【銀麗】横山光輝世界でエロパロ【サリー】

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1名無しさん@ピンキー
昨日、惜しくも亡くなられた横山光輝先生の作品のエロパロ総合です。
そこから派生したアニメや小説もOKで。

2名無しさん@ピンキー:04/05/01 22:32 ID:wk9oNzPp
生意気な幻夜をシめてやるッ!

混世魔王樊瑞が見守る中、制裁は行われた。
既に幻夜の口にはヒィッツカラルドのサオがねじ込まれている。
「レッド、コマしたれ」
樊瑞が言うと、マスク・ザ・レッドはジッパーを下げ逸物を取り出した。
悠に一尺はあろうかという巨大な忍者刀に、幻夜はぶるっと震えた。
しかし、その恐怖とは裏腹に―――いや、幻夜にとってはその恐怖こそが
色欲を沸き立たせるものだったのかもしれないが―――幻夜の花らっきょうの
様な小振りの一物は痛い程にそそり立っていた。
その「花らっきょう」の皮を十常侍が唇でちゅるんと器用に剥く。
十常侍の口中にアンモニア臭が広がる。
そして、レッドの一尺竿が幻夜の菊門にねじり込まれていく・…。
最強十傑集によるド迫力の4Pファック。
まだ、幕が開いたにすぎない。
悦楽は、ここから始まる。夜はまだ終わらない… 。
3名無しさん@ピンキー:04/05/02 01:42 ID:vD0ONjbS
追悼age
4名無しさん@ピンキー:04/05/02 02:09 ID:6nJUiNl9
FXはダメなんかー?
5名無しさん@ピンキー:04/05/02 02:14 ID:vD0ONjbS
>>4
>そこから派生したアニメや小説もOKで。

つうことでOKで
6名無しさん@ピンキー:04/05/02 14:08 ID:bgrK3COM
ロデム女性体で
7名無しさん@ピンキー:04/05/02 14:12 ID:A0FzeKaS
バビルはすげえ嫌がってたな、ロデムが女になるの。
8名無しさん@ピンキー:04/05/02 21:09 ID:XlvxC3eH
>>7
そうだったっけ?
9名無しさん@ピンキー:04/05/03 16:31 ID:Z/PujOqj
>1
昨日?
10名無しさん@ピンキー:04/05/03 22:45 ID:18SIKLB3
サリーちゃん陵辱?
11名無しさん@ピンキー:04/05/04 02:09 ID:fE/RthpI
FXなら女の子も多少はいたね
12名無しさん@ピンキー:04/05/04 21:14 ID:fE/RthpI
FXのフランソワーズで
13名無しさん@ピンキー:04/05/04 21:15 ID:fE/RthpI
FXのフランソワーズで
14名無しさん@ピンキー:04/05/04 21:37 ID:uNsp6euh
確かFX本編で主人公の母親の尋問シーンがあったよーな。
折笠愛さんの声だったか?あの声が身悶えてるのはとりあえず小学生にはいろいろ刺激が強すぎた
15名無しさん@ピンキー:04/05/05 00:15 ID:pkNzCYh5
>>14
> 折笠愛
うっ、それは刺激強い…
16名無しさん@ピンキー:04/05/05 11:49 ID:BP1/ZOSP
影丸と百合(由比小雪編で影丸をかくまった娘)を期盆。
17名無しさん@ピンキー:04/05/05 13:50 ID:RyLRt4w/
いまやってる鉄人ってどう?
18名無しさん@ピンキー:04/05/05 13:55 ID:JZEtrD2H
では、正太郎で元祖ショタSSをキボン
19名無しさん@ピンキー:04/05/05 20:26 ID:hYR6RHvJ
劉備の母×関羽×張飛

3Pキボン。
20名無しさん@ピンキー:04/05/05 21:10 ID:860fdpqM
即死予防。

影丸って忍者であの美少年面だから房中術も叩き込まれてるんだろうな。
半蔵にやったりやられたり・・・w
21藤田啓介@明治経営:04/05/06 12:21 ID:bWxM2FPV
21
22名無しさん@ピンキー:04/05/06 12:51 ID:sfNKd5uf
 GRの十常寺は道教の術使いだから房中術も嗜んでいたりするんだろうか。
23名無しさん@ピンキー:04/05/06 20:34 ID:FwlzcVm4
やっぱ銀麗でしょ
24名無しさん@ピンキー:04/05/07 01:17 ID:lk8erIfn
Mask the REDで
25名無しさん@ピンキー:04/05/07 13:11 ID:hQMoxEUF
保守っとこう
26名無しさん@ピンキー:04/05/07 15:17 ID:5jkzqVVg
♂楊志×♀楊志

などと言ってみる
27名無しさん@ピンキー:04/05/07 16:54 ID:7OQmLTGI
>6

ロデムたんの肉球ぷにぷに (;´Д`)/ハァハァ

鈴付き首輪を付けられるロデムたん (;´Д`)/ハァハァ

首に猫用エプロンを着用するロデムたん (;´Д`)/ハァハァ

御主人様を慰めるロデムたん (;´Д`)/ハァハァ

28名無しさん@ピンキー:04/05/08 09:05 ID:Koku4nHr
>>27
声が野田圭一だが、それでも良いかね?
29名無しさん@ピンキー:04/05/08 18:31 ID:VJzsh3QN
>28 女性化しても声だけはかわらず、恥かしがって声を
こらえるロデムたん(;´Д`)/ハァハァ

 むしろ、女性化はしても人間化しない方が
猫科フェチ的には萌え。
30名無しさん@ピンキー:04/05/08 19:04 ID:wsjcF2Gs
>>29
猫耳、肉球、尻尾付きロデム!
31名無しさん@ピンキー:04/05/08 19:11 ID:5nx7ixPd
>>27
コトに応じる前に、まずバビル様に女性のタイプの伺いを立てるロデム
「身長や髪の長さについてご希望はございますか」
「胸はどれくらいの大きさがよろしいでしょうか。」
「では、このような姿では(ここから声が女性化して)いかがですか?」

なんてやり取りの後、バビル様にご奉仕しているロデムたん
なんせあの塔に若いオトコが何日も一人っきりだもの

んで、出したモノは大切に冷凍保存して、次の当主を人工授精してたりしてな(笑)
32名無しさん@ピンキー:04/05/08 22:18 ID:nBuVpvk+
アニメ版だけど、バビルがふられて落ち込んでるのをロデムがふった女に変身して慰めようとした時がある。
バビルは「冗談はやめろ」と思いっきり退いていた。
33名無しさん@ピンキー:04/05/09 09:10 ID:99BsRAur
捕らえられたバビルの前でヨミに奉仕させられるロデムキボン
34名無しさん@ピンキー:04/05/10 17:02 ID:Ef5KYbWR
ゲエッ!関羽!!
35名無しさん@ピンキー:04/05/10 19:11 ID:bUPm1mmI
ジャーンジャーン
36名無しさん@ピンキー:04/05/11 00:24 ID:x8ekhGld
>>11
確か小桜エツ子がやってたメガネっ子は、12歳でバストが78あるって設定じゃなかったっけ?
37名無しさん@ピンキー:04/05/13 01:40 ID:R/lo1Pvs
age
38名無しさん@ピンキー:04/05/14 14:59 ID:oH1wGleQ
ゴッドマーズでエロSS書こうかと思うが
タケル×ミカって、需要無さ過ぎかな?
39名無しさん@ピンキー:04/05/15 03:46 ID:hQ2carUq
むしろタケル×バレン希望
40名無しさん@ピンキー:04/05/16 11:34 ID:LaHJjL/t
ゴッドマーズは横山作品じゃねぇよ!
あれは藤川作品

マーズという原作に対して共通する部分って、名称だけで、あと関係ないでしょ
横山作品のエッセンスなんて、どこにも残ってないし
41名無しさん@ピンキー:04/05/16 21:34 ID:r4rnkB0M
42名無しさん@ピンキー:04/05/17 09:52 ID:Xpfdt6EN
うん。ゴットマーズはあれはあれで悪くないが
横山作品と言われるのは心外だね(w

43名無しさん@ピンキー:04/05/17 17:10 ID:4FzsII+7
まあいいじゃん!
>>1にも>そこから派生したアニメや小説もOKで。 ってあるんだし。
とりあえずSSの投下初めを!
44名無しさん@ピンキー:04/05/17 17:38 ID:Tbd9bfjQ
派生・・・アレを派生と言い切るのはなぁ・・・・
ここより寧ろスパロボスレ向きと言ってみる
45名無しさん@ピンキー:04/05/25 21:52 ID:VEYUofJJ
>>31-32
ロデムタン'`ァ(´д`) ,、ァ


半角の横光スレ落ちちゃった?
マッド敷島×高見沢さんを待っていたのだが。
46名無しさん@ピンキー:04/05/27 17:38 ID:Kefse6pW
正太郎拉致監禁拷問記念age
47名無しさん@ピンキー:04/05/31 18:38 ID:TMBtYI++
ほしゅ
48名無しさん@ピンキー:04/06/03 20:20 ID:A7Y1a62G
ハァハァスレ見られねーのでこちらに。
アニメで高見沢さんが誘拐される展開とかないのかね?
49名無しさん@ピンキー :04/06/08 09:37 ID:8KyXJCb4
何気なく保守
正太郎くんモノ キボンヌ、と…だれか燃料を下され……。
>48
ハァハァスレってアニメ板の?
下がり過ぎたかね。
50名無しさん@ピンキー:04/06/08 11:46 ID:aSCp5kbY
正太郎 「や、やめろ! 鉄人!!!」
鉄人 「ガオーーーーーーー」
51名無しさん@ピンキー:04/06/09 00:27 ID:H5pO6PI4
 アニメのGRは楊志女体化
52sage:04/06/09 08:21 ID:g7SChBVO
↑うわ〜燃料もらった!急にヤル気でた!アリガトン!!!>51
53名無しさん@ピンキー:04/06/09 08:23 ID:g7SChBVO
↑がっついて名前欄にsage入力してしまった…逝って来まつ…
54名無しさん@ピンキー:04/06/09 21:37 ID:zWZB37MX
くノ一・楓
55名無しさん@ピンキー:04/06/10 21:53 ID:uLC04BSo
(ノ_・)
56名無しさん@ピンキー:04/06/12 21:33 ID:KM7v3ylO
コエンシャク×ロデムまだ?
57名無しさん@ピンキー :04/06/14 02:49 ID:FlUldRa0
女楊志をロデムで縛ってもらおうよ。
58名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:31 ID:kkCr0eM2
瓊英&虎三嬢
59名無しさん@ピンキー:04/07/01 01:33 ID:rhGLwKO5
にゃにゃにゃにゃにゃーにゃ♪
60名無しさん@ピンキー:04/07/01 20:08 ID:VliUQwyn
あっ、ロデムさま
61名無しさん@ピンキー:04/07/02 00:00 ID:s2Yv5vct
すごい古い作品だけど戦国獅子伝は?
横山漫画には珍しくエロシーンが多かったが・・
62名無しさん@ピンキー:04/07/03 01:30 ID:liXG4f9k
63名無しさん@ピンキー:04/07/06 19:34 ID:PyoizPxl
戦国獅子伝いい
64名無しさん@ピンキー:04/07/06 23:19 ID:IR7cirfx
GRの外伝には入浴シーンがあったよね。
65名無しさん@ピンキー:04/07/06 23:48 ID:kq6pOF/1
>64
アルベルト様ハアハア'`ァ(´д`*) ,、ァ
尻のアップ万歳
66名無しさん@ピンキー:04/07/08 23:02 ID:0qWrPsUl
>65 素晴らしく引き締まっていましたね。
さすが、十尻集は鍛え方が違う

 銀鈴は大きくて柔かそうだった。
67名無しさん@ピンキー:04/07/13 06:43 ID:8AVd7FZS
ケツ保守
68名無しさん@ピンキー:04/07/23 02:25 ID:9vhga6ks
ジャーンジャーン!!

銀麗が犯された 銀麗が犯された うーん
69名無しさん@ピンキー:04/07/27 17:48 ID:yX0/SSbG
OVA版ジャイアントロボのサニー・ザ・マジシャンが、精神リンクしてる父親をおびき寄せるため
もしくは7巻での操り人形化するために、孔明操るアキレスに色々されちゃうような話キボンヌ。
70名無しさん@ピンキー:04/07/27 19:55 ID:c82DHT5M
71名無しさん@ピンキー:04/07/29 09:08 ID:HplE1SnR
age
72名無しさん@ピンキー:04/08/12 20:20 ID:0L7hLIXH
関羽のエロ画像キボン
73名無しさん@ピンキー:04/08/12 20:21 ID:0L7hLIXH
ネコミミ関羽たんハアハア
74名無しさん@ピンキー:04/09/03 09:48 ID:J6sS6RFP
保守
75ドラ13:04/09/03 20:20 ID:gHj1fe79
長谷川版と今川版を織り交ぜた鉄人で正太郎×アリス、(略してショタアリ)
で書いてみようかと、問題無いですね?
76名無しさん@ピンキー:04/09/03 23:55 ID:Mt/zWwOa
>75
問題アリマセン
77名無しさん@ピンキー :04/09/04 00:18 ID:obET+4oO
これから童貞が高見沢x正太郎のエロパロを投下に来る。
78名無しさん@ピンキー:04/09/04 15:53 ID:tK14dnuL
予想と激しく違う妄想で激しくスマソ

大塚は威勢がいいし体格も良いのだが、他のキャラが強く出たり脅したりすると簡単に押し切られることが多い。

さらに、先々週のまだら岩編での正太郎への抱きつきシーン(あれじゃ「父親代わり」じゃなくて「母親代わり」じゃん。正太郎引きまくり)。

で、妄想。

実は書生時代、大塚は故・金田博士と衆道の関係にあった。金田博士に迫られてのことだが、博士への尊敬と大塚自身の「強く出られると拒めない」性格から博士の要求を受け容れていたのだ。やがて大塚の中で金田への尊敬が愛情に変わっていった・・・。

金田夫人の世話をしていたのは罪悪感から。正太郎のことを大塚は無意識のうちに、子供を産めないカラダの自分と金田の子供だと感じている。

正太郎がああいう複雑な性格になったのは、おぼろげに父と大塚の関係に気づき、苦悩したためと思われ。

うーん、この3週間ほど悶々としてたんだけど、書いてみたら意外につまんない&キモかった。みんなゴメソ
79名無しさん@ピンキー:04/09/04 17:13 ID:FXR6xgsf
正太郎を女の子にして今川版鉄人で想像したら
スリルサスペンス編がヤバイヤバイ村雨と同棲がヤバイヤバイ。
正子ちゃんとお高ちゃんと両手に花。

ラッシュ×女体マーズ
神世紀伝版マーズは女の子みたいでカワイイしよ。
回想バンクがちょっとアレだが・・・
80名無しさん@ピンキー:04/09/04 19:23 ID:tT+L278L
高見沢氏女史がPX団に捕縛&輪姦キボンヌ

>78
そういうのはホモスレでやってくれんか。
81名無しさん@ピンキー:04/09/04 21:47 ID:JmItu0lN
黒服の男はべネレード財団と敵対する組織で、べネレードにバーギュームが渡るのを恐れてバギュームのことを知っている敷島を味方に引き込もうと回収したオックスを手みあげに協力しろと言った。
82名無しさん@ピンキー:04/09/04 21:49 ID:JmItu0lN
そして敷島もバギュームのことをどうにかしたいので協力した。多分ニコポンとクロロは黒服と敷島が交代でなっている。
83名無しさん@ピンキー:04/09/04 21:57 ID:JmItu0lN
ビッグファイヤはバギュームを利用して世界征服を企んでいて、べネレードを利用している。まだら島のとき頭部だけのギャロンを襲ったのはビッグファイヤの待機させてたオックスで、ニコポンのとは別。(その証拠に壊れてるはずの片目が壊れてない。)
84名無しさん@ピンキー:04/09/05 00:41 ID:4UFwr6Cw
ラッシュ「一人でこのアメリカ大陸を吹っ飛ばせる力を持つやつらが勢ぞろいするとは、何が起きたのかな」
ハザード「マーズが目覚めた」
ラッシュ「何ッ?!」
ハザード「これは日本のTVの映像だ」

 スクリーンいっぱいに映る半裸の女マーズ

ラッシュ「(;´Д`)ハァハァ」
ハザード「君には直ちに日本へ飛んで・・・ってハァハァしとらんと聞かんかい人の話!」
85名無しさん@ピンキー:04/09/06 00:25 ID:tLt1FzyG
204 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:04/09/03 10:56 ID:???
なるほど。ではロデムがつやつやの日は、浩一君はなんとなく元気が無かったりするわけですね。
86エロじゃないけど:04/09/09 04:25 ID:E68HglWp
わたしのご主人さまはとってもCOOL。
悪いやつらをやっつけるためにがんばってるの。
そんなご主人さまをお助けできるなんて・・・わたし、とってもしあわせだよ!
だけど、ご主人さまをねらう悪いやつがわたしに命令するの・・・
いや!わたしにご主人さまを倒せなんて言わないで!
ああっ、わるものの命令にも従ってしまうこの体が憎い!


わたしのごしゅじんさま第1弾 ロデム
87できちゃったし:04/09/09 04:26 ID:E68HglWp
初めて出会ったご主人さまを口に含んだときの至福が忘れられない・・・
だって、5000年も待ち望んでいたご主人さまだもの。
「ぼくを爆弾から守れ!」はい、ご主人さま。
「力いっぱい羽ばたけ!」はい、ご主人さま。
「行け!バベルの塔へ!」はい、ご主人さま。
わたしのすべてでご主人さまをお守りします。


わたしのごしゅじんさま第2弾 ロプロス
88保守ですよ:04/09/09 04:28 ID:E68HglWp
わたしのご主人さまは赤い髪がとってもかっこいい男の子。
戦ってるときに赤い髪がなびいてドキドキするほど綺麗なの。
ご主人さまを手のひらに包み込むと胸の奥までじんわり暖かくなってとってもしあわせ。
ご主人さまの命令ならたとえ火の中水の中、どんな敵もやっつけちゃうんだから!
この体が砕ける最後の一瞬までご主人さまに尽くしたい・・・
だからご主人さま、わたしの名前をいっぱい呼んでね!


わたしのごしゅじんさま第3弾 ガイアー
89名無しさん@ピンキー:04/09/10 03:02 ID:5EHhXV1q
>>78の言い分は部分的にはもっともですよ。
もう1人の正太郎こと鉄人28号は大塚タンそっくりの体形だもの。
90名無しさん@ピンキー:04/09/10 03:06 ID:XNO5cWpw
>>89
それで初潮たんは勘違いしてしまうのだろうか?
「・・・金田博士・・・!」
91項羽と劉邦:04/09/11 22:08:30 ID:43UM/ETz
「のう、何かいい知恵はないものかのう」
漢軍のそうそうたる面子を前に劉邦が聞く。議題は「呂后との同衾をいかにして避けるか」である。
ああちなみに、呂后は史記の方の呂后ね。あの腐ったジャガイモみたいな顔の。
「一つよい術がございます」
韓信が一歩進み出て、拱手の礼をしながらこう説いた。
「漢王さまの一物に毒を塗って出し入れするのです。さすればあの不細工は死にまする」
「おおそれは名案…待て、それではわしの一物はどうなる」
「腐ってしまいやがて落ちますな」
劉邦の周りに例の集中線が走った。
「落ちますな、ではない! わしは戚(すごい美人)とだけ同衾したいのじゃ!
なのになぜ宦官になる危険を、あんな豚人間ごときのために冒さねばならぬのだ!」
「…呂后さまを殺す事に依存はございませんのか?」
蕭何が尋ねる。まぁ別にいいけどと思いながら。
「当たり前じゃ! ヤツが人質になった時、わしは項羽へ毎日毎日
『呂后さっさと殺せやこの冠かぶった猿め! 殺したらカイ通のハムやるぞ』と手紙を送って挑発していたのじゃぞ!
なのにあの范増めが『これは罠ですぞフガフガ』とか申して止めおった! そして返しおった!
項羽にわしの苦労が分かるか!? きゃつは花にまでなぞらえられる虞姫が正妻なのだぞ!
わしの正妻はなんじゃ? これじゃ!」

 ェ  ェ
   」
  )ヮ(

ぶくぶくに太った中年女の似顔絵を取り出すと、しばし皆に見せた。
その醜さにまず張良がくすっと笑った。レキ食其は吐いた。
陳平と王陵は怒りをこらえ、周勃や夏候嬰が「おいたわしや」と涙を流し、呂后の妹を后に持つ樊噌は声を上げて泣いた。
劉邦はそれらの反応を満足げに確かめると、似顔絵をじっと見つめた。徐々に手が震え始め、やがて何かが弾けた。
「天はこの劉邦を地上に生まれさせておいて、なぜ呂后まで生まれさせたのだァ〜〜〜!!!!」
「漢王、それは周瑜のセリフです。うん? 周瑜と竜鳳という副題がありますが、それに掛けているのですか?」
「掛けるかアホ! つかそちの先ほどのセリフもホウ統ではないか!」
冷静な韓信の突っ込みを怒り任せに切り返すと、劉邦は似顔絵をびりびりに破り捨て泣き伏した。
92項羽と劉邦:04/09/11 22:30:34 ID:43UM/ETz
…投下しといていうのもアレだが、項羽と劉邦は分かり辛いな。

人物説明

項羽 楚の覇王。すごく強い。
劉邦 項羽を倒して漢の皇帝になりたい人。

張良 策が得意。   
韓信 戦が得意。
蕭何 政が得意。
劉邦の三つのしもべ。漢朝建設は彼らなくしては無理だった。

陳平、王陵、周勃、夏候嬰、樊噌、レキ食其
劉邦の愉快な仲間たち。
右から順に、露出狂、マザコン、地味、馬車乗り、劉邦の義弟、アル中

虞姫 美人な項羽の妻。お殿さまと項羽を呼ぶ。健気。
呂后 劉邦の妻。史記の中ではダントツの嫌われ者。

范増 抜け目ない策士のジジイ。でも項羽は言うコト聞かない。

周瑜、ホウ統
項羽と劉邦とは無関係の、三国志のキャラ。

こんな感じ。
続きを描けたら、虞姫と項羽も出すつもり。
93名無しさん@ピンキー:04/09/12 03:14:14 ID:g2Rbg00o
項羽と劉邦しらんけどワラタヨ。
94名無しさん@ピンキー:04/09/14 21:13:16 ID:5oduGhS7
まさかここで項羽と劉邦見れるとは思わんかったw
必死な劉邦とか妙に冷静な韓信とかワロタ!続きキボンヌ
95名無しさん@ピンキー:04/09/14 21:24:52 ID:Kr1NiZVl
人物説明までもおもしろいやw
96項羽と劉邦:04/09/17 00:53:52 ID:hdhU3L3u
韓信(かんしん)はその肩を優しく撫でながら諭す。
「漢王、そう気を落とさずに。勝敗は兵家の常と申します。
おおそう(王双)だ、泣くほどに嫌なれば同衾の際に絞め殺してみてはいかがでしょう?」
「それはもうやった!! じゃが奴めは、トカゲの尻尾が再生するごとく生き返るのだ! 聞けば200年位生きてるらしい!」
「では戦国時代の頃から生きてるわけですな。正に妖怪」
灌嬰が言うと、劉邦はうむ、と頷き
「その妖怪を、あの腕力と美人妻だけが取り得の項羽なれば、牛裂きや油とかで殺してくれると信じていた! 
だが呂后(りょこう)は無事に返され、あまつさえ『やっぱりうちが一番ねブー』とか言いおった。オマエは旅行先から帰ってきた母さんか!!」
「呂后だけに旅行ですね?」
「黙れ韓信! とにかく呂后を殺した者には千金の褒美を遣わすぞ!」
「漢王、それよりまず七十余傷を負った曹参の治療費をぐわわ!」
蕭何(しょうか)が突っ込みかけたが、張良(ちょうりょう)に殴られ静かになった。
「やはり呂后は除くべきですな」
「それも今の内に。さもなくば私がハムになりまする」
英布と彭越が言った。
他の面子も続けて賛同した。
張良は蕭何にボディーブローを叩き込んだ。

「ふむう。皆の意見はまとまったものの、呂后を殺す手段は出ないのう」
悩む劉邦の前で、張良が蕭何を七節棍で打ち据え始めた。
「何かこう、爆発的な破壊力のある策はないものかのう張…げえっ! 何しとるんだ張良!!」
「つまらない横槍に怒り、暴れているのでしょうな。よし、アゴにいいのが入った」
「いや説客の張良がアゴにいいのを入れてどうする! つか韓信、そちは何ゆえ冷静なのじゃ! そちは何ゆえ冷静なのじゃ!」
劉邦は歯を食いしばりながら地団駄を踏んだ。
「大元帥ゆえに。ともかく張良どの、それ以上すると丞相が死んでしまいますぞ」
注意されると孔明顔は大人しくなった。
「時に張良、お主はどうして喋らんのじゃ? というか蕭何がピクリともせんが大丈夫なのか?」
張良はその問いかけのどちらにも驚いた顔をして、袂で目頭を抑えた。
「漢王、聞いていい事と悪い事があります。そして丞相は皆の心の中に生き続けておりまする」
韓信は拱手をしながら、ありし日の蕭何に思いを馳せ、泣いた。
97名無しさん@ピンキー:04/09/17 12:43:19 ID:ZXMMe+UH
殺伐としていながらそれでいてワラw
98名無しさん@ピンキー:04/09/18 17:48:17 ID:piGWBtwg
>やっぱりうちが一番ねブー
>さもなくば私がハムになりまする
激ワロタ


もうだめだ韓信タンハァハァ…
99名無しさん@ピンキー:04/09/19 20:31:26 ID:Dc4/4ADK
200年を生きる不死身の人間・・・
邪鬼?
100項羽と劉邦:04/09/21 21:40:59 ID:khKXrez5
「丞相…オオオ、オオー さて、呂后ですが閨で張良どのに惨殺していただきましょう」
韓信はちょっと泣いてすぐ気持ちを切り替えた。
張良は半笑いで、斧、鉞、七節棍、輪、光線銃、毒虫の小瓶、呂后の似顔絵と言った諸々の凶器を並べた。使う、と言いたいらしい。
「のう、時代背景を色々無視していないか…?」
劉邦はほとほと困り果てた顔で問い掛けると、韓信は例のポーズで笑った。でも目は笑ってない。
「はっはっはっは。時代背景とか描くのは私には無理ですよ。
張良どのの冠の名前すら知らないし。
資料があればもっと本格的なSSにできますが、まぁ今のノリも好きでございまする」

