スーパーロボットに乗って戦うお母さん

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@ピンキー
前スレがなくなったので、作者様たちが戻ってきてくれることを
祈りつつ新しくたててみました。
2名無しさん@ピンキー:04/04/26 20:42 ID:A5MKdAL2
ほすしとこう
3名無しさん@ピンキー:04/04/26 21:54 ID:EZP8egcL
保守。
今回は走りきりたいですね
4名無しさん@ピンキー:04/04/26 23:54 ID:6nqaRitW
前スレのダイジェストはこちら。
ttp://f20.aaacafe.ne.jp/~musique/2ch-cache/super-robo/index.html
5名無しさん@ピンキー:04/04/27 01:59 ID:L/vER3k6
ここの板の住人って粘着なんだな
即死しようが、飽きられて人がいなくなろうが
平気でスレを立てるんだもんもんな
6名無しさん@ピンキー:04/04/27 02:04 ID:NZ8eYHiP
釣られてみるか。
こういうレス見ると住民じゃないが書き込みたくなるんだよな。

>だもんもんな
ワロタ
7名無しさん@ピンキー:04/04/27 21:41 ID:AHSEfknv
カシオペア&冴子ママの復活を心待ち。
8名無しさん@ピンキー:04/04/28 03:09 ID:pml3iMeX
ほしゅー
9名無しさん@ピンキー:04/04/28 13:27 ID:6ZG5xZqw
保守
10名無しさん@ピンキー:04/04/28 22:01 ID:yR1VgxSg
職人様、かむばーっく
11名無しさん@ピンキー:04/04/29 01:40 ID:X8UN1Nvx
しばらく大杉だったし気付いてない?
12名無しさん@ピンキー:04/04/29 23:00 ID:ErMKTiph
早く気付いてほすぃ
13名無しさん@ピンキー:04/04/30 22:45 ID:XBCT3PZN
ほしゅ
14名無しさん@ピンキー:04/05/01 14:38 ID:DsiTA6K4
カシオペア発進まだ?
15名無しさん@ピンキー:04/05/02 07:01 ID:Y7uHLJ4E
前作の流れは知らんけど
なんか書いてみてもいい?
16名無しさん@ピンキー:04/05/02 12:13 ID:eyWKWj55
>15
どうぞ〜
>>4に前スレで連載してたSSがある
17名無しさん@ピンキー:04/05/03 01:39 ID:fC+WcHNV
age
18名無しさん@ピンキー:04/05/03 22:35 ID:TerByIYR
ライガーのような操縦システムのエリアルのようなロボに
鈴木京香のような女の人が乗り込んで戦うのがいいな。
19名無しさん@ピンキー:04/05/03 23:58 ID:N+iXUDts
Gガンのレインみたいな感じがいい
20名無しさん@ピンキー:04/05/04 00:15 ID:S+kcoY0U
やっぱり操縦系統はダイモス方式?
ロボが攻撃を受ければママさんも悶え苦しむ、と。
21名無しさん@ピンキー:04/05/04 00:53 ID:mqjrhwcp
今見つけたよ。>1乙。
復帰おめ。
22名無しさん@ピンキー:04/05/04 02:02 ID:b9qwd/ea
神光臨の予感!!
23名無しさん@ピンキー:04/05/04 23:33 ID:wACFX4tJ
>>20
そうそう、ロボが受けたダメージはパイロットであるお母さんにフィードバックするの。
だから戦闘中、特にやられてる時のコクピット内は大変!
それでもお母さんは、みんなのためにがんばって戦うのです。
24名無しさん@ピンキー:04/05/05 00:22 ID:15m4aUOf
>>18
鈴木京香のパイロットスーツも見たいが、
石田ゆり子も捨てがたい…
25名無しさん@ピンキー:04/05/06 00:18 ID:hHny5uHP
プラグスーツ姿で悶えるお母さん。
26名無しさん@ピンキー:04/05/06 20:03 ID:rOQ4vmI4
また大杉?
今度は落ちないように気を付けなくちゃね。
27名無しさん@ピンキー:04/05/07 21:02 ID:QFUXZZ/8
前スレのアドがまだ貼られてないようなので貼ってみる&即死防止カキコ

前スレ
「スーパーロボットに乗って戦うお母さん」
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1067/10675/1067501897.html
28名無しさん@ピンキー:04/05/07 23:59 ID:mEmpO+EY
まあマターリと進めましょうや。
29名無しさん@ピンキー:04/05/08 05:57 ID:P23NnUnD
>>4のカシオペア。続き部分保管してあるけど、需要ある?
30名無しさん@ピンキー:04/05/08 21:46 ID:c2h2kbM6
>>29
あるともさ
31名無しさん@ピンキー:04/05/08 23:35 ID:SNtw0tsx
作者様はもう見てないのかな?
専用ブラウザ導入して戻ってきてくれたらうれしいんだけど。
32名無しさん@ピンキー:04/05/09 00:09 ID:KXQes4Fd
そいじゃ、前スレ見られない人もいるかもということでコピペしてみるテスト。
#これ以前は4のとこ見れ。

473 :機動母神カシオペア・95 :04/01/14 22:31 ID:sPLjmQo8
3機の機甲獣骨メカに率いられたヴァルハラ空軍は、
街を縦横無尽に蹂躙していた。
ガーランド「今だ。行け!IDO研究所を占領するのだ」
前回、冴子がカーマの洗脳装置に陥れられ、正確な位置を自白したため、
ヴァルハラにとって攻略は容易だった。
ロケット弾に援護されながら、落下傘で降下する降下猟兵。
地上で右往左往している防衛隊員たちと銃撃戦が始まる。
浩一「我々の手で、この施設を守るんだ。
カシオペアのデータが敵にわたったら大ごとだぞ」
(いざという時は、基地ごと破壊するしかない)
妻との研究成果を灰にすることは、浩一にとって身を切られる思いだ。
しかし、決断せねばならない。そして、それまでは精一杯戦うのだ。
ボディーアーマーを身につけ、カービン銃に装弾する浩一。
33名無しさん@ピンキー:04/05/09 00:10 ID:KXQes4Fd
474 :機動母神カシオペア・96 :04/01/14 22:33 ID:sPLjmQo8
(そうだ。浩平は?)
所員A「先生。息子さんとの連絡はつきません。
お宅への電話、携帯電話ともに、この混乱ではとても…」
同B「差し出がましいとは思ったのですが。お宅へも伺ったんです、しかし…」、
(浩平が…。何てことだ)
冴子は戦闘中行方不明、それに加え浩平までが。
所員A「防衛隊と一緒に街を探しています」
浩一「いや…。君達は最初の任務に戻ってくれ」
研究、妻、息子、全てを失うことになる浩一。
それでも、彼にはまだ、任務があった。
ドゴオオオオオオオオ―ン。
大音響と衝撃に包まれる司令室。灯りが全て消える。
真上にバンカーバスターが直撃したのだ。
34名無しさん@ピンキー:04/05/09 00:10 ID:KXQes4Fd
475 :機動母神カシオペア・97 :04/01/14 22:35 ID:sPLjmQo8
空中で旋回しながら廃墟の広がる地上を眺めるガーランド大佐。
ガーランド「久しぶりに気持ちの良い成果だ」
シュトルヒのレーダーに示される飛行物体。急速に接近する。
モニターにはカシオペアが映し出される。
ガーランド「今ごろ来ても遅いぞ。我々があらかた片付けたわい」
余裕の笑みで見下す。「地上で降下部隊を助けてやれ」
カシオペアの両腕から機関砲が発射される。
ドカーン!
木っ端微塵になったのはヴァルハラの戦闘爆撃機隊だった。
35名無しさん@ピンキー:04/05/09 00:12 ID:KXQes4Fd
476 :機動母神カシオペア・98 :04/01/14 22:37 ID:sPLjmQo8
冴子「あはははは。死ね!」
頭は正気を失っていたが、「ヴァルハラのメカを倒す」という習い性は
冴子の体にしみついていた。
冴子「全方位ミサイル クロス・ダート!」
カシオペアに新たに装着された兵器だ。みるみる数を減らす爆撃隊。
ガーランド「ジーク閣下!何をするんです」
ジーク「大佐。冴子が狂った。アクシデントだ。
冴子は何をしでかすか判らん。何としても止めろ」
(ちっ。役に立たん。まあいい。俺の腕を若僧どもにみせてやるいい機会よ)
シュトルヒの機首をカシオペアに向け、空対空ミサイルを発射する。
冴子「あうっ」
衝撃を受け止める冴子。しかし、それはダメージだけを冴子に与えたのではなかった。
数度にわたる洗脳、カーマの執拗な責めで、
冴子の中に新たな感覚が開発されていた。
痛みの衝撃の奥に、何とも言えない甘美さを覚える冴子。


と、エロっぽいとこまで、とりあえずコピペ。
36名無しさん@ピンキー:04/05/10 01:32 ID:50swwWjT
37名無しさん@ピンキー:04/05/10 14:48 ID:tB5Zftlg
# さらにそのつづき

「ふあっ。ふあっ」
コックピットで体をくねらせ、悶える冴子
しかしその悶えは、必ずしも苦悶を意味しなかった。
全身に受ける痛みには変らないが、それは子宮に違った形で伝わる。
最初の小さな波がさっそく冴子の全身を痙攣で覆う。

浩平「…母さん?」
気絶から覚めた浩平は、自分がコックピットの中にいるのを自覚するまでしばし
時間がかかった。
しかしそれ以上に驚いたのは、目の前にいる母親の異様な様子だ。
豊満な体のラインをむっちりと浮き出させたパイロットスーツに見を包み、
まるで縛られているかのような神経コードが全身にまとわりついている。

いや…。そのいでたちは浩平も話には聞いていた。
1人で世界を守る母の、凛々しい戦装束だ。

しかし、今の冴子の様子は剽悍決死の「戦士」のそれではない。
真っ赤に上気した顔は汗で濡れ、
白目をむき、禁断の歓びに歪ませた口の端から涎をのぞかせている。
口から発するのは、言葉にならない獣のような嬌声だ。
「あう、ああう。ああああん」
なぜか腰を振り立てるように体をくねらせ、ヒクヒクと小刻みに体を震わせる。
狭いコックピットの中は、母から発せられる熱気と、
甘く鼻を突く「女」の匂いで、異様な空間となった。
38名無しさん@ピンキー:04/05/10 14:49 ID:tB5Zftlg
浩平「母さん、母さん、しっかりして!」
母の熟しきった体に起こっていることを理解するのは、少年には不可能だった。
だが、冴子が戦いで苦しんでいることだけは何となく判った・
浩平「母さん。頑張って。負けちゃダメだ」
母の体を抱くようにして、ゆすぶる浩平・
冴子「…?」
冴子の濁った意識は、目の前にいる男が誰だが理解できない。
いや。記憶のどこかに引っかかるものがある。

名前も思い出せない。
だが、自分にはかつて、心から愛した男がいたような気がする。
愛し合い、結ばれ、愛の結晶を実らせた愛しい男性が。
冴子は目の前にいる少年に、20代前半のころの浩一の姿をだぶらせた。
自分が愛する夫、愛する息子。
その2人を完全に思い出し区別するのは、狂った冴子の脳には不可能だ。
しかし
浩一と浩平、2人の区別は今はつかないが、
愛するこの少年のために、自分は戦わなければならないような気がした。

冴子「ありがとう。あなた。あぶないから床に伏せて」
気を取り直した冴子は、浩平に告げると機体の体勢を整えた。
ガーランド「敵は沈黙したぞ!撃て、撃て」
シュトルヒ、ホルニッセ、スツーカの3機は、
空中を旋回しながら、機関砲とミサイルをカシオペアに浴びせかける
冴子「ブレスターショット!」
カシオペアの胸から、放射状に新兵器のビームが発せられる。
39名無しさん@ピンキー:04/05/10 14:50 ID:tB5Zftlg
動きが一番鈍いスツーカが最初に四散した
しかし、機甲獣骨メカはボディの大半を失っても
操縦室ユニット(コアブロック)だけで行動できるのだ
空を舞いながらカシオペアに機関砲を浴びせ続けるコアブロック
冴子「がうっ」
苦痛を快楽に変える脳に改造されてしまったとはいえ、体へのダメージだけはある。
両手を振るってこの小さなコアを叩き落そうとするが、的が小さくままならない。
ガーランド「ひるむな。攻撃を続けろ」
ホルニッセが、「雀蜂緒の毒針」として装備した中型ミサイルを
後尾から発射する。
槍のように鋭いそれは、カシオペアの中枢のある下腹部を目指し宙を裂く

槍のように鋭いそれは、カシオペアの中枢のある下腹部を目指し宙を裂く
冴子「ジューン・ダブル・サーベル」
新兵器だ。柄の両側に付いた刃がミサイルを唐竹割りにする。
ドカーン。
爆風に飛ばされそうになるが、必至に耐える冴子「うううう」
浩平「母さん!母さん!しっかりして」

顔を真っ赤にして、顔をのけぞらせて耐える母を気遣う少年。
もっとも母親はダメージを受けながらも、ヒクヒクと女の最奥を震わせてはいるのだが
もあっ、と室内の熱気はますます熱くなり
なにかムッとする匂いが立ち込め始める。
冴子「だめよ…。今こんな時に、こんなに、こんなになるなんて…」
40名無しさん@ピンキー:04/05/10 14:52 ID:tB5Zftlg
495 名前:機動母神カシオペア102 投稿日:04/02/02 21:59 ID:UzJD11b9
まなじりを再度鋭くして、冴子が反撃する。
冴子「スナッパー・ロッド!」
先に手錠(カフ)のついた鞭を振るうカシオペア。
コアブロックは空中で鞭にからめとられ、カフで握りつぶされる。
ヘンケル「ベック大尉!」
ホルニッセのパイロットが戦友の最後に目をむく
ヘンケル「おのれ!生かしておかんぞ」
雀蜂メカはその前足についた「鎌」2本で
カシオペアの胸を切り裂こうと振るう
冴子「八の字斬り!たああーっ!!」
紙一重でかわして、逆にダブルサーベルで切り上げる。
二本の前足は鎌ごと切り落とされる

冴子「きゃああ」
その間隙を付き、ホルニッセの中足、後足計4本が
カシオペアの胴をがっちりと抱え込む。
そのままギリギリを締め上げるホルニッセ
肋骨をへし折らんとばかりの締め付けに、さすがの冴子も
苦痛をより重く感じる。
冴子「うぐぅうううう」
苦悶で顔を歪め、口を開いて喉から悲鳴にならぬ声が出る
ヘンケル「このまま止めを刺してやるわ」
ホルニッセの尻から、ミサイルとは別の槍が飛び出す
尻の槍で、カシオペアの下腹部を貫こうというのだ。
ガーランド「でかしたヘンケル。そのまま殺せ」
41名無しさん@ピンキー:04/05/10 14:52 ID:tB5Zftlg
496 名前:機動母神カシオペア103 投稿日:04/02/02 22:03 ID:UzJD11b9
冴子「チェストクロスショット」
敵のボディと密着した状態で胸のミサイルのゼロ距離射撃!
頼みのコアブロックごと爆発するホルニッセ。絶命するヘンケル

ガーランド「よくも二人を!」
部下2人を失ったガーランドは、ホルニッセの爆風によって
空中で切り切り舞いしているカシオペアに肉迫する。
ガーランド「アンカークロー」
前の戦いでカシオペアを捉えた両爪が再度カシオペアに迫る。
冴子「ダブルサーベル!エックス切り!」
バラバラに裂かれる両爪
冴子「ハンディングフラッシャー!」
ビームで空中戦をシュトルヒに挑む。
バーニアを強化されたカシオペアは、
パワースペック上では今やシュトルヒと同等に空中戦を戦えるのだ。
だが、
42名無しさん@ピンキー:04/05/10 14:53 ID:tB5Zftlg
497 名前:機動母神カシオペア104 投稿日:04/02/02 22:05 ID:UzJD11b9
ガーランド「馬鹿め。勝負はパワーだけで決まるのではない」
ヴァルハラの誇る戦闘機パイロット、ガーランド大佐の操縦技術は
シュトルヒの軽快性を何倍にも引き上げる。
ガーランド「ドッグ゙ファイトで俺に勝てるか!」
ビームをかわし、カシオペアの背後に回り込む
ガーランド「ミサイルロックオン!仕留めたり」
AAMが火の航跡を描いてカシオペアに迫る!


498 名前:機動母神カシオペア105 投稿日:04/02/02 22:23 ID:UzJD11b9
冴子「来る!」
カーマの執念によって執拗に「仕込まれ」た冴子は、
反射神経も比例して鋭くなっていた。
強化されたバーニアの力で直線移動するカシオペア
冴子「させるかあ!」
シュトルヒの正面を捉えようと回り込むが
ガーランドの腕はまたしても背後をとる。
ガーランド「今度こそだ!」
冴子「カシオペアビームキャノン!」
腰の内蔵ホルスターから、カシオペア用のビームガンが飛び出す。
抜き打ちで背後のシュトルヒを射つ。
43名無しさん@ピンキー:04/05/10 14:54 ID:tB5Zftlg
499 名前:機動母神カシオペア106 投稿日:04/02/02 22:26 ID:UzJD11b9
予想しなかった新兵器に、撃ち抜かれるコックピット
ビームで一瞬のうちに蒸気と化すガーランド大佐。

だが、死を期していた大佐は、
コアブロックが失われてもオートパイロットで最後の特攻を行なうよう
メカにプログラムしていた。
シュトルヒはコア以外の部分のパワーで、カシオペアに組みつく。
核反応炉が暴走しだし、シュトルヒの、そしてカシオペアのボディを
高熱で包む。
こうなるとミサイルのゼロ距離射撃はもはや不可能だ。

カシオペアのコックピットも時ならぬ高熱を帯びている。
生命維持度がレッドゾーンに陥ったことを知らせるアラームが響く
44名無しさん@ピンキー:04/05/10 14:55 ID:tB5Zftlg
500 名前:機動母神カシオペア107 投稿日:04/02/02 22:27 ID:UzJD11b9
冴子は目の前でふらふらになっている少年を見つめる
(彼はいったい誰?)
(でも…でも…死なせるわけにはいかない)
目の前の少年が息子だったのか、夫だったのか、恋人だったのか。
とうとう思い出せなかった。
だが、この少年に至上の愛情を注いだという記憶だけはわずかにあった。
自分はもうここで最期を遂げる。でも…
冴子は手を伸ばして浩平の頬に触れる
冴子「お願いよ…」
浩平「母さん。何を言ってるんだ。むぐっ」
少年の唇を、冴子の柔らかいそれがふさぐ
(母さん…)母の突然のくちづけに、茫然とする。
その動けない体の背中に手を廻し、やさしく抱きしめる母。
血肉を分けて生まれた子と、もう一度1つにならんとでもするように。
強く、強く。
45名無しさん@ピンキー:04/05/10 14:56 ID:tB5Zftlg
505 名前:機動母神カシオペア・108 投稿日:04/02/05 21:44 ID:qFu0sar6
冴子の舌が挿し込まれ、浩平の舌に絡みつく
経験豊かな彼女の舌は、少年の口の中を縦横に蹂躙する
ぴちゃ…、ピチャ…、
豊かなバストの、下半身の肉付きの感触を、服越しに感じる少年
女体から発する熱が、
甘い香りが、
上半身、下半身それぞれの柔らかい肉に時折感じる「装飾具」の
固さが、女の性の生々しさをいっそう伝える

(母さん…母さん)
驚愕ととまどいの中でも、思春期を迎えた少年の「男」は
その通りの反応を示しはじめた。
その「男」を感じ取った冴子は、さらに全身で愛を息子に伝えるように
口づけと抱擁に念を入れる
46名無しさん@ピンキー:04/05/10 14:58 ID:tB5Zftlg
506 名前:機動母神カシオペア・109 投稿日:04/02/05 21:47 ID:qFu0sar6
かつて浩一と愛し合った時の記憶。冴子の脳からほとんど消えてはいたが
体が、本能がまだわずかに覚えていた。
そして、目の前の少年は、出会った頃の彼の面影を伝えていた。
冴子は今、父子2人を一緒に愛しているのだ

やがて浩平から顔を離す冴子。透明の糸が2人の間に名残を引く。
全身がこわばったままの浩平に、微笑みを向ける冴子
冴子「あなただけは生き残って…お願い」
浩平「母さん?」
冴子は哀しみの入り混じった微笑みのまま、スイッチを押す。
47名無しさん@ピンキー:04/05/10 14:59 ID:tB5Zftlg
507 名前:機動母神カシオペア・110 投稿日:04/02/05 21:49 ID:qFu0sar6
本来操縦者のためにセットされた脱出用ポッドのスイッチ。
浩平の視界から母の姿が、コックピットが消え
コックピットの冴子の視界から、愛する少年の姿が消え去る。
カシオペアの胎内から強制的に、空に放り出された浩平。
浩平「?!」
体を守るパラシュートが安全な空中で開いた時、
浩平の目に映ったのは、1つの火の玉と化して
マッハの早さで飛び去るカシオペアとシュトルヒ。
火の玉は見る見る彼方に小さくなっっていく。
そして、はるかな空で点となって消えた…
浩平「かあさああああああん!!」


ジーク「今ヴァルハラは、新しい力を得た。
我らのホープ、破壊の母神・カシオペアよ、目覚めの時だ!」
48名無しさん@ピンキー:04/05/10 15:00 ID:tB5Zftlg
以上。
前半ノンブル抜け失礼。
49名無しさん@ピンキー:04/05/11 08:30 ID:QxsJ2ouL
保守
50名無しさん@ピンキー:04/05/11 21:10 ID:lCxIj5wZ
>48
51名無しさん@ピンキー:04/05/12 20:59 ID:I5BRRDGX
続き見たいね。
カシオペア
52名無しさん@ピンキー:04/05/13 17:33 ID:8HjOdSp8
ワルキューレとイフリーテスも読みたいなぁ…
新ママと新ロボ登場もきぼんぬ!
53名無しさん@ピンキー:04/05/14 11:21 ID:cnUK7uRt
作者様ぁ〜
54名無しさん@ピンキー:04/05/16 02:33 ID:hGGPa9mX
ほしゅ
55名無しさん@ピンキー:04/05/16 02:58 ID:24QQJks/

だれか、新作投下始めるってのはどうかねぇ。
あるいは神に似せて続編をかいてみる、ってのは。

来たれ、職人!
いや、見習いでも構わん!

こ、このままでは・・・、ウワァー!チュドーン!!
#冴子ママのビームで吹っ飛ばされた音

56名無しさん@ピンキー:04/05/18 03:57 ID:HxrHNg6C
保守
57名無しさん@ピンキー:04/05/18 21:16 ID:8HtjIXyf
やはりフィードバック機能は外せない。
58名無しさん@ピンキー:04/05/19 23:40 ID:YtN5WutQ

暴走したカチオペアを止めるものは、もう誰にも出来ない。
「ハハハハッ!死ね!蛆虫ども!!」
「やめてっ、母さん。父さんが・・、あの建物の中には父さんが!!分からないの?!」

はぁ。
なんとなく気分だけで保守。
59名無しさん@ピンキー:04/05/22 17:46 ID:JLtPKTn8
神がいる事を信じてageてみる。
60名無しさん@ピンキー:04/05/24 23:49 ID:cxouS63X
「このスレを求めているのってもしかして俺だけ?」
という気持ちになってきた…
61名無しさん@ピンキー:04/05/26 12:43 ID:6jFd9bHu
そんなことはない。
わたしもだよ。
62名無しさん@ピンキー:04/05/27 05:00 ID:2RneBkCo
Gガンの感情エネルギーシステムって、
搭乗者の感情をエネルギーにして機体の主力を上げるシステムでしょ?

戦闘中にバイブやローターでエロの感情を高めながら戦うレイン。

誤ってイッてしまうと怒りのスーパーモードみたいになるので、
イかないようにこらえるレインを想像して朝っぱらから(;´Д`)ハアハア
63名無しさん@ピンキー:04/05/30 00:38 ID:p8CxFxR+
ほしゅ
64名無しさん@ピンキー:04/05/30 04:09 ID:maDpZ77j
>60

オレもだよ〜。
保守とコピペしか出てないじゃん。寂しいのぉ。
誰でもいいから、なんか書いてくれ〜。
65名無しさん@ピンキー:04/06/01 01:53 ID:tI/zVgDC
作者様はもう見てないんか?
66名無しさん@ピンキー:04/06/03 13:20 ID:YY3E+we+
カシオペア・・・
67名無しさん@ピンキー:04/06/06 20:55 ID:JjrdVWRv
ロボじゃなくてライガーのようなバイオアーマー系でもよい。
68名無しさん@ピンキー:04/06/09 18:00 ID:2IAEqXjl
ダイアポロン方式でもいいよ。
69名無しさん@ピンキー:04/06/09 20:54 ID:IciPv4cH
>>68
本人が巨大化してロボットのような鎧を着てるって感じのやつね。
70名無しさん@ピンキー:04/06/10 20:28 ID:KBNjJfp1
作者様気付いてくれんかな。
71名無しさん@ピンキー:04/06/11 21:50 ID:lGpVOq3C
やっぱり息子が基地のオペレーターでコクピットのお母さんと交信しながら戦うのがよい。
モニターには戦ってるお母さんの様子が常に映し出され、息子はそれを見て
ハラハラしながら「気を付けて!」とか「危ない!」とか叫びながらサポートする。
ピンチの時にはモニター越しに苦しむお母さんの姿を見て泣きそうになりながら
声援を送ったりするの。
72名無しさん@ピンキー:04/06/11 22:34 ID:46F+CpXI

エロはどうすんの?
73名無しさん@ピンキー:04/06/11 22:45 ID:pH5ezHoc
映像モニターは自動的に しばらくおまちください に
音声モニターは エリーゼの首飾り に切り替われば無問題(゚∀゚)
74名無しさん@ピンキー:04/06/12 15:03 ID:Y8L6yJAo
>>73
エリーゼのためにorオリーブの首飾り…ていうかオリーブは使わないか。
75名無しさん@ピンキー:04/06/12 16:59 ID:KkdKay+v

冴子ママの操るカチオペアに機動獣ガーゴイルのミサイルが飛ぶ。

「くっ!させるかぁ!!」

厳しい訓練で鍛え抜かれた冴子の運動神経は、四方からカチオペアに襲い掛かるミサイルの
嵐をかいくぐり、よけきれない一撃をカチオペアの回し蹴りで叩き落す。
密閉されたコックピットの中で、子を産んだとは思えないカモシカのような肢体が躍動する。 しかし、

「しまった!」

そのスキをつかれ、カチオペアはガーゴイルの棘のある尻尾で絡め取られてしまう。
ガーゴイルからカシオペアに高圧電流が流される!

「あぁ!!うぐぅ・!」

プラグスーツ姿の冴子は全身仰け反るように悶える。しかしヴァルハラでの刷り込みによって
その苦痛はすぐさま快楽の嵐となって冴子に襲い掛かる。

「いやぁぁ!!」

全身に密着したプラグスーツの股間から粘性のある液体がにじみ出る。全身を襲う高圧電流による
刺激に冴子は頬を高潮させ身悶えする。無意識のうちに冴子のしなやかな両手が股間に伸びる!

「いけない!母さん!!」  モニターの向こうで息子の浩平が叫ぶ

その時突然モニターが反転する!
76名無しさん@ピンキー:04/06/12 17:01 ID:KkdKay+v



『しばらくおまちください』  (BGM:エリーゼのために。オルゴールで)


・・・ごめん、遊んでみた。 反省して逝ってくる。

ホントに作者様、復活してくれないかなぁ。
77名無しさん@ピンキー:04/06/13 19:41 ID:FBsX8aCq
ワルキューレとイフリーテスも気になるところ。
ワルキューレはコクピットのママと基地にいる息子のやりとりが良かったし
イフリーテスの激しい戦闘(ヤラレ)シーンも良かった。
78名無しさん@ピンキー:04/06/14 00:48 ID:ll852Wwu
ワルキューレは作者のサイトも消え失せてるからもう無理じゃないか?
79名無しさん@ピンキー:04/06/14 23:27 ID:WSWd4n18
>78
ワルキューレってサイトあったんですか?
それが消えてるんだと続きは厳しいかもしれませんね……

イフリーテスは敵に敗れたところで終わってるので、続きが気になりますね。
真理恵ママがロウガにどんなことをされてるのかと思うと……ハァハァ
80名無しさん@ピンキー:04/06/15 00:09 ID:yl5HUVHd
機動母神vs破壊の母神も気になる。
冴子ママどんなふうにやられるのやら…
81名無しさん@ピンキー:04/06/16 02:32 ID:DR4pOaNW
神経ケーブルで繋がれたプラグスーツに身を包んだママがコクピットの中で悶える
いいですねぇ・・・・
82名無しさん@ピンキー:04/06/17 21:37 ID:XtTvaGXZ
保守
83名無しさん@ピンキー:04/06/18 02:26 ID:xC/qZXpw
年頃の子供がいる妙齢の人妻も良いが、
幼子を抱えた若いママさんも見てみたい。
84名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:57 ID:y1jt6+1q
暗い部屋で二人の男女が絡み合っている、長く美しい黒髪の女性が紳士的な男性の下であえいでいる。
「どうしても…いくのか…」
「んっ…はっ、はい…真理恵さんは私の…あの闘いの中で得た、掛買いの無い友人ですわ…ですから…私が助けに…」
「だが…お前は彼女のように教官として戦いの場にいたわけじゃない…勘だって鈍っているだろうし…」

真理恵、戦い・・・・、そう現在は深夜0時、ロウガの侵攻も今は止み夜は静寂を保っていた。
その静謐の夜の中絡み合う二人、地球連合極東基地長官、速水源二と、この厳戒態勢の中突如基地本部に現れ、驚くべきことを告げた妻、速水七瀬。
七瀬はロウガのボルトガントに敗れ、連絡を絶った天野真理恵の旧友にして戦友、かのじょのイフリーテスとともに17年前戦った女戦士だった。
意志の強さ、誇り高さを体現するような切れ長の目、美しい黒髪、そして無駄の無いスタイル、それは17年前から全く劣っていなかった。

その彼女が真理恵と同じように再び愛機を駆り真理恵を助けるために出撃すると告げたのだった。
怒り、とまどい、そしてボルトガントの脅威を目にし、過労がたまっていたこともあったためか源二は七瀬を押し倒していた。

「んく…あぁ…心配ですか…?」
「…当たり前だ!あのイフリーテスですら手も足も出ない相手だぞ!?お前の乗っていたウィンディーナはあくまで援護用だぞ!!そんなもので…」
「…ごめんなさい…でも…どうしても行かなくちゃならないんです…」
「…くっ…昔から…お前が決めたら…二度と筋を変えはしないから…とめても無駄か?無駄なのか!?」
「ごめんなさい…」
「…………わかった、だが、コレだけは守ってくれ、無理だと感じたら必ず帰ってきてくれ……アルテミスの補修とパイロットの、いつきやみさきたちの意識も戻った…」
「はい……ですから…必ず帰ってきますから…」
「七瀬……」
二人の夜は過ぎていく…
85名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:58 ID:y1jt6+1q
同じ時、アルテミスのパイロットの少女たちの医療カプセルの前に二人の男女が立っていた。
「弥生さん…本当にいくんスか…?」
「はい…この子達のためにも…真理恵ちゃんのためにも…ごめんね…良くん」
「しょうがないっすよ…いつきやさつきは目を覚ましたけど…体動かないし………ぐぅっ…」
「良君…泣かないで…」

風見弥生、彼女もまたイフリーテス、ウンディーナと共に戦ったシルフィールドのパイロットだった。
そして彼女の夫風見良太は、地球連合極東基地、特殊機動部隊整備班長、つまりアルテミスの管理補修、整備を一手に引き受けている。
七瀬と同じように弥生もまた、戦いに出ると言うのだった。
「……約束だ!絶対帰ってくるって!いつきとさつきの前で絶対帰ってくるって約束してください!!」
年下の夫が涙を溜めながら小指を立ててくる姿に昔と変わらない愛らしさを思い出し、この危機的状況に似合わないと思いつつも笑顔がこぼれた。
「「ゆびきりげんまん、うそついたらはりせんぼんの〜ます♪」」
「指きった♪」
「指切っ…っ…くっ…うぅ…」
とうとう泣き出してしまった夫を胸の中に抱きとめると、髪をなでる。
「かならず…かえってくるから…大丈夫…」
「絶対…ぜったいっすよ…うっく…」


新たな戦いのために愛するものたちと過ごすかつての戦士たち…だが、三人のうち最後の一人は苛烈な状況にさらされていた。
86名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:59 ID:y1jt6+1q
…ここはロウガの旗艦デスギャリックのロウガの部屋…

「んぐうううううう!!!!ひぶぁ〜!!ふぐぅう〜〜!!!」
「ほれほれほれほれ!!がははは!!なんという肉壷だ!!いいぞいいぞ!!ははははは!」

そこにあるのは愛でなく、ただ肉の蹂躙。
ロウガは真理恵の足首を掴み激しく腰をグラインドさせていた。
真理恵は目が覚めた直後、舌を噛み切ろうとしたためギャグを噛まされ言葉をなさない悲鳴を上げていた。
巨大でグロテスクなロウガの肉棒を真理恵のヴァギナはぱっくりと咥えこみ激しい抽挿による激痛を少しでも薄めようと愛液という涙をこぼし続けていた。

「ひゅぐ!!ひゅぎゅ!!んぶぅううう〜!!んんんんんあああ〜〜〜!!!!!」
(いやぁ!!いやいやいやぁ!!殺して!!誰か私を殺してぇ!!!あなたぁ!!)

戦い敗れ、夫も子も亡くし、真理恵にとってはもはや何もかもすてて死という安楽を求めたいた。
だが、たたきつけられるのは安楽ではなく強制的な快楽。

「ひゅぶぅっ!!!?ひゅっ…ひゅ…ひううううう〜!!!」
(ひいいい!!!奥にっ!!私の子宮にぃぃぃっ!!?)

みちみちと音がするような巨根の先端により子宮を何度も叩きつけられる真理恵。
ごりごりと子宮口を圧迫したかとおもうと肉ひだをめくり返しながら引き戻され再び付きこまれる快感に身悶える。
ただ自分の快楽のみを求め無茶苦茶に真理恵の中で動かすロウガ、強制的な快楽の波に勃起させられ、充血した秘豆を指の腹で皮をむく。

「おぶうっ!!?」
ビクンと真理恵の腰が浮いたと思うとひくひくと痙攣してベッドに倒れこむ、ギャグからこぼれた涎と涙、鼻水でもはやひどい顔だった。
「おお。締まりおったわ…では…ワシもイクぞ…そらそらそらそらそら!!!」
いっそう速度を増すロウガの腰の動き、真理恵は絶頂から一歩も引き下がること許されず、その腰の動きに豊かな胸を揺らす
87名無しさん@ピンキー:04/06/19 01:00 ID:y1jt6+1q
んううう!!ひびゅううう!!んぐぇぁぁあああ!!!」
(イヤァ!!イったところなのに!また…また…またイッちゃうぅ…いやぁ!いやぁ!!イきたくないぃ!!!)
「たっぷりとくれてやる!!いくぞ!!中に出してやる!!このワシの妾になれるのだ!!光栄に思うのだな!!!」

「…?ひいい〜〜っ!!!えああ!!えああああ〜っ!!!」
(いやぁ!!子供なんて嫌ぁぁ!!一樹だけでいいの!!!私の子供は一樹だけなのぉぉ!!!)
恐ろしい宣告に必死で身をよじって逃げようとするが、両手を後ろで縛られ巨大な手で腰をつかまれ挿入されてるこの状況では逃げようがなかった。
そして…

びゅるるるるーーーっ!!!びゅーーーーー!!びゅっ!びゅびゅっ!!びゅく……

「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

マグマのような熱い汚液が真理恵の子宮に雪崩れ込み、卵管を逆流し、何万、何億もの精子が真理恵の卵子を陵辱せんと襲う。
まさに輪姦といえる惨状がそこに広がった。

………だが、真理恵にとって運のよかったことは交わってもデスゾックとの間に子は出来ないということだった。
しかしそれを知らない真理恵にとっては夫以外の男に膣内射精を受けるというもっとも人妻として恥ずべき行為をしたことに心を砕かれる。
そしてこの陵辱はまだ、終わらない………。
88名無しさん@ピンキー:04/06/19 01:00 ID:y1jt6+1q
「ほれぇ!!!」
「んぐぅ!!!」

膣内を精液でどろどろにしたまま再び真理恵に腰を打ち付けるロウガ、今度は真理恵に後背位で肉欲をたたきつける。
真理恵は犬のような体勢で犯され、動きに合わされゆれる乳房の先端がベッドのシーツに摺れた。
「んふぅ!!」
その快感にあえぐ真理恵、必死で頭を振り快感など感じていないと意識しようとする真理恵だったがロウガは彼女の栗色の髪を掴むとぐいっと背を反らせるようにした。
「んううううううう!!!」
後ろから真理恵の乳房をもみし抱く、この行為そのもののように愛などないただ乱暴な愛撫、だが何度も強制的に快感を高められた真理恵にとってはそれすらも痺れるような刺激だった。

「おほう!!いいぞ!!!もう一度イクぞ!!さぁ受けろ!!!」
「んえああああああ!!ひっ…ひぶううううう!!!」
(いやぁああああ!!もう中出しイヤァァァ!!!!)

だが…再び熱い汚濁が真理恵の中で爆ぜた。真理恵はぐるんと白目をむくとベッドに倒れこんだ。
すさまじい陵辱の後を示すように真理恵の秘唇から白く濁ったロウガの精液がブローバックする…。これでとうとう終わりかと思われたとき…

ずぬっ、にち・・・にちちちぃぃぃ・・・っ!!!
「ふおおおおおおおぉおおおお!!!?」

うつ伏せに倒れこんだ真理恵の曝け出されたアナルにロウガのモノが強制挿入されたのだった…。
89イフリーテス作者:04/06/19 01:02 ID:y1jt6+1q
というわけでロボアクションなしですが保守をかねて…ってことで。
続きは七月中旬から下旬になると思います。

次は七瀬さん&弥生さんが真理恵さんぽくボロボロに…
90名無しさん@ピンキー:04/06/19 01:13 ID:/Mbyj2f6
神降臨!!
ワクワク
91名無しさん@ピンキー:04/06/19 10:20 ID:KCx+q4g7
また激しい戦闘(ヤラレ)に期待してまーす。
92名無しさん@ピンキー:04/06/19 12:26 ID:QeEcVxrC
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
妾(;´Д`)ハァハァ 中出し(;´Д`)ハァハァ
93名無しさん@ピンキー:04/06/19 17:26 ID:HGeIHXeG
期待してます
94名無しさん@ピンキー:04/06/20 20:32 ID:Bw+y7RGl
この調子でカシオペアも復活、さらに新たなママロボ登場!
・・・てなことになってほしい。
95名無しさん@ピンキー:04/06/20 23:29 ID:zxZeyZmT
前スレも様々なママさんロボが同時に掲載されていたのですか?
96名無しさん@ピンキー:04/06/21 01:35 ID:BmQ5Md7G
>>95
前スレは>>4 みたいに三機発進してたけど職人様たちはブラウザ使ってなかったっぽく人大杉時に落ちて…
97名無しさん@ピンキー:04/06/21 01:52 ID:sjNd4AoA

職人様、ご帰還オメ。
続き待ってま〜す。

また人大杉になってもいいように、空いてる時に是非ブラウザ導入を。
私はPCに詳しくないのでギコナビ使ってます。
これなら多分、初心者にもインスコも使い方も簡単です。タダだし。

他はよく知りません。
98名無しさん@ピンキー:04/06/21 21:55 ID:sAeYe0Np
>>95
3作品掲載されてたよん。で、共通点は…
パイロットは皆お母さん。
ロボットの操縦システムにフィードバック機能が付いていて、ロボの受けたダメージが
パイロットであるお母さんにも伝わってしまう(Gガンダムみたいな感じ)
そんなわけで攻撃されるとお母さんはコクピットの中で苦しむことになるのよ。
99名無しさん@ピンキー:04/06/23 09:34 ID:qoNXp8RA
七瀬さん&弥生さんに期待。
100名無しさん@ピンキー:04/06/23 20:14 ID:4NMnWaRD
 続きが7月までないのなら、しばらくは私の駄文でご容赦を…
いままでのフィードバック機能のパターンを踏襲しつつ
ちょいと捻ってママさんを少し若くしてみます。
(あとロボットを生体メカっぽくしてみます)

題名「樹聖神エンジェミル」
登場人物
白河 遥(しらかわ・はるか 26歳 164cm B89 w57 H93)
昨年、初産を終えたばかりの若妻。現在、夫は海外に出張中。

白河 美耶(しらわ・みや 1歳)
遥の一人娘。まだ母親の乳房からは離れられない年齢。

〜プロローグ〜
 ある日、宇宙から飛来した1本の『樹』は東京上空で根をおろし、
またたく間に副都心を完全に覆い尽くしてしまった。
パニックになった人々を嘲笑うかのように
『樹』の中から巨大な怪物が飛び出してきた!
緑色のツタのような脚をザワつかせながら植物怪獣は西へ向かう…
101名無しさん@ピンキー:04/06/23 20:16 ID:4NMnWaRD
第一話(1)
 東京西部の郊外の町…遥は美耶を抱きながら必死に走っていた。
防衛軍の抵抗も虚しく、怪物の歩みは止まる気配すら見せなかった。
…も、もうダメ…走れない…
 隠れてどうなるものでもない、だが少しでも体力を回復すべく遥
は誰もいない公園の物陰で休息を取ることにした。

「美耶ちゃん、ミルクはもうちょっと待ってね」
 あどけない笑顔で乳房に顔をうずめる愛娘のぬくもりを感じながら、
遥はなんとしても、この子のために生きねば、逃げねばと、
疲れ切った脚をさすりながら立ち上がるのだった。

 そのとき上空からドンッ!ドンッ!と音が聞こえる。
先ほどまでの砲撃の音とは違うようだ。見晴らしの良い高台に昇って確かめると、
植物怪獣は防衛軍の攻撃を無視し、上空に向かって火の玉を吐き出している。
102名無しさん@ピンキー:04/06/24 00:13 ID:ba/8ZSp/

えらい!!でかした!
乳だいすき!

続き待ってる!
103名無しさん@ピンキー:04/06/24 19:09 ID:AdztSgJQ
授乳ママンキタ!?
がんばってクダサーイ!
104名無しさん@ピンキー:04/06/24 21:32 ID:qZZZLvFf
生体メカ、フィードバック機能、ママ・・・・と
非常に良いですね。
期待してまーす。
105名無しさん@ピンキー:04/06/25 09:46 ID:BfuAwDdv
ついに4機目のママロボ発進だね。
早く続き見たいよ。
106名無しさん@ピンキー:04/06/26 01:45 ID:8+Snga0D
植物系の生体メカなのかな?
パイロットのママさんと機体はどんなふうに結合するのだろうか?
やっぱり生体メカならではの生々しい感じのシステムと、ママさんへの負担の大きい
敏感なフィードバックに期待してしまうのは私だけ(w
107名無しさん@ピンキー:04/06/26 20:17 ID:E5WO4KTW
新作登場で楽しみが増えた。
カシオペアも復活してくれるとなお良いのだが。
108名無しさん@ピンキー:04/06/26 23:55 ID:i2ynl4+B
第一話(2)
 上空の『物体』…それは全長30mほどの球体であった。
周囲には緑色のカビやツタのようなものがまとわりつき、まるで
園芸に用いる苔玉を思わせる姿であった。
 植物怪獣の火球攻撃にヒビが入り、所々に火も付き始め出した
苔玉(?)はまっすぐ、遥たちのいる公園へ向かって落ちていく!
 ズズン…落下の衝撃で遥は高台から転がり落ちてしまった。周囲
にはモウモウと土煙が舞いあがるが、あれほどの巨大な物体が落下
したにも関わらず大惨事には至らなかった。物体が激突する直前に
根ッ子のようなものを張り巡らせてショックを和らげたのだ。
「み…美耶!美耶ちゃん!!ど、どこなのぉ!?」
 転がり落ちた際に遥は美耶から手を放してしまったのだ。泣き声
だけは聞こえるが、この状況では位置の確認などできるはずもない。
 遥は真っ青になって愛娘の名前を呼びつづける。しかし美耶は
1歳になったばかりの乳児だ、こちらの問いかけに答える術は、
我が身を削って号泣することだけである。遥とてソレは分かっては
いる、が、母としての本能がいやでも娘の名前を連呼させてしまうのだ。
109名無しさん@ピンキー:04/06/27 00:53 ID:nTWjYafG
第1話(3)
 遥は涙で顔を濡らしながら美耶を探しつづけるが、いまだ見つけることは出来なかった。
…こんな時に夫がいてくれたら…地質学者である遥の夫・哲雄は現在は研究のため日本にいない。
いま幼い美耶を護るのは自分しかいないのだ。遥は全神経を集中させて泣き声に耳を傾ける。

 そんな遥の目の前に2つの赤い光がともる。煙が徐々に薄くなり、
その正体が明らかになった時、遥は恐怖で身動きが取れなくなって
しまった。
 緑色の球体が割れ、その中から巨大な人の形をした『もの』が這い出てきた。
赤い光は巨人の『眼』の部分だったのだ。
 身の危険を察知した遥は一刻も早く美耶を見つけ、この場から
離れようと反射的に動き出すが、それよりも巨人の腹部からツタ
らしきものが伸びるほうが早かった。ツタは遥の全身に絡み付き、
再び腹部に収納される…
110作者:04/06/27 00:55 ID:nTWjYafG
レスしてくださった皆様ありがとうございます。
ちょいとネタまとめの時間に入らせていただきます。
続きは後日…
111名無しさん@ピンキー:04/06/27 01:09 ID:l1alYZ0o

乙。

展開からすると、触手系?
続き待ってます。
112名無しさん@ピンキー:04/06/27 18:38 ID:LXbKlSJH
ママさんが乗るのは、ロボットというより巨大な生物って感じなのかな。
ロボットものとはまた違う趣があって良いかも。
いずれにせよ今後が楽しみ。
113名無しさん@ピンキー:04/06/28 09:06 ID:EqISQMsg
植物系バイオアーマーってナイスなアイデアだね。
内部に取り込まれた主人公はツタに絡まれて神経ケーブル
がわりの根っこを体に張り巡らされたりと… …
勝手に想像しちゃう(w

頑丈なメカと違って植物系だといろいろ弱点も作りやすく
責めを考えるには適しているかと

作者様、応援してるよぉ〜
114名無しさん@ピンキー:04/06/30 00:40 ID:h+LJrrq9
hosyu
115名無しさん@ピンキー:04/07/01 14:27 ID:8XrmK6Q7
age
116名無しさん@ピンキー:04/07/02 09:46 ID:DnxAljlK
hosu
117名無しさん@ピンキー:04/07/02 10:05 ID:ssfXSdHf
強烈なフィードバックといえばマップスのリプミラを思い出す。
118作者:04/07/04 01:02 ID:7FZy4DFL
第一話(4)
 遥を呑みこみ、球体から這い出したところで力なく倒れる巨人…
しかしそう呼ぶにはあまりにも繊細な外観であった。薄茶色の体躯
はカサカサで頼りなく、赤く輝いていた瞳も光を失い黒く変色して
いた。まるで枯れ木を連想させるような寂しい姿である。

「×××…えん…××…エんじジェ…××…エンジェ…ミル…」
 反面、その内部は生気であふれ、深き森を連想させるかのような
みずみずしさを保っていた。周囲には意味不明な言語らしきものが
聞こえてはくるが、ツタに全身をからまれた遥には理解できるはずも無く、
ひたすら美耶の名を呼びつづけるのであった…
「誰かぁ!助けてっ…子供が…娘が外にいるんです!お願い!!」
「報告・現在、マスターの言語パターンの解析を行なっています」
 急に日本語が聞こえてきたため、遥は平静を取り戻す。
「だれ?…お願いします!ここから出してぇ!!」
「回答・解析にはjかんx…を要します。しばらくお待ち下さい」
「何を言ってるの!?早く出してっ!」
「了解・解析を中断yたしmだう…」
 ツタが外れ、ようやく遥は自由の身となる。外では母を求める美耶がいまだ泣き止まず、
謎の植物怪獣も球体を目指してゆっくりと歩き始めていた。
119作者:04/07/04 01:31 ID:7FZy4DFL
第一話(5)
「報告・遺伝情報登録…当機エンジェミルへようこそ!」
 先ほどから聞こえてくる声の主を探すが、畳2畳ほどのスペース
に誰もいるはずがなかった。遥は恐ろしき現状を想像してしまう。
 突如、前面にブラ下がった結晶がTVモニターのように光り、
周囲の風景が映し出された。今までいた公園と、遠くに見える植物怪獣が見える…
遥は置かれた状況を理解する。自分は先ほどの巨人の体内にとりこまれたのだ。

「み…美耶!美耶ちゃん!!」
 少し離れた砂場に転がる愛娘の姿が見えた。落ちた場所が幸い
して怪我はないようだが、母を求めて泣き叫んでいる。
「ココから出して…私をどうする気なの?」
「言語解析…回答・当機エンジェミルはゾラジューネのジッセをデワサックし、
レテダチュを行なうダウァイオであります…」
 巨人・エンジェミルの生体コンピュータはマスター・遥の言語パターンを
完全に認識していないため、発せられる言葉の半分以上は意味不明のものであった。
120作者:04/07/04 01:52 ID:7FZy4DFL
第一話(6)
「警告・敵樹(てっき)接近!緊急戦闘態勢に入ります」
 エンジェミルは全身から細い糸のようなもの…毛根を伸ばして
地面と公園の池に這わせる。さっきまでカサカサだった機体は
ニスを塗ったかのように光沢を発し、瞳も再び赤く輝く。
 機体から無数の葉が生え始めると緑色のプロテクターとなり、
肩や脚部を保護する。ついに全長20mの生体ロボット・樹聖神
エンジェミルが戦闘態勢に入ったのだ!

「え!?何が起こっているの」
「報告・当機を目指して敵が接近しています。マスターの運動中枢
の協力が必要です。戦闘態勢に入っていただきます」
「冗談でしょ!あんな怪物をどうしろっていうのよ!!私は美耶を連れて
逃げていただけなのよ!!どうすればいいのよぉ…」
「回答・目的遂行のための最前策…目標を救助、隔離したのち
周囲の安全を確保するために敵樹を撃破してください」
 あくまで生体コンピュータは戦闘を主張する。マスターと
持ち上げられたところで、遥には主導権がまったくないのだ。
121作者:04/07/04 02:01 ID:7FZy4DFL
第一話(7)
「報告・これより不純物を除去いたします」
 強烈なフラッシュがたかれると同時に、遥は生まれたままの姿にさせられた。
誰が見ているわけでもないが反射的に手で大事な箇所を隠してしまう。

 母になって間もない26歳の若妻の肉体は、とても子供を産んだとは
思えないほどのプロポーションであった。
 程よく脂肪を蓄え、キュッと持ちあがった臀部にはシミ一つ見あたらず、
ウエストのくびれも出産前と寸分たがわぬサイズを維持していた。
 ハリのある乳房は大学生といっても通じるが、愛する我が子に捧げるべく
ミルクが涌き出る乳首からは若くとも母の香りが漂っていた。

「報告・これより粒子スーツを噴出します」
 ボンッ!周囲から花粉のようなものが噴出される。まともに吸ってしまってむせ返る遥に
お構いなく、白い粉は全身にまとわりつき薄いタイツのような姿にさせられた。
122作者:04/07/04 02:07 ID:7FZy4DFL
第一話(8)
「な、なんなの…いったい?コレは…?」
「回答・粒子スーツはフィードバック機能を作動させる際、操縦者
に自動的に吹き付けられるよう設定されています」
「管理下…私が動かすってことなの?」
「回答・その通りです。有機生命体の運動中枢を借りることにより信号をより早く伝達…」
「講義はまた今度にして!早く美耶を助けないと…!」
 再び緑色のツタが伸びてきて、逃げる間もなく手足や胴体にからみつく。
遥とエンジェミルをつなぐ『儀式』はこれで完了したのだ。
「報告・これより当機はマスターの管理下におかれました。ご武運をお祈り致します」

 遥は反射的に美耶へ手を伸ばす、するとエンジェミルもその手を伸ばし始める。
「これが、フィードバック機能?私の動きと連動するってわけね…」
 エンジェミルが優しく美耶を抱きかかえると、遥の掌にも柔らかい感触が伝わってくる。
我が子の無事に安堵したために自然に熱い涙がこぼれおちてくる。
すぐにでも抱きしめてやりたいが今の状況ではそれもかなわない…
エンジェミルは少し離れた安全なところへ美耶をそっとおろす。
「まっていてね美耶ちゃん…ママは…戦うわ!!」
123名無しさん@ピンキー:04/07/04 04:13 ID:lSOwhFdE
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
すごくいい感じ
戦闘シーンが待ち遠しい!
124作者:04/07/04 13:42 ID:7FZy4DFL
スイマセン…勢い任せに書いているので文法や表現が崩れていますね…反省してます。
125名無しさん@ピンキー:04/07/04 17:04 ID:aZ+ZHGIo
>>作者様

乙です。

若いママさんの活躍(苦戦する姿)に期待してます(w
このまま勢いにまかせていっちゃって下さい。
126名無しさん@ピンキー:04/07/04 17:07 ID:dUFy6Dwn
GJ!!実にハァハァです。
ところでここってsage進行じゃなくていいんですかね?
127元作者:04/07/04 18:25 ID:dzS4s+V4
新作も出ているようで、もりあがってきましたね
がんばってくださいね。

私は完全になえました。
誰かが続きを書くのならどうぞ。

予定としては、
ロボットにウィルスを注入されてフィードバックのせいで発情したせいで負ける。
強化パーツ装備で再戦して勝利。
強化パーツ=ふたなりユニット

ああ、俺って本当にだめ人間

しかし私がサイトを消したのまでわかっているとは・・・

もうふたなり戦隊とか書くパワーはないっす。
128名無しさん@ピンキー:04/07/04 22:53 ID:DR9+EVY7
>>127


「ロボットにウィルスを注入されてフィードバックのせいで発情したせいで負ける」

いいじゃぁ、ないですか!考えてもみなかったシチュです。
激しく読みたいです。
129名無しさん@ピンキー:04/07/05 08:27 ID:Z8ASh2jL
いつかまた復活する日を信じていますよ。
130名無しさん@ピンキー:04/07/06 06:08 ID:6lCBoTwc
機動母神にも復活してもらいたい。
131名無しさん@ピンキー:04/07/07 08:52 ID:8ShY56pQ
ママロボあげ
132名無しさん@ピンキー:04/07/08 09:02 ID:1nE5mlSH
新しいママも初回から大ピンチになってほしい。
133イフリーテス作者:04/07/08 10:19 ID:HJlVl0XD
申し訳ありませんが、続編…八月まで延びそうです…。
134名無しさん@ピンキー:04/07/08 12:31 ID:GsDMZMnL
ママロボあげ
135名無しさん@ピンキー:04/07/09 14:15 ID:awWBuOcM
エンジェミルの続きもお願いします
136エンジェミル作者:04/07/10 01:05 ID:YgHjtUHl
レスしてくださってありがとうございます。なんとかできる限りまとめてみます。
137名無しさん@ピンキー:04/07/10 19:14 ID:uOOR7qV3
>>136
植物系生体メカに取り込まれる様なかたちで乗り込む主人公…
発想はとても良く、いろいろソソられる展開も期待できる題材なので
ゆっくりでもいいから楽しみつつ末永く続けてもらいたいものです。
138名無しさん@ピンキー:04/07/11 22:22 ID:jzqdtBoQ
生体メカ特有のシステムとか、それに伴う弱点なんかがあると良いかも。
さらにフィードバック効果で操縦者の負担を大きくして
お母さんの戦いを辛いものにしてあげて下さい。
139名無しさん@ピンキー:04/07/11 22:28 ID:v3DodS46
植物なので
・フィードバック効果として触手を使っていたぶる描写が可能
・フィードバック効果として触手による挿入等各種陵辱が可能

触手ってべんりだなぁ〜
140名無しさん@ピンキー:04/07/12 05:05 ID:eJHyDr5F
イメージとしては、
ロボットというより生物に近い存在なので、パイロットは機体と同化しやすく
操作性は抜群なのだが、反面フィードバック効果は強烈なほどにシビア。
また、植物なので意外と脆くて傷つき易いが自己修復できる。

従って・・・・
けっこう脆くてダメージを受けやすいけどなかなかやられない。
ボロボロにされながらも自己修復機能に助けられて何とか粘り勝ち
というパターンでコクピットのママは非常に苦しい状況を強いられる。
こんな感じがいいな(w
141名無しさん@ピンキー:04/07/13 02:06 ID:7LPh9Qm+
機体自体が修復されるだけでなく、搭乗者自身の自然治癒力も促進されるってのはどう?
機体が回復されてるのにフィードバックでいたぶられたママンが回復しないんでは
身が持たないと思うので。
但し、「痛みが与えられた事」によって精神的にストレスがかかると。
142名無しさん@ピンキー:04/07/13 08:30 ID:z41s5EUd
普通そんな事になったら次から乗りたくなくなるのが人というか動物の常。
そこでそんな事にならないように搭乗時に快楽中枢をちょこっとばかり刺激
してあげることで次からも乗りたくないけど乗りたいという微妙な感じにできるかも?
143名無しさん@ピンキー:04/07/13 22:54 ID:pbl6Nqf9
一度エンジュミルに乗ってしまった者は、最初に体の中に細胞の一部か何かが埋め込まれ
機体と切っても切れない縁で結ばれてしまう。
その結果敵から狙われるハメになり、戦いから逃れられられない運命になると。
後は娘を守りたいし自分も戦わなきゃ敵にやられちゃうのでエンジュミルに乗るしかないと。
こういったシリアス路線もよいのでは?
144作者:04/07/14 00:15 ID:ZXONdsFN
レス本当にありがとうございます。
>>137 長編(?)は初めてなのですが、無い知恵振り絞って書きます。
>>138>>141 なるほどw ご期待に添えるよう責めてみます。
>>142 身体がフィードバック機能になれていくノリでいきましょう。
>>143 まさにそういう路線を考えていました!

過去ログを見てハマりましたが。まさかこんなに同行の士がいるとは…嬉しいです。
前作に負けないよう(ペースは遅いですが)がんばります。
145作者:04/07/14 01:48 ID:ZXONdsFN
第一話(9)
 エンジェミルの手のひらから柔らかい葉がこぼれおちて、地上に
おろされた美耶を包みこむ。娘を守りたい母の心に植物型生体メカ
のフィードバック機能が反応したために起きた現象だ。
 柔らかな緑に包まれ、リラックスした赤子は笑顔で緑色の巨人を
見上げる。それを見て無言でうなずくエンジェミル…
「まずは…あのバケモノを引きつけないと」
 郊外とはいえ周囲には住宅もある。開発の及んでいない地区へと
植物怪獣を誘導すべく、ゆっくりとエンジェミルを歩かせる。

 ほとんど人のいない真昼の町を2つの巨体がゆっくり移動している…
遥を呑みこんだコックピット内部に周囲の映像が浮かび上がってきた。
仕組みはよく分からないが、このモニター(?)を見て戦えという事らしい。
146作者:04/07/14 01:54 ID:ZXONdsFN
第一話(10)
 いつも買い物に訪れるスーパーが見えた。ここまで来れば山間部まであと一息だ。
しかし徐々に距離を詰めつつある植物怪獣はエンジェミルに向かって火の玉を吐き出す!

