【ガスト総合】アトリエロSS・part4

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1名無しさん@ピンキー
マリー、エリー、リリー、ついでにミリー(ばい○ァミ通漫画)もよろしゅう。
ユーディーやヴィオラート、イリスはもちろんのこと。

でもそれだけじゃありません。
なぜなら、ここは ガ ス ト 総 合 スレなのですから。

前スレ
【ガスト総合】アトリエロSS・part3
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1070740940/l50

過去スレ

アトリエロSS・part2.5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1046/10463/1046342179.html
アトリエロSS・part2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1045/10457/1045756168.html
ユーディーのアトリエロSS
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1025/10255/1025550374.html
2名無しさん@ピンキー:04/07/15 14:43 ID:VNkY27eG
2ならフラム買ってくる。
3名無しさん@ピンキー:04/07/15 15:19 ID:FrgpDRg+
3なら液化溶剤作る。
4名無しさん@ピンキー:04/07/15 16:11 ID:x4XMLwdq
4みたいだから、生きているほうきで○○○しましょうw
5名無しさん@ピンキー:04/07/15 16:16 ID:2wChmLr/
5

ひたすらイリスSSが投下されるのを待つ日々──。
6名無しさん@ピンキー:04/07/15 16:25 ID:FrgpDRg+
6記念にロクフォゲルの枯れ木にヘルミーナのおしっこをかけて元気にします。
7名無しさん@ピンキー:04/07/15 21:31 ID:sVMi0tW/
漏れはルイーゼたんレイープをひたすら待ち続けてます
8名無しさん@ピンキー:04/07/15 21:53 ID:k2OYDMcB
保守しながらUDたん(;´Д`)ハァハァ

こっそりクレインにも(;゚∀゚)=3ハァハァ
9名無しさん@ピンキー:04/07/15 23:35 ID:Ib7kvP5Y
即死回避保守しつつどうしてもブリギットたんに(;´Д`)ハァハァ
10名無しさん@ピンキー:04/07/16 00:07 ID:Fo+oM300
うはwwwおkwwww
>>1おtwwww
11名無しさん@ピンキー:04/07/16 00:12 ID:R9u/b/i4
>>1
乙!
12ゴーヤ:04/07/16 02:47 ID:rg6mWf4d
ノルディスってかわいいと思う、
私アイゼルはそう思う。

あれは最近の事だった、10月の討伐隊が出発する少し前の事、
私はエリーとノルディスと一緒に少し遠方へ採取に出かける事にした。
さて、出発だ、という所で門に見慣れた人影が立っていた、
ダグラスだった、彼とはエリーと採取の際よく護衛に付いてきてもらっている、
最初は乱暴者という印象があってよくは思っていなかったけれど、
付き合ってみると意外といい人だった、
直情的なのは照れを隠すためという、なんともかわいい人だった、
そんなこともあって、今は彼の事は友人としては好ましく思っている、
エリーと付き合っていることも知っている。

それで話を戻して、ダグラスはいつもの鎧姿で足元に大きな荷物を持っていた、
「あれー、ダグラス、こんな所で何をしているの?」
エリーが無邪気に声を掛けた、
ダグラスは「やれやれ」と言わんばかりの目で、
「お前らを待っていたんだよ」
と答えた。
「お前らだけじゃ危なっかしい、俺もついて行ってやるから感謝しろよ」
そう言いながら足元の荷物を肩に背負った。
「ダグラスさん」
そこにノルディスが一歩前に出た、明らかに敵意剥き出しで。
「申し出は有難いのですが結構です」
「ほう?」
口元には明らかに馬鹿にするような笑みが浮かんでいた。
13ゴーヤ:04/07/16 02:50 ID:rg6mWf4d
「もう討伐隊も出ますし、僕たちも最近は実力がついてきています、
 だから護衛は必要ありません」
「はははっ!」
髪をかきあげながら大声で笑った、
「何がおかしいのですか!?」
その態度にノルディスは怒りを表に出していた。
その様子を見ても相変わらず馬鹿にしたような笑みを浮かべて、
「お前な、騎士隊がそんなに完璧なものだと思っているのか?
 人間のやる事だ、絶対なんかそれこそ絶対無い、
 それは錬金術をやってるお前が一番よくわかっているだろ?」
と言った、ノルディスは見に覚えがあるのか何も言い返せない、
最近あれだけ繰り返し、完璧だと言っていた調合を失敗したと言っていた覚えがある。
そこにダグラスは更に続けた、
「それにな、魔法が効かない相手が居たらどうするんだ?
 逃げるのか?お前らは毎回化け物よりに速く走って絶対逃げ切れる自信があるのか?」
「じゃあ、ダグラスさんは確実にそいつらを倒せる自信があるのですか!?」
突っかかるノルディスにほぅ、といかにも困ったようにため息をついた。
「去年の年末の俺の活躍をお前は知らないのか?」
そうだった、ダグラスはエンデルク隊長を倒し念願の武闘大会の優勝を果たしたのだった、
火竜を倒したというエンデルク隊長を倒したのだから実力はそれ以上だろう、
それに最近ダグラスは海竜も倒したと言っていた、
実質ザールブルグ最強と言っても過言ではない、
その自信は実力に裏付けされたものであるのだから。
今度こそ本当に何も言い返せないノルディスの肩をポン、と叩き、
「市民を守るのも俺たちの仕事だ、気にすんな」
と勝ち誇るように言った。
14ゴーヤ:04/07/16 02:51 ID:rg6mWf4d
そしてダグラスが一行に加わったまま採取に出かけた、
ダグラスの言う通り討伐隊にも穴があった、
結構な数で襲い掛かってくる敵に私たちは魔法で応戦したがイマイチ効果は感じられない、
ダグラスはそんな私たちを尻目に次々と敵を仕留めていった、
敵は全滅したと思い肩の力を抜いた瞬間隠れていた敵が私に襲い掛かってきた、
避けられない!そう思いぎゅっと目をつぶったが一向にその瞬間は訪れなかった。
不思議に思い目を開けると私の前に誰かが立っていた、
ダグラスだった、
「ボサッとしてんじゃねえ!」
そう叫びながら敵を切り捨てた、
「最後の瞬間まで気を抜くな!」
振り向いて怒鳴るダグラスの肩からは血が流れていた、
「ごめんなさい…」
そう呟く事しか私は出来なかった。
エリーは傷に気付き「大した事ねぇよ」というダグラスを無視して無理矢理傷薬を塗りこんでいた。
ノルディスは忌々しげな顔をしてダグラスを見ていた。

そして採取は終わり無事にザールブルグに戻ってきた、
未だ元気なエリーはダグラスを引きずっていった、
ダグラスは助けを求めるような視線をしていたが無視する事にした。
ノルディスは採取の間終始不機嫌だった、
「送るよ」と言い、寮に向かっている間も不機嫌そうだった。
私の部屋に付き「お茶でも飲んでいく?」
と聞くと、無言で頷いた。
15ゴーヤ:04/07/16 02:52 ID:rg6mWf4d
お茶の用意をしながら不機嫌な理由を考えた、
理由は間違いなくダグラスの事だろう、
せっかくの採取に無理矢理付いて来ておいしい場面を見事に掻っ攫われた、
だからあんなに不機嫌なんだろう、
困った…、ノルディスはかわい過ぎる、
あれは嫉妬だ良い格好を見せられず、他の男に持っていかれて、
私がそっちに気が行ってしまうのではないかと恐れているに違いない。
ダグラスはエリーと付き合っているのは知っているはずなのに、
それでも不安らしい。
そんな事を恐れなくても私はノルディスが一番なのに、
言葉にして伝えた事もあるのに、
それでも不安らしい。
仕方ないな…、今日はノルディスの好きにさせてあげることにする。
こんな時はいつもは優しいノルディスも少し乱暴になる、
でも理由がわかっているので、それがたまらなくかわいく思えるので、
今日も私はされるがままにしよう。
…明日の朝は起きるのが大変辛いだろう。
16ゴーヤ:04/07/16 02:59 ID:rg6mWf4d
>>729さんがせっかく続きを書いてくれているのに
何かあてつけみたいになってしまったかな…

とりあえずタイトルは「アイゼルの独白」
前のは「エリーの独白」
次回最終回「野郎達の独白」
複数形なのになんで独白なんだ、
なんてつっこみはご勘弁を
17名無しさん@ピンキー:04/07/16 13:18 ID:l23F9ELo
>>16
複数形なのに、なんで独白なんだ?
18名無しさん@ピンキー:04/07/16 13:19 ID:l23F9ELo
IDがエロだヽ(´ー`)ノ
19名無しさん@ピンキー:04/07/16 13:21 ID:l23F9ELo
>>17-18
見てて虚しくなってきた
〇| ̄|_
20名無しさん@ピンキー:04/07/16 14:05 ID:OuzIha1z
いきろ
21名無しさん@ピンキー:04/07/17 00:06 ID:G03SRDEH
>1さんスレ立て乙!

追加
2chエロパロ板SS保管庫(ゲームの部屋その4に、ガストスレが保管されています)
http://sslibrary.gozaru.jp/

>17-19
藻前さん面白いな(w
22名無しさん@ピンキー:04/07/17 00:26 ID:d1waswh+
UDキボン。
23名無しさん@ピンキー :04/07/17 00:45 ID:JEXLM+3Q
ルイーゼさんキボン
つーか、このひとのエロSSってなんで少ないのカナー?
24名無しさん@ピンキー:04/07/17 12:09 ID:atjG0Jvx
胴衣
あの顔、あのキャラ、あの乳房はかなり萌え度が高い
25名無しさん@ピンキー:04/07/17 12:40 ID:Y94ljdET
イラネ
26名無しさん@ピンキー:04/07/17 13:24 ID:qn6Rx+YV
イリスのアトリエSSの需要ってある?あるんならがんばるけど・・・
27名無しさん@ピンキー:04/07/17 13:33 ID:7aifN5tv
あるよ(´・ω・)/
28名無しさん@ピンキー:04/07/17 13:45 ID:Z8qejLyX
ノシ 待ってるよ。
29名無しさん@ピンキー:04/07/18 00:21 ID:Y5b8h3eT

期待してます。
30名無しさん@ピンキー:04/07/18 02:01 ID:+yNO4aFn
ノシ
がんばって!
31 ◆FVMN0boKLo :04/07/18 04:59 ID:pQFl76/D
投下させていただきます


ウルリッヒ×リリー (1/10)


 その日、リリーはウルリッヒ副騎士団長に与えられた、小さな一軒家を一人で訪ねた。
 普段は子供たちや冒険仲間に囲まれているリリーが、こうやってウルリッヒの元へ一人で訪れることになったのには理由がある。
 以前、ウルリッヒは、リリーの工房を訪ねた際に彼女が作ったという菓子と茶をご馳走になった。
 既に彼女に心惹かれていたウルリッヒとしては、意中の彼女が作った菓子を口に出来たことはとても嬉しいことであったし、
彼女が淹れてくれたお茶を飲み彼女と言葉を交わした時間は心安らぐものでもあった。
 だから、そんな気持ちにさせてくれたリリーに対して、ウルリッヒとしては単に礼をしたかっただけなのだ。
 そして、今まで特に女性に関して無頓着で過ごして来たからこそ、その礼の範囲が良く分からなかっただけだ。
 手作りの菓子とお茶の礼に。と記したカードを付けてウルリッヒがリリーの工房に自分で届けたものは、
セットでいくらと値をつけることすら憚られるような、豪華ではあるが派手ではない洗練されたティーセットだった。
 王宮でも見かけることの無いようなそのティーセットを見て、リリーは明らかに動揺していた。
 だからウルリッヒは、それをリリーの工房に届けた際、彼女から何か言葉が発せられる前に工房を後にしたのだ。
それは、彼女がそこまで驚いた顔をするとも思ってみなかったし、
あの様子では自分が彼女に捧げた品が巡り巡って戻って来てしまう危険性を感じたからだ。
 それから数日は、特に何も変わらない日々が過ぎた。最初は、微妙な顔をしたリリーのことが気にかかっていたウルリッヒだったが、
毎日の生活に終われ、その気がかりはどんどんと小さなものになって行っていた。
 ところが、明日は久々の休日だという今夜、体を休めていたウルリッヒのところに、リリーが一人で現れたのだ。
32 ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:00 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (2/10)

「あんな高価なもの、頂くわけには行きません」
 どうやってウルリッヒの屋敷を知ったのか、リリーは部屋に通されると開口一番、そう言ってウルリッヒを睨みつけた。
「君が淹れてくれたお茶が美味しかったから、その礼だと思ってくれればいい」
ウルリッヒが答えると、リリーは唇を尖らせる。
「思えるわけありません! あたしだって分かります! あのティーセットとあたしのお菓子なんて、比べること自体が間違ってるんですからっ」
 リリーは、かなり昂ぶっているようだった。言っているうちにどんどんと声が甲高くなっている。
 だが、彼女がどうしてそんなに怒っているのか、ウルリッヒは理解することが出来ない。
自分は、彼女にあの品物を使ってもらいたいと思っただけなのに、という気持ちは、彼女の前にティーセットを差し出した瞬間からずっと、ウルリッヒの心に燻っている。
「あたし、あんな高価な品、いただけません。……お礼だって出来ないし」
 黙ったままのウルリッヒを前に、リリーは言いたいことだけを言うと、
足元に置いたバスケットを机の上に置いた。中が見えないようにかぶせられていた布を上げると、そこにはウルリッヒが届けたティーセットがある。
「だから、お返しします。もう絶対に、こういうことはなさらないで下さい!」
 そう言われた瞬間に、ウルリッヒの中で何かが壊れた。
33 ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:01 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (3/10)

「きゃっ!」
 リリーの口から短い叫びが上がったが、それを気にすることなくウルリッヒはリリーの手首を掴んで、足早に歩き出した。
そして、もつれる足のまま自分に引きずられているリリーを連れて、寝室の扉を開ける。
 白いシーツに覆われたベッドの他には何も無いこの部屋に入った瞬間、リリーの体が強張ったことは掴んでいる手首から分かった。
だが、ウルリッヒは躊躇することなくリリーをベッドの上に投げ出した。
「ウルリッヒ様っ?」
 スプリングのきいたベッドの上で、リリーの体は軽く弾んだ。その目は、怯えの色をもってウルリッヒを見上げている。
 まさかこんな風に彼女と向き合うことになるなんて。
 と、心のどこかが言っている気がしたが、ウルリッヒはそれを無視してベッドの上で身動きすら取ることを忘れているリリーにのしかかる。
「そんなに礼がしたいなら、これでいい」
 これでリリーとはおしまいだ。
 このまま進んでしまえば、彼女が自分を頼ることの出来る存在として見ることは無くなり、彼女との交流も断たれることになるだろう。
そう思ったが、だからと言ってウルリッヒはここで止めてしまう気は無かった。
 ティーセットを拒否された瞬間、自分さえも彼女から拒否されてしまったかのように、ウルリッヒは錯覚していた。
 拒否されてしまっているのなら、何をしても同じだ。
 目を開いたままのリリーの唇をウルリッヒは強引に奪う。
リリーは勿論抵抗したが、普段から鍛え上げているウルリッヒには、リリーの抵抗など抵抗のうちに入らない。
 どうしてこんなことになってしまったのだろうか。
 原因は全て自分であるというのに、彼女を責めてしまう自分を心の中で罵りながら、ウルリッヒはリリーの唇を貪った。
 彼女の力が抜けるまで。丹念に。丁寧に。
34 ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:02 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (4/10)

「ウルリッヒ様……」
 時間にしては長いものでは無かったと思う。しかし、リリーの唇を解放するまでの時間は、ウルリッヒには途方も無く長いものである気がした。
自分にこんなことをされて、苦しいのはリリーの方だというのは分かっているのに、自分が情けなくて仕方無かった。
「……すまない」
 潤んだ目で自分を見上げるリリーに告げると、ウルリッヒはうな垂れた。
 普段、厳格な騎士団に属している自分が、こんな風に若い娘の前でうな垂れ居ているなどと誰が信じるだろう。
それ以上に、リリーを無理に自分の物にしようとした自分への自己嫌悪が心を蝕む。
いてもたってもいられないというのに、何をすべきかの判断すらつかない。それがもどかしく、情けなくもあった。
 すると、リリーの柔らかな手が頬に触れた。
「あたし、ウルリッヒ様のこと……。嫌いだからあんなこと言ったんじゃないよ?」
 ウルリッヒが視線を持ち上げると、体を起こしたリリーは真っ直ぐにウルリッヒを見ていた。
「むしろ好きだから。好きだから。好きだから、お礼も出来ないようなもの貰っちゃって……、どうしていいのか分からなくて……」
 言っているうちに感極まったのか、リリーは涙ぐんでいた。その可憐な様にウルリッヒの目は奪われる。
「もう一度言ってくれないか」
 掠れる声で求めてしまうのは、自分がずるいからなのか。
 ウルリッヒの願いに、リリーは素直に答えていた。
「ウルリッヒ様が好きなの」
35 ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:03 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (5/10)

 ウルリッヒはリリーの顎に手を添えると、彼女の唇に自分の唇を重ねた。
 重ねるだけの口づけに、リリーは大人しく瞳を閉じる。
 ウルリッヒの唇はひんやりと冷たくて、それが心地良かった。
 二度、三度と繰り返していくうちに、だんだんと頭の芯が熱くなって来る。
 彼はどんな風に感じてこのくちづけを与えているのだろうか。
 リリーの頭にそんな疑問が頭に浮かんで、閉じていた目を開けようとした瞬間、リリーの唇をこじ開けてウルリッヒの舌が忍び込んできた。
 ぬるり。とした感触に、リリーの背に自分でも理解出来ない感覚が走る。
ウルリッヒは、そんなリリーの様子に気付いているのかいないのか、的確な角度でリリーの口腔を自らの舌で辿る。
舌先をくすぐるように撫でられて、ためいきが出てしまいそうになった瞬間、舌をそっと甘噛みされる。
かと思えば、敏感になっている上あごあたりを撫でられ快感に溺れそうになるというのに、落ちる前にウルリッヒの舌は別の部分をくすぐっている。
 淡白に見える彼が、こんな口づけをするなんて……。リリーはそう思いながら、漏れてしまいそうな喘ぎを抑えながら、必死で彼の口づけに応えていた。
「んぁっ……っ」
 まるで追い詰めるような口付けから解放されると、リリーの口からは抑えていた喘ぎが漏れていた。
自分の声ではないかのような甘い声に、リリーが口に手をあてると、ウルリッヒの手がそれを追いかけて来て剥がしてしまう。
「あっ、いやっ」
「駄目だ。君の声を聞きたいんだ」
 そう告げるウルリッヒには、リリーの羞恥心を理解する気は全く無いらしい。
彼はリリーをじっと見つめながら、低く確かな声でそう告げる。そして、リリーの胸の下で結ばれている組み紐に指をかけた。
36 ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:05 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (6/10)

「あ……、やっぱり……」
 ウルリッヒの大きな手が組み紐にかかった瞬間、リリーの口からはその言葉が漏れていた。
 どうしてこんな風になってしまったのか分からない。このまま進んでもいいのか分からない。
 短い言葉ではあったけれど、リリーの胸中を伝えるのには事足りる訴えであったが、ウルリッヒは応じる気は無かった。
こんな状態の彼女を目の前にして、これから先に進まない男がいるのだろうかと、ウルリッヒでさえそう思う。
彼にそう思わせるだけの艶やかな魅力が、今のリリーには存在していた。
 組み紐を解くと、白いシャツに包まれた柔らかな胸が零れた。
見ただけで豊満であると訴えていたリリーの胸は、横になっているというのに脇に流れることも無くこんもりと盛り上がっている。
その胸に顔を埋めると、ウルリッヒは丁寧にシャツの釦を外した。
一つ外すごとに、リリーは大きくためいきをつく。それがいとおしくて、ウルリッヒはことさらゆっくりとボタンを弄った。
 長い時間をかけて素肌に触れると、ウルリッヒはそれに唇を擦りつける。
 普段は空気に触れない胸の下の柔らかい部分に鼻を寄せると、リリーの香りがする。
そっと噛みつけば、リリーの体は面白いほどに反応した。
わざと触れないでいる胸の頂点にある飾りは、予想通り淡い色をしている。
白い胸に浮かぶ尖りを見つめながら、ウルリッヒはリリーの胸を愛撫し、空いている手では下半身を包む着衣を取り払う準備をする。
37 ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:07 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (7/10)

「んんっ」
 最初は声を抑えようとしていたリリーから、少しではあるが甘い声が上がり始めていた。
それは、ウルリッヒが胸の頂点に唇を進めようとすると大きくなり、そこからずれると収まっていく。
 リリーの体が、確実に自分を求めはじめていることを確信しながら、ウルリッヒはやっと、胸の尖りにくちびるを這わせた。
 首を左右にいやいやと動かすリリーの姿に、ウルリッヒは己の中の欲望が育って行くのを実感する。
他の部分とは全く違った感触を持つ胸の尖りを、ウルリッヒは強く吸い上げる。
「あんっ!」
 軽く歯を立てられることがリリーの快感をさらに引き出すらしい。
それに気付いたウルリッヒは、焦らすように首をもたげる先端を避けて舌を這わせ、
リリーが自らを落ち着かせようと大きく息を吸い込んだ瞬間に、それに歯を立てることを繰り返した。
胸の下の部分から、振動を与えるように触れる愛撫とそれを繰り返すと、リリーが漏らす声はますます艶を増して来る。
「……あっ。ウルリッヒさまぁ」
 決して媚びるつもりは無いのだろうが、はっきりと発音されない自分の名前は、ウルリッヒをますます煽るだけだ。
ウルリッヒは体を下方へと移動させると、リリーの下肢を覆っている履物を一気に引き抜いた。
「……はずかしい」
 抵抗することが億劫になったのか、リリーはそれだけ言うと首を片方に曲げて瞳を閉じた。
 普段は布に覆われている白い太腿はすんなりと伸びている。両足の間に足をこじ入れると、ウルリッヒはリリーのショーツを脱がせた。
 こんな風に性急な行動に出たことは、今まで一度だって無かったはずだ。だが、今は抑えることが出来なかった。
 長い愛撫の成果なのか、リリーのそこは既に湿っていた。
ウルリッヒは指を伸ばすと、スリットのようにぴったりと閉じられた部分を静かになぞる。爪がリリーが零す愛液で濡れ、くちゅりという音が響いた。

38 ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:08 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (7-2/10 すいません、本文が多杉エラーが出て中途半端ですが切りました)

「……ああっ」
 リリーの反応をじっと見つめつつ、ウルリッヒは愛撫の手を休めない。
スリットの間からひとさし指をそっと差し入れつつ、その上にある肉芽を親指の腹で押しつぶしてやると、リリーは片足を曲げて背中を反らした。
指を差し込んだ部分に、ぎゅっと力が入っているのを確認して、ウルリッヒはそれをほぐすように指を動かす。
水気のある音はどんどん大きくなり、それに呼応するかのようにリリーが発する声も艶を増した。
「ウルリッヒ様。ウルリッヒさまぁ……っん」
 白い腹を上下に揺らして自分の名を連呼するリリーに、さすがのウルリッヒも自らの限界が近いことを感じていた。
このまま一度、彼女の気をやってからと考えていたが、それよりもリリーと体を重ねることへの欲望の方が強い。
その部分から指を引き抜くと、ウルリッヒはリリーの耳元に口を寄せて低く聞いた。
「お前の中に入ってもいいか?」
 くちびるを噛み締めるようにして頷いたリリーが、ますますウルリッヒを煽っていたことを彼女は知らない。
39 ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:10 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (8/10)

 充分濡らしていたからだろうか、頭の部分はきつかったが、ウルリッヒのそれはリリーの体に時間をかけてぴったりと収まった。
繋がった部分では、リリーの愛液が二人の体を濡らしている。その上にあるリリーの腹は、快感のためか薄桃色に染まっている。
その扇情的な様に、思わず早くなってしまう動きを抑えながら、ウルリッヒはリリーの体を味わっていた。
 腰を動かすと共に胸に触れれば、リリーは普段見せることの無いような熱っぽい瞳でウルリッヒを見上げ、
彼の体を掴もうと必死に腕を持ち上げる。その手を掴んで指先を口に含んでやると、リリーはしゃくりあげるように喘ぎを大きくする。
 どうしようもないほどに熱く、どうしようもないほどの快感を与えてくれるリリーに、ウルリッヒは溺れていた。
挿入の時を思い出すに、リリーはこういった行為をすることは初めてなのだろう。それが分かっているというのに、欲望を抑えることが出来ない。
「あんっ。……ああっ……っ」
 出し入れに合わせて肉芽をいじってやると、リリーの内壁が強く震えた。
「だ、だめ……っ。ウルリッヒさまぁ、あ、たし。イッちゃうよぉ……」
 ウルリッヒを抑えようと告げられた言葉は、彼を煽るだけで止めることは出来なかった。
「えっ、嘘っ。……んぁっ」
 片方の足を曲げられて、挿入がますます深くなる。二人の動きに合わせて上がる水音は、じゅぶじゅぶといやらしくリリーの耳をくすぐる。
「あっ。あああ……っん!」
 体の奥に感じる楔の熱さと、それを打ち付けられる強さに、リリーは大きな声を上げて達した。
ひくひくと痙攣する締め付けに、ウルリッヒ自身はますます大きさを増し、リリーが達して少ししてから己の欲望を吐き出した。
40 ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:11 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (9/10)

「えっ……?」
 喉が痛くて目覚めるなんて、風邪なのだろうか。
 ぼんやりする頭でそんなことを考えていたリリ−は、見上げた天井がいつもの見慣れたものではないことに気付いて、
ベッドの上に体を起こそうとした。しかし、負荷がかかっているかのように重い体は、起き上がることすら出来ない。
 どうしてだ? そう思って隣にあるはずの、イングリドとヘルミーナの体を引き寄せようとすると、彼女たちとは全く違った感触がてのひらに触れた。
「そうだ……。あたし……」
 恐る恐る視線をずらすと、そこにあるのは今まで見たことの無いウルリッヒの寝顔。瞳を閉じて穏やかな顔をした彼に、リリーは思わず赤面した。
(昨日、しちゃったんだっけ……)
 まさかまさかの連続で、何故か自分の気持ちを口に出してしまっていた。
そしてその後、リリーはウルリッヒと結ばれたのだ。……こんなことが本当にあることだなんて、リリーには想像も出来ないものだった。
今だって昨夜の出来事が本当のことだったのかまだ良くわからない。
 けれど、服を着ていない自分とウルリッヒが同じベッドで寝ていること、ものすごく体がだるいこと、
そしてとある部分がずきずきと痛むことからすると、昨夜の出来事は本当だったに違いない。
 気恥ずかしくなって服を着ようとリリーがごそごそと体を動かすと、ウルリッヒの眉間に皺が寄った。
41 ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:12 ID:pQFl76/D
ウルリッヒ×リリー (10/10)

「帰らないでくれ」
 ウルリッヒは目を閉じたまま、そう呟いたのだ。
「えっ?」
 と思わず問い返すリリーに、ウルリッヒはゆっくりと瞳を持ち上げながら囁いた。
「リリー。私は分からない。何をしたらお前が喜んでくれるのか」
 そんなの何もしてくれなくたって! とリリーが口にする前に、ウルリッヒは言葉を続ける。
「順番が違ってしまったが……。私もお前のことが好きだ。いや、好きというよりも愛しているという言葉の方が相応しいだろう。
だから、私のような男がこのような言葉を口にすることが、決して好ましいことではないのは分かっているが……、
お前に嫌われたく無いのだ。ティーセットのこともそうだ。ただ、お前に喜んで欲しかっただけだ」
 ウルリッヒはそう言ってから、リリーをじっと見つめた。
寝起きの彼は、いつものようにぴしりとした彼とは言い難かった。
けれど、リリーにはそんな彼がいつもよりも何倍も素敵に見える気がした。
「もう、あんな風に無理にしたりしないって約束して下さいます?」
「ああ」
「じゃあ。あたしのために高価な物を買わないっていうのも?」
「……ああ」
「だったら。許してあげます」
 ……だって、あたしもウルリッヒ様のこと好きだもの。凄く好きだもの。
 リリーがそう告げると、ウルリッヒはかすかに微笑んだ。
 その笑顔を忘れることは出来ないだろうと、リリーは頬を染めながら思っていた。
42 ◆FVMN0boKLo :04/07/18 05:16 ID:pQFl76/D
いきなり投下失礼しました。
ヌルいんですが、リリーが好きで好きで辛抱たまらなくなりました。
43名無しさん@ピンキー:04/07/18 06:45 ID:WgaSr24Q
GJ!!
何か癒されますた
44名無しさん@ピンキー:04/07/18 10:13 ID:XN5WdpLX
乙ですた。性急&強引かつ不器用なウル様萌え〜!
また書いてね ノシ
45名無しさん@ピンキー:04/07/18 10:17 ID:HGU7LmYA
リリーイイ!GJ!
また続きとか書いてみてください。
46 ◆FVMN0boKLo :04/07/19 00:59 ID:N0mTAvY9
読んでくださってありがとうございます。

お言葉に甘えて、リリーが好きすぎて辛抱たまらないので、
リリーのカップリングで何か
続きでもそれ以外でも、何か出来ましたら投下させていただきます。
4726:04/07/19 04:34 ID:bPJO7WEi
イリスのアトリエのSSかいてみたから、投下してみます。
つまんないからって怒らないでくれ・・・
48名無しさん@ピンキー:04/07/19 04:37 ID:LVV9+PD+
>>47
カモン!
4926:04/07/19 04:38 ID:bPJO7WEi
「おじさーん、頼まれてた森にでてきたゲヘルン全部片付け終わったよ。」
カボックにたった一軒だけある酒場にそんなことを言いながら、
まるで走ってきたかのように息を切らせながらはいってきた声の主と、
その一行をその酒場の店主であるノーマンはねぎらいの言葉をかけてくれた。
「おお、リイタ達か、ご苦労さん。で、どうだったゲヘルンのほうは?」
「んあ、なにたいしたことなかったぜ数のほうはたったの一匹だったしな。」
「そうか、そいつはよかった。ところでこのあいだのことだが、
東の方から行商人がきてな珍しい物を譲ってもらったんでそいつで新作の料理と酒を作ったんだが食べていくかい?いまなら食べ放題だぞ」
食べ放題そのフレーズを聞いて目の色を変えた人物が若干2名
「本当に食べ放題?おかわり自由?その新作料理美味しい?」
「ニャ―!食べ放題ニャ―いっぱい食べるニャ―!」
「おいおい、リイタもノルンも少し落ち着けよ・・・」
『何か言った(かニャ?)』
「こりゃなに言っても無駄だな。おっさん覚悟しとけよ、こいつら、特にリイタのほうは死ぬほど食うぜ」
「デルサス、あとでちょっと語りたい事があるんでその場動いちゃダメね」
「こ、拳でですかい・・・」
「ははは、大丈夫覚悟はもともとしてあるよ。それじゃいまから作るからテーブルので待っててくれ。」
その言葉に従ってテーブルにつく4人、新作料理を本気で楽しみにしてるノルンのとなりには
さっきのことをまだ引きずってるようなリイタが時折デルサスに殺気を飛ばしているが、
当の本人は我関せずといった表情でどの酒を飲むか選んでいる。
5026:04/07/19 04:40 ID:bPJO7WEi
「よーし、できたぞ。たんと食べてくれ。あと食べ終わったあと感想よろしくな。」
「おーい、おっさん俺はこんな酒なんて頼んじゃないぞ」
「そいつはサービスださっき言った珍しい物を使って作った酒だ、多少甘いかも知れんが深みとコクは抜群だぞ」
「そいつは楽しみなこって。そんじゃまさっさと食うかどうやら待ちきれない奴もいるみたいだしな」
さっきまでテーブルの料理に集中してたらしいノルンの口元から何かの液体がぽたぽたと滴り落ちてくる。それを見つけたクレインが、
「ほらノルン口の周りよだれ、よだれ。」
と慌ててノルンの口の周りを拭こうとするが
「ニャ!?だ、大丈夫だニャ、自分で拭けるニャ。」
といいながら、ノルンは自分の着ているローブの袖の部分で口の周りをぬぐっていた。そんな中1人で先に食べてたらしいリイタはすでに一皿目を完食、二皿目に突入していた。
「ほらほら皆早く食べなよ、このお肉甘めのソースとっても合ってておいしいよ。」
「本当だニャ、甘いのにお肉とよくあってるニャ。」
といってるノルンの口の周りにはその料理にかかってる原材料名不明のソースがペットリと付いている。それをまた見つけたクレインは
5126:04/07/19 04:41 ID:bPJO7WEi
「ノルン、ちょっとこっち向いて。」
「ニャ?ニャニャニャ!」
有無を言わさず口の周りをナプキンで拭いていた
「これでよし、さあもういいぞ。」
「むぅー・・・子ども扱いしないで欲しいのニャ。」
クレインに子ども扱いされたのが相当お気に召さなかったのか、少々不機嫌顔のノルンもクレインの
「わかった、わかった俺の肉半分やるからむくれるなって。」
の一言で態度一変
「ニャ!!これだからクレインは好きニャ!」
といって先程までの不機嫌顔などなかったのように、また料理に没頭し始めた。クレインの席に少し近づきながら。そしてその一部始終を見ていたリイタとデルサスは、
「へぇークレインってばやっさしいー。私今まであんなことしてもらった事あるかなぁ?」
「おまえら、こんなところでいちゃつくなよ。見ているこっちが恥ずかしくなっちまう。」
「なっ!?そんなことどうでもいいだろ!それよりもこの料理に使ってるっていう珍しい物ってなんだろうなぁ?」
「うまく話題をそらしやがったな・・・」
「本当、ズルーイ。でも珍しい物の詳細もしりたいなぁ。おじさーん、これにつかってる珍しい物って何?」
「お、聞きたいかい?そいつはなあ、マタタビだ。」
ノーマンのその一言による一瞬の静寂ののち、リイタが聞きなおした。
「おじさん、マタタビってあのマタタビだよね?」
「当たり前だ最近は栽培が困難になったらしく滅多に手にはいらないあのマタタビだ。」
「おい、クレイン確かマタタビって猫科の動物にやると・・・」
「ああ、よっぱっらったような状態になるぞ。」
みんなの視線がノルンに集中した。それが合図になったかのように料理を食べてたノルンがイスごとひっくり返った。
5226:04/07/19 04:44 ID:bPJO7WEi
初投稿なんでかなり緊張してます。
とりあえず今日はここまでです。
言うの忘れてたがカップリングはクレイン×ノルンで
エチシーンはもうすこしあとで入れますんで、うに投げないでください・・・

5326:04/07/19 04:47 ID:bPJO7WEi
うわ、4:44に書き込んでるよ漏れ不吉だ・・・
誤字脱字あったらスマソ・・・OTL
54名無しさん@ピンキー:04/07/19 09:08 ID:aVtL/2Sw
ノルン萌え〜
気長に待ってますので、がんがってください>26氏
55名無しさん@ピンキー:04/07/19 13:35 ID:ff8HanwU
リリーGJでした。リリータン(*´Д`)ハァハァ
56インキュバス:04/07/20 12:21 ID:XVpEUiJf
おぞましい生き物のように、男の舌がルイーゼの愛らしい唇を割り、侵入している。
ヌラリとした唾液が注ぎこまれ、顎をがっちりと固定された彼女は呼吸もままならず
否応なく見知らぬ男の唾を飲みこまれていく。
(くう〜う、この女の唇は、なんて甘い匂いがするんだ)
自身の舌がルイーゼのそれに触れ、絡みあったとき、彼の股間のイチモツは痛いほどに膨れあがっていた。
もはや歯止めも余裕も失い、男はルイーゼの豊かな乳房を力任せに鷲掴みにする。
たっぷりと掌からはみ出す、喩ようもない甘美な柔らかい手応えに、握りしめる指先につい力がこもる。
「ンン!ムムグゥゥゥッ」
唇を塞がれたまま、ルイーゼはくぐもった悲鳴をあげた。
(こ・・・・怖いっ!ああ、わたし、このまま犯されて、きっと殺される)
強力な媚薬を飲まされても尚、生命の恐怖を覚えてしまうルイーゼであった。
「プファァッ!」
さすがに自分も息苦しくなったのか、男は顔を上げて新鮮な空気を吸い込んだ。
「ハアァッ、・・・・そろそろ、メインディッシュをいただくとしましょうか」
57インキュバス:04/07/20 15:29 ID:XVpEUiJf
隠しきれない興奮が、荒くなった呼吸からもうかがえる。
ルイーゼは自分に覆いかぶさった男の身体が急に軽くなったのを感じた。
依然として見えない視界の向こうから、服を脱ぐ衣擦れの音が、妙にリアルに聞える。
(え???この人、裸になってる・・・・)
性的な知識に乏しい彼女ではあるが、その音が意味することは充分にわかっていた。
(ああ、わたし・・・この人に抱かれるんだわ。こんなかたちでバージンを奪われるなんて・・・・)
その瞬間、ひどく痛むのだろうか?妊娠したりはしないだろうか?
いや、それ以前に事が終われば殺されてしまうのだろうか?
先程感じたその恐怖は勿論消えはしない。
消えはしないが、同時に股間の奥底から、なにやら熱いものがこみあげてくるのを自覚していた。
『夢魔の誘惑』による催淫作用が、どうしようもなく、彼女の女としての欲求を高めているのだ。
人一倍奥手で真面目な性格であるが故、抑圧されてきた性的願望が、いままさに解き放たれようとしているのか
彼女にはわからなかった。
確かな事はただひとつ。
自分の体内に、見も知らぬ男のペニスがこれから侵入し、純潔を汚されるということのみ。
そのとき自分は一人前の『女』になる。卑劣な暴力と錬金術に屈した身体は、どんな快感を覚えるのであろうか?
「お待たせいたしましたね、フフ」
その言葉とともに、衣類を脱ぎ捨て、全裸になった男の身体が再びルイーゼの裸身を覆った。
思っていたよりはややスリムな、しかし女性とはあきらかに違う硬い身体が、ルイーゼの柔らかな肢体を抱きすくめる。
「ヒ・・・・いやぁぁぁァ・・・・」
もはや力なく拒むだけの弱々しい声は、なんの意味もなさず、却って男の劣情を煽るだけ。
かつて人目に晒したことのない白い内腿に、硬く膨れた肉棒が
先端からヌラヌラしたものを吐き出しながらこすりつけられている。
58名無しさん@ピンキー:04/07/20 23:55 ID:lagOKiZq
寸度目
59名無しさん@ピンキー:04/07/21 00:25 ID:quNpXKMb
>>46
レス遅れたけどお疲れ様。読んでてすごく楽しかったよ。
勿論、細かい部分を指摘すればいろいろあるけど、
全体としてすごく萌えられました。GJ!

リリー好きなんで、次もぜひりりーでかいてください。
(カプはご自分のお好みで)
おながいしまつ。
60名無しさん@ピンキー:04/07/21 02:08 ID:Nb4BN8Wu
>>26
キタY⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)
期待して続きをお待ちしております!
61898:04/07/21 11:08 ID:cwP4hejB
ところで、おまけモードで見れる下着姿のノルンって何のイベントで出たんだっけ?
62ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/07/21 22:49 ID:uLXvVAV0
恋のキューピッドX(1)

年も押し迫ったある日・・・ダグラスが工房にやってきた。
「エリー、いるか?」
ちょうどエルフィールは部屋にいた。次の調合に取り掛かる準備をしていたのだ。
「なあに?」
エルフィールはダグラスの正面に立った。そしてダグラスの顔を覗きこむ。
「エリー、大事な話があるんだ。」
いつになく真剣な表情のダグラスに、エルフィールはごくりと息を飲む。
「エリー・・・俺は・・・今度の武闘大会で優勝してみせる。」
「うん・・・それで?」
「それで・・・お前に言っておきたい。優勝したら、俺と・・・結婚してほしい!」
いきなりの告白に、エルフィールは頭の中が真っ白になった。
「そ、そんないきなり・・・」
「嫌か?」
「・・・・・・ううん。嫌じゃない。でも、急にそんなこと言いだすから、びっくりしちゃった。」
「ほっ・・・よかった。お前に拒否されるんじゃないかって、ひやひやしたぜ。」
エルフィールは少し潤んだ瞳でダグラスを見つめた。
「でも、どうしても武闘大会で優勝しなきゃダメなの?優勝しなくても、あたし・・・ダグラスのこと・・・」
「いいや!これは俺のけじめの問題だ。優勝できなければ、お前を守る資格などない。」
「・・・・・・わかった。そこまで言うなら・・・あたし、一生懸命応援する。だから、優勝して。」
「・・・・・・ああ・・・・・・」
ダグラスはそのまま、エルフィールの体を抱き寄せた。そして、みずみずしく潤んだエルフィールの唇にそっと・・・
63ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/07/21 22:50 ID:uLXvVAV0
恋のキューピッドX(2)

しかし、二人の横からじっと二人を見つめる視線に気づくと、ダグラスはとっさにエルフィールの体を離した。
すぐ隣で、マルローネがにやにやしながら見ていた。
「ふふっ、やっぱ青春よね〜♪」
「のわっ!な、何であんたがっ!?」
「何でって・・・ここはあたしたち二人の工房よ。あたしもいるに決まってるじゃない。」
狼狽するダグラスを見て、マルローネはますます顔をにやつかせる。
「こりゃみんなに言うっきゃないわよねえ〜♪ダグラスが、ついにエリーにプロポーズしたってね。」
ダグラスは顔を真っ赤にした。
「なっ・・・!」
「何怒ってるのよ?せっかくあたしたちが二人の純粋な愛を成就させてあげようと思ってるのに。」
「で、でも・・・」
「うっふふ〜♪当日はあたしとエリーの知り合いみんなでダグラス応援団を結成して応援に行くから、がんばんなさいよっ!」
「あ、ああ・・・」
「さてと、そうと決まったら、さっそく準備開始!じゃあ、行ってくるわね〜♪」
「マリーさん!・・・・・・もう・・・・・・。」
工房を出ていくマルローネの後ろ姿を、エルフィールとダグラスは恥ずかしそうに見ていた。

「シア、いるー?」
マルローネがさっそく訪れたのは、シアの屋敷だった。
「実はね・・・」
「まあ!それは面白そうね。わかったわ。私も参加させてもらうわね。」
こんな調子で、マルローネはいろいろな人に声をかけてゆく・・・
64ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/07/21 22:57 ID:uLXvVAV0
恋のキューピッドX(3)

「ダグラスよ。」
「は、はい!隊長!」
「お前、エルフィールに告白したそうだな。」
一段と厳しい目で、エンデルクはダグラスを見た。
「だが、私も誇りある騎士だ。その名誉にかけて、決して手は抜かん。わかっているな?」
「はい、隊長。俺は・・・必ず、勝ちます・・・!」
「面白い。では私も全力で行く。覚悟はよいな?」

スマソ。今日はここまで(ヲイ
65名無しさん@ピンキー:04/07/21 23:31 ID:z9rNR7XA
ダミアン=ウホッなのか?
66名無しさん@ピンキー:04/07/21 23:47 ID:7PwNIHcb
トリップ見れ。
67名無しさん@ピンキー:04/07/23 21:10 ID:gFYh2+BE
イリスま〜だ〜?
68名無しさん@ピンキー :04/07/23 23:28 ID:n1TkZbe9
インキュバスさんマダー?
69名無しさん@ピンキー:04/07/24 15:20 ID:rddAVZRd
>>67
イリスだったら前スレにさり気なく投下されてたよ
70名無しさん@ピンキー:04/07/24 18:10 ID:jtUps3dT
デルサスのやつっしょ?
知ってる。
できればビオラたんで……。
7126:04/07/24 20:13 ID:oy4EUFPw
・・・・・・ゴメンなさい
酔っちゃったノルンをクレインが運んでベットに寝かせて戻ろうとするけども、
ノルンに服をつかまれてしかたなく同じベットに腰をおろして、時折動くネコ耳を
みてたら、以前にあったレクターの満足そうな顔を浮かべて、思わずフニフニクニクニ
するとこまではいったんだが・・・そこから本番につなげれねぇYO
どなたか親切な方はイメージの神様を自分に降臨させてください   
72名無しさん@ピンキー:04/07/24 20:20 ID:jtUps3dT
フニフニクニクニしているとノルンが甘い声漏らしだしてそれにクレインがムラムラきて、とか。
勢いだ勢い(・∀・)
7326:04/07/24 20:22 ID:oy4EUFPw
>>72殿
   協力感謝します。あっ、今神様の右足のつま先が俺に・・・
74名無しさん@ピンキー:04/07/24 22:34 ID:rddAVZRd
>>70
ビオラじゃないけどシルウェストとアーリンのだったら新しく投下されてたよ
7526:04/07/25 01:09 ID:aNa1xQCc
壁|д゚) ダレモイナイ・・SS投下するならスルナラ イマノウチ
   
   
7626:04/07/25 01:12 ID:aNa1xQCc
床にひっくり返って目を回しているノルンに対して
「やっぱりネコだったか・・・」
とは、飲んでるものをマタタビ酒から竜ごろしに変えていたデルサスの言葉
「あ、ノルンってば今日下着白だ」
とはバクアマドンもといジャージャー丼を注文し始めたリィタの言葉
「おいおい、お前たち仲間が倒れてるのに気楽に食事を続けるか?
それとデルサス酒を飲むのもいいがほどほどにな、リィタもたまには野菜定食を食え。」
「へいへい、わかったよ。でもまぁノルンに関しては、なぁ?」
「まーね、心配する必要はないって言うか、クレイン君が必死で介抱してるみたいだしねぇ・・・
あと野菜定食はおじさんがそこまで言うし、5人前追加お願いね。」
「普通はその仲間を手伝うものだと思うが・・・まあいい。
リィタ、5人前は食べすぎだせめて3人前にしろ。ついでにクレイン、水必要か?」
ようやく、ノルンを介抱してるクレインに気を向けつつそんな言葉をかけてくれた。
「おーい、ノルン聞こえてるか?聞こえてたら返事しろ・・・だめだな、
おじさん水もらえますか?とりあえずいったん起こして水飲ませてから上に運ぶんで。」
そんなクレインの心配とノーマンの心遣いなど知らずに床で伸びてるノルンは
「ウニャ〜赤ぷには通常のぷにぷにの3倍のスピードなのニャ〜」
といったわけのわからないこと呟いてる。
「ほらよ、水だ。二日酔いはのど渇くからなやかんごと持ってくか?」
「ありがとう、それじゃノルンのこと運んでから取りに来るんで・・・ほらノルン行くぞ立てるか?」
「ニャア〜足なんて飾りニャえらい人にはそれがわからんのですニャ。」
相変わらずよくわからない言葉を呟いているノルンの状態から、自力歩行は無理だと
判断したのだろう、おもむろにノルンの背中と膝の関節あたりに手を入れて一気に持ち上げた。
俗に言うお姫様だっこという奴だ。
77名無しさん@ピンキー:04/07/25 01:12 ID:PgJz/1ZF
|∀・)
7826:04/07/25 01:13 ID:aNa1xQCc
本人は何気ないつもりだったのだろうが、しかしクレインがノルンを持ち上げた瞬間
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふ〜ん」
リィタが呟き周囲の気温が2度ほど低下した・・・不運にも近くにいたフィンがボコボコにされていた。
それに気付いたデルサスは思わず距離をとろうとして失敗、足を彼女にしっかりと踏まれていた。
デルサスは冷ややかな笑みを浮かべているリィタの顔を見ながら
「まったく、クレインの奴・・・意外ともてもてなのにさっぱり気付いてやんないから俺がこういう目に
遭うくぁWせDRFTGYふじこLP;@:」
何かを言っていた様だが、後半はほとんど何を言ってるか聞こえなかった。
ノルンを抱えたまま拠点に戻ってきたクレインは、腕の中の少女を起こさないように注意を
払いながら静かに階段を下りベッドにゆっくりと彼女を横たえ、酒場に戻りノーマンから水を
もらいに行った、いや、行くはずだった、だが何かに引っ張られる感触に気付き、先程ベッドに
横たえさせた少女に視線を向けると、しっかりと自分の服の袖をつかんでいた。
7926:04/07/25 01:15 ID:aNa1xQCc
「やっぱりか、ほらノルン手を離してくれないと水が取りに行けないだろ。」
しかし、その言葉に重ねるようにして、ノルンは
「クレイン、一緒にいて欲しいニャ。ちゃんと手も握っていて欲しいニャ。」
おそらく寝言なのだろう、しかしそんな願いを無視できるほど悪魔でも鬼畜でもないクレインは、
そのベッドの脇に腰を下ろした。自分の傍らで規則正しい寝息を立てている少女からは――酒ではなく、マタタビで酔ったせいだろう――日光の香りがほのかにした。
座ってるだけで何もする事がないせいだろうか、ついついノルンの方に目が向いてしまう、
そのとき、ふと頭の上について時々ピクピクと動くノルンをノルン足らしめる由縁の
1つであるネコ耳が目についた。
(そういえば、以前レクターさんものすごい勢いで触りたがってたなぁ・・・触らせてもらえた
ときなんか恍惚の表情だったっけ、そんなにいいものだったんだろうな)
そんなクレインの考えを看破するかのように、ピクピクと耳が動く、まるで「触ってくれ」と
言ってるような気さえしてくる。そしてクレインはさんざん考えて、
(う〜ん、少しぐらい大丈夫だよなぁ・・・とりあえずノルンも俺のこと信頼してるみたいだし)
そんな結論に達した。
「じゃあ、ちょっと触るぞノルン。」
と、本人に聞こえるかどうかといった小声でそう呟くとノルンの右のネコ耳へと手を伸ばした。
フニフニフニフニフニ
8026:04/07/25 01:26 ID:aNa1xQCc
あ〜しまった、誤字脱字確認するの忘れたまま投下しちゃった・・・
気にしないでいてください
81名無しさん@ピンキー:04/07/25 02:40 ID:dtR5qm04
>>26
GJでした(* ´Д `)/lァ/lァ
続きも楽しみにしてます…
82名無しさん@ピンキー:04/07/25 03:07 ID:PgJz/1ZF
(・∀・)イイヨイイヨー
続きも期待してるよ。
83名無しさん@ピンキー:04/07/25 09:06 ID:C5eHryDd
>>46たんがまたリリーのネタかいてくれないかなあ。
84名無しさん@ピンキー:04/07/25 15:30 ID:e2U/WBUh
このスレって女体化あり?
ただでさえ立場の弱いクレインが女になってしまって、
男から女から色々されまくってしまうというネタが浮かんだんだが。
85名無しさん@ピンキー:04/07/25 21:09 ID:15ShXrwh
エリー×アイゼルきぼんぬ
86????:04/07/25 22:23 ID:ZDoAj5k6
はじめまして。ここと前のスレの皆さんの小説はイイ!最高!
自分はアーリン×リイタが一番好きですが、
エロだけはどうしても思いつかないっす。好きなのに何故?!
どなたか神様が書いてくださらないでしょうか・・・。
せめてネタの神様の降臨さえあれば、あるいはいけるかもしれませぬが、
その前にマイナーすぎですか。やっぱり。
87名無しさん@ピンキー:04/07/26 04:01 ID:OxKC4tVb
>86
自分も好きだったりするけど……なんか逆っぽくなるんだよな
アーリンの無感情ぶりに反してリイタの押しが強そうだからなんだろうけど
8826:04/07/26 11:37 ID:z1S1+qHX
もうじき自分のSSも書き終わりそうなんで少し怖いこと書いていきます

『24日でやっと学校も終わって夏休みにはいったか、夏期講習めんどかったな』










いや、自分が生徒に付き合うのがめんどくさかっただけですよ
89名無しさん@ピンキー:04/07/26 14:46 ID:zmY+KeCe
>>84
゚+.(・∀・)゚+.゚
大歓迎ですよ(* ´Д `)/lァ/lァ
90名無しさん@ピンキー:04/07/26 14:47 ID:zmY+KeCe
>>84
゚+.(・∀・)゚+.゚
大歓迎ですよ(* ´Д `)/lァ/lァ
91名無しさん@ピンキー:04/07/26 14:47 ID:zmY+KeCe
重複スマソ_| ̄|○マイアガリスギタ
92名無しさん@ピンキー:04/07/26 20:29 ID:vB/AdPSY
そう、
>>84
゚+.(・∀・)゚+.゚
大歓迎ですよ(* ´Д `)/lァ/lァ

93名無しさん@ピンキー:04/07/27 00:26 ID:nHezJUFE
【女体化】TS系小説総合スレ【男体化】
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1090851506/

反発があるならここに投下してリンクを張るという手があります。
94名無しさん@ピンキー:04/07/27 21:37 ID:03WMmGza
初めまして、皆さんの作品をみて私も参加したくなりました。
作品として幾つかイメージがあるのですが…マリエリ×アニス等如何なものでしょうか?こぅ…ベテラン錬金術師の毒牙にかかる少女等いろいろ…。それにアニスがあまり日の目を見ていないもので。
あと…個人的にいじってみたいのが越智善彦氏が描かれたパセック&プルシャのロリショタコンビ等…。

皆様のご意見お願いいたします。
95名無しさん@ピンキー:04/07/28 03:55 ID:sEQAm406
マリエリは最初っから毒牙に掛けるつもりでアニスを連れ込んだものと思われ
最初倒れたのも薬のせい。
9626:04/07/28 11:57 ID:hHybm6b5
ノルンは耳の裏をさわられると力がへニャへニャと抜けてしまう


そんな設定を最近知った・・・・OTL
97名無しさん@ピンキー:04/07/29 23:53 ID:msrriazh
>26=96
い`そしてがんがれ
98名無しさん@ピンキー:04/07/31 17:53 ID:0k3mqtD5
うちわキター!親に中身見られたorz
9984:04/08/01 10:23 ID:qVPYvbPy
それじゃ、女体化クレインきゅん投下します。
嫌いな人は適当にNGワードに入れてください。
「相変わらず意味不明かつ身も蓋もない名前ね」
ビオラの店の新レシピ。
持ち合わせの材料で作れるので試してみたら、
出来たのは『毒にも薬にもならないくすり』
それはないんじゃないかと思いながら、説明に耳を傾けた。
「効果がわからないからとりあえず。でも毒じゃないのは確かだから安心して」
「まあ、香りはいいよな……」
クレインは呟きながら試飲用カップの中身を口に注ぎ込んだ。
「ちょ、ちょっとクレイン! そんな効果のわからないもの飲んで!」
「ビオラが毒じゃないって言ってるから大丈夫だよ。……うん、美味しいな。口当たりもいいし。これなら薬じゃなくても、お茶として売り出せるよ」
「ありがと、クレインくん」
「何かあっても知らないわよこの馬鹿ぁッ!」
この店に興味がある人間の実に3割が、名の知れたガルガゼットである常連客2人と店主の痴話喧嘩を目当てにしているという噂の真相は定かではない。
とにかく、クレインたちはいつものやり取りを終えて、拠点へと戻ってきた。
「ん〜、何だか妙に眠いな……」
「ノルンと一緒だニャ」
「久々の家ってェんで気が抜けたンだろ。お子様は早く寝な」
「子供扱いするなよ」
「そういう台詞は背を伸ばしてから言うんだな」
「身長は関係ないだろ!」
男性としては低めの身長は、童顔とあわせてクレインのコンプレックスだった。
顔と違いこれ以降も改善の見込みがないから余計である。
ぶつぶつ言いながらアーリンの床に直接寝るなという忠告に生返事をして、半ば倒れこむような形で眠りについた。
体内のマナの乱れに、気付くことなく。
クレインは寝ぼけ眼を擦って身を起こした。
どうやらあれからずっと眠っていたらしい。
窓からは朝の光が差し込んでいる。
リイタやノルンはまだ夢の世界で、アーリンは鍛錬に行ったのか姿はない。
デルサスはと言えば、アイテムを丁寧に整理している。
それにしても、あれだけ寝てもまだ足りないのだろうか。
身体全体が妙にだるかった。風邪でもひいたのかもしれない。
寝るのが一番だが、手っ取り早く処理するには。
「デルサス」
栄養剤を取ってくれ、という声は続かなかった。
一言いうだけで、何もかもがどうでもよくなってしまった。
出た声は彼のものでありながら、そうではなかった。
視線を下にやると、高い声にふさわしい胸のふくらみが目に入った。
反射的に股間に伸ばした手は、彼の身体に触れることはなかった。
「……………………!!」
頭が真っ白になる瞬間というものを、クレインははじめて経験した。
「何だよまったく……あんまりふざけてんじゃねぇぞ?」
呼ばれて振り向いたデルサスは一部始終を目の当たりにして呟いた。
クレインが悪ふざけをする性格でないのは充分にわかっていたが、そうとしか考えられなかったのだ。
故に彼も悪ふざけに乗るつもりで、ためらうことなく胸に手を伸ばした。
やわらかな、感触。
「……本物! しかも張りがある!!」
サイズは小さいが、形と質感はなかなかのものだ。
デルサスは反射的に鑑定して、驚きのあまり手に力を込めてしまった。
「ッ! 痛い、痛いからはなせよデルサス!!」
「あ、ああ……すまねぇ」
叫ばれて、慌てて手を離した。若干、名残惜しげに。
改めて目の前の少女(?)を眺めた。
背は並か少し高いくらい。声は高いが落ち着いている。
若干童顔、深青の眼、メッシュの入った髪。
服の上からだが、スタイルがいいとは言えないが、バランスは取れているのはわかる。
「…………んで、嬢ちゃん。クレインはどこだ?」
少女はクレインの服を着ていたし、髪の色、そして先程の反応を見るに間違いはないのだが、聞かずにはいられなかった。
「オレが、オレが…………」
いつしか涙目になっていた少女が、肩と声を震わせた。
「オレがクレインだよ!!」
「うるさぁぁぁぁぁい!! もう、何の騒ぎよ! こっちは寝ているんだから静かにしてよね!」
「リイタもうるさいニャ……」
拠点に響き渡った。
10484:04/08/01 10:32 ID:qVPYvbPy
とりあえず今回はここまで。
エロスなくってすみません。次回は入れます。
とりあえずエロス担当はデルサスとアーリンとノルンで、リイタはエロじゃなくいじり担当の予定。
でもリクエストあったら追加するかもw

それと、本文最後誤植。
×拠点に響き渡った。
○3つの姦しい声が拠点に響き渡った。
105名無しさん@ピンキー:04/08/01 13:22 ID:vdP1z1qg
女体化って、中出しとかされた場合戻ったあと体内の精子はどうなるんだろう。
106名無しさん@ピンキー:04/08/01 13:41 ID:QvzwgL4w
くれいんきゅんSSグッジョブ☆(^-^)
男の子のままでもえろいけど女の子もイイね〜
107名無しさん@ピンキー:04/08/01 15:46 ID:N59+aQoy
そういえば、三日前はヴィオの……
108名無しさん@ピンキー:04/08/02 00:18 ID:y7I2pVXo
クレインきゅん女体化グッジョヴ。

>リイタはエロじゃなくいじり担当
「いじり担当」ってのが妙にやらしいので期待(w

>107
そして今日はミーフィスの…
109名無しさん@ピンキー:04/08/04 21:10 ID:W+15z9oQ
華麗にホッシュ
110名無しさん@ピンキー:04/08/05 06:01 ID:UZFlcSF6
リリアトヴェルナー書いてくれる神はおりやせんか。
111名無しさん@ピンキー:04/08/05 10:58 ID:TIuQA7Iw
ユデアトヴィトユー書いてくれる神おりやせんか。
112ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/08/06 14:00 ID:b6Ns7ZI6
恋のキューピッドX(4)

「さあ、みんな!もう時間がないからね!急いで仕上げるわよっ!」
「は〜いっ!」
工房にマルローネの声が響くと、シア、アイゼル、ノルディス、クライスその他のマルローネやエルフィールの友人、
そして何とイングリド先生やヘルミーナ先生、果てはドルニエ校長先生までもが、元気に返事をした。
そしてみんなは一斉に何かを作り出す・・・。
エルフィールはマルローネに近づいた。
「あ、あの、マリーさん、あたしも手伝います。」
すると途端にマルローネの怒鳴り声が飛んだ。
「ダメッ!エリーは、手伝わなくていいの!!!この依頼は、特別なものなんだから!」
そしてアイゼルもエルフィールに言った。
「エリーは手伝わなくていいから、赤ちゃん達の面倒を見てなさいよ。」
工房に集まった錬金術士達の喧騒の隅っこで、エルフィールは仕方なく赤ちゃんの世話を始めた。
二人の赤ちゃん。
(かわいいな・・・)
アイゼルとマルローネの子供。アイゼルの子供の方がやや先に産まれたので、少し大きい。
(恋のキューピッドT&V参照w)
「は〜い、坊やたち、ミルクでちゅよ〜」
エルフィールは哺乳瓶を手に取り、赤ん坊にミルクをやる。
(かわいいな・・・vあたしもいつか、ダグラスと・・・)
エルフィールはダグラスのことを想い、ほんのり顔を赤くした。
(でも、何を作っているんだろう・・・?)
振りかえると、錬金術士達は、何やらたくさんの布を作っているようだった。
(あれは・・・国宝布!?)
113ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/08/06 14:15 ID:b6Ns7ZI6
恋のキューピッドX(5)

「エルフィール!」
「は、はい!」
突然のイングリド先生の怒鳴り声に、エルフィールは背を伸ばした。
「見たらダメって言ってるでしょ!」
「は、はい・・・」
そしてエルフィールは、すごすごと再び赤ちゃんのほうを向いた。
このような喧騒の中でも、赤ん坊達はすやすやと眠っている・・・。
(あたしもいつか・・・ダグラスと・・・)
そしてエルフィールは股間を押さえた。
(や、やだっ!濡れてきちゃったじゃないっ!)

喧騒は幾日か続いた。
マルローネは最後まで、何を作っていたのか教えてくれなかった。
(いったい何を作ったんだろう・・・?)
エルフィールは気になって仕方がない。あの大量の国宝布は・・・?