「何を言っとるか知らんが、鉞とか使ったら腹上死にはならないと思うぞわしは」
「いえ、腹上死です。血とか呂后汁が派手に飛散しますが、腹上死です」
妙に自信をはらみ韓信は答える。張良は蕭何の周りに燭台を立て、何やら祈り始めた。
「ま、待て、わしは下で血とか呂后汁とか呂后ビールスとか浴びる羽目に…
「なりますが我慢して下さい。閨で死にさえすれば腹上死で片付きますから。
首を刎ねて四肢を断ち、燃やして殴って鉄人28号でベラベラになるまで踏みつけても、腹上死ですから。
あと、呂后ビールスに感染しても、ニンニクのエキスを打てば助かりますよ」
「ニンニクはともかく、わしが巻き添え食らいそうな殺し方ばかり選ぶな!
ああもうなんか敵に大事なリモコンを渡した気分じゃ…」

「不安なれば呂氏一族も後で腹上死させましょう。平和の為に呂産も呂禄も呂シュも呂馬通もみんなみんな腹上死させましょう」
「たわけ! 呂馬通は楚にいたから呂后とは関係ないわ!」
「え、そうなんですか?」
韓信がきょとんとした時、張良の祈りが通じたのか蕭何は復活した。
「キャッホー! なんとか生き返ったわよあたしー! 生け花とバレエとケンカが大好きよー!」
「おお、蕭何が生き返っ…げぇ! 宦官より悪ぅなっとるー!!」
張良もげんなりした。予定では素晴らしき人にするつもりだったのだ。
「バンザイバンザーイ。さて話の…」
「もうええわ! 大体、説客の張良が暗殺などしてどうする!」
劉邦は本気で怒鳴った。
この時の怒りが後に、韓信を殺す動機になったりならなかったりした。
101項羽と劉邦:04/09/21 21:42:27 ID:khKXrez5
韓信はいかにも心外といった顔をした。
「ふむう… 漢王は張良どのの腕前をご存知ないようで。
ならば少し見ていただきましょう。張良どの、アレを」
それだけで通じたようで、張良は木刀を手にすると
切っ先をすぅっと右斜めに下ろした。
「おお出たっ! 張良どのの霞切り!」
「霞切り?」
はつらつと叫ぶ蕭何に劉邦は眉を潜めた。オマエはそんなキャラだったか?
「そうよあれが張良どのの一番得意業の霞切りよ!」
答えになってない蕭何の叫び声が終わるやいなや、韓信が張良に突っ込んだ!
「デエエエエ」
刹那! 張良は猛然と走り、全体重と加速を込めた切っ先で韓信のノド笛を突き破った!
哀れ韓信は血を撒き散らしながら地に転がり、二、三回大きく痙攣すると、動かなくなった。
劉邦は唖然とした。身を張る意味が分からない。
「へへへ。決まったろう。な、な小手が見事に決まったろう?」
得意げな蕭何に「小手?」とか聞きたくもあったが、なんだか考えるのが面倒くさい。

「まず小手をとられ、瞬間的に面に入っているんです」
「わ!」
不意に耳元で囁かれ、劉邦はびっくりした。振り向けば、先ほど動かなくなった韓信がいた。
無事ではないらしい。鼻血がだらだらでているし、呼吸音もヒューヒューと不規則だ。
しかし意識はいやに明瞭らしく、「まぁ見てください」とばかりに、スっと右腕を差し出した。
「あざになっとるではないか。いや、それ以前に鼻血を拭け! 怖いぞ!」
「面に入るまえに打たれたところゲホっゲホっです。すごい男ですぞ張良どのはぶはぁ」
洪水のごとくドバドバ大量に吐血し始めた韓信に、張良はおろおろした。
「真剣ならばリンゴを四つに切れまする。ああもう限界のようです。あの蒼空極みはいずこであろうのう」
「わ、わかったから、張良に呂后を惨殺させる方向性でいくから、孔明のセリフをパクるなぁ!」
だが既に韓信は答えなかった。
人々は韓信の偉大な足跡を思い浮かべその死を惜しんで号泣した。
「などとナレーションを入れてみたいのですがいかがでしょうか? いかがで蕭何?」
血の海の中で韓信が聞いたが、しかし劉邦は無視した。そして決意した
「とりあえず呂后を殺す! このワケの分からない三つのしもべと協力して!」
102名無しさん@ピンキー :04/09/22 01:33:36 ID:k62w6J1Y
ワロタ
あばれ天童まで出てきたw


でもエロパロじゃない・・・
103名無しさん@ピンキー:04/09/22 03:00:14 ID:uzhafOCI
横光パロ全開ですなぁ! 項羽と劉邦集めよっかなー。




でもエロパロじゃない・・・
おもしろいけど。
104名無しさん@ピンキー:04/09/22 14:43:18 ID:YITBicB8
それでもお子様には見せられるもんじゃないねw

そろそろキザ男が憑依してる蕭何さんが心配になってきた
105名無しさん@ピンキー:04/10/01 23:04:02 ID:maeyqyaP
さて劉邦さんの計画はうまくいったのだろうか。
106項羽と劉邦:04/10/02 13:26:10 ID:sqit4fLu
ここは彭城……

「平和はいいのう…」
20万人を生き埋めにしたり、始皇帝の墓を燃やしたりと
まぁ行く先々で平和を乱している項羽は思った。
彼にもたれかかっている虞姫が、くいっと可愛らしく首を上げて微笑みかけた。
項羽は笑みを返すと、虞姫の髪を本当に緩やかな手つきで撫でる。
閨の中で二人は一糸も纏わぬまま、しばらくそんな挙措を繰り返している。

平和なのだ。
劉邦たちが呂后の処遇に頭を悩ませているから、誰も楚に刃向かってこない。
ああ楽だ。宴会してる時に早馬が飛び込んできて一杯の酒を楽しむゆとりもなかった頃を思えば
ああ楽だ。平和はいい。

そう思う項羽の隆々たる体格とは対照的に、虞姫の体はひどく細い。
薄暗い闇の中で密やかに浮かぶ白い裸体は
抱きしめれば割れかねない儚さで佇んでいる。

虞姫はすらりと伸びた足を横たえて、項羽に持たれかかっている。
まるで女児が父親に甘える体勢だ。
「お殿さま、そろそろ…」
恥ずかしげに虞姫が促す。
「う、うむ」
項羽はグジャグジャと髭を撫でた。
この夜が始めてというわけでは勿論ないが
儚げな虞姫の体を見ると、すごく力持ちな項羽としては
どうも遠慮するというかためらうというか、とにかく戦場のごとくに動けない。
迷いながら、岩肌のような右手を小さな膨らみに当てる。
恐る恐ると拳を開閉する様は、韓生や周苛を煮殺した凶暴さがウソのようだ。
うっとりと息をつく虞姫を前に、やっぱり項羽は迷う。
「虞や虞やなんじをいかんせん」
瑞々しく弾む感触に、嘆息をついた。
107項羽と劉邦:04/10/02 13:26:59 ID:sqit4fLu
正直言って、項羽は「ヘタ」なのだ。仇叔くんのがまだ上手。
仇叔くんっていうのは、外黄城の人たちの生き埋めを防ぐために項羽を説得した少年だ。
彼のフィンガーテクたるや洗濯ババァすら…まぁいいか。とにかく項羽はヘタなのだ。
「どうしたものかのう…」
やわやわと膨らみをさすりながら、項羽は困っている。
やり方が分からないから、虞姫が喜ぶかどうかいつも不安だ。
突如、天井板がガクっと開いた。…この時代とか中国とかに天井裏ってあるのか?
「これおやじ! これをお使い下さい!」
とさとさと乾いた音を立て、巻物と文が閨に落ちてきた。
「何やつ!? この伊賀屋…寝所にまで忍び込むとは大たん不敵なやつ!」
項羽は驚愕の表情で叫んだ。小刀投げるのが儀礼だが、あいにく手元にないからしない。
「フッフッフ……誰でしょうなァ? ちなみにそれは范増どのから送られてきたものです。
きっと大王さまの手助けになりましょうぞ。ではそれぞれの信念で動こう!」
謎の声の主は、言うだけ言うとどこかへ去っていった。
「まぁ。どなた様かはわかりませぬが、親切でございますね」
「うむ。骨のある将と見た。
決して敵に囲まれた時に逃げを打って、その後に韓信を頼ったりする人間のクズではあるまい」
虞姫に相槌を打ちつつ、項羽は文に目を這わす。
「山猿へ。尽くしてやったのに追放されたわしの気分たるや
行く当てさえ見つからずに真夜中を彷徨うボーイズアンドガールズじゃ。
今は腫れ物に凄まじく苦しんでおりまするが絶好調で
いずれ時を越え駆け抜ける光になり、その後は屍を野へ空しく晒しましょう。
史記の方では亜父の読みが”あほ”だから、山猿ごときにあほあほと呼ばれて腹立たしかったとか
色々思い出話もありますが。床がヘタな山猿の為に色々書いてやったから読め。
虞姫どのがいれば字も読めるじゃろうフガフガぁー!! 」
「亜父どの…最期までわしの事を」
項羽の目に光る物が流れた。
108項羽と劉邦:04/10/02 13:28:06 ID:sqit4fLu
「お殿さま…申し訳ありませぬ」
虞姫も目を潤ませた。彼女の弟、虞子期(ぐしき)が
陳平の離間の策に乗ってしまった事が、范増が失脚した一因なのだ。
それに気づいた項羽は慌てて涙を拭いた。
「い、いや、陳平めの策に乗じたわしこそが責を負うべきなのじゃ。
虞姫が気にすることはないぞ。虞子期にもそう伝えておいてくれ」
しかし虞姫の顔は晴れない。項羽は困った顔で無理やり話を戻した。
「取りあえず巻物を見よう。…紐に毒針ついとるぞ絶対」
と筒をくるくる回して安全を確かめたのには理由がある。
昔、范増(はんぞう)が七人の部下を集めて、どこかの精鋭七人と戦った事がある。あるのだ!
その時、敵が「部下の名前を記した巻物をうけとってから戦いは始まる」と言ったので
毒針を仕込んだ巻物を渡して、手際よく片付けてあげた。
だって「うけとった時から戦いは始まっている」んだから、油断する方がいけない。
で、項羽が確認するとやっぱりというか何と言うか、毒針は付いていた。
それを取った紐を解き、巻物を広げると、最初に『鈍塗瑠倶漠』と大きな文字が目に入った。
「どんとるくばく… 何の事じゃろう」
項羽と虞姫は小首を傾げた。鏡に映したように寸分たがわず。
「胡の言葉では『振り向くなためらうな』と言いますがそれではございませんか?」
「なるほどのう。亜父どのも虞姫も博識じゃ。はっはっはっは」
項羽は揃えた手を軽く突き出し笑った。例の笑いである。
「…しかし、何というか……露骨な絵ばかりではないか……」
巻物を読み進めていくうちに、項羽は真っ赤になった。
「まぁ………」
覗きこんだ虞姫も真っ赤になって、口を抑えた。項羽は頬をぽりぽり掻いた。
「………のう、やめにするか?」
「………いえ、お殿さまなれば」
とりあえず、二人は卑猥な内容を恐る恐る実行する事にした。

その頃成皐城。劉邦は寝所で檄を飛ばしていた。
「呂后を殺すぞ! いいかよく聞け韓信張良蕭何!!
あくまで表向きは腹上死で片付けたいからあの豚人間リョコーが達した瞬間に殺るのじゃ!
ああしかしいつもの事じゃが、きゃつと同衾する前は便所に捨てられ小便を浴びるような屈辱感があるのう!!」
109項羽と劉邦:04/10/02 13:30:59 ID:sqit4fLu
韓信は拱手を組んだ。
「達した瞬間なれば漢王の一物はねじ切られ事受けあいでしょう。
うん? お待ちください、なんで私が駆り出されているのですか?
私は百万の兵を使えはしますが、武力はありませんよ。股くぐりですし」
その横で張良がニタニタ笑いながら、瓶から出した毒虫を操り、空中へ呂后の似顔絵を描いている。
更にその横。
「ふふふ漢王まあ見てくれよ。おれはまだボクサーになる夢をあきらめてない!
だから右手の指を折られてからは左パンチの威力をますように訓練した!」
と蕭何が喚きながら壁を殴っていた。
劉邦はそれら二つを交互に指差しながら、怒鳴る。
「呂后を倒すこやつらがアレで、上手く抑えねばわしまで危ないからじゃ!!
優れた力があれども、統率する者によっては悪くもなる! でもね!」
ガタン!と気合充分で立つ劉邦に見えたのは、相変わらず虚ろな韓信だ。
(悪い方になりゃせんか? 
そもそも押さえ役なら蕭何のが向いとるが、なんかおかしなっとるしのう…)
先行きに不安を覚え、とたんに劉邦は情けない顔になった。しかし続ける。
「そう! 百万の兵を使えるそちなれば正しく張良と蕭何を導ける。私はそう思うんだよ!」
「暖かいお言葉いたみいります敷島博士」
ズーン。ズーン。
恭しく頭を下げる韓信が、地響きに揺れた。
そして、廊下の遥か向こうから、けたたましい笑いが聞こえた。
「…来たかおたまじゃくしめ、今はせいぜい笑うがいい。もうすぐそれもできなくなる……」
張良が毒虫の群れでそう書いた。
「うむ… そんな手間かけずに普通に喋れと言いたいが、いよいよ最後の戦いじゃ。
韓信、張良、蕭何。…きゃつは不死身な分、項羽よりも手強いがどうにか頑張ってくれ。
きゃつが死に、項羽を倒せば漢は安泰なのじゃ! では物陰に隠れよ!」
「はっ。生命をかけて働きまする」
深々と辞儀をする韓信の横で、張良はうんうんと頷いた。蕭何は叫ぶ。
「さあ来やがれ。こんなケンカももうおしまいかもしれねえからな」
そして。
しばらく後、呂后が寝所に入ってきた。呂后征伐、開始。
110名無しさん@ピンキー:04/10/02 20:16:15 ID:IVoWX0/e
来ました来ました晋作が。項羽と劉邦じゃなくて史記買っちゃった。
がんばれ劉邦。項羽は、まぁがんばれ。
111名無しさん@ピンキー:04/10/12 17:58:29 ID:oZoawxQc
>>77
董卓に見えた

銀鈴さんの字が間違ってるのはわざとですか…。
112名無しさん@ピンキー:04/10/13 03:52:10 ID:/H+eEcQ/
「鉄人28号」を含む日記
2004-10-13
愛・蔵太の気ままな日記 lovelovedog
2004-10-12
YoRの(主に)アニメ日記 YoR
H2 STUDIO h2k
はてな湯 x79xxx
2004-10-11
ゾミ夫(ここでチャレンジしなきゃ、いつするんだよ!!) nittagoro
isaだったりnenだったりする人の日記という名のネタ貼り帳 isakiku
気流の彼方 atm
2004-10-10
徒然なる哉 tendros
Muhoの日記 Muho
魂の売れ残り syouni
昨日の風はどんなのだっけ? toronei
プリキュア様崇拝日記 mdk
ぐり日記 grizzly1
てんがろ以下略事務局 kanerucolored
113名無しさん@ピンキー:04/10/16 19:35:06 ID:MDG6xiDl
劉邦が呂后に逆レ(ry されないことを祈祷するばかり。
114名無しさん@ピンキー:04/10/21 20:03:34 ID:znal0ah8
保守
115名無しさん@ピンキー:04/10/29 13:47:05 ID:tKJ4+cua
呂后征伐、期待age
116名無しさん@ピンキー:04/11/05 21:03:59 ID:QxKjderU
保守ですよ。エロ書けねぇもん。
117名無しさん@ピンキー:04/11/09 03:01:14 ID:z9iGYo0D
そうだ!
どうせ聞こえるなら、聞かせてやるさ!
敷島!
好きだァー! 敷島! 愛しているんだ! 敷島ぁ〜!
綾子さんと結婚する前から
好きだったんだ!
好きなんてもんじゃない!
敷島の事はもっと知りたいんだ!
敷島の事はみんな、ぜーんぶ知っておきたい!
敷島を抱き締めたいんだァ!
敷島を潰しちゃうくらい抱き締めたーい!
黒服の男の声は
心の叫びでかき消してやる! 敷島ッ! 好きだ!
敷島ーーーっ! 愛しているんだよ!
わしのこの心のうちの叫びを
きいてくれー! 敷島隆さーん!
同じ学校に通うようになってから、敷島を知ってから、わしはおまえの虜になってしまったんだ!
愛してるってこと! 好きだってこと! わしに振り向いて!
敷島がわしに振り向いてくれれば、わしはこんなに苦しまなくってすむんです。
優しい君なら、わしの心のうちを知ってくれて、わしに応えてくれるでしょう
わしは君をわしのものにしたいんだ! その美しい心と美しいすべてを!
誰が邪魔をしようとも奪ってみせる!
恋敵がいるなら、今すぐ出てこい! 相手になってやる!
でも敷島がわしの愛に応えてくれれば戦いません
わしは敷島を抱きしめるだけです! 敷島の心の奥底にまでキスをします!
力一杯のキスをどこにもここにもしてみせます!
キスだけじゃない! 心から君に尽くします! それがわしの喜びなんだから
喜びを分かち合えるのなら、もっとふかいキスを、どこまでも、どこまでも、させてもらいます!
敷島! 君が超人間の実験体になれというなら、隠蔽工作しろと言うなら、
他国の兵器を奪って来いと言うならやってもみせる!
118名無しさん@ピンキー :04/11/09 12:57:31 ID:Z5WBxHYn
このコピペは久々に見たな。
でも何か生々しい気がw
119名無しさん@ピンキー:04/11/19 12:28:09 ID:AQ41LIMY
ほしゅ
120名無しさん@ピンキー:04/11/21 18:52:37 ID:K6SEEPvE
121名無しさん@ピンキー:04/11/22 00:06:56 ID:L2caVKEO
ホモは禁止です
122名無しさん@ピンキー:04/11/22 01:14:36 ID:g5uqqXIO
エロパロがやれそうな横山作品ってあるー?
答 戦国獅子伝

女自体が出ない闇の土鬼でやれる剛の者はおるか?
123名無しさん@ピンキー:04/11/22 19:10:12 ID:VDHP77qL
>>122
土鬼が女だったという設定にするとか
124名無しさん@ピンキー:04/11/23 01:56:19 ID:0P5EPgu4
>>123
敵のいる雪山で褌一丁で倒した熊肉食べる女でつか?…
ワイルド過ぎますorz
土鬼の産みのママンに萌えてみるテスト。
おっぱいおっぱい
125名無しさん@ピンキー:04/11/25 20:51:48 ID:lF/iY53l
楓地獄旅
126項羽と劉邦:04/11/29 22:35:23 ID:ed8WmpUA
呂后征伐が始まった!!

韓信たちが眺めていると、呂后の醜い口姦が始まった!!
劉邦はそれを泣きそうな顔で眺めていた!!

時がたつにつれ劉邦の呼吸が怪しく乱れ…
「おおゥ! まるで馬糞の中にいるような屈辱じゃあ!!」
その口から、かすかなうめきが漏れ始めた!!
「アム…! 長い戦いの人生であったわ……… ア、アム!」

そして、ついに劉邦は呂后を抱きしめ
。oO「こんなブっ細工な脂肪袋など抱きとうないわアホ!! 死ね!」
閨の中でもつれ合いながらため息をついた!!

蕭何はそれをつい立ての影から痴呆のように眺めていた!!
韓信はこんな時でも冷静に状況を判断する男だった。
「呂后はこの年でも毛が生えていないのですな」
張良は顔をしかめると、剣を取り出し韓信へ渡した。
これは自決せよという意味である。
「では…」
韓信は剣を首筋に当てた。蕭何が慌てて止めた。
「何をなされるのですか韓信どの!」
「はぁ。自決ですが」
「自け…な、なんでそんなさりげないのですかあなたは!」
「いえ、古の伍子胥(ごししょ)や白起(はくき)も剣を渡されたらしておりましたし……」
「ノリでございますか! 剣を渡されたからノリでバッサリやるのですか!?」
「はい」
「はいじゃありませぬ韓信どの! 考えてください。今、あなたが自決されては漢はどうなりましょう」
「ハッ! 滅びかねないのでやめましょう。丞相どのの苦言、深く心にとめ置きまする」
剣を取り上げた蕭何に、韓信はうやうやしく辞儀をした。イマイチ言葉に重みがない。
「ところで丞相、元に戻ったのですか? しかし──…」
「ギギギ… ギギギッ ギギィーッ!」
127項羽と劉邦:04/11/29 22:36:09 ID:ed8WmpUA
韓信が指差す先では、呂后が持参したナスを尻に突っ込んでよがっていた。
ヒマだったのか張良はつい立てから出て見物している。そんな彼へと劉邦はしきりに目配せした。
(早く殺せ。なんでロボットモンスターの鳴き声じゃ。一刻も早く殺せ。頼む殺してくれ) 目はそう語っていた

フレーッフレーッ劉邦 フレーッフレーッ劉邦 

躍動感皆無で踊る張良に、劉邦は涙を流した。
。oO「これでわしの運命は決まった…… つかおまえら腹上死とか忘れてるじゃろ。
いい加減にしろ。そもそも腹上死うんぬんは無理だらけ…臭っ ガス漏れとる! 噴火は近いぞきっと!」

「とまぁこんな状況で、理性を取り戻すのは薪に臥せるようなものですよ。故に」
さぁ!と韓信は蕭何へ手を差し伸べた。
「共に狂いましょう。狂えば全てが楽になります」
蕭何は手をそぅっと除けた。
「さりとて私は丞相。たとえ胆を嘗めようとも韓信どのと張良どのを助けるのが務め──…」
ブゥっと音がしてナスが飛んだ。飛んで、つい立てを突き破って蕭何の額に当たった。
最初、何が起こったか分からなかったらしい。
蕭何は辺りを見回した。そして床に落ちたナスと、顔面蒼白の韓信と張良から状況を理解すると。
「よりにもよってミソつきかいっ! 今こそ欲する我が正義ー!」
しわがれた声で絶叫しながらナスを屋外へ投げた。
庭を横切るそのナスの先に、缶詰にスプーンを突っ込む少年がいた。
彼は迫り来るナスを一瞥すると、関心なさげに食事を再開した。
さながら磁石に吸い付く鉄のようだった。
中空で不自然に動きを止めたナスは、やがて地面に落ち、少年もどこかへ歩いていった。
だがそれは今の韓信たちには関係がない。
「狂えばいいのです。狂っていれば全ては夢。
一夜の夢のごとく。人々のごとく。汚れた出来事はすぐに忘れてしまいましょう……」
韓信は、剣で大きな数珠(張良が渡した)をぐるぐる回す蕭何を温かく見守った。
きっと祈祷の時に、少し目覚めるのが早かったとかでおかしいんだろう。
そして呂后は劉邦を押し倒し、彼の一物を不毛な地獄谷金山へ飲み込んだ。

重ねてゆく過ち戦いはまだ終わらない……
128名無しさん@ピンキー:04/11/29 23:37:32 ID:GIBnju1w
新作キタ─(・∀・)─!!
いやもう、最高。蕭何さんまたどこかの人を呼び寄せて・・・
129名無しさん@ピンキー:04/12/01 09:34:02 ID:Lz0cADLb
密かに大好きですw
「今こそ欲する我が正義ー!」
…最高!
130名無しさん@ピンキー:04/12/05 11:29:20 ID:fXelu+Ke
あ、ありがとうございます職人様。
ダメだ、藁い氏にそうだ・・
131名無しさん@ピンキー:04/12/08 17:10:12 ID:kGWZqp0A
ちっともエロくもないところがミソですな!
…三傑がますます好きになったよ…
132名無しさん@ピンキー:04/12/09 19:53:09 ID:ZI6daEn+
しかし良く読むとこの状況で勃ってるんかい!流石英傑…

一清ワロタ
133名無しさん@ピンキー:04/12/11 04:10:04 ID:c/su+atp
       _,,.. -‐‐‐- .._/~\
      ∠ , ─\/ 、 へ/  
      ∠ /  /    ヽi   
      ∠_|    ┃ ┃ |  
       (   \,⊂⊃、/   いいかい、正太郎くん
       >、  └──┘ ノ      ⊂⊃/ ̄\   よくおぼえて
   /´⌒´ ヽ─── ´^ヽ ⌒ヽ     /〜〜〜⊂⊃  おいて
  /    ィ   ,  ヽ  , )` `ヽ /         \ほしいんだ
 /     ノ^  ー   '` ー 'ヽ   ヽ,,⊃ 〜〜〜    \
 ノ   ,,,ノ            Y´゙  )     艸艸艸
 (   < |       ⌒    ソ、_,,.. -‐‐‐- .._   \艸
  ヽ_  \          /´     : : : ヽ、  
    ヽ、__ ヽ.ー    ,,,つ,,,( /\(\  : : :    :|
      〈J .〉  ヾ、.::;;;;;;::.ノ |`/   i/ヽ::     !
      /""     ;ミシミッ    j┃l  、)|     !
       レ    .イミi___i.ミ   |      |_\/ ノ
      ,ゝ    ,ノ 人_丿'ヽ ノ ヽ0,/ ̄   ̄ ̄\
     / ` レリ  i´   リ  /   丿  \  ヽ
     i    /    `、   i _/      丶   Y ゞ
     〉  イ      〉  |( __ ) ´\     丶  \ 
───────────────ヽ     ヽ   \
134名無しさん@ピンキー:04/12/18 15:53:37 ID:c4+5UW5M
保守
135名無しさん@ピンキー:04/12/20 00:20:31 ID:rHCBtmFI
火曜サスペンス劇場
「霞切りよ刹那哀れ韓信劉邦唖然怖いぞ!面に入るまえ洪水のごとく
とりあえず呂后を殺す!分からない三つのしもべ」
136アーケード板住人@182cm:04/12/22 10:53:45 ID:ssAdSUu2
呂后さまにうんちを喰わされたい
137名無しさん@ピンキー:04/12/22 14:43:52 ID:8n6L2VJ1
チンペイ・カンタ・トンキチxサリー・スミレ・サリーの母のSSキボンヌ
138名無しさん@ピンキー:04/12/22 22:01:22 ID:rxYG5YAh
>>137
ヨシコちゃんも入れてやれよ
139名無しさん@ピンキー:04/12/23 16:26:08 ID:i+UX+Aa2
じゃあヨシコちゃんはカブとだ
140名無しさん@ピンキー:04/12/23 22:44:17 ID:i+UX+Aa2
ポロンは魔界でカブと、人間界ではヨシコちゃんのお父さんと言う設定のSSキボンヌ
141名無しさん@ピンキー:05/01/01 01:45:04 ID:u/0V+jfG
hosyu
142アーケード板住人@182cm:05/01/05 17:21:40 ID:BPZACw4N
143項羽と劉邦:05/01/11 19:09:02 ID:7aHNQDbc
劉邦の一物を納めた呂后は
「OH! 気持ちいいわぁ。体の相性は抜群にございますぅブヒィー!」と歓喜の声を上げた。
外見とは裏腹の岩のかたまりのような筋肉がぎりぎりと劉邦を締め付ける。
伝わる体温は一物が焼けるようであった。
確かに抜群である。拷問の相性が。
劉邦は苦痛に顔を歪める。
一物を立たせているのは戚と作る幸福な未来への執着だけだ。
懸命に戚の笑顔を思い浮かべる。するとみなぎる。
戚は、まぁ歴史的に見たらリ姫(自分の子供を世継ぎにしたいが故に、色々殺した)
と似たような悪女だが、呂后よりはまだ優しくて美人だから劉邦は愛している。
そもそも呂后は、その父、呂文が押し付けてきたのを貰っただけで、愛情なんざカケラもない。
「劉邦どの、お肉安いですぞ。グラム10銭です。グラムというのは1000キログラムですから1銭になりまする。
いやむしろお金たくさんあげるので持ってって」
という時代考証もクソもない会話で呂后を押し付けられて、何年経ったのだろう。
肉はマズくて喰えたもんじゃないし、閨を共にしないと兵士を陵辱しはじめて士気に関わるから
いやいや暮らしている。
余談だが、項羽に捕まった時の呂后は、見張り番の兵士をことごとく陵辱して、項羽を閉口させた。
だから返品された。
幸い妊娠はしてなかったので、子供に「ジュチ(客人)」とか名付けなくて済んで良かった良かった。