 驚いた遥は反射的に避けようとする。するとエンジェミルは50mほども垂直にジャンプした!
火の玉はエンジェミルには当たらず住宅地を直撃した。いつもの見なれた風景がオモチャのように
簡単に吹き飛ばされる映像に遥は狼狽する。

…本当にコレは現実…よね!?いけないっ!お店が!!…
 エンジェミルは、そのままスーパーに向かって自由落下をはじめていた。
遥はその後に起こるであろう惨事を想像して青ざめる。
 が、その瞬間、脚部のプロテクターが一気に成長して足の裏まで包みこむ。
衝撃は吸収され、周囲の被害は最小限に抑えられた。当然、中に乗っている遥に
しても、まるで小石を踏んだ程度の感覚しか伝わってこなかった。

…すごい!私がちょっと思うだけでココまで反応するなんて…
 搭乗者の肉体だけでなく、思考にも瞬時に反応するエンジェミルのフィードバック機能
の凄さに遥は舌を巻く。しかし、この鋭敏さが諸刃の剣となってしまうことを、遥はすぐに思い知らされる…
147作者:04/07/14 02:38 ID:ZXONdsFN
第一話(11)
…あれだけジャンプできるのなら、アソコまで一気に!…
 己の足に全力を込めて大きく踏みこむと、その動きに連動したエンジェミルは、
さっきとは比べ物にならないほど高く、遠くへと飛翔する。
 学生時代から新体操で鍛えられた遥の身体のバネや柔軟性はエンジェミルの運動性に
大きくプラスとなって作用している。しかし悲しいかな遥には戦闘の経験などない。
敵を前にして空中に高く飛びあがる、といった行為の危険性をまったく分かっていないのだ。

「報告・高熱源体接近!蒸散システムが間に合いません」
「あ…あああああ!!っっっ!!!」
 ドンッ!エンジェミルのワキ腹に火の玉が直撃した!!今度は
プロテクターを生成する余裕などはない。緑色の巨人は住宅地にまともに落下する。
 
148作者:04/07/14 02:40 ID:ZXONdsFN
第一話(12)
 家には誰もいないことが不幸中の幸いであった。グシャグシャにつぶれた
残骸にうずくまったエンジェミルは小刻みに震えている。
 仏像のような穏やかな表情を崩さないメカとは違い、内部のパイロットは、
この世の全ての地獄を背負ったかのような苦しげな顔をしていた。
精神波にまで反応する過敏なフィードバック機能が完全に裏目に出た結果である。

夫はおろか両親にも手を上げられたことのない幸せな日々を過ごしてきた若い母親にとって、
生まれて初めての暴力の洗礼は強烈すぎた。遥は恐怖で震え出す…
我が子を守るために戦う勇猛な母獅子から、瞬時に狩られる立場の無力なウサギへと変化してしまったのだ。
「報告・第二波がきます。戦闘態勢に入ってください」
149名無しさん@ピンキー:04/07/14 10:33 ID:oK2tvvEy
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

ついに戦闘開始ですな。
ワクワク
150名無しさん@ピンキー:04/07/15 12:40 ID:6NiG/SLZ
乙です

第二波楽しみにしてます。
151名無しさん@ピンキー:04/07/16 20:28 ID:vC0bufx8
優しいお母さんタイプも良いが、気の強いヤンママタイプもいいかも。
ちょっと気が短くて負けん気の強いママが勇ましく敵に立ち向かうが
人間相手の喧嘩とはわけが違い、敵の攻撃を散々にくらい
コクピットの中でフィードバック効果の洗礼を受けることになる。
152名無しさん@ピンキー:04/07/16 21:30 ID:Hfrv28QC
やられちゃうばかりじゃなくてサフィーネグレイスみたいに攻めに回る
若おかんも見てみたい希ガス
153名無しさん@ピンキー:04/07/17 02:13 ID:dsVpNYZ4
あとママロボを複数出すっていうのはどうだろう。最近のガンダムも複数機出てることだし。
実はロボットは主人公のママンのものだけでなく他にも存在していたりして。
敵との戦いでピンチになったママンの前に自分のと非常によく似た機体が現れ、圧倒的な力を見せつける。
通信機から出る聞き慣れた声が、唖然としたママンの耳に入る。
「その声は・・・石田専務の奥様!?」
みたいなの。ご近所戦隊みたいなノリで。
154名無しさん@ピンキー:04/07/17 09:55 ID:a3oIaMD5
>>153
「戦闘で顔を突き合わせている仲間」が実は「リアルでの知り合い」なのに何故かなかなか気づかない、というのは王道的展開だから
そういうのは却って斬新だな。

ただどうにもコメディー寄りになってしまう気がするのが不安だが。
155名無しさん@ピンキー:04/07/18 02:47 ID:Hw0Y1ONK
優しいママにしろ気の強いヤンママにしろ、攻撃された時の悲鳴は
カシオペアの冴子ママのような絶叫がリアリティある。
本当に痛かったり苦しかったりしたら、可愛い声って出してられないだろうし。
156名無しさん@ピンキー:04/07/20 05:46 ID:c8RIdrZK
保守
157名無しさん@ピンキー:04/07/22 01:02 ID:XyAeiJsc
ヤンママっていうのもいいね。

年齢19歳で子供が3歳、元珍走のヘッド。夫も元ヘッド。
今はだいぶ丸くなって主人公ママやご近所さんとも仲がよくて、
ヘッドだったこともありよその奥さんが困っていると親身になって考える。
キャッチセールス等を追っ払う気の強さも持ち合わせている。但し頭はちと弱い。

主人公ママの親友として登場させたり、複数機出す場合は自ら乗るもまた良し。
白兵戦重視で敵に突進していくが、反撃を喰らうテリーマン系噛ませ犬キャラとして使うとか。
158エンジェミル作者:04/07/22 14:27 ID:FY+Dx/Ty
ヤフー規制のとばっちりで自宅のPCから書き込めなくなりました・・・
なので近所の漫喫から続きを投下してみます。

お暇なら目を通してくださいな・・・

159作者:04/07/22 17:05 ID:FY+Dx/Ty
第一話(13)
第二波は背中に直撃した。完全に戦意を喪失したエンジェミルはあたりの家々を
踏み潰して必死に逃げまどうが、容赦なく火の玉は降り注ぎ、周囲は火の海に包まれる。
「んあっ!熱い!!…お願い、こないで!!」
 エンジェミルは巨体を縮めて震えている。いかなる能力を、秘密を秘めているやも
知れぬ『樹聖神』とはいえ、それを動かすのはズブの素人の主婦なのだから実力など発揮
できるはずもない。ただひたすら植物怪獣の猛攻におびえ、震えるしか術を持たないのだ。
「報告・エネルギー調整完了。蒸散システムが使用可能になりました」
 遙の全身がジトリと汗ばんできた。火の玉の攻撃で体温が上昇したせいもあるが、
これもエンジェミルの隠された能力の一端でもあるとは、今の遙には知る由もなかった。

「報告・葉脈開放、養分流出開始!蒸散システムを展開します」
 再び火の玉が飛んでくる。遙は反射的に両手で顔面をかばう。もちろんエンジェミルも
同じ動きをとるのだが、今回は勝手が少し違い、火の玉が目の前で消滅する。
 エンジェミルは体内の養分を放出して敵の熱エネルギーを相殺したのだ。遙は己の身に
ダメージを受けていないことに気がつき、徐々に冷静さを取り戻してきた。
「打ち消したの?お願い、今のヤツで火の玉を防ぐことができるのなら…」
「了解・システムをこのまま継続いたします」
 いい終わるや否や、内部のモニターが点滅を始め、なにかしらの起動音が聞こえてくる。
コックピット内部がムシ暑くなり、粒子スーツに汗ばんだ26歳の若妻の肉体がピッチリ
とはりついてきた。
160作者:04/07/22 17:52 ID:FY+Dx/Ty
第一話(14)
 火の玉は到達する前にすべて霧散した、周囲の火災もエンジェミルから放出される水分よって鎮火しはじめていた。
遙の攻撃を食い止めようとする意志の力が、そのままフィードバック機構に反映している証拠だ。
「いいわ…この調子で火事を…消していってちょうだい」
 息を荒げる遙…湿度や温度だけではなく、本人の体力がかなり消耗しているのだ。
さらに身体が突然、重く感じられるようになってきた…
「報告・エネルギーの大量流出によりシステム維持が不可能になりました」
 蒸散システムは本来、機体を保護するためのものである。ところが遙はおかまいなしに
周囲の災害をおさめようと、貴重なエネルギーをすべて放出してしまったのだ。
 いまやエンジェミルはパイロットの生命維持のためのエネルギーしか残っていない
状態なのだ。遙の体調の異変もそれに関係している。
「どうしたの…身体が、動け…ない」
 そこへ植物怪獣がのしかかってくる。遠距離攻撃の無意味さに気がつき、肉弾戦へと思考を切り替えたようだ。
161作者:04/07/22 18:11 ID:FY+Dx/Ty
第一話(15)
 植物怪獣はエンジェミルの両足を持ち上げて地面にたたきつける、今のエネルギーでは
プロテクターを生成して衝撃を和らげることはできない。
「がっ!ゴホッ!!」
 まともに背中を打ちつけ、あまりの痛みにセキが出てしまう、パニック状態になった遙はダダっ子のように
手足をバタつかせるが、そんなものが「攻撃」になるはずもなかった。
 敵は今度は全身のツタをしならせて襲いかかってきた。まるでムチのようにエンジェミルの装甲を
切り裂く。中にいる遙も同等のショックを受け、粒子スーツがズタズタに引き裂かれていった。
「警告・スーツ損傷のため、粒子を再噴出します」
 若母のキメ細やかな肌が露出される、が、操縦システムの維持のために、
はじめに乗り込んだときのように、再び白い粉が噴出されてスーツの補修を行う。遙は喉を押さえて苦悶する。
162作者:04/07/22 18:30 ID:FY+Dx/Ty
第一話(16)
 植物怪獣は倒れこんだエンジェミルの両足をつかんで大きく開いていく。その姿は生け贄の少女を犯す悪鬼さながらであった。
全身から伸びたツタはエンジェミルの両足首と手首を結び付けた後に切り離される。
地面にゴロンと横たわるエンジェミルはアルファベットのVの字のような姿にされてしまった。
「苦しい…動けない!!お願い、ほどいてぇ」
 遙も同じ姿勢にされてしまった。パイロットの意思を伝達する内部のツタが執拗に
からみつき、若母をあられもない格好にさせているのだ。
「報告・機構の解除は当機の破壊につながるため、命令を却下させていただきます」
「そんな…どうすればいいの…」
「回答・背中の毛根を使ってガイアエネルギーの再摂取を行います。戦闘可能に
なるまでには、およそ4分55秒を要する予定です」
 最初に『苔玉』から出てきた際にも用いられた毛根による再チャージでしか、
この窮地を脱出する方法はないようだ。
遙は絶望にも近い覚悟を決めた。約5分間、敵の攻撃を耐え忍ぶしか、再び我が子を
抱きしめる術は残されていないのだ。
「美耶ちゃん!ママは頑張るわ!!あなたのためなら耐えてみせる!!」
163作者:04/07/22 18:39 ID:FY+Dx/Ty
第一話(17)
 エンジェミルの背中から細い糸のような毛根が伸ばされ、周囲に広がっていく…
「報告・チャージ開始…警告・敵樹が当機に対してアプローチをしかけてきました!!」
 なんと植物怪獣も全身からやわらかい毛根を出して、エンジェミルの全身にからみついてきたのだ。
どうやら吸収のためではなく、なにかを調べるかのように前進をサワサワと撫で回しているらしい。
 毛根は柔らかな新芽のような素材でできているので痛みはまったく感じる事はない。
しかし遙は全身を水鳥の羽で撫で回されるようなおぞましさに総毛立つ。
「や、やめてぇっ!ヒッ!!ひゃ…ああっ!そこだめっ!!あはぁっ!!ん…」
 普段の生活では聴くことのできないはしたない嬌声がコックピット内部に響き渡る。
首筋、脇、太もも、そして足の裏…神経の密集した箇所を一斉にまさぐられているのだから当然といえよう。
あまりのくすぐったさに遙は悶絶する。硬いトゲで刺すだけが攻撃ではない、
フィードバック機構によって過敏になった肉体に、この優しい感触は痛覚以上に遙の精神を圧迫しているのだ。
164(s・。・s):04/07/22 18:44 ID:sWb6Vicf
攻撃台詞はこんな事せず勉強しなさい!に決定
165作者:04/07/22 18:48 ID:FY+Dx/Ty
第一話(18)
 毛根の軽やかな動きにエンジェミルは全身をガクガクとケイレンさせる。
全身を固定されてくすぐられているのだから、その苦しさは火の玉やムチの比ではない。
遙は自分がこのまま笑い死にするのではないかと脅えた。

…息が…できないっ!苦しい…誰かなんとかしてーっ!!…
 エンジェミルに状況を打破するための指令を出そうとするが、もはや正常な思考を
保つことも難しくなってきていた。それほど過酷なくすぐり責めなのだ。
「あひっ!はんっ!!おねが…と…とめ…とめてへええ!!息、でぎなひひいっ!!」
「報告・1分が経過しました。残り3分55秒…」
 もう遙の耳にはエンジェミルの声は届かない。同様に、チャージに集中している
エンジェミルにもパイロットを気遣う余裕はなかった。
…あなた!美耶ちゃん!ママを助けて…このままじゃ遙…死んじゃうっ!…
 舌がダラリと垂れ、よだれがダラダラとこぼれ落ちる。裕福な家庭で育ち、お嬢様
大学を卒業し、幸せな新婚生活を送っていた清楚な若妻とは思えないほどの痴態である。
「死んじゃふっ、死んじゃぶふうっ!!息ざぜてへ…いぎっ!!いぎぃっ!!」
166作者:04/07/22 19:05 ID:FY+Dx/Ty
第一話(19)
 ようやくエンジェミルはパイロットの異常事態に気がついた。このままでは窒息死の
危険もあるため、触手が酸素チューブに変化して遙の口の中に入っていく。
「報告・これよりマスターの呼吸補助を開始します」 
 呼吸の危機だけは免れたが、遙の精神までを守ってくれるわけではない。声を発するか否かの違いだけで、
無様な…まるで引き立てられる家畜のような情けないうめき声がコックピット内部に響き渡る状況には変りはなかった。
「ふぐっ!むーっ…んっ!!ぐーっ!!」
 大きな黒い瞳からは涙がこぼれて止まらなかった。それだけならばよかった(?)のだが、
その下の形のよい鼻からは、なんと鼻水が飛び出しているのだ。
「報告・チャージ完了まであと1分をきりました」
…もうママ…だめ…守れな…ひ…ひぬ…ひんじゃう…

 ジワリ…チョロ…しゅしゅしゅしゅわ…
白い粒子スーツの股間の部分がジワリと湿り、黄色く変色を始める…
完全に気を失ったために失禁までしてしまったのである。
 大股開きで白目をむき、鼻水をたらしながらオシッコを漏らす姿は、遙の26年の人生で最大の…
初産のとき以上の壮絶かつ、官能的な格好であった。
167作者:04/07/22 19:07 ID:FY+Dx/Ty
ひとまずココまでです。近いうちに続きを投下します。
168名無しさん@ピンキー:04/07/22 21:48 ID:PTH8Dgv2
乙です!
やっぱり凄絶なメにあうお母さんは萌える…
169名無しさん@ピンキー:04/07/23 18:56 ID:+V8cZjMD
シビアなくらいに機体の状態がパイロットに影響する
見事なフィードバック効果ですな。
でも、そこがイイ!
170名無しさん@ピンキー:04/07/24 21:08 ID:vOVTnX73
生体メカの雰囲気がよく出てるね。
続き待ってます。
171名無しさん@ピンキー:04/07/26 22:40 ID:SgreyFmP
保守
172名無しさん@ピンキー:04/07/28 09:31 ID:87EfwKrV
苦戦するお母さんに期待!
173名無しさん@ピンキー:04/07/30 02:12 ID:CeOn+knK
カシオペアにも戻ってきてもらいたい。
冴子ママの絶叫がなつかしい。
174作者です、漫喫から書き込んでおります。:04/07/30 20:06 ID:FCrwQuOS
作品に対するご意見、ご感想本当にありがたく思っております。
申し訳ないのですがYBB規制が解けるまで、しばらく続きを投下するペースが遅くなると思います。
なにとぞご容赦を…
175名無しさん@ピンキー:04/07/30 20:54 ID:fhcAV92w
176名無しさん@ピンキー:04/08/03 01:02 ID:+1yUcWwy
ほす。イフリーテスもまだー?
177名無しさん@ピンキー:04/08/05 22:16 ID:memL8dIn
保守
178名無しさん@ピンキー:04/08/08 09:37 ID:WdJb4DAp
ほす
179名無しさん@ピンキー:04/08/11 19:36 ID:MCZh9EGz
第一話(20)
植物怪獣は触手を引っ込めて装甲板を引き剥がしにかかった。メキメキと樹木がヘシ折られるような音が走りはじめる・・・
いかなる目的で、この生体メカの全身を調べていたのかは知る由もない、もはやエンジェミルは完全にされるがままになっていた。

コックピット内部の遥は失神したままであった。汗と涙、そして鼻水に尿・・・出していないのは血だけという、
およそ全ての体液を搾り取られたかのような凄絶な姿でグッタリとしている遥…しかし意識を失うことすら許されていない、
搭乗者が意識を失った状態ではエンジェミルは運送中枢を『借りる』事ができないのだ。

「報告・これよりマスターの覚醒処置のため、全体のスキャンを開始します」
大股開きで気を失っている遥にはお構いなく、赤い光線が全身に浴びせられる。
すると遥の1mほど上にもう一体の人影・・・立体映像で映し出された遥の裸体が浮かび上がってきた。
もしも遥が意識を保っていたなら、とても正視できる姿ではなかったであろう。

子供を産んでまもない26歳の肢体が生まれたままの姿で再現されているのだ。母としての象徴である乳首の形状、
肉離れを起こしかねないほど引き伸ばされた太モモ、柔らかな恥毛に守られた、愛娘をこの世に送り出した肉の門、
そしてその下に位置する小さな蕾までもが再現されていた…

「回答・低周波による覚醒処置が最も肉体に負担がかからない模様。これよりピンポイントで刺激を伝えます」



180作者:04/08/11 19:38 ID:MCZh9EGz
とりあえず、あと4,5回をめどに決着をつけます。テンポ悪いなぁ
181名無しさん@ピンキー:04/08/11 20:31 ID:eQ758D3F
乙です。
いい感じ、もうひと波乱あるのかな。
182名無しさん@ピンキー:04/08/13 01:00 ID:YchhZghm
最初の戦いで痛い目にあい、もうエンジュミルには乗りたくないと思う。

しかしもう戦いから逃れられない運命のママさん。

結局またエンジュミルに乗って戦い、さらに苦しめられると… 

こんなパターンがいいですね。
183名無しさん@ピンキー:04/08/14 20:15 ID:g9G2qGcW
コンビニやスーパーでベビーカーを押す若ママにハァハァしてしまう私にとって
エンジェミルはツボにはまりました。マターリとじっくり苛めてください。
184名無しさん@ピンキー:04/08/16 12:01 ID:mZrvJnX9
ダイジェストページなくなった?
185名無しさん@ピンキー:04/08/16 12:42 ID:YhWPD8nZ
186名無しさん@ピンキー:04/08/17 20:51 ID:Q6zNkNE6
>>185
サンクス

エンジュミルも加わってるね。
187名無しさん@ピンキー:04/08/17 22:02 ID:pu2yHVcH
イフリーテスはどうなたのでしょうか…?
188名無しさん@ピンキー:04/08/20 19:54 ID:0DZfe/im
つづきまだー?
189エンジェミル作者:04/08/21 00:52 ID:Dltir30p
あ、加わってますね。ありがとうございます!
もう少しでケリをつけますので、しばしお付き合いお願い致します。
190ss見習い ◆lIEB4aV./s :04/08/21 01:08 ID:JKcthAFR
SS初挑戦なのですが、無謀にもここに投下しようと思います。
しかも、書き上げ次第に順に投下する、という厨全開な投下です。

生温かく見守っていただけるなら幸いです。
191エンジェミル作者:04/08/21 01:16 ID:Dltir30p
5号機発進!?頑張れ〜!!
192極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/21 01:33 ID:JKcthAFR
南極は、嵐の只中にあった。
宇宙から狂ったように降り注ぐ磁気線が地磁気と絶え間ない衝突を繰り広げている。
静寂に震えるこの地で、輝く悲鳴を上げてオーロラが踊っていた。

男「それで、彼女はどこに?」
女「C棟の医療室に。お会いになります?」
男「いや、止めておこう。状態は良いのかな?」
女「生理的には大いに問題ありますが、戦闘には耐えうるというのがメディカルの回答です」
男「【経験値】は?」
女「予想を遥かに上回っています。経験の付与・改竄を施す余地すらありません。
  こちら側からのアプローチは、彼女の意識境界を幾つかの条件付けで撓ませた程度です」
男「オーケイ。彼女を倉庫に廻せ。先方は三十分後に到着だ」

***************************************************************************************

首筋に冷気を感じたような気がして、真央は目を覚ました。
暗がりの中、自分が狭い部屋に押し込められているのに気づき、閉所恐怖症の真央は僅かに身震いした。
そこは、見たこともなく、いや形容すら及ばない、真央にとってはまるで異界の空間だった。
辛うじて、彼女の語彙が一つの答えを搾り出す。
「ここ・・・機械の・・・腹の中?」
壁から床から天井から、用途不明の機械が幾多も迫り出している。
体温計以上パソコン未満が閾域である真央にとっては、その表現が限界だった。
低血圧者独特の、寝起きの不快感が彼女を蝕む。消え入りそうな心音が不安を煽る。
ここに到って初めて、真央は自分が眠っていたことに気がついた。そして、眠る前の記憶がないことにも。
現状を確認しようとするも、闇が彼女の邪魔をする。仕方なく、手探りを併用して辺りを見回す。
座っているのは変な形の椅子(というより分娩台に近い)。
身に着けているのは、絹に似た手触りの、よく分からない素材でできている無地のワンピースのみ。
あと手に触れるものは、ただ意味不明の機械群。
状況の異常さに、真央は途方に暮れた。・・・と、
「お目覚めかな?」
突然、部屋がしゃべった。同時に、目の前がぼうっと光る。
彼女の正面に位置するディスプレイの中、見知らぬ若い男がチェシャ猫のように笑っていた。
193極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/21 03:03 ID:JKcthAFR
「ここはどこ? あなたは誰? 私は・・・」
不安のままに言い募る真央を、画面の向こう側から手で制する。
「オーケイ。簡潔に行こう。貴女が必要とする情報は以下の通りだ」
画面に、文字の羅列が重なる。
「貴女の名は星野 真央。32歳。貴女が今現在いるのは・・・そう、いみじくも自分で言ったとおり、機械の腹の中だ。
 もうちょっとマクロな視点で言えば、ここは南極、対【星霜】組織・ナイン機関の南極支部、とも言える」
「せい・・・そう?」
その単語を舌先で転がしてみる。胸の奥、奇妙な疼きが沸いた。
「そう、星霜とは、まあ、ぶっちゃけロボットだ。それで、その星霜のおかげで世界は未曾有の危機にさらされている。
 星霜を独占する集団が、星霜を用いてこの世界を滅ぼそうとしているからだ」
「ちょ、ちょっと待って」
「黙って聞いていてくれないか。説得力とか、現実的とか、そーゆーのに満ち溢れた話を聞きたいのだろうけど、
 今、君とそんな形而上の議論をする余裕はないんだ」
「・・・いや、でも」
「これは君のためでもあるんだ。何も知らないまま過酷な現実に放り出されて、一番に困るのは君なんだよ」
聞き分けない子供を諭すような男の物言いに、真央は口をつぐんだ。
この奇妙な世界では、自分の感性こそ異常なのだと、そんな気がした。
「話を続けよう。まあ、そんな訳で、僕らは星霜を屠殺しなければならない。その為の手段こそ、
 君が乗っている、対星霜用星霜Cカテゴリ兵器【オーティシア】だ」
キクン、と疼きが高まる。
「星霜を屠る為の星霜、それを操れるのは君だけだ。
 ああ、心配は要らないよ。勝手ながら君の小脳と大脳の一部をを弄くらせてもらった。
 オーティシアの操縦に必要な動作はインプット済みだから、体が勝手にそいつを動かしてくれる。
 あとは君のモチベーションと判断力、そして本能次第だ。ここまではオーケイかな?」
「・・・ええ、分かったわ。信じるかどうかは別として」
「まあ、そいつは現実と相談するんだね。さて、異論がなければさっそく表に出てそいつらを倒して欲しいんだけど。
 説明を急いだのも、そいつらが南極へ向かってきているからさ。僕らの切り札、オースティアを破壊するために、ね」
194名無しさん@ピンキー:04/08/21 03:48 ID:hirG+UAZ
新作キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
期待してるよ。
195極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/21 04:04 ID:JKcthAFR
物理的な浮揚感が真央の体内に響く。
シート周りの機器に手が伸びる。驚くくらいに自然な動作で、それらを操る。遅れて、自分は動作確認をしているのだと理解した。
目覚めたときの不安感は霧散していた。自分は眼を逸らしてはいけないのだと、そんな思いがあるだけだった。

「あなた、名前は?」「フェイ」
「じゃあフェイ、この・・・オースティア? 電気で動いているの?」「いや、人の思念が動力源だ。すぐに分かるさ」
「もうひとつ・・・なぜ、私なの?」
「君が、【ガット】だから」
「? それって、どういう・・・」

言いかけて、言葉が途切れた。ディスプレイに外の風景が映し出されていた。思わず、息を呑む。
白い大地と黒の天空。有り得ない輝きを見せるオーロラ。その無機の空間を歪ませて、一つのシルエットが浮かび上がった。
大理石のような質感、機械というよりは甲冑、蛍に似た燐光。
真央は、名は体を現すものだと、訳もなく納得した。
「そいつが、星霜だ」フェイの声で我に返る。
「分類上、そいつを【ポルコ】と呼んでいる。豚に似ているからだ。一度、通信を封鎖する」

真央は画面のポルコを見据えた。なるほど、乳白色の色、鈍重そうな形、豚によく似ている。
ポルコがこちらの存在を感知したようだ。ゆっくりと、だが着実にこちらへ向かってくる。
「動けぇっ!」
真央は叫びつつ、シートの両脇に配置されたアームを操作した。だが・・・
「鈍い!?」
回避は容易と思われたポルコの突撃をもろに食らって、凍った大地に倒れこんだ。
「何でよ!?」
システムチェック、グリーン。E-RATIO、NO STANDING。PP界、・・・ブルー!
起き上がるのもままならないオースティアを嘲笑うように、ポルコが覆いかぶさる。このまま押しつぶすつもりなのか。
呆然となりかけた真央の脳裏に、フェイの言葉が甦る。「すぐに分かるさ」
それが引き金だった。
ポルコの巨躯を跳ね上げ、アルスティアは高く跳躍した。

E-RATIO、STANDING BY。PP界、レッド!
196極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/21 04:06 ID:JKcthAFR
すんまそん、オーティシアの名前が滅茶苦茶です。以後、気をつけますんで、脳内変換して下さい。
197極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/21 04:52 ID:JKcthAFR
真央が処女を失ったのは、12歳の夏だった。性交に対して、おぼろげな認識しか持ち合わせていなかったころ。
初潮を迎えた一月後、彼女が密かに憧れていた主治医が、彼女に破瓜の血を流させた。
「せ、先生・・・やめて、くださ、い」
怖かった、ひたすらに怖かった。主治医の優しい手はその姿を一変させ、彼女の秘部を荒々しく、しかし拙い所作で弄っていた。

「やめて・・・いやだよぅ、せんせぇ!」
コックピットの中、泣き喚きながらも真央の手が淀みなく動き、オーティシアを操る。
ポルコの背面に着地したオースティアの右腕から、真紅の液体が迸る。それは空中で鋭い刃へと形を成した。
「お願い・・・ああっ、ん、くぅっ!」

「真央ちゃん、ほら、気持ち良いかい?」
主治医の興奮しきった声音に怯え、真央はただ首を横に振った。裏切られた思いと、未知の恐怖が、彼女を粉々に砕こうとしていた。
「真央ちゃんは僕が好きなんだろう? これが、大人の【好き】なんだよ」
今にして思い返せば、それは紛れもなく正当化のための勝手な戯言だった。
だが、主治医への思い、恐怖、矜持、そして、下腹部からせり上がってきた疼きが胸に達したとき、真央はそのエクスキューズにしがみついた。

「せ・・・んせ、い。あたし、胸が、痛いぃぃ!」
オースティアの真紅の刃が、ポルコの胴体を貫いた。緑色に光る粘液が滴り落ち、外気に触れて凍る。
「あ、はぁ、ふ、そんな所、そこはぁ、おしっこをっするっ、んん」
一気に刃を引き抜き、追い討ちを掛けて横一文字に切りつける。
反撃をしようともがくポルコの先に回り、その都度、真紅の刃で切り伏せる。

ぴちゃぴちゃと淫靡な音が、診療所にこだましていた。
初めて味わう快感の波に戸惑い、また、「こういうときは声を上げていいものか」との判断がつきかねた真央は、指を噛んで
主治医のなすがままに任せてひたすら堪えていた。

突如、ポルコが激しい発光を見せた。それに伴うエネルギーの発散に、オースティアは後退を余儀なくされる。
ポルコはダンゴ虫のように丸くなり、宙に浮かび上がった。そのまま横軸で回転を始め、
今までとは段ちのスピードでオースィアに突進する。
198極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/21 05:37 ID:JKcthAFR
圧倒的な速度で迫るポルコを、オーティシアはギリギリのラインでかわす。
だが、ワンバウンドして戻ってきたポルコは、軌道をカーブさせてオーティシアの逃げた先へと突っ込んできた。
際どい差でオーティシアの右腕が突き出される。真紅の刃が火花を散らし、粉々に砕けていった。

左腕を突き出す。空気の壁を切り裂き放たれた、無数のワイヤーがポルコの周囲を囲む。
自らの回転でワイヤーを巻き込んでしまったポルコは、瞬く間にがんじがらめとなる。
未だ回転が止まないにも構わず、オーティシアは左腕を振り回す。
二度、三度と地面に叩きつけられ、その度に地面には抉られた痕が残る。

ワイヤーの耐久限度を超えたのか、左腕とワイヤーが離れる。
オーティシアから開放されたポルコはいっそう激しく回転させてその戒めから完全に解き放たれる。

そして、速く速く速く。
いまやラグビーボールと見紛うほどのスピードとなったポルコは、ゆっくりと上昇する。
両手の武器を失ったオーティシアが傍観するなか、はるか上空へと舞い上がったポルコは上昇を止め、
急降下を開始した。
初撃を回避する。だが、バウンドしたポルコは速度を落とさずに宙に飛び上がる。
その像を捻じ曲げ、ポルコは執拗にオーティシアを追う。
跳ね回り、飛び上がり、大地を踏み鳴らし、ポルコは狂喜乱舞してオーティシアを挽き千切ろうとしていた。
199極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/21 06:23 ID:JKcthAFR
主治医に抱え上げられたその腕の中で、真央は逃げようと身をよじる。
だが、すでに竿の先が彼女自身にあてがわれていた後で、一気に腰を落とし込む結果となった。
「はっ・・・」鈍く響く痛みとともに、堪えきれない熱が真央の体内に侵入する。
「先生・・・いたいよ・・・」
そのか細い声が聞こえていないのか、主治医は乱暴に腰を打ち付ける。彼の根元の部分で小突起が押され、真央は苦悶のうめきを上げた。

「真央ちゃんはいやらしいね、初めてなのにこんなに濡らしているなんて」
「あたし、いやらしくなんか・・・んぅ」
震える手で主治医の胸板を押しやり、真央は最後の抵抗を試みた。だが、彼はビクともしない。
様々な感情でドロドロになった真央の脳裏から、色々な言葉が失われていき、ついには、真央は快不快の二元のみが残った。
「せんせぇ・・・あたし、変なんですぅ・・・ひっ、ここが、ここからお水が止まらないんです・・・」

「ああ、それはいけないね、なんとかしなくちゃ」
「頭が、すぅっとして、胸の奥が濡れちゃうんですぅ」
真央の微かな胸の膨らみを擦りながら、主治医は乳首を噛む。その快感の発見に驚いた真央は、声を上げながらも片手で空いている乳首をつまみ上げる。
「ん、あぅぅ・・・」
「ほら、もう片方の手はこっちだよ」
導かれるままに、彼女は自らへの下腹部へと手を伸ばす。
「ふ、ふぅ、や、あぁ」不安定な浮揚感に悶え、両膝だけで主治医の体にしがみつこうとする。

「ふひゃぁっ」
真に未知の快楽に出会い、真央はその両手を止める。
「どうした、軽くイッちゃったのかい?」
「は、はい、はい、ああ、あたし、かる・・・くイッちゃったんです」

主治医が眉間に皺を寄せ、ストロークを早めた。
「ひっ・・・」今までとは比べ物にならない快感の予感に襲われ、真央は主治医の体をかき抱いた。
すべてが一点に集中するような、またすべてが融解するような感覚。
「ああ、真央ちゃん、イクよ」
「あ、ふぁぃ、うん、あたしも、ダメぇ、おかしくなっちゃいまっ・・・」
知らず知らずのうちに、真央は自ら腰を動かしていた。
すべての感覚がホワイトアウトし、真央は、噛み千切らんばかりに主治医の肩に歯を立てていた。
200極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/21 07:04 ID:JKcthAFR
踊るポルコを目前に、オーティシアは両手を虚空に掲げた。と、ポルコの動きが急停止する。
だが、回転の慣性に引きずられ、派手な音を立ててポルコが軋む。
雑巾絞りだった。数秒後には、ポルコは見るも無残な捩れたトルソへとその姿を変えた。

「ふっ、んんんっっ!」

虚空に浮かぶポルコとオーティシアの間に、オーロラが掛かる。
凄まじいエネルギーの奔流に飲まれ、ポルコは四散した。
水蒸気が舞い上がり、だがすぐに凍結してダイアモンドダストとなって地面に帰る。
オーティシアの勝利を称える花吹雪のようでもあった。

「おめでとうございます」
落ち着いた女性の声で、真央は我を取り戻した。いつの間にか通信が開放されたようだ。
「・・・あなたは?」
「シェリィ・ステラと申します。フェイはしばらく席をはずすので、私が代わりに貴女をサポートします」
「今のは、なんだったの?」
「と、言いますと?」
「だから・・・先生・・・じゃなくて、私の・・・」
「ああ、はい、PP界の再構築現象ですね」
「なんですって?」
「PP界の再構築現象。星霜はパターン化された感情回路をバイパスとして、それを刺激する情報を呼び出し、
 それによって励起された精神の揺らぎを・・・つまり人の過去を糧に動きます。
 しかも、鮮烈で、根源的欲求に根ざし、無意識の奥底に押し込められ、・・・まあつまり、【忘れたい過去】が
 星霜の能力を最大限に引き出す鍵なんです」
「・・・・・・」
「そのエネルギー変換の過程で引き起こされるのが【PP界の再構築】です。phantom pain。
 この力場に触れることで、星霜は動力を得ますが、その代償として操縦者はその過去を極めて高い精度で追体験することになります」
201極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/21 07:33 ID:JKcthAFR
「酷いシステムね」
「私も遺憾に思いますが、星霜の構造上、そうせざるを得ないのが現状です」
「他の人たち・・・向こうの操縦している人も、そうなの?」
「はい。もっとも、全員が性体験に根ざしたPP界を構築している訳ではなく、飢饉とか、虐殺とか、まあ色々です」
 ・・・あ、少々お待ちください。フェイから伝言が送られてきました。読み上げます。
 『初回で原体験を引き上げるとは、なかなか筋が良い』・・・以上です」
「初回? どういう意味?」
「オーティシアを狙う星霜はあれ一体だけではない、という意味です」
「また誰かが来るの?」
「はい。もう間もなく」
「・・・ねえ」
「はい」
「通信を切って。あなたの顔も、フェイの顔も見たくないわ」
「分かりました。戦闘が始まれば通信を封鎖しますが、インターバル中は開放していますので、なにかあったら遠慮なく」

コックピットに静寂と闇が戻ってきた。
ふと、自分の体を擦ってみる。
顔は涙とよだれでべとべとになっており、この顔をシェリィに見られたのかと思うと暗澹とした気持ちになった。
胸は熱く上気して、豊かな胸が(あのころとは違う)荒い呼吸に合わせて大きく上下していた。
汗で濡れたワンピースをまくって秘部へと手を伸ばす。
体のどこよりも熱を帯びており、シートを湿らせるほどに濡れぼそっていた。

20年も前の主治医との交合を思い出し、そして、
彼と交わったのはあの一度きりだったこと、なぜなら、あのときに身ごもった子供のことで一騒動があり、
彼とはそれ以来、ただの一度も会っていないことを思い出した。

眼を閉じて、記憶に身を任せる。
真央の膣内に熱い液体が注ぎ込まれたその直後のことを。

「さあ、薬を飲もうね・・・。子供が出来たら大変だからね」
202極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/21 07:56 ID:JKcthAFR
えーと、そーゆー訳で、極下のオーティシア第一話(?)終了です。
ママさん分が欠落しているがアレですが、これから挽回します。
徹夜が堪えます。意味不明なガジェットが多すぎるのではないかともっぱらの噂です。(脳内で)
どうなんでしょう。不安です。投下屋として独り立ちできるのでしょうか、僕は。

あー、もう知らん、寝る!


あ、読んでくださった方がいたら、ホント嬉しいです。
エンジェミル作者さん、>>194さん、期待に応えられるように頑張ります。
203名無しさん@ピンキー:04/08/22 03:15 ID:iUtqunEp
やはり今後はこのスレのロボ共通の仕様ともいえる、フィードバック効果で苦しむのかな?
ママさんらしさが出てくるのにも期待しちゃうな。
204極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/22 17:03 ID:fEd8JQbY
「私は、誰?」
オーティシアのコックピットの中、真央はその疑問を宙に投げかけた。
私は星野 真央、32歳。
歌を歌うのが好き、暑いところと暗いところが苦手。
犬よりも猫派、目玉焼きには醤油だと思う。編み物が趣味で手際が器用だが、家電製品をよく壊す。
でも、それから?
外に連なる記憶がすっぽりと抜け落ちている。
職業、社会的地位、住所、出身校、友人関係、
そして、家族。
どんなに思考の糸を手繰ってみても、「外側から見た自分」の姿がいっこうに浮かんでこない。

もしかしたら、自分は元々こういう環境で、オーティシアに乗って戦うべく育てられた人間なのではないか、と、
そんな想像をしないでもなかったが、
(ほとんど盲目的に戦闘へ赴いたのも、そう思い込みたいという意識が多分に働いていたのだろう)
今しがたの戦闘を経て得られた後味の悪さが、その仮説を否定していた。
ここで目覚める前、南極に来る前には、自分にだって日々の生活があったはずだ。
だが、それはどんな生活だったのだろうか? 答えが見えない。

真央は半ば無意識に、腹部へと手を這わせる。
そこには一つの手がかりがあった。白い肌にさらに白く、縦に走る傷跡があった。
いつ、どこで、誰にどうやって付けられた傷なのだろうか。

そしてもう一つ、
オーティシア。
「彼」は自分の過去を暴き、それを糧にして動くのだという。
「彼」を動かすことは、痛みと恥辱に満ちたものだったが、それでも、記憶の一部を取り戻すことができた。
このままオーティシアに乗り続ければ、もっとたくさんの記憶を取り戻せるかもしれない。
処女喪失の記憶それ自体は取戻したくないものであったが、連鎖的に思い出したもの、
掛け替えのない思い出を、真央は再び手にしたのだから。
自分に、子供がいたことを。
205極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/22 18:15 ID:fEd8JQbY
「真央さん、聞こえますか?」
「・・・ええ」
「二体目の星霜が接近中です。【ルマーカ】と呼ばれる星霜です」
「フェイは?」
「まだ席をはずしています」
「・・・・・・シェリィ」
「はい」
「・・・なんでもないわ」
自分の記憶について訊ねようとして、真央は思いとどまった。
自分が記憶喪失者であることを、彼らは恐らく承知しているだろう。
そんな自分を敢えて戦場に放り出すような連中に、まともな回答は期待できない。
仮に、彼らがなんらかの手段で自分の記憶を奪ったとか言われても、真央は違和感なくそれを信じるだろう。
それだから、シェリィの口から出てきた言葉に、真央は驚きを抑えられなかった。
「ご自分の記憶の、・・・お子様のことですか」
「え・・・」
「残念ですが、私から、それをお教えすることは出来ません。少なくとも、今は」
画面の中のシェリィは、少し困った表情をしていた。
「今、は?」
「オーティシアは貴女の記憶を揺さぶります。戦闘を積めば、徐々に記憶が戻るでしょう。
 それでも思い出せないことがあるなら、個人的にそれのお手伝いをします。・・・フェイはいい顔をしないでしょうが」
「ありがとう。・・・母親失格ね。
 せっかく子供のことを思い出しても、名前も、歳も、それどころか男の子か女の子かも分からないなんて」
「戦ってください。人類の平和の為にだなんて言いません。貴女の世界を取り戻す為に、戦ってください」
「そうすれば、子供に会えるかしら?」
湿った笑顔を浮かべ、シェリィは微かに頷いた。
「ええ、きっと」
206極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/22 19:26 ID:fEd8JQbY
無風の南極に、突如旋風が巻き起こる。
風はオーティシアの側を駆け抜け、その背後、300m向こうで竜巻になり、一点に集中し、そして
ルマーカが出現した。
螺旋状のシルエットはチョココルネの様で、良く見ると幾筋ものチューブが複雑に絡み合う構造を成している。

真央はオーティシアの状況を確認してみた。
装甲修復は8割がた完了しており、動作不良は見当たらない。
E-RATIOはNO STANDING、PP界はバイオレット。先のポルコ戦で得たエネルギーが残留しているようだ。
深く、息を吐く。
さっきまでの自分と決別する、決意の息だ。
流されて戦ったりしない、自分の意思で、自分の力で、全てを取り戻してみせる。

ふよふよと空中をただようルマーカが、くるりと向きを変える。螺旋の先端をこちら側に向け、旋回しながら接近を開始した。
右腕から真紅の刃を引きずり出し、オーティシアはまっすぐに駆け出す。
「面白い、交差戦を挑む気か!?」
コックピットに男の声が響く。ルマーカの操縦者だろうか。
自分はこれから殺し合いをするのだと、改めて実感して沸き上がる嫌悪感を、真央は懸命に抑え込んだ。
男の声に応えず、黙って計器上の数値を追う。
相対距離が100mを切る。オーティシアはその位置から構えた右腕を大きく横に振った。
それに呼応して、真紅の刃の刀身が伸びる。
その赤いラインがルマーカを両断しようとした瞬間、それは自ら分解した。
長さも太さもてんでバラバラのチューブで構成されているルマーカが、空間に拡散する。
真紅の刃はその内の数本を切断しただけで虚しく空を切った。そして、刃自体が消滅する。
PP界はシアン。早くもエネルギーが枯渇しようとしている。
その間にも、刀身から逃れたチューブ部分が再構成され、元の形となる。
体勢を崩し無防備となったオーティシアに、ルマーカは直進する。
「ブチ込んでやる!」
男の声を聞いて、真央の心に込みあがるものがあった。
体が熱くなる。きた、と思った。

E-RATIO、STANDING BY。PP界、オレンジ。
207極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/22 20:17 ID:fEd8JQbY
「ブチ込んでやる!」

真央を床に叩き付け、そいつは喚いた。
その剣幕に真央は慄き、床にへたりこんだまま後ずさる。
「な、なにをするんですか、ここ・・・私の家ですよ?」
「分かってるよ、今、このアパートには誰も居ないことだってよーっく分かってんだよ!」
下卑た笑みを隠そうともせず、誇らしげに男は言った。
「いいから大人しく言う事を聞けよ」
「い、嫌・・・」
「俺はあんたには手を上げない。だがなぁ・・・」
男は言葉を切り、視線を部屋の奥へと移した。真央の理解を待つように、そのままずっとその場所を凝視している。
「そ、んな・・・止めてください。なんでもしますから、それだけは・・・」
「ほう、そうか、なんでもする、か。じゃあ、とりあえずこいつの面倒を見てもらおうか」
そういって、男は真央の眼前に立つ。不自然なまでの盛り上がりをみせるズボンがそこにあった。
恐る恐る、ジッパーを開けて中身を取り出す。
「胸でやってくれよ」
男の要求に一瞬たじろぐが、しぶしぶ、着ていた木綿のランニングシャツを脱ごうと手をかける。が、
「いいからそのままでやりな」
と、真央は腕を掴まれ体を男の股間に押し付けられた。シャツが真央の張り詰めた胸を押しつぶし、圧迫感が彼女の顔をさらに曇らせる。
「ほら、裏側にしか当たっていねーじゃねーか」
仕方なく、真央は両腕を使って乳房を押しやり、なんとか男根を谷間に埋める。
膝を屈伸させ、ゆっくりと上下運動を開始した。
208極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/22 21:01 ID:fEd8JQbY
表では油蝉が鳴いていた。扇風機しかない部屋で、真央は汗でびっしょりになっていた。
「あんた、いい胸してるなぁ」
なんと答えたらいいか見当もつかず、真央は何も言わなかった。
男は真央の後頭部を掴み、下に押しやる。男の意図を察した(察したくなどなかったが)真央は、
上下の振り幅を大きくとり、胸が下へ行くときはペニスを口に含める様に体勢を調節する。
布の擦れる音にリズムを合わせ、湿った呼吸音が部屋に響き始める。
「ふ・・・ん、くちゅ・・・む」
「もっと舌を使うんだよ。分かったか?」
「う、わふぁりあふぃた」
「ああ、いいぞ、あんた、胸だけじゃなくて、口も最高だな。・・・何とか言えよ」
「ふぉうも。・・・どうも」
真央は恥ずかしさで顔を真っ赤にし、何も考えずに済むようにと懸命に動いた。
後頭部を掴んだままの男の手が強張る。と、真央の頭部を上下に振り始めた。
突然の変化に混乱しながらも、真央はその動きに追従して、腕の動きも加えて胸を縦に振る。
「ううぅっ、出るぞ」
「んん、ちゅ、ふむ・・・え?」
涙で潤んだ瞳を男に向けた瞬間、男は射精を果たした。
その大部分は顔に掛かるが、射精の最後のほうは胸に落ちてシャツに滲みこみ、
また、顔に掛かった飛沫の一部は開いた口腔へ零れた。むっとする匂いが鼻をつく。
顔を手で拭う真央に、男はだしぬけにこんなことを訊いた。
「長い紐かロープはあるか?」
なんのことだか分からず不審な表情を投げかける真央に、男は被せて言った。
「俺は、乱暴なんだぜ」
209極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/22 21:58 ID:fEd8JQbY
予想に反して、ルマーカはこちらに攻撃を仕掛けなかった。オーティシアの脇をすり抜け、遥か彼方へと飛んでゆく。
「距離が、十分でないんでな」
数km先でルマーカは急旋回して、今度こそ確実にこちらへと突撃を開始した。
速度を増すルマーカに左腕を向け、オーティシアはワイヤー群を射出する。それらはどこまでも伸びてゆく。
だが、それらが向かう先には既にルマーカは居ない。
「どこ狙ってんだ、そんなんじゃ俺は堕ちないぜぇ!」
頬を染め、真央は独りごちる、「腕を・・・腕を、使えばいいんでしょ・・・」
ワイヤーの先端にある突起物が、南極の大地を掴む。次の瞬間にはワイヤーが縮み、オーティシアを引っ張る。
ルマーカとの接触軌道から外れる。計算では、回避に十分な距離を得ていた。
「ほ、やるじゃあねぇか」「・・・どうも」
だが、十分ではなかった。
オーティシアとルマーカが交差する数秒前、ルマーカはその回転速度を爆発的に増した。「速くなったの? ・・・追いつかないと」
驚異的な加速度を得、オーティシアの想定値を超えて突き進み、さらに気流を巻き込んでオーティシアを接触軌道に呼び戻す。
それでも僅かな差で回避が可能なオーティシアに、ルマーカはそれ以上の攻撃を掛けた。
交差の瞬間。「え?」
音速を超えた回転を発現したルマーカが生み出したハイパーソニックが、オーティシアを切り刻む。
オーティシアは無様にも地面にもんどりうった。「く・・・こんなに勢いよくなんて・・・?」
宙に在りながらも大地を削っていくルマーカから発せられる電波が、快哉を上げていた。
「舐めんなよ・・・俺ぇぁ・・・乱暴なんだぜぇぇぇぇぇっっ!!」
210極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/22 22:37 ID:fEd8JQbY
「や、そんな・・・やめてぇ」
今度こそ本気で逃げようと真央はもがくが、すでにそれは不可能となっている。
ビニールロープで両腕両脚を縛られ、柱に繋がれているからだ。男は含み笑いを漏らしながら、真央の衣服をナイフで切り裂いた。
まず豊かで張りのある乳房が、次いで傷一つ、しみ一つない白い肉体が露わになる。
「ふふ、一児の親とは思えない体だな? まあ、幼母だもんなぁ」
「そんな言い方・・・」
抗うのを諦め、真央はうなだれたまま弱々しく呟いた。
「なんだ、もう濡れているのか?」
必死に閉ざす腿の奥から、彼女の体液が滲み出ているのを男は見逃さなかった。
「それは」
「ふふん、まあいいや。床に伏せて尻をこちらに向けろ」
「・・・わかりました、でも・・・」
「なんだ?」
「お願い、静かに、して下さい」
「寝た子を起こすな、か?」
自分のジョークに一人受けした男は、笑いながら真央の背面から覆いかぶさった。
「ふぁ・・・」
真央の胸中に、懐かしい感覚が込みあがる。
自分の中が満たされる感覚、屈辱と怒りで歪んではいたが、それは久方ぶりの性の悦楽だった。
手が使えないのを、あの時のように両手がつかない事を微かに悔しがっている自分の存在に気づき、怖気を震うが、
やがてそれは打ち震える快感の波に飲まれ、埋没していった。
211極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/22 23:08 ID:fEd8JQbY
「ふう、うう、うぁ」
だらしなく口を開け、真央は呻いていた。口を硬く閉じようと何度も試みるのだが、
その度に時間の経過によって束縛が緩み、声を出してしまう。
両脚が縛られているせいで膣が閉まり、中で動いているものの存在を強く感じてしまう。
「どうした、静かにするんじゃなかったのか?」
「いや、言わ・・・ないで・・・ぇ。くぁ」
ややあって、男が言った。
「なんだ、さっきから俺のちらちら見て。なにか言いたいことでもあるのか?」
それを言われて真央は内心ぎくりとした。無理な体勢ながらも時折男の顔を覗いている、その理由に疚しさがあったからだ。
真央が黙って正面を向いていると、男は動くのを止めた。
「言わないなら、ずっとこのままだぞ」
真央は唇を噛み締めた。「そんな・・・」という言葉を飲み込むのが精一杯だった。
真央の葛藤を見透かしたように、男は言う。
「ああ、そうか。『本当のことを言わないと、どうなるか分かっているんだろうな』。こう言えばいいのか」
嘲笑に満ちた言葉に、真央のプライドはさらに細かく引き裂かれるが、
それでも、その言葉を免罪符として利用するのを止められなかった。
「・・・触ってください。私の、胸、と・・・アソコを」
男は真央の胸を揉みながらストロークを再開する。今までよりも、強く。
「どこだって? あそこ、じゃ分からないな」
「ふぁ、は、くぅん、わ、私の、わた、しぃ・・・のク・・・リトリス、触っ・・・あ、触って、下さい」
真央の脳内で火花が散った。溢れる愛液と汗が、今彼女を溶かそうとしていた。
212極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/22 23:35 ID:fEd8JQbY
「もっと腰を動かせよ。俺は両手が塞がっているんだ。誰かさんのお蔭でな」
「は、はい、ごめんなさいぃ・・・」
理性の薄れた真央は、もはやこの男が自分を強姦しているのだという事実を忘れかけていた。
「んん、うくっ、あ、ああ、あぁぁ・・・」
「どうした、もうイキそうなのか。イクときはちゃんと言えよ」
「い、いや・・・」
「ああ、俺ももうそろそろ限界だ。膣内にだすぞ」
「ヤダ、やめて、やめてぇ・・・ふぁ」
「膣内に出さなきゃ意味がないんだよ・・・いいから、イッちまえ、膣内に出されてイッちまえよっ!」
「嘘・・・そんなの、こんな・・・」
「まったく、子供の前でよく盛れるな」
その言葉で、真央は急激に理性を取り戻す。
自分が今見知らぬ男に犯されていること、部屋の奥では我が子が眠っていることを。
だが、それすらも、真央に新たな快感を、理性の再離脱を与えただけであった。
「ふ、んあ、ああ、ゴメンね、お母さん、イクの、イッちゃうの、うぁ、はあ」
焦点の定まらぬ目で遠くを見据える。部屋の奥、横たわる子供と目が合った。
(・・・そ、んな、起きてっ!?)
寝ぼけ眼でこちらを見ている。なにが行われているのかは理解していないようだが、曇りのないつぶらな目が真央の心を射抜いた。

掛ける言葉を搾り出そうと口を開きかけたその時、頂点へと押し上げる快感の波が真央の体内を走った。
213極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/23 00:27 ID:G1OvpeMb
ルマーカは空中で四散し、動きの取れないオーティシアへと襲い掛かった。
幾束にも分かれたルーマカのチューブ状の構成体が、オーティシアの四肢を絡めとる。「そんな・・・やめてぇ」
スピーカーから、ルマーカの操縦者の勝ち誇った声が聞こえる。
「ポルコを秒殺したオーティシアも、こう縛られちゃあ可愛いものだな」「いや、言わないで・・・」
構成体の一部がオーティシアの胸部へと伸び、多重装甲板を引き剥がす。
オーティシアの内部構造が露わにされ、その最深部には真央の姿がある。
ひときわ細い、直径が3、4cmほどの構成体群が内部に侵入しようとその時、異変が起こった。
「なに・・・動かない、だと?」
見えない力で構成体の、いや、ルマーカ全体の構成体が動きを阻まれている。「・・・触ってください」
構成体が激しく振動する。オーロラが降りてくる。最初にオーティシアに触れている構成体が火を噴き、それが全体に伝播する。
燃え盛る炎に包まれ、ルマーカは墜落する。「ごめんなさいぃ・・・」
E-RATIOはNO STANDING、PP界はオレンジからブルーへ。戦闘を終えたオーティシアは機能を縮小させる。だが。
「まだだ! この世界を縊り殺すまで、終わらないんだよぉおぉぉぉ!」
構成体がオーティシア内部へ侵入を果たす。
半ば忘我状態にある真央は、容易く身体の自由を奪われた。
「ここからが、本当の目的だ・・・覚悟しなよ、お母さん」

「嘘・・・そんなの、こんな・・・」
一本の構成体が真央の膣へと侵入した。PP界再構築現象による追体験で体の出来上がっていた真央の体は、それを迎え入れた。
真央の腹部の中で、構成体は何かを探るように蠢く。
脳内に構築されていた記憶のフラッシュバックと、現実がリンクした。
現実に呼び戻され、過去に浸り、異なる時間軸の感覚が相乗して真央を襲う。
ポルコ戦では軽い絶頂を味わっただけだが、今、真央はオルガズムを得ようとしていた。
過去の言葉を吐き、真央は一心不乱に腰を振る。
「ふ、んあ、ああ、ゴメンね、お母さん、イクの、イッちゃうの、うぁ、はあ」
真央の視界が光り輝く、それは幻では無かった。だが、その向こうに見える澄んだ瞳、それは過去の幻影だった。
214極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/23 01:05 ID:G1OvpeMb
胸が疼く、震える口蓋を開き、真央は絶叫した。
「見ないで・・・優、ゆうぅぅぅぅぅぅぅぅッッッ!!」

E-RATIO、STAND THE PHATOM PAIN!
PP界、クリムゾンレッド!

声が聞こえる。「お母さん・・・なにを・・・?」

オーロラが再び降臨する。いや、もはや、オーティシアそれ自体からオーロラが発せられていた。
無音の電磁嵐に飲まれ、ルマーカが悶える。構成体の内で唯一つチューブ状で無いもの、
キューブ状のコアブロックがここから離脱しようと空に飛び上がった。

声が聞こえる。「なんで、こんなこと・・・?」

南極の大地が、溶けることの無いはずの大地が、水蒸気爆発を起こす。
白く、白く輝くオーティシアがその中心に佇んでいる。その周りだけ、見えない障壁で守られていた。

やがて状況が静まり、平穏が戻ってくる。ルマーカは蒸発した。
シェリィから(或いはフェイから)通信が来るのを待ちながら、真央は新たに得た記憶について考えていた。
どこかすっきりした面持ちなのは、子供の名前を思い出したからだろう。
「外から見た自分」の記念すべき一項目が、「母親」だというのは悪い気分ではない。
外から吹き込む風がそろそろ冷たくなってきたが、それに負けない暖気をオーティシアは放出していた。
少し、まどろみたくなった。「ふぁ・・・」目を閉じる。

男の精液が真央の膣内を満たし、その余韻を感じている最中に、男は銃殺された。
それをしたのは、見た感じどこにでもいるようなOL風の女だった。特になんの感情も見せず、女は言い放った。
「私の部下が不始末をしました。すぐに膣洗浄を行う必要があります。ピルでは不十分です。貴女には前例もあることですし」
女はそう言って真央に錠剤を渡しつつ、部屋の奥に視線を移した。
「今後を考えて、我々が貴女を保護します。もちろん、あの子もご一緒に。同行願えますね?」
215極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/23 01:37 ID:G1OvpeMb
えーっと、極下のオーティシア、第二話終了です。
書き込み時間を時間を見ると、ほぼ8時間。僕は脇目も振らずに8時間これ書いていたのか。

'`,、'`,、'`,、('∀`) '`,、 '`,、'`,、

>>203さん
すいません。前回、今回とフィードバック入れなかったのは、まあ、PP界再構築という、電波なガジェットをブチ込みたかったからです。
じゃあ次回からフィードバック入れんのかよ、と訊かれますと・・・・・・僕の文章力では無理です。

(その電波設定を断てばいいだろうが)
(ええー、せっかく無い知恵絞って考えたのに)
(絞ってこのありさまか)
(脳内会議の発言者風情が、主人格を非難するなよ)
(非難じゃなくて批判だよ、馬鹿)

うーん。正直なところ、どうなんでしょう?

