【銀魂】空知英明作品でエロパロ【しろくろ】

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1スレ立て代行人
何気にソラチスト急増中!空知センセーのエロパロを皆で書こう!
美咲に富子、神楽にお妙にお通などどんとこい!

※やおいはヤオイ板でどうぞ。
2名無しさん@ピンキー:04/05/09 00:57 ID:Azl//ayk
2げっとぉおぉおー!
3名無しさん@ピンキー:04/05/09 00:58 ID:Azl//ayk
代行人さんありがとうございます!

折角立てていただいたのに…誤字を発見してしまいました…おばかでごめんなさい_| ̄|○
4名無しさん@ピンキー:04/05/09 01:00 ID:Azl//ayk
即死防止のために小説投稿してもよろしいのでしょうか…
この日のために足りない頭絞って書いてみたのですが…
5名無しさん@ピンキー:04/05/09 01:02 ID:gAUTiM70
>>4
つうか、その為のスレだw
頑張れ!
6名無しさん@ピンキー:04/05/09 01:04 ID:Azl//ayk
>5
やっと人キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
それではお言葉に甘えさせて頂き、沖×神(バター犬有り)を投稿します〜
7うごぐら:04/05/09 01:07 ID:Azl//ayk
「よく食べるとは聞いてたけど、まさかここまでとはなァ」
沖田が目の前でガツガツと飯を平らげている神楽と、その愛犬の定春とを見て、ハァと溜息をついた。
つい数十分間前、公園で定春の中の彼女と出くわしたのだが…良かったら屯所へ遊びに来ないかと誘った所、
何か食わせてくれるのならいいとの返事が返ってきたのでしめたと言わんばかりに連れて来たのだ、が。
目の前の彼女は顔見知りといえど、あまり知らない男に無防備にもホイホイと付いて来たくせに
わかっているのかいないのか、屯所に着いた途端
『ご飯ご飯ー!やったアルよ定春!今日はお腹一杯ご飯食べれるアルよー!』と騒ぎ出したのだ。
同僚達の前でそう騒がれては引けないものもあるし、何よりも、
花見の時以降、好意を抱いている女の子が目の前で無邪気にはしゃいでいるのを裏切る理由は無い。
そんな訳で、今こうして屯所付属の食堂でフードファイト…いや、間違えた、向かいの席の神楽が、
俺の胃袋は宇宙だと言わんばかりにガツガツと飯を食いつづけているのである。
その見事とも言える神楽の食いっぷりに、食堂のおばちゃん達の視線は釘付けだ。
オマケに、いつの間にやらワイワイと同僚達もが集まってきて、むさ苦しい男供のギャラリーが
自分たちの机の周りに出来てしまっている。本来なら関係者以外は立ち入り禁止だが、
沖田の連れと言う事もあって誰も何も言わないのだろう。しかしこれだけの騒ぎになれば、上司である土方から何か言われるのは目に見えている。それを今日はどうおちょくってやろうかと沖田が考え始めた時だった――
8うごぐら:04/05/09 01:10 ID:Azl//ayk
ガタン
目の前の椅子が動いた音を聞いて、我に帰る。
見ると、神楽がいつの間にやらおかわりの大盛炒飯を持って席に着いた所だった。
…一体いつまで食べ続けるつもりなのだろうか。
「あーあーあーあー。そんなに食べたらやること出来ないじゃないですかィ」
沖田の言葉に、一瞬周囲のギャラリーが凍りついた。
そうしてから、一斉ににやにやと口元を緩ませて、しきりに冷やかしの言葉を飛ばしてくる。
神楽はおかまいなしに、ひたすら食べつづけていた。
勿論、沖田もまわりの冷やかしなど目にもとめずに、すかし顔をしている。
「隊長、警察が犯罪犯してどうするんですか。前科も十手も持ってる奴なんて聞いた事ないですよ」
沖田の隣に立っていた山崎が、その肩を掴んで彼を振り向かせた。
周りの誰から見ても、沖田の目の前の彼女は『大人の女性』とは思えない。
田舎村から、家族を食わす為に身体を売るために上京してくる娘っこはごろごろいるが、
神楽はどう見てもその娘っこ達よりも更に年下に見える。
そんな訳で、さっきから『いい趣味してますねぇ』等のからかいが周りから飛んでくるのだが、
山崎が気に掛けた事なんてのはギャラリー達はちっとも気にしていない様子だ。
「何も犯そうなんて誰も言ってないじゃないですかィ。まったく何想像しちゃってんだか、山崎ったらやーらしーィ」
山崎の言葉を軽くかわす沖田の言葉に、周りが便乗して『山崎やーらしーィ』コールが起こる。
そんな中でもガツガツと神楽は食いつづけていた。
よくこんな衆人環視のもとと、ざわめきのなかで食欲が出るものだ。
9うごぐら:04/05/09 01:11 ID:Azl//ayk
「ふざけないで下さい。局長にいいつけますよ」
負けじと山崎がチクリ大作戦に出る。一斉に『山崎やーらしーぃ』コールが『山崎チクリ魔ー』コールに変わった。
「たっくうるせぇなァ、オメーは俺の母ちゃんですかィ!いい加減にしねーとラケットのガット滅多切りにしますぜ」
「すいませんでしゃばりましたどうぞ隊長のご自由にして下さい」
即答で、上司の過ちより愛用ミントンラケットの命を優先する。
部下の態度の急変に、『わかればいいんでさァ』と口の端を引き上げながら返してやった。
同時に、乾いた笑いが周囲を包む。
「オマエ等、さっきから何をごちゃごちゃと言ってるアル」
掻き込むようにして食べていた炒飯の大皿を、どんと置いてからようやく神楽が口を開いた。
5杯目になる大皿がまたしても先ほどの用に空になったのを見て、ギャラリーから歓声があがる。
「何でもないでさァ、こっちの話ですぜ、こっちの話。それより腹は満たされやしたか?」
「話逸らしてんじゃねえヨ。オメーの魂胆見え見えなんだよこのロリコンショタが」
天使のような悪魔の微笑みで話を逸らそうと仕向ける沖田に、惑わされるどころか目もくれずにぐいっと袖で口を拭って、
お得意の毒舌で神楽が反抗する。思いがけない展開に、ギャラリーが固唾を飲んだ。
そんな神楽の反抗にも怯まずに、沖田は肘を支点に手を組んで顎を支えると、改めて目の前の彼女を見やる。
「…わかってんなら話は早い。きっちり飯代分、奉仕してもらいやすぜ」
「断る」
予想外の神楽の即答に、思わずガクっと頭をうなだらせた。
剣の腕前と同僚イジメなら真撰組一を歌われる沖田が、10代後半にも満たないだろう少女に押されている…
先日の花見の時以降、滅多に見れない光景にギャラリー達が息をするのも忘れて魅入る。
と、垂れた頭を、勢い良く沖田が上げた。同時に、叫ぶ。
10名無しさん@ピンキー:04/05/09 01:14 ID:Azl//ayk
「タダ飯など言語道断、野郎供!こいつをひっとら――…」
「オメー等何やってんの」
空っぽの頭で必死に考えた沖田の言いかけのカッコイイ台詞に、
周りのギャラリーが『オゥ』の掛け声と共に神楽に飛びかかろうとした時だった。
開きっぱなしの食堂の入口から、冷静な声がかかったのだ。一斉に、その場に居た全員が声のした方を向く。
見ると、タバコを口に咥えたふてぶてしい男がだるそうに立っていた。
「土方さん、別に何でもないからとっととあっち行ってくだせェ」
「そーか?俺にはでっかい犬が見えるんだが…」
「マジックマッシュルームでも食べたんですかィ?でっかい犬なんて居やしませんぜ」
明らかにサイズのおかしい犬がいるのは確かなのだが、いまいち状況を理解出来ない土方がごしごしと目を擦る。
その隙に、沖田は席を立つとギャラリーを掻き分けて神楽の隣に立った。
腹が満たされて、満足して落ち着いている神楽が、隣に立った彼の出方を窺う、と、突然体が軽くなった。
「何するアルか!」
沖田が、神楽を抱き上げたのだ。予想していなかった彼の行動と、突然の浮遊感に、彼女の体が強張る。
沖田はそのまま、呆然とするギャラリーの間を強引に押し進んで、ガラス戸を開けた。
此処は一階なので、すぐ石畳が目に飛び込んでくる。
「今…女の声が」
沖田がそうしている間にも、先ほどの神楽の声をばっちり聞いた土方が訝しげな表情を作って、
『してないしてない』と息を合わせて言うギャラリーが集っている方へと歩いてくる。
まずい―そう悟った沖田が、ガラス戸から身を乗り出しつつ、山崎へと振り返った。
11うごぐら:04/05/09 01:17 ID:Azl//ayk
「山崎、此処はお前に任しやしたぜ。日頃の恨み、土方さんで晴らしやせえ」
「…いいんですかね」
「いいさいいさ。存分にやればいいですぜ、俺が許可してやらァ。なんなら後でミントン付き合ってやってもいいですぜ」
「よっしゃー!!此処は俺に任して隊長は早く行って下さい!!」
沖田の言葉に活気付いた山崎が、くるりと土方の方へ向き直る。
と同時に、沖田は神楽を抱えたままガラス戸の外へと飛び出した。それを定春が追おうとするが、幅の狭いガラス戸につっかえてしまう。
「おい!総悟!?どこ行くんだ!」
慌ててガラス戸の方へ駆け寄る土方の前に、ミントン山崎率いるギャラリー達が立ちはだかった。
「お前等…何のつもりだ」
「皆…きっかけを作ってくれた沖田隊長に感謝しよう。今こそ、下克上の時だ。日頃のミントン狩りの恨み、今晴らさせてもらう!!でいやぁあぁああああ!!!」
「下克上って…おい!」
気合の掛け声と共に、何処から出したのか山崎は、いつのまにやら手にしていたラケットを土方の脳天目掛けて振り落とす…
も空しく、軽々と片手で受け止められてしまった。
攻撃を防げた土方がほっとしたのもつかの間、山崎の攻撃を合図に一斉に皆が襲い掛かってくる。
「日頃の土方さんの荒っぽいやり方には俺たちうんざりしてたんですぜ!」
一人の言葉に、『そーだそーだ』と全員が息を合わせて叫ぶ。
土方はもう、右から飛んでくる拳を避けて左から飛んできた蹴りを叩き落として…
後ろから来たひざかっくんには対処しきれずにガクッとバランスを崩す。
「オイィイイィ!!誰だ今膝カックンしたの!!ガキの喧嘩かァアアァアア!!!つーかお前等のやり方のが荒っぽいっての!!落ち着け!!」
避けても受け流しても次々と飛び掛ってくる部下達を相手に、土方が必死になって叫ぶ。
12うごぐら:04/05/09 01:20 ID:Azl//ayk
「問答無用!俺たちの恨みは海よりも深く、山よりも高いんだ!!」
「そーいう言葉は女への愛の囁きに使えぇえぇええ!!!!チクショー総悟の奴!!覚えてろぉおぉ!!」
良いように沖田にコントロールされてる事はつゆ知らず、
誰一人として今の状況を疑問に思わずに土方に飛び掛っていく。
おばちゃん達はとっくに避難している食堂に、野郎供の喧騒の中で土方の叫びが空しく響いたのであった。







「灯台下暗し。此処ならきっとバレませんぜ」
パタンと副長室の襖を後ろ手で閉めながら、自分の腕の中で暴れている神楽のブーツを脱がせつつ、彼女に言った。
先ほどから『放すアル放すアルー!』と騒ぎつつ足をばたばたさせる神楽を見て、
そういえば女を抱くのは久し振りだなぁと沖田が思う。
彼はそのまま窓ガラスの方まで歩くと、障子を閉めた。
途端に、本気でまずいと悟った彼の腕の中の少女が、先ほどより更にバタバタと足を動かす。
「放すアル放すアルー!!」
「まあまあそう暴れんでも、今下ろしてやりますぜ」
そう言うと彼は畳の上にそっと神楽を下ろして、自分はその上に圧し掛かるに覆い被さった。
途端、何度も脇腹に入ってくる両拳を掴んで、彼女の頭の脇でぐっと抑えつける。
腕の自由を奪われたのなら、と今度は足を動かし始めた。
けれど沖田が乗っかっていて自由の利かない下半身は、もぞもぞと上下するのみ。
密着している彼の下半身がそれに反応しているのを感じて、逆効果だったと悟った彼女が動きを止める。
「どうして逃げないんですかィ?」
「お前が押さえつけてるからダローガ」
「神楽ちゃんの力なら、俺から逃げるのは容易いでさァ?」
神楽は沖田から顔を逸らした。
自分でもわからないが、何故か力が出ないのである。
自分の下で、いつもは強気なくせに、今は戸惑っている少女を見て彼がくすっと笑った。
13うごぐら:04/05/09 01:23 ID:Azl//ayk
「嫌と見せかけて、内心期待してるんですかィ?それとも、俺を興奮させる為の演技…?」
「どっちもちがっ…――」
彼の問いかけに、神楽が反論しようとした時だった。彼女の唇が、沖田の唇によって塞がれたのである。
一瞬身体を硬直させてから、思い出したように神楽が腕に力を込めて抵抗しようとする。
暫くして顔を離してから、また彼がくすっと笑った。
「接吻もした事ないんですかィ?」
「…」
反論の言葉をなくして、神楽が押し黙る。
黙ってしまった彼女の顔を彼は覗き込んで、楽しそうに口元を歪ませた。
途端に眉を寄せてしかめっ面をした彼女を確認してから、下半身はそのままに身体を少し下にずらして、
真っ赤なチャイナ服のスリットから伸びる中々に肉付きが良い、真っ白な太ももを撫でつける。
馴れない感覚に、ビクリと神楽の体が跳ねた。彼女のあまりにも可愛い反応に、沖田が興奮を抑えきれなくなる。
そのまま、するするといやらしく太ももを撫でつづけた。
たまらずに神楽はびくびくと身体を硬直させて、開放された手で沖田の隊服を掴む。
微かに零れた甘い吐息を、熱心に太ももを撫でまわす彼の耳が捉えた。
「可愛いなァ神楽ちゃんは」
「黙れ。やるんならとっとと済ませるアル!」
「まぁまぁ、そう焦らずともこれからじっくり可愛がってやりますぜ。…それで、これどう脱がせばいいんですかィ?」
ただでさえ見慣れない服をいざ脱がそうとして、
構造がまったくわからない事に気付いた沖田が着衣している本人に助けを求める。
小首を傾げてこちらを見やる彼を見て、『教えてやんねー』と言わんばかりに神楽はそっぽを向いてしまった。
仕方なしに破いてしまおうかと沖田は一瞬考えるが、絶滅寸前の夜兎の民族衣装を無下に扱うなど、あまりにも勿体無い。
ふぅと溜息をついてから、一先ず沖田は邪魔な隊服の上着とベストとスカーフを取っ払った。
弱い風を巻き起こして、無造作に投げ捨てられた上着を、神楽の視線が追う。
14うごぐら:04/05/09 01:27 ID:Azl//ayk
「神楽ちゃん、脱がねえと折角の服が汚れちまいますぜ」
すぐ上から降ってきた言葉に反応して、神楽が視線を薄いシャツ姿になった沖田へと戻した。
綺麗な顔が白いシャツに良く映えていて、一瞬ドキッとする。
「何で汚れるアル?」
行為の知識に乏しい神楽が、さもわからないと言うように、沖田の瞳を覗き込んだ。
返答に困ると共に、純粋すぎる瞳を受けて、今更の用に少し背徳の念に狩られる。
「んー…まぁ、やれば嫌でもわかるってもんでさァ」
「フーン…」
口を尖らせてつまらなさそうに返事した神楽の胸元を見て、ふと飾りに目が止まった。
よく見ると、丸まった紐に輪を潜らせて止めているだけの、簡単なボタンである。
しめたと言わんばかりに、手先には自信のある沖田が器用にそれを外していく。
それを見た神楽が、慌てて沖田の腕を掴んだ。
「何するか!止めるアル!」
「手を放しなせえ神楽ちゃん。往生際が悪いですぜ」
鋭い瞳で見られた神楽が怯んだ隙に、肌蹴させた服の間から彼は手を滑り込ませる。
寝ている所為もあるのか、小さな胸を沖田の手が鷲づかみにした。それに反応して、彼のシャツを神楽が掴む。
「やだ…放すアル」
顔を蒸気させて手を放すように乞うも、それはますます沖田を興奮させる事になってしまい、
彼はそのまま小さな乳房を揉みしだきはじめた。骨っぽい手が、神楽の乳房を執拗に弄り回す。
『やだ、やだ』とワガママを言う子供の用に、神楽がイヤイヤをする。
今まで見たこともないその反応に、ニタァと沖田が頬を緩めてから、弄んでいる乳房の先を摘んだ。
びくっと、神楽の肩が跳ねる。
「や…だ…」
大人しくなってしまった神楽の反応を楽しむように、掴んだ乳房の先をくりくりと弄くり始めた。
身体をよじらせて逃げようとする神楽の身体を、空いている方の手で抑える。
「あっ…やだ…やだぁ…」
眉を寄せて、目を細め、口からは上気して乱れた呼吸と、切ない喘ぎ声が零れた。
この間の花見の時では想像もつかない、彼女の『女の顔』を見て彼の男根が興奮にそそり立つ。
欲望のままに、彼は神楽の唇を貪った。何度も角度を変えて下を差し込むと同時に、激しく身体を擦りつける。
態度が急変した沖田の肩に、神楽がすがり付いた。
15うごぐら:04/05/09 01:31 ID:Azl//ayk
「んっ…ふっ…」
口内を生暖かい物が進入してきて、歯列をなぞり、自分の舌を器用に絡めとったり、吸い付いてきたりする。
初めて味わうその感覚と激しい動きに上手く息継ぎが出来ず、神楽は沖田の二の腕掴む手に、力を入れた。
それに気付いた沖田が、顔を離す。目の前に現れた沖田の顔に神楽がはっとした。
先ほどまで、いやらしい笑みを浮かべていた彼の顔は、今やすっかり雄の顔へと変貌を遂げていたのである。
その彼の表情に、戦場に赴く前と似たような、ぞくぞくとした感覚が神楽の身体に走った。
神楽の呼吸が整うのを待たないで、今度は彼女の耳朶へと噛み付く。目を瞑って、びくりと反応する神楽が可愛らしい。
彼はそのまま、チロチロと舌先を使って、彼女の耳を舐め始めた。右手は、再び彼女の衣服の下へ滑らせて、乳房を弄くり始める。
「あん…あっ…やぁ…」
耳と乳首を同時に弄くられて、神楽は堪らずに喘ぎ声を零す。
沖田はそのまま、耳から首筋へと舌を這わせた。時折わざと音を立てながら肌に吸い付いて、跡を残す。
真っ白な肌に、赤い斑点がよく映えた。そうしながら、段々と下へ降りていく。
沖田の柔らかい髪の毛が肌に掛かって、神楽は心地良さと共にくすぐったさを覚えた。
繰り返される刺激に、やっと神楽の体が慣れてきた頃だった、沖田の口が神楽の乳房まで下がってくる。そのまま、彼は目の前の乳房に吸い付いた。
「!や、やだっ」
反射的に状態を上にずらして、逃げようとする神楽の肩を掴んで畳に押さえつけてから、彼女の乳房を、吸ったり、舐めたりして弄くり始める。
ぬめぬめとした感覚に、一際甘い声を出しながら、快感に神楽の腰がびくびくと動いた。
「こっちも触って欲しいんですかィ?」
ペロっと、先を舐めてから顔を上げて、微かに動いている腰のほうへ手を持っていき、女陰へと向かわせた。
それを見た神楽が、フルフルと首を横に降る。神楽の可愛い反応にめちゃくちゃにしたくなる衝動に駆られる。
沖田はなんとかその衝動を抑えると、神楽の服に手を掛けた。先に脱がそうと言うのだ
16うごぐら:04/05/09 01:34 ID:Azl//ayk
袖を抜いてから一気に下へとずり下げる。神楽は、もう抵抗する気力が無いのか、沖田の成すがままになっていた。
チャイナ服を取っ払うと、幼い体が露になる、と同時に、またしても見慣れないものが彼の目に飛び込んでくきた。
「これは…何ですかィ…ぶりーふってやつですか…?」
神楽の股に、三角形をした布があり、沖田がしどろもどろしつつ本人に聞いてみた。
異国の文化が流れてきて、最近では下着も変わってきている事は知っているし、何より自分も試しに『とらんくす』とやらを履いた事があるのだ。
その時の感想は…兎に角、股がすーすーして落ち着かなかった事を覚えている。
「違うアル。パンツアルヨ」
「へぇ、ぱんつねぇ…」
神楽の言葉に、物珍しそうにして、ぱんつとやらを掴んで、放す。
パチンと、音を立てて伸びたそれが元に戻る、と同時に、神楽に頭を叩かれてしまった。どうやら、夜兎の国ではタブーな事らしい。
「まぁいいや、そんじゃ失礼しますぜ」
そう言うと、沖田は神楽のパンツをずり下げて脱がした。頭の毛色と同じ、桃色の茂みが露になる。
それを見た沖田が、ヒュゥと口笛を吹く。じろじろと見られて神楽は恥ずかしいのか、顔を真っ赤にしている。
「男に見られるのは初めてですかィ?」
無言で、神楽が頷いた。初心な彼女の身体に、沖田の男根が疼く。
恐らく、自分で弄くった事さえないんだろうなと思いつつも、神楽の女陰に手を伸ばした。
「…あっ―!」
彼女の体が、今までよりも一際大きく跳ねる。
にやりといやらしい笑みを作ってから、沖田は巧みに指を使い、彼女のそこを攻め始めた。
振動する下半身が、彼の指が動くたびに身体に電撃が走る。
感じた事の無い刺激に、戸惑いつつも快感に神楽が震えているところだった。

―――ドゴン―!!
17うごぐら:04/05/09 01:36 ID:Azl//ayk
勢い良く音を立てて、襖が吹っ飛んだのである。
瞬時に、沖田は側に置いておいた刀を手に取りながら振り向く、と、そこにいたのは、神楽の愛犬―定春だった。
「ワン!」
「定春!!」
ぱぁっと、神楽の顔が輝く。沖田は、予想していなかった出来事に半場呆けつつもすぐに気を取り直して、
刀を置くと止めていた手を再び動かし始めた。
先ほどのしびれるような甘い感覚に、また神楽の表情が『女』に戻り、喘ぎ声を絶え間なく発する。
主人の見た事もないあられな姿に、側にいる男に犯されていると言う事を本能的に理解した定春が沖田の肩に食いついた。
「なんでぇ…わんっころ。これでも舐めときんさィ」
予想外に定春の顎が強く、少し顔を顰めると沖田は愛液の絡む手を定春の鼻の前へと出した。
主人の匂いのする沖田の手を、くんくんと嗅いでから、ベロリと舐める。
その行動に、神楽の顔が一瞬血の気を失ってから、真っ赤になり始めた。
「定春!そんなもの舐めちゃ駄目アル!」
真っ赤になりながら、愛犬の行動を咎めようと起き上がろうとする神楽を沖田が押さえつけた。
そしてまた、今日何度目になるかわからない、いやらしい笑みを作る。
嫌な予感がして、サァっと神楽の顔が血の気を失う。
「こりゃぁいいや、わんころ、おいで」
沖田が、定春の頭を掴んで神楽の股へと向ける。
定春は最初は嫌がっていたものの、主人の、雌の香に誘われて、次第に自分から進んで股へと顔を近づけていく。
自分が何をさせられるのか完全に理解した神楽が、顔を真っ青にして逃げようとするのを、沖田が自分の体重を掛けて抑える。
18うごぐら:04/05/09 01:38 ID:Azl//ayk
「やだ…!やだ!!」
神楽の叫びも空しく、定春はくんくんと鼻を押し当ててソコの匂いを嗅ぐと、ベロリと舐め始めた。
神楽は、ビクンと体をはねらせて、イヤイヤと首を振る。
「やだ!ヤメテ定春!!いやあぁっ…!!」
主人の必死の抵抗も聞かずに、定春が神楽の女陰を舐めるのに夢中になる。
股よりも大きな定春の舌は、大量の唾液と共に、びちゃびちゃと音を立てながら神楽のソコをぐちゃぐちゃにした。
神楽は、先ほどまで青かった顔を真っ赤にして、目に涙まで溜め、ほぼ絶叫に近い声を上げつづけている。
「こりゃぁ…すげえや」
初めて生で見る獣姦に、沖田が興奮を隠せずに息を蒸気させて自分のモノを取り出す。
大分前から既に盛っていたそれは、触ってもいないのに先走りの液をたらしていた。恥らう事も無く、片手で抜き始める。
「あぁっ…やだ!定春!やだぁあっ…!!変になっちゃう!変になっちゃうーー!!」
神楽が、甘い声で叫び続ける。下半身がしびれるような感覚が絶えず続いて、頭の中がだんだんと真っ白になっていく。
耐え切れずに、ポロポロと涙を零しながら、神楽は絶頂へと上り詰めている。
その様子を見た沖田が、自分も絶頂に導くように、目を閉じて自慰行為に集中した。
「ああぁあっ!やだ、やだ!あぁっ――――…!!」
一際大きく叫び、身体が硬直してから、全身の力が抜けていく。肩で息をしながら、乱れた呼吸を整える。
定春は、神楽のソコから溢れ出てきた愛液と、潮吹きを舐めまわしてから、反応しなくなった股から顔を離した。
「イッたんですかィ…じゃあ、俺も……っ!!」
沖田も、抜く手を早めて自分の男根を解放する。
びゅっと、勢い良く出た白濁液を、放心状態で、未だ息を荒くしている神楽の胸元に注いだ。
19うごぐら:04/05/09 01:40 ID:Azl//ayk



「…疲れたアル」
「大丈夫ですかィ?」
当初の予定では犯す気マンマンだったのだが、あまり長居は無用と言う事で、
ごろんと寝転がって動こうとしない神楽に服を着せ、自分も上着を着込み、一息ついた所だった。
「大丈夫じゃないアル」
「んじゃ送りますから、安心してくだせぇ」
相変わらずふてぶてしく寝っ転がったままの神楽の頭を、沖田がよしよしと撫でる。
子ども扱いされたのが悔しいが、怒る気力もなしに、ごろんと寝返りを打って沖田から顔を逸らした。
神楽のその態度を見た沖田が、楽しそうに口の端を吊り上げる。
「本当は、種付けでもしてとっとと嫁に来て貰おうと思ってたんだけどなァ…あ、でもそしたらえっち出来ねえか」
「何ワケワカンネー事イッテンダヨ」
まだ数回しか会った事のない女の子に言うような言葉じゃない事を、『ワケワカンネー』と神楽が称した。
ごもっともなその言葉に、沖田が自嘲するように笑う。
「まぁ、一目惚れってやつでさァ」
「一目惚れで犯されたらたまったもんじゃネーヨ」
「まんざらでも無かったくせになァ」
そっぽを向いたまま黙ってしまった神楽をそのままに、沖田が窓のほうへと移動して、障子に手をかけた。
「で?土方さんはどうなりやした?」
スパァンといい音を立てて障子開くと同時に、窓の向こうに居た山崎とご対面する。
いつから自分がいることに気付かれていたのか、動揺した山崎が梯子からバランスを崩しそうになった。
そう、此処は二階。そこまで気になるのかと半場呆れつつ下を見下ろすと、蜘蛛の子を散らすように隊士達が逃げ惑っている。
「おめーら今更逃げても無駄ですぜ!」
沖田の声を聞いたのか聞いていないのか、とっとと山崎を置いて逃げ惑う。置いていかれた山崎が、半場涙目で下を見た。
畜生…梯子を支えてた奴まで逃げるなんて…俺にどう降りろと言うんだ…
20うごぐら(やっと終わり:04/05/09 01:42 ID:Azl//ayk
「それで?土方さんは?」
ギギギギギ…まるで錆びてしまったように、恐怖で固まっている首を無理矢理上司の方へと向ける。
「今は…伸びてますけど…時間の問題かと」
「そうかィ。山崎、顔が青いですぜ?腹でも下ったんかィ?」
ガクガクと振るえながら、山崎が首を横に降った。
「何かしらねえが、俺は別に怒っちゃいやせんぜ?」
そう言って、沖田が、人の良い微笑みを山崎に向ける。その言葉に、ほっと山崎が胸を撫で下ろしたところだった。

―――ズパァン!!

勢い良く、山崎の額に沖田の掌が飛んできたのである。
バランスを崩した山崎が、慌てて窓の淵へと伸ばした手を、追い討ちをかけるように沖田が払い落とした。
「アバヨ、山崎、達者でなァ」
ピシャリと、障子が閉じられたのを目の端にとらえて、とうとうバランスを保てなくなった山崎の体が宙に舞う。
―もう、沖田隊長なんか信じねえっ…!!――

「さーさ神楽ちゃん、帰りやすぜ」
沖田が振り向いたと同時に、何かが落ちたような、ズドンという音が聞こえた。
だが、落とした本人の沖田はもちろん、神楽も気にしていない。
「…おんぶ」
すっと、神楽が手を天井に向けて伸ばした。それを見た沖田が、くすっと笑う。
「へいへい、おんぶでもだっこでも何だってしてやりますぜ」
その言葉を聞いて、神楽が勢い良く沖田の背中に抱きついた。
突然の背中の重量に、おっとっとと身体のバランスを崩してから、体勢を立て直す。
「そんじゃぁ、うちへ帰りやすか」
「オメーのうちじゃねーけどな」
沖田の言葉に、背中から元気良く神楽が返事をした。



end
21うごぐLOVE!:04/05/09 01:45 ID:Azl//ayk
やっと投稿終わった…無駄に長!!
どうすれば即死免れるんでしたっけ…?
つーか一人祭りで寂しいです。まるで自スレですよ
神光臨を一人で祈ってます!
22名無しさん@ピンキー:04/05/09 01:47 ID:gAUTiM70
お疲れ!

新撰組スレに宣伝したんで、そっち経由で人が来るといいですね。
23名無しさん@ピンキー:04/05/09 01:48 ID:IjdOn+S5
GOEMON×通か新八×通を希望してみたり。
お前の母ちゃん何人だー
24名無しさん@ピンキー:04/05/09 01:54 ID:JLPM1lzU
>>21
乙。
まぁ、あせらず行った方がいいですよ。
25名無しさん@ピンキー:04/05/09 02:06 ID:Azl//ayk
人キター!!やべぇ嬉し泣きしそう。
>22
本当にどうもありがとうございます!

>23
GOEMON×お通いいですねー!
18訓(でしたっけ?)のその後設定でGOEMONが仕返しに仲間呼んでゴカーンとか…

>24
ありがとうございます!マターリ行きましょう〜
26名無しさん@ピンキー:04/05/09 02:16 ID:Azl//ayk
今初めて新撰組スレを見てきたのですが…少しですが話題になってるなんて知りませんでした…やべぇ嬉しい

って事はおもいっきし向こうに投稿できるもので単独しちゃった訳なのですね…すみません
でもお通タンとかお妙姉さんとか寧ろ美咲タンとかでハァハァしたいので頑張りましょう!
27名無しさん@ピンキー:04/05/09 02:17 ID:Azl//ayk
ってアワワ!24さんは代行人さんじゃないですかィ!!
すみませんご無礼をお許しください…立ててくださって本当にありがとうございました。
代行人さんこそ乙です!
28名無しさん@ピンキー:04/05/09 03:47 ID:2PUUJBRW
つづきあげ
29名無しさん@ピンキー:04/05/09 05:14 ID:4FPF2dA8
銀さん×神楽やババアの若い頃とか……
ともかく空知マンセー
30名無しさん@ピンキー:04/05/09 07:32 ID:tOXsjjQS
スレがない作品のエロSSを書くスレに
ダンでのエロ投下したんだけど……反応がなくてやめちまった

こっちだったら需要あるかな?
ヘタレ文でつが
31名無しさん@ピンキー:04/05/09 08:15 ID:Ec9SrpqJ
キャサリンやハム子で妄想する勇者いないのか?
お登勢さんがその経験をいかし新八の筆おろしをします
32名無しさん@ピンキー:04/05/09 09:43 ID:HgC7kF+Y
>>30
カマ−ソ!!
こっちにも そのSSを貼り付け&新作のSSもきぼんぬ。
33名無しさん@ピンキー:04/05/09 09:44 ID:HgC7kF+Y
>>22 に誘導されて、こっちに来ますた。

>>27
別に良いんじゃないですか?
銀と神楽タンとかだと、新選組とは外れてしまうしね。
34名無しさん@ピンキー:04/05/09 10:15 ID:4FPF2dA8
つか、ここは空知スレなんだから新選組に拘る必要はないと桃割れ
35うごぐLOVE!の人:04/05/09 10:40 ID:4JHaeQvc
続々人キター!!
>30
だんでキター!!是非是非!だんで待ってましたよ〜

>33
お言葉ありがとうございます。銀神も拝みたいですものね!

スレが賑わうまで自分も書こうと一巻を読み返してみたのですが…
どうにもだんでのすみれ組が目に焼き付いてしまいました…かっけぇ
ワカーンしか書けないので…さっきから頭の中が堂堂巡り。
うーん…またうごぐらもあれですし近藤×お妙書こうかなと
いや寧ろ山崎がイイなぁいや寧ろキャサリンイイなぁ…猫耳
いずれにせよ遅筆なので>30をマターリ待ちつつもっと神光臨マターリ待ってます!
雑談失礼しますた。
36うごぐLOVE!の人:04/05/09 10:44 ID:4JHaeQvc
ごめん…物凄く今更なんですけど空知英秋の秋を間違えてしまいました…
誰も気付いてないのか優しさで突っ込まないでくれているのか…すみません(´・ω・`;)
37名無しさん@ピンキー:04/05/09 11:01 ID:6lsC060G
うごぐら(・∀・)イイ!!
エロ抜きにしても面白かったよー
38うごぐLOVE!の人:04/05/09 11:08 ID:4JHaeQvc
>37
勿体無いお言葉、本当にありがとうございます!
寧ろエロよりギャグ中心でしたが…喜んで頂けたのなら光栄です。
3930:04/05/09 12:38 ID:tOXsjjQS
続き書きたい。とか言っといて勝手なんでつが
携帯からの書き込みなのでコピー&張り付けができないです。
どなたか張り付けてもらえないでつか?
40名無しさん@ピンキー:04/05/09 13:33 ID:K3aPz0kP
>>39
http://adult.csx.jp/~database/sslibrary/dandelion01.html

これだよね?
SS保管庫にあったよ
41うごぐLOVE!の人:04/05/09 13:45 ID:887HFhXf
今見てきました。やっべぇー美咲萌えハァハァ
>40さん乙です!
保管庫にあるとのことですが、重くて中々繋がり難いとの事ですし
まだスレ数有り余ってますし、>30さんが続きを書いてくださるのなら、
続けて読める方が読みやすいと思いますのでこちらに持って来ようと思います。
42だんでらいおん(前半):04/05/09 13:51 ID:887HFhXf
 あ〜ったく、何でこうなっちまったんだ。
ゴミ箱につっこんだ泥まみれの背広を見て鉄男は舌打ちした。一昨日買ったば
かりだというのにその背広はもう着れない。
 自転車にて死霊追跡の際の思わぬ横転。班長とともに田んぼに体をつっこんだ。
死霊こそ魂禁で打ち抜いた物の、たかが死霊一匹。大した金にはならない。
普段は一着四千円の安物しか買わないのに、奮発して一万五千円の物を買った
のが、今更ながら痛かった。
「あ〜畜生。あのくそ幽霊!背広代返せ!」
ガン!
苛立ち紛れに鉄男が目の前のゴミ箱をけ飛ばすと、後ろから声が掛かった。
43だんでらいおん(前半):04/05/09 13:52 ID:887HFhXf
「着れなくなった物はしゃ〜ないけ〜。慣れない買い物はいかんっちゅ〜事やな
ぁ」
「だああああ班長!あんたがそれを言うなあ!大体あんたのせいなんだぞわかっ
てんのか!?」
「ぴゅう〜」
「口笛吹いてごまかすな!」
鉄男に後ろから声をかけたのは、班長こと日本天使連盟送迎部第二十一班タン
ポポ組隊長黒鉄美咲。大胆にも美咲は浴衣のまま足を組んでベッドに腰掛けてい
るので、露わになった太股が眩しい。
 何故かその体は、鉄男と違い泥にまみれていない。年期の差だろうか?
 鉄男の言ったとおり、今日背広が駄目になってしまったのは元を辿ればそんな
美咲のせいなのだった。
 タンポポ組の移動は自転車。もはやこの世の物でない執念を追いかける物とし
ては、数ある組の中でももっともショボいだろう。
44だんでらいおん(前半):04/05/09 13:53 ID:887HFhXf
本来鉄男は其れを走らせ、其れで死霊に追いつき、其れに乗ったまま死霊を撃
ちぬく。そして美咲は本来、其れの荷台に乗ってその様子を眺め風を感じている
だけなのである。
だが時と気まぐれにより其れは変化する。
今日がまさに其れだった。
見つかったターゲットがサラサラパツ金長髪の男だったことを知り、美咲が自
分だけで始末をつけたいと駄々をこねたのである。
自転車の運転にはまあ問題はなかったのだが(車ならおそらくスピード違反で
逮捕だったろう)、問題は魂禁だった。
『ちょっ……!隊長ぉぉぉ!何でこんな至近距離で外すんですか!?三メートル
ないっすよ!?』
45だんでらいおん(前半):04/05/09 13:54 ID:887HFhXf
『う〜む。撃つのは難しいのう、おや、この玉で最後じゃけん』
『っだああああ!貸せええええ!……って、うわああああ!!?』
『!』
何度撃っても外す美咲に痺れを切らし、鉄男が魂禁を奪おうとした。だがその
瞬間、自転車は大きくバランスを崩し、田んぼに落ちたのだった。
鉄男は、田んぼに落ちながらも逃げる死霊に魂禁を打ち込むことにはどうにか
成功。だが泥まみれになって背広は駄目になり、体の汚れを落とすため即座に適
当なホテルに入る羽目になったというわけなのだった。
 シャワーからあがり捨てる羽目になった背広を眺め……まあ、機嫌が悪くなる
のは当然といえるだろう。
 攻める鉄男の目を見ず美咲は言う。
「あのサラサラパツ金プリンスをうちのものにしたかったけ〜」
46だんでらいおん(前半):04/05/09 13:55 ID:887HFhXf
「あんた、反省してねえだろ……」
がっくりと肩を落として鉄男はベッドに座り込んだ。
 その瞬間視界をふわりと何かが覆った。
「!」
「反省してないわけじゃなかー。頭は拭くけえ」
 どうやら美咲が鉄男の頭をタオルで覆ったようだ。言いながら美咲はシャワー
で濡れた鉄男の頭を拭く。
 着る物のなかった鉄男はトランクス一丁でシャワーからあがっていたが、美咲
のその態度に何でもいいから着ておけば良かったと後悔した。
 タオル越しとはいえ無遠慮に自分の体を探る小さな手。
 ……しかも想い人の。
 落ち着ける物では、ない。
「……いいっすよ」「悪かったのーテツ。背広代は払えんがここの料金ははらうけえ」
会話が噛み合わない。
「いいっすって……」
「良くないけ〜、まだ濡れてるけ〜これじゃ風邪ひくけんのう」
(そーゆー意味じゃねっつの!)
噛み合わない答えを返す美咲に鉄男の中で何かがはじけた。
鉄男は自分の体を拭く美咲の手を掴んだ。
47だんでらいおん(前半):04/05/09 13:56 ID:887HFhXf
「!」
 ――ギシッ
 そのまま美咲の体を押し倒す。お世辞にも質が高いとは言えない安物のベッド
が軋んだ。
「……テツ」
「誘ってるんすか?班長?」
美咲が僅かに目を見開くのを見て鉄男の口の端が僅かにひくついた。
(やべえよ……勢いでごまかせねえぞ、これ……)
 鉄男の背中を冷たい汗が流れる。
 広がる沈黙。
幾ばくかして美咲のため息がそれを打ち消した。
「はぁ〜……」
 ご丁寧にも鉄男を見据えた上での深いため息である。
 自分のとった行動に逆に動けなくなっていた鉄男は、美咲のその態度に声を荒
げた。
「なっ……ちょ、おい!班長!」
「……美咲でよか」
「!?」
だが困惑する鉄男とは逆に、落ち着いた視線で鉄男を見据え美咲は語りだす。
 軽いため息を交えながら。
「ふぅ……自分から押し倒しといて敬語つかーいうのは、どうかのう?テツ」
48だんでらいおん(前半):04/05/09 13:56 ID:887HFhXf
「えっ?それって班ちょ……じゃなくて……み、ミサキ?」「何でなまっとるかー」
「……あんたに言われたかねえよ」
部下である鉄男に突然押し倒される。この状況下に置いて美咲は実に落ち着い
ていた。
美咲の虚を突いていたはずの鉄男は、逆に攻められていた。
「これが初めていう訳じゃなかろ?」
「そ、そりゃまあ……」
「初めてはいつじゃ」
「え〜と……確か、十四の時です」
「うちよりはようじゃなか!何をまごついとる〜!」
「え!?あ、いや、それは〜……」
「……それは?」
「それは……」
鉄男は僅かに黙って美咲をみた。
美咲はやや気分を害した様子で不機嫌に眉を寄せ鉄男を見ている。
位置的には自分が有利の筈なのだが、端から見ても分かるほどに今の鉄男は美
咲に呑まれていた。痺れを切らしたのか美咲がせかす。
「そ・れ・は・っ!? テツ!早く言わんか!」
49だんでらいおん(前半):04/05/09 13:57 ID:887HFhXf
「はっはい!はっ、班長!」
「何じゃ!」
「班長は!俺のこと好きなんすか!?」
「――!」
美咲の声が止まる。
心なしかその瞳孔が開いているように鉄男には見えた。
(やべえ……!なんだよ今の台詞!小学生か?少女漫画か?りぼんかおれはあぁ
ぁぁ!?)
ダラダラと背中から汗を流し顔を青くする鉄男。
美咲は瞳孔を開いたままその動きを止めていた。
(〜〜〜っっ!……ええいっ!こうなりゃやけだ!)
鉄男は気合いを入れると美咲の体を抱きしめた。
「班長!お、俺は本気です!」
「……!」
「は……班長が、ずっと、好きでしたぁっ!」
「……!!」
 決死の告白。
美咲の体が僅かに震えた――と、鉄男が思った瞬間だった。
「……美咲と呼べっちゅーとろうがあぁ!!」
「ぶべらっっ」
美咲の必殺・アッパーカット!が鉄男の顎にヒットした。
50名無しさん@ピンキー:04/05/09 14:08 ID:887HFhXf
これで全部でしょうか?

少女漫画展開鉄咲に(*´Д`)ハァハァ
ヘタレ鉄男と高慢美咲タンにハァハァ
この二人のエロパロを待ち焦がれていました…!
キャラの性格が、ちゃんと出てると思います。素敵です!
>30さん続き期待してますね!
5130:04/05/09 14:23 ID:tOXsjjQS
張り付け、ありがとうございます!
それで全部です。

続きの投下は遅筆なので時間かかると思いますが
来週までには投下します!

では、失礼しました。
52名無しさん@ピンキー:04/05/09 14:30 ID:5wY99CYS
うごぐらタソ。
はじめて書いたとは思えない位 面白かったです!
所々の空知節が効いてますね。
>「オメーの魂胆見え見えなんだよこのロリコンショタが」   とか。
神楽たんマンセー!!ヽ(´ー`)ノ
ぜひこの後日談というか、続編も読みたいでつ!
53うごぐLOVE!の人:04/05/09 17:00 ID:887HFhXf
>52
ありがとうございます〜!恐縮です!
空知節、ちゃんと真似出来ていたでしょうか?ありがとうございます(*´∀`*)
近妙書こうとか言ってたくせに、懲りずに今学園版うごぐら書いてたりします…
恐らく、一つ書き上げるのに最低でも3〜4日かかると思いますが…マターリ待って頂ければ光栄です!
上の続編も書いてみたいですね…神楽タンの処女は総悟の手中に!てな感じで
読みたいと言って下さってありがとうございました!頑張りますので、是非よろしくお願い致します。
54うごぐLOVE!の人:04/05/09 23:00 ID:3lO14EC1
レスがぴたっとトマッター!
記念パピコでもいいから保守してやっていただけないでしょうか…
折角立てて頂いたのにすぐ落としちゃうのはとても申し訳無いです。
今書き途中のものが大分長くなってきているのですが…即死防止の為に
前半と称して投稿してもいいでしょうか?
懲りずにまたうごぐらなのですが
55名無しさん@ピンキー:04/05/09 23:04 ID:IjdOn+S5
>54 うごぐLOVE!氏
さすがにもう即死はないと思います。
落ちついていきましょー。
56名無しさん@ピンキー:04/05/09 23:05 ID:IjdOn+S5
でももちろん投稿は歓迎ですハァハァ(´д`;;;)
57名無しさん@ピンキー:04/05/09 23:06 ID:UcRIFSAy
>>54
大丈夫、ここまでレスが伸びれば即死もないし、
圧縮もしばらくないからdat落ちもない。落ち着い
て執筆に集中するなり。
58名無しさん@ピンキー:04/05/09 23:09 ID:ZKsA5WbR
即死は30までだったはず
安心しる
59名無しさん@ピンキー:04/05/09 23:11 ID:8MINeeEx
何だ!
様子を見ていた人が他にも居たんじゃないか!( ´∀`)

しかし原作が恋愛色の薄味な漫画なので、職人さんが
時々 光臨して燃料を投下してくれないと、スレが持たない気がするよ。

SSが無くても保守や雑談で持ってるスレはあるけど、
この原作であまりカプール話とか萌え話が浮かばないんだよね。
萌えというのが、いまいちピンと来ないというか。
60うごぐLOVE!の人:04/05/09 23:24 ID:3lO14EC1
皆コソーリ見てたのですか!w
30を過ぎれば大丈夫なのですか…良かった、ありがとうございます!
何分スレ立て依頼を出すのも、小説を投稿するのも初めての初めてづくしでして・・・テンパっておりました、
お見苦しい所を見せてしまってすみません…特に初めて2げっとではしゃいでるやつ…
>59
確かに…漫画の方は、理想的な男女関係を保っていて想像しにくいですよね。
私もいざ書いてみると原作では有り得ないような台詞をキャラに喋らせてしまったりで中々難しいです;

それではまたお言葉に甘えさせていただきまして、後5行ほど書いたのち投稿しようと思います。
お暇な方は数十分程待っていて下されば光栄です。ちなみに学園版うごぐら(沖神)で
近藤先生が体育教師だったり、お妙さんが保健の先生だったりして色々と妄想が激しいので…
そういうのが耐えられない方は『学園版うごぐら』をNG登録して頂ければ幸いです。では
61学園版うごぐら:04/05/09 23:38 ID:3lO14EC1
「土方さん、行っきやすぜー!」
今日が日曜日ならば、プリキュアが変身した頃。
けれど生憎平日なので、3年Z組の生徒は、体育の授業中。
「掛かって来いや!総悟!」
春の日差しが暖かく校庭を照らしつつも、まだ横風は少し冷たい。
その校庭の真ん中で、ジャージを膝まで括り上げている少年、
沖田がグローブに手を当てて、タンッと砂を蹴り、状態を捻った。
その直線状の向こうで、バットを構える土方が、グリップをきゅっと強く握り沖田の腕を睨んで集中する。
ほんの少し間を空けてから、沖田の状態が一気に変わった。
春の横風を切って、彼の手から軟球が放たれる。
反射的に、その球を打とうと土方が左足をあげようとした時だった。
…明らかに、球の軌道がおかしい――瞬時にそう悟った彼が、自分に向かってくる、
これが硬球だったら甲子園を狙えるんじゃないかって程の豪速球を、間一髪のところで避ける。
「あーあー何避けてるんですかィ!ちゃんと打たなきゃ駄目じゃないでさァ!たっく土方さんは運動音痴だなァ」
「運動音痴はテメーだろうがァアァアア!!!どこ見て投げてんだよ!!軟球意外と痛いんだから!マジやめて!」
「俺は運痴じゃねえ。ワザとに決まってるじゃないですかィ!」
やっぱワザとかアァアァアア!!つーかその略し方ヤメロォオオォ!!
と叫んで金属バットを地面に投げつけた土方の横で、捕手をしていた桂がフゥと溜息をついた。
「沖田、狙っての死球はスポーツマン失格だぞ。土方、お前もいくら相手が死球を狙ってきたとは言え、バットを投げる事も無かろう」
真面目腐った桂の言葉に、沖田の胸倉に掴みかかっていた土方が白ける。
叫ぼうとしていた胸が一瞬詰まり、それを一気に吐き出すように溜息を目の前の沖田にかけた。
タバコ臭っ!と沖田が顔を顰める。その様子を眺めていた体育教師である近藤が、ガハハと笑った。
62学園版うごぐら:04/05/09 23:39 ID:3lO14EC1
「元気だなァお前等!よし、総悟、俺にもちょいと球を投げてくれ!」
「…本気ですか先生…こいつがマトモに投げると思います?」
桂の前に落ちていた金属バットを近藤先生が拾う。
半場無謀な申し出に、額に手を当てて呆れながら土方が止めさせようと試みた。
「なぁに、どんな球でも打ってやるさ!お妙せんせえぇえぇぇ!!俺のカッコイイ所、見てて下さいねー!!!」
近藤先生は、保健室のほうへ振り返ると、美人だけど素性はゴリラ…いや、間違えた、
剣道の腕では並大抵の男では敵わない、保健室のお妙先生に向かって叫んだ。
名前を叫ばれたお妙先生が、ちらっとこちらを一瞬見やると、おもむろに席を立ってカーテンを閉めてしまう。
「お、お妙先生…」
途端に、近藤先生は元気を無くしてしまった。その様子があまりにも哀れで、桂と土方が哀愁の目を先生に向ける。
沖田はそんなのお構いなしに、退屈そうにトントンと靴のつま先を地面で成らすと、ぽきぽきと首の骨を鳴らした。
「で?やるんですかィ?やらないんですかィ?」
落ち込んでいた近藤先生が、すっと顔を上げる。
「男たるもの一度勝負を挑んだら引かん!!多分お妙先生も、俺のカッコイイ姿を直で見るのが恥ずかしくてカーテン閉めたんだよ!実はきっと隙間から覗いてるんだよ!!…多分」
金属バットを沖田に向けてさっきまでの落ち込みは何処へやら、元気良く先生が叫んだ。
おまけに、先ほどのお妙先生の行動を、勝手に自分の良いように自己解釈している。
「そうですかィ。そんならヅラ、今一度ミットを構えてくれねーかィ」
「ヅラじゃない。桂だ」
成らすように肩を回す沖田に注意を入れながら、未だに一度も沖田の球を捕球出来た事のないミットを桂が構えた。
それに従って、沖田が状態を低くして集中する。
63学園版うごぐら:04/05/09 23:41 ID:3lO14EC1
「流石総悟…凄まじい緊張感だな」
先生はバットを構えると、勝負を前に興奮してきたのか、男らしい笑みをして、
沖田から発せられるプレッシャーに身体を緊張させた。土方は、仕方なしに沖田から少し離れて、それを見守る。
「近藤先生、行っきやすぜー!」
そう叫んでから、タンッと砂を蹴って、先ほどと同じく、球を握った手を構えて状態を捻る。
先生は、汗でグリップが滑らないように、ぎゅっとグリップを強く握った。
「いっけぇー!超・沖田カーブ!!」
今時聞かないような、使い古されたネーミングと共に、
物理上有り得ない程の大きな弧を描いて、沖田から放たれた球が風を切る。
――ドゴン!!
「ギャァアァアァアァアア!!!」
「先生!!」
大きな弧を描いた球は、そのまま先生の尾骨にヒットした。あまりの痛さに、涙目で腰を突き出して校庭に這いつくばる。
「てめぇぇええ!!先生にまで何さらしてんじゃボケェエエ!!皆に影でゴリラって呼ばれてるけど一応先生なんだぞ!!ゴリラだけど!」
「うるせーなァ。そんなに先生が好きなら結婚すりゃいいじゃないですかィ!あ、ゴリラとじゃ結婚できねぇか」
再び掴みかかってきた土方にガクガクと揺さぶられながら、沖田が鬱陶しそうにあしらう。
口喧嘩しはじめた二人を尻目に、悶絶していた近藤先生がヒリヒリと痛む尻を抑えながらやっとの事で起き上がった。
「…総悟」
「あ、先生。どうです?尻毛薄くなりやした?」
「オメーそのためにわざわざケツに当てたのかよ!!」
狙って先生の尻に当てたのなら、それは凄い。
だが、いたずら心で無駄に抜群のコントロールを発揮するよりも、頼むから普通に投げてくれと土方が切に願った。
「総悟…俺が尻毛が濃い事で悩んでいるのを知って…」
「んな訳ねーだろ!!」
明らかに言い訳臭い沖田の言葉を、純粋な先生は真に受ける。
そんな先生に対してツバも飛ばんばかりに土方が沖田の言葉を否定した。
64学園版うごぐら:04/05/09 23:43 ID:3lO14EC1
「先生の仰るとおりでさァ。俺ァ恥ずかしがり屋さんだから。これが俺なりの優しさと気遣いってわけですよ」
「嘘つけぇぇえぇえ!!!お前のどこが恥ずかしがり屋さんでどこに優しさがあるんだよ!!寧ろもっと恥じらいと優しさをを持って欲しいぐらいだよ!!」
「嘘言っちゃいけやせん!沖田総悟の半分は優しさで出来てますぜ!」
「テメーはバファリンかァアァアァ!!!」
「そうだったのか…総悟、お前の優しさ、しかと俺の尻が受け取ったぞ!だがな一つ言わせて貰えば、勝負の時は普通、直球勝負だ。次から気を付けろよ」
「直球とかそういう問題以前だと思うんですが」
「わかりやした、先生。次からはタマキン狙いで行けばいいんですね!」
「「わかってねーじゃねえかァアァア!!!」」
同性とは思えないほど残酷な言葉を吐く沖田に、土方と近藤先生が同時に叫んだ。
桂は先ほどからその様子を、飽きれたように見ている。
暫くしてから、桂が先生のほうへと歩み寄ってきた。
「先生、さっきから気になってたんですが、注意しないんですか?」
そう言ってから、校庭の隅の方を指す。桂が指差した方を、先生と、沖田と、土方が見た。
――…「フンッ!フンッ!!」
気合マンマンにミントンラケットを素振りしている山崎を見て、先生は溜息をつき、
沖田は特に表情を変えず、土方は額に青筋を立てた。
反射的に、土方の足が動く。
「てめぇえぇえ山崎イィィ!!今は野球の授業なんだよォオオォオ!!ラケットじゃなくてバット振るえやァアァアァア!!!」
凄い形相で自分に突進してくる土方から、ギャァアァアと悲鳴を上げて山崎が逃げる。
追いかけっこを始めてしまった二人を見て、近藤先生が苦笑いをした。
「あーあー山崎可哀想になァ。ご愁傷様」
先生の隣で、沖田がさも可哀想にと言う風に、山崎を哀愁の目で見る。
追いつかれた山崎が、土方にマウントポジションを取られた所でチャイムが鳴った。



65学園版うごぐら:04/05/09 23:44 ID:3lO14EC1
「まあ、そんな感じだったなァ今日の体育は」
「ふーん」
日が傾き、校内はすっかり静まり返った放課後、沖田が授業中寝ていて貰い逃した資料を取りに、人気の無い雑務室に二人はいた。
教室の半分もない狭い部屋でごそごそと棚を漁る彼の後ろに、つまらなさそうに神楽が床にあぐらをかいている。
「いいなぁ、私も体育出たいアル。毎日曇りだったらいいのに」
どこか悲しげに、神楽が呟いた。沖田の棚を漁る手が一瞬止まって、そのまままた動き出す。
日に弱い神楽は、雨のときの体育館か、曇りの時にしか体育の授業に出られなかった。
身体を動かす事が大好きな神楽にとって、それが結構辛い。
それを可哀想に思い、神楽が体育に出られなかった日は、いつもこうして沖田がその日の体育の状況を話すのだ。
神楽は、沖田の話をいつも興味無さそうに聞いているが、やはり内心では結構嬉しい。
それに気付いているのかいないのか、やたらと熱心に沖田はいつも神楽を気遣い、話していた。
「ネーネー帰る前に勝負しよーよ、勝負。私も野球したいアル!」
沖田の予想通り、神楽が勝負を吹っかけてくる。彼は棚を漁る手を止めずに、そのまま口を開いた。
「神楽ちゃんとだったら野球より、野球拳がいいなァ」
聞いたことのない単語に、神楽が目をぱちくりさせる。
「ハ?ヤキュウケン?何ソレ、野球アルか?肉弾戦?」
沖田は資料を漁っている手を止めると、興味深々に尋ねてくる神楽の方へ向き直った。
振り返った顔が、お約束の『いやらしい顔』で、神楽が少し怪訝そうな顔をする。
66学園版うごぐら:04/05/09 23:46 ID:3lO14EC1
「まぁまぁ、まだ何も言ってないじゃないですかィ。野球拳ってのは――…」
「言うな。どーせロクでもない事ナンダロこのヨゴレが!」
沖田の言葉を、神楽が遮る。先手を取られて、あえなく彼が口をつぐんだ。
だが、黙ったら黙ったで二人共沈黙してしまい、懲りずに沖田が口を開く。
「人の話は最後までお聞きなせえって。いいですかィ?野球拳ってのはなァ」
「…」
喋り出した沖田を、黙ったまま神楽が見据えた。今度は遮られないなと思い、そのまま沖田が続ける。
「じゃんけんして、負けた方が服を脱いでいく遊びなんでさァ」
「んな馬鹿な遊びある訳ネーダロ」
間髪居れずに神楽が反論した。まぁ、知らない人に話した所で通じるような内容じゃあないわな、と沖田が思う。
それに、神楽の話を聞く限り、どうやら母国は性の事に関しては、結構厳しいらしい。
元々嘘が多いい沖田の発言を、神楽は勿論周りの誰もあまり信用してないし、それではますます信じない事だろう。
「それが本当にあるんだなァ。そんなに疑うんなら周りに聞いてみればいいじゃないですかィ」
「たとえマジだとしても私はヤラネーヨ」
神楽の言葉に、チッと沖田が舌打ちをした。
暫く沈黙が続いてから、また、沖田がその沈黙を破る。
「…コシヒカリ3キロ」
「秋田小町5キロ」
流石は庶民派神楽、間髪入れずにコシヒカリよりも秋田小町をチョイス。
少し沖田は考えてから、『わかった』と返事した。
「ただし、神楽ちゃんが勝ったらなァ」
「じゃぁやらない」
おいおいおい、と沖田が珍しく顔を歪める。
「…今なら梅干10粒入りをセットで」
「やる!」
土方さんも扱いやすい人だが、神楽ちゃんも神楽ちゃんで扱いやすいなァ…と沖田が心の中で思った。
67学園版うごぐら:04/05/09 23:47 ID:3lO14EC1
さっきまで不機嫌そうにしていた彼女は、もう勝つ気マンマンで意気揚揚としている。
とりあえず、扉―はあらかじめ閉めてあったので、窓のカーテンをシャっと閉めて外から見えないようにした。
「えーっと…歌うのめんどくさいなァ…いいや省略で」
「何をぶつぶつと言ってるアル」
「ん?まあ何でもないでさァ。いいかィ神楽ちゃん、『アウト、セーフ、ヨヨイノヨイ!』でじゃんけんだからなァ」
「オゥヨ!任せとけ!」
ばっと二人が、仁王立ちする。その場の雰囲気が、一瞬にして変わった。
戦う前の時のような、ピリピリとした空気が広がる。二人共真剣そのものだ。
「行きやすぜ神楽ちゃん!アウト!セーフ!ヨヨイノヨイ!」
ポン、ポン。
バッと神楽がグーを出してから、ワンテンポ遅れて沖田がパーを出す。
ゴツンッ!
「あだっ」
「後出ししてんじゃねーよカスが」
神楽が出したグーの手で、そのまま沖田は殴られてしまった。
怪力の手で殴られて、ヒリヒリと痛む脳天を沖田が痛そうにさする。
そうしながらも、もしかしてチョキだったら目潰しされてたのかなぁと冷静に沖田が思った。
「でも、負けは負けですぜ神楽ちゃん」
「無効に決まってんだろクソが。そこまでして勝ちてえのかよエロショタが!」
屁理屈を言う沖田を一喝して、神楽がギラリと睨みつける。
睨まれた本人は、つまらなさそうに口を尖らせると『へいへいわかりやしたよ』と返事をした。
「そんじゃぁ気を取り直して、アウト!セーフ!ヨヨイノヨイ!」
神楽がパーを出して、沖田がチョキを出す。
負けた神楽が、チィッと舌打ちをした。それに対して、沖田がにたっと笑う。
「さーさ神楽ちゃん、脱ぎなせえ」
「…シャーネーナ」
負けは負け、それを認めた神楽が、上履きと靴下を脱ぎ始める。
「ちょっと待った!靴下だけは反則ですぜ」
沖田の言葉に、神楽が怪訝そうに顔を顰めた。
68学園版うごぐら:04/05/09 23:49 ID:3lO14EC1
「じゃあ、これも」
とりあえず、ビンゾコ眼鏡を取ってからセーラー服のスカーフも取る。
あっても無くても良いような小物過ぎて、沖田が腑に落ちないように眉を寄せた。
それを見た神楽が、仕方なしに自分の頭についている髪飾りに手を伸ばす。
―パサリ
桃色のサラサラな髪が、重力に従って神楽の首筋に落ちた。
前髪を見る限りストレートなのだろうが、結わいていた為に癖がついている。
神楽は、普段でも黙ってさえいれば中々に可愛いのだが…
今は癖のついた髪が、その神楽を一層可愛く引き立てるようにウェーブしていて、思わず沖田が生唾を飲んだ。
『狭い部屋に二人っきり、それも学校』の時点で既にムラムラしていた沖田は、
思いがけない自体に早くも下半身が窮屈そうにしている。
「小物グッズ4点セットと言う事でヨロシ?」
「…わかりやした」
神楽が、小首を傾げながら沖田に問い掛けた。
見惚れていた為に反応が遅れた彼が、はっと我に返って俯く。
「そんじゃあお次行きやすか!アウト!セーフ!ヨヨイノヨイ!」
今度は、神楽がパーを出して、沖田がグーを出した。
負けた沖田が、苦い顔をして、神楽が、フフンと機嫌を取り戻す。
「男が脱いでも誰も喜ばないってのになァ」
文句を言いながら、沖田が学ランを脱ぎ捨てた。
カジュアルで着易い、若者向けメーカーのTシャツの淡い赤が、沖田の幼いながらも良く整った顔に合っている。
「そっち系の人には受けるんじゃネエノ?」
神楽の言葉に、沖田が顔色を変えた。
「冗談も程ほどにしてくだせぇ。俺にはそっちの趣味はありやせん」
少し怒ったように言った沖田の様子に、やっぱモテるのか、と神楽が悟る。
身長は並みながらも、よく言えば美形、悪く言えば女顔、それもかなりの。
オマケに鍛えてはいるものの肉付きがあまり良くなく、線も細いときた。これでは男にモテてしまうのも仕方無いだろう。
思いがけず沖田の弱みを握れて、少しかわいそうだが最終手段として覚えておこう、と神楽が心の中で思った。
69学園版うごぐら:04/05/09 23:51 ID:3lO14EC1
「まぁ、気を取り直して次行きやすか。アウト!セーフ!ヨヨイノヨイ!」
神楽がチョキ、沖田もチョキ。
「あいこでホイ!」
あいこを予想していなかった神楽が、慌てて握り拳を出した。
それを予想してか、自信タップリに沖田がパーを出す。
「はーい、さーささーさ脱ぎなせえ〜」
「オメーは宴会で酔っ払ったオヤジか!」
ニタリと笑いながら神楽が脱ぐのを沖田が煽る。
それに皮肉を吐きつけてから、がばっと神楽がセーラー服の上着を脱いだ。
神楽の真っ白い肌が、うさぎのプリントがあるピンクのスポーツブラと共に露になる。
いつもとは違う、解いた髪に、上半身はスポーツブラだけで、下半身は真っ黒い折目つきスカート。
もう駄目かも、と心の中で沖田が思った。
だが、―男たるもの一度勝負を挑んだら引かん!!―との近藤先生の台詞を思い出し、とりあえず勝てばこっちのもんだから落ち着け、と自分の心を抑える。
―勝負の時は普通、直球勝負だ。―
パニックに陥りそうな頭の中に、もうひとつ近藤先生の言葉を思い出す。
直球勝負…
直球…直球……
「ちょっと俺トイレ行ってきやす」
「マテ」
くるりとドアに向かって身を翻した沖田の襟を、神楽がガッシリと掴む。
「大?小?」
「カルピスの方」
恥じらいも無く即答した沖田の後ろ頭を、スパンと神楽が叩いた。
諦めたように振り返った沖田が、またじゃんけんの構えをとる。
「行きやすぜー!アウト!セーフ!ヨヨイノヨイ!」
神楽がチョキ、沖田がグー。
「…」
いよいよ神楽は恥ずかしくなってきたのか、絶句しつつもスカートのチャックを下ろし、パサリとそのまま下ろす。
ふと沖田を見ると、何故か彼もカチャカチャとベルトを外し始めていた。
70学園版うごぐら:04/05/09 23:52 ID:3lO14EC1
「オメーは脱がなくていいんだヨ!!」
三度目になるドツキを、彼の頭に入れる。
神楽にどつかれて、チッと舌打ちすると沖田はベルトから手を離した。
まともに神楽を見てみると、スポブラとお揃いの、うさぎパンツが可愛くて頭から理性が吹き飛びそうになる。
「さーそろそろ盛り上がってきやしたー!アウト!セーフ!ヨヨイノヨイ!」
神楽がパー、沖田がグー
此処に来て負けかよ!と沖田が自分の手を見詰めた。
まあ早く進めればいいのか、とそわそわと落ち着かなそうにしている神楽を視界の端に捕らえながら、沖田が思う。
Tシャツにトランクスは、個人的にカッコ悪そうだと思ったので先にTシャツを脱いだ。
初めて見るわけでは無いが、沖田の細いが薄くは無い、少なくともそこら辺の男どもよりは鍛えていると思わさせられる沖田の上半身が露になり、神楽は、自分の体の中が彼を求めて熱くなるのを感じた。
ラストスパートに突入し、着ている服の枚数が少なくなると一緒にお互いの会話の回数が減っている。
真面目なような、滑稽なような、どこか不思議な空気が二人の間を漂った。
「行きやすぜ!アウト!セーフ!ヨヨイノヨイ!」
神楽がパー、沖田がチョキ。
負けた神楽が、脱がなきゃ駄目?と半場助けを請うようにガラにも無く困った顔で沖田を見た。
71学園版うごぐら:04/05/09 23:53 ID:3lO14EC1
既に息を浅くしはじめている沖田が、目つきを変えて神楽の行動を促す。
逃げられないと悟った神楽が、少し悔しそうに歯を食いしばりつつ腕を交差させて、スポブラに手をかけた。
生唾を飲んでいる沖田の前で、そのまま手を上に擦りあげる。
プルンと、小さな胸が露になったのを見て、沖田の中で理性の切れる音がした。

―ダンッ

神楽が脱いだスポブラを投げ捨てると同時に、沖田が神楽を壁に押さえつける。
壁に押さえつけられた衝撃によって乱れた髪が、顔に張り付いた。
その髪を払う事も無く、突如豹変した沖田を不思議そうに、無邪気に神楽の瞳が覗く。
見上げて来る、可愛らしい神楽の大きな瞳が自分だけを写していて、沖田はきが狂いそうになる。
「総…悟?」
「ごめん、神楽ちゃん。俺、我慢できやせん」
沖田の言葉に一瞬神楽の瞳が揺れたと同時に、彼は深く、深く神楽に口付けを落とした。




続く
72学園版うごぐら:04/05/09 23:54 ID:3lO14EC1
既に息を浅くしはじめている沖田が、目つきを変えて神楽の行動を促す。
逃げられないと悟った神楽が、少し悔しそうに歯を食いしばりつつ腕を交差させて、スポブラに手をかけた。
生唾を飲んでいる沖田の前で、そのまま手を上に擦りあげる。
プルンと、小さな胸が露になったのを見て、沖田の中で理性の切れる音がした。

―ダンッ

神楽が脱いだスポブラを投げ捨てると同時に、沖田が神楽を壁に押さえつける。
壁に押さえつけられた衝撃によって乱れた髪が、顔に張り付いた。
その髪を払う事も無く、突如豹変した沖田を不思議そうに、無邪気に神楽の瞳が覗く。
見上げて来る、可愛らしい神楽の大きな瞳が自分だけを写していて、沖田はき気が狂いそうになる。
「総…悟?」
「ごめん、神楽ちゃん。俺、我慢できやせん」
沖田の言葉に一瞬神楽の瞳が揺れたと同時に、彼は深く、深く神楽に口付けを落とした。




続く
73うごぐLOVE!の人:04/05/09 23:56 ID:3lO14EC1
ぜぇぜぇ前振り長!無駄に長!
最後二回投稿しちゃってごめんなさい…_| ̄|○
書く度にだんだんキャラがかけ離れていきますが、大目に見てやって下さい_|\○_
74名無しさん@ピンキー:04/05/10 01:15 ID:Z9nwUxaN
お、新しいSSキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!!!
神楽が日に弱いって設定を上手く活かしていて感心しました。
台詞回しも面白いし、キャラもよく掴んでいますねー。
何より青臭い純愛物っていうのが、もうたまりません!
まじで うごぐLOVE!氏のSS読んで、沖田神楽も良いなと思いますた。
続きもマターリと待っておりますので、マターリとお書きください。
75名無しさん@ピンキー:04/05/10 10:45 ID:hm6CAYQ0
オツカレー。
赤丸ネタですね。
76名無しさん@ピンキー:04/05/10 18:25 ID:BEl8Rwtz
この流れであえて言ってみる。
エリザベスハァハァ。
77名無しさん@ピンキー:04/05/10 18:34 ID:vt5Pc8gI
便乗して言ってみる。
土方とお妙さん とか、近藤とお妙さん キボンヌ。
美人なら紹介しろと言ってたし、銀魂の土方も
女好きそうなので、面白がってちょっかい出しそうな予感。
78名無しさん@ピンキー:04/05/11 00:40 ID:rwg45D9F
んじゃ更に便乗して銀時とお妙さんキボンヌ

何かエロい、糖尿とゴリラに育てられた女だというのに
何だかよくわからないエロさを感じる
79うごぐLOVE!の人:04/05/11 06:24 ID:djURYJc+
更に更にキャサルィンキヴォンヌ!