そして、その翌日、その日は武闘大会の当日だった。
冬のからっとした天気がすがすがしい。空には雲一つない、まさに快晴だった。
競技場からは、もう観衆の声が聞こえてくる。
その控え室に、ダグラスは無言で座っていた。
「・・・・・・。」
その緊張度は、試合が近づくにつれ、ますます高まっていく。
(俺は・・・エリーのために・・・絶対に・・・勝つっ!)
ダグラスは歯を食いしばった。己の決意を秘めて、立ち上がる・・・。
114ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/08/06 14:30 ID:b6Ns7ZI6
恋のキューピッドX(6)

いよいよダグラスの出番。
観衆の声が響く舞台・・・その途中の暗い通路に、その人は現れた。
「エ、エリー!?」
「ダグラス・・・来ちゃった。」
「な、何でお前・・・もしや、お前も参加するのか?」
エルフィールだった。
「ううん、違うの・・・今日は特別に、中に入れてもらったの。ダグラスに・・・どうしても伝えたいことが
あって・・・」
そしてエルフィールはゆっくりとダグラスに近づいた。そして・・・
「ん・・・」
二人の唇が一瞬、重なり合った・・・
「エ、エリー・・・」
「ダグラス、これはあたしからの、勝利のおまじないだよv」
ダグラスはそのまま強くエルフィールを抱きしめた。そしてすぐに離すと、そのまま
闘技場へと歩き出す・・・
「ダグラス!一番危険な敵は、エンデルク様じゃない!己自身よ。そのことを忘れないで!」
ダグラスは振り返った。そして強い決意の目で、大きくうなずいた。

「来たかダグラスよ。」
大きな人がそこに立っている。剣聖エンデルク。
「隊長・・・俺は、絶対に勝つ!」
「いいだろう・・・さあ、行くぞ!」
とてつもなく巨大な存在・・・ダグラスは今、その存在に向かって駆けだした・・・

続く

まだエロまでは行きません。しかしこのあと・・・ムフフ・・・
115名無しさん@ピンキー:04/08/06 23:42 ID:tbwkOAZ0
とりあえず元気に「は〜いっ!」 と返事するドルニエ萌え
116名無しさん@ピンキー:04/08/06 23:51 ID:3jr0+4M8
>>115
そこかよw
117名無しさん@ピンキー:04/08/07 19:08 ID:gHa+rbBJ
悪く思うなよ
118名無しさん@ピンキー:04/08/08 04:58 ID:w5/YSTTI
お!エリーのSSだぁ!
自分エリーが一番好きなんですよ、嬉しいな!
続き楽しみに待ってます〜♪
119名無しさん@ピンキー:04/08/10 00:15 ID:sGNcz+1l
ノルンの続ききぼんぬ。
12026:04/08/10 16:01 ID:Tn2IYh+V
冷蔵庫|゚д゚)コソコソコソコソ

フニフニフニフニフニ
(おお、予想よりも柔らかい上に結構温かいな・・・)
「それじゃ、こっちの方も」
と、いいつつ左のネコ耳へも手を伸ばし、触って見る。
クニクニクニクニクニ
(こ、これはかなり癒されるな・・レクターさんが触りたがるのも当然だよなあ)
そして、ネコ耳に触るのに夢中でノルンには気が向かなかったせいだろうか
段々とノルンの顔が赤みを帯び始めた。
フニフニクニクニフニフニクニクニ
そして、クレインがネコ耳触りに没頭してると不意にノルンの口から、妖艶とでも言うのだろうか?
「ニャァ・・・フニャ・・・ん、ニャア」
そんな嬌声が漏れた。そんな声が耳にとどき、おもわず脳髄まで響き、体が芯から震えたような
錯覚すらした。
(たしかノルンって13歳だよなぁ・・・こんな声出していいものなのか?)
そう思いながらも、まだ耳を触り続ける。
「う〜ん、こんな事してる時にリィタやデルサスが戻ってきたり、ノルンに目を覚まされたときには、大変だろうなぁ」
そんな考えが頭をよぎったが気にしない事にした、すでにノルンは目をひらいて、クレインのことをじっと見つめているのにも気付かないで・・・
そのとき、突然クレインの背中を何かが突付き始めた。慌てて背後に目をやるが誰もおらず、あるのは
ただの装備品の山である。気のせいだろうと思い、またネコ耳を触る、がすぐにまた背中に先程と同じくなにかに突付かれる。こんどは背後には目を向けずに体をほんの少しだけひねり、いっきに背後の何者かに手を伸ばす。
(よし、つかまえた)
そう思ったものの、その感触は人ではまずありえないもので、モンスターにも思い当たるものがない、だが確実に以前にさわった事があるものと言う認識だけはできた。
(?、なんだ、これは)
その、奇妙な感触の主がなんであるのか確認する、ということと自分のネコ耳エンジョイ時間を妨害した者の姿を確認するために背後に目をやった・・・
その答えはすぐにわかった、常日頃から目にしている物だった。
「これは、ノルンの杖?なんでオレの背中を・・・?」
その杖に気をとられていたからなのだろうか?クレインは自らの背後にいた、ノルンが既に起きていて自分の背中に獲物を見つけた虎のような視線を向けていることに・・・
121名無しさん@ピンキー:04/08/10 19:51 ID:JMSoOjz1
わーい♪
GJGJGJGJ!ひゃっほう!
早く続きが読みたい!
122名無しさん@ピンキー:04/08/10 22:08 ID:sGNcz+1l
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
続きも期待
123名無しさん@ピンキー:04/08/12 02:49 ID:DjaXJcVn
124名無しさん@ピンキー:04/08/12 04:19 ID:cKrwumC0
>>123
ママママリータン!?
125名無しさん@ピンキー:04/08/12 11:53 ID:zY0Pazku
84たん(゚д゚)マダー?
126名無しさん@ピンキー:04/08/13 18:44 ID:PUM/txD7
>>125
女体化はイラン
127名無しさん@ピンキー:04/08/13 18:47 ID:HGoNKDFl
>>126
お前がイラン
128名無しさん@ピンキー:04/08/14 02:16 ID:0QKp9FD3
>>126-127
まーそーいうな。
129名無しさん@ピンキー:04/08/14 21:47 ID:GqgHSdup
夏祭り真っ最中だけど、アトリエサイトはどのぐらい出ていたんだろうか?
去年(だっけ?)に話題になったアトリエ合同誌というのを買った人はいるの?
130名無しさん@ピンキー:04/08/14 23:20 ID:wG/lwQkd
アトリエは壁2、島10、その他配置1かな。
CDカタログ検索だから抜けはあるかも。
合同誌2は1より全体的にグレードアップしてると思た。

ちなみにエロはなかたYO・・・
131名無しさん@ピンキー:04/08/15 09:30 ID:4zDQkZgr
>>130
合同誌orサークルにグラムナートはあった?
最近はネットしか回らないからザールブルグとの差に・・・orz
理由はわかってるけどさ・・・。
132名無しさん@ピンキー:04/08/15 14:18 ID:2VOC1UOq
その他配置のところは新刊じゃないけどユデ本だったよ。
合同誌はSal_6:Gram_3:Iris_1という割合かな・・・

アトリエ全体少ないが、夏コミの申し込みはイリス発売前だから、
冬コミにはアトリエが増えてるといいなぁ・・・と希望を抱いてみる。
133名無しさん@ピンキー:04/08/16 07:05 ID:98ttCdnE
合同誌ははじめから「エロは不可・ほのぼの系、できれば絵、それもある程度の水準以上」
という制限かけて参加者募集していたからね。
主催者さんが絵の人だから、だろうけど・・・。
少しは小説も読みたかったよ。
(1で読むのに耐えんものもあったけど・・・)
134130:04/08/16 08:02 ID:K0t4CSQj
アトリエジャンル全体で一冊もエロがなかったという話だYO・・・
まぎらわしい書きかたした俺が悪かったわけだが。

某ウルフは三日目だしなぁ。
だれか三日目いった人おらんか?
135名無しさん@ピンキー:04/08/16 10:38 ID:V3Pr6TCQ
>>134
逝きましたよ。雨でまっているのが辛かったけどw
ウルフさんのところはしっかり新刊が出ておりました。
合計で3サークル(新刊3冊)ありました。
委託本のコーナーでは、一冊もありませんでした。
(ps今回のコミケは、クロークの新設に助けられました。)
136名無しさん@ピンキー:04/08/16 12:05 ID:gtZqnpQA
もう一つ
>>135(続き)
なお新刊の内訳は、エリー1つ・イリス2つ?(一つは購入出来なかったので詳細忘れました。ヴィオかも・・・_| ̄|○)
でした。(ちなみに、全部エロです)

>>133
アトリエ関連スレでもありましたが、SSの比重が多いということが書いてありましたので、
漫画(イラストなど)の比重を増やして欲しい等の要望のメールがおそらくあったのではないかと思われます。
137名無しさん@ピンキー:04/08/16 13:24 ID:AHtYUzn6
うむ、同人なんてどうでもいい
ノルンと女体化の続ききぼんぬ
138名無しさん@ピンキー:04/08/16 15:59 ID:6eYQJ97u
女体化…かぁ。
読めなくはないけど801板じゃないんだから
抵抗反発ある気するんだけどね…。
139名無しさん@ピンキー:04/08/16 19:17 ID:d4itqPPc
前に投下されたときは問題なかったようだが
注意書きあればいいと思う
140名無しさん@ピンキー:04/08/16 22:25 ID:66BZqaIf
そういう時こそNGワード。
14126:04/08/17 16:50 ID:pgGWwVr7
最後のほうで一文抜けてた〜
      ズドムッ  y―(゚Д゚)・゚・
142名無しさん@ピンキー:04/08/19 00:07 ID:OJlUaSoO
>141=26
 い`…って言うか、逝くならその一文と続きを書いてから頼んます(*´Д`)
143名無しさん@ピンキー:04/08/19 00:53 ID:YuLHcKVp
>>135
遅レススマソです。
やはり某ウルフさんは新刊でてましたか。ありがつ。
三日目過酷だったようでお疲れ様です。
144名無しさん@ピンキー:04/08/19 01:50 ID:YuLHcKVp
最近スレが静かで寂しいので即席イリス話投下。
題は「遅い春」。
−−−−−
その日、クレインとリイタは涼しい木陰でのんびりと休息をとっていた。
リイタはゾンビのように蘇るGuts持ちの敵を殴り疲れたか、猛暑でバテたか、遠慮も警戒も無く寝ている。
まさか盗賊も通る街道でそろって寝るわけにもいかず、クレインは仕方なく見張りと化していた。
「俺、MANAが20しか残ってないんだけど・・・」
大樹にぐったりと背を預け、ため息つきつつリイタを見やると、リイタは小さく呻いて寝返りをうった。
体をひねるような格好になり、胸元に大きく隙間ができる。
「あ・・・」
胸の先が見えそうで見えないくらいに服がずれて、
今まで女性に興味を持ったことさえろくに無かったクレインも思わず目を引かれた。
その先が見たい、その白磁のような肌に直に触りたい・・・。心臓が早鐘を打ち始める。
原始的欲求が沸き起こり、錬金術士らしい探究心もあいまって、
彼は思わず彼女の胸元にそうっと手を伸ばし、ゆっくりとブラを引きおろす・・・
−−−−−
1.リイタ即起床だが寝ぼけ 2.リイタ寝たまま 3.その他
お好きなシチュエーションを先着一名様お選びください(`・ω・´)
145名無しさん@ピンキー:04/08/19 02:17 ID:OJlUaSoO
1番!
お寝ぼけリイタたんが見たいでつ。
146名無しさん@ピンキー:04/08/19 02:31 ID:eoXu058M
俺漏れも!
断然1
147名無しさん@ピンキー:04/08/19 10:53 ID:YuLHcKVp
了解、1番ですすめまつ。
−−−−−
支えになっていた布がどけられて、ぷるん、と乳房がこぼれる。
乳首の幼い淡紅色に誘われ、クレインはとうとう直接、胸に触れた。
・・・・・・むにぃ。
指先が白い肌に埋まり、胸を包みこむように上にむかう。
「ん・・・」
小さく息が漏れるのにも構わず、クレインは乳房を掌で包み・・・
「・・・クレイン?」
・・・案の定、リイタは目を覚ました。
いまさら我に返っても遅い。彼の手はしっかりと彼女の胸を捕らえている。
クレインは言い逃れできない状況にあせりつつも、できるだけ平静を装ってリイタに返事を返した。
「・・・!り、リイタ、まだ寝てていいよ。疲れてるだろ?」
「ふぁぁ・・・うん、まだ・・・眠いかも」
幸いリイタはまだぼんやりとしていた。
今のうちに元に戻さないと、気づかれて殺される・・・。
恐怖に突き動かされ、ゆっくりゆっくり手を動かし、ずらしていく。
「んあっ!・・・な、っ・・・」
リイタが突然あげた声にクレインの背がびくりと震える。
・・・慎重に動かしたつもりの指先が、乳輪の中央あたりを掠めていた。
おそるおそるリイタを見るが、クレインを見上げ顔を顰めつつもまだぼんやりしている。
胸をみると、目の前で掠めたあたりがぷくんと突き出し、しこりの様になった。
再び好奇心が沸き、彼は感触を確かめるようにそのしこりをこりこりとひねった。
「ああっ!・・・やぁ!だめぇ・・・」
ひくひくと背を振るわせるリイタの頬はうっすらと紅潮してきていた。
−−−−−
1.リイタ夢と思い込み 2.リイタ覚醒 3.その他
先着一名様ドゾー(`・ω・´)ノ
148名無しさん@ピンキー:04/08/19 12:26 ID:E4DpIBf+
夢で押し切れ!
149名無しさん@ピンキー:04/08/20 03:48 ID:gx3dBceq
俺2!
って、先着一名か!
150名無しさん@ピンキー:04/08/20 17:36 ID:lmamecDr
お(ry


('A`)ボクサーンバーン
151名無しさん@ピンキー:04/08/20 18:28 ID:9zCastbt
では夢で進めます。
−−−−−
「は・・・ぁ、なんでクレインがこんなっ・・・もしかして、これ、夢・・・?」
「どうして・・・夢だって思うんだ?」
「だってクレインにこんなことする勇気あるはずないもん」
「・・・・・・」
クレインはその語意にショックを受けたが、
リイタが夢と勘違いしていることで少し余裕がでてきたようだった。
「・・・こんな夢を見てるなんて、カラダが欲求不満か?」
「そ、そんなこと・・・っっ!?」
片方の胸の先を口に含みチロチロとなめると、リイタの口から反論のかわりに熱い吐息が漏れ出す。
ムネは小さい方が良く感じるなどとデルサスが言っていたことを思いだしたが、
リイタの目の前で言ったら殺されるな・・・などと考えて、口には出さずにおいた。
「あっあぁ・・・だめ・・・だめぇ!クレイン、胸はやめてよ・・・!」
「ほんとにやめていいのか?だって・・・」
言うなり手を短いスカートにつっこみ、下着の上から陰部に触れる。
甘い悲鳴を聞きながら浮かび上がった溝をなぞると、溢れた液体が湿った音を立てて纏わりついた。
「・・・こんなに濡れてるのに?」
リイタの頬がはっきり紅潮し、目もとにじわりと涙がうかぶ・・・
−−−−−
ここまできましたが・・・この後イメージできないかも・・・
とりあえず先着一名様にこの後の展開をまかせます(´・ω・`)ノ
152名無しさん@ピンキー:04/08/21 02:31 ID:Mp/sjsJq
クレインタソ突撃あるのみ!
リイタたんの中で欲望を散らしてください



…で、夢じゃなくて本当に中に出されていることに気づいて(ry
153名無しさん@ピンキー:04/08/21 03:13 ID:Z8pQzwgV
オッケー!それが(・∀・)イイ!
154名無しさん@ピンキー:04/08/21 23:47 ID:K2E6f0nP
良い展開じゃないですか。
>>152さんの作品に期待!
155152:04/08/23 02:00 ID:lcZwjcHO
>>153-154
>>151の「展開をまかせます」発言リクエストだと思っていたんだが…

期待していたらすまない。
156153:04/08/23 03:59 ID:3ER/PYYo
↑大丈夫。わかってるよ。

はやく職人様続きを書いてくれないかなぁ〜♪
157ああい:04/08/23 09:08 ID:tHH0G6en
新参者ですが書かせていただきます。。

「はあはあはあ」
俺は荒い息を吐きながらその店にやってきた。
ここは寂れた田舎町。
この村で唯一の賑わいを見せているその店に俺は連日足を運んでいる。
「いらっしゃいませ〜」
今日は珍しく店内に人の姿は見当たらず、店主であるヴィオたんがつまらなそうにカウンターでにんじんをほうばっている。
どこの町にでもいる普通のヴィオたんファンの俺は、この店に通うことで毎日癒されているのだ!
当然、俺の目当ては・・・・ヴィオたんに会うことである。
「お客さん、最近良く見かけますね〜」
ヴィオたんが眩しい笑顔を俺に向けてくる。
心の中で湧き上がる欲望と葛藤しながら、俺は爽やかな笑顔で言ってみた。
「いやあ、この店は品揃えがいいですからね!(何よりヴィオたんがいるし・・・はあはあ)」
「本当ですか?うれしぃ〜」
「それに、ほら、品質も最高ですよ!(何よりもヴィオたんの品質が・・)」
誉められて気分が良くなったのか、彼女はポケットからにんじんを取り出すと幸せそうに食べ始めた。
(ああ、にんじんを食べる姿もかわいいなあ〜・・)
「え!な、なにか!?」
思わず声に出てしまったらしい、ヴィオたんはきょとんとした目で俺を見つめていた。
「い、いや何でもないですよ。あれ?今日はお兄さんはいないんですね?」
慌ててごまかす俺。ナイスだ!
「ああ、うちの兄さんは外に出歩くのが趣味なので・・・」
困ったような笑顔を見せながらヴィオたんが付け足した。
「もう諦めてますけどね。」
ヴィオたんがついたため息が俺の顔を優しくくすぐる。
誰もいない店内にヴィオたんと二人きり・・・。俺の中の理性が音をたてて崩れていった。

158ああい:04/08/23 09:24 ID:tHH0G6en
「え?きゃあ!」
驚いた様子で俺を見つめるヴィオたんを構わずカウンターに押し倒す。
「な、何するんですか!?」
「はあはあ」
俺は高鳴る心臓の鼓動を抑えながら、ヴィオたんの柔らかい胸を揉みしだく。
「楽しいことさ♪」
俺はヴィオたんの唇を奪うと、ねっとりと舌を絡めた。
ねちゃねちゃという音が店内に響き渡る。ヴィオたんは俺を突き飛ばすと、大きな目に涙を溜めて言った。
「こ、こんな事して許されると思ってるんですか!?」
ヴィオたんは売り物のフラムに手を伸ばすが、俺はその手を軽く捻りあげた。
「痛っ・・・」
苦しげに顔を歪めるヴィオたん。頬を伝った涙が、店の床に落ちた。
「心配するな、これからもっと痛くしてあげるから。」
ヴィオたんの顔に恐怖が広がるのを見て、思わず笑みがこぼれた。
159名無しさん@ピンキー:04/08/23 19:00 ID:oWhIEXPO
うーん、イマイチ
160名無しさん@ピンキー:04/08/23 21:52 ID:hH3e7hCD
漏れもそう思う…。 _ト ̄|○ 
161名無しさん@ピンキー:04/08/23 21:56 ID:9P42YSN/
最後まで行かないことには判断できん
続ききぼん
162名無しさん@ピンキー:04/08/23 22:18 ID:3ER/PYYo
>>161がいいこと言った!
みんなでかけだし職人様をベテラン職人様に育てあげてこそ良スレ!
163名無しさん@ピンキー:04/08/23 23:10 ID:k7vKGwDQ
>>ああいさん

昔ラ版のソードワールドスレでイリーナタンハアハアの短編書いてませんでしたか?
何か同じ臭いがするのですが・・・・?
164名無しさん@ピンキー:04/08/24 00:40 ID:KOehF0MY
152たんありがつ。すすめまつ。
−−−−−
ぐしょぐしょになった下着に手をかけるが、抵抗が一切ない。
ただ、体が震えているのを感じる。
(・・・やりすぎた、か?)
興奮していた頭が急激に落ち着いていく。
クレインは体を起こし手を引く。
瞬間、震える手がクレインの手を掴みとった。
「・・・リイタ?」
うつむいていて、表情は見えない。
「・・・・・・でっ」
「・・・何?」
「・・・こんなっ、中途半端でやめないで・・・」
リイタが下着の淵に手を導くのをみて、
せめて最後までは行くまいと思っていた事も、
リイタが夢だと思っているという事も、クレインは忘れてしまった。

ずるりと下着を脱がすと、自分の硬くなったそれを押し付けた。
「やっ、熱・・・」
「リイタ・・・痛いかもしれないけど、あとでリフュールポット作るから」
少しおいてこくんと肯くのを見て、クレインはやや強引に押し入った。
引っかかった何かがそのままびり、と裂ける。
「ああああっ!?・・・いった・・・・ぁい!」
なおも進めようとすると、内部はこれ以上ないほど熱くぬかるんでいるというのに、
狭さにくわえ強烈な絞めつけで動けなくなってしまった。
リイタを伺い見ると、よほど痛かったのであろう、涙を浮かべぐっと歯を食いしばっていた。
「・・・大丈夫か?」
−−−−−
文才のなさも大きいでしょうがクレインの優柔不断度3割増しでスマソ。
終幕までおよそ構想は出来てますが眠いので今日はここまで。
165名無しさん@ピンキー:04/08/24 01:21 ID:QC4ccpEt
(;゚∀゚)=3ハァハァ
166ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/08/24 13:15 ID:X2N41nb7
恋のキューピッドX(7)

一瞬、大地を焼き尽くすかと思うほどの火花が散った。
「くっ・・・・・・!!!」
激しいぶつかり合い。しかし、それを制したのは、ダグラスのほうだった。
「それまで!勝者・ダグラス!」
一瞬の沈黙の後、歓声が一気に沸き起こる・・・
「ダグラス!ダグラス!ダグラス!」
「・・・俺は・・・・・・勝ったのか?」
ダグラスは立っていた。そして、その目の前にうずくまるエンデルク・・・
そして次の瞬間、ダグラスの体に何者かが抱きついた。
「ダグラス!あたし・・・あたし・・・信じてた・・・!」
「お、おいエリー・・・まいったなあ・・・」
大観衆の前なのに、抱きついてくるエルフィールに、ダグラスは照れながらも優しい微笑みを返す。
「ダグラスよ。」
エンデルクは立ちあがった。そして、ふうっとため息をついた。
「よくやった。今回も私の負けだ。」
「隊長・・・」
そして、エンデルクはそっとエルフィールの頭を撫でる・・・
「幸せにな。」
167ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/08/24 13:33 ID:X2N41nb7
恋のキューピッドX(8)

エンデルクは控え室に引き上げると、すぐに戻ってきた。
「ダグラス!陛下のおなりだ。」
その言葉に、ダグラスは身を低くして頭を下げた。
そして、ブレドルフ国王が登場した。
「ダグラスよ、見事だ。」
「はっ!」
ブレドルフは、そのままダグラスの肩に手を置いた。
「ところで、ダグラス、お前、エルフィールに結婚を申し込んだそうだが・・・」
ダグラスはブレドルフのいきなりの質問に困惑した。
「えっ・・・?・・・は、はい・・・」
「そこで、今回は特別に、褒美を授けよう。」
「へ、陛下!私は、褒美のために戦ったわけではありません!」
「いや、それはわかっている。だが、この褒美は、私が特別にある者達に依頼しておいたものだ。
それを渡さなければ、私の面目がたたぬのだ。受け取ってくれるな?」
「は・・・はい・・・」
ダグラスは一瞬、考え込んだ・・・
(褒美って、何だろう・・・?)
やがて、ブレドルフは立ち上がって、声高に叫んだ。
「ではこれより、ダグラス・マクレイン、エルフィール・トラウム、両名の結婚式を執り行う!」
そしてブレドルフは観客席に向かって続けた。
「ご来賓の皆様、両名は準備のため、しばし時間をいただく。どうかもうしばらくお待ちあれ!」
そして騎士隊に連れられて、二人は控え室に戻っていった・・・
168ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/08/24 13:52 ID:X2N41nb7
恋のキューピッドX(9)

二人の控え室は、別々だった。
そして、こちらはダグラスの控え室。そこにはマルローネと他の騎士隊のメンバーがいた。
「・・・・・・おい。」
「何?どしたの?」
「どうして俺の衣裳が、ウェディングドレスなんだ?」
ダグラスの詰問に、マルローネは逆に堂々と答える。
「あら、陛下の勅命よ。文句ある?」
「う、うそつけ!陛下がそのような勅命を出されるわけがないだろう!」
「はいはい、もう時間がないんだから、さっさと着付けるわよ!みんな、手伝ってちょうだい!」
「や、やめてくれ・・・!」
あっという間に、ダグラスはウェディングドレス姿になった。
「あら、けっこう似合うじゃない♪」
マルローネの言葉に、ダグラスは顔を真っ赤にした。
「・・・は、恥ずかしい・・・」
そして、そこにブレドルフがやってきた。
「へ、陛下!」
「おおダグラス、よく似合ってるぞ!さあ、皆様も、ダグラスの勇姿をご覧ください!」
ダグラスは目を疑った。
ブレドルフに連れられて入ってきたのは、故郷の家族たち。当然そこには、妹のセシルもいる・・・
「お兄ちゃん!・・・ぷっ・・・くくく・・・ひゃはははははは!」
いきなり笑い出す妹に、ダグラスも困惑する。
「へ、陛下・・・やっぱり俺、この衣裳・・・」
脱ごうとすると、そばからエンデルクの声が飛ぶ。
「ダグラス!陛下の勅命なるぞ!」
「は、ははっ・・・」
宮仕えの悲しい性だった・・・
169ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/08/24 14:08 ID:X2N41nb7
恋のキューピッドX(10)

「ねえ、そっちはもう準備できた〜!?」
マルローネが大きな声で隣のエルフィールの控え室に声をかけると、返ってきたのはシアの返事だった。
「ええ、こっちは準備OKよ。」
「よし、それでは、花嫁さまのお披露目です〜♪」
ドアが開くと、純白のウェディングドレスが登場する・・・
ダグラスは思わず息を飲んだ。
まるでエルフィールの心のように真っ白な(8割ほどダグラスの思いこみw)ウェディングドレスに包まれた
エルフィールの姿は、天使のように美しかった・・・
「どう?ダグラス・・・似合うかな?」
ダグラスはごくりと生唾を飲み込むと、2,3回首を縦に振った。
あまりの美しさに、言葉が出なかった。
しかし、次の瞬間・・・
「・・・ぷ・・・くくく・・・ひゃはははははは!」
エルフィールも笑い出した。そこにいるのは、自分と同じ、純白のドレスに身を包んだダグラス。
「ど、どうしてダグラスも、ウェディングドレスなの〜!?」
「ほ、ほっといてくれ!」
ダグラスは顔を真っ赤にした。
「さあ、そろそろ式が始まるわ。」
マルローネが促すと、シアは二人の手を取って、お互いに握らせた。
「では入場よ。がんばってね♪」

闘技場の中央に、教会の机が置かれていた。
そしてそこには、一人の神父がすでに立っている。
観客席からは、盛大な拍手と歓声。
今、二人は手を取りあって、その場に歩き出した・・・
170ダミアン ◆.lt5gYzbQ. :04/08/24 14:25 ID:X2N41nb7
恋のキューピッドX(11)

「汝、楽しきときも、苦しきときも、互いに手を取りあい、助け合って、生涯を共に歩みなさい。」
神父の言葉に、エルフィールは疑問に思った。
(どうして命令形なんだろう?普通は、誓いますか?じゃないかなあ・・・?)
その考えを読み取るかのように、神父は口を開いた。
「陛下の勅命です。」

結婚式が無事に終わると、そのまま二人はその場に待機した。
そしてエンデルクが観客席に向かって叫んだ。
「それではこれより、貫通式を執り行う。」
(貫通式・・・?)
直後、教会の机が運び出されて、今度は大きなベッドが運び込まれてきた。
「ベ、ベッド・・・?」
そしてマルローネが入ってくると、彼女はエルフィールの肩に手をかけた。
そしてダグラスの肩には、ブレドルフの手が置かれていた。
「陛下、いっせーのせで、外しますよ?」
「わかった。」
「いっせーの、せっ!」
二人のウェディングドレスの肩についていた一つのボタン。それが外れると、二人のドレスは一気に下に落ちた。
「うわわわわわっ!!!」
「きゃあああああああっ!!!」
二人とも、ドレスの下には何も身につけていなかった。
直後、観客席からはものすごい歓声があがる。
そして、ブレドルフは声高に叫んだ。
「さあ、お前達!思う存分、愛し合うがよい!!!」

今日はここまで(ry
171名無しさん@ピンキー:04/08/24 14:43 ID:dnVxnPta
>>170
乙!
リアルタイムだったよ。
172名無しさん@ピンキー:04/08/24 16:13 ID:VxhYO6PN
>>158
マダー?チンチン
173名無しさん@ピンキー:04/08/24 20:16 ID:4kvdiqvu
>>158
ロードに背中からぶっ刺されるオチきぼん
174名無しさん@ピンキー:04/08/24 21:29 ID:PaE2RzjT
>>170
ワロタ
続きキボン
175名無しさん@ピンキー:04/08/26 20:56 ID:Y4hvtBaE
>164
グッジョブ!
続きキボンヌ
176名無しさん@ピンキー:04/08/27 14:47 ID:LJQRiOam
僕「そう・・旨いよ、エリー・・すごく・・・もうヴィラント山だよ・・」
時と共に激しさを増すエリーのパルフュームに、僕はメテオールしていた。
正直、スレンダーなエリーでは充分満足できるコメートは得られないと思っていたのだが、
エリーの凄まじいゲヌーク壷は思った以上のギガフラム。
エリー「ノルディス、どう?ドンケルハイト?」
僕「あぁ・・・すごく、アロママテリアだよ・・」
自分の上で腰をクラフトするエリーのLV7うにを愛撫する。
僕「愛してるよ、エリー・・・こんな陽と風のロンドしちゃった以上、もう君を浄化炭したりしないから・・・・・・・」
エリー「うん・・・ぅ、ん・・浄化・・炭しないでっ・・私たち・・もう産業廃棄物Dなんだから・・・!」
僕はエリーの千年亀のタマゴを舌でアルベリヒし、エリーは妖精パンを更にメガクラフトする。
僕「ああ・・・君は最高の空飛ぶホウキだよ・・!」
エリー「私・・もう・・・ダメ・・・育毛剤『海藻』しちゃう・・・!」
エリーのぷにぷに玉はもうドルニエの理論だ。
するといきなりアイゼルが急に扉をフラウ・シュトライトした。
アイゼル「あんたたち・・・怪しいキノコ汁!!」
177名無しさん@ピンキー:04/08/27 14:51 ID:+iy76i1R
ワケワカメ
178名無しさん@ピンキー:04/08/27 16:04 ID:MJkyXngH
>>176
うはははははは!
こーゆーノリ大好き!
179名無しさん@ピンキー:04/08/27 22:35 ID:rK35l6of
だれだよ、オールナイト聞いてるやつはw
180名無しさん@ピンキー:04/08/27 23:18 ID:XU3WVqRn
>>176
一瞬なんだろう?と思ったけど
>エリーの凄まじいゲヌーク壷は思った以上のギガフラム
に大爆笑してしまったw

何だよヲイ。
でもこのノリ嫌いじゃないぞ。
181名無しさん@ピンキー:04/08/27 23:21 ID:XU3WVqRn
連続すまん
どう?ドンケルハイトって…

あかん。こんな笑ったのは久々だw
182名無しさん@ピンキー:04/08/28 03:24 ID:M1luRTKp
こういうのは嫌いじゃない
183名無しさん@ピンキー:04/08/28 12:45 ID:ko18GW+D
披露宴でフルコースの途中に出てくるシャンパンシャーベットの趣・・・。
184名無しさん@ピンキー:04/08/28 14:25 ID:bksltyrT
一応誘導というか元ネタを

なんかジャンル?言葉でエロ小説ガイドライン
http://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1083966726/
185名無しさん@ピンキー:04/08/29 11:10 ID:gLr6jFuA
たびたびやられるとイヤだけどな。
たま〜にならイイかも。
186インキュバス:04/08/29 14:42 ID:YcL+eLL1
「フフ、そんなに怖がらなくてもいいじゃありませんか。
これからわたしたちは至福の時を迎えるのですから」
男は、これが同じヒトという生きものとは思えないような、柔らかい肉体の感触に酔い痴れながら囁く。
それに、いい匂いだ」
白磁を思わる滑らかな肌を、男の手が舌が、おぞましい虫のようにいやらしく這いまわり汗や唾液の跡をつける。
それがルイーゼ自身の汗、秘所から染みだす愛液と混じりあい、生々しくも淫媚な薫りを放っていた。
「あぁぁ、わたし、はじめてなのに、こんなの・・・ウソ。悪い、悪い夢なんだわ」
これまで真面目に、学問も仕事も、精一杯誠実にとりくんだつもりだった。
両親も健在で家庭も裕福であったが、家事もすすんでこなし、朝夕の礼拝も欠かさなかった。
なのに神はこんな仕打ちをするのか。
「夢なんかじゃありませんよ。それは貴女の身体が一番よくわかってらっしゃる筈ですが?」
男は冷たく笑うと、ルイーゼの豊かな乳房に鷲掴みにした。ボールのような弾力と、とろけるような柔らかさを兼ね備えた膨らみを
ゆっくりと捏ね、舌を這わせ、頂きにある可憐な薄桃色の蕾を吸い上げる。
「ひゃ、あうン!」
とたんにルイーゼの裸身が、ビクンとはねあがる。
187インキュバス:04/08/29 16:28 ID:YcL+eLL1
乳首を弄ばれると、強い刺激がまるで股間に飛び火するように沸き上がる。
それはあたかも、胸の先端から陰核まで神経が直に繋がっているような錯覚を覚えさせた。
男の愛撫に応えて淫らに反応する身体。
ルイーゼはこのとき、自らが男とと交わって快楽に溺れる
女という一個の肉体であることをはっきりと自覚させられた。
「ほうら、わかりますか?
オッパイを揉まれて、こんなに腰をモジモジさせていらっしやるのは誰でしょうね?
恥ずかしいところをこんなに濡らしていらっしやるのは一体誰なんでしょうかね?」
「ふ、あ、はぅン!こんなの、こんなのって、んクウゥッ!」
瑞々しい、感じやすい乳房を愛撫されるたびに、すでに充分潤っている筈の割れ目は
新たな刺激に応えてジワーっと蜜を吐き出す。
男の指がそれをすくい、硬く尖った肉の芽になすりつけると
「ぬばたまの帳」に奪われたルイーゼの暗い視界が極彩色に染まり
みずからのものとはとても信じられない、愉悦に満ちた、まるで獣のような声がほとばしる
「あっ!ンアァァァァァァァァァァッ!!」
それはついにルイーゼが、淫鬼の魔力に屈伏した瞬間であった。
「・・・驚きましたね。なんて声を出すんですか?」
些か呆然とした声で、男は言った。
「ンもう駄目えぇ・・・はやく、はやく楽にしてください・・・」
188名無しさん@ピンキー:04/08/29 16:43 ID:YcL+eLL1
あんまり長いこと放ってたらかしにして心苦しいのですが、今日はこれまで
この後は近日中に完成させるつもりですので、もし皆さんさえよろしければ書かせてください
189名無しさん@ピンキー:04/08/31 13:35 ID:ebtLYBD7
待ってたぞ!
190名無しさん@ピンキー:04/09/01 03:32 ID:r3KJMOh/
メインディッシュ,キター!
191名無しさん@ピンキー:04/09/03 19:19 ID:i9zbE8nI
保守・・・
192名無しさん@ピンキー:04/09/05 20:51 ID:R569RVqg
保守age
193名無しさん@ピンキー:04/09/07 19:31 ID:BGW4ONDD
保守?
194名無しさん@ピンキー:04/09/08 16:20 ID:AAS1sRHG
ところで>>120のつづきマダ〜
チンチン♪
195名無しさん@ピンキー:04/09/09 00:08 ID:64RAk2vv
>>165の続きも激しく期待
196名無しさん@ピンキー:04/09/09 00:08 ID:64RAk2vv
>>165じゃなくて>>164
197名無しさん@ピンキー:04/09/09 06:34 ID:9mbNk+TE
>>158キボン
198ゴーヤ:04/09/10 22:26:50 ID:2LCGXUyj
野郎達の独白

そろそろ深夜という時間になり街も眠りにつこうかという時間、
だが酒場である飛翔亭はまだ眠る気配は全く見えない時間である。
その店の中のある一席にはダグラスがジョッキを傾けていた。
今日の仕事も終わり明日は非番である、
だから今日は少し羽根を伸ばそうかと飲んでいた。
199ゴーヤ:04/09/10 22:27:23 ID:2LCGXUyj
「っはーっ!」
ジョッキを空にしてどん、とテーブルに置く、
そして一息ついたところに見知った顔を見つけた、
「よう!ノルディス!」
空になったジョッキを掲げ陽気に名を呼んだ。
「あ…ダグラスさん」
名を呼ばれたほうに顔を向けダグラスを見つけこちらにやってきた、
「こんな時間に何してんだ?」
店員をつかまえ追加の注文をしてわはは、と笑いながら質問した、
「頼まれた品の納品ですよ」
ここに座っていいかと、テーブルに指差し答える、
「そっか、そーいやお前も酒場で依頼受けているってエリーが言ってたな」
こくりと首を縦に振りつまみをつつく。
「ええ、今回のは出来が良かったのでちょっと色をつけてもらいまして
 で、小腹が空いたのでそのお金で何か軽く摘もうかと思いましてね」
席につくと同時にノルディスの前に料理が運ばれてきた、
「なるほどな」
ちらりと置かれた皿を見ると夜食向きで軽い料理だったがそれなりの値段のするものだった、
「ほほぅ…、かなり出来が良かったと見える」
「ははは、実はそうなんですよ
 自分で言うのもなんですけどどこに出しても恥ずかしく無い会心の出来だったのですよ
 あ、これどうぞ」
数人で摘めるタイプの皿をテーブルの真ん中に差し出した。
「そっか、それは良かったな、
 これも食ってもいいぞ」
そういいながらずいとダグラスも皿を押し出した。
ノルディスも「いただきます」といいながら手を伸ばす、
二人はしばらく談笑しながら食事を続けた。
200ゴーヤ:04/09/10 22:28:05 ID:2LCGXUyj
料理の八割が消えた頃ダグラスは切り出した、
「で、最近お前達どうなんだ?」
ノルディスはフォークを口に運びにっと笑った、
「非常に良好です」
「そうか、こっちもだ」
ダグラスも同じように笑いジョッキを傾ける、
「そうですか、それは良かった」
「お前とエリーがいる時に鉢合わせた後やけに寛容になるからな」
「そうですよね、彼女は僕達がヤキモチ妬いて怒っていると思っていますからね」
「だから普段出来ないような荒っぽい真似しても怒らないもんな」
「で、この前なんて生きている縄とぷにぷに玉と痺れ薬とうにを使って…ボソボソ…」
「……え?それ本当か!?」
「はい、新しい世界に目覚めそうです」
「うわぁ…」
「やりたいなら今度譲りますよ?」
「よろしく頼む」
すっと手を差し出すダグラス、
ノルディスはその手をぎゅっと握った。
201ゴーヤ:04/09/10 22:29:30 ID:2LCGXUyj
二人が漢の握手を交わしているとカウンターの方から二人が知っている声が聞こえてきた、
「依頼のテラフラム出来ましたー!」
エリーの元気のいい声よく通る声が店の中に響いた、
二人は慌てて手を離し険悪な顔をした、
「あれ、ノルディスとダグラスじゃない?」
エリーは銀貨の詰まった袋を大事に抱えこちらに歩いてきた。
「よう…」
「やぁエリー」
ダグラスは不機嫌そうにノルディスは爽やかに応えた。
「珍しい組み合わせだね」
二人の仲は険悪だと思い込んでいるエリーは首を傾げる、
「そんなこと無いぜ、俺たちは仲良しだからな」
ダグラスは鼻で笑いながらそっぽを向く、
「そうだよ、エリー、
 店がいっぱいで仕方無しに合い席している事なんて絶対に無いからね」
ははは、と目の笑っていない笑みをエリーに向けた。
202ゴーヤ:04/09/10 22:30:02 ID:2LCGXUyj
「それはそうとエリー、
 こんな時間に女の子が出歩くのはあまり感心出来ないよ?」
「でも…」
「でも、じゃないよ、送っていくよ」
すっと立ち上がりエリーの手を引こうとする、
「待てよ、そういうのは俺の役目だよ」
明らかに殺意の篭った視線をノルディスにぶつける
「いえいえ、ダグラスさんはお仕事で疲れているでしょう
 だから僕に任せてくださいよ」
爽やかな言葉とは裏腹に目には嘲笑う光が浮かんでいた、
もちろん二人ともこれは演技である、夜の行為が円満に行くための。
「お前のような青っ白い奴に任せれるか、いくぞ」
ダグラスは強引にエリーの腕を引っ張り酒場を出て行く、
その背中に向かってノルディスはぐっと親指を立てた、
酒場から出る瞬間ダグラスはそれに応えるように親指を立てていた。

今夜も激しくなりそうである…。
203ゴーヤ:04/09/10 22:32:55 ID:2LCGXUyj
というわけで駄文終了です
女二人は踊らされているわけです
そしてあんなことやこんなことをされるわけです
204名無しさん@ピンキー:04/09/11 00:09:03 ID:lb9N10AM
ゴーヤさん乙〜

個人的には、うにで何をしてるか知りたい。
205翼のない天使:04/09/14 20:45:20 ID:cAC+/iZj
…たぶん、パメラ×アーリンです。
嫌な人はスルー推奨。
SS保管人さん、保管庫への掲載は諸事情がありまして、ご勘弁を。


ムルの封印せし迷宮で、アーリンはクレインたちと再会を果たし、再び仲間に加わった。
ダンジョン内のめぼしい宝とマナ石などをゲットして、一行はカポック拠点へと戻り、新たな戦いへの英気を養うべく休息をとる。
パーティーの用心棒的存在意義を、己に見出しているアーリンは、いつも入り口から離れることなく、不意の敵襲に備えて気を緩めない。
皆が寝静まった深夜、ソファに腰掛けた彼は一心に、ある木工細工を製作していた。
彼の手に納まるほどの木切れに、ナイフで一掘りごとに祈りをこめる。
それは供養人形。
ムルに殺された仲間たちの、魂の安らぎを願いながら人型を作っていく。
そしてムルに対する怒りを、あらたにするために。
「あら〜?何を作ってらっしゃるのかしら〜」
突如として眼前に出現した幽霊少女に、アーリンは軽く目を見張った。
柔らかな微笑を浮かべているパメラは、物珍しそうにアーリンの手の中のものを覗き込んでいる。
たとえ幽霊とはいえ、こんな間近まで気配を感じなかったことに、彼は己の修行不足を痛感した。
「……眠れないのでな、ほんの手すさびだ」
答えになっていない答えであったが、パメラは気にした風もなく、ふふっと彼に笑いかける。
「ねぇ、アーリンさん。どうせ眠れないのなら、あたしと楽しいことしません?」
「?」
いたずらっぽいパメラの瞳は、女性が気のある男性に向ける、ある種の艶を含んでいたが、アーリンは意味がわからないというように眉根を寄せた。
お互い、そんな行為のできる肉体を持ち合わせてはいないと言うのに。
パメラはアーリンの両手に、自分の透き通って見えるそれを重ねた。
「じゃあ、いくわよ〜、そ〜れっ」
「!!」
一瞬、目の前の景色が暗転したかと思うと、アーリンはパメラに手を引かれた状態で、カポックの夜の街を見下ろす中空に浮かんでいたのだった。

206翼のない天使:04/09/14 20:46:32 ID:cAC+/iZj
「うふふふっ、わぁ〜い。これでアーリンさんも本当に、あたしと同じ、幽霊仲間ね〜」
今まで見たこともない視点から、街の灯りのきらめきを目にして一瞬、呆然としてしまったアーリンは、パメラの声で我に返る。
「どういうことだ?」
鋭い目つきと口調で問われて、パメラは少し怯えたように肩をすくめた。
「……アーリンさん、怒ってるの?」
「俺にはやらなければならないことがある。あんな壊れかけた体でも、まだ離れるわけには行かないんだ」
アーリンの厳しい声に、パメラはますます首をすくめて、悲しげな声を出した。
「ごめんなさい……でも、アーリンさん、あの体にいると、とっても苦しそうに見えたんですもの……」
「……」
たしかに今のアーリンは、絶えず全身が圧迫されているような、肉体の苦痛から開放されている。
それに、愛らしい幽霊の少女が萎縮してしまっているのを目にして、これ以上強いことは言えなくなった。
「元に戻してくれるのなら、それでいい」
幾分口調を和らげたアーリンに、パメラは大きな瞳を瞬かせて、嬉しそうに微笑んだ。
「もちろん、ちゃんとそうするつもりだったわ〜。あたし、アーリンさんのお邪魔をするつもりはないの。ただほんのひとときでも、いっしょに楽しい時間をすごしたかっただけなんです……」
「……」
「ほら〜、こんな高いところから見る夜の街って、素敵でしょう?あたしこんなとき、幽霊でよかったわ〜って、思うのよね」
「……」
「でも、綺麗な景色を見てると、誰かと一緒だったらもっといいのにね〜って、よく思ってたわ。それも好きな人といっしょだったら、ずっとずっと楽しいだろうな〜って……」
「……」
「だから、アーリンさんと、この景色を見ることができて、あたし本当に嬉しいんです」
笑顔を絶やさずしゃべり続けるパメラに、ようやくアーリンが語りかけた。
「……俺なんかで、いいのか?」
パメラは目を見開くと、頬を赤らめてとろけるような笑みを見せた。
「はい!」
そんな彼女に、アーリンは困ったように、それでも優しく微笑んだのだった。

207翼のない天使:04/09/14 20:47:41 ID:cAC+/iZj
「みてみて、アーリンさん!光るステンド草が、胞子を飛ばしているわ〜、しかも、あんなにたくさん!」
ニルヴィアの泉の水際で、パメラがはしゃいだ声を上げる。
清浄な大気のもとで見上げる満天の星空と、星明かりに清水が煌くさまは、さながら美しい夢のようだ。
光るステンド草の群生の中で、くるくると舞いながら光の粒子を身にまとわせているパメラは、まるで天使のようにアーリンには見えた。
「あ〜、楽しかった〜」
岩場にたたずんでいるアーリンのもとに、パメラがふわりと舞い降りる。
「この場所、素敵でしょう?あたしの最近一番の、お気に入りなのよ〜。だからすっかり慣れて、カポックからでもひとっ飛びで来れるようになっちゃったわ〜」
パメラはアーリンの隣に腰を下ろすと、ドレスの裾を少し持ち上げて、普段は見えないはずの白い素足を、泉の中にそっと浸した。
実際には、浸しているように見えるだけであったが、パメラはとても心地よさそうな表情をしている。
「アーリンさんも、どうかしら?ひんやりして気持ちいいわよ〜」
「……どうやればいい?」
肉体を離れた魂だけの姿ではあったが、アーリンは普段と同じ服装をしている。
今の彼にはどんな物質も、手に触れることができないのに、靴を脱ぐ方法など思いつきもしなかった。
「あら、簡単よ〜?心で思うだけでいいの、今の貴方は何だって、思いのままになるんですもの」
にっこり笑うパメラに、軽く戸惑いながらもアーリンは言われたとおり、心で念じてみた。
すると本当に、彼の靴はどこかに消えうせており、裸足の状態になっていたのだ。
そのまま、泉の中に足を踏み出してみると、たしかに水の感触はなかったが、浸している周囲の気温が違う感覚だけは感じ取れる。
光素を含んだ泉の輝きが、足先を通して伝わってくるようだった。
水際の岩に腰掛けた二人は、しばらく無言で清らかな水の感覚を楽しんでいたが、パメラがふいに、アーリンに問いかてきけた。
「ねぇ、アーリンさん。……あたしのこと、嫌いですか?」

208翼のない天使:04/09/14 20:49:57 ID:cAC+/iZj
「……君のことを、嫌ってなどいない」
気のきいたことなど言えない、アーリンは率直な返答を述べる。
彼の答えに、ぱっと明るい表情になったパメラは、とんでもないことを言い出した。
「じゃあ、あたしのこと、今夜だけでいいから、抱いてください!お願いします!」
「…………」
さすがに絶句してしまったアーリンに、パメラはしょげかえった顔になる。
「……やっぱり、駄目ですか?あ〜あ、がっかりだわ……アーリンさんとなら、いい思い出になると思ったのにな……」
「……どういう意味だ?」
訝しげな顔になったアーリンに、パメラは少し切ない笑みをみせた。
「あたし、昔、竜のいけにえになる前に、何十人かの男の人たちから、立て続けに抱かれたことがあるの。必要な儀式だからって。それでもちゃんと、いけにえの乙女って呼ばれるんだから、笑っちゃうわよね〜」
「!!」
そういえば、あの凍りついたアーレキアの洞窟奥にパメラの体が眠っていると、クレインたちとの雑談でアーリンは耳にしていた。
子供たちと無邪気に遊ぶ、能天気な幽霊少女の意外な過去に、多少驚いたのをアーリンは覚えている。
しかし、まさかここまで凄まじいものだとは、まったくの予想外であった。
たいていの女性にとって、好きでもない男に抱かれることは、ある意味、死よりもつらいことになりえるという。
穢れない、天使のようなこの少女が味わった過去の苦痛を思うと、アーリンはなんともいたたまれない気持ちになった。
「あらやだ、そんな顔しないで〜?あたし、ずっとおとなしくしてたから、ひどく乱暴されたとか、そういうことはなかったのよ?」
彼の内なる心が表情に出ていたのだろう、パメラはあわてて両手を振った。
「君は、やつらのことを怨んだりはしなかったのか?君を犠牲にして、わが身の安泰をはかろうとした卑劣なやつらに、一矢報いてやりたいとは、思わなかったのか?」
思わずアーリンは、彼女にそう問いかけていた。
彼女は自分とは違う、か弱い女性としての力しか持っていないのだと、わかっていても、そう問わずにはいられなかった。

209翼のない天使:04/09/14 20:51:24 ID:cAC+/iZj
パメラはアーリンの問いかけに、軽く首をかしげた。
「う〜ん、あたし、自分の死んだときのことって、よく覚えていないのよね〜。あの氷の中のあたしを見て、ようやくちょっと思い出したくらいで……」
「……」
「でも、思い出した今も、あのひとたちに特別な感情なんてわかないわね〜。だって、もうすんだことだし、気にしても始まらないなら、気にしないほうがずっと楽しくすごせるもの」
「……」
「幽霊になって、あたし自分のお仲間さんにいろいろ会ってきたけど、誰かを怨んだり、憎んだりしながら死んだ人って、見ていて気の毒になる人ばっかりよ?もういいじゃない、自分のために忘れて、許してあげましょうよって、何度も言いたくなっちゃったわ〜」
「……君は……」
「?」
アーリンの声に、パメラはおしゃべりを止めて、彼の顔を覗き込んだ。
「君は、とても強いな……」
「???」
苦笑とともに言われた言葉に、パメラはますます不思議そうにした。
彼女は、自分などよりもはるかに広くて強い心を持っている。
アーリンは、目の前の少女に、畏敬にも似た気持ちを抱かずにいられなかった。
「でもね、あたし、あのときたくさんの男の人に抱かれたけど、その中にはひとりも、アーリンさんみたいにかっこよくて素敵な人っていなかったのよね〜。もし、貴方みたいな人に抱かれてたら、ちょっとはいい思い出になったのにって、それが残念だったわ〜」
パメラの天然そのものな台詞に、アーリンは微かに脱力した。
「……君に悪気がないのはわかるし、褒めてもらってすまないが……俺は自分の容姿が好きではないんだ」
「ええ〜〜〜っ!?どうしてなんですか〜?」
パメラがすっとんきょうな声を上げると、アーリンはここにはいない誰かを、睨みつけるかのごとき視線を中空に投げながら言った。
「俺の姿かたちは、ある男のものを映して創られている。俺がこの世で最も憎む、ムルという錬金術士の男の姿を」

210翼のない天使:04/09/14 20:54:31 ID:cAC+/iZj
「ムル……?ムルって、あたし、どっかで聞いたような……」
パメラはひとしきり首をひねると、何かを思い出してぽんと手のひらをたたいた。
「あ〜っ!思い出したわ〜!カポックの大聖堂で、アルカヴァーナの騎士の人たちとよく、お話をしていた人ね〜!」
「……」
神出鬼没な幽霊らしく、意外なところでパメラも彼らと面識が会ったらしい。
「でも、あのひと、アーリンさんに似てるなんて、全然思えなかったわよ〜?頑固で偏屈そうな、意地悪なおじいさんって感じで、できれば近寄りたくないタイプの人だったわ〜。
あれなら、あそこによくお参りに来ている雑貨屋のおじいちゃんの方が、とっても可愛くってあたしは好みね〜。あのおじいちゃん、あたしのこと天使様じゃ〜って、拝んでくれたのよ、うふふっ」
「…………」
あっけらかんと楽しそうに話すパメラを、アーリンは目を丸くして見ていたが、顔をうつむけると、のどの奥でくぐもった声を出した。
「く……っ」
「あら、どうしたのかしら〜?」
「く、くくっ……あはははははははっ!!!」
世にも珍しい、ともすればいまだかつて誰も耳にしたことのない、アーリンの大爆笑が、ニルヴィアの聖なる地に響きわたる。
心の底から愉快そうに笑うアーリンの顔は、これまで目にしてきたものの中で一番綺麗なものに、パメラには見えた。
そしてしばしうっとりと、パメラは彼に見とれてしまっていた。
ようやく笑い疲れて、目ににじんだ泪をぬぐいながら、アーリンはパメラにこう言ったのだ。
「パメラ……君は、なんと言うか……最高だ」
初めてアーリンから名前を呼ばれ、しかもそんな褒め言葉までもらえて、パメラは天にも昇る心地になったのだった。

211翼のない天使:04/09/14 20:55:59 ID:cAC+/iZj
「ねぇ、アーリンさん。やっぱり、あたしのこと、抱いてはくれないんですか?」
もじもじと恥らいながらも、期待をこめたパメラの眼差しに、アーリンは困ったように視線を落とした。
「……君の気持ちは、とても嬉しい。できれば、俺も君の願いをかなえてやりたい。だが、それは無理な話だ」
「どうしてですか?」
「俺は、できそこないのホムンクルス。戦うためにしか役に立たない、戦闘用の人工生命体。誰かを愛することも、愛されることもできない、不完全な生きものなんだ……」
つらそうに、自分の正体を打ち明けるアーリンに、パメラはあっさり笑って言った。
「あら〜、そうだったの……でも、そんなの関係ないわ、今の貴方は、なんでも思うとおりにできるんですもの〜」
「…………」
深刻な懊悩を簡単に流され、憮然としてしまったアーリンに、パメラは柔らかく微笑みかけて、両手を彼の頬に伸ばした。
「百年前から、貴方に恋していたみたいに、貴方のことが好きなんです。あたしを、女として愛してください……」
一途な想いをこめた瞳に、まっすぐ見つめられ、アーリンは一拍の間を置いて頬を赤らめた。
「パメラ……今は俺も、君を愛したいと思っている……しかし……」
「?」
「……わかるだろう?俺はまったく、そういう経験がなく、知識にも乏しい。……どうしていいのか、わからないんだ……」
自分ができそこないの創られたものだと語ったときよりも、はるかに苦渋に満ちた表情で言葉を発したアーリンに、パメラは瞬きして笑って見せた。
「心配しないで?あたしがちゃんと、アーリンさんにいろいろ教えてあげますから〜」
その言葉は、パメラの心が本当に、大海のように広くて深いと知らしめるものだったが、喜ぶべきか落ち込むべきなのか、アーリンには判別がつかなかった。

212翼のない天使:04/09/14 20:57:40 ID:cAC+/iZj
光るステンド草の叢をしとねに、アーリンとパメラは身を寄せ合った。
お互いに、身にまとっているものはなく、生まれたままの姿である。
たとえ形の上だけでも身につけていた剣を、アーリンは手放すべきかどうか迷ったが、パメラに首を横に振られ、仕方がないと苦笑して手元から消し去った。
身体の線がわかりにくい、ゆったりしたドレスを脱いだパメラは、ちょうど少女から女性へと成長する境目の、しなやかな曲線を持っていた。
永遠に時を止めた少女。
儚げで、触れれば消えてしまいそうな笑みを浮かべる彼女に、アーリンは手を伸ばすのをためらわずにいられない。
だがパメラは恐れ気もなく、アーリンの首筋に触れ、広い胸元に唇を寄せた。
「うっ……」
彼女が自分に触れるたび、その部分から今までまったく知らなかった、未知の感覚が生み出されてゆく。
魂だけの身体には、呼吸をつかさどる器官も、心臓もないはずなのに、息があがり、脈は早鐘を打っている。
「アーリンさん、気持ちいいですか?」
彼の腹筋の辺りに顔を近づけて、腰骨のラインを舌でたどっていたパメラが、上目遣いに見上げてきた。
愛玩動物のような、彼女のそんな仕草ひとつに、アーリンは己自身が熱くなるのを感じた。
「……ああ、だが、どうして……」
思っていることを、うまく口にできない彼の疑問に、パメラは優しく微笑みながら答えた。
「あたしはアーリンさんに、気持ちよくなって欲しいって思いながら触れているの。そして、貴方はそれを受け入れようとしてくれてるから、気持ちよく感じられるのよ〜。ね、簡単でしょう?」
「……よくわからないが、お互いの気持ちがかみ合っていないと、駄目だと言うことか?」
「そうとも言えるわね〜」
「……」
沈黙したアーリンに、ふふっと笑いかけると、パメラはまた、中断していた行為を再開した。

213翼のない天使:04/09/14 20:59:09 ID:cAC+/iZj
パメラの愛撫は、アーリンの身体を徐々に下降していき、とうとう彼の高まった部分へと、その唇を触れた。
アーリンは自分がこんな反応を示していることに、純粋な驚きと感動、そしてわずかばかりの羞恥を覚えた。
「パメラ……もう……」
自分の股間に顔をうずめている少女に、アーリンは息を乱して懇願するような声を発した。
彼女の柔らかな髪に、差し入れている指まで震えだす。
初心な少年さながらなアーリンの様子に、パメラは身を起こすと軽く微笑み、彼の唇に自分のそれを重ねた。
そしてゆっくりと、彼の身体を地に倒し、彼の自身の上に身を沈めたのだった。
二人がひとつにつながりあった瞬間、周囲のステンド草から、光の胞子がいっせいに立ち昇る。
星の瞬く夜空に、吸い込まれていく無数の小さな光の只中、淡い輝きを放つ長い髪を揺らしながら、一心に彼を感じて喘ぐ少女。
切なくも官能的な彼女の姿に、さらに煽られていく己自身の衝動で、アーリンは自分の根源が男としての性を持つものだと、初めて知ることができた。
「ああっ……アーリンさん、凄いの……あたしを、もっと、感じて、感じさせてください……っ」
脳髄に染みいるような声音で、パメラは彼の上で身を震わせ、甲高く啼いた。
どうにかしたいという思いで、アーリンが彼女のほうへ手を伸ばすと、パメラはその手を自分の頬にそっと寄せる。
「アーリンさんの手、大きくて、温かい……」
上気した頬を摺り寄せると、パメラはいとおしそうにその手のひらに口付けた。
そんな彼女がたまらなくて、アーリンは半身を起こすとパメラを胸に抱きしめ、強く腕にかき抱く。
彼女が自分に与えてくれる万分の一でもいい、返してやれたらと思わずにいられない。
「嬉しい……っ、貴方があたしを求めてくれるなんて、もう死んでもいいかもしれないくらい、あたし幸せです……」
パメラは涙ぐみながら、アーリンの背中に腕を回すと、自分の方から何度も彼に口付けた。
肉体という枷に縛られない今の二人は、お互いがお互いを求め、感じあいたいという意思によってのみ触れ合うことができた。
人外の恋人たちは、このかりそめのひとときを無駄にはしなかった。
ふたりともが相手から望むものを得て、与えたいものを与え合うことに専念したのであった……

214翼のない天使:04/09/14 21:00:22 ID:cAC+/iZj
アーリンが目を覚ますと、そこは見慣れたカポック拠点の部屋だった。
階下からは賑やかな仲間たちの声と、朝食のいい匂いが漂ってくる。
階段を上ってくる足音がして振り向くと、リイタがひょっこり顔を出した。
「あ、やっと起きたんだ。アーリンが寝坊なんて、珍しいこともあるんだね」
あれはすべて夢だったのだろうか。
アーリンがソファから身を起こすと、なにかの煌く粒が彼の髪から舞い落ちた。
「あれ?これって、光るステンド草の胞子じゃない」
床に落ちたそれを、指で拾ったリイタが声を上げる。
そこにクレインもやってきて、リイタの横から覗き込んだ。
「本当だ。やっぱり、夜にならないと飛ばないものなんだな」
「でもどうして、アーリンの髪に……?」
死者の魂を導くという言い伝えのそれは、魂のみのアーリンの身体に、ここまでまといついて来たのだろうか。
真偽は定かではないが、アーリンはそれとは別に、昨夜の出来事が単なる夢ではないと、はっきり自覚することができた。
何故なら、あれだけ息苦しさを感じていた重い肉体が、嘘のように軽く感じられていたのだ。
体が治癒したのではなく、彼の内なるマナが、新たな力を得て活性化されたのだと、アーリンは察知していた。
ムルが彼とは似ていないと言ってくれた、真実を見る目を持つ幽霊の少女。
そして彼女は彼の生い立ちを、なんの躊躇もなくそのままに受け入れ、包みこんでくれた……
「翼のない天使とやらは、本当にいるのかもしれないな……」
どこか遠くを見て、一人つぶやいたアーリンの独り言を、リイタが耳ざとく聞きとがめた。
「なにそれ?翼があっても、あたしは天使じゃないって、言いたいわけ?」
「リイタはどっちかといえば猛禽だろ?爪が武器だし……」
フォローどころか墓穴掘りの発言をしたクレインに、リイタの怒りの矛先は向けられた。
「クーレーイーン?いま、なーんていったぁ?」
「うわっ!暴力反対!」
どたばたと追いかけっこをする小さなカップルを、アーリンは少し羨ましそうに、ほほえましい目で見つめたのだった。

215翼のない天使:04/09/14 21:01:34 ID:cAC+/iZj
……そのころ、イリスの寝所では……
「うふふふふっ」
なんと、遺跡に巣食う魔物たちが逃げまどうなか、パメラが手当たり次第に手をかざして彼らのマナを吸収していたのだった。
「うふふっ、ごめんなさいねぇ〜、あたしのマナ、好きな人にたくさんあげちゃったのよ〜。だから、あなたたちから、ちょっと貰っちゃうわね〜」
そんなことを言われても、魔物たちも困るというものである。
「アーリンさん、待っててね〜?貴方のパメラがまた、貴方を癒しにまいりますわ〜」
マナを吸い取られたバンシーやゴーストが、へろへろと暗がりに姿を消していく。
「う〜ん、だいぶん元気でてきたかな〜?今日はディアとヤッケくんとも、森で遊ぶ約束してるし、恋する乙女はいろいろ忙しいわ〜。でもあたしって、冒険者に向いてるのかもしれないわね〜、今度やってみようかしら、うふふっ」
意気揚々とパメラがカポックに凱旋した後、イリスの寝所は物音ひとつない静寂に包まれていた……

彼の天使が、魔物たちから悪霊と恐れられていることは、アーリンはまだ知らない。




おわり
216名無しさん@ピンキー:04/09/15 09:46:39 ID:fBnNGT9D
パメラタソキタワァ〜
217名無しさん@ピンキー:04/09/16 00:03:13 ID:7hloQ/ua
>205
GJ!
パメラtsん可愛いし、文章も上手いし表現もきれいだし、
エロいし萌えるしで大満足。いいもの読ませてもらいました。
218名無しさん@ピンキー:04/09/16 01:04:03 ID:q4hxEYUD
>205
GGGGGJJJJJJ!感動しました。
乙女パメラたん(´Д`*)サイコー
心情がすごい良くわかる。オチも素晴らしかった
イリス実は持ってないけど欲しくなっちゃったよ…パメラたン…



