【ポップンギタドラ】★音ゲーエロ小説★【IIDXDDR】
最近の音ゲー二次創作サイトときたらホモばっかりでうんざりだ…
男の、男による、男のための音ゲーエロ小説。
そんなのを待ってます。俺も書くつもりです。
こんなに余裕で2get出来る事に現実を感じますね
3 :
◆xdgBsiroro :04/04/25 01:17 ID:bSK6Q9XA
ここはあげるべきか あげますよ
よん
5 :
◆xdgBsiroro :04/04/25 01:33 ID:bSK6Q9XA
んーいや、俺は参加するよとりあえず。
1も書いてくれるって言うし。
需要も0じゃなさそうだし。っていうかあるでしょキャラゲ、いや音ゲーなら。多少は
7 :
◆xdgBsiroro :04/04/25 02:00 ID:bSK6Q9XA
じゃあシルバーとエドワードで何か宜しく
即死回避ってあり?
10 :
いき:04/04/25 18:18 ID:RlchbjeO
こっちでは初、保守をかねて宜しくだつ(・∀・)
11 :
しろろ(,,゚Д゚)<ホーホー ◆xdgBsiroro :04/04/25 20:01 ID:4+AELfNc
んじゃとりあえずこのスレの健闘を祈ってプレゼンツ。
といっても昔(
>>7のスレ)書いたやつの書き直しだけどなー
・・・・・・
照明を落とし、モニターから流れる映像以外一切の闇に包まれた一室。
その中で、4人の男が照明代わりになっているある映像を食い入るように見ていた。
「すげぇ…これが…」
「うわ、こんな事…」
男達は、口々に驚きの声を上げる。
「言ったとおりだろ?これは間違いなく「本物」の二人の映像だ」
一室にある、大きな革製の椅子に座っている別の男が言い放つ。
「…すぐに計画は実行だ。予定を空けておけ。」
…男たちはゆっくりと頷いた。
・・・・・・
凍てつくような寒気が吹き付ける夜に、セリカとエリカはサイレンの家へ呼ばれていた。
突然に、メールで「見せたいものがある」とただそれだけを告げられて。
そして、約束した時間の少し前にサイレンの家のインターホンが鳴った。
それを聞いてサイレンは怪しげな笑みを浮かべ、徐に手を上げて誰かに合図を送ると、すぐに玄関へと向かった。
「…やぁ二人とも。突然呼び出してすまないな。早速上がってくれ」
サイレンは笑顔で二人を迎えた。すると二人も笑顔で
「おじゃましまーっす」
と挨拶して玄関から家にあがっていった。
12 :
しろろ(,,゚Д゚)<ホーホー ◆xdgBsiroro :04/04/25 20:03 ID:4+AELfNc
「うわぁーすごい…広いんだね。あ、コタツあるんだ〜」
リビングに入ると、エリカが目を輝かせて言った。
「あぁ…男二人居座らせても不自由は無いよ。」
そう言いながらサイレンはテレビの前にある「髭専用」という張り紙が張られた椅子に座ると
「まぁ、座ってくれ。」
と二人に言って、セリカとエリカは同じくテレビの側にある赤いソファに座った。
「そういえば、ニクスとエイリはいないの?」
「…用事があるらしい。朝からいないよ。」
サイレンはゆっくりと立ち上がり、棚から一本のラベルが貼られていないビデオテープを取り出すと、それを二人の前にあるテーブルに置いた。
「これが『見せたい物』さ。」
サイレンが椅子に戻る間に、セリカがそのビデオテープを手に持ち
「??何が入ってるの?」
と言うと、エリカが「映画じゃないの?」と口を加える。
「…見ればわかるよ。とっても面白い映像だ。」
策謀の笑みを浮かべながら、サイレンはテープをビデオデッキに入れて、テレビの電源ボタンとビデオの再生ボタンを押した。
13 :
しろろ(,,゚Д゚)<ホーホー ◆xdgBsiroro :04/04/25 20:04 ID:4+AELfNc
灰色の砂嵐を映していた画面に、突然ある光景が現れる。
奥には小さな箪笥とその上にテレビ、そして手前にはベッドがあり、その上で…
――『あうっ!あっ、ああっ!』
一人の女…セリカは、仰向けで両脚を大きく広げて膝を立て、両手でシーツを引っ掻き回しながら股間から来る快楽に悶え、
もう一人の女…エリカは、ひたすらにセリカの秘部を舐めたり、舌を挿入したりしながら自らの秘部を指で相手していた。
何も纏わず裸で、汗ばみながら時よりお互いの名前を呼び合い情事するこの光景を見て、セリカとエリカの表情が凍りついた。
「そんな…どうして…誰にも言ってないのに…」
「エリカ!ダメ!!」
呆然としたままのエリカが呟いた言葉。セリカはすぐさまその意味に気がつき、エリカに怒鳴り声で言った。
「誰にも言ってない、か。じゃあこの映像は事実なんだな?そうか…」
「え…っ…あ…」
サイレンに言われて、エリカは自白した事に気がつくとがっくりと肩を落とした。
14 :
しろろ(,,゚Д゚)<ホーホー ◆xdgBsiroro :04/04/25 20:05 ID:4+AELfNc
「まぁそうがっかりするな。そんな事言われなくてもわかっていたからな。最近二人とも妙に遠慮せずベタベタくっついている場面があったし…
ときよりゲーセンで二人でトイレに入って30分以上戻ってこない事があった。…疑わざるを得なかったな。二人が友人以上の関係を…」
サイレンが淡々と話を続けている途中でセリカが立ち上がり、エリカの手を引っ張って逃げ出そうとドアに向かうが
「いいのか?これをユーズや士朗に見せても…」
と言い放たれ、その場に立ち止まると振り向いて目を潤ませながらサイレンを睨みつけた。
「どうしてこんな事するの!?人の秘密に付け込んで、こんなの卑怯よ!」
怒りと悲しみが混じった悲痛なセリカの声にも、サイレンは表情一つ変える事無なかった。
「簡単な事だ、性欲があるからさ。男というものは乱暴な生き物なんでね。
元々君達をレイプするなどして犯す事はいつでも出来たことだ。だが、抵抗された上では満足は出来ない。それに…
好きなんだよ。何かに脅されて、本心とは別に無理矢理貪られていく女の姿が…」
セリカとは対象的に感情の無い冷たい口調でそう言われ、エリカは脱力してその場に座り込んだ。
サイレンは立ち上がり、「もう解ってるな?君達に身体を一晩提供してもらう。…ビデオはその後処分する」と条件をつきつけると、
エリカはその場でぼろぼろと涙を流して泣き出し、セリカはただ俯いたまま黙り込んだ。…二人は精神的に深淵に叩きつけられた。
もっともそれは、サイレンにとって狙い通りの状況なのだが。
15 :
しろろ(,,゚Д゚)<ホーホー ◆xdgBsiroro :04/04/25 20:06 ID:4+AELfNc
IIDXネタはとっつきにくいかな。とりあえず一次投下はここまで。
折角だからこの作品にしばらく粘着してみます。ノシ
サイレンモイキー
士朗の方がえがった
17 :
名無しさん@ピンキー:04/04/25 23:49 ID:sBbDBakp
即死回避カキコ
18 :
しろろ(,,゚Д゚)<ホーホー ◆xdgBsiroro :04/04/26 00:06 ID:2UyRpXzQ
>>16 士朗はそういうキャラじゃないでしょw
*
「それともう一つ言っておこう。今日の宴にはゲストがいる…」
サイレンは言ってパチンと指を鳴らした。すると、奥のドアが開いて4人の男が出てきた。
ニクス、デュエル、エイリ、ケイナ―――セリカとエリカは更に驚愕した。
「どうだ?いい顔ぶれだろう。」
ケイナは座り込んだエリカを立たせてその両腕を掴み、後ろで組ませ
「サイレン、お前の誘いに乗って正解だったぜ!」
と、興奮が隠せないのか息を荒げてサイレンに言った。
「いやいや、君が隠しカメラを用意してくれたからこそ実現したんだ。…今日は楽しんでくれ。」
「!?ケイナ…が?」
エリカが驚きの表情でケイナを見た。パソコン関係ではケイナとエリカは師弟関係にあったのだから無理もない。
すると今度はデュエルがセリカの両腕を後ろで組ませる。
「セリカ…一度でいいからお前とヤりたかったんだよな。今日は気が済むまでさせてもらうぜ?」
「止めてよ!離して!」
聞きたくもなかったデュエルの本心を聞かされて、セリカは泣きながら叫んだ。
そしてエイリはセリカの正面に立ち、手早く上着とズボンを脱がせて下着姿にすると
「こんなにいい身体してんのに…女のために使うなんて勿体無いな」
セリカを見ながら呆れる様に言った。セリカがエイリの腰部を右脚で蹴ろうとするもエイリは素早くその太股を両手で掴み左脇に抱えた。
「おっと…力で勝てると思うなよ。」
エイリにそう言われると、セリカはゆっくり力を抜いて右脚を下ろした。
最後にニクスがエリカに歩み寄り、スカートを脱がせて
「サイレン…お前最高だよ……うん…なんかもうそれだけだ」
ぼそぼそとサイレンに言うと、サイレンは苦笑いしながら
「…こんなときでも不器用な奴だな、ニクス…」
と言い、そして「それじゃあ始めようか」と再び指を鳴らした。
19 :
しろろ(,,゚Д゚)<ホーホー ◆xdgBsiroro :04/04/26 00:07 ID:2UyRpXzQ
まず最初にニクスがエリカのショーツを引っ張り下ろした。
「いやぁぁぁ!!」
エリカが悲鳴をあげると間もなく後ろのケイナの男芯がエリカの菊座に挿入された。
「−−っ!!−−−!!!」
身体を突き破られそうな痛みと、焼かれるような熱さが身体中に走り、声にならない声をあげるエリカ。
全く何もせずの挿入で、しかもその菊座はきつく締められたがために、
ケイナがいくら腰を突き動かしてもうまくピストン運動が決まらず、やむなくケイナは男芯を引き抜いた。
「うはぁ、きっつー…」
「最初から入るわけないだろ?…あれ使えよ」
ニクスに言われるとケイナはすぐ近くにある小瓶を手に取り、中の液体をエリカの菊座と自らの男芯に塗りつけると
改めてエリカの菊座に挿入し、液体を潤滑油にしてゆっくりと大きな動きで腰を前後させた。
「ひあっ!あっ!あつ…っ、熱いぃ!」
エリカがあげる声は、喘ぎ声というより、まだ悲鳴に近かった。
「それじゃ、俺もいくぜ…」
ケイナが乳房を鷲掴みにしてエリカの前傾姿勢を立ち上げると、ニクスは更にエリカの片脚を持ち上げ、露になった秘部に男芯を挿入した。
20 :
しろろ(,,゚Д゚)<ホーホー ◆xdgBsiroro :04/04/26 00:08 ID:2UyRpXzQ
「えっ!?あ、そんな…あっ!二人も…」
ケイナとニクスは最初こそ乱雑な動きだったが、やがて交互に腰を前後させるようになり、エリカを突いた。
そして、やがてエリカが先程までとは違う甘い声をあげるようになると、今度は二人同時に腰を突き出した。
「あああっっ!!!だめぇ…わたし…ああっ!」
勢いを増す前後からの責めは、エリカに確実に快感を与え、同時に性交に対する嫌悪感を払拭させつつあった。
そして、エリカの限界が近くなり、秘部と菊座が更に狭くなってくると、ニクスとケイナは目で合図し、限界近い速さで腰を動かした。
肉がぶつかり合う音は次第に大きくなり、デュエル、エイリ、そして…セリカも、固唾をのんでその様子を見守っていた。そして
「−−−−−ぁっ!!」
エリカの身体が強張り、二人に押さえられているにも関わらず強く反り返った。
二人はほぼ同時にエリカの中へ射精した。エリカに熱い精液が注送される過程は一瞬にとどまらず、数秒を数えた。
崩れ落ちたエリカの秘部からは、受け止め切れなかった白濁液が溢れて床に零れ、
自身の手で押さえられた菊座も、ケイナの精液で満たされているのだろう。
しかしそれでもケイナとニクスはエリカを仰向けにし、顔を横に向けさせて秘部と口にそれぞれ男芯を挿入した。
その様子を見届けたサイレンが席を立ち目で合図すると、デュエルとエイリが無理矢理セリカを床に四つん這いにさせた。
*
こっから先は時間掛かりそう。
というか
>>1降臨希望
21 :
名無しさん@ピンキー:04/04/26 23:34 ID:YY6X/zfI
保守しておこうか
22 :
名無しさん@ピンキー:04/04/27 02:06 ID:Ol+qABal
保守
110 ゲームセンター名無し sage 04/04/27 02:00 ID:???
女子中学生ユニ・バースは不慮の事故で四肢切断という悲劇に襲われる。
しかし、接続部を機械化することで自身の四肢を着脱可能な形で取り戻し、
さらに常人の1.4倍の脚力と腕力を得て今日も学園の悪と戦う。
ユニの手足は定期的に外してメンテナンスしなければならない。
ガチャッ、ガチャッ
「ちょっと、全部一度に外すのやめてよ。変態」
「ハハハ、つい、な・・・」
同級生のそんな姿を鍵穴から覗き見してしまった僕は・・・。
廃墟になったらまた来る
26 :
しろろ(,,゚Д゚)<ホーホー ◆xdgBsiroro :04/04/27 15:32 ID:jSsgfWOh
>>↑のSS
なんかすごく勉強になった。
続き期待
マニアック過ぎだろ
即死防止カキコ
29 :
名無しさん@ピンキー:04/04/29 00:33 ID:nyMeDoZq
同じく
セリカよりエリカの方が抜ける。
鉄火を早速使ってみるよ
期待してるぜ
33 :
名無しさん@ピンキー:04/04/30 23:01 ID:+q9OeUR6
つーか廃墟続きだからエロネタ兼用にしようよ
個人的に普通に音げーのエロ話出来るスレ欲しかったし。
リリスのパイズリってどーよ
( `ω´)y-~
リリスぱいずり好きですが、普通過ぎるんですよネタ的にw
(`ω´)y-~
にゃあたんが小さいお胸でたどたどしくぱいずりーの方がエロいか、と。
ちょっとアバラが当たったりして。乳首の先とかをピンポイントで狙ってみたりとか。
|ω´)ノシ
パイ擦りは物理的な気持ちよさよりも
「おおっ俺は今パイズリされているんだっっ」という悦びが
メインだという話です。
胸でかい人がパイズリやるのは自然な話
だけどほら、胸小さい人がなんか悪戦苦闘しながらパイズリやるとエロい上に萌えませんかね。
リリス嫁にほしい
38 :
名無しさん@ピンキー:04/05/01 08:57 ID:xTI1O2SN
ヤるならツガル・セリカ
嫁ならイロハ……だろうか?
やるならツガル
鉄火のズリネタは、やっぱりリリスとイロハかね。
presto
Vienna
Estella
Five Regret
foreplay
Red Nikita
Golden Horn
scherzo
皆勤なんだ…
誤爆ごめん
某所ってよりによってここか・・・ププ
ところで漏れのIDをみてくれ。こいつをどう思う?
( `ω´)y-~
いや、普通。
NM
>>44 リッジレーサーレボリューション?
あれはKidでタイムアタックが最強に燃えた
49 :
名無しさん@ピンキー:04/05/03 12:44 ID:ckuvQ8cg
ごめ。期待age
ウィルソン先生に手とり足とり教えてほすぃ
51 :
名無しさん@ピンキー:04/05/04 00:20 ID:kEt5DWJb
エロ無しでも良いので、黒白コンビといちゃつくサイレンとエレキに嫉妬する鉄火キボンヌ
リリスのパイズリは避けては通れない、世界が望む選択です
「ケッ!パイズリもできねぇのかよ」
ナイア「ごめんなさい・・・」
(`ω´)「ならばお主のおぱいで挟ませてもらおうか」
>>53「ごめんなさい・・・ハウッ」
9thでナイアもしっかり胸大きくなってるような気が巣
「どれどれ・・・おっ、しっかり成長してるじゃねぇか。あの下司野郎に散々可愛がられたのか?前のまんまじゃ値段もつかねぇからな」
ナイア「あの人の事を悪く言うのはやめて下さい!」
「誰に向かってそんな口聞いてんだこのっ(ビシッ)このっ(ビシッ)」
ナイア「げふっ・・・」
〜そのころ〜
あの人「ナイアたんツリ目かーいーよナイアたん!」
貧乳OK
58 :
名無しさん@ピンキー:04/05/06 02:05 ID:TpgEY/5f
ッて言うか、10thだと普通に胸あるような毒ガス
DoLLのエリカの下腹に萌えますた
パッドだよ、パッド。
ナイア
リリスもいつの間にか髪ながくなってるし。
普通に伸びたんだよ。
セリエリの巨乳化反対
くそみそテクニックの百合パロ…
イラネで満場一致と予想。
私の名はナイア
中華料理店の新米店員である
今は数軒の出前を済ませて店へ帰るところだ
こうした中華料理店と客への奉仕の毎日は私にとって何よりの生きがいだった
嫁へ行かず中華に身をささげることを使命とも思っている
禁欲の日々も私には苦痛ではない・・・・・
「ニャ・・・ニャア・・・」
―と、その時
木かげの中から猫のあえぎ声が・・・
私は好奇心からのぞいて見たい欲求にかられた
ナイア「あっ・・・!」
それはメス猫の発するセックスのあえぎ声だった・・・
「ニャアアアーッ!!」
禁欲を実践する中華料理店店員の私にとって
それは青天の霹靂ともいうべき光景だった・・・
それも私が幾度となく夢想しては必死にふりはらってきた猫同士の・・・
そんな私が足元に落ちている小枝に気付くはずもなく
「パキッ」
その音に気付いた緑色の毛の猫が叫ぶ
「誰ニャッ!!」
私は慌てて逃げた―
猫達は行為を中止して追いかけてきた
私は必死で走った・・・しかし、不覚にも衣服を重くするほどに股間から溢れ出させてしまい
思うように進めず差はつまる一方だった
この時・・・私の心の中に猫達につかまりたい思いがまったくなかったであろうか・・・
「逃げなくてもいいニャ?お姉ちゃん」
私の体に飛びつくと緑色の毛の猫は言った
「あたし達のやってるのを見たいんなら遠慮しなくてもいいニャ。
仲間に入れてあげるニャ」
紫色の毛の猫が続いた
「バッ」
私は猫達によって裸にむかれてしまった・・・
誰にも見せたことのない素肌をさらし
下着をずぶ濡れにしたあられもない姿を・・・
「グイ!」
猫達は私の下着をずらすと私の中をつぶさに観察した
「チャイナコスにしちゃいいものをもってるニャ」
「ひゃ〜〜〜うまそ−−−ニャ」
「バッ」
ナイア「あっ・・・!」
最後の下着を剥ぎ取り前足を私の中に入れて確かめる
ナイア「ああっ・・・」
「いいしまり具合ニャ。まずあたしからいただくニャ」
緑の毛の猫が私の中に猫特有のざらざらした舌で入ってきた
ナイア「・・・にゃ、にゃあ・・・」
禁欲に身をささげた私ではあったが日々夢想していた猫とのセックスが
今 現実のものになっていた・・・
初めて知る女の快感―
しかし そんな中でも脳裏ではやはり禁欲という
文字がちらつき心は乱れに乱れていた
しかし猫達の野獣のような行為に次第に頭はからっぽになっていった・・・
それどころか・・・
初めての肉と肉球とのぶつかり合いにいつしか私は自ら私の入り口をひきしぼり
己の陰核を激しく舐っていたのである
全てが終わった時―
私は今まで築いてきた信念のようなものが崩れさった思いがしていた・・・
この私が・・・禁欲を礼賛しそれが中華の道と信じてきた私が・・・
あのようなあられもない行為を・・・
「気がむいたらまた来るニャ、チャイナコスのお姉ちゃん」
緑の毛の猫は言った
「またかわいがって欲しいニャ」
紫の毛の猫は言った
去っていく猫達
ナイア「待って!」
猫達は歩みを止める
ナイア「わ・・・私を・・・」
私は何をしようとしているのか・・・
私は・・・
「バッ」
チャイナドレスを投げ捨てその日から私は中華料理店の生活を捨てた
本能のおもむくまま己の欲望を充たしてくれる肉欲の世界を私は選んだのだった・・・
手動コピペ乙。
>20の続きマダー?ちんちん
74 :
名無しさん@ピンキー:04/05/16 04:22 ID:H1BBU5dG
期待age
「どうだ?友人、いや…恋人とでも言おうか。エリカが犯されていく様は。」
サイレンがセリカの前でしゃがみこみ、目線を合わせて言う。
セリカはただサイレンを嫌悪の目で睨み付けるだけで、何かを言う様子は無い。
「嬉しいな。そういう目で見てくれるのは…。だが、それもいつまで続くかな」
サイレンの視線が一瞬セリカから外れると、突然デュエルがセリカに挿入した。
「………っ!!」
セリカが表情を歪ませるが、声を出すまいと歯を食いしばる。
「我慢しない方がいい。折角用意したパーティーだ…」
そう言いながらサイレンはゆっくりズボンのジッパーを下ろすと、すっかり硬くなった男芯をセリカの目の前に出し、
エイリが強引にセリカの後頭部を下げて咥えさせようとするが、セリカは頑なに口を閉じたまま顔を背ける。
「おいどうした?ちゃんと言う事聞けよ」
エイリは何度も力を加えてセリカの頭を下げ、唇は何度もサイレンの男芯に触れているのだが、セリカは一向に口を開こうとしない。
「…もういいよエイリ。別の手段がある…」
サイレンは立ち上がり、部屋の奥へと消えていった。
「たまんねーな、セリカのナカ…」
デュエルからの激しい責めは休むことなく続き、セリカはただ下を向いて耐えることしか出来なかった。
秘部からは愛液が溢れ、デュエルが腰を突き出すたびにグチュグチュと淫猥な水音を出し、
セリカがその強張らせた表情を保ち続ける事が出来るのももはや時間の問題だった。
エイリがセリカの乳房を掴みながら乳首を指で挟み、絞り出すように乳首を引っ張ると
セリカの上半身から力が抜け、腰以外は床に這う体位をとらされた。
「…なんだ、まだ意地を張ってたのか。」
サイレンが戻ってくるとすぐに、セリカのその様を見て呆れかえった様子で言った。
サイレンはセリカの前で再びしゃがみこみ、手に持ったペンチをセリカに見せ付けた。
「舐めないのなら、無理矢理舐めさせるまでだ…」
ゆっくりとペンチをセリカの口元に近づけると、セリカの表情が一変する。
「歯茎で行うフェラ、か…これは滅多に体験出来ないな。」
セリカは思わずサイレンの顔を見上げた。彼はとてもこの行為を冗談半分で行っているとは思えず、
唇が冷たいペンチを感知すると、セリカは全身を身震いさせるほどの恐怖を覚えた。
「や…やめて…ぇ…」
セリカが口を開いた。するとすぐに今まで我慢していた後方からの快感に耐え切れなくなり、
エリカよりも大きな声量で淫らな声をあげた。目をきつく閉じ、床を爪で引っ掻きキリキリと音を立てる。
「は…あああっ!あ…ふあっ!…っ」
「…自分が置かれている立場を弁えるんだな。まぁ、すぐに自ら求めるようになるさ。」
サイレンが再び男芯をセリカの口に近づけると、セリカは一瞬躊躇した後にその先端を咥え、舌先でカリから先端を舐め始めた。
ペンチキター
ペンチで脅迫イイ。
でも抜歯が無くて安心した自分がいる。
79 :
名無しさん@ピンキー:04/05/18 12:07 ID:X+uThXqu
正直なりHってどーよ
「SERA」
IIDXの順番待ちをしていたZENOが横にいた男に声をかけた。
SERA&ZENO。
インタネーットランキングを知り頂点を目指す者なら知らぬ者はもはやいないであろう。
言わずと知れた三重の龍と虎である。
「なに?」
前でプレイしている人から目を逸らさずに声だけでSERAが答えた。
「あのさ・・・」
「?」
「いや、なんだ。その・・・」
歯切れが悪そうにZENOは言葉を詰まらせた。
俯いたZENOの肩にSERAは勢いよく腕を回した。
何の事は無い。いつものコミュニケーションだ。
今更気にすることは無い。そんな感情が2人には通い合っていた。
「な〜んだよ。今更隠し事するようなこともないじゃん。ほら、言ってみなさい。」
そう言うと、ZENOは俯いたまま頷いた。
ゆっくりと。小さく。
「実は、今まで隠してたんだけど俺・・・」
「うん」
「・・・・・・・・なんだ」
「えっ?」
様々なゲームの「音」が混じり合って、騒然としていた。
そんなゲームセンター独特のバックグラウンドミュージックにその言葉はかき消されたかのように思えた。
「そんな馬鹿な・・・?いや、でも今確かに・・・。」
ZENOの額を、動揺の汗が伝った。
新鮮だ
82 :
しろろ(,,゚Д゚)<ホーホー ◆xdgBsiroro :04/05/20 11:08 ID:wy7+MP7h
盛り上がれー
>>79 エリカでそれなりにいいネタあるんだが
なんとなく向こうに先越されそうで心配気味な小心者の俺。
84 :
(,,゚Д゚)<これはひどい ◆xdgBsiroro :04/05/23 01:19 ID:axUB6nPB
「う〜〜トイレトイレ」
今 トイレを求めて全力疾走している私は普通高校に通うごく一般的な女の子
強いて違うところをあげるとすれば女に興味があるってとこカナ――名前は彩葉。
そんなわけで帰り道にある公園のトイレにやって来たのだ。
「…。」
ふと見ると、ベンチに一人の若い女が座っていた。
ショートカットで、凛とした表情にどこか暖かみを感じる、女の人。
(ウホッ!いい女…)
「!」
そう思っていると、突然その女は私の見ている目の前でツナギのホックをはずしはじめたのだ…!
ジジー……
ホックが下へ下りてゆくにつれて、その女の白く綺麗な肌が次々と露出される。最初はまだ足をトイレに向けて動かしながらその様子を見ていた私だったが、
女の胸の小さな膨らみと、鮮やかなピンク色の乳首が姿を現した頃には足を止め、唖然としながら目の前の非現実的な光景を見つめていた。
女は私が見ているにも関わらず…いや、もしというか多分、私に見せているのであろうから、必然的に、ツナギのホックを一番したまで下ろした。
当然ながら、彼女の秘部が私に見せ付けられる。だけど、私は何もする事が出来なかった。見とれていたのだ。
すると突然、女は私に向って短く口を開いた。
「やらない?」
「え…」
85 :
(,,゚Д゚)<これはひどい ◆xdgBsiroro :04/05/23 01:20 ID:axUB6nPB
そういえばこの公園のトイレはレズ・スポットのトイレがあるところで有名なところだった。
イイ女に弱い私は、誘われるままホイホイとトイレに着いて来ちゃったのだ(&heart
幸い女子トイレには誰もいなくて、拍子抜けるほど簡単に、二人で一番奥の個室に入る事が出来た。
表情一つ変えずに私のスカートを下ろしている彼女――
ちょっとサドっぽい中華料理店勤務で、ナイアと名乗った。
レズ・セックスもやりなれているらしく、個室に入るなり私は次々と服を脱がされてしまった。
「よかったの?ホイホイついてきて」
ショーツに手を掛けた途端、彼女が言う。
「私はその気がない娘だって食べちゃう人間なのよ」
「こんな事初めてだけどいいんです。私…ナイアさんみたいな人好きだから…」
「うれしい事言ってくれるじゃない。それじゃあとことんよろこばせてあげる。」
彼女は言って、一度舌先で私の割れ目をなぞり、それからすぼめた舌を私の中に挿入していった。
言葉の通りに彼女は素晴らしいテクニシャンだった。
私はというと性器に与えられる快感の波に身を震わせて悶えていた。
「あ…あっ!あぅ…」
愛液と唾液が混じった物の水音が、私達以外に誰もいない女子トイレの中に響き渡る。
加えて彼女が舌を動かしながら荒く呼吸する音や、私の割れ目にキスする音が混じって淫猥な重奏となると、二人のセックスには丁度良いBGMとなった。
しかし その時予期せぬ出来事が…
86 :
(,,゚Д゚)<これはひどい ◆xdgBsiroro :04/05/23 01:20 ID:axUB6nPB
「うっ…!」
丁度、彼女の舌が私の内部に一番深く入った瞬間に、私は股間から「ある感覚」を思い出し、思わず小さく全身を震わせた。
「で、出そう…」
「え?もう吹いちゃうの?意外と早いのね」
「ち、ちがう…実はさっきからオシッコがしたかったんです…公園に来たのもその為で…」
「そうなの」
彼女は舌を抜いて、しゃがんでいた身体を起こすと、少しにやつきながら私に言った。
「いいこと思いついた。ねぇ、私のアソコの中でオシッコしてみてよ。」
「えーっ!?アソコの中へですかァ?」
誰かに見つかっちゃいけない事など忘れて、私はとびきりの大声を出した。
けれど彼女はそんな事にも動じず、右手をツナギのホックにあてがいながら続けた。
「女は行動力、でしょ?何でも試してみるものよ。…きっと、いい気持ちだから。」
彼女はこの展開を予想していたかのように準備良く鞄から薄いビニールシートを取り出し、トイレに床に敷いた後に
素肌にまとったツナギを脱ぎ捨て、シートの上に仰向け寝そべって私を迎え入れる。
「ほら、遠慮しないで出してみなさいよ。」
自分のアソコの中にオシッコさせるなんてなんて人なんだろう…
しかし、クレヴァスまでに留まらず陰毛までが既に湿っている彼女の秘部を見ているうちに、そんな変態じみたことをためしてみたい欲望が……
「それじゃ…やります…」
私は彼女に覆いかぶさるように上に乗り、自らの秘部を彼女のものと重ねた。
呼吸や、身体を支える手を置く位置を調整するといったちょっとした事で身体が動くと、
それだけで重なり合った襞が擦れて大きな快楽となり、私の身体から力を奪い取る。
「こ…これでいいですか…?」
「ええ…次はオシッコね…」
見下ろした彼女の顔は、快楽を感じているのか、少しばかり歪んでいた。
87 :
(,,゚Д゚)<これはひどい ◆xdgBsiroro :04/05/23 01:22 ID:axUB6nPB
「それじゃ出します…」
私は意を決して、ゆっくりと下腹部の力を抜いた。
勢い無く私の秘部から流れるオシッコが、確かに彼女のそれの中に入り込んでいく。
「いいわ…すごく熱い…でもこうすると…」
彼女は私の首に腕を回し、上体を起こして私と唇を重ねながら腰を小刻みに動かして私に何かを促した。
私はすぐにその意味を理解し、オシッコを出しながら腰を動かして何度も何度も互いの襞を擦り合わせた。
その水音は多くの水が影響してとても重厚だった。すぐに彼女の愛液がそこに割り込んだので、その瞬間に水音はさらに重くなっていたのだろう。
「くぅっ!気持ちいい…!」
この初めての体験はオナニーでは知る事のなかった絶頂感を私にもたらした。
「はぁっ!あ…あああぁぁっ!!」
あまりに激しい快感に、オシッコを出しきると同時に私のアソコは尿まみれの中であっけなく果ててしまった。
88 :
(,,゚Д゚)<これはひどい ◆xdgBsiroro :04/05/23 01:22 ID:axUB6nPB
「このぶんだと相当我慢してたみたいね。子宮まで届いてたみたいだから。」
彼女は言いながらビニールシートを片付けている。
「はぁ…っ、はぁ…」
一方の私は果てた後でなんとか立ち上がり、まだ震えている下半身に力を入れることを意識しながら荒く呼吸を続けていた。
「どうしたの?」
「あんまり気持ちよくて…こんな事したの初めてだから…」
「でしょうね。私も初めてよ。ところで私のココ、見て……どう思う?」
改めて見てみるまでも無く、彼女の秘部はぐっしょりと濡れていて、愛液を内太股に垂らしている。
「すごく…濡れてます。」
「そうでしょ?だから収まりがつかないのよ。」
「あっ」
彼女は突然私の左脚を持ち上げて、右手に隠していた双頭張型の下方を自らに挿入した後に、私の菊座に向けて腰を突き出した。
「ああっ!!」
「今度は私の番でしょ?」
89 :
(,,゚Д゚)<これはひどい ◆xdgBsiroro :04/05/23 01:23 ID:axUB6nPB
彼女は立ったまま器用に腰を動かして挿入行為を続けた。
私に挿入している、というよりは張型を私の中に固定して自ら腰を動かす、言ってしまえば男と騎乗位でセックスしているみたいで、
時より私にキスしたりお尻を揉んだりする行為は、まるでこの行為から得られる快楽の増幅材としているようでもあった。
「いいわ…よく締まってて、こう言う事するのに向いてる」
「う…んっ、苦し…あっ!」
息を詰まらせながら、私は彼女の挿入と愛撫にひたすら喘いだ。
すると、またも予期せぬ出来事が…
「で、出る…」
「何よ、今イッたばかりなのにまた吹いちゃうの?そんなんじゃ男も困っちゃうわよ」
「ちっ…ちがう…!!」
私が声を小さくして事情を話すと、彼女は驚いて大声をあげた。
「ちょ、ちょっと、今度はウンチぃ?あなた私をバキュームカーと間違えてるんじゃないの!?」
「すいませーん!!だってお腹が…突かれて…」
「しょうがないわね、いいわよ、このまま栓しといてあげるからこのまま出しちゃいなさいよ。もうこうなったらとことん汚くエッチした方が気持ちいいかもね!」
「えーーっ!!?」
――と、こんなわけで私のレズ・スポット初体験は「クソミソ」な結果に終ったのでした…
エリカ「なんか隣が騒がしい…」
今日はこれで抜くわ。
GJ
>>80 なんか、「ウホッ」な気がする。
そうだとしたら、
>>1の趣旨から外れるわけだが…。
「俺、実は女だったんだ・・・」
頭の中で同じフレーズが延々とリピートされる。
「な・・・何を言うんだよ?二ヶ月前に銭湯行った時は男湯に入ってたろ?」
おかしい。こんな事はありえるはずが無い。
俺は確かに見た。あの股間にぶら下がる武器を。
いやまて。俺は本当に見たのか?
股間にぶら下がっていたのは間違いなくあれだったと言い切れるのか?
むしろ銭湯になんて行ったっけ?
ZENOの頭はconfusionに陥っていた。
紙をっ・・・紙を!
無意識の内にZENOは汗拭き用のタオルを取り出して汗を拭った。
「本当なのか・・・?」
SERAはただ、静かに頷いた。
「でも、最初から女って訳じゃなかったんだ。」
「どういう事だ?」
「この間君と銭湯に行った数日後からだったんだ・・・その、どんどんアレが小さくなっていって、胸板が薄くなってきて・・・」
言葉を進める度にSERAのイントネーションは静かになっていく。
それ以上言葉を紡ぐのも辛いようだった。
「何も言うな。とりあえずここじゃなんだし、外に出ようぜ。」
そう言うが早いか、ZENOはSERAの手を引いて外に出た。
握ったその手は、細くて柔らかくて、少し冷たかった。
男同士ってのもなんだしどうにかノーマルにしようと思ったら女体化に・・・ごめんね>ALL
>>94-95 女体化は叩かれるけどとりあえずキタ━━━━(°Д°)━━━━!!!!
漏れは好きです。ガンガレ
>数日後からだったんだ・・・【その】、どんどんアレが小さくなっていって
恥ずかしがってる感じが萌え
女体化とは…。
びっくりコンマイ(゚∀゚)
>>80 乙カレーうどん大盛ねぎだく玉
萌え話もいいな
先述したエリカ話もそうなんだが
ダルツガのホテル話とか
やってみる(,,゚Д゚)φ
>>99 高校生がラブホですか
良い知らせを待ってるぞ
IDにACTキテター
おめー、かな?
「んっ…ぅんっ!ふ…」
後ろからの責めに時より咳に似た呼吸の乱れを見せながら、セリカは段々と深く男芯を咥え込んでいく。
熱くなった舌全体で男根を包みこみ、吸い上げながら頭を上下させると、サイレンの表情も微かだが変化を見せる。
「なかなか…やるじゃないか。だが…もっと他の手段があるんじゃないか?」
言われてすぐには、セリカには全く意図がわからない言葉だった。
しかしサイレンがセリカの乳房を軽く掴み、目で合図するとセリカは自ら両方の乳房で男芯の下半分辺りを挟み込み、
最初と同じく赤黒く露出している部分だけを咥え、舐め始めた。
「よく分かってるじゃないか」
サイレンは少し感心しながらセリカの舌を楽しむ。…同時に全てが狙い通りに進んでいるこの状況も。
「んぅっ!ふーっ、ふ…あぁあっ!!!」
男芯を咥えたままでの鼻呼吸が辛くなり、一瞬男芯から口を離した途端下半身からの快楽が全身を通り抜け、
セリカは再びサイレンの男芯を咥える事が出来ないまま淫らな声をあげつづけた。
「セリカ…もう出すぜ…」
「あっ、や、やだっ!!デュエル…っ、やめ…て…ぁあっ!」
大きく腰を前後させていたデュエルは突然動きを止め、腰をセリカの下半身に押し付けながら射精した。
熱く、どろどろした精液がセリカの膣内を満たすとセリカは込めていた力を失い、全身を冷たい床に任せようとするが、
サイレンは強引にセリカの手首を掴み、自らの男芯を握らせる。
「俺も終わらせてくれよ」
しかしサイレンの声はセリカの耳には届いていなかった。
過呼吸と酸欠状態が重なり、セリカは殆ど気絶に近い状態まで追いやられていた。
それにより下腹部の筋肉が緩み、デュエルから射精された精液の大半がセリカの内太股を通り、床に流れる。
だが、セリカの意識は十秒を数えることなく引き戻された。デュエルに代わり、エイリの男芯がセリカの菊座に挿入されたのだ。
「―!」
全く経験の無い痛み。それはセリカが予想していた範囲を凌駕していた。
ついさっき目の前で見せ付けられた、菊座に挿入された直後のエリカの姿が脳裏に蘇る。
「うわ、キツイなこりゃ…こっちまで痛いくらいだ。」
エイリは深く挿入した男芯を半分程戻してセリカとの結合部を見ると、少し感情を込めてそう漏らした。
「エイリ、ちょっとタイム」
エイリが腰を突き出そうとすると、サイレンがエイリに掌を見せ、手でサインした。
サイレンは、顔を下に向けて痛みに悶えるセリカの右頬をゆっくりと撫でた。
小刻みに身体を震わせながら見上げるセリカに、サイレンは笑顔を見せる。
「俺を忘れてもらっちゃ困るからな。」
サイレンの男芯が口元に突き出されると、セリカはもはや抵抗する事も頭に浮かばず、
無意識に鼻先の性臭を吸い込み、男芯を一気に付け根まで口に銜えると、舌をがむしゃらに口内で暴れさせてサイレンへの奉仕を始める。
エイリはそれを確認すると、サイレンに言われる前にセリカへの挿入を再開した。
「んっ!む…ぅうううっ!!」
「…抜かないでくれよ?と言っても無駄か…。いや、こうしよう。もしも俺が果てる前に抜いてしまったら…何か罰を与えよう。」
苦痛混じりの快楽に悶えるセリカを見て、サイレンが忠告した。
はっきりしないままのセリカの意識に、罰と言う言葉から先程見せ付けられたペンチが連想されると、
セリカは恐怖心から涙を浮かべた目をきつく閉じ、唇に出来るだけの力を入れてサイレンの男芯を銜え続けた。
「ん、んふうっ!んっ…」
セリカから吐き出される沈黙の叫びは、やがてエイリが腰を突き出す動きに連動し始めた。
エイリはそれを面白がってピストン運動の速度を時より速めたり、遅くしたりすると、それに伴ってセリカが喘ぐ間隔に変化が起こる。
そして、数分ほどの時間が経つと、エイリは男芯の付け根から先端に流れる絶頂の前兆から限界を感じ、突発的に腰の動作を速めだした。
エイリは確かに射精に耐えようと歯を食いしばり、顔を歪めていたがセリカにそれを確認出来る筈が無く、セリカはいきなり増した快感と痛みに大きな声をあげた。
しかしその声は、深く銜え込んだサイレンの男芯によって塞がれた口の中で乱反射し、結局はセリカの頬を軽く膨らませる程度にしか至らない。
「なんだエイリ、少し早くないか?」
「いや…あぁ、すごく締まってるからよぉ…」
腰を動かしながらサイレンの声に応えるエイリの顔からは、先程よりも余裕が無くなってきている。
「そうか。だったら…」
サイレンは自らの男芯がセリカの歯に当たってしまわないように、丁寧に腰を前後させた。
「!?むうぅっ…」
セリカの口内でサイレンの男芯が、一旦唇の辺りまで引き戻されては、喉の奥に至るまで深く挿入される。
セリカがその行為に嘔吐感を覚えるまで、大した時間を必要とはしなかった。
しかし、だからと言って口から男芯を抜いてしまえば、今自分が受けている陵辱以上の罰を与えられてしまう。
背後を突く、目を背けたくなるような恐怖に脅かされ、セリカはなるべくサイレンの行為が自らにとって苦にならないように男芯の太さに合わせて舌をすぼめた。
だが、それによってサイレンの腰の動きが変化すると、セリカはすぐその行動が逆効果になったと悟った。
そうしてセリカの口内にサイレンの腰の動きを邪魔するものが無くなれば、サイレンはより大きな快楽を求めて出来る限りの事をするだけである。
先程よりも短い間隔で男芯が喉を刺激すると、当然嘔吐感は強まり、セリカが嫌悪感を越して行為から得ていた快楽は、喉の不快感に覆い尽くされた。
実際、それから少ししてサイレンとエイリがほぼ同時に射精しても、セリカ自身が絶頂に達する事は無く、ただ二人から開放されて
頭を床に軽く打ちつけながら不恰好に寝転ぶと、すぐに咳き込んで口内に粘つく精液を吐き出し、
それとは対照的に下腹部は強く締めて、未だ菊座に蟠っている熱い精液を体内に押し込んでしまおうとする。
「…これくらいの事、早く慣れてくれよ。今日はいいパーティーにしたい物だからな。」
サイレンの言葉が、少し遠くから聞こえるエリカの甲高い喘ぎ声と一緒に、頭を横にしていたセリカの片耳に入った。
今回見所無いわゴメス
あと
>>100にマホトーン
こんな難しい言葉何処で覚えてきたんだ。
遅れ気味だが…
しろろ氏、乙です。
他の男が出したとこに入れるのやだな
( >д<)、;'.・ 廃kィックシッ
( >д<)、;'.・ DXY!
( >д<)、;'.・ Y31!
ごめん、無理多杉た
118 :
名無しさん@ピンキー:04/06/05 22:24 ID:Ob/z/VtO
とりあえず…新作来るといいな…
ナイアは薄暗い自室で目を覚ました。
たった1行で挫折・・・
毎朝、どうしてか癖で部屋を見回す。すると、見慣れない物が目に入った。 リレーしてみた。
ジルチだ。
なぜか亀甲縛りをされた上に、アイパッチで目を隠されている。
ナイアは身動き出来ないまま、ジルチの様子を窺った。
だが、そのうち背中が痒くなってきた。
身を捩る。その気配はジルチにも伝わったらしい。
ジルチはニヤニヤしながらそれを見守っていた。
そしてナイアはおもむろにヘッドホンを付けられた。
流れているのはジュデッカの有名フレーズの
128 :
名無しさん@ピンキー:04/06/09 03:21 ID:Z3f6jpzA
りゆタソの小説を書くやつはいないのか・・仕方ない自分で書くか
ナイア「ファッキン・・・ファッキン・・・あんた何が言いたいの・・・?」
ジルチ「へぇ、怯まないんだな…お前らしくていいぜ」
ナイア「!もしかしてアンタ・・・」
しろろ=米山なの?
ナイアが続きを言う前に、その口がジルチの手に塞がれた
ナイアの身体が急に強張る。
(
>>132 全くの別人ですが… ホホホホホホ(,,゚Д゚)ホルァはパクっただけ。)
135 :
名無しさん@ピンキー:04/06/12 03:18 ID:FitbgWPd
>>128 需要はあると思うよ・・多分
ただ書きづらいんだろ
りゆはBE forキャラとの百合か、他版権キャラぐらいか。
どちらにせよ、詳しい設定とかが無いため、動かしずらいか…
なるほどキャラとリアルの百合か。
138 :
名無しさん@ピンキー:04/06/16 01:00 ID:NxqpwCmk
128は書かないのか??
むしろみんな書こうYO
140 :
名無しさん@ピンキー:04/06/17 22:52 ID:FeuYgZnq
女は来るなぐらい描いたほうがいいと思う
>140 ジルナイのリレーやってるうちの一人が…女だったら萎えでつか(つД`)
上のほうのランカー萌え話の続きがきになる…
最初カミングアウトしてるのがZENOなのに途中からSERAに
なってるとかあるけどそれを差し置いてきになる|ー゚)
続きこないかなぁ…
・・・ごめん、出直す(,,゚Д゚)ノシ
勢いというか、暇が無いのさ。ごめんね。
>しろろ氏
1年くらい前にたるたひふたなりの小説見た事あるんだけどもしあればうpしてもらえません?
>147
高速レスあり&サンクス!
うぉ、なんかログが役に立ってる。このまま全部補完した方がいいのなぁ…
といっても確か二作目のエリカ×ナイアのが手元に無くて参ってるわけだけど。
ジルチの欲棒は元から強張っていた。
ジルチはそれを悟られない様にゆっくりと近付き、ナイアの耳元で囁く。
お!リレーが続いてるじゃん!
漏れはジルチの方が縛られてるのかと思ってたよ…(w
ナイアは薄暗い自室で目を覚ました。
毎朝、どうしてか癖で部屋を見回す。すると、見慣れない物が目に入った。
ジルチだ。
なぜか亀甲縛りをされた上に、アイパッチで目を隠されている。
ナイアは身動き出来ないまま、ジルチの様子を窺った。
だが、そのうち背中が痒くなってきた。
身を捩る。その気配はジルチにも伝わったらしい。
ジルチはニヤニヤしながらそれを見守っていた。
そしてナイアはおもむろにヘッドホンを付けられた。
流れているのはジュデッカの有名フレーズの
ナイア「ファッキン・・・ファッキン・・・あんた何が言いたいの・・・?」
ジルチ「へぇ、怯まないんだな…お前らしくていいぜ」
ナイア「!もしかしてアンタ・・・」
ナイアが続きを言う前に、その口がジルチの手に塞がれた
ナイアの身体が急に強張る。
ジルチの欲棒は元から強張っていた。
ジルチはそれを悟られない様にゆっくりと近付き、ナイアの耳元で囁く。
ジルチ「ぬるぽ」
思いがけない言葉にナイアは
ナイア「ガッ」
思い切りグーでぶん殴った。
ジルチ「とんだじゃじゃ馬だぜ」
ワロタ
ナイア「いいえ、これくらい常識よ」
ジルチ「それでこそナイアだな(にやり)」
ジルチ「じゃあ、コレならどうだ!」
ナイアの耳でまだ鳴り響くヘッドホンの曲をVのあの地帯に切り替えた。
ナイアの両手の人差し指と中指が激しく上下運動した
しかし縛られているので上手く動かない
ナイア「いつもなら全ピカグレなのに…」
ジルチ「もどかしいのがよく分かるぞ。次はIDネタだ」
ヘッドホンに流れる曲をG2を切り替える。
保守
ナイア「んッ…もう、もどかしいから、いい加減にほどいて!」
ジルチ「それは無理な相談だな、なんなら5.1.1.(L)でもやるか?」
ナイアはその不自由さにまた身をよじり、「一体、何のつもりなのよ…」と憎々しげに呟く。
ジルチ「こういうつもりだ」
するとおもむろにtracesを選曲する。
「片手でクリアしな。出来なければ・・・」
ジルチ「俺が同じ曲を颯爽と両手でクリアして見せ付けてやる」
ナイア「そ…そんなことして何が楽しいのよ…!」
ナイアの体はわなだっていた。
ナイア「いいわ!じゃあ颯爽と片手でtracesをクリアして見せつけてやるわ!」
颯爽と2%
ナイアの体はわなだっていた。
ジルチ「お前は黙って俺のプレイを見てればいいんだよ」
ナイア「・・・自慢厨うぜ(ボソッ」
ジルチ「そんなことを言っていられるのも今の内だぜ」
そしてHS1 easyを選びトライ
何事も無くフルコン、190000+点。
その時何処からともなく声が!
「フルコンですかぁ?」
すっげー キモイ!
彩葉と茶倉が入れ替わりつつ登場した瞬間だった
MAX300の速さで縛るジルチ
それを無数のしろろが阻む。
しかしSWEET LUBを流した瞬間、どこかへ消え去るしろろ達。
再び襲い掛かるジルチ
が、気が付くとジルチが縛っていたのは…
しろろだった
「(;,,゚д゚)ホーホー・・・・・」
コソコソ…
ナイア「ニゲルナライマノウチ…」
コソコソ…
しかしここぞとばかりに茶倉に邪魔されるナイア
ジルチ「ナイスだ 後で財布にお札が入ってる事だろう」
そう言うと今度はしっかりとナイアを縛った
しかしここでDaisuke
.-、 _
ヽ、メ、〉 r〜〜ー-、__ ________________
∠イ\) ムヘ._ ノ |
⊥_ ┣=レヘ、_ 了 | え−−い、前置きはいいっ!
-‐''「 _  ̄`' ┐ ム _..-┴へ <
| |r、  ̄ ̄`l Uヽ レ⌒', ヽ. | さっさとハメろ!嫌がるナイアを即ハメっ!!
(三 |`iー、 | ト、_ソ } ヽ |
| |`'ー、_ `'ー-‐' .イ `、  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | `ー、 ∠.-ヽ ',
__l___l____ l`lー‐'´____l. |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .| | ←Dai
|| |__.. -‐イ
|| | ノ/
願い虚しくまだまだforeplayは終わらない
亀甲縛りでギチギチに固められるナイア
ジルチ「こっちには道具もあるんだぜ」
ジルチが鞄から取り出した物は
恐らくメンテ中に壊したのであろう専コンのボタン裏の爪
ナイア「っ!…そんなモノ使って、どうするつもりなのよっ」
ジルチ「へへ・・知りたいか?そう急ぐなよ・・今からお前の体にたっぷり教えてやるからよ!」
ジルチ「店長がさ・・・時給下げるって言ってるんだ(´・ω・`)」
妙な流れだがメチャワロタ
続きキボン
ナイア「それと何の関係があるって言うのよ」
ジルチ「俺は金がねえんだ!だからお前の体でたっぷり稼がせてもらうぜっ!
まず手始めに…」
しかしまたもやDaisuke
しかしトランが強制送還
ジルチ「じゃあ、そろそろいくぜ」
ジルチはゆっくりとズボンを下ろすと
ジャージにはき替えた
更に着替えたシャツには大きく「マニア」と書かれている
ナイア「プッ、あんたそれ…冗談?本気?」
ジルチ「本気だぜ、なんたって俺はナイアマニアだからな」
ジルチ「でもなんちゃってマニアだから実はナイアの事はあまり知らない。だから、ナイアの事をもっと知りたいんだ。」
ナイア「あんた・・・・・」
しかしここでまたまた大きく「ビート」と書かれたシャツを着たDaisukeが
「UDX」と書かれたシャツのトランに拉致られ強制腹筋背筋。
その隙に黒トランが縛った紐の隙間からナイアの服を的確に破いている。
ナイア「や…ちょっと…!やめなさいよぉ」
そして黒トランが一息付く頃には的確に衣服だけ破かれ捨てられていた。
しかしここでまたもやあの人物が
例のポーズをキメながら登場!
エレキ「おいジルチ!折角だから2Pでもやろうぜ!」
突然乱入してきた彼はそう言って100円玉をナイアの縄と身体の間にねじこんだ。
r〜〜ー-、__
. ムヘ._ ノ
┣=レヘ、_ 了 ・・・
ム _..-┴へ
r、 Uヽ レ⌒', ヽ.
(三 |`iー、 、_ソ } ヽ
`'ー、_ `'ー-‐' .イ `、 ←エレキに先を越されたDaisuke
`ー、 ∠.-ヽ ',
` ー‐'´ l. |
..| |
|__.. -‐イ
| ノ/
ジルチ「いいだろう、オプションはどうする?」
言いながらナイアの胸のボタンを押す。
ナイア「わ、私が筐体なのー!?」
たるたひがモボモガダンスを踊りながら登場!
エレキックで華麗に舞う
さらにジルチがモヒカンでアイスラッガー!
2HIT!
そこで同じ双子仲間としてmurmurtwinsが乱入!
ペンの魔力によりエレキとジルチとDaisukeが
「あぁっ・・・やだ、き、気持ち・・・うぅ」
両腕を縛られたままジルチとエレキに両の乳首を音を立てて吸い上げられ、ナイアは漏れ出す声を抑える事ができない。
???「ちょっと待った!」
と言う声と同時に1人の男が部屋に入ってきた
孔雀「俺に黙ってそんな事するなんて、見損なったぞジルチ!」
その手には孔雀力作のナイアフィギュアが
そしてその股間には特撮に使った重厚なディルドが
特撮スタッフ「あ、こら孔雀!その小道具返せ!」
時間差でペンの魔力発動!皆のパラメータが上昇した!
ジルチは勃起度が伸びた!
エレキは持続度が伸びた!
ナイアは敏感度が伸びた!
daisukeは皮が伸びた!
しかしmurmurtwinsのような純粋な子供が見てる前ではエロいことが出来ない
そこでみんなはこうしようと考えた
「混ぜちゃえばいいんだ!」
ナイア「ちょ・・・ちょっと待ちなさいよ!・・・とりあえず皆で選挙に行きましょうよ」
ジルチ「そ、そうだな…とりあえず選挙に行って投票してからだ、それまで待ってろよ」
ナイア「い…いきなり放置プレイ!?」
エレキ「俺は宗男に入れるけどお前どうする?」
ジルチ「…神取に一票」
ナイアは在日なので残念ながら放置
そして選挙終了
仕切り直しと言うことで再びforeplayから始めようとするジルチ
しかしここでもしつこくあの人物が
?「私こそが今もっともグルービーなdj!」
某アニメのスタッフ「すいませんここの世界乱す人が脱走しちゃったんで連れ戻しますね」
しかしmurmurtwinsは見ている
愛らしい純粋な目をして
ここで登場人物を整理。点呼
ジルチ「いち」
ナイア「に」
Daisuke「グワハハハ!俺一人の存在が全てだ!
