今回は幼馴染み日記2となってますが、
実質は別の話です。
それも、本来はエピローグの別れの話も最後のエッチを入れて2本に分けられるお話ですね。
湿っぽいを表現出来る自信が無いから、こういう形で無理に押しこんじゃったけど・・・
>>524 >エピローグの別れの話も最後のエッチを入れて
「3」では、その時できた鳴ちゃんの妹が押しかけて来ますか?
>>524様
乙です。龍娘ハァハァ、と。
何か昔少年サンデーに乗ってた漫画を思い出すのは気のせい?
(特に娘さんの名前で)
確かタイトルは「蒼い妖魔たち」…(ダメだ思い出せない
>>525さん
その展開、良いかも、
放置しておくつもりだったけど、そこから龍美を救出して家族が揃う話に持っていけそうだし。
問題は妹が10数年間も何をしてたのかを考えないといけない事かな・・・
>>526 あと、微妙に某RPGゲームからも混じってます・・・
更に名前関係は
サトシ、シゲル、マサキはポ○モン。
他、色々と・・・
>>525さん
その展開、良いかも、
放置しておくつもりだったけど、そこから龍美を救出して家族が揃う話に持っていけそうだし。
問題は妹が10数年間も何をしてたのかを考えないといけない事かな・・・
>>526 あと、微妙に某RPGゲームからも混じってます・・・
更に名前関係は
サトシ、シゲル、マサキはポ○モン。
他、色々と・・・
まあ落ち着け
二重投稿になってしまった上に名無しで投稿しちゃいました。
しかも、RPGゲームって・・・
>474の続き。
「ふ……ふふ……これで………これで……」
「何故……何故、アイリスを取り込まなければ、ならなかったんだ? しかも、しかも120人も……」
”アイリス”は、自らの両手を見つめながら、何事かつぶやいている。
僕は頭の中が真っ白になりつつも、”アイリス”に向かってつぶやいていた。
――どうしても、これだけは聞いておきたかったから。
「……何か勘違いしているな。オマエたちの目からは、そう見えるのかもしれないが、
私はただ単に、元の私に戻ろうとしただけなのだぞ?」
「元の……アイリス………?」
こちらのほうを見ようともせずに、右手をうごめかしながら、”アイリス”は答えた。
まるで、『雨が降ってきたから、傘をさした』くらいに平然と。
……それはまさに、興味が無い相手に適当に返事をする時の、アイリスの口調そのものだった。
こういうところを見ると、確かに彼女はアイリスそのもの、みたいなんだけど……。
「そう、オマエが呼び出した魔法陣だと、私はそのままこちらへ来ることが出来ぬのだ。
だから、断片的な意思を共有させた”私”を、124に分けることによって、
こちらへ来ることが可能になったのさ。そして最後に私がこちらに来ることによって、
125に分かれた”私”は、本来の私の姿に戻れる……そういうことさ」
「そ……んな…」
僕がそんなことを、ぼんやりと考えているのを知ってか知らずか、”アイリス”は平然とつぶやく。
震える声とは裏腹に”アイリス”の説明に、妙に冷静に納得している自分がいた。
――要は僕と一緒にいたアイリスは、分割ファイルの一部みたいなもので、目の前の”アイリス”は、
それぞれの”アイリスたち”を結合させるための、解凍ソフトみたいなもの、なのか――
頭ではそう理解していた。だが感情が、理解しようとはしなかった。
そう、僕と一緒にいてくれたアイリスは……アイリスは、僕のことを………!
「ふん。本来話す筋合いは無いのだが、仮にもオマエは”私”を召喚してくれた者だ。
それに敬意を表して、事実を述べたまでだぞ? まあ、信じる信じないはオマエの勝手だがな……」
まるで興味が無い、と言うふうに首をコキコキ鳴らしながら”アイリス”は言葉を続けた。
依然として、うごめかしている右手を見つめたまま、で。
「でも……アイリスは…ひとことも、そんなことを………」
「まあ、言う必要はないからな」
「いや! そ、それどころか、何も知らなかったみたいだし……!」
地面に視線を落とし、ぽそぽそつぶやく僕に、”アイリス”は冷たく答える。
僕はその言葉を打ち消そうと、ぱっと顔をあげ、必死に”アイリス”に向かって叫んでいた。
「さあそれよ。今までオマエと一緒にいた”私”は何かおかしいのだ。召喚されて一年も経つのに、
未だに召喚主と一緒に暮らしているわ、私の”呼びかけ”には応じようともしないわ……。
おかげで、使う予定のなかった使い魔を、使わなければならない羽目になるわなんだで、
ここまでなるのに、ひと月も掛かってしまったわ………」
初めて僕に向かって顔をあげ、”アイリス”は答えた。……ひと月……そういえばアイリスも、
ひと月くらい前から物忘れとかが激しくなってきたとか、言っていたっけか……。
それって”アイリス”が言っている、”呼びかけ”のせいなのかな……。
ぼうっとした頭の中で、そんなことを考えていた。
もっとも、アイリスがこんなことになってしまった今となっては、もうどうでもいいこと、だけれど。
僕は半ば諦めたように首を振り、ため息をついた。
「でもまあ、それもこれも今日で終わり。これで私は、私に戻れる………」
右手から視線を離し、初めて僕のほうに目を向けながら、”アイリス”は言った。
恍惚としたその笑みは、エッチのとき先にイッた僕を見て、心底嬉しそうに微笑むアイリスのそれだった。
………といっても、いつも僕が先にイッてるんだけど。そういえば、アイリスが先にイッたことって、
今まで一度もなかったよね。召喚した途端、僕とエッチし始めて、先にイッた僕が主人になって、
それからはずっと……ある意味、男として情けないような……。
でも、エッチだけでなく、僕が風邪をひいたときに、優しく看病してくれたこともあったし、
どんなに仕事で帰りが遅くても、ずっと起きて待っててくれているし、ご飯も毎回作ってくれるし、
それに何より……僕が初めて『女神サマ』と呼んだ時に、驚きながらも涙を流して喜んでくれた、
あのアイリスの笑顔は……まさに僕にとって、かけがえのない女神様そのものだった――
「ね、ねえ。ひとつだけ教えて。今まで僕と暮らしていた、アイリスとしての記憶は……」
初めて出会ったときの頃から、今までの出来事が走馬灯のように脳裏をよぎった僕は、
”アイリス”に最後の質問をした。未練がましいかもしれなかったが、せめて、
せめてアイリスが、僕の『女神サマ』であることだけは、覚えていて欲しい……。そう思って。
