よつばとのスレッドを立ててみたり

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838可愛い娘:05/03/06 21:49:20 ID:azqj8Vpg
「ただいまー」

その低い声が綾瀬家に響くのは、一ヶ月ぶりだった。
綾瀬父が、二月十四日、バレンタインのその日の午後に帰宅した。

『お帰りなさい』
かーちゃんが台所から出てきて、久しぶりに家路へとついた大黒柱を出迎
える。
「うん。娘たちは元気にしてるかな?」
『いつも通りよ』
今日は綾瀬家の娘三人とも休みで、そろぞれがほのぼのと過ごしていた。
しかし、あまり家に戻ってこれない綾瀬パパが帰ってきたということで、
家族は自然と居間へと集まった。

台所に行った風香がホットコーヒーを五ついれ、同じくかーちゃんが適当
にお茶菓子を見繕って机に並べた。
839可愛い娘 (2):05/03/06 21:50:11 ID:azqj8Vpg
五人が机を囲んだところで、恵那が机の下からさっと包み紙を取り出して、
隣に座っている綾瀬父へとそれを差し出した。
『はい。おとうさんチョコレート。昨日の夜に自分で作ったんだよ』
可愛いピンク色のチェック柄の包装紙に包まれたそれは、ただただ純粋に
父に対する愛情を表していた。
「ああ、恵那ありがとう。手作りか、楽しみだな」

『あっ、私もあるよ』
そう言って、風香が持っていたコーヒーカップをテーブルに置いた。
そして、後ろの低い棚の上に置いてあった紙袋からコバルトブルーの包み紙
を取り出し、それを綾瀬パパに渡した。
『手作りじゃないんだけどね』
「ありがとう、風香。おいしくいただくよ」

『ああ、ついでに私も渡しておこうかな』
かーちゃんが立ち上がって、台所へと向かった。
そして程なくして、小さな包み紙を持って戻ってきた。
『私のは近所のスーパーで買ったやつだけど、お酒入り』
「ああ、ありがとうかあさん」
840可愛い娘 (3):05/03/06 21:51:16 ID:azqj8Vpg
ほのぼのとした家族のそんな風景を、長女あさぎがほおづえをついて眺めていた。
そして、彼女は父へのチョコレートを用意していない自分に気づいた。
三つのチョコレートを前にして、綾瀬父がいつも以上の笑みを浮かべているのを
見て、あさぎはなんだか心にもやもやするものを感じた。

『…んー、私、ちょっと出かけてくる…』
そう言ってあさぎは立ち上がった。
『えっ?こんな時間からどこにいくの?』
かーちゃんがすかさず聞いた。
『…すぐに帰ってくるわよ』

ドアを開けて、あさぎは出て行く。
もはや、その場にいられる心境じゃなかった。
『(…な、何よ!皆があげて私だけあげないんじゃ、何か変じゃない)』

あさぎはコートをはおり、そそくさと家を出て行った。
841可愛い娘 (4):05/03/06 21:52:20 ID:azqj8Vpg

今年のあさぎは恋人がいないため、少数の男に義理チョコを配る程度であった。
自分の父にあげるという発想もあるにはあったのだが、どこか恥ずかしいものが
あるからまあいいかと考え、用意していなかった…。
「…しょうがないわね」
あさぎは少し足ばやに、近くの商店街へと向かった。


―その商店街は、そういうシーズンのため店頭にチョコレートが並んでいる店が
たくさんあった。
あさぎはいくつかの店を見回りながら、どれにしようかと物色をする。

自分の父にあげるチョコレート。
いつからか、適当な付き合い方になりつつある父に、どのようなチョコをあげれば
いいのか…。あさぎは頭を悩ませた。

あまり大きくても小さくても…、ハートマークとかの形のものは論外…。
そこそこの値段で、そこそこの大きさで、そこそこ普通の形で…。

―そんな感じのものを、あさぎは購入した。
842可愛い娘 (5):05/03/06 21:53:23 ID:azqj8Vpg
中くらいの大きさの普通のチョコレートを入れた小さな紙袋を持って、あさ
ぎは再び足ばやに家へと戻りだした。

―そんなあさぎが、その途中にある十字路にさしかかったとき、横からでか
い影に遭遇した。
「あっ、あさぎさん!!」
壁のようにでかいそいつは、ジャンボでしかなかった。

『あら、ジャンボさん。小岩井さんの家へ?』
「はいっ!」
二人は並んで歩き出した。


「ゆ、ゆ、ゆ、ゆゆゆ雪が降りそうで降りませんね!」
『そうですね。こんなに寒いなら降ってもいいのに………あらっ』
あさぎは、ジャンボの右手にあるどう見てもチョコレートにしか見えない包み
紙を持っているのを発見した。