そしてこんな神作品の後でアレなんだが、
バルテル×ヴィオ(微妙にブリ×ロード)投下してOKディスカ…?
エロパロっつうか小説自体初めてでキャラがおかしいことなってるし、
挙句の果てにはクラーラさんの存在完全無視なんだが…
ダイジョブそうなら明日の夜にでも落としに来ます。今エロいとこ書いてる途中なので( ´・ω・)
エロ書くのむずいね…(つД’)
219名無しさん@ピンキー:04/09/16 21:53:41 ID:U8TTVkW5
>218
がんばれ

あ。兄妹ものだと苦手な人もいるかもしれないので
投下前にも、一応その旨書いた方が良いかも

しかし、自分としては 大 歓 迎
220名無しさん@ピンキー:04/09/16 23:58:32 ID:Hq3U4Qp3
俺も(妹がいるにもかかわらず)大歓迎!
221名無しさん@ピンキー:04/09/17 00:02:17 ID:YU4DQSav
私も(兄がいるにもかかわらず)大歓迎。
222218:04/09/18 00:31:48 ID:IBznDuS8
>219-221
オマイラありがとう!
しかし実は今書いてたネタより先に出したいネタが出来ちゃって、しかも途中なんだ・・・
歓迎してくれて嬉しかったんだがもうちょっと時間をクダサイ(つД’)
223名無しさん@ピンキー:04/09/18 08:46:14 ID:FUlthAnU
気長に待つ。
224名無しさん@ピンキー:04/09/19 12:11:27 ID:sdw49ExP
>>220-221
ワラタ
225名無しさん@ピンキー:04/09/20 20:52:15 ID:Jgyz9n+y
保守age
22631 ◆FVMN0boKLo :04/09/21 00:50:22 ID:wuS4yFXj
お久し振りです、ヴェルナー×リリーを投下させていただきます。

「んっ……」
 濡れた音がリリーとヴェルナー、二人しかいない店に響いている。
 飲みさしの珈琲を入れたカップを机の上に置き、いつものように腰掛け目線を落として店を見ているのはヴェルナー。
 そして、そのヴェルナーの足の間に跪いているのはリリーだった。


 久し振りに訪れたヴェルナーの店で、壁から下げられている鹿の首を壊してしまったのは、確かにリリーであるし、
してはならないことをしてしまったことも、事実だ。
 急いで調合したクラフトが暴発したのに、その鹿の首しか被害に遭わなかったのは奇跡的だとリリーは思う。
ヴェルナーも慌てるリリーに、そう言って笑ってくれた。それよりも大丈夫なのかとリリーを心配してくれた。
 けれどどうして、そこからこんな状況になってしまったのだろう。
 後片付けの最中に、リリーはヴェルナーに
「しかし、どうしてクラフトなんて持ってたんだ? どっかに出かける予定も無いはずだったんじゃないか?」
 と尋ねられた。
 特別なことでも無いと思ったりリーは、正直に、
「ウルリッヒ様からの頼まれ物なの。ここに来る用事があったから、ついでにって思って。でも、駄目になっちゃったからもう一回作らなきゃ」
 と答えた。
 それがまさか、こんなことの引き金になるなんて、本当に思ってもみなかったのだ。
 あの飽きっぽくて独自の価値観で生きているヴェルナーが、こんな風に自分に執着するなんて、思ってもみなかったのだ。

 実際に起きていることだというのに、まだ信じられない。そんな風に思いながら、リリーはヴェルナーの雄に舌を這わせる。
 物凄い剣幕で怒られた後、自分でも状況が理解出来ないまま、リリーはヴェルナーの雄と向き合わされたのだ。
 むっと押し寄せる男の匂いは、リリーがこんなに近くで嗅いだことの無かったものだ。
 確かに自分は、怒られるくらいに危険なことをしてしまった。でも、その代償をこんなことで済ませるなんて。
 ヴェルナーと過ごした今までの時間、彼は自分をからかうような部分もあるけれど、いつだって優しかった。
こんな風に無理に体を求められたことだって無かった。
 そうやって考えていると、涙が零れてしまいそうだった。
 と、リリーの耳にヴェルナーの指が触れた。
 ヴェルナーの指は、リリーの耳の輪郭を辿るように動くと、耳の穴をぐるりと撫でる。
「んんっ」
 たわいも無い行為だというのに、背筋がゾクゾクとして、リリーはヴェルナーから口を離して喘いでいた。
「なんだぁ? リリー。こんなことで感じちまってるのか?」
 はじめてリリーを見下ろすと、ヴェルナーはそう言って低く笑った。
 そんなことは無いわ! と否定したくても、耳に触れられて感じてしまっているのは事実なのだから、何も言えやしない。リリーは下を向いて唇を噛み締めた。
 淫らな自分を見られることは、とても恥ずかしく耐え難い。彼の前で体を晒したことは何度だってあるというのに、こんな恥ずかしさを感じることは初めてだ。
恥ずかしいと思うのに、なぜかじんじんと熱を持ってしまう体が、たまらなく憎い。
「まぁ、そんな顔しなさんな。もっと見せてくれよ、リリー」
 顎を持ち上げられて頬にヴェルナーの雄を擦りつけられる。ぬるぬるとした感触が頬を撫でることに耐え切れず、リリーは口を開くと再度彼を咥え込んだ。
 何も考えてはいけない。そう思いながら、リリーはヴェルナーの雄に舌を這わせる。
 張り出した部分より上で舌を動かすと、まるでキャンディーのようにツルツルした舌触りをしているおかげで、少しは楽だった。
だが、それだけを繰り返していると頭を押さえ込まれて、幹の部分に舌を這わせなければならない。
喉の奥にぶつかる先端は、少しでも位置がずれればむせて吐き気を呼び起こす。
むせるような感覚に顔を顰めるリリーを見てもヴェルナーはそれを止めさせようとはしなかった、
「……リリー」
 ヴェルナーの言葉にリリーは視線だけを持ち上げる。と、彼は瞳を閉じて深くためいきをついたところだった。
普段は決して見ることの出来ない彼の表情に、リリーは驚きを隠せない。
 自分が憎いからこんなことをさせているのではないの? 
 そう思っていたのに、ヴェルナーのこんな顔を見てしまうと心は漣を打つ。胸の奥底がきゅんと痛くて、その痛さが体の中を走って行くような気がする。
解放されない痛みは熱となりリリーの体を蝕むのだ。
 ヴェルナーの幹に伸ばした舌を休めることなく、リリーは瞳を閉じて行為に集中することにした。
 一時でも、考えることを止めてしまいたかったのだ。
 ぬちゅぬちゅという、リリーの口元から発せられる音が響いている。
 頭の上からは、ヴェルナーの発する荒い息が微かに聞こえて来る。逃げることを諦めたリリーは、彼が喜んでくれるのなら……、ということだけに集中することにした。
 だが、そうやってリリーが懸命に舌を這わせるようになったというのに、今度はヴェルナー自身がその張りを無くして行く。
「ヴェルナー?」
 閉じていた瞼を上げてリリーが見上げれば、そこには眉間に皺を寄せたヴェルナーの顔がある。
先ほどそっと見上げた彼の顔は、もっと違った表情を浮かべていたはずだ。リリーは黙ったままヴェルナーを見上げていたが、ヴェルナーは何も言わない。
 少しの間沈黙が続いたが、根負けしたリリーはヴェルナーのその部分に、もう一度舌を這わせた。
 先端の部分を舌先でちろちろと舐め上げ、指先で茎の下にある袋を撫でる。
こうすれば、ヴェルナーも喜んでくれるはずと思いながら、リリーはそれを再度繰り返そうとする。
なんとなく、先ほどのように彼の顔を確かめることは出来なかったけれど、それでも、リリーはヴェルナーを悦ばせようと一生懸命だった。
何が彼をいつもと違った彼にしてしまっているのか分からない今、自分に出来ることはこれだけなのだ。
何度も何度も、リリーは心の中で無理に作り出した理由を噛み締めた。
 少しすると、一度硬さを失ったヴェルナーのものも回復しはじめた。
 唾液が絡みちゅむちゅむと音を立てるリリーの舌の動きに合わせて、ヴェルナーの腰もしなる。二人はお互いのリズムを通わせて、一つの快楽へ向かう。
「リリーっ」
 荒い息と共にヴェルナーの口から吐き出される自らの名前。頬を撫でる彼の指先。
 彼に奉仕しているだけだというのに、自らの体も高まっている。
「んむっ……」
 口に含んだ彼を一旦吐き出すと、リリーは先端を唇で優しく挟んだ。くぼみを舌先で刺激すると、ヴェルナーの動きが止まる。
もうそろそろだと思いながらも、リリーはそれを止めようとはしない。
「おい。やめろっ、もう……、や、ばい」
 静止の声と共に顎を捕まれたが、リリーは首を左右に振られても、舌の動きを止めようとはしなかった。
 もうここまで来てしまったのならこのまま……。そう思うのは、今、自分がこうしている相手がヴェルナーだからだ。
 他の誰が相手だとしても、こんなことは思うはずが無い。
 必死に自分を止めようとするヴェルナーをそのままに、リリーは彼を再度自らの口中に迎え入れ、きゅっと締め上げた。
熱い肉の塊は、口中の敏感な部分をざらりとくすぐる。
「……ん。リリー、や、め……」
 言葉ではそう言っているが、ヴェルナーは既に理性を御することが出来ないでいるらしかった。
既に張り詰めていた彼自身は、リリーの与える刺激にぎゅっと大きくなり、そしてそのまま弾けた。

 リリーの口内には、男の匂いが鼻につくどろりとした液体が残された。
 吐き出すことも出来るものだったが、リリーは喉を上がってくるえずきをぐっと抑えて、それを飲み込んだ。
さらに、彼の中にまだ残されているものを唇を尖らせてそっと吸い込む。
「なんで……、お前」
 荒い息を整えながら、ヴェルナーはリリーの顎を持ち上げると呟いた。
 どうすれば良いのか分からない、そんな表情を浮かべるヴェルナーを、リリーははじめて見た気がした。
 彼はいつも、己の感情に忠実で、迷いなんてものは見せたことが無かったのだ。
「だって」
 ヴェルナーに応えて言葉を続けようとするが、ぐっと込み上げてくる吐き気に、リリーは一度言葉を切る。
 すると、ヴェルナーは体を折り曲げてリリーの脇の下に手を入れると、力を込めて彼女の体を自らの膝の上に乗せた。
「どうしてここまでしたんだ」
 酷く真剣な目をしたヴェルナーは、そう言ってからリリーの口を自らのてのひらで拭う。
「吐き出したいなら吐き出せ」
 そう言っててのひらまで差し出してくるヴェルナーに、リリーは首を左右に振って嫌だと応える。
すると、ヴェルナーは机の上に置いてあった冷めた珈琲を口にして、そのままリリーに口付けた。
「ん……っ。ヴェルナー! 何するのっ?」
 普段飲みなれない苦い珈琲の味にリリーが抗議すると、そんなことは問題にもならないとばかりに、ヴェルナーはリリーの額に自らの額を寄せた。
「それは、俺が言いたい言葉だぜ。リリー。どうして、ここまでしたんだ?」
「だって」 
 と、もう一度呟いて、リリーはヴェルナーの瞳をじっと見つめた。ヴェルナーの顔には、最初に行為を強要した時のような冷たさは無い。
 それだけで、安心出来る気がした。
「ヴェルナーがどうして怒ってるのか分からないし、怖かったし」
 そう、行為を強要された瞬間。リリーは怖かったのだ。身近で気安い存在になっていた彼の、あんな様子が。
思い出すと、涙腺に不要な涙が溜まってしまう。
 それだけ言って黙っていると、ヴェルナーの指が伸びてきて、リリーのまなじりをぎゅっと拭った。
「悪ぃ」
 言葉と共に告げられるため息に、リリーは一度唇を強く噛んでから、顔を上げた。
「そうよ! 怖かったんだから! なんでヴェルナーがこんなことさせるのか分からないし、
どう考えてもヴェルナーは怒ってるし、どうしていいのか分かんなかったんだからっ!」
「……悪かったよ。お前が、他のヤツのために夢中になってるの、許せなかったんだよ。だから、なんつーか……」
 ヴェルナーの口から漏れた言葉に、リリーは思わず息を止めていた。今の言葉は、聞き間違いでは無いと思う。
 けれどまさか、いつも飄々としている彼がそんな風に自分のことを考えていたとは、知らなかった。

「わ、悪かったじゃすまないわ!」
 ヴェルナーの顔色が曇ることも気にせずに、リリーはそのまま続けた。嬉しいという感情と、
だからってあれは無かったのではないかという思いが絡まりあって、リリー自身、自分の口を止めることが出来ないのだ。
「ああ、そうだな」
 ヴェルナーが自分から視線をそらす。
 それに気付いたリリーは、ヴェルナーの頬を両手でぎゅっと挟んだ。こんな気持ちにさせたのだもの、目を合わせて聞いて欲しかった。
「ヴェルナー以外の人だったら、そんなだけ言葉じゃ許さないんだから」
 リリーの言葉に、ヴェルナーの瞳が見開かれた。
 その瞬間の、あまりにも意外だといわんばかりの表情に、リリーは思わず笑ってしまっていた。
こんな彼の表情を見ることが出来るなんて、と、少しだけ嬉しかった。勿論、感情と矛盾していることは分かっていたけれど。
「ヴェルナーがあたしの何かに腹を立てたのは分かった。けど、こういうのはあんまり良くないわ。
だから、今度からは何かあったらまず説明してくれる? それを約束してくれるなら、今日のところは許してあげる。それで、どう?」
 自分の能天気さには自分でも時々驚くなどと思いながら、リリーがそう発すると、ヴェルナーはぽかんとした表情を浮かべてから、苦笑を浮かべる。
「先生さまには敵わないな」
「あら? ヴェルナーがあたしのこと先生だなんて思ったこと、一回だって無いでしょ? 
そんな風に呼んでも、きちんと言ったこと守ってくれなかったら許さないんだから。って、きゃっ!」
 リリーが発した言葉の最後の方は、ヴェルナーの胸に吸い込まれてしまっていた。
抗議すれば腕は解かれることは分かっていたが、リリーはあえてそうしようとは思わなかった。
「好きだぜ、リリー。お前のそういうとこ」
 あたしだって、ヴェルナーのこういうとこ好きだよ。と、リリーは心の中で応えていた。
 抱き寄せられる腕は強くて、ぴったりと頬を寄せる胸は適度に厚い。やっぱりこうやって抱き合った方がいい。
 口に出さずにそう思い静かに顔を上げると、ヴェルナーがいつもの顔で笑っていた。
 どうやら、思ったことは同じだったのかも知れない。
「好きだぜ。リリー」
 唇にそっと下りてきたヴェルナーの唇を受け止めて、リリーは彼のシャツを強く掴んだ。「あたしもよ」という言葉は、きっとそれで伝わっただろう。

<終>
23531 ◆FVMN0boKLo :04/09/21 01:03:34 ID:wuS4yFXj

前回、ウルリリを読んで下さった方ありがとうございます。
嬉しかったので、リリーでまた書いてみました。ヌルさ爆発はお許しいただけると orz

あいかわらず リリーたん(;´Д`)ハァハァ です。
236名無しさん@ピンキー:04/09/21 10:30:43 ID:I4xhBB3/
これですよ!甘々でエロエロ!
リリーたん(*´Д`)ハァハァ
23731 ◆FVMN0boKLo :04/09/21 18:52:21 ID:r9A0y4/y
申し訳ありません、色々と誤字脱字あると思うのですが、
決定的なのを一つだけ訂正させてください。

8/8の一行目
「ヴェルナー以外の人だったら、そんなだけ言葉じゃ許さないんだから」

「ヴェルナー以外の人だったら、そんな言葉だけじゃ許さないんだから」

です orz

書いている時も読み返したときも夢中で、全く気付きませんでした。
ヘルミーナとイングリドのお馬さんになって、もっと修行を積んで来ます。
238名無しさん@ピンキー:04/09/22 11:18:46 ID:zAm4OQi8
また書いてネン
239ゴーヤ:04/09/22 17:31:20 ID:GBLo8SZP
百合雑貨の事情を目撃してしまった芥子
激しく落ち込んでいる所をなりゆきで占いが慰める…

ってネタも考えたんだけどね…
何かベタ杉
240名無しさん@ピンキー:04/09/23 09:13:21 ID:B2bbeuvE
芥子 がわかんない。
どれだ?
241名無しさん@ピンキー:04/09/24 02:23:39 ID:UtvdfH0+
芥川龍之介だよ
242名無しさん@ピンキー:04/09/24 16:44:15 ID:G6jTX/aj
つまらん!
次っ!
243名無しさん@ピンキー:04/09/24 19:24:32 ID:VFTxf3PH
・・・そうか「ケシ」農家生まれのテオのことか!

おそらく書いたヤシの狙いとはぜんぜん別のところですっきりしたYO
244名無しさん@ピンキー:04/09/25 12:12:37 ID:wJSA8I6d
UDだと金貸しだの氷室だの溶鉱炉だの言うけど(漏れの周りだけ?) 他のシリーズだとあまり言わないね。
245名無しさん@ピンキー:04/09/25 18:00:16 ID:LzyP1vIm
そういえば言わないね

>239の「百合雑貨」のことを一瞬エロエロレズアイテムかと思った
心が汚れている…orz
24626:04/09/27 16:12:53 ID:uyaUu/tS
HDクラッシュおこして、
ADSLのモデムが壊れて、交換してもネットに繋げない環境で5週間近く・・・
やっと戻ってこれました、近日中に続きあげるんで、平に御容赦を・・・・
247名無しさん@ピンキー:04/09/27 22:44:23 ID:ogNrc9S2
久々の神降臨?!
248名無しさん@ピンキー:04/09/27 23:16:41 ID:aUU1Or6H
>26=246
乙です。がんがって下され。

>244
じゃ、他のシリーズのキャラの愛称も決めよう。
ノルディス=デコッパチとか
249名無しさん@ピンキー:04/09/28 10:27:00 ID:p2zqnxf4
>248
『錬金術師のたまご』だから略して〜、と言うネタがアンソロにあったなぁ。
250名無しさん@ピンキー:04/09/28 12:09:37 ID:EO8V5/IF
れんたまだね!(嘘ごめん)
251名無しさん@ピンキー:04/09/28 23:05:35 ID:zhDjOzag
金まごでしょ?(モロ嘘)
252名無しさん@ピンキー:04/09/28 23:58:39 ID:cKlZ9wCi
れじたご…(嘘無理すぎ

「お嬢様」って愛称だと、人数多すぎてどれだか分からないね。
253名無しさん@ピンキー:04/09/29 01:43:17 ID:ElD2FNHC
シア はたきお嬢
アイゼル 旅する錬金お嬢
アニス 先生志望の錬金お嬢
エルザ 泥棒お嬢
ラステル 電波お嬢or王子様お嬢
ブリギット 肺病お嬢or流星拳お嬢
ブレア パン屋お嬢

てか全部の作品にお嬢さまがいるじゃん・・・
かなり無理のある愛称になったな
254名無しさん@ピンキー:04/09/29 02:36:27 ID:oqFrnuch
>253
ナイスネーミング。貴殿に「ナイスおじょらー」の愛称を与える(←なんかイヤソ

ラステルに「百合」を名乗らせたい所だな。
百合お嬢…でもリリーじゃないし。
255名無しさん@ピンキー:04/10/04 13:43:29 ID:z7Tsd6w6
んじゃサライは褐色お嬢か?
256名無しさん@ピンキー:04/10/11 08:45:55 ID:G5ZXTcNX
久々ですが・・・

まったく気付いていなかった
「まあ、いいか。ノルンが起きる前にもう少し触っておく・・・」
まだ背後にいる(と思っていた)ノルンのほうに視線を戻しながら呟いていたはずのセリフも、振りむいた瞬間に体にもふっとした感触と、いつのまにか天井を見上
げていた事、突如唇をふさがれた事のせいで最後まで言い終わる事ができなかった・・・
(???なんだ、いきなり何が起こったんだ?)
先程の杖のこともあいまって、余計に混乱しつつも、自分の身体の上になにがのっていて入るのか確認しようと視線を天井から自分の体の上に移す。
その先には、
(??????なんで、ノルンが俺の上に乗ってそのうえにキ、キスをしているんだ!?)
そんなことを考えようとしたが、そのまえにノルンの唇がクレインの唇から離され、自由になった口で驚いたばかりで息を止められたおかげで乱れた呼吸を正した。
「ノルン!何でこんな事を突然したんだ!」
自分がさっきまでしていた事など棚に上げつつ、顔を真っ赤にしながらなかば叱るような口調でノルンにこんな事(キス)をした理由を聞いてみた。だが、ノルンは答え
ずにクレインの身体の上に乗ったままクレインの首筋に噛み付いてきた。
「うわっ」
さすがに、自分が噛まれようとしているうえに動けない、とすると数少ないできることは痛みに対して覚悟を決める事と目を瞑る事ていどしかなかった。
カプカプカプカプカプ
そんな音が聞こえてきそうな甘噛みだった。訪れるはずだった痛みは無く、むしろ心地よいくすぐったさだけが首筋を伝わってきた。そんな感覚にクレインが別
の世界にもってかれそうになっている中で、不意に耳元にノルンが口を寄せて、ささやいた。
「クレインはノルンのこと嫌いニャ?」
「なっ!?」
「ノルンはクレインのことが大好きだニャ、ブレアの作ったざんぱんよりも好きニャ、だから一緒にいて欲しいんだニャ・・・ダメかニャ?」
「ダメなんかじゃないけど・・・じゃあノルンが寝るまで一緒にいてやるよ、それでいいだろ?さ、早く俺の上からどいてくれないか?」
「ダメニャ!ノルンの聞いた事にちゃんと答えるんだニャ、人にものを聞かれたらちゃんと答えるんだニャ、ゼルダリア様もよく言ってるニャ」
257名無しさん@ピンキー:04/10/11 08:50:57 ID:G5ZXTcNX
「いや、答えたじゃないか。寝るまででいいなら一緒にいてやるって」
「違うニャ!クレインはわかってないニャ!ノルンが聞きたいのはクレインはノルンのことがすきなのかどうかニャ!」
微妙に目がすわってるノルンに今にも噛み付かんばかりの勢いで質問されたクレインは、
「そりゃ・・・まぁ・・・嫌いじゃないけど・・・」
と呟くようにいっただけだったが、それだけでもノルンは嬉しいらしくもう一度
「本当かニャ?クレインはノルンのこと好きなのかニャ?」
と確かめるように聞き、その質問にクレインはやれやれといった感じで答えた。
「ああ、そうだよ。おれはノルンが好きだ、だから早く俺の上からどいてくれないか?」
「ダメニャ〜♪ゼルダリア様に教えてもらったんだニャ、『もしもノルンに好きな人ができて、その人もノルンのことが好きだってわかったら
押し倒して、あとは少しがんばればずっと一緒にいられる』って」
(ゼルダリア・・・一体ノルンになにを教えてたんだろぅ・・・)
ゼルダリアのあまりの言い分を聞いてクレインはそっと胸の中だけで溜息をついた。
「それじゃクレイン、ノルンと一緒にがんばるんだニャ」
「いや、なにを?それにがんばるにしてもノルンが俺の上からどいてくれないとがんばれないと思うんだけど・・・」
「決まってるニャ♪子作りニャ〜」
「はぁ!?いやいやいやいや、子作りって・・・」
そうクレインが言い終わらぬうちに、ノルンは自分の服を脱ぎ、自らの杖でクレインの腕を縛りクレインのズボンと下着を脱がし、
上着の前のボタンもすべてはずしていた。
「なぁっ!?ノ、ノルンこういうことはどこでならったんだ?」
そんなノルンのテクニックに動揺しつつもとりあえず聞いてみる、答えは半ばわかっているのだが聞いてみる。
258名無しさん@ピンキー:04/10/11 08:55:31 ID:CTwWTap5
>>257
(*´д`)
259名無しさん@ピンキー:04/10/11 22:34:21 ID:chgCUdEE
なかば諦めていたが…
北━━━━━━━━━━!!
職人様、乙&GJです!
260名無しさん@ピンキー:04/10/18 11:17:47 ID:2oDTBu5G
更なる神を待つ
261名無しさん@ピンキー:04/10/28 17:28:19 ID:Mbeklqo6
保守がわりに質問。
801カップリング話の投稿場所ってあるの?
262名無しさん@ピンキー:04/10/28 20:05:01 ID:PpZovoOy
801板では
263名無しさん@ピンキー:04/10/30 01:03:20 ID:VSXdOH+2
書けるか分からんけど、とりあえず聞かせてくれ。
デルザス×マレッタ
とか需要あり?
264名無しさん@ピンキー:04/10/30 10:47:32 ID:RKpkcBvb
切実に希望。
265名無しさん@ピンキー:04/10/30 17:12:46 ID:codBYm1Z
オレはパス。
でも、書けるのなら書いてみ。
需要と供給が一致しなくても、構わないと思うぞ。
266名無しさん@ピンキー:04/10/30 18:24:56 ID:a07Pxd54
脱いだ途端、本性を出してデルサスに乗っかって
ウホウホと腰をふるマレッタが見たい
267名無しさん@ピンキー:04/10/30 20:08:07 ID:xmCYboi+
>>263
ぜひ!
268名無しさん@ピンキー:04/11/01 13:49:48 ID:xrdJ/VVo
たまに原点回帰でマリーの作品も読んでみたい。
生きてる縄で捕まえたナタリエにマリーとフレアと二人がかりでおしおき♪ とか・・・
269名無しさん@ピンキー:04/11/01 15:23:56 ID:T+sOhYcY
              臨

          ,〜((((((((〜〜、
   前     ( _(((((((((_ )     兵
         |/ ~^^\)/^^~ヽ|
          |  _ 《 _   |
          (|-(_//_)-(_//_)-|)
           |   厶、    |
 在         \ |||||||||||| /        闘
            \_______/
          γ       ヽ
           | | γ|ヽ  | |
   烈      ゝ 二人二  ノ      者
        γ ̄         ̄ヽ
         ゝ二二.. ̄| ̄..二二ノ
             \|/
        陣           皆


         http://lin.kz/?huk3r
270名無しさん@ピンキー:04/11/02 02:42:48 ID:RV6obhff
271名無しさん@ピンキー:04/11/02 02:43:18 ID:RV6obhff
>>235
お返事おくれましたが(見過ごしたので)
素晴らしいできです!

次もお願いしますです。
272名無しさん@ピンキー:04/11/03 00:34:46 ID:BVKvn1RP
ノルエリ…

ダメっすかねぇ
273名無しさん@ピンキー:04/11/05 01:40:44 ID:ZoNY+saQ
マリーは、自分の娘を人体実験に使って薬漬けにしてそう
274名無しさん@ピンキー:04/11/05 02:15:58 ID:forZw7MH
>>273
むしろシアだな。
病気を治すと次々に新薬を投与。
シアが元気になったのは怪しい薬を数多く飲まされた結果、異常に抵抗力がついたためw
275名無しさん@ピンキー:04/11/05 12:03:01 ID:JHqiWtBx
>274超納得。ところで今日はマリーの誕生日だね。
276名無しさん@ピンキー:04/11/08 23:23:44 ID:FkK7U1Fo
マイナーだけど
クルト×リリーの話が読みたい。
誰か書いてくれませんか?
277名無しさん@ピンキー:04/11/09 08:08:58 ID:tvOqCJP4
ゲルハルト×リリーをキボンヌ。
ゲルやん、人気ないのかのう・・・。
278名無しさん@ピンキー:04/11/09 19:47:09 ID:3nu87MlZ
クルト…不倫ってことか


いいね
279名無しさん@ピンキー:04/11/11 21:32:19 ID:Qzp8reZE
>>277
ゲルやんは、基本的にお笑いキャラだからナー ○|_| ̄
いい奴なんだけど、照れ屋すぎて扱いづらいです。
エロよりお笑い話になってしまいます。
280名無しさん@ピンキー:04/11/13 00:20:15 ID:r3xdTvmg
ゲルでシチュを考えてみる…

シスカに飲み比べで負ける
へべれけゲルを担いで家まで送るリリー
酔っ払っており正常な思考が出来ず八つ当たりでリリーを襲う
翌日酔いが覚めて平謝り

逆パターン
エーデカクテルで潰れるリリー
とりあえず連れ帰ろうとするゲル
酔っ払っていつもより大胆なリリーさん
  ・  ・  ・  調  合  中  ・  ・  ・
乙男の涙が出来た!

酒の力を借りんとシチュすら思い浮かばん
ゲルはどう考えてもいいやつ過ぎて絶対に鬼畜キャラには出来そうにないし…
人知れず悩む事もあんま無さそうだし(長い友は除く)
やっぱ難しいね
281名無しさん@ピンキー:04/11/13 01:25:45 ID:5WOqYCjK
音痴×リリー
アップルパイとか、瞑想とか、武器屋でとか、
ラフ調合出来る素材は有ると思うが。
282名無しさん@ピンキー:04/11/13 01:33:49 ID:fef1NB1a
>>280
個人的に2番目のシチュがイイ(・∀・)!
最初はからみ酒で、その後大胆なリリーたん(*´д`)ハァハァ
送った後、帰ると言い張るゲルに、栄養剤をラフ調合して作った、
即効性の精力剤をぶち飲ませて、帰るに帰れなくしてもいいかもしれん

なんかもうグダグダにでもせんと、この2人は難しい気がする。
283282:04/11/13 01:44:39 ID:fef1NB1a
>>282
一行抜けてた…(;´Д`)

んで、精力剤を飲んで、それでも帰ると言い張るゲルに
急にからみ酒から一転、大人しくなったリリーが、体を寄せて
「あたしのことどう思ってるの…?」とポツリ。

大胆じゃなくなった。スマソ
284名無しさん@ピンキー:04/11/13 01:47:24 ID:gtxmXj5f
どのシチュもイイ (・▽・)b

リリーたん(;´Д`)ハァハァ
オンチたんリリーたん(;´Д`)ハァハァ
285名無しさん@ピンキー:04/11/14 10:14:44 ID:yHQLLh4d
ゲルやんって、いいカラダしてそうじゃん。「厚い胸板」って言葉が
浮かんだ時点で私の場合(;´Д`)ハァハァ してしまうのよね。
酔いちくれるのはリリさんの方が妄想しやすいかな。
「おい!しっかりしろよ。しょーがねェなあ、ったくよォ・・・」なんて
言いながら介抱するゲルやん。トロンとした目で「うふふふー」
ってゲルやんから離れないリリさん。なんてありふれたシチュ!
あ〜読みたい読みたい!本気でどなたか書いてくれないかなあ。
286名無しさん@ピンキー:04/11/17 22:02:57 ID:Bvav4FOo
保守
287名無しさん@ピンキー:04/11/20 20:37:59 ID:w2V+C4TR
保守age
288名無しさん@ピンキー:04/11/21 00:28:13 ID:v/vBNz+m
「ほら!ちゃんと歩けってリリー!」「ふに〜!」酔ったリリーを支えるように歩くゲルハルト。リリーの店に辿り着く。見慣れない道具の並んだリリーの部屋に、物珍しそうにキョロキョロする。「げるは〜!なぁにキョロキョロしてんのよぅ〜!」
289名無しさん@ピンキー:04/11/21 00:30:55 ID:v/vBNz+m
酔っている割に寝ようとせず、からみ酒なタチなのか、ゲルハルトの首筋へ腕を投げ出すリリー。「おまっ…早く寝ろって!」そっけなくリリーの腕を振り払うゲルハルト。しかしその頬は赤い。
290名無しさん@ピンキー:04/11/21 00:38:58 ID:v/vBNz+m
「うふふふ〜げるは〜って…意外と胸板厚いのね〜…」と。リリーは振り払われた手を、ゲルハルトの背後から這わせた。「なっ……!」リリーの細い指が、まさぐる様にゲルハルトの胸を這い回る。酔った上での行為とはいえ、反応せずにはいられない。
291名無しさん@ピンキー:04/11/21 00:44:25 ID:v/vBNz+m
「やめっ……ろって!」リリーの腕をなんとか止めようとして。重ねた手は、いつの間にかリリーのふくよかな胸に当てがわれていた。「あたしのも……さわって?」「な……っ!」驚いてはみたものの、掌に感じる柔らかい熱と、何より…潤んだリリーの瞳に、ゲルハルトの理性は吹き飛んだ。
292名無しさん@ピンキー:04/11/21 00:47:53 ID:v/vBNz+m
眠くなったので寝ますzzz要望あったらまた書きますわん♪
293名無しさん@ピンキー:04/11/21 01:36:02 ID:i2/bUXfr
>288-292
乙。あと、適当なところで改行するのと
書き込みに半角小文字でsageといれて下さい。
携帯からだと面倒でしょうがお願いします。
294名無しさん@ピンキー:04/11/21 06:31:23 ID:kCXN3ifL
ルイーゼレイプ編はマダ?
295名無しさん@ピンキー:04/11/21 21:15:49 ID:gK4fjGx4
>>288-292
ゲルリリ(;´Д`)ハァハァ
いいっすねえ〜。ぜひ続きをお願いします。
気長に待ってますよん。
296名無しさん@ピンキー:04/11/25 21:22:52 ID:GEdfVgol
ほしゅ
297名無しさん@ピンキー:04/11/28 23:13:29 ID:AyxzArCb
ほしゅー
298名無しさん@ピンキー:04/12/02 13:26:59 ID:Lw04EFDJ
ほっほっほ しゅっしゅっしゅ
299名無しさん@ピンキー:04/12/06 12:34:25 ID:pgUeuyI2
ホシュ ソシテ age
300名無しさん@ピンキー:04/12/10 08:49:28 ID:AflfdgOf
保守
301名無しさん@ピンキー:04/12/16 08:57:31 ID:xSZ9m/ui
保守
302名無しさん@ピンキー:04/12/16 19:33:01 ID:ilFWppjs
リリーたんハァハァ
303名無しさん@ピンキー:04/12/19 00:34:03 ID:O6Cr7fg9
ユーディーの話が読みたいけどサイト少ない・・・。
304名無しさん@ピンキー:04/12/19 12:06:59 ID:PKlrMxFN
>303 禿同
305名無しさん@ピンキー:04/12/20 01:16:03 ID:ATYo8hJE
神コナーイ
306名無しさん@ピンキー:04/12/21 04:47:28 ID:ZGzG20N+
ユディだと、相手は誰がいい?
307名無しさん@ピンキー:04/12/21 08:27:54 ID:7ziPM4mO
>>306
不幸男。雨に降られていちゃいちゃキボンヌ
308名無しさん@ピンキー:04/12/21 17:02:44 ID:FSPF+As7
>306
金貸し。借金のかたを体で。
309名無しさん@ピンキー:04/12/22 00:49:53 ID:J879qOXl
>>306
ラステルでユリー。
310306:04/12/22 12:09:41 ID:nRrcXFAO
とりあえず先着で、アデユデに挑戦します。 ヴィトユデ、ラスユデ私も読みたいので誰か書いてー。
311306:04/12/22 19:03:25 ID:hh9mpMMv
ユーディー×不幸男、雨に降られていちゃいちゃ投下します。
312306:04/12/22 19:03:42 ID:hh9mpMMv
(1/9)
次第に強くなる冷たい雨の中、盛大に水音を立てながら二人が走っている。
「アデルベルト、早く早く!」
数歩先を行っていたユーディーが立ち止まり、後ろを向いて手招きをした。
「待ってよユーディット……うわあっ!」
急かされ、慌てたアデルベルトはびちゃんと一際大きい音を立て、ぬかるんだ道に
倒れ込んでしまった。
「……」
「ごめん、ユーディット」
泥水でぐしょ濡れになったアデルベルトは済まなそうな顔をする。
主人に怒られ、しょんぼりしている気の優しい大型犬。ふいにそんなイメージを
思い浮かべたユーディーは、アデルベルトに手を差し出しながら微笑んだ。
「ううん、あたしこそ急がせてごめん。もうお互いびしょ濡れになっちゃったし、
 これ以上濡れても濡れなくても変わらないよね。ゆっくり行こ」
「うん、ありがとう」
アデルベルトはユーディーの手を握り、起き上がった。

足元に気を付けながら進み、手頃な洞窟を見つけた二人はそこで雨をやり過ごす事にした。
脱いだ鎧と身体中に付いていた泥や雨水を簡単に拭き終わったアデルベルトは、
ユーディーが準備したたき火の側にあぐらをかき、肩を落としてため息を吐く。
「どうしたの?」
ユーディーはすっかり濡れてしまった赤い上着を脱ぎ、それをやわらかく絞った。
「ううん、また雨降っちゃったなあ、って思って。さっきも泥の中に転んじゃうし、
 僕の不幸って本当に底なしなんだなあ、って」
「うーん……」
かける言葉が見つからず、ユーディーは曖昧な返事をする。
313306:04/12/22 19:03:53 ID:hh9mpMMv
(2/9)
「あ、アデルベルト、まだ顔に泥が付いてるよ。拭いてあげる」
落ち込んでいるアデルベルトをどうにかして元気づけようと、ユーディーは意識して
明るい声を作る。カゴの中からやわらかい布を出し、水筒の中のきれいな水を含ませた。
「いいよいいよ、自分でやるよ」
「いいから。あたしに任せなさい」
照れているアデルベルトのすぐ隣りに膝をついたユーディーは、濡れた布で
優しく彼の顔を拭いてやった。
「……あたしは、幸せだけどな」
手を動かしながら、ユーディーはほんのりと頬を赤く染める。
「えっ?」
「ん、雨が降ってアデルベルトが転んじゃったから、こうやってアデルベルトの
 顔とか拭いてあげられるし」
頬や額を拭き、最後に鼻をなでてから、
「これ、仕上げね」
目を閉じて、鼻の頭に軽いキスをする。
「雨、降ると寒いじゃない? だから、こうやって」
泥で汚れた布を放り投げたユーディーはアデルベルトの膝の上に横向きに乗ると、
彼の首に両手を絡ませた。
「ぎゅってくっつくと、あったかくて気持ちいいし」
広い胸に顔を押し付け、しっかりとしがみつく。
「ユーディット」
「えへへ、アデルベルトにくっつくの、大好き」
本当に嬉しそうな声を出すユーディーの頭を、アデルベルトはゆっくりとなでた。
「ユーディットの髪、濡れちゃったね」
片手をアデルベルトの肩に置いたまま、ユーディーはもう片方の手で彼の硬い髪を
かりかりとひっかいた。
314306:04/12/22 19:04:06 ID:hh9mpMMv
(3/9)
「アデルベルトも、髪濡れて冷たくなってるね」
アデルベルトの頭をそっと引き寄せたユーディーは、首を傾けてくちびるを近付けた。
彼の頬や顎をくちびるの先でついばむように、ちょんちょんと辿っていく。
「ほっぺも、冷たい」
彼のくちびるに自分のくちびるを合わせ、そして離す。
「くちびるも、冷たくなってるよ。あっためてあげる」
とろけた、甘えるような瞳でアデルベルトを見つめる。それからもう一度、今度は
舌を絡ませる濃厚なキス。
「だから……、ね、あたしもあっためて」
「あ、ああ、うん」
積極的なユーディーの行動に圧倒されかけていたアデルベルトがごしごしと
彼女の細い肩をこする。
「もうっ、違うわよ。こっち」
困ったような、照れたような顔をしたユーディーは、アデルベルトの手を取ると
自分の胸に手のひらを当てさせた。雨の湿り気を吸って、黒いアンダーシャツは
彼女の乳房にぴったりと貼り付いている。
寒さのせいなのか、それとも興奮してしまったからなのか、すでに小さく固く
尖っている乳首の存在を感じると、アデルベルトは手のひらでそれを転がした。
「うっ、ん」
アデルベルトの腕の中で、ユーディーが身体を小さく震わせる。
「ね、触って、直接」
「うん」
言われるままにアデルベルトがむき出しのお腹に指を滑らせると、
「きゃっ」
その冷たさにユーディーが身をすくませて小さな悲鳴を上げる。
315306:04/12/22 19:04:16 ID:hh9mpMMv
(4/9)
「あっ、ごめん」
アデルベルトはすぐに手を引こうとした。しかし、ユーディーはその手をしっかりと
押さえてしまう。
「ううん、平気。あたしがあっためてあげる、って言ったでしょ」
ユーディーは自分のアンダーシャツの裾を持ち上げた。ぎゅっと目をつぶると、
思い切って彼の手を自分のシャツの下に潜らせる。
「ダメだよユーディット、僕の手、冷たいから」
「いいのっ」
まだ膨らみきってない乳房に手を当てさせ、シャツの上から小さな両手でそれを覆う。
「ねえ、アデルベルト、あったかい?」
胸を包んでいるアデルベルトの手の冷たさに耐え、笑顔を見せるユーディー。
「うん、ものすごくあたたかいよ、ユーディット」
そんな彼女を見て、アデルベルトの身体の中心にどくん、と熱い血液が脈打った。
「今度は、僕があたためてあげるね」
彼女のやわらかい肌で体温の上がった手で、胸のふくらみをゆっくりとまさぐる。
「う……ん」
敏感な部分に触れる度、ぴくり、ぴくりと身体が震える。
「ね、ねえ……、アデルベルト」
はあっ、と熱いため息を吐きながら、目に涙を滲ませたユーディーが彼を見上げた。
「胸、だけじゃなくて、あの、ええっと」
自分から彼の手を胸に押し付けておきながら、さすがにそこに彼を誘うのは
ためらってしまうらしい。ユーディーはわずかに脚を開き、腰をくねらせる。
「あの……、ね? もっと、あの、違うとこも」
恥ずかしそうな上目遣いでちらちら、とアデルベルトを見上げ、更に脚を広げる。
316306:04/12/22 19:04:40 ID:hh9mpMMv
(5/9)
「ああ、うん」
その仕草にやっと気付いたアデルベルトは、あたたかくなった手をユーディーの
太ももに伸ばす。湿ったストッキングをなで上げ、短いスカートの中にそっと
手を差し入れた。
「う……んっ」
手のひらで、内ももをあたためるようにゆっくり、ゆっくり。
「や、あんっ、アデルベルトっ」
探るようにゆったりとした手の動きは、まるでユーディーに意地の悪い焦らしを
与えているようだった。
「やだあっ、ねえ、ちゃんとしてよぉ」
はあはあ、と荒い呼吸をしながら、ユーディーは彼の固くなりつつある場所に
腰を擦り付ける。
「うん」
開かれた脚の付け根を覆っている白い小さな下着の中心を、アデルベルトは
指の先でそっとこすった。
「んっ、ん」
もっと強い快楽を期待して、ユーディーは目を閉じ、彼の胸に顔を埋める。
しかし、アデルベルトはそれ以上の刺激を与えようとしない。
「アデルベルト、何で? ねえ、もっとして欲しいのに」
真っ赤になった顔を上げると、こらえきれない涙が一粒頬に落ちた。
「何で、いつもあたしが『して』って言わないとちゃんとしてくれないの? 
 恥ずかしいんだからね、そういう事言うのって」
「あ、ああ、ごめんね、でも」
羞恥に頬を染めているユーディーを見つめるアデルベルトの顔も、彼女に劣らず
赤くなっている。
317306:04/12/22 19:04:58 ID:hh9mpMMv
(6/9)
「あたしに触るの、やなの?」
「そんな事ないよ、でも」
アデルベルトは困ったようにぽりぽり、と頭を掻いた。
「僕って不器用だろう? もし君を傷付けたりしたらいけないと思って」
「あたし、平気だよ。少しくらいなら我慢できるもん」
断固とした表情のアデルベルトは、首をしっかりと左右に振った。
「絶対、君に痛い思いとかさせたくないんだ。だからさ」
最初した時は痛くさせちゃったけど、と口の中でもごもごつぶやく。
「……」
涙で濡れた目で微笑むと、ユーディーはアデルベルトに強くしがみついた。
「ありがと。えへ」
自分を、とても大切にしてくれるアデルベルトの気持ち。その思いを噛みしめながら
甘えるように頬をこすりつける。
「でも、本当に大丈夫だよ、あたし」
ほんのわずか腰を浮かせ、ユーディーは自分の下着をずらした。
「あたし、アデルベルトに触ってもらうと、すぐこんなになっちゃうから」
ユーディーはアデルベルトの手を握ると、改めて自分の脚の間に導く。
「ん、っ」
そのまま、すでに粘つく愛液であふれている中心に彼の指を当てさせた。
「ね?」
可愛らしく首をかしげ、赤くふっくらとしたくちびるを彼に押し付ける。
「う……、んっ」
ねばつく、熱い液体を絡ませながら、ようやくアデルベルトの指が動き始める。
「あっ、き、気持ちいいよう、アデルベルトの指」
割れ目に沿って指を上下させ、小さな突起の上でくるくると円を描く。
318306:04/12/22 19:05:09 ID:hh9mpMMv
(7/9)
「ユーディット、すごく熱くなってる」
「だって、だってぇ、んんっ!」
愛液を垂れ流している狭い穴に指の先端を埋める。軽く出し入れを繰り返しながら
徐々に深い場所まで沈めていくと、ちゅぷちゅぷと濡れた音が響いた。
「あ……、もう、ねえ」
切ない声でねだりながら、ユーディーはアデルベルトの中心に手を伸ばした。
「これ、ねえ、いいでしょ? ねえ」
すでに大きく育っているそれを、更に大きくしようと手でしごく。
「えっと、もう、入れてもいいの?」
「いいよっ! いいから、早くぅ」
アデルベルトが腰を上げ、ズボンを脱ぐ動作を待つのももどかしく、ユーディーは
彼の脚の間にしゃがみ込んで頭を下げる。ぴくぴくと脈を打つ赤黒いモノが
顔を出すと、片手で髪をかきあげながらその先端にしゃぶり付いた。
「んくっ、んっ」
ぺちゃぺちゃと音をさせながら、舌で唾液を全体に塗り伸ばしていく。
「はあっ」
根元まで丁寧に濡らすと、口元を手でぬぐって身体を起こした。
「アデルベルト、好き」
片手をアデルベルトの肩にかけ、もう片方の手で彼の中心を支えるとそこに
自分の位置を合わせてゆっくりと腰を下ろしていく。
「僕も好きだよ。大好きだよ、ユーディット」
「嬉し……ああんっ!」
太く、固いモノがずるりと飲み込まれると、ユーディーは嬉しそうな悲鳴を上げた。
「ユ、ユーディット、痛くない?」
「痛く……、ないよ、入っただけで、気持ちい……んっ」
両手をしっかりと彼の首に絡ませて、すぐに腰を上下させる。
319306:04/12/22 19:05:21 ID:hh9mpMMv
(8/9)
「気持ち……い、から、アデルベルトも、して?」
「うん」
彼女の身体を愛おしそうに抱きしめると、アデルベルトも快楽を得ようと
腰を揺らし始める。
「ああっ、んっ」
ぶるっ、と全身を震わせ、じわじわと滲んでくる快感に耐えきれずにユーディーは
きつくくちびるを噛んだ。
「すごい……、ものすごく熱くて、気持ち、いいよ……ユーディット」
うっとりした声でつぶやくと、アデルベルトはユーディーにくちびるを寄せる。
「あたしも……、あたしも、だからもっとして。キスもいっぱいして。もっと」
くちびるが重なると、ユーディーは自分から舌を差し入れ、彼の熱い口内をまさぐった。
「くっ、うん」
ユーディーを突き上げるアデルベルトの動きが、だんだんに速くなってくる。
「ユーディット、中、気持ちよくて、僕、もう」
「んっ、いいよ、来て。あたしの中に、いっぱいして」
アデルベルトはユーディーの太ももを抱えると、自分の快楽に向けて彼女の身体を
激しく揺さぶる。
「あっ、すごい……ね、いっちゃう時、キスして」
「ん」
返事も短く、アデルベルトはユーディーのくちびるに自分のそれを押し付ける。
「ふっ……」
次の瞬間、折れてしまいそうな程にユーディーを抱きしめ、彼女の身体の
奥深くに熱く濃い液体を迸らせた。
「くっ……、う、はあ、っ」
満足そうなため息を吐くと、すぐにユーディーを抱いていた腕を緩める。
「あっ、ご、ごめん。痛くなかった?」
「ううん、全然。とっても、嬉しかった」
ユーディーはくすぐったそうに微笑むと、アデルベルトの頭に腕を回して引き寄せた。
320306:04/12/22 19:05:40 ID:hh9mpMMv
(9/9)
次の日、雨はすっかり上がり、抜けるようなな青空が広がっていた。
「わあー、いい天気!」
まだほんのりと湿り気の残っている服を着たユーディーは、洞窟から出ると
眩しそうに目を細めた。
「本当だ、良かった……」
ほっと肩の力を抜くアデルベルトにユーディーが笑いかける。
「雨が上がった後の空って、きれいだよね。あたし、大好き」
それから、アデルベルトの方へと手を伸ばした。
「アデルベルトと一緒にいると、いつもきれいな空が見られるよね」
「ああ、うん」
照れた顔をしながら、アデルベルトは自分の手を重ねる。
「だからあたし、大好きだよ」
にっこりと笑いながら、ユーディーはアデルベルトの手をしっかりと握りしめた。

(終わり)
321名無しさん@ピンキー:04/12/23 00:03:21 ID:J879qOXl
積極的なユーディー萌え。
へたれアデルベルトイィ!
322名無しさん@ピンキー:04/12/23 00:05:43 ID:0Ix+QT9m
GJ!アデとUDの関係が全開で感激です(*´д`)ハァハァ
323名無しさん@ピンキー:04/12/23 03:10:04 ID:CLg95wfA
素晴らしい!
324名無しさん@ピンキー:04/12/26 01:41:48 ID:Uq5poOFv
みんなクリスマスは忙しかったのかな保守
325名無しさん@ピンキー:04/12/26 03:26:52 ID:mvCwZnnR
原稿やってんじゃないの
326名無しさん@ピンキー:04/12/31 19:07:08 ID:837SNjS5
冬コミ1日目行ったけど、アトリエスペースは減る一方だな…
327名無しさん@ピンキー:04/12/31 21:52:13 ID:tjsl2l+/
そういやオンじゃダグエリばっかなのに、オフだとほとんどみないよな
328名無しさん@ピンキー:04/12/31 22:28:28 ID:p+q9TbZA
2日開催で当選率かなり厳しかった模様。
夏にはまた増えているよ。
329名無しさん@ピンキー:05/01/02 03:06:07 ID:berujjP+
減ったのか。やはりな…とは思うがさびしいな。
エロも少ないんだろうな。エロなしなら最近は合同企画とかあるみたいだが
質はどうなんだろうか。
330名無しさん@ピンキー:05/01/02 22:44:47 ID:X9AxFoEu
質より量って感じだな。
1人か2人のウマーな作家のために厚い本を買うのは・・

合同企画みたいなのが増えてるのを見ると
だんだん1人で本作るのが苦しくなってるんじゃないかな
331名無しさん@ピンキー:05/01/03 14:46:57 ID:OT6WXGr1
ウマーな人いますか?
オンのみの作家が参加してるのも目玉だが、やはりブラウザマジックでたいした
ことないんだろうか。文書きも含め。
332名無しさん@ピンキー:05/01/03 22:25:14 ID:es6/lYQl
333名無しさん@ピンキー:05/01/04 02:35:34 ID:wEO28kaD
買う奴も減ったんでない?
ゲームだって売れないしさ。
注目度低いし作っても需要が低そうだよ。
こんな事いいつつアトリエ大好きだけどさ
334名無しさん@ピンキー:05/01/04 04:56:07 ID:wBmophKu
やっぱ原点回帰して欲しいねぇ。
イリスつまんね。
335名無しさん@ピンキー:05/01/06 03:10:09 ID:W/mS1/TR
冬行けなかったんだが、1人か2人でもウマーな人がいるなら欲しいかも。
そもそも量がないから質より量でも企画は素直に有難いと思うことにするよ。
もうオンリーイベントとかは夢のまた夢なんだろうな…
336名無しさん@ピンキー:05/01/08 01:15:12 ID:Q1q8ECAo
アトリエも下火だな。エロも少ないが、そもそもサイト自体が少ないからな。
2ちゃんねるではここの板に限らず、アトリエのサイトについての話題もあまり聞かないな。
337名無しさん@ピンキー:05/01/08 04:41:59 ID:AHyVdsKj
>>336
新作が出る度に売り上げが下がって行くしね…
サイトは、あってもエロがない…
338名無しさん@ピンキー:05/01/08 14:59:59 ID:uJTKzGqc
山形伊左衛門を起用しる!
桜瀬虎姫とまでは言わんから・・・
339名無しさん@ピンキー:05/01/10 10:42:19 ID:iRLGZ3w/
緊急保守
340名無しさん@ピンキー:05/01/10 22:17:46 ID:nqKm0PRb
サポセンできてから裏サイト作りにくくなったなあ。
なんか監視されてる感が(気のせいかもしれないけど
まあ、メーカーにとっては成人向けサイトなんか無い方がいいんだろうけどな
341名無しさん@ピンキー:05/01/10 22:27:02 ID:4DKJXVqH
やー。監視されてるよ。
G社の更新チェックのロボットめちゃくちゃウザイもん。
健全だけどそろそろサポターやめるよ。
342名無しさん@ピンキー:05/01/10 23:45:57 ID:fUrPgvrz
そうなんだ……
うちはサポーター登録してないからロボットとか来てないだろうけど
(解析入れてない・でも来たら即停止言い渡されるの間違いない)
黙認してくれないかなぁ。
343名無しさん@ピンキー:05/01/11 19:59:28 ID:GuaIcEY4
そうそう停止されないと思うけどなー。
今までに止められたのは某デッPッPが書いたラス&ユデのエロ小説だけ。
元の世界に帰るユデをラスが軟禁して浣腸ブッさす話。
344名無しさん@ピンキー:05/01/11 21:36:13 ID:In1kH2Uz
y○ppyさんのサイトから、成人向けアトリエ描いてる方のサイトへ堂々とリンク
してるくらいだから、よっぽど酷い悪目立ちしなければ、まあ大丈夫じゃないかな。
がんがってこっそりサイト運営してね>342
345名無しさん@ピンキー:05/01/13 21:44:16 ID:lGGTGyms
今年も神が降臨しますようにsage
346名無しさん@ピンキー:05/01/13 23:17:08 ID:xk1ATMla
いまさらアニスヤッてますが何か?
347名無しさん@ピンキー:05/01/14 00:03:25 ID:bnUNpBVQ
アニスって主役は別だよね?
348名無しさん@ピンキー:05/01/14 00:10:51 ID:bnUNpBVQ
sage忘れスマソ
349名無しさん@ピンキー:05/01/14 13:03:10 ID:VsSmM0FJ
リリー以降は絵がなじめなくてやってない・・・
350名無しさん@ピンキー:05/01/14 22:10:19 ID:3pj9ea+T
いまさらGB版マリーやってますが何か?
操作性の悪さがクセになる。妖精さん可愛いよう。
351名無しさん@ピンキー:05/01/17 00:59:37 ID:3YcLxHto
>349
ノシ 同じく。
それまでは男女共に受けそうな絵柄だったのに
なんで男性限定みたいな絵になってしまったのだろう・・・
352名無しさん@ピンキー:05/01/17 06:39:03 ID:+zuTbyUQ
むしろああいう可愛い系は女性受けの方が良さそうだが。
353名無しさん@ピンキー:05/01/17 12:08:33 ID:NXjx+tv+
確かに男性向けっぽい絵だと思う。でも好き。アトリエ娘は皆可愛いよなあ。
354名無しさん@ピンキー:05/01/18 22:55:56 ID:yirBGl+T
おいおまいら、ガストからメール来ましたよ。と
多分イリスシステムでの続編だろうけどさ。
355名無しさん@ピンキー:05/01/19 06:41:59 ID:DWV7gjIF
もうガストには何の期待も出来ないかもな
356名無しさん@ピンキー:05/01/19 16:34:59 ID:iMdNcocj
アトリエシリーズも、ザールブルグ時代の雰囲気じゃなさそうだからな
まぁあれだ、上手いこと稼いで新境地を見出して欲しいよ
357名無しさん@ピンキー:05/01/19 19:25:12 ID:uIkaMP9f
某メーカーのように、オナニーゲーの連発にならないことを祈る
358名無しさん@ピンキー:05/01/19 23:24:42 ID:nLrACCyn
むしろエリーたんのオナニーを見たい。
…って書くとこのスレの発言っぽいかな?

そろそろバレンタインですが、チョコレートに怪しい薬混ぜ等のSSだったら、
誰×誰がいいですか?もしくは、萌えシチュエーションなどあったら教えてください。
359名無しさん@ピンキー:05/01/19 23:57:30 ID:dhX9TXiu
子ヘル×リリ
ヘル×ユデ

石投げないで下さい。
360名無しさん@ピンキー:05/01/20 19:19:53 ID:be2hofSA
ヘルが、怪しい薬を入れたチョコを売って大儲け


駄目だ、これだけじゃそっちに持ってけねー・・・・orz
肝心の『誰が買って誰が喰わされるか』、って所が思いつかん。
361名無しさん@ピンキー:05/01/20 20:41:50 ID:UnUuUr/H
子ヘルがイングリドと喧嘩して、どっちのチョコがクルトに
お気に入られるかで勝負。
絶対に負けたくない子ヘルが、前夜に調合のため、夜なべをしていた
リリーに味見を依頼。
疲れていた為、甘いものが大変、嬉しかったリリーは喜んで引き受けるが、
抵抗力の下がっていた彼女には効き過ぎ、ヘルミーナを前にめろんめろん。
クルトに気に入られようと、子供並の思い切りの良さで、効きのいい
媚薬をどばどば入れていた子ヘルは、失敗したと思ったが、後の祭り。
リリーにチョコをぶち飲まされて、ぬくもりの一夜。

結局二人はそのまま風邪をひき、ベッドで寝込む子ヘルを見て
悪態をつくも、せっかく気合の入れたチョコも意味が無いので、
クルトにチョコは持っていくが、結局、勝負自体はお流れとするイングリド。
その後、1Fに降りたら、残っていたチョコを偶然、味見たドルニエさんが、
何だか顔を真っ赤にして、大変微妙な表情でうなっていた、
…というのはどうだ。

小説書きじゃないんで、文章化は無理なんだが…。
362名無しさん@ピンキー:05/01/20 21:38:51 ID:oNdf+md3
>>361
いやいや十分おいしいぞ、GJ
363名無しさん@ピンキー:05/01/21 20:42:19 ID:yVkQSNP1
懐かしい。マリーとリリーやった

なぜクルトにペンダント渡せないんだー!
と、リリーやってた当時思ってた

妻子持ちだから仕方ないんだけどさ
364名無しさん@ピンキー:05/01/21 20:47:14 ID:D3sx6HeW
>>358
マリー×クライス

ちゃんと作ったのに失敗はお約束。
365名無しさん@ピンキー:05/01/23 22:07:27 ID:+uC7xnT5
とりあえずマリーは渡す相手が誰であれ失敗しそう

あと、錬金術師だけにチョコにはありえない材料が入っている
366名無しさん@ピンキー:05/01/23 22:10:30 ID:YM496jwy
イリス2…
またしても冒険者でつか
もうタイトルに○○のアトリエって付けなくてもいい気がして来た
367名無しさん@ピンキー:05/01/23 22:19:57 ID:L0dP7c+3
この空気でもののけのエロSSとか投下したら即効NGワードですか?
368名無しさん@ピンキー:05/01/23 22:47:49 ID:t3LSGTiX
無問題。ファルカタのエロSSでもいいぞw
369名無しさん@ピンキー:05/01/24 00:10:28 ID:6IDe8ywp
もののけSS最大の問題点は

そもそも作品知ってる奴がガストヲタにすら少ない

という点なんだよな・・・
370名無しさん@ピンキー:05/01/24 16:01:47 ID:95809ChA
ノシ

漏れも、体験版しかやってない。
買おうと思っても店頭になかったよ。
取り寄せてまで、とは思わなかったな・・・。

前だったか前々スレだったででたことがあるよ<もののけ
それで賛否両論で、その次のスレ立てるときに『ガスト総合』になったんだ。
どーでもいいこと思い出した。

年明けに巡回サイトさん一個消えてた・・・。
読めるエロあったのにな・・・。
371名無しさん@ピンキー:05/01/25 23:54:36 ID:yu9vaiXW
>158
まだっすかー?
372名無しさん@ピンキー:05/01/30 22:01:52 ID:vj0LFypj
新作(イリス2)の記事読んだ
確かに、アトリエついてなくても良いかもね

そして主人公は少年少女かぁ
それも悪くないけど、主人公はもうちょい年上の
お姉さんがいいな。マリーとかリリーくらいの。
373名無しさん@ピンキー:05/01/31 01:35:41 ID:9O1EmNQA
主人公が少年続きで(* ´Д `)/lァ/lァしてるのは俺だけかな…orz
なんかそっちの方が妄想しやすいからさ〜
374名無しさん@ピンキー:05/02/08 14:23:26 ID:hUkL9ouk
ノル×エリーが好き。
でも、あんま好きな人いないんだな。
375名無しさん@ピンキー:05/02/08 22:20:36 ID:y9AeBzn0
いないんだよねぇ…残念ながら
376名無しさん@ピンキー:05/02/09 02:40:11 ID:QVbMhRlQ
私もノルエリ好きだけどあの2人じゃ酒かくすりでも飲ませないと進展してくれなさそうな希ガス
377名無しさん@ピンキー:05/02/09 14:58:48 ID:X6j4WrEt
>>376
ではノルとエリのじれったさに切れたマリが薬を盛る。
しかし、うっかりクラにも飲まれてしまってあっけなくいただかれてしまう。
もう4人で何やってんだか、という状況・・・・・・。

というのを書ける筆力がホスィ・・・・・・。
378名無しさん@ピンキー:05/02/09 15:03:55 ID:VmjOi/hn
おまいらアイゼルは無視でつか、そうでつか・・・orz
379名無しさん@ピンキー:05/02/09 15:21:55 ID:pIBE+cw4
>>378
むしろノルエリの場合進展する気配が見えにくいのでノルアイねたになりやすい傾向かと?
(というよりも、エリーの場合相手がダグになりやすいため・・・)
380名無しさん@ピンキー:05/02/09 19:50:21 ID:X9D0I+IW

  .-、  _
  ヽ、メ、〉      r〜〜ー-、__      ________________
  ∠イ\)      ムヘ._     ノ      |
   ⊥_      ┣=レヘ、_ 了     | え−−い、ノルアイなんかどうでもいいっ!
-‐''「 _  ̄`' ┐  ム  _..-┴へ   <
  | |r、  ̄ ̄`l Uヽ レ⌒',    ヽ.   | アイエリをだせっ! アイエリをっ!!
  (三  |`iー、  | ト、_ソ   }     ヽ   |
  | |`'ー、_ `'ー-‐'    .イ      `、   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  | |   `ー、    ∠.-ヽ      ',
__l___l____ l`lー‐'´____l.       |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||  .|      |
               ||  |__.. -‐イ
               ||   |    ノ/
381名無しさん@ピンキー:05/02/09 19:54:24 ID:acw8KGxG
>380
誰?出るサス?
382380:05/02/09 20:35:50 ID:X9D0I+IW
>>381
テム・レイ
ガンダムの主人公(アムロ・レイ)の父親
383名無しさん@ピンキー:05/02/10 13:45:13 ID:nXHRKIGO
holtushilyu
384名無しさん@ピンキー:05/02/10 17:57:50 ID:EBNAXRCK
でも、アイエリっていいかも。
焼きもちを焼いたアイに…エリが…
385名無しさん@ピンキー:05/02/10 18:00:46 ID:nF7XfyyN
オレ的にはアイノルでアイエリなノルエリキボン。
女の自分じゃエリーのバージンを奪えないので、お茶会と偽りノルとエリーに媚薬を飲ませて3P突入…ってな感じのを妄想したが文章力なさから執筆を諦めた…∧‖∧
386名無しさん@ピンキー:05/02/10 22:25:57 ID:DdFtavrn
>>385
それいい!!!
387名無しさん@ピンキー:05/02/11 03:23:14 ID:QzChzIRd
あのサイトのエロは復活しないのか・・・
388名無しさん@ピンキー:05/02/11 15:00:56 ID:Ks842Yet
>>385
漏れもスゲー読みたいんだが
389名無しさん@ピンキー:05/02/13 06:50:02 ID:fJKe3k47
キャラサロンにエリーが来たね。萌え
390名無しさん@ピンキー:05/02/14 16:24:22 ID:XRLU4BSW
やっぱ、アトリエのエロサイトって難しいんですかねぇ。
監視が怖いし
391名無しさん@ピンキー:05/02/14 20:09:55 ID:0Cpwm0n8
職人さん降臨してくれないかな・・・
392名無しさん@ピンキー:05/02/15 02:47:21 ID:wPC/6tCn
ところでさっぱり話題に上がらないGBA版は需要ありますか?
393名無しさん@ピンキー:05/02/15 02:56:02 ID:oArk3U/q
もちろんでっせ。
394名無しさん@ピンキー:05/02/15 09:38:56 ID:HU5FwP6s
携帯機版は持ってる人も少なければ入手難度も高いようだしね。
まんだらけの買取がずーっと高値ついてて上昇傾向なのみてそう思う。
395名無しさん@ピンキー:05/02/15 22:07:58 ID:H/VNski2
イベントの追加があるんだっけ?
それともPS版とはまったく別ものだっけ?>GBA版

興味はあったけど新ハード買うのもなと当時スルーしてしまった
今考えればマリーあたりはキャライベント少ないし、
買っておけばよかったよ…
396名無しさん@ピンキー:05/02/16 12:12:01 ID:N+T/M/9b
ストーリー等PS版の続きだと思う。WS版→GBA版と、時系列が続きっぽくなっているので、順番にやるといいかも。…手に入れば。
GBA版やってたら、エンデルク×マリーとか、シュワルベ×マリーとか、何故か脳内妄想が炸裂したよ。
397名無しさん@ピンキー:05/02/16 20:17:44 ID:2vqe1/Fe
>>396
詳細ギボンヌ
GBAのイベント聞いたことない(´・ω・`)
398名無しさん@ピンキー:05/02/16 22:54:07 ID:OM5AQv6N
エンデルクはともかくシュワルベって誰だ?