呂后はガシガシと腰を振り始めた。
乾ききった糞便のような匂いが充満した。
一物が擦りむけて熱くて痛くて、血が結合部からダラダラ流れる。
飯を口に詰めて湯で流し込むような乱雑な動きで、技巧も恥じらいも何も無い。
戚ならば、奥に当たるのを極度に恐がって腰を中々動かさない。
劉邦が動かそうものなら「きゃ、きゃあっ」と初々しい反応を見せてくれる。だが呂后は。
「ガンガン当たっておりまする! ガンガン当たっておりまする! ハ、ハ、八ァァー! 大腸気持ちいいィーッ!!」
と伝令兵よろしく濁ったノド声をはりあげるばかりで、なんら面白くない。
しかも達しそうになるたび、「お楽しみはこれからですゾ☆」とウィンクしつつ動きを止める。
劉邦の血は怒りで冷たく沸騰した。
144項羽と劉邦:05/01/11 19:09:59 ID:7aHNQDbc
なにがこれからですゾ☆だ、ここで終われ、傍らにあった剣で心臓を刺してやった。
酔って大蛇を殺した時よりも憎悪を込めて刺しまくったが、すぐ生き返る。
そして剣も流血も意に介さず腰をガシガシ振りたくる。
刺されたショックなのか、締めつけは一層キツくなり、劉邦は腹上死などクソ喰らえだと思い始めていた。

張良も同じ怒りを覚えている。
張良。今の所は地味で面白味のカケラもない彼だが、実は芸達者である。
横暴なジジイに媚びへつらって手に入れた『三略』のおまけページに武術とか色々載ってたので覚えた。
その一つに、変装術がある。顔だけじゃなく身長も変えられる──
例えば子供に化けても、親にすらバレない、影丸に化けたら邪鬼が勘違いする──
そんな見事な変装術で呂后に化けると、張良は彼自身を七節棍で徹底的に打ちすえ始めた。
そうでもしないと腹の虫が収まらないらしい。
蕭何は止めるワケでもなく、流血まみれの偽呂后を、懐から取り出した六角形の鏡でもって映してあげた。
次の瞬間、派手な音とともに鏡が割れた。それだけ張良の変装はそっくりであり、醜い破壊力を秘めている。
考え込んだのは韓信だ。
呂后はちょっと調子こいて、快楽を長く貪ろうとしている。
奴の人生も似たようなモノだ。グラム10銭の分際で、権威を長く貪ろうとしている。
腹上死、などという悠長な手段では何もかもが手遅れになるのではなかろうか。

「あのー。ちょっといいですか?」
ちょうどそこへ、柴武(サイブ)が入ってきた。地味な男だ。
作者が6巻を読み直して「周勃と一緒に散関へ潜入したヤツ? いやそれは陳武か」とようやく気付いたくらい、地味だ。
関係ないがその日作者は、文庫版鉄人1〜2巻(各300円)を購入して、画質の凄まじさにヘコんでいた。
さて、柴武について、あまり知られていない事が一つある。
この物語より8年後、韓信は謀反を企んだ罪で処刑されるのだが、実は柴武、その処刑を行っている。
でも地味なせいであまり知られていない。
後世の人々は韓信を評し、「蕭何によってその生涯を閉じた」と語り継いでいる。
145項羽と劉邦:05/01/11 19:10:36 ID:7aHNQDbc
実に理不尽な話である。
文庫版鉄人の画質が悪いせいで、楽しみにしていた初期の話がさっぱり分からない。でもエッセイは良かった。
そして柴武はそういう後世のできごとなどは露知らず、韓信へただ報告する。
巾着袋を右手に持ってるが、豆が入ってるだけなので、
「白の庭に怪しげな白服の男が居て、捕まえようとした雍歯(ヨウシ)が赤い光を浴びて死にかけてる」
てな話とは特に関係ない。けど、ヨダレを流しながら開けた。
「青面獣には残念な事をした…」
蕭何が沈痛な面持ちで刀を握り締める。が、駄洒落なのでみんな無視した。
雍歯(ヨウシ)は、劉邦をさんざ裏切ったクズだから死ねばいい。
蕭何と柴武以外はみんなそう思ってる。
柴武はと言うと、ああ面倒くさいなァ、早く家に帰って豆をむさぼり喰いたいなァ、そう思いながら報告している。
「白服の男も『なんでいきなり古代中国なんだ。江戸時代じゃないのか!』と
ワケの分からないコトを言って逃げるだけなので、捨て置いても良さそうですけど。
もう一つ。70数箇所の傷を負った曹参(ソウシン)どのが回復しました。
包帯姿ですが歩けるようになり、その報告に参りたいとのコトですが、明日でいいですよね? ポリポリ」
豆を一つ、巾着袋から口に運ぶ。韓信はフムと頷いた。
大元帥としての勘が、白服の男を用いるべきだと告げている。豆もちょっと食べたい。
「ではその白服の男を探して、呂后征伐に加わるよう説得せよ。
曹参どのに関しては、カンパはやめ、明日快気祝いを……」
張良と蕭何を見る。彼らの思いも同じらしく、力強く頷いた。
「呂后の葬儀の場でとり行う。よって、今夜はゆっくりと休んでもらおう」
「はぁ。じゃあ今から呂后を殺すんですか?」
今から煮豆作るんですか、でも私は炒り豆が好きです。そんな調子で柴武は言う。
豆さえ喰えれば、上で何が起ころうとどうでもいいらしい。
心底からの犬め!!
韓信を殺したのも仕事だからであり、その韓信の命令が今は仕事だ。
心底からの犬め!!
「後ろに構うな大作少年! お主が成すのは前身あるのみ!」
蕭何が声を上げた。ハイ、と言いたいらしい。
146項羽と劉邦:05/01/11 19:12:14 ID:7aHNQDbc
だらだらと腰を振っている呂后を横目で見る。その下で劉邦が泣いている。
泣いている劉邦を見るのは嫌だ。だってみんな劉邦が大好きだから。
大好きだから雍歯の裏切りを憎み、呂后を殺そうとしている。
『つまりはそういう事だ』
変装を解いた張良が虫文字を書き、韓信も答える。
「白服の男を捜索せよ。重苦しい口調なのは、部下に命令を下すからです。だからお豆ください」
柴武は差し出された小さな手に豆をたくさんいれた。韓信は食べた。
「おいしい」
「だろう。ハッハー! この豆うめぇぜー!」
そして自らも豆をドカ喰いしつつ、柴武は去っていった。
147項羽と劉邦:05/01/11 19:13:26 ID:7aHNQDbc
場面は変わってこちらは彭城。

「ん………」
虞姫が唇を項羽のそれから離すと、甘い香りがふわりと広がった。
そしてどちらともなく笑う。
いつもそうだが、口づけを交わすと目の前の顔がほんのりと赤くなっていて
いっしょなんだなぁ……と二人は思う。
てらてらと光る虞姫の薄い唇が、ゆったりと閉じているのを見るのが項羽は好きだった。
喋る虞姫が嫌いな訳ではない。
声は母よりも優しげで、心底から項羽を慕って話をして、そして最後に笑ってくれる。
だから喋る虞姫も、項羽は好きだ。
けれど閉じた唇は、健気な中にうっすらと名状しがたい妖しさを含んでいるようで、どうしても惹かれてしまう。
惹かれるだけで、乱雑に唇を重ねたりはしない。ただ近くからちらちらと見るだけでいいのだ。
閨における項羽の虞姫に対する態度は、諸事、こんな調子である。
触れるとしても本当におっかなびっくりで、戦場の彼とは程遠い。
それゆえ、虞姫が自分で満足しているかが不安で、范増の巻物になど頼ろうとしている。
内容たるや、卑猥きわまりない行為が隅から隅までで、内心では虞姫が穢れそうでしたくはない。
その思惑とは裏腹に、若い項羽の肉体は、穢れに未知なる昂揚を覚えてもいる。
(情けない)
あぐらをかきながらバツが悪そうに項羽は目を閉じた。暗闇の中でも自分のそこが痛々しいほど張り詰めているのが分かる。
「お殿さま、巻物のとおりにいたしますね…」
「ウ、ウム!」
細々とした囁きに、項羽は慌てて目を開けた。
「では」
虞姫は寝具に広げた巻物と、項羽のそこを真剣な顔で見比べて、やがてほっそりした掌を怒張に這わせた。
危うく声を漏らしそうになったのは項羽である。
さらさらとした柔らかな指は、とてもぎこちないが、いたわるごとく上下している。
上質の絹で浮き上がる血管を撫でられているようで、ムズ痒さが背筋を貫き、項羽は震えた。
148名無しさん@ピンキー:05/01/11 20:08:16 ID:PqWUvGdS
(;´Д`)ハァハァ
149項羽と劉邦:05/01/11 20:39:44 ID:7aHNQDbc
登場人物補足。

・雍歯
劉邦が旗揚げした頃。劉邦は彼に「豊邑」という都市の留守番を頼んだ。
しかし悪い子だったので、「豊邑」を自分のモノにしてしまった。
そのせいでしばらく劉邦は苦労する羽目になり、雍歯はすごく恨まれた。
で、項羽征伐後。
項羽自体が土地やら金やらに化けるワケでもないので、臣下たちへの恩賞はかなり少なかった。
どれくらい少なかったかというと、GR全体におけるガイアーの出番ぐらい。
だから恩賞目当てにひっついてきた寄生虫どもは、分際もわきまえず謀反を企みはじめた。
それを見かねた張良は、こう言った。(虫文字で)
「漢王が一番嫌いなのは誰ですか? 呂后は別ですよ」
「雍歯じゃ。お留守番してくれなかったが、軍功があるので殺せん」
「じゃあそのアホの雍歯に恩賞をやりましょう」
すると寄生虫どもは、『オレたちにもチャンスがある!』とありもしない希望に尻尾を振りはじめ、しばらく平和が続いた。

・曹参
沛にいた頃は蕭何の部下をやっていた。蕭何は役人、曹参は牢番。(ちなみに夏候嬰は御者。ずーっと御者)
七十余りの傷を負うほど一生懸命戦ったのに、ずっと安全な場所にいた蕭何が先に丞相になって
蕭何が死んでやっと丞相になれたと思ったら、呂后が独裁政治を始めてた。
しかたないので三年ぐらい細々と政治をして、死んだ。
ちなみに、三国志序盤で曹操が董卓を暗殺しそこねて故郷に帰ったあたりで、名前が出ていたりいなかったり。

・柴武
本編どおり。しいていうなら周勃・陳武・樊噌と仲良し。

・青面獣
男だったり剣を売り損ねてたり、女だったりGRのオープニングに姿がなかったり。
呉先生をスライドさせるべく、画面下で彼を背中に乗せてハイハイしているに違いない。いい大人だ。
「見参!」「雑魚がッ!(指ビーム)」で破裂する時の「おおゥ!」という声が好きだ。
150名無しさん@ピンキー:05/01/12 00:07:26 ID:4sjVrkgi
久々にキター!

本日畳奉行日記と戦国獅子伝買ってきたのでこれから読んでエロに備えます。
英雄はツライね劉邦・・・
151名無しさん@ピンキー:05/01/12 11:39:52 ID:FbIItCDQ
仮面の忍者赤影のSSのキボンヌ
152名無しさん@ピンキー:05/01/14 14:39:31 ID:/62LUR6Q
>>143
本編もさることながら人物紹介が面白すぎる。特に青面獣w
マイペース投下でいいんでがんがれ、超がんがれ。
153sage:05/01/15 04:38:51 ID:J+uAj4+E
「嗚呼、之射精寸前」署長大塚悶絶。「汝的口内発射可也?」
「不可」博士敷島曰。「貴殿射精場所即我肛内」
154名無しさん@ピンキー:05/01/15 15:49:25 ID:eqLz5p/o
>>153
腐女子市根
155名無しさん@ピンキー:05/01/15 20:36:14 ID:IsvOmg6p
擦違疑惑
156光文社のアレ、復刊してくれ:05/01/19 21:44:30 ID:F4MLVuQt
さり気なく職人様のトホホ話が挟まれているのが藁えるw
157項羽と劉邦:05/01/28 00:18:20 ID:y0bN/vNu
舞台は、成皐城近くの森に移る。

韓信らが呂后暗殺を決意した事を告げると劉邦は
「わしも同意じゃ! しかしここでは戦うな。呂后ごときの為に部屋が壊れたら勿体無い」
と呂后に組み敷かれながら息も絶え絶えに告げた。
それもそうだとばかりに白竜を出して、呂后をかっさらったのは蕭何である。
彼はウケが良かったので長らく一清をしていたが、いつまでも同じネタではいけない。
新たな戦いとネタのため、もう一匹の白竜を出し、三傑と劉邦とその着替えを乗せ被害のなさそうな森に行った。
その姿を夜空に認めた一人の男が、ゴーグルをかけてオーラがどうとか呟いた。
柴武が彼と接触するのはその少し後になる。

白竜つながりで話をしよう。
白竜剣士という作品が初期作品集に収録されてるが、その箱ケースを見るたび腹が立つ。
辞書とかのそれと違って、背表紙の部分がガラ空きなんだ。本を押したら帯を突き破るぞコレは。
つか今気づいたが、コレ…… 厚紙にシール貼っただけの代物じゃないか!
しかも微妙に傾いてるぞ。バイトにでも貼らせたか! 貼らせたんだな!!
おのれバイトめ、小学生の工作レベルの不精してないでちゃんと背表紙ふさいで印刷もしろよ! シールくれよ!!
しかも裏表紙の音無しの剣と白竜剣士の表記が入れ替わってやがる。フザけるな。
いちいち「裏表紙の表記が入れ替わってますゴメリンコ」なんて注釈を紙に書いて挟んどくな! それで初めて気づいたわ!
編集部も気づいたんだったら直せよ! それこそバイトにシール貼らせろ!
ああ腹立つ!
箱ケースを思うさま広げてハムスターを入れて、「キャタピラ」なる運動会競技のごとく
中を延々と歩かせて前進させてやりたいこのストレス!
でも装丁が綺麗だし、初期は初期で面白いから大好きだ。ハムスターは猫に食われ非業の死を遂げたりしてはいない。
そして蕭何は呂后に負けた。
158項羽と劉邦:05/01/28 00:19:54 ID:y0bN/vNu
催眠術を掛けて眠った所をボコボコにしてやろうかと思ったが、
しかし横山作品で催眠術を掛けた人間は、自分が掛かって自滅というのがセオリーだ。
呂后に催眠術を返されて、蕭何は陶然と
「あっし村雨健次と言いやす。へぇ。ひょんな事から鉄人28号に関わりあっちゃってね」
と言い残し、すやすや眠り始めた。
左慈風に戦わせようと思っていたが、三国志の何巻に出てるか分からないので省略したとかそういうのではない。
彼にだって見せ場は考えてる。ただ、筆がそこまで進まないだけだ。
でも省略を取り入れるとスイスイ進んでいるのもまた事実。省略もまた横山作品の華だね。うん。

ここで「考えてみればわしまで来る必要はないじゃないか! 帰らせろ」
とゴネ始めた劉邦を、呂后は全裸のままで熱く見つめ、歩を進めた。
「アウアウー!」
「ほれ見ろ! 呂后めがわしを見て発情しておる!」
行為の中断のせいか、理性なくヨダレを垂らす呂后を指差し劉邦は怒鳴る。
その足元の蕭何はピンクのクジラさんの夢を見ていたが、本筋とは関係ない。
総じて言えるコトは、昔の横山アニメネタなんざ分かる人はいない。
筆者もまだ干支を二巡してないので古いアニメの事はよく分からない。

「まぁまぁ。愛されている事はいい事ですし」
「ちっとも嬉しくないぞ韓信! わしが散々な目に合ったのを忘れたか!
未来もきっとそうだそうに違いない。
病床で下らん話題(政治を誰に任せるかという話題)を延々と振られるのじゃ! ああっ我慢ならん!」
劉邦は頭をガリガリとかきむしり、やがて叫んだ。
「さあ早く斬れ! 生かしておいては今度は呂后が呉を滅ぼすぞォォ〜〜〜!!!」
『やれやれ。呉はとうに滅んでますし、関羽のセリフを叫ばれなくてもちゃんと斬りますよ』
「うん?」
小虫(よくワカラン形状)の無数の羽音を劉邦が見ると、そこには剣を構えた張良がいた。
セリフは虫で作った文字らしい。
「いや待て。お前は説客という設定…」
言葉の終わりを待たずして、張良はシュンと姿を消し、呂后の背中に回るやいなや、霞切り!
距離は20歩ほど開いていたというのに、なんという速力。劉邦は驚嘆した。
しかしさほどダメージのない呂后は、振り返りざま岩石のような拳を迫らせた。
159項羽と劉邦:05/01/28 00:21:27 ID:y0bN/vNu
『やはり霞切り程度では無理か。まぁそれでも…』
涼しい顔で剣を振り下ろす。
拳ごと小手がヘシ折られ、ついで呂后のノド笛がカウンターで打ち据えられた。霞切りの基本形、それを──
『叩き込むだけだ』
「グハァ…!」
カウンターが効いたらしい。血を吐きのけぞる呂后を見て、劉邦は目をキラキラさせた。
「おお! 強いぞ張良! 強いから許すぞ張良っ」
「だから言ったでしょう。漢王は張良どのの腕前をご存知ないと。
三略さえ読んでいれば張良どのは始皇帝を暗殺できたのです。
ああ、ちなみに強いのに項羽を倒さないのは劉邦どのの名実のためです。多分」
韓信が説明しているうちに、みたび霞斬りが呂后に炸裂した。
『さぁ前座は終わりだ。次からは私の領分で思うさま苦しめ。
いかに不死身といえど、消耗の果てに待つのは暗黒の死だ』
孔明顔が酷薄な笑みを浮かべ、呂后は劉邦を思い股を濡らし、ヒマな韓信は鼻クソを食べる。

夜風が木の葉を巻き上げ、どこかへ運んでいった。

入れ替わるように集まってきた虫の群れが森を黒ずませる。
ハエのようだったりよく分からない形状だったり、一見すると統一性はないが
しかし、ある一つの共通項を以ってこの群れどもは群れたりえている。

毒虫。
人は彼らをそう呼び、張良もそう認識しているからこそ呼んだ。

その虫たちに目を刺され、呂后は空を仰いで絶叫した。
『天に吼えるな。星が汚れる』
張良はペっとツバを吐くと剣を放り捨て、呂后に背を向け跳躍した。
その先で蹴るのは地面ではない。太い木の肌だ。次も同じく、次の次も同じく。
やがて木々の間を赤い閃光がギュンギュンと乱れ走った。
線は風切り、点はざわめき。枝葉末節はことごとく揺れに揺れ。
木の葉が一枚、劉邦に落ちた。
160項羽と劉邦:05/01/28 00:22:45 ID:y0bN/vNu
「なぁ韓信、張良があんなに跳ぶ必要あるのか?
距離を取るなら普通に走れば良いと思うが」
呟く劉邦の頭上。
減速した光から体をピンと伸ばしきったニコニコ顔の張良が飛び出し
慣性の任せるまま斜め上へと飛んでいく。
凄まじい風が吹き、手にした木の葉がさらわれた。
「張良っ張良どこへ行く!?」
背後からの絶叫はこの際無視だ。だって風が気持ちいいもん。
枝をブチ折り青葉を抜けて、夜空を泳ぎ月をバックに羽毛のごとく宙返り。
重力に身を任せると、ゆったりとした服がはためき、眼下の森がだんだん大きくなっていく。
澄んだ夜気が頬を撫でた。
朝をこの手で必ずや…! 張良の瞳の熱は、始皇帝暗殺をもくろんだ時のそれ。
「戻ってきますし跳ぶ必要もあるのです。まぁそのうちお分かりになるでしょう」
説明と共に張良、劉邦たちより10歩前あたりに着地した。
片膝を立て両手を下向きに交差させる。
狙うは呂后ただ一人。周りに浮かぶは虫の文字。
『じわりじわりと確実に削ぎ続けてやる』
袖口から両手へと滑り落ちるは薄い金属の輪。
包帯が巻かれた持ち手以外の縁には、鮫の背びれのような鉤刃がまばらについて、くすんだ姿をいっそう後ろ暗く見せている。
名を輪(りん)と言う。持って戦うコトもできるが本来の用途は──…
投擲! 首をめっちゃたくさん飛ばせる投擲具!
袖から次々滑り落ちるそれを、張良は全て間断なく呂后へ投げた。
距離にして10歩。ビューっと飛んでく輪たち! 28個!!
その第一波が風を切り、呂后のノドを切断せんと襲い掛かるッ!
「駄目じゃ、いかに速度と鋭さがあろうともあの脂肪の弾力では裂けぬ…!」
哀れ、輪は肉に弾んで地面に落ちた。だが。
「いえ、裂くのではなく打つ。呼吸困難を狙った同点一極集中です」
韓信の言うとおり、残りの27輪すべて呂后のノドをしたたかに打ち据え、激痛の閉塞をもたらした。
161項羽と劉邦:05/01/28 00:23:45 ID:y0bN/vNu
それは、輪が地面に落ちきるまでの一瞬だった。
耐えかねた呂后が輪以上の手刀でノドを切り開き、強制的に酸素を確保するまで一瞬。
その全身を縄が縛るまで一瞬。
劉邦が韓信の説明にフムと頷く頃に状況は三転していた。
「コヒュウコヒュウ…ブッシャァバァァァアア!!」
必死にもがくが手足の束縛は微動だにしない。まるで岩にでもくくりつけられているようだ。
ビリビリと震える縄を見事に御しながら、張良はすぅっと目を細めて、虫は字になる。
『さて暗闇地獄の始まりだ。書いても見えないだろうが書いてやる』
縄の上にコマが現われた。無論、張良が転移させたものである。
それは猛然と回転しながら縄をつたい。やがて呂后の腹へめり込んだ。

     ( ̄!ー─--、
      〉 /\__/ヽ`i
.      /  〉     ||
     |: / __  __ |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    (^Y ´━  i ━`|  < この辺りの描写は飛ばします。
     ヽ_,     」 . |   \簡単に言えばコマが血やら脂やら飛ばしたというコトです
     /'ヽ  -─- /       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    /\.,,ヽ ── 、


韓信が説明するそんな苦痛が窮鼠の爆発力を生む!
呂后は縄を引きちぎり、電光一閃、間合いを詰めて張良を殴り飛ばした。
「ああ張良!」
「ご安心を」
吹き飛ぶ張良が虫の群れに変わった。そしてこんな文字列にもなった。
162項羽と劉邦:05/01/28 00:24:30 ID:y0bN/vNu
『ハズレだ。どうして私が貴様と正面きって戦う必要がある。
陰に潜んでじわりじわりと確実に削ぎ続けてやる。化物に礼節など誰が尽くすか。
臆病? 好きに言うがいい。机上の美徳より確実性を選んで何が悪い。
田単(デンタン)が楽毅(ガクキ)に真っ向から挑んだか?
浩一くんや正太郎くんが模範的な真人間か?
違うだろう。田単は楽毅を離間で遠ざけ、与しやすい無能を呼んだ。
浩一くんはヨミの部下を平気で人質にするし、正太郎くんはロボットに苦戦したら操縦者を殺しにかかる。
だがその美徳なき確実性こそ敬うべきなのだ』
長ったらしい文字列に、韓信は満足げに頷いた。
「比翼の術、変わり身の一種にございますから」
「なぁ、なんか原作と違わないか? うまくは言えんが」
「比翼と書いた方がカッコいいので比翼です。
それに原作うんぬんで考えるならこのSSなんて
私が周瑜と竜鳳とか言い出した段階で既に破綻してますよ。ハハハ」
「相も変わらず恐ろしい虫使い…」
蕭何は寝言を言った。
『しかしだ。貴様好みのハムとまではいかなくとも、多少の傷を期待していたが──…』
「いや、話の繋がりが分からん」
劉邦は眼前で手をパタパタふり、韓信はうんうんと頷いた。
呂后の目は治っているらしい。
虫文字に呼応するように、呂后は手を開いた。
その中には何本か、うっすらと光を反射する細い線があった。
「何じゃあれは?」
「銀線にございます。髪の毛よりもほそい鋼でできた糸のようなもので
これを相手の手足にまきつけひっぱると手足が切れまする。闇の土鬼中巻P209参照です。
張良どのは呂后が突っ込んでくるのを見越して、距離を取りつつ仕掛けていたのです。
そう、我らに見えない藪の中で、虫の分身たちに銀線を握らせて」
「ああなるほど。縦横無尽に跳んでいたのはその布石だったのじゃな」
劉邦は感心したように声を上げたが、すぐにトーンが下がった。
163項羽と劉邦:05/01/28 00:25:20 ID:y0bN/vNu
「じゃがそれも突進だけで……」
「そうです。目を潰して隠蔽し、輪も縄もコマも隙間をかいくぐらせ、温存していた銀線ですが」
『よもや無傷で寸断されようとはな。それだけは予想外だったぞ』
呂后は、項羽にウソの道を教えた農夫のように汚く笑った。
「笑うな!」
蕭何の寝言の一喝と共に、文字はアゲハ蝶に姿を変え、呂后の周りを飛び回る。
「アウアウアウー!」
それを振り払う女の顔は、絶叫してヨダレを撒き散らしていて、醜い事この上ない。
と劉邦が思っていると、状況に変化が起きた。
中空を殴りまわす呂后の動きが、目に見えて遅くなり、止まったのだ。
『このチョウどもは』
再び集合し、張良が現われた。
『ふれるとしばらく体がきかない。
必死に縄を解いた挙句に動けない、皮肉だな。……そんな貴様に紹介しよう』
張良が手を上げると地面が砂柱を上げ、大人より大きな黒光りが5〜6体、重苦しくドサドサ着地した。
薄暗い森の中。劉邦がそれらの正体を理解するまでしばらくかかった。
だが……
「アリ…?」
フォルムはそれだが、しかしおかしい。
「アリですね。あ、漢王は困ると情けない顔にございまする」
「わしの顔はともかくでかすぎないか? 本当にあんな生き物がアリなのか?」
「”蟻”と”有り”を掛けているのですね?」
「殺すぞ。8年後ぐらいに殺すぞ。で、あのア…黒いのは張良の何なのじゃ?」
触覚をもさもさ動かすアリたちは、呂后を乗せても走れそうな位の大きさだ。規格外すぎる。
劉邦は困った。困りながら、眉毛をシャキンと引き締めた。ちょっと気にしているのだろう。
蕭何はムニャムニャ叫んだ。
「眩きは月の光日の光! 正しき血筋の名の下に!」
『彼等名前を張辟彊(チョウヘキキョウ)』
「張辟彊… ああ張良どののご子息の」
そんなしもべどものアホ連携をどこか遠くに聞きながら。
「月が綺麗じゃのう……」
うっそうと繁る木の葉たちを見上げ、劉邦は呟いた。狂った現実から目を逸らしたい時だってあるさ。
164項羽と劉邦:05/01/28 00:26:21 ID:y0bN/vNu
『まだ3かげつだが強いぞ。さぁ行け!』
張辟彊たちはかさこそ走り、呂后の脛やら腹やらに噛み付いて臭かったのかもんどりうちその短い生涯を終えた。
『張辟彊おおおおおおおおおおおおおおお!!!!』
「ああ、なんまいだぶなんまいだぶ」
文字で飛び乱す張良と、念仏を棒読みする韓信。
劉邦はというと、「早くバビルの篭城編が見たいのう」とか思い始めていた。どこかの女王じゃなきゃ無理だ。
文字の絶叫は続く。
『私がッ 私が!
羽の生えた熊とかやたらでっかい魚とかいる森から連れてきた張辟彊ォォォッ!!』
呂后は野太い笑みを浮かべながら、しゃがんだ。
どうやら麻痺毒は抜けているらしく、ゆうゆうと極太の首を伸ばして幼い遺骸に……キスをした。
おぞましき陵辱である。張良は激震した。
『やめろ、頼むやめてくれ、もう! どうしろって言うんだよ父さん、答えてよ父さん!!』
「じゃあ鐘を使ってください。懐から取り出して投げます。ほい」
『拳より一回り小さい鐘をキャァァッチ! よしではさらばだ張辟彊!』
「聞けい、盛者必衰、命の鐘の…モガモガ」
寝言をいう蕭何の口をそっと塞いで、劉邦は上着を掛けてあげた。
GRネタは使い勝手がいいからこそ使いすぎちゃいけないし
自分が辛いからこそ誰かを労わりたくなったのだ。
にっこり笑う。
「さぁ張良。やれ。わしを蝕んでいる元凶を、やれ」
にっこり、笑った。
狂った夜は、いよいよ一つの山場を迎えようとしている。