『ジャンボさん、そのチョコレートってもしかして恋人からかしら?ふふっ』
あさぎは少しからかい気味に言った。
「えっ!!!!!???」
そんなあさぎのセリフに、ジャンボはぶっ飛ぶほどの衝動を受けた。
843可愛い娘 (6):05/03/06 21:54:25 ID:azqj8Vpg
「(や、やばいっ!俺には彼女なんていないのにっ!あさぎさんを誤解させてしまう…!
かといって、これは小岩井に見栄をはるために自分で買ったチョコレートなんて言え
ないし…)」
『ふふっ、いいですねー』
「ち、違います!違います!」
『えっ、じゃあ、それは…(義理チョコかな?)』
「こ、これは、俺が小岩井にあげようと思って………」
とっさにそんな嘘をついたジャンボ。
あさぎは目を点にしてジャンボを見た。

『………へー…。ジャンボさんと小岩井さんってそういう関係…』
「………えっ!!!?あっ!!!!!ち、ちがっ…!!」
二人はもうすでに家の近くまで来ていた。
『ではまた、ご機嫌よう…』
「あっ、いや、ち、ちが、ちがいます…!」

あさぎはジャンボの弁解を聞かないまま、家へと入っていった。
844可愛い娘 (7):05/03/06 21:55:15 ID:azqj8Vpg

玄関に入り、靴を脱いだあさぎ。
『んー…、買ってきたのはいいものの、何か渡すのが恥ずかしいのよね…。
…まあ、さっと渡しちゃえばいいんだけど…』
あさぎはそんなことをぶつぶつつぶやきながら、居間の前へと行く。

"あははははっ"
"それで風香ったらね…"

居間では四人がわいわいと談笑している。
…チョコレートをさっと差出しやすい雰囲気とはいいがたい。

『んっー……。まあ、今渡す必要もないんだし、後でいいか…』
あさぎは二階に上がり、自分の部屋へと戻っていった。



それから、時計の針はぐるんぐるんと回り、午後4時30をさしていた。
中途半端なその時間、綾瀬父はようやく一人になった。
彼は居間で一人、新聞を熱心に読んでいた。

二階から降りてきたあさぎは、中の様子をうかがい、そしてそっと中に入った。

845可愛い娘 (8):05/03/06 21:56:08 ID:azqj8Vpg
綾瀬父はその入ってきた娘に視線をうつして声をかける。
「やあ、あさぎ。さっき恵那と風香の最近の話を聞いていたんだが…、あさぎは
最近どんな調子なんだい?」
『えっ、そ、そんな、別に普通よ』
いつもの感じで答え、そしてあさぎはとすっと座った。

「大学生活は楽しいかい?」
『う、うん。まぁね』

チョコレートを差し出すタイミングをうかがうあさぎ。

「お金は大丈夫かい?バイトのお金で足りないなら少しお小遣いをあげようか?」
『う、ううん。大丈夫よ…』

「そうか。たまにしか戻ってこれないから、色々してやりたいんだけどね」
『………』

それから綾瀬父とあさぎは、二人きりでゆっくりと言葉を交し合った。

二人でこうして話すことも、最近はいつの間にかなくなっていた。
そんな中で、あさぎは小さい頃はずっと父にくっついて甘えていたことを思い
出し、なんだか懐かしさに似たものを感じていた。
846可愛い娘 (9):05/03/06 21:57:09 ID:azqj8Vpg
父はいつも自分を気遣ってくれている…、それはあさぎにもわかっていた。
しかし、いつからか父に対してそっけない態度をとるようになっていた。
娘っていうのはそういう風になるもの…、そう考えて、実際にそうなった自分を当然
のように考えていた。

「あさぎは本当にしっかり者だなぁ。お姉ちゃんがしっかりしてるから、風香と
恵那が素直に育ってくれたのかな」
『………』

恥ずかしいようなことも簡単に口に出す父。
あさぎは言葉につまり、思わず赤面する。

「まあ、何かあったらすぐに言いなさい。当たり前だが、何でも力になるから」
『……ねえ』
「んっ?」

あさぎは後ろに手を回して、チョコレートを手に取り、それを綾瀬父にへと
差し出した。

『…はい』
「ああ、ありがとう。チョコレートかい」
『………』
綾瀬父は、微笑んでいる顔をもっと優しくしたような笑顔で、それを受け取った。
847可愛い娘 (10):05/03/06 21:59:11 ID:azqj8Vpg
そんな父の表情を見て、あさぎは少し後悔をした。

―もっと大きなチョコを買ってきてあげればよかった。

「この日は女の子を授かって本当によかったなぁ。…なんてね」
『………』
あさぎは自分の体が自然に動くのを感じた。

立ち上がって、綾瀬父の後ろへといく。
そして、彼の肩の上に両手を置いた。

「んっ?」
『…ふぅ。少しだけやってあげるわよ』
「ありがとう」
『………』

その彼の背中は、若いときと変わっていなかった。
大きくて、精気がみなぎっていて、たのもしさを感じさせる。
小さいときにこうして肩を揉んであげたとき、同じようなことを感じたことを
思い出す。