「ふん。あくまで私は私。124の”私”の意識や記憶はあくまでも仮初めのもので、
あっても邪魔なだけ。そんなもの、残しておく理由は無いわ……」
「………そん……な…」
だが、僕の願いもむなしく、”アイリス”は鼻を鳴らして冷たくあしらった。
……アイリスが、僕の女神サマが、この世にはもういない……。
その事実を受け止めきれずに、全身から力が抜け、がっくりとその場にへたりこんでしまう。
胸に何かがこみあげてきたと同時に、段々視界が歪んでいき、頬を熱いものがつたっていた――
「?? やはり……おかしい……? 何故…何故、私に戻らない?」
前方から声が聞こえ、思わず涙にまみれる顔をあげた。言葉の意味を理解したわけではない。
ただ単に、何か聞こえたから、反射的にそちらを見ただけだ。
そこでは”アイリス”が、自分の両手をじっと見つめながら、疑問の表情を浮かべていた。
「そうか。今までの”私”の召喚主は、私が来たときには、すでにこの世にはいなかったからな。
それが関係しているかもしれない、か。さて……会ったばかりで悪いが、お喋りはこの辺にしておこう。
悪いとは思うが、やはりオマエには死んでもらうぞ」
やがて、何かを納得したように、羽をパタパタさせながら、”アイリス”は僕に近寄り、右手をあげた。
その指には、長い爪が生えている。
……それを、僕に突き立てるというのか。………いいさ。
僕が愛したアイリスが、僕の女神サマがいなくなった今、もうこの世に何の未練もない。
そう思った僕は、今さら”アイリス”に抵抗しようという気など、さらさら無かった。
「随分といさぎよいな。まあいい、せめてもの慈悲だ。苦しまぬように、一瞬で葬ってやる」
肩の力を抜き、顔を落としている僕を見て、”アイリス”は嬉しそうに残酷な笑みを浮かべた。
……女神サマの姿をした”アイリス”に、あの世へ送ってもらうのも、悪くないのかもね。
そう思いながら、僕はゆっくりと目を閉じた。アイリスの、女神サマの優しい笑みを、想い浮かべて――
目を閉じている僕の肩に、ぽんと手が置かれる。……ああ、”アイリス”の手か。
そう思うと、覚悟はしていたはずなのに、思わず体が強張ってしまう。
「………御主人サマ」
そんな僕の耳に、聞き覚えのある声が聞こえ、僕はそっと目を開けた。
「……ア、アイリス……?」
「ご、御主人サマ! 御主人サマあっ!」
目を開けると、一糸まとわぬ姿のアイリスが、儚げな表情を浮かべ、僕の肩に手を置いていた。
もう……あの世に来ちゃったのかな? そう思いながらつぶやく僕を見て、
アイリスは大粒の涙をこぼし、僕の首筋にしがみついてきた。
「アイリス……よかった……。こっちに、来てくれたんだね………」
……この感触……この温もり……生きていた頃と何も変わらないなあ……。
これなら、アイリスと一緒にいれるのなら、あの世も悪くないのかも……。
そんなことを考えながら、僕はアイリスをそっと抱きしめ返した。
「く…ぐ……ああ…な…何故……何故、オマエが出てくるのだ!? …あ…ああっ……」
「え? ……ア…アイリス……?」
不意に、苦しそうに悶えるアイリスの声が聞こえた。顔をあげると……両手で頭を抱え、
上半身を仰け反らせるアイリスの姿があった。え? じゃあ…僕が抱いているアイリスは……?
少しだけ冷静さが戻ってきた僕は、今の状況を確認して、腰を抜かさんばかりに驚いた。
僕はアイリスを、しっかりと抱きしめていた。そのアイリスと、目の前で悶えるアイリスは、
腰のところでひとつに繋がっていたのだ。………何が…どうなっているの……?
驚く間もなく、形容しがたい音が響き渡り、アイリスは完全に二つに分かれていた。
じゃ、じゃあ……まだあの世には、来ていないの?
「ぐあ……あ…あ……。何故……何故………く…ううっ……」
「うあっ! あ…あ…あ…ああ………」
悶えるアイリスは、右手で顔を覆いながら、左手を触手のように伸ばして、僕が抱きしめている、
アイリスの頭に絡ませた。触手が絡みついた途端、僕が抱きしめているアイリスは、
まるで金魚のように口をパクパクさせながら、苦悶の表情を浮かべる。
僕は必死に、触手を引き剥がそうとするが、完全にアイリスの頭の中に潜り込んでいるらしく、
剥がすことも出来ずに、ただアイリスを抱きしめることしか出来なかった。
「………………………キ、キサマ! ”私”を召喚するとき、方法を間違えていたなっ!?」
やがて触手を左手に戻しながら、アイリスは僕を指差して叫んだ。
あ……そういえば……アイリスを召喚するときって、図形を間違っていたんだっけか。
だからあの時は、あんなことがあって……僕がアイリスの『御主人サマ』になったんだよね……。
「道理で……道理で、”呼びかけ”にも応じようとしないわけだ………」
僕がそんなことを考えている間も、アイリスは全身を震わせながら、何事かつぶやいていた。
でもそうすると、今、僕が抱きしめているアイリスは………?
ふと見ると、胸にはかつて僕がプレゼントした、ネックレスが光り輝いている。
「アイリス! アイリスッ!!」
その輝きを目にしたとき、僕はアイリスを抱きしめる腕に力を込めた。
女神サマが…僕の女神サマが……帰ってきてくれたんだ……。
先ほどと同じように視界が歪んできたが、今度は絶望ではなく、嬉しさに全身が熱くなっていた。
「………まあいい。こうなったからには仕方ない。一度戻して、呼び直せばいいだけだ………。
………だが、私にここまで手間を掛けさせてくれた礼だ。キサマにも、この世から消えてもらうぞ」
と、”アイリス”は冷静さを取り戻したのか、ぱっと顔をあげ、僕たちに向かって言った。
その声にはわずかながら、苛立ちと怒りの感情が伺える。
確かに、分割ファイルの一部が破損してた場合は、ダウンロードし直せばいいんだけど……って、
そ、それって僕たちを!? そう思う間もなく”アイリス”は、こちらへ飛びかかってきた。
「ご、御主人サマ……」
「アイリス……アイリスっ!………」
抱きしめていたアイリスが、僕の顔を見上げながら、弱々しくつぶやく。
僕は女神サマの名を呼びながら、アイリスを抱きしめる腕に力を込めた。
「!? どこだ? どこへ行った!?」
僕たちに爪を突きたてようとした”アイリス”が、不意に何かの気配を感じたのか、後ろを振り向く。
あ、あれ? 貴代子が……いない?
……そう。先ほどまで、血まみれで横たわっていた貴代子が、どこにもいなかったのだ。
確かに…確かに、貴代子のものではあろう、血溜まりはあるのに………?