皆様おはようございます。
どうやら私遅筆じゃなかったぽです…一時のテンションに身を任せて出勤前に仕上げてしまいました、
なのでお妙さん派の方が多いなか肩身が狭く大変申し訳ないのですが、学園うごぐらの続きを投稿させて頂きます。
例によって妄想が激しいので…以下略>60
ちなみに余談ですが、長さはメモ帳で前半が19KB、後半が18KB分です。足して37…
前作のうごぐらで21KBだったのでかなり自分としては頑張ったかと思います。(´・ω・`)チカレターケド、タノシー
それでは、うごぐLOVE!イキマース!

>74
お褒めの言葉、大変ありがとうございます(*´Д`*)ウレシハズカチー
青臭い純愛もの、大好きでして…今回も恐ろしく爽やかというかなんというか…
私の拙い文でも、沖神に興味を持って頂けて光栄です。頑張った甲斐がありました!
そんな訳で折角マターリと仕上げろと言って下さったのに、もう書いちゃいました…テヘヘ
今回も読んでいただければ幸いです。それでは

80学園版うごぐら(後半):04/05/11 06:40 ID:MmT8nUGM
突然の沖田のキスに、神楽の鼓動が高鳴った。
噛み付くような、激しいキス。彼の舌が、神楽の口内を掻き回す。
そうしながら、沖田が発情した犬の用に下半身を擦り付けてくる。
息苦しくて、逃げようとしても頭を沖田の手によって引き寄せられ、逃げる事が出来ない。
未だに唇の触れ合うだけのキスでも硬直してしまう彼女が、その行為についていける筈もなく、体の力が抜けてしまう。
その神楽を支えるように、力の抜けてしまっている彼女の腕を取り、自分の首の後ろに回させてやった。
裸同士の肌が強く擦れ合い、互いに熱を上昇させていく。
「んんっ…ふ…」
苦しそうに、キスの合間に神楽がくぐもった声を漏らす。
静かな教室に、二人の荒い呼吸と、ぴちゃぴちゃと舌同士の触れ合う音だけが響いた。
反響するその音に、二人の興奮が煽られる。沖田の行動に戸惑っていた神楽でさえも、やらしい気分に陥り始めた。
「んっ…!」
キスを続けたまま、沖田の手がいやらしく神楽の胸を弄る。
耐え切れずに、神楽は彼の首の後ろで組んだ手を、ぎゅっと自分に引き寄せた。
少し寂しそうに沖田が口を離して、余韻を残すようにチュッと神楽の唇に軽くキスをすると、頭を神楽の肩に預ける。
自分に密着してくる熱い体と、背中の冷たい壁、自分の首筋を掠める浅くて熱い呼吸に、いやらしく胸を弄ってくる手、
そして何より――…普段は殴りあいで愛情を確かめている二人が、誰も思いもしないような痴態を、
それも学校で行っている事を思い、ぶるっと神楽が身を振るわせた。
「寒い?」
「熱い」
神楽の肩に顔を埋めたまま、身震いをした彼女を気遣い、沖田がかけた言葉に、神楽が即答する。
現に、沖田に触られて彼女の身体はどんどん熱くなり、顔や、耳まで赤くして火照ってきている。
その熱を更に高めるように、彼は胸を弄っていた手を止め、指で乳房の尖端の周りを撫で始めた。
もどかしい感覚にぎゅっと沖田の頭に頬を寄せてから、蒸気し、浅くて苦しい息を少しでも和らげようと顎を上に向ける。
81学園版うごぐら(後半):04/05/11 06:42 ID:MmT8nUGM
「…はぁっ…」
すっかりと尖り、主張しているのに、いつまでもその尖端を触ってくれなくて燻り続ける体の熱を吐き出すように、熱い溜息を神楽が吐いた。
それを聞いて満足したのか、やっと沖田の指が尖端を摘む。
彼はそれと同時に、口が寂しくなってきたのかペロっと神楽の鎖骨を舐め上げた。
「ひゃぁっ」
乳房の先と、同時に襲ってきた沖田の舌の感触に、神楽が擽ったそうに身を縮こめる。
もっと鳴かせようと、摘んだそれを、クリクリと弄くり始めた。
「…ゃっ…やぁっ…」
堪らずに真っ赤に顔を染めて、控えめに、神楽が切ない声を零す。
「もっと、可愛い声聞かせてくだせぇ…」
乳房の先を弄くる手は休めずに、神楽の耳元で囁いた。
耳元で囁かれた、高目のハスキーボイスが色っぽくて、神楽がまたぶるっと身体を震わせる。
顔を真っ赤にして目を閉じている神楽が可愛くて、焦るように彼の手が胸を離れ、下へと降りていった。
そのまま彼女の下着の中に手を滑り込ませ、快感にひくついている恥丘を掻き分けて中心に指を這わせると、
ぬめぬめとした液体にソコが満たされているのを知って沖田の口元がニヤリと引きあがる。
「指、入れていいですかィ?」
本当は聞かないでとっとと突っ込みたい所だが、一応彼女に確認を取る。
返事を求めるように神楽の肩から顔を離して、彼女の顔を覗き込んだ。
見詰められて彼女が、切なげに眉尻を下げて、ふるふるっと首を横に振る。
「やだ」
あぁ…そんな可愛い顔と甘い声で誘われたら、我慢できなくなるじゃないですかィ…
今の神楽の反応がドツボにハマリ、我慢しきれなくなった沖田の手がゆっくりと動き始めた。
途端に腰を跳ねらせて、沖田の手を止めようと股をきつく絞める。
「やだってば、止めるアル」
「神楽ちゃんの此処は、欲しいって言ってるのに?」
彼の行動を咎める神楽の言葉を嘲笑うかのように、チュクチュクと、ワザと音を立てるように指の先だけを器用に動かした。
我慢できずに、「あっ」と神楽が喘ぎ声を漏らす。
82学園版うごぐら(後半):04/05/11 06:43 ID:MmT8nUGM
「ほら、こんなに濡らしちまって…素直になりやせぇ」
沖田の言葉に、元々赤くなっていた顔を更に赤くして、先ほどよりも大きく首を横に振った。
「違うもん…それは、汗アル」
口を少し尖らせて、屁理屈を垂れた神楽を可愛いと思いつつも、沖田が俯いて溜息をつく。
大人しくなってしまった沖田を少し可哀想と思ったのか、一瞬神楽が股を緩めたのを彼は見逃さなかった。
「ひゃっ!やだぁっ…!!」
突然、揃えた指を恥丘に平らに沿えて力任せに押し付けられて、堪らずに神楽が声を上げる。
神楽はその行動を何度も繰り返されて、「あっ!あっ!」と細かく喘ぎ声を出し続けた。
全身の力が抜けて、沖田の身体にしな垂れかかる。彼の手の動きに合わせて、ガクガクと神楽の体が揺れた。
「なァ…俺たち、初めてチューしてからどれぐらいたちやした?」
ガクガクと揺さぶられながら、沖田の言葉を白くなりかけている頭で必死に整理する。
「あっ…っ1ヶ月…くらい…っ」
息を荒げながら、必死に神楽が彼の質問に答えた。
「1ヶ月かァ…なげぇなァ。俺、結構我慢しやしたよね?」
沖田の言葉に、神楽は彼の肩に顔を埋めて、荒い呼吸を繰り返しながら、彼の肩に顔を擦りつけるように首を横に振る。
「まだ俺に我慢しろと言うんですかィ…健康な男児が一ヶ月もソフトタッチまでで我慢して待ったんですぜ?一ヶ月」
最後の、『一ヶ月』に合わせて手を大きく動かした。沖田の荒い手の動きに、一際高く神楽が喘ぎ声を上げる。
「もう駄目だ…最近じゃァ、夢の中まで神楽ちゃんが出てきて、俺を誘うんだ…けど、抱かせてくれねェ…。もう、駄目だ。俺、おかしくなっちまう」
神楽の女陰を圧迫する手は休めずに、片手で彼女を強く抱いた。珍しく切羽詰った沖田の態度に、喘ぎながら、心を動かされる。
83学園版うごぐら(後半):04/05/11 06:45 ID:MmT8nUGM
ふと、決心したように神楽が顔を上げて、沖田の耳元で囁いた。
――総悟が、欲しいヨ…――
彼女の言葉に、目を見開いて手の動きを止める。
「俺に、同情してるんですかィ…?」
やっと下半身に与えられつづけた刺激が止まり、恥丘を引きつらせながら肩で呼吸を整え、
沖田の言葉を否定するように、フルフルと首を横に振った。
「欲しいヨ…体が…熱いアル…」
沖田の肩に顔を埋めて、上擦った声で彼を誘う。
「楽になりたいんですかィ…?」
神楽が、だるそうに、ゆっくりと顔を上げて沖田と視線を合わせた。
汗で髪の毛が顔に纏わりついていて、乱れている様子に興奮を掻き立てられる。
自分を見上げてくる瞳は潤んでいて、それに誘われるように、彼女を抱く腕に力を込めた。
「総悟と…一緒に、気持ち良くなりたいヨ…」
今にも消え入りそうな、切ない声で求められ、彼の下半身が熱く滾る。
胸にまで昇ってきたそれを、堪えずに、彼女の唇へと落とした。
先ほどの噛み付くようなフレンチキスとは違い、優しく、彼女を愛しむような
甘い口付け。
とろけてしまいそうな感覚に、嬉しそうに神楽は目を瞑った。
それから、思い出したように、彼の指が動き始める。
「あっ…」
彼女のソコが、再びじんわりと愛液で濡れてきた。
助けを請うように、自分にしがみ付いてくる彼女を愛でるように、唇、頬、鼻、と顔全体にキスを落としていく。
そして彼は、神楽の中心で動かしていた指を、女陰へと潜らせる。
圧迫感に襲われて、逃げるように神楽が腰を浮かし、固く目を瞑って沖田にしがみ付いた。
84学園版うごぐら(後半):04/05/11 06:47 ID:MmT8nUGM
彼女の恥部が固く絞められたまま硬直して、彼の指を強く締め付ける。
指一本入れただけでも異物を吐き出すように締め付けてきた上に、神楽は生まれつきの怪力なのだから
、勿論女陰も、普通の女性とは比べ物にならないくらいに締め付けが強いという、当たり前の事実を沖田は予想していなかった。
密かに3年Z組の裏番長で、怖い物なしの彼とはいえ男としての部分が使い物にならなくなるのは怖い。
最悪の事態を想像して嫌な汗が出たが、それでも彼の男根は、彼女を愛したいと主張しつづけていた。
何せ一ヶ月も愛したくて愛したくて仕方が無かったのだ、折角のチャンスなのに、今更引けない。
「大丈夫だから、力を抜きなせぇ」
神楽を抱いていた手を上にずらし、彼女を安心させるように優しく頭を撫でてやった。
神楽はこくんと俯くと、なるべくリラックスしようと試みる。
ほんの少し彼の指が自由になり、ゆっくりと抜いてから、また彼女のそこに指を入れる、という行動を繰り返し始めた。
愛液で溢れているそこは、彼女が力さえ入れなければ滑りはいい。
「あ…」
何度も繰り返されて慣れてきたのか、圧迫感に顰めていた神楽の顔が、うっとりとした物へと変わってきた。
「指、増やしますぜ」
ご丁寧にも告げてから、抜き差しする指を一本増やす。
指を増やされて、また先ほどのように顔を顰めて、神楽が腰を浮かした。
一瞬締め付けられるものの、神楽はすぐ力を抜いたので、また先ほどと同じように、抜き差しを再開する。
「あっ――!」
二本目も慣れてきて快感を感じたのか、神楽が上擦った声を出した。
そしてまた、呼吸が浅く、早くなっていく。
沖田は、なるべく彼女のそこを慣らそうともう一本指を増やそうと思っていたのだが、彼女のその反応を見て耐え切れなくなってしまった。
一刻でも早く彼女を愛したいと、彼の下半身が窮屈そうに解放を求める。
「ひゃっ!?」
じゅぷっと一気に二本の指を女陰から引き抜くと、そのまま手を下着にかけて、引きずり落とした。
沖田は神楽の片足を持ち上げると、器用に下着を脱がさせる。
愛液でぐちゃぐちゃに濡れた下着は、通っている片足に沿って床に落ちた。そして、持ち上げた彼女の足を自分の腕にかけさせる。
85学園版うごぐら(後半):04/05/11 06:48 ID:MmT8nUGM
焦るように、器用に片手でベルトを外してから、彼が自身の男根を取り出した。
髪と同じ、色素の薄い茂みから天井に向かいそそり立っているそれを見て、期待と不安に、神楽の鼓動が高鳴る。
「入れますぜ」
とろとろと愛液を漏らす彼女のソコに、彼自身をあてがう。
不安そうにこくっと彼女が頷いたのを確認してから、腰を押し進め始めた。
ぎゅっと、彼の首に神楽がしがみ付く。
「…っ」
まだ先の先が入口に侵入しただけなのに、早速追い出そうと、キツイ締め付けが彼を襲う。
あまりの力に、沖田が顔を顰めた。
「神楽ちゃん…息、吐いて…力抜いて…」
苦しそうに言った彼の言葉に神楽が頷くと、ふぅーっと神楽が息を吐く。
その瞬間に、彼がまた少し押し入る。
「痛っ…!」
俺も凄く痛い、と言う言葉を飲み込んで、神楽の頭に添えている手動かして、頭を撫でてやった。
沖田に撫でられて少し痛みが紛れたのか、神楽の身体から緊張が解ける。
内壁が少し緩んだのを見計らって、彼が今度は一気に彼女を貫いた。
「痛ぁっ…!!」
つーっと、結合部分から血が流れてくる。
愛する彼女の処女膜を破ったという悦びに浸る間も無く、本当に潰れてしまうのではないかと思う程、強烈な締め付けが彼を襲う。
「痛いアル、痛いアルー!」
ぎゅーっと沖田に強くしがみ付いて、がむしゃらに彼の男根を締め付けた。
あまりの痛さに込み上げて来る涙を、互いに我慢する。
86学園版うごぐら(後半):04/05/11 06:49 ID:MmT8nUGM
「…力入れてると、余計痛いですぜ…大丈夫だから」
そう言って、また彼女の頭を優しく撫でてやる。
我慢できずに溢れてきた涙を、神楽はぽろぽろと彼の首筋に落としながら、大きく息を吐いた。
強すぎる締め付けが和らいで、ほっと沖田が胸を撫で下ろす。
神楽も、段々と慣れて来たのか、自分の中で熱く脈打つ彼を感じて、痛さで引いていた熱が再び上がっていく。
「総悟、凄く熱いアル…」
「神楽ちゃんも」
お互いに、顔を見合わせた。
さっきまで泣いていた為に潤んでいる瞳に、沖田は吸い込まれそうな錯覚に陥る。それから、ちゅっと神楽の唇に口付けをした。
「動いてもいいですかィ?」
「…うん」
やや間が開いてから神楽が返事をして、沖田が、腰を動かし始める。早く彼女を狂わせてしまいたいという気は山々だが、ゆっくりと、腰を上に向かって打ちつけた。
「…っ!」
途端に鈍い痛みを感じて、神楽が顔を顰める。
「大丈夫ですかィ…?」
「慣れれば大丈夫アル…総悟は?」
「俺も大丈夫」
そっか、と小さく神楽が言ったと同時に、また彼が腰を動かした。
声を抑えて、痛そうに顔を顰める神楽の様子を見つつ、彼がゆっくりと、今度は続けて腰を動かす。
段々と気持ち良くなってきて、沖田の呼吸が浅くなってくる。
「あっ…ああぁっ…」
神楽も、痛さより快楽が勝ってきたのか、上擦ったような声を漏らした。それを合図に、我慢の限界だった彼が遠慮なしに突き上げ始める。
「ひゃあぁあぁっ…!!」
今までに感じた事の無い、下半身に電流が走るような刺激を受けて、足の指の先までがピーンと伸びる。
やっと、聞きたかった彼女の快楽による叫びを聞けて、彼の口元が満足げに緩まった。そのまま、何度も何度も彼女を突き上げる。
87学園版うごぐら(後半):04/05/11 06:50 ID:MmT8nUGM
狭い部屋に、二人の荒い呼吸と、結合部分から溢れるいやらしい音と、神楽の気が狂ったように叫ぶ喘ぎ声が響いた。
「あぁぁあぁっ…やぁあっーー」
彼から攻め立てられる度に、甘い叫び声が漏れて、快感に身をよじらせる。
何度想像して、恋焦がれただろうか――神楽が今、自分の手によって乱れている…
今の状況が現実だということが信じられなくて、沖田は半場すがるようにして喘いでいる神楽の頭を引き寄せると、唇を合わせ、そのまま舌を絡めた。
「んーーーっ…」
顔を真っ赤にして、苦しそうに神楽が沖田の口内へと叫ぶ。
それさえも誘われているような気がして、沖田は腰の動きを早めた。
段々と、頭の中が真っ白になっていく…。
「んんーっ!!んーーー!」
苦しそうに、肩を使って神楽が息をする。
二人の激しい動きに、カツッと時々互いの歯がぶつかった。
けれど彼はそんなのおかまいなしに、神楽の舌を吸ったり、息を吹いたりしながらも、絶頂に導くように攻め立てる。
「んーーーっ―――…!!」
ぎゅうっと神楽が沖田の首に回す手を力強く引き寄せて、びくびくと彼の男根をきつく締め付けてから、達してしまった。
その締め付けに、彼が熱い物を彼女の中へと放出する。
一通り放出し終えてから、名残惜しそうに神楽から自身を引きずり出した。
「…っはぁっ…はぁっ…」
壊れてしまった人形のように全身の力が抜けて、肩で大きく息をする神楽を抱き寄せてから、そっと床に横たわせる。
自分もごろんと神楽の横に転がって、ほどよい疲労感と開放感に身体を落ち着かせた。
88学園版うごぐら(後半):04/05/11 06:51 ID:MmT8nUGM

「総悟」
名前を呼ばれて、天井に向けている体はそのままに、顔だけを神楽に向ける。
「大好きアル」
不意をついた始めて聞くその言葉に、情けなくも内心泣きたくなった。
「俺も、神楽ちゃんが大好きですぜ」
いとおしくていとおしくて、横にある神楽の身体を、強く抱きしめる。
安心したように、神楽が彼の胸に顔を摺り寄せた、と
――ガスッ!!
思い出したように、神楽が彼の腹に拳を入れた。
突然の攻撃に対処できずにおもいっきり喰らってしまい、神楽を抱きしめていた手を解いて沖田が腹を押さえる。
「なんですかィいきなり!いくら相手が馬鹿だからってやって良い事と悪い事があるってもんでさァ!」
「馬鹿だと自覚しなくてもいーから中出しスンナ!」
あ、と沖田が彼女の真っ白い太ももを伝う白濁液を見る。
「俺たちの子供絶対可愛いだろうなァ」
「話が飛躍しすぎなんだよクソが!」
ゴツッと、今度は胸元に頭突きを入れられて、沖田が咳き込んだ。
暫くそのままごろごろと寝転んでから、どちらかともなく帰り支度を始める。
ポケットティッシュやハンカチなどを互いに持たない性分なので、棚にあった藁半紙で処理をするという暴挙をしてから、
適当にゴミ箱に突っ込んで二人仲良く手を繋ぎ、自転車置き場まで歩いて行く。
ギクシャクと蟹股で歩く神楽を見て、「大丈夫?」と聞くと、「立ち乗り、出来るアルかなぁ」と不安そうな声が帰ってきた。
「結わくのめんどくさい」と下ろしたままの神楽の髪を梳くようにして、頭を撫でる。
普段は二人乗りの荷台で神楽は、股をおっぴろげて豪快に座っているもんだから立ち乗りは慣れていない。
たまに自分が漕ぐと言い出して、猛烈なスピードで神楽が漕いで沖田が荷台に座るのだが、
あまりの車輪の回転速度の速さにブレーキが利かず、いつも後ろの彼が自らの足で平然とブレーキをかけるのだ。
89学園版うごぐら(後半):04/05/11 06:52 ID:MmT8nUGM


「気持ちいいアル〜」
さっきまでの不安は何処へやら、気持ちのいい夜風を受け、長めの髪をなびかせながら沖田の後ろで神楽が言った。
「気持ちいいなァ」
静かに自転車を漕ぎながら、神楽と同じように、自分も冷たい風の感触を楽しむ。
誰も通らない静かな土手に、彼の自転車の電灯の、ジーコジーコという音だけが聞こえた。
暫く二人共沈黙してから、神楽が前を指して少し大きめな声を出す。
「もっとスピード出すアル!いっけぇー総悟!」
「よっしゃー任せときなせぇ!しっかり掴まってろィ神楽ちゃん!」
立ち漕ぎで、ぐんぐんとスピードを上げていく。
後ろで、楽しそうに神楽が笑った。
沖田は、神楽と一つになれた悦びを、今再び噛み締めていた――…。
90学園版うごぐら(オマケ):04/05/11 06:54 ID:MmT8nUGM
「土方さん、行っきやすぜー!」
今日が数ヶ月前の日曜日ならば、ナージャが踊りだした頃。
けれど生憎平日なので、3年Z組の生徒は、体育の授業中。
「よし!決めるぞ!!」
春の日差しが暖かく校庭を照らしつつも、まだ横風は少し冷たい。
その校庭の真ん中で、ジャージを膝まで括り上げている少年、沖田が土方に向けて走りながらボールをパスした。
そのボールを器用に足で受け止め、土方が近藤先生の守るゴールに向かってシュートしようと足を上げる。
「いっけぇ土方さん!剃刀シュート!!」
「無理にきまってんだろーがァアァアァ!!!」
沖田の言葉に動揺してバランスを崩し、土方が反論を叫びながらのシュートは、あえなく近藤先生に簡単に取られてしまった。
「あーあー何やってるんですかィ!折角のチャンスだったってのにまったく!もうどうしようもねえ程土方さんは運痴だなァ」
「テメーが変な事言うからだろうがァアァアア!!!大体常人が剃刀シュートなんて出来る訳ねえだろ!!いい年こいて漫画に影響されてんじゃねえよ!!つーかその略し方やめろっつってんだろ!」
キャッチしたボールを近藤先生が遠くに向けて蹴り、それを沖田と土方のコンビが口喧嘩しながら追う。
全速力で走りながらも、息切れもせずに大きな声で土方が叫ぶ。
「無理じゃねえさ!トシちゃんならやれば出来る!!」
「オメーは何処のママだよ!トシちゃんとか言うんじゃねエェエェ!!お袋にも呼ばれた事ねーよ!!」
いつもよりテンション高めに、嫌に真面目顔で言った沖田の言葉に土方が叫んだ。
「おーいお前等!いつまでも言い合ってるんじゃない!」
ゴールから、口元に両手を添えてこちらに叫ぶ近藤先生の声が飛んできた。
やっとボールに追いついて立ち止まり、すいませーんとやる気なさげに二人同時に先生に謝る。
それから、沖田は転がっているボールに足をかけると、両手を腰に当て、びしっと胸を張り近藤先生の守るゴールを見据えた。
91学園版うごぐら(オマケ):04/05/11 06:56 ID:MmT8nUGM
「そんじゃあ次はツインシュート行きやしょうか」
「無理」
「じゃあスカイラブハリケーンでいいや。飛べ!土方さん!」
「もっと無理だろーがァアァア!!しかも俺が飛ぶ方かよ!!!」
「いいから黙って飛んでくだせぇよ。まったく最近の土方さんはワガママだなぁ。しまいにゃ俺怒りますぜ!」
「黙れぇぇえ!!怒りたいのはこっちだァアァア!!大体あんな低空飛行なんざ人間が成せる技じゃねえんだよ!!無理!不可能!!」
「無理じゃねぇ!トシちゃんは不可能を可能にする男よ!自分を信じなせぇ!」
「親馬鹿の真似も程ほどにしろよ!!トシちゃん言うなっつってんだろーがアァアァ!!信じても出来る事と出来ない事があるの!!サンタさんはいないの!!」
土方の言葉に、今まで真顔だった沖田が、眉間に皺を寄せる。
「嘘言っちゃいけやせん!サンタさんは必ずいやす!俺たちの心の中に」
「勝手にサンタさん故人にしてんじゃねェエェエェエ!!」
「お前等真面目にやれって言ってんだろーがァアァア!!」
いつの間にやらこちらに移動してきた近藤先生に、二人がボカッボカッと殴られる。
殴ってから、ちなみにサンタさんはいるよ!寒い国とかに!と心優しい先生が沖田の夢を守る。
92学園版うごぐら(オマケ):04/05/11 06:58 ID:MmT8nUGM
そしてまたいつの間にやらこちらに移動してきた桂が、近藤先生の肩を掴んで、振り向かせた。
「先生、さっきから気になってたんですが、注意しないんですか?」
そう言ってから、校庭の隅の方を指す。桂が指差した方を、先生と、沖田と、土方が見た。
――…「フンッ!フンッ!!」
今日も気合マンマンにミントンラケットを素振りしている山崎を見て、先生は溜息をつき、沖田は特に表情を変えず、土方は額に青筋を立てた。
反射的に、土方の足が動く。
「てめぇえぇえ山崎イィィ!!今はサッカーの授業なんだよォオオォオ!!テメーが総悟とスカイラブハリケーンしてこいやァアァア!!!」
凄い形相で自分に突進してくる土方から、ギャァアァアと悲鳴を上げて山崎が逃げる。
今日も元気に追いかけっこを始めてしまった二人を見て、近藤先生が苦笑いをした。
「あーあー毎日毎日山崎可哀想になァ。ご愁傷様」
先生の隣で、沖田がさも可哀想にと言う風に、山崎を哀愁の目で見る。
追いつかれた山崎が、土方にマウントポジションを取られた所でチャイムが鳴った。

「俺も転校しようかな…」

チャイムにかき消されてしまったが、桂はボソリと呟き、転校を心に決めたのであった。
93学園版うごぐら(後書き):04/05/11 06:59 ID:MmT8nUGM
やばいよママン遅刻しちゃう。やべぇ、泣きそう。そんな訳で投稿完了です!
マジエチー描画が苦手で、明らかにおかしい点や最後の方は力尽きてきた感が否めないですが…どうかお見逃しを…_|\○_
投稿しながら読み返してみると、二人共キャラ違いすぎでニントモカントモですね…難しい。
オマケは、わかる人にしかわからないネタ混じっててすみません;では
94名無しさん@ピンキー:04/05/11 20:40 ID:7zFdrpD4
ここってサイト収録物でも投下してOKですか?
95名無しさん@ピンキー:04/05/11 20:55 ID:4c+3dTrp
出勤前の投下乙でした。
エロ(・∀・)イイヨイイヨー
終わったらまたいつも通りの毒舌なのが神楽らしいっすね。

>94
自分のサイトのものだったらいいんじゃ?
96名無しさん@ピンキー:04/05/11 21:07 ID:z06gZDQ/
>>94
自サイトのものなら桶ーです。
どのカプールが来るのかな。 (・∀・)ワクワク
97名無しさん@ピンキー:04/05/11 21:56 ID:7zFdrpD4
では投下します。カプは銀妙です。
とりあえずエロの前ふりだけですが。
苦手な方はスルーお願いします。
98雨もまたよし:前編(銀×妙):04/05/11 21:58 ID:7zFdrpD4
雨の日は嫌いだ。
天然パーマにとって、雨の気配は天敵である。
普段より当社比2割増しの頭にわしわしと手を突っ込みながら銀時はおおあくびを一つした。
夜から降り続いた雨は、今朝になってさすがに勢いが衰えはしたものの
未だ太陽を厚い雲のうちに隠している。
世界は薄い紗をかけられたように雨に煙り、そして銀時は出かけるのが億劫になった。
わざわざ濡れにいくのもしゃくだ。
どうせろくな予定もないのだし、今日は一日家にいるか。
こんな雨だというのに、新八も神楽も(定春も)姿が見えないところをみると、
どこぞに行っているのだろう。
まったく物好きなやつらだ。
雨の日に外に出るなんて――――。
銀時は頬杖をつきながら、しとしとと細かく降る雨を眺めた。
99雨もまたよし:前編(銀×妙):04/05/11 21:59 ID:7zFdrpD4
雨の日は嫌いだ。
着物にとって雨は鬼門である。
洗濯物だって乾かない。
帯を整えながら妙はため息を一つついた。
こんな天気の中、外を歩けば裾に泥が跳ねるに決まっている。
出かけようか、どうしようか。
雲を通した暗い光は世界を灰色に染めていた。
なんとはなしに妙は、機嫌の悪い空を眺めた。
妙は雨の日は嫌いだったが、この空の色だけは好ましく思っていた。
灰色、薄墨色、鼠色、銀色。
くすりと妙は笑った。
湿気のせいで膨らんだ頭をぼやく姿がリアルに想像できてしまう。
きっと銀さんも、雨の日は好きじゃないわね。
くすくすくす、笑い声は雨の降る音と混じり、そしてその小さな音の向こうから、門を叩く音が聞こえた。
誰だろう。
妙はつと立ち上がると、門を開けに出た。
果たして雨が連れてきたものは銀時であった。
そしてなんとも酔狂なことに、銀時は手ぶらであった。
つまりは傘を差していなかったのである。
全身を雨の中に曝して、彼はここまで来たのだった。
100雨もまたよし:前編(銀×妙):04/05/11 22:01 ID:7zFdrpD4
「何か御用?」
異様な姿にそう妙が問うと、ちょっくら雨宿りさせてくれやと銀時は答えた。
雨は今いきなり降ったものではないのに。
しかし妙は心得たように、ずぶ濡れの銀時を家の中に招き入れた。
滴が銀時の身体をつたってぽたりぽたりと廊下に落ちて、木目に吸い込まれ黒っぽい染みを作った。
このままでは風邪を引くかもしれない。
なにか身体を拭くものをと思い、妙は大きなバスタオルを銀時に手渡した。
銀時は無言でそれを受け取ると、身体についた水滴をぬぐう。
「頭もちゃんと拭かなきゃダメよ」
「あー、やって」
「はいはい」
「はいは一回だってば」
妙は柔らかな手つきで銀時の頭をバスタオルでくるみ、濡れた髪の水気をとった。
「さっきね」
「ん?」
「ちょっとびっくりしたわ。ちょうどこの――髪の色を、思い出していたから」
「何お前、ひょっとして俺に会いたいとか思っちゃってた?」
軽口を叩く銀時の頭をぺしりとはたいて、妙は笑った。
「そうよって言ったら、嬉しい?」
その笑みを受け止めながら、銀時はバスタオルの上に乗っている妙の手を取った。
湿ってひんやりと冷たい肌に、妙の手のひらが温かい。ここちいい。
「……もっかい言って」
「銀さんに、会いたいとか思っちゃってたの」
銀時はためらわず、その温もりごと女の身体を畳の上に押し倒した。
101名無しさん@ピンキー:04/05/11 22:02 ID:7zFdrpD4
わーい100ゲトー。では後編が出来上がり次第また来ます。それでは。
102うごぐLOVE!の人:04/05/12 06:41 ID:Q2126gxa
>100ゲトオメー!
銀妙キタキタキタキター!ちょっと周りよりアダルトなカプールにハァハァです。
やる気のなーい銀さんがイイ味出してますね…感服です。
それにしても良い所で止めますねー続きが気になって仕方無いじゃないですか!(´Д`*)ハァハァ
それでは、マターリと続き頑張って下さいね!マターリハァハァしながら待っております。

>75
折角労いの言葉をかけてくださったのにすっ飛ばしてしまってすみません。
赤丸ネタです。妄想しやすいので…

>30の方
書き途中なのに間に小説を入れると言う、無神経極まりない事をしでかしてしまって申し訳無いです。
マターリ待ってますので、マターリ頑張って下さいね!(*´Д`)ハァハァ

>95
ちゃんとエロに見えましたでしょうか、良かった〜(´∀`;)アセアセ
神楽らしいとのお言葉、ありがとうございます!
まだまだ力不足な文章ですが、読んでくださって本当に嬉しいです。ありがとうございました。

それにしても、エロを文章に表すのって難しいものなのですね…職人さんの凄さを改めて実感しました。
103名無しさん@ピンキー:04/05/14 18:53 ID:+WCDlGwR
いつのまにか空知スレ立ってた。ヤタ━━━━━━ヽ(゚∀゚)ノ ━━━━━━!!!!
イマサラだが >1さん乙!

>うごぐLOVE!氏
最初の作品と学園編、2つともめっさ良かったです(*´∀`)
沖田も神楽も他キャラも言葉使いが原作と比べても違和感ない所が
またイイ!!(・∀・)沖かぐスキーなのでこんなイイ作品読めてうれしい
です。これからもがんがって沖かぐ書いてください。応援してます(´∀`)
ゆっくりペースでいいのでできることなら最初の作品の続ききぼんぬ

>101氏
続きが気になる(;´Д`)ハォハォ ゆっくりがんがってください(´∀`)
おとなしく待ってますw
104うごぐLOVE!の人:04/05/15 00:42 ID:sjRxlRF1
>103
いつの間にやら空知スレを立てて頂いちゃいました&ハォハォわろっちゃいました。
べた褒めありがとうございます…お恥ずかしい、誠に恐縮な限りです;y=ー( ゚д゚)・∵.キョウシュクスギール
いや、お礼言う前にターンしちゃあかんですね、失礼致しました。謹んでお礼申し上げます!
複数の方に空知節を真似出来ていると仰っていただけて、本当に嬉しいです(*´;ω;`*)エェイーヤァ キミカラ モライナキー
その代わりと言っては何ですが…エロが薄いのが欠点で…此処エロパロ板ですし、もう少し頑張ります。
うごぐらスキーですか!嬉しいです!応援大変ありがとうございます。頑張らせて頂きます!(`・ω・´)

最初の作品の続き…神楽ちゃん処女喪失二回目もしたらマンネリしてしまいそうですし…オマケに相手も一緒、
かと言って続きなのに突然出来ちゃってるのもおかしいので、此処は悩みどころですが前者で検討させて頂きます。
嬉しいリク本当にありがとうございます。今からマターリ書き始めてみますので、マターリお待ちいただいてまた読んでいただければ光栄です!
それでは、長すぎる乱文大変失礼致しました。

山崎の兄さんに神楽ちゃん犯してほしいなと思ってみたり…個人的に、山崎は教育番組のお兄さんの用で
ヘタレなイメージがあるので…ロリでサディストな神楽ちゃんにマッチしてそうとか在り得ない事ほざいてみます。
独り言失礼しマスター!
105名無しさん@ピンキー:04/05/15 01:37 ID:kjbwQhKS
へたれ山崎
どんどんヤラレちゃったり逆ギレでやったりしてください

お待ちしてまつ
106SS保管人:04/05/15 18:46 ID:rdGN4IHr
2chエロパロ板SS保管庫 (サーバーが重くて繋がりにくいです)
http://adult.csx.jp/~database/index.html


職人の皆様、
当方の保管庫に、このスレに投下されたSSを収蔵しても宜しいでしょうか?
107名無しさん@ピンキー:04/05/15 21:32 ID:KkrweRaH
SS管理人さんキタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!

保管庫に保管されれば、
他スレ住人さんが ここに気がついて人が増えるかもナー。
108101:04/05/15 23:07 ID:HT/WOce5
すいませんが自分は収蔵はちょっと……(;´Д`)
109名無しさん@ピンキー:04/05/16 01:52 ID:K3KXltUr
はじめまして。神楽好きの新参者です。
いきなりですがうごぐLOVE!の人さんを尊敬しています。迷惑でしたらすみません
短いですがSS作ってみたので投下します。
気分を損ねてしまう人が必ずいると思うのであらかじめ言っておきます。

 申 し 訳 ご ざ い ま せ ん !
「おはようございます。もう朝なので、よい子はさっさと起きやがれコノヤロー。」
銀時はそう言うと眠っていた女の子の頬をベシベシと強めに叩いた。
女の子は重たそうに目蓋を開いた。顔は涙と唾液、そして白く濁った液体でぐしょぐしょになっている。
ここはおそらく銀時の家であろう。ソファの上では新八がフルチンで鼾をかいて眠りこけている。
かなりお疲れの様子だ。
女の子の服はボロボロで、服としての役目をまったく果たしておらず、華奢で白く透き通った体が露わになっていた。
さらに痛々しいことに、彼女は猿ぐつわをされ、SMなんかでよく使われる三角木馬に体をくくりつけられていた。
おまけに「ヴィーンヴィーン」という音まで聞こえてくる。どうやら下のお口がリモコンバイブをくわえ込んでいるようで
それが三角木馬に跨がっているおかげで泌部の大分奥までめり込んでいってしまったようだ。
「よ〜く眠れたか?」
銀時は二ヤリといやらしい笑みを浮かべて言った。どうやら彼女は一晩中この姿でいたようだ。
「あ〜、神楽ちゃんていったっけか?この国じゃ天然パーマとパンチパーマの人の言うことは信じちゃダメよ。
まぁ、昨日俺たちとぶつかったのが運の尽きだったな。恨むんなら自分を恨みな。」
神楽は、潤んだ瞳を銀時に向けた。もはやほんの少しの抵抗をする気力すらないほど疲弊しきっている。

「・・・おふひ・・ふぁふぇりふぁい・・あふ・・・。」

「お家帰りたいアル・・。」と言ったらしいのだが猿ぐつわのおかげでまともに話すことすらままならない。
「はぁ?何ですかお前。そんなに挿れてほしいんですか?」
「むぅーーっ!ふぅーっ!!」
ふるふると、必死に首を横に振る神楽を見て銀時は薄ら笑いを浮かべた。
「ふぅーっ・・ひゅふー・・・。・・ぐぁっ!?」
神楽の体が急にビクビクと震えた。どうやら先ほどまで眠っていて冷えた体が再び火照り始めたようだった。
「あ・・そういやバイブ入れっぱなしだったな・・。忘れてたゴメン。」
「んうぅーっ!ふぅーーっ!!ひゃうっ!」
神楽は涙に潤んだ瞳をぎゅっと硬く閉じ、小刻みに体を震わせて絶頂に達した。
「ん?何だ?イッちまったのか?おーい。」
どうやら失神してしまったようだ。銀時は神楽を三角木馬から降ろすと猿ぐつわをはずしてやり、ついでに泌部の奥まで突き刺さったバイブを抜いてやった。
抜く時に「じゅぽっ」って音がして同時に昨晩銀時たちがぶっ放した精液と神楽の愛液があふれ出てきた。
その時、銀時はいつの間にやら膨張している自分の股間部に気づいた。銀時はいきり立った息子を取り出すと、
上半身だけ起こして寝転がり、横で失神している神楽の体をひょいと抱きかかえると、
自分の上に持っていき、どろどろになった泌部の入り口を、自分の息子の先端に
近づけ、一気に貫いてやった。
「おい、起きろ。」
銀時は、神楽の頬を再び強く叩いた。神楽はゆっくりと目を開け、朦朧とした意識の中でつぶやいた。
「お家に・・・帰して・・・・アル・・。」
「・・・帰してやらんこともないが・・条件がある。」
「な・・何アルか?」
「今からお前の中にぶっ放そうとしてるとこなんだけどよぉ、俺は夜明け近くまで動き続けてて疲れてるからお前が腰振れ。」
神楽は、きつい要求を覚悟していただけに、「何だそんなことか」と安堵した。
「ホントに・・そうしたら帰らせてくれるアルか?」
「一度交わした約束は絶対守る。それが俺のモットーだ。さぁさっさと動けよ。」
「・・分かったアル。でもその前に腕の縄解いてくれるか?動きづらいアル。」
「そのままでいいんだよ。ごちゃごちゃ言ってっと俺の気が変わっちまうぞ。」
神楽は、言われるままにゆっくりと腰を上下に動かす。
「ん・・ふぅっ・・。」
「おいおい、もっと早く動けねぇのか?そんなんじゃちっともイケねぇぞ!このノロマ!」
銀時は寝そべりながら色々なヤジを飛ばした。神楽は、ここで気持ちが変わられては困ると一生懸命腰を上下させる。
途中コツをつかんだらしく、うまくバランスをとりながら腰の動きを早めていく。
「おっ、なんでぇやればできるじゃねーかよ。しかもこんなとこビンビンにさせて・・。幼い顔して淫乱だねぇ。」
銀時は、勃起した神楽のクリトリスをつまんでころころと指先で転がした。
「やぁっ・・ちっ、違うっ・・アルっ・・あうぅっ!」
銀時はその後も、いやらしい言葉を神楽に投げかけ続け、それを必死に否定しようとする喘ぎ声の混じった返答に妙な快感を覚え、楽しんでいた。
「くっ・・そろそろ出すぞっ!もっと早く動け!」
神楽は銀時の一声で、今までよりさらに腰の動きを早めた。二人の結合部はびしょびしょで、神楽が腰を下げるたびにぐちゅっという音を立てながら周囲に水滴が飛び散った。
「んあっ!わ、わたし・・もイきそうアルよっ・・!」
「おぉおぉっ!俺もうギブアップ・・。出すぞっ!」
「わ、わたしもイッちゃ・・」

どぐっ どくん どくん・・・

勢いよく射出された精液は、神楽の子宮を叩いた。二人ともほぼ同時に絶頂を迎えたようだ。
銀時はしぼんだモノを神楽の膣から引き抜くと、自分の上でぐったりしている神楽を下ろし、立ち上がってカチャカチャとズボンを上げ始めた。
「こ・・れでお家に帰れ・・うえっ!!」
銀時は神楽のみぞを蹴り飛ばして気絶させると、残酷な笑みを浮かべた。


「・・・天然パーマの言うことは信じちゃダメだってさっきいったばかりでしょーが、コノヤロー。」


そして数ヵ月後
「クソババア、今まで滞納してた家賃だ。受け取れ。」
「・・・あんた、自首しなよ。今ならまだ間に合うからさ・・。」
「バカヤロー。俺が強盗なんかするかよ。稼いだに決まってんだろこの妖怪厚化粧め。なぁ、新八?」
「え・・いや、まぁ・・。」
「そうかい。まぁ、ほとんど諦めかけてた家賃も返してもらったことだし、細かいことは気にしないでおくよ。」
「これからは毎月ちゃんと払えそうだからよ。安心していいぜ。」
「一体何があったんだい?」
「なぁに、ちょっといい仕事見つけたんだよ・・。」


END


114名無しさん@ピンキー:04/05/16 02:35 ID:K3KXltUr
・・以上で終わりです。修行して出直してきます。
では。
115うごぐLOVE!の人:04/05/16 12:35 ID:P5kao5eW
段々此処も賑わってキター!!(・∀・)イイ!!
>105
背中を押してくださってありがとうございます!是非書いてみようと思います〜〜

>106
管理人さんキタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
管理人様、大変ご苦労様です。自分の所為で少しとはいえサバ重くさせてしまうのは気が引けますが…
そちら様がよろしいと言ってくださるのなら、保管して下されば光栄です。
返事遅れてしまい、申し訳アリマセンでした。

>109
いやいやいや、尊敬してくださっているのに迷惑だなんて、そんな尻の穴の小さい人間居ませんですよ!
寧ろ恐れ多いです、本当に。大層な言葉とお受けいたします。ありがとうございます(`・ω・´)

鬼畜銀ちゃんキタ━━━━━(゚ ∀゚ )━━━━━!!!!!
神楽タン!神楽タァァァァアン(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァ/ \ア/ \ア/ \ア
エロパロ板らしくなってキマシター!!大興奮です!
ハードですが重くなく読めますね。私、ワカーンしか書けないので凄いです…感服です!

それと折角謝って頂いているのに申し訳無いですが…
好みの分かれるSSは、どういった内容なのか簡潔に事前に教えて頂けないでしょうか?
よろしくお願い致します。いやでも凄かったです!また書いて下さい!今度は沖神で鬼畜総悟辺りで…いや、あからさまですみません
116名無しさん@ピンキー:04/05/16 12:39 ID:LUi99Mrw
>今度は沖神で鬼畜総悟辺りで…

やっべ 萌える!!109氏じゃないが…。(・∀・;)
117名無しさん@ピンキー:04/05/16 12:44 ID:LUi99Mrw
109
乙! こういうのもアリですな。
個人的には同じシチュエーションで新八×神楽あたりも読んでみたいっす。

(´ー`).。oO( 何だか自分もSS書きたくなっちゃったよ…小説書いた事ないけど )
118117:04/05/16 12:45 ID:LUi99Mrw
109氏 乙  です。 呼び捨て 失礼。
119うごぐLOVE!の人:04/05/16 21:49 ID:P5kao5eW
>109さんへ
ご指名二カプも入っちゃいましたよ!マターリ頑張って下さいね〜!
もし、もし沖神書いてくださるのなら、
『銀ちゃんに売春させられてボロボロな神楽タンに、初めて優しくしてくれた男の子沖田。
しかし暗がりに連れ込まれた途端、優しかった彼が豹変する―――』
的なシチュで是非!!気が向きましたらおながいしますー!!
(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァ/ \ア/ \ア/ \ア

>117
是非!是非書いて下さい〜!
私もお恥ずかしながら両手で足りるほどしかSSを書いた事が無いのです…
書いていくうちに段々と慣れると思いますし、こうして皆さんに見ていただくのは結構刺激になりますよ!
暇がありましたら、是非マターリと頑張って下さいね〜

かくいう私もエロ描画が苦手で…今日は今一度ウェブサイトのエロ用語を読み返してみたり…
官能小説でも買って勉強しようと思います。
120名無しさん@ピンキー:04/05/16 22:24 ID:LFz7vVzE
>115
103です。レスありがとんです(・∀・)逆に嬉しい言葉もらってしまって
ありがたいなあ。と。これからも氏の沖かぐイパーイ読みたいので心の底
から応援します。青臭くてもイイ!ので純愛路線でオケですよ(´∀`)
てか、この前の「最初の続き・・・」は勝手な個人的希望なのでアレは
さくっとスルーしてください・・・いやホントに。氏を悩ませてスマソ
アレは最初の作品が原作っぽいのが本当にイイ!!と思っての希望でして。
ハイ。神楽のチャイナ服のスリットとか沖田が隊服を脱ぐ表現とか読んで(;´Д`)ハォハォ

>山崎の兄さんに神楽ちゃん犯してほしいなと思ってみたり…
イイかもしれない。むしろ沖田×神楽←山崎とか。ほんの出来心で神楽に
イタズラしようとした山崎が途中から本気になっちゃって真剣に神楽に
手を出そうとしたとこに沖田が来て間一髪で挿入阻止w
山崎は怒り狂った沖田から鉄拳をくらってあぼーん。でもって神楽は
鬼畜モードの沖田からお仕置きを受ける・・・「俺以外の男の手に反応して
あんな可愛い声出すなんてなァ。正直傷つきやしたぜ、俺は。まさか
ただで許すなんて思っちゃいねえよなァ。神楽ちゃん?」
ってのをうごぐLOVE!氏に書いてもらいたい(*´∀`)
なんかもう山崎は本当に損な役回りばっかだなw

>117
がんがって書いてください!完成したらお披露目きぼん(・∀・)

長文になってしまいました(;´A`)スマソ 
121名無しさん@ピンキー:04/05/16 23:21 ID:KiVXLSKw
>「俺以外の男の手に反応して〜
禿げしく同意。   萌   え   死   に   し   そ   う   だ  。
うごぐ氏の方が、指名入りまくりで モテまくりですな。( ´ー`)y─┛~~
あ、でも無理はせんでください。
時間が出来た時に書いてうpで全然 桶ーですよ。
122うごぐLOVE!の人:04/05/18 00:34 ID:zDBME77r
え、ギコナビピンチ!?私ピンチ!?断崖絶壁絶体絶命糖分摂取!?
実は私自称絵描きなので銀魂で48手制覇したいとか今更の用に独り言してみます…。そわそわ
ジャンプエロ画専門アプロダとかありますでしょうか…?そわそわ
いや、全然空知より絵下手ですけども。いや、空知センセー結構絵上手いって!

>120
103さんのパソはデフォでハォハォなのですか!すげえや!
や、本当にありがとうございます。感無量です(*´Д`*;)ハァハァアセアセ
ご要望に答えられるかどうかは謎ですが、して下さる分には本当に嬉しいです!
応援大変ありがとうございます。もう本当何と言えばいいのやら…(´Д`*)モレナンカテ ゙ヨロシケレバ…
>沖×神←山崎
あ!あ!書こうと思ってたのにネタバレしちゃ駄目じゃないですか!しー!しー!!
それにしても凄くお上手ですね〜!>121さんと一緒に萌え死にしそうです…ハァハァハァハァハァ/ \ア/ \ア/ \ア
もう寧ろ台詞だけ103氏に書いて頂きたいぐらいですよ!
ラブラブエチーしか書けない私がどこまで鬼畜を書けるかはわかりませんが…挑戦してみます。
マターーーーーーリ待って頂ければ光栄です。それでは

>121
いやいや恐れ多いです。
私が一番カマッテチャンでレス数も多いですし、絡み易いのかと…いや、ウザーだったら申し訳無いです(´・ω・`)
はい、もう既に睡眠時間削って上がると言う暴挙をし出してきていて、眠くてテンパった文になってしまっていますが…
いや、本当ごめんなさい、応援ありがとうございます!マターーーーリ頑張ります!

すみません…ラリってきていて申し訳無いです。
きちんと健康管理しなおしてから出直したいと思います。それでは
123うごぐLOVE!の人 ◆MxeokISINM :04/05/18 00:42 ID:zDBME77r
ついでに調子に乗ってトリップ付けちゃったりしてしまいます。
住人の皆様、改めて宜しくお願い致します(*`・ω・´*)オネガイシマス!

しょうがねえな人すくねえし俺が書いてやるかって素敵な職人の方も、
上の方の素敵ィイィイー!!な職人の方々も、是非どんどんトリップ付けちゃって下さい。

それとお妙さん派の方々も頑張って下さいね!私も近々書いてみたいと思っております。

それでは、此処が更に賑わう事を願いまして、ここら辺でお休みさせて頂きます。
皆様、お休みなさい。良い夢を。

124SS保管人:04/05/18 00:58 ID:/kGtGRQU
収蔵完了しました。
スレの発展をお祈りしています。
125109:04/05/18 23:24 ID:pp9CWs+Y
>>115
いえいえこちらこそ大層なお褒めの言葉をたくさん貰ってしまって・・。
うごぐLOVEさんは長編SSを最初から最後まで質を落とさず作り上げてしまう
ところが本当にすごいです。自分は長編作る根気すらないです・・。
鬼畜沖神ですか。満足のいく内容になるかはわかりませんがとりあえず頑張ってみようかと。
それはそうと、沖×神←山崎期待してますよ!これからも頑張ってください。
あ、あともうひとつ!うごぐLOVEさん絵描きだったんですね!なんだかすごいですね!
是非一度見てみたいです!でも嫌ならいいです。
わがまま言ってすみません(;´A`)
>>117
こういうのもアリですか・・。ありがとうございます。
最初は自分も、このSS果たして投下していいものかと悩んだので。
新八×神楽ですか・・。なかなか面白いカプだと思いますが
鬼畜はちょっと無理がありそうな気も・・。
気が向いたら作ってみようかなと・・。
SS是非書いてください!自分も今回が初めての挑戦でしたので、色々大変だったんですが
結構面白いもんですよ(多分)





126名無しさん@ピンキー:04/05/21 04:21 ID:ZOxWwHHX
保守age
127名無しさん@ピンキー:04/05/22 16:23 ID:RX0ba274
ほっしゅ
128名無しさん@ピンキー:04/05/23 00:46 ID:+DE7GhOA
神楽タン萌え〜〜
129名無しさん@ピンキー:04/05/24 21:00 ID:GIXfLMT7
毎日でも保守するぜ!






辰巳タン(*´Д`*)ハァハァ
130うごぐLOVE!の人 ◆MxeokISINM :04/05/26 12:41 ID://q4WSa6
アク禁解除キタ━━━━━(・∀・)━━━━━!!!!!
皆様保守ありがとうございます。
一応毎日覗いてはいたのですが…アク禁喰らっちゃいまして…
今日は書くこともないので保守がてら沖神←山崎の経過報告しに来ました…
ぬっちゃけ一日にパソできる時間が30分〜1時間程度でして…進行がめちゃくちゃ遅いです…。
未だにやっと文中に山崎ィイィィ!が出てきた状況で…マターーーーーリ書いて、皆様が忘れた頃に投稿しようかと…
他の職人さん方ファイトです!すみません他人任せで…
とりあえず今からまた休みをフルに使って頑張りたいと思います!(`・ω・´)

>124
もう見ていないでしょうが、お疲れ様です!
いざ保管されるとかなり恥ずかしいものなのですね…恐縮です、ありがとうございました。

>125(109さんへ)
短くまとめようとは思っているのですが…ついだらだら長くなってしまい…
いや、本当にありがとうございます、光栄です!
それはそうと沖神楽しみにしてますハァハァ!!頑張って下さいねハァハァ!
絵、見てみたいと仰ってくださってありがとうございます。
機会があれば是非、見ていただければ光栄です、それでは。お互いマターリ頑張りましょう!
131名無しさん@ピンキー:04/05/27 00:22 ID:EB0fK0o6
うごぐLOVEさんのSSで沖神ハマっちまいました。
マターリと楽しみにしてるよ(´∀`)
132名無しさん@ピンキー:04/05/27 06:16 ID:OPH9yuHK
保守
133名無しさん@ピンキー:04/05/28 13:06 ID:Oh0UI22j
土方と妙さん 萌えー
134名無しさん@ピンキー:04/05/28 20:29 ID:bcfcdQcd
辰巳イイなァ・・・
火消しをした後はいつも欲情する性癖で
「俺のカラダの火を消してくれよ・・・」て迫る話とか書いてくれィ

ゴメン焼身自殺しまつ
135名無しさん@ピンキー:04/05/28 20:30 ID:bcfcdQcd
辰巳イイなァ・・・
火消しをした後はいつも欲情する性癖で
「俺のカラダの火を消してくれよ・・・」て迫る話とか書いてくれィ

ゴメン焼身自殺しまつ
136名無しさん@ピンキー:04/05/28 23:21 ID:9xr5fb2j
うほっ……すげー色っぽい辰巳を想像しちゃったよ。
燃えつきる辰巳キヴォーヌ!!
137名無しさん@ピンキー:04/05/29 21:35 ID:34Flz9jd
辰巳は後半、表情が色っぽくなったね。空知キャラにしては胸もあったし、二の腕ハァハァ。
個人的には今まで目にしたこともない近藤×お妙さんが見てみたい…。
138名無しさん@ピンキー:04/05/31 13:45 ID:huQnkhy8
>>近妙
エロなししか思いつかん。
139名無しさん@ピンキー:04/05/31 13:55 ID:3ql/TdV9
そこで個人的に一押しの 土方妙 ですよ。
140名無しさん@ピンキー:04/05/31 20:47 ID:tXqNWj4q
>>138
エロ無し上等!