1!2!3!4!5!6!7!8!9!10!」
エレキ「さん」
双子の魔法によりDaisukeは地球外へほうりだされる
murmurtwins「よん、ごー。」
孔雀「ろく」
彩葉「なな」
シロロ「ホーホー(はち)」
セム「きゅう」
↓密かに輪に入った誰かさんを加えて前戯再開↓
GOLI「みんな元気かぁ?」
Daisuke「逝って良し!」
トラン「キーキーシャーシャシャシャ」
ジルチ「話に要らないキャラ多いな・・・お前ら 表 に 出 ろ 」
孔雀「むしろお前が表に出ろ。ナイアは俺が可愛がるから」
しかし肝心のナイアはトラン&黒トランに弄られている。
足をトランに、肩を黒トランに押さえられて強制腹筋
少しでもペースを乱すと干物とトゲで懲らしめられる始末
ナイア「ああっ…こ、こんな激しいの、はじめてっ…!わ、私もう…」
ここでリンカネーションの悪魔が復活した
悪魔の体から無数の触手が飛び出した。
毒々しい外観のソレは、一降りで孔雀やエレキを部屋の隅まで殴り飛ばし、
抵抗出来ないナイアの躰にゆっくりと絡みついてゆく…
ジルチは触手にゆっくりと絡みついてゆく…
エレキ「ジ、ジルチが触手に絡み付いてる!?」
孔雀「な…いつの間に軟体動物に!?」
ジルチ「次にお前は『なんでアンタが触手に絡みつくの』と言う!」
ナイア「なんでアンタが触手に絡みつくの・・・・ハッ!!」
daisuke「くっ!俺だって!」
ジルチに対抗してdaisukeも絡みついてゆく…
ナイア「きっ気持ちわるーーーー!!」
「俺の熱烈アプローチを真似するなッッ!」
軟体ジルチの口から剃刀が飛ぶ。
「ナイアカッターッッ!パパウパウパウ」器用に効果音まで口にする。
しかし切ったのはナイアの残りの下着だった
エレキ「ジルチGJ!」
ナイア「テメーは俺を怒らせた…」
ジルチ「はいはい、そんな汚い言葉を使うもんじゃない…よっと」
パラサバMAXの速さでナイアにさるぐつわをかませる。
ジルチはナイアにゆっくりと絡み付いていく…
ナイア「きぃもぉちぃわぁるぅいィ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」
と心の中で思うが猿ぐつわのせいで上手く発言出来ない
そうこうしてる間にジルチの軟体はゆっくりとナイアの秘所へと近づいて行く・・・
そうこうしてる間にジルチの秘所はゆっくりと軟体へと戻って行く・・・
孔雀「……いきなり萎えるなよ…」
ナイア「ちょっと幻滅…」
ジルチ「だってしょうがないだろ軟体なんだから…」
しかしDaisukeのブツは他を凌駕していた
ジルチ「な、なんてABSOLUTEなブツなんだ…!」
しかしやり所のないDaisukeのブツはそのまま爆発してしまった
それを見たツインズの反応は…
↓
↓
ツインズ「わぁ、白い水鉄砲だー!」
|┃三 人 __________________________
|┃ (_ ) /
|┃ ≡ (__) < >1 糞スレ立てるな。蛆虫氏ね
____.|ミ\__( ・∀・) \
|┃=__ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ≡ ) 人 \ ガラッ
と毒を吐きつつ乱入してきたのは、佐倉
ツインズは白い水が臭いのにムッとしてDaisukeをまた地球外へ放り出した
エレキ「もうマジでDaisuke帰ってくんな…」
孔雀「ほんとだぜ」
ジルチ「まったくだ」
ナイア「もういいわよDai」
茶倉「ぶっつぶす」
セム「用無しは帰れ」
ツインズ「かえれー!」
「かえれー!」
悪魔「ガーガー(帰れよ)」
しろろ「ホーホー(巨根は帰れ)」
daisuke「そうだDaisukeマジ帰れよ」
エレキ「だからくんなよ!(エレキック!」
ジルチ「次復活したらグラサン叩き割るかんなっ!」
ナイア「よおフニャチン」
ジルチ「
ジルチ絶句。
ジルチ「こ、この状況でも強気だな。さすがナイアだぜ」
強がるジルチ、しかし当初の勢いはない。彼の瞳と股間はその輝きを失なおうとしていた。
しかしここで黒い目線がかかった未来型青ダルマロボットが出てきてある道具を差し出した
「穴空きコンドーム〜〜〜〜〜」
ジルチ「(俺は限界だと思った)」
打ちひしがれるジルチ。
その横で穴開きコンに手を延ばす茶倉の姿が。
達磨「お、俺は関係ないぞ」
茶倉「あんたはこの穴開きコントローラを使いな。あたしはこのバーチャスティックを・・・」
ジルチ「そんなぁ」
唐突に達磨は茶倉に絡み付こうと飛びかかる
「オオシャアアァァーッッ」
茶倉によるエレキックで一蹴
気を取り直して、再びジルチはナイアにゆっくりと絡みついてゆく…
ナイアに塩をかけられた。
ジルチの体がゆっくりと溶けていく。股間のそれはすでに溶けきってしまった。
ナイア「よお溶けチン」
孔雀「ジ、ジルチ〜〜〜〜〜〜〜ンッ!」
しかしここで因縁のあの人物の怪しい目が光る!
肺は潰れかけ、顔は青痣だらけであったがその人物は間違い無く奴だった。
そう、性器をしごきあげ、泡を吹きつつ達磨がはいずりまわっていたッッ!
「チルジ、お前じゃ無理だすけ、おでががわるック」
達磨の精神はすでに破壊されていた
達磨の背後にはDaisukeの姿が
しかしmurmurtwinsが再びDaisukeを見知らぬ果てへ吹っ飛ばした
「全くだらしのない。たいした抵抗もできん女に…」
茶倉はうそぶきつつすばやくナイアの唇を奪う。もがくナイア。
「ふぅ…時間切れはなしだ。今日は勝たせてもらうぞ。ふふっ」すでに全裸の茶倉。
孔雀「たたたたタンマー!俺が求めてるのはそういうんじゃなーい!」
メカアーマーを脱ぎ捨て、思いきり茶倉に投げ付ける孔雀
何故か茶倉にアーマーが装着された!
茶倉「ぐぉおお!力が…!力が溢れるぞぉおおおっ!」
両腕を振り上げる、その姿は正に…
Distressのゴリラのよう
孔雀「う、うおお、茶倉さん!ステキだ!」
ナイア「あたし放置…なのかしら…」
流れ読まないで悪いけどここは普通にSS投下していいスレなのかい?
>321
いいんでない?
SS終ったらまた一行再開って感じで。
投下待ち。
茶倉がアーマーを操作すると、股間の蓋が開き、中から雄々しくそそり立った
silhoette of my Mindの巨塔が
夜も更けた一件のアパートにけたたましい足音が響いていた。
それは慌しくて、せわしなかった。
ふと一つのドアの前に立ち止まると、一もニも無くその主はドアを乱暴に空け、中に飛び込んだ。
「ふー・・・た、だいま・・・。」
汗だらけの額を右腕でぐいと拭い、ナイアは肩にかけたバッグをリビングに投げ入れ、ぽいぽいと服を脱ぎ捨てていく。
脱ぎ捨てたTシャツと下着を洗濯機に叩き込み、その勢いで風呂場に飛び込んだ。
自分の家に帰ってきたにも関らず、のんびりとした表情など見せずに勢い良く蛇口を捻った。
冷たい水が彼女のスレンダーに浴びせられるが、急ぎ帰って来た彼女の火照った体にはその冷たさが心地よいようだ。
「さあて・・・と。」
シャワーを乱暴に浴び終えたナイアはタオルで体を拭い髪を拭くと、服も着ずにリビングへと出た。
カーテンが閉まっている事を目で確認し、玄関のドアの鍵をかけ、CDコンポの再生ボタンを押した。
部屋の数箇所に仕掛けられたスピーカーからお気に入りのサウンドが流れた事を確認すると、ナイアは満足げに微笑んだ。
テレビの向かい側、クローゼット隣の化粧台を見やり、その鏡に映ったじっくりと自分の体を眺める。
「・・・もうちょっと欲しいなぁ。」
彼女の友人達のそれからすると幾回りか控えめなその胸に手をやり、ぐにぐにと撫でまわす。
「あっ・・・でも、お、大きさじゃないわよね、んっ、女は・・・ぁ」
撫でまわすに飽き足らず、揉みしだき、ツンとしたピンク色の乳首をぐりぐりと自らの指の腹で刺激する。
鏡に映った自分の姿を恍惚と見ながら、しばしナイアはその行為に没頭した。
うねるようなシンセが、段々と部屋の空気を歪めているかのようだった。
「んっ・・・ん、んふっ・・・。」
乳房を自ら愛撫するその手が、きゅっとしまったウエストを通り過ぎ、その下の茂みへと伸びて行く。
そこは既に涎を垂れ流さん限りに濡れそぼり、早く早くと疼き、刺激する事を急かしているようだった。
「くぁ・・・あぁっ!!ぁ、凄い・・・もうこんなに濡れてる・・・。」
ぬかるんだ溝に軽く触れると、一瞬ナイアの全身がびくんと跳ねた。
数度その動作を反復し、開きかけた溝を2本の指で押し広げ、擦り、陰唇を扱いた。
「はぁ・・・はぁ・・・。」
ただ息を荒げ、耳に触れるサウンドに耳を傾ける事も無く、ひたすらに秘所をいじめた。
ふと、立ったまま自慰に耽るのが億劫になってきたのか、一旦行為を中断するとナイアは一つの椅子を引っ張り出した。
化粧台用の椅子をどかし、鏡の前に椅子を置くと、その横に部屋の隅から黒いリュックサックを置いた。
期待に目を爛々と輝かせたナイアはリュックを開き、黒々としたバイブと2本の縄を取り出した。
「こないだ買って来た新しいの・・・今日は入るかなぁ・・・?」
男の陰茎そっくりに形作られたそれは、茎の部分がゴツゴツとしたイボに覆われている。
ナイアは小さな唇から赤い舌を出すと、先端の部分を丹念に舐め、大口を開けて咥えた。
「んむ・・・ふ・・む・・・。」
口内をも自分で犯し、唾液が唇の端からつつっと垂れ出す。
唾液でべとべとになったバイブを口から抜くと、ナイアは縄を手に取り、肘掛のついた椅子に腰掛けた。
「あっ、こ、こうすれば良く見える・・・かなぁ?」
両足を開いて肘掛に自ら縛り付け、鏡の前にヌルヌルの秘所を惜しげも無く曝け出す格好になった。
「あは・・・丸見えだぁ。」
自分の望んだ通りの格好が鏡に映し出されたのを確認し、ついナイアの頬が緩む。
見えているとついいじってしまうのか、再びナイアは溢れ出した泉に指を突っ込んだ。
「ぅあぁっ!あ、み、見えちゃってる、私のが丸見えだよっ!こんなに乱暴に、い、いじ、いじられてる!」
指を膣に突き入れ、内側をゴリゴリと擦り、左手は彼女の最も敏感な肉豆をつまんで蹂躙する。
足を閉じそうになっても閉じる事もできず、むしろ両足の自由を奪われている事が余計に彼女を興奮させた。
鏡に映った痴態をまんじりともせずに見据え、誰かの自慰を眺めているような感覚をナイアは感じていた。
そしてそれを「オカズ」にして自分も自慰に耽るのだ。日常の何もかもを忘れ去って。
スピーカーから流れるCDは既に一周し、再び始めのトラックが流れ始めていた。
「あっ・・・あっ、あ、い、イキそ・・・。」
しつこくしつこく弄り続け、コリコリに勃起した肉豆をそれでもつまみ倒し、膣穴をほじくる。
――――あは・・・この娘イキそうな顔しちゃってる・・・そら、イっちゃえ、イっちゃえ。
「イ・・・くぅ〜〜〜〜!!くっ・・・くはぁ〜っ・・・・。」
足の指をピンと張り、椅子が倒れそうになるぐらいに仰け反り、ナイアは鏡に映った彼女を絶頂へと押しやった。
張り詰めた糸がぷつんと切れたように、ぐったりとナイアはもたれた。
「はー・・・はー・・・はー・・・よ、かったぁ・・・。」
愛液でベトベトになった手も、涎の垂れた腹もそのままに、幸せそうな笑みを浮かべてしばしその奇妙な心地を楽しんだ。
「・・・あっ・・・。」
ふと首を動かして床を見やると、先ほどカバンから出したままのバイブが目に映った。
手を伸ばしてそれを手にとり、ナイアはうっとりと眺めた。
「裂けちゃうかもしれないけど・・・・入れちゃおっかぁ・・・?」
右手でカリ首の辺りを掴み、先端を膣穴にあてがう。
「ふっ・・・あ、気持ちいい・・・。」
先端で軽く入り口を圧迫し、異物感と緩やかな快感にナイアは酔いしれた。
「あっ・・あっぁ、入る、入っちゃう・・・あ、固い、太い・・・ゴリゴリして・・・あ!」
ひとしきり焦らし終えると、左手で溝を広げ、先端をゆっくりと押し込んでいく。
固い亀頭が無理やりに侵入し、少しくびれて苦しさから解放されたかと思うとゴツゴツとしたイボが容赦なく膣壁を押し進む。
お腹を押し広げられるような感覚にまた一筋涎が垂れた。
その8割が埋没する頃には、ナイアは再び軽い絶頂を迎えていた。
「すっ・・・ごい・・・全部入っちゃったぁ・・・奥の奥までいっぱい・・・。」
スイッチのある根元部分を残し、全てがナイアの膣内を満たした。
うっとりとした表情で下腹を撫でると、バイブの根元を掴み、軽く引き出した。
「くひっ!?」
ゴリっと音がしたと錯覚した。
カリ首が膣壁を引っかき、イボが舐めまわす。
それは苦痛のようでもあったが、ナイアにとっては言葉にも出せない快感に他ならなかった。
鏡を見やると、充血した秘所には黒い物が突き立てられ、その口は実に美味しそうにそれをくわえ込んでいる。
ともすれば根元の部分まで飲み込んでしまうのではないだろうか。
「おっ・・・・お!おぉ・・・おああ・・・。」
段々と勢いを強めていき、引き出しては押し込み、押し込んでは引き出した。
その度に最奥の子宮口にまで黒い固まりは行き届き、肉を擦り、愛液をズルズルと引き出す。
「こ、これ凄いよぉ・・・!気持ちいぃぃ・・頭おかしくなっちゃううぅ!」
だらしなく口を開け、スイッチを入れる事も忘れてただひたすらに黒い固まりに膣肉を喰らわせた。
どぶどぶと愛液が溢れ出し、空いた手で乳首を乱暴につねり、ナイアは鏡の中の女を苛め抜いた。
「わ、た、わたし・・・こ、こんあ・・・あぁぁ!!!」
鏡の中の女をいたぶる快感と、めいっぱいお腹を押し広げられて肉を擦られる快感とで、意識が溶けてしまいそうになる。
「うああ、あっあああぁーー!!いっ・・・く、イク!イク!イくぅぅぅ・・・っ!!」
ゴシゴシと乱暴にバイブで責めたて責めたてられ、部屋に流れる音楽を吹き飛ばさんばかりに喘いだ。
頭の中が真っ白になり、下腹部から全身が浮き上がるような感覚にナイアは全てを委ねて、果てた。
「・・・あぁ〜・・・まだ気持ちいい・・・。」
数分が経っても、ナイアは奇妙な浮遊感が身体から離れずに、身動き一つせずに佇んだ。
更に数分が経過した頃、まだ感覚がぼんやりとしている身体をゆっくりと動かし、バイブを引き抜き、縄を解いた。
よほど激しく動いたのだろうか、足首には縛った後が痛々しい赤色になっていた。
「・・・気持ちいいのはいいんだけど、一人でしてばっかりって何だか空しいわ・・・。」
片付けなければならない洗濯物や、明日の仕事の準備を思うと、ナイアはため息を漏らした。
加えて、恋人のいない自分を顧みると、身体から力が抜けてそれすらも面倒になるのだった。
終わり
332 :
321:04/08/01 01:36 ID:EmFeBpCL
勢いで書いたSSですが投下させてもらいました。書きながらハァハァしてる自分にちょっと萎えました。
では↓一行リレーの続きどぞー
>321
GJ!ナイアたんハァハァ…
素晴らしく萌えました。良作かと。
>321
久々に神降臨!
また勢いで書きに来てくだちい!
続き
しかしDaisukeは読み方が分からないらしい
不穏な黒煙が蔓延する部室内で、彩葉は目の前の物にひたすら怯えていた。
恐怖の対象は、黒煙の発生源でもある、がたがたと自身を揺らしている深胴の鍋にある。
と言うのも、いつもと同じ材料を分量を様々に変えて実験していたのだが、今日に限ってその鍋の中身に異変が生じている。
既に感覚として慣れたアルコールのような臭いや、泡を発生させながら煮立ち続ける緑色の「中身」。
それに加えて、今回は鍋の中身から金属を引っ掻くような耳障りな音が聞こえているのである。
惚れ薬の調合中に、液体からこのような音が生じる例は彩葉の手元にある魔術全集にも一切記述されておらず、
これまでとは違った「未知の領域」の危険性を感知すると、彩葉は急に心底からの不安に襲われていた。
「……どうしよう…」
眼前の恐怖に足首を掴まれているように、その場で立ち尽くすことしか出来ない。
自分のせいとしか思えないこの状況に、彩葉は数分前からの自らの行動を心底後悔していた。
今日も普段通り理々奈が主となって媚薬の調合を行っていたのだが、理々奈がトイレに立って部室を出てしまい、
『かき回してればいいから』という理々奈の言葉を無視して、見様見真似で適当な材料を入れてしまったのだ。
たまには自分で、という彩葉の浅はかな判断が仇となり巻き起こした、目の前の現実に、彩葉は小さく身体を震わせる事しか出来ていない。
「これ…これ最後に入れて終わりにしよ…」
それでも彩葉は、どうにか出来るという僅かな可能性に賭けて、テーブルの上から紫色の草束を手に取った。
この失敗を失敗のままで終わらせたくないという意識が、そう判断させたのかも知れない。
躊躇しながらもそれを鍋の中に入れ、木製のへらで何度かかき回すと、
金属音が一層激しくなり、彩葉がそれに驚くと同時に鍋の中から黒煙とは別の青白い煙が吹き上がった。
「え?えっ!?ちょっと待って…何これ…どうしよう、理々奈…」
黙々と部室内に充満する煙を眼前に、彩葉は心中の不安を抽象する言葉を漏らした。
その煙の正体が、魔術全集に記載されていた物と比べ細かな手法こそ違うが、結果的に完成された惚れ薬だと知らないままに。
――20分後
「それじゃあ、実験頑張ってくれな。火の扱いには気をつけろよ。」
「はい、わかりました。さようなら…」
廊下の奥に縮んでいく顧問の後姿を見送りながら、理々奈は散々押し付けられた話を吐き出すように溜息をついた。
偶然顔を合わせただけだと言うのに毎回のように同じ質問等を織り交ぜた顧問の長話には、理々奈もほとほと参ってしまっている。
「…、そうだ彩葉…大丈夫かな…」
気が付くと、廊下の窓から射していた筈の夕日は落ちていて、既に空は青紫に染まり始めていた。
彩葉に任せておいた鍋の中の様子を思い出せば、あと五分もすれば火を止めてもよいような中身であったと言える。
ここ十数分の余韻を洗い流し、理々奈は彩葉と鍋の中身を心配しながら階段を駆け上がった。
二階の廊下に踏み出した途端から、理々奈はすぐに部室へと続く一直線に起こっている変化を感じ取った。
鼻先を撫で上げるように刺激しながらも、鼻腔を心地よく通り抜ける香りが一面に漂っている。
無人の奇妙な静けさに支配された中で、理々奈はこの匂いを察知するとすぐに不安の念を込み上げた。
「彩葉…」
例えば鍋の中身が煮立ってしまい、それが起因して何か特異な現象が起こっていて、彩葉にも何か影響が及んでいるのはないだろうか。
それらの心配から、匂いに躊躇して一度止めた足がすぐに素早く部室の扉へと向かい出した。
そして部室の扉を開けてみると、理々奈は想像していた不安とかけ離れていた光景に思わず息を飲んだ。
先程の香りを思い切り強めた匂いを放つ青白い煙の群れが部屋中に充満しており、すぐに理々奈の視界を濁したのだ。
(何これ…)
鼻を痛めつけるほどにきつく香る匂いは、それを吸い上げる度に、意識の何分かを持っていかれてしまうような脱力感と、
同時に、体内に留まったそれが内側から熱い物が並行して理々奈の体温までを上昇させているような感覚を誘発させた。
「彩葉、大丈夫…?いるんでしょ?ねぇ…」
鼻呼吸に涙を伴わせる程の匂いと、視界を遮る煙に苦戦しながらすぐに彩葉に返事を求めたが、
いくら声を掛けても彩葉の声は聞こえず、理々奈は更なる不安を募らせながら部屋の中に彩葉を探し続けた。
「…っ!」
すると、突然理々奈の右足が何か大きなものに躓き、上半身を宙に投げ出させた。
そのまま大した受け身も取れず固い床に身体を打ち付け、一拍の静寂の後、痛みに悶えながら起き上がる。
「痛…」
理々奈が未だ少し肩を震わせながら足元に食いついた物を確めてみると、煙で霞む視界の中に、右肩を上に床に横たわる姿があった。
腰までに至る長髪。その特徴を差し引いても、今この場所にいるはずの人物という条件だけで正体ははっきりしている。
「彩葉?」
理々奈は一度声を掛けるが、一方の彩葉はそれに返事する事無く、肩で深く息をするだけであった。
「…ねぇ、彩葉、大丈夫なの…?」
「…っ、…ん…」
低くしゃがんでから彩葉の肩を何度か揺さぶると、彩葉は小さく声を震わせて、瞼を開き理々奈の顔を見上げた。
「…理々奈……」
「彩葉…どうしたの、この煙」
「あ…これ…ごめん……、あのね……」
彩葉の言葉は、そこで途切れてしまった。そればかりか、彩葉の時間が止まってしまったかのように、ただじっと理々奈の顔を見つめている。
「…彩葉?」
「…や…その…えっと……」
理々奈がその異変に気付き、返事を求めてみるが、彩葉はまともに返事せず、固まったまま瞬きすらする気配が無い。
彩葉の視線は、明らかについさっきの物とは変わっていた。まるで理々奈に見とれているようでもある。
「顔真っ赤だけど…」
不思議に思っての第二声。言葉の通りに、いつの間にか、彩葉は頬から顔中を紅潮させていた。
その理由を聞こうとしても、やはり口を閉ざしたままなのだろうか。そう思い、理々奈がやはり不思議な物を見る顔で彩葉と目を合わせた矢先、
突然彩葉を見下ろす理々奈の首に両手を回し、引きずり込むように力を加えながら理々奈の唇に吸い付いた。
そしてそのまま理々奈が反応仕切るよりも前に理々奈を床に倒し、ほぼ全身を理々奈の上に乗せて抵抗力を奪いながら唇を強く押し付けた。
一方の理々奈は塞がれた口から拒絶の声をあげながら手足で反抗しようとするが、すぐに彩葉に両手を掴まれてしまうと、
力の面で彩葉に勝つ事が出来ず、結局抵抗する事も出来ないまま彩葉の行為を受け入れることしか出来なくなってしまう。
更に彩葉は強張った理々奈の唇を強引に舌で押し広げ、その奥にある理々奈の舌を自分の物と絡ませ、
唾液を互いの口内に行き来させながらゆっくりと混ぜ合わせて、自らの舌の感覚を失うまで理々奈の舌を弄んだ。
しかし、そこから唇を放し、欲求の対象を理々奈の唇から乳房に写し、理々奈の上着を取り去ろうとしたところで右手首を理々奈に掴まれてしまった。
「……いろ…は……」
嫌悪や怯えすら含みながら涙ぐんだ理々奈の瞳は、荒げた息を吐く彩葉を見上げている。
その表情に彩葉は後悔の念から一瞬平静を取り戻し、何かを呟こうとしたが後ろ髪を引く欲望が後戻りを許さなかった。
「…理々奈のせい…なんだからね。」
彩葉は右腕の動きを抑制する理々奈の腕を振り払い、力任せにYシャツのボタンを外すと同時に黄緑色のブラジャーを捲り上げると、
眼前に晒された色白い乳房を手で押すように揉み、馬乗りになった上から理々奈の表情の変化を見届けた。
「もうこんなにコリコリしてるくせに」
「そんな…っ、んっ…」
彩葉は白い山の上の、はっきりとした乳首の存在感を掌で感知すると、意地悪にそれを突付いてみせた。
理々奈が声をあげたり快感に表情を変えていく様が、そのまま快楽なり、満足感なり彩葉の欲求の充足に直結する。
次いで彩葉の舌が乳首の周囲を這い回り、乳首自体に吸い付くと、それから舌が動くたびに理々奈の声は甘くなっていった。
「あっ、あ…ぁっ!」
理々奈の頭の中には未だ確かな理性があるのだが、その事実とは対象的に快楽を覚えてしまった身体は抵抗する事も忘れてしまっていた。
彩葉からの愛撫によって断続的に絞り出る声からの過呼吸が、部屋に充満する惚れ薬の煙を無意識に吸わせているのだろう。
だが理々奈がそうして煙を吸うと同時に、彩葉もまた煙を吸い続けているのだ。
むしろ、理々奈よりも前から煙に毒されている分、性交における興奮も、快感も、受ける側の理々奈よりも彩葉の方がずっと上である。
貪欲に、自らも快感を得ようと、彩葉は自ら上着を脱いで理々奈と同様に上半身を晒し、互いの乳首を重ねて軽く全身を上下させた。
「すごい…熱いよ…っ…理々奈…ぁっ…」
「あ、や、あっ!あ…ぁ、はぁっ、彩葉、やだぁ…」
すっかり硬くなった乳首が擦れ合う確かな感触と同時に、全身を震わせる程の快楽が、二人に等しく伝わってゆく。
身体中に纏わり付く汗以上にショーツを愛液が濡らし、体温の上昇からの荒い息遣いを興奮と錯覚すると、
彩葉は身体を前後に、小刻みに動かし、理々奈もまた身体をくねらせて出来るだけ多くの快楽を得ようとした。
やがて理々奈がきつく目を閉じて唇を噛み、限界が近い事を彩葉に合図すると、彩葉は一度理々奈にキスし
「理々奈、あたしも……もうちょっとだから…一緒にいかせて…ね?」
既に身体中が小さく震えている理々奈を制止すると、右手で下腹部を弄りながら行為を再開した。
そして、床についていた片手が離れ彩葉が上手くバランスを取れなくなると、理々奈は自ら彩葉の背中に手を回し、
彩葉を助けるように上手に彩葉の身体を支えた。それにより密着した身体が、より一層の快楽を生じさせ、そして。
「い、ろは・・・っ、あぅっ、あっ!もう・・・だめ・・・っ、ああっ、あああ!」
「理々奈、あたしも・・・もう、いいよ・・・・・・いこう、あ、あああっ!!」
二人同時の絶頂の声が、室内に響き渡った。がくりと脱力した彩葉の身体が、理々奈の上に覆い被さる。
しかし理々奈は、絶頂に達した途端、快楽に誤魔化されていた嫌悪感などを思い出し、
慌てて彩葉の身体を退けてしまおうとするが、すぐに力を取り戻した彩葉に邪魔されてしまう。
「彩葉…!?」
「理々奈……もう一回、しようよ…」
「…だめだよ、そんなの……」
理々奈は一言で拒否し顔を背けてしまうが、その言葉とは裏腹に彩葉が早速唇を理々奈の首筋に這わせても、
理々奈は特別彩葉を拒むような反抗を見せず、むしろ逆に何でもしてくれと言わんばかりに全身の力を抜いてしまっている。
「ダメって言う割に、何にもしないの?」
「…だって……」
「ね…いいでしょ?あたしまだ理々奈としたいよ…」
「……うん。」
間近にキスを迫る彩葉の唇に、理々奈は肯定の返事をしてしまった。
「あ、ああっ!!は…あっ、あ…」
「や…あんっ、あはぁっ!は…ん…」
それからは、理々奈と彩葉は服を全て脱ぎ、シックスナインの体位で、互いに無機質に快楽を与え合うだけであった。
当然、共に同姓の性器を弄ぶ機会など無い物だから、舌を挿入した際の異物感や膣内の熱、
止め処無く溢れる愛液の扱い等に戸惑いながらも、ただ割れ目に舌を入れるなり、入り口に舌を這わせるなりして
相手に快楽を与えるという本質的な面を全うするという事だけを意識して互いを満たしあっていった。
すると、その途中、甘い声と水音が飛び交う中で彩葉は責めの対象を理々奈の膣内から菊座へと移し、
理々奈の菊座を舌で付くと、即座に理々奈から制止の声と手が入る。
「や、彩葉、そこはだめ…汚いし…」
「理々奈のが…汚いわけないじゃない」
彩葉は理々奈の言葉を否定すると、そのまま菊座を守っていた手もどかし、先ず人差し指をゆっくり理々奈の菊座に挿入すると、
苦痛に悶える理々奈を心配しながら何度か出し入れし、それから舌先で器用に菊座に唾液を塗りたくると、
少しずつすぼめた舌を理々奈の菊座に挿入していった。
「んっ、は、あ、熱…い…彩葉…」
呼吸のリズムに同調して、緩み締りを繰り返す理々奈の菊座の中を押し広げるように彩葉は舌を広げ、
やがて菊座の中で舌を十分に動かせる程になると、唾液を潤滑油に自由奔放に舌を動かしていった。
やはり呼吸に合わせて、特に息を吐いた後に理々奈は一層の反応を見せる。
すると彩葉は、その快感が恋しくなったのか、一旦舌を抜いて理々奈に
「あたしにも…やってみて…」
と頼み、また舌を理々奈の中に戻すと、理々奈は快楽に声を殺しながら、彩葉を真似して
舌を彩葉の菊座に挿入させる。互いにまもとに喘げないまま、意外なまでに静かな行為となったのだ。
「あ、あんっ、あ…ああああっ!」
そして理々奈は彩葉よりも先に、叫ぶように絶頂した後、膣から吹き出る愛液を確認する事もないまま気を失ってしまった。
「あの、理々奈、ほんとに…ほんとにごめんね…」
「…もういいって…全部、事故だったんだから…」
理々奈が二度目の絶頂を迎え、目を覚ましてからずっと、この様なやり取りが続いている。
緩く回していた換気扇が惚れ薬の煙を全て振り払い、完全に正気を取り戻した彩葉は、
勝手に実験を進めてこうなってしまった事を話した上でひたすら理々奈に謝り、それを理々奈が怒りもせずに宥めるという流れだ。
「だ、だってさぁ、折角の理々奈の初めて…奪っちゃったんだし」
「…それはお互い様だし…別にいい…んじゃない?女の子同士なら…」
「でも……」
何度許すといっても気が納まらないという様子の彩葉に、理々奈は溜め息をついて言った。
「…一回くらい、大失敗してみないと駄目なのよ、きっと。失敗してみれば、それでもまだ続ける気があるのかがわかるでしょ?
それに、偶然でも、彩葉は私が作れなかった惚れ薬作れたんだし…。私何にも怒ってないし、また二人で頑張ろうよ。ね?」
「理々奈…」
理々奈の言葉に彩葉は少しばかり声を震わせて、気持ちのあまり理々奈に抱きついてしまった。
「ありがとう…」
「うん…」
理々奈は言いながら、思わず胸に顔をうずめる彩葉の背中を抱きしめた。
彩葉は少し驚いたが、すぐに笑いながら理々奈の背中に回した両腕をきつくした。
「なんか理々奈の感触、好きになっちゃった。やわらかいし。」
「私だって、彩葉の感触好きだよ。」
『………。』
抱き合ったままの二人は、互いに離そうとしないまま、次第に頬を赤らめていった。
薬の完成への過程以上に、二人の仲はより深い物へと進展したようだ。
ほんとは鉄火乱入して3Pの予定だったが。
>>332 それでこそエロSS m9(・∀・)
-----------------------------------------
しろろ氏、激しくGJ!
しろろタン萌えー(ぇ
Yシャツ→制服→抜いた
しろろは女の69が好きだなぁ
好きって言われれば好きだけど…単に楽なだけ…。
Kaiawaseとかはめんどくさいから避けるクチ。
------------------------
三日ぶりに続き…
そこで「シルエット オブ マイ マインドだ」とDaisukeにレクチャーする人物がいいた
それはすっかり無脊椎動物化してしまったジルチ
そこの現れる謎の女が一言『赫に 染まりな。』
それは真っ赤な服を来たmurmurtwinsの女の子だった
何かに取り付かれているようだがその正体は
「真っ赤ナ瞳とクチビル交渉」
少女「イエーイ!ホァッツアァ〜ップ?」
「アイムDJ…センダー」
「く、よりにもよってあの男が」
恐怖の大王降臨。
一同「お呼びじゃないんだよなぁ!」
少女は何か脱力したように体を崩した。
どうやら乗り移ってた何かが抜けたらしい。
ほったらかしのナイアはというと、縛った縄が食い込んで喘いでいる
ナイア「縄よりゴム紐の方がいいんだけど。。。」
言われた通り茶倉はゴムひもに変えた。
当然ナイアは逃げ出した。
ナイア「この借りはゲーセンで返すわ!!」
しかしゴムひもに引っ張られて逃げるに逃げられないナイア
その様子を面白そうに眺める茶倉
また喘ぐナイア
ここでmurmurtwinsの男の子が「なんだみんなダメだなぁ、見てて。」と言い、
ナイアの体を絶妙に触り始めた…
「ひぐぅっ?!」
突然の感触に思わず声を漏らした
ナイア「移転ですー?」
移転出ます!
こくまろ移転でましゅぅぅぅぅぅ
だめ、見ちゃダメぇぇ!イロハちんちんはえますぅぅぅぅッッ!
という謎の言葉を発してナイアはイってしまった。
しかも魂ごと。
その時、イロハからとんでもない告白が!
イロハ「murmur少年を鍛えたのは私よ」
イロハが毎回惨殺されては蘇生するエロ小説キボンヌ。
>371ワラタ
一方その頃死後の世界を彷徨うナイアは
そのまま.59へ旅だとうとしてしまっている
しかし子供にイかされてそのまま死ぬのはあまりに情けないので
意識を取り戻した
「十年早いんだよぉ!」
ナイア「だてにあの世は見てねーぜ!」
兄妹激しくキボン。
じゃあセム×リリスって事だな?そうなんだな?
近日中に頑張って投下するよ。
そろそろ小説をまとめないか?
前スレの話も読みたいし。
前スレって?
とりあえず
だ れ だ エ ロ リ レ ー 小 説 に つ い ん ず 登 場 さ せ た の は
その一方で、いかにも変身しそうなステッキを拾うエリカとセリカ…
ウィーンウィーン
杖が振動し始めると同時にセリエリの体が縮み始める。
このままでは「はじでら」仕様になってしまう。ピンチだ!ピンチだ!
いや、むしろ推奨
はじめてのUDX
(前略)貴方はセリエリにUDXを(中略)自慢の指さばきで(以下略)段位認定あり(草々)
日曜日の深夜の事である。ナイアは閉店前のゲームセンターに入ると、早足で店内を一周し、
知っている顔どころか、自分の他に誰もいない事を確認すると、改めてIIDXの筐体の前に立ち止まった。
そしてやはり周囲への注意を忘れないまま100円を入れ、さっさと選曲を済ませてやっとナイアは安堵の一息をつく。
同時に、待ち望んでいた誰もいない環境、誰にも邪魔されない環境の成就に対する達成感に胸を躍らせて一曲目の演奏を開始した。
最近ナイアはbeatmaniaIIDXをやっていて、随分と疲れを感じるようになっていた。
と言うのも、ゲームセンターに出向くたびに理々奈と一緒にいる彩葉に出食わし、
そして自らを茶倉と名乗る彩葉の別人格に毎度必ず勝負を強制させられるのだ。
勝負する事は当然嫌いでは無いし、ナイアに取ってそれが心労に繋がる事などまず無いのだが、
茶倉の場合はとにかくその勝負がしつこく、いくら負けようともすぐに再戦を挑み、酷いときはそれが20回近くにも上る日もある。
そのせいで、最近は殆ど一人で好きに選曲して遊んだ記憶が無い。
茶倉が勝負を諦めた事には自分もほとほと疲れきっており、とてもゲームを続ける気になどならず、
結局そのまま帰宅してしまい、いつも物足りなさを帰路に思い描く始末であるからだ。
そういった理由の下での今日のこの無人の静けさはナイアにとって何よりも嬉しい物であり、
久しぶりに好きなようにプレー出来るとあって、沢山の曲郡から何を選ぶかつい迷ってしまうが、
結局選りすぐった挙句に一曲目と同様にゆったりとした曲を選び、ナイアは指を遊ばせる感覚で演奏を始める。
簡単な曲でのAAAランクは、高難易度のそれよりも珍しい分、ずっと価値があるような気がした。
しかし、そうして三曲目を終え、画面が暗転した途端にナイアの表情が凍りつき、すぐに落胆に包まれた。
一瞬ではあったが、漆黒の画面に反射して彩葉の姿が見えたのである。
最初は時間帯もあり、見間違えであると自分に言い聞かせたが、どうも背後に確かな気配があり、その可能性を否定させる。
腕を組んで悠々とこちらを観察している様子から、彼女は自分の事を茶倉と名乗るのだろう。
(またなの…?)