鐘が鳴った。チリンチリンと涼しげな音だが、しかし戦場は癒されない。
バババババーンと破裂する音が木々を突き抜けた。
音の主は張辟彊。蟻酸、と呼ばれる強酸性・強腐食性の液体を、呂后にブチ撒けた。
「グルルンヴァシャァァァア!!!」
『ムゥ!?』
張良は前方に鐘を突きつけ唇を尖らせた。
凄まじい絶叫とくっさい白煙が収まると、そこに美人が居たからだ。
165項羽と劉邦:05/01/28 00:27:01 ID:y0bN/vNu
皮膚が爛れた化物豚が誕生していたのだ。人間の時より美しい。
実をいうと三回ぐらい死んだが、村雨方式ですぐ回復している。
皮膚もうっすら膜が張っている。処女膜も再生しているからお得だ。
でも呂后じゃあな。張良は裏切られた気分になった。
『斬ッ!!』
鐘を振ると衝撃波が呂后の足の付け根辺りを襲い、太ももをピンク色の液体が濡らした。
呂后の純潔は散り、破瓜の涙が溶けた頬に沁みる。
張良は言い知れぬ疼きを股に覚えたが、否否否…とすぐ振り切り、鐘を『ありがとぅ』と韓信に返した。

ちなみにこの翌年(紀元前203年)、張良は婦人との間に男の子を設ける。
名はやはり張辟彊。思い出に変えるほど色あせちゃいなかったのだろう……

虫の群れが集まり、張良の形を作る。
一つや二つではない。呂后の周りに二十をゆうに越えた張良たちが現われる。
『七節棍だ銀線だ、張辟彊を想うとき、張良子房の心は揺れる……』
みんな頑張れ、固い決意で口を噛み、ダダダダーンと弾が降る。弾は霞みのつぶて(要するに小石)だ。
嵐のごとく何千発も夜を飛び交い、劉邦たちが隠れている木にも当たりミシミシ言った。
木々は軋み、飛び去る小鳥の絶叫が闇夜を裂いていく。
揺れに揺れる森の中。
最初の10秒で呂后の頭は吹き飛ばされ、死んだ。
しかし村雨方式を採用してるので、体が地面に沈むその前に回復だ。
両足を大地につけて、ドス紫の太腕を上げる。つぶてはめり込み、防御の用を成さない。
嵐の中からギチギチと音がした。骨が内部でヒビ割れている。そう悟った劉邦は思わず耳をふさいだ。
一方的な激戦だ。
呂后が不死身でなくば、とっくに終わっていただろう。
『命が延びる端から削ってやる。
張辟彊が初めてハイハイをした時、私がどれほど喜んだか知らないだろう。
この溜飲はいずれ別の方法で下げてやる。弱り細った貴様を見下しながらな…… まずは崩れろ』
呂后の腕はタコのようにとりとめがない。骨が砕けているらしい。
もう一息だ。もう一息で勝負が決まる。
166項羽と劉邦:05/01/28 00:27:43 ID:y0bN/vNu
「………」
耳をふさいでいるが喜色満面の劉邦の横で、韓信は冷静な目線を呂后に向けていた。
疑問が浮かぶ。
血笑烏(完全版)は704ページで一冊なのに、どうして長征は240ページずつの上下巻に分かれているのだろう。
どうして呂后は避けない? 縄を受けた時は突破していたではないか。
麻痺毒のせいでもないだろう。現に先ほどはキスしていた。動けるのだ。なら何故避けない?
腑に落ちない。
V7のギャロップは幻を作る能力しかないのに、どうやって秘密警察官を心臓マヒで殺したんだろ。
分からないコトが多すぎるので、韓信は更に注視した。
呂后は鼻をひくつかせた。無傷の鼻を。他の場所はただれているのに。
鼻だけは無傷。守ったのか? 何故? 豚のチャームポイントだからか?
しきりにひくついている。髪も心持ち伸びている。いや、心持ちどころではない。
タンパク質の灼け溶ける白煙をあげながら、なお、髪は猛烈に伸びている。
原理は分からないが、とにかく、伸びている。
後ろに向かって。

..・ ・ .・ ・ .・ ・ .・ .・ .・ .・ .・ ・ ・ .・ ・ ・ ・ ・ .・ .・
張良の投げた輪の落ちている後ろに向かって。

──まさか!?

普段は冷静きわまりない韓信だが、悲鳴のような叫びをあげた。
「張良殿、比翼を!!」
劉邦は事態が最悪の方向に向かったのを悟り、背筋に冷たいモノを感じた。
167項羽と劉邦:05/01/28 00:28:28 ID:y0bN/vNu
結論から言おう。比翼自体は間に合った。
茂みに溶け込んでいた張良を匂いによって見つけた呂后は、
枝分かれした髪を全ての輪に巻きつけ、ありとあらゆる角度から打ち下ろした。
重ねて言う。比翼自体は間に合った。
輪も、ズタズタに破壊される茂みと同じ運命も、張良は虫を身代わりにかろうじて避けた。
だが。
避けた先。
凄絶な笑みの呂后が眼前にいた。
髪に結ばれた銀線が頭上でしなっていた。
これを一の太刀という。
呂后をかわせば銀線に薙がれる。
銀線を避ければつぶてまみれの腕に撃たれる。
輪は囮。張良が比翼を使い、飛び出す瞬間を呂后は狙っていた。
変わり身を変わり身と知られていれば、比翼は意味を成さない。
人間は一つの動作から、次の動作にうつるとき、一瞬、そこに無理な姿勢ができるものだ。
呂后はその瞬間をねらって一の太刀をしかけたのである。(以上二行は影丸の闇一族編、左門の死んだ場面より)
肉迫する呂后に、『肉が迫ると書いて肉迫か。フン、文字通りで良かったな』と張良は顔を屈辱に歪め、そして──
「張良殿!」
「張良ぉ!」
「ムー、ムー」
鈍く、本当に鈍く、命の途絶する音が森に響いた………





ふと思ったが、ギャロップは秘密警察官を心臓マヒで殺したんじゃなくて
別の方法で殺した後、「心臓マヒですな」と診断する医者の幻を作ったんじゃなかろうか。

そしてもはやエロパロではなくなっている。いいのか?
イザとなったら「ガイアー!!」があるけど。
168補足と説明:05/01/28 01:52:21 ID:y0bN/vNu
・白竜剣士(@横山光輝初期作品集第一集)
ある兄ちゃんが、やんちゃな兄ちゃんから逃げ回るけど最後は実力行使で解決するお話。
逃げ回っていたのは「昔の自分を見ているようで恥ずかしい」という理由。
「だったら最初からそう言えよ」という度合いではフランケン博士とどっこいどっこいである。

・村雨健次(@鉄人28号)
正太郎くんの心強い味方です。「健二」だと不死身を鼻にかけて拳銃自殺を子供の前でしでかすろくでなし。

・呉(@文庫版史記2巻、三国志)
君主は、おじいさんをゴミ袋に入れて川に捨てたり、雨が降ったコトに逆上しておじいさんを殺したりと
とかくおじいさんが大嫌いな精神異常者ばかり。だからよく滅ぶ。

・楽毅、田単(@文庫版史記3巻)
春秋時代の斉は、昔やった悪いコトの報いを受けて滅びかかっていた。
楽毅は忠臣なのでモチベーションはバリバリで、七十余城から二つだけ残して後は落とした。
そこで困ったのが斉の重臣どもだ。自業自得といえど死ぬのは嫌だ。それが人間だ。
んでまぁ、そのとき抜擢されたのが田単だ。
田単は、落ちる城から逃げる時に馬車の車軸を鉄に変えろと言った。
「そのおかげで皆助かったから将軍をやれ!」「え…私は下役人ですよ」「るさい! 文句いうヤツは殴っとくからやれ!」
てな調子で田単が将軍になった頃、楽毅が好きだった主君が死んだ。
その後継ぎは、楽毅の人気と実力を妬んでいた二世特有のぼんくらなので、田単はそれに目をつけた。
楽毅が斉の城をネコババしようとしてるぞー!と噂をばらまくと、ぼんくらは信じ込んだ。
そして楽毅を退場させ、変わりに来た無能は田単たちの鬼謀術数で死んだ。斉は守られた。

・浩一くん(@バビル2世)
いわずとしれた超能力少年。
もとは普通だったが、おかしな機械を100日あまり頭につけたのが悪かった。
自分以外の超能力者はちっぽけだと固く信じ、破壊の限りをつくすようになった。
ライバルのヨミの方が、まだ穏便である。
彼は世界各国の権力者の偽者を使って、世界を牛耳ろうとしていた。なんて穏やか。
きっと権力者が選挙で落選したり、定年退職を迎えるたびに次の人間をさらっていくんだろう。
そんな涙ぐましい持続への覚悟を、バビル2世は力づくで砕いていく。
169補足と説明:05/01/28 01:53:31 ID:y0bN/vNu
・正太郎くん(@鉄人28号)
いわずとしれた少年探偵。
Q 銃を持った相手に襲われたらどうしますか?
A 一般人 → とりあえず逃げる。 正太郎くん → 銃さえあればと銃撃戦を望む。
Q 乗っている船に潜水艦が攻撃予告をしたらどうしますか?
A 一般人 → 大人しくしている。 正太郎くん → 鉄人を使って沈めてやろうと思い、半ば実行に移す。

悪党を見ると飛び掛らずにはいられない、狂った軍用犬よりタチの悪い少年なのだ。
それを思えば影丸なんて、仲間思いで敵にも慈悲を持っていて、めっちゃ普通だ。人殺しだけど。

・張辟彊(@文庫版史記9巻)
呂后が実子の葬儀でウソ泣きしたのを看破して、陳平に身の安全を図るよう忠告した少年。
このSSでは血風連かぶれの巨大アリだが、些細なコトである。

・バビルの篭城編
たぶん作られないGRの完結編。収拾つけようがないじゃん。でも見たい!

・どこかの女王(@クイーンフェニックス)
バステト女王で、昔みたハゲが生まれ変わるのを熱帯地方で待っている。
そのハゲというのがろくでもない。
ハゲの分際で女王(バステトではない)に手を出して、そのせいで死ぬ羽目になったというのに
生まれ変わって髪が生えても人妻を誘惑したり、その人妻を愛しているといっときながら
女王の部下に看病されただけであっけなく転んだりしていた。
仕方ないので女王は、ハゲが流れ流れていつかまた生まれ変わるのを待つコトにした。
ブっ飛んだ横山理論を語らせれば、この女王こそが最強。

ちなみに横山作品はスターシステムを採用していないが、ハゲの妹は、あばれ天童で「すみれの君」をやっている。

・ガイアー(@マーズ)
地球を破壊する爆弾内臓のアゴ長ロボット。コマによっては黒目があり、それはとても気持ちが悪い。
ガイアー!!という描き文字は、筆者の中でマンガ界最高の迫力。
170名無しさん@ピンキー:05/01/28 21:30:42 ID:dtiePbPX
来た!力作!乙!
トホホ話に爆笑ですよ。はははは。
決して間違っていないけど誤解を招く用語解説ですねぇ・・ミもフタもない。
171名無しさん@ピンキー:05/01/30 22:59:40 ID:ClUQYkDK
すげーーーーーーーーーー!!!!項羽と劉邦!!!!!
172名無しさん@ピンキー:05/01/31 22:13:22 ID:P2QCFYkH
コマは影丸からで、輪と銀線は闇の土鬼から、虫使いは幽鬼?
巨大アリは・・・バビル2世と見た。

兵馬地獄旅やクイーンフェニックスを知ってるあたり
かなりの横山フリークかも。
173名無しさん@ピンキー:05/02/01 14:47:07 ID:4F2WbCrV
アニメにも詳しいし。
これで干支を二巡してないんだもんな。
174名無しさん@ピンキー:05/02/01 20:39:01 ID:Qpab9aCL
本当の意味での干支かもしれないぞ(六十年一巡)
175名無しさん@ピンキー:05/02/01 20:41:28 ID:UTucl8Y3
なるほど、長嶋茂雄の次の還暦も元気に迎えたい発言みたいなもんだ
176名無しさん@ピンキー:05/02/01 20:55:30 ID:NdWcfnXk
六十以上だったらすごいな。
補足説明ではおかしな扱いだけど、原作の楽毅や田単の回は結構オモロイ。

>172
巨大アリは鉄人28号で、アゲハ蝶は影丸の七つの影法師。
177名無しさん@ピンキー:05/02/01 23:09:09 ID:U6YieZ+d
>>172
101に虫使いがいた希ガス
178名無しさん@ピンキー:05/02/01 23:27:22 ID:5Btijuqx
>>110でおたまじゃくしって言ってるからV7かも
やるだけやって消える張良はカナーリの男みたいだ
179焦る三十代:05/02/02 21:15:46 ID:ApOEIiFx
>筆者もまだ干支を二巡してないので

ショックのパーーー!!!(石ノ森作品だったスマソ

フォモ今川と同年代だと思っていたのに(44歳くらい
マジで俺の人生何だったのかと思うぞ職人様ー!
180名無しさん@ピンキー:05/02/10 18:12:39 ID:WL3uMhsG
保守
181名無しさん@ピンキー:05/02/16 00:36:25 ID:tzw1gymR
このスレマジ面白いな!
182名無しさん@ピンキー:05/02/20 21:16:41 ID:sjI59Yy+
>>181
一瞬マンスジに見えた
183名無しさん@ピンキー:05/03/03 01:26:04 ID:fMhr63lz
保守
184名無しさん@ピンキー:05/03/03 02:19:47 ID:JCla7eBE
     __.....、-‐‐‐-‐‐‐- 、_/~\       _,,.. -‐‐‐- .._
    ∠::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ.´ . ,.、‐ ''' "´::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
   ∠ :::: /`゙゙‐\/‐'''"´ヽ /    l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`
    /::::>l/,二、   ,二ヽ = 、    ゝ.::::::::::::::く ̄`ゝ::::::(⌒7:::::::::l
   /⌒V | ● l  l●`l  |        |`l/,二、    ,二ヽ {:::::::::::|
   { C     /''' ⌒ヽ  ヽ      ト.l | ● l   l●`l  レ‐V  ___
   `‐>┗■■ゝ ... ___ノ■■┛    { }   r         ´ }/僕は正太郎
    (   ▼───▼  /     `l  r_ ̄ ̄ ̄フ    r '│今夜も
     ゝ     ⌒    ノ   n   ゝ. `‐‐--‐ '   ノ < ●●●見てから
/´⌒ ´ ヽ  ー-` '-ー^ヽ ⌒ヽ | l    > .. __   .. イ   │パパとお風呂
     ィ     ヽ      )` . l l,へ __-'l {    丶- 、_ \ 入ります
      ノ^  ,  ::i:::::: ,  'ヽi/ 二l_ハ)/   ⌒      ⌒`l ̄ ̄ ̄
    ,,,ノ   ー  '`  ー  Y´゙| ¬/ /              |
    /ヽ            /ヽ  | / /:   7ヾ   ゝ     /ll
185名無しさん@ピンキー:05/03/15 21:17:30 ID:jiRnJVVe
保守
186名無しさん@ピンキー:05/03/20 21:32:38 ID:7Ez4LNVV
マダー?
187名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 20:06:46 ID:RL0s9EYp
チンチン
188名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 23:41:40 ID:cs5FniFu
色白の肌の正太郎と浅い褐色の肌の敷島が
互いのちんちんと肉棒を激しくこすり付けあう。
小鹿のようにたおやかな正太郎の躰を敷島の強靭な肉体が押さえ込み
ちんちんと肉棒を重ね合わせたまま熱く強く抱きしめる。
やがて昂ぶってきた正太郎のちんちんに敷島が自らの唇を近づける。
敷島の体の中で特に色彩を帯びた桃色の唇が
正太郎の木の芽の様に小さく力強く脈打つちんちんの先端に接近し
・・・接触する。
ねっとりと絡みつきながら正太郎のちんちんを唇がゆっくりと包み込んでいき、
動きを止める。
暫くの間「その状態」が続き、正太郎は悦楽と恥ずかしさで
潤んだ瞳をおそるおそる下腹部へと向けた。
ちんちんを口に含んだまま正太郎の瞳を見つめ、
微動だにしない敷島。
真っ赤になった正太郎のほほを涙が濡らす。
羞恥と淫靡な快楽の狭間で、正太郎は泣きながらついに淫靡な哀願をした。
189名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 11:51:48 ID:2aYbjQMt
敷島好きのマンコか?空気よめないのか?
ところかまわずホモ話やきもい画像貼ったりするな
190名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 18:18:01 ID:cp47L6LG
ヨミ
191名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 15:43:43 ID:759DdCjs
落とさせるわけねえだろ。こんな良スレをよぉ!
ついでにage
192名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 22:57:02 ID:ueeDAfKS
私もまた、ここにおいでの皆さんと同じ、横山先生をよく知る者の一人です。
また、先生と出会ったことのない者も、先生が作り上げた作品を元に
扱いて漏らすことで、より先生を身近なものに感じてきました。
横山作品は精力であり、また抜きネタでもありました。
そしてある時はエロ小説となり、またある時は春画となって
さまざまなハァハァに姿を変え、妄想世界の絶頂へと導いてきました。


追悼
193項羽と劉邦:2005/04/20(水) 00:32:31 ID:luDhLsMm
前回までのあらすじ。
ブスな呂后に業を煮やした劉邦は、殺害計画を立てた。
最初は世間体を慮って、腹上死で片付けようとしたが
同衾するのが辛くなったので、三つのしもべに命令だ。ヤァ!
韓信は冷静なだけの役立たずで、
蕭何はボディーブロウを叩き込まれてから、ちょっとおかしい。
張良は意外に活躍したが、しかし色々あって殴られた。
という事で本編。

闇。どこまでも闇。
張良の目に入ったのはまずそれで、次に気付いたのが
みぞおちに深々と突き刺さる巨大な拳だった。
張良の指先がかすかに震え、動きを止めた。
(無理、か。虫文字すら無理らしい。
まぁいい。悪態はさっきついたからな)
ニっと笑みを浮かべた口先から、血がこぼれた。
劉邦たちの叫びが、ひどく遠くに聞こえる。
呼吸ができず、先ほどからヒューヒューと嫌な呼吸音だけが空しく響く。
そんな張良を、呂后は身じろぎもせず悠々と見下ろしている。
『あたい、あんたのコト許さないから!
じわじわと死んでくのを見て喜びたいんだから!』
緩みきったぶよぶよの頬からは、そんな意思が読み取れて
苦しい時に汚いモノを見たショックで張良は暗澹たる気分だ。
しかしそれに浸ってても仕方ない。
『削って削って削り殺す』というのが目標だから、完遂しなきゃならない。
身動きは取れない。だがそれでも撃てるモノは、──ある!
(喰らえ不細工ッ)
「ガウッ!?」
血まみれの軍師ヒゲが動いたかと思うと
ネバネバした白濁液が呂后の顔めがけて発射された。
194項羽と劉邦:2005/04/20(水) 00:34:18 ID:luDhLsMm
誤解がないように書いておくが、白濁液は張良のツバだ。
とりもちのようで、体につくと二日ぐらい取れない。って影丸が若葉城編で言ってた。
これは三略関係なしに、元々の体質で、その体質でできたツバを
呂后の両目と鼻を覆う形で吹きかけたのである。

驚き、拳を引き抜き、ツバを掻き毟る呂后の声は、もはや張良にはとどかない。
拳という支えを失い、後ろによろよろと、一歩、二歩、つんのめると木に当たった。
(これでいい)
もたれる事すらかなわず、身はひたすらに滑り落ちていく。
(やるべき事はやれた。奴は消耗し、しばらく視覚も嗅覚もない。
仇を討てずとも、私が負けようとも、後に残る者が勝てば良いのだ。
……それだけは分かっているつもりだ)

──違うか?

──違うか?

──違うか…?

根元に倒れこむ張良の顔は、安らかだった。

────なぁ、張辟彊。

やがて一陣の風が駆け抜け、さわさわと森が揺れた。

「ドンバック! イェヘッェ〜!」
呂后はというと、ツバを取ろうと地団駄を踏んでいた。
掴むと伸びて、呂后の力でも取れそうにない。
逆に指先に絡む始末で、それを取るべく手を振ると
胸から垂れ下がった脂身がぶるんぶるんと揺れ、見苦しい事この上ない。
乳首はゴキブリのようにドス黒く、シミと血痕と傷だらけの寸胴があばれ狂う。
なんつーか、森に謝れ。
195名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 20:01:09 ID:QXdxSdC6
神戻ってキター!!!
よかった…本当によかった……
張良がやたらかっこええ
196名無しさん@ピンキー:2005/04/21(木) 13:02:38 ID:4G1ZAf5Z
良スレ
197名無しさん@ピンキー:2005/04/23(土) 01:51:16 ID:JXRvZXfL
>なんつーか、森に謝れ。
ハゲワラ

わーい、項羽と劉邦職人さんが戻ってきたー!
198名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 02:05:10 ID:iTTIMZfT
           | 「    `ヽ
           レ -‐‐‐- .._ \
          /        ``ヽ      ガイドラインの告知見て急いで来ちゃった・・
        ∠二二二二二ヽ    \
       /     { U    } ̄7/⌒ヽ l、  職人さんZです! 
   <  ̄ ̄ ̄ ヽヽ、__ ノ、‐''    |  \>
      ̄ ''' ― .._」}、‐'''"´        |    `ー――ァ
      r ''"~          /ヽ__ノ          /
      |          /            /
      |     _..、‐ ''"~             /
      |_..、‐ ''"                    /
      /                    (」
    /                          |
199項羽と劉邦:2005/05/01(日) 22:47:39 ID:+goIfhat
そんな呂后を遠巻きから見つめる二人の男がいた。
韓信と劉邦である。