「こっちだ!」
”アイリス”は、あたりをキョロキョロ伺っていたが、不意に上から声がして、その方向を見上げた。
次の瞬間、貴代子が手刀を振りかざし、”アイリス”目掛けて宙から舞い降りた。
ズシンッ
「な! ぐわああっ!?」
手刀は見事に炸裂し、直撃した”アイリス”は絶叫とともに、地面に叩きつけられる。
「ぐ…ぐう……何故だ…キサマ……何故動ける………?」
「はん、答える必要は無いね。……それより、『次があれば、また遊んでくれる』んだろ?」
地面に這いつくばったまま、顔だけは貴代子をじっと見据えながら、”アイリス”は声を絞り出す。
だが貴代子は、皮肉そうな笑みを浮かべながら、”アイリス”の髪を引っ掴んで体を無理矢理起こさせた。
「ちっ……かは……か…体が……ぐはあっ!」
”アイリス”は舌打ちしながら、貴代子の腕を掴み返そうとしているが、
先ほどの、貴代子の一撃がかなり効いているようで、その動きは恐ろしくゆっくりとして弱々しい。
貴代子は容赦なく、中腰になっている”アイリス”の顎に膝蹴りを見舞った。
こらえきれずに、”アイリス”は2メートル近く吹き飛び、そのまま大の字に倒れこんだ。
……少し、やりすぎかも。そう思う間もなく、貴代子は一足飛びで、
”アイリス”の目の前に跳び寄ったかと思うと、右足を天高くかかげ、その姿勢でピタリと止まった。
……よくあそこまで、足があがるなあ……。何だかまるで、新体操の選手みたい。
などと、どこかズレた感想を頭に浮かべながら、僕たちは事の成り行きをじっと見守っていた。
「……今のは、ハヤトくんの兄たちの分。そして、これが……」
「あ…あ……も、もう、や、やめ……」
右足を高くかかげたまま、貴代子は”アイリス”に向かって静かに、でも怒りのこもった声で言った。
”アイリス”は上半身を起こし、左手を貴代子へ伸ばし、声を震わせながら弱々しく首を振る。
「これが、美沙ちゃんの分、だ!」
グシャッ
「ぐぎゃああっ!!」
貴代子は叫び声とともに、右足を”アイリス”目掛けて打ち下ろした。……今は亡き、ア○ディ・○グか。
鈍い音が響いたかと思うと、”アイリス”は悲鳴をあげながら、その場にゆっくりと崩れ落ちていた。
……ああ。『殺人犯の痕跡を辿って、僕たちの家を見つけた』って言っていたけれど、
被害者は顔見知りだったのか。確かにそうでもなきゃ、殺人犯を追ったりはしないか。
正直、怒りに任せて”アイリス”をボコッてるのかと思ったけれど、ちゃんと理由があったんだね。
「ひ、秀人さん! こ、これ! 今のうちに!」
「え? あ、ああ……。我、命ずる! 彼の者を彼の地に!」
そんなことを考えていると、不意に僕を呼ぶ声がする。振り返ると、ハヤトが件の本を差し出していた。
あらためて周囲をよく見ると、”アイリス”の倒れこんだ場所に、不可思議な図形が描かれている。
そうか……姿が見えないと思ったら、魔法陣を描いててくれてたのか!
貴代子のカカト落としによって気を失ったのか、”アイリス”は魔法陣の上で、
身動きひとつ出来ずにうずくまっている。い、今のうちに唱え終われば!
ハヤトから、本をひったくるように受け取った僕は、中に書かれている呪文を急いで詠唱し始めた。
「…………今ここに、真紅の終幕を!」
「な、何だこれはっ!? は、離せっ!」
僕が呪文を唱え終わるや否や、地面から真っ赤な腕のような触手のようなものが、
何本も生えてきて、魔法陣の上に横たわる”アイリス”に、次々と絡みついていった。
ようやく気がついた”アイリス”は、自らの体に纏わりつく触手に驚きの声をあげ、
振りほどこうと必死にもがいていたが、どんどん触手の数が増していき、”アイリス”を覆いつくしていく。
「こ、このや……う、うわあああっっ!!」
やがて、触手に全身を覆いつくされた”アイリス”は、この世のものとは思えない絶叫をあげた。
いくら別人(?)だとは分かっていても、その声は紛れも無い、アイリスそのものだった。
僕は思わず、抱きしめていたアイリスの胸に顔をうずめてしまう。
そんな僕の頭を両腕で包み込むように、優しく抱きしめてくれるアイリス。
ああ……アイリスは……僕の…僕の女神サマは、ちゃんとここにいてくれる……。
これ以上無い安心感を覚えた僕は、今置かれている状況も忘れ、アイリスに体を預けようとしていた。
「うあ……あ……あ…っ………」
が、”アイリス”のか細い悲鳴を耳にして、我に返った僕は、再び”アイリス”のほうを仰ぎ見た。
そこでは、触手が何本も複雑に絡み合い、まるでひと塊の、巨大な肉塊のようにも見える。
時々、中心部がビクンビクンと動いているが、あれってまさか………。
あまり想像したくないことを想像してしまい、それを振り払おうと、首を思い切り横に振った。
よく見ると、時々うごめく心臓のような肉塊、もとい触手は、ずぶずぶと地面に沈みはじめていた。
やがて、真っ赤な触手が完全に地面に姿を消した時、”アイリス”の姿はどこにも無かった。
僕は念のため、アイリスを抱きしめたまま、恐る恐る魔法陣のあった場所に足を運んだ。
そこは、周りとは何ひとつ変わらない、ただの草むらが広がっていた。
不思議なことに、ハヤトが描いたはずの魔法陣さえ、その形跡ひとつ無かったのだ。
これで……終わったの……か? 僕は思わず、その場にへたり込んでしまう。
アイリスは何も言わずに、そんな僕の手を優しく握り締めてくれていた――
「……さて、と。美沙ちゃんの仇は取れたし、帰るとするかい? ハヤトくん」
「う、うん……」
どれだけそうしていたか、不意に背後で貴代子とハヤトのやり取りする声が聞こえた。
「き、貴代子さん……?」
「秀人さん。おかげで美沙ちゃんと、ハヤトくんの兄さんたちの仇が取れたよ。
どうもありがとう。縁があったら、また会おうや」
「えっと……あ、いや、こっちこそ……」
僕が貴代子たちのほうを振り返ると、貴代子はこちらに向けて親指を突き立てながら、
白い歯を見せ、にっこりと微笑む。………ううん、やっぱり牙が生えている。
そんなことを考えながら、僕は貴代子たちに向かって、ペコリと頭をさげた。そう…だよね。
彼女たちがいなかったら、僕たちは今頃………。
不意に、”アイリス”の残酷そうな笑みを思い出し、身震いしてしまう。
「それじゃあな。彼女を大事にしろよ!」
「秀人さん、さようなら……」
「あ……ありがとうございました!」
いつの間にか、貴代子たちは土手のほうにあがっていて、こちらに向かって手を振っている。
気がつくと、僕とアイリスは二人に向かって、深々と礼をしていた。
「さあ、帰ろう……アイリス……」
「……うん、御主人サマ……」
ふと、アイリスを見ると、一糸纏わぬ姿でプルプル震えている。
僕は着ていた上着を、アイリスに羽織らせ、そっと肩を抱きしめた。
アイリスは体を震わせながらも、コクリと頷き、僕に身を寄せてきた。
家に戻ってから、アイリスはずっと泣きじゃくっていた。どうにかなだめて、シャワーを浴びさせたが、
それでも、アイリスの泣きべそは止まなかった。そう、ベッドの上でも………。
「御主人サマ……ごめんなさい……ごめんなさい………」
「……アイリス…もういいんだよ、アイリス……ん…っ……」
未だに泣きじゃくってるアイリスを、そっと抱きしめながら、僕はくちびるを重ねる。
アイリスは抵抗を見せる様子も無く、僕の舌を難なく受け入れてきた。
いつまでも、泣き止まないのなら、実力行使しかあるまい。……って、本当か?