是非書いておくれ
141名無しさん@ピンキー:04/06/01 13:35 ID:5QJutZe+
>>139
珍しいっつうか初めて聞くな。
ちと興味。
142名無しさん@ピンキー:04/06/01 14:03 ID:WT11O5ZD
土妙イイ(・∀・)!!
仮にも近藤の部下と ってトコロがモエる(*´Д`*)ハァハァ密会キボン

個人的に土方+神楽が結構好きなんだけど
供給どころか需要も見たこと無いな(´・ω・`)

143139:04/06/01 19:13 ID:m7F7qHnF
>>141
ゴルァ!! 銀さんに「そんなにいい女なら俺に紹介しろよ」と
言っていたのを忘れたのか!?
あれで、土方妙もいいなと思っちまったよ。ヽ(´ー`)ノ
144名無しさん@ピンキー:04/06/01 22:17 ID:LqCvAE1Z
神楽×お姫様レズキボンヌ
と言ってみる
前提として銀時×神楽
普段銀サンからヤられている事を
お姫様に教えてあげるってシチュはどうでせう?
145名無しさん@ピンキー:04/06/01 22:35 ID:zUuLzY8i
>>144
それ、すごい萌えるかも…。
神楽ならヤバイことも躊躇せずやっちゃいそうだ(w
146名無しさん@ピンキー:04/06/01 23:04 ID:s0h7nrHc
>>142
>個人的に土方+神楽が結構好きなんだけど
>供給どころか需要も見たこと無いな(´・ω・`)
おお! これこそ初めて見たよ。
この組み合わせも面白そうだね。

今週見て思ったんだけどさ、お姫様と銀さんで、
それこそモノホンのローマの休日とかどうよ?
あえて王道を逝ってホスィんだが。
147名無しさん@ピンキー:04/06/01 23:11 ID:s0h7nrHc
>>144
それなら いっその事 銀×神楽×姫 の3Pでも良し!! d(゚▽゚)b
148名無しさん@ピンキー:04/06/01 23:17 ID:oro7m7i7
んで、結局「らぶほてる」には行ったのか?
149名無しさん@ピンキー:04/06/02 00:13 ID:cz2phBmr
銀さんと神楽と新八の三人で行ったのさ、きっと。
150名無しさん@ピンキー:04/06/02 00:56 ID:f88cnPfA
社会見学ですね
151名無しさん@ピンキー:04/06/02 02:36 ID:XabGedUm
らぶほてるから出てくる沖田×妙ハッケソ
152144:04/06/02 23:01 ID:mjbLcwsC
美しいですねぇ…
「ローマの休日」
我の発想のいかに汚れていることかw

汚れ突っ走って
神楽は「歌舞伎町の女王」だから、非処女
よって「らぶほてる」は行っている
お姫様の初体験は酢昆布味
153通りすがり:04/06/03 02:01 ID:oTwkS+vX
「おう、貧乏娘。今日もせいぜいご奉仕しろよ」
「何言ってるアルか。誰のおかげで生活できてるのか
 胸に手をあてて考えるがいいネ」
「言ってろ、不良博打娘」

その言葉を皮切りに、神楽は銀時の性器に舌を這わせた。
朝。それもとびきり清々しい朝だ。
爽やかな風が窓から吹き込み、まばゆい光が少女の髪をキラキラと輝かせている。
チュンチュンとさえずる小鳥の声に混じって、
全くその場に似つかわしくない、ちゅる、という性器に唾液が絡む音が聞こえた。
154通りすがり:04/06/03 02:02 ID:oTwkS+vX
(やっぱ朝立ちも処理してもらうに限るな、うん)
くぁ、とあくびをすると、容赦なく顔面にパンチが飛んできた。
「いって!!うお、鼻から血が出てきた!
 おい、お前真面目に銀ちゃんジュニアを可愛がれ!」
「人が真面目にシャクハチしてるのに欠伸するとは何事アルか。
 だいたい銀ちゃんのチンコくさいヨ!やる気なくすヨ!」
「おま…っ、年頃の女の子がチンコなんて言うな!
 『銀ちゃんのおっきいの』と頬を赤らめていえ」
偉そうに腕組みする目の前の男を一瞥すると、
この粗チンが何いうアルか…と、ため息をついて、再び銀時の雄をくわえ込んだ。
神楽は実をいうと、朝のから行われるこの行為が嫌いではない。
ぼーっと窓の外を眺める銀時は穏やかな表情をしている。
夜の、自分が知らないようなカオを見せる彼はまだ少し怖かった。
神楽は夜の銀時には何故か逆らえなかった。

ちゅ、と思い切り吸うと、あっけなく銀時は果てた。
口から萎えた性器を吐き出し、腕で口を拭こうとすると、銀時が袖で精液を拭ってくれた。

「そんな汚い服で拭かれても意味ないネ」
「は、口のへらねえ嬢ちゃんだな」

いつもと同じ朝、隣に銀時。
その平凡な幸せを、神楽は密かに大切に思った。
155通りすがり:04/06/03 02:04 ID:oTwkS+vX
通りすがりにスレ汚ししてみました。

いや、まじすみません。
つーか、流し読みしてる程度だから、キャラ名とか間違えてたらどうしよう。
その時は思いっきりスルーして下さい。
それでは。
156名無しさん@ピンキー:04/06/03 10:48 ID:ByqhvyPx
通りすがりさんグッジョブ(´∀`))bヾ☆
昼から堪能させてもらいやした。

神楽と姫カワ(・∀・)イイ!!
最初は神楽が攻めてるけど、ある程度したら
姫さんが攻めてそう…そんなんにモエた。
157名無しさん@ピンキー:04/06/04 17:45 ID:bQUqPr8M
ほっしゅ
158名無しさん@ピンキー:04/06/05 17:16 ID:x0xrpnBB
1巻発売で初めてだんでらいおん読んで
159名無しさん@ピンキー:04/06/05 17:19 ID:x0xrpnBB
1巻発売で初めてだんでらいおん読んで
以前の鉄×美咲読んだけどこの二人えぇわぁ〜
神様続きキボンヌ
160名無しさん@ピンキー:04/06/05 22:31 ID:UuS9/yab
>>153
乙!
次は挿入シーンもきぼんぬ。

>>151
(・∀・)イイ!!
塚、だんだん何でも良くなってきたよ…。
職人さん 、もっともっと光臨きぼんぬ。(´Д`)
161名無しさん@ピンキー:04/06/06 17:15 ID:vc9cA06x
誰か土方×妙書いてくれ…。
漏れの文才では無理ですたorz
162名無しさん@ピンキー:04/06/06 17:56 ID:wdo1Eiab
土方妙大好物なんだが。
おいおい、無理なんて言わずがんがってくれよ。
俺も 生まれて初めてのSSがんがってるよ…。
学生時代以来 文章を書くのが十数年ぶりなんだが、
自分の語彙のなさに驚いてるよ。(;´Д`)
消防が書いたのかと自分で思っちまう程だ。
本物の職人さんが来る前の保守代わりとでも思ってもらうか…。
163名無しさん@ピンキー:04/06/06 23:56 ID:C/yBXIr8
お久しぶりです。109です。鬼畜沖神の前編ができたんで
書き込もうかと思います。
あんまり鬼畜じゃないかもしれません。あんまり進歩もしてません。
>>162さんではありませんがうごぐLOVEさんまたは他の職人さんたちが
光臨するまでの暇つぶしだと思って適当に読み流して下さい。
164鬼畜(?)沖×神(前編):04/06/07 00:02 ID:Kqjb0FKu
「――そこのお兄ちゃん、ちょっと待って欲しいアルよ。」
「・・なんですかィ?」
昼下がりのかぶき町。土方に命令されムリヤリ街の見回りに行かされた沖田が見回りをしつつ(実際はただ歩いているだけ)
土方を抹殺・・ではなく副長の座を奪い取るためにアレコレと思案を
巡らせている時だった。
急に後ろから自分を呼ぶ声がし、同時に服の袖をつかまれた。
振り向くとそこには日傘を差したチャイナ服姿の女の子が立っていた。
透き通るような白い肌。淡くツヤのいいピンクの髪。
少し主張する程度に膨らんだ胸に幼さの残る顔が印象深い。
「私の体・・買って欲しいアル。」
「・・ハァ〜ッ!?」
「好きなことしていいから、お願いヨ。」
「きゅ、急にそんなこと言われやしても・・。」
いきなりの出来事に沖田は戸惑った。
沖田は少し考えた。多少迷ったが結構早く答えは出た。
165鬼畜(?)沖×神(前編):04/06/07 00:07 ID:Kqjb0FKu
自分は腐っても警察。そしてこの少女がしていることは売春。犯罪である。
警察の使命は悪人を捕え改心させ、その人を正しい道に戻してやることである。
しかしそこはさすが沖田とでも言うべきだろうか。そんなことはすっかり忘れていた。
「お嬢ちゃん、名前は?」
「・・神楽。」
「神楽ちゃん・・。じゃぁ、行きやしょうか!」
沖田は見回りのことなど完全に忘れ、ルンルン気分で神楽を人通りのない暗がりの袋小路へ連れ込んだ。
「・・ホテルでやらないアルか?」
「こういうところのが燃えるもんですぜ?」
「――ッ!?」
沖田は強引に神楽を押し倒し、馬乗りになった。
「い・・いきなり何するアルか!?びっくりするアルよ!」
「どんなことしてもいいって言ったのは自分じゃないんですかィ?」
沖田は服越しに胸をもみ始めた。
「は、あんっ、やめっ・・あぅっ!」
「もう感じてるんですかィ?かわいい顔してイヤらしい娘さんだねぇ。」
沖田は執拗に胸をもみ続けた。耳もとでは神楽の甘い喘ぎ声が聞こえている。
その声が沖田をますます興奮させた。
「・・そろそろ直に触ってあげやすぜ。」
沖田は、神楽の服の肩の部分を掴むと一気にずるりと脱がした。
ラインの細い華奢な体と、服越しで見るよりは大きめの胸が露わになった。
そして・・・
166鬼畜(?)沖×神(前編):04/06/07 00:11 ID:Kqjb0FKu
「――これは・・?」
体のいたるところに見られるアザ。縄で縛られた痕。白い肌のおかげで一段と目立って見えた。
さらに乳首には、リング状のニップルピアスが乱暴に取り付けられていた。
沖田は手の動きを止め、黙って神楽の体を見つめていた。
自分はまだ何もしていない。いや、これからするつもりであった。
だからこの少女の体に刻まれたこれらの傷跡は自分がやったものではない。自分はまったく関係ないのだ。
沖田はそう心に言い聞かせたが、何故なのだろう。
後から後から罪悪感が押し寄せてくる。
神楽は、突然手の動きをやめた沖田の顔を覗き込んだ。
沖田は険しい顔で神楽の体を見つめているのに気づいた。
神楽は慌てて沖田に謝罪した。
「ち・・乳首ピアスは気にいらないアルか!?ゴメンアル、昨日のお客さんにムリヤリ付けられて・・。
す、すぐ外すからちょっと待つアルヨ・・。」
神楽は慌ててニップルピアスに手をかけて外そうとした。
「――ッ!イタッ!」
外そうとする痛みに神楽の顔が歪む。と同時に乳首から血が滲んできた。
「う・・うぅっ・・。」
痛みのあまり、神楽の目からポロポロと涙がこぼれた。
そのとき、沖田が強引にピアスを外そうとしている神楽の手を掴み、
外すのをやめさせた。
167鬼畜(?)沖×神(前編):04/06/07 00:14 ID:Kqjb0FKu
「ど、どうしたアル・・ひゃっ!?」
沖田は、神楽の乳首から流れ出ている血を舐めとり始めた。
ゆっくりと、丁寧に。
「あ・・そんな血なんて舐めちゃ・・あ、んんっ!」
沖田の舌使いのうまさに神楽はつい先ほどまでの痛みなどとうに忘れていた。
代わりに優しい快感が乳首を通して伝わってくる。
沖田は血をきれいに舐めとってやると、ゴソゴソとポケットを探り始めた。
取り出したものは、しわだらけのハンカチ。
おそらく何日もポケットの中に入ったままのものだろう。
沖田は、そのハンカチでそっと神楽の頬を拭いてやった。
「・・・・・」
神楽は自分の頬を伝う涙を拭う沖田の顔を黙って見つめていた。
拭き終わると、沖田はどっこらせと馬乗りをやめて立ち上がった。
「ど・・どうしたアルか?」
「なんだか気が変わりやした。ここらでお開きにしましょうぜ。それと・・もう少し自分の体を大事にしなせぇよ。」
168鬼畜(?)沖×神(前編):04/06/07 00:25 ID:Kqjb0FKu
沖田は、神楽に背を向けるとその場を立ち去ろうとした。
神楽はその後姿を引きとめた。
「ちょ、ちょっと待つアル!お願いだか・・」

――グゥ〜ッ

「え?ありゃ・・?」
突然神楽のお腹が鳴った。後で分かったことだが、神楽は誰かに無理やりこんなことをやらされていた。
そして一日のうちで決められた目標額以上稼げなかったらお仕置きとしてご飯抜きにされるらしい。
もちろん『仕事中』買って食べることも禁止。別にバレないだろうなんて思っていたら大間違い。
仕事が終わって戻ると規則を破っていないか『検査』と称して腹を殴られ、
強制的に胃の中の物を吐かされる。そしてその後に稼いだ額を計算する。
目標額に達していればその日の夕飯の残飯がもらえる。しかし目標額を一円でも下回っていれば何も食べさせてはもらえない。
たとえご飯にありつけても一日の食事の上限はたった一食だけ。しかも残飯。
神楽はもう三日も何も食べていなかった。
169鬼畜(?)沖×神(前編):04/06/07 00:30 ID:Kqjb0FKu
神楽はグーグー鳴るお腹をポコポコ叩いた。
「もう・・鳴るなヨ!鳴るなってば・・」
そのとき、神楽の目の前に手が差し伸べられた。か細く綺麗な手が。
「・・何か食べに行きやしょうか。」
神楽は沖田の顔を見上げた。
笑顔だった。
この地球に来てから今までで初めて自分に向けられた笑顔だった。

「・・・すこんぶ」
「は?何て言いやした?」
「・・・すこんぶ食べたいアル。」
「ハアァーーッ!?何ですかそのしみったれた個体名は!?もっと豪勢に行きやしょうぜィ?俺がウマいとこ連れてってあげるから早く服着てくだせぇ。」
「う、うんっ!わかったアル!」

「・・何笑い泣きしてるんですかィ?何だか気持ち悪いですぜ?」


―――こんなに優しくされたのも初めてだった。



後編に続く(と思います)
170名無しさん@ピンキー:04/06/07 00:50 ID:Kqjb0FKu
・・以上です。
何だかラストの部分がイタ〜い文章になってしもうたような気がします・・。
>>153
乙!
簡潔でスッキリしててとてもイイです。
夜の銀×神かなり見てみたいです!お暇があったら是非お願いします。
>>156
(*´Д`*;)ハァハァ
ヤバイ、想像したら凄く萌える・・。
マジで見たいです。誰か書いて・・・




171名無しさん@ピンキー:04/06/07 00:51 ID:aimGzzKG
乙!

最高ですよ
172名無しさん@ピンキー:04/06/07 00:55 ID:Kqjb0FKu
言い忘れてましたが上の話はこの前の銀×神の続きってことで
ヨロシクお願いします。
>>171
ありがとうございます!とっても励みになりますよ。
173名無しさん@ピンキー:04/06/07 14:20 ID:kSjHIa5y
>>170
痛々しい神楽に優しい沖田、かなり萌えました!
乙です。ササッ 気持ちばかりですがお茶ドゾー(*´Д`)つ旦 
後編楽しみにしております。
174名無しさん@ピンキー:04/06/08 20:15 ID:+BkOYNzj
age
175名無しさん@ピンキー:04/06/08 22:10 ID:+O0WQULO
銀楽が一番妄想しやすいな(*´д`*)ハァハァ
176名無しさん@ピンキー:04/06/08 22:54 ID:PILrsY3S
>>109
鬼畜(?)沖神キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
イイヨ(・∀・)イイヨー
前編のラストではいい人ぽい沖田が
どう鬼畜にかわるのか、興味深々でつ!!
177名無しさん@ピンキー:04/06/10 04:03 ID:IDfTwiNF
>>175
あぁ、確かに妄想しやすいのでは銀神が一番だな。
想像力乏しくても無限大にハァハァできるし。文字におこすのはまた難しいけどな。
でもこのスレで新たな萌もいくつか知ってしまった…。
178名無しさん@ピンキー:04/06/10 07:36 ID:WNZJ570h
どこか沖楽は時期尚早な気がして踏み切れんのは確か。
考えてても、原作でのフラグが無いに等しいのでいつの間にか
キャラの喋り方以外、全く別次元のものになってしまう。

その点銀神は、一つ屋根の下だし、使える幕間(春雨に捕まった時とか)や
フラグが大量なため妄想し易いといったところか

原作に無理のない展開の妄想に持って行くのは結構難しい(;´Д`)
179名無しさん@ピンキー:04/06/10 23:30 ID:jNX+krd5
新八はとても焦っていた。
焦りのあまり、手のひらには大量の汗を握り、かるい眩暈までも感じる。
壁に掛けられた時計に目をやると、午後3時。
いつもなら生徒が授業を受けたり、または部活に励む時間だが、今日はまったくその気配がない。
新八は隣の少女…神楽のほうを向いた。
新八と違い、彼女はまったく焦る様子がなかった。
しかし、そのかわりに、愛らしい顔前面に不満を浮かべ、頬を膨らませている。

………拗ねている。間違いなく拗ねている。

そう思った新八は再び時計に目をやった。
先ほどから、針はろくに進んでいない。
会話がないと、時間とはとても長く感じられるものだ。
180名無しさん@ピンキー:04/06/10 23:32 ID:jNX+krd5
小説なんて書いたことないので、ヘタレ全開ですが、最近ココ寂しいんで投下。
リアクションあれば続き落としてみようかと思うんですが。
181名無しさん@ピンキー:04/06/10 23:44 ID:RGs8lX2Q
新神新って意外となかったですよね。
神楽がとてもかわいらしいです!ぜひ続きを!!
182名無しさん@ピンキー:04/06/11 01:31 ID:lhYezvlm
とみ子たんのエロはないの?
空知キャラにしては胸でかいし、呪脈マフラーとか美味しいネタ沢山あるのに。
強気で女らしさの薄いオナゴが見せる弱い部分が好きだ!!!!
好きだァァァ!!!

マフラーで意識を失うとみ子たんや
「うわあああああ」のとみ子たんにヤヴァイくらい萌えたやつはいねか?
183名無しさん@ピンキー:04/06/11 01:53 ID:lhYezvlm
頑なな美少女が、宿命を背負う男と一つ屋根の下で暮らし
徐々に変わっていくなんて、ベタながらも萌える設定だと思うんだがなぁ。

脛に傷持つもの同士癒し合うとか、
暴走したご神木に、山本の目の前で触手プレイされるとみ子たんとか
呪脈マフラーで体の自由を奪って好き勝手とか、

あるじゃん?
とみ子オォォォォ!!!好きだアァァァァ!!!!
184名無しさん@ピンキー:04/06/11 16:32 ID:I97Yt6DE
ヤヴァイくらい萌えはしなかったけど
マフラープレイには燃えてしまたよ、今。


>>179-180
パチ神(神パチ?)ってあんまり見たことないけど、
かなり興味を惹かれました(´Д`*)神楽カワエエ…。
続きキボンヌ!すっごい気になります;;
185名無しさん@ピンキー:04/06/11 19:08 ID:REytNH0+
>183 ソレダ!
186名無しさん@ピンキー:04/06/13 19:40 ID:NEXmixNI
最近もっぱらHOMOエロばっか書いてたんだが
ここを見ていて、ノーマルカプエロ萌えが復活しました。
というわけで、今ここで一番熱いカプって何ですかね?参考程度に…
187名無しさん@ピンキー:04/06/13 19:55 ID:3yb+SJKY
好きな物を書いたらいいよ
気にせず
188名無しさん@ピンキー:04/06/13 20:24 ID:DZMHkIyV
>>186
山本×とみ子たんだよ!
189名無しさん@ピンキー:04/06/13 21:14 ID:Wxa7Dhs1
>>186
個人的にはやっぱ銀×神が王道だと思う。
が、ここではあらゆる組合せの可能性が示されてるので、何でもOKかと思うよ。
190名無しさん@ピンキー:04/06/13 21:33 ID:6ySNlJUS
むぅ…銀神 新神 沖神 近妙 銀妙 土妙 神姫 などなど…
何でもありですな。
>>186氏が一番 萌えた組み合わせで宜しいかと。

個人的には 辰巳タン関係のSSキヴォンヌです。
女キャラの中でもかなり萌えた方なので。(*´Д`*)
191名無しさん@ピンキー:04/06/13 21:34 ID:uaXuBBWT
>182-183のレスで、自分のなかでは今、山本×とみ子がきてます。
192名無しさん@ピンキー:04/06/14 10:20 ID:25SZh3hu
銀さんと大家さんのエロエロが読みたいです。
193名無しさん@ピンキー:04/06/15 08:37 ID:FYt7/1tM
>>186
土神!土神もありますよーヾ(*´Д`*)シ
一番萌えてるカプです。
194名無しさん@ピンキー:04/06/15 19:48 ID:UYYas87J
>>193
出会っただけでフラグが立つのか(;´Д`)


んじゃ漏れ、皇神をプッシュするわ
195名無しさん@ピンキー:04/06/15 21:33 ID:sJkG6A3i
んじゃ便乗して 土妙をプッシュ

ハァハァ
196名無しさん@ピンキー:04/06/15 23:32 ID:aStITAlH
>192同意
197名無しさん@ピンキー:04/06/16 22:12 ID:ryemUNIR
山本×とみ子読みたい・・・。
198名無しさん@ピンキー:04/06/16 22:48 ID:35RY3W+8
>197
漏れも!!
そういえば、新神新まだかなー続き楽しみにしてますよ〜
199名無しさん@ピンキー:04/06/17 01:00 ID:Eq4RIzF4
おおっ、とみ子たん人気。
やはり潜在的な需要はあったということだな。

とみ子たんモノなら、ハゲ×とみ子でもゴリ子×とみ子でも何でもオケーイ
200名無しさん@ピンキー:04/06/17 23:57 ID:ROflvsBR
いややっぱり木×とみ子の触手プレイで…ハァハァ
201名無しさん@ピンキー:04/06/18 12:16 ID:tO8q7Vd/
土妙きぼん
202名無しさん@ピンキー:04/06/18 20:13 ID:X9dgkTQk
>>201
微塵もフラグが立ってなくないか?
203名無しさん@ピンキー:04/06/18 20:33 ID:/l8EOZpO
フラグは自分で立てるのがエロパロ職人のお仕事
原作で立つのを待っていたらずっと書けやしないしナー
自分も土方妙を読んでみたい。(;´∀`)
204名無しさん@ピンキー:04/06/19 21:57 ID:Yr371qzF
>>202
>>143

という訳で土方妙読みたい。
205名無しさん@ピンキー:04/06/19 22:06 ID:VfMQTeKx
同じく。

この想い職人さんに届けー
206名無しさん@ピンキー:04/06/19 22:42 ID:r6kxrp1R
もちつけ

あんまりがっつくと単独自演に見えて
反感買ったりアンチが発生するから
207名無しさん@ピンキー:04/06/19 23:01 ID:VfMQTeKx
それもそうだね、 失礼シマスタ。(;´Д`)
208序章 1/2@186者:04/06/20 03:58 ID:y08RcYHI

「校内での色恋沙汰は御法度だ、ってことくらいは知ってるよねェ?」

否定することは許さない、といったニュアンスを含みつつ呟いた
放課後教室に残らせた理由はそれか と理解した
思い当たる節はあるが、それを公にしたことは無い
それを言うなら、自分以外の者のほうがよっぽど、咎められるほど堂々と恋愛をしてるように感じる
吐き掛けた溜め息を飲み込む 面倒だが、ここで色々咎められることも面倒だ
「…別に、そんな校則があるわけでもないアル」
「へぇ、否定しないってことは認めちゃうの?生徒が不純なこととかしてるのとか嫌なんだよね〜先生悲しいな〜。」
一瞬、言葉に詰まる ここは否定しておくべきだったのだろうか、と思った
しかし何か言い返してもどうせ何らかの方法で言い包められるのだろう
教師相手とはそういうものなんだ 単純な話、口喧嘩等をしても絶対勝てないのだろう

恋愛、と呼べるようなものなのだろうか と、ふと思う
沖田や、それ以外の男に抱かれたことは多々あった
色恋沙汰が御法度だというのなら自分は咎められるようなことなどしていない 恋愛などしていない
不純なこと と、一纏めにされてしまえばそれまでなのだが
ただ、今真っ先に沖田の名前が脳内に浮かんだということは、少なくとも───…
209序章 2/2@186者:04/06/20 03:58 ID:7ePR53Dv

「…──なァ、聞いてんの?」

ビク、と、わずかに肩が跳ねたのが自分でも分かった
すぐ目の前にまで顔を近付けられていることに気付き反射的に後ろに退いたが状況が悪かった
ガタッと、自分の後ろにあった机が音を立てた
そんなビビんなよ、と呟き、口元だけで笑顔を作ったのが見えた
頬の方に触れようとしてきたのが分かり状態を退く

「…触るなアル」
「教師に向かってそういう態度は良くないよ?」
何が教師だ、と、心の中だけで呟く
自分なら、こんな男くらい一発殴ればそれだけで逃げることが出来るはずだ
なのに、体がすくんで動かない

「なァ…さっき俺が言ってた話、ちゃんと聞いてた…?」

聞けと言われても聞くものか、と思いつつも、耳は勝手にそれらの言葉を吸い込んでいく

「そこらのガキなんかに体開くくらいならさ…」

最後の抵抗として発しようとした言葉も、声に出すことが出来なかった


「先生が大人の味教えてやるよ、って言ったんだよ。」



沖田のことが脳裏をかすめたのは、何故だろうか。
210雑談@186者:04/06/20 03:59 ID:7ePR53Dv
鬼畜銀さん大好きだ!…と、エロパロ板の隅っこでマイナー論を叫んでみました。
土妙(売春モノ書きたいよいつか書きたいよ)や銀辰も捨てがたいと思いつつも、
>189氏の言葉を参考にして銀神を…とりあえず王道なのを。
まだエロスにも入ってないのに長いもの投下してすいませんでした。
短く纏めるつもりではありますが、エロスもその他も長々と書いてしまいそうな悪寒です…すいませんこういう性分でして…。
それでは、エロもへったくれもないSS投下してすいませんでしたー。
続きはそのうち持ってきます…。
…鬼畜銀さんスキーの方おられませんかね…?と、さりげなく同士募りつつ去ります…
211名無しさん@ピンキー:04/06/20 07:24 ID:lvYFJurn
>186

オツです!鬼畜銀さん…イイ!
続きが楽しみです!!
212名無しさん@ピンキー:04/06/20 23:37 ID:Z2PGSucm
>210
さわりだけでも滅茶苦茶萌えました!乙です!
鬼畜銀さん…(*´Д`*)モエエーッ
続き楽しみにしています!
213名無しさん@ピンキー:04/06/21 01:19 ID:wcn2CWkW
保守するぜ。
214189:04/06/21 04:21 ID:9/RnWemV
>>210
乙です!自分のヘボアドバイスを参考にして頂いてどうもです…。
鬼畜銀さん好きですよー。鬼畜の銀さんと神楽の相性はいいと思っとります。
これからどういう責めがあるのか…楽しみに待ってます。
(銀辰!ってのもまた新鮮ですね)
215名無しさん@ピンキー:04/06/21 08:26 ID:hMceE7ZN
>>210
乙!
これはエロい展開が期待できそうですな(*´д`*)

基本的にスタンダードでも銀神がイチオシなので
鬼畜銀さんでも(*´д`*)ハァハァできますよ
216名無しさん@ピンキー:04/06/25 00:29 ID:ZzS/uH1j
      |ハ,_,ハ
      |´∀`';/^l
      |u'''^u;'  |
      |∀ `  ミ  ダレモイナイ・・・
      |  ⊂  :,    モサモサ スルナラ イマノウチ
      |     ミ
      |    彡 
      |    ,:'
      |''~''''∪


               l^丶            
        もさもさ   |  '゙''"'''゙ y-―,     
               ミ ´ ∀ `  ,:'     
             (丶    (丶 ミ     
          ((    ミ        ;':  ハ,_,ハ
              ;:        ミ  ';´∀`';,  
              `:;       ,:'  c  c.ミ  
               U"゙'''~"^'丶)   u''゙"J


            /^l
     ,―-y'"'~"゙´  |   もさもさ
     ヽ  ´ ∀ `  ゙':
     ミ  .,/)   、/)
     ゙,   "'   ´''ミ   ハ,_,ハ
  ((  ミ       ;:'  ,:' ´∀`';
      ';      彡  :: っ ,っ
      (/~"゙''´~"U    ι''"゙''u
217名無しさん@ピンキー:04/06/25 06:49 ID:aAGSGyh9
|・∀・)ニヤニヤ
218名無しさん@ピンキー:04/06/25 11:14 ID:mevR3gN5
銀時×神楽マダー?(AA略
219名無しさん@ピンキー:04/06/25 20:14 ID:ZzS/uH1j
漏れの中でも銀×神が一番好物なんだけど
以下のような流れで神×新でも悶々できますた

銀さんお仕事、新八と神楽(寝)、居間で二人きり

先ほどパラ読みした銀さんのエロ本の御陰で
神楽の無防備な寝姿(スリット)に新八、不覚にもドキドキしてまう

こっそりスリットをちと持ち上げてみたり軽い悪戯してまう新一
けど実は起きてる神楽

神「なにヨ、新八、溜まってるアルか?(ニヤニヤ)」
新「なっ!あの、いや、手が勝手に・・・あ、あれぇぇぇ!?」
(突然新八のいきり起ったイチモツをつかむ神楽)
神「むおっ、こんなにしてかわいいアルねー」
新「ちょったんま!あやまるからやめてよ神楽ちゃん!ほんとごめっ、あっ・・・」
(いつの間にか袴から取り出した新八のイチモツをしごき、剥く神楽」
神「青臭いネ、どっからみても立派な童貞アル(ニヤニヤ)」
新「なにをそんな・・・ってこの年じゃセーフでしょ!?ぅはっ・・・」
(ぺろっと一舐めし、口に運ぼうとする神楽)
新「あ・・・いけないよ神楽ちゃん・・・」
神「先に手を出したのは誰アルか?少し黙るヨロシ」
あむ・・・ちゅぴ・・・

その後は受け八を煮たり焼いたりする攻め神楽。
実は同じくエロ本読んで一番ムラムラきてたのは神楽、みたいな。
突如暴走した受け八が攻め八に究極進化する分岐点もあり?
説明文章部分が書き起こせないんで、台詞妄想止まりですわ(;´Д`)
どなたか「攻め神楽」神様はいらっしゃいませんかな?
220名無しさん@ピンキー:04/06/25 20:16 ID:712FXRvS
イイ…!
221名無しさん@ピンキー:04/06/25 21:35 ID:u8j790P5
実にイイ…。
222名無しさん@ピンキー:04/06/25 21:38 ID:5O6qWhXN
>>219
いいね、その設定!自分も基本は銀×神だけど、この新八いいねェ。
途中で新×神に逆転するって発想もイイ!と思う。
ていうか、銀さん絶対エロ本ためてそう。そんで隠したりせずに無造作に転がしてそうだな。
223名無しさん@ピンキー:04/06/27 16:13 ID:toc68qPv
「恥も糞もあるかァァァ!!!」
224名無しさん@ピンキー:04/06/28 00:29 ID:0Z2jxOV0
0時過ぎたし、ネタバレOKだよね?
坂本×陸奥タンを禿しく推奨
225名無しさん@ピンキー:04/06/28 01:43 ID:Ser7hP4R
禿同、あ、いやそこは陸奥×坂本で
股間を重点的に責めていただきたい。
226名無しさん@ピンキー:04/06/28 03:31 ID:SKL0lPS8
坂本×陸奥タン、いい感じっぽいよね。
おちゃらけ男と常に冷静な女の子ってのがお似合い、ってかツボだ。
サラっと性病ネタを言っちゃうあたりが何とも。陸奥タンは天人なんだよね。
これからも出番あったらいいなァ。
227名無しさん@ピンキー:04/06/28 13:06 ID:kWwbN29S
>>226

陸奥たんて天人なの?
地球人かと思ってたが。
228名無しさん@ピンキー:04/06/28 19:06 ID:rvAcQr2R
ペス神楽
ペス姫
虫陸奥
きぼん
229名無しさん@ピンキー:04/06/28 19:46 ID:K5zmEg41
坂本と陸奥、なんとなくエロい感じが漂う二人だ…
実は昔勢いでレイープまがいの事をしたとかだったら…萌え、というか燃え
230名無しさん@ピンキー:04/06/28 20:04 ID:d5CXYa94
坂×陸ハァハァ
自分で書こうと思ったけど口調が・・・方言が・・・
231名無しさん@ピンキー:04/06/28 20:38 ID:SKL0lPS8
>>229
>坂本と陸奥、なんとなくエロい感じが漂う二人だ…。

あー、何かわかるかも。二人ともそんなキャラじゃないのに何でだろね。
下ネタ平気で言い合っちゃうあたり、一線越えてる気がするからか。
232名無しさん@ピンキー:04/06/28 21:01 ID:PNRXSWjQ
>>229

>実は昔勢いでレイープまがいの事をしたとかだったら

それだァァァ!!!
233名無しさん@ピンキー:04/06/28 21:09 ID:j6nnkKZw
酔った勢いで犯したとか…

乗り物にも酒にも弱い坂本 & 彼に呆れ果てる陸奥 キボソヌ
234名無しさん@ピンキー:04/06/28 23:31 ID:K5zmEg41
>231-232
レスありがd。

坂本はまーいーじゃねぇのアッハッハッハ!と迫り
陸奥がやめろォォォ!!ギャアアァァア!!!…で暗転、とかな。
ダメだギャグにしかならん…
235名無しさん@ピンキー:04/06/29 00:06 ID:zWRyKiwW
>>234
いやオイシイってそれ。
導入〜中盤くらいまでギャグ入ってて、最後の方はエロエロってのが
坂本×陸奥らしくて(・∀・)イイ!!
(・∀・)イイ!!ったら(・∀・)イイ!!
236名無しさん@ピンキー:04/06/29 00:32 ID:OjD4WzKx
俺も書こうとしたが、
方言が・・・!!
あれ何弁?
237名無しさん@ピンキー:04/06/29 00:40 ID:Wg2pigoo
陸奥の「女遊びも程々にせんとまた病気移される〜」から、「特に股間を重点的にやっちゃって〜」
ってセリフの流れから見て、以前に絶対何かあったと思われるんだがな〜。だって何かキン○マにこだわり過ぎ。
新八の「何?何の恨みがあんの」って突っ込みは秀逸だと思った。何か恨みありそうだ…

>>234
土佐弁?方言って結構難しいよね。ボケの時は標準語になるっぽい。。。
238名無しさん@ピンキー:04/06/29 01:08 ID:zWRyKiwW
陸奥タンがかぶってる笠って、
銀時との別れの場面で坂本がかぶってるのと同じじゃねぇ?
坂本が陸奥タンにあげたのかな?

・・・あーもー、本当妄想が尽きないよ。
勘弁してくださいよ空知。
239名無しさん@ピンキー:04/06/29 01:46 ID:9NTH2H34
シティーハンターの遼と香みてーなカンケーじゃねーの?
240名無しさん@ピンキー:04/06/29 04:48 ID:0GuQbzqi
坂本×陸奥にピンときた人が結構いるみたいで、これからが楽しみ。
来週はおそらく快援隊によろず屋一行が乗り込むだろうし、
よっぽど省略されない限り二人の出番があると見ていいんだろうか。
241名無しさん@ピンキー:04/06/29 13:44 ID:KM86IwQ5
>>240
来週は江戸に戻るらしいっすよ。予告より。
242名無しさん@ピンキー:04/06/30 01:15 ID:oV6d2oEg
先ほどググって気付いたんだが、
近藤勇の妻の名は妙じゃなかったのか…シズカナルドンニダマサレテタ orz
色々妄想してたのに…

関係ないが、お登勢さんには野際陽子があう気がする
243名無しさん@ピンキー:04/06/30 14:20 ID:cQPCeBjs
>242
いーや、俺のばあさんの方が似合う。
つーか似てる。激似。まるで双子。死んじゃったけど。
244名無しさん@ピンキー:04/06/30 15:00 ID:MarlfLRw
>243のおばあさんに合掌
245名無しさん@ピンキー:04/06/30 23:14 ID:opyprMH8
野際陽子は若い時めちゃくちゃ可愛かったんだよな
オトセさんも若い時可愛かったもんなあ
246名無しさん@ピンキー:04/07/01 02:36 ID:/hOjy8O2
>243
おばあさんのことを綾乃さんと呼んでいいですか。
247名無しさん@ピンキー:04/07/01 07:42 ID:UcJ7Q4OQ
>246
じゃあ>243は綾乃さんのお孫さん…
248名無しさん@ピンキー:04/07/01 13:58 ID:WUv8ryZm
>243はキャサリンだろ。
249名無しさん@ピンキー:04/07/01 19:34 ID:sLxwMydw
>>248
んなわけねーだろ
百歩譲っても頭に「宇宙船艦」がつくよ
250名無しさん@ピンキー:04/07/02 00:26 ID:OtewvjeU
>249
ワロタ
251名無しさん@ピンキー:04/07/02 01:53 ID:rmwJOwJe
万事屋にて。(新八は おつかい中)

「銀ちゃん銀ちゃん銀ちゃん。
 (トタトタトタ、とソファの銀さんに近寄りつつ)」
「(ジャソプから顔上げて)なんだ胃拡張娘…
 ってオイイィィィィイイイ!!!
 こらお前、ナニしちゃってんのおおぉぉぉぉおおお?!!」
「シャブってやろーってんだよ、ありがたくオモエ。(真顔・棒読み)
 (銀さんのベルトをカチャカチャ外しつつ)」
「いや、ちょー待て!!イカンだろそれは!!」
「ゴチャゴチャうるさいアルネ。
 黙ってヤラれるよろし(はむっ)」
「はむっておまっ、ソーセージと勘違いしてんj、
 って、ぁあああああぁああああ!!!!
 (襲い来る神楽の舌使いに翻弄される銀さん)」
「むごむごむご。ふごふごふごふご?
 (訳>銀ちゃん、気持ちよろし?)」
「あああ、バッ、喋んなオマ!
 てかアアァァァアアア〜〜〜!!!(ビクビクビクーーッッッ)」
「むごっ。(ドピュ)
 ……(ゴクッ) …ん〜〜〜?(首を傾げつつ)」
252名無しさん@ピンキー:04/07/02 01:56 ID:rmwJOwJe
「ハァハァハァ…(ぐったり)
 お、おま…っ、よくも…っ(ちょっと涙目)」
「おかしいアルネ。
 銀ちゃん、尿は甘いのに、コレ(精液)は甘くないアルカ?」
「・・・ は ぁ あ ぁ ぁ あ あ ?!?!
 …お前まさか…それだけのために、
 俺を、こんな、レイプしやがったのか…っっ!?(ワナワナッ)」
「レイプだなんてそんな。人聞きの悪い。(しれっ)」
「人聞き悪いことしてんだろーがああああ!!!
 も、もう許せん、このアマッ、ガキだと思って
 甘くしてりゃ付け上がりやがって…!!!」
「だから全然甘くナイネ。
 もうこうなったら尿を飲むしかないアルカ?(目がマジ)」
「オイィィイイ!!!今度は強制スカトロする気かあああ!!!!
 ・・・もういい!!俺は逃げる、逃げるぞおおお!!!
 こんなハレンチ小娘の更生なんぞ、付き合ってられるかああ!!!
 (脱兎のごとく、窓枠からダイブする銀さん)」
「ああっ、どこ行くね銀ちゃん!!
 そんな粗チン出しっ放しのまんまで!!捕まるヨー!!!!」



誰か彼女に糖尿病について正しい知識を教えてあげてください。

253名無しさん@ピンキー:04/07/02 02:02 ID:LW/JZLgj
  
  G   J  

ワロタよー
254名無しさん@ピンキー:04/07/02 10:23 ID:GrPqh6iZ
粗チン…ひでぇw
255名無しさん@ピンキー:04/07/02 20:03 ID:iQ2te3dG
GJ!ワロタw
256名無しさん@ピンキー:04/07/02 23:43 ID:0taSa8yH
すげぇはまってるな
銀玉として自然なエロスだw
てか面白かったんでどうでもいいですが
まだ糖尿ではないっすよね?
血糖値が高いだけで
つか糖尿宣告されてる主役ってw
257名無しさん@ピンキー:04/07/02 23:50 ID:7zRuEqgG
>251-252
笑いが止まらんw

流れ豚義理スマソ。
二巻買いますた。とみ子と山さんの制服姿に萌え死にそうだ。
私が小説書けるなら、今すぐにでも学園ラブ米書いてたろうに……
258名無しさん@ピンキー:04/07/02 23:57 ID:98Jh6hEn
「はぁっ、あ」
神楽は目を伏せて快楽に身を委ねる。本能のまま腰を動かせば、すぐに絶頂は訪れた。
「あ、あ、あ、んんっ!」
背を弓なりに反らせて震えて、そのままクタリと銀時の上に倒れ込む。
軽く意識を失っている神楽の中でまだ銀時は欲望を放っていない。
「おい、何一人でキモチヨクなってんだ」
ため息をつくと、神楽の腰を掴んで強引に下から突き上げた。
「う、あ…や、銀ちゃ…」
力が入らない。突き上げられるまま、神楽は声をあげるしかなかった。
しばらくして、銀時も達した。

こうして性交する時、二人はほとんど言葉を交わさない。
愛の睦言など尚更だ。いつも衝動でこうした行為にふける。
それはお互いの暗黙の了解と言っても良かった。
同じ屋根の下にいる新八でさえ、二人の事には気づいていないに違いない。
「恋人」。そんな言葉から一番遠い位置にある関係。

それでも神楽は今、銀時自分の中を満たしていく感覚を愛しいと思った。
259名無しさん@ピンキー:04/07/02 23:58 ID:98Jh6hEn

「おー、今日も天気がいいな」
銀時が新聞を片手に窓から空を見上げ呟くのを、神楽は只聞き流した。
黙々と目の前にある食事を平らげていく。
「もうそろそろ買い置きの菓子も無くなる頃か…」
顎に手を当て暢気に欠伸をする銀時に新八が提言した。
「銀さん、甘いものドクターストップかかってるんでしょ?駄目ですよ、お菓子なんて」
「いや〜かりんと日和だな、これは」
「ちょっとは人の話聞いて下さいよ…」
新八の声が聞こえているのかいないのか、銀時は眠たげな目を神楽に向け言う。
「おい神楽、お前買い出し一緒に行くか?」
神楽は瞬間、箸を止めて銀時を見た。
「…酢昆布、食べたいヨ」
「ああ、いくらでも買ってやらぁ」
「行くアル。これ食べ終わったらすぐ行くアル」
銀時が言い終わらないうちに、神楽は頷いて再び箸を動かし始めた。

260通りすがり:04/07/02 23:58 ID:98Jh6hEn
続いてしまった
気長に待ってて下さい
261251-252:04/07/03 06:01 ID:XmLJOYsg
レスくれたひと、ありがd。(・ω・)ノ

>254
神楽にかかれば、みんな粗チン。

>256
漏れもそう思うんだけど、
2巻のオビに「糖尿病もちの主人公」って
書かれてたから、ま、いっかって思って。

>257
漏れもあの二人の制服姿には萌えますた。(゚∀゚)−3
262名無しさん@ピンキー:04/07/03 08:36 ID:3JBhUTCM
>258
ハlハァ(´Д`;)気長に待ちます
263名無しさん@ピンキー:04/07/04 03:27 ID:Q2PhV+QC
銀魂度ちぇっくで沖田になると
銀さんのセリフが微妙に沖田×神楽を連想させてハァハァ
264名無しさん@ピンキー:04/07/04 12:08 ID:itzUZQQJ
父さん沖楽は認めません!!

と、心の中に閉まっておく。
265近藤さん@ピンキー:04/07/04 14:05 ID:abYTka8E
>263
ナ、ナンダッテー!!ハァハァ
266名無しさん@ピンキー:04/07/04 18:32 ID:nTAbCOu5
うごぐLOVE!さんの作品大好きです!
沖楽が読みたい・・・!
267名無しさん@ピンキー:04/07/04 21:14 ID:x886GYZ2
>265
き、局長!? 何故ここに??
>266
そうそう。 マターリと待ってますので…。ヽ(´ー`)ノ
うごぐ氏以外の沖神SSも読みたいね。
268名無しさん@ピンキー:04/07/04 21:20 ID:I5P+6TxH
近藤さんワラタ
269近藤さん@ピンキー:04/07/04 21:32 ID:/y4612Jj
近藤×お妙さんが読みたいです。(*´Д`)ハァハァ
270名無しさん@ピンキー:04/07/05 01:15 ID:k8YKJFcl
今日銀魂2巻ゲトしました。
しろくろに惚れました。
というワケで山さん×とみ子を投下したいと思うのですが、よろしいでしょうか?
前の方ででてきたマフラープレイの方向で・・・
271名無しさん@ピンキー:04/07/05 01:27 ID:OUoeG49h
ぜ、是非ともおながいします(*´Д`)とみ子ハァハァ
272名無しさん@ピンキー:04/07/05 01:40 ID:z/VxDV+1
>270
マジかー! 気になって夜も眠れません
神よ……お待ちしております
273名無しさん@ピンキー:04/07/05 20:53 ID:m95F3DFH
>270
ままままじですか!?ヤッター!!
2巻のとみこの脚に(;´Д`)ハァハァ
274名無しさん@ピンキー:04/07/06 00:39 ID:jFa/+i6+
今週号を読んで近藤×お妙さんに激しく萌えたのだが、SSを書こうにも
この二人のエロはどうしても想像できない。
この溢れるリビドーをどこにぶつければいいのか…!


…というわけで土妙執筆中。
ありがちシチュのヘタレSSですが出来たら投下させてください。
275名無しさん@ピンキー:04/07/06 03:33 ID:1NSduUWp
>>270
神キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
是非おながいします!!
良かったよマフラープレイ提唱して本当に良かったよ!!

とみ子ォォォォ!!BABY I LOVE!!

276名無しさん@ピンキー:04/07/08 19:53 ID:rDN4AJAz
>>275
落ち着け。とりあえず皆でタイムマシンを探そう。
277名無しさん@ピンキー:04/07/09 11:11 ID:jdpBIUAf
>>274
やったー土妙だ!!
投下お待ちしてます。
278名無しさん@ピンキー:04/07/10 14:42 ID:++WCVCvC
放置プレイな神たちにハァハァ
279名無しさん@ピンキー:04/07/10 18:04 ID:On5Bu6iV
土そよかいて誰か。
身分違い萌え。
280名無しさん@ピンキー:04/07/10 18:55 ID:Ra64JJ9b
>>278
ああ
漏れなんか銀神待って一ヶ月。
もうクセになってきたよ
281名無しさん@ピンキー:04/07/10 19:14 ID:Ra64JJ9b
>>210氏の続きの奴ね(;´Д`)
282名無しさん@ピンキー:04/07/10 19:28 ID:uQI4JebM
>280
漏れもだYO!

今一番楽しみにしているのは山とみなんだが。マフラープレイ(;´Д`)ハァハァ
283山本×とみ子:04/07/12 03:08 ID:Y045XAx8
『とみ子、やっと起きたか。パパも山さんもお前が起きるの待ってたんだぞ。』
『・・・。』
『なんだ貴様、朝っぱらから仏頂面しよって』

(こいつが我が家に居座り始めてからもう1ヶ月近く経とうとしている。しかし私はこの暑苦しい2ショットに未だ慣れる事ができない。いや、慣れるのも嫌だけど。)
『ハァ・・・』
『どーした、悩みがあるなら話してごらん?パパ、とみ子のしょっぱい顔なんて見たくないゾ☆』
『じゃあ頭上の異物から自立することから始めてもらおうか。』
『バッ・・・、お前、パパはヅラに依存しているんじゃない!共生してるんだ!』
『屁理屈こいてんじゃねェェ!ヅラはあんた無しでも生きていけるわァ!』
『貴様、親に向かってその口のきき方はなかろう。』
『納豆こねながら調停者気取るな!私のため息の原因はお前だァ!』
とみ子はそう言い放ち、山本の手から納豆を奪い取った。
『オイ、その納豆は俺が10分間ひたすらこね続けた逸品だ。横取りは許さんぞ。』
『アホか!10分以上こねる食べ物は水あめだけだァァ!』
『朝食時からそんなにテンション上げると死ぬぞ。仕方ない、その納豆を4粒やろう。それで心を落ち着かせろ。』
『いるかァァァ!』
叫ぶと同時にとみ子は納豆を山本に思いきり投げつけた。
『甘い!』
山本は条件反射で払いのけた。納豆は先ほどまでの持ち主の元へと跳ね返り・・・
『あ』
3人の声が重なった。次の瞬間、とみ子は頭からソレをかぶっていた。
284山本×とみ子:04/07/12 03:43 ID:Y045XAx8
『ミッコ、あんた今日臭くない?』
『うん・・・ちょっとね・・・。』
納豆のぬめりは何とか落としたものの、その強烈な臭いはとみ子の髪にしみついてしまった。できることなら徹底的にシャンプーしたかったのだが、時間が無かったためそれは叶わなかった。今日は平日。学校だった。
『何があったか知らないけど、女子高生の放つ臭いじゃないね。』
『アハハ・・・。』
感情のこもってない声で返しつつ、とみ子は心の中で叫んだ。
(・・・山本ォォっ!)
――復讐を誓った瞬間だった――


その日のうちに、計画は実行へと移された。皆が寝静まった頃、山本の部屋の前にとみ子の姿があった。
その右手にはビニール袋をぶら下げている。
『私が受けた屈辱、思い知らせてあげるわ。』
ポツリと呟くと、キィ・・・と静かにドアを開けた。そろりそろりと山本の布団に近づく。
山本は仰向けに寝ていた。その枕元に立つと、とみ子はビニール袋から白い物体をつまみ出した。
(フフ・・・目には目を、歯には歯を、悪臭には悪臭を・・・)
不敵な笑みを浮かべ、2本の指でつまんでいるソレを山本の頭上1、5メートルほどの位置にぶら下げる。
『服部先輩のパンツ(ミソつき)、まさかこれが役に立つとはね・・・くらえェェ!』
指を離そうとしたまさにその瞬間
――シュルルッ――
何かがとみ子の腕に巻き付いた。
『・・・っ!これは呪脈マフラー!?』
285名無しさん@ピンキー:04/07/12 09:08 ID:Ev+3XPM6
きたぁぁぁぁぁぁぁぁあ
タイムマシンタイムマシン!!!続ききぼんぬです!!
ところどころ原作の味が出てて良いですな。
286山本×とみ子:04/07/12 18:38 ID:Y045XAx8
>>284の続きです。
突然の出来事に、とみ子の手から服部先輩のパンツ(ミソつき)がすべり落ちる。
ベシャッ
パンツはパンツらしからぬ音をたてて着地した。しかし服部先輩のパンツ(ミソつき)の落下地点に山本の顔は無かった。
寝返りをうつ形でパンツの直撃をかわしたのだ。
『あんた・・・起きてたの。』
山本は布団から身を起こし、立ち上がった。その瞳は静かにとみ子を見据えている。
『これほどの殺気を放たれて、おとなしく寝ていろという方が無理だろう。』
『・・・チッ!』
忌々しげに山本を睨みつける。
『こんな夜更けに何の用だ。』
なんと、服部先輩のパンツ(ミソつき)にはまだ気づいていないらしい。
『さては・・・夜這いか。』
『なっ・・・!』
思いもしなかった山本の発言に、とみ子は絶句した。
『貴様のような色気皆無の小娘に誘われても嬉しくないのだが・・・』
『なんですってェェェ!』
いつもの勢いで殴りかかろうとするも
『うぁッ』
両足にも呪脈マフラーが絡みついてきた。四肢を封じられたとみ子はバランスを崩し、前のめりに倒れこむ。
(ぶつかる!)
地面が目の前に迫り、覚悟を決め目を瞑る。しかしその瞬間は来なかった。
恐る恐る目を開ける。とみ子は山本の腕の中にいた。
287山本×とみ子:04/07/12 19:02 ID:Y045XAx8
『ちょ、ちょっと・・・離れてよ!』
山本の体温を布越しに感じ、気が動転してしまう。
『せっかく助けてやったのに可愛げがないやつだな。』
『あんたのせいで転びそうになったんでしょ!』
『口の減らない奴だ。』
『わわっ!』
山本はとみ子の体をひょいと持ち上げた。世に言う、お姫さまだっこの形で。
『ちょっ、降ろしなさいよ!』
『言われなくとも。』
とみ子の体は山本の布団の上に寝かせられた。その上に山本がのっしと覆い被さる。
『何のつもりよ。』
『抱いてほしいのだろう。素直にそう言えば良いものを。』
山本はとみ子の顎をクイと持ち上げると、顔を近づけた。
(――ヤバイ――こいつ勘違いしてる!)
『夜這いなんかじゃない!復讐しに来たのよ!』
唇まであと数センチのところまで迫っていた山本の顔が止まる。
『復讐される様な事をした覚えはないが。』
とみ子から体を離して、サラリと言い放つ。
(コイツ・・・)
その態度に、ふつふつと怒りがこみ上げてくる。
『納豆!』
『あぁ、そのことか。しかしアレはこっちが謝ってもらいたいくらいだぞ。丹精こめて練り上げた納豆をダメにされたのだからな。』
『そのくらいまた練れば良いことでしょ!私は髪に臭いが染み着いて大変だったんだから!』
『・・・どれ。』
山本はおもむろにとみ子の髪に触れ、フンフンと香りをかいだ。
288山本×とみ子:04/07/12 19:44 ID:Y045XAx8
『・・・ッ!』
突拍子の無い山本の行動に、とみ子の体はピクリと反応した。
『洗髪料の匂いしかせんぞ。』
サラサラの黒髪を指で弄びながら呟く。『あ・・・当たり前でしょ!念入りに洗ったんだから!』
『ならばもう良いだろう。過ぎた事を根に持つ女は嫌われるぞ。』
そのケロリとした態度に、とみ子はますます腹をたてた。
『原因を作ったあんたに言われたくないわァ!言っとくけど、私はまた復讐しに来るから。』
両手両足を拘束され、男に組み敷かれている状況にも関わらず、なお気丈に振る舞う。
そんなとみ子を見て、山本はヤレヤレといった感じで頭をかいた。
『何よ。』
『貴様にはちょっとばかし仕置きが必要な様だな。』
『え、仕置きって・・・ッ!』
とみ子が言い終えるのを待たず、数本の呪脈マフラーが伸びてきた。
『何する気・・・あっ!』
マフラーはとみ子の体を這い回った。慣れない感触に思わず声があがる。
『あっ・・・あははははははッ!』
布の先端はとみ子の首や脇腹をくすぐり始めた。
『あはははッ、はっ、や、やめて!苦しいッ!』
叫ぶと同時に、マフラーの動きは止まった。
『ハァ、ハァッ、』
『どうだ、改心したか。』
山本の問いかけに、息を荒げながらも答える。
『誰が、こんなことで・・・ッ』
圧倒的に不利な位置に立っていながら、自分の意志を曲げようとはしない。
そんなとみ子の様子に、山本はため息をつく。
『厄介な娘だな。多少痛い目を見なければわからんか。・・・仕方ない。』
そう言いながらとみ子の後頭部に手を伸ばすと、自分の唇をとみ子の柔らかな唇に押しあてた。
『んむっ!』
289名無しさん@ピンキー:04/07/12 19:49 ID:Y045XAx8

今日はここまでです。続きはまた後日投下します。

エロに入るまでがムダに長くてすみません('A`)
初SSをしろくろに捧げました。生暖かく見守っていただければ幸いです。
では。
290名無しさん@ピンキー:04/07/12 20:46 ID:fVrV67tL
キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

初SSなのに焦らしとは何かを理解している289神に敬礼!!
続き楽しみにしてます!
291名無しさん@ピンキー:04/07/12 21:10 ID:IQQ0NKBC
キタキタキタキタ━━━━━━━━━━━━!!!!
今日は何かありそうな気がすると思ってたけど、このことかぁ!

神、ありがとう!!エロじゃなくとも十分楽しめたよ!
続きはもっと楽しみです!!
292名無しさん@ピンキー:04/07/12 22:50 ID:k2S9y56E
しろくろキタ━━━━━(゚ ∀゚ )━━━━━!!!!!
最初の方のギャグに死ぬほど笑いました!
とみ子に迫る山さんがイイです!
293名無しさん@ピンキー:04/07/12 23:31 ID:bRN6+orV
GJです
とみ子かわいいよとみ子
294名無しさん@ピンキー:04/07/13 21:30 ID:HFyou34v
とみ子可愛いなぁ〜。空知に言われたとおりに悶えちゃったよ。
続きも期待しとります!
295名無しさん@ピンキー:04/07/14 10:11 ID:3C39vb/R
(*´д`*)ハァハァ
強気なとみ子がどんな反応するか楽しみ
やっぱり芯は折れないのだろうか
296名無しさん@ピンキー:04/07/14 20:46 ID:GNi4Y8fg
たくさんのお褒めの言葉ありがとうございます。
嬉しいよママン(ノд`)゚。
続きは今週末にはうpしたいと思っています。
チョットマッテテネ・・・
297名無しさん@ピンキー:04/07/14 22:23 ID:Rp2m99Tu
>>296

がんがれ!応援してるよ!!あんたぁ小説上手いよ!!