「げえ! 張良がやられた」
「しかし張良どののおかげで光明が見えてきました。
だから大丈夫です。まだ私だっていますから」
韓信は無表情のままうんうんと頷いた。
先ほどの動揺はもう消えているが、逆にそれが薄気味悪い。
。oO(本音をいうと逃げたいのじゃが)
劉邦は、眉根を下げて困った。蕭何はまだ足元で寝息を立てている。
と。
「ガルルルルル!」
不意に咆哮が響いた。
二人が何事かとそちらを見ると、3メートルぐらいの大虎が呂后に向かっていた。
虎は虎で迷惑していたのだろう。
不機嫌も露わに唸り、金とみまごう麗しい毛を逆立てながら、のっしのっしと歩み寄る。
(よし頑張れ!)
劉邦は声援を送った。呂后は構えた。
虎は何度か尻尾を振ると、一気に飛び掛った。
中空より虎の爪にあわや引き裂かれんとした、その時! 呂后は!
「ガガガーッ!!」
拳を走らせた。
なんという事であろう。
張良のつぶてによりあれほど破壊されたというのに、腕は破壊力を戻している!
いやそれは、張良が倒された時から分かっていたハズ…
呂后が映る琥珀色の眼へ、今度は拳が吸い込まれ
虎の頭はその右半分を吹き飛ばされた。
霧が漂った。ひたすらに陰鬱な赤と黒で。
哀れ、虎の残骸は「どうっ」と物凄い音で地上に沈む。
200項羽と劉邦:2005/05/01(日) 22:48:43 ID:+goIfhat
虎。
文庫版水滸伝6巻P249では体のバランスが気色悪かったりするが
中国での基本的な扱いは、山中の王とあがめられたり
勇猛や吉祥の象徴とされたりしてて、いい感じだ。
ちなみに狼は盗賊っぽい扱いだ。
狼といえば、回収前の狼の星座2巻を買い損ねたのが悔やまれる。
それはともかく。
虎は強くてカッコいい生物なのだ。
そう、たとえ復刊ドットコムに2巻の注文を強制解除された挙句
1巻の発送が3週間ぐらい遅れたとしても、悲しんだりはしない。
そしてそれを、
『ちくしょうッ ここのおかげで狼の星座読めるから毒づきづれェ!!
3巻以降は本屋さんで買うけど、コメットさんはこっちで頼むから、遅れないでね!』
などとジレンマに悶えつつ描いたりは、しない。
けれども虎は気配頼りの拳に落とされて、今や血に濡れ痙攣するだけの肉塊だ。
虎は死んだ。一撃の元に死んだ。
しかし呂后はそれでも足らないらしく、
「ドンバッドンバッドンバァァ〜!」
けたたましいエコーのかかった罵声を上げながら、虎のわき腹を蹴りまくる。
張良の吐きかけた粘液は、呂后の顔を覆い隠しているが
叫ぶ口元だけで凶悪さが十二分に見てとれる。
(こ、これでは張良が戦った意味が……)
視覚や嗅覚がなくても、呂后は強い。
「じゃあ行ってきます」
韓信は淡々と告げた。
そして復刊ドットコムは今日も頑張り続ける……
201項羽と劉邦:2005/05/01(日) 22:49:54 ID:+goIfhat
「おう任せ… 待て! 今、あやつが何を倒したのか見てたじゃろ!」
「はぁ。張良どのと虎ですが」
「分かっておるなら、もっとこう、考えろ!
大元帥なら、呂后めがげえっと叫んでドラが予定調和的に鳴って
何巻でも使い回せる便利な奇計とかあるじゃろ。な! あるというてくれ」
「劉備のセリフで叫ばれても、そんなのはありません。
でも次は張飛でお願い致します。え? 微妙に名言が少ないので難しい?
はぁ… ちなみに私は兵がいなければ基本的に股くぐりにしか過ぎませぬ。
さもなくば、項羽の下で何年もくすぶったりしませんよ」
「開き直るな!」
「しかし大丈夫。漢王もご存知の通り、虎がゆくと私は強いんですよ。
下宿先のババァもあんな感じの顔でしたし、ま、なんとかなるでしょう」
「お前の言ってる意味が分からん!」
怒鳴り声に、足元で寝ている蕭何の眉毛が微かに動いた。
「落ち着いてください。それに」
韓信はここで言葉を少し切り、真剣な顔でこういった。
「呂后は弱っておりまする」
劉邦はちらと呂后を見た。
ちょうど、虎をちゃぶ台のようにひっくり返し
「ダァァ〜ァア〜! ファ! ファ、ファッファッ! ファッ! ファ、ファッファッ!」
鉄の巨人の叫びと共に、虎のみぞおちに強烈な蹴りをブチ込んでいた。
全裸なので、足振るたびにおぞましい光景が見え隠れして、気持ち悪い。
劉邦は、苦悶を浮かべた。
「言いたい事は分かります」
韓信はうんうんと頷いた。
劉邦はきっと原作GRの資料編が欲しいのだろう。
「で、呂后が弱っているという根拠は?」
劉邦は苦々しく聞いた。
せめて座談会に市川治と大塚周夫を読んで欲しかったのだ。
「漢王の事情に多少踏み込んだ話になりますが」
韓信は拱手をした。臣下が王に伺いを立てる一般的な礼だ。と思う多分。
目に宿った光は、「100万の兵を動かせる」という自称に違わぬ怜悧さだ。
202項羽と劉邦:2005/05/01(日) 22:51:48 ID:+goIfhat
「なんじゃ」
「閨の際、呂后が何らかの技巧を用いた事はございませんか?」
顎に手を当て、劉邦はフムと考えた末、「ないのう」とだけ答えた。
あまり探りたい記憶ではない。肥溜めにおちた腐乱死体を捜すよりイヤだ。
「あやつはな。ただ口や穴にナスとか色々突っ込んで
上下左右に揺れてブヒブヒよがるのみじゃ」
「そこですよ」
「?」
「呂后は、あの醜い体を醜いままに行使し暴利を貪る漢のガン。
基本も応用もすべて力押しの化物ブタでございます。しかしその呂后が」
ここで韓信、言葉を切り、出帥の表を読むより慎重な声になった。
「張良どのを追い込んだ時、二の太刀などを使いました。
今まで肉体頼りだった呂后が、輪と銀線を囮にしたのです。
これはいわば、爽やかなケンカを身上とするあばれ天童が
ナイフを使うような異常事態。呂后らしからぬ行動です」
「い、いや、いくらきゃつでも、追い詰められればそれ位の発想は──」
劉邦はハっとした様子で、韓信を見た。
彼も同じ結論を持っているらしい。
「真の不死身であるなら、追い詰められる、という事はございませぬ。
いかな攻勢を受けようと、相手が消耗しきった所を討てばそれで済みますよ。
しかしそれをせず、小細工に頼ってまで、張良どのを排したのは?」
「…よく分からんが、防戦一方では何かマズかったのじゃろうか」
「おそらく。
例えば、トカゲはしっぽをきられても、またそのうちはえてきます。
強い回復力をもっていますからね。
呂后めは、それ以上の回復力を持っているのでしょう」
ちなみにこれは、伊賀の影丸の邪鬼秘帖の終盤からの引用だ。
この章では、「武芸者より忍者が強い!」と思い込んでた筆者の先入観が崩れ…
まぁいいや。韓信の話は続く。
203項羽と劉邦:2005/05/01(日) 22:52:19 ID:+goIfhat
血が固まったり骨が繋がったりする現象の、あくまで延長線上の出来事なのですから。
呂后の場合も、我らの想像を越えた『何か』を原動力に
不死身を保っていると私は考えておりまする。
ちなみにそれは、栄養ではありませぬ。なぜなら先ほどから呂后めは」
虎にヤクザキックを叩き込むだけで、食う気配がない。補給する気配が。
「ふむぅ…」
劉邦は考え込む仕草をした。そうできるのは、呂后が虎を嬲るのに夢中だからだ。

『いかに不死身といえど、消耗の果てに待つのは暗黒の死だ』

張良が口走…いや虫走っていた言葉が劉邦に去来する。
「では、『何か』の正体が分からずとも、一気呵成に攻めれば……」
「いずれは原動力が尽き、おそらく勝てるでしょう。
しかしあるいは、二の太刀を使ったのは
呂后めが成長しているだけかも知れませんが」
さらっと無表情で恐ろしい事をいう。
これ以上成長したら、項羽と手を組んでも倒せないぞ。
劉邦の顔に狼狽が走り、韓信は、ざっと歩を進めた。
「まぁ、どちらか試してみる価値はあるでしょう。ゆえに、私は行きます」
「待て! そちの力量では確実にやられ…」
「大丈夫。仮に私が死んでも漢はなんとかなるでしょう。
陳平どのや周勃どのだっていますし、それに」
今だ眠りから冷めやらぬ蕭何を、韓信はじっと見た。
劉邦が追いやられた漢中という僻地で、蕭何に才を見出されたのはいつだったか。
遠い日にも思えるが、諸事情で脱走した韓信を
蕭何が夏候嬰とともに追いかけてきたあの夜は、昨日のようにも思える。
その後、蕭何が劉邦を説き伏せ、韓信は今の地位にいる。
そして多くの死も見てきた。
韓信を漢中に案内し、義兄弟の杯を交わした辛奇は項羽に討たれ
友情を感じていたレキ食其とは、斉攻略において齟齬が生じ
結果、彼を釜のあぶくと消す引き金を引いてしまった。
204項羽と劉邦:2005/05/01(日) 22:54:10 ID:+goIfhat
だが、蕭何だけは違うような気がする。
気がする、というのは妙な話だ。
国士無双とうたわれる程の才を持ちながら、あやふやな展望を持っているのだ。
蕭何が自分より長生きするという確信と
して欲しいという願望が混ざり合い、冷静に答えを出せてない韓信がいる。
ふっ、と大元帥は笑みを浮かべ、劉邦は怪訝な顔をした。

「実は、こういうのもあります」
元の無表情で取り出したるは、黒い杖である。
尖端には角張った透明な宝石がつき、月明かりをうっすらと反射している。
「龍旦と戦った時に洪水を起こしたのは、実はこの杖なんですよ。
いざとなれば、これを切り札に足止め程度は。
あるいは宇宙空間に放り上げて自爆などしてみる所存です」
「はぁ!?」
劉邦は眉を潜めた。本格的に言ってる意味が分からない。
と言うか、なんだか進んではいけない方向に進んでいるような気がする。
「見ていれば分かりますよ。それでは」
杖をいずこかへとしまうと捲土重来。
韓信は愛用のボロい剣をキラリと抜きつれ
張り出す木の根でこけそうになりながらも、呂后へとひた走る。
「喰らえ霞切り! といってもこれはカラスの方のぐはぁ!!」

視覚嗅覚がなくとも、そこは流石に呂后である。

韓信の
(振り返る呂后のコマ)
顔面は
(気配を頼りに拳を構える呂后のコマ)
殴り飛ばされた。
(顔面を歪め吹き飛ぶ韓信の図。以上、三国志とかでよくあるパターン。
やがて、時は、流れた。で四季の景色を描くのもよくある)
205項羽と劉邦:2005/05/01(日) 22:54:40 ID:+goIfhat
角度がいい感じだったので、木々の間を猛然に縫い飛んだ韓信は
元の場所に戻り、そこで木へ激突してようやく止まった。
「どうも無理みた、げほっ、呂后の状態も、げほっ、判断し辛いでぶぁ」
剣を鞘に収めながら、韓信は血を吐き
「最初から分かっておったわ!」
劉邦に怒鳴られた。
「せめて曹参どのがいればなんとか。龍旦にも彼のおかげで勝てましたし」
「いや、大ケガだから無理じゃろ、つか、さっきから話が全然進んどらんぞ」
と、二人が不毛な議論を始めた頃。

蕭何が目覚めた。
そして立ち上がると、劉邦にかけてもらった上着を後ろへ投げ捨てた。
次に不敵な笑みを浮かべ、シャドーボクシングだ。
これは睡眠で冷えた体をウォームアップしているのだろう。
効能は、軽快にステップを踏み、空をジャブで裂くうちに現われた。
蕭何は少しずつ少しずつ、熱を溜めていく。
拳にうっすら汗がにじみ、木漏れる明かりに照らされて、儚く儚く散っていく。
まるで何かのゆく末を示すように………
「さぁ、行くぞ!」
拳を勢いよく交差させると、衝撃が波紋のように広がった。
「おお、蕭何どの。気付かれたのですね。そして今度は何ですか?」
驚愕の韓信(吐血中)に、蕭何は横目で笑いかけた。
「その通り。
そしてこれこそ命と引き換えに撃つ地上最大の爆発力、ビッグバン・パンチ!」
返答が終わるやいなや、右手首をぎちぃっと鷲づかみにした。
すると握り締めた指の隙間から、よう分からん薄紫の気体が噴き出し
(げえっ! こいつの体がまた何かおかしなっとる!)
劉邦は頭を抱えた。
どうしてこの丞相はさっきからこうなのだ。
覚悟するのはいいが、拳から煙出すな。足の動きが見えない速度で走るな。
そして遺言はきちんと明確に伝えろ。死にそうだからムリ? アホ!
分かってるならまず最初にちゃんと紙に書いて、シズマドライブの横に置いとけよ。
206項羽と劉邦:2005/05/01(日) 22:55:44 ID:+goIfhat
幻夜が勘違いしたおかげで、イワンがバカ呼ばわりされたし
アラスカ基地のBF団員に至っては鼻水まみれで凍死したんだぞ。
ごく些細な事だが、地球だって静止したし。
全く。
話が脱線してるじゃないか。俺のバカめ。

月に雲がかかり、夜はますますその深さをました。
「これが噂の禁断の技」
更に暗い森の中、粘っこい声が響いた。
「なにやつ?」と思いつつ劉邦がそちらを見れば、おお、声の主はなんと呂后だ。
豚が人語を話しているではないか。
虎を嬲るのをやめ、眼は塞がれているがじっと注視している。
何事か脅威を感じているらしい。冷たい汗が一筋、涙のように滑り落ちた。
(待て、みんなさらりと流しているが、おかしいじゃろ!)
劉邦にしてみれば、今形成されつつある事態が理解不能だ。
なんだよ噂って。一体誰が流すんだ。
そして友達いなさそうな幻夜はどうやって聞いたんだ。盗み聞きなのか。
劉邦(友達は結構いる。周昌とか樊噌とか)は、しかし唇を噛むのみで
一切口出しできそうにない。
誰にも止められないのだ。時の河は続いているのだから。
「その通り。
だが今日こそはそれを撃とう。
なぜなら諸刃の刃は私だけではない。そう──…」
蕭何はやや前のめりになりつつ、枝に塞がれた夜空を見上げる。
その先に、彼は何を見ているのか。
ダラリと下げた拳からは、とめどなく紫煙があふれていく。
「紀信くんも、周苛くんも、雍歯くんも
それに張良くんも、みんな自分との戦いだった。
だが、私は丞相として誰一人として救えなかった」
蕭何はほそぼそと哀惜を込めて呟き
韓信はじっと顔を伏せた。共通する物を覚えているらしい。
だからこそ、彼はしまってある杖に手を伸ばし、強く頷いた。
207項羽と劉邦:2005/05/01(日) 22:56:45 ID:+goIfhat
「友として、何もしてやれなかった」
蕭何の語気が少し強くなったのは自戒か、自責か。
右手首に絡む指を、そっと解く。
拳は赤熱に光っていて、それは眼前へと突き上げられた。

「そんな自分に、腹が立つ!!」

穏やかな文官らしからぬ、強い叫びが劉邦の耳を叩く。
(はぁ。どうしてこうなるんじゃろう…
わしはただ戚と楽しく過ごしたいだけなのに……)
みんな上へ下への大騒ぎだ。巻き込まれる一方だ。
怒鬼がいるなら「どきー!」と呼んで助けて貰いたい。
劉邦はがっくりと肩を落とし、でも蕭何が死んだら困るし寂しいので
彼が死なずに呂后をさくっと倒してくれる事を祈った。

蕭何の瞳は彼女をギラリと射抜き、と同時に爆風が巻き起こった。
そして黒煙が怒髪のように天を突けば、呂后は危機を察して大きく飛びのいた。
だが、盲目ゆえに回避を急いだのが悪かった。
次の瞬間にはもう、呂后めがけてジェット推進の蕭何が飛び出していた!
「こいつ死ぬ気か…!」
折り重なる水晶にも似た爆煙もやまぬうち。
中空で身動きとれず絶望を浮かべる(ある意味での)大怪球へ、裂帛の声が突き刺さる!
「その通り。
もうこれ以上の犠牲は……たくさんだァ──!!」
「ならやめて下さい丞相!」
「ん!?」
「はっ!」
森は、森以上の緑に包まれた。

動きが止まる、という錯覚は危機的状況に置いて
パニクった脳がよく覚えるものではある。
だが、少なくてもこの時の蕭何においては、現実に動きが止まった。
208項羽と劉邦:2005/05/01(日) 22:57:17 ID:+goIfhat
に纏わりつく全ての加速は、ブラックホールに飲まれる光のごとく
重く歪んで、立ち消えた。
彼のいたと思われるあたりにもはや木々はなく
いまや黒土のクレーターだけが風にひゅうひゅうと撫でられている。
光の正体はテレポートのようだ。その理由を語るのは少し先に譲るとして
ともかく、蕭何や木々、あと、虎の死体なんかもテレポートに巻き込まれ、消失したのだ。
まさしくおどろきである。
呂后はどうなったか?
蕭何が消えた瞬間。
ビッグバン・パンチの消え損ねた余波が火柱のように巻き起こった。
呂后はそれをもろに受けてしまい、上空へと吹き飛ばされていた。
これにはひとたまりもない。
あちらこちらにダメージを負い、腐ったメロンみたいな乳房に至っては
ちぎれてどこかへ飛んでった。

「……と、まぁ、杖にはこういう効果があるワケで」
やや土煙がくすぶるクレーターの前で、韓信は得意げに説明していた。
要約すると、手にしたものの望みを叶える杖らしい。
先ほどのテレポートもその一つ。
蕭何を助けるのは、韓信たっての願いなのだ。
「韓信」
「はい」
「蕭何の行方も気になるが、まず呂后じゃ。
あやつ、月面基地にまで飛ぶかのう」
劉邦の目には大粒の涙が溜まっていた。万感の想いなのだろう。
エラい騒ぎだったが、どうにか収拾がついた。
まぁ、蕭何が飛んでいった先で、『どうなってるか』は分からないが。
「きっと飛びますよ。うまくいけばカナーリの牢獄やガニメデ星まで」
209項羽と劉邦:2005/05/01(日) 22:58:30 ID:+goIfhat
韓信の胸にもなにか、あついものがこみあげてきた。
でも悲しむべき別れではない。
それは仲間たちも同じ気持ちだろう。

今、呂后を乗せた衝撃波は空に舞いあがった。

はばたけ 呂后。

大きくなれ 呂后。

                     ■ 項羽と劉邦 / 完
210項羽と劉邦:2005/05/01(日) 23:00:19 ID:+goIfhat
ドン。

クレーターに呂后が落ちてきた。
血まみれで乳房がないけど、まだ生きてやがる。
すっくと立ち上がると、奴は野性味溢れる唸り声をあげつつ一気に走った。
走って、劉邦たちの真ん前にくるやいなや
粘液で覆われて見えていないハズなのに、
韓信の持ってる杖をひったくり、へし折った。
そして、物凄い殺気をアピールし始める。
韓信と劉邦は顔を突き合わせながら、おなじみのポーズで大爆笑した。
ヤバイぞ。
終わったかと思いきや、切り札っぽいのがあっけなく壊され、他に対抗する手立てもない。

世の中、そうそううまく行くわきゃない。
文庫版・戦国獅子伝の1巻だって、どこの本屋さん探してもないのだ。
どうも生産やめてるらしく、仕方ないから不本意を抱えつつブックオフで買ったさ……
211項羽と劉邦:2005/05/01(日) 23:01:31 ID:+goIfhat
その頃、呂后の息子、盈(エイ)は母を求めて成皐城をうろついていた。
彼は劉邦亡き後に恵帝となり、悪名高き呂后専横の、更に悪名高き
「人ブタ」という刑を目の当たりにしたショックにより
23歳でこの世を去るが、この当時(前204年)はまだ7歳。
7歳と言えば、筆者が同級生の悪ふざけに巻き込まれ、首を軽くヤっちまった年であり
一人で寝るのがまた寂しい年でもある。
劉邦と呂后の息子である盈は、そっと寝所を抜け出し母を探していた。
と、上空から二つの肉片が飛んできて、べちゃりべちゃりと道端に落ちた。
盈はふしぎそうな顔で、見た。
雲が不意に晴れ、月明かりがそれらを照らした。
いうまでもないが、肉片はさきほど飛ばされた呂后の乳房である。
盈の幼い顔が、泣きそうになった。
「ははうえ!」
おお、ははうえ。
母乳を、そう、焼いたゴムと潮出版社の真新しい本のインク臭を混ぜたような
匂いのする母乳を与えてくれたははうえ!
彼はいま、何が起こっているかは知らない。
でも匂いで分かるので、乳房の飛んできた方向を見ると
矢もタテもたまらず走り出した。
212項羽と劉邦:2005/05/01(日) 23:10:05 ID:+goIfhat
以上。本日投下分。

そして訂正。理由は入れ忘れたから…

>>203一行目に

「トカゲのしっぽが再生するのだって

>>208一行目から二行目までは

緑色の光に猛然と包み込まれるやいなや、彼と、
彼に纏わりつく全ての加速は、ブラックホールに飲まれる光のごとく


慌ててたワケじゃないけど、一つのミスがミスを生んだ。
フォーグラー博士を責めておきながらこの始末。
申し訳ございませぬ…… この剣もはや蜀のために使えませぬ。

次回は項羽と虞姫のパート。の予定。
213名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 02:22:10 ID:++FSuAam
うわーい素敵だー! 訂正も、
手荒に扱うと落っこちて紛失してしまいそうな挟まれ方をした
紙切れみたいでいい味だぞ!

GR死霊編の座談会
漏れは力の抜けた藁いを浮かべながらも、まあ許せたんだが。
なんか、某スレでは叩かれまくってるな・・
やはり値段との兼ね合いなのかな。
214名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 21:04:13 ID:WERFaB2d
不意打ちのようにネタをはさんでくるから油断できないわ!
職人さん乙デス〜

項羽と劉邦、箱で売っていたので買いました。
早いところ読まないと・・・
215名無しさん@ピンキー:2005/05/09(月) 20:48:25 ID:syrXYJBC
>209
あばれ天童感動のラストが・・・ッ!!_| ̄|煤:'、―=≡○
216名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 20:49:49 ID:msMPuGR9
保守
217名無しさん@ピンキー:2005/05/30(月) 21:33:29 ID:Z9No0IY7
hosyu
218名無しさん@ピンキー:2005/06/05(日) 02:50:30 ID:fOIbXjGG
補修かとおもたよ・・
保守ねw
219名無しさん@ピンキー:2005/06/09(木) 15:44:03 ID:y7z2Cqq9
盈(エイ)
「えい」で変換するとなかなかでてこないが
「みつる」で変換すると比較的すぐ出る。

まあ、だからなんだという話だが
220項羽と劉邦:2005/06/19(日) 23:17:09 ID:/PADvGPf
戦場では鬼神のごとき項羽だが、閨においてはまるで少年のようである。
かつて彼が秦の首都たる咸陽を攻める道すがら、投降した二十万の兵を
生き埋めにし、咸陽に着けば宮殿を悉く焼き討ち、そこからの遷都したさに
元は神輿と担ぎし旧主の摘孫を密殺したりと、行く先々では正に狼のごとく忌み嫌われている。
そんな彼の性格をあらわすかのごとく、項羽の一物は、ひどく浅黒く、太く、
先端部はカサが厚くせりだして、まるで虎の手足のごとき獰猛さがある。
しかしそれを、虞姫のしなやかな桐のごとし細指で撫ですさられると、ひたすら
に声を出せず、じっと息をつめ、ただ天井を見上げるのみである。
この時代の覇権に最も近い剛の体躯が、まだ少女の面影を残す柔らかな肢体
に抵抗できず、また襲うことすらせず、じっと耐えている状況は、奇妙といえば奇
妙だが、彼らにとってはそれが普通であるらしい。
虞姫は項羽のそれを丸めた手で一生懸命握りつつ、丹念に丹念に上下させていく。
都度、手中の項羽の脈拍は熱を帯び、うっすらとした明かりの元で、鈴口から
獣くさい液体があふれ、清廉な手を熱く濡らす。
二人を照らす蝋燭の火が照りかえり、水面のようにきらめいていいく。
不意に、虞姫が首をあげた。
物を知らぬ子供のような瞳に、髭をムズ痒そうに笑わして、項羽は眼下の愛妾の
頭を優しく撫でた。
もう片方のたおやかな手が、巻物をぱらりと広げ「まぁ…」と恥ずかしげな声が上がった。

静やかな、言葉すらない愛撫の交差。
しかし、寝室の遥か向こうで突如爆音が響いた。
それに続く一連の騒ぎは以下の通り。
「な、なんて事だよ、こいつは梁山箔だ」
「違うってただの森だ。森が城の庭に飛んできた!」
「レ…レッド、助けてくれ…」
「ああ待ってろ」
「おお季布どの! そしてなんか虎の死体に埋まってるこやつは確か蕭何!」
「まさかあんなもので、うう、な、何を」
「ふふ、さすがの丞相もこうなってはお終いだ。生きて恥を晒すのもつらいだろぉ?
助けてやる…」
「のは、俺の役目だぜ」
221項羽と劉邦:2005/06/19(日) 23:17:27 ID:/PADvGPf
手にしたクナイが銀色の閃光に弾かれ、戦慄の季布は声のした方を見た。
するとそこには、ナイフを手にした全身包帯の男がいた。
包帯の上に、ピンク色の冠とピンクの衣装を纏っているのはやや悪趣味だ。
ともかく。
結論からいうと、季布は頑張ったが負けた。
ヒマになったと思った矢先、どういう訳か残業をやたら強いられ始めた筆者のように
焦燥やら何やら抱えつつ、それでも頑張った。
包帯男が包帯を伸ばしてきたので、みにくい顔だと罵って毒を塗った。
けど、顔に巻かれなかったので倒せなかった。
途中、雷がなって包帯男は異様に苦しんだ。
季布はそのスキを突こうとした。しかし蕭何が衝撃波で邪魔した。
雷が止んだ。クナイとナイフで互角の勝負に持ち込もうとした。
すると包帯男は兄さんがどうこうとか妄言を吐きつつ、取り出したチャカを乱射して
周りにいた楚兵の頭、これすべて小気味よく吹き飛ばした。
そしてナイフが雨あられと刺さり季布は負けた。
以上のような淡白さこそ、横山作品の持ち味と言えよう。
「フ、惜しい所で弾切れか。まぁいい。蕭何さえ助ければな」
チャカを捨てる男の姿に、蕭何の目はとろりと潤んだ。
「健二さん」
「曹参だ。俺はお前にビッグバンパンチだけは使わせたくなかった」
「はい」
虎の死体からどうにか助けてもらった蕭何は、感謝を込めて頷いた。
「こうなったらお前を離さない、そう思ったら同じ所へテレポートアウトしていたんだ」
「はい」
蕭何は女性的な仕草で頷いた。
「さ、急げ。成皐は遥か彼方だ」
あぁ、なんと男らしいのだろう。
蕭何はすき通るような笑みを浮かべ、頷いた。
「行こう、直系の!」
彼は村雨をレッドで返すと大きく飛翔し、曹参ともども流星になった。