「んっ……ん…御主人サマ………あ……あんっ……」
「アイリス……愛してる……愛してるよ………ん…んふ…んっ………」
そっとくちびるを離すと、アイリスは目をとろんとさせ、僕をじっと見つめてきた。
うん、泣き止んだ。効果はあるのか……などと考える余裕もなく、
アイリスの潤みを帯びた視線に魅かれた僕は、アイリスの耳元でうわ言のようにつぶやきながら、
再びアイリスのくちびるを奪った。今度はアイリスも、僕の舌に自らの舌を絡ませてくる。
僕は鼻息も荒く、口中に潜り込んでくるアイリスの舌を、夢中になって味わっていた。
「ご……御主人サマ………」
存分にお互いの口中を味わってから、どちらからとも言わず、そっとくちびるを離した。
二人の口の間を、唾液で出来た透明の糸が引かれた。まるで、激しい口づけの余韻を残すかのように。
「ああ…アイリス……ん…っ…んんっ……」
「……あ…あはんっ! あんっ!」
僕はアイリスの名を呼びながら、そのままその豊かな胸にむしゃぶりついた。
アイリスは、ビクンと身をよじらせながら、あえぎ声を漏らす。
すでに、ピンと勃ちあがっていた胸の頂を軽く咥え、そのままチューチュー音を立てて吸ってみる。
「あ! ああんっ! 音! 音立てちゃ! ああっ!!」
僕の頭を両手で抱え、抗議の声をあげるアイリス。だが僕は委細構わずに、そのまま歯を立ててみた。
途端にアイリスは全身を仰け反らせ、あられもない声で悶え始める。
そんな反応が何ともいとおしくて、僕はアイリスの胸に舌を這わせ続けていた。
「はあ……あ…御主人サマ………はあ! ああんっっ!!」
舌を伸ばして、胸の頂をチロチロと舐めまわしながら、ちらりとアイリスの顔を見上げてみた。
涙でベチャベチャになりながらも、真っ赤に染まったアイリスの顔は、この上なく色っぽかった。
何だかこの反応……すっごく新鮮なんですけれども。
僕は胸から舌を離し、今度はアイリスの頬を舐めまわしながら、ゆっくりと秘所に手を伸ばした。
「あ! ああ! 御主人サマ! 御主人サマあっ!!」
割れ目はすでに、熱い液体で満たされ、難なく僕の指を飲み込んでいった。
さらに、潜り込んだ指をゆっくりと出し入れさせると、くちゅくちゅという湿った音が響く。
アイリスは、その音に合わせるように、悲鳴のようなあえぎ声をあげていた。
「うあ! ああっ! ああんっ!!」
アイリスの嬌声を耳にして、段々興奮してきた僕は、指の出し入れを少しずつ速めていった。
同時にアイリスの声も、少しずつ断続的に甲高くなっていく。まるで、指の動きに合わせるかのように。
「ああっ! 御主人サマ! 御主人サマッ!」
アイリスが悶えるたびに、緑色の長い髪の毛が、まるで生き物のように艶めかしく波を打つ。
「ああんっ! ご、御主人サ!……」
突然アイリスは、あえぎ声を中断させたかと思うと、大きく痙攣して、それっきり動かなくなった。
…………これってもしかして、失神しちゃった、のかな?
今まで経験したことが無い出来事に、思わず動揺してしまう。
……そりゃそうだ。これまでアイリスには、何度も失神させられたことはあったけれど、
僕がアイリスを失神させたことなんて、一度も無かったし。……それはそれで情けないが。
えっと……でもこれから、どうしたら…いいのかな? などとあたふたしていると、
「う…うう……ん……」
「ア、アイリス! ……だ、大丈夫!?」
アイリスの目がうっすらと開いた! 僕は思わずアイリスの手を取り、叫んでいた。
「ご…御主人サマ……私…私、イッちゃったんだ………」
「え……えっと…その……」
「ごめんなさい……御主人サマ………」
きょとんとした目で、それでもすべてを理解したように、アイリスはポツリとつぶやく。
何と答えていいのか分からず、しどろもどろになってしまう僕に、アイリスはさらに言葉を続けた。
「え!? な、何が!?」
アイリスの言葉の意味が分からずに、思わず声を裏返らせてしまう。
「わ…私一人で、勝手にイッちゃって……御主人サマ、まだでしょう?」
「い、いやそんな……」
悪戯をしすぎた子どものような、申し訳無さそうな表情で、上目遣いに僕を見つめるアイリス。
ううむ……何でしょうか、このリアクションは。ここまでしとやかなアイリスって……。
「……御主人サマ……お願い…私に……私に、御主人サマ、ください………」
「う、うん……」
両手を広げ、誘うような姿勢のアイリスを目にして、僕の思考は中断させられた。
まるで、糸の切れた操り人形のように、カクンカクンと首を縦に振りながら、
そのままアイリスの上にのしかかる。ああ……柔らかくて、温かい………。
僕はアイリスをじっと抱きしめ、その温もりを全身で確かめていた。
「………ご、御主人サマ……は…早くう………」
しばらくの間、じっと二人で抱きしめあっていたが、やがて我慢できなくなってきたのか、
アイリスは僕の耳元で、じれったそうに甘えた声でささやく。整った可愛い顔は、
まるで茹でたカニのように真っ赤に染まり、下半身をせわしなく、もぞもぞとうごめかせながら。
「ア……アイリスッ!!」
「ああっ! ご、御主人サマ! 御主人サマあっ!」
その目に、じわりと浮かぶ涙を目にしたとき、僕の理性は弾け飛んでいた。
僕は、アイリスの両足をがばっと広げ、ひと息に割れ目の中へとモノを突きたてる。
たちまち、全身を痺れるような快感が襲い掛かり、こらえきれずに声を漏らしてしまう。
アイリスもまた、この刺激を待ち望んでいたように、嬌声をあげながら、自ら腰を振り乱してきた。
あまりの心地よさに、意識が半分飛んでしまいそうになるのをどうにかこらえ、
僕は腰をゆっくりと動かし始めた。――出来るだけ長い間、アイリスと交わっていたい――
意識とともに、理性がほんの少しだけ戻ってきた僕は、そんなことを考えていた。
……そうでもしないと、すぐにでもイッてしまいそうなくらい、心地よかったから。
ああ……でも本当に…気持ちイイ……。
「うあ……あっ…アイリス……アイリス………」
アイリスの中は、いつもと同じように熱くて柔らかく、僕を優しく包み込んでくれる。
その感触を、もっと激しく味わいたいと思う衝動と、もっとゆっくりと味わいたいという衝動が、
頭の中でぶつかりあう。だがその葛藤さえも、新たな快感と興奮となっていた。
「御主人サマ……御主人サマ………もっと…もっと、激しく…キテ…っ……」
「ん? ……これ……」
かすれるような声で、アイリスがつぶやく。同時に、ピタピタと僕の頬を叩く何かがあった。
手にとってみると……それは、アイリスの尻尾だった。
そういえば確か、アイリスって……そう思いながら、軽く尻尾をしごいてみた。
「んあっ!? あっ! ああっ! ああんっ!!」
僕の予想通り、アイリスは今までよりも、ひときわ甲高い声で悶え始めた。
「ああっ! そ、それ! それダメえっ! ご、御主人サマ! 御主人サマっ!」
手でしごいたまま、軽く舌を伸ばしてチロチロと舐めすさってみると、アイリスは面白いように喘ぎだす。
さらに僕は、そのままアイリスの尻尾を口の中に含ませた。
「くあ! ああっ! あ、ああ! あああっ!! ああんっ!!」
「うぐ……ア…アイリス………」
アイリスは、狂ったように叫び声をあげ、全身を震わせる。
同時にモノの締めつけも力を増し、僕もまた沸き起こる快感の前に、悲鳴のような嬌声をあげていた。
「ん…ん……んんっ…ぐっ……」
「んぶ…ん……んっ…んふ……ん…ふん…っ……」
僕は尻尾を咥えたまま、おもむろにアイリスのくちびるを奪った。
突然のことに、ビクンと体の動きが止まるアイリスだが、すぐに舌をうごめかせ始めた。
二人の舌とアイリスの尻尾が、複雑に口の中で絡まりあう。
僕はアイリスとくちづけを交わしたまま、少しずつ腰の動きを速めだした。もう……もう、限界かも……。
「うああっ! ご、ごひゅびんひゃまっ! あっ…あ、ああっ……あああんっ!!」
「……ぐう…アイリス……っ………」
だが、限界が近づいていたのは、アイリスも一緒だったようで、舌を絡めたまま嬌声を漏らし続ける。
アイリスの嬌声を耳にして、理性が完全に吹き飛んだ僕は、叩きつけるように腰を動かした。
「あっ! あう、ああ! もう…もう……! イ…イッ……!」
それからほどなくして、アイリスは全身をビクビクと仰け反らせ、絶頂に達していた。
「…ア…アイリス…アイリス…っ……あぐ! ああっ!!」
絶頂と同時に、アイリスの締めつけがさらに勢いを増す。その締めつけが最後の刺激となり、
僕は絶叫とともに、全身をブルブル震わせながら、アイリスの中に精を放出していた。
……は、初めて…初めて、アイリスより長持ちしたけど……こ、これって………。
同時に何かが、何かが変わった気がする。”何が”と言うわけではないが、大事な何かが………。
「……ご、御主人サマ………」
アイリスが僕から離れ、ゆっくりと上半身を起こしながら、寂しそうに呼びかけてきた。
僕は何も言わず、アイリスをじっと見つめ返した。
「……………契約、解除しちゃったね……」
長い長い沈黙の後、アイリスがポツリとひとこと。……そうか、さっき感じた”何か”って、これのことか。
でも…でも何で? 何があって、契約が解除されちゃったの?
