由貴香織里専門店

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1名無しさん@ピンキー
天使禁猟区
ゴッドチャイルド
夜型愛人専門店
ルードヴィッヒ革命
螺子
少年残像
などなどのエロパロを。
2名無しさん@ピンキー:04/06/28 01:29 ID:DHrlED8P
2get&ヴァンパイアホスト最終回記念カキコ&保守
3名無しさん@ピンキー:04/06/28 02:05 ID:XkG9u85C
落ちんの怖いからしばらくはage進行で。
4名無しさん@ピンキー:04/06/28 04:59 ID:v6AOZf0U
少年残像だと801しか思いうかばんのだが。
とりあえずほす。
5名無しさん@ピンキー:04/06/28 08:50 ID:Nq0A3P1U
ほっしゅ ほっしゅ♪
6名無しさん@ピンキー:04/06/28 17:39 ID:Dr2z7Oy7
夜型愛人専門店が見たいな。
保守してみよう。
7名無しさん@ピンキー:04/06/28 18:33 ID:Nq0A3P1U
      |ハ,_,ハ
      |´∀`';/^l
      |u'''^u;'  |
      |∀ `  ミ  ダレモイナイ・・・
      |  ⊂  :,    もさもさスルナラ イマノウチ
      |     ミ
      |    彡 
      |    ,:'
      |''~''''∪


               l^丶            
        もさもさ   |  '゛''"'''゛ y-―,     
               ミ ´ ∀ `  ,:'     
             (丶    (丶 ミ     
          ((    ミ        ;':  ハ,_,ハ もさもさ
              ;:        ミ  ';´∀`';,  
              `:;       ,:'  c  c.ミ  
               U"゛'''~"^'丶)   u''゛"J


            /^l
     ,―-y'"'~"゛´  |   もさもさ
     ヽ  ´ ∀ `  ゛':
     ミ  .,/)   、/)
     ゛,   "'   ´''ミ   ハ,_,ハ
  ((  ミ       ;:'  ,:' ´∀`';  もさもさ
      ';      彡  :: っ ,っ
      (/~"゛''´~"U    ι''"゛''u


保守ー
8名無しさん@ピンキー:04/06/28 18:34 ID:ytX3lnyg
捕手
9名無しさん@ピンキー:04/06/28 20:55 ID:hC+44M+F
ホシュ。
前にあった由貴さんのスレっていつのまにか落ちちゃったの?
10名無しさん@ピンキー:04/06/28 23:27 ID:XkG9u85C
保守。
>9
だーいぶまえにおちたね。
11名無しさん@ピンキー:04/06/29 00:28 ID:8VYz5VWc
hoshuhosnuluposhu
12名無しさん@ピンキー:04/06/29 01:10 ID:WSBynu4e
hoshu>11hoshugahhoshugahhoshugahhoshu



このペースじゃおちまっせ。
13名無しさん@ピンキー:04/06/29 01:12 ID:chB93bKr
即死回避いくつだっけ?

神降臨プリーズ
14名無しさん@ピンキー:04/06/29 01:19 ID:WSBynu4e
>12 確か30だったと思う。容量の方は忘れた。
ザフィケル×ライラか吉良×アレクかラジエル×シャティエルが読みたいとか言ってみる。
15名無しさん@ピンキー:04/06/29 01:24 ID:WSBynu4e
…って、まだ一日しか経ってないから大丈夫か。
先走って申し訳。
16名無しさん@ピンキー:04/06/29 02:43 ID:zcIXmVYR
801でもいいじゃないか、ってやだな…。
なんとなく801しか浮かばない自分にウツ…orz
17名無しさん@ピンキー:04/06/29 15:43 ID:MTLSIY76
マリー×女装カインが…
18名無しさん@ピンキー:04/06/29 21:58 ID:tv+hxElD
ho
19名無しさん@ピンキー:04/06/30 00:04 ID:y3LxopWJ
ほっしゅ
20名無しさん@ピンキー:04/06/30 02:04 ID:D4Hs2IIY
今日中に30いかないと危ないと思う。
ほすあげ
21名無しさん@ピンキー:04/06/30 02:15 ID:q2MZJrgf
別にこのスレのネタには興味ないてかしらないけど保守
22名無しさん@ピンキー:04/06/30 02:19 ID:7VTTO/FN
吉良×九雷とかだめですか?
23名無しさん@ピンキー:04/06/30 02:22 ID:+PajvKAH
九雷たんが女子に襲われるw
24名無しさん@ピンキー:04/06/30 02:50 ID:hH1uipgR
アレク×加藤とかは?
25名無しさん@ピンキー:04/06/30 06:53 ID:LiyfW1mZ
吉良×アレクが見たい
26名無しさん@ピンキー:04/06/30 06:54 ID:LiyfW1mZ
てか前スレのurlは? 誰かはってよ。
27名無しさん@ピンキー:04/06/30 06:55 ID:LiyfW1mZ
801でも女体化でも良いから、SSを!
28名無しさん@ピンキー:04/06/30 06:56 ID:LiyfW1mZ
みんな天禁ネタが良いのかなぁ?
29名無しさん@ピンキー:04/06/30 07:00 ID:LiyfW1mZ
あと少し
30名無しさん@ピンキー:04/06/30 07:04 ID:LiyfW1mZ
      |ハ,_,ハ
      |´∀`';/^l
      |u'''^u;'  |
      |∀ `  ミ  ダレモイナイ・・・
      |  ⊂  :,    モサモサ スルナラ イマノウチ
      |     ミ
      |    彡 
      |    ,:'
      |''~''''∪


               l^丶            
        もさもさ   |  '゙''"'''゙ y-―,     
               ミ ´ ∀ `  ,:'     
             (丶    (丶 ミ     
          ((    ミ        ;':  ハ,_,ハ
              ;:        ミ  ';´∀`';,  
              `:;       ,:'  c  c.ミ  
               U"゙'''~"^'丶)   u''゙"J


            /^l
     ,―-y'"'~"゙´  |   もさもさ
     ヽ  ´ ∀ `  ゙':
     ミ  .,/)   、/)
     ゙,   "'   ´''ミ   ハ,_,ハ
  ((  ミ       ;:'  ,:' ´∀`';
      ';      彡  :: っ ,っ
      (/~"゙''´~"U    ι''"゙''u
31名無しさん@ピンキー:04/06/30 07:05 ID:LiyfW1mZ
            /^l
     ,―-y'"'~"゙´  |   ア ホシュオッケー ♪
     ヽ   ' A`  ゙':
     ミ  .,/)   、/)
     ゙,   "'   ´''ミ   ハ,_,ハ
  ((  ミ       ;:'  ,:'  'A`';
      ';      彡  :: っ ,っ
      (/~"゙''´~"U    ι''"゙''u
32名無しさん@ピンキー:04/06/30 16:18 ID:LjyuIXMi
カインもいいよ・・・
33名無しさん@ピンキー:04/06/30 20:27 ID:y3LxopWJ
>31
カワイイ・・・
34名無しさん@ピンキー:04/06/30 22:21 ID:ecfJ8LKw
由貴さんって801しか思い浮かばない……
吉良×アレクは読みたいけど
35名無しさん@ピンキー:04/07/02 23:27 ID:ROMi2IbV
吉良×刹那が激しく見たい。
この二人に関しては801でも許せる。
本気でくっ付いてーとか思ってたよ。
あり得ない話だが。
36名無しさん@ピンキー:04/07/02 23:32 ID:7HvfKV/4
          lヽ、            /ヽ
           i! ゙ヽ、       /  ゙i!      ..,, .,,.;;''⌒ヽ
            l    ゝ-─‐-/'    i!  , ,__,,;'"  "';    ,ノ
         ,/"             i!''"  ....゙'';;..,,;;  ,,Y"
        ,/'              〈         'i;;- 、,,  
         i'               'i,              ゙"ヽ、 
          i! ●     ●    * ,'i               ゙)
        'i,:::   ト─‐イ    :::::::  ,/    '     ゙",;''i,-‐'"
     ,,-‐''"ヽ、   ヽ,_ノ     ,,-‐         ,..;;;゙"
    (    ,,, ''      ,,.-‐''"       ,,'"´``´
     ヽ,..-‐''    ,.-‐''"      ノ-‐''"´      
           (       ,. -'"
             ヽ、,,.. -‐'''
37名無しさん@ピンキー:04/07/02 23:36 ID:X4wkuOfr
螺子きぼん。
ソニアちゃん×ルーザー
ネジ×スノーホワイト
バツ×レリス

一巻だけでも結構カップリングできるな螺子。
38名無しさん@ピンキー:04/07/03 00:06 ID:zF38P86T
女体化オッケーなの?
それじゃ、吉良Χ加藤(女)書いてもいい?
駄目なら夜型のレズ書きたいなぁ

自分の好みって需要からして無い?
39名無しさん@ピンキー:04/07/03 00:12 ID:rKhHYMFX
個人的には女体化だったらそのままやおいのほうがいいかなー
このスレはどのあたりまでオッケーなの?
40名無しさん@ピンキー:04/07/03 00:29 ID:gWvybKRp
注意書き付ければいいんじゃねーの?
41名無しさん@ピンキー:04/07/03 00:33 ID:w1QaoLSB
私はむしろ801の方がカモーンだ。
女キャラ単体は好きだけどCPで萌えるのめったにない。
女体化はキャラ壊れてそうで読む気になれん・・・。
レズはオッケーだけど。

もう801ありにしませんか?ダメですか。
42名無しさん@ピンキー:04/07/03 00:54 ID:O/XFdvSW
なんでも好きに書けば良いじゃないか。
嫌いなものはスルーしる。
4338:04/07/03 01:06 ID:zF38P86T
すまん漏れの所為で議論が。
女体は荒れそうなので今は辞めとくよ
フォローしてくれた人さんくすこ。

個人的に801は好きなのでアリだったら嬉すい。
44名無しさん@ピンキー:04/07/03 04:26 ID:gWvybKRp
注意書きつけてなんでもやろーよ。
目指せスレ活性化。
45名無しさん@ピンキー:04/07/04 02:24 ID:hF4urAPk
ほすあげ
46名無しさん@ピンキー:04/07/04 02:51 ID:nmX02QEL
ちょとまてい
801がみたいなら801板にスレ立てるべき。
47名無しさん@ピンキー:04/07/04 02:57 ID:hF4urAPk
>46
お前がちょっとまてい。
だれも801 が みたいとはいっとらん。
ネタがないなら801 も いいんじゃないか、といってるのでは。
48名無しさん@ピンキー:04/07/04 03:04 ID:2CW0IGLG
もういいじゃん、801も女体もレズもノーマルもさあ〜。
由貴香織里エロ総合スレってことで。
だって投下がねぇんだもん、なんでもいいよ。

ただし名前欄あるいは事前に注釈つけとくこと。
読み手は自分に合わないと思ったらスルー、絶対。

てことでオッケー。ファイナルアンサー?
これまでに同意者っぽいのが何人か出てるしだるい議論は
やめにして由貴関連のあらゆるエロ萌えを語りましょうぜ。
49名無しさん@ピンキー:04/07/04 03:11 ID:KcsWtYZv
スパッツはいた九雷たんをかわいがりたい…。
50名無しさん@ピンキー:04/07/04 10:06 ID:MgRKwHQu
投下待ち〜
ルードビィッヒΧイーディケとか
51名無しさん@ピンキー:04/07/05 04:15 ID:/uqt1FZF
801ならダイ×戒音
レズなら帽子屋×九雷
男女ならルーザーの上司で殺された女×ルーザー
女体化ならリフ×カイン(女)が読みたい

ところで耽美夢想マイネリーベもここの扱い?
52名無しさん@ピンキー:04/07/05 20:52 ID:qFp0S4ri
>ところで耽美夢想マイネリーベもここの扱い?
問題ないと思われ。


ファンサイトで吉良×加藤見た事あるよ〜
エチーしてた。
53名無しさん@ピンキー:04/07/05 22:11 ID:3dzmlVf3
リフとカインなら一杯あるよね。
エチーも。
54名無しさん@ピンキー:04/07/05 22:41 ID:3dzmlVf3
55名無しさん@ピンキー:04/07/05 23:38 ID:qFp0S4ri
>>53
よくあるね。
むしろカイン×マリーの方が見たいが。




吉良×刹那の鬼畜プレイが読みたい。
7巻で吉良がアレク姿の刹那に刀を突きつけて自分が犯し殺した事を
告白するシーンには不覚にも(;´Д`)ハァハァした。
あのあと帽子屋と邪鬼達に邪魔されたが。
あのまま邪魔されなければどうなっていたかと思うと・・・イイ!
56名無しさん@ピンキー:04/07/05 23:55 ID:UYyXna2h
>>55
吉良×刹那(・∀・)イイ!!

あのシーンは私も(*´д`*)ハァハァハァアハァ したよw
57名無しさん@ピンキー:04/07/06 00:11 ID:eRAUsgyI
やっぱ需要は天禁だな

カインもサイトがちらほらあるけど100%801だよな
よそにあからさまに欲望剥き出しなのがいるんだし
こっちでわざわざやらなくていいよ

天禁でレズっていいかも
アレクとジブリールとか…二人とも超美形だし
58名無しさん@ピンキー:04/07/06 01:23 ID:U8kjKMqK
九雷たん九雷たん(*´д`*)
59名無しさん@ピンキー:04/07/06 23:34 ID:ibEhOEKe
>58
九雷だったら相手はボイスか刹那になるが
どっちも実現性ひくそーだなw
60名無しさん@ピンキー:04/07/06 23:57 ID:uMFfkEhV
>>59
帽子屋かアスタロスってのもアリな訳だが。
あとアラクネも。
61名無しさん@ピンキー:04/07/07 00:06 ID:h51eymVC
アラクネか帽子屋いいよなー>九雷

どっちもオネエキャラだな。
62名無しさん@ピンキー:04/07/07 00:22 ID:0RHXPjXz
アラクネはキャラはオネエだけど体は男だから
この場合ノーマルカップリングになるのだろうか。
63名無しさん@ピンキー:04/07/07 01:44 ID:h51eymVC
誰も投下しないの?

オスカー×エメラインかルーザー×ソニアなら書けるかも
64名無しさん@ピンキー:04/07/08 00:09 ID:LZJ+Ds13
>63
ルーザー×ソニアプリーズ!!
65名無しさん@ピンキー:04/07/08 08:23 ID:YSyfM6Mo
>63
同じくプリーズ!
66名無しさん@ピンキー:04/07/10 00:36 ID:96kHOadq
過去スレのみかくらいも萌えたぞ…
67名無しさん@ピンキー:04/07/10 00:51 ID:On5Bu6iV
>66
ドウーイ
萌えたねアレは。
68名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 12:43 ID:18kFKZ39
>>63
SSプリーズ♪
69名無しさん@ピンキー:04/07/13 00:46 ID:Bblzs7GF
そっか帽子屋×九雷って良く考えたらレズか…
自分の中では帽子屋は男だった。いや中性?

セヴィー×リルちゃんで鬼畜もの見たい。
70名無しさん@ピンキー:04/07/13 01:30 ID:g6bny055
>>66
過去スレ!?
そんなんあったんだ!?
71名無しさん@ピンキー:04/07/13 02:56 ID:99DsSXWj
あったよ。二つの超大作が中心だったけど
72名無しさん@ピンキー:04/07/13 03:59 ID:Eq3abQe+
>71
一方は途中で終わって悲しかったよね。
73名無しさん@ピンキー:04/07/16 21:39 ID:FTNURd7A
保守age
74名無しさん@ピンキー:04/07/20 04:31 ID:Bi43nx1H
過去スレのミラーサイトはないものか・・・
あったら教えて下さい!おながいします。
75名無しさん@ピンキー:04/07/20 19:26 ID:NDwmm1Ve
ログならもってるが…
あと、過去スレで連載してたミンロウドたんのHP(続きを連載中)
ttp://yellow.ribbon.to/~mnmore/

ガイシュツだけど過去スレ
天使禁猟区でイこう
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1050/10503/1050321911.html

【天使禁猟区】由貴香織里総合 No.2【伯爵カイン】(即死)
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1073/10732/1073278451.html

【天使禁猟区】由貴香織里総合 No,2【伯爵カイン】
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073572247/l50(HTML化待ち)
76名無しさん@ピンキー:04/07/20 22:14 ID:Y9C9M1k9
html化されてないスレはここにあるよ

http://eroparo.e-city.tv/1073572247.html
77名無しさん@ピンキー:04/07/20 23:20 ID:Bi43nx1H
>>75>>76
 ネ申 降 臨 ! ! ! !
ありがとうございます!
ゆっくり読んでみます。
7877:04/07/21 00:46 ID:TOB8rTVo
途中まで読んだけどヤバイ位にイイ(;´Д`)l \ァ l \ァl \ァ
ここの所転勤飢えしてたので至福の瞬間です。
ミカちゃんMAJIで攫ってきたい。
教えてくれたお二方、本当にdクス!!
79名無しさん@ピンキー:04/07/21 01:41 ID:iSfwWNYn
多分未完のまま終わっちゃったんだろうけどアスタロト×帽子屋の鬼畜、
という超ツボな小説があったんだけど、誰も知らないかもな…
あの文体の雰囲気が好きで、いまだに続編を希望しているロマンチスト…ノシ
80名無しさん@ピンキー:04/07/21 02:13 ID:YSGLX2o1
 知ってるよ……古株だから……。
 他にも途中で終わった作品多いよね。残念……。
81名無しさん@ピンキー:04/07/21 02:36 ID:4icyRD3v
覚えてるとも…
ずっと追っていたんだよ。
82名無しさん@ピンキー:04/07/21 23:18 ID:zR80zWUE
アスタロト×ベリアル…(*´∀`)'`ァ'`ァ
他の人でもいいから代わりに書いてくれ!
83名無しさん@ピンキー:04/07/22 22:22 ID:ezNacuLD
ほっしゅ
84名無しさん@ピンキー:04/07/23 21:27 ID:fNuDSEBr
(*´д`*)アハァ?

Σ(゚д`*;)アッ,アハァ?

Σ(*゚Д`;)ア…ア…アッハァァァァァァァァ?!!!!

(*´д`;)…

…(*´д`)アハァ…?
85名無しさん@ピンキー:04/07/23 21:51 ID:fNuDSEBr









   |
   |ω`;) ↑アスベルSMノサクシャデス…
   |⊂    カイガイエンセイシテターヨ……
   |      ウラシマタロウノキブンタイカンチュウ…
86名無しさん@ピンキー:04/07/23 22:47 ID:fNuDSEBr
>>85



神キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!


87名無しさん@ピンキー:04/07/23 23:59 ID:OfvrCCSZ
>>85
キタァァァァァァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)ァァ(  ゚)ァァ(  )ァァ(`  )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ
海外で得た知識を是非このスレに投下してくだせぇ(*゚∀゚)=3
8879:04/07/24 00:46 ID:jCvwgmBC
キタ━ヽ(*゚ー゚) 人(=゚ω゚)人(*´〜`*)人( *´ー`)人(*´Д`*)人(*‘ω‘)ノ ━!!!!


>>ナジ神様
うわあぁ本物だ!!どうしようどうしようどうしよう!!!海外…留学ですか??
小説の更新、お忙しくなかったらどうぞ!是非!!お願い!!!好き!!!!
89名無しさん@ピンキー:04/07/24 22:03 ID:2Zb5KosI
>>85
神キテタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!

続きうpお願い?
90ナジ:04/07/25 04:36 ID:XKtaw+Qu

>>86
かかか神だなんて畏れ多い…完了まで仕上げられなかった、ただのへたれです。


>>87
海外で得た知識…東南アジアだったので無視に強くなった位しか…(氏
いやいや、精一杯頑張りたいと思います(・`ω´・)!!

>>88=79
知って下さっている方がいたとは…
ししし、しかも好きって…イイノ━━━━(゚Д゚;)━━━━????
途中で放棄してしまう形になってしまい、本当に申し訳なく思っております。

>>89
(゚∀゚*)ノアイヨ☆☆☆
拙い作品ですが、読んで頂ければ嬉しいです。
今後の更新にあたり、最初の部分も一応うpした方が良いでしょうか?



↑なんだか日本語がおかしい気が…作品のほうは出国前までにある程度
書き溜めていていたので大丈夫だとは思いますが、それ以降が心配です…;
91ナジ:04/07/25 04:39 ID:XKtaw+Qu
ああ、誤字が…無視→虫


連投失礼。
92名無しさん@ピンキー:04/07/25 09:07 ID:Z4dFbM3q
(*゚∀゚)=3 ハァハァ♪
9379:04/07/26 15:34 ID:KjaJtZ/y
>>ナジ様
以前読ませていただきましたが(そして惚れましたが)いちよう再UPして貰えると
のた打ち回って喜びます。まだ読んでない方もいるでしょうし。
あと>>91でなんでか(・∀・)ニヤニヤしてしまいますた。作者様の性格を物語って
いるようでvvv
では、お待ちしております。



書き易いよう下げてじっと待つ。
94名無しさん@ピンキー:04/07/28 21:57 ID:jhylbrf8
神様はまだですか・・・
95風花(ふうか):04/07/29 18:30 ID:W+L1AGKq


断末魔の悲鳴。
流れ出る官能の赤。
弛緩し、硬直し、腐乱する肉体。


悪魔界子宮―――その地下深く、成長し続ける牢獄の美しき主アスタロトは、
今日も血と赦しを請う叫びの声を堪能していた。実際には今、彼はそれにすら
何の楽しみも見出せ無かったのだが。

――足りない。
――絶対的な、この喪失感。

盲目的に彼に忠実な部下達は、最近頓に増えた屍体の処分と拷問器具の手入れに
忙殺されて、何に気付く事も無かったのだった。
96風花:04/07/29 18:38 ID:W+L1AGKq

アスタロトは飽いていた。
どれほど多くの血が流れても彼の心は満たされず、千遍万遍の悲鳴を聞いた所
で彼の唇が綻ぶ事は無かった。

戦争が一先ず短い休戦上体に落ち着いた所為か、かの大魔王が帰還した所為か。

或いは彼の半身が消えた所為か。


今の彼が感じるのは飢えと渇きだけだった。

97風花:04/07/29 19:04 ID:W+L1AGKq




そこへす、と音も無く近づく影が三つ四つ。
死臭を漂わせながら屍体を引きとりに来たと、金属の擦れるような声で言う。

「……相変わらず、臭い」

「申し訳御座いませんアスタロト侯爵様」「しかし我等」「地下に住まう美しき
看守よ」「この死臭は我等ネクロマンサーに付き物なれば」「どうかひらに」「
ご容赦下さいませ」「はもとより死せし者」「ひらにひらに」


「喧しい。お前等の道化に香水でも振り掛けて貰え」
不機嫌を隠そうともせずに、アスタロトは来客のうち手近に居たものから踏みつけていく。
ぐしゃりぐしゃりと音にならぬ音を発するまで繰り返し、幾分気が済んだと診えた所で
ネクロマンサーは原形をすっかり無くしてしまった口を開く。

「おお、酷い事をなさる」「ひょ、ひょ、」「少なくとも我等の主はこのような」
「ひょ」「痛いと悲鳴を上げた所で我等に痛覚はありませぬ」「真似は為さりませぬよ」
「雅な方であらせられますもの」「しかしこの顔は酷い」「あの方の傍に居るだけで」
「まさにまさに」「あとで修復せねば」「恐悦至極」「まさにまさにまさに」

98ナジ:04/07/29 19:08 ID:W+L1AGKq
少しだけですがうp。
最初に掲載したものに少々手を加えています。侯爵様をよりSっぽく、
ネクロマンサーズはよりおばかっぽく。(その所為か随分と読み辛く
なってしまい、申し訳無い限りです)

週1くらいの頻度で更新したいと思います。
99名無しさん@ピンキー:04/07/30 00:48 ID:DznB402y
>>95-98

とうとう投下キタ━━━━━━(*´Д`*)━━━━━━!!!!!

GJ!
アーーースタロト様ハァハァ
私もネクロマンサーになりて(ry・・・臭いのはヤだけどw
100ナジ(凹):04/07/31 16:56 ID:UaVeZ1jJ
>>85>>86

ID一緒ですが自作じゃないです…
身内(ルームメイツ)に知られてました。やられました。
トリップのつけ方をどなたか教えて下さい……

101名無しさん@ピンキー:04/07/31 22:42 ID:WnCJDtqh
>>100
◆はトリップ(一人でキャップ)で、名前欄に「#好きな文字列」をいれるだけです。
 簡単に本人の証明ができるので、騙りがいる人などは使ってみてくださいです
(2ch総合案内よりコピペ)

ていうかこのくらいクグれよ…
教えてチャン帰れ!と言われる前に検索する事を覚えましょう。
102名無しさん:04/08/01 11:01 ID:xA8E+G/O
伯爵カインシリーズが読みたいです。誰かお願いします。
103名無しさん@ピンキー:04/08/02 01:28 ID:ZonrY1eq
以前、やおいは普通に探せばあるからダメみたいな事が書いてあったけど、
めったにお目にかかれないカプだったらオケじゃないかと思うんだけど、どうでしょう?
アレクシス攻めが見たいなと常日頃から思ってるんだけど、エロありでお目にかかったことが無い・・・(´・ω・`)ショボーン
104名無しさん@ピンキー:04/08/02 01:37 ID:ffXkcRa3
>>102
オーガスタ×アレクシスか、オスカー×マリーウェザーなら
書けなくもないかな…どちらがよろしいですか?
105名無しさん:04/08/02 08:28 ID:db93RgRz
オスカー×マリーウェザー。
・・・・あ、でもどっちでもいいや。まかせます。
106名無しさん@ピンキー:04/08/02 21:21 ID:Iv210ipA
オーガスタ×アレクシスハァハァ(AA略
102ではないがどうせなら両方お願いしますw
107名無しさん@ピンキー:04/08/03 23:30 ID:0dC4eVGh
オーガスタ×アレクシス・・・面白そう・・・萌える・・・(*´д`)
1票投じますw
108104:04/08/05 23:32 ID:eV9zHPZL
とりあえずオーガスタ×アレクシスから書きたいと思ってます。
で、質問なんですが、原作中で彼らの17・8歳くらいの時代って一切
語られてませんでしたよね?
その時代の二人のエロを書きたいと思ってるので…
109名無しさん@ピンキー:04/08/12 21:11 ID:kVDPrSVN
ほしゅ
110名無しさん@ピンキー:04/08/13 20:58 ID:k7qiA+oJ
ルーイの死姦話読みたい。ほっしゅ
111名無しさん@ピンキー:04/08/14 19:47 ID:ZXMWIbPT
死姦・・・・・・マニアックだな。
ルーイ王子のセルフ実況中継でええのんか。
それとも三人称耽美防腐剤付きがええんか。

由貴はゴスロリ系だけど、コスはあってもエロサイトは
見かけねえな。腐れホモはエロと違うもんな。
112名無しさん@ピンキー:04/08/14 23:17 ID:oDDEqzxW
ホモサイト作ってエロ書いてるが本当は男女エロ書きたいんだよ。
が、腐女子は男女エロを苦手な人が多いので引かせるかな…と思うと自サイトで書きにくい。
ほしゅ
113名無しさん@ピンキー:04/08/15 00:47 ID:oGeVluCK
>>112
腐女子って男女エロ苦手なのか!?
初めて聞いた・・・
私個人の意見としては全然大丈夫だと思うけど。
ちなみに>>112が書きたいCPは誰?
114112:04/08/15 01:36 ID:30WX33pw
刹那皿、ルシアレク、防止屋九雷あたりにハァハァなんだが…
恥ずかしがる皿や九雷の両脚を強引に開いて…とか性交すらよく知らないアレクにイチから仕込んで…とかにハァハァハァハァハァハァ。

全ての腐女子が男女エロ苦手な訳じゃ無いと思うけど、私の知る感じでは苦手派が多かったのよ。
実際うPてみたら何てこと無いのかもね。
115名無しさん@ピンキー:04/08/15 11:48 ID:18o7+D+F
由貴キャラは色ぽいから
あれで男ファンもけっこういるぞ
普通に成人向けジャンルで、女性限定にしなくてヨシ
116名無しさん@ピンキー:04/08/18 19:52 ID:YegN1tpA
ルシアレクキボンヌ!
個人的には吉良刹那が一番好きだ。
個人的にこの二人は801CPではないと思ってる。
117名無しさん@ピンキー:04/08/18 20:29 ID:YegN1tpA
あ、文が変・・・
118(゚□゚):04/08/19 00:06 ID:S4Ntr1cA
優美に微笑む口元。
いたずらに妖しい光をたたえた目、
その猫のようなしなやかな仕草、
それらは笑いながら周りの人を虜にさせる。
捕らえようとしてもお前はするりと逃げる。
そのきらびやかな容姿で挑発しておきながら、故意か無為か、踏み入りかければ"それ以上はいけない"と無言で諭す。
俺の気持ちをおもちゃのように弄ぶのだ。
その蔦に足を絡めとられてしまった無様な俺を、ただ微笑むだけで明るみに曝しめあざ笑うのだ。
もはやお前への欲情はこんなにも膨らんでいる。中に閉じこめていては爆発しそうだ。
狂った俺の醜い愛は、こんなにも俺の体の隅々まで行き渡り、悲鳴をあげて、お前を欲しているというのに───
お前は俺をみない。
触れない。愛さない。
まだだ─…
まだ待つんだ……。
119(゚□゚):04/08/19 00:08 ID:S4Ntr1cA
オスカー カイン
120名無しさん@ピンキー:04/08/19 19:41 ID:1CrMXWwF
>>118>>119
ワロタww
誰かと思った
121名無しさん@ピンキー:04/08/19 20:04 ID:r4jOrhLt
リフ×女体化カインキボンヌ!!

毎晩のようにエチーしている二人。
ある夜、偶然にも開いているドアの隙間から
絡み合う二人を見てしまうマリータソ。

ハァハァ
122名無しさん@ピンキー:04/08/27 00:57 ID:Frv5f4sJ
帽子屋が力天使副官時代のラフィー虎馬事件の時に
彼女が押し倒してた女の子がキリエに見えるのは
私だけですか?
123名無しさん@ピンキー:04/08/29 18:38 ID:xkHl9O2a
帽子屋×ラファエルきぼんぬage
124名無しさん@ピンキー:04/09/05 18:27 ID:jmLJkpX/
このスレって読みたい人は多いが
職人は皆無に近いのか…
125名無しさん@ピンキー:04/09/07 10:22 ID:A4wG5ydv
刹那皿はあんまり需要ないの?
126名無しさん@ピンキー:04/09/08 11:04 ID:siirHvYo
>>125
ある。凄いある。
書いてくれ…
ファンサイトでも見たこと無い
127名無しさん@ピンキー:04/09/14 20:31:42 ID:3OcKSuE3
ナジ様まだ〜?(AA略
128名無しさん@ピンキー:04/09/14 23:58:23 ID:0M8cFGY3
防止屋九雷ハァハァ(*´д`)
129名無しさん@ピンキー:04/09/18 00:43:14 ID:gpHUvKne
ここ読んでたら好きキャラでむらむらエロ書きたくなってきた…。
ホモだから自サイトでやるよ…。

ほっしゅ。
130名無しさん@ピンキー:04/09/20 21:50:48 ID:SBg6cst5
>>129
CPは?