あさぎは、父に感じていたむず痒い様な気持ちが、少しずつなくなっていくのを
感じていた。自分の素直な気持ちと、少しだけ向き合えたような気がした。

―そしてその日から、少しだけ、あさぎは可愛い娘に戻った…。

(終わりです。何かちょっと急ぎ足気味のSSでしたね…)
848旅路:05/03/06 22:03:01 ID:LD6rzKOq
乙!
849名無しさん@ピンキー:05/03/06 22:17:00 ID:Z+zSCNzX
GJ!
ジャンボは相変わらずむくわれねー男だ。
普段のあさぎのやさぐれとのギャップが(*´Д`)
850名無しさん@ピンキー:05/03/07 01:05:06 ID:fkMJ9d9l
やっぱり
よつばと!のあさぎは
エエよ
851名無しさん@ピンキー:05/03/07 22:18:12 ID:GNxTbuhR
G・J!!

しかし、よつばと! の中ではとーちゃん’sが結構お気に入りなんだよな、俺は。

つまり、よつばのとーちゃん・綾瀬父・ジャンボ父、の御三方。
852名無しさん@ピンキー:05/03/09 08:38:53 ID:z4Dn6pIE
GJ!
バレンタインか…来週はホワイトデーだよな
とーちゃんのお返し話とかあったらいいなぁ
853:05/03/11 02:14:49 ID:3w9VV6Bz
今更バレンタインネタですが投下です…。
もっと早くしようと思いましたが結構てこずって…。
ここでは王道?の風香×とーちゃん物です。

風香が黒い…というか何と言うか、何にせよ色々とヤバイので注意してください(こればかり…)
854リビドードラマティック 1/12:05/03/11 02:16:33 ID:3w9VV6Bz
2月14日…世間はバレンタイン。ある者は心踊り、またある者は絶望するという、ある意味罪な日である。
だが、中にはそんなものには全く興味の無い…というかそんな余裕も無い者もいた。

「うあ…やっと終わった…。」
小岩井は2月に入る前からずっと手こずっていた翻訳の仕事をちょうど終えたところだった。
特に2月に入ってからは締め切りのことばかりが頭に浮かび、他のことに気を取られる余裕も殆ど無かった。
当然夜もあまり眠れず、また、眠れても締め切りに追われる夢を見るという文字通り地獄のような二週間だった。
その仕事も何とか無事終わらせ、一気になんとも言えない開放感と充実感を胸いっぱいに吸い込む。
この瞬間がたまらない。

「ああ…もう冗談抜きで疲れた…。早く寝ないとマジで死にそうだ…。」
翻訳のデータをフロッピーに保存し、パソコンの電源を切ってから寝不足で不安定な足取りで寝室に向かう。
そして布団が敷いてあるのを確認すると意識を失うかのように倒れこみ、そのまま夢の世界へ旅立っていった。