と、かなり真剣に記憶を検索してしまった

あれか、マリーに出てきた更正した盗賊だね
忘れてるな自分…
399名無しさん@ピンキー:05/02/16 23:57:30 ID:QKtAVGmH
へー、携帯ゲーム版はPS版の続きっぽいのか。未プレイだがやりたくなってきたよ。

マリーって妙な人間的魅力というかカリスマがあるような感じがする。
それこそ、実力(爆発物製造能力含む)で殴り倒したら盗賊の親分でも改心しちゃうような。
で、ひねくれた後輩から仏頂面の団長までオープンユアハートなもんだからSSも書きやすいかと思いきや、
いざ考えるとアカデミーの女傑達と同じ道を歩みそうな気がしてむしろそっち系の話は書けない…or2
クライスのストーカー日記とかはすぐ書けそうなんだが。
400名無しさん@ピンキー:05/02/17 08:50:41 ID:zHYCO5ol
400げと!
クライスのストーカー日記キボン
401名無しさん@ピンキー:05/02/17 23:20:28 ID:gK944Qt3
マリー好きだなー
あの明るさや前向き加減や元気さが
露出度高いのにいやらしい感じがしないのがいい

いや、あの衣装はエロいと思うんだけど
402名無しさん@ピンキー:05/02/18 05:19:57 ID:tas9s7U4
GBA版でマリーとエリーとアニスが並んでると
夏服、冬服、春服
という感じに見える
403名無しさん@ピンキー:05/02/24 02:16:35 ID:KFtVmcl2
エリーのGB版をゲトしたけど…
萌える萌えない以前の問題で動作悪すぎる…
どうせ劣悪環境ならマリーやりたいと即断念。
(マリーも劣悪かは知らんけど)
404名無しさん@ピンキー:05/02/24 02:48:15 ID:4hFxTGoR
>>403
GB版はエリーとマリーの違いは
仲間と少しのイベントが違うだけ。
当然環境も一緒。
405403:05/02/24 16:17:54 ID:KFtVmcl2
>404
…トン。
ああは言ったが正直やりたいとは思わないな…嘘つきました
406名無しさん@ピンキー:05/02/24 19:39:02 ID:dskAmbOS
エリー携帯ゲーはダグエリよりだから他カプ好きは楽しめないかも。
407名無しさん@ピンキー:05/02/24 20:26:36 ID:7iW50cEM
>>406
ルイーゼさんの乳は拝めますか?
408名無しさん@ピンキー:05/02/26 19:13:03 ID:S7VSIT3i
ポロリもあるよ!





ごめん、うそ。
409名無しさん@ピンキー:05/02/28 23:56:21 ID:mBcgJrzJ
hosyu
410通りすがり:05/03/01 20:21:59 ID:jNFB4FLM
PS2と一緒にリリーユーディーヴィオ買ってきた(´∀`)
411名無しさん@ピンキー:05/03/01 21:37:50 ID:0azH/TTH
>>410
うむ、良い心がけだ。ただしイリスは買うな。
412名無しさん@ピンキー:05/03/02 03:55:18 ID:Gu0n9QxW
クレインきゅんにハァハァしたいんですが、だめですか?
413名無しさん@ピンキー:05/03/02 15:30:41 ID:oefrJ1R6
明日はルイーゼの誕生日だな
谷間谷間
414通りすがり:05/03/03 20:13:05 ID:aq2AAhTI
ユーディーオパイ度低いな……('A`)
415名無しさん@ピンキー:05/03/04 00:41:59 ID:1FeSYR2U
そのかわり、ぷにょ腹度高い。UDの下腹部揉みたい〜。
416通りすがり:05/03/09 21:21:18 ID:+53gtODg
アイゼルたん、イイ女になりやがって(*´Д`)ハァハァ
あのムチムチの尻を叩きながらバックでハァハァ
417名無しさん@ピンキー:05/03/12 01:17:50 ID:nA6mlDeG
人いないかもしれんが
イリスのクレイン×ビオラを投下していいかな?
418名無しさん@ピンキー:05/03/12 01:37:19 ID:ikLFmDiU
>>417
ぜひどうぞ!!
419417:05/03/12 01:40:10 ID:2KPVi81z
では。
実用度は期待せんでくれ。
それと2ちゃんは初心者なんで、色々見苦しい点があるかもしれん。
420417:05/03/12 01:41:15 ID:2KPVi81z
ある日のこと。ビオラがクレインとリイタに話があるといって、2人を自宅に招いた。
「へー、結構キレイじゃない」
今までは工房と店にしか入ったことがなかったリイタは、その2つと違って小綺麗な居間の様子に感心していた。
「2人とも、どうぞ座って」
クレインとリイタはソファに座った。ビオラが3人分の紅茶をいれる。
「それで、話って?」
「うん…」
話を促せれたビオラは向かいに座って、少し口をつぐむ。ティーカップに手を伸ばし、自らを落ち着けるように口に運んだ。
クレインとリイタもとりあえずお茶を飲んでみる。
「あ、おいしい」
一口飲んだリイタが声を上げる。
「うん、たしかに…うまい」
クレインもそれに同意。ビオラは少し照れたようにほほえむ。
興味をそそったか、リイタが紅茶についてビオラに質問する。
「どこの葉っぱなの?」
「アコースに来た舶来品……葉っぱも良いけど、私のいれ方も上手でしょう」
「うーん……悔しいけど、その通りね」
あとでいれ方教えて等々リイタと少し会話をしてから、ビオラは本題に入り始めた。
421417:05/03/12 01:41:59 ID:2KPVi81z
「話があるのはリイタで、クレイン君にも関係のあることなの」
真剣な表情のビオラに、2人は思わずいずまいを正す。
「あのね、リイタ…」
静かに間をおくビオラ。リイタはまばたきせずに次の言葉を待つ。
「私……やっぱりクレイン君をあきらめきれない」
「へ?」
「え?」
同時にどもるクレインとリイタ。
「どっ、どういう事よっ!?」
「この前言ったことは撤回」
「な、なんの話だ?」
一触即発となる女二人に、話が見えず戸惑うクレイン。
「別に、特別な事じゃないよ。ただ、これは私の素直な気持ち……」
「そんな事言っ……たっ……て……あ…」
「おい、リイタ?」
勢いよく立ちあがったリイタが、突然倒れた。
「効いてきたみたいね」
「……な、何…を……」
「紅茶に混ぜておいたの。特製の痺れ薬」
「ビオラ!どういうつも…り……だ…」
「クレイン君のにもね……ふふ」
妖艶さを感じさせる笑み。今まで見せたことのないビオラの顔だった。
「ビオラ……なんでこんな…」
422417:05/03/12 01:42:51 ID:2KPVi81z
ビオラは立ち上がると、クレインに顔が触れ合いそうな所まで近づく。
「クレイン君……私のこと、嫌い?」
「そんなこと……っ!?」
言っている場合じゃないだろというクレインの言葉は、ビオラの唇にふさがれた。
「ん……んん」
「や…やめなさいよっ!どういうつもりなのっ、ビオラっ!」
机に突っ伏して全く身動きの取れないリイタが声を荒げる。ビオラは聞く耳を持たず、リイタに見せつけるように接吻を続ける。唇を粘質的に触れ合わせる2人の頬が紅潮してきた。リイタは歯を食いしばる。見たくないのに、目をそらせない。
「ん……はあ」
たっぷり一分近くして、ようやくビオラは唇を離した。
「はあ…はあ…」
クレインの息が荒いのは痺れ薬のせいだけではない。
「ふふ。クレイン君の紅茶にはね、痺れ薬の量は少なくしておいたの………その代わりに」
ビオラはクレインの下半身に手を伸ばす。そこには膨張したクレインの息子がテントを張っていた。
「ビ、ビオラ…」
「特製の媚薬と精力剤を入れておいたの」
軽く力を込めてそこを握る。それだけで反応し、クレインは喉の奥から息を漏らした。そのままビオラは力の入らないクレインの手を引く。なすがままになるクレイン。
「すぐ隣りが寝室だから…………きて、クレイン君」
強引に、腕を引かれる。だが、クレインはもう抗える状態ではなかった。どうしようも無いほどたかぶっているのだ。すでにズボンはパンク寸前である。
「クレインっ!待って!行かないでっ!!」
「う……」
クレインが後ろ髪引かれるように足を鈍らせるが、それも一瞬のことだった。身動きのとれないリイタは、勝ち誇ったようなビオラの横顔を睨み付ける。視線で焼き尽くすかのようだった。
423417:05/03/12 01:43:34 ID:2KPVi81z
2人もいるとせまい寝室。クレインはベッドに腰かける。
「さあ、楽にして……クレイン君」
ビオラは手早くクレインのズボンを下ろす。男根が勢いよく飛び出した。サイズは中の上といったところ。
「………………」
「…………ビオラ?」
すでに冷静な判断力を失いかけたクレインが、硬直したビオラに呼びかける。ビオラはっとして我に返った。
「ご、ごめん……本物を生で見るの……初めてだから…」
「そ、そうなのか……?」
さっきまでの行動から、とても処女とは思えなかったのだが……というのが表情に出たのか、ビオラは今さら恥ずかしそうに顔をうつむかせる。
「初めてだと……だめかな?」
「いやっそんなことない!」
クレインは強く否定する。
「えーと、その……俺も初めてだから」
「リイタとはしてないの?」
「うん…」
したいと思ったことはあったが、それを行動に移せていない。
「じゃあ、私がクレイン君の初めてをもらえるんだね」
それは男のセリフだろうとクレインが思ったとき、ビオラが不意打ちでクレインの男根に舌を這わせた。
「うわっ」
思わず少し腰を浮かせるクレイン。ビオラはおかまいなしに、亀頭を丹念に舐め回す。しばらくすると今度は口に含む。水っぽい淫靡な音色が部屋に響く。
「ん……ふ…んん……ちゅ……ふ…」
「ビ……ビオラ」
いつの間にかビオラの両手もクレインの下半身を刺激するのを手伝っていた。右手は竿をしごき、左手は精嚢をリズムカルに揉む。
424417:05/03/12 01:44:26 ID:2KPVi81z
「…ほ…本当に……初めてなのか……?」
経験の無いクレインでは比較のしようがないが、おそらくビオラのテクニックは十分に巧緻といえる。ビオラは手は休めぬまま、口を離して答える。
「うん、初めてだよ……でも色々本で調べたり、練習したりしてたから」
ビオラはフェラチオを再開する。亀頭を転がすように舐めながら、さっきまでより強く竿をしごきたてる。
「ん……ん…ふ…ん………気持ちいい?」
「あ、ああ……すごく気持ちいいよ」
「ん……んあ………嬉しい……ん」
何度も繰り返される鈴口との接吻。クレインの限界が近づく。
「…んん……ん…」
強く、ビオラがペニスを吸い上げた。その途端、クレインの頭が真っ白になった。
「うあっ…ビオラ!」
「え?……あっ…」
クレインのいちもつが一際強く脈打つと同時に反り返り、白濁の液体がペニスから飛び出した。急だったのでビオラは出始めの分は顔に受けたが、すぐに落ち着き、2度3度と脈打って出てくる精液を全て口内に受け入れた。
「ん……こんなにいっぱい……熱い…」
ビオラの薬のせいか、出るたび音が立つほどの精液の量だった。
「ん……んん……んっ!」
さすがに全て飲むのは辛かったか、ビオラは咳き込んだ。
「だ、大丈夫か?」
何となく罪悪感を感じてクレインがきくと、ビオラは首を横に振る。
「平気……それよりも…」
口のまわりをぬぐったビオラはおもむろに立ち上がると、来ていた服をぱさりと落とした。下着も上下とも潔く脱ぐ。
425417:05/03/12 01:45:47 ID:2KPVi81z
「今度は……私にして」
「ビオラ…」
お互い体は汗ばみ、息も荒い。せまい寝室に充満する男女の交わる匂い。クレインは再び意識が怪しくなってきた。
ビオラの作った薬はよほど強力なのか、さっきあれほど出したのに、早くもクレインの息子は最大傾斜になっている。
痺れ薬の効果は薄れてきたのか、体はある程度自由に動かせる。クレインはもう隣室にいるリイタのことなど完璧に忘れたか、自分の服をむしり取るように脱ぎ、ビオラの裸体をベッドに押し倒した。
「あっ…?」
「ビオラっ」
雄の本能に目覚めたように、クレインは無我夢中でビオラの体を求めた。狂ったように接吻を繰り返す。唇だけでなく首筋にも。石けんの甘い匂いが鼻をつく。手は荒々しく乳房を鷲掴みにする。
「い、痛いよクレイン君…」
「ガマンしろ」
獣と化したクレインにいつもの優柔不断さは無い。ピンと勃っている乳首。桃色の小さなそれに前歯を立てる。跡が付きそうな程強く噛む。
「あっ……んっ」
ビオラが目に涙を浮かせる。少しやりすぎたか?そう思ったクレインは今度は乳首を口に含み、舌でなめ回しながら何度も吸う。
「ああ……はあ…クレイン君……もっと…」
「ああ、してやるよ…」
左手を乳房に残したまま、右手をビオラの下半身に伸ばす。まだ肝心な部分には触れず、太腿のあたりをなで回す。
「……ん………じらさ…ないで」
「…そんなに欲しいのか」
リクエストに応えてヴァギナを指で触れる。そこにはもう十分なほどの潤いがあった。
「初めてなのにすごいな………ひょっとして、舐めながら感じていたのか?」
クレインの質問にビオラは顔をますます紅潮させる。図星だったようだ。
「いやらしいな……ビオラは」
「ああ……」
いまさら羞恥心が出たのか、ビオラは瞼をきつく閉じて顔をそらす。その横を向いた首筋に再びキス。
「別に悪くないさ。ビオラにそんなところがあって、意外だけどカワイイよ」
クレインがそう言うと、ビオラは顔を赤らめたまま目を開いた。
426417:05/03/12 01:46:26 ID:2KPVi81z
「クレイン君……」
「……続けるぞ」
クレインは上半身を起こす。軽く閉じられていたビオラの足を、両手で開く。薄い陰毛に覆われた女性器が丸見えになる。ビオラと同じく、まともに見たのは初めてなクレインは少し息を飲んだ。
「あ、あんまり見ないで………恥ずかしい……」
ビオラは顔を真っ赤にして再び視線をそらす。
「キレイだよ……ビオラ」
クレインは薄いピンク色のそこに顔を近付け、軽く舌を這わせる。塩っぽい味と、微かなアンモニア臭。
「ん……あン……」
ずいぶんと感度がいいようだ。今度は下からなぞるように指を這わせる。クリトリスに触れると、ビオラの腰がびくりと浮いた。
「ここが感じるのか?」
「う、うん……」
クレインはその突起を集中的にこねくり回す。初めてなのだからテクもなにもあったものではないが、非常に敏感になっているビオラはそれだけで大きな声を上げていた。
「あんっ!…あ……んんっ……はあっ!!」
「また濡れてきたみたいだな」
「う……うん………すごく……ふあ……ああン……感じるの……」
熱っぽく潤んだ瞳で愛おしげにクレインを見つめるビオラ。それを受けて、クレインの方もさらにたかぶる。
「…………挿れるぞ」
「………………うん」
クレインはギンギンに張りつめた男根をビオラの膣口にあてがう。亀頭がビオラの愛液で濡れ、その刺激にたまらなくなる。
「……いくぞ」
自分に確認するように呟くと、クレインはぐっと腰に力を込めた。
427417:05/03/12 01:49:24 ID:2KPVi81z
…ひゅるるる〜…………パリーン。
高い音がなった。少し間を空けて、クレインの体がビオラの上に倒れた。その後頭部にはうっすら血が滲む。白い破片がベッドに散る。
「ク〜〜レ〜〜イ〜〜ン〜〜……」
寝室の入り口に現れたのは、バッグにゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…という効果音が出そうなほどオーラを漂わせたリイタだった。その背中にあるのはスタンド……ではなく純白の翼。ペイルウィングを発動させたのだ。
リイタはギラリとたぎる目に部屋を一巡させる。が、ほぼ全裸の2人が何をいたしていたかは見るまでもなく、リイタは怒りゲージMAXでビオラ(及びティーカップの直撃を受けたクレイン)に怒濤の勢いで詰め寄る。
「ビオラ……あたしのクレインになんてことすんのよっっ!!!!」
「通常の5倍の量を入れたのに……相変わらず体力だけはバカみたいにあるのね」
「はぐらかさないでっ!!!!」
怒りに燃えたリイタに対し、ビオラは涼しく答える。
「私は自分に素直に行動しただけ。それに、途中からはクレイン君の方から私を求めてきたもの」
「…クレイン……本当?」
「…………………」
「ク・レ・イ・ン!!!!」
「はいぃっ!!…あ……ええっと……あーと……それは…」
気絶したふりをしていたクレインは、強烈な殺気を感じてつい返事をしてしまった。こうなってはもう狼の前の羊だ。さっきまでのビーストぶりはどこへやら。優柔不断なクレイン君が帰ってきたよママン。
428417:05/03/12 01:51:41 ID:2KPVi81z
「本当なの!?」
「…………はい」
クレインがうなずくと、そのうなずきにカウンターを合わせるようにリイタのアッパーカットがアゴに入った。
シモ丸出しで小宇宙に飛ぶクレイン。試合場からガラスを割って外に飛び出しそうな勢いだ。床に落下するクレインに対し、リイタはさらに追い打ち。
「こんのぉ変態!浮気者!最っ低よっ!!クレインの……馬鹿━━━━っ!!」
!マーク1つごとに拳足を放ち、見事な打撃のコンビネーションを組み立てるリイタ。クレインがダウンしそうになると、倒れそうな方向から打撃を打ち、無理矢理起こす。ノックダウンを許さない。舞々(チョムチョム)開始ぃ〜っ!
「リイタ、それ以上やったら死んじゃう」
ビオラが冷静に止める。
死んじゃうというか、今ちょうど三途の川でお婆ちゃんに会っていそうな勢いだ。西洋風ならば、僕もう疲れたよパトラッシュ。お前も疲れたろう。…ハリウッドならこの後、無事生還してハッピーエンド(アニメ史上屈指の名シーンを舐めてんのかあいつらは)。
「あんたもいっぺん死んでみる?」
血走った目でビオラを睨むリイタ。すでに翼は失せていた。
「遠慮しとくわ」
ビオラは起きあがって、上着だけ肩にかける。棚から薬瓶を取り出した。普通の回復薬だ。
「とりあえず、クレイン君を本気で死なせるわけにはいかないでしょ」
すでに虫の息なクレインに近寄ると、ビオラはまず自分の口に薬を含んで、それをクレインに口移しで飲ませる。
「なっ!?……」
何やってんの!?という言葉が出てこず、ぱくぱくと金魚のように口を開け閉めするリイタ。すでに一度見ている上、もはやキスどころじゃないのを確認していたが、やはり目の前でこういう行為をされるというのはまた別格な問題だ。
「この状態じゃ自分で飲めないから、こうするのが最良でしょ。それに、もうキスなんて何回もされたし」
「した」ではなく「された」というのがリイタの思考回路に緊急信号を送る。ペイルウィング再発動。WARNING!!WARNING!!
429417:05/03/12 01:52:34 ID:2KPVi81z
「あ・ん・た・た・ち・は〜〜〜〜!!」 
 リイタが燃えている。怒りの炎が天井を焦がす。
「リ、リイタ………落ち着いて……」
「これが落ち着いていられるか━━━━っ!!」
 ばちこーん!とリイタの拳がクレインの顔面を打つ。クレインの意識が半分飛んだ。
(…………………………来るッッリイタの蹴りがッッ)
尻餅をついたクレインは追い打ちに備えて亀のように身を縮める(ついでに下の亀さんも縮んでいます)。しかし、予想していた追撃はこなかった。翼を消したリイタはその場にぺたりと座り、すすり声を上げていたのだ。
「………うう……ぐす……ひどいよ、クレイン………ビオラだって……ぐす………こんなやり方……ないじゃない……うう…」
子供のように泣きだしてしまったリイタ。
「……そうね。たしかに、こういうやり方はフェアじゃないわ」
ビオラは再び棚から何かの薬を取り出した。
「リイタ。危ない」
「え?」
ビオラの声に反応したリイタ。その半開きの口に、ビオラが素早く薬らしき液体を流す。
「んぐっ!?」
咳き込むリイタ。少し吐いたが、いくらかは飲んでしまった。
430417:05/03/12 01:53:44 ID:2KPVi81z
「ちょ、ちょっと何!?また痺れ薬!?」
「ちがう。今度はクレイン君に飲ませたのと同じ媚薬」
「なっ!?なんでそんな…」
「このままだと不公平だし、一緒に抱かれてからクレイン君本人に選んでもらいましょう」
「そんな…っ…こと……あ…」
「もう効いてきたみたいね……まあ、普通なら一滴で十分なほどだし…」
リイタの顔が熱にうかされたように赤くなる。同時に目にも怪しい輝きが混じり出す。
「な……なんなのこれ……ああっ」
「無理しないて……まずは服を脱がないと」
「そんな……いや……はあ…はあ…」
ビオラに半ば強引に服を脱がされるリイタだったが、途中から暑くてたまらないかのように自ら剥ぐように脱ぎだした。
「おっ…おい、リイタ!?」
尻餅を付いたままのクレインに対し、下着だけ残したリイタは潤んだ目を向ける。
「はあ……ああ……」
「クレイン君。一応、精力剤の追加用意しとくね」
危うい様子のリイタと、どことなく冷静だがどことなく嬉しそうなビオラ。
(えーと…………逃げる……のは無理か。成功率メチャクチャ低いもんな……)
ぼそりと呟き、覚悟を決めるクレイン。
熱き戦いは、今はじまる……。 
431417:05/03/12 01:54:54 ID:2KPVi81z



以上。
長くてゴメン。
432名無しさん@ピンキー:05/03/12 04:38:14 ID:xUhh5K+/
良すぎるので晒しage(?
433名無しさん@ピンキー:05/03/12 06:11:25 ID:xUhh5K+/
ageてなかったよ・・・orz
434名無しさん@ピンキー:05/03/12 06:45:44 ID:/5Fn+LRC
神GJ!!
萌えますた!
ぜひこの続きの3Pもおながいしまつ(゚∀゚)
435名無しさん@ピンキー:05/03/12 11:04:04 ID:8VvVGnPu
ヴィオたんのエロSS書きたいんだけど相手は誰がいい?
436名無しさん@ピンキー:05/03/12 12:21:45 ID:vvJcMlMs
オッフェ…いや何でもない。
437名無しさん@ピンキー:05/03/12 12:22:27 ID:cjAeaich
>>435
にんじん。
438名無しさん@ピンキー:05/03/12 19:04:01 ID:pecumfOo
>>437
鼻血吹きますた
439417:05/03/13 18:27:45 ID:6+qA9NPO
420−430の続き投下しまつ。

前回の誤字
424の最後の行「来ていた服」じゃなくて「着ていた服」
430の9行目「無理しないて」じゃなくて「無理しないで」
他にもあるかも
440417:05/03/13 18:28:19 ID:6+qA9NPO
リイタのパンティーはすでに愛液で濡れそぼっていて、透けた白い布地に縦筋が浮いている。ぼんやりとした淫らさが、なまじはっきり見えるよりもクレインの劣情をそそった。
「…はあ…はああ……クレイン…」
全身火が付いたように火照っている。リイタは床に腰を落としたままのクレインにその体を投げ出す。息が苦しくなるほど強く抱きしめる。
そしてそのまま押しつけるようにキスしてきた。
「ん……んん〜!」
舌をクレインの口に入れ、唾液をむさぼるかのように吸い続ける。
「……ん…はあっ!……はあ…はあ…」
ようやく唇が離れる。しかし体は決して離そうとしない。
「リイタ……なにを」
「わからない……っ………あたしにも……どうしよう……ああ………クレインっ……欲しい………はぁン…あ…」
苦しそうに息を荒げているリイタは、ただひたすらにクレインの体を強く抱きしめる。
リイタの熱が移ったか、クレインの体にも再び熱いものがたぎってきた。全身で感じるリイタの肢体の柔らかさが情欲をかきたてる。
「………リイタ、ベッドに…」
「え?……あ…うん」
「立てる?」
横で様子を見ていたビオラがリイタに手を貸す。リイタはよろよろと頼りない足取りで立ち上がる。
2人を比べると、リイタの体がまだ未成熟なのがわかる。年相応に女らしい体付きのビオラと違って、リイタは胸が小さく、布ごしに見える陰部も毛がほとんど無い。
「クレイン君もはやく来て」
「ああ……」
リイタと並んでベッドに腰かけるビオラが呼びかける。
441417:05/03/13 18:29:15 ID:6+qA9NPO
リイタは相変わらず熱っぽいが、目を見る限り多少落ち着いたように見える。
クレインはビオラに促されてベッドの上で仰向けになる。
「リイタ、どうしたらいいか知ってる?」
「う、うん…」
ビオラの問いに対し、リイタは曖昧にうなずく。一応、それなりの性知識は持っている。
「じゃ、やってみて」
「…………」
リイタは横になるクレインのそそり立ついちもつに顔を近付ける。
(クレインの……匂い…)
無造作に、ぱくりと亀頭をくわえ込んだ。
「ふ……ん…んん」
そのままもごもごと口の中で舐め回す。ビオラとちがって、ただ舐めているだけの稚拙なフェラチオ。それもなかなか悪くはないが、クレインとしては今ひとつもの足りない。
ビオラがクレインにたずねる。
「どう?クレイン君」
「……悪くないけど……もうちょっとだな」
正直に答える。それが聞こえたか、リイタは口内での作業速度を上げる。あまり意味は無い。
「どいてリイタ」
ビオラがリイタの体を押しのける。不満そうな顔をしつつ、リイタは大人しく場所をゆずった。
「よく見ててね」
ビオラは横目でちらりとリイタを見てから、クレインの肉棒に舌を這わせる。亀頭をなぞるように、カリ首をくすぐるように舐める。
「……ん…ちゅ……ん…んふ………さっきよりもおっきいみたい…」
ぴちゃぴちゃといやらしい音が立つ。ビオラが巧妙に攻めるたび、クレインのペニスは硬度を増していた。
鈴口に軽く舌先が入る。
「うあっ…」
クレインが腰を浮かせる。少し粘液が漏れた。
442417:05/03/13 18:30:02 ID:6+qA9NPO
「……クレイン………そんなに気持ちいいの?」
「ああ……すごくいいよ」
クレインの言葉をきいたリイタは、奮起したようにペニスの前に割り込んだ。
「いたっ……なにするの」
おでこを打ったビオラが抗議の声を上げるが、リイタは聞く耳持たずにクレインの肉棒に舌を這わせる。
「んんっ……んっ……ふ…ン」
見様見真似でビオラのテクニックを模倣しようとするが、そう簡単にいかない。
「ちがう。そうじゃない」
ビオラがリイタの反対側からそろりと肉棒を舐め上げる。
「……こう?」
リイタが真似して舐め上げる。
「そう。そんな感じ」
いつしか2人は交互にフェラチオをしはじめた。ビオラが亀頭を右から舐めると、次にはリイタが左からカリ首をくすぐる。また次はビオラが右から鈴口に吸うようなキス…………しばらくすると2人同時に舌を這わせ、くわえ、吸い上げる。
クレインはこの上ない快感を感じながら、2人が懸命に奉仕する光景を眺めていた。
「クレイン君……もうイキそう?」
「ん…そうだな……そろそろやばい…」
「ふふ…」
ビオラは含み笑いをして、リイタの口が離れたタイミングを見計らい、肉棒を乳房で挟みこんだ。
443417:05/03/13 18:31:07 ID:6+qA9NPO
「う…あっ」
クレインがまた喉の奥から息を漏らす。
ビオラはそのまま両手で乳房を寄せ、上下に揺らす。
自分の出る幕を奪われたリイタは口を尖らせた。
「ちょっと……ビオラ!」
「リイタには無理でしょ」
たしかにリイタの薄い胸でパイズリは難しい。
下唇を噛んで悔しそうにしていたリイタは、それならこうだとクレインの顔に寄る。
「クレイン、キスして……んっ」
してと言いながら、リイタは自分からクレインと唇を合わせる。
最初は触れるだけ。少し離れてから一気に舌を入れる。今度はクレインも舌をリイタの口内に侵入させる。互いの舌が蛇のように絡み合う。
「ふあ……ん……クレイン……もっとぉ…」
リイタはクレインの首の下に両手を回した。抱きしめ、さらに濃厚な接吻を繰り返す。
「は…ん……クレイン君……いつでもイっていいよ……ん」
乳房で肉棒をしごきながら、ビオラは舌先でちろちろと亀頭を舐め回す。
(やばい……もう限界だ)
ビオラの乳房が一際強く肉棒を挟み、リイタがクレインの舌を吸い上げた時。
「う」
びくりと肉棒が反り返り、勢いよく飛び出した精液が再びビオラの顔を汚した。
「ん……あぁ……2回目なのに……すごい…いっぱい……」
ドクドクと吹き出る精子をビオラが口で受ける。今度は最後まで飲み干した。
リイタがクレインから唇を離す。唾液が糸を引いた。
444417:05/03/13 18:31:44 ID:6+qA9NPO
「クレイン……イっちゃった?」
「ああ……………リイタ?」
リイタの様子がまたおかしい。全身が火照り、瞳には淫靡な光が混じっている。
「あぁ……う………ごめん………あたし…また……おかしく……んああっ…」
クレインがリイタの下半身に目をやると、パンティーから滴りおちるほどの愛液が湧き出ていた。
リイタは四つん這いの姿勢で悩ましげに尻を突き上げ、両足をこすり合わせるように揺らす。そのたびに下着からくちゅくちゅと音が響く。
「……ふぁ……クレイン………お願い……なんとかしてぇ……………欲しい…っ…欲しいのぉっ!」
リイタは自らブラジャーをはぎ取り、すでに用を為していないパンティーを脱ぎおろした。
「ずいぶん効いてきたみたいね…………しょうがないから、最初の本番はリイタに譲るわ」
ビオラはそう言うと、生まれたままの姿で悶えているリイタを優しく導く。
「リイタが欲しいものはこっちよ」
リイタの上半身を起こさせ、クレインの上にまたがらせて騎乗位の体勢にする。
「はあ…はあ…はあ…」
息を荒げながら食い入るように眼下にそそり立つ肉棒を見つめるリイタ。通算2回放出したが、クレインの息子はまだ元気だ。
ビオラが背後からリイタの陰部に手をそえる。
「ひゃうっ!?」
軽く触れただけで過敏な反応を見せるリイタ。
「大丈夫……そのままゆっくり腰を落として…」
「あ……あぅ…」
ビオラがリイタを背中から抱くような格好で右手をヴァギナに、左手をクレインのペニスにそえる。
亀頭が膣口に触れると、リイタはまたびくりと反応する。
「あっ……ああっ…う」
「リ、リイタ……」
下からリイタの裸体を見上げていたクレインは、視線を下の方に落とす。
大陰唇がビオラの指で広げられ、ピンク色の内部が露わになっている。亀頭と接触している膣口はひくひくと蠢いているようだった。
445417:05/03/13 18:34:34 ID:6+qA9NPO

今回は以上で。疲れました…
446名無しさん@ピンキー:05/03/14 04:18:20 ID:0ohiYj5s
>>435
無難にロードフリード
ザヴィットでもいいな
447名無しさん@ピンキー:05/03/14 10:16:56 ID:M2n3pAsp
>435
アイゼル一択。
448名無しさん@ピンキー:05/03/14 13:38:39 ID:0YH/L/TP
>>435
強姦
449名無しさん@ピンキー:05/03/20 17:14:05 ID:iSFUiJG5
期待あげ
450417:05/03/21 00:36:44 ID:Qf2Uv6EX
最後の投下します。

エロパロ保管庫の管理人様
今さらもうしわけないですが、私のSSは保管庫への収納は無しでお願いします。

451417:05/03/21 00:37:15 ID:Qf2Uv6EX
「あとはもうわかるでしょ」
「う、うん…」
ビオラが体をはなす。リイタはしばらくそのままじっとしていた。決心がつかないのだろうか。
「リイタ。ゆっくり腰を下ろして…」
クレインに促されると、リイタは少しの逡巡の後、体を沈める。先端のみの挿入。クレインとリイタは両手を重ねる。数秒のためらいの後、一気に入れた。
「はうっ…あ…ああああああっ!」
クレインのが奥にまで届いた途端、リイタは高い喘ぎ声を上げ、のけぞった。小さな胸が揺れ、そのまま脱力してクレインの体に上半身を倒れさせた。
「……リイタ?」
呼びかけても息を荒げて返事が無い。クレインはつながったまま身動きがとれない。
「…はあ…はあ……なん…」
「え?」
「なんだか……あたま…真っ白になって…」
(…………それって…ひょっとして、挿れただけでイっちゃったのか?初めてなのに!?)
クレインからは見えないが、シーツにはまぎれもない破瓜の跡が赤く点々と落ちている。
「初めてなのに、入れただけでイっちゃったのね」
ビオラが横から事実を指摘すると、リイタはさらに顔を真っ赤にした。
「ビオラのせいよ……あんな薬飲ませるから」
「それがきっかけであれ、盛んに求めているのはリイタじゃない。ほら、また…」
「ん…」
リイタは自らの腰を悩ましげに揺すりはじめた。
452417:05/03/21 00:37:49 ID:Qf2Uv6EX
「リ、リイタ…」
「ゴメン。また…あたし、変になっちゃった。アソコが……ムズムズして……はぁっ」
喋りながら、リイタは自ら腰を動かし続ける。これではまるでクレインがリイタに犯されているようだ。腰を打ち付ける音に、水っぽい音が混じる。
下になったクレインもリイタの動きに合わせて腰を動かす。手の平がリイタの小さな乳房を覆う。
リイタの中は小さく、処女特有の摩擦感も相まってクレインの男根をますますたかぶらせていた。
「はあっ…ン……クレイン……もっと、もっとして…」
「く…リイタ……」
リイタが強く動くと同時に、膣の締まりも強くなる。クレインはもう射精感を堪えるのに必死だった。
「リイタ……もう…出るっ」
「いいよ……出して……クレインの………あたしにも、ちょうだい……ああっ」
リイタがずんと深く体を沈めるのと、クレインが限界を迎えたのは同時だった。どくりと脈打ち、精液がリイタの奥深くに放出される。
「はあ…あ…あああああっ!!」
クレインの上で再度絶頂を迎えたリイタは、そのまま力なく倒れた。
「…………あれ?……リイタ?」
「……気絶したみたい」
クレインとつながったまま、リイタは意識をなくしていた。
クレインはリイタの体を抱き起こすようにしながら、自分のものをずるりと抜く。まとわりついているのは、微かな血と、大量の愛液と精液。
453417:05/03/21 00:38:28 ID:Qf2Uv6EX
リイタの体は、とりあえずベッドの端に横たえる。
「……はー…」
再び仰向けに倒れ、クレインは大きな息をつく。疲労感と、言いようのない達成感。
「クレイン君。疲れた?」
「うん……そうだな。さすがに」
ビオラに対してそう答える。確かに体の疲労はだいぶあるが、下の方はまだあと1戦いけそうな雰囲気ではある。
「まだ、私がしてもらってないんだけどな……」
ビオラは悪戯っぽくクレインの耳元で囁く。クレインの方としても、ここまできたら遠慮する必要もない。
そのまま、巻き込むようにビオラを押し倒す。
「……私は……クレイン君の好きなようにしていいから」
入れ替わりに仰向けになったビオラは、初々しい表情で呟き、全身の力を抜いた。
さっきリイタに邪魔された続きだ。張りつめた男根を膣にあてがう。両方とも準備は万全だ。
一度、軽く先端をくぐらせてから、一気に突き入った。
「あ…ああっ…っ…!」
「い、痛かったか?」
リイタの時とあまりに違う反応に焦るクレイン。正常位のためばっちり見える破瓜の血がそれをあおる。積極的攻勢に出ているとはいえ、やはりついさっきまで童貞か。
「うん……その……ごめん。少し、動くのは待って…」
「あ、ああ…」
454417:05/03/21 00:39:54 ID:Qf2Uv6EX

…………………………………長い。
まだ一分も経っていないが、クレインにはこの時間がやたらとじれったく感じられる。
肌から直に感じるビオラの体温と、膣の感触が体をたかぶらせるが、それをどうにもできない。
すでに数度出しているので幸いだが、もし満タンの状態ならばとっくに暴発しているだろう。
「ビオラ……そろそろ…」
「…………うん。いいよ動かして」
(ぃよしっ!!)
天下御免を得たクレインは、まずは浅く揺らす程度に動かす。
「い…っ…」
「まだ、痛い?」
「ううん……だいぶマシになってきたから………いいよ。クレイン君のしたいようにして」
「……ビオラ」
クレインはビオラの背に手を回すと、そのまま強く抱きしめ、腰を激しく動かし始めた。
「あっあっ……クレイン…く……いいっもっと…!」
「ビオラっ!ビオラっ!」
クレインは少し体を離すと、ビオラの片足を抱える。側位にして、さらに激しく腰を打ち付ける。
「はあっ、いいっ、クレイン君っ!感じてっ!」
「ああ、感じるよ……ビオラの…すごく気持ちいい……んっ」
ビオラを四つん這いにさせ、後ろから持ち上げるように突く。突きながら、乳房を後ろから揉む。リイタに比べて揉みごたえがある。

455417:05/03/21 00:40:35 ID:Qf2Uv6EX
「ふああっ……もっと、はげしく……して……ああっ」
「ビオラっ、俺……もうイキそうだっ…」
ビオラを背後から犯しながら、クレインは再び限界に近づいていた。 
「わ…私もっ、イク……出して…中に、クレイン…君の……ふぁ…」
顔だけ振り向いたビオラと濃厚なキスをする。そのまま、一気に腰の速度を上げた。
「あああっ、クレイン君!!いいっ!くるっ!」
「ビオラっ!!」
「ふぁ…あ、あ、ああぁン!!」
ズンと深く突き上げ、そのままクレインはビオラの中で果てた。
「……あ…はあ…はあ………クレイン君の……お腹の中に…出てる」
「ビオラ……」
ぬめった性器同士が離れる。
恍惚とした顔のビオラに、クレインは再び唇を寄せる。
が、
「ク〜レ〜イ〜ン〜……」
殺気。振り返るとそこには目を覚ましたリイタが立っていた。
456417:05/03/21 00:41:26 ID:Qf2Uv6EX
「…………」
クレインは身を隠す段ボールでもないかと探すが、残念なことにすでに発見されてしまっている。
『スネーク!何があった!?』…クレインの耳に大佐の声が聞こえるが(幻聴)、今さらどうしようもない。ビオラはすでにベッド脇に避難している。
「えーと……リイタ。いつから起きてた?」
「…………クレインが動きだしたときぐらい」
最悪だ。いや、別にもうどこから見られてても最悪だったが。
「リ、リイタだってしただろ!今さら怒らなくても…」
「問・答・無・用!!」
再びリイタの拳!……と思いきや、リイタはそのままクレインの体に覆い被さってきた。
「……リイタ?」
クレインがきょとんとしていると、リイタは恥ずかしそうに顔を伏せて、言った。
「……まだあたし、おさまってない」
見ると、リイタのヴァギナは破瓜の血も拭えていない状態で、再び濡れている。
457417:05/03/21 00:42:12 ID:Qf2Uv6EX
「えーと……つまり……」
「…………」
「もう一度…したい?」
「………(こくり)」
クレインの問いに、リイタははっきりとうなずいた。
そう言われても、すでにクレインは4度も出している。さすがにきつい。
しかし、
「はい。クレイン君」
ビオラが一本の小瓶を差し出した。
「………精力剤?」
「そう」
「いやでも………体力的につらいかな…と」
「じゃあ、栄養剤もあるから」
「……………」
「クレイン……おねがい」
「私も、もう一回ぐらいしたいな。クレイン君」
「…………ああっもう!わかったよ!覚悟しろよ二人とも!!」
クレイン、腹をくくった。
458417:05/03/21 00:43:06 ID:Qf2Uv6EX
その後、クレインは2人を何度も抱いた。2人を四つん這いにして交互に出し入れしたり、お互いに重ねさせた状態で性器と肉棒を擦れ合わせたり……。
ビオラの家に来たのはお昼頃だったが、気付いたらすっかり夜になっていた。

「…………はあ」
すっかり暗くなった部屋のベッドの上で、クレインは溜息を付いた。リイタとビオラは疲れて熟睡してしまっている。
ベッドの上はもうなんというか……シーツとか色々すごい状態である。洗うのに苦労しそうだ。
起きあがると、クレインは服を着て隣室に向かった。
がちゃりとドアを開ける。
「あっ、クレインニャ!」
「ノルン!?」
なぜだかそこにはノルンがいた。クレインは慌てて後ろ手でドアを閉める。
「な、なんでこんな所にいるんだ!?っていうか、いつからいた!?」
「ついさっき来たばかりニャ。クレインとリイタの帰りが遅いから、心配になって様子見に来たニャ」
「そ…そうか。でも、ここはビオラの家だからあんまり勝手に入っちゃいけないぞ」
「わかったニャ!クレイン、リイタはどこニャ?」
「え……あー、と、リイタは……その…」
答えはすぐ隣りの部屋なのだが、果たして言えるような状況だろうか。いや、言えない(反語)。

459417:05/03/21 00:44:02 ID:Qf2Uv6EX
「い、今ちょっと出かけてる。ビオラも一緒に。だから、先に帰ろうかノルン。な?」
「ふ〜ん…」
信じているのか信じていないのか、狼狽したクレインには判断が付かない表情のノルン。
「じゃあ、帰るのニャ」
(ほっ…)
胸をなで下ろす。
「ノルン、のどか湧いたニャ。これ、もらうニャ」
「……へ?」
ノルンが手を伸ばしたそれは……
クレインの半分残った紅茶だ。色々なお薬のたっぷり入った。
「だっ…!!」
制止の言葉は間に合わず、ノルンはゴクンと喉を鳴らしてそれを飲み干した。
「クレイン、どうかしたのニャ?」
「いや……えーと…」
「…………ふニャ?」
不意にノルンの目がとろんとなる。
「クレイン……」
「ノ、ノルン…」
「体が……熱いのニャ〜」
ぎゅうと、クレインの体に抱きついてくるノルン。その目には蠱惑的な光が宿る。
「ノルン、なんだか変ニャ……クレイン……抱きしめて欲しいニャ……」
「………いや」
さすがにもう、無理だから。
460417:05/03/21 00:44:44 ID:Qf2Uv6EX





中途半端なオチでごめんなさい。
エロを書いたの初めてだったので、色々と緊張しました。ダメダメな所も多かったと思います。
それでも読んでくれた方、ありがとうございました。
461名無しさん@ピンキー:05/03/21 03:11:21 ID:fGw3cLfX
>>417
乙&GJ!!
462名無しさん@ピンキー:05/03/21 03:27:35 ID:pqBis0v1
エロい上にむちゃむちゃおもしろかったです。GJ!
463名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 08:09:27 ID:rjlQiO8N
これからなのに……
ようやくノルンが登場したのに……(滂沱)
464名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 21:39:47 ID:Lr+utUSd
GJ…て
完じゃないよ!続いてよっ(涙)!!
465名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 02:10:25 ID:t/XGjk7l
ルイーゼた〜ん!
466名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 22:39:44 ID:jQay3BjC
ここの住人的にミューたんには萌えませぬか?
かなり久々にエリーをやったらミューたんSSが書きたくなったのですが、シチュが浮かばんのです。
467名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 07:04:14 ID:H2xEfNdm
ttp://red.ribbon.to/~alcyone/

ここは当然チェック済?
468名無しさん@ピンキー:2005/04/05(火) 19:44:57 ID:C1yoGIXO
ミューたん萌え萌えです。
可愛いし天然だしお色気だし、雇用費安いし素早いし強いし。
しかしどうも、昔の恋人に純血捧げているイメージがあるせいか
エロシチュは思い浮かばないんだよなー
469名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 05:52:54 ID:FnuizTnj
盛り上がってないですねぇ…イリスですけどSS書いてもよろしいですか?
470名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 15:33:38 ID:S2ntkAkG
>>469
щ(゚Д゚щ) カモーン
471名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 15:37:33 ID:86TeKIAr
クレイン×ブレアにするよ?
472名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 18:14:47 ID:rZNmwNpC
イリスやってないから判らん・・・・だが投下汁!
473名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 07:28:33 ID:v+gXvFsl
マリーとシアとミューが冒険に出て盗賊に犯されるやつが読みたい
474名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 12:14:09 ID:F9ODEyL/
昔あったザマス婦人の続き読みたい
475名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 20:54:09 ID:xf/89JD6
最近イリスが多いから、マリーのエロが見たい。
476名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 21:57:11 ID:5jS36zxB
相手がシュワルベとかエンデルクの話が読みたいのう。
477名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 15:41:18 ID:cKK+W1T7
公式でリリーフィギュア付の発表がされたな。
これで盛り上がってくれればのぅ
478名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 00:56:52 ID:QCNXlgo1
ルイーゼさんのフィギアがホスイ…
479名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 11:53:14 ID:1Egj7X/q
あげ
480名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 20:07:27 ID:Hrs5sZh/
エリーが好きだ…GBAのアトリエ、PS2で出して欲しかったのう。
てな訳でage。
481名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 21:36:45 ID:hgPDpLr6
初めてなもので、エロくなかったらすいません。


「目覚め」

エリーがダグラスに処女を捧げてからしばらくの時が過ぎていた。
己の体に男を迎え入れることにも慣れてきたが、同時にエリーは新しい自分が生まれつつあることも感じていた。
アカデミーショップに買い物に行くと、どうしても店員の豊かな胸元に目がいってしまう。
(いいなあ。おっぱい大きくて。あたしもあんなだったらいいのに・・・)
同級生と話していても、錬金術の話をしているはずなのにいつのまにか頭は下半身のことを想像している。
(ノルディスにも・・・あれあるんだよね。男の人だもん)
飛翔亭にいったらいったで、にこやかな笑顔をむける看板娘に罪悪感を感じずにはいられない。
(フレアさんも、ハレッシュさんとしてるのかなぁ。きっとそうだよね)
今までこんな淫らな想像はしたことがなかったのに。どんどん自分が穢れていくような気がする。
恋人に対しても、そうだ。
ダグラスのあの蒼い瞳で見つめられただけで、体の奥がじんわりと熱くなる。
話をするだけじゃ、キスをするだけじゃもう満足できない。
時に優しく、時に強引に、押し倒される時を待ってしまっている自分がいる。
そして、夜一人でいるときも・・・。
「んっ・・・はあ・・・ああ・・・ダァグ、ラスゥ・・・」
最初は恋人に抱かれる夢を見たときだった。
甘美な夢の続きが見たくてたまらず、知らず秘所に手を伸ばしていた。
それ以来、体が甘く痺れるときは、自分で慰めるのが習慣になってしまったのだ。
「あっ・・・うぅん・・・くっ・・・いやぁ・・・はぁん・・・」
今は10月。ダグラスは魔物討伐の遠征に出かけており、一ヶ月は会えない。
ザールブルグを、自分を守るために危険な任務についているというのに、一体自分は何をしているのか。
頭でたしなめればたしなめるほど体は反対に疼き、高まる快感に手を動かすのをやめられない。
体の奥に泉が湧き、指を動かすにつれてぴちゃぴちゃといやらしい音をたてる。
「ああっ・・・ダァグ、ダグラス・・・んん・・・あっ・・・もう、だめっ!」
遅咲きの欲望がエリーの中で艶やかに咲きほこっていた。
482名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 16:07:42 ID:qe5c5iAK
>>481
SS乙!
483名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 00:20:14 ID:KMJ5E/Qo
>>481
お疲れさん&GJ!
気が向いたら、続きでも書いてくれ。
484名無しさん@ピンキー:2005/05/12(木) 21:23:13 ID:6cJ6NcvK
す、素晴らしい!!
485名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 19:19:10 ID:Adl7NnGe
481です。お言葉ありがとうです。
続き、書いたのですが、「自らの性欲にとまどうエリーをダグラスが優しく導く」
というドリーム全開の代物になってしまいまして・・・。
方向性変えて他キャラで一人でするときのイメージを勝手に膨らませてみました。

「ああっ!イイ!はんっ!ク、クライスゥ〜!」(一番激しい)

「ダグラス・・・んっ・・・お願い・・・抱いて」(あくまでも切なく、声にならない吐息付きで)

「ううんっ!ヴェルナー・・・あっ、ああ・・・イっちゃう・・・」(けっこうまとも。でも実は野外でだったり。大胆なリリー)

「はぁ・・・ヴィトスゥ、あたし、もうこんなになっちゃったよぉ・・・ヴィトスの、ほしいよぉ」(ベッドの上に起き上がって。えぐえぐ泣きそうな感じで)

「いやぁっ。あんっ!ロードフリードさぁん、んんっ!だめ・・・もう、とまんないよ・・・」(もちろん片手にはにんじんが笑)

イリスはやってないから知らね。

・・・皆さんのキャライメージと合ってますかね。現在リリーバージョン挑戦中。26日までのつなぎに投下する?
486名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 01:04:10 ID:7zJ8PI2M
保守
>>485
一人えちぃねたいいっす!
487名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 22:26:49 ID:YdRl2ImU
イリス2買うべきか買わざるべきか・・・。
フェルト×ノインあるんなら即買いなんだが。
488名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 23:51:53 ID:MvrYcfmz
>>485
萌えじゃねえか! 続き投下汁!
489名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 02:42:05 ID:y/QePiOA
イリス(リイタ)考えてみた。
「クレ…イン、胸っ、触って…、ちっちゃくても、感じるんだからっ」
(胸が大きくならないかなあという期待を込めて、マッサージ兼ねて自分でもみもみもみ)

>485
リリねた投下汁!
490名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 05:26:04 ID:Sf8Yb38N
イリス2買ったらフェルト×ノイン書くぜ!…多分…
491名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 21:54:54 ID:6uOeahPl
>490それは楽しみだ。その他でも神の降臨に期待!!
492名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 22:51:59 ID:Xim9G253
>>490
期待してます!
493417:2005/05/24(火) 02:42:34 ID:fogFbFmT
>>490
期待させてもらいます。


いよいよ、あと2日ですね。

つなぎになるかわかりませんが
二名ほど希望している人がいるらしい上のSSの続き、投下していいでしょうか?
494490:2005/05/24(火) 05:58:40 ID:ol4p8lV5
イリスは賛否両論が多いけど俺は好きなほうだな。
やはり今回もフェルトはモテモテなのかな?ミーツェもなかなか気に入った。

495名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 11:43:51 ID:wTQhIawM
大正もののけ異聞録ってアリ?知ってる人いる?
496490:2005/05/24(火) 14:16:07 ID:NB2Qhhk4
ノインの八重歯…かなり萌えるんだけど
497名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 19:43:08 ID:1LbdxXSn
おー!!どんどん書き込んでくれ!!
私的にはヴィーゼとフィー萌VV
498名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 20:28:36 ID:zmv2dodD
>>495
知ってる。
欲しいんだが、値段が下がらなくて手が出ないのだ・・・・
499湖畔の百合 by 481:2005/05/24(火) 22:16:02 ID:LboEfdtu
417さん、490さん、自分も期待してますよん。
イリス2自分もSS書ける位萌えたいのだが、現時点では何とも言えないからな。
とりあえず旧作ですまんのだが、リリーネタいきます。

パチパチパチ・・・。
野営の火の爆ぜる音だけが、へーベル湖畔に響き渡る。
息苦しさを覚えてリリーは仰向けに寝返りをうった。
目を開くと満天の星が優しく瞬いている。
ふぅ。
額に手をやり、一つため息をついて、リリーはそっと焚き火の反対側を見やった。
眠れない原因はわかっている。そこで人の気も知らずに寝ている存在。
いつもいつも人を小ばかにして、つっけんどんで気まぐれで・・・。
そのうちいつの間にか自分の心の多くの部分を占めてしまった人物。
アカデミー建設という大きな目標のためにがんばっているけれど、リリーだって年頃の女の子だ。
好きな人が距離は離れているとはいえ、視界に十分入る位置で寝ていたら、どうしてもそっちが気になってしまう。
もう一度ごろんと横向きになったものの、千々に乱れる心は収まらず。
逡巡した後、きゅっと口を結んで一つ頷くと、ゆっくり体を起き上がらせた。
「あ、リリー、どうしたの?」
「うん・・・ちょっと眠れなくって・・・。湖畔まで散歩してくる」
「わかった。でも気をつけなよ。ぷにぷに位しか出ないけど、危険なのには変わりないからね」
「うん。すぐ戻ってくるね」
焚き火の脇で番をしているカリンに声をかけながら、さりげなく向こう側にいる人物を見やる。
(ヴェルナー・・・)
細い目を閉じ、いつもと同じ厳しい顔で寝ている彼。
(どんな夢を見てるのかしら・・・)
あたしの夢でも見ててくれないかな、でもそんなわけないよね。
自分で自分の想像を否定し、そのことにほんのわずか落ち込む。
誰も知らない、小さな片思い。
へーベル湖の冷たい湖水を手でもてあそびながらも、ため息は途切れることがなかった。
500湖畔の百合 by 481:2005/05/24(火) 22:16:32 ID:LboEfdtu
「ヴェルナー・・・好きよ」
湖畔の大樹にもたれ、自分で自分の体を抱きしめる。
誰にも言えないから、もちろん本人にも言えないから、いつもこうして一人でつぶやく。
「少しはあたしのことも見て。ほら、もうこんなに・・・」
誰にも見られていないという事実がリリーを大胆にし、ゆっくりと胸をまさぐる。
工房には厳格な師と、年端も行かない少女二人と。
自らの手で快感を生み出す行為を覚えた後も、自室でそれを実行するわけにはいかなかった。
「んんっ・・・はぁ・・・ああん・・・」
服の前の紐を緩め、下着の奥へと指を沿わせる。リリーの大きくて形の良い胸がやわらかく形を変えてゆく。
そろそろと下へと手を伸ばしていくと、熱を持った場所へ突き当たる。
びくんと体が一つ震え、リリーはたまらず根元へ座り込んだ。
「やっ・・・あん・・・ヴェルナー・・・」
501湖畔の百合 by 481:2005/05/24(火) 22:18:00 ID:LboEfdtu
もぞ、と一つ寝返りをうって、ヴェルナーは目を覚ました。
ぼんやりした目に焚き火の前でひざを組んで座っているカリンと、その向こうで寝ているリリーが・・・
いねえ。何やってんだ、あいつ。
「おい、カリン」
「ああ、ヴェルナー、起きたのかい?」
「何となく・・・な。それより、どうしたんだ?」
くいとあごをしゃくって、持ち主のいない寝袋のほうを指し示す。
「リリーかい。散歩するって言ってそのまま帰ってこないんだよ」
「何だって?まったく変なことばかりやる奴だな。・・・俺が探しに行ってくるか?」
「頼むよ、ヴェルナー。大丈夫だと思うけど、万一ということもあるしね。湖の方へ行くって言ってたから」
「ああ、わかった。湖な」
まったく、世話のやける奴だな。
湖畔へと続く道をたどりながらヴェルナーはつぶやく。
いつもこちらの予想がつかねえことばかりしでかして。しっかりしてるかと思えば肝心なところが抜けていたり。
時々こちらがどきっとするほど女らしい表情を浮かべるくせに、その次の瞬間子供みたいに怒ったり。
ほんと、見てて飽きねえぜ。
・・・そういうところ全部含めて魅力的なんだよな、あいつは。
ま、本人の前では言わねえけどな。言うとしたら当分先、あいつが男と女のことをわかってからだ。
一体いつになるんだか。あいつんとこのガキ二人の方が、よっぽどそのへんの話がわかりそうだぜ。
いつもの皮肉な笑みを浮かべるヴェルナーの耳に、微かな声が届いた。
「リリーか?」
ガサ、と茂みを掻き分けたヴェルナーの目に飛び込んできたものは、今まさにヴェルナーが考えていたことを裏切るリリーの姿だった。
「ん・・・やっ、あああっ!」
自分の想い人が信じられないものを見る眼差しで自分のことを見つめていることに全く気づかず、リリーは自らの指で絶頂を迎えた。
「ヴェルナー・・・好き」
うつむいていた顔を天に向け、思いつめた表情でぽつりとつぶやく。快感からか、切なさからか、リリーの頬に一筋涙が伝わった。


とりあえず、今日はここまで。
502湖畔の百合 by 481:2005/05/24(火) 22:18:24 ID:LboEfdtu
もぞ、と一つ寝返りをうって、ヴェルナーは目を覚ました。
ぼんやりした目に焚き火の前でひざを組んで座っているカリンと、その向こうで寝ているリリーが・・・
いねえ。何やってんだ、あいつ。
「おい、カリン」
「ああ、ヴェルナー、起きたのかい?」
「何となく・・・な。それより、どうしたんだ?」
くいとあごをしゃくって、持ち主のいない寝袋のほうを指し示す。
「リリーかい。散歩するって言ってそのまま帰ってこないんだよ」
「何だって?まったく変なことばかりやる奴だな。・・・俺が探しに行ってくるか?」
「頼むよ、ヴェルナー。大丈夫だと思うけど、万一ということもあるしね。湖の方へ行くって言ってたから」
「ああ、わかった。湖な」
まったく、世話のやける奴だな。
湖畔へと続く道をたどりながらヴェルナーはつぶやく。
いつもこちらの予想がつかねえことばかりしでかして。しっかりしてるかと思えば肝心なところが抜けていたり。
時々こちらがどきっとするほど女らしい表情を浮かべるくせに、その次の瞬間子供みたいに怒ったり。
ほんと、見てて飽きねえぜ。
・・・そういうところ全部含めて魅力的なんだよな、あいつは。
ま、本人の前では言わねえけどな。言うとしたら当分先、あいつが男と女のことをわかってからだ。
一体いつになるんだか。あいつんとこのガキ二人の方が、よっぽどそのへんの話がわかりそうだぜ。
いつもの皮肉な笑みを浮かべるヴェルナーの耳に、微かな声が届いた。
「リリーか?」
ガサ、と茂みを掻き分けたヴェルナーの目に飛び込んできたものは、今まさにヴェルナーが考えていたことを裏切るリリーの姿だった。
「ん・・・やっ、あああっ!」
自分の想い人が信じられないものを見る眼差しで自分のことを見つめていることに全く気づかず、リリーは自らの指で絶頂を迎えた。
「ヴェルナー・・・好き」
うつむいていた顔を天に向け、思いつめた表情でぽつりとつぶやく。快感からか、切なさからか、リリーの頬に一筋涙が伝わった。


とりあえず、今日はここまで。
503湖畔の百合 by 481:2005/05/24(火) 22:21:00 ID:LboEfdtu
うわ、書き込み一回しか押してないはずなのに・・・。
どうもすみませんでした(いろいろな意味で)。
504417:2005/05/24(火) 22:33:29 ID:UM1d5GhN
>>481
GJ!