今回ママさん成分が不足していないかどうかも併せて気になるところです。
216エンジェミル作者:04/08/23 01:53 ID:pavnzDQB
乙です。まさに寝食を忘れた挑みっぷりですね。
まだまだ謎が多そうな話なので期待して祈ります。



…俺も何かネタ考えておかないとなぁ…
217名無しさん@ピンキー:04/08/23 10:54 ID:/zuQ+Pip
>>オーティシア作者氏
フィードバックは使わなくても十分燃えて萌えられます。
「記憶を糧にして動く」という設定があるならそれを最大限に生かしてガンガンやってください。







(カッコ内で繰り広げられてる脳内会議はあえて無視…というか、書かないほうがいいですよとアドバイスしてみたり)
218エンジェミル作者:04/08/24 01:17 ID:Ol7wsZYw
第一話(21)
 低周波による刺激を受けて悶える遥の動きをトレースし、エンジェミルは全身をガクガクとのけぞらせて
拘束していたツタをブツブツと切断していく。大地のエネルギーを吸収した事により、その力は数倍に跳ね上がっているのだ。
「んぐっ!んっがぁ!ぐ、はっ!!わ…たし…いったい!?」
 くすぐり責めで地獄を見た後は、全身の神経が密集したポイントを刺激される恥ずかしい責め苦による地獄で遥は一瞬で目が覚めた。
触手を引きぬき、口を聞く自由も許された。自分の身に起きた惨状は殆ど憶えていない、が、己の股間のシミに気が付き顔を赤らめる。
…どうすればいいの?私はいつココから出られるの?…

 両の乳房が張りはじめてきた。どれだけの時間が流れたかは知る由もないが、
乳房の感触で分かる…愛娘の美耶がお腹を空かせているという事が!
「アイツを…あの怪物を倒すにはどうすればいいの!」
 このまま守りに徹していてもラチは開かない、母として我が子に乳房をふくませるためにも遥は初めて攻撃の意志を見せるのであった。
219エンジェミル作者:04/08/24 01:35 ID:Ol7wsZYw
第一話(22)
「提示・胸部装甲版内部に収納されている対生物破壊兵器、ガイアエネルギー光粒子変換拡散放出ユニットが使用可能になりました、このシステムの…」
「説明はまた今度!倒せるのね?倒せるなら、なんでもいいからソレを使って!!」
「了解・これよりエネルギー調整を行ないます」
 エンジェミルの左右の胸部装甲版が開き、中から薄桃色の、薄い金属片が幾重にも折り重なった形状の発射装置が露出される。
 この2つの器官が徐々に広がる様は、蕾が開花するかのようであった。完全に開ききった2つの『花』が白く輝き始めた。

「え?なに?苦しい…む、胸が…苦しい!」
 遥は苦悶の表情を浮かべる。またもフィードバック機構が作動したのだ。エネルギーの流れが胸部に集中しているがために
遥の胸部は強烈に締め上げられ、粒子スーツもその圧力に耐え切れずプルプルと振動する。
 学生時代には周囲の注目を集め、母となってからは美耶の一番心休まるオアシスとなっていたEカップの柔らかな乳房も一緒に細かく揺れはじめた。
貯まっていた母乳はにじみだし、白い粒子スーツにはうっすらとした乳房の肌色と、鮮やかに色づいた乳首が浮かび上がってきた。
「あっ!痛いぃ…ミルク…ミル…クがぁっ!…」
「回答・質問不明瞭・『ミルク』の意味がわかりません」
 そう、未だエンジェミルのコンピュータは地球の言語解析が終わっていないために
登録されていない単語は受け付けないようになっているのだ。
220エンジェミル作者:04/08/24 01:41 ID:Ol7wsZYw
第一話(23)
「え!?え…お、おっ…ぱい…おっぱい!オッパイですぅ!」
 同じ母親仲間との会話ではためらいもなく出る『オッパイ』という単語だが
ワケの分からぬコンピュータ相手に大声で叫ぶのはハッキリいって
とてつもなく恥ずかしい。しかし今は体裁を気にしている場合ではないのだ。
「ミルク…!おっぱい!…母乳!ぼにゅう…いやああっ!!」
 類似したキーワードをうわ言のように繰り返す遥は自分の胸の異変に驚き、
悲鳴をあげる。乳首は今まで見たことのないほど尖りきり、母乳が遂にはポタポタとこぼれ落ちてまでいるのだ。
「お願い止めて!止めて、止めてえっ!!」
「了解・敵樹の活動を完全に止めるためにこれより出力を最大にします」
「待って!…違う…だめっ!ちがう…ちが…ちちが…おちちっ!お乳がああぁっ!!」

 ビュッ!ビュビュ〜〜ッ!!
 ついに粒子スーツの胸の部分は圧力に耐え切れずに引き裂かれてしまった。
それと同時に母乳が噴出する…その姿は、まるでミルクの勢いで粒子スーツが弾けとぶかのようであった。
 エンジェミル胸部の『花』からも白い光のシャワーが放たれた。周囲の建造物には何の被害も及ぼさず、
植物怪獣の肉体だけが四散していく…あまりにも呆気ないほどの最期である。
221エンジェミル作者:04/08/24 02:00 ID:Ol7wsZYw
第一話(24)
「報告・敵樹をかnぜnに消滅sせま…sた…言語解析…終了。
繰り返し報告します・敵樹は当樹の『ミルキーウェイ・ビーム』により消滅」
 ミルキーウェイ…まさに天の川のごとき光の洪水で当面の危機は回避された。だが遥の耳には届いていなかった。
エンジェミルは再びエネルギーを失い、背中からバッタリと倒れこむ。瞳からは光が消え、
時折、手足がビクンビクンとケイレンを起こしている。システムの異常ではない。再びパイロット・遥が失神してしまったのだ。

 最初の失神…くすぐり責めは、あくまで肉体の限界を超えたためにヒューズが飛んだような状況であった。しかし今度の失神はワケが違う。
通常では考えられないほどの量の母乳を絞られた若母の肉体は、その異常な状況に耐えられる術もなく、性的な絶頂に上り詰めてしまったのだ。
 遥も必死に耐えようとはした、母性の象徴である乳房…愛の結晶を育むべく涌き出る母乳によって性的な興奮を得るなど許されるものではない。
 だが粒子スーツを形成する粉末を大量に吸いこみ過ぎたため、フィードバック機構の感度が大幅に基準値を上回っているのだ。
その快感は夫との営みの比ではなかった…

「お乳が…止まらないのぉ…お乳…止めてへえ……美耶…お乳は…待っててね…いまママが…飲ませ…ああっ!また…出ちゃうのぉぉ!!」
 あお向けになってもハリを失わない乳房からは、またも母乳がピュッ、ピュッと飛び出し、放心状態の遥の肉体に降り注いでいった。
 虚ろな眼をした遥は母としての最後の本能で中空に手を伸ばし、幻の愛娘を抱きしめんとしていた。エンジェミルも同じようにノロノロと、
意味もなくその掌を伸ばしはじめたが空しく宙を掴むだけであった…   (第一話・完)
222エンジェミル作者:04/08/24 02:16 ID:Ol7wsZYw
ひとまず第一話完です。お付き合いいただき本当にありがとうございました。
続きを書く前に、駄文を頭から読みなおしてみたら
「エンジェミルが地球の言語を解析していない」とかいう設定を久々に思い出しました。

しばらく考えタイムに突入します、他のママさんロボの健闘を祈ります。頑張ってください。
223名無しさん@ピンキー:04/08/24 12:11 ID:TOz+Jj1l
乙です。
エンジュミルの場合、感度の良すぎるフィードバックが持ち味であり
ママさんにはこれからもコクピットの中で苦労してもらいたい。(w
続き楽しみにしてまーす。
224名無しさん@ピンキー:04/08/27 00:49 ID:rvC1Pl0D
保守
225極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/27 01:15 ID:d5x803Bm
夢を見ていた。

カフカの小説のように、自分が蜘蛛に変じている夢だった。
己の巣の中心には蝶の蛹があり、自分はそれを捕食しようとしているらしかった。
それを食べるのには幾許かの抵抗があったが、それに勝る衝動が自分を行動に駆り立てていた。
冷え冷えとした荒野には、虹が掛かっていた。

「・・・きろ。起きろ!」
真央の浅い眠りを破ったのは、フェイの怒鳴り声だった。
「・・・んぅ? フェイ?」
「しっかりしてくれないか、第三の星霜が迫ってきている!」
「分かったわよ。それより、私、あなたに言いたいことが・・・」
「分かっていない! もうすぐそこに来ているんだ!」
「・・・どこ?」
「後ろだよ!」
オーティシアの背後に伸びる影から、そいつは沸いて現れた。真央は反射的にオーティシアを操作し、その場から離れる。
赤銅色のそいつは、前の二体とは印象を明らかに異としていた。細く、洗練された人型の星霜。
「チッ、タッチの差か」
女性の声だった。そいつはいきなり両腕を地面に叩きつける。ごうっ、と地鳴りが起き、波紋が地表に円環を刻む。
「やはり、いないか。逃げ足の速い。・・・オーティシアの操縦者、聞こえるか?
 星野 真央だな? 人類の救世主たる【ガット】。貴女がそうなのだろう? 貴女に話がある」
攻撃を仕掛けてくる気配はない。今は、まだ。
226極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/27 06:07 ID:d5x803Bm
「私はアンジェラ。Aカテゴリ星霜【ハルモニア】の操縦者だ。私は、貴女に協力を要請する」
「協力?」
「そうだ。私の狙いはフェイと、彼の操る星霜【アトラス】。それだけだ」
「嘘よ、ポルコとルマーカはオーティシアを倒しに来たわ」
「・・・我々、【スターチェンバー】も一枚岩ではない。むしろ、それぞれが好き勝手に動いている。
 私はその中でも特に異端でね、貴女と対立する必要を感じないのだ。
 詰まるところ、我々の行動を具体的に阻害するのはフェイ唯一人だ。彼を排除すれば丸く収まる」
予想しなかった話の展開に、真央は混乱する。フェイも星霜を操る? 【スターチェンバー】?
アンジェラは続ける。
「彼の星霜は氷を操る。そうやって、この南極大陸の表層を、支部ごと逃げ回っているんだ。鼠のように。
 だが、貴女がオーティシアを使ってアトラスごとフェイを引きずり出せば、もぐら叩きは終わる。
 彼を殺し、ナイン南極支部は壊滅、そして世界は終わる」
「終わるって・・・」
「貴女も星霜を操るのなら分かるだろう。我々は、この世界を痛みのない新世界へと再構築する使命がある。
 それには、死せるフェイと、そして、生ける貴女が必要なのだ。私はそう信じている。
 ポルコとルマーカの操縦者、あれらは馬鹿だ。アヒルが鴨の肉を食めば合鴨になると半ば本気で信じている」
その比喩の示すところはよく分からない。・・・が、
「私なの? あなたたちの言う新世界ってものに、私が関係あるの?」
「言っただろう。貴女は【ガット】だと。自覚がないのか? いや、それはどうでもいい。
 重要なのは、貴女の意思だ。私に協力してくれ。この腐った世界を一から紡ぎ直そう」
227極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/27 06:08 ID:d5x803Bm
「フェイを、裏切れ?」
「裏切るも何も、彼は貴女を囮に利用して自分だけ逃げている。貴女は不毛な戦いを強いられている。
 今一度、私に協力してフェイと戦ってくれるなら、貴女はもう二度と戦わずに済む。
 貴女は我々の王にも成り得る存在だ。我々の庇護の下に入れば、貴女の望む世界が待ち受けているだろう」
分からなかった。
自分が何者なのか。フェイは何者なのか。なぜ世界は危機に瀕しているのか。星霜とは、【ガット】とは何なのか。
「分からないわ」
真央はそう答えた。
「分からない。あなたたちのやろうとしていることが、分からない。私は、世界を終わらしたくなんてない。
 そんなこと、望んでいない。私には子供がいるわ。その子の為に、この世界、残しておきたいって、今思うもの」
唐突に、アンジェラの怒号が響き渡る。
「ふざけるな!」
その激しい怒りを含んだ剣幕に飲まれ、思わず押し黙る。
「私の前で、そんな事を言うんじゃない、この世界が、この世界が・・・うぁぁぁっっ!」
アンジェラの星霜、ハルモニアが大きく身震いした。その震えはオーティシアを揺さぶり、真央はその巨大な振動に戦慄する。
「子供の為に、って思うのがそんなにおかしい?」
「黙れ! いいだろう。要するに、貴女は私の敵なのだな。お互いに譲歩のない、妥協点のない、敵なのだな。このふざけた世界を残しておきたいか、
 そうか、なら私を殺してからにしてもらおう! 私も、貴女を殺し、それからフェイを殺す! 新世界など二の次だ、この世界の終焉が望みだ!
 私を、ハルモニアを、ポルコやルマーカの様な、ぐるぐる回るしか能のない下種のBカテゴリと同じだと思うなよ!」
赤銅のハルモニアが熱を放射し赤熱化する。
それに呼応するかのように、オーティシアのエネルギーが高まる。E-RATIO、STANDING BY、PP界、レッド。
228名無しさん@ピンキー:04/08/27 19:01 ID:RfUlxH5S
なんか急に書き込みが増えたと思ったら…新たなロボが発進していたのですね。

>>エンジェミル作者様
これからも母乳を絞られながら悶える遥ママを描いてください。

>>オーティシア作者様
強敵にどう立ち向かう?真央ママ!燃える展開を期待!!
229名無しさん@ピンキー:04/08/29 17:32 ID:ZHA9coFM
イフリーテス作者様…続きを期待しております
230名無しさん@ピンキー:04/08/31 04:27 ID:YgS0OJ7g
hosyu
231極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/31 19:49 ID:ya/94u6K
真央が「保護」されてから五年が過ぎようとしていた。
それはつまり、彼女が枕を涙で濡らす日々が五年を過ぎようとしていたことをも意味している。
あの日以来、真央はここから一歩も外に出ていない。もちろん、真央自身の意思に反して、である。

真央が連れてこられたのは、病院だか研究所だか判別しがたい詳細不明の施設だった。
施設の外に出ることは許されなかったが、それ以外は特に監視なども無く比較的自由に過ごせていた。
だが、施設側が彼女に要求したことが三つあった。
一つは外出禁止に代表される外部との断絶であり、一つは検査漬けの毎日を送ることであり、
もう一つは、同時に保護された、彼女の子供と接触を断つこと、であった。
真央はそれらの要求に(特に三つ目のものに)強く反発した。
母親にとって、子の成長を見守れないことほど残酷な仕打ちは無い。
施設からの脱走を試みたり、ハンストを繰り返したり、思いつく限りを試したが望んだ結果は得られず、
根気も果てた今では、昼は雑多な検査を繰り返し、夜は寝入るまで泣き続ける、という奇妙な日課だけが残った。

「優・・・」
その日も、与えられた自室のベッドの上、頭から毛布にくるまって真央は子供を案じて涙に暮れていた。
今はどこに居るのだろうか。元気に育っているのか。酷い目に遭わされていないか。
そんなことを考えるたびに、痛みが彼女の胸を締め付ける。
それでもやがて泣き疲れ、眠りの海に浸ろうとしたとき、空気が動く気配を感じた。誰かが、音を殺して部屋に忍び込もうとしていた。
少しだけ毛布を持ち上げて外を覗くと、人影が暗闇を縫ってベッドへと歩いてくる。毛布の下で、全身の筋肉が緊張する。
人影は無言でベッドの傍らに立ち、ややあってベッドの中、真央の腕の中にまで滑り込んできた。
腕に掛かる負担は軽い。思った以上にそいつは小柄なようだ。洗髪したての湿った香りと、甘い体臭が真央の鼻腔に届く。
「誰?」危害を加える気配が無いので、思い切って誰何してみる。
記憶にない声がそれに答える。「あ・・・ご、ごめんなさい」
驚いたことに、侵入者は女性、しかも少女だった。
232極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/31 21:27 ID:ya/94u6K
「・・・もう、寝ていると思って。ごめんなさい」
「それはいいけど、貴女は誰なの?」
無言。・・・真央は枕元の電灯へと手を伸ばした。だが、小さな手がそれを遮る。その手は微かに震えていた。
「・・・分かったわ。貴女は『誰でもない』、それでいいのね?」
ほっとしたような気配が少女を包む。名乗る代わりに、少女はぼそぼそと自分について語った。
「私、最近、一人で寝るのが怖いんです。・・・ここに来て半年くらいでまだ慣れていないし、家のお母さんとか思い出して。
 それに、・・・ここのところ辛いこともあって。それで、たまに見かける貴女が、お母さんみたいだったから」
少女はそこまで言って、口を閉じる。
どんな「辛いこと」なのか分からなかったが、この施設で起こることだ、どうせろくでもないことだろう、と真央は思った。
黙って、少女を抱きしめてやる。少女はこちらの反応を窺いながらも、細い腕でそっと真央にしがみついてきた。
「いつもここに来ているの? 私が寝ているときに?」
少女は無言で頷いた。
何を恐れているのか、また震え始める。涙声で、つっかえながら、少女は喋った。
「ここまで来たのは初めてです。・・・へ、部屋の前まで、とかは、やりましたけど・・・本当に、こ、れが、初めてです」
真央は少女の頭を優しく撫で、落ち着かせてやる。
「別に、怒ってなんかいないわ。本当よ。・・・今度からは私が眠る前にいらっしゃい。一緒に寝ましょう?」
「いいんですか」
「勿論」
少女は真央の胸に顔を埋める。やがて嗚咽が漏れ出した。
少女のくぐくもった声や小刻みな頭の動きが真央の乳房を震わせ、それが妙にこそばゆく感じるのだが、
真央はそれを堪えて少女の首筋の辺りをさすり続けていた。
233極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/31 21:28 ID:ya/94u6K
泣き止んだ少女の息がいつの間にか荒くなっていることに、真央は気づいた。
「どうしたの?」
少女は答えなかった。だが、少女の肩に手をやると、その腕が僅かに運動していることが分かる。
「・・・?」
肩から肘へ、そして手首へと、真央は手を這わせる。少女の手は自らの股間にあてがわれており、指先は忙しく律動していた。
真央の指が少女の指と絡み、一瞬その動きが止まるが、すぐにまた少女の行為が再開される。
「どう・・・したの?」
「・・・ひっ、ごめんなさい、でも、熱いんです、ここが・・・どうしても、触っちゃうの、止まらないんです。
 ここのお医者さんは・・・ひぅ・・・ホルモン・・・?の、バランスが悪い、って・・・」
胸が熱くなる思いがした。
何か、得たいの知れない衝動が込みあがってくる。自分の処女を奪った主治医や、強姦した男の顔が、浮かんでは消えた。

真央は乱暴に少女の腕を取る。少女はびくっと跳ね起き、ベッドから降りようとするが、手首をしっかり掴んで逃がさない。
その指先は少女の愛液で濡れていた。暗闇の中、微かな光で粘液が糸を引いてるのが見える。
「いけない子ね。一人でこんなことするなんて」
「ご、めんなさい・・・」
真央は少女の指を口に含む。
「ふぇ・・・?」
少女の声に構わず、真央はゆっくりと少女の指を舐め回す。丁寧に、いやらしく。
「ぅぁ・・・くすぐっ・・・たい、ですぅ」
少女の指が次第に熱を帯びる。もじもじと揺れる少女の腰を抱き寄せ、真央は少女の秘部に手を伸ばした。
「嫌だったら、嫌って言って?」
無言。
「本当に、いけない子ね」
234極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/31 23:36 ID:ya/94u6K
確かに、ハルモニアはこれまでの星霜とは一味も二味も違っていた。

「そこを、動くなよ!」
ハルモニアの起こす振動は大地を揺るがし、オーティシアの足場を奪う。姿勢を保持するのに精一杯のこちらへ、容赦なく攻撃を浴びせてくる。
ハルモニアの脚部から、三つの光弾が発射された。それらは着弾すると衝撃波を発し、相互干渉によってとてつもない破壊を生みだす。
氷は粉雪のように舞い散り、オーティシアの装甲にも亀裂が走る。装甲が癒着して亀裂を消してゆくが、それを上回る速度で破壊が進む。
数秒後、衝撃波が収まり、オーティシアの修復機能が性能を発揮し始めるが、ハルモニアはそれが終わるのを待たない。
右腕から長い爪を伸ばし、オーティシアに飛び掛る。オーティシアは真紅の刃でそれに対抗する。
両者の武器が触れ合った瞬間、オーティシアの右腕が砕けて消えた。
干渉波で脆くなっていたオーティシアは、爪を通じて直接叩き込まれた超振動に耐えられなかったのだ。
再度振り上げられるハルモニアの右腕を、今度は左のワイヤーで絡めとる。
ワイヤーから発せられる振動が、ハルモニアの振動攻撃を緩和していた。
ハルモニアはワイヤーを己の腕に巻きつけてオーティシアを引き寄せる。
振動は脚部からも放たれており、ワイヤーの振動は容易に打ち消されてしまった。
オーティシアの白い輝きが高まる。崩れそうになりながらも掲げられた左腕に、オーロラが舞い降りる。
「なにをしている!?」
ハルモニアの左腕、その鋭利な手刀がオーティシアの左腕を切り捨てた。オーロラは降りない。
「痛みは無い・・・消え失せろ」
震える両腕を掲げ、ハルモニアはオーティシアに触れようとする。
最後の抵抗なのか、オーティシアの発する不可視の力場がハルモニアを阻む。だが、完全な停止には至らない。
徐々に、彼我の距離が縮む。アンジェラは呟いた。「おやすみだよ」
「一緒に寝ましょう?」
ハルモニアが、止まった。
235極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/08/31 23:36 ID:ya/94u6K
大気が歪み、輝く粒子をばら撒く。世界を切り裂くように、光る帯が何も無い空間から現れた。
その奇妙な空間はオーティシアの肩口へと集まり、失われたはずの両腕へと形を変えた。
再生された腕は、ハルモニアの両腕をしっかりと掴んでいる。「いけない子ね」
ハルモニアを地面に引きずり倒す。超振動を作用させ、転倒のダメージは最小限に抑えられた。
「はぁっ!」
オーティシアを蹴り飛ばし、その反動でハルモニアは起き上がる。間髪いれずに脚部から光弾を地面に発射する。
どん、いう響きと共に、ハルモニアは中空に飛び上がっていた。牽制としてさらに光弾を発射する。
だが、それらは地面に到達する前に爆散した。アンジェラは地上を注視する。
地表には、謎の紋様がオーティシアを中心に描かれていた。ミステリーサークル、さもなくばナスカの地上絵に似ていた。
その紋様の端々が帯となり、ハルモニアの光弾を穿ったのだった。
七色の帯が、宙のハルモニアを襲う。「嫌だったら、嫌って言って?」
ハルモニアは振動能力を両腕に集中させ、その力で七色の帯を弾き飛ばしながら降下する。
ハルモニアが着地するのを待ち構えていたオーティシアは、ノータイムでハルモニアの頭上にオーロラを降ろした。
体表面がスパークし、強烈なイオン臭が周囲に漂う。だが、ハルモニアは臆することなく、そのエネルギーに身を任せた。
「こんなもので私を焼こうと言うのか、私がかつて味わった業火に比べれば・・・余りにも温過ぎる!」
アンジェラの叫びに応え、ハルモニアは自ら発熱する。
オーロラを吸収し、さらに熱を帯びるハルモニア。これこそが、振動をあやつる星霜の真骨頂であった。
「ハルモニアの振動は分子の結合を緩める、熱エネルギーが加われば、それは止まるところを知らない。
 それの究極を、瓦解する律動を食らっても、なお立っていられるか、オーティシア!」
灼熱の弾丸となって、オーロラの幕の下を掻い潜り、ハルモニアはオーティシアへ肉薄する。「本当に、いけない子ね」
七色の帯がオーティシアの両腕に巻きついた。
236極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/09/01 00:27 ID:tvbbOteb
真央にとって、それは未知の悦びだった。
涙声で呻きながら、少女が自分の首にしがみ付いている。真央の指の動きに合わせて官能的な声で啼く、精密な楽器のようだった。
「ここ、気持ちいい?」
真央の問いかけに、少女は素直に答える。
「は、い・・・。ふにゃぁ・・・ん」
愛芽を噛めば背筋を反らせる、乳房を擦ってやれば深い息をつく、外陰唇を舌でなぞると腰を浮かせて内部へと舌を誘おうとする。
少女の挙動全てが、真央を興奮させた。少女を責めるだけで、真央の陰水は溢れて止まらなくなっている。
「ふぇ、ふふぁ・・・ぁ、ぁ、ぁ、うぅ」
「ね、これは?」
真央は少女の膣へ中指を差し込んだ。温かく弾力のある膣壁の締め付けを感じ、思わず身震いした。
「素敵、すごいわ・・・」
親指でクリトリスの上部、男性器で言うなら陰茎にあたる部分を愛撫する。
「さ、ここを触って。自分でやるのよ?」
少女の右手を取り、彼女自身に陰核を触らせる。少女は涙をポロポロ零しながら、包皮越しにそこを弄くった。
少女の善がり啼きを漏らす間隔が狭まり、陰部は充血して腫れぼったくなってくる。
「ん、んにぃ、ぃぅっ、ぅぇ」
闇の中で、少女と真央の視線が交錯する。少女の瞳はわずかに両方の色が違っていた。
「ぁ、ふにゃぁぁっ」
か細い声で絶頂の声を上げ、少女は後ろへ仰け反った。力尽きたのか、そのままベッドへ倒れこむ。
237極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/09/01 01:21 ID:tvbbOteb
ぐったりとした少女の乱れた着衣を直している間、、真央は激しい罪悪感に苛まされていた。
少女の不安と体調の変化に付け込んで、自分は少女をいいように扱ってしまった。
少女は本当にこんなことを望んでいたのではなく、本当に、添い寝してくれる相手が欲しかったのだろう。
それを分かっていながら、自分の歪んだ欲望を、歪んだ復讐心を生のまま少女にぶつけてしまったのだ。
気がつくと、少女は目を細めてこちらを見ている。
「あ・・・」
謝罪の言葉が喉まで出掛かる。だが。
部屋の照明が点いた。
ドアの側のスイッチに手を掛けていたのは、顔にあどけなさの残る少年だった。

「我等がグレートマザーに夜這いを仕掛けるとは・・・出来損ないの癖にいい度胸だね?」
明かりに照らされ、耳まで真っ赤にして少女は俯いた。改めてみれば年の頃は14、5歳。目の前の少年も同じような感じだった。
「オーケイ、この件は不問にしておこう。自分の部屋へ帰るんだ」
少女はのろのろと立ち上がり、少年の側へ立つ。潤んだオッドアイがこちらを見ていた。
「星野 真央さん。いいことを教えてあげよう。ただ今この研究所内はディアドゴイの真っ最中でね。
 保守派の現所長が謀殺されたものだから、施設と研究データ、各種素材を巡って泥沼の闘争が繰り広げられている。
 だが、それを制するのは僕だ。つまり、僕がここの新所長になる。必要なカードは揃えた、もう時間の問題だ。
 僕は実践主義者でね。無意味なデータ取りや素材の凍結処分などの全てを廃止する。君もこれからはもっと忙しくなるよ」
少年はそういって笑った。チェシャ猫のような、人を馬鹿にした笑い方だった。
「・・・ここは、なんの研究をしているの?」
「はは、あの狸はそれすらも黙っていたのかい。ここは、さ、【アダム・カドモン研究会】。新人類を人造的に生み出す研究所だよ。
 ちなみに、君のこれまでの人生、ほぼ例外なくこの研究会の監視下にあったんだけど、自覚はあったかな?」
「じゃあ」と手を振り、少年は少女を伴って部屋から出て行った。
真央は思い出したように、ドアに向かって呟く。「ごめんなさい・・・ごめんなさい」

少女が真央の部屋を訪れることは、二度と無かった。覚えている限りでは。
238極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/09/01 02:41 ID:tvbbOteb
オーティシアの両腕から、加速された何かが射出される。「ね、これは?」
ハルモニアは避けない。何が来ても跳ね飛ばす自信があったからだ。
しかし、それを食らったハルモニアの装甲があっけなく削り取られる。脚部に一つ、胸部に二つの風穴が開く。
「まさか、空間それ自体を加速して撃ち出しているのか!?」
アンジェラは呻くが、後退はしない。
「全部を持っていかれる前に、オーティシアに辿り着く、そうすれば私の勝利だ!」「素敵、すごいわ・・・」
次の空間弾がハルモニアに飛来する。しかし、先ほどの威力は無かった。
十分に収束されておらず、ハルモニアの装甲表面に、無数の細かな穴を開けただけであった。
E-RATIO、NO STANDING。PP界、シアン。オーティシアの動きが急速に鈍くなる。
「いける、貴女の負けだ!」
アンジェラは叫ぶ。ハルモニアの先端がオーティシアに接触しようとしたその刹那、
南極の大地が盛り上がった。避ける間もあらばこそ、ハルモニアは瞬時に氷山の中に閉じ込められる。
その地面の下、氷に閉ざされた地下から大きな影が浮かぶ。
「フェイか!?」
「そういうことだね。アトラスを使わせてもらった。
 今、南極に接近する星霜はいない。すぐにここから立ち去れば、僕の隠密性は維持されるって寸法さ。
 氷でコーティングしただけだが・・・灼熱となった君には、この温度差は耐えられまい?」
それだけ言うと、その影は吸い込まれるように消えていった。
オーティシアの最後の空間弾が、ハルモニアを内蔵する氷山の表面を撫ぜる。・・・それで十分だった。
「ごめんなさい・・・ごめんなさい」
239極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/09/01 02:41 ID:tvbbOteb
「・・・私にも、子供がいたんだ。殺されたよ。私の故郷の連中に。
 何が悪かったのか、誰が悪かったのか、今でもよく分からない。しょうがないから、まるごと壊してやろうと思った。
 でも、私は負けた。・・・もうなにも壊せない。さよならだ、星野 真央。・・・貴女の勝利が続くことを、祈ってるよ」
その言葉を残し、ハルモニアは瓦解した。

「フェイ。私を助けてくれたの?」
「まあ、君に今死なれても困るしね」
「一つ思い出したわ。私、生まれつきで心臓に難しい病気を持っていた。国の保護を受けていたはず。主治医だっていたわ。
 でも、あなたはそれとまったく違うことを私に言った。覚えている?」
「その主治医だがね・・・僕の父親だ。おっと、勘違いしないでくれよ。僕は君の息子じゃない。計算が合わないだろう?」
フェイの憎らしい笑み、チェシャ猫の笑みがディスプレイに拡がる。
「まあつまり、病気云々の設定は嘘っぱちだ。物事の分別がつくまでは、君を管理しつつも健全な環境に置いておきたかったらしいよ。
 ・・・自分でその対象を強姦した挙句に孕ませて、ブチ壊しにしてりゃあ世話無いけど」
「・・・・・・」
「それで、戦闘前に言いかけたことはなに?」
「もう少しだけ、あなたを信じてみようと思った、それだけよ。どんな形であれ、あなたは私に戦う力をくれた。
 あなたは私を利用しつくすつもりなのでしょうけど、私が、あなたを利用することだってできる」
「オーケイ、その意気だよ。じゃあ。僕はこれで。後はシェリィに」
フェイが画面上から消え、代わりにシェリィが現れる。
「・・・おめでとうございます・・・」
「泣いているの?」
「・・・オーティシアのPP界が消えかけたとき、貴女が死んでしまうんじゃないかと・・・思って」
「ごめんなさいね・・・本当にごめんなさい」
真央の頬を涙が伝う。
シェリィも目に涙を浮かべていた。「いいんです」濡れた瞳の奥、左右で色の違う彼女の虹彩が暖かい光を湛えていた。
240極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/09/01 02:53 ID:tvbbOteb
極下のオーティシア、第三話の終了です。読んでくださった皆様に感謝します。
もうちっとメリハリある文章が書けたらなあ、というのが今回の反省です。

エンジェミル作者さん、遅ればせながら乙です。続きを激しく楽しみにしています。
>>217さん、御助言ありがとうございます。もうちょっと自分を信じてハッスルします。
(脳内会議の発表は自粛します)
>>228さん、僕としても燃える展開を、欲を言えば萌える展開をも望んでいます。頑張ります。

不定期な投下で済みませんが、もうしばらく続けてみたいです。
241名無しさん@ピンキー:04/09/01 23:52 ID:qQok2/bo
オーティシア作者様乙

敵ロボが(・∀・)イイ!
242名無しさん@ピンキー:04/09/03 20:13 ID:OEA5qI9Y
乙!イフリーテス、エンジェミル、オーティシア3大ロボの活躍&ピンチに期待!!
243エンジェミル作者:04/09/05 01:11 ID:XAMhVQUs
☆オーティシア作者様、ハイペースでの投下、本当に頭が下がります。
 俺にはこんな芸当到底無理ですw 「燃えて萌える」展開に期待していますよ!

☆イフリーテス作者様!再光臨を期待しています。ぜひ続きを!
244名無しさん@ピンキー:04/09/08 01:13 ID:6A+07rth
エンジュミルもさらにハードな展開を期待。
245名無しさん@ピンキー:04/09/10 08:08 ID:NxctZOcg
保守
246名無しさん@ピンキー:04/09/14 12:05:06 ID:zLDACBiz
元祖ママロボのカシオペアも帰ってきてくれたら良いんだけど。
247名無しさん@ピンキー:04/09/18 08:03:19 ID:B8KqvTCr
保守
248名無しさん@ピンキー:04/09/18 16:23:46 ID:PGnXV/op
過去スレ読んで楽しむとしますか…

とりあえずキャストを脳内変換して、と…

冴子ママは杉本彩か?
249極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/09/20 16:00:05 ID:qcK9XX4H
「取り戻そう」
真央は、そう独りごちた。
子供を──優を、そして、この世界を。

取り戻した記憶を頼りに考えると、優はナイン機関の……フェイの保護下にあるはずだ。
今の真央にとって、そこから優を取り戻すのは容易いことに思われる。
オーティシアを楯にしてフェイと交渉する、或いは力ずくで奪い返す──。
だが、それには絶対的ともいえる前提条件があった。

この世界を守り、そして、オーティシアに仇なす星霜をすべて破壊することだ。
三度の戦闘を通じて学んだことがあった。星霜は、強い力を持っている。世界を変える力を。
優と共に暮らす世界を保ち、また、星霜を操るフェイに対して少しでもアドバンテージを得るため、
この過酷な戦いを乗り切らなくてはならない。
自分の力で、失われた世界を再構築するのだ。

記憶を取り戻し、事実関係を把握する。フェイの真意は未だ不明だけれど、それだってきっと思い出して見せる。
思っていたよりもずっと、自分はこの事件の中心に近いところにいる。
【ガット】【アダム・カドモン】。それらの示す意味を知れば、フェイと対等に渡り合うこともできるだろう。
決してフェイを信じていない訳ではないが、彼は公然と自分を利用している。それへの対抗は必要だ。

「取り戻して見せるわ、優……待ってて」
250極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/09/20 16:00:37 ID:qcK9XX4H
南極にて目覚めてから、真央は初めて希望を感じた。
現状に流され、過去に苛まされてばかりで、「これからの自分」に思いを馳せることができなかった。
まるで少女のように、真央は不確かな、それでいて彩りに満ちた空想に耽る。

「そうよ、全部が片付いたら優にご飯を作ってあげよう。日本に帰って、どこか海の見える町に引っ越して、
 しばらくは優とのんびり暮らそう。あの頃の暮らしを……暮らしを」
キクン、と胸が疼いた。脳裏におぼろげな影が浮かび上がるが、確かめる前にそれはあえなく霧散する。

シェリィからの通信が入る。
「真央さん、新手の星霜が近づいています」
「ええ、わかったわ。ねえシェリィ、貴女、海は好き?」
「は」
呆気にとられたのか、ぽかんと口を開けるシェリィ。
「ああ、いえ、なんでもないわ。変なこと言ってごめんなさい」
「お気をつけて……」

南極の空にはオーロラ。その向こうから、「何か」が近づいてくるのを真央は感じた。
真央は深く息をつく、頭の芯が痺れる、胸が痛む。
E-RATIO、STANDING BY、PP界、レッド。
251極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/09/20 16:01:25 ID:qcK9XX4H
「……どういうこと?」
アダム・カドモン研究会の最高責任者に就任したフェイ・テスラに向かって、真央は厳しい眼差しを向けた。
真央の手には一枚の写真が握られている。そこには、ニヤニヤ笑うフェイとカメラから視線をはずしているシェリィ・テスラ、
そして二人の間には、4、5歳くらいの幼児があどけない笑みを浮かべて写っていた。
「だからさ、その写真はつい昨日撮影したばかりのもので、それが君の愛しい優君、だと」

「それは見ればわかるわ! ねえ、なんで優はあの時のままなの? なんで歳を取っていないの!?」

「そう、本当なら星野 優は9歳であるべきだが……彼はこの五年間、凍結処分を受けていた。
 前任の所長の命令によってね。故に、彼の肉体年齢は4歳のままであるという訳」
パンッ、と乾いた音が響く。真央の掌がフェイの頬を叩いた音だった。
「あ……」険しい目で彼を睨んでいた真央の瞳が、ふと緩む。
「……ごめんなさい、貴方に責任があるわけじゃないのに。でも」
「いいさ、このビンタは僕の就任祝いとして受け取っておこう。
 さて、今後の君たち親子の処遇だが……共同生活を送ることは認められない。これは機密性保持のための処置だ。
 週に二度のメール連絡だけでまかなってもらう。しかし、三ヶ月に一度、クリスマスに一度、年五日の面会は約束しよう」
「その生活、いつまで続ければいいの?」
「僕等が望むだけの研究結果が得られるまでさ」
「それが終われば、開放してくれるのかしら?」
「それは君のがんばり次第だよ。さて、時間だ」

真央はフェイに伴われて「実験」へと赴く。
優が冷凍睡眠処置を受けていたことは大きなショックだったが、その一方で「釣り合いが取れた」とほっとしている部分もあった。
なぜなら、優のいないこの五年間、彼女の心は真に凍っていたのだから。
252極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/09/20 16:02:19 ID:qcK9XX4H
オーティシアの周囲に、霧が立ち篭もる。その霧は黒い。
視界を霧に奪われたオーティシアの背後から、巨大な腕が伸びる。
素早くそれを察知するオーティシア。振り向きざま、真紅の刃でその星霜の両腕を打ち払った。
その刹那、オーティシアの胴体が背後から掴まれる。万力の如き締め付けに、腰部の装甲が悲鳴を上げた。
オーティシアの足下から七色の帯が展開される。それらは地面に紋様を描き、空間を振るわせる。
締め付ける力が減じた。オーティシアはその腕を振り払い、背後の敵を切り、半回転してさらに敵を切った。
霧が晴れる。「……どういうこと?」

星霜は二体いた。
カラーリングこそ微妙に違うが、細部まで全く同一の、双子のような星霜だった。
「霧を消されたぞ」「どうやらそのようね。闇討ちは失敗、か。いいわ、正々堂々と挑みましょう」
「こいつは【ビア】」とカナリアイエローの星霜が名乗る。
「この子は【クラトス】。二体ともAカテゴリなのよ」と、これはレモンイエローの星霜から。
クラトスの装甲表面から、先ほどの黒霧が滲み出る。「二対一だけど、悪く思わないでね」
その前面にビアが進み出た。「痛い目を見たくなければ……自害しろ」
クラトスの発する黒霧が一所に集まり雲となる。ビアの四肢が輝き始めた。
「いくよ!」「おう!」
ビアの煌きは力場を成し、推進力となってビアを推し進める。地面から僅かに浮かび、滑るように突き進む。
クラトスの黒雲はさらに速く駆け、オーティシアへと殺到する。
253名無しさん@ピンキー:04/09/21 07:40:36 ID:13CBPGT6
続きキター
254極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/09/22 05:45:43 ID:vnrmhcWf
「どうだい、気分は?」
ベッドに腰掛け、注射の痕を擦りながら真央は答える。ベッドの横にはフェイの他に、真央の知らない男が二人立っている。
「別に……まだ、なんともないわ。本当に、こんなことまでする必要があるの?」
「大有りさ。僕の父親……つまり先々代の所長の遺した文献と、先代の膨大なデータ、そして僕の理論を突き合わせて考えるに、
 君がガットとしての能力を発揮するにはある種の脳内物質の分泌が必要だと推測される。
 で、その因子を絞り込むのが今回の実験の目的なのさ。オーケイ?」
「ガット……って、なに?」
「君のことさ」
その人を馬鹿にした答えに、枕でも投げつけてやろうかと思うが、すぐいそれどころではなくなる。
「薬が効いてきたみたい……向こうへ行って」
「オーケイ」
連れの二人を残して、フェイは一人で出口へと歩く。
「ここは人類進化研究所だ」
ドアのふちに手を掛け、フェイは言った。
「アダム・カドモンとは神の分身、ヒトの雛形。ガットとは、それを見つめるもの、見つめる資格のある者のことだよ」
「よく、分からないわ」
「だろうね。ま、僕は退散するよ。いくら薬が効いているとはいえ、僕にまで欲情されたのじゃ堪らないからね」

狭い部屋には、真央と、見知らぬ男が二人。
255極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/09/22 05:46:15 ID:vnrmhcWf
くちゅくちゅと、湿った音が満ちている。
仁王立ちしている二人の男の前に裸で跪き、真央はその手と口で一心不乱に奉仕していた。
彼女の太股からは愛液が絶えず滴り落ちており、それどころか、粘性の白濁液までもが彼女の陰部から垂れていた。
「ほら、せっかく注いだ精液が流れているぞ」
男の声に、真央は反射的に括約筋に力を入れる。腫れぼったく充血した陰唇が、きゅっと締まる。
「まったく、上の口と同様に、下の口も緩いんだな」
「嫌ぁ、そんなこと……」
そう言いつつも、真央は手を休めない。血の気が引いている男の陰茎を口いっぱいに頬張り、舌と口腔を絡ませる。
もう片方の男自身を掴んでいる手は、カウパー腺液でぬらぬらと光っていた。
それを潤滑液に、亀頭から根元まで丁寧にしごきあげる。
ここ数ヶ月の「実験」で性技の上達した真央の行為によって、男たちはみるみると硬度を増してゆく。
「う、駄目だ、もうでるぞ……」
恍惚の表情で手コキに身を任せていた男が、身震いした。
「ふぁ、まっふぇえ」
口に含んだまま喋ったのが予期せぬ刺激となったのか、射精の兆候の薄かったフェラチオを受けていたほうの男が、先に果てた。
運悪く、奥まで咥えこんだ状態だったので、容赦なく喉へと注ぎ込まれる。
喉に迸る感触に、真央は思わず手に力を込めてしまう。それが引き金となって、もう片方の男も我慢の限界を超える。
勢い良く放たれた精液が、真央の顔面に飛び散る。
噎せることによって生じた吐き気を抑えるため、真央は無理やり口内の液体を嚥下する。
そうしてる間にも、男たちの射精の波は続いており、口と、顔とが汚されていく。
やっとそれが静まり、真央はゆっくりと陰部から口と手を離すが、やはり噎せてしまう。
「けほっ、けほっ……」
唾液と精液の混合液を垂らしている口を手で覆う。目じりには涙が浮かんでいた。
「酷い……待ってっていったのに……膣で出してって……」
256極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/09/22 07:09:56 ID:vnrmhcWf
ビアの突撃を迎え撃とうと構えたオーティシアに異変が起こる。
機体が、動かない。
クラトスの放った黒雲がオーテイシアにまとわりつき、それは黒霧へ変じてオーティシアの関節部に染み込んでいた。
霧は深く侵食して、それぞれが微小ながらもあらゆる方向に動き回り、オーテイシアの動きを阻害していたのだ。
「おおおぉっ!」
咆哮と共に、ビアの両拳が繰り出される。
不可視の障壁と七色の帯、さらに降臨したオーロラの渦による三重の防御を突き抜け、ビアの拳がオーティシアを打つ。
足元に軌跡を刻んで10mほど押しやられるが、辛うじて体勢を崩すことは免れた。
しかし、それが仇となる。体勢を崩していない、つまり未だビアの間合いに存在するオーティシアは、ビアの猛ラッシュを食らう。
パンチの連打でガードを抉じ開けられ、そこに大振りの一撃が叩き込まれる。「ふぁ、まっふぇえ」
前のめりになった瞬間に、膝蹴りがオーテイシアの頭部を跳ね上げた。縦に伸びきったオーテイシア。そこをビアの上段蹴りが飛び掛る。
しかし、それはオーティシアから伸びる七色の帯に絡めとられ、ビアは片脚をあげたままで蹴りを封じられた。
その隙をつこうとするが、ビア自身が黒霧へと変貌し、拘束からするりと抜ける。
それが再び形を取ったとき、それはビアではなくクラトスであった。
クラトスの掌がオーテイシアの頭部に触れる。衝撃こそ弱いが、溢れんばかりの黒霧が内部に注ぎ込まれる。
いつの間にか背後に立っていたビアが、組んだ両手をオーティシアの背面に振り下ろす。
内部から、そして外部からも破壊されたオーティシアが、氷を割って地面へとうつ伏せにめり込んだ。
「さて、どうする? アウリャレノ大佐は彼女の身柄を欲していたが」
「どうするったって……私はこの子との融合が人類の進むべき道だと思っているわ。
 つまり、星野 真央とオーテイシアは不要なの。Bカテゴリのアウリャレノが彼女に固執するのはわかるけど、
 私たちにとって、可能性の源、ガットは邪魔な存在よ。殺しましょう」
257極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/09/22 07:10:43 ID:vnrmhcWf
真央は四つんばいになり、前と後ろから男たちを受け入れている。「ううっ、イクぞ」
「は、はいっ、そのまま、膣に出してっ」
何度目かの射精を終えた男がペニスを真央から引き抜くのを待ちかねたかのように、彼女は新たな肉棒を体内に招き入れる。
「ああ、凄い締め付けだ」
「ふんっ、だって、こ、うしないと、中身が、こ、零れちゃうから」
一仕事終えてうなだれている男を引き寄せ、陰水と精液で汚れた陰茎に吸い付く。
「おいおい、もう出ないよ」
「でも、もっと、ください……」
「そんなにこいつが好きか?」
「うぅ、違います、薬のせいで、す……ひゃぁっ」
真央の体がビクンと仰け反る。
このように軽い絶頂は幾度も得られたが、男たちをイカせることに専念していたため、彼女自身は本格的には達していなかった。
「う、ふ、お、お願い……もっと、激しく動いてください」
「いいのか? 中身を零すとまずいんじゃないのか?」
「締めますから、ぎゅぅって締めますから……お願い、イカせてぇ」
ぐるりと仰向けに引っ繰り返される。男は真央の太股に腕を絡ませ、本格的にピストン運動を行う。
目の前に差し出されたもう一本を、ハーモニカのように咥えて舌と唇で嘗め回す。
真央が忘我の境地に昇り詰めるまで、さほど時間は要しなかった。
「あ、あぁ、ん、んあ、ダメ、もう……もう、イクゥゥゥッ!!」
真央が絶叫するのにやや遅れ、男二人が同時に体液を放出する。
胸元に流された乳白色の粘液は鎖骨の窪みに溜まり、膣に放たれたそれは全て彼女の体内に収まった。
幾度に渡って注がれた精液は膣どころか子宮内部まで満ち溢れており、真央の腹部はぽっこりと盛り上がりを見せていた。
258名無しさん@ピンキー:04/09/24 09:42:32 ID:RCyBGLpT
ハァハァ
259名無しさん@ピンキー:04/09/29 03:22:46 ID:Y+YLd3sn
続きに期待。
260名無しさん@ピンキー:04/10/03 01:12:01 ID:2nb44saa
エンジュミルはどうなったの?
261極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/03 08:23:52 ID:ZAwIM5Zm
オーロラが降る。突如、地面に倒れたオーティシアが光を放ち始めた。
身に迫る危険を察知したのか、ビアとクラトスは瞬時に尸解する。霧へと変じ、さらに極限まで拡散する。
果たして、オーティシアの七色の帯が跳ね上がり、所かまわず乱れ舞う。
幾枝にも分かれた帯は大地を溶かし、さらに熱気を孕んで踊る。
濃密な水蒸気が周囲を満たし、それは極寒の空気に触れ、固体、液体、気体、三相の水分子が空間を満たす。
その異様な環境によって、オーティシアの周囲は知覚的に破綻したものになる。
蜃気楼、乱反射、局地的なホワイトアウト。さらに熱感知、ソナー、電磁波もオーテシアを捉えることができない。
「どうする、オーティシアをロストしたぞ」
「ええ、でも、遁行術ならこちらが上よ。この空間のどこかに彼女は存在している。
 私たちのように、その身を世界に溶かすことは出来ていないわ。
 なら、黒霧でこの一帯を丸ごと包み込んでしまえばいい。そうすれば、まさしく袋の鼠、よ。その上で、一気に実体化して叩く。
 ……暗黒の颶風、シュツルゥムウントドランクを仕掛ける!」
爆発的な勢いで霧が増殖する。
それは空を塗りつぶし、南極の氷までをも黒く染め上げる。
黒霧の塊ははどこまでも膨らんでゆき、貪欲に辺りを呑み込んでゆく。
「埋め尽くすのよ、この世界を……憎悪で!」
黒い狂気は世界を包み、その中心には異常気象空間、そして、
さらにその中心にはオーティシアが在るはずだった。
「およそ、この世の憎悪は一点に帰結する。夥しくも流された血は一本のナイフへ、一発の銃弾へ、一基の断頭台へ。
 それこそが、ビアとクラトスの示す真理だ。食らうがいい。シュツルゥムウントドランク!」
霧の膨張が止まる、転じて、それらは収束を始める。
膨張時のそれとは比較にならない勢いで、触れるもの全てを引きずり、逆巻く渦を描いて一点に集中する。
262極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/03 08:24:26 ID:ZAwIM5Zm
めずらしく、フェイは不機嫌そうだった。
玩具を買ってもらえない子供のように頬を膨らませ、そっぽを向いたまま真央と話していた。
「……受精卵の着床は認められなかったよ。因子の絞込みも上手く行かなかった。
 君の頑張りにも関らず、実験は見事に失敗した訳」
真央は「ご愁傷様」とでも言おうと思ったが、そんな空気でもない気がしたので肩を竦めるだけに留めた。
が、ここである点に思い至る。
「着床? 貴方、私を妊娠させたいの?」
薄々感づいていたことではあったが、秘密めかしたフェイの言動に惑わされて確信が持てないでいたことであった。
「まあね」
面倒くさそうに答えるフェイに業を煮やし、真央はぐいと詰め寄る。
「ちゃんと答えて」
「……テティス、って知ってる? ギリシア神話、トロイア戦争のの英雄、アキレウスの母だ。
 彼女は、一つの運命を担っていた。『彼女が生む子供は、必ず父親を超えた存在になる』
 そう、君がガットたる所以は君の子宮にある。君の子宮は新人類を生み出す遺伝子の揺籃なんだ。
 この方式をとることで、我々は通常ではありえない代謝速度で人類の進化を観察することが出来る。
 人類はどこから来てどこへ行くのか? その答の一つになり得る可能性が、君だよ」
その、あまりに馬鹿げている話の内容は真央には今ひとつピンと来ない。だが、だが──
「優、は……」
「お察しの通り、彼こそが新人類一号、新世界のアダムだ。僕が君に妊娠させようとやっきになる理由も分かるだろう?
 僕は、彼に相応しいエヴァを、新たなるガットを用意しなくてはならない」
急に息苦しくなったような気がした。彼のやろうとしている事を知り、真央は恐怖を感じた。
彼は、生命そのものをひっくり返そうとしている──。
263極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/03 08:26:30 ID:ZAwIM5Zm
……霧が晴れた。
薄く掛かる靄の向こうに、オーティシアが直立していた。
その周りには、七色の帯でコーティングされたワイヤーが縦横無尽に張り巡らされており、
その「結界」に迂闊にも飛び込んだクラトスとビアの両機が細切れになって転がっていた。
ぶつ切りになったそれらは、帯の描く紋様に縛られて再生ができなくなっている。
「負けたの……クラトスが?」
空間そのものに干渉できるのは自分だけだ、世界を塗り替えられるのは自分たちだけだ、という驕りが招いた敗北であった。
「止めを、刺さないのか?」「……」「ねえ、聞いてるの?」
PP界の再構築現象に伴うトランス状態からやっと復帰した真央は、しどろもどろに言葉を返す。
「ああ……ごめんなさい、ちょっとぼうっとしてて……まだ、慣れてないから……この子に」
一瞬の沈黙、やがて、くつくつ笑う声が聞こえてきた。
「なんか、話に聞いていたのとは印象が違うわね。もっとこう、鬼子母神とか、そーゆー人間だと思ってた」
「それ、どういう意味? 貴女たちの中に、スターチェンバーの中に、私をを知っている人がいるの?」
ルマーカの操縦者、そしてハルモニアの操縦者アンジェラは自分のことを知識の上では知っているようではあった。
だが、真央自身の人格について触れたのは、目の前にいるクラトスの操縦者が初めてであった。
真央の問いの答が示されるのを待たず、周囲に異変が起こる。
夜空にかかる星々、その光が歪みを見せる。星の光は本来の動きを無視して一点に集まる。
月へ。月が輝きを増すほど、空に煌めく星の数が減ってゆく。
やがて爛々と燃える月を残し、星の光は消えうせ、その月光から──星霜が出現した。
「負け犬は……消えろ」
それは、とても綺麗な声で、とても澄み切った声で、それだけに、とても容赦のない声だった。
その声に従うかのように、クラトスとビアは泡となって消えてゆく。クラトスの操縦者が、最後に囁く。
「星野 真央さん、今、そこにいるのが答よ。今現れたのがCカテゴリ星霜【ウラエヌス】。
 操縦者は──星野 優」
月の光も掻き消え、南極大陸は漆黒の闇に支配されていた。
真央は、自分が目を開けているのか閉じているのか、よく分からなくなっている。
264極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/03 08:33:55 ID:ZAwIM5Zm
うい、極下のオーティシア四話目の終了です。
そろそろ折り返し地点、あと二話位でお話を畳むつもりです。
相当な駄文ではありますが、もう少しお付き合いください。
読んでくれ方、ありがとう。
ついでにあげます。
265名無しさん@ピンキー:04/10/03 15:23:31 ID:6s7hrj7i
結構面白いよ
266名無しさん@ピンキー:04/10/08 03:50:44 ID:YE9AAvEi
保守
267名無しさん@ピンキー:04/10/08 11:25:08 ID:EmsmNKnj
イフリーテスは…?
268名無しさん@ピンキー:04/10/13 08:17:17 ID:rVFHbmdC
作者様の降臨期待
269名無しさん@ピンキー:04/10/14 16:00:18 ID:TCvEHdv1
もっと燃えたい…
270名無しさん@ピンキー:04/10/18 15:30:53 ID:R4X4jAyo
ほしゅ
271極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/19 10:10:59 ID:U9goBMFX
星野 真央が南極にて目覚めてから、未だ十数時間しか経過していない。

彼女は【星霜】と呼ばれる人型兵器の一つ【オーティシア】に乗り込み、
それを操ることで五体もの星霜を屠ってきた。
最初は成り行きから、そして次第に一つの明確な目的を見出だし、その為に戦い続けた。
かつての世界を取り戻す為に、彼女は過酷な状況を潜り抜けてきた。
我が子、星野 優に再会する為に、彼女はこの極限下に在り続けた。

そして結論から言えば、その望みついには叶った。
ただ、問題があるとすれば――。

「お母さん、貴女は……僕の敵だ」

真央の戦いは、今、終焉を迎えようとしている。

****************************************************************************************

「どうして――」
声がかすれる。
オーティシアの正面には、黒く輝く星霜が空に浮かんでいた。
Cカテゴリ星霜【ウラエヌス】。
そいつは、世界の全てを威嚇するような、敵意を剥き出しにした唸りを上げていた。
「どうして――」
また同じ事を言う。
言いたいことはたくさんあった。だが何を言えば良いのかが分からない。
「どうして――」
感激、安堵、不安、驚愕、恐怖、様々な色の思考が錯綜するなか、
まとまらぬ想いの全てが帰結する一点、雑然とした全ての感情に根ざす言葉が口を突いて出る。
「どうして――ここにいるの?」
272極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/19 10:12:23 ID:U9goBMFX
それは簡潔な答えだった。

「世界を滅ぼすために、僕はここにいる。
 だから、
 お母さん、貴女は……僕の敵だ」
思わず、涙が零れた。
その懐かしい声に触れ、心を揺さ振られた。
これこそが彼女の取り戻したかったもの、彼こそが己の半身だったと、
切実なまでの実感が胸の疼きとともに沸き上がる。
「優……」
「お母さん、僕はお母さんとは戦いたくない。
 このまま、どこかへ消えてくれないか?」
「嫌よ、せっかく会えたんじゃない。また離れるなんて出来ないわ」
「じゃあ、僕と戦うのか?」
「出来るわけ……出来るわけないじゃない。どうしてそんなことを言うの?
 世界を滅ぼすだなんて言わないで、ねえ、帰ろう?」
ささやかな非行を諭すような口調。
「……話にならない」
侮蔑の籠もったシラブルに、真央は胸を突かれた思いがした。

「話にならない」

自分の言葉は優には通じない、自分が彼と向き合うには、絶対的に欠けているものがある。
母と子が敵として対峙しなければならない理由、そして優が星霜を操り得る「痛み」、
それを真央は知らない、思い出していない。
その欠落こそが、真央と優を阻む溝であり、この歪んだ状況こそ、決定的な欠落の証明だった。

耐えがたい沈黙。
助けを求めて真央が叫ぶ。期せずして、優の叫びが重なった。
「フェイ! フェイッ!」
「来いよ、アウレリャノ!」
273極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/19 10:13:43 ID:U9goBMFX
地の底から高周波が響いてくる。
それへの共鳴で涼やかな音色を発する氷の地面を割って、蒼い星霜が現われた。
Bカテゴリ星霜【アトラス】と、その操縦者フェイ・ステラであった。
「いよいよ大詰めだよな、真央さん」
「フェイ! ねえ、これ、どういうこと!?」
「どうもこうもない、優君こそが世界の危機の最たるもの、
 スターチェンバーの首魁にして、天を操るウラエヌスの操縦者。
 ただそれだけさ」
「な……何とかしてよ」
「そいつは構わないが、僕の『何とかする』は優君を殺すことだぜ? それでもいいのかい?
 ――いや待って――真央さん、上だ、奴が来る。
 先方の『何とかする』が来る!」

空を見上げると、彗星が流れていた。
大気との摩擦で真っ赤に燃え上がるそれは、一直線にこちらへ向かってくる。
全長が1000mを軽く越えるそれは、星霜としても異常なサイズであり、
巨体を揺らして降下する様は、まるで落ちてくる空だった。

「【バレーナ】……」
フェイが唸る。
「ふ、ふふふ……ふははははははははははははは!
 飲み込んでやる!
 我等がバレーナは絶対無敵! 我等が苦渋、我等の絶望の糧となれ、オーティシア!」
その哄笑は空を裂き、真央の元まで届く。
その不気味な笑い声に、真央は震えた。
274極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/19 14:51:48 ID:U9goBMFX
ちょっと訂正。

>>273
Bカテゴリ→Aカテゴリ

些細な事ですが。
275名無しさん@ピンキー:04/10/25 08:59:45 ID:79vCB1l4
いよいよ大詰めだね。
276名無しさん@ピンキー:04/10/29 23:44:17 ID:zIt922iP
大詰めあげ
277極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:39:20 ID:DlCM53RP
遥かな空より迫るバレーナ。アトラスとウラエヌスは互いに牽制し合って微動だにしない。
その狭間で、オーティシアは、真央は、何もできなかった。
戦うことが怖くなった。己の力の行き先を初めて意識して、その残酷な力を、
絶望しか見出せない星霜という存在に、彼女は心を挫かれた。

紡錘形のバレーナの先端が、上下に割れる。
そこから覗く赤い球体。その珠がゆるゆると縮む。
「真央さん!」
いつの間にか、オーティシアの正面に同じような球体が出現していた。
バレーナの珠が縮むのに反比例して、その珠はゆるゆると膨らんでゆく。
「真央さん、逃げろ!」
「無理だよ、フェイ。バレーナの『舌』からは誰も逃れられない」
そう、優の言うとおり、珠の発する光に当てられたアーテイシアは、完全に動作を封じられていた。
バレーナの口内の珠が、縮みきった末に消える。と、次の瞬間には元のサイズとなって出現していた。
オーテイシアを伴って。
「真央さん!」
バレーナの口が閉じる。オーティシアはバレーナの内部に捕らわれようとしていた。
「優、優!」
「……アウレリャノ、お母さんの体には傷を付けるなよ」

「真央さん、そいつはバレーナ、Bカテゴリの星霜だ! 操縦者は複数、ブエンディア一族の手によって操縦されている。
 彼等個々での絶望は薄い、だが、共同体としての、バンド単位での恨み辛みは相当なものだ。
 バレーナに取り込まれたものは、例外なく吸収され、ブエンデイア一族の孤独を癒す糧と成り果てる!
 彼等は、貴女のガットとしての特性をオーテイシアごと取り込むつもりだ!
 真央さん……思い出せ、全てを、手遅れになる前に、優君と対峙し得るファクターを取り戻すんだ!」

オーティシアはバレーナの内部へ。E-RATIO、NOSTANDIG。PP界、コバルトブルー。
278極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:39:54 ID:DlCM53RP
不思議な感覚だった。
バレーナの内部は暖かく、光と水に満ちていた。
一つが全体へ、全体が一つへ。
真央の内面を隔てる全ての境界が解けてゆく。
冷酷な自分、無垢なる自分、悲しみに暮れる自分、あらゆる認識を真央はたった一つの視点から眺めていた。
このまま時が過ぎてゆけば、彼女は流動的な存在へと成り果て、バレーラに吸収されてしまうのだろう。
そうなる前に、全てを見届けなくてはならない、唐突にそう思った。
表層と深層の壁も溶けて、真央の意識はぐるぐると彷徨っていた。
バレーナの外の世界、あの歪な世界を解き明かす鍵を見出すために、真央は眠った。
時系列も定まらない混沌の渦、記憶が溢れかえる。
真央は夢の中で、それらを再構築しようとする。

甦る──

幸せだった。
海沿いの街、優と暮らしていた。
「あれ? 今日は水炊きでしょ? 肉は?」
「ゴメン、お母さん、電子レンジ壊しちゃった。今から水で解凍しても、多分間に合わないし」
「また壊したの? こないだはドライヤー壊したよね」
「んー、なんでだろうね? お母さん、機械に嫌われてるのかも」
「んな馬鹿な」
まるでままごと。でも、幸せだった。
──胸が疼く。
279極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:40:26 ID:DlCM53RP
甦る──

辛そうだった。こんなフェイを見るのは初めてだった。
「失敗だよ。僕は失敗したんだ。シェリィ、優君、真央さん、ガット、アダム・カドモン、オーティシア、そして……僕。
 まとめて失敗作なんだってよ。アダム・カドモン研究会は解散させられる。僕は都落ち、エネルギー省へ宮仕え。
 僕の研究成果を……あんな低俗な目的に転用する気だ。はは、愚痴っても仕方ないね。

 約束の時が来た。君を解放するよ。優君と一緒に、ね。海が好きだと言っていたね? 海岸沿いに住居を用意しよう。
 手続きもこちらでやっておくよ。優君が通う高校、公立と私立のどちらがいい? 他になにか注文はある?

 まあ、しばらくは監視つきだけど、ちょっとの辛抱だ。すぐに完全に自由になれる。
 これから先、僕と貴女が会うことは無いだろうけど、シェリィは貴女と優君に会いたがるかも知れない。
 まあ、たまには彼女と遊んでやってくれ。
 さよなら。本当言うと、貴女が好きだった」
──胸が疼く。

甦る──

前回は急な「実験」でお流れになったので、それは半年振りの面会日だった。奇しくも優の12歳の誕生日だった。
「お母さん!」
優が抱きつく。それを抱きとめ、違和感を覚え、真央は優をまじまじと見つめた。
「優……あなた」
フェイがニヤニヤしながら、それでも言いにくそうに口を挟む。
「その身体的な変貌は僕としても予想外だ。おそらく、彼の精通に起因するものと思われる。ホルモンバランスの変化、
 それによる潜在因子の発現。優君は、一般的に言うところの両性具有、アンドロギュヌスと呼ばれる特徴を獲得したんだ」
恥ずかしそうに、優は胸元で腕を組む。その下には、隠しようの無い胸の膨らみがあった。
──胸は疼かない。
280極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:40:56 ID:DlCM53RP
甦る──

夕暮れの潮風に当たりながら、真央と優、シェリィの三人で砂浜を歩く。
「そう言えば、フェイは元気でやってるのかしら、優?」
「さあ、僕に聞かれても。どうなの、シェリィ姉ちゃん」
「ええ、とても元気ですよ、優君。でも、最近は忙しくてあまり休んでいないです」
「変に強がってないで、家に遊びに来ればいいのにね。優もそう思うよね?」
「優君たちには内緒にするように言われてますけど、あの人、けっこう寂しいみたいです。
 今度、それとなく誘ってみます。優君に元気な顔を見せてあげるように、って」
「あのさあ、お母さん、シェリイ姉ちゃん」
「え?」
「はい?」
「僕を中継衛星にして会話するの止めてくれない? ややこしいよ。なんなの、その微妙な距離感」
「ゴメン」
「ごめんなさい」
──胸が疼く。

甦る──

「処女懐妊、とは違うけど、無精懐妊、しかも妊娠期間はたったの三ヶ月。
 ここまで怪異尽くめだと呆れるしかないよね。なにか思い当たることは?」
「ない、わ」
「本当に? ガットがガットたる条件を知る手掛かりになるかも知れないんだよ?いつまでもこんな施設暮らし、嫌だろう?」
「でも、分からないわ」
「あ、そう、ともかく現状は、このまま胎児が胎内で成長を続けると君の腹が破裂する恐れがある。
 ってゆーか、今がもう崖っぷちだ。帝王切開でお腹の子を取り出す。傷跡が残るけれど、オーケイ?」
「ええ」
「検査では、胎児は女の子だと判明している。全ての起点であるガットとは別に、彼女にコードネームが与えられる。
 テティスを超えるテティス、【オーティシア】だ」
──胸が疼く。
281極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:41:30 ID:DlCM53RP
甦る──

雨が降りしきっていた。
「【星霜】、僕はそれをそう呼んでいる。霜の巨人、ユーミルが元ネタだ。星霜は三つのカテゴリに分けられている。
 Aカテゴリ、それは優君の細胞をクローン培養したものだ。
 何度試しても、成長の途中で分化して、一つとて全く同じ星霜には成長しなかった。
 Bカテゴリ、それは後に述べるCカテゴリとAカテゴリのハイブリッド種だ。どことなく動物に似ている。
 Aカテゴリと比べて、あらゆる点で劣っている。
 そしてCカテゴリ、これは現在二種しか存在しない。
 ガットの胎内より、種なくして生まれ出でた星霜。それがCカテゴリだ。……オーティシアだよ。

 まだ不明な点が多いが、星霜は人間と融合する意図を持って活動している。
 人間の精神、というか想いに依って動く。想いが強ければ、より強く能力を発現する。
 サイズ比が逆転しているが、ある意味寄生生物だ。
 最終的な融合の果てには、人間でも星霜でもない『何か』になる、というのが概ねの予想だ。

 それで、その星霜が三ヶ月ほど前から奇妙な反応を見せ始めた。
 それに呼応して、この状況だ。世界各地を混乱に陥れていた異常気象は、星霜が引き起こしているものだ。
 遺伝子の腕というのは長い。内側、つまり身体情報の制御だけが遺伝子の役割ではない。
 血肉の外側に手が届く、環境をデザインする遺伝子、というのはちょっと気の効いた生物なら誰しも保有しているものだ。
 だが、星霜のそれは余りにも強大すぎる。こいつらは、自分好みの世界をダイレクトにデザインしようとしている」
282極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:42:01 ID:DlCM53RP
「そして、つい六時間前、ほぼ全ての星霜が僕等の管理下を離れて逃走した。
 ある星霜は近くの人間を引きずりこみ、また、ある星霜は恐らく自分に適応した人間を求めて飛び立った。
 そして、ある一体の星霜を中継衛星にして、全世界に大規模な環境災害を撒き散らしている。
 【スターチェンバー】。便宜上、そいつらはそう名乗っている。
 その行動は極めて組織的であり、その『ある一体』が世界の危機の中心であることは疑いを容れない。

 その『ある一体』はCカテゴリだ。種無き者の胎から生まれた、Cカテゴリ星霜ウラエヌス。
 唯一、僕等の認知しない、つまり貴女以外のガットが産み落とした星霜だ。
 ……言いにくいが、ウラエヌスを操っているのは、──優君だ。それは確認が取れている、厳然たる事実だ。

 ウラエヌスを生み出したのは優君だろう。彼はアンドロギュヌスでガットの素質はある訳だし、
 優君が真央さんの元から失踪したのがおよそ三ヶ月前。星霜を巡る一連の動きと符合する。

 話は前後するが、スターチェンバーに参加しなかった星霜は二体ある。一つは僕が操るAカテゴリ星霜、アトラス。
 そして、まだ、誰のものでもない、Cカテゴリ星霜オーティシア。
 彼女は、貴女を待ち続けているのだと僕は思う」
──胸が疼く。


断片的な情報を掻き集め、真央はそれらを再構築する。
その最中、何かが引っかかった。

失踪?
優が、私の元から去っていった?
何故?
その回答はすぐに浮かび上がった。
記憶の底から、固く封じた深淵から、取り戻したくなかった忘却の彼方から、それは無慈悲に浮かび上がった。
283極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:42:32 ID:DlCM53RP
甦る──
嫌、思い出さないで
甦る──
止めて、見たくない
甦る──そして思い出した。

声が聞こえる。
「お母さん……なにを……?」
「なんで、こんなこと……?」
蒸し暑い夜だった。
胸が疼くから、疼くから、疼くから──
「やだ、お母さん、お願いだから、止めてよ」

記憶が飛ぶ。

呆然と脱力し、ベッドに横たわる優。
彼は身に何も纏っておらず、その身体は妖しく濡れていた。

──胸はまだ疼いていた。

****************************************************************************************

「嘘よ……嘘よ、嘘、う、そ──」
高まる疼きが嘘ではないと告げていた。胸の疼きが痛みに変わる。痛い!

E-RATIO、STAND THE PHANTOM PAIN!
PP界、クリムゾンレッド!