まるでストーカーのようで、恐怖すら覚えた存在を確かに察知したが、ナイアは決して振り返らなかった。
目を合わせてしまえばこのクレジットの分を無視されて勝負を持ちかけられるかも知れないし、
それに今振り返れば、先程までの気分がまるで台無しになってしまいそうだからである。
そして既にその兆しが芽生えているのか、ナイア少し乱暴にターンテーブルを回し、One More Lovelyのアナザーを選択した。
明らかにゲームを楽しむという目的から外れ、自分が茶倉とはかけ離れた腕前である事を見せ付けるための選曲である。
ハイスピードも変えて無く、開始早々スクロールの早さに苛立ちが募るが、それでも憶えきってしまった譜面をこなす上での支障には至らず、
結局得点は197600点、文句なしのAAAランクであった。そして再び画面が暗転した所で、茶倉の反応を伺ってみる。
だが、あろう事か茶倉は画面に目を向けながら退屈そうに欠伸をしていたのだ。
ナイアは米神をピリピリと刺激する苛立ちを噛み殺し、全てを諦めて茶倉の勝負を受け入れる事を決めた。
案の定、こちらがバスシェイカーから降りる間も無く茶倉はナイアの隣に立ち、すぐに筐体に硬貨を入れる。
銀盤に手を置き、準備万端であると言う茶倉の態度に、ナイアも仕方が無く100円を入れた。
「いつから見世物商売するようになったの?」
先程の皮肉なのだろうか、茶倉はにやつきながらオプションを選び、スタートボタンを押す。
ナイアの努力は、茶倉からの嘲笑にしか結びつかなかったようだ。
「…いい加減諦めて欲しいからよ。勝てないの、わかってるくせに。」
わかりきった結果を持ち出すと、互いに勝負に対する気分を害してしまう。
不機嫌からつい漏らしてしまったが、普段ならば思っていても決して口に出さない言葉である。
しかし茶倉は笑ってその言葉を跳ね除け、横からナイアの顔を覗き込んだ。
「なぁにそれ、私に死ねって言ってるの?」
「そうじゃなくて…ただ、いい加減しつこいから。私だってたまにはゆっくりやりたいものよ。」
ナイアがまたも本音を出すが、茶倉はすぐに首を横に振って否定する。
「王者はいつだって、誰からでも勝負を受ける物よ?それでこそ王者なんだから。」
二度に渡って嫌悪の本音をぶつけられても平然と笑っていられるとは、茶倉は余程器量が大きいのか、
または単に無神経であるのかのどちらかなのであろう。
「…私は、そんなにすごい存在じゃない。」
「自分ですごい存在だって見せ付けたんでしょ?それも、たった今ね。」
茶倉の正論の前に、ナイアはついに返す言葉を失ってしまった。
そして少しの間俯き、頭の中で気持ちを切り替えるように命令した。
「…そうね。わかった、勝負してあげる。でも今日は一回限定ね。」
「そう来なきゃね」
やりとりが終る頃には、モニターにはフリーモードの選曲画面が映し出されている。
いつも対戦相手に曲を選ばせるナイアの姿勢を確認するまでもなく、茶倉は雪月花のアナザーを選曲した。
一体毎回どれだけ金使ってんだ
二人の勝負、というよりIIDX仲間の言う勝負とは実に単純で、茶倉が選んだ二曲の合計スコアを争うという点以外、特にルールは存在しない。
唯一あるとすれば、挑戦する側にのみ選曲権があるのだが、それは絶対的な物では無く挑戦を受ける側の遠慮程度である。
その単純なルールの下で、二人は本来の能力を出し切り、高速かつ規則性のある譜面をただ無言で消化していく。
大音量が流れる中で、それとは別にフロアに響く銀盤の快音は殆ど重なり、画面を見ても二人のスコアは然程変わっていない。
雪月花が二人の勝負の定番曲であり、その慣れも起因しているのだろうが、茶倉は十分ナイアに肉迫出来ていると言えるだろう。
しかし、中盤に差し掛かった辺りで茶倉のコンボが一度途切れ、その動揺が幾つかの悪判定を誘発すると、
その「ずれ」が段々と広がっていくかのようにスコアに差が開き始め、それが終盤の難所の対応に響いてしまう。
押し寄せるスクラッチと銀盤の応酬を確実に拾いきるナイアの横で、ミスが目立ち始めた茶倉は小さく舌打ちをした。
「途中、どうしたの?いつもミスしてない所なのに」
「…ちょっと気が散っただけよ。」
フルコンボを決めた達成感を隠し涼しく微笑むナイアと、悔しさを押し出して唇を噛む茶倉。
曲が終了した頃には、二人の表情は対極のように別れきっていた。結果はやはりナイアの勝利であった。
それも点数にはっきりと差がつき、ランクもナイアがAAAなのに対し茶倉はAAと、互いの勝敗を十分に抽象している。
「それでも、いつもより差が縮まってるのね。」
この結果に何とか救いの手を差し伸べようと言う訳では無いが、ナイアは画面を指差して悔しがる茶倉に声を掛けた。
得点を見ても、悪判定の数はそれほど目立たず、限りなくAAAに近いAAといった印象である。
「まぁね。しつこく勝負してれば、少しくらいは伸びるものでしょ?そうしていつか勝ちたいところなんだけど。」
「そうね。結果が出てるんだから、しつこいくらい頑張らないと。さっき言った事は謝るわ。」
ナイアが漏らした「謝る」という一言を拾い上げ、茶倉は子供のように笑いながら選曲のスクラッチを回した。
「いいわよ別に。気にするつもり無かったから。」
「…ほんと無神経よねあなたって……」
茶倉の言葉が本意であろうと、無垢過ぎる反撃であろうと、ナイアの謝罪の念はほんの数十秒で消し飛んでしまった。
しかしその余韻に浸る間もなく、ナイアの集中力は茶倉が選んだ二曲目に向けられる羽目となった。
二曲目moon_childにおいても、茶倉は先程と変わらず健闘していた。先程の悔やみを集中力への変え、瞬きもせずに画面下部へと意識を集中させる。
未だ完璧に出来るわけではないフレーズの繰り返しも極めて冷静に得点へと変える努力を絶やさず、結果それがコンボの繋がりに影響している。
同時に、今度はナイアに運の悪さが回ってきたように、GOOD以下の判定が目立ち調子が乱れ始めた。
この曲も当然譜面を完全に覚えているし、自分なりの運指もよく理解している。更にこの曲のプレー回数という観点から見ても茶倉よりも有利である筈なのだが。
その上不意に横目で茶倉の点数を見てしまった瞬間ナイアの指への集中力が疎かになり、それまで全て繋いでいたコンボが途切れてしまった。
これは少しばかり、負ける可能性が出てきたかもしれない。ただでさえ不要な雑念の中でそう思ってしまうと、焦りが更なる焦りを呼んでしまう。
だが、丁度譜面の階段が止まったところでナイアの不調は茶倉側の異常によってすぐに無い物扱いに変わってしまった。
突然、茶倉はピタリと演奏の手を止めると、そのまま銀盤の上で両手を激しく震わせ始めたのだ。
「…う…ぁ…あ…っは……」
虚ろな瞳は画面の向こうを見つめており、流れる譜面とはまったく別の、酷く乱暴かつ無力に銀盤を叩き続ける。
そして微かに口からは息が漏れる音に重なる程度の鳴咽が出で、すぐに筐体からの重低音に見え隠れしてしまう。
「…どうしたの?」
演奏を止め、思わず状態を尋ねた。しかしナイアは茶倉のこの症状を知らないわけではなかった。
いつも二曲目の中腹当たりで正気を失い、指を振るわせながら奇妙な声を出す。少し考えれば、いつもの事だとすぐ思い出す。
理々奈が言うには、『茶倉が彩葉に戻るまで』はどうしてもこうなってしまうらしい。
「…大丈夫…じゃなさそうね。」
ナイアが茶倉との勝負を毛嫌う理由の核心は、ここにあるのかも知れない。
何をやろうと、どういった成績をやろうと、毎度の如くこうなられては全く勝負にならないからである。
その上茶倉自身には自覚が無いのか、症状が回復するとすぐにまた勝負を吹っ掛けてくる。
茶倉との勝負は、結局ナイアの一方的な徒労に過ぎないのだ。
「…ん…、…この娘、どうしよう……」
放ったらかしていた曲が終わり、モニターがタイトル画面に戻り、新たなプレーの受付を始める。
それすらも判っていないのか、茶倉は相変わらず適当に銀盤を叩きつづけたままだ。
しかしこれまで茶倉と勝負してきた中で、少なくとも自分がこの状態の茶倉に対して何かをしたという記憶は無い。
(理々奈が…)
普段は茶倉がこうなってしまうとすぐに、まるでこの対応の準備していたかのように理々奈が駆けつけてトイレへと手を引いていくのだった。
そして少しすると、トイレからだるそうな顔をした「彩葉」が顔を出す。更にはナイアの前で「茶倉」となり、勝負を申し込む。
ナイアとしてはあまり気に掛けていなかった、二重人格者の連戦のサイクルである。
しかし、今日理々奈はこの周辺どころか、ゲームセンターにすらいない。
必然的に理々奈の代役が自分に廻ってくる事を意識すると、ナイアはすぐに脱力している茶倉の腕を引っ張り、
他人の目を心配しながらトイレへと向かっていった。
トイレのドアを開けて直ぐに他に誰かいないかを注意して確認し、その上で一番奥の個室に入る。
「ちょっと、しっかりしてよ…」
「う…ぁぁぁ…あ…」
未だ鳴咽の絶えない茶倉を便座に座らせ、ナイアは二人で同じ個室に入っている異常を隠蔽するために扉の鍵を閉めた。
そして更に他人の入室を封じるように扉に背中を預け、茶倉の身に起きている事態を観察する。
何か特別な処置が必要だとしても、理々奈がどう対応しているのかわからない以上は下手に何かするわけにはいかない。
「…まだ動いてる。」
小さい音量で流れるBGMと、トイレの外の騒音に加えて陶器を叩く音がしている。
茶倉が肩からぶら下げた両手で便器の下部を叩く音色は、気のせいか先程のmoon_childの一節を演奏しているようにも聞こえた。
「…やだ……」
ふと見てみると、緩くなっているであろう茶倉の口元から一筋、涎が垂れていた。
「子供みたいね」
にやつきながらハンカチを片手に茶倉を見下ろし、涎を拭おうとゆっくりと互いの顔を近づける。
人差し指を包むように持ったハンカチの先で、ゆっくりと涎を染み込ませるように布を押し付けると、
ナイアは手の甲にかかる、異常なまでに熱い物の存在を感知した。他でもない茶倉の吐息である。
少し驚いて上半身ごと手を引いてみると、間近から見た茶倉の全身からはじわりと汗が滲み始めていた。
「う…ぁ…はぁ…っ……」
その上まるで犬のように、濡れた舌が茶倉の唇から零れその先端が唾液を集めて唇を濡らす。
口元毎暖色の光に照らされて弱く輝きだす茶倉の唇は、淫猥なまでに艶やかにナイアを魅了した。
この唇を今すぐに奪ってしまいたい。ナイアの人一倍強い理性を捻じ曲げる程の邪な考えであるが、
濡れた唇にしろ、熱い吐息にしろ、無防備な体勢にしろ、目の前にいる茶倉の全てが自分を誘っているようにも錯覚出来るのだ。
だが、それでも欲情を行動に移すまでの勇気と、常識を破綻させる度胸の行使までには至らなかった。
ナイアは後ろを振り向き、自分の頬を軽く叩いて欲望を取り去ろうとした。
(何考えてるのよ…)
しかし、そこで止めておこうといくら自分に言い聞かせても、茶倉の唇の魅力が変わることはなさそうだ。
また振り返って茶倉の様を見てしまえば、今でも抑えきれていない欲望に再び誘惑されるのだろう。
(…少しだけなら……)
もどかしさが膨らんでしまう前に未だ小さな欲望を満たしてしまえば、今後考えが余計に悪い方向に進む事は無くなる。
茶倉の都合は無視しているが、一度きりならばという譲歩の念には敵わなかった。
ナイアは珍しく欲望に降参し、涎を拭いた時と同様に茶倉を見下ろし、先程よりも顔を近づけ、
間近にある茶倉の唇に一言「ごめんね」と告げると、そのまま軽い力で茶倉の唇を奪った。
「…ん…ぅ……」
唇が重なって直ぐ、暑い呼気が直にナイアの口内に流れ込む。
突起となっていた茶倉の舌はすぐにナイアのそれと触れ合い、ナイアは撫でるように茶倉の舌を何度か舐めずり一度唇を離した。
ナイアは顔を真っ赤に紅潮させて茶倉の様子に警戒するが、やはり茶倉は何か反応を見せる兆しが無い。
その上、茶倉の唇の名残である果実の仄かな香りが口内から鼻先に訴えかけると、
「少しだけなら」という自分自身の言葉の範囲を拡大して、ナイアはもう一度互いの唇を繋げた。
唇を押し付ける力は先程よりも大きくなり、一方が荒くなった互いの鼻息の音を耳元に、舌をひたすらに絡め合わせる。
胸の高鳴りで息が詰まるまでそれを続けて、また唇を離し、茶倉が無反応であることを確認すると、
それをいい事に何度も何度も唇を重ね、そのうち唇を離す事すらも面倒になってしまう。
やがて「少しだけ」という言葉が完全に破綻すると、停止しかけている思考の中にはその他に歯止めを利かせる物が無くなり、ナイアは夢中となって茶倉の舌を楽しんだ。
どれだけ互いの口元を唾液が濡らそうと、まるで関係ないようである。
そのうち舌の感覚が麻痺し、同時に茶倉の唇への愛しさが冷めてしまうと、欲求が新たな矛先を茶倉の華奢な身体に向ける。
ナイアは強引に茶倉の上着を剥ぎ取り、真白に映える上半身から乳房を舌で弄り出した。
未だ柔らかい乳首を舌先で突いたり、舌腹で押し込んだり、出来る限りの事で茶倉の乳首を硬直させ、それをそのまま自身の快感と同調させる。
既に右手は自らの下着の中で十分に暴れており、熱い蜜を指先に絡めながらナイアを興奮させていた。
しかしその一方で彩葉が、茶倉から暫く奪われていた意識を取り戻そうとしていた。
ナイアは愛撫に夢中になる余りそんな事等気付く筈も無く、それどころか愛撫の手をより強め、結果的に彩葉の覚醒を手助けする手立てを取ってしまう。
「ん…ぅっ…!?え…?」
彩葉は目が覚めて直ぐに、胸部をくすぐるような感覚を与えてくる存在に気が付いた。
そしてそれが乳首を中心とした淫らな快感であると自覚したと同時に、背部を抱きながら左胸に吸い付くナイアの頭部を見つけた。
「やだ…ぁっ!ナイア…さん…!?やめて…」
甲高くなった声色が静止を訴えると、ナイアは驚きながら反応して彩葉と目を合わせる。
ナイアが見つめた先で、「彼女」は酷く怯えた目でこちらを見ながら唇を震わせている。
そこには、あの大らかな笑みを見せる茶倉の面影は何処にも無く、そこから目の前にいる人物が彩葉であるち断定すると、
ナイアは今現在最も収拾のつかない状況になってしまった事を思い知らされた。
「……ナイア…さん?」
彩葉は、理々奈と同じく純粋である。全く見に覚えの無い状況下での同性からの愛撫は、彩葉にしてみれば恐怖にした繋がらないのだろう。
だが、ナイアは愛撫を止めることを選ばず、どうしようもないのならいっそのことと、彩葉からの嫌悪を背負い込む事を決め、今度は「茶倉」ではなく「彩葉」の唇を奪った。
高鳴る心拍の鼓動に等しく、短い間隔で呼吸する彩葉の息の音がナイアに伝わる。
恐怖でろくに抵抗も出来ないのか、ナイアがいくら舌を絡めても彩葉は身体を強張らせるばかりである。
彩葉の舌を強く吸い、また彩葉に預けるように舌を放り出し、唾液を十分に吸い尽くしたところで唇を離す。
ナイアはとにかく無言であった。何かを弁解しようとすれば、このまま好きにしてしまおうという気が収まってしまいそうだからだ。
再びキスから愛撫へと行為を戻し、乳首を弄ぶ舌に今度は指先も加え、一度に両方の乳房を快楽で埋めていく。
「あっ、あ…やだ…ん…ぁ…やめ…」
彩葉はナイアを異常に思いながらも、手で突き放したり、身体を捩らせて振り払ったりする事が出来なかった。
意識とは関係なく一度ナイアを受け入れてしまった身体に、いくら抵抗の力を入れようと努力しても無駄な事だ。
そうして、少なくとも彩葉もナイアと同じように快感以外の事を忘れてしまうまで愛撫を続ければ、
この先何の抵抗も無く彩葉の快楽と同時にナイアにも快楽が齎されるのであろう。その狙い通りに、次第に彩葉の身体から強張りが抜けていった。
時より愛撫を止めてみれば、彩葉の口から喘ぎ声とは違う、静止を拒んでいるような声が漏れるのがわかる。
頃合を計って舌の動きを止めて様子を伺ってみれば、肩を上下させる呼吸は深く、長い間隔の物に変わっており、
血色のように赤くなった顔が虚ろな瞳が、やはりナイアを真っ直ぐに見つめていた。
結局あまりに対象が酷い人間で無い限りはこういった事をされようとも、快楽の前に嫌悪の心などすぐ麻痺してしまうのだ。
特に、未だ強い快楽に浸された事がないのであろう彩葉ならばなおさらである。
「気持ちいいの?」
ここに来て初めて、ナイアは初めて彩葉に声を掛けた。彩葉は口を動かす事無く、ただゆっくりと頷き、呼応する。
「…もっと、されたい?」
「……うん…」
彩葉の声を聞く頃には、ナイアの右手は既に彩葉の下腹部へと伸びていた。
下着の中へ入り込んだ右手はすぐに濡れている秘肉の熱を感知し、人差し指をゆっくりとクレヴァスをなぞった後に指を入れていく。
「痛くない?」
「…うん…あっ、あ、あん…あ、は、ゆび…んっ、いい…」
指を動かすたびに息がつまり、彩葉は途切れ途切れの声でナイアに応える。
何度か指を出し入れした後で、一旦指を抜き、今度は中指も伴わせて狭い膣口に割り込む。
「うぁっ、あ!痛…ぁっ、いた…い…っ」
素直に挿入されていた一本指の場合とは違い、二本の指によって押し広げられる肉襞が悲鳴をあげるように彩葉に痛みを知らせる。
ただでさえ狭かった内部が余計に締まり、ナイアの指を除外しようとするが、それも叶わずナイアは小刻みに動かす手を止めようとしない。
「痛いくらいが気持ちいいのよ?」
言ってナイアは、彩葉が二本指の痛みに慣れていないうちに指を三本に増やした。
「あぁぁぁっ、あ、痛い!痛い…やめて…」
焼き鏝を入れられているように彩葉には熱いナイアの指が、少しずつ三本の感覚を広げ、
それが一定の幅以上に彩葉の内部を広げると、そこから快音を伴って肉を引き裂いていく。
「止めていいの?気持ちいいのに。」
「やだ…ぁっ、ちが…う…はぁ…んっ」
苦悶する彩葉に、ナイアは追い討ちのように意地悪な質問を投げ掛ける。
当然の彩葉の答えを聞き、ナイアは彩葉の腰に手を回し、引っ張りながら彩葉にも腰を突き出すように言った。
その通りに彩葉は一度浮かせた腰をナイアに近づけて下ろし、便座にやや浅く座った体位を取ると、
ついにナイアの舌がクレヴァスを舐め上げ、そのまま内部に挿入された。
「ん、んんっ、あっ!あああっ、あ…ああっ!」
先程よりも、痛みの割合は引き、その上快感の割合が大きく増して彩葉を刺激する。
快楽に比例して大きくなる彩葉の声は、例えばこのトイレの中に他に誰かがいる事への配慮を忘れ、他の全ての音よりも大きく、一室の中に響き渡った。
「はぁっ、あっ、あぅ…あっ、あああっっ!!」
そのまま何秒もしない内に、彩葉は絶頂に達し、とめどない愛液を便器に張られた水に落としながら脱力した。
まともに舌を動かす事も、愛液をすする事も出来ないままに絶頂した彩葉の様を、ナイアは物足りなく思ったが、
余りにも突然に、慣れない快楽を与えられた身としては随分長く持った方なのかも知れない。
それでも昂ったままのナイアの性欲が収まる訳では無く、その蟠りがナイアに次の行動を命令する。
「彩葉…」
ナイアは下着を脱ぎ、露出した下半身を彩葉に向けて軽く突き出した。
指で入り口周辺の肉を広げ、開けたピンク色の割れ目が内部までを見せながら彩葉を待ちわびている。
知識の無い彩葉でも、これまでの短い時間の出来事を思い返せばそれが何を意味しているのかは大体の想像がつく。
彩葉は床に膝真付き、目を閉じ舌でナイアの秘肉を弄り始めた。
「もう少し奥まで舌入れて…」
愛液のぬめりと、内部の熱に明らかな不快感を覚えながら、彩葉は言われた通りに舌を挿入する。
短い時間ではあったが自分にされた事を思い出し、その通りに舌を動かしてみると、ナイアの表情が歪み始める。
「…彩葉、クリトリスってわかる?上の方…」
ナイアが指示した、赤く充血した突起。彩葉はそれを見つけると、抜かずに鼻先で突付く様にしてそれを刺激した。
「!あっ、そう…それ、そこ、もっと…」
愛液を太股に伝え、ナイアの声も彩葉と同様に甲高く甘い物へと変わる。
その声色は、彩葉が鼻でクリトリスを刺激する度に、音階が上昇しているようでもある。
「んっ、ふぅっ、ううっ…」
愛撫に慣れてくると、彩葉は鼻だけを頼りに呼吸しながら、舌を一度も抜かずにナイアを攻め立てる様になる。
窄めた舌に幾重にも肉襞が絡みつくと、それを押しのけるように舌を広げ、
「うぅ、あっ!はぁっ!彩葉…最後、もっとぉ…強くして…」
自らでも抑え切れないほどに下腹部が締まってくると、ナイアは自らの限界を察知し、彩葉の後頭部を強く抱き抱えて彩葉に愛撫を任せた。
「!?む、うっ、ん…んんっ」
突然頭を秘部に押し付けられ、呼吸の調子を崩し噎せ返すが、すぐに舌を激しく動かしてナイアの絶頂を助けた。
「あ、あっ、いきそう…ん、あぁぁっ!」
そして、ナイアは一番に甲高い声で絶頂すると、そのまま彩葉の頭部を解放し、
性欲が冷め切った所でこれ以上悪い気が起こらないようにと後ろを向き、下着を穿きなおした。
「……ごめんね彩葉…」
恐らく、後ろでぐったりと力を失っているであろう彩葉に、ナイアは一言詫び、下着からズボンに手を伸ばそうとした。
しかし、その時突然、ナイアの身体を後ろから雁字搦めに押さえつける存在が、しゃがんでいたナイアを無理矢理立ち上がらせた。
「…!!?」
「このまま終らせるなんて、勝手じゃない?」
耳元に囁く、いやに大人びた声。少なくとも先程まで甲高く喘いでいた女性とは、明らかに違っている。
「茶倉…!?」
ナイアの後ろで、女はゆっくり頷いた。ナイアにかかる長髪の動きが、確かにそれを知らせた。
茶倉はナイアの身体を締め上げながら、首を出来るだけナイアに近づけ、そしてナイアの耳元を舌で一度なぞった。
「!やぁっ…」
突然耳にかかる質感にナイアは思い切り拒絶を働かせるが、それでも余計に茶倉の力を強めてしまうだけで、
とてもこの体勢から逃れられるとは思えず、今度は口で茶倉に静止を促した。
「…放して……」
「どうして?私あんな事されてるのに」
「あなたには何もしてないわ。彩葉に…したのよ…」
明らかに、程度の低い屁理屈である。言っていて自ら、語勢を弱めてしまう。
しかし、この場合は当然といえば当然であるが、その屁理屈もやはり彼女の子供のような笑い声に静められてしまった。
「私には何もしてないって?…わからないのね、あなたのアソコ舐めてあげたの私なのに」
「!?えっ…」
茶倉の一言に、ナイアは全身を軽く跳ばせる程に驚いて見せた。
「彩葉もウブよね、あんなに簡単にイッちゃって。わかる?アレ、気絶してたの。あれじゃオトコにすぐ飽きられちゃいそう。」
ペラペラと早口で突き抜ける茶倉の話を、全部聴いている訳では無いが、
ナイアは取り合えず茶倉に愛撫をさせてしまった事から弱味を握られ、茶倉に身を預けたまま愕然と俯く事しか出来なかった。
「…そういうわけなの。」
改めて、茶倉の舌がナイアの首筋を這いずる。今度はナイアも抵抗せず、まるで逆転してしまった互いの立場の下、
ただ降参して身を軽く捩じらせる事しか出来なかった。
「それでいいのよ」
茶倉はようやくナイアの身体を解放し、一度ナイアと唇を重ねてからにっこりと微笑んだ。
茶倉は棒立ちのままナイアの身体をじっくりと見つめ、先ず一言ナイアに命令した。
「服、脱いで。」
ナイアは無言のまま、言われた通りに上着からショーツまで服を全て脱いで改めて茶倉の前に立った。
よりによってこんな所で、まるで虐げのように茶倉の瞳に晒され、ナイアの身体が屈辱も伴って一気に熱を帯び始める。
仮に局部を手で隠そうとすると、また茶倉に注意されてしまうのだろう。
「ふ〜ん…」
茶倉は鼻で返事しながらナイアの後ろに回りこみ、背後からナイアの乳房と下腹部に手をやると、
それぞれと段階の違う速さや動きで操りながらナイアへの愛撫を始めた。
「…んっ、う……」
すぐに胸部にも、股間にも等しく快楽が伝わり、ナイアの口から声が漏れだす。
茶倉は、あくまでも繊細に両部を刺激し、次第に力ではなく速度を強めてナイアを満たしていく。
その快感の度合いは、少なくともナイアが自分自身で濡らす場合よりもずっと強く、また心地よい物であった。
しかしナイアは、自分が快楽に負ける前に茶倉の行為を飽きさせようと、歯を食いしばり、なるべく声を出さないように全身を力ませた。
目をきつく閉じてまでの、ナイアの抵抗につまらなさを覚えると、茶倉はそこで不適な笑みを浮かべ、愛撫を止めナイアに命令した。
「それじゃあ次、四つん這いね。」
「…え……」
先程とは違い、ナイアは荒げる呼吸とは別に軽く息を漏らし、命令を拒む姿勢を取った。
この姿にされた上に、更に屈辱的な体位を求める茶倉に、ナイアはあくまでも反抗的な視線を送っている。
「…早く。」
一方の茶倉はナイアの態度に冷たい視線を返し、ナイアの胸を強く握って命令を促した。
強い胸の痛みに、ナイアは仕方が無く膝真付き、四つん這いの体位で茶倉を迎え入れた。
茶倉は再びナイアの後ろに回り、しゃがんで丁度ナイアの秘部を近くに見下ろす位置に目を持っていくと、
秘部に指か舌が入ると思い覚悟をしていたナイアを無視し、菊座に捻じ込むように指を挿入した。
「!や、あっ!!あ、痛っ、う…」
突然の激痛は、ナイアの下腹部全体にまで渡り、反射的にきつく締めた菊座もまた、茶倉の指に痛みを与える。
しかし、茶倉はナイアがその状態であろうとも指を力強く前後させ、その痛みから快楽を与えようとナイアを痛めつける。
「やめ、あっ!!や…あっ!痛いっ、ん、ぁああっ!」
「すぐに慣れるから…」
茶倉の指の動きと同時に苦悶するナイアと、それを一時期の苦痛と割り切り容赦しない茶倉。
彩葉との立場逆転の確たる光景が、ここにあるのだろう。
茶倉は先程のナイアと彩葉の情事を知らないのだが、それでも奇妙なまでに再現された光景である。
そうして、激痛のみの愛撫が続くうちに、ナイアの菊座は茶倉の指を受け入れるようになり、
指の出入の痛みの中に徐々に快楽が伴ってくる。
「ん、は…ぁっ、あ…あっ、」
浮遊感を含んだ、内側を擦られるような感覚。これまでに知らなかった快感であり、他では得られない快感。
ナイアの口からは、既に喘ぎ声が漏れ始めている。それを堪えるという意思等、もう消えてしまっていた。
こういう事に関して言えば、意外と自律心の無いと思われるナイアの姿を、茶倉はにやついたまま見つめている。
「やだ、ちょっと…」
時よりその愛撫の手を止めれみれば、ナイアは驚いてこちらを向き、その目で続行を訴えてくる。
「…お尻でされてよがるなんて、結構変態染みてるのね」
そう言われても、ナイアは何も言わず、再び始まった快楽に悶えるばかりだ。
「まるで犬みたいね、変態さん。」
ナイアの様に対する最大の罵りにも、やはり反応する事は無かった。
「…そんなにお尻が好きなら、とことんイジメてあげよっか?」
どうせ反応等しないのだからと、茶倉は言ってすぐ、ナイアの反応を見る前に、両手の人差し指で菊座を力いっぱい押し広げ、
その中に両中指を入れ、更に右手の親指と薬指を入れた後に左手の指を抜き、結果四本挿入された指で一気にナイアの菊座の拡張を図った。
「…!あっ、ああああああっ!!!はぁぁ…あ、うぁっ!んん…」
「まだまだ…全然広がる。」
四本入れられてなお開かれようとする菊座は、すぐさま限界を訴え、ナイアの意識に迫る。
しかし、茶倉は決して手を止めなかった。手を止めてしまえば、それこそナイアにとって単なる苦痛でしか無くなってしまう。
あくまで、ナイアの性癖を読んだ上での行為であり、この延長線上には必ずナイアの快楽がある。
痛みに任せて出す声も、特に問題は無い。それとは別に、段々と菊座が広がっていく過程で、確実にナイアの身体には快感が募っている。
「あああっ、ダメっ、もう、裂けちゃ…うっ、んあっ!あっ!!」
ナイアの耳だけに、ブチブチと肉を引き裂く音が聞こえた、その時であった。
痛みが頂点に達した後で埋もれていた快感が一気に主張され、その結果ナイアに絶頂を呼びこんだのだ。
あまりに突然の、突き抜けるような快感の解放にナイアは驚くばかりで、言葉を出す事も無く身体を床の上に放り出した。
噴き出すように出た愛液が、ナイアの股間からその周囲、床までもを濡らしている。
「…イッちゃった?……」
茶倉は少し心配になりながら、ナイアの様子を伺った。
深く肩で呼吸を続けるナイアの後姿からして、彼女にとっては随分と大きな昂りだったのだろう。
だが、茶倉はそれでも満足がいかず、達したばかりのナイアの腕を引いて強引に立ち上がらせると、便器の前に立たせて、最後の命令をした。
「ねぇ、最後、出してみてよ…」
「!!?…あなた…」
便器の前に立たされている状況。どうひねくれた思考をしても答えは一つだけである。
ナイアは今度こそその言葉に耳を疑い、そして強くそれを否定した。
「…もう十分変態なのに?」
茶倉は言いながら再びナイアの身体を締め上げ、力任せにナイアに自発的に「する」事を促した。
しかし、ナイアはそれでも、迫られている最悪の醜態の露呈を断固して拒否し続けた。
「そう、それじゃあ、無理にさせるだけね。」
本当は自発的にさせた方が茶倉にしては満足となるのだが、いい加減ナイアの模様に痺れを切らし、
右指を使ってナイアの下腹部、割れ目から内部への刺激を始めた。
上底であり、下底であり、指の出し入れはせず、ひたすら柔肉刺激する茶倉の愛撫を受け、ナイアは妙な感覚に襲われ始めた。
そしてすぐに、それを危険であると感知し、身体を出来る限り動かして茶倉に静止を求めた。
「やだ、ちょっと、あっ!だめ…やめて!」
だが、相変わらず茶倉は途中で止める事を知らず、同時に強い力でナイアを押さえつける役目も兼任するだけであった。
そのうち、危険であるとわかっていてもナイアの下半身が浮遊感に満たされ始める。
絶頂の覚悟も出来ないまま、それでも騒ぎ立てるナイアを黙らせるように、茶倉は最後の一手として捻るようにクリトリスを刺激した。
「や、だめ…あ、はぁっ、ああっ!!」
ナイアが三度目の絶頂に達すると、膣口から愛液をとめどなく溢れると同時に、綺麗に透明な小水が便器に張られた水へと流れ込んでいった。
それはやはり愛液が出終わった後も続き、それが出終わるまで茶倉は人差し指に熱い小水を当て続け、
やがて完全にそれが止まると、ナイアの唇に人差し指を捻じ込んでその苦味を押し付け、今度こそナイアを解放した。
*
全てが終った後は、驚く程静かに還った個室と、拡大してトイレの静寂を守るかのように、
互いに無言のまま、目を合わせることも無く黙々と着替えを進めていく。
「あなたがした事、彩葉には忘れさせておくから安心してね。」
茶倉が着替え終わる前に言った言葉と言えば、せいぜいこの一言だけである。
茶倉に救われて悔しくはあるが、それがナイアにとって救いとなる事は間違いない。
その上ナイアには他に何も言うべき言葉が浮かばなかった。
今すぐにでも忘れたい今日の情事の話を持ち出せば、それだけで自分が酷く情けなく思えてしまいそうである。
「…それじゃあね。変態さん」
最後の最後で、小馬鹿にすると同時に子供の笑い声をあげて個室を出る茶倉にも、やはりナイアは何も言い返せなかった。
「……。」
一人になった個室の中で、ナイアはぼんやりとしたまま便座に座る。
便器に張られた水の中では、未だに自分の愛液や小水が混じりあい、水を汚している。
完全に茶倉の手玉にとられ、いいように犯された挙句、排泄の醜態を晒してしまった自分。
しかしその全ては、自分が無神経に欲望に身を任せたばかりに起こってしまった出来事でもある。
「…っ、う…」
自分の情けなさに、既に潤んでいた瞳から大粒の涙が零れ落ちる。
未だに舌に残るあの苦味が、心の傷を一層深めてしまうようでもあった。
そしてその日、トイレの中を最後に包み込んだ騒音が、断続的に一室の支配を始めた。
その翌日の夜、ナイアは再びゲームセンターへと足を進めていた。
自動ドアを潜って直ぐに、真っ直ぐにIIDXの筐体へと向かい、そこで対戦をしている二人の片割れに声を掛ける。
「勝負よ、茶倉」
彩葉の後姿は、ナイアに名前を呼ばれてすぐに茶倉へと姿を変える。
「…わかった。理々奈、あなたとはここまでね。」
「えっ?あ、うん…」
理々奈とのクレジットを強引に終らせて、茶倉の隣にナイアが立ち、筐体に100円を入れる。
「しばらく来ないと思ってたけど。」
騒音に塗れた声は、同じレベルの騒音の中にしか響く事はない。
茶倉の言葉に、ナイアはすぐに首を横に振った。
「あなたと勝負したいのよ。」
「珍しい、あなたから仕掛けてくるなんて。」
「…これだけじゃなくて。」
ナイアは低くした音階に力強い意志を籠めて、茶倉に言葉をぶつけた。
一方の茶倉も、すぐにその意味を理解し、同時にナイアの意図を鼻で笑ってみせる。
「昨日の事なんか、忘れようと思ってたのに。」
「そうはいかないのよ。負けっ放しだなんて、プライドが許さないから。」
随分と自信に溢れているようなナイアの口調が、茶倉にはどうも引っかかる。
「勝負も何も、あなたに私以上の事なんて出来ないと思うけど?」
「それはやってみないとわからないじゃない。もし負けたら、勝つまでしつこく続けるだけよ。」
『しつこく』という言葉に、茶倉はピタリと反応した。昨日、自分が主張した言葉である。
勝者になって初めて降りかかってくる、昨日の自分の言葉の存在に、茶倉の顔からおかしさで堪らない笑みが込み上げてきた。
「…わかった、じゃあこれが終ったら望み通り、勝負してあげる。変態さん。」
茶倉は、その笑顔のままでナイアの申し出を快諾した。
会話のせいで選曲時間が無くなり、ルーレットが決定した選曲がplatonic-XXXだとは、偶然の妙である。
なんか色々欲張ったら長引いてしまった。ほんと長くてごめん。
レズネタ微妙にマンネリしたから次はダルツガか赫子×英利かな…いつかそのうちに。
取り敢えずナイアは間違い無く全国トップランカー1位の座に登り詰めるな
あと、金使い過ぎ
それにしても、穴ワンモアで197600点も出せる人がいるなんて本当に驚きです。
>>しろろ
キャラが乙
だけど長すぎ&金使いすぎ
LUCY小説きぼん
SP穴ワンモアの譜面くらい知ってますよ。でもあれだって譜面暗記して練習したら200000点出るじゃないっすか
金使いすぎ
こめかみ
しろろ乙。
しろろの書くレズものはちょっと痛そうで、そこがまた萌える。
だがそんなことより、IIDXエロ小説スレの最初から見守っていた自分としては
貴殿の書く文章の上達ぶりに驚かされるばかりです。
ポップンとDDRはともかくギタドラの小説も読みたいな
しかられ日和の2人とか
ギタドラは名前のある男性キャラが少ないですからね〜。
すごいテクニックだな!
バケツ以外一糸纏わぬ姿で
そしてもう一方もまた紙袋以外見に纏わず、股間のそれをワイリングさせて準備万端。
セッション新世紀ハ・ジ・・マ・ル
まさに「Welcome to ギタド乱交」といった感じだ
うさお以外一糸纏わぬ姿で
紙袋先生の方って金髪美少女じゃなかったっけ?
さらにアフロ、キノコボーイ、MZDまでもが乱入でド迫力の6Pファック!
BGMに各機種から一斉に100秒が流れ出す。
ん、なりきりスレに既視感が
>>426 とりあえず名前を決めてくれ。書くから。
男→
女→
パクヨンハ
飯島直子
どっこい浪口
桜庭あつこ
保守
441 :
名無しさん@ピンキー:04/08/30 17:36 ID:sgImL1K4
ほす
キレ子のシルエットにエロスを感じる。
津軽破瓜まだなんだって?ダサ
くやしぃ〜〜〜〜〜!
こうなったらこの棒切れで・・・。
嫌な同級生を強姦して回りましたとさ。
完
アクティアリエスのエロキボン
↑
公式コメントに「洋服が羊の文字部分だけだったら」から妄想を膨らまして、アクティ視点の初SSを途中まで書いてはいるのだが、かなりな無理設定、強引展開に、自分の文書作成&構成力のなさにガックリ中。
リレーまとめてみたいんだがいかがか
普通の恋愛ものとか需要ある?
セリエリか彩葉あたりで。
>>449 おねがいしましょう。_|\○_
>>451 激しくGJ!!乙です。
改めて見ると面白いw
hai-kyo
そんな終わり方か
457 :
445:04/09/14 00:57:36 ID:0oOdz1F+
正直素マン。
廃墟…
彩葉とエレキの和姦をキボン
「やめてくれイロハ!」
「うるさいっ、バシッ!バシッ!」
「ドクンドクン。うぅぅぅ・・・」
「でれすけもうイきやがった」
「…はぁっ。。あぁっ…や、やめて…やめてくれ彩――」
「はぁ?…誰に口聞いてるつもりぃ?(ビシッ バシッ。ビシビシィッ!)」
「!!っテメェッ! 今どこで"殴った"?
手の平か? それとも拳か?
・・・どっちでも良い。俺は今まで誰にも殴られた事は無かったッ!
それをお前は今、"覆した"ッ!
もう許さん! ゴールド・エクスペリエンスッ!」
ジョジョかよ・・・?
リリスは貧乳なんだって?
リリスでイメージ検索してみた。
エルガイムより下か・・・。
ユニ
ユニのパンチラは衝撃的でした
制服が必要だ。
YUNI
VJ ARMY
SMILE FOR YOU
>470は制服フェチ
アリスの帯を引っ張りたい。
何処が和姦なんだ。
セムリリマダー?
リリス「てめーチンポとか入れやがったらヌッ頃すぞ?」
セム「ウ、ウン」
そしてリリスは自分の電源を切った。
∧∧
(´・ω・)
_| ⊃/(___
/ └-(____/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<⌒/ヽ-、___
/<_/____/
どんなのがいい?
エロイの
まーまー双子
SERA×ZENOの続きは〜?
セリカにだけはえててしかも受けなエリセリ
ムルムル人気だなあ
トラン×猫で。
いつもの表情のまま猫に秘所を舐めさせているトラン。
無表情で猫の極太ティンポに貫かれるトラン
>>488 なんかアケ板にあったジルチスレを思い出しちまったよ
スレスト食らっちまったなあのスレ
>>1 死ねよボケVVV 死ねよボケVVV
(´・ω・)
(´・ω・)
491 :
名無しさん@ピンキー:04/10/19 15:27:07 ID:LTBhtLdE
ナイアたん‥保守
ぽれもほしゅ
ふたなりエレキは巨乳で童貞だが非処女だそうだ。
童貞だが非処女・・・エロい。
しかしトランのあそこはツルツルだった。
保守
だけじゃなくエロシチュの一つも書け。
「理々奈、あなたの童貞、奪ってあげる」
そう言うとナイアはリリスを自分の中に深く埋めた。
「もっと強いのがいいの?」
言いながら、ナイアは両手を強く握り、そして引き上げた。
「う、うんっ、ぅ、うううっ」
白と灰の螺旋を纏めた色のロープが、
リリスの華奢な身体に赤黒い痕跡を残しながら、
キリキリと音を立てて柔らかい肉体を締め上げる。
ナイアにとっては、乱暴な生き物を扱うようである。
ロープの端を引くナイアの掌にも、リリスのそれと同等以上の跡が残されている。
リリスは口に含んだバイブに邪魔されながら、必死になって痛みや快楽を主張した。
しかし、その中に快楽の分が存在しているうちは、ナイアに手を休める理由は無い。
快楽の分は、愛液として確かに立ち膝のリリスの股座に通されたロープを濡らし、そこで抱えきれなかった分は床に落ちていくつかの染みを作っている。
ナイアはそれを目で確認すると、リリスの口からバイブを抜き、悲鳴を甘く艶やかにした淫声を背景に、
リリスの身体を分ける二本のロープの隙間を下端から広げ、
開けたリリスの秘肉に唾液まみれのバイブを一息に挿入した。
499 :
◆xdgBsiroro :04/10/29 02:02:38 ID:mCcT4KpZ
携帯から。
早くREDやりたい
乙。情景の想像が難しい・・・。
帰ってきたらPCで起こしますね
待ってる。
土曜日も登校乙。
503 :
名無しさん@ピンキー:04/10/30 23:18:45 ID:z+N6txXe
sage
頑張てくらさい
>>502 旅行だよ旅行。五日くらいで人いっぱいで主要都市回るっていったらもう・・・ね。
わかっていてもbe quietですよ。
明日ゲセソ開店突入狙ってるんで今日は寝ますごめん
亀甲縛りって難しいね
女子の部屋でそんな事してないで寝ろ。
シロウは薄暗い部屋で目覚めた。
ジルチだ。
…文法的に意味が分からん。
士朗なのか?ジルチなのか?
ジルチと士郎はゆっくりと絡みあっていく…
ジルチはゆっくりとジャージにはきかえた。
腰を下ろし、後ろで組んだ両腕に、人とは別の無機質な物体が纏わり付いてくる。
綿製の、細長い二本のロープが手首のすぐ後ろに一重、巻きつけられた。
そのまま縛り手によってロープは何周か巻かれ、腕の幾分かが縄目に覆われる。
その際に、ロープに余裕を作るために、手首とロープの間に縛り手の親指が入れられ、声を掛けられた。
「痛くない?」
囁く様な、感情の殺された声。理々奈はすぐに頷いた。
縛り手はその反応を得て、自分の感覚から、少しずつ縄を引き、
後に血液の循環が著しく止まってしまう事の無い程度にきつく理々奈の腕を縛りつける。
それから縛り手は手際良く、途中縄を捻りながら胸の上、胸の下へとロープを巻き、
ただでさえ大きい上に縛られる事によって強調された胸の谷間にも、首から下ろされたロープが通され、
最後に巻きついた縄の両端が手首の付近で強く縛られた。
すぐにロープを引いて力を強められるように、また主従の関係を誇示するために、余ったロープが縛り手の手に委ねられる。
そうして、高手小手を中心とした後ろ手縛りによる理々奈の拘束は完成する。
「そのままよ。いい?」
縛り手がそう命令すると、理々奈はまた頷き、目線をも真っ直ぐ、向こう一点に向けて身体を固める。
その背後で、無表情である事に徹していたはずの縛り手の表情が、少しばかり緩んだ。
スタイルを保っていながらも、柔らかく、肉感のある理々奈の身体を締める縄目も、
その束縛に犯されながらもあくまで自分に従い、無言のままに佇む理々奈自身も、
まるで理々奈の全てが、彼女の目には格別妖艶に映っているようである。
そして理々奈もまた、決して無心でいられている、と言う訳では無かった。
呼吸に合わせて肩が大きく、深く上下し、背中は軽く反れ、僅かながらに汗による湿り気も見られる。
もう随分と緊張し、また興奮しているようだ。
縛り手が背中の窪みを指で突くと、反応敏感に身体を一気に硬直させ、そのまま指を上下に往来させると
その動きに合わせて、特に指を上らせる過程において理々奈の身体がぞくぞくと震え上がる。
「緊張してるの?」
指の往来を続けながら、淫らになって、理々奈の耳元で囁いた。
理々奈の身体が間近に迫り、荒くなった呼吸が抽象している熱い体温が縛り手にも伝わる。
「はい。…すごく、どきどき…してます…」
極めて小さな声量で、理々奈が答えた。
理々奈の内で高鳴る心臓が、その事を第一に言わせているようである。
「そうね。確かに、音がこっちにも聞こえてきそう。でも、どうして?怯えてる?」
縛り手は更に声を迫らせる。言葉の隙間にある吐息の音をも理々奈に押し当て、
触れる事無く愛撫するように理々奈を弄んだ。
「ち、がいます…」
反応に一瞬微笑み、縛り手はついに舌を口外に垂らして、理々奈の左耳の裏をなめずった。
「あっ」
理々奈の口からついに淫声が漏れ、体内に溜め込んでいた空気が漏れる音がする。
それを皮切りに漏れ続ける声を、縛り手はひたすらに耳を舐め、唾液で全体を覆いつくす事によって促し続ける。
そのうちに首筋や胸部への欲望が膨らんできたところで一度愛撫を止め、縛り手から核心に迫った。
「じゃあ、こうやって縛られてるから?」
言って縛り手は理々奈の手首を引っ張り、それによって理々奈の身体に巻きつくロープを一度に締め上げた。
理々奈には、こうしてロープで束縛される経験などある筈が無い。それが緊張の理由だと言う事は、最初から判りきっている事である。
しかし、それでも縛り手は一度、理々奈にそれを言わせようとしているのだ。
自ら言わせる事の羞恥もまた、縛り手の恍惚を誘い、また理々奈に行為の快楽を根付かせるための足がかりとなるからだ。
「ねぇ、どうなの、理々奈。縛られるのって、どう?」
理々奈の手首を何度も引き戻しし、軽く揺さぶりながら言葉を幾つかに切り分けて問う。
すると、理々奈は初めて背後の縛り手に振り向き、紅に染めた頬を見せて言った。
「痛い…です。…だけど…」
「嫌いじゃないのね」
理々奈が言い終える前に、縛り手は結論を先に読んだ。
特に異論を唱えることなく、再び前を向いて黙り込む様が、言わずともその正答を縛り手に教えていた。
「それならいいのよ」
縛り手は立ち上がり、理々奈の前方へと回り込んだ。
既に乱れてしまったシーツを上を踏み、柔らかく、どことなく古臭いベッドが軋む。
「いい理々奈、こうなったからには、今から全部、私の言うとおりにするのよ」
裸で腰掛ける理々奈に、黒い下着姿で立ち上がったままの縛り手。
理々奈は思わず見上げた。つい最近、下ろしたばかりのミドルヘアーが挨拶した。
縛り手は冷たく微笑んでいた。しかしその表情は、完全には冷たくなっていない。
それが見覚えのある、ナイアの表情だと認識した所で、理々奈はゆっくりと頷いた。
この先に何が待っているのかは、よく知らない。
いつもとははっきりと違う夜に身を任せている事、それくらいの判別はつく。
なのに承知してしまう事、それはあまりに短絡過ぎる決断ではある。
しかし、ナイアに乱される事は、決して初めてではない。
二人きりの夜を得る機会があれば、肌を交わして、快感を得ると共に互いの存在を深め合ってきた。
その欲望が、今夜に限ってナイアよって酷く捻じ曲がって理々奈に突きつけられてる、それだけの事であると、理々奈は返事したのだ。
(ナイアさんなら、大丈夫。何も怖くは無い。)
(…ナイアさんなら)
「そうよ、いい子ね」
盲目的で、服従に似た信頼が、ナイアには存分に喜ばしかった。
「でも、これだけじゃないの」
ナイアは早速、ベッドの上からアイマスクを取り、理々奈の目元を黒い布地で覆った。
身動きもままならないまま、瞳のスクリーンから、ナイアが、他のあらゆる物が消え、代わりに暗闇が理々奈の視界を占める。
ナイアがいなくなった不安が押し寄せ、理々奈が身体を強張らせる。
「大丈夫、私はここにいるから」
そうして生じた不安を埋め合わせように声をかけ、右腕で肩を抱いた。
唇を理々奈のそれに柔らかく押し当てると、乱れた呼吸に割り入ってすっかり気の抜けた舌を吸い上げ、
唾液を交わし、キスの余韻を確かに残して唇を離した。
直前、理々奈の舌が動き出し、逆にナイアのを吸おうと試み出したが、ナイアはそれを許さなかった。
理々奈には快楽をこちらから与えるのみで、求める事はあってはならない。
全ては快感のために、あくまでも主従の関係を誇示したナイアの意志がそうさせたのだ。
「ね、大丈夫。」
理々奈は言葉無く頷くと、それでも顎を引いて注意を利かせながら力を抜き、ナイアを迎え入れる。
安堵を得て、ナイアは理々奈を抱いたままの右腕に加えて左腕で脇腹から理々奈を抱え、
予め唾液で濡らした唇で首筋に一線を描き、それからその線の幅を広げるように舌や唇で唾液を塗りつけていった。
「あっ、あ、んっ」
熱くなった身体には冷ややかに映える湿気が、理々奈の肌を刺激し、声を絞り出させる程の快感に至る。
時よりアクセントとして肩の筋を軽く噛むと、一層淫らな声が部屋の中に放り出された。
「気持ちいい?」
ある程度の間隔を経ては理々奈に問う。その度に、理々奈は息を詰まらせながらも、淫声を殺して肯定する。
こうあっても、健気に応えてくれる。可愛らしいものだと、ナイアはより強く理々奈を抱きしめて愛撫した。
ナイアは次に、理々奈の大きく、またロープに強調された乳房を愛撫の対象とした。
しかし、それをすぐには始めようとは思わなかった。
そう焦らずとも、むしろ、焦らないほうが、理々奈を楽しむ機会が一つ増える。
「理々奈」
肩で息をしながら、理々奈が反応する。ナイアはそのまま何も言わなかった。
「…あの、ナイアさん……?」
十秒、二十秒、時間が過ぎる。理々奈が何度か呼んでみても、ナイアは決して返事をしない。
暗闇だけの理々奈の視界から、今度こそナイアの生気が消え去ろうとしている。
「え、そんな…ナイアさん…いないの…?」
収まっていた筈の不安が込み上げる。理々奈の声が震える。
すると、ナイアの行動がいきなり理々奈に襲い掛かった。
「ふぅっ」
一瞬、誰かが息を吸う音がして、それを聞き取ったと同時に、
ナイアが頭から理々奈の右乳房に噛み付き、強く吸い上げながら内部を搾るように歯を食い込ませた。
「…あっ!」
突然の行為に理々奈の口から、音程の狂った、間の抜けた声が漏れた。
胸部に激痛が走り、一気に表情を歪め、ナイアの頭を何処かへ放り出そうと身体をくねらせる。
しかし、その力が体当たりにも似たナイアの行為によって掛けられた体重に勝る事は無く、
既にくしゃくしゃになってしまったシーツの上に押し倒され、そのまま覆いかぶさったナイアの身体によって自由を奪われる。
「やだ、嫌、痛…っ、ナイア…さん…」
ナイアの表情や思惑は理々奈には見えず、また理々奈の表情も乳房に目を向けているナイアには見えず。
この激痛に歯止めを掛けようとしているのは、理々奈の脆い声だけである。
ナイアは決してこの行為を止めない訳では無かったが、やはり理々奈の静止は耳に入れなかった。
「あ、あっ、あ!痛、いたい…ナイアさん…やめて…」
「ならいっちゃいなさい。私はそれが見たいの。痛くても、気持ちよくなれるから、ね?」
ナイアは一度唇を離して言い、それから再び頭を理々奈の乳房へと戻した。
今度は甘く、一定の間隔で強弱を与えながら理々奈の乳房を齧り、その口内で、舌を使って理々奈の乳首を押し込むように弄ぶ。
「ん、ふ、あっ…」
この愛撫においてようやく、理々奈が淫らな声をあげた。
舌が乳首を転がす快感に加えて、ナイアがわざとらしく吸い上げる音を立てると、それは塞がれた視界に映えて、理々奈の聴覚に、淫猥に響き渡った。
「あ、あん、は、あっ」
ナイアの舌が動く度に、純粋な快楽が与えられる。理々奈にとってこれ程心地よいものは無いだろう。
しかし、それだけなら、いつもの事である。サディスティックな欲求を満たすには、あまりにも物足りなさ過ぎる。
ナイアは試しに、手を出していなかった理々奈の左の乳首に左手をやり、指先が弾力を察知したところですかさず乳首を螺子のように回した。
「きゃ、ああうっ」
またも突然の、しかも一点からぞくぞくと理々奈の全身に広がる快楽。
理々奈の反応は非常に敏感になっていた。恐らくは、ナイアにしか出させられない甲高い声が、
快楽のために理性を投げ出してしまった理々奈の状態を合図している。
もう準備は出来ただろう。ナイアはすぐに行動に移した。
先程から一定に力を加えている自らの顎。その力の強さの起伏を、少しだけ強くしてみる。
理々奈は特に際立った反応を見せなかった。ただ愛撫に喘ぎ、時より存在を確かめるようにナイアの名を呼んでいる。
強まった快楽が、痛みを麻痺させているのだ。ならば、それに勝る痛みを与えて、感覚を戻してやらなければならない。
ナイアは一気に力を強めた。ついさっきまでの激痛が、理々奈の脳裏に、急に思い出された。
「!いっ、あ、ああっ」
まどろみから覚めたように、脱力していた理々奈の身体に力が戻ってきた。
今度は、その痛みに、起伏がある。吸い上げる分の力や舌の動きは変わらずに、何秒かおきに、痛みと快楽が入れ替わる。
その内の痛みが支配するときの間だけ大きく力み、吸い込み続けるだけの呼吸に胸板が膨れ上がった。
「今度は、気持ちいいでしょ?」
理々奈はこれまでよりも間隔を早めて、二度頷いた。
痛みと快楽の切り替えの中で悶えながら、内心は、随分と興奮している。ナイアには、そう感じられた。
事実、熱い息を放出する口はずっと半開きのままで喉の湿気を奪い、
反対に唇は唾液で湿り、恐らくは見開いたままの二つの瞳はアイマスク越しにナイアを見上げている。
また、腹部から下は、押し倒してからずっと理々奈と重なり合ったままである。
ナイアの身体によって行き場を失い、結果理々奈の内部に押し込められた熱は幾重にもなって理々奈の体温を上げている事、
下腹部に閉ざされた秘肉からは、既にたくさんの愛液が出で、そのままナイアのショーツを濡らしている事、全てが容易に判断できた。
試しにナイアが腰を前後させてみると、下着の摩擦が直に肉襞を擦り、理々奈は自由の利かない肩を必死にくねられせて喘ぐ。
まるでこのまま、自分が男性だとして正上位のままに理々奈と性交し、絶頂へと誘ってしまいそうだった。
「もっと鳴いてみせて、理々奈」
ナイアは再び愛撫に戻った。より顎に力を込めて乳房に噛み付き、力を抜きながら、舌を窄めて乳首を包んだり、
ピン、と弾く様に飛ばしたり。理々奈の身体が快感に身をよじらせる。
そうしているうちに、理々奈にはナイアからの物とは全く別の痛みが迫っていた。
それは、ロープのきつい締め付けによる痛みだった。痛みよりも、痺れの方が適当なのかもしれない。
ロープは理々奈がもがく度、拘束によって制限されている上半身の動き一つ一つに反応して、理々奈の身体をきゅうきゅうと締め上げている。
「あっ、あはっ!あ、あっ、んっ」
ロープからの痛みと、ナイアからの痛み。その二つに挟まれて、理々奈は時より齎される快楽に溺れていく。
そうして得た快楽は、先程までの、ナイアの愛撫だけによって得られた快楽とは全く別の、それも遥かに強い物に変わっていた。
縛られている身体が、みるみるうちに軽くなっていく。
鼻腔を冷ややかな空気が通り過ぎ、意識をはっきりと続かせる。
痛みを得ている時は無我夢中に放っていた筈の声が、いつの間にか、痛みに同調しての淫声に変わっている。
身体が、この愛撫を受け入れている。痛みを、受け入れている。束縛を、受け入れている。
まったく変な感覚だったが、それが変であると言う認識も、すぐに意識の彼方に飛ばされ、消えた。
快楽に割り込む、二種の痛みすらも、理々奈が欲する快楽に含まれているのだと、その事実を呑み込んだ瞬間、理々奈は大きく絶頂した。
「あ…あっ、あ。ぅああああっ!」
背中を大きく反らし、へその下を頂点に腰が浮き上がり、一気に愛液を外部に放る。
その愛液のほとんどが、愛撫に徹していたナイアの腹部にかかり、濡らす。
理々奈は浮かせた腰の位置をほとんど一秒も保たせず、すぐに脱力した。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
「まだよ、理々奈」
ナイアは、ひたすらの呼吸を始める理々奈の肩を力任せに抱え上げ、
そのまま片腕を理々奈の腰に回し、押し倒す前の座位まで身体を起こした。
それから少し、ナイアが何か準備をして間があったが、理々奈の注意の糸は張り詰められたままだった。
その間が、大体どれくらいの長さであったかは、理々奈のには既に掴む事が出来なくなっていた。
ただ無言のまま、秒が過ぎ、十秒が過ぎ、分が過ぎる。その間に、別段何かの刺激が与えられた訳でもない。
視覚を奪われ、行動を奪われ、快楽に塗れ、短時間に感覚が麻痺してしまったのだ。
「理々奈」
暇があった聴覚に、ナイアの声が飛び込んできた。
「はい」
理々奈が無心に返事した。ナイアは理々奈の頭を撫で、そして、手に持った何かを理々奈の唇に近づける。
「口、開けて」
言われてすぐに、口を開ける。
理々奈の口内に、生暖かく、湿った、硬い物が進入して来た。
「本物だと思って、舐めてみて。ちゃんと相手を、喜ばせるつもりでね」
男芯を模した物。バイブレーター。
ナイアの言葉が先か、理々奈の舌先の感触が先が、どちらにしろ、理々奈にはすぐにその物体の正体を理解する事が出来ていた。
しかし、理々奈にはそれをどう舐めてやればナイアの満足に繋がるのか、それが判らなかった。
口内はもう、バイブレーターで埋まっている。どうすればいいか聞けないままに、何もせずにいると、ナイアはそれを察して口を加えた。
「形振りなんかいらないわ。理々奈の思うとおりに、やってみて」
言われて理々奈は頷き、そして恐る恐る舌を動かし始めた。皮膜からの露出部を模した部分に舌を往来し、同時に弱い力で吸い上げていく。
そうしてみて、まるで何の感覚も得られなかったが、それでもナイアの言うとおりに思うが侭、理々奈はフェラチオを続けた。
「そうね、誰か男にしている所を想像してみたら?」
理々奈の頬が急に紅潮した。「誰か」、と言うのは理々奈にとって極めて意地悪な言い方なのだろう。
ナイアは追い討ちをかけるようにクスクスと笑い、その「誰か」の立場になって、吸い上げてくる理々奈の口内から微々、バイブの出し入れを始めた。
「んっ…ふ…っ、う…ん……」
理々奈のぼやけた意識に、想像による、「誰か」との情事の映像が流れ始めた。
ナイアからの羞恥はあったが、妄想であろうと、模擬的な行為をいくらか実質的な物と捉えてしまった方が、
理々奈がこの行為をする意義も、快感も、大きくなるに違いない。
銜えている物は、あの人の男芯で。
「もうちょっと、上向いて」
時よりかかる、あの人の声に、ちゃんと応えて。
ナイアがバイブを上に持って行くと、殆ど時間の間が無く理々奈の頭も動いていく。
俯いたままであった理々奈の表情には、いつの間にか、理性の無い淫猥だけが広がっていた。
「…すごくいい顔してる。」
口元に垂れる唾液にも構わず、一心不乱にバイブに舌を這わせ、音を立てて吸い上げる。
陰部からは愛液が溢れ、両太腿で周囲を擦って、何とか自慰に似た快感を得ようとしている。
相手の反応を模して、吸うと同時に軽くバイブを動かしたり、素早く出し入れをしたり、ナイアの側の動きにも思わず力が入る。
その瞼の裏には、一体何が描かれているのだろうか。
あまりにも熱中した理々奈の姿は、これまで一応の平静を保っていたナイアの内心をも興奮させた。
「理々奈、いい?その誰かさん、そろそろいっちゃうわよ。」
ナイアは腰掛けたまま脚を開き、バイブの位置を、自分の股座へと持っていった。
応じて理々奈の頭も、ナイアの両脚の間深くへと収まる。
そのままバイブの端をショーツの中央に押し当て、右手の親指と人指し指で輪を作り最小限の面積でバイブを持った。
「深く銜えて、頭を動かして。」
理々奈は、先ずゆっくりと頭を上下させ、それから少しずつ速めながら、相手の慣れに気遣うように頭を動かして行く。
丁度、頭が下がる度に鼻から息が漏れている。呼吸と同調させているのだ。
即ち、その速度が上がれば上がる程息が詰まり、胸が苦しくなってくる。
しかしそれでも理々奈は、途中動きを遅くする事無く、ある一定を得てからはずっとその速度のままで頭を上下させていった。
胸が苦しい原因が、息苦しさとは全く別の所から起因していると解釈しているからである。
「いいわよ理々奈、じゃあそろそろ、ね。」
ナイアは腰を起こし、立ち膝のまま左腕で理々奈の頭を抱え、バイブを手に持ちながら理々奈の口内に向けて腰を突き出した。
「んっ、んんっ」
あまりにも奥まで入れてしまわないように気をつけながら、多少荒っぽく、絶頂前の動作としてピストン運動をする。
そして何度か腰を動かしてから、絶頂のサインとして、バイブを上に傾け、スイッチを入れた。
「んんぅっ」
口内が急に痺れ出し、バイブが内部を細かい感覚で往来する。
そして何秒かの後、ナイアによって理々奈の口からバイブが抜かれた。
バイブの先端から理々奈の舌先を、唾液の下弦線が繋ぎ、想像で興じたフェラチオの淫猥さを抽象していた。
「さっきいったのに、もうこんなに濡れてる」
ナイアの指が理々奈の下腹部に伸びた。
座位のままで、閉じきっているクレヴァスを指で開き、その中の愛液を穿り出す様に指を動かす。
クチュクチュと言う音と共に、しわだらけのシーツが湿り、その一部が透き通った。
「今から全部、満たしてあげるからね」
「…はぁっ…は、い…」
ナイアは理々奈をベッドの上に這わせて膝を立たせ、腰をナイアに向けて突き出すような体位を取らせた。
そして手に取ったのは、理々奈の唾液に塗れたままのバイブレーターである。
最初からバイブのスイッチを入れて、理々奈の割れ目へと近づけていく。
モーター音が理々奈の肉襞に食いついた途端に、理々奈は身体が捩り、声をあげた。
そのまま左右一対の襞の隅から隅までにゆっくりとバイブを這わせて振動を与え、
膣から溢れ出た愛液で改めてバイブを濡らし、膣口に先端を押し当てた所で理々奈に声をかける。
「いくわよ、理々奈。」
息遣いと淫声以外は既に頭に無く、理々奈は最初と同じく声を使わず頷いてナイアに応答した。
ナイアは押し当てていたバイブの数センチ程をそのまま入れ、それから一度手を離し、今度は掌で押し込んで挿入する。
「あ、ああっ、あ、んっ」
潤滑は十分すぎる程に整っており、ほとんど力も要らずに四分の一程が理々奈の膣内に収まる。
そこから理々奈によるきつい締め付けが始まり、なかなかバイブが動かなくなってしまうが、
バイブ自体の振動が段々とその力を奪い、それを待ってから、ナイアは握った右手を前後させた。
「はぁんっ、あ、ああぅっ、あっ」
挿入する場合は、バイブを異物として、それが入り込んでくる快感に大きく喘ぎ、
抜く場合は、バイブを身体の一部として、排泄に似た感覚の下に喘ぐ。
ナイアの正面で、理々奈の腰が猥らに動く。バイブを入れたまま、クリトリスを指先で抓ると、腰が弾むように震えた。
「ひ、あ、はぁっ、あんっ」
やがて、理々奈の声が裏返り、間隔が早まってくる。
甘く、程の高い声。このままナイアが単純に手を動かしていれば、理々奈は十分な快楽を含んだ絶頂を迎えられるのだろう。
しかし、ナイアには理々奈にとって良い意味で、そのまま終わらせるつもりは毛頭無かった。
「ふふ、もっといい事してあげる」
ここでも、痛めつける事によって理々奈の淫猥さを見出し、それを自らの快感に変えてしまおうと言うのだ。
ナイアは、バイブを理々奈の締め付けに任せて一先ず手から離し、立ち膝で身を乗り出して、理々奈の身体を締め付けるロープの集結部を掴んだ。
集結部は、手首のすぐ上にある。これをある程度の力で引っ張れば、縛った後からでも加減の調節をする事が出来る。
早速、ナイアはロープを力強く引っ張り、一気に理々奈の胸部や腕を締め上げた。
「!あっ、あ、い、た、ああああっ」
理々奈の声が、痛烈な悲鳴混じりの、別人の物へと切り替わる。不意打ちにしては、力を急に入れすぎたかも知れない。
しかし、どのみち理々奈の様子を見るに、そう長く持ちはしないだろうし、この痛みが快楽を引き立てる事を、理々奈は既に知っている筈だ。
「ほら、どんどん締まっていく。千切れちゃいそうね」
ナイアは、理々奈の声を聞きながらも、更にロープを締め、理々奈を責め立てる。
「あっ、んっ、い…あっ、あ、はぁぁっ」
理々奈は、締め上げの痛みから、先程得た、痛みと快楽の狭間の、別格の快感を思い出し、
この行為にもそれが当てはまるものだと、必死に声をあげて悶え続けた。
そうして自らを昂り続けることによって、熱く上半身の内部まで響く痛みはやがて快楽に埋まり、二度目の浮遊感が理々奈を迎える。
「理々奈、もういっちゃいそう?」
すぐに判別がついた。ナイアは対象をロープからバイブに戻し、出来るだけの速さでそれを動かした。
その分の快楽が伝わった時点で、理々奈は絶頂した。
体位の違いか、一度目の絶頂とはまるで対極に、何かに押し潰されているように身体をベッドに押し付けて理々奈は果てた。
力なくベッドの暖かみに身を任せる理々奈の身体にはロープが食い込み、縛られた手首は赤紫色になっている。
ナイアはすぐにロープを解き、理々奈を解放して仰向けに寝かせ、その上に覆い被さって唇を重ねた。
「ん…っ、」
軽いキスの後に、理々奈のアイマスクをゆっくりとはずしてやる。
理々奈の視界に、久しぶりの暗闇以外の物が映り、第一に、白熱灯の下で間近に微笑むナイアの顔があった。
「理々奈、すごく、良かったわよ…可愛かった…」
「…はい。」
「私の方が、どれだけ興奮したかわからないもの」
言ってナイアは愛液で濡れに濡れたショーツを脱ぎ捨て、自らの淫部を理々奈に見せた。
理々奈の様に随分興奮しておきながら、一度も絶頂に達していない彼女の秘肉は、獲物を前に涎を垂らすかのように愛液を満たしている。
「理々奈、ちょっと身体貸してね…」
言ってナイアは理々奈に抱きつき、互いの身体全体を擦り合わせ、
また下腹部は襞の上部からクリトリスを擦るように身体を揺さ振った。
「あ、は、あっ、あ、あっ」
立てていた両腕が、思わず力を失った。
情事の間、手淫等の自慰や、性器を重ねる等の行為に至ろうと、何度考えただろうか。
表に出していた冷静さとは別に、ナイアの内なる感情は理々奈の淫猥を前に昂りきっていたのだ。
「あ、ああぁっ、理々奈っ、理々奈…」
欲求を抑え過ぎていたのか、ナイアの様には歓喜すら含まれている。
主の側の立場から解放され、ナイアの声が一気に甲高くなっていった。
「あんな声出しちゃって、私の方が理々奈に可愛がられちゃったみたいね」
絶頂し、疲れの中二人並んでベッドに横になっていて、ナイアがぼそりと漏らした。
「でも私、少し安心しました。もっともっと痛い事されるかなって思ってましたから。」
「本当はそのつもりだったのよ?でも、そんな事しなくても十分満足しちゃったから。」
「……もっと安心しました。」
理々奈は声にため息を混じらせ、横を向いて眠りに入ろうとする。
その後少し間を置いて、ナイアがその後姿を抱きしめた。
「でも、今度また縛ったりするかもね。」
「…ナイアさんとなら、いいですよ。痛いのも、少しは慣れましたから」
意地悪に言ったつもりだったが、理々奈の反応はあくまでも穏やかだった。
「ふふ、そんな事言われたら萎えちゃうわよ。…ありがとう、理々奈」
ナイアの目に映る理々奈の背中が、たまらなく愛しくなった。
純粋にそう思えるうちは、この束縛が屈折した愛情に変わってしまう事は無いだろう。
夜が、更けていく。
おわり。おちよわっ
***
そんなこんなでもう物書き三年目になるのか。
人生って不思議。おやすみ
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
「畜生、また左手なんかで・・・」
一人の片手プレイヤーがLISUの目の前で伏せていた。
どうやら負けたらしい。
「あらLISU」
LISUの彼女だ。
「奇遇ね、私も片手しに・・・あら、手すっごく冷たいじゃない!」
「・・・何だと?