「御主人サマ……。私と契約したときのこと、覚えてる?」
「う、うん……」
疑問の表情を浮かべる僕に、アイリスが諭すように優しく語り掛けてきた。
反射的に、頷く僕。そ、そう…あの時は、いきなりアイリスがあんなことを……。
「あの時は御主人サマ、私より先にイッちゃったよね? それで契約が成立したから……。
だから、解除するには、逆のことをすればいいわけで…その………」
そこまで言って、アイリスは恥ずかしそうに、視線を逸らした。
つ、つまり…アイリスが先にイッちゃったから、契約が解除されたってこと、か……。
でもそうすると…そうすると、アイリスはこれからどうなるの?
「契約が解除されたから、本来は”私”に取り込まれるべきか、元の世界に還るべきなんだろうけど……」
「そ、そんな! 還るなんて言わないで! もう、もうアイリスがいない生活なんて、考えられないよ!」
アイリスの独り言に、僕はぱっと顔をあげ、思わず叫び声をあげていた。
「でも、”私”はどこか違う世界に行っちゃったし、元の世界には還り方分からないし、
行くとこ無くなっちゃったなあ……」
「ね、ねえアイリス」
「な、何?」
だがアイリスは、僕の声に目を細くさせながら、小首を傾げて寂しそうにつぶやく。
そんなアイリスの姿を見て、安堵のため息をついた僕は、思い切って声を掛けた。
緊張のあまり、思わず声が裏返ってしまう。アイリスはそんな僕を見て、目を丸くしていた。
ああ……驚く顔も、やっぱり可愛いな……。
「アイリス……お願いがあるんだ。………僕と、結婚して欲しい」
「…………え?」
アイリスがじっと僕を見つめている中、僕は深呼吸をしてから、思い切って告白した。
丸くしていた目を、さらに大きく見開いたアイリスが、唖然とした顔で聞き返してくる。
「その……本当は、もっと早く言うべきだったんだろうし、指輪も用意してなかったけれど、えっと……」
「…………御主人サマ………」
しどろもどろに説明する僕を、アイリスが不安げな顔でじっと見つめてくる。
「だからそのー…何て言えばいいのかな? 契約とか関係無しに、アイリスがずっと僕のそばに、
いてくれたらなーって思って……い、いやもちろん、アイリスにはアイリスの考えがあるんだろうから、
僕の言うことを、無理に聞く必要があることも無いわけで……」
……やっぱり、嫌なのかな? そう思った僕は、ボリボリと頭を掻き、軽い口調でまくしたてた。
動揺している内心を、悟られないように。
「………本気で、言ってくれてるの?」
「本気……だよ。だって、女神サマと結婚出来るなんて、これ以上のしあわ……わ、わわっ!?」
「ご……御主人サマあ! 御主人サマあっ!!」
首をすくめ、上目遣いにアイリスがポツリとひとこと。間髪いれずに僕は答える。
だが、僕が答え終わる前に、アイリスが涙声で僕に抱きついてきた。これは……OK、かな?
「僕と……結婚してくれる? アイリス」
「……………」
アイリスを優しく抱きしめ、耳元でそっとつぶやく。アイリスは感極まったのか、
大粒の涙をボロボロこぼしながら、無言で首を縦に頷かせていた――何度も、何度も。
「……そう、か。私が…私が御主人サマの妻に………」
ようやく泣き止んだアイリスは、まるで祈るように両手を胸の前で合わせ、
うっとりとした顔で、天を見上げながらつぶやく。
その顔は、涙のあとでくしゃくしゃになっていたが、彼女の美しさは少しも損なわれていない。
いや、それどころか、妖しい美しさが、かえって増していたかもしれない。
「ああ、女神サマが奥さんになってくれて、凄い嬉しいよ……え? ええっ!? な、な!?」
アイリスの独り言とも、僕への語りかけとも言えるような口調に、
僕は笑みを浮かべながら答えていたが、いきなりアイリスに押し倒された。
「だったら…だったら早速、新妻の役目を果たさないと……」
「ちょ、ちょっとアイリス!?」
僕の肩に両手を乗せ、体重を掛けたまま、アイリスは独り言をつぶやく。
この豹変の仕方に、僕の頭は混乱をきたしていた。
あれ……? でも何だか、前にもこんなことがあったような気が……。
「新妻だと……旦那様が満足するまで、夜の相手をしなければならないのだろ?