「嫌ぁぁぁぁっっ!」
284極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:43:04 ID:DlCM53RP
オーロラは降りない。だが。
「大佐、バレーナ制動セクションに異状発生!」
「なに、原因は!?」
「不明です、いや、オーティシア内部のエネルギー上昇、こちらの制動に干渉してきます!」
「オーティシアを取り込んでいるZブロックが融解していく、叔父さん、どうしよう」
「叔父さんではない、アウレリャノ大佐と呼べ!」
「大佐ァ!」
「なんだよ!?」
「オーティシアを発生源として、バレーナ内部に螺旋状の圧力が掛かっている! このままだと五分と持たないぞ!」
「ぬう、アルカディオ! オーティシアを吸収しきるまでに何分必要だ?」
「509分だ」
「なんだと!」
「あと八時間半」
「言い直さんでも分かってる! くそう、已むを得ん、ZからT´ブロックをパージ、オーティシアとの交戦を行う!」
「内圧急々上昇、臨界点を間も無く突破する」
「何分後だ!?」
「35秒後だ」
「パージ不可能、制動に致命的な障害が発生しています!」
「どーすんだよ、アウレリャノ」
「ふ、ふふ、ふふふはははははは、かくなる上は、絶対爆縮、イプシロン現象を励起させる!」
「了解、イプシロン現象スタンバイ、媒体挿入!」
「我等一族の絶望、孤独の螺旋を噛み締めるがよい……あの世でなぁ!
 絶対爆縮、イプシロン現象、インプロージョン!」「インプロージョン!」
285極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:43:35 ID:DlCM53RP
バレーナが高度を下げる。地表まで2000m。
垂直に傾き、回転を始める。地表まで1000m。
大気の壁を引き裂いて、さらに下降する。地表まで500m。
空気抵抗に耐えられなかった外部装甲が次々と焼失する。
地表まで0m。

バレーナが内側から捲れあがった。
オーロラが天へ昇る。
光の奔流に流され、バレーナはボロクズのように空へ舞う。
溯るオーロラと空気にその身を削られ、舞い上がるそばから次々と燃えてゆく。
かくて、南極大陸に触れることなく、バレーナは完全に焼失した。

オーティシアだけが、ゆっくりと着地した。
が、力なく地に崩れ落ちる。

「う、うう……」
空に光は無い。大地は溶けて水になり、オーティシアを飲み込もうとしている。
オーティシアは、起たない。
286極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:44:13 ID:DlCM53RP
あの、涼やかな声がする。
「どうしたんだ、お母さん?」

「ごめん……なさい」
「え?」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい──」
「謝るなよ! 謝るくらいなら、なんであんなことをしたんだよ!?
 謝れば許してもらえると思うのか、僕の気持ちはどうなるんだよ!」
「うう……」

暗黒のウラエヌスが両手を振るう。ぼとぼとと氷塊が幾つも落下した。
「それは、フェイとアトラスの墓標だよ。あの人の劣等感コンプ程度では、僕の絶望には勝てない。
 そして、これは世界の墓標だ。アトラスは南極大陸の氷を守っていた。
 あの人が居なくなったからには、南極の融解を阻む手段は存在しない。世界は、海に沈むんだ。
 最初に死ぬのはナイン機関、南極支部の連中だ」
涙も出ない、乾いた瞳。真央は弱々しく呟いた。
「そこは、シェリィ姉ちゃんもいるのよ……?」
「だから何。どの道、星霜と融合できない人類は死ぬしかないんだ。
 地球の環境はこの数日で大きく変貌した。もう誰にも、僕にも世界の終末を止めることは出来ない。
 後戻りは出来ないんだ──出来ないんだよっ!」
悲痛な叫びに、真央は胸を押しつぶされる。言葉は無い。
「お母さん、貴女は、そこで沈んでいけばいい」
287極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:44:46 ID:DlCM53RP
溶けてゆく、世界が。
世界が終わるとき、自分の命も終わるのだろう。

これが、罰、なのだろうか。
痛みに満ちた人生だった。
痛みなど欲しくは無かった。
それなのに、その痛みを息子に刻み込んでしまった。

もう、いい、疲れた。
戦いたくない、立ち上がりたくない、このまま死んでゆきたい。

オーティシアのコックピットに海水が浸入してきた。それはオーティシアの熱を帯びており、温かかった。
Cカテゴリ星霜オーティシア、人類の先を行く存在、異形なれど、我が娘……。
「ねえ、あなた、どうして生まれてきたの? なにがしたかったの? 本当に、あなたちが私たちの未来の姿なの?
 ……なんか、ごめんね、こんなダメダメな母親で」
ソナー通信が入る。音階の乱れた、パイプ越しに話しているような響き。
「真央さん、思い出したんですね、優君とのこと」
「シェリィ? ごめん、私、貴女を助けられそうにないわ」
「そんなことはどうでもいいんです、真央さん。戦ってください。
 このまま終わっていいんですか? この世界が、いいえ、貴女の世界がここで滅んでしまってもいいんですか?」
「私の世界、とっくに終わってるもの」
「まだ終わっていません!」
288極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:45:19 ID:DlCM53RP
「真央さんもフェイも知らないことがあります。
 貴女が出撃する前、初めて南極に来たとき、私、貴女の検査に立ち会いました。
 真央さん、貴女、妊娠しています! 三ヶ月目の、極々普通の赤ちゃんです!
 インセスト故の噛み合わせの悪さか、それとも別の要因が働いているのか分かりませんが、
 普通の、星霜でもアダム・カドモンでもない、全く普通の子供です!」
「……え?」
「生き抜いてください、なんなら逃げるだけでもいい、終わってるだなんて言わないでください。
 貴女は私たちの希望でした、あの歪んだ研究所のなかで、貴女だけが母親になれた、
 淀んだ生命の中心で、貴女だけが世代を重ねることに成功した、
 それは、偶然かもしれない、儚い幻想かもしれない、でも、でも!
 お願いです、私の幻想になってください、
 まだ目の開かない嬰児の幻想になってください、
 優君の、幻想になってあげてください!」

高みより世界の終焉を見届けるウラエヌス。
その中で、優は眉根を顰める。
「──む?」

また一つ、真央の記憶が開かれる。
289極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:46:17 ID:DlCM53RP
雨が降りしきる。
「スターチェンバーに対抗するため、ナイン機関という特務組織が急遽編成された。
 僕が現場の指揮をとる。真央さん、貴女には囮になって欲しい。
 多くの星霜はオーティシアを敵視或いは危険視している。スキル面での心配は不要だ。
 ちょいちょいっと脳内の情報を弄くれば済む」
傘を差しているのに、二人ともずぶ濡れだった。
「あまり時間は無い。早く決断してくれ」
ぽつり、呟く。
「優と、戦うことになるのかしら?」
フェイは直接には答えず、代わりにこんなことを言った。
「……親子関係と言うものは、血が繋がっていればそれだけで成立するものではない、と思う。
 親子らしく向き合って、互いにそれを確認して、そーゆーことの積み重ねだ。
 子が過ちを犯したなら、それを正した上で許さなければならない。その逆も然りだよ。
 貴女は、今一度、優君と向き合う必要がある」
「フェイ、条件が一つあるわ。その、脳内をどうのこうのする時、私の記憶を一時的に消してくれる?」
「可能だし、構わないけど。しかし何故?」
「フェイ、貴方、ボタンを掛け間違えた時、どうやってそれを直す?」
「一からやり直すさ」
「私だってそう。今度は、間違えない、きっと」
290極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:46:52 ID:DlCM53RP
視界が晴れた──
「オーティシア、貴女は、未来の可能性──
 人間はどんな風にもなれる、限界なんて無い、望めば世界は変わる──
 未だ定まらない未来から、私たちにそれを教えに来てくれたのかも知れないわね。

 見据えるべき偶然は、いつだって痛みの中にある、
 見失った痛み、目を背けた痛み、それを超えて自分を糺し、痛みの無い世界を再構築しなければならない、
 なぜハルモニアのアンジェラは怒ったのか、なぜバレーナのブエンディア一族は孤独だったのか、
 そこから目を塞いで世界の滅亡を望んでも、なににもならない、新たな痛みを生むだけ。

 お願い、オーティシア、もう一度だけ、私に力を貸して。
 お願い、オーティシア、私の痛みを光に変えて」

遠く、遠くシェリィの声が真央の心に届く。

「『ぼくの目に、きみは気高さと親切に満ちあふれて映る、水を与える力を持った王者よ、
 あらゆるぼくの友が、あらゆるぼくの敵が、きみを通ってぼくの方へ向かってくる、
 ためにぼくには、もはや一人の敵もこの世に存在しなくなる』」

「立ち上がって、オーティシア、痛みある世界を……再構築する為にッ!」

E-RATIO、STAND ON THE UTIMAT RATIO!
PP界、ハートレッド!
291極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:47:24 ID:DlCM53RP
極下のオーティシア、五話の終了です。
なんというか、エロを注ぐ余地を見出せませんでした。構成ミスです。
うーむ、申し訳ない。エロを注げないのは、書いてて辛かったです。

次回で最終回にしようと思います。悔いの無い様に頑張ります。
292極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:52:51 ID:DlCM53RP
UTIMAT→ULTIMAT
送信ボタン押し終わった直後に気が付いた。
他にも誤字が多そうですが、大目に見てください。
293極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/10/30 08:57:28 ID:DlCM53RP
ULTIMATE
ごめんなさい。なんか悲しくなってきた。こーゆー時、粘着気質は損だなと思う。
間違わなきゃ済む話なんですけどね。
294名無しさん@ピンキー:04/10/30 18:04:00 ID:S4qpZT5L
オーティシア作者さん頑張れ!応援してるよ。
295名無しさん@ピンキー:04/10/31 00:02:38 ID:yPVQ5e+3
私もです。がんばれがんばれ
296極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:05:52 ID:WYJqgH4h
「馬鹿な、何が起こっている!?」
信じ難げな声が束の間の静寂を破る。

ほんの数分前、この南極は轟音に包まれていた。
天空を操るウラエヌスの能力により、南極大陸は崩壊しようとしていた。
氷の層は溶け、結合の弱まった箇所から順に崩れ落ち、
それらは断末魔の雄叫びを上げて、遥かな昔の故郷、海に帰そうとしていた。

だが、今は静謐に包まれている。
氷は溶けるのを止め、それどころか、新たな氷結を開始して縦横無尽に走る地割れを埋めてゆく。
「どう……なっている?」
そして、うっすらと浮かび上がる、謎の紋様。
それはナスカの地上絵のように、或いはミステリーサークルのように、曼荼羅図のように。
七色に輝くそいつは恐るべき速度で己の領地を殖やしてゆき、終には南極全体に一つの模様を描く。
その紋様は、南極を閉じ込めた。
「僕の能力を、ウラエヌスの能力を相殺しているのか! 誰が!?」

「優」

それは優しい声だった。力のある声だった。
聞き分けのない子供を諭すような、慈愛に満ちた声だった。

七色の帯、その輝きが一点に集まる。
そこには、純白に煌く星霜──
オーティシアの姿があった。
297極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:06:24 ID:WYJqgH4h
漆黒のウラエヌスと純白のオーティシア。
天と地と。滅するものと救うものと。
子と母と。
綺麗に分かたれた対称が、両者の存在がどこまでも平行線であること暗示する。

「優、もう止めましょう」
「止めないよ、止める訳ない!」
「これが、優の望む世界なの? 今までの自分を否定して、消し去って、それで優の痛みは無くなるの?」
「……なんで、僕の邪魔をするんだよ、駄目なんだよ、この世界があると!」

ウラエヌスの像にノイズが走る。と、ウラエヌスがオーティシアの眼前に瞬間的に移動する。
肘部に仕込まれた刃がオーティシアを襲う。
オーティシアは真紅の刃を右腕から引きずり出し、拮抗した。
二つの刃が激突した瞬間、両者の放つエネルギーが爆ぜて互いに砕け散る。
「ブラッドレイ!」
ウラエヌスが両腕を空にかざすと、赤黒い光が雨となって地上に降り注ぐ。
光雨は触れたものを焼き尽くし、オーティシアは爆炎に巻き込まれる。
「ペテロキャッスル!」
空間が凝縮し、固形化する。先に放った光雨ごと、オ^−ティシアとその周囲を巨大な石柱に変じさせた。
「ロトの妻よ!」
間髪いれずに叩き込まれたウラエヌスの拳が、その塊を粉砕し、さらにその塵を塩化ナトリウムに変質させる。
「やったか?」
オーティシアの姿はどこにもない。ウラエヌスの攻撃に散ったと判断するべきかもしれないが──
「まだ、南極は溶けていない……! どこにいる、お母さん!」
298極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:07:03 ID:WYJqgH4h

「お母さん……?」
真央は答えなかった。ただ、黙って優の胸に顔を埋めていた。
その微かな膨らみの下、優の心臓が鼓動を早めていくのが感じられる。
「お母さん、どこか……痛いの?」
不安そうに真央の顔を覗き込む。
「ごめんね、優、お母さん、ここが痛いの」
真央は優の手をとり、自分の胸へと誘った。
「え? 大丈夫?」
無邪気にも、優は彼女の乳房を擦ってきた。小柄さな手が懸命に胸の上を往復する。
思わず、真央は吐息を漏らした。
「ん……」
「お母さん?」
いっそう近く、顔が迫る。
そのとき、堪えていた思いが溢れた。真央はそっと顔を上げ、優の唇に自分の唇を押し付ける。
「……っ」
離れようとする優の首を押さえつけ、同時に、舌で優の唇をこじ開ける。
優の舌を吸い、甘く噛み、自分の舌を絡ませる。
腰が引けている優の背中に手を回し、その腕で支えながら、胸で押しやり床に倒しこむ。
顎をつまんで引き下げ、さらに奥へと舌を這わせる。
舌の根から先端まで、ゆっくりと時間をかけて舐め上げた。
しばらくたって、やっと、真央は優から口を離す。蜘蛛の糸のように、唾液が弛んだ曲線を引いた。
「優、好きよ」
299極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:07:34 ID:WYJqgH4h

「や、お母さん、ふ、んんっ」
顔を覆って喘ぐ優。
「……ちゅ、くちゅ、ちゅ、優、可愛いわ、大好きよ」
真央は亀頭にキスを繰り返しながら、膣と竿の両方を攻める。
両性具有である優は、その両方に深く感じているようであった。
「ひゃ、ダメェ、僕、や、ダメ」
「ダメ? こんなに悦んでいるのに? ホラ、両方ともびしょびしょだよ?」
二つの性器からはとめどなく粘液が溢れ出しており、真央は交互にそれをすする。
「やだよぅ、そんな、何度も口をつけないで……っ」
優はいやいやと首を横に振る。
亀頭の先を舌で押し分け、尿道に捻じ込む。優の腰が跳ね上がった。
「ふぁん、お母さんっ……」

次第に優の息が荒くなる。
「ん、ふぇ、僕、僕、どう、なってる、の、僕」
小刻みに痙攣を始める。それに合わせて、真央は局部を攻める手を速める。強く、リズミカルに。
「う、うん、ふぁ、──ダメ、ダメダメダメ! お願い、お母さんっ──!」
最初に優の膣内から潮が吹き出、次いでペニスから精液が迸る。
真央はそれを残さず口で受け止め、搾り取るように陰茎を吸い上げ、その全てを嚥下する。
「ん……両方同時にイッちゃったの? 優?」
300極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:08:04 ID:WYJqgH4h
オーロラが降りる。
曙光、磁流の輝き、宇宙線と大気の衝突による発光現象が。
そして、それは時の経過と共にめくるめく変化を顕す。風にたなびくカーテンのように、オーロラが揺れ動いていた。
「地磁気が……変化しているのか?」
オーティシアは見えない。だが、これは明らかにオーティシアの業だ。
「まさか、これは──」

同時刻、ここではないどこか、南極ではないどこかで星霜の戦いを観察していたものが、真っ先に異変に気づいた。
磁極点が移動している。
本来あるべきはずの地点に南磁極がなく、しかも、ああ、しかも、
磁極点はいまなお、現在進行形で移動中であった。

「どこにいるんだよ、お母さん。
 ……いや、いい。この歪んだ磁気の中心に、お母さんはいる。漂う南磁極、その源、
 その極下にオーティシアは在る!」

「優? 聞こえる?」
「なに」
「言いたいことがあるの。
 ごめんね。
 そして、好きよ、愛しているわ」
地の底からオーティシアが飛び出す。南極を縛る帯の一部が切り離されてオーティシアの背中に張り付き、
オーティシアを宙に押し上げた。
301極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:08:42 ID:WYJqgH4h

「う、うくっ、ふぇっ」
啜り泣きを繰り返す優をベッドに押し倒すと、真央はその上に馬乗りになる。
零れる涙を舐め取り、淡く目じりに口づけた。
互いの大陰唇を摺りあわせ、少しずつ腰を浮かし、陰茎をなぞり、
「行くよ、優?」
挿入した。
「はぁ、はぁ、大きいよ、優、大きいよ」
固く閉じた優の瞼を唇でつつき、ささやく。
「ホラ、見て、優の、お母さんの中に入ってるよ」
微かに震える優。真央は背中を曲げ、優の乳房を噛んだ。
「あぅ……」
真央の膣内で優のものが硬直して跳ねる。ぞくぞくした快感が背骨を走りぬけ。真央は僅かに失禁した。
「やっぱり胸が弱いのね? ねえ、お母さんと繋がってるの、どんな気持ち?」
「うう……温かくて、きゅぅって締め付けて」
「それで?」
「それで、うう、ひっ」
「言って? ね? そしたら、もっと気持ちよくしてあげる。繋がったまま動くのって、とっても気持ちいいのよ?」
「ふぅぅ……き、気持ち、いい」
涙声で、やっとそう呟く。
302極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:09:17 ID:WYJqgH4h

「お母さん、嬉しいわ、そう言ってくれて。それじゃ、動くよ?」
その言葉を吐息と共に優の耳に吹きかけ、真央は抽挿を開始した。
「あ、あぁ、くぅん、お母さんっ」
騎乗位で跨りながら、優の膣と乳房を同時に弄くる。
「あ、そん……な、いっぺんに、な、んて、おかしくなっちゃう」
真っ赤な顔で、瞳を潤ませ、肩を掻き抱き、優は快感の波に震えているようだ。
その頬を伝う涙を見て、知らず、真央の目からも涙が流れる。
胸の疼きはまだ止まない。
こんなにも愛しく思える優と、今、自分は一つになっているのだ。
そう思うと、子宮が熱くなる。
我が子をレイプしているのだという罪悪感はあったが、だが、胸が疼く。この疼きが、今の自分を支配している。
「優、優、好きだよ、愛しているわ」
「ぁ、お母さん、僕、僕」
「いいの、膣でイッてもいいのよ。ね?」
優の右胸を揉みしだきながら、左胸を吸う。乳首を舌で転がし、歯で軽くなぜる。
「ふ、はぁん、お、母さん、お母さん、おか、あさん……ふぁっっ!」
真央の体内に熱い液体が注ぎ込まれる。
「あ、ああ……すごい、優のがお母さんの膣でビクビクいってる──」
それは今までで最も甘美な感触であった。

303極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:09:49 ID:WYJqgH4h
オーティシアを駆ってウラエヌスと対峙して、改めて思う。
あの胸の疼きはまだ止んでいないのだと。
PP界の再構築現象により、真央の瞳は淫らな光を宿し、尿や愛液でシートは濡れている。
だが、その幻の痛みとは別の部分で、真央は理性を保ち、そして働かせていた。

どうしたら許されるのだろう。命を捧げれば許されるだろうか。
できることなら、この心臓を優に捧げたい。
私の心は今も紅く燃えていると、その微熱は未だ胸を焦がしていると。
優が私を殺したいと言うなら、喜んでこの身を捧げたいと。

だけど、目を逸らしてはいけない。
罪悪感の為に、贖罪の為に、優の行いから逃げてはいけない。
それはきっと、二重の意味で優を裏切ることになる。
「辛いよ、優……」
この痛みを抱えて、戦う。それが、真央の導き出した答えであった。


ウラエヌスが瞬間移動術を駆使して有利な位置を得ようとするのへ、オーティシアは加速させた空間に立脚させる超高速機動で追いすがる。
オーティシアの左腕からワイヤーが放たれる。攻撃が目的ではなく、相手の行動を誘導する囮だ。
だが、ウラエヌスはまともにそれを身に受けた。
「……!」
「ふふ、捕まえたよ、お母さん」
ウラエヌスが揺れる。
ワイヤーにノイズが走る。
次の瞬間にはオーティシアは引き寄せられ、ウラエヌスの黒い腕がオーティシアの胴体を貫いていた。
そこはコックピット、真央が位置している箇所であった。
304極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:10:22 ID:WYJqgH4h
オーティシアの胸部、ウラエヌスの腕が刺さっている部分が、瞬く間に腐食してゆく。
「貴女が悪いんだ、お母さん……貴女が」

「──え……た」
「?」
「捕まえた……」

オーティシアが両腕を天にかざす。
「まさか、僕を道連れに!?」
オーロラが降る。ウラエヌスが腕を引き抜こうとするが──不可能。
オーティシアを串刺しにした状態で固定されている。
「ブラッドレイ! ペテロキャッスル! オーティシアを殺せ!」
その足掻きすらも成功しない。
不可視の障壁が、今こそ可視となり、全ての攻撃を拒絶している。
「天よ!! ウラエヌスに応えろ!」
天は応えない。
空も大地も、南極に遍く数多のエネルギーが、オーロラを通ってオーティシアへと集まる。
「そうか、これこそがオーティシアの究極、ウラエヌスが星霜の能力を中継するように……
 星霜の能力を散らすのが、オーティシアの真の能力なのか」
全てを揺るがす振動と、眩い光が辺りを満たす。
「これが世界の答え、か……まあいいや、お母さんと一緒なら、怖くない……。
 また、一緒に、ここではない世界で、幸せに暮らせたらいいな──」
「優、お願い……私と、私と一緒に──」



「──生きて!」
305極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:10:53 ID:WYJqgH4h

膣から引き抜かれた陰茎を、真央が口で綺麗に拭っている。と、
その頭上からぽたぽたと熱い涙が降ってきた。
「ひ、ひぅ……」
そこには、子供のように泣きじゃくる優の顔があった。
「優?」
真央の心に、押し込めていた理性が復活する。
真央のゲシュタルトが揺らぎかけた瞬間、優は、予想外の行動をとった。
「お母さん……! もっと、して、僕を、もっと……」
しゃくりあげながらも、拙い仕草で真央の唇を求めてきた。
驚きながらも陶然とする真央にしがみつき、愛撫する。
優のそれとは対称的な、真央の豊かな胸に顔を挟み、その谷間を舌でさする。
「ふあ、優……くぅっ!」
優の舌は下へと降ってゆき、真央の腹部に走る傷跡へと至る。
「いや、優、お母さん、そこ弱いのぉ……ん」
さらに下へと向かい、優は真央の秘部へと分け入る。
こちらの反応を窺いながら、上目遣いで執拗にクリトリスを弄くる。
「や、優、そこ」
優の頭部に置かれた真央の手を、優はそっと握る。
そして、今度は上へと。来た道をなぞり、首筋や鎖骨まで入念に舌を這わせる。
そして、唇へ。
「ん、んちゅ、くちゅ……」
長い間、二人はそうしていた。
そのまま徐々に真央は組み敷かれ、今度は正常位での結合を果たした。
「ああ、優……」
「お母さん……お母さん!」
306極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:11:27 ID:WYJqgH4h

「ふぇえ、お母さん、凄いよ、腰が、止まらない」
「うぅ、ん、ね、もっと、奥まで頂戴」
二人は体中を重ね合わせ、出来得る限りの快楽を貪ろうとしていた。
柔らかい真央の胸の上で、優の硬質な乳首が往復する。
「ね? 奥まで」
優の尻を抱え、体の内側へと押し込む
「あふ、先っちょが当たるよ」
「う、うん、優のが奥まで届いてる……」
体中が汗と唾液と涙と精液で濡れていた。
この瞬間、二人は一人だった。
絶頂という帰結点へ向けて集約される、全き一つの存在だった。
心が濡れているのが分かる、脳が痺れている、体は火照っている、
胸は──疼いている。
「う、や、私、イッちゃう、お母さん、イッちゃうよぉ」
真央は両脚で優を抱き、更なる内側へ引き込む。無意識に膣が収縮し、いっぱいに優を感じる。
「お、母さん、……お母さん!」
そして何度目かの接吻を交わす。
「───ッ!!」
快感の水脈が痕を引き、その残滓を体内に残しながら、二人はやがて眠りに落ちた。

いつまでも。
307極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:12:00 ID:WYJqgH4h
黒い巨人、ウラエヌスがオーティシアと共に墜落する。
ぱらぱらとオーティシアの装甲が解け、それはウラエヌスにも伝染し、
ゆっくりと落ちてゆくなか、二人の姿が外界に晒される。

「優」

懐かしい面影が目の前にある。真央は腕を伸ばし、優を抱く。
「お母、さん」
蒼白な顔で、だが、以前と変わらぬ美しい笑みを浮かべ、優は応えた。
「お母さん、会いたかった。
 本当は怖かった。けど、僕……。
 上手く言えないよ。だけど、こうしなければ、僕、自分を保てなかった。
 世界を滅ぼすなんて当然だ、って自分に言い聞かせて、フェイ兄ちゃんみたいな横柄な口の利き方して、
 そうしなければ、僕、自分自身に潰されそうだった」
あの冷酷な声の響きは影も形もなく、優しくて恥ずかしがり屋で、少し背伸びしている、いつもの優の声だった。
「あの夜のこと、覚えている?
 あれは、僕にとっての徴だった。『僕はこの世界では生きてはいけない』、それを思い知らされた。
 僕、本当はお母さんが好きだった。あの夜、それに初めて気が付いたんだ。けど、それを言い出せなかった。
 親子だからってゆうのじゃなくて、僕はアダム・カドモンだから、お母さんは旧く僕は新しい、
 そんな馬鹿みたいな思いが、馬鹿だって分かってるのにそれが消えなくて、言い出せなかった。
 好きな人に好きだと言えない自分、言わせない世界、それが憎くて、
 お母さんのことを考えれば考えるほど、どうしようもなくて。
 だから、お母さんは悪くないんだ。そういう風に振舞ったし、そう思い込もうとしてたけれど、違うんだ。
 自分に嘘をついて、その嘘で世界を塗り替えようとしたんだ、僕」

オーティシアとウラエヌスが最後の燐光を放つ。二人は、音もなく、地面へと漂着した。
308極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:12:32 ID:WYJqgH4h
「けど、けど、お母さん、お母さんはそんな僕を助けに来てくれた。
 自分の我がままで世界を滅ぼそうとした僕を、止めに来てくれた。
 今なら言える、僕が間違っていた。僕たちは、もっとささやかなところから世界を変えなきゃいけない。
 そして、お母さん、僕も、貴女を、愛してます」

***************************************************************************************************

シェリィ・ステラが地上に出ると、生暖かい風が吹いていた。
シェリィは周囲を見回し、間もなく、探していたものを見つける。
「フェイ」
「ああ、シェリィ。状況は?」
「ウラエヌスは活動を停止し、全ての地域で環境災害は収束しました。ですが、すでに起こった環境の変化は復元せず、
 また、オーティシアの発する超磁気が、それをさらに引っ掻き回しています。
 詳しい調査が必要ですが、人間にとっても、星霜にとっても、生き辛い世界になった、というのが一次的な予想です」
「それでいい。可能性は、全ての生命に平等であるべきだ」
「フェイ? ……さよなら、フェイ……兄さん」

***************************************************************************************************

真央は一つの言葉を新たに思い出していた。

「フェイ、【ガット】が能力を発現させる条件って?」
「貴女の無精妊娠が決定的だった。
 ガット命を生み出す条件、それは、余りにも馬鹿馬鹿しくて笑ってしまうものだったよ。
 ──【恋する心】さ」
309極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:13:10 ID:WYJqgH4h
真央の膝枕の上で、優は眠りに付いた。
いつか目覚める時を待ちながら、真央は考える。

私が優に恋をしなければ、こんなことにはならなかったのではないか?
あの許されない恋心こそ、世界の危機の発端ではなかったのか。

真央は、思い出そうと試みた。

****************************************************************************************************

そう、それは、アダム・カドモン研究会にいた頃、両性化して日が浅い優との戸惑いの日々──。
「なんかさ、体のバランスが悪いんだ。胸が膨らむって大変だよ。生理まで始まるし」
庭でキャッチボールをしながら、優は口を尖らせてそう言った。
「優、危ない!」
「うわ!」
真央が声をかけるが僅かに遅く、ボールが優の顔面に直撃した。
「ちょっと、優!」
「やっぱバランス悪いよう……」
310極下のオーティシア ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:13:44 ID:WYJqgH4h
「ううう……痛いよ」
「大変、唇から血が出ている」
真央は傷口の様子を見ようと手を伸ばしかけ、汚れているのに気づいて慌てて引っ込め、だが流血は気になり──
咄嗟に、ひょいと首を伸ばして優の唇から血をすすった。
「さ、傷には触らないで」

手を洗い、脱脂綿で傷口を消毒する。なぜか優はその間中、赤面していた。不審に思って尋ねると、耳まで真っ赤にして、
「キス……した、僕……初めてなのに」
「あなたが赤ちゃんのときはいっぱいしたわよ?」
「それとは違うよ、僕、もう大人だもん」
真央は「身内とはノーカンよ」といなして立ち上がるが、思わず自分の唇に触れていた。
そう、性に目覚めた者同士のそれをしてキスというなら、

(優、私も……私も、初めてだったのよ……?)

あれだけの辱めを受けて日々を過ごしていながら、キスというものをされたことのない自分を再発見して、
さすがにちょっと驚くが、訳の分からない嬉しさが込みあがり、つい顔が綻んだ。

胸が、奇妙に疼いた。

****************************************************************************************************

「あの時……なのね」
瞳を閉じる優の顔を撫で、真央は泣いた。
あの時あの瞬間、すでに優のイノセンスを奪っていたこと、また同時に優によって自分のイノセンスが失われたこと、
その、世界の危機にしてはドスメティックに過ぎる、しかし、全ての歪みがそこに起因していたことを再認識し、真央は悲しくなった。
いつしか、この痛みも光に変わるのだろうか。オーティシアがいなくても、自分は、幻痛の砂漠に立っていられるだろうか。
そっと優に唇を重ねる。優が目覚める気配はない。
胸は疼かない。痛みにも変わらない。
オーロラは降りない。
311ss見習い ◆lIEB4aV./s :04/11/03 10:20:30 ID:WYJqgH4h
はい、とーとー、極下のオーティシアの終了です。
こんな話にお付き合いしてくれた皆様、本当にありがとうございます。

今度、このスレでなにか書かせていただける機会があるなら、もうちょっと簡素な内容の話にしたいです。
無駄な設定が多いような気がしたので。あと文もですね。

今後の精進の為に、感想や批判をいただけたら嬉しいです。
312名無しさん@ピンキー:04/11/05 00:12:07 ID:l9564WYd
終了乙!
長い間お疲れさまでした>オーティシア作者様
こういう話は結構好きなので、かなり楽しめました

エンジュミルの続きも首を長くして待ってます>エンジュミル作者様
313名無しさん@ピンキー:04/11/05 09:43:38 ID:RxEeLeo2
あとイフリーテスも待っております!
314名無しさん@ピンキー:04/11/06 12:37:12 ID:fXSQ4EZf
導入部が少し性急かとも見えましたが
すべて終わった後に第一回から
再度読み返してみるとあれで正解だと思った

それと最初は違和感を感じた第1話のラストが
重要な伏線だったことに最後に気付いた…

えろ周辺、敵の描写も良かった。
貴方の技量に喝采>オーティシア作者様
315名無しさん@ピンキー:04/11/09 22:34:07 ID:j6yeSA1h
昔アニメであったような、いかにもスーパーロボットものって感じのネタのも読んでみたい。
技を繰り出す時はポーズを付けて「〜ビィィィム!!」とか叫んだり、ロボが攻撃を受けると
パイロットもほんとに苦しそうにもがいたりと、戦闘シーンがハデなやつ。
お母さんがパイロットで息子は基地のオペレーターという設定。
コクピット内の様子は常にモニターされており、フィードバック効果で苦しめられる
お母さんの大変な姿もオペレーターである息子には丸わかり。
息子はモニター越しのお母さんに向かって声援を送りながら戦いをサポートする。
316名無しさん@ピンキー:04/11/13 19:52:25 ID:+cofPNt4
カシオペアがそんな感じだったね。
317名無しさん@ピンキー:04/11/16 17:08:54 ID:uRtHpAvq
保守
318名無しさん@ピンキー:04/11/20 23:59:55 ID:SAAaf/QT
コクピットの様子はこんな感じかな。
ttp://www.anime-int.com/works/iczer/iczer-1/ova/image/iczer1_03.jpg
319名無しさん@ピンキー:04/11/26 12:15:21 ID:T4Zt9TFH
ほしゅ
320名無しさん@ピンキー:04/12/02 22:55:17 ID:2FOwi/on
ロボットもいいけど、ゴッドマジンガーみたいなのもいいかも。
ところで作者様たち戻ってきてくれんかなぁ。
321名無しさん@ピンキー:04/12/06 03:07:06 ID:jzuEvCtr
これまでこのスレに登場した作品を集めたダイジェストページ
ttp://f53.aaa.livedoor.jp/~musique/super-robo/index.html

過去の作品を読みつつ新作待ち〜
322名無しさん@ピンキー:04/12/13 20:57:09 ID:Po2mrbgn
やはり操縦システムはライガーみたいなのがいいね。
323名無しさん@ピンキー:04/12/13 22:02:16 ID:Q+TLnJ9U
315サンのアイデアいいですね!
マジンガーやゲッターノリで思い切り女型のロボでシンプルにがんばってほしいです!
324名無しさん@ピンキー:04/12/22 04:57:54 ID:YZa6aqOM
保守
325名無しさん@ピンキー:04/12/28 10:42:16 ID:/16l9cRK
新たなスーパーロボットもみたい
囚われた真理恵ママの続きもみたい
母乳ロボのお乳もみたい
オーティシア作者様の新作もよみたい
326名無しさん@ピンキー:04/12/28 20:49:08 ID:hvGT8puC
>母乳ロボのお乳もみたい

見たいのか揉みたいのか、はっきり言って貰おう。
327名無しさん@ピンキー:05/01/05 10:49:02 ID:XsC9GeYG
保守
328名無しさん@ピンキー:05/01/07 10:50:57 ID:K2yh/jJl
母機と子機が分離したり合体したりして闘う
なんてのを希望
とつぶやいてみる
329名無しさん@ピンキー:05/01/14 10:42:44 ID:hkEe5WUk
まずは母親が出撃して戦う
ピンチになったとこで息子が強化パーツで出撃して合体
てな感じかな
330名無しさん@ピンキー:05/01/20 02:19:58 ID:Jy5eZr8T
もっと萌える設定はないものかと考えてみる。
331名無しさん@ピンキー:05/01/29 11:56:26 ID:hAOs8NNn
ファフナーみたいな操縦システムで
ロボはビューナスA
パイロットの衣装はプラグスーツみたいな感じ
332名無しさん@ピンキー:05/02/17 14:16:48 ID:QCxP00yI
ほしゅ
333名無しさん@ピンキー:05/02/23 03:47:44 ID:dTOrP9KP
これまでの作品を保管したダイジェストページ
ttp://f53.aaa.livedoor.jp/~musique/super-robo/index.html
334はわわ:05/02/25 22:50:51 ID:UQDH/wAe
 ロボの外観はどちらかといえばヴァルシオーネRのような感じで操縦システムはマスタースレイブ方式で(Gガンのアレ)
335名無しさん@ピンキー:05/02/28 22:09:28 ID:5rngct8l
マジレンに合わせて、スーパーロボットに変身して戦うお母さん

…やっぱダメだ
336名無しさん@ピンキー:05/03/01 09:10:01 ID:wzZlp8V1
>>335
マジレンジャーの場合合体後はコクピットがあるようなので、
そこに>>328-329を絡めればいい感じかも。
337名無しさん@ピンキー:05/03/08 20:13:26 ID:7stjcTzO
とりあえず攻撃に悶え苦しむママンが見たいのよAGE
338名無しさん@ピンキー:05/03/14 23:05:45 ID:v1u8OYdo
>337に激しく同意なのよ保守
339名無しさん@ピンキー:05/03/16 22:06:06 ID:eB8yFYOK
スパロボ系待ってますね
340名無しさん@ピンキー:05/03/17 19:28:45 ID:yiTn6CDq
「地球防衛軍に出動要請!ネオトキオシティA地区に、ドクターギルのロボット獣出現!」
近未来の地球、世界征服を企むドクターギルは、配下のロボット獣で主要都市に進行を図っていた。
それを、迎え撃つのは地球防衛軍のエースロボット・アフロティアAだ。

「アフロティアA、出撃します!」
アフロティアAを駆るロボットパイロット、広末真知子がコクピットに入って行った。
中に入ると戦闘スーツを脱ぎ全裸になる。
すると、四方からシュルシュルと、幾本ものコードが伸びて、真知子の体に巻きついた。
これで、真知子とアフロティアAは一体となるのだ。

最新式戦闘ロボット・アフロティアAは、フィードバックシステムといわれる方式を採用していた。
操縦者とロボットが、動き、感覚など完全に一体化することによって抜群の操作性を獲得できるのだ。
ただし、この方式を使えるのは女性だけである。
そして、操縦を完全にマスターするには最低でも十年は掛かるのだった。
したがった、実戦に出れる操縦者は30以上の熟女ばかり、ということになる。
341名無しさん@ピンキー:05/03/17 19:30:53 ID:yiTn6CDq
地球防衛軍で最も優秀なロボットパイロット・真知子は39歳であり、一人娘を持つ母であった。
17歳の娘奈々も防衛軍の研修生である。
美しさでも有名な母娘であった。

「デーモンΩ、徹底的に破壊せよ!」
飛行要塞サルールからロボット獣に命令を出す、ギル軍団の司令官、ゴーレム侯爵。
(フフフ、アフロティアAよ早く来い。今日こそお前の最期だ!)
ゴーレムは、今まで何度も煮え湯を飲まされたアフロティアAに必殺のワナを仕掛けたのだ。

「ロボット獣、破壊を止めなさい!」
遂にアフロティアAの登場である。
「ふっ、来たなアフロティアA!」
ニヤリとするゴーレム。
地球防衛軍とギル軍団の切り札同士の対決だ。
342名無しさん@ピンキー:05/03/17 19:32:26 ID:yiTn6CDq
「バストミサイル!」
いきなりアフロティアAが先制攻撃だ。
豊満な乳房状に盛り上がった胸部からミサイルを撃ち込む。
コクピットの中で胸を前に出し、意志の力で発射するのだ。
ところが、デーモンΩが前に盾を掲げるとバストミサイルは弾かれてしまった。

「ああっ!効かない!」
必殺兵器がかわされたことに焦った真知子は、バストミサイルを連射した。
ところが、すべて盾によって防がれてしまったのだ。
「ハハハ、ワナにはまったなアフロティアA!周りを見ろ!」
とゴーレム。

真知子が周囲を見回す。
すると、いつの間にかデーモンΩを含めて四体のロボット獣に取り囲まれているではないか。
「し、しまった!ワナだったのね・・・・・・」
臍を噛む真知子。
四対一では明らかに不利。しかもバストミサイルは打ち尽くしてしまった。アフロティアA絶体絶命だ

343名無しさん@ピンキー:05/03/17 19:33:17 ID:yiTn6CDq
「デーモンΩ、サターンα、アスタロトβ、ベルゼブブΘ!アフロティアAを地獄に落とせ!」
ゴーレム侯爵の号令で、総攻撃に出るロボット獣軍団。
四方から、中央のアフロティアAに一斉に破壊光線を浴びせる。

「きゃあああっ!」
フィードバックシステムが裏目に出てしまう。
コクピットの中で悶絶する真知子。アフロティアAの受ける苦しみは、すなわち彼女の苦しみとなるのだ。
「ああっ!ママ頑張って!」
防衛軍のスクリーンで母の姿を見守る娘・奈々も気が気ではない。

「くううっ!」
ガックリと膝をつくアフロティアA。もはや劣勢は隠せない。
「よし、押さえつけろ!」
侯爵の命令で、ロボット軍団はアフロティアAを大地に押さえつけた。
サターンが両手首を押さえる。アスタロトが右脚を、ベルゼバブが左脚を押さえた。
アフロティアAは大股開きの格好で押さえ込まれてしまったのだ。
344名無しさん@ピンキー:05/03/17 19:34:23 ID:yiTn6CDq
コクピットの中の真知子も全裸で大股開きの格好になっていた。
「い、いやあっ!何をするの!」
誰にも見られているわけではなかったが、恥ずかしさで全身が紅潮する。

そしてアフロティアAの上に仁王立ちになるデーモンΩ。
初めて至近距離に来た敵ロボット。旧式のコクピット操縦式だった。
そして、真知子はそのコクピットを見て、デーモンの操縦者を知ったのだ
「ど、どうしてなの!?」
彼女は驚愕した。

「い、泉さん!泉さんじゃないの!?地球防衛軍のはずのあなたが、どうして悪のロボットを操縦なんか!」
それは真知子の同僚、泉幸代だった。
「フフフ、あなたがいけないのよ、真知子さん。あなたが、わたしにさんざん意地悪をしたり、嫌がらせしたり
辱められたことか・・・・・・どんなにわたしがつらい思いをしたかわからないでしょうね」
幸代は悪魔に魂を売ったのだった。
「ち、違うわ!誤解よ!」
必死で弁解しようとする真知子。

345名無しさん@ピンキー:05/03/17 19:35:23 ID:yiTn6CDq
「フッ、もう遅いわよ!このデーモンΩは男性式ロボット。こんな立派なのを持ってるわ!」
デーモンΩの股間からペニス状の巨大な鉄の棒が屹立した。
「…・・・い、い、いやああっ!・・・・・・」
敵の意図を知り慄然とする真知子。

(アフロティアAを犯すつもりなのね!?)
そして、アフロティアAがレイプされる事は、すなわち真知子が犯されるということである。
(そ、そんなの御免だわ!)
アフロティアAは必死でもがくが、逃げる事はできない。

「フフ、いくわよ真知子さん!」
幸代の操縦するロボットの鉄のペニスが、アフロティアAの股間を貫いた。
「・・・・・・いやあああっ!!・・・・・・」
コクピットの中で絶叫する真知子。
「マ、ママ、逃げて!」」
娘の奈々も涙を流す。娘の見ている前で母が犯されるのだ。

「・・・・・・ああっ!・・・・・・あああっ!!・・・・・・
デーモンの次は、アスタロトだ。アフロティアAを姦してゆくロボット獣軍団。
快感などまったく感じない。
「お、おのれ幸代!か、必ずこの復讐は果たしてやる・・・・・・」
凌辱地獄のなかで誓う真知子であった・・・・・・」

fin
346名無しさん@ピンキー:05/03/17 19:57:53 ID:jSpQPWJb
GJ!
でもこれで終わりなの?
つづかないの?
347名無しさん@ピンキー:05/03/17 21:17:14 ID:AEkvDJVB
GJ!!!!!!!!
ぜひ続きを!
348名無しさん@ピンキー:05/03/17 21:27:49 ID:VGW5M04t
おお、新しいママロボが
長いこと過疎状態だったもんな〜
349ベル:05/03/17 21:36:19 ID:K3ZuFaHz
上の短編SSの作者です。
いつもはフェチ板の、戦う熟女ヒロインというスレで書いてる職人です。
実はうちの前スレで、こちらが過疎化してるから助けて欲しい、というご依頼があり
人妻がヒロインという共通点もあるんで、自作の登場人物をパロってご挨拶がてら
短編を書かせてもらいました。ロボットものは初めて書きましたが、難しいですね。
自分、羞恥責めが得意分野なんですが、少し勝手が違いました。
こういう難しい題材で萌え作品をものしている、こちらの職人さんには敬意を表します。
機会があれば、また。
350名無しさん@ピンキー:05/03/17 23:10:09 ID:AEkvDJVB
ベル様

ものすごくツボな描写最高でした。「機会があれば」なんていわず続編をお願いします。
351名無しさん@ピンキー:05/03/18 04:01:43 ID:N5Re/q8e
とりあえず戦いでボコボコにやられて
フィードバックシステムで苦しみまくるママが見たい。
352名無しさん@ピンキー:05/03/18 20:42:13 ID:ILlTudmN
>>349
たしかに難しい題材かもしれませんが、ロボットものならではの良い部分もありまして。
特にこの操縦システムは、パイロットをいたぶるのに最適(w

ロボがダメージを受けてもパイロット本人は傷付くことなく
苦痛のみがフィードバックされるので、かなり思いきった責めが可能。
ロボは修理が可能だから少々ひどく破壊されてもOK
ただパイロットであるママンは、直接傷付かないがコクピットの中で拷問状態。

この便利な機能を活かしてぜひ続編を!
353名無しさん@ピンキー:05/03/18 21:38:03 ID:F8IVgRQx
ベルさん

あっちとあっちのお話が落ち着かれましたら
是非、続きをお願いします。
いつまでも待っております。
354名無しさん@ピンキー:05/03/18 23:39:34 ID:F8IVgRQx
ところで場つなぎで投下を試みようと
思うのだが……
355名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:28:11 ID:M3tVadN4
>354
ぜひお願いします
356名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:40:10 ID:dJ1HAIcz
一応こんな感じです。ロボットは女性型ではありません。
『超神機 Gジュピター』

※登場人物※
★堀川月子(36)……『超神機 Gジュピター』を操る二児の母親。
          林原研究所に事務のパートで入っていたが、
          Gジュピターに選ばれ否応なしに搭乗することに。
          土日はお休み。時給1200円  
          夕飯の支度があるので出勤時間は午後5時まで。
          美人でしっかりものだが、頼まれると断れない性格。
          ちなみに
          身長163cm  体重 53kg
          バスト 90cm ウエスト 57センチ
          ヒップ 88cm
★堀川健二(40)……月子の主人。ごく普通の会社員で役職は係長。
          今でも月子は事務のパート勤めだと思っているので、
          Gジュピターの搭乗者が自分の嫁さんとは知らない。
★堀川真菜(16)……堀川家長女。高校1年生。
          月子がGジュピターに乗っているのを知っているので、
          毎回ハラハラしながら活躍を見ている。
★堀川奈緒(14)……堀川家次女。中学2年生。
★林原創三(58)……林原研究所の所長。ロボット工学の権威。
          木星で発見された未知のエネルギー“ジュピテル”を
          利用してGジュピターを開発した。
★三島勇作(28)……林原研究所の所員。月子の娘真菜に惚れている。
★木下琢磨(58)……“ジュピテル”を発見した科学者。林原の友人。
357名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:46:03 ID:dJ1HAIcz
登場人物続き

★皇帝マディス=カマース14世(?)……地球を狙う侵略者。宇宙人。
★ガンラ将軍(?)……マディス軍の二大将軍の一人。武勇にすぐれ勇猛果敢。
★ティナウス将軍(?)……マディス軍の二大将軍のもう一人。知力に長けた
             作戦参謀。女。
★Gジュピター……林原博士が開発したロボット。未知のエネルギー“ジュピテル”
          で稼動する。
★“ジュピテル”……木星で発見された未知のエネルギー。謎が多いが意志を
           持っている。搭乗者として月子を選んだ。


過去に投下されている職人さまたちのものとは、かなり毛色の違う感じかと思います。
場つなぎということでご容赦下さい。
358名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:47:33 ID:dJ1HAIcz
☆☆超神機 Gジュピター☆☆

  第1話『Gジュピター発進せよ』

西暦20XX年。
地球はマディス帝国を名乗る、謎の宇宙人から突如侵略を受けた。
驚くべき科学力で圧倒的な力をもつ彼らの前に、地球の軍隊は成す術もなく
敗れ去る。

だが、いずれこうなることを予測していた科学者がいた。
林原博士と親友の木下博士だ。
木下博士が木星で発見した未知の超エネルギー“ジュピテル”を利用して
林原博士はこの日のために戦闘用ロボットを開発していた。
その名は“超神機 Gジュピター!”

「林原博士。あなたのおっしゃっていたことは正しかった。今こそ、Gジュピターの
出撃をお願いする」
「総理……こちらこそ今までお世話になった。言うまでもなく、すぐさま発進させましょう」
林原博士は、マイクを握ると研究所内全館に聞こえるように放送する。

「所員に告ぐ!いよいよGジュピターの出撃命令が下った。侵略者たちは都心を
攻撃中だ。一刻の猶予もない。すみやかに出撃準備を進めてくれ」
その時、博士の傍にいた研究所所員三島勇作がこう叫ぶ。
「博士!Gジュピターの格納庫から、通信です!」
359名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:48:32 ID:dJ1HAIcz
「どうした?なにごとだ!?」
「博士!大変です!Gジュピターの操縦席へのハッチが開きません!」
格納庫から切羽詰った様子の所員の声が聞こえる。
「な、なんだと!!」
メンテナンスは完璧のはずだ。それもハッチの開閉などメンテナンス以前の
問題ではないか……

「手動に切り替えろ」
「それもさっきからやってます。大の大人が五人がかりでも開かないんです!」
なんということだ。よりにもよってこんなときに……

「博士!」
三島が再び叫ぶ。
「え〜い!今度はなんだ!」
「Gジュピターからこちらに通信が入っています。スピーカーに流します」

「……お……と……こ…の…せ…るな……」
「なんだ?これは……」
「ですから、Gジュピターからの通信です……」
「誰か中にいるのか?」
林原は三島にそう尋ねる。

「いえ……Gジュピター内に生体反応はありません」
「では誰が……まさか……ジュピテルが……」
発見者の木下がかつてこう言っていたことがあった。『“ジュピテル”は意志を持って
いるのかも』……と。
360名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:50:10 ID:dJ1HAIcz
「いったいなにを言ってるんだ?」
「な、なんだか男を乗せるなって言ってるみたいですが……」
「なんだとぉ……バカか!こいつは」
林原は思わずそう叫ぶ。

「バ…カ…っていったな…そん…な…こと…いうほう…が…バ…カだ…」
ジュピテルがそう返してくる。
「は、博士、聞こえてますよ……」
「くそ……で、では今から女性スタッフを乗せる。とにかくハッチを開けてくれ」

「…つ、つきこ…さん……がいいな……」
「わかった!つきこさんだな。すぐそちらに行かせる……三島くん、つきこさんを呼んでくれ」
林原は三島にそう命じた。
「えっ……でも、彼女そろそろ時間ですが……」

「時間……?」
林原は三島がなにを言ってるのかわからなかった。
「ええ…彼女3時までなんで……」
「ちょっと待て……つきこさんて誰なんだ?」

「ひと月ほど前から来てもらっている。事務のパートさんです。一応9時から3時まで
ってことなんで……」
「事務のパートさんって……パイロットの見習いの娘とかじゃないのか?」
「え、ええ。堀川月子さんと言って、確かお子さんが二人ほどいる主婦の方だったと……
年は36歳じゃなかったかな?」
361名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:51:45 ID:dJ1HAIcz
それを聞いた林原は思わず“ジュピテル”に話しかける。
「ど、どうだ。うちにはもうちょっとピチピチした20代前半の娘もおるんだが
その辺りで手をうたんか?」
なにか風俗の呼び込みでもしてるような錯覚に陥ったが、素人を乗せるわけにもいかない。
しかし、“ジュピテル”はこう答えた。

「ガ…キ…は……しゅみ……じゃ…な…い…つ…きこさ…んじゃ…なきゃ……」
「……こいつ……熟女好きか……」
こうなったら背に腹は変えられなかった。
「え〜い!仕方あるまい。三島くんその堀川月子さんとやらをここへ呼んでくれ!」


「あの〜お呼びですか?」
しばらくして堀川月子がやってきた。
ストレートの黒髪の似合うなかなかの美人だ。36歳といっていたがとてもそんな
年齢には見えない。20代後半といっても充分通用する感じだった。

「堀川月子さんですね……」
林原は丁寧に応対する。なんといってもこの女性に、地球の命運が掛かっているのだ。
「じつはあなたに、Gジュピターに搭乗して頂きたいんです」
「えっ!こ、困ります……」

そうだろう……地球の命運の掛かったこの一大事だ、普通の主婦がはいそうですかと
了解するはずもない。
「今日は下の娘の塾の日なんです。送り迎えがありますから5時までには帰らないと……」
塾って……おい!!

「奥さん、わかりました。娘さんの塾への送り迎えはこちらでなんとかします。
なんなら夕飯の支度もしますから、どうかGジュピターに搭乗してください」
林原は土下座をして頼み込んだ。
362名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:53:04 ID:dJ1HAIcz
元来、月子は頼まれると嫌と言えない性格だ。はっきり言って今の旦那とも
押しの一手で寄り切られたようなもので、気がつくと結婚していた状態だったのである。
「……わかりました。やれるだけやってみます」
損な性格である。月子はとうとう承諾してしまった。

とにかく事は急を要した。月子はパイロットスーツに着替える間もなく。今まで仕事を
していた普通のスーツ姿で、Gジュピターに乗り込んだ。
すぐさま林原から通信が入る。

「堀川さん。本来は上から垂れ下がっているコードを、パイロットスーツに取り付けて
操縦者の動きとシンクロさせるのだが、今回はこちらから遠隔操作で操縦させていただく。
あなたはただ乗っていてもらえばいいから……それととりあえずヘルメットだけは
着けておいて下さい」

「わ、わかりました……」
「よし!!Gジュピター発進!!」
林原はそう言って号令をかける。
「博士!こちらからの遠隔操作が機能しません!!」
363名無しさん@ピンキー:05/03/19 00:55:47 ID:dJ1HAIcz
すいません。こんな感じです。
エロ系は次回からです。

こんな感じでもよければまた投下します。
364名無しさん@ピンキー:05/03/19 01:58:53 ID:X8k3nj/4
職人様がんばれー!
365名無しさん@ピンキー:05/03/19 10:55:29 ID:wdtrW5/y
面白い!ぜひ続きを!
366363:05/03/20 00:33:43 ID:pP2T3exC
超神機 Gジュピター 362のつづき

司令室がパニックに陥っている時、操縦席の月子へ“ジュピテル”が話しかけていた。
「つき…こさ…ん…やっと…ふたりきりに……なれました…ね…」
「えっ、誰?」
誰もいないはずのコックピット内で、急に話し掛けられ月子は戸惑った。

「ここの…ひと…たちは…じゅ…ぴてる…とよんでるよ…」
こころなしか“ジュピテル”は話し方も流暢になっていた。徐々にだが学習をしているようだ。
「“ジュピテル”ってこのロボットを動かしてるエネルギーだって聞いたけど…」

「そうですよ……まえから…あなたのこ…とは…ずっと…見てました…
きょうの…スーツすが…たも…もえ…です…」
「そ、そうですか…ありがとうございます」
どう答えてよいかわからず、とりあえずお礼を言う月子。
「月こ…さん!どうかぼくと…付き合って…くださ…い!」
「へっ?」
突然、未知のエネルギーに告白され、さらに月子は戸惑った。

「で、でも…あなたのこと、よく知りませんしそれにわたし人妻なんです。
子供もいますし主人を裏切るなんて…」
「そうですか…ごしゅじんが…でもしょうがいが大きければ…大きいほど…
恋の炎は…燃え上がるものです…ぼくはいつまで…も待ってますよ」

そんな会話は司令室に筒抜けだった。
「なんか“ジュピテル”のやつ口説いてますけど……」
三島がどうしましょうかと林原に尋ねる。
「この非常事態に…なにをやっとるんだぁ!……奥さん!奥さん!!」
367363:05/03/20 00:34:38 ID:pP2T3exC

「は、はい!聞こえてます!」
「いいですか、“ジュピテル”のやつがこちらからの遠隔操作を遮断している
ようです。こうなったら奥さんに操縦して頂くしか方法がありません」
「えーっ、わたしそんなことできません」

あせる月子。なんといっても車の免許でさえ、半年前に取ったところなのだ。
しかも卒検で2度も落ちている。ロボットの操縦などできるはずもなかった。
「大じょうぶ…。僕が操じゅうしてあげるよ……月子さんは…座ってるだけで
いいから…」
“ジュピテル”が月子にそう話し掛けた。

「じいさん。目的ちはどこ?」
今度は司令室の林原に尋ねてくる。
「よ、よし。今からデーターを送る…三島くん!」
「は、はい」

「りょうか〜い。じゃあ月子さん。行こうか?ふふっ。ふたりの…はつデートだね」
「えっ…初デートって……ちょ、ちょっと待って!」
Gジュピターの全身が光を帯び輝きを増していく。
ついにと言うか、やっとと言うべきか超神機Gジュピターは起動を始めた。
368363:05/03/20 00:35:39 ID:pP2T3exC

「発進するぞ!カタパルトを開け!!」
「了解!……いや駄目です!間に合いません!」
ドガガーンン!!!!
格納庫の上にあるプールが発射口となっていたが、Gジュピターはそれが開ききる前に
飛び出してしまった。

「うおぉぉぉ!総工費3億円をかけた、プール型カタパルトがぁ!」
無残に破壊されたカタパルトを見つめ嘆く林原の背に、三島はぼそっと語りかけた。
「プール型って……アニメの見すぎですよ……博士…」

一方、格納庫を飛び出したGジュピターは、音速を超え目的地に向かって飛んでいた。
「まだまだスピード出せるけど、月子さん普通のスーツだからこれくらいにしとくよ…
とうちゃくするま…で空のランデブーと行きましょう」
“ジュピテル”はそう話し掛けるが、月子の方は発進時のGで失神寸前だった。

「あれ……月子さん大丈ぶ?」
“ジュピテル”の声に反応するかのように、コックピットの上から垂れ下がっていた
コードがスルスルと月子の元へ伸びてきた。
「胸が苦しいんじゃない?楽にしてあげるよ」
369363:05/03/20 00:36:25 ID:pP2T3exC

コードは器用にスーツとブラウスのボタンをはずし始め、今度はそれを脱がしに
かかる。
気を失いかけていた月子も、上半身を裸にされかかりさすがに抵抗を見せる。
「ちょ、ちょっと!なにをするの!」

「安心して…僕にまかせといてよ。すぐ気持ちよくしてあげるから…」
脱がされまいと必死で胸を隠す月子の両腕に、別のコードが絡まってきて身動きが
取れないようにする。
「えっ!や、やめて〜っ」

月子の叫びもむなしく、上着とブラウスはするりと脱がされてしまう。
さらにはブラジャーにまでコードは手を(?)伸ばしてきた。
「あ〜ん、駄目よぉ!そんなことしたら!」
コードはブラ越しに月子の豊満な双乳を、ゆっくりとモミモミしていく。

「あん、いやん、やめて……やめてったらぁ」
月子は必死に抵抗を試みるが、いかんせん両腕がコードで拘束されているため、
抵抗らしい抵抗にならない。ほとんど焼け石に水であった。
そうこうしているうちに、コードはさらにブラの中にまで侵入し右の乳首をサワサワと
弄んでいく。
370363:05/03/20 00:37:17 ID:pP2T3exC


「ああ……駄目……どうにかなっちゃうぅ……」
執拗なまでに胸を責められ、月子の官能は限界にきていた。
(こんなコードに弄ばれて感じちゃうなんて……あなた月子を許してぇ)
もう少しで快感の極地に達しようとしたその時、コードの動きがピタッと止まった。

「ああん……どうしたのぉ……?」
突然、愛撫をやめられ月子は不満そうに鼻を鳴らして訴える。
「ごめんねぇ、そろそろ敵影が見えてきた……また後で可愛がってあげるよ」
“ジュピテル”の言葉に我にかえり、月子は恥ずかしさのあまり赤面してしまう。

「な、なにを言ってるの!バカ!」
そう口では言ってもショーツの中の女の部分は、恥ずかしいほど蜜があふれていた。
「そうかなぁ……なんかシートが濡れてる気がするんだけど……まあいいや…
ほら、敵機を確認したよ。ロボットみたいなのが二体と、でかい要塞みたいなのが
空を飛んでるけど」
月子はモニターで確認をする。

「ほんとだわ。あれと戦うのかしら?」
自衛隊が応戦しているようだが、まるで歯が立たない。このままでは全滅を待つ
ばかりだ。
「とりあえず、地上に降りましょう」
月子の言葉に“ジュピテル”はGジュピターの高度を下げ、地上に降りていった。
371363:05/03/20 00:38:05 ID:pP2T3exC

「グワッハハハハ!!もろい!もろすぎる。いままで侵略した星の中でも
飛びぬけて弱いぞこいつら!!」
空中要塞デミラの司令室では、マディス帝国軍の将軍ガンラが高笑いをしながら
酒を飲んでいた。
「ガンラ。余裕なのはわかるが戦闘中に酒は控えろ」
もう一人の将軍ティナウスがたしなめる。

「はん、おまえは真面目すぎるんだよ。こんなやつら眠ってても勝てるわい
まあ、この星ではおまえの悪巧みも必要なさそうだ。ゆっくり見物してな」
「ふっ…確かに能のないおまえの戦いっぷりにぴったりの星だ。まあ、今日の
総指揮官は貴様だ好きなようにするがいい。ふん、まったく面白くもない星だ」
二人がそんな会話をしていると、オペレーターから通信が入る。

「ガンラ将軍!高速でこちらに近づいてくる物体があります」
「ほ〜っ援軍か…いくら来ても同じことよ。何機だ?」
「一機です」
その言葉にガンラは、吹き出しそうになるのをこらえながらこう言った。

「ほっとけ!一機くらいの援軍で、この圧倒的な戦局は変えられはせん。
粉砕あるのみだ。ガッハハハハ」
だが、これから数十分後、彼らはGジュピター…いや“ジュピテル”のその驚異的な
力を目にすることとなる。
372363:05/03/20 00:50:11 ID:pP2T3exC

すいません
エロ系は次回などと言っておきながら
ほとんどエロっぽいとこなかったですね……orz

やっぱりFBSは必要かなぁ…
373名無しさん@ピンキー:05/03/20 09:04:52 ID:NuY5zanq
いよいよ戦闘ですな
ママンはどうなる?
374363:05/03/21 01:01:49 ID:oIWGmS8s
超神機 Gジュピター つづき

時間は少し遡る。月子がGジュピターで発進したとほぼ同時に、林原研究所に一人の
少女が訪ねて来ていた。
少女の名は堀川真菜。現在16歳になる月子の上の娘だ。公立高校に通うごく普通の
高校一年生である。
まだ線は細いが母親ゆずりのスタイルの良さは、これからの成長をうかがわせた。

月子の娘がたずねてきたことを知り、林原はとりあえず応接室に通す。
事情を説明すべきか迷ったが動揺させてはいけないと思い、月子は用事で出かけている
と伝えた。
「な〜んだ。せっかく近くまで来たから送ってもらおうと思ったのに……
それでママはいつ帰って来るんですか?」

まさか侵略者を倒してからと言うわけにもいかず「ちょっと遠いところなんで時間
はわからんなぁ」と答えるしかなかった。
「も〜っ、今日は奈緒の塾だから送り迎えがあるって言ってたのにぃ。ほんとあの人は
頼まれると断れないんだからぁ」

「塾の件は聞いとるんだよ。うちのスタッフが送り迎えするってことで了承して
もらったんだ。そうだ君も家まで送らせよう」
「ホント!らっきぃー」
やれやれようやくこの娘を帰らせることができる。詳しいことは月子さんと
相談してから家族の人に説明しよう。

林原が真菜を送り出そうと席を立ったとき、応接室に放送が入る。
「博士!大変です。月子さんが!!」
「えっ!?月子ってママのこと?なにが大変なの」
やはり事情を説明せねばならないようだ。
林原は真菜とともに司令室へと向かった。
375363:05/03/21 01:05:06 ID:oIWGmS8s

Gジュピターは地上に降り立った。
敵ロボットはかまうことなく街を破壊し続けている。
「なんか……全然無視されてるわね」
「月子さん。やっぱりこういうときは、なにかカッコのいいセリフで登場しないと
いけないんじゃないの?」

どこでそんなことを覚えたのか。まさしく未知のエネルギー体……謎が多い……
「でも…そんなの、なんて言ったらいいのかわからないわ」
「なんでもいいんだよ。適当に……」
そうは言ってもあまり人前で話した経験もない。
とにかくやはり挨拶からかと月子はしゃべり始めた。

「み、みなさん!はじめまして!!Gジュピターです!街を壊してるそこのロボット
の人たち。やめて下さい!」
なんとも間抜けなセリフだったが、月子はいっぱいいっぱいでなにをしゃべっているのか
よくわかっていなかった。
「こ、こんなもんかしら……?」

そのときコックピット内に聞き覚えのある声が響く。
「ママ!!」
「えっ?真菜ちゃん!?」
娘の真菜だった。モニターは“ジュピテル”が切っているようなので声だけである。
どうやら司令室から通信しているようだ。

「“真菜ちゃん”じゃないわよ!!そんなところでなにやってんのよ!?」
「ママ、お仕事なのよ……」
「もう!どこの世界に事務のパートがロボットに乗って戦うような仕事があんのよ!
ちょっとは断んなさいよ!」
まあ……確かにそうだけど……

376363:05/03/21 01:07:27 ID:oIWGmS8s

二人が話しているとそこに“ジュピテル”が割って入ってくる。
「やぁ、真菜ちゃんだったね。僕といるから月子さんは大丈夫だよ。心配ないから」
「あーっ!あんたね。ママをそんなとこに連れ込んだのは!?早くママを降ろしなさい」
「ははは…ひどい言われようだな。将来きみのパパになるかもしれない僕に向かって」
ひどい言われようもなにも真菜の言ってる通りじゃないの、と月子は思ったがここは
だまっていた。