ルシアレクキボンヌ!
カコイイルシもいいけどヘタレ攻も見たい。
131名無しさん@ピンキー:04/09/22 07:26:59 ID:/J3MvD0+
これだけ閑古鳥ってるところを見ると
サイト持ちそのものがすげぇ少なそう・・・。

>130
アレクはホモじゃないYO!
132名無しさん@ピンキー:04/09/27 02:18:33 ID:GmbIucW6
ところでマイネってここではやってはいけないの?
133名無しさん@ピンキー:04/09/30 19:18:11 ID:RZvcI1o6
>>132
全然おk。
134名無しさん@ピンキー:04/09/30 21:11:43 ID:KQOFYg7f
ラファ紗羅とか盛り上がりそう 超経験豊富のラファ(でも紗羅にベタ惚れ)と経験浅い紗羅(つーか中学生‥)
135名無しさん@ピンキー:04/09/30 21:32:11 ID:QY1M/enM
>>134
それ見てみたい
萌えると思うんだけどなー
136名無しさん@ピンキー:04/09/30 23:08:41 ID:nzpWMLbI
私も見たい。
誰か書いてけれ
137名無しさん@ピンキー:04/10/01 11:33:53 ID:cjdaKBUZ
ラファと紗羅は本編(漫画)でも何回かキスとか絡みがあったしね。ルックスも似合った感じ
138名無しさん@ピンキー:04/10/04 01:43:08 ID:m55l7YCF
紗羅をラファエルにとられたら刹那は一人余ってしまう訳ですか。



アッ吉良先輩がいるか。
139名無しさん@ピンキー:04/10/04 16:02:36 ID:8MkfAHA0
皆素で腐女子だなw
140名無しさん@ピンキー:04/10/04 17:25:43 ID:MHj709iy
いやー801は苦手なんで、せめて九雷に…
141名無しさん@ピンキー:04/10/04 23:42:22 ID:JF/6S9Yk
昔のラファエル(ベリアル目撃の頃)とラジエルがかぶる
142名無しさん@ピンキー:04/10/05 00:40:48 ID:jeNm77dp
ルーイ王子×イーディケ姫キボン
143名無しさん@ピンキー:04/10/05 21:48:23 ID:qFxzVmMo
ひょっとしたらスレ違いかもしれないけど少女漫画板で話すのもどうかと思うのでこっちに書く。
加藤って自分の体好きに変形できるんだよね。
自分で自分の体を好みのタイプの女に変えてハァハァしたり、無駄に他人に自慢してそう。
144名無しさん@ピンキー:04/10/06 22:17:38 ID:1WQsUFO5
微笑ましいな、そんな加藤w
145名無しさん@ピンキー:04/10/07 03:10:54 ID:3w5ptASf
>>143
絶対やってるなソレw
146名無しさん@ピンキー:04/10/10 23:59:09 ID:PR/BUc8G
サンダルフォン×ライラは鬼畜過ぎ?
あとルシファー×アレク、刹那×沙羅とか
見てみたい。
147名無しさん@ピンキー:04/10/11 01:43:32 ID:jtatoQx5
↑あ、刹那沙羅書きたい。
書いてくるから気長によろ。
148名無しさん@ピンキー:04/10/12 10:36:12 ID:OhQBf6hP
ルシファー×アレクは高貴な者同士って感じで画的に綺麗そう
149名無しさん@ピンキー:04/10/18 10:14:11 ID:bHz0Y2vR
由貴漫画はなんでもアリ感だけどさすがにこれやったら
かわいそうだろう的なカイン×マリーとかどうですか
需要ないでしょうか。
ロリータのお相手は大人がいいのかな…
150名無しさん@ピンキー:04/10/18 18:14:06 ID:OZjS18iu
いや、かまわないんでないの?
てか過去そ途中までしか投下されなかったけどそんなのあったような…
151名無しさん@ピンキー:04/10/22 14:28:57 ID:12gflnPa
サンダルフォン×ライラ
形はどうあれサンダルフォンがライラに
愛情を感じているのを読んでみたい。
152名無しさん@ピンキー:04/11/02 16:55:38 ID:lq819dsh
誰もいないのか…
153名無しさん@ピンキー:04/11/05 15:42:24 ID:3ygK75fo
需要のないスレ立てるなよ
154名無しさん@ピンキー:04/11/05 16:45:56 ID:tjeHLOaW
上で書いてる途中という人がいたし、職人さん町。
155名無しさん@ピンキー:04/11/06 10:11:36 ID:V0aC/jTg
この人のってホモサイトばっかしですね
板間違えてるんじゃねーの?
156名無しさん@ピンキー:04/11/08 00:48:41 ID:TA8cTlVW
>>155
ホモというより無節操。
原作が近親相姦を筆頭にホモ百合満載だし…
まあ由貴タンの漫画は
コスプレサイトの数>>>>>>>>越えられない壁>>>>>>>同人サイトの数
な訳だが。
157名無しさん@ピンキー:04/11/17 20:29:26 ID:+wHsohjb
近親モノ(アレシエルとロシエル)で良ければ投下しますがどーでしょ?
当方、原作連載中コレで同人やってました。
158名無しさん@ピンキー:04/11/17 20:41:06 ID:rAl3PlQ6
>>157
神登場!?激しく希望!
159157:04/11/17 21:35:43 ID:+wHsohjb
限定十部の無料配布ブツなら再利用オケでしょうか。
今更昔のジャンルで書くのはムリポ…
原稿探してきまッス。
160名無しさん@ピンキー:04/11/19 01:40:08 ID:K4rwK+3C
とうとうこのスレにも救世使が…
激しく期待。
161名無しさん@ピンキー:04/11/22 20:18:57 ID:5b12w5jw
カインエメ派は・・・おられないのでせうか
162名無しさん@ピンキー:04/11/22 23:09:25 ID:gqTlqKX+
>>161
いますよー
163名無しさん@ピンキー:04/11/23 15:33:40 ID:ZpiDQhsc
>>162
同士よー
幸せになってしまってはカインじゃないと言う意見を時折聞くので
エロパロまでいってるカインエメ見たことないです
164名無しさん@ピンキー:04/11/23 16:38:16 ID:vJ63l/w6
まあその、エロにいっても最終的に幸せにならなければ
カインらしいといえるんじゃない?
165名無しさん@ピンキー:04/11/23 18:07:15 ID:zvEB/d/F
ものすっごく同感ですが、身も蓋もないなぁ。
166名無しさん@ピンキー:04/11/24 23:35:06 ID:Q6XHTCTZ
あ、それ書きたい。カインとエメライン。
書いていい?
167名無しさん@ピンキー:04/11/25 01:11:51 ID:ZWXI2S7A
>>166
おおー期待してお待ちいたしまするー
168157:04/11/30 20:45:27 ID:7RGDjwWz
探したけれど原稿見つからなかったので
出来るだけ思い出して投下してみようと思います。

近親相姦モノ(ロシエル×アレクシエル)
嫌いな人いますか?
多数派なら自粛しますが。
169名無しさん@ピンキー:04/12/01 23:01:12 ID:vpUlE9dM
人少ないし、まあ最初にきちんと書いておけば大丈夫じゃない?
170名無しさん@ピンキー:04/12/05 23:36:02 ID:Xz5iTgGT
ワタシ、最近天禁にはまりました!
是非、ロシ×アレ読みたいです><
171名無しさん@ピンキー:05/01/01 22:54:14 ID:9WTiDw7w
あまりに最下層なんであげてみる

>>168
近親モノが嫌いだったら、少なくともこのスレにはこないでしょ。
代表作2つ(下院・転勤)が近親はいってるんだし。
172名無しさん@ピンキー:05/01/04 23:08:31 ID:XG2FO1ro
寂れてるので雑談ネタ投下。

天使に下の毛はあるのか?
あるなら逆成長ロシたんのは抜けてくのか!?


下世話だな。
耽美になれんでスマン
173名無しさん@ピンキー:05/01/06 19:10:53 ID:kpBLFxaF
>>172
ややワロタw なるほど、下の毛か・・・(´-`)


ルードヴィヒ革命出てたね。
姫様イパーイ(;´Д`)ハァハァ
174名無しさん@ピンキー:05/01/16 01:27:57 ID:sIe3MNfL
私もロシ×アレク読みたいです。究極の美形双子の絡みハァハァ
175名無しさん@ピンキー:05/01/16 14:05:30 ID:hfiHa3UV
ロッシーは股間のブツは醜いと思うぞ。
そこはアレクからもらえないしさ。

しかし職人はおらんのか職人は。
不思議だ由貴サイトはエロかコスしかないのにな
ま、エロっつったってホモばっかりだけどさ。
176名無しさん@ピンキー:05/01/16 21:08:57 ID:Y5qUeFy3
ホモなら書けるよ…orz
177名無しさん@ピンキー:05/01/16 23:50:57 ID:uZbWmh7n
……去勢してたりして……>ロッシー
178名無しさん@ピンキー:05/01/17 00:14:15 ID:rAvV1gn6
ロシ×アレクっていうか、アレク×ロシ?w
179名無しさん@ピンキー:05/01/17 17:56:15 ID:ptRAr/iC
 ∩
(゜∀゜)彡 姉×弟! 姉×弟!
  ⊂彡
180名無しさん@ピンキー:05/01/18 00:21:03 ID:hxAhIyWw
そういえばアレクって結局は処女だったんだよね。
あんな絶世の美女が処女だなんて…奇跡だ。
181名無しさん@ピンキー:05/01/18 00:26:26 ID:NeZociC2
あの世界では天使は童貞処女アタリマエと違うのか
182名無しさん@ピンキー:05/01/18 01:21:18 ID:hxAhIyWw
>>181
うん、確かに天使が肉体関係持つのは禁止だったけど
ルシファーにレイーポされかけたり、神に反旗を翻して戦ったけど
敗れて捕らえられたりとかなり危険に身をさらしていたのに
何もされずに済んだっていうのが凄いなと。

あ、今、戦いに敗れて捕まったアレクが創世主に犯される
シチュが浮かんだ。書いてみるか。
183名無しさん@ピンキー:05/01/18 10:17:26 ID:IL5hs5A+
>>182
おお、ガムバレー
184名無しさん@ピンキー:05/01/18 21:01:10 ID:QKRbhH2G
天使も結構ウラでいちゃいちゃしてるんでないの?
ウリエルとか童貞だと思うとひじょーにびみょーな気分。

>182
書き終わったら落としてねー
185名無しさん@ピンキー:05/01/19 15:08:31 ID:u1wuMw4l
>182
楽しみにしてる
186名無しさん@ピンキー:05/02/09 17:52:30 ID:myG9VGqs
ほしゅ&せんでんあげ
187名無しさん@ピンキー:05/02/11 00:46:49 ID:oZku0fKG
職人さんいないのね。
サイトもけっこうあるのにね(つか、ホモだけど)
ホモな人でも非ホモでもいいから、誘ったらノーマルカプ
書いてくれないもんかねー。
188名無しさん@ピンキー:05/03/05 20:54:29 ID:HRl6pYgx
そういえば最終話の後はウリエルがアレクの遺体を保管してるんだよなー
ペルソナの威力が少しでも残ってたらどんな事態になるかも知れんなw
ルシフェルですら返り討ちに遭ったんだから、例え美味しく頂けても
五体満足で済むとは到底思えないけどw
189名無しさん@ピンキー:2005/03/25(金) 19:46:27 ID:Zg30rPgT
age
190名無しさん@ピンキー:2005/03/31(木) 15:52:35 ID:nZ/uveqX
保守
191名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 02:14:29 ID:VWbhbl3H
レスなさ杉 
192名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 02:23:20 ID:WV8S5wnu
昨日思い立って天禁の夢小説を探してみたら
あまりにもレベルが低くて笑えた。
由貴作品はあんまりパロディサイトないね。
193名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 19:31:41 ID:wfUWjPYP
ネ申щ(゚Д゚щ)カモーン!! (屮゚Д゚)屮 カモーン!!

>188
死んだまんまのアレクを美味しくいただく妄想に取り付かれて悶えるウリーもアリかも・・・
194名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 22:31:58 ID:3/2STRGj
>>193 悶えてるウリーを見てドールがオナるということもできるのでは?
195名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 09:30:41 ID:8mnPZ/Sa
夢小説かー……
裏でコソーリやってみようかね
196名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 22:21:12 ID:/NsW9Wew
>195
探すのが大変だからコソーリでなく堂々とやってオクレ兄さんの薬。
197名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 23:37:55 ID:7JwwuiUR
嫌味で無くキャラ×自分の属性が全く無いので夢の何が良いのか分からん。
暇があったら魅力を教えてくれ。>夢小説好きな人
198名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 00:06:51 ID:/NsW9Wew
私もキャラ×自分の属性はないのでそっちはわからない。
キャラ×作者のオリキャラとして読む分には
ヒイキキャラの恋愛模様を楽しむという点で魅力ですかね。
ただしうまいことオリキャラが作られてないとつまらない。超つまらない。
そして寒い。滅茶苦茶寒い。
だからこのみちで神にあうには南極の到達不能点にたどり着くほどの奇跡が必要。
そのかわり見つけたときの喜びはひとしお。

以上超暇人から>>197へ愛を込めて。
199197:2005/04/16(土) 23:35:45 ID:mbZLIlMr
ありがとうエロイ人。

キャラ×作者のオリキャラ…そんなジャンル迄あるんかい。
奥が深そうだね。
実は自分虹小説書きなんだが、単なる虹小説書くよりも
よっぽどたくましい創造力(妄想力)が必要な気がするよ。
少なくとも一人は1からキャラ作るんだもんね。

センキュー>>198 
自分には向かなそうだ…。
200名無しさん@ピンキー:2005/04/17(日) 00:24:33 ID:iL3Wk1xk
>>194
ドールは機械なので濡れませんよw
そのうちアレクそっくりのドールみたいな機械人形を造っちゃうんじゃないかこの人。
201名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 00:30:41 ID:NxLBHe7u
あげる。
202名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 13:21:27 ID:mlE+eHHt
期待はしてるんだけどねえ
203名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 21:43:59 ID:dI7/kghn
>>198
同人サイトすらほぼ全滅なのに神レベルのドリーム小説サイトを
発見するのは一般人が独りで創世神を倒すよりも   不   可   能
204名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 21:04:12 ID:kDOZ7qpE
>>203
そうか、そんなに不可能か。
……意外と出来そうな気もしなくはな、なくない?
205名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 23:45:59 ID:7eadVZ5k
なくないな…
誰かネタふりやシチュふりしたら書いてくれんかの
アレクシスΧオーガスタの純愛エロとか
ジギィの何でもありの鬼畜エロとか
206名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 15:23:42 ID:XKb/J2uQ
つか、同人サイトが全滅なら
スレが賑わうわけないな…
207名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 20:32:45 ID:0Lg/wNuf
いや草木も生えない程完全に全滅はして無いとおも…
208名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 21:11:49 ID:2VgCrIOk
オリキャラ……Mary Sueはどこにでも
209名無しさん@ピンキー:2005/04/29(金) 23:14:00 ID:XKb/J2uQ
梅干食べた時みたいな顔になってしまうサイトしか
残ってないとか……そういうのナノカ?
210名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 01:16:06 ID:ZpGDcXhn
伯爵様が女の子だったら書けるのに…
ミステリアスな美少女萌え。
211名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 13:39:32 ID:if3MYjG7
絵なら書いてるんだがな〈ドジン
212名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 13:49:54 ID:ZpGDcXhn
ドジンあるんだ、ああここが2chでさえなかったら。
コスはいるみたいね。派手だしV系だし、やりがいありそう。
でも暑そう。
213名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 15:47:26 ID:kAqLdn1T
ナンダコの雰囲気
エロパロと同人板間違えたのかと思った
214名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 17:23:50 ID:/WcNdoNu
書き込みないより雑談してたほうがいい。
215名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 22:43:03 ID:a5wa7awf
女体化も悪くないと思い始めた初夏の一日。
216名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 22:58:54 ID:hcTC2v3Y
210が読みたいので女体化解禁にしない?
217名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 00:37:42 ID:X8ZmErZx
女体化禁止だったっけ?
218名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 00:38:03 ID:KOACkaQW
鈴かわいいよ鈴
219名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 01:32:44 ID:zDaSOerU
おまえらは刹那がアレクという極上の女体化したのを忘れたのか!
220名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 03:42:18 ID:eG0SnYrc
>219
そ れ だ !

吉良×アレク(刹那) キボン!
221名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 14:57:08 ID:Ezpg2VmP
そうかそれがあったな。よし刹那よ、あれを言えあれを。

「この、ヘタクソ」

これ最強。マジおすすめ。
222名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 16:14:26 ID:vzqUBPeJ
やっぱ転勤のがいい
223197:2005/05/04(水) 23:24:12 ID:r/KFt+wF
由貴ジャンルで女体化サイト作ろうと思ってるんだけど、
何処でどう宣伝したら愛好者の目に触れ
非愛好者の目に触れないと思う?
このジャンルリンク集死んでるよね?

申し訳ないが2ちゃん貼り付けは度胸が無いので
無しの方向で。
教えてエロい人たち。
224名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 23:25:05 ID:r/KFt+wF
クッキー食い残しスマソ
225名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 14:08:16 ID:m4eY2eEC
女体化サーチないの?
226名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 17:14:02 ID:eJ5L7t44
223と超リンクしたい。
女体化イヤン…な人は、刹那がバーンッキュッボンッの
アレクボディになった時点でふるい落とされているだろう。
気にスンナ。
227名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 23:51:47 ID:X2UC2F9q
やっぱ転勤の方がいいですか
228名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 02:33:33 ID:xnYA/Y3+
刹那はバーンッキュッボンッのアレクボディが一番だな。
本体のガキで男で貧相な身体など全く萌えん。
吉良先輩もきっと内心ではそう思っていた筈だ。
229名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 20:26:45 ID:ZC5soswl
刹那と沙羅が似てるからあんまり女体化に
抵抗ないなー。
230名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 23:29:21 ID:7Pspg50T
天禁女体化、いいねぇ。

ミカちゃんとか
231名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 01:40:12 ID:ywBCnI1k
ライラはエセ男体化でいいのかな?
なんでもありだね天禁は。
232名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 03:19:51 ID:mpdDbhj+
ル市ファ →(ストーキング執着愛)→ アレクタン

ボイス →(性欲爆発・エロ妄想)→ アレクタンの肢体(中身刹那)

帽子屋 →(嫉妬・羨望)→ アレクタンの美貌toka

九雷 →(純粋な愛情)← アレクタン


                          萌え
233名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 12:16:48 ID:pmBzD5Kj
カイン×マリーウェザー
お願いします
234名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 23:16:56 ID:ywBCnI1k
幼女はこのスレ的にOK?
235名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 20:50:56 ID:npwyYQaP
ホモとゴスロリとバンギャを取ったら由貴ファンに
何が残るであろうか。
ロリはセーフではないかと。
236名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 12:49:17 ID:NbghNQV3
>>235 志村ー!キンシンソウカン!キンシンソウカン!
237名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 20:53:47 ID:rXiF1Vda
ぬるくてもなんでも投下してみましょうか。
神もなかなか光臨しませんし、枯れ木もナントカといいますし。
238名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 21:17:43 ID:YNlkA3ug
>>237
投下ヨロ。
239名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 22:50:42 ID:rXiF1Vda
書いてくる。
ヌルくても丸一日くらいかかるとオモ。
240名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 22:33:00 ID:TtjKo0cW
すみません、質問させてください。
この類のパロや書きこみには不慣れなので、暗黙の約束や
常識がわかりません。心配になってきました。
ふつう、こういうのはどうやるんでしょうか。
例えばこの3つのうちだったら、どれがいいですか?

 1 それなりに背景や設定もつける
 2 説明はサクっと流してさっさとエロに進む
 3 むしろエロだけがいい

カップリングや特殊な設定があれば注意書き記載ですよね。
241名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 23:48:57 ID:FSbPOj+P
スレによっても違うよ。
男性が多いスレは2<3くらいだけど
女性が多いスレは1>2な感じを受ける。

私は1がいいな。
242名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 08:41:15 ID:f5HKGhQ1
つか、人がいないじゃんここ
243名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 17:43:45 ID:fYjAFozi
本当に人がいないようなので景気付けに投下します。
カイン×マリーウェザーに挑戦。

ロリータな苦手人、兄妹ネタが苦手な人は
まとめて投下するのでこのIDでスルーしてください。

キャラ設定とか喋り方とかいろいろ変だったらすみません。
脳内補完でお願いします。
244名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 17:45:35 ID:fYjAFozi
家に着いた時にはもう夜中の一時を回っていた。
テーブルの上にはブランデーとサンドイッチと中身が水のポットが置いてあり、執事の不在を主張している。
まだ時間の早いうちからワインのグラスばかりを傾けていたせいか、食欲がない。水だけを喉に流しこんで自室に向かった。
灯りをつけて、強すぎる光に目を細めて光量を絞る。
タイをほどいて脱いだ上着とまとめて椅子の背に投げておく。どうせそのうちリフが片付けるだろう。
シャツのボタンを外して胸元をゆるめて、長い溜め息をついた。
目が冴えてしまっている。
コトリと厚い扉が鳴った。
空耳―――ではない。
ノックの音にしてはおとなしく、鼠が走りまわっているわけでもなさそうだ。
リフが帰ってきたのだろうか。
だとしても、この時間にわざわざ顔を出すとも思えない。
「誰かいるのか?」
扉を少しだけ押し開いて、外の様子を伺った。
外は真っ暗のはずが、目と鼻の先の、やけに低い位置に灯りがある。
245名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 17:46:26 ID:fYjAFozi
「マリー?」
白いナイトウェア姿のマリーウェザーが灯りを手にして立っていた。
「見つかっちゃった」
半ば扉の影に隠れるようにして、こちらを見上げている。
「こんな時間にどう……」
そこは兄らしく小言を言いかけたところで、くしゅんとマリーウェザーがくしゃみをした。
慌てて部屋の中に招き入れる。
夜中に薄着でこんなところに立たせておいて、風邪でもひかれたらたまらない。
灯りは受け取って、風除けを上げて火を消してからサイドテーブルに置いた。
マリーウェザーは黙ってシャツの裾を掴んでくる。
「どうした」
寝台の上に腰かけてあらためて問いかけると、マリーウェザーは膝の上に頭をもたせかけてきて、押しつけるようにかぶりを振った。
「夜更かしは美容の敵だぞ」
金色の髪がさらりと流れるのを、指で梳いてやる。
どうも様子がおかしい。
246名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 17:47:09 ID:fYjAFozi
「……三日ぶりよ」
「え?」
「お兄様とお話するの」
「そうだったか?」
言われてみれば、ここのところ立て続けに外出続きだった。毎日のようにどこかに招かれて顔を出し、いくつもの集まりを渡り歩く。
同じようなことの繰り返しにうんざりすることも多いから、パーティの回数と同じくらいに息抜きと称してまた出かける。
マリーウェザーが眠った後に帰ってきて、マリーウェザーが起きるころにはこっちの方が眠っているから、生活時間が合わない。
昼間に用事を入れてしまえば、午後のお茶の時にも顔を見ないことになる。
「ああ、最近忙しかったかな」
「ずっと忙しいね」
マリーウェザーが膝の上で寝返りをうった。
「……女遊びに」
可愛らしい顔をして、きっちり核心を突いてくる。
そう言われると本当に朝から晩まで遊び歩いているように思えてくるから不思議だ。
確かに何もないとは言わないが、このくらいは普通のことだろうと思うのに。
247名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 17:48:31 ID:fYjAFozi
「一応言っておくけど、別にそれだけじゃないぞ」
「うん」
あっさりと頷くので、かえって拍子抜けしてしまう。
マリーウェザーが上体を起こして、呆れ半分あきらめ半分の調子で続けた。
「あちこちで種をまくのは男の本能だものね」
「こら、百年早い」
手を伸ばして鼻先をひょいとつまんでやると、むきになって怒る。
仕返しだとばかりに反撃してくるのをかわして、バタバタ暴れる体を捕まえて膝の上に抱き上げた。
薄い布越しの体はいつもよりも温かい。
「……すぐ子供扱いするんだから」
「子供だろう? こんな小さくて、軽くて」
真っ白いナイトウェア姿があどけなく、まるで砂糖菓子のようだ。
「頭の中は、違うもの」
「そう?」
248名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 17:50:01 ID:fYjAFozi
「私だっていろいろ知ってるんだから」
「ふぅん」
何を言い出すのやら。
「大人がどんなことするのかなんて、それくらい知ってるんだから」
マリーウェザーは怒ったような声で言い放つと、胸元に潜りこんで顔を埋めてしまう。
言われた内容はすぐには頭に入らなかったが、否応無しに現実に引き戻された。
「な……っ」
咄嗟に言葉が出ない。
一気に血が上がり、また一気に下がる。
じわりと馴染みのある感覚が沸き上がり、背中から脳に向かって走る。
「……何してるんだっ」
「見てのとおりよ」
ゆるめてくつろげた服の合間から、マリーウェザーの手が忍びこむ。
じかに触れられた瞬間、肌が泡立つ。
妹の手、小さな手が、足の間の男にしかない器官をなぞっている。
マリーウェザーが吐息混じりの声で囁く。顔を伏せていて表情は見えない。
249名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 17:50:48 ID:fYjAFozi
包みこむような指の動きに合わせてその部分に熱が集まる。
どうしようもない焦燥感を覚えて、世界が遠くなる。
耳の奥で自分の動悸がやたらと大きく響く。
今すぐにその手を払いのけて、泣かせるくらいに強く叱って、今なら。
今ならまだ。
「マリーっ!」
思うように体が動かず、悲鳴のような声を上げた。
体の奥深いところで何かが走り出す。
心のどこかで望んでいたもの、目をつぶって見ないふりをしてきたものが露になっていく。
紛れもない快楽と恐怖がそこにあることを知っていた。
その代償に失うものを知りながら、それでも戻れないということも。
250名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 17:52:33 ID:fYjAFozi
金色の髪をかきあげて、さらさらと流れ落ちるその感触にも誘われた。
「……ん」
全ては含み切れないのだろう。先の方だけを咥えて、裏筋を指で柔らかく擦っている。
「ん……んん、ふぅ……ん……」
くびれた部分を唇で丁寧になぞり、舌を丹念に絡ませて、時々苦しそうに息をつく。
もどかしいやり方がかえって焦らされているようで、こっちの息も上がってくる。
「ふ……っ」
せり上がってくる衝動をどうにかやり過ごし、どこかひたむきな様子で口を使うマリーウェザーの耳元やうなじに指を滑らせる。
「苦しくないか……?」
口に含んだままで首を振る。
頬の内側の肉と先端の敏感なところが擦れて、思わず腰が揺れる。
自分でも覚えがないくらいに固く張り詰めたものが跳ねて、それに驚いたのか、マリーウェザーがいったん口を離した。
男の性器に視線を合わせたまま、マリーウェザーが唾液で濡れた唇を指先で拭う。
白い歯の間で舌がちらりとひらめくのが見えた。
その感触を覚えた部分がぞくりと脈打つ。
251名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 17:53:56 ID:fYjAFozi
マリーウェザーはまた顔を寄せると、先端から滲み出る先走りの液を舌先で舐めとり、唇を這わせて口内に迎え入れた。
湿った音を立てて、暖かい粘膜が絡みついてくる。
決定的な刺激のないままに薄く長く引き伸ばされた快楽と、到底消せるはずもない背徳感が混ざり合って、頭の中に霞みがかかってくる。
渦巻く熱の行き場がなくて、苦しい。
「マリー、もういいよ」
髪を撫でて促すと、マリーウェザーが顔を上げた。
男を煽り立てる淫靡な行為とは裏腹に、思い詰めたような表情をしている。
まなざしが不安定に揺らぐ。
「違うの……? こうじゃなかった?」
答えようもない問いかけには答えずに、腕を伸ばして足の間にうずくまる体を抱き上げた。
マリーウェザーが首にしがみついてくる。
立ち上がったものが体の間に挟まれて、乾いた布に擦られる。
ちりちりと燻る感覚から気をそらしながら、小さな背中を掌でゆっくりと擦った。
252名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 17:55:29 ID:fYjAFozi
「こんなこと、どこで覚えたの?」
マリーウェザーは肩口に顔を埋めたまま首を振る。
「……教えて?」
抗うように拒むように首を振るのに、強くしがみついてくる。
「嫌なの?」
答える代わりに腕の力が緩む。
「俺にも言えないことがあるんだ」
マリーウェザーが顔を上げた。
今にも泣き出しそうな顔をしている。
「違う……そうじゃない、違うの」
「何が違うの?」
くしゃりと顔をゆがめて、他の答える方法を何も知らないのだとでも言うように、何度も首を横に振る。
たまらなくなって、骨がきしむくらいに強く抱きしめた。
可愛いマリーウェザー。言えないことがあるのは俺の方なのに。
俺の方だったのに。
どうしてこんなふうに近づいてきたんだろう。
253名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 17:58:06 ID:fYjAFozi
背中に添えた手を、そのままゆっくりと下ろしていく。
むきだしの踵まで下りて、小さな骨を掌でくるりと撫でる。
それから今度はまた上に向かい、ナイトウェアの裾を割って滑らかな素足を辿っていく。
ふくらはぎを通って膝の裏側を擽ると、マリーウェザーが抗議の声を上げた。
「お兄様っ!」
「くすぐったい?」
マリーウェザーがさらに強くしがみついてくる。
膝の裏を通りすぎた掌が大腿に触れて、そのまま内側へと滑らせる。
暖かい。
「あ……」
マリーウェザーが身を竦ませる。
「嫌?」
「嫌じゃない……けど」
掌で太腿の内側を擦りあげると、ひくりと肩が震えた。
「……なにか……変な感じ……変……」
うつむいてしまった妹の髪をかきあげて、額に唇を落とした。
254名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 17:59:50 ID:fYjAFozi
目のふちや頬にもキスをすると、固く強張った体の力が抜ける。
裾を割った手は太腿を離れていったん横に逸れて、片側の腰骨を撫でてさらに上に向かう。
マリーウェザーが時々ぴくりと反応を返す。
なめらかな腹も、まだ脹らんでもいない胸も確かめて、最後に掌がまだ何も生えていないところに辿りついた。
「あっ……」
柔らかな皮膚、柔らかな肉の感触。
その瞬間、指先に神経が集中するような錯覚に落ちる。
「あ、やだ、嘘……っ」
咄嗟に逃げようとする体をつかまえて押さえこんだ。
思いのほか小さいそこは、器官というよりも傷跡のように見えた。
関係を持った女は何人かいても、この部分をこんなふうにあらためて見たことはなかった。
ひゅう、と音を立ててマリーウェザーが息を飲む。
一度触れてしまえば、誘いこまれるような感触に夢中になった。
「やっ……だ、だめ……」
形をなぞるようにふちを指で辿ると、それ以上を拒むように足を強く閉じてしまう。
震える膝に唇を落として、白い太腿に手を挟まれたまま小刻みに振動を送りこんでやる。
255名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 18:01:19 ID:fYjAFozi
「……あ、お兄様、あ、あっ」
抵抗が緩んだその隙に強引に足を開かせて、さらに奥を探った。
マリーウェザーは目をきつく閉じて、必死に手で押し戻そうとしている。
力で敵わないと知ると、シャツ越しに腕へと爪を立ててくる。
痛いというよりも熱い。
体重をかけて押さえこみ、ナイトウェアの裾を大きくまくりあげて、亀裂をそろりと撫であげた。
「……っふ……っ」
腰が揺らいで、拒もうとする力が抜ける。
柔らかい襞を傷つけないように、指の腹を使って触れるか触れないかの強さで前後に擦りあげる。
かすかな突起を見つけて刺激を送りこむと、ぴんと背中が強く反り返る。
首筋に唇を押しつけて薄い皮膚を舌先でなぞりながら、足の間で絶え間なく指を動かした。
「ふぁ……ん……ッ」
じわりとあふれ出てきた液体をすくいあげて、またかきまわす。
「濡れてるね」
「や……」
マリーウェザーは目を閉じたまま、弱々しくかぶりをふった。
256名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 18:02:56 ID:fYjAFozi
しっとりと濡れそぼった部分に指を当てて前後に擦り、時々核心に触れてはまた離れる。
その繰り返しに、喘ぎ声としか呼びようのない声が切れ切れに上がる。
「ぁあっ、ん、あっ……はぁ……っ」
「ここを使わせたの?」
「なに……あ……」
奥まった方へと滑らせた中指が軽い抵抗を覚えて止まる。
男を受け入れるための場所。
指先を押し当てて小刻みに動かすと、水揚げされた魚のようにびくびくと反応して、すすり泣きのような声が漏れた。
「誰に? どこの奴?」
「や……そんな……の、しらないっ」
強情な口をきくのを聞き流し、足を掴んで下半身を持ち上げた。
膝が胸につくくらいに深く体を折りたたんで、そこがよく見える姿勢をとらせる。
裾を大きくまくりあげられて、下半身だけを露にされて、マリーウェザーが震えている。
「やだ、やだぁ……」
怯える顔も、濡れた部分も後ろのすぼまりも全部いっぺんに見下ろして、ひどく酷薄な気分で続けた。
257名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 18:04:03 ID:fYjAFozi
「言いなさい」
「いやぁっ」
「ここに入れさせたの? 男のモノを」
「……そんなの……してな……っ」
折り重なる襞をかきわけて、剥き出しにした肉の芽を指先ではじく。
「痛っ」
「痛い?」
「も、もういやぁ……」
かぶりを振って、どうにかして逃れようと弱々しくもがく。
「どこ? どこが痛いの?」
覆いかぶさる姿勢で、空いている方の手でつややかな髪を撫でて、できるだけ優しい声で聞いてやる。
まだ小さな、あどけない生き物が息もうまくつけない姿勢で震えている。
「怖い、怖いよお兄様……もうやなの……」
そう言って泣きじゃくるマリーウェザーの頬を撫でてやる。
下腹に熱が溜まって、触れてもいない性器が立ち上がって張り詰めて、はけ口を求めている。
258名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 18:05:34 ID:fYjAFozi
じりじりと焦燥感が背骨に添って上がってくる。
真新しい傷跡のような亀裂がぱくりと口を開けて、濡れて光っている。
―――食いたい。
「……ひゃっ!」
体ごと抱え込んでそこに乱暴に口付けて、そのまま滅茶苦茶に舌を使う。
敏感な部分を狙って吸い上げて、わざと音を立てて舐めまわした。
「あッ、や、あぁ、は……んんっ……!」
敏感なところを舌先で転がし、唇で挟む。
幼い体が腰を揺らして喘ぐ。
頭を押しのけようとして伸びてきた腕を掴んで払いのけた。
太腿に頭を両側から挟まれて舌を使いながら、甘く高い声が上がるのを遠くに聞いた。
「ん……ふぁっ……やめ、あ、あっ、お兄様ぁ……あぁッ」
何度も何度も、マリーウェザーがバネ仕掛けの人形のように跳ね上がる。
259名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 18:06:48 ID:fYjAFozi
いったん体を離して、呼吸も整わないうちに抱え上げて、体勢を入れ替えて顔の上を跨がせる恥ずかしいやり方をわざと選んでまた下から舐め上げた。
充血したそこを吸い上げて、膣口に舌をねじ込もうとして入らないのに焦れた。
成熟した女とは違う匂いも舌が痺れるような味も、じれったくて奪いたくて奪いきれなくて、頭の芯がキリキリと痛んで眩暈がする。
泣いているのか喘いでいるのかわからない、獣のような荒い息がひっきりなしに零れている。
傷つけてしまう。
もうこんなに傷つけてる。
ひときわ高い声が上がって、小さな体が力を失って崩れ落ちてきた。
獣じみた吐息が自分のものだと知った。
260名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 18:09:41 ID:fYjAFozi
力無く手足を投げ出した体を抱え上げると、マリーウェザーは身じろぎして何かを言いかけたようだった。
耳を寄せたけれど、言葉になる前に目を閉じてしまう。
未だ滞る熱を開放してしまいたかったが、そんなことをしたら死にたくなるような気がして、妹の隣りに腰を下ろして時間が過ぎるのを待った。
夜明けはまだ遠く、ついさっきまでの熱に浮かされた行為がまるで嘘のように静かだった。
体内にこもった熱がゆっくりと引いていく。
立ち上がって、水差しの水を使って人形のように横たわる妹の体を清めた。
幼い体の女の部分も、これ以上傷つけないようにと祈りながらできるだけそっと拭った。
胸の奥から沸き上がってくるこの感情が何なのか、わからなかった。
後悔。
罪悪感。
喪失感?
どれも違うように思える。わからない。
自分がどうしたいのかもわからなかった。
眠ったのだろうと思ったのに、マリーウェザーが目を開けた。
視線が合う。
ふとマリーウェザーが微笑んだ。
261名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 18:10:27 ID:fYjAFozi
半分夢の中にいるのだろう。朝が来たらきっと、こんなふうには笑ってくれない。
金色の髪を撫でながら、今更のように胸が痛んだ。
「お兄様……」
「ん?」
「あのね」
髪を撫でていた手の指先だけをマリーウェザーが掴んでくる。
その手が本当に小さくて、胸が詰まる。
「おはようって言って、おやすみなさいって言いたいの」
「……ああ」
そんなささやかな願いさえ、きっとまともに叶えてやれない。
「おやすみなさい、お兄様」
「ああ、おやすみ……マリーウェザー」
大好きだからね、と続いた言葉は自分に都合が良すぎて、こんなに許されてしまうのが切なくなった。
いつだって、こんなふうに今までどれだけ許されてきたのだろう。
押し寄せるようにあふれてくる感情の正体を、この小さな妹の方がよく知っている。
今度は本当に眠ってしまったマリーウェザーを起こさないように、そっと、触れるだけのキスをした。
262名無しさん@ピンキー:2005/05/14(土) 18:13:38 ID:fYjAFozi
ハイ、これで投下終了。

激しく大真面目に書きました。お目汚しスマソでした。
263名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 14:30:05 ID:IEtiKG6l
神キター
心から G J !!
さいこう。次も頼んます。


こんなに男前なカイン兄が、この後マリーを置いて
男と心中すると思うとやるせないorz
264名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 15:04:41 ID:D39gREQX
スレ間違えたかとおもった。
ロリヲタ兄さんの需要もあるとは・・・!
265名無しさん@ピンキー:2005/05/15(日) 22:53:23 ID:EVM2NTby
|д゚)・・・
266名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 00:02:11 ID:rxMWayr0
女だがGJ!
マリーかわえかった
267名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 01:45:37 ID:Fkw6uNVy
元・ID:fYjAFoziです。
何か自分、すべってますか……。
今見たらところどころ描写が飛んだり抜けてたり
これ直せないんだよなぁ。まずったです。

でも読んでくれた人どうもありがとう。
マリーウェザーは好きですが、お兄様とセットなら
もっと好きです。
ではスレの発展を祈りつつ、これでひっこみます。
268名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 21:35:43 ID:O3vJKoUd
>>265
リ、リフ!?
269名無しさん@ピンキー:2005/05/16(月) 22:34:51 ID:Fkw6uNVy
どこの家政婦ですかおまいは。

ところで前にいた職人さん達はどこにいっちゃったんだろうな。
270名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 08:42:28 ID:Ksj7g6LX
あのミカ×九雷はえかった。
といいつつルシ×楽園アレク希望。ラフィー×サラもいい。
271223:2005/05/17(火) 19:51:17 ID:tmYG3iLk
女体化サイトを作ろうとしてた者です。
知恵を振り絞ったのですが、好きな別ジャンルの女体化有りのサイトを作って
そのジャンルの女体化サーチに登録して(幸いそのジャンルの女体化にも愛はあるので)
そこにひっそりと由貴ジャンルの女体化小説も置こうかと。
相談に乗ってくださった方有難う。

>>225
女体化サーチ無い(と思う)のよ。
ぐぐっても別ジャンルオンリーのしか引っかからなかった。
相談乗ってくれてありがd

>>226
有難う。いつか何処かで巡り会ったら相互しよう。
272名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 23:02:10 ID:h7hWexJP
へぇ、女体化専用のサーチって無いのか……。

>>267
ウザ
273名無しさん@ピンキー:2005/05/19(木) 20:22:59 ID:Y+vS3bKo
コピペニマジレスカコワルイ
274名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 15:13:44 ID:wJKXrGsx
豚切り。
刹那×沙羅書いていい?
275名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 20:37:39 ID:lD7hvIDZ
書いて!
すげー好きなんだ!
276名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 21:34:31 ID:H1pZSvJv
無道兄妹キボン!