298名無しさん@ピンキー:04/07/17 09:21 ID:/512n1Ro
保守
299名無しさん@ピンキー:04/07/17 21:23 ID:CunO3i1/
キター!!
ていうかギャグおもしろいよ!!
300名無しさん@ピンキー:04/07/17 22:06 ID:KWtd3DtJ
神だ・・・!
続きをお待ちしております!!
301名無しさん@ピンキー:04/07/18 02:59 ID:wYW3tTpV
また沖田と神楽の絡みが見れたよ(*´д`*)ハァハァ

何?空知って沖神推奨?もっとやってくれ。
302名無しさん@ピンキー:04/07/18 18:05 ID:lDWcs5iI
今週号のマダオのデート発言で新神いいなぁと思ったよ。
強気な女の子と振り回されっぱなしの男の子のカップル萌え。
エロなしのSSはどこで書けばいいんだろう?
303名無しさん@ピンキー:04/07/18 21:14 ID:Ih/Q1TTn
>>302

ここで書いて下さってええんじゃないの?
ただ、沖田は振り回されっぱなしって感じじゃないがな。
304名無しさん@ピンキー:04/07/18 23:03 ID:QFw/1AJY
とみ子たんまだぁ〜?
305名無しさん@ピンキー:04/07/18 23:21 ID:aah2TSbu
>>303
302氏が言ってるのは沖田神楽じゃなくて新八神楽なんじゃ?
306名無しさん@ピンキー:04/07/18 23:26 ID:4nfg6HdE
ああ…今更ジャンプ読んだよ。
沖田神楽っつーか、
沖田VS神楽つー感じだったが萌えたよ(*;´Д`)ハァハァ
この組み合わせって面白! 一押しのカプールだな…。
307名無しさん@ピンキー:04/07/19 01:48 ID:6ELdtKBz
なんかソラティ作品って萌えるカプ・コンビ多すぎで本当たまりまへん
308名無しさん@ピンキー:04/07/19 03:12 ID:ILl5uEFV
鉄男&美咲、山さん&とみ子、銀魂では作者的に銀時&神楽、近藤&妙、新八&通、坂本&陸奥
あたりが王道カップルなんかな。これ以外にも組合せは自由、って感じで。
少年誌でこんなにカップル作れる漫画ってなかなかないよなー。ノーマル萌えにはたまらん。

読み切り二作が男女メインだったことからして、ソラチは結構カップル設定するのが好きなんかなと思う。
あとは女の子キャラが魅力的だよね。
309土方×妙:04/07/19 04:44 ID:WeIvYQgi
灯の消えたスナックを出ると、夕方から続く小雨はすっかり大降りになっていた。
傘を持ってこなかったことを思い出し、妙は軒下で小さくため息をつく。
濡れて帰るべきか、苦しい財布の紐を解いてでもタクシーで帰るべきか。
そう考えているとき、傘をさした人影が通りを歩いてくるのに気付いた。
傘に隠れて顔は判らないが、長身の男だ。洋装の黒い制服をまとい、腰に刀を帯びている。
妙の姿を認め近付いてくるのを見て、ああいつものあの男だ、と悟った。
「またいらしてたんですか近藤さん。もうお店は閉まりましたよ」
そう男に声をかける。あくまでも言葉は柔らかく、けれど口調はきっぱりと。
暗に店以外で相手をする気はないと伝えたかったのだが、言ってみてからあの単細胞男に
含みのある言い回しでは通用しないだろうと思った。
「…つーかウザいんですけど帰ってくれます?あまりしつこいと警察呼びますよ?」
今度は突き放すように言ったが、男は妙の言葉など気にも留めず歩み寄ってくる。
口でだめなら拳で、と身構える妙。
正面まで来て立ち止まり、男はようやく言葉を発した。
「俺が警察だよ」
そう言って差し出される、傘の下から現れた顔を見て、妙は戸惑った。
「あら、あなた…」
310土方×妙:04/07/19 04:45 ID:WeIvYQgi
仏頂面に銜え煙草。どこかで見た顔、としばし考えてから、あの男の部下で真選組副長の
土方だと思い至った。
「…どういうつもり?ストーカーの部下はやっぱりストーカーということかしら」
「勘弁してくれ、そんな趣味はねェ。俺はあの人の代理で来た」
「代理?」
短くなった煙草を踏み消し、不機嫌そうな顔のまま土方は頷いた。
「ああ。最近このあたりで夜になると引ったくりが多発しててね、アンタの身を心配した
近藤さんから護衛を言いつかった」
面倒臭そうに言って、傘に入るよう促す。冗談じゃない、と妙は思った。
「護衛される筋合いはないわ。大体どうしてあなたに頼むのよ」
「あの人もああ見えて忙しい身なんだよ。お上の命令でしばらく江戸を離れるそうでな。
『トシィィ!俺がいない間にお妙さんに何かがあったらと思うと不安で不安で夜も眠れない!
どうか影となり日なたとなってお妙さんの身を守ってくれ、頼んだぞォォォ!!』だそうだ」
土方は表情一つ変えずに近藤の口調を真似る。似ていたかどうかは別として、あの暑苦しい
顔を思い出させられ、妙はうんざりした気分になった。
311土方×妙:04/07/19 04:47 ID:WeIvYQgi
「あきれた。それであなたは馬鹿正直に従って私を付け回すつもりなの?」
「バカバカしいのは認めるが奴は俺らの大将だ。あそこまで熱心に頼まれちゃ断るわけには
いかねェんだよ」
「まぁ任務に忠実ですこと」
皮肉を言われ、土方は顔をしかめる。そうだよ俺は仕事熱心なんだ、どっかのミントンバカや
頭は空なくせに腕ばかり立つ腹黒と違ってな。
「とにかく近藤さんが戻るまでアンタに何かあってもらっちゃ俺が困る。しばらくの間護衛に
付かせてもらうぞ」
「断るわ。ストーカーがいない時くらいゆっくりさせてちょうだい」
妙は即答する。しかしその時一陣の冷たい風が吹き、みるみるうちにに雨足が強まった。
「傘、持ってないんだろ?」
そう言った土方の顔を見、差し出された傘を見て、妙は口を尖らせた。
「弱味に付け込むのね」
「大袈裟だなオイ。いいから入っていけ」
躊躇した後、渋々ながら傘に入る妙を見届けると、土方は無言で歩き出す。
女の足に歩幅を合わせてくれているのに気付き、悪い人ではないのだろう思った妙だが、
それでもやっぱり、
「腹が立つわ」
小さく呟いた言葉は、雨音にかき消され土方の耳には届かなかった。
312土方×妙:04/07/19 04:49 ID:WeIvYQgi
雨の中、街灯がぽつりぽつりと灯るのみの仄暗い夜道を、美しい女と相傘で歩く。
本来ならば男としては喜ぶべきシチュエーションなのだが、土方は不機嫌だった。
隣の女、見た目こそ清潔な色気の漂う凛とした美女ではあるが、花見の席で本性を見て以来、
近藤がそこまで懸想する気が知れない。
なのにこんな雨の中、片方の肩を濡らしながら傘をかかげ、嫌味を言う女に付いて歩いている
自分は一体なんなのだろう。
いくら近藤の頼みとはいえ、理不尽な役目を引き受けてしまったことが今更ながら悔やまれる。
苛立ちを誤魔化そうと半ば無意識に懐から煙草を取り出し、ライターを探っていると、妙が
感情のこもらない声で言った。
「私の半径50メートル以内で吸ったら殺すわよ」
「………。煙草は嫌いか」
静かな凄みに圧され、銜えた煙草を口から離す。妙は ええ大嫌いよ、とにべもなく答えた。
「仕事中は仕方ないけど、隣で吸われるのは我慢ならないわ。服にも髪にも臭いが染み付いて
取れなくなるんですもの」
「俺は禁煙を強要されるのが我慢ならないんだが」
「吸いたければ私についてこなければいい話じゃないの」
今度は土方が舌打ちをする番だった。
313土方×妙:04/07/19 04:54 ID:WeIvYQgi
見るからに苛々と、しかし素直に煙草を懐にしまう土方を見て、妙は少しだけおかしくなった。
「そんなに吸いたくなるもの?只の煙たい葉っぱじゃないの」
「煙たい葉っぱじゃねェ、生活必需品だ。」
「わからないわ。あんなのちっとも美味しくないのに。」
「俺は無いと苛々するんだよ」
「口寂しいんならいいものをあげましょうか」
バッグから透明なセロファンに包まれたカラフルな飴を取り出し、目の前に差し出す。
「そんなかわいらしいモンで満足できるかよ」
土方は呆れ顔で首を振った。
「そう?美味しいのに」
そう言って妙はひときわ真っ赤な玉を選び、包みを解いて口にした。
単純でどこか安心をもたらす甘みが、ゆっくりと溶けて広がっていく。
一連の動作を何気なく見ていた土方は、そのかたちの良い唇に思わず見とれた。
薄く紅を引いた、瑞々しい果実を思わせる柔らかそうな唇。
その芸術的な造型を割っておもちゃの宝石のような色の飴が侵入し、内側からちろりと一瞬
なまめかしく濡れた舌がのぞく。
314土方×妙:04/07/19 04:56 ID:WeIvYQgi
我に返ると、妙はにこにこと邪心のない笑顔で土方の顔を見上げていた。
「欲しいんでしょ?」
「ふざけんな」
心のうちを見透かされた気がして、土方は即座に否定する。そうしてから、己の本心に気付き
動揺した。……見透かされた気?俺は今、この女を欲していたのか?
「うそ。だって物欲しそうな顔で見てたわ、飴。」
飴か。妙の言葉に土方はほんの少し落胆する自分を認めつつも安堵した。
「…そうだな。一つ貰えるか」
「ええ。」
頭を冷やすべきだと思った。確かに隣の女は美しい。けれど凶暴で女らしさの欠片もない本性を
自分は知っているではないか。
大体、敬愛すべき上司が盲目に惚れ込んでいる女だ。彼に信頼され護衛を任された自分が、女の
色香に惑わされるようなことがあってどうする。
邪念を払い、妙に向き直る。
妙は先程と変わらぬ笑顔を浮かべたままだった。
艶やかな唇が、ゆっくりと開く。
315土方×妙:04/07/19 04:58 ID:WeIvYQgi
「はい、ああん」
「………!?」
心持ち顎を突き出し、軽く開いた唇の隙間からのぞく赤い舌。
その上に少し小さくなった宝石のような粒が、唾液に溶けて光っていた。
冗談はよせ、と言いたかった。しかし土方の目は、濡れた唇の内で光る飴から離せずにいた。
立ち止まったまま、しばし静寂の時が流れる。
妙は どうしたの?とでもいいたげに、目だけで微笑みながら首を傾げる。
その拍子に首筋につけた香水がふわりと香った。
なぜか白い花を思い起こさせる香りだった。鼻腔を、脳髄を、痺れさせるように甘い。
気付いたときには、土方は妙の唇を貪っていた。
頭の内側でかすかに自責の念が芽生える。だがそれは口の中に流れ込んできた甘ったるい味に
よってかき消された。
「……ふぅ…んんっ」
妙は少し苦しそうな声を漏らしながらも、抵抗しなかった。
柔らかな唇を割り舌を侵入させる。暖かく、そしてひどく甘い。そのどこかにあるはずの
甘みの源を見つけるべく、土方は乱暴に口の中を舌で侵す。
妨害するかのように、妙はそこへ自分の舌を絡めた。
妙の味覚を、煙草の苦味が支配していく。
316土方×妙:04/07/19 05:02 ID:WeIvYQgi
どのくらいの時間、その攻防を続けていただろうか。
ほんの小さな塊になった飴玉をついに土方の舌が絡め取り、ようやく二人の唇は離れた。
見つめ合う互いの息は上がっている。
土方は少し冷静さを取り戻した頭で、何と言うべきかと悩んだ。
衝動的な行為を謝るのも、男好きとなじるのも、この場にはそぐわない気がする。
まだ女の味が残る口の中で、奪い取った飴がゆっくりと溶けていく。
このまだるっこしい甘みの菓子は好きではない。
ガリ、と鈍い音を立てて奥歯で噛み砕くと、妙が咎めるような声をあげた。
「だめじゃないの、飴は最後まで楽しむものよ」
そして角に見える道場を指し、

「雨があがるまで寄ってらっしゃい」とこともなげに言う。
只の善意か、それとも挑発か。
その判断のつかぬまま、土方は頷いていた。
「…ああ。」


続く
317土方×妙の人:04/07/19 05:06 ID:WeIvYQgi
とみ子たんを心待ちにしつつ、土妙投下。
二次創作は初書きですが難しいですね…。
文法・キャラの動かし方等おかしいとこあったら突っ込んでください。
318名無しさん@ピンキー:04/07/19 06:40 ID:o54i5oO6
土妙キター!!!(*´Д`)
319名無しさん@ピンキー:04/07/19 11:06 ID:LbKXPKel
カップル設定かどうか知らんが、空知作品は男女コンビが多いね。

>309氏
ヤター!! 土妙キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
何だが大人な雰囲気の二人ですね。(・∀・)イイ!
こういうのが読みたかったんですよ。 続き楽しみに待ってます。
320名無しさん@ピンキー:04/07/19 22:26 ID:LQZFymsN
土方×妙の人グッジョブ!!
続きが楽しみでつな。
321名無しさん@ピンキー:04/07/19 23:50 ID:KfhFPOym
すごい
なんかちゃんとした時代劇っぽい
322名無しさん@ピンキー:04/07/20 00:32 ID:0bWws8wv
わー乙です!大作ですなぁ、土妙いい雰囲気だ。
めっちゃドキドキしてしまいました。続きお待ちしております。
323土方×妙の人:04/07/20 00:59 ID:HOtlJ6Zd
わわ、ありがとうございます。
一度グッジョブと言われてみたいという夢が叶った(*´Д`)
現在初めて書くエロ描写に悩みまくりですんで、続きは気長にお待ちを…。

(読み返してみたら最後変な改行入ってる…)
324名無しさん@ピンキー:04/07/21 03:08 ID:an/p1bHJ
誰か〜。銀さんがらみの小説書いてください。飢えるー
325名無しさん@ピンキー:04/07/21 07:14 ID:bn57qev+
マダオ神楽見てみたいなぁ。そかはかとなく犯罪の匂いハァハァ(;´Д`)
326名無しさん@ピンキー:04/07/21 09:50 ID:XaU7Vnca
銀×神楽マダー?
327名無しさん@ピンキー:04/07/21 14:25 ID:O3wUjbu2
逆も見てみたい。神楽マダオ
328名無しさん@ピンキー:04/07/21 14:48 ID:32jd+jiG
新八神楽キボンヌ
329名無しさん@ピンキー:04/07/21 16:21 ID:J9Fdg5Wh
今週の神楽と沖田の体格差にモエー
沖田意外と男らしい身体してんじゃん
330名無しさん@ピンキー:04/07/21 17:25 ID:xrVCrewC
顔が同じだから、余計萌えるんだよな>体格差
331名無しさん@ピンキー:04/07/21 21:02 ID:uMmmBfoY
こんなに女ばかりのスレも珍しい
332名無しさん@ピンキー:04/07/21 23:19 ID:3qLzvCrL
正直、女がハァハァするためだけの作品ばっかでつまらん。
鬼畜が辰巳をガシガシ犯すのとかがみたいなあ。
汁ぶっかけまくりの。
333名無しさん@ピンキー:04/07/21 23:26 ID:CnvT6bdt
>>332
暗いと不平を言うよりも(略

つーか、男だからって鬼畜に萌えるヤツばかりだと思うなよ。
334名無しさん@ピンキー:04/07/22 00:01 ID:18qO5oIh
>329
同じく。
今週の神楽と沖田に萌えーー(・∀・* )
隊服とチャイナ服っつー、
一見ちぐはぐなのも絵的に面白くていい。
来週の絡みに期待しとこう。
335名無しさん@ピンキー:04/07/22 00:24 ID:jGT9v1Qi
なんかここ801板のスレとあんま雰囲気変わんないね。
スレも伸びてないし。
いっそのこと男同士のからみOKにしたら?
336名無しさん@ピンキー:04/07/22 00:42 ID:c229pFwq
>>335 おまいは男同士の絡みが読みたいのか!?
337名無しさん@ピンキー:04/07/22 00:46 ID:18qO5oIh
エロパロスレはそもそもレスが沢山つく方が珍しいんだよ。
それに今は土方妙で盛り上がってるじゃないか。(・∀・)
早く続きが読みたいYO!
338名無しさん@ピンキー:04/07/22 01:39 ID:q8eOffh1
>>336
釣りだろ…。
339名無しさん@ピンキー:04/07/22 07:37 ID:wDy4U7uX
読みたくねえよ。住み分けはキッチリと。
340名無しさん@ピンキー:04/07/22 22:58 ID:InTR0cBA
うわわわ!まさか、まさか、土×妙が読めるなんて!
職人さん、ありがとう!
次期待してまつ!
341名無しさん@ピンキー:04/07/22 23:55 ID:xGaA1/rS
とみ子神まだ〜〜

終わりの見えない焦らしプレイにパパはもうリタイア・・・
しないけどな。待ち続けるけどな。
342名無しさん@ピンキー:04/07/23 01:45 ID:1tx4nXdK
飽きたんかな
343名無しさん@ピンキー:04/07/23 13:02 ID:UJdkDX3z
きっとエロ展開に照れて書けなくなっちゃってるんだよ!
自分もまだリタイアしないよ
344名無しさん@ピンキー:04/07/24 03:38 ID:UxYzHzGQ
一ヶ月経った銀神学園鬼畜編はリタイアしすまた
345山とみ書きの人:04/07/24 13:26 ID:THPEBBWV
週末にはうp、なんて大ウソついて申し訳ありません・・・
エロ描写の難しさに悪戦苦闘中('A`;)

土妙職人さん、日本語お上手で羨ましい限りです。
ハァハァさせていただきました(;´д`)

山とみは完成させるつもりです。
7月中にはうpできるようにします。
私の作品を待っていてくださる方が1人でもいれば幸いです。
長文スマソ
ではまた・・・
346名無しさん@ピンキー:04/07/24 16:29 ID:pyt0+lHw
待ってるよ!ガンガレ!!
347名無しさん@ピンキー:04/07/24 23:12 ID:GDiApvDk
>>345
待ってるよ!まだ〜?とか言ってごめん。気楽に書いてください。
348名無しさん@ピンキー:04/07/25 09:13 ID:m+gj7Ml7
>>345
無理しなくていいからね。おいはいつまでも待っちょけるけん
349名無しさん@ピンキー:04/07/26 01:44 ID:9kKAHmeX
解禁。
沖田神楽、ばっちり気が合ってるねぇ。
カプではなくコンビって感じでだけど、この二人好きだ。
350名無しさん@ピンキー:04/07/26 01:51 ID:S57W3HiF
ほんとどこまでも似たもの同士ですな
351名無しさん@ピンキー:04/07/27 20:03 ID:KBWUZ/Ch
352名無しさん@ピンキー:04/07/27 23:53 ID:nlOBrjBR
空知も沖神押しなんじゃねーの?と勘繰ってしまう。
銀さん×神楽じゃ銀がロリコンになってしまうから、沖田が年齢的にも丁度いいし。
353名無しさん@ピンキー:04/07/28 01:03 ID:jwy4hufO
そもそも、登場人物の正確な年齢がわかんない。
お登勢さんが60代後半
近藤局長が30代前半
土方、桂、銀時、高杉、あたりが20代後半
山崎が20代前半、沖田が10代後半から20そこそこ
お妙さん18歳
新八16〜17歳
神楽15前後
くらいに思ってるんだけどどうなんだろう、実際。

…ってこれだと近藤さんとお妙さんも十分犯罪だ
354名無しさん@ピンキー:04/07/28 01:30 ID:a81/26B6
んーお妙さんは23くらいだと思うなぁ、雰囲気とか貫禄もあるし。(処女だとは思うが)
だから俺的には全然犯罪じゃな……いや、ストーカーは立派な犯罪ですね、そうですね。
355名無しさん@ピンキー:04/07/28 01:34 ID:126W1m+2
>>352
6話〜に一回位登場の脇役に公式メインヒロインの神楽はやれん!
というか同人の世界ではまだしも、結局、ヒロインの神楽の中での「色んな意味での一番」が
主役の銀さんを超えて脇役の沖田になることは公式ではさすがに無いでしょ?漫画的にも。
原作での沖楽は今のところ3〜4カットだけだし、反響があったからサービスカットってレベルじゃないかな
総合的にはまだまだ空知は毎週のように微笑ましい銀神を強調しているし

銀さんは神楽のことを女としては見ている雰囲気はないけども
少なくとも神楽は銀さんのことを色んな角度から見ても一番好いているようにみえる

>>354
お妙さんは一話で「18年間胸の谷間なんて出来たこと無い」って言っている位だから
18歳なのでは?
356355:04/07/28 01:43 ID:126W1m+2
ああ、基本的に沖楽より銀楽かなぁっていう側の人間の
私情が交じっているレベルの分析だからあんま深くは気にせんといて
357名無しさん@ピンキー:04/07/28 01:51 ID:omisMMUd
史実と年齢が一致するわけじゃなさそうね。
沖田と土方が7コだか離れてるようには見えないし。
個人的に
銀さん他攘夷メンバー 26歳前後
近藤 28歳
土方 25歳
沖田 22〜4歳
山崎 21〜4歳  がいい。
近藤さんはヒゲそったら結構若いと思うし(あれは貫禄のために生やしているんだきっと)。
これならお妙さんとの年齢もあと二、三年すれば問題なし。
358名無しさん@ピンキー:04/07/28 15:35 ID:cT0oYayJ
おんなばっかり
新手の腐女子か?
359名無しさん@ピンキー:04/07/28 18:38 ID:CdAH8BMH
>>355
青いなぁ…あんた。
アイシールドのヒロインとかは
主役すっ飛ばして、脇キャラと良い感じになってますよ。

これも先のことは分からないけどね。
360名無しさん@ピンキー:04/07/28 18:54 ID:G5BX0MEE
>>358
アホかおめー 女の性欲なめんなよ
361名無しさん@ピンキー:04/07/28 19:47 ID:JPgvBgU3
>>359
ヒル魔は主役喰うほどの登場っぷりと活躍っぷりだから
さすがに6話に一回登場の沖田とは立ち位置と重要性の格が違うと思われ。
セナには変わりにネコ目が宛がわれそうだし。
原作で沖楽推奨はちと引くなぁ、万屋が崩壊しそうで・・・
今のネタっぽい塩梅がちょうどいいような・・・
漏れは銀楽、新楽、「沖楽」、さよ楽、の4刀使いだけど
私情を抜いて見ますた。
362名無しさん@ピンキー:04/07/28 19:49 ID:JPgvBgU3
×さよ楽
○そよ楽
363名無しさん@ピンキー:04/07/28 20:27 ID:sMASmx1T
「何か主人公をゲトーするのがヒロイン」といういちご100パーと逆の理論っぽい。
ラブとは程遠い絡みを、ここで好き勝手言ってるだけなんだし、
原作者推奨か否かなんて不毛な議論だよ。

原作上の彼らの関係が変わる事は、おそらく無いだろうしね。
まぁそういいつつも沖田と神楽はお似合いだなぁと思ってたりするんだけど。
あくまでラブじゃなくてコンビとしてね。
銀さんとは家族的な繋がりで、父娘なんだろうと。

つか、コレエロパロディ板で話す事じゃねぇーーーー
364名無しさん@ピンキー:04/07/28 20:51 ID:8UZAfqWY
要するに妄想するのは勝手だが
理想を現実(原作)に押し付けるなってことでしょ。

各人好きなように萌えろ。ここはその為にある。
365名無しさん@ピンキー:04/07/28 21:17 ID:sMASmx1T
>369
険のある言い方がアレだが、同意。
押し付けてるヤシなんて一人も居ないと思うよ。
366名無しさん@ピンキー:04/07/29 03:20 ID:nh834fdM
よーしパパ>369に期待しちゃうぞー。
367名無しさん@ピンキー:04/07/29 13:18 ID:PlFqw5L/
丸十日間、投下が無いとさすがに寂しいな

普通に銀楽、そよ楽で(*´д`*)ハァハァしたいうぉう
368名無しさん@ピンキー:04/07/29 16:31 ID:6kg+yaIT
↓期待を裏切るなよ?
369懐かしいなコレ:04/07/29 20:26 ID:KpeM1K4m
                \ │ /
                 / ̄\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
               ─( ゚ ∀ ゚ )< ぎんたま ぎんたま!
                 \_/   \_________
                / │ \
                    ∩ ∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\∩ ∧ ∧ \( ゚∀゚)< ぎんたま ぎんたま ぎんたま!
ぎんたま〜〜〜!   >( ゚∀゚ )/ |    / \__________
________/ |    〈 |   |
              / /\_」 / /\」
               ̄     / /
                    ̄
370名無しさん@ピンキー:04/07/29 20:39 ID:PlFqw5L/
  〃⌒⌒ヽ.
. ○ レノルレ O
  dノ*゚ -゚ レ. | | ガッ
 と    ) | |
   Y /ノ 人
    / ) <  >__Λ∩
  _/し'  . V`Д´)/
 (_フ彡      /  >>369

371名無しさん@ピンキー:04/07/29 20:46 ID:KpeM1K4m
ヽ(`Д´)ノ
372名無しさん@ピンキー:04/07/29 21:18 ID:kz5MTj/z
クスリとわらた
373名無しさん@ピンキー:04/07/29 21:48 ID:KpeM1K4m
>>372
チミも分かってきたネ!
374名無しさん@ピンキー:04/07/29 21:52 ID:fvKBODLX
なんでマユリ様がいるんだ
375名無しさん@ピンキー:04/07/30 03:04 ID:V1knsrtM
あーーーー
376名無しさん@ピンキー:04/07/31 22:52 ID:Pp8zjRd8
沖神かかせてもらいます。

いつものように街のパトロール退屈そうにしていた沖田の目に
見なれた日傘をさしている少女の後ろ姿を見つけた。
「神楽ちゃんじゃねぇですかィ」
その声に振り向く彼女はいつもと違う格好だった。
チャイナ服でなく着物を髪型はオダンゴでなくおろしている。
いつもより大人っぽく見える神楽に沖田が少し見惚れていると
「ジロジロみんじゃねーよ。」
いつもの毒舌が刺す。気を取り直して沖田を神楽に寄っていった。
「どうして今日はそんな格好なんでさあ?」
「着ている服全部クリーニングに出されてしまったアルよ。」
着物が気にいらないのかふてくされて答える彼女に可愛らしさを覚えた沖田は
「でも似合ってますぜ。それに着物ならではの得なこともあるもんでさぁ」
「得?それなにヨ?」
「試してみやすか?」
「おう、ためすヨロシ。」
「んじゃ場所変えやしょう、布団がなきゃできないことでさぁ」
神楽は意味がわからないまま沖田に手を引かれて新撰組御用達の茶屋の2階へ。
そこの一室に入ると布団が一枚、枕元にはティッシュ、そしてコンドーム。
その光景を見て神楽は沖田の考えがわかって逃げ出そうとする
しかし沖田に腕をつかまれ抵抗むなしく布団の上へ。
「なにするか!」
「試すっていったのそっちじゃないですかィ」 ニタっと笑って沖田は神楽に馬乗りになって
上着を脱ぎ始めた、神楽は力一杯逃げだそうと暴れるが
かなり逆効果だった。
暴れたため着物がはだけて神楽の白い太モモやら胸元があらわになってる。
「これですよ、得なことって。」 ニタニタしながら神楽の太モモに指を滑らせていた。
377名無しさん@ピンキー:04/07/31 22:53 ID:Pp8zjRd8
「大声で叫べば誰か助けくるアル!」
「それなら口を塞げないいことでさぁ」沖田は自分が捲いていたスカーフで
神楽の口を結んだ。むがむがと神楽が何か言ってるがおかまいなしに
着物をはだけさせていった。
神楽の白い乳房とピンク色の突起があらわになると
「おうおう、可愛らしいったらありゃしねぇ」
首すじに舌をはわせながら突起を弄んでいると
神楽が今にも泣き出しそうな顔をしていた。涙ぐんだ瞳は怯えた様子で
沖田を見ている。
「そんな顔されたら止まるもんも止まらないでさぁ」
神楽の両足の中間に指をはわせてユックリと中へ入れていった。
「んっん〜・・!」 初めて異物感を感じるソコは熱くなっていった
「濡れてきやしたねぇ」
神楽は首を横にふり嫌々しているが
ソコは水音を増して沖田の指先をどんどん濡らしていった。」
満足そうに指を動かしながら我慢の限界だったのか
大きくなった自分のモノをあらわにして神楽のソコにぴとりとくっつけた。
「何かわかりやすか?」
神楽はもう抵抗するすべもなくクタっとしている。
ニターとした笑いを浮かべながら沖田はゆっくり腰を押しすすめはじめた。
「ふっん・・んんっふ・・」
切なげな吐息が神楽の口から漏れると
口に捲かれていたスカーフを沖田がとって ようやく口が開けるようになった
大声だされるか?とちょっとスカーフを取ったことに心配しはじめた沖田だが
神楽は暴れる様子も大声をだす様子もなく諦めきったという感じで
クターとしている。
378名無しさん@ピンキー:04/07/31 22:55 ID:Pp8zjRd8
それでも沖田が腰を動かせばビクンと体をくねらせる。
それをどれくらいか繰り返したら
神楽に入れたままの状態で沖田は絶頂をむかえ
神楽をギュ-と抱きしめて口付けをした。
頭がクラクラして人形のようにクタっとしてしまっている神楽は
自分の口の中で動く生暖かいものを何かわからず
反射的に噛んだ。
「いって、そりゃないですぜ神楽ちゃん。甘いヒトトキを味わってたっていうのに」
体の自由を取り戻してもクラクラしたものが
続いている神楽はコテっとそこに寝てしまった。
「寝るんですかィ・・・」
はぁ〜と大きなため息をついたら
「起きたら2ラウンドですからねィ、」
そういい部屋を出ていった。

なんだか半端ですみません、さほどエロくもないっすね
明日にでも2ラウンドを書かせてもらいます
379名無しさん@ピンキー:04/08/01 00:27 ID:rxTXl0Vb
沖神キターー(・∀・)ーーーー!!!
着物神楽イイ!!2ラウンドも楽しみにしてます
380名無しさん@ピンキー:04/08/01 00:31 ID:WTwKFMzk
久々のSSだな。  乙!
しかし上のうごくラブさんと被るシュチュエーションだね。
あんまり書きなれてない人が書いてる印象。
まぁがんがって精進しろや。
381名無しさん@ピンキー:04/08/01 08:38 ID:U7Nqox4C
神キタ―!
382376:04/08/01 09:45 ID:ryz/abJa
>>380
初SS書きです(;´Д`)かぶってましたかぁ
頑張りやす。
383名無しさん@ピンキー:04/08/01 13:01 ID:R83TSY/Y
      ./       ;ヽ
      l  _,,,,,,,,_,;;;;i  < いいぞ ベイビー!
      l l''|~___;;、_y__ lミ;l  SSの投下を待つ奴は、皆乞食だ!
      ゙l;| | `'",;_,i`'"|;i |  更新してチェックしてる奴は よく訓練された乞食だ!
     ,r''i ヽ, '~rーj`c=/
   ,/  ヽ  ヽ`ー"/:: `ヽ
・    ゙ヽ   ̄、:::::  ゙l, ホント 2ちゃんねるは地獄だぜ! フゥハハハーハァー
 |;/"⌒ヽ,  \  ヽ:   _l_        ri                   ri
 l l    ヽr‐─ヽ_|_⊂////;`ゞ--―─-r| |                   / |
 ゙l゙l,     l,|`゙゙゙''―ll___l,,l,|,iノ二二二二│`""""""""""""|二;;二二;;二二二i≡二三三l
 | ヽ     ヽ   _|_  _       "l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |二;;二二;;二=''''''''''' ̄ノ
 /"ヽ     'j_/ヽヽ, ̄ ,,,/"''''''''''''⊃r‐l'二二二T ̄ ̄ ̄  [i゙''''''''''''''''"゙゙゙ ̄`"
/  ヽ    ー──''''''""(;;)   `゙,j"  |  | |
384名無しさん@ピンキー:04/08/01 14:12 ID:mD+1WqMf
>>210
>>345
アナタ方にとってはままごとでも
私にとっては世界の全てだった!
385名無しさん@ピンキー:04/08/01 14:38 ID:yWHKXJMz
>>384
AVネタかyo!
386名無しさん@ピンキー:04/08/01 16:52 ID:ryz/abJa
2ラウンド
神楽が目を覚ますと沖田が丁度部屋へ
戻ってきたところだった。
しばらく放心状態だった神楽だが
自分の乱れた着物の姿を見てさっきのことを
思いだし、沖田をはねのけて帰ろうとした。
「私帰るヨ!」
「そうはいかないんでさぁ、神楽ちゃんはもう少し頑張らなきゃいけねィ」
そういうと沖田は自分のモノを取りだし
神楽の顔の前にだした、舐めろといわんばかりに
前にだされた神楽は
「これ終わったら帰るヨ」 そう言って
しぶしぶと舐め始めた。
神楽の小さい舌で執拗に舐められて沖田のは
どんどん大きく固くなっていった。
沖田の息も荒くなって舐められるだけでは
足りなくなったのか
「咥えてくだせィ」と要求してきた
「オマエの大きくて口はいらないヨ」
他の男のを咥えたことがあるのかと一瞬嫉妬じみた
感情が沖田をおそうが困った顔をして嫌がる神楽は
沖田の理性をくすぐり何よりそそられる。
387名無しさん@ピンキー:04/08/01 16:57 ID:ryz/abJa
我慢できなくなった沖田は自ら神楽の口へ強引に入れはじめた
「んん〜・・んんんっん」
「ほら入るじゃないですかィ」
『グチュ、ズチュ、、』と容赦なく自分の口内に入ってくるモノに
はじめは抵抗があったが
激しくなる口内でのピストンと荒い沖田の息におされて
舌を這わせはじめた。
静かな部屋の中で沖田の喘ぎ声と水音が響いている
「そろそろイキそうでさぁぁ」
その言葉を聞いて神楽はあわてて顔を離すが
寸前に顔をむけられて
顔一面に白い液がかけられ
おまけに口と鼻の中にも押し込まれ注がれてしまった
「けほっけほ、、何するか!」
予想外の事態に涙ぐんで怒る神楽。
ニタニタしながら
「直前で顔を離すとはルール違反ですぜィ。どうしても神楽ちゃんに飲んで欲しかったんでさぁ」
咳こんで精液を口から出そうとする神楽の口を手でおさえて
強制的に飲ませたら
「上の口も下の口も美味しそうに飲みこんでくれて満足ですぜィ」
そういい沖田はまた神楽を置いて部屋をでていってしまった。
388名無しさん@ピンキー:04/08/03 00:53 ID:Swmwj7Is
乙!沖神好きなんで嬉しかったよ。神楽タソ可愛いね
389名無しさん@ピンキー:04/08/04 17:16 ID:CbemqO0R
あえて言う

とみこたんまだ〜〜
390名無しさん@ピンキー:04/08/04 19:18 ID:XyrpnpXp
おあずけくらったまま捨てられた犬の心境( ;´Д`)
391山とみ書きの人:04/08/05 08:50 ID:XF4IawzN
今回うpするところまでは一応書きあがっていたのですが、せっかく沖楽職人様が降臨なされたので、その流れを豚切ってしまっては申し訳ないと思い投下を見あわせていました。
もしよろしかったら今晩にでも投下します。
392名無しさん@ピンキー:04/08/05 08:53 ID:XF4IawzN
sage忘れた・・・OTL
申し訳ないです・・・
393名無しさん@ピンキー:04/08/05 09:47 ID:57BesjLv
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!
394名無しさん@ピンキー:04/08/05 10:38 ID:zHWjrnQ2
神キター(AA省略)

本当に・・・神ありがとうございます!!
395名無しさん@ピンキー:04/08/06 00:59 ID:GMaWFkn+
          \キタ━━━━━━━━━!!! / /:::::::ヽ___
━でお待ち下さ\  \●ノ\●ノ    / 丿 ::.__  .:::::::::::::
      ∧_∧(\へ■   ▼へ /  / /。 ヽ_ヽv /: 
ち下さい(  ゚∀゚)  \  > <  /  / / ̄ ̄√___丶
 ∧_∧( つ  つ   \∧∧∧/━━ | .:::::::::: / / tーーー|ヽ
(  ゚∀゚)そのままキタ━< 激 >    | .:::::.  ..: |    |
( つ  つ         <  し >    | :::    | |⊂ニヽ|
そのままキタ━でお待ち <  く  >/ /| :    | |  |:::T::::|
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キタ━━━━ /┃ しばし  キタ━━(゚∀゚)━!!!\ だ( ゚Д゚)ゴルァ!!
396名無しさん@ピンキー:04/08/06 01:02 ID:GMaWFkn+
 も1とみ子神      キタ、
             タキタ キタ
             キ    キ
             タキ    タキタ
              タ      キタ
              キ        キタ
               タ         キタ
               キ           キタ、                キ  
              タ             キタキ          キタ 
              キ                タキタ       キ タ
              タ                  キヘ≡゚∀゚)キタ, キ
              キ                             タ
             ,タ'                             キ
             キ                             タキλ
             タ                              タキタキタキタ
             キ                                キタ
      キタキ、    タ                            キタキタキタキタキ
      タ  タキタキ                         ,キタキタ_キタ
       キ                        キタキタキタ
     タキタ                        タ
     キ    キタ     タキタキタ          キ
    キタ   キタ'' キタ キタキ    キ       タ
   タキ   タ   キタ        タキ    キ
    タ    'キタ             キタ   タ
    キタ    キ              キタキ
      キ   タキ
     タ  タタキ  タ
    キ   キ  タキ
    タキタキタ
397山本×とみ子:04/08/06 01:54 ID:Bd18bfxU
>>283-288の続きです。

思わず声が漏れる。そして驚きから生じた隙間を山本の舌は見逃さなかった。
「ん゙ぅっ!」
異物が強引に侵入してくるも、頭を固定されているため逃れられない。
その感触に眉根を寄せたが、山本はお構いなしといった感じで口内を舌で犯す。
歯列をなぞり、舌を絡める。
「ん・・・ふ・・・」
ぴちゃぴちゃという水音と、時折漏れるとみ子のくぐもった声。その2つの音だけがこの部屋を支配していた。
(息が・・・できな・・・っ)
山本はしばらくとみ子の柔らかな唇と舌を味わっていたが、とみ子の体から力が抜けたのを感じとると、ようやくその唇を解放した。
「はぁ、はっ・・・」
とみ子は新鮮な空気を求め、深く息を吸い込んだ。
しかし先ほどの行為によって量を増した唾液が気管に入り、むせこんでしまう。
「ごほっ、ケホッ」
その苦しさに目に涙を浮かべた。
「な・・・んで、こんなこと・・・」
「口で言ってわからん奴には身体で教える。これを言うのは2度目の筈だが。」山本は話しながら、胸の前に置かれていたとみ子の両手を持ち上げ、ちょうどバンザイの様な格好にした。
当然、拘束されたままなので抵抗はできない。
「だからってこんな・・・ひぁッ!」
山本はおもむろにとみ子のパジャマに手を突っ込んできた。
「やぁっ!」
直に肌に触れられ全身が粟立つ。
そしてその手が膨らみに触れ、山本はあることに気付いた。
「貴様、下着をつけていないのか。」
「!!」
今は深夜。復讐を済ませたらさっさと寝るつもりだったので、とみ子はブラを着けていなかった。
「こんな時間にこんな格好で男の部屋に忍び込むとは・・・やはり夜這いに来たのではないのか?」
398名無しさん@ピンキー:04/08/06 02:07 ID:uuVIUrp9
r'⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒ヽ ⊂゙⌒゙、∩
ヽ__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__ノ  ⊂(。A。)キタ━━━━━━━━!!!!!!


ありがとう神!!
399名無しさん@ピンキー:04/08/06 02:13 ID:uuVIUrp9
とみ子かわいいよとみ子
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
400名無しさん@ピンキー:04/08/06 02:22 ID:PpI8VmC9
とみ子神さま・・・続きを激しくキヴォンヌ
401名無しさん@ピンキー:04/08/06 02:31 ID:lI681BpH
tomikoばんざーーい!!
402名無しさん@ピンキー:04/08/06 02:37 ID:PpI8VmC9
とみこ神さま続きを!
まだ全部書きあがってるってわけじゃないのかな?
だとしたらスマソ。
403山本×とみ子:04/08/06 02:42 ID:Bd18bfxU
「ちがっ・・・ンッ」
話しながらも、その手はとみ子の胸をやわやわと揉んだ。
服の下で直接胸に触れられ、身体が強張る。
「やめ・・・てよ・・・っ」
唯一自由がきく口で抵抗の意を示すが、その言葉が受け入れられる筈もなく、とみ子のはりのある双丘は山本の手によってぐにぐにと形を変えられていた。

──プチン──
とみ子の中で何かが切れた。
「ヤメロって・・・言ってんだろがァァァ!」
ゴッッ
「「つぅ・・・っ!」」
鈍い音が部屋に響き、互いの頭に鈍痛が走る。
それまでの甘い空気は一気に消え去ってしまった。
とみ子の頭突きが炸裂したのだ。
「貴様ァ、何をする。」
頭を抱えながら山本が問う。
「それはこっちのセリフよ!私のファ、ファ、ファーストキス奪った上に生チチまで揉みやがってふざけんなァァ!さっさとマフラー解きなさいよ!」
山本の愛撫に吐息を漏らしていた少女はどこへやら。
烈火の如く怒るとみ子の姿がそこにあった。
「ある程度の抵抗は男をそそるものだが・・・度を過ぎるといささか興ざめだな。」
「だから早く解放し・・・う、あッ」
頭突きをお見舞いした瞬間わずかに緩んだマフラーが、再び強くとみ子の躰に絡みついてきた。
「ふっ・・・ぅ」
生命力を奪われていく妙な感覚。
それは過去に1度体験したものと同じだった。
そう、初めて山本と出会った日、この方法でとみ子は意識を奪われたのだ。
しかし今回その効力は気を失う一歩手前、脱力感から体を動かせなくなる程度に留まった。
先ほどの深い口づけの後の様に頭がポーッとする。
「呪脈マフラーの力、思い出したか。」
「・・・っ」
悪態をつきたいところだったが言語中枢がうまく働いてくれず、とみ子の抵抗は睨みつけるだけに終わった。
404名無しさん@ピンキー:04/08/06 02:49 ID:PpI8VmC9
キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!


MOEEEEEEEEEEE!!!!!
405名無しさん@ピンキー:04/08/06 02:51 ID:PpI8VmC9
あかん萌えすぎて頭おかしくなる。

とみ子神GJ!!
406名無しさん@ピンキー:04/08/06 03:04 ID:PpI8VmC9
これが初SSってマジすごいよ。
つーか深夜にはりついてスレ監視してるオレキモイよ。
続き楽しみにしてます

キスもまだなとみ子(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
407山本×とみ子:04/08/06 03:21 ID:Bd18bfxU
「さて・・・」
ポツリともらすと、山本はとみ子のパジャマのボタンを1つ1つ外していった。
「・・・!」
抵抗しようにも体が動かない。とみ子は自分の肌が少しずつ露わになっていく様子を、ただ見つめることしか出来なかった。
1番最後のボタンも外され、留めるものが無くなった布は山本の手によって左右に開かれた。
羞恥からとみ子の顔がみるみる紅潮していく。
「い・・・や、見ない・・・で」
やっとのことで紡ぎだした言葉にも、力がこもっておらず、説得力は全くなかった。
きめ細やかな肌、形の良い2つの膨らみ、そして桜色に染まった小さな突起が露わになる。
「と・・・とみ子サマのハダカ見て・・・タダですむとおもっ・・・む゙っ」
少し黙っていろ。
そう言いたげに再び唇を重ねられる。
山本の唇は唇から首すじ、首すじから鎖骨へと移っていき、遂には乳房にまで達した。
「どこに・・・キスし・・・あぁッ!」
かり。
乳首を甘噛みされる。突然の刺激にとみ子は思わず声をあげた。
「・・・っ」
片方の乳首は執拗に舐められ、時に甘噛みされ、もう片方の乳首は親指で軽く押しつぶす様に刺激される。
その甘美な刺激に、とみ子は体の芯が疼くのを感じ始めた。
しかしそんな自分を認めることを恐れ、喉の奥から湧き出ててくる声を漏らすまいと唇をキュッとつぐんでいる。
「何やら我慢しているみたいだが、躰は嘘をつけないようだな。」
山本の舌から解放された突起は芯を持ち、ぷっくりと勃ちあがっていた。
「う・・・」
欲望に正直な自分の躯が恨めしい。
408名無しさん@ピンキー:04/08/06 03:30 ID:PpI8VmC9
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ


もうオレきもくていいや
409山本×とみ子:04/08/06 03:58 ID:Bd18bfxU
「こちらはどうなって・・・ん?」
「ひゃぁっ!?そこはダメ・・・っ」
山本の手がとみ子の下腹部へと伸び、何の予告も無しにパジャマの中へと侵入してきた。
とっさに両足を閉じたが、時すでに遅し。
山本の手を挟みこむ形になってしまう。
「や・・・っ」
その指がショーツ越しに秘部を探ると・・・ほのかに湿り気があった。
「そんなとこ・・・触んないでよ・・・っ」
顔を真っ赤にして絞り出すように呟く。
「貴様の『そんなとこ』はちゃっかり濡れているようだが。」
そう言いながら山本の指はゆるゆると何往復も秘裂をなぞった。
「んっ・・・ふ・・・」
その度にとみ子の口からは切なげな吐息が漏れた。
とみ子は困惑していた。
自分が今山本にされている行為は強姦以外の何ものでもない。
しかしその唇から、舌から、指から、確かに快感を得ている自分がいるのだ。
「感じているのだろう。」
「なっ・・・!」
心を見透かされた様な山本の突然の問いかけ。
「そ、そんなこと聞いてくる奴にテクニシャンはいない・・・ぁンッ!」
精一杯の虚勢も、その指使いに遮られる。
「自分の置かれている状況を考えてみろ。虚言など無意味だ。」
「・・・?」
今、己の自由を奪っているもの・・・それは呪脈マフラー。
ふと、ある日の会話が頭をよぎった。
──あんた人の心でも読めるわけ──
──コイツで繋がってる時ならちょっとだけな──
「!!」
つまり、今の自分の思考は山本に筒抜けなワケで。
「ようやく気付いたか、愚か者。」
410山とみ書きの人:04/08/06 04:12 ID:Bd18bfxU
今晩はここまでで勘弁してやってください(´∀`)
ダラダラと長くなってしまってスマソ。
続き書きあがったらまたうpさせてください。
>>PpI8VmC9サマ、熱い感想をありがとう(ノд`)゚。
あなたのお陰でがんばれますた。
411名無しさん@ピンキー:04/08/06 07:30 ID:11qU1IUU
ネ申キテタ―――――!!!!
412名無しさん@ピンキー:04/08/06 10:20 ID:3s6ciNSp
神キター(AA略
もう山とみにゾッコンですよ(;´Д`)ハァハァ
413名無しさん@ピンキー:04/08/06 19:44 ID:gyYOZOVK
うっかり誰もいない部屋でガッツポーズをしてしまった…
神に感謝!いつまでも待ってます!
414名無しさん@ピンキー:04/08/07 01:28 ID:JnCUvsuM
すごいよ、神様ってやっぱりすごいよ!!!
続きが楽しみだ。無理せず頑張ってくだせい。
415名無しさん@ピンキー:04/08/07 02:09 ID:w3poP30z
とみ子神タン乙!!!
精一杯の虚勢(;´Д`)ハァハァ
やっぱとみ子は(・∀・)イイ!
続きもよろすくお願いします神様
416名無しさん@ピンキー:04/08/07 03:04 ID:w3poP30z
山富大人気だな。
417名無しさん@ピンキー:04/08/07 22:45 ID:YhYY9BN2
き・・・っ きたきたきたああああ!!
山富神さま、ありがとうございます。
418名無しさん@ピンキー:04/08/07 23:17 ID:tHXBZx4p
>山とみ書きの人

      ./       ;ヽ
      l  _,,,,,,,,_,;;;;i 
      l l''|~___;;、_y__ lミ;l 
      ゙l;| | `'",;_,i`'"|;i | 
     ,r''i ヽ, '~rーj`c=/   <  いいぞ ベイビー!
   ,/  ヽ  ヽ`ー"/:: `ヽ





GJですた。
419名無しさん@ピンキー:04/08/08 00:05 ID:XEKTbuOC
ここってネタバレおkなんでつか?
420名無しさん@ピンキー:04/08/08 01:28 ID:uvVO/LjA
いやいや、普通に駄目でしょ。
421名無しさん@ピンキー:04/08/08 16:14 ID:sieAdbD5
ネタバレは月曜になってからだな。
したけりゃバレスレへGO
422山とみ書きの人:04/08/10 00:40 ID:ekCVQmx1
今週の沖田の刻参り姿を見てとみ子を思い出した自分は病んでいるのでしょうか・・・
ダッテ髪黒クシタラトミ子ソックリナンダモンOTL
423今週号で思いついた小ネタ:04/08/10 00:54 ID:Y5Lw2xfV
「あーその年になってもストーカーで、
 嫁の来手もないってか」
「かわいそーアルな
 せめて手で抜いてあげようか?」

「武士を愚弄するかァァ!
 出来れば口でお願いします」
「お願いすんのかィィ!」

「あーでも俺操立ててるしなァ…」
「きっと死ぬまで立てっぱなしネ。報われる事は無いヨ」
424名無しさん@ピンキー:04/08/10 02:29 ID:dXSJIteE
イイなそれw
局長がらみのエロSSきぼん。
425名無しさん@ピンキー:04/08/11 15:02 ID:R48PgndQ
局長は難しいなぁ
お妙さん絡みだと金的一発で終わりそうだし
他の奴らだと「操立ててるから」と断りそうだし。
本誌で動きがあればまた違ったものになるんだろうけど…

近藤+神楽のコンビは好きだけどカップルにはし辛いな。
426名無しさん@ピンキー:04/08/12 21:24 ID:cFzqkeVX
>>422

とみ子に飢えてるんだなw
427名無しさん@ピンキー:04/08/14 19:10 ID:hU5zdYNi
ほしゅ
428名無しさん@ピンキー:04/08/14 23:43 ID:PMy+dMMW
今更だが今週の着せ替えの時の神楽タソの服のだぼだぼっぷりと
神楽タソと銀さんの身長差に萌えた…。
ちっちぇなあ神楽タソ…(*゜∀゜)イイヨイイヨー
429名無しさん@ピンキー:04/08/15 01:15 ID:79n7rMF/
このはやさなら言える……!












土方マヨネーズぶっかけプレイキボン(;´Д`)
430名無しさん@ピンキー:04/08/15 01:55 ID:Z68paIcD
土方にマヨぶっかけるのか?
たいした業の者アルな429。


ゴメンナサイ ジョウダンデス ゴメンナサイ
431最悪近神サウンドオンリー:04/08/15 02:00 ID:SoLC2nCe
局長ファンは見ないください
-------------------------------------------------------------------

神「銀ちゃーん!どこアルかー?おい天パー、・・・屯所は広いネ。」
?「・・・・ハァ・・・・・ハァ・・・・・」
神「・・・男便所?」      
    カチャ キィ・・・ 
?「はぁはぁ!お妙さん!お妙さん!(すこすこ)」
神「これはこれは・・・ビジネスチャンスネ・・・」
  ガチャ ガチャ
?「!!!!??」    
バキバキバキリ ガタン
神「おやおや、真撰組局長兼ゴリラが発情期にトイレで一人、だぶついた愚息を慰めてるアルか?もう無敵ネ。」
近「あれ!!チャイナさん!?入るときはノックしろって年頃のお兄さんに言われなかった!?」
ジー カチャカチャ
神「全くいい年してだらしないネ。この、ニホンカワカムリが。どーれ、万屋神楽に任せるヨロシ」
カチャカチャ ジー 
近「あのちょ、ちょっと。チャ、チャイナさん!?」
神「騒ぐと潰すヨ」
近「・・・すいません」
神「やりだせつのだせ〜(ゴソゴソ)むおっ 見事なまでのカワカムリネ〜。新八とは年期が違うアル。(ぺちぺち)」
近「あれ!?これ、この状態は凄くまずくないかな!なんか!ねぇ!?」
神「真撰組局長がいたいけな少女をトイレに連れ込んで今まさに毒牙にかけようとしているからアルか?」
近「な!なんですとぉぉぉ!!誰か、ト、トシッ・・・はっ!」
神「この状況で呼びたければ呼べばいいアル。それよりもこのカムリはこのままでいいアルか?(ぺちぺち)
  とっても苦しがってるヨ」   
432最悪近神サウンドオンリー:04/08/15 02:02 ID:SoLC2nCe
近「ふん、かむっても武士。それに俺にはお妙さんという・・・・・いやいや!ていうか君いくつ!?なにしに、はぅ!」
  ムキッ ぺろ  
神「まぁ目をつぶって姉御のことでも考えていればいいアル。滅多に無いヨこんなこと」
  んぷ ちゅぴ あむ ちゅ・・・
近「くっ、ふ、ふふん、そんな戯れ言に・・・・・・・・あ・・・はああぅ お、お妙さぁ〜ん・・・」
神.....(んむ、・・・・・・やっぱり全然銀ちゃんの方が大きいネ・・・・・(ぴちゅ)・・・・・・!!!!)
  どぷどぷ
神「うぇっぷ!おぇ!出すなら事前に言うヨ!この早漏ゴリラ!・・・でもこうなった以上は出すもの分かってるアルね?」
  プチ
近「妙・・・・お妙さん・・・・。お妙さぁぁぁぁーん!!もうここまで来たら合意ですよね!!?
  私の皮ごと愛してくださるんですよねぇぇぇぇ!!」
  ガタン バタン    がばっ・・・・・・・・・  
神「オイ、もう目を開けるネ。血迷ったゴリか?これ以上は業務外ヨ。人も来るアル。それよりお代っんぅっ!!」
近「ふん!ふん!」
  ぐにっ ぐいっぐいっ
神「いっつっ・・・いきなり入れるアルか!?女の体をなんだと思っ・・・てっ無理っ・・・いうぅっ!」
   ずぷぷぷ
近「はっ入ったよ!お妙さん!!」
神「ひっ やっ!やぁぁ!!」
 ぬぷ ぬぷ ガクガクガク
近「妙!お妙さん!!凄くいいよ!お妙っ・・・・うほうほー!!」
神「やぁ!ゴリっラっ やっ うっ!んうっ!ふっ! あっあっあっ やっ銀・・・ちゃ・・・ひっっ・・・あっ!?」
  ビュルッビュル     
ドゴッッッッ!!!!!!!!
近「きゅう」
神「はぁ・・・はやい・・・し・・・はぁ・・・・・・中で・・・・こいつに・・・姉御は・・・任せ・・・られないアル・・・・はぁ」
----------------------------------------------------------------------------------------------

どっかで見た展開だけど勢い&即興の最悪近神サウンドオンリー。
やっぱ神楽は攻めがツボです。でも銀さんにはいつも敵いません。たぶん。
433名無しさん@ピンキー:04/08/15 04:14 ID:9XxZHv2J
赤マルの解禁日はいつですか?
今回のネタで何か書きたいなぁ(予定は未定)
434424=433:04/08/15 04:17 ID:9XxZHv2J
うおっリロードしたら近神来てるー!!
皮被り局長、個人的にはオッケーですw GJ!
435名無しさん@ピンキー:04/08/15 04:20 ID:LW8HFCuz
近藤…被ってるし早いし…w


でもGJ!
436名無しさん@ピンキー:04/08/15 21:36 ID:79n7rMF/
>430
Mな土方がかけられてもてあそばれてるのも個人的にはOKだが。
相手がいねぇのが問題だ。
437名無しさん@ピンキー:04/08/16 00:20 ID:XKyLpNPi
>>429
1 名前:スレ立て代行人 投稿日:04/05/09 00:54 JLPM1lzU
何気にソラチスト急増中!空知センセーのエロパロを皆で書こう!
美咲に富子、神楽にお妙にお通などどんとこい!

※やおいはヤオイ板でどうぞ。
438名無しさん@ピンキー:04/08/16 01:57 ID:qMHaWiEc
合併号読んだら、そのうち本編で工場長がほんとに粗チソとか言い出しそうな気がした
439名無しさん@ピンキー:04/08/16 09:03 ID:rcLtIYNM
土方がだれかにマヨネーズぶっかけてヤれば無問題

神楽たんとかそよたんとかお妙さんとか
440名無しさん@ピンキー:04/08/16 11:35 ID:ZfjwFs9f
土方神楽を夜までに投下します
441名無しさん@ピンキー:04/08/16 12:00 ID:XKyLpNPi
花見2
ねろねろ
「むお、なにするアルか!」
「俺はガキには興味なくてね。こうでもせんと食が進まんのよ。ヒック」
「その割には股間がパンパンネ」
「うぉーい!そうご!マヨネーズが足りないんですけどぉぉぉぉ!
それと屯所に行ってこの前押収した転生郷もってこい!」
「土方さん、せっかくの中華が台無しですぜ」

神楽に借りがある沖田と壊れた土方に
転生郷嗅がされて姦される神楽。
沖田は正気に戻った土方を脅して、副長の座をゲットしたいとか
そんな壊れた妄想しかできない自分。
442名無しさん@ピンキー:04/08/16 14:08 ID:yvrwNAoY
>>440
キター!土方神楽、今の自分の最大のモエです

>>441
萌えた…
443名無しさん@ピンキー:04/08/16 18:24 ID:sjoPZFZN
「土方様、これお好きなのでしょう? 沖田さんから聞きました。どうぞ」
「いや、それは、ちょっと……」
「ではわたしがなめてもよろしいですか」
「え? や、そよ様!? いけませんっ……!」

指にマヨネーズをすくって差し出すそよ。躊躇するひじ。
じゃあと土方につけて自分が舐めるそよ。
そんな土方そよを妄想した。
でも副長じゃ将軍の妹に手ェだせねーかな。打ち首?
444名無しさん@ピンキー:04/08/16 22:20 ID:ZfjwFs9f
「おう、目覚ましたか。」
「ここどこアルか…」
目の前には新撰組の土方がイスに座っていて
自分とそいつとの間には鉄の枷があった。
どうやら檻に入れられているようである。
どうしてこんな所にいるのか神楽は全く記憶がない。
「実は天人の入国記録を見てたら夜兎のオマエの名前がなくてね。
 不法入国で御用ってことだ。」
何か薬でも打たれたのだろうか体に力がはいらない。
あおむけの体勢のまま目線だけを土方にやり
「どうすれば帰れるアルか?」
「まぁとりあえず手続きしてもらったりなんかで明日には帰してやるよ。」
気付けば手と足にも鎖がまかれていた。
「なんでこんな拘束されなきゃならないんだヨ」
「あの夜兎族となっちゃ抵抗されちゃ面倒だからな」
そう言いながら土方は神楽の檻へ入ってきた。
「こんな可愛い顔して夜兎族とはねぇ…」
神楽の顎をつかんで右、左と顔を動かせば
「触んなヨ…」
怒気に満ちた声で神楽がすごむ。
「すごんだって その状態じゃなにもできないだろ?まぁ夜は長いんだ楽しもうや」
タバコをふかしながら神楽の隣にあぐらをかいた。
今日はスリットの深いチャイナを着ていた神楽は心の中で「ついてない…」
つぶやいていた。

445名無しさん@ピンキー:04/08/16 22:21 ID:ZfjwFs9f
土方のことは花見やらそよ姫騒動などで知ってはいたが
会話をかわしたことはない。
銀時と話したり言い合ってるとこを見ると
銀時より冷静でクールな印象をもっていた。
でも男となると別である。
「まえに銀ちゃんが言ってたネ、男と密室で2人きりになるな危険だって。」
「あの男がそんなことをねぇ、まあ今まさにその危険な状態なわけだ」
「オマエ仮にも警察ダロ?罪人犯したら失職アル。」
「生意気な女だな 密室の恐さを教えてやるよ」
おおいかぶさってきた土方に抵抗したいが薬がまだ効いてて手もあげれない
薬を打たれてなければ手足の鎖をちぎって殴りかかってるところだ。
自分に馬乗りになって上着を脱ぎはじめる土方を睨みつけることしか
できない自分がくやしい。その目線をあざ笑うかのように
神楽の髪をといて、背中のファスナーに手をかける。
「薬がきれたらオマエなんてぎったんぎっちょんにするアル」
「そんなこと言えない体にしてやるよ。」
あらわになった小さなふくらみを指先で
なぞりながら下のほうへも手をのばしはじめた。
「こんな深いスリットはいったもん着てたら危険だぜ?チャイナさん」
足のつけねに手をすすめれば彼女の秘部を隠す薄い布に手がつく。
上から割れ目をなぞればビクっと腰が動いたのがわかった。
まだ濡れてない秘部に直接指をなぞらせれば
「やっ やめっ…」
生意気な口調で反抗する神楽から女の抵抗の甘い声を聞いて
土方は自分の下半身がゾクゾクとあがってきているのを感じでいた。
446444:04/08/16 22:23 ID:ZfjwFs9f
とりあえずココまで。
12時までには全部載せます。
447444:04/08/16 23:25 ID:ZfjwFs9f
「そうやって可愛い悲鳴もっと聞かせてくれよ」
強引に唇をかさねれば顔を横にふって唇から逃れようとする
可愛い反応を遊ぶように舌で彼女の口内を遊べば
互いの舌からの水音と同時に大好きな可愛い悲鳴が耳元をかする
「ゃ・・んっ んっん・・ん ふぅ…ん」 
唇を離せば透明の糸がひく。
首すじ、乳房、突起と体中舐めまわして
秘部を触ればさっきとは違う潤いをふくんでいた
「濡れてるじゃねーか」
中指を出し入れしながら神楽の顔をのぞきこめば
涙ぐんだ顔をして頬をピンク色に染めた「女」がそこにいた。
「ウサギってのは生殖能力が盛んで年中発情期らしいがお前もか?」
そう言って指をぐるりと中でまわせば
「あっ んん・・ ゃ..やだぁ・…」
いっそう色を含んだ声を出した。
「そうかい、好きなんだな。」
ふてきな笑みを口元にうかべてベルトをはずし
そそり立った男根を神楽の濡れた秘部のまわりに
なぞらせれば小刻みに震える神楽の腰が応えた。
448444:04/08/16 23:26 ID:ZfjwFs9f
「お前の下半身がいれてほしいってヨダレ垂らしてるよ」
土方の男根は濡れきった神楽の秘部を掻き回しながら入っていく。
「あぁっ んんん〜あっああ」
激しく腰を打ちつければ苦しそうに喘ぐ
弱く強く弱く強く…強弱をつけての打ちつければ
秘部は溢れんばかりの愛液をだして
男根をつつみこんでいた。
強く打ち続けていると一瞬神楽の秘部が強く
男根をしめつけて次第に弱まり体ごとクタっとしてしまった。
「もうイッたのか、俺まだなんだけどなぁ」
仕方ないと自分の手で処理をすませた土方は
手についた自分の精液を隣で息をきらしている神楽の顔に
ベッタリ塗って
「じゃあな」 とだけ言い出ていった。

ドアの隙間から覗く人影は沖田と山崎。
いつから見ていたのかは不明だが
「おれらも行っときやすかィ?山崎」
「えぇぇ!?」
夜は長い。              終わり
449444:04/08/16 23:31 ID:ZfjwFs9f
かなり中と半端な上に短縮エロですみません。
450名無しさん@ピンキー:04/08/17 00:18 ID:jmZQNP29
>>444
萌えた〜エロイ!精液なすりつけられた神楽タン(;´Д`)ハァハァ
451名無しさん@ピンキー:04/08/17 00:43 ID:R8WiJKHr
神超乙!なんか新鮮な組み合わせで興奮した
土神エロ杉
452名無しさん@ピンキー:04/08/17 01:50 ID:IDN2XN5h
土神イイ...!職人さんありがとう!
453名無しさん@ピンキー:04/08/18 02:35 ID:+n+KQI4T
>>437

思うに女キャラが土方をマヨネーズプレイで攻めるってのを
読みたいんじゃないかな。
こういう女性向けの男女カプエロ話はここじゃ板違いか?
454名無しさん@ピンキー:04/08/18 04:38 ID:+n+KQI4T
むつたんのエロがみたい
455名無しさん@ピンキー:04/08/18 09:41 ID:7Okrh7+n
>>453
終始男キャラのあはんうふん描写だとグレーゾーンというか巧妙な反則だけど
女性責め、男性受けのシチュなら全然無問題なんでね?

たとえば>>219みたいな感じなら新八萌の女性陣も
マゾ気質の殿方もOKなのでは?
まぁ逆レイプっていうジャンルかな。
456名無しさん@ピンキー:04/08/20 22:16 ID:8vqoqS7B
>453
そーです。男同士の話なんかしてなかったんだがな。
本音をいうと、自分雑食だから土方が攻めてても受けててもいい(女が相手なら)。
リクとしては土方とマヨネーズで読みてーってことで。

カミでもヅラでもいいからだれか書いてくれー。
457名無しさん@ピンキー:04/08/21 00:46 ID:RfFwPYgS
神楽の一人オナヌーはokだよな…
じゃー、銀の一人オナヌーは?
一応 男女ものなんだが…挑戦してみたいんだが。
どうだろうか。
458名無しさん@ピンキー:04/08/21 00:54 ID:QRnZgtEM
>>457
ぜひに。オナーニ物大好き。
459名無しさん@ピンキー:04/08/21 01:25 ID:9CWDqXz+
>457
神様お願いします。
460名無しさん@ピンキー:04/08/21 02:02 ID:PnzBMSbp
>>456
描写の想像がつかないので
まずは、宜しくお願いします
461名無しさん@ピンキー:04/08/21 02:27 ID:q1IqG6vK
銀時神楽だと軽サド銀ちゃんで
沖田神楽だと極サド沖田な感じがする

神楽受けハァハァ
462名無しさん@ピンキー:04/08/21 11:04 ID:6nkXjK5G
銀時神楽なら軽サド神楽ちゃんも好きだ
押せ押せの神楽タン
463名無しさん@ピンキー:04/08/21 11:37 ID:PnzBMSbp
なんてったって兎の性欲は雄のペニスが出血しても止まらず
1日中絶倫で年中発情期だからな(トリビアより)
464名無しさん@ピンキー:04/08/21 21:19 ID:e+k5ezAw
満月の夜に夜兎族の本能が目覚めて変身するとか
465名無しさん@ピンキー:04/08/22 01:34 ID:AakVsVeY
土妙マダー?ショボン
466名無しさん@ピンキー:04/08/22 08:12 ID:elCTtF7U
山とみもマダー?
前回ので長い期間満足してたけど、また続きが読みたくなってきますた
お待ちしております
467名無しさん@ピンキー:04/08/22 11:48 ID:HVn3UmFB
途中のSSは最後まで書き上げて欲しい(´Д`)
468名無しさん@ピンキー:04/08/22 16:05 ID:pGMJTpBK
カミサマが降りてこないんだから仕方ないヨ。
読みたいならインスピレーションを刺激するようなイカしたレスポンスをつけるアル。
469土方×妙の人:04/08/22 16:37 ID:SI41DvRt
待っててくれてた方、ありがとうございます。
上下編で書こうと思っていたのですが、やたらと長くなってしまったので
今晩中編を投下します。
470名無しさん@ピンキー:04/08/22 18:37 ID:qEgpQL6P
わー!自分もお待ちしてました。今晩楽しみにしてます。
471名無しさん@ピンキー:04/08/22 21:51 ID:PzJZOS1u
そろそろカナー??