早速始めないと……夜が明けてしまうから、な」
平然とした顔で、そら恐ろしいことをつぶやくアイリス。その目は…本気だ。
「ちょ、ちょっと待ってよ! いったいどこで……ん…んんっ」
そんな話、聞いたんだよ! と言おうとしたが、やはりいつかと同じように、
アイリスにくちびるを塞がれてしまい、その言葉が口から出てくることは、無かった。
「んふ……んっ…。御主人サマ………」
「な……何? アイリス……」
長い長いくちづけで、頭がぼうっとしてきた僕に、アイリスがくちびるを離してつぶやく。
「もし、浮気とかしたりしたら……許さないからね?」
「わ、わかったよ、アイリス。……んぐ……んっ……」
指をチチチッと鳴らし、ウィンクしながら悪戯っぽく微笑むアイリスを見て、僕は思った。
………これ、捕まったのは僕のほう、なんだろうなあ……と。
「うふふっ。御主人サマ、ふつつかものですが、よろしくお願いしますねっ♪」
いや、どちらでもいいか。女神サマがそばにいてくれるのは、同じことなんだから――
>542からの続き。
「ハヤト……くん。興奮……しちまったかい?」
「え? ええっ!?」
秀人さんたちと別れたワタシは、ハヤトくんの肩を抱いて、そっと聞いてみた。
ハヤトくんは、あからさまに動揺している。
「ふふっ……無理することは無いさ。……ほうら……こんなにしちゃってさ……」
「う、うあっ! き、貴代子おねえさん!?」
ワタシは、ズボン越しにハヤトくんの股間を優しく撫でまわした。
予想通り、ハヤトくんの”男”の部分は、すでにカチカチに硬くなっていた。
腰を引いて、抵抗の意思を見せるハヤトくん。……これはこれで、イイかも……。
「アイリスさんの体を見て、興奮してしまったんだろ? ……いいさ、ワタシがなだめてやるよ」
「き! 貴代子おねえさん! な、何を!? ああっ!?」
言うや否や、ワタシは戸惑うハヤトくんの、ズボンのチャックを開け、パンツごと一気にずりおろす。
同時に、重力に逆らってピンと上を向く、ハヤトくんのアレが姿を現わした。
「貴代子おねえさん……あ、あああっ!!」
いつも見る裕二のアレとは違って、ハヤトくんのアレは、先端まで皮に覆われ、毛も生えていなかった。
ワタシは親指と人差し指で、そっと皮をつまみあげ、根元に向けて引き下げた。
するとピクピク震える、ピンク色の亀頭が姿を現わした。
ハヤトくんは腰を引き、涙声になっている。……少し、やりすぎたかな?
「な、なあ……やっぱり、やめようか………?」
「え? あ……い、いや…つ、続けて……」
上目遣いに、ハヤトくんの顔を見つめながら問いかけてみた。
ハヤトくんは、天を見上げ、恍惚とした表情を浮かべていたが、
ワタシの質問に顔を真っ赤にさせ、慌てて震える声で弱々しく答えた。
「あ……ご、ごめん………じゃ、続けるよ……ん…んんっ………」
「うああっ! ああっ! き…貴代子おねえさあんっ……」
質問の内容と問い掛け方が、ハヤトくんの男としてのプライドを著しく傷つけていたことに、
ようやく気がついたワタシは、詫びの言葉を述べながら、ハヤトくんのアレを根元まで咥えこんだ。
「んぐ…ん……んんっ……」
「ああっ! あっ! ああっ!!」
ゆっくりと、頭を前後に動かしてみる。もちろん、舌先はアレに絡ませたままで。
ただそれだけのことなのに、ハヤトくんは身じろぎしながら、可愛い声で喘ぎはじめた。
「んふ……ん…んっ……」
「あ……あ…ああ…あっ……」
亀頭部分だけを咥え、舌先を鈴口に押し当てる。そのまま、右手で軽くアレをしごいてみた。
ほんの少しだけ苦味を感じる液体が、鈴口から次々あふれ出し、ワタシの舌を刺激している。
ハヤトくんは腰砕けの姿勢になり、両手でワタシの頭を押さえ込んできた。
そんなハヤトくんを支えるように、気がつくと、ワタシは左腕をハヤトくんの腰に回していた。
「はあ…はあ……ん…んん…んっ……」
「あっ……ああ…貴代子おねえさん! あ! ああっ!! ああっ!」
一旦、ハヤトくんのアレから口を離し、そのまま横から咥え、顔をゆっくり左右に動かしてみる。
さらに、空いた右手でアレの下にぶらさがる袋を、軽く握り締めてみた。
握り締めた途端、袋の中の玉がキュッと縮こまった、ような気がする。……何だか、面白いかも。
そう思ったワタシは、アレを舐めまわすのも忘れ、夢中でハヤトくんの玉を、こねこねと握りまわす。
ワタシが面白がっているのを他所に、ハヤトくんは腰をよじらせて涙声で悶えていた。
「んぐ……んぐ……ん…んんっ……」
「うあ…あっ……ああっ……き、貴代子おねえさん! ボク、ボク…で…出る、出ちゃうよおっ!」
再び、ハヤトくんのアレを根元まで咥えこむ。もちろん、右手でハヤトくんの玉を、こね回したままで。
「! むぶ! ぐ……ぐう…っ……」
その途端、ハヤトくんは我慢の限界に達したのか、震える声で叫び声をあげた。
同時に、玉がキュッと縮こまったかと思うと、アレがビクンと脈打ち、
ワタシの口の中に、苦みばしったハヤトくんの精液があふれ出した。
「ぐ…う……ぐう…ごく…ん…ごく……」
ハヤトくんのアレは何度も脈打ち、次々と精液をほとばしり続ける。
ワタシは顔を前後に動かしながら、必死に咽喉を鳴らして精液を飲み下していた――
「……ハヤトくん……き、気持ち…良かったかい……?」
「う…うん……と、とっても……」
草むらにへたり込むハヤトくんの肩を抱き、ワタシは微笑みかけた。
ハヤトくんはズボンを上げるのも忘れ、肩で息をさせながら、ガクガクと頷く。
ワタシは、そっとハヤトくんのおでこにキスをした。……マズイな。クセになってしまうかも……。
などと考えていると、ハヤトくんがぱっと顔をあげ、ワタシの顔を上目遣いにじっと見つめてきた。
「き、貴代子おねえさん! こ、今度はボクが……その……えっと……」
勢い込んでワタシに話しかけてきたが、段々声が尻すぼみになっていく。
ふと見るとハヤトくんのアレは、一度果てたにも関わらず、早くも勃ちあがり始めていた。
「なあ、ハヤトくん。キミ、筆おろししたこと、あるのかい?」
「え? ええっ!? …………………」
ワタシの問いに、ハヤトくんは目を剥かんばかりの勢いで、驚きの表情を見せていたが、
顔を背けて、無言で頷いた。………ここまで来たら、一緒だよな。
「そっか……。ワタシでよかったら、筆おろしさせてやるけど、どうだ?」
「……え? ええ? そ、それって………」
背けていた顔をあげ、ワタシをじっと見つめるハヤトくん。何だか、信じられないものを見た表情だ。
やっぱ……いきなりじゃ、引かれるかな?