普通、投下前に聞くよな。
空気嫁ないヲタ野郎はイラネ。
277名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 03:15:43 ID:rCvF5YKF
女体化サイト作ってる人、ここにも投下してほしい
278名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 20:13:45 ID:010nacot
折角投下してくれた人を
叩く流れ止めようぜ。

趣味に合わないカプをスルー出来ない住人の居るスレは
発展しないよ。
別の職人さんも投下しにくいし。
279名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 07:00:09 ID:FPRUSv5z
投下といっても、シチュ萌えだけで寄ってこられてもさ……。
ちゃんと原作を読んだかどうかも怪しいじゃん。

普通の職人さんは普通に大歓迎だから特に問題ないっしょ。
280名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:20:35 ID:BUzbTwHg
話を遮ってすみません。
天禁の刹那×紗羅で投下します。

軽めに描写してますが、近親が駄目な人は
スルーしてください。紗羅視点です。
281名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:22:33 ID:BUzbTwHg
空から刹那が降ってきた。
まるで天からの贈り物のように、真っ白い羽根が舞い散る中を。

「んっ…ふ……はぁっ……」
唇の端から漏れる甘い声。
どちらのものかもわからない唾液。
刹那の首に腕を回すと、抱き上げられて狭いベッドに降ろされる。
夢中でキスをしながら2匹の猫みたいに絡み合う。
いつのまにか刹那のが私のふとももに当たってる。
やだぁ、という顔をしたのがバレて、刹那が面白がって押しつけてくる。
じゃれあいみたいなやりとりが熱を帯びて、頭の中がぼうっとしてきて、いつのまにか全部脱がされて、そして。
「ぁっ…はぁっ…刹那……」
名前を呼ぶとちゃんと刹那は答えてくれる。
「紗羅……」
熱い声で呼ばれる。
282名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:23:40 ID:BUzbTwHg
胸の先を指で弄られて甘く噛まれて、すっかり濡れてたところを指でほぐされる。
もうトロトロになっているのに刹那は聞いてくる。
「紗羅、いい?」
恥ずかしくて答えないでいると、お願い来てっていうまで指だけでずっと焦らされる。
誰よりも優しくて、誰よりも意地悪で。
器用な指が引きぬかれる感覚にも声を上げてしまうのに、すぐにもっと大きくて固いものが入ってくる。
「あん…っ…はぁっ……」
「すごく…熱い……」
慣らすように最初はゆっくりと、次第に動きが速くなって火がついたみたいに息を吐く。
こんなに深く抱かれているのにどこかに落ちていきそうになる。
シーツの端をつかんでいた手をほどかれて、指と指を深くからめあう。
このまま溶けてしまえばいいのに。
そんな思考の切れ端が零れて千切れて、刹那のことしか考えられなくなっていく。
「あ……っ、あ、刹那……ぁっ!」
終わりたくなんかないのに。このままでいたいのに。
なのにたまらなくてねだるようにしがみついて、頂点に突き上げられてしまう。
283名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:24:51 ID:BUzbTwHg
ベッドに身を投げ出して、乱れた息を整えて、少しの間沈黙が落ちる。
剥き出しの肩に刹那がシーツをかけてくれる。
何度繰り返しせがんでも、何度でも好きだよとって言ってくれる。
こんなに大事にされて優しくされて、幸せ過ぎてどうしようもないくらい。
「大好きよ、刹那」
だから今は。
「今度は私が迎えに行くね」
だからね。
だから今は少しだけ、お別れしよう。
大人になったら、私から会いに行くから。

私の背中に翼はないけど、人工の翼に乗って海を越えてみせるから。
284名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 00:26:43 ID:BUzbTwHg
投下終了です。
285名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 00:02:33 ID:TV2cpAPj
神GJ!!!
おお、と唸るナイス描写、切なさに乙です。
サラタンかわええ・・・。
286名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 07:22:20 ID:dQTbznVj
しあわせだよ
GJ!
287名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 08:09:20 ID:38JLLP3A
神キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
288名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 00:18:01 ID:radhPh9q
神キテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

刹那×沙羅イイ! 焦らし刹那イイ!
つか、また書いてー!
289名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 08:51:33 ID:2uROeEbc
280-284でつ。ここ職人さんいませんねー。
過去スレの人はもう見てないのかな?
>>285 紗羅可愛いですよね!
下品な描写にならないように気をつかいました。
290名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 20:42:22 ID:2uROeEbc
由貴作品やってる人、ここは見てないのでしょうか??
誰か書いてくれないかな・・・。
私は全然神じゃないですよー。
291名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 22:08:02 ID:hfneKRev
やってるからこそ書けないって事もあるわな。
ジャンル狭いし文って意外と特徴でるし
292名無しさん@ピンキー:2005/05/26(木) 22:36:59 ID:radhPh9q
あ、そういうのはわかるんだ?
裏山。 
293名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 00:21:56 ID:sYEWZUxl
特定できてしまうほど狭いのかー!

自力で特定できたら本人のところに特攻して
好きカプをリクしたいものだwww
294名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 16:58:48 ID:iN2Uvj6c
スマン、293が悪気が無いのは分かるが、そんな事されて嬉しい管理人はまず居ない。
ねら公言してる所は別だけど。
つか、想像してまじ恐かった…orz
2ちゃんは2ちゃん内で済ますのが双方平和だとおも。しらんふりしてやれ。
295名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 17:04:54 ID:iN2Uvj6c
ついでに言うと、自分ならアク禁かける位無理。
しつこくスマンカッタ
296名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 20:42:42 ID:sYEWZUxl
素朴な質問ですが、
リクする人が2chから来たと言わなかったら
他のリクとどうやって区別するのですか
297名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 21:57:11 ID:iN2Uvj6c
2CH絡みと言わなきゃOKだよ、自分は。
管理人に「かもしれない」って逃げ道を残して欲しい。
ここらの心情はロムの人には分からないだろうから、しつこく言ったの。
自分だったらガクブルなので。
興味あったら同人板の管理人相談系スレに行ってみて。
こう言う困りネタ多いから。
298名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 22:21:37 ID:sYEWZUxl
よくわかりました。丁寧な説明どうもありがとうです。
後学のためにその板行ってきます。
絵ならなんとなくわかるけど、字だけでもわかる人は
わかるのかー。ちょっと私には無理かも。


299名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 12:40:55 ID:qnGtMEq/
エロカワイイサラタンハァハァ。

職人さんも身バレはいろいろと困るだろう。
だからスレが進まないんだろ・・・。
つっても801は801板があるから、ノーマルカプの人口が
少ないのかもしれない。あっちはSS投下するような場所
じゃないけどさ。
幼女ハァハァ捏造もいいところだけど801は公式ハァハァだから
このさい解禁したらどう? 
300名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 22:59:38 ID:WCDtwnvV
801解禁は賛成。
板的にもショタスレがあるんだから、いいと思うな。
下げ進行でひっそりとな。職人さん居るんだか謎だが。
301名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 23:01:01 ID:WCDtwnvV
最悪。あげたorzスマソ
302名無しさん@ピンキー:2005/05/29(日) 01:43:39 ID:jexLjW8r
うーん、私はちょっと・・・
てかそうなると板違いなんでないの?
303名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 01:37:36 ID:4phM0KTK
801板に別スレを立てても凄まじく過疎る悪寒…
そうなるよりは>>300と同じく投下の際にsageてひっそりやった方がいい。
投下が801物ばかりになったら板を移動しなければならないだろうがね。
304名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 00:15:40 ID:fIY1S9bx
昔801板にあったよなスレ
小説の投下は無かったが、2.300レス付いてあぼーんだったな…
305名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 19:35:40 ID:dGk8qHEK
だったら801入れても投下はないのでは・・・
306名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 00:41:21 ID:E5EG1LBN
三人寄れば文殊の知恵
2スレ寄れば小説投下の嵐・・・な訳ねぇーーーー
307名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 00:07:10 ID:e/RPw7ga
誰か教授とこまどりのロリカプ書いてんか
308308:2005/07/08(金) 19:30:27 ID:Uy5TdL1k
「ルシフェ・・いやルシファー。久しぶりだな。
 こんなところへ何の用だ?」
刹那としての生を終え、苦しみの輪廻から解放されたアレクシエルが言う。
神やロシエルがいなくなった今、天界をまとめるため、
彼女は日々政務に追われていた。
そんな忙しい彼女の執務室に突然現れた懐かしい男。
「・・何の用とはつれないな。お前を迎えにきてやったのに」
ルシファーは不敵な笑みを浮かべながら、アレクシエルの頬に手をそえる。
「私を迎えに?」
「ああ。約束しただろう?お前をここから連れ出してやると」
アレクシエルは少し驚いた顔をした後、ふと微笑んだ。
「それはもう終わったことだろう。お前には感謝している」
「いや、お前はまだ天界に捕まっている。
 俺はお前を俺の妻、地獄の地獄の女王に迎えたい」
ルシファーのその言葉に、アレクシエルは怪訝そうな顔をした。
「何を言っている。からかってるのか?
 私はお前の妻になる気もないし地獄に行く気もない」
そんなことできるはずがない。ただでさえ天界が荒れているときに。
それに私はこの男を愛しているわけではない。
親しみと感謝の意は持っているが、愛とは違う。
「俺がお前を愛している、と言ってもか?」
ルシファーはそういうと、彼女の白い首筋に唇を這わせた。


突然投下してごめんなさい。初投下なのでお目汚しになったとおもいます。。
・・続きは考えてるんですけど投下してもいいですか?無理やり系なんですが・・・
309名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 22:13:12 ID:ntNyEnOa
>>308
おやりなさい
310308A:2005/07/09(土) 00:22:03 ID:wwCzy1J1
「やめろっ!!」
首筋をやさしく愛撫するルシファーを突き飛ばした。
愛してる・・だと!?そんなはずない!!そんなこと信じられるわけがない!!
「私はこの天界を守っていかなければならない!!」
そう言い顔をそむけた彼女のあごを掴み、くいっと自分に向ける。
「前にも言ったはずだ。お前は俺の女だと。そうなる運命なんだ。
 俺は必ずお前を妻にする。たとえそれが力づくでもな」
彼女の顔は青ざめていたが、唇は血のように紅く、美しかった。
男は近づけた彼女の唇に、自分の唇を当てた。
「−−!!」
彼女にとって二度目の口付け。男の舌が唇に触れる。受け入れてはいけない。
そのとき、男が彼女の胸元に手を入れた。
「あっ!!」
驚きで声を上げた瞬間、男の舌が彼女の口内に侵入した。
それは彼女にとって初めての体験であり、初めての感覚だった。
「嫌・・・!!嫌ぁ!!」
彼女は心の中で叫んだ。男の手が彼女の大きな胸を揉み始め、
敏感な突起をとらえた。
彼女の体がビクンと動き、必死で男の手から逃れようとした。
しかし、男は彼女の口内をさらに奥まで犯し、
彼女は足に力が入らなかった。
311308:2005/07/11(月) 00:30:02 ID:KYO27P+u
は、反応なし!?やっぱまだまだ修行が足りませんか!?汗
とりあえず続き投下がんばります・・・
312308B:2005/07/11(月) 01:06:24 ID:KYO27P+u
それを見計らったかのように、男は彼女を縛めていた腕の力を緩めた。
と同時に彼女の体が力なく床に崩れ落ちた。
いつも強気の彼女の目には涙がたまっていた。
「どうした?・・・ああ、お前には初めての体験だものな。
 だが、これで終わると思ったら大間違いだ」
男はそう言いながら、彼女を抱きかかえると、
執務室の隅にある仮眠ベットに放り投げ、その上に覆いかぶさった。
「嫌だ!!何をする、離せ!!」
わずかながら抵抗する力を取り戻した彼女は、精一杯暴れ、抵抗した。
彼女は天界で1,2を争うほどのアストラルパワーを持っていたが、
それ以上の力を持つこの男には全くもって効果がない。
物理的な抵抗を試みても、所詮は男と女、かなうはずもない。
案の定、押さえ込まれて、みるみる間に服がはだかれていった。
生まれて初めて味わう恐怖に、普段は冷静沈着な彼女も涙を流し叫んでいた。
「やめろっ!!触るな!!」
泣きながら抵抗する彼女を見下ろし、顔に不敵な笑みを浮かべながら、
彼女のやわらかい胸をやわやわと、時に激しく揉みしだく。
「・・・いい体だ。ずっと、こうしたかった」
胸の頂点を触ると、彼女の口から「あっ」という声がこぼれた。
そんな声を出してしまった自分に嫌悪したのか、彼女は自分の口を両手で塞ぎ、
声が出るのを我慢していた。
313名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 01:54:51 ID:g2myCJ+j
エロエロよろしく!可愛いアレクも萌え。
314308B:2005/07/11(月) 09:02:22 ID:KYO27P+u
頑張りまっす!!(^-^)>

そんな彼女のしぐさを見て、男はふっと微笑んだ。
それを見た彼女は強い眼差しで男をきっと睨んだ。
「そうだ、その眼だ。以前俺がお前を殺そうとした時に見せたその眼が俺を惹きつけた。
 その眼をしている時は俺のことしか考えていないからな。もっとその眼で俺を見ろ」
男はそういうと、彼女の口を塞いでいた手を引き剥がし、愛撫をますます激しくした。
「ひぅっ・・んぁっ!!」
彼女の口から甘い声が漏れる。
彼女にとっては屈辱だったが、この快楽には抗えなかった。
男は彼女の胸の突起を舌でもてあそびながら、彼女のズボンの中に手をすべり込ませた。
「いやっ!!いやぁっ!!」
彼女の抵抗が一層強くなったが、男はクスクス笑ってものともしなかった。
「・・・教えてやるよ、アレク」
男はそういうと、彼女の蕾を探り当てた。
「ひっ・・・!!嫌だ、そんなところ触るな!!」
「少し濡れてるな。今からここを溢れさせてやるよ」
男の指が蕾から敏感な芽へと移動する。
そこを触ったとたん、彼女の体がビクッと揺れた。
男は彼女の蜜をつけた指で、芽をそっとこすった。
「やっ・・!!一体何・・・体の奥が・・・!!」
彼女は耐えるように両足に力を入れ、きゅっと閉じる。
しかし男はその足をいとも簡単に開いていく。
「体の奥がうずくだろう?それが感じているということだ。
 淫らなもんだな、天界最高位の高貴な女天使が快感で身を震わせている姿は」
彼女にとってあまりに屈辱的な言葉にはらが立ったが、
それ以上に快感で抵抗できない自分にもっと腹を立てた。
315308D:2005/07/11(月) 23:49:06 ID:KYO27P+u
すいません、前回通し番号まちがえました!!

しかし、彼女は何とか力を振り絞って男の手を押さえ、もう一つの手で男の体を突き放そうとした。
意外なタイミングで抵抗された男は一瞬目を細めたが、すぐに今までの微笑を取り戻した。
「・・・そういえば、今天界はひどい状態らしいな。ウリエルは星幽界に戻り、
 ラファエルは以前コールドスリープに入ったまま。力になるのは気性の荒いミカエルだけか・・・」
「・・っく・・それがどうした・・だから私が頑張らなければならないんだ・・・!!」
「そうだな。だがここで悪魔軍が攻めてきたら・・・?」
男の言葉に彼女の顔が青ざめる。
「そんなこと・・・起こるはずがない・・休戦協定を結んだだろう!!」
「はははっ!!悪魔がそんなもの守るとでも思ってるのか?地獄の王はこの俺だ。俺の一声で悪魔軍は動く」
「・・・卑怯者!!」
彼女は美しい顔をゆがめながら、そう言った。
「・・・悪魔にとって最高の賛辞だな。でも、それもこれも今からのお前の態度で決まるんだ。どうする?」
彼女の顔が青ざめる。瞳には涙がたまり、怒りと悲しみで体を震わせる。
「・・・わかった」
彼女はそう言い、押さえていた男の手と体から手を離した。男は彼女に深い深い口付けをした。
その口付けはまるで永遠の誓いのようだった。彼女の目からは涙があふれた。
しばらくすると、男は指の動きを再開した。
「・・いっ・・やぁ・・・っ」
彼女の声が漏れる。抵抗は許されない。唯一許される涙だけを、流し続けた。
そして、彼女の体に電流が流れた。
「ああっ・・・!?あっっああっ!!」
彼女はビクンと体を大きく仰け反らせると、そのまま脱力した。
「達ったか・・・どうだ?初めて達っした気分は?」
彼女からの返事はない。
その隙に、男は彼女のズボンと下着を脱がせ、一糸纏わぬ姿にした。
初めて出会った時と同じ格好になった彼女を見つめながら、
彼女がさらに美しくなったことを改めて実感した。
316308:2005/07/11(月) 23:52:00 ID:KYO27P+u
次回から本格エロに入っていこうかと思ってるんですが・・・
317名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 18:05:18 ID:pIn79mSr
あげ。
318名無しさん@ピンキー:2005/07/13(水) 20:21:54 ID:WQPGiDFh
(*´Д`*)ハアハア 続きヨロ!
319名無しさん@ピンキー:2005/07/16(土) 23:43:20 ID:n/cNSNGp
この人のサーチまともに動いてるとこない?
320308E:2005/07/17(日) 22:18:14 ID:elZVYfPI
男は彼女の美しい体を一通り眺めたあと、彼女の足を大きく開かせた。
集まった熱が外気に触れ、温度が下がっていくのを感じ、彼女は目を覚ました。
「!?嫌だ・・こんな格好・・見るなっ・・・!!」
まだ痺れが抜けない頭で彼女はあまり思考が回らない。が、開かれた足を閉じようと必死で足に力を入れた。
しかし男はいとも簡単に彼女の足をひろげ、その間に自分の体を割り込ませた。
「・・・暑いな・・」
男はそういうと上着の前をはだけさせ、ズボンの中から自分の熱くそそり立った物を取り出した。
いかに彼女とて男の物を見たことがないわけではない。戦時中女性に暴行を働く男を見つけては女性を助けてきた。
それゆえ、彼女はこれから自分の身に何がおこるか粗方予測はついていた。
だが、ルシファーの物を見て、おさまっていた恐怖が再び込みあがってきた。こんなに大きなものはみたことない。
怖い・・・!!彼女は純粋にそう思った。その瞬間、男の物の先端が彼女の蕾に触れた。
「嫌だ・・!!嫌だぁぁ!!お願い、やめてぇっ・・・!!」
彼女は天使としての純潔を失う罪悪感と一層の恐怖に掻きたてられ、全身全霊で抵抗した。
「おとなしく俺を受け入れろ。・・・やっとだ。やっとお前を手に入れられる。この瞬間を待ち望んでいた。
 愛している・・アレク」
男はそういうと、ゆっくり腰を沈めた。
「いやぁぁぁぁっ!!」
彼女の叫びが執務室にこだました。
321308F:2005/07/19(火) 21:51:48 ID:bYB5Ce04
「ひっう・・痛い!!やめてやめてぇぇっ!!」
彼女の悲痛な叫びが響く。いくら濡れているとはいえ処女には大きすぎるものだった。
「そんなの入らない!!・・・っっ嫌だぁぁ!!」
彼女はあまりの痛さに耐え切れず、泣いて懇願した。しかし男は余裕の笑みを浮かべながら腰をすすめる。
その様子はまるで処女の抵抗を楽しんでいるようだった。
「そうだ。痛がれよ。そしてこの痛みを忘れるな。お前が俺のものになっていく瞬間だ」
男はそういうと、彼女の懇願を無視し、さらに奥へと力をこめた。
「あああああっ!!いやぁぁぁ!!」
彼女がそう叫ぶと、男の甲高い笑い声が聞こえた。
「奥まで入ったぞ。ははははっ!!どうだ、俺のものになった気分は?」
男のその言葉に、彼女は苦痛でゆがみ、涙に濡れた顔で男をにらみつけた。
「・・・いい眼だ。まだ反抗するつもりか。まぁいい、この後もその表情を保っていられるか楽しみだな」
男はそう言うと、ゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
322名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 18:34:37 ID:bwElT86w
有機天使は目鼻を削いでも再生するが
股の間はどうよ。
323名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 19:12:44 ID:6iMF/gY8
戻らないんじゃない?切った爪が戻らないみたいにさ。
324名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 20:47:37 ID:b27i3Iee
人間の女でも再生するのになんでだよw
325名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 21:52:00 ID:6iMF/gY8
それは人によるらしいよ。戻る人もいれば戻らない人もいるってやつで。
もちろん戻る人は非常に稀。1%いるかいないかだって。
326名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 23:12:00 ID:Z4kDRaPD
ただの粘膜の裂傷と擦過傷に何か妄想を抱いてらっしゃいますか
使用頻度の問題で裂けたまま安定するだけで
他の部位の傷と同様に再生能力が備わってますが、何か問題でも?
327308:2005/07/21(木) 23:42:29 ID:1I6R28AH
まぁマッタリいきましょうよ。。
続き投下したいんですが、よいでしょうか??
328名無しさん@ピンキー:2005/07/22(金) 02:22:17 ID:HBzyImXk
>>327
続きもよろしく
楽しみに読んでおりますよ
329308G:2005/07/22(金) 18:54:41 ID:StKhAXpo
「・・いやぁっ!!いやぁぁぁっっ!!お願いやめてぇぇっ!!」
慣れない痛みに彼女が叫ぶ。しかし、男が動きをやめようとする気配はない。
男は彼女の腰をつかみながら、自分の腰を力いっぱい打ちつける。
「いやぁ・・んんっ・・!!はっ・・ぁ・・」
次第に彼女の声に痛みではない、艶っぽいものが混じる。
「・・どうした?ずいぶん気持ちよさそうじゃないか」
男の言葉も耳に留めず、彼女はシーツを握り締め、必死に快感に耐えていた。
「ん・・ぁ・・・いや・・おかしく・・なる・・っ!!」
彼女の頬は上気して赤く染まり、目は涙で潤んでいた。
男はその表情を見ると、自分の限界が近いことを感じた。
「・・いいぞ・・イけ・・俺ももうすぐだ・・」
男がそういうと、彼女はわずかに残っていた理性を手放した。
――ビクッ!!
彼女が大きく体をそらし、男のものをきゅうっと締め付けた。
それと同時に、男は彼女の中に自分の欲望を注ぎこんだ。
330308H:2005/07/22(金) 19:08:24 ID:StKhAXpo
――「おかえりなさいませ、ルシファー様」
ここは地獄界。悪魔たちが万魔殿でルシファーを出迎える。
「ああ。悪いが今すぐ湯の用意を頼む」
ルシファーの腕には黒髪の美しい天使が抱かれている。
「ルシファー様、その腕の中の者は一体・・・?」
悪魔たちが怪訝そうな顔で彼女の顔を覗き込む。
「この女は俺の妻だ。皆の者、よろしく頼むぞ」
男がそう言うと、悪魔たちは一時驚いた顔をした後、床に跪いた。
「仰せの通りに。われらが魔王、女王に永遠の忠誠を誓います」

「・・アレク・・やっとお前を手に入れた・・俺の愛しい天使・・・」
彼女を薔薇の花びらのベッドに寝かせ、男はそう言った。


以上です。長々とお目汚しすいませんでした。
この後の話(同棲編)も考えてるんで、反応しだいで投下いたします。逃
331名無しさん@ピンキー:2005/08/06(土) 17:17:36 ID:DzJRCn0Q
>>308さん

GJです!!同棲編投下希望!!
332名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 11:06:45 ID:ufoOVo9/
聞いていいか?
自演?
333308:2005/08/07(日) 21:17:17 ID:9cyKpqj9
いやいや、違いますよ。私今日ひさしぶりにこのスレ見ましたし(^^)
331さんありがとうございます。只今ちょっと忙しいので少し時間かかる上に
携帯からの投下になりそうです・・・ごめんなさい(>_<;)
334名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 18:26:36 ID:TOlf/Xl4
>>308さん
そうですか〜頑張ってください!!
待ってま〜す^^
335同棲編@:2005/08/09(火) 22:37:02 ID:E2rZAXkk
「ああっ…!!いやっ…もう…」
彼女が切ない声を漏らしながら、男の背中に手を回す。
「まだだ」
男はさらに激しく自分の腰を彼女に打ち付ける。
「いや…ああああっっ!!」
ほどなくして彼女が絶頂に達し、それと同時に男の熱い液が体内に注がれる。
この地獄の万魔殿に連れてこられてから3か月、ほぼ毎晩この行為がくり返されている。
たった今絶頂を迎えたばかりの彼女の頬は色づき、瞳はうるんでいた。
「さすがに慣れたな。…なんだ?そんな顔をして…まだほしいのか?」
彼女の体を抱き締めながら、男がそういった。
336A:2005/08/16(火) 21:06:50 ID:XYVpEdMC
「違っ…ああああっ!!」
たった今絶頂を迎えた彼女のそこに、
男の熱い物が再び打ち込まれた。
「全く、淫乱なやつだ…ついこの間までのお堅い姿が信じられないな」
男が優しく微笑みながら言った。
「そんなんじゃ…あぁっ!!ルシファー…ルシファー!!」
この地獄の万魔殿に来てから1か月、ほぼ毎晩こんな風だ。
半ば無理矢理連れてこられた彼女も、
次第に男に心を預けていった。
―私はこの男を愛している…
しかしあの時はもうこの男に会えなくなるかも、
なんて思っていなかった。
337B:2005/08/16(火) 21:12:19 ID:XYVpEdMC
「天界と地獄の境界線をなくすだって!?
そんなことは許されない!」
彼女は昨日の軍事会議の内容について、男に怒鳴った。
昨日からずっとこんな感じだ。
「今だからこそ境をなくして有効関係を結ぶべきだ」
男も負けずに言い返すが、彼女は聞く耳をもたない。
「今境をなくせば、必ず両界に混乱が起きる!!
今はまだその時ではない。お前は何もわかっていない!」
彼女の言葉に遂に男がしびれを切らした。
「俺のやり方に口を出すな。
お前はただ黙って俺の隣にいればいい」
338C:2005/08/17(水) 14:32:49 ID:psk4gTBV
すいません、前回誤字ありました…有効関係→友好関係

この男は何の為に私をここへ連れてきたのだろう。
人形として飾って傍におく為だけだろうか、
それとも欲望を果たす為の伽の相手をさせる為なのだろうか。
彼女は絶望と非難に満ちた眼で男を見つめた。
「…所詮愛だの何だの言ったところでそういう事か。
やはりお前は悪魔だ。だまされた私が馬鹿だった」
彼女の目にはうっすら涙が浮かんでいた。
彼女がドアノブに手をかけたその時、
物凄い力でベッドに薙ぎ倒された。
「どこへ行く?」
そう問いた男の表情には、冷たい、背筋の凍るようなものがあった
339名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 01:50:26 ID:Q6ZCS1oR
うぉぉぉ、ちょっといつの間にルシ×アレが連載されてたの?!見逃してた!!
乙です!続き待ってます!
340D:2005/08/19(金) 07:28:38 ID:piY1edKy
ありがとうございます!!反応がなかったのでおもしろくないのかと…汗
ペースがゆっくりで申し訳ないんですが、続き投下します♪

「…天界へ帰る。ここは私の居るべき場所じゃない」
だってそうだろう。このまま慰み者として
ここにいるなんてできない。
だってつらすぎるから―
この男は私を愛していない。でも私は愛してしまった。
できるならこんな感情消してしまいたい。
でもそんなことできない…
「俺はお前を手放す気はない。
お前は俺の女だ。どこにも行かせない」
男はそう言うと同時に、彼女の服に手をかけ一気に引き裂いた。
ビッ!!
341E:2005/08/19(金) 07:47:24 ID:piY1edKy
「やめろ!!そんな気分じゃない!!」
男は彼女の言葉を無視し、彼女の服の中に手を滑り込ませてゆく。
男の手が彼女の胸の敏感なところを触ると、
彼女から「あ」という言葉が漏れた。

何時間過ぎたのだろうか。彼女は失っていた意識を取り戻した。
2度目の絶頂までは覚えている。
隣に男の姿はない。かわりに彼女の右足には
黄金細工の枷がついていた。
「…私が逃げないように、か。家畜と一緒だな」
彼女は力無く呟いた。どうせ飽きたら捨てられるのだろう。
腹が立った。それはあの男にだけではない。
嫌だと言いつつも感じてしまった自分に対してでもある。
342名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 14:53:56 ID:ayEzaI2W
神職人乙です。
引き続き楽しみにしてます。
ルシアレモエスwwwwwww
343ルシ×アレ投下人:2005/08/19(金) 21:52:06 ID:piY1edKy
そんな神だなんて畏れ多い(>_<;)
実はこの話カナリ長くなりそうなんです…
でも読んで下されば嬉しい限りです♪
続きできましたらすぐに投下します(^^;)
344名無しさん@ピンキー:2005/08/20(土) 03:01:07 ID:BL0ujSyH
ただ今、すべて通して読みましたぁ!
やばいですw求めていた内容そのものです!
続き楽しみです!最後までお願いします!
345F:2005/08/20(土) 16:26:28 ID:DTRgPuMm
…捨てられて自由になるなんて惨めすぎる。
ここから逃げる術を考えなくては…
この足枷は簡単に外れそうにない。
鍵はルシファーが持っているのだろう。

「ん…ふぅ…はぁ…」
「…どうした?お前からしたがるとは珍しいな。」
ピチャピチャと卑猥な音を立てながら
彼女の小さな口が男の物をくわえこむ。
「…もういい。達きそうだ」
男が彼女の体を離そうとするが、彼女はそれを拒んだ。
「いいよ…達って」
その言葉を合図に男は彼女の口腔に熱いモノを放った。
「まだだよ。まだ休ませない」
彼女は挑戦的な眼で男を見つめながらそう言った。
「望むところだ」
346G:2005/08/20(土) 17:54:51 ID:DTRgPuMm
目が覚めたのは朝方だった。隣に寝ている男は
流石に疲れたのだろうか、まだ起きる気配はない。
彼女自身もかなり疲れていたが、
なんとか起き上がり衣服を身につけた。
「急がなくては…」
彼女はベッドの下に脱ぎ捨てられた男の服を探りはじめた。
「…あった…この鍵だ」
その鍵を鍵穴に差し込むと、カシャンという音と共に足枷が外れた。
彼女はその音を聞くと、嬉しいようなもの悲しいような
今まで感じたことのない感覚に襲われた。
しかし今はすぐにここから離れなければ。
彼女はそっと部屋を出、長い廊下を走り、重い万魔殿の扉を開けた。
「何処へ行く?」
347名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 00:32:24 ID:vUE2Sziv
ルシ×アレ、ほんとやばいっすw
神職人様!続きお願いします!
348名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 00:38:33 ID:0zQmu8VP
リアルタイム連載時、主人公カプそっちのけで萌えまくったルシアレ魂が
再燃してまいりました。神職人様、ありがとう!続き激しくお待ちしてます!
349H:2005/08/21(日) 09:49:24 ID:ItpawVZD
その言葉を聞いた瞬間、彼女は凍りついた。
扉の向こうに立っている声の主は居る筈のない男。
「ル…ルシファー…どうして…」
男は動揺している彼女の両頬にそっと手を添えた。
彼女の表情は驚きと絶望そのものだった。
「…俺から離れようとすればどうなるか、身を以て
教え込んだ筈なんだが…どうやらまだ足りなかったようだな」
彼女は頬に触れる手を払いのけ、男と距離をとった。
「…お前はなぜ私をここに連れてきたんだ?」
そう質問した彼女はゆっくり目を閉じ、空を仰ぎながら
男からの返事を待った。その一連の動作は、例え様のない程美しかった。
350ルシ×アレ投下人:2005/08/21(日) 10:40:25 ID:ItpawVZD
すいません!同棲編の@とAで間違った表現がありました…
正しくは地獄にきてから1か月です(>_<;)
遅れましたが訂正させて下さい(__|||
351名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 15:30:54 ID:lnXyDYR+
いつもながら職人様乙です。
毎日ワクテカしながらチェックしてるんで頑張ってください。
352I:2005/08/21(日) 20:57:40 ID:ItpawVZD
しばらく沈黙が続いた。
「…俺はお前を天界から、あらゆるものから救うために連れてきた」
男はそう言いながら彼女の顔をじっと見つめた。
確かにこの男は昔私を解放すると言った。
現にあの虚無でありながら混沌とした世界から私を救ってくれた。
だが今のこの苦しみからは救ってくれない。愛しい者から愛されず
慰み者としか思われていないこの苦しみからは。
私に苦しみを与えるのはお前なのに救えるのもお前しかいない。
―絶望だ。
「お前に私は救えない」
その言葉は男の表情を一瞬悲しくさせたかと思うと、
より一層冷たくさせた。
353名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 22:54:24 ID:xaibu2Zs
ワクテカって何の略なんだ
2ちゃん語?
ワクはワクワクかと思うんだが、テカって?
テカ…?