蛇足ながら460の続き、投下させてもらいますね。
505417:2005/05/24(火) 22:34:01 ID:UM1d5GhN
さかりのついたノルンをこのまま連れて帰るわけにもいかず、今の状態でビオラを呼ぶわけにもいかず……
「……しょうがない」
クレインが何とかノルンを静めるしかない。
「ノルン」
「……ニャ?」
クレインの胸に顔を埋めていたノルンは、火照って赤くなった顔を上げる。クレインは半開きのノルンの唇に自分のそれを

重ねた。
「んっ!……ニャ…ぁ……んん」
突然のことに驚いたノルンだがそれも一瞬で、すぐに自分からクレインの唇を求めだす。クレインが舌を入れてもすんなり

と受け入れ、むしろノルンの方が積極的なほど。
ノルンの小さな舌は、リイタやビオラのそれと比べて、ざらざらした感触だ。
ノルンは唇を重ねたまま、両手をクレインの首の後ろに回す。
506417:2005/05/24(火) 22:34:40 ID:UM1d5GhN
「クレイン……ノルン、なんだかおかしいニャ…」
「大丈夫…」
クレインは呟きながらノルンの桃色の耳に息を吹きかける。弛緩したようにだらりとしていた耳がびくりと跳ねた。
「あっ!…ニャ……」
「そっか。ノルンは耳が弱いか」
クレインはノルンの耳の付け根の辺りに舌を這わせる。
「ふにゃっ!…ニャ…ああン…」
それだけでノルンは甘ったるい声を上げる。よほど感じるようだ。クレインは容赦なく耳を攻める。耳穴に舌を入れると、
ノルンはさらに感じたのか、足下が危ういほどになる。
507417:2005/05/24(火) 22:35:04 ID:UM1d5GhN
「ニャあ…うニャ……や…」
だんだんとぼやけた目に怪しい光が増してくる。ノルンは確実に女として感じつつある。
「ニャ…クレイン……」
「なんだ?」
「……もっと、色々…してほしいニャ」
耳だけでなく、という意味か。
クレインは近くのソファにノルンの体を仰向けにする。ぶかっとしたワンピースを捲り上げ、そこに見える簡素な木綿の下

着をさらに捲り上げる。まだ膨らみかけの白い乳房。その中央にピンクの小さな突起がぽつりと浮いていた。
クレインは乳房に手の平を這わせる。片手に収まるほどの小さなそれは、表面は柔らかいがその奥に青い果実をおもわせる

固さがあった。
508417:2005/05/24(火) 22:35:43 ID:UM1d5GhN
乳首を口に含み、舌先で転がすように舐める。
「あンっ……ニャあ…ん」
小さいが感度はまずまずなようだ。そのまま舌で弄んでいると、ノルンはますます昂ぶりを見せ始めた。薬が本格的に回ってきたのだろうか。
クレインは体を離し、ノルンの下半身に目を移した。飾り気の無いパンツに手をかける。息を荒くしたノルンは抵抗もせずなすがままだ。するりと下ろすと、ノルンの固く閉じた蕾が露わになった。
クレインはそこに顔を近付け、少し観察してみる。
509417:2005/05/24(火) 22:36:07 ID:UM1d5GhN
まだうぶ毛しか生えていない未成熟な女性器。成長期のノルンだが、性器の発達は少し遅れ気味のようだ。ぴっちりと閉じた縦筋には微かに複雑な皺がよっている。未成熟なゆえに淫靡さを漂わせるそれは、幼い少女のものであるという背徳感も手伝ってクレインを昂ぶらせた。
筋をなぞるように指を這わせる。
「ん……」
ノルンは僅かに腰をよじった。クレインはそのまま指を割れ目の中に潜らせる。湿った熱が人差し指に絡む。秘壺とクリトリスを同時に弄くりはじめると、ノルンは高い声を上げる。だいぶ濡れてきた。
510417:2005/05/24(火) 22:36:40 ID:UM1d5GhN
「フニャ…ああン」
ノルンは鼻を鳴らしながら腰を揺らす。
クレインは愛液に潤み始めたそこに顔を近づけた。舌を這わせると、酸味がある。
「ちょっとおしっこ臭いぞ。ちゃんと拭いてないのか」
「ニャ……そんなこと…ないニャ」
答えてから急に羞恥心が芽生えたか、ノルンは顔を真っ赤にして目をそらす。
「ノルン」
クレインは体を動かし、ノルンの目の前に自分のイチモツを示した。
「俺のも舐めてくれないか」
「……」
しばらくじっとそれを見つめていたノルンは、やがてそろりと舌を這わせた。
「うっ…」
思った通り、猫舌のフェラチオは摩擦感が凄い。軽く亀頭を舐められただけで喉の奥から息が漏れる。
511417:2005/05/24(火) 22:37:03 ID:UM1d5GhN
「ニャ?…クレイン、気持ちいいニャ?」
「ああ……すごくいい」
「…ニャ♪」
気をよくしたのか、ノルンは体を起こすと体に残っている衣服を落とした。そして床に膝を付き、立っているクレインの男根が目の前にある状態へ。
「じゃあ、もっと気持ちよくしてあげるニャ♪」
くちゅ、と鈴口にキスをする。そのまま、まんべんなく舌を這わせる。テクも何もなく、本当にただ舐めているだけだが、十分な快感があった。
「ん……っ…ふ…んニャ」
静かな部屋にぴちゃぴちゃと音が響く。
「ノルン、舐めるだけじゃなくてくわえてみて」
「うニャ…」
ノルンは言われたとおり、小さな唇で亀頭を包む。中では絶えず舌が動いて刺激を送り続ける。
またしばらく、淫靡な音が響く。
512417:2005/05/24(火) 22:37:33 ID:UM1d5GhN
「よし……ノルン、もういいよ」
「ニャ?クレイン…気持ちよくなかったニャ?」
クレインが行為を中断させると、途端に不安そうな顔になるノルン。
「そうじゃないよ。すごく気持ちいいから、このままイキそうだったんだ」
そう言いながらクレインはノルンをもう一度ソファに横たわらせる。最初は本番までする気はなかったのだが、気が変わった。
「ノルン……」
「…………」
ノルンはこれからどういう事をされるのかちゃんと理解している。熱っぽく濡れた目でクレインを見つめ、頷いた。
513417:2005/05/24(火) 22:38:11 ID:UM1d5GhN
十分に潤んだノルンのそこに、クレインは肉棒をこすりつける。
正常位で挿入の姿勢になると、ゆっくり押し込んでいく。入り口が狭い。一気に入れてしまいたいのだが、そうすると初めてのノルンが辛いだろう。
時間をかけて亀頭まで入った。この状態でも先端の締め付けが痛いぐらいだ。
「っ……い」
「ノルン、大丈夫か?」
「平気ニャ。クレインのが……欲しいニャ」
「…わかった」
ノルンの腰に手を回し、抱き寄せるように挿入していく。半分ほど入った。
「ノルン、痛くないか?」
「ちょっとだけ…痛いニャ」
クレインに心配をかけまいと気丈に笑みをつくりながら、ノルンは目の端に涙を浮かべている。
514417:2005/05/24(火) 22:38:54 ID:UM1d5GhN
「……続けるぞ?」
「……うん」
ズンと、最後の一突き。破瓜の血が二人の下半身を伝ってしたたり落ちる。
「ニャ…ああっ!」
ノルンが短く悲鳴を上げる。涙が少し流れた。その唇に、クレインがもう一度口付ける。
「ん……」
繋がったままの長い接吻。たっぷり一分近くして、離れた。
「……最後まで入ったよ。ノルン」
「うん。クレインの、奥まで届いてるニャ…」
ノルンは息を荒げている。
「クレイン……んぅ」
「おい、ノルン?」
正常位で下のノルンが、急に自分から腰を動かし始めた。ガマンしきれないように。
「痛くないのか?」
「痛いニャ……でも、痛いけど、気持ち、いいニャ!」
ノルンの動きはだんだんと激しくなる。
515417:2005/05/24(火) 22:39:59 ID:UM1d5GhN
(…媚薬が本格的にまわってきたのか?)
ノルンの痛みよりも快感が勝っているのなら、クレインに遠慮する必要は無い。ノルンの動きに合わせて、腰を前後に揺さぶっていく。
「いいっ……いいニャ…クレインっ、気持ちいいニャ!」
クレインの堅いペニスが出入りするたび、淫靡な音とノルンの喘ぎ声が部屋に響く。
「…ノル…ンっ…うっ」
互いに激しく求め合う。ノルンの内部はクレインを柔らかく強く締め付け、幼い膣のヒダは甘美な刺激を与えて続ける。
「あ…もうっ……イキそうだ」
「ふあっ…いいニャ……ノルンに、いっぱい、欲しいニャ…」
ノルンはクレインの首に手を回し、その唇に口付ける。
「クレイン……好きニャ……ノルンも、もう…イクっ…!」
516417:2005/05/24(火) 22:40:54 ID:UM1d5GhN
「…うっ」
深く、ノルンの奥まで届かせた状態でクレインは果てた。何度も脈打ち吐き出された精液がノルンの秘所に溢れる。
「ニャあっ…あーっ!!」
ノルンの小さな体が弓なりになって震える。そして、脱力した。
「…ハァ…ハァ…出てるニャ……クレインの…いっぱい」
呟いて、そのままノルンは目を閉じた。


ノルンはそのまま眠ってしまった。とりあえず体を拭いて、適当に掛け物をする。それからクレインは自分の身を整えようとした。
517417:2005/05/24(火) 22:41:38 ID:UM1d5GhN
「クレイン」
不意にその場に響いた限りなく平淡な声。クレインの背に冷たいものが走った。
この場にいるのは自分とノルンのみ。ノルンは目の前にいる。では、背後からの、この声の主は?答えは分かっている。しかし、それを確認するのが恐い。振り向くことができない。
「なにしてるの?」
静かで、落ち着いた声音。まるで氷のような。
このパターンは本日3度目。だがこれは今までのとは違う。リアルな「死」の匂いが感じられた。
「ねえ?」
「……い…………いつから?」
「一分くらい前。後始末してたあたりから」
518417:2005/05/24(火) 22:42:23 ID:UM1d5GhN
リイタは声のトーンを一切変えない。どんな表情をしてその言葉を紡いでいるのだろうか。クレインには想像すらはばかられた。
「まっ、待て!落ち着け!……これにはやむおえぬ…」
「やむおえぬ事情で、ノルンを毒牙にかけたわけね?」
「ち、ちが…」
弁解をしようとするクレインだったが、その言葉が続くことはなかった。

「贓 物 を ブ チ 撒 け ろ━━━━━━━っ!!!!」


最大レベルの蒼気弾を喰らったクレインは、キレイなお星さまになりましたとさ……。
519417:2005/05/24(火) 22:44:23 ID:UM1d5GhN
今度こそ、完。

例によって保管庫への収納は無しでお願いします。


507で途中に変な空白が……org
すみません。
520名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 23:16:07 ID:nvaz3LD7
ああこんなところでこの台詞をみることになろうとは…

蝶・GJ
521490:2005/05/25(水) 06:13:49 ID:ymsCzMYk
417氏いいですねぇ〜。というかクレインってなかなかの女殺しですねw
イリス2フラゲしてきましたのですこしやってからSSを書こうと思います。
522名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 16:36:35 ID:ck2b2QIV
417さんGJ! ノルンが可愛すぎ!「ニャ」が萌える・・・
ぜひ他にも色々書いてください。

ところで、ビオラのアトリエは妄想し甲斐がありますな。
「自分を好きになる王冠」といい、「スケスケ下着でフェルトに迫るビオラ」といい・・・。
冒頭部分からして、「SS書いて2ちゃんに投下汁!」と言わんばかりだ。
ちょっと自分には無理だが、誰かエロエロなの書いてくれませんかね。
ゲームのノインの背中も気になる〜。ほどきたくならないか?あれ。
490さんにマジで期待!
523名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 23:47:44 ID:EF9qxmic
>>522
ビオラのアトリエ・・・
今初っぱなから聞いているけど思いっきり2ちゃんねるかよil||li _| ̄|● il||l
524名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 20:43:07 ID:eVL8hi/A
テオドール×ノインとかどうだろう。公開凌辱処刑みたいな方向で(;´Д`ハァハァ
525名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 21:46:48 ID:XIMoCMz3
あらまあ。ssが二つも投下されてる。
これからが楽しみだなあ!
526490:2005/05/28(土) 05:01:43 ID:PpeONGfP
ノインがなんか微妙な位置ですね…どちらかというとマックスに寄ってるんだが…
ということで書くのにもうちょっとかかります
527名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 11:39:46 ID:tOxvSQzm
マックスなぁ・・・個人的に目の上のたんこぶorz
528名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 22:29:56 ID:7oV8kGjP
ノインは普通にフェルトに気があるっぽいぞ?
529名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 23:55:45 ID:fXW6j6qT
今回のは最初からやたら恋愛要素が強い気がする
ノイン思ったより声低かったし…
530名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 23:37:28 ID:xsNVOKZl
フェルト×ヴィーゼキボンヌ
531名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 00:04:18 ID:Wv8WgloE
もうすぐ1年経つのにまだ500かYO!
もっと気張らんかい
532名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 12:24:34 ID:AlGBUqtQ
ゲームクリアしたら、ポウ様×ミーツェ書いていいっすか。
妖精さん萌え萌えだベイベ。
533名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 14:03:28 ID:VxN5xu1V
>>532
クリア後と言わずに今すぐかきたまへ
534名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 22:01:48 ID:HxaujTT4
ゲームをやり始めたら皿にハマった。
フィーが萌vvヴィーゼエデンのもちきうぎの
おねぃさんも萌なんだが…
535名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 23:52:54 ID:kSMpKvGK
イリス2はツンデレキャラがいない……!
しかしヴィーゼもノインもフィーもそれぞれ違った魅力がある
ヴィーゼ(&イリス)はさながら単身赴任の夫の帰りを待つ妻子な雰囲気だし
536名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 05:19:54 ID:nlqAWQrH
やはり今回もフェルトはもてもてだな…イリス系はそういう法則なのか?
537名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 07:46:45 ID:Y+wnE8no
よきかなよきかなw
538名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 19:28:16 ID:UdUfYm77
イリス2が出たというのになんだこの寂れっぷりは。
539名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 19:34:43 ID:NV8Q9FHm
>>535
イリスの台詞のお兄ちゃんをお父さん
ヴィーゼの台詞のフェルトをあなた
に書き換えてみても違和感ないしな
540名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 20:17:01 ID:YJMfNCpg
にしても相変わらず薄いエンディングだな。
もっとこう・・・なぁ?
541名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 00:47:33 ID:B4wgnTo1
>538
イリス2が出たことすら知らなかった。
俺の中ではザールブルグで時が止まっている。
542名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 14:34:17 ID:jCe1CW5A
おい、おまいら、本スレで禁断の恋のヨカーンが出てますよ。
最初はフィー→マックスだったのか。知らなかったorz

ポウ様×ミーツェ激しく読みたい。いや、絶対読みたくない気もするんだがw
ギャグでもマジでもいいっす。532さん、お待ちしています。
543名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 18:04:32 ID:FbN9IVsu
フェルノイを只管待ち続ける俺ガイル。
544名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 21:15:45 ID:AqTE4CpM
初SS書きなので作法とかがなって無いかもしれませんが
イリス2やってすごく良かったので書いたSSを投しようかと思います
素人の駄作など見たくないという方は名前欄に
今のレス番号(544かな?)を入れますのでそれで回避してください
545544:2005/06/06(月) 21:17:09 ID:AqTE4CpM
「イリスは妹とか弟とが出来るのは嫌かい?ってどういう事なのかな…」
今朝朝食の後でフェルトから聞かれた問いを反復し考えてみるが
一向に結論は出そうにない、その場では
「考えた事もないから少し考えてみる」
と言ったもののイリスはフェルトが質問をした意図が計りかねていた
自分ひとりで結論が出ないなら誰かに相談しよう
そう結論づけイリスは尋ねる相手を考えてみる
真っ先に思い浮かんだのはヴィーゼだが
「別に急がないし、無理に返事をくれなくてもいいからね」
と言っていたのを思い出し候補から除外する、そして
「ヤッケは…駄目ね子供だし」
「枢機院長は…目が危ないから駄目」
「マナの人達は…考え方に違いがありそうだしあまり期待はできないかな」
当人に聞かれたら明らかに怒られそうな発言をしながら次々に切り捨てて行く
「あの人しかいないかな…」
546544:2005/06/06(月) 21:18:01 ID:AqTE4CpM
リーゼ宮の女王フィーの私室、突然の意外な珍客にフィーは驚いたようだったが
フェルトの家族という事で、フィーは多忙な時間を割いてでも相談に乗る事にした
「で、私の所に来たのか、でも何故私なんだ?相談ならグレイの方が好いだろう」
「おじさんはどこにいるかわからないし」
「成程な、まあ確かに私がここにいないという事はまずないからな」
納得がいったようにうなずくと
「それで肝心の相談というのはのはどんな内容だ?」
「えっとね『イリスは弟や妹が出来るのは嫌かい』って聞かれたの」
質問を聞くなり優雅に紅茶を飲んでいたフィーは噴出した
「なななななななななな」
「お茶…零れたよ、拭いとくね」
「あ、ありがとう…ってそ、そんなことより本当にそう聞かれたのか!?」
「うん」
「そうか…あれからかなりたっているしそうなるのも当然か…」
あわてたり、すごい形相で掴みかかってきたり、落ち込んだりと忙しい人だな
イリスはそう思ったが敢て口には出さなかった
547544:2005/06/06(月) 21:18:45 ID:AqTE4CpM
そうなるのもって事はどう言う意味の質問かフィーお姉ちゃんはわかるの?」
「ん?ああそ、そのだな新しく弟や妹をフェルト達は持つ可能性があってだな…」
なるべく「あの事」には触れないようにフィーはイリスに説明する
「貴方に弟や妹ができる可能性があるから出来た時貴方がどう思うのか?」
我ながら苦しいなと思いながら、一呼吸置きフィーは続けた
「それが聞きたかったのだろう、確かに別の意図を疑いたくもなるだろうが…」
「なんで?お姉ちゃん達がしたくてした事なら別に私は…」
「今の家族の思いを無視してする事があの二人にできると思うか?」
「でも…」
「それだけ二人は貴方の事が大切で愛されているのだ」
黙り込むイリスの頭に手をおき、よしよしとフィーは撫でながら続けた
「それが貴方が聞きたがっていた質問の意図だと私は考えるな」
「うん、ありがとうフィーお姉ちゃん後は自分で考えてみるね」
晴れやかな顔のイリスを見送りフィーは自室に篭った
今日の執務は残っているがする気分にならない
皺寄せは兄に行くだろうが…まあそれはどうでもいい
548544:2005/06/06(月) 21:20:02 ID:AqTE4CpM
初めから自分の割り込む間などなかった
そして私は何もしなかった…この結末は当然の事だ
フィーは自分に必死にそう言い聞かせる
「わかっていたはずだ…なのに…何故…こんなに悲しいんだ」
こみ上げるものを抑えきれずフィーは涙を流す
「フェルト…ヴィーゼ…フェルトを汚す事を一度だけ許してくれ」
「アルテナ様…エーゼリン様…戒めを破る事を唯一度お許しください」
言い放ちフィーは生まれて初めて陰部に指をあてる
「…んッ…はぁ…」
下着の上からこすり上げていくと少しづつ湿っていくのがわかる
「…あッ…フェルト…ふぇると…あん…ふぇるとぉ…」
愛しい人を思い描きながらフィーは指の動きを早くする
「んッ…フェルト…好きだ…はあっ…愛して…る…」
頬が紅潮し肌が火照っていくのを感じフィーは指の動きをさらに早くする
陰部から溢れた液体が指に絡み付き
そしてピチャピチャと立てる音もフィーの興奮をさらに高めていく…そして
「…はあっ…フェルト…あっ…あぁあああん!!」
フィーは絶頂に達し、ベッドにぐったりと横たわる
どれほどそうしていただろうか、熱はすっかり引きフィーはポツリとつぶやいた
「私は…馬鹿だな」
549名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 22:46:15 ID:FbN9IVsu
乙!!
550名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 00:24:32 ID:2A4Ulr5d
>544
乙&GJ! イイヨイイヨー
551417:2005/06/07(火) 03:25:20 ID:UPAbkD8y
>>532
すみません。ポウ×ミーツェ、先に投下させて頂きます。

>>544
GJ!




では、投下します。
552417:2005/06/07(火) 03:25:57 ID:UPAbkD8y
新月の夜。空はやや雲にかげり、星の輝きは微量でしかない。好機だった。
ちょうどよい大きさの箱があった。元は酒瓶でも入っていたのだろうか、微かなアルコール臭の残るそれを頭から被る。サイズはピッタリ。そのままゆっくり前進。気配を感じたら停止。繰り返し、目指すは村の外。
「ふっ、完璧な作戦だぜ」
思わず一人言。すぐに口を噤む。このミッションに失敗は許されない。賭けられているのは己の自由。それに向かって一直線だ。
(……大体、あと100メートルくらいか)
脱出まで大まかな距離を割り出し、速度を上げる。
「よしっ!」
作戦の成功を確信し、いよいよスピードを上げる。周囲の気配にはお構いなしに、猛ダッシュ。
「ゴー…」
ル!と言いかけたところで、視界を覆っていた箱が浮いた。体が固まる。
「ポウさま、こんな時間にどこに行くんですか?」
立ちはだかるミーツェは満面の笑みを浮かべて、こちらを見下ろしていた。ツェッテル村の出口まで、あと2メートルも無い位置だった。
「えーと、その……お散歩…かな?」
とりあえずそんな事など言ってみる。
「それはいいですねえ。それじゃ、ミーツェもご一緒しますね」
「あー…いや、やっぱりもう暗いし、やめておこう。うん」
「そうですか?じゃあ、お家に帰りましょう」
「……うう」
涙が目に滲む。
ポウの、通算5度目の脱出計画は失敗に終わった。
553417:2005/06/07(火) 03:26:59 ID:UPAbkD8y
テーブルを挟んで二人きりの夕食。今日も今日とて魚料理だ。
「は〜い、ポウさまあ〜ん」
「あ゛ーん…」
うんざりしながら言うとおり口を開ける。
人が見れば羨むような新婚生活も、ポウにとっては牢獄である。彼の望むものは自由であり、家庭に縛られるなど苦痛でしかなかった。
(ああ……今頃ヴィーゼちゃんはどうしているんだろう…)
口に出せば即ミーツェの爪に襲われる事を思い浮かべる。思えば、ヴィーゼだけでなく、皆と冒険をしていたあの日々こそが自分にとって最も幸せな時だったのではなかろうか。
「…さま!ポウさまってば!」
「へ?…呼んだ?」
「何度も呼んでます!もう、急に黙りこまないでくださいよ!」
「ごめん……で、何か用?」
「ご飯、おいしいですか?」
「……うん」
事実、まずくはない。問題なのは心の方だった。
「……嘘つき」
「え?」
思いがけず暗い声で返事され、キョトンとする。
「ポウさま、全然おいしそうに食べてないじゃないですか…」
「……」
「いつもいつも、上辺ばっかり繕って、本当にあたしを見てくれてないじゃないですか」
ミーツェの口調は段々熱を帯びてくる。
「ポウさま、あたしのこと好きですか?愛してますか?」
「そ、それは……」
NOとは言えない。
「…もちろん」
「じゃあ、なんで何度も何度も村を出て行こうとするんですか!?あたしの傍にいるのがいやなんですか!?本当は愛してくれてないんじゃないですか!?」
捲し立て、立ち上がった拍子で食器が音を立てる。珍しく荒れたミーツェに、ポウは竦んでいた。
554417:2005/06/07(火) 03:28:43 ID:UPAbkD8y
「あたしがこんなにポウさまのことを想ってるのに、ポウさまはいつも上の空じゃないですかー!!」
とうとうミーツェは涙を流し、嗚咽を上げ始めてしまった。男としては究極にバツの悪い状況。
「ミ、ミーツェ……その」
女の子を泣かせた罪悪感もあり、さすがに真摯な態度で話しかけるポウ。
「おいらが……えっと、悪かった。ごめんよ」
「う……ぐす…」
「泣かないで、さ」
「…ぐす…ン……ポウさま、あたしのこと、愛してますか?」
「……うん」
「じゃあ……」
ミーツェは一つ、間を置く。
「あたしを、抱いてください」
「へ…!?」
「だって、あたし達夫婦なのに夜の生活が今まで全く無かったです。本当に愛してるなら、証明してください!」
「……そっ」
それは、今までポウが極力避けてきた事であった。それをすると、結婚したという事実以上に、決定的な束縛が生まれるという思いがあったからだ。
「せっかく新婚生活に備えて大枚はたいて大きなベッドを仕入れたのに、ポウさま普通に寝るばっかりだし!ダブルベッドの用途を活かせてないじゃないですかー!」
「わわわかった。わかったからもう暴れないでー!」

…というわけで、結婚式からだいぶ遅れての初夜という事になった。
555417:2005/06/07(火) 03:29:57 ID:UPAbkD8y
「……ハア」
ポウは溜息のような息をつく。いつかは覚悟していた事だが、あまりに唐突だった。
「ポウさま、こっち向いていいですよ」
言われて、ベッド上で壁に目を向けていたポウは振り向いた。
ミーツェは一糸まとわぬ姿でそこに立っていた。恥ずかしそうに胸を両手で隠し、ふとももをぴったり寄せ合わせている。
「その……よろしく、お願いします」
「……えーと…こちらこそ」
ぎこちない挨拶を交わす。ミーツェはベッドに上がり、ポウの傍に体を寄せる。そのまま、ゆっくりと口づけ。数秒か数十秒、たっぷりしてから離れる。ミーツェの顔はすでに上気して赤くなっている。
「……ポウさま。服、脱がせていいですか?」
「うん…」
頷くと、ミーツェは細やかな手つきでポウの衣服を脱がしていく。間もなく、ポウも生まれたままの姿になった。
「…ポウさまの、おっきくなってる」
ミーツェは目の前のそれを、両手で包むように擦り始める。
「はうう…」
ポウが情けない声を漏らす。初めてである。それはミーツェも同じだった。
「ポウさま、気持ちいいですか?」
不安そうに聞いてくる。
「お、おう。悪くないね」
強がりを込めてポウが正直に答える。
「じゃあ、その……お口も、使います…」
言ってから、ミーツェは亀頭にチロチロと舌を這わせる。途端、
「うわわっ!?」
「え?…きゃっ」
いきなり射精。ミーツェの顔に白濁液がかかった。
「ご、ごめん!あんまり良かったから、ついっ」
情けなさと申し訳なさで、ひたすら腰が低くなるポウ。対するミーツェは、しばらくぼーっとした後、笑みを浮かべた。
「わ、笑うなよー!」
恥ずかしくて顔を真っ赤にするポウ。
「あ、違います。嬉しかったんです。ポウさまが、あたしの愛撫で感じてくれて」
頬を染めながらそう言うミーツェを、不覚にもポウはとても可愛らしいと思ってしまった。
「今度は……ポウさまが、してください」
556417:2005/06/07(火) 03:30:18 ID:UPAbkD8y
今回はここまで。
保管庫への収納は無しでお願いします。
557名無しさん@ピンキー:2005/06/07(火) 21:13:01 ID:wk4PIU/c
エタマナ2祭りの予感期待sage
558名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 01:44:56 ID:DEM0kGwN
進行形でイリス2やってるが、キャラがまじやばいな。
エロ可愛杉(;´Д`)ハァハァフィーたん(;´Д`)
559名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 06:26:04 ID:iQ46TCxl
まだやって間もない濡れだが…ミーツェってポウに気があるのかい?
560名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 08:53:41 ID:FH1Pygxn
気があるどころか…。
アトリエシリーズではシアに次いでアレをやってのける二人だよ。
561名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 18:44:55 ID:3kKLdBMT
すまん、初代アトリエの事うろおぼえ…アレって何だ?
562名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 19:12:44 ID:v1oElfVJ
アレやったのはエリーの時だったとおも、確かムービーが流れたような
女が白い服着て男が黒い服を着るアレですよ
563名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 19:33:13 ID:KFm4C9OO
ああ…アレね…アレ…orz…何故か一気にイリスやる気失せたぜ…
564名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 20:24:56 ID:DEM0kGwN
ヴィーゼが、フェルトを想いながら一人エッチネタなんかどうよ。
565名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 20:46:43 ID:WRpbxPZV
それを金のアレがフェルトにダイレクトアプローチする為に筒抜け。
ヴィ「フェルト…フェルト!もっと…」
金「どうするのだ?」
フェ「……どうしよう…」
ノ「こ、こんなの聞いたら…あ、あたしまで…」
フェ「ノ、ノイン?う、うわぁ!や、やめ!」
566名無しさん@ピンキー:2005/06/08(水) 22:14:39 ID:DEM0kGwN
エデンではヴィーゼが一人で、ベルクハイデではフェルト達が乱交すると。
そんでイリスは、ヴィーゼに何をやってるのか聞いて、実際に教えてもらうと。
567名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 17:22:28 ID:ReIsFhnA
ヴィーゼネタキボン
568名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 19:32:32 ID:MeK2CvTr
上のネタ読んで爆発したフェルヴィゼ(一人えっちネタ)投下してもいい?

ほかの連載中だから控えとくべきか迷ってるんだが
569名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 23:16:46 ID:ReIsFhnA
聞かずとも住人の意見は一致するさ。ささ俺の我慢汁が溢れないうちに投下汁。
570名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 23:22:00 ID:zdVzVvGf
まったくもって>>569に同感だ、激しく期待w
571568:2005/06/10(金) 14:02:14 ID:K+6c2/Vf
それではフェルヴィゼ投下しまつ。二人しか出なくてスマソ。

この日のヴィーゼは珍しく大きな音をたててベッドに沈んだ。
高位のマナに協力を願う調合が続き、彼女はかなり精神的・体力的に疲れていた。
イリスをメイラに預けていてよかったとヴィーゼはぼんやり思う。
幼い子をこの不摂生極まりない生活に付き合わせるわけには行くまい。
一昨日の連絡によると、フェルトは現在、帝国を倒すためにリーゼ宮に向かっているらしい。
これまで以上に危険な事をしている彼の危険をほんの少しでも減らしてあげたくて、
彼女は睡眠時間まで削って採取・調合をしていた。
「まったく、あいかわらずだなぁ。目の前に困ってる人がいると助けずにはいられないんだよね、フェルトは」
……フェルトは今どうしているだろうか?
今まさに危機に陥っていたりしないだろうか?
ヴィーゼはベッドに伏したまま考える。

シェアドリングで交信できるようになり、現状を知ることができるようになると、
目の前にいないという事は彼女には殊更辛くなっていた。
家から少しずつ薄れていく、彼の暮らしていた証―。
部屋はフェルトが当番を忘れたときのように汚れたりはしない。
フェルトがよく乱したままにしていたベッドも整えられたままだ。

ヴィーゼはゆっくりベッドからおりて、彼のベッドの横に座る。
シーツにぎゅっと鼻をおしつけると、うっすらではあるが、慣れた匂い。
ドゥルの大樹が消失した時の地震で、庇われた時を思い出す。
それと同時にヴィーゼの体の奥底がじわりと疼き、
彼女はあきらめたようにため息をつくと、今この場所に誰もいないことをアルテナに感謝した。
572568:2005/06/10(金) 14:22:27 ID:K+6c2/Vf
同刻、リーゼ宮客室。フェルトはヴィーゼへの報告を書いていた。
実はこの前日にリーゼ宮を奪還していたのだが、
事後処理が思いの外長くかかり、まだ書いていなかったのだった。
報告を書ききってアイテムバッグに入れようと口を開くと、
くぐもったような声がどこからか微かに耳に届いた。
「……ヴィーゼの声?……なんだか苦しそうだな」
音の聞こえてくる場所を探すと、共有されているアイテムバッグであった。
いままで音が聞こえてきたことは無かったのだが、そんなことより彼女が気になった。
最後にもらったメッセージには体調を崩しているなんて書いてなかったはずだが……
心配になったフェルトはアイテムバッグに耳を寄せた。

一方ヴィーゼはフェルトのベッドに上半身だけ預けたまま秘め事に耽っていた。
先ほどまで胸を弄っていた手は再び足の間に向かう。
焦らすように周囲を廻り、時折掠めるように指先が核心に触れるたび体が跳ねた。
誰もいない事もあり、ヴィーゼは少し大胆になっているようだった。
服は少しづつはだけ、やや小振りな双球があらわになっていた。
「フェルトは……いっつも危ないことばっかりしてっ、私の気も知らないでっ……」
敏感な突起を指先でぐっと潰すと、ヴィーゼはびくんと背をそらした。
「ほんとは……ずっと、いっしょにいたいよ……」
青いシーツに落ちた雫はヴィーゼの吐息と共に静かに染みていった。

--------------------------------
とりあえず今日はここまで。
573名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 15:23:48 ID:nnlU3OkM
なによこの神が複数いるスレは。ふざけてるの?
どれも萌え萌え(*´Д`)
574名無しさん@ピンキー:2005/06/10(金) 22:51:00 ID:fbqKFM1h
グロ神の漏れが来ましたよ
575417:2005/06/11(土) 00:46:21 ID:eJ6hU/ZL
>>568
GJ!
続きも期待


なんだか他の人が投下したすぐ後ばかりになってすみませんが…
続き投下します。

576417:2005/06/11(土) 00:47:02 ID:eJ6hU/ZL
ベッドの上に座って向き合った状態。かなり緊張しているポウだが、形だけは平静を保ちミーツェの体に手を伸ばす。
「あっ…」
乳房に指が触れると、ミーツェは敏感に反応する。緊張しているのは彼女も同様だった。ポウはそのままゆっくり豊満な胸を愛撫する。しばらくするとミーツェの呼吸が早まってきた。
「ポウさまぁ…」
ミーツェが切ない声を上げる。
ポウは手を下へのばす。秘所へ指先が触れると、濡れていた。ミーツェはさらに顔を赤らめる。
「は…恥ずかしいです……」
「…だ、大丈夫だよ」
本当は自分もあがっているのだが、ポウはそう言ってミーツェを安心させる。
十分に準備ができているので、二人は本番の体勢になった。
ミーツェのそこに、上からポウが亀頭をあてがう。

577417:2005/06/11(土) 00:47:43 ID:eJ6hU/ZL
「じゃ、いくよ…」
「…はい」
ぐっと押すように入れる。予想より容易くミーツェはポウを受け入れることができた。
「いっ…あっ……ポウ…さま……やっと、結ばれました…」
やはり痛みがあるのか、目の端に涙の粒を浮かべながらも、ミーツェは本当に嬉しそうだった。
「ミーツェ…動いていい?」
「…はい」
少しずつ、動かしていく。互いにぎこちなかったが、しばらくすると慣れてきたのか、動きが大胆になってくる。
「…はぅっ……ポウさまァ…んあっ」
「ミ、ミーツェ……」
快感が押し寄せてくる。やがて達した。
「はあっ……ああんっ…っ…」
ほぼ同時にミーツェも果て、二人とも脱力してベッドにへたり込んだ。お互い無我夢中といった感じで、最中の記憶がぼやけていた。
「ハァ……ポウ……さま…愛してます……」
荒い呼吸に混じって、ミーツェがそう呟いた。
「……ミーツェ…」

578417:2005/06/11(土) 00:48:25 ID:eJ6hU/ZL


……終えてからかなり時間が経って、ミーツェは目を覚ました。
「ポウさま」
ベッドの上でミーツェがすぐ横のポウに声をかけるが、返事が返ってこなかった。寝息だけ聞こえる。
微笑みながら、ミーツェはポウの体に優しくシーツを掛ける。
「…ん」
身をよじらせたポウが、何事か呟いた。寝言だろうか。ミーツェは耳をすませてみる。
「……ゼ…ん」
「……?」
「……ヴィーゼ…ちゃん……」
「…………」
シャキーン!と音を立てて、ミーツェが爪をかまえる。

深夜のツェッテル村に悲鳴が響き渡った。


579417:2005/06/11(土) 00:49:05 ID:eJ6hU/ZL


今回のSS、なんていうか……書いてて罪悪感のようなものを感じたのはなんでだろう?
書き辛い……〇| ̄|_


連投ですみませんが、フェルト×フィーも書いたので投下してみます。含ネタバレ。
ふたつとも保管庫への収納は無しでお願いします。

580417:2005/06/11(土) 00:49:37 ID:eJ6hU/ZL

今日はこの辺りで休もう。森の道のなかばでフェルトがそう言い、私もそれに賛成した。
明日にはアルテナ教会にたどり着くだろう。エーゼリン様に会える。私自身の真実を確かめられる。
「……」
「フィー、どうかしたのかい?」
「いや…」
何でもないと首を振る。
ゼーユングからアルテナ教会まで、同行してくれているフェルトは気をつかってか私によく話しかけてきた。一応受け答えはしていたが、どういうやり取りをしているのか自分でもよくわかっていなかった気がする。私は、やはり動揺しているのか。
食事も早々と済ませ、毛布を被ってテントのすみで横になる。フェルトはしばらくこちらの様子を心配そうに見ていたが、やがて反対側のすみで同じように横になった。

581417:2005/06/11(土) 00:50:10 ID:eJ6hU/ZL

……眠れなかった。実のところ、ゼーユングを出発してから毎晩である。
当然といえばそうだろう。いきなり、生き別れの兄だという人間にお前はスレイフの王族だと言われれば、神経が昂ぶるのも無理はない。
「……ふう」
寝返りを打つ。テントの天井をじっと見つめていても、心のざわめきは静まらない。
横に視線を移す。
フェルトはどんな顔をして眠っているのだろう。ここからでは焚き火に遮られてよく見えない。
不安からくる人恋しさか、知らず知らずに名を呟いてしまった。
「フェルト…」
「……なに?」
「!…お、起きていたのか…」
「知ってて呼んだんじゃないのか?」
苦笑しながらフェルトは体を起こし、こちらに向き合う。
「フィー、眠れないのかい?」
「……ああ。明日にはアルテナ教会に着くと思うと、な…」
「そうか…」
フェルトは視線を落としていたが、すぐに顔を上げる。
「俺には……その、上手く言えないんだけどさ」
「…?」
「そんなに不安がる事はないんじゃないかな」
ゆっくりと、真摯な瞳でフェルトは言葉を紡ぐ。
「フィーがどんな生まれの人間であっても、フィーはフィーだ。何も変わったりはしない」
「……」
582417:2005/06/11(土) 00:50:45 ID:eJ6hU/ZL
「少なくとも、俺は見方を変えるつもりはないし、みんなだってきっと同じさ。今までと同じように」
まっすぐな言葉に、胸が熱くなる。
「わ、私は……」
「…?」
「私は、今までずっとアルテナ教会のフィーとして生きてきた。でも……いきなり王族だと言われて、背負うべきものを示されて…」
「……」
知らぬ間に、目頭が熱かった。
「恐いのだ……言葉で慰められても、私にはどうしようもできない。今までを失うよりも、これから背負うものが……恐いのだ」
喋りながら、涙が一筋、二筋とこぼれた。
「フィー……」
フェルトは黙ってこちらを見つめる。
「フェルト……私はどうすればいい?こんな気持ちのまま、一人で大勢の人間の運命を握れというのか?」
堰を切ったように弱音を吐くのが情けなかった。いくら気丈に振る舞っていても、やはり私はただの14の女の子でしかないのか。そう思うと、さらに涙が出てきた。
「フィーは一人じゃないだろ」
「え…」
「俺達がついてる。支えてやるさ」
「フェルト……」
私は、しばらくじっと沈黙していた。
583417:2005/06/11(土) 00:51:38 ID:eJ6hU/ZL

涙は止まっていたが、心の奥にはまだ恐怖の火種がくすぶっている。油断をすると、また不安に心を焼かれそうになる。
「フェルト……本当に、私を支えてくれるのか?」
「ああ。もちろんだ」
「なら……今、頼む」
「え…?」
「……私を、抱きしめてくれ。私は…」
瞳を閉じ、深呼吸する。
「お前が好きだ…」
「フィー、それは…」
「わかっている。お前はいつか行ってしまう。エデンへ、帰ってしまうのだろう。ならばせめて、それまでは私の傍にいてくれ……私のことを……一欠片でいい。想ってくれ」
「…………」
また、長い沈黙が場を支配する。焚き火がパチパチと爆ぜる音だけがあった。
心臓の鼓動が激しかった。恥ずかしさで耳まで真っ赤になっているのが自分でもわかるが、言ってしまった事はどうしようもない。
「お前がいてくれれば……今だけいてくれれば、それでいい。頼む…」
先程とは別の感情から、また涙が零れ出す。すっかり泣き虫になってしまった自分を笑いたかったが、出てくるのは涙ばかりだった。
「……わかった。フィー」
「フェルト……」
立ち上がったフェルトは、ゆっくりこちらへ歩み寄る。そのまま、互いに顔を寄せ合った。
「ん…っ」
唇が触れ合うだけの、優しいキス。それだけで、私は心の奥にある不安の火種が萎んでいくのを感じた。
「フィー、いいんだな?」
「ああ……」
584417:2005/06/11(土) 00:52:15 ID:eJ6hU/ZL

フェルトの手が私の体をまさぐるのを感じる。恥ずかしいとは思うが、不快ではなかった。先程とは違う意味での不安に、頭の芯がぼやけてくる。
気付くと衣服はすっかりはだけていた。
「フィーの体、すごく柔らかいよ」
「そ、そんなことを言うな…」
裸を見られている事より、フェルトの言葉の方が何倍も恥ずかしく感じてしまう。
フェルトの手が、下腹部からさらに下へ向かう。そこが濡れているのは自分でもわかった。
「…やっぱり、フィーも女の子なんだな」
「あ、当たり前だっ。今までなんだと思っていたのだっ?」
「ごめん……そういうことじゃなくてさ。いつも気の強い感じだから、こういう時は、その……すごくかわいい」
「!!」
体中に火がついたようだった。たったこれだけの事で、なぜこんなに動揺するのか。自分で自分がよくわからない。
だが、火照った体とは逆に気持ちはだんだんと落ち着いてきた。
「…いくよ?」
「ああ…」
答えてしばらくすると、大きな衝撃が体を貫いた。衝撃が一瞬で消え去ると、後に微かな痛みと、大きな熱が残っている。
「あ…っ…」
「大丈夫?」
「う……平気…だ」
「…動かしていいか?」
「……ああ。フェルトの、したいようにしてくれ」
585417:2005/06/11(土) 00:52:50 ID:eJ6hU/ZL
フェルトの体が動くのに合わせて、自分の体も激しく動いている。目を閉じている私の中で、熱い何かがあばれている。
少しずつ、意識が薄れていく。知らぬ間に互いの体を強く抱きしめていた。私はフェルトとつながり、抱き合いながら大きな声を出してしまっていた。
「あぁっ!…っ…いっ…フェルト……フェルトぉ!」
強く、何度も愛しい人の名を叫んでいた。熱にうかされたように、視界がぼやけていった

…………

「……」
いつのまにか朝だ。目覚めたその時、昨夜の事を夢ではないかと思った。しかし、すぐにそれは誤りだと気付く。すぐ傍らにフェルトが寝息を立てていた。
私は自分の身を整えてから、フェルトの体を揺さぶる。
「おい。起きろ、フェルト」
「ん……うわっ!?」
自分の姿に気付いたか、フェルトは大慌てで起きあがると、服を手繰り寄せていた。高速で着替えを終える。
「えっと、フィー…きのうは……その」
頭をかきながら、フェルトは何を言おうか迷っている様子だった。
「ありがとう、フェルト…」
「え?」
「さあ、時間が惜しい。早く出発するぞ」
「あ、ああ…」
すぐにテントをたたみ、教会に向かって森の道を歩き出す。
雲ひとつない空が眩しかった。



586名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 02:43:29 ID:1zx82W9I
エタマナ2祭り中につき、リリーを控えている481です。
「一夜限りの関係を持って、フェルトを諦めるノイン」を書きあげて来てみたら、
神がたくさんキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!! 
でも、最後のフェルト×フィーと思いっきり被ってるー!orz OTZ OTL ○| ̄|_
・・・帰ります。皆さんGJ!
587名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 14:18:08 ID:k9M6na22
>586そのシチュは実は大好きだ。だから帰ってはならない。
588名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 17:20:28 ID:TovNFW6z
587のスマートな引き留めに萌え。
俺からも言う、帰ってはならない。
て言うか多少のネタかぶりは仕方ないと思われ。
589名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 22:54:34 ID:dajwYcwJ
>>586
多少ネタが被ったくらいで、文句言うヤツはこのスレには居ないと思われ。
気にせずに投下汁。
590名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 23:01:46 ID:lS0kOsK/
トレーネ×ケイオス
または
ユーヴェリア×ケイオス
ま〜だ〜???

つーかさ、ミーツェ=ユーヴェリアの人腐女子モード全開でワロタ
591名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 23:31:29 ID:k9M6na22
む、マックスは人気が無いのか
592名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 17:38:53 ID:42UEZtM5
個人的にイリス×ヴィーゼを期待してみる
593名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 18:27:34 ID:XZ7KfHXq
個人的にはフェルト×ヴィーゼ希望
でもssを書いてくれる神はジャンルを問わず大歓迎
594名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 22:45:10 ID:PqWzwx8l
ネタが被っとろーがなんだろーが一向に構わんからガンガンやってくれい。
595名無しさん@ピンキー:2005/06/13(月) 23:03:43 ID:2r/DzdnL
淫乱をずっとふらんと読んでいた俺ガイル。
596名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 00:25:16 ID:VoekMey5
攻め攻めなマリーたんが読みたい
世の中はクラマリが多いが、マリーたんが受身でつまらん。
どうせならクライスを縛り上げて、泣き叫ぶ奴の上で腰を振って欲しい
かといって、ヤリマンなマリーたんも嫌だから、エッチに興味を持って、
うずく体を普段の意趣返しも含め、クライスにぶつけて攻めまくるマリーたんとか。
もちろん、最後までマリーたん優勢。

…誰か書いてください
597名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 07:09:10 ID:GYeaz7aU
今はイリス2祭りだ我慢汁。
598名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 15:17:40 ID:o8mBh5D/
勃起あげ
599http://z.la/nulic:2005/06/15(水) 16:17:36 ID:ahK2zBcK
↑ラブホの盗撮見れる
これはサンプルらしいけど
600名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 17:52:56 ID:o8mBh5D/
600げと。時空を越えて、ノルンとフェルトの絡みが見たい漏れがきましたよ。
というかリィタって流れ的に言えばフェルトヴィーゼの妹の子供だから…なんて言うんだ?
601名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 20:19:44 ID:+3g+G7Hs
↑工房の盗撮見れる
これはサンプルらしいけど

フェルトヴィーゼの妹の子供…姪??
602名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 23:19:38 ID:o8mBh5D/
>>601俺のレスが何か?
603601:2005/06/15(水) 23:49:52 ID:+3g+G7Hs
>602
あ、ごめん。前半は599の真似してみただけなの
604名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 00:00:40 ID:o8mBh5D/
>>603あ、謝らないでくれよ。別に悪い事してないでしょ。
605名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 01:26:53 ID:FAZvKb5l
ふと思ったんだがイリスがイリス1までの成長の間ずっとフェルトとヴィーゼのとこに
いたとすると子供とか出来なかったのかね。つくるタイミングがなかったと言うか。
ベット並んでも真ん中にイリスきそう
606名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 01:58:11 ID:lkJFSFKX
>>605
一悶着あるかも知れんけどフェルトとウィーゼの実子がいたからといって
あの3人の関係が壊れる事は無いと思う
むしろお姉さんとしてある事無い事吹き込んで遊ぶんじゃなかろうか

成長してからは家族であり一番のライバルでもある錬金術師同士
トリス出現の時はそれぞれ自分の方法で、また時には協力して対策を講じていて
そして結果的にイリスがトリスと刺し違える形になって
残ったフェルトとヴィーゼの実子の方は義姉の活躍と偉業を後世に伝え
自分の名前は残さなないようにした…と
イリスが必死だったのもトリスから義妹(弟)を守る意味もあったのかもしれない
仮にフェルトやヴィーゼが早世してたら残ったたった一人の家族なわけだし

私はこう妄想してる、もっとも私好みの解釈をしまくってるけどね
607名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 08:24:47 ID:W89y/vCw
つまりだ、フェルトとヴィーゼは…………や っ た ん だ な ?
608名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 09:12:59 ID:PzU9QCxy
ヤらない理由がない
609名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 12:24:46 ID:FO8Fb2k1
しかしフェルトとヴィーゼに育てられた割にリィタの性格とか出生の部分が納得できないんだよな。

つーかフェルトとヴィーセってお年頃の時期にも二人でずっといたのか…
よく間違いおこさなかったもんだなw
610名無しさん@ピンキー:2005/06/16(木) 12:44:19 ID:c7kj7etY
フェルトって性欲薄そう。
恋人どうしになっても手を出そうとしないフェルト、
一人悶々と悩んで性欲持て余して、源素集めに行くふりして
野外で一人えっちするヴィーゼたん、みたいな。
611名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 20:11:56 ID:OB3iwL/r
確かに。求められればヤらないことは無いけど、
あえて自分からはヴィーゼに求めない?もしくは鬼畜で
ヴィーゼが我慢できなくなって求めてきた時に言葉攻め??
612532:2005/06/17(金) 21:17:43 ID:35leyLss
>611
それはすっごく萌える。鬼畜なフェルトいいですね。

天然系で、いちいちして欲しい事をヴィーゼに尋ねて、結果として言葉責めになる
フェルトもいいかなあ、とか思ったり。


エタマナ2、やっとクリアしたのでSS投下します。ゲームすっごい面白かったよー。
ポウさま×ミーツェたんです。
ポウさまがミーツェに対して酷い事を言ってる部分があるので、苦手な方は注意。
あの可愛い声のイメージで読んで頂けると吉。
613532:2005/06/17(金) 21:18:12 ID:35leyLss
暴君ポウさまの新婚生活

(1/13)
「ポウさま、いかがでしたか。お料理はお口に合いましたでしょうか」
ミーツェが心を込めて作った夕食を食い散らかし、満腹になったポウは
ちゃぶ台の前に床にあぐらをかいた格好で、不機嫌そうな顔をしている。
「ポウさま?」
「こんな魚ばっかりの料理、口に合う合わないも無いだろっ」
ふん、とそっぽを向き、ミーツェの淹れてくれたマタタビ茶をごくりと飲んだ。
しばらく顔を背けていたが、ミーツェが何も言い返してこない事が少し気になり、
ちらりと彼女の方に目をやる。
「……」
悲しそうにうつむいているミーツェの瞳はうるみ、涙がこぼれそうになっていた。
「あ……、いや、その。うん、まあまあ、かな」
自分が酷い事を言ったにもかかわらず、目の前で女性が悲しそうにしているのを
見るのはどうにも忍びない。ポウは作り笑いを浮かべると、ポリポリと頬を掻いた。
「そうですか!? 嬉しい、じゃあ明日もお料理頑張りますね!」
明日も魚料理確定か、と、げっそりしたポオは肩を落とした。
その後、鼻歌を歌いながら食器を片付けるミーツェの後ろ姿を眺めている。
「全く、おままごとじゃあるまいし、楽しそうにしちゃって」
魔法銃の使い手、その名を知らぬ者はいない(と本人は思っている)閃光のポウ。
「閃光のポウの名を聞けばモンスターだって裸足で逃げ出すってのに、何なんだい、
 今のおいらのこの家庭的な有様は」
住み心地の良い家で、魚ばかりとは言え、お腹が空けば温かい食事が用意される。
部屋はきちんと掃除されているし、服も帽子も毎日きれいに洗濯してもらえる。
「ダメだダメだ、こんなぬるま湯につかったような生活! そもそも、一ヶ所に
 落ち着くなんて、ポウさまのガラじゃないだろう」
温かい家庭は、とても居心地が良い。うっかりするとそう思ってしまう自分を
認めたくなくて、ポウはぶんぶんと首を振って立ち上がった。
614532:2005/06/17(金) 21:18:29 ID:35leyLss
(2/13)
「ポウさま?」
「寝る」
「はい、今すぐお布団を用意しますね」
茶碗を片付けている手を休め、ミーツェはてきぱきと布団を敷き始めた。
「今日もお日様に当てておきましたから、ふかふかですよ」
「ん」
確かに、ふかふかの布団は気持ちが良い。ミーツェに礼を言おうと思ったが、
「いやいや、ここで甘やかすとつけあがるんだ」
ぐっとこらえ、おやすみの挨拶もせずに布団に潜り込んだ。
お日様の香りのする布団の中で、ポウはすぐにうとうとし始める。
「ポウさま?」
「ん? んー」
しばらくして、片付け物を終えたミーツェに名前を呼ばれたが、むにゃむにゃと
つぶやき、目も開けずに寝返りを打つ。
「ポウさま、ポウさま」
「何なんだよ、うるさいなあ」
肩を揺すられ、目を覚ましてしまう。
「あ、あ、すみません、ポウさま。あたしも寝かせて頂こうと思って、その」
「何だよ、寝たいんだったら勝手に寝ればいいだろっ」
「はい、失礼します」
許可を得て、ミーツェはそっとポウの隣りに入って来た。
「あの、それで、ポウさま」
「何だよ、まだ何かあるのかよう」
寝入りばなを邪魔され、ポウはつっけんどんな態度になる。
「いえ、あのですね。その、あたし達、夫婦になって……きゃっ、夫婦になって
 もう一週間も経ちますよね」
ミーツェはポウの隣りで恥ずかしそうに身体をくねらせた。
615532:2005/06/17(金) 21:18:41 ID:35leyLss
(3/13)
「あの、幸せな儀式から一週間……」
「あの、ゆーうつな儀式から一週間か」
目の前にピンク色のハートが飛んでいるミーツェと、どよどよとした重く黒い空気が
渦巻いて見えるポウだった。
「それでですね、あの、まだあたし達、夫婦の、その、何て言いますか、あの、
 ふ、夫婦のち、契りを果たしていないじゃないですか」
きゃあ、と可愛い悲鳴を上げて、自分の顔を両手で覆う。
「契り? 契りって、ピジョンブラッドを交換したじゃないか。あの、めんどくさい
 試練とか言うのをこなして」
フェルトに何度も『小さいの』呼ばわりされた事を思い出し、微妙に腹を立てる。
「いえ、あの、そうじゃなくて。そういう事じゃなくて」
ミーツェが身体をすり寄せ、落ち着き無くポウの服の袖をつまんだり、離したりする。
「あのですね、あたしとポウさまは、もう夫婦な訳ですから。えっと、そういう、
 その……、夫婦の営み、と言うか……」
どんどん声が小さくなっていくミーツェ。
「何だよ、ミーツェはおいらとエッチがしたいのかい?」
無神経に言うと、ぼん、とミーツェが顔から火を噴いた。
「いえあの、そういう事じゃなくて、あ、そうなんですけど、でも」
「ふーん。ミーツェってエッチなんだねえ。おいら知らなかったよ」
「違います、あの」
「そう言えばおいらにもずいぶん積極的だし、胸も大きいし服装も大胆だからねえ。
 もしかして、もう経験とかあるのかい?」
まるでセクハラおやじのようにニヤニヤすると、ミーツェは真剣な目でポウを見つめた。
「いえ、あたしは、ポウさま一筋です。ポウさまが初恋の人ですし、この身体、
 他の誰にも触れられた事はありません」
真っ直ぐな瞳に、わずかに悲しさの涙が滲んでいる。
616532:2005/06/17(金) 21:19:01 ID:35leyLss
(4/13)
「あっ……」
慌ててあやまろうと思ったが、その時、ポウはひらめいた。
(そうだ、女の子は初めての思い出とか大事にするからな。ここで酷い目に遭わせたら
 おいらに愛想を尽かして離婚とかするかもしれない。そうしたらおいらは晴れて
 自由の身じゃないか!)
鬼畜な考えだが、おいらの自由には代えられない。許せミーツェ、と心の中で
つぶやきながら、
「ふん、まあ、どうでもいいや。おいらは寝っ転がってるから、したいんだったら
 お前が一から十までおいらに尽くすんだぞ」
布団をはねのけ、大の字になった。
「はい、分かりました。あの、上手にできないかもしれませんが、頑張るので
 よろしくお願いします」
ミーツェはわざわざ布団の上に正座すると、手をついて深々と頭を下げる。
「あの、それで、まず何をしたらいいのでしょうか」
「そうだな、服を脱げ。そうしたらおいらの服も脱がすんだ」
「はい」
他人に肌を見られた事のないミーツェが、初めて人の前で自分の手で服を落とす。
命令には逆らえない、そう分かっていても、頬が熱くなり、指の先は震えてしまう。
「何だよ、もたもたするなよ。全くグズなんだからなあ、ミーツェは」
ポウはわざと意地の悪い口調でミーツェをなじった。
「は、はい、申し訳……ありません」
恥ずかしさのあまり涙がこぼれそうになるのをこらえ、上着を肩から滑らせる。
腰の布をほどき、スカートを脱ぎ、それから下着を脚から抜く。
「……」
体型について悪口を言ってやろうかと思ったが、服を着ている上からでも分かっていた
豊かな胸、その頂点でつん、と上を向いている可愛らしい乳首、細くしまった
ウエスト、すらりと伸びた形の良い脚に見とれ、ポウは言葉を失ってしまった。
617532:2005/06/17(金) 21:19:12 ID:35leyLss
(5/13)
「あの、申し訳ありません、お見苦しい身体で」
見苦しいと言う言葉からはほど遠い、美しくきめの整った肌。
「ん、いや、まあまあ……、かな」
「本当ですか、ありがとうございます」
まあまあ、と言ったからには誉め言葉ではない。それでもミーツェは恥じらいと
わずかな涙を目に浮かべつつ微笑んだ。
「う」
自分にしつこくしてくるから疎ましいと感じているだけで、もともとミーツェは
見目良い少女だった。きれいな娘が頬を染め、自分の為に肌を晒している。そんな
姿を見て、ポウの男は過敏に反応してしまった。
「では、ポウさまの服を、ぬ、脱がさせて頂きます」
恥ずかしいのか、ポウの顔をあまり見ないようにして、ミーツェはポウの服を
優しく脱がせてゆく。
「ポウさま、ばんざいして下さい」
するり、と上着を脱がされる。
「それから、おしりを上げて下さい、あ、ああっ」
ズボンと下着を脱がせると、固くなりかけた物が顔を出した。
「あ、あう、あわわわ」
初めて見る男性の部分に驚き、ミーツェは半泣きになってしまう。安心させるような
優しい言葉をかけようかと思ったが、ミーツェに愛想を尽かされる作戦実行中の
ポウは、あえて厳しく当たる事にした。
「どうしたんだい? これから、これでお前を可愛がってやるんだぞ。そんなに
 怖がっていたら、夫婦の営みどころじゃないなあ〜」
わざと恐怖心を煽ってやるが、
「は、はい、申し訳ありませんでした」
ミーツェは涙をこらえ、おずおずと指を伸ばす。
618532:2005/06/17(金) 21:19:24 ID:35leyLss
(6/13)
「あの、それで……、どうしたらいいんでしょうか」
指を伸ばしたが、ポウの肝心な部分に触れる事ができない。
「どうしたら、って。そんな事も分からないのかい?」
「ごめんなさい……」
これじゃ夫婦の営みどころではない、そうなるとお前は嫁失格だ。そう言い捨てて
行為を中断してミーツェを突き放してやろうと思ったが、中途半端に勃たされた物は、
更なる刺激を求めている。
「仕方ないなあ、おいらが教えてやらなきゃ何もできないのか。握ってしごいて、
 その後口にくわえて舐めてもらおうか」
「あ……、う、はい」
具体的に指示され、ミーツェはぎくしゃくとそれに従う。
「にっ、握っ……て」
手を丸め、まるで羽根が触れるかのようにやわらかくポウのそれを包む。
「そんなんじゃダメだよ、もっと強く、それで上下に動かして」
「えっと、あの、はい。上下に……、それで、な、な、な、舐め……」
開かれたポウの短い脚の間に身体を入れると、ミーツェはゆっくりと首を下げる。
たどたどしく手を動かしながらピンク色の舌を出し、必死の思いでポウの先端に
近付けるが、最後のほんの数センチの距離を縮める事ができない。
「何やってんだよ、早くしろよっ」
「は、い……」
恥ずかしさで赤くなった頬に涙がこぼれ落ちる。それでもミーツェは思い切って
ポウの物を舐め上げた。
「いたいっ!」
「ええっ? あ、ごっ、ごめんなさい!」
ネコミミ族の舌は、猫と同じくざらざらしている。男に快楽を与える加減が分からずに
ミーツェは舌でポウの皮膚を強くこすってしまった。
619532:2005/06/17(金) 21:19:53 ID:35leyLss
(7/13)
「いったいなあ、何するんだよ」
「すみません、あああっ」
ポウが痛がっている部分に触れて良いのか、それとも触ってはいけないものなのか、
判断が付かずにミーツェは手を伸ばしたり、引っ込めたりする。
「もういいよ、へたくそ! お前なんかあっち行けよ!」
せっかく盛り上がりかけた気分を痛みに害されたポウは、ミーツェから離れると
彼女に背中を向けてしまった。
「ポウさま、ごめんなさい、ポウさま」
「ふん、こんなんじゃ、おいらの嫁はつとまらないな」
さっき快楽に流されそうになって言えなかった事を、やっと口に出す。
「そんな、ポウさま、ポウさま」
ミーツェは涙声でポウの名前を繰り返す。
「しつこいなあっ」
うっかり振り向いてしまうと、頬を涙で濡らしているミーツェが目に入ってしまう。
「ポウさま……、もう、あたしの事、愛してないんですか」
「うっ」
「酷いです。あんなに情熱的なプロポーズをしてくれたのに」
「ううっ、それは」
お前の勘違いだ、そう言おうとしたが、ミーツェに遮られる。
「お願いです、今度はちゃんと頑張りますから、もう一度させて下さい」
「あー……」
たたみ掛けられるとついつい弱気になり、ポウは曖昧にうなずいてしまった。
「ありがとうございます! 良かった、やっぱりポウさまって優しい」
涙をこすりながら微笑む。その笑顔に負けて、ポウは再び布団の真ん中に戻ってきた。
620532:2005/06/17(金) 21:20:07 ID:35leyLss
(8/13)
「ええと、ぎゅっと握って、痛くしないように舐めるんですよね」
少し震えている手で、若干やわらかくなってしまったポウの物をしっかりと握る。
「上下に動かしながら、痛くしないように」
自分に言い聞かせながら、今度はそっと舌を近付けていく。
「ん……、く」
舌を出してそっと押し付け、くちびるを大きく開き、先端をくわえ込む。
「んっ、んむっ」
ミーツェがくちびるで締め付けると、ポウの背筋にぞくぞくと快楽が走った。
「うん、まあ、そんな感じかな。そうしたらミーツェ、そのままで自分の胸と、
 あそこを弄るんだ」
ポウを口に含んだまま、ミーツェは不思議そうな顔をする。
「濡れなきゃ入んないだろ。おいらは何もしないからな、お前が自分で濡らして、
 おいらの上に乗っかるんだよ」
「……」
「したくなきゃいいんだぞ、お前がどうしてもさせてくれ、って言ってるから
 させてやってるだけなんだからな」
ミーツェは小さくうなずくと、ためらいがちに自分の胸に手を伸ばした。
「うっ……、ふう、ん」
口でポウを刺激しながら、片手は胸へ、もう片方の手は腹からその下へ。
「ポウさま、は、恥ずかしいですぅ……」
「いいから、ほら。おいらとしたくないのか?」
「したい、です」
控え目に返事をすると、くちびるでの愛撫を再開し、同時に自分の股間へと指を滑らせた。
621532:2005/06/17(金) 21:20:26 ID:35leyLss
(9/13)
「く、うっ」
四つん這いになったミーツェの身体が、ぴくん、と震える。
「自分でたっぷり濡らしておくんだぞ」
くちびるを離さずにミーツェはうなずいた。
「うっ、ううん」
ときおり悩ましげな声を上げ、羞恥に涙をこぼしながら、ミーツェは最愛の人の前で
浅ましい姿を晒し続ける。
「ポ、ウさま……、恥ずかしいです、あたし、こんな……、でも」
ミーツェがまさぐっている場所から、徐々にぴちゃぴちゃと小さな水音が聞こえて来た。
「ポウさま、好き、です。やっ、んん」
同時に、途切れ途切れに甘い吐息が混じってくる。
「何だ、なかなか感じてるじゃないか。おいらのオ○ン○ンしゃぶりながら
 オナニーするのは気持ちがいいのかい?」
「えっ、あっ」
かああっ、とミーツェの頬が燃える。
「気持ちいいんだろう、このいやらしいメスネコめ。気持ちいいならいいって
 正直に言ったらどうなんだい」
「あっ、あの、は、はい、気持ち……、いいです」
ミーツェはきつくくちびるを噛む。
「ふふん。そういうのをなあ、インラン、って言うんだぞ」
「そんな、そんなっ」
「あーあ、ミーツェがこんなインランな発情ネコだなんて知らなかったよ。
 こんなんじゃ先が思いやられるなあ」
ポウの酷い言葉に口答えもできず、ただ涙を流すミーツェ。
622532:2005/06/17(金) 21:20:40 ID:35leyLss
(10/13)
「ほら、口と手が止まってるぞ」
「は、はい、すみません」
初めての行為にまごつき、恥ずかしさと快楽が入り混じった不安定な興奮に翻弄され、
ミーツェはどうしていいのか分からずに、ただポウに強いられた行為を繰り返す。
「んんっ、ふうっ、ポウさま……、ポウさまも、気持ちよくなって下さい」
時たま、ぶるっと身体を震わせると、しなやかな髪がほつれる。
「ポウさま、好きです、ああ、あたし、気持ちよくて、もう」
固くなったポウの物を口いっぱいにほおばり、ぺちゃぺちゃと舐め回す合間に
熱っぽく彼の名前を呼ぶ。お世辞にも上手だとは言えないが、最愛の男に
できるだけの快楽を与えようと心を砕くミーツェの舌使いに、だんだんと
ポウの気分も高まってくる。
「そろそろ、挿れてやるか」
自分が、彼女の熱い場所に身体を沈めたい。そんな欲求を表に出さないように、
ポウはわざと無関心を装った冷たい声を作る。
「あっ、はい」
無心に舐めていた物から口を離し、ミーツェは顎にしたたった唾液を手でこする。
「えっと、どうすれば」
「簡単だよ。ここに乗っかって、腰を落とせばいいのさ」
唾液でてらてらと光る物を手で握り、もう片方の手でミーツェを手招きする。
「はい……」
初めての行為を自分から行わなければいけないと言う恐怖感と不安を押さえ付け、
ミーツェは誘われるままにポウの上に腰を進める。
「挿れる場所分かるだろ。ほら、早く」
「はい、あの、あのっ」
そそり立っている物の先端に自分の位置を合わせると、ミーツェはポウの顔を
真っ直ぐに見つめた。
623532:2005/06/17(金) 21:21:08 ID:35leyLss
(11/13)
先端に濡れた部分を感じ、その感覚をもっと味わいたくて、ポウは下から腰を
突き上げるようにする。
「ポウさま」
「ん?」
名前を呼ばれ、素直にミーツェの方を向く。
「愛しています」
濡れた瞳でにっこりと微笑むと、ミーツェは一気に腰を落とした。
「うあっ……、あっ」
ずぶずぶ、とポウがめり込んでいくと、ミーツェはかすれた悲鳴を上げる。
「いっ、いたっ……、うぅっ」
それでも身体を前のめりにし、シーツをぎゅっとつかみながら、彼の物を全て
飲み込もうと腰を揺らしていく。
「ミ、ミーツェ? そんなに痛かったら、もっとゆっくりでも」
固くつぶった目からは大粒の涙が溢れている。汗が滲む全身がぶるぶると震えている。
「いえ、大丈夫です。だって、ポウさまとひとつになれたから」
涙をこすり、顔を上げる。
「嬉しいです。幸せです、あたし」
苦痛をこらえて微笑む顔は歪んで涙でぐしゃぐしゃに濡れ、結った髪はばらばらに
乱れて頬や肩に落ちている。
「本当に、幸せです」
しかし、そんなミーツェを、ポウは本当に美しいと思った。
「うあっ、いたっ、あ」
急にポウが身体を起こしたので、ミーツェはまた辛そうな声を上げる。
「あ、ごめん、えと、その、なんだ」
いったんお互いに向き合う格好になると、
「ええっと、今度はお前が寝てていい。おいらがするから」
もごもごとつぶやいて、汗に濡れるミーツェの身体をぎゅっと抱きしめた。
624532:2005/06/17(金) 21:21:22 ID:35leyLss
(12/13)
「ポウ、さま」
ポウが自分を抱きしめてくれた事が嬉しくて、ミーツェは言葉を無くす。
「……はい。ミーツェを可愛がって下さいませ」
ポウが手を離すと、そっと横たわって目を閉じる。前屈みになったポウがゆっくりと
腰を動かし始めると、ミーツェの瞳から新しい涙がこぼれる。
「そ、そんなに痛いのかよ。すぐに終わらせるから、少しガマンしてろ」
「違うんです。あ、痛い……、ですけれど、ポウさまに」
ミーツェが震える両手を伸ばす。
「ポウさまに抱かれているのが、嬉しくて」
戸惑いがちな指先がポウの頬に触れる。
「そうかよ」
拗ねたように言うと、ポウはもっと身体を倒し、ミーツェに重なるようにする。
「はい、とっても、とっても嬉しいです」
ミーツェが届く限りに手を伸ばし、ポウの身体を抱きしめる。ポウは腰を前後に
揺すりながら、ミーツェの形の良い胸を手で覆い、優しく揉みしだいた。
「ポウさま、気持ち……、いいですか?」
身体を引き裂かれる痛みの中、それでもミーツェはポウを気遣う。
「あ、ああ」
自分を包んでいる熱い粘膜、手触りの良い、弾力のある肌。
「そうですか、……良かった」
ミーツェが身体を震わせると、ポウがきつく締め付けられ、一気に快楽が高まる。
「ポウさま、好きです。愛して……います、ポウさま」
途切れ途切れになるミーツェの声が耳に心地よい。
ポウの動きがだんだんと早くなり、やがてミーツェの中に大量の白濁液を吐き出した。
625532:2005/06/17(金) 21:21:43 ID:35leyLss
(13/13)
行為が終わった後、ミーツェに腕枕でもしてやろうかと思ったが、腕が届かなかった。
仕方なく、逆にポウの方がミーツェに腕枕をされている。
「うふふ」
ミーツェはくすぐったそうに笑いながら、ポウの硬い髪を指で梳いている。
「何笑ってんだよ」
「これで、あたしとポウさまは、本当に夫婦なんですね。きゃっ」
行為の余韻に浸っていたポウだったが、その言葉で急に現実に戻される。
「あー……」
頭の中に、今まで会ったきれいなお姉さん、これから会う筈のきれいなお姉さん、
そしてエデンに残して来た愛しいヴィーゼちゃんの顔が浮かんだ。しかし、その
女の子の顔はすぐにぼんやりと薄れ、その後に現れたのはミーツェの可愛らしい笑顔。
「か、可愛いだぁ?」
「ポウさま?」
「いや、何でもない」
自分の頭の中で、自分が勝手にミーツェに付けた形容詞にびっくりする。
「そうですか。……あたし、少し眠くなってきちゃいました」
ポウとひとつになれた安心感と慣れない行為を成し遂げた疲労感が全身に満ちている
ミーツェは、小さくあくびをするとそのまま寝息を立て始めた。
「ダメだ、こんなのおいららしくないぞ! きっとエッチしたから疲れてるんだ、うん」
これ以上ミーツェと一緒に暮らしていたら、彼女の魅力から離れられなくなるかも
しれない。しかも、彼女の魅力に囚われるのも悪くないかもしれない、などと
一瞬考えてしまった自分に驚き、それを認めたくなくて頭を振る。
「うん、やっぱりおいらは同じ場所に留まる生活には向いていないんだ。おいらは
 明日旅に出る、追ってくるなよ、ミーツェ」
彼女を起こさないように小さな声で告げる。
「これは旅立つおいらからの最後のプレゼントさ」
眠る彼女の頬にそっと口づけ、こっそりと布団を抜け出して服を着ると、ポウは
愛用のナップサックに旅の道具を詰め込み始めた。
626名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 21:37:09 ID:isReq9nF
俺は身長差のあるカプルは好きだぜb
627名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 22:07:49 ID:Mrz5nf55
ミーツェかわいそう(´;ω;`)
628名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 01:59:19 ID:dPYJqnUa
マナでハーレムなの読みたい
629名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 04:38:35 ID:5gIZr9La
フェルトは受けな感じがするから、クレインとエターナルマナ女性陣オール出演で。
630名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 12:01:40 ID:D+mJnOJ/
ポウ×ミーツェ (・∀・)イイ!
631名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 16:28:09 ID:5gIZr9La
クレイン×ビオラ×ノイン×ノルン×リィタ×ヴィーゼ×フィー×ケイオス×ミーツェ×テオドールに狙われてた酒場の女姉さんのSSキボン
632名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 17:55:16 ID:vQ8tdMjg
無茶言うなw
633名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 21:27:48 ID:YNO6cG6i
× リィタ
○ リイタ
634名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 22:20:06 ID:5MvNUZ/x
フェルト×ノインキボン
635名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 23:24:12 ID:Gp/UUeeC
こっそり、エリー誕生日おめでとう、と呟いてみる。
今日は日食。昼でも真っ暗な森の中、ダクラスの武骨な指をしとどに濡らしながら、日頃のタガを外して、快楽に身を委ねて欲しい…と妄想するばかりである。
636名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 02:04:41 ID:CTO3Manw
ノルエリが好きな漏れとしては、ダグラスの存在が許せんのですよ。
「エ、エリー、何するんだい」
「何って…」
ゆっくりとノルディスのローブを脱がせていくエリー。エリーの目線はノルディスの股間に集中し、ノルディスは抵抗もせずただ立っている。
「わ、可愛い」
ローブを全て脱がされたノルディスの股間は天に向かって屹立しており、それをエリーはまじまじと見つめる。ノルディスの股間はエリーの視線に反応、ますます硬くなる。
「エ、エリー。そんな見ないでくれよ…」
しかしエリーの視線は相変わらずノルディスの股間から離れない。
何も出来ずただ立ち尽くすノルディス。その股間にエリーの手が伸びる。
「っ…」
ゆっくりと、エリーは唾を付けては皮を剥いていく。全て剥かれたノルディスの股間。晒されたピンク色の部分に風が当たり、少しヒリヒリする。 しかし次の瞬間、エリーはそれをくわえた。
ノルディスは、暖かくぬるぬるした感覚に飲み込まれた。
と、妄想する日々である。
637名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 04:00:03 ID:Ul9LfxNC
>>636
ノルエリ(;´Д`)ハァハァ
> ゆっくりと、エリーは唾を付けては皮を剥いていく。
この一文がキテル