「パパって…あんたバカじゃないの?だいたいママもママよ。さっきだってなんかいやらしい声あげてるし」
げっ…あれを聞かれたの?幸いモニターは切られているから、姿までは見られていないが
娘に聞かれて良い声ではなかったと思う。

「まぁまぁ……月子さんは僕が必ず守るから、心配しないで待っててね」
「ちょっと!待ちなさい!コラ!!」
そこで通信は“ジュピテル”によって切断される。
「ごめんね…真菜ちゃん……」

「さてと、将来の娘を悲しませるわけにいかないから、さっさと片付けますか」
「将来の娘って…あのねぇ!」
月子が反論しようとした時、頭上から例のコードがスルスルと伸びてくる。
「ちょっと!また!こんな時になにするつもりなの!?」
377363:05/03/21 01:08:34 ID:oIWGmS8s

「おっと、誤解しないでよ。僕も簡単な動作をこのロボットにさせることは
できるけど、まだ細かい動きまではできないから、月子さんの動きをトレース
させてもらうだけだから」
コードは手、脚、胸、腰そして頭部へと巻きついていく。
操縦席が格納され、月子は立ち上がった状態になる。

「じゃ、じゃあ、わたしの動きがGジュピターと連動するってこと?」
月子は不安そうに尋ねる。
「そうだね。でも基本的な動きは僕がするから安心して……ほら1体こっちに
向かってきたよ」

まず襲ってきたのは、ロボットと言ってもヒュ−マノイドタイプではなく
どちらかというと恐竜みたいなやつだった。下にキャタピラーらしきものが付いていて
それで移動するようだ。
いきなり小型ミサイルのようなものを大量に発射してきた。

「きゃー!イタ、イタ、痛い、いたい!!!」
Gジュピターがミサイルをもろに喰らって、月子の方にも痛みが走っていく。
「あっ、ごめん、ごめん。言ってなかった。月子さんの動きをトレースするかわりに
こいつが受けた攻撃とかもフィードバックされちゃうから」
「ちょっと!そんなの聞いてないわよ!」
「そりゃそうさ……言ってなかったんだから……」

“ジュピテル”によると伝わるのは、痛みなどの感覚だけで実際に傷ついたりと
いうことはないようだ。
とは言え痛いのは嫌だったので、月子としては敵の攻撃をかわして逃げるのみとなってしまう。
無論、逃げてばかりで勝てるわけもない。
378363:05/03/21 01:11:14 ID:oIWGmS8s

「ね、ねえ。これには武器とかってないの?」
月子は“ジュピテル”にそう尋ねる。
「武器?……そう言えばなんかごちゃごちゃ付けてた気がするなぁ」
「じゃ、じゃあ、なんか攻撃してよ」

「う〜ん。じゃあ月子さん、なんか適当に武器の名前言ってよ。それに合わせて
それらしいの出すから」
なんて適当なの……こんなことで勝てるのかしらと不安になる月子。
「じゃ、じゃあ、適当に言うわよ……えーっとジュピターファイヤー!!」

Gジュピターの胸部から、強烈な熱線が放射される。敵ロボットのキャタピラに
命中し動きを止めることに成功した。
「あっ、当たった!じゃあ今度は……ジュピターサンダー!!」
目からビームが発射され命中する。結構な被害を与えたようだ。

「ちょ、ちょっとサンダーって感じじゃないわね。今度からはジュピタービーム
ってことにするわ」
月子もだいぶ調子に乗ってきたのか、攻撃するときポーズまでとりだした。
「よし!とどめよ!ジュピターソード!!」
左腕から剣が飛び出してくる。
「わぁ、すごい。ほんとに出てきた。じゃあ行くわよ。こう見えても剣道は
経験者なんだから」

「へえ、そうなんだ。すごいね、月子さん」
「高校の時の必修科目だったんだけどね。行くわよ!め〜んんん!!」
月子の実力か、はたまた“ジュピテル”の補佐のおかげか、敵の打ち出す
ミサイルを剣で華麗に捌きつつ、月子いわくの”ジュピターソード”を敵の頭上に
叩き落す。
379363:05/03/21 01:12:41 ID:oIWGmS8s

真っ二つに切断されたロボットは、爆発音を残して跡形もなく消え去った。
「やったー!!よーしあとひとつ」
残る一体はヒューマノイドタイプ。Gジュピターはそちらに向けて移動を開始する。
とその時、月子は膝のあたりに強烈な痛みを感じた。

「あ〜っ!ひ、膝がぁ〜!!」
Gジュピターはもんどりうって倒れこんだ。
膝の関節部分から煙が出ている。
「なんなの?どうしたって言うの?」

「わかんない……急に動けなくなった……」
“ジュピテル”も先ほどまでの余裕がなくなっているようだ。
実は、先ほどまでの動きがGジュピターの駆動系の限界を超えていたのだ。
無理な動きと“ジュピテル”の過剰なエネルギー量は、Gジュピターのエンジン
部分と両脚、両腕の間接に異常なまでの負荷を与え、ついにはオーバーヒートして
しまったのである。

そんな状況を敵が見逃してくれるはずもなく、これ幸いと攻撃を開始する。
倒れこんでいるGジュピターの片足をつかむとグッと持ち上げ、いわゆる股裂き状態に
する。
「きゃーっ!や、やめてぇ!!い、痛い…裂けちゃうぅ」

月子の股が裂けるということはないが、痛みだけは伝わってくる。
なんとか逃げ出そうともがくが、両脚はまるでいうことを聞いてくれない。
なんとか動く両腕を振り回し、反撃を試みる月子だが反対にその腕をつかまれて
しまう。
380363:05/03/21 01:14:24 ID:oIWGmS8s

メキッメキッと音がして両腕が引き千切られていく。
「ギャーッ!!いやっいやっ!!!助けて!たすけてぇ〜っ」
今まで経験したことのない激痛が、月子を襲う。
美貌の人妻は、半狂乱になりながら涙を流して許しを請うのだった。

ブチッ……

嫌な音がしてGジュピターの両腕は引き千切られてしまう。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
まさしく腕を引き千切られたような痛みと、そのショックから月子は意識を失ってしまった。


一方、モニターも通信回線も遮断された林原研究所の司令室では、一般人と同じように
TVを見ながら声援するしかなかった。
調子よく一体目のロボットを片付けたときこそ大いに盛り上がっていたが、両腕を
つかまれさらにはそれを、引き千切られたとき声援は悲鳴へと変わっていた。

「ママ!ママ!!!」
特に真菜の狂乱ぶりは筆舌に尽くし難いものがあった。
「ねぇ!どうなったの!ママは!?ママは無事なの??」
無論、腕を引き千切られたのはGジュピターなのであって、まだ月子の命がどうのという
状態でないことは確かではあった……そう今すぐ助け出せたなら……

だが、遠隔操作もきかず通信すらできないこの状況では、無事を祈ることしか彼らに
できる事はなかった。
その時、TV画面に映し出された光景は、彼らの祈りをぶち破るものだった。
馬乗りになって攻撃を続ける敵ロボット。
そして、今その攻撃の手はGジュピターの頭部へ叩きつけられようとしていた。

Gジュピターの頭部……それは月子の乗るコックピットのある位置であった……
381名無しさん@ピンキー:2005/03/21(月) 11:19:22 ID:VITehDfQ
笑いをまじえながらも、ちゃんとピンチに陥ってるね。
いい感じ。
382名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 08:55:50 ID:USd6mMRd
フィードバック機能をいかした強烈な責めがgoo
383名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 01:12:59 ID:1j40hfwu
超神機 Gジュピター つづき

敵ロボットはその拳を振りあげ、Gジュピターの頭部へと叩き落す。
グジャッ!というにぶい音がして、月子がいるコックピットは潰されてしまった。

「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
司令室に真菜の叫びが響き渡った。
そこにいる真菜以外の誰もが一言も声を発しない。
頭をかかえるもの、下を向いて涙を流すもの……
TV画面に映し出された光景は、月子の“死”を意味していた。
いや、Gジュピターの敗北は人類の“死”そのものすら意味している。

「ママ!ママ!!返事して!お願いよ!ママァーーー」
回線のつながっていない通信機に向かって、真菜は叫びつづける。
「そ、そうよ。ジュピテル!!あんたママを守るって言ったじゃない!
どうなってるのよ!?返事しろ、こら!ウソツキ!!答えろ」

「すべてはわたしの責任だ……こんなことになってしまうなんて……」
林原が頭をかかえそうつぶやいた時、TV画面を見ていた三島がこう言った。
「あっ……あの光は…コックピットの辺りからなにか光みたいなのが…」
その言葉にそこにいる全員が、一斉にTV画面を注視する。
384名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 01:14:41 ID:1j40hfwu

見る見るその光は大きくなっていき、そしてさらには攻撃を続けていた敵ロボットを
はじき飛ばしてしまう。
皆が呆然として画面を見ていると、突然通信回線が生き返った。
「こら!誰がウソツキだ?月子は無事だぞ、真菜」

「ジュピテル!」
真っ先に真菜が話し掛ける。
「ママは?ママは?」
「だから大丈夫だっつてんだろ。気は失ってるけど怪我もしてねえよ。言ったろ、
月子は俺が守るって」

「お、遅いのよ!!バカ!無事なら無事で早く言え!」
真菜は悪態を吐きながらも、母が無事でいた安堵感で涙がこぼれてきた。
「すまねえな…まぁこっちにはこっちの事情が色々あってな……それとじいさん!
このロボットもっと頑丈につくれよ。頼むぜ」

“ジュピテル”のセリフがかなり乱暴になっている。同一人物(?)なのかと思うくらいだ。
「じゃ、じゃあ早く帰ってきて……ママを降ろして」
「へへっ…こいつらやっつけちまったらすぐ帰るよ……こう見えても俺は今、むちゃくちゃ怒ってるんだぜぇぇぇぇぇぇ」

その言葉が終わるか終わらないうちに、Gジュピターから発せられていた光は
さらに輝きを増していった。
TV画面はハレーションをおこして真っ白になってしまう。
「なに!?なにが起こってるの?」
385名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 01:18:00 ID:1j40hfwu

輝きを増したGジュピターは、フワリとその身体を宙に浮かべた。
光はますます輝きを増し、そしてさらに大きくなっていく。
ついには先ほどはじき飛ばした敵ロボットを飲み込んでいくのだった。
「ガハハハハハッ!!よくも俺の女を苦しめてくれやがったなぁ!
その罪!てめえの身体でつぐなえぇぇぇぇぇ」

光はその言葉と呼応するかのように急速に収縮していく。
同時に中の敵ロボットもゆがみながら収縮を開始する。
そして……
消滅した……
そこにはロボットの残骸すら残っていなかった。
「さ〜て、上の方に親玉がいたよなぁ……そこ動くなよぉぉぉぉ」



デミラの中はパニックになっていた。
特にあの光を見たときの二人の将軍の驚きは計り知れないものがあった。
「あ、あの光……まさか……まさか奴か!?ティナウス!」
「ばかな……なぜこのような辺境の星に……ガンラ、ここは一旦退くことを
進言する」

「なんだと!俺さまに逃げろと言うのか?」
「戦略的撤退だ。おまえが退かんと言うなら、わたしは一人ででも脱出
させてもらう」
「き、きさま〜っ」
386名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 01:19:03 ID:1j40hfwu

「高熱源体急速接近!!」
「なにぃ〜」
Gジュピターの引き千切られた腕のあとから、光の塊が打ち出された。
「シールドだ!ビームシールドで防御だ!!」
ズウォーン!!

「第二、第三エンジンに被弾!すみやかに消火活動に移れ!!」
シールドでかなり弱まったとは言え、着弾した光の弾丸の威力は
想像を絶するものだった。
「信じられん。デミラのシールドをぶち破るとは……くそぉ、え〜い退け!撤退だ!!」

デミラは空間転移に入る。
Gジュピターは第二波を打ち出した。
だが、わずかにデミラの空間転移が早くその姿はかき消すように
消えていった……

こうして、月子と“ジュピテル”の初陣は終わったのである。
387名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 01:19:56 ID:1j40hfwu

月子は夢をみていた。
大きく、そして力強く、それでいてやさしい腕が彼女を守るように抱きしめている。
夫の腕ではない。誰のものともわからない腕だった。
だが、不思議に嫌悪感はない。それどころかなにか懐かしい感じすらする。

月子は自分の腕を、その抱きしめているモノの首へまわしていく。
もっと強く抱きしめて欲しかった。
守って……

彼女を抱くその腕は、やさしく月子の黒髪を撫でていく。
その愛撫に身をまかせ、自ら唇を重ねていく月子。
そのモノの舌が彼女の唇を押し広げ、口内へと侵入してくる。
月子は拒絶するどころか、積極的に舌をからませていく。

「ふうん……あふん……」
甘い吐息を漏らし相手の舌を吸いあげていく美貌の人妻。
髪を愛撫していた手は、月子の豊満な胸へ移動する。
ゆっくりと揉みしだかれるうち、その乳首は痛いほど充血していく。

「あああん……ああん…」
夫との愛の営みで得られるのとは違う、異質の快感に戸惑う月子。
「誰……あなたは……」
「……様……お慕いもうしております……」
388名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 01:21:15 ID:1j40hfwu

はっと目を覚ましたとき、見たこともない天井が目に映った。
「ママ!!」
真菜が心配そうにこちらを見つめている。
「あ……真菜ちゃん?ここは……」
「研究所の医務室よ」

月子は起き上がると両腕を確かめる。
Gジュピターの腕をもぎ取られた時の感覚が、まだ少し残っていた。
「敵はどうなったの?」
「あいつがやっつけちゃったみたいよ。親玉は逃げたってさ」

「そう……良かった……」
「ねえ、ママ。もう乗らないんでしょ?」
真菜の問いに月子は微笑んで答える。
「そうね。わたし以外の人が乗っても“ジュピテル”が動いてくれるようなら
もう乗らないわ」

「動かなかったら?」
「乗るしかないわね……敵に立ち向かえるのはGジュピターしかないんだから」
月子の答えを聞き真菜はフーッとため息をつきこう言った。
「やっぱり……そう言うと思った。ママってば断れないくせに、妙に頑固なとこあるんだから……しかたない、パパにはしばらく黙っといてあげるわよ」

「ありがとう、真菜ちゃん」
「その代わりお小遣いちょっと値上げしてね」
「ふふっ、バカ。調子いいんだからぁ」
二人は顔を見合わせ笑うのだった。
389名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 01:22:26 ID:1j40hfwu

格納庫では、無残な姿で戻ってきたGジュピターを、三島が見つめつぶやいていた。
「全くハデにやってくれたもんだね。こいつは一から作り直した方が早いんじゃないのか」
「おにいさん。ものは相談なんだけどねぇ」
突然“ジュピテル”が話しかけてきた。お怒りモードが解けたようで、
前の喋り方に戻っている。

「なんだ?相談って」
「ここまで壊れちゃったんだから、この際外身から変えちゃってよ。
月子さんが乗るんだから女性型にしてさ」
「ば〜か、よく考えろよ。ジュピターってのは男の神様なんだぞ」

「ジュピターの前にGが付いてるじゃないか。いるだろGで始まる女神さま」
三島は少し考え、フッと笑った。
「なるほど……後付けにしちゃ上出来だよ。まあ博士には言っといてやるけど…」
そう言ってその場を立ち去る三島。
(なるほど……Gで始まる女神さま。地母神GAIA か…)


「それで確かに奴だったのか?ティナウス」
「はっ陛下、あの輝きほぼ間違いないかと……」
「面白い。ならばあの女も傍におるわけじゃな?」
「確認はしておりませんが……」
「ティナウス。必ずあの女を余の前に連れてくるのじゃ。よいな」
「御意。陛下への忠誠にかけて……」
「フハハハハッ。心待ちにしておるぞ」

                第一話  終了
390名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 10:23:31 ID:kJWR52Hl
GJ!非常におもしろいっす!
ぜひ連載化希望!でございます。

月子さんには夫と“ジュピテル”の間をよろめきまくった挙句、最後に“ジュピテル”を選んで欲しいなーと思う、寝取り属性ありの私w
391名無しさん@ピンキー:2005/03/23(水) 19:45:49 ID:Xds6ZOXi
女性型ロボットになるんですな。
その方がいい!今後に期待。
392363:2005/03/23(水) 23:13:32 ID:1j40hfwu
>>364-365 >>381-382
>>390-391
皆さまレスありがとうございます。
なんか伏線入れまくってる割に
エロらしいエロが入ってない話になってしまい
反省しております。

伏線入れたのに実は今後の展開を考えてないという
いきあたりばったりだったりしますが
せっかくなのでなんとか完結させたいと思っておりますゆえ
どうぞ生暖かく見守って下さい。

一応次回からは女性型になる予定です。
ただ、フィードバック機能につきましては
今までのものと多少毛色の違うものになるかもしれません。

エロパロスレにふさわしい話になるように精進いたします。
393363:2005/03/23(水) 23:46:44 ID:1j40hfwu
>>373
すいません。打ち忘れてました……orz
レスありがとうございます。
394名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 00:45:03 ID:Pb4pUoIt
Gジュピター、期待しています!ベルさんも待ってますよ
395名無しさん@ピンキー:2005/03/27(日) 00:47:30 ID:1LhUGYtb
女型スパロボネタ
http://torupa21.h.fc2.com/index.htm
396363:2005/03/29(火) 01:01:35 ID:pWROX2Po
『超神機 Gジュピター』

         第二話「しのび寄る魔手」

Gジュピターの初陣から一週間。
マディス帝国軍の攻撃は嘘のように止まっており、この間にGジュピターの
改修作業は、急ピッチで行われていた。
主な変更点は、以下の四点である

@外観を女性型ロボットへと変更。
A前回の戦闘で一番破損の激しかった、間接部分の補強。
B“ジュピテル”以外の動力炉の設置。
CMTS(Move-Trace-System)の改良

「“ジュピテル”で最初から最後までGジュピターを動かすと、前回のように
それだけでオーバーヒートする可能性がある。つまり“ジュピテル”に働いてもらうのは
戦闘時のここ一番だけにするということだ」
林原は月子にそう説明する。

「えっと……すると普段はわたしが操縦するということなんでしょうか?」
月子は不安そうに質問する。
「う、うむ……まぁそういうことになるな…だが、そのためにMTSを
より改良しておいた。コンピューター制御で基本的な動きは脳波を検知して
動いてくれる。奥さんが考えただけで、勝手に動作するということだ」
397363:2005/03/29(火) 01:02:52 ID:pWROX2Po

「で、でも……」
「月子さん心配ないよ。いざとなったら僕がなんとかするから…」
“ジュピテル”はそう言って安心させる。
「そ、そうね……じゃあわたし訓練がありますから……」
あの日以来月子は、基礎体力強化と空手、剣道の訓練を受けている。

「あっ、月子さん。パイロットスーツができてるみたいだから、
一度合わせてみておいてください」
三島の言葉に「はい」と言って返事をして月子はその場を立ち去る。

「まったく……おまえが他の人間でも乗せてくれたら、月子さんもあんな苦労
しなくていいんだぞ」
月子の後ろ姿を見送りながら、三島は“ジュピテル”にそう言う。
「他の人間乗せてもあんな力出せないと思うよ……ところで……」
“ジュピテル”は話をそこで止め、今度は林原に話し掛ける。

「MTSのことだけど、やっぱり痛みとかフィードバックされちゃうの?」
痛いところを突いてくる。改良はしたもののこれだけはシステム上どうしようもないのだ。
「これだけはどうしようもなかったんだ。システムの都合でな……」
「まぁそうだと思ったよ。その件に関しては僕の方でいい考えがあるからまかしといて」

こいつの言ういい考えというのが少し不安だったが、今より悪くなることはないだろうと
思い、任せることにした。
「しかし、三島くん。外観を女性型にしてなんとなく弱くなったように見えるんだが……」
林原はGジュピターを眺めながらそう言った。
398363:2005/03/29(火) 01:03:49 ID:pWROX2Po

「そ、そうですか?僕としては美しい戦いの女神という感じでいいと思いますが……」
「う〜む…そうかなぁ……なんか胸とお尻が大きくて腰まわりが細いから…スタイルは
いいと思うんだが……」
じつは体型に関しては、月子のパイロットスーツを作るために採寸した彼女自身の
寸法を、Gジュピターの大きさの比率でほぼそのまま再現していた。
はっきり言ってセクハラである。

「いや!やはり女神はスタイルが一番ですよ!なぁ“ジュピテル”」
三島はそう言って同意を求める。“ジュピテル”も「そうそう」と言って答えた。
「しかしなぁ……」
なにか他にも言いたかったが、出来上がってしまった以上もうしかたがない。
林原はあきらめることにした。
399363:2005/03/29(火) 01:04:37 ID:pWROX2Po

「今回の作戦は、わたしが執り行う。心してかかるように!!」
ティナウスは兵を前にそう言った。
「それで……どういった作戦ですかな?総指揮官どの……」
ガンラが慇懃にそう尋ねる。

「ふっ……前回の指揮官がまぬけだったおかげで、あのロボットがどこから来た
のかさえわかっておらん。まずは、奴の居場所を探す」
「くっ……ふん、しかし悠長だな…どこでもかしこでも攻撃しちまえばいいだろうが」
「ふふふ……まぁおまえが総指揮官のときはそうすればよい。生憎わたしは脳みそまで
筋肉でできてはいないのでな」

「なんだと!!このやろう!」
なぐりかかろうとするガンラの拳をひらりとかわし、ティナイスはにっこり笑って
こう言う。
「いずれ、おまえの出番は必ず来る。それまでは酒でも飲んでゆっくりしていろ。
ハハハハハハ」

そう言ってティナウスは立ち去っていく。
「けっ!クソおもしろくもねえ!あの女覚えてろよ。おい!!俺の部屋へ酒を
もってこい!!ぐずぐずするな今すぐだ」
400363:2005/03/29(火) 01:06:15 ID:pWROX2Po

「マディス帝国軍と自衛隊が戦闘に入っています!Gジュピターへの出動要請です」
「よし!新生Gジュピターのお目見えだ!奥さん、頼みましたよ!」
林原はすでにコックピットに待機している月子に伝える。
「は、はい。わかりました……」

実質的な戦闘はこれが初めてと言ってもよいかもしれない。
前回はほとんど“ジュピテル”まかせだったわけだし、最後のほうは記憶すらないのだ。
月子は緊張と不安で逃げ出したい思いだった。
「で、ではGジュピター発進させていただきますけど……」

「よろしい。Gジュピター発進!!」
「はい!Gジュピター発進!!」
月子の音声を認識し、起動を開始する。
単純な動きはこれと脳波を検知して行なわれるので、とりあえずは
楽なものである。

格納庫の発進口が開き、Gジュピターは無事飛んでいった。
「よかった……とりあえずは、何事もなく……」
飛んでいく女神の勇姿を見つめながら、林原はそうつぶやいた。

「いやぁ、二度目のデートだねえ。月子さん」
“ジュピテル”がそう話しかけてくる。
「ちょ、ちょっとダメじゃないの!あなたは戦闘のときだけでしょ」
「大丈夫、大丈夫。別にGジュピターにエネルギー供給してるわけじゃないから。
二人で愛のひとときを過ごそうよ」

「なにバカなこと言ってるの?こっちはそんな余裕なんてないわよ」
「オートパイロットなんだから、放っておけばちゃんと到着するよ。それよりその
パイロットスーツなかなか色っぽいねえ」
セリフがいちいち中年オヤジである。
401363:2005/03/29(火) 01:07:27 ID:pWROX2Po

月子が身に着けているパイロットスーツは、清楚な白で統一されている。
唯一肩から二の腕にかけてと、履いているブーツが赤だがそれ以外は嵌めている
グローブも白だ。
MTSを最大限生かそうとした場合、皮膚とスーツの間はできる限り
密着した方がいいので、スーツの下は素肌が望ましい。

さすがに全裸に抵抗のあった月子は、なんとか下着の着用を許可して欲しいと
訴え、どうにかTバックのパンティのみ着用を許されたのだが、ブラは却下された。
サイズはぴっちり採寸したわけだが、皮膚との隙間をなくすため少し小さめに
作ってある。

素肌の上に小さめのパイロットスーツ。
そのせいでスーツの胸の頂には、ポチッと乳首が浮き出てしまっている。
お尻と股間の部分もグッとくい込み、おいしそうなお尻の形を嫌がうえにも強調していた。
言っては何だがむちゃくちゃいやらしい格好である。
36にもなってコスプレイヤーにでもなった気分だった。

「言っときますけど、前みたいに変なことしたら許さないわよ」
月子はそう牽制する。
「そんなことしないよ。僕も前みたいにシートを濡らされたくないから」
そんな“ジュピテル”のセリフに、赤面しつつも言葉を返す月子。
「………あなたって……最低ね!!」
402363:2005/03/29(火) 01:08:37 ID:pWROX2Po

「おっと、もう着いちゃったみたいだ。いやあ楽しい時間はすぐ過ぎるねえ」
モニターを見つめる月子。
今回の敵ロボットは、一体だけのようだ。前回いた飛行要塞の姿も見えない。
「Gジュピター、降下」

その言葉に反応しGジュピターは高度を下げていく。
着陸と同時になにやら小さな物体が三つ、Gジュピターの左腕から射出される。
前回の反省から考え出された、“ジュピテル”の干渉を受けない独立した通信機器である。
司令室への映像の送信と、非常時の通信機の役割を担っている。

「さあ、いくわよ!」
月子は、そう言って敵ロボットに向かっていった。


研究所の司令室では、月子の戦闘を皆が不安を抱きつつ見守っていた。
いざとなれば、“ジュピテル”の補佐があるとはいえ、とりあえず今は月子一人で
動かしているわけである。不安を抱くなという方が無理であった。

「おぉ!ついに新生Gジュピターのお披露目だな!!」
司令室に大声が響き一人の男が入ってくる。
「ん?なんだ木下か・・・」
「なんだはないだろ、林原。俺だって新生Gジュピターの完成にはずいぶん
協力したんだぜ」
403363:2005/03/29(火) 01:10:07 ID:pWROX2Po

この男こそ“ジュピテル”の発見者、木下琢磨博士その人である。
林原とは大学時代からの親友で、今回の新生Gジュピター完成にも尽力を
つくした。
見た目はいわゆるナイスミドルというやつで、大学時代からかなり浮名を
流したプレイボーイでもある。

女ぐせの悪さはいまも相変わらずで、好みの女と見れば人妻だろうが女子大生
女子高生と見境がない。さすがに中学生以下は相手にはしてないようだが……
一人の女には縛られんと、生涯独身をつらぬいている。

「う〜ん。月子さんがんばってるねぇ。なかなか動きいいじゃない」
大画面のモニターを眺めながらつぶやく木下。
その画面の下には他の二方の映像とコックピット内の映像が映し出されている。
訓練の成果か月子の動きはなかなかすばやい。これならなんとかなりそうである。

今回の敵ロボットは、右腕に長いムチのような武器がついており、それと
左腕のバルカン砲のようなもので攻撃をしてくる。
月子はその攻撃を軽々とかわしていく。後は攻撃するチャンスをうかがうまで。
404363:2005/03/29(火) 01:11:07 ID:pWROX2Po

誰もがそう思ったとき、敵ロボットの胸部が開き小型ミサイルが連射される。
ムチとバルカン砲に気をとられていた月子は、これをかわすことができず
まともに食らってしまった。

「ああん……いや〜ン…」

司令室内になんとも官能的な声が響く。
「な、なんだぁ!!」
予期せぬ声に林原をはじめとする、所員全員がモニターを見つめる。

「な、なんか……月子さん感じちゃってませんか?」
三島の言うとおり、モニターに映る月子の表情は攻撃を受けている人間が
見せる顔ではない。
「ど、どういうことだ!?」

林原は以前“ジュピテル”が言っていた言葉を思いだした。
《その件に関しては僕の方でいい考えがあるからまかしといて》
やつめ、今度はなにをしでかしたんだ!?
「おい!!“ジュピテル”フィードバックの機能になんの細工をした!」

林原の問いに答える“ジュピテル”。
「えっ?別に…痛みを伝える電気信号を快感の信号に変えただけだよ」
な、なにぃ〜
「ばかもん!!そんなことをしたら攻撃を避けようとせんだろうが!!」
405363:2005/03/29(火) 01:12:08 ID:pWROX2Po

すぐに元に戻すよう伝える林原を制して木下がこう言う。
「待て!“ジュピテル”それはいい考えだ。しばらくそれで行ってみてくれ」
「木下!なにをバカなことを言うんだ!」
「林原…人間痛いより気持ちいい方がいいに決まってる。ちょっと様子を見よう」

真面目な顔で木下は言うが、魂胆はみえみえである。
「三島くん!コックピット内の月子さんを大画面で!!」
木下に命じられ、三島は月子の顔を大画面へと切り替える。
快感で上気した月子の顔が大画面に映し出される。

敵ロボットはさらにムチで攻撃を開始しだした。
ビシッビシッと打ち据えられるGジュピター。
「あン…あン…だめぇ…や、やめてぇ……ああん」
なお一層月子は淫靡に身悶えていく。

それに合わせてGジュピターもクネクネと腰をくねらせる。
「やっぱり、女性型ロボットにして正解でしたね」
「うむ!三島くん。大金星だよ!」
三島と木下は顔を見合わせ頷きあった。
406名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 16:37:50 ID:8dipR5yc
キターー!!今回もおもしれ〜!!待ってた甲斐がありました!!

しかしいいのか、こんな奴らに地球防衛任せてw
407363:2005/03/29(火) 22:14:46 ID:pWROX2Po
『超神機 Gジュピター』 >>405つづき

「おまえたち!!地球の命運がかかっておるときに何を言っとるんだ!」
林原が“ジュピテル”に、フィードバックされる信号を元に戻すように
言おうとした瞬間、敵ロボットのムチがグ〜ンと伸びGジュピターを
拘束してしまう。

「うわあ!いわんこっちゃない。拘束されてしまったぞ!!」
慌てる林原に木下は落ち着いた口調でこう諭した。
「違うぞ、林原。ああ言うのは緊縛と言うのだ。見ろ、胸の上下をぐっと
縛っている上に、股縄までしてある」

「何を落ちついとるんだ。そんなことはどうでもいい。はやく何とかしないと……」
Gジュピターの足が震えだし、立っていることすら辛そうだ。とうとう膝を折って
倒れてしまう。
「うおぉぉぉ!!三島くん、月子さんをバックからアップだ!!」
TVのディレクターのように指示を出す木下。

大画面にはフィードバック機能のせいで、身動きがとれずその形のいいお尻を
突き上げ、悶え苦しむ月子のヒップがアップで映し出された。
白いパイロットスーツに包まれたヒップが、誘うようにくねるのを見て所員の
誰もがモニターにくぎ付けになる。
408363:2005/03/29(火) 22:15:51 ID:pWROX2Po

「ああん……はあ〜ン……いいのぉ……もう……もう…だめぇぇぇ」
司令室中に月子の淫猥な嬌声が響き渡っていく。
なんだか司令室というより、AVの鑑賞室の様相を呈してきていた。

「三島くん……この映像と音声は記録しているのかね……?」
木下がぼそりと問い掛ける。
「はい……してますが……」
「……コピーを頼む……」

司令室でそんなバカな会話がなされているころ、コックピット内の月子は
失神寸前だった。
途切れることなく襲ってくる快感の波。
月子の秘唇からは大量の蜜が溢れ出していた。

「はふん……だめぇぇ……お願い“ジュピテル”なんとかしてぇ」
「えっ!?つ、月子さんの方からお誘いですか?」
「ばかなこと言ってないで……あん……このままじゃやられちゃうでしょぉぉ」
「あっ!そうか。じゃあ僕の方に全システムを移行するよ」

その言葉と同時に、Gジュピターの全身は光り輝き始める。
緊縛されていた両腕がぐっぐっと開かれ、ムチを引き千切ってしまう。
ようやく戒めから解かれた月子だったが、もうへとへとである。
409363:2005/03/29(火) 22:16:42 ID:pWROX2Po

「月子さん。この間の事と新生Gジュピターの強度を総合して考えると、負担かけずに
戦えるのは長くて五分くらいだ。速攻でいこう」
「わ、わかったわ……照準の修正とかはお願いよ。ジュピターファイヤーーー」
胸部から熱線が発射され、敵ロボットの左腕を破壊する。

「よーし!ジュピターソード!」
前のGジュピターは左腕から剣が射出されたが、新生Gジュピターでは
右腿から射出される。
「いくわ!ジュピターソード円月斬りぃぃぃぃ」

Gジュピターは飛び上がり、敵の脳天からジュピターソードを振り下ろす。
真っ二つに切り裂かれた敵ロボットは、崩れ落ち爆発音とともに破壊された。
「月子さん……円月って言ってたけど上から振り下ろしただけじゃないの?」
「い、いいじゃない、名前なんかなんでも……とにかく倒せたんだから……
博士、それでは帰還します」

研究所へと戻っていくGジュピター。
(よかった、この時間ならなんとかスーパーのタイムサービスに間に合うわ)
すでに月子の頭は夕飯の買い物のことに切り替わっていた。

だが、月子も“ジュピテル”も気が付いていなかった、敵ロボットが妙な液体を
Gジュピターに付着させていたことを。
そしてそれが特殊な電波を発信していることも……
410363:2005/03/29(火) 22:18:24 ID:pWROX2Po

「ふふふ……どうだ、やつらの基地の場所は掴めたか?」
ティナウスは不敵に笑いながら、部下に尋ねる。
「はっ!この位置です。モニターをご覧ください」
大画面に地図が映し出され、林原研究所の位置がアップになる。

「林原研究所というところのようです。電波はここから発信されています」
「よし、では後はどうやってここに怪しまれずに潜入するかだな……モルデス!
なにかよい案はないか?」
モルデスという男は、ティナウスの懐刀である。

英知に長けた彼女が唯一認める優れた頭脳を持つ。ティナウスのたてる作戦にも
ときおり的確なアドバイスをすることがあるほどだ。
「これを……」
そう言ってなにやら本のようなものを差し出す。

「なんだ、これは?」
「先日、地上を調査していたときに拾得しておいたものです。偶然ですがその45Pに
林原研究所というのが載っております」
ティナウスはそのページを開いてみる。
411363:2005/03/29(火) 22:19:24 ID:pWROX2Po

「パート募集。簡単なコンピューター入力と資料整理。エクセル、ワードできる方。
経験不問。AM9:00〜PM5:00。勤務時間は相談に応じます。時給900円〜。
各種保険有り。まずはお気軽にお電話を…。担当三島まで……なんなのだ?」
「林原研究所でそのパートというものを募集しているようです。たぶん傭兵の類
ではないかと……」

「なるほど、やつらめこうして兵を集めるつもりのようだな……よし!では
このわたしが行こう」
「ティナウスさま自らでございますか?」
「わたしでは不安か?」

「め、滅相もございません。しかし将軍自ら行かれるほどのことでは……」
「ふふっ…構わぬ……」
(それに、あの女を見つけるためにはわたしでなければ無理であろうしな…)

「よし、その三島というものへ早急に連絡を取るのだ」
「御意!」
412名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 19:02:36 ID:Y5P2qJqi
痛みを快楽に……個人的にがっかり
413名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 21:16:53 ID:GPgFvJhP
私は萌え。
まあ、この辺はツボが個人個人で全然違うから、言っても詮無いことではないかと。
414名無しさん@ピンキー:2005/03/30(水) 23:51:51 ID:FC1cocCS
攻撃されて苦しむパターンだと最初のカシオペアやイフリーテスがgoo
絶叫したり泡吹いたりとハデでした。
ttp://f53.aaa.livedoor.jp/~musique/super-robo/index.html
ここに保管されてます。
415名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 10:02:27 ID:nQya8zg0
激しい戦闘
苦戦するママロボ
汗まみれで悶え苦しむママン
熱気漂うコクピット

こういうのを希望〜
416名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 13:38:22 ID:Kh0+aH9C
Gジュピター第二話、あまり人気ないのかな?私は大好きなんだが。
とりあえず、これで神様が投稿をやめたりしないようにお祈りしておこう(ナムナム)。
417名無しさん@ピンキー:2005/04/02(土) 23:22:26 ID:rCNN47q0
私も続けてほすぃ
また、それ以外の投稿もどしどし来てほしいYO
やっぱりSSあってこそのスレだもんね。
418363:2005/04/04(月) 10:00:36 ID:42AqxphP
間が空いてすいません。
投下をやめるつもりはないんですが年度変わりで仕事が忙しくて書けてません。
落ち着いたら取り掛かりますんで、もし楽しみにしてらっしゃる奇特な方がいらっしゃいましたらその節はよろしくお願いいたします。
419名無しさん@ピンキー:2005/04/04(月) 23:39:55 ID:x3gJpV4M
>>418
ゆっくりで良いから、また帰ってきてね。
420名無しさん@ピンキー:2005/04/07(木) 23:50:54 ID:29u787h8
まぁ焦らずノンビリ行こうぜ
421名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 23:03:39 ID:0S8Oyj+E

Drヘルとの死闘から早や十五年。
地球には平和が訪れていた。
だが、その平穏な日々は突如として打ち破られる。
謎のロボット軍団が光子力研究所を襲ってのである。
「な、なんということだ!バリアだ!バリアを張れ!!」
研究所の所長弓教授が叫ぶ。
「お父さま、わたしが出ます」
教授の一人娘さやかである。二十年前の闘いで『アフロダイA』
『ダイアナンA』を駆り、『マジンガーZ』と共にDrヘルの
機械獣軍団と激闘を演じたあのさやかだ。
「だが、アフロダイAもダイアナンAも、すでに廃棄してある。
どうするつもりだ?」
「お父さま、わたし知ってるのよ。新しいロボットを完成させているんでしょ」
さやかの言うとおりだった。新型のロボットはすでに完成している。
だがテスト運転もまだの上に、それを操縦する予定のパイロット候補も、
今日は別の場所で訓練を行っているためここにはいない。
422名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 23:05:18 ID:0S8Oyj+E

「だめだ!だめだ!いくらなんでも危険すぎる。今までおまえが乗っていた
モノとはパワーも違うし、操縦系統も全然違う。無理だ」
「いえ、あの人がいたらきっとわたしと同じことを言うわ。
お願い、お父さま。どんなに危険でも今この研究所で、それを操縦できる
としたらわたししかいないわ。行かせて!!」
「もしものことがあったら雄太はどうするんだ。父親だけでなく
母親まで亡くしたら…」
そう、さやかには子供がいる。そして、その子の父親も七年前に
帰らぬ人となっていた。
「負けると決まったわけじゃないわ。わたしは絶対帰ってきます」
その真剣な眼差しについに教授は折れた。
「わかった……さやか……これが起動キーだ。地下の格納庫にある……
くわしいことはそこで訊いてくれ」
「わかりました……兜さやか出撃します!」
そう言い残して、さやかは地下の格納庫に急ぐのだった。
「甲児くん……さやかを守ってやってくれ……」
教授は立ち去る一人娘の背中を見つめそう呟いた。
423名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 23:06:09 ID:0S8Oyj+E

格納庫に着くとすぐに専用のパイロットスーツに着替えさせられた。
新型ロボの操縦システム(モーション・トレース・システム)のため、必ずその
専用スーツを着用しなければならない。
だが、緊急のため用意されたスーツは、サイズがやや小さめであった。
さやかもすでに30歳になっている。若いころとスタイルはそんなに
変わらないのだが出産を経験したためか胸とお尻が以前より大きくなっていた。
しかも、このスーツは全裸で着用しなければならないのだ。
普通なら更衣室で着替えるのだろうが、戻っている時間はない。
しかたなく所員たちが見守る中、さやかは隅の方で着替える。
スーツは上下つなぎになっているため、まずは脚の方から穿いていかねばならない。
スカートを脱ぎ、ショーツを下ろす。なんとなく男の所員たちの視線を感じる。
すばやく、脚を入れ今度は上半身の衣服を脱ぐ。
ブラジャーを外すとEカップはあろうかという豊乳がぷるんと零れ落ちる。
どこかで、おおっと言う声が聞こえた気がした。
さやかはかまわず両手をスーツに差し入れると、前ファスナーを上げていく。
やはりきつい。ウエストはそうでもないが、ヒップとバストはかなり
締め付けられる感じだ。
ようやく、着替え終わり新型ロボ「ダイアナンAネオ(仮)」に乗り込むさやか。
プロトタイプということもあり、以前のようなドッキング用のメカは
まだ用意されていなかった。
424名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 23:06:51 ID:0S8Oyj+E

コクピットに入ると、自動的にスーツに無数のコードが接続されていく。
するとモニターに弓教授の顔が映し出された。
「さやか。その操縦システムはおまえの動きをトレースして、
勝手に動いてくれる。今までのような煩雑な操作はいらん。
だが、攻撃を受けたりしてダメージを食らうとそれが、モロにおまえに
跳ね返ってくる。ボディは超合金スーパーZで出来ているから、
そうやすやすと破壊されることはあるまいが、もし破壊されるようなことが
あってもさやか自身が傷つくことはない。無論、かなりのダメージは感じるだろうが……」
「わかりました……お父さま……兜さやか出ます!!」
さやかにとって実に十五年ぶりの出撃であった。
425名無しさん@ピンキー:2005/04/08(金) 23:07:38 ID:0S8Oyj+E

「おじいちゃん、ママは……」
さやかの子供、そして兜甲児の忘れ形見でもある雄太が司令室に入ってくる。
雄太は今年八歳になる小学三年生だ。
甲児は我が子が生まれてまもなく、仕事先のアメリカで交通事故で死んでしまった。
だから、雄太は自分の父のことは写真でしか知らない。
「雄太!ここへ来ちゃいかん。向こうへ行っていなさい」
教授は孫を、別室に連れ出そうとする。
「でも、ママは?ママがいないよ!」
雄太がそう言ったとき、司令室のモニターにさやかの顔が映し出され、さらに
声が聞こえてくる。
「お父さま。武器はあるんですか?」
「あっ!ママ、ママだ。いまどこなの?」
我が子の声に驚くさやか。
「雄太!だめよ。そこにいちゃ。他の部屋に行ってなさい」
「ママ、もしかしてロボットに乗ってるの?」
息子に心配はかけたくなかったが、騙しとおせるわけはないと真実を
語るさやか。
「……大丈夫!ママ前から言ってたでしょ。ロボット操縦してたって……
だから、安心するの。必ず帰るからね」
母の言葉に「うん」と元気に返事をする雄太。
「じゃあ、僕ここで、ママの活躍見てるよ。そんな悪者やっつけちゃってね!!」
「よーし、わかった。すぐに片付けちゃうから見てるのよ!」
息子を安心させるため、さやかは無理に虚勢を張る。
「お父さま、武器は?」
「う、うむ。武器はマジンガーや前のダイアナンAのとほぼ同じだ。ロケットパンチとブレストファイヤーは無いが、それ以外の武器は威力をアップしてある。
先ほど声を登録したはずだ、武器名を叫べば発射される」
さやかはわかりましたと言って敵ロボットの真っ只中へ突入して行くのだった。
426名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 01:06:00 ID:J4Ei9WUg
(つД`)
甲児くん…………

さやかさん、頑張って!
427名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 02:43:23 ID:+0qNvGZp
続きが楽しみ。
428名無しさん@ピンキー:2005/04/09(土) 19:43:19 ID:AXY+ptQU
ヲイヲイ

めちゃめちゃおもしろいやん
緊迫感あるし。
いや、まだ緊迫感しかないけど、期待が盛り上がる上手な書き方だし。

ガンガレ
429ダイアナンAネオ(仮):2005/04/09(土) 23:33:28 ID:jwscyMbk
>>425つづき

謎の敵ロボの数は三体。簡単に倒せる数とは言いがたい。
最新鋭のロボットダイアナンAネオ(仮)【以下ダイアナンネオと略】とは言え、敵の力は未知数だ。
さやかは、緊張で息が荒くなっていくのを感じていた。
「とりあえず、先手必勝ね!……光子力ビーム!!」
ダイアナンネオの目の部分から、敵の一体に向けビームが発射される。
しかし、そいつはヒラリと身をかわし避けてしまう。
「な、なんて動きなの!!普通のロボットの動きじゃない。まるで……まさか……」
さやかは機械獣と言う言葉を飲み込んだ。そんなはずはない、やつらは十五年も前に
倒したはず……
そのとき、コクピットに通信が入る。研究所からではない……これは……
「わははははは!!弓さやか…いや今は兜さやかか…久しぶりじゃのぉ」
「えっ…こ、この声は……」
恐れていたことが現実になった。この声は……
430ダイアナンAネオ(仮):2005/04/09(土) 23:37:06 ID:jwscyMbk

「Drヘル……そんな……バカな!」
さやかは我が耳を疑った。しかし、間違いなく奴の声だ。
「ふあははははは、信じられんか?……だが、現実じゃ。脳さえ生きておれば
身体を機械化して蘇るなどわけもないこと……」
確かに、あしゅら男爵やブロッケン伯爵などはまさにそうだったではないか。
「ふふふ……この日のためにわしは新機械獣を作り出し備えた。そして邪魔な
兜甲児も事故に見せかけ始末したのだ」
「な、なんですって!!」
では、彼の死はDrヘルによって仕組まれたことだと言うのか!!
「そして、この新機械獣が完成しいよいよこの日が来たのだ。見よ!きさまの頭上を」
さやかが、見上げる上空には巨大な飛行物体が浮かんでいた。
「あ、あれは……」
見覚えのある飛行物体だ……確かあれは……
「空中要塞グール!!」
「見た目はそうじゃが、グンとパワーアップしておる。むろん今おまえが相手を
いている機械獣もな。そちらも新型のようじゃが果たして一対三で勝てるかのぉ」
さやかの闘志にメラメラ火がついた。夫の……兜甲児の仇、必ず果たす!!
「ゆ、許さない!Drヘル!!うぉおおおおおおお!!!!」
ダイアナンネオは怒りにまかせ機械獣軍団に突進していく。
一体目の機械獣にパンチをおみまいした。
ドォーンと派手な音がしてそいつは倒れる。
「な、なんと!!」
グールの中にいるDrヘルも驚きを隠せないでいた。
実は、この操縦システムを採用するにあたって、今までのロボットと基本的に
変えていたことがあった。
それは、格闘戦に重点を置いたという点である。
もちろん、今まで同様遠距離用の武器も充実はさせていたが、人間の動きを
トレースするこのシステムを最大限生かすなら、やはり格闘戦にも力を入れる
べしと言うことで、パイロットがパンチやキックを出すのを感知し、ピンポイントで
腕や脚にパワーが集中するようになっていたのである。
431ダイアナンAネオ(仮):2005/04/09(土) 23:42:04 ID:jwscyMbk

「よ、ようし!いけるわ!!」
さやかは倒れた機械獣に馬乗りになりパンチを繰り出していく。
敵は成す術もなく殴られるばかりだ。
そいつの動きが止まった。
とどめの一撃を食らわせようとするさやか。
だが、彼女は怒りで状況を忘れていた。
機械獣はあと二体いるのだ。

ガシッと後ろから羽交い絞めにされるダイアナンネオ。いわゆるフルネルソンの体勢だ。
「ああっ!しまった!!」
前からもう一体の機械獣が向かって来た。
さやかは、自由になる脚を使ってキックを放とうとする。
しかしその脚は、今とどめをさそうとしていた機械獣にガシッと掴まれてしまう。
なんと、脚と腕を拘束されてしまい全く身動きが取れない状態になってしまったのだ。
「あぁっ……う、動けない……」
パイロットの動きをロボットが忠実にトレースして動作するこのシステム。
これには逆もまたあり得るのである。
つまり、ロボットの動きがパイロットに伝わる。いわゆるフィードバック効果だ。
そして、弓教授が言っていたように動きだけでなく受けたダメージも
パイロットに伝わるのである。
身動きの取れないダイアナンネオに機械獣が前から迫ってくる。
「く、くそぉ〜っ、ル、ルストハリケーン!!」
さやかが叫び今まさに発射されようとしたとき、発射口のある顔面めがけて機械獣の
パンチが炸裂した。
「ぐはぁあ!!!」
432ダイアナンAネオ(仮):2005/04/09(土) 23:58:58 ID:jwscyMbk

さやかの顔面に激痛が走る。バットかなにかで殴られたのではないかと思うくらいだ。
血が出るというようなことはないが、痛みだけは伝わってくる。
さらに情け容赦なく顔面を殴り続ける機械獣。
「こ、光子力ビーム」
さやかは今度は光子力ビームを放つ。
だが、発射されない。先ほど来の攻撃でビームの発射口も破壊されていたのだ。
「あぁっ!ど、どうすれば……」
ロケットパンチとブレストファイアーを装備していない以上、残る武器と言えばあれだ。
「バ、バストミサイル発射!!」
だが、すべての武器には間合いというものがある。
ルストハリケーンも光子力ビームも、そして今発射しようとしているバストミサイルも
すべて遠距離攻撃用と言える。
間合いが近すぎたのだ。
発射寸前のミサイルを機械獣はガシッと両手で掴む。
それは、言わばさやかの胸を鷲づかみにされたのと同じ状況だ。
「ぐあぁぁぁぁぁぁ!!」
女の急所ともいえる乳房を思い切り掴まれ、さやかは苦痛に悶え苦しむのだった。
433名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 00:20:07 ID:jJ06c9Jz
実に素晴らしい
コングラッチュレーション
この後が楽しみ
434名無しさん@ピンキー:2005/04/10(日) 02:51:30 ID:Em2iuYo9
激しく乙!!
テカテカしながら舞ってる。
ワショーイ!
435ダイアナンAネオ(仮):2005/04/10(日) 23:43:34 ID:uFov/k9X
>>432続き

「おじいちゃん!ママが……ママがやられちゃうよ!!」
モニターに映るコクピットの母の映像を見て、雄太は泣きそうになるのを
こらえ叫ぶ。
「大丈夫だ。新型ロボはあんなことくらいでやられはせん。ママを信じるんだ」
祖父の弓教授は孫を安心させるため、精一杯明るく話す。
「でも……でも……」
八歳の子供が見ても劣勢はゆるぎない。ここからどう逆転するというのだろう。
誰かが助けなければ……
そうだ、ママを助けることができるのは僕だけだ……
僕がママを助けるんだ……

雄太はそう決心し、誰も気づかぬうちにそっと司令室を出ていった。

『本当よ……あなたのパパはマジンガーZっていうスーパーロボットに乗って
悪者をやっつけたの。うふっ、ママも一緒に戦ったんだから……」
『すごいや、ママ。これがそのロボットなの?』
アルバムを指差し雄太は笑顔で母に尋ねる。
『そうよ……これがマジンガーZ、こっちがママの乗っていたダイアナンAよ』
『ふ〜ん、カッコイイなぁ。ママ、このロボットは今どこにあるの?』
『ダイアナンAは残念ながら廃棄処分になっちゃったけど、マジンガーZはロボット
博物館から、この間光子力研究所に帰ってきたわ。そうね、今度見に行こうか?』
『うん!』

そうだ……ここにあるはずなんだ……パパの乗っていたあのスーパーロボットが……
そうつぶやきながら、雄太は父の形見だからと、母からもらっていた
鍵を握りしめた。
436ダイアナンAネオ(仮):2005/04/10(日) 23:45:01 ID:uFov/k9X

一方、ダイアナンネオは大ピンチを迎えていた。
ミサイルである胸の部分を掴んだ機械獣の手は、さらにギリギリと強く握ってくる。
まるで胸をえぐりとられるような苦痛に、さやかはもう失神寸前だった。
「くはぁぁぁぁぁ!!苦しいっ!で、でもこんなことくらいで…はうっ!
せ、せめて、せめて脚が自由になれば……」
身動きの取れない状態でもがき苦しむさやか……
(あきらめちゃだめ……あきらめなければきっと勝機はある!)
そのとき、突然聞き覚えのある声が響く。
「ジャンジャジャーン!!」
「えっ!?この声は!」
まさか…と思いながらも声のした方向に視線をむけるさやか。
「ボ、ボス…ボスボロット!!」
「さやか!あとはこのボスボロットさまに任せておけい」
十五年前と変わらぬその姿……勝てるわけがない……
「だ、だめよ!ボス。危ないわ!!」
「安心しろって。この十五年間一日たりとも整備は怠ってねえんだから……
パワーもボディも昔のままのボロットさまだぜ」
…………変わらないならなおのこと……
「ボス。無茶はやめて……そ、そうだわ、わたしの脚を掴んでる奴をひっぺがして!」
止めても無駄だと感じたさやかは、先ほどダイアナンネオの攻撃で
比較的損傷を負っているであろう機械獣を引き離してもらうように頼んだ。
「よーし!わかった……このやろう!さやかの脚から離れろってんだよぉ」
ボロットはダイアナンネオの脚にしがみついている機械獣をひっぺがそうとする。
437ダイアナンAネオ(仮):2005/04/10(日) 23:47:10 ID:uFov/k9X
「え〜い!あのポンコツめぇ邪魔をしおって!!かまわん、新型ロボの前にそのガラクタをかたづけろ!」
Drヘルの命令にダイアナンネオの胸を掴んでいた手を離し、ボロットを攻撃する機械獣。
止められていたバストミサイルは発射され、あらぬ方向へと飛んでいった。
掴まれていた胸が放され少しホッとするさやかだったが、機械獣の攻撃がボロットに
向いたことを悟りボスに向かって叫んだ。
「危ない!!ボス、逃げるのよ!!」

ドガーン
さやかの叫びもむなしくまともに機械獣のキックを喰らい一撃で
吹き飛んでいくボロットだったが、引き離そうと捕まえていた機械獣を
放さなかったためそいつも一緒に飛んでいく。
「やった!はずれたわ!!」
さやかはそう叫ぶと自由になった脚を使いキックを放つ。
「ダイアナンキィック!!!」
強烈な一撃が前方の機械獣にぶちこまれドーンと吹っ飛んでいく。
返す刀で後ろの機械獣にもバックキックをおみまいする。
掴まれていた両手がはずれ、これで晴れて自由の身だ。
「よくも今までさんざん弄んでくれたわね!たっぷりお礼してあげるわ!!」
「フフフッ……手脚が自由になったくらいで喜ぶとはのう……まともに使える
武器などありはすまい」
Drヘルの言うとおりだった。もう武器らしい武器は残っていないはず……
できるとしたら格闘戦のみ……
「かまわないわ!ボスの死を無駄にはしない!!」


「いや……さやか……オレ死んでないから……」

438ダイアナンAネオ(仮):2005/04/10(日) 23:59:16 ID:uFov/k9X

「がははははは!笑止、笑止。三体のうち一体はもう動けんようだが、まだ二対一
これからわしの自慢の新機械獣の真価を見せてやるわ!!
ダガンG9、ガブロフR2コンビプレーを見せてやるのじゃ!!」
二体の機械獣はダイアナンネオのまわりをすばやく動き回る。
「なっ……す、すばやい……」
今まで見たこともない速さだ。かつての機械獣の動きとは比べ物にならない。
ヒュンヒュンと音がしてなにやら四方八方から飛んでくる。
さやかはなんとか身をかわそうとするが、すべてを避けきるのは不可能だった。
「あン!くうっ!!」
超合金スーパーZで出来たそのボディは、その程度の攻撃で破壊されるほど
ヤワではない。だがダメージだけは伝わる。
「なんとか、一体の動きを止めないと……」
だが、そのスピードは並大抵の速さではない……どうする……
さやかが思案をめぐらせていたとき、全身になにかが絡みついてくる感覚に襲われた。
「えっ!!なに!」
機械獣ダガンG9(先ほどまでダイアナンネオを羽交い絞めしていた奴だ)の腹部から
まるで生き物のような触手が伸びてきたのだ。
439ダイアナンAネオ(仮):2005/04/11(月) 00:00:31 ID:uFov/k9X

「きゅあ!!」
両手脚に絡みつき胸や腰のあたりまで拘束する。さらに、両手をバンザイの
格好で宙吊りの状態にされてしまった。
「あぁぁ!!やめて!やめてぇ!!」
せっかく自由になったというのに、またもや拘束されてしまうダイアナンネオ。
「ふぁはははは!残念だったな、兜さやかよ。また、身動きできんようになったな。
フフフ…せっかくじゃその新型ロボ、今から徹底的に調べ尽くしてやるわ」
「いやーっ!!やめてぇぇぇぇ!だれか、だれか助けて!!」
「わははは!だれも助けになど来んわ。来たところで役にたつようなものは
おるまいて……やれガブロフR2!!」
前方から再びあの機械獣が迫って来る……
今まさにダイアナンネオに手をかけようとした瞬間だった。猛スピードでなにかが飛んできてそいつを吹き飛ばした。
「えっ!?なに……まさか……まさか……」
その飛んできたものは、見覚えのあるロボットの鉄拳だった。
さやかはそれが飛んできた方向を見やる……

そこには変わらぬ勇姿でそびえ立つ、クロガネの城の姿があった……



440名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 01:52:42 ID:z43o2shw
嫌だッ!
……もう、マジンガーが負けるのを見るのは……嫌なんだッ!