それはそうと職人さんGJ
354J:2005/08/22(月) 17:45:28 ID:lC2j8+89
その言葉を聞くのは2度目だった。1度目はエデンで聞いた。
結果、自ら命を賭して神からあいつを救った。しかし今回は救う事は名目、言い訳にすぎない。
ただあいつを傍に置きたかった。あの瞳で俺を見て欲しかった。
あの美しい黒髪に触れ、この腕であの体を抱き締めたかった。
愛しているから―
だがあいつは俺を愛しているわけではない。
夜の営みも、あいつは俺の欲望に流されているだけだ。
あいつにとって俺は体を奪った憎い男。今の俺に愛しているなどと言う権利もない。

「そんなことは関係ない」
男はそう言い放ち、彼女の腕を掴んだ。
355名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 18:23:58 ID:3ECsx9Hy
>>352
頭で考えるんじゃない!感じるんだ!
まぁ元ネタはこれなんですけどねwww
+   +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
 と__)__) +


職人さん頑張れww
356名無しさん@ピンキー:2005/08/22(月) 18:24:36 ID:3ECsx9Hy
ゴメスwwwwwww>>353デスタ。
357353:2005/08/23(火) 03:59:26 ID:9H7nBayq
カッ…カワイイ…。

dくす。かなり長い間疑問だったんだ。
これで寝れるわ。
358K:2005/08/23(火) 12:13:10 ID:CnvdTt9q

―「嫌ぁぁっ!!痛…痛い!!」
広い寝室に彼女の悲鳴とベッドの軋む音が広がる。今までにない乱暴な抱き方だった。
「いやぁ…や…やめ…」
その行為は彼女の体にも、心にも傷をつけていた。
「何度も言うがお前は俺の女だ。俺から離れることは許さない。
何も考えずただ俺の傍にいればいい」
男のその言葉は彼女の心をえぐった。
彼女は男が少しでも自分の事を愛してくれているかも、という
僅かな期待も砕かれた。涙がとめどなく彼女の頬を伝っては流れ落ちた。
男はそんな彼女の表情を見ないようにしながら、深く深く
彼女の体を突き上げた。
359L:2005/08/23(火) 23:04:45 ID:CnvdTt9q

「猊下。なぜ御心を彼女にお伝えにならないんです??」
その言葉を聞いた男は執務中の手を止めた。
「知っているのか…」
男からの質問に、女はフフ、と微笑んでみせた。
「ええ、猊下の事でしたら何でも。地獄と天界の境をなくす事も、
本当は彼女の為なのでしょう?それでしたらそうと彼女に伝えればよろしいのに」
男はため息をつき、執務を再開した。
「さすがだな、ベリアル」
「全く不器用な方でいらっしゃる。そんな所も好きですけど」
女はそう言うと、執務室を後にした。
「…もう遅い」
男はドアの閉まる音と同時に手で顔を覆い、そう呟いた。
360M:2005/08/24(水) 22:40:43 ID:AuWaavnD
「ったく!何でこの俺様がこんな所まで足を運ばなきゃなんねぇんだよ!おら!さっさとこのクソでけぇ扉を開けやがれ!!」
赤髪の男が万魔殿の前の扉の前で叫ぶ。
「落ち着いて下さい、ミカエル様」
「うるせぇよカマエル!俺はこんな堅っ苦しい会議なんざ大っ嫌いなんだよ!」
その時、目の前の扉がゆっくり開き始めた。
「だいたい他の力天使は何やってんだよ!!」
ミカエルの癇癪が隣の大男にぶつけられた。
「…ジブリール様は各地での政務に追われ、ラファエル様はコールドスリープから目覚められたばかり。ウリエル様は以前星幽界です」
男は黙々と答えた。
361名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 12:43:24 ID:BAhDI4VY
ミカタンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

職人さん乙です。
362N:2005/08/26(金) 19:12:49 ID:2kAzCplN
「そんなこたぁ知ってんだよ!あーもう全部あの女がいなくなったせいだ!!」
結局ミカエルの愚痴はいつもここへ行き着く。
「それにしてもそのアレクシエル様はどこへ行ってしまわれたのか…」
「全くだ!誘拐のセンが濃いらしいがあんな女さらうのはゴリラでも無理だぜ」
それを聞いたカマエルはこくりと頷いた。
「…あの女は俺が欲しかったのによぉ」
ミカエルはチッと舌打ちした。
その時、扉の向こうから一人の女がやってきた。
「お待たせしました、ミカエル様。私は案内役のベリアルと申します。
それではこちらへどうぞ」
363名無しさん@ピンキー:2005/08/27(土) 17:48:18 ID:cQ1tvIHh
ミカエル×アレク!!
職人さんツボを心得てますね…さすがです…ハァハァ
364O:2005/08/28(日) 22:54:47 ID:jk8jmxL8
「こちらが会議の間です。ルシファー様がいらっしゃるまで少々お待ち下さい」
女はそう言うと、一礼して部屋から出て行った。
「…そっちが呼び出したくせに待てってか!?ふざけやがって!!」
ミカエルはそう言いながら扉を開けた。
「ミカエル様、どこへ?」
「便所!!」

巨大な万魔殿の中。長い長い廊下、たくさんの部屋、美しい飾り物。
この宮殿はまさにルシファーの絶対的な力と権力そのものを表している様だった。
「けったくせぇモン作りやがって」
その時だった。彼は隣の扉からものすごい、そして懐かしいアストラルパワーを感じた。
「なっ…この気は一体…!?」
365308:2005/09/02(金) 13:47:53 ID:q01lm82G
ミカエルはそっとその扉をのぞいてみた。豪華で、美しい部屋。奥の方には大きな白いベッド。
そしてその上には、長い黒髪の人物が座っている。横顔しか見えないが、
その人物は羽織っている白いローブを肩まではだけさせ、ぼんやりと窓の外を見つめていた。
「何者だ!?こいつ・・・」
そう思うと同時にこの強力な力を持つ者と戦ってみたくなっていた。彼の悪い癖である。
彼は思い切り扉を開けると、部屋の中の人物が彼の方を向いた。
「・・・お前は・・!!アレクシエル!?」
「ミカエル・・!!なぜこんなところに・・・!!」
二人とも驚きを隠せなかった。いなくなった女といるはずのない男。先に口を開いたのは男の方だった。
「・・・お前こそ・・・こんなところで何してんだよ!?天界じゃえらい騒ぎだぞ!!
 お前が失踪したってな!!」
それを聞いた彼女はうつむき、彼に今までのいきさつと、自分の置かれている状況について話始めた。
・・・犯人は兄貴か・・、納得だぜ。でもこの気の強い女がなんだってこんなに憔悴してやがんだ・・?
その時、彼は彼女の首筋に広がる多数のキスマークに気がついた。
「なるほどな」
366365:2005/09/02(金) 13:49:22 ID:q01lm82G
すいません、名前のところPにしてください。間違えました・・・汗
367名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 17:40:34 ID:+obWGHMr
更新キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
神職人さん乙!!
本スレのほうでパロ発言見つけたのでもしやと思い来て見たら
ルシアレ←ミカエルがリアルタイムで更新中でしたか!
興奮のあまり一気に読んじゃったんで続き楽しみしてます。
個人的にミカアレも好きなんで一挙両得ww
368365:2005/09/03(土) 01:33:17 ID:a6E+1J8i
ルシ×アレ投下人です。今初めて本スレのぞいてきたんですが、
ルシ×アレは結構人気あったんですね・・・
ってそんなことしてる場合じゃないですね、続き急いで書きます!!逃
369名無しさん@ピンキー:2005/09/03(土) 13:09:55 ID:hOVsMAEL
本スレのURL誰か教えて(><)
370Q:2005/09/04(日) 16:14:52 ID:l80gjCRV
俺は女というものが大嫌いだ。弱っちくて、飾り立てるしか能のない生き物。
でもこの女は違う。強い力をもち、しかも勇敢だ。
「俺がここからお前を出してやろうか?」
彼のその言葉に、彼女は目を大きく見開いた。
「お前にできるのか?」
彼は彼女のその言葉に少しカチンときたが、こらえた。
今天界では天使を創ることができなくなった。それゆえ、天使は人間と同じく出産という形をとらなくてはならない。
・・・ジブリールや他の天使から早く妻を娶って子供を生ませろってうるせーしな・・・
女を傍に置く気はなかったが、この女は別だ。
「2、3日我慢しろ」
彼はそう言い残すと、部屋から出て行った。
「『ここから出してやろうか』か・・・兄弟だな」
彼女はそう言いながら、寂しげな笑みを浮かべた。
371名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 14:57:07 ID:inaB14WG
+   +
  ∧_∧  +
 (0゜・∀・)   イイコニシテツヅキマッテル
 と__)__) +

職人さん乙です!ミカちゃんが童貞捨てる日がついに来るのですね!!
372R:2005/09/08(木) 22:08:11 ID:vXBatgXY
「どうかなさったんですか、ミカエル様」
無口な男が口を開いた。
「…いや、別に」
「そうですか。いえ、何か嬉しそうなお顔をなさっているものですから」
ミカエルは口の端を上げ、にやりと笑った。その時部屋の扉が開き、一人の男が現れた。
「待たせたな」
「遅ぇよ、兄貴」
両者は向かい合って座り、さっそく天地境界についての会議を始めた。

「じゃあこれで決まりだな」
「ああ、協力感謝しよう。2・3日中にも境はなくなり、自由に行き来できる様になる」
男は満足そうな顔で弟に礼を述べた。
「ところで兄貴、もう一つ話があるんだがよ…」
373名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 23:32:59 ID:99x3mVta
気になるところでキレ((((゚∀゚))))テル━━!!!

ルシ美香が真の兄弟になる時が来るんだろうか'`ァ'`ァ
374名無しさん@ピンキー:2005/09/09(金) 21:00:25 ID:RFKh4F45
神職人さんの続きキタキタキタwwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!

続きがマジで気になるじゃんよー!!!
ルシファーとミカエルにめちゃくちゃにされて堕ちていくアレク見たいよ!!!ハァハァ
375S:2005/09/09(金) 23:41:27 ID:bxMZLoYM
「…真剣な顔をしてどうした?何の話だ?」
男は少し驚いた顔をして、弟を見た。人払いをしたため、その部屋には2人しかいない。
「…あの女…アレクシエルがいなくなっちまったんだけどよ、兄貴知ってっか?」
ミカエルは兄の顔をじっと見ながら、反応を待った。
「あのアレクシエルが?知らないが…」
兄の表情は全く変わらなかった。だが、兄が以前からあの女に執着していたのは
知っている。無表情でいられるわけはない。
―やはり兄貴はあの女を隠している。いつも堂々としているあの兄貴が。
そう思ったミカエルは、兄に苛立ちの視線をぶつけた。
37621:2005/09/09(金) 23:45:19 ID:bxMZLoYM
「お前が1人の女を気にするとは珍しいな。何かあったのか?」
男がそう尋ねた。
「…いや、あの女を俺の女にしたくて探してんだけどよ。…あの女は本当にいい女だぜ」
弟は含みのある笑みを見せると、ドアノブに手をかけた。
「ミカエル」
兄からの呼び声でミカエルは後ろを向いた。
「背伸びたな」
その言葉に、弟は「まあな」と小さく答えて部屋から出て行った。
天使は普通ある時期で成長が止まるものだが、兄へのコンプレックスがなくなったからだろうか、あれから20センチ程伸びていた。
「俺は兄貴とは違う」
ミカエルはそう呟きながら、万魔殿を後にした。
37722:2005/09/10(土) 06:12:38 ID:kof71Q/N
「ひっ…う…いや…ああっ!」
この女がいい女だと!?そんな事俺の方がよく知っている!!
「やめ…て…お願い…んんっ」
この女が欲しいだと!?そんな事は許さない!!この女は俺の女だ!!誰にも渡さない!!
彼女を犯す腰の動きがいつもより一段と強い。
弟に対する明らかな嫉妬だった。今まで弟に嫉妬するなど考えられなかった。
いつも俺を慕って、嫉んでいたかわいい弟。しかし、今弟に感じるのは危機感だ。
ここにこの女を隠しておけば、何の心配もない。それなのにこの焦りは何故だ?
「ああああっ!!」
何度も蹂躙された彼女のそこが男の物を一段と強く締上げた。
37823:2005/09/10(土) 10:30:50 ID:kof71Q/N
男は達ったばかりの彼女の体を俯せにして再び腰を動かした。
「やっ!!あああっ!!」
敏感になっている体を刺激され、彼女はどうしてよいかわからず、ただ涙を流し続けた。
「…もう終わりだと思ったか?甘いな」
男はそう言うと、後ろから彼女の胸を揉みしだき、背中に多数のキスマークをつけた。
シーツは次から次へと溢れてくる彼女の蜜と涙で濡れ、男が腰を動かす度に皴ができた。
―この男に何かあったのだろうか…
そう思ったが、彼女にはそれ以上考える余裕すらなかった。
そして一晩中男は彼女を責め続け、淫らな声で鳴かせ続けた。
379名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:29:06 ID:UqJH3JyG
>>374
うひょー!!続きキテル━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
ミカエル背伸びてて禿萌え!!180cmのミカエル…ハァハァ
神職人さんのミカエルは自分の想像上のラスト後のミカエルとまったく同じで本当萌えますwww
嫉妬するルシファーも(・∀・)イイ!!
ミカエルの考えた策が超気になるよ!

神職人さん頑張ってください(*´Д`)
38024:2005/09/16(金) 08:15:38 ID:5N65kW3u
「で、ミカエル様、何を企んでおられるのです?」
普段無口な部下の質問に、彼は顔を上げた。
「何の話だ?カマエル」
「…長年お仕えして参りましたが、こんなに楽しそうなミカエル様は初めて拝見しました」
それを聞くと、彼は大きな声で笑った。
「やっぱお前には隠し事はできねぇな」
彼はそう言うと、少年の様な笑顔で話し始めた。
「…実はお前に頼みがあってよぉ」
彼の申し出に部下の男は怪訝そうな表情をしたが、翌日2人は万魔殿の前にいた。
「…うまくいくのでしょうか、ミカエル様」
「なぁに、やってみなきゃわかんねぇよ」
彼はそう言い、万魔殿の扉を叩いた。
38125:2005/09/17(土) 22:40:35 ID:VnmEZ5eH
「猊下、弟君がいらっしゃいましたがどうなさいます?
とりあえず広間でお待ちいただいておりますが…」
ドア越しの女の声を聞いて、男は目を覚ました。隣には愛しい女が眠っている。
丸1日以上彼女を愛し、眠ってしまったようだ。彼女も疲れ果てたようで、しばらく起きる気配はない。
「…シャワーを浴びてから行こう。もうしばし待たせてもらっておけ。」
男はそう言い、脱ぎ捨ててあった自分の服を纏い始めた。
「かしこまりました」
その言葉の後に、ドアの外の足音が遠退いた。それを聞き、男は眠る彼女の黒髪に口づけをし部屋から出て行った。
彼女の目が覚めたのは、それからすぐだった。

男が部屋から出て行ってからしばらくすると、突然普段はルシファー以外誰も訪れないこの部屋のドアが開いた。
「待たせたな、アレクシエル」
その声の主は赤髪の天使だった。
382名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 20:24:17 ID:ONdA2c7E
続き久々にキテル━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
最近じゃ気になって気になってPC閉じた後も携帯で来てないか確認してるよwww
某スレみたいにミカアレルシの3P来たら嬉しすぎて泣くwww
383名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 18:43:28 ID:KkGnoPCR
続きマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

期待age
38426:2005/09/25(日) 23:12:50 ID:ZjsV5OaB
「ほら、お前にやるよ」
そう言って彼は彼女にそれを投げ渡した。
「これは…私の…」
それは彼女と幾度も死線を越えた、この世で最も優れた刀。
「昨日カマエルにお前の執務室からもってきてもらったんだ。それでその鎖は切れるだろ」
彼女の足に光る鎖を指差しながら彼は彼女の様子を窺った。
この間よりも一層白い肌に咲いた多数の紅い印。かなり憔悴しているようだがほてった体。相も変わらず美しい黒髪に調った顔立ち。しかしその顔は上気してほてり、瞳は潤んでいた。
…兄貴か…彼はそう思いながら拳を堅く握った。
彼女は七支刀を手に取り一度ゆっくり瞬きをすると、刀を鎖に添えて一気に切り離した。
38527:2005/09/26(月) 11:53:54 ID:8Ku2ep9R
その時彼の体から機械音が鳴った。
「おっと、カマエルからの連絡だ。もうすぐ兄貴が来るな。
じゃあアレクシエル、天界まで送ってやるから外で待ってろ。その体じゃ無理だろ」
彼女は腕輪になった七支刀を腕にはめ、何か考えている様だった。
「…わかった」

彼が広間に戻ってすぐにルシファーが来た。
「間一髪だったな」
彼はそう言うと、小さく微笑んだ。

ミカエルとの話が終わり、男は彼女の部屋のドアを開けた。
「アレク、腹がすいただろう?今食事を…」
しかしそこには彼女の姿はなく、切り離された鎖と彼女の香りだけが残っていた。
「…アレク!?どこだアレクシエル!!…どこへ行ったんだ…!!」
彼女のいない部屋で、男は大きく叫んだ。
386名無しさん@ピンキー:2005/09/26(月) 19:27:46 ID:CtkHRjqd
続きキテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

職人さん最高です…ハァハァ(*´Д`*)
アレクタンを送り迎えするミカエルを考えただけでも鼻血が…
手と手を取り合って天界まで逃げて欲しい!
38728:2005/09/26(月) 20:54:19 ID:8Ku2ep9R
傍にいたい…でも離れるしかない…だってあの男は私を愛していないのだから。
強引な夜の営みも、嫌といいながらも嫌いじゃなかった。
だってその時だけは私に夢中でいてくれると思ったから。
苦しく辛かったけれど傍にいることができた幸せ。これから生きていく上で忘れられないことが弱い私への罰。
この記憶がある限り私はもう誰も愛せない。愛さない。
…私が愛するのはあの男だけ…

「おい!アレク!着いたぞ!!」
彼の声にはっと目を覚ますと、そこは天界の彼の館の前だった。
メルカバの外に出ると、もう日は落ちかけていた。
「お前はこれからどうするんだ?アレク」
彼の質問に、彼女は力無く答えた。
「そうだね…ほとぼりがさめるまで旅にでも出ようか…」
彼女の答を聞き、彼は一瞬躊躇ったが口を開いた。
「お前さえよかったらここで暮らさねぇか?俺はお前にここにいてほしいんだ。俺の伴侶としてよ」
彼は恥ずかしそうに顔を掻きながら彼女にそう言った。
38829:2005/09/27(火) 11:01:45 ID:gAg83LLg
彼の突然の言葉に、彼女は驚いて目を大きく開いた。
「お前が私を…?だって女嫌いじゃ…」
「だーっ!!もう!!俺だってらしくねぇ事してっと思ってんだよ!!
…だけどそんな事してでも、俺はお前を気に入ってんだよ」
彼の顔は真っ赤で、彼女はその様子を見てうれしそうに微笑んだが、
それはすぐに悲しそうな微笑みへと変わった。
「ありがとう、ミカエル。でもダメなんだよ…私はもう誰も愛せない。あの男以外は…
私の心はまだあの部屋に置いたままだから…」
「俺を愛してくれなくてもいい、傍にいてくれるだけでいい、と言ってもか…?」
彼女の頬を、一筋の涙が伝った。
「…ああ。
…愛とは難しいね…ロシエルの時といい、今回といい…」
彼はもう何も言わなかった。
「じゃあここからは一人で行くよ。…いろいろありがとう」
「別に礼なんかいらねぇよ。体力ねぇんだから無理すんなよ」
彼はぶっきらぼうに言ったが、表情は優しかった。
「…っ!?」
突然めまいが彼女を襲った。体力のなさと長旅がたたったのだろう。
「アレク!?」
彼女の覚束ない足取りに気付いた彼が叫んだ。
しかし次の瞬間、彼女の体は横の階段から崩れ落ち、打ち付けた頭の痛みと朦朧とした意識の中で彼女の視界は暗転した。
38930:2005/09/27(火) 21:43:26 ID:gAg83LLgO
「ったく言わんこっちゃねぇ!!」
彼は急いで彼女の元へ駆け付け、彼女を抱き上げた。
「おい!アレク!大丈夫か!?」
彼からの呼びかけに、彼女がうっすらと目を開ける。しかし、彼女から出た言葉は、彼に衝撃を与えた。
「…誰?」
そう言って、彼女は再び意識を失った。

「猊下、どうなさったのです?」
その声を聞いて、男は振り返った。男の、昔の様な表情を見て、女の背筋が凍った。
「ベリアル…お前に頼みがある。天界へ行ってあいつを探せ…俺は四大天使の方をあたる」
男の声は怒りに満ちていた。
「それはかまいませんが…アレクシエル様に逃げられたんですの?」
女の笑いの混じったその言葉を聞いた瞬間、男の手が女の首に食い込んだ。
「余計な詮索はするな…早く行け」
男が手を離すと、女はむせながら床に崩れ落ちた。
「…かしこまりました。ふふ…思わず達ってしまうトコロでしたわ」
女はそう言うと、彼の部屋から出て行った。
「どこへ行った…アレク…」
390名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 23:26:06 ID:hd4VJvVL
オモロイ!!
39131:2005/09/28(水) 21:52:25 ID:qSKzx+G2
「おいラファエル!どうだった!?」
診察を終えたばかりのラファエルの白衣を掴み、彼は怒鳴った。
「落ち着きなよ、ミカちゃん。全く…俺はコールドスリープから目覚めて幾日もたたない病み上がりなのに」
白衣の男は、ふぅとため息をついた。
「今はそんな事どーでもいいんだよ!!あいつは大丈夫なのか!?」
彼の頭の中にはその事しかないようだ。その様子を見ながら、白衣の男は語りだした。
「…打った頭部はさほど問題はない。ただ…」
そこまで言うと、男は口をつぐんだ。
「勿体ぶんじゃねぇよ!じれってぇな!早く言え!!」
「…記憶喪失だ。
正しくはエデンにいた時以降の記憶が無くなっている。…俺達の顔も覚えていない」
男の言葉に、彼はひどく動揺した。
「…なんだよそれ…マジかよ…
って事は兄貴の事も忘れてるのか?」
それを聞いた男は、さっき彼から聞いた彼女の失踪の理由を思い出した。
「…ああ。今回の記憶喪失の原因はどうやら精神的なもので、頭部殴打はそのきっかけに過ぎない。
あの男のせいで、彼女の心は相当まいっていたみたいだな」
「…なあ、あいつは俺が引き取る。この事とあいつが記憶喪失って事は他言無用で頼むぜ」
男は頷きながらも、いつもと違う彼の様子を怪訝そうに見つめていた。
392名無しさん@ピンキー:2005/09/28(水) 23:51:59 ID:bpPaESIa
続きキテル!!!(゚∀゚)
職人様…最近の大量更新は我等エロパロ悪魔軍に対する
記憶喪失アレクタン萌えを媒体とした宣戦布告?!

早く続きが見たいよ…ハァハァ
39332:2005/09/29(木) 12:04:45 ID:E56i6QQP
「ほら…アレク…もうこんなにして…ここも物欲しそうに動いて…どうしてほしい?」
…誰?
「言わないとわからないな…ちゃんと言うまでお預けだ」
あなたは誰…?
「…よく言えたな…じゃあご褒美だ」
「愛してる…アレク…」

そこで彼女の目が覚めた。
今のは夢…?
「おい!大丈夫か!?ずいぶんうなされてたぞ!!」
突然視界に現れた赤髪の男に、彼女は激しく驚いた。そういえば、この部屋にも全く見覚えがない。
「…誰だっ!?ここはどこだ!!」
彼女はベッドから跳ね起き、挑むような目で彼を見つめた。
「…俺は四大天使の炎の天使、ミカエル。ここは俺の館だ。とりあえず落ち着けよ」
彼の言葉に、彼女はますます動揺した。
「ミカエル…小男と聞いていたけど…とにかく、私をエデンに帰して。創世神にばれたら弟が…」
「その心配はねぇよ」
彼はそう言って、今までの事を全て話した。地獄での出来事をのぞいて。
394ルシ×アレ投下人:2005/09/29(木) 12:08:20 ID:E56i6QQP
長々すいません…
まだまだ続きそうで多分50話軽く越えると思います…汗
395名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 18:14:19 ID:nSbW/nRP
大歓迎!のんびり待ってる♪
396名無しさん@ピンキー:2005/09/29(木) 18:22:36 ID:ATgwZnhT
職人様全然待ってるから!!!!投下お願いします…orz

身体は覚えてるけど記憶がないと経験は無いような気分なのだろうか…。
アレクタンやばっ…萌える!!!!
397ルシ×アレ投下人:2005/09/29(木) 22:30:27 ID:E56i6QQP
ありがとうございます!!(^^)
頑張ります♪
一日2〜3話投下できたらいいなぁ…

というわけで続きです☆
39833:2005/09/29(木) 22:34:10 ID:E56i6QQP
「…創世神が死んだなんて…そんな…」
彼女は驚きを隠せなかった。
「別に信じるも信じないもお前の勝手だ。それより今はもう休んどけよ」
彼は彼女に布団を被せ、部屋から出ようとした。
「…もう一つ聞きたい。なぜあなたが私の面倒をみてくれている?私と一体どんな関係なんだ?」
彼女の言葉に、彼は一瞬迷った。
ここで、恋人同士だ、などと言えばこいつはすんなり俺の女になるだろう。
でもそんなんじゃダメだ。そんな卑怯な真似はできない。
「別に…ただの友人だ。お前の事故にたまたま居合わせたんだよ。
…でもお前に傍に居てほしかったから連れてきた、それだけだ」
彼はそう言うと、耳まで真っ赤にして部屋から出て行った。
それを聞いた彼女も、熱のせいだろうか、顔を赤くしていた。

「…ミカちゃんにもとうとう浮いた話かなぁ…」
診察室の椅子に座った白衣の男が、カルテを見ながら呟いた。
その時、彼は背筋にぞっとする気配を感じた。驚いて振り返ると、そこには漆黒の髪と羽根をもった、地獄の王が立っていた。
「…久しぶりだな、風の天使ラファエル」
39934:2005/09/30(金) 11:10:48 ID:w3EYv25o
「…これはこれは…地獄の魔王サンがこんな処に何の用ですかね?」
彼が男に尋ねた。
「…アレクシエルはどこだ?」
彼の挑発的な質問をものともせずに、低く威圧的な声で男が言った。
「アレクシエル?知らないな」
二人は数秒睨み合った後、魔王が口を開いた。
「邪魔したな。ミカエルの処をあたってみるとしよう」
男はそう言い残して、姿を消した。
「…ヤバいな…あの男は本気だ」
彼は脱力し、壁にもたれたまま座り込んだ。
「ミカちゃんに知らせておかないと…」

綺麗な庭、美しい鳥のさえずり。
「…ここは本当にきれいだね。エデンなんかよりもずっと…」
炎の館の庭で、車椅子に乗りながら彼女が呟いた。その椅子を押しているのは、その館の主。
「そうだろ?部下にこういうのが趣味の奴がいてよ。お前も好きだと思って」
「うん…ありがとう」
彼女はそう言って優しく微笑んだ。
400名無しさん@ピンキー:2005/09/30(金) 20:09:17 ID:RVwuNe2e
更新キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
今後の展開が楽しみwwwwワクテカwww
ところで職人様は既に書き終わった物をうpしてるんですか?
それとも書きながら更新しているのでしょうか?
もしかして携帯からの投下…?
なんにせよ乙です。
401ルシ×アレ投下人:2005/09/30(金) 22:12:57 ID:w3EYv25o
ありがとうございます♪
実はこれ書きながら投下してるんです…しかも携帯からで…(>_<)
空いた時間見つけて投下してるので、非常に遅いです…すいません…汗
40235:2005/09/30(金) 23:27:02 ID:w3EYv25o
「…っと、通信機が鳴ってんな。ちょっとここで待ってろ」
彼女は小さく頷き、彼の後ろ姿を見送った。
…のどかだな…
この間、ミカエルから聞いた話…私の転生体と皆の力であの創世神を倒したなんて、しかもそれからさらに何世紀もたっているなんて…まだ信じられないけど、事実なのか…
本当に私は解放されたんだ…
すると白い鳥が一羽、彼女の膝の上にとまった。
「…かわいい」
彼女はその鳥を見つめながら、嬉しそうに微笑んだ。
しかしその瞬間、彼女は恐ろしい気配を感じた。
「お行き!!」
そう叫んだあと、彼女は気配のする方に振り向いた。
「やっと見つけた…アレクシエル…!!」
気配の主は漆黒の四枚羽根をもつ悪魔だった。
403名無しさん@ピンキー:2005/10/01(土) 19:52:53 ID:oT8Gz3+9
>>401
携帯で書きながら投下されてたんですかぁ
ゆっくりマイペースにどうぞ…と言いたいけど
続きが気になってワクテカしてる自分にとっては投下が待ち遠しいwwww
(*´∀`)アアンじれったいよww

ルシアレミカの修羅場展開楽しみ〜
40436:2005/10/02(日) 09:58:40 ID:nJOyUszH
「ああ!?兄貴がこっちに向かってるだと!?」
彼は通信機に向かって叫んだ。
くそっ…早すぎる…!!