じゃあ奴は俺にハンデを与えた状態で・・・畜生!」
男は走り去った。
コレの続きを誰かエロく書いてくれ
>529朝っぱらから乙。
>>531 ゲーセンから走り去ろうと男は駆け出した。
しかし、すぐに誰かにぶつかってしまった。
「す、すいません」
「・・・LISUくんと勝負してタダで帰れると思ったのかな?」
男は目を上げた。そして、あるビジョンが頭をよぎった。
『ガンバッテー』
『フルコンですかぁ?』
間違いない、この男は・・・
「も・・・MON!何故こんな所に!」
「何故って、LISUくんが『面白い事をするから来てくれたまへ』って言うから。」
言うが早いか、どこからかロープを取り出してMONは男を縛り上げた。しかも片手で。
「相変わらずすっごいですねMONさん、さすが!」
LISUの彼女が黄色い歓声を上げた。
「うぁ・・・な、何を!?」
男は何をされるのか解らず、狼狽する。
「何って、それはこれからすぐ解るよ。それじゃ、MONくん・・・」
「ガンバッテー」
↓続けて
マジメに、かつ馬鹿っぽく続けようか
って自分で「エロく続ける」と書いて何言ってるんだ俺・・・
繋ぎっぱなしかよ!
ほほほほ保守
保守
俺はセンス無いから誰か続き書いてくれ・・・
「ふふ・・・気持ちいいでしょう?」
ちろちろと口から赤い舌を覗かせ、彩葉がささやく。
いや、数刻前から彼女は彩葉では無くなっていた。
憑依したとされる幽霊、茶倉が彩葉の体を支配し、練りに練った巧みな性技で男を嬲り上げる。
胸元には赤黒い男根が見え隠れする。
真っ白な乳房に嫌というほどに目立つその塊は、無残なまでに四つの白い球体に押し潰されていた。
「・・・出したくなったら、遠慮せずにどうぞ・・・」
リリスはそう言うやいなや、ローションの瓶を手に取り、惜しげも無くどばどばとそれを自らと彩葉の乳房に塗りたくる。
「・・・ん・・・」
「どうしたの?乳首がこすれてたまらないのかしら?ほら、ほら・・・。」
男を蹂躙しつつも、度重なる摩擦がリリスの性感も高めている事を茶倉は見逃さなかった。
狙いを定めると、自らの乳房を操り、乳首と乳首とを擦り合わせる。
無論、男根を嬲る事も忘れない。
ぬちゃり、ぬちゃりとした粘着質な水音が薄暗い部屋にこだまする。
二人の美女が粘液にまみれ、乳房で男に奉仕しているその様は、あまりにも非日常的で、淫猥で、妖艶だった。
「ほら、あなたも。溜まってるんでしょう?ね・・・出して・・・。」
早く早く、と言わんばかりに、柔らかな塊で男根を扱きあげる。
絶頂に近づいたそれがぼくんと跳ね上がるのを感じ取り、茶倉は目を細めて満足げに微笑んだ。
エレキ「ぅぅぅ・・・」
>>542 うほっ きたぞきたぞ こりゃあいい
刺激を受けると自分も書きたくなってくる
安受けし過ぎかな。
保守
クジャクは火傷の跡を隠している。
「よ、よお、クンニリングス・ジャック」
「誰がクンニリングスだ」
ほしゅ
549 :
1/2:04/11/21 23:28:21 ID:gfWmXk8r
「ひひ・・・今日も始めるとしようか・・・。」
黒いコートに身を包んだ男は低い声でそう呟き、唇の端を歪めてニタリと笑った。
もうとっくに日は落ち、街には夜が舞い降りている。道行く人々も若者が多数を占めてくる時間帯だった。
「ふふ、そう焦るな。すぐに事を済ませてしまっては面白くあるまい。」
周囲の人目など気にする様子も無く、男は右手で無遠慮に突起に触れる。ここがいいのだろう、と言わんばかりに乱暴に。
男は触れた突起の触感に一瞬眉をしかめたが、すぐにどこか悪意を含んだような薄ら笑いを浮かべた。
ちらと後ろを振り向き、男は人がいる事を確認した。
「ち、まぁいい、そんな事は些細なものだ。」
ふふ、と低い吐息を漏らして笑い、突起を弄り回していた右手をズボンのポケットに突っ込んだ。
「触られるだけでは物足りないだろう?待っていろ、すぐにその穴にくれてやる。」
男はそう言うと、ぽっかりと空いた裂け目に視線を見やった。
そしてポケットから小さなケースのような物を取り出し、中を開いた。
内部から小さな銀色の金属片を摘み取り、穴にあてがう。
「一つでは足りない、と言いたそうだな。・・・いいだろう、2つだ。特別に2つくれてやる。」
もう一つ金属片を取り出し、男はぺろりと舌なめずりをした。
蹂躙する。思うがままに。
これから起こる事態を想起し、性欲の権化を激しくエレクトさせ、2つの金属片を秘裂へと注ぎいれた。
550 :
2/2:04/11/21 23:29:40 ID:gfWmXk8r
「あーーーーっ、アイツ連コしやがった!!」
「店員呼ぼうぜ店員。」
その後、男の姿を見た者はいない。
完
初代バーチャ?
突起が付いてるって事は・・・
スレ違いだ!
突起=ターンテーブルのネジ?
廃墟だなぁ
非エロならどうにかならない事ないけど…
>554
ここはひとつ頼むよ。
556 :
名無しさん@ピンキー:04/12/01 18:42:53 ID:YYEjRyNm
age
赫子×英利激しく見たい
>>557 僕で良ければ前に一応書いたから
よろしければ適当に探して読んでください
微妙だけど
ありがとう。
さて、バイブルが出たわけだが
早速SILVでクチュクチュした。
すけべな事には超純情な茶倉をぐちゃぐちゃに陵辱する小説希望
やってやろうじゃないか。長いの苦手だから短くするつもりだけど。
ガン( ゚д゚)ガレ
Σ
言ってみるもんだー
ごめん、ぐちゃぐちゃにはちと無理・・・せいぜいお仕置きレベルになっちゃう。
567 :
563:04/12/11 23:51:11 ID:ZCST5NUy
くっそーキャラの口調が茶倉ぐらいしかわかんねぇ('A`)
全然文章がまとまんねー('A`)
つか陵辱とか嫌いな人いそうだけど書いちゃっていいの?
568 :
名無しさん@ピンキー:04/12/12 00:34:08 ID:FCGUUOcL
ageるぞーーーーーーーー!!!!
>>563 1行目 オラの脳内に任せてくれ
2行目 オラの脳内に任せてくれ
3行目 オラの脳内に任せてくれ
陵辱なら陵辱でとことんやった方がきっとおもろいですよ
上の方のナイア×リリスとかはふっきれられなかった結果だから…
リリス×茶倉キボンヌ
とりあえず、ナイアたんにハァハァ(;´Д`)
ナイア=SILV
ユーズ=REV-S
よし、とりあえず投下してみます。
お気に障るようでしたら、「ちくわぶ」でNGワード登録お願いします。
乾いた空気が頬を指し、目をゆっくりと見開いてみるとそこは一面の白い白い壁。
ここはどこだろうかと思考を巡らせると同時に、茶倉は腕と肩が何かに引っ張られているのを感じた。
否、引っ張られているのではない。肘と手首が柱か棒のような物に固定されている。引き剥がそうとし
てもぴくりとも動かない。
足はというと、動かせない訳では無いが足首に枷がはめられていて、持ち上げる事ができない。
(磔にされてる・・・まさか、アイツらに・・・?)
部屋の中には誰もいない。見える範囲で目を凝らすと、右前方に壁と一体化しているかのようなドアが
見えた。
空気はひんやりとしていて、ファスナーを開いたツナギでは少々肌寒い。茶倉は咄嗟にあの薬品臭い研
究所の一室を思い起こしたが、それらしい人物にここ最近は出会った記憶は無い。
最も新しい記憶は、ROOT26の片隅のIIDX筐体でナイアに勝負を挑んだ事ぐらいであった。
(確か、台を降りた途端に目眩がして・・・。)
そこから先を思い出そうとした所で、右前方のドアが開いた。
「お目覚めかい?」
黒と赤で統一された服に身を包んだ男が、部屋に足音を響かせながら近寄ってくる。
髪は天に歯向かうかのように逆立ち、目元には歌舞伎の隈取のようなオレンジのペインティングが施さ
れている。
「コレをやったのはてめぇか?とっととこんなふざけた真似はよしな。」
視線で殺すとばかりに目の前の男を睨みつけるが、男は怯む様子も無い。
それどころかその様子をイキがいいなどと口元を歪めて笑い、右手をポケットに突っ込んで携帯電話を
取り出した。
「・・・俺だ。識だ。例の場所に集合だ。・・・何?デュエルもか?ああ、大歓迎だ。じゃ、急げよ。」
識と名前を言ったその男はそれだけ言うと通話を終えて携帯電話をしまった。
「おい、アタシに何をするつもりだい?」
「何って、ま、お仕置きって所だな。何故かは解るだろう?」
「何の事だい?アタシの知ったこっちゃないね。」
烈火の如く睨みつけるだ、対照的に識の視線は感情が篭っておらず、冷ややかだ。
「フン、しらばっくれるつもりか。・・・確か3回目だよな、お前がウチの店の筐体を蹴り壊したのは。」
茶倉が東京に舞い戻ってからというもの、ナイアに勝負を挑みつづけた結果だった。もうすぐそこに手が
届きそうなのに、あと一歩及ばず。そんな茶倉の怒りと悔しさはIIDXの筐体に叩きつけられていた。
無残にもバスシェイカーの枠は歪み、蹴り飛ばした衝撃が内部のハードディスクにまで及ぶという様相を
呈し、その度に識の懐にはOnemore Lovely-anotherの滝にも似た被害額の嵐が舞い降りていた、と識が淡々
と説明した。
「本来ならきっちり金を払って弁償していただこうと思ったんだが、額が額だ。すぐにゃ払えんだろう。」
「で・・・寄ってたかって袋叩きにでもしようってかい?上等だ。やれるもんならやってみろよ。」
自分が拘束されていると言う事実を忘れ、吠える。しかし、そんな茶倉の怒りすらも、識は意に介さない。
あざ笑うかのように、つかつかと距離を詰める。
オレンジの隈取が、茶倉の瞳にはこのうえなく醜く見えた。
「直に解る。まぁ怪我をさせるような事はしないさ。」
睨みつける視線を恐れる様子も無く、識は微笑さえ浮かべながら茶倉の全身を上から下へと眺めた。
頭のてっぺんから爪先まで一通り見物され、識の両手が伸びてくる。
首にかけられたヘッドホンに識は眉をしかめ、白く細い首を撫で、鎖骨をなぞり、胸元のサラシを解きに
かかる。
「ど、どこ触ってやがる!このスケベ!」
「どこか、だと?わざわざ言うまでも無いだろう。こんなに押さえつけたら苦しいんじゃないか?」
少し緩められたサラシの隙間から識の両手が侵入する。
直接素肌に触れられ、生暖かいその手の感触に寒気が走った。
「うっ・・・や、やめろ!離せ変態ヤロー!!」
抗議の叫びにも手が止まる様子は無い。
掌で乳房の重みを楽しむかのように持ち上げ、指先で軽く握り潰すかのように揉みしだかれる。
指の一本一本がそれぞれに独立した生物のように感じられ、その嫌悪感に目の前の男を蹴り飛ばそうとす
るが、両足にかけられた枷はどこまでも重く、1cmたりとも持ち上げる事ができない。
両腕が貼り付けられた、丸太のような棒と輪状の金具とを引き剥がす力も込められない。無理にそのくびき
を引き剥がそうとしても、ただその分の疲労感が空しく身体にのしかかってくるだけだった。
「くそ・・・人のむ、胸を・・・絶対にぶっ潰す!」
不快。気持ち悪い。先ほどから全く変わらない識の微笑に、言葉では言い表せないようなドロドロした塊が
胸の内に渦巻くのを感じた。
「強気そうな顔立ちとは裏腹に・・・ここは柔らかいな。」
「う、うるせぇ・・・。」
識の口元は笑っていたが、その赤黒い瞳は笑っていなかった。
しばらくの時間が経っただろうか。それは茶倉にとっては数分であるとも思えたし数時間であるとも思えた。
「遅いな・・・まだ来ないのか。」
部屋の中には時計がある様子はない。識は腕時計にちらと目をやり、またすぐに茶倉に視線を戻した。ゆるめ
られたサラシから右手を抜き、顎を撫で、頬をなぞり、髪に指を絡めてく。その掌を茶倉は一瞬暖かく感じたが
すぐにその薄気味悪い温もりを頭から追い払った。
「気安く触るんじゃねぇよ。」
凄みを利かせてみたところですぐに状況が好転するわけが無い事ぐらいは理解していたが、無遠慮に身体をま
さぐるこの男に罵言を飛ばさずににはいられない。今の言葉にもやはり動揺する様子は無い。
「今時真っ黒な髪ってのも珍しいな。」
識が髪の根本から先端へと、櫛で梳かすように指を流していく。
「髪を染めるのは好きじゃないんだ。悪かったな。」
「とんでもない。・・・綺麗なもんだぜ。」
耳の辺りをいじっていた手が、後頭部から脳天へとよじ登って来る。脳天を軽くポンポンと叩かれたのが、赤
ん坊や小さな子供をあやしているかのようで、茶倉は煩わしげに眉間に皺を寄せた。
髪の感触を楽しんででもいるのか、乳房を掴んだ識の左手はぴたりと動かなくなっていた。
ひとまず今日はここまで。SS書くのって初めてなんで至らない所だらけだと思われます。
イイヨイイヨー!!続き激しくキボン!待ってます。
茶倉の印象がバイブル発売前と激しく変わらせられたから
人のイメージ見るのが楽しみでならない。
落ちないか・・・
ちくわぶガンガレ!!
がんがれ!
クリスマス。
二年前の今頃が懐かしい保守。
583 :
名無しさん@ピンキー:04/12/29 01:10:32 ID:SC/sYi+8
保守
あけましておめでとうございます
おめでとう!
だが断る
おめでとー
>588オメ。
つーか日テレの革命はウザかった。
ナイア「あなたがショ
ルキーをたぶらかしたのね」
不覚にもワラタ
593 :
名無しさん@ピンキー:05/01/09 03:09:04 ID:HmflzTRX
ハイーキョage
また一行リレーでもやらないか
そう言うと茶倉は自分の懐に手をのばし
蓮を取り出した
群がる群衆
「ちょっと待ちな」
そりゃないぜジルチ
昔発行した同人誌の漫画を小説にしようと思い読み返したらあまりにも鬼畜すぎて自分で萎えた('A`)
頑張ってリリスたんもの投下します
ジルチ「期待してるぞ」
士朗はなじみのゲーセンのドアをくぐり、裏手に向かっていた。
ツガルから後でゲーセンの裏にきてくれと言われたのである。
一体何の用だろうか。正直呼び出しをくらうような事をした覚えはない。
様々な疑問が頭を過ぎる中、ほどなく彼は人気の無いゲーセンの裏へとたどりついた。
「あっ、士郎さん!」
「こんばんは、ツガル」
そこにいた無邪気な笑顔のツガルに釣られて緊張気味だった士郎の表情も自然と柔らかくなる
「で、いきなり呼び出してどうした?」
「実は…士郎さんに相談があって…」
ああ、なるほど。
こんな人気のない所に呼び出すものだからてっきり…
バイオレンスな事を想像していた士郎の表情に安堵の色が見えた
「で、一体どうしたんだい?」
「実は…」
ツガルの表情が変わった
目線は下に向き、不安そうな表情を浮かべる
それを見た士朗は学校でイジメにでもあっているのか?それともゲーセンに来ている事が両親にでもバレたのだろうか…などと考え、また表情を固くしていた。
「私…病気なのかも…」
「病気?!どうした?何処が悪いんだ?!」
士郎にとってツガルは妹のようなものであり
そのツガルが病気かもしれないなどと言う。
彼は動揺を隠し切れずにいた。
「士朗さん…」
ツガルは士朗の名前を呼ぶと、おもむろにスカートに手を伸ばし裾をたくしあげた。
「ここから…血が出て来て…でも恥ずかしくて誰にも言えないの…
私…大丈夫なのかな?」
「な…っ!!」
士朗は突然の事にあわてて顔をそらし、横目でツガルのほうに目をやる。最低限の事しか目に入らないよう意識しながら。
めくられたスカートの中からは血がにじんだパンツが見えた。
「血…今日の朝からずっと止まらないの…」
涙を浮かべながらツガルはパンツを下げる
受け皿を無くした血液はツガルの太股をつたった
「つ…ツガル、お…落ち着いてくれ」
ツガルにあらわになった下半身を視界に入れないよう気を使いながら士朗はツガルの目を見る
一呼吸おき、ツガルの「病気」を理解した彼は心を落ち着かせたのち口を開いた
「それは病気でも何でもなくてね、ツガルが大人の女性になった証なんだよ」
「大人の女性?」
「そう、ツガルの体はもう大人の仲間入りをしたんだ
だからそんなに焦る事もないし、恥ずかしい事でもないんだよ」
物凄く目のやり場に困るが、今はツガルを安心させるのが先決だろう
「私、大人になったの?」
「体は、ね。
これからは素敵な女性になれるよう、中身も大人にならないとな」
士朗はツガルに優しく笑いかけながらよし、次はパンツをはかせて二人でコンビニでも行って新しいパンツとナプキンを買おう
赤飯はどうしようか…とりあえず折角だから何か買ってあげよう
そんな下らない事を考えていた。その矢先、
「嬉しいっ!」
「おわっ?!」
ツガルの両腕が士郎の首にまわった
「つ…ツガル?!」
自分の恰好も気にせず抱き付いてきたツガルのおかげで、思わず声が裏返った
「士郎さんに近づけたもの」
「え…?」ツガルは話始めた。
「私ね、士郎さんがずっと好きだったの
でも私は子供で、士郎さんは大人だから釣り合う筈がないと思ってずっと言えなかった」
ツガルの目から、さっきとは違う涙が溢れてきた
「でも、体だけでも士郎さんと同じ大人になれて
それだけで凄く嬉しいの
まだまだ、子供だけど
少しでも士郎さんに近づけて
凄く嬉しい」
涙が頬を伝った
「ツガル…」
とりあえず此処まで
リリスたん無理だった('A`)
よくわからん組合せでスマソ
次投下でエロやりまつ
イイね。
途中までシロウの事を何故かジルチだと思って読んでたのは内緒だ。
「あ!そうだ!!」
「?」
ツガルは何かを思い出したのか、唐突に顔を上げ士朗の目を見つめる
「士朗さん!せっくすしよ!」
「はぁ?!」
士朗は聞き間違いかと思い変な声をあげた
「せっくすって大人の人達がする事なんでしょ?
私も大人になったなら、せっくすしてみたい!」
この子は何を言ってるんだろう
士朗は言葉を失いその場に立ち尽くした
「士朗さんとせっくすしたいの
初めては士朗さんが良いの!」
「いや、ツガル…気持ちは嬉しいが…」
いや、何を言ってるんだ俺は
思い直し無言のまま首を横に振り言葉を直す
「ツガル?そうゆう事はまだ少し早…」
そこで士朗は考えなおし、言葉を切る
いや、待てよ?今のご時世、そんなに珍しくもないのか?
うーん…
言葉を探していた、そのときだ
「士朗さんのおっきくなってる…」
「ああ?!」
考え過ぎた。
気付かないうちに目の前にいる少女が自分のズボンのジッパーをおろし
そそり立った士朗自身を掴んでいた事にも気付なかったのだ
これは夢か。正直、有り得ない
「ツガル!やめなさ…っ」
ツガルに士朗の言葉は聞こえない
硬くなった士朗自身をその小さな口にくわえ込み、慣れない舌使いで士朗の肉棒を舐め始めた
「ダユマの持っへた本ひ書ひてあったの
ひょれって、気持ち良いんれしょ?」
「ふ、ふくんだままでしゃべらないで」
しかし頭は冷静だった。
口にくわえているせいで上手く言えてないが
言いたい事は十分理解できる
あんのエロガキ…
やり場のない怒りを胸に、士朗はツガルに目をやる
慣れない舌で、戸惑いながらも一生懸命奉仕をする姿が見える
ただ、士朗を喜ばせたい一心なのだろう
この子は何時もそうだ
俺は、何時だって
ツガルが愛しくて仕方ないんだ
そう思った瞬間、彼の理性が音をたてて崩れた。
「ツガ…ル」
「ん?」
「セックス…教えてやる」
ツガルの脇に手を伸ばし、直立の状態にさせ
士朗はツガルの首筋に唇を落とした
「ふあっ?!士朗さんっ?!」
ピクンと小さく反応する
「んんっ…ん!!」
舌を首筋に這わせ、左手で服の上からツガルの胸を撫でる
膨らみかけのその乳房の突起が硬くなっているのが布ごしでもよくわかった
「しろぉ…さぁんっ…」ツガルが潤んだ目で見つめてくる
「…痛い?」
我ながら意地悪な質問だなと性欲にかたむいた頭の片隅で思う。
「…違うの…何か…変な感じ…」
「そっか、気持ち良いのか」
「…えっ?」
戸惑うツガルを横目に、彼女の上着を慣れた手つきで脱がせ
あらわになった胸の突起に口づけし、そのまま舌で硬くなった蕾を弄ぶ
士朗の舌の動きに合わせるように、ツガルの甘い声が漏れる
「んっ…うぅっ…!」
声を漏らすのが恥ずかしいのか、必死に唇を噛み声を殺す
その姿がまた、士朗の性欲を駆り立てた
「ツガルの声、もっと聞かせて?」
蕾から唇を放し、ツガルと唇を重ねる
士朗の舌がツガルの舌と絡みあう
キスをしたまま、士朗の手はツガルの胸への愛撫を続け
小さく開いたツガルの口からは時折甘い声がもれた
「ツガルのここ…」
「ええっ?!」
士朗の手がツガルの下半身に伸び、割れ目をなぞる
「凄い…ぬるぬる…
でもこれ、血だけじゃないな」
「ああっ…あんまり…触らないで…」
顔を紅潮させ、士朗の胸に顔を埋める
が、士朗の指はツガルの中へと侵入していった
時折粘膜が指に絡み卑猥な音が響く
ツガルが痛がらないように少しづつ、士朗は血と初めて流すだろう愛液にまみれた指を沈めていく
「痛くないか?痛いなら、無理しないで良いんだぞ?」
長くなってすまそ('A`)次回投下で終わらせるよ…
乙津
なんとなく保守
士朗津軽イイヨイイヨー
良いんだが達磨はどうしたんだとか
セイーリ中にそんなことしていいのかとか色んなことが気になるw
セイーリ中に中だしって危ないんじゃなかった?
ごめん、達磨好きだけどそこまで好きじゃないんだ('A`)
あと生理なのはただ単に俺が生理ネタが大好きなだけです('A`)
「士朗さんが痛くないようにしてくれてるから大丈夫だよ…だから、続けて?」
そう微笑むと士朗の唇に自分の唇を重ねる
唇を重ねるだけの可愛らしいキス
「分かった」
柔かなツガルの笑顔に、士朗も優しい笑顔を返す
ツガルの奥へと侵入した士朗の指が少しづつ動く
ツガルの様子を見ながら、指の出し入れされる速度は少しづつ増していくった
「はぁっ…あっ…!」
ツガルの淫らな声も、少しづつ大きくなる
「指、増やすぞ?」
そう囁くと、士朗は朱くそまった人差し指をツガルの中へと少しづつすべりこませる
「いた…っ!」
ツガルの顔が歪んだ
「だ、大丈夫か?!」
心配する士朗に対し、涙目で頭を縦に振る
我慢しているのは、一目瞭然だ
士朗はツガルの瞳から溢れそうな涙を自分の唇ですくいとるとまた指を動かし出した
少しづつ、少しづつ
次第にツガルの声が変わっていく
(そろそろ…かな)士朗は意を決しツガルに問う
「いれる…よ?」
士朗の右手は既に多少赤らんではいる愛液にまみれていた
「…ん」
ツガルは小さく首を振る
士朗はツガルの片足を持ち上げ、肉棒をツガルの秘部に押し当てる
そしてそのままゆっくり挿入を開始した
「ふあっ!痛…」
破瓜の痛みにツガルは高い悲鳴をあげた
「大丈夫か?!」
悲鳴に少なからず動揺した士朗は腰をはなそうとする。が、彼女の細くも強い手がそれを許さなかった。
士朗は腰の動きをさらに早める
貫かれる度にツガルの嬌声は淫らになり液体の交じり合う卑猥な音を掻き消した
「ん、ああっ…あっ!ん!」
「あ…イ…くっ!」
士朗は勢いよく突き上げた
「あ…ああああ!!」
彼が絶頂を迎えた瞬間、少女が体を大きく反らしたと同時に大量の蜜が溢れ出しツガルは果てた身体を士朗に預け目を閉じた
士朗は彼女の気がつくまで抱擁をやめなかった。力の抜けたツガルの中心から白濁した液体が滴り落ちていた
「士朗さーん!バトルしよー!」
「ん、曲は何をやりたい?」
今日も何時もと変わらないゲーセンの店内にはツガルの元気な声が響き渡った
「はて…あの二人、あんなに仲良かったか?」
以前にも増して士朗に懐いているツガル
そしてそのツガルに対して常に柔らかい笑顔で接する士朗を見てセムは首を傾げた
「どうかしら…」
セムと同じく首を傾げているのはリリス
しばらく考え、二人でもう一度、仲良くバトルする二人の姿に目をやる
「…でも、二人とも…あんな笑顔、見せた事無かったわ…」
セムとリリスはお互いの顔を見合わる
リリスの目を見てセムはにっと笑った
「二人とも、幸せそうだな」
「…そうね」
兄の笑顔に釣られてか、幸せそうな二人を見てか
リリスも兄にしか見せない笑顔で、一言返事を返した
依頼してた鳥がきたんでコテつけてみました
◆wfhFGXOXX.です
やっと書き終わった…
最後はもう趣味です
甘い内容は書いてるこっちが恥ずかしかったw
次投下する機会があればもっとエロいの投下したい
激しく乙です!!
保守
保li守
ほーしゅ
保守
保守
保守?
1ヶ月あいた…(´・ω・`)
636 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/22(火) 17:33:26 ID:TEpBIwFz
あげ
637 :
sage:2005/04/02(土) 16:15:45 ID:V+Ts5wcN
アクティの服がピンクラインの部分を残して破いて以下略のSSきぼん
きちんとさげれ
ダルツガのラブラブ物キボン
このスレに未だ息がある事を願う
久しぶりですね
642 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/27(水) 23:49:48 ID:n8HhROjl
イ`
(´・ω・`)保守?
645 :
◆xdgBsiroro :2005/05/16(月) 12:06:50 ID:pJWhM4WH
近日
お楽しみに
オナ禁して待ってるよ。
ついに神再降臨か?
申し訳ない
近日撤回します
必ずあげますけど
とにかくスレが
落ちないよう…
ショボーン!
このスレッドに合うかどうかわからないけれど、エンジェリックコンサートの小説を書いたのです。
場所が良いのなら、発表します。
エンジェリックコンサートって何だ?
〜Google中〜
なるほど。文句言うほど住人も居ないからいいんじゃね?
他により適したスレがあればそっちの方が良いとは思うけど。
エンジェリックコンサート 『夜の演奏会 カウジーとリアン』
程よい疲労感と静かな興奮が全身を包みこんで、心地が良い。
王都で歌のコンクールが開かれると知って、故郷を飛び出たのがおよそ半年程前のこ
とである。そのコンクールで俺達は初出場初優勝という快挙を成し遂げたのだ。
「これからどうする? 音楽家への道は開けたけど、このまま都に留まって活動するか、
故郷に錦を飾ろうか……。
急ぎの旅だったから、寄り道出来なかった街で名物を食べるのもいいなぁ」
ベッドに寝転がりながら呟く。
ドアを叩く音がした。それからドア越しにくもった声が聞こえた。
「カウジーさんのお部屋ですか?」
俺は「はい」と簡潔に答えてから、はて? と考え込む。
「ルームサービスは呼んでないけど」
「パン屋こるねの焼きたてパン、訪問販売で〜す」
なんでホテルに、と思いつつもドアを開ける。チェーンは繋げたままだ。
「あっ……!」
そこにいたのは俺と面識のある少女、リアン=エルサス。
「こんばんは、カウジー」
カウジー。それが俺の名前だ。フルではカウジー=ストファートと言う。
「どうしてここがわかった?」
「コンクールの出場者の名簿を見れば、連絡先くらいわかるわよ」
彼女はそういう事が出来る立場のお方だった。
「それもそうか。入りなよ。いつまでも立ちんぼは、格好が悪い」
リアンを部屋に招きつつ俺は考えた。夜に女が男のもとを訪ねてくる、その真意を想
像し、軽く興奮した。いや、はっきり言おう。勃った。
「どうした? ぼけっとしてる」
「いや別に、これから何が起きるかなんて考えてないから」
「……変な人ね」
取りあえずは言い繕えたろうか?
「しかし、こんな時分に何をしに来たんだリアン?」
「改めて、お祝いを言いたくて。優勝おめでとうカウジー。音楽家としての良い未来が
ありますよう……」
リアンは笑い、軽くお辞儀をした。そして姿勢を正した時、ある物が目に付いたよう
だ。
「あ、フォルテールだ。私が買ったやつ。プレゼントしたって言うと、ちょっと照れく
さいねぇ」
「その節は本当に助かったよ。こいつのおかげで良い演奏が出来た」
言いつつ、俺は手をフォルテールに伸ばし音を一つ鳴らした。ピン! よく響く。
「そうだ! 一曲伴奏してよ。貴方が新しいフォルテールにしてから、私まだ貴方の伴
奏で歌ってないもの」
「それはいいね」
俺は快くその提案を受け入れた。
”リアンの歌声、以前よりなんと言うか……そう、力のような物を感じる。自信を付け
たか? 思い返せば、この歌声を追いかけて彼女と出会ったんだ”
それは旅路のまだ初め頃。朝食のための薪を集めていた俺はかすかにだが声を聞いた。
女の声。歌声。
引き寄せられるように声のする方向へと歩いた。そこで、見た。
女が、水浴びをしていた。背中を向けているので、肝心な部分を拝むことは出来ない
が、くびれた腰と尻のふくらみ。その曲線に、俺はツバを飲んだ。
その後、覗き見したのがばれてひどく怒られた。何とか言い訳して、赦してもらう条
件として、歌の伴奏をしろと言う。
おかしな話だが、俺はそれに付き合った。
その時の女が、リアンだ。
彼女、異性との運命的な出会いに憧れを抱いていたらしく、これがきっかけで俺に気
を持つのようになったのだろうと、今では分かる。時に、俺の相棒の歌唱担当に嫉妬し
たり、癇癪をおこしたり。そんな出来事を経るうち、俺も彼女に特別な気持ちを抱くよ
うになっていた。
「終わったぁ〜! いい演奏だったよ。優勝したのも頷けるってもの」
「むぅ、今日は弾き続けで疲れたなぁ」
俺はため息をつき、ベッドに腰掛ける。するとリアンも隣に座る。
「ねえ、これからどうするの?」
「これからって!? ……いや別に、俺は何も」
誘ってるのか?――
「ふぅん、決まってないんだ。だったら、私の専属伴奏家にならない?」
――ああ、そういう事。早合点だったか? が、しかし。
「コンクールの結果が如何にしろ、リアンに付き合う約束だったなぁ。構わない。
だが一つ聞いておきたいことは、それは男女付き合いとして考えて、いいのか?」
「えっ? 私達の好き嫌いって事? 私は……」
「男の一人部屋に来たんだ。俺の気持ちを受け入れるものと、俺は信じているんだが」
すぅ、と短く息を吸ってからリアンを抱き寄せる。抵抗は、無い。
「それは伴侶に、パートナーになろうと、そういう事? うん、嬉しい」
リアンも俺の体に腕を絡める。しばらく、俺達は静かに抱きしめあっていた。
女が湯を浴び終わるのを待つのは、手持ち無沙汰なものだと思う。
今は、リアンが浴室で体を清めている頃だろう。このまま、順番が回ってくるまで大
人しくまっているのもつまらない。
俺は立ち上がり、服を乱暴に脱ぎ捨て全裸になった。そして、素早く脱衣所を通り抜
け浴室に通じる戸を開けた。
「えっ、どうして? 順番でしょう」
俺はそんな非難の言葉を無視して言った。
「洗いっこしよう!」
返事を待たずリアンが持つスポンジを奪った。
「もう、強引」
改めて、リアンの裸を舐めるように見る。以前、水浴びをしている時は木々が邪魔し
ていたが、今は全てが包み隠さず俺――カウジーの目の前の広がっている。
膨らんだ胸にスポンジを押し当てるように洗う。
「っん! ふっぅ」
リアンの口から甘ったるい声が漏れる。彼女の乳首が、堅く膨らむ。
「もう、他も洗いなさいよ!」
「ああ、悪い。なら、こっちな」
口では謝りつつも、俺はスポンジを持った手をリアンの股間へと通らす。
「ひゃぁっ! やめっ――」続きは声にならない。
それでも俺は、スポンジを掴んだ指でリアンの秘所をなぞる。豆のような膨らみに振
れる。一瞬、リアンが身震いした。彼女の『そこ』は、ツルツルと滑りがいい。それは、
泡のせいだけではない。
その潤滑液の溢れ出る場所へ、指を入れる!
「くっ! ふぅんっ……!!」
犬が鳴くような声を出してリアンは身悶えた。が、
「やられっぱなしだと、癪なのよね」
言いつつリアンが俺の手からスポンジを奪い、それを使って半ば立っている俺の逸物
を洗い始める。
「カウジーの縦笛、綺麗にしてあげる」
しゅわしゅわしゅわ……。
ドクッ! ビクン!!
「わあ! 堅い!? 大きくなった!」
「磨いているだけじゃいけないな。次は吹いてごらんよ、縦笛」
「うん? あぁっ! ええっ!?」
ザァー。湯で逸物についた泡を流す。終わってからリアンはしゃがみこんで恐る恐る
逸物に顔を近付け、先端を口に含めた。――ぴちゃり!
「おわあ!」
想像を遥かに越えた快感が俺を襲った。リアンは積極的な娘だった。逸物の全てを含
もうと一生懸命に下を使う。その頑張る様が堪らなく、可愛い!!
俺の奥底が、大きく脈打つ。
「もう我慢できない。出す! 射精するっ……!!」
絡み着く舌に名残惜しみつつ腰を退く。と、
びゅっ! びゅるるる〜っ!!!
吹き出た白いモノがリアンの緑髪を染めていく。
「シャンプー液みたいだな」
手を伸ばしリアンの髪を掻き混ぜる。当然、泡は立たない。
「ちょ、止めてよカウジー! 痛んじゃう」
「悪い。お詫びと言っちゃなんだけど髪を洗わせてほしい。ほら、頭寄せて」
「うん、任せるから」
今度は本物のシャンプー液でだ。
浴室を出て部屋へと戻る。服は着ていない。二人とも裸のままで進み、ベッドに腰を
下ろす。
「緊張しちゃうな……」
「俺も。だけどっ!」と、リアンの肩に手を置き、供に倒れこむ。
「君を演奏させてもらう」
そう宣言した俺はリアンをリズミカルに愛撫してゆく。それによって彼女の口から発
せられる喘ぎは歌声のようだ。耳触りのいい。
”この歌をもっと聴きたい”と、演奏にも熱が篭る。
リアンの喘ぎ声のテンポが速くなる。
そして彼女のもっとも大切な部分に咲く赤い花のつぼみを押し込んだ。それがスイッ
チになってリアンは高く鳴いた。
「きゃ!? あぁ、ああんっ……!!」
もう、準備は万端だ。俺もリアンも。
大太鼓のバチの如き逸物を握り締め、リアンの秘所に狙いを定める。
「さて、どんな音色を奏でてくれるのかな?」
「知るわけないでしょ」
「それなら!」と、腰を進める。
ズン! その勢いを受け流すように背を反らすリアン。
「ひ、いっいぃ。あぁ」
これまでの愛撫のおかげか? スッと、入った。が、
「はっ、はっ、はっ……!」
初めての痛みにリアンは息が荒い。それを落ち着かせようと俺は、彼女の体を抱き上
げて密着し、そして――キスを繰り返す。
ふと、リアンの目から涙があふれたことに気づく。
「悪い、まだ痛いのか?」
「ううん、違う……嬉しくて泣いているの。嬉しいんだよ、カウジーと一つになれて」
じわり――。その言葉を聞くと俺も嬉しくなって、
「もう。貴方まで泣かないの!」
「――嬉しいんだよ!!」
少々乱暴にリアンをベッドに倒し、腰の動きを再開する。
「あっ、あっ、あん!」
「リアン、どう? 気持ちいいかい?」
「ああん! いっ! ひぃ……。少し苦しいけど、体の中が暖かくなってくる」
「ああ、暖かいなリアンの中。それにすごく気持ちがいい」
その熱が逸物を伝い俺の頭を沸騰させる。何も考えられない。
”考える必要もないか……”と、
ビュク、ビュク! ビュルルル〜!!
寸前で抜き取った逸物から白濁の液が噴出し勢い良くリアンの体を染め上げてゆく。
白濁が噴き出す反動で逸物が予想不可能の動きを見せる。その軌跡は流暢な文字のよう
にも見える。
まるで無記入の楽譜の上でペンを走らせたようだった。
充足した幸福感に包まれながらゴロリ――と、体を捻る。
隣では同じようにリアンが横になっている。
”折角だし、前から気になっていた事、聞いてみるか?”
「なあ……。君の姉さんって壺が好きなのか?」
「うん? どういうこと?」
「レッドスフィンクースが言ってた。『あの壺を王妃様に届けてくれ。あれはいいものだ』って」
「知らないわよそんなこと。私、空飛んで天空回廊越えてきたんだから!」
身振り手振りで迂回路を書いたり空を飛ぶ様子を見せるリアン。
「だったら、明日にでも聞きに行こう! お姉さん夫婦へご挨拶も!!」
額を寄せて囁く。リアンは目を閉じて「うん」と、微笑んだ。
原作はエンジェリックコンサートPS2版あるいはエンジェリックコンサートアンコール。
>651さんのご好意に甘えさせて貰いました。ありがとう。
デラの茶英のがもし出来ればキボン…
>659
乙。エロい。
即興で思いついたネタを投下してみます。
「ふぁぁぁっ・・・き、きもちいいっ・・・///」
「き、気持ちいいのか・・?」
とあるゲーセンの女子トイレの個室にて、オレンジ色の腰まである長髪の女性は彩葉
こちらは背中まである黒色の長髪で、よく分からないながらも
彩葉の濡れている秘部を、小指で弄くっている女性は茶倉である。
何故二人がこんなことになったのかそれを描いていきましょう―――
「ああああっ!!そ、そこダメッ!!;;」
「うわあぁっ!?な、なんだ・・なんか熱いのが顔にかかったぞ・・・;;」
―プロローグ 了―
次回予告
「え・・え、えっちなことしたことあるかって・・・その・・・なんだ・・・・///」
「ふぇ?私、茶倉さんそれだけスタイルいいから
経験豊富だと思ってたんですけど・・・その反応ひょっとして・・w」
「なななな、何を言うんだっ!///
わ、私だって、え・・・・・えっちなことぐらい・・・・うぅっ・・・::」
―予告終わり―
('A`)
('V`)
SSに///だのwだの;;だのチャット表現譜使われると萎える(・∀・)
>>665 何気に凄いIDワロス
DrSM フーンアハーン
☆ゅ
ほしゅ
669 :
Colors−Heart Remix−:2005/06/19(日) 19:28:57 ID:0tN4mRj/
「・・・はぁ・・・・」
「どうしたの?お疲れ?」
さっきからため息ばかりのタイマーにアイスが声を掛ける。
「え?あ、ああ・・・何でも無いよ。うん」
すぐに言葉を返し、笑顔を作るタイマー。しかしどう見てもいつもの彼の笑顔には
見えなかった。明らかに作り笑顔である。
「・・・嘘でしょ?何かあるんでしょう?気になってる事・・・」
「あ・・・・う・・・・・・」
アイスの鋭い瞳にタイマーは黙り込んだ。以前から二人で一緒に仕事をする事が
多い二人は、お互いに表情やしぐさ・雰囲気で解ってしまうのでアイスにはタイマー
が何か隠し事をしているのが解っているのだった。
「タイマー・・・・最近ずっとそんな感じだよ?どうしたの?」
「う、うん・・・・」
アイスはタイマーの横に座り、心配そうな表情で見つめた。
「ニャミちゃんの事?最近ケンカばっかりしてるみたいだけど?」
「あの子とは、もう別れたよ・・・」
「ええっ!?・・・・そ、そうなの・・・・?」
驚くアイスを横目に、深刻そうな面持ちでタイマーは続けた。
「僕は、あの子を好きじゃなかった・・・僕が好きなのは・・・・」
「えっ・・・・?タイマー、他に・・・?」
他に好きな人がいる事は、アイスも知らなかった。一緒に仕事をしてきて聞いたのは
初めての事だった。
続きます(中途半端だ・・・)
タイマーって女だと思ってたんだけど。違うの?
671 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/21(火) 17:07:28 ID:g5MV3bAi
男 だ 。
まぁ最初俺も迷ったな…
ジルチやめてっ
保守。
ないあ
しぐたん凌辱キボンヌ
セム×リリスって需要ある?
書こうかと思ってるけど近親相姦に抵抗ある人いそうだから一応。
>>677 馬鹿野郎!!近親相姦なんてとんでもない!!
書 い て 下 さ い
>>677 ハピスカ記念にドーンと行ってくれい!!
681 :
677:2005/07/17(日) 22:51:57 ID:sHvk7Fj2
オッケー。じゃあ頑張って書くよ。
セムリリに萌え続けて二年の俺が来ましたよ
ぜ、是非是非ーっ!
某所で発見。
,γi,. /"''へ .
/!/ l / ヽつ
r , -、 ヽ/ ヽ、
i l_。っ./"ヽ,,.-‐っ i
ヾ _,,.-‐''" ̄ ./ _l、
⊂,,___,,.ノ‐‐----'''"-┘
>>683 おおおっ!? 仕事早いなー!
シグシグ可愛え。
セムリリ投下、俺も待ってます。書き手さんガンガレ。
リリス×彩葉って需要ある?
逆カプなら見たことあるんだけど……ペニバンつけて彩葉やっちゃうリリスと、
彩葉隠し撮りしにきてそんな場面に出くわしたエレキのデバガメ…とか駄目…?駄目?
>>685 お前な、人にいちいち聞かなきゃ分からないのか?
書 い て く だ さ い _ |  ̄ | ○
待 っ て ま す
687 :
サブロー1:2005/07/21(木) 00:31:49 ID:lt/sWWKa
豚切って唐突に投下スマソ。ダルツガ書きたくなった。
深夜の体育館など、いつもただ無気味に思っていたのに。達磨は独り呟いて足元の砂を蹴った。
津軽に自分の招待がばれてからというもの、お互い顔を合わせる事も無く…正しくは合わせない様にしていた所為で、全く一言も交わさなくなってしまった。
しかし、ほんの数時間前、ユーズの取り計らいでばったりと遭遇してしまった二人は、二人での話し合いを余儀無くされた…そのお陰で和解できたのだが。
二人きり、識が招き入れたゲーセンの店員控え室のソファに並んで座った。
隣にいるだけでどうしていいか、お互いに分からず、ただまずごめん、と達磨が口火を切った事で、少しずつ距離が溶けていく。
その時に津軽の言った言葉が、彼の耳に付いて離れない。
「だって、私…達磨の事が、好きだから」
切羽詰まって早口に、それでもそれは告白に受け取れた。言われた途端、顔が熱くなって真っ赤になってるんだろうと自分でも感じる。
すぐに返答出来ず、黙りこくる津軽の顔をちらちらと見て、ようやく、彼にも決心の時が訪れた。
口にするのは一回だけだと腹を括って、何故か頬が痛くなるのを堪えながら必死に吐き出す。
688 :
サブロー1:2005/07/21(木) 00:33:11 ID:lt/sWWKa
「お、俺も」
好きだ、が掠れて、津軽に聴こえたかどうか彼には分からない。
だが津軽が笑ってくれたから、それが答えだと受け取った。
少し身を乗り出して来て、津軽はぎゅうっと抱きしめた。その体が雑誌で見る女の体とも、ゲーセンにいる年上の女達とも違う事は見た目にも知っていた。
それでも、少し小振りな乳が肩と腕に押し付けられれば柔らかさに驚く。細くてまだまだ子供の体のどこがこんなにも柔らかいのかと。
「私達、恋人同士だよね」
子供っぽい台詞だ、と達磨は思う。だが津軽は本気でそれを口にしていた。その気持ちを無下にできる程、達磨は冷たくはない。
「そうだな…」
ただ胸がひたすら早く脈打って、どうしていいか、本人達にも、わかりはしなかった。
それから、今日はもう帰ろうと津軽を促し、達磨は控え室を出た。津軽も後ろについて歩き、お互いに赤い顔を他の誰かに悟られない様に必死になる。
察しの良い識も、仕掛人のユーズも、見ないフリで二人を帰して、二人は手を繋いで帰路についた。
そこでまた、津軽は思いも寄らない言葉を達磨に囁いてみせる。
「ねえ、今晩、体育館に来てくれない?校則違反なのは分かってるんだけど、もうちょっと…話したいの」
それが達磨の予測も付かない事件の前兆だなどとは、気付くものは居なかった。
689 :
サブロー1:2005/07/21(木) 00:35:14 ID:lt/sWWKa
「おまたせ」
ひょこりと顔を覗かせる津軽。うん、と頷いて達磨は彼女が白いブラウスと、恐らく普段着なのであろう、短いスカートを履いているのを確認した。
暗がりに津軽の表情は分かりにくく、どういうつもりで呼び出しているのか達磨には分からないまま。
「こっちに来て」
手を引かれると、夕方の部活動の後には閉められてしまうはずの体育館の入り口は簡単に開いてしまった。
それをどうしてと訪ねる間も無く、更衣室…それも女子更衣室に引きずり込まれた。そこの鍵も開いている。
津軽に何故、と問う前に、達磨は彼の腕を掴む津軽の右手とは反対の手に、金属が握られているのを見た。
この学校がめちゃくちゃなのは百も承知、思えば生徒会長になる学年を限定しないばかりか、校舎内の全ての扉の合鍵も彼女の手元に置かれる。
職権濫用じゃねえか、と心底で彼女の剛胆さを思い知る。
津軽は、とにかく大胆なのだ。生徒会の運営も、デラの新曲へのチャレンジも。自分で飛び出す場所を心得、できる事はやってのける。
達磨が一人、彼女のその姿勢に関心とも感嘆とも取れない感情を持て余していると、急に津軽が振り返り、向き合った。
そしてこほん、と津軽は一つ咳払い。まるで生徒会長として全校生との前にたった時の様に、胸を張る。
「…これから、達磨君と一緒に、異性の体について学ぼうと思います」
それこそ、達磨の目は点になってしまった。一体どうしてそういう言葉が彼女の口から出てくるのだろうか。
「おい、津軽?」
さっきからおかしい、と言う前に、肩に両手が乗って、ぐっと押される。そのまますとんと座り込んでしまえば、目の前に津軽も座り込んだ。
「…私、達磨のこと、もっと知りたい」
思いつめて潤んだ瞳は、薄暗がりに差し込む外の光に反射した。
690 :
サブロー1:2005/07/21(木) 00:36:05 ID:lt/sWWKa
流れぶった切っておいてここまで…申し訳ないorz
(*゚∀゚)スゲスゲヴォー!!1
救世主ヴォー!!(*゚∀゚)
>>685 降臨待ってます、個人的に超ツボシチュ、是非是非(*゚∀゚)
693 :
685:2005/07/21(木) 01:40:57 ID:bCfH8J+9
それはほんの出来心だったのだ。
街の風景写真を撮る為に昇った雑居ビルの屋上から、彼女のマンションの――部屋が覗けると知ったのは偶然で、
望遠レンズのピントを合わせていたら、丁度近くのマンションの窓辺に彼女と良く似た後姿の女性を見つけてしまい、
つい――追い掛けてズームをかけた。
良く似た――と思っていたその女性の横顔を見て、それが似ているのではなく彩葉『本人』だと気付いた時。
エレキは風景写真を撮る為ではなく、彼女を捉える為にカメラを構えていた。
いつものメンバーがいつものゲーセンに集まり、一騒ぎしながらゲームを楽しんだ後帰宅の路に向かう中、エレキは
大型ロッカーに預けていた機材を抱え、古びた雑居ビルの階段を駆け上がる。
鍵の壊れた屋上に続く鉄扉を押し開け、いつもの位置にカメラをセットする。
間にマンション挟んだ向こうの、彩葉の部屋を映すベストポジション。
照明機具を用意しなくても都会の夜は明るい。
冷たいコンクリートの床に腹這いになり、一つ息をつくとレンズの奥を覗いた。
ポツ、と部屋の照明が灯り、オレンジ色の髪の少女の姿が見えた。
東京は纏わりつく湿気が鬱陶しい、と言っていた彩葉は、帰宅してすぐシャワーを浴びていたらしい。
素肌の太腿までを隠したバスタオル一枚の姿でベッドの上に腰掛けている。
ベランダに沿って備えられたベッドで、尚且つカーテンもかけずにその格好でいるなんてあまりに無防備じゃねぇか、
他の野郎が見たらどうすんだ、等と――既に犯罪にあたる行為に耽っているエレキが言えたものではないが、京の
静かな町で育った彩葉は何というか……色々と無防備すぎるのだ。
>>692 需要あってヨカタ。
投下初めてなんで凄ェ緊張だ……
694 :
685:2005/07/21(木) 01:57:02 ID:bCfH8J+9
古都の実家の屋敷ではどうだったか知らないが、ここ数日エレキが彩葉を追い掛けていた中で彼女はキャミソール
と下着一枚の格好で洗濯物を取り込んだり、カーテンをかけずに着替えたり。
上向きの柔らかそうな膨らみの、その先の尖りがキャミソールの薄い布を押し上げている様子や、ベッドの上で足を
大きく開いてストレッチをする際に見えた、下着の上からの縦の輪郭をズームで確認した夜は、初めて目した艶かしさ
に耐え切れず、猛る熱をその場で鎮めた。
気がついたら随分前からカメラが彼女を追い掛けていた。
笑う顔や、怒る顔や、拗ねたり哀しんだりした顔、全て知りたいと思うようになった。
小さな仕草ひとつひとつを出来るなら記録に留めておきたいと。
それは純粋な恋心だった。
ふとした仕草をカメラに捕らえて、見つかって怒鳴る彩葉に追い掛け回される日常に小さな幸福を感じられる程、
ささやかな想いだった。
だがあの日、あの時、偶然に見つけてしまったこの場所で、彼女の、日頃知る事の無い無防備すぎる横顔を見て
からは純粋な想いだけではなく、男としての欲望を――彩葉の女としての部分を知りたいという欲求が抑えられなく
なった。
バスタオル一枚の向こうに、あたたかい湯で染まった彩葉の素肌がある。
ズームで確認した胸元は谷間深く、あの間にもし挟まれたらと考えると腰の辺りがゾクゾクしてくる。
そして腰掛けた為にずり上がったバスタオルがギリギリのところで隠している彩葉の密やかな箇所。
あそこは一体どうなっているんだろう、女性のソレなら、その手の雑誌やビデオで見知っているものの、エレキが
知りたいのは彩葉の――。
695 :
685:2005/07/21(木) 02:17:33 ID:bCfH8J+9
「いってぇ…」
張り詰めすぎた箇所の主張が、もう痛い。今夜もまたここで抜くか、と少々わびしい気持ちにもなりながら、パンツ
のポケットに納めたティッシュを片手で確認した後、レンズの向こうで展開された光景にエレキは息を飲んだ。
彩葉はぱたぱたと両手で風を仰いだり、ベッドの傍に置いたカップに口をつけたりとしていたが、どことなく落ち着き
がなかった。
両膝を寄せてもぞもぞさせている。
何かあったのかと少々邪な期待を抱きながら覗いていたエレキだったが、その期待はまさに裏切られることなく――
彩葉の手は戸惑いがちにバスタオルの胸元へ伸びると、するりと身体を包む一枚の布の重なりを解いていった。
初めて目にした彩葉の胸は綺麗な半円型で、先端は淡いブラウンピンクだった。
粟立つ輪は小さく控えめで、掌に少し余る胸の大きさに見合ったものに思えた。
服の上から見えた細い腰は一層細く、両脇から流れる括れの輪郭は、その下ベッドに沈むヒップに続くまで男には
まず無い緩やかな曲線で描かれていた。
柔らかそうで、そして張りのある肌が部屋の照明に輝いて見えた。
一点に血液が集中していくのが分かる。
レンズは、迷わず彩葉の身体のある一箇所に向かった。
――薄っすらと生えたヘアが小さな三角形をつくっていた。
元々髪などの色素が薄いのだろう、髪と同じ染めたオレンジ色、とまでいかなくとも明るい茶に近い彩葉のヘアは、
丁寧に手入れが施されているのか短く揃えられ、隠れるべき素肌がちらちらと白い肌を覗かせている。
カメラとかと事はてんで素人なんで、突っ込まんでクレ…。
リリス出てこなくてスマソ…早く出すよう頑張る…
>>サブロー氏 ダルツガ続き楽しみにしとります! 積極的なツガル萌ェ。
685氏、続き期待してます。
細かな心情説明文などかなりグッと来るでした。
「ただいま。」
仕事を終え、玄関の鍵を閉め、靴を脱いでセムはふうと息を吐いた。
既に日付は変わっているが、今日も彼の一日が終った。
緊張が解けると全身から一気に力が抜け、一日の疲労が身体にのしかかってくる。
気の抜けた表情で自分の部屋へ戻ろうとすると、リビングのドアが開き、セムの溺愛する妹が顔を出した。
「・・・おかえり。」
「あぁただいま。なんだ、先に寝てていいってメールしたろう。」
セムがそう言うとリリスは何か言いたげに眉を下げたが、うん、と一言だけ言ってドアを静かに閉じた。
無口な妹であるが、無口な故に、こういった途切れ途切れの言葉は必ず何かしらの意味を含んでいる。
また、態度、目線、表情。そう言った耳で聞こえない物へ気を配れば何を言いたいのかはだいたい察しがつく。
小さい頃からリリスはそうだった。
汗を流しにシャワーを浴び、リビングへ戻ると、リリスが何をするでもなくソファーに腰掛けていた。
「あの・・・兄さん。」
リリスの声は微かに震え、瞳は不安に揺らいでいる。
「どうかしたか?」
座っている妹と目線を合わせようとセムはしゃがみ、微笑みながらリリスの瞳を覗き込んだ。
どんな時でもセムはリリスに気配りと愛情を絶やす事はなかった。
それが妹にとって時として煩わしい物であったとしても。
「今日、そっちに・・・いい?」
リリスはもじもじと両手の人差し指をこねまわし、恐る恐ると兄に尋ねる。
その言葉を受けると、リリスの瞳を見つめるセムの表情が少し強張った。
一月に2,3回の、妹からの頼み事。それは、いつもセムに期待と後悔の葛藤を強いた。
「・・・あぁ。解った。」
始めは、ただセムの部屋で添い寝をする、それだけだった。
「ほら、おいで。」
先にベッドに入り、かけ布団を捲くって手招きをすると、リリスは軽く頷き、セムの胸元に転がり込んで来た。
リリスが小さい頃は、まだ何ともなく元気に日々を過ごしていた。
大人しいながらも元気だった妹の様子がおかしい事に気付いたのは、つい昨年の事だったと記憶している。
父親がいない事。母親もいない事。二人共、事故にあって亡くなってしまった事。
あの時、そんな事実を受け止め、受け入れていくにはリリスは幼すぎた。
父親の広い懐と大きな背中を、母親の暖かい笑顔と優しい手を失うのは、リリスにとって早すぎる事だった。
そして今。リリスは時折、寂しさと悲しさに眠れぬ夜を過ごす。
兄妹の垣根を取り払い、男と女の関係という禁じられた扉を開き、この部屋の中でだけ、セムとリリスは兄妹でなくなる。
それは、リリスが家族の温もりを兄の中へ求め、セムの部屋を夜中に訪れた事が始まりだった。
―――歪んでしまったのは、いつからだったろうか。
きっかけはいつの事だったか、セムはもう思い出せずにいた。
妹の世話をするためと、自らの人生を充実させるための仕事に東奔西走。
女を作っている時間など、余裕も、理由さえセムには無かった。
かといって、ショップで雇っている従業員に手を出す気にはならなかった。
IIDXを通じて知り合った友人達も同様に。
ましてや血の繋がった妹になど。畜生ではあるまいし。
そう思っていたが、ある日。
妹の内に、女と、失った母親の面影を垣間見た瞬間、倫理は音を立てて崩壊した。
「・・・はぁっ。」
セムのごつごつした男の手がリリスの黒い絹のような髪を指で梳き、耳をまさぐる。
白い頬を撫で、顎を親指と人差し指で摘んでなぞると、リリスがうっとりと溜め息をついた。
その溜め息を閉じ込めるかのように、唇で塞いだ。
愛する妹の唇は柔らかく、思う様に貪りたい衝動に駆られるが、セムはこらえ、丁寧に舌でリリスの唇をなぞった。
「ん・・・むっ。ん、んんっ。」
様子見に舌を侵入させ、受け入れられている事を確認し、リリスの舌を捕えにかかる。
しかし、セムが捕まえるでも無く、リリスがおずおずと舌を差し出してきた。
それを絡めとり、唇で挟んで引っ張り、舌の先端を舌でつつく度に、リリスの細い喉が震えた。
「気持ちいいか?」
笑みを浮かべて問い掛ける兄に、妹は頬を上気させて目線を逸らし、小さく頷いて答えた。
「寂しいか?」
「・・・寂しい。」
真顔に戻って尋ねる兄に、妹は耳元で囁いて答えた。
続け様にリリスがセムの耳たぶを優しく噛み、首筋を舌で撫で、鎖骨を唇で挟んでなぞる。
セムはその様子に満足げに微笑み、また、リリスの顎を掴んで口づけた。
左腕でリリスを抱き寄せ、首の骨の出っ張りに親指をあてがい、今度は思うさまに妹の唇を貪った。
「むっ、んんっ!っぐ・・・んん、ん・・・。」
震える喉から漏れ出す声が次第に興奮を帯び、リリスが急き立てるようにセムの背中を抱きしめた。
セムはそのサインに応じ、口蓋の天井を擦り、リリスの舌を引き込んで八重歯で甘く噛んだ。
リリスの身体の緊張がほぐれ、自分に寄りかかってくるのを感じ、セムは右手でリリスのパジャマのボタンを器用に外していく。
700 :
677:2005/07/22(金) 00:05:20 ID:9NC8TxtI
〜〜〜今回 ここまで〜〜〜
まずかったらNGワードで弾いてね。
音ゲ板の方では躊躇したりで書きづらかったけど、架空のキャラ相手だと何も気にせずに書けるから気が楽だw
687氏と685氏の続きも期待期待ヴォー
兄妹キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
心理描写が繊細ですね。背徳っぽさがガシガシ伝わってきます。
続きも超期待してます(;´Д`)ハァハァ
702 :
サブロー1:2005/07/22(金) 00:44:21 ID:jEfGJyLd
兄妹キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
実は最萌えが兄妹なので感激…!!