……さやかママがヤられちゃったあとでグレートとかカイザーとかが助け出してくれるなら、
負けてもいいです……
(『助けに来て』に非ず)
441名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 02:13:48 ID:RkfXhLzM
偽マジンガーか?
442名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 02:16:21 ID:F64dfi5A
いや、息子マジンガーZだ
だが、希望があるとすれば例え凌辱されるとあっても
純真な子供にそれは見せたく無い物ですね
いや、チラ裏だよ気にしないで
443名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 20:35:11 ID:ARXCNQ+V
まさかマジンガーにはジュンが乗ってて二人ともとかですか?ハァハァ
444名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 21:41:03 ID:MHkVUXP0
マジンガーは敵エロ女機械獣に陵辱されてほしいな
445ダイアナンAネオ:2005/04/11(月) 23:42:10 ID:pGu7P0LM
>>439つづき

「マ、マジンガーZ!!だれが、だれが操縦してるの!?」
さやかは思わずそう叫ぶ。しかし、マジンガーZはこの間博物館から帰ってきた
ところで、戦闘できるほどの整備など出来ていないはず……
「お父さま!だれが操縦してるんです!?マジンガーZは戦えるの?」
すかさず研究所から通信が入る。
「わ、わからん……第一、ジェットパイルダーの起動キーは行方不明なんだ」
「起動キー……まさか……」
さやかは雄太に甲児の形見だと渡したキーのことを思い出した。
今のいままでバイクのキーだとばかり思っていたがあれがそうだったのか……
すると今マジンガーに乗っているのは……
「とにかく装甲もニューZのままだし、ほとんど整備らしい整備はしていない。
とても戦える状態では……」
「そ、そんな……」
さやかは操縦しているのが雄太でないことを祈るのみだった。
「くわはははは……光子力研究所のやつら血迷ったか。今ごろそんな骨董品を
持ち出してどうするつもりだ」
「骨董品なんかじゃない!パパのマジンガーZは無敵なんだ!!」
恐れていたことが現実になった。間違いなく雄太の声である。
どうして……どうして……
もう装甲がどうの、整備がどうのというような問題ではない。操縦自体満足に
できるはずがないではないか!
「雄太!だめよ!!逃げるの!戦っちゃだめ、逃げて!!お願いよ!」
だが、母の悲痛な叫びにも雄太の意志は固かった。
「いやだ!僕は逃げない。僕がママを助けるんだぁぁぁぁ!!ロケットパァァンチ!」
再び鋼鉄の拳を発射するマジンガー。だが、フイをついた先ほどとは違い機械獣は
軽々と避けていく。
446ダイアナンAネオ:2005/04/11(月) 23:43:17 ID:pGu7P0LM

「あっ!ちくしょう……武器は……他の武器は……?」
もちろん雄太にマジンガーZの操縦などできるはずがなかった。
パイルダーのドッキングもたまたま成功しただけだし、ロケットパンチの発射も
偶然押したスイッチがそうだっただけで意識して出したものではない。
そう悟ったさやかは雄太に通信を入れる。
「雄太、聞いて。いい?そこを動いちゃだめよ。マジンガーの武器はほとんどが
遠距離攻撃用。だからママみたいに敵に近づくようなことをしちゃだめ。
移動しないで砲台がわりとしても充分戦えるわ」
無論、すべての武器が遠距離専用というわけではない、近距離で効果を発揮するであろう武器もある。
だが、操縦経験のない者が下手に近距離で戦うのはあまりのも危険すぎる。
それに下手に動くと隙を作ってしまいかえってやられる公算が強い。
いくら言っても雄太が退却しいうとしない以上、できるだけ後方で威嚇してもらい
その間になんとかこの触手から抜け出すしかさやかとしては策を思いつかなかった。
「いい?今から武器のスイッチを教えるわ……」
さやかはそう言って雄太にロケットパンチ以外の武器のスイッチの位置を伝える。
「うん!わかった。ママ、絶対助けるからね!」

「ふふふふふっ……どうやらあのマジンガーZを操縦しているのは、兜甲児の倅らしいな。
面白い……ガブロフR2新型ロボは後回しだ。あの骨董品の方の相手をしてやれ」
ガブロフR2は雄太の方へと向き直りこちらに迫って来る。
「き、来た!いくぞぉ!光子力ビィィィィム」
発射されたビームをヒラリとかわす機械獣。
「ちくしょう!アイアンカッター」
右腕から放たれたそれをガブロフR2は両手で受け止め地面に叩きつけさらには
踏みつけていく。
「ふふふ……超合金ZもニューZも研究済みじゃ。さんざん我々を悩ませたその
装甲……すでに鉄壁ではない」
踏みつけられた右腕はメリメリという音を発し破壊されていった。
447ダイアナンAネオ:2005/04/11(月) 23:44:33 ID:pGu7P0LM

「あぁ!!」
「飛び道具はおまえの専売特許ではないぞ。やれ!!」
ガブロフR2が両手を交差すると、光の輪が出現する。
そしてそれをマジンガーめがけて投げつけてきた。
ガーンという強い衝撃を受け、倒れこむクロガネの城。
どうやら、膝のあたりに命中したようだ。
「くっ……負けるか!!ロケットパァァァァンチ」
残された左の鉄拳を放つ雄太。だが、それも受け止められ右腕と同じ運命をたどる。
「ちくしょう!!ブレストファイヤー!!」
胸部から発射される熱線……だが、それすらもすんなり避けられてしまう。
「嘘だ……なにも……なにも通用しないなんて……」
呆然自失の雄太に向かって、機械獣は逆に光線を放つ。
命中したそれはZの左膝から下を奪ってしまう。
両腕と左膝を奪われ、攻撃をかわすこともいや動くことさえもできなくなってしまった。
「雄太ぁぁぁ!!」
さやかは、雄太が攻撃を仕掛けている間に、なんとか抜け出そうと試みたのだが、
触手の締め付けはきつくいくらもがいても抜け出せないでいた。
「Drヘルお願い!わたしはどうなってもいい……雄太を……雄太を助けて!」
夫の仇でもある相手に哀願する屈辱……だが、愛する我が子を救うためなら、矜持も
誇りも捨て去る覚悟だった。
448名無しさん@ピンキー:2005/04/11(月) 23:54:44 ID:F64dfi5A
うはー
ムハー
期待超絶大
o(^-^o)(o^-^)o踊るぜ!
449ダイアナンAネオ:2005/04/12(火) 00:06:03 ID:YuyPhRCg

「ぐははははは……いいだろう…では今からその新型ロボを徹底的に調べ尽くしてやるわ。
ダガンG9、ガブロフR2やれい!!」
ダイアナンネオに向かって機械獣が迫ってくる。
「あぁ……くっ……」
なにをされるというのか?身動きの取れない状態のさやかはまさに
まな板のコイの心境だった。
「フフフ……いまからその新型ロボの内部構造を調べてやる。普通ならボディに
穴を穿ち調査プラグを差し込むところだが、その装甲は空けられんようだな……
だが、方法はある」
そう言うとDrヘルはグールから、透視光線を照射する。
「ぬはははは……見える、見えるぞ……ドッキング用のメカがない以上、コクピットへの
ハッチがあるはずじゃ……くくくっ、わかりにくい所に設置したもんじゃ……」
確かにハッチの接続部分は他の箇所に比べればかなりもろい。
「ここじゃ……二箇所ある……通常のハッチと非常用のハッチじゃ」
Drヘルはデータを二体の機械獣に転送した。
その二箇所は、できるかぎり分かりにくい箇所にということでダイアナンネオの
股間部分に設置してあった……
そして…その部分はさやかで言えば、女唇とアヌスの部分に当たるのだ。
機械獣二体の指がハッチをとらえググッと中へ押し入ってくる。
さやかは自らの秘裂とアヌスを刺激する感覚に狼狽した。
「はうっ……あふっ……はン……」
思わず吐息を漏らすさやか。
なおも機械獣たちはグイグイと股間のハッチを指で押し込んでいく。
さらに、両脚を拘束していた触手が、作業をしやすいように股間を広げていく。
450ダイアナンAネオ:2005/04/12(火) 00:06:41 ID:YuyPhRCg

ダイアナンネオはいわゆるM字開脚の格好をとらされてしまった。
当然、さやかもコクピット内で同じ格好を取ることになる。
つまりダイアナンネオは、両腕をバンザイの体勢で拘束されM字開脚で
股を開かれた上に、股間の前と後ろを機械獣の指でギュウギュウと
押し込まれている……そんな格好をしているのだ。
無論、中のさやかも同様である。
「くふっ…うン……あふン……」
(だめぇ……耐えなきゃ……こ、こんなことで……こんなことでぇ……)
必死に耐えるさやかだが、ハッチの接続部分はついにその圧力に耐えかね
バキンという音がして破壊されてしまう。
「はああああんんん」
さやかは自分の女唇とアヌスに衝撃が走るのを感じた。
「ようし……調査用プラグを挿入するのだ!!」
451名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 19:57:21 ID:l9rmKsyW
いいねえ〜続き期待だ!
452名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 21:05:41 ID:vDFHToTk
ダイナミックな陵辱キボン
453名無しさん@ピンキー:2005/04/12(火) 21:33:45 ID:uVLilxJV
454ダイアナンAネオ(仮):2005/04/13(水) 00:08:29 ID:4Y7N/1BG
>>450続き

両機械獣の股間部分から、調査用プラグなるものが飛び出てくる。
かなり長大で色もどす黒く、飛び出ている位置の関係もあるのだろうが
まるで男根を思わせる形状だ。
精密機械であるため腕や脚、顔面といった場所に取り付けた場合
衝撃で故障する危険があったため、比較的そういった事の少ないと思われる
位置に取り付けられたのである。

先ほどまでの攻撃(?)でさやかの女唇からは、しとどにいやらしい蜜が溢れかえっていた。
直接の刺激ではなかったとはいえ、夫を亡くしてからというもの自ら慰めるというような行為もしてはいなかったし、あの部分に触れるようなことすらしたことはない。
しかしこんな状況にもかかわらず、七年ぶりに沸き起こってくる快美感に自らの女を自覚させられ、さやかは消え入りたい心境だった。
両手を頭上で拘束され、M字開脚をさせられているという屈辱的な体勢で、モニターに映る機械獣の股間から生えているそのものを見つめるさやか。
「あ……あれが……調査用プラグ……あんなものを……挿入しようというの……?」
当然それがどこに入ってくるのかは、今までの事を考えれば容易に想像がつく。
そしてそれが行われたとき、自分に跳ね返ってくるであろう感覚も……
さやかは顔面蒼白となった。
今この状態であんなものを挿入されたら……幼い我が子や父親、さらには顔見知りの所員たちが見守るなか、もし恥ずかしい声をあげてしまったら……
通信回線はオンのままである。研究所にもマジンガーにも聞こえるはずだ。
回線を切ろうにも身動きが取れないこの状況ではどうすることもできない。
(あぁ……お願い……やめて……やめてちょうだい……)
455ダイアナンAネオ(仮):2005/04/13(水) 00:13:16 ID:4Y7N/1BG

さやかのそんな願いもかなわず、二体の機械獣は調査プラグの挿入を開始し始める。
プラグの直径の方がわずかに大きい。先端部分は入るのだが、それ以上は
なかなか入る気配がない。しかし機械獣たちは強引に突き入れてきた。
さやかとしてはたまったものではない。
女唇はともかく排泄器官であるお尻の穴に、異物を挿入されるなどということは
生まれて初めてのことだ。
もちろん実際に挿入されているわけではないのだが、初めて味わうその異様な
感覚にとまどうばかりだった。
しかも、今ダイアナンネオに挿入されているプラグの大きさは、ハッチよりも
大きいわけだから、さやかが感じている異物の大きさもそれに合わせた
大きさなのである。
つまりは女唇や、アヌスの直径より大きい物体が挿入され、しかも強引に
ねじ込められようとしている感覚を味わっているわけだ。
さやかが感じる下半身への鈍痛は想像以上だった。
声は出すまいと誓っていた彼女ではあったが、痛みに耐えかね叫び声をあげてしまう。
「ぐはぁぁぁぁ!!だ、だめぇ!き、きつい……無理よ……入らない……
そんな大きいのは……だめぇぇぇぇぇ……壊れちゃう……くぅ……」
メキッメキッと二つのハッチが悲鳴をあげていく。
いかな超合金といえども内側から圧迫されてはたまらない、しかもそのプラグは
ドリルのように回転までし始める。
456ダイアナンAネオ(仮):2005/04/13(水) 00:14:04 ID:4Y7N/1BG

「はがああぁぁぁ!!!いやっ!裂ける!!裂けちゃうぅぅぅぅ!!許して!
もう許してぇぇぇぇ」
実際に裂けてしまうことはあり得ないのだが、そんな感覚に陥ってしまうほどの
激痛なのだ。
「はぐぅ…はうぅうう……」
さやかの美しい顔は涙と涎でぐちゃぐちゃに濡れ、さらにその苦痛から
失禁までしてしまう。
「がふぅ……らめぇ…もうらめぇ……死んりゃう……ひぃぃぃぃ!!!」
追い討ちを掛けるように膣内と直腸内をうにゃうにゃとしたものが這い回るような
感覚に襲われる。
内部に挿入されたプラグの先端から、触手のようなものが出現し這いずり回りながら
内部構造を調べているのだ。
さやかはまるで膣と直腸に、無数のミミズを押し込まれたようなおぞましい感覚に
気が狂いそうになる。
「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!助けてぇ!甲児!甲児ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
さやかは愛する夫の名を叫び続けるのだった……
457名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 18:50:35 ID:xYylwumr
イイネ!続くのか!?
458名無しさん@ピンキー:2005/04/13(水) 21:59:20 ID:xYylwumr
ビューナスネオもよろしく
459ダイアナンAネオ(仮):2005/04/13(水) 22:34:28 ID:4Y7N/1BG
>>456続き

まさに地獄絵図である。
雄太は愛する母の危機に何も出来ないでいる我が身を呪った。
「ママ…ママぁ……マジンガー動いてくれ!!ママを、ママを助けるんだよぉ!!」
だが、両腕と左膝下を失い、右膝関節すら思うように動かない今のマジンガーでは
立ち上がることすら出来はしない。
「マジンガー……おまえは無敵なんだろぉ…ママを助けてくれよぉ……」
涙が溢れてきた。
母の危機に何も出来ない自分が情けない……
悪者に負けるのが悔しい……
そして、父の無敵のスーパーロボットが敗れ去るのが悲しい……
「パパ……助けて……ママを……ママを助けて……」

(マジンガーZは無敵だ……あきらめるな!雄太!)
それは幻聴だったのかもしれない。だが、雄太の耳には確かに聞こえていた……
「えっ……だれ?パパ……パパなの……?」
(雄太……まだ負けちゃいない。ママを助けることができるのはおまえだけだ!)
「パパ……でもマジンガーが動いてくれないんだ……どうすれば……えっ……うん……
うん…わかった。あのスイッチだね……」
雄太は声が語ったそのスイッチを見つめる。
「ママ…今助ける!!」
そう言ってスイッチを押す雄太。さらに続けてこう叫ぶのだった。
「ジェット=スクランダァァァァァァァァァ!!!!」

研究所から少し離れた小高い山の一部が開き、カタパルトが出現する。
十五年ぶりの出撃にまるで身を躍らせるかのように、紅の翼は
大空に向かって飛び出していくのだった。
460ダイアナンAネオ(仮):2005/04/13(水) 22:37:02 ID:4Y7N/1BG
「だめ……もうなにも考えられない……はうン!!…」
女唇と肛門を襲う激痛とおぞましい感覚、拘束され身動きの取れない状況で
もうどうすることもできないという絶望感。そして(さやかは認めたくなかったが)
身内より湧き上がる妖しい快美感……
そんなものがない交ぜになって、気丈な彼女の精神を破壊していく。
(もう……だめ……お終いなんだわ……研究所も、この国も……いえ…この世界も……)
さやかがすべてをあきらめかけたその時……
(さやか、おまえらしくないぞ……まだ負けちゃいない!最後まであきらめるな!!)
愛する夫の声が聞こえたような気がした……いや間違いなく聞こえた。
(おまえがあきらめたら、雄太はどうなるんだ?おまえは母親なんだ!)
厳しくそして優しいその叱責にさやかは涙が溢れてくる。

「そうよ!さやか。あきらめちゃだめ!まだ負けたわけじゃないわ!」
壊れかけた彼女の精神は今もとに戻った。気丈なさやかが帰ってきたのだ。
さやかはモニターを見やる。なにかがこちらに向け飛んでくる。
「あ、あれは!?」
紅の翼……ジェット=スクランダー……
だがさやかの目には、妻と子供の危機を救うため駆けつける甲児の姿に見えた……

「いけぇぇぇぇぇぇジェット=スクランダー!ママを助けるんだぁ!!」
スクランダーはマジンガーZからのリモートコントロールで操作される。
マジンガーZなどから比べるとかなり操作は簡単だった。
しかも雄太はラジコン好きなのだ。
雄太の操作でジェット=スクランダーの鋼の翼はダイアナンネオを
拘束している触手に牙を向ける。
「スクランダーカッタァァァァァ!!」
ブチブチブチッとその無数の触手は、鋼の刃の前に切断されていく。
461ダイアナンAネオ(仮):2005/04/13(水) 22:39:15 ID:4Y7N/1BG

「いまだわ!!」
拘束が解かれ自由になった両脚で、後ろの機械獣にバックキックを
浴びせるダイアナンネオ。
さらに、その反動を利用して前の機械獣に体当たりを食らわせる。
ドーンという音をたて、倒れる機械獣たち。
「よくもやってくれたわねぇ!!」
さやかは前にいた機械獣、ガブロフR2に馬乗りになると怒りの鉄拳を
叩き込んでいく。
一発、二発、三発……ガブロフR2の顔面はその度に形を変え崩れていく。
「とどめよ!!」
とどめの一撃を食らわそうとしたとき、またもや後ろからダガンG9が
羽交い絞めにしようと迫って来る。
「ママ!!危ない!サザンクロスナイフ!!!」
ジェット=スクランダーから、十字星をかたどったナイフが発射され
機械獣の動きを一瞬止めた。
ガブロフR2にとどめを刺したダイアナンネオは、今度はダガンG9に
向かっていく。
「あなたには一番うらみがあるのよ!!」
常に自分を拘束しつづけ、あまつさえアヌスにあんなものを挿入してきた……
いや、実際に挿入してきたわけではないが、その感覚を味わわされたうらみ……
「絶対に許さなぁぁぁぁい!!タァァァァァァァ!!!」
いままでで一番力がこもっているのではないかと思うほどの強烈な
パンチがダガンG9の顔面を捉える。
「一対一なら負けないわよ!!」
顔面へのパンチを打ち続けるさやか。
さらに、機械獣の脚に下段蹴りを放つ。
吹き飛んだ機械獣は仰向けの状態で転倒する。すかさず起き上がろうとするが、
ダイアナンネオに腹部を踏みつけられ立ち上がれない。
462ダイアナンAネオ(仮):2005/04/13(水) 22:40:16 ID:4Y7N/1BG

「どう?起き上がれないみたいね……さっきはよくもやってくれたわね!!」
先ほどの意趣返しのように踏みつけた脚で、グリグリと圧迫していく。
顔面への攻撃と脚へ受けた下段蹴りの影響からか、機械獣はうまく動けないでいる。
さやかは股間の調査プラグが目に入った。まだ露出したままのそれを見ると、
凌辱されたときの痛みが甦ってくる。
「こいつが!こいつが!!」
調査プラグをガンガンと踏みつけ破壊してくさやか。そしてとどめとばかりに
ダガンG9の顔面を思い切り踏みつける。

“グシャ”

という音がして機械獣は活動を停止した。

さやかは、頭上のグールを見上げる。
「後は、あなただけよ。Drヘル!!!」
さやかはそう叫ぶと、飛んでいるジェット=スクランダーのドッキング部分に
片手で捕まり雄太に通信を送る。
「雄太、ジェット=スクランダーをマジンガーZに向けて!!」
雄太は言われたとおりスクランダーを自分の方へと向かうように操作する。
ダイアナンネオは空いた片手で、動けないマジンガーZを抱き上げる。
「雄太、いまからパパの仇をうちに行くわよ!!あの飛行要塞に向けて飛んで!!」
「うん!!」
母子を乗せた紅の翼はグールに向け、高速で飛んでいくのだった。
463ダイアナンAネオ(仮):2005/04/13(水) 22:41:31 ID:4Y7N/1BG

「ば、ばかなぁぁぁぁぁ!!!」
あと一歩というところの大逆転に声も出ないDrヘル。
さらに二体のロボットはこちらに向けて飛んでくる。
「お、おのれぇぇぇぇぇ!攻撃じゃ!攻撃するのじゃ!!」
ミサイル、破壊光線……次々に武器を繰り出すグール。
だが、機動力は相手が一枚上手だ。すんでのところでかわされる。
しかも、たまに命中するものも、超合金スーパーZで身を固めた
ダイアナンネオにしか当たらない。すべて跳ね返されてしまうのだ。
「えぇぇい!やつらを近づけるなぁ!!!」
Drヘルは必死の形相で指令を出すのだった。

「ママ……大丈夫なの……結構、攻撃受けてない?」
「大丈夫よ。こんな程度……」
もちろん痛くないわけはないのだが、先ほどまでの痛みに比べれば
どうということはない。
「さあ!攻撃よ!ママはもう遠距離用の武器がないから、雄太がするのよ!」
「わかった!!ドリルミサイル!ルストハリケーン!光子力ビーム!
ブレストファイヤァァァァァァ!!!!」
打ち出せる武器をすべて放つマジンガーZ。
的が大きいため外れることはない。
「エネルギーがなくなるまで打ち尽くしてやる!!」

「第一、第三エンジンに被弾!!Drヘルさま、これ以上はもちません!」
「くっ!!おのれぇ、またしてもぉ!!退けぇ、退却じゃ!!兜さやか
覚えておれよ。次こそおまえたちの最後じゃ!!」
グールは全速力で退却を始める。その姿は夕闇に消えていった。
464ダイアナンAネオ(仮):2005/04/13(水) 22:47:13 ID:4Y7N/1BG

研究所に戻った二人は、とりあえず医務室へと連れていかれた。
幸い大きな怪我はなかったものの、かなり疲労しているようだったので安静にするようにいわれ、医務室のベッドで休むことになった。
もちろん勝手にマジンガーZを持ち出した雄太は、後でそれなりに大目玉を喰らうことになるのだが……

二つのベッドに並んで横になる母と息子。
さやかが雄太に眠れないの?と尋ねる。
「うん……なんか、興奮しちゃって……」
「雄太……約束して、もうあんな無茶はしないって」
助かったから良かったものの、この子にもしもの事があったらわたしは生きていけないだろう。
さやかは息子の顔を見つめ、そう思った。
「うん……ごめんね……でも、どうしてもママを助けたかったから……」
「ありがとう……その気持ちだけでママはうれしいわ。だから……ね」
見詰め合う母と子。雄太はうんといってうなずく。


465ダイアナンAネオ(仮):2005/04/13(水) 22:48:13 ID:4Y7N/1BG

「ねえママ……あのとき……僕、パパの声が聞こえたんだ。
まだ負けちゃいないって。ママを助けられるのは僕だけだって…」
そうか……雄太も聞こえていたんだ……
「ママも聞こえたわ……まだ負けちゃいないって。あきらめるなんてママらしくないって…」
「そうなんだ、きっと…パパが守ってくれたんだね……」
そう…きっとあの人はいまもわたしたちを見守ってくれている。

「なんだか、眠たくなってきちゃった……おやすみ……ママ……」
「おやすみ……雄太……」
さやかはそういって自分もまぶたを閉じる。
Drヘルはまだ生きている。また、襲ってくるに違いない。
でも、負けない……あの人が見守ってくれているのだから……

とにかくいまは眠ろう…夢の中であの人に会うために。
そして話そう。あなたの子供がどれだけ勇気を持って闘ったかを……
そして伝えよう……………

いつまでもあなたを愛していると………
                 
                   完

466ダイアナンAネオ(仮):2005/04/13(水) 23:06:44 ID:4Y7N/1BG
終わりました。
お読みいただいた方、応援、支援、リク等、レスいただいた方々
ありがとうございました。

とりあえず、仕事の方が落ち着いたんでGジュピターに
とりかかろうと思ったら、突然思いつきまして一気に
書いてしまいました。
ラストはこんな感じになりましたが、お好みでない方も
いらっしゃるかと思いますが、ご容赦ください。

また、突然投下させていただくかと思いますがよろしく
お願いします。

Gジュピターもよければ投下させてください。

ありがとうございました。
467名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 01:09:54 ID:29FGeILO
俺はこんな燃える展開は嫌いじゃない。GJ!
468名無しさん@ピンキー:2005/04/14(木) 02:51:13 ID:cjzpI+TW
Gジュピターの作者だったのか……
あんた神だよ!!
469名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 08:30:35 ID:nXBxDAZ+
続編も期待していいですか!?
470ダイアナンAネオ(仮):2005/04/15(金) 23:30:26 ID:lObhAWid
>>467-469
レスありがとうございます。
概ね好意的なご評価を頂けたようで正直ホッとしております。

このスレで(たぶん)初の版権キャラということもありまして
思い入れの多い方もいらっしゃるだろうから下手なことは
できんと思いつつも、好きなように書いてしまいました。

続編ということにつきましては、今のところ構想がございません。
ただ、460以降の別バージョンというのは、脳内的にはあります。
これは、少し長くなりそうということと、カシオペアやイフリーテスと
内容がかぶる恐れがあったので、封印しました。

とは言え純粋な続編も絶対ないとは言い切れません。
急に思いつくかもしれないんで……

例えば>>458とか……



471名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 23:55:26 ID:nXBxDAZ+
ビューナスいいですね!敵も女型にしてレズ風味とか。
ヤヌスという格好の幹部もいることだし。。。
472名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 23:30:09 ID:yMPoFLOz
さやかネタイイ!GJですた。
>>460の別ルートとか妄想膨らみますね……
473ダイアナンAネオ(仮):2005/04/17(日) 22:17:03 ID:CTa3W+KS
>>471
ヤヌス侯爵でしたっけ……
顔忘れちゃいました……orz
>>472
実際は459から手直ししないとダメっぽいですが……
もし、甲児の声が聞こえずジェットスクランダーを
呼ばなかったら……という展開になる予定でした。
>>467
ご感想ありがとうございました。
もし、宜しければ他のお好みの展開を教えてください。
今後の参考にしたいです。
>>468
最高の賛辞を頂きただただ恐縮しております。
ところで、このスレに投稿されているSSを保管して頂いているのは
もしかして468さんですか?
カシオペアを読もうと、あのサイトを開けたらGジュピターとダイアナンネオが
保管されててビックリしました(感涙)
468さんのレスの時間とサイトのチェック済の時間が同じくらいだったんで
もしかしてと思いまして……ありがとうございました。

違ってたらごめんなさい。
474名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 19:28:48 ID:/2Ex42y8
そろそろ続編いかがですか?
475名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 19:30:43 ID:OSJUdFD3
>>473氏、ダイアナンネオのバッドエンドものチョロっと書いてみていいですか?
>>459から分岐ではなくそれより後ろの方でバッドエンドに分岐するので一つの外伝ってことで
476473:2005/04/22(金) 21:47:09 ID:iUGjysIr
>>474
おぼろげながら、出来かけてるんですが、書くところまでいってないんです……orz
もう少し待ってみて頂けますか?
>>475
是非お願いします。
私も読んでみたいです。楽しみにしてます。
477名無しさん@ピンキー:2005/04/22(金) 22:46:03 ID:/2Ex42y8
どんどんよろしくお願いします
楽しみ!
478>:2005/04/23(土) 00:08:51 ID:C5wYTGOj
(あとはグールのみ!!だけど、ダイアナンネオとマジンガーがあれば!!)
 確かに機械獣に比べてグールの巨大さは脅威だ。
だが、機械獣の機敏な動きに比べてその巨大さが命取りになり、攻撃を当てやすく、撃墜も可能……なはずだった。
「ふははは!そやつらを倒したからといって調子にのるな!全艦、トランスフォーメイション!」
「了解、全艦トランスフォーメイション」
 笑い声がグールから響く。
ゴゴゴゴ……と、機体後部のエンジンが後方にせり出すと、エンジンの先端からつま先が展開して脚部となる。
主翼の先端に四本の線が入ったかと思うとそこが外れて五本の指になって、間接部分が生み出される。
最後に顔のような部分が、まさに頭部となって巨大なロボットがマジンガーとダイアナンネオの前にそびえ立った。

「あ、ああ……そ、そんな……」
200メートルの巨体を前にしてはダイアナンネオもマジンガーも手の中のおもちゃだ。
「ふはははははは!破壊光線発射だ!」
「わあっ!」
「きゃああああーっ!」
グールの口が開くとそこから光線発射口が飛び出して二人にしたたかに光線を叩きつける。
吹き飛ぶ二機、地面に墜落しそうになったがなんとか操縦して距離をとる。
「雄太!大丈夫っ!」
「うっ、うん。くっそぉ、なんて化け物だ!」
 ビームをその身に受けてしびれるような感覚がさやかに残るが雄太を気遣う。
だが、その隙をドクターヘルは逃しはしない。
「逃がすな!ロケットパンチ発射だっ!」
  ドドドドドドド……バシュゥゥン!!
 パンチというにはあまりにも巨大すぎる二つの鉄塊、それが自在に飛び回りマジンガーとダイアナンを襲う。
下から右拳で二機を突き上げると、吹き飛んだ二機を左の掌ではたき落とす、加速度をつけて落下するマジンガーとダイアナンを再び襲う拳。
「うわあああーっ!」
 二撃目でマジンガーのパイルダーは外れ飛び、山裾の林に不時着した。
「雄太ッ!雄太ぁぁーッ!」
479463別ルート:2005/04/23(土) 00:10:28 ID:C5wYTGOj
『ザ……ザザ……う……うぅ……くっそぉ……』
 砂嵐に途切れがちだが聞こえてくる声には生気があり、少しほっとするさやか。
だが、状況は全く好転せず、まるでジャグリングのように翻弄されるダイアナンネオと無人のマジンガー。
拳にかち上げられる度に、さやかはまるで自動車に引かれたようにコックピット内を舞う。
高性能のエアクッションが無ければ今頃はコックピットの壁に体を打ち付けつづけて肉の塊になっていただろう。
しかし、ダメージ自体が無いわけではない。
「きゃあああーーーっ!あうぅぅッ!ヒアッ!……ウグゥゥッ!あっがぁ……うああーーーーッ!」
 悲痛な叫びを上げて、コックピットの中で身悶えるさやかだったが。
「ぐふふふ……よし、とらえろ!」
「ひいいいいーっ!」
がっしりと巨大な手に両足を捕まれて恐怖にうわずった声をあげるさやか、さらにその上半身も捕まれる

ぎゅぎゅぎゅーっ

「ぎゃあああああーーーーっ!」
グールの手の中で、雑巾のように絞り上げられるダイアナン、コックピットのさやかの上半身は右回転を、下半身は左へと回転させられ、腰がぎちぎちと音をたてて捻り上げられる。
「折れるっ、折れっ折れぇっ……あおおお!あああああっ!いやっ、あう゛ぅぅぅぅぅぅっ!」
身も世もなく泣き叫び、このまま上半身と下半身が別の方向を向くのではないかと思える激痛に苛まれる
「いやっ、イヤッ!やめてェーーッ!許してぇぇぇぇっ!」
その無様な死に様を想像して恐怖に震えるさやか、憎むべき仇敵に鼻水までを垂らして許しを請う。
「ふふふ……無様だのう兜さやか!仇に命乞いか!」
「っ!!そ……そんなこと……ない……」
 さやかの言質を捉えて、心をなぶるドクターヘル。
「そうかそうか、なら命乞いはせんと!殺してほしいということか!そらそらそら!」
「ヒッ!ひぎゃああああっ!ちぎれるぅぅぅっ!」
捻りを加えて掴んだまま下半身と上半身を握る腕に力を込めて引きちぎらんとするグール、
頭を振って絶叫するさやか、涎と鼻水、涙と汗にまみれる顔に乱れた長い髪が張り付いて悲惨さを煽る。
480463別ルート:2005/04/23(土) 00:11:32 ID:C5wYTGOj
「ほれほれ、もう少しでちぎれるぞ?命乞いせんのか?したらやめてやるぞ?」
「きぃぃいーっ!しないっ、あなたなんかにっ!あなたなんかに絶対しないっ!しな……ふべぇぇ〜〜〜っ!」
命乞いを強要するドクターヘルだったが、頑としてしようとしないさやかに怒りを覚えて握力を強めてダイアナンネオを握りつぶさんとする。
「ーーーーーーーーーーーッ!〜〜〜〜〜〜ッ!!」
通信機を通して聞こえてくるさやかの聞くに耐えない惨めな泣き声。ドクターヘルはそのメロディーにほくそ笑む。


……
…………………
………………………


「はぁー……っ、はぁー……っ、はひぃぃぃ……もぅゆるしへぇ……」
さやかのかすかな呼吸音のみがダイアナンネオのコックピットに響く。
ダイアナンネオはグールの片手に握られて沈みつつある夕日に照らされている。
若かりし頃にアフロダイAに乗って戦っていた時のものに酷似した全身を覆うパイロットスーツの中身は、
汗と漏らした小水で蒸れ上がりグチョグチョとさやかの肌に張り付いていた。
「たすけて……たすけて甲児……」
うつろな瞳で紅い夕日を見つめて今は亡き夫の名を呼ぶ……だが、先ほど聞こえたはずの声は聞こえない。
いや、答えは返ってきたが、その声は愛しい夫の声でなく、夫の仇の声だった
「ふはははは、起きたか!では続きといこうか!またいい声で鳴くのだな」
「もう……やめてぇ……」
さやかはそんな悪夢の宣告にも精根尽き果てたのか反応を返せない。
今度はダイアナンネオのそれぞれの足を掴むと逆さ吊りにする。
コックピット内のさやかも沈む夕日が上に上っていく形になってしまう、長い髪が重力につられて柳のように垂れた。
「やめて……今度は何をするのぉ……もうやめてぇ……」
「ふふふ……ほれぇ!」
「きゃあああッーーー!」
481463別ルート:2005/04/23(土) 00:12:18 ID:C5wYTGOj
横一文字に割り裂かれるダイアナンネオの両足、さやかのむっちりとした太ももはガクガクと震えて、
脱臼しそうなほどに大きく開かれた股関からは新たな失禁のために湯気がもうもうと立っていた。
「あああ〜ッ!脚がもげるうぅぅッ!やめてぇぇ〜ッ!」
未亡人にして熟した美しい体が恥ずかしすぎる無様で卑猥な大股開きにかたどられる。
グールの口が開くとそこから銃口が現れてダイアナンネオのさらけ出された股ぐらに照準を合わせる。
「ひ……?まさかっ!?まさかぁっ!?ヒィイイッ!やめてっ、やめて下さいッお願いしますッお願いしますぅぅっ!どうかっ、どうかぁぁぁぁっ」
「断る」
非情の光線がダイアナンの開通されたハッチに照射された。
「ぎゃああああーーーッ!アッ、アッ、アアオオウーーッ!死ぬぅっ、私死んじゃうっ!
 あそこを燃やされて死んじゃううう〜〜っ!アアーーーーーーーーっ!」
さやかは秘所に焼きゴテを当てられたような激痛に逆さ吊りの体をビクンッ!ビクンッ!と痙攣させて身悶える。
背筋を思いっきりひきつらせて体を反らせたかと思うとガクリと脱力させる。
口をこれ以上無いほど広げ絶叫して白目を向くさやか、心臓は早鐘のように鳴り続け、このまま弾け飛ぶのではないかと思う、だがさやかにとってはそれは望むところだった。
希望を完全に砕かれた今、さやかはこの苦しみからの解放を一刻も早く願っていた。
だが……光線の経が細く絞られてダイアナンのハッチのやや上……クリトリスの位置に打ち込まれる。
「ハウッ!はぅうぅ〜っ!やめへぇぇぇっ!ひゃふぅううぅ〜〜〜っ」
光線の出力も弱まりまるでクリトリスを愛撫されるような感覚……
さやかは20年も前の初めての自慰、熱めのシャワーをクリトリスに浴びせて快感に酔ったときのことを一瞬思い出した。
「ああ〜っ、アヒッ、ひいいんっ、ひふぅっ、ヒッ、ヒィ〜ッ」
粘っこい液も溢れだし始めるが快感から目を反らすかのようにきつく目を閉じて髪を振り乱す。
腰をクンッ、クンッと突き上げる様がなんとも浅ましかった。
482463別ルート:2005/04/23(土) 00:17:30 ID:C5wYTGOj
「ふはははは!快感と苦痛の中で果てるがいい!」
グールのダイアナンの脚を握りしめる。
ベキベキと装甲が悲鳴を上げていき、さやかの足に激痛が走る。
「ふわああああっ!?やべてぇッ!脚が脚があしがぁぁぁッ!!アオオッ!?アソコ熱いっ!アソコがぁっ!
 イヤアアアッ!もうイヤァッ!両方もういやああああああっ!たすけてぇーッ!お願いーっ!誰か助けてぇーッ!」
世界を守るために戦った女戦士の声、助けて助けて死ぬ死んじゃう、お願いもう許して、いっそ殺して、
悲しき叫びがドクターヘルの加虐を下す命令の度に響く。
だがその叫び声も沈む夕日とともに小さくなっていき、やがて聞こえなくなった。







夕闇に浮かぶダイアナンネオの姿、両足はもがれ、ミサイルを発射する胸部も大きくもぎ取られ、右手も左手も失い、
子宮の位置にあるコックピットは股間にグールの腕から展開された小型のアームを膣口のハッチから引きずり出されていた。
その瞬間さやかは、耳を覆いたくなるような汚い叫びを上げて白目をむいて泡を吹いて気を失った……。

グールはその手の中の小さな丸いコックピットを口から飲み込むように格納すると光子力研究所の破壊に取り掛かった。
その後、彼女は……コックピットから引きずり出されて、汗と小水と愛液でグチョグチョの体を、
それこそ乳房と秘所だけに飽き足らず、腋の下や耳の穴の中、更には鼻の穴の中、足の指の間という
ありとあらゆるところの体液をドクターヘルの一党の新たな戦闘員、黒覆面の男たち30人に嘗め回され、代わる代わる犯されながら、光子力研究所最後の日を光の無い瞳で見つめていた。
                 完
483463別ルート:2005/04/23(土) 00:20:36 ID:C5wYTGOj
というわけで書いてみたのですが……文章構成が……。
しかもエロ分が最後の四行しか無いッス…。
>>473氏、申し訳ありません。

ちょっと修行してきます。
484473:2005/04/23(土) 06:40:41 ID:IPK3Zzho
おもしろい!!GJ!!
ハードでエロい。まさかグールが変形するとは!

こちらこそ、修行してきます。
485名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 09:45:32 ID:YpRiJIz3
どんどんよろしくお願いします!
486名無しさん@ピンキー:2005/04/24(日) 23:22:09 ID:vLpcoMqn
ハードな戦闘&ヤラレっぷりがいい!
個人的にはこの路線がgoo
487名無しさん@ピンキー:2005/04/25(月) 20:27:34 ID:pxQPr0Jf
ジュン&ビューナスもぜひ!
488名無しさん@ピンキー:2005/04/26(火) 12:43:27 ID:kAfWwLrS
勝気な熱血ママがライガータイプのバイオアーマーに乗って
ボコボコにやられるの希望〜
489名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 22:12:14 ID:kCBJ10/t
ライバル役の女司令官がドルガで登場。
勝気なママは最初は威勢良く善戦するが
恐ろしく強いうえに冷酷な女司令官を怒らせてしまうことになる。
結局はメチャクチャにやられてズタボロにされるママのライガー。
当然ママはライガーの中で泣叫びながら悶え苦しむ。

490名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 22:27:10 ID:p12RTT1X
ダイソーで「獣神ライガー」買っちまった……
491名無しさん@ピンキー:2005/04/28(木) 19:19:26 ID:EnoFumwp
ネオダイアナンのさやかがネオビューナスのジュンと一緒にエロ女ロボ軍団とレズプレー希望
492名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 12:03:53 ID:6MXTyaBO
期待age
493名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 23:33:48 ID:lrTawsiK

空が裂けた。

突如として、東京上空に現れた巨大な物体は、ある年代以降の者たちにとっては、
かつて恐怖のシンボルとして恐れられたものであった。
今から二十年前、日本を……いや、世界を恐怖と殺戮で染め上げたその物体が、
ふたたびその異形の姿を人々の目の前に現したのである。


天堂沙織は、今年高校二年生になる息子を送り出した後、掃除に洗濯にとおおわらわであった。
沙織は38歳。その年齢とは思えないみごとなスタイルは、幼い頃からやっている水泳の
賜物である。
ある事情でオリンピックには出場できなかったものの、インターハイや国際大会では
いつも上位に位置していた。
種目は自由形。20歳で惜しまれつつも引退し、恩師である今の夫と結婚をする。
子供は今送り出した息子ひとりではあったが、家族三人で幸せに暮らしていた。

もちろん、今も水泳はやめていない。近くのスイミングスクールで、インストラクターをしているのだ。
沙織の美貌とスタイルのよさ、そしてなにより丁寧な教え方が評判で、入会者は後を絶たない。
今日もこの後、スイミングスクールへと出かけるので、主婦としてしておかなければいけないことをこなしているわけだ。
494名無しさん@ピンキー:2005/04/30(土) 23:34:46 ID:lrTawsiK

ようやく、掃除、洗濯が終わり一息ついた沙織は時計を見やる。まだ出発まで、もう少し時間があると思った彼女はTVを点けた。
その瞬間、彼女の顔がこわばった。
画面にはあの異形の物体が、映し出されているではないか。
「うそ……なんで今ごろになって」
かつてわたしたちが封印したはずのアレが、今ふたたび復活した。

沙織は右の手の平を見つめ、家を飛び出した。


浮遊する巨大な物体からは、かつてそうであったように、幾体もの化け物が出現していた。
やつらはこの化け物のことを“デビルナイト”と呼んでいた。
当時、人類の持つ武器はすべて通じず、やつらは破壊と殺戮を繰り返した。
もう、地球は終わりだと思ったとき、二体のバイオアーマーが突然現れ、やつらを
次元の彼方へと追いやったのだ。

その二体のバイオアーマーの名は“レディーパンサー”と“レディードラゴン”。
そして、このレディーパンサーこそ、天堂沙織(当時の名は早見沙織)の駆る、バイオアーマーだったのだ。

沙織は人目につかない場所まで来ると、再び右の手の平を見つめた。
豹の形をした痣が浮かび上がっている。やはり間違いない。やつらが復活したのだ。
彼女は手の平を天にかざし、こう叫んだ。
「こい!レディパンサー!!」
495名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 09:20:16 ID:F32WL16P
おお!イイ!
496名無しさん@ピンキー:2005/05/01(日) 22:20:10 ID:dSqDXmA6
ついにバイオアーマーもの登場ですね。
すご〜く期待しちゃいます。
497483:2005/05/01(日) 23:39:12 ID:f3k3KWpV
母親さやかさんがあまりにも心の琴線に触れて書きたくなったので、>>473氏の許可も得ずに投下させていただきます。
>>482の最後の四行のみにピックアップしてみたSSです。
ロボでのヤラレとかは無いんでそこはご容赦ください。
498483:2005/05/01(日) 23:40:25 ID:f3k3KWpV
グールの中の一角……ダイアンネオのコックピットから引きずり出されたさやかは、その一角、拷問部屋にうつぶせに寝かされていた。
ぴったりと張り付いたパイロットスーツが豊満な臀部をいやらしく包み、その桃のような形を浮き上がらせていた。

『起きろ、起きるのだ兜さやか』
「あ……う?」
霞む頭を振りながら意識を取り戻そうとするさやか。
(たしか……私はドクターヘルに……はっ!?)
「こ、ここはドコ!?」
 はっきりと目を覚ましあたりを見回すさやかの瞳の中に入ったのは黒いビキニの前を膨らませた、
2メートルは越えている筋骨隆々の黒覆面の集団が自分を取り囲んでたっている姿だった。
「ヒッ……ひぃぃっ!?な、なに貴方たちっ!!?」
「ひひひひ……」
「ぐへへ……いい体してるじゃねぇか」
下眉た物言いで覆面から唯一覗く瞳からの視線がギラギラといやらしくさやかに絡みつく。
「ひぃい……イヤッ!来ないでっ、来ないでっ!!……っヒィーッ!」
 さやかを取り囲む男たちの環がじわじわと狭まっていく。ガタガタと震えながら後ずさる。
が、背後にも覆面たちはそびえ立ち逃げ場など無い。
『ふふふ……二度とわしに逆らう気など起こさせなくしてやれ』
「「「「オオオオオーーーーーっ!!」」」」
「イヤアアアアアーーッ!!」
さやかの悲痛な叫びも黒覆面の男たちの怒号にかき消される。
「オラ立てッ!手間かけさせんじゃねェッ!」
「ヒィーッ!さ、触らないでッ!」
「んだとこのアマッ!」
  
  バシィッ

「ひい……ッッ!」
さやかの横っ面が筋肉の固まりのような男の左手に張られる。
499483:2005/05/01(日) 23:40:55 ID:f3k3KWpV
ひるんださやかの腕をねじり上げて、痛みで背を反らさせ、胸を前に突き出すような形にさせる。
「いやあああーーーっ!みないでっ!やめてぇぇーッ!」
そのままパイロットスーツのジッパーを首もとからジイイイイッとへそのあたりまで下ろされるとぶるんっ!と揺れて乳肉がまろび出た。
その瞬間ロボット戦により吹き出した汗のためにもうっと湯気が上がって、
蒸れるスーツの中にためられた牝臭が部屋に立ちこめた。
「ヒャハハッすげぇにおいだ!くせぇくせぇ」
「いっぱい汗かいたね〜さやかママ〜」
 男たちは立ちこめるさやかの体臭を侮蔑して彼女の羞恥心を煽る。
「そんなこと言わないでぇ…………ッ!!??ヒイィッ!!イヤッ触らないでッ、手をどけてッ!」
「おぉ〜、見ろよこの乳、乳首は少し黒ずんできてるけどまだぜんぜんハリがあるぜぇ……」
「ヒヒヒッ、やわらけぇ……こんな乳ならいつまでも揉んでてやれるぜ」
「やめてぇぇーッ!」
 さやかの嘆願など誰も聴きはしない、三十人近くいる覆面男たちはさやかの肉体の思い思いの場所を弄ぶ。
「ムチムチした尻しやがって!無茶苦茶に犯してやるぜ!」
「ケツ穴もあったけぇぜ〜」
「ああッ!変なところ触らないでッ!やめてッ!けだものッ、けだものーッ!」
「あれ?さやかちゃんわきの下の処理甘いよ?夫がいないからってそれはよくないなぁ」
「っ!!!言わないでッ、そんなこと言わないでッ、みないでぇぇぇッ!」
「ほんとかよ!?見せてみろよ!」
「おう、ちょっと待ってろよ……ほら脱がすんだから力抜けよ」
「イヤアアアアアッ!いやいやいやいやぁぁッ!やめてぇぇーーーーーっ!」
「うっせぇんだよッ!」

 ドゴォッ!

「んぐぅえっ!?」
 巨大な拳の固まりがさやかの側頭部を打つ。
500483:2005/05/01(日) 23:42:11 ID:f3k3KWpV
脳震盪をおこして力が抜けてしまうさやか、その彼女の腕からつなぎ状のパイロットスーツを脱がせた。
柔らかそうな二の腕とほっそりとした指先が露わになる。
そのまま意識がうつろなさやかの両手をバンザイの形で引き上げると、そこにはわずかに黒い茂みがあった。
「へへへ……ほんとに生えてやがる」
「ダンナ居ないからって女捨てちゃだめだぜ、ひゃはははっ」
「あう〜……?あ……」
脳を揺さぶられて思考が働いていないさやかの腋の下を観察する男たち。
スンスンと鼻を鳴らして腋のにおいをかぎ回り、べろり、と舌を這わせて悲しき未亡人の汗を舐めとっていく。
ぺちゃ…べちゃべちゃっ……ずるるっ……
意識が無いのが幸運だったろう、さやかはその恥辱をまざまざと味わされはしなかったのだから。
「あー……あー……」
目の前がぐらぐらと揺れて耳が遠くなったように男たちの嘲る声が彼方に聞こえる。
さやかは赤子のように喘ぎながら頭を揺らす、その頭を男たちが掴むと力の無い口に男根が突き込まれた
「んおっ!?」
「おぉ〜いい感じだぜ〜さやかのくちまんこはよぉ」
「んぶーっ!ンッ!ンンンーッ!」
キツい精臭が口の中に広がり意識を現実に引き戻される。
501483:2005/05/01(日) 23:45:45 ID:f3k3KWpV
「ああ……いい、いいぜっ!イクぞッ!オラッ!オラッ!オラオラッ!」
 さやかの黒髪を掴むと彼女の頭を前後に揺らせて楽しむ覆面男たちのリーダー格、さやかは喉奥に突き込まれるたびに白目を剥く。
「んぶぅ……んぐ……んぐ……ッ!?オグェッ!?オ゛ッ、オ゛ゥッ、オウ゛ッ、オ゛ッ、ォオ゛ェェェ〜ッ」
食道までも進入して、引き戻しては再び突き入れる。何度も何度も……
さやかはえづいた様に吐き気を催して、だらだらとペニスと唇の隙間から唾液を吹きこぼす。
そんなさやかの下半身からパイロットスーツがはぎ取られるが、喉奥を犯される感覚に苦しむ彼女はそれすらも気づかない。
突きこまれると一瞬呼吸が止まり、その苦しさからか鼻から呼吸をはかろうとするのか「ンゴ、ンゴ」とまるで豚のように鳴く。
そのたびに男たちは大笑しては、さやかを豚呼ばわりしながら尻たぶをはたきあげる。
真っ赤になった尻を撫で回しながら男たちはさやかの秘所やアナルまわりをじっくり眺める。
「ぐへへ……毛深いな結構」
「くんくん……うひゃあ〜漏らしただけあってションベンくせぇマンコだぜ」
「かわいいケツ穴してんじゃねぇか!はやくブチ込んでヨガラせてぇぜ!」
「ンオ゛ッオウッ、オ゙ッゥ、オ゙ォ、オォォ゙ッ」
 突き込まれる度に濁った声を吐くさやかには男たちのゲスな実況も耳に届かない。
「おっ!?おおおっ!!イクぞっ!イクゾさやかっ!てめぇの口に出してやる!!おおおおおおおおおおおっ!!おおっ!」
「おごおおおおおおおっ!!……ンブゥッ!!ンン゙ッ!ン゙ッ!!ング……ッ、あ……ああ……」
 大量の生暖かくえぐい味のする白濁がさやかの口腔内に噴射される。
突きこまれたそれは胃に直接流し込むかのようにさやかの食道を駆け巡っていく。
その熱さにのどを灼かれたさやかはガクガクと痙攣した後、口から唾液と精液の残滓を垂らして白目をむいたまま何度目かわからないがまたも気を失った……。

だが、まだこれはさやかを襲う恥辱と絶望の時間の始まりですらなかった……
502483:2005/05/01(日) 23:48:28 ID:f3k3KWpV
……と、まぁこんな感じでさやかママンをグチャグチャのドロドロにしていきたいです。
続き、書かせてもらってもよろしいでしょうかね?


>>494
燃やせ燃やせ怒りを燃やせ♪
GJです!続き期待しています。
503473:2005/05/02(月) 00:01:40 ID:a6jyVd5u
GJです!
私の許可など要りませんので、どんどん続きお書き下さい。
もし、可能ならジュンのヴューナスネオも登場させていただければと……

私の方は、レディーパンサーで頑張ってみまつ。
504獣母神レディーパンサー:2005/05/02(月) 00:11:59 ID:aSNDoL9e
>>494つづき

手の平から光の柱が出現し、天を目指して伸びていく。光は沙織を包み込み、その身体を
上空へと浮かび上がらせた。
空へと舞い上がった沙織の背後から、巨大な人型の物体が出現する。
これこそ、二十年前に戦いで無敵を誇った、脅威のバイオアーマー“レディーパンサー”
であった。

「パンサーイィィィン!!」
その叫びとともに沙織の身体は、レディーパンサーの中へと吸い込まれていく。
パンサーの内部に入った沙織は、着衣が一瞬にして消え去り、瞬間全裸となる。しかし、
すぐさまパンサーの細胞が貼りついていき、生体皮膚を形づくる。

全身を被ってはいるものの、それはかなり薄くしかもピッタリとフィットしている
ため、沙織の熟れた肢体の線をいやが応にも強調する。
ほとんど、シースルーのようなもので、豊かな胸のふくらみの頂きにある、濃いピンクの
乳首も股間の黒い翳りも、丸見えである。誰も見ていないからいいようなものの、これで
街中を歩けば、露出狂と間違われてしまうだろう。

その生体皮膚からは、無数の神経が伸びていた。これが、沙織とパンサーをつなぐ
命の糸だ。これにより、沙織はパンサーとなり、パンサーは沙織となる。
沙織の動きはパンサーの動きであり、パンサーの動きは沙織の動きなのだ。
505獣母神レディーパンサー:2005/05/02(月) 00:12:49 ID:aSNDoL9e

「久しぶりね、パンサー。まさか、またあなたの中に入ることになるとは、思わな
かったわ。とりあえず、しばらくよろしくね……じゃあいくわよ。ウィングパンサー!!」
レディーパンサーは、状況によって五つの形態に変化することができる。
ウィングパンサーもその一つだ。すべての形態で飛行は可能だが、戦闘能力を低くし
高速で移動することが出来る形態なのだ。

まさしく牝豹のようなしなやかな肢体の、パンサーの背中から翼が現れ、やつらの
いる方角へと飛び始める。
「待っていなさい!!すぐに片付けてあげるわ!!!」
パンサーの内部で沙織が叫ぶ。

だが、沙織は知る由もなかった。
これから彼女を待つ、想像を絶する地獄のことなど……
506名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 19:45:55 ID:n7eG1IoM
レディーパンサーいい感じ!!
バイオアーマーならではの生々しい雰囲気が出せればロボ以上の素材になるはず。
ハードなバトルとママンの壮絶なやられっぷりに期待。
がんばって下さ〜い。
507名無しさん@ピンキー:2005/05/02(月) 22:35:27 ID:wq46oREG
気の強いママがバイオアーマーの中で苦しむのはいつかな?
と待ちわびる。
508名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 20:10:05 ID:qn2hj5K/
ロボットネタとは少し毛色が違うね
そろそろ本格的連載がほしいところなので期待してるYO
509獣母神レディーパンサー:2005/05/03(火) 21:28:41 ID:nPeBh/jX
>>505つづき

はるか昔、神と悪魔の戦いがあった。
両者の戦いは一進一退を繰り返し、勝負はつかないものと思われていた。
だが、ここに悪魔の軍勢に、加勢するものがいた。悪魔軍の総大将、邪神バグルを崇める
グデルス帝国だ。

彼らは“デビルナイト”と呼ばれるバイオアーマーを開発し、悪魔たちに貸し与えた。
それまで、互角の戦いをしていた二つの軍勢だったが、このバイオアーマーの登場で、
戦況は一気に変わったのである。
神の軍勢は、敗走に敗走を繰り返し全滅を待つのみ、というところまで追い詰められていた。

そのとき神軍の総大将、善神アガードは自らの命と引き換えに、悪魔軍を封印した。
だが、その封印も徐々に弱まってくる。
いつの日か甦るであろう悪魔たちに対抗できるように、アガードは二人の女神にすべてを
託した。
彼女たちは、自らの肉体をバイオアーマーへと変え、来るべきときに備えたのであった。

その二体のバイオアーマーが、レディーパンサーとレディードラゴンなのである。
510獣母神レディーパンサー:2005/05/03(火) 21:30:05 ID:nPeBh/jX

レディーパンサーは、現場へと到着した。
「移動要塞ガルメダ……やはり、グデルス帝国のやつらか。」
無数のデビルナイトたちは、街を破壊し人々を殺戮している。まさに地獄を思わせる
その惨状に、沙織は怒りを露わにした。
「許せない!今に見ていなさいよ!!」
彼女の怒りが頂点に達したとき、レディーパンサーはその形態を、別の姿へと変えて
いった。

ファイアーパンサー。
この形態は、戦闘能力に特化した形態である。移動能力こそ低下するが、攻撃力は
格段にあがる上、使える武器の数も断然多いのだ。

数え切れないほどのデビルナイトが飛び交っている。
「数出せば、勝てるとでも思っているの、あいつら?まったく、学習能力がないわね。
さあ、さっさと片付けるわよ。パンサーソード!!」
パンサーの右手に、光が集まり剣を形づくる。さらに左手には、盾が現れた。

「いくわよ!パンサー!!でぇぇぇぇぇぇぇぇい!!!」
沙織はパンサーを駆り、デビルナイトの群れに突っ込んでいく。

ドガッ!
バシュッ!!

次々にデビルナイトを、叩き斬って行くパンサー。敵からの攻撃もすべて、左手の盾で
跳ね返していく。
二十年というブランクを感じさせない、みごとな戦いっぷりである。
511獣母神レディーパンサー:2005/05/03(火) 21:31:17 ID:nPeBh/jX

レディーパンサーはバイオアーマー、つまり、生きた鎧だ。
その見た目も、質感もまさしく生き物である。もともと、女神が姿を変えたものなので、
巨大な女性が戦っているかのようだ。

聖母を思わせる豊かな胸、キュッとしまったくびれた腰、そして張りのあるヒップ。
人間と同じ大きさなら、振るいつきたくなるほどの、みごとなスタイルである。
動きやすさのためか、着衣のようなものは必要最小限に止めてあり、わずかに、胸と
腰に豹柄のビキニのようなものが着いているだけだ。
人間でいうところの肌の色は、(それが肌であるなら)やや褐色でオイルでも塗ったように
光っている。

顔は仮面のようなもの被っている。かろうじて、目元と口元は見えるのだが、それ以外は
隠されていた。
頭部からは、真っ直ぐな黒髪がのびており、女性らしさが漂っている。
強さと凛々しさ、そして包み込むような母性を振りまく彼女たちを、いつしか人々は
“獣母神”と呼んでいた。

次々とデビルナイトたちを倒していくパンサーだが、さすがに疲労の色は隠せないでいた。
「まったく……キリがないわ……」
こんなとき、レディードラゴンがいてくれたら……
そんなことを、思ってしまう。

二十年前の戦いでその身を賭けて、やつらを封印してくれたドラゴン。
何故その封印が、わずか二十年で、解けてしまったのかはわからない。
だが、ドラゴンのためにも、これくらいで弱音をはくわけにはいかなかった。
「そうよ、負けるもんですか!!」
パンサーはふたたび、デビルナイトたちに向かっていくのだった。
512HAHAHA!:2005/05/03(火) 23:01:42 ID:lNqrkI+h
ひょっとして敵のボスはレディードラゴンですか?
あるいは封印のなかでデビルナイトに陵辱されつづけて屈服したドラゴンが封印を解いて進軍が再開されたとか?
その場合パンサーの目の前で嬲られ悶えているドラゴンを人質としてパンサーを囚えての調教をお願いします♪
すでに調教済みのドラゴンとパンサーのレズプレイ……妄想がつのります!
513名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 00:50:31 ID:u7inSGBi
これまで期待されつつも中断してしまったSSがいくつかあったけど
レディーパンサーは末永く続けてもらいたい。
やむを得ず息子の見てる前で「パンサーイィィン!!」など
いろんな萌える展開を考えてしまう

戦闘はさんざん苦しめられた挙げ句にどうにか勝利というのが良い
毎回いろんなパターンでボロボロにやられながらも勝ち進んでいくってな具合
強気な熱血ママはいつもパンサーの中で苦しみまくるが根性で頑張り続ける。
まあ、昔のヒーローものでよくある、マゾかと思うぐらいやたらとボコられるタイプかな?
個人的にはこんなのが理想。

手を替え品を替え、レディーパンサーと沙織ママをいたぶって
あげて下さい。
514名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 01:15:01 ID:0vDqvAeC
レディードラゴンはデビルナイトの女幹部として登場してほしい
515名無しさん@ピンキー:2005/05/04(水) 22:53:38 ID:nVnVirKP
ダイアナンとビューナスがガチンコ勝負する話が読みたいです。。。
516獣母神レディーパンサー:2005/05/05(木) 01:27:04 ID:Zxle+D/k
>>511つづき
要塞ガルメダの中では、皇帝グデルスたちが、戦況を見つめていた。
「どうだ、ジェリル将軍。やつがレディーパンサーだ」
皇帝グデルスに、ジェリル将軍と呼ばれた女は、口の端をつりあげ「ふふ…」と笑った。

鷹が獲物を狙うかのごとき鋭い瞳、そして切れ長の眉と筋の通った鼻梁は、彼女の意思
の強さを物語るかのようだ。
プロテクターに隠されてはいるが、おそらく豊かであろう胸のふくらみ。えぐるように
くびれた腰つきと、流れるような脚線美は、帝国の男どもを悩殺せずにはいられないほどだ。

皇帝は妖しく笑う女将軍に再度質問する。
「うん?なにがおかしい、ジェリルよ。なにかわかったのか?」
その質問に、ジェリルはまわりを一瞥しながらこう答えた。
「よくわかりました、陛下。ふふ…無能な部下を持つと、大変だということがね」
彼女の視線の先には、かつてグデルス帝国四天王と呼ばれた、ゲルゲスとバレズが佇んでいた。
先の戦いで、四天王のうちあとの二名は戦死し、残ったのがこの二名なのだ。
だが今は、ジェリル将軍の部下として、各部隊を統べる部隊長という身に甘んじている。

「ジェリル将軍。そ、それは我々のことですか?少しお言葉がすぎるのでは、ありませんかな?」
ゲルゲスが、気色ばんで抗議した。
「いや、これはすまなかった。ただ、この程度のやつに苦戦するというのが、いまひとつ
わからなくてな。わたしが先の戦いの折に、目覚めておれば簡単に倒せたと思うと、残念でしかたない」
517獣母神レディーパンサー:2005/05/05(木) 01:27:51 ID:Zxle+D/k

その言葉を聞いてバレズが、すかさず言う。
「で、では、将軍自ら出撃されてはいかがですか?ご自慢のバイオアーマーの整備も、
できていらっしゃるようですし……」
ジェリルはグデルス皇帝の方を見やり「よろしいですか?」と尋ねる。
「ふむ、よかろう。みごと、レディーパンサーを倒してまいれ」
ジェリルはその美貌に笑みをたたえ「吉報をお待ちください」と言って、一礼しその場を
離れた。

「まったく、あの女調子に乗りおって……」
ジェリルが立ち去ったあと、バレズが思わず口走る。
「ふふ、そう言うな、バレズよ。それよりも、ふたりとも後のことは頼むぞ」
皇帝のその言葉に、ふたりは声を合わせて了解いたしました、と答えるのだった。

ジェリルは、自分専用のバイオアーマーが、格納してある場所へと急いだ。
強固な甲冑に身をかためたバイオアーマー。それが、彼女の乗る生きた鎧だ。
「ふふ、おまえに乗るのも、久しぶりだな。よろしく、頼むぞ」
彼女はそう言いながら、乗り込んでいくのだった。
518名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 11:10:16 ID:3tnVeaat
いいねぇ、この調子で続けて〜

たしかライガーも敵方のドラゴンタイプのバイオアーマーに
ズタボロにやられてなかったっけ?
519名無しさん@ピンキー:2005/05/05(木) 23:11:06 ID:cwLrXNX4
バイオアーマーってロボットに比べて柔らかくて脆そう
パンサーも運動性は良いが攻撃されると脆いんかな?
520獣母神レディーパンサー:2005/05/06(金) 21:54:38 ID:rHjv030B
>>517つづき

一方、沙織が相手をしているデビルナイトたちも、残すところあと僅かになっていた。
「ハァ、ハァ……ようやく、種が尽きてきたようね。さすがにガルメダを相手にする
体力は、残ってなさそうだけど、こいつらくらいならお釣りがくるわ」
一体、二体、三体。力を振り絞って戦う、獣母神レディーパンサー。

そしていよいよ、あと一体を残すのみとなったとき、ガルメダから異常なまでのパワーを
持つ物体が、現れて来るのを感じた。
「えっ……なに…?この、ものすごいプレッシャーは……今までの雑魚とは違う」
ガルメダから、黒い影のようなものが、現れては消えそして、消えては現れていく。

ようやく実体を現したそれは、全身甲冑で被われた、まるで戦国武将を思わせるバイオ
アーマーだった。
「なに!?こいつは!」
今まで見たこともないこのバイオアーマーからは、とてつもなく強力なオーラが感じら
れる。それはかつて戦ってきた、どのバイオアーマーとも異質のもので、どちらかと言え
ば、パンサーから感じるものに近い気がした。

「くっ、こいつかなりの強敵だわ」
沙織は気をひきしめ、新たに現れたバイオアーマーと対峙した。
と、さきほど一体残っていた、デビルナイトが背後から襲ってくる。
しかし、まるで背中に目がついているかのように、迫ってきた敵を「邪魔よ!」と叫び
一刀両断に切って捨てる。
「さぁ、タイマン勝負よ。あなたの実力のほど見せてもらおうじゃないの」
沙織はそう言って、パンサーソードを右手にしっかりと握り締めた。
521獣母神レディーパンサー:2005/05/06(金) 21:59:11 ID:rHjv030B

「ふふふふふ、レディーパンサー。わたしはグデルス帝国の将軍ジェリル。前の戦いの
ときは、まだ覚醒していなかったから知らんだろうな。はじめましてでいいかな?」
女か……
「これはグデルス帝国最強のバイオアーマー、デビルドラゴン。おまえを地獄に案内する
使者だ。よく覚えておくことだな」

ドラゴンですって……
沙織はその名を聞き少しいやな予感がした。やつから感じるオーラも近いものがある。
だが、姿かたちはレディードラゴンとは似ても似つかない。
思い過ごしよ……そんなはずない……そう思い直す沙織だった。
「ふん、ゴテゴテこけおどしの鎧兜を着けちゃって。お前は五月人形か!御託はいいから
さっさとかかっていらっしゃい!!」
沙織はソードと盾をぎゅっと握り身構えた。

「くくくっ大層な自信だな。そんなに死に急ぎたいか?ふふ……覚えておくことだ、世の中にはおまえが想像もできない位強いものがいるということを。ドラゴンソォォォォド!」

デビルドラゴンの右手に光が集まり剣を形づくっていく。まるで、パンサーソード出現の
再現のようだ。

「えっ!?うそ!!」
沙織が剣に気を取られている隙に、デビルドラゴンは一気に間合いをつめてきた。
「くぅ!しまった!!」
猛烈な勢いでソードを打ち下ろすデビルドラゴン。
「な、なんですって!!」

バキィィィィッ

打ち下ろされた剣を、自分の剣で受け止め身を守ったパンサーであったが、
バランスを崩しそのまま地上へと落下してしまう。
522獣母神レディーパンサー:2005/05/06(金) 22:00:04 ID:rHjv030B

「がはっ!」
地面に叩きつけられたパンサーのダメージが、沙織に寸分違わずに伝わっていく。
神経がつながっているパンサーと沙織は、お互いのダメ−ジを自分自身が受けたと
同じように感じるのである。

「なんて、パワーなの……し、しかし、あの剣は……」
沙織には痛み以上に、敵の持つ剣が気になっていた。やつはドラゴンソードと言った。
名称が同じということがないとは言い切れない。だが、あの剣はどう見てもレディードラ
ゴンの剣だ。偶然の一致なのか?レディードラゴンから奪ったものなのか?
それとも……

そんなことを考えている間にも、敵はこちらに向けて攻撃をしかけてくる。
「こんなことを考えている場合じゃないわ」
パンサーはすばやく立ち上がり、敵の攻撃をヒラリとかわしていく。
「ふふふ、逃げ足だけは速いようだな。だが、逃げてばかりでは勝てんぞ!」

ソードを打ち振るデビルドラゴン。それをパンサーはギリギリでかわしていく。
「機動力はこっちが上みたいだけど、パワーがまるで違うわ。なんとか隙をつかないと」
牛若丸が弁慶を相手にするように、ビルの上をピョンピョン飛び跳ね攻撃をかわし、相手
の隙をうかがっていく。
523獣母神レディーパンサー:2005/05/06(金) 22:01:48 ID:rHjv030B

「今よ!!」
敵の体勢が一瞬崩れたところを見逃さず、パンサーはソードを打ちつける。
「でぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ」
数々の敵を一刀両断にしてきたパンサーソードが、デビルドラゴンの脇のあたりに打ち
据えられた。

バキィィィィィ

だが、鈍い音がしてパンサーソードは、真っ二つに折れてしまう。
「う、うそ……パンサーソードが折れるなんて……」
やつが身をかためている甲冑が強固なのか、先ほどまでの雑魚との戦いでソードが弱って
いたのかはわからない。だが、パンサーソードが使い物にならなくなってしまったこと
だけは事実であった。

「くくく、そんななまくら刀がドラゴンに通じるものか……それと…ようやく捕まえたぞ」
その言葉通りパンサーの左足が、掴まれてしまっている。
「しまった……」
ドラゴンはパンサーを掴んだ腕を振り回し、彼女を地面へと叩きつける。
524名無しさん@ピンキー:2005/05/06(金) 23:48:01 ID:lsij3er4
GJ!続きが楽しみ!
525名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 03:20:39 ID:jJUE5yED
がんばれぇ〜沙織ママ〜!!