…ピ…ポー…ピンポーン…
「んあ…よつば…頼む…」
完全に寝ぼけた頭で呟くが、よつばは遊びに行っていて不在だった。
その間もチャイムは鳴り続け、小岩井の頭も少しずつ覚めてくる。
時計を見ると時刻は夕方の4時を指していた。眠ってから数時間近く経ったことになる。
「よつば…居ないのか…仕方ない…。」
渋々、といった様子で起き上がり、まだ完全には働かない頭で玄関に向かっていく。
「しつこいな…。セールスか…ったく…。」
睡眠を邪魔され、かなり不機嫌な様子で玄関の戸を開けた。
「うちはセールスお断りです…。お帰りください。」
相手も確認しないうちに言ったが、相手はセールスマンではなかった。
855リビドードラマティック 2/12:05/03/11 02:17:36 ID:3w9VV6Bz
「は…?セールス?」
そこにはセールスマンもセールスレディもおらず、いたのはキョトンとした風香の姿だった。
「あれ…風香ちゃん?どうしたの?」
相手が風香だと知って態度を改める。
「あの、これ!どうぞ!」
風香は手提げカバンを肩に提げたカバンから何かを差し出した。
差し出した両手には綺麗にラッピングされた握りこぶしぐらいのサイズの包みが握られている。
「え…?これって…?」
小岩井は不思議そうな顔でその包みを受け取った。
「あ、チョコです!」
「チョコ?」
相変わらず不思議そうな顔で小岩井は包みを見つめる。
風香は返事がどう来るのか、楽しみだった。が、その返事は思いもよらないものだった。
「…え?何で?」
ガクッ…風香は心の中で思いっきりずっこけた。
まさかこう返されるとは思いもせず、思わず叫んでしまう。
「何でって、今日バレンタインじゃないですか!どこまでズボラなんですか!」
「え…あー!そうだ!すっかり忘れてた…。」
「もう…しっかりしてくださいよ…。」
「ゴメンゴメン。最近仕事が忙しくてそんな余裕も無くって…。ありがとう。」
「あ、どういたしまして…。」
「嬉しいなー。チョコ貰うのなんて大学以来だよ。まぁ全部義理だったけどね。」
本当に嬉しそうな様子で、風香はその反応が見れて嬉しかった。
「あ…あの、何かついでみたいで悪いんですが…ちょっと英語で分かんないところがあって…。
 良かったら教えてくれたら…なんて…。」
「え、うーん…。」
さっきまでの眠気もこのやり取りや2月の寒風で大分覚めてしまった。
また、もし寝たとしても夕食の準備やらであんまり寝れないだろう。だったら起きてたほうがマシだ。
「…ああ、いいよ。チョコのお礼もしたいし。」
「あ、ありがとうございます…。」
小岩井は風香を家に招き入れて玄関のドアを閉めた。
856リビドードラマティック 3/12:05/03/11 02:18:52 ID:3w9VV6Bz
小岩井はとりあえずリビングに案内した。
「ちょっと待ってて…。お茶の用意するから…。」
それだけ言って、小岩井はキッチンから紅茶のティーパックとポット、ティーカップを持ってきた。
さすがに二月のこの時期に冷たい麦茶でも、という訳にはいかない。
「それにしても、本当にバレンタインのこと忘れてたんですか?」
紅茶を入れる小岩井に若干茶々を入れるようにして話しかけた。
「うん…最近は締め切りのことにしか頭に無くてさ…。テレビもほとんど見てなかったし、世間からは大分離れてたね。」
「はあ…。大変そうですね…。」
「ああ、本当に大変だよ…。夢の中にまで編集長が出てくるんだからさ。」
半分冗談を混ぜて笑いながら答え、その間に紅茶を入れ終えて風香に差し出した。
「あ、どうも…。」
出来た紅茶を風香に差し出し、自分用に作った紅茶をすすった。それに釣られるように風香も紅茶を一口飲む。
「あ、そうだ。チョコ、食べてみてください。」
「ん、ああ。じゃあ頂こうかな。」
小岩井はさっき貰った包みをテーブルの上に置き、封を開けて中身を一つ取り出した。
中からは、若干だがいびつな星形の手作りと分かるような形のチョコが出てきた。
「ちょっとヘタですけど…一応手作りですよ。恵那にちょっとアドバイス貰ったりしましたが…。」
「へえー、凄いね。じゃあ、頂きます…。」
小岩井はそう言ってからチョコを一つ食べ、じっくりと味わうように口を動かす。
「…どうですか?」
「…うん、甘くて美味しいよ。」
本当に美味しそうな様子で答えた。それを聞いて風香はホッ、とした様子で息をついた。
「あー、良かったー…。マズイって言われなくて…。」
「ホントに美味しいよ。風香ちゃんも一個食べてみてみたら?」
一つチョコを取り出して風香に差し出したが…。
「あ、い、いいです!今ダイエットしてて…。そ、その、全部食べてください。」
凄い勢いで風香はそれを断った。その勢いに小岩井は思わず圧倒される。
「そ、そう…?じゃあ、遠慮無く…。」
857リビドードラマティック 4/12:05/03/11 02:20:31 ID:3w9VV6Bz
「…ふう、ごちそう様。美味しかったよ。」
それからしばらくして小岩井はチョコを全部食べ終わった。
「ふふ、喜んでもらえてよかった。」
「こっちこそありがとうね風香ちゃん。」
「いえ、どういたしまして…。」
「それじゃあ、英語やろうか。どこが分からないんだっけ?」
「ああ、それはこの辺りなんですけど…。」
風香はカバンから英語の教科書を取り出し、栞を挟んであったページを広げた。
「ふんふん、なるほど…。ここはこれがこうだから…。」
「ああ、そういうことですか…。」
二人はいつものように勉強をし始めた。ここまでは今までもよくある光景だった…。