葛藤の描き方がツボです、イイ!です。
685氏のデバガメエレキにも期待!
彩葉の描写だけでも最高です(*´Д`)
703 :
685:2005/07/22(金) 00:47:36 ID:CAfn0/au
「彩葉…っ」
名を呼ぶ声が上擦る。
彼女が何をしようとしているか――問うまでもないことだった。
床に貼り付けていた上半身を上げて、エレキは立ち上がろうとした。
立ち上がって――彩葉のところへ行って、誰かが見てるかもしれない危険な行為はやめろ、と言うつもりだった
……だが。
それを口にした時点で、エレキが盗撮を行っていたことが確実に彩葉にバレてしまう。
そうなったら二度と彼女の傍には近づけない。
嫌われて当然の、最低の行為を行っているのはエレキ自身充分に分かっていたが、それは全て彩葉を思う気持ちの
強さが暴走してしまったが為。
彩葉に嫌われたくない、という思いと、背徳的な行為のスリルとそして……淫らな行為に耽る彼女を自分自身の目で
捉えていたい欲望が、エレキの足を留まらせた。
最低だ、と自らを罵りながら、エレキは再び身体を倒してレンズに向かった。
彩葉はゆっくりと立ち上がり、そろそろとベランダの外を伺うように視線を回し、そこに何の陰も見つけずにいたのか
ほっと安堵したよう息を吐いた。
カーテンはかけ忘れたのではなく、彩葉自身が故意にかけていなかったのだ。
生まれたままの格好で戸惑いがちに窓の前に立つと、細い腕を伸ばし掌をぴったりとガラスに当てた。
腰を突き出すように落としていきながら、すらり伸びた脚を肩幅以上に開いていく。
「な、何やってんだアイツ…っ」
704 :
685:2005/07/22(金) 00:49:25 ID:CAfn0/au
羞恥に頬を赤く染めながら、手を腕を震わせ、彩葉は後ろから男を強請るような悩ましげなポーズを取る。
掌から肘までをぴったりガラスに張り付かせ、桜色の唇が透明な壁にグッと近付く。
冷房に冷えた部屋の中で零れた彩葉の切なげな息がガラスを曇らせた――一瞬。
彩葉の淡い色の柔らかな唇が開いて、小さな舌の先が現れた。
いつも集まるメンバーでファーストフードに集まり食事をした時、デザートのソフトクリームを舐める彩葉の舌が
とても淫靡に見えてしまって、場も忘れて思わず赤くなったエレキは、親友の鉄火には奇妙な顔をされ、察しのいい
一部の連中にはニヤニヤと笑われてしまったが――あの時の、僅かなエロティシズムなど非ではない。
唇が解けるよう開いて、震える舌が伸びていく。
少し尖ったその先がガラスに触れ、冷たい透明の壁を撫ぜるよう舐めた。
「……ッ――!」
ぞくんとエレキの腰が疼いた。
想いを寄せる相手が今、少しの距離の先に裸でガラスに手を突き腰を突き出した格好で、冷たいガラスを柔らか
そうなその舌で舐めている。
伏せ気味の眼に睫毛の陰を重ねる彩葉の表情は、眼を開くより閉じるよりずっと色っぽい。戸惑うような、それで
いてどこかその行為を愉しんでいるような、そんな表情。
白く細い首を通り鎖骨を過ぎて辿り着く膨らみの、尤も敏感な箇所は先ほどより固く尖っていた。
濡れて艶々と光る髪が両肩から滑り落ち、日頃見ることのない彼女の項と薄い背に浮き出た肩甲骨が露わになる。
背中からヒップの双丘までは弓なりのカーブ――背骨の一線を滑り落ちて昇り詰めた先は、水玉も弾くような瑞々
しい桃のまろみ。
柔らかくも張りと弾力を備えているだろうヒップを降りて内腿に進むまでに見える、秘所を隠すには心許無い恥毛
で飾られた女の一番深い器官へと続く、一筋のクレパスと控えめに盛り上がった恥丘。
705 :
685:2005/07/22(金) 01:14:54 ID:CAfn0/au
いつかは触れたいと男ならば願ってやまない愛しい相手の、秘められた箇所から生まれた一滴が、滑らかな
腿を伝い濡らした。
彩葉が性的な興奮を感じて、その行為に耽っているのは間違いなかった。
腿を濡らしていった滴が官能に浸る彼女を肯定していた。
男の熱を慰めているような、動きでガラスを這う彩葉の舌。
舌を広く使ってゆっくりと顎を上げながら舐めたかと思えば、先を窄めて蛇のソレのようにチロチロと突く。
唇までもガラスに触れ、越えられない透明の壁を叩くように唇の間で舌が踊りまわる。
愛しげに啄むようなキスが繰り返され、唾液で濡れたガラスを優しく吹きかけた彩葉の息がふわりと曇らせる。
「……く……」
エレキは彩葉に猛る熱を愛撫されているような錯覚に陥った。
彼女には既に想像の中の相手が自分以外に居るのかもしれないし、特定の誰ともなく行われているのかもしれ
ない。
だが今のこの状況で、エレキが他者の熱を慰める彩葉を想像出来るわけもなかった。
そんな余裕など何処にもない――可愛い、綺麗な、大好きな、愛しくて堪らない女が、一人男を誘う行為に自ら
の箇所を濡らしているそれを見て、理性を保てるわけなどない。
膝を立てて腰を浮かすと、エレキは焦り滑る手でバックルを外し、ジッパーを下ろして既に猛々しく成長している
自身を引き出した。
706 :
685:2005/07/22(金) 01:39:53 ID:CAfn0/au
じっとりと先走りを零した自身を片手に握り、彩葉の行為と重ねて自慰を行おうとしたその時――パンツのバック
ポケットに押し込めた携帯のバイブレーションがエレキを呼び出した。
「…ッチ…!」
思わず舌打ちし、身体を起こしポケットから携帯を引き抜く。
胡坐を掻いて確認した携帯のサブディスプレイに現れた相手は「非通知設定」――誰と知らない相手からのもの
だった。
苛立たしげに電源ボタンを押して切ってやろうかと指を当て――思い止まる。
覗きを行っていえる後ろめたさが、非通知の人知れぬコールに妙な不安を感じさせた。
どうせ人違いだろうと自分自身に言い聞かせながら通話ボタンを押して低く殺した声で「…誰だ」と訊ねた。
『――彩葉。』
耳に当てた携帯電話から聞こえた単語に、エレキはそれを滑り落としそうになる。
――コンクリートの床に激突する前に慌てて両手で受け止め、眼を見開いたままで音量を上げ再び耳に当てた。
確かに、間違いなく、非通知でコールをしてきた相手――なのだろう者が呼んだのは、彼女の名で。
しかも間違いでなければ、その声の主は………。
『り、リリス…っ』
上擦った声で、彩葉の名を呼んだ相手を、「彩葉」が呼んだ。
二度目、ずるりと指をすり抜けコンクリートに向かう携帯をキャッチしたエレキは、腕を伸ばして望遠レンズを引っ掴
みその奥を覗き込んだ。
先ほどまで彩葉一人だった部屋に、ゴシックな黒のワンピース姿で佇むリリスが居た。
振り返りガラスに背を向ける彩葉の元へゆっくりと歩みを寄せていくリリス。
一歩一歩と近付き、彩葉に微笑みかける。
顔中を朱色に変えた彩葉が耐え切れず視線を逸らし俯いた時、リリスの目がエレキを見た。
望遠レンズを通して覗いているエレキと違い、夜の中途半端な暗さも手伝って元から場所を特定しなければビルの
上の人影など見つけ難いだろうに、リリスは眼と唇に微笑を敷いて。
『 み・ て ・ て 』 と唇の動きのみでエレキに伝えたのだ。
707 :
685:2005/07/22(金) 01:45:15 ID:CAfn0/au
今日はこんな感じ、で…。
>>677氏
兄妹キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
セムの兄貴の格好良さとリリスの可愛さが堪らんデスヨ!!
687氏のダルツガと共に続きハァハァしながら待っております!
いきなり神々の黄昏ラグナロク
続きお待ちしてます
709 :
サブロー1:2005/07/22(金) 02:21:30 ID:jEfGJyLd
お互いに向かい合ってぺったりと座り込んでいると、少しずつ更衣室の床の冷たさが滲んで暖かくなる。
津軽が手を伸ばして来ても、どう反応していいかさえも今の達磨には分からない。
その脇の下からするりと腕が背中に通り、ぎゅっと、強く抱き締める。
「私の事も教えてあげる、だから、達磨の事を教えて」
胸に埋まる頭を見下ろして、達磨は常連のよく言う台詞を思い出していた。即ち、女の子の方が先に大人になる。
「…いいよ」
そうとしか答えようがなく、その答えに顔を上げた津軽の笑顔を見て、ますます自分が子供の方が子供なのではないかと、達磨は顔を赤らめるのだった。
お互いに上着の脱がせる。達磨のTシャツは既に傍らに投げられ、津軽のブラウスのボタンも後一つだ。
その下の、背伸びしてか、小さいながらも黒いブラジャーが顔を出した時、達磨の手は震えた。
何故だろうか。いつも傍にいた津軽とは違う人間を相手にしているような、不可思議な感覚に落ち行ったからだ。
ちらりと見れば、津軽は満足そうに、しかし恥じらっているのか、顔を少し伏せている。
そこにいるのは津軽だ、と達磨は自分を叱咤し、ブラウスを全て取り去って投げた。
710 :
サブロー1:2005/07/22(金) 02:22:56 ID:jEfGJyLd
次はどうするか、と躊躇えば、ブラジャーも、と小さな声が告げる。言われるまま、背中の方に回り込んで、小さなホックを苦労して外す。
「よくこれ見ないで付け外しできるな」
と彼が呟けば
「慣れよ」
と少々彼女の答えが素っ気無い。
彼が前に戻ってきて座り込めば、発展途上の胸が小さく盛り上がっているのが目に入って、思わず目をそらす。
「こら!」
顔を両手で挟まれて向き直らされて、津軽がじっと見つめている目に見つめられた。
その下の胸は、まだ男に見せるに到らないものに思えて、達磨は直視できず、また津軽の目からも逃れられない。
「まずは胸部の勉強です」
強気に言い放たれる言葉。そして、達磨の手は津軽の手によって、彼女の胸へと導かれた。
触った途端、そのあまりの薄さに驚愕する。確かに柔らかく、指が押し込めば膨らみが逃げるくらいのボリュームはあるが、細い体の肋骨まで指先の感触が届くのも早かった。
それでも、その柔らかさに安堵ではない、何かを感じている自分がいることに、まだ達磨は気付かない。
711 :
サブロー1:2005/07/22(金) 02:24:05 ID:jEfGJyLd
「…何よ、いつも他の人にしてるみたいに、しないの?」
拗ねて眉を寄せ、胸を見下ろす津軽。いつもスケベだの変態だのと罵声を浴びせるのとは打って変わって、そういうことをしてくれと言う。
達磨にとって、そういった女子の感情の複雑さなどは到底考えも及ばないことだった。
慌てて手の中に納まるそれを揉んでみる。意外にも掴めた。
「あっ!」
その時に彼女が上げた声は、恐らく、生まれて初めて「感じた」時の声だったのではないだろうか。また彼にとっても、初めて聞いた女の「感じた」時の声だったのだろう。
互いにびくりと一瞬だけ身を強張らせ、達磨はもう一度揉んでみる。
それは手中に全てが納まるだけの大きさだった。乳というにはあまりに貧弱に見え、それでいて、触ってみれば意外な程に柔らかい。微かな抵抗が返ってくる胸。
むに、と小さな感触を返すそれを、何度も、ゆっくりと揉んでみれば、彼女も揉まれる度に、小さく息を漏らした。
「ん、んんっ、だ、るまっ」
ふるふると頭を横に振る。それがもうやめてほしいという意思表示だと感じて、彼はすぐに手を離した。しかし、感触が手に残る。触るだけ、揉むだけに飽き足らず、そこに口付けてみたい、という欲望が膨らむ。
見れば津軽の胸の上で、小さなボタンのような乳首は硬く尖っていた。
こ、ここまで…
セムリリとリリイロエレ、是非に続きを!
リリスモエス!!
こういう事は男として間違ってるッ!――と、思うのだ。
義理と人情厚く伊達な江戸っ子の誇りにかけて、今直ぐにもこんな事はやめなければ……そう、思う、のだけれども。
「……ん、っき、もちぃい…っ?」
銜えていた唇を離しても尚、ぎこちない手で愛撫を続けてくれる彼女の問い掛けを受けたら、
「す、スゲェいい…イ、イキそーなくれぇイイ…ッ」
と素直に答えてしまう哀しいかな男の性。
良かった…そう言って照れたように頬を染めながらほんの少し弾んだ彼女の声が、尚一層自分を罪悪感と
堪え難い快感の間で苦しめる。
――彼女の名前は、彩葉。
親友であるエレキの大事な彼女(本人達は顔を真っ赤にして「ま、まだそんな関係じゃ…」と否定し続け3ヶ月
目突入)であり、自分――鉄火にとって憧れの相手だった。
そんな彼女に、ホテルの一室で、鉄火は立派に育った息子を可憐な唇と手で慰めて貰っている。
(ナァにやってんだ…俺よォ…)
嬉しいんだか哀しいんだか情けないんだか気持ちイイんだか、複雑な鉄火の胸の内。
そもそもコトのいきさつは、彩葉の可愛いお願いから始まった。
「仕事してるエレキを見てみたい」と、未成年で尚且つエレキ自身からも駄目と念押しされているバーへ、どう
しても行きたい彩葉が、鉄火にこっそり「お願い」してきたのは5日前。
最初は鉄火もスタンダードな方法でエレキ自身にそれとなく言ってみたのだが、「夜の帳の降りた狼オンリーな
危険地帯に呼べるかよ」と至極尤もな意見で却下された。
「ンなもん緊張してシェイカー振れられねぇし、大体彩葉にスケベな客が寄ってきてみろ、お前――俺が我慢して
仕事してられると思うか?」
賄賂として奢ったマックシェイクのストローを齧りながら顔を顰める相棒の、理性をキレーに失った姿を想像して
首を横に振った。
血気盛んなのは鉄火も同じくだが、彼女のことにおいて相棒の我慢の限度が短いのは鉄火が一番良く知っていた。
713 :
685:2005/07/22(金) 02:35:21 ID:CAfn0/au
サブロー1氏乙!!
思春期ゼンカーイな達磨イイ!! ツガルの先生口調可愛ですセンセー!!
そしてちょっと息抜きに鉄火×彩葉ヤラシテクレ…あんまエローくないが。
彩葉・茶倉姐さん関係の神降臨を密かに期待……。
エレキも「仕事中来られるのが嫌」ではなく「仕事中何かあったら心配」なのであって、決して彩葉を嫌がっている
わけではない、親友なりの心遣いなのだ――と、彩葉に改めて断られた旨を伝えると、彼女は小さく微笑んで
「うん、ありがとう。無茶なお願いさせちゃってごめんね?」そう鉄火に頭を下げた。
笑っているのに、寂しそうな表情が気になってしまって、つい勢いで安く言った台詞を鉄火はこの後激しく後悔する
ことになる。
「仕事中は無理かもしれネェけど、仕事終わる時間に迎えに行くなら俺がついて行ってもイイ…かなァなっつって
ハハハハ!」冗談のノリに持ちかけた自分の言葉で、彩葉の表情がぱっと明るくなった。
本当に?!いいの?!ありがとうすっごく嬉しい?!――そんな言葉と共に喜びの余り抱きついてきた彩葉に大きくオロ
オロやや喜びながら、エレキの仕事が終わる時間は前に一度聞いた事があったし、その時間近くに待ち合わせて
向かえばいいだろう、と簡単に考えていた鉄火。
だがコトはそう思い通りにいかないのが世の常。
その日に限ってエレキは余計な雑務まで言い渡され仕事を終える時間がずっと押していたのだ。
待てど暮らせどエレキが出てくる様子はなく、暇潰しに、と二人で探検気分少々夜の街を歩いていたら――これが
また運の悪いことに柄の大変宜しい数人の団体と鉢合わせし、第一班のザコキャラ数人こそ鉄火一人で何とか相手
出来たものの、その後ベタな展開でやっていらっしゃった中ボス大ボスクラスには彩葉を背に抱えてダッシュした。
丈の短いスカートは鉄火の手に触れることなく、その手が触れてしまったのは下着一枚を挟んだだけの柔らかなまろ
みで、落とさないよう少しの力を篭めただけで指が食い込んでいく感覚はもうなんと言っていいのか表現し難い。
しっかり掴まってろィ!の掛け声の言う通り、ぎゅっと首に両腕を絡ませ密着した彩葉の胸の膨らみが、背中に張り
付きその上ゆらゆらと揺れるものだから堪ったものではない。
途中手を掴んで走っていた時の呼吸の荒さが残っているのか、耳元に聞こえる彩葉の吐息は熱く、鉄火は殴られる
痛みより堪え難い衝動を必死に押し殺しながら夜の街を駆けた。
逃げ回って逃げ回って、逃げる場所がない袋小路に入ってしまって、止む終えない選択で彩葉を抱えた鉄火が
踏み込んだのは、ファッションホテルとか、ブティックホテルとかラブホテルとか言われる類の施設。
決して邪な気持ちで踏み込んだんじゃネェ!と鉄火が言い訳するより前に、「確かにここなら安全だよね」と背中
の上の彩葉が笑い、つられて笑った鉄火は戸惑いつつも一番可愛らしいデザインの部屋を選びボタンを押した。
背負っていた彩葉を下ろし、エレベーターで気まずい無言を過ごし、これまた無言で部屋の中に入り、ぎこちなく
ベッドの端に腰掛けた後、何か話をしないと無言の圧迫感に押し殺されそうだと鉄火が口を開きかけた時、項垂れ
る彩葉が震える声で「ごめんなさい」と呟いた。
彩葉が謝るこったネェ、むしろ誘った俺が悪いンでェ!と首を激しく横に振る鉄火を、彩葉が潤んだ眼でじっと見
上げた。
鉄火…囁くような声と、間近に見える白い服から浮き出た胸の輪郭と、せり上がったスカートの間から見える白
い腿が、背に抱えていた時の、上と下で感じた柔らかな感触を思い出させる。
若い身の健康的な反応はそれこそ痛い位で、思わずイテェと呻いた鉄火の言葉に心配した彩葉が、拳ひとつ受
けていなかった筈の鉄火の身体の一部――パンツの生地を窮屈そうに押し上げる膨らみを見つけた。
「い、いやこれはそのあのッ…!彩葉…ご、ごめんっ!お、俺も男だからヨ、つい思わず…で、でも彩葉になんか
しようってそンな気ィゼッテェ起こしたりしねェからだから」
「……苦しい?」
顔を赤青と染め替えながらあわふためく鉄火の言葉を、優しい彩葉の声が遮った。
白い手が膨らみをそっと包み込む。
「ぃ、彩葉…!?」
「ごめんね…ありがとう……――わたしに出来るなら……鉄火…」
俯いてしまった彩葉の表情を知ることは出来ないが、戸惑いがちの声と赤くなった頬が彼女にとって大きな決心
であることを伺わせた。
男なら友情を裏切るような真似をしちゃなンねェ断固断れ!という警鐘が鳴り響いていたが、鉄火の手は彩葉の
手に重ねて落ち、「……うん」と小さな返事で彼女の言葉の先に隠れた気遣いを受け取った。
685氏はMY GOD認定。
スマン………俺長い間彩葉心待ちにしてたんだよ。
サブロー氏も仕事速くてすげえ!
セムリリの人も頑張ってくれ、毎日チェックする!
きたよ…きたよセムリリ…
最萌えなんだ…マジで最も愛してるカップリングなんだ…
ありがとう
そして続きを激しく期待してる
休日の或る日、士朗の宅の食卓には、久しぶりの彩があった。
主食を兼ねた主菜であるカレーライスは、皿の上で飯とルゥが綺麗に半々にされている。
その側に置かれたサラダボウルの中には、敷き詰められた緑の上で、トマトの赤や、
ゆで卵の黄、そしてスライスオニオンの真白が飾り立てている。
付け合せのスープは、コンソメをベースに、どちらを入れるか迷っていた若布と卵を
両方入れた。完成すると彼女は、変に豪華になったね、と笑顔を見せた。
それらの調理を一任したのは、エリカだった。彼女は時たま暇があれば、まともに料理の出来ない
士朗や慧靂のために自らお抱えの料理人を買って出る。必要ならば、材料の買出しもする。
いつも悪いな、と士朗が言うと、エリカは決まって士朗にはお世話になってるから、と返事する。
テーブルに向かい合わせに座り、二人揃って料理に舌鼓を打つ時間。
他愛も無い笑い話に花を咲かせ、その和やかさのままにゆるゆると秒が刻まれて行く。
最近では、慧靂が居合わせる事は少なくなった。
エリカが来る事を知ると、決まって無言のままに外へ飛び出してしまうのだ。
それが気を遣っているが故の事であると、士朗もエリカも察してはいるのだが、
そのまま口に出すのは恥ずかしいのか、互いにエレキについては冗談の種にしている。
大体、この日も、そんな感じだった。
寝室の奥から、昼と夜を勘違いした目覚まし時計が7時半を知らせた。
「最近、話さなくなったよな」
「 え?」
食事の最中、何気無しに士朗が切り出した。
エリカは藪から棒に、と、開きっぱなしの口で反応を一秒遅らせた。
「話してないって、何の事?」
「セリカの事だよ」
士朗は素早く返答した。その顔には、何かに安堵を感じているような笑みがあった。
士朗には、最近のエリカはセリカに対してごく自然と、また楽し気に接する事が出来ているように見えていた。
以前は、目を合わせる事が出来ない、とさえも言っていたので、士朗にはそれが長らく心配だったのだが、
少なくとも士朗の視点から観れば、エリカのそれは段々と快方に向かいつつあるようだった。
無論、セリカの側はエリカの抱えている問題等知る由も無いのだから、エリカに対して何か変化を見せる事は無い。
一方的な関係の修復は、一概にエリカの心境の変化がそうさせているのだろう。
士朗には、その事実が何よりの安心となっていた。エリカの内面の弱さを理解しているからだ。
「お節介かも知れないけど、とにかく、エリカを観てると安心するよ。何度も言ってるけど、
折角妹がセリカだって判ったんだから、それをどうするかは置いといて、ちゃんとエリカなりの接し方を
作っていかないとな」
士朗は快活に喋った。先程見せていた笑みは、はっきりとした笑顔へと変わっている。
親身になる、と言う言葉の手本であるような様だ。
しかし、それとは対照的に、話を聞くエリカの表情は作り物の苦笑に満ちていた。
「そうだね、でも、やっぱり、セリカが私にとって何なのかってわかってると、
何してても越えちゃいけない一線って言うのが見えてるみたいで、時々悲しくはなるよ」
こう答える言葉にも、何処か力が篭っていなかった。
食事をする手を止め、テーブルに肘をついて絡めた両手の指がせわしなく入れ替わる。
士朗は未だ、エリカの様子には気づいていない。
「そうかも知れないな。だけど、今の内はセリカを、ただの友達に割り切るのも、自分の妹として見ていくのも
転換が利くんだ。セリカがエリカにとって負担にならないように、時々視点を変えるのも大事じゃないか?」
その問いに、エリカは返事をしようともしなかった。
視線は完全に士朗の顔を反れ、テーブルの半分に減ったカレーライスをぼんやりと映していた。
「どうした?」
「え?……うん、そうだね」
士朗が問うてしばらく、ようやくエリカが返事をする。
そこでようやく、士朗はエリカの異変に気が付いた。士朗の目の色が、小さな変化を見せた。
エリカの様子を気に懸けだした士朗と、俯いたままのエリカの間に、薄っすらと沈黙の膜が生じる。
エリカは堪らず、手元のコップの水に逃げ場所を求めた。
水の上に氷を三つ浮かべたコップの外側面には、満遍なく水蒸気の曇りが生じていた。
それまで全く手を付けていなかった物を急に飲み干す、不自然。
士朗はエリカに疑惑の目を向けながら、一度咳払いをして、話を切り替えた。
「…それと、セリカが言ってたんだ、何か秘密の事があるんだってな?」
「えっ!?」
聞いた途端、エリカは素っ頓狂な声をあげた。
その声にはエリカの驚きが表現されていたのだろうが、逆にその声に驚いたのは士朗の方だった。
またも、数秒間の沈黙が走る。それを破るのも、やはり士朗だった。
「まぁ…何にしても、エリカなりに上手くやっているのなら、俺が言う事も無いから、な。
何か気に障る事を言ったのなら謝るよ、済まない」
士朗の言葉からは、まるで語気が無くなっていた。
自分が言う事も無い、とは、士朗にとってある意味一番言いたく無かった言葉であったが、
目の前のエリカの様子を察するには、そう言って会話を閉じざるを得なかったのだ。
一方のエリカも、士朗の様子から、慌ててこの場を取り繕おうとしてみせる。
「そんな、謝らないで、ただ…私、今ちょっとよくわからない事があるから……ううん、
やっぱり…何も言いたくないの……。ごめんね」
エリカは士朗に笑顔を見せようとしたが、自分の笑顔を思い出す事が出来なかった。
帰り際、玄関へ向かうエリカの背中を、それと全く同じ足並みで士朗が追う。
「今日はありがとうな」
靴を履くエリカに、士朗が言った。エリカは振り向いて、無言のままゆっくりと頷いた。
相互の間に開いた、大体3歩分の距離が、総てを物語っているようでもある。
こんな事は初めてだ。
エリカを見つめながら、士朗は思っていた。
そう思うが故に、最後の最後まで気の利いた言葉が思い浮かんでこない。
すると、エリカはドアノブに手をかけると同時、もう一度士朗に振り向き言った。
「あのさ、士朗」
「ん」
鼻で返事をする士朗を前に、エリカは続けた。
「今度、その、ここにさ、泊まりに来てもいい?久しぶりに…その、慧靂はまた、無しでさ…
あの…士朗に……ね、私…」
始め、真っ直ぐと士朗の目を見ていたエリカの視線が、段々と下へ降りていくのがわかった。
同時に、頬から外側へ広がっていくように、エリカの身体が真っ赤に火照っていく。
「…どうした、エリカ」
士朗は、エリカを促した。言いたい事は大体理解できたが、何故エリカがいきなり
そんな約束を取り交わそうとしているのかは見当も付かなかった。
すると、エリカは俯いたままぶつぶつと何かを漏らし、それから一目散に士朗へと走り出し、
土足のまま廊下へと乗り出すと、士朗の首へと腕を回して強引に唇を重ねた。
突進に似た衝撃の走りに、士朗は思わず、右足を一歩後ろへと退かせた。
それから、一瞬強張らせた身体から段々と力を抜き、エリカと波長を合わせていく。
しばらく経ってから、エリカは唇を離した。
「…ごめん」
士朗は何も答えなかった。エリカは泣きそうになって、士朗に尋ねた。
「士朗、私、こうしてもいいんだよね?」
「ああ」
士朗の腕が、エリカの背中へと回された。不自然に熱を帯びたエリカの身体が、それとはまるで違う温もりに抱かれる。
「こうしてるべきなんだよね?」
エリカはもう一度、士朗に尋ねた。
「……それはわからない、でも、エリカが望むなら、いくらでもそうしたっていいさ」
言って士朗は、自らエリカに口付けた。緩い力が加わったそれは直ぐに終わり、その直後に士朗は付け加えた。
「俺がそうしてやる事だって出来る」
エリカは、目の裏に込み上げてくる物を堪えながら、必死になって士朗の言葉に頷き続けた。
あぁレス分けて改行余すんだったらもう少し書き足せたのに。
それにしてもこう活気が付くことは喜ばしいことです
現行の書き手はそれぞれエロティシズムが個性的で良いですね^^
応援してますー
ネ申達キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
楽しみにしてますよハァハァ
エリカまで…!
しばらく待ち遠しさで眠れぬ夜が続きそうだ…
726 :
685:2005/07/22(金) 20:24:37 ID:x4vV9DOB
>>716 ナカーマ(*・∀・)人(・∀・*)イイ!!
彩葉待ちつつもネ申が待ちきれずに自給自足だyo!!
>>718 士朗エリキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
爽やかカポーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ハァハァしながら続き待ってます兄貴!!
ンでカキコ規制には禿同。
ナンドエラークラッタコトカ…
カプも色々ながら、やっぱり個性が違って読み手としてスゲェ楽しい。
書き手が沢山いると、自分も一層ヤル気起きるな。
有難う、ネ神s!!
「男の人の…見るの初めて…」
わー…と小さな歓声を上げながら、恐る恐る彩葉の指が鉄火の熱に触れた。
こちらだって女の子にコレを晒すのは初めだ、潤みがかった彩葉の瞳に自分の猛った代物が捉えられていると
思っただけで、元気良く育ったそれは堪えきれずに先走りを滴らせる。
ベッドの柵に背中を押し付け、これでもかと足を大の字に広げた間にちょこんと小さく正座した彩葉が座っている
――鉄火が少し屈んで首を傾ければ、桜色の唇にキス出来てしまう危険な至近距離。
頬を赤くし恥ずかしがりながらも、彩葉自身見た事もない男性の器官に興味があるのか、先ほどから「わぁ」とか
「きゃぁ」とか悲鳴だか歓声だか分からない声を上げて鉄火のそれを眺めまわしている。
「触ってもいい…?」おずおず訊ねる声に首を激しく縦に揺らして頷くと、人差し指の先がゆっくりと近付いて、つん、
と軽く先端の窪みに触れた。
初めて触れられた指の刺激はかすかなものであったけれど、ファーストコンタクトの衝撃は実際与えられた触覚
より深く興奮を呼んだ。
「……ぅ…っ」
「あ、ご、ごめんねっ!痛かった?」
呻く鉄火の声で彩葉の手が引っ込んでしまう――のを、脊髄反射で右手が細首を掴み引き止めた。
「え…っ?」
「――あ。…い、痛くネェから…これ、に、握ってくンねェかな…?」
こういう風に……右手で彩葉の手を引き戻し、左手で彩葉の掌ごと自分の猛りを包み込んだ。
「あ…なんか熱い、ね…?」
ぴくんと一瞬離れる仕草をした彩葉の指が、再び優しく鉄火の熱を包む……それは柔らかくてあたたかくて、繊細
な女の子の指だった。
太く節くれた男の自分の指とは比べ物にならない細さなのに、指の腹も掌もマシュマロのように柔らかい。
女性の胸の柔らかさは何となく(視覚的な情報で)想像出来たが、まさか指先までもこんな男とは違う感触だなんて
思ってもみなかった。
俺って本当に女の子を知らねェンだな……年上連中達の猥談についていけない時点で嫌と云う程分かっていた筈
なのに、今また改めてその事実を思い知る。
俺って本当に女の子を知らねェンだな……年上連中達の猥談についていけない時点で嫌と云う程分かっていた
筈なのに、今また改めてその事実を思い知る。
「…変な、感じ…」
鉄火の熱を封じた自分の手を見つめながら、ふふっと彩葉が笑った。
「何、が…?」
「……男の人の、ね…保健体育で勉強したり、ちっちゃい頃にお父さんの見てたりして知ってるのに、鉄火の――
…見て、やっぱり鉄火が男の人なんだなぁって実感しちゃって…あ、別に鉄火をオンナノコとして見てたわけじゃなく
てね――わたしは本当に男の人のこと、何にも知らないんだなぁって」
「――……俺が、教えるからっ!」
同じ時に同じ思いであった偶然に気付かない彩葉が零した笑みに、鉄火は咄嗟でそんな言葉を口にしていた。
「……い、彩葉が知りたいってェンなら、俺が……」
「………うん…」
本当ならこんな台詞を言うのは自分ではいけない筈だし、そもそもこんなコトになっている時点で相棒に斬り殺さ
れても文句は言えないと覚悟もしているが、二人っきりの密室で抱いてしまった若さ故の好奇心と欲望を抑えること
が出来ない――それはこくりと頷いた彩葉もきっと同じなのだろう。
鉄火は彩葉の手に自ら日頃自分で行っている手淫の動きを、重ねた自分の手の上から教えた。
決して難しくない単純明快な往復運動に彩葉の手はすぐに慣れて、鉄火の手が離れた後も迷わず手の内の熱を
擦っていく。
痛くない程度に、程好く締め付ける彩葉の手はぴったりと熱に吸い付くようだ。
「あ…すごい…大きくなってる……わ、硬い…鉄火、硬いよ…?血が集まってる、のかな…?鉄火、トロトロしたのが
いっぱい出てきてる……気持ちいい?もう痛くないよね?」
彩葉の実況中継が言葉責めを受けているような気分にさせる――無論、彼女にはそんな気など更々なく、初めて
触れて愛撫する男性器の変化を不思議に感じているだけだろうけれど。
「す、ンげェ…イイ…っ、彩葉の手、無茶苦茶気持ちィイ…っ」
触れている身体の部位は同じなのに、自分の掌で行う自慰とは全く違う、初心な鉄火には目が眩みそうな快感
だった。
ゲーセンで気軽に話しかけられる仲になるずっと前から憧れ追い掛けていた彼女が、熱を静めてあげると申し出て
くれて、優しい手つきで自分の肉茎を擦っている。
空気と粘液と肉が起こす淫猥な水音を立てながら、ぬめる透明な腺液にまみれて艶めく細い指。
鉄火の答えを待たずに繰り返される問い掛けや呟きと吐息が、間接的に聴覚を、そして敏感な鈴口をダイレクトに
刺激する。
「鉄火……」
囁くような声に、快感に堪らず閉じていた瞼を押し上げるとそこには、じっと自分の表情を間近で見つめる彩葉が
いた。
淡い桜色のリップで染まった小さな唇に視線が釘付けになり、鉄火はごくり、と息を飲み込んだ。
自分の名前を呼ぶ彩葉の唇はどんな感触なんだろう、触れると気持ちイイんだろうか、どこと触れ合ったら気持ち
イイだろう、唇か――それとも……。
「い、彩葉…ぁっ…」
荒い息で彼女の名を呼びながら、長いストレートの髪に指を滑らせる。
「鉄火…?」
何を考えてんだテメェ!――自分の理性が大声を出して怒鳴っているが、聞かなかったことにして。
オレンジの髪の後頭部を押さえた手に力を込めて、彩葉の頭ごと深く――痙攣する熱の真上に近づけた。
「てっ……ッ!」
「た、堪ンねェんだ…っ、彩葉の口で、……な、舐めて欲しい…っ」
730 :
685:2005/07/22(金) 23:19:14 ID:QGsNhE2X
彩葉って口癖は「ややわぁ」ってコトになってるが、どこのサイト見ても京都弁は喋ってないんだよな。
やっぱり標準語で統一すべきか……それとも余裕がなくなった(主にエロの最中)時に京都弁が出た方がいいのか。
教えて、エロイ人!!
たまに京都弁が出るのも常標準語でも常京都弁でも萌え!
685氏がGJすぎてすまん答えになってない!
個人的には京都弁多発は好きだな。
普段は標準語だけど、つい出てしまう京都弁っていうのはいいかもね。
なんにしても神な皆さん、GJ!
頑張ってくれー
私待つわいつまでも待つわ
と、ここでしぐしぐをきぼんぬしてみる
「な、舐める…って、コレを…?」
男の目にすら見目良いとは言えない代物だ、今日初めてまともにそれと向かい合った彩葉にしてみれば、そんな
グロテスクなものに口を寄せろと言われても戸惑うばかりだろう。
だが躊躇し視線を逸らし気味にする彩葉の様子すら察することが出来ない程、鉄火は熱に追い詰められていた。
「彩葉…ぁ…頼む、から…ッ」
「…きゃぁっ」
ぐいと力任せに彩葉の頭を押して唇を自分の猛る熱に近づける。
荒々しい鉄火の呼吸ばかりが続く中で、膝の間から小さく息を飲む音が聞こえた。
「本当に…今日だけだからね…っ」
「ぅあ…!」
ひた、と触れたものは全く未知の感触だった。
鈴口に柔い唇が触れてすぐに離れ、感じた温もりを名残惜しむより早く溢れる腺液を掬い取るような動きで舌がそこ
に触れた。
最初は恐る恐る……鳥が啄むような途切れがちの接触。
「………これ、舐めても平気…?」
「うっ…――た、多分…っ」
彩葉が腺液を拭った指を凝視して鉄火に訊ねる――が、鉄火の方も曖昧な答えしか出せない。
AVなどで女優が美味しそうに啜っているのを観ていたが……そもそもそこは排泄口と同じで、男は女と違い用を
足した後拭くということをしないから、シャワーも浴びずに行為に向かった鉄火のそこは綺麗とは言えない。
場慣れした女性なら兎も角、彩葉は今日初めて男の器官の仕組みをまさしくその手で知ったばかりなのだ。
彩葉の舌で舐めしゃぶって貰いたい欲望をぐっと堪えて、やっぱり止めようと微かな理性をもって鉄火が彩葉の顔
をそれから引き離そうとした、時。
亀頭がしっとりと濡れた粘膜に包まれた。
「…うぅぁ…っ」
括れを唇がぴったり塞ぎ、熱い息の篭った内に包まれた亀頭を湿った舌が撫でていく。
広いところからアイスを舐めるようにゆっくり浮き上がった縦の筋を行く舌。
「……ちょっとしょっぱいね…」
一度唇を離して上目遣いに鉄火を見上げ彩葉は困惑した表情を浮かべた。
唾液と腺液の入り混じった鉄火の熱の頭と彩葉の唇の間を無色の糸がツ…と渡る。
「い、いろは…ぁっ」
「…ちゃ、ちゃんと…どこが気持ちえぇか――言ってくれやらんと分からへんよ…」
「ぜ、全部…っ、い、ろはが舐めてくれたら全部気持ちぃ…ッ!な、舐めて、吸ってくれよォ…っ」
「な、舐めて吸ってって……こ、こぅ…っ?」
鉄火の震える指にオレンジの髪を掻き乱されながら、彩葉の目は窺うよう固く閉じられ呻く鉄火の表情に注がれて
いた。
先ほどより深く――根元近くまで彩葉の唇が鉄火を包み込んで。
っぢゅ…!
どろどろに零れた腺液を吸い上げる音が鼓膜に痛い程響いた。
「ぅううぁ……!」
「ぅんむんん…っ」
京言葉がかなり似非なのはどうか勘弁してやってくれ。
ここんところ連投気味で申し訳ない。
これ終わったら暫く大人しくしてるんで…マジスマソ
>>737 勘弁なんてとんでもない。
鉄火の青さとか彩葉の京弁とかがっつり萌えてますから安心してくれ。
書き手の皆さん、GJ!
>>737 萌え尽きる…
いきなり出た京都弁にノックアウトされたよ……
鉄火の心理や行為の表現の細かさが凄いとしか思えない。
できる範囲で良いので頑張って欲しい!
(;´Д`)ハァハァハァハァ
ちょっと京都行ってくる!ノシ
俺も京都行ってくるよ!
ハァハァハァGJ!このまま大人しくなんかしないで活躍をキボンするよ!
頭から腰へ、脊髄を駆け抜けていく甘すぎる痺れ。
舌と唇が啜りながら竿を根元まで飲み込み、焦れる鈍さで亀頭の先までせり上がる。
人肌にあたたかなぬくもりに包まれた後昇る唇が竿を去って、唾液と腺液に汚れた熱が外気の冷たさに震える頃、
また再びそれを優しく暖めてくれる唇。
ほんの微かな凹凸が感じられる滑った口腔の上顎に亀頭が掠る度、鉄火の腰が跳ね上がった。
「ぅぁああぁっ…ぅううっ…」
「んー…っ…んぅんん…っ」
だらしなく開いた口から、呻く声が止まらない。
唇の間から漏れる小さな息と声は苦しげで、上目遣いで鉄火を見つめる彩葉は眉を顰めて目には薄く涙が滲んで
いたが、今の鉄火がそんな彩葉の様子に気付く筈もない。
達しそうな程気持ちいいのに、逝きつくには緩すぎる唇での愛撫。
もっと速く、彩葉の頭を掴んで思うように咥内を犯してしまえたら……そう思っている内に無意識な手が彩葉の頭を
男の力で押さえ込む。
「んんんんッ、ぅぐんぅうッ!」
息苦しさに目を見開き、くぐもった悲鳴を上げる彩葉。
自分の悲鳴すら届かない鉄火に抗議するよう先に軽く歯を立てた。
「ィッ――!」
「げほっ……鉄火っ、無茶…しやんと…っ!」
「ッ……す、済まねェ…っ、あンまし気持ち、良くて…ッ、ごめん…」
涙目で鉄火を睨み上げる彩葉、受けた激痛に漸く自分勝手な無茶をやらせていたことに気付いた鉄火は、
響く痛みに顔を歪ませながら彩葉の頭を押さえていた手を離した。
「……あ、あの…口、でするのはちょっと苦しいから、手と、両方使って…――それでもいい?…後ね、何処
が気持ちいいか、ちゃんと言ってくれた方が助かるかなって…」
そっと片手を熱に添えて彩葉が鉄火を遠慮がちに見つめる。
「う…うん、それでも気持ちいいから…――分かった…その、やっぱ先の方とかは、彩葉の口のが気持ちいい
…ンだけど…」
「じゃあこっちは口でして……ここのトコは手で擦っててもいい?」
「う、うん…」
ひとつひとつを確認しながら、勃起した性器を見つめ合う間抜けな光景。
ここまでしておいて今更に気恥ずかしさを感じるお互いの質疑応答は途切れがち、そんな状況でふと鉄火を
見ていた彩葉が笑った。
「な、何が可笑しいンでェ…?」
「え、あ、ゴメン。……なんか、鉄火って可愛いなぁって」
「か、かわ――っ?!」
「泣きそうな顔でぎゅっと目瞑ってたり、ビクビク脚震わせてたりして……わたしがしてることで鉄火がそんな顔
するんだと思ったら……もっといっぱい、気持ち良くしてあげたい……」
同じ年齢の女の子相手に「可愛い」と言われても素直に喜べないところは勿論盛大にある。
だが「気持ち良くしてあげたい」と眼を細め呟く彩葉の表情は、可憐で華やかな常の表情とは違い鉄火の知ら
ない艶やかさを持っていた。
「女」の顔、というのはこういう表情を言うんだろうか、「女の子」である彩葉の見知らぬ表情に魅せられて、鉄火
は反論もせず素直に「うん」と首を縦に振った。
出来る範囲で頑張るよ、アリガd
どちらにしろ遅めの夏事情でしばらく篭らんとならんので、何とか今月中には…。
初期のリレー小説で爆笑し、今の神でハァハァしっぱなしですよ!
最近夜な夜なこのスレを更新しまくりの俺を何とかしてくれ。
彩葉好きだし、こんなに良いの読めたらそれこそHAPPY SKYだよ。
>>740-741にワロタ
ちゃんと帰ってこいよ。
シーツを握り締める拳が震える。
呻く声を殺そうとして噛んだ歯がガチと硬い音を立てた。
仰け反り見開いた目に映る天井がぼやけて見える――愉悦に潤んで視界は不明瞭。
「ん、んっ…!」
「は、ぁあぁっ…い、いろは、そこ、イィ…ッ!」
「…ん、ぅ…っ、ここ?…鉄火、ここがえぇの…?」
「そ、そこっ…無茶苦茶気持ち…ひ、ぃ…!」
尖らせた舌が鈴口の窪みを抉り、きつめに握った竿……小さな飛沫を立てながら扱く細い指。
余った片手がいたわるような動きで、猛るものの下にある双方の膨らみを揉みしだく。
愛撫する手が時折そこから離れて、親指の腹で溢れる腺液を亀頭に撫でつけながら、竿に浮き出た血管を舌が
這う。
ツツ…と舌の先で根元から舐め上げていく彩葉の眼は、鉄火の表情を見つめたまま離れない。
観察するような彩葉の視線に晒され、紡ぐ言葉も正しい音に成らないまま口から飛び出していく。
そんな鉄火を見つめる彩葉は、手と口で鉄火を育てていきながら僅かな余裕と猶予もないその様に時折ふと眼を
細めて微笑する。
膨れ上がった鉄火の熱は今にも爆ぜてしまいそうだった。
上り詰めてしまいたくて、けれどそれで得られる愉悦はほんの僅かでしかないと分かっているから、このまま彩葉
の手と唇に愛でられていたいとも思う。
「い、ろはぁあっ…俺もぉ、い、イく…ッ!出る、出ちまぅよォ…!」
彩葉の手淫の激しさにこれ以上我慢することが出来なくなった鉄火が、声を震わせる。
亀頭をしゃぶっていた彩葉が視線を上げて鉄火を見――擦っていた手を解いて深く根元まで銜え頬を窄めて
吸いついた。
「ん、んーーっ、んーっ…!」
苦しさに顔を歪めながらも口腔の深い奥まで熱を飲み込む彩葉。
手の愛撫と変わらない速さで唇が竿から亀頭を上下する。
「ん、ぐ、んくっ…!」
「い、ぃいッ…も、も――い、ぁくぅうううう!」
腿の筋肉がビクリと引き攣った瞬間。
腰を貫いた痺れが戦慄く熱を貫き、脈打って熱い飛沫を迸らせた。
「ん、ぅううふんんぅッ…!あ、ん…っ!」
ドクドクとその身を震わせ飛び出た欲望の痕は、含んでいた彩葉の咥内を汚し、また思わず口から引き抜いた
彼女の顔までも濡らした。
「はぁっはぁっ…」
白濁の滴を頬に唇に垂らした彩葉が唇の端の白い残骸を指で掬い取り、そっと桜色の唇に当てる。
伏せて睫毛の影作る瞼をゆっくりと持ち上げ、荒れた呼吸の鉄火と視線を重ねてそして――
「……まだ、足りへんよ…?ウチにもっと、鉄火のこと教えて…?」
ちろりと伸ばした紅い舌で指を拭い、彩葉は微笑んだ。
「あれ?……鉄火は?」
「何か腹痛いとかで保健室行ってる」
「ハァァ?!あの万年健康優良児のアイツが?よりによって体育の授業休むなんて信じらんねー」
「悪いネタでも食ったんじゃねぇ?」
「理々奈、彩葉は一緒じゃないの?」
「…ん。気分が悪いから保健室で休んでるって」
「最近どうしたんだろうねー、彩葉。貧血気味っぽい?ごはんちゃんと食べてるのかなぁ。一昨日も保健室にいた
よね?大丈夫なの?」
「ごはんは食べてるみたいなんだけどね。彩葉に聞いても何でもないって笑ってるし、それに最近は彩葉のこと心配
して、何かと鉄火が付いててくれてるみたいだから」
こういうことは良くない、と思う。
駄目なものは駄目、そう言い切れる強さはもう自分の中にないのだろうか――白い天井を見上げて鉄火は思う。
だが断るにはあまりにも魅力的過ぎる彼女の「お願い」を、欲望を持て余す若人には振り払うことが出来ない。
逆に最近は「教えて」と言ってくれる彼女がいつかは自分に「お願い」をしなくなるかもしれない――そんな少し先の
未来を思って哀しくなる。
彼女が好きなのは自分ではなく、その親友であって、あくまで彼女と自分の関係は「友達」でしかない。
それ以上の関係を期待しているわけではないし、期待したとて叶わないと分かっている。
ただ、彼女の好意がただの「友達」よりも少し進んだ位置にあるような気がするのは、きっと自惚れではない筈。
749 :
サブロー1:2005/07/27(水) 04:08:07 ID:w1Vn1TMk
「…ふぅ…」
達磨が手を離してから少しの間、津軽は呼吸を整えようと胸の真ん中に手を添えて目を閉じていた。そして、大きく一度吸い込んでから、長く吐き出し、立ち上がる。
津軽が呼吸を整えている間に、達磨は悪戯半分でアクセスした無料動画のサイトで喘ぐ女の像と、津軽を結び付けてしまっていた。
あれは演技だ、津軽にそれを望むな。自分にそう言い聞かせても、そこに理想を見てしまう。
乱れた呼吸は打ち込まれる度に吐き出され、引き抜かれる間に吸い込む。まるでポンプだ、と茶化しても、それが相手を支配している様に思えてならない。
「…達磨」
名を呼ばれ、目の前の彼女が平静を取り戻し…たように見せ掛けているのを見て、自分の雄が平静でないことを悟る。
そして、タイミングが悪い事には、彼女が次の行動を提示して来た。
「今度は、性器の、事を学びます」
口にした本人の顔は一瞬の内に火を吹きそうなくらいに真っ赤になった。さすがに普段口にしないことを口にする、それが羞恥心と背徳感を持って、彼女を刺激した。
それを知らず、既に熱を持ち始めている下半身に、達磨は途方に暮れていた。それを見られる事も、そして恐らく触られる事も既に覚悟していた。
問題は既に熱を帯びている事だ。別段問題はないだろうが、理論では分かっていてもなんだか気恥ずかしい。
まして、それが実はここにいる二人ではない人間を、妄想でその場の人間に仕立て上げて、思い描いた形で興奮している。彼にとって未体験の状況は、普段はそれなりに冴えて明晰と自負する脳を不安で取り巻いた。
「じゃあ…ぬ、脱ぎます」
その不安など微塵も知らない津軽は、スカートのホックに手をかけ…途中で辞めた。
逡巡する様に、手をもぞ、と動かし、思い切った様にスカートの中に手をいてパンツを引き落とした。
その事が達磨の混乱を加速させる。さらにスカートもぱらりと床に広がり、文字どおり津軽は一糸纏わぬ姿で、彼を待っていた。
目の前にはまだ毛も生え揃わない下半身がある。外見の変化に乏しいその器官が、興奮を現しているようには見えない。
しかし、女子に恥をかかせるのは男の恥でい!と、息をまいたのは鉄火だったろうか。その言葉を思い出した事が彼に行動を起こさせた。
立ち上がり、ズボンと下着を一度に指に引っ掛けて引き摺り下ろすのは、以外な程に簡単だった。見下ろせば少し硬くなった分身の姿が見える。
はっと津軽が息を飲んだのが、否応なく聴こえて来て、その息の意図を混乱した頭で考えるが、答えは出なかった。
小さく一歩、津軽が進み出る。お互いの体はあと30cmでくっついてしまいそうだった。
750 :
サブロー1:2005/07/27(水) 04:12:16 ID:w1Vn1TMk
ぎょ、邪魔してしまった!?