「…まさかこんな処にいるとはな。探すのに時間がかかるわけだ」
男は顔に手をあてながらくっくっと小さく笑ったが、その瞳は怒りに燃えていた。
「…誰…?」
彼女は男を睨みつけながら尋ねた。
「…誰…だと?何の冗談だ?」
彼女は自分に記憶障害があること、なぜミカエルの館にいることを男に話した。
しかし、話し終える頃には、男の表情はさらに険しくなっていた。
「それで…あなたは私と何か関係がある者なのか?」彼女はただ純粋に男に尋ねた。しかしその瞬間、男の手が彼女の首を掴んだ。
「戯言を…なぜ俺の元から逃げた?
それで逃がしてもらう代わりにミカエルに何を与えた…?
よもやその体を与えたのではあるまいな?」
弟への嫉妬、彼女の奔走への憤りを彼女にぶつけた?
「体など…!!
…もうわからない!!何も思い出せない!!」
男に首を掴まれたまま彼女は叫んだ。その瞳には困惑の色がにじんでいた。
「兄貴!!その手を放せ!!」
ミカエルの怒号が庭園に響いた。
405名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 20:25:34 ID:2+J44hUx
ドキドキ(*´Д`)
406名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 21:05:49 ID:TcQejy6P
同じくドキドキ(*´Д`)
続き気になる〜
407404:2005/10/02(日) 23:03:51 ID:nJOyUszH
すいません!!
「ぶつけた?」って…
「?」をとって読んで下さい…
408名無しさん@ピンキー:2005/10/03(月) 03:02:41 ID:BUcaohZM
「奔走」あたりも気になるがw
おもすれーです待ってます
ミカやんが妙に大人でカッコエエね
409名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 15:04:28 ID:UPoaQf6M
続きマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

期待age
410名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 15:05:03 ID:UPoaQf6M
上がってなかったwww

続きマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

期待age
41137:2005/10/04(火) 18:25:20 ID:IrAcswvu
「…兄貴、まず俺の話を聞いてくれ。アレク…お前は部屋に戻ってろ」
彼がそう言うと、彼女は少し戸惑いながらも館の中へ入っていった。
「…で、話とは何だ」
男は以前の様に空虚で、無機的な表情をしていた。

あの男は一体誰?恐ろしく鋭い眼とまがまがしい気。
―怖い
だけどあの男の顔を見た瞬間、体の中心が熱くなった。あの体に触れたい。あの腕に抱かれたい。そしてあの唇で―…
何を考えているんだ…馬鹿馬鹿しい。あったこともない男なのに…
「え…?」
その時初めて彼女は自分の眼から涙が溢れている事に気がついた。

「…」
彼の話を聞いていた男は腕を組んだまま、終始無言だった。
「…アレクを連れてこい。万魔殿に連れて行く」
男は静かにそう言うと、彼に背を向け館の出口に向かった。
「兄貴!!なんでわかんねぇんだよ!!だいたい事の原因は兄貴なんだぞ!?これ以上あいつを苦しめるな!!」
彼がそう叫んだ瞬間、男から恐ろしい程の殺気が放たれた。
41238:2005/10/05(水) 10:45:39 ID:7InzikcF
「…っ!!」
彼は男の凄まじい殺気にたじろいた。やはりこの男はかつて神と匹敵すると言われていた男。しかし、ここで退いてはいけない。
「俺はあいつが自分から兄貴の処へ行くと言うまで兄貴に渡すつもりはねぇ!!
力ずくで連れて行くってんなら…」
彼はそう言うと、背中にかけてある大きな剣を抜いた。
二人はしばらく睨みあった。
「…いいだろう。今日は引く。今日は、だかな」
男はそう言って姿を消した。同時に彼からは汗が流れ落ち、その場にへたりと座り込んだ。
…勝てる気がしねぇ…
だけどこのまますんなりあいつを渡して不幸にすることだけはできない。
彼はごろんと寝転がった。
「…ミカエル?あの男は帰ったのか?」
ふと見上げると、彼女のスカートの中の美しい足が見えた。
「…!!」
急な事でパニックに陥っている彼に気付きもせず、彼女は彼の隣に腰をおろした。
413名無しさん@ピンキー:2005/10/05(水) 17:35:42 ID:unn8kP/F
純だね…ミカチャン(´∀`*)
ミカ可愛いよミカwww
41439:2005/10/05(水) 23:46:47 ID:7InzikcF
「なんか…あの男の事を考えると、胸がもやっとするんだ…」
彼はようやく平静を取り戻し、彼女の話を聞いていた。
「…兄貴の事が気になんのか?」
「そうじゃないけど…でも…」
気にならないわけがない。だってこいつは記憶をなくす前あんなにも兄貴の事を愛していたんだから。
彼の表情が曇った。
「それで…実はミカエルにお願いがあって…」
彼は驚いた。いつも凜として、誰にも頼ろうとしない彼女から発された意外な言葉。
だからこそ、彼女が自分を頼ってくれるのが嬉しかった。
「…で、何だよその願いってのは」
彼がそう言うと、彼女は一瞬躊躇ったが、意を決したように話した。
「実は…今夜から一緒に寝てほしいんだ。…無理かな?」
彼女の言葉に彼が跳び起きた。
しかし、跳び起きた彼を待っていたのは美しい彼女の顔のアップだった。
隣に座っていたはずの彼女が、いつのまにが彼に覆いかぶさるように四つん這いの体勢になっていたからだ。
「――っ!!」
415名無しさん@ピンキー:2005/10/06(木) 00:43:24 ID:OpZZsLmw
(*´Д`)ハアハア…
最近更新が早いので嬉しいですよ
41640:2005/10/06(木) 11:00:07 ID:tYHh5Mv2
彼は混乱しながらも、声を振り絞って答えた。
「こ、断る!!」
冗談じゃない。
一晩中この女の隣になんていられるわけがない。絶対に理性なんか飛んでいっちまう。
「…だって何か怖いんだ!!自分の中の知らない何かに押し潰されそうで…
お願いだ…」
ふと彼が視線を落とすと、彼女の襟の隙間からきれいな鎖骨と豊満な胸の谷間が見えた。
何で下着つけてねーんだよ、こいつー!!
彼女は体は大人とはいえ、心はエデンにいた時の少女のまま。どうやらその時の彼女に下着をつけるという習慣はなかったらしい。
「…ねぇ…どうしてもダメ?」
やばい。やばいやばいやばいやばい!!
今ここで理性がとびそうだ。
「わかった!!わかったよ!!」
彼は諦めたようにそう叫んだ。
「本当!?ありがとう!!」
彼女はそう言って微笑むと、館の中へ入って行った。
「やべぇ…」
彼はそう呟くと、館の方へ向かってふらふらと歩き出した。
41741:2005/10/06(木) 16:43:01 ID:tYHh5Mv2
それから毎晩、彼にとっては地獄だった。
横にいるだけでも緊張するのに寝返りをうった彼女を見れば、ローブからはみ出る太ももや襟合わせからのぞく胸の谷間。
これにグラっとこない男はいない。
しかし彼は毎晩耐えた。だかさすがに睡眠不足で、よく昼間にラファエルの処へ行って昼寝をしていた。
彼女は毎日ミカエルが出掛けて行くのを不思議に思いながら、庭の手入れをしていた。
「…きれいな花だな」
突然現れた男に、彼女は驚いた。
「…何の用?」
彼女はつっぱねるように男に言った。その男は紛れもなくこの間訪ねて来た男。ミカエルの兄。
「ごあいさつだな。ただお前に会いたかっただけだ」
彼はそう言い、指をパチンと鳴らすと、彼女の手に大きな薔薇の花束が現れた。
「プレゼントだ。薔薇の花、好きだっただろう?」
「…綺麗…」
彼女が呟くと、男はやわらかく笑った。
「そんなに泣くほど嬉しいのか?」
「…え?」
彼女の眼からは、大粒の涙がいくつもこぼれ落ちていた。
41842:2005/10/07(金) 08:06:14 ID:zXtddHJ1
「何これ…っ止まらない…」
彼女は必死で流れてくる涙を拭った。
「それとも…泣くほど俺の事が嫌いか…?」
男は一瞬悲しそうな顔をした。
「違う…そうじゃない…っ!!ただ貴方の事を考えると、胸が苦しくて…怖くて…
だから会いたくなかったのに、私の中の何かが会いたいって叫ぶんだ…」
彼女がそう言うと、男は彼女の腕を引き寄せ、そのまま強く抱きしめた。
「…貴方は…私にとって一体何だったの…」
男はまた悲しそうな表情をした。
「俺は…お前をずっと愛している、ただの男だ」
彼女が男を見上げた瞬間、男は彼女に深く口づけた。
「ふぁ…っ…あ…ん…」
それは彼女にとって懐かしい感覚。体の芯が燃えるような…
男は彼女を離すと、ふっと姿を消した。
残された彼女は涙を流しながら男の感触の予感に浸っていた。
「…兄貴…」
その様子を見ていたミカエルは、拳を固くにぎりしめていた。
419ルシ×アレ投下人:2005/10/07(金) 11:02:21 ID:zXtddHJ1
すいません!!前回誤字ありました…
「予感」ではなく「余韻」です…
話もやっと佳境に入りました…
420名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 17:37:34 ID:hj0Ka9VZ
ノーブラ ノーパンなアレクタンは悩殺ものですよ…ハァハァ(*´Д`)
でもそれ以上に理性と戦うミカエルの方がもっと萌えるのですよwww
あーこの二人が付き合って欲しいけどルシアレ話だからなぁ
もういっそう3Pでもいいよww

職人さん最近更新早くて超嬉しいですよ。
ラストスパート頑張ってください。
42143:2005/10/08(土) 11:10:48 ID:QhPFEb7/
その夜、彼女は再びうなされていた。

「…アレク…お前の中は温かいな…」
誰なの…?
「何故顔を背ける?ほら…恥ずかしがらずにこっちを向け…」
貴方は…
「っ…アレク…愛してる…共に達こう…」
貴方は昼間の…!!

そこで彼女の夢は途切れた。
「大丈夫か!?すごい汗だぞ!!」
横で寝ていた彼が心配そうな顔をしている。
彼女は大量の汗をかき、眼からは涙を流し続けていた。
「また嫌な夢を見たのか?」
彼の言葉に、彼女は興奮した様子で話し始めた。
「わからない…わからないんだ…!!夢にあの男が出てくる度に、嬉しさと苦しさが込み上がってきて…
逢いたくてたまらない…
私…私はあの男の事が…」
「それ以上言うな!!」
彼の唇が彼女の唇を塞いだ。
「んっ…!?」
彼は唇を離すと、彼女をそのままベッドに押し倒し、覆いかぶさった。
「なんで兄貴なんだよ!!…何で俺じゃダメなんだ!!」
彼の理性が完璧にとんだ。
422名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 22:24:59 ID:sZNpTcVm
(*´Д`)ミカタン…イイ!
423名無しさん@ピンキー:2005/10/08(土) 22:50:14 ID:OByEGN9E
ミカタン初セクロスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)

いけ!!やれ!最後までいけ!!!!
つーか初めてはアレクタンって操立てしてるミカタン…テラカワイスwwwwwww
42444:2005/10/09(日) 02:20:38 ID:ppjq2A6r
「…!?ミカエル!?」
彼は無理矢理彼女のローブの腰紐を解き、襟元を両手で掴んだ。
「やめ…っ!!」
彼女がそう叫んだのと同時に、彼は掴んだ襟元を思い切り開いた。
「嫌ぁぁっ!!」
彼女の大きな胸があらわになると、彼はそれを揉みながら頂点に吸い付いた。
「…っう…何で…何でこんな事…」
彼女は今だに状況を把握しきれないような顔をしなから、嫌悪の言葉を吐いていた。
しかしその心とは裏腹に、肌はピンクに染まって上気し、声には艶がかった甘い声が混じった。
ほぼ毎晩のようにルシファーに抱かれ、彼女の体は開発されていた。
もっとも今の彼女には覚えのない事だが。
―嫌だ!!こんな経験した覚えはないのに…反応するなんて…嫌だ…感じたくない!!
彼は頂点から口を離すと、その唇は下の方を目指して移動した。
彼の手が彼女の太ももに触れると、彼女は開かせまいと足に力をいれたが、
簡単に開かれ間に彼の体が割り込んできた。
「…いやだ…いやだぁ…」
彼女は泣きながらそう呟いた。
42545:2005/10/09(日) 23:22:48 ID:ppjq2A6r
彼女の瞳は虚で、何も映出してはいない様だった。
その硝子玉のような瞳からは、ただただ涙を流し続けていた。
そんな彼女の様子を見た彼は、行為の手をとめた。
「…何でそんな眼をすんだよ…
俺を見ろよ!!…頼むからっ…!!」
彼は俯き叫んだ。その声は悲痛に満ちていた。
―違う!!俺はこいつを泣かせる為に…こんな表情をさせる為に連れて来たんじゃねぇ!!

…ただ…幸せにしてやりたかったんだ…

いつも笑顔でいてほしかった。
苦しんでほしくなかった。
…愛してたから…
「…すまねぇ」
彼はそう言うと、はだけさせたローブを元に戻した。
俺じゃあこいつを幸せにしてやることはできない。
…こいつを幸せにできるのはあの男だけだ。
「着替えろ。連れてってやる」
「…え?」
彼女は何が何だかわからない様子だった。
「っ…だから!!連れてってやるって言ってんだよ!!兄貴の処へ!!」
426名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 05:15:13 ID:EPl11fE2
エエ━━━(´д`)━━━ッ しないのか美香タン・・・
427名無しさん@ピンキー:2005/10/10(月) 13:30:30 ID:hdLyL7bq
…未遂で終了なのかミカタンorz
どうせならこの後地獄に行って兄貴とアレクに大人の男にしてもらってくれww
428ルシ×アレ投下人:2005/10/10(月) 18:10:09 ID:tuqdIata
あと3〜5話で終わりそうです!!
というか終わらせます!!(~ヘ~;)
42946:2005/10/11(火) 10:32:06 ID:3fk2Xgqg
数時間後、二人は万魔殿の前にいた。まだ夜中で、辺りには人一人いなかった。
「…じゃあ…」
彼女は静かにそう言うと、彼に背を向け扉の方へと歩き出した。
「…アレク!!」
彼の突然の呼び声に、彼女は振り返った。

「…幸せに…なれよ…」

彼は笑顔だった。たが、今にも泣きそうな雰囲気だった。
ああ、彼は本気で私の事を想ってくれていたんだ。
「…ありがとう…」
―そして、ごめんなさい…
彼女はそう答え、万魔殿の中へ消えていった。
「今度こそ…幸せに…」
―俺が幸せにしてやりたかった。
彼はそう呟くと、頬に一筋の涙を流しながら、地獄の地を後にした。

地獄の地、ましてや万魔殿の中になど来た事はない。
でも体が覚えている。この角を曲がり、この廊下を真っ直ぐ行った所にある部屋。
彼女はそっと扉を開けた。
広い部屋。うす暗くてよく見えないが美しい装飾に大きなベッド。そしてそこに眠る一人の男。
静かに近寄ると、寝息が聞こえた。
黒い髪、長い睫毛、調った顔立ち…彼女はそっと男の頬に手を沿えた。
と、その時、閉じられていた男の唇が動いた。
「…なぜ戻って来た?」
彼女は驚いて、沿わせていた手を引っ込めようとしたが、男の手がそれを掴んだ。
43047:2005/10/11(火) 16:42:19 ID:3fk2Xgqg
男はそのまま彼女を引き寄せた。
「何故?」
男の問いに、彼女は彼女は自分の頬に熱いものが流れるのを感じた。
「っ…わからない…何故だかわからないんだ…だけど私の中の何かが言うんだ…」

「貴方を…愛してる…貴方に会いたい…って…」

もう彼女の声は声にならないほど震え、泣いていた。
男は立ち上がり、そのまま彼女に口づけをした。それはこの間よりも深い深い口づけ。
「…んん…んぅ…はぁ…っ…」
彼女は苦しそうに息をし、男はそのまま彼女をきつく抱きしめた。
「…俺はお前にそんな事を言ってもらえる資格がない…お前をあんなに苦しめたんだぞ…なのに何故…」
「それは今も前もお前を愛しているからだよ、ルシファー」
彼女の急に変わった口調に驚いた男は、彼女の顔を見た。
その彼女の表情は記憶を失くす以前のものだった。
「アレク…お前記憶が…」
「ああ、全部戻ったよ。全く…いつも逃げてばかりだな、私は」
彼女はそう言うと、少し困ったような笑顔を見せた。
43148:2005/10/11(火) 23:48:34 ID:3fk2Xgqg
「私はお前を愛している。だから体だけ愛されるのが耐えられなかった」
彼女の言葉に、男が叫んだ。
「違う!!体だけなんかじゃない。俺はお前が俺の元から離れていくのが嫌だった…だからあんな事を…」
「…お前を…愛しているから…」

彼の言葉に彼女は心底驚いた。
「天界と地獄の境の事も…お前は天界を大事に想っているから、
境がなくなれば自由に行き来ができる、お前も寂しくないだろう、と…」
「…そんな事…知らなかった…」
彼女は小さくため息をついた後、男を抱きしめた。
「馬鹿だね…私達」
その言葉の後、二人は再び深い口づけを交わし、そのままベッドに倒れ込んだ。
「アレク…」
男が小さく呼びかけると、彼女は優しく微笑んだ。
432名無しさん@ピンキー:2005/10/12(水) 17:51:23 ID:Jj+pPiLI
記憶戻った━━━(゚∀゚)━━━!!!!
ルシファーより大人なアレク萌える!!
この良い雰囲気のままエチー突入か…羨ましいなぁルシファーorz
43349:2005/10/13(木) 10:22:24 ID:GOaQHxls
「あ…っん」
男の唇が彼女の首筋に這うと、彼女からは切なそうな声が漏れた。
「敏感だな…」
男は器用に彼女の服を脱がせながら言った。
「…だって…久しぶりだから…」
生まれたままの姿になった彼女は頬を赤め、早くも息を荒くしていた。
男は上半身だけ服を脱ぐと、再び彼女に覆いかぶさり、豊かな胸を揉みしだいた。
白い肌に紅い印がついてゆく。
しばらくすると、男は彼女の胸の頂点を口に含み、舌で転がした。
「あ…!!んっ…うぅ…」
彼女は口から出る卑猥な声を堪える為に、口に手の甲をあてていた。
「声。我慢する必要はない。もっと聞かせろ…」
男はそう言うと、彼女の口から手を引き剥がした。
男の手が、胸から脇腹、下腹部へと移動する。
その感触がくすぐったいようで、気持ちいいようで。
彼女が少し落ち着きを取り戻した瞬間、茂みに入った男の指が彼女の敏感な芽に触れた。
「ああっ!!いや…ぁっ!!」
彼女は体を震わせ、大きく反応した。
43450:2005/10/13(木) 15:01:30 ID:GOaQHxls
優しく芽を擦るその指の動きに、彼女は逐一反応する。
指が蕾へと移動すると、男は小さく微笑んだ。
「…凄いな…溢れてる」
彼女は溶けるような感覚に耐えるのが精一杯で、男の言葉は届いていない。
「すまない…もう我慢がきかない」
男はそう言うと、自分のそそり立った物を彼女の蕾にあてがった。
―それはとても熱くて…
彼女がふと意識を戻した瞬間、男が彼女を一気に貫いた。
「ああっ…!?ああああっ!!」
彼女はいきなり襲ってきた大きな快感に涙を流して耐えた。
「くっ…アレク…」
彼女のそこは久しぶりに受け入れた男の物を容赦なくしめつける。
男はゆっくりと腰を動かしながら、小さく呟いた。
「愛している…」

速くなっていく動きと鼓動。二人の吐息は交じりあい、やがて高みに昇る。

―ねぇ…随分回り道したね…
―ああ…長かったな…だがもう放さない。
―ずっとずっと…愛してくれる…?
―これから幾年月日が流れても、お前を愛さない日はないな。

『愛してる』


終。その後の話が一話あります。
435〜その後〜:2005/10/13(木) 15:24:32 ID:GOaQHxls
荘厳な鐘の音。
青く晴れ渡ったここ地獄の地で、一大儀式が執り行われた。
今日は偉大なる地獄の王の結婚式。花嫁は天界一の女天使。
来賓は地獄と天界の重要人物ばかりだ。

白いドレスを着た美しい花嫁。一度は手に入れかけた女。
彼は一人、バルコニーから二人を眺めていた。
「…ったく二人とも幸せそうな顔しやがってよぉ…」憎まれ口を叩くものの、彼の表情は微笑んでいた。
―幸せなんだな…アレク…
彼の頬を一筋の涙が伝った。
「…あら?ミカエル。こんな処で一人何してるの?」
驚いて振り向いてみると、そこには一人の女天使が立っていた。
「げっ!!ジブリール!!てめぇこそ何で…」
彼女と彼は犬猿の仲。彼はあからさまに嫌そうな反応をした。
「下から貴方の姿を見掛けたから…ってなあに?泣いてるの?」
彼女が彼の顔を覗き込むと、彼は慌てて袖で顔を拭った。
「う、うるせぇ!!見んなよ!!」
その様子を見て、彼女は悟った。
「…女はアレクだけじゃないのよ?」
彼女はそう言って、彼の頬に口づけした。
「なっ…!!」
混乱する彼を尻目に、彼女はその場を後にした。

終わる恋があれば始まる恋だってある。
犬猿の仲の二人の行く末やいかに…?

終。
436ルシ×アレ投下人:2005/10/13(木) 15:30:24 ID:GOaQHxls
やっと終わりました!!長々とすいませんでした…
最後の方は急いで下手な文ばっか書き連ねてしまいました…汗
しかも途中、何度ミカ×アレにしてしまおうと思った事か…!!でもそうすると話が終わらないんで未遂にしました…
読んで下さった方、ありがとうございました。また機会ありましたら投下させて下さい。
437名無しさん@ピンキー:2005/10/13(木) 17:36:07 ID:UEyqfXmy
職人様長い間投下お疲れ様です。
>>308に投下される前から居ついて職人さん出現を待ち望んでました。
結構スレ過疎ってるし、失礼ですが職人様が最後まで投下が続くか不安でしたが
無事終えられたようで本当安心してます。
携帯からなのに長期にわたっての投下感激物ですた。
自分はルシアレ好きな分作品の細部に渡って厳しい目で見てきましたが凄い良かった!!
アレクタンも可愛いしルシファーもエロスだしミカエルも激萌えだし
叶う事ならミカアレ見たかったです(*´Д`)ハァハァ
438名無しさん@ピンキー:2005/10/14(金) 01:19:10 ID:gR97owND
職人さんGJGJ!!乙でした!
幸せな結末で安心しましたよー
ちょっぴり続きのミカジブも読みたい(*´Д`)
ホントここ過疎ってるから暇あったらまた投下して下さい
439名無しさん@ピンキー:2005/10/17(月) 13:46:35 ID:gkYN2u1d
由貴タン万歳age
440名無しさん@ピンキー:2005/10/19(水) 18:39:29 ID:zngGTEl7
妖精1巻発売age
441名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 19:45:43 ID:S8CfwtiQ
揃いも揃って変態だらage
442名無しさん@ピンキー:2005/10/27(木) 19:46:14 ID:S8CfwtiQ
ageてなかったwww
揃いも揃って変態だらage
443名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 13:14:41 ID:CGcxQkye
新婚さん編まだですか〜☆彡
ミカアレ、ミカジブにも萌え☆です〜!!
444名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 01:39:19 ID:mKS42e2Z
私だけかな・・・・伯爵カイン様のジザベル氏で
萌えるのわ・・・・。
445名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 12:52:19 ID:jxiZJvOa
ルシアレ神さんの次作お待ちしてます(^_^)/~
ミカちゃん主役の作品も読みたいな〜。
446名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 17:29:37 ID:70s8syr7
>>444
そんなことは無い。
本スレでは可愛がられてますぜw
447ルシ×アレ投下人:2005/11/02(水) 20:14:33 ID:i+PNfZ/t
久しぶりに来ました…ご無沙汰しております。
性懲りもなく新しい作品を書こうと思うのですが、
ルシ×アレ新婚編(?)とミカ×ジブどちらがいいでしょうか?
448名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 22:36:29 ID:loUx0/Cw
>>444 誰との絡み読みたいの?
自分は女が思いつかん。
「カシアンが生まれ変わった時に
ジザベルの趣味で女の体の中に入っちゃいました☆」
系のパラレルしか考えつかないorz
449名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 23:24:47 ID:sQXKb+iO
神光臨!
ルシアレ新婚編希望です〜☆!!!
450ルシ×アレ投下人:2005/11/03(木) 23:32:33 ID:eLr1JeLk
ではルシ×アレ新婚編投下します。
また1日1〜2話のゆっくりペースですが、
とにかく短篇ですので早めに終わらせます…

ちなみに「2人がバカップルなんて許せない!」
という方はスルーすることをオススメします…
今回は甘系の話ですが自分の文は無理矢理系専門のような気がするので、
文章がおかしくなるかもしれませんが、ご指摘お願い致します…
451@:2005/11/04(金) 07:04:57 ID:JiAib9dJ
「お疲れ、ルシフェル」
「ああ。お前も疲れただろう?アレク」
「そんな事ないさ」

そう言い、軽い口づけを交わす。これが二人の日課だった。
世間では「おかえりなさい、の抱擁」とでも言うのだろうか。
地獄の王とその妻として一目おかれている彼等も、
実体はどの新婚夫婦にも負けないくらい熱々の夫婦というものだった。
今彼女は夫の秘書であり、有能な片腕であるが、
いつも一緒なので一部からは「おしどり夫婦」と呼ばれていた。

「あっ…んぅっ…そんな深いの…ダメ…っ」
彼女はそう言いながら、侵入してきた男の舌に
自分の舌をゆっくり絡み合わせる。
男は強引に彼女の服に手を滑り込ませ、一枚一枚剥いでいった。
「…待って…食事が冷めるよ…」
テーブルの上に並ぶ豪華な食事。
結婚してから、この彼女の作った食事を食べる事が男の楽しみの一つになった。
しかし男は一向に行為をやめる気配はない。
「それは惜しいが…それではココが冷めてしまうだろう?」
男はそう言い、濡れそぼった彼女の蕾に指を這わせ、
その温かさを感じると、嬉しそうに口端を上げて微笑んだ。
「ああっ…!!ん…はぁ…っ」
彼女は全身を震わせ、快感に耐えようと男のシャツを固く握りしめた。
452A:2005/11/07(月) 00:10:07 ID:8xld6fxw
「ん…はぁっ…」
薄暗い部屋の中、聞こえてくるのは卑猥な水音と彼女の荒い息遣いだけ。
「こんなに物欲しそうにして…」
男は彼女の中から指を抜くと、その指から彼女の蜜が滴った。
「言わないで…」
そう言った彼女の表情は苦しそうで、
これから襲い来る快感を待ちわびているようだった。
「…その表情が俺を狂わせる…」
男はそう言い、すでにはちきれんばかりに立ち上がった己を彼女の中に埋め込んだ。
「あぁぁっ!!」
彼女の嬌声がこだまする。
いきなりの挿入に、彼女は背を反らせて軽く達ってしまった。
収縮する内部を感じながら、男は腰を動かし始めた。
「相変わらず感度がいい…」
男の呟きはもはや彼女の耳には届いていなかった。
「んっ…やぁ…
もう…もうっ…!!」
彼女の切なそうな声を聞く度に、
男は達きそうになる自分を抑えるのに精一杯だった。

交じり合う荒い吐息。
重なり合う体。

「俺はお前を放さない…たとえお前が拒んでも…」

青白い月が輝く地獄の夜が、音もなく静かに更けていった…

453ルシ×アレ投下人:2005/11/07(月) 00:17:58 ID:8xld6fxw
遅くなりましたが一応第1部完です。
ちなみにルシフェルと呼んでいるのは彼等に悪魔と天使の境目がなくなったからです。
しかし彼は前回よりもさらに変態度が増してますね…
第2部ももちろん考えてますが、いりますか?
ちなみに内容は第1部の続きで、無理矢理系で淡い監禁、しかも妊娠話です。
確実に人権にひっかかる内容なので…
454名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 15:20:45 ID:zeZxyonu
第二部読んでみたいよ。
ぜひとも投下してくだされ。待ってます。


 +  ∧_∧
    (0゚・∀・) + テカテカ
  oノ∧つ⊂)   ワクワク
  ( (0゚・∀・) +
  ∪(0゚∪ ∪
 +  と__)__)
455@:2005/11/10(木) 00:12:21 ID:sw/8/A08

永遠という長い時を生きる事は、果たして幸せなのだろうか?
それともいつか、持て余す時を疎ましく思うのだろうか。

彼女がいれば、どんなに長い時も、色のない世界も苦にならない。
むしろ彼女となら喜んで永遠という名の地獄に身を置こう。
たとえ彼女が共に堕ちる事を拒んでも、
彼女の足場が崩れれば、嫌が応でも奈落に堕ちる。

もういっそ、堕ちてしまおうか。
誰にも邪魔されない漆黒の世界へと。
二人だけの禁断の庭へと。

そう、この長き時が俺の精神を蝕んでゆく。
いや、元々壊れていたのかもしれない。
初めて彼女を見たその時から…


私の存在理由は何なのだろうか。
なぜ永遠を生きる運命を背負ったのか。
遥か昔から意味もなく存在し、己の葛藤と共にあった。
だか私は人を愛する事を知った。愛される事を知った。
その瞬間、自分の存在が確かに意味のあるものだと感じた。

もう終わりのない長き時を嘆く事はない。
私はあの人と共に在るのだから。


愛は時に永遠で、また時にはかなく残酷なものである。

愛は人を狂わせる…


貴方がいなければ、この世界に在る意味がない。

お前がいなければ、この世界など消えてなくなっても構わない。
456A:2005/11/10(木) 00:13:44 ID:sw/8/A08
「や…ぁん…はぁっ…
もうやめ…てぇ…いやぁ…」
どうしてこんな事になってしまったのだろうか。
目を開ければ残忍な笑みを浮かべる男の姿が写る。「お前が俺の子を孕んだらやめてやるさ」
流れる涙。
滴る汗。
自由にならない手足。
何でこんなことに…
彼女はつい数日前の出来事をを思い出した。


「…悪い、今日はちょっと…」
彼女はそう言いながら、抱きしめてくる男の腕から離れた。
いつもはこのまま情事に至るところなのだが、珍しく彼女が拒んだ。
―ああ、そういえば今は月のものの日だろうか。
事実は知らないが、妻の体のリズムくらいは知っている。
この時期はおそらくそうだ、と男は思った。
「そうか」
男はそう言うと、ゆっくり彼女を抱き上げ、ベッドに寝かせた。
「この時期は一層大事にしないとな」
男の気遣いに普段なら微笑む彼女だが、
今日はなぜか暗い顔をしていた。
457名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 13:37:46 ID:cDRGeceo
ルシアレネ申キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
458名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 19:07:49 ID:De+QUxRA
神様がきた!!!
冒頭の二人の切ない感じがイイ!
第1章では甘甘だったのに何故?と思ってしまいました。
彼らがいったいどうなるのかドキドキしながら続きをお待ちしています。

ところでルシアレ神にお願いがあるのですが…
できればタイトルの所に機種依存文字を使用するのは控えていただけると有り難いです。
窓では見えるんですが、林檎だとおそらく表示されていないのでは…
459名無しさん@ピンキー:2005/11/11(金) 21:56:49 ID:POghrMnJ
細かすぎ
アゲアシとらなくてもいいんじゃないですか?
460ルシ×アレ投下人:2005/11/11(金) 22:17:41 ID:G0hI+Muo
>458さん
ご指摘ありがとうございます。Macじゃ文字化けするようですね…
次回からは漢数字で投下しますね。
投下遅くてすいません…
もう少し待って下さい…
461:2005/11/11(金) 23:36:24 ID:G0hI+Muo

「…なぁ、ルシフェル」
二人きりの執務室の中で、彼女が彼の肩に手をかけた。

―どうしたのだろう。執務中に彼女が「ルシフェル」と呼ぶとは。
その名は執務も終わり、夫婦の時だけに呼ばれるもの。
この地でその名は禁句だからだ。
「何だ?」
男が尋ねると、彼女は上目づかいとねだるような声で男に言った。

「子供が欲しいんだ。私とお前の子が」

男は一瞬彼女が言った事が理解できなかった。

子供が欲しい…?
俺とお前の子…?

「…何故だ?」
そう尋ねるのが精一杯だった。
「何故って…もう結婚して随分経つし…お前は欲しくないのか?」

欲しくないのか?…と言われても、いまいち実感がわかない。
ミカエルが一児の父になった時も、自分が父親になるなど考えた事もなかった。

子供…?子供…

なぜお前は子供など欲しがる?
そんなものはこの二人の世界には必要のないモノ。

お前はこの二人だけの生活に飽きたのか?
二人じゃ駄目なのか?

男はそう考えながら彼女の様子を窺った。

「かわいいだろうな…私達の子供。
お前に似て、強く美しい子供だといいな」
彼女はそう言いながら、優しく、美しく微笑んだ。
その表情を見たとき、男はある恐怖を感じた。
462名無しさん@ピンキー:2005/11/14(月) 00:51:06 ID:zaXBL3qO
キタ―――!!
ミカちゃん!?一児の父!?
気になるとこですがまったりと待ってます
463:2005/11/15(火) 23:47:47 ID:4n3VQFI/

「駄目だ」

男の言葉に、彼女は表情を固めた。

「そんなモノは必要ない」

―必要ない、って…
「どうして…?」
彼女は未だ信じられないといった面持ちで男を見つめた。
この男は自分と同じ感情を持ってくれていると思っていたから。
「子供など邪魔なだけだ。今のままでいい」

―子供は愛の集大成。私達の愛を表す存在。
何故私を愛してくれる貴方がその存在を否定するのだろう。
私は子供が欲しい。
家族との生活。
それは幼い頃、私には与えられなかったもの。
それを私と貴方の子供に与えてやりたい。
そう願うことは間違っているのか?

わからない…なぜ?