「ええと…これは…あれ…?」
小岩井に異変が起き始めたのは勉強を始めてから30分ぐらいが過ぎてからだった。
先ほどから思考能力が低下し始め、通常なら考えられないようなところで躓くことが多くなった。
(あれ…どうしたんだろ…やっぱ寝不足がたたってんのかな…。)
「? 小岩井さん、どうしたんですか?」
「ん、いや、何でもないよ…。これはね…。」
平静を装うがやはりどこかおかしい。まあその時はただの疲れ程度にしか考えていなかったが…。
……時間が経つにつれて異変は大きくなってきた。思考能力は低下する一方で、それに伴い頭の中がボーっとしてくる。
そして何よりの異変…。下半身が異様にムラムラしてくる錯覚を覚え始めた。
(く、どうしたんだ…俺…?)
「大丈夫ですか?顔真っ赤ですよ?息も荒いですし…。」
「だ、大丈夫…だと思う…。」
ふと、風香の方を見る。するとさっきまでのムラムラはさらに高まってきた。
その瞬間。
(い、痛い…!)
自分の股間を見ると、一物がこれでもか、と言うほどに勃起しているのが目に入った。
風香に見られまいと、胡坐をさらに小さくして勃起した一物を隠そうとする。
(こ、こんなの見られたらヤバイ…。ああ…でも頭がクラクラしてきた…)
思考能力はかなり低下しており、また性欲も異常なほど高ぶってきて自然と風香の胸に目が行ってしまう。
そこであらぬ考えが頭を過ぎた。
858リビドードラマティック 5/12:05/03/11 02:21:27 ID:3w9VV6Bz
(ちょっと、だけなら…。)
小岩井はそっと風香の背中に手を伸ばし、後ろから尻の感触を少し楽しもうとした。が。
(だああ!俺は何考えてんだ!?)
ギリギリのところで理性が働き、
慌てて手を引っ込めて小岩井は勃起してるのをばれない様に風香に背を向けながら立ち上がった。
「ゴメン、ちょっと喉渇いた…。水飲んでくるよ…。」
それだけ言うと小岩井はおぼつかない足取りでキッチンの方へ向かっていく。
(ああ…こりゃちょっと安静にしてたほうがいいな…。風香ちゃんには悪いけど早く帰って…!?)
そこまで考えた時、背中に暖かいゴムマリが二つ押し当てられたような感触が襲った。
背中の方を見ると風香が背中からピッタリと胸を押し当てているのが見えた。
「ふ、風香ちゃん!?な、なにして…!」
電撃が走るような刺激が背中を襲った。見ると、あろうことか風香が自分の勃起した一物を服越しに扱き始めていた。
「な!?ちょ、やめなさ…!」
小岩井が最後まで言い切る前に頭の中が真っ白になり射精してしまった。小岩井は一瞬訳が分からなくなった。
いくら性欲が高ぶっていたからと言っても早すぎる。
小岩井は決して早漏という訳でもないし、仮にそうだとしてもこの速さは異常だ。
(な、なんで…!?俺、どうかしちまったのか…!?)
ズボンに広がる染みを見ながら色々考えた。何故、何故…?そんな思考が駆け巡る。その時。
「…どうやら効いてきたみたいですね…。」
「な、何…?」
効いてきた?ますます訳が分からない。そう困惑する小岩井を見つめながら風香は話し続けた。
「実はさっきのチョコ…これ、混ぜてあったんです…。」
首だけ向かせて小岩井は風香の方を見た。その手には健康ドリンクの瓶よりも少し小さめの小瓶が握られていた。
その瓶にはラベルに何か英語で書かれている。
「これ、『リビドー』っていう薬品名です…。リビドーの意味、小岩井さんなら考えるまでもないですよね?」
うっすらと艶かしい雰囲気を漂わせながら小岩井に問いかける。風香の問いの答えはすぐに分かった。
それと同時に、その薬品が何なのかも。
「リビドーって…それ、まさか…。」
859リビドードラマティック 5/12:05/03/11 02:22:24 ID:3w9VV6Bz
リビドー…直訳すると「性欲」。そして、その名の薬品の意味…。
「そう…。これ、媚薬です。」
「び…媚薬…!」
予想していたものの、やはり耳を疑う。
「な…何でそんなものを…。」
「…ずっと前から…小岩井さんのことが好きだったから…。」
「な、好きって…俺を!?」
無言で風香はコクンと頷いた。
本来なら嬉しいはずなのだが、今はそれよりも混乱や困惑の方が勝っている。
「で…でも…だからってなんで…。」
「小岩井さんと…一つになりたくて…。」
「なっ…ダメだって…!そんな…!」
風香の暴走を止めようと説得をしようとしたが、それよりも先に風香に口を唇で塞がれてしまい未遂で終わった。
「ん…むぐ…!」
口の中を舌でかき回され、唇を貪られていく。小岩井はもう夢か現実か分からなくなってきた。
だが、小岩井は残った理性を振り絞って風香から顔を離した。
「ふ…風香ちゃん…ダメだ…!」
「…小岩井さん、そういうところは強いんですね…。」
風香の手が再び小岩井の勃起した一物を撫でる。薬のせいで相変わらず固くなったままだ。
さらにズボンとパンツを下げられてしまい姿を露にされてしまった。
「や…やめなさい…!」
「だけど、こっちの方は正直ですね?」
フフ、と少し笑うと、膝立ちになってから今度はそれを躊躇無く口に含んだ。
生暖かい粘膜に包まれる感触に思わず声を出してしまう。
「うっ、うあ…!やめ…!」
「…小岩井さん、真面目なのも良いですけど…。自分に正直になりましょうよ…。」
口を離し、上目遣いで小岩井の顔を覗き込んでから再び口で愛撫を始めた。
(自分に…正直…?今の自分は…。)
そこまで考えた時、限界間近だった理性という名のアイデンティティが欠落していった。
860リビドードラマティック 7/12:05/03/11 02:24:51 ID:3w9VV6Bz
もう抵抗をすることを忘れ、快感に全てを任せることにした。
くぐもった声と息が口で愛撫する風香の口から漏れる。
「んっ…ふっ…んふぅ…」
風香の口が小岩井の一物を強弱付けて吸いたてる。
それだけでなく、舌を尿道に潜り込ませようとモゾモゾと這わせていた。
口から唾液がこぼれ始めるとさらに吸いたて始める。
「うっ…く…風香ちゃん…!もう、出そう…!」
媚薬のせいでもともと敏感になっていたせいか、もうすぐにでも射精しそうになってきた。
腰に何かが集まるような感覚が押し寄せる。
「ふふ、中に出してもいいですよ…。全部受け止めますから…。」
上目遣いでそう言い、さっきよりも早く口で愛撫するスピードを速める。
ビクビクと小岩井の一物が震えだした。もうここまで来たら止められない。
「うっ…く…!もう…出る!」
ビクンビクンと波打ち、風香の口の中に一気に放出した。放出するたびに風香の口から声がこぼれる。
「んっ…んぐ…んん…」
それを全部受け止めようとしてさらに深くまで咥えこみ、強く吸い立てる。
やがて放出が止まると口を離し、ゴクン、とそれを全部飲み込んだ。
その光景を小岩井は呆然と眺めていた。
「凄い量でしたね…。でも、まだ元気そうですね…。」
既に二回放出したというのに、まだ一物は元気に起き上がっていた。
小岩井の方はぼうっとしている。
「…やっぱり、小岩井さんだけじゃ不公平ですよね…。」
風香はそう言うと例の薬品の蓋を開け、ぐいっと一口飲んだ。
体が熱くなり、拍動が徐々に早まってくる。
「…私のこと、淫乱な女だと思わないで下さいね…。」
体が熱くなって来て、一枚一枚服を脱いでいく。その間も口は止まらない。
「こんなことするの…生まれて初めてですし…。それに、本当に、心の底から小岩井さんのことが好きなんです…。」
「……。」
「ずっと、苦しくて…。いつも小岩井さんのことを想ってました…。」
やがて、体を纏っている物は全て無くなり、小岩井の目に裸の風香が映る。薬のせいで既に股は濡れそぼっていた。
その姿は薬の影響を受けている小岩井には耐え難いものだった。
861リビドードラマティック 8/12:05/03/11 02:25:37 ID:3w9VV6Bz
ほんのりと赤い頬、潤んだ瞳、そしてそのプロモーション…。普通の人であっても耐え難いものだろう。
「だから…私を、抱いてください。」
小岩井は風香に近付き床に押し倒した。