わくわく
472名無しさん@ピンキー:04/08/22 22:46 ID:fNdNoL+A
ヤタ!!自分も土妙が一押しなんで楽しみでつ!
473土方×妙:04/08/23 00:33 ID:HMn1dkNo
『恒道館道場』と書かれた門を抜けると、屋敷は灯もなく静まり返っていた。
建物こそ古びているが、ぴんと張った空気はまぎれもなく『道場』のもので、
土方は昔を思い出しふと懐かしい気分になった。
「剣術道場か」
「ええ。今となっては形だけのね」
自嘲的に答える妙。その意味するところは、今の江戸では想像に難くない。
この女も意外と苦労してきたのかもしれないな、と思った。
「どうぞ」
玄関の引き戸を開け、妙は土方を招いた。
傘を閉じ、促されるままに中に入る。家の中は真っ暗で人の気配はまるで無かった。
「家族は」
「弟だけよ。今は銀さんたちと宇宙旅行中」
「…………。」
ますます女の真意が計りかねた。
「少しそこで待っていて」
と言い残し、足早に奥へと消えて行く。
その後ろ姿を土方は釈然としない気持ちで見送った。
474土方×妙:04/08/23 00:35 ID:HMn1dkNo
程なくして戻ってきた妙は、タオルを手にしていた。
「ああ、すまねェ」
傘からはみ出して肩も髪もびしょ濡れだった。礼を言って受け取ろうと手を
伸ばすと、妙はそれをかわして横に立つ。そして爪先立ちで土方の頭をタオルで
覆い、濡れた髪を拭きはじめた。
オイ、とあげた抗議の声は無視される。視界を遮られ、ぼやけた暗闇の中でひそやかに
笑う妙の声だけが耳に残った。
しばらくされるがままになっていた土方だが、髪をくしゃくしゃに乱され、たまらず
タオルを奪い取った。
「ったく、犬じゃねーんだぞ」
「あら、ちがうの?」
小首を傾げ、いかにも驚いたかのような素振りで妙は問う。土方は乱された髪を
直しながら、冗談めかした問いに「当たり前だろーが」と答える。
「だって」
微笑を浮かべたまま、細い指で土方を指した。

「幕府の犬。近藤さんの、忠犬。思わせぶりな女に付いて来る、涎を垂らした雄犬。」
475土方×妙:04/08/23 00:37 ID:HMn1dkNo
「…………てめェ!!」
瞬間、相手が女だということも忘れ、胸倉を掴んで詰め寄っていた。背中から壁に
ぶつけられ妙は少し顔を歪めたが、見上げる瞳は揺らぐことはなかった。
「訂正しろ」
「そうね男の人のお仕事に口出しするものじゃなかったわ、ごめんなさい」
「そこじゃねェよ」
ダン、と空いた方の手で壁を殴る。
それでも妙は平然と、まとわりつくような視線で土方を見つめた。
「違わないでしょう?」
静かな声。土方は心の中で唇を噛んだ。
…畜生どうして俺が怯んでるんだ。人を斬ることに何のためらいも感じないこの俺が、
どうしてこんな女に圧されているんだ。
先程から湧き起こる乾きつくような欲求は、常用しているニコチンが切れたからであり
決して目の前の女に欲情しているわけじゃない。
動揺を打ち消そうと強く睨み返す。壁に押し付けられるような体勢のまま、妙は
雨に冷えた手を土方の頬に当てた。
「犯してごらんなさいよ」
挑発的な言葉の中に少し焦れたような震えがあったことに、土方は気付かなかった。
ただ身体の内側が訴える、乾きの正体を見まいとした。
妙の手が頬をなぞり首筋へ、そして制服の襟にかかる。
上着を脱がそうとする手を押しとどめ、土方は喉の奥に張り詰めていた息を吐き出した。
――――チクショウ。
そしてついに渇望するものを認めてしまった己への憤りをぶつけるかのように、乱暴に
妙を押し倒した。
476土方×妙:04/08/23 00:38 ID:HMn1dkNo
力任せに固い床に組み敷かれ、妙は思わず小さく呻いた。
しかしその口は即座に唇で塞がれる。
口腔を舌でかき回すような強引な口づけは、妙に呼吸をする隙さえ与えなかった。
「………んっ……くっ…」
息苦しくなり、無意識のうちに首を振る。しかし被いかぶさられているうえに手を
押さえつけられた体勢では、逃れることはできなかった。
酸素を求めもがきながら遠くなりそうな意識の中で、妙は奇妙な喜びを感じている
自分を認めた。
ああ私はこの男にこうされたかったのだ。あの人の最も信頼する部下に、欲情され
葛藤の末押し倒され陵辱されたかったのだ。
痺れるように苦い舌が、口の中をくまなく蹂躙する。煙草の味それ自体は嫌悪感を
催すのに、この男の舌は全く不快ではなく、むしろもっとその味で自分を染めて欲しい
とすら感じる。
息苦しさに思考を奪われ、本能のみでそれを吸った。
流れ込む唾液をむせ返りそうになりながら嚥下すると、ようやく男の唇が離れる。
「っはあ、はっ、はぁ……」
苦しさから解放され、咳き込むように荒い息をつく妙。唇の端から一筋、飲みきれ
なかった唾液がこぼれ落ちる。
その様子を見下ろす土方の表情は冷たかった。
477土方×妙:04/08/23 00:41 ID:HMn1dkNo
妙の呼吸が整うのを待たずに、土方は着物の胸に手をかける。
襟元を掴み襦袢もろともこじ開けると、かたちの良い胸があらわになった。
仰向けの姿勢でもほとんど流れずに上を向いた胸は、標準よりもだいぶ小ぶりで
手の中にすっぽりと収まってしまう。
しかし柔らかくて張りがあり揉み応え十分で、土方はその感触をしばし楽しんだ。
そうしてから突然、乳房を握り潰さんばかりに手に力を込めた。
「……痛いわ」
妙が抗議すると、土方は顔を上げにやりと笑う。
「綺麗なものを見ると、わけもなく汚したくなる。そう思わんか」
「歪んでるのね」
ぎりぎりと手に力が入る。妙は痛みに顔をしかめた。
「でも私は、汚れたりしないわ…っ」
上ずった声でそう言うと、乳房を握る土方の手が緩んだ。
手をのけると、白い肌に指の跡が赤く残っていた。自らが付けた跡なのにそれはひどく
痛々しく目に写り、土方は血の色に染まった部分へと口を運んだ。片方の胸は優しく
揉みしだきながら。
柔らかな膨らみを、唇でついばむようにくちづける。舌を平たくして肌に這わせる。
濡れた舌先でくすぐるように撫でる。
心地良いような、もどかしいような感覚に熱い息を吐きながら、妙は声に出さずに
唇だけで呟いた。
――――汚れたりしない、だって私は綺麗なものではないもの。
478土方×妙の人:04/08/23 00:42 ID:HMn1dkNo
遅くなりましたが続きです。
いろいろと言い訳したいこと盛り沢山なのですが、全部書き終えてからにしますorz

他の方が書いた妙さんのエロが読みたいなぁ…。
479名無しさん@ピンキー:04/08/23 00:47 ID:erma0snP
おつかれさまです。
待ち悶えました。
あなたのおかげで夢にまで見てしまいました土×妙。

続き、お待ちしておりまする。
480名無しさん@ピンキー:04/08/23 22:02 ID:hQ/oBnTH
凄いよなんか異様に艶っぽいよお妙さん
GJです
481名無しさん@ピンキー:04/08/26 00:48 ID:qr96KZh+
禿しく乙です。めっちゃ萌えました。
この2人ってなんか緊張感がある所がいいなぁ、大人だ・・・
482名無しさん@ピンキー:04/08/27 00:08 ID:7SXpwn6P
沖神マダー??
うごぐらさんのおかげで、すっかりはまってるのに・・・。
最近の銀魂の間柄だと書きにくいんですかね?
483名無しさん@ピンキー:04/08/27 12:38 ID:jiOE8a2e
んじゃ漏れは銀神(;´Д`)ハァハァ
きっと夜の神楽は銀さんの前では甘えんぼさんに違いあるまい。
兎の精力を持ってして、一晩中上に乗ってます。

「すいません、おじさんもう限界なんですけど」
「何をいうか、まだ夜も明けてないアル」
484名無しさん@ピンキー:04/08/27 19:59 ID:Uaudf3O5
おっさんがんがれ!超がんがれ!
485名無しさん@ピンキー:04/08/27 20:29 ID:Ae65HSS6
銀と神楽だと、まんま親父と娘って感じでエロにもっていけない(;´Д`)
ある程度互いに年くってる椰子らだと、安心してできるんだが
486名無しさん@ピンキー:04/08/27 20:53 ID:Uaudf3O5
おまいの趣向は聞いてねぇ
487名無しさん@ピンキー:04/08/27 22:50 ID:cr7ogzXD
>>483
同じく銀神(*゜∀゜)=3ムッハー
あの身長差といい神楽の懐き具合といい、
    た    ま    り    ま    せ    ん    。
最近沖神に押され気味だが待ってますよいつまでも…。
488名無しさん@ピンキー:04/08/27 23:55 ID:1KUMPVVT
漏れも銀神(;´Д`)ハァハァ
満月の夜になると、性欲が抑えられなくなって
昼間の毒はどこ吹く。
風銀さんにはべったり甘えてご奉仕、けど新八には強気に責めちゃったり
してたりとかなんとか。
489名無しさん@ピンキー:04/08/28 22:23 ID:W2YVUn6o

流れぶった切り失礼。
空知絵板エロス用
http://w1.oekakies.com/p/madaoh0/p.cgi
490名無しさん@ピンキー:04/08/29 01:48 ID:UxHi8H/r
沖神!沖神!沖神!ヽ(`Д´)ノ
銀さんは、あんまり女の子相手にしてるとこが
想像できない・・・。
土方は想像できるんだけど。
491名無しさん@ピンキー:04/08/29 06:49 ID:TMqOK1sW
沖神好きならそれの萌えだけを語れ。
他キャラ貶しにみえるぞ、想像できんのは自由だが。
492名無しさん@ピンキー:04/08/29 12:27 ID:t5jUzDaN
沖神結構好きです。
体格差も年齢差も合いそうだし、
何よりあの面白いキャラ同士の絡みが読んでいて楽しい。
今丁度SSが落されてるタイムリーな土妙とかもいい。
こっちは原作でイマイチ絡まないのが残念だけどね('一`;)
493名無しさん@ピンキー:04/08/29 15:08 ID:l1MQSrIl
原作でからんじゃったら局長への背徳行為でどろどろしちゃうから……。
494名無しさん@ピンキー:04/08/29 16:21 ID:Y4GWAhJW
>493
そこが寧ろ萌えですよ
すんません
495名無しさん@ピンキー:04/08/29 17:01 ID:rRmHXywA
近藤VS銀の回、橋の上で二人ニアミスしてんだよな。

あと屋根の上で「おれにも紹介してくれよ」だの
本人のいないところで話が出るの萌えなんだよ俺
496名無しさん@ピンキー:04/08/29 21:01 ID:LFpUt9+P
銀神萌age
497名無しさん@ピンキー:04/08/29 22:18 ID:XthcrrqD
長谷川神楽
神楽長谷川?
公園で青姦
498名無しさん@ピンキー:04/08/29 22:54 ID:IoZCWo+J
ヌッチャケ長谷川からは神楽を襲わんで欲しいと願う
逆に神楽ちゃんから襲うのはアリ
499名無しさん@ピンキー:04/08/29 23:09 ID:XthcrrqD
エー
500名無しさん@ピンキー:04/08/29 23:19 ID:IoZCWo+J
何だよおまい我侭だな
おまいの望み聞いてやるから言ってみろ
501名無しさん@ピンキー:04/08/29 23:25 ID:XthcrrqD
神楽がエロいやつ
502名無しさん@ピンキー:04/08/30 02:05 ID:THyq6o9c
今週の神楽エロい(;´Д`)ハァハァ
503名無しさん@ピンキー:04/08/30 09:13 ID:299U+qVq
キャッホォォウ!!
504名無しさん@ピンキー:04/08/30 16:21 ID:hR+Fq/dl
今週は神楽可愛いしエロいしで大満足ハァハァ
久々のメインだったなハァハァ
505名無しさん@ピンキー:04/08/30 21:10 ID:eE6AwKTu
「おばちゃん、つけといてくれィ!」

うつった!
沖田の江戸っ子言葉が
江戸弁で沖田に責められる神楽ちゃん、禿萌え
でも、神楽ちゃん丸顔がどんどん進行してるなあ
506名無しさん@ピンキー:04/08/30 23:59 ID:Tj7iPKVG
ほっぺぷにぷにでいいじゃねえか(;´Д`)ハァハァハァ
507名無しさん@ピンキー:04/08/31 01:10 ID:fJ3cDKMr
「ただいまヨー」に萌えた。いい娘じゃないか!
というか見たところ新八は実家通い。
晩飯はいつも銀さんと2人でテレビみながらで後片づけは交代に違いない
一番風呂はジャンケン湯上がりの神楽はエロいに違いない
いつも女として見てもらえなかった神楽は
初めての時、神楽から夜這いを掛けて攻めたに違いない!
すぐ逆転されるけどね。
もう同棲じゃんか(;´Д`)ハァハァ
508名無しさん@ピンキー:04/08/31 01:27 ID:a3aOLdNg
>>507
うすらぼんやりだった妄想を文章にされた。萌える…(;´Д`)ハァハァ
509名無しさん@ピンキー:04/08/31 02:51 ID:fTD57wNX
>>507
悪かねーけど・・・
正直、銀さんには少女よりも大人の女と絡んで欲しい。
それも巨乳の熟女!!(綱手さんクラス)
しかし、空知はお色気苦手っぽいから
そんなキャラも出てこないんだろうな。

お妙さんよりも、クールビューティの陸奥たんなら結構いけるかも。
510名無しさん@ピンキー:04/08/31 10:18 ID:B+tz3b46
何か一言よけいな奴がいるな
511名無しさん@ピンキー:04/08/31 10:28 ID:IBsGTUGV
大人の女と散々絡んで幼女のよさにふらふらっと…というのもありえなくあない。

それよりも神楽がおじさんキラーになって近藤・長谷川・土方などを食いまくるのがみたいね!
512名無しさん@ピンキー:04/08/31 11:56 ID:bd4nUTPC
>511
それいいな!土方神楽がみてーよ(;´Д`)ハァハァ
513名無しさん@ピンキー:04/08/31 12:27 ID:JkvHoVo8
土方はおじさんか…そりゃ神楽から見ればおじさんかもしれんが…
514名無しさん@ピンキー:04/08/31 13:33 ID:fJ3cDKMr
>>大人の女と散々絡んで幼女のよさにふらふらっと
基本的に銀さんはマダオだしな。
「いや、待てこの背徳感がなんとも・・・・」
とか苦悩しているうちにエロってそう。
>>おじさんキラー
満月の夜、とうとう銀さんがダウン。
物足りない神楽はおじさんキラーに変貌。
餌場を探しに夜の町へと赴くのであった・・・(;´Д`)ハァハァ、蟻ですな
515名無しさん@ピンキー:04/08/31 15:33 ID:m7HsXKhb
まだまだ足りないアル
516名無しさん@ピンキー:04/09/01 10:09 ID:yvN6ywjZ
>「いや、待てこの背徳感がなんとも・・・・」
>とか苦悩しているうちにエロってそう。

萌えた(;´Д`)
事が済んでから慌てふためいて、しばらくは神楽たんに腫れ物に触るよーに接するのだけども
神楽たんのなつきかたが何か事前とは微妙に違う…アレ?なんかかわいくなってねえかこいつ?
みたいに思ってくれたら(;´Д`)ハァハァ (;´∀`)ハァハァ (;゜∀゜)ハァハァ (;゜∀゜)ハァハァハァハァハァハァハァハァ!!!!
517名無しさん@ピンキー:04/09/01 19:11 ID:kL1FG0//
銀さんは神楽が初めてだって言ってるのに
おかまいなしで舌突っ込むキスとかしかねないと思ってた
518名無しさん@ピンキー:04/09/01 20:42 ID:r2wQyhAK
神楽も(´Д`*)ハァハァだけど、土方×そよにこっそり萌えてみる。
立場的に実質そよ土かな?
519名無しさん@ピンキー:04/09/01 21:31 ID:54OCIcH0
>518
はげど。土方そよ萌え。禁断の恋イイ。
土方からは手だしそうにないのでそよ土になるのもまたよし。
歳の差はいくつだろう。
520名無しさん@ピンキー:04/09/02 01:28 ID:64+W0Lwc
>>516
「なんかかわいくなってねえかこいつ?」
やべーよ!ハアハアとまらん
521名無しさん@ピンキー:04/09/02 01:50 ID:R/FFYpLq
>>517
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

で、そろそろ誰かこの辺のツボをごっそり盛り込んだssを投下してくれないか。
522名無しさん@ピンキー:04/09/05 10:39 ID:uDDBF4D2
暴走族に犯される神楽と妙子(;´Д`)ハァハァ
523名無しさん@ピンキー:04/09/05 13:57 ID:ZkABxsFn
新八の愛情のこもってない「神楽ちゃん」という呼び方に萌える。
なんかいやらしい
524名無しさん@ピンキー:04/09/05 14:40 ID:N/d6iwQh
WJ40号の「奴(銀時)は〜(中略)〜
私の大事なものも勝手に奪っていったヨ」
で深読みしすぎてエロい図が浮かんだのは俺だけだろうか?
525名無しさん@ピンキー :04/09/05 14:54 ID:+h47d24j
漏れもだ!!
奪われちゃった!!!!
526名無しさん@ピンキー:04/09/05 19:07 ID:mWLAZDGN
「銀ちゃんピンチのときは私の傘が火を吹くネ」で
初めて神楽が銀さんを慕ってることを認識したが
今回のでこれって恋だろと思ってしまった。
527名無しさん@ピンキー:04/09/05 22:56 ID:8MJ7/rbT
>>489
18禁じゃ駄目なのかよー・゚・(つД`)・゚・ ウワァァァン
528名無しさん@ピンキー:04/09/05 22:58 ID:8MJ7/rbT
sage忘れたゴメン
529名無しさん@ピンキー:04/09/06 00:01 ID:jgIyfVt3
>>524
あのセリフは銀神好きにはヤバすぎるハアハア
530名無しさん@ピンキー:04/09/06 00:18 ID:7Obu/7s9
>>527
どういう意味?
531527:04/09/06 02:06 ID:tJMf7/UK
>>530
利用規約に「R15に尻毛が生えたくらい(の絵)でヨロ。」
ってあったから。
個人的にこのスレの妄想を補完してくれるくらいエロい絵を
見てみたかったもので・・・。
銀魂の男性向けエロパロサイトって全然ないし。
言葉足らずスマソ
532名無しさん@ピンキー:04/09/06 02:13 ID:Cy/Q0HLV
>524
漏れもれも!

ていうか今週のネタバレおk?おk?
今週ので妙神楽にちょっとときめいた。
533名無しさん@ピンキー:04/09/06 02:19 ID:7Obu/7s9
>>531
サンクスコ。確かに。良く知らないけどレンタル側で禁止してるんかね。
534名無しさん@ピンキー:04/09/06 12:32 ID:QAWH2MZe
>>利用規約に「R15に尻毛が生えたくらい(の絵)でヨロ。」
なんと残念(;´Д`)

しかしチンコだチンポだお妙さん、欲求不満なのか?(;´Д`)ハァハァ
535エロ板”管理”人:04/09/06 22:44 ID:2ObU4wzK
↑なんだか飢えている人がいるっぽいので、18禁OKにしてきましたよ。
タカチンコ祭りでも繰り広げてください。
536名無しさん@ピンキー:04/09/07 22:25 ID:ZCUVf86m
>>457さん待ってますよ〜
537名無しさん@ピンキー:04/09/07 23:13 ID:z1vwwEts
>536
あ、自分も便乗。しかし一人オナヌーって普通一人じゃないんかい(w
538名無しさん@ピンキー:04/09/08 00:01 ID:YUHxM/ws
見られながらとか見せ合いとか
539名無しさん@ピンキー:04/09/08 00:54 ID:PMfwUM6b
>535
管理人サン乙!
これでエロイ絵いっぱい投下されたらいいな
540名無しさん@ピンキー:04/09/08 19:03 ID:RrvhypI2
お妙さん(´Д`;)ハァハァ
チンコチンポ発言を物陰に潜んだ近藤が聞いてたらいいのに。
541名無しさん@ピンキー:04/09/08 22:37 ID:ooR2OQHb
そういえば近藤さん近くにいないんだろうか。
542名無しさん@ピンキー:04/09/08 23:00 ID:AnUwvtMQ
陳列棚の下でサクサクしてたよ
543名無しさん@ピンキー:04/09/11 23:28:48 ID:rOQHooXM
夢オチでもいいから局長にいい思いさせてあげたい…。
自分エロ書けないからここじゃ板違いだし
544名無しさん@ピンキー:04/09/12 04:59:43 ID:EBTGv9H1
ばあさんや・・・
山とみはまだかね・・・
545名無しさん@ピンキー:04/09/12 06:02:14 ID:XqxzBcuo
いやだわお義父さんたら。
お義母さんは昨年なくなったじゃありませんか。
546名無しさん@ピンキー:04/09/12 13:44:06 ID:n1kNSR8g
季刊連載
547名無しさん@ピンキー:04/09/12 18:27:46 ID:fE307xOe
神楽といいデスノのミサといい昨今のジャンプは小便がブームなのか?

神楽のおしっこ………(;´Д`)ハァハァ
お妙さんのサラシ(;´Д`)ハァハァ
548名無しさん@ピンキー:04/09/12 18:34:58 ID:oPHbBWKr
失禁ネタでどなたか…(;´Д`)ハァハァ
549名無しさん@ピンキー:04/09/12 23:18:04 ID:anrCg7zP
初めてのSSを銀魂で書いてみました。
夜兎族は性欲が強いという勝手な設定です。
そしてあまりエロくないです(自分的に)
その上かなり長いのですが、がんばって書いたので
ぜひ、投下させて下さい。
こんなもの読めねーよという方はスルーお願いします!
550夜兎の血 1:04/09/12 23:29:49 ID:anrCg7zP
 
夜兎でよかった と思う。
昔は忌み嫌ったこの血 が 今は愛おしい。


「銀ちゃん、股から血が止まらないアル。私何か病気かもアル。」
「ぶばっつっっ!!」
ある日の午後。いつものように仕事がなく、いつものようにお金もなく。
だから、銀時と新八はいつものようにお茶を飲み、テレビを見、ジャンプを読んでいた。
そこへ、トイレから出てきた神楽が開口一番こう言ったのだ。
かなり衝撃的な発言に、いつもの日常的空間が一気に凍りつく。
新八は飲んでいたお茶が器官に入ったらしく、ごほごほと咳き込んでいる。
「な・・・。」銀時はジャンプを持ったまま、神楽の顔をただ凝視するしかない。
神楽は蒼白とした表情で「ほらネ。」とチャイナのスリットをめくりあげた。
しばらく硬直するしかない銀時だったが、やがておそるおそる神楽の顔から視線を下げていった。
「あ・・。」
確かに、白いパンツのある一部分が赤く染まっており、なおかつ ツ――.....と赤い筋がふとももをたどって床に小さな血痕を残していた。
「あ・・その・・・えっと・・・。」
551夜兎の血 2:04/09/12 23:31:20 ID:anrCg7zP
銀時はそれが「アレ」であるということにすぐに思い至ったが、どう説明したものか、言葉がなかなか出てこない。
「おまっ、それはあれ、その、あれだ、俗に言う月のもんだ。」
「月?私の故郷が何アルか?」
「いや、だから、そうじゃなくて・・。あぁ゛ぁ゛ちくしょうっ!どう言ったらいいんだ?
俺は年頃の娘を持つ父子家庭の父親かあぁぁぁぁ!」
ジャンプを床に投げ捨て、銀時は頭を抱えた。
「こほっ・・。銀さん、落ち着いてくださいよ。何、狼狽してるんですか。アンタもういい年でしょうに。
こんなことくらいで我を見失わないで下さいよ。」
まだ少し咽るのか、こほこほと胸を撫でながら新八がこぼしたお茶を拭きながら言った。
「お前だって、動揺してむせてんじゃねーか。」
「僕はびっくりしただけです!動揺はしてないですよ。神楽ちゃん、安心していいよ。
それは病気じゃなくて誰にでも起こる生理現象だから。」
「ホント?病気じゃないアルか?」
神楽は安心したのか、こわばっていた表情が少し和らいだ。 が、
まだ不安げである。
「誰でもって、銀ちゃんや新八も股から血を流すのカ?」
「いや、誰でもっていうか、女の人だけね。」
口調は落ち着いているが、やはり新八の顔は少し赤らんでいる。
「へー、新ちゃんそういうこと疎そうなのに、意外ねー。」
銀時は新八が落ち着いた様子なので、気に食わないらしい。
「何ですか意外って。僕には姉上がいますからね。よくナプキンを買わされに行きましたし。いい年こいて全然女っけの無い銀さんに比べれば、そりゃ免疫はありますよ。」
「んだと、コラァッ!俺はちゃんと毎週いちご100%読んでんぞ!!」
「そんなフィクションの世界で何がわかるってんだあぁぁぁ!」
「ぅおおおぃっ!つかさちゃんを馬鹿にすんなよぉぉぉ!」
「いいかげんにするアル!一体これは何なのか説明しろおぉぉぉぉ!血が止まらないっつってんだろうがあぁぁぁぁ!!」
がっしゃあぁぁぁぁぁん!!!!
「っおま、その状況で暴れんなあぁぁ!血が飛ぶだろうがぁぁ!」
「ちょっ、神楽ちゃん落ち着いてぇぇぇぇ!!」
552夜兎の血 3:04/09/12 23:33:05 ID:anrCg7zP
小一時間後――

「ね、神楽ちゃん、だからこれは生理っていうもので、女性は月に一度こうやって血を流すの。
個人差があるけれど、そうね、大体一週間くらい続くわ。」
銀時と新八は暴れる神楽を何とか落ち着かせ、そして自分たちは落ち着く間もなく、
銀時は神楽の血で汚れてしまったところを掃除し、新八は急いでお妙を呼びに走った。
そして
「でも、神楽ちゃんは夜兎族だから、私たちとは少し違うかもしれないわね。」
「姉御、なんで女性は血を流すアルか?」
お妙は万事屋宅に着くとすぐに銀時・新八を叩き出し、神楽と二人きりになり、女性の体について優しく説明してくれた。
「それはね、子供を生むためよ。生理は子供を生むために必要なのよ。」
「!?」
神楽はソファに浅く腰掛けていたので、驚きのあまりずり落ちそうになった。
今はお妙にもらったナプキンを着けているのだが、着け慣れていないためどうにも居心地が悪い。
「初耳アルよ。」
「そう・・。ひょっとしたら夜兎族は違うのかしら・・・。うーん、とにかく、人間の女性はそういう仕組みなのよ。体が大人になったってことなの。」
 お妙はそう言って優しく微笑んだ。
(いつ見ても綺麗な人アル・・。本当にあの地味な眼鏡男の姉だろうカ−。)
新八が眼鏡なのはお妙の殺人的な料理のせいでもあるのだが、神楽はお妙に憧れている。
ものすごく強いのに物腰は常に優雅だ。容姿も、あるゴリラ男がストーカーになる程に美しい。ゴリラ男がお妙に惚れたのはその容姿のせいだけではないのだが。
「大人・・・。私、もう大人アルか?!」
私も、姉御みたいな――。
「そう、ね。だから―・・・。いい?神楽ちゃん。もし新ちゃんや銀さんに何かされたら、私に言うのよ。血祭りにするから。」

わたし もう大人 アルか。

神楽は「えへへへへ。」 と
子供っぽく笑った。
553夜兎の血 4:04/09/12 23:35:05 ID:anrCg7zP
「ふ・・ぅ。」
昨日、神楽に初潮が訪れ、お妙のおかげで混乱は収まった。
しかし
「ん・・・。」
体がおかしい。いや、
おかしいと言えば、人間と比べれば夜兎の体は十分おかしい。
かなり頑丈だし、力も強い。銃で撃たれてもすぐに傷口は塞がる。
そのくせ、日中は日傘が無ければ生きていけない。
夜兎側からすれば、日の光は平気なのにちょっとしたことで壊れる
人間の体の方がおかしい。
しかし今神楽が感じている体の変調はそういったことではない。
「なんだか下半身がむずむずするアル。」
人と違う夜兎の体は、やはり生理も人と少し違った。
血は昨日一日でぴたりと止まったのだ。
そのかわり
「なんか朝から体が熱いアル。風邪アルか?」
   でも
「変にテンションは高いアル。」
   なぜだろう
「血は止まったアルけど」

「なんか」

 そう、あそこが 熱い。
554夜兎の血 4:04/09/12 23:37:00 ID:anrCg7zP
銀時はめずらしく仕事−といっても要するにバイトである。
街頭でポケットティッシュを配るんだそうだ。さすがに全く働かないわけにはいかない。
必要最低限の生活費は稼がなくては。
何ヶ月も貯めている家賃は必要最低限の生活費には入らないみたいだけど。
「そのうち追ん出されるネ。」
 生活費の8割は神楽の食費と銀時の糖分費だ。もちろん神楽にも新八にも給料は出ない。
「そのうち訴えられるネ。」
生活費の8割を占めているのは神楽の食費なのだから、神楽も何かしら働くべきである。
しかし、「生理中は無理すんな。」
と銀時は気をきかせ神楽に家で留守番をするように言いつけた。
「銀ちゃんは何だかんだ言って優しいネ。」

「ふぅ。」
 それにしても朝から続くこのもやもや感は一体何なのか。
「きっと退屈だからアル。少し体動かすヨロシ!」
よいしょっ と寝転がっていたソファから立ち上がる。
「たまには掃除でもしてヤルか。んしょ・・・。ん?何アルか?」
銀時の机の横にある新聞やらチラシやら雑誌やらを片付けていると、
凡庸な表紙達の中で一冊、異彩を放っている雑誌を見つけた。
555夜兎の血 6:04/09/12 23:39:00 ID:anrCg7zP
「あ、エロ本アル。」
生理を知らなかった神楽でも、世の男性が女性の体に
興奮することは知っていた。もちろん、銀時も新八も、あのいつも
すかした顔した真選組の奴らも、そうなのだろう。
知っている。そう、あの花見の時、あのゴリラは当然としても、
ほとんどの真選組の隊員達がお妙のことを熱っぽい目で見ていたことを。
神楽の場合真選組の前に現れても、子供扱いしかされない。
あの沖田とかいう奴に至っては、会えば拳の会話のみである。
「・・・・私ももう大人アルヨ・・。」
ぺらり。
何気なくページをめくる。   
ぺら ぺら・・・ ぺら・・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・・・――――――――――――。」   


ガラ。
「遅くなってごめんね、神楽ちゃん。
おわびに家からおいしい水羊羹持ってきたよ。もらいものだけどね。
お茶入れるから・・・・。神楽ちゃん?」
556夜兎の血 7:04/09/12 23:41:14 ID:anrCg7zP
新八が遅れてきたのには理由があった。
朝からお妙に「神楽ちゃんに変なことするんじゃないわよ。」
「武士として恥ずかしいまねはしないでね。」
「ちょっとでも手を出してみなさい、切腹よ。」と、懇々説教されてきたのだ。
姉上は僕を信用していないらしい。
(僕はお通ちゃんに操を立てているから心配いらないのに・・。)
お妙はどうやら神楽を実の妹のように思っている。
(それはいいけどさ。最強最凶コンビだよなぁ。)

「新八・・・・。」

「神楽ちゃんどうしたの?――何見てるの?」
「!?っそれ・・銀さんのエロほ・・・。
だ、だめだよ、よ、よりによって銀さんの・・・。
あの人野外プレイとかコスプレとかちょっとそういうマニアック志向なんだから、
神楽ちゃんが見るもんじゃないよ!」  バッ!
 新八は急いで神楽の手からエロ本をひったくった。
「全く、こんなもの出しっぱなしにしておくなんて!
銀さんが帰ってきたら一言言わないと!」

「新八・・・・。」

新八は軽い怒りのせいで 神楽がいつもの様子と違うことに
気が付いていない。
557夜兎の血 8:04/09/12 23:43:38 ID:anrCg7zP
「か、かかかっかかかかっか、神楽ちゃん?!!」

新八は今、神楽に後ろから抱き付かれている。こんなことは前代未聞だ。
(いつものように僕をからかってるのか――?    いや、)
新八はここに来てやっと、神楽の様子がおかしいことに気が付いた。
まず、神楽が食べ物に反応しないなんてことが今まであっただろうか。
そして
ただ抱きつかれているだけなら、こんなに緊張はしないだろう。
何か怖いことがあったのかとか、
悲しいことがあったのかとか、そんな風に考えるだろう。
だけど、今のこの状況は――・・・・?

「か、かかかか神楽ちゃん!!だめだよ!
ふ、ふざけないで、ちょ・・・。」
神楽の手は新八の腰を経由して新八の股間の前にあった。
前にあるだけではない
「ちょっ、ちょっと、何触ってんのぉおおおお?!何?新しい罰ゲーム?
それともなんか新しいおまじない??!眼鏡の股間を触るといいことがあるとか
・・っあ・・こら・・ちょ、んっ!」
 新八の顔は、眼鏡が熱で割れるのではないかというくらい、真っ赤である。
558夜兎の血 9:04/09/12 23:46:57 ID:anrCg7zP
「・・ふざけてないヨ。」 すっ と
神楽の手は新八の袴の横の隙間に侵入し、下着の上からさすりはじめた。
新八は最近、旧来のふんどしではなく、最近天人によって普及しつつある
“トランクス”という下着を履いていた。実は新八は結構流行に敏感である。
私服は常に和服なのだからトランクスなんてものは本来邪道なのだが、
興味本位で履いて以来、その楽チンさにすっかり魅了され、履き続けている。
今は そのトランクスが仇となっている。
布はペラペラなので、神楽のいやらしい手の動きも温かさもダイレクトに伝わる。
新八の は、もうほぼ完全に大きくなっている。そのため、それは 
ちょっとの動きで隙間から出てしまいそうになっていた。
「ほ、ほんとに、勘弁して、・・・っ!  よ、よくわからないけど、ぼ、僕が悪かったか・・くっ。」
新八は子供の頃から剣術をやってきた。
まわりにいる化け物じみた強さの連中のせいで目立ちこそしないが、
新八も十分に強いし腕っ節もある――が

所詮 夜兎族の力にはかなわない――だから 
ただ 快感の波に自我がさらわれないように我慢するしかない――けれど
559夜兎の血 10:04/09/12 23:48:18 ID:anrCg7zP
「体は正直ネ。」      ぎゅっ

新八は羞恥心で目の前が真っ白になった。

「ど・・ど こで  そんっ な言・・葉!」
「…..っはっ!」 「!んっ、はぁっ」
神楽は問いには答えずに、無心で新八自身を揉み続ける。

「お 通ちゃん   に あ 会わせる  顔 が・・。」
新八の声はあえぎ声にまじり、もはや、吐息と同じである。

姉との約束をやぶることになるかもしれぬ 背徳感 と
16歳の純朴な少年には 耐えられぬ快感 と
今までに感じたことの無い 羞恥心 で

新八の目は 涙目だった。
と 「んぅっ・・・・・・・・・ん?」

「ごめんアル・・。泣くほど嫌なら、やめるヨ・・。」
いつの間にか神楽は新八の目の前に居た。
560夜兎の血 11:04/09/12 23:50:29 ID:anrCg7zP
「こうすると、男は気持ち良くなるって、読んだから・・・。」
神楽は本当に申し訳なさそうにうなだれている。
「気持ち良くないのカ?」
こんな神楽を新八は見たことがなかった。
「い、いや、気持ちは、その、すごく良か、いや あの・・。」
何を言ったらいいのかわからない。全くわからない。
とりあえず、姉との約束は破らずにすみそうなので、
新八はほっとした。

先ほど神楽から受けたあそこへの愛撫の余韻をまだ残しつつ、
新八は聞いてみた。
「・・・・なんでいきなりこんなことしたの?」

「だから、こうすると、男は喜ぶって、その雑誌に書いてあったから・・・。
喜んで欲しかったアル・・・。」

意外だ。神楽ちゃんが、あのいつでも激辛辛口な神楽ちゃんが。
天衣無縫 傍若無人 な 神楽ちゃんが。
人に対して、しかもいつも格下扱いの僕 に対して。

喜んでもらおうと行動するなんて。
561夜兎の血 12:04/09/12 23:54:13 ID:anrCg7zP
驚きのあまり声を失った。
そして次の瞬間、もっと声を失った。

「気持ちよくしてやれないなんて、私、どうすればいいアルか?!」

泣いている。    なんで???!

「神楽ちゃん、あのね、僕はそんなこと神楽ちゃんに無理にして
もらわなくても十分だからさ。僕以外の人間にももうこんなことしちゃだめだよ。
――全く、これも全部銀さんがエロ本置きっぱなしになんてするから!
神楽ちゃんに変な影響与えちゃって。」
「違うネ!!」    「?!」
「違う・・・。無理なんてしてない・・。私がしたいだけアルヨ・・。」

私が したい だけアル ヨ

よくわからない。
とりあえず神楽ちゃんをソファに座らせて、ちょっと離れて自分も隣に座った。

「?どういうこと?何があったの?」
「うん。私、昨日初潮きたアルね?でも今日血止まったヨ。
その代わり、朝からずっと、なんていうか、体が、
特に下半身がうずうずしてたヨ。」
神楽は少し俯いたまま語りだした。
562夜兎の血 13:04/09/12 23:56:10 ID:anrCg7zP
「それで?」
「私、なんでうずうずするかわからなかたヨ。で、
銀ちゃんのエロ本見て、ますます下半身がきゅってなってきて、
その本に出てくる女の人みたく、その、したくなったアル。」
神楽はここにきてやっと頬を赤らめ、少し恥ずかしそうにしている。
新八はちょっとびっくりした。
(はぁ。なるほどね。それにしても積極的だなぁ。
女の子、それもこんな少女にも、性欲はあるんだな。)
お通ちゃんにもあるんだろうか―― 新八がそんなことを考えていると――
「新八!!私したくてしたくてたまらないアル!
でもするためには相手にも気持ちよくなってもらわないと駄目ヨ!
私、新八を気持ちよく出来なかったヨ!どうすればいいアルか??!」

気付けば 神楽の綺麗な さらさらとした髪がすぐ真下にあった。
そっと触ると やわらかく  甘い いい匂いがする。

「もう、我慢出来ないヨ・・・!!」
563夜兎の血 14:04/09/13 00:04:42 ID:itsiIoNx
いつも こんな細い腕のどこに あんな力が と思っていた
その神楽の腕が しっかりと新八を 抱きしめている。
「新八・・・・。」
いつもは 人を馬鹿にしている そんな大きな瞳が
今は 涙ぐみながら 真っ直ぐに僕を 見つめている。 
いつも開けば  毒ばかり吐く  その小さな口が
今は切なげに 願いを乞うかのように 僕の名を呼ぶ。
「新八・・・・。」
「神楽ちゃん・・・。」 

姉上 すみません もう理性の限界です。
新八はそっと、神楽に口づけをした。

16歳 目は悪いけれども健康な男子が 
よくぞここまで理性を保ったものでしょう?
でも もう ここまできたら  止まりません。
「ちゅ・・くちゅ・・・ん・・ふ・ぴちゃ」
2人はたががはずれたように お互いに激しいキスを交わす。

姉上にばれたら 逝くことになるな  と思いながら 
この日     新八は何度も    イクことになった。
この日  新八はお妙との約束と神楽の処女の 
両方を奪ってしまった。

  >思っていた以上に長くて、かなりスレを
   消費してしまいましたm(__)m続きがまだまだあるのですが、
   投下しないほうがいいでしょうか?
    
  

564名無しさん@ピンキー:04/09/13 00:09:15 ID:NYHU4INc
投下しなさい。必ず投下しなさい。
565名無しさん@ピンキー:04/09/13 00:09:40 ID:Ots3lD/W
長編乙!ぜひ続けてください。
566名無しさん@ピンキー:04/09/13 00:11:34 ID:kgUSImDh
キター!新神!
思いっきり出しきっちまってイイっす!
続き、続き!(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
567名無しさん@ピンキー:04/09/13 00:22:53 ID:3aE5NtV/
>何?新しい罰ゲーム?
>それともなんか新しいおまじない??!
ハゲワラw そして萌えー!!! 続き待ってます!
568名無しさん@ピンキー:04/09/13 02:02:23 ID:s0gvv2Y2
キタキタキタキタキタキタァ!!!!!

是非続きをキヴォン
569名無しさん@ピンキー:04/09/13 02:23:42 ID:jj9qKOWN
ごっさ大作ネ申キターーー!マニアック志向な銀さんワロタ
続き熱烈キボンヌ!

そして原作レディ扱いして欲しいオモラシ神楽たんハァハァ
570名無しさん@ピンキー:04/09/13 03:15:09 ID:krW1f7V4
と、投下汁―――!!(;゚∀゚)=3ハァハァ
571名無しさん@ピンキー:04/09/13 11:36:53 ID:RrKcBVIE
SS投下サレテルー!!乙!
572名無しさん@ピンキー:04/09/13 13:00:11 ID:6y3qzt6d
スゴイヨー(;´Д`)ハァハァ
573名無しさん@ピンキー:04/09/13 13:04:20 ID:rspWeVAI
普通にGJ
574名無しさん@ピンキー:04/09/13 18:48:20 ID:eP/M2+1V
GJGJ!!
つ、続きを是非(;゚∀゚)=3ハァハァ
575夜兎の血 :04/09/14 05:33:25 ID:b76oUS+f
初めてのSSの上、
2chも結構初心者なので、
投下する前は不安でしょうがなかったのですが
すごく安心しました!
くだらないもの長々書いてんじゃねーよ
くらい言われる覚悟でした。
温かい反応すごくうれしいです!

このあと話は神新のエチ回想→
マダオ→土方→沖田→銀さんの流れで
神楽が次々にエチしていく予定です。
(やりすぎですね)
これから徐々に投下させていきますので、
原作のイメージと違っていたり
誤字・脱字がありましたら許してやって下さい。
576夜兎の血 :04/09/14 05:39:23 ID:b76oUS+f
自分で読んでて間違い見つけました。
14の最後の一文は
両方を破ってしまった
です。すみません! 
577夜兎の血 15:04/09/14 15:07:29 ID:b76oUS+f
「知らなかったアルヨ。」

神楽は家の近くの川沿いをてくてくと歩いていた。
火照った頬に
もうすぐ来る秋を予感させる風がとても心地よい。

「こんなに楽しくて、気持ちが良くて、
おもしろい行為がこの世にあったなんて、驚いたヨ。」
ニコニコと、神楽の足取りは軽い。
持っている傘をくるくると回しながらつぶやく。
「でも、まだ満足できてないアル。」

もっともっともっと  もっと。

「まだまだ気持ち良くなれるはずネ。」
ふふ と、まだ乾いていない濡れた髪を耳の後ろにかけた。
普段はわからないが、神楽の髪は肩より少し下までの長さがある。
いつも2つのお団子に結われている髪が、
今は真っ直ぐに下ろされたままになっていた。

桜を連想させる可憐な薄い桃色の髪が
川から反射する光を受けて艶やかな光線を放っていた。

    
578夜兎の血 15:04/09/14 15:13:27 ID:b76oUS+f
――ほんの30分前
「はぁっつ・・か ぐら ちゃん     もう  無・・・。」
急にがくっと力が抜けたかと思うと、
最後の力を放出し、新八は意識を失った。
「ん、んっ・・  ん?新八、もう終わりアルか?」
新八の上に乗り、腰を動かしていた神楽は不意の違和感に新八を見た。
「新八?大丈夫アルか?」
二人はまだつながったままなので、さっきまでと
新八のモノが違うのがすぐわかった。
 ちゅるん、と神楽から抜くとそれは くたぁ と小さくなっていた。
「?さっきと全然違うネ。」
つんつんとつついても、にゅにゅと押してみても、
握ってみても何の反応もない。くにくにとやわらかいままだ。
「玉、打ち止めアルか。」残念そうにつぶやく。
 新八から降りて  そして ようやく冷静になった。
自分の周りを見渡す と新八は全裸で死んだようにソファに横たわっている。 
もちろん自分も裸だ。
今まで夢中になっていたので気付かなかったが
服はぐちゃぐちゃに脱ぎ散らかっており、新八の眼鏡は、
いつの間にやらテレビ近くの床まで吹っ飛んでいた。
そして二人とも汗でべたべたである。
特に神楽と新八の性器のまわりは、新八が何度も放ったものや
神楽の愛液でぐしょぐしょになっている。
いつも暮らしている部屋、いつも自分たちが座っている場所で・・・。
神楽は急に恥ずかしくなった。
579夜兎の血 17:04/09/14 15:15:29 ID:b76oUS+f
「・・・銀ちゃんにばれたらなんて言われるアルか。」
お前らガキのくせにぃぃ とか 場所わきまえろこのヤロおぉぉ とか
俺があくせく働いてたってのによぉおおお とか 
なんで銀さんも誘ってくんないだよぉおおお とか
きっとそんなとこだ。
「気が付いたら、きっと新八が片付けるネ。」
神楽はそう言うと、シャワーを浴びにお風呂に向かった。

はじめての経験だったが、痛みはなかった。血も出なかった。
夜兎族の女性はそういうものらしい。
そのかわり、
今までに感じたことのない  男の匂いが 神楽の精神を 
今までに味わったことのない 男の体が  神楽の小柄な体を
興奮と快楽で満たした。
   シャー
シャワーを浴びながら、神楽は鏡に映った自分の体を見る。
昨日までの自分の体と変化はないように見える。
しかし、昨日の初潮を期に、何かが神楽の中に生まれたのは確かだ。
「もっと、外見も大人っぽくならないもんアルか?」
神楽は鏡に映るまだ幼さの残る体に向けてつぶやいた。
胸を触ってみる。
大きくもないが小さくもない。ちょうどよい大きさである。
「銀ちゃんは大きい胸の方が好きそうネ。」
少し顔をしかめる。



580夜兎の血 18:04/09/14 15:18:28 ID:b76oUS+f
決して大きくはないが、神楽の胸はとてもきれいな形をしている。
そしてなにより 感度が良かった。
新八は最初、神楽のきれいな胸をまぶしそうな表情で見つめ、
震える手で優しく触っていたが、すぐにそのやわらかく弾力のある感触に
我慢できずに、何度も揉みしだき舌を這わせた。
そのたびに神楽は頭を突き抜けるような快感に嬌声を上げ、
自身から熱いものが流れるのを感じた。

神楽は胸に付いている赤い印を触る。新八が付けたものだ。
正確に言うと、付けてしまった である。
神楽は透き通るような白く美しい肌をしている。
だから、少し強く吸っただけで簡単に後が付く。
女性経験の無かった新八に、キスマークに気を使うことは
微塵も思いつかなかったのだ。

あぁ 新八は 本当に 気持ちよさそうだった  アル

新八の、あの苦しげな表情 苦しげな声 
悩ましげというか。   とにかく、
苦しそうな顔をしながらも、腰は休むことなく動かされ、
新八は何度も神楽の中に侵入してきた。
快楽の波に溺れたいという欲求が、無意識のうちに神楽の腰を動かしていた。
そのたびに、新八は気を持っていかれまいと、必死で何かを耐えようとする。
その表情が 
―――見たい  と思った。
581夜兎の血 19:04/09/14 15:20:56 ID:b76oUS+f
いつも神楽の前では 普通の顔をして普通に接してくる 男達
私が 地球で出会った 男達 

  あいつらはあの時 どんな顔で どんな声を出して 
  イク アルか? 
キュ とシャワーを止め、風呂場を出る。

ソファには気を失ったままの新八がまだ横になったままでいる。
近づいて、さっきまで神楽の中にあったモノを見る。
さっきとは全然形が違う。
さっきは硬く、大きく、角度をもっていたのに
今は新八の股間でくたりと申し訳なさそうにしている。
なんだかかわいらしい。

  ―――そーだ
  あいつらは  どんな形で どんな大きさ のモノ を
  持ってる  アルか?

神楽はまた、体が疼きはじめていた。
  だから

「じゃーな新八!今日はきっと帰らないって、銀ちゃんに伝えておくヨロシ。」
ガララ
新八はぼんやりとした意識で、神楽が家から出て行くのを感じた。

582夜兎の血 20:04/09/14 15:23:05 ID:b76oUS+f
「なんじゃこりゃーーーーーー!!???」

銀時は最初家を間違えたのかと思った。
しかし、よく見ると銀時自身のスローガンである 糖分 が
掲げられているし、他の家具も見慣れた自分の家のもの。

「じゃぁ、なんでうちの従業員がまっぱで寝っころがってんの??
その上、おまっ、これこの匂い・・。お前にまみれてんの、まさか、ちょ、
勘弁してくれよ・・。」
ちょうど新八が目を覚まし、自分は今何を・・・と考えていたところ、
銀時が仕事から帰ってきた。

「!――――ぅわぁぁあ!ぎ・銀さん!いや、その、これは、その・・」
急いで床に落ちている服を取り、前を隠す。
顔は真っ赤で新八自身も混乱気味だ。
583夜兎の血 21:04/09/14 15:25:40 ID:b76oUS+f
「何これ?どっきりか何か!?トゥットゥルー♪ってプラカード持って
神楽が出てくんの?それとも新しい上司いじめ!?おぉ、
仕事で疲れて帰ってきたところに、こんな状況見せられたら、
若手の芸人だってテンション下がるわぁぁぁああ!!くせーんだよぉぉ!」
「ちょ・ちょっと、冷静に話を聞いて下さい!ってかおかしいですよ、
その発想!普通誰かとヤってたって考えるでしょう!?」
「お前にそんな相手がいるわけないね!!じゃぁ何か?
お通ちゃん想像しながら職場で一人遊びですかこのやろう!
何プレイだああぁ!!ふざけんなぁぁぁ!」
「このやろぉおおおお!お通ちゃんで抜くわけないだろうが、
この糖尿天パァ!お通ちゃんを汚すなぁぁぁ!」
「じゃぁ、相手は管理人の婆あか?キャサリンか?ハム子か?
ハムとポークビッツで肉食品プレイですかこのやろう!!」
「なんでそんな際どいラインナップなんですか!!っていうか、
ポークビッツってなんだこらあぁあああああ!!アンタ人のこと言えんのかぁぁああ!?」
「馬鹿っおまっ、・・・・・俺のは荒引きウインナーだぁぁあああああ!!!」

神楽がいないと、この二人がこうなった時にツッコむ人間がいない。
二人は散々ぎゃーぎゃー言い合い、新八がシャワーを浴び、
銀時が部屋の換気をし――
 
少し冷静になった。
584夜兎の血 22:04/09/14 15:28:43 ID:b76oUS+f
そしてやっと、新八が今日あったこと つまり神楽とのことを全部説明した。
銀時は
お前らガキのくせにぃぃ とか 場所わきまえろこのヤロおぉぉ とか
俺があくせく働いてたってのによぉおおお とか 
なんで銀さんも誘ってくんないだよぉおおお 
とか言った後に、
「で、神楽は?」と聞いた。

「それが・・僕意識がぼーっとしてたものですから・・。でも確か、 
今日は帰らない とか言うようなことを言って、出てったと思います。
―――あぁ、銀さん、定春拾ってきた時に神楽ちゃんが着てた服覚えてます?」
「あの丈がめちゃくちゃみじけーチャイナ服だろ?」
「そうです。ってか即答ですか。本当にエロ親父ですね。」
「男はみんな死ぬまで少年なの。ということは男は死ぬまで思春期なの。
ということは男は死ぬまで−」「もういいです。あの、銀さん、僕考えたんですけど、」

新八は一瞬黙って また続けた。

「兎ってすごい性欲が強いって話知ってます?」
「知ってるぜ。あれだろ?放っておいたら一日中でも交尾してるってんだろ。
すげーよな。いくらなんでも一日はきついぜ。銀さん最高でも一日――」
「あんたの話はいいです。」

一呼吸置いて、新八は続ける。
585夜兎の血 23:04/09/14 15:31:39 ID:b76oUS+f
「神楽ちゃん、つまり夜兎族も兎と同じなんじゃないかと思ったんです。」
「・・・神楽の性欲が強いってのか?新八ぃ〜女を甘く見るなよ。
女だって十分性欲強い奴は一杯いるぜー。泡「ハッスル」のみちこなんておまっ、
どんだけだったと思ってんだよ。」
「知りませんよそんなこと。誰ですかみちこって。
てかあんたそんな店行ってんのかよ。給料払えよ。」
「まーまー、新ちゃんもこんど連れてってあげるから!
坂本に教えてもらったんだけど、これが結構レベル高くて・・。」
「遠慮しときます。あんたほどほどにしないと病気移されますよ。
坂本さんみたく。」「・・・・・・・・。」

新八は 辛抱強く続ける。

「きっと夜兎族の女性は、月に一度の生理期間中、
ぐんと性欲が高くなるんです。
――僕が意識を失う前に神楽ちゃんがこうつぶやいたの、聞こえたんです。」

         なんだヨ  ものたりないネ――


586夜兎の血 24:04/09/14 15:35:10 ID:b76oUS+f
「ぶゎはははははははははははっ!!!!!」
「ちょっ、銀さん、何笑ってんの!?ちょっとアンタ!」
「ひーーっ、だ・だってそれ、お前、ぶっ、も・ものたりないって、おまっ、」
銀時は腹を抱えて笑っている。涙まで流している。
「そ・そんなこと い・言われたら、男として立ち直れねーな!
まーまー、気を落とすなよ。どーせ、何秒もしないうちにイッちまったとか、
なかなか勃たなかったとか、そんなんだったんだろ?安心しろ、新八、
誰でも最初はそんなもんなんだよ。銀さんだって最初はそりゃぁ、
いろいろあったさ。入れる前にイっちゃったとか違う穴に入れてたとか−」

「話が進まねんだよ、この天・パァァーーーーーーー!」
新八がキレた。
「それに神楽ちゃんとは7回連続でヤりました!
精も根も尽き果てたけど、時間だって、最低10分は――」

「なにぃぃいいいいいいいい!!!???てめっ、ふざけんなよ、
そんな嘘ついてまで自分を誇示してぇか、ななかいだぁああ!?
おまっ、どっちがエロ親父だよ、ちくしょう、なんですか、自慢ですか、
そーですか、俺だってなあぁ、みちこには お客さんすごいこんなのはじめて 
 って言われたんだぞおおおおお!!!」
こんどは銀時がキレた。

「みちこの話はもういいぃ!ってか、
そんな社交辞令間に受けてんじゃねぇぇええええ!!!」
587夜兎の血 25:04/09/14 15:39:19 ID:b76oUS+f
「あー、もうだめだ、人生にやる気無くした。もういい。
早退させて下さい。ってか男の花道をリタイヤさせて下さい。
完全にトラウマだよ、こんな地味眼鏡に持久力・スタミナともに
負けるなんて・・・・。」
銀時は本気で頭を抱えて机の上に突っ伏している。

腹も立つが、話が進まないので
新八は無理やり話を戻した。
「普通の女性は、それだけやれば、満足するでしょう?」
銀時がいつもにも増して どよんとくさった魚の目を向けて
何か言おうとしたので、急いで続ける
「神楽ちゃんの数々の発言といい、行動といい、
このまま放っておくとやばいですよ。神楽ちゃん、
あんなミニチャイナよっぽどの時じゃないと着ないのに、
わざわざそれに着替えて出てったんですよ。
きっといろんな男の人を相手にするつもりですよ。」
新八は本当に心配そうな顔をしている。

銀時は少し考えてから、
「自分を棚に上げて何言ってるんですか新八君。
いいじゃねーか。神楽が何しようが誰とはめようが神楽の自由だ。
心配いらねーよ、あいつは強いしな。」

「そ・そーかもしれないけど、子供の性教育は親の責任でしょう!
誰でも彼でもというのはよくないでしょう!?変な男に襲われたり、
誘拐されたりでもしたらどうするんですか!!それに、姉上に殺されます!」
新八の顔に死相が出ている。
588夜兎の血 26:04/09/14 15:42:02 ID:b76oUS+f
「ま〜なぁ・・・。しょうがねぇ、探しにいくか。
ったくよー世話やかせやがって・・。」
銀時が立ち上がる。

新八はほっとして後に続く。

「しっかし、夜兎族にそんな特性があったなんてなー。
これからは月に一度、いい思いしまくりだな。
高い金出してみちこに会いに行かなくてもすむな!」
「あんた何考えてんだぁああああ!それでも保護者ですか!
ていうか、いい加減みちこからはなれろぉぉ!
――全く、そんなこと言って銀さん、神楽ちゃんを満足させる自信
あるんですか?」
腹が立ったので嫌味を言ってやった。
   しかし

「おまっ、銀さんなめんなよ、攘夷派メンバーの中では
一番のエロテロリストと崇められてたんだからな!
銀さん・オブ・ジョイトイだぞこの野郎!」
「あんたら何のテロ行為してたんですか。」

「持久力とスタミナがなくてもなぁ、テクニックがあるんだよ。
お前みたいな若造には想像も付かないやり方がな!
ピ――――とか、ピ―――とか女悦ばせる方法ならいくらでも――――。」
「アンタ人の道をリタイヤしてますよ。」


外に出ると、街はすでに夕暮れ時だった。
589名無しさん@ピンキー:04/09/14 19:56:04 ID:3WL25542
いいよ いいよ!!(;´Д`)ハァハァ
590名無しさん@ピンキー:04/09/14 20:14:42 ID:F6+D02zw
す、すげーーーー
七回連続でヤリまくりですか!
(;´Д`)ハァハァ
591名無しさん@ピンキー:04/09/14 20:53:24 ID:nsC4YgoJ
メチャクチャ面白れーーー!
エロくて面白くて好みだ!
この調子でガンガッテください。
592名無しさん@ピンキー:04/09/14 23:19:27 ID:WmHUgWTr
イイヨーイイヨー
早くつづき読みたい!
593名無しさん@ピンキー:04/09/14 23:59:36 ID:sEg60q25
グッジョブ!!(゚∀゚)b
めっさ萌えたよー。原作のキャラがまるでなくなってなくてすげぇ。


ただ、ちょっと気になったんだが、
所々にある空白 は、何か意図してなのかな??

夜兎の血(仮)さんの文は、はっきりしててポエム色が薄いから
あまり細かく空けない方が雰囲気が出ると思うYO!


少しもったいないなと思ったんでw
何か意図してなのならスルーしてください
594名無しさん@ピンキー:04/09/15 01:33:47 ID:r5eIYEz2
オゥオゥこの調子でキノコ狩りですか
喰いまくってクレ

や、おもしろいですマジで
595名無しさん@ピンキー:04/09/15 02:19:03 ID:bwH56mhr
スゲー面白い!!キャラが銀魂らしさをなくしてないのがすごい。
続きが楽しみだー。
596名無しさん@ピンキー:04/09/15 10:46:55 ID:Bt+B0+ND
銀さんオブジョイトイが
意味分からないのにおかしくてしかたない
597名無しさん@ピンキー:04/09/15 11:07:48 ID:YoDTREFZ
喜び玩具の銀時?
598名無しさん@ピンキー:04/09/15 12:57:34 ID:G4zMakhL
元ネタはエロテロリスト、淫リソオブジョイトイだと思うけど。
結構知らない人いるんだね。
599名無しさん@ピンキー:04/09/15 13:42:33 ID:YoDTREFZ
ああ、ミッシガン出てた人か
600名無しさん@ピンキー:04/09/15 21:29:11 ID:+WklbV8c
ネ申だ……すげえ面白い
是非このまま好きなように突っ走ってください
601夜兎の血 :04/09/16 01:31:14 ID:1N53l1Be
>598
そうです、インリン オブ ジョイトイが元ネタなんです。
テロから連想しました。
よく知らないんですけどね。エロいテロリスト?エロいテロをする人?