男は困惑する彼女を抱き寄せた。
「もし仮にお前が俺の子を産んだとしても、俺はきっとそれを殺すだろう。
わかったらもうその話は忘れろ」
そう耳打ちすると、男は彼女に口づけをした。
まるで「俺以外の事を考えるな」と言わんばかりの、噛み付くような口づけ。

「…っ離せ!!」
彼女は男の体を押しのけながら、そう叫んだ。
464:2005/11/17(木) 23:52:36 ID:+CkKaGly

「お前は俺の事だけ考えていればいい。
お前の心の一片でも、俺以外の事に向くことは許さない」
男はそう言うと、彼女を壁に押し付け、彼女の両手を片手で固定した。

「離せっ!!」
男は彼女の制止を無視し、ゆっくりと彼女の太ももを撫でた。

「やっ…触るな!!」

さらに奥へと進む手。
その手が彼女の秘部に触れると、男は口の端を上げた。
「…体というものは正直だな」

すでに彼女の秘部からは熱い蜜が溢れ出していた。
男の指が少し動くたびに、彼女の口からは甘い声が漏れる。
「ああっ…いや…ぁん…」
彼女はこの行為に嫌悪感を抱きながらも、
器用に動く指に翻弄される自分に情けなさを感じた。

指の動きが激しくなり、彼女の中も軽く痙攣を始めた。
相変わらずキツく締め付けてくる中の感触に、男はある一点を擦った。

「あああぁっ!!」
その瞬間彼女の背が反り、より一層男の指を強く締め付けた。

彼女の拘束を解くと、彼女はその場に力無く座り込んだ。
目には涙がたまり、虚ろな表情をしながら肩で息をしていた。
465:2005/11/18(金) 12:10:00 ID:W6MdueKa

「はぁ…はぁ…っ」
焦点の定まらない瞳で床を見つめる彼女を見て、
男はフッと冷笑すると、部屋から出ていった。
その表情はまるで「嫌だと言いつつ反応するお前は淫乱そのものだな」
と、そして

「お前は俺なしでは生きていけない」

と言われたかのようで。
ぎりっと唇を噛み締める音は、彼女の口内にむなしく響くだけだった。
彼女は立ち上がると、乱れた衣服を直し、ふらつく体を壁にもたれさせながら
ゆっくりと部屋を後にした。


「相変わらず好かんな…この場所は」
万魔殿の中の長い廊下。
一人の美しい悪魔が歩いていた。
その姿は男にも女にも見え、少なくとも
すれ違う全ての人が振り向く程魅力的なものだった。
そして、その人物に近づくもう一人の女。

「おやアスタロト。お久しぶりですね」
女が話しかけると、その人物は眉間を寄せてあからさまに嫌そうな顔をした。
466:2005/11/19(土) 00:00:59 ID:W6MdueKa

「ベリアル…
別に…報告書を出しにきただけだ」
彼はそういうと、顔にかかった髪を邪魔そうにかきあげた。
「へぇ…でも貴方自身ががここに来るなんて珍しい。何かあったんですの?」
女はケラケラと笑いながら彼に尋ねると、
彼はますます不機嫌そうな顔をした。
「…ちょっと気に食わん事があってな…いつも使ってる奴を殺してしまった」
その口調には、まるで虫を殺した位の感情しか篭っていなかった。

彼はそのまま女と離れ、目的の部屋へと歩いた。

部屋の前で、その扉を開けようとしたその時、
ふと廊下に佇む人影に気がついた。
窓から差し込む光が眩しく、逆光でよく見えないが、どうやら女のようだ。

よく目を凝らして見ると、その女の頬には一筋の涙が流れ、
その雫に光が当たって輝いていた。

―ナンテウツクシイノダロウ

一瞬彼の頭の中に、そんな言葉が浮かんだ。
467444:2005/11/19(土) 02:55:43 ID:SfyjVL0x
わぁ・・・久しぶりに来た・・・。。

本スレ?どこにあるんですか????
絡みは・・・アレクシスぱぱかな(ひくぅ)
468名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 13:05:29 ID:pwknLJ1N
ルシ×アレ神が連載中です。空気よんでください。
カインファンはスレに合った話題を選ぶこともできないんですか?
469名無しさん@ピンキー:2005/11/19(土) 18:06:17 ID:5UJtkqp7
465-466
アスタロト様キター!!!
ひょっとしてアスタロト様も交えた三角関係になるのでしょうか……
目が離せない展開にワクワクテカテカ(0゚・∀・)+
470:2005/11/20(日) 00:03:23 ID:rGm5v9qg

万魔殿の廊下の窓から、彼女は庭を見つめていた。
咲き乱れる色とりどりの花達。
どの花も綺麗で美しくて。
―…ああ、そういえばあそこで将来を誓い合ったんだっけ…

「アレク…愛している。
これからの長い時を、俺と共に生きてくれないか…?」

満開の花畑の中であの人が言ってくれた言葉。
嬉しくて堪らなかった。
涙で視界が滲んで、何も見えないまま、
ただひたすら「うん、うん」と頷き、答え続けた。

その事を思い出した彼女の瞳から、つぅっと涙が流れた。
それは全く無意識の事で、
彼女自身その涙の存在に気付いていなかった。

―…私としたことが、こんな事を考えるなんて…全く、まだまだだな。

彼女が意識を戻したその瞬間、
彼女は一人の人物が自分を見ている事に気がついた。
その人物何も言わず、ただじっと彼女の涙と表情を見つめていた。

「誰だ!?」

その人物に見覚えがあるものの、反射的に彼女はそう叫んだ。
471名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 13:21:17 ID:xzGl0Q8h
此所読んでたら天禁スレ別に立てても良いような気がしてきた。
472名無しさん@ピンキー:2005/11/20(日) 16:44:03 ID:H//h1+M6
天禁神しかいないのに、なんでよ?
473名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 00:24:45 ID:TevYCnAl
天禁以外駄目って雰囲気作りたがってるやつウザス
天禁もいいけどカインも読みたいよ
天禁はザフィケル×ライラ、カインはカイン×マリーウェザーが読みたい
474名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 00:39:14 ID:54TQiYNl
801でもいいならロッシー×ラファエルを書きたい…
拘束して無理やりで、
普段サドなロシをあえて征服することに喜びを覚え浸るラファエル(最近女に飽きてきた)
もちろん変なコードとか薬とか使えなくする超強力な拘束で
それでいっちゃってるロシなら拘束無理やりでもwelcome!って感じでつまらないので
時々狂った自分が出てくることに戸惑い、悩み苦しんでいる
「愛はね…時として〜」の頃のロッシー×ラファエル+子カタン
…マニアックすぎ?
475444:2005/11/21(月) 00:45:24 ID:ZYVkoGYH
すみません・・・。。空気嫁って言われても・・・・・・・・・。。。
476474:2005/11/21(月) 01:06:41 ID:54TQiYNl
まちがえた…
ロッシー×ラファ→ラファエル×ロッシーですorz
少しの間違いが大きな間違い…
477名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 01:31:52 ID:EPQ+Otno
>>476
やっぱ上下違うよねw
疑問だったよ。

自分はフォモなら吉良加藤が読みたい。
男女なら女体化が読みたいorz
帽子屋九雷とかアラクネ九雷とか読みたい。
478444:2005/11/21(月) 02:23:11 ID:ZYVkoGYH
本スレってどこですかぁ??まだ彷徨ってる我・・・・。
479名無しさん@ピンキー:2005/11/21(月) 12:57:13 ID:3WF4KV8i
本スレつか、由貴スレは少女漫画板やコスプレ板にもある。
801は板違いだからやりたい人は板移動してやって。
現実として神職人が天禁にしかいないだけで、
天禁以外が駄目なわけじゃないよね。
480:2005/11/21(月) 13:11:04 ID:qCwjM0MN

―笑顔よりも苦痛に歪む顔の方が好きだ

―愛するよりも裏切る方が好きだ

―美しいさえずりよりも断末魔の悲鳴の方が好きだ


―涙よりも血の方が好きだ


だがこの女には涙の方が似合う。
この女の事は知っている。
たしか魔王ルシファーの花嫁。
遠目でしか見たことはなかったが、長い黒髪と美しい面立ちは
忘れようにも忘れられなかった。
だかそれ以前にこの女は誰かに似ているような気がして。

誰だったか…

そんな事を考えていると、彼女がこちらの気配に気がついた。
全身で警戒を表す彼女。

「俺は七悪魔の一人、アスタロト。知ってるだろ?」
彼がそう言うと、彼女は臨戦体制を解いたが、
今だに注意力を注いだまま彼を見ていた。

―…アスタロト…聞いたことがある。
残酷で非常に残忍な性格だと誰かが言っていた。
でも彼の表情はそんなものではなかった。
何かを懐かしむような、慈しむような…

「また会おう」

彼はそう言って扉の中に消えていった。
481444:2005/11/22(火) 00:02:35 ID:X6c2uRyw
>>479
わかりましたぁ^^
別に801じゃなくっても・・・。。
教えてくれて感謝ですvv
482名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 00:55:55 ID:8zb5H8vb
別スレ常駐で由貴も好きなんだけど。
このスレ厨多い。
本当に21越えてる?
女の嫌な面全開で読んでてツマンネ
483名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 01:13:01 ID:VMBFLmGd
一応21歳超えてるぞ。
色んなスレ徘徊したりSS書いたりしてるけど
このスレ凄くまたっりして好き。
変なのはスルーでいいんじゃ?
484名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 15:11:09 ID:8zb5H8vb
>>483
自分も職人なんだけど、このスレに投下しても嫌な思いしそうでしたくない。
マンセーレスが欲しい訳じゃないんだけど、最低限の礼儀のある関係が築け無さそ。
少女漫画スレと似た空気を感じる。
もう少し読んでて楽しいレスつけらんないかなぁ。
要望と禁止ばっかで不快。
書き捨てたからもう来るの止めるね。
485ルシ×アレ投下人:2005/11/22(火) 15:46:33 ID:JUzXPZ2+
私はこのスレ好きです。
注意も為になりますし、なによりこんな拙い文でも
応援して下さる方がいるので投下するのが楽しくてたまりません。
次はもっといい作品を書こう!と思えるスレだと思います。
住人の皆様、感謝感謝です。

という事で続き投下します。更新が遅くてほんと申し訳ないです…
気にしないで皆様どうか書き込みして下さい。
486:2005/11/22(火) 15:48:50 ID:JUzXPZ2+

「今そこでアンタの女に会った」
彼がそう言うと、男は彼からの報告書を持った手を僅かに動かした。
「…」
男は無言だったが、鋭い殺気と怒気を放っていた。
常人には耐えられない気。
男は他の男の口から彼女の話が出る事をひどく嫌う。
彼や他の男達が今まであまり彼女の姿を見かけなかったのも、この男の計らいだ。

度を越えた独占欲。
しかし背景にはその独占欲をさらに越えた愛。

馬鹿な事を…
彼はそう思いながら再び口を開いた。
「何があったのかは知らないが、泣いていた」

その瞬間、男は射殺すような眼で彼を睨んだかと思うと、
小さなため息をついて報告書を置いた。

「…アスタロト…お前は自分の子が欲しいか?」

―いきなり何を言うのだろう、この魔王は。
俺に向かって「自分の子が欲しいか?」だと?
愛する者も持たない自分にそんな事わかるわけない。
二人の間にしばらく沈黙の時が流れた。

「…俺はいらない。あいつは俺だけのモノでいい」
男が聞き取れないような小さな声でそう呟いた時、彼は悟った。
これがあの女の涙の原因だという事を。
そして…


彼女の泣き顔と、今は亡き自分の妹を重ねていた事を。
487名無しさん@ピンキー:2005/11/22(火) 20:53:37 ID:pfa0Ef3G
ラブラブと思えば意外な展開にワクテカですよ。
ルシ×アレ神職人様、くだらぬ雑音はお気になさらず
萌え〜でエロな作品に集中してくだされ。
毎回楽しみにしておりまする。
488十一:2005/11/22(火) 21:28:26 ID:JUzXPZ2+

愚かな妹。

愚図で何の取り柄もない妹。

極度の寂しさから生まれた、子どもへの歪んだ執着と妄想。
本当に愚かで、俺はあいつの事が嫌いだった。
恥以外の何者でもなかった。

だがあの時、あいつは愛して欲しいと、俺の名を囁きながら死んでいった。
自分が嫌われているということを知りながらも、
俺に危害か及ばないように一人で死んでいった。

お前は俺の愛が欲しかったのか?

恋愛の愛か愛情の愛かはもうわからないが、
その事を考えると今だに血の涙が頬を濡らす。

なぜだ?
俺はあいつの事が嫌いだったはず…

わからない

ただ、眼を閉じれば浮かぶのはあいつの笑顔で。
「私のお腹の中に子どもがいるの」
と言いながら微笑む顔で。

もう一度、あの顔がみたい。
そうだ、今日会ったあの女。
あの女とあいつが被ったのは、
あの女が「子どもが欲しい」と思って泣いていたからかもしれない。

あの女のあの表情は、俺に腹の中の子どもを
殺された時のあいつの表情そのものだった。


ならば、あの女を孕ませれば、もう一度あいつのあの笑顔が見れるだろうか?


彼は自分の館のほの暗い部屋の中で、小さく笑った。
489名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 00:05:16 ID:VMBFLmGd
凄いドキドキする!
冒頭の彼はてっきりルシファかと思ってたが、
もしかしてアスタロト!?
490名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 15:31:07 ID:1UUqM36Y
>>472-473
書き方ややこしくなったが此処読んでると天禁ネ申しかいないからこそ独立しても構わない気がしたんだ。
漏れ天禁厨じゃないからw@夜型ネ申待ち
まぁ天禁でしかスレ埋まらないから仕方ないのか?
夜型やカイン投下されるまで気長に待とうorz
491ルシ×アレ投下人:2005/11/23(水) 16:30:39 ID:ObEUnUec
先ほどこのスレに載せた自作をまとめてみて、自サイトに載せました。
自分はこんなに書いたんだなぁ・・・と。
なのでもし同じ文章を見つけても著作権侵害ではありませんので。笑

続き、ただいま執筆中です・・・
492名無しさん@ピンキー:2005/11/23(水) 18:19:56 ID:q/7vydKr
>>490
それならむしろ、夜型専用のスレを立てるのはどうでしょうか?
ドラマ化している作品なので、役者ファンの需要もあるかも
しれないし、由貴ファン以外の目にもとまりやすいのでは。
ここもルシ×アレ神が来るまでは過疎スレだったので、
立ててすぐ投下があるわけではないかもしれませんが。。。

>>491
神職人様、よろしければサイトの方への誘導もお願いします。
このスレも使い切れば落ちてしまうので、その時までに
ご一考いただければ幸いです。
493十二:2005/11/23(水) 20:57:56 ID:oRfBI37e

その頃彼女は万魔殿の庭の花畑にいた。
夜も更け、辺りは真っ暗だったが、彼女は帰りたくなかった。

夕方、一時は思いに耽っていた自分を制したものの、
やはりここに来てしまった。
ここにはつらいことは何もなくて。
良い思い出だけが残るこの場所にずっといたい。

しかし、見上げれば、まだ夫の自室に煌々と輝く光りが見える。
彼女の帰りを待っている事は明らかだ。
「帰ろうかな…」
彼女はようやく立ち上がり、その場を後にした。

「遅かったな…どこにいた?」
男の口調は威圧的で、表情もいつも以上に険しかった。
「別に…ちょっと散歩」
彼女がそう言うと、男は彼女の腕を掴んだ。
「そんなに不満か?子どもなぞ何の役に立つ?邪魔なだけだろう」
その言葉を聞いた彼女はありったけの力で
腕を掴んでいる手を振り払おうとした。
しかし男はその腕を離すどころか、さらに強く握った。
「…っ!!所詮お前にはわからないんだ。
お前は私の心を、人の心を解せない!!」

彼女はそこまで言うとはっと気がついたように口を押さえた。


言い過ぎた。


そっと男の顔を見ると、今まで見たことないような冷たい表情をしていた。
494ルシ×アレ投下人:2005/11/24(木) 19:37:22 ID:kIQtVmr7
>492さん
ありがとうございます。
サイトは某サーチ様に登録しましたので、数日後にはサーチ様に載ると思います。

続きは今執筆中ですが、鬼畜です。
無理な方はスルーでお願いします…
495十三:2005/11/25(金) 00:07:57 ID:kIQtVmr7

「なるほど…?
確かに俺は子どもを欲しがるお前の心はわからないし、わかりたくもない。」

彼女の瞳が悲しみに染まる。
「…お前は私を愛してはいないのか…?」

愛してくれているならせめてこの気持ちだけは分かってくれるはず。
子どもを産む事は認めてくれなくても、
欲しいという想いだけは分かってくれるだろうと。

しかし、男の表情はさらに冷たく、蔑むように彼女を見ていた。

「愛してはいないのか…?」ときたか…
俺にとって、この世で一番効く脅迫だな。
愛しているなら子どもを作らせろという事だろうが、
その言葉は逆効果だ。

ならば、嫌と言う程教えてやろう。


俺がどれほどお前を愛しているのかを。


男は彼女を近くのソファーに突き飛ばすと、
そのまま彼女に跨がった。
「…何を…!!」
問いかける間もなく、男が彼女の服を破り始めた。
「やっ…やだ!!やめて!!」
彼女の叫びはもはや男には届いていない。
男は冷笑を浮かべながら、手早く服を破いていく。

あっという間に彼女の服はボロ布と化し、
彼女の体にはわずかな布片が残るだけだった。
496十四:2005/11/26(土) 00:22:46 ID:PT9N0DLx

「刻みつけてやるよ…いかに俺がお前を愛しているのかを」
男はそう言うと、彼女を俯せにさせ腰を高く持ち上げた。

えっ…まさかもう…!?

彼女がそう思ったその時、まだ充分に潤ってない自分のそこに、
熱くて硬い物が押し付けられた。
「嫌っ!!まだ駄目…いやあぁぁっ!!」

彼女が言い終わる間もなく、男の物が彼女の中に食い込んだ。
何の愛撫もしていないそこを、無理に暴いていく。
鋭い痛みが彼女を襲うと共に、
傷ついた粘膜からは赤よりも紅い鮮血がポタポタと滴った。

「痛い…いた…い…」
体を裂かれるような痛みに、彼女の口からは苦しそうな声が漏れる。
「痛いだろう?この痛さも苦しさも、全部お前への愛だ」
男はそう言いながら、ゆっくりと腰を動かし始めた。

「んぁぁっ!!ひっ…ぅん…っ!!」
次第に彼女の中は快感を示す蜜で潤い、
声は苦しそうなものから艶めいたものへと変わっていった。
「…ああっ…!!イク…イクぅ…っ」
しかし彼女がそう叫んだ瞬間、男は己の物を彼女の中から引き抜いた。
「!?」
突然快感を冷まされ、彼女は男の顔を見た。

「虐めるのも愛だろ?そう簡単には達かせない」

男の声は、暗い部屋に静かに響いた。
497名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 11:11:41 ID:ZmvgxP5Y
目が離せないハァハァ展開!!
ルシがだいぶ壊れ気味ですね〜。どうなるアレク。
>>490さん
自分で書くと新たなファンが来ますよー(^O^)/
498名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 19:58:35 ID:GEqESBNL
>>497
リアはお帰り下さい。
ここは21歳未満は立ち入り禁止です。
499名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 21:58:35 ID:ZvwLLapY
>496
鬼畜ルシファーテラエロス!
苦悩するアレクが凄く切ない……

>497
一般の掲示板等で使用される顔文字は、
2chでは嫌われる傾向にあるので使わない方が吉
初心者は初心者板に行くか半年ROMっといたほうがいいよ
500十五:2005/11/26(土) 23:34:24 ID:PT9N0DLx
達く寸前に遮られた快感の波は、
彼女に物足りなさと疼きを与えると共に、
屈してはいけないという考えに至る彼女本来の思考力を蘇らせた。

「どうしてほしい?」

薄く笑いながら発された男の言葉に、
彼女は強い眼差しで男を睨んだ。

―そう、屈してはいけない

そんな彼女の様子を見ながら、
男は吊り上がっていた口端を降下させた。

相変わらず良い眼をする…
その眼に惚れたんだ
あの腐りきったエデンの地に咲いた一輪の華。
あの時とまるで変わっていないその眼。

だがその眼は今俺を欲情させると共に罪悪感を湧きおこさせる。
笑うか?闇と称され今まで慈悲という言葉を知らずに
生きてきた地獄の王ともあろう者が、
たかが女一人にこのような感情を持つのは。
体の奥からじわじわと蝕んでくるこの感情は、
この世の何よりも堪え難いものだった。

「…俺の負けだ、アレク…」
男はそう言い、再び彼女の中を蹂躙し始めた。
501十六:2005/11/27(日) 00:14:13 ID:aJFj/pPc

一体どれくらい抱かれ続けたのだろう。
二日目まではなんとか覚えている。

疲れてだるい体を恨めしく思いながら、彼女はローブを羽織った。
行為が終わった後丸一日以上眠ったにも関わらず、
体は軋み、頭には靄がかかったようだった。
だが、逆に彼女の思考回路は極めて冷静に作動していた。

見慣れたこの部屋に男の姿はない。
行き先も告げずに姿を消した男の事を思うと、
改めて自分の愚かさを実感した。

「私も人の事を言えないな…」

抱かれていた時に何度も見た、男の表情。
普段見せる表情とは違っていた。
後悔しているような、縋るような表情。

そう、あの人にも思う事はあったのだ。
それなのに私は自分の意志を強調し、主張した。

「ひどい事を…言ってしまった…」

後悔した。
あの人が帰って来たら、すぐに謝ろう。

そう思い、彼女はゆっくりとあの庭へ向かった。

あの時の二人のように戻れるようにと。
502ルシ×アレ投下人:2005/11/27(日) 00:18:01 ID:aJFj/pPc
やっと半分くらいいきました…長々&キャラ崩壊すいません。

次からようやく本格的にアスタロトが絡んできます。
もうしばらくお付き合い下さいませ…
503十七:2005/11/27(日) 18:48:59 ID:aJFj/pPc

「…ぁん…っ…アスタロト様ぁ…」

違う。この女ではない。

「どうなさったんですのぉ…?
今日は私の事を抱いて下さるっておっしゃったのにぃ…」

ウルサイ。喋るな。
あいつの顔を思い出していたのに、
急にブチ壊されたら勃つモンもたたないだろう。

今まで性欲を処理する時は全てあいつの顔を思い浮かべていた。
だが結局は途中で冷め、達く事は無かった。

「邪魔だ」

彼はそう言って、自分の体にのしかかって愛撫する女を床に弾き飛ばした。

「ひどいわ!!アスタロト様…
何でもします…私を抱いて下さいませ…!!」

縋り付く女を蹴飛ばし、そのか細い首を掴んだ。

ごき、という鈍い音と共に女の首が床に落ちた。

傷口から飛び散った鮮血がほの暗い部屋を染めた。

赤、朱、紅。

普段は恍惚とさせるその色も、今は何もそそらない。
思い浮かぶのはあの表情のみ。
自分の興味は全てあの女のあの表情、
あいつに似たあの表情だけに注がれていた。

彼は近くにいた従僕に清掃を命じ、そのまま館を後にした。


―やはりあの女でないと無理だ。
やっと見つけた。
もう我慢はできない。
504名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 22:17:58 ID:fHKaTKgG
ドキドキ(・∀・)
505名無しさん@ピンキー:2005/11/28(月) 13:02:14 ID:VT5nQV0t
アスタロトがからんでくるとは深いですね〜。
由貴作品のキャラも設定も無視した下手なポエムや
ただやってるだけのレベルの低い作品にはがっかりですが
こんなところで惜し気もなく、これほどの名作が読めるとは!
激しくエロく、かつ心理描写も奥深い。すばらしいです。
506十八:2005/11/29(火) 00:17:35 ID:vI+wumA7
万魔殿の屋根の上に見える一つの人影。

さて、あの女はどこにいる?
今この地に魔王の気配はない。
行動をおこすなら今だ。

そう考える彼の表情は、まるで獲物を狙い、
狩りを楽しむ肉食獣のような表情だった。

「どうやっておびきだしてやろうか…」
ふと見ると、そこには一面花畑の美しい庭が広がっていた。

ああ、魔王があの女のために地の天使ウリエルに頼んで作らせたという庭か…
ふん、馬鹿馬鹿しい。闇の王も腑抜けたものだ。

…そうだ…

その瞬間、彼の手から灼熱の炎が放たれた。
美しい庭はあっという間に炎に包まれ、
色とりどりの花達は燃え盛る赤い炎とは対象的に、
滅亡を表すような焦げ茶一色に染まっていった。

地上から昇ってくる心地よい熱気を体に受けながら、
彼は炎の向こうに聳える万魔殿の扉を見た。
507ルシ×アレ投下人:2005/11/29(火) 14:43:05 ID:vI+wumA7
>505さん
ありがとうございます!!
その言葉が私の活力の源です…

アスタロトに萌え〜な方は少ないかもしれませんが、どうか書かせて下さい…

では続き投下します。
508十九:2005/11/29(火) 14:44:32 ID:vI+wumA7

「なんだ…これは…」
その時、驚愕と落胆の言葉を呟きながら、彼女が扉から現れた。

やはり出てきた…あの女だ

「何でこんな事に…!!」
そう叫びながら、彼女は全ての元素を統べる有機天使の能力で、鎮火を試みた。

大量の水。
しかし体力を消耗していた彼女は、
全ての火種を滅すると、その場に座り込んだ。
もう立ち上がる力もない。

「庭が…」

彼女は悲しそうな眼差しで焼け野原と化した庭を見つめた。

これは私達の未来の象徴か?
もう、元には戻れない、という事か?

彼女は小さくそう呟いた。
しかしその瞬間、背後に人の気配を感じた。

不覚。

振り返った彼女の眼に映ったものは、
歪み狂ったように微笑む男の表情だった。

突然の激痛と共に、彼女の意識は完全に途切れた。
509名無しさん@ピンキー:2005/12/04(日) 19:41:01 ID:COWAAiqk
さすがはアスタロト様だ。容赦ないなー。
その容赦のなさがまた格好いい。
アレク、いったいどうなるんだ…
510二十:2005/12/08(木) 08:57:33 ID:T7vz+yc8
「・・・で、アレクとケンカ中って事か」
ここは天界、ミカエルの館。
そこには赤と漆黒の髪の二人の男がいた。

「・・・お前はなぜ子供が欲しいと思った?」

相変わらず男の持つ空気には迫力があるが、
彼には今日はいつもと違って見えた。
「別に欲しいと思ったことはねぇな。気づいたら居たって感じ。
確かにうるせーし邪魔だと思う時もあるけど
・・・なんか可愛いんだよなぁ」

「あら〜、ダメなお父さんでしゅねー、貴女の事、うるさいですって」
その時、可愛い赤子を抱いたジブリールが現れた。
その腕の中の子は、林檎のような赤い頬をし、髪は透き通るような水色だった。

「げっ!!ジブリール!!いつからここに・・・」
「今よ。ルシフェルが来てるって聞いたから挨拶しにきたの。この子も見せたかったし。
ほ〜ら、貴女の伯父ちゃんよ〜」
伯父ちゃん・・・
その言葉に、男は少しショックを受けているようだったが、
彼女は構わず赤子を男に渡した。

腕の中のそれは、意外に重くて温かかった。

「ねぇ、ルシフェル。アレクの気持ちもわかってあげて。
アレクは幼い頃、私のように仲のよい乳母がいたわけではなく、
貴方達のようにいつも一緒の兄弟がいたわけでもない。弟にも会えず、いつも独り。
そんな人が、自分以外のぬくもりを求めるのは当然のことでしょう?」

確かに彼女はずっと独りだった。
あのエデンという名の牢獄の中で、感情を殺し、生きていた。
どれほどの苦しみだっただろう。

「なぁ兄貴、そいつ、可愛いだろ?」
「ん?・・・ああ」
赤子は男を見ながら、腕の中でキャッキャッと笑っていた。

「あらあら、この子ったら面食いね。可愛いのは私似だから、当たり前よ」
「でも口元は俺似だろ!?」
そんな日常茶飯事の口論をする弟の顔は、もう「父親」の顔だった。

子供もいいものかもな・・・
―俺もそんな「父親」になれるのだろうか?

その時、通信機の呼び出し音が響いた。
夫婦のケンカが中断しそうもない事を感じた男は、小さくため息をついた後
通信機に向かって歩き出した。

「―もしもし」
「ああ、ルシフェル様、やはりそちらにいらっしゃいましたか」

聞きなれた部下の声は、いつもより焦っているようだった。
「ベリアル・・・何かあったのか?」
「ええ・・大変です。アレクシエル様が・・・」



「兄貴、誰からの通信・・・」
そこにはもう男の姿はなかった。
511名無しさん@ピンキー:2005/12/17(土) 12:41:40 ID:MrLXdV4P
伯爵カインシリーズが大好きな者です。どなたか、カイン×マリーを書いていただけないでしょうか…(>_<)お願いしますm(__)m
512名無しさん@ピンキー:2005/12/19(月) 21:39:50 ID:qlLZN6O1
>>511
>>244-261

ルシアレ神、最近投下の間隔が空いておられますが、
もしやお忙しいのでしょうか?
無理をなさらぬ程度にがんばってください。
続きをワクテカでお待ちしております。

# 催促に聞こえてしまったなら申し訳ございません。
513名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 00:09:43 ID:uFS1l4uc
>>511は釣り、スルーの方向で
514ルシ×アレ投下人:2005/12/20(火) 09:06:27 ID:5Y6RdhGN
すいません!!最近サイトの方にかかりきりになってしまいまして・・・

大変遅れましたが続き投下します。
515二十一:2005/12/20(火) 09:10:23 ID:5Y6RdhGN
暗い。
ここは現か夢か。


甘ったるい匂い。
わずかに残る首の痛み。


思い出した・・・


最後に見たあの男の顔。
それからの意識がない。




「目が覚めたか」



突然ぼうっと蝋燭が灯ると、そこには数々の拷問道具とともに、
一人の男の姿が浮かび上がった。

この男は・・・確かこの間会った・・・アスタロト公?

「案外簡単だったな。本当にお前があの伝説の有機天使か?
 だったら腑抜けたもんだな」
気がつけば彼女は椅子に座らされ、上半身には何も着ていなかった。
羞恥心で隠そうとしても、なぜか腕が動かない。
腕だけではない。手や足も、痺れて動かせない。

「・・・私の体に何をした?」
彼女は正面に移動してきた男を睨みつけ、静かな口調でそう言った。
「別に何も。ただ香を嗅がせただけだ。いつも女を拷問する時に使う香をな」

「私を拷問しても楽しくはないと思うが。何が目的だ?」
男の顔が、笑みで歪んだ。伸ばされた腕が、彼女の頬をなぞる。
「お前を拷問するつもりはない。・・・ただ見たいだけだ」


「子を孕んだ時の、お前の顔が」


その瞬間、いきなり腕を掴まれ、彼女の体はベッドの上に放り出された。
「やめろ!!」

「さぁ見せろ、あいつに似た表情を」

あいつ・・・?

覆いかぶさってくる男を跳ね除ける力もなく、
彼女はこれから自分の身に起こるであろう事を想像した。
516二十二:2005/12/20(火) 09:13:45 ID:5Y6RdhGN

「申し訳ございません、猊下。ふと外に出たと思ったら突然姿が・・・」

「・・・・」
焼けた焦げた庭で、一人の女と男が佇んでいた。


―気配が残っている。
一人はアレク。もう一人は・・・

知っている。

この絡みつくような、陰湿な感覚。
これは・・・

「猊下?」
さっと身を翻すと、男は飛び立った。
漆黒の羽を舞い散らせながら、高く、高く・・・


この気配はあいつに違いない。
なぜアレクを・・・?
許さない。
アレクに何かしたら、殺してやる。


その身を裂いて、餓鬼共の餌にしてやろうか。


それともこの世の全ての苦しみを未来永劫味わわせてやろうか。
517二十三:2005/12/20(火) 09:16:13 ID:5Y6RdhGN

「・・・っ!!」

首筋に這う舌の感触に、彼女は顔を歪めた。
覆う体はほとんど知らない男のもの。
なぜこんな状況に陥っているのかもわからない。

「・・・なぜこんなことをする?私とお前の関わりは何だ?」
冷静に質問する彼女の口調に眉をひそめながら、男は顔を上げた。

「だから言っただろう?・・・ただ見たいだけだと」


「あいつに似ているあの表情を」


誰・・・?
『あいつ』なんて知らない。
『あの表情』なんて分からない。
この男は何を言っている?

ただ一つ分かるのは、この男がその人を深く愛しているということだけ。

「私は知らない。お前が想うその人も、その表情も。私は私だ」
男ははっきりと言い切る彼女の首を、突然両手で掴んだ。
彼女は苦しそうな表情を見せることもなく、ただぼんやりと男の瞳を見つめていた。

「・・・子が欲しいんだろう?あいつもそうだった。だから、叶えてやるよ。
 そして見せろ、妄想と至福に塗れたあの表情を」

そう言うと、男は行為を再開した。
彼女は、虫が体中を徘徊するような耐え難い感覚に襲われながらも、
これから起こる事の最悪の結果が思い浮かんだ。

「やめろ・・・!!殺せ・・・私を殺せ!!」

人に助けを請うた事は殆ど無い。
いくつもの死線も、限界を超える苦行も、いつだって一人で切り抜けてきた。
でも今は違う。

助けて。

ルシフェル・・・
もう、私は貴方に会えなくなる。
そんな事になるくらいなら、どうか私を殺してくれ。
この永遠の命など、苦痛なだけ。
生きている意味はない。


「殺してやるよ。あの表情を見た後にな」


彼女の願いは、漆黒の闇の中に消えていった。
518名無しさん@ピンキー:2005/12/20(火) 09:17:08 ID:5Y6RdhGN
続きはもう少々お待ちください・・・
サイトからのコピペですいません・・・
519名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 01:10:45 ID:H5Tjj4NG
保守
520名無しさん@ピンキー:2006/01/04(水) 02:02:48 ID:YyyVCLGW
(・∀・)ダレモイナイ
521名無しさん@ピンキー:2006/01/09(月) 21:31:19 ID:U/nCSixw
ほしゅだじょん♪
522名無しさん@ピンキー:2006/01/10(火) 02:02:47 ID:PqNCm2bA
保守リク
刹那九雷の幼女モノ読みたい
523名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 21:50:48 ID:xntxYfmd
ほすほすいたし候
524名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 23:39:06 ID:kztWrzo5
ミカちゃん大好き
525名無しさん@ピンキー:2006/01/19(木) 19:09:26 ID:ZkGGht1Y
保守w
526名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 23:03:31 ID:t/TZ+EQU
>>518
続きが凄く楽しみにしてます!頑張ってくださいー
527名無しさん@ピンキー:2006/01/24(火) 23:36:27 ID:FVwWN0wk
保守するよ〜
528名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 10:28:47 ID:X9Pf4qB3
こんなに頻繁に保守しなくても平気では…
529名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 18:14:51 ID:KToretF+
では、保守代わりに職人さんが再降臨されるまで萌え話をするというのはどうか。
ここのところ天禁の話が続いてるけれど、他の作品でも構わないんだろうし。
自分はルードヴィッヒ革命萌え。

……つーか、このスレを見てる人ってどれくらいいるのだろうか。
とりあえず1人目として挙手してみるノ
530名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 21:20:03 ID:FMV12Zbn
ノシ
531名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 22:27:16 ID:oJJcbMrl
ノシ
たまに覗くよ
532名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 22:50:43 ID:3MB49gYX
ノシ
533名無しさん@ピンキー:2006/01/25(水) 23:14:21 ID:qghj+z66
5人目〜ノシ
けっこう人いるんだね
534名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 01:55:43 ID:HT2XnpKd
ノシ

俺もたまにだが
535名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 12:10:48 ID:8xm+vJ/y
ノシ
七番目。
てか、ここをのぞいてる男の人っていたんだ。
由貴スレに男性って、なんか新鮮。
536名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 12:59:02 ID:AY9kEIq5
PINK鯖だから男が多くても不思議ではないよ。
アレクたんやサラたんやリルたんなど、女キャラ豊富だから
男受けもするんじゃないか?
スレでも神職人=天禁神だから他職人は数が少ないのかもだが
夜型レズカプなんかどうよ。
537名無しさん@ピンキー:2006/01/26(木) 15:06:21 ID:dR7gYfZS
覗いてはいるノシ
538名無しさん@ピンキー:2006/01/27(金) 22:06:14 ID:6RawMMFk
>>536
夜型レズカプ(・∀・)イイ!!
是非とも書いてくれ。
539名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 01:01:31 ID:wmYmLaj/
由貴スレには天禁神なら時々光臨するけどさ、
カプ希望はともかく、夜型職人を見たこと無い
540名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 00:22:52 ID:7SP2AhgS
注文と文句ばかりのスレには、誰も投下しません。
きちんとお礼や感想を返してますか?
神職人は萌え製造機ではありませんよ。
541名無しさん@ピンキー:2006/01/29(日) 23:28:16 ID:4x29QB+x
>>540
誤爆?
そうじゃないなら何故突然説教じみた事言われるのか判らん。
職人が投下すれば皆GJ言ってるし誰も文句言ってないと思うが。
神職人は萌え製造機では無い事くらい
ここにくる大人の年齢の人なら皆理解してる事だろ。
542名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 00:45:18 ID:E1pa7jaW
おいおい最後のレスいつの話だよ…誰かいる?
543名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 01:01:24 ID:E1pa7jaW
誤爆スマソ
544名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 19:38:55 ID:LkRXVfDQ
>>539
試しにおまいさんがSS書いてみるとかどうよ。
夜型職人の記念すべき第一号になってみないか?
545名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 20:50:46 ID:Tg4zQbVp
時におまえら、好きなカプはどんなのですか。
個人的にはザフィケル×ライラ、ベリアル×九雷、
ウリエル×ドール、ラファエル×バービエルなんかが好きだ。
カインシリーズでは長髪眼鏡の変態医師が好きなんだが、
コミックスを持ってないので名前がわからん。
546名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 01:20:57 ID:Rv+75ji9
ロシアレって駄目かな
547名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 20:24:02 ID:s5t7Z8dQ
駄目じゃない!