彩鉄邪魔して失敬…気付かなかった…orz
>>685 毎回毎回セリフのテンポとかが非常にリアルで萌えます。
この調子で是非また彩鉄を!
あの時囁いた彼女の言葉――
「ウチにもっと、鉄火のこと教えて…?」
他でもない求められているのは己なのだと、いけない遊びに嵌ってしまったのはお互いなんだと……今日も自分に
言い聞かせて。
「鉄火…可愛ぇ…」
「彩葉…っ、ぅあっ…」
「鉄火はウチの可愛い男<ひと>やね…」
仕切りカーテンの向こう、ひとつのベッドを軋ませるふたつの影。
彩葉の可愛い男<ひと>――愛でる「もの」となった鉄火が、己の立場を本当に理解するにはまだまだ時間が掛かる
ようで。
彩葉の甘いお願いに惑わされた彼がその後、彼女――いえ「女」の本当の底知れなさを知るのはこれよりずっと、
先のお話。
……げに恐ろしきは男よりも女の欲望、といったトコロで――幕落ち也。
これでひとまず終わり…で。
時間やら体調やらなんやらで、途切れさせるとちょっと書けなくなりそうだったんで一気に投下失礼。
鉄火×彩葉つーより彩葉×鉄火気味だとか、誇張しすぎの表現多々とかあるけど許してくれ。
暫くはロムに戻って他の書き手方の続きをハァハァしながら待つことにする。
お粗末様でした!ノシ
>>サブロー1氏
こちらこそ邪魔してしまった…スマソ
ダルツガすげぇ楽しみにしてたんで無茶苦茶嬉しい。
頑張ってくれ!!
GGGGGGGGGGJ!!
彩葉可愛いよ彩葉。俺も搾り取られたいよ(;´Д`)ハァハァ
鉄火はやや可哀相だなw
だがもっと可哀相なのはエレk(ry
京都弁と言うと今まで静留女帝しか印象無かったけど
彩葉もいいよねぇーGJ
どんでん返しに凄い意表をつかれた…気持ちいい意味で裏切られた気分だ、ありがとう。
描写のリアルさに感服、また別の作品なりできれば待ってます。
サブロー氏も頑張って下さいな!
言い忘れ。
作者の方々体調にはくれぐれも自愛を。では ノシ
諦めない…。
俺はしぐたんが来るまで諦めないぞ…。
しぐたんだとしたらどんなシチュ?
舌の根も乾かない内にエレ彩を書き上げてしまったんだが、投下していいだろうか?
邪魔になるようなら、また機会を改めて伺いに来ようと思ってるんだが…。
ウザイようならばっさり言ってやってくれ、ホンマにスマン…。
760 :
サブロー1:2005/07/29(金) 01:41:33 ID:KrCjlLGb
書き上げたなら是非投下を!
自分はレポ終るまで自粛…明日提出分が仕上がらない…
うざくなんかない!
首を長くして待ってました、さぁ!(゚∀゚)=3
その詞の、一般的な意味と響きはいつになっても好きになれない――当たり前のことだ。
「バカ」と同義語の二文字を好ましく思う奴がどこの世界にいるのかと。
ただ。
彼女の紡ぐその詞には、常ある響きとは違う柔らかな――愛らしくいとおしい響きがあった。
今夜は楽しい彼女とデート。
二人でショッピングモールで買い物をして、水族館にイルカショーを見に行って、知人の勧めてくれたレストラン
で夕食を摂って――帰るにはまだ早く、そして明日は日曜日で学生である彼女は当たり前の如く学校は休み、
そして狙ったように明日の休みを取った自分。
二人で仲良く歩く賑やかな繁華街のすぐ裏には、この時間ご休憩ではなくご宿泊で案内してくれる二名様専用
のホテルが鮮やかに軒を並べていた。
肩が触れ合う傍にいる彼女――彩葉の手の指に自分のそれを絡めて握り締める。
大きな歩幅で彩葉の手を引き、速度を上げた歩みに不思議そうな顔でエレキを見上げる彩葉に、エレキが思い
切って誘いかけようと口を開いた時……あ。と弾んだ彼女の声に先を越された。
「エレキ、UDXの新作やっていこう?ほら、あそこのゲーセンUDXあるみたい。ポスター貼ってある。ね?」
「え、あ…あー…そうだな、行くか…」
三度の飯よりも好きなそれが、今だけは何となく……憎く思えた。
ありがとう!!
では厚意に甘えて投下させてもらうヨ。
サブロー氏、レポ頑張れ!!むっちゃ頑張れ!!
週末の夜、繁華街のほぼ中央にあるゲーセンで、最近稼動開始したばかりのゲームとあれば人が集まるのは当然
のこと。
その日は偶然にも全国トップのプレイヤーが来店していたらしく、その便乗効果もあって周囲には大きな人だかり
が出来ていた。
当然遅れて来たエレキと彩葉は人の壁の一番後ろ――モニターの端すらちらとも見えない位置――確保するの
がやっとだった。
人の波が通路を塞ぎ、エレキと彩葉の背中は年代モノのガンシューティングの大型筐体に凭れかかる形になる。
筐体の凸にぶつかって彩葉の腰が痛くならないよう、さり気無く回したエレキの腕に気付いた彩葉が、ありがとうと
笑いかけ、エレキは少し照れていや別にと口篭りながら視線を逸らす。
こんな小さな遣り取りに今だ照れくささを感じて視線を逸らし合う二人も、トッププレイヤーのプレイが始まると自然
にその目は正面へと向いていた。
ライトプレイヤーである彩葉にとっては特に刺激的だったのだろう、近くにナイア等のへビィプレイヤーがいても全国
トップの腕前を目の前で感じるのとはやはり違うのか、真っ直ぐ正面に向かった眼差しがそこから動くことはない。
時折溜息と「凄いなぁ」という素直な感想を漏らす彩葉の横顔をちらと窺うエレキ。
彩葉はエレキの視線にすら気付かず、今の自分では到底不可能な譜面の端を見つめたままだ。
つつ、とエレキの手が彩葉の腰から下へ降りていく……彩葉は気付かない。
短いスカートの裾の下すぐにエレキの指先が触れたところで、彩葉も流石にあるべき位置にいない手を不信に思った
のか、横目でエレキを窺った。
だがエレキの視線は彩葉の視線にまるで気付いていないような振りで、正面に向かっている。
まろやかなラインのヒップを押さえるように広がった手に対して、それなりに疑問を抱きつつもそこから動く気配はない
様子に彩葉も諦めたのか、再び視線を譜面へと戻した。
だがそれを狙ったように、エレキの手がゆっくりと怪しげな動きを始める。
指の先がスカートの裾を捲り、内側の下着から直接彩葉のヒップを撫でたのだ。
「…っエ、っ…!」
驚きと抗議を込めて視線を上げる彩葉に、エレキは口角を持ち上げ「シィ」と唇に指を宛ててみせる。
一音のみで終わった彩葉の声も、響き渡る機械的なメロディに掻き消されて他者に届くことはない。
彩葉が続いて抗議する間もなく、不埒な指先が内腿の付け根からヒップの曲線をゆっくりと……爪先だけで撫でていく。
サテン地の薄布の上から這い上がる指に力は篭っていない――爪の先が掠める程の緩い接触。
だがそれが敏感な神経が通る女の臀部には堪らない刺激になるのだと、エレキに教えてくれたのはナイアだ。
女性の身体は大まかな造りこそ男と変わらないが、身体の中の繊細な仕組みは男とは比べ物にならないのだと――
そう語っていたナイアの言葉を肯定するように、微かな刺激に彩葉の喉から震えた声が漏れる。
「……ァん…っ」
ひくんと腿の引き攣りが下着越しにエレキの指にも伝わった。
カリ、カリ、カリ……爪の先だけで何度もなめらかな彩葉のヒップの輪郭をなぞっていく。
真っ直ぐに前を向いていた彩葉の視線も次第に伏せ気味になり、顎も少しずつ傾き始め、零れる溜息が切なそうな
ものに変わる。
エレキは相変わらず真っ直ぐに前を見据えたまま視線を動かさず、その手だけが別の意志を持っているかのよう好
きに彩葉の肌を撫でていた。
一頻り往復した指を、今度は尾てい骨の上から下へ、深いクレパスに中指を沿わせて進める。
「ゃん…っ」
途中で指が立ち止まったところは尾てい骨のすぐ下の、彩葉の小さな窄まった孔の位置。
くにくにと指で布を押し込むようにして、恥孔を刺激する。
恥ずかしい箇所を弄られている――しかも大勢のギャラリーが集まる場所で――その羞恥が一層彩葉の欲を煽る
のだろう、俯いた彼女の頬は早くも桜色に染まっていた。
だが彩葉の口から止めてとも、嫌とも聞こえない。
彼女が本気で嫌悪すれば勿論エレキも手を止めるつもりでいたが、こっそりと盗み見た表情に、堪える素振りはあ
っても嫌がる仕草は見られなかった。
唇を固く合わせ、息を飲みながら耐え切れなくなって溜め込んだ息を吐き出す彩葉。
たっぷりと恥孔を刺激した後、エレキの指は再び下降を始めた。
進む指に彩葉が慌てて小声の制止を掛けるが、勿論指は止まらず。
「あ、駄目…っぇ…!」
エレキの指が滑り行く先――恥丘の形にぴったりと吸い付くよう張り付いたサテン地の薄布は、先ほどの刺激で熟
れた箇所から零れた蜜で冷たく濡れていた。
「……濡れてる……」
ぽつりと彩葉だけに聞こえる声で囁く。
カァっと一気に彼女の頬が朱色に変わっていくのを見遣り、エレキはそのまま声を低くして続けた。
「見られてるかもしれないって興奮した?」
「ち、違…っそへんなことあれへん…っ」
「でもここ、すげぇことなってるけど?」
ピタピタとエレキの指が濡れた布地の上からぷっくりと浮き出た柔肉の間のクレパスを叩く。
乾いた布の上からでは到底立たないであろう水音が、寄り添う二人の間だけで響く。
「そ、それは…っ」
「違うって言うんなら、確かめてみていい?」
「え…?」
エレキの指がヒップを包む布を引き下げ、素肌を撫でた。
「―――!」
ぬるん…と指を濡らす粘液は誤魔化しようもない。
溢れる蜜を指に絡めるように、エレキの二本の指が秘肉の割れ目を行き来する。
蜜を掻き出す仕草で関節を曲げても決して深くには挿入せずに、だが動かす度淫猥な水音が響くように、指の動き
は大袈裟に大きく。
「ぁ、あ…っ、ぁ…ん…」
彩葉の身体が次第に前屈みになっていくが、振り返る者はいない。
支えるものを求めて、細い腕が二本、エレキの二の腕を掴む。
「……彩葉、シィ。」
空いた手で意地悪く唇に指を宛てる仕草をしてみせると、酷いと声なく彼女が睨んだ。
「……嫌?」
「そへんなこと、聞かんかて分か……っい、…」
「俺はすげぇ悦んでるように見えるけど――…興奮しない?見られるかもしれねぇトコロで、俺にここ弄られるの?」
端から見れば、見学中具合を悪くした彼女を心配し覗き込む彼――に見えるだろうエレキの仕草。
それさえ明らかな確信犯、不自然ではない動きでたとえ何かの拍子に他者が振り返ったとしても行為には気付かないだろう。
「……こ、…っ、しな…っ」
「嘘つきはお仕置き…ってな」
づぷん…っ。中指だけが深く――あたたかいぬかるみの中へ滑り込む。
「――っ!」
彩葉は唇に広げた片手を宛てて必死に声を殺した。
喉奥まででかかった悲鳴を何とかして飲み込み、ぎゅっと目を瞑る。
「――じゃあも一回聞くけど…彩葉、興奮してる?こんな場所で、やらしいトコ俺に弄られてぐちゃぐちゃに濡らして、
感じてる?」
「……か、…っん…ぅうっ…」
「すげぇな…指一本しか入れてねぇのにきゅうきゅう言ってる。入り口ンとこもヒクついて……ああ、そっか俺がこんな
こと言うから余計感じちゃうのか、エッチだもんな、彩葉」
「あ、っん、も…っ違ぁ…っ」
立っているのも辛い彩葉を支えているのは、前から包むように伸ばされたエレキの腕と、中に突き立て掌を広げて
その箇所を掴んでいるエレキの手だ。
ガクガクと膝を震わせて涙目になりながら、喘ぐ声を必死に殺している。
「……彩葉…」
「…んっ、ぁ…っ」
「な…?言ってくれよ。今すげぇ聞きたい…」
囁き求めるエレキの声に、さらりと髪を零した彩葉がそちらを見遣って――。
「好きなひとに弄られてるんやから…感じるに決まってる…っ」
彩葉の言葉ににんまりとエレキが笑みを浮かべ、中指を一度引き抜くと人差し指を添えて一気に深く突き入れる。
「ん、んゥ――!!」
熟しきった彩葉の秘所を遣るには、それだけで充分な刺激だった。
結局、滅多と拝見出来ない全国トップのプレイをまともに観ることのないまま、エレキと彩葉はゲーセンを後にした。
酷い、何しやんの、信じられへん、と散々紅い顔で突っ込む彩葉に、エレキは何度も両手を合わせて謝罪する。
「だから、ちょっとその……悪かったってば!」
「ちょっとで済んだら警察はいらへん!」
「あーだから――ムカついたんだって…」
ばつの悪そうに視線を逸らし口を尖らせるエレキ。
首をかしげながらも追求の視線を緩めない彩葉に、エレキは諦めたよう口を割った。
「すげぇ熱っぽい目で見てたから……悔しくなった。俺だって努力して、いつかはアイツを抜くレベルになってやるから
――…だから…」
「……観てたって、ウチが観てたんは人やあれへんよ?」
「わーかってるって!それでも――ムカついたんだよッ」
羨望の眼がじっと向けられている先は自分ではなくて、他人の、しかも見知らぬ男(最重要)のプレイであったのが
どうしても、格好の悪いヤキモチと分かっていても、堪えられなかったのだと歯切れ悪く零すエレキ。
彩葉は暫く呆然とした表情で立ち止まってエレキを見上げていたが、俯き「ごめん」とそれなりに反省しているらしい
彼の声を聞いて――困ったような、嬉しいような照れたような――それでいてどこか、嬉しそうな紅い顔で。
「……阿呆。」
そう言って、エレキの腕を取って身を寄せる。
バカだとかアホだとか、言われても嬉しくはない詞だが――彼女が紡ぐそれだけは、まるでいとおしむような響きで
耳に心地良く響くのだ。
阿呆と言われるのも、また悪くはない。
そんなコトを思いながら、彩葉の肩を抱き――繁華街の裏道に進むエレキ。
今夜は、二人揃って同じベッドの上。
一部修正してたら思いの外時間掛かった…。
あんまエローく出来なくてスマン…投下待ちの間のオツマミ程度になればいいんだけどな。
萌 え 氏 ぬ 。
また京都行き決定だよ(*゚Д゚)ハァハァGJ!!
昨日、寝そうになりながら読んでて最後で萌えながら力尽きた…ありがとう、ありがとう。
兄妹続きを今日も待つ漏れ
ごめん一つ、短期で書いたから投下する。
兄妹続きでも京都行きでも無いけど…まぁ…うん
ゼロを物語る漆黒の中に、突然イチ、もしくはそれ以上の物が弾けて広がる。
バチン
耳の奥で、炸裂音が響く。
俺の記憶は、その瞬間から始まった。
視界はほとんど鮮明に開かれているが、どうもはっきりと物を捉える事が出来ない。
まるで、度のきつい眼鏡をかけているようだ。
けれど特別、不快感はしない。
俺は何処かの一室にいた。上半身は裸で、下半身にはトランクス一枚の奇妙な格好。
ダブルベッドの上で胡坐を掻き、指で左の膝の軽く叩きリズムを刻んでいる。
何故こんな事をしているのかはわからない。
ただ、こうしていると、妙な優越感が浮かんできて気持ちが良い。
そうだ、思い出した。
俺は今、とても気分がいいのだ。
思い出すと同時に、実際、胸の内側に熱い物が滾ってくる。
そう言えばさっきから、妙に顔の力が抜け落ちている。
鏡は無くとも、大体、どんな顔をしているかは判る。
だらし無く鼻の下を伸ばした、別の意味で男らしい表情だ。
でも、悪い気はしない。
何故だかは判らない。
そのうち思い出すのだろうか。
ベッドの周りには、一つ、大きな液晶のテレビがある。
リモコンのボタンを押せば何か綺麗な映像が見られるだろうが、とてもそんな気は起こらなかった。
左の膝と指でリズムを刻むのに忙しいのだ。
他に思いつく事も無く、ただ胡坐を掻いてリズムを刻み続ける。
落ち着きが無くなっている時こそ、何かしていないと気が済まなくなるものだ。
その「何か」が例え無意味な行為であろうとも。
きっと、そう言う事なのだろう。
バチン
耳の奥で、最初と同じ音がした。
瞬間、視点がベッドより少し離れた、玄関とを隔てたドアへ向けられる。
いや、ドアを見ているのでは無い。
そのすぐ傍にある、別室とを隔てた別のドアに注目しているのだ。
「、、、、、」
そのドアの奥から、細い声が聞こえた。
聞いた事のある声だ。語尾が少しだけ上がっている。
そうだ、思い出した。
「いいぞ、開けて、見せてみろよ」
俺は乱暴な声で言った。
同時に、たまらない緊張感が心臓の鼓動に拍車をかける。
何が出てくるかは知っている、ただ、実際に、それを、ああ、あああああ
ドアが開いた。すらりとした、右の脚が顔を出した。
白熱灯が彩るオレンジ色をすっかり吸い込んでしまう程に、白く美しい脚。
ドアが閉じる。その主は、ほとんど完全に俯いたまま俺の側を向き、その場に直立した。
ナイアだった。
ある特別な服装をした姿。恥辱に溢れた格好。
それは裸にも近く、両腕は肩まで、両足は太股の付け根までしっかりと確認する事が出来る。
「ねぇ、こんなの無理、こうなったらさっさと裸になった方がましよ」
ナイアは声を震わせながら、堪らず両腕を前に下ろし、丁度股の位置で掌を重ねた。
だがそれが、ただでさえ面積の少ない服装の一部を肌の色と同化させてしまい、
俺の見る目からは余計に、ナイアが裸であるように見えてしまう。
「ねぇ、ジルチ」
「いいから、ほら、こっち来い」
俺は突き放すようにいった。
ナイアは、スクール水着を着ていた。
俺がそうしろと命令した物だ。
バチン
そうだ、思い出した、完全に思い出したぞ。
俺はついにIIDXで勝ったんだ、ナイアに。それも真剣勝負での話だ。
皆が見ている前で、ついにやってやったんだ。誰も文句は言えないだろう。
今度こそ本物の勝利だと、俺は躍起してナイアにその事実を突きつけた。
すると、ナイアは思った以上に潔く、自分で宣言していた「恋人になる権利」を俺に渡すと言った。
つまり、その時点で、形式上ながら俺とナイアは恋人同士と言う関係が作られたのだ。
だが、俺はそれだけでは満足できなかった。だから俺は、行動したのだ。
同時に、自分が抱いていた願望を満たして、それを正当化してしまうためにも。
そう言う権利は、きっとあるはずだろう?
恋人同士なんだから。
思考が一瞬の内に頭の中を通り過ぎると、それまでぼやけていた視界がぐっと鮮明になった。
ナイアはもう、俺のすぐ傍まで近づいていた。
俺は、やはり直立して俯いたままのナイアに指で合図し、ベッドの上に上げさせた。
身近に迫る、華奢な肉体。
そのラインをはっきりと映す水着のナイロン時が、堪らなく淫らである。
そして、堪えきれない恥辱感に顔を染めるナイアの表情。
俯いた顎に手をやり、ゆっくりと上へ傾かせてやる。ほとんど真上を向かせてやるくらいに。
ナイアはほとんど涙目で俺を見下し、歯を食いしばって声無く抵抗する。
待ち望んでいたのは、その姿の淫猥よりも、こちらの方かも知れない。
あのナイアが、ついに俺の物になったナイアが、この表情。
俺は既に隆々と、手を付けるのが怖いくらいに勃起したペニスを思った。
「恥ずかしいか?この格好」
「…当たり前でしょ、今の私見て判らないの?」
ナイアの声には、殆ど力が篭っていなかった。俺は思わず、笑みを浮かべて言った。
「ふん、恥ずかしくなんか無いだろ、俺だけしか見てないんだ。俺達はもう、そう言う関係なんだろ?」
俺は、無防備に突っ張っているナイアの乳房に手を掛けた。ナイアの頬に、ピクリと波が立つ。
その身体をシーツの上に倒してしまう直前、俺は一言、こう付け加えた。
「もう、俺だけを見てろよ」
俺はすぐにナイアの上に覆い被さり、両腕を背中に回して締めるようにナイアを抱いた。
密着する事によってぐんと伝わる、ナイアの体温と柔らかな感覚。
ナイロン地の滑らかな触感が、それに擦り付けた途端、快感に変わる。
これまで得られなかった物。ずっと手を伸ばし続けていた物。
それがたった今、俺の腕の中で「もみくしゃ」になっていく。
溜まっていた欲求の消化。それなのに、何故俺は今の今まで余裕を持っていられたのだろうか。
自分に疑問を投げ掛ける程、俺は殆ど何も考えないままナイアを抱き締めた。
そうして少し記憶が飛ぶと
俺は下半身をほとんど重ねたまま、腕を伸ばして真上からナイアを見下ろしていた。
一方でナイアも、肩で息をしながら俺と目を合わせている。ただその眼差しはどこか、虚ろだ。
キスも散々した、のだろう。気がつくと、舌の水気がやたらと多くなっていたし、
感覚を知らないからと言ってもう一度それをする気にもならなかった。
その最中には、射精もしていた。未だ隆起を続けているものの、気分が大分変わっている。
ただ、その矛先はナイアの身体には向けられていなかった。
シーツの何処かが、多分、ぬるりとした湿気を持った事だろう。
それは俺にとって、特に好都合な事だった。
俺はゆっくりと身体を起こし、それから、ナイアの恥部を隠すナイロン地の部分に、
その先にあるのだろう一本の筋を辿る様に指を這わせた。
「や…」
ナイアが一瞬身体を震わせ、肩を起こしてその様に目をやる。
ただそこに、特別抵抗するような反応は無い。その気があるのならば、さっさと脚を閉じてしまえばいいのだ。
ナイアは既に、俺が予想していた以上に敏感になっていた。
指を這う、と言っても、水着の上からそうしているのだ。
俺の方にも、ただ、とびきり柔らかい肉を触っていると言う感触くらいしか無い。
俺は何度も指を往復させながら、その度に、顔を歪め、身体を軽くくねらせるナイアの様子を見ていた。
「…ん…、ぅ…ん…っ」
息を吸って、吐く。この時に、明らかにそれとは別の音が漏れている。
「気持ち良いか?」
ナイアは何も答えなかった。
この期に及んで、何を思っているのだろう。
「もっと素直になってくれよ」
俺は股の少し上、下半身に被る三角形を鷲掴みにして、束なった物を上へと引っ張り上げた。
それに吸い込まれるように、水着の他の部分、特に股に掛かる一部がきりきりと縮み込み、
ナイアの陰部を強調すると共に、確かな快感をも与えていく。
「ふ、あ?あっ、あ、やだ、な、なに」
ナイアの声のリズムが、急に早まった。
明確な快楽の波がある行為では無くても、やはりその度合いその物が変わっているのだろう。
俺は少しずつ、上へと引っ張り上げる力を強くしていく。
その傍らで悶える、ナイアの表情の変化に悦楽を覚えながら。
「なぁ」
途中で、もう一度さっきの質問をしようと思ったが、止めた。
俺はある程度まで水着を引っ張り上げると、もう片方の手で、持ち上がった水着の股に続く一本のラインを掴み、
より陰部へと近付いた位置から更に水着を引っ張った。
水着が可能な限り細まると、脆くなった生地は完全にナイアの陰部だけを隠すようになり、
その周囲の、盛り上がった柔らかい肉や、陰毛の一部までを露出させるようになる。
俺はそこで初めて、ナイアの陰部から漏れる愛液の存在を確認した。
こうなってしまえば、あとはもう、何だって出来る。
俺は確信した。同時に、ナイアの反応もより敏感、と言うよりも判り易く、ただ快楽に準じるようになり、
殆どの場合、俺が一度力を抜いてから水着を上に引っ張る過程でのみ声をあげるようになっていた。
俺はナイアに止めを刺そうと、何度かその力の出し抜きを繰り返しさせ、
その途中いきなり片手を離し、自由になった指をナイアの陰部へと滑り込ませた。
「は、あ、あっ」
ナイアは思い切り反応し、大きく喘いだ。
俺はその指を一旦クリトリスにあてがい、顔をナイアの両脚の間に潜り込ませた。
熱く、熱を持って外襞を震わすナイアの恥部。
俺は先ずその周囲でナイアの肌を鈍く光らす愛液を、その上から舌を這わせて俺の唾液で塗り替え、
それからいよいよ、ナイアの膣口に舌を窄めて挿入した。
「ん、は、あっ、あ、あんっ、だ、め」
ナイアはすっかり先ほどの大きな反応を基本とさせ、過呼吸のままに悶えた。
硬く張り詰めた筋肉、尖りを持った関節。腹部を中心に、力が篭る。
舌の出し入れを繰り返すと、ある程度勢いの良く、その奥から愛液が溢れ出てくる。
すると俺は(じゅる)舌を抜いて(ぢゅ)唇で(じゅ)恥部を塞ぎ(じゅ、ううっ)
わざといやらしく音を立てながらそれを吸い上げてみせる。
それが終われば、また舌を窄めて、の繰り返し。
さっさとクリトリスを剥いた指先は、赤黒く充血したそれを脆く思いつつ、
捏ね繰り回す動きに段々と力を入れて、痛みにならない程度の均衡を保って行為としていく。
単純な行為の傍ら、ナイアはそこに十分な快楽を覚えている様子だった。
ひくつく襞に軽く歯を立てると、身体が大きく震え上がり、ベッドの底部が音を立てる。
「形振り構わないんだな」
届くか届かないか、ナイアが喘ぐ合間に一言問い掛ける。
「あ、は、あぅっ、い、う、うるさ」
顔を歪め、しかけた反論を、クリトリスの捻りで潰す。
「いぅああぁっ」
「ふん」
俺は鼻で笑い、溢れ出る愛液を吸おうとナイアの襞に口付けた。
「あっ、あ、はあっ、ふ、ん、ん、うっ、あ、あああ」
まるで玩具のように、本能の渦に堕ちていくナイアの姿。
それまで纏っていた物を剥ぎ取ったような、そんな棘の無い顔をしている。
俺は、これが見たかったのだろう。
本能が沸きたてるたまらない愛しさが、俺の愛撫に拍車を掛ける。
たが、初めから俺の念頭にある支配欲は、決してそれでは満足していなかった。
俺はナイアの腰を両手で掴み、下腹部の真上に張り詰めて傾斜するペニスを持っていった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
快楽の深みに浸されていたナイアの表情が、一瞬、悦楽に歪み、理性が慌ててそれを取り消す。
黙ったまま、ゆっくりと、ペニスを入り口付近まで持って行ってやる。
入り掛けの所、先端に熱くぬめりを持った質感が走る。
ナイアの表情が、うっすらと、先ほどの悦楽を思い出す。
「これが欲しいんだろ?」
月並みの台詞が勝手に出る。ナイアはしばらく硬直し、やがて小さく頷いた。
「だったら、自分の言葉で言ってみろよ、ほら」
「な…」
俺の一言に、ナイアの口元がきつく締まった。
「い、いい加減にしなさいよ…あんた、私を何だと思ってるの、さっきからふざけてばっかりで」
「ふざけてるのはそっちじゃないのか?」
俺はペニスをナイアの膣の上に乗せた。
「散々喘ぎやがって、でも、まだ本気にしてないんだな。誘い受けなんかしやがって、
こう言う時くらい、素直な顔見せてみろよ、俺だけにはな」
言いながら、ゆっくりと、腰を前後し始めてやる。
ぬるぬると、質感の上を這う男根。先端が、クリトリスに触れる。
途端に、左右の襞がペニスを挟み込んだ。それによって、腰を前後する力も変わる。
「俺はいいんだぜ、このまま出しても、案外、気持ちいいしな、今日はこれでも満足だ」
「わ、わかった、ぁ」
ナイアが声を絞り出した。
「欲しい、欲しいの、ジルチ…ねぇ、ちょうだい、中に、それが欲しいの、だからもう、いじわるしないで…」
途切れ途切れの涙声が、確かに聞こえた。
俺は笑みを浮かべ、潤むナイアの瞳に向けて言った。
「その表情も、言葉も、忘れるなよ」
どうしてこんなにも涼しく笑っていられるのだろうか。
「それは全部、俺だけのものだ」
俺はもう一度、ペニスの先端をナイアの入り口へと向けた。
そして、今度はそれをゆっくりと、狭い穴の中へ潜り込ませていく。
途端に感知する熱、少しずつ、挿れた側から、肉の襞が吸い付いてくる。
ナイアは身体を起こし、段階的に声を高めながらその様子を見つめていた。
俺はナイアの背中を抱き込み、そして右手で腰の辺りを引き込むと、一気にそれを奥深くまで挿入した。
ブツリ、と、中の皮膜を突き破る感覚がした。
「あ、あ、ああああっ」
叫ぶような、ナイアの声。
ほとんど密着した腹部から、一気に空気が抜けていくのが判る。
俺はナイアを抱きかかえた体制から、強引に腰を上下して行為を始めた。
「あ、んっ、あああ、は、あっ、い、んんっ、あ、はぁっ」
ベッドの沈みを利用して、深く落とした腰から反動でナイアを突き上げる。
身体の躍動とは対照的に、繋がり合う内部では、吸い付いたナイアの肉襞が
俺のペニスを中々離そうとしない。強引な力で、ぐいぐいとそれが動いてゆく。
俺は何度かそれを行うと、今度はナイアの身体を反対に向かせた。
肩に掛かる水着のナイロン地を下ろし、初めて露になった乳房を、段階的に力を込めて握りこんでいく。
「見てみろよ」
俺は、並んだ目線から結合部に向けて合図した。
丁度、直立したペニスの上に覆い被さるように、陰部から、ナイアの全身がある。
「あ、う、ふあぁぁっ、あ、く、んんっ」
腰の上下が続く。ナイアは揺さぶられる中で、断続的に声を絞り出した。
そしてそのうち、蓄積する快楽が俺の方に限界を訴えると、俺はナイアの身体を下ろし
正上位のまま、渾身の力で下半身をナイアのそれに押し当てた。
「あ、あっ、あっ、ああっ、ん、はぁっ」
ナイアの声が、完全に俺の動きと同調して部屋に響く。
乾いた肉の音と、粘液質の物が掻き回される音もまた、そこに同調する。
「ん、んんっ、あ、あ、あああ」
俺にもナイアにも、すぐそこまで近寄っている限界。
俺は殆ど言葉を出さず、幾秒かのうちにその絶頂を迎えた。
「あ、は、あ、あああああっ」
ナイアの身体が、ピンと張り詰める。
俺は腰を思い切り押し当てて、脈動しながら出でる精液の全てをナイアの内部に注送した。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
蒸し暑い空気が、二人の身体を中心に悶々と立ち込める。
俺は息を落ち着けながら、今更になって、異常なまでの喉の渇きに気が付いた。
喉に喉がへばりついているような感覚。
出る汗もなく、ただじっとりとした湿気が皮膚に覆い被さっているようだ。
急に何か口に含みたくなり、俺はベッドから降りようと足を放り投げた。
すると、俺の腕に、体重の掛かった大きな力がしがみ付いた。
「待って、っ、ジルチ」
「何だよ」
ナイアが、縋るように腕を絡んできた。
伸びきった肘に、段々とナイアその物の重みが掛かり、俺の身体がそのまま、ベッドの上に引き込まれる。
「まだ、終わってないでしょ?こんなものじゃないでしょ?ねぇ、私、もっと欲しいの」
ナイアは、先程の涙声とはまた違った、聞いた事の無いような高く、小さな声色で懇願した。
「…久しぶりなんだもの、ジルチ、ねぇ、もう、あんたの思うままにしていいから、もっと私を」
俺の返事を待つ事も無く、ナイアはただ、べらべらと喋り続ける。
何かがもう、吹っ切れてしまったのだろう。
俺はそのまま、それがナイアの本能であると受け取った。
「わかったよ、じゃあ」
たまらない笑みで、顔がめちゃくちゃになる。
それから俺は言った。
「舐めてくれよ」
俺は、二度の射精ですっかり垂れ下がったペニスを指した。
ナイアは無言で頭を下ろし、先ず竿の裏筋に舌の腹を這わせた。
今度は、この顔を、身体を精液まみれにしてやろうか。
俺は優越感の中でナイアの本能をとことん愛してやろうと様々な妄想を掻き立てながら快楽を
ブツン
気が付くと、俺はベッドの上で仰向けのまま、ぼんやりと白い天井を見つめていた。
瞬きをする度に、白黒の世界が入れ替わる。
俺はゆっくりと身体を起こした。
見慣れた家具の配置、どこか肌寒く、外の据えた臭いがするのは、窓が開放されたままだからだろう。
五感に鮮明に響く、ごくありふれた感覚。
何の事は無い、ここは俺の部屋だ。
「あっ」
下腹部の辺りにある、気味の悪い感触。
俺は思わず、その周囲に指を走らせた。
トランクスの中で、ぬるりとした水気。夢精している。
それどころか、ペニスは今になっても、隆々と勃起したままだ。
俺は思わず、深いため息をついた。
同時に、頭の中にいきなり放り込まれた、酷く淫らで大雑把な光景を気にかける。
ナイアにIIDXで勝って?それでホテルに連れ込んで?
スクール水着に着替えさせて?散々愛撫して犯して?
何を馬鹿な事を言ってるんだろう。
俺は初めて、それらが全て夢である事に気が付いた。
無意識のままに、鼻が大きく息を吸い上げ、そして溜息としてそれを吐き出す。
同時に、可笑しさまでが込み上がり、やがて俺は声を出して笑った。
何故なら。
「どうしたの?」
笑い声に目を覚ましたのか、横から聞き慣れた声がした。
「ああ、悪い」
俺は笑みを押し殺して、目を擦るナイアに言った。
「ちょっと、夢見てたんだ」
「夢?」
「ああ、ほら、これ」
俺は布団を取り払い、中心が濡れた上に突き上がったいるトランクスを見せた。
すると、ナイアは俺と同じように、声を出してそれを笑ってみせる。
「やだ、元気なのね」
ナイアは笑いながら、裸身を俺の腰の上に持っていった。
「お、おい」
「まだして欲しいんでしょ?」
「だって、疲れてるんだろ」
「久しぶりだし、ね」
ナイアはゆっくり俺の上に腰を下ろした。
静かに繋がり合う性器から、いくら感じても飽きない快感が伝わってくる。
「ん、ん、んんっ」
俺の腹に両手を当て、ナイアは呼吸のリズムに同調し腰を上下させる。
夢の中の性交を隔ててさっきからずっと、この体位での性交が続いている。
夢の中では、散々ナイアを喘がせていたが―――
むしろ、実際の場合この間に大きく喘いでいるのは、俺の方なのかも知れない。
実際の俺なんて、そんな物なのだ。
「ねぇ、夢精するなんて、どんな夢見てたの?」
腰を振りながら、ナイアが俺に問う。
「ん?あ、ああ、ちょっ、動くな、言えない」
「なぁに?ほら、言ってみてよ、誰か違う女でも抱いたんじゃないの?」
ふふ、とナイアが笑みを零した。
「ば、ばか、あ、は、ちょっと、贅沢な夢見てただけだっ」
俺は堪らなくなって、小さく揺れるナイアの乳房に手を伸ばした。
「あっ」
いきなりの行為に、ナイアの腰の動きが止まる。
「あ、わ、悪ぃ」
俺が平謝りすると、ナイアは呆れ顔で溜息をついた。
「もっと積極的になってくれてもいいのにね、普段からそう言う事考えてそうなのに」
以上
まぁ上手く落ちてないとか
書いてるの違う奴だろとか
まぁ
考えてたことの20%でも伝わればいいです
にゃあたんキタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!
出だしから夢オチだとは思ってたが、こんな幸せな夢オチだなんてよかったなジルチ。w
にゃあたん好きだからすげー燃えたよ。スク水食いこませ(*´Д`)ハァハァ
しろろ、シロエリも期待して待ってるよ。
ジルチがすげぇ格好良く見えたw
スク水とは恐れ入った。いいなぁ成人女体にスク水ハァハァ
シロエリも期待して待ってますyo!!
にゃあタン最高!
スク水(*´Д`)ハァハァ
にゃあタンキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
こんなに幸せそうなジルチ見たの初めてかもしれないw
EDENかEMPTYネタが見てみたいとキボン
>>しろろ氏
閑話休題と称してこんなに濃い作品ができることがすばらしいと思っています。
シロエリの作品もお待ちしてます!
EDENやEMPTYはアリなんだろうか?
一度考えてみてあまりに浮きそうでやめたんだが…
他の人はどう思ってるか聞きたい。
DoLL以下EDENやEMPTYに登場しているキャラは
普段リザルト等に出ているDJ達とは別人だからな。
同人系サイトを巡っているとたまにそれ系の小説を見かけたりするけど、
そのままの名前で書かれたりしていてなんだか萎える。
でも全くオリジナルの名前を付けられていたりしていても萎える…。
設定も名前もゴイルの中にあるんじゃないだろうか。(なんかユーゼスとか言ってたし)
それが公開されるまではちょっと…というのが俺の意見です。
793 :
791:2005/08/02(火) 21:38:35 ID:vlUKxr2j
>>792 成る程。
俺はパロディとしてムービーやSSを見るのは好きだがエロ要素ありだと違和感感じる気がしてる。
人が書くなら見てみたいんだけど。
画集発売までは先走りできないかな。
とりあえず、EMPTYのリリスの腰はエロい
とりあえず、サブロー氏のレポートは間に合ったのかどうかが気になる。
>792
「それも私だ」の人の事か〜
797 :
サブロー1:2005/08/04(木) 21:11:32 ID:/iNnaFzA
結局レポは遅延のサブローですよ。
お陰で現在も遅延分原稿用紙10枚と格闘中。
近日中には続きをうpできるといいな…
ネ申多くて激しくGJ!
エレイロは何かロマンを感じた。外でそんなことしてみたいぞ。
ジルナイ見て、お幸せに!とか思ってしまった。エロなのにほのぼのですね。
保守るよ
799 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/08(月) 03:32:22 ID:wQ4PF4ra
GOLI氏の画集予約しなきゃ‥(汗
名前も公開されたのでXepherものでも書こうと思ったんだが投下しておk?
おk!
期待sage
ゼファーまだー?
チンチン
じゃあ俺はお手とおまわりして待ってますね。
807 :
名無しさん@ピンキー:2005/08/28(日) 21:50:21 ID:5AUyU3Bj
テッテレテッテ テッテッテー
ズコー
バコー
すけべですねぇ!
えっちなのはいけないとおもいますっ
エロい人にはそれがわからんのです!
…随分静かになったなぁ('A`)
813 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/05(月) 21:22:39 ID:01DpqiUK
書き途中のSSを見て思う。
嗚呼、作者さんは今忙しいのかな。
もしかしたら忘れちゃったのかな。
時間がかかってもいい。続きが読みたい。
そんな期待を込めてあげ。
彩葉ものを書いてた奴だけども…
自分は彩葉や頑張っても茶倉モノしか書けないし、自分ばっかり投下して他の職人さんが投下し辛くなったのかと
思って、他のスレでひっそりやってるんだけど。
彩葉ネタでよければまた保守変わりに投下してもいいだろうか。
他スレでやってるものが終われば、またこっちにお邪魔したいと思ってるんだけども。
一時の盛り上がりを思うとあまりに寂しすぎるよ…orz
>814
どうか投下して下さい。
817 :
814:2005/09/06(火) 02:31:16 ID:9KuHtln4
>815,816 ありがとう、ありがとう。
他スレの方がもうちょっと時間掛かるので、暫く待って頂けるだろうか。
必ずまたここに戻ってくるんで。
初投下の場所だけに落ちるのを待つような状態は寂しい。
他の職人さんも戻って来てくれることを祈ってるよ。
訳としての近況を言うなら
今同人ゲーム制作に関わってて…
て感じです
牛歩で申し訳無い
ついにあの昔よく上げられてた画像がゲームに…なわけないか
818トリップミスってたごめん
age
822 :
キョウ:2005/09/12(月) 23:01:10 ID:UUhkbfT9
突然でつが投下します。
書きたくなったから書いたんでほぼ自己満足の世界だけど…。
内容はセム×リリ×彩葉…ってな感じで。
百合・近親相姦・3P要素有りでつ。
嫌な方はNGワードに"キョウ"を入れておいて。
んでは投下↓
823 :
キョウ:2005/09/12(月) 23:02:13 ID:UUhkbfT9
時刻は深夜。
「あ…んぅ…」
暗い部屋に重なる二つの影。
微かに響く、甘ったるい声と淫猥な水音。
細くしなやかな肢体をくねらせ、長い橙色の髪を乱す少女・彩葉。
「ココ…感じるの?」
その少女に覆い被さるような体勢で、割れ目に指を差し入れるもう一人の少女・リリス。
肩ほどまでに切り揃えられた黒髪をかき上げ、どこか楽しそうに…厭らしい言葉を投げかける。
その言葉一つ一つにも反応する彩葉をサディスティックな笑みで見つめる。
「彩葉…可愛い…」
小さく呟いて彩葉の額にキスを落とし、指の動きをより一層早めぐちゃぐちゃに掻き回していく。
三本入ってる指が全てバラバラに動き巧みに性感帯を擦り上げ、突き、あっという間に絶頂へと導いていく。
「っあ…やぁあんっ…!」
彩葉の身体が弓なりに反り、がくがくと痙攣した。
そっと指を引き抜くと物欲しそうに内壁が絡みついてくると共に、愛液が足を伝いベッドに水溜りを作る程に溢れる。
達した快感で荒い呼吸をする彩葉の表情は扇情的で、それを見つめていたリリスの秘部もぐちょぐちょに濡れてきた。
「最初に比べて随分感じるようになったね彩葉…」
ぎゅっと彩葉を抱きしめ、柔らかな乳房を揉みながら耳元で囁く。
「ココを弄られるだけでこんなに…」
赤く色付きぷっくりと膨らんだ乳首を軽く引っ張り、もう片方は指の腹で優しく擦る。
「ひゃっ…はぁ…ーっ…」
軽い愛撫にさえも過剰に反応し、腰をくねらせ更に愛液を溢れさせる彩葉。
男嫌いで快楽を一切知らなかった頃が嘘のようだ。
まさに淫乱としか言いようの無い姿を見、リリスはちらりと部屋のドアに目をやり言葉を発した。
824 :
キョウ:2005/09/12(月) 23:03:04 ID:UUhkbfT9
ここまで育てば大丈夫よね、お兄ちゃん?」
直後、ギィ…と音をたてドアが開く。
快楽に浸っていた彩葉もその物音に気がつき、目線をドアにやると表情が強ばった。
「あぁ…よくやったなリリス…」
そこに立っていたのはリリスの兄、セムだった。
状況が飲み込めず、裸体のまま呆然と自分を見つめる彩葉に近づくと舐め回すような視線を向ける。
彩葉はその視線にやっと我に返り、慌てて逃げようとしたがリリスに抱きしめられているためそれは叶わなかった。
それどころか、いきなり手首に手錠をかけられベットに繋がれてしまう。
「なっ…リリス!?どうして…」
突然のことにうろたえる彩葉ににっこりと笑みを向け、ベットから降りセムに抱きついた。
「お兄ちゃん…」
「あぁ…そうだな。ご褒美だリリス」
二言、三言会話を交わすと彩葉の目の前でリリスが押し倒される。実の兄に。
「っ!リリス!!」
驚愕した彩葉が声を上げる。
だがリリスは彩葉に向かって美しい笑顔を向け「見てて」とだけ口を動かした。
そしてセムとの行為に没頭する。
リリスの身に纏っていた下着があっという間に脱がされ、豊かな乳房と秘部が露になった。
大きな乳房が揉みしだかれセムの手の中で形を変え、絶え間なくリリスの口から喘ぎが漏れる。
窓から差し込む月明かりで時折見えたリリスの乳首は彩葉と同じく赤く色付き上を向いて立ち上がっていた。
それをセムが口に含み舌先で転がし、突くと細い身体が跳ねる。
大きくM字に開脚された両脚の間…トロトロと愛液が溢れる其処に男の指が入るとよがり喘いだ。
825 :
キョウ:2005/09/12(月) 23:04:14 ID:UUhkbfT9
―好きな娘が実の兄に抱かれ、あられもない姿を曝け出して快楽に悶えている…。
思わず目を背けたくなるような光景のはずが、彩葉の視線はそこに釘付けになっていた。
それどころか、再び秘部は濡れ物欲しそうにひくつき始めていた。
その状況はフェラするために出されたセムの勃起した男芯を見ても変わることはない。
赤黒く勃起したそれを撫でるようにリリスの白い指が動く。
右手は徐々に速さを増しながら男芯を擦り上げ、左手は優しく睾丸を撫でる。
小さな赤い舌が大きなその全体を下から上へと舐め上げて行き膨らんだ亀頭に這う。
カリ首を執拗に攻め立てた後、舌を鈴口へと移動させねじ込むようにして刺激する…勿論手の動きも忘れないまま。
次々と卑猥な技を繰り出し攻め続けるリリスに、セムの息も上がる。
そんな様子を固唾を呑み頬を赤らめて見つめる彩葉…男嫌いだったのが嘘のようだ。
すっかり興奮しきった彩葉の様子に満足げに笑むセムとリリス。
そして更に彩葉の熱を高めるため、次の行動に出る。
彩葉の繋がれたベッドの端にセムが腰かけ、その上にリリスが乗った。
「あぁ…んっ…」
そのまま腰を下ろしそそり立ったセムの男芯を自らの割れ目へと沈めていく。
太く長い男芯が全てリリスの膣内に収まりきったところでゆっくり腰を振り始めた。
ぷくっと膨らんだクリトリスをセムの下腹部に擦り付けるようにして前後に腰を揺らめかせる。
リリスが腰を振るたび大きく揺れる乳房を鷲掴んで激しく揉み、もう片方の乳房の頂点を舐め上げながらセムが下から突き上げた。
ぐちゅっぐちゅっ…という厭らしい水音とリリスの喘ぎ声が部屋中に響き渡る。
…彩葉は目の前で繰り広げられる他人のセックスにすっかり魅了されていた。
初めて目にするその激しい行為に、膣内が甘く疼く。
そしてその疼きをどうにかして慰めたくて堪らなかった。
しかし手を繋がれてる今、如何しようもない状況でただリリス達の行為を羨ましそうに見つめている他無い。
そんな彩葉の状態に気づきながらも構わず腰を振り続けるリリス。
やがて腰の動きが更に激しくなり、がくがくと身体が痙攣するように震えた。
「はぁっ…あーっ…あぁあんっ!イクっ…!」
「っく…!」
826 :
キョウ:2005/09/12(月) 23:04:50 ID:UUhkbfT9
一際甲高い嬌声を上げリリスが達すると同時にセムも熱い白濁をそのままぶちまけた。
荒い呼吸を繰り返すリリスから男芯が引き抜かれ、白濁と愛液が足を伝いドロドロと流れ落ちる。
これだけの激しい行為の後にも関わらず、セムの男芯は未だ勃起したままだった。
それを横目に確認し、とろけた目つきをした彩葉の元へリリスが歩み寄る。
「どうだった…?こんなに濡らしちゃって…厭らしい子…」
器用に手錠を外し、彩葉の秘部に触れながらそっと耳元で囁いた。
そんな言葉に羞恥心を感じることも無く、ただ身体に渦巻くこの熱をどうにかしたくて…縋る様にリリスを見つめる。
火照った身体。熱っぽい視線。欲情しきった彩葉を見て思わず彼女の唇を奪った。
「は…ぁん…っふ…」
くちゅくちゅと舌が絡み合い桜色の唇が甘い吐息を漏らす。
ひとしきり彩葉の唇を堪能するとそっと耳元に唇を寄せ、息を吹きかけるように囁いた。
「さぁ…どうしたいの?」
その言葉に導かれるように唇が動く。
「…しい…」
「聞こえないよ?」
「…欲しいっ…!アタシのナカめちゃくちゃにして欲しいのっ…!」
叫ぶように言い、セムとリリスを交互に見つめる。
「お願い…頂戴…」
彩葉の唇から飛び出した言葉に、二人は顔を見合わせて頷く。
そして次の瞬間には彩葉の唇がセムに重なった。
荒々しく舌を絡め取られ、吸い上げられる。
「ん…んぅ…っう…!?」
少しばかり乱雑なキスに必死についていった彩葉の身体がびくりと跳ねる。
セムのごつごつとした指が彩葉のクリトリスを撫でたり引っ張ったりと刺激を与えていた。
いつものリリスの細くしなやかな指先で弄られるのとは全く異なった感覚…新たな刺激に彩葉はすっかり溺れていた。
ぐりぐりと捏ね回され、皮を剥かれて刺激されると何度でも達した。
827 :
キョウ:2005/09/12(月) 23:05:50 ID:UUhkbfT9
すっかり快楽に翻弄された身体。そこに突如痛みが走る。
ずちゅ…と音をたて、セムの男芯がいきなり挿入されたのだった。
「っ…!!痛いっ…や…うぁあっ…!」
いくら淫乱に開発されたといっても所詮処女。破瓜の痛みは計り知れないものだった。
いつの間にか大きく開脚され、片足はセムの肩にかけられもう片方の足の膝裏をしっかり掴まれて居る状態。
逃げることは出来なかった。
「流石にキツイな…まぁいい…すぐに慣れるだろ」
「彩葉…大丈夫よ。すぐ気持ちよくなるから…」
その二人の言葉通り、律動を開始してすぐ彩葉の表情に変化が現れた。
激しく腰を打ち付けられる度、苦悶の表情が快楽のモノへと変わっていく。
結合部からは血液だけでなく愛液も溢れ出してきていた。
滑りのよくなった秘部への刺激を高めるべくセムはより一層激しく腰を振った。
処女である彩葉の膣内はきつく男芯を締め付け、絶頂へと追い詰めていく。
「っ…イクぞっ…」
「ひゃああぁっ…!!んーっ…」
膣内に迸る熱い感覚に、目の前が真っ白になるような快感。
初めて男芯を受け入れぐったりとしている彩葉の眼前に、真っ黒な物体が現れる。
それの正体を確認しようとまじまじと見つめた先にリリスが見えた。
「…リリス…?それなに…?」
「これ?ペニスバンドっていうの…私も混ぜてよ彩葉…いいでしょ?」
にこっと微笑みながらリリスが言う。
その笑顔になんだか何でもよくなった彩葉はこくりと頷いた。
828 :
キョウ:2005/09/12(月) 23:06:21 ID:UUhkbfT9
急に身体が浮く。
繋がったままだったセムに起こされたせいだ。
そしてそのままセムの上に乗るような形になり、がっしり腰を掴まれる。
「逃げるんじゃないぞ?」
セムに耳元で囁かれたと同時に、彩葉の菊座に何かが宛がわれた。
それがリリスの付けたペニスバンドだと気づくのにそう時間はかからなかった。
「いくよ彩葉…?」
20cmほどもある黒々とした男性器をかたどったそれのカリ部分が彩葉の菊座に沈む。
「痛いっ…!い・・・やっ…リリスっ…!」
身が裂けるような痛みに我を忘れて叫び、逃げようとするがセムがそれを許さない。
「逃げるなと言っただろ?」
彩葉の細腰を掴んだまま、下から突き上げた。
女の悦びを覚えた身体はその刺激に力を失う。
その間にもペニスバンドがずぶずぶと菊座に入り込んでいった。
前からの甘美な刺激と、後ろからの悶絶するような刺激…彩葉の身体が翻弄される。
そして菊座にモノが入り込むと、二人が交互に動き出した。
セムからの刺激によって、菊座に入る力が抜け後ろからも激しく突かれる。
「あぁっ…ふ…やぁ…ダメ・・ぇ…」
二人が律動のリズムを掴む頃には彩葉の身体はどちらの刺激も快感として受け止めるようになっていた。
「ホントに淫乱ね彩葉は…」
そう仕立てたリリスが思わず呟くほどに、淫らな姿を曝け出す彩葉。
自ら腰を振るようになり、どちらからの快楽も強請る。
その姿を見ている二人が興奮しないわけも無く、絶頂が近づくにつれセムが彩葉のクリトリスを、リリスが両乳首を弄る。
「や…あ…イっちゃうっ…イクっ…イクーっ…!!」
一気に4ヵ所の性感帯を刺激された彩葉はあっけなく達し、同時に二人も達した…。
829 :
キョウ:2005/09/12(月) 23:07:36 ID:UUhkbfT9
お兄ちゃん…彩葉どうだった?」
「あぁ…今までで一番の"出来"だったんじゃないか?」
激しい行為の後、そのまま意識を飛ばした彩葉の傍らに佇む兄妹。
淫らに濡れた身体を撫でながらリリスが呟く。
「でもやっぱ痛みがあったね…次の"快楽人形"はそれも無くさなきゃ」
「じゃあ次は…こいつでどうだ?」
セムの手からはらりと落ちた写真に写るは、緑の髪でつり目がちな幼い少女。
「じゃあ…そろそろ次の"人形作り"に行くか?」
「うん…」
仕度を整え、そのまま部屋を後にした。
―兄が目を付けた少女たちを、妹が快楽に忠実な"人形"に仕立て上げる。
最高の完成体を目指し、その行為を続けていたのだ。
兄妹にとって彩葉もその駒の一つ。
失敗作には何の思い入れも無いのだった。
自らの目的を晴らす為、兄妹は次の目的である少女の元へと向かう…。
830 :
キョウ:2005/09/12(月) 23:10:00 ID:UUhkbfT9
以上。
長い上文章力ないし、たいしてエロく無くてスマソ…orz
初書きだと思って許してくれ。
漏れはまたROM専に戻るよ…。
神々の投下を期待してまつ。
ダークでイイ!!GJ!!!!