モノの大きさはやっぱりノルディス>>>ダグラスなんだろか
638名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 04:04:58 ID:Ul9LfxNC
現実で続きをキボンヌ>>636
639名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 15:42:08 ID:H24Sq7dY
うはっ不等号逆だった
640名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 20:30:19 ID:GfMXnCgk
アイエリ好きな漏れとしてはノルディスの存在が許せん
641名無しさん@ピンキー:2005/06/19(日) 22:03:05 ID:OtWjoVMU
このギスギス感がエリアトのミリキでつね

でもダグアイも結構イイよ、とこっそり呟く次第である
642名無しさん@ピンキー:2005/06/20(月) 00:57:29 ID:Sr/lDbtd
そこでマリーエリーノルディスの3Pが始まるのだよ、と呟く次第である。それを見て興奮したダグラスとアイゼルが合体する次第である。
643名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 12:03:46 ID:kpxZuvF2
イリアト2祭り終焉の予感?ショボーン
644名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 13:54:42 ID:xGGS3+Ij
祭りは終わったかもしれんが、カップリングの豊富さを考えると人気はかなりあると思う。
まあ俺はイリスとエリーの話題があれば満足。
645568:2005/06/21(火) 16:39:11 ID:awFY4ajn
途中で詰まってすすんでなくてスマソ。
ほんのちょっとだが>>571の続き投下するよ。

だれかこの先の展開を教えてくれ・・・(´・ω・`)ハァ


ヴィーゼはベッドに腰掛けてアイテムバッグからグラビ石をだすと、
秘部に当てぐりぐりと転がし、甘い息をついた。
「あん……はぁっ……いつになったら、帰ってくるの、かな……」
ヴィーゼは下着の上から転がしていたのを股布をずらして中に入れ、
さらにそのまま手のひらで押し付けるように転がすと、やがて腰をひくひくと痙攣させた。
ひとしきり喘いだヴィーゼは濡れ光るグラビ石を放り出すと、
大きく息を吐いてベッドに腰掛け、伝い落ちるほどに愛液に塗れた下着を落とす。
涙と一緒に理性の欠片まで落としていたのか、その瞳に躊躇いの色は無かった。
「……シェアドリングを渡したときに、言えなかった、こと……」
上気して淡く染まった中指の先で溢れた液体を水音たてて玩び、つぶやく。

「帰ってきたら、今度こそ、言うんだから。私はあなたが、好きです、って……」

言うなり、ヴィーゼはその指先を溢れかえる泉の底へ沈めていった。
そのあとは押し殺した声で幾度も呼ばれるフェルトの名と、
鼻にかかった甘い喘ぎや荒い息遣いが続いていた。
646名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 17:02:07 ID:PEWUODGu
>>645
・・・グラビ石でありますか。
身体が浮きそうw
647名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 17:23:44 ID:xGGS3+Ij
フェルトたちの反応が楽しみだな。
648名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 21:44:52 ID:vgjt7//o
トぶ位イイんだろう(*´Д`)ハァハァ
649名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 23:09:08 ID:xGGS3+Ij
>>648すげーうまいとオモタ。
イリスのアイオン(命のマナ)の絡みが見てみたいんだが、俺だけかな。
プライド高いから、始めはイヤイヤしてるんだが、後から自分から腰を振りまくる。どうよ?
650名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 00:04:18 ID:Tr0Z98tI
>>649はげどー。アイオンネタは俺も欲しいな。
651名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 00:05:36 ID:Tr0Z98tI
よく見たら>>649はID変わってるが俺のレスじゃねーか。何してんだまじ
652名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 06:52:39 ID:rXBAxxGy
>>650一時間しない間に、>>649部分の記憶をどうしたのか、興味がわくな…。
653名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 11:19:14 ID:3Rywt4q9
>>646
指で届かない奥まで届くんでしょ
654名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 00:30:19 ID:JUJp1CvM
おお。イリス2のssが二作品も追加されている
<568頑張れ
655名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 19:09:07 ID:UdvrtA7/
>>654
水を差すようで悪いんだが…sageてくれw それがポリシーなら何も言わないけど
いやね、ageた所にトリメギが突入してきて爆沈していったスレを数多く見たんでね……
ここはそーなって欲しくないのよorz
656名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 20:50:41 ID:sGHPAKQB
>>654は感動の余りsage忘れたと思われ。
許してやってくれ。
657名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 23:53:59 ID:OAfWDvwa
>>654俺、前tingeって入れたら無視されたよ
658名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 09:28:00 ID:tJ5FmGUE
tingeあげ
659名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 15:23:35 ID:BLbtv/er
ちょっと上のほうでもあったがトレーネ×ケイオスが見たい。
赤水晶作る途中のイベント見て、エンディング辺りでなんか絡みがあるのかと思ったら完璧スルーだもんなぁ。
660名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:03:06 ID:n8oroNmd
さて、SSの冒頭部分を書いてみたので投下してみる。フェルト×フィーね。
初めてなんで色々未熟な部分もあるんだが、よろしく頼みます先輩方。
661名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:08:21 ID:n8oroNmd
思えば、出会いは最悪だった。
私の大きな勘違いでフェルトを殺そうとしていたのだから。それを思うと、全てが終わった今でも胸が苦しくなる。
私はフェルトが好きだ。でも、その事実を考えると私は想いを打ち明ける資格なんてないのだろう。それに、フェルトにはヴィーゼがいる。同じ家、同じ世界、同じ錬金術士。これだけ共通点が揃っていて、ヴィーゼを嫌いであるはずがない。
「どうしたんだいフィー?泣いてるようだけど。」
662名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 21:10:25 ID:n8oroNmd
「え…?」
心配するマックス兄さんの声。
…どうやら知らない間に涙が溢れていたようだ。声も鼻声になってた。
「いや…なんでもない。」が、私からみても強がっているのはすぐに分かる。ましてや兄妹。分からないほうがおかしい。
「よし、フィー。今日の公務は全部引き受けるから後は自由にしてくるんだ。どのみち、今のままじゃ何も出来ないだろ?」
何も聞かずにすぐに分かってくれたマックスに、フィーはありがとう、と小声で言った。
「また下着同然の姿で逃げ出されても困るしな!」
「なっ…!」
とたんにフィーの顔が真っ赤に茹であがり、マックスを睨み付ける。しかし、マックスは笑い続ける。
「ほら、怒る元気があるんだ。さっさと行った行った。」
フィーは、フェルトがいつもいるドゥルの大樹まで行く事にした。
663名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 22:43:32 ID:v/02oeVq
イイヨイイヨー
664名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 01:33:23 ID:XD4lDtJD
ごめ、まだ全部書けてないや…
試行錯誤してるうちに新しいのが次々と…orz
難しいですね。
665名無しさん@ピンキー:2005/06/28(火) 12:03:10 ID:s4YcyRZM
きばらない程度にがんがれー。
ローカルでテキストとかに書いて、出来上がったらアップする方法も
良いかもしれないぞ。
666名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 00:29:38 ID:RsYb9Dmn
ところで、陵辱モノは不可?
いま発売前に考えた妄想を拡大再生産して、ケイオス×フェルト&ヴィーゼで思案を練ってるんだが…今一ピンと来ない
どなたかアドバイスをくださいorz
667名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 10:17:11 ID:dnkXwOAh
>>666
陵辱ものなんて、過去ログに盗賊×各女キャラで沢山ありますよ。
クレインきゅん女体化ものだってあった。
ここの住人の趣味は割と広いから、気にせずカムカム
668名無しさん@ピンキー:2005/06/29(水) 21:42:50 ID:hfyrbB3g
冒頭だけ投下してまとまらない漏れが来ましたよ。
マックスがおなぬーして終わりになってしまったから書きなおし。
みんな、おらに力を分けてくれ!
フィーがヴィーゼに怪しまれないようにフェルト宅に乗り込み、尚且つフェルトと二人きりになるにはどんな理由をでっちあげればいいのだろうか…
669名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 22:24:58 ID:FF4N/z+R
>>668
王女という地位を使って何か嘘の事件をでっち上げる。
670名無しさん@ピンキー:2005/07/01(金) 12:21:53 ID:HlACYXCC
>>669それ激しくいいかも。もらった(´∀`)
671568:2005/07/01(金) 18:28:49 ID:a+9Il1kx
危険物を投下します。
苦手な方とクリアしてない方は避けてください。

・エタマナ2ラスボス戦のバッドエンド
・暗くて救いがない
・そのわりにエロ少ない
・ネタバレ分と創作設定ありでごちゃまぜ

フェルヴィゼ小説のつづきを考えているうちに派生したものです。
そっちの続きは……すみませんがまだ悩み中です。
672568:2005/07/01(金) 18:29:59 ID:a+9Il1kx
床に脱ぎ落とした服が散っている。
二人がそれを気にするでもないのは、彼らが灯を落とし褥中にあるためか、
残された時間が少ないためか―

「ん、ぅふ……もっと……」
少女は淫蕩に滲む瞳を男に向けて、唇をせがんだ。
息が止まりそうなほどに口づけは繰り返され、
少年の掌が腰をなでると少女は白い喉を晒して声を上げた。
「ひゃんっ……」
力の抜けている間に足を割り開き、膨らんだ芽をつつきながら
固く閉ざした唇に指先をすべりこませてかき乱すと、
逃げていた舌も腰も何時しか指を追っていた。
「私、もうだめ……欲しいよぉ、フェルト」
少年は小さく頷くと既に熱く蕩けきった秘裂に自身を突きこんで、詰めていた息を吐いた。
「ヴィーゼ……っ」

すこし離れた場所では竜人の身に別の少女が自ずから腰を当てていた。
しなやかな筋肉をもった脚の奥に人とは比較にならぬ巨大な物を銜え込んでいる。
ようやく受け入れた父をも失った少女は心まで失ってただ彼に縋っていた。
竜人はその心中を知る故に突き放すことも出来ずただ悲しい目をしていた。
673終末の時:2005/07/01(金) 18:31:30 ID:a+9Il1kx
気高き血の継承者は離れた場所で耳を塞ぎ深く俯き、頬を濡らしていた。
妖精は石化した妻をみて結界を飛び出し……夫婦寄り添った姿で石になっている。

……剣に意識を宿したこの身では、そのどれからも目をそらすことが出来なかった。

パラケルスス……貴方はやはり強大だった。
真紅の使い手の故郷まで逃げては来たものの、既にかなりの遠方までイグザズノシスの紅き霧に煙っている。
私が赤水晶の力で創った結界も程なくして消えうせる。
その間に術の効果範囲外まで逃げのびることはおよそ不可能だ。
戦いのさなかに足元が崩れ、湖に墜ち、彼らがその場で命を失わずに済んだことも、
果たして良かったと言えるのかどうか……私にはわからない。

『天地の子も人の子も、数多ある命にかわりはあろうか』
……そう口癖のように言っていた、かつての貴方を思い出します。
大事なものを失ったあの日から師匠は変わってしまった―。
リリスの力さえあればなんでもできるはずだったのだと、無我夢中になっておられた。
しかし結局は……方法を得る事に必死でいつしか目的を見失ってしまわれたのでしょう。

私の目の前にいる彼らもまた、失う事で変わってしまった。
全ては、盆に返らぬ水のよう……
私に出来たのは彼らに終末の時を与えることだけだった。
―せめて、彼らの行く末が、優しき頃の師の心が、アルテナの御許にあればいい……

至高の赤水晶はゆっくりと光を失い、弾け散った。
あとに何が残ったのか……それは誰にもわからない。
674568:2005/07/01(金) 18:36:53 ID:bV+gL4gn
以上です。

今回は保管庫への保管なしでお願いします。
675名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 03:20:54 ID:WapiNcJF
(´Д`)
676名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 07:44:21 ID:7iF6M+5F
(´д`)……。
でも、オモシロかったぜ
677名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 21:02:45 ID:4TMDeQm4
>>568さん乙
ノイン×グレイに、目覚めてしまったかもしれん(*´Д`)
678名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 21:25:11 ID:t0RvfWVE
かなり昔、エンデルク×エリーをぼんやり妄想していたことをふと思い出した
679名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 09:34:25 ID:3y9gqbF3
>>678
何故ダグラスでなくてエンデルクなのか、
または何故マリーでなくてエリーなのか。
君だけじゃないのか?それ…(マリーとエリー打ち間違い?)
680名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 10:21:56 ID:gYiIqKg6
私もひそかにエン×エリ萌え。年齢差・身長差。はなぢ出そうw
681名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 10:28:57 ID:TVrhWCAA
エンデルクって何歳だっけ

彼は騎士達の長だからなぁ…「様」呼びだし、雇うと高いし
普段ならまず手が届かない人なんだよね
でも錬金術師ならけっこうあっさり手が届くというw
682名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 13:07:09 ID:bBL3aTfu
>680
確かに身長差には萌える。エリーは小柄で華奢だから余計に
683名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 13:34:00 ID:sbp2PeA/
>>679
別にいいじゃん。妄想なんだからさ。







エンデルク×ルイーゼを激しく妄想していた自分も、オカシイんだろうか・・・。
684名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 13:36:57 ID:bBL3aTfu
おかしくないっすよ

とりあえず、>>678>>680と自分で少なくとも三人はいるようだ

まあ、確かにゲームであまり接点ないから、妄想過多になるけどさ……
685名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 17:25:25 ID:TmlC7XwR
エンデルク×エリーだとダグラスを無視するわけにはいくまい
三角関係、横恋慕、信頼・尊敬していると同時に嫉妬心もある
エンデルクとダグラスのどちらがそうでも萌える
686名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 20:19:34 ID:zQg0D+B0
そこでエリーを差し置き、ダグ×エンフラグが立つわけだな
687名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 20:46:38 ID:49DfyZ6n
やなフラグだな
688名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 22:24:05 ID:24bDZwLE
確かにやな展開だ。

そういえばエンデルク×マリーを妄想していたなあ。
試しに書いてみたが、激しく少女マンガな展開でウボァー。
シュワルベネタもキボン。性格がいまいち掴めなかったが。
689名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 23:46:15 ID:pxswUGyI
>>681
マリーのアトリエ攻略本になぜか書いてあった。
エンデルクはマリーのアトリエ時
26歳、183cm、82kg。
ちなみにこの時イング&ヘルミは30歳。
690名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 20:50:35 ID:uqarqsKW
>>681 >>689
公式サイトのキャラ紹介に載ってたよ。

エリーのアトリエ時は
・エンデルク   31歳  183cm  80s
・エルフィール  15歳  152cm  40s

ちなみに
・ダグラス    19歳  177cm  68s
・マルローネ   25歳  160cm  50s  
691名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 20:56:32 ID:MaODCU1H
うわ。エリー、エンデルクの半分じゃんww
好きなんだ、こーゆー体格差カプ。たまらんなww
692名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 21:38:54 ID:4JGwskBX
年齢も半分だ

つーかエリー15か・・・
693名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 22:29:13 ID:aIeZc14/
エリー病気にかかったのって何時だ?
マリーのゲーム期間何年だっけ?
694名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 22:57:23 ID:kAji2NrR
マリー五年、エリーは可愛い
695名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 23:31:34 ID:NHFugqz0
>>691
身長が半分かと一瞬思った
体重ね
696名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 00:31:11 ID:yU88tmYB
エン×エリいいなあグフフフ。小杉ヴォイスも萌え所だったな。
エリーではイイ男に成長したルーウェンも好きだったけど
この2人はサワヤカすぎてエロい妄想が膨らまねーのよ。

てなわけで、どなたかエン×エリ書いてくれないかなあ…
697名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 21:41:57 ID:O1BaaRot
妄想できるんならここは一つ書いてみたら?
がんがれ
698名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 16:07:02 ID:d/yT4spQ
一気に投稿するのと、三回に分けて投稿はどっちがよい?
結構放置してたからそろそろ書き込まないといけないのかなぁと思って。
でもまだエロすら書けてなくて…
699名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 22:24:12 ID:MWnr120W
>>698
漏れは三回にわけてかな?
しかし焦るな、ゆっくりでいいから。…漏れ個人的には書いてくれるだけでもうありがたい。
700名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 22:37:49 ID:9Qhfpsn0
一気で
全部書き終えてからな
701名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 23:45:55 ID:d/yT4spQ
意見が二分されるね。
それじゃ、エロ直前までとそれ以降の二回、全部投下、三回に分けるのだったらどれが?
702名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 23:56:16 ID:Q4paZL+w
焦らさせるのイヤだから一気に全部投下がいいな。
あ、でも焦らなくてもいいからね。気長に待ってます。
703名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 02:14:16 ID:djv1QCVC
ハイ
704名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 00:57:35 ID:uEDlq12G
フィーで陵辱もの書こうかなと思ってるんですが(書けたら)
希望のシチュとかありますか?
取り入れるかどうかはわかりませんが、参考にしたいと思います。
相手は人外以外で、複数でも一人でもOKです。
705名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 01:03:47 ID:6DyC8ZFv
敵兵に捕まって林間きぼんぬ
706名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 22:10:10 ID:OUKgkSLb
>>683
俺の他にそんな奴がいるとは思えない
707名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 16:17:15 ID:DO/UwBl9
ヴィーゼとフェルトのオナーニ妄想

錬金術の工房、その二階にある二人の部屋。
薄いついたてで仕切られた二つのベッドに、少年と少女がそれぞれ横になっていた。
(…眠れないなぁ)
片方のベッドの中、少女の方が何度も寝返りをうちながら心の中で呟いた。
少女、ヴィーゼはついたての向こうで眠っているであろう幼馴染み…フェルトの顔を思い浮かべる。
(寝てるのかな…ちょっと見てみようかな)
身を起こし、静かにベッドから降り、
「…っふ、は……」
聞き慣れた声に体が硬直した。
(やだ…フェルトまた…)
僅かに軋むベッドの音。荒い息を無理矢理押さえ込んで堪えている音。
そして――独特の、あの匂い。
(お、おな、オナニー…してるん、だよね…)
顔が熱くなっていくのがわかる。鏡を見たらきっと真っ赤になってる。

とまあここまで書いて男のオナーニ描写書いたことがないので断念
708名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 00:19:17 ID:G9I6eM7I
>>707
ぢつはベッドの上で腹筋しているだけのフェルトだったり
709名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 00:25:41 ID:1+mIRWUh
ED後だがイリスはどっちのベッドで寝るんだ?
それともつい立をなくしてでかいベッドにして川の字がデフォですか?
710名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 06:33:29 ID:TAYRZ6ZI
>709
イリスがヴィーゼのベッドで寝て、ヴィーゼはフェルトのベッドで毎晩ギシギシアンアンです。
イリスはとても寝られません。
711名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 10:10:24 ID:kxbZDHOx
と言うかお互いやりたくsてもイリスが確信犯でやりそうです
712ケイ←トレ:2005/07/14(木) 17:41:10 ID:jL/4wZZh
ケイ←トレ投下します。下手な文章ですがお暇つぶしにでもなれば幸いです。

「トレーネ。ケイオスはアタシたちが助けてみせる。
   だから、あんたは安心して、ここで待ってな。」

(ありがとう、ノインちゃん・・・)
最後の戦いに赴く彼女達の背に向かって、トレーネはそう呟いた。
彼らを見送り、マックスに与えられた部屋に踵を返す。窓際に備え付けられたベッドに
腰を下ろす。
(彼の気持ちに、気付いてあげられなかった・・・)
ずっと見つめてきたのに。自分は、少しも彼の気持ちに気付いてやれなかったのだ。
そんな自分が恨めしく、今すぐにでも彼に謝りたかった。だが、それは今できないのだ。
トレーネには、ただフェルトやノイン達を信じ待つしかなかった。

彼の身を案じ物思いに沈んでいるうちに、窓の外はすっかり暗くなっていた。
「だめね、私。落ち込んでいてもしょうがないのに。今はノインちゃん達を信じて待つしかないんだわ。」
やっとベッドから腰を上げ、気分転換のために浴槽に足を運ぶ。

熱いお湯に浸かっていると、気分も少し和らいだ。良い香りのする石鹸で体を洗い、髪を洗う。ふと、鏡に映った自分の顔を見つめる。
「彼の妹さんは、一体どんな子だったのかしら・・・」
やはり、彼に似ているのだろうか。同じように黒髪で、深紅の瞳をしているのだろうか。
もう一度湯船に浸かりながら、彼の手記を思い出す。その手記を読んだだけでも、彼がどんなに妹を大切に思っていたのかが
ひしひしと伝わってきた。
713ケイ←トレ(続きです):2005/07/14(木) 17:46:03 ID:jL/4wZZh
リエーテさん、私はあなたが羨ましい・・・)
湯船から上がり、上品な下着に身を包んだままの姿でトレーネはベッドに横になる。
きっと彼は自分の事を、魅弟として、それ以上にも、それ以下にも見てはいなかっただろう。
彼の目には、たった一人の肉親しか映っていないのだ。それでも・・・

「好き、です・・・」
あなたが、好き。
「んっ・・・」
自然と指が足のつけ根にのびた。下着の上から突起を擦る。
「あ、あぁ・・・」
もっと強い刺激が欲しくて、下着の中に指を入れる。少し刺激しただけで秘部からは蜜が溢れ出してきていた。
その蜜を指に絡め、直接突起を擦り上げる。
「あ、あ、気持ちい・・・い」
クリクリと円を描くように擦っているうちにだんだんと息が上がってくる。
「ケイオス・・・ケイオス・・・好き、です・・・ん、はぁっ!」
思わず腰が少し浮く。我慢できずに下着を脱ぎ捨てると、細い指を蜜の溢れ出している秘部に埋め込む。
反対の手で小振りな胸を揉む。秘部に差し込んだ指は、少し動かしただけで、くちゅくちゅと音をたてた。
「はぁ、あ、ケイオス、帰ってきたら、私、あなたに・・・」
指一本では足りず、もうひとつ埋め込み、熱く火照った秘部を乱暴にかき混ぜる。
「んぁっ、あぁ!はぁ、あ、あなたに・・・ん、謝って・・・」
胸を揉んでいた手で突起を擦ると、腰がとろけそうなほど気持ちよい。
「謝って、それで・・・は、ん、んぁ・・・好きですって・・・っ」
もし彼に思いを伝えたら、彼はどうするだろうか。
「こんなっ・・・いやらしい娘は、嫌い、ですか・・・っ?」
彼の事を思いながら自慰にふけるのは、これが初めてではなかった。
もしこんな事が彼に知れたら、彼は自分をなんと思うだろう。はしたない娘だと軽蔑するかもしれない。そう思っても、指を動かすことを止められず、中と外の両方から刺激に、だんだんとトレーネの絶頂が近づいてくる。ベッドがギシギシと音をたてて軋む。
「ケイオス、あぁ、好き、なんです・・・っあなたの、事・・・あんっ、あぁ、ひぁぁ・・・」
秘部から溢れ出した蜜がシーツを汚していく。
「あ、あ、ケイオス、っ、ケイ、オスぅ・・・ひ、あ、あぁぁんっ・・・!」


714ケイ←トレ(ラスト):2005/07/14(木) 17:49:08 ID:jL/4wZZh
しばらく余韻に浸ったまま、トレーネは窓の外の月を見上げた。美しい満月だった。身を起こし、壁にもたれかかり月を見つめる。
「どうぞ・・・」
トレーネの頬に一筋の涙が落ちる。

―どうぞ、ご無事で・・・



はい、以上です;エロ描写下手で申し訳ないです(逃)
どなたか神がケイ×トレを書いてくださる日を心待ちにしております。
お目汚し失礼しました
715名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:34:47 ID:fQw6lkkh
>>706
エンルイ結構いいよ。やっぱ嫁き遅れ乙女には紳士中の紳士だよな。

えーとアレだ、外に出ないと、と強引に採集に連れ出されて護衛についてた
隊長と知り合ってモンスターから守られてドキドキ、なんてどうだろう
716名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:50:13 ID:sc1S4lKs
いきおくれ言うなー

てか、ルイーゼはそんな年齢でもないよね??
717名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 17:30:06 ID:t0in4592
21か…

アウラとどっかで混同してたようだ。スマン
718名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 18:43:16 ID:bnNlw5M5
トレーネのネタきた〜〜!!
誰か他にもssを期待。
719名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 19:19:40 ID:WMLPhVc6
先生方、何度書いてもエロシーンに持ってこうとするとかなり強引になってしまうんですが、自然に持ってくコツなんてあったりしたら教えてorz
もうボツが4つほど。

中途半端で終わらせてしまってスマンヨー
720名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 23:11:48 ID:zNwoJMRW
夏ミケカタログ見たけど、アトリエ少なくてショボーン(´・ω・`)
721名無しさん@ピンキー:2005/07/23(土) 01:30:27 ID:ohqq5gwT
>>720
とりあえず、隅から隅へと地道に探すのが重要かと思われ。
(オンラインのところで登録されているサークルさんでも、アトリエ関係を扱っているのもあるため)
722名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 00:19:02 ID:HMRfeWLd
フェルトヴィーゼまーだー?
何気に投下されてなくね?
ヒーローヒロインなのにさ
723名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 00:25:11 ID:g91jmj5t
あの二人は人それぞれ色んなイメージをもってるだろうし、
怖くて投下しづらい。
724名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 12:07:19 ID:QzBxVwI7
フェルヴィゼも見たいけどケイトレも見たい・・・
725名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 22:16:44 ID:vJ2LyFfr
PS2マリエリの表紙絵、マリーさんのだらしないおっぱいがたまらん。
指をちょっと引っかければ落っこちてしまいそうなビスチェも。エロいなあ…
726名無しさん@ビンキー:2005/07/25(月) 11:59:35 ID:XdC9TaBW
フェルヴィゼがとってもみた〜い
とっとと投下してくれ 
727名無しさん@ビンキー:2005/07/26(火) 02:08:49 ID:yhO504BU
バルテルとヴィオ。。
728名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 03:13:17 ID:gT2ePdrI
ヴィーゼはストレスがたまるとオナニーばかりしてそうなイメージがついてしまった
729名無しさん@ビンキー:2005/07/27(水) 04:41:20 ID:cIgidF8/
>>719 エロシーンに持ってこうとするとかなり強引

おいらも職人目指して修行の身ですが。自分の推敲して「強引なエロ」と感じるとむしろ萎える。。
「強引」と思った時は「じゃあ自然な反応ってどんなだ?」でとりあえずエロでない展開続けて、ゆっくりエロい方向持ってくとか。
…ただ、「いつまでたってもエロ方向にいかないー」って事にもなったりする。
730名無しさん@ビンキー:2005/07/28(木) 23:31:48 ID:CmThVaxA
>>696
エリー×エンデルクならゲーム中に妄想してた。
武闘大会に魅了系アクセサリ装備でエリー出陣。
決勝戦でエンデルクの頭にハートマークがぴかっと灯ると「やったっ!エリーの魅力にエンデルクがメロメロだっ」とウハウハw。
エリーがひっさつ使えるようになる前だと杖でタコ殴りにするしかないんだが、HP防御高いエンデルクはなかなか倒れない。
エリーにぼこぼこに殴られても「君しか見えない」状態のエンデルクはなすがまま、されるがまま…。
次の年になると「全力で貴様をたおーす!」とか言われるのも楽しかったな。「フフ、そんな事言っても、またエリーに魅了されてしまうのさっ」とにやけてました。

あとは教会のシスター(名前忘れた。おかっぱの少女)に恋の相談にこっそりエンデルクが来てたらおもろいのになー、とか。
「武闘大会で戦った、あの少女の面影がちらついて眠れない。立場上、こんな感情は許されないのだが…」みたいな。
…シンデレラやなー。
731名無しさん@ピンキー:2005/08/03(水) 13:12:10 ID:OxDkhEa7
トレーネ×ノイン密かに萌え・・・
お互い片思いで、でも相手にはもう心に決めた人がいて
二人で慰め合う・・・なんてのを妄想しちゃってる自分
732名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 12:02:12 ID:uPXDhJoK
さっさとフェルヴィゼ投下しる!
733名無しさん@ピンキー:2005/08/04(木) 12:47:31 ID:o2PH02op
>>732
フェルヴィゼ? ありそうで見つからないカップリングだよな…、このスレ振り返ってもまだ数えるばかり。
>>723の言う通り、なかなか難しいカップル、漏れは一番好きなんだけどなorz(兄妹?幼馴染?夫婦?)



……天一号作戦発令しても良いでつか? もう我慢の限界ですorz
734名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 22:17:04 ID:vUmoc75f
>733
天一号作戦、承 認!
735名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 18:35:55 ID:4tTD3MZg
保守
736名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 01:04:58 ID:vKfhsQ1/
さーて、アトリエスペースでも物色してきますかね。
737名無しさん@ピンキー:2005/08/13(土) 17:20:11 ID:/wKU4M69
そう言ってアバンベリーに旅立った>736の消息を知る者は、今はもういない。
738名無しさん@ピンキー:2005/08/18(木) 23:40:45 ID:xyO/YTMx
エンデルクの年相応相手との濃いエロが読みたい
マリーはよくみかけるけどクライスの存在が邪魔で妄想しにくい
もったいない、絶倫そうなのにw
接点ありそうなのはアレしかいないってのが、なあw
739名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 00:08:26 ID:Wb658Muw
>>738
接点はまるきりゼロなんだが、エンデルク×キリー、ゲーム中に妄想してたよ。
なんか、似合いやなー、絡むようなイベントないかなー、と思ってプレイしてた。
んなイベントはなかったが…。
740名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 00:55:12 ID:TBqXqnab
>>739
そこを妄想してこそ真の妄想人
そしてSSを書いてうpよろ
741名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 19:25:44 ID:UIzw+4V3
キリーいいね。。>>739できまいか?
俺がたまたま読んだのはオリキャラとのやつだった。
既存のキャラのが萌えるんだけどね・・・文才ないからクレクレでスマソ。
742名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 20:33:25 ID:ByVlxTdD
ケイ×トレ(むしろケイ←トレ)とか投下してみてもいいかのう・・・
めちゃんこ下手な文章なんだけど
743名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:08:10 ID:ajybFIV5
>>742
躊躇するな、このスレはネタに飢えているんだからorz
ケイトレでもケイフェルでも何でもいいから全弾ばら撒いてくれw
744名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 22:37:02 ID:On7SujGQ
めちゃんこめちゃんこめっちゃんこ〜
ア〜ラレ音頭でんちゃっちゃっちゃ〜
745名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:31:05 ID:bNl5zc4B
じゃあお言葉に甘えてケイトレ投下しまっす。
エロ突入まで(てか突入してからも)展開無理矢理&色々変だけど
どうか笑って見過ごしてやってください・・・
746名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:33:54 ID:bNl5zc4B
リーゼ宮の中庭にて。
約束通り、ノインはケイオスを連れてトレーネの元にやってきた。
頑張れよ、と茶目っ気を含んでそう言ったノインを感謝の気持ちで見送ると、
ひとつ深呼吸をしてケイオスに向き直る。
「お話は聞きました。ご無事で良かったです」
「・・・ああ」
今だ何故トレーネの元に連れられてきたのか分からないケイオスは、
ただそれだけを言う。二人の間に沈黙が流れる。
先に口を開いたのはケイオスだった。
「俺に何か用があるそうだが。なんだ」
「あ、いえ、その・・・」
いざとなると、言葉に詰まってしまう。

彼の動向を調べて以来、ずっと彼に謝りたいと思っていた。
そして、自分のこの思いを伝えたい、と―
(いざとなると、言えないものね・・・)
無意識のうちに、顔に朱が昇ってしまう。
また一つ、深く息を吸ってから、思い切って声を出す。
「なんと言えば良いのか、自分でもよくわからないのですが」
ケイオスは黙って耳を傾けている。
「ずっとあなたに、謝りたいと思っていました」
「俺に・・・?」
「はい」
分からない、という風にケイオスは眉をよせる。トレーネは慎重に次の言葉を捜す。
「勝手と思いながらも、あなたの事を調べさせてもらいました。」
「・・・そうか」
それだけを言うケイオスの表情からは、なんの感情も読み取れない。
これを言ってよいのか迷い、思案してから口を開く。
「手記も、見させてもらいました」
「・・・そうか」
ケイオスの眉が微かに動いた。
「俺の事など調べて、どうするつもりだったのだ」
その声には何の抑揚も無い。
「私は・・・」
胸の鼓動がだんだんと早くなる。息をはき、ゆっくりと吸う。

「・・・ずっと、あなたの事を、お慕い申し上げておりました」
思いもよらない言葉に、ケイオスを眼を見開いた。
また沈黙が流れる。いたたまれずその場を逃げ出したい気もしたが、それはできない。
足の震えをなんとか抑え、ただケイオスの返答を待つ。
747名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:34:55 ID:bNl5zc4B
「悪いが、期待には応えられない」
何かを言おうと思ったが、喉から声が出せなかった。足の震えがひどくなる。
やっとの思いで顔を上げるが、視線を彼と合わせることができなかった。
(分かっていたわ。こう言われるのは・・・)
「すまない」
意外な言葉が返ってきたのに驚き、思わず彼と目が合う。
「・・・いえ、いいんです。こちらこそ、ご迷惑を掛けるような事を言って・・・」
それだけを告げて、また視線を外す。ケイオスはゆっくりと口を開いた。
「俺の事を調べたと言ったな」
「・・・はい」
視線は戻せず、俯いたまま答える。
「・・・なら、俺が何をしようとしていたかは知っているだろう」
「・・・はい」
ケイオスがため息をつくのが聞こえた。
「それを知っていてなお、俺の事をそういう風に思えるのか」
「私は・・・!」
思わず顔を上げる。ずっと彼のことが気になって止まなかった。初めてあった日から。
この自分の気持ちの正体が分からず、苛立ちを覚えた日々もあった。
思いの正体に気付き、彼の事を知りたい、と心の底から願った。
その思いが、彼女の足をベルクハイデのありとあらゆる場所に運んだのだ。
そして、彼のことをフェルト達から、彼の手記から知り、彼の思いを知り、
彼の力になりたい、支えたい、と思った。この気持ちに偽りは無い。今だって。
「それでも・・・あなたの事が―」
ケイオスは眼を伏せると、ゆっくりと頭を横に振る。
「気持ちが嬉しくないわけではない。ただ、俺といた所で、お前が幸せになれるとは
思えない」
「そんな事・・・」
「俺は―」
その声は微かに震えている。
「たった一人の命も守る事も出来なかった。そしてその命を助ける為に多くの者も手に掛けてきた」
トレーネは口を噤んでしまう。
「だがそれは失敗に終わった。俺のしてきた事は一体なんだったんだろうな」
「それは・・・」
自嘲気味に笑うケイオスになんと声を掛けてよいのか分からず、声に詰まってしまう。
748名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:36:04 ID:bNl5zc4B
「わかりました・・・」
しばらく顔を伏せてたトレーネは、やがて思い切ったように顔を上げた。
「では、最後に一つだけ、わがままを聞いてはもらえないでしょうか」
「・・・なんだ」
一度口を噤み、喉の奥から搾り出すような声を出す。
「一度だけ、抱いてください」

真直ぐにこちらを見つめてくる彼女の顔は紅い。
「―それはできない」
間を置いてからケイオスはそう応える。
「何故ですか・・・」
今にも涙が零れ落ちそうな瞳でトレーネはケイオスを見返す。その視線に耐えかね、ケイオスは
ふいと目をそらした。
「・・・そんな事をしてどうなると言うんだ。傷つくだけだろう」
「そんな事・・・ないです・・・」
「お前は俺の何を知っていると言うんだ。何も知らない男の事を、本当に愛せるのか?
お前になど目も向けていなかった男を?世界を滅ぼしかけた男をか?」
トレーネが面を伏せる。ケイオスは言葉を続けた。
「それは気の迷いだ。お前には、俺なんかよりよほどいい男が、国に帰ればいくらで
もいるだろう」
面を伏せたまま顔を上げないトレーネの手が僅かに震えているのに気が付く。
目の前で小さく震えている少女を見ると、胸のどこかがちくりと痛んだ。
「俺の事は、早く忘れろ。・・・悪いが、これで失礼する」

「待って!」
踵を返し立ち去ろうとするケイオスに、トレーネは追い縋る。
「待って下さい・・・お願い、行かないで・・・」
「トレーネ・・・」
振り向けば、トレーネの双眸からは涙が溢れ出していた。
「本当に、一度だけで良いんです。そうしたら、あなたの事は全て忘れます。だから―」
「・・・」
しがみついてくるトレーネの身体を押し返すことも出来ず、しばし迷ってから、彼女の背に腕を回す。
人の温もりが、妙に懐かしかった。そして、その温もりが、妙に恐ろしくもあった。

―その温もりが、いずれ失われてしまうのだと言う事を、自分は嫌と言うほど知っているのだから

「・・・傷つくだけだぞ」
それでも頭を横に振るトレーネに、ケイオスは諦めたようにため息をついた。
「・・・分かった。分かったから、もう泣くな・・・」
親指でトレーネの目元を拭ってやると、驚いたように目を瞬く。
「それでお前の気が済むと言うのなら・・・」
749名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:36:58 ID:bNl5zc4B
リーゼ宮の一室―正確にはリーゼ宮に滞在しているトレーネの自室―にあるベッドの縁に腰を掛け、
膝の上にトレーネを抱いてやると、一つ、二つと彼女の頬に口付けを落とす。
「ん・・・」
くすぐったそうに笑う彼女の頬を指で撫でると、今度は唇に直接口付ける。
始めは軽く、徐々に深く。
「ん・・・あぁ」
思い人に口付けてもらえるのが嬉しいのか、またトレーネの瞳に涙が浮かんでくる。
「泣くなと言っているだろう・・・」
「・・・ごめんなさい。でも・・・ん」
唇で彼女の涙を攫うと、頬を通り、また彼女の唇に自分のそれを重ねる。

舌で軽く唇をくすぐると、トレーネもそれに応え、おずおずと舌を絡めてくる。
「ん、ふぁ・・・あぁ・・・」
ケイオスの首に回していた腕にきゅっと力が入る。たっぷりと舌を絡めてから口を離すと、
銀色の糸が一筋あとを引く。
トレーネは頬を紅潮させ、うっとりしたように潤んだ瞳でケイオスにしなだれかかった。
ケイオスはトレーネの首筋に顔をうめると、軽く肌を吸い上げる。
「は、ぁ・・・っ」
ぴくぴくと小刻みにトレーネの体が震える。ドレスに手を掛け脱がせようとすると、
トレーネの手がそれを拒む。
「自分で、脱ぎ、ます・・・」
顔を紅潮させたままそう告げると彼の膝から立ち上がり、少し躊躇しながらもドレスに手をかける。
するする、と白い肢体が露になると
「ほう・・・」
ケイオスの口から驚嘆のため息がもれた。
月の光をうけ輝く藤色の髪。そして照らし出された白い肢体。
まだどこかあどけなさを残すその顔が、今は妖しくも美しい。

まじまじと見つめられているのが恥ずかしいのか、トレーネは俯いてしまう。
「あまり見つめないで下さい・・・」
そう言うと、ケイオスは意地の悪い笑みを浮かべた。
「今更何を言っているんだ。誘ってきたのはそちらだろう」
「さそっ・・・」
顔を真っ赤にするトレーネをケイオスは抱き寄せると、そのままベッドに押し倒す。
「ん、あ、やぁ・・・っ」
きゅっ、と薄く色づいている乳首をつまむと、トレーネの口から愛らしい声が漏れた。
決して大きいとは言えないが形の良い胸を揉んでやると、トレーネの息がだんだんと上がってくる。
彼女の唇に口付け、顎、首筋、鎖骨と徐々に唇の位置をずらしていく。
「ひゃっ、あ、あぁ・・・ケイオ、スぅ・・・」
つんと上を向いている乳首を甘噛みし、もう一方の乳房も念入りに刺激を与える。
750名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:38:03 ID:bNl5zc4B
たっぷりと刺激を与えてから、少しずつ右手を足の方にずらしていく。
ふともものラインを確かめるように指先でなぞると、くすぐったいのか、身をよじってそれから逃げよ
うとする。
「や、あん・・・くすぐったいです」
「ああ・・・」
ケイオスはそれだけ言うと、徐々に指を内股に移し、彼女の中心に近づく。
それに気付いたのか、トレーネは恥ずかしそうに足を閉じていやいやをする。
「・・・怖気づいたのか」
「そんな・・・だって・・・」
また泣きそうになるトレーネに、仕方なくケイオスは身を起こすと、彼女の頭をできるだけ
優しく撫でる。
「嫌なら、やめてもいいんだぞ」
不思議なほど冷静な自分がなにやらおかしく、ケイオスの口に自嘲するような笑みがもれる。
そんな彼の様子には気付かず、トレーネはしばらく俯くと、やがておずおずと、
わずかにだが足を開く。
「続け、て、下さ・・・い」
しぼり出すような声だった。ケイオスはトレーネの腰を上げさせると、するりと秘部を覆い隠
していた布を外してしまう。そこに指を這わせようとすると、トレーネがケイオスの服を掴む。
「どうした」
問うと、耳まで赤くしたトレーネが
「私だけ裸なの、恥ずかしいです・・・あの、だから・・・」
と、ケイオスとは目を合わせずにそう言う。ケイオスはふっと笑みをもらすと、自分の服も
床に落としてしまう。
「これでいいか」
「あ・・・はい」
ちらっとだけケイオスを見たものの、やはり恥ずかしいのか、すぐに目を伏せてしまう。
改めて彼女の割れ目に指を這わせると、そこはもう蜜が溢れ出していた。
「すごいな」
耳元でそう囁くと、きゅっと強く眼を閉じてしまう。
「ん、あ、あ・・・」
にゅるにゅると蜜を絡めならがら指を滑らすと、トレーネの口から声がもれる。
「やぁ、っあ、そ・・・こぉ・・・っ」
「ここか」
ケイオスの指が敏感な突起に触れると、トレーネの背がびくんと跳ねる。
「嫌なのか?」
意地悪くそう訊ねると慌てて首を横に振る。
「ん、ぁ、ち、がうの・・・いや、じゃ、ない・・・」
はぁはぁ、と息を荒げ、ため息と共にそう呟く。指をいったん突起から離し割れ目を下っていくと、
やわらかく湿った穴にたどりつく。くちゅくちゅと音をたてて少しずつ指を忍び込ませる。
「あ・・・ん、あなたのゆ、び・・・」
中指を根元まで入れてしまうと、うっとりしたようにトレーネが呟く。
指の腹で中の壁を擦るようにすると、そのたびに内股の筋肉が痙攣する。もう1本指を入れると、
さすがにきついのか、少し顔をゆがめてしまう。
「きついか」
「ん・・・少し・・・でも良いんです。気持ち良いから、続けて、下さい・・・」
それに応え、すこし乱暴になかをかき混ぜると、こぷこぷと蜜が溢れかえる。
「ふぁ・・・あぁ、すごい・・・ケイオスっ・・・」
751名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:38:48 ID:bNl5zc4B
一旦指を抜くと、あ、と物足りなさそうな声をトレーネが上げる。ケイオスは自分の指についた
蜜を舐めとると、トレーネの膝を掴み、大きく開かせる。
「きゃっ、あ、そんな所、舐めちゃだめです・・・!」
トレーネが止めるのも聞かず、ケイオスは割れ目に舌を這わす。甘酸っぱい匂いがケイオスの
鼻をついた。突起を舌でつついてやる。
「あ、や、すごい・・・こんなの初めてっ」
びくびくと身体を痙攣させるトレーネには構わず、ケイオスは舌での愛撫を続ける。
もう一度胎内に指を沈めると、しきりに締め付けてくる。
「あ、あ、ケイオス・・・私・・・っ」
絶頂が近づいて来たのか、びくびくと痙攣する内股に力が入る。
何か言ってやりたかったが、舌の動きを止めるわけにはいかず、黙って愛撫を続ける。
「ケイオス、ぅ、イ・・・ク・・・ん、あぁぁぁ!」
ケイオスの黒髪に絡めた指に力が入り、やがてぐったりとシーツに落ちる。
ケイオスは顔を上げると口元を拭い、一つトレーネの頬を撫でてやる。
「逝ったか」
「ん・・・はい・・・」
ぼんやりした眼でこちらを見つめてくるトレーネに口付けると、嬉しそうに微笑む。

「そろそろ入れるぞ」
それを聞いたトレーネの眼が僅かに見開かれ、そして伏せられる。
「はい・・・」
トレーネの緊張を解きほぐそうと、もう一つ口付けを落とすと、微かに微笑えんだ。
「来て、下さい・・・私の、なか」
「・・・ああ」
自ら足を広げ、ケイオスを招きいれようとする。
硬くなった自身の先端をあてがうと、蜜を絡めながら、少しずつ、少しずつ奥に進めていく。
「う・・・つぁ・・・」
破瓜の痛みを堪えようときつくシーツを握り締めるトレーネを見ると、無理矢理彼女を傷つけ
ているようで、僅かに胸が痛んだ。
根元まで入ってしまうと、ケイオスは身体を折りトレーネに口付ける。
「・・・痛むか」
頬を優しく撫でると、トレーネは首を横に振る。涙を湛えた瞳でしっかりとケイオスを見つめる。
「大丈、夫です・・・どうぞ・・・動いて、下さ・・・い」
否定をしながらも、声は荒い。ふいに、そのいじらしい姿を、愛しい、と思った。
その浮かんできた感情が自分でも不思議で、思わず目の前の少女を凝視してしまう。
(・・・情が移ったか)
その感情を打ち消すように首を振ると、ケイオスはトレーネの耳元で低く囁く。
「・・・動くぞ」
「はい・・・」
少しずつ腰を前後させると、やはり苦しいのか、トレーネの眉間にしわがよる。
「ん・・・あぁ、はぁ・・・っ」
唇を噛み締め、固く目つむり痛みに耐えるその姿に、やはり胸のどこかで愛しいと感じてしまう。
「は、っ、ケイ、オス・・・ケイオスぅぅ・・・」
752名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:39:17 ID:bNl5zc4B
こんな風に誰かに名前を呼ばれたのを最後に聞いたのは、一体いつだっただろうか。
自分の事を『愛しい』と感じてくれる者に名を呼ばれるのは。
「ケイオス・・・好き、です・・・」
「・・・トレーネ」
トレーネの口から、苦しそうな息と共にその呟きがもれる。
胸が掻き乱されるような気がした。
「ん、んぁ・・・はぁぁぁ・・・ケイオ・・・ス」
トレーネの腕がケイオスの背に回ってくる。誘われるままに身体を折り彼女に口付けると、
またふいにさっきの感情が蘇ってきた。
―これは気の迷いだ。特別な行為での、一時の感情に過ぎないのだ。
腰の動きを速め、その感情を打ち消そうとする。
気の迷い、と先ほど彼女に言ったのは自分ではないか。
「や、あ・・・ん、きもちっ」
トレーネの顔から一瞬だけ苦痛の色が消え、うっとりしたような表情になる。
「・・・気持ち良いか」
耳元でそう囁くと、恥ずかしそうに小さく頷く。
「いま、あ・・・はぁ、気持ち、良かった・・・です・・・っ」
「そうか・・・」
嬉しい、と感じている自分がいる。ケイオスはトレーネのひざを掴むと、一段と動きを速める。
「あ、ひ・・・っ、あぁ、駄目です、そんなに、っ、動いたら・・・やぁぁっ」
ぱんぱんと音が出るほど激しく腰を叩きつけると、徐々にケイオスの絶頂も近づいてくる。
ベッドが泣くように軋む。
「トレーネ・・・っ」
「あ・・・」
トレーネの胎内で達したケイオスのものが脈打つを感じる。
(出て・・・る。出されてる・・・)
思い人と一つになれた幸福感と疲労で、トレーネの意識はそこで途絶えた。
753名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:40:57 ID:bNl5zc4B
柔らかくなったものを抜くと、白濁の液がトロりと流れ出してくる。ぼんやりと、しまったな、
と考えてからトレーネの顔を覗く。
「眠ってしまったのか・・・」
しばらくその寝顔を見つめ、ケイオスは先ほど自分の中に浮かんできた感情を思い返す。
「・・・気の迷いだ」
声に出してそう呟く。用は済んだのだから、このまま立ち去っても良いのだが、いま少し、
彼女をこのまま見つめていたいと思ってしまう。
「気の迷いだ」
もう一度、声に出してそう呟く。
―では、今晩だけは、この気の迷いに気付かない振りをしてもいいだろうか。
ケイオスはトレーネを優しく抱き寄せると、そのまま眠りについた。




翌朝。
まだ日の出からさほど時間は経っていないらしく、窓の外は薄暗い。
ケイオスは身支度を済ませると戸口に向かう。ドアの前に立ち、すこし間を置いてから
ベッドの傍に戻る。少女はまだ、眠っていた。
その少女の唇に、一度だけ口付けを落とす。名残惜しげに唇を離すと、頬を指で撫でてやる。
少女が寝ているのを確認すると、ケイオスは静かに部屋を立ち去った。
754名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 03:43:33 ID:bNl5zc4B
以 上 で す。
これが俺の書ける文章の限界でつorz ぬるくてごめん
ケイトレめちゃ好きなんだけど全然見かけなくて悲しい・・・
今度ドラマCDでるらしいけど、EDでスルーされたぶん絡みが
たくさんあるといいなぁ・・・
755名無しさん@ピンキー::2005/08/21(日) 11:09:04 ID:b33Whbq7
ケイオスがかっこいいいいいいいい!
シブイ。惚れたw。
こんなカッコいい奴だと今はじめて知ったよw。
「ケイトレめちゃ好き度」がびりびり伝わってきましたです。
GJ!
756名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 20:41:47 ID:WAf8hAPf
>755
反応くれてありがとぅ
こんな文でケイオスかっこいいなんて言って貰えるとは思って
なかったからふんごい嬉しいぜ
757名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 21:31:51 ID:rHBWTkKI
ケイトレきたー
けど一度きりの関係なら中出しはイクナイと思った

さて次はフェルヴィゼだな
758名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 21:40:37 ID:qm/NQwnJ
フェルト×ビオラとか需要なし?
759名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 22:35:25 ID:OD1fLo91
>>757
赤子が出来たと嘘ついてケイオス手中に収めるんだ
760名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 23:07:44 ID:7lRRPQpW
>>758
ここに一人需要がノ
761名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 06:34:09 ID:3eqYy7vx
>>759
いいなそれw
762名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 00:40:19 ID:G2oPUyOn
嘘がばれる→どうしても一緒にいたかった→もうどうせなら本当に子づ(ry
763名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 02:39:48 ID:DRctdq3x
>>762
ええなぁ、その話。
激しく読みたいぞ
764名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 00:13:19 ID:y2X6RLyU
できた子供はイリス3の主人公で決まりだな
765名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 15:59:21 ID:dCqD0xGl
フェルヴィゼの子供とケイトレの子供の子孫がクレインてことで
766名無しさん@ピンキー:2005/08/24(水) 19:58:40 ID:iOsyxJnc
何だってーーー(AA略
767名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 23:42:33 ID:zOTCTvkO
トレーネ『私とあなたの子供です』
ちびぷに『ぷにー!』

ケイオス『・・・(呆然)』
768名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 00:01:26 ID:qP/9ML1M
>>767
トレーネ親衛隊の誰かが夜這いしてできた子かw。
769名無しさん@ピンキー:2005/08/26(金) 12:02:27 ID:/LdTfAt6
ぷに×トレーネ!
770名無しさん@ピンキー:2005/08/31(水) 07:10:41 ID:5Ji2Qi3Y
ケイトレに子供が出来たら