「ん…むう…ふっ…!」
風香の唇を今度は自分から塞ぎ、舌と唇を貪る。もう既に理性とかモラルとかは既に失っていた。
やがて口を離すと手を伸ばして風香の豊かな胸に手を這わせた。
指に少し力を加えるだけで沈みこむその弾力に小岩井は夢中になった。
「あっ…あん…んんっ…!」
手に力を入れる度に風香の口から声がこぼれる。いつもよりも敏感になっているのでそれだけの刺激でも強烈だった。
やがて小岩井は手で胸を強調させてから今度はその乳首を口に含み、まるで赤ん坊のように吸い立て始めた。
手での愛撫よりも強烈な刺激が襲う。
「ああっ、やっあ、ああん!」
吸ったり舌で転がしたりするたびにこぼれる声がさらに二人の興奮を高める。
それを繰り返すうち、徐々に風香の体がビクビクと痙攣をし始めた。そして。
「んんっ、ふっ…く…!ん、ああああぁ!」
敏感になってる胸を弄られてるうちに軽く絶頂を迎えてしまい、愛液が流れ出した。
少し力が抜けたような感じはするものの、興奮はまだ収まらない。
「小岩井さん…まだ、ですよ…。」
小岩井の肩に手を回して、今度は自分が上になるように体制を整えた。
862リビドードラマティック 9/12:05/03/11 02:26:32 ID:3w9VV6Bz
「…じゃあ、入れますね…。」
風香は小岩井にまたがり、一物を掴むと自分の茂みに位置を合わせようとした。
やがて位置を合わせると、中に少しずつ沈めていった。
初めての体験に少し痛みを感じつつも沈め続ける。やがて、意を決すると一気に根元まで腰を下ろした。
鋭い痛みが体に走る。
「あっくぅ…!い、痛…!」
「うぁ…!風香ちゃん、中、凄いよ…!」
一物を中まで飲み込まれ、ギュウギュウに締め付けるその感触に思わず声が出てしまう。
その結合部からは中から少し血が滲み出ていた。
「あっ…は…!だ、大丈夫…?」
「は、はい…何とか…!」
痛みに顔を少し歪めながら答えた。その間も二人ともジッとして痛みが落ち着くのを待った。
徐々に痛みが少し引くと風香は腰を自分でグラインドし始めた。風香の襞が一物を扱く。
「んっ、あっ、はっ…やっ…くうん!」
「うっうあ…!」
風香が動くたびに二人の脳内に新たな刺激が流れ込まれ、小岩井の一物が中でさらに膨張する。
下半身の方の風香を見るとその姿はなかなか強烈なものだった。腰を動かすたびに揺れる胸、揺れる髪。
その姿はいつもの風香よりもずっと大人びて見える。
興奮が高まり、腰の方に徐々に三度目の放出を行う準備が行われてるのを感じた。
それを察知したかのように、風香は動きをさらに大きくした。
「うあぁっ…!そ、そんなにしたら…!」
「はっ…はっ…!な、中に出してください…!」
「そ、そんなことしたら…!」
「い…いいです…!子ども…、産みますから…!」
さらに動きを大きくし、スパートを掛ける。もう絶頂まで間近である。
863リビドードラマティック 10/12:05/03/11 02:27:46 ID:3w9VV6Bz
じゅっ…じゅぷっ…じゅぷっ…
音の無い部屋に、風香が動く度に響く水音だけがただ流れる。
小岩井ももう限界だ。だがその前に風香が先に絶頂を迎え、風香の膣がこれでもかと小岩井の一物を締め上げた。
「う、ああああぁん!!」
風香が締め上げ、それに負けたかのように小岩井も中に思い切り放出した。
「うっ、く!うあああ…!」
びゅく、びゅくと動く度に管を精液が通るのが分かった。
風香はそれを全て受け止めようと根元まで腰を下ろし、少しでも奥に流し込ませようとする。
その動きも止まると、風香は小岩井に倒れこみ、ぎゅっと抱きしめた。
「…凄い、出しましたね…。」
耳元で囁くように言ったが、小岩井はもう既に思考の力が無くなり話が頭の中に入っていなかった。
「…もし、子どもが出来たら…私学校辞めます…。」
「……。」
「そして…その時は…お嫁さんに…よつばちゃんのお母さんにさせてください…。」
「……。」
「…約束、してください…。」
そういわれても小岩井は既に意識は完全に欠落していてまともに聞いていなかった。
だが、その「約束」という単語を聞いて反射的に、
「…分かった…。」
と答えた。それを聞き、風香は涙を浮かべて小岩井をさらに強く抱きしめた。
「…憶えていて…くださいね…。」