最初のところはやられてる姿もまだカッコイイが、だんだんと余裕が無くなっていき
しまいにはなり振りかまわない様子で無様に苦しみ悶える。
そういうのがイイ!
526名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 16:09:01 ID:reOkH9pA
早くもライバル登場
初回からボコボコっすか(w
527獣母神レディーパンサー:2005/05/07(土) 20:01:55 ID:2rtMyr3b
>>523つづき
「ぐはっ!!」
二度、三度、四度……地面に叩きつけられるたび、中にいる沙織の全身に激痛が走る。
五度目に叩きつけたあと、ドラゴンはパンサーを高層ビルに向け投げ捨てた。
バギィィ!!
今度はビルに叩きつけられ、倒れこんでしまうパンサー。
「くふぅ……くそぉ…こんな…こんなことで…負けない…」

しかし、確かにこのバイオアーマーは強かった。雑魚との戦闘で体力を使ってしまって
いたせいもあるが、そうでなくても互角の戦いに持ち込めたかどうか。
「で、でも……」
敗れるわけにはいかない。なんとしても倒さねば……

倒れ込むパンサーにドラゴンが近づき、とどめとばかりに剣を打ち下ろす。
「ずぁぁぁぁぁぁぁ!!」
パンサーはそれをかいくぐりドラゴンの身体にしがみつく。
「ククク、血迷ったか?なにをするつもりだ」
「ふん、悔しいけどあんた確かに強いわ。敬意を表してファイアーパンサー最大の武器で
倒してあげる。覚悟しなさい!パンサァァァサンダァァァァ!!」

ギュィィィィィィィィィィィィン

レディーパンサーの身体が輝き全身から恐るべき高電圧の電撃が放射される。
「な、なんだとぉぉぉぉ!!」
「どう!!この電圧に耐えれる!」
「お、おのれぇぇぇ」
ドラゴンは電撃に苦しみつつも、右手に持った剣を逆手に持つと、しがみついている
パンサーの背中に向けて突き刺した。
528獣母神レディーパンサー:2005/05/07(土) 20:03:09 ID:2rtMyr3b

ドビュッ!

「ぐはぁぁぁぁぁ」
背中から鮮血が飛び散る。中にいる沙織が傷つくことはないが、そのあまりの痛みに息が
出来ないほどだ。
パンサーはその場に崩れ落ちてしまった。
「ふん!手間をかけさせおって……」

「はうっ、ちくしょう」
沙織はなんとか立ち上がろうとドラゴンの足にしがみつく。
「ふっ、往生際が悪いわぁぁぁぁ!!」
しがみつくパンサーをその足でボコボコに蹴り倒していくデビルドラゴン。
さらには倒れたパンサーの顔面を思い切り踏みつけ、ぐりぐりとその足に力を入れていく。

「ぐわっ……!」
「ふふふ……弱い、弱い。思ってた以上だな……どうだ、命乞いしてみるか?そうすれば
無様な姿をさらすことなく、楽にしてやってもいいぞ?」
「ふ、ふざけるなぁ!誰が…誰が命乞いなんかするか!まだ、まだ負けちゃいないわ!」
529獣母神レディーパンサー:2005/05/07(土) 20:04:03 ID:2rtMyr3b

「威勢のいいことだな。では……」
ドラゴンはそう言って右手に持ったソードを収めると、パンサーの黒髪をむんずと掴み
顔を上げさせる。
「フフフ…今までおまえが守ってきたやつらの前で、惨めな姿をさらすがいい!!」
そう言って、ドラゴンは髪を掴んだ右手に力を込めてぐうっと引っ張りあげる。

「がぁぁぁっ!放せ!放せぇぇぇぇ!!」
髪を引っ張られる痛みに思わず沙織はそう叫ぶ。ジェリルはかまわずパンサーの顔面を
手近にあるビルへと何度も何度も叩きつけていく。
「はぎぃぃぃ!ぐはぁ!」

顔面を強打される痛みに意識が遠くなっていく沙織。
「はふぅぅ……だめ、負けるの…わたし……はがぁ!!」
ドラゴンの強烈なボディブローが決まる。もうパンサーは虫の息だ。
「ふふふ……とどめだ」
ドラゴンは再びソードを出現させ、パンサーに向け突き下ろしていく。

「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
530名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 20:47:19 ID:cKPUHUIO
作者様GJです。
電撃技や鮮血の飛び散るとこなど、アニメのデビルマンを思い出す。
やはりバイオアーマーだと戦闘シーンの描写も
ハードバイオレンスな感じがよく似合うね。

それに合わせてパンサーの中の沙織の苦しみ方なんかも
ひどい声で絶叫したりとかリアリティがあるとgoo
531名無しさん@ピンキー:2005/05/07(土) 20:55:10 ID:51Z4GPeV
GJです、バイオアーマーってことは女性器持ってたりするのかな?
アソコに触手刺されて電流流されて悶絶とかキボン
532名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 00:34:45 ID:eVpAS/eo
獣神ライガーの主人公も勝気な熱血少年だったけど
それをセクシーなママンでやるとは… …萌える
いずれ息子の見ている前で戦ってコテンパンに
やられるなんて展開もあるといいな。
533名無しさん@ピンキー:2005/05/08(日) 18:21:40 ID:J1Vgf5OK
おおお!!!
徹底的にボコられるバイオアーマー!GJです!
5341234:2005/05/08(日) 19:59:52 ID:a0bnslhh
ドラゴンソードの柄でパンサーの膣孔をえぐって欲しいです。
535獣母神レディーパンサー:2005/05/09(月) 23:30:13 ID:SIpsGlcE
>>529つづき
もう、ダメ……このまま死んじゃうんだわ……わたし……
沙織がそうあきらめかけたときであった。レディーパンサーの身体から恐ろしいほどの
光が発せられた。
「ぐおぉぉぉぉっ!な、なにぃぃぃぃ!!」
そしてそのままドラゴンを跳ね飛ばしていく。

「おのれ!なにごとだ!!」
驚くジェリルを尻目に、パンサーから発せられた光はどんどん輝きを増していく。
さらに、先ほど受けた背中の刺し傷さえも治癒していくのだ。

当の沙織すらなにが起こったのかわかっていなかった。あれほどボロボロにやられていた
パンサーが回復していくだけでなく、自分の体力も回復していくようだ。
身体の中からあふれんばかりのパワーが湧き上がってくる。
「な、なに!?いったいどういうことなの?」

そう、これこそパンサーの最強の形態ともいうべき“グレートパンサー”なのだ。
自らが本当に危機に陥ったときか、中にいる人間の生命の危険を感じたときのみ発動する
最終形態なのである。
二十年前の戦いでは、一度も発動しなかったため沙織自身知らなかったのだ。

無論弱点もあるにはあるが、それを補ってあまりあるほどのパワーを、この形態は秘めて
いる。
「すごい!これなら勝てる!!」
パンサーは先ほど光で跳ね飛ばしたデビルドラゴンに向け突進を開始する。ドラゴンの
振り回す剣をかまわずにそのまま受け止めるパンサー。
パキンという音がして、ドラゴンソードは先ほどのパンサーソードと同じ運命をたどる。
536獣母神レディーパンサー:2005/05/09(月) 23:33:25 ID:SIpsGlcE

「なんだとぉぉぉぉ!」
そのままドラゴンに飛び掛り猛烈なパンチを連打していく。そして巨体のドラゴンを持ち
上げそのままボディスラム、さらにニードロップ、ヒッププレスと女子プロレスさながら
に技をくりだしていった。

「ぐはぁ!な、なんだ、このパワーは!」
パンサーのスピードとパワーの前になすすべもないドラゴン。
とうとう、足元から崩れ落ちてしまった。
「ぐふっ……おのれぇぇぇぇぇ」
立ち上がろうとするドラゴンの顔面を先ほどのお返しとばかりに踏みつけるパンサー。

「ぐはっ!」
「あらあら、どうしたの?なんとか言ってたわよねぇ。この世にはもっと強いものがいる
とかなんとか……どう、命乞いでもしてみる?」
先ほどのことがかなり屈辱的だったのか、沙織は正義の味方らしからぬセリフで敵を挑発
する。

だが、ドラゴンは不敵にも笑ってこう答えた。
「くくく……めでたいやつ。これで勝ったつもりか?」
「負け惜しみを……今のわたしに勝てるとでもいうの?」
ドラゴンは顔面を踏みつけるパンサーの足首を掴むとこう続ける。
「ふふふ……形態を変えられるのは……きさまだけではなぁぁぁぁい!!」
537獣母神レディーパンサー:2005/05/09(月) 23:34:36 ID:SIpsGlcE

その言葉が終わるか終わらないうちに、ドラゴンの全身から先ほどのパンサーと同じ
くらいの光が発せられる。
全身を被う甲冑のうち、手と足の部分以外のところが飛び散り、パンサーにぶち当たる。
さらに先ほどのドラゴン同様、その光によってパンサーは跳ね飛ばされてしまった。

「くっ…ばかな……えっ!?うそ!そんな…そんな…」
甲冑が飛び散りデビルドラゴンの本体がその姿を現した。褐色の肌、しなやかな肢体、
そして、兜の下にあったあの顔と金色の髪……
見忘れるはずはなかった。二十年経った今も変わらぬその姿……あれは……
「レディードラゴン!!!」
かつての盟友が今敵としてその姿を現し、沙織の前に立ちふさがっていた。

「そんな馬鹿な!!それじゃあ、中には樹里がいるの!?」
黒川樹里。それが二十年前ともに戦った盟友の名だ。当時同じ高校の同級生だった彼女。
成績優秀でスポーツ万能、男子の人気を沙織と二分する学校のアイドル的存在。
けんかをすることもあったが、ふたりは親友だった。

その彼女が敵として立ちはだかる。封印をしていた次空間でなにがあったかはわからない。
ひとつ確かなことは沙織と違い樹里が、この最強の形態になった経験があるということだ。
封印していた空間でこの形態になり、やつらと戦ったということに違いない。
そうでなければ、この形態になれることを宣言するはずがないではないか。
538獣母神レディーパンサー:2005/05/09(月) 23:35:37 ID:SIpsGlcE

沙織は対峙するドラゴンに向かって話し掛ける。
「樹里!樹里なんでしょ!!目を覚まして!!」
「ふん、なにを言っている。わたしはグデルスの将軍、ジェリルだ」
別の人間がレディードラゴンを操っている可能性も、全くないわけではないがそれは
考えにくい。記憶を消され、洗脳されている可能性のほうが高かった。

「思い出して!樹里!わたしとあなたはグデルスを倒すために戦った仲間なのよ!!」
沙織は必死で話し掛ける。
「世迷いごとを……勝てぬとみて心理作戦か?そのような手にかかるわたしではない!」
ジェリル、いや樹里はそう言ってパンサーに向け突進してくる。

ドガッッッッ!!!

強烈なドラゴンの体当たりを受け止めた。確かにすごいパワーではあるが、今のパンサー
なら耐えることができる。
傷を負ってもすぐ復元するし、痛みすらも感じない。もちろんそれはドラゴンも同じで
あろう。獣母神の最強形態は無敵なのだ。

人々はこの戦いを不思議そうに見守っていた。
かつて自分たちを守って戦ってくれた獣母神同士が、戦っているのである。
「お、おい。なんで、パンサーとドラゴンが戦ってるんだよ?味方同士じゃなかった
のか」
「ホントだ。やめろ!味方同士で戦ってどうするんだ!!」
彼らは口々にそう叫ぶのだった。
539獣母神レディーパンサー:2005/05/09(月) 23:37:08 ID:SIpsGlcE

「ダメだ……これじゃあ、消耗戦だわ」
最強形態となった両者は、すべての面においてほぼ互角。負けることはないが、勝つこと
もない、という状況だと沙織は思っていた。
だが、初めてこの形態を経験する沙織は知らなかったのだ。時間制限があるということを。
発動が終了したときに獣母神がどうなるのかということも。

そして、先に発動したのはパンサーの方なのである。


それは突然来た。
パンサーを包んでいた輝きがどんどん弱くなっていく。
「えっ?なに……力が、力が抜ける……思うように動けない!」
沙織は必死になって自分の身体を動かそうとするのだが力が入らないでいる。まるで、
身体が鉛になったような感じだ。

動きに精彩がなくなったパンサーにドラゴンがパンチを繰り出す。
「ふぐぅぅ!」
先ほどまでは、全く感じなかった痛みを感じ、何が起こったのかを理解する沙織。
「な、なるほど……スペシャルタイムはお終いってことね。でも向こうだっていずれ
終わるわ。それまで、スピードでかわしておいて……はぐぅっ!!」
540獣母神レディーパンサー:2005/05/09(月) 23:38:28 ID:SIpsGlcE

かわすどころではなかった。向こうのスピードが速いとかいう問題でもなかった。
パンサーはほとんど動くことができないのだ。
「えっ……どうしたの!?パンサー動いて!動いてよ!!」
そう言う沙織の身体自体も先ほどから言うことをきいてくれないでいる。

獣母神の最強形態は一気にパワーを出し尽くす。そのため発動が終了するとしばらくは
身動きがとれないのだ。
こうなってはもうレディーパンサーは、生きたサンドバックと同じだった。
好きなようにパンチを繰り出され、キックを浴びせられる。そのたびにその激しい痛みは
操る沙織に跳ね返ってくるのだ。

「ぐはぁ!ぐふぅ!」
ボディーと言わず、顔面と言わず、ありとあらゆるところを袋叩きにされるパンサー。
「はぐぅ……や、やめて……じゅ…り…おねが…い……ぐはぁぁぁぁぁぁ!!」
最強形態となっているドラゴンのパワーはノーマル時のパワーとは段違いである。
パンサーはかわすことも、にげることもかなわず、ただひたすら攻撃をその身に受ける
だけだった。

ドラゴンはパンサーの胸と腰についている豹柄の着衣に手をかける。
「ふふ……どうだ。本当に強いとはこういうことをいうのだ。さあ、人間どもの前で
生き恥をさらすがいい!女神よ!!」
そう言って手にかけた着衣を引き剥がしていくのであった。
541名無しさん@ピンキー:2005/05/10(火) 00:52:29 ID:jknAwSSR
乙です。
いいですねーレディーパンサー。
バイオアーマーとセクシー熟女、せっかくの濃い取り合わせなのだから
戦闘シーンも攻撃されて苦しむ様もハードに生々しくいってもらいたい。
542502:2005/05/10(火) 23:50:34 ID:dLhMMAH5
レディーパンサーいいですねぇ〜GJです!!
とりあえずさやかママ陵辱地獄変の中盤まで出来たので投下させてもらいます。
……単なる陵辱モノなので物足りないかもしれません


あまりの恥辱に気を失ったさやかの体をあおむけに転がす覆面男たち、ぐいっと両手両足を割り割いて大の字に彼女を固定する。
と、同時に何本もの腕がさやかの体を這い始めた。

「あっ……うん……んんう……あ」

左右に二本ずつ、併せて四本の手のひらがさやかの爆乳に絡みつく、
先端を摘み上げて乳輪に指が這わされると同時に絞るように乳房をきつく揉まれる。
腋の下の恥毛をショリショリと撫でながら、指先を腋に突き込まれる。
無意識に体をくねらせて逃れようとするが男たちに押さえ込まれて逃げることもできずにいるさやか。
「あっ……あふ……こうじ……」
愛しき夫の愛撫を思い出しているのだろうか、だが、今彼女の体を弄ぶのは陵辱者たちだった。
「へへへ……ほれ」
「んうっ!?……アァッ!イヤアアアッ!やめて!触らないでっ!」
下半身を弄んでいたグループの男の指がさやかの秘豆を摘み上げた。ビクンッ!と背を反らせて腰を浮かせて意識を取り戻するさやか、
クリトリスに指をバイブのようにして揉み擦ると同時に肉壷にも既に何本も指を突き込まれて敏感なところを探すかのように肉壁のいたるところを思い思いに蠢き擦られる
「アアアーッ!アッ!アッ、だめだめだめぇぇぇっ!」
さやかの腰の動きが激しくなり大きく開いたむっちりとした太ももが痙攣を起こし始める。
「おっ!イクぜ!さやかママイクぜ!」
「よしっラストスパートだっ!!」
男たちの指の動きが加速し、より強くなっていく。
「はひぃぃぃッ!ひゃっ、ヒャッ、ヒグゥッ!イッひゃうぅぅぅ……ッ、あひゃあぁッ!」
さやかの大股開きの股間からビュクンッ、ビュクンッと愛液が吹き出した。
頭を支点にブリッジをするかのように背を反らせたままつま先と尻たぶを震わせる。
「ああぁー……っ、ハァッ、ハァ…ハァ……もう、やめてぇぇぇ……」
543502:2005/05/10(火) 23:51:22 ID:dLhMMAH5
だが、返答は……

ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!

「はひゃあああッ!イッたばかりなのぉ!だからお願いですぅぅ……もうゆるしてくだひゃひぃぃぃっ!」
突き込まれた指が再び熱く敏感になっている肉壁をなぶりあげる感覚に再び腰が揺れる。
「ハァアーッ!ハァッ、ハァッ、アアアーーッ!ひっ広げないでぇぇぇ……っ!」
突き込まれた五本の指がさやかの秘所をぐにぃっと拡張する。
「おぉ〜グチョグチョだぜ…」
「みろよこの顔、気持ちよくってさやか狂っちゃう!ってか?」
「ああぁ〜…っ、もう堪忍してぇーッ!」
口々にさやかを侮辱しながらひたすら陰部への愛撫を続けていると、一本の指がさやかの膣内のあるところを擦り上げた瞬間、
「アヒィィイイイイイッ!!」
ひときわ甲高く叫ぶと膣内にある三本の指を締め上げて絶頂に達するさやか、Gスポットを直撃されてしまったのだった。
男たちはさやかのもっとも弱い所を見つけだしたことにほくそ笑むと執拗にそこを責めた。
「キャオオオォォウッ!イクッ!イクッ、イクイクイクゥゥゥッ!またイッちゃうぅぅ!」
いやらしい水音をたてながらさやかはイキ続けたが、ふと愛撫がやみ、
さやかの両足を男たちがつかんで持ち上げ、そのまま彼女の乳房に届かせるように体をくの字に折り曲げさせた
俗に言う「まんぐりがえし」の体勢だが、指マン責め地獄により未だ意識を飛ばしたままのさやかは反応を示さない。
覆面男が黒いビキニから自身の砲筒を引きずり出す
「さて……未亡人戦士のオマ○コをいただくとするか…そらっ!」
まんぐりがえしで秘所をさらけ出したさやかをズンッ!と剛直が刺し貫いた。
544502:2005/05/10(火) 23:54:55 ID:dLhMMAH5
「ふおぉおぉぉぉぉっ!」
一気に亀頭が肉穴に埋没して中を満たす。
先端が子宮口にぶち当たり、その快感にさやかは再びイッてしまう。さやかのイキ面を見下ろしながらリーダー格は腰を振る。

ズコンッズコンッズコンッ

子宮を潰すかのような打ち下ろしに何度も襲われるさやかの女としてもっとも大事な部位。
「あああっ!ふごひぃぃっ!ハヒッ、ヒッ、ヒッ、ひあああああ〜〜!」
しかし恐ろしいことにさやかの子宮口の最深部にリーダー格のペニスを突いても、未だその竿は3分の1ほどが体外にはみ出るほどの長さだった
久方ぶりの熱い男根に子宮を突かれる感覚に狂乱するさやか。
「ハアアーッ!ハァーッ、ハァァアーッ」
カリ高なペニスがさやかのふやけきった肉ヒダをめくり返しながら引き戻されては再び子宮口をこづく。
「ひぃぃーーーッ!!ヤメテェーッ!!突かないでぇぇえ〜ッ!おなかがやぶけるぅぅ〜〜ッ!」
「おおお!!いいぜッ!肉がたっぷりつまって締め付けてきて……ッ!最高のマ○コだぜッ!!」
「ああううひぃぃぃ〜〜ッ!!」
 さやかのクリトリスを潰しながらリーダー格はさやかの子宮を押しつぶさんばかりに突きおろしていき、
さやかはその痛みすらも快感に変換されて泣き叫ぶのみだ。
545獣母神レディーパンサー:2005/05/10(火) 23:56:45 ID:721T1+yd
>>540つづき

「いやぁぁぁぁぁ!」
最小限とはいえ胸と下半身のあの部分を隠していたものが剥ぎ取られパンサーは丸裸に
されてしまった。
もちろん沙織が裸体をさらしたわけではないが、一心同体ともいえるレディーパンサーが
丸裸に剥かれるということは、自分のこと以上に恥辱を感じるのだ。

「ぐはっ!お、おい、パンサーが全裸に剥かれちまったぞ!!」
「すげぇ、人間の女とほとんど変わらないじゃないか」
人々は(特に男どもは)逃げるのも忘れ、獣母神のみごとなヌードにくぎ付けである。
しかし、さすがに危険を感じ安全な場所へと逃げ始めた。

ドラゴンは、剥き出しになったパンサーの胸を鷲づかみにし、その手に力を込める。
「ぎゃぁぁぁぁぁ!!い、痛い、やめて!やめて、樹里!」
女性の急所ともいえる胸の部分を、最強形態のパワーで握りしめられてはたまらない。
沙織は涙を流しながら樹里に許しを乞う。

「くくく、先ほどの勇ましさはどうした?なにが命乞いだぁ?調子に乗りおって。自分の
おろかさを呪うがいい」
ドラゴンは左手でパンサーの片足首を握ると、逆さに吊り上げていく。
そして、右手をパンサーの秘裂へと突っ込んでいく。

「ぐはぁぁぁぁぁ!!いや!いや!もうやめて!!許して!お願いよぉ!!!」
パンサーの膣穴へドラゴンの右手がぐいぐいと押し入ってくる。ついには手首のあたり
まで挿入されてしまう。
「ひぎぃぃぃぃ!らめぇ!!死んじゃう!死んじゃうぅぅぅぅ!!」
そのおぞましさと激烈な痛みに沙織は発狂したかのように叫び狂うのであった。
546獣母神レディーパンサー:2005/05/11(水) 00:08:58 ID:EjqhfhdI
おっと502さんGJです。
投下がちょいと重なってしまいましたね。
すいません。

で、ちょっと一週間から十日ほど仕事が忙しくなりそうで
投下できないと思います。
20日前後には再開できるかと思います。
ROMるくらいはできますので、さやかママンのこの後の展開
楽しみにしてます。
547名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 00:14:13 ID:E2MfnMfb
GJ!
548名無しさん@ピンキー:2005/05/11(水) 20:57:39 ID:pPmm+U2N
続き楽しみにしてま〜す。
549名無しさん@ピンキー:2005/05/13(金) 23:59:29 ID:TjrGhMzJ
息子の学校の側で戦うはめになったパンサー
最初は威勢良く正義の味方するが
後から現れた新型の強力デビルナイト複数にリンチ状態
拷問部屋と化したパンサーの中で息子の名を呼びながらキリキリ舞いの沙織。
こんなのがいいな。
550名無しさん@ピンキー:2005/05/17(火) 08:27:01 ID:h+5VMtca
戦い始めは口調も荒っぽく極めて強気な沙織ママ
  ↓
少しくらいやられても負けん気の強さは変わりません
  ↓
しかし、追い詰められてくとたちまち余裕がなくなり必死な御様子
  ↓
いよいよ劣勢になると崩れるのも早いパンサー
こうなるとさすがの沙織ママもかっこつけてはいられない
汚い声を張り上げて泣き喚いたり、泡を吹いて気絶したり不様とも
言えるやられっぷり(フィードバックで苦しいんだから仕方ない)

基本的に戦いは毎回こいうパターンで
後はやられ方をいろいろ工夫したり、息子がどう関わるかなど
シチュエーションをおもしろくすれば長く楽しめそう
551獣母神レディーパンサー:2005/05/17(火) 23:13:26 ID:qblTY8LQ
>>545つづき 

「ふふふ……あの女、なかなかやりますな」
要塞ガルメダの中で獣母神二体の戦いを見ていたゲルゲスはニヤリと笑いながらこう言っ
た。
バレズがそれを受けグデルスにこう話す。
「かつての仲間同士戦わせるとは、みごとな作戦です、陛下」
「どちらが勝ってもよいと思ったが、どうやらドラゴンの方が優勢だな。理想的だ」
グデルスはゲルゲスとバレズを一瞥すると、こう続けた。
「では、仕上げは頼んだぞ」
「了解いたしました」
ふたりはそう答えるとその場を立ち去った。


ドラゴンのパンサーに対する責めは容赦なく続いていた。
膣穴に突き入れられた腕は手首からさらに埋没していき、肘のあたりにまで届こうかと
いう勢いである。
さらには逆さ吊りで、顔面から胸、腹といたるところにキックを浴びせられていく。
こんな状態になってもパンサーは、ほとんど身体を動かせず抵抗らしい抵抗はできずに
いた。むろん中にいる沙織が受ける激痛は計り知れないものがある。

「はがぁぁぁぁぁぁ!!ふぎぃぃぃぃぃ!ゆるひて……ゆるひてぇ…じゅ…じゅりひぃ」
かつての盟友に哀願する沙織。このままでは本当に殺されてしまうかもしれない。
グデルス帝国の奴らにやられるなら、まだあきらめもつく。しかし、洗脳された盟友に
倒されるなど、沙織には耐えられない。身体の痛み以上に心が引き裂かれる思いだ。

「ぐふふふふ、惨めだな、レディーパンサー。もっと惨めにしてやろう。苦痛と快楽の
中で悶え苦しむがいい」
樹里はそう言うと膣穴に埋没させた腕に力を集中する。
「ドラゴンサンダァァァァァァァァ!!」
552獣母神レディーパンサー:2005/05/17(火) 23:15:24 ID:qblTY8LQ

強烈な電流がその腕から放射され、パンサーの膣内を蹂躙していく。
「ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
かつて経験したことのない激痛が沙織を襲う。特に下半身に感じる激烈な痛みはこの世の
ものとも思えない。子宮がえぐるとられるのではないかというほどの激痛だ。
「たすけてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!壊れる壊れちゃうよぉぉぉぉぉ!!!」
沙織とパンサーはその想像を絶する痛みと屈辱で、涙と涎を垂れ流しさらには失禁まで
してしまうのだ。

「くくく、女神が不様にもおもらしか……こんな者に守ってもらっていたと思うと人間
どもも情けなくて泣き出したいだろうな」
ドラゴンはそう言いながら膣穴に挿入していた腕を抜き取るとパンサーをその場に
投げ捨てた。
無敵を誇り獣母神と呼ばれた脅威のバイオアーマーは、かつての盟友の手によって全裸に
剥かれ、口から泡をふきピクピクと痙攣したように肢体を振るわせている。
さらには失禁という痴態までさらしてしまったのだ。

一方ドラゴンを包んでいた光もその輝きを徐々に弱めていた。グレートドラゴンの方も
タイムアップが近づいてきたようだった。
「さすがですな、ジェリル将軍」
「ここまで完膚なきまでにレディーパンサーを……感服いたしましたぞ」
553獣母神レディーパンサー:2005/05/17(火) 23:16:48 ID:qblTY8LQ

いつのまにかゲルゲスとバレズが自分たちのデビルナイトに乗りドラゴンの傍に立っていた。
「ふん、丁度よい。後はおまえたちにまかせた」
その言葉にゲルゲスはぐったりとしているパンサーに近づくと、その豊満な胸を揉み
しだきながらこう言う。
「では、恨み重なるこの獣母神。我々の好きにさせていただいてよろしいのですな」

樹里は(下衆が……)と心に思いながらこう言った。
「好きにしろ。わたしは一旦ガルメダに帰投する」
最強形態が解除されようとしている今、このままいてもパンサーと同じく身動きができな
くなるだけだ。早急に要塞に帰らねばならない。
「お待ちを……」
帰投しようとするドラゴンをバレズがそう言って引きとめようとする。

「我々は二人おりますのでね……パンサーだけでは物足りません。ジェリル将軍にも
お相手していただきましょうか」
「なに?どういうことか……」
樹里は怪訝な顔をしてそうつぶやく。
「くくく……こういうことさ、ジェリル将軍殿!!」
バレズはそう言って手に持った装置を操作する。

「な、なにぃぃぃぃぃ!!!」
手と足の部分にわずかに残っていた鎧が、まるで生き物のように動き始めドラゴンの四肢
を拘束するかのごとく絡み付いてくる。ついにはその場に磔にされたように固定されてし
まった。
554獣母神レディーパンサー:2005/05/17(火) 23:18:11 ID:qblTY8LQ

「バ、バレズ!きさま気でも狂ったか!!」
「くくく……まだ思い出さんか?きさまが何者なのか」
「何を言っている!?わたしは栄光あるグデルス帝国の将軍ジェリルだ!!」
「がははは。バレズよ、一時的にでも洗脳をといてやったらどうだ?そして己が何を
やらかしたのかを分からせてやれ」
パンサーの身体を蹂躙しつつゲルゲスはバレズに言う。

「そうだな、その方がおもしろいか。洗脳をといてやろう……そして自分のやったことに
恐怖しろ。レディードラゴンよ!!」
バレズはそう言って再び手元の装置を操作する。
「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
強烈な電撃が全身を駆け抜けていく。

そして……気がついたときジェリルは身も心も黒川樹里へと戻っていた。
555名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 00:05:07 ID:AVZwpcBG
再開乙です!
556名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 19:29:14 ID:MGBaNO4v
樹里さんも熟女だよね。
当分の間はライバル役として沙織さんを苦しめてあげてね。
557名無しさん@ピンキー:2005/05/20(金) 22:32:42 ID:dB+7Tdnu
GJ!乙です。

見事な展開。これからも楽しみです。
558獣母神レディーパンサー:2005/05/21(土) 00:33:13 ID:Y/TV6ZwT
>>554つづき

洗脳はとけてもそれまでの記憶ははっきりと残っている。
かつての盟友が今陥っている危機の要因をつくったのは、誰でもない自分自身だという事
は重々わかっていた。
「あぁ……沙織…わたしはなんてことを……」
洗脳されていたとはいえ、自分のやってしまった行為に自己嫌悪におちいる樹里。

「ぐはははは、人の心配をする暇があったら自分のことを心配するんだな。貴様には
オレ様の相手をしてもらうぞ」
そう言ってバレズが近づいてくる。
今、ドラゴンはパワーを出し尽くしほとんど動けない上に、絡みついた鎧のおかげで
四肢を拘束されている状態だ。まさにまな板の上の鯉なのである。

「くっ…よ、よるな!汚らわしい!!」
「くくく。洗脳がとけても気の強さだけは変わらんな。きさまもパンサー同様不様に
泣き叫ばせてやろう」

ドガッ!バシッ!!

身動きのとれないドラゴンに、バレルの乗るデビルナイト『オーガ』は強烈なボディー
ブローをお見舞いしていく。
「グフッ!ぐあっ!!」
今のドラゴンも先ほどのパンサーと同じく生きたサンドバックだ。成す術もなく殴られ
さらにはキックを嵐のように受けていく。
559獣母神レディーパンサー:2005/05/21(土) 00:35:15 ID:Y/TV6ZwT

「ふふふ、お仲間だけが丸裸ではちと不公平だな。きさまもさらし者にしてやろう」
バレズはそう言ってドラゴンが身に付けている着衣に手を掛けた。
パンサーの着衣がビキニタイプなら、ドラゴンのそれはいわゆるレオタードに似ている。
ボディにピタリとフィットしたその着衣は極限まで薄く、褐色の肌の色とは対照的な純白
であった。

バレズは着衣に掛けた手を一気に引きおろす。ブルンッとレディードラゴンの豊満な胸が
露出し、女神の秘部までが露わになってしまった。
「いやぁぁぁぁぁ!!」
叫び声をあげながらも目の前の凌辱者を気丈に睨みつけるドラゴン。
「あぁん?なんだその目は?生意気なんだよ!!」
バレズはそう言ってドラゴンの頬に往復ビンタを喰らわせる。

「ひぎぃ!!」
そして、露わになったドラゴンの胸を掴むと思い切り力を込める。
「はぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
まるで胸がえぐり取られるかのような強烈な痛みに樹里は思わず叫んでしまう。

「惨めだなぁ、おい。獣母神とか言って崇め奉られてたお二方ともども、オレたちの
なぐさみものになるとはな。せいぜい楽しませてくれよ」
バレズの乗る『オーガ』はその口から醜悪な舌を出し、全裸に剥かれた獣母神レディー
ドラゴンの肢体へと這わせていく。

まずは顔を中心にねっとりとした舌が這い回る。
唇から始まり、マスクで隠された鼻梁、そして瞼へと進んでいく。
顔の最終地点は耳だった。耳朶を口に含み耳穴へとその舌を挿入していく。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!やめて!!やめてぇ」
あまりのおぞましさに樹里は気が狂ったように叫ぶ。
「うめぇなぁ。獣母神様の耳はよぉ。くくく、全身くまなく舐めしゃぶってやるぜぇ」
バレズはそう言って舌を首筋から腋の下の方へと移動させていくのであった。
560名無しさん@ピンキー:2005/05/21(土) 20:22:24 ID:lzf83+xN
キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!
561名無しさん@ピンキー:2005/05/22(日) 23:32:05 ID:zg42bKvw
沙織ママはこれからもっと酷い目に遭うのかな?
562獣母神レディーパンサー:2005/05/22(日) 23:57:46 ID:As7WKOUf
>>559つづき

「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ」
ドラゴンの身体を這う『オーガ』の軟体動物のような感触に、樹里は背筋が凍る思いだ。
腋の下を舐めしゃぶる舌はドラゴンの豊かな乳房へと向かっていく。
両乳房を満遍なく舐めた後は、その頂きでキュッと尖っている乳首を口に含んでいくのだ。
褐色の肌に似つかわしくない濃いピンクのその乳首を、オーガはコロコロと舌を使って
転がすように舐めていく。

「はふン……ふうン……」
執拗なまでに乳首を攻撃するオーガの舌さばきに、樹里は不覚にもあえぎをもらしてしま
う。いや、感じているのは樹里なのか、ドラゴンなのかはわからない。
とにかく、中にいる樹里の身中より妖しい感覚が襲ってきているのは事実であった。

「くくく……聖なる獣母神様、乳首舐められて感じてんのか?とんだ淫乱女神様だなぁ、
おい」
そう言ってドラゴンの美しい金髪を掴みあげる。
「一生懸命舐めてやったんだ。おまえの方もオレを楽しませろや」
563獣母神レディーパンサー:2005/05/22(日) 23:58:48 ID:As7WKOUf

オーガの股間から醜悪な一物がその姿を現す。
「ほれ、その口でくわえて舐めるんだよ。女神様のフェラチオは格別だろうからな。
言っとくが、少しでも歯を立てやがったら、お仲間のパンサーがどうなるかわかって
るだろうな」
鎧による戒めを緩められ、少し自由になったドラゴンではあったが、パワーを使い切って
いるので戦うことなどできはしない。
髪を掴まれその醜悪なペニスの前に顔を近づけられ、さあくわえろとばかりに頬にその
屹立をパンパン打ちつけられる。

樹里は屈辱を感じながらも、パンサーにこれ以上の危害がおよばないようにと、おずおず
と舌を伸ばしていく。
無敵の獣母神レディードラゴン。気高い女神は憎むべき敵のペニスに、その可憐な舌を
這わせ舐めあげていくのであった。

オーガはドラゴンの頭をつかむと、その口に向かって一気にその剛直を突き入れた。
「ごへぇ、ぐはぁぁぁぁ」
長大なそのペニスはドラゴンの喉のあたりにまで届き、思わず樹里は吐き気をもよおす。
しかし、オーガがそれを抜くようなことはなく、ドラゴンの喉の粘膜をひたすら楽しんで
いくのだ。
「さてさて、それじゃあいよいよ獣母神様のオマ○コでも味わわせてもらうとするか」
564獣母神レディーパンサー:2005/05/23(月) 00:00:04 ID:As7WKOUf

そう言ってオーガはドラゴンを抱きかかえると、駅弁ファックよろしくその長大な
ペニスを突き入れようとする。
「いやぁぁぁぁ!やめてぇ!それだけは、それだけはぁぁぁぁ」
悪魔に自身を犯される恐怖に、ドラゴン自体が震えているのだ。そして、その感情は樹里
にも伝わってくる。
「お願い、許して!許して下さいぃぃぃぃぃぃ」
先ほどまでの勇ましさはどこへ行ったのかというくらいに、少女のように許しを乞う
樹里。
だが、オーガは委細構わずその剛直を、膣穴へと突き入れていくのだった。
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
565名無しさん@ピンキー:2005/05/24(火) 19:19:55 ID:f3QFvj9r
乙です。
沙織さんもまだまだ戦いますよね?
566獣母神レディーパンサー:2005/05/24(火) 23:16:53 ID:NrWySswn
>>564つづき

全身を巨大なナメクジが這うような異様な感触を感じ沙織はようやく目を覚ました。
最初に目に飛び込んできたのは、パンサーの全身を舐めしゃぶっているデビルナイトの姿
であった。
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
何が起こったというのか。自分は先ほどまでドラゴンと戦っていたはずだ。

さらに目を転ずると、自分と戦っていたドラゴンがパンサー同様全裸に剥かれ、別のデビ
ルナイトにその女唇を肉棒で貫かれ、あられもなく悲鳴をあげているではないか。
沙織は事態がつかめずパニックにおちいっていた。

「ぐへへへ、ようやくお目覚めか?意識のない奴を弄んでもおもしろくないからな。さて
こっちもあちらさん同様楽しもうか?」
そう言ってゲルゲスは、自らが駆るデビルナイト『キール』のその長い舌を伸ばし、パン
サーの唇を奪おうとする。

「ひぃ!や、やめろ!!」
沙織はおぞましさに必死に抵抗しようとした。しかし多少パワーは回復してはいるものの
それはなんとか身体を動かせるという程度でしかない。
「やめ…うぐっ……ぐはぁ……」
抵抗もむなしくパンサーの可憐なその唇は、おぞましいデビルナイトの舌によって汚され
てしまう。
567獣母神レディーパンサー:2005/05/24(火) 23:17:56 ID:NrWySswn

ゲルゲスは無理やり唇を押し広げ、そのナメクジのごときヌルヌルした舌をねじ込み、獣
母神の口中を犯していくのだ。
さらに右手はパンサーの豊かな胸をつかみ、乱暴に揉みしだいていく。
「ふぐぅ……はぐはぁ……」

(あぁ……なに、なんなの?この感情は……パンサーの意識が伝わってくる……怯えてる
パンサーが……)
パンサーはドラゴンが犯されているシーンを目撃し、自らも同じ運命をたどるのかと処女
のように怯えきっている。

パンサーのその感情は沙織の意識を支配していく。怯え、恐怖……そして絶望。
「ひぃぃぃ、許して!許してぇ!!」
忌むべき敵に恥じも外聞もなく許しを乞う女神。
だが、むろん悪魔がそんな懇願を聞き入れるはずはなかった。
568名無しさん@ピンキー:2005/05/25(水) 22:14:49 ID:77lWfihh
GJ!
応援してます。
569名無しさん@ピンキー:2005/05/27(金) 01:37:06 ID:9iGMslIi

お母さんは正義のヒロイン
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1059738823/
570名無しさん@ピンキー:2005/05/28(土) 22:41:33 ID:R9oXTuOy
はやく戦ってほすぃ
571獣母神レディーパンサー:2005/05/30(月) 07:18:10 ID:jqnRiozc
>>567つづき

「さぁて、こちらも楽しませてもらうか」
パンサーはうつ伏せにされ尻を上に上げさせられた。キールの舌がパンサーの菊座の回り
を舐めていく。
「はうン!な、なにをするの!?」
それには答えず、さらに舌先を尻穴から直腸に向かって突き入れていくキール。
「あふ…あ、あうン…ダメ…やめて、き、気持ち悪い……」

夫にもさわらせたことのない排泄器官を舐め回される感触に沙織は気が狂いそうだ。
だが、それと同時に身中から今まで感じたことのない、妖しい感覚が沸き起こってくるの
を否定できなかった。
それが証拠にパンサーと沙織の秘唇からはいやらしい蜜があふれかえっているのだ。

「尻の穴を舐められて感じてやがるのか?とんだ女神様だな。ご要望に答えてここに突き
入れてやるよ」
ゲルゲスはそう言いキールのペニスをパンサーのアヌスにあてがうと一気に貫いた。
「ぐはぁぁぁぁぁぁぁ!!!ひぃぃぃ!裂ける裂けちゃうぅぅぅぅぅぅ!!」
肛門が押し広げられ、巨大な異物が挿入されるという、今まで経験したことのない異常な
感覚に沙織は涙を流し叫びつづけるのだった。
572獣母神レディーパンサー:2005/05/30(月) 07:19:28 ID:jqnRiozc

地獄絵図。まさにそんな言葉が似つかわしい。
かつて、地球を守りグデルス帝国を次元の彼方へと封印した、平和の象徴とも言える獣母
神二人は、その忌むべき敵に一人は女唇を犯され、もう一人はあろうことか尻穴を犯されているのである。
しかも、そんな屈辱的な状況にもかかわらず、かつての女神たちは「あふン、はうン」
といやらしいあえぎ声までもらしているのだ。

女神を犯す二体のデビルナイトは、その肉茎からおぞましい白濁を吐き出し、獣母神の中へと注ぎ込んでいく。
「さて、仕上げだ」
バレズはそう言うと、またもや手元の装置を動かす。すると上空からXの形をした磔台が二つ舞い降りてきた。

二体のデビルナイトはパンサーたちから、その醜悪なペニスを抜き取り二人の身体を持ち
上げるとその磔台へと投げつける。
パンサーとドラゴンはまるで吸い寄せられるように、その磔台へ拘束されてしまった。
二人の女神は、自らが守っていた人々の前で、全裸のままX字に磔けられ晒されたのだっ
た。
573獣母神レディーパンサー:2005/05/30(月) 07:20:52 ID:jqnRiozc

「あぁ…沙織…許して、わたしが…わたしが操られていなければ……」
樹里は責任を痛感し、涙を流して沙織に詫びる。
「だ、だめよ、樹里。弱気になっちゃあ。まだ。負けてない…負けてなんかないのよ」
沙織は精一杯の強がりを言って樹里を励ませる。だが、そんなことを言う沙織としても、
どうすれば逆転できるかなど思いつくはずもなかった。

「ぐははははは。人間どもよ、よく聞け。きさまらが頼りにしている獣母神はこのとおり
我々、グデルス帝国に敗れた。きさまらを守るものなど、もうどこにもいないのだ。今日
からおまえたちの支配者は偉大なるグデルス皇帝陛下だ!!」
バレズのそんな言葉に絶望と恐怖を感じていく人々。

「では、手始めに獣母神たちが惨めに処刑されていくのを、見届けるがいい!」
オーガの右腕が長大な剣に変化していき、パンサーの喉元に突きつけられた。
「くっ……」
パンサーが傷つけられても、普通なら沙織が傷つくことはない。だが、この状況でもし獣
母神の生命が消えてしまったなら、さすがに沙織も無事では済まないだろう。
沙織は目を閉じ死を覚悟し、夫と息子に詫びるのだった。
(あ、あなた……拓馬……ごめんね…)

「そこまでだ!!」
上空からそんな叫びが轟き、一陣の風が吹き荒れる。その突風は、二体のデビルナイトを
吹き飛ばしていくのだ。
「ぐはぁぁ!な、なんだとぉ!!」
「くうっ!!何者だ!!」

鳥のような大きな羽根を広げ、真っ白い身体をしたそのバイオアーマーは、太陽を背に獣
母神たちの元へと舞い降りてくるのだった。
574名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 00:52:30 ID:6M/rvqn7
急展開?
続きが気になるところ
575名無しさん@ピンキー:2005/06/01(水) 14:32:21 ID:YhYUJOOg
俺も気になるぞ
576獣母神レディーパンサー:2005/06/02(木) 14:15:39 ID:WPE+O5Oz
>>573つづき

謎のバイオアーマーの突然の出現に、沙織たちも戸惑いを隠せないでいる。
「な、何者?敵じゃなさそうだけど、いったい……」
そのバイオアーマーは獣母神たちのすぐ傍までくると、彼女たちを磔台から解放し、さら
に自らの大きな翼で彼女たちを包み込むように抱きかかえた。

パンサーとドラゴンに見る見るパワーが戻ってくる。
「力が戻ってくる。これは……」
「さあ、これで大丈夫。思う存分戦うんだ!」
謎のバイオアーマーの言葉に顔を見合わせるパンサーとドラゴン。
「よし!ドラゴン、久しぶりに行くわよ!!」
「OK!!」

「お、おのれぇ!白いバイオアーマーめ、邪魔をしおってぇ!!」
バレズの乗るオーガは口から火炎を、白いバイオアーマーへと放射するが紙一重でよけら
れてしまう。
「こらこら!あんたたちの相手はこっちよ!!」
「よくもやってくれたわね。獣母神のほんとの力を思いしらせてあげるわ」
沙織と樹里はそう叫んで、オーガとキールに向け突進する。

「パンサーソード!!」
「ドラゴンソード!!」
パワーが戻った獣母神たちは新たなソードを出現させていく。
「ぐうっ!い、いかん。パワーの戻ったやつらに、このデビルナイトでは対抗できん!退
くぞ、ゲルゲス!」
そう言ってバレズは一足お先にとばかりに、逃げ出していく。
「バ、バレズ、待ってくれぇ!!」
ゲルゲスもあわてて後へと続く。
577獣母神レディーパンサー:2005/06/02(木) 14:16:48 ID:WPE+O5Oz

「逃がすかぁぁぁぁぁ!ドラゴン、久々にいくわよぉ」
「了解!!」
二人はお互いの剣を合わせるとこう叫んだ。
「ダブルソードフラッシュ!!!!」

パンサーソードとドラゴンソードから凄まじい光が放出され、二体のデビルナイトへと向
かっていく。
「うおぉぉぉ!ダメだ。脱出する!!」
バレズとゲルゲスはオーガとキールを諦め、すんでのところで脱出していく。
宿主に見放された二体のデビルナイトは、ソードフラッシュの光の渦に飲み込まれ、その
肉体を消滅させていく。

「くうっ!あと一歩のところを……覚えておれよぉ!!」
バレズたちは捨て台詞を残して、逃げ去っていくのだった。

「あっ!逃げた!!あ〜ん、もうちょっとだったのにィ!」
悔しがる沙織の元へドラゴンが近づき樹里が話しかけてくる。
「ごめんなさい。敵に操られるなんて……あなたをピンチに追い込んでしまったわ」
詫びる樹里に向かって沙織は、いいのよと言いさらにこう続けた。
「樹里のおかげでこの二十年間平和だったのよ。これからも前みたいに一緒に戦いましょ」
「ええ…」
そう言って二人は固い握手をかわす。
578獣母神レディーパンサー:2005/06/02(木) 14:17:56 ID:WPE+O5Oz

「そうだ!あのバイオアーマー……」
沙織はそう言って白いバイオアーマーを見やる。
「あなたはいったい……」
そう言って謎のバイオアーマーに話しかける沙織。

「獣母神を守護するため、神がつくりたもうたバイオアーマー。いつでも見守っているよ」
そう言って立ち去ろうとする。
「待って!名前は……あなたの名前は…?」
「獣神ペガサス」
そう名乗ったバイオアーマーは再び太陽へ向け飛び去っていった。

(獣神ペガサス……本当に味方なの?……でも、ちょっと素敵♪)
少女のような恋心をいだく、ちょっと惚れっぽい沙織であった……



「陛下!申し訳ございません……まさかあのようなバイオアーマーが出現するとは……」
要塞へ戻ったバレズたちは皇帝の前で申し開きをする。
「かまわん。一気に獣母神どもを倒そうというのは虫のよすぎる話だ。当初の予定通り事
を運べばよい」
「わかりました。仰せのままに……」
579獣母神レディーパンサー:2005/06/02(木) 14:19:28 ID:WPE+O5Oz

「ただいまぁ」
戦い終わってようやく帰宅した沙織を、夫の孝二が出迎える。
「だ、大丈夫だったのか?」
孝二は沙織たちが獣母神を操っていることを知る唯一の人間だ。今日の戦いを気が気では
なく見守っていたのだ。

「心配かけてごめんなさい、大丈夫よ。それと……」
そう言って樹里を招き入れる。
「おお!黒川くん」
「先生、お久しぶりです」
孝二は高校の教師で、かつて二人の担任をしていたのだ。
「とにかく、中へ……ゆっくり話そうじゃないか」
「そうね。あっ、拓馬は?」
「あいつも今帰って来て、自分の部屋にいるよ。腹減ったって言ってたぞ」
「それじゃあ、すぐになにか作るわね。ちょっと待っててね」
沙織はそう言ってキッチンへと向かった。
580獣母神レディーパンサー:2005/06/02(木) 14:20:17 ID:WPE+O5Oz

「痣が消えてる……あいつの言った通り獣母神がピンチにならないと、ペガサスは呼べな
いのか」
自分の部屋で右の手の平を見つめながら、拓馬はそうつぶやいた。
「拓馬ご飯よ〜」
下の階から沙織がそう呼びかける。
「わかった。今行くよ」
(とにかく、父さんや母さんにもこれは内緒だな)

「それでしばらくはここで一緒に暮らしてもらおうと思うのよ」
沙織がそう孝二に告げる。もちろん樹里のことである。
「ああ、もちろんそれはかまわんよ」
「すいません。できるだけ早くどこか部屋を見つけて出て行きますから」
「遠慮しなくていいよ。好きなだけいてくれたらいい」
「ほんとよ。樹里は家族も同然なんだから、遠慮はしないでね」
「ありがとう、沙織」
「さぁ、ご飯ご飯」

なごやかな天堂家の夕食……
だが、孝二を見つめる樹里の妖しい視線に気づく者は誰もいなかった。

                   〜To be continued.〜

581名無しさん@ピンキー:2005/06/03(金) 00:00:51 ID:1XExndnX
まいどGJ!
いよいよ息子も参戦ですな。
ところで拓馬は獣母神の中に自分のママンが入ってるの知ってるのかな?
582名無しさん@ピンキー:2005/06/04(土) 21:03:46 ID:YMeXuzYI
最初は勇ましいが後半はボコボコの沙織ママ。
今後の戦いに期待。
583名無しさん@ピンキー:2005/06/06(月) 20:56:00 ID:OMkGtdNi
バイオアーマーの戦闘は少しスプラッターなくらいが良い。
中にいるママは大変だろうが威勢良くやられておくれ(w
次回からは息子も助けてくれるだろうから、もっとハデなピンチを希望〜
584獣母神レディーパンサー:2005/06/07(火) 00:00:08 ID:+i+3dTiH
>>581-583
ありがとうございます。

後半ちょっとグダグダになり反省しております。
思いつきと勢いで書き始めましたもんで、ほとんど
後の展開を考えてなかった為、いきあたりばったりに
なってしまいました。

後の展開をどうするか、少し考えてからまた書かせていただきます。

ところで、さやかママン凌辱のその後も待ってるんですがどんなもんですかね?
585名無しさん@ピンキー:2005/06/11(土) 08:49:18 ID:xvCZY5nu
パンサーはエロよりもバトルがメインだといいな。
586名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 21:40:21 ID:q5/fzIbA
>>584
思いつき結構じゃないですか!
熱いノリを継続してくだせえ
587名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 23:08:52 ID:9wQd7gTY
さてさやかママンはまだかな
588名無しさん@ピンキー:2005/06/14(火) 21:56:23 ID:2Ft8abZY
熱く激しい沙織ママの戦い待ってます。
589名無しさん@ピンキー:2005/06/17(金) 02:56:34 ID:x/hrVd3f
カシオペア、イフリーテスなども復活してほしい
590名無しさん@ピンキー:2005/06/22(水) 21:38:07 ID:XfYcMpFO
age
591名無しさん@ピンキー:2005/06/24(金) 00:43:22 ID:FkfeDctV
早くパンサーインして!
592名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 23:59:35 ID:lSUzBxyk
保守
593(^^):2005/07/05(火) 19:01:33 ID:JhCpv7aO
「獣母神レディーパンサー」の第一話ですが、どなたかhttp://f53.aaa.livedoor.jp/~musique/super-robo/index.html
にHTML化して保管してくれないだろうか?
594名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 19:36:49 ID:69B2cVAP
>>593
そこでまとめてる者です。
しばしお待ち下さい。忘れてるわけじゃございませんので。

ついでなんですが、
こちらに連載された後、サイトで展開された作品とか、
あるいは、この系統の作品のあるところとか、
ご存知の方がいらっしゃったら、
差し支えないレベルでご紹介ください。

595名無しさん@ピンキー:2005/07/12(火) 12:13:07 ID:gpc5NLaT
>594
596名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 19:53:00 ID:c0+7BcfX
スーパーヒロイン総合スレにお母さんじゃないけど
スーパーロボットに乗って戦ってる女の子のSSがあったと思うんだがアレは?
597名無しさん@ピンキー:2005/07/24(日) 21:48:27 ID:Aapuk91p
もう沙織ママ出撃しないの?
598獣母神レディパンサー:2005/07/25(月) 12:21:57 ID:wYC5kxe7
すいません。ご無沙汰しております。
待って頂いている方がいらっしゃってうれしいかぎりです。私としても出撃させたいんですが、展開が途中までしか浮かばないです……orz
なんとか近々手をつけますのでもう少しだけお待ち願えればと…
599名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 17:01:23 ID:gkRWQ03U
まったりとどうぞ。
600名無しさん@ピンキー:2005/07/25(月) 21:45:06 ID:+pAws4sl
じっくり練ってくだされ
601名無しさん@ピンキー:2005/07/31(日) 11:26:38 ID:nUwdfi2D
沙織ママの復活まってま〜す。
602名無しさん@ピンキー:2005/08/10(水) 23:10:02 ID:9qBKaAS1
操縦システムがファフナータイプのビューナスAとかいいね。
603名無しさん@ピンキー:2005/08/11(木) 10:15:47 ID:1fz348fr
>>602
ん?ライディーンとかアイアンマッスルみたいな感じ?
604名無しさん@ピンキー:2005/08/14(日) 08:24:00 ID:alRguMGD
む、某アストレイのおっかさんのようなサポートタイプというのが浮かんだ。
605名無しさん@ピンキー:2005/08/21(日) 19:56:09 ID:jmaWXWU3
そろそろかえってきてくれ〜!!
606獣母神レディーパンサー:2005/08/21(日) 22:58:39 ID:CJhDV/Lk
先の展開思いつかないままとりあえず、少しづつですが書き始めました。
やはり、このスレ的に戦闘シーンが始まるまでは投下できないかなぁと
思ってます。もう少し書き貯めれたら落とさせていただきます。
607名無しさん@ピンキー:2005/08/23(火) 11:32:35 ID:DBvIGx4j
のんびり待ってるぜ。
608名無しさん@ピンキー:2005/08/25(木) 18:36:54 ID:QDxgo69C
フェチ板の「お母さんは正義のヒロイン」スレのロボット話を誰か書いてください
できたら食糞シーンも入れてほしいとのことです
609名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 22:31:02 ID:2L6tyP1t
保管庫消えちゃったね。移転したの?
610名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 22:34:46 ID:D5H90GiL
611名無しさん@ピンキー:2005/09/02(金) 23:31:01 ID:OHMsEOzK
レディパンサーが無いように思われ
612名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 00:17:49 ID:ARmnU5Mf
レディパンサー保管されますた。
613名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 16:48:37 ID:zf1Cb8MB
こうしてみると未完の作品が多いなあ
614名無しさん@ピンキー:2005/09/12(月) 22:39:03 ID:sdevZaFq
>>613
極下のオーティシア・ダイアナンネオくらい?
615名無しさん@ピンキー:2005/09/16(金) 17:10:26 ID:2AytWk8c
オーティシア読んだ。
なんか凄いな。
616ss見習い ◆lIEB4aV./s :2005/09/18(日) 20:09:24 ID:BH/Sb0lc
こんちわ。以前、このスレで「極下のオーティシア」を投下させていただいた者です。
また何か書いてみたいなー、と思ったので書かせていただきます。
前回と同じく思いつきで書くので、ちゃんと進行するか、そもそも終了するかどうか不安ですが、まあいいか。
617星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/18(日) 20:11:44 ID:BH/Sb0lc
 西暦2315年──太陽系は、水没した。



 木星で行われていた空間跳躍ゲートの起動実験中に発生した事故により、水の同位体分子、沸点マイナス33.3℃の「トライアイス」が、文字通り天文学的なレベルで大量に宇宙空間に放出されたことが「水没」の原因であった。
 トライアイスが世に放たれた時の衝撃波で、当時すでに太陽系全域にまで進出していた人類は多大な被害を被った。極限まで加速された水分子が、太陽を中心として渦をなして飛び回り、それに曝されてなお無事でいられる文明など存在しなかった。
 非常に軽く常温では気体を保つトライアイスの特異性は、極めて僅かながらも真空の世界に「気流」をもたらし、その弊害で、加熱していた幾多の宇宙開発計画のほとんどが頓挫を余儀なくされた。
 また、それぞれで進められていた惑星開発も撤退の憂き目に会い、冥王星・土星などいくつかの辺境の惑星開発チームにいたっては、「気流」による航路の封鎖のために、各々の惑星に取り残され、孤立したりもした。

 そして西暦2320年、「メイルシュトロム」からの奇跡的な復興をとげ、断絶した惑星間との連絡も復活し、トライアイスのエネルギー利用化によってそれまで以上のスピードで人類は宇宙に進出し、さらなる繁栄を遂げた──かに見えた。

 それまでは単なる災害現象として捉えられていた「メイルシュトロム」に重大な価値があると認められるや、砂糖に群がる蟻のように世界中のあらゆる勢力がトライアイスに群がった。
 その一方で、メイルシュトロム発生の際に孤立していた土星・冥王星の開拓者たちは地球の統制から離れて自治国家を形成し、それを認めない地球政府や惑星連合体との抗争が勃発した。
 まるでトライアイスはある種の病のように、あまねく蔓延して人類を蝕んでいた。
 何度かの戦争、講和。技術開発の統制、平和利用におけるガイドライン。紆余曲折を経て、人類は一応の落ち着きを、束の間の安寧を取り戻す。



 西暦2332年──私たちは、いまだ溺れている。
618星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/18(日) 20:12:35 ID:BH/Sb0lc
 西暦2332年、8月8日、09:23──地球、種子島。


「スピカちゃん、シャトルの中ではあまり水を飲んだらだめよ? すぐに顔がまん丸くなっちゃうんだから」
「あはは、分かってますって」
「アテンダントのお姉さんや先生の言うことをちゃんと聞くのよ?」
「もー、ママってば心配性」
 ぷっと顔を膨らませて拗ねてみせる娘のスピカを前に、スバルは大きく溜め息をついた。
「スピカちゃん……」
「はいはーい。大丈夫だよ、そんな泣きそうな顔しないで」
「そんな顔してません!」
 ピンポン、という音の後に、搭乗時刻が迫っていることを告げるアナウンスが流れる。
 スバルは愛娘の細い体をしっかりと抱きしめ、しばらくしてから名残惜しげにやっと体を放した。
「それじゃあママ、行ってきます! お土産楽しみにしててね!」
 スピカが搭乗口へ駆け出すのを(途中くるりと一回転してスバルに手を振って見せた)見送って、スバルはもう一度溜め息をついた。
「修学旅行が月、だなんて、私たちの時代には考えられなかったわよねぇ」
 振り向くと、それぞれ子供との別れを済ませた、スピカの同級生の親たちの一団がスバルを手招きしていた。
「ええ、本当に……」
 スバルはそう答えながら、なおスピカが消えていった方向を眺めていた。



「──さん。彼岸さん」
 何度も名を呼ばれていたことに遅ればせながら気がついたスバルは、慌ててそちらを向く。
「あ、はい。なんでしょうか」
「いえね、これからみんなで沖縄か台湾へお買い物にいくんですけど、もしお暇でしたら一緒にいかが?」
 そこは種子島宇宙航行公社の施設の一角、ロビーの隅にしつらえた喫茶店であった。ガラス張りの壁の向こうでは、数機のシャトルが離陸の許可を待ちわびている。
「……彼岸さん、そんなに心配なさることはないわよ。月の行政はしっかりしてるから、治安がいいっていうじゃない」
「そうですね……月面管理機構は永世の中立を宣言した独立機関ですから、紛争とか、そういう心配はないですけど」
「あら、詳しいのね。彼岸さんは確かジャーナリストでしたっけ? さすがね」
 スバルの隣で紅茶を飲むその女性は、思い出したように拍手を打った。
「そうそうそう。どうします? お買い物」
 スバルは少し考え、こっくりと頷いた。
「もし、お邪魔でなければ」
 言いながら、スピカはそろそろモルジブに着いたのかしら、と思い、それを振り払うように手元のコーヒーを飲み干す。
 「ママってば心配性」というのがスピカの口癖で、自分でもちょっと過保護すぎるのかな、と考えることもある。
 小学生の癖に月旅行とは大層な、というのが率直な感想だが、子離れするにはいい機会かもしれない。こっちはこっちで楽しく過ごして、沖縄だか台湾だか、そのお土産をスピカと交換こするのも面白そうな話である。
 それでもやはり、言いようの無い胸騒ぎを拭えないスバルであった。
619星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/18(日) 20:13:19 ID:BH/Sb0lc
 そんなこんなで沖縄行きのチケットを予約し、時間つぶしに喫茶店で談笑する母親たち。
「ウチの亭主がまた浮気して」
「この間モナコで」
「今度下の子のお受験が」
 そういった他愛無い会話に相槌をうつスバルは「ああ、平和だな」と訳も無い感慨に耽っていた。
 ほんの数年前までは、このロビーでも厳戒態勢が敷かれていて、気楽に茶飲み話など思いもよらなかったはずだ。
 戦争の怖さ、というものを身をもって知っているスバルにとって、この穏やかさは何にも替えがたいものであった。
「ところで彼岸さん、今は独身でしょう? 再婚なさならいの?」
 いきなり話を振られて、ちょっとどぎまぎする。
「へ? あ、いえ、未婚です」
「まあ、それじゃお一人でスピカちゃんを? 大変だったでしょう」
「そんな、母一人子一人、気楽なものですよ」
「羨ましいわ。でももったいないわねえ」
「はあ、なにがでしょうか」
「だってまだこんなにお若いのに……ほら、お肌もピチピチ。男なんてよりどりみどりでしょうに。
 お付き合いしている男性は? まあ、それも? あらあら、どうして?」
 返答に困り、スバルは苦笑する。
 彼岸スバルは現在34歳、確かに女盛りの年齢だったが、彼女の引き締まった肢体はそれ以上に若く見える。恋愛に縁が薄いのを不振に思われるのも当然であった。
「男運……ないんです」
「でしょうねえ。幸薄そうな顔していらっしゃるもの」
 さもありなんといった感じで一同に頷かれ、さすがにスバルもがくっとこける。
「あ、否定しないんですか」
「おほほ、まあ、でも、本当にもったいないわ。見て、この胸」
「あ、ちょっと、も、揉まないでください!」
「いーじゃない、減るもんじゃなし、ほら、ちょっとお姉さんに揉ませて見なさい!」
「ふぁ、ちょ、ほら、お店の人も見てますって。は、恥ずかしいですから……あ、んっ!」
 まるで女学生みたいなノリでスバルはその豊満な乳房を有閑マダムに揉みしだかれ、知らず嬌声を上げる。