>>545
カインシリーズの長髪眼鏡変態医者はジザベル・ディズレーリって名前。
作品中じゃドクターとかジザベルとか呼ばれてる。
ジザベルが母親の臓器握り締めて「貴女は私を救ってくれない」と言うシーンとか
可愛い少年時代の回想結構あるからコミックス買ってみ。

因みに自分はミカエル×アレクシエルやラファエル×沙羅が好きな物好き。
548名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 21:21:17 ID:CJWjjuc2
>>545
天禁だったら吉良×アレク・刹那×紗羅が見たい。
ファンサイト探してたらルシアレはあるのに吉良はないんだよなー
カインだったらいっそオーガスタ×マリーがいい
夜型は実はレズより普通に蘇芳×莉音萌えだ
549名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 22:21:34 ID:3ptS02Sb
天禁連載中に、ドリームが流行っていたらナー
萌え夢の宝庫なのに。

ジザベルいいヨー。
ウマーな人やわかる人はジザベル萌えだ。
第一、由貴さんのオキニだ。
550名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 23:43:46 ID:Rv+75ji9
ロシアレを書こうとしたらギャグになった。
ごめんなさい、もう書けない。
551名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 00:39:14 ID:y6RF1BPB
>>548
う・・・レズはお好みではないですか。
やめときます・・・
552名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 02:06:10 ID:E2jpKmS/
そんな事言わずに是非とも書いて欲スィ…(;ω;)
553名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 03:51:54 ID:fJF/1NZw
今は無理だけど今度書いてみようかな。
このスレはどんなSSでもOKかい?
例えば鬼畜系とかでも大丈夫?
吉良は扱い憎そうだね。ロシアレ書きやすそう。
あとミカちゃんも書きやすそうだけど、相手がなぁ。
554名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 16:54:24 ID:b6rQGtQT
>>553
鬼畜とか近親相姦とかレズとか、読む人を選びそうな内容なら
事前に注意書きをつけてくれれば大丈夫だと思う。
中身を見るまえに心構えができるので。少なくとも自分はそう。

ミカエルはこのスレや以前のスレでは、九雷とかベリアルとか
ジブリールなんかとカプになってるよね。
あと、組み合わせておかしくないキャラって誰かいるだろうか?
555名無しさん@ピンキー:2006/02/04(土) 17:28:55 ID:bSnE1E7U
>>553
自分はグロでなきゃどんなのでもおk
勿論グロでも注意書きあればおk

ミカエルの相手は堕天前のバルとかでも良いよね。
バルの「私が教えてさしあげます」的な筆降ろし系でも
ミカエルの兄貴よりもバルに好かれたい的な気持ちで良い仲になるのに
大戦でバルの真意を知り、「そうだったのか・・・バルは兄貴が好きだったのか」と
落胆するミカエルも良い。

ああいうナイーブだけどやんちゃな目つき悪い少年大好きだ。
556548:2006/02/04(土) 21:59:12 ID:3wOew1mw
>> 551
レズ「より」蘇芳×莉音萌えなだけであって、レズが嫌いなわけじゃないんだ。書き方悪くてスマソ
1番が蘇芳×莉音で2番がレズだと思ってもらえれば

何が言いたかったかというと要は書いてくれt(ry
557名無しさん@ピンキー:2006/02/11(土) 18:15:01 ID:SxbrBc1I
このスレにいる男の人に質問。
由貴作品のなかではどんなタイプのキャラが好みなの?
自分は天禁しか知らないから天禁から例をあげるけど、
アレクやベリアルみたいなお姉さま系?
それとも九雷や紗羅みたいなロリータ系?
558名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 00:50:23 ID:7liQrSTc
ロシエルがアレクから髪とかもらった云々のシーン。
美しくなりたてのロシエルが再生したてのアレクを…と妄想した。
あとあのコード。
あれで触手…駄目?
559名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 02:45:24 ID:7liQrSTc
再生したてじゃないや。
何か勘違いしてた。
560名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 19:09:32 ID:cHG2tukl
なんか全然投下無いから妄想先走って書いてみたよ。
無駄に前振り長いしエロパロなんて初めて書いたから色々と間違ってたらごめん。

ミカエル×バルだから苦手な方スルーお願いします。
561名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 19:10:35 ID:cHG2tukl
今でも俺は後悔してるんだ。

「ルシフェル様は何もかもずば抜けて優れているのに…ミカエル様は…」
「あれで本当に四大炎を司る運命に生まれた皇子か?」
「あんなチビじゃあ女も満足に引っ掛けられもしないよなぁ」
「馬鹿!ミカエル様は俺達下々の天使と違って女になんか興味湧かねぇんだよ…勿体無ぇなぁ」
「あの地位を利用すりゃ、好きなだけ下の方もやり放題なのによ」
「まったくだ。変わって欲しいくらいだぜ」
「ぎゃはははは」
「――――おい、あんまり騒ぐと頭が嗅ぎつけるぞ。自分の悪口にかけては鼻がいいからな」
「おっと、いけねぇそろそろミカエル様が来る頃だ。見張りに戻るか…」
うるせぇ…聞こえてんだよ、全部。
先程自分の部下達が喋っていた悪態の数々、その場で全員焼き殺そうかと思ったくらい腹が立った。
でも、乗り込もうとしたその一歩が踏み出せない。
本当のことだからだろ? 兄貴の声が聞こえてきた気がして俺はその場を後にした。


家に戻って椅子に体を預けても俺は先程のことばかり思い出していた。
「女を抱くのがそんなに偉いのかよっ…馬鹿くせぇ」
今のミカエルの気持ちを表すかの如く、寄りかかっている椅子がぎぃっと抗議の声をあげる
考えてみれば、士官学校時代を思い出しても禄に女と喋ってこなかった気がする。
幼い頃から気性が荒かった自分に恐れをなして用がある時以外近寄ってもこなかった。
それに比べて兄貴は常に男女問わず人に囲まれていた。
ある者は羨望の眼差しを、ある者は畏怖を含めた眼差しを、ある者は憎しみを込めた眼差しを。
誰一人として俺を見ようとはしないその目で、あいつ等は皆兄貴を見ていた。
当の本人はそれすら見越した澄ました顔で冷たく笑っているだけなのに…。
562名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 19:12:07 ID:cHG2tukl
ふと正気に戻り部屋を眺めると、交代でついているはずの下士官の姿が見えない事に気付いた。
いつもは気にも留めない空気の存在のような者を求めるなんて、俺はマジでどうかしちまったのかもしれねぇ。
野郎の身体に触れたがらないラファエルに無理でも言って診断してもらうか?
―――――――いや、あいつとお医者さんごっこなんて俺は死んでもごめんだ。やっぱ茶でも飲んで気分を紛らわすか、面倒くせぇな。
よっ、と軽く声を出して椅子から飛び降りると反動で椅子がガクガク軋んだ。
その音を背にミカエルは部屋を出て今日の担当の下士官を探しに行った。

広い家だ。
四大天使の自分と御前天使筆頭である兄が居住をしているだけはある。
気持ちがナイーブになってるのかもしれない――――いつもは考えない事まで変に気が回る。
「くそっ弱い犬の癖に!この炎の天使の俺を笑いものにしやがって」
脳裏に浮かんだ部下達を、まるでその場にいるように憎々しげに睨みつけた。
それぞれの下士官の部屋や制御室を通り過ぎても人っ子―――いや、天使の一人も見当たらない。
普段は気付きもしない、耳を塞ぎたくなるような静寂にいらつく。
皆して俺を馬鹿にしやがって………そうだ、皆心の底では俺を馬鹿にしてるんだ。
あまりに早く天使の絶対年齢に達してしまった体を持った俺を――――兄貴だって本当は俺と血が繋がってる事を恥じているはずだ。
俺に全く関心が無いであろう冷たい瞳をした兄貴を思い浮かべた。
胸の奥でもやもやとしたどす黒い煙が、体中を這いずり回ってるかのように体が重く気持ちが悪い。
もういっそここで座って下士官が通り過ぎるのを待つか。
考える事を放棄して鉛のように重い体を壁に預けた。
なんか眠くなってきた…たりぃから寝るか。
徐々に重たくなり下がってくる瞼を完全に閉じようとした時
本当に僅かな人の声が聞こえた気がした。
空耳だな。そう思い緩やかな眠りの淵に戻ろうとすると、今度ははっきりと人の喋り声が聞こえた気がした。
んだよ…やっぱ誰かいるんじゃねーか。
緩慢に瞼をのろりと上げて立ち上がったミカエルは声の聞こえる方向を探した。
563名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 19:13:11 ID:cHG2tukl
「―――――――っぁ」
女の声か?聞こえる方向はこの先の…
ゆるりと視線を先に向かわせると最もミカエルが近寄らない部屋がそこにはあった。
…兄貴の部屋かよ…よりにもよって。
怒りによって渇いた咽を潤す為に、最も苦手な部屋にミカエルは足を向けた。
今の時間なら兄貴だって、勿論自分だって仕事でいるはずもないのに。先程から女は一体誰と喋っているのか。
ミカエルはすたすたと早足で部屋に近寄った。
別に兄貴にも兄貴の部屋にも用があるわけじゃない。
茶汲みに用があるだけだ。
兄の部屋に入り嫉妬心から物を壊し、嫌な思いをした以前の苦々しい思い出を噛み締めてミカエルは進んだ。
立て付けが悪いのか、鍵のロックが甘いのか―――――僅かに開いたドアの隙間から声が漏れている。
いつの時代も覗き見と立ち聞きは嫌らしいとされるもので、ミカエルは慎重にドアの前に立ち、気配を消して中を窺った。

案の定、今日の当番であろう下士官がいた。
しかし、話し相手であろう誰かがドアの隙間からでは死角になって全く見えない。
下士官同士でサボりか?
ならどうして兄貴の部屋なんかで…そう思っていた矢先に、ミカエルの視界に映っていた女がデスクに不自然に寝転んだ。
髪の毛一本でも兄貴のデスクに落としてみろ。後で泣く始末になるぞ。
心の中で下士官に警告したミカエルは、次にはそれが無用な心配だと気付く事となる。
女が寝転んだ後に覆いかぶさった人物をミカエルは見たことがあった。
見間違えるはずも無い、先程から女と話していた相手とはそこにいるはずのない兄だった。
いるはずのない兄が何故そこにいるのか、いつもは構いもしない下士官と何を話していたのか。
それを疑問に思うよりも先に、視界の中の二人はお互いを貪るかのようにくっつき絡み合っていた。
「―――――」思わず息を呑んだ。
愛欲を禁じられ性の知識を教えられない天使でも、それが何をしているのかは知っている。
部屋の中は明るかったので全てがクリアにミカエルの視界に映った。
自分とはあまりにも違う、逞しい体つきである兄の両腕によって組み敷かれている女
既に衣服は乱れ、見えない場所はなさそうなくらい激しい露出をして兄の下で身悶えている。
564名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 19:14:13 ID:cHG2tukl
こんなことがあっていいのか。
数分前までの怒りがふっとんだまま、覗き見える全てを呆然と見つめていた。
何十分くらいそこにいただろうか。
先程のミカエルのような緩慢な動きをしていた人影は
徐々に動きを早め、互いを貪り、女が狂ったような嬌声を上げ果てた。
痙攣しているのか視界に映る女の両足が不恰好に震えている。
兄はそれをじっと眺めていたかと思うと顔をあげ、女から離れた。
まるで夢でも見ているかのように体が熱い。でも夢じゃない。
たった今の今まで兄が女を抱いていたのだ。
御前天使の筆頭とされたあの兄が。天使に赦されざる性行為をしていたのだ。
咽を掴まれた様に息が苦しく、体中が変に熱い。頭もぼぉっとする。
心なしかその熱の塊が下の方にある気がして―――視線を下げると目を覆いたくなるような光景
もし自分がラファエルならば、もーいやと溜息を吐くであろう。
理屈では判っているのだ。ただそれを認めたくは無い。
「…どーなってんだよ」弱々しく呟くと、ミカエルは周りを見回し
人がいない事を確認してその場を後にした。


もうあれから二日は経っただろうか。
俺は仕事を毎日カマエルに任せっきりで部屋に篭っていた。
あの後俺は最悪なほど興奮しきって、ラファエルに沈める方法を聞くまで眠れず飯も禄に食わなかった。
「まールシフェルだって男なんだし、溜まる事だってあるよ。」
「潔癖っぽい感じで何考えてんのか判んないけど…一応そういう人間臭い欲求はあるんだね。」
先日やり取りしたラファエルの言葉が頭の中をぐるぐる駆け回る。
兄貴にそんな欲求があるなんて俺には理解できない。
何にも興味を示さないくせして、よりにもよって禁忌に手を出すなんてわけわかんねぇし…
大きく溜息をついて床に寝転がった。
目を瞑ると兄貴と女が今そこで行為をしてるかのようにはっきりと瞼に焼き付いていた。
また身体が熱くなる。
あの時の兄貴の表情は俯いていて窺えなかったが、やはり兄貴もあの女のように快楽を貪っていたのだろうか。
あの男が表情を歪めたりするなんて想像もつかない。
565名無しさん@ピンキー:2006/02/14(火) 19:19:46 ID:cHG2tukl
貼り付けてる最中に続きを間違って消しちゃったんで
一旦ここで切りますorz
次からちゃんとバル出るんでごめんなさい。
566名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 16:02:51 ID:85PzK+5b
>>561-564
おおっ!新たな職人さん降臨!!文章ウマー!
葛藤しているミカエルの心情がよく伝わってきました。
続きに大期待!!
567名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 20:03:37 ID:SnbY5EHE
「失礼します」
突然ドアが開いて床に寝転がっていた俺の頭にぶち当たった。
「ミ、ミカエル様!失礼いたしました!大丈夫ですか?」
開いたドアの隙間から見慣れた顔がこちらを窺うように出てきた。
「…バル」
先程の衝撃ですっかり熱の冷めた俺は、バルが部屋に入れるように起き上がった。
「本当に申し訳御座いません。お怪我はありませんか?」
言葉通り申し訳なさそうに微笑んでバルは俺の向かいの椅子に座った。
「別になんともねぇよ…それよりノックしてから開けるとかなんとかあるだろ」
「ノックはいつも通り2.3回程したのですが…ミカエル様は寝ていらしたので気付かなかったのでしょう」
バルはドアに当たった俺の頭を優しく撫でてくれた。心地良い。
でもノックに気付かない程熱を上げていたと思うと反面恥ずかしかった。
兄の情事を弟の自分が覗き見ていたなんて、バルに知られたくなんか無かった。
バルは優しい。兄貴なんかよりカマエル達より俺の事を構ってくれて、理解してくれる。
兄の下で嬌声を上げていた女は本当にバルと同じ女なのか。
バルがああなるなんて想像もつかないし、考えたくも無い。
だけど、バルだって兄貴に誘われたら容易く受け入れるのだろうか。

「ミカエル様は最近お仕事をサボり気味だとカマエル様がぼやいておりましたよ。」
俺の考えてる事なんて全く判ってないであろう。
バルは相変わらず微笑んで俺に会話を持ちかける。
「仕事っつたってもう何十年と同じような感じだし。俺でなくても飽きるぜ」
「新鮮味が無いのは、長い時を生きる我々天使にとっては仕方ないのかもしれませんね」
「でも、ミカエル様は能天使軍を率いる上級天使なのですから責任が御座います。
だからたまになら構いませんが、サボり過ぎるのはいけませんよ。」
撫でていた俺の頭から手を離すと、可愛くウインクを決めてバルは笑った。
バルは唯一俺と兄貴を差別せずに同等に扱ってくれる。
本来なら双子なのだから当たり前な事なのに、あまりに差の開きすぎた外見に同じように扱えという方が難しいだろう。
だからこんな当たり前の事でさえ俺にはとても嬉しかった。
抱くならバルのような女が良い。
―――――やべぇ 今変な考えが頭の中過ぎった気がする。
568名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 20:05:12 ID:SnbY5EHE
「…なぁ」
俺が今頭の中に過ぎった考えなどバルが知るはずも無いのに、どこかばつの悪い表情を浮かべてしまう。
「はい?」
バルはそんな俺を気にする事無く、言葉の続きを求めた。
「その…さ。別に誰とは言わねぇけど……この前見たんだ」
「何をご覧になったのですか?」
「何って…その…禁忌とされてる事をしてる奴等を」
「…禁忌」
あ、少しバルの表情が曇った。
こんな話をしたら引かれるだろうか。でもバルなら受け止めてくれるかもしれない。
相反する思いが俺の頭に過ぎる。
「ああ」
言外にその禁忌が何の事であるかを、恐らく有能なバルは察してくれるだろう。
バルは視線を左下や右下にうろうろさせてしば暫く考えていたが
やがて俺をちらりと見ると、会話を促した。
理解が早い。さすが俺と兄貴に幼い頃からついてきた下士官だと思う。

「バルは…禁忌と知っていてもそういう事をしたいと思うか?」
そういう事が何を指すか、考えていた事と合致したらしくバルが目を少し丸くした。
「…ミカエル様はそのような事に興味があるのですか?」
質問に質問で返された。
「いやっ興味あるとか無いとかじゃなくて女としてのお前の意見を聞きたいだけだ。」
「意見ですか…我々神に仕える天使としてそのような事は断じてならないと思っております。
第一和姦であろうと強姦であろうと行為を行った場合、大罪とされ堕天使の烙印を押され追放か羽落としの刑に処せられます。
女からしたら妊娠の可能性もあり、ゆくゆくは地価都市に潜むアイオーンを増やす事に繋がります。」
眉を顰めて語るバルを見て、俺は少しでも変な考えをした事を後悔した。
「それにしても、そのような現場をどこでお見掛けになったのですか?」
「いや、もういいから忘れろ。変な話題ふって悪かったよ」
バルは俺を責めてるわけじゃないのに、何故かその視線に耐えられなくて俺は背を向けた。
「…ミカエル様」
バルが少し声を潜めて俺を呼んだ。
「もしものお話ですが、ミカエル様がそのような事を望んだ場合―――――私は覚悟が出来ております」
耳を疑いたくなるような言葉だった。
あのバルが、俺と関係を持ってもいいなんて。
思わず真偽を確かめようと振り向くと、バルは真っ直ぐにこちらを見ていた。
「…いいのかよ、本当に」
いつのまにか口内に溜まっていた唾をごくりと飲んで俺はバルに近寄った。
あの時と同じように身体が熱い。
「…はい」
バルが少し頬を染めて視線を外し俯いた。
俯いた拍子に長い髪がサラサラと流れる。
バルの全てが愛らしく彼女を飾るもの全てが好きだと思った。
569名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 20:06:21 ID:SnbY5EHE
頭がぼぉっとして体中が熱い。確実に俺はどうかしちまったっぽいな。
「ミカエル様は…このような事は初めてでいらっしゃいますか?」
「ああ」
「では、私に全てをお任せください。」
「バルは…知ってんのか…?」
「はい。いつかお役に立てる日が来ると思い心得ておりました。」
流れるような美しい髪に触れる俺を抱きしめてバルは答えた。
「そっか」
そんな前から俺の事を見ててくれたのか
もうちょっと早くに俺から伝えればよかったのかもな―――――あぁでももうどうでも良いか。
優しくミカエルの服を脱がしていくバルの手の心地よさに溺れた。
ジッパーを下ろすと既に主張しているミカエルのものを見ると
バルは目を細めなるべくミカエルに恐怖心を与えぬよう身体を優しく撫でた。
「途中で嫌になったりしたら、すぐにお声をお掛け下さい。」
どこか不安げに自分を見つめるミカエルに微笑んだ。
「ん。」
熱く息を吐いて、己のものを見られている羞恥心故にミカエルは小さく返事を返した。
その幼げな可愛さに思わず口角を上げ、バルは躊躇無くそれを口いっぱいに咥え込んだ。
「っ…」
今までされた事も無い未知の体験に腰から下に痺れるように快感が走った。
いつもは俺を心配して叱ったり褒めたりするその口が、それを咥える様子は溜まらなく刺激的で
それだけで果ててしまいそうになるのを堪える。
熱い唾液と先走りとでぬるぬるしたものをバルは慈しむ様に舐め上げ、吸ったり甘噛みしたりと的確にミカエルを追い詰めた。
じゅぶりといやらしい音が部屋中に響く。
あー俺頭から煙でも出てんのかな…すげぇ熱い…
以前にラファエルから教わった、ただ処理をする為の行為と異なりそれを丁重に扱われる感覚に酔い痴れていると
先程まで感じていた羞恥心など無くなってしまったようだった。
「…バル…も、いいから離れろ」
何かに追い詰められるような感覚に終わりが近いことを悟ったが、このままではバルが汚れる。
「…かやいやへんから」
続きはバルの口から漏れる水音で聞こえなかったが、それから伝わる刺激にどうぞ。と促されたのが判った。
それじゃあ遠慮なく とはさすがにならないが、遠慮してる余裕も無い己のそれは制御不能で
舌先で裏側をべろりと舐められるとあまりの刺激に我慢出来ずに果ててしまった。
「うあ…!」
寒くも無いのに身体がぶるりと震える。
息を詰めて吐き出した白く濁った液が、バルの唇から垂れて顎を伝っていくのを目で追おうと
バルが顔を上げて涙目になりながらも弱々しく微笑んだ。
「…大丈夫か?」
「はい。」
「そんなの飲まなくて良かったのに…」
自分で舐めた事は無い。が、たぶん苦いんだろうな…
眉間に皺を蓄えて咽に流し込んでるバルの様子はどうみたって苦しそうだった。
「大丈夫ですよ。それよりもこの先になさる事の覚悟はもう決めておられますか?」
バルが俺の手を強く握った。既にその目に迷いはない。
「床じゃあ俺の部屋汚ぇし、あっちにしようぜ」
ゆっくりと握られたその手を引っ張りベッドの方向に先導する。
「…ミカエル様と同じベッドを使わせていただくなんて、下士官である私には勿体無いです」
言葉の端から少し嬉しそうな余韻が滲んだのが判る。
「ふん」
なーに今更馬鹿いってんだよ と言いたかったが、この先にする行為への期待ゆえにここは大人しく飲み込んだ。
570名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 20:10:00 ID:SnbY5EHE
>>566
反応無かったんで投下したのちょっと後悔していたから
感想頂けて嬉しいです。
ドジって続き消しちゃったんで書きながらの投下になってしまいますが
次の職人さんがくるまでの中継ぎ程度と考えていただければ幸いです。

無駄に長くてごめんなさい次から本番入ります。
571名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 22:27:32 ID:TpXlddcr
しばらく見ないあいだにウマーな天禁職人様が・・・ッ
しかも、お…お初でございますか。
興味しんしんながらも戸惑うミカエル、萌えでございます。

職人様、どうぞごゆっくり、ご負担のないペースで
お書きください。
572名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 00:35:18 ID:nLV6rsva
>>570
いやいや、このスレの進行速度ってマターリが基本だから、
1〜2日程度レスがつかなくても不安になることはないんじゃないかな。
ミカエルのキャラをちゃんと掴んで書かれていると思います。
wktkしつつ続きをお待ちしております。
573名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 22:16:49 ID:WWr3jC7a
文章上手いしテンポがイイ。
キョラも掴んでおられて続き楽しみです。
職人さん、ガンガレ。
574名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 20:24:58 ID:skvcxZF6
普段椅子に寄りかかって寝る事の多い俺にとって、ベッドを使うなんて久々だった。
二人分の体重を乗せたベッドがぎしりと音を立てる。
「嫌になったら言えよ」
ぷいと別方向を向きながらぶっきらぼうに言ってバルの服に手をかけた。
言いませんよとてでも言いたげに俺の下でバルは微笑むと所在の無さ気な手で俺の背中を擦った。
「ミカエル様でもこんなに小さい背中でありながら…絶えず重大な責任を果たしていらっしゃるのですね」
ぽつりと呟くような言葉に何か引っ掛かりを覚えた気がしたが、興奮状態の俺は気付けなかった。
先日しっかり目に焼きついてしまった行為の手順を思い出しながらミカエルはバルに触れた。
「…んっミカエル様…そこはもっと強くても平気ですよ」
「様はつけんなよ」
「…宜しいのですか?」
「うん」
掌の柔らかい乳房の感触に眩暈がしそうだ。
女って皆こんなに柔らかいのかよ…
はぁっと熱く息を吐きながら、自分の身体の部位とは似ても似つかないそこにミカエルは興味深々だった。
最初は恐る恐る触れていたが、そのうち柔らかさや弾力が気持ちよくて力を入れて揉んだり
さわさわと触れるか触れないくらいのタッチをしたりと柔軟に変えていくと徐々にバルの様子が変わってゆくのが判った。
バルも熱いのか…?
身体全体に薄っすらと汗をかき、触られる度に身体を若干シーツに擦り付ける様に捩ったりして酷く官能的だ。
「ふぁ!…あぁ…ん」
「んあぁ…ああ」
先程から好きなように弄られて既に硬くなったそれの先端に軽く触れると段違いに反応が良くなる事に気付いた。
「バルはこっちの方が感じやすいんだな」
「恥ずかしいから…そんな事言わないで下さい…」
「恥ずかしがらせてーんだから良いだろ」
バルの涙目の可愛さにもっと嬲って泣かせてやりたい衝動に駆られる。
やべぇ顔のニヤニヤが治まらない

「なぁ足広げて」
先程からぴっちりとくっつけて開かない両足の奥が見たくて仕方が無かった、そこ。
無言でゆっくりと広げられる両足のその先にある溶けて熟れたようなそこを目に映すと己の下半身がまた疼いた。
俺の視線に耐えられないのかバルは抱えていたクッションから顔を覗かせてこちらを窺った。
「触っていただいて構いませんよ」
「いや、すげぇ卑猥だなぁと思って見てた」
「……ミカエルは卑猥なものは嫌いですか?」
「いや、望むところ」
にやける頬を一発叩いて俺は濡れててらてらと光るそこに慎重に指を這わせた。
「ん……ふぁ!…あぁっ」
「バル凄い濡れてんなー…」
「もうし…わけ、ございません」
息も絶え絶えに謝る姿も扇情的だ。
熱い肉の陰唇に指を挟んで上下に擦るとバルは酷く身体を捩った。
部屋に荒い呼吸と水音が響く。
575名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 20:29:25 ID:skvcxZF6
>>572
そうなんですか。てっきりスルーされてるのかな…と早合点してました、申し訳ない。
マターリ進行乱さないよう頑張りたいと思います。

>>571-573
お褒めの言葉ありがたく頂戴いたします。
褒められると思った以上にやる気出るんで頑張ります!
576名無しさん@ピンキー:2006/02/17(金) 22:34:36 ID:SXTmOK54
>>576
本番キター!!
初めての女体に興味津々のミカエルテラカワイス!
577名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 20:33:22 ID:7oFXhIEZ
「さっきからこうするとなんかここが動くな」
「…?どこですか」
「いや、だからここ」
軽い気持ちでそこを指の腹で擦った
「っぁああぁ!」
バルが腰を浮かせて両足を咄嗟に閉じた。
指の腹で肉芽のようなそれが動くのが判る。
「へぇー…ここも触ると気持ちよくなんのか」
今だぎゅうぎゅうとミカエルの手を挟んだままバルは大きく息をしていた。
自分にしてくれたように、もっと気持ちよくさせてやりたいがどうすればよいのか
自分にしてくれた事と同じことをしたらよくなるだろうか
下半身に血が回り些か興奮気味の頭で考えても埒が明かない。
今度は閉じられないように片足を上げさせて挟まれていた手を抜いて両足をしっかり掴んだ。
先程反射的に閉じたせいで、濡れていた左右の陰唇を広げると細く糸を引いた。
「ミカエル…そこは汚いからやめて下さい」
「嫌か?」
「嫌とかじゃなくて…」
「じゃ、いいよな」
目の前の引いている糸を舐めると、今度は自分の口から糸を引いた。
先程散々指を挟み込んだ場所を丁寧に舐めていくと、バルは艶やかな声を出しながら
足を閉じようとしてきたので少々強引に足を大きく開かせた。
「…よくないか?」
「いえ…女は反射的に足を閉じてしまうものなんです。お気になさらないで下さい」
「そっか」
足を閉じてくるのは抵抗されているのだろうかと少し不安だったがそうじゃなくて良かった。

「あっあっ…はっ…あう……」
「んあぁ…そこ…やぁああっ」
再びそこを舐め上げたりしながら、肉芽を吸ったり甘噛みしたりするとバルは
あの時の女のように嬌声を上げて果てた。
けどその顔は下半身に来るようないやらしさはなく、本当に綺麗だった。
「ミカエル…も、いいから」
互いに切羽詰ってるのが判る。
酷く切ない声を上げて俺を呼ぶ声に答える他は無い。
まだ果てたばかりで気だるいであろう身体を起こし寝そべると
バルは自身のそこを指で広げて俺を誘った。
既に反応していたそれを手早くバルの広げた箇所にあてがい推し進めた。
「くっ…きっつ…!」
「んんっ…!」
バルの口内よりも熱いそこは、収縮して俺を容易く受け入れた。
熱すぎて繋がってる部分から溶けるんじゃないかと思う。
ゆっくりと慎重に突き進んで全てが収まると、はぁっと大きく詰めていた息を吐いた。
視界に映るのは白い背中と深々とバルの中に入っている己のもので
バルをひいては女を汚していることに酷く興奮した。
578名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 20:05:17 ID:e9Ti7EPe
バルは荒い息を整えるように起き上がり向き直ると、俺の膝の上におずおずと座った。
「初めは私が先に動きますから手を添えてて下さい。」
バルの腰に軽く手を添えると、そっと俺の肩に手を乗せて顔を赤らめたバルがゆっくりと俺のものを抜き差しし始めた。
水音とともに目の前で音を立てながら揺れる乳房に目が釘付けになる。
「んっんっ…はっ」
バルは初めはゆっくりと慣れてくると段々早く動き始めた。
折角なのでバルが頑張ってくれるならと余裕が無いのに俺はバルの胸を掴んでむしゃぶりついた。
「ひゃっ!あぅ…ん!!」
「うあぁっ!!」
長い髪を張り付かせて一心不乱に乱れるバルを見ると我慢が限界に達してミカエルは果てた。
自身のものが脈打ってバルの中に放った事を告げる。
薬でもきめたみてぇに気持ちが良かった。
一度知るとやめられないというラファエルの気持ちが少し判る気がしたが
手当たり次第手を付ける気は無い。バルだからいい、バルじゃなきゃ嫌なんだ。


「…悪ぃ…先いっちまった」
「お気になさら無いで下さい」
「もっかいチャレンジしていい?」
上目遣いでばつの悪そうに聞くミカエルは、傍目から見ても可愛らしかったが
口に出すと彼はすねてしまうだろうから内緒だ。
「お好きになさって構いませんよ」
「今度は俺が頑張るかんな!」
腰を掴んで一生懸命に慣れないながらも少しずつ引き抜いて、また少しずつ差し入れる。
繰り返してると徐々に判るのかペースを速め始め、激しく突き上げた。
「んっ!んっ!あっ!ああっ!」
中で一定の場所の肉壁を擦る度バルは嬌声をあげた。
互いの体液が混じったそこを掻き混ぜる水音が、ミカエルのものをさらに大きくして締め付けた。
「ひぃあ!ミカエル!!…あぁ!もう…」
「バル…俺も…!」
ぎゅぅっとミカエルを締め付ける力が強くなり、遂には互いに果てた。
互いの熱を貪る様に恍惚した表情でその余韻を味わった。
「っはー…」
「ミカエル様…ご満足なされましたか…?」
「…ん。つーか終わったからってまた様つけんなよ」
「誰かに呼び捨てしたなんて知られたら私は怒られてしまいますよ」
「バルが怒られたら俺がそいつクビしてやるよ」
お互い繋がったまま話す姿は少し滑稽でそれもまた楽しかった。
「もうこんなんなった後だから話せるんだけどさ…」
「はい」
「さっき俺が見たって言ったのさ、兄貴の部屋で兄貴と下士官の奴がやってたのを見たんだ」
「…!」
「やっぱ驚くよな。俺も見たとき凄ぇビビったんだけどさーまさか兄貴がなー普段気にもしない女となんて」
「ルシフェル様は色々とお目立ちになる存在でしょうから…内部の者の方が宜しいのかもしれませんね…」
「あー、かもしれねぇな。でも俺は手頃な下士官だから抱くとかじゃないからな!バルだから…」
「存じております」
「…ならいいんだけどよ」
579名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 22:07:55 ID:0oRa+rBc
ミカエル×バルの続き来てたーーー!
始めてなのに頑張るミカエルかわいいなあw
おっぱいに目を釘付けにする所がらしくて笑ったw
テカテカしつつまた投下待ってるよー。
580名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 23:10:19 ID:hRkJ5XQH
保守&続き期待age
581名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 00:28:42 ID:dURcECoN
何故に天禁神は、どなたもレベルタカスなのでせう。
他があまりにもしょぼ(rya
582名無しさん@ピンキー:2006/03/01(水) 01:09:50 ID:H2J6Gyh5
ロシアレを何か、と思っているがどなたもあまりに神すぎる。
583名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 17:27:14 ID:GssxZvEi
>>578
続きマダー?
バルじゃなければ嫌だ、というミカエルがらしくてイイ!
ワクテカしつつ全裸で待機!