そこで、小岩井の記憶は途絶えた。
864リビドードラマティック 11/12:05/03/11 02:30:08 ID:3w9VV6Bz
「…ん…?ああ、よつば…。」
小岩井はよつばに体を揺らされて目が覚めた。薬のせいか頭がまともに働かない。
「とーちゃん!はらへったー!」
「え…今って…。もうこんな時間…!?」
目が覚めた時、太陽はとっくに沈み時計は七時近くまで回っていた。風香は当然既に帰っている。
夕飯の準備は出来ていないし、今から作ろうと思っても頭が働かないのでまともに作れそうにない。
「ああ…ごめんよつば。とーちゃん、今凄く疲れてるからレトルトカレーでいいか…?」
「おー!カレーだいすきだ!」
よつばはカレーと聞いて喜び声を上げた。それを確認し、準備しようとキッチンへ向かっていく。
ふと気付くと、ズボンとパンツがいつの間にか新しいのに履きかえされていた。
前のズボンとパンツは精液でベトベトになってしまったので風香が変えてくれたのだろう。
「…あれ、ホントに風香ちゃんだったのかな…?」
今思うと、風香はあんなことをするようには思えない。ましてや、媚薬なんて使うような女性とはどこからどう見てもそう見えない。
だが、あの背格好、声は紛れもなく風香そのものだった。

「…もう、いいや…。」
箱から取り出したレトルトパウチを鍋で温めながら呟いた。もう深く考えるのはよそう…。そう決めた。
「そうだ!とーちゃーん!」
小岩井が鍋を見ているとき、よつばがリビングからトテトテと走ってきた。
その手には綺麗に装飾されたビデオテープぐらいの箱が抱えられている。
「ん?どうしたんだそれ?」
「みうらからもらったー!」
「そうかー、よかったな。じゃあ今度お返ししなきゃな。」
「おー!よつば、おかえしするー!」
「そうだな。…っと、よつば、危ないから向こう行ってなさい。」
鍋が徐々に沸騰し始め、よつばをリビングに返した。もう少しで温め上がる。
「…あれ…?何か約束したような気が…。」
最後に眠りに着く前に、何か約束をしたような事を思い出しそれが頭に引っかかった。
だが、朦朧としてた時の記憶なのであまり憶えていない。思い出そうとしたものの、全く思い出せなかった。
「…まあいいや。思い出せないなら大した事じゃないだろう…。」
ズボラな小岩井は勝手に自己完結して、グツグツと沸騰した鍋の火を止めた。
865リビドードラマティック 12/12:05/03/11 02:31:30 ID:3w9VV6Bz
それから数ヶ月経ったある日…。