>593
ご指摘ありがとうございます!
あの変な空白はですね、せっかくSSを書くのだから
何か自分らしさを出したいなと。それで
ちょうどブリーチがアニメ化されるし師匠の
ポエムっぷりを参考にしようとした結果のことなんです。
SS読んでる人に「何?このオサレッぷり。ぷっ。」
みたいな感じで笑っていただいて なんかこう
アットホームなスレをつくろうと思ったんですが大失敗です。
・・・いろいろはずして申し訳ありませんm(__)m

自分という存在がなんかもうはずれた痛い人間なので
この先もはずしてたり痛いネタがありましたら
「ぷ、かわいそうな子。」みたいな感じで
笑って流してやって下さい。

↓はマダオ編です。今土方編書いているのですが、
 なかなか難産です。でもマダオはすんなり書けました。
 マダオの年が不明なので勝手に40代にしています。
 読んで頂けるとうれしいです。
602夜兎の血 27 :04/09/16 01:35:40 ID:1N53l1Be

ピンポーン
「――はーい、誰ですか―――?
新聞ならいりませんよ――ってお嬢ちゃん!?」
「よう!アル」

マダオ(まるでだめなおっさん)こと長谷川泰三は突然の珍客に驚いた。
「お嬢ちゃん、珍しいね。どうしたの?銀さんと新八君は?」
「一人アルよ。邪魔するヨ。」
返事をする間もなく、神楽は泰三のアパートに上がりこんできた。

ここは泰三が借りているアパートで、泰三の部屋は2階にある。
万事屋宅と泰三のアパートは割りと近い。
銀時と泰三はまるでだめな大人同士気が合うのか、仲が良い。
そのため、神楽は泰三の住んでいる部屋を知っていた。

「狭いアルネ。」
神楽は泰三の部屋を見るなりそう言った。
確かに4畳一間にテレビやらテーブルやらが置いてあり、
ふとんがひきっぱなしの状態はかなり狭い。どこに座ればよいのか。
ひきっぱなしのふとんの前にテレビが置いてある。
マダオがいつもどこに座ってどんな風に過ごしているのか
容易に想像が出来、神楽はちょっと不憫で目頭が熱くなった。
泰三は今でこそこんな生活だが、幕府の重鎮だった頃はかなりのエリートで
住んでいる場所も江戸の高級住宅街の高層マンションだった  のに

「ごめんね―、汚くて。そこらへんに座ってよ。」
ふとんをたたみながら、泰三は急いで場所を作る。
神楽はそこに座る。テレビ画面に目をやると、
どこかの星で大流行したドラマ「冬のそな太」が再放送されていた。
603夜兎の血 28:04/09/16 01:38:09 ID:1N53l1Be
「マダオこんなの見てるアルか?いい年して。」
「おじさんはね、この年だからこそ、こういった純愛が胸に響くんだよ。
そな太の一途な思いがいいんだよ。」
嫁に逃げられておいて純愛もへったくれもないだろ
「マダオもこの眼鏡俳優のファンなのか?」
「おじさんはこっちのヒロイン役の女優さんのファンだね。」
テレビではヒロイン役の女優の泣き顔がアップになっていた。
端正な顔立ちで清楚な雰囲気を持つ女優である。

どこか お妙に似ていると思った。

マダオ、お前もこうゆう大人の女性が好きカ。

「ところでお嬢ちゃん、何か用があるんじゃないのかい?」
「特に無いアル。暇だから来ただけよ。」
「・・・そう。じゃぁ、一緒に冬そな見るかい?」
「それはいいけど茶くらい出せヨ。」
「あぁ、そうだね、ごめんごめん。」
泰三は立ち上がって、冷蔵庫を開けている。
604夜兎の血 29:04/09/16 01:39:48 ID:1N53l1Be
泰三はいつでもサングラスをかけている。外はともかく
家の中でテレビを見ている時もかけている理由がわからない。
変なポリシーである。
「はい、お嬢ちゃん。」
泰三から受け取ったコップは、周りに水滴が付いていた。
泰三が何を考えているのか、サングラスのせいで表情が
読めない。
しかし、泰三が神楽を女ではなく子供としてしか見ていないことは
しっかりと伝わった。

神楽のスイッチが入る。

このまま押し倒してエッチするのはきっと簡単ネ。  でも
マダオから押し倒してくるように仕向けるのも
おもしろいアル。

イク時の顔だけではなく 行為が終わった後
罪悪感に苛まされるマダオの顔も見てみたい

なぜか マダオに対しては
少し意地悪な気持ちになってしまう。
605夜兎の血 30:04/09/16 01:43:12 ID:1N53l1Be

まるでだめなおっさん――長谷川泰三は困惑していた。

まず一つ 
男やもめの小汚い部屋に一人の可憐な(外見)少女がいること
二つ
いつもはお団子頭で、子供っぽいチャイナ服なのに
今日は髪を下ろしていて、やたらと丈が短いチャイナ服を
着ていること
三つ
いつもは健康的な色気しか感じない元気娘から
なんだか妙に艶かしさを感じてしまうこと

泰三は神楽を家に入れたときから、変な気持ちにならぬよう
必死に神楽を見ないようにした。
しかし、いつもは隠されている神楽のすらりと伸びた
白い足についつい目がいってしまう。

泰三は嫁に逃げられてから、
全く女っけが無かった。
お金もないので、性欲は一人で処理をするしかない。
いい年をして情けないと思う。しかも
女っけが無いといっても、こんな少女にドキドキしているなんて。
そな太に会わせる顔がない。
必死で神楽のふとももから目を離し、テレビを見る。

もし、このまま神楽に手を出してしまえば、
まるでだめなおっさんどころかまるでだめな犯罪者になってしまう。
マダオは必死でテレビに集中しようとした。

606夜兎の血 31:04/09/16 01:44:51 ID:1N53l1Be
しかし、若い娘の存在というのは 
それだけで男の部屋を淫猥な空間に変えてしまう。
男はいくつになってもこんなシュチュエーションに
胸が高揚してしまうものらしい。
今テレビでやっているのが冬そなでよかった。
ラブシーンばかりのドラマだったら、
もっといたたまれない空気になっていただろう。

「よいしょ アル。」
神楽が横にたたんであったふとんを枕に
横になった。リラックスしすぎだ。
細く、白い足が泰三の前に にゅっと伸びてきた。

泰三は必死でテレビに集中する。

神楽はテーブルに置いてあった黒飴を口に入れた。
ちろちろと赤い舌が小さな口からのぞく。

泰三は必死で心の中で主題歌を繰り返す。

「ん。」
神楽が体をよじる。短いチャイナの丈から
パンツが見えそうになる。
607夜兎の血 32:04/09/16 01:46:56 ID:1N53l1Be
泰三は心の中で泣いた。
もう自分をごまかせないほど
息子は十分反応してしまっていた。
(お嬢ちゃんが帰ったら、何ですっきりしようか。)
(この前銀さんからもらったビデオ、あれまだ見てないな。)
(それともいつも使っているお気に入りの女優のがいいか。)
この小さな少女に反応してしまったことを素直に認めて、
泰三は神楽が帰った後どうやってこの高ぶった気持ちを処理するか
それを考えた。

「マダオ、これ奥さんアルか?」
いつの間にか、神楽は立ち上がっていた。
神楽が見ているのは、冷蔵庫の上に置いてある、ハツ―逃げた妻
の写真だった。
「あぁ、うん、そうだよ。」
逃げられた妻の写真を飾っているということを知られ
少し恥ずかしい気持ちになった。
608夜兎の血 33:04/09/16 01:48:28 ID:1N53l1Be
不意に――いきなり視界が明るくなった。
目の前に神楽の顔がある。
「!?」
神楽は黙って泰三を見つめている。
泰三は一瞬、神楽の容姿のあまりの可憐さに
猥褻な感情を忘れた。
公園や海で見たときには気付かなかった。

髪の毛はさらさらとしていて、なおかつ艶がある。
触ると きっとやわらかい。
小さな顔をきれいな桃色が縁取っている。
唇も薄いピンク色で少し不満げに尖らせているのが
たまらなくかわいい形になっている。
小造りなパーツの顔立ちだが、目だけは
泰三が惹きこまれそうになるほどに 大きい。
長く上を向いた睫毛が意志の強そうな瞳を、
さらに強調している。 そして
その目はどこか熱を帯びているかのように
うるんでいた。

泰三は昔、ハツにプレゼントした人形を思い出した。
天人からこの国に渡来してきた、
ふわふわとしたドレスを着た青い目の人形。
神楽の、きめ細かい陶器のような肌を見ていると、
神楽も作り物のように思えた。
609夜兎の血 34:04/09/16 01:50:47 ID:1N53l1Be
「泰三。」
人形がしゃべる。
今、名前を呼ばれた――・
「ちゃんと、私を見てるアルか?」
「あ・・・・。」
神楽が、妻とだぶった。
過去にもサングラスを取られ、そう言われたことがある。
「あなた、サングラスしてたら、ちゃんと私を見てるかどうか、
不安になるじゃない。二人の時は、はずして頂戴――」

そうだ、そんな時もあったのだ。
どうしようもなく、甘く切ない感情が泰三を襲う。
神楽のサングラスを持つ小さな手を握る。
温かい。
泰三はくちづけをしようと顔を近づけた

―――が、寸前のところで踏みとどまった。
ぶんぶんぶんぶん   と猛烈に頭を振っている。
(何やってんだ俺は―――――!こんないたいけな少女に
何をしようと・・・・!冬そな気取りかあぁぁぁ!)
「お・お嬢ちゃん、だめだ、帰った方がいい!!おじさん
変な気分になるから、あ・危ないから、帰りなさい!」
急いで神楽から離れる。
  ふう、危ない、犯罪者になるところだった・・・・。

「泰三、まるでだめなおっさん だけど
    まるでだめな大人 じゃないアルね。」

そう 本当にだめな男なら  神楽が部屋に入った瞬間に
手を出してしまっていただろう。
610夜兎の血 35:04/09/16 01:53:00 ID:1N53l1Be

最初にあった意地の悪い気持ちは
どこかへいってしまった。
泰三の逃げた妻という人の写真を見ると、
逆に泰三をなぐさめたいという気持ちが生まれた。
サングラスを取った泰三の目は
どこか怯えた目をしている。

「泰三、大丈夫アル。私、もう大人ヨ。」
そう、怖がらずに、触ってほしい。
         感じてほしい。
         挿れてほしい。
あそこが熱い。

泰三に近づく。
「泰三、きっと、私の知らないこといっぱい
知ってるアル。だから教えてほしいアルヨ。」
  わたしの体に
「気持ちいいこと 教えてヨ。」
泰三の耳元で ささやいた。
「――――――!」
泰三は驚いた顔をした後に
「・・いいよ。」
男の顔になった。

やっと 女として見てもらえたネ
611夜兎の血 36:04/09/16 01:55:17 ID:1N53l1Be
「ちゅ・・ちゅっ」
泰三のキスは、新八のとはまるで違った。
はじめは、上唇と下唇を軽く吸い
舌先で軽く神楽の唇をなぞり それを繰り返す。
じらされる感覚に、早く泰三の舌を自身の舌で味わいたくて
神楽は思わず舌を伸ばす。
それを見て、泰三は思わず笑ってしまった。
神楽は顔が紅潮する。
「お嬢ちゃんはかわいいね。自分の欲求を抑えようとしない。
でも、そんなんじゃ、相手にリードされっ放しになるよ。」
「・・じゃぁ、どうすればいいアルか?」
あぐらをかいて座っている泰三の上に横座りをし、
腰に、泰三の大きく起立したものを感じながら
神楽は口を尖らせた。
泰三の指はそんな神楽の唇をなぞっている。
「こういう行為は駆け引きなんだよ。いや、男と女の間にあるのは
駆け引きしかない。」
「現実の駆け引きに負けた男が何言うアルか。」
確かに説得力はない。
「・・・・。してほしかったら、相手にしたいと思わせないと。」
なるほど。
「かぷ」
神楽は、いきなり泰三の下唇を軽く噛んだ。
612夜兎の血 37:04/09/16 01:57:23 ID:1N53l1Be
「ちゅ・・ぷちゅ・ちゅぅ」
そして舌でなぞり、吸い、やさしくついばむ。
すると、泰三が舌を神楽の舌にからめてきた。
「っんん・・・くちゅ・・くちゅっ・」
泰三の舌はまるで生き物のようである。
神楽の口の中を犯すそれは、泰三の意志を持って
いやらしく動きまわる。
舌を吸われ、口を塞がれ、息を吸おうとしても
「ふぅっ・ん・・」
鼻から甘い喘ぎ声が漏れるだけ。
泰三の舌に支配されている――。
その気が遠くなるような狂おしい感覚は
神楽の下半身を蕩けさせた。

613夜兎の血 38:04/09/16 01:59:09 ID:1N53l1Be
「ぴちゃ・・・・」
十分に神楽の腔内を味わってから、
泰三は口を離した。神楽の口の周りは
泰三と神楽の睡液で淫靡な光を放っている。
つ・と神楽の口から睡液が一筋垂れた。

これが 大人の キスアルか
あまりの気持ちのよさに頭がぼーっとする。
「くちゅ」
「やぅっ!」
泰三の指が神楽の秘部をいきなり責めた。
卑猥な音がするほど そこは十分に濡れていた。

「お嬢ちゃんは 呑み込みが早い。」
そういって笑う
    泰三の目も 溢れる情欲で濡れていた。
614夜兎の血 39:04/09/16 02:01:01 ID:1N53l1Be
「あっ・・・や・・ん・・んっ!」
神楽の胸の先端をよく濡れた舌で責めながら
なめらかな内太ももを撫でる。
あそこを下着の上から指でいじると、
布が重さを持つ程にぐっしょりと濡れていた。

神楽が今身に付けているのは、白いパンツのみ。
ブラジャーは元々着けていなかった。
聞くと、「銀ちゃんお給料くれないから買えないネ。」
とのことだ。
全く銀さんは。  少々あきれる。

やわらかく、手に吸い付いてくる胸もたまらないが、
泰三の手はどうしても神楽の足に伸びてしまう。
何度も何度も撫でる。

(今まで こんな肌を持っている女に 出会ったことがない――)
神楽の肌はとてもなめらかで、肉の付き方もちょうど良く、
どこを押しても弾力性がある。
(若いっていうのは素晴らしいことだ。)
泰三はおっさんらしくおっさんみたいなことを思いながら、
こんどは神楽の首筋を責めた。
「あ・や・・もう・・なんか」
「欲しい?」
神楽は目でうなずいた。
615夜兎の血 40:04/09/16 02:05:52 ID:1N53l1Be
泰三は幸福感に包まれる。
自分はもう40を超えている。
もういいおっさんだ。しかもまるでだめなおっさんだ。
こんなにかわいく、若い(推定13〜15)娘を
抱けるなんて、ちょっと信じられない。
しかし現実に神楽は泰三の体の下で、息を荒くしている。
泰三のものを欲しがっているのだ。
こうなったら 泰三の40数年間の経験で培ってきたもの
全てをかけて 神楽の体に快楽を教えたい

く ちゅ
「ふあっっ!」
泰三は自身を挿れる前に、中指を差し込んだ。
中はすっかり濡れて、少し動かすだけでも
卑猥な音が鳴る。
くちゅくちゅ とわざと音を立てるように指を動かす。
見ると、神楽の腰は我慢出来ないとばかりに、
くねくねと自分から動きはじめていた。

本当に自分の感情に正直な娘だ。
もう少しじらしても良かったが、
泰三自身がもう挿れたいという欲求に勝てなかった。
指を抜き、下着を脱がす。
「お嬢ちゃん、挿れるよ。」
神楽が恥ずかしそうにうなずく。
しかし 
泰三は神楽の足を大きく広げると、目を奪われてしまった。
てらてらと愛液で濡れているそこは
今まで見たどの女のものよりも
綺麗だった

616夜兎の血 41:04/09/16 02:08:47 ID:1N53l1Be
濡れた陰毛は神楽の髪の色をもっともっと薄くした色で、
ほとんどないといっていいほどの生え方だ。
夜兎族は色素も薄ければ、毛も薄いらしい。
性器そのものの色も、きれいな桃色をしている。

こ・ここに挿れていいの?こんなマダオが?
思わず躊躇してしまう。

「?泰三?どうしたアルか?」
「い・いや、ごめんね、あんまり綺麗で驚いた。」
「! 恥ずかしいこと言うなヨ。
――マダオの はあんまり黒くてびっくりしたネ。」
神楽はふふふふといたずらっぽく笑った。

くりゅ
「やぁぁっ!」
なまいきな口を聞いたお仕置きに、
神楽の一番敏感な突起部分を指で押してやった。
神楽の息がまた荒くなる。
それを期に泰三はゆっくりと、神楽の中に腰を沈める。
「はっぁっ・ん・・んんっ・・」
中は温かく、ぬるぬると締め付けてくる。
まるで薄い絹がぴったりと貼り付いているようだ。

泰三は我慢出来ずに、腰を激しく動かし始める―― 

617夜兎の血 42:04/09/16 02:12:50 ID:1N53l1Be

「・・・・・・・・・・・・・。」
「その顔は、長谷川さんよぉ、
アンタ、うちの神楽に手ぇ出しただろ?」

神楽が泰三の家を出ていった後、しばらくすると
こんどは銀時と新八が家に訪れた。
「神楽来なかった?」と聞くから
「来た・・けど、冬そな見てすぐ帰った。」と思わず嘘をついてしまった。
「セックスして帰ってったよ。」
なんて、口が裂けても言えない。
しかし
「うおぃ!ちゃんと目を見て話せよ。手ぇ出したろ?」
「ワタシ テ ダシテナイ。」
「何でカタコトだよ!?それに手ぇ出してないなら、
アンタなんで真っ直ぐ立ってねぇんだよ!!」
泰三は腰を曲げたままの姿勢で立っていた。
「だってあの娘すごいんだもん。」
なんて、サングラスが割れても言えない。
もし、あんな少女に手を出したことがばれたら、
また一時のテンションに身を任せて身を滅ぼすことになる。
618夜兎の血 43:04/09/16 02:15:42 ID:1N53l1Be
「ふ〜ん・・・・。長谷川さん何回?」
「4回。」
思わず口がすべった。
「4回!?アンタ40過ぎだろ!??連続で??
っだよ、どいつもこいつも、みんなで銀さんを不能にする気?」
なぜか銀時は頭を抱えて壁に崩れ落ちている。
「?」
「銀さん、あんたいちいち他人の回数聞いて
自信無くすのやめて下さいよ。」
「んだとコラ。ちょ、長谷川さん聞いてよ、
この眼鏡こんな顔して七回だぜ、七回。」
「ちょ、あんた 何暴露してんのぉおおおおお!!」
? どういうこと?


「はぁぁぁ。夜兎族にそんな習性がねー。」
新八君から説明されてやっと理解した。
「なるほど、だからいつもと様子が違ったんだな。」
「多分、次にまた違う男性のところに行ったんだと思います。」
新八は心配している様子だ。
だが、
「長谷川さん、どうだった?神楽の体。」
「あぁ、さいこ・・って何聞いてんのぉおおお!?」
「このエロ天パは無視して下さい。」
「なんだよ、二人はさんざいい思いしておきながらよお。
銀さんのけ者じゃんよおお。」
銀時は部屋の隅で体育座りをしながらすねている。
この人いくつだ?
619夜兎の血 44:04/09/16 02:17:41 ID:1N53l1Be
「長谷川さん、次にどこ行くか、
神楽ちゃん何か言ってませんでした?」
「いや・・・。」

―――泰三、アリガト アル!
     いい勉強になったし すごく 
         気持ちよかったヨ―――

そう言って、笑顔で帰っていったのだ。
「特に何も言ってなかったなぁ。」

「そうですか・・・。神楽ちゃんの知ってる男って
いったら後は――歌舞伎町の神楽ちゃんの遊び友達と
桂さん、坂本さん、あと真選組の人たちくらいですか。」
「神楽は、ヅラの住処なんて知らねーだろ。坂本も今は宇宙航海中だ。」
「じゃぁ、二手に分かれますか。僕、歌舞伎町あたるんで、
銀さんは真選組の方お願いしますよ。」
「神楽ちゃんを探すのかい?」
「はい。何かあったら困りますからね。」
―――――――――。
620夜兎の血 45:04/09/16 02:19:52 ID:1N53l1Be
「ほら、銀さん、探しに行きますよ!」
新八君にせっつかれて
「うぁ――――い。」銀さんが立ち上がる。

「新八君!・・確かに、このまま神楽ちゃんを放置しておくのは
まずい と思う。」自分が言うのもなんだが

   彼女は 男を狂わせる

「わかりました・・。すみませんでした、お騒がせして。」

二人を玄関先で見送る。
「あと銀さん!
    お嬢ちゃんに ブラジャー買ってやんなよぉ!」
銀時の背中にそう声をかけると

振り向いた銀時は なぜか ちょっと困ったような
泣きそうな顔をしていた。
621名無しさん@ピンキー:04/09/16 03:55:39 ID:Fq9DI/ro
乙です!マダオ四回頑張ったジャン!!(・∀・)オツカレ!
続きかなり楽しみです。がんがってくだされ。
銀神萌だけど新神もいいなあと思いマスタ。
622名無しさん@ピンキー:04/09/16 04:18:39 ID:W4ixwlvD
うぁっはー。イイヨイイヨー
エロイ上に面白い。

気が向いたらでいいので
カグーラ×そよ姫の百合エロもキヴォン
623名無しさん@ピンキー:04/09/16 09:19:52 ID:JYMpcEql
やっべー!面白すぎてヤバイ!(*´Д`*)ハァハァハァ
初めてマダオを可愛いと思いました。
夜兎の血さんグッジョブですb
土神が本命なんで次回投下を楽しみにしてます。ガンガー!
624名無しさん@ピンキー:04/09/16 10:23:54 ID:bZbTRi4k
会話に違和感ないのがスゲー
銀神はトリと考えて良いのですかい?!ガンガレ!
ついでに銀さんもガンガレ!
625名無しさん@ピンキー:04/09/16 14:32:24 ID:Q55VhiFT
しんがりの銀さんものすごいプレッシャーだな
626名無しさん@ピンキー:04/09/16 15:23:59 ID:vAHlD9uG
乙!
そな太に会わせる顔がない。にワロタ
627名無しさん@ピンキー:04/09/16 21:05:31 ID:1EhXUobh
キャラを上手く掴んでるなぁ…
原作の面白台詞がなかなか難しいかったけど
違和感無く使えていてとてもGJです。(・∀・)
628名無しさん@ピンキー:04/09/16 23:43:37 ID:lMhBNqTb
普通にGJ
629名無しさん@ピンキー:04/09/17 01:11:37 ID:LBNMEuKW
「そな太」にワロタ
630名無しさん@ピンキー:04/09/17 01:18:03 ID:H/pW4YBs
マジでGJ!!
631名無しさん@ピンキー:04/09/17 02:35:15 ID:v+gJ9Bd1
失笑ものを狙ったって、嫌な感じだな。失礼だとは思わんのかね…
って>>627が吠えてるよ
無駄にメル欄で
632名無しさん@ピンキー:04/09/17 03:41:31 ID:z5MojUem
マダオ無駄かっけー。
まるでダメなくせになんだあのかっこよさ。GJ!
633名無しさん@ピンキー:04/09/17 09:21:29 ID:0UCRgOX3
>>631
みんな知っててスルーしているんだと思われ。
634夜兎の血 :04/09/18 01:43:32 ID:BKVsCU8x
長谷川泰三はとても好きなキャラで
書いてて自分もすごく楽しかったです。
なので、面白いと言って頂けるとすごく励みになります。

ところでメル欄って何ですか?
無知ですみません。(あとで調べます)
627さんがわたしの書き込みで不愉快な思いをされたんですよね?
謝ります。申し訳なかったです。
表現というのは難しいですよね。人によって受け取り方が変わるので。
悪意がなくても、相手に嫌な思いをさせてしまったりして。
他にも嫌な気分にさせてしまった方がいましたら、本当にごめんなさい。

やっと土方編を書き終わりました。
むちゃくちゃ難しかったです。土方のキャラがよく掴めなくて。
割と見切り発車です。
史実の土方歳三がモテモテだったというエピソードを
取り入れてみました。
ギャグ率が低くて暗めな内容ですが、どうぞ読んでやって下さい。








635夜兎の血 46:04/09/18 01:45:56 ID:BKVsCU8x
「なかなか髪が乾かないアル。」
男とセックスをするたびにシャワーを浴びているのだから
「しょうがないネ。」
神楽は頬を赤らめ、照れ隠しで顔をしかめた。

すでに日は落ち、街頭の灯が街を彩る。
その暖かな光さえ
「なんかいやらしいアル。」
いや
いやらしいのは自分ネ
神楽は先ほどの泰三との行為を思い出す。

「はぁっ・・お・嬢ちゃ・・んっ・・。」
後ろからマダオの喘ぐ声が聞こえる。
結合部からはくちゅくちゅとこれ以上なく
卑猥な音が聞こえてくる。
「あっあっ・や・・やぁっ・・っっ」
後ろから泰三に何度も強く突かれ、
自分が、何か大きな力にさらわれそうになるのを感じた。
体が自分の思うように動かない。
あそこから小さな痙攣が生まれ、
だんだんと大きな波になり神楽の体に広がる。
心も体も 後はそこへ上りつめるだけである が
未だ経験したことのないその感覚は
神楽に軽い恐怖を覚えさせた。
636夜兎の血 47:04/09/18 01:47:12 ID:BKVsCU8x
「はっ・・た たいぞ・・・な んかこわ い・・」
見えない力に必死で抵抗しようとしている神楽の様子は
いつもの不遜な様子と全く違う。
泰三の気持ちはなお高ぶった。

「こわ  く な いか らっ」
泰三ももう限界が近い。
腰をつかむ手に力が入る。
「っ・・・はっあっ、ん、あ、や・やああああぁっ!」
「!っつ!」

―――――――。
横に顔を向けると、
死にかけた魚のような目をした泰三が
煙草を吸いながら天井をじっと見ていた。
40を過ぎているわりに、十分引き締まった体に
身を預ける。
「頭、真っ白になったアル。」
「それが イクってことだよ。」煙草を灰皿に押し付ける。
「・・・・宇宙はわたしの中にあったアル。」
泰三は子供のように笑うと、
たまらなくかわいいとばかりに
神楽を抱きしめ、髪をなでてくれた。

637夜兎の血 48:04/09/18 01:48:17 ID:BKVsCU8x
泰三は様々な体位を神楽に教えてくれた。
後ろから突かれ
前から横から下から
抱きしめられながら
「お嬢ちゃん、知ってるかい?体位ってね、48個もあるんだよ。」
全部試すアル というと
「勘弁して下さい。」と言われた。

あれは何回目の時か
――お嬢ちゃんは 男を狂わせる女になる
    一度抱いたら 忘れられない 体をしている―――。

泰三はイク瞬間、神楽にそう言った。

「うれしいこと 言ってくれるアルヨ。」
神楽の中の欲望は 宇宙のように果てがない。

徐々に夜の顔を見せ始めた街の喧騒の中
神楽の足は、真っ直ぐと真選組の屯所に向かっていた。

638夜兎の血 49:04/09/18 01:50:11 ID:BKVsCU8x

「それじゃ、お先に失礼します。
・・本当にいいんですか?僕手伝いますよ?」
「別に手伝ってもらうほどの量じゃねェ。いいからさっさと帰れよ。
なるべく残業費減らすって、この前の会議で決まったばかりだろうが。」
苛々とした様子で書類にペンを走らせている。
机の上にある灰皿は煙草の吸殻で一杯だ。
「わかりました。それじゃ、失礼します。」ガラ
「おお。」      
 シュッ
山崎が部屋を出たのをきっかけに煙草に火を点けた。
ふぅ――。
土方は煙を吐き出し、椅子の背もたれによしかかった。
真選組屯所――要するに警察本部である。
その一室で、一人、土方は書類を作っていた。
土方は本来、こういった仕事は苦手である。
斬った這ったの世界の方がよっぽど性にあっている。
しかし、副長という立場上こういった仕事を避けることが出来ないのだ。
――めんどくせぇ・・。
 ガラ
「なんだトシ、まだ残ってたのか?」
「近藤さんこそ。・・・何だそれ?」
「これか?綺麗だろう?お妙さんにプレゼントしようと思ってな!」
近藤は両手に抱えきれないほどの薔薇の花束を持っていた。
薔薇は綺麗だが
ゴリラと薔薇の組み合わせは、不憫なほどに似合っていなかった。
639夜兎の血 50:04/09/18 01:51:44 ID:BKVsCU8x
「これから店の前で、お妙さん待ちをしようと思ってな。」
どうやらお妙が働いているスナックから
出入り禁止を受けたらしい。
冗談抜きに、ストーカー容疑でこいつが捕まる日は遠くないかもしれない。
警察のトップが警察に捕まるなんて、あまりに笑えない。

「お妙さんもあんな仕事辞めて、早く俺と結婚してくれればいいのになぁ。
お妙さんはきっと道場を離れる気はないだろうから、俺がそこに住む。
もちろん、新八君との同居は全然構わないぞ。正月には家族5人で宇宙旅行だ!」
どうやら近藤の頭の中にはすでに子供もいるらしい。
「あぁ、でももし女の子が俺似で生まれてきたら可哀相だよなぁ。
女の子で尻毛がボーボーはつらいよなぁ。」
なんだそれ。
「何でお妙さんは、俺の気持ちを受け取ってくれないんだろうなぁ。
俺の尻毛は受け止めてくれたのになぁ。」
どうやら近藤は何かを曲解しているらしい。

お妙が意固地に近藤の求愛を拒否する理由
真選組局長という肩書きを持ちながら 全く女にモテない理由
それはその尻毛のせいではない。
そのストーカー性でもない。
土方はその理由に気付いていた。
――近藤さんからは男を感じないんだろうな

どの女も、いや、男も子供もみんな
近藤から感じるのは母性ならぬ父性なのである。
――ま、それが近藤さんのいいところ か
640夜兎の血 51:04/09/18 01:52:45 ID:BKVsCU8x
「近藤さん、たまには引くことも覚えろよ。」
「何を言うトシ!男は常に直球勝負だ!!」
打たれっぱなしの敬遠されっぱなしじゃねーか!
まぁ、こいつの好きなようにすればいい。

近藤は薔薇の花束を抱えながら、意気揚々と屯所を後にした。

「あの人には困ったもんだ。」  
床を見ると、薔薇が一輪落ちていた。
真選組に似合うのは赤い血で 赤い花は似合わない
ふぅ――。ため息とともに煙を出す。

「バラねぇ・・。」
お妙に似合うのは、和製の花だろう。
白い百合や牡丹、桜・・・。清廉な花達。
バラのような洋花はイメージに合わない。
――何考えてんだ?
鬼の副長が何を気恥ずかしいこと
「くだらねぇ。―――女なんてみんな一緒だよ。」
ぐい と乱暴に煙草を灰皿に押し付ける。
641夜兎の血 52:04/09/18 01:54:20 ID:BKVsCU8x
そんなことを言う土方は 実はかなり女にもてる。
整った顔立ち
鋭いまなざし
隙だらけなのに隙のない動き
滲み出る 男の色気
自然と女が寄ってくるので、女に困ったことはない。
しかし
いつも長続きしない。
土方はどうしても踏み込んだ付き合い方が出来ない。
女に夢中になられた記憶はあるが
女に夢中になった記憶はない
過去に強い恋愛感情を抱いたことがないわけではないのだ が
記憶している過去に抱いた女達は みな 同じ顔に同じ体をしている
シュ  
すぐに新しい煙草に火を点ける。
女への執着心は薄いが、煙草への依存度は高い。
土方は立派なヤニ中毒である。
自覚している
女が嫌いなわけではない 
しかし

女がいなくても 生きていける が
剣と煙草がなければ 生きていけない 

そう思う自分はひどく病んでいると思う。
642夜兎の血 53:04/09/18 01:55:38 ID:BKVsCU8x
土方のたばこを吸い始めた年数と、一日の本数をかけた数を考えると
いつ肺がんになってもおかしくない。
男は女の体でのみ癒されるという。
じゃぁ、自分は一体何に救いを求めればいいのだろう。

きっと このまま 体も精神も病み続けるのだ―――

「!」
人の気配を感じ、ドアの方を見る
「万事屋のとこのチャイナ娘・・・。」

神楽のまっすぐな眼差しが  土方を射抜いていた。 
643夜兎の血 54:04/09/18 01:59:28 ID:BKVsCU8x
「何しにきた。ここは子供の来るとこじゃねぇ。
遊び気分でうろちょろするな。」
「帰れ。」
部屋は土方の煙草の煙と臭いで充満している。
泰三も煙草を吸っていた。しかし別に気にはならなかった。
だけど
土方の煙草はなぜか不快だ。
「この部屋ヤニくさいヨ。」

この男は無意識のうちに人を拒絶している。
  人と語るのを避けるため
  誰にも言えない心の澱を吐き出すため
そのために 煙草を吸っているのだろう。
だから   人を不快にさせる。
   臆病者ネ
人とつながることを恐れるあまり
人を傷つけることを選んでしまう
神楽と逆である。

でも わたしはもう 恐れなくてもいい
人を傷つけずに 満たされる方法を わたしは手に入れた
血を見ることでしか 満たされなかった
夜兎の自分が
戦うよりも興奮し
血を見るよりも高揚し
人を傷つけるよりも幸福なこと を

「何人の顔じろじろ見てんだ。食いもんなんて持ってねーぞ。」

教えてあげるヨ

644夜兎の血 55:04/09/18 02:01:39 ID:BKVsCU8x
「そんなものはいらねーヨ。」
食欲ではない 満たしたいのは性欲だ。
「用があるからここに来たアル。もてなすヨロシ。」
どっかりと、部屋中央のソファに座る。
「ふざけんな。俺は仕事中だ。
それに真選組の勤務時間はとうに終わってんだよ。
こんどにしろ、こんどに。帰れ。」
「いやヨ。」
「いやじゃねーんだよ。ここは託児所じゃねぇんだ。帰れ。」
「子供扱いするなアル。」
「子供だ。帰れ。」
こいつさっきから帰れしか言わないアル
しかもさっきから子供扱いもいいとこアル
  苛っとする。
ソファから少し離れたところにある机の前で
土方も苛々と煙草を吹かしている。
マヨネーズよりカルシウム取れや。

ふと床を見ると、なぜか薔薇が一輪落ちている。
血のように赤い。くらくらする。
不意の眩暈に頭を抑える。
645夜兎の血 56:04/09/18 02:02:58 ID:BKVsCU8x
「おい、大丈夫か?」
見上げると土方がソファの前に移動していた。
優しげな言葉とは裏腹に、その目は冷たい輝きを放っている。
隙がない。
「・・平気ヨ。」
「・・・用ってそよ姫のことか?」
「!?」意外な人物の名前の登場に、神楽は思わず目を見開いた。
「姫様のことなら安心しな。元気でやってるよ。」
真選組は幕府直属の機関である。
一般隊員はさすがにないが、局長・副長クラスは挨拶などの用で
城内に上がることもある。
「この前ちらっと見たが、元気そうだった。
・・・何かの機会で、また会うこともあるだろ。」
ぽんぽん と神楽の頭を叩く。
子供扱いMAXだ。
 でも
これはちょっとうれしかった。
「ん・・。」
神楽はそよと遊んだ一日を思い出し、温かい気持ちになった。
646夜兎の血 57:04/09/18 02:04:24 ID:BKVsCU8x
「煙草ってどんな味がするアルか?ちょっと吸わせるネ。」
土方はまた新しい煙草に火を点けていた。
「子供は知らなくていい。未成年の喫煙は法律で禁止されてんだよ。
大人になってから吸いな。」
ふう――と神楽の顔に煙を吹きかける。
「けほっけほ、むかつくアル!」
見ると、目が笑っている。子供をからかう目だ。
むかつく がその様子に少し胸が高鳴る。
隙がないようで隙だらけで
隙だらけのようで隙がない
その絶妙なバランスが女を惹きつける。

土方の煙草を持つ手を見る。
きれいな手をしていた。 でもそれは
女のように美しい手というわけではない。
剣だこがあり、骨ばっていて血管が浮いている
全体的に無骨な手だ。
ただ、細く長い指が妙な色気を出している。
この手も女を惹きつける。

 あの指は 女を悦ばせる時 どんな動きを見せるネ

男の腕や手は男性器の象徴であるという。
神楽はそのことを知らずに     

充分欲情した

647夜兎の血 58:04/09/18 02:06:07 ID:BKVsCU8x
「っ!!」
不意をつかれた。
自分とも在ろう者が、隙を見せていたらしい。
「・・てめぇ、何のつもりだ。」
口を手の甲で拭う。
「煙草の味を確かめただけネ。」
にぃ と神楽は勝ち誇った笑みを見せた。

土方が自分の間合いに入られることはほとんどない。
いくら相手が子供で気を許していたとしても
いきなりキスされるのをやすやすと許してしまった。
軽い屈辱感と羞恥心で、頭の芯が熱くなる。

「・・どこで覚えたこんなこと。」
こいつ、舌入れてきやがった。
「秘密ネ。ところでお前の口内、苦いヨ。
煙草まずいアルね。酢昆布の方がうまいヨ。」
「帰れ。」
このガキ大人おちょくりやがって。

「他人が少しでも自分の領域に入ると、すぐに拒絶するの やめるヨロシ。」
「!?」
「何を恐がってんだヨ。余裕がない男ネ。」
神楽の真っ直ぐな視線は、
土方の心の暗闇を覗いている。
 こいつ、俺の核心を突いてきやがった―――
648夜兎の血 59:04/09/18 02:08:23 ID:BKVsCU8x
「わたしは 簡単に壊れない から」
神楽が手を伸ばし、土方の頬をやさしく撫でる。
「安心し て 」
神楽が土方の胸に顔を寄せる。
土方の鼓動が早くなる。 神楽に聞こえてしまう。
見透かされてしまう。
体中の血が逆流する。

「わたしを感じるといいネ」
あぁ、この感覚は
剣を握っているときと 同じものだ

「知らねーぞ。」
きっと止まらない。
「望むところネ。」
「上等だ。」

この二人の行為は きっと互いを激しくぶつけ合う
            互いに剣を交じえるかのように
649夜兎の血 60:04/09/18 02:09:37 ID:BKVsCU8x

「!っ・・・・・。」
土方は神楽の口腔に乱暴に舌を入れてきた。
速過ぎて音すら鳴らない。
ただ乱暴に口内を味わう。
くちゅくちゅとした淫猥な音が二人の頭の中で響く。

新八とは違う
泰三とも違う
一方的で自分勝手なキス。
しかし、激しく情熱的なキス。
神楽も自分の欲望をぶつける。
土方の舌を吸い、睡液を吸い、自身の睡液と交ぜる。
すると土方も巧みに舌を動かし、それに応える
神楽の舌を吸い、睡液を吸い、自身の睡液と交ぜる。

神楽の腕はしっかりと土方の首に巻きつき
土方の手はしっかりと神楽の後頭部を引き寄せる。
二人の口はぴったりと密着していた。
そうしていないと死んでしまうとでもいうように。
650夜兎の血 61:04/09/18 02:10:54 ID:BKVsCU8x
土方の口内に残る煙草のヤニの味は
すでに神楽の口内にしっかりとなじんでいる。
はじめに感じた苦さは、今では神楽の官能中枢を刺激する
媚薬の役割を持っていた。
互いをぶつけ合う激しいキスは
二人の境界線すら溶かしていく。
あまりに官能的なキスに
神楽は自分の体が土方と交じりあい
溶けてなくなるような錯覚を覚えた。

不安になって
神楽は目を開け、土方を見る。
ふと、目を開けた土方と、視線がぶつかった。
開き気味の瞳孔は
奥に鈍い光を宿している。
獲物の息の根を止めるときの
嬉々とした光だ。
きっと、自分の目も同じ光を宿している。
お互いにそれを確認した後、ふたたび目をつむり
聴覚と触覚だけでお互いを味わう。
651夜兎の血 62:04/09/18 02:12:51 ID:BKVsCU8x
「ふ・・・・むっ・・・・」
上手く息が出来ない。
いつの間にか土方の右手は神楽の胸を
服の上から揉みしだいていた。
神楽の体が土方の手で捏ねられ
自由に形を変えられてしまうのではないかというほど
強い力での愛撫。

少し痛い。
しかし、土方がぶつけてくる熱を 昂ぶりを 剥き出しの感情を
神楽はその小さな体全てで受け止めていた。

土方が乱暴に神楽のパンツを引き下ろす。
「挿れるぞ。」
互いに服を着たままの結合。
土方は神楽をソファにうつぶせに押し付け スカートをめくり上げ
充分に昂ぶったソレを
後ろから乱暴に挿入させた。

「あぅ!っ・・」

神楽の体は
充分な愛撫を受けていないのに
すんなりと土方を受け入れた。

何重にも重なり潤う そこは
一度かかった獲物を 二度と離すまいとする 
野生の獣によく似ていた

652夜兎の血 63:04/09/18 02:14:49 ID:BKVsCU8x
「くっ・・・・く・・!っ・・・」
土方は神楽のことなどおかまいなしに
激しく腰を打ちつけ、自分の昂ぶったものを奥に当てる。
神楽の体が壊れてしまいそうなほどに腰を動かす。
壊してしまいたいのかもしれない。
セックスも戦いのときと同じ破壊衝動を引き起こす。
だから、今までの女達と 一線を引いてしまっていたのかもしれない。

しかし 神楽は受け止めると言ってくれた。
そして 今実際に受け止めてくれている。
土方の剥き出しの本能を、まるごと神楽の体にぶつけても
神楽はその全てを受け止める。

 こい つ なん て 体してやが る―――
神楽の内部は土方を捕まえ離すまいと
ぴったりとはりつき締め付ける。
襞と襞の奥で小さな痙攣がはじまっていた。
まだ、その動きに捕まるわけにはいかない。
土方は腰のリズムを変え、
ゆっくりと深い挿入にした。
「はぁ・・はっ・・あ・・んっあ・・やぁ・」
神楽の奥を突くたびに、ぴちゃ といやらしい音が漏れ
神楽の苦しげな声が漏れる。
653夜兎の血 64:04/09/18 02:16:42 ID:BKVsCU8x
「どう だ 苦し かったら 苦し い って言え 」
「全 然へい き ヨ」
二人は一声一声、喘ぐように会話する。
強がる神楽を屈服させたくて、土方は神楽の片足をソファの上に乗せ、
さらに強く深く押し込む。
「あっぁっ・や・」
神楽の体は体中に広がる快感にうちふるえている。

  征服欲か独占欲か
  自分は そんなもので満たされる 
  くだらねぇ男だ

「だ い じょう ぶ」
首をこちらに向け、土方に向かって苦しげに笑う
神楽の目は

  わたしも 同じ

そう言っているように見えた。

土方のリミッターはそこで切れ
何も考えずに欲望の赴くまま、腰を打ちつけ始めた。
速く 強く もっと 奥に
654夜兎の血 65:04/09/18 02:18:28 ID:BKVsCU8x
「あ あっ・だ めっアル・・や っ・は」
神楽の内部の動きから限界が近いことがわかる。
「イ クと きは そう言 え・・!」
土方もそろそろ限界を迎える。
「い・・や・あ・ んっ イっちゃ う ヨ・・」
神楽の体が喜びに奮える。
「くっ・ィク ぞ・・」
「や・・!!あっ・・!あっ・・・・」

――――――――。
「はぁ・・アル」
神楽はくたりとソファに崩れた。
「ふ・・ぅ」
土方は、神楽とつながったまま、荒い呼吸を整える。
「このまま行くぞ。」
「?」
一度の放出では、土方のモノは硬さを失っていない。
興奮もまだまだ冷めていない。
神楽から抜くことなく、すぐに2回戦をはじめようとした
そのとき

「どこへ行くってんですかィ? お二人さん。」

精悍な顔つきの沖田が
顔色をなくし 
ドアの前に立っていた。

655名無しさん@ピンキー:04/09/18 02:32:21 ID:pZQbHHk9
激しく乙!
次々投下されるの楽しみながら萌えました
沖田も楽しみだー
656名無しさん@ピンキー:04/09/18 03:08:27 ID:bnL2znRE
土方アンド沖田キター!!
イイヨイイヨ〜
657名無しさん@ピンキー:04/09/18 03:40:31 ID:ZkgEZYmt
うわーヤベェ面白い!土方も格好いい!!
職人さん本当にGJ!!
658名無しさん@ピンキー:04/09/18 09:10:04 ID:CynPKDWs
ここは神々が出没するインターネットですね






(;´Д`)l \ァ l \ァ
659名無しさん@神楽萌え:04/09/18 12:04:23 ID:AsUVNDKg
朝からハァハァさせていただきました!夜兎の血さん乙です!
原作の雰囲気を損なわずに楽しく読ませる文章は見事です。ごっさ萌えます。
書いてるご本人も楽しんでらっしゃるんだろうなあと思います。
次回の沖田編も楽しみにしております!がんがってください!
660名無しさん@ピンキー:04/09/18 12:19:15 ID:55QAcSlZ
次回は3pですか?!
661名無しさん@ピンキー:04/09/18 13:25:50 ID:UO67DjAq
うはー(・∀・)イイ!
このスレ見つけて一気に読んじゃいました。夜兎の血さんGJ!!
笑いのテンポもしっかり空知節だし
っていうか銀さんの銀さんぶりがステキだし
神楽ちゃんがどんどん妖しくなってくとこもおいしいです。
キャラを大事にしてくれてるのが伝わってきます!!!
超応援します。続きщ(゚Д゚щ)カモォォォン
662名無しさん@ピンキー:04/09/19 17:15:56 ID:z4x2hnFV
作者様が降臨しているすれはここですか?
663名無しさん@ピンキー:04/09/19 18:41:04 ID:t/XX2KEy
>662
いいえ、違います。
大界王神様が降臨なさっているスレはここですが。
664名無しさん@ピンキー:04/09/20 02:19:20 ID:ppixR4Nc
(・∀・)イイ!!
ただエロイだけじゃなく普通に面白い。
こういうSSは好きだな。
是非完走してほしいものだ。
665夜兎の血 :04/09/20 18:51:18 ID:T6c0c2tH
土方編は「原作とイメージ違ってなんか嫌。」
的なことを言われるかもしれないなぁと思ってたので
すごく心配だったのですが
GJ等を言っていただけてほっとしました。
うれしいです。

沖田編まだ書きあがってないのですが
長くなりそうなので、途中まで投下させて頂きます。
沖田の口調がこれまた難しかったです。

沖田は神楽が好きという勝手設定で話が進んでいきます。
ぜひ読んでやって下さい。
666夜兎の血 66:04/09/20 18:53:52 ID:T6c0c2tH
「総悟!おまっ、まだ帰ってなかったのか・・。」
とっくに帰ったもんだとばかり思っていた。
「二階の休憩室で寝てたんでさァ。帰ろうとしたら、
何やら声が聞こえるんで部屋を覗けば、土方さんがアホみたいに
腰振ってて、驚きやした。」
「アホみたいって・・てめっ」
反論しようとしたが、この状態では何を言わんやである。
「小さな女の子を無理やり犯したんですから、これは大問題ですぜィ。
副長の座は俺のもんでさァ。」
「ちょ、待て総悟、これは・・」
「言い訳は聞きやせん。」
だめだ。一番最悪な奴に見られた。
明日には、このことを鬼の首を取ったかのように、
屯所中にスピーカーでふれ回っていることだろう。

「いつまでつながってんですかィ?」
沖田は腕を組み、土方を見下した目で見た。
土方はこの展開についていけず、頭が働かない。
体も固まったままだ。
 すると
「こうすると、気持ち良いネ。お前知らないのカ?」
くいくい と神楽が土方とつながったままの腰を動かした。
沖田が目を丸くする。
土方はふぅ〜と意識が遠くなった。
こいつ、恥じらいとかってもんがねぇのか!

「ふん・・。土方さんの粗末なモンじゃ、
満足できなかったんじゃないですかィ?」
「総悟ってめぇ、粗末ってなんだこらぁあああ!!」
「いやいや、粗末なりになかなか良かったアル。」
「否定しろよ!!」
667夜兎の血 67:04/09/20 18:55:47 ID:T6c0c2tH
「っだからアンタいつまで挿れてんだよ!!」
沖田が怒鳴った。
沖田が普段声を上げることはほとんどない。
いつもの余裕然としている様子が今は感じられない。
しかも、沖田が放っているもの
―――これは殺気だ。

視線は神楽に固定されているのに
―――こいつ俺に向かって殺気放ってやがる。
沖田の瞳孔が開いている。
沖田の迫力に押され、
土方は自身を神楽から抜いた。
ちゅるっ と卑猥な音が出る。
その音がさらに沖田の神経を逆撫でしたらしい。

「土方さん、そのチンケなモノいつまでぶらぶらさせてんですかィ?
さっさとしまわねぇと、さけるチーズみたいに裂いてってやりますぜ。」
イタイイタイイタイイタイ
「チーズよりかは、ぶち切って焼いてソーセージにするヨロシ。」
聞いてるだけで不能になりそうなので、急いでしまう。
668夜兎の血 68:04/09/20 18:57:43 ID:T6c0c2tH
「土方さん、荷物まとめる準備でもするんですねィ。
さ、チャイナ娘帰りなせェ。」
「?何ピリピリしてるアルか?沖田も一緒に楽しむヨロシ。」
何言ってんの??!
「・・・・・・・・・土方さんが突っ込んだ穴には挿れたくねェや。」
神楽は立ち上がってめくれたスカートを直し、
沖田に向かって小首をかしげた。
土方には表情はわからないが
きっとたまらなく男心をくすぐる顔をしているのだろうと思った。
事実
「チャイナ娘、ついてきなせェ。」
ガラ
強引に神楽の腕を引っ張り、沖田は部屋を出て行った。

 そうか 総悟 お前チャイナ娘のこと

きっと、自分の首はつながった。
ほっとしたとたん
もう少し神楽の体を楽しみたかった
という いやしい思いが湧いてきた。
669夜兎の血 69:04/09/20 18:58:43 ID:T6c0c2tH
ふう―――。
煙草に火を点ける。
 少しの間だけだったな
 煙草を忘れることが出来たのは

土方はさっきの沖田の顔を思い出す。
長い付き合いだが、
あんな顔は見たことがない。
あの沖田があんな顔をするなんて
―――大したガキだ
神楽の体を思い出す。

ふう―――――。
しかし
大丈夫だろうか

あいつはサディスティック星の皇子だからな

煙草の煙をぼーっと見ながら
土方は少し心配になった。

670夜兎の血 70:04/09/20 19:00:12 ID:T6c0c2tH

「どこ行くアルか?」
強い力で腕を引っ張られ、
目的地がわからぬまま、神楽は沖田についていく。
「黙ってついてきなせェ。」
屯所内は思っていたよりも広く、
角をいくつも曲がっているうちに
自分がどこにいるのか、わからなくなった。
帰ろうにも、自分一人では玄関まで行けないだろう。
神楽は黙って沖田についていく。
 
 こんなに強く腕を握らなくても わたしは逃げようがないアル

どこか広い場所で決闘でもする気だろうか。
後ろ姿だけでは、沖田が何を考えているのかわからない。
間が持たない。
神楽はしょうがないので、さっきの土方の指を思い出す。
 もっと あの指が動くところ 見たかったヨ
土方とは、これからのところだった。
あのときの顔も声も
まだまだ見足りないし、聞き足りない。
もっと楽しみたかった。
不完全燃焼の神楽の体は、再びうずうずと熱を帯びてきた。
 今は 戦う気分になれない

671夜兎の血 71:04/09/20 19:01:35 ID:T6c0c2tH
「着きましたぜ。」
ガラガラ・ガラ

そこは屯所の奥まったところにあった。
沖田が電気を点けたその場所は、少し小さめの脱衣所だった。
「入りなせェ。」
「お風呂アルか・・?」
真選組の屯所には、大きめの風呂が設置されていた。
任務の際に付く、返り血を洗い流すために。
ここで不浄なものを洗い流し、隊員達は家に帰る。
それでも、大抵の者は心にどろりとした、
黒く重い澱を持ち帰らざるを得ないのだが。
人を斬って、平気な顔をしていられるのは
数名の隊員達だけ。
沖田もその一人だ。

神楽がぽかんとしていると、
沖田は着ていた隊服の上着を脱いで、近くのかごに掛けた。
真選組の隊服は見ていてとても窮屈そうだ。
堅苦しいというか。
真選組内の厳しい規律がそのまま服に現れている。
 しかし
沖田だけは隊服を着ていても、拘束されてる感がない。
いつでも自由なのだ。
神楽も、常に自分の感情に正直に行動している。
神楽は、常に無表情のために、何を考えているのかよく掴めない
沖田の顔を見た。
  こいつはわたしと よく似てるネ
672夜兎の血 72:04/09/20 19:03:28 ID:T6c0c2tH
外見も内面も、二人はよく似ている。
沖田も色素の薄い人間だ。
多分地毛であろう薄茶色の髪は、さらさらとしていてくせがない。
一瞬女の子と間違えてしまいそうな甘い顔立ち。
普段、わりと無表情なところも
外見に似合わず毒舌で、やたらと強いところも
二人は合わせ鏡のように似ていた。
決定的に違うのは 
性別 と 戦いを好むか好まないか
この二つである。
神楽は戦いを好み、人を傷つけることで喜ぶ自分の本能が嫌いだが、
沖田は戦いも、人を傷つけることにも抵抗がない。
だから
  こいつとは合わないアル
近親憎悪か。
うらやましくなるのかもしれない。
  他人の幸せ見るくらいなら、壊してしまった方がましヨ 
二人が会う度に殴り合いになるのは、それが理由なのかもしれない。
673夜兎の血 73:04/09/20 19:04:42 ID:T6c0c2tH
沖田は黙ったまま
ベストを脱ぎ、スカーフを取り、シャツの前のボタンを二つ開け、
袖をめくり、ズボンの裾を膝下までまくり上げる。

 何する気ネ?

沖田のシャツの間から、引き締まった胸元がのぞく。
いつも厚い隊服に隠れている沖田の体は、全体的に細身だが、
腕も足も上半身もほどよく筋肉が付き、
決して弱々しくはない。
この年頃の男子の身体は無条件で美しい。
ちょうど少年と大人の中間である沖田の体は、
若い男特有の絶妙なバランスを保っていた。
脱衣所の照明のせいでさらに魅力的に映る。
神楽は少し見とれた。
 あの肌に 触りたい
674夜兎の血 74:04/09/20 19:05:44 ID:T6c0c2tH
「何ぼーっとしてるんですかィ?
こっちが脱いでるんだから、アンタも脱ぎなせェ。」
沖田は脱衣所にあった椅子に座り、
神楽を上目遣いで見る。
右口角がいやらしい上がり方をしている。
「風呂に入るのに、服を着たまま入るんですかィ?」

どうやらあの肌に触れるには
沖田の要求をいくつかこなさなければならないらしい。

「さァ、どんな身体してんのか、俺に見せてくだせェ。」

歌舞伎町の女王と
サディスティック星の皇子
いつもとは違うやり方で
主導権争いが始まった。
675夜兎の血 75:04/09/20 19:07:13 ID:T6c0c2tH

あの部屋で土方と神楽が交ぐわっているのを見たとき、
沖田は全身の血が凍るような感覚を覚えた。
初めての感覚だった。
喪失感というものを
今まで沖田は味わったことがない。
そのため
二人を見たときに生じたその感情が
なんなのかよくわからなかった。
ただ 不愉快だった。

「胸は小さめでも、きれいな身体、してるじゃないですかィ。」
神楽は着ているチャイナ服を、素直に沖田の前で脱ぎ、
これ以上なく無防備な姿を晒していた。
目は沖田を睨んでいるが
頬は赤く紅潮している。

このきれいな身体を
先ほど土方は堪能していたのだ。
また腹が立ってきた。
676夜兎の血 76:04/09/20 19:08:45 ID:T6c0c2tH
「そんな顔してブラジャーもパンツもはいてないなんて、
なかなかいい性趣向を持ってるみたいですねィ。」
「ブラジャーは買えないから持ってないだけアル!
パンツは・・・あ。さっきの部屋に忘れてきたヨ。」
パンツをはく間もなく沖田に連れて来られたのだから
しょうがない。

「その胸の前にある手をどかしなせェ。
どんな形かわからないじゃないですかィ。」
「いやヨ。」
神楽が抵抗する。
「はい、バンザーイ!」
神楽の両腕を取って、むりやり上に上げる。
「!この野郎!何するアル!」
「おぉ、すごくきれいですぜ。乳首もかわいらしい桜色じゃないですかィ。
ん――?」
沖田が手を離すと、神楽はまた急いで胸を隠した。
「・・・チャイナ娘。」
その胸にあるのは
「それは、誰が付けたんでさァ?」
さっき見た土方との行為は服を着た状態だった。
じゃぁ、そのキスマークは?

「?この胸の印?これは・・新八が付けたアル。」
新八?――・・・・あの眼鏡か。 えぇっ!!?
「こっちの印はマダオネ。」
    マダオ?? 誰?!
神楽は臍の横に付いている小さな赤い印を撫でている。
677夜兎の血 77:04/09/20 19:10:36 ID:T6c0c2tH
「チャイナ娘・・・。アンタ・・・何人もの男と関係持ってるんですかィ?」
全て今日一日で付いたものだと知ったら
さすがの沖田も卒倒するだろう。

「うん アル。」
神楽は普通に頷く。
「いや、うん って・・・・。特別好きな男はいないんですかィ?」
「す き   ?」
神楽の目が何か別のところをみつめている。
「好きと言えば・・
  新八は地味で小姑みたいに細かい奴だけど
 気が付くし、なかなか優しいから、まぁ好きアルよ。
  マダオはまるでだめなおっさんだけど
 まるでだめなおとこではなかったヨ。だからまぁ好きネ。
  土方は瞳孔開いててヤニ臭いし短気だけど
 わかりやすい性格してるから、まぁまぁ好きアル。」
みんな微妙じゃん ってかマダオっておっさん?

「はぁ。」思わずため息が出る。
「チャイナ娘、じゃぁ、」
俺は?と言いかけて 黙った。
自分から聞くのは、なんかプライドが許さない。
しかし、神楽は悟ったらしい
「沖田のことは・・・好きでもないけど」
  嫌いでもないヨ
678夜兎の血 78:04/09/20 19:11:57 ID:T6c0c2tH
「頼むから好きって言ってくだせェ。」
思わず本音を出してしまった。
「大体にして、アンタ、俺の下の名前も知らないんじゃないんですかィ?」
神楽の目だけを見つめる。
「知ってるヨ・・・。」

総悟――――。
神楽の可憐な唇から、自分の名前が洩れる。
「あ・・・。」

神楽は顔を真っ赤にしている。
「お前ずるいネ!自分だって、わたしを名前で呼ばないアルのに!
わたしの名前、ちゃんと知ってるアルか?」
679夜兎の血 79:04/09/20 19:13:23 ID:T6c0c2tH
知ってる。
けど、絶対呼ばない。
「おいで。」
神楽を引き寄せて抱きしめる。
「答えろヨ。」
嫌だ
神楽って 呼ぼうとするたびに
緊張して 何も言えなくなるなんて
そんなの
 サディスティック星の皇子 失格でさァ
だから 呼べない。

くちゅぅ
「はぅっ!や ・・。っいきなり何するネ!?」
神楽の秘部をいきなり指で押し開く。 
指を入れて、ぐるっとまわす。
「い やぁ・あ・・」
「この中、きれいにしないと。」

どうやら土方以外の男のも
この中に放たれているみたいだし
きれいにしてから 俺のを挿れてあげましょう

皇子の顔は おもちゃを見つけたときの子供のように
無邪気な笑みを浮かべていた。
680名無しさん@ピンキー:04/09/20 19:27:27 ID:3Et0SpCH
ネ申キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
681夜兎の血 :04/09/20 19:30:38 ID:T6c0c2tH
とりあえず、今はここまでです。
なるべく早く続きを書いて、投下できたらと思います。

3Pの流れになりそうな土方編の終わり方だったので、
それを期待していた方がいましたらごめんなさい。
最初のころは山崎も入れて4Pという流れも考えてたのですが、
「土方さんの粗末なもんじゃ、
入ってんだか入ってないんだかきっとわからないですぜ。
チャイナ娘口でやってあげなせェ。」
「わかったヨ。はむ。」
「おい、総悟てめっ う」
「じゃ、俺は下の口で。」
「あの・・。」
「ん?山崎の場所がないですかィ?
じゃぁ、そこでラケットの代わりにOOO振ってなせェ。」
「そんなぁ〜。」
みたいな、なんかぐだぐだとした展開になってしまいそうなので
やめました。
複数は難しいです・・・。でもいつか書けたらいいなと思います。
精進あるのみですね。
稚拙なものを長々とすみませんでした!
682名無しさん@ピンキー:04/09/20 19:40:05 ID:zUsKmjft
エロなのにギャグも入っててスゴイ。乙です。
続き楽しみしてます。
683名無しさん@ピンキー:04/09/20 21:06:52 ID:Xx43u7Dj
怒鳴る沖田にハゲモエ
自分神楽たんハーレムが好きなんで、この度の神は真に神でもうどうしようモエモエ
684名無しさん@ピンキー:04/09/20 22:28:26 ID:0r8R2F7R
完走してから感想つーか応援?書こうと思ったんですが(ダジャレじゃないよ)
…耐えられん。萌えた。
続き楽しみにしてます神様!!
685名無しさん@ピンキー:04/09/20 23:19:45 ID:6f1B9Nro
ジェラシーおきたがイイ!最高っす...
神ありがとう〜
686名無しさん@ピンキー:04/09/21 01:05:01 ID:V6so7s+e
いやもうホント神だ!!
これからはPC拝んでから読ませてもらいます
687名無しさん@ピンキー:04/09/21 02:10:11 ID:IueotjWy
うげはぁぁぁぁぁ
ホントマジ萌える!!

楽しみにしてますハァハァハァハァハァハァハァ
688名無しさん@ピンキー:04/09/21 03:51:52 ID:TxO7AuQb
誰かかきこんでくれー
689名無しさん@ピンキー:04/09/21 03:52:37 ID:6J/+2Psc
ハイヨ
690名無しさん@ピンキー:04/09/21 03:55:16 ID:rZNr7gVF
どうかしたんか。
691名無しさん@ピンキー:04/09/21 11:16:01 ID:8UkbES+D
なんだよ急に
692名無しさん@ピンキー:04/09/21 13:17:20 ID:LTBzNxYL
神たん執筆ペース速いなぁ。プロ?
693名無しさん@ピンキー:04/09/21 21:02:11 ID:6EL89BwH
神タン、書き溜めてたんじゃないかな?
それにしてもホントGJ!
イイヨイイヨー
694名無しさん@ピンキー:04/09/21 22:15:21 ID:HcEAHlgh
・・・・やっと全部読めた。

すごい。ほんと神すごい。ほんと(ry
読んでる最中何度も、すげーおもしれぇぇぇぇって叫んでたよ。
レベル高すぎです(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

続き楽しみにしてます
695夜兎の血 :04/09/22 00:54:24 ID:Mh/mqQuf
>692>693 
プロだなんて、そんな、もったいないお言葉です・・。
普通の一空知ファンです。
空いている時間は全てこのSSに費やし、パコパコとキーを打ってます。

自分が人様にこんなに褒められたのは生まれてはじめてです。
目の前が涙でぼやけて見えません。
こんなに長い話を読んでもらえてるというだけでも
うれしくて鼻血が出そうになるのに。
温かい賛辞が本当にありがたいです。

これから一週間くらい、パソコンに
触れない生活になります。ので、残りの沖田編を
長くて申し訳ないのですが、一気に投下します。
あと少しで終了です。
もう少しおつきあい下さい。
696夜兎の血 80:04/09/22 00:56:11 ID:Mh/mqQuf

――――好きな男はいないんですかィ?