トレーネ『男の子が良いですか?それとも女の子?』
ケイオス『妹』
トレーネ『・・・』

とか言いそうで怖い
771名無しさん@ピンキー:2005/09/01(木) 02:52:48 ID:IJz1yhZy
とりあえず、離婚届を用意しろw。
772名無しさん@ピンキー:2005/09/04(日) 23:54:22 ID:d5gmKhrL
>>754
続きを書いてくれなさい
773754:2005/09/05(月) 18:56:42 ID:RSSI3adH
>>772
書いて良いの?ケイトレ?
774名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 19:00:18 ID:85+S7dEy
もちケイトレ
775:名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 19:38:11 ID:KDcq22Qs
>>754
またがあるなら見たいっ!!
ラブのあるエロが好きだ。
H終わったあとのケイオスの場面の方が好きだ。
とにかくこのケイオスが好きだ。
…待ってます。
776名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 19:49:16 ID:88Ootn2T
相手誰でもいい、ノインたんのエロが読みたい
777754:2005/09/05(月) 21:23:42 ID:YOt3SL/f
じゃあ調子に乗ってまた書いてみてもいいかしら・・・
遅筆だけど・・・
778名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 21:43:21 ID:KDcq22Qs
>>754
書いてくれたら喜ぶよー!
のんびり待ってますので、のんびり書いてください。
779754:2005/09/07(水) 19:11:26 ID:nygCqaXD
イリス2のドラマCD買った奴、感想はどうだ?
是非聞かせて欲しい
780名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 06:14:45 ID:vmqy7Rju
ドラマCDはギャグ的内容かな?
おまけドラマのクレインは哀れ
781名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 17:39:50 ID:HxhEYLDi
メインキャラが全然出てこなくて憤りを覚えたな>ドラマCD
782名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 21:02:59 ID:L82H8DDt
ハゲルが主人公とか>ドラマCD
783名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 23:39:23 ID:y+syz4F7
>>780->>782
そっかぁ・・・
ありがとうっ
784名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 22:13:15 ID:X0zMFLit
ドラマCDは、それじゃあフェルヴィゼとかケイトレとか期待できない?
もしカップリング色強ければ勇んで買うんだが…
785名無しさん@ピンキー:2005/09/10(土) 06:14:38 ID:foltnNb/
フェルヴィゼはともかくとして
ケイトレは期待できないんでないかな・・・orz
1では全然ふれてないし、ケイトレ
俺は2に希望をかける
786名無しさん@ピンキー:2005/09/13(火) 23:51:18 ID:kt4OztxT
アルトネリコもここで受け入れるのか?
787名無しさん@ピンキー:2005/09/14(水) 23:54:42 ID:GApYkfFA
トルネコはスレ違い。
788名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 01:21:30 ID:HauOz+TF
早くマリーとエリーがやりたいなあ〜。
789名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 15:20:46 ID:YS8B5xDb
保守
790名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 23:35:03 ID:dpO+R3Y8
保守
791名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 01:35:12 ID:dwNblK5M
ドラマCDケイトレなかったな・・・
792名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 11:30:08 ID:nZ2jnUNj
793名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 00:29:00 ID:uQfva0PO
しゅ
794名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 17:29:11 ID:tXAd6/cG
マリエリリメイクで沸き立つ昨今ですが、
昨日ユーディーの誕生日だったので、カプリクとかシチュリクとか
あったら書いてみたいんですが、何かありますか?
795名無しさん@ピンキー:2005/10/11(火) 17:41:29 ID:NHnuny/p
アデユディもしくはメルユディ
796794:2005/10/12(水) 21:52:06 ID:0IwlWaiP
>795
了解です。考えてみますので、しばらくお待ち下さい。
797名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 22:56:07 ID:XGUrlmFd
754です。
のろのろケイトレ書いてるんだけど、どうしても
プラトニックラブで終わってしまうよ・・・
書くかもとか言っといてごめんなさい、な気持ちで一杯です
798名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 16:44:03 ID:YL6T1Ln1
ケイトレもユディも楽しみにしてます。
プラトニックも上等!!
アトリエ好きが近くにいないので
キリンの首が折れてしまうまで首を長くして
待ってます(笑)
799名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 16:51:01 ID:YKl3R+qc
デルサス×マレッタ希望する
800名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 19:52:43 ID:IHu9PPDU
大人イリス×フェルト
801名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 00:16:13 ID:WR9wg3Uc
ん?
つまりリイタはフェルトの精子が原料になっていると?
802名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 12:24:50 ID:EV1fyENa
>801 な、何だってー!(AA略
ところで、リイタはいつも赤水晶をどこにしまってるんだろう。
やっぱりアソコかな…
803名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 14:36:14 ID:GiGhAoxs
>>802
胸の谷間にくっつけている。
ちなみにアーリンもアロママテリアを同(ry
804名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 15:14:49 ID:908sJERC
谷間にくっつけられるほどリイタには胸がない。
805名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 19:00:29 ID:mTkatsEP
寄せてあげればどうとでもなる
806名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 14:05:36 ID:2DeNuUg3
谷間にはさむ、ではなく
くっつけるところがミソではなかろうか
807名無しさん@ピンキー:2005/10/16(日) 22:28:00 ID:l//+TMwp
ああ、くっつけてあっただけだから、簡単に盗られちゃったのか。

>805
寄せるだけの肉も無いような…
808名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 02:01:40 ID:xcDxssj8
リメイク公式のマリーの壁紙エロイな、胸とその真ん中にある飾りがw
パイズリさせたいキャラNO・1
809名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 22:13:12 ID:OEhn0647
>>797 プラトニックでぜんぜんおっけー!!
…個人的には、愛あふれるssだったら無理してエロでなくても全然可、なのですが。
前回のssのケイオスは、カコイイ、好きだ。実はゲームのケイオスより好きだw
トレーネもなんか一途で可愛かった。
できればとても読みたい奴がここに一人。
810名無しさん@ピンキー:2005/10/22(土) 08:56:53 ID:HO6SqZ2d
だれかデッパッパ先生に依頼して来いよ。
最近、新作を見ていないからな。
811名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 22:31:48 ID:s6npBMcP
保守兼質問。

保管庫って何処だったっけ?
そもそも携帯から見れるかは分からないけど。携帯ぐぐりじゃミツカラネ。
812名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 23:32:07 ID:3trPK7SA
そいや、テンプラに入ってなかったね<保管庫

>21よりコピペ
2chエロパロ板SS保管庫(ゲームの部屋その4に、ガストスレが保管されています)
http://sslibrary.gozaru.jp/
813名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 00:29:20 ID:LrPFMjS+
thx。

マリエリリメイク前にあえてエリーやってるよ。
アイゼル友好100だと代わりばえすごいな。 ツンデレ?
アイエリ好きですが何か。
814144:2005/10/24(月) 01:48:09 ID:N1J6L+iT
保管庫の話で見に行って完結してないことに気づいたので投下。
さすがに一年経ってるとはずかしいでつねorz
構想なんてもう思い出せなませんが何か。

「はあっ、あぁ・・・う、動かない、で・・・痛いってば」
「ゴメン」
 クレインは被さるように抱きしめて待った。
 こわばっていた細い身体が少しづつ緩む。
「クレイン・・・キス、して」
 潤んだ瞳に見上げられて、初めてのキスをする。
 最初は触れるだけ。徐々に、深く。
 体を繋げて、それから初めて口付けるなど。
 乞われるまで気づかなかったことをクレインは恥じた。
(・・・足りなかった分は、これから埋めよう)
815144:2005/10/24(月) 01:50:47 ID:N1J6L+iT

 最奥に押し入ったまま、体のあちこちに口付け、触れて、揉み解す。
 固かった表情もやわらぎ、あまやかな声を上げはじめ、
 彼女の内側が馴染み綻んだ頃には、クレインは既に我慢の限界だった。

「・・・もう、いいか?もちそうにないんだ」
「うん・・・平気、いいよ。して・・・」
 額の汗を白い手に拭われ、それに誘われるように再度口付ける。
 リイタのいつにないほど儚げで従順な態度に、クレインは自身がさらに硬直するのを感じた。
 痛い思いをさせることのないように、ゆっくり動き出す。
 溢れきった潤みを内壁に擦り付けるように、じっくりと。
 その動きに呼応するようにリイタは息を漏らした。
 辛そうな顔をしていないのを確認すると、強く動き始める。
 腰を引くたび、リイタの奥は飲み込むように蠕動した。
「――だめだ、もう出るっ」
「あぁっ!な、中に・・・」
 抜こうとした動作を絡めた足で止められて、勢いのついていたそれは暴発した。
816144:2005/10/24(月) 01:51:47 ID:N1J6L+iT
正気に戻ったクレインが、内心ビビリながら服を直し、後始末をして、待つこと10分。
 リイタは寝ぼけ眼でゆっくり体を起こした。
「おはよう、リイタ。やっと起きたのか」
「うん、ごめん、寝すぎちゃって」
 リイタは服をはたきながら、差し出された手をとって立ち上がる。
「そろそろ行かないと街に着くまでに暗くなっちゃうな」
「うん・・・あっ」
 小さく声を上げてリイタはびくりと体を震わせた。
「どうしたんだ?」
「や、やだ・・・えぇっ?!」
 リイタが下着がチラリと見えるか否かまでバッとスカートを引き上げると、
 太ももに赤白い液体がつたっていた。
「うわっ」
「・・・クレイン、タオルかして」
 このことを眼を覚ましたリイタにいつ言うのか・・・結論はでていなかったが、
 とりあえずいずれ降るであろうメテオストライクに対する覚悟だけは決めていた。
 清潔なタオルを渡すと、リイタは意外にも平然とした顔でそれをふき取っていた。

「そういえば、出されてそのまま寝ちゃったんだ、あたし・・・」
「え」
 クレインの驚いた顔をみて、リイタは困ったような笑顔を浮かべた。
「途中までは夢かと思ってたけど、中に熱い物が弾けるような感覚初めてだったから」
 たしかに、そこまでされて気づかないわけもない。
「・・・やっぱり、怒ってるのか?」
 リイタは小さく首を横にふった。
「あたしがしてって言ったんだから気にすることじゃないでしょ。
 ・・・こうなったのは夢じゃないって、証拠がほしかったから」
「リイタ・・・」
「まあ、そういうわけで証拠もあることだし。
 もちろん処女の肌に触れた上奪った責任、とってくれるよね?クレイン」
 リイタは無表情から一転、極上の微笑みを浮かべる。
 クレインには、その姿にかぶって悪魔が見えた気がした。
「・・・ハイ・・・」

 クレインは今さらながら、思い出していた。
 そういえば、自分は寝込みを襲ったのだということを・・・。
 今後どうおちついても尻にしかれるのは目に見え、クレインは項垂れた。

おわり
817名無しさん@ピンキー:2005/10/24(月) 18:50:06 ID:2qiA2CW9
GJ!
>144さんが書いてくれたので、保管庫のアドレス貼って良かったと
思った私は>812。
818794:2005/10/26(水) 22:50:11 ID:EDXvGQ3+
マリエリ発売前に、サクっとアデユディ投下していきます。
マリエリSSが来るといいなーとか思いつつ。
819794:2005/10/26(水) 22:52:16 ID:EDXvGQ3+
(1/7)
「ユーディット、好きだよ」
「ちょ、ちょっとアデルベルト、どうしたのよ、こんな所で」
リサの採取場で、地面にしゃがみ込んで新鮮な魔法の草やはぐるま草を摘んでいた
ユーディーは、突然後ろからアデルベルトに抱きしめられた。
「やっ、ダメ」
覆い被さってくるアデルベルトの勢いに負け、そのまま前のめりに倒れて地面に
手のひらと膝を突いてしまう。アデルベルトは身体の位置を横にずらすと、四つん這いに
なっておしりを突き出す格好になったユーディーの上着、スカートをめくり上げ、
下着越しに形のいいおしりを手のひらでゆっくりとさすった。
「何なのよ突然、きゃっ」
下着の縁に指を引っかけ、そのまま白い小さな布を引き下ろしてしまう。肌に少し
冷たい空気を感じて、ユーディーはぶるっと身を震わせた。
「あの、えっと、君がしゃがんでる時、下着が見えてて」
肌の弾力を楽しむように、おしりの丸みの形に合わせたアデルベルトの手のひらが
ゆっくりと這い回っている。
「やだっ、エッチ! 下着が見えてたんなら教えてよ、あっ、きゃあっ!」
伸ばした中指が、ぴとりと割れ目に沿って当てられた。
「だって、可愛くて、色っぽくて。でも、見てるだけじゃ物足りなくなって……」
言い訳がましいながらも、指はユーディーの恥ずかしい場所をまさぐり続けている。
「だからってダメだよこんな所で、誰かに見られちゃったら」
「誰も来ないよ」
「モンスターとかに襲われちゃったらどうするの? あっ、ダメだってば」
指の先で、一番敏感な部分を擦るようになで回されると腰の力が抜けてしまう。
820794:2005/10/26(水) 22:53:42 ID:EDXvGQ3+
(2/7)
「大丈夫、僕が護ってあげるから」
「ああ、んっ!」
周りを灌木に囲まれているとは言え、部屋の中とは違って、壁も仕切もない場所。
普段と全く違う環境、おまけに時折上がるユーディーの甘い声に欲望を刺激され、
アデルベルトの指使いはどんどん大胆になっていく。
「うあっ、ダメ」
上着の前をはだけられ、アンダーシャツもまくられて小ぶりの乳房を露出させられる。
「恥ずかしいってば、ダメだよぉ」
「でもユーディット、ここ、もうぬるぬるだよ」
興奮したアデルベルトの声。
「やだぁ、そんな事言わないでよ」
半泣きになってしまうユーディーのそこは、確かにアデルベルトの指に誘われた
愛液でとろとろになっている。
「それに、ダメ……、だよ、お外じゃ手が汚いもん。中にバイキンが入っちゃうよ」
今更ながら拒んでみせるユーディーだったが、充血する可愛らしい突起を弄ぶ
アデルベルトの指に合わせ、ゆっくりと腰が動いてしまう。
「あ、そうか、ごめんね。それじゃ」
ゆっくりとアデルベルトの指が離れていく。
「あっ……」
徐々に高まりつつある快楽を中断されて、ユーディーは涙をためて悲しそうな顔で
振り向いた。
「指じゃなくて、舐めるのならいいよね」
アデルベルトはユーディーの後ろに回り込むと、ユーディーのおしりに両手を当てる。
「きゃ」
そのまま腰を高く上げさせ、おしりを左右に開いて中心に顔を寄せた。
821794:2005/10/26(水) 22:55:23 ID:EDXvGQ3+
(3/7)
「きゃ、あっ!」
温かく湿った舌で、物欲しげにひくひくと震えている割れ目を舐め上げる。
「あっ、あぁ」
舌の先で包皮から顔を出しかけている突起を舐め回し、そこが固くふくらんで
来たのを感じると、今度はくちびる全体でそこを包み込み、ちゅっ、ちゅっと
音を立てて吸い上げた。
「ひっ、くっ……、あ」
今度はたっぷりと愛液を滴らせている粘膜の入口にくちびるを当て、舌を尖らせて
狭い入口の中にねじ込もうとする。
「やだ、やだあ、それ」
指や、彼自身のモノではない、不思議なやわらかい物がユーディーの入口付近に入り込み、
そこを焦らすように這い回っている。
「うっ……、ああ、ん」
「指、入れなければ汚くないよね。ここ、いじるだけなら」
熱っぽい声でそれだけ言うと、アデルベルトはまた口をそこに戻す。
おしりには断続的に彼の熱い吐息が吹きかけられ、自分自身が垂れ流している愛液と
彼の唾液でどろどろになった突起を指先でこねくり回されていると、ユーディーの
おなかの奥が切なく疼いてくる。
「やだっ、ダメえ、もっと」
甘えた声で、ユーディーはアデルベルトにねだる。
「おなかの奥まで欲しいよ、舐めるのだけじゃ、足りないの……」
自分から催促してしまった恥ずかしさに、ユーディーの瞳から涙があふれてしまう。
「うん、じゃ、入れるね」
泣きながら自分を欲しがっているユーディーの胎内の熱を今すぐに感じたくて、
アデルベルトはズボンの腰ひもを手早くほどき、固く大きくなったモノを取り出すと
その先端をユーディーの中心に当てた。
822794:2005/10/26(水) 22:56:40 ID:EDXvGQ3+
(4/7)
「行くよ」
「うん、あっ、うう……っ!」
浅ましい獣の格好で。赤黒い先端が、ゆっくりとユーディーの中に飲み込まれていく。
「少し、きついかな」
「んっ、うっ」
入口は充分すぎる程濡れているが、中を充分慣らしていなかった為、腰を押し出しても
なかなかスムーズに入って行かない。
「きつくても、いい……、もっと、もっとしてっ」
拳を握りしめたユーディーの身体が小さく震える。それでも自分から腰を振り、
アデルベルトを奥までくわえ込もうとする。
「うん、じゃあ、もっと」
ちゅぷちゅぷ、と水音を立て、結合部分に愛液を絡ませるように軽く前後しながら
進んでいく。アデルベルトはユーディーの背中に覆い被さると、右手を彼女の股間、
一番敏感な突起の上に、もう片方の手は頂点の桃色を固く尖らせている乳房に
持って行った。
「くっ、ああ」
腰の動きは休ませず、彼女と自分により多くの快楽を与えるように、アデルベルトは
小さな突起をこねたりつまんだりする。
「あっ、そんなに強くしちゃ痛いよぉ、でも」
快感が高まってくると、少し痛いくらいの感覚も甘く痺れるような感覚に変わっていく。
「痛かった? ごめん」
慌てて指を離そうとするアデルベルトに、
「少しくらいなら、痛くてもいい……から、して」
熱いため息混じりに話しかける。
823794:2005/10/26(水) 22:57:35 ID:EDXvGQ3+
(5/7)
「ああ、うん」
言われるままに刺激を与えようとするが、指を使うのに夢中になると、ユーディーの
背中にかなりの体重を乗せてしまう事になる。
「それじゃ」
「きゃっ!」
アデルベルトはユーディーの脇に手を回すと、腰を下ろしながら彼女の細く軽い身体を
抱き上げた。
「ああ、んっ」
あぐらをかくアデルベルトの上に、大きく足を開かされたユーディーが乗せられる形になる。
「これだったら、君の気持ちいい所を可愛がれるね」
「やっ、そこ……、うあぁっ」
後ろから身体を抱きしめられ、興奮の余りに張り詰めている乳首と充血した突起を
指で嬲られる。
「こんな格好、恥ずかしいよっ」
自分の重さで身体が沈み込み、いつもより深い場所までアデルベルトのモノに貫かれる。
「でも可愛いよ、とっても」
アデルベルトは首を伸ばし、つんと尖ったピンク色の乳首、それから自分がいじくり
回している彼女の中心、とろとろの愛液にまみれながらつながっている場所までを
見ようとするが、
「ここ、ぎちぎちに入ってる? 後ろからじゃよく見えないな」
まくれ上がって腰に絡まっているスカートに邪魔され、視線が届かずに残念そうな声を出す。
「やだ、見なくていいよぉ」
下から突き上げられる度、こらえきれない位の快感がおなかの奥まで響いてきて、
甘い声と熱い吐息が漏れて止まらなくなる。
「んっ」
ユーディーは腕を上げてそれを後ろに回し、アデルベルトの頭を引き寄せて口づける。
824794:2005/10/26(水) 22:58:31 ID:EDXvGQ3+
(6/7)
「んく、はあっ」
ぺちゃぺちゃ、と音を立ててねっとりと舌を絡ませる口づけをしながら、自分も
もっともっと快楽を得ようと腰をくねらせる。
「ユーディット、気持ちよすぎるよ」
ぞくぞく、とアデルベルトが全身を震わせた。
「あ、ん、あたしも、あたしも気持ちいい、ねえ、もっと指、して」
あふれる愛液にまみれる敏感な突起を指で小刻みに擦られ、汗がほんのり滲んでいる
ユーディーの足に力が入り、ぴくぴくと引きつってくる。
「うあっ、気持ち……い、いっちゃう、あたし、いっちゃうの」
「いって、ユーディット。僕、もう我慢できない」
中できつく締め付けられ、アデルベルトは息を飲み込んだ。
「うん、いくね、好き、アデルベルト……、んっ」
固く目を閉じ、彼に与えられる快楽に意識を集中して、絶頂に向けて息を詰める。
「んっ、ん……、んんっ」
そのまま全身を緊張させ、
「んん、ああぁっ」
とろけるような甘い声を上げ、おなかの奥からあふれる快楽を噛みしめた。
「僕も、僕も。好きだよ、大好きだよユーディット」
くわえ込んでいるモノをきゅううっ、と締め付けてくるユーディーの粘膜に与えられる
刺激に、その後すぐにアデルベルトは大量の熱い精を放つ。
「ううっ……、ああん」
自分の中でびくびくと波打つアデルベルトを感じ、ユーディーは幸せそうなため息を吐いた。
825794:2005/10/26(水) 22:59:43 ID:EDXvGQ3+
(7/7)
「んんー、ああ、せっかく摘んだ魔法の草が」
気付かないうちに採取カゴを転がしてしまっていたらしく、中に入っていたアイテムが
こぼれ出ている。服を直したユーディーは、行為の後でアデルベルトと顔を合わせるのが
照れくさいのもあり、カゴを拾って、その中に散らばった植物を収めていく。
「僕も手伝うよ」
手伝うと言う程の量はないが、アデルベルトも落ちている胡桃やオオオニブドウを
拾ってはカゴに入れていく。
「よし、こんなものかな。じゃ、帰ろうか」
しっかりとカゴを持ち直し、ユーディーはにっこりと笑顔を浮かべた。
「うん。部屋に帰ったら、きちんと手を洗って……」
「そ、それはいいよ。もう」
先ほど、汚れた手を気にしてアデルベルトの指を拒んだ事を思い出し、ユーディーは
頬を赤く染める。
「えっ、何で? 外から帰ったら、手を洗わなきゃいけないだろう。……あ」
アデルベルトは常識の範囲での手洗いの提案をしただけだったが、顔を赤らめている
ユーディーを見て、彼女が何を想像したのか、何となく理解してしまう。
「ああ、いや、僕はそういう意味で言ったんじゃなくて、その」
「うん、手は洗わなきゃいけないよね。じゃ、帰ろっ」
慌てるアデルベルトの手を握り、ユーディーは街へと続く道に向かって走り出した。
826名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 22:30:46 ID:Kb/ftTVp
GJ。
次は氷室か司会者あたりで…無理か。
827名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 15:23:29 ID:Ed3QFc82
GJです!
何気なくメロンブックスに行ったらヴィオのアトリエの本がでてた。
(前にファミ通PS2で連載されていたもの)
828名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 09:28:14 ID:Gnx5mTnu
sage
829名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 12:34:47 ID:PM+s3bO+
hage
830名無しさん@ピンキー:2005/11/04(金) 18:40:30 ID:Fc9+LeEl
啄木鳥しんきの絵はアイゼルやブリギットでさえマユゲが太い。
831名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 17:40:40 ID:nLWRSnIS
でもかわいい
832名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 23:17:02 ID:/nU4pOWh
754氏のケイトレ、何となく見覚えがあるなと思っていたら
某801系アトリエサイトのケイフェルにそこはかとなく似てる気がするんだが
(ケイオスの台詞回しとかエロの描写とか)
まさか本人?
833名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 11:24:46 ID:WZlxiqgz
SS書き本人を特定するようなレスはその人にとって迷惑なのでやめた方がいい。
単に一度読んで頭に残ったフレーズをそのサイトの読者が使っただけなのかもしれない。
わかっているとは思うが、少し似ているくらいでは盗作という問題にもなりはしない。
834名無しさん@ピンキー:2005/11/08(火) 12:11:30 ID:Uw88DFV7
そうだね。こういう場でそういうこというのはマナー違反だな。
件のサイトは多分自分も知ってるとこだと思うが、
自分的には神サイトなので、そっとしてあげてほすぃ。
835名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 20:55:24 ID:CtOTsbTJ
>>832
の意見を見て754氏のケイトレ読み返してみたけど
特別似てるとは思わんかった


836名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 20:58:57 ID:CtOTsbTJ
ごめん、↑sage忘れた...
837名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 21:13:12 ID:KrWACvpR
まあまあ、その話しはもういいジャマイカ

マリエリ、なんだかオマケが無いらしいけど、萌え再燃とかした人いますー?
838名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 22:07:31 ID:tCk5z6sf
正しくはマリエリでは無いけどエリbestで再燃した。

やっぱりアイエリが好きだということが分かった
839名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 22:51:46 ID:CtOTsbTJ
>>837
そだね、ごめん。
840名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 21:54:51 ID:E2OTLzci
マリー、レアアイテム採れまくりでなんか萎え。でも新・常若のりんごゲームにはワラタ
もうすぐ伝説ED見れるから、次はエリーで遊ぼうと思うよノシ
841名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 16:32:51 ID:WljXuoUu
確かに3,4年目でレアアイテム必要な分取れるな。
しかもアルベリヒや滝つぼのしずくはのみの市で買えるし。
五年目にはやることなくてヒマになる。
842名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 22:04:38 ID:XxVkEzPL
慣れてくると、マリーの5年目はいらんな。
採取も調合もせず、乱れた生活をして過ごすマリーたんというのはどうだろう。
843名無しさん@ピンキー:2005/11/13(日) 23:22:33 ID:D6S28Haq
もてあました5年目を思い出作りに費やすマリーたんイイ!
844名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 20:25:10 ID:8t8M15Vw
保守
845名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 16:28:36 ID:H4gzxOOa
SS職人さん降臨求む!!
846名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 00:13:38 ID:K2g8xhZ1
トルネコまで保守
エロネタてんこ盛りそうだし
847名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 00:44:06 ID:Li+HGPl/
何て言うのか、苦痛を伴う異物を、女の子なだめすかして無理矢理挿入と言うのが
いいやね<トノレネコ

保守がてら質問。皆様は、誰に何を挿れたいですか。
言い出しっぺの俺は、ヴィオたんに活きのいいにんじんを。
848名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 01:22:37 ID:HYjc/GFc
ヴィオバルテルの兄妹モノ切に望む
849名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 00:25:14 ID:wcmr+B9I
トレーネ×ぷに親衛隊
850名無しさん@ピンキー:2005/11/29(火) 20:44:23 ID:D1SDxQnR
ヴィオ×うさーぎさん
851417:2005/11/30(水) 23:01:23 ID:4I/CVcbx
フェルト×ロリイリス投下……よろしい?
書くの久々だったので、いまいち出来に自信ありませんが。
852名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 23:03:57 ID:4Kp+sj5x
ばっちこーい
853名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 23:07:18 ID:P5lwYSoi
よっしゃこーい
854417:2005/11/30(水) 23:11:08 ID:4I/CVcbx
ではいきます。
なんかイリスの性格が違っているような気がしますが、少し成長したという事で大目に見てほしかったり。
855417:2005/11/30(水) 23:13:51 ID:4I/CVcbx
朝の日差しも眩しいノイアール。イリスは2階への階段を、パタパタと小さな足音を立てながら上っていた。
ガルドの封印が解かれ、エデンとベルクハイデが元通り同じ世界になってからもうかなり経つ。
戦いはとっくに終わり、以前と全く同じでは無いが平穏な日々が戻っていた。フェルトは当然ヴィーゼの待つ生家へと帰ってきて、イリスも一緒に3人仲良く暮らしていたわけだが……今日は少し勝手が違った。
2階へ上がったイリスは、並んだベッドのうち1つに近付く。
「……フェルトお兄ちゃん。朝だよ」
控えめな声で呼びかけるが、ベッドの中からは微かな寝息が返るだけ。
「お兄ちゃんってば……起きてよぉ」
さらに呼びかけ、シーツの上からイリスがフェルトの体を揺さぶる。が、起きる気配は無し。
「……お姉ちゃんなら、すぐ起きるのに…」
何だか寂しそうにイリスが呟く。それでも、フェルトを起こすのは自分の役目だ。今日ばかりはそうなのだ。イリスは小さな胸に使命感を燃やす。
それというのも、今日は所用のため早朝からヴィーゼが留守なのである。その事はフェルトも分かっている。分かった上で寝坊しているのかもしれない。しかし、イリスはそんな事でへこたれはしない。
「お兄ちゃん、起きてよー!」
さらに強く呼びかけ、シーツを剥ぎ取るような勢いで引っ張る。というか、剥ぎ取った。その勢いのまま後ろに倒れて、尻餅をついてしまう。
「痛ぁ…」
お尻をさすりながら身を起こす。踏んだり蹴ったりだ。イリスは何だか悲しくなってきた。フェルトは一向に起きない。よほど疲れてでもいるのか。
856417:2005/11/30(水) 23:15:01 ID:4I/CVcbx
暑さのせいか、寝間着をだらしなく着崩したフェルトは寝返りを打って仰向けになる。
「……むー」
イリスは少し思案した後……フェルトのお腹の上に馬乗りになった。そのまま、フェルトの体を揺さぶる。
「お兄ちゃん、起きてよ」
「ん……?」
いきなり子供の体重がのし掛かってきて、さすがにフェルトは目を覚ました。眩しそうに目を細めて、自分の上に乗っている人を確かめる。
「イリス?……何やってるんだ……ヴィーゼは?」
「お姉ちゃんは今日いないよ。知ってるでしょ」
「……あー、そうか……」
そう言うと、フェルトはまた目をつぶってしまった。
「お兄ちゃん!」
「ごめん……もうちょっとだけ寝かせて…くれ…」
尻つぼみにそう言うと、次の瞬間には寝息を立てていた。
「お兄ちゃんってば…」
イリスは呟いて、小さな溜息をつく。
その時、背中の下……腰のあたりに何かが当たっている感触に気付いた。
「?」
フェルトの腹部に乗ったまま方向転換して、イリスはその感触が何かを確かめる。
「あ……」
朝の生理現象で大きくなったフェルトの男根だった。寝間着越しにイリスの腰に当たっていたのだ。それに気付いたイリスは、何となく顔が熱くなる。
857417:2005/11/30(水) 23:16:16 ID:4I/CVcbx
(お兄ちゃんの……勃起してるんだ…)
それがどういう役割を果たすものなのか、イリスは表面的な知識は持っている。実をいうと、フェルトとヴィーゼが夜中にまぐわっているのを、こっそり見た事もある。
しかし、明るい場所で間近に勃起した男性器を見るのは初めてだ。
「……」
好奇心旺盛なイリスとしては、なかなか起きないフェルトへの悪戯心も手伝って興味が湧いた。
いけないとは思いつつ、イリスはフェルトの下の寝間着に手をかける。下着ごと少しずつ下ろしていき、引っかかるような感触を抜けると、弾かれたように男性器が露わになった。
「わ…」
驚いて、思わず声を上げる。図入りの本で見たのより、ずっと大きくて生々しい。血管が浮き出るほど強く張りつめている。
「…男の人って、こんなになるんだぁ……」
好奇心に目を輝かせて、イリスはじっとそれを見つめる。こんな事をされているにも関わらず、フェルトは相変わらず起きない。
イリスはもっとよく見えるように、場所を移動する。フェルトの体から降りて、足の間に身を潜り込ませた。
亀頭に鼻先が触れそうなほど顔を寄せ、丹念に観察する。やがて意を決して、右手でそっと竿の中ほどに触れてみた。その途端、びくっと反応があり、イリスは思わず手を引っ込めた。
(…お兄ちゃん、起きてないよね……?)
呑気に寝息を立てているフェルトの顔を伺う。多分大丈夫だろうと思い、イリスは再び手を伸ばす。今度は両手で竿を掴むように握る。
「お兄ちゃんの……熱い…」
内を流れる血が脈打っているのが、小さな手の平にしっかり伝わってくる。
(たしか……適度に刺激を与えると快感が高まって、射精するって……本に書いてた)
刺激といっても具体的にどうすればいいのか、イリスには皆目見当が付かない。とりあえず両手で竿を握ったまま、上下に軽く揺するなどしてみる。
858417:2005/11/30(水) 23:17:25 ID:4I/CVcbx
「……ぅ…」
フェルトが微かに声を上げ、男根を握りしめたままイリスの体が固まる。
「ん……」
「…………」
起きない。イリスはホッとして大きな息をついた。その後、握りしめたものを見つめながら熟考体勢に入る。
以前、夜に見た事を思い出す。ヴィーゼはフェルトにどういう風にしていたか?
(……そうだ。お口で)
薄闇で見た記憶そのままを真似しようと、イリスは小さな口をそっと亀頭に被せる。
「んっ…ふ……」
見様見真似でしかないから、技巧も何もない。ただ口に含み、もごもごと動かすだけだ。
だが、それだけでも十分だった。
「…………イリス?」
フェルトを起こすには。
「あっ…」
「なっ、何やって…!?」
イリスが慌てて亀頭から口を放した。唇から唾液が糸を引いている。
身を起こしたフェルトは、かなり混乱しながらも体を引いてイリスから離れ、膝まで降りていた寝間着&下着を直す。
「お、お兄ちゃん、ごめんなさい……その…」
イリスは顔を真っ赤にして目尻に涙を浮かべる。
「どうして、こんな事…」
「……その……お兄ちゃんとお姉ちゃんが……してるの、たまに見てて……それで、どういうのか知りたくて……お兄ちゃん、起きてくれないし…」
ごにょごにょと恥ずかしそうに、イリスが告白する。フェルトは怒るよりむしろ焦った。
「み、見てたって……見てたのか?」
何となく間抜けな聞き方をしてしまう。イリスはこくりと頷いた。その拍子に、瞳からぽろりと涙が零れる。
859417:2005/11/30(水) 23:18:34 ID:4I/CVcbx
「お兄ちゃん、ごめんなさい…」
「いや…」
泣きながら謝るイリスを、フェルトは叱り付ける気にはなれなかった。そもそも自分がちゃんと起きていればよかったわけで……と、ここでとても現実的な問題に突き当たる。
朝の生理現象に加えて、かなり刺激的な事態に晒されていたフェルトのイチモツは……ずいぶん元気になっていた。ちょっと簡単には静まりそうにないぐらい。
「……イリス、その…」
悪いとは思いつつ、誘惑に勝てずフェルトは切り出す。
「…続き、してくれないか?」
「え?」
「だからその……俺のを、口でしてくれないか」
「…………」
イリスはじっと黙ってフェルトの目を見ている。少し不思議そうな顔をしていた。
(う……やっぱりまずいよな。っていうか、犯罪か?)
「うん……いいよ」
「えっ…」
イリスはベッドの上で膝をつくと、再びフェルトの股間に顔を近付けた。そのまま寝間着と下着を下ろしてしまう。
「お口でしたらいいの?」
張りつめたフェルトの根本を軽く握り、上目遣いに聞いてくる。
「あ、ああ…」
「それじゃ……するね」
860417:2005/11/30(水) 23:20:40 ID:4I/CVcbx
イリスは口を開け、桃色の唇で包み込むように亀頭を頬張る。
「ん……んっ」
イリスが、男根をくわえたままもごもごと口を動かす。その温かさと柔らかさに、フェルトは思わず声を漏らした。
「うぅ……そう…ゆっくり顔を動かして……くわえるだけじゃなくて、舌も使って」
「こう……?」
イリスは口を離して、言われたとおりに舌を出してぺろぺろとカリ首をくすぐるように舐める。
「手も握ってるだけじゃなくて、上下に擦ったりしてみて」
「うん……ふ、ん…ぁ」
幼いイリスの小さな手と口が、フェルトの男根を懸命に愛撫している。フェルトは痺れるような快感と背徳感に身を震わせていた。
また口を被せると、今度はそのまま舌を亀頭に絡ませる。
くちゅ…くちゅ…
「んっ、んっ、ちゅ……ふぁ…んんっ」
「う…あっ……いいっ……そのまま、強くっ…」
「っん…んっ…んっ……これで、いいの?」
「ああ……濡れてきたら、もっと激しくして…頭ごと動かすみたいに」
「うん…」
フェルトのアドバイスに従いながら、イリスは熱心な奉仕を続ける。
「ん、ちゅ……んっ、んっ」
一途に淫らな行為を続けるイリスが愛おしく、フェルトはその髪をかきあげた。イリスはくわえたままフェルトに目を向ける。
「う…あっ」
澄んだ瞳で見つめられた瞬間、フェルトはイリスの口内で果てていた。突然だったのでイリスは驚いていたが、もう止められない。イリスの口の中で男根が何度も脈打ち、射精する。すさまじい快感と罪悪感が、フェルトの背を走り抜けた。
イリスは苦しそうな顔をしていたが、そのままフェルトの精液を口内に受け入れていた。
861417:2005/11/30(水) 23:22:14 ID:4I/CVcbx
「苦い…」
「あ、無理に飲まなくていいから」
「うん…」
イリスは少し迷った後、口を開けて溜まった精液を外に出した。白濁の液が幼い口から糸を引いて落ちる。堪らなく淫靡な光景だった。
「お兄ちゃん……気持ちよかった?」
首をかしげてそう聞くイリスを、フェルトは思わず抱きしめていた。
「ああ、すごく気持ちよかった」
「……よかった」
イリスはフェルトに抱きしめられてじっとしていたが、やがて何かに気付いたように体を離した。
「お兄ちゃん……まだ大きい…」
フェルトのイチモツはあれだけ出したにも関わらず、まだ大きく反り返っていた。
「あ……これは、その…」
フェルトが言い訳しようとすると、イリスは何も言わずその先端にキスして、そのまま口での愛撫を再開する。
「イリス…?」
「うん……いいよ。またしてあげる」
イリスは口で続けようとしたが、フェルトがその肩を掴んで止めた。
「…お兄ちゃん、どうしたの?」
「………えーと」
かなりの時間躊躇した末、フェルトはイリスの目を見て言った。
「イリス……服を脱いでくれないか」


つづく?
862417:2005/11/30(水) 23:22:46 ID:4I/CVcbx
ついカッとなってやった。ロリイリスなら誰でもよかった。
今は反省している。



保管庫への収録は無しで。
863名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 23:28:13 ID:4Kp+sj5x
ゴルァ
さっさと続きをよこさんか
むしろフェルヴィゼを頼む
864名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 18:41:32 ID:Wxu1omEh
くだんね
つづく?とか誘い受けうざい
865名無しさん@ピンキー:2005/12/01(木) 23:25:04 ID:1l+LfuRm
>>864
そゆこと言うのは他の人も投下しづらくなるのでやめよー。

>>855
ロリはやっぱ犯罪気分がいいな。「本に書いてた」ってイリスはどんな本読んでるのだーw
866名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 14:43:54 ID:fY1ybnHU
ケイリエ好きさんはおらんのか
867名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 14:45:54 ID:dRiC6WZO
>>848  その一声を待っていたっ。
て訳でバルテル×ヴィオです。分割にさせて下さい。417の方、途中で遮って申し訳ありません。他に投下もくろむ方おられましたら、気になさらず投下されてください。以上。
868お兄ちゃんの肩叩き券。1:2005/12/03(土) 14:46:45 ID:dRiC6WZO
カロッテ村・夕刻。
「…あのね、お兄ちゃん」
いつものように地獄のにんじんフルコース責めな夕食の後。
皿を片付け終わったテーブルの前で、いつになく神妙な面持ちの我が妹ヴィオラ−トが、食後の茶をすする俺に話しかけてきた。
「ん?なんだ?」
「私、この券を使いたいんだけど…」
言いながら、ヴィオはおずおずと一枚の紙片をテーブルの上に差し出した。
むっ。こいつはっ。
それは、先日俺様がオ−クションで見事優勝を勝ち取った、俺様特製肩たたき券だった。
…聞いて驚けっ!なんとこの肩たたき券セットは、100万コールの値打ちがある、世界に二つとないスグレモノだ。
俺も、優勝は確信していたが、…しかしまさか俺の肩たたき券にそれほどまでの価値があったとは、作った俺もビックリだったぜ。
そういやあ、落札したヴィオの奴、嬉しさのあまり青い顔で「…どうしよう、…お金が、お金が…」と呟きながら、泣きじゃくっていたっけな。
…ヴィオ、お前はそれほどまでにこの兄に肩を叩いて欲しかったのか、と俺はちょっと感動したぞ。
「なんだ、ヴィオ、早速ご使用かっ。よーしっ、この俺の拳の威力をとくと味わえっ、我が妹よっ」
俺は指を組み、ぼきばきと音を鳴らせた。…ふっ、遂にこの俺の真の実力を見せる時が来てしまったようだな…。この兄の偉大さ、とくと思い知らせてくれようっ。
「ちょ、ちょっと待って、お兄ちゃん。この券って…肩以外の場所でも、使えるのかな?」
「ん?まあ、マッサージ券だからな。背中でも腰でも疲れてる場所があるんなら、この俺が癒して癒して癒し尽くしまくってやるぜっ」
「…えっとね、疲れてはいないんだけど…、その、…大きくしてほしいところがあって…その」
ヴィオはみょーに歯切れの悪い、ぼそぼそした口調で喋った。段々声が小さくなり、顔が下を向いてゆく。
「なんだよ、さっさと言えよなー」
「…えっと…、えっとね…、…その…、…………を、…………でほしいの…」
消え入りそうな声でヴィオが呟いた。
その顔は真下を向いていて、何故か真っ赤だ。
俺はちょっとイライラしながら飲みかけの茶を啜った。
「聞こえねーって。もっとハッキリでかい声で喋れよ」
ふいにヴィオは顔を上げた。
何かを決意したかのように、きっと口を結び、瞳を強い意志できらめかせ、真正面から俺を見据えた。
そして、力強い声で、堂々と宣言した。
「お兄ちゃん!あたし、立派な胸が欲しい!だから!あたしの胸を揉んで下さい!」
ぶーーっっと俺は口に含んだ茶を、残らず吹き出した。
869お兄ちゃんの肩叩き券。2:2005/12/03(土) 14:48:20 ID:dRiC6WZO
「やだもうっ!お兄ちゃんってば、汚いなあっ。何してるのようー!」
がはごほぐへげへっ、っと咳き込む俺をよそに、ヴィオはテ−ブルを布巾で拭くのに必死だ。
お前は苦しむ兄よりもテーブルの方が大事なのかあっ、と問い詰めたいところだが、しかし今は先刻の爆弾発言を問い詰める方が先だ。
…何考えてんだよ、コイツ…。
「お前な、意味わかってて言ってるのか、コラ。…とゆーか、どっからそーゆー発想が脳に沸いて出てきたんだ、オイ」
「えっと、それはミーフィスから聞いたの。『男の人に揉まれたら大きくなるかもよー』って。…ちょっとミーフィス酔っ払ってたけど、いつものことだし。それに、他の人にも確認してみたら、みんな大体『…まあ、そうとも言うわねえ』って言ってたよ」
…密かに頭痛を感じつつ、俺は重ねて尋ねた。
「…なんで立派な胸が必要なんだよ」
と、ヴィオは、布巾の端を口に噛み締め、悲しげに俯いた。
「…お兄ちゃん。ヴィオは、先日カタリ−ナさんとミ−フィスと一緒に、採集のついでに海辺に立ち寄る機会がありました…」
妙に芝居がかった口調で、宙に視線をさ迷わせつつ、ヴィオは続けた。
「暑いから水浴びでもしていこう、という話になり、女同士の気安さもあって、お互い裸で水の掛けあいっこなどに楽しく打ち興じ…。…そこまでは、良かったのです。…でも、ヴィオは、はしゃぎ回っているうちに、ふと違和感を感じました…」
「…………」
「…なんだか、私だけ、カタリ−ナさんやミ−フィスとは、何かが違っているような…。二人にはある、何かが私には欠けているような…。よくよく二人を観察するうちに、ヴィオは気付いてしまいました。
…そう、二人の胸は……揺れるのです」
そこまで言うと、ヴィオは、ううっ、と悔しげな嗚咽を漏らした。
「二人とも、いかにも『ボンッ・キュッ・ボーン』って感じのないすでぐれえとで、わんだほ−なばでぃ……。…でも、ヴィオには…、ヴィオには、何故かその『ボンッ』が…、………存在、しないのです…」
「…………」
ヴィオは、目の端に滲んだ涙をそっと拭った。
「ヴィオは、なんだか自分だけ置き去りにされたような、いたたまれない、寂しい気持ちでいっぱいになりました…。翌日、ヴィオはクラ−ラさんとアイゼルさんを誘って、再び海へ参りました」
「なにいっ!?クラ−ラさんをかっ!?」
「むちむちぷりんなアイゼルさんの事は最初から諦めていましたが、『スレンダ−なクラ−ラさんなら、もしや私の仲間かもっ』と、ヴィオは淡い期待を胸に抱いていました…」
「ふんふん、それでそれで?」
俺はぐっと身を乗り出し、一言たりとも聞き逃すまい、と耳を研ぎ澄ませた。
「『日焼けしたくないから』と断るクラ−ラさんを宥めすかして説き伏せ、半ば無理やり強引に服をひっぺがし…。そして、ヴィオは我が眼を疑いました。
色白餅肌のクラーラさんの裸身には、ふっくらとした双丘が…。…クラ−ラさん、あなたは着痩せするタイプの人だったのですね…。…クラーラさんだけは、きっとヴィオの味方と信じていたのに…。ひどい…。かわいそうなヴィオは、やっぱり一人ぼっち…」
「と、ゆ−ことは、クラ−ラさんは、ないすでぐれえとでわんだほ−な『ボンッ・キュッ・ボーン』だったんだなっ!?」
息を弾ませ興奮した口調で俺が尋ねると、ヴィオはきっと睨みつけた。
「もうっ!お兄ちゃん、人が真剣に話してるのに鼻の下延ばさないでよっ、このスケベ!」
「はっはっはっ、悪ぃ悪ぃ。…いやー、しかし、お前もたまには役に立つ事するなあー。そうかあー、クラーラさんは『ボンッ・キュッ・ボーン』なのかあ。ハッハッハッ」
ヴィオはしばらく俺を睨みつけていたが、諦めたように溜め息をついた。
「…お兄ちゃんにマジメに相談したあたしが馬鹿だった…」
「いや、まあそう言うなって。ちゃんと聞いてやっから続けろや」
ふうっ、と再びヴィオは溜め息をついた。
870お兄ちゃんの肩叩き券。3:2005/12/03(土) 14:50:06 ID:dRiC6WZO
「傷心のヴィオは、今度はブリギットとパメラさんを海に誘いました。
『病弱なブリギットなら、きっと…!』『幽霊のパメラさんならもしや…!』
などと一縷の望みを二人に託し…。…そして、そしてヴィオは三度裏切られました…。…ううっ」
「………。…………………………」
「帰宅したヴィオは、ベッドの中で枕を濡らして一人密かに嘆きました。
『どうしてっ!?どうして神様はこんなにヴィオに意地悪するのっ!?身長がミジンコサイズだけでもすっごく嫌なのに、胸の大きさまでミジンコサイズだなんてっ!何故なのっ!?何故こんな呪われた体に、私は生まれついてしまったのー!?』」
「………。……………………っ。…………………ぷぷっ」
涙混じりの告白を終えたヴィオは、体を二つ折りにして笑いをこらえている俺の様子にようやく気付いた。
「ちょっと!お兄ちゃん、なに笑ってるのよーっ!人がこんなに真剣に悩んでるのに、信じられない!サイテーッ!!」
「うわはははははっ。いや、悪ぃ悪ぃ。…しっかしお前もウマイ事言うなあ。そうか、お前の胸はミジンコサイズかっ。ぶわははははははははははっ。わはっ。……わっ、わらいずぎで腹がいでーっ。ひーーっ。ぐるじーっ。ぶはははははっ」
俺はテーブルをバンバン叩いて、思う存分笑い転げ回った。
「…神様、その上私にこんな兄を押しつけるなんて、本当にヒドすぎます…」
ヴィオは目に涙を溜めて小さく呟くと、「…もういい」と力のない声で言った。
「…おい待てヴィオ。ここはひとつ、頼れる兄貴が知恵を貸してやろうじゃねえか」
ようやく笑いの波が過ぎ去り、涙を拭いつつ、まだ痙攣する脇腹を抱えながら俺はヴィオに声をかけた。
「お前、錬金術でそういう薬作ったらどうだ?ハゲに効く薬があるんなら、ミジンコサイズに効く薬もあんじゃね−か?店の商品も増えるし、一石二鳥じゃね−か」
ヴィオはにやにや笑いの俺を見て、小さく溜め息をついた。むっ。この俺様の画期的な意見に何か文句でもありやがるのか。
「お兄ちゃんにしては、珍しくマトモな意見ね。でも残念、それはもう調べたの。アイゼルさんに質問したら、なんでもアイゼルさんの御師匠さんが人体改造の秘薬にとても詳しい人だったんだって。
…でも、そいういう方面に深入りしすぎたせいで、…恐ろしい事がその御師匠さんに起こってしまったんだって…」
ヴィオが深刻な表情で黙り込んだ。思わず俺も息を呑む。
「…恐ろしい事って…、…し、死んだのか?」
「ううん。健康には全然問題なかったんだけど、人格に恐ろしい影響が出て…。…取り返しのつかない、破壊されたアブナイ性格の人になってしまったそうよ…。まわりの人は、その御師匠さんに恐れをなして誰も近寄らず、御師匠さんは婚期を逃して今も独身…」
心底恐ろしそうに肩を抱いて、ヴィオはぶるっと体を震わせた。
「アイゼルさんから『絶対にやめておいた方がいいわ』って、真剣な顔で忠告されちゃったよ。…だから、胸の大きくなる薬の研究は、危険すぎてできない…」
ヴィオは暗い溜め息をついてから、顔を赤らめた。
「…そんな訳で、残された手段は『男の人に揉んでもらう』しかないの…」
…我ながら恥ずかしい妹を持ったな−、としみじみと思いつつ、俺は釘を刺した。
「俺は御免だぞ。誰か他のヤツに頼めよな」
「ええっ!?だってお兄ちゃん、この肩叩き券使えるって、さっき言ったじゃない!」
俺は立上がり、ふんぞり返ってヴィオに指を突き付けてやった。
「愚か者がっ!神聖なる肩叩き券とは、純粋に疲労した肉体の健康回復に使用すべきものっ!そのようなよこしまな目的に使用するとは言語道断ッ!天が許してもこの俺が許さぬわっ!
…ついでに言っておくが、『お兄ちゃん、この券で店番お願いねっ』等の使用も全面禁止だからな」
「…ううっ、せっかく買うつもりもないのに競り落としてしまったこのおバカな券が、有効使用できると思ったのに…」
ヴィオはがっくりと肩を落とし、肩叩き券を握り締めて嗚咽を漏らした。…ふっ、この世に悪の栄えた試しはないな、と俺は悦に入った。
871お兄ちゃんの肩叩き券。4:2005/12/03(土) 14:51:50 ID:dRiC6WZO
「…お兄ちゃんがダメなら、やっぱりロ−ドフリ−ドさんに頼むしかないかなあ…。すごく恥ずかしいけど」
ぽつりと小さくヴィオが呟いた。
「むっ。…ロードフリード?」
俺はヴィオの口から出た名前に眉をひそめた。
ロ−ドフリ−ドねえ…。…まあ、ヴィオが俺の次に頼る野郎といえば、最初に思い浮かぶのはヤツだろうが…。
…ちょっと待て。とゆ−ことは、だ。ヴィオがロ−ドフリ−ドのところへとことこ歩いて「胸を揉んでください」などと恥っさらしな台詞をヤツに述べ、了解したヤツがヴィオの乳を思う存分揉みほぐすわけで…。
俺の頭の中で、むくむくと妄想が展開した。

ロ『…ダメだよ、ヴィオ。もっと、自分を大切にしないと。…だけど、ヴィオがどうしても、って言うなら…。…しょうがないな、断れないよ』
ヴ『わーい、やっぱりロ−ドフリ−ドさんは、お兄ちゃんより優しいなあっ。じゃあ、早速お願いしまー……………えっ!?…ちょ、ちょっと、何するのっ、ロードフリードさんっ!?やだっ、やめてっ』
ロ『フフッ。ヴィオ、本当は俺にこうして欲しかったんだろう?大丈夫、俺もヴィオと同じ気持ちだよ。…ほら、もっと足を広げて…』
ヴ『いやだっ、やめてえっ!…誰かっ、誰かたすけてっ!…おっ、お兄ちゃん!お兄ちゃん、助けに来てえっ!おに……ァッ!…いやっ!いやよ、やめて!いや…。…おっ、おにいちゃぁぁーんっ!助けてえーっ!』

「………………」
俺は目を閉じ、ゆっくりと深呼吸した。
眉間を揉みほぐし、脳裏にちらつく無残な映像を追い払おうと努力する。
「どうしたの、お兄ちゃん?なんかすっごくヘンな顔してるよ?顔面神経痛にでもかかったの?」
ポケットから取り出したにんじんを齧りながら、ヴィオが不思議そうに俺を眺めた。
俺は複雑な気持ちで我が妹を眺め返した。子鹿のように無邪気な瞳、つついてみたくなるぷにぷにしたほっぺ。…そして、いつもニンジンを咥えている唇……。
…ニンジンの替りに別のものを捩じ込みたい、などといった不埒な妄想に耽っていそうな変態に俺は心当たりがある。
「ヴィオがよくニンジン齧っているのって、アレ、なんだか可愛いよな」
とサラッと爽かな笑顔で言ってのけるロードフリード…。
どーこが可愛い。みっともねーだけじゃねーか。
俺は真剣な顔でヴィオに忠告した。
「…ヴィオ、ロードフリードはやめておけ。アイツは、ヤバイ。お前は知らんだろうが、実はヤツはものすごい変態だ」
「お兄ちゃんってば、まーたマジメな顔で適当なこと言って。ロードフリードさんは紳士だよ。お兄ちゃんと一緒にしたらダメじゃない」
「――くっ。それはっ、お前が男の本性を知らなさすぎるだけであってなっ。
……とにかくっ。ロードフリードは絶対不許可っ!これは家長命令だ!」
「ぶー!お兄ちゃんはいっつもあたしにいちゃもんばっかりつけるんだから。じゃあ『他のヤツに頼め』って誰ならいいのよう!」
「『誰』って言われても、それはその――」
言葉に詰まった。当然ながら誰でもよくない。
普通ならこんなお子様に襲いかかるのはごく一部のマニアックな変態のみ、と断言できるが、しかし若い娘の乳を思う存分揉みしだきまくった後で、「ハイ、これで終わり」で済むよーな男がこの世にいるか?……いるわきゃねーだろが。
「……ヴィオ、その言葉は撤回だ。お前、間違ってもよその男に『胸揉んでください』なんて絶対言うなよ?お前だけならともかく、俺まで恥かかされるんだからな」
「もう!お兄ちゃん、本当は単にあたしの邪魔したいだけなんでしょ!?」
ヴィオはふくれっ面をして俺を睨んだ。そうするとますます子供っぽく見える。
「だいたい、『家長、家長』って偉そうに言うけど、うちの生活費のほとんど稼いでるのはあたしじゃない」
「うわっ。お前、それを言うか?そこは『……いつも苦労をかけてすまねえなあ、ヴィオ』『お兄ちゃん、それは言わない約束だよ』って、お前の方から優しく朗らかにこの兄をいたわるのが、貧しいながらも仲睦まじく二人で暮らす貧乏兄妹のお約束だろ?」
「……あたし、お兄ちゃんから『苦労かけてすまないな』なんて言われたことないよう。たまには言ってよ」
じとーっとした上目遣いでヴィオが俺を睨みつける。
むっ。そうだったっけか?……まさに墓穴。
872お兄ちゃんの肩叩き券。5:2005/12/03(土) 14:53:40 ID:dRiC6WZO
とりあえず稼ぎから話を逸らそう。はっきり言って俺の方が分が悪い。
「……とにかく、だ。胸なんて毎日ミルク飲んでりゃそのうち育つもんなんだから、んな無理にでかくする必要なんてねえだろ。だからそんな気にするなよ、な?」
兄貴らしく優しい言葉をかけてやった途端、ヴィオの両眼からだーっと滝のように大量の涙が流れ落ちた。
「……子供の時から、毎日ミルク飲んでるもん……」
「……そ、そうか」
陰々滅々とした声音でヴィオが続ける。
「……昔、お母さんもお兄ちゃんと同じ事言ったよー。あたしが『どしたら背が伸びるの?』って聞いたら、『毎日ミルク飲んでればそのうち伸びるわよー』って。……でも、ミルクが嫌いなブリギットよりあたしの方がチビだ……」
……いかん、笑うなよ、俺。ここで笑うと話がこじれる。
「……身長はもう無理だと思うけど、胸ならまだ間に合うと思うから、手遅れにならないうちに努力しないと……。だからお兄ちゃん、くだらない理由でジャマしようとするのはやめよて」
涙をいっぱいに溜めてうるうるさせた瞳で、ヴィオが俺を恨みがましくみつめた。
……ジャマ、って言われてもだなー。俺はお前の身を案じてやっているのであってなー。
「……よその男は、いろいろと危険なんだよ」
きょとん、とした顔のヴィオ。
「危険って、なにが?」
「…………」
我が家の教育方針により、ヴィオは『赤ちゃんはキャベツ畑から生まれる』と教えられている。ヴィオ的には『なんでニンジン畑じゃないの?』とゆうのがイマイチ不満であるらしいが。
…つまり、ヴィオは男女の秘め事についてはまるっきり何も知らない。
嫁に行けば嫌でも分かる事をわざわざ家族が教えるまでもない、とゆう意見に俺も賛成だが、それがこーゆー場合裏目に出るとは……。
うーむ、と俺は腕組みして思案した。
ヴィオの乳を揉みしだいても、『まあ、御親切にどうもありがとうございます』『いえいえ、どういたしまして。困った時はお互い様ですよ、ハッハッハ』で済んでしまう人畜無害かつ、安全信頼の紳士が実はたった一人だけいる。
誰あろう、この俺様だ。
血の繋がった実の兄貴の俺なら、まちがいなんぞ起こるハズもない。
だいたい、俺の好みはクラーラさんのようなしっとりした清楚な色香漂う女性であって、ヴィオのよーなチビガキに劣情を催す心配は一切無用だ。
俺は腕組みを解き、深い溜め息を吐いてヴィオに告げた。
「ちっ、しょーがない。今回のみの特例として肩たたき券の使用を認めてやろう!」
「えっ、ホントに?」
「ただし!一つだけ交換条件がある!」
俺はヴィオに人差し指を突き付けた。
「近日中に俺とクラーラさんを連れて海岸に採集へ行き、それとなーく『海水浴したいなー』とクラーラさんを誘う事っ!」
「……って、それ……。お兄ちゃんなに考えてるのよ、このドスケベ!変態!」
「……ふっ。なんとでも言え。どうだ、呑むか呑まんか、どっちだ?」
ヴィオは両手を握って組み合わせると、宙をみつめて祈るように小さく呟いた。
「……クラーラさん、ごめんなさい。心弱い私を許して……」
商談成立。肩たたき券の一枚が、ヴィオの手から俺に手渡された。

<続>
873417:2005/12/03(土) 17:07:32 ID:emWXaban
>>867
まったくお気になさらず結構です!GJ!
随所随所で笑わせていただきました。続きを楽しみにしています。
874名無しさん@ピンキー:2005/12/03(土) 22:03:09 ID:qf+DaIlr
>>867
GJ! GJ! 書いて下さるとは嬉しい!
バルテルのキャラ最高です、続き期待してます!
875名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 21:05:13 ID:jYPteg46
>867
GJ!むちゃむちゃ面白いです。読んでて吹き出しちゃったよー。
続き期待しております。
876名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 19:36:58 ID:gdR/BTvV
wKtK
877名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 21:47:18 ID:Sc1biytB
>>873 前の絶倫クレイン君の話がメタメタ好きでした。何気に鬼畜なフェルトにニヤリ.犯罪者だw使命感に燃えてるイリス可愛い。 
遮ってごめんなさい&続きを待っております。
>>874>>875 バルテルとヴィオのコンビはゲーム中怪しさ炸裂でしたー。誰かリクする人いたらいいな、と待ってました。

バルテル×ヴィオの続きです。>>872から。「肩叩き券」の誤変換。「肩多々危険」。
878お兄ちゃんの肩叩き券。6:2005/12/10(土) 21:48:38 ID:Sc1biytB
とゆーわけで。
食堂の椅子を二つ横に隣合わせ、俺とヴィオは並んで座っていた。
「それじゃ、よろしくお願いしまーす」
ヴィオが笑顔でぺこりと頭を下げる。
「…おっ、おうっ」
俺は指をべきばきと鳴らしながら、多少うわずった声で答えた。
ちらっとヴィオに視線を走らせる。ヴィオの奴は最初の顔を赤らめていた風情はどこへ行ったやら、平然としている。
…ついつい、その胸元に視線が向いてしまう。
先日偶然目にしたヴィオの裸身が脳裏を過ぎった。下着の下から覗いていた、白い柔らかそうな膨らみ。……あれを…、今からこの両手で、掴んでこね回して揉みほぐしてしまうのか、俺……。
ごくっと生唾を呑み込む。……何故だ。何故この俺様が緊張せねばならんのだ。相手はヴィオだっつーのに。
黙々と指を鳴らすばかりで一向に動こうとしない俺に、じれたヴィオが声を掛けた。
「お兄ちゃん、始めないの?」
「…ちょ、ちょっと待てっ。男には色々と心の準備が必要なんだよっ」
……心の準備って、なんなんだよ、と我ながら突っ込みたい。
「よーし、じゃあいっちょう揉んでやるか」
動揺を悟られまいと、俺は『こんな事屁でもないゼ』という顔でヴィオの胸に手を延ばした。
服の上からヴィオの乳をがしっと両手で掴む。……ふにゃっ、とした柔らかな未知の感触が手の平に。
(……こっ、これがっ、噂でしか聞いたことの無い、女人の乳!!)
カッと頭に血が昇り、思わず両手に力が籠り、握り締めた。
ヴィオが、うっ、と声を洩らし、顔をしかめた。
「……痛いよ、お兄ちゃん」
「わ、わりぃ」
慌てて手の力を抜いた。服の下のヴィオの乳を押さえるだけにする。
……俺の手の平の下で、ヴィオの柔らかな乳房が息づき、ゆっくりと呼吸している。豊か、とは確かに言えないが、しかし決して皆無ではない柔軟な膨らみが……。
どくどくと頭に血が昇るのを感じた。……何故だ。何故にこうも俺は動揺しまくっているのだ……。
「もう、お兄ちゃんってば乱暴なんだから。もっと優しくしてよねっ」
焦り狂っているのは俺の方だけで、ヴィオの方はまるきりいつもと同じだ。
……それで当たり前なんだが。おかしいのは俺の方だけなんだが。
「……や、優しく、だな」
痛みを与えないようにやわやわと柔らかく揉みほぐし始める。
「……そう、そんな感じ。ふふっ、ちょっとくすぐったいなー」
ヴィオが身を捩ってくすくすと笑う。
……あいにく、俺の方には笑う余裕などない。小ぶりな乳房が俺の手の下でくにゃっと形を変える感触に、鷲掴みにして全力で揉みしだきたい衝動を堪えるのが精一杯だ。
汗が脇から滲み、ひどく喉が乾いた。ごくっと唾を呑み下す。
……柔らかい。女の乳って柔らかいんだな……。
息苦しい気分で黙々とヴィオの乳房を可愛がっているうちに、ヴィオの様子が少しずつ変化し始めた。
最初は軽口を叩いてくすぐったがっていたのが、やがて言葉がとぎれ、黙り込んだ。
無言で乳を揉む俺と無言で揉まれるヴィオ。時計の針がカチカチと時を刻む音だけが、食堂に静かに響く。
879お兄ちゃんの肩叩き券。7:2005/12/10(土) 21:49:33 ID:Sc1biytB
ヴィオの顔を盗み見ると、ぎゅっと目をつぶり、頬を桜色に紅潮させて何かを堪えるように唇を噛み締めていた。
俺の視線に気付いたのか、ヴィオが眼を開いた。熱っぽく潤んだ瞳が俺を見返す。
「…お兄ちゃん、目が血走ってるよ」
「……うるへー」
言い返して、ヴィオの乳房を揉む手に力を込めた。
ヴィオの口から、ああっ、と生々しい呻き声が洩れる。
「……お兄ちゃん、あたし……、なんだか変な気分……」
喘ぎ混じりの声が呟いた。
「……気持ち、いいか?」
ヴィオの乳をこねる手を休めずに囁いた。奇妙な嬉しさと興奮が込み上げてくる。俺の指に反応して声を上げるヴィオが……可愛い。もっと可愛がってやりたい。
『マッサージだ、マッサージっ』と自分に言い聞かせる。肩を揉む代わりにヴィオの乳を揉んでやっているのだっ。別に後ろ暗い真似をしているわけではないっ。
「……わかんない…、ふわふわして、変な感じ……。――あ」
ヴィオが俺の首に細い腕を回してすがりついて来た。甘えるように俺に頬擦りする。ぽよんとした柔らかい頬っぺ。……こいつはどこもかしこも、マシュマロみたいにふんにゃりして柔っこく出来てんだなあ……。
「……お兄ちゃん、もっと……」
ヴィオがせがむ。ヴィオの髪に顔を埋めると、甘ずっぱい、いい香りがした。頭がぼうっとなる。ちゃんともっと可愛がってやる。
「…ヴィオ、小っちゃい胸も、可愛いぞ…」
「…お兄ちゃんのバカ……」
鼻に掛かったような声でヴィオが呟き、次いで小声で俺の耳に囁いた。
「…ねえ、お兄ちゃん……、直に……触って」
唐突にヴィオの乳を揉んでいた俺の手が硬直した。
俺の手の平の下で、厚い服の布地越しにヴィオの心臓がどくどくと脈打っているのを感じる。
そして俺の股間の息子も、ズボンの布地を持ち上げて熱くどくどくと脈打っており……。
ちょっと待て、オイ。
何故に元気になるか、俺の息子よ。……相手は、ヴィオだぞっ!?血の繋がった実の妹だぞっ!?なのに、どーしてこうもむらむらと鼻血の吹き出しそうな感情が、脳味噌と下半身の両方でぐつぐつ煮え滾っておるのだ、俺はあっ!?
「兄妹だから絶対安全、大丈夫」のはずが、俺等二人して、今まさに果てしなくヤバイ方向に激しく爆走中じゃねーかあっ!?
だらだらと脂汗が額から流れた。
……マズイ。取り敢えず我が妹相手に反応しているとゆう俺様の今の状況は……とても、ヤバイ。これはあくまで何かの間違いであって、決してヴィオに不埒な行いをしたいなどと俺は考えている訳では無く……。
しかし……。ごくっと唾を呑みつつ想像する。
俺の手の平の下に確実に存在するヴィオの、生の乳……。揉みたいか揉みたくないかと言えば、……ものすごーく、揉みてー……。ヴィオの、生のおっぱい……。
うわあっ、おっ、俺はなに考えてるんだあーっ!?
「…お兄ちゃん、どうしたの……?」
硬直停止中の俺をヴィオが怪訝そうな顔で見た。頬を赤く染め、恥ずかしそうに呟く。
「…続き、しないの……」
……気が付けばヴィオを力一杯抱き締めていた。骨の細い身体が俺の腕の中できゅっとしなり、ヴィオの体温と香りが俺に密着する。
……ヴィオは、嫌がらない。「お兄ちゃん」と呟いて俺の首にしがみついた。
「…すっ、するともっ。…しっ、してやるからっ」
片手でヴィオを抱き締めながら、もどかしい思いでヴィオの上衣のボタンを外しにかかった。
……これって兄として正しい行いか?人倫に背く畜生道に突っ走りつつあるのではなかろーか、俺、とゆー後ろめたさがちくちくと心に痛い。
愛するクラーラさんの面影を思い浮かべて冷静になろうとしたが、しかし密着したヴィオの肢体の柔らかい感触の前に幻ははかなく消え去り行き……。
クラーラさん、ごめんなさい。男ってこーゆー生き物なんです、しょーがないんです、許してください……。
……いや、ちょっと待て。ヴィオ相手に『男』の部分が刺激されていると自ら認めてどーする。それがそもそもマズイんだろうがっ。俺は『お兄ちゃん』なんだからっ。
880お兄ちゃんの肩叩き券。8:2005/12/10(土) 21:50:25 ID:Sc1biytB
『いや、だが、しかしっ』と俺の心の半分が、後ろめたさを必死で正当化させようと、もがいてもがいて、足掻きまくった。
哀願する妹を無下に突き放すとゆーのも、兄貴として人として男として不人情ってものではなかろーかっ。
そもそもが「胸揉んで欲しい」と言ってきたのはヴィオの方であって、それを聞き入れてやる事のどーこに問題があるとゆーのだ、それに直に直接揉みしだいた方が乳がでかく育つ効果が増すかもしれんよーな気もするし……。etc,etc。
……俺の頭の上では、ミニチュアサイズの小さな白い天使と小さな黒い悪魔がせわしなく口論中だ。両方とも、何故か俺の顔をしている。