こんな後味大好きだ!
832 :
名無しさん@ピンキー:2005/09/18(日) 20:31:04 ID:YQX24Mod
ほ・・・ほ・・・
GJ!もし気が向いたらツガたんも混ぜてやってください(*´Д`)ハァハァ
>>832 どうしたんだw
GJっと言いたいところだが・・・ダークだからな・・・
こんな後味あまり好きではない・・・
彩葉が出てて尚且つ可愛ければ俺は。ダークでもほのぼのでもイケる。GJ!!
>>835 きみとは友達になれそうだ
ほのぼのよりもダーク萌えだ…すまん
>>822 面白い設定だった。GJ。
緑の髪の女の子も気が向いたらキボンぬ
茶英とかいう話がはるか昔にあったみたいなのでちょっと書いてみた。
女が上で男が下なんてのは良く分からんが、こんなんでいいのか?
−−−−−−−−−−−−−−
浅草内のゲーセンにて、ゲームミュージックが混ざり合った雑音に
負けないくらいの大声が響き渡った。
「おまえは何を考えているんだ!チキンレース…危険運転などして!
公共の迷惑になるし、何より同じバイクに乗る者として
そんな下らない行為を許す事はできない!」
茶倉はニクスとチキンレースしたことで、英利に説教を食らう羽目になった。
そのおかげで宝物のバイクを壊されたのだから、彼としても何か苦言を
呈さないと気がすまないのだろう。
だが、茶倉としてはそんな事は関係の無いことであるし、自分と大して
年が変わらないと思われる男に言われた所で説得力が無い。
つまり、何言ってんだウザイよコイツ、としか思えなかった。
「黙っていると言う事は、少しは分かってくれたようだな。もう二度とするなよ」
勝手に話を進める英利に、茶倉は煮え切らない感情を抱いた。
どうすればこの頭の固いバカを黙らせる事が出来るだろうか。
やり込められてばかりじゃ、アタシの気が治まらない。
そう茶倉が思ったときには、彼女は英利に寺勝負を持ちかけていた。
「アタシが負けたらおまえの言う事聞いてやるよ。
その代わり、アタシが勝ったらおまえがアタシの言う事何でも聞くんだぞ」
「いきなり何を言うんだ!」
話の腰を折られて、さらに怒りを露わにする英利に茶倉が畳み掛けた。
「なんだ、アタシに負けるのが怖いのかい?」
「…よし、受けて立とう」
英利があからさまな茶倉の挑発に乗った時、茶倉は心の中で
ガッツポーズを決めた。
元々自分と英利には、かなりの実力差があることは知っていたのだ。
もちろん、茶倉の方が上である。
−−−−−−−−−−−−−
んで、順当に茶倉が勝ち、英利に自分の前で全裸になれ、と命令。
トイレに行ってから英利の体をおそるおそる触ってるうちに
茶倉もよく分からないけど興奮してきて、結局セクースという流れ。
男を裸にするとかいう描写はキモイか?
んなこたぁないお
なんか最近どのスレも↑みたいなの多いね
>837の続き(・∀・)マダー?
チンチン
842 :
837:2005/09/30(金) 07:16:04 ID:9TeE7y0d
書いていたら茶英茶になってきた。
遅くなりましたが、とりあえずここまでうp出来る状態になったので投下します
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「ふふん、アタシの勝ちだね」
茶倉は危なげなく英利に勝ち、悔しげにニデラ筐体に
突っ伏す英利を仁王立ちになって見下した。
「くそ…約束は約束だ。何でも言えよ…」
そのままの姿勢で吐き捨てるように呟く英利に、茶倉は会心の笑みを
浮かべて言った。
「そうだな。おいお前、アタシの前で素っ裸になれ」
「はあ?」
あまりにもあっさりと言われた言葉の内容に英利は勢い良く
体を起こして、勝利者の笑顔を満面に浮かべて腕を組む茶倉を見た。
「ま、待ってくれ。おまえ自分が何言ってるか分かってるか?」
「勝負に負けたおまえが嫌だっていう権利は無いんだよ」
その言葉の重要性を、うろたえつつも説こうとする英利だが、
茶倉の言うとおり約束は約束。
激しい目まいを感じつつ、茶倉の言う事を聞いてこの場は納めようと思った。
が、ここは公衆の面前。
「こ、こんな所でか?」
思わず口を次いで出た英利の疑問に、茶倉は当たり前のように答えた。
「いや、女子トイレに行ってからだよ」
正当な説教をしただけなのに、なんで俺は傍若無人な女に迫られ、
女子便所なんかに身を置かねばならないのだろう。
英利の目まいはさらに強くなっていった。
周りに人がいないことを確認して女子トイレに滑り込んだ二人は、
そのまま親子連れ用の広い個室に素早く入って鍵を閉めた。
ベビーベッド・手すりつきという個室で、これなら授乳も
おむつの交換も全てが楽だろう、と英利は物心がついてからは
初めて入る女子トイレに感心していた。
そうして、自分の身に起こっている現実から逃れようとしていた。
「とっとと脱ぎな」
「わ、わかったよ」
茶倉がきつく促して英利を我に返らせると、英利は渋々服を
脱いでそれを広げたベビーベッドの上に置いた。
「こ、これでいいだろ」
大した時間もかからず全裸なった英利は、そっぽを向いて手を広げて
命令をした主、茶倉に了解を求める。
「へえ、…ふーん…」
しかし、しげしげと英利の全身を眺める茶倉の耳には
その言葉もまともに入っていないようであった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
続く。えらい時間がかかってスイマセンが、
次の投下で完了すると思います
843 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/07(金) 16:14:07 ID:AboPIZeA
いろいろ期待age
844 :
837/1:2005/10/09(日) 00:02:29 ID:9eBHnnDW
なんとか形になったのでうpします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−
「おい!」
英利が小声で一喝したその時には、茶倉の手はもう英利の胸に
伸びていた。
その手に強く押された英利は、驚く間もなく体が後ろによろめいて
タンクに背中をぶつけた後、そのまま重力に任せて落ちて便座に
座る格好となった。
慌てて立ち上がろうとしたときには、茶倉はお気に入りの
バイクスーツから両腕を抜いて上半身をはだけた後、
慣れた手つきで胸に巻かれているサラシを解いていた。
目を伏せて一心にその作業を行っている茶倉の姿が目に入ると、
なにしやがる!という言葉も、立ち上がろうとする事も一瞬にして
頭の中から消え去ってしまった。
女の脱衣姿、しかも数秒でその胸がはだけ、自分の目の前に
乳房が惜しげもなく晒されるという状況は、男を黙らせるには十分だった。
普段の粗野な振る舞いに反して、これが血の通った肌かと疑う程に
真っ白な肌が自分の眼前で露わになってゆく。
英利は彼女と、その雰囲気にも、即物的なものにも見惚れてしまった。
これから自分が、そのサラシで何をされるのかを想像する事も無く。
845 :
837/2:2005/10/09(日) 00:05:14 ID:9eBHnnDW
彼が、乳房の大きさは平均的で乳首は桜色か、と思った時には、
その茶倉によってその身をサラシで巻かれ始めていたのだ。
彼女は、一度ジルチがギタドラでやってみせていたのを見て気に入った
デイドリームのイントロを口ずさみながら上機嫌で
ベビーベッドのへり、手すり、便座後ろの貯水タンク、
手荷物をかけるフックと、あらゆるものを巻き込んで英利の体を
無造作に絡めとっていった。
その粗雑さは彼女の性格のままだ、と頭の片隅で思いながら、
英利は自分をおもちゃを見つけた子供の目で見下ろす茶倉を睨みつけた。
「な、なんのつもりだ!」
「逃げるといけないからな」
英利の小声の怒号を意に介せず、茶倉は英利を縛り上げてゆく。
茶倉が英利の後方に手を回すと、不意に柔らかい乳房の感触が
英利の顔面を襲う。
彼女は縛る事に夢中で気付いていないが、それは英利の何も
覆っていない中心を硬くするには十分だった。
茶倉が脱いでいる時にはなんとかこらえたものの、平均的…
いやそれ以上の若い女の乳房が顔面を襲えば、それは自然の摂理であった。
846 :
837/3:2005/10/09(日) 00:07:45 ID:TgFZsvZI
捕縛完了。
便座に座ったままの格好で、足首と、手首を後ろ手に念入りに
巻いてある以外は無造作にサラシを全身に巻かれ、所々が
露出しているものの、完全に身動きを封じられたた英利が、
苦々しい顔つきで体をじたばたと動かそうとしている。
その様子を面白そうに眺めていた茶倉は、英利の目の前に
しゃがんでその露わになっている体に手を伸ばした。
先ほどから気になっていた、英利の股の間にある肉の棒。
気のせいか最初に英利が脱いで見せたときより、大きくなっている気がする。
そうっと軽く触れると、英利が顔をしかめて、うっ、とくぐもった声を上げる。
面白い。
英利の制止の声を無視してしばらくそれを突っついて遊んでいると、
それがさらに熱く、硬くなっていくのがはっきりと見て取れた。
「へえ、ちんちんってこんなに大きくなるんだ…」
「おい、やめろ…って。俺を裸にするまでが、命令とやらじゃなかったのか」
興味深々にそれを眺めて顔を紅くするという、ひどく色気の有る
顔を見せる茶倉に、理性を総動員させて英利が強い調子で言うと、
茶倉は眉間に皺を寄せた顔を勢い良く上げ、英利を見据えて言い返した。
847 :
837/4:2005/10/09(日) 00:09:06 ID:9eBHnnDW
「このまえ女同士で変な話になって…アタシがその…
正直パニくってるとあのナイアの野郎!」
「おまえ意外とエロイ話になると顔真っ赤になるからな」
英利が大きくなっている自身を落ち着かせようと茶倉の話に乗ると、
茶倉は文字通り顔を真っ赤にして反発した。
「な、なんでおまえがそんな事知って…じゃなくてそんなんじゃないよ!」
「ハイハイ」
茶倉の必死に首を振る動作に合わせて、形の良い胸も魅惑的に
揺れるのが嫌でも目に入る。
口では茶倉を軽くあしらっているが、なんとか自身の熱を治めようと
いう英利の目論みは、外れるどころか逆効果であった。
英利が黙った所で、茶倉は苛々した口調で話を続けた。
「英利てめー余計な茶々入れんじゃないよ!ともかく、ナイアの奴!
『あなた、お父さん以外の男の人のおちんちん見たことないんでしょー!』
なんてあからさまに馬鹿にした目で言いやがるんだ!このアタシを!!」
彼女の無駄に高いプライドがズタズタになったと言いたいのだろう。
しかし、英利にはどうでも良いことにしか聞こえない。
「だから、アタシは今おまえのモノ見てやったんだ!しかも触ったんだぞ!」
「ちょっと待て。そんなくだらない理由でこんな事してるのか?」
顔を真っ赤にして必死にまくし立てるが、その内容の馬鹿馬鹿しさに
英利はすっかり呆れてしまった。
馬鹿にしたように見える英利の呆れ顔に、茶倉の怒りはさらに燃え滾った。
「おまえはアタシのする事にいっつもくだらないって言いやがるけどな、
真剣にやってることを、頭ごなしにくだらないなんて言われたくないね!」
とても良いことを言っているような気がするが、こんな胸と下半身を
互いに丸出しにした状況で言われても、滑稽さしか感じない。
848 :
837/5:2005/10/09(日) 00:10:12 ID:9eBHnnDW
「あのな、茶倉。おまえちょっとは自分の体を大事に」
「そういえば、おまえコイツ触ると情けない顔になって情けない声出るよな
…これならどうだ!」
英利の説教モードなんて鬱陶しいものを強制終了した茶倉は、
そう言って英利自身を手の平全体で包んで、ぎゅっと強めに握った。
握られたほうは、驚きと気持ちよさが入り混じった茶倉曰く
「情けない声」を出す。
「ば、ばかっ、そんな事…」
「ちょっと待てよ。これ、こうすると」
すっかり弱弱しくなった英利の制止などあえて無視して、茶倉は
握った英利自身を上下に擦り始めた。
「う…くっ…」
必死に声を出すまいと、何かを堪えるような英利の「情けない顔」に
満足した茶倉は、上機嫌で自分の手にあるものが大きく熱を持ち、
硬く、しかも脈打つモノの変化を、わざと口に出した。
「お、なんか先っちょからねばねばしたのが出てきたぞ?」
と言って先端をぐりぐりと指でいじくり回したりと、その肉棒一点を
弄んでいた。
英利の顔が赤くなるのが分かり、小気味良かった。
849 :
837/6:2005/10/09(日) 00:12:23 ID:9eBHnnDW
それなりにいい女が白く形の良い胸を丸出しにして、肌を上気させて、
自分の中心を掴んで上下に擦って愛撫する姿を見て、
こんなバカな事に付き合ってられるか!という思いも
英利の心の中から消え去ろうとしていた。
自分を愛撫している手に、動かすたびに揺れる胸に、うっとりと
目を細めた満足そうな顔に、英利はもう、身を任せてしまおうかという
考えが頭を掠めた。
「茶倉、もうそろそろ止めてくれないか…」
「なんだ?」
なんとか自我を保った英利の弱弱しい呼びかけに、茶倉は肉棒を
掴んだまま素直に顔を上げた。
「そうだな…じゃこれならどうだ」
茶倉は英利自身から手を離すと、腰までずり下がっていた
バイクスーツを一気に足元までずり下げた。
「お、おい」
英利が驚く間に素っ裸になった茶倉が近づいてきた。
そして英利の腿に跨り、その中心で硬くなっている肉を掴んで、
自分の秘部へ導こうとする。
「これならどうだ?アソコとアソコをくっつけるとおまえ、もっと
情けない顔するんじゃないか?」
「…っ!!馬鹿っ、止めろっ!!」
制止の声など、この決して長くない時間に何度上げただろう。
身動きの出来ない英利は、なす術も無く自身に茶倉の肉襞を
押し付けられようとしていた。
850 :
837/7.:2005/10/09(日) 00:14:14 ID:9eBHnnDW
なんだか知らないが、気に入らないからなんて理由でこんな事、
して良いわけが無い。
そうは思っていても体は正直なもので、男と女が一つになる
入り口に差し掛かろうという歓喜にすっかり硬く大きくなり、
先からぬめりが有る液を滲ませながら、英利の中心はびくびくと脈打っていた。
対する茶倉は、気持ちよさを感じつつもしかめ面をする英利の顔を
面白そうに見つめている。
「英利ぃ、大分面白い顔になってきたじゃないか…」
「な、なんだとっ…」
やがて入り口と先端がぴたりとくっつくと、二人揃って声を上げた。
「く…」
「あっ…?」
散々息を荒くする英利を見て詰っていた茶倉の顔のほうも、
彼女曰く「情けない顔」になりつつある。
先ほどの口ぶりから、彼女はこういうことは初めてなのだろう。
中坊のゲーセン仲間にABCどこまで言っているかを聞かれて
顔を真っ赤にして、しどろもどろだった茶倉を見たことがある。
彼女の心のうちがどうであれ、現実には英利の先端に触れる
茶倉の肉襞はすでに愛液で濡れており、その肉棒に液を塗りつけてゆく。
彼女が荒い息を吐きながら、肉棒の先端と入り口を擦り合わせると、
「う、…ヌルヌルする…」
これだけでも絶頂まで飛んでいきそうだった。
いや、そのほうが良かったのかもしれない。
彼女がその前に荒い息を吐きながら先端を擦り付けていたものを、
何かを堪えるように口をへの字に曲げて眉を寄せる英利をみて
赤い顔のままでニタリと笑った茶倉は、それをゆっくりと自分の体内に
沈み込ませていった。
851 :
837/8:2005/10/09(日) 00:15:53 ID:9eBHnnDW
びくりとそれを制止しようと弾かれたように体を動かそうとした
…が拘束されてかなうわけが無い英利が、必死に叫んだ。
「バ、バカ!それだけは!」
茶倉はその慌てように凄絶な笑みを与えて
「やーだね。今のおまえの顔、サイコー」
と囁いて挿入を続ける。
「くっそ…入ってく……抜いて…抜いてくれ…」
自身をギンギンに隆起させていう台詞では無いが、英利の力の無い
懇願にかまわず、先走りの液と愛液が混ざり合って潤滑油となり、
英利自身は何の抵抗も無くずぶずぶと茶倉の中へと入ってゆく。
顔でも覆いたいくらい真っ赤になって必死に何かに耐えている英利の顔が
茶倉自身が言うとおり、面白くてたまらなかった。
偉そうに説教してくる高圧的ですらある厳しい顔つきだった彼が、
いま自分の下で荒い息を吐いて悶えている。
茶倉にとっては最高の意趣返しだった。
このアタシに説教なんかする方が悪いんだ。
「バカ!血が出てる!早く……!」
だから、英利を迎え入れた部分がひどく痛いこと位はなんでもなかった。
英利の必死の叫びなどに構うこと無い。
確かに自分の股の間を見てみると、血が内から流れていた。
ひっ、と小さく声を上げたが、彼女は、次の瞬間には微笑んでいた。
852 :
837/9:2005/10/09(日) 00:18:27 ID:9eBHnnDW
「アタシ、生きてるんだ…」
相手の最高の表情と、互いの下半身の反応。
そして、自分の息が荒くなるのも、体が火照って行くのも感じる。
勢いでセックスまでしてしまったが、生命を強く感じるこの行為は
彼女に生きている事を強く感じさせ、行為に没頭させるには十分だった。
その言葉に違和感を感じた英利は、口を開こうとしたが
茶倉に強く肩を捕まれて声を出す事が出来なかった。
英利の方へ寄りかかってその肩を掴み、中にある硬い肉棒の感触に
打ち震える茶倉。
彼女は確実に悦びを見出していた。
「く…ううっ…」
これが、キモチイイ、という感触なのだろうか。
茶倉は痛さすらも快感に変わって行くのをひしひしと感じていた。
このまま…ずっと……。
「あっ」
不意に、胸の先に湿った感触が訪れたのを感じた。
そのせいで少しづつ英利を迎え入れていた茶倉は一瞬力が抜け、
バランスを崩して英利自身を一気に咥え込み、勢い良く最奥に
突き刺さる事になったのだ。
「うわっ…痛…痛いっ」
奥に激しく突き当たる痺れるような感覚に反して、彼女の膣内からの
血液が増えた。
「く…何しやがる!」
不意を突かれた事と、痛みへの腹立たしに茶倉は英利の頭を激しく叩いた。
それと同時に自分のほうにも振動が伝わって、膣内への刺激に到達し、
「ぅあんっ!」
またも艶の有る声を上げる羽目になった。
853 :
837/10:2005/10/09(日) 00:20:57 ID:9eBHnnDW
そして、また乳首の先に同じ感触が訪れた。
手を出したくなる衝動を抑えて見ると、英利が必死に顔を茶倉の方へ
突き出し、茶倉の乳首を舌でちろちろと舐め転がしていた。
「え、えい…り…。なに…を……」
自分の声がかすれて行くのが分かる。
こういうのを、艶っぽい声と言うのだろうか。
乳首の先に血液が集まって、隆起して行くのが分かる。
「ごめんな、でもこうすれば、ちょっとは痛いのごまかせるだろ。
でも、嫌ならやめる」
英利は息も絶え絶えに茶倉の乳首から一時口を離して言うと、
茶倉は先ほど理由も聞かずに英利の頭を叩きつけた事もあり、
素直に頷いて、また英利の口に乳首を与えるように体を動かした。
それを肯定と取った英利は、茶倉の乳房に再び吸い付いた。
そのまま舌で赤く勃った乳首を舐めねぶると、茶倉の方から
自分の中心を、もう痛いくらいになっているが、さらに充血させる
喘ぎ声が漏れてくる。
対して茶倉は、確かにだんだんと痛みは和らいで、体が火照って
いくのを感じた。
下から来る直接的な感覚、乳首が充血して紅くなっている
胸をねぶられる茶倉は、既に体全体から湧き出る火照るような感覚…
快感だけを感じるようになっていた。
854 :
837/11:2005/10/09(日) 00:21:37 ID:9eBHnnDW
乳首を、乳房を英利の口に弄られ、下で迎え入れている
英利自身がびくびくと脈を打つのが直に感じられるのとで、
快楽に流されそうになっていた。
だが、目的は自分がこんな風に熱くなることなんかじゃなくて…
そう思って茶倉は英利を見た。
必死に自分の乳房にしゃぶりつく英利を見て、彼女は満足げな
顔を見せ、もっともっとと英利の顔に自分の乳房を押し付けた。
英利は、息苦しそうな顔をしながらも、乳房への口での愛撫を止めない。
汗と唾液で湿った乳首や乳房を舌で転がしているうちに、
出来るならばこのサラシの拘束を解いて、目の前で白い肌を、
桜が咲き誇るように桜色に染めた女を、自由に突きまわして
胸を揉みしだき、隅々まで貪ってしまいたくなっていた。
駄目だと、こんな茶倉の好奇心だけから成されるこんな行為は
駄目だと必死に制止する英利は、快楽に流されようとしている
自分を責めた。
だが、どうも体は欲望のままに女を貪ってしまいたいようで、
熱が収まる気配が無い。
しかし、胸への愛撫と狭い膣内の奥で蠢くだけの感覚だけでは
この生殺しのような性感は留まりそうにない。
855 :
837/12:2005/10/09(日) 00:22:57 ID:9eBHnnDW
と思った矢先、茶倉の方が先ほど色々と動いた時に腰を動かして
膣内と肉棒を刺激する事を覚えたようで、英利は膣内が
めくれあがるのを自身で感じることになった。
「あ、ああんっ!」
「く…はぁっ…」
双方同時に襲い掛かる激しい性感に二人はまたも同時に声を上げた。
女の悦びを覚えてしまった茶倉は、英利が固定されている事をいいことに
自分がもっと気持ちよくなれるように、と激しく、方々に腰を動かしていった。
「ああっ、止めろっ、止めろってば!!」
隆起した肉棒を狭い膣内で擦り上げられるという強い快感を与えられ、
一気に絶頂に押し上げられようとしていた英利は、懇願、いや哀願する
声を上げた。
「あ・・・あっ!…その…おまえの…必死なツラ…すごい……イイっ……!!」
虚ろな目で英利を凝視して茶倉は肉棒の熱を貪るように腰を上下左右に
動かし続けた。
もう、英利の声など聞こえていない。
「ば、バカ!本当に、もう俺…どいてくれ…お願いだ……」
半泣きですらある英利の声も、また茶倉にとっては刺激の一つで
しかなかった。
悦に入って腰を動かし続けると、不意にせり上がってくるものを感じた。
双方に。
「で…出るっ……」
「あ、ああんっ、はあっあああああっ!!」
英利の射精と茶倉が絶頂を迎えたのは、ほぼ同時だった。
「…英利の熱いのが…アタシの…中に……」
「ああ…中に…中に出しちまった…」
柔らかく微笑む茶倉と、後悔の念が支配する英利。
同じ絶頂を迎えたはずなのに、心のうちには天と地の差があった。
奇妙な性交の後、、絶頂を迎えてぐったりとした体を男の体に預ける女と、
自分の首に腕を回す女に、自分が拘束さえされていなければ彼女を
抱きしめるのに、と思ってしまったことに苦笑する男が居た。
茶倉の膣内からは、愛液と破瓜の血と、英利が放った精液が
交じり合ったものがこぽこぽとこぼれだしていたが、
二人ともそんな事は気にならなかった。
856 :
837/13:2005/10/09(日) 00:23:35 ID:9eBHnnDW
しばらくして、我に返った二人は、まず英利が
「もういいだろ」
と吐き捨てたのを、
「ああ、おまえの情けない顔が存分に見れたからな」
と上機嫌で聞き流し、茶倉は丹念に英利を拘束していたサラシを解いてゆく。
一生懸命に茶倉がサラシを解く間、英利は沈黙に耐えられず、話を始めた。
「茶倉、気障なこと言っていいか?」
「ん?」
手を止めずに、茶倉は英利の声に耳を傾ける。
「おまえの白い体がさ、紅く火照る様は、桜が咲き誇るみたいだった」
茶倉の手が止まった。
頬を染めて下を向いた後、ばーか、と一言呟いてから言った。
「なんだそれ、この期に及んで駄洒落かよー。オヤジくせーな」
茶倉は、その名前のおかげで桜に例えられることは多かった。
これもその類だと、思おうとした。
「きれいだったって言ってるんだよ。素直に聞けよ」
茶倉は不意にそんな事を言われて、戸惑いを隠しきれず、
サラシを解く手つきも覚束なくなった。
英利は、また彼女が桜色になった、と心の中で笑った。
857 :
837/14:2005/10/09(日) 00:24:37 ID:9eBHnnDW
しかし、その甘い時間も、茶倉の目をひん剥かんばかりの叫びによって
打ち破られた。
彼女は解いたサラシを見て愕然とした。
当然、それには血と愛液と精液がべったりとついていた…。
「な、なんだよこれ!こんなきったねーもん巻いて帰れってのか!」
自分でまいた種であるのに、逆切れも甚だしい。
「おまえが悪いんだろ。あんなことまでして…」
「うるせー!なんで止めなかった!」
「止めただろ!」
女子トイレという環境のため、小声で罵りながらべっとりとついた
あらゆる液をトイレットペーパーで拭き、二人は身なりを整えた。
結局サラシを巻く事を拒否した茶倉は、そのままバイクスーツを
着ようとしたものの、元々これはサイズが小さくてジッパーを上まで
上げられなかったものだ。
さしもの彼女も、少し動けば生の胸が見えてしまう状況では外には出られない。
「ほら、これ着ろよ」
察した英利は、自分のジャケットを差し出した。茶倉は英利の顔も見ずに
ジャケットを奪い取り、袖を通した。
先ほどまで激しく体を合わせた男の匂いがする。
いつのまにか英利を意識している自分に気付いて、それを打ち払うように
ぶんぶんと首を横に振ると、一気にそれに袖を通した。
そんなに大きい体には見えなかった英利の服が、思いのほか自分には
大きすぎるのを感じながら、茶倉は下から上へジッパーを上げた。
858 :
837/15:2005/10/09(日) 00:26:21 ID:9eBHnnDW
今度も誰にも気取られる事無く、女子トイレから脱出を成功させた
二人は、もうゲームをやる気にもならず、二人でこのゲーセンを後にした。
その頃には、すでに夕暮れ時であった。
「送ってやるよ」
英利からの不意な提案に茶倉は
「自分で帰れるよ」
などと反発したが、英利のジャケットの受け渡しがあるということで、
茶倉はそれを受け入れるしかなかった。
茶倉がバイクに跨り、その後ろに英利が乗る格好になった。
やがて、茶倉が現在済んでいる場所の近くだと本人が主張する場所で
バイクは止まった。
二人はバイクから降り、別れの挨拶をするために向かい合った。
「じゃーな…」
「ああ…」
これだけしか言葉に出なかった。
しかし、英利は彼女が去る前に、必ず言っておかなければならない
事があった。
「このこと、誰にも言うんじゃないぞ」
ホームのゲーセン連中に知られたらが最後、茶倉と付き合っている
わけでもない自分が、好奇、恨みなどの目に晒される事は間違いなかった。
茶倉に自覚は無いが、彼女に好意を持っている男はいくらでも居るのだ。
しかし、彼女が自分をサラシで縛り付けてまで男のアレに触りたかった
理由を思い出して、それはかなわぬことなのか、とも思い、言い直した。
「ナイアには知らせたいだろうが、あいつ以外には絶対に言うなよ」
「こんなこと、誰にも言うかよ、バーカ!!」
そう言って、茶倉は再びバイクに跨り、けたたましいエンジン音を
立てて走り去っていった。
あれは彼女なりに恥ずかしかったのか。
英利は、また頬を桜色に染めたのならば、嬉しいと思っている自分を
見つけて苦笑した。
二人は、奇妙な感覚を抱えながら、それぞれの帰路についた。
まだ、桜の季節には遠い。
=終=
859 :
837/終:2005/10/09(日) 00:32:17 ID:9eBHnnDW
遅くなった割には、初々しいのか激しいのか鬼めなのか
色々と微妙なものになってしまいましたが。
女攻め気味なのを書くのは初めてなので、男女の描写比率が
こんなもんでよかったのか…とか試行錯誤してました。
バイクコンビは好きなので、作品が増えるといいと思う。
あと英利は、茶倉には他の男にとあんなお願い?をしないように
言っておかなければならなかった気がする。
神の光臨をリアルタイムで見れて幸せです。
ツンデレしてる茶倉に萌えた。
激しくgj!
861 :
837:2005/10/09(日) 00:46:59 ID:9eBHnnDW
>860
ありがとう。
そうか、これがツンデレだったのか。
実はツンデレの意味が良く分かってませんでした。
これはよいツンデレですね(*´д`*)ハァハァ
以前槍がエロ小説書いてたんだけど、どこに行けば見られる?
ナイアとかニクスとかそんな感じの。
864 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/18(火) 20:26:23 ID:8PxbgPu6
保守上げ
GORI画集のDVDって
「これで解決!!弐寺カップル早見ムービー」
的内容だと聞いたんだが。
実際どうなんだろう。
そんな感じ。
867 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/21(金) 21:23:22 ID:9KA0GLK7
837タンとは気が合いそうだ。GJ
あげちまったスマそ
869 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/23(日) 23:15:26 ID:KBszt+OQ
保守
870 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/25(火) 02:04:52 ID:gc0GJCyr
ホモよかノーマル大歓迎腐女子だあげ
ほす
872 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 00:29:31 ID:DQMkSrQG
ほしゅ
873 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/05(土) 13:18:49 ID:ivSZ2vq1
保守しMAX300
ここは昔の作品の保管庫とか無いの?
ハマったのが最近なので昔の作品が見たいと思ったんだが
ここ初代スレみたいだからないんじゃない?
昔どこかにあった気がするんだが、忘れた…
昔あった初代小説スレには倉庫があったけど、もう消えてた
>>877 保管庫、槍が作ってくれてたんだっけ?
懐かしい。しろろが士朗だった時代から覚えてるよ。
初代は男女ホモレズ何でもありだったな。セリエリ好きな俺に取っては夢の様なスレだった。
ホモ小説は抵抗あったんだが、本物くさくて中々良かったと思う。槍の小説が上手かった記憶がある。
あとしろろがシロエリ神だったな。
思い出したら読みたくなってきた。誰が削除された初代のログとか持ってねーかな。
なんか脳内にキラー×ルルススなんてネタがあるんだけど需要あるかな
>>880 いや、誰か読む人いるなら書いてみようかなと思って
引っ掛かったならスマソ
是非頼む
最近どうも静かすぎるから、ぜひ投下してくれ!
884 :
879:2005/11/17(木) 10:12:06 ID:p/bwEpYF
d
書くのは遅いからいつになるか分からないけど
がんがってみます。
上のバイクコンビ小説読んでたら
公式の英利が手に巻いてる包帯がいやらしく見えたw
886 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/25(金) 00:30:51 ID:dN8dzVm4
保守
ほすついでにいってみる
レイエミが見たい…
888 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/30(水) 00:40:47 ID:2hCF7P7u
えっ、レイって誰?と思った俺は失格。
「いやーやめてー」
ビリビリビリ
引き裂かれる帽子。
891 :
名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 00:39:30 ID:4tWjzV83
ほすついでに続けてみる
帽子を引き裂かれた人は、露わになった肌を
恥ずかしそうに手で隠した。
「ふふふ、その肌、輝いてるよ…」
男はそう言いながら茂みの中へ手を滑らせる。
「いい毛生え薬紹介しようか?」
ワロタ
俺にも紹介して欲しい・・・。
肌の事を褒めているのに毛生え薬を勧めるのはおかしいだろw
そんなマジレス!
キャラ萌えスレが荒れ気味だったのでこっちで聞きます。スレ違いスマソ。
ユーズ、識、ケイナ、英利のモデルになったスタッフさん方の本名、漢字で知ってる人いますか?
スタッフロールで名前は確認できたけど…。
今更ながら私的キャラ設定作ってて、あの4人の名字や本名を
各スタッフさんと同じor参考にしてもじろうかと思ってるんだけど、漢字まで一緒にしちゃ駄目だと思うので
参考までに知っておきたい。
文章まとめ切れて無くてホントにスマソ…ポプのDTOとデスの人の名前を一緒にしてる人多くて
あれはどうかな…と思ってるので。
>>895 分かる範囲でなら。
>ケイナ
5th位の時期にプログラマとして関わっていたKANI氏こと蟹江氏(でよかったかな^^;)
>エイリ
釈迦ミミのデザインやlower worldのムービー製作者のミコシバ氏こと御子柴英利氏
>DTO
デスティーチャーオレ様なんてお茶を濁してるけど、向こうも(ダブルミーニングとして)オーは修のオーとして付けていそうだから、
もはや一緒と考える人が多いみたい。キャラも含めて。
狙っても隠してる(と思われる)ケースが多いからそうなっても仕方ないかなと。
897 :
895:2005/12/18(日) 19:22:13 ID:qWcXr/qO
あ、早くもレスが…dクスです。
ミコシバ氏、ホントに漢字英利だったのか…!実際ひでとしって呼ばれただろうなw
KANI氏は蟹沢氏だったような…?
すいません知ってる限りの事書いときます。
YUZ氏→タカハシユウジ
HES氏→ヘシキヨシアキ(平敷?)
KANI氏→カニサワケイナ
だったと記憶してます。間違ってるかもしれませんが…
ケイナとか、どんな漢字なんだ…。
>>897 >ケイナ
ん、蟹沢という名前の方が正しいのですか。本当にそうだったら適当なことを言って申し訳ないです^^;
KANIE→KEINA
というアナグラムで付けられた。という話をどこかで聞いた記憶がありましたもんで……。
英利→ヒデトシ
で合っていた思われます。
ポプのスタッフロールでEiri Mikoshibaって見た気がしてたから、
沖縄出身のHESさんはともかくミコシバさんもKANIさんも変わった名前だなぁとか思ってたよ漏れ。
本名じゃなかったのか。
>>897 HESさんの名字は平敷であってるとオモ。どっかで見た。
おいwwwエイリであってたのかよ?ww
他は知らないなぁ…そもそもどこで仕入れてくるんだ漢字とか。
ポプスタッフは結構本名わかってるのに…。
ゴメソ、今気付いたけど俺と897のID一緒じゃんww
今確認したら897が弟だった。ここより先に俺に聞けよ…あんまり知らないけど…。
>>901 いやスタッフロールとか確認しないで記憶だけで言ってたもんで……すんなり^^;
兄弟揃って乙様です。
HES氏の時はキャラに使われてる方の字なので、
記憶が正しければ平識(へしき)です。名字だけしか漢字は解りませんが、地名と同じ漢字を使っていたと聞いたことがありますので。
AMショウとかでスタッフは名札つけてるよ
恵美
保守
新春初エチーマダー?
音ゲーキャラは性格つかめないから
せりふを考えるのむずいし、話を立てにくい・・・
と、へたれが保守ついでに愚痴ってみる。
SSとか同人やってる人間マジsugeeeeeeeeと思う。
書くかどうかはまだ分からんが、
ここの住人的に赤キラー(ジェノサイド)×ピンクのホライズンの少女
って需要ある?
いや自分も萌えてるんだけど、なかなか難しいと思うんだ…
ロリコンとかペドファイルとか嫌な人いる?
ペドファイル(小児性愛者)はどちらかといえば苦手。
だけどどんな話でも好きな人も苦手な人もいるさ。
嫌な人がいたらやめる、では何も公開できなくなるだろうし
投下できるようになれば始めに注意書き添えて投下したらどうだろう?
>>911 助言トンクス。投下できるようになったらまた来ます。
ところで
>>879 の方にお聞きしたいんだが、
まだこの板にいますか〜?
キラルルの性格(受け攻めとか強気弱気とか)だけでも
被らないために知っておきたいんです。
ビフォユで書こうと思ってるんだけど、ふたなり駄目な人いる?
914 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/15(日) 23:58:02 ID:QuAoM2sW
915 :
913:2006/01/16(月) 03:04:15 ID:siPJAuAQ
鋭意制作中
WaQWaQして待ってます
917 :
913:2006/01/16(月) 19:39:54 ID:F4gkmz/s
>>916すぐ打ちきられそうで縁起が悪いよw
ところで、俺は前前前作ぐらい(ヒマワリが出た辺り)からギタドラやってないんだけど
ビフォユのメンバー今は違うの?
919 :
913:2006/01/18(水) 19:30:13 ID:Ms6T+XN7
>>918d
増えてるし、しかもしゆな死んだんだ
メンドクサイしなんの思い入れもないから昔の4人のまま書くけど
>>920 ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>921ちょwwwwなにがwww
って思いながら見直したら小松の姉御だった
ふたなりまだー?
もうすぐダルツガ投下予定
需要ないかもしれないが
需要あるある。
>>923ごめんよ、もうちょっと待ってて下さい
のりあがりゆをストラトでぶん殴るとこまでは完成したんで
927 :
名無しさん@ピンキー:2006/01/22(日) 13:19:54 ID:Jcq4ztna
age
いつものゲーセン。達磨は毎日の事ながら暇を持て余し、今日もまた足を運んでいた。
しかし今日はいつもとは違う。とっておきのお楽しみに緊張しつつ、そしてわくわくしていた。
「ツガル!」
ゲーセンに着くと真っ先に目に入ったのは、UDXをプレイするツガルだった。周りには人はほとんどいない。
ツガルの背後に立ち後ろから抱き締める。
「良かったな、人が少なくて」
「あ…うん。てゆーか今プレイ中だから邪魔しな…ひぁっ!」
抱き締めたままの体勢で、右手で服の裾から手を入れ、直に乳首を摘む。
「可愛い…」
「ちょっ…とぉ…やめ…」
「…俺の事好きだろ?」
「…んぅ」
─昨夜。
いつものように暇を持て余しゲーセンに行き、UDXをプレイしようと100円を入れる間際。
「達磨、アタシそろそろ行くね?すれ違いになっちゃったけど…」
「おー帰れ帰れ」
「…ひどい」
「は?」
いつもなら「ばーか!はいはい帰りますよーだ!」と威勢良く言い返すところ。
「おい…大丈夫か?熱でもあんのか?」
「達磨、アタシね」
「ん?」
「…達磨の事、ずっと前から…好き…なの」
「……ちょ」
達磨は心の中で「キキキキタコレ!」と叫んだ。しかし突然の出来事に慌て、手が滑り100円が投入口にin。
「ごめんね、アタシ、変な事言って…。もちろん音ゲーのほうが大事なのはわかってるよ」
「や、ちょ、違っ、」
「でもね、もし付き合ってくれるなら、明日またここに来て。…夜には帰らなきゃいけないから、夕方には来てくれると嬉しいな」
「ちょ…待っ、」
「…もし来てくれたら、明日は1日アタシの事好きなようにして…いいよ」
「それ、どういう、好きにって、…え!?」
─そして今に至る。
「達磨…待って、終わってからにして…」
「待てねぇよ…」
ツガルの背中から心音がドキドキいってるのが分かる。好きな人が自分を好きだと言ってくれて、抱き締めると緊張してくれるなんて、これ程幸せな事が他にあるだろうか。
更に1日好きなようにしていいと言う。
もし穴冥をパーフェクトクリア出来たとしても、これ程幸せにはなれないかもしれない。
もう一度キュッと乳首を摘み、耳を舐めると、ツガルは「あっ…」と声をあげた。
…と同時に、UDXが閉店する。
「…ひどい」
顔を真っ赤にして目を潤ませる。…いや、抱き締めた時点で顔は既に真っ赤だった。
「ごめん」と言い手をパッと離すと「もう遅いよ!」と言ってカードを抜き、近くの店内ベンチに座った。
「…来てくれたって事は、付き合って…くれる、の?」
「どうしよっかな…」
「え!?」
「まぁ明日までには決めるわ」
達磨の予想外の言葉に、ツガルは更に目を潤ませた。
「達磨は、アタシの事嫌い?」
「嫌いだったら来ないって」
「…うん」
「今日のツガルの態度によるかな」
スカートの上からアソコを触ると、ふにふにと柔らかい感触が指先に伝わってくる。
「や…達磨っ、やめて…ひ、人来るし」
「……」
「…達磨?」
「とりあえず外出るか…」
スタスタとツガルを置いて外に出る達磨。それを小走りで追いかけるうちに気付いた。
あぁ、達磨、気持ち上向いて歩いてる…
外に出るとゲーセンの裏路地の石段に座り込んだ。ここなら誰も来ない。
「達磨…大丈夫?」
ツガルが心配そうに、少し呆れたように顔を覗きこむ。
「な、何でもねーよ。大丈夫…」
ぎゅっとツガルを抱きすくめる。首筋に舌を這わせると、ツガルが困ったように声を出した。
「は…恥ずかしいよ、やめ…」
「やめない」
「う…んんっ」
服をめくり上げブラジャーをずらすと、小さくて可愛い胸が路地に入り込む夕焼けに照らされた。
ピンク色の乳首を口に含んで吸ったり、舌先で尖端をちろちろと舐めたりする。
ツガルは達磨の髪を触りながら、それを傍観しつつ声を漏らす。
「ひゃっ!なんか…んっ、達磨ぁ…あ、アソコが、熱い…」
ツガル同様、達磨も未経験なので、相手の反応を気にすると言うよりは、自分が初めて見るものを散策しているかのような愛撫だ。
自分の体が好きな相手に弄ばれる様子を見て、ツガルもまた素直に反応してしまう。
「…はぁ、気持ちぃ…こっちも、触って…?」
もじもじしつつも、自ら下着を下ろすツガル。
石段にツガルを座らせ、両足を閉じれないように押えて秘部と顔を交互に見る。
「え!?ちょ、やだぁ!やめて!恥ずかし…」
「ツガルのここ、すげぇヒクついてる…」
「や…ぁあ…んっ、…なんか、変な…?…あっ!待って!やだやだやだ!離し…!」
プシャアア、と音を立てて、そのまま放尿。足下のコンクリートの地面の色が濃くなるのを見て、ツガルは泣き出してしまった。
「ば…かぁ!ひ…ぅ…離して…くれないから…」
「ちょwお前が先にトイレ行かないからだろw…人のせいにすんなよ」
チュ…チュル
ツガルの秘部に達磨の舌や唇が触れ、水音が響く。
「ん!ちょっ…何してんの達磨…き、汚いよ…」
「汚くねぇよ、可愛い…」
「う…ぁはっ」
息を荒くし蜜を垂らすツガルの秘部から唇を離すと、ズボンを下ろし、いきり勃ったソレの尖端をツガルの秘部にあてがう。
初めて間近で男性器を見たせいか、ツガルの顔はいっそう真っ赤になった。
「あっ!待って達磨!やだやだ!」
「へ?今度は何だよ?」
「アタシ、まだ…。キ、キス…して貰ってな…」
言い終えるより先に、互いの唇が触れ合う。目を閉じた達磨を見て、「まつ毛長いなぁ、羨ましいな」等と思いつつゆっくり目を閉じようとする。
瞬間、秘部に熱い刺激が走り、閉じかけた目が開いた。
「んっー!!ぅー!!」
秘部に痛みが走っている事を訴えようとするが、達磨の舌が自分の舌を絡め取り、それをさせてくれない。
キスをしたまま達磨がゆっくりと膣の奥まで入ってくるのを感じ、ツガルはぎゅっと目を閉じ痛みに耐える。
ツガルの秘部は男性器を咥えたままで、暫く2人はキスをした。
やっと唇が離れたかと思うと、達磨はまだ腰を動かさずに、震えるツガルをぎゅっと抱き締める。
「ツガルの、なか…熱っ…」
「だ…るま、いた…い」
「え!?マジで、ごめ…」
「でも、気持ち…いいよ…?」
「…無理すんなよ?」
「大…丈夫…」
達磨がゆっくり動き出すと、くちゅくちゅと淫らな水音がコンクリートの壁に響いた。
「ふあっ!あっあっ…達磨っ!気持ちいいよ…もっと、奥ま…で、い…」
「ん…ツガル、可愛い…」
暫くゆっくり突いていたが、軽くキスをしたのを合図に、動きが止まる。同時に、愛液の糸を引いて男根が引き抜かれる。
「や…なんで…やめちゃうのぉ…?」
涙を溜めてトロンとした目で言うと、ふわっと体が持ち上げられる。
「今度俺が座ってるから、…乗って?」
「…だるま、へんたいくさいよぉ…」
「う、うるせー」
腰を持たれて下に押え付けられると、一度引き抜かれたモノがぬるっとした感触と共に再び奥まで入ってくる。
クリトリスを指先で摘まれ、ツガルの体に快感の刺激が走った。
「ふあっ…!!ちょ…ああぁ」
ビクッビク…
「ツガル?イっちゃった?」
「…達磨ぁ…」
首に縋り体を任せるツガルは緊張しすぎていて、もうへたりこんで呼吸をするのが精一杯。それでも達磨はまだ自分が満足していない事が不服だった。
ツガルの腰を持って、急に激しく上下に動かす。
「あっ!!達磨、もぉダメ…おかしく、なっちゃ…う」
「ごめ…我慢出来ない…」
「んっー!ひぁ!あ!あっ!気持ちぃ…!だ、めぇ!!」
ぐちゅぐちゅという淫水音とツガルの大きく喘ぐ声が響き、空はだんだん暗くなってきていた。
「ん…やば、イク…」
「やぁっ…ダメぇ!中に、出しちゃ…!」
ドクッ…ドプ…
腰を押え付けられ、膣内には精液を注がれる感触と、達磨の性器が脈打つ感触が伝わった。
ソレがゆっくり引き抜かれると、愛液と精液と血が混じり、薄いピンク色に濁った液体がツガルの内股を伝った。
「は…ぁ、ひ…ひどい…中はダメって、ゆったのに…」
「ツガル!」
ぎゅうっ!!!
「なな、なに…」
「結婚しよう!」
「えっ!?」
「絶対幸せにするから」
「達磨…、嬉しい!」
しかし彼らが結婚出来る歳になるまでは、まだ5年程かかるのでした。
end
>927-936
_n
( l _、_
\ \ ( <_,` )
ヽ___ ̄ ̄ ) GJ!!
/ / 久しぶりに覘きにきてヨカタ!!!
ほしゆ
今ギタドラのDesert rainの二人で書いてるんだけど、
このスレ的に需要ある?
後次スレ。立ってないよね?