「それとも……ワタシが初めてじゃ、嫌か?」
「…………そ、そんな……嫌だなんて……。ボ、ボク…実は、貴代子おねえさんに、
初めて出会ったときから…その……ん…んぐ…っ…んんっ……」
首を傾げながら問い掛けると、ハヤトくんは、千切れんばかりに首を横に振りまわしながら答える。
何て可愛いんだ、このコは。そう思ったワタシは、気がつくとハヤトくんのくちびるを奪っていた。
「……それじゃあ、ハヤトくん。………おいで……」
「う……うん……」
ワタシはショーツを脱ぎ捨て、草むらに横たわり、ハヤトくんに微笑みかけた。
ハヤトくんは、ゆっくりとワタシの両足を広げ、その間に座り込んだ。
「……え…えっと…その………」
「さあ……ハヤトくんの立派なおちんちんを、ワタシのここに……」
座り込んだはいいが、何をしていいのか分からずに戸惑うハヤトくんに、
ワタシは自らの両手で割れ目を押し広げ、ハヤトくんを誘った。
ああ……ワタシは…ワタシは、こんな小さな男の子に、自分の全てを晒して喜んでいるんだ……。
不意に理性的な感情がワタシを襲う。……でも、でもこれは…相手がハヤトくんだから……、
ハヤトくんだからこそ、ワタシは全てを晒しているんだ………決して誰でもいいわけじゃない……。
言い訳じみた感情が沸き起こり、理性を振り払おうとする。
事実、ワタシはハヤトくんに魅かれていた。あのとき、『兄の仇を追いかける』と宣言したハヤトくんは、
確かにブルブル震えていた。実際、仇が討てる力があるとはとても思えなかった。
だがそれでも、勇気を振り絞って強大な相手に、敢然と立ち向かう行為そのものに、
鬼であるワタシは、強く魅かれていた。ハヤトくんについていったのは、そういう理由もあった。
そのハヤトくんに、ワタシは男としての悦びを教えようとしている………。
そう思うだけで、ワタシのアソコは、いつの間にやら熱く疼きだしていた。
「き……貴代子おねえちゃん……い…いくよ………」
「あ、ああ…………」
ハヤトくんの声で我に返った。ハヤトくんは期待に目を輝かせながら、
右手で自分のアレを握り締め、左手でワタシのアソコの位置を確認している。
ワタシは軽く頷きながら、自ら両足を大きく広げ、ハヤトくんが入ってきやすいようにした。
「……ん…ああっ!」
「んんっ!」
アレの先端が、ワタシの中に入り込んできた。
それだけで、ハヤトくんは上半身を仰け反らし、あえぎ声を漏らしていた。
「うああ…あっ……ああっ…」
「……んっ……あ、はああっ……」
ずぶずぶと音を立てて、ハヤトくんがワタシの中に入り込んでくる。
体がどんどん熱くなり、頭の中がだんだんぼやっとしてきた。
「あっ…ああ……ああっ……」
「…あっ……。どう、ハヤトくん? 気持ちイイ?」
やがて、根元まで入り込んだかと思うと、ハヤトくんはおもむろに、腰を前後に動かし始める。
虚ろな目で、歓喜の声をあげるハヤトくんを見て、思わずワタシは感想をもとめていた。
「あ、ああっ……熱くって、ヌルヌルして……凄い…凄い気持ちイイ……あ、あ……んっ…んんっ……」
喘ぎ声を混じらせ、ハヤトくんは素直に感想を述べたかと思うと、ワタシのタンクトップに手を掛ける。
あっと思う間もなく、剥きだしになったワタシの胸に、ハヤトくんが吸いついてきた。
「……あんっ…あ…ああ、ああっ! あああん!」
その途端、全身を痺れるような快感が襲い、ワタシは絶叫に近い喘ぎ声をあげていた。
「んぐ…っ…んっ……」
「はあっ! ああっ! あんっ! あ、ああっ! あああっ!」
ハヤトくんはパンパンと音がするほど、激しく腰を打ちつけながら、舌と手でワタシの胸を味わっていた。
すでにワタシは、ハヤトくんに筆おろしをさせてあげる、などという余裕は完全に消えていた。
今はただひたすら、ハヤトくんの行為に身を委ねるしかなかった。
「あっ! ああっ! き、貴代子おねえさん! もうボク、出ちゃう! 出ちゃうよおっ!!」
「…あっ! あんっ! イ、イイッ! イッちゃうっ! イッちゃううっ!!」
ハヤトくんが絶叫すると同時に、お腹の奥に何か熱いものが、流れ込んできたような感覚を覚える。
同時にワタシは、ハヤトくんの愛撫と交わりによって、絶頂へと押し上げられていた。
「き……貴代子おねえさん………」
目を覚ましたワタシを、心配そうにじっと見下ろすハヤトくんの顔。……そ、そういえばワタシ!?
今自分が置かれている状況を思い出し、顔どころか全身がかあっと熱くなる。
ハヤトくんに、筆おろしをさせてあげるなどと言い出し、あまつさえ自ら快感を貪り、
挙句は失神してしまったのだ。恥ずかしさのあまり、ハヤトくんをまともに見ることが出来なかった。
思わず、ハヤトくんから顔を背けるように、上半身を起こす。
「あの……ボ、ボク、初めてだったけど……凄い、気持ちよかったよ……。
どうもありがとう、貴代子おねえさん……」
だがハヤトくんは、ワタシの背中に抱きついてきて、恥ずかしそうにつぶやいた。
「い、いや、ワタシは……その……。ハ、ハヤトくん!? いったいどうしたんだ!?」
ワタシは、しどろもどろに返事をしていたが、肩に置かれたハヤトくんの手を取った瞬間、
その手のあまりの冷たさに驚き、ハヤトくんのほうを仰ぎ見た。
「い…いや……だ…大丈夫……何でもな………わ、わわっ!?」
「何言ってるんだよ? どこをどう見ても、大丈夫じゃないじゃないか? 何があったんだ?」
心配するワタシを他所に、ハヤトくんはワタシから手をぱっと離し、二、三歩後ずさりながら答える。
ワタシはハヤトくんを、逃げられないようにしっかりと抱きしめ、さっきよりも強い口調で問い詰めた。
「それが……その…元の姿に、戻るだけだから………」
「も、元の姿!? な、何で!?」
観念したのか、ワタシの腕の中でハヤトくんは、ぼそぼそとつぶやく。
驚いたワタシは、ハヤトくんをこちらに向かせながら、その意味を尋ねた。
「ちょっと……”力”を使いすぎちゃったから………」
「使いすぎた……って、まさか…まさか、ワタシのせいで………」
ハヤトくんが言う”力”とは、鎌鼬3兄弟の末っ子としての、癒しの力だった。
ワタシは先ほど、アイリスによって半死半生の怪我を負わされたが、
ハヤトくんがその”力”を使って、回復してくれていたのだ。もしあのとき、ハヤトくんがいなかったら、
今頃ワタシや秀人さんたちは、いったいどうなっていたことか……。
でも…でもそのせいで、今の姿を失ってしまうなんて………。
「そんな……そんなこと、ないよ。貴代子おねえさんは、ボクの頼みを聞いてくれて、
兄ちゃんたちの仇を取るの、手伝ってくれたんだから、それを手伝うのは当たり前でしょう?