 その時だった。
620星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/18(日) 20:14:20 ID:BH/Sb0lc
 建物から遥かに離れた滑走路で、離陸を待っていたシャトルが突如、爆発炎上した。
 一拍遅れて、ごうっという爆音とガラスを軋ませる衝撃波がスバルたちの元へ届く。
 スバルは反射的にガラスに張り付き、外を窺った。他の母親たちは、なにが起こったのか把握しきれずに、ただぼうっと窓の外を眺めている。
 その内の何人かは、それでもスバルの傍らに立ち、スバルの目線を追った。
 そして、スバルは見た。
 虚空の彼方かに、幾つもの点が浮かび上がり、それがどんどん大きくなって近づいてくるのを。
 その点がはっきりとした形をとり、シルエットが浮かび上がっとき、スバルはぽつりと呟いた。
「『E-M(エキゾチック・マシーン)』……! 『ゾーリーン』の機体だわ」
「ゾーリーン?」
「土星自治政府直轄の軍事組織です」
「それが、どうして地球に?」
「……分かりません」
 それは嘘だった。スバルは知っている、地球と土星が水面下で苛烈な抗争を繰り返していることを。それが、ついに表面化したということか?
 E-Mは「メイルシュトロム」に飲み込まれた宇宙空間を移動するために開発された、トライアイスを原動力とした高速稼動機である。かなり以前からそれが軍事転用されているのは、その筋の人間にとっては当然の認識であった。
 種子島宇宙航行公社の警護機がE-Aとの交戦に入るが、宇宙開発の最先端で磨かれた土星の技術は、安穏と利益を貪るだけの地球の、それもこんな中堅企業に太刀打ちできるものではない。
 圧倒的な力の差を見せ付けながら、E-Aは次々と警護機を撃墜してゆく。
 周囲の人間が不安そうにそれを見守るなか、スバルだけは食い入るように状況を観察していた。
(近くの軍事基地にはすでにスクランブルが掛かっているに違いないわ……あと三分程度かしら。
 でも、妙ね……ゾーリーンがここを急襲する目的は? そうか、これはおそらく陽動か分断作戦、本当の目的は別の……。
 ここからの距離を考えて、軍事的に重要な施設……)
 はっ、となって、スバルは顔を上げる。
「モルジブ……軌道エレベーター!」
 それは、つい先ほど送り出した子供たちが最初に寄る、宇宙への玄関口となる施設の名前だった。
 母親たちは一様にぎょっとスバルを見た。



 窓の外ではさらに激化した闘争が行われいる。地球政府の防衛軍のE-Mが投入されたことで、戦火はいっそうその領域を増した。
 新たに巻き送る轟音が、彼女らのいる建物を揺さぶる。戦いは、止みそうになかった。
621星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/18(日) 20:14:55 ID:BH/Sb0lc
 ふと、足元に振動を感じて、スバルは周囲を見回す。特に異変はない。恐怖と不安で真っ青になった母親の顔が並んでいるだけだ。
 だが、振動はいよいよ激しくなって──。
「みなさん、下がって!」
 スバルの叫びを掻き消して、建物のすぐそばの地面が裂け、「なにか」が飛び出した。
 その衝撃でガラスが破れ、砕けたそれは刃となって降り注ぐ。スバルは手近にいた人を奥に突き飛ばし、自らもその方向へ身を投げる。
 壁を失ったことで、戦闘の空気が建物の中に流れ込む。熱風と衝撃波、砂塵が容赦なく中の人々を襲い、そこは一瞬で戦場の一部と化した。
 スバルはゆっくりと立ち上がり、自分の体を確かめた。ガラスと爆風で上着はぼろぼろになっていたが、他に問題はない。
「彼岸さん……?」
 さっきまでスバルとじゃれあっていたマダムが苦しそうにうめくのが聞こえた。その脚に大きいガラス片が刺さっている。
 スバルは着ていたカーディガンを脱ぎ、彼女の太腿を縛った。
「大丈夫です。傷は浅いし、まもなく救助が来ます。でも、あまり動かないで」
「ええ、ありがとう……なんで、こんなことに……」
 スバルは黙って首を振り、外を見た。建物にぽっかり明いた風穴の前に、卵形の数十メートルはあろうかという巨大な何かが地面から生えていた。
「地下から突き出てきたのね……あのシェルは……確か」
 スバルは確信のこもった足取りでそれへ近づこうとする。ヒールが床を踏み鳴らす音が、奇妙に響いた。
「彼岸さん、どこへ行くの?」
 マダムの弱々しい声音。
「ええ、ちょっと、娘を迎えに」
 まるで日常生活でそれを言うように、スバルはさらりと言ってのけた。
「あなた……ご職業がジャーナリストというのは、嘘ね?」
 スバルの足が止まる。
「どうして、そう思うんですか」
「私の主人、マスコミの人間なのよ? ものすごい特ダネが目の前にあるのに、カメラの一つも出さないなんて、そんなジャーナリスト、見たことないわ」
 ちょっとした沈黙。
「嘘ではないですよ。でも、前職の職業意識のほうが強く働いちゃって。そういうこと、ありますよね?
 コンビニの店員さんが、居酒屋の人みたいな元気のよさで『いらっしゃいませ!』って言うの、見たことないですか?」
 そして、歩を前へ進める。
「彼岸さん、あなたの前職って?」
 スバルは建物のへりに立つ。ここは三階で、例の卵形の物体とはかなり離れていた。助走をつけても届くかどうかはかなり怪しい。──普通人なら。
「軍人です」
 スバルは、跳躍した。
622星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/18(日) 20:15:42 ID:BH/Sb0lc
 空中に身を躍らせ、銀色に光る卵にたどり着くその一瞬、スバルはその戦場を睨みつけた。
 忘れていた硝煙とイオンの悪臭。噎せるようなざらざらとした空気の味。
「なんで……飽きもせず、戦争なんか……!」



 卵の表面はすべすべしていて、壁に取り付かれずに滑り落ちそうになる。無我夢中で伸ばした手が硬いものに触れ、卵に異変が生じた。
 外殻の一部が消失して、その陥穽に放り込まれるかたちでスバルが内部に侵入する。
 中はとても静かで蒸し暑く、広かった。人の気配はない。内部に複雑に張り巡らされた階段や通路は、すべて中心へと向かっている。
 中心にあるその黒っぽいものの正体を見極めようと、スバルは歩き出した。
 カンカンカン、と硬質な音が卵の内部に響き渡る。彼女はまっすぐに上を向き、なにも見逃すまいと意識を集中する。
 そして、卵の中真に鎮座するもの、それを見上げ、スバルはさすがに驚きを隠せなかった。
「やっぱり……E-Mだったのね。でも、それがどうしてこんな場所に」
 ぽっかりと、その中央に穴が開いているのを見つけ、そこまでよじ登ろうとする。
「……邪魔ね、このスカート」
 独りごちて、そのタイトなロングスカートに長いスリットを入れる。長い脚と、綺麗に切れ上がったお尻が露わになる。誰もいないと知りながら、それでもスバルはきょろきょろと辺りに目を走らせる。
 ついでにパンプスを脱ぎ捨て、ブラウスのボタンを外した。胸の圧迫感が緩和され、肩が少し楽になる。できればブラのホックも外したかったが、それはやめておいた。
「とと……うわぁ!?」
 穴倉に体半分を突っ込んでみたものの、内部の暗さのせいでバランスを崩してしまい、スバルは無様になだれ込む。
「いったぁ……」
 捲くれあがったスカートを直しているとき、ぼぅっと浮かび上がる光が闇を掻き消すのを感じ、スバルはその光源へ顔を向けた。
「おはようございます」
 金属的なコーティングを施された、抑制のある洗練されたテナーボイス。だが、ここには誰もいない。
 2m^3にも満たなそうな狭い棺桶の中心から、その声は響いていた。スバルの目の前に位置するディスプレイに描かれた幾何学模様が、せわしげに形を変えながら喋っていた。
「当機は全環境型航宙潜水艇『アリエル』です。状況を確認しますか?」
623星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/18(日) 20:16:15 ID:BH/Sb0lc
「アリエル? あなたはAIね?」
「ポジティヴ。私はアリエルの管制を目的として制作された自律システム『α・ケンタウリ』です。ケーンとお呼びください」
「ケーン、アリエルの所属はどこ? ゾーリーン?」
「ネガティヴ。アリエルは無所属です。当機は月面管理機構によって開発・製造された後、その登録を抹消されました。政治的、及び軍事的に保有が困難になり、このような処分となっています。
 種子島宇宙航行公社のトマソン空間にて隠蔽されていましたが、現在は隠蔽コードに従い、自己保存のために浮上しました」
「……私と同じね」
「認識エラー。もう一度おっしゃってください」
「なんでもないわ。これ、動くの?」
「ポジティヴ。最短23秒で稼動状態へ移行可能です。ただし、それは隠蔽コードの禁止事項に抵触します」
「どういう意味?」
「アリエルは特定の勢力組織に所属することを禁じられています。あなたは軍属ですか?」
「違うわ」
「国籍は?」
「日本よ」
「それでしたら稼動不可能です。申し訳ございません」
「うっさい! いいからさっさと動かしなさい!」
 スバルの拳が、ディスプレイを打った。
「ネガティヴ。アリエルは戦略兵器です。アリエルの運用によって──」
「私は! スピカちゃんを……娘を助けたいだけなのよ!」
 刻々と変化を続けていたディスプレイが停止した。
「個人的な運用目的なのですか?」
「文句あるの?」
「ネガティヴ。個人が個人的な目的で運用する。隠蔽コードにこのようなケースに関する規程はありません。稼動可能です」
 その言葉をきっかけに、操縦席内部の計器に次々に灯がともる。スバルは逆Yの字にしつらえられたシートに腰をかける。
「問題発生。隠蔽コードとの間に矛盾が生じました。アリエルは無所属状態での運用を禁止されています。
 私がアリエルを運用するリスクを回避する為の規程と思われます。解消しない限りは稼動が不可能です」
 さっきとはまったく逆の順番で、灯が落ちてゆく。咄嗟にスバルは絶叫する。
「ケーン、あなた、私のものになりなさい!」
「アリエルをあなたに所属させるという意味ですか? あなたは組織ですか?」
「違うに決まってるでしょーが!!」
「稼動可能です」
624星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/18(日) 20:38:47 ID:BH/Sb0lc
「彼岸さん……」
 マダムは血の気の失せた面持ちで、眼前にそびえる卵を眺めている。
「……?」
 卵の殻に亀裂が走った。そして、内側から眩い光が漏れて──。
 一筋の弾丸が頂部を打ち抜き、それは、ものすごい速度で空へ空へと昇っていった。
 後に残された殻は、役目を終えたことを示すかのように、風に吹かれて崩れていった。



「システム起動率38%」
「なにこれ、このOS古すぎるわ。いったい、いつの時代のよ」
「あなたを操縦者(ダイバー)登録します。お名前を」
「彼岸スバルよ」
「分かりました。アクティヴサーチ、グリーン。敵機、すなわちすべてのE-Mを正面スクリーンに投影します。
 トライアイス・エンジン、ドライブパターン、ブルー。稼動可能閾まであと5秒、4、3」
「スピカちゃん……待ってて」
「2」
「今行くから!」
「1」
「動けぇぇぇぇっっ!!」



 それはダークブルーの機体だった。
 限りなく人型に近いシルエット、背面に広がる板状のトライアイスコンバータ。胸部に設置された二基のトライアイス・エンジン。
 下肢は先に向かうにつれて細くなっており、蒼天に浮かび上がって下界を睥睨するそれは、
 まるで天使か──人魚姫であった。
625ss見習い ◆lIEB4aV./s :2005/09/18(日) 20:42:28 ID:BH/Sb0lc
星と水面のアリエル、第一話(前編)、終了です。
導入部ということでエロがないです。ごめんなさい。


突っ込みどころは多々あると思いますが、まあSF的な雰囲気作りの小道具だと思って大目に見てください。

次回の投下は未定です。
626星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/18(日) 20:44:25 ID:BH/Sb0lc
>>615
今リロードしてびっくりしました。一年越しに感想いただけるなんて望外の喜びです。
627名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 23:11:51 ID:gkbJmeM9
おお!!お久しぶりです!
この調子で続けてください。
マターリお待ちしておりますよ。
628星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/19(月) 02:22:50 ID:XCMObuP1
 上空200mに位置する戦闘兵器「E-M『アリエル』」は、その向きを反転させて一気に急降下する。
「警告。ゾーリーン所属のE-M『シーラカンス』『ソードフィッシュ』、計7機がアリエルを捕捉しました」
 操縦席に座る彼岸スバルは、その声を無視してスラスタのスロットルを上げた。
「ロックオン警告。誘導兵器です」
「デコイかフレアはないの!?」
「ネガティヴ。リスク管制システム、レッド。現状で回避は不可能です」
「なら、撃ち落すわ!」
「ファイヤ管制システム、イエロー。使用可能デバイスを表示します」
 サブディスプレイをチラッと見たスバルは、軽い目眩を覚えた。
「なによ……武器がないじゃない!」
「ネガティブ。2種の超近接戦闘デバイスが使用可能です」
 ディスプレイには『左腕部慣性制御による接触攻撃システム』『脚部電磁コーティングによる切断システム』と記されていた。
「パンチとキックでミサイルが落とせるかっ!」
 ケーンに怒鳴り返してから、スバルはアリエルを降下させたままであったことを思い出す。急いで慣性制御を切り替え、地面と平行な軌道をとる。
「ホーミングミサイル、5基確認。当機との相対距離、最短98、最長115。相対速度は平均4.3です」
「ケーン、ミサイルの予測軌道を30秒後まで算出して!」
 言いながら、アリエルの航行軌道をジグザグに変化させる。急激な制動で生じたGが、スバルの胸を思い切りへこませ、ブラの肩紐がずり落ちる。
「ああ、もう!」
 吐き捨てるように呻いて、素早くブラウスとブラを脱ぎ捨てる。足の指を使ってスカートの裾を掴み、引き摺り下ろす。
 ケーンが要求された計算を終了させる頃には、スバルは、上は肌着のみ、下はショーツと所々伝線したストッキングという、なんとも──はしたない格好と成り果てていた。
「予測軌道を表示します」
「頼むわよ……アリエル!」
 それに応じて、アリエルの挙動が激しさを増す。今までのジグザグに加え、急上昇が追加される。
 追いすがるミサイル群の内、それについていけなくなった一基が、すぐ近くを奔っていた別の一基と接触する。
 ごん、と軌道をずらされたミサイルがさらに別の一基と、今度は正面衝突した。爆炎が膨らみ、他のミサイルを飲み込む。
「やった!」
「警告。急速接近する物体があります。誘導兵器です」
 その爆発をかいくぐった一基のミサイルが、アリエルを襲った。
629星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/19(月) 02:23:37 ID:XCMObuP1
「きゃぁ!」
 機体を揺さぶる衝撃に、スバルの視界は一瞬ブラックアウトする。
「ケーン! コンディションチェック! ……ねえ、ダメージ管制は!? いーかげんにしてよ、このポンコツ!!」
 スバルは妙な違和感を──喩えるなら、自分のマンションと同じ間取りの、他人の部屋を訪れたときのような違和感を覚えた。
 そこはこうだと思っていたのものが、微妙に違う──。
「ダメージ管制! こら、ちゃんとしてよ、こんな表示じゃさっぱり分からないわ」
「現在、2番に表示されているものは、サブシステムによる補足情報です」
「メインを寄こしなさいよ! ダメージ管制、ちゃんと生きてるの?」
 痛みが分からない、ということほど恐ろしいことはない。よく言われるように、痛みとは限界を知る為の貴重なソースである。
 それが機能しないということは、「今は大丈夫だけどもうすぐ死ぬよ」と言われているも同然であった。
「ダメージ管制、グリーン。DDSSを起動しますか?」
「なにそれ?」
 なんとか機体は動いているようだが、機体の状況が上手く把握できない。こうしている間にも、ゾーリーンのE-Mはこちらへ接近してくる。
 地球防衛軍のE-Mには活発な反応は見られない。すでに撃墜されているのだろうか。
「当機のコンディションを、ダイバーの神経に介入させて脳内情報に置換させ、ダイバー自身がダイレクトに機体情報を感覚するシステムです。
 この際、ダイバーは一種の痛痒感を介して機体を把握できます。もちろん、それは操縦の妨げになるレベルではありません」
 その、普通なら「まあ便利」とか言ってしまいそうなケーンの説明に、スバルは真っ青になった。この異常な状況に巻き込まれてから、初めて見せる弱気な顔でもあった。
「それ……まずいわ」
「警告。敵E-M、急々速接近中。DDSSスタンバイ。介入させますか?」
 スバルは駄々をこねるように首を振った。
「他に……他に、ないの?」
「DDSSを介入させますか?」
 繰り返される声。スバルはたまらず、叫んだ。
「ダメよ、私、A10神経系に強化手術を受けてるわ、一定以上の負荷が脳に掛かると──あらゆる感覚が強力に増幅されるの!」
 そんなことは知ったことじゃない、自分の役目はアリエルの保全だ、といった風情で、ケーンは無機質に繰り返す。
「DDSSを介入させますか?」
630星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/19(月) 02:24:08 ID:XCMObuP1
 彼岸スバルが軍属だった頃、彼女は脳手術を受けた。
 地球防衛軍、陸上防衛部の掲げる「超人部隊」構想の実験体として。
 痛みを感じない兵士、という存在の非合理性は早くから指摘されていたが、では逆に、「痛がりの兵士」は有効たりえるか? という疑問を解決するために、スバルは手術台へと出向した。
 あらゆる感覚を強化された、闇や悪環境をものともなしない、超感覚を備えた兵士。それが、スバルの生まれ変わった姿だった。

 結論から言うと、その試みは失敗に終わった。
 痛みに正面から向き合える人間というのは、極めて稀な存在だったからである。
 多くの実験体が、情報の過負荷に耐え切れずに精神を、時には脳組織そのものを崩壊させていった。
 計画が破棄されるまで、スバルが心身ともに比較的にしろ正常でいられたのは、幾つかの要因こそあれ、それもひとえに「運が良かった」からでしかない。

 悪夢のような日々が終わり、軍から離れたとき、スバルは平穏に生きようと心に決めた。
 彼女の受けた処置「オーバセンサ」は、かなりの強いプレッシャーに曝されない限りは発動しないようになっている。
 それこそ、戦闘行為などの異常な重圧がのしかかってこない限りは。




 現状では、スバルの「オーバセンサ」スキルとアリエスの「DDSS」システムは、考えうる限り最悪の組み合わせと言えた。
「DDSSを介入させますか?」
「うぅ……」
 煩悶しながらも、スバルは頭の片隅でそれを受け入れる覚悟が完了していることを悟っていた。
 最優先するべきはスピカの救出であり、自分が痛いのなんか、本当はどうでもいいことであると、スバルの「母親」の部分は判じている。
 「軍人」としての自分もその判断を後押ししていた。それを押し留めていたのは、「女」の部分である。
「でも、私は」
 瞳をきつく閉じる。なにか、こみ上げるものを押し込めるように。
「……いいわ。ケーン、DDSSを介入させて」
「ポジティブ」
 AIが端的に答える。スバルの頬にさっと奇妙な表情が浮かぶのを、彼は知らなかった。
631星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/19(月) 02:24:47 ID:XCMObuP1
「はぅっっ!」
 最初に感じたのは、左足に感じる痛みであった。どうやらアリエルの左脚部に損傷があるようだ。サブモニタの断片的な情報とも符合する。
「か、は」
 予想以上の痛みに、思わず涙が出る。自分の左脚がびくんびくんと痙攣していた。それでも意識を集中させ、アリエルを感覚する。
 他に痛みは感じない。ただ──
「……胸が、熱いわ」
「DDSSは、ポジティヴなコンディションも反映して感覚されます。胸部のトライアイス・エンジンの回転数は依然として上昇中です」
「ああ、そう……」
 どこか恥ずかしそうに言葉を返す。そのスバルの頬は、ほのかな桜色に染まっていた。

 後退一方だったアリエルが攻勢に転じたことで、それに驚いたゾーリーンのE-Mの陣形が大きく乱れる。
 そのド真ん中に飛び込んだアリエスは、すれ違いざまに2機のシーラカンスを脚部による切断攻撃で切り捨てた。
 背後で機体が爆破するのを確認し、もう一度反転する。エンジンの回転数はさらに上昇していた。
 ソードフィッシュのチャージがアリエスの頸部を掠める。
「痛っっ……よくもやったわね!」
 だが、3機のソードフィッシュは陣形を立て直しており、うかつには近づけない。
 アリエスは攻撃目標をシーラカンスに定めた。それを向こうも察知して、追うものと追われるものが入り乱れる交差戦が展開される。
 それは遠くから一見すると、暢気な追いかけっこにも見えたが、それはやはり、壮絶な狩猟であった。
「敵機、接触軌道からロストしました。新たな接触ルートを検索中」
 もうスバルは答えない。スバルの手先は忙しくコンソールパネルの上を動き回っている。
 胸が熱い、熱い、熱い──
 いまやスバルの顔は傍目でも分かるほど上気しており、フリルのキャミソールの下にある双の乳房は、妖しい匂いを放っていた。
 良好なコンディションがダイバーであるスバルの感覚に快感として反映され、それが強化されて脳に伝わっているのだ。
 さすがにこれは、スバルにも予測できなかった現象であった。
「う、くぅ……は、ケー、ン、これ……なんとか、ならない? 切ないの、胸ぇ……が、痺れてるのぉ」
「ネガティヴ。対処策を講じるには情報が不足しています。警告。シーラカンス2から異常熱源を感知」
「うぅ……避けなきゃ……避け、なきゃ……あ、はぁっ!」
632星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/19(月) 02:25:18 ID:XCMObuP1
 ケーンが提示した戦術通りに2機のシーラカンスを撃墜する頃には、スバルの体はすっかり出来上がってしまっていた。
 だが、スバルはどこか苦しそうに眉根をしかめている。被弾した左脚が痛むのかといえば、決してそういう訳ではなかった。
 こればいわば、胸だけを責め続けられていたようなものであり、それがある種の欲求不満となってスバルを苦しめていたのだ。
「はぁ、はぁ、あ、あと、3機ね」
「警告。3機のソードフィッシュ間で、高密度の情報が交換されています。連携攻撃の危険性大」
「え?」
 ソードフィッシュが、空中でさらなる跳躍を見せた。機体の周囲に力場を形成し、巧みな連携でアリエルを襲う。
 その全てを紙一重で交わすスバルだったが、不可視の力場までは交わしようがなく、機体表面がそれと接触する。
「きゃぁぁ!!」
 突如、鞭で叩かれたような痛みが彼女の背中を走った。がく、とスバルの首が落ちる。アリエルの挙動が一瞬、停止した。
「スバル。大丈夫ですか? スバル。応答願います」
 ケーンの呼びかけにも、反応を見せない。ケーンの思考回路は、これを、増幅された痛みを受けたことにより、ショック症状を引き起こしているのだと判断した。
 動きの鈍ったアリエルに止めを刺そうと、3機のE-Mは一斉に襲い掛かる。
「スバル。応答してください」
 ピクン、と軽く震え、スバルは身を起こした。凄まじい手さばきで機体を操り、1機のソードフィッシュを落とす。その間隙を突かれ、今度こそモロに突撃を食らった。
「ぅん、あああぁぁっ!!」
 叫びながらもアリエルの動きは留まることを知らず、別の方向から突っ込んできたソードフィッシュを激しい衝撃と共に受け止め、その横っ面に左腕を叩き込んで破壊する。
「あ、あ、ふぁ、ん」
 涙の雫が宙を舞う。スクリーンを見据える彼女の瞳は──淫らに輝いていた。
「スバル。コンディションは──良好ですか?」
 ケーンの声は、気のせいか、戸惑っている風であった。

 戦闘とアリエルの機体に関する情報しか与えられていない人工知能には及びもつかないことであったが、この時に彼岸スバルが見せた反応、それこそが、
 軍属時代に彼女が実験部隊を生き延びた理由そのものでもあった。

 スバルは──自覚なき、潜在的なマゾヒストであった。
633星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/19(月) 02:25:50 ID:XCMObuP1
 スバルは、自分の体に起こった変化に戸惑っていた。
「ケーン、ケー、ン、敵機は、あと、どこ?」
「残り1機です」
「そ、そう、もう、あと1機なのね?」
 機体が受けたダメージが、痛痒感として自分に反映される。不慣れな機体を動かしたことで、相当な被害を受けていた。
 それが、すべて、自分に反映されている。
 背中や太腿がひりひりするし、それは時間を追うごとに増えてゆく。痛くて、惨めで、辛くて──
 でも、そんな自分を想像すると、胸が熱くなるのだ。エンジンの回転数が上がり続けているのと関係があるのだろうか。
「あ、くぅ、また、くらっっ……ちゃっ、た」
 つい、腰をくねらせてしまう。ぞくぞくするような奇妙な感触が、背中を這い登ってくるのだ。
 敵が側を通り抜ける度に、皮膚に電気が走ったような感覚が、自分を苛む。その不思議な感触に恐怖を感じながらも、確実に、彼女は興奮していた。
 下腹部に熱を感じたので確かめてみると、そこは愛液で濡れぼそっていた。
「そんな、私、濡れちゃってる……戦闘、中なのに」
 胸の奥から沸き起こる衝動は、スバルにある行動をしきりに強要していた。
「警告。敵機接近中。回避不可能。接触します」
「ひゃぅっ! くふ、い、たい、けど、あぅ」
 痛みの波が彼女の精神を痺れさせる。誘惑に耐え切れず、スバルは片方の手をショーツの中に差し込んだ。彼女の細い指が萌芽に触れた瞬間、体が大きくのけぞる。
「ん、んあ、あぁーっ!」
 くちゅ、と湿った音が耳朶を打つ。するすると流れるように動く指は、大陰唇をなぞり、ゆっくりと膣内へ侵入する。
「ダ、メよこんなの……スピカちゃんを……たす、けに、行かなきゃ」
 苦痛と快楽か交互にスバルの脳を焼き、秘所を弄くる手つきがさらに激しくなる。もはや、彼女にとって、どれが苦痛でどれが快楽であるかの判別は難しくなっていた。
 震える片手でアリエルを操縦し、それでも最後の1機を追い詰める。もう片方の手はせわしなく蕾の中を這い回り、次第に彼女は追い詰められる。

 やがて、最後の足掻きか、ソードフィッシュがアリエルを直線状に狙って飛び掛る。
 アリエルは電磁コーティングの施された左脚でそれを迎え撃ち──両断した。
「ぅ、うぁ、イク、イッちゃうよ、も、ダメ、スピカちゃん、おか、さん、ん、ダメ、助け、ん……あ、あぁぁぁっっ!!」
634星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/19(月) 02:26:22 ID:XCMObuP1
 どうやら戦闘は終了したようだ。
 ロビーのなかにスバルの姿を求めて、マダムはそこらをうろつきまわっていると、きゃあ、とか、うわぁ、とかいった悲鳴がさざ波のように広がる。
 割れたガラスの向こうに、アニメに出てくるような巨大ロボットの姿があった。仰天する皆の前でロボットのお腹が開かれ、そこから出てきたのは、息子の同級生のお母さん、彼岸スバルその人であった。
「彼岸さん」
 マダムは痛む足を引き摺りながらビルに空いた穴へ駆け寄る。
「ここはもう大丈夫です。私、行ってきますね」
 そんなに軽いノリで言われてもリアクションに困るだけなのだったが、あまりにも屈託のない表情で言われ、マダムはなんとなく彼女を全面的に信じる気になった。
「言ってらっしゃい。もし、ついでがあったらウチの子もお願いね」
「ええ、もちろん」
 そう言い残して、まだ太陽も昇りきらない朝に、ロボットは飛び立った。西南の海へ。



「スバル。質問があります」
「なに?」
「あなたが戦闘中に見せた異常行動ですが、あれは意図された行為だったのでしょうか?」
「な……! バ、バカ言わないで!!」
「アリエルを操縦するには、身体に深刻な負荷が掛かります。もし許可がいただけるなら、オンラインでその時の記録を医師に見せたいと思いますが」
「ちょ、ちょっと、あんた記録してたの!?」
「ポジティヴ。ダイバーの体調管理も私に与えられた任務の一つです」
「その記録、今すぐ消しなさい! ちょっとでも他人に見せたら、ただじゃおきませんからね!!」
「ポジティヴ。ただちに抹消します」
「まったく……あなた、最低の男ね?」
「ネガティヴ。AIの私にジェンダーは存在しません」
「聞いてねーわよ、そんなことは」
635星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/09/19(月) 02:29:38 ID:XCMObuP1
なんか目が冴えてたので後編も書いちゃいました。第一話終了です。

エロでも燃えでも不完全な、どっちつずの構成だな。と自省。
636名無しさん@ピンキー:2005/09/19(月) 12:52:16 ID:/VGrlX4k
GJ!!
良かった!台詞がなかなかいい雰囲気を醸し出してます。
第二話も期待してます。
637名無しさん@ピンキー:2005/09/20(火) 11:17:41 ID:SJkB71L0
>>635
GJな作品世界への導入部だったと思います。
続きお待ちしています。
638名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 13:43:34 ID:DT8coXvY
ほしゅ
639名無しさん@ピンキー:2005/10/15(土) 08:54:39 ID:mx1zg9Ia
オパーイミサイル
640星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/10/26(水) 05:00:57 ID:MUN5UK2h
「メイルシュトロム」発生時に、太陽系内の惑星でもっとも甚大な被害を受けたのは土星だった。
平均気温が約マイナス130℃、密度が0.69 g/cm^3という土星の特質は、
トライアイスの激流の前には風になびく風船も同じで、周回軌道を大幅にずらされ、大気の19%を削り取られ、
当時土星に移住していた開拓民の87%が命を落とした。
傷つき打ちひしがれた土星の民に、救いの手はなかった。

いつかくる救助に希望を託して必死に命を繋いでいた彼らを、相互扶助組織である惑星連合体は「絶望的」の一言で
切捨てた。結局、自力で環境を再建させて土星自治組織の代表者が連合体統括本部に乗り込むまで、
土星という星の存在は「なかったこと」にされた。

トライアイスのエネルギー利用に成功、という手土産を携えて国際社会の表舞台に舞い戻った土星は、
月と並ぶ技術大国として熱狂的に迎え入れられた。だが、その周囲の熱に反して、彼らの心は孤独に冷え切っていた。
未曾有の大災害だったとはいえ、余りにも無慈悲に自分たちを切り捨てた世界。
自らが生き延びるために必死で磨き上げた技術を、無頓着に持てはやす世界。
土星の地獄をくぐってきた彼らにとって、かつての世界はなんとも生温く見え──その温度差は隔絶を生み、
他者を拒絶し、自立を望み、そして戦乱が始まった。

今は昔、西暦2320年の話である。


西暦2332年、8月6日、22:05──土星、ディゲイオス基地。

土星自治政府の防衛力であり、存在基盤でもある軍事組織「ゾーリーン」。
彼らにとって政治力とは即ち軍事力であり、権力とは即ち暴力であった。

「う……あ、はあ」
ゾーリーンの士官のなかでも一握りの高級将校にしか与えられない専用官舎の一室で、
二つの人影がもつれ合っていた。豪奢の極みを尽くした寝台に組み敷かれた女性は、
そこに覆いかぶさる男のなすがままにされている。
だが、それが決して彼女の意にそぐわない行為であることは、苦悶に歪む表情が雄弁に物語っていた。
うつ伏せの体勢で、背中を丸めて耐える女性の熟れた肉体を、その背後から男が蹂躙する。
男が腰を打ちつける度、シーツを握った手が固く強張る。
眉根を寄せ、目尻に涙を滲ませながら、彼女は途切れ途切れに言葉を発した。
「こ、んな……馬鹿なマネをして……ぁ、く……ただ、で、済むと………ふ、う、うぅ、あぁぁっ!」
大きくはだけられた胸元から零れ落ちる乳房を握り締められ、彼女は苦痛に満ちた呻きを上げた。
その乱れた着衣から、彼女が土星ではない政府組織の文官であることが窺える。
男は彼女の痛みにはまるで構わず、自らの欲望を叩きつける。
641星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/10/26(水) 05:01:43 ID:MUN5UK2h
「や、止め、なさい……」
その言葉で、男はようやく反応らしい反応を見せた。酷薄そうな顔面を笑いに歪ませ、とても楽しそうに呟く。
「やれやれ、月の御婦人は気位が高くていらっしゃる」
言いながら、彼女の腰を抱えてさらに深く挿す。奥まで押し広げられる感触に、女性は思わず仰け反った。
「「や、んんんっっ!! お願いです、止めて、くだ、さい……やめ……く、ぅ」
「止める? 止めてもいいんだが……その前に教えてくれないか?」
痛みに加え、執拗な陵辱によって開いた快感の渦の為に朦朧としていた彼女は、その意味が分からず聞き返した。
「な、なにを……?」
「『ザ・マーキューリー』」
そのキーワードに、一瞬、女性の意識が覚醒する。だが、激しさを増した男の動きを受けて思考の筋は霧散した。
「おや、急に締めつけが増したな。貴女は直に知っているな? ならば私に教えてくれ。
 そう、貴女たち月面管理機構が隠蔽してる『ザ・マーキューリー』の所在だよ」
「し、知らない……知り、ません」
その声は弱々しかった。
「ほう? 知らない?」
男は彼女の顎を掴み、体ごとこちらに引き寄せた。耳元で二言三言、何事かを囁く。
すると彼女の顔はみるみる青ざめ、瞳いっぱいに恐怖の色が満ちる。
「な……そんな」
震える唇が男の口で塞がれ、そこに舌が差し入れられる。
「ん……んんっ………っはぁっ……わ、分かりました。言います。言いますから」
「それは助かる。感謝しますよ」
顎に掛かっていた圧力が弱まり、男の顔が少し遠ざかる。
彼女は力ない動作で男から離れようとする。だが、男の腕によって押し留められ、更なる陵辱が開始させられた。
今度は正面から侵入され、彼女のは否応なく男の姿を見せ付けられる。
精悍な顔つきながらも瞳は貪欲に光り、ある種の狂気を感じさせた。
「そ、んなっ……言うっ…言うって……う、ぁ、ああ、は」
「それとこれとはもはや別の問題だよ。月の御婦人」
男は彼女の片脚を持ち上げ、自らの肩に掛けた。貪るように彼女を味わいつくす男に、
彼女は脅えた眼差しを向けることしか出来なかった。
「ああ……とてもいい眼だ」
642星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/10/26(水) 05:02:17 ID:MUN5UK2h
「くぁ、は、う……あ」
半ば放心状態に陥った彼女の口から、少しずつ甘い響きが籠もりだす。
それに合わせるように男はさらにスピードを速めた。その獣じみた乱暴さに、彼女は墜とされようとしていた。
混濁した意識の中で、自分が絶頂まで昇りつつあることを知る。生理的嫌悪がそれを必死に押し留めようとするが、
繰り返される律動の前にそれはあまりにも無力だった。
「ふ、ああ、だ、ダメ……もう……壊れちゃう……こわ、あ、ああ」
汗ばんだ彼女の首筋に歯を立てて、男はうっそうと呟く。
「私は……壊すのが大好きなんだ」
「ん、んぁ、は……ひっ………ダメ、もう……も……あ、は、あああぁぁぁっっっ!!」
脳裏が真っ白に塗り替えられる感覚に、彼女は訳も分からず男の胸にしがみついた。

身なりを正して寝室のドアを開けた男の前に、敬礼をした軍服姿の少年が立つ。
「トゥールス大佐」
男──トゥールスは少年に軽く頷いてみせる。
「『ザ・マーキューリー』の基幹ユニットは地球だ」
「地球、ですか」
「そう、モルジブの軌道エレベーターの最下層にある」
「了解。ただちに奪取します」
「時間は?」
「跳躍ゲートを併用すれば36時間で地球に到達可能です」
「よろしい。今すぐ向かえ」
「了解」
再度敬礼する少年の視線が、開かれたままのドアへと向く。
その暗がりの奥には、半裸で虚脱状態にある、月面管理機構の派遣した講和調停士がいるはずだった。
「気になるか?」
トゥルースが顎をしゃくってみせるのへ、少年は首を振って否定した。
「いいえ」
643星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/10/26(水) 05:03:02 ID:MUN5UK2h
西暦2332年、8月8日、11:20──地球、モルジブ。

「スピカぁ……怖いよぉ」
半泣きの同級生の頭を撫でながら、少女は自分も泣いてしまいたい衝動を堪えるのに必死だった。
「大丈夫だよ……大丈夫……」
いったいなにが大丈夫なのか、言ってる本人すらさっぱり分からないが、友人と自身を勇気付けるため、
少女は呪文のようにその言葉を繰り返していた。
(ママ、助けて)
無駄だと知りつつも彼女は、ついさっき別れたばかりの母親に胸中で助けを求めた。

彼岸スピカの乗るエアシャトルに、物々しい集団が乗り込んできたのは10分前のことであった。
スピカの乏しい経験では、それがなにを意味するのか判然としなかったが、
目の前で乗務員が銃で撃たれて死んでしまったあたりから、これはいわゆるハイジャックというやつなのだと理解した。
ニュースなどで見るハイジャック事件の様相を思い出し、その世界に自分が片足をつっこんでいること、
無機質な発声のキャスターが「○○人の乗客が死亡しました」というあのカテゴリに自分が属する可能性に思い至り、
初めて遭遇する死の危険に、スピカは心底から恐怖した。

乗客はそのほとんどがスピカと同じ身分、つまり小学生で、数少ない大人たちも、その引率者であり、
子供たちの身を案じた大人がなんの抵抗もしない以上、スピカたちもあえて逃げたりはしなかった。
そのため機内は平穏が保たれていたが、充満する血の匂いとハイジャック犯の抱える重火器が、
その平穏が長く続くものではないとスピカに教えていた。

外の状況がまったく分からないので、助けが来るのかどうかすら定かではなく、スピカの不安は高まるばかりだった。
母親に助けを求めてみても、本当に助けにくるはずはない、と認識できるだけの客観性は持ち合わせている。
自分一人で武装集団を叩きのめしたりとか、「やっぱ気が変わった」とか言って彼らが引き上げていくとか、
そういった可能性を否定する現実感覚も備えていたので、スピカは絶望していた。
今自分が泣いても誰も慰めてくれないだろうな、みんな自分のことで精一杯だから、という周囲のへ気配り(?)が、
辛うじて彼女を冷静な世界に押し留め、流れそうになる涙を止めていた。

ふと、機内の空気に変化が訪れる。
こちらに銃を向けて威嚇していた兵隊たちが、今まで以上に緊迫した姿勢になる。
まるで、なにか──王者を迎えるような雰囲気だった。
だが、そこに現れたのは、スピカよりも少しお兄さん、といった感じの少年だった。
少年は他の兵隊たちに手振りで合図し、彼らはそれに応えて立ち位置を変える。
まるでオーケストラの指揮者だな、とスピカは思った。
644星と水面のアリエル ◆lIEB4aV./s :2005/10/26(水) 05:04:29 ID:MUN5UK2h
「この機は我々が占拠した。以降は我々の指示に従い、機は土星へ向かう」
と、少年はよく通る声で話し始めた。
「ついては、若干名の人質を残して、あとは解放する」
さざ波のようにどよめきが広がる。少年は銃を高く掲げて、それを制した。
「静かに」

スピカの斜め後ろに座っていた男性教師(スピカの担任である)が、恐る恐る立ち上がった。
「あの……そういうことなら、私が残ります」
「ダメだ」
彼の提案を、少年はあっさり切り捨てた。
「人質は『見殺しにできないもの』が望ましい。そこらへんの一山幾らの大人を見殺しにするくらい、
 地球の政府は平気でやってのける。この場合は、女性、しかも若ければ若いほどいい」
そう言って周囲を見回す少年の視線が、スピカの近くで止まり、二人の視線がカチ合う。
(嘘っ!?)
スピカの心臓が早鐘を打ち始める。だが、少し躊躇った後、その視線は外された。
ほっと安堵したのも束の間、少年の視線はその隣、スピカにしがみつく少女のところで固定されていた。
「そこの……君、立って」
うつむいた少女の体はカタカタ震えていた。つつけば泣き喚きそうなくらいに追い詰められた表情は、見るに耐えなかった。
「君だよ。後ろから三番目の列、右から五番目の君。……いや、君じゃない、その隣」

少年の最後のセリフは自分に向けられたものであることに気がつくのに、スピカは少しの時間を要した。
さらに二倍の時間をかけて、いつの間にか自分が席から立ち上がっていることに気がついた。
自分がなにをやっているのか把握できないまま、スピカは上擦った声を出した。
「この子は……牡羊座なの」
む、といった感じで少年が疑問符を投げかける。
「で、あたしは乙女座。『若ければ若いほどいい』んでしょ?」
少年は状況を把握して、少し首をかしげる。
隣の少女も把握したのか、驚きと安堵と心配の混じった顔でスピカを見上げている。
「君、名前は?」
「ひ、彼岸、スピカ、です」
少年はなにか意味ありげにこちらを見ている。隣の兵隊に何かを話しかけ、こちらへと向かわせた。

ああ、あたしったら人質に立候補したんだ、と今更ながらやっと状況を完璧に把握したスピカは、激しく後悔した。
645 ◆lIEB4aV./s :2005/10/26(水) 05:07:12 ID:MUN5UK2h
今日はこれだけです。なかなか筆が進みません。まあいいけど。
646名無しさん@ピンキー:2005/10/26(水) 08:10:53 ID:lqmI3Nl5
GJ
続き期待してます
647名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 00:47:24 ID:ihqoVzvT
激しいバトルとピンチ希望〜
648名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 23:26:28 ID:DoJaxA38
保守
649名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 00:14:32 ID:NXoXttWX
保守
650名無しさん@ピンキー:2005/12/02(金) 22:28:43 ID:LNAndIC8
ほしゅ
651名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 10:48:32 ID:uTsR4lM6
うんこ食べさせられる展開きぼん
そーでなきゃ駄作確定
652名無しさん@ピンキー:2005/12/12(月) 20:05:23 ID:9Wkq/Uni
653名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 00:29:45 ID:lxWh2fim
保守
654名無しさん@ピンキー:2005/12/29(木) 09:26:07 ID:unqvJSAU
未完作品が多いな。イフリーテスやエンジェムルの作者さんは何処?
655名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 16:42:35 ID:MkKoZ+T3
hosyu
656名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 13:40:10 ID:M8L+LU/l
母親に限定されなければ、エロ込みロボット戦記書けそうだけど…
657名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 23:12:32 ID:dmy5ujs0
>656
ぜひぜひ!お願いします
658名無しさん@ピンキー:2006/01/16(月) 09:11:44 ID:8pd1zggo
あの、いちおうスレタイがスーパーロボットに乗って戦うお母さんなんで、
そこははずさないほうがいいとオレは思うけどね。
たとえ誰も書かなくてこのスレ自体が沈没しても、それはそれ。
狭いエリアのアンソロジーとしてここはとても優れてるよ。
だいたいネット上探してもここにしかないし。
659名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 00:32:23 ID:5c+6WJXU
ぶっちゃけ、漏れは若いヒロインでこのジャンルをもう少し見てみたい
嫌いではないがなんで母親ものしかないんだろう? フェチ板のスレもそうだが
660名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 02:14:26 ID:VrSIcVIF
スーパーヒロインスレじゃ駄目なの?
661名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 02:23:27 ID:5v9JPnwh
補足

ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1125775726/
スーパーヒロイン系総合スレ 第二話 

スーパーロボ+女性パイロットも前スレで投下されてるようです。
662名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 01:55:21 ID:WQy5YpIW
んーと…以前、
「スレタイにやや沿わないSSを、許可取って貼って、
しかしその後、その事が問題で激しく荒れて、最終的にスレ潰した。」
という過去があるのでやめておきます。
良スレ潰しちゃったら、元も子もないしさ。
663名無しさん@ピンキー:2006/01/18(水) 08:32:18 ID:7dK0i4A3
てか重複とかじゃねーもんな。
664名無しさん@ピンキー:2006/01/28(土) 06:43:26 ID:q3wSaR4B
age
665名無しさん@ピンキー:2006/02/13(月) 02:10:06 ID:dGBTsl1t
保守
666名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 16:02:05 ID:KKFlIpby
保守
667名無しさん@ピンキー:2006/02/25(土) 09:08:57 ID:R9Lg17nW
お母さんパイロットの出撃はしばらくないのかな?
ttp://f56.aaa.livedoor.jp/~square/matome/super-robo/
ここ参考にどなたか書いてくれんかな。
668イフリーテス、再び:2006/03/12(日) 22:55:28 ID:mGUnB2pP
太陽が登る…
その日の光を浴びながらロウガの旗艦を望む山の峰に純白の機体がそびえたつ、その横には同じく蒼い機体が並び立っていた。
それは風見弥生、速水七瀬両名の駆るシルフィールド、ウィンディーナ。
イフリーテスを上回る巨大な天使の羽を模した翼で更なる高機動性を可能にしたシルフィールド、
ウィンディーナは各種サポートメカと合体することで高い汎用性を得ることに成功している。
「七瀬さん、本当にいいの?」
「ええ、私がファーストで海中から奇襲し敵の注意をひきつけ…隙をついて甲板の真理恵さんの救出を弥生さんにお願いしますわ」
「あんな姿に晒させ続けるるわけにはいかないものね…」
二人の見つめる先にはイフリーテスが先の戦闘でボロボロになった状態のまま十字架に架けられていた。
目の光はなく完全に機能は停止しているようであった。


「真理恵ちゃん…七瀬さん!」
「ええ、いきますよ!!コード、ブルー!アクアパーツ、ゴォ!!」

七瀬がコックピット横のパネルを押し込み音声認識用のコードを叫ぶと地球連合軍極東基地から蒼い塊が地平を割り飛来する。
「ハァッ!!」
ウィンディーナと空中でその蒼い塊、サメを模したサポートメカの影が重なり合う。
サメの頭部が分離し、二つに分かれると肩アーマーになりウンディーナに装着され、さらに脚部に残りのサメの胴体部が合体し、
甲冑を装着した人魚のような姿になり、そのまま海中に飛び込んだ。

すさまじい速度で旗艦まで肉薄しようとするウンディーネ、だが、海中にもまた敵、異星人デスゾックの駒は配置されていた。
デスゾックの使用する一般兵器、小型UFOに足のような推進器のつけられた一見蛸のような機体が海中に何十機と浮いている。
それが一斉にウィンディーナに向かっていく。
シュバババババッ!!
蛸の足のようにうねるその先端から魚雷が同時に斉射された。
総計百発以上にも及ぶ魚雷の群れがウンディーネを襲う、直撃すれば恐らく屑一つ残さず消滅するだけの火力…、
「ふふ…イフリーテスのような攻撃力、シルフィールドのような機動力はないけど…このウィンディーナには!!」
ウンディーナの流線型の魚を模した人魚のパーツが展開したかと思うとそこからミサイル発射口が覗いた。
「三機の中で最大の防御力がありましてよ!!」
そのミサイル発射口が火を噴いた。ミサイルはそのまま飛んでいくと途中で先端が展開、
中から何十発ものボールベアリングが発射されタコ型UFOの魚雷と相殺されていく。
「はぁあああああっ!!せい!!てやぁっ!!!」
浮き足立った敵機体の陣中に突っ込むと手に持った三つ又の槍を縦横無尽に使いタコ型UFOを次々落としていく。


同刻、旗艦デスギャリガンのなかでその様子を巨大モニターで眺める敵の首魁、皇帝ロウガ。
「あれか!?我が弟ガザンを殺したアルテミスとやらは!?」
「いえ、データにない機体ですがおそらくあの赤い機体と同型機と思われます!!」
「そうか…おそらくは…あの女を助けに来たのだろう。もはや無駄だということも知らずにな!!ガハハハ!!」
大笑するロウガの玉座の肘掛のモニターにはデスギャリガン甲板に十字架に架けられているイフリーテスの中の真理恵の姿が映し出されていた。
669イフリーテス、再び:2006/03/12(日) 22:56:00 ID:mGUnB2pP
そこにあった真理恵の姿は…

『ひゅー…ひゅーっ…ひゅふぅ…っ』
コックピットの各所を使って特殊な素材のロープで十字架に架けられて、肌を大きく晒す際どい皮のボンデージに身を包み、
同じく皮の目隠しを架けられ何を見ることも許されず昨晩から着けられたままのギャグをかまされ涎をボトボトこぼし、
子宮と直腸を攻めるディルドーを二穴に突き刺され悶え狂いながら荒い息をつく贄の姿だった。

海面が爆ぜるたびに敵の海中UFOが破壊されていく、それを山陰から伺いながら突入のチャンスを待つ。
旗艦のハッチが開くと通常の空中戦用のUFOが発進される、それらは激しく海面が赤く光るウィンディーナとタコ型UFOとの戦場に向かう。

ぴぴっ、とウィンディーナに通信を開く弥生。
「…七瀬さん、敵UFOが出たわ。そろそろ…いいかしら?」
「ええ!こちら側は私一人で十分かく乱できますので今のうちに真理恵さんを!!」
「了解!!いくわよ…マッハウィング!!」
通信を閉じると機体を一旦上空に飛翔するシルフィールド、バサァっ!!!と翼が開くとその翼の根元にあるブースターが火を吹いた。
「くぅぅぅぅぅぅぅぅ………っ!!」
すさまじい加速がかかる、そのGに耐えながら飛翔する弥生はなんと一瞬でデスギャリガンの甲板に降り立っていた。
「よし…これで後はここでこの敵陣をひきつけて弥生さんが真理恵さんを奪還したら帰還できるわね…あなた、もうすぐ帰ります」
海中を縦横無尽に泳ぎ敵を破壊し続けながらコックピットで軽く息をつく七瀬。

だが、七瀬は気づいていなかった。その機体を狙う巨大な赤い瞳を持った黒い塊が深海からウィンディーナという餌を狙っていたことを…。

一方、突如イフリーテスの十字架の側に現れたシルフィールドに騒然とするデスギャリガンの艦橋
「ば、ばかな!?一体どこから!?」
「なんという加速だ!!!」
「いかん、捕虜が奪われる!」
喧々囂々とするブリッジクルー、そこにロウガの一喝が飛んだ。
「やかましい!!」
「「「「  !!!!!!   」」」」
一瞬で沈黙するブリッジ、ロウガはニヤニヤと笑いながら余裕の笑みを浮かべていた。
「心配するな、今に静かになる」
「……??」
クルーの怪訝な表情を無視して酒をあおるロウガ。その言葉の意味することを彼らはすぐ知ることになった。
670イフリーテス、再び:2006/03/12(日) 22:56:35 ID:mGUnB2pP
『真理恵ちゃん!真理恵ちゃん!?聞こえる!!?答えて、真理恵ちゃん!!』
イフリーテスの肩を抱き、問いかけ続ける弥生。だが、何の返事もない。
そのことに業を煮やしカメラONで通信回線を無理やり開き真理恵の様子を伺おうとした。

『んひゅーっ……ひゅうーっ……ひゅぐぅんっ!!ひゅうう〜〜っ!!』
(ああ……弥生さん……やっと……助かる……あっ、やぁ!動かないでっ!弥生さんの前でこんな姿見せないでっ!)
『っ!!!!ひ、ひどい……こんな、こんなの』

画面に映し出された真理恵の悲惨な姿に対し、涙があふれだし目が潤む。
そして、命を共にした友人に対する淫靡な仕打ちにふつふつと怒りがこみ上げてきた。
「今…今、助けてあげるね!!早く解放してあげるから!!」
イフリーテスを十字に絡めとる手首足首の枷を腰のレイピアを抜き去り砕いていく。
ガシャリ、と力の抜け切ったイフリーテスがシルフィールドに抱き寄せられる。
赤の女神を優しく抱きかかえると、その機体のボロボロの状態に、改めてどれほどの苦痛を彼女が受けたかを思い知らされた。
『んぶぅ……っ、んっ、んひゅぅう……』
(やぁっ……こんなときにイきたくない……っ)
 真理恵の甘く身悶える声が耳に届き、一刻も早く淫具を外してあげたいが、敵旗艦の甲板上という敵陣まっただ中にぐずぐずするのは得策ではなかった。
『ごめんね……もうちょっと待ってて……すぐに外してあげるから』
『ひゅぅぅー……っ』
(たす……かった、だけど、一樹を失って私は……)
 陵辱からの解放を喜びながらも、最愛の息子を失った悲しみにアイマスクの中の瞳が曇る。
そんな真理恵に弥生は優しく言葉をかけると、レイピアを腰のアーマーに収納して十字架に背を向けて飛び立とうとする。

コォォォォ………ッ
 シルフィールドの背中のブースターが白い火をたたえる。
今、まさに翼の女神が飛びたたんとした瞬間……

ザシュッ!


「はひぃっ!!?」
「ひゅぐっ!!?」
 コックピットの白いぴっちりとしたパイロットスーツに包まれた豊満な体がビーンっと緊張したように反り返る。
わき腹あたりがパリパリと閃光のショートをあげている。
「あ……ぐ?」
 激痛に自分の体を見下ろす弥生、その瞳に映ったのは腹部に突き刺さった愛機のレイピア、そしてそれを突き刺すイフリーテスの姿だった。
「そんな……そんな……なんで……真理恵ちゃ……ん?」
「ひゅうぇ!?ひゅひっ!!??ひゅうう!?」
(何!?どうしたの!?弥生さん!?何が起きてるのっ!?)
 視界を完全に遮られている真理恵には何が起きているのかはわからない。
だが、自分が動かしているはずの無いイフリーテスの駆動音が聞こえてくるのが不気味だった。
671イフリーテス、再び:2006/03/12(日) 22:57:26 ID:mGUnB2pP
ズシュウッ!
「はうゥッ!!」

 弥生の問いかけへの返答は、腹部のレイピアを引き抜かれることによる激痛だった。
小さく開いた装甲の穴から、赤い血のようなオイルが白い機体を流れ落ちる。
「う……うぅ……」
 フラフラと、その機体の損傷を抑えながらたららを踏むシルフィールド。
その友の機体の前に仁王立ちで立つイフリーテス、その手のレイピアがシルフィールドへ飛ばされた。
ザシュゥッ!!
「ッ!!!!!!ヒィぃッ!!」
 シルフィールドの足の甲を貫いて、文字通り甲板に釘付けにするレイピア。
激痛に上ずった声をあげる弥生、シルフィールドのコックピットが敵増援のアラートのけたたましい音を鳴らす。
「コ、コウモリ……?」
 黒く、大きな羽を広げた邪悪な容姿をした機体がシルフィールドの真白い体に影を落とす。
更なる苦境に立たされようとした彼女の眼前で驚くべき情景が展開された。
その増援……イフリーテスの操縦系統を完全に支配した黒きコウモリ型ロボット、
ヴァンバイガーが頭部、脚部、羽、胴体が二つに分かれて合計五つのパーツに分かれる。そして…


ガキィィンッ!
「ヒュビゥゥゥっ!!?」
 ヴァンガイガーの脚部がイフリーテスの腕部に合体した。
だが、イフリーテスにそのような合体システムなどあるはずが無く、駆動系やコントロールの伝達は、ヴァンガイガーのパーツからパイルが飛び出し、
イフリーテスの装甲を突き破って、その配線に無理やり介入して楔を打つことによる侵略だった。
神経を直接切り刻まれるような激痛に真理恵はギャグから大量の唾液を吹きこぼし、鼻水まで垂らして泣き叫んだ。
ガキィィンッ!
「んぎゅあーーーッ!!!」
 二つに分かれた胴体は細長い長方形となり、そこに空いた空洞にイフリーテスの細い脚が挿入されて再び打ち込まれるパイル。
ふくらはぎ、ヒザ、すね、踵、足の甲…真理恵は髪を振り乱して痛みに泣く。
ガキィィンッ!
「ひぎゅぅウゥっ!」
 自身の翼をもがれたイフリーテスの背中に突き刺さる黒い悪魔のような翼。
そして……最後のパーツが挿入された。
「ひゅーっ…ひゅぅ……っひゅぁああ!!??!?!?!?
 むぐぅぅぅ……ッ!おあアアアアぁ………うぶぅ……」
 コウモリの頭部が展開したかと思うと上あごの部分がイフリーテスの乳房の部分に覆いかぶさる。
パイルは……その双山の先端に打ち込まれた、これまでとは違ってゆっくりと、ゆっくりと。
乳管にペニスを挿入されているような、あまりの乳房への圧迫感に皮製のアイマスクの中の瞳は白目を向きかけていた。
頭の中で幸せだったころの家族の情景が写真のようにいくつも浮かぶ、だが、そこに黒い墨汁のような霞がかかっていく。
グググググググ・・・ジャキンッ!
「んぶぇッ!!??!?」
 乳房の中に進入していったパイルの先が三つに分かれ「返し」を作り出した。
ビクーーーン!と真理恵の体が棒のように硬直する、と、しゃああああああ……と湯気を立てながら失禁してしまった真理恵。
もはや真理恵の頭の中は黒い霞だけが支配していた……。
「なるほど、こういうことですか」
「そういうことだ、くっくっく……地球人同士で殺し合わせるのもまた一興、というやつだ」
 先ほどのロウガの言葉の意味を理解し、ニヤニヤとモニターに映る二人の機械仕掛けの女神のこれから起こる悲しき戦いを見守るブリッジクルーたち。
672イフリーテス、再び:2006/03/12(日) 22:58:07 ID:mGUnB2pP
 はらり、と真理恵の視界を封印していたアイマスクが剥がれ落ちた。
だが、その瞳にはまったく光が無く、意志の力を見ることはできなかった……、そして、真理恵の頭を支配する霞が命令を下す。

目の前の白い女神を破壊せよ、と……。


シャコォンっ! 
ヴァンバイガーの翼の付け根から棒状の物体が飛び出す。
だが、それはイフリーテスの得意としたバーニングランサーではなく黒い刀身を持つ鎌、シャドウサイズだった。
「真理恵ちゃん!?」
 ゆっくりと鎌を構えながら近づいてくるイフリーテス、いや、もはやダークイフリーテスと呼んでもよいその機体。
(操られているの…?だけど、ここでやられる訳にはいかない!)
「……っく!んんんんんっ!!!はうっ!!!」 
 足に突き刺さっているレイピアの柄を手に取ると引き抜いていく。
激痛がゾクゾクと駆け上り、目じりに涙が浮かぶが必死に耐えて抜き去って、イフリーテスに向けて構える。
(三機の中でも最も攻撃力の高いイフリーテス……だけど、シルフィールドの機動性を生かしてあの黒い余計なパーツを破壊すれば元に戻るかも……)
 弥生は親友を助け出すために、意を決してブースターに火を入れる。
フッ、とその場から白い機体が姿を消す。このスピードはイフリーテスのレーダーシステムには捉えられないはずの速度…のはずだった。
「く、うぅぅぅぅぅっ!!」
 すさまじい加速Gにきしむ体に耐えて、弥生はダークイフリーテスの背後に回りこむ。
まずは、背後の翼部分を破壊して機動性を奪うというつもりだった。
(真理恵ちゃん…っ、ごめんっ!!)
 レイピアを両の手で握って翼を斬り落とそうと振り下ろした瞬間、ダークイフリーテスがシルフィールドの方を急に振り向いた。
「そんな!?」
 弥生の驚愕の声と同時に、黒い鎌が一閃された。

ヒュウウゥゥゥゥゥンン…………………ガシャッ!!

「ア………ア………アァァァァァァァアァァァァァッ!!!」
 レイピアを握った両腕が「人」の字のまま、シルフィールドの肘から下が切り落とされて甲板に落ちていた。
弥生はコックピットの中でだらりと両手をぶら下げたまま泣き叫ぶ。
「腕が…ッ!腕っ!私の…私のうでがぁぁぁっ!!ひぅううっ!痛いッ、痛いッ痛いよぉぉぉっ!」
 がくりとヒザを付くシルフィールド、実際に弥生の腕が切り落とされたわけではないがフィードバックされた感覚に混乱し始めた頭では理解できるはずもなかった。
そんな、弥生に夢遊病者のようにふらふらと近づいてくるダークイフリーテス。
「ひ……やめて…やめて…真理恵ちゃん……お願い……ひっ、ぐぅえっ!?」
 しかし、その返答は自分をサッカーボールのように扱う鋭い蹴りだった。
「ぐ、お、……うぇぇぇっ……うっ、うぶっ……うぇあ……」
みぞおちの辺りにダークイフリーテスのつま先が突き刺さっていた、潰れた蛙のように惨めな悲鳴を上げて血の混じった胃液を吐き出す弥生。
黄色と赤の混じった液体が弥生の豊かな熟した体を包む真っ白なパイロットスーツに染みを作っていく。
ぐぼ……とつま先が離されると甲板に前のめりに倒れ付すシルフィールド、コックピットの中の弥生もみずからの吐しゃ物の中に倒れ伏す。
「う……あ……」
 たった二回の攻撃でシルフィールドと弥生は闘う力の大半を奪われてしまっていた。
コックピットでうめく弥生、だが、邪悪に操られた親友は容赦をしない。
まるで、田を耕す鍬を構えるかのように鎌を振りかぶると……それを、うつぶせに倒れこんでいるシルフィールドの背中に振りおろした。
ガシュッ……
「ぎぁっ!!」
 背中を貫通して腹部から鎌が生える。
内臓を刻まれる激痛に弥生の体は大きくのけぞらせ、ビィーンっと強張った腕や足がプルプルと震えている。
ぐいっとダークイフリーテスが鎌を引き抜くと、解放されたかのようにぐったりとロウガの母艦UFOの甲板に体を預けるシルフィールド。
だが……
ガシュッ!……ザシュッ!…ガシュ!ザシュッ、ザシュウッ!!
「ヒィィッ!ヒッ!ヒィィ〜っ!やめてっ!やめ、やめてぇぇっ!ぎぁぁああああ!!」
 何度も何度も、何度も何度も何度も何度もシルフィールドを刺し貫くシャドウサイズ。
コックピット内の弥生は体を反らせ、屈めながら激痛に泣き叫ぶ。
673名無しさん@ピンキー:2006/03/12(日) 23:01:11 ID:mGUnB2pP
時間が全く取れなかったのですごい久々の投下です…。
4月から異動があれば少し楽になるのでこれからはコンスタントに投下したいですね。

もうすでに忘れてしまっている方もいると思います、申し訳ありませんでした。
674名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 13:46:39 ID:ngNUX7vv
イフリーテスキタァーーーッ
675名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 14:50:32 ID:Vys/S45C
イフリーテスというと、エルハザードを思い浮かべてしまう…
676名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 19:01:49 ID:puO+vQsD
おおっすさまじい!!GJです。
登場シーンでかわいらしく指切りをしてたのに、こんなエライ目にあうギャップがすばらしいです。
677名無しさん@ピンキー:2006/03/15(水) 13:18:07 ID:gu/tA/Mg
ハードな戦闘&ヤラレがイイ!
続きに期待。
678名無しさん@ピンキー:2006/03/16(木) 14:23:13 ID:QhWgG5vy
他の作者の皆様も帰還してください!
679名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 17:42:25 ID:q4q/oJIp
ほしゅ
680名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 15:00:41 ID:RlQoJLuR
681名無しさん@ピンキー:2006/03/23(木) 17:01:14 ID:X4BWLhPb
初めて彼氏ができちゃった(●^o^●)彼氏が欲しい子は
ここためしてネ   http://zf6551664.5.dtiblog.com

682名無しさん@ピンキー:2006/03/27(月) 23:03:30 ID:DE5SBNYB
マジンガー系スパロボもよろしくお願いします
683名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 23:19:32 ID:SqJiQ+kt
ほしゅ
684名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 01:43:34 ID:5rQq+974
ライガー系のバイオアーマーものも良かった。
685名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 01:47:30 ID:UggJqMOm
誰か・・・
686名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 00:36:18 ID:1/NB6Ylb
>>685
いることはいるのだけれど…。
保管庫も消えてしまったような。
687名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 08:51:17 ID:2CRKRnqt
688名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 14:36:33 ID:X1PHTpLK
懐かしいですな。1話しか載ってないが母乳搾られながら悶えるお母さんロボが好きでした
689名無しさん@ピンキー
>>688
そんなのあったっけ?