沖田にそう聞かれたとき
一瞬 脳裏に浮かんだのは
銀時の姿だった。
でもすぐに消えてしまった。
神楽は好きという感情がよくわからない。
なぜ 銀時の姿が浮かんだのかも。
一瞬で消えた 少し苦しく甘やかな気持ちが
一体 何と呼ばれる感情なのか
今の神楽にはわからなかった
だから 今までの男達の名前を上げていく
沖田が顔色をなくしていくのがおもしろかった。

沖田のことは 好きとか嫌いとか
そういった考え方をしたことがない。
だから やっぱりよくわからない。
沖田に会うといつもペースを崩される。
わからないことばかりだ。
ただ 
今は神楽の身体が
しっかりと沖田に反応してしまっている、
そのことだけがはっきりしている。
沖田に触れられたところが 熱い
697夜兎の血 81:04/09/22 00:57:39 ID:Mh/mqQuf
「さ、来なせェ。」
沖田が浴場に神楽を案内する。
中には広めの浴槽があり、シャワーが三つ付いていた。
「チャイナ娘両手を上に挙げてくだせェ。」
「・・いやアル。」
沖田の目が危険な色を帯びている。
神楽はこれから何をされるのかわからず、警戒する。
「何を怖がってるんですかィ?大丈夫、痛いことはしませんぜ。」
神楽はなお、警戒する。
「・・。そーだ、いいものあげるんで、手を出してくだせェ。」
沖田はポケットにごそごそと手を突っ込む。
「・・・・・・・・・。」
神楽はおそるおそる手を出す。

シュルッ
「!」
「簡単に人を信じちゃだめですぜ。」
沖田は先ほどまで首に巻いていたスカーフを
いつの間に入れていたのか、ポケットからすばやく取り出し、
神楽の両手をあっと言う間にくくってしまった。
「な・何するネ!?」
「うまいもんでしょう?一応警察ですからねェ。
自力じゃ絶対にはずせない縛り方とか、勉強するんでさァ。」
こんな使い方をするのは、沖田くらいなのだが。
698夜兎の血 82:04/09/22 00:59:09 ID:Mh/mqQuf
「オイ!どうする気ネ!!?」
「拘束プレイでさァ。よいしょ。」
「ちょっ・待つアル!」
沖田はスカーフの残りの部分を
器用にシャワーのノズルに巻きつけ、しっかりと固定した。
神楽は両手首を固定され、両腕を上げたままの状態にされた。
「なんだヨ、これくらいの布、ちょっと力を入れ―――やぁっ!」
沖田が神楽の胸の先端を軽くはじいた。
思わず力が抜ける。
「アンタ馬鹿力ですからねェ。暴れるのはやめてくだせェ。
そらよっと。」
神楽の片足首を持ち、大きく足を広げる。
「!!!」
神楽はあまりの恥ずかしさに声を失う。
泰三のときも、神楽のそこを見せることはあったが、
泰三はこんな風に人の羞恥心を煽るまねはしなかった。
何より薄暗い部屋だったからよかったのだ。
浴室の明るさは全てをはっきりと見せてしまう。
こんなに恥ずかしい体勢でじろじろと見られてはたまらない。
「お願い・・・やめてヨ・・・」
「こりゃぁ・・・きれいなもんでさァ・・。みちことは全然違いやすぜ。」
みちこって誰ヨ?
「?チャイナ娘、恥ずかしいんですかィ?涙目になってますぜ。
責めにはたまらない、そそる顔でさァ。」
このやろう
くやしいが、抵抗しようにも体が動かない。
沖田のペースに呑まれている。
699夜兎の血 83:04/09/22 01:01:00 ID:Mh/mqQuf
「さて。」  シャ――
沖田は散々視姦したあと、神楽の足を下ろし、
隣のシャワーを持ち、手にお湯を当てはじめた。
「こんなもんですねィ。」
どうやら温度を確かめているらしい。
「さあ、きれいに掃除してあげますぜ。」
沖田は神楽の足を大きく開き、そこにシャワーを当ててきた。
「あ 」
シャワーのお湯を当てられただけなのに、声が出てしまう。
ぴちゅ とも くちゅともつかない音を立て、
沖田の中指が侵入してくる。
かきまぜるように 掻き出すように 中を調べるように
沖田の指は神楽の中でいやらしく動く。
出し入れをするたびに、沖田は指の腹で神楽の中を強めにこすった。
「はぁ・・ は・あ ぁん ・ん」
「チャイナ娘気持ち良いですかィ?いやらしい声出して。
顔がよがってますぜ。」
神楽は悔しさのためか、快楽のためか
目に涙をたたえて唇を必死で噛んだ。
大きく潤む目で沖田を睨む。
沖田はその様子を見て笑った。
「・・そういう表情が逆に男を昂ぶらせるってこと、覚えておきなせェ。」
そういって、沖田の口は神楽の口と胸を交互に責めはじめる。
700夜兎の血 84:04/09/22 01:03:40 ID:Mh/mqQuf
沖田の指は絶え間なく動き、シャワーから受ける湯の感覚も
手伝い、神楽の足はがくがくと震えはじめていた。
「お きた やぁ・も・・・。」
「感じすぎておかしくなりそうですかィ?じゃぁ・・。
名前で呼んでくれたら、やめてあげますぜ。」
沖田の舌が神楽の耳の生え際を舐めあげる。
「ふ ん・・そ ご お願 い・・やめ てヨ。」
「もっとはっきり。」
「そ うご 」
「好きって言ってくだせェ。」
「す き  そう ご」

「っやぁぁ!う そつきアル・・。」
サディスティック星の皇子は
だんだんテンションが上がってきたらしい。
シャワーを置きふとももを手で支え、
こんどは自身の舌を神楽の中に侵入させてきた。

周りに何度も舌を這わせ、神楽の中に入っては生き物のように動き
神楽から流れ出る液と自身の睡液を混ぜ合わせ、それを吸う。
ぴちゃぴちゃという音が風呂場中に反響し、
これ以上なく卑猥な空間となっていた。
701夜兎の血 85:04/09/22 01:05:04 ID:Mh/mqQuf
「あ や・あっ ん・・んぅ・んっ!」
くちゅぅ ちゅ ぴちゃ ぺちゃぁ
舌であそこへの愛撫を繰り返され
  頭 が 真っ白に な 
ちゅうぅっ
「んぅっっっぅ!!」
沖田が強く吸うと、神楽は小さく達してしまった。

ぐったりと体の力が抜ける。
その様子を見て、沖田はやっと手首のスカーフをはずしてくれた。

濡れたタイル床に横たわる。
まだあそこが痺れている。
その体中に伝わる痺れのせいで、
自分の体なのに思うように動かせない。
702夜兎の血 86:04/09/22 01:06:14 ID:Mh/mqQuf
「チャイナ娘ばかり気持ちよくなられても困りますぜ。
次は俺を気持ちよくしてくだせェ。口でやってもらいやしょうか。」
かちゃかちゃとベルトをはずしている沖田を
ボーっとした目で見る。
自分は名前呼ばせといて この男
「く ち・・・?」
「そう、くわえてくだせェ。」
「・・くわ える・・・?」
なんのことヨ
「その顔・・。ひょっとして・・、やったことないんですかィ?」
だから 何をネ

「口処女ゲ――ッツ」

沖田がにやついた顔になった。
沖田のテンションはどんどんと上昇していく。
沖田の周りの空気が躁になっている。

―――こんどは何をされるアルか
今までの男の誰よりも立派な沖田の を見て
大きな不安と少しの期待で 神楽の体は小さく奮えた。
703夜兎の血 87:04/09/22 01:07:43 ID:Mh/mqQuf

何人もの男と関係を持っているなら
当然色々なことを経験しているだろうと思った。
しかし
神楽は沖田の愛撫一つ一つに初心な反応を示し、
その白くきれいな肌を上気させる。
――なんてかわいい娘でさァ

はじめにあった怒りはどこかに行ってしまった。
そして
入れ違いに喜びと興奮がやってきた。
舌であそこを愛撫したときも
はじめてのような反応を見せて
沖田を悦ばせたが

「そう、まずは舌でやさしく舐め回してくだせェ。」
神楽の口内をはじめて犯すのが沖田だという事実は
沖田を狂喜させた。
沖田の痛いほどにそそり立ったモノがそれを伝えている。
「こうカ?」
ぎこちない舌使いで、沖田のを舐めはじめる。
「そう・・・。中々上手でさァ。」
704夜兎の血 88:04/09/22 01:09:10 ID:Mh/mqQuf
沖田は浴槽のふちに座り、神楽を跪かせ、
自分の股間に顔を埋めさせている。
沖田はこの行為を女にさせるのが好きだった。
征服感が充足感をもたらす。
ましてや今、丁寧に沖田のを舐め上げているのは
いつも自分に拳を上げてくる生意気な娘なのだ。
密かに 想っていた 夜兎の娘

ぺろ
「なんだか、変な味アル。」
かぷ
「ふほひはひっへもひひ?」(少し齧ってもいい?)
先端を咥えながら神楽が沖田に上目使いで聞いてきた。
何言ってるかわからないけど・・・
「絶対に齧らないでくださイ。」
野生の勘で 危険を回避した。
「そのまま歯をたてずに、上下に動かしてくだせェ。」
「ふむ・ む ・・ん」
沖田の股間で上下する神楽の頭を、やさしくなでる。
あまりの気持ちよさに目を閉じる。
じゅるっと神楽の口から卑猥な音が洩れる。
「くっ・・ぅ・・うっ・・」
神楽が舌を使い出す。
教えてもいないのに。
口に含みながら沖田が感じるところを探して、責めているようだ。
「くぁっ・・」
たまらずに声が出る。
神楽を見ると、勝ち誇ったような顔をして
沖田の顔を見上げていた。
705夜兎の血 89:04/09/22 01:10:19 ID:Mh/mqQuf
この―――
神楽に主導権を奪われたことが悔しい。
でも
「甘いですぜ。」
立ち上がり、神楽の頭を両手でしっかりと持つと、
自身を神楽の口にねじ込んで、勝手に腰を動かす。
「ふむぉ!」
神楽の口の中を遠慮なく貫く。
神楽の口のサイズを考えると、沖田のはかなり厳しい。
神楽はつらそうな顔をしている。
少し かわいそうかなと思った。
でも
「わる い です ねィ・・」
止まらない
「だ しま す ぜ・」
「ふむぉっ!!?」
「ぜ んぶ のん・で くだせ ェ・・」
「?!ふむぅ んんっっ!!!」
―――――――― ―――  ――。

沖田は欲望のまま 神楽の口に 熱いものを放出した。
706夜兎の血 90:04/09/22 01:12:09 ID:Mh/mqQuf

「けほっこほ、ふ・ふざけるなアル・・・・。」
神楽はのどを押さえて咳き込んでいる。
受けきれなかった精液が神楽の口元や胸元にかかってしまっている。

「いやあ、悪かったですねイ。」
全然悪びれた様子のない沖田を思いっきり睨む。
「ちゃんと飲んでくだせェって言ったのに。」
「こんな・飲めるわけ無いアル!!」
すごく苦しいし
「苦いヨ!!もう少し甘くしろアル!!」
「味の問題なんですかィ?」
おうヨ

「まあまあ、そんなに睨まないでくだせェ。
また、気持ちよくしてあげますから。」
沖田は神楽の口元に付いた精液を拭うと、
軽くちゅっと口づけをし、神楽を四つん這いにさせた。
もう、抵抗する気力がない。
「お?こりゃあ・・。いやらしい体ですねィ。
もう充分に濡れてますぜ。咥えながら感じてたんですかィ?」
沖田はぺちゃぺちゃと音を立てながら、指先で神楽の秘部を軽く叩いた。
もう、やめてと言う気力もない。
「それじゃ 挿れますぜ。」
それじゃ じゃねぇヨ
ずぷ
神楽の気持ちとは裏腹に、体は沖田を欲しがっていたらしく、
やすやすと沖田を受け入れてしまった。
707夜兎の血 91:04/09/22 01:13:49 ID:Mh/mqQuf
腰がぶつかる音とこすれる結合部から出る音が反響する。
沖田の荒い息遣いも聞こえる。
ひときわ大きいのは神楽の声だ。
聴覚は、ときに視覚よりも官能中枢を刺激する。
神楽は卑猥な音の波に乗せられ、
快楽の海へ運ばれていく。

沖田の角度はちょうど神楽の一番感じる場所に当たるようだ。
出し入れされる度にそこを刺激され、
「あ・やっ・・は あ んんっ んっ・あ」
堪らぬ快感に神楽は声を上げる。
「俺 とアンタァ 体 の相性 が いい みた いですね・ィ」
沖田の声も、挿入による蕩けそうな快感にうわずっている。
突かれるたびに体中に甘い痺れが広がる。
―――どこが気持ちいいか 言ってみなせェ
沖田が耳元で熱くささやく。
―――宇宙 わたしの中に 広がる
神楽はそう応えた。
沖田は他の言葉を言わせたかったのだが
「・・そうですかィ。」
満足そうに神楽の首筋に唇を這わせた。
708夜兎の血 92:04/09/22 01:15:55 ID:Mh/mqQuf
神楽の意識は体から離れ、
どこか遠くにいってしまっているらしい。
 自分の耳に聞こえるこのあえぎ声は 誰のものネ―――
――――・・!
体中に満ちる快感が急に途切れ、
神楽の意識は一瞬で体に戻った。
沖田が動きをやめたのだ。
「チャイナ娘、少し声が大きすぎますぜ。かわいい声で
あんあんよがられるのもたまりやせんが。」
どうやら聞こえていた嬌声は、自分が出していたものらしい。
沖田の手がすっと神楽の背中を撫でる。
「ふぅ ん」
ぞくっとする感覚に身をよじる。
「声を漏らさないように我慢している様子も、随分とそそられるもんでさァ。」
沖田の手が内腿を撫でる。
「ゲームしましょうぜ。これから俺がイクまで、声を我慢してもらいまさァ。
もし、声を出してしまったら、出した声の回数分―――」
きゅっ 「っ!!痛いアル!!」
内腿の柔らかい部分をつねられた。
「終わった後にここをつねってやりまさァ。今日のチャイナ服の
丈だと、ここに後が付いてたら丸見えですぜ。万事屋の旦那に見られたら、
なんて言い訳しますかィ?」
「!!」
何気ない一言だが、銀時の名は神楽の心を大きく乱した。
「や・やめてヨ!そんなこと」
「それじゃあ、はじめますぜ。ここに何個赤い花が咲くか楽しみでさァ。」
沖田は神楽を無視して、また腰を動かしはじめた。
「ふむ っ」
神楽は観念して唇を噛み締めた。
709夜兎の血 93:04/09/22 01:18:16 ID:Mh/mqQuf
ん・・・くっ ・・ふ  んぅ・・
「!や っ」
「一回ですぜ。」
神楽は必死で声を押し殺す。

沖田と神楽はどうやら本当に体の相性がいいらしい。
沖田に責められるたび、神楽は全身の力をもって
打ち寄せる快感の波に抗った。
「なかな か がんば り ますね ェ。これは どうです かィ?」
沖田は喘ぎながらも、なお 言葉で体で神楽を責め続ける。
きゅっ 神楽の乳首を強くつまむ。
「やっ! ぁ・」
「2回目ですねィ。」

女王は皇子のペースに乗せられっぱなしである。
主導権争いは沖田に軍配が上がったらしい。
それでも神楽はかなり我慢した。
しかし
  ――も う む   り  ネ
「はぁ ・おき たぁ も・・だめ 」
あ・・あっ と神楽は快楽のままに声を上げはじめる。
 もう 我慢出来ない
710夜兎の血 94:04/09/22 01:20:34 ID:Mh/mqQuf
「名前・・」
ぎゅっ と強い力で乳房を握られる。
「そう・・ご・・そ ご・・!イ ク アルっ!
あっ、やっそうご イクっ・・・!!」
神楽は体を奮わせながら、絶頂を迎えた。
名前を何度も呼ばれたことに強く興奮した沖田も
「俺 も・・イキ ま す  ぜ・・っ!」
少し遅れて神楽の中に射精した。

――――。
ぐったりと体中の力が抜けた神楽を
沖田は両腕でしっかりと抱きかかえている。
すぐ近くに沖田のきれいな顔があった。
  こいつ まつげ長いアル
  こんな顔して よくも恥ずかしいこと いろいろさせてくれたネ
くやしいので、目の前にある沖田の胸を
思い切りつねってやろうかと思ったが
  ――すべすべアル
滑らかな肌を撫でるだけにした。

 今日のところは 負けを認めるヨ

「さ、約束通り、内腿をつねりますかィ。」
沖田が神楽の足を撫でる。
「・・・・好きにするヨロシ。」
いさぎよく、自分から足を開く。
  自分は何回声を上げたアル?
  覚えてないヨ
「それじゃぁ、遠慮なく。」
  銀ちゃんにだけは 見られたくない―――
神楽はぎゅっと目をつぶる。
711夜兎の血 95:04/09/22 01:22:02 ID:Mh/mqQuf
ちゅぅっ
「・・・これでゆるしてあげまさァ。」
「?」
見ると、左足の付け根に近い部分の内股に
小さな赤い印が付いている。
沖田が付けたキスマーク

「つねるなんて嘘ですぜ。」
そういって沖田は神楽をぎゅぅっと抱きしめた。
最後の最後で サディスティック星の皇子は
ちょっとした優しさを見せた。
ほっとする。
「今回は勝ちをゆずるアルけど」
沖田に挑戦的な視線をぶつける。
「次は絶対 わたしの名前を呼ばせてやるネ。」

「次・・・・。」
沖田が笑う。
「望むところでさァ。」

二人は火花を散らしながら きつく抱き合った。
712名無しさん@ピンキー:04/09/22 01:47:55 ID:SSGc2aMr
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

おつかれです神!沖田のSっぷりに(;´Д`)ハァハァ
何かと銀時を思い出す神楽可愛いな〜

一週間寂しいですがまた投下お待ちしてます。
713名無しさん@ピンキー:04/09/22 01:50:12 ID:z+7zUx5Y
          / / ,. -'"´         `丶、、 ヽ
       __l //      /  |      \ \\ ゙、       
     / :::||  / / /    l l      ヽ ヽヽド、     
    l::::::::::|| /   /  /      ! l  ヽ   ヽ ヽヽ ||:::::ヽ    
   斤.::::::::||/  /   //! ハ  l  !  ヽ   ', ゙ヽ||::::::::勺 
   |ll|i :::::::|| l l  イ l /!l | ヽ  ト、|、  ト、  l  l、||::::::::}ll|   
   |ll|ヽ:::::|l  !l  |l!‐!‐ト、l  ヽ | l | ヽ | l i l  l||:::::::/!l|   
   |lll| `ー!  l  | l 」-=ミ|`ヽ ヽ | !-‐!‐|-l、|} l  |r、〃|ll|   
   L!l   |   l | 〃{ノ::::iヾ  ヽ! ,. =-ミ、!ハ l  !"´ |ll|   
         {l  |!l | ヽ `ー"     ' トイ:::}ヾ  | l |  |ll」   
         ヽ |l !|               `二ノ  '| ||       
          l |', |                 /)|l l       
           l | ゙、        ` ´         /-イ| l         
            !|  \    ヽニヽ      , ′/゙! l       
         |   |ヽ、  ー     /  〃 | !        
             ,.rr|   丶、   ,.. '´ト、     l′       
            l::l {:|     ` ´   |::}}              
        _. -‐1::ヽ' -、    _,.. -‐ン::|ヽ、
 _.. -‐ "´     |:::::::::`ゝヽ  /rJ::'"´:::::::!  ` 丶、  <お前ら馬鹿デスカ?
                             >>1から読んだけど、失笑アルヨ。
714名無しさん@ピンキー:04/09/22 01:52:33 ID:sdYvP8FF
神キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
はぁhぁぁhxはxは・・・・あ(´Д`*)

乙!乙です!
715名無しさん@ピンキー:04/09/22 03:54:43 ID:x/h3JDMn
神タン乙!
サド皇子最高です。名前呼ばせるとこなんてこっちが鼻血出そうだったよ…。
716名無しさん@ピンキー:04/09/22 05:12:38 ID:8S0heqs0
神たん素晴らしいよ神たん
アナタ相当エロゲやり込んでますねハァハァ
717名無しさん@ピンキー:04/09/22 06:56:02 ID:D4Qe78TR
つぎだれ!つぎ!

>>715が皇子って書いてるから皇子!ひわいなもの!
718名無しさん@ピンキー:04/09/22 07:15:09 ID:x/h3JDMn
>>717
同じ皇子でもそいつはきつすぎまさァw
719名無しさん@ピンキー:04/09/22 14:02:37 ID:9qp6Oxxv
沖楽(・∀・)イイ!!

お次はそよ姫とのレズプレーきヴぉん。
720名無しさん@ピンキー:04/09/22 19:17:02 ID:6BbHjXiR
神降臨!!!
沖神萌え。サディスティック星の皇子最高。
神楽たんキャワユすぎ。乙です。
721名無しさん@ピンキー:04/09/22 21:40:34 ID:wtE9Y9B5
ぐっじょぶ!
ごっどじょぶ!!

>>719
そよ姫の次にお妙さんとレzpうわなにをするやめry

722名無しさん@ピンキー:04/09/22 21:57:51 ID:tW9tjqEF
がっつくな
好きなものを書いてくだされ・・・
723名無しさん@ピンキー:04/09/23 02:40:37 ID:56Niayc+
やばい。禿萌えだ。
サド皇子も、一生懸命抵抗しようとする神楽にも激しく萌えさせていただきました。
724名無しさん@沖神萌え:04/09/23 04:28:24 ID:/o4cGPTc
深夜に禿げしくハァハァさせていただきました!素晴らしい!
沖田に責められ、抵抗しながらも銀ちゃんを想う神楽ちゃんにめっさ萌えました。
皇子の徹底したサドっぷりも良かったです!いいなあこういうのw
エロSSなのに、読後感がさわやかですw文章が上手だなあこの方・・・
間が空いてしまい寂しいですが一週間後の投下を是非ともお待ちしておりますv

725名無しさん@ピンキー:04/09/24 00:47:37 ID:xFBRBn5I
SSは萌えた。萌えたさ。
でもな………('A`)
なんていうか、その、なんだ。わきまえてくれ。
726名無しさん@ピンキー:04/09/24 01:42:23 ID:q+0oEbsl
>725
ドウーイ
727名無しさん@ピンキー:04/09/24 02:30:21 ID:pW0a2frp
山とみ神の光臨を密かに願う
728名無しさん@ピンキー:04/09/24 04:57:55 ID:by3YWVPj
>>725と726は
何が不満なんだ?
729名無しさん@ピンキー:04/09/24 05:24:29 ID:g6O2CYcu
          / / ,. -'"´         `丶、、 ヽ
       __l //      /  |      \ \\ ゙、       
     / :::||  / / /    l l      ヽ ヽヽド、     
    l::::::::::|| /   /  /      ! l  ヽ   ヽ ヽヽ ||:::::ヽ    
   斤.::::::::||/  /   //! ハ  l  !  ヽ   ', ゙ヽ||::::::::勺 
   |ll|i :::::::|| l l  イ l /!l | ヽ  ト、|、  ト、  l  l、||::::::::}ll|   
   |ll|ヽ:::::|l  !l  |l!‐!‐ト、l  ヽ | l | ヽ | l i l  l||:::::::/!l|   
   |lll| `ー!  l  | l 」-=ミ|`ヽ ヽ | !-‐!‐|-l、|} l  |r、〃|ll|   
   L!l   |   l | 〃{ノ::::iヾ  ヽ! ,. =-ミ、!ハ l  !"´ |ll|   
         {l  |!l | ヽ `ー"     ' トイ:::}ヾ  | l |  |ll」   
         ヽ |l !|               `二ノ  '| ||       
          l |', |                 /)|l l       
           l | ゙、        ` ´         /-イ| l         
            !|  \    ヽニヽ      , ′/゙! l       
         |   |ヽ、  ー     /  〃 | !        
             ,.rr|   丶、   ,.. '´ト、     l′       
            l::l {:|     ` ´   |::}}              
        _. -‐1::ヽ' -、    _,.. -‐ン::|ヽ、
 _.. -‐ "´     |:::::::::`ゝヽ  /rJ::'"´:::::::!  ` 丶、  <お前ら馬鹿デスカ?
                             >>1から読んだけど、失笑アルヨ。
730名無しさん@ピンキー:04/09/24 05:24:58 ID:ttqP8ry2
腐女子と思われるのが一杯来てるからだろう。
別にノマカプ萌えしてるヤシらなんだからいいじゃんと思うけどね。
女の性欲なめんなプライム
731名無しさん@ピンキー:04/09/24 05:54:36 ID:lk7DZeAN
話しの流れを追ってスマソ。
ホームシックになった神楽が銀さんの布団に潜りこんでってアリ?今考えてるんだが…。
732名無しさん@ピンキー:04/09/24 13:46:33 ID:l1UzYwHl
>728
さあ…。SSは萌えたつってんだから作者に文句があるわけじゃないだろ。多分。
733名無しさん@ピンキー:04/09/24 19:00:14 ID:ksBydVZM
なんで現実の女は皆腐女子なんだろう。
734名無しさん@ピンキー:04/09/24 19:50:06 ID:dEM9aOxM
>731
アリだと思います。というか萌え(*´Д`)
735名無しさん@ピンキー:04/09/24 21:41:45 ID:pPggB9ov
>>731
ぜひ
736名無しさん@ピンキー:04/09/24 22:28:08 ID:lk7DZeAN
314、315
反応あって良かった…なんかふいんきがよろしくなかったので。
一気に読めたほうがイイカナーと思うので出来たら投下したいと思います。
737名無しさん@ピンキー:04/09/25 02:19:54 ID:C6J0AEKH
ひっそり毎週夜兎の血さんの作品を楽しみにしてます!!キャラにズレがないところがたまらなくてエロくておもしろい!!
次回作もめちゃ期待しとります!!がんばって下さい!!
738名無しさん@ピンキー:04/09/26 23:54:49 ID:Dhl7yeBp
神様GJ!
次は銀神ですか。本命カプなんでとても待ちどおしいです。気長にがんばってください。
739夜兎の血 :04/09/29 23:44:39 ID:sJjUZ9bU
やっと最後まで書き終わりました。
自分で最初から最後まで通して読むと
かなり、かなり長いことに気が付きました。
読んで頂いた全ての人に感謝です!

それでは↓
740夜兎の血 96:04/09/29 23:46:34 ID:sJjUZ9bU
「ちょっとォ、そこの銀髪のお兄さン!アタシと遊ンでいかないかィ?」
「あー?・・・すまねェな。ちょっと今立て込んでるんだわ。
又こんど誘ってくれや。」

銀時が歩いているのは、真選組の屯所に程近い場所の裏通りである。
川沿いに木が生い茂り、街灯がほとんど無いために薄暗い。
月だけが煌々と明るい。
ここは、身を売る女達が数多く出没する場所である。
売春は一応表向き禁止ということになってはいるが、
実際の幕府の取り締まりはほとんど無法状態にある。
そのため屯所に近いこんな場所でも、こういった女が溢れている。
過去、過激派の攘夷テロによる紛争で行き場を失くした女達や
体を売るしか生きていく術のない女達が。

「そぅお?残念。」
26、7くらいの年であろう艶っぽい女が
しなを作って妖しく微笑む。
741夜兎の血 97:04/09/29 23:48:46 ID:sJjUZ9bU
「・・・・なぁ、ネェさん。あんた、初潮きたのいくつんときだ?」
「なンだィ?藪から棒に。変なこと聞くネェ。そうネェ・・。
そンな大昔のこたァ覚えてないけど、12、3の頃だと思うわァ。」
「ふー・・ん。女ってのは、胸が充分に膨らんでなくても、
女の体になるんだな。」
銀時はおもしろくなさそうにあごを掻いた。
「そおよゥ。アタシなんて、13、4の頃には、ガリガリだったけど、
もう体売って生活してたンだからさァ。」
「そうかい・・。好きでもない男とヤんのは、大変だろうな。」
「ふふふ。兄さン、そこそこの年だろウけど、まだまだ青いネェ。」
木の幹にしなだれかかりながら、妙齢の女が目を細めた。
「女はね、好きでもない男となんて、出来やしないのサ。
男は、女なら誰でもいいモンなンだろうけどネ。
アタシたちはネ、お客に惚れるのサ。一夜限りの恋さネ。」
「惚れるったって、中には嫌な男もいるだろうよ。」
「そンな男には、体売らないよウ。男は体と心は別モンだろうけど、
女は体も心も一緒のモンだからねェ。同じ布団で一晩も過ごせば、
相手を好きになっちまうもンさ。」
「そんなもんかねェ・・・。」
「なによウ、その顔。アタシらはね、お兄さン
体だけ売ってンじゃないンだよウ。体を重ねるだけじゃないンだ。
心も重ね合わせるのサ。たとえ一夜限りでもねェ。」
「心・か・・。じゃぁな、ネェさん。今夜もいい恋しろよ。」
「言われなくても、わかってるよウ。」
銀時が後ろ手に手を振りながら、その場を離れる。
と 後ろから声が聞こえた
「お兄さン、何を戸惑ってンだか知らないけど―――」

 あるがままを 受け止めなよウ
742夜兎の血 98:04/09/29 23:51:02 ID:sJjUZ9bU

「今夜は月が綺麗だな。」
もうすぐ、真選組の屯所だ。
神楽はいるだろうか。
「あの大食い娘が、女になった なんてなぁ・・。」
新八と泰三に話を聞いてはいたが、
銀時は実は話半分にしか信じていなかった。
「信じられねぇよな。あんな小せぇ神楽が。」
まだまだ子供だと高くくってたのに。
「心を重ねる か。」
神楽は、新八と泰三とその他の男と。
「女はいいな。」
銀時はつい最近まで独りだった。
新八と出会い、神楽と出会い。
そして最近は、騒がしくて賑やかな連中との交流も増えた。
それまでは 独りだった。
失うのが恐くて。

もうあいつらを 二度と失うものか  絶対に
この手に しっかりと掴んで

「だけどよ、あいつらから、俺の手を離れてく場合はどうすれば
いいんだ・・・?」
神楽は銀時ではない誰か、他の大切な人間を作って
銀時の手を離れていく。
「んだよ、銀さん寂しいじゃんよ・・。」
まるで、年頃の娘が自分の元を巣立っていくのを嫌がる父親のようだ。
苦笑しながら、自分の手の平を見る。
「あるがままを、受け止めろ か。」
神楽が女の顔になって帰ってきたら――
「銀さん泣いていい?」
743夜兎の血 99:04/09/29 23:52:32 ID:sJjUZ9bU
いつの間にか、真選組屯所が見えるところまで来ていた。
門の前に見える二つの人影
「それじゃぁ、帰るアル。」
「本当に家まで送らなくてもいいんですかィ?」
「いいヨ。一人で帰るアル。子供じゃねぇんだヨ。」
「・・わかりやした。じゃ、さよならのキスでさァ。」
「うら゛ぁ゛ぁ゛ア゛ア アアアッ!!!」
「!?っ旦那!!」
「っ!銀ちゃん!?」
沖田が神楽にキスしようとしているのを見た銀時は
全力疾走で神楽を沖田から引っぺがし、必死でそれを阻止した。
「くらァアアアッ!てめっ、うちの神楽に何してんだ!!」
話を聞くのと実際に現場を見るのとでは全然違う。
「嫁入り前のむすめにィイィ!手ェ出すんじゃねェエエッ!!」
はぁ はぁ 肩で息をする。
「落ち着いてくだせェ、万事屋の旦那。」
「落ち着けるかアァァアア!!おまっ、神楽に手ェ出したのか?!」
「出しやした。中に。一回だけじゃな・・」
「うがああああああ!!!その先は言うなァアアッ!」
銀時は二度と回数を聞かない決意をしていた。
「大丈夫ですぜ。きちんと責任は取りまさァ。」
「責任ってなんだこらぁああ!何ぬかすこのやろう!お前みたいなガキに
うちの神楽をやれるかあァァァァァァ!!」
「いや、あんたんとこよりかは生活保障されてますんで。定収入あるし。」
「何ぃお!?」
銀時が愛用の木刀に手をかける。完璧に頭に血がのぼっていた。
744夜兎の血 100:04/09/29 23:53:56 ID:sJjUZ9bU
「銀ちゃん、お腹減ったアル。帰ろう?」
神楽が銀時の着物の裾を引っ張った。
その顔は――いつもの神楽と変わりなかった。
「お・おう・・。」
毒気を抜かれる。
「バイバイ、総悟。帰ろ、銀ちゃん。」
神楽が銀時の手を引っ張る。
なんだ いつもの神楽じゃねぇか
「さよならでさァ。」
神楽がじっと沖田の目を見る。
「・・・・・ かぐら ・・。」
「よろしいアル!」
名前を呼ばれた神楽は満足げにそう言って
銀時の手を引き、颯爽と歩き出す。
沖田は姿が見えなくなるまで、こっちを見送っていた。

  何?こいつら 名前で呼びあっちゃってんの?
745夜兎の血 101:04/09/29 23:55:16 ID:sJjUZ9bU
「今夜は月が綺麗アル。」
月 自分の故郷 絶滅寸前の夜兎族の星
 マミー・パピー わたしは元気ヨ
「なんだぁ、神楽。ホームシックか?」
「違うヨ。」
  だって 淋しくない 今は
「銀ちゃん、ラーメン食べたい!ラーメン!」
「無理。今俺、小銭しか持ってねぇから。」
「なんだヨ。」
  銀ちゃんが そばに居る

今歩いているこの通りには、屋台がいくつも連なっている。
ラーメン、おでん、焼き鳥、綿飴や金魚すくいまである。
人もそこそこの賑わい。
「いい匂い。お腹すいたアル・・・。」
「家帰りゃ、新八がなんか作って待ってんだろ。 あ。」
銀時が一点を指差す。
「神楽、アイス食うか?」
「食う!!」
「すんません、二つ下さい。」

銀時は甘いもの好きだ。
しかし、血糖値が高いので過剰な糖分摂取は医者に止められている。
はずだが
「週一糖なんて、守れねぇよな。人生に必要なのは、カルシウムと糖分だ。
神楽、あそこの野っぱらで食ってくぞ。新八にばれるとうるせぇからな。」
近くの空き地に置いてある角材の上に座り、
二人並んでアイスを食べる。
カップアイスはまだ硬く、神楽は手の平でつつんで
少し溶けるのを待った。
746夜兎の血 102:04/09/29 23:56:30 ID:sJjUZ9bU
今日のこと  新八
       マダオ
       土方
       沖田
なぜか
銀ちゃんには話しにくい・・・

「なぁ神楽、お前、今日・・・・。たくさん楽しめたか?」
銀時はアイスに視線を落としたまま、ぽつりと語りかけてきた。
 あぁ 銀ちゃんは全部知ってる
そう思った。
「・・・楽しかったヨ。たくさん。イロイロ。」
自分が気持ちよくて
相手も気持ちよくて
夜兎の自分が
相手を傷つけることなく
自分も傷つくことなく
「この星に来て」
みんなと出会えて
「本当に良かったアル。」
銀時にむかって 軽く笑いかける。
なぜか 銀時が泣きそうだと思ったから。
747夜兎の血 103:04/09/29 23:58:29 ID:sJjUZ9bU
「そうか、そりゃよかった・・。神楽が幸せなら、銀さんはいいんだ。
お前の心の赴くままに、自由に、好きなように生きていけばいいさ。」
 心配いらねぇよな と
銀時は神楽の肩を自分に引き寄せて、頭を撫でた。
「銀ちゃん。」
「ん?」
「ずうっと、傍に居てネ・・。兎は淋しいと死んじゃうんだって。」
この前テレビでやっていた。
淋しいと死ぬくせに
他者を破壊せずにはいられない夜兎
だから 絶滅寸前なのかもしれない
そう思った。

「神楽から離れていかないかぎり、銀さんはどこにもいかねぇよ。」
遠い目をした銀時が自嘲気味に笑った。
ぎゅうぅっ と銀時を抱きしめる。
どことなく甘い匂いがした。
安心する。
新八の声よりも
泰三の目よりも
土方の手よりも
沖田の肌よりも
  銀時の匂いが

「好きヨ」

銀時がやさしく抱きしめ返してくれた。
目をつぶると、ここが世界で一番安全な場所のように思えた。
748夜兎の血 104:04/09/30 00:01:24 ID:KCGPt+T1
「神楽、糖分のさらに甘い取り方知ってるか?」
「?知らないネ・・。」
銀時はそう言うと  ぴっ と
神楽の唇にアイスを付けて  ぺろり と
猫のようなキスをした。
「な?」
銀時がいたずらっぽく笑う。
「甘い・・・。」
きっと、銀ちゃんは宇宙中の糖分の何よりも甘い。
ちゅっ
神楽もやさしくキスを返した。
「今日はもうエッチ無しだぞ。散々やったんだろ?」
「ん。もう満足ネ。」
「これからは・・なるべく、その、相手は銀さんだけにしとけ。」
「ん・・。」
銀時の腕に包まれて
神楽は少し眠たくなってきた。
「来月から、銀さんがんばらねぇとな。そうだ、どんきほーてで衣装買わねぇと。
どっかの星のせぇらぁ服とかよかったな。なーす服だっけ?あれもいいな。
ミニスカポリスに、兎と言えばバニーガールか。」
「銀ちゃん・・、そんなものより、まず」
なんだかきらめいている銀時の目を見ながら、
「ブラジャー買ってヨ・・・・」
そう言うと、神楽はすやすやと寝息を立てた。

「わかったよ・・。」
銀時は観念したように笑い、神楽をおぶって家路についた。

空には  満点の星 
地上には 月の光―――

749夜兎の血 105:04/09/30 00:04:57 ID:KCGPt+T1

――――その後

「オイ!もっと腰動かせアル!さっきから休んでばっかりじゃねぇカ。」
べしっ
「!おまっ、痛ぇよ。ここ赤くなってんじゃねぇか!
ほんと、もう勘弁して下さい。」
神楽が銀時の上に乗っている。
「何言ってるネ。銀ちゃんが満足させてくれるっていうから、
他の男のところに行かない約束したアル。
こんなひらひらした服まで着せておいて、勘弁も何もないアル!!」
「そうだよ!お前は今、メイド役なんだぞ!?
コスプレするときは心まで飾るの!
もっとご主人様に従順になれよ!キャラ変えろ!」
「もっと腰動かすニダ」
「語尾変えただけじゃねぇかァアア!!」

カラカラ・
「いらっしゃい。・・新八か。さっきから銀時の悲鳴が聞こえてくるけど、
いつものかい?」
「そうなんですよ、お登勢さん。上が終わるまで、
スナックにいさせて下さい。」
「大丈夫なのかい?銀時は。」
「大丈夫なんじゃないんですか?部屋にはコスプレ衣装やら
怪しい器具やらでいっぱいですし。勘弁してほしいですよ。全く。」
二階からはゴンとかガンとかいう音が聞こえる。
新八とお登勢は上を見上げて苦笑した―――
750夜兎の血 106:04/09/30 00:07:36 ID:KCGPt+T1
「銀ちゃんが満足させてくれないなら、他に行くアル。
沖田も土方もマダオも坂本も、させて欲しいってうるさいし。」
「ぅおいィィィィィ!?一人増えてんぞオォォォォォ!!?
このっ、お前が他の男のとこ行くってんなら、
俺だってみちこのとこ行くからな!?」
「だからみちこって誰ヨっ!!?」
ぎゅぅうううううっ
「い゛い゛ぃぃでエェェェッ!!!おまっ、どこつねってんだァア!
ちくしょうっ、こうなりゃやけだ、うるァアアアアッッ!!」
「あ あん やぁ んっ・・銀ちゃん やれば出来るアル! 」
「はぁ 、終了です。」
「早っ!!」


   銀ちゃんには悪いけど  

「ほら銀ちゃん!変な薬打ってでも続けるアルよ!」
歌舞伎町に銀時の悲鳴が響き渡る


   わたし 夜兎でよかった              
                              了
751名無しさん@ピンキー:04/09/30 00:11:33 ID:GaY1QS4N
乙です!
うわー!良かった!!
夜兎の血はやっぱり最後まで面白かった!
752名無しさん@ピンキー:04/09/30 00:14:16 ID:qFlt59SB
長編乙ゥゥゥゥ!!
753夜兎の血 :04/09/30 00:19:10 ID:KCGPt+T1
これで終了です。
いろいろ考えた結果あっさり終わらせることにしました。
最後の終わらせ方は今ひとつしっくりこないのですが、
他に思いつかないのでこの終わらせ方になりました。
力不足で本当に申し訳ないです。自分が嫌です。

そよ姫とのレズプレー、こんなわたしでよければ、
単行本4巻が出た後に書かせて頂きたいなと思います。
こんどはもっと短編で。

731さんの投下すごく楽しみにしてます!
待ち遠しいです。頑張って下さい!(^^)
他の神職人の方々の投下も正座しながら待ちます。

それでは本当に長々と失礼しました。
754名無しさん@ピンキー:04/09/30 00:26:46 ID:zuynHf98
夜兎の血サマ、長編お疲れ様でした!
パパのような銀さんイイ…。
755名無しさん@ピンキー:04/09/30 02:03:26 ID:TI05Wctj
乙かれー

> 「そうだよ!お前は今、メイド役なんだぞ!?
> コスプレするときは心まで飾るの!
> もっとご主人様に従順になれよ!キャラ変えろ!」
> 「もっと腰動かすニダ」
> 「語尾変えただけじゃねぇかァアア!!」

糞ワロタw
756名無しさん@ピンキー:04/09/30 02:44:38 ID:ssOr7ZYY
神おつかれ!
やっぱ銀神はイイなあ...
757名無しさん@ピンキー:04/09/30 03:13:41 ID:UP6/jMj8
神乙。禿しく乙。
笑いつつ萌えさせていただきました。
次回の投下も楽しみにしてます。
758名無しさん@ピンキー:04/09/30 03:49:03 ID:fXDG30Ph
待っててよかった…。
乙かれっす。
759名無しさん@ピンキー:04/09/30 10:19:11 ID:/X4rBf4a
おもろかったー
笑いつつしんみりときたよ。
乙です。
760名無しさん@ピンキー:04/09/30 10:48:39 ID:+Lb/1KZ2
キテタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!!
夜兎の血さん乙!超乙!
途中の姐さんも良かったー。キャラがみんな生きてるね。スゲー。
文章も上手いけど構成も上手だ。ブラジャー買ってよで締めるとことか…
すっげえ面白かった!ありがとう!
761名無しさん@ピンキー:04/09/30 19:26:33 ID:mw4iWnO+
乙カレー!!楽しませてもらいますた!!
762名無しさん@ピンキー:04/09/30 19:32:49 ID:FWpxTjBd
>手出したのか!
>出しやした。中に。

ワロタヨ
乙でした
763名無しさん@ピンキー:04/09/30 22:34:39 ID:cuB4BcPP
神、本当に本当に乙です!!!!
最高に面白かったっす!

次回作に期待しても良いですか?(*´д`*)
764名無しさん@ピンキー:04/09/30 23:12:27 ID:DnHvQj3D
乙様です!
ニダって!ニダって!
765名無しさん@ピンキー:04/09/30 23:59:05 ID:yScmq/UM
おいら夜兎の血の同人あったら欲しいよ(*´Д`*)
空知とコラボで出ないかなぁ(*´Д`*)
766名無しさん@ピンキー:04/10/01 01:05:12 ID:0IJEncOz
>>夜兎の血

エロもシリアスもギャグも(・∀・)イイ!!
乙彼です。
強いて苦言を呈するなら、
銀さんの一人称は「俺」を多用した方がよかったかも?
いや、でも本当よかったです。GJ!
767名無しさん@ピンキー:04/10/01 07:30:25 ID:SPP2wk3G
来週の銀魂が気になる。誰の恋模様なんだ
768名無しさん@ピンキー:04/10/01 11:49:15 ID:xwnKh+id
もちろん神楽たんです
769名無しさん@ピンキー:04/10/01 15:35:30 ID:gjTIXj6E
「銀さん」だとへたれっぽさがでてよかったなー >一人称
すげーなーもうマジおもしろかった!乙!
770名無しさん@ピンキー:04/10/01 17:07:42 ID:gbkHYxmB
>>768
神楽たんが誰かのものになっちゃうなんてイヤイヤーーー
771名無しさん@ピンキー:04/10/01 17:11:50 ID:mY6Npl+J
>>768
銀さんが誰かのものになちゃうなんてイヤイヤー
772名無しさん@ピンキー:04/10/01 21:23:55 ID:xwnKh+id
まあぶっちゃけ神楽タンが銀さんとくっつく訳ないよな…ジャンプであの年の差は…いや、この背徳感がなんとも…。
773名無しさん@ピンキー:04/10/02 01:03:28 ID:pFhKo9GK
沖神組が攻勢にでますた
774名無しさん@ピンキー:04/10/02 01:19:12 ID:7t6oixu9
煽り愛ヤメロ
775名無しさん@ピンキー:04/10/02 03:08:24 ID:lZH6uzwf
やだやだ神楽タンじゃなきゃやだい
776名無しさん@ピンキー:04/10/02 06:32:27 ID:D1NSJEQw
夜兎の血さんグッショブ!!しぁわせそなENDで良かったです!!意見がダブるんですが同人あったら即買いします(^□^)あとここぞッ!!ってときには銀さんに俺って行ってほしかった… 次回作楽しみにしてます!!定春(擬人可)神楽モノとか…
777名無しさん@ピンキー:04/10/02 11:51:47 ID:pP5qqRFM
いやいや定春(バター犬)神楽でも捨てがたし…
778名無しさん@ピンキー:04/10/02 13:19:45 ID:pFhKo9GK
正直、百合小説って読んだことが無いしサイトを回る勇気もない
どんな表現をするのか想像がつかない。
というわけで純粋な好奇心と純粋な下心で神そよを希望(´д`*)

百合知識のある神がいましたら、文章部分を是非拝見させてくらさい
779名無しさん@ピンキー:04/10/02 15:06:36 ID:rd8PZIoP
百合なら妙神はだめ?
780名無しさん@ピンキー:04/10/02 19:17:45 ID:pFhKo9GK
無問題
むしろツボった
781名無しさん@ピンキー:04/10/02 21:14:06 ID:igmUfi2U
782名無しさん@ピンキー:04/10/02 23:59:21 ID:pP5qqRFM
>781
萌えた。けど個人サイトを晒すのは感心しないな。
783名無しさん@ピンキー:04/10/03 00:46:02 ID:4G9ezZEh
>>779
なんだ?思わせぶりか?騙されねーぜ!
萌えるかばーか、姉御の手ほどき!

∧_∧
( ;´Д`) ああぁっぁぁああぁあっ 違うんだ・・これは!   
人 Y /        
( ヽωつ ο°o。 
(_)_)
784名無しさん@ピンキー:04/10/03 09:41:35 ID:eUVpGw7N
神楽の性教育係の姉御…



ハアハア…
785名無しさん@ピンキー:04/10/03 23:57:42 ID:M45j0Rz5
186様の学園版銀神に影響されて勝手に捧げます。銀神といいつつ沖神だったり、変な文体ですが投下していいでしょうか?
786名無しさん@ピンキー:04/10/04 00:01:19 ID:smeb+9jl
>>785たん
おお!楽しみにしてるよ!
787785:04/10/04 00:41:24 ID:a4bB1OKy
では投下致します。携帯からなんで区切りが変でスンマセン…



「先生が大人の味を教えてやるよ…」
あれから、何回あの男に抱かれただろう…ただ、不特定多数の男と関係していた事をバラされたくなかった。少なくとも最初は。
「…ぐらちゃん、神楽ちゃん!」「あ…ごめんネ、ちょとボーッとしてたヨ」
隣の席の妙に呼ばれているのにも気づかなかった。
「どうしたの?最近少しヘンよ。何かあったの?」
指摘され一瞬びくつく。
「な、何にもナイヨ」
動悸が…早まる。
知られてはならない。絶対に。
ガラガラと扉を開ける音のほうに目を向ける。
「はいはーい、じゃあ帰りの会はじめっぞー」
教室に入って来た男はひどく淀んだ目をしていた。
788785:04/10/04 00:43:52 ID:a4bB1OKy
バンっと教壇の机を叩く。
「明日は避難訓練あるからな。皆全力で走れよー。」
「先生!避難訓練は走らない、騒がない、慌てないが基本です!」前の席の優等生が反論する。
「バカヤロー、命の駆け引きの訓練に3ない運動もクソもあるかぁ。」
その時、目が合った気がした。
慌てて視線を反らし、下を向く。「…神楽ぁ」
「!は、はい!」
「お前日直だったな、ちゃんと日誌出してけよー、じゃ解散ー」
その言葉と同時にクラスメイト達が一斉に席を立つ。
「神楽ちゃんバイバイ」
「バイバイ」
真っ直ぐに家に帰宅する者、バイトに向かう者それから…
789785:04/10/04 00:45:41 ID:a4bB1OKy
「神楽ァ」
「あ、沖田…」
「俺、部活あるけどどうしやす」
「待っててヨロシ?いつものトコで。」「はいよ」
「おい、沖田!部活行くぞ!」
「へーい、ったく土方さんはせっかちでいけねぇ。」
「ふふっそうネ」
「だからいつまでたっても彼女ができねぇんでさァ」
「アハハ、言い過ぎヨ〜」
くすくすと笑い合う。
「じゃあネ。」
そう言って手を降って送り出す。
いつの間にか教室には自分しか居なかった。
「さて、早く切り上げるヨ」
日直の仕事をさっさとこなすと、担任のいる化学準備室に向かう。心なしか足取りは重い。
790785:04/10/04 00:47:21 ID:a4bB1OKy
「今日こそ…言わなくちゃ…」
うわ言のように呟く。
階段を登る足が鉄のように重く感じられる。
そうこうしているうちに目の前には準備室の扉があった。
「先生…私です」
「おう、入れや」
返事をすることなく中に入る。
慣れたことのように。
「日誌です」
視線を下にそらしたまま渡す。
「…おう」
「それじゃ、さよなら先生」
「待てよ」
振り向き様に腕を捕まれる。
やっぱりダメかもしれない。
791785:04/10/04 00:50:15 ID:a4bB1OKy
「最近ちょっと先生に対して冷たいんじゃないの?いけないなぁ〜」
「…何が先生ヨ」
思わず声に出してしまった。
どっと冷汗が出る。
(言わなきゃ、ちゃんと言わなきゃ。)
「先生…」
「あ?」
「…もういいでしょ…?」
震える声で懇願する。
「私、先生の言う通りにしてきたたヨ。」
あの日以来、ずっと言いなりになってきた。
「だからもう許してヨ…」
うつ向いた顔から雫が落ちる。
「…お前、沖田と付き合ってるんだってなぁ。」
「!なんで知って…!?」
「…良かったなぁ」
その言葉に驚いて顔を上げる
792785:04/10/04 00:51:03 ID:a4bB1OKy
「じゃ、じゃあもう許して…」
「でも」
明るくなりかけた顔が引きつる。
「俺はお前のこと手放す気ないから」
男はひどくニヤついた顔で言い放つ。
(え…?)
「ずぅっと…俺の傍に居ろよ」
慣れた手付きで抱きよせると、耳元でそう囁く。
(何それ…意味わかんないヨ)
「じゃ、今日もせいぜい楽しませてくれよな」
(沖田ぁ…)
「…何やってんだよ、いつものとうり早くしろ」
(ごめん…沖田)
「そうそうさっさと脱いで、」
(ごめんネ…)
「さっさと入れろ。」



この男から、逃れたいのに。
やっぱりダメかもしれない。

793785:04/10/04 00:54:06 ID:a4bB1OKy
一応ここまでです。186様、勝手に続きモドキ晒してゴメンナサイ。
794名無しさん@ピンキー:04/10/04 01:44:31 ID:246msxBE
キーチークッ(・∀・)ハイ
キーチークッ(・∀・)イイヨー
ギーンーサーンーキーチークー(・∀・)イイヨイイヨー

GJ!続ききぼんぬ
795名無しさん@ピンキー:04/10/04 03:51:04 ID:MhrDl/aT
俺からも続きキボンヌ
学園モノハァハァ
796名無しさん@ピンキー:04/10/04 05:01:14 ID:3w6INpNZ
沖神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
超GJ!沖神萌え!!
やっぱラブならこの二人が最強です!(*´д`*)
797名無しさん@ピンキー:04/10/04 20:02:10 ID:VJSdUrLE
本スレでは不評みたいだけどさっちゃんに萌えたので、銀さんと何かあってください(´Д`;)ハァハァ
798名無しさん@ピンキー:04/10/04 20:45:23 ID:9lPJx/UO
こっそり銀×登勢萌え〜
二人だけの空気が好きです。何しろ旦那の代わりに俺が守ってやるですから…
799名無しさん@ピンキー:04/10/04 21:30:14 ID:wYDIJmWg
同じく今週の銀さつには萌えた



でも辰巳たんが一番の萌えキャラなんだ…
また出てきて欲しいYO!
800名無しさん@ピンキー:04/10/04 23:06:10 ID:oF+2vpKB
さっちゃんはくノ一=幼い頃から性技をたたき込まれている
という方程式が真っ先に思い浮かんだのですが。
銀さんを骨抜きにしようとするけど銀さんにマジ惚れちゃって
骨抜きできなかったさっちゃんとか萌えだ。
801名無しさん@ピンキー:04/10/04 23:41:02 ID:QLxvdxdt
さっちゃん空知キャラには珍しくスレンダー美人だ
もっと遠慮なしに絡まって子供二人から白い目で見られてほしい
802名無しさん@ピンキー:04/10/05 00:02:09 ID:dNlRxv8j
さつ銀で銀さんをリードするさっちゃんキボンヌ
803名無しさん@ピンキー:04/10/05 00:59:28 ID:j3K7zBll
>>785
お疲れ!イイ!ハアハアしますた。銀神はホノボノもキチクもイイ(´∀`)
804名無しさん@ピンキー:04/10/05 01:15:50 ID:Edm0Isod
あれ?沖神?銀神?
是非次回はラブラブな沖神も!(*´д`*)ハァハァ
805名無しさん@ピンキー:04/10/05 15:27:06 ID:G9WmMhWR
乱交モノとかないの?
5対5くらいのでさあ
○○×■■とかそんなの喜ぶの女だけだろ
806名無しさん@ピンキー:04/10/05 18:07:20 ID:KEOmddH5
先生!神楽さんがウインナーをいやらしく咥えて挑発してきます!
807名無しさん@ピンキー:04/10/05 19:36:39 ID:IL7NaMwP
先生!神楽さんが練乳を口からこぼして誘惑してきます!
808名無しさん@ピンキー:04/10/05 20:37:05 ID:iAPCAQ04
乱交萎え
809名無しさん@ピンキー:04/10/05 22:08:11 ID:X2iiKoSl
乱交っつか銀さんが女まみれなのが読みたい
810名無しさん@ピンキー:04/10/05 23:22:54 ID:7FueTIQ+
それいいな。
糖尿だから無理とか及び腰な銀さんを
女たちが寄ってたかって逆レイプ。
811名無しさん@ピンキー:04/10/05 23:43:23 ID:yi2bhcOr
強い女ばっかだから銀さんズタボロ(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
812名無しさん@ピンキー:04/10/06 00:36:41 ID:cAv5MRZQ
銀さん逆レイ-プイイ!
するとしたら相手は
妙、神楽、辰巳、さっちゃん辺り?
813名無しさん@ピンキー:04/10/06 00:51:28 ID:KGxOxfTS
お好きな方にはたまらないハム子と宇宙戦艦
814名無しさん@ピンキー:04/10/06 01:08:30 ID:cAv5MRZQ
銀「おめーらそんなに銀さんを不能にしたいの!?」
神「うるさいアル。男は黙って腰動かすヨロシ」
銀「おまっ何回目だと思ってんだ!少し休ませろ!」
妙「あらあらもう限界?ゴリラさんより立派なモノも大した事ないわね…」
辰「ホント見かけ倒しだぜ」
殺「あの〜私の番はまだですか?」
銀「チクショォォォ!」


ハアハア(´Д`;)
815名無しさん@ピンキー:04/10/06 01:13:02 ID:EdwX6OFp
>>814
ぐあ!萌えた!うすぼんやりと頭の中で想像してたのが文字になった感じだよ!
816名無しさん@ピンキー:04/10/06 01:34:10 ID:cAv5MRZQ
>>815
こんな拙い文章で想像してもらえてヨカタ。
817名無しさん@ピンキー:04/10/06 02:48:33 ID:cAv5MRZQ
妄想力が暴走して、調子乗って序盤だけですが近×妙書いてしまいました…。
それでは投下します↓



「もういい加減にして下さい」
「そ、そんなぁ…俺はお妙さんを幸せにしたいんだよぉ」
道場で向かい合って凄む二人。
一人は道場主の妙
もう一人は真選組局長・近藤
妙は今日も今日とて近藤の激しいラブコール…もといストーキング被害に遭っていた。
先程も庭先で洗濯物を干していたところ妙な視線感じた。見ると植え込みから顔だけ出して「いいお嫁さんになれるよ」と書かれたプレートを持っている近藤がいたのを見つけたのだった。

「だから迷惑だって言ってんだろクソゴリラァ!」
「ひィィィ!ちょ、落ち着いてお妙さん!怒ると可愛い顔が台無しだよ!」
「だからお前のせいで怒ってるんじゃ、ボケェ!」
今すぐにでも鉄拳が飛んでくると思い震えて身構える近藤
「…………アレ?」
うっすら目を開ける見るとさっきまで般若の面のようだった妙の顔は元に戻っていた。
「真面目な話し…どうしたら諦めてくれます?」
いつになく深刻な顔付きに近藤は困惑した。
818名無しさん@ピンキー:04/10/06 02:50:39 ID:cAv5MRZQ
「…え…あの…」
「私…たとえ地球が爆発しようとも貴方と結婚だなんて考えられないの」
「お妙さん…」
妙にここまで嫌われたか…とがっくりと肩を落とす近藤。
それを見て少し言い過ぎたかと思い肩に手をかけようとしたその時。
「!な、何するんですか離して!」
近藤のゴツイ手で妙のか細い腕は捕えられた。
「………諦めます」
「え?」
「ここまで嫌われたんじゃしょうがないっス…諦めます。もうこんりんざいお妙さんの周りには現れません。ただ…」
「ただ…なんですか?」
「さっき、『どうしたら諦めるか』って言いましたよね?」
「ええ」
にっこり笑って答える。
それを見て近藤は柄にもなく頬を赤らめた。
「じゃあお願いがあるんですけど…」
「あら何かしら。言っとくけど『結婚』ってのはナシよ」
「あの…一度だけ…俺とその男女の仲に…いや何でもないです!ごめんなさい!」
流石にこれは無理だろうと思いまた身構える。
すると意外な答えが帰って来た。
819名無しさん@ピンキー:04/10/06 02:53:00 ID:cAv5MRZQ
「…分かりました」
「そうですよね、やっぱり嫌ですよね、俺みたいなケツ毛ボーボーなんて……って、え!?マジですか!?」
思わず耳を疑う。
「…嫌なんですか?」
「そ、そんな滅相もない!」
慌てて掴んでいた手を離し、ブンブン振り否定する。
それを見ても妙は顔色一つ変えなかった。
「だったら…」
すっと立ち上がると近藤を見つめ
「さっさとしてしまいましょう?」
そう言い放った。
近藤の方はと言うと未だに目を丸くさせていた。


続く


820名無しさん@ピンキー:04/10/06 03:28:52 ID:gBEU6zJL
(*´д`*)ハァハァ

まさか近妙くるとは思ってなかった!
続き待ってまつ

821名無しさん@ピンキー:04/10/06 10:17:20 ID:G5YVqH+E
iikannji-
822名無しさん@ピンキー:04/10/06 13:24:44 ID:cAv5MRZQ
半分寝ながら書いたので所々おかしいですね…orz
続き頑張ります(`・ω・´)シャキーン
823名無しさん@ピンキー:04/10/06 14:30:42 ID:vd9pPxFk
覚悟を決めたお妙さんイイ!
続き楽しみっす
824名無しさん@ピンキー:04/10/06 21:38:45 ID:5Agr9F6K


825名無しさん@ピンキー:04/10/07 23:51:51 ID:ch7rQ47g
スレ初近妙では?続き頑張ってください
826名無しさん@ピンキー:04/10/08 14:28:48 ID:qOg05KRG
(゚∀゚)!!
827名無しさん@ピンキー:04/10/09 01:31:44 ID:UFiwNlJj
いい!!
気の強いお妙たんがどう乱れるのかな〜〜
828名無しさん@ピンキー:04/10/10 04:06:03 ID:xaS+5Q0n
この二人はなんか無理矢理感がなくて好き
829名無しさん@ピンキー:04/10/12 21:56:33 ID:xTWZFyNZ
まだかなまだかな〜♪近妙の続きはまだかな〜♪
今頃>>819さんがんばってるのかな?wakuwaku

830近妙書いた人:04/10/13 02:27:13 ID:GbfGJuem
続きです。相変わらず拙い文章&グダグダ内容ですが…↓
831名無しさん@ピンキー:04/10/13 02:28:11 ID:GbfGJuem
妙に導かれるまま主屋に入る。
男臭い道場と違い、家庭的な感じがする屋内。生けられた花、手入れされた家具、そして今自分が歩いている廊下…塵一つ落ちていない。
(やっぱりいいお嫁さんになれるよ!うん!)
鼻息を荒くしてそう言おうとしたが
(さっき諦めるって言ったばかりじゃないか…)
と思い出しやめた。
(いや!もしかしたら俺のてくにっく次第でお妙さんも考え直してくれるかも!)
と再び鼻息を荒くして、あんなことやこんなことやそんなことを妄想した。
「あの」
「え!?ぼ、僕はべつに嫌らしいことなんて考えてないよ!?」
ふいに妙に振り向かれ考えを見透かされたかと慌てる。
呆れた顔で見つめる妙。
「…片付けるので少し待ってて下さいます?」
「は、はい!」
そういうと目の前の部屋に入って行った。
832名無しさん@ピンキー:04/10/13 02:30:07 ID:GbfGJuem
気が付けば屋敷の随分奥まで来ているようだった。
(…ここがお妙さんの部屋かな?片付けるったってどうせまた散らかっちゃうのに…って俺のばか!)
近藤の妄想は更に高まった。
暫くしてスッと障子を明けどうぞ、と妙が隙間からこちらに言った。
言いようの無い妖しさにドキリとする。
おそるおそる部屋に入る近藤。
「…ちょっと散らかってますけど…」
妙はそう言うが全く散らかってなどいなかった。
化粧台、掛けられた着物。年頃の女性の部屋らしい。
「可愛いらしい部屋ですねぇ、いやーお妙さんのことだから長刀でも飾ってあるのかと…アハハハ」
「……早くしましょう?新ちゃんが…弟が帰って来てしまいますから」
そういうとハラリと帯をほどき始める
「ちょっお妙さん!そんないきなり…その本当にいいんですか?」
「…何度も言わせないで」
妙の真っ直ぐな瞳を見て近藤も覚悟を決めた。
833名無しさん@ピンキー:04/10/13 02:32:25 ID:GbfGJuem
薄暗い灯りの中、妙と近藤は一つに繋がっていた。
普段見られない白く細長い足が露になるほど広げて。
「あっ…はあっ」
近藤に馬乗りになり、下から突き上げられる状態で声をあげる
顔わ伏せがちで表情はよくわからないが赤く高揚していたのは確かだった。
「あっ…そんな強くしちゃっ…やっ」
そうは言っても腰の動きは早くなる一方だった。ただただお互いを貪るように。
半脱ぎ状態の上半身からは小さいが形のよい胸が突く度に揺れ、気持ちを更に高ぶらせる
何より、体制を維持することに疲れるとへたりこむように自分に倒れかかる妙の…荒い息がたまらなくいやらしかった。
決して自分の目を見ようとはしない妙
焦がれ続けた相手を手に入れたというのにこの虚しさはなんだろう。
高揚する頭と相反するように己の下半身は更に早く早くと急かすように妙の体内をかきまわす
身体はこんなに近いのに心は随分遠い所にあるようだった。
834名無しさん@ピンキー:04/10/13 02:35:41 ID:GbfGJuem
乱れた髪の隙間から妙の、濡れてうるんだ目が見え隠れした。
「た、妙さ…ん…」
「…な…に?」
息も絶え絶えに声を絞る。
「今だけ…でいい…名前…呼んでくれ…」
少し間を置いて、唇が動く
「近藤…さぁんっ…」
下半身にしびれが走る
「…もっと」
「近藤さぁんっ…」
いやらしく顔を歪めた唇から淫靡に漏れる自分の名前。
堪らなく愛しく感じ抱き寄せる。
二人の肌と肌が密着し顔が近い。
「…んっ」
驚いたことに妙が自ら唇を重ねてきた。
「…接吻はお嫌い?」
「滅相もない…です」
「そう…良かったぁ…」
今まで見たことの無いような顔。
泣きそうな、辛そうな、でも感じている顔。
愛しい女子を抱くことが、どれほど幸せなことか。
身をもって理解した。
例え相手に嫌われていても構わない。
醜い利己欲だろうとなんだろうと。ただ今お妙を抱いていることはまぎれもないことなのだから。
「妙…さん、もう俺ヤバいです…
「あっ…あたしも…もうダ…メ」
締め付けられる感覚が下半身を襲う。
「くっ…」
妙の腰を掴み、自らを押し付けるとそのまま、熱くほとばしるものを放つ。
その瞬間、妙の悲鳴に近い声が微かに聞こえた気がした。
835名無しさん@ピンキー:04/10/13 02:39:53 ID:GbfGJuem

「…信じられないわ」
「す、すみません…」
情事の後、背中合わせに寝転ぶ二人。
はだけた足の付根を白い液が伝う。
「中に出すなんて何考えてんの、クソゴリラ」
「…だって気持ち良すぎて他の事まで考えられなかったんだもん…」
「んだとこの遅漏がぁ!」
鬼の面相で振り返る妙。
「ヒィィィ!お、落ち着いてお妙さん!僕もう腰ががくがくで動けないよ!」

「…責任、取って下さいね」
「はい…。約束通りもう諦めます…ってえぇぇ!?何どういう意味!?……もう一回言って。」
我が耳を疑い妙のほうを向き、聞き直す。
「日本語もわからないんですか…?」
「え、じゃあ俺と…お、お妙さぁぁぁぁん!!!好きだぁぁ!」
「調子に乗るなァァ!ケツ毛ェェ!熱くるしいんじゃァ!」
抱きついて来た近藤を必死に引き離そうするが果てた後では力が入らない。

「大丈夫だよ、結婚は慣れだからね!お妙さん!」

汗臭い男の胸元で「私、ゴリラの子を産むのかしら…」と真剣に悩む妙であった。



終わり。
836近妙書いた人:04/10/13 02:43:41 ID:GbfGJuem
近妙はこれで終わりです。私なんぞのヘボSS期待してくれた人ありがとうですた。
837名無しさん@ピンキー:04/10/13 07:53:39 ID:yKcbMj8b
おあああああああGJ!!!!!!!
全然ヘボくないですぜ!むしろネ申!!近妙が一番好きだ…萌をありがとうネ申!!
838名無しさん@ピンキー:04/10/13 09:01:13 ID:9dHyT+cs
すっごい萌えました。お妙さんいいなあ。近藤さん面白いなあ。
オチの「ゴリラの子」に笑ったよ。
839名無しさん@ピンキー:04/10/13 14:08:04 ID:nqt3ybUb
>>830さんお疲れ様でした!
「じゃ、これでもう付きまとわないで下さいね」「お妙しゃん…」
てな感じかなと妄想してたんですが…ハッピーエンド最高!!
近藤さん良かったねぇ〜とにこにこしてしまうような
オチで何だかほっとしました!近藤さんお妙さんお幸せに〜♪
840名無しさん@ピンキー:04/10/13 14:59:03 ID:7Ozi5Eys
乙です!
近妙こんなエロい感じになるなんて驚いた。スッゲ
めちゃ萌えました!
841近妙書いた人:04/10/13 15:58:10 ID:GbfGJuem
こ、こんな私にお誉めの言葉など…嬉しい限りです。本当は>839さんの言うような感じにするつもりでしたが、近妙は一番好きなノマルカプですのでハッピーエンドの方がいいかなと。
というかエロより絡みの方が楽しくて長ったらしくてなってスンマセン。ケンカしてる二人が大好きなんです…orz
本誌でも局長の想いが報われる日が来ますように。
842名無しさん@ピンキー:04/10/13 21:42:16 ID:nqt3ybUb
>>841さん本当に乙です!&尊敬します!