天使「何も知らないヴィオをお前は弄ぶつもりかっ!?ヴィオはまだ子供だぞっ!自分の妹に淫らがましい手つきで触るなど不届き千万ッ!即刻その手を離し、清く正しい兄妹関係に今すぐ戻るのだっ!」
悪魔「なんでえなんでえ、固っ苦しい事言うんじゃねえよ、ちょっとじゃれあってるだけじゃねーか。ヴィオの方だって嫌がるどころか『もっともっと』ってせがんでんだぜ。ここで引き下がったら男がすたる、ってーもんだろーがっ」

天使と悪魔は戦争を始めた。天使は手に握った杖を振り回し、悪魔は二股に先が分かれた槍で、互いに相手の回りをぐるぐる回り、攻撃を仕掛けようとする。
『……悪魔さん、ガンバレ』と俺は心の中で悪魔を応援した。
すると、悪魔の手に持った槍が天使を突き刺し、天使は『うおっ!?』と叫んで敗れ去った。悪魔が勝利のVサインを掲げ、俺の頭上でふんぞり返ってニカッと笑う。
『そーだよなっ!』と唐突に俺の心の迷いがきれいに晴れた。
ガキの頃にもヴィオと俺は一緒に風呂に入ったり取っ組み合ったりした仲だ。
久し振りに無邪気な兄妹の肌と肌の触れ合いを堪能したところで、なんら咎められる筋合いも、やましい後ろめたさを抱える必要もあろうはずがないっ!
良心の声を葬り去るのに成功した俺は、逸る気持ちでヴィオの上衣をはがしにかかった。服の下からこぼれる白い肌に、しゃぶりつきたくなる衝動を必死で抑える。
上衣のボタンをすべて外したところで、はたと首を捻った。前に見た覚えのある色気の無い木綿の下着がヴィオの胸元を覆っている。……どーやって脱がせりゃいいんだ、これ。
「……やだ、見ないでよ」
俺の視線に気付いたヴィオが、顔を赤らめながらはだけた上衣を掻きあわせて胸元を覆った。
見ないと脱がせらんねーだろが、と言いかける前に。
「……自分で、脱ぐから。お兄ちゃん、後ろ向いてて。絶対見ちゃダメだよ」
と俯いたヴィオが恥ずかしそうに呟いた。
「おっ、おうっ」
うわずった声で返事をし、俺はヴィオに背を向けた。触られたくても見られるのは恥ずかしいのか、女ってややっこしい…、と椅子の背を握りながら一人ごちる。
背後からヴィオが服を脱ぐ衣擦れの音が微かに聞こえた。そわそわした気分で拳をぐっ、と握り締める。
『……ちょっとだけ、すこーしぐらいなら……』と悪魔の囁きが俺の耳元で聞こえた。
首をねじ曲げ、ちらっとだけのつもりで背後のヴィオを盗み見る。
真っ白な背中が目に入った。ヴィオは頭から下着を引っ張り脱いでいる真っ最中だ。
ヴィオの肩胛骨の向こう側に、控え目な円錐形の膨らみと、その先っぽの桜色がちらりと覗き、俺の心臓がどっきーんと跳ね上がった。
慌ててヴィオに背を向けた。股間で元気に自己主張する息子に目を落とし、こっそりと両手で握り締める。
(ヴィオ、お前のを揉んでやる代りに俺のも揉んでくれー)
などという埒もない呟きが俺の頭をかすめた。
ヴィオの白くて小さい柔らかな手に俺のを握らせたら、あるいは『あーん』と口を開けるヴィオに俺のニンジンを突っ込み、『これは舐めるニンジンだぞ』と言い聞かせて、俺様特製の新鮮なニンジンジュースをたっぷりヴィオに飲み干させたら……。
……ヴィオは、『お代りー!』と言ってくれるだろうか……。
あられもないヴィオの姿をひとしきり妄想してから、突然100万tの重量の罪悪感が俺の頭上にドカーン、と墜落してきた。
――ちがうっ。ストップ、今のは、なしだーっ!!
……いかん、まるでロードフリードが考えそうな事をうっかり想像してしまったではないか。…ヤツとのつきあいは、考え直した方がいいかもしれん。
881お兄ちゃんの肩叩き券。8:2005/12/10(土) 21:50:58 ID:Sc1biytB
『いや、だが、しかしっ』と俺の心の半分が、後ろめたさを必死で正当化させようと、もがいてもがいて、足掻きまくった。
哀願する妹を無下に突き放すとゆーのも、兄貴として人として男として不人情ってものではなかろーかっ。
そもそもが「胸揉んで欲しい」と言ってきたのはヴィオの方であって、それを聞き入れてやる事のどーこに問題があるとゆーのだ、それに直に直接揉みしだいた方が乳がでかく育つ効果が増すかもしれんよーな気もするし……。etc,etc。
……俺の頭の上では、ミニチュアサイズの小さな白い天使と小さな黒い悪魔がせわしなく口論中だ。両方とも、何故か俺の顔をしている。

天使「何も知らないヴィオをお前は弄ぶつもりかっ!?ヴィオはまだ子供だぞっ!自分の妹に淫らがましい手つきで触るなど不届き千万ッ!即刻その手を離し、清く正しい兄妹関係に今すぐ戻るのだっ!」
悪魔「なんでえなんでえ、固っ苦しい事言うんじゃねえよ、ちょっとじゃれあってるだけじゃねーか。ヴィオの方だって嫌がるどころか『もっともっと』ってせがんでんだぜ。ここで引き下がったら男がすたる、ってーもんだろーがっ」

天使と悪魔は戦争を始めた。天使は手に握った杖を振り回し、悪魔は二股に先が分かれた槍で、互いに相手の回りをぐるぐる回り、攻撃を仕掛けようとする。
『……悪魔さん、ガンバレ』と俺は心の中で悪魔を応援した。
すると、悪魔の手に持った槍が天使を突き刺し、天使は『うおっ!?』と叫んで敗れ去った。悪魔が勝利のVサインを掲げ、俺の頭上でふんぞり返ってニカッと笑う。
『そーだよなっ!』と唐突に俺の心の迷いがきれいに晴れた。
ガキの頃にもヴィオと俺は一緒に風呂に入ったり取っ組み合ったりした仲だ。
久し振りに無邪気な兄妹の肌と肌の触れ合いを堪能したところで、なんら咎められる筋合いも、やましい後ろめたさを抱える必要もあろうはずがないっ!
良心の声を葬り去るのに成功した俺は、逸る気持ちでヴィオの上衣をはがしにかかった。服の下からこぼれる白い肌に、しゃぶりつきたくなる衝動を必死で抑える。
上衣のボタンをすべて外したところで、はたと首を捻った。前に見た覚えのある色気の無い木綿の下着がヴィオの胸元を覆っている。……どーやって脱がせりゃいいんだ、これ。
「……やだ、見ないでよ」
俺の視線に気付いたヴィオが、顔を赤らめながらはだけた上衣を掻きあわせて胸元を覆った。
見ないと脱がせらんねーだろが、と言いかける前に。
「……自分で、脱ぐから。お兄ちゃん、後ろ向いてて。絶対見ちゃダメだよ」
と俯いたヴィオが恥ずかしそうに呟いた。
「おっ、おうっ」
うわずった声で返事をし、俺はヴィオに背を向けた。触られたくても見られるのは恥ずかしいのか、女ってややっこしい…、と椅子の背を握りながら一人ごちる。
背後からヴィオが服を脱ぐ衣擦れの音が微かに聞こえた。そわそわした気分で拳をぐっ、と握り締める。
『……ちょっとだけ、すこーしぐらいなら……』と悪魔の囁きが俺の耳元で聞こえた。
首をねじ曲げ、ちらっとだけのつもりで背後のヴィオを盗み見る。
真っ白な背中が目に入った。ヴィオは頭から下着を引っ張り脱いでいる真っ最中だ。
ヴィオの肩胛骨の向こう側に、控え目な円錐形の膨らみと、その先っぽの桜色がちらりと覗き、俺の心臓がどっきーんと跳ね上がった。
慌ててヴィオに背を向けた。股間で元気に自己主張する息子に目を落とし、こっそりと両手で握り締める。
(ヴィオ、お前のを揉んでやる代りに俺のも揉んでくれー)
などという埒もない呟きが俺の頭をかすめた。
ヴィオの白くて小さい柔らかな手に俺のを握らせたら、あるいは『あーん』と口を開けるヴィオに俺のニンジンを突っ込み、『これは舐めるニンジンだぞ』と言い聞かせて、俺様特製の新鮮なニンジンジュースをたっぷりヴィオに飲み干させたら……。
……ヴィオは、『お代りー!』と言ってくれるだろうか……。
あられもないヴィオの姿をひとしきり妄想してから、突然100万tの重量の罪悪感が俺の頭上にドカーン、と墜落してきた。
――ちがうっ。ストップ、今のは、なしだーっ!!
……いかん、まるでロードフリードが考えそうな事をうっかり想像してしまったではないか。…ヤツとのつきあいは、考え直した方がいいかもしれん。
882お兄ちゃんの肩叩き券。9:2005/12/10(土) 21:53:01 ID:Sc1biytB
俺はただ、兄妹の無邪気なスキンシップをばヴィオと楽しみたいだけで、断じてよこしまな想いを実の妹相手に抱いている訳ではないっ。股間のコレはたんなる生理的現象であって、決してヴィオを相手に使用するつもりなどまるでなく――
「……お兄ちゃん、もう、こっち向いてもいいよ」
全身全霊を挙げて自己正当化を猛烈に行使中の俺に、ヴィオの声が飛んだ。
振り返ると、ヴィオが椅子にちょこん、と腰掛けて俺を待っていた。上衣を肩に羽織る格好で片手で胸元を押えている。
はにかむような眩しい笑顔で、ヴィオが俺に、にこっ、と微笑みかけた。
……何故か胸に一筋の痛みが走った。ああ、コイツは本当になーんにも知らないし、わかってないんだろうなあ、だからこんな風に笑えるんだろうなあ……。
「……お兄ちゃん、続き……」
『やっぱりやめよう、良くない』と思いつつも、その言葉は口から出ずに、代りにヴィオの胸に手が延びてしまう。……俺って、いったい……。
無言で服の下に手を潜らせて、剥き出しのヴィオの乳房に触れた。服の布地越しでは味わえなかったすべすべした柔肌の感触に、ぶーっと鼻血が吹き出しそうな興奮が込み上げる。
手の平の下に、ぽっちりとした小石のような固まりが当たっていた。…ヴィオの、固く張り詰めた乳頭だ。
手の平を動かすと、乳頭が俺の手の中でころころと転げるような感触を伝えた。濃い薔薇色に頬を染めたヴィオが、眉根を寄せてかすれた溜め息を漏らす。
……我慢の、限界だ。もう、辛抱たまらん。
両の指に力を込めて、ヴィオの乳を思いっきり鷲掴みにした。そのまま小ぶりな乳房を全力で揉みしだく。
ヴィオの顔が苦痛で歪み、抗議の声を上げた。
「お兄ちゃん、痛いっ!痛いってば!もっと優しくし――」
ええいっ、揉んで揉んで揉みまくっておれば、そのうち良くなるわっ。
ヴィオの甲高い声を無視して、その胸元に顔を埋めた。上衣を掻き分け、甘ずっぱい体臭を鼻孔に吸い込んだ。可愛らしい乳首にしゃぶりつく。
「…ちょっ、やだっ!?お兄ちゃん、なっ、何するのーっ!」
ヴィオの手が俺の髪の毛を掴み、もぎ離そうとしたところで、あんっ、と甘い声が唇からこぼれた。
「…やだ…。お兄ちゃん、やめてようー……」
言葉とは裏腹に、ヴィオの白い腕が俺の頭を支えて胸に抱え込んだ。無我夢中でヴィオの乳を口にもぐりこませる。
耳元でヴィオのひきつるような喘ぎ声が聞こえた。
「…おに…いちゃ…ん…」
(……ヴィオ、お兄ちゃんのこと、好きか?お兄ちゃんが最初の男じゃ、ダメか?)
ヴィオの乳首をねぶりながら、心の中でに問い掛けた。
…いったいどーゆー返事を期待してるんだ、俺は。ヴィオに『お兄ちゃんなら、いいよ』って…言われたいのか。
硬直した下半身がずきずきと痛かった。ヴィオの両足の付け根にある小さなあそこに想いを馳せる。ガキの頃一緒に風呂に入っていた時には、気にもしなかったちっちゃな割れ目。
ヴィオのあそこには、もう毛が生えてるだろうか?…生えてるよなあ。胸だって真っ平らだったのが一応はふくらんでるんだし。毛の色って、髪の毛と同じ色なんだろうか。
……ヴィオのあそこが…見たい。ヴィオに足を開かせて、乳首と同じピンク色をしてるのかどうか、確かめたい。…触りたい。そこに俺のコレを埋めて、ヴィオにあんあん言わせて泣き喚かせたい……。ヴィオから『お兄ちゃん、もっと』って言われてー……。
ああ、俺っていったい……。俺はヴィオのまともで頼りになる優しいお兄ちゃんだったはずなのに……。
良心の呵責が心に突き刺さりつつも、俺の右手はヴィオのスカートの裾をそっと捲って、その奥へと進んでしまう。
ヴィオに気付いた様子はない。俺の頭を両手で抱え込んでせわしなく喘いでいる。
ヴィオのほっそりした太股に右手を置いた。しっとりと汗ばんだ皮膚を撫で回しながら内股へ手の平を滑らせる。
883お兄ちゃんの肩叩き券。10:2005/12/10(土) 21:57:14 ID:Sc1biytB
心臓が、どっくんどっくんと爆発しそうに轟いていた。
これ以上進むと、取り返しのつかないところに行き着いてしまうのが……こわい。果てしなく堪らなく、こわい。犯罪者とか異常者とかゆう単語が俺の頭にちらつく。実の妹に劣情を催して襲いかかる変態兄貴に……、俺はなりたくないのに、なってしまう。
だけど、でも、取り返しのつかない羽目に……ヴィオと一緒に突き進みたい。
ヴィオの木綿の下着の中央に中指を滑らせた。
ヴィオがひっ、と小さく叫んで体が跳ね上がる。
俺の指が、湿って熱い感触に触れた。薄い布地越しの、ヴィオのあそこ。……ヴィオは、濡れている。
しゅうっと音を立てて俺の中の理性のかけらがきれいに蒸発した。
挿れたい。それしか考えられん。
乳から顔をもぎ離し、ヴィオの両膝を掴んでがきっとこじあけさせた。スカートが捲り上げられてヴィオの白い下着が露になる。
「…い、いやっ!やめて!」
抗うヴィオと揉み合いになる。必死で下肢を閉じようとするヴィオと、開かせようとする俺。
ええいっ。この期に及んで往生際の悪いっ。四の五の言わずにとっとと観念しやがれっ。どうしらばっくれようと足掻いたところで、ここに濡れたお前のパンツがあるのが論より証拠!
お前は、実のお兄ちゃんからいじられて、気持ち良くなって濡れてしまっている悪い妹なのだっ。そんな恥ずかしい妹には、この兄がたっぷりずっぽりお仕置してやるわっ!
乱闘する二人の下で、椅子がかしぎ、バランスを崩した。
「おわっ!?」
「きゃあっ!」
横倒れる椅子と一緒に、二人してもつれ合うように床に投げ出される。
倒れた拍子に椅子の足が俺の股間をまともに直撃した。うおっ、と呻き、悶絶して地獄の苦しみに耐える。
く…、くそっ。このバルトロメウス様が、この程度の苦しみでくじけてたまるかあっ。
俺のすぐ隣では、ヴィオが「いたたたた…」と呟きながら半身を起して頭をさすっていた。じんじんと痛む息子が、今すぐヴィオの濡れたあそこの中に入りたい、と俺に命令する。
再び、俺はヴィオの肢体の上に覆いかぶさった。
「いやっ!やめてよ!何するのっ!」
腰のスカートを捲り上げようとする俺に、ヴィオが抵抗する。
(ええいっ。やっちまえばこっちのもんだっ。すぐに良くなって感じまくるに決まってるぜっ)
我ながら自分に都合のいい方向に思考をねじ曲げつつ、俺はヴィオのスカートの中に手を潜り込ませた。下着を鷲掴みにし、一気に膝までずりおろす。
「いやーっ!!」
叩きつけるようにヴィオが俺の下で泣き叫ぶ。大粒の涙がヴィオの頬を転げ落ちるのを見て、俺の胸を激しい痛みが突き刺した。
……やっぱり、俺じゃヴィオは、いやなのか?ちっちゃな頃に『ヴィオは大きくなったら、お兄ちゃんのお嫁さんになるー』とか言ってたのは、もう忘れちまったのか?…俺は、覚えてるのに……。
一瞬生じたためらいを振り払い、慌ただしくズボンのベルトに手を掛けた。とにかくなんでもいいからやっちまえー、と俺の息子が声高に自己主張する。
ベルトを外している俺に、ヴィオが涙と怒りの籠る激しい瞳で俺を見据えた。
「…いやだって、言ってるでしょーっ!」
叫びと共に、ヴィオの強烈な膝蹴りが狙い目掛けたように俺の股間を直撃した。
……セカンド・ショーック。筆舌に尽くし難い苦痛に白目を剥きそうになる。……お、折れた。今のは、確実に、折れた……。フ、なかなかいい蹴りじゃねえか、などと強がりを言ってみせる余裕は最早ない。
苦悶の声すら上げられず、俺は息子を掴んだままヴィオの身体の上に崩れ落ちた。
その俺の肩にヴィオの手が掛けられた。……おお、お前はこの兄を優しくいたわってくれるのか、と思いきや、乱暴に突き飛ばされて押し退けられる。俺の額がごちん、と床にぶつかった。…ヴィオ、お前の辞書には、優しさという言葉はないのか……。
立ち上がったヴィオが床で身悶えする俺を、ぼろぼろと涙の零れる怒りの形相で見下ろした。
884お兄ちゃんの肩叩き券。11:2005/12/10(土) 21:58:17 ID:Sc1biytB
ヴィオの白くて細い手が、俺の背中の襟首を掴む。今度こそいたわりと慰めの手であろうか、と思った瞬間。
(――へ?)
俺の体は宙に浮いていた。ちっちゃいヴィオが、その細い両腕で軽々と俺を持ち上げて、両肩の上に俺の身体を抱え上げており――。
「お兄ちゃんの、バカーッ!!」
絶叫と共に、俺の体は空を飛んだ。
盛大な破壊音と同時に食堂の窓ガラスを突き破ると、そのまま高度を全く落とさず、大陸間弾道ミサイルのような勢いで我が家の前に設置されている井戸の支柱に激突。
もんどり打った俺の身体は腐りかけのニンジンの山の上に墜落した。べちゃっ、と腐ったニンジンの潰れる嫌な音と感触が、俺の首の下で感じた。
燐家の玄関口から人影が顔を覗かせるのが、全身を襲う苦痛で身動きできない俺の視界の端に映った。隣人のメラニー婦人とその御主人だ。
「…なに、今ものすごい音が聞こえたけど、泥棒か何かかしら?」
警戒半分、残りは興味津々、という顔つきでメラニー婦人が隣の我が家の方を窺っている。……腐ったニンジンの山に埋もれた俺の姿は見えないらしい。…た、助けてくれ…。
我が家の玄関口から乱れた衣服のヴィオが姿を現した。俺のもとへ駆け付けてくれるのか、と思いきや、ヴィオは燐家のメラニー婦人の姿を発見し、そっちの方へ泣きじゃくりながら駆け寄って行く。ヴィ、ヴィオ……。お兄ちゃんを見捨てないでくれ……。
「お、おばさーんっ」
「まあまあ、ヴィオちゃん、どうしたの?いったい何が…」
「…お兄ちゃんがっ、お兄ちゃんが……」
取り乱したヴィオの様子に、メラニー婦人はただならぬものを感じたようだ。とにかく落ち着かせようとヴィオを懸命に宥めている。
俺は、メラニー婦人に抱きついて泣きじゃくるヴィオから視線を離し、夜空を仰いだ。呼吸する度に発生する激しい苦痛を、なるべく無視しようと努力する。
――星が、きれいだ。空気の澄んだカロッテ村の、ニンジン以外の唯一の取り柄だ。夜空を降るような星々の輝きが埋め、星と星を繋ぎ合わせた星座たちが好き勝手な物語を満天の夜空で紡いでいる。
生ゴミ寸前のニンジンの腐臭に顔をしかめながら、俺は失念していたある事実を思い出していた。
――そう、我が妹は「カナーラントにこの人あり」とまで詩われた、勇者ヴィオラート・プラターネ……。その数々の武勇伝が人の口に膾炙するようになって久しい。お化けナマズも謎の神船も、ヴィオラート・プラターネにかかればなんのその。
その名を聞けば泣く子は微笑むが、盗賊悪党どもは「いっ、命ばかりはお助けをーっ」と土下座して命乞いをし、有り金財宝を差し出すという……。
その小さい体からは想像もつかない豪力で、戦友ブリギットを四方縦横に投げ飛ばして敵を爆砕し、ついでに遺跡も破壊しまくる豪勇の猛者。
……つまり、筋金入のジャジャ馬。
(…考えてみれば、あいつをどうこうできる野郎なんて、もう、本当にこの世にいないよなあ…。…あいつ、嫁の貰い手ホントにあるのか?)
と呟きつつ俺は目を閉じ、安らかな暗闇に意識を委ねた。
885お兄ちゃんの肩叩き券。12:2005/12/10(土) 22:01:57 ID:Sc1biytB
三日後。
小鳥が窓の外で囀る寝室。カーテン越しに明るい朝の日差しが、ベッドで横たわる俺の身体に降り注いでいる。
「…はい、お兄ちゃん、あーんして」
俺は黙々とヴィオの差し出す粥を咀嚼した。…右肩が脱臼している現状では、ヴィオに食わせてもらわん事にはメシが食えん。
全身打撲、及び肋骨損傷その他で俺は絶対安静の身の上だ。…息子はどうやら折れてなかったのが、不幸中の幸いと言えば幸いだが。
……仮に身体に支障がなかったとしても、実は、今の俺には表を歩くに歩けない事情がある。
「お兄ちゃん、ごめんねえ。痛かった?…でも、お兄ちゃんの方がそもそも悪いんだからねっ」
屈託の無い笑顔のヴィオを眺めつつ、俺は溜め息を吐いた。
「……わかった。すべて何も彼も俺が悪かった、と。……これで満足か?」
「うん!わかればよろしいっ。お兄ちゃん、いつになく素直だねー」
再び俺は深い溜め息を吐いた。…こいつは悩みがなくていいよな…。
……俺が表を歩くに歩けない理由を述べよう。
口さがない燐家の主婦、メラニー婦人が無責任に言い触れ回ったある根も葉もない噂が、今、まことしやかに村のあちこちでひそひそと囁かれていた。
曰く、実の妹に劣情を催した兄が、両親の不在をいい事に突如ケダモノと化して実妹に襲いかかり、危ういところで妹はその毒牙から逃れた……、等々。
根も葉もないデタラメ、と言いたいところだが、葉っぱぐらいならあるかもしれぬ、という部分がまさに身から出た錆…。
そして俺は怪我が治り次第、噂を真に受けたロードフリードからの決闘が控えている。
血相を変えて、ヤツらしくもなく怒鳴り込んで来たロードフリード。俺の枕元のヤツから叩きつけられた決闘状が、唯一の見舞客の置き土産だ。…さらばだ、我が友よ…。
…もう一つ、考えたくもないが考えずにはいられないある女性の名が心に浮かぶ。
クラーラさん……。
愛するクラーラさんの耳にこの醜い噂が届いていたらと思うと……、目の前が、真っ暗だぜ、ふふふ……。さようなら、俺の恋……。
ちなみに、ヴィオの奴の村での評判は上昇していた。
メラニー婦人の「しばらくうちにおいで」という申し出を、
「いえ、あんなどうしようもないケダモノでも、たった一人の実の兄ですから。怪我をしているのを放っておけないし……」
と涙ながらに語った様子が、「なんと健気な…」と皆の感動を誘ったという。
「立派な胸が欲しいので兄に揉んでくれと頼んだ」辺りの部分は全面カットだ。
……世の中って、不公平だ。
「そうだ、お兄ちゃん、あのね」
粥を運ぶ手を止めて、ヴィオが少し頬を染めながら俺に言った。
「あれから胸のサイズ測りなおしてみたらね、ちょっとだけ大きくなってたの!1ミリ!」
にこにこ朗らかな笑顔で報告するヴィオ。……密かに頭痛を感じた。
(…1ミリって、それ、単なる測り間違いじゃーねーのかー?)
と口に出しかけたが、代りに
「……そりゃー、良かったな」
と言ってやった。
「うん!お兄ちゃん、ありがとうねっ。……それでね」
言いながらヴィオが服のポケットを探った。……なんか、イヤな予感。
ポケットから出て来たのは……恐怖の肩叩き券。
「コレ、あと四枚残ってるんだけどまた使えないかな?……えっと、ヘンなところに触ろうとするのはナシだよっ」
恥じらいながら俺に持ち掛けるヴィオに、俺は目眩を感じた。
「…悪い、熱が出て来たみたいだから、俺、寝るわ」
毛布の裾を持ち上げ、頭からすっぽり覆ってベッドに潜り込んだ。こっそり呟く。
(ジャジャ馬を妹に持つと、兄貴って苦労するぜ……)

END!
886お兄ちゃんの肩叩き券。おまけ。:2005/12/10(土) 22:05:00 ID:Sc1biytB
依頼人:ヴィオラート・プラターネ
依頼内容:「立派な胸が欲しいので揉んでください」

ローラントの場合
「…きっ、貴様ッ!竜騎士隊騎士隊長であるこの私を、愚弄する気かっ。不愉快だっ。失礼するっ」
(パーティーから離脱。しかし、次に出会った時は何故か友好値20ポイントアップ。二階が宿屋の料亭での食事に誘われる。宿の一室をローラントが予約済み)

ザヴィットの場合
「…うん?お嬢さん、年寄りをからかうもんじゃあないよ。…え、本気?……ふーむ。じゃあ失礼して、ちょっと胸を拝借……」
(ワイン蔵に連れ込まれる。友好値2ポイントアップ。処女膜喪失危険率80%)

ダスティンの場合
「………。え、えーっと…。あ、あははははっ。そーだっ、この前仕入れた杖なんだけど、これ、軽さの割に振りやすくてヴィオに向いてんじゃないかな?どうだ、ちょっとぐらいならオマケしとくよーっ」
(何気なく話題変更される。友好値変わらず)

パウルの場合
「おっけー!お姉さん、オイラに任せときなよー。そんなのオイラにかかればちょちょいのちょいさー。この牛の乳絞りで鍛えた黄金のテクを、見せてやるーっ!ヘイヘーイ!」
(揉み料金として100コール失う。友好値変わらず。しかし効果は一番ありそうだ)

ハーフェンの露店商ナンパ男の場合
「可愛コちゃーんっ。そんな言い訳を無理に作らなくても、キミの気持ちはちゃーんとこのオレが受け止めてあげるよっ。さあさあ、早速……」
(処女膜喪失危険率100%)
887名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 22:07:45 ID:Sc1biytB
ミスで二十投稿になりました…。「8」が二つあります、スルーして下さい…。
888名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 22:33:13 ID:2Prmn9ag
GJ!
最初から続きからおまけまで、楽しく読ませて頂きました。
テンポもいいし、エロもあるし、オチまでしっかりしてて面白かったです。

ちなみに、おまけでオッフェンさんだったらどういう反応するかな?
889名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 00:08:29 ID:ANte2ON4
GJ! 面白かったですー!
890名無しさん@ピンキー:2005/12/11(日) 04:06:30 ID:+2GES+AZ
お待ちしておりましたーーーーーーーーーーーーーー!
バルヴィオ最高! バルテルのどうしようもなさっぷりとヴィオのイノセンスぶりが激萌えですた
891名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 21:39:29 ID:dzNcT7De
>>888  考えてみたよー。

オッフェンさんの場合。
「…ヴィ、ヴィオッ、女の子がそんな台詞を軽々しく口にするもんじゃ……。(口ごもり、まじまじとヴィオの胸をみつめる。ごくっ、と唾を呑み込むオッフェン氏。次いで店内を見回す。幸いにも午後の暇な時間帯で客は店にいない)
……あー、とにかく、ここじゃなんだから、その話はこっちで……」
(店の奥に連れ込まれる。懇々と『もっと自分を大事にしろ』と小一時間説教。そろそろ説教も終りか、という頃に『まあ、協力できないこともないが…』などと言い出すオッフェン氏。…オヤジは前置きが長い…)

ついでに。酔っ払いオヤジの場合。
「そーか、そーか、ヴィオちゃんも、もうお年頃だからねえ。そういう事に興味がある年齢だよねえ。おじさんはこう見えてもね、若い頃は女の子にモテモテだったんだよー(ウソをつけ)。
じゃあ今日は、ヴィオちゃんにおじさんのとっておきのを披露しちゃおうかなー(ごそごそとズボンのチャックを開くオヤジ)。さあっ、遠慮しなくていいんだよ、ヴィオちゃんっ!好きなだけおじさんのを……」
(何か勘違いしているオヤジ。泥酔状態の為逸物使用不可。揉み賃金として腐りかけの竜の舌をもらう)

ヴィオ総受けだなー。そしてヤバイ奴ばかりだ…。
ところで前に投下されたケイオス×トレーネの方の純愛な続編をずっと待っています。ゲームのケイオスより好みだったw
892名無しさん@ピンキー:2005/12/14(水) 17:57:18 ID:VPFtcYzb
面白いんですが、ヴィオたんの胸は平均以上のサイズだと
見た目などから推定妄想してる俺にはびみょー
893名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 01:31:46 ID:yuI8LaNS
>>892
つ 詰め物
894名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 01:40:59 ID:cAmeAZKH
なんか夢もロマンもねえな…
895名無しさん@ピンキー:2005/12/15(木) 02:25:04 ID:F2IveNbf
生着替えの一枚絵見る限りじゃ詰め物とは思えんが
人それぞれの妄想ってことでいいじゃマイか
896名無しさん@ピンキー:2005/12/16(金) 22:34:33 ID:lDzp6Skr
そういえば初代マリーは文句なしに立派なムネだった。
マリーのssなども読みたいな。マリーもの少ないのでちとさみしい。
897名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 01:10:09 ID:XPSFRII6
>>お兄ちゃんの肩叩き券。
SSはGJなんだが・・
できればもう少し改行を増やして欲しいダス。
898名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 01:58:18 ID:0uX+kzmh
ケイオス×リエーテって需要ある?
ありそうなら書いてみようかな…(´・ω・`)
リエーテ性格は…まぁ、ケイオスのその後を考えて病弱なトレーネ…みたいな感じか?
あとケイオスをなんて呼ぶか……
1…お兄ちゃん
2…お兄様
3…兄上
4…兄貴
899名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 04:39:24 ID:2y+VCmlO
4
900名無しさん@ピンキー:2005/12/21(水) 07:31:29 ID:ong7wmcb
ケイリエかなり好きだ。ぜひ読みたいっ
ちなみに俺的に呼び方は1希望
901名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 19:21:30 ID:6TJjJPnq
普通に兄さん、という選択肢はないのか…
個人的には4が面白そうだが
902名無しさん@ピンキー:2005/12/22(木) 22:49:45 ID:c96pZCPT
ユーヴェリアがないのはなぜですか?
声優インタビューで腐女子モード全開でケイオスとくっついてほしい〜☆って語ってたじゃん
903名無しさん@ピンキー:2005/12/23(金) 16:35:06 ID:dZp+lSbp
>>898
1…馬鹿兄貴
2…ケイオス兄貴
3…馬鹿兄者
4…OK兄者
904名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 00:51:07 ID:IiwvoTdp
ケイリエ激しく待ってます
905名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 02:04:12 ID:250bsQZO
トルネコで賑わうといいな(´ー`)
906898:2005/12/24(土) 02:29:21 ID:6YjuKTRK
現在ケイリエ執筆中です…
もう8割以上出来上がってるんですが……

\(`д´)ノエチシーン書けねー!

もう少々お待ちください……5日以内に仕上げます(長
907名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 02:35:51 ID:IiwvoTdp
>>898
楽しみに待ってます
908名無しさん@ピンキー:2005/12/24(土) 06:07:05 ID:GEgvtfN8
>>906
> \(`д´)ノエチシーン書けねー!

あるあるwwww
909ケイリエ:2005/12/25(日) 22:04:27 ID:5gkyz4SG
俺はただ、妹の命を救いたい。それだけなのに……。
封印の遺跡最深部。俺はそこに立っていた。目の前には台座と、それに刺さっている一振りの剣。

どうして……。
こんなところまで来たのに、なぜ……。
「なぜだ!?なぜアゾットが抜けない!?」
台座に軽くはまっただけに見えるアゾット。しかし、何故か俺には抜くことができなかった。
どんなに全力で引いても、まるでアゾット自信がそれを拒んでいるかのように。

「お兄ちゃん……もういいよ」
後ろから声がかかる。
リエーテだ。最愛の妹。俺の生きる、意味そのもの。
「……お兄ちゃん、わたし、もう十分生きたよ。わたしだけのことを想って身を削ってくれた。わたしは満足だよ」
「そんなこと言うな!」
意味が分からない。リエーテが死ぬ?こんなにも愛しているのに?
「でも、もう間に合わないよ。自分の身体のことだもん、自分が一番よく分かってるよ。」
「だ、だがエリクシールさえあれば……んん!?」
言葉の続きを唇で遮られた。
驚きで自分の目が見開かれるのを感じる。
一瞬の口付けの後に離れたリエーテは、こちらを見上げて告げた。
「わたしからの……最後のお願い……お兄ちゃん、わたしを抱いて……」
「…何?」
疑念の視線を返すと、リエーテは肩をすくめて続ける。
「好きだから。お兄ちゃんが好きだから。お兄ちゃんがわたしのこと、妹としてしか見てないの知ってるけど……せめてお兄ちゃんの恋人として、終わりたいの」
終わり、という言葉にどきっとすると同時に、リエーテがどれ程の覚悟をもって告げたのかを痛感する。
涙を流しながらこちらを見つめるその瞳を見据え、俺は静かに頷いた。
910ケイリエ:2005/12/25(日) 22:07:19 ID:5gkyz4SG
今、俺の腕の中には下着姿のリエーテが横たわっている。その目はきつく閉じていて、頬は林檎のように赤くほてっている。
「……怖いか?」
呟いた言葉に、リエーテは薄く目を開け、首を横に振った。
「ううん。その……恥ずかしくて……」
そのまま身体ごと横に向けてしまう。
「大丈夫だ。……俺を信じろ」
そう言って再び身体を正面に向けてやり、今度はこちらから口付けた。
先程のフレンチキスとは違い、長い、舌を絡ませたキス。
一瞬リエーテは全身をこわばらせ、しかし同時に強く抱き締めると、ゆっくりとその身体は弛緩していった。
「ん……んふっ……んんっ」
小さく声を上げながら、おずおずと舌を絡めてくる。
ぴちゃ、くちゅ、という卑猥な音が室内に響きわたる。

しばらくキスを堪能し、口を離すと、互いの唇が銀色の糸で繋がり、切れた。
その光景を目に焼き付けながら、俺はリエーテの下着に手を掛ける。
「やっ……そんな……」
小さな悲鳴があがるが、もう遅い。
片手で上下の下着を抜き、自身も素早く服を脱ぐ。
リエーテの視線が一瞬こちらのモノに注がれ、釘付けになったかと思うと、はっと思い出したように目をそらした。
そのの反応に苦笑しながら、産まれたままの姿に手を伸ばす。
左手は決して大きいとは言えない未発達な乳房へ。右手は足の間へ。
「んあっ……お兄ちゃ……ダメ……そんなとこ……んんっ」
リエーテから動きが減り、逆に声と汗が同じ分だけ溢れた。
相手に逆らわない、純粋な反応だ。
「……可愛いな」
普段なら口に出せないような言葉が出る。
そんな自分を感じつつ、俺はリエーテの中心に顔を寄せた。
指と、舌で存分に愛撫する。
「ひあぁ!?……お兄ちゃん、それ激し……んぅ……!」
声を無視して続ける。
911ケイリエ:2005/12/25(日) 22:08:40 ID:5gkyz4SG
「はぁっ、んくっ……んああっ!あぁぁぁ!!」
俺の腕のなかで、リエーテが今まさに絶頂への階段を昇ろうとしたとき、俺はピタリと指を止めた。
「はぅ……?お兄ちゃん……?」
その残念そうな顔を見つめ、俺は告げる。
「リエーテ……そろそろ……」
言うと同時、俺は自分のモノを当てがい、リエーテを一気に貫いた。
荒っぽいと言えるかもしれないが、余計な恐怖を与えない方法としては、今俺が出来る最善の方法だ。
「え……?んっ!!んぐうぅぅ!!い……った……お兄ちゃ……うあぁぁ!」
泣き叫ぶリエーテの声。だが俺はそのまま腰を進めていく。
そして最奥にたどり着き動きを止めると、リエーテは泣き腫らした目をそっと開き、荒い息で呟いた。
「お兄ちゃん……。お兄ちゃんが入ってるのが、わかるよ……」
「ああ、痛かっただろう?すまない…………頑張ったな」
そう告げて頭を撫でてやると、リエーテは、くすぐったそうに目を細めた。
912ケイリエ:2005/12/25(日) 22:10:20 ID:5gkyz4SG
あれから先は無我夢中だった。
一気に腰を振って。
放出と同時にリエーテの体が跳ね上がったところまで覚えている。
そして今、リエーテは俺の腕のなかで眠っている。
安らかな寝顔。
それはどう見ても健康な少女そのもので。
死期が近付いているとはとても思えないほど可愛らしくて。
でも、それが哀しくて。
そんなリエーテに、俺は口付けた。
「ん……」
弱い刺激に、リエーテが小さく息を漏らす。
「……お兄ちゃん?」
「なんだ?」
呼び掛けに反応すると、リエーテは目を閉じたまま、えへへっと微笑み、告げてくる。
「好きでもな大粒の涙を流すリエーテを、強く抱き締め、俺は少し強引に、もう一度口付ける。
「んぅ……はぅ……」
数秒、その時間を以って離れ、見つめ合う。
それを見て俺は愕然とした。

目を開けたリエーテの瞳。涙を浮かべたそれが、何も映していない。
「リエーテ……お前……」
「……うん……もうだめみたい……お別れだね……お兄ちゃん」
もう何も見えぬ身で、淡々と。
「いやだ!」
「……お兄ちゃん?」
「リエーテが死ぬだと!?耐えられるか!」
今まで生きてきて、こんなにも激しい慟哭を経験しただろうか。
……プライドも命も惜しくはない。リエーテが救われるならば、どんな地獄でも甘んじて受けよう。
だから……!!
「死なないでくれ……リエーテ!」
「……お兄ちゃん」
呟きが聞こえると同時、強く抱き締め返された。
「……愛してる」
はっきりと告げ、ふっと俺に掛る重さが増した。
「リ……リエーテ?」
震える口で言葉を紡ぎ。
しかし。
少女は、その言葉に答えることはなかった。「リエーテえぇぇぇ!!」
913ケイリエ:2005/12/25(日) 22:11:06 ID:5gkyz4SG
あれから何日経っただろうか。
俺はリエーテの亡骸を胸に掻き抱き続けた。
そしてその時は来た。唐突に。
それは、もう涙も枯れ果てた頃だった。
『お困りですか、マイマスター』
「っ!?誰だ!?」
突然背後から掛けられた声に、驚いて振り返る。
声は隣室からのようだった。
急いで向かうと、これまで何の反応も示さなかった真紅のアゾットが、強い光を放っていた。
『お困りですか、マイマスター』
再度同じ言葉を投げ掛けてくる。
「お前は……」
息をのむ。
「お前は、俺をエデンに導くことができるか……?」
『マスターの、お望みのままに』
「……そうか」
俺は、一歩を踏み出した。
そして。
アゾットの柄に手を掛け、一気に引き抜いた。

運命の歯車が、回り始めた。
914ケイリエ:2005/12/25(日) 22:13:24 ID:5gkyz4SG
やっとできた〜〜!
とはいえ……なんだか微妙な作品になってしまいました……
エチシーンが書けず、苦悩した結果、結局挿入シーンで終ってます……orz
まぁ、時間軸としてはゲームより、かなり前。これからケイオスは帝国軍に入り、瞬弟として名を轟かせていくわけです。
リエーテが死ぬ間際のセリフも、他に色々考えていたのですが、あえて一言で終わりにしておきました。その理由は皆様でご自由に想像していただければ幸いです。
あと、最初の投稿時ageてしまいました……すいません!!お詫び致します……
では、お目汚し失礼しましたm(__)m
915名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 00:17:30 ID:b/j3Ta/N
ケ イ リ エ 萌 え 
最高のクリスマスプレゼントでした…
なんか触発されてケイリエが書きたくなってしまったよ
916914:2005/12/26(月) 01:36:47 ID:gJu3oKZb
すいません!
なんか912で内容飛んでましたorz!!
↓に訂正入れますので脳内補完お願いします

「好きでもないわたしのこと、抱いてくれてありがとう」
その言葉に、自然と苦笑が浮かぶ。
「そのことだけどな……」
「……」
「俺がいつお前のことを好きじゃないと言った?」
「……え?え?」
戸惑うリエーテをしっかりと見据え、告白する。
「俺は……リエーテ、お前を愛している。妹としてではなく、一人の女として」

頬が熱くなるのを感じながら、俺はリエーテの表情がめまぐるしく変化するのを見た。
困惑から驚き、そして歓喜の表情へ。そして歓喜の表情は、一瞬のうちに崩れた。
「よか……た……わた……うれ……し」
閉じたままの瞳から大粒の涙を流すリエーテを、強く抱き締め、俺は少し強引に、もう一度口付ける。
「んぅ……はぅ……」
数秒、その時間を以って離れ、見つめ合う。
917名無しさん@ピンキー:2005/12/28(水) 00:32:10 ID:QNUVbdGC
>>914
エチシーンよりむしろその前後の会話が好きだよ。
密かにケイリエ好きだったから他にも好きな人が居る事が
分かって嬉しかった。
また書いておくれ
918名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 12:56:17 ID:KCbkgJPv
遅遅レスですが。
ケイリエ、くう、好きだー。リエーテのために感情的になるケイオスがぐっと来るので好きです。
一番最後が一番ドキドキした。絶望してる人間だからアゾット抜けるんだなあ、ってのがなんか納得。妹の死骸腕に抱いてるってのが、怖いけど狂った愛、って感じですげー好きです。
また書いてほしいです。
919名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 15:55:02 ID:bWlxQDoo
深紅のアゾットは絶望に呼応したって事か……
ケイオスの絶望、それを利用すれば容易くエデンに辿りつける(ケイオスにとって、リエーテを助けるという目的の前ではあらゆる手段が正当化される為)
じゃあフェルトの場合、元々アゾットを抜く素質があったのか(希望?意志?)、深蒼のアゾットが深紅の復活に呼応して自らの封印を解いたのか
スレ違いだが悩んでしまった……

フェルヴィゼはやはり自給自足しかないのかと思ってしまう今日此の頃
920名無しさん@ピンキー:2006/01/03(火) 19:16:26 ID:qYDvbPzS
ケイオスの絶望を真紅が感じ取ったから抜けたのではないだろうか。
「こいつなら私(真紅)の野望を果たすのに使える」って。
深蒼の方は、エデンに危機が訪れたから、それを阻止するために自らの
眠りをアゾットが解いて、たまたま近くに居たフェルトが抜いただけ
なんじゃないのかな。どうだなんだろう
921名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 03:59:06 ID:7TbB0PNr
だれかプルーアが出てくるssを書いてくれ!
922名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 21:56:26 ID:rzdE0UFY
深蒼はたまたまフェルトに同意だなー。
深蒼エラスムスはえれー態度デカイ偉そうな奴だった…。フェルト「マスター」って呼ぶの最後だったし。

関係ないがガストの社員には兄妹萌えの人がいるに違いない、と密かに思う。
923名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 16:26:16 ID:xeGY+lhC
保管庫ドコ(T-T ))(( T-T)ドコー?
誰かURLプリーズ!
924名無しさん@ピンキー:2006/01/06(金) 18:04:43 ID:IqINiOyb
925名無しさん@ピンキー:2006/01/07(土) 23:25:32 ID:ILjXcvoK
>924
Special Thank you!!
(*^^)/。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆アリガトー!
926名無しさん@ピンキー:2006/01/11(水) 19:38:16 ID:9mnN1lW+
保守age
927名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 15:53:01 ID:f522tJLJ
>>234さんちょー亀レスですが良かったです!
ヴェルリリ萌えますた
またリリーたんのSS書いてください!
928名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 18:25:14 ID:ObJdsTg2
ところで、次スレ立ては950でいいのかな?

イリス3も決まったみたいだし、トノレネコも出るし、盛り上がるといいなあ。
盛り上がらなくてもみんなでボソボソ話しできればそれでもいいけど。
929名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 20:23:57 ID:4wu6YRvT
…保守。
SS書こうとしてるけどどうも上手く行かないなぁ…
930名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 13:02:25 ID:ftDClOmJ
>>928
イリス3について詳しくうぅぅ

>>929
頑張れ。超頑張れ。
931名無しさん@ピンキー:2006/01/21(土) 14:17:52 ID:xrqLw2lz
…次も、イリスなのかー。ちょっとがっくり。
ガストのアンケートに「グラムナート希望」って出したんだが無駄だった。。
932名無しさん@ピンキー:2006/01/23(月) 18:07:19 ID:PNOGZ4aX
>930
本スレだかどこだかで、サポーターズリンクに入ってる人の所に
イリ3の絵柄の年賀状が届いた模様。
イリ1のイリス母さん・イリ2のロリイリスちゃんと同じような帽子をかぶった
活発そうな娘さんと、赤毛の剣士?みたいなのが描いてありました。

それ以上の事は分からん、すまん
933930:2006/01/25(水) 00:43:42 ID:zFyeafxU
>>932
いやいや、ありがとう。
帽子をかぶった活発そうな娘さんがイリスで、赤毛の剣士がアドル
ってことですかね。
正式発表が楽しみだ。
934名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 18:25:47 ID:/ClubAJl
>>932情報サンクス。
>>933
赤毛の剣士アドルが女なのか男なのか気になるっす。どっちでもいけそうな名前だな。
剣士だったらやっぱ男?
935名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 19:15:21 ID:w8AMIm3P
>>934
赤毛・・・アドル・・・・
それって思いっきりfalc○mのイー○・・・・
936名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 19:30:58 ID:aJUTRXje
>>935
同じことおもったYO!!
937930:2006/01/25(水) 20:41:11 ID:zFyeafxU
いやすまん。
>>930書く前にfalcomのエロパロスレ見てたので赤毛=アドルという
意識で書いてしまった(;´Д`)

別にあの赤毛がアドルって名前なわけじゃないので。
938名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 23:53:32 ID:wo1A0wt5
トルネコ発売上げ
939名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 01:50:22 ID:qN4I+un/
アルトネリコがやたらエロい(台詞が)件について


二人とも初めてとかいれる時少し痛いとかライナーならいいよとか
940名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 02:00:57 ID:w4xxTtFV
>939
やっぱりそっち方面なんだ。信頼関係を築いたあげくイブツソーニューだもんな。
今やってるゲームが一段落付いたら買ってこよう。
941名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 02:37:53 ID:viixchBy
ライナー×シュレリア様希望であります
942名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 08:59:18 ID:NiUWZCz0
アルトネリコ攻略Wikiより天災

オリカ(ヒロイン)の台詞


ドロッとしたあれが口の中に入った時なんか、震えが来るほどの美味しさだよ。
この形で、背中に押し込んで…大丈夫!全部…入れて…
ありがとう…もう少し…このままでいさせて…でも今日はありがとう。ライナーに入れてもらえて幸せだった。
だってライナー…入れてる間ずっと、あたしを護ってくれてたもの。ねえ…次の時も…ライナーに入れて欲しいなぁ…。
あれ?もしかして…あたしを見てたら我慢できなくなっちゃったの?でも、まだダメ…。
943名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 14:02:54 ID:sWhkwOUo
オリカたそのコスモスファア6で
そのまま捕らわれたい縛られたいと思ったのは俺だけではないはず
944名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 19:57:56 ID:/OhwxWfK
日空挺直す時のオリカの家のイベントは俺を萌え殺すために用意されたものですか?
945417:2006/01/30(月) 04:33:57 ID:zldbBb33
未完のままでは心おきなくアルトネリコプレイできないので、855-861の続きいきます。
946417:2006/01/30(月) 04:36:11 ID:zldbBb33
「お姉ちゃんみたいに、してくれるの?」
「え……みたいって……」
「ごめんなさい。その、夜……たまに起きてたから」
「そ、そうだったのか…」
年に似合わず上手かったのは観察のたまものか、と変な納得がいく。
衣擦れの音がして、イリスの白い裸体が露わになる。白くほっそりとした肢体。微かに膨らんだ胸は、幼くも淡い色香を感じさせた。
「して、お兄ちゃん……お姉ちゃんみたいに」
切なげな声。フェルトは僅かな躊躇いの後、腕を伸ばしその体を引き寄せた。ベッドの上で座った姿勢のまま、イリスの柔らかな胸に優しく口付ける。
「ん……お兄ちゃん、くすぐったい」
イリスが身をよじるが、フェルトは構わず続ける。膨らみかけの乳房に這わせていた舌を、桃色をした乳首へ。
「あっ…」
びくりと反応を見せる。感度はまずまずのようだ。そのまま、小さな乳首を口に含む。
「んぅ…お兄ちゃん……何か、胸が変だよ……あんっ」
フェルトが強く吸い上げると、イリスが細い体を弓なりにそらす。股間をまさぐると、イリスの秘所は僅かに潤みを帯びていた。そこへ顔を近付ける。
柔らかく、産毛しか生えていない、すべすべの恥丘。その下の固く閉じた蕾は先端が盛り上がり、薄く色づいていた。
「あっ、お兄ちゃん、そこ汚い…」
「汚くなんかないよ」
そっと舌を這わせる。顔を紅潮させたイリスがぶるりと体を震わせる。
947417:2006/01/30(月) 04:37:07 ID:zldbBb33
「あっ、はあっ…ん」
愛撫を続けるうちに、イリスの様子が少しずつ変化してきた。舌を転がすと、気持ちよさそうに腰をくねらせる。秘所もだいぶ濡れてきた。
「イリス……四つん這いになって、お尻をこっちにむけてくれるか」
「うん……」
微かに荒い呼吸をしているイリスは、ベッドの上でフェルトの指示通りにする。
フェルトも体勢を変えると、男根をイリスの股間の下にあてがった。そのまま、性器にこすりつけるように腰を揺らす。
「あんっ…ふぁっ…」
はじめはゆっくり、互いの性器を擦り合わせる。
「あっ、あっ、あっ…」
徐々にペースを上げると、イリスの反応も激しくなる。
「おに…ちゃ、あっ…ん…ん」
快感が強くなってきたのか、イリスは少しずつ自分も腰を揺らしはじめた。
「くぅっ……出るぞ」
「えっ…あ、ああっ……!」
限界に達したフェルトが、腰を打ちつけ精を放つ。同時にイリスも、強く嬌声を上げて身を震わせた。
「はあ……はあ……」
快感と罪悪感が入り交じった気持ちで、フェルトはイリスから身を離す。
イリスはしばらうベッドの上で放心していたが、やがてぽつりと口を開いた。
「……お兄ちゃん。今の、セックスじゃないよね?」
「え……それは、そうだけど」
「何で?」
「何でって…」
「お姉ちゃんみたいにしてくれるって言ったのに」
拗ねたように頬を膨らませると、イリスはベッドを下りて自分の服を手に取り、階段に向かっていった。
948417:2006/01/30(月) 04:38:17 ID:zldbBb33
着替えその他を済ませたフェルトが一階に下りると、居間のテーブルにはすっかり朝食の用意が整っていた。いつもならヴィーゼがしている事だが、今朝はいないはずだ。
「これ、ひょっとして全部イリスがやったのか?」
「うん」
何事も無かったようにけろりとしているイリスが、嬉しそうに答える。しかし、すぐに顔を曇らせた。
「でも、遅いかったから冷めてる……暖め直すから待ってて」
「ああ、火を使うならオレがやるよ」
「いいの。今日は私がお姉ちゃんのお仕事をするから」
「ヴィーゼのって……」
「今日はお姉ちゃんがいないから、私がお姉ちゃんの代わりになるの」
あどけないその台詞に、フェルトは思わず苦笑した。
(……なるほど、それでか)
お姉ちゃんみたいに…という事にイリスがどうしてこだわっていたのか、納得がいった。
フェルトはイリスの頭をポンと撫でる。
「ありがとうイリス。でも、無理にヴィーゼをマネしなくてもいいんだぞ。イリスはイリスのままで、十分なんだから」
イリスは少しきょとんとしてフェルトを見つめていたが、やがて恥ずかしそうに微笑んでみせた。

949417:2006/01/30(月) 04:38:50 ID:zldbBb33
sage忘れ、すみませんでした……orz
保管庫への収録は無しで。


やはりアルトネリコはエロいのか……
950名無しさん@ピンキー:2006/01/30(月) 20:30:21 ID:iUHaNlFJ
健気なイリスたんイィ(・∀・)!
951名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 18:49:44 ID:jLPWL9By
おおぅ!グレート・ジョブ!!。
本人が望んでいるとはいえ、踏み切らなかった
フェルトに一票。
952名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 00:37:32 ID:zYmYZmHv
ここにアルトネリコもおkだよな?
953名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 00:42:34 ID:9pf5xQeN
で、次回からイリスが乱入するわけですね!?
で、フェルヴィゼは戸惑いながらも了承、3Pに踏み込んでいくのですね!?

……この、ありあまる妄想をナントカシテクダサイorz


>>952
ガスト総合って書いてあるけど、アトリエロSSとも書いてある。ま、書き手さんの判断次第かと。私は賛成です。
954名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 18:08:31 ID:UQ6kbDU4
じゃあ、次スレのタイトルは
アトリエアルトネリエロ…訳わかんねえな

自分的には、トネルコOKでいいと思うんですが。
955名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 22:23:10 ID:+3aTXKNk
既にスレ作られてる>トネリコエロ
…ギコナビなのでURL分からなくて貼れないが
956名無しさん@ピンキー:2006/02/01(水) 22:24:25 ID:lphh+JBw
957名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 16:55:57 ID:8Gd7RJfr
>>956
そのスレ
頭の方でガスト総合でいいんじゃない?
って言ってるのいたけど
958名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 23:48:14 ID:DoVJprMa
正直分ける意味がわからない
959名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 03:22:32 ID:72Mjom9J
リリーたんのエロネタまだぁー?
960名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 12:24:14 ID:wrW37H1m
仕事終わったらアルトネリコ買いに行くかな
961名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 10:34:23 ID:ztGqI3eA
ガストの新作がイリス3なら
前作で未消化だったケイトレフラグをきちんと片付けて欲しい
新作発表はま だ か
962名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 11:58:40 ID:0W7jXLTM
トレ→ケイ夜這いものが読みたいと
真昼間から言ってみる
963名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 13:35:04 ID:+k3ME731
ケ『ん…ん?こっこら、貴様、何をしている!う…っ』
ト『あら〜起きちゃったんですか〜?せっかく良い所だったのに…。
  待ってて下さいね、今逝かせてあげますから♪』
ケ『やめんかーーー!!』

…て感じでつか?トレーネって淫乱なイメージ強い
964名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 18:12:30 ID:m/xgAybm
ぷにに奉仕させてるしなぁ。
965名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 20:50:47 ID:NFN1HguC
ケイオスの寝込み襲ってそうな気はするなw
966名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 23:20:16 ID:NJJGM2tg
>>963 同意
トレーネは一人エチー激しそう
967名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 00:21:56 ID:NnCgwGy3
今日ノインに砂漠でなんて格好してんだって言われた
そんで腹が立ってお前こそ痴女みたいな格好だろうがって言いそうになったけどなんとか堪えた
これから一緒に旅する仲間だもんな
968名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 00:31:51 ID:hp8ImvUH
>>967
「おめーの方がなんて格好してんだ」と自分もゲーム中に思ったよw
969名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 21:34:12 ID:btQDHf9U
おまいらアニスが再販しますよ。
970名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 11:58:16 ID:PZSvGOxy
あきゃん
971名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 18:44:06 ID:+ASNO8pZ
最近ノーマルのフェルヴィゼサイトは見るようになってきたけど
ケイトレってあんまないな。
誰か良いの知らない?知ってたら教えてくれろ
972名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 19:27:23 ID:6wc0F/FY
>>971
つAtelier/Search
でググるよろし
973名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 20:17:01 ID:2uA5w03u
ググってみたんだけど、あんまなかった。
から、ここで聞いてみた。
974名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 20:52:31 ID:yjblLE8M
イリス2サイトはそれ自体希少なので自家発電推奨ぽ
975名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 19:57:30 ID:KW9bYv1t
次スレはアトリエとトルネコ別々ってことでFA?
976名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 21:57:28 ID:qOS/+cPJ
>>975
トルネコじゃなくてトネリコな訳だが。
977名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 22:17:28 ID:Oz8q+WDu
>>975
こっちからトネリコスレに合流することもできんしなあ。

次スレもガスト総合で、向こうが失速してきたら合流させるってことで良いんじゃないかな?
978名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 23:11:02 ID:okXI4hvo
ケイオス×イリスとかは犯罪ですか?
979名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 00:22:29 ID:ERFkZmvC
それが犯罪だとしたらフェイト×イリスだって犯罪だ。

だからOK。
980名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 14:36:26 ID:NysK+PIP
なんだかんだ言って、イリスが絡んだら、結局全部犯罪
981名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 15:55:12 ID:CWehOyLQ
ヤッケ×イリスなら犯罪じゃない
982名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 17:52:47 ID:zSJjg6SH
>>979
SOのことかー
983名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 22:04:33 ID:OLXMIT8U
今年の年賀はがきのおなにょこがイリスだとして
それに三十路突入したケイオスが絡んだりしたら萌える
984名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 16:00:12 ID:b2Ljr5WT
イリス3じゃイリス2のキャラ誰が出んのかねー
来週には発表するかな
985名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 19:34:09 ID:b2Ljr5WT
ところでケイ←トレ夜這いのもマダー?
さりげなくネタ振られてから妄想しまくって待ってるのに
986名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 23:17:13 ID:u9uf3/+3
10レス以内でエロとか高度な技は無理です
さっさと次スレ立ててくれなさい
987名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 22:33:27 ID:eXAw4LkE
イリス3の発表はマダー?
まさか二月末日じゃないだろな…
988名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 00:00:48 ID:ViZedoeh
次スレ立てようとしたらできんかった
とりあえず誰か立ててくれんと新作書く気になれません
989名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 04:08:57 ID:su5Tcxxq
おれもたてようとしたけどだめだった。
他の人タノム。
990名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 04:30:29 ID:KKFlIpby
991名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 18:18:18 ID:sVzhMNxH
>>990
992名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 19:02:54 ID:xnmiuyTp
990乙
そして埋め
993名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 03:15:15 ID:43X99mfr
埋め
994名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 06:55:55 ID:pib/lXoM
うめ
995名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 15:40:46 ID:VWlNJSpM
996名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 15:41:53 ID:VWlNJSpM
997名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 15:42:37 ID:VWlNJSpM
998名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 15:43:14 ID:VWlNJSpM
999名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 15:44:11 ID:VWlNJSpM
1000名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 15:45:11 ID:VWlNJSpM
オメ!
10011001
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。