>>582
臆することはない、勇気を持って投下してくれ。
新たな職人候補はいつでも大歓迎。
584名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 23:36:16 ID:pPRPc+mK
ロシアレ激しく希望。

天禁職人様は、そろいもそろって神。
過去スレの帽子屋や九雷もえかった
585名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 20:09:24 ID:cWMFCTxR
「…ミカエル」
「ん?」
「……キスしていただけますか?」
そういえばやる事やっててキスはまだしてなかったな。
「…いいぜ」
ミカエルがゆっくりとバルの髪に添えた掌を滑らせて、輪郭を撫でるようにしながら唇を近づけると
バルは恥ずかしそうに目を閉じ、彼の呼吸を近くに感じた。
初めは重ねるだけであったが、物足りないのか口紅が既に取れてしまった素の唇をべろりと嘗め回し
やがて自然と開いた口内に浸入を試みると、先程の互いを気遣った愛撫のせいか口内は乾いているのに少し苦かった。
たぶんこの苦さは自分のせいだろうけど…バルも同じように自分の味を感じているのだろうか。
複雑な気持ちだったが、反面こんなものを自分の為に嚥下してくれた事に嬉しさを感じた。
「っ…ぁ」
乾いた口内を潤す為に、互いの唾液を交換するように遠慮なく飲み干しているとやがて呼吸が苦しいのか
身悶えるバルを見て一旦離れ、互いに肩で大きく息をしながらまた縋りつくように舌を絡め芯が痺れるような快楽を感じた。
「…ありがとうございます」
「礼なんて言ってどうすんだよ…別にしたかったらバルの方からだってして良いんだからな」
「いえ。ミカエルがしてくださるのが嬉しいんです」
「そーかよ」
視線を合わせずにこんな時にまでそっけなく振舞ってしまう自分が凄く情けなかったが、照れる気持ちが大きくて酷く落ち着かなかった。
「また気が向いたらしてくださいね」
当たり前のように言うバルに驚いて振り向くとこちらを向いているのにどこか遠くを、俺の後ろを見ている気がした。
「俺が気まぐれでしたと思ってんのかよ」
「いえ。ですが、ミカエル様だって男性です。より多くの女性と付き合うというのも嗜みの一つかと」
「……俺はジブリールに言わせると非常識らしいからな」
ニヤリと笑って曇ったバルの顔を真っ直ぐに見つめると、やはり様子が少しおかしかった。
「そんな非常識者が男の嗜みなんかするかっつーの!」
「またそんな事を言って…」
少しおかしそうにふふっと笑うといつものバルの様子に戻っていて俺は安堵した。
「では、そろそろ仕事に戻ろうと思います」
バルは気だるさを感じさせないような動きで素早く立ち上がり服を着替え始めた。
ミカエルは咄嗟に後ろを向いて着替えを見ないように俯きがちに視線を泳がせるが、まだバルを引き止めておきたかった。
「もう戻んのかよ…疲れてるだろうし休んでろよ」
「大丈夫です。それにもう少しでルシフェル様もお帰りになりますからお支度を」
「兄貴なら他の下士官に頼めば喜んで代わってくれんだろ」
「仕事ですから」
しょっちゅうサボリまくる俺に比べてバルは仕事熱心だ。
「…判った。またな」
本当はもっと側にいたかったけど仕方が無い。
着替えを終えたバルは床に散らかったガラクタを踏まないようにしながら扉の方へ歩んだ。
それを視線で追いつつも、小さく溜息を吐いて軽くバルに向かって手を振ると軽く笑ってバルは部屋から出て行った。
「…仕事だし仕方ねぇよな」
先程までの至福の時間が嘘だったかのように静まり返った部屋を見渡すと、また心に隙間が出来たように寂しかった。
586名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 20:13:20 ID:cWMFCTxR
>>582
是非ロシアレ投下して下さい!需要ありまくりんぐww

>>583
寒いから服着て服!
つ『ノースリーブ+半ズボン+網タイツ+ブーツ』

長々すいません中々納得のいく進み具合にならなくてorz
ラストが気に入らないので書き直しているんですがもうすぐ終わる予定です。
次からルシフェル出ます。
587名無しさん@ピンキー:2006/03/03(金) 23:00:16 ID:aybSA+kf
続き楽しみ!!職人さんガンガッテ!!
588名無しさん@ピンキー:2006/03/04(土) 11:15:08 ID:xmut18SR
ミカバルキテル---!!!!
ぶっきらぼう系萌え巨乳萌えには、たまらんばい。

ロシアレもカモ〜〜〜〜ン。
天禁サイトは、まだまだ新規さんも来てる品。
潜在的な職人はイパーイいるんだろう。
なんせ、もとがツボにはまる美形ザクザクの
色気たっぶり作品だ。
589名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 21:00:00 ID:gnXoK2Hq
ミカバル書いてる者ですが、話の都合上ここから先はバル→ルシになるので
バル→ルシや冷酷なルシが苦手って人はスルーお願いします。
因みにバル→ルシをスルーしたとしても一応最後に話は繋がるようになってるので
大丈夫かと思われます。
ちゃんと繋がる前には説明文を挟むので了承願います。
590名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 21:01:36 ID:gnXoK2Hq
「ルシフェル様おかえりなさいませ」
扉が開きこの館のもう一人の主人が姿を現すと、仕事中であった下士官達は皆手を止め彼の帰りを祝い労った。
その中で無言で己の部屋へ向かう男の後を一歩引いてバルは歩いた。
彼女に限らず、この館では交代で二人の主の世話をする事が下士官の仕事であった。
己の部屋へつき、軽くロックを開けると男は後ろで直立している下士官に入れと命じる。
「失礼いたします」
高鳴る心臓の音ばかり聞こえていっそう呼吸が止まってしまった方が楽かもしれない。
いつもこの部屋に入るとバルは必ずそう思った。
「今日の報告は?」
「……………で、ありまして本日は下士官一同無事任務を終え何事もなく終了いたしました」
「―――そうか。何事もなく終了したのか」
「はい」
「まだ報告していない事があるだろう」
「…いえ、何もありません」
何かまだ報告する事があっただろうか…。
「今日もミカエルは会議に出席せず、ここ最近欠勤を繰り返しているそうだな」
「え…はい、確かにミカエル様は本日もお部屋に篭りっきりで御座いました」
「部屋には誰も入らなかったのか?」
「はい」
「お前もミカエルの部屋に入らなかったのか?」
「今日はミカエル様とはお会いしておりません」
「…それはおかしいな」
目を細め真偽を謀るかのような瞳と目があう。
こういう目をする時の彼が何を考えているか知っている。
相手をより傷つけ綻びを探しその糸口から相手を直接手にかける以上に痛めつける方法を探しているのだ。
「…何かおかしな点がございましたか」
口の中が酷く乾いて唾液を飲み込んでも渇きは癒えずに、ごくりと小さな音をたてて嚥下された。
「カマエルがお前にミカエルを部屋から出すように頼んだと言っていたが、その約束を破り部屋にも入らず会おうともしなかったのか
――――――――それともミカエルがお前を拒んだか」
考えが読めない笑みを浮かべカップに手を伸ばし、淹れてあったお茶を口に含んだ。
男の持ったカップから湯気が立ち上る。
「……………」
何と答えていいか判らなかった。
本当は約束を果たしたが、ミカエル個人の部屋にいてそこで何をしていたのか知られるわけにはいかない
しかし約束を破った事にすれば恐ろしい罰が待っている
どちらにしろ自分には目の前の男から逃れる術はなかった。
591名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 21:03:38 ID:gnXoK2Hq
ゆっくりと視線で男の一連の行為を追い、意を決したように大きく息を吸うと肺に痺れるような痛みが走った気がした。
「………申し訳御座いません。ミカエル様には確かにお会いいたしました」
「………」
先程までのミカエルとの行為さえも見抜いているかのように突き刺さるような視線を体中に感じる。
「お会いしたのは確かですが、少しだけお話した後は自室に篭られていらっしゃいました」
「…その時に何を話した」
「カマエル様がミカエル様に仕事に出てきて欲しいと言っていたとお伝えました」
「ミカエルに何故仕事に出てこないのか聞かなかったのか」
「聞きましたが…はっきりと明確な理由は申し上げていただけませんでした。ただ仕事に飽きたと」
「飽きたか…退屈を過ごす方法をアイツは知らないからな。お前と違って…な」
ああ今彼はどんな眼で自分を見ているのだろう
蔑んでいるのか、何も思ってすらいないのか。
クックックとおかしそうに笑い先程まで男の手元にあったカップは次の瞬間粉々に砕けた。
中身のお茶は水滴となって男の腕を伝い服を濡らす。
「…それとも教えてやったのか随分今日は艶が見えるな」
「!」
上手く呼吸が出来ないように思えた。
彼は見抜いているのだ、自分が嘘を吐いたことも関係を持ったことも。

「どうした?何も言えないのか」
「……ルシフェル様私はそのような事は」
しておりません。そう続くはずだった台詞が咽に詰まって出てこなかった。
何故言えないのか
何故己が望んで関係を持ったのにミカエルもそれを了承していたのに、この男を前にするとそれが言えないのか
まったくもって判らない。
理解不能だ、自分が判らない。
「………ミカエルと関係を持ったままの身体で俺の部屋に入るとは良い度胸だな」
先程のミカエルの部屋を出てから手早く頭髪・服装を整え、手洗いにて落ちてしまったメイクも直した。
きっちり言い切ればばれないはずだった―――――――――。
「…申し訳御座いません」
渇いた咽から出た擦れた声は酷く頼りない弱々しいもので、この場の力関係を表すには充分だった。
「もうその台詞は聞き飽きた。お前のせいで汚れた…責任持って全部舐めてみろ」
快感とは違う頭の芯が痺れたように重い。
恐怖でもなく、かと言って怒りでもなかった。
炎の天使ミカエルと関係をもち、罪を犯した事が公然の事実となれば十中八九裁判にかけられ処刑されるだろう
公然の事実とならずに内部で処理をされた場合、下士官としての位を剥奪され二度とこの館には踏み込めなくなる
死は怖くなど無い。
この男に嫌われる事が最も恐怖だった。
目の前の差し出された手に恐々触れ、膝をつき頭を垂れて男の指先から掌そして袖口にかけて舌で舐め上げる。
「待て、手は使うな」
恐々触れた手を簡単に振り解かれて、今男と己の触れ合っているものは肌と舌のみだった。
骨張った男らしいがどこか気品の有る手に舌を這わせると、それだけで舌が蕩けそうになる位熱い。
爪先から関節を舐め上げゆっくりと指をしゃぶると若干口内に茶の味が広がった気がした。
しゃぶった指を口から抜くと己の唾液が糸を引き男の指と繋がる。
幸福だった。
592583:2006/03/07(火) 20:30:20 ID:iZcRkYCQ
冷酷ルシフェル様キターーーー!!!
指を舐めさせてるだけなのに何故こんなにエロいんだ!
続きが気になって気になってしょうがねええええ!

流石に全裸は寒いので、頂いた洋服一式を着ておとなしく待つことにします。正座で。
593名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 00:25:57 ID:kfIYW3zh
続きキテル━━━(゚∀゚)━━━!!!!
指フェラしちゃうバル(*´Д`)ハァハァ
職人さん頑張って!!
もっとルシバル見たいよw
594名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 20:10:06 ID:Jt9OPwS3
眼を疑うような行為に耽る自分は最早堕ちたのか
それでもこの瞬間だけでも自分を見ていてくれると思うとどんな事だって出来た。
「そんなにたくさん咥えて淫売だな、この前まで男を知らなかったとは思えない。
今のお前をミカエルに見せたらどんな顔をするだろうな?」
頭の中に先程までの喜んだ顔のミカエルが浮かんだが、最早ミカエルでは自分の欲求を満たせなかった。
「……お止め下さい…それだけは」
「何故だ?お前はミカエルの気持ちを知っていながら、自分の自己中心的な欲求を叶える為にあいつを利用したじゃないか」
判っている、判っているのだ。
自分はミカエルを利用して空いた心の隙間を埋めていた。
ルシフェルに抱かれることを考えて代わりのミカエルで身体を埋めた。
「最低な女だ。自己の欲求さえも管理出来ず、己の欲するがまま欲望を叶える事を求めるなど…悪魔と変わらないな」
「………お許し下さい」
どんなに屈辱的に嬲られてもそれが真実
「許す?何を馬鹿なことを。許されたいなら跪いてその身を投げ出すくらいしたらどうだ。今のお前では他愛も無いことだろう」
「…はい」
罰を受けなければならない。
先程念入りに整えた服も髪も全て無駄になってしまった。


一刻も早く服を脱ぎ捨て彼の気が変わる前に抱かれてしまいたい。
もどかしそうに服と下着をその場で脱ぎ捨て全裸になると、バルはゆっくりと男に近寄り縋り付くようにその胸に抱きついた。
こんなにも恋焦がれている心の内を表す様に背に腕をまわし力を込めても、男の変わらない心音が響くだけだった。
好きだ。
溜まらなく自分はルシフェルが好きだ。
この身が滅ぶかのような燃える気持ちはこの男にしか抱けない心だった。
ゆっくりと男の手がバルの背にまわされる。
思わず涙ぐみ顔を上げようとすると、ルシフェルはバルの髪を掻き揚げ片耳を晒し冷ややかな声で囁いた。
「ミカエルを堕落させた罪は重い。その身を持って最後まであいつと付き合ってやるんだな」
一瞬頭思考が停止してしまったかのように何も考えられなかった。
先程までの幸福な気持ちが瞬時に消え、今更ながら自分が何をしたのかを思い出す。
穢れを知らない天使を利用した挙句自分に溺れさせ騙し汚した
その目先の欲望に囚われた代価はちゃんと支払わなければならない…恐怖が足元から湧き出した様に思えた。
背にまわされた腕を払い、バルに背を向け男は扉へと歩みを進めた。
「ルシフェル様っ!」
やっとの思いで出した声にも男は反応せずゆっくりと扉の閉まる音が部屋に響いた。
595名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 20:11:58 ID:Jt9OPwS3
次からはバル→ルシからミカバルに戻ります。
エロシーン無いのでエロだけ求めてる人はごめんなさい。
596名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 20:13:57 ID:Jt9OPwS3
「機嫌が直ったのは宜しいのですが、とにかくちゃんと出勤して下さい」
画面にいつも変わらぬ仏頂面のカマエルが映っている。
「大丈夫だって!明日からちゃんと出てやるよ」
バルに言われたし仕方なくだけどな。
「明日では間に合わないものもあるので今から来て下さい」
「はぁ?冗談じゃねーよ。俺は今日まで仕事休むぜ」
「駄目です、とにかく来て頂かないと困りますから。それでは失礼します」
「ちょっと待てカマエル!」
通信が切れて画面が暗くなった。
機嫌が良い理由問われなかったが、何となく察してはくれてんだろう。
カマエルは何も考えてなさそうに見えるが一応俺の副官だけあって俺自身を尊重している。
そうじゃなきゃ俺の副官になんかしてやらねぇけどな。
まぁそこらへんはアイツの良い所として認めてやっても良い。
……今の通信の切り方はムカツクけどな。
何か気が抜けて暇になったな…暇じゃねーけど。
バルは今頃兄貴への報告が終わって仕事に戻ってるのだろうか…先程会ったばかりなのにもう会いたくなってしまう。
ガキみてーで恥ずかしいから絶対バルには言えないけどな。
カマエルのところに行く前に覘いてみるか。
ミカエルは軽く踏み出すと、散らかったガラクタを踏みつけながら部屋を出た。


すたすたと軽い足取りで廊下を歩いていると、向こうからも此方へ向かって歩いてくるのが見えた。
「…兄貴」
帰ってきてたのか。
兄貴を見ると俺は自分で作り上げた劣等感に苛まれるのが常だった。
なるべく見ないように避けて生きる事を覚えた今でも、こうして同じ場所に住んでいると少なからず兄貴と会う機会は多い。
視線を合わせないように足早に横を通り過ぎると兄貴の視線を感じた気がした。
「…ミカエル」
小さい頃ならともかく、成長してからあまり互いに関わりを持たないようにしていたのに
こうして直接的に呼ばれるのは久々だった。
「何だよ」
抑揚の無い声で呼ばれて振り向くと身長的に俺を見下ろす形となった兄貴と目があった。
「退屈か?」
「……」
突然何を言い出すのか。
何も感じさせない張り付いたような冷たい笑みを称えた口元を見ると、何もされてはいないのにそれだけで寒気が走った。
「この長き生に飽いたか?」
「何だよいきなり………確かに飽きたとか退屈だとは思うけど別にどうって事無ぇよ」
「それは退屈を過ごす方法をお前は知ってるからだろう?」
意味深な笑みを浮かべる兄貴が何を考えてるかさっぱり判らなかった。
「それもあるけど…別に力比べや悪魔殺しなら兄貴だってするだろ」
「俺はお前と違ってそんな物では満たされない」
597名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 21:09:08 ID:Byn2nwfT

最高会の長老が視えぬ目で未来を視たという
闇の皇子はやがて自分の闇に全てを取り込み
万物の世界を混沌へと誘い
この世を滅ぼす永遠の敵対者となりましょう

全てを己の闇で堕落させる事が唯一満たされる方法であり、生きとし生けるもの全てを滅ぼす事が闇の使いの定め。

「兄貴は自分の強さを有効活用しないからな」
吐き捨てるように呟くと、ゆっくりと兄貴は笑みを浮かべた。
「ミカエル」
全身の毛がぞわりと逆立つように思え、俺は兄貴から目を離せなかった。
「お前は俺の力がどれ程か知らないだろう。双子として生まれついた俺から目を逸らし続ける限り、お前は弱いままだ」
一番自分の知りたくないところを突かれた気がした。
お 前 は 弱 い とはっきりと言われた言葉が頭の中に溢れかえり、氾濫した。
「そんなのやってみなきゃ判んねーだろ!」
一気に頭に血が昇ってアストラルパワーを放出すると炎と共に羽が広がる。
「やってみなくてもお前自身判ってるだろ?」
余裕の表情を浮かべルシフェルは力を解放するとミカエルのアストラルパワーを弾き返した。
双方の力のぶつかり合いで窓ガラスが割れ、廊下が半壊し瓦礫が吹き飛んだ時に爆煙の中で兄貴の羽が見えた。
双子として六枚の羽を分け与えたられたのに俺は二枚で兄貴は四枚――――――
有機天使と無機天使のように三枚ずつ平等に分け与えられなかった羽が、俺が生まれつき差別されているかのようで憎かった。
「何事ですか!?」
「来るんじゃねぇ!」
爆音に驚き駆け寄ってきた下士官どもを涙が出るほどきつく睨み付けると、その場にいる全員が固まった。
誰一人声を出さなくなった場にはもう自分の呼吸音しか聞こえなかった。
「構えろ」
一切表情を崩さず此方を見据える目の前の男に吐き捨てるとミカエルはゆっくりと炎の剣を構えた。
鼓動が早い
「………俺には剣は必要ない。全力で来い」
この場に及んでまで自分を格下のように扱う兄貴の台詞に俺の中の何かが切れた。
「……兄貴以上に桁外れの努力も経験も積んだんだ!」
数人の悲鳴が聞こえた気がしたがもう俺には誰が巻き込まれようが関係なかった。
ルシフェルに向かって先程以上に力を放出すると鼓膜が破裂するかのような爆音とともに
館がぐにゃりと歪みミカエルのいる場所から周辺全てが爆圧で吹き飛んだ。
館がほぼ全壊する程の熱量と爆風であるにも関わらず、ルシフェルはやはり無傷――――――
柄を握る手にありったけの力を込めてミカエルは振り翳した。
「俺はもう兄貴より強いっ!!」
剣が風を切る音が痛いくらいに頭に響いた
598名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 21:18:02 ID:Byn2nwfT


嘘だ

視界に映るミカエルの振り翳した剣の切っ先はルシフェルの一歩手前で
彼の片腕に集結した力によって寸でのところで止められていた。
同じ双子でありながらこれが絶対的な力の差なのか
「ミカエル」
「!」
声に反応し剣の切っ先を構えなおすと、羽をしまい力の解放を止めたルシフェルが剣を片手で弾きミカエルの目の前に立った。
館が全壊した為に吹き晒しとなった二人に陽光が降り注ぐ。
「お前はどんなにしたって俺にはなれないし決して俺には勝てない」
この時ほど兄貴が憎いと思ったことは無かった。
アイツは俺の感情を全て見通して俺が一番言われたくないと思う事を平気で言う。
館の全壊で出動してきた警備ロボットが右往左往する中で、俺と兄貴は互いに立ったまま身動き一つしなかった。
この時の兄貴が何を考えていたかは判らない。
俺を馬鹿にしていたのかもしれないし、もしくは後の忌まわしき事件に関しての事を考えていたのかもしれない。
ただ一つ言える事は兄貴は俺に絶対的な力の差を見せ付けることで、俺に敗北感を与えさせた。


その後研究事故という形で俺と兄貴の力の比べ合いは隠密に片付けられ、委員会からの査問も審議も全て形だけのものだった。
誰しも御前天使筆頭の兄貴の栄光に傷がつかないよう俺の癇癪が起こした事件だと思い込み俺を嘲笑した。
ただ一人バルだけは変わらず俺に接してくれた。
事情を知ってる一人でもあったからかもしれないが、バルはやはり優しかった。
「ミカエル様…私は御兄弟で争われるお姿など見たくありません」
「……いつかは俺は兄貴を倒す」
「………」
「兄貴に俺の力を認めさせる事が出来るなら俺は何だってしてやる」
何だってしてやる。意は違えど同じ気持ちをルシフェルに抱く堕ちた自分はミカエルの側にいる資格など無かった。
「そうしたらバルももっと俺の事好きになってくれるだろ?」
どこか縋りつくように己の腕を掴むミカエルの瞳は、何も知らないはずなのに心の隅に恐怖感を感じさせた。
「…ええ」
―――――ミカエルを堕落させた罪は重い。その身を持って最後まであいつと付き合ってやるんだな。
バルには最早ミカエルの側にいる理由は情よりもルシフェルに言いつけられた罰故と感じた。

その後も互いの心情を知らぬまま関係を保ち続け、周囲には悟られぬよう俺はバルを愛しバルも俺の愛に答えてくれた。
けれど俺たち不老長寿の天使は人間と違ってあまりに多くの時を生きる為に、ずっとこういう時間が続くものだと勘違いしがちだが
やっぱり始まりがあったように終わりが訪れる。
599名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 21:21:51 ID:Byn2nwfT
そう第一次天地大戦勃発

堕天使軍の長 元熾天使長ルシフェルは自らを闇の王ルシファーと名乗り
神を敵とする一億三千三百三十万六千六百六十八人もの同志を率いて天使軍との死闘を繰り返していた
ルシファーの後に続いたのは天界でも指折りの上級天使達ばかり
俺は能天使軍を率いて自ら志願し、決戦の大地へと赴く事になった。

「お止め下さい!兄弟で殺し合うなど…!!」
「うるせぇ!あいつは誰でもねぇ俺のこの手で殺ってやるんだよ!!」
「それならばどうかこの私をお連れ下さい。生涯お仕えすると誓ったお二人です!どうかこの目で真偽を確かめたいのです!」
今思えば連れて行ったのが間違いだったんだ。
何かと理由をつけて残して行けば良かったのに―――――――そうしたらあんな事にはならなかったのに…

「やはり最後に来るのはお前か…ミカエル」
「ルシフェル!!」
切っ先が肉体を切り裂き、骨まで圧し折る感覚が剣から指先にまで伝わる。
無我夢中で切り裂いたその先には何故かバルがいて――――
俺の足りない頭で考え出した結論はバルが兄貴を庇い俺の手で死んだという事。
そしてバルは兄貴のことを好きだったという事だった。
俺と関係を持ちながら、それでも心のどこかで兄貴を求めていたというのに
そんな事も気付かずに浮かれていた俺はあまりに愚かで、バルが俺よりも兄貴を選んだという耐え難い事実に狂った。


あの時のバルの俺に対する態度に、おかしい所があったと何故気付いてやれなかったんだろう。
あの台詞の意味
禁忌とされる行為の仕方を知っていたという事実
兄貴が下士官相手に好き勝手して慰み者にしていた中に、恐らくバルも混じっていたのではないか。
でも全てが気付くのに遅すぎたんだ。


今でも俺は後悔しているんだ。
何であの時にアイツの気持ちに気付いてやれなかったのか―――――
気付いてやれてたら何かが変わったかと言うと答えに詰まるが、少なくとも俺はバルを抱こうとはしなかったし
バルも兄貴を想って俺に抱かれる事なんか無かったんだ。

Fin.
600名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 21:25:49 ID:Byn2nwfT
これで妄想先走って書いた駄文終わりです。
ここまで読んで頂き本当にありがとうございました!
エロパロ初めてだったけど、良い経験になったと思います。
由貴先生は今の所妖精標本の連載が終わって一息出来たかと思いますが
また新連載か別作品の続編を期待したいですね。

では、次の職人さんお待ちしております。
601名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 23:11:57 ID:uAwJAw8I
職人様、連載乙でした!!
最後のバルに対するミカエルの気持ちが切ないです。
途中でちょこちょこ出てきたカマエルがいい味出してました。

なぜだか>>594
>先程念入りに整えた服も髪も全て無駄になってしまった。
の一文にものすごくエロスを感じた……。

読んでいて、ミカエルがバルを本当に大事に思っていたということが伝わってきました。
こちらこそ良作を読ませていただいてありがとうございました!
GJ!!!
602名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 20:42:10 ID:P20KSxLj
嵐のようなGJ!!!!!を贈りたい!神職人様お疲れ様です!!
ラストは切ないけどミカちゃん好きな自分にとっては(*´Д`)ハァハァしがいがありました!
職人様の都合が良いときで構わないのでまた書いて下さるとスレ的にも個人的にも嬉しいです。
投下ありがとうございました!!!
603名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 01:14:30 ID:0sRMZ6ym
職人期待age
604名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 06:46:17 ID:AiXomGAa
ロシアレ書くって言ってた職人さん、マダー?
605名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 00:11:20 ID:/07mZ0Re
淫売バルたん'`ァ'`ァ

ボイス→アレクの体(中身刹那)
誰か頼む・・・
606名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 17:54:12 ID:nqi7dK8M
保守age
607名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 19:31:25 ID:ikS+X2/A
友達が結婚しました出会いのきっかけはここらしいです
http://bcbv2560.web.fc2.com/

608名無しさん@ピンキー:2006/03/25(土) 19:06:14 ID:cMGuyRqU
ロシアレ書くって言ってた職人さんマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
609名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 18:39:20 ID:b8xw8zBi
職人求むage
610名無しさん@ピンキー:2006/04/04(火) 23:47:47 ID:ZO/+TkrI
職人は最近、某板参りで忙しいのです☆
由貴職人=クオリティ高=天禁神ですので
611名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 00:49:55 ID:HC3EtznL
は?職人でも無いくせして何様だよ
お前の脳内設定なんて聞いてねーしw
妄想乙wwwwww
612名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 00:52:12 ID:HetnKPgQ
過去スレみたらそれ事実
613名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 01:11:01 ID:HetnKPgQ
>>611
ちょっと上のレスを読めば、一発でわかるでしょうに。
原作設定やキャラの性格をきっちり押さえてる。
スキルの高い神職人さんがいらっしゃるのですが、何か。
614名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 01:39:25 ID:HC3EtznL
>>612-613
自演乙
それとも連投のつもり?

「見りゃ判るでしょ」ってここは由貴スレなのに、何で天禁オンリーみたいな
発言をしてるのかそれの方が不思議で堪らないよw
過去の職人を例に出されても、天禁職人の投下が多いけど
カイン職人だっていたわけだし、このスレじゃ天禁パロ書いときゃマンセーされると感じる。
住人がこうも偏ったマンセーをしてると
こんなんじゃ新しい職人が来れなくなるし
来ても住み着かないな
615名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 01:41:23 ID:8UOKiT15
…おまいら微妙に食い違ってないか?
616名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 19:16:25 ID:ZncMAs6K
どうでもいいよ〜喧嘩するなよ
>このスレじゃ天禁パロ書いときゃマンセーされる
っていうのはちょっと思ってたけど自分は書けないから黙ってた・・・
書けない人は文句を言うべきじゃないと思うよ〜

マターリ職人さん待ち
617名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 00:18:45 ID:AKPulYx/
>このスレじゃ天禁パロ書いときゃマンセーされる

いくらなんでも、そういう叩きは幼稚すぎる。
スレの雰囲気や住人が嫌なら嫌でもいいけど、
その言い方だと、職人さん達まで否定してますよ。

天禁は由貴さんの代表作で、20巻もある長編だから
熱心なファンも多いし、投下があればスレ住人が
職人さんに感謝するのはごく普通のことだと思うけど。
天禁ネタが投下されると、困ることでもあるわけ?
618名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 01:41:20 ID:OFsI338/
ほっときゃ良いのに…
どんなに正しい事言ってても、アンチに構ってるだけで
スルー出来ない人なんだなと思われてしまうよ
端から見れば言う方もあれだが、構う方も充分同罪なんだから落ち着こう
スルー一番、由貴タン二番、三次のおやつは変態だ。
619名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 00:38:58 ID:9CNZ8ori
天禁の投下が、どれもレベルが高いんだよね〜。
その後の続く職人もウマー!な人が続いてるよね。
そもそもウマーな投下がないと、マンセーしたくても
マンセーできないし……。
まずはじゃんじゃん投下していただきたい。
620名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 02:07:52 ID:iMzhMmZQ
とはいっても、作家スレなのに特定の一作品ばかりが
集中するのはどうも、一発屋扱いのようでな。

夜型やルーイ職人が現れるのを待っているけど、
長編でないと、読んでいる人の数が少ないのかも。
カインは良し悪し以前に、板違い臭が漂ってて
厨はいるかもしれないけど、スレの住人が少なさそう。
621名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 20:48:29 ID:ogVH0U+Y
え…カイン板違いなのか。
それはカインカプは駄目って事?
脇キャラの男女カプ小説でもここの住人には受け入れられない?
622名無しさん@ピンキー:2006/04/09(日) 21:39:12 ID:kFXKpZGr
全作品スレだから駄目ってことではなくて
もともとたいして需要がないみたいだね。
神レベルのものを投下すれば、状況が変わると思うよ。
623名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 00:24:12 ID:72T6kpJJ
自分の場合は、男女カプ小説であれば、カインであろうが天禁であろうが
その他の短編ものであろうが、何でもおいしくいただけます。
カインネタは上の方のログでもあがってたし、需要が皆無ってわけでもなさそうだけどね。
カイン書きたいけどコミックス持ってないからなあ……
ブクオフで買うか。
624名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 00:37:10 ID:I8+Sq+KA
神職人がいるかいないかの差です。

短編なら、螺子どうだろう、螺子。
625名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 00:54:36 ID:dYv6NQqL
でもここで投下されてる物は神作品ばっかだよね
特に最近のやつとか
626名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 00:37:09 ID:vmZGuG71
>>622
神レベルのものかぁー
>>623みたいな人もいる訳だし
需要が無いわけでは無いのは判ったけど…
凄いプレッシャーかかるねorz
627名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 01:10:08 ID:6cKsYpa6
最近というか、過去スレからずっと天禁職人さんは
神ぞろいで読み応えがあるね。質の高い作品ばかり。

スレ違いだけど、絵や文章だけでなくてレイヤーでも
スキルの高い天禁レイヤーさんがまだまだいるしね。
最近だと、海の向こうのファンの方が熱心なようだから
ここを見て夜型や妖精をやってくれないだろうか…
628名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 13:53:18 ID:DkYWUCNT
目を離すとすぐに過疎るスレだ。
点呼を取ってみよう。
ノシ
629名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 16:09:44 ID:NTVDIfbO
ノシ
カインちょっくら書いてみようと試みてる。
それまで落ちないで欲しい。
630名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 17:09:13 ID:2EuBeSX/
ノシ 3番ゲッツ。
>>629 頑張ってくれ、投下を待ってるぞ。
天禁ネタはあるんだが筆が乗らん。
631名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 18:38:20 ID:8qv4L9As
ノシ
不定期に覗きにきてる

>>629
がんがれ〜wktk
632名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 00:43:24 ID:oeIR5d11
ローレンスの女装最強じゃね?
633名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 15:59:09 ID:QHshvxIi
保守
634名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 03:08:16 ID:xjpxUlVH
ホス★
635名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 12:08:01 ID:iyLEtG+l
保守
636名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 17:21:15 ID:z1ePKEPj
天禁ファン
ヴィジュアル系バンドファンが多く、天使・羽根・十字架と
いった耽美なモチーフを好む。画力や文章力など表現力は
総じて高い。あくまでも美学を追求するために部外者にとって
親しみにくい一面をもつ。
コスプレイヤーにとっては現在もなお魅力的な題材である。
カインファン
801好き主従好きのシチュエーション萌え作品のため、
ファンは新しい萌え作品があればすぐに流れる。
プロデビュー経験持ちの神など、レベルの高いファンが
過去にはいたが早々に撤退したため終わっている。
少年残像ファン
この作品を筆頭に挙げる人はあまりみかけないが、
知る人ぞ知る作品として、記憶に留めていると思われる。
惜しいことにテーマが板違いである。
夜型愛人専門店ファン
タイプの違う男で逆ハーレムでのエロ妄想をガンガン
打ち出すファンが見受けられない。
この作品のファンは控えめなタイプなのかもしれない。
螺子ファン
このような過去作の続きを、今になってもまだ作者に
描かせようと狙っているあたり、かなり熱心なファンと
思われる。その情熱をスレで昇華していただきたい。
637名無しさん@ピンキー:2006/05/09(火) 11:54:39 ID:e8yIvZfr
>>636 ほうほうwww自分結構当て嵌まってるなw
638名無しさん@ピンキー:2006/05/18(木) 00:06:01 ID:er08/x61
妖精標本はだめか?
鈴たんかわいいよ鈴たん
639名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 18:23:47 ID:BmE8kytS
妖精もりあがらなかったじゃん。
エロ度に欠けたかホモ度に欠けたか?
数少ないファンサイトでも徹底スルーかよ
海外サイトはちゃんと扱ってるのに、どうよ。
640名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 02:44:41 ID:s9HM1wC/
何かな
由貴タンの話が面白かったり、キャラに萌えられた時代は天禁あたりで過ぎた。
カインはキャラへの愛着で読んだけど、それ以降の話をあえて読む価値を感じない
過去作は魅力的だから、このスレに住んでる
641名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 16:11:15 ID:hqrpdCwb
要するに天禁が凄すぎて、他が見劣りするんだよね。
カインの続きで急激に劣化したね。焼き直しとはいえ
ストーリーも雑、絵も雑。この手の信者スレでさえ
支持されない作品というのも、かなり酷い状況だと思う。
元々実力はあるんだからまだまだいけると思うので、
丁寧描写の良作を期待してる。
642名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 17:58:12 ID:8Wk5gDMW
っていうかもう由貴香織里自体が劣化してる
天禁の一発屋だったっていうのも納得できる酷さ
漫画家って旬を過ぎると本当駄目になるね
643名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 20:20:09 ID:XjJLSCqc
ルードヴィッヒ革命連載するんだね
巨乳ww
644名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 20:10:12 ID:+zrDCvNk
夜型愛人専門店萌えがここにいるぞ
衣華と莉音のレズものにハァハァ
645名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 21:44:55 ID:fsN6LCZt
そうはいっても天禁の投下がなければ
雑談しか書きこまれないのが事実なわけでー
一発屋だから仕方ないが、通好みもあっていい
646名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 02:42:44 ID:hP0D5JdO
落ちそうなので保守
647名無しさん@ピンキー
連載中やってる勢いで投下こい