あのつかぬ事聞きますが、自分も何か書こうかな〜とか
思っちゃったりしてるんですがド素人でもいいんでつかね??
軽めな話とか(もちろん拙いエロ入れます)ダメですか?
843名無しさん@ピンキー:04/10/13 22:43:32 ID:FTFOzIhE
漢は黙って行動するべし



(;´Д`)ハァハァマッテルヨ
844名無しさん@ピンキー:04/10/14 02:23:43 ID:Bu+NIvMV
エロと聞けばもちろん大歓迎です
845名無しさん@ピンキー:04/10/14 02:50:03 ID:8FrB7moJ
軽めでも重めでも問題なし!
ぜひ投下ヨロシク
846名無しさん@ピンキー:04/10/14 03:22:49 ID:EeGb4qJy
わ!こんなに反応が…
誰も書いてないミントンでいこうと思うのですが
相手が…皆さん山崎ときたら誰をお相手に選びますか?
むしろ別キャラでいけって話かもですが…
847名無しさん@ピンキー:04/10/14 08:06:45 ID:KvdaTDBc
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 姫!姫!
 ⊂彡
848名無しさん@ピンキー:04/10/14 10:48:04 ID:5CjQ8cfI
>>847
山崎×そよイイ!!どう絡むのか想像できんがw
849名無しさん@ピンキー:04/10/14 13:17:57 ID:5VWyaeLX
山崎ってスレ初だね。ガンガレ!
850名無しさん@ピンキー:04/10/14 18:51:16 ID:4CUeR+ic
さっちゃん。
851名無しさん@ピンキー:04/10/14 23:02:16 ID:Dn2TH7ki
山崎ってだれだっけ?

と、言いたいが我慢。
852名無しさん@ピンキー:04/10/14 23:50:14 ID:yZ/wJ+cG
ミントンしてますぜミントン
853名無しさん@ピンキー:04/10/15 00:48:32 ID:42qHPtb7
さっちゃんいいかもな

隠密行動中に鉢合わせみたいな
854名無しさん@ピンキー:04/10/15 01:57:59 ID:RQSRadjk
初めて文章したためました。
読みにくい箇所もあるかと思いますが投下します。
855名無しさん@ピンキー:04/10/15 01:59:59 ID:nMN0DlV3
さっちゃんに色々教えてもらうってのもいいね
856名無しさん@ピンキー:04/10/15 02:07:36 ID:RQSRadjk

・・・くちゅくちゅ・・・くちゅ・・・。くちゅ・・・






まだ太陽も十分に目覚めていないというのに、万屋の居間には朝とは思えない卑猥な音が鳴いていた。


男は力強く、そして優しく丁寧に掻き回し始める。
その卑猥な音はまるで彼女の耳を犯すかのように響き始めた。
女は思わずその音に顔を背けながらも、絞り出す様に声を出した。
「んっ・・・こ、この天パ、いいかげんやめるアル・・・!」
しかし精一杯の抗議さえも、今は銀時の欲望を掻き立てる材料にしかならない。
「あー?なんですかチャイナさん。ええーっと、最初に誘ってきたのはどっちだったけなぁ・・・?」

「!」
夜兎族特有の、透けるような白い肌が上気を浴びた様にバラ色に紅く染まってゆく。

「・・うっ・・・。」

神楽は好奇心からこの男に声をかけたことを心底後悔した。


857名無しさん@ピンキー:04/10/15 02:10:13 ID:RQSRadjk

そう、ただ何も知らないだけだった。
世界にたった一つの、大切な家族のため、身一つで地球へやって来た。
ここではたった独りだった。
しかし、また独りの男と出会い、神楽の世界は変わった。
そして地球では故郷と等しく、大切な家族ともいえる存在ができた。
なのに・・・








ただの好奇心がまさかこんな事になるとは。


858名無しさん@ピンキー:04/10/15 02:13:52 ID:RQSRadjk
短いですが次回に続きます。
あまりエロくならないと思います、というか(ry


稚拙ですが最後までよろしお願いします。
859名無しさん@ピンキー:04/10/15 02:47:43 ID:nMN0DlV3
なんか割り込んじゃってすみません


どんなエロイ事になるんだ?
続き楽しみに待っとります
860名無しさん@ピンキー:04/10/15 04:03:24 ID:1wJSdq+z
ども、ミントンを書こうとしてる者です。皆さん解答ありがとうございます!!
さっちゃん考えてみたんですが自分はどうもキャラが
イマイチつかみきれていないので難しそうです…
なのですみませんが姫でいきます!
なんだか新たなSSがきてるみたいなのでその後に間に合わせるよう
がんばります!でも期待は薄めでお願いします…では!
861名無しさん@ピンキー:04/10/15 04:13:47 ID:1wJSdq+z
>>856さんじっくり読ませて頂きました♪
いやー!もう!最初からやらしくてどきどきしてしまいました!
神楽はいったい銀さんに何をしたのでしょうか??
自分もこれからの展開そわそわ楽しみにしてますので
是非是非がんばって下さいね!
862名無しさん@ピンキー:04/10/15 23:48:44 ID:Hqgt8P01
やっと先週号よんだ。
さっちゃんイイヨイイヨー。
銀神にはいまいちピンと来なかったけど、ようやくめぐり合えた。
銀にはさっちゃんが一番合ってるような気がするよ。
この2人で神様の降臨を願っております。
863名無しさん@ピンキー:04/10/16 00:00:16 ID:dLjI6RQ7
さっちゃんはカワ(・∀・)イイ!
あのままケコーンしてても面白かったな
通い婚もアリかと
864名無しさん@ピンキー:04/10/16 01:05:50 ID:f2RYSsfi
ここって他で未発表のssじゃなきゃ晒しちゃダメ?
865名無しさん@ピンキー:04/10/16 01:35:25 ID:y8fz+Isg
銀神キター!!イイヨイイヨハアハア...(´∀`)
866名無しさん@ピンキー:04/10/16 03:31:11 ID:6CyjTHx1
単体萌えやいろんなカプ好きの人がいるんだから
気を付けて発言しようね!
年齢に満たないお子さんが沢山来てるのは分かってるけど
一応21禁板だから、21歳以上に見える発言してね!

釣りとかもういらないからね!
867名無しさん@ピンキー:04/10/16 10:43:09 ID:JN3fIWgA
>866
そういう書き方のおまいが釣りくさいよ。スルー汁。
868名無しさん@ピンキー:04/10/16 12:23:33 ID:JlmpaTi8
ミントンの人期待して待ってまづ(;´Д`)ハァハァ
869名無しさん@ピンキー:04/10/16 12:59:50 ID:f2RYSsfi
853のレス見て山さつ書いてしまいました…orz。ボケとボケってからませるの難しいね…。
870名無しさん@ピンキー:04/10/16 16:21:06 ID:xVfOcmlR
>>866-867
同一人物が餌と釣られたアフォを演じていると見た
871名無しさん@ピンキー:04/10/16 17:50:39 ID:nzBCnPWd
>>868さん応援ありがとうございます!
エロむずかしッ!!山さよも受身同士っぽいのでからませにくい…。
早ければ今晩中に出来上がるかもですので期待はせずにwお待ち下さい!
>>869さん!GJですよ!是非読みたいです!!!お願いします!
是非うpしてください!
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ミントン!ミントン!!
 ⊂彡


872名無しさん@ピンキー:04/10/17 16:03:35 ID:q4gdOC87
>>869直ちにうぷしなさい
873名無しさん@ピンキー:04/10/17 18:13:34 ID:UOzsLHGV
イラストの場合どっかうぷする場所ありますか?
874名無しさん@ピンキー:04/10/17 18:36:47 ID:LJJAJ1bj
週少板の本スレからエロ絵板に行ける
うぷはできるかどうかわかんね
875名無しさん@ピンキー:04/10/17 21:22:27 ID:XllnztqP
山さつ・・・・・・だいこーぶつw
876名無しさん@ピンキー:04/10/18 01:17:00 ID:G7NXFafO
877エロ板”管理”人:04/10/18 22:02:23 ID:ZpVtq6oa
残念ながらレンタルしてる掲示板はうぷ出来ません。
捨てアド置いておきますので、送ってもらえればログと一緒にうぷりますが。

ウイルスといたづらはいやづr…
878名無しさん@ピンキー:04/10/19 06:18:55 ID:YN3eWMcj
土妙楽しみに待ってるんだけど、書き手さんはお元気なのかなー・・・?
879873:04/10/19 10:39:02 ID:lyISEU05
>874、876、877
すみません、まだ絵は描いてないのでうぷじゃなくて絵板の方に描きます。
お返事ありがとうございました。
880名無しさん@ピンキー:04/10/20 01:31:23 ID:QbKJGM6P
以前、山さつ書いたとカキコした者です。とりあえずドゾー↓
881名無しさん@ピンキー:04/10/20 01:33:27 ID:QbKJGM6P
「フンッフンッ」
草木も眠る丑三時、一心に集中する男が一人。
「フンッこんだけ、フンッ深夜なら、フンッ土方さんも、フンッ気付くめぇっ」
いつもミントン片手に無駄に気張っている男、山崎。
彼は皆がねしずまった夜中を狙って素振りに勤んでいた。
「よし、次は羽を使っての実戦だ!行け!sagaru壱号!」
だが打ち返す相手もいない羽は案の定綺麗な弧を描き、屋根の上に飛んで行った。
「…やっちゃった」
数少ない貴重な羽を回収すべく、木を伝い屋根に上る。
「確かこの辺り…あった!」
目を輝かせて近づく山崎。
しかし羽を近付こうと一歩踏み出たその時、
「え?」
暗くて気付かなかったが山崎が踏みしめるすぐ目の前には大きな穴が空いていた。

ぐらり

羽を見つけて安心して気を抜いたせいか体制を建て直すことも出来ぬまま穴に吸い込まれるように身体が傾く。
「うっそーん何でこんな所に穴がァァァ!」
虚虚しい叫びが真夜中に響く。
882名無しさん@ピンキー:04/10/20 01:39:50 ID:QbKJGM6P
ドスン、…ガラガラ
「痛たたた…な、なんでこんな所に穴が…ゲホッ」
疑問に思いながらも状況を把握する。ひどく埃っぽいのはさっき落ちたせいだけではない。どうやら屯所内のあまり出入りの無い物置のようだ。見上げると天井に大きな穴が空いており、綺麗な月すら見える。
「これ…もしかして俺のせいになる…?」
何故空いているのかは分からなかったが、このままでは修理代はもちろん山崎の給料からさっ引かれるであろう。
ただでさえ薄給なのに…。考えただけでも青ざめ変な汗が出る。急いでこの場から立ち去ろうとした。
「…ん?」
気が付くと、背中には何やら柔らかい感触。それはいきなり声をあげた。
「うーん…痛たたた…」
モゾモゾと動くそれに悪夢が蘇る。
「ぎゃあっ!幽霊ィィ!?」
本気でビビる山崎。
がくがく震えているとそれは立ち上がり、こうおののいた。
月明かりに照らされたの忍装束のようなもの着た髪の長い女性。
「…幽霊なんかじゃないわ」
「ヒィィ!喋った!」
「こんばんわ、始末屋さっちゃん見参」
「…あの、俺こっちですけど…」
ポカンと呆れながらも壁に向かって話していることを冷静に指摘する山崎。かなり妖しいものの、とりあえず幽霊やもののけの類でないことに安心する。
「あっメガネ!落ちた時に無くしちゃったんです〜一緒に探して」「あ、もしかしてこれかな…」
山崎の尻の下から現れたのはレンズは欠け、フレームの曲がったメガネらしき物体。
「…な、なにコレェ!これじゃあ真選組局長のゴリラ野郎を始末できないわ…どうしてくれるの。責任取って」
「なっ!局長を狙ってるだと!?」
近藤の名が出て、山崎の目の色が変わった。
その様子を見て焦るさっちゃん。
「お兄さん…まさか真選組の人……?」
その質問は答えられないまま捕えられる。
883名無しさん@ピンキー:04/10/20 01:54:10 ID:QbKJGM6P
「な、何?離しなさいよぉ。マニアックな要望には答えないわよ」」
逃げようとしたさっちゃんを慣れた手付きで素早く捕えた山崎。
そばにあった麻紐で物置の柱に縛ると、正面に立つ。
「言っときますが俺はこう見えても隠密方なんです…屯所内に不法侵入した上、局長の命を狙うとは…天井に穴空けたのもあなたですね?」
「それは事故よ。寝所まで屋根伝いに行こうとしたらズボって落ちたのよ。随分ボロいのね」
「…とりあえず色々調べさせて貰います」
気をとりなおして取り調べを始める山崎。
「で、あなたは一体何者ですか?壤夷派の一味?」
「違うわ!私は始末屋よ。困ってる人の味方…テロリストなんかと一緒にしないで」
「局長が誰かを困らるようなことなど…」
する筈が無い!そう言おうとした。が、約一名、局長に甚だしいほどの迷惑行為を受けている人物がいるのを思い出し言葉を濁す。
「ま、まさか依頼人て…」
「…依頼人のプライバシーは守備義務だけど、お水をやってるTさん(18)とだけ言っておくわ」
「ほぼ言ってんじゃないかァァ!!ってゆうかやっぱりお妙さんかよ…」
「知ってるの!?」
知ってるも何も、以前局長に任務だと騙されて住所だの行きつけの八百屋だの色々調べさせられたことがあるというのに。
「あの人なら頼みかねないな…しかしそこまでしなくても…」
ふうっとため息をつく。
「ケツ毛ボーボーの上にストーカーで変態なのよ…?充分理由はあるわ」
キッとした目で山崎を見つめるさっちゃん。
884名無しさん@ピンキー:04/10/20 02:13:54 ID:QbKJGM6P
その目はメガネが無いと全くと言っていいほど見えない筈なのに、何故かまっすぐに山崎を睨みつけていた。
(…よく見ると綺麗な顔してるなぁ。泣きボクロもなんか色っぽいし)
加えて丈の短い衣服からはスラリとした足が出ている。
(俺…足フェチなんだよな…)
「…何ジロジロ見てるの?お兄さん顔に似合わずスケベね」
「え!?」
考えを見透かされ、顔を真っ赤にして挙動る。
その様子を見てからかうさっちゃん。
「お兄さん…女の人に疎いんでしょ?」
「なっ!?俺だって女の人抱いたこと位ありますよ!」
ただし数える程だが。
ばつの悪そうな顔をしながら言葉を続ける。
「とりあえず、怪しいもの持ってないか調べますから」
そう言って身体に触れようとする。
「…スケベ」
「しょうが無いでしょ!仕事なんだから!」
真顔で罵られ言い返す山崎。
口では正当性を主張しながらも、頭の中はいやらしことで一杯だった。
(…いやいや!仕事だから!)

身体を軽く触って凶器等を隠し持っていないか調べていく。
足、腰の辺りを調べ、案の定クナイ等が見つかりとりあげられる。胸元に手をかけられた時、あることを思いつくさっちゃん。
(悔しいからちょっとからかっちゃおうかしら…」
885名無しさん@ピンキー:04/10/20 02:24:53 ID:QbKJGM6P
「あっ…」
わざと色っぽい声を出してみる。
「な、何変な声出してるんですか!」
「だって…お兄さんがそんな所触るから…あんっ」
いきなり艶っぽい声を出され慌てる山崎。
(ヤバい…勃ってきたかも…)
ドギマギしながらも続けて胸元を調べる。襟元を軽くめくると月に照らされた白い肌がよく映えてなんとも美しい。思わず唾を飲む山崎。
「ん…だめよ、お兄さん恥ずかしいわ…」
相変わらず、演技を続けながらちらちらと視線を向けてくる。
(一体…何考えてるんだ…?)
最後に、ある箇所を調べようと手を近付ける。
「そこは…乙女の大事な所よ」
「こっコレは仕事なんです!変なこと言わないで下さい!」
そうだ、これは仕事なんだ。必死に自分に言い聞かせる。
理性を保とうとする頭と相反して下半身が熱い。覚悟を決めると裾をめくり、秘部に手を充てる。
(…柔らかい。なんて柔らかいんだ…)
山崎の下半身に血が巡ってゆく。
「…いつまで触ってるの?」
声を聞いた我にかえる。
「えっあっその…違っ!いや!すいません!」
その異様なほどの慌てぶりに目を丸くする。
(かーわいい…本当に鬼の真選組とは思えないわ)
そして更に山崎を慌てさせてみたいともくろむ。
886名無しさん@ピンキー:04/10/20 02:27:59 ID:QbKJGM6P
「…えっち」
「すいませんってば!」
顔を真っ赤にして謝る。
「しません?」
「だから謝ってって……はァ!?」
突然の言葉に耳を疑う。「もう…この際お互い仕事なんて忘れて気持ち良くなりません?」にこりと笑いながら誘うさっちゃん。
(もう…駄目かも…)
山崎の中で理性が音を立てて崩れていく。
(…局長…すいません…俺…俺は…)
心の中で謝罪すると、山崎は強引に唇を重ねた。

887山さつ書いた人:04/10/20 02:31:14 ID:QbKJGM6P
とりあえず導入部分までです。ギャー、ミントンごめんよ。足フェチとか決めつけて…
888名無しさん@ピンキー:04/10/20 02:44:22 ID:d0YTb6TS
足フェチ山崎最高w 大人なさっちゃんがなんともエロいです!
続き楽しみにしてます。
889名無しさん@ピンキー:04/10/20 07:55:58 ID:PaxXOnsu
>>878
ドウイドウイー。ノシ
待つ気ならいつまでもあるから近況がしりたい…。
890名無しさん@ピンキー:04/10/20 08:57:49 ID:0fo5mljC
>>887さん
きゃー!!ミントンかわいいです!足フェチ…なんかしっくりきますねw
導入部分だけでこんなにえっちいだなんて本編はどうなるんでしょう?
がんばって下さい!続き待ってます!
891名無しさん@ピンキー:04/10/20 09:14:30 ID:0fo5mljC
そして山そよやっと書きあがりました!
え〜…なんだか自分のミントンはすんごい暗いですorz
ほのぼので行こうと思ってたのに椎名林檎聞きながら
書いたせいでしょうか??とにかくそよがありえないぐらい鬼畜メンへラー…
そよ→ミントンで、リアルに、愛なし、情なし、オチなし、な話…
何かあれば今のうちご指導お願いします!

892名無しさん@ピンキー:04/10/20 13:55:30 ID:cbNNtt9I
山さつGJ!

>891
山そよキター!!
鬼畜いいと思いますよ
893山さつ書いた人:04/10/20 14:05:49 ID:QbKJGM6P
反応ありがとうございます。続きは近日中に…エロより導入部分のギャグ考えるほうが面白かった…orz
>>891さん
山崎はナイーブでなんぼなので良いと思いますよ。ガンガって下さい!!
スレ違いですが私も林檎スキーなんでビックリ。
894名無しさん@ピンキー:04/10/20 14:23:27 ID:ti2CNd6N
単行本派の漏れには山崎人気についていけません_| ̄|○
最近そんなにプッシュされてるの?
895名無しさん@ピンキー:04/10/20 14:37:12 ID:cbNNtt9I
>894
山崎のssが立て続けにあるのは、今まで山崎のが無かったからじゃないの?
896名無しさん@ピンキー:04/10/20 17:40:02 ID:M+8Of8cR
>894
プッシュされてないからこそ気になるファソ心理。
897181:04/10/20 20:00:28 ID:lr+p2KDp
age
898名無しさん@ピンキー:04/10/20 20:20:37 ID:ecIFASn1
さがるたんガンガレ
899名無しさん@ピンキー:04/10/20 20:53:06 ID:0fo5mljC
鬼畜ナイーブぉkありがとうございます!
>>892さん
行為自体は山攻めですが女の周到さを長々…デスノみたいな心理戦に挑戦…
ダメじゃん…エロパロだしもちっと着合い入れてエロ増やします!
>>893さん
林檎好きキターーーーーー(゚∀゚)ーーーーーー!!!!!
発育ステータスの御起立ジャポンを見つつなのでそよが黒くなりましたw
ギャグは自分も前半に少しアリで、書いてて楽しかったです
後半今からもう楽しみで楽しみで…応援してます!
900名無しさん@ピンキー:04/10/21 01:08:29 ID:AnONSeGM
水を差すようで本当に申し訳ないんだが、女臭い空気を作らないように
自粛して欲しいな…レスの内容に…。
901名無しさん@ピンキー:04/10/21 01:14:07 ID:b4OQtpKT
無理だよ。ここは90%女のスレだ。
>>360

しかもあきらかに21歳以下のな…
902名無しさん@ピンキー:04/10/21 01:36:35 ID:V/cL9Ncr
じゃあ21歳以上の空気つくってこうぜ
903名無しさん@ピンキー:04/10/21 01:40:39 ID:+i4mRTt8
少女漫画系スレの女性たちは男がいて萌えてても
気にせず一緒に萌えてくれんのに少年漫画系で女を排斥しようとすんのは
男の心狭いんじゃないかって思い始めた俺は
少女漫画系スレの女性に洗脳されてんだろうか……。
や、あんまりなレスはさすがにあれだとは思うけどね。
904山さつ書いた人:04/10/21 02:10:49 ID:/IuqzILD
先日書いた山さつの続きです。投下します。拙いエロです。それではドゾー↓
905900:04/10/21 02:12:08 ID:oph0l6QK
いや、自分は女な訳だが、女の目から見てもキャピキャピ(死語)しすぎな
レスはどーかと思ってさ…。
21歳以下〜も密かに同意。元が少年漫画だから仕方ないのかもしれませんが
ほんと自粛して欲しいな、と思う次第で。

つーかほんとに水差してすみません。
山さつも山そよもめっちゃ楽しみにしてるんで、書き手さん方がんがってください!
906山さつ書いた人:04/10/21 02:13:45 ID:/IuqzILD
「んっ…」
突然のキスに目をつぶることもできなかった。
「お兄さん…結構大胆ね」
「そうですかね…」
視線を向けられどきりとするさっちゃん。
さっきまでとは違う、ギラついた瞳。腐っても真選組。そう主張しているように感じた。そうこう思っている間に山崎は次の手に出た。
「やっ!いきなりダイレクトタッチ…?」
下腹部の薄布の中にするりと手を滑りこませる。
「少し…黙って下さい」
そう言うと再び唇を塞ぎ、舌を荒々しくからませてきた。
(やだぁ…なんか頭がぼうっとする…)
同時に下のほうも指でじらすようなぞられてゆく。軽く突起物を摘ままれる。
「やっ…」
思わず本当の声が出てしまった。にたりと笑う山崎。
思わぬ攻撃に身体は素直に反応してしまった。
「…濡れてきましたね」
しばらく撫でていた人差し指を割れ目にゆっくりと沈める。
「ひゃっ…」
異物の侵入に悲鳴を挙げる。
くちゅり
中で静かに動かす
「あっさり入りましたよ…もう一本どうですかね…?」
くちゅり
躊躇なく中指も受け入れる。
「はあっ…!」
深い溜め息を吐き身体を震わせるさっちゃん。
くちゅり、くちゅり
狭い空間をいやらしい水音が響く。
「…凄いですね…俺の手、ベトベトですよ?」
「!そんな事言わないで…!」
強い口調で言おうとするが、語尾が濁る。
907山さつ書いた人:04/10/21 02:16:31 ID:/IuqzILD
「んっ…はぁ…もうやっ…」
「随分…濡れて来ましたね」
また、ギラついた目。
さっきまで軽く触っただけで赤くなっていた男に、自分の軽い挑発に焦るような男に、今度は自分が弄ばれている。
高揚する頭で必死に抵抗を試みるが身体は反対に快楽を求めている。
「じゃ、そろそろいいですかね。」
手早くベルトを緩める山崎。
「ちょっと待って…このままするの?」
「誘ったのはあなたじゃないですか…それにもう…我慢できないんですよ」
そう言うと薄布をずらし、湿りきった秘部に己をあてがう。
「はぅっ…!やっ…やぁっ!」
ぐちゅりと音を立てながら、ゆっくりと山崎を受け入れてゆく。
「あっ…あっ…!」
「力抜いて…もっと…」
耳元で囁かれびくりとする。
「う…うん…あっ…入ってくぅ…」
ずん、と更に深く受け入れてゆく。
「可愛い顔して…ここは随分いややらしいですねぇ…」
奥まで入ったことを確認するため結合部分を触る。まだ挿入しただけだというのにどろどろになったそこからは水が絶え間なく溢れていた。
908山さつ書いた人:04/10/21 02:24:15 ID:/IuqzILD
「…立ったままするのって好きじゃないんですよね…だからさっさ済ませますから」
「ちょっ…だったら縄ほどいてよぉ…あんっ」
意見を無視して腰を動かす。
「くっ…すご…突く度に…濡れてきますよ?」
意地悪く尋ねる。その顔はもう冗談だの言っても通じない位、固くこわばっていた。
「あなた…する前と…随分っ…性格違う…んっ」
息も絶え絶えに言う。うすら涙目を見て流石に悪いと思ったのか、伏せがちに答える。
「しょうがない…でしょ…隠密方なんて所詮汚れ役…割り切らないとやってけない…ですよ…」
「…大変…ね」
「犯されてる割に…随分…余裕です…ね…」
一息置いて話し出す。
「…私も…同じだから…あっ」
「…え?」
「お兄さん…と私…なんだか似てるね…」
泣き出しそうな鼻ぐもった声で答える。
すると腰の動きを一旦止め、縛っていた麻紐をほどく山崎。
「どし…たの…?」
「言ったでしょう…立ったままするの…好きじゃないんです…」
繋がったままさっちゃんの身体を抱えて下に倒れ込む。
「…痛くないですか?」
「大丈夫よ…それから言い忘れたけど…私も嫌いよ…立ったままするの」
「奇遇ですね…」
「そう…ね」
そして再び動き始めた。自由になった手で山崎の顔を引き寄せると深く口付けをする。
その後はお互いに一言も言葉を交すことなく行為に没頭した。
朝が来るまで。
909山さつ書いた人:04/10/21 02:32:12 ID:/IuqzILD

「…さよなら、真選組のお兄さん…また…ね」
「…待っ!」
目に入ったのは寝所の見慣れた天井だった。

「…あれ?」

「あっ目ェ開けた。土方さーん気付きやしたぜ。」
あんまり心配なさげに顔を覗き込む沖田。
スッと襖を開け土方が入ってくる。その姿を見て急いで起き上がる。
「山崎…てめぇ…」
鬼の表情で睨みつける。その様子を見て取り乱す山崎。
「ふ、副長!あのそのこれには理由がありまして!」
「馬鹿野郎ォ!屯所の屋根にでけぇ風穴ぶち開けやがって!修理代、てめぇの給料からしょっ引くからな!」

「え…?」

「諦めなせぇ、あんたが大穴空いた物置で寝っ転がってるのを俺が見つけたんでさァ。全く何やってんですかィ」呆れたように言い放つ沖田。
「え…?それで…それだけ?」
おそるおそる確認する。
「あン?まだ他にもなんかやったのか!?」
「な、ないです!何にもないです!」
さっちゃんの事も屯所内であんな事したこともバレていないようなので、ホッと胸をなでおろす。
910山さつ書いた人:04/10/21 02:35:15 ID:/IuqzILD
「ったく…大方ミントンやってて羽でも取り行ったんだろうが…。いい加減次はねぇからな、山崎ィ!」
「ハィィィィ!!」
ギロリと睨みつけられ震え上がる。

(夢…だったのかなぁ?)
そう疑いふと遠くを見つめる。
「…さっちゃん…か…」
ぽつり呟く。
「あ?なんか言ったか?」
「な、なんでも無いです!ははは…」
(…確実なのは給料はパァになることだけだなぁ…)
がっくりと肩を落とす山崎。


それを横でニヤニヤと見つめる者がいた。
(…まさか山崎に女を襲う度胸があったとはねェ…)
実は真っ先にさっちゃんが落ちてきた物音を聞き付けていた沖田。
何事かと思い物影に潜んでいたのだったが…
(早起きは三文の得って言うが…まんざら嘘でもなさそうですねィ。さて、手始めに誰に言いやしょうか…)


山崎の受難はこれからだ。


911名無しさん@ピンキー:04/10/21 02:42:34 ID:V/cL9Ncr
激しく乙です
さっちゃんエロイなー。めちゃ萌えさせて頂きますた
逆に翻弄されてるのが良かったです
最後沖田にバレててワロタw
912山さつ書いた人:04/10/21 02:44:20 ID:/IuqzILD
山さつ終了です。

色々現実的な疑問点がありますが目をつぶってやって下さい…orz
ここまでお付き合いしてくれた方、アリガトン。
913名無しさん@ピンキー:04/10/21 02:46:33 ID:ALSHoHJl
>腐っても真選組
やるねーかsagaru君
さっちゃんエロくていいね
(*゚∀゚)=3 ムッハー
914名無しさん@ピンキー:04/10/21 03:00:16 ID:oph0l6QK
うわ、905で割り込んでしまってスマソです。
さっちゃんの大人の女な感じが色っぽいです。山崎の豹変ぶりが男らしいw
乙でした!
915名無しさん@ピンキー:04/10/21 03:15:52 ID:Ke5xoPRm
さっちゃんの反応がエロカワイくていいですな
本気出した山崎も良かったです
作者さんGJ!
916名無しさん@ピンキー:04/10/21 16:57:19 ID:Nj4slNNX
山さよ書きです。
すいません不快な思いさせてしまって…
応援レスや素敵なSSに調子に乗りすぎてしまいましたorz
おわび代わりになるか不安ですが、山さよ前半投下します。
暗いし無駄に長いのでダメな方は読み飛ばして下さい。
917山そよ:04/10/21 17:32:26 ID:Nj4slNNX


「あ…はっ…帰らなくても…っよろし…んですかっ?」

内壁を舌でこねくり回しながらその上にある芽ごと力強く吸う。
「や山ざ…様ァッ!っああぁぁぁ…ッ」
足の間にある少し長めの俺の髪を小さな手で掴んで彼女は果てた。
ぴぴっと潮吹きが数滴頬を伝い、俺はそのまま拭いもせず顔を上げる。
「…は…山崎様…」
自分のそれを舐め取る彼女の舌を強引に顎を掴んで引き寄せ、
彼女の酸味がなくなる程舌をからめ唇を貪った。
お互いの混じった唾液が糸を引き小さな胸に這う俺の手に落ちると
それすら名残惜しそうにそっとその手を彼女が舐める。
「甘くてすっぱくて苦しくてでも幸せ…これは恋の味でしょうか?」
俺の目の前にきれいになったそれを差し出すと
そうでしょう?という様に彼女は笑った。


「どう思われます?山崎様…」



俺はそれにどう答えればいいのだろう。


918山そよ:04/10/21 17:55:42 ID:Nj4slNNX

「姫様、山崎です。失礼致します。」

「………どうぞ…」
戸を開けるとすさまじい匂いが俺の嗅覚細胞を8割方死滅させた。
「くさッ!ていうかすっぱ!!痛い痛い!鼻孔がちぎれるゥゥ!!」
見渡す限り広がる酢昆布の海。密室で、それも暑い真夏日に。
その丁度真ん中で呆然と座り込んでいる姫様が涙で滲んで見えた。
「沖田さん!?沖田さんだなコノヤロォォォォ!!」
わさわさと纏わりつく酢昆布を蹴散らし障子とガラス窓を次々に開け俺は叫んだ。
そうオー人事並の上司の嫌がらせに、酢昆布の中心で沖田を叫ぶ。
屯所だけでは飽き足らず、むしろ何もわざわざ将軍様のお城でする事じゃないだろうに。
いい加減TPOを学んで大人の階段を上って欲しい。
むしろ上りきって死んで欲しいと願った。
「あの、大丈夫ですか姫様。」
今すぐ片付けます。と今だ呆けている彼女の周辺からゴミ箱に酢昆布を詰め込む。
臭いし、なんかベタつくし、最悪極まりないし、
なんて事してくれるんだ沖田さん。
そりゃ姫様だって現実から逃げ出すわ。
919山そよ:04/10/21 18:11:13 ID:Nj4slNNX
「大丈夫も何も酢昆布撒いたのは私です。」
「……は?」
遠い目のまま呟かれた言葉に思わず手が止まった。
「恋は甘くすっぱいものだとお聞きしました。」
ゴミ箱をわきにどけ俺は彼女の目の前にヒラヒラ手をかざす。
「えーと、大丈夫ですかホント。もうそろそろ戻ってきて下さい。」
「甘くてすっぱくて苦しくて、でも幸せなものだと言うので
 密室に酢昆布を撒き散らしてみました。」
沖田さんに金でも借りてるんですか。という言葉が喉に詰まった。

「私結婚するんです。」

前だけを見据え彼女は泣いていた。

「わかっているのですけれど…一度でいいから恋というものを体験してみたかったの。
 ごめんなさい、自分で片付けますからお仕事して下さい。」
ゆったりと立ち上がり酢昆布を拾い集めるその動作にいちいち品を感じる。
その場しのぎではなく年期の入ったそれが妙に痛々しく思えた。
920山そよ:04/10/21 18:37:04 ID:Nj4slNNX

俺の仕事。イコール姫様の護衛の事で。

そもそも何故真選組である俺が彼女の護衛についているのか。
それは少し前に城を抜け出した姫様を連れ戻す事ができたのが近藤組長ら、
すなわち俺たち真選組だったからだ。
そして今その実績を買われアフターケアよろしく、しばらくの間
彼女の護衛とは名ばかりの見張り役という命を将軍様から承っている。

毎日毎日どこへ行くのも見張り付き。そして後半年もしないうちに
見ず知らずの土地へ嫁いで行く、俺の半分ちょっとしか生きていないそんな少女。
憐れむなという方が無理な話だ。

鼻を啜って酢昆布を拾う姫様と、俺は少しかがんでニコリと目線を合わせる。
「姫様デートしてみませんか?」
きっと彼女にとって人生の少ない光の一つであるこの誘いに
断る事ないと承知で、俺でよければですが。と付け足した。
「密室酢昆布よりは楽しいと思われます。」
真っ赤な目をしばたかせ、俺がびっくりする様な笑顔で
答えた言葉は当然YES。

でもまさか一時の同情に足元をすくわれるだなんて思いもしなかった。





921山そよ:04/10/21 19:03:29 ID:Nj4slNNX
その日のうちに俺と彼女は、男と女として生まれ変わった。
情けでいいから最後に思い出が欲しいと言う彼女に
最初は断固としてそれを拒んでいたが、城を抜け出したあの日に私はもう…と
事細かにカミングアウトし始めちゃったので、あわあわと情にほだされてしまった。

で、それが女という性をナメていた俺の罪なワケで。

姫様はバッチリ初めてでしたコノヤロー。

笑い事にできない事実に彼女は
「誰にも言いません。一生心の中に仕舞って生きていきます。」
と、自分勝手にキレイな涙をこぼした。
そうしてくれると助かりマス。と思ったのも束の間
局長直々に呼び出され、更に女の怖さを知る。

「将軍様の妹君の膳に何者かが毒が盛ったそうだ。
 監察を寄こせとの事だが…山崎、行ってくれるか。」

つまりしばらく城で寝泊りしろという事で
気まずいから嫌ですとも言えず、俺はしぶしぶ城へ向かった。

「山崎様、御足労申し訳ございません。
 護衛も兼ねて、とお聞きしましたのでこちらの部屋をお使い下さいませ。」
と、いう女中の言葉と用意された姫様の隣部屋にはもう何だか
渇いた笑いが出た。



922山そよ:04/10/21 19:43:17 ID:Nj4slNNX

「そんなに見ないで下さい、山崎様…。」
俺は姫様に出された夕膳の毒見を終え、毒を盛られた割には
平気で箸が動く彼女をムスッと見つめ続けていた。
「どうしてこんな回りくどい事をするんですか。」
何がです?と首をかしげる彼女に、立場を忘れ怒鳴りちらしそうになるが
ぐっと堪え話の先を続ける。

「毒を盛られたって嘘ですよね?婚約解消おめでとうございます。
 でも俺まで巻き込まないで下さい。」

この一連の騒動で、疑われちゃ困るとタイミング悪く相手方から
姫様の御縁談は白紙に戻された。
むせび嘆く将軍様からその言葉を聞いた時これは彼女の狂言だと確信した。
俺だって護衛の他にも仕事があるのだ、彼女の嘘に付き合う程暇ではなかった。
「やっぱりバレてしまいましたか…」
静かに箸を置く姫様に嫌悪感を抱く。

「まさかこんな大事になるだなんて思ってもいませんでした。」
ぽつりぽつりと話すその仕草に自分の勘違いを悔やんだ。
「ごめんなさい。巻き込むだなんてそんな…。御迷惑でしたよね。」
眉を下げ目を伏せて俯くその仕草。
「でも…もう一度山崎様にお逢いしたい一心それだけで…」
捨て犬の様に肩身を狭くしているその仕草。

かわいそうな自分をエサに同情を引こうとするその痛々しさに
デジャヴを感じた。
923山そよ:04/10/21 19:50:32 ID:Nj4slNNX
とりあえず前半です。
がんばった割には無駄に長いしエロ少なくてすいません!
後半もう少しはエロくなると思いますので良ければお付き合い下さい。
924名無しさん@ピンキー:04/10/21 20:03:47 ID:AuXDmvOq
山そよキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

そよ姫がかわいくていいですね。
925名無しさん@ピンキー:04/10/21 20:09:51 ID:Nj4slNNX
山さつ読ませて頂きました。
ギラ付いた目最高です。さっちゃんエロかわいい禿同!
また再会したらどうなるんでしょう?
山さつ書きの方、お疲れ様でした
926名無しさん@ピンキー:04/10/21 21:15:01 ID:eDNSHa0i
     ∩
(;´Д`)彡 山崎!宿題係!
   ⊂彡
927名無しさん@ピンキー:04/10/21 22:30:20 ID:/IuqzILD
山さよ書きさんGJ!!
酢昆布だらけでセカチューネタ受けました。
姫と忍者ものって好きなので…頑張デース(´Д`*)

>>925
読んで下さってども。また機会がありましたらコッソリと…。
928山そよ書き:04/10/22 09:32:33 ID:cQF7SNK4
>>924さん
キター!!コールありがとうございます。
でもこれからそよ姫が更にどす黒くなりますのでご注意下さいね!
>>926さん
はい山崎ですよ!…しゅ、宿題係…??…うん!宿題係ー!!w
>>927さん
受けて頂けて光栄です!頑張りましたがエロが…鬱
変わりに書いて頂きたい程ですorz


レス番が900を超えていますし休み返上で後半投下します。


ラストのレスについてですが
そよ姫が精神的にアレなので苦手な方はエロのエの字もないので読まない方が懸命です。
読まなくても拙いですがちゃんとオチますのでそれだけよろしくお願いします。
929山そよ:04/10/22 10:38:44 ID:cQF7SNK4

「あっあっあっあっあっあっ!」

膝の下に腕を入れ、足を大きく広げさせて後ろから攻める。
俺のあぐらの上で下から突かれるのが姫様のお気に入りの体位だ。
「やっ山ざ…様ッも…う…」
「まだ、です。も…ちょっと…」
ゆっくりと彼女の体を前に倒し、細い腰を掴む。
まっさらなシーツに黒い髪が舞い落ち、ギリギリまで引き抜かれた
結合部に透明な液が滴るのが目に入った。
「は…っ丸見えだ…」
薄く笑った俺の声に彼女は振り返り、ダダをこねる様に嫌々と首を振るう。
「我侭ですね…こう、ですか?」
「あっ…ひああぁっ!」
ぐっと一気に奥まで突くと高い悲鳴をげたので
俺は反射的に彼女の口元を手で覆い、お仕置きがてらうなじに噛み付いた。
「しー…です、バレたら困るでしょう。」
うなじから耳元へ唇を這わせ、荒い息ごとそう囁く。
「んっ…ふ、ふぁ…っ」
必死で声を抑え、俺の指をしゃぶって快楽をやりすごすその様に
なけなしの嗜虐心が煽られた。
「お姫様なのに、虐められるのが好きなんですね。」
わきから手を伸ばし薄皮の剥けてしまった芽を
中指でぐにぐにと潰して、小さな胸を掴む。
「ひッ…はああぁぁ…ぁあッ!!」
きゅうぅと締まる感覚にそのまま我武者羅に腰を進めると
真っ白な背中に全てぶちまけ、俺も果てた。

あぁ、何時まで俺はこんな事を続けていくのだろう。

930山そよ:04/10/22 11:07:58 ID:cQF7SNK4

根性が足りないと言われればそうなのだが。
俺は一つの感情に固執できる様な性格ではなかった。

嘘を付かれ、半ば無理やり城へ連行された俺の怒りは
三日もしないうちにどうでも良くなってしまい、
そして「一度一線を越えてしまった男と女」というものは
また簡単に体を重ねるようになる事を己の体で知る。

あれから日に何度も人目を忍んで彼女と俺は抱き合っていた。

よくもまあバレないものだとか、こんな幼い少女にだとか、
思う事が多々あるものの日々は淡々と進んでいく。
始めのうちはそれらに幾分か触発され、多少興奮する事ができたのだが
一連の事で、愛も情すらも湧かない相手では徐々に磨り減って行くだけで
三ヶ月も過ぎた今、正直辛いものがあった。
本来ならば触れる事さえ咎められてしまう様な彼女を相手に
何を贅沢な…とも考えたがやっぱりキツイものはキツイ。


俺から抱くことが少なくなった事を、姫様はどう思われているのだろうか?
それだけがほんの少しだけ怖ろしく思えた。

931山そよ:04/10/22 11:33:14 ID:cQF7SNK4

そしてまた日は過ぎ、そんな俺の元に何も知らないであろう局長から
「山崎、もうそろそろ帰ってこい。お・妙・さ・んvの近藤よりvvv」
との便りが来たものだからこれ幸いとそれに便乗し、俺は荷造りにせっせと励んでいた。




「帰ってしまうって本当だったのですか?」
「はい、局長から文が届きまして。」
最後の毒見になりますね。と何事もなかった様に俺は膳を探る。
まさかとは思うが、彼女が本当に毒を盛っていないか
これ以上ないだろうという程、舌で丹念に確かめてから租借した。

「そう…では最後のお仕事しっかりお願い致します。」

やっぱり何か盛ってあるのか!?と背中に嫌な汗が流れる。
にこっと笑う彼女に努めて俺も極上の笑顔を返した。

「もしも今、私が倒れてしまったら山崎様が疑われてしまいますものね。」

「・・・……は…?」

ゴクリと大して毒見もしていない口内の浅漬けを、噛む事もできず俺は飲み込んだ。
「何の…冗談ですか…?」
良く考えなくてもすぐにわかった。

彼女はまた、狂言を企てるつもりだ。


932山そよ:04/10/22 11:48:00 ID:cQF7SNK4

「だから、もしもの話です。」

にこにこと笑い続ける彼女に、俺は真っ白になった。

もしも毒見である俺が無事で、姫様が倒れてしまったりしたら
薬物の知識が豊富で彼女の一番身近にいる部外者な俺は
暗殺者として仕立て上げられる事まちがいなしだ。
運良く疑いが晴れても勤務怠惰で組から切腹を命じられる。

そればかりか彼女が自ら体を張って毒を煽り、死んでしまったりしたら…


「あらぬ所を解剖されたり、調べられてしまったら、全てバレてしまいますもの。
 きっと私、山崎様に悪くて…死んでも死に切れませんわ。」



933山そよ:04/10/22 12:20:39 ID:cQF7SNK4
ジュルジュルと卑猥な音を立てて俺を咥えこむ小さな口に意識が遠のいていく。

「…はっ…く…」
飛ぶギリギリのところで疲れてしまったのか、弱まる舌の動きに焦れて
彼女の頭を両手で挟むと腰を数度押し付けてそのまま果てた。
飲み込みきれずポタポタと手のひらにこぼれる白い汚物を
すする様に舐め、うっとりと彼女は微笑んだ。

ベタベタに汚れた口元のまま、口付けようとするので
俺は彼女を押し付けどさりとマウントポジションに立つ。
「ん…苦…ねぇ、山崎様。これも…」
その先を聞きたくなくて指先を彼女の口内に滑らせ
舌を挟むと、赤く色付く胸の尖りに歯を立てた。
「ふぁッ…んん…ふふ…」
舌を尖らせ執拗にこねりながら、
もう一方を彼女の唾液でヌメる指でぐりりと摘む。

嬌声を上げ俺の頭部をか細い腕で抱くと彼女は小さく笑い
途切れ途切れに呟いた。

「ずっと」

「側に」

「いらして下さい」

「山崎様…」



934山そよ:04/10/22 12:40:07 ID:cQF7SNK4

縁側で、空に向かう焚き火の煙を見ながら近藤は部下を想う。

「なぁトシ、山崎はまだ戻らんのか?」
「あぁ、何やらえらくそよ姫が奴を気に入ってるらしいが…」

それにしては何かおかしい。と、土方は紫煙をなびかせ腕を組んだ。
杞憂ならいいが、奴に何かあったのかと目を伏せ考えた。その時。

スパーンッと音を立て、勢い良く開いた障子の向こうで
沖田が力の限りで思いのたけを叫んだ。

「あーあ!俺ぁ山崎じゃなく土方さんがどっか行っちまえば良かったですぜィ!!」
「あぁ、何やらえらくオメーが俺を気にいらねーのは、よっくわかった。
 介錯すっから腹切れや、総悟。」

真剣「で」じゃれあう二人を余所に、近藤は沖田のいた部屋の片隅を見る。
そこにあるのは壁に立て掛けられた、ミントンラケット。
ため息をつき、また空を見上げてその持ち主を想った。


「山崎ぃ…みーんな心配してるぞー?帰って来ーい…」


935山そよ<ラスト>:04/10/22 13:18:00 ID:cQF7SNK4




眠れない日々が続いていた。
自分で睡眠薬を処方してそれを飲むこの頃。
そんな事お構いなしで、真っ白な肌を晒したまま眠る姫様を
俺も一糸纏わずあぐらをかいたままでぼうっと見つめた。

「恋でしょうか?」

何度もそう聞かれたものの答える事ができず、毎度のように
強引に口を塞いだり、口付けたり、俺はその問いをうやむやにした。

だって彼女は俺を嫌っているのだ。
いや、もうすでに憎んでいるのかも知れない。

かわいそうな自分が大好きなのに、出生以来の立場ゆえか
人に憐れまれる事を嫌う彼女。
やさしくして優越感に浸った俺を、結局言いなりになってしまう俺を、
簡単で馬鹿な生き物だと見下している癖に、そんな俺に恋だの愛だの
自分を誤魔化して抱かれる事でまた、自分で自分をかわいそうだと
こんなにがんばって尽くしているのにと、悲劇のヒロイン気取りで
彼女は自分にうっとりしているのだ。
936山そよ<ラスト>:04/10/22 13:19:15 ID:cQF7SNK4



それは恋なんてもんじゃなく、ナルシズムって言うんですよ、姫様。



きっとまた今日も同じ様な問いを俺にするのだろう。
YESと答えれば逃げ道すらなくしてしまうし
NOと答えればプライド以外の全て、命すらなくしてしまう。
前髪を掴んで掻き乱し、俺は姫様の隣へ倒れこむ。
どちらを選んでも今更な気がするのだがもう限界が近い。

とろとろとやってくる薬の効果に屯所の皆を想った。
もう戻れないかもしれないし、戻れたとしてもこんな俺じゃ…と
色んな事を考えては途方に暮れてしまう。それでも。



乗るか、反るか。俺は今日こそ選択をしようと瞼を伏せた。


937山そよ書き:04/10/22 13:44:11 ID:cQF7SNK4
終了です。いやしかし長いですね、すいません。
もし読んでくださった方がいれば恐縮です。
そしてわかってます、エロでもパロでもなくなってしまって
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。orz
途中で中断するのはどうしても嫌だったので…
は!初心者が!と鼻で笑って許して下さい。本当に失礼しました!

938名無しさん@ピンキー:04/10/22 18:59:28 ID:Y5gwzdn+
ネ申キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
GJGJGJ!!
そよ姫気に入りました!!
すんげーおもしろかったです
939名無しさん@ピンキー:04/10/22 19:11:26 ID:wZqHbpdn
山さよ書きさんお疲れ様(´∀`)b
940名無しさん@ピンキー:04/10/22 20:54:02 ID:hWPka/ZF
さよ?いっきゅうさん?
941名無しさん@ピンキー:04/10/22 21:39:23 ID:wZqHbpdn
スマン間違えた。

山そよ書きさんGJ
942名無しさん@ピンキー:04/10/22 21:41:19 ID:k/fSnnpC
山そよ書きさん乙でした。ブラックそよ姫ごっさ萌えました。
山崎もかっこ良過ぎ!退スキーなのですげえ嬉しかったです。
ありがとん。

このスレももう900超えたんですね。早いなあ。
943名無しさん@ピンキー:04/10/23 14:27:44 ID:IdO+0c3d
俺女臭い空気も結構嫌なわけだけれども。
944名無しさん@ピンキー:04/10/23 14:50:39 ID:NPiOg2eP
かといって本スレで失笑モノなんて書くのもどうかと思うよ。
21禁じゃない板で21禁の板にあるスレの話してるんだからな。
945名無しさん@ピンキー:04/10/23 15:52:55 ID:ZLvqehD/
色んな性格の人間がいて、色んな喋り方をする人間がいる世の中にある
自己申告のない匿名掲示板での性別を勝手に決め付けて
失笑とか言ってる人間のほうが俺にしたら失笑ものなんだが。
この世界は自分に見えるものだけでできてると思ってんのかね。
946山そよ書き:04/10/23 16:23:17 ID:TwErDPdr
賛否両論ですが感想ありがとうございます。
山崎の語りなので、私と同じ女であるそよ姫の浅はかさを
普通の男の人になりきって、どう思うのか、それにどう落ちていくのか
必死に考えて書いたのですが…やはり女の私では限界があったみたいですね。
正直に言いますと、女の方より山崎と同じ男の方にうわ〜怖え〜でも萌え〜と
言わせようと思っていました。はい、私浅はかです。
だから女の方には、え〜何これ山崎最低じゃん!と嫌われるだろうと
覚悟していましたが、私の戦略とまったく正反対になったのでしょうか?w

>>938-942さん、神とまで…いやいやそんな大層な言葉、本当にありがとうございます!
>>943-944さん、なりきれてない上見苦しかったと思います、申し訳ないです。
エロも少ない上、パロれてなく失笑まちがいないです…本当にすいません。

長々とお付き合い下さり、皆さんもお疲れ様でした!では。
947名無しさん@ピンキー:04/10/23 16:33:02 ID:c391pLWn
>>945
週漫板から乗りこんできたの?
948名無しさん@ピンキー:04/10/23 16:42:58 ID:ZLvqehD/
>947

もともとここの住人だけど?あっちの住人でもあるが。

ウザいんだよ女、女って。そりゃ女だっているだろ世界の半分は女なんだよバカヤロー。
949名無しさん@ピンキー:04/10/23 18:13:04 ID:i7kWx/cl
黒い猫でも白い猫でも
鼠を取るのが良い猫だと思う
950名無しさん@ピンキー:04/10/23 18:36:05 ID:v8mOFp+G
>949
例えの意味が分からない俺ってバカなのか…
951名無しさん@ピンキー:04/10/23 18:41:38 ID:pXdiuBFW
>>950
つまりは萌えるのを書けるならネット外の性別はどうでもいいってことだろ。

この漫画のスレに関しては、ちょっと特徴的なお嬢さんが多いぞ。
2chの男慣れしてない感じがする。煽りにも人一倍弱いタイプばっかりだし。
作品以外の作者の影を残さないようにするのが一番の得策だよ。

俺は女の作者でも萌えるものは萌えるし、別になんとも思わないけど
女ってのを明らかに臭わせた作者レスがつくと、面倒な話になりやすいから萌えるものも萌えなくなる。
女作家の人は、面倒なレスばっかでせっかくのスレが埋まらないように、考慮してやって欲しい。
952951:04/10/23 18:44:24 ID:pXdiuBFW
×面倒な話になりやすいから萌えるものも萌えなくなる

○いちゃもんつけてくるレスがつきやすいから、せっかくの萌えも萌えにくくなる
953名無しさん@ピンキー:04/10/23 19:00:33 ID:v8mOFp+G
>951
おお、そうか!ありがと
お前いい奴。
954名無しさん@ピンキー:04/10/24 01:10:41 ID:fljsHsH4
せっかくの神も、同人サイト女管理人臭バリバリなレスを残すとちと萎える。
同じく男女あってのエロパロなのに、山崎、沖田等々、
男にしか興味のないはしゃぎ方のレスも萎える。
955名無しさん@ピンキー:04/10/24 01:16:17 ID:WQtfvxIf
贅沢だなぁ。
956名無しさん@ピンキー:04/10/24 01:38:18 ID:7MkgqSp0
しかし黒いさよちゃんと
薬物の知識が豊富な山崎はいいわね。
957名無しさん@ピンキー:04/10/24 01:42:54 ID:JF9CzAKd
作品と作者を分別したい気持ちはよく分かります。でもいちいちレスに文句言っていたら書き手さんがいなくなってしまいますよ?せっかく900切ったんですから…。
958名無しさん@ピンキー:04/10/24 02:16:55 ID:I2uLd9do
このスレ、イイ
銀タマそれほど好きじゃないのに ちょっとのぞいたら全部読んじまった
2時間かかった もうねる
959名無しさん@ピンキー:04/10/24 08:59:20 ID:+Srt0w6d
おやすみ
960名無しさん@ピンキー:04/10/24 13:21:07 ID:xKSBhBqa
女にしか興味のないはしゃぎ方のレスの方が多かったよ
961名無しさん@ピンキー:04/10/24 15:18:37 ID:JF9CzAKd
>>960
それは、女性しか興味を示さないような内容のレス、女キャラにしか興味がないという内容のレス、どちらの意味でしょうか?
962名無しさん@ピンキー:04/10/24 15:27:06 ID:W/3D4VHn
女がどうこうより21歳以下がたむろってる時点でダメだと思うな…
隠せないのもだからだと思うが。
963名無しさん@ピンキー:04/10/25 00:54:01 ID:f4InVnFn
つーかむしろ20代後半が多い、と見たが。
964名無しさん@ピンキー:04/10/25 00:57:40 ID:tUiSCjLv
…どこが?
965名無しさん@ピンキー:04/10/25 01:07:47 ID:1+sK0I/E
投下するほうから言わせてもらえば、感想ならどんなレスでも嬉しいよ。
966名無しさん@ピンキー:04/10/25 01:18:55 ID:tUiSCjLv
投下する方も21歳以下だから気付かないんだよな。
967名無しさん@ピンキー:04/10/25 06:36:45 ID:RHJCk4Fk
取りあえず、山崎がメインでくること自体マジで男性はビックリなんですよ。
注目する部分に、もの凄い温度差だと感じすまた。
別に貶してるんじゃなくてさ。
968名無しさん@ピンキー:04/10/25 08:26:48 ID:IPTS5K9y
>967
俺は山崎が分からなかったクチ。ジャンプ読み直したよ。
まあ男は肉棒と割り切れば誰でも気にならんからどんどん書いてくれ。
969名無しさん@ピンキー:04/10/25 10:36:38 ID:qI/24KWy
感じ素股(;´Д`)ハァハァ
970名無しさん@ピンキー:04/10/25 12:01:18 ID:KiXMspKA
男性も遠慮せず書いて
971名無しさん@ピンキー:04/10/25 15:25:21 ID:aGVnyMu8
>>967>>968
それはほぼけなしているに近いと思うんだが。黙っとけと。
俺が作者なら二度とかかねぇよ。
972名無しさん@ピンキー:04/10/25 19:32:52 ID:pCPKVVUD
>取りあえず、山崎がメインでくること自体
>マジで男性はビックリなんですよ。
なんでびっくりなんだ?
山崎は一度きりのゲストキャラじゃないぞ
973名無しさん@ピンキー:04/10/25 20:13:28 ID:PqdOZPPS
ゲストキャラじゃないのかもしれんが、エロパロにおいては男はどうでもいいしなあ。
女キャラのエロいのが見たい訳であって
そんな印象薄い奴の事なんか覚えてないって。
逆にゲストキャラでも印象の強い陸奥とかさっちゃんとかは覚えるが。

で、次スレはどうするんだ?
974名無しさん@ピンキー:04/10/25 21:18:24 ID:pCPKVVUD
ふむセックスしてればそれで良いって訳か
チンコ人間てやつか…
まぁその辺はぶっちゃけ同感なんだが
975名無しさん@ピンキー:04/10/25 21:21:09 ID:pCPKVVUD
>>971
AVみたいなもんだよ
男はチンコ以外必要が無い
むしろ辺に存在感があると
妄想の邪魔になる事が多い
976名無しさん@ピンキー:04/10/25 21:24:44 ID:f4InVnFn
女の好きな設定・男の好きな設定どっちもちがってあたりまえなわけだし
まぁまぁ なんでもエロけりゃいいじゃん。
977名無しさん@ピンキー:04/10/25 21:35:05 ID:e41Es0YK
とりあえずその男の読み物を書いてみろと
978名無しさん@ピンキー:04/10/25 21:44:33 ID:pCPKVVUD
あ、某AV監督が
セックスの為のビデオか、
オナヌーの為のビデオか にもよるって言ってた
男女差はここから来るものかもな
979名無しさん@ピンキー:04/10/25 21:59:52 ID:sCO92tQp
男性もどんどん書いて投下してみては?どんな形式でも気にならないし。エロさえ入ってればいいよ
980名無しさん@ピンキー:04/10/25 22:08:31 ID:pCPKVVUD
文才が無い
981名無しさん@ピンキー:04/10/25 22:53:21 ID:1+sK0I/E
じゃあシチュだけでも書いて。書こうと思っても最近のゴタゴタでシチュすら浮かばないよ。
982名無しさん@ピンキー:04/10/25 23:45:34 ID:RHJCk4Fk
そろそろ次スレおながいします
983名無しさん@ピンキー:04/10/26 00:17:27 ID:rW9fdfr2
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ2【しろくろ】
http://idol.bbspink.com/eroparo/dat/1098717339.dat

次スレたてました
984名無しさん@ピンキー:04/10/26 00:20:49 ID:rW9fdfr2
すまん、こっち_| ̄|○
【銀魂】空知英秋作品でエロパロ2【しろくろ】
http://idol.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1098717339/l50
985土方×妙の人:04/10/26 00:48:10 ID:Wj2mZqd+
スレ立て乙!

大変にお久しぶりです。
書き慣れない三人称視点の難しさに、正直フェイドアウトしてしまおうかと
思ったりもしましたが(すみません)、上のほうで気にかけてくださった方が
いらしたので舞い戻ってきた現金な奴です。
現スレの間に完結させたかったのですが、もうこっちには投下しない方が
いいのかな…?


986名無しさん@ピンキー:04/10/26 01:02:40 ID:rW9fdfr2
>>985
人寄せと即死回避のためにも
次スレの方が良いかと。
987名無しさん@ピンキー:04/10/26 01:13:57 ID:ecUy49+W
このスレの職人さんたち、うまい人多いとおもうんだが
サイト持ってる人いるんでしょか?
ふだん回ってるギンタマサイトよかオモシロイ
988土方×妙の人:04/10/26 01:19:45 ID:Wj2mZqd+
サンクス。向こうに投下します…っつーかまだ書きあがってないわけなので
どっちにしてもこの残りレス数じゃ無理ですね…。
989近妙で埋めよ増やせよ:04/10/26 22:25:33 ID:kgBmPlxt
「姉御〜〜。
 姉御はどーして子沢山なの〜?」
「んー?
 それはねぇ、
 ゴリラと結婚しちゃったからよ〜」
「姉御はどうしてゴリラと結婚したの〜?」
「んー?
 それはねェ」
「一時のテンションに
 身を任せてしまったからよ〜」
「神楽ちゃんも若いからって後先考えずに行動しちゃ駄目よ〜
 せめてゴムは着けなさい!!」
990名無しさん@ピンキー:04/10/26 23:43:16 ID:afBGNaao
いいね、性教育(W
991名無しさん@ピンキー:04/10/27 22:08:57 ID:BwTT4ymA
>898
ワロタ

陸奥関係って投下されないけどやっぱり言葉の壁がデカいのか
書きにくそうだしな
992近妙で埋めよ増やせよ 2:04/10/28 00:42:19 ID:367GRPms
「姉御に言われたくねーよ5児の母が」
「じゃーな まるでダメなお母さん
 略してマダオ」

「……フフ …ったく最近の娘は
 アレ?おかしーな 前がかすんで見えないわ」

…マダオ 今の私にはお似合いの言葉ね。

ちょっと前まではかぶき町のネオンの蝶だったのに
もののはずみでゴリラとあんなことしちゃって

ゴリラから結婚申し込まれて
嫌だから蹴り殺そうとしたら

子供が先に出来てた。
993名無しさん@ピンキー:04/10/28 03:22:30 ID:Qb+59RoN
まあこう言っちゃアレだけど


肩身せまいね、男連中
994名無しさん@ピンキー
でもSSとか書けないしな。