そんな外の状況はともかく、項羽と虞姫の閨は続く。
222人物説明:2005/06/19(日) 23:18:18 ID:/PADvGPf
季布【きふ】

彼は項羽旗揚げの頃から居る古株の武将で、四面楚歌の時はさっさと逃げた。
そして夏候嬰の元へ行き、なんとかとりなして貰って漢に仕えた。
絶対に信頼できる約束を「季布の一諾」という位、人情に厚かった。
四面楚歌の時にさっさと逃げた男が人情に厚いかどうかは疑問だが、
彼について面白い話が、呂后専横の頃にある。
ある時、匈奴[きょうど]という外部民族が呂后バーカと手紙を送ってきた。
キレた呂后は会議を開き、不細工(呂后の妹)を嫁に持つ樊噌が進み出た。
「匈奴なんぞ十万の兵で蹴散らしてやりましょう!」
他の重臣はいやいやながらに承諾した。
樊噌も内心じゃ戦争は嫌だが、呂后の悪口言ったヤツを攻めないと
嫁からいびられ、好きな肉を食えなくなるのでやむなくいった。
そこで声を上げたのが季布である。
「いや元々秦が滅んだのも匈奴なんぞに構ってたからだ!」
「おおそれもそうじゃ。漢が滅んだらヤベー!」
「それもそうですねオインクオインク!」
てな調子で、匈奴を攻めるコトはなくなり、漢はどうにか平和を保った。
223人物説明:2005/06/19(日) 23:22:14 ID:/PADvGPf
曹参【そうしん】(補足)
「スイ水の戦い」というのが文庫版8巻にある。
これは劉邦が酔った勢いで56万の兵を用い、項羽の本拠地、彭城を落としたのだが
飲みすぎでゲロ吐いてるスキにわずか3万の兵士にボコられ大惨敗を喫した戦いだ。
んで、負けた漢軍は次々と殺された。しかし生き残ったのも結構いた。
そいつらは輝かしい平和の影で激しくぶつかり合う二つの力みたいになった。
片方は楚軍へ寝返ろうとして、もう片方は漢軍への復帰を目指した。
曹参はというと、散り散りばらばらになってもまだ頑張る漢軍を
各地で再編成し、かつ、指揮して、裏切った軍の平定を行っていた。
この行動は作中じゃ描かれていなかったが、三傑に並ぶ功績と見ていいはずだ。
んで、結果的に七十余りの傷を負うほど一生懸命戦った。
が、丞相に任命されたのは蕭何だった。
まぁ、彼の有能さを曹参は昔から知ってるから納得だったが
しかし、劉邦の取り巻きの関内侯・鄂君(がくくん)というのがいらん事を言いやがった。
「蕭何どのは戦時中、常に食糧を尽きぬよう手配しました。これぞ万世に渡る功績です。
百人の曹参どのを失ってもわが漢はびくともせず、また百人の曹参どのがいても
漢は安泰であるとはいえませぬ」(史記、文庫版9巻17ページ)
この鄂君という男は何様のつもりか。
「関内侯」つう階級は、各地を治める「〜侯」より一つ下の階級で、税は徴収できる
が領土を持たず、また「諡(おくりな)」も与えられない。
諡というのは、死者の生前の功績を称える称号で、例えば蕭何なら「文終侯」
曹参なら「懿侯」、張良なら「文成侯」てな感じで色々ある。
が、鄂君には諡される階級も功績もない。
んなぼんくらに貶されりゃ面白いハズもなく、曹参は蕭何を嫌うようになった。
で、ワンカップ片手に斉の政治をやってたら、ある日蕭何に呼ばれ
次の丞相にならないかと言われた。
それで蕭何とは仲直りして、呂后専横の頃、丞相になった。
でも政治が苦手だったので、蕭何や劉邦の作った体制を守り続けて
ワンカップ片手に三年ぐらい細々と政治をして、それから死んだ。
そして三国板のトップでずっと関羽のアイコラに引っかかってるアホの曹操は
曹参の子孫で、曹操自身の本籍も沛にあったらしい。
224名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 00:12:44 ID:R/61z9eR
戦闘シーンはGロボなのに締めの文は淡々としていてとっても横山クオリティ。


オインクオインクってなにさー?
225名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 01:34:35 ID:hhNNAxVS
おひゃひゃ〜〜〜
職人様がいらっさってただ
ありがたやありがたや

んぁ?「オインクオインク」てブタさんの鳴き声で
和訳すると「ブヒブヒ」とかいうのですよね?
226名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 17:12:18 ID:GmO1l0ez
BSにてジャイアントロボ放送記念保守
227名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 22:48:33 ID:NNmdsV25
上の職人様に文句はつけません

その上で、上の話とは別に銀鈴凌辱がキボーンなのレス

228名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 17:18:12 ID:idJ2F5Kr
どっちの銀鈴?
229名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 02:23:30 ID:+YU4NBUJ
うぷきぼんぬ(皿)
230名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 00:52:41 ID:F2Xd8kHX
職人様待ちホシュ
231名無しさん@ピンキー:2005/07/26(火) 07:13:11 ID:InXxfKWz
保守
232名無しさん@ピンキー:2005/08/01(月) 03:10:51 ID:EnfrQVu0
モキュ
233名無しさん@ピンキー:2005/08/07(日) 19:01:49 ID:d53bZI/P
夏ばて防止うなぎ蒲焼ホシュ
234名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 23:56:17 ID:IR2iSKtX
誤先生の恋愛占い

本命■フォーグラー博士・・思い出だけに生きています
対抗■中条長官・・しかし博士を凌駕するものではなかった
235名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:05:22 ID:Nr8QS7F1
国際警察機構の忘年会で酔った銀鈴

「ゴラァ!!!馬鹿牛!!!酒もってこい!!なんだワインだぁバカ野郎!!ワインは飲めねえんだよクソ不味いぜ!!どぶろくもってこい」
「へ・・・へい姉さん・・・ぐふふふ酔った銀鈴もまた・・いいぜ・・あああんあんなにみだらに」
「おう大作!!おまえもう12歳だってな!!オナニーしってか?ええ?」
「ぎ・・・銀鈴さん・・・どうしたんですか・・・突然・・僕は・・」
「大作くん・・いいのよ心配しないで、そうよね学校にも行かないし、同じ年の仲間もいないし・・大変よね」
「いや・・はや・・・そうですね・・はは・・村雨さん・・銀鈴さんが変ですよぉお」
「大作くん・・そうよねロクな性教育もされてないのよね・・北京支部のどうしょも無い大人達が変な事教える前に・・」
「教える前に・・・」
「私が大作くんに大人を教えてあげる・・さぁ触っちゃうわよ」
「大作うわぁぁぁっぁ銀鈴さん何を!!!!」
「騒ぐな大作静にしてろ馬鹿牛がこっち見てるぞ!!気がつかれたらどうするんだ!!」

(つづく)
236名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:16:10 ID:Nr8QS7F1
「ね、大作くん・・おとなしくして・・大作くんのアソコが大きく硬くなってるわシコシコ」
「い・・痛いですよ銀鈴さん・・・何を・・・」
「大作くん、可愛い皮剥けてないのね。。よし削いじゃえ!!シコシコ」
「痛い!!!!ああ・・・ああああああ・・銀鈴さん・・え・・口でくわえて」
「ね。こうして舐めながら濡らして剥くとそんな痛くないでしょチュパチュパ」
「あ・・はいでも・・なんか頭がボ〜として胸がバクバクします」
「フフ大作くん・・童貞だとは思っていたけど、本当にオナニーもした事ないんだ・・シコシコ」
「え?いや、僕はそういう事はよくわかりません」
「ふふ・・しらないのココからおしっこ以外の白い液がでるのよシコシコ」
「え・・何の話なんですか・・僕は父さんがBF団に捕まって以来学校にも行ってないから・・」
「ふふふ・・・夢精もした事が無いのね・・じゃ私が大作くんの初汁もらっちゃおシコシコ」
「あ、はい、でもこれ・・・あ、ああああああチュパチュパ」
「モグモグどお〜大作モグチュパキモイいいでしょ」
「あ・・はい・・・なんか、なにがなんだかわかりませんが・・あああああああジョバ」
「すごーい沢山出た・・見る大作あ〜ん・・ほら・・・・ゴク」
「あ、ほんとですね白いし・・でもこれって・・何なんです」
「大作君・・今夜私と寝ましょ、大人の事・・性教育もかねて全部教えるから・・」

(つづく)
237名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:26:07 ID:Nr8QS7F1
「さ・・大作・・入って」
「あ、はい・・でも銀鈴さん、いいんですか・・みんな・・長官すらお店で潰れたままですよ」
「いいの、あーいうダラシガナイ大人にならないように、大作くんに大人を教えるんだから」
「あ、はい・・お願いします・・あ、銀鈴さん・・なんで脱いで・・」
「なに言ってるの大人を教えるんだから、さ、大作も脱いで、お風呂入るわよ」
「あ、はい・・・恥ずかしいなぁ」
「大作・・・流石若いわね、まだ大きくなったままじゃないのアソコ」
「え。。でも銀鈴さんが大きくしてくれたんですよね・・僕はどうすれば伸縮するか判りません」
「へ・・・・ま、いいわお風呂はいるわよ、まずは体を綺麗にしないとね」
「あ、はい・・僕は母も早くに死んだので女の人とお風呂はいるの初めてです」
「ふ〜ん・・まったくと言っていいほど女の体を知らないのね・・楽しみ」
「はい、お願いします」
「じゃあまずはチュパ」
「あ、銀鈴さんまたそんなトコに口を・・あああそんな」
「ふふふ・・冗談よまずここから洗おうね・・ゴシゴシ・・あと頭と胸と手と足、そして背中」
「あ・・・」
「さて大作!!今度は大作が私を洗って」
「あ、はいがんばります。じゃ僕もまず銀鈴さんのアソコを舐めますペロペロ」
「あああぁん」

(つづく)
238名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:35:43 ID:Nr8QS7F1
「大作くん・・うまいわよ・・すごいわはじめてでそんな」
「ありがとうございます、じゃ体も洗います」
「あ。。あん・・・あぁぁぁぁぁ大作くんの微妙に小さい手と体が妙に私の体にはまるわ」
「こんなもんでいいでしょうか」
「あ、いいわよ大作くん、ここでいいから横になって」
「えお風呂でですか狭いけど僕は小さいから、あ、銀鈴さん上にきてどうするんです・・むむ」
「チュ・・大作くんキスもはじめてだったの?」
「え・・・あ・・はい」
「そうよね・・今度は大人のキスするね・・舌入れるからビックリして噛まないねで」
「チュパチュパペロぎぁんれぁぁいさんぁぁぁ」
「大作くん今度は大作くんが舌入れて」
「あ、はいムングくhきしゃぃjh:qwu:oiajsdp」
「ふふ大作くん上手いじゃない、大作こんどは私のおっぱい舐めて」
「え・・・はいん!!」
「はははは、ビックリした?我慢できなくて入れちゃったわ」
「???????????????????え銀鈴さん」
「大作くん少しじっとしててね、よかったら腰を上下に動かして」
「え???あ、あああ、はいシコシコ」
「ああああああぁんぁぁっぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ」
「あ、はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁあはぁ」「ああああああぁんぁぁっぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ」
「あ、はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁあはぁ」

(つづく)
239名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:47:41 ID:Nr8QS7F1
「大作ぅうううううううう」
「銀鈴さぁぁぁぁぁぁぁん」
「はぁはぁ大作くん、よかったわよ、抱きしめちゃう」
「ああ、銀鈴さんのおっぱいが顔に」
「ふふ久しぶりだっで気持ちよかった大作くんは?」
「あ、はいとても気持ちいいというか分けが判らなくなりました」
「これがねSEXっていうの・・夫婦が赤ちゃんを作る動作よ」
「え?これで赤ちゃんが生まれるんですか、じゃあ父さんも戴宗さんも楊志さんも」
「ふふ・・そうよ、気持ちイイ事すると大作くんのペニスから白い液がでるでしょ?」
「あ、はい」
「それが私の体に入って赤ちゃんになるの」
「え?それはマズいんじゃないですか僕達結婚もあ、いや僕は銀鈴さんの事好きですが・・村雨さんは。。あいや」
「ふふ大丈夫よ安全日だから、それにね本当はコンドーム使うのよ」
「コンドームですか?」
「そ、大作君は初めてだし病気の心配は無いし私も基本的に毎回ゴム使うから病気は無いわ、安心して生で出来る大作くんがいて嬉しいわ」
「そ・・そうですか僕は・さっきから銀鈴さんが物凄く綺麗に見えます、どうしたんでしょうか?」
「ふふ若いわね、若い頃はちょっとした事だけで人を好きになってしまうものよ」
「でも僕は銀鈴さんが」
「ま、いいは・・じゃもう一回しようかSEX、今度はゴムの使い方教えてあげる・・これが一番重要なのよ」
「あ、はい、あと、銀鈴さんの、おっぱいも触りたいし・・」
「フフさっそく、そんな事。。じゃ手コキとフェラはもうしたからパイづりと足コキをしてあげるわね」
「あ、はい・・まだまだ僕は未熟です、イロイロ教えてください」

(つづく)
240名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 00:58:13 ID:4o/gzYt+
銀鈴さんGOOOOODJJJJJJJJOOOBBB!!!!!!
241名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 01:03:20 ID:Nr8QS7F1
「大作くん元気ね、もう今日一日で5回も出してるのにまだ大きいわよ」
「はい・・僕もなんだか分けがわかりません」
「飲み会でフェラで一回でしょお風呂で一回、ベットでパイづりで一回、その後ゴムして2回」
「はい、でもまだまだです」
「SEXだけで3回だから私もアソコがもうヒリヒリなの、そうだアナルする」
「アナルですか?何です?」
「お尻の穴に入れるのよ」
「え?今までお尻の穴に入れてたんじゃないんですか?」
「もう大作のバカ、鳥じゃないんだから排泄物とSEXは別の穴よ」
「さ、入れてみなさいじゃバックで私は四つんばいになるから私のお尻を押さえて・・ほら」
「あ、はい」
「あ、大作くん、お尻の穴だからゴムしなくていいわよ、ゴムの仕方覚えたところで悪いけど」
「あ、はい・・・・・シコシコ・・・あ、ああああああああああああああああ」
「あ、大作・・もうイッちゃったの、さっきからイクのがだんだん早くなってない」
「銀鈴さぁん今度は今度は・・早く教えてください」
「えー大作くんたら・・結構面倒な子を目覚めさせちゃったかしら・・あ、そうね」
「はやく銀鈴さぁ」
「手コキ、足コキ、パイづり、素又、フェラにアナルに本番、体位も標準のは全部教えたし」
「銀鈴さん・・ああああもういい僕勝手にやりますシコシコ」
「ああああああ大作!!バカ!!無理やりやるのはレイプよ!!それだけじゃしちゃダメよ」
「ああああすみません僕は調子にのってました」
「ふん、じゃ一人でオナニーでもしなさい、私はあなたと違ってもう元気は無いわ寝るわ」
「銀鈴さぁん、あのーオナニーって何ですか?」
「ああ、そうだったわね、オナニーもした事無いのに私が初汁も童貞も奪ったのよね、う〜ん詳しいテクニックは知らないけど、取り合えず手で握って・・」
「あ、銀鈴さん、これも気持ちいいです、肌全体で感じる温もりはありませんが、自分で強弱をコントロールできます」
「よかったわね・・びちゃ・・・大作!!!!!!!顔にかけたなぁ」
「ひいいいいいすみません銀鈴さ〜ん」

(つづく)
242名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 01:15:28 ID:Nr8QS7F1
「まったくもう、その後、6回もオナニーして、いったい何リットル入ってるのかしら大作君の中に」
「銀鈴すわぁ〜んzooooo」
「まったく、のんきに寝ちゃって・・でも困ったわね、大作くん変に目覚めちゃったんじゃないかしら」
「銀鈴すわぁ〜んzooooo」
「私も今日は溜まってたけど毎日これだけ相手するのは流石に大変よね、北京支部にテキトーな子がいればいいんだけど」
「銀鈴すわぁ〜んzooooo」
「ま、オナニーの仕方でもバカ牛にでも教わって個人プレーしてもらうしかないわね」
「銀鈴すわぁ〜んzooooo」
「ふふ・・あら、大作くんたらまた硬く大きくなってる・・しかもあらやだ夢精だわ、私初めて夢精(進行形)見たわ」
「銀鈴すわぁ〜んzooooo」
「オナニーも夢精もせず12歳か、20歳までそれを続けて初汁を女神様に捧げれば、願いが叶うというけど残念私がもらっちゃった」
「銀鈴すわぁ〜んzooooo」
「あら、もう起きる時間だわ・・じゃおはようフェラでもしてあげるか・・ちゅぱ」
「ああああ、銀鈴さぁあああああああああん最高です!!!・・・・ん・あれ」
「ふふ、おはよう大作くん・・またしようね」

(第一部〜完〜)

243名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 11:10:11 ID:Nr8QS7F1
今年60歳になった正太郎は、大塚署長と敷島博士の介護に励むホームヘルパーだ!!

そして今日は入浴日、正太郎は毎回のように体を隅々まで洗い、尻の穴すら綺麗に
シャワーで流す日々、そしてもちろん忘れてはならないチンコの皮
歳と共に、チンポのサイズは小さくなるが皮はそのまま、皮かぶり状態
なので剥いて洗ってあげないといけない
若い女の子も最初は戸惑うが、これが出来て初めてホームヘルパー合格なのだ

正太郎にとって二人は父親以上の存在、そんな事は気にせずにセッセと剥き洗う
そして3日一度の入浴日が終わり、今日もオムツを換えてから正太郎も就寝する

事件はその晩起きたのだった

(つづく)
244名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 11:16:50 ID:Nr8QS7F1
その日の夜、歩くことさえままならないはずの大塚署長が突然ベットを出て
床を這いずりながら、家を出て正太郎の自宅へ向かった

正太郎は自宅で介護記録をつけながら、そろそろ訪問介護でなく
ちゃんとした施設に入れるべきじゃないかと考えていたトコだった
そんな時、突然地面が揺れ出した・・それは鉄人の手のひらに乗った時のような感じであった
そして、ついには正太郎の自宅が倒壊した、慌てふためく正太郎は、なんとか
ギリギリで飛びだ出し、難を逃れた

正太郎は、そこで目を疑うモノを見た、ブラックオックスが立ち尽くしてるのだ
そしてオックスの肩には全裸の覆面男が立っていた

(つづく)
245名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 13:05:39 ID:a/qLXLog
全裸覆面!!!!!イイ!!
絵に描いたような変態w

大作が精子する日まで、がんがれ職人さん。
246苦労の似合う男:2005/08/09(火) 13:36:34 ID:ZT4AQNOp
             _,,.. -‐‐‐- .._
        ,.、‐ ''' "´::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ   
        l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`.  
        ゝ.::::::::::::::く ̄`ゝ::::::(⌒7:::::::::l  
          . |`l/, へ 、 ,/ ヽ {:::::::::::|  アフォで幸福な大作にひきかえ
          ト.l | l;j l   l l;j`l  レ‐V  何で僕はこんなに不幸なんですかっ!?
          { }   r         ´ }  
          `l  r_ ̄ ̄ ̄フ   r‐ '′ 
   n       ゝ. `‐‐--‐ '   ノ    
   | l        > .. __   .. イ、     
   l l,へ.       __ /l {   / / ヽ、__
  / 二l_ハ)   / :./: :.|  >‐<  /: : : l: : : : : :`l
  | ¬  /  /: :.:./: : :.ト、/___∧_/: : : : :|: : : : : : |
  |     /  /: : : :  ̄7| / ヽ /:┌ ―': : : : : : :.ヽ
247名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 14:05:36 ID:Nr8QS7F1
大作×銀鈴はセリフのみ
正太郎介護日記は、セリフ無しでお送りいたします
248名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 14:19:05 ID:Nr8QS7F1
全裸の覆面男と正太郎はしばし見つめ合っていた
そこへ、大塚署長が這いずりならが到着した、そして倒壊した正太郎邸を見て嘆いた
そして、オックスと全裸覆面男を見て落胆したかのように崩れ気を失った

正太郎はすぐに救急車を呼び大塚署長を連れ病院に向かった
オックスと全裸覆面男は取り合えず放置だ、それは仕方がない
あとは警察に任せればいい、そんな事を思い最中に病院に到着した

大塚の診断結果により自宅介護では埒が空かない事が判明し施設に入所する事になった
しばらくして夜があけ大塚の家族が病院にやってきた
大塚の妻、高見沢秘書との間に生まれた娘、大塚あひる32才だ
妻である高見沢さんは昨年亡くなられ今は、娘が一人で家計を支えてるのだ

正太郎は、あひるに引継ぎ、崩壊した自宅にもどった
警察が集まりオックスは撤去されていた、覆面男もいなくなっていた
正太郎は使えそうな家具を倒壊を免れた父親の研究所に運び、警察に出向いた
そこで、正太郎は、あまりにも想定内な事実を聞かされる

全裸覆面男の正体は敷島博士だったのだ、そして今も服を着る事を拒んでいた
249名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 14:31:50 ID:Nr8QS7F1
正太郎は鉄男を呼び、敷島博士を引きとらせた
鉄雄は大変すまなそうに何度も頭を下げた、鉄男君がビルから投身自殺をしたのは、その日の晩であった

何でも調べによると、鉄男くんは幼い頃より敷島博士に毎日のように肉体関係を強要され
あげく最近では鉄男君の子供まで手を出し苦しめられていたようだ
そして全裸覆面での俳諧癖、量産したオックスも数台隠し持っていて悪用
とてももう生きていく気力が無いと遺書にはかかれていたのだった

そして正太郎は、今日再び介護の入浴日・・敷島の家に行かねばならない

(つづく)
250名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 14:39:21 ID:Nr8QS7F1
介護を仕事にしれいれば、まれにある事である、敷島は今日入浴中に糞を漏らした
その高齢の為、善玉菌がまったく無いと思われる腸で生産された糞は、この世のモノと思えない臭さだ
糞を見るのも、触るのも、意外と早く慣れるものだ、しかし、臭いだけは肉体的なダメージに及ぶ
とても簡単には慣れない、糞が程よく解けた湯船で敷島は楽しそうに笑い動きはしゃいでる

正太郎は・・ああ、これまでか・・やはり施設にいれよう・・と決意するのだ
鉄男君の葬儀そして49日を終えると、さっそく大塚と敷島は同じ施設の同部屋に入れられた

正太郎は、鉄男君の奥さんと息子の願い通りに、敷島には連絡先を教えないことにした

(つづく)
251名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 14:46:44 ID:Nr8QS7F1
そして5年後・・・正太郎は介護に疲れていた
大塚あひるは3年前に正太郎が手を出し関係をもってしまってから来なくなってしまった
敷島の家族も同様に一度も施設に見舞いにくる事も無い

正太郎は、そんな中、ストレスは最高潮に達していた
そして、ついに二人を殺す事を決意するのだった・・・
しかし、いくら昔は銃を振り回し、鉄人で暴れまわった正太郎でも殺すには躊躇する

そして正太郎は殺害方法に腹上死を選ぶことにした

(つづく)
252苦労の似合う男:2005/08/09(火) 14:59:43 ID:sC8oMuKv
             _,,.. -‐‐‐- .._
        ,.、‐ ''' "´::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ   
        l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`  
        ゝ.::::::::::::::く ̄`ゝ::::::(⌒7:::::::::l  
            |`l/,二、    ,二ヽ {:::::::::::| 
          ト.l |  l   l  l  レ‐V.  ………………………………………
          { }   r         ´ }  
          `l    r_ニフ      r‐ '′
   n       ゝ.         ノ    
   | l        > .. __   .. イ、     
   l l,へ.       __ /l {   / / ヽ、__
  / 二l_ハ)   / :./: :.|  >‐<  /: : : l: : : : : :`l
  | ¬  /  /: :.:./: : :.ト、/___∧_/: : : : :|: : : : : : |
  |     /  /: : : :  ̄7| / ヽ /:┌ ―': : : : : : :.ヽ
253名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 16:30:41 ID:mR67s2GH
>>246
戦災孤児を横目にぶくぶく肥え太った餓鬼がよく云うよww
254名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 18:23:19 ID:bPW9uCvA
うん。少児糖尿病患者第1号て感じだな(今川版のだけどな
255ブラックホスピタル:2005/08/09(火) 20:19:45 ID:krvn8SKj
テロ朝でタイムリーな話題やってんじゃんかよw
256名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 20:57:33 ID:Nr8QS7F1
正太郎は身銭を切り、高級コールガールを手配した
そして、大塚と敷島とSEXを開始した、大塚は僅か数秒で逝き、心不全で逝き絶えた
そこまでは正太郎の計算どうりだった

しかし問題は敷島だ、まさかとは思ったが女では反応しない
正太郎は仕方が無く自ら体を捧げ敷島を労わった

数分後・・・敷島も逝き絶えた・・・正太郎は泣いた・・・自分の愚かさに

そう正太郎は60歳にもなって初めて自分の趣味に気がついたのだった

(第一部完)
257長官VSフォーグラー博士〜真実の誤先生〜:2005/08/09(火) 22:55:12 ID:Nr8QS7F1
聖アーバーエーの攻防から、数週間、誤先生は引き継ぎを終え国際警察機構を去ろうとしていた

長官「誤くん・・いいのかね、せっかく韓信元帥が研究所を用意してくれるというのに」
誤用「あ、はいお心使いすいません、しかし私にはF博士の残した研究所で過ごすのが使命だと思うのです」
長官「そうか・・はぁ・・本当に淋しくなるな」
誤用「はい、戴宗に楊志、銀鈴まで失い、パリ支部の村雨君もまだ行方不明・・北京支部の建て直しに参加できなくすみません」
長官「それは大丈夫だ、梁山泊から花栄君と解兄弟が臨時で来てくれる事になった」
誤用「そうですか、それなら安心です」
長官「しかし・・・本当に淋しいな・・・・・誤先生、君は、そんなにまで博士の事を・・」
誤用「はい・・・・・・」
長官「わかった・・もう何も言うまい・・元気でな・・・たまには遊びにきてくれよ」
誤用「はい・・・・」

そして二人は別れた・・・・・・・

(つづく)
258名無しさん@ピンキー:2005/08/09(火) 22:56:35 ID:jAQhmGBd
書いてくれるのはありがたいが
ホモ箇所は同性愛板でやってくれないか
こちらでは主に少女〜熟女あひるとのめくるめく日々をお願いしたく
旧姓高見沢の大塚夫人でも良し
259:2005/08/09(火) 22:58:38 ID:Nr8QS7F1
了解です、僕も同性愛モノは乗り気じゃなかったんでやめます
260大作×銀鈴2:2005/08/10(水) 22:50:59 ID:ZoydpSH8
長官「では今日で我々国際警察も正月休みにはいる、みんな体壊さないように」
誤用「あと、大作君と鉄牛君は緊急出動に備え正月休み返上で働いて欲しい」
鉄牛「そりゃねえですや、せっかく銀鈴と・・いや正月だってえのにガキの御守りとは、たまんねえよな」
大作「あ・・は・・いや・・・僕鉄牛さんに相談したい事があるんで・・」
鉄牛「な・・に」
長官「では解散」

大作「あ〜の〜実はですね銀鈴さんに・・・」
鉄牛「なにぃいいいいいいいいい銀鈴に筆卸ししてもらってゴムのつけ方まで教わっただとぉぉ」
大作「はい・・・それで鉄牛さんに・・あの・・オナニーのレアなテクニックを教われと・・」
鉄牛「大作・・・少し待て・・・どういう事だ!!」
大作「あ、いや銀鈴さんが、流石に毎日は相手できないからオナニー覚えて一人でしろって!!」
鉄牛「おまえ〜!!!!!!・・くう・・よし!!。お前、今日は一人で待機してろ!!俺は銀鈴のトコに逝ってくる!!」
大作「あ、鉄牛さん・・任務中ですよぉぉおお。あ、待ってください!!・・。。もうしょうがないなぁ・・・」