それに…元の姿に戻るってだけで、別に死んでしまうわけじゃないんだから、
しばらくじっとしていれば、またいつか、この姿に戻れる日が来るよ」
「ほ……本当か?」
「うん、本当だよ。だから…だから、心配しないで」
「そうか……分かった……。その日を…待っているからな……ん…んっ……」
にっこり微笑むハヤトくんに、ワタシも笑みで返しながら、そのままそっとくちびるを奪った。
不意を突かれたハヤトくんは、顔を真っ赤に染め上げ、おずおずとワタシの背中に手を回してきた。
しばらくの間、そうして抱き合っていたが、段々ハヤトくんの体が小さくなってきた。
やがて――ワタシの腕の中では、一匹のフェレットが「クー、クー」と鳴いていた。
――数日後――
「じゃ、行ってきま〜す!」
「千奈美ちゃん、夕方までには帰ってくるんですよ」
「は〜い!」
元気よく出掛けようとする千奈美に、雪枝が声を掛けてくる。
千奈美は、雪枝の言葉に素直に頷き、玄関の扉を開けた。
「あ、千奈美ちゃん。丁度いいところに! 実はうちに、いいものがあるんだけど、見に来ないか?」
「も〜お、貴代子お姉さん、それじゃ誘拐犯の誘い文句だよ〜?」
外に駆け出そうとする千奈美とばったり出会った、買い物袋を抱えた隣人の貴代子が手招きをする。
だが、千奈美は眉をしかめながら、小首を傾げた。
「はははっ、確かにそのとおりだ。……で、どうする? 見に来るかい?」
「うんっ! おっじゃまっしま〜っす!」
そんな千奈美を見て、苦笑いを浮かべながら玄関のカギを開け、再び千奈美を誘う貴代子。
今度は、千奈美は元気一杯な声で頷きながら、貴代子の家へ入っていった。
「いいもの、ってのは、これなんだけどさ……」
「うわあっ……ねえ、貴代子お姉ちゃん。このコ、ここで飼うの?」
部屋の奥のケージに入っている、フェレットを指差す貴代子。
千奈美は歓声をあげ、ケージの前へ走りよって、貴代子のほうを振り返った。
「ああ、まあな」
「いいなあ〜、いいなあ〜。私、こっちの家に住もうかなあ?」
千奈美はケージの前でコロンと横になり、頬杖を突きながら、ポツリとつぶやく。
「コラコラ、そんなことくらいで家族を捨てるんじゃない。遊びたくなったら、いつでも来ていいから」
「ホ、ホント!?」
呆れながらつぶやく貴代子の言葉に、千奈美は目を輝かせて振り向いた。
膝から下を、パタパタと上下にせわしなく動かしながら。
「ああ。もちろんさ」
「わーいわーい! ………で、このコ、お名前は何て言うの?」
「ん。クーちゃんさ」
「クーちゃんか〜。よろしくねっ、クーちゃん!」
千奈美は満面の笑みを浮かべながら、ケージからクーちゃんを取り出し、軽くキスをした。
クーちゃんは、まるで照れくさそうに首を軽く振りながら、「クー、クー」と鳴いていた――
>542からの続き。
「ぐ…ぐう…うっ……ううっ……」
”アイリス”は、闇の中で悶えていた。無数の触手が、身体中をまさぐり続けていたのだ。
ある触手は、胸に螺旋状に巻きつき、まるで何かを絞りだすようにうごめく。
また、ある触手は”女性の部分”の奥深くに潜り込み、縦横無尽に暴れまわる。
さらに別の触手は、すぼまりを激しい勢いで行ったり来たりしている。
口の中で、うねうねとうごめく触手もある。四肢を動かして抵抗しようにも、
その全てに無数の触手が絡みついているため、指一本動かすこともままならない。
「ぐぶ…ん……ふあ……あ…ああっ……」
だが、身体が動かない以前に、”アイリス”の意思が、すでに抵抗を諦めていた。
というよりも、無数の触手によって及ぼされる、刺激の虜になりかけていた。
「ごぼっ! ……うあ…あ……ああっ……あ…あっ……あっ……もっと…もっとお……」
口の中を弄んでいた触手が離れると、”アイリス”はあえぎ声とともに、ねだるような甘えた声をあげる。
まるで、その言葉を待っていたかのように、触手が一斉に倍の太さに膨らんだかと思うと、
先端から白濁した液体を、”アイリス”目掛けてドクンドクンと噴き出させた。
液体のあまりの量の多さに、あっという間に”アイリス”の体は真っ白に染まる。
さらに、胎内に潜り込んでいた触手も同時に爆ぜたため、お腹がプクリと膨らみはじめた。
「うあ……あっ!!」
ぐちゅりという音を立て、触手の一本が”アイリス”の割れ目から抜け出る。
同時に、割れ目から白濁した液体がごぽごぽと音を立てて、次々に溢れだしてきた。
「あ…ああ……あ…あ……」
お腹が倍以上に膨れているにも関わらず、苦痛を感じる様子も無く、
”アイリス”は恍惚とした表情を見せ、あえぎ声を漏らし続ける。
ぽっかりと開いた割れ目はヒクヒクと震え、さらなる快感を貪欲に貪ろうとしていた。
「うああっ! あっ! あああんっ!!」
そんな”アイリス”に、触手が再び絡まり始め、”アイリス”はさらなる快感に、身を委ねていた――
>541または、>561の続き。
「ぐ……ぐうっ!」
どれだけ触手たちに弄られ続けていたのか、もはや覚えてはいなかった。
だが突然、触手が一斉に離れ、宙に放り出された。
受身を取る余裕も、羽ばたく余裕も無く、”アイリス”は、硬い床に叩きつけられた。
あまりの痛さに悲鳴をあげ、しばらくの間うずくまってしまう。
ふと顔をあげると、無数の人影が”アイリス”をじっと見つめている。
”アイリス”は、痛みをこらえながらゆっくりと立ち上がり、目の前の石段を上り始めた。
「俺がもらった」
「可愛い尻尾をしてるわネ」
何歩か上ったところで、人影の中の誰かが口を開いた。
その言葉を耳にして、”アイリス”がゆっくりと振り向きながら叫ぶ。
「私は私! アイリスのものだ! 誰のものでもない!」
人影たちは一瞬たじろぐが、すぐに気を取り直し、再び”アイリス”の元へ歩み寄ろうとする。
「よく聞きな! 私が、ここの主だ。よく覚えることね、私の名前を!」
そんな人影たちに、”アイリス”は不敵な笑みを見せ、宣言した。
「……ぐ、ぐわあっ!?」
不意に背後から一人、”アイリス”に殴りかかったのがいたが、あっさりとかわされ、逆に蹴り飛ばされた。
蹴り飛ばされた人影は、無様な悲鳴とともに何人かを巻き込んで、石段を転がり落ちていく。
「フン。どうやらここには、頭の悪いのがいるみたいだね。
……よし、今日は特別だ! 文句があるヤツは、どんどんかかってきな!」
石段の頂上で、”アイリス”は吼える。
その声に釣られたのか、無数の人影が次々と、石段を駆け上り始めていた――
>562で終わりです。
…というか、スレの残量8KBまで投下してよかったのかどうか……。
>479氏,>497氏
第一話にて、既にグッドエンドフラグを立ててました(w
◆I3tGz4xJ9E氏
>駄目人間と天使3
ベアトリス…色々な経典を持っているようだけど、彼女の主神はいったい何者なんだ?
>幼馴染み日記2
何だか切ないお話ですね。龍美と忍が再会出来るお話を激しく希望したりします。
>>565 火炎・氷結・電撃・衝撃・神経反射のくせになぜか破魔が効く唯一神のことですか?
>>◆MABOUp7upさん
お疲れ様です。
まさか、最初の魔法陣のミスがここでの伏線になるとは……
ハッピーEDのどんでん返しって良いですよね。
ベアトリスの主ですが、
あそこにある教典は、一応、全部が同じ唯一神となっています。
要は
旧約(ユダヤ教)のYHWH
=新約(キリスト教)のヤハウェ
=コーラン(イスラム教)のアッラー
ただ、
ユダヤ教的にイエスは神の子でなく、単なる預言者の一人、
キリスト教的にはモーセの交わした契約(旧約)はユダヤ人だけだったのを、キリストは人類全員を範囲として契約し直した(新約)、
イスラム教的にはモーゼもイエスも神の言葉を聞いた預言者だけど、
その後に続く人が彼らが聞いた神の言葉を理解しきってないから、神は契約の原本(コーラン)をムハマンドに授けた。
で、ハーディスはムハマンドの行動とかの記録。
結局は全部、同じ神様という話です。
宗教研究家じゃないから詳しいことは知らないんですけどね。
寝取られ。というか、浮気に大興奮した。