ピンポーン…

「ん?誰か来たかな…。」
チャイムが鳴り、仕事の手を休めて小岩井は玄関の戸を開けた。
「あれ、風香ちゃん?」
玄関を開けると風香が立っており、その手には透明のクリアファイルが抱えられていた。
その顔はどことなく嬉しそうに見える。
「今日はどうしたの?…って、学校は?」
今日は平日なので、一般の学校ならどこだって学校のある日のはずだった。
しかし、高校生のはずの風香が目の前に立っている。
「…昨日、学校辞めてきました。」
「…はい?」
いきなりの発言に一瞬言葉を失った。それを気に留めずに風香は続ける。
「約束、憶えてますよね?」
一体何の、そう言おうとしたときに風香のクリアファイルに挟まっている紙の文字が目に付いた。
小岩井の見間違いでなければ、その紙には「婚姻届」の文字が印刷されていた。


「約束、憶えてますよね?」

<終>
866:05/03/11 02:34:14 ID:3w9VV6Bz
>>859、5/12じゃなく6/12です…。

何と言うか、自分はこんなのしか書けないのか…。
実は黒恵那でサイドストーリーも考えてたりします。
いつ書き上がるか不明ですけど…。
そのときはまた。

では。
867名無しさん@ピンキー:05/03/11 04:15:51 ID:DqF2D3OP
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!

俺の所にも
マニアックな体系した可愛いお隣さんが、媚薬入りチョコ持ってきてくれんか
俺の子も産んでくれぇ!
868旅路:05/03/11 07:43:48 ID:SXIgYfpP
乙華麗!
869名無しさん@ピンキー:05/03/11 10:32:04 ID:IM+B4klT
あー、ふーかを孕ませてぇ。
結婚してぇ。
870名無しさん@ピンキー:05/03/11 20:34:50 ID:gD8qGKcl
リビドーって英語だったか?
871名無しさん@ピンキー:05/03/11 22:25:41 ID:56IXg6X7
デムパ入ったふーかたんか…


G・J!! ……だが、なんだか妙な読後感。
872名無しさん@ピンキー:05/03/12 02:02:35 ID:EbQvz44c
エピローグ
後話希望!!
873名無しさん@ピンキー:05/03/12 07:30:35 ID:GK6fhyCL
スレの容量があと4KBだから、そろそろpart2立てて埋め立てる時期かな。
874:05/03/12 11:20:13 ID:+MWbKVMh
保管庫とかは出来ないのでしょうか…
875名無しさん@ピンキー:05/03/12 20:03:02 ID:U201346K
あと4kb? 至急、次スレタイ案を決めねばなるまい
876名無しさん@ピンキー:05/03/12 21:00:08 ID:MexnLUDT
シンプルに数字つけるだけでいいと思ふ
保管庫とかつくんのか?
877名無しさん@ピンキー:05/03/13 01:19:24 ID:DMOKT0+B
>>876
つまり、 [エロパロ]よつばと2th ?
878名無しさん@ピンキー:05/03/13 02:59:10 ID:I+7mye1S
よつばとエロパロ!二話目

原作っぽく
879名無しさん@ピンキー:05/03/14 21:26:14 ID:zXKjTvxZ
>>878 イイかも
880名無しさん@ピンキー:05/03/14 21:53:03 ID:kYSsyMMO
>>878
イイね

>>876
お前が作れ、と言いたい所だが>>876は俺だった。
881名無しさん@ピンキー:05/03/15 03:37:24 ID:fTRkrq2u
>>880
ワロタ。
882名無しさん@ピンキー:05/03/19 19:20:55 ID:U5C4Hr2s
で、新スレは?
883名無しさん@ピンキー:05/03/19 21:14:31 ID:7bTlHsrL
今、498kbだ。
884名無しさん@ピンキー:05/03/19 21:23:06 ID:kHsytkPp
よつばとエロパロ!二話目

「よつばと!」のエロ妄想スレです。

前スレ
よつばとのスレッドを立ててみたり
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1087621857/l50


…でスレ立てようとしたが、失敗、立てられない…

誰かお願いします
885名無しさん@ピンキー:05/03/19 21:35:33 ID:a7zstAZi
よし俺がやぁーってやるぜ
886名無しさん@ピンキー:05/03/19 21:43:31 ID:a7zstAZi
よつばとエロパロ!2話目
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1111236114/

たっちゃいました。
887旅路
乙華麗!