(つづく)
261大作×銀鈴2その2:2005/08/10(水) 23:02:38 ID:ZoydpSH8
鉄牛「銀鈴!!!!!!!!!!!!ぃ」
銀鈴「なによ鉄牛突然、勝手に私の部屋はいらないでよ、私今からパリに行くんだから、急いでいるのよ」
鉄牛「そんな事はどうでもいい、大作が言ってた事は本当なのか!!おい」
銀鈴「あ。ばれちゃったか・・もう大作は正直というかバカというか」
鉄牛「どういう事なんだ!!俺が何度口説こうとしても話どころか目すら合わせてくれないのに・・あんなガキに」
銀鈴「私、童貞には興味無いから・・」
鉄牛「なんだよ、それ・・俺は童貞じゃ無いし、それなら大作だって」
銀鈴「あ〜ら大作君は、まだ性に目覚めてなかった少年なのよ、そんなコを覚醒させて初汁いただくのは、女のロマンなのよ」
鉄牛「しかしよぉ・・それじゃ俺があんまりだ・・・うわぁぁぁぁぁん」
銀鈴「バカ牛、キモイし怖いからなかないでよ」
鉄牛「もうどうにでもなれ!!」
銀鈴「な・・鉄牛・・何するのふざけてるの・・あぁ・・あんあんあぁ・・・このバカ牛」
鉄牛「痛ぇえええええええええええ・・ひどいよ、銀鈴・・握りつぶすなんて」
銀鈴「人をレイプしようとして何言ってるの・・もういい急いでるから、無かった事にしてあげるから早く帰りなさい」
鉄牛「なんだよ、少しあんあん言ってたくせによ」

(つづく)
鉄牛「
262大作×銀鈴2その3:2005/08/10(水) 23:15:11 ID:ZoydpSH8
鉄牛「うふふふふふふ銀鈴の右手が俺のチンポに・・よーし、もう二度と洗わないぞ!!」
大作「鉄牛さん、何ニヤニヤしてるんですか!!待機とはいえ任務中ですよ、この正月休みを狙ってBF団が・・」
鉄牛「五月蝿い!!!!!元はといえばお前がなぁ!!!!!!!!!」
戴宗「おう鉄牛何ぃ騒いでるんだ!!、おう大作、銀鈴に筆卸してもらったんだってな、おめでとう」
鉄牛「あ。。兄貴聞いてくだぜえ、俺・・辛くて悲しくて」
大作「戴宗さん・・どうしたんです、お休み中で楊志さんと旅行中なんじゃないんですか?」
戴宗「おうおう鉄牛まぁそれは堪えるしかねえよ。それと大作、楊志の話は無しにしてくれねえか」
鉄牛「どうしたんです兄貴」
戴宗「それがな、鉄牛には前にも話したが、俺は楊志じゃ勃起しねえんだよ、そんでずっとSEXレスだったわけよ」
大作「そうなんですか?病気とかですか?それじゃ僕もいつか銀鈴さんじゃ勃起しなくなるんですか?」
鉄牛「お前は・・なんでそう言うムカツク事ばかり・・・」
戴宗「おうおう、これは俺の問題でな、大作ぅ・・お前は多分大丈夫だ、そんな事にはならないよ安心しな」
鉄牛「それで旅行の方はどうなったんで?」
戴宗「それがな楊志のヤロー、一清とデキていやがってよ、駆け落ちしやがったんだ!!」

大作「ええええええええええええええええええええ!!」

(つづく)
263大作×銀鈴2その4:2005/08/10(水) 23:22:40 ID:ZoydpSH8
銀鈴「久しぶり健二さん」
村雨「ああ、久しぶりだな銀鈴」
銀鈴「うんホントに久しぶり」
村雨「あ、そうだ銀鈴、大作の筆卸してやったんだって」
銀鈴「あらやだ・・耳が早いわね・・・やきもちでも焼いてるの?」
村雨「いや・・いいんだ、君に性を目覚めさせたのは俺だ・・なのに一人にしてしまっている」
銀鈴「健二さん・・・」
村雨「俺がSEXの相手出来ない時は誰かに代わりにヤツってもらわないと君があまりにも可愛そうだからな」
銀鈴「健二さん・・でも・・私・・健二さんじゃないと・・濡れないの・・はやくしましょ」
村雨「ははは可愛いヤツめ・・そうだな実は俺も久々でな溜まってるんだ、さぁ今日は朝までヤルぞ!!」
銀鈴「おー!!!」
264大作×銀鈴2その5:2005/08/10(水) 23:31:56 ID:ZoydpSH8
一清「しかし楊志・・・・本当によいのか」
楊志「何今更怯えてるんだ、私を抱かない亭主がいけないんだよ!!早く馬に化けな」
一清「あ・・・ぁぁぁぁ」
楊志「どうした・・・一清・・・お前も戴宗と同じくインポなのか?」
一清「すまん」
楊志「どうして・・私の周りには・・どーしょもない男ばかりなんだ・・しょうがない大作ですますか」
一清「そ・・・それだは・・いかん!!!やめてくれ」
楊志「何ぃ・・ならどーんだよ」
一清「少し待て・・・・そうだ戴宗を呼んでくる二人で力を合わせれば何とかなるだろうて」
楊志「はん・・今更、うちの亭主に何が出来るんだよ」

(つづく)
265大作×銀鈴2その6:2005/08/10(水) 23:55:19 ID:ZoydpSH8
一清「戴宗!!!!!!!!!!!!助けてくれえ」
大作「あああ、一清さん・・」
戴宗「はは、やっぱりダメだったか」
一清「頼む戴宗助けてくれ楊志は強敵だ!!」
戴宗「ようやく判りやがったか!!さぁ逝くぞ」
一清「戴宗・・・・感謝する」
鉄牛「戴宗の兄貴!!姐さんから電話で・・・なんか怖いんですけど」
戴宗「ああ、代わるよ、我らただいまそちらへ向かっておりますが故、しばしのご辛抱を」
楊志「ああ、頼んだぞ」
戴宗「てやああ、急ぐぞ一清」
一清「おお」
戴宗「はいはいはいはいはい、敵は最強青面獣楊志!!」
一清「だが、我々二人が命を賭けて挑めば、死中に活有り」
楊志「そうさ、あの女に目にもの見せてくれるわ」
一清「左様、今こそ欲する我が精力、天に十六地に八方、ウォーフォー ツーベイ イー チャンガッ」

悪漢どもに御仏の慈悲は無用?

(つづく)

266大作×銀鈴2その6:2005/08/11(木) 00:00:45 ID:WrLVEh/F
間違えた!!楊志「そうさ、あの女に目にもの見せてくれるわ」 は戴宗のセリフだぁ
267名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 00:15:00 ID:RMySZ7Q9
>戴宗「はいはいはいはいはい、敵は最強青面獣楊志!!」
>一清「だが、我々二人が命を賭けて挑めば、死中に活有り」

ワロスww
職人さんがんばれw
268大作×銀鈴2その7:2005/08/11(木) 00:16:29 ID:EddAE9fp
銀鈴「あんあんあんあああああああああイクー!!健二さぁん」
村雨「ははは、すごいじゃないか、もう4回もイッてるじゃないか」
銀鈴「あん・・はぁはぁ・・だって大作の小さいチンポと比べれば・・あん・・全然違うわよ」
村雨「俺はさ、一度強死姦ってのをしたいんだがドコかに不死身の能力もった女いないものかな」
銀鈴「私もしたいわ」
村雨「おいおい男は死んだら勃起しないんだぜ」
銀鈴「勃起した状態で輪ゴムで縛ってから知ねば勃起したままじゃんないの」
村雨「そうかもな・・調べてみるか、じゃ銀鈴・・この銃で撃ってくれ」
銀鈴「うん・・じゃ、アソコを縛って血が逆流しないようにして銃でバンと殺して」
村雨「・・・・・・・・・・・・」
銀鈴「あああああんあんあんあんあんあん、いいわ、ああああああああああイクー」
○●「大丈夫ですか!!銃声が聞こえたんですけど!!何か!!・・・・あ・・」
銀鈴「てへへ?ごめんなさい・・大丈夫よこれ死んでないから・・もうすぐ逝きかえるわ」
○●「はははは・・いや・・・助けてください!!だまってますから」
銀鈴「へ・・・あ、そうだ・・良いこと思いついた・・黙ってるのよね・・・犯しちゃおう」
村雨「おいおい銀鈴そりゃないよ今日は俺だけを相手にしてくれよ、ホテルの若い従業員なんか犯すなよ」
銀鈴「てへへ、ばれたか、もう少し死んでると思ったのに・・・」
○●「ひやややややお化けだぁぁぁぁぁぁぁぁ」
銀鈴「あらやだ、まずいかしら・・・一応逃げた方がいいね」
村雨「まったく予定の半分もヤッてないのに・・仕方がないか・・」

(つづく)
269大作×銀鈴2その8:2005/08/11(木) 00:32:23 ID:EddAE9fp
村雨「おいおい銀鈴、いくら急に逃げるからって、こんな所にテレポートする事ないだろう」
銀鈴「あ・・はい・・はぁはぁごめんなさい、急いでたもんだから」
村雨「ほら、急にこんなテレポートするから、こんなに弱って・・でも弱って火照ってる姿もいいよ銀鈴」
銀鈴「ははじゃする?」

鉄牛「あの〜急に二人とも全裸で現れて・・・何のつもりでしょうか?・・・・・」
銀鈴「あ、鉄牛いたの?ごめんねすぐ出るから、さ、健二さん渡しの部屋で続き続き」
村雨「ああ、そうだな」

鉄牛「あ、またテレポでいなくなりやがった、くそー!!!!やっぱり村雨のヤローと付き合ってたのか!!!」

銀鈴「さ、入って健二さん、久しぶりよね私の部屋」
村雨「ああ、久々だ、取り合えずシャワーでも浴びなおすか・・ん・・・あ!!」
銀鈴「あ、大作くん!!なんで私の部屋に」
大作「ああああああ、銀鈴さん・・なんで北京支部にいるんです!!パリに行ったんじゃ」
銀鈴「色々あったのよ、それより何んで私のパンティやブラを被ってるの」
大作「あああ、いやこれは鉄牛さんに、この方が気分が乗るよと教わって・・」
銀鈴「んんバカ牛め!!ロクな事教えないで」
大作「なんで二人とも裸なんですか?あ、僕も脱いでいいですか」
銀鈴「大作くん・・今日はね、健二さんと、沢山SEXしたいの・・悪いけど出て行ってくれない」
大作「は・・・はい・・・すみません」
銀鈴「ふう・・せわのやけるコドモだわ」

(つづく)
270大作×銀鈴2その9:2005/08/11(木) 00:42:15 ID:EddAE9fp
楊志「おう、ようやく来たね二人とも、あと1分遅かったら九大天王裁判にかけるトコだったぞ」
一清「ははすまぬ、じゃ早速私は馬にでも変身する」
戴宗「ん、なんだそりゃ一清」
一清「いや楊志の要望でな、いたしかたがない」
戴宗「うむ、じゃやるか!!」
一清「とりゃ!!」
戴宗「でりゃああ」
楊志「まだまだ、そんなんじゃイカないよ、それよりアンタら勃って無いじゃないか!!」
戴宗「で・・でもなぁ」
一清「・・・・・・・・・・・」
楊志「ははははははっ二人かかりで女一人満足させられないのか!!お前らには絶望したよあははは」
戴宗「・・・・・・」
一清「・・・・・・・」

謎「笑うな!!!!」

楊志「何ヤツ!!!誰だ!!」

アルベルト「戴宗!!決着をつけようと来てみれば何だ!!このザマわ!!!」

戴宗「おおおおおおお、衝撃のおっさん!!」

(つづく)
271大作×銀鈴2その10:2005/08/11(木) 00:51:39 ID:EddAE9fp
戴宗「十傑集!!衝撃のアルベルト殿!!!!」
アル「なんだ・・・何の真似だ、改まって変な呼び方しおりおって」
戴宗「あとは頼んだ!!逃げるぞ一清!!」
一清「おう!!」
アル「あ、もういないぞ、足だけは早いな、だが・・逃がすと思ってるのか???」
楊志「おい逃げれると思ってるのか」
アル「へ?」
楊志「ちょうどよい、お前に相手になってもらう」
アル「え・・・ええええええええええええええ」

楊志「あ・・ぁぁぁぁぁぁあん・・はぁはぁはぁ」
アル「いかがですかなご婦人」
楊志「最高の気分だ・・はぁあんあぁぁぁこんなSEXは何年振りだろう」
アル「ふふふ十傑集を舐めてもらっては困りますよ、ははは」
楊志「本当にスゴイぞ!!はぁはぁはぁあああああんんんんんんイクー!!あぁん、ハァハァ」
アル「ふふふご婦人、満足いただいたようで安心しました」

(つづく)
272名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 01:21:53 ID:zLU6ieUg
うむ、さすがは衝撃のアルベルトだ
273名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 02:08:13 ID:+Y7Uz1mu
テラワロス
今川GRキャラのみなさんはセクースもジェットコースターのようですなw
274名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 06:43:55 ID:79FEDYwF
お高ちゃんキボンヌ
275大作×銀鈴2その11:2005/08/11(木) 07:39:21 ID:EddAE9fp
戴宗「さすが・・衝撃のおっさん、誰でも勃つのかスゲー」
一清「しかし、そのおかげで助かった」
戴宗「そいうや俺のかみさんだったな楊志は・・結構複雑だな」
一清「ま、仕方なかろう国際警察機構に身を置くもの定めみたいなものだ」
戴宗「一清・・・ノープでも行くか?俺らもドコかで性欲処理しないとな」
一清「おう、それはよい提案じゃ」

楊志「おい!!ソープが何だって」
戴宗「ひっ!!楊志!!」
一清「うわぁぁぁぁそれに衝撃のアルベルト」
戴宗「この時期に十傑集がせめてくるとは」
アル「はははは、今回は特別でね、もう一人来てるんだ!!」

(つづく)
276大作×銀鈴2その12:2005/08/11(木) 07:51:31 ID:EddAE9fp
銀鈴「はぁはぁは・・あん・・いいわ健二さぁん・・あんぁぁぁああぁぁぁん」
村雨「ふふふ、どうだ、まだまだイケるぜ、今日は精子の出し過ぎで死んでもいい」
銀鈴「はぁぁぁぁんあんはぁはぁ、すごい、健二さんの硬くて柔らかいし長いし暖かいし奥までくるー」
村雨「さぁどんどん行くぞ!!・・・ん?なんか人の気配が」
銀鈴「ん?どうしたの」
村雨「そこだ!!そりゃ・・ピシ」

謎「ぐわぁぁやられた〜」

村雨「ん?これは血風連・・という事は・・十傑集!!直系の怒鬼が来てるのか!!」
銀鈴「大変、一大事だわSEXどこじゃ無いじゃない、こんな事ならパリにいればよかった」

血風連「眩きは月の光、日の光、正しき血筋の名の元に我ら名前を血風連」
血風連「振るうチンポは相手を選ばず、拒めば精子の海となる、銀鈴!!孔明様の命により貴様を犯す!!」

村雨「な・・・なにぃいいいい、ぐわわわわわわ」
銀鈴「あ、健二さん!!、あ、ああああああああああああああ」
血風「そら姦せ姦せ姦せ!!!!!!」
銀鈴「あひいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」

(つづく)
277名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 16:42:05 ID:iuOuqahD
銀鈴はすりきれそうだし
村雨は赤玉出そうだな


健康の為ヤリ過ぎに注意しましょう
278大作×銀鈴2その13:2005/08/11(木) 22:56:09 ID:EddAE9fp
銀鈴「ひいいいいいいいいいい痛いぃいいいいいい」
血風「どうだ!!これが奥義!!気持ちいいのは自分だけ相手は苦痛という血風連SEXだ!!」
銀鈴「くううう」
血風「おいおい俺にもかわってくれ」
血風B「おうわかった、」
血風C「がやく姦せ姦せ!!」
村雨「うおおおおお俺の女に何しやがる!!快楽を与えてくれるなら感謝してやるが!!それは許さん!!」
血風D「あ、生き返りやがった!!」
血風E「ええええい、それならまた殺すまでよ」

(つづく)
279大作×銀鈴2その14:2005/08/11(木) 23:04:08 ID:EddAE9fp
大作「ヒマですね鉄牛さん・・・平和ですね・・いっそロボの原子力を爆破させましょうか」
鉄牛「おい大作、オナニーのしすぎで頭とろけたんじゃねーのか」
大作「そんな鉄牛さんほどしてませんよ、・・・ロボに”自爆しろ”って命令したら爆破するのかな?」
鉄牛「お前危ないぞ・・・・はぁしかし村雨のヤロー今ごろ銀鈴とエンドレスSEXの最中かよ、くそー」
大作「まったくですよ、村雨さんさえいなければ僕がまだいろいろ相手できたのに」
鉄牛「やはり殺そう、大作殺して、首もってBF団にでも入ろうかなぁ」

銀鈴「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ助けて!!」

鉄作「?、この声は銀鈴」

(つづく)
280大作×銀鈴2その15:2005/08/11(木) 23:20:00 ID:EddAE9fp
大作「銀鈴さん!!!!!!・・・あ!!!!!!!」
鉄牛「あ!!貴様ら血風連まだいやがったか!!お前ら全部で何匹いやがるんだ!!」
血風「ふふふさぁ何匹だろうな、銀鈴の中に残された精子のDNAでも調べてみやがれ」
鉄牛「なにいいいいい」
血風「今回の任務は銀鈴のあそこの質と耐久性を確かめるもの!!それは十分に実証できたわ!!」
銀鈴「・・・・・・・・はへ・・もうダメ・・・・・・」

大作「くそおおおおおおおおおおおおお僕も銀鈴さんと・・・・ロボ!!そいつらを潰せ!!!!!」
GR「ガーッ」
血風「引け引け!!!!!!」
GR「ガーッ」
血風「ぐわわわわわわわわ」

大作「銀鈴さん・・大丈夫ですか・・・」
銀鈴「大作くん・・・うん・・なんとか無事よ」
大作「よかった・・・じゃ早速ヤラせてください!!」
銀鈴「あ・・・大作・・・何・・あんあん・・私今ボロボロなのよ」
鉄牛「大作!!!バカやろう何してやがる」
村雨「そうだ大作!!俺の女に無理やり何を」
大作「僕はもう3日もオナニーしかしてないんです!!ジャマしたらロボで踏みますよ」
銀鈴「はぁはぁはぁはぁはぁ・・あああんあぁぁぁぁぁんんんんはぁあぁ!!はぁはぁ」
大作「どうです銀鈴さん、この三日間たっぷりイメージトレーニングしたんですよ」
銀鈴「あぁぁぁぁあ・・はぁ・・この・・大作・・・バカ野郎!!!!!」
大作「へ・・・あ・・・これは・・・まさか・・・あ、あ、あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!・・・・・・」

村雨「大丈夫か銀鈴・・こんな時にテレポートなんてつかうなんて」
銀鈴「いいのよ・・・私は健二さんとの時間を優先するわ」
村雨「大作はどこに飛ばしたんだ」
銀鈴「宇宙よ・・・ついでに馬鹿牛とロボと血風連も・・」
村雨「・・・・・・そうか・・・・そりゃご苦労だ」
銀鈴「ほら健二さん、もう朝よ、今からでも・・・」
村雨「え?いいのか・・・こんな体で」
銀鈴「うん・・・さぁ」
村雨「よし・・ううううオラオラオラ!!ああああいいぜ銀鈴。。よく絞まりやがる!!」
銀鈴「ハハハッ、やっぱ健二さんのが最高・・はぁはぁ・・すごく気持ちイイはぁはぁ」

(つづく)
281大作×銀鈴2その16:2005/08/12(金) 16:34:26 ID:lxfLp5x/
村雨「ああああああああダメだぁぁもう・・・死ぬうううう」
銀鈴「はぁはぁはぁあぁん健二さぁん・・・あら・・やだ・・脈が無いわ、ホントに腹上死してるわ」
村雨「でも、この程度ならすぐ生き返るもんね!!ほら復活したらチンコの体力も回復してるぜ」
銀鈴「もう健二さんたら・・流石に私も、もうダメみたいだわ」

アル「戴宗待て!!!!」

村雨「ん?この声は・・・十傑集?」
銀鈴「やだ・・またジャマ・・・しょうがないわ、またテレポ使いましょうか」
村雨「ああ、もういい無理するな・・・・ん・・・あ!!、銀鈴!!大変だ足が消えかかってるぞ!!」
銀鈴「え?・・・やだ本当?・・やっぱり今日はテレポートに使いすぎたのかしら」
村雨「そんな事は問題じゃない!!マンコまで消える前にもう一回ヤルぞ!!」
銀鈴「まったく、もう健二さんたらしょうがないわね」
村雨「フンフンフン!!オラオラオラ!!ああああイク!!イキそうだ・・・・あ!!!!!!!まさか・・こんな時に」
銀鈴「あ・・・私のあそこまでが消えちゃった・・・てっ事は私はもうイク事ができないのね」
村雨「まだフェラも出来る、パイヅリも出来る、手コキだって出来る!!さぁ頼む、イク寸前で止められたんだぞ俺は」
銀鈴「はい健二さん、じゃフェラします。。。チュパチュパ」
村雨「ああああああイク!!いいぞ銀鈴!!もう少しだ!!!!!・・あげ!!まさか!!」



村雨「銀鈴!!!!!!!!!!!!!!イク前に消えてしまうなんて!!あんまりじゃないか!!」

(つづく)
282大作×銀鈴2その17:2005/08/12(金) 16:44:31 ID:lxfLp5x/
楊志「あんた待ちな!!」
戴宗「お前・・・いや何・・なんでも無いよ・・それよか衝撃のおっさんのテクはどうだ?」
楊志「ふん、あんたなんかよりサイズも形も量も時間も愛撫も何においてもあんた以上だよ」
戴宗「はは・・・そりゃよかったなぁ」

アル「あ、見つけたぞ戴宗!!!!!!!とりゃあああ」

戴宗「あ、アルベルトのおっさん!!俺の負けだ!!」
アル「何?」
戴宗「俺はあんたに勝てない・・・俺はダメな人間だ」
アル「何を言う戴宗」
戴宗「実は名、俺は楊志じゃ勃んのじゃ、なのに、あんたは・・見事に任務を遂行した」
アル「何を言う、わかった戴宗・・今日だけは休戦だ・・いっしょに、さっきのご婦人と楽しもう」
戴宗「え・・・・」
アル「ふふふ、わしが、たっぷりテクニックと精神力を伝授してやろう」
戴宗「お・・・おっさん・・いやアルベルト殿!!ありがとう!!!」
アル「では・・・ご婦人・・はじめようか・・」
楊志「え・・・・・ちっ・・まぁ・・仕方が無いか・・・今度はしっかりな戴宗」
戴宗「お・・・おう」



一清「ふぅ・・先に隠れていて助かった・・・しかし、恐ろしい相談をするもんじゃな・・取り合えず今年の年末休暇は平和そうだ」

(つづく)
283大作×銀鈴2その18:2005/08/12(金) 17:00:29 ID:lxfLp5x/
大作「あ・・・銀鈴さぁん!!!!」
銀鈴「え・・・大作君・・・」
鉄牛「おおおおおおお銀鈴どうしちまったんだ・・まさかお前まで」
銀鈴「鉄牛・・え・・まさか、あなた達」
GR「がー!!」
銀鈴「ロボまで・・・・まさかここは、死後の世界なの」
鉄牛「そうだよ、どうやら銀鈴のテレポートで宇宙に飛ばされ窒息死or凍死よ」
銀鈴「あら・・そうなの私まで死んじゃうのは計算外だわ」
大作「銀鈴さん、なら、また・・ここでSEXできるんですか」
銀鈴「この子は最近・・こんな事ばっか言うようになって・・私間違った事したのかしら」
鉄牛「おいおい銀鈴・・なら今度こそ俺を頼むよ・・な・・な・・」

村雨「待て!!」

銀鈴「あ、健二さん・・・」
村雨「何かと思い死んで来てみれば、お前達は相変わらずそんな話題ばかりか?」
鉄牛「お前、死ねない男じゃなかったのかよ」
村雨「はっはっはッ!!俺は何度死んでるんだ、あの世に関してはお前らより詳しい」
大作「もう・・・また・・僕と銀鈴さんのSEXをジャマするんだから」
村雨「さぁ銀鈴、続きだ・・俺がイク前にお前が死んじゃったからワザワザ来たんだからな」
銀鈴「はい・・健二さん」

村雨「おおおおおおいいぞ銀鈴!!死んで更に絞まりが良くなった上に妊娠もしないからゴム無しOKだ最高だ」
銀鈴「はぁはぁあんんんん健二さん最高だわ」
村雨「おう・・これからもちょくちょく死んで来るよ・・・え・・・ウソ・・ええええ」
銀鈴「健二さん・・・まさか」
村雨「現世の俺の体が生き返ろうとしてる・・・またしてもイク前なのに・・・わっわああああ」

銀鈴「健二さん・・・私だってイッてなかったのに・・・ぐすん、やっぱりいつも私はこっちで、貴方はそっちなのに」

大作「銀鈴さぁん邪魔モノは消えましたね」
鉄牛「げへへへへ、大作に話したらよ3Pしてみたいっうからよ俺もいっしょにヤルぜ」
銀鈴「え・・・・」
大作「さぁイク、イクです!!!!!」

(つづく)
284大作×銀鈴2その19:2005/08/12(金) 17:12:23 ID:lxfLp5x/
アル「戴宗よく聞け・・SEXとは礼儀に始まり礼儀の終わるモノなのだ」
戴宗「あ、はい判りました」
アル「ヤルからには女性に最高の快楽を与えなければならない、自分の快楽は二の次だ」
戴宗「アルベルト殿!!素晴らしいお言葉です」
アル「そして必ず相手の女性の目を見て自らが恋に落ちるのだ」
戴宗「そ・・・それです私には、それが出来ないのです、」
アル「愚か者!!貴様は自分の好みのAVしか見ないのであろう、そこは自己催眠だ」
戴宗「自己催眠・・・つまり頭の中では別の女と寝てる姿を想像しろと」
アル「愚か者!!その相手を好きにあるのだ、SEX中だけは、どんな女だと世界一のいい女だと思うのだ!!」
戴宗「へ・・・それは難しいです、だって楊志ですよ」
アル「愚か者!!そう思うのが自分に体を許してくれた女性への礼儀だろう!!貴様にはSEXをする資格は無い!!」
戴宗「すみません、アルベルト様、私は本当に愚か者です」
アル「ふん・・・バカめ・・ならば、そう思い勃起させてみろ!!」
戴宗「はい・・でもすぐには無理そうです」

楊志「なにウダウダ言ってるんだよ衝撃様に迷惑かけるんじゃないよ」
戴宗「ひっ・・ごめんなさい」
アル「御婦人、失礼だが男とは大変デリケートなのだ勃たないからと言ってプレッシャーを与えないでいただきたい」
楊志「はい・・・衝撃様」
アル「では戴宗!!実践に入るぞ!!」

(つづく)
285大作×銀鈴2その20:2005/08/12(金) 17:35:00 ID:lxfLp5x/
村雨「ふうう、生き返っちまったが、やっぱ銀鈴が心配だ・・どうしるか」
怒鬼「・・・・・・・・・・・・・・・・」
村雨「しかし大作もロボも銀鈴も鉄牛も死んでしまった・・あ、・・俺が北京支部にいるのはヤバくないか?」
怒鬼「・・・・・・・・・・・・・・・・」
村雨「パリのホテルも銃撃事件の誤解も解かなきゃな、ま、あれはパリ支部に任せるか」
怒鬼「・・・・・・・・・・・・・・・・」
村雨「うーん、取り合えず俺が北京支部にいる事を知ってるヤツはみんな死んだはず・・戴宗らが近くにいるらいいから見つかる前に逃げるか」
怒鬼「・・・・・・・・・・・・・・・・」
村雨「ん?なんか殺気が・・・・・ん!!貴様は!!十傑集!!直系の怒鬼!!」
怒鬼「・・・・・・・・・・・・・・・・」

(つづく)

286大作×銀鈴2その21:2005/08/12(金) 17:42:10 ID:lxfLp5x/
戴宗「だめです・・・・アルベルト様!!私には楊志は抱けません」
アル「何を言う、お前ら夫婦だろ!!時間をかけて慣れて行け」
楊志「あ、でも衝撃様、私はもう衝撃様無しでは生きて行けません」
アル「大丈夫だ戴宗には指先と唇の使い方は教えた、あと挿入用にグッツでも購入しフィニッシュにはそれを使え」
戴宗「はい、そういたします」
アル「うむ、では、また正月明けに、ご指導いたそう・では私は行く・・・あ・・」
戴宗「どうしました」
アル「あ、いや。怒鬼も来てたんだ・・忘れてた・・・連れて帰らないと」

(つづく)
287大作×銀鈴2その22:2005/08/12(金) 17:54:56 ID:lxfLp5x/
アル「怒鬼!!!今日は中止だ帰るぞ!!」
怒鬼「・・・・・・・・・・・・・・・」
アル「おお、ここにいたか・・・何・・・血風連が全滅?だけど敵のエキスパート3名とロボが自滅?」

戴宗「なんだって!!銀鈴がテレポートを、ウソを言うな銀鈴は北京にはいないはずだぞ!!」
楊志「そうだ!!村雨に会いにパリに行ってるはずだぞ」

怒鬼「・・・・・・・・・・・・・・」
アル「何・・・・村雨というエキスパートを捕まえただと」
楊志「なに」
村雨「やぁ」
戴宗「おい。なんでお前がいる大作はどうした!!正直に言え!!」
村雨「ええ・・実は・・・」
楊志「何!!銀鈴が大作の筆卸して性に目覚めた大作が銀鈴を犯しキレた銀鈴がテレポで大作を宇宙に飛ばし、銀鈴は力尽きて消滅だと」
村雨「あ・・はい・・・」

アル「まぁよい我々の被害は血風連だけだ、あいつらならまた増殖する、それに結果的に任務を果たしている」

戴宗「ああ、あとは俺達の問題だ」
アル「じゃワシらは帰るから、じゃ」

戴宗「村雨!!!!!!本当なのか!!!!」
村雨「あ・・・まぁな・・・ガク・・・・・・」
戴宗「あああああ、村雨のヤロー舌噛んで死にやがった!!」

(つづく)
288大作×銀鈴2その23:2005/08/12(金) 18:09:35 ID:lxfLp5x/
銀鈴「ああぁんんあんあんあんはぁはぁ・・大作鉄牛いいじゃないの私3Pなんて初めて」
大作「僕もです・・ああああああすごく気持ちイイです、今日は精子の出しすぎで死んでもいい」
鉄牛「そうだ・・ま、どうせ死界に知り合いは俺達三人だけだ・・仲良くヤろうぜ!!」

血風「俺達もいるんだけどなぁ・・いいな・・仲間に入れてほしな」

村雨「待て!!!!」

大作「あ、村雨さん・・・またいい所でジャマしに来たんですか」
村雨「いや、お前らが死んだ事がさ下界で大騒ぎでさ、俺の責任問題になってるんだよ」
鉄牛「そんな事言ったってなぁ」
銀鈴「そうか・・・健二さん大変ね・・・でもたまにはSEXしに来てね」
村雨「そんな無責任に・・・・・あ、・・あああああ、また行き返る!!!!!」

銀鈴「大変ね・・・健二さん」



村雨「はっ」
戴宗「行きかえったな・・・村雨」
村雨「はい・・・」
戴宗「さっ貴様が長官に報告してくれ・・・・俺達は休暇中だしな」
村雨「あ、俺も休暇中なんだが・・・・はぁ・・・ついてない・・・でも何でロボまで、あの世にいるんだ」

(第二部完)
289名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 18:24:07 ID:1LbI/xx6
衝撃さまのセックル講座GJ
時は昭和20年・終戦前夜の日本軍
その最中に陸軍諜報部で暗躍する”くノ一”が存在した
その名を「高見沢秘書子14歳!!

(つづく)
291名無しさん@ピンキー:2005/08/12(金) 23:58:15 ID:S0NYgJ8H
>>283
>何かと思い死んで来てみれば

なんかツボったwwwwwww
今川GRならではの設定が生きますなw
292名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 00:53:33 ID:NVXXKqaW
ほう
293名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 00:54:49 ID:NVXXKqaW
今日は続き無しか・・・・
女子高生お高・・・・・またもや村雨のエンドレスSEX
294名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 01:53:00 ID:gDAOPSQC
そういや昔エンドレス・ラブつー映画があったな。



延々セックルしてるだけーみたいな内容だったw
295名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 00:03:49 ID:yO08kwaX
ふふふ・・村雨さんのアソコ・・歯で千切っちゃえ!!

高見沢秘書子は、その濡れた唇を村雨の陰部に寄せて、その先端に軽くキスをしたあと
口の中に運んだ・・村雨の男の部分は、秘書子が今まで交わった男達と比べると標準的だ
秘書子の喉にまで届いた時、秘書子の歯は、その根元を確実に噛んでいた
そして、数十秒後、村雨の大きな悲鳴とともに、男の部位は食い千切られた

そして秘書子は口に含んだ陰部を飲み込んだ・・・・・

「ふふふ、村雨さん、これで貴方はいくら逝き返ろうが一生チンコ無しだわ」
296名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 01:31:37 ID:2dhAI4po
チンコなんて余裕で生えてきます
297名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 04:11:00 ID:c2LJ8Ie0
つか高見沢さん、ちんこを切り取るどころか食っちまうなんて
安部定より怖いぞw

tp://sakaue.vis.ne.jp/sanpo/arai/abesada.html
↑安部定事件
298名無しさん@ピンキー:2005/08/16(火) 13:07:27 ID:Oxx4FVbM
高見沢さんが道端で倒れていた・・そこに偶然通りかかった正太郎!!

正「お高さん!!大丈夫ですか???」
高「あら正太郎くん・・・うううう・・うげ・・おえ、ゲー」
正「うわ吐いた・・・きたねっ・・あ、いやいや大丈夫ですか?・・しかし何だ?この白いゲロは」
高「きゃはは、今日はね同窓会でね、同級生全員の分、飲んじゃった」
正「え?どういう事ですか、みんなの分のお酒飲んだんですか?じゃこの白いのはロブロク?」
高「バカね、正太郎くんは、子供なのね〜正太郎くんのも飲んであげようか?」
正「え?何なんです?・・・・ナンで僕のズボン脱がすんです、こんな道端で恥ずかしいですよ」
高「ふふふ、正太郎くん、おねえさんが気持ち良くしてあげる・・うぐ・・うげ・・オエー」
正「あ、お高さん!!何、僕の股間に、また吐きましたね、しかもさっきより量が多い、なんだ、この白い臭いのはぁぁぁ!!」

(完)
299大作×銀鈴3-その1-:2005/08/16(火) 13:36:31 ID:Oxx4FVbM
あの世に来て数ヶ月、その間、金田正太郎という僕が生まれずっと前に日本で活躍してた人らしい
そして同じく高見沢さんとも出会い>>290>>298>>295のような逸話も聞けた
そして敷島博士・・かなりの変人だが、これでGRのメンテナンスも安心だ

そして僕は、父さん・・・・草間博士を探す旅に出る事にした
300大作×銀鈴3-その2-:2005/08/16(火) 13:48:36 ID:Oxx4FVbM
銀鈴「あんあんあんぁぁぁぁぁぁいいいいいい、いいわぁぁぁぁ最高!!」
謎男「フンフンフン!!!ふふふお嬢さんこそ中々良いモノお持ちで、絞まりが素晴らしいですよ」
銀鈴「あぁぁぁぁぁぁぁイクー!!」
謎男「なら私も・・うっ」

銀鈴「ふふ・・・あの世も良い所ね、あなたのような人に出会えるなんて」
謎男「ふふふ、こんな私でよければ・・いつでも相手しますよ」

大作「銀鈴さ〜ん銀鈴さ〜ん、あ、いた、銀鈴さん、あ!、また新しい死人みつけてSEXですか僕じゃ満足できないんですか」
銀鈴「あら大作くん・・・そうね・・村雨さん以外なら、上手い人じゃないとしたくないかな」
大作「まったく、僕は、これから、あの世で父さんを探す旅に出ようと思って、銀鈴さんもF博士探すんなら一緒に、って思ったのに・・」
銀鈴「ふふ・・そうなの、大変ね・・私は別にいいわ、ゆっくり父を探すわ、それより今日は、この人と、もう一度」
謎男「そうですか、では今一度・・・」
大作「あ、父さん!!」
草間「あ、息子!!」
大作「なんで父さんが銀鈴さんとSEXしてるんですか!!」
草間「なんだ息子よ死んでしまったのか?私との約束はどうしたんだ!!!」
大作「そんな事はどうでもいいんです、何故!!銀鈴さんを」
銀鈴「大作くん、この人が大作くんの父さんなのは判ったわ、だけど今は私とSEXするの、出てってくれない・・」
大作「え。。銀鈴さん・・・エーン・・泣いてやるぅううう」
草間「ふふ、バカな息子で迷惑かけてるようだね」
銀鈴「いいの、今は貴方とSEXしたいから、さ、はじめましょ」
草間「うむ」

(つづく)
301大作×銀鈴3-その3-:2005/08/17(水) 17:04:05 ID:5FrjUKOj
秀吉四人集(秀吉・家康・信長・時の行者)と家康四人集(家康・信長・闇の土鬼・時の行者)
の各四人、合わせて8人が、あの世ではてんてこまい

ちなみに韓信も、項羽と劉邦・史記・虎は行く〜韓信伝〜の3人が存在する

彼らの争いは絶えない・・・・全ては銀鈴の一言から始まった
「貴方達は、しょせん同一人物なんだから・・各一人しかSEXしてあげない」
その一言は、あの世で戦乱を招く事となった・・・・

大作「ああああ。もういいよ!!ロボ!!全員踏み潰せ!!」
GR「ガーッ」

草間「ふーあぶないあぶない」
銀鈴「ホント」

(つづく)
302大作×銀鈴3-その4-:2005/08/18(木) 22:15:53 ID:Y8VVKFES
長官「私は蘇りでもあり命そのものである・・・・私もまた、ここにおいでの方々と同じ・・銀鈴くんにお世話になった者です・・・etc]

この世では、銀鈴・大作・鉄牛の合同葬儀が行われていた・・・村雨は韓信元帥により解雇処分となったが
長官の恩赦で、北京支部でアルバイト勤務が可能となった

そこに・・いきなりの敵襲が・・・

村雨「む。。ビックゴールド!!!そして貴様はマスクドサド!!」
レッド「いかにも、しかし私だけではないぞ!!見よ!!」

ヒッツ「くっつつ、それパッチンほいパッチンもひとつオマケに指パッチン」
村雨「ぐををををををををw、貴様は、素晴らしきヒッツカラルド!!」
ヒッツ「ふふふ今日は特別でね・・もう一人来てるんだ!!」

血風「眩きは月の光、日の光・・・・・etc」
村雨「なに・・・・血風連という事は・・・直系の怒鬼!!!!」
怒鬼「・・・・・・・・・(´・ω・`)・・・・・・・・・・・・」


長官「くううう、もう犠牲は沢山だ!!くらえ男汁!!」
血風「ぐわわわわわわわわわ怒鬼様ここまでで〜す」
長官「くらえ!!直系の若造がぁぁ!!!!ビッバンパンチ!!!!」
怒鬼「・・・・・・・・(mΩm)・・・・・」

長官「何!!!」
レッド「何?怒鬼何をする!!!!!!!!!何故俺を盾にする!!ヒッツがいるだろう」
長官「まあよい・・くわわわわわわ」

ドバーン

レッド「きゃーーーーーーーーー」

ビックゴールドごとレッドは蒸発した、そして周りにいた血風連も、そしてヒッツもぶち飛ばした!!」


そして、あの世で物語りは再開する

(つづく)
303名無しさん@ピンキー:2005/08/19(金) 00:21:27 ID:snf54HoI
富野並みの虐殺っぷりだなw
304大作×銀鈴3-その5-:2005/08/19(金) 22:37:16 ID:WKp65F0G
大作「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ」
鉄牛「どうした大作」
草間「うむ・・・これは・・・」
銀鈴「あ!!長官!!」

長官「あ・・君達は・・・て事は・・・ここは、あの世か・・やはり男汁パンチは命と引き換えだったか・・」

レッド「うご!!」
ヒッツ「うべ!!」
血風連「ぶは!!」
ビックゴールド「ウホッウホッ!!」

長官「うむ、どうやら無駄死ににはならなかったようだ・・一安心だ・・あ、誤君はどこだ?」

村雨「ご安心を、誤学人(究or用)は生きてますよ」
長官「何!!!シクジッタか!!」
村雨「は?」
長官「いや、村雨君・・今後とも、あの世とこの世の連絡係りを頼むぞ」
村雨「え?・・はい・・・いや・・でも・・今さら死人に口無し・・」
長官「何・・・・」
村雨「あ、いや・・すみませぬ・・お許しを・・サングラスを外すのだけはご勘弁を!!」
長官「判ればよろしい」


レッド「く・・・貴様!!よくも俺を殺したな、まだ影丸との闘いが終わってないのに」
長官「そんな設定のみのキャラなんか知らんよ」
レッド「うべ!!」

鉄牛「まぁまぁ、どうせ死んだんだから仲良くしましょううよ、ね長官?」
大作「そうですよ、ここにはビックファイアもいないから気楽に」

ヒッツ「何・・・うむ・・あの世じゃいくら切っても再生するからパッチンし放題だし」
レッド「そうだな・・・うむ、俺も気楽に生きよう」

銀鈴「まちなさい」

一同「は、!!」
銀鈴「貴様ら我等の僕になれ!!今日より、銀鈴団、GinRei団=GR団を結成する」
大作「は?」
鉄牛「どうしたんだ?銀鈴?酔ってるのか?」

銀鈴「そして、貴様等に『五傑天王』を創立する、静かなる中条・素晴らしきヒッツカラルド・マスクドサド・不死身の村雨・草間博士を任命する」

一同「ぽか〜ん」

(つづく)
305大作×銀鈴3-その6-:2005/08/22(月) 22:54:04 ID:ymNSBV6p
村雨「た・・・大変です長官!!」
長官「なんだキミか・・今忙しいんだ銀鈴元帥のお世話の当番なんだよ」
村雨「バカ中条!!今、現世では大変な事になってるんだ!!国警とBF団が最終決戦に入ったんだぞ」
長官「今更、地上の事を言われてもなぁ、」
村雨「く・・・・・・そりゃいいっすよアンタは死ねば極楽だ!!でもな俺ゃ逝き帰るんだよ!!」
長官「おお、キミ達は九大天王の影丸君に大塚署長!!」

(つづく)
306大作×銀鈴3-その7-:2005/08/28(日) 15:41:24 ID:USiRGafS
その頃、高見沢秘書子の孫にあたる高見沢秘所美はBF団の一員として国警と闘っていた

お高「てじゃ!!グバ!!」

次々に梁山泊戦士達のチンコを食いちぎっては飲み込み、食いちぎっては飲み込んでいた
そう、ご存知の通り彼女はレズなのだ!!この世の全てのチンコを食いちぎる事が夢だ
すでに十常寺のチンコも食い尽くした、しかしBF様のアソコだけは、あまりにこ美しく
お高は、断念してしまい、それがきっかけでBF団に入ったのだった

お高は、地球上全てのチンコがなくなれば、地球上の女は全て自分のモノになると想った
そう、お高は男に彼女を奪われた過去がある、全ての男(BF様以外のチンコ)が憎いのだ!!

そして次々と食い飲み込み続けていると、目の前に戴宗が現れたのだった
307大作×銀鈴3-その8-:2005/08/30(火) 23:12:25 ID:5eJR12ye
お高「貴様が戴宗か・・・九大天王に当たるとはツイテナイ」
戴宗「ああ、俺もだ・・十傑集に当たりたいぜ」

北京支部にBF団が総攻撃をはじめて7日、翌日には国際警察機構も終結したのだが
大塚初潮と影丸は既に破れてしまっている、しかも、この高見沢秘所美が
大塚を油断させチンコを食いちぎって殺したのだ、そう秘所美は大塚の孫に当たるのだ

戴宗「いくぜ!!大塚の初潮さんの仇だ!!」
お高「プッ!!」
戴宗「ぐは!!なにぃ・・・これは。。チンコ」
お高「ははははっ私のこのお腹には、今まで飲み込んだザーメンとチンコが溜まってるコトを忘れないで」
戴宗「なに」
お高「くらえ!!奪命勃起拳!!」
戴宗「な!!」

お高の放ったチンコが空高く舞い上がり、そして見えなくなったかと想えば、空から無数のチンコが降ってきたのだ」

戴宗「ぎわあああああ」

お高「グザ・・・うっ・・これは」
戴宗「な・・何」

黄信「悪事を仕留める矢の数々は腕に習った小利広」
花栄「恐れは要らぬぞ鎮山三!!梁山泊指南が二人、花栄に」
黄信「黄信ここにアリ!!、戴宗、こいつは強敵だ助太刀するぞ!!」
戴宗「おう!!じゃ俺も逝くぜ!!奥義電気ビリビリ体内電気最大放出!!!!!」

お高「ぐわあああ、くそ!!チンコが焦げてゆく、なら精液で対応だ」
戴宗「そうわいくか!!」
お高「あ、・・・・しまった・・・」
戴宗「フン・・じゃあな・・・なに!!」
お高「フッ隙を見せたな!!貴様のチンコ噛み切る!!!!!」

ズバ!!!!!

お高「な・・なに・・・まさか・・・・バタ」

戴宗「ふう・・助かったぜ楊志」
楊志「いや何、BF団は全て殺すという指示だからな、それより貴様、勃起してるな」
戴宗「え¥・・・・」

花栄「うむ・・ここは、もういいだろう・・・逃げよう
黄信「そうだな」

(つづく)
308名無しさん@ピンキー:2005/09/08(木) 20:22:46 ID:ALH/ubHE
保守
309保守:2005/09/08(木) 22:35:43 ID:Eu9+Rblb
案内人「できたみたい後継者」

案内人「(遺産)もらってよ」
浩一「やだよ宇宙人の子孫なんて」
案内人「じゃあ どうするわけ?」
浩一「どうって なんとかなんないの?」
案内人「追放しよう」
浩一「誰を」

 →浩一

浩一「じゃ いいよ もらうよ」
案内人「うん」


蒼天航路 その三百四十 毒と毒薬
310保守:2005/09/08(木) 22:36:33 ID:Eu9+Rblb
バビル2世「洒落た出迎えじゃねえかダック!」
ダック「よくぞお出ましいただいた」
バビル2世「(ほう やっぱりおいらの器に正面きって挑んでんだな)ああ〜〜遠目にゃなかなかの隻影だったぜ」

バビル2世「で なんのお招きだい?」
ダック「バベルの塔は大乱を知らぬ豊穣の地 バビル2世はヨミさまと戦い続けその豊かさを食い潰す」
    「だが ヨミさまに抗おうとも自衛に徹するならば天険に囲まれたバベルの塔に莫大なコンピュータは不要!」
    「コンピュータを戦に使わねばバベルの塔は新しい世界を牽引する新しい国に生まれ変わることも可能だ!!」

バビル2世「そうかい おめえが希ったのはそういうことか ヨミが来る前にどうしてもそういうことが吐きたかったのか」
       「僭越極まるがおいらと戦う志としちゃあ悪かねえ」
       「だがよダック おめえの言う“新しい”って言葉の真ん中にいるのはヨミだ!」
       「ヨミと同じ朝日を浴びたくねえって人間はバベルの塔だけじゃ収まりきらねえんだぜ!」

ダック「天下に何も為さぬまま ただ祖先の遺産を食い散らかして戦い死ぬのかバビル2世!!」
バビル2世「そいつァ ヨミの問いだ 天下を答える相手はおめえじゃねえ」


蒼天航路 その三百六十四 希求
311大作×銀鈴3-その9-:2005/09/09(金) 12:57:04 ID:eamT8dcm
楊志「ハァハァハァァァァアァァァァァァンン・・ハッ!!はぁぁぁぁいいぞ戴宗」
戴宗「おう、楊志今まで済まなかったな・・苦労かけて・・これからは子作りに励もう」
楊志「ハァァァン」

アル「戴宗スキありぃいいいい」

アルベルトが唐突に登場した

楊志「戴宗・・・・最後の最後に楽しかったぞ・・・」

そう言うと楊志はアルベルトに抱きつきキッスした・・そしてその瞬間楊志はアルベルトごと大爆発した

戴宗「楊・・・・アルベ・・・・・・・・・」

(続く)
312名無しさん@ピンキー:2005/09/21(水) 21:50:24 ID:jYimnmsN
hosyu
313名無しさん@ピンキー:2005/09/24(土) 16:35:08 ID:yM+MQTRY
キッコロとモリゾー


祭が終わり、故郷の森を目指した森憎と木殺でしたが、
いくら探しても懐かしい森が見つかりません。
夏の間、祭でうかれ、遊んでいた二人に、冬の蓄えはあ
りません。
雪の降る夜、やっと見つけた教会の中で抱き合いなが
ら、お兄ちゃん、お腹すいたよ、と木殺がか細い声を
出すとそこに、亡くなったはずの、おばあちゃんの姿
がありました。
おばあちゃんはいいました。お前たち、雪の中にも都はあるんだよ。
一緒に行こう。
翌朝、取り壊し中のパビリオンのそばに、枯れ木が三本
落ちているのを、作業の人が見つけました。


314お父さんは心配性:2005/09/25(日) 23:50:54 ID:pVCcLGe4
J「水爆ドロボーですか? いや〜〜〜 そういう噂なら 
 外国でチラッと聞いたことがありますが この日本ではねェ……」
正太郎「とにかく ほかにも被害者がいるか聞いてみて下さい」


 〜〜国連特別捜査機構日本支部の場合〜〜
草間大作「ええ 盗まれたんだからあ 水爆搭載機」
J「やっぱり 被害者が他にもいたっ」
支部長「はっはっは いや〜〜〜 実は間違って海底に沈んだりして」
草間大作「自慢の国連特別捜査機構なんだからあ」

 〜〜ヨミさんの場合〜〜
ヨミの部下「イヤミかーっ!ヨミさまはっ、ヨミさまは水爆なんか買うお金がないんだよー
       帰ってくれ さあ帰ってくれ!ちくしょう」
J「いや あの…」
ヨミ「ごめんよォ ワシの部下ーーー ワシ水爆ないんだよォォォ」

 〜〜ラーさんの場合〜〜
ラー「水爆ですか」
J「ハイ」
ラー「神体しか乗りませんが それが何か?」
   「ここの核爆弾がポイントです」
J「い… いや そーいう問題じゃなくて」


J「とにかく日本国内をパトロールしてみます」
正太郎「あっ お願いします」
315名無しさん@ピンキー:2005/09/27(火) 23:47:53 ID:0TXXmlLo
              _,,.. -‐‐‐- .._
         ,.、‐ ''' "´::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
         l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`
         ゝ.::::::::::::::く ̄`ゝ::::::(⌒7:::::::::l
             |`l/,二、    ,二ヽ {:::::::::::|
           ト.l | l;j l   l l;j`l  レ‐V   署長さん
           { }   r         ´ }     早くお風呂に入ろうよ
           `l  r_ ̄ ̄ ̄フ   r‐ '′   
    n       ゝ. `‐‐--‐ '   ノ
    | l        > .. __   .. イ
    l l,へ.       __ - 'l {    丶- 、_
   / 二l_ハ)   /  ⌒       ⌒   `l
   | ¬  /  /              :    |
   |     /  /:   7ヾ|   ゝ     /l   l.
316途中で蒼天航路に変わるバビル2世:2005/09/28(水) 16:22:06 ID:k5UzkBEg
ヨミ「どうだわたしを良き友とせぬか
   わたしはまだまだすばらしい力を持っておる
   きみの力と合わせれば世界征服などあしたからでもやれる」

バビル2世「さすがヨミ 逸品の冗談じゃ
        あんたが死んだ後に笑うとしよう」
317こいつら100%伝説:2005/09/29(木) 21:44:18 ID:sR7zJPE/
崔興武「ヘェかわいいじゃねぇか オレのスケにならねぇか」
銀玲「え」

小東洋「スケならこっちのスケさんが本物じゃ なんならカクさんもやろうか」
嵐月之助「よ・・・よろしく ス・・・スケです」ポ・・・(照)
崔興武「よろしくできるかっ いらんわいっ なんで顔赤らめてるんだおまえは」
カクラテス「カ・・・カクです がんばります」ヘヘ・・・(照)
崔興武「いらんゆーてるやろっ なめとんのかっ おまえっ」
嵐月之助「えっ なっなめるんですか では」へへ・・・(崔興武を舐める)

崔興武「おまえらおったら話が進まん!!うせろ!!」
カクラテス「へへ」
嵐月之助「へへへ・・・」
銀玲「いったいなんだったのあの人たち」
318大作×銀鈴3-その10-:2005/09/30(金) 11:13:33 ID:B54Pbzd/
デック牧は、その火炎能力で全てを焼き払うのであった
東京支部の鉄人の活躍でほとんどの怪ロボットは破壊したが、最後の御神体ガイアと相打ちになってしまった

そしてついに、黄帝ライセとビックファイアと韓信元帥とデック牧を残し全てのエキスパートは死んでしまった

ライセ「おいコラ!!ビックファイア、とうとうテメー最後の一人になったな」
BF様「うむ・・・今こそBF団の真の目的を話す時だ・・それは宇宙五輪大武会だ」
牧「なんだよ」
韓信元帥「今更、何ほざいている」
BF様「ジャイアントロ!!!!!!ガルーダ!!ネプチューン!!アキレス!!」
ライセ「何!!!!!!」
BF様「はははは、さぁお前達の相手はコイツらがする、さぁGR自爆して核の恐怖を与えてヤレ」
GR「ガォー」
牧「え?」

ドカーン

牧「フ・・・助かった・・・しかし・・これは・・・・」

こうしてビックファイアやライセ、韓信元帥らはGRの爆破の巻き沿いを食らい死んだ
牧だけはテレポで助かったのだ

大作×銀鈴パート3・・・・完
だが・・・戦い(エロネタ)は”あの世で”続く・・・・
319名無しさん@ピンキー
職人様乙

賑やかな天国だよなあw