この速度ではまだ立てるのは早い気がする
需要はある。
941の者ですが、Desert rainの二人取りあえず途中まで投下します。
かなりオリジナル色強いと思うので、苦手な方はNGワード登録お願いします。
久しぶりの雨が降った。
雲にも風にも何の予兆もなく、その日の正午を過ぎて程なく降り始めた最初の一滴に気
がついたのは彼の方が先だった。
木立の下で頬に冷たくぽつん、と一点を感じ、原因を探そうと振り仰いだ彼の額に、ま
た一滴が降り注ぐ。
「……あ」
連れの青年が何を見ているのか不思議そうにしていた少女も肩に雨滴を感じて、幾らも
しない内に笑顔になった。少し歩いた先の泉に波紋が幾つも浮かび出す頃にははしゃぎ出
す。
歓喜を持って見上げた小雨はすぐにスコールになって、乾いた空気はたちまちの内にむ
っと湿った軟質のものに塗り替えられる。
空の殆どは南国の晴れの青のまま、局所的に白く厚く積んだ雨雲が二人の頭上に聳え立
っていた。
まさに天然の緑のステンドグラスの中にいるようだった。強い日差しを葉に置いた露が
反射し、また日が照ったままという事もあって、周囲は晴れの時と大差なく明るいままだ。
「雨だよ!」
「聞こえてる」
傘を差す気にもなれなかったのか現在進行形でずぶ濡れの彼女は、真上を真っ直ぐ向い
て、額で雨粒を受けている。
「風邪引くって」
そういう彼の体も濡れていた。なんだか自分だけ差しているのも馬鹿らしく、またギタ
ーも心配だったから、彼の傘は現在彼のギターが使っている。
代わりに木陰に立っていたのだが、そうでなくてもこの一帯では通り雨と言えども激し
く降ってくる。濡れ鼠なのは少女と変わりなかった。
その少女が危なげなく走ってきて(あんなに高いヒールで走れる一点は尊敬している)、
何が嬉しいのか彼に笑いかける。
「引かないよ、ほら、気持ちいいから」
おいでよ、と手を引かれて、彼はまじまじと相手を見つめた。
ずぶ濡れになった彼女がとても綺麗だったからだ。
長いふわふわした猫っ毛が雨を受け、ワンピース諸共肌に張り付いて体の陰影を際立た
せていた。上気した頬はつやつやしていて、そこに涙のように滴が伝っている。
雨粒を転げ落として睫毛の下から現れた瞳は輝き、佇まいは瑞々しく透明な香気さえ漂
わせて、まるで妖精か何か現実離れした生き物のようだった。
「……っ」
――喉が、渇く。
衝動的に掴まれた手を引き返す。同時に彼は体の力を抜いて、後ろに倒れこんだ。
受身を取って二人分の衝撃を殺して、尻餅をつき背中を預けた先は木の根元だ。
「きゃっ!」
勢いのまま少女も彼の胸に頭を預ける。状況が掴めず上体を離そうとする少女を、咄
嗟に四肢を使って囲い込む。
胡坐を掻く彼の上に向かい合って座り込む形になって、彼女はぱちぱちと瞬いた。
「……なあに?」
訊かれても何も言えず、青年は黙り込んだ。
「どうしたの?」
「……」
相変わらずおっとりして優しい声に答えられなくて、青年は抱きすくめた腕に力を込め
た。
どうしてと言われても理由は説明できない。無性に欲しい、それだけ。ただ胸に燻った
飢餓感ばかりが、彼に今ある全てだった。
今すぐぶつけてしまいたい、そう思ってもどす黒い衝動をそのまま叩きつけるのは躊躇
われて、ただ朱鷺色の髪に鼻を埋める。
ややあってから、小さな声がした。
「……ねえ?」
「……ん」
拘束を緩めると困ったように彼女は目をしばたたいた。少し考え込んでから、唇だけの
動きでゆっくりと、告げてくる。
ア・ア・ア・オ、ア・ア・ッ・エ・ウ。
何の事か聞き返さずとも分かって、彼は赤面した。僅かに少女が腿を動かし、それが熱
を持った彼自身の存在を持ち主に知らしめたのだ。
(あなたの、当たってる)
「……」
耳まで赤く染まった彼に、少女はほわんと笑った。ほろ酔いの人間の浮かべるような柔
らかい、どこか浮かされた笑顔を作る。
「あ、気にしないでね? わたしも気にしてないから。……それにね」
お役御免とばかりに白い傘をそこらに放り出して、少女は彼の首に腕を絡ませ、頬に自
分の頬をすり寄せた。
拍子に彼の帽子が落ちるが構わず、そして、彼の予想もしなかった行動に出る。
「んぅっ!?」
少女が彼の耳をぱくりと咥えて、舐めたのだ。絹糸のような髪のすべらかさを感じる間
もない。
いきなり触れてきた舌は柔らかくどこか熱く、そうして濡れていた。遊びにしては念入
りに耳介の線を辿って、名残惜しげに離れる。
まだ呆然としている彼の前で、彼女は悪びれる様子もなく舌を出した。
「……わたしも」
「――!」
熱っぽく吹き込んで、少女は眉を下げて笑う。
「びっくりした?」
「……ううん」
その頬が自分と同じように染まっているのを見つけて、彼は微笑む。
「どうしたの?」
「……」
相変わらずおっとりして優しい声に答えられなくて、青年は抱きすくめた腕に力を込め
た。
どうしてと言われても理由は説明できない。無性に欲しい、それだけ。ただ胸に燻った
飢餓感ばかりが、彼に今ある全てだった。
今すぐぶつけてしまいたい、そう思ってもどす黒い衝動をそのまま叩きつけるのは躊躇
われて、ただ朱鷺色の髪に鼻を埋める。
ややあってから、小さな声がした。
「……ねえ?」
「……ん」
拘束を緩めると困ったように彼女は目をしばたたいた。少し考え込んでから、唇だけの
動きでゆっくりと、告げてくる。
ア・ア・ア・オ、ア・ア・ッ・エ・ウ。
何の事か聞き返さずとも分かって、彼は赤面した。僅かに少女が腿を動かし、それが熱
を持った彼自身の存在を持ち主に知らしめたのだ。
(あなたの、当たってる)
「……」
耳まで赤く染まった彼に、少女はほわんと笑った。ほろ酔いの人間の浮かべるような柔
らかい、どこか浮かされた笑顔を作る。
「あ、気にしないでね? わたしも気にしてないから。……それにね」
お役御免とばかりに白い傘をそこらに放り出して、少女は彼の首に腕を絡ませ、頬に自
分の頬をすり寄せた。
拍子に彼の帽子が落ちるが構わず、そして、彼の予想もしなかった行動に出る。
「んぅっ!?」
少女が彼の耳をぱくりと咥えて、舐めたのだ。絹糸のような髪のすべらかさを感じる間
もない。
いきなり触れてきた舌は柔らかくどこか熱く、そうして濡れていた。遊びにしては念入
りに耳介の線を辿って、名残惜しげに離れる。
まだ呆然としている彼の前で、彼女は悪びれる様子もなく舌を出した。
「……わたしも」
「――!」
熱っぽく吹き込んで、少女は眉を下げて笑う。
「びっくりした?」
「……ううん」
その頬が自分と同じように染まっているのを見つけて、彼は微笑む。
果実のようなそこに口付けて、キスの交換になった。
くすくす笑いながら軽く始まった小さな雨が舌を伴う深いものになるまで、そう時間は
かからない。
「……風邪引くから、脱ごっか」
「うん」
先ほど放り出した少女の傘を、寄りかかった幹の手近な二又の枝で落ちてこないように
支えれば即席のテントの出来上がりだ。
再開したキスで舌が相手の上顎、歯、唇、そして舌に触れる度に、青年の背筋に電流が
走る。甘い唾液が口の中に流れ込んでくるのに興奮を覚え、また向こうもそうであろうと
いう想像が胸を熱くする。
息継ぎの間さえ惜しんで、浅ましい位長く二人は口付けを続けた。大人しい熱さと柔ら
かさ、ぬめらかさが快い。初めてのキスさえ超える快感だった。
お互いに初めての行為が先に待つというのに、抵抗も後ろめたさも、何もなかった。だ
がその事に疑問さえ感じず、彼は浮き立つ気分のまま相手の唇を食み、舌を吸う。
さあさあと葉を打つ雨音が、気詰まりをどこかに追いやってしまう。
やがて細い指が青年の胸をシャツ越しに摩れば、彼は少女のむき出しになった白い喉を
擽った。
こちらも細い腰に腕を回してワンピースの肩紐を落とす。それを受けた少女は両手で一
度首の後ろの髪を掬って、脱がし易いように纏めて背中に流す。
五個ある内の二三個のボタンを外して、待ちきれないように自分でワンピースをずらそ
うとするが、雨でべったりと貼りついてうまくいかなかった。
「なんで脱げないのかな」
「絞ったら?」
その提案を受けて裾に手をやりかけ、つと少女は彼を睨みつけた。雨以外のもので甘く
濡れた唇を尖らせる。
「ずるい」
可愛らしい糾弾に首を傾げた青年のシャツに繊手が伸びる。
「え?」
「あなたも脱いで」
苦笑しながらその言葉に従い、少女が裾を絞っている横で、彼は苦労しながらべとつく
衣服を脱ぎ捨てた。シャツが予想以上に体温を奪っていったので、腕に鳥肌が立つ。
暖かくしなくちゃ、と冗談交じりに提案する少女が、その手を止めた。
嘆息する。
「きれい……」
「……それはこっちの台詞なんだけどな」
不満げに言う青年を無視して、少女は新しい玩具を前にした子供のように、彼の頬に手
を置いた。
事実、少女の目が初めて見た相手の半裸は美しかった。上を脱いだからか、最初に抱き
しめられた時よりずっと強く相手の匂いが漂っている。
暖かい皮膚の下から研ぎ澄まされた陰影を作る筋肉や骨の流れは武器のようで、女とい
う性が持ち得ない輪郭をしていた。
触られた途端に神妙になる青年の唇を親指でなぞった後、首筋、鎖骨と撫でさする。雨
に濡れて少し冷えた体は、いつもとはまた違う感触だった。すっと直線を辿ってから手は
肩の筋肉を確かめ、胸へ向かう。
押し返してくるような硬さに、知らず溜め息が出た。
「うわあ、すごい筋肉」
「そうかな」
「……どきどきしてるね」
掌を心臓の辺りにぴたりと付けて、彼女は花のように笑う。離した時に偶然指先が彼の
胸の突起を弾いた。同時に青年の背筋に、得体の知れない感覚が走る。
「うあっ……」
「え?」
自分でもどうして声が出たのか分からず困惑する彼に、少女は興味を引かれたようだっ
た。乳輪に触れるか触れないかのところを掠め、指で摘んで捻る。
擽ったいのとも痒いのとも痛いのともまるで違う、言いようのない淡い感触に彼は首を
すくめ眉を寄せた。
「……感じたの? 気持ちいいの?」
「感じた、って言うのか、これ……なんか、むず痒い感じ」
両方の指先で乳首を捏ね出した少女にそう返すと、
「じゃあ、こっちは?」
小利口な笑みが白い顔に閃く。まだぽたぽたと雨の滴る自分の髪の房で、少女が彼のそ
こをなぞり上げる。
二度、三度と纏い付く冷たさと髪の毛の異様な質感に、ぞくぞくと何かが押し寄せて息
が詰まった。
「ん、くっ」
「あ、声出した」
耐えかねて零した声が可愛いと少女はご満悦だ。その悪戯な手を彼が捕まえる。
「ずるい」
今度は青年が相手を詰る番だった。軽く笑いながら果物の皮でも剥く時のように、濡れ
たワンピースの上半分を脱がせた。ぷるんと現れ出た少女の乳房を撫でる。
文字通り乳のように白いそれは彼の手に容易く収まり、頂には暖かい薄い朱の蕾があっ
た。ふわふわと揉んでいると、
「んぅ……」と少女が喉の奥で啼いた。
激しい反応こそないが続ければ目許はすっかり染まっていって、それが何より確かに快
感を示しているようで、彼は嬉しくなる。乳房を押しつぶし、指先で拾った脈は速かった。
「そっちもどきどきしてる」
「うん……」
自然と声量を落とした青年に、少女が目を伏せて頷いた。雨の音がうるさい。
淡い色の髪が近づき、軽い痛みが鎖骨に走る。得意気な顔がゆっくり離れていくのを見
て、彼は何が起きたかを悟った。
「やったな」
こちらも同じ場所に口付け、吸い上げた。手加減したためにいくらか薄い、赤い色が咲
いて、お揃い、と二人でまた笑った。
本当に自分はこの子が好きなんだな、と愛撫を続けながら青年は再確認する。
少女といると何もかもが楽しい。喋るのも、手を繋ぐ事も抱き合うのも、喧嘩さえも楽
しくて堪らない。自分の、汚い部分はともかくとして、全てを与えたいし与えられたいと
思う。
どうやったら相手が楽しんでくれるだろう、とあちこちに跡を散らし合いながら触れて、
撫でて、抓ったり軽く引っ掻いたりする。
脇腹を摩ると華奢な肩が跳ね、乳首に吸い付くと高い声が上がった。逆に背中を撫でら
れ、喉笛に噛み付かれると息を呑んでしまった。
じゃれ合いに似た行為だったが長い裾を徐々に捲り上げていって、丁度良く張った白い
腿がすっかり露になる頃には、二人とも言葉少なくなっていた。
細い腰にたぐまったワンピースをそのままに、彼はそっと少女の腰を抱く。
「立って、膝で」
無言で娘はそれに従う。躊躇うような素振りの後に、彼の足を跨いだ。
柔らかい膝の皮膚が砂で直接擦れてしまうのに気づいて、脱いだシャツを下に敷いてや
る。
それを後で洗おうという軽口さえ出てこなくなった少女の頭を彼は撫でた。当然だろう。
こういう時に緊張しない方がおかしい。自分だってそうなのだから。
まして相手は今、他人には見せないような所を後一歩という所で見せられる体勢でいる
のだ。
951 :
941:2006/02/02(木) 02:21:03 ID:7IX3iq/e
946と947重複してるな。すみません。
gjそして保守
「女の子だけの新年会をやってみたい。普通は絶対やらないような場所で」
そんなことを言ったのはホームの女性メンバーの中では年長組になるナイアだった。
三が日も過ぎ、それぞれの正月を過ごした面子がホームのゲーセンに集まって年始の挨拶を終えた頃。
男共は野郎だけで新年会を兼ねたヤミ鍋大会などを催す、と言っていたのを聞いて、じゃあこちらも女の子
だけで新年を祝おう、ということになった。
アルコールにお菓子にジュースにつまみをしこたま買い込んで、いくつかあった宴会場候補からアミダで
引いたその場所に集まったのはナイア、セリカとエリカにリリスと彩葉の五人。茶倉は宴会場の場所が決ま
った時点で断固として参加を拒否し、中学生であるツガルとシアは義務教育中の身ということで次回全員で
集まった時に別所で遊ぶことを約束し、帰宅させた。――男達には内緒の、女の子だけの秘密な宴の場所
に選ばれたのは――去年新設されたばかりの、新しい――ファッションホテル。
本来は男女の一組が密かに使用するその場所も、最近はグループで集まって泊まることも少なくないらしい。
男同士、という場合はまた別なのだろうが、女性のみのグループにはホテル側も親切だ。特別広いホテル自慢
のスペシャルルームを1泊借りて、始まったその夜の宴。
天井から垂れ下がっている手錠や床に繋がった鎖と足枷、三角馬や鉄格子の中のベッド、という一種特殊な
雰囲気の部屋に、怯えるどころか興味深々でそれぞれ部屋の備品を弄りながら少しエッチな話題を肴に盛り
上がる宴の席。キングサイズのベッドの上で、スナック菓子を広げ片手にビールの缶を掲げたセリカが、ふと
思いついたように顔を上げて言った。
「王様ゲーム…じゃない女王様ゲームをやらない?」
割り箸に番号を書いて当たりを引いた者が王様、他の番号を引いた者は王様役の命令に従う、というアレだ。
男のいないこの席では、王様ゲームならぬ女王様ゲームになるのだが、丁度良い頃にアルコールの回った
面子は誰一人異を唱えることなく、コンビニの袋から未使用の割り箸を漁って用意し始めた。今日だけは無礼講、
ということで高校生であるリリスの彩葉もビールやチューハイの缶が振舞われ、二人共心地良い酔いと常とは少し
勝手の違う雰囲気を楽しんでいた。てきぱきと用意するエリカとセリカ、それに指示を出すナイアの様子を二人ほろ
酔い加減で眺めながら、何か楽しそう、と笑っていられたのはこの時までで。
「はーい用意出来た。それぞれ引いてー。色のついた先を引いたコが女王様だからね」
割り箸の根元を隠して掴んだナイアが、四人の前に突き出す。わっと集まって一本ずつ抜いた後に、残った
割り箸をナイアが握り締める。それぞれが他の者に見えないよう数字を見たのを確認してから、ナイアが再び
声を上げた。
「女王様は、手を上げて!」
エリカとセリカの腕は上がらなかった。箸を握ったナイアも同様。彩葉の数字は3番で、残るとすればただ一人。
ゆっくりと隣を見ると、リリスが少し困った顔で片手をゆるり持ち上げていた。
「はい女王様はリリスにけってーい!」
ナイアの宣言に皆が笑いながらリリスに拍手を送る。戸惑った顔で彩葉を見遣るリリスに、彩葉も皆と揃えて
笑みを浮かべ手を叩いた。こういう遊びに慣れていないリリスは黄色に塗られた割り箸の先と、楽しげな周囲を
交互に見遣っては戸惑い気味に微笑む。酔いが回って皆揃ってテンションが高い中、アルコールはあまり、と
一番控えめに飲んでいたリリスが一番素面に近い。ちょっとした酒の席のイベントに盛り上がりながら、彩葉は
リリスが女王様を引いてくれたことに少しばかり安堵していた。
女王様ゲームの用意をしながら、年上三人は小声で「折角こんな部屋に来たんだし、ちょっとエッチな命令して
みたいよね」等とひそひそと話をしていたのを聞いた。アルコールが回っている上、特殊な部屋の道具に皆が興味
を持っていた為、つい試したくなっていたのだろう。勿論それらあくまで冗談の範囲で、彼女達が女王様を引いた
ところで本当にやるかどうかは分からないのだけれど。その手のことに全く興味がないわけではないが、される側
になったらどうしようと余計な不安が彩葉の頭を過ぎっていた。だがリリスが女王様を引いてくれたお陰で、その
心配は無用となったのだ。彩葉よりもずっと奥手で物静かなリリスのことだ、そんな無茶な要求を言うことはないだろう。
「で、女王様。早速命令してもらえる?なーんでもいいのよ?」
ずいと顔を近付け、赤く染まった頬を寄せてナイアが言う。ちらと彩葉の方を向いたリリスが、声なしに「酔ってるね」
と小さく笑った。
「どーせならえっちーいのがいいなーっ!面白いしっ!」
「そーそー。なんだっていいんだからね、さあ言って言ってー!」
リリスと彩葉の肩にしなだれかかるセリカとエリカ。そない無茶言わんと…と比較的酔いの薄い彩葉がはたはたと
手を振る横で、リリスが一人俯きながらなにやら呟いている。顎に箸の先を当てながら暫し悩む様子で俯いていた
リリスが、思い立ったようにポツリと。
「――じゃあ皆で、3番に悪戯…っていうのは?」
「えっ…?」
「りょーかーいっ!」
「えーえー、じゃあアレ使いたいアレ!手枷とかー足枷とかー」
「どーせなら剥いちゃわない?女の子同士なら恥ずかしくないし」
それぞれの反応で、一人肯定も出来ず言葉に詰まってしまった彩葉に、みなの視線がいっせいに集まった。
エリカとセリカ、ナイアが視線を合わせて頷き合う。彩葉は嫌な予感を感じてずるずるとベッドの後ろへ手をつき
下がっていくが、後ろ手に伸ばした先にベッドの端が途切れて片手がすかすかと宙を掻いた。じりじり、じりじり、
近付いてくる三人の後ろで、申し訳なさそうなリリスがこっそりと彩葉に両手を合わせていた。
「――っほ、ホンマにこんなことするなんて……」
ショーツ一枚とニーソックスだけの格好で、部屋の中心にある枷に繋がれ両手足を大の字に伸ばされた彩葉が、
泣きそうな顔で自分を囲む四人を見遣った。
悪い冗談で、まさか本当にするとは思わなかったことを、アルコールでブレーキの外れた面子は迷うことなく
――彩葉のジャケットやアンダー、スカートを剥ぎ取って、これだけはと死守しようとしたブラさえも外していった。
両手で胸を隠す彩葉の腕を掴んで、天井から吊り下ろされた枷に繋げる。足首にもジェラルミン製の輪ががっちり
と嵌められた。彩葉の白い肌を覆うのは下半身のソックスと小さな白のショーツだけだ。
さらりと肩を滑る髪は、乳房を隠さないよう背中へと追いやられてしまった。まだ発育途中の瑞々しい膨らみが、
同性とは言え複数の人の目に晒されている。助けを求めて皆を見回したが、誰一人この行為をやめようと言う
様子はなく、拘束され羞恥に染まる肌を興味深げに見つめるばかりで、親友のリリスですら少し離れたベッドの
上で腰掛けたまま止めてはくれない。
「やっぱ若いコの肌って違うわよねー。なんていうか、水でも何でも弾いちゃうような…」
「言ってることが年寄りくさーい!そんなに年変わらないんだから、キニシナイ気にしない」
「でもホント、彩葉のおっぱいっていい形ー。お椀型って言うの?可愛いー」
顔を突き出して横から正面から、ナイアやエリカ達が彩葉の乳房を眺め回す。年頃になってからは家族にすら
見せなかった柔肌にいくつもの言葉と視線を感じて、彩葉は恥ずかしさで堪らず俯いた。唇を噛み締め嫌々と首を
振る。「もうやめてぇな」と懇願しても、彼女達にその声は届かず自分以外の同性の身体を観察するように見つめる
視線は膨らみから離れてはくれなかった。
元から室内の照明は薄暗く設定されているが、拘束具のあるその場所だけは特別スポットが当たるようになって
いる。眩しいくらいの照明の中、複数の同性に裸を観察される――。それは恥ずかしいだけのの罰ゲームの筈だった。
だが彩葉の意志とは関係なく、乳房の先にある淡い色の乳首がしこり始めていた。暖房がきいているとは言え、服を
全部剥かれた状態では肌寒い。乳首が固くなるのを感じて、それは寒さのせいだと思おうとした。――だが寒いと
言ってもその場所が張り詰めるほど冷えるわけではない。
思わず感じてしまったことを悟られまいと、固く目を閉じて俯いたまま顔を上げずにいると、少し心配げな声が離れた
場所から聞こえた。気遣うような調子で首を傾け覗き込む彩葉をリリス。
「……彩葉、寒いの?」
「……え…っ、さ、寒くなんかないっ」
リリスの言葉に、彩葉の乳房を観察していた三人の視線が紅い頬の彩葉の顔へと向かう。誤魔化すように慌てて
首を振ってみせた。
「けど、さっきから震えてるし…乳首も勃ってるみたい…」
つと白い指を彩葉の胸へ向けるリリスを追って、三人の視線がそこへと再び降りていった。乳房全体を眺めていた
為に気付かれずにいた乳首の勃起を、リリスの言葉で皆が気付いてしまった。カァッと頬が真っ赤に染まる。
「んぅううッ、ぁああああッ!お、おっぱいがぁっ…やァんんぅああっ!」
ジュルッと音を立てて唾液ごとエリカとセリカが彩葉の乳首にむしゃぶりついた。乳房を揉み込まれ、指で扱かれ既
に痛いくらい硬くなっていた乳首に柔らかい舌が触れて、絡みつく。下から掬うように当てられた舌の温もりと吸引される
感覚が乳首を突き抜けて身体の奥、膣をグズグズと蕩かせる。愛液がじゅわっと沁み出て来るのが分かった。
時折宛てられる歯がくれる痛みと刺激が一層愉悦を高めていく。痛みが痺れるような快感に変わる。ジャラジャラと
鎖の音を立てて、彩葉は髪を振り声を上げた。感じ入った悲鳴にセリカとエリカが乳首に吸い付きながら嬉しそうに笑う。
「んちゅっ…すっごい可愛い声。乳首もこんなコリコリになって…すっごい感じちゃってるんだぁ」
「歯で噛んでも気持ち良さそうなんだよね、ちょっとMなのかな、彩葉って」
喋る時でも二人は乳首を離してはくれない。指で挟んでクリクリと擦り上げる。唾液で濡れた場所に掛かる熱い息
と冷たい空気、指の擦り上げが息つく暇なく彩葉を感じさせた。
「ちゅ、チュルッ…ジュルルルッ…あ、あっ…ぁああっ!お、おっぱい気持ちェエよぉっ…!」
「グチュッ…、チュパッ、ふふっ、素直になってきたわね。ココもすっごい濡れてるし…ね…?」
彩葉のショーツをひき下ろし露わになった秘裂から、トクトクと零れて垂れる愛液を見つめてナイアが笑った。
床に膝をついたままの格好で、いやらしくヨダレを垂らす彩葉の秘裂を覗き込んでいる。充血しパックリと開いた
そこを両手指で押し開くと、長く糸を引いた蜜がダラリショーツに落ちて新たな染みを生んだ。
「おいしそう…彩葉のここ…。食べちゃいたい…」
陰毛を掻き分け、濃いピンク色に染まった秘肉の蠢きにナイアがうっとりとした表情で呟いた。双乳責めだけで
絶頂近く感じ入っている彩葉のそこは、狭い口ながらいやらしくヒクついていた。まだ数度しか男の雄茎を受け
容れていない秘裂は、摩擦での黒ずみもなく、鮮やかな色を保ったままだ。うっとりとそこを見つめていたナイアが、
不意に舌を狭い膣内へ突き入れた。ジュブッと音を立てて愛液が垂れる。
「ん、ァ、――ああぁああっ!」
舌がグリグリと敏感な内壁を嘗め回した。溢れる愛液で顔が汚れるのも構わず秘裂を塞ぐようにぴっちり唇を
宛ててむしゃぶりつく。別の生き物のようにビチビチと膣内を打つナイアの舌の動きに、彩葉の身体がガクガクと
震え仰け反った。
「あ、ぁああっ、だめ、乳首もっ、あ、オマ○コも両方なんてぇええっ…!」
「イッちゃうの?いいのよ、イッても…んちゅっ、じゅるッ…ジュルルルルゥッ!」
「イクのね?っちゅ、オマ○コと乳首弄られてイッちゃうのねっ?」
「イクの、オマ○コも乳首も気持ち良すぎるのぉっ、イッちゃうぅうっ!」
「イッて…、イッていいんだよ?いっぱいイキまくってほらほらぁ!」
「イくイくッ、イッちゃうぅうッ!あああっ、イク――っ!」
敏感な身体を襲う三箇所責めに、ギリギリまで高められた性感が堪えられる筈もなく、彩葉は双乳と膣を舌で
まさぐられ身体を揺らせて達した。ブシュゥっと噴き出た潮がナイアの顔を汚す。ダラダラ零れる愛液は止まる
ことを知らず、その後も太腿を伝ってショーツとソックスをぐっしょりと濡らした。
目の前が真っ白になるような快感に呼吸も荒げて事切れたように項垂れる彩葉。恋人の前では一度も口にした
ことのない単語を自ら発して、喘ぎ呻いてイッてしまった。本当ならば顔から火が出るほど恥ずかしい筈なのに、
淫語を口にした時ただそれだけで子宮が疼いた。煽られ答えて達した乳首と秘所舐めの快感は、肉茎で得るもの
よりも数段感じられた。女の手で乱れるのがこんな気持ちいいなんて――。
「ねぇ彩葉…もっと気持ち良くなってみない?」
目の前には、何時の間にかリリスが立っていた。何時の間に脱いでいたのか、白く大きな乳房を晒し、
ショーツの中央には革の硬質なバンドで締めた、黒いシリコン製の擬似ペニスがそそり立っていた。リリスは
相変わらずおとなしそうな常の表情に、戸惑いの色を滲ませ彩葉を見つめている。
ナイアがリリスの傍らに立ち、黒々と輝く擬似ペニスの先端を摘んでみせた。
「……彩葉、もっと気持ち良くなりたいでしょう?」
「どうせだから、女王様直々に入れて貰ったら?ねぇ?」
「きっとすっごく気持ちいいよ…?私達も――手伝ってあげる…」
耳元でセリカとエリカが囁いた。黒光りする男根のシリコンは大きく太く、狭い中を好きなだけ擦って犯してくれる
――惚けた表情でペニスを見つめ、彩葉は頷く。既に太腿を新たな愛液が伝って濡らしていた。
ゆっくりとリリスが一歩を踏むその度に、本物の肉茎のように上下揺れる黒いシリコンの擬似物。エラの広がりや
脈を浮かせた竿の部分を見つめてこくりと息を飲む。ああアレが、ウチの中を滅茶苦茶に…想像しただけでもう膣
の中はヒクヒクと蠢き始めている。直接的な刺激を受けなくとも、じれったい愛撫を受けているような、そんな感覚さえ
呼び起こす男根を強請る気持ち。
セリカとエリカが彩葉の脚を持ち上げ、広げる。ナイアが後ろ背から腰を掴んで受け容れやすいよう前へ押し出す。
リリスの白い手が黒い一物を掴み、濡れそぼった彩葉の秘裂に押し当てた。
「ァ、あぁああァああァアァッ、お、おち、お○んちん気持ちイイょおおおッ、リリスのチ○ポ、いいいィッ!!」
彼女達の狂った夜はまだ終わらない。
久しぶりの投下&保守代わりに。
彩葉しか書けない自分が情けない…。
959 :
941のもぽ:2006/02/07(火) 20:00:57 ID:yIX/UaJV
久しぶりに来たら彩葉キテタ――!
GJです! やっぱり攻められる彩葉いいなあ。
凄くエロくていいと思いますよ。
デザレの二人を書いてる者ですが、後一・二回ぐらいで投下終わります〜。
今週中を考えてますがまだ投下しないので、
他の職人の方、投下ドゾ〜
960 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/08(水) 04:38:55 ID:HbP+YdiF
定期age
後残り一回になります。苦手な方はNGワード登録お願いします。
包装紙のような薄い布に手をかけると、こちらが驚くくらいに相手の体が震えた。
「あ、あの!」
手を離して彼は少女を見上げる。その額に自分の唇を落として、震える声で少女は言っ
た。
「……ごめん、ちょっと……あの、わたし、自分で脱ぐから」
幹に手をつけて立ち上がる拍子にスカートが滑り降りた。ミュールから脱いでいくその
動きが殊更乱暴なのは、恥ずかしさを振り切ろうとしているからか。
すぽん、と音のしそうな勢いで両足分が脱げてしまうと、案の定固まってしまった。
青年が名前を呼ぶ。少女は泣きそうな顔を向けた。
「大丈夫?」
「平気っ」
「……やめようか?」
「止めるなんて、だめ」
心配して見上げられたのが競争心に火をつけたのか、少女はきつく目を瞑った。
すっと下着を止める両横の紐を引いて解き、そのまま後ろに放り投げる。
「見せて」
「うん……」
立て膝に戻った少女に声をかけると、きゅっと唇が引き結ばれる。震える指がスカート
を摘んで持ち上げた。
その手を握ってから、彼は白い腿の奥を覗き込む。薄暗くてよく分からない。裾を引き
上げ、内側から腿を押す。少女は唇を震わせたが、何も言わずに脚を広げた。
ゆっくりと、穏やかな昼の光の中に、それが露になる。
最初に目に入ったのは髪と同じ淡色の柔そうな茂みだった。腰骨の尖りを覆うのと同じ
薄い皮膚の上に、小さく存在していた。
彼は顔を近づけた。緊張と興奮とで、思わず息を詰めてしまう。自分の心音が大きく聞
こえる。
和毛の下には慎ましく合わさった分け目が見えた。荒い息に合わせて震えている。血の
色を透かして薄赤いそれは閉じていて、それ以上の事は何も分からない。
「……」
そこまで見て取って、彼は詰めていた息を吐いた。図らずも長く吐いた呼気が内腿を刺
激した事には気づかない。
「だめ!」
だから脚を開かせた時に内股にあった手をそこに持っていって、合わせ目に軽く触れた
時、猛然と拒否されて青年は戸惑った。
「駄目って、何が?」
さらにまさぐろうとしたが少女の腰が上へ上へと逃げる。思い余って裾から手を離し、
逃がさないようにウエストに腕を回すと相手は引き剥がす様子を見せた。
それでも唇を捲り上げようとすると、
「ひぁッ!?」と悲鳴が上がる。
「……慣らさなきゃ、痛いから」
説き伏せようとしても彼女は顔を背けて、
「汚いよ……」と言い張るばかりだった。
「そっか」
嫌がる少女のそこから彼は手を引いた。僅かに粘り気を感じる。
濡らさないと入らないのだが、恐らく彼女はそれを曖昧にしか知らないのだ。どうやっ
て濡らすかなんて考えた事もないだろう。
(どうしようかな)
騙してでも触らせて貰えないと、ただでさえ痛い思いをする少女のそこが傷ついてしま
う。引き返すのは腹を括った相手に失礼だ。
取りあえず潤みが足りないかも、と思いついて彼は先程まで少女自身に触れていた指を
自分の口に入れた。僅かな酸味があった。
手で触れるだけでも嫌がった彼女なのだから、直接そこを舐めるなんて絶対に許そうと
しないだろう――
「……何してるの?」
問いかけた少女に思案気な顔を向けた相手が、何を考え付いたのか、含んでいた指を少
女の口元に差し出してきた。
「――舐めて」
いまいち理解できずにいるのに焦れたのか、唇に濡れた中指が押し当てられる。
「ちゃんと舐めて、濡らして」
その口調はどこかぶっきら棒だったが、彼女は笑顔を浮かべて指に舌を這わせた。何の
事はない、つい先頃まではこんな風だったと思い出したからだ。
「うん」
気恥ずかしくて目を閉じ、口だけでは辛いので片手を宛がって、少女は相手の指を湿し
始めた。ギター胼胝のない方なのが少しつまらないと感じつつもキスを送り、丁寧に唾液
を絡ませていく。
青年はそれを食い入るように見続ける。頬に濡れた髪が掛かるのを払ってしまうと、本
当に自分の物をされているようだ。
そう考えるだけで血が集まって、気分を紛らそうと彼は少女の背中に手を伸ばす。下の
方、ワンピース越しに尻に触れる。
「ん、ふッ!?」
「……止めないで。歯は立てないで、続けて」
途端利き手の指に痛みが走ったので、不安げな相手に彼は安心させるような笑顔を作っ
た。宥めながら触れるか触れないかの微妙な距離で、双丘や太腿やその先に触れるのは止
めない。
信じられない位滑らかな肌を撫で続けていれば力が抜ける。舌の動きが緩慢になって、
息が上がって、頬が薄赤く染まる。
後ろの方から最初にちらりと見ただけのそこに触れると、柔らかく湿っている。
突付く。
「ぁ、やめてっ」
口から指を外して、少女が悲鳴を上げた。
「なんで?」
いっそ子供のような、純粋に分からないという顔で見つめてきた相手に、彼女は一瞬言
葉をなくす。
「なんで、って……」
「汚くないから」
言い切られて少女は混乱する。汚いに決まっている、のにどうしてか、触らせたいと思
っている自分がいる。
「そんな……」
あまりの混乱に、彼女は含んでいた指が顔の前から消えたのにも気づかなかった。
青年には十分な猶予だった。
「汚くないわけな……ぁッ!」
語尾は悲鳴となって雨に溶ける。唾液で塗れた指が開きはじめた入り口をなぞり、どこ
が快感に繋がるのかを探り始めたのだ。
今更指を舐めさせられた理由を悟って喘いでももう遅い。違和感と心地よさで、自分の
脚が硬直して動かなくなる。絶望的に気持ちよくて、頭の中が真っ白になった。
隠れた膨らみが相手の指の腹で擦られる。
シアがダルツガと同じ学校の学生という事になっています。
苦手な方はNGワード指定お願いします。
「ねえ、放課後暇?」
自分とそっくりの褐色の顔に話しかけられて、津軽はぱちぱちと瞬きする。
いつもの昼休みだ。生徒会の仕事もなくのんびりとお昼を食べていた所に話しかけたの
は、夏天という一つ上の少女だった。
夏休みが終わった後異例中の異例の(だと思う。少なくとも津軽は聞いたことが無い)年度
途中からの編入を果たしてきた彼女は、今、日本語の猛特訓の最中だ。
寮もクラスも同じ所に振り分けられたため、彼女の手伝いは専ら津軽の役目である。ほ
とんど四六時中、津軽はシアと一緒にいた。だからわざわざ放課後に暇を作らなくてもいいと思うのに。
セミロングを揺らしながら、少女は首を傾げた。
「暇だけど……なんで?」
「渡したいのがあるから」
「渡したい??」
にこっと白い歯を夏天は見せる。殊更に声を潜めた。
「……今日が何の日か忘れた?」
「あ……」
思わず津軽は廊下側の三列の机に目をやった。窓側三列は女子、廊下側三列は男子の席と決まっている。
女子の気配を感じて追ってくるクラスの男子達の視線を恥じて、咄嗟に彼女は目を伏せた。
普段なら女子から見られようが何をされようがお構いなしの男子だが、今日この日だけ
はどこのクラスでも殺気立って、逆に女子の視線を待ち望むようになる。
今日は二月の第二週――バレンタインデーだった。
シアは朝一番でクラス全員にお世話になりました、と十円かそこらのチョコを配って回
ったのだが、それが学年主任に知れてお目玉を食らった。もっとも当人はけろりとして、何ら応える様子を見せないのだが。
「津軽にはものすごーくお世話になったから、後で渡したいんだけど、いい?」
「寮じゃだめなの?」
まだこちらを射抜く視線を感じて、津軽は居心地悪く聞き返す。見つめているのが誰な
のか、考えると鞄の底にあるそれにばかり気が行ってしまう。
「学校じゃなきゃ」
基本的に校舎への私物の持込は禁止だった。今日この日とて厳しく教師は指導するのだ
が、生徒達は挙ってチョコレートを持ってくる。
「わかった」
津軽はつとめて明るく笑った。シアの背中越しに喧嘩中の相手の顔が見えて、胸がきゅ
うんと絞られるように痛んだ。
(そんな顔しないでよ)
――こっちは悪くないのに、謝りたくなっちゃうじゃない。
「こっち、こっち」
シアの先導で、津軽は音楽棟を歩いていた。
管弦楽部や吹奏楽部、合唱部などの音楽関連の部が充実したこの学校では、音楽室は校
舎の中ではなく、独立した建物の中にある。渡り廊下を折れた先で備え付けのスリッパに
履き替え、第二音楽室を素通りした先が二人の目的地だ。
ファイル日誌に自分達の名前を書き、使用中の札を下げる。そうしてから向かったのは、かなり狭い個室だった。
「うわ、おっきい……」
沢山ある防音室の中でも特に奥まった一角にあるそこは、グランドピアノの入った珍し
い部屋だった。夕暮れ間近の薄暗さを解消するため蛍光灯にスイッチを入れながら、年上の少女は頷く。
「いつもここ使わせて貰ってるんだ。津軽がピアノ弾けて良かったあ。伴奏者ですって言い訳が使えるもん」
口を動かしても手は止めず、グランドピアノの長いカバーをはぐり、蓋を開けて楽譜を
置く。スリッパを部屋の下駄箱に仕舞い、蓋を閉める。
ふかふかした絨毯張りの床が足にくすぐったい。ドアを閉めて、床に直接座る。くすく
す笑いながら、二人はチョコレートを交換した。
「はい、津軽の分」
「ありがと。はい、シアの」
「さんきゅ」
寮で食べればいいのだから、二人ともこの場で開封はしない。小箱が行き交い、それぞれの鞄にしまわれる。
「……」
鞄のジッパーを開ける手が止まったのを見て、シアは津軽の顔を覗き込んだ。顔を近づ
けても気づく様子はなく、津軽は呆けたように鞄の奥を見ている。
「何見てるの?」
「み、見ないでっ!」
口を閉めようと動いた手から鞄をひったくって、褐色の少女はその中を見た。教科書、
ノート、参考書、筆箱、ヘアゴム……だが一際目を引いたのは、アイボリーの包装紙に包まれた小箱だった。
綺麗なサテンのリボンが掛かっているそれは、どう見ても、友人同士のじゃれ合いめいたお菓子のやり取りにはそぐわない。
本命用だ。なのに後は男女別々の寮に戻って寝るだけ、というこんな時間に、津軽の鞄の中にまだ残っている。
「……誰にも言わないでよ」
気を無くした手から学生鞄を取り返し、体の後ろに隠しながら津軽は言う。がっくりと
落とした首、染まった頬――シアは友人の肩にそっと手を置いた。
けんかしてるの、と聞かない内から、セミロングの少女はしゃくり上げる。
「先週、いつもみたいに達磨がセリカさん達にセクハラしてるの見ちゃって。止めなよって言ったら口喧嘩になって、向こうが『お前胸が無いからひがんでるんだろ』、って言って。
そしたらカーッときちゃって、はんかくせ、ってビンタして……ずっとしゃべってない」
おんおんと泣き出した津軽に、シアはティッシュを取ってやる。事件はその場にいたの
で彼女も知っている。仲直りしていないのも雰囲気で知っていたが、まだ一言も喋っていないとは。
洟をかみながら、相手は喋り続ける。
「どうしよう、今日、終わっちゃう。達磨に渡せないよぉ……」
塩の味のする唇に、ちゅ、っと湿った音が落ちた。
「しあ……?」
涙に濡れた目を開くと、予想以上の近くに、柔らかく輝く相手の目が合った。もう一度、
今度は音を出さない、だが触れた事がしっかり分かるタッチで、シアが津軽にキスをする。
いきなりの事に熟れた林檎のように耳まで染めて、津軽は膝で後じさる。苦労して稼い
だ距離を躊躇なく詰めて、壁で退路の無くなった津軽に、ボブの少女がのしかかる。
同じ生地の下、同じように色づいた二つの体が、ぴたりと寄り添った。
「私が貰ってあげるから。だから、泣いちゃだめ」
「シア? ……ここで、なの?」
髪を梳き、制服を脱がせてくる少女に、悲しみより戸惑いが先に立って、津軽は声を上
げる。このように触れられるのは、実は津軽には初めての事ではなかった。寮でも同室の
彼女に自分の楽しみ方を教えられ、年の暮れには指を入れていく事まで覚えた程だ。
達磨との初めては済ませていたからショックも少なく今まで許していたが、校舎の中で
は危険すぎる。
「いや? 誰も来ないよ。声だって外に出ない」
魔法のように指がうねって、ブラウスのボタンを全部外した。今日は暖かかったので、
その下はキャミソールとブラだけだ。色気のない白い小さなカップが俯いた視界にまともに入って、津軽は顔を赤くする。
「だって……明るいもん。恥ずかしいよ」
その言葉に、自分の制服を脱いでいたシアの手が止まる。ウールのベストを放りブラウスのボタンを面倒くさげに外して、現れたタンクトップをめくり上げる。とどめにスポーツブラをずらして乳房を丸出しにした。
「ほら、私のだって津軽に見えるよ。私の胸、恥ずかしい?」
恥ずかしいと言えばある意味そうかも知れない。どう客観的に見ても、シアの胸は津軽
の胸より小さかった。ワイヤーの入らないブラばかりしているし、勢いよく捲り上げた今
の動作でさえあまり揺れない。
だけれどシアには天性のものかそれとも生きる内に身につけたのか、独特の香気がある。
ただ幼いだけになりがちの自分達の年頃で、それは得難い大きな魅力だった。
現に今だって、頭のどこかではいけないと警鐘が鳴っているのに、こんなにも目の前の
体に見とれている。
「……ううん。きれいだよ……」
「ありがと」
頬の涙を舐められて、津軽はきゃっと小さく声を上げた。
「じゃ、胸を大きくしよっか。達磨を見返さなきゃ」
軽く笑って、シアが胸に手を伸ばしてきた。むにり、と力がこもった。丁寧に掌と指先
に力を与えて、探るような動きを繰り返す。痛くは無い。気持ちよくもないが、心が落ち着く。
経験などほんの四、五回ほどだが、津軽もどこを触られると気持ちがいいかくらいは分
かる。そして、弱い所ばかり攻められた時のつまらなさも。
全く無関係のところを揉まれた後にブラの上から突起を探り当てられて、仰け反った耳
に舌が入った。
「んうっ……!」
ぞくりと背筋が、頬がそそけ立つ。軽く曲げた足が弓なりに反って、緊張が走っていく。
そう思った時にはカップから両方の乳房がまろび出ていて、褐色の十指は牛の乳搾りで
もするようなてんでな動きを見せ、唇は稜線に吸い付いている。
――わたしばかりじゃ、不公平。
津軽は気持ちよさに痺れた手を動かしてシアの顔に持っていく。前髪に指を潜らせると、
上目遣いに見上げてきた赤銅色の目線と、真っ向からぶつかった。
不意に褐色の顔が微笑んで、薄紅色の突起に吸い付く。噛むような強い力だ。自分と寸
分違わぬ顔が、自分の乳房を吸い上げている事実に、自分の内部からとろりと濡れるもの
を津軽は感じた。
「はあぁっ!」
後はもう荒い呼吸ばかりで、悲鳴など出せなかった。同性だから遠慮会釈の欠片も無い、
激しい愛撫にのた打ち回るしかなかった。
そして相手も同じくらい興奮しているのだという証を、自分の腿に押し付けられたパン
ツのクロッチに感じ取ることが出来て、津軽はシアを心配するのは止めた。
今気を使わなくても、後で一緒に楽しめる。それに、自分を触るのが、今のシアには気持ちいいのだと悟ったのだ。
濡れてる、とからかうように言われても羞恥が湧かないのは、同性だからか自分そっくりの相手だからか、それとも一度いったからか。
「もう履けないね」と下腹がひやりとしたのは、多分下着を脱がされたからだ。
「津軽のここ、薄いピンクで、可愛い」
突付かれても弱々しい反応しか返せない。重い頭を巡らせると、すんなりと細い指が入り口と芽を摘み、よじっていた。
「……ぁ、ぅぁあ……っ」
自分の恥ずかしい所からぬめぬめと溢れたものが見えて、津軽は目を瞑る。その足を割
って入ってくる体温を感じる。上に載った、シアの足の重みも。
やがてお互いの弱い所が直に触れ合わされて、津軽は喉の奥でくぅん、と甘く呻いた。
温かい。冷たい。濡れている。湿っている。頼れる。壊しそう。いくつもの相反するイ
メージが頭の奥で爆ぜて消える。自分が腰に力を込めれば引いてしまい、諦めかけて退けば追いかけてくる。
粘膜同士の接触は最初のうちこそ怖じ気のために曖昧で、短く、ほんの少ししか触れ合
わなかったが、すぐに二人とも大胆になった。相手の着崩した制服が興奮の火に油を注ぐ。
体重ごと載せるような気持ちで擦り付け合えば、目の裏に火花が散った。気持ちいい。
「さわって……」
シアの声に目を開くと、血の集まった蕾が苺色に染まっていた。指先でつねるとソプラ
ノの悲鳴があがり、触れ合う芽に柔らかな潤みが増す。
互いの唇に食らいついた。舌を捻り合わせ腰を跳ねさせて、そうすると終着点はすぐだ。
「ん、あああっ!」
「ぅふうっ……!」
夥しいとろみが決壊し、二人の腿まで伝う。軽い甘い匂いが自分の胸に乗って、津軽も
不自然な形に掲げて曲げた足から力を抜いた。どこかでヴヴヴ、と携帯のバイブ音が鳴る。
「……え、……ねえ」
しばらく動けそうにない津軽と自分のそこをティッシュで手早く拭いながら、シアが問
いかけてきた。ぴたぴた頬を叩く手に、津軽は眉を寄せる。
「なあに……」
ブラとタンクトップを直し、ブラウスのボタンを見苦しくない程度にとめて、上からウ
ールのベストをすぽんと被る。そうするとすっかりシアの身支度は整ってしまった。
翻って津軽は、すっかり制服を肌蹴ている。大事な所が何一つ隠れていない。隠したい
が体が上手く動かない。シアが再度覆い被さってきて、やっと津軽は安堵する。だが至近まで迫った唇から、キスは降ってこない。
「仲直り、したい?」
「――!」
問いかけに、今まで忘れていた大切な面影が瞬時に蘇った。頬が冷たくすっと濡れた。暖かな色の眼差しが、優しく頷く。
「そう。――大丈夫だよ」
言葉尻に、きい、と軋む音が重なった。
開けたドアの向こうに広がる光景に、思わず達磨は息を呑んだ。誰だってそうしただろ
う。それだけの事が目の前で起こっていた。
「な……」
足から力が抜け厚いドアにぶつかって、大きな音を立てた。しっ、とそれを制したのは彼を呼んだクラスメイトだ。
「早く中入って」
促されるまま達磨は防音室の中に入り、背中にかちゃん、ことん、という普通のドアよ
り重い音を聞く。言われるがままにブレザーを脱いで、繊維で覆われた床に置いた。
帰る前に見た携帯には、放課後、音楽棟最奥の防音室に来いと、シアからメールが入っ
ていた。ついでに音楽棟に入る前にワン切りして、そうしたらいい事があるから、と。
何だか知らないが無視できず、少年はメールに従った。
入学以来初めて、他の生徒が部活動している中訪れた音楽棟は未知の世界だった。まし
て防音室などほぼ初めて入る。だからなんだか悪い夢でも見ているようだ。
夢に違いない。でなかったら蛍光灯の明るい学舎の中で、制服を体に引っ掛けた半裸の
格好で、津軽が瞳をとろんと蕩かしたままいるわけがない。
「津軽」
シアが屈みこみ、足を広げて仰臥している少女の頬を優しく叩いた。そこには白い線が浮いている。涙の跡だろうか。
「津軽、おきて」
穏やかに呼ばれて少女は目を動かした。そして――達磨の姿を見つけた。
「あ……や、」
涙が歪む。必死に細っこい手が衣服をかき集めようとする。
「はい、ストップ。謝るまで離しません」
それが哀れで手伝ってやろうと伸ばした手が、褐色の手にぴたりと掴まれた。
「何すんだよ」
「シア……?」
見れば津軽が体の前に持ってきた手も、褐色の少女が捕まえている。不審気な顔を物と
もせずに、彼女は津軽に優しく声をかけた。
「泣かないで、津軽。コレが私のプレゼントなの」
「どういうこと……?」
普段の気の強さが霧消したあどけない声に、シアは笑ってみせる。達磨にも軽く目配せした。
「達磨もさ、許してね。いい事って、これだから」
「……ざっけんなよ、泣いてんじゃないか」
変わらず慄く少女の半裸を見下ろして、達磨はシアの悠然とした顔を睨み付けた。
つまらない意地で先週喧嘩別れしてから、学校でもずっと避け続けてきた津軽の裸身は
眩しかったが、こんな形で目にするのは本位ではなかった。
嗜虐心をそそられるより先に早く何とかして泣き止ませてやりたいという気持ちの方が、今は強い。
だがシアは知らぬ気に肩をすくめた。心なしかその視線には毒さえこもっているようだ。
「最初に泣かしたのは誰でしたっけねえ」
さすがにぐうの音も出ない。
文句を封じ込めたと見るや、シアは二人の手首を握った両の手を軽く振った。保母がするように、
「さあ、二人ともごめんなさいして」と続ける。
「喧嘩してお互い辛かったでしょ。それを水に流すの。はい、ごめんなさいは?」
呆れて彼は押し黙った。この状況でするべき事がそれか、と怒鳴りつけてやりたい気持
ちを抑える。少なくとも一人が裸に近い格好でする物じゃないだろう。頭がおかしいんじ
ゃないのか、と思う。
膠着するかに見えた場の空気を変えたのは津軽だった。筋肉も皮膚も薄い真っ白な腕を
持ち上げて、達磨に差し伸べる。
「……達磨。ビンタしてごめん。無視してごめんね」
「……おれだって」
御免、と出てくれば後は早い。あんな事言って御免、と少年は頭を下げた。
あんな風に言ってゲーセンの女性陣を追い掛け回してはいるが、一番はやっぱり津軽な
のだ。それを分かって欲しかった。
「はい、どうぞ」
す、っと褐色の指が離れて、達磨は津軽の上につんのめった。達磨が身を乗り出してい
た事もあるし、津軽が達磨の腕を引いたせいでもある。
「シア、お前……」
少年は後ろを振り返った。ボブの少女は意味ありげな表情をしている。
「何でこういう仕掛けをしたんだよ?」
お膳立ての理由が分からずにいる達磨に、シアは明るく言う。
「二人とも最近仲悪かったでしょ。だから仲直りにどうかなって。嫌だった?」
「……そんなん言えるか」
赤い視線はズボンの下の膨らみにもちらりと投げられて、達磨は頷くしかない。
他人に何もかも準備されるのは腹立たしいが、しかしシアの悪企みがなければ今日中に
仲直りする事も出来なかった。
それに感謝するしかない自分に何よりむかついて、口をへの字にしたままの少年に、褐
色の少女が手を伸ばす。
「ほら、達磨も脱ぐ」
ネクタイを取られるのと同時に、下から白い手が投げかけられた。
「達磨、ダルマぁ……きて……」
「津軽……」
しがみついてくる少女の柔らかい体に否応なく自分自身が熱くなっているのを感じなが
ら、少年も相手を抱き返した。
ふわふわした津軽の髪の匂いを嗅ぐ。久し振りの深く胸を満たす感覚に、知らず達磨も
興奮した。
力いっぱい少女の体を抱きしめて、二人は互いにキスをする。舌が予想もしない所に触
れてくる感覚が快い。
合間に漏れる小さな吐息が、興奮を煽り立てる。やがて鎖骨に顔を移した少年に、囁きが降った。
「あれ、もう下行っちゃうの? 達磨、もったいない」
「……いちいち口出しすんなよな」
「そんな事言っていいのかなあ? 達磨の知らない、津軽の気持ちいいところ教えたげるのに」
自分の知らない、という所を強調されて、達磨は動きを止める。自分の顔のすぐ上で、
普段の快活さが嘘のように妖しく目を細めたボブの少女を見上げる。
「……知ってるのか?」
「女の子同士だもの」
嘯くその態度に、何となく達磨は事情を読み取った。津軽のこの痴態は文字通りシアがやったものなのだ。
「……おれのに手ぇ出すなよ」
「そうなの? ほったらかしてるから気付かなかった」
朗らかに笑い飛ばし、一転してねっとりとシアは囁く。当の津軽にも聞こえない、小さな小さな声音で。
甘い息を直に、達磨の耳に吹き込んだ。
「津軽はね、耳が弱いの。左の上の方、ぱくってすると鳴くよ」
「……嘘だろ」
口では否定したが体は逆らえない。気がつくと、達磨は教えられた通りに少女の左耳を
甘噛みしていた。
「ひゃあん……!」
シアの申告通り、今までに見た事がないほど腕の下の体が跳ねた。乾き始めていた腿に、
つうっと伝うものがある。
入れるには充分な濡れ方だったがどことなく面白くなくて、達磨はまだ愛撫を続ける。
(誰が渡すかよ)
津軽は自分のものだ。横から掻っ攫われるのを黙って見ていられるものか。
「あ、っあ、ああっ!」
躍起になってあちこちに指を伸ばし舌を絡める。「脇も弱いけど、今はデオドラントで苦
いから止めといた方がいいよ」と忠告めかして言われるのが拍車を掛けた。
女より、男の自分の方が、津軽をずっと気持ちよく出来るんだと見せ付けてやりたい。
そういう嫉妬心まで計算して喋っているだろうシアに無性に腹が立つ。
「……!」
頼りない腿が揺れた。と同時に、達磨の後ろで、シアがばね仕掛けのように鋭く首を動かした。
「しっ!」
なんだ、と聞く前に、褐色の指が唇の前で止まる。
「隠れて! ピアノの下!」
鋭く言われ、一拍置いて聞こえてきたゴム底の軋る音に、達磨は叱咤の理由を理解した。
音楽棟では生徒はみなスリッパに履き替える。薄っぺらなスリッパで、ゴムのきゅっき
ゅっといった足音は出せる訳がない。
ゴム底の足音の主は教師だと、決まっている。
慌てて膝立ちでグランドピアノの下に隠れると、ブレザーや鞄をぽんぽんと投げられ、
さらにその上からグランドピアノに掛かっていたピアノカバーを掛けられた。
黒い厚手の布はシーツほどの大きさで、頭から被れば小柄な二人の事、楽々隠れられた。
動かないで、と囁く声とノックは、ほぼ同時だった。
「はい」
「どうだ、調子は」
聞こえた声は担任のもので、それに皮膚が粟立つのを覚えた。見つかったらお終いだ。自分も、津軽も、夏天も。
「ちょっと待って下さい……」
小憎らしいほど落ち着いた声で、唯一隠れなかった少女は応対した。
ベスト姿のシアはドアを開けて外に出て行く。がちゃん、とドアが完全に閉まる音を聞
いて、二人はそのまま死んでしまいそうなほど安心した。
そうなると遮断された視界の中で、やたらに相手の体温が意識される。
息が近い。抱いた胸から脈が伝わる。自分の心臓の音がうるさい。相手の匂いと自分の
匂いとが混ざり合って、気が遠くなりそうだ。
達磨が手をそろそろと乳房に伸ばすと、だめ、と小さな声で制止が掛かる。
「津軽」
「だめ……っ、先生が行ってからじゃないと……」
「お前が黙ってりゃいい話だろ」
少年は構わず乳房を握りこむ。ついでに見当をつけて動かしたもう片方の手で、津軽の口を塞ぐ。
背後から抱きすくめて一切の逃げを許さずに、彼は蕾の頂点を弾いた。
「中でもいいんじゃないのか?」
「発売前の新曲なんで、ネタバレになっちゃうんです。それはだめだって言われてるから」
ぺろりと舌を出してシアは笑ってみせた。もちろん嘘八百の出任せだが、この遠目から
では市販のピアノピースと未発表の新曲と、譜面の違いに気づくはずもない。
それに今、中に入られたら、自分達が何をしていたか看破されてしまうだろう。防音室
は基本的に密閉された空間だから、中の温度が上がるのもすぐなら、換気も出来ない。
「そうか。学校はどうだ?」
疑う様子もなく頷いている担任の教師に一抹の罪悪感を覚えながら、少女は順調です、と応える。
数奇すぎる少女の境遇を思いやってくれている彼は、何かにつけてシアの面倒を見てく
れた。音楽業界関連などまるで分からないだろうに、分からないなりに気を配ってくれている。
先生ごめんなさい、と内心で舌を出しながら、教師の問いに彼女は笑顔で答える。
信用を裏切っているみたいだけど、セックスはスキンシップの一環でもあるし、避妊だ
ってちゃんとしてるし溺れる事もないから、あんまり気に病まないで下さい。まあ、して
るのは私じゃないんだけど。
「今日も八時位までやって行くのか?」
「はい」
「熱心だな。あまり無理して指や喉を壊すんじゃないぞ」
頭を撫でられて、シアは目を細める。
義父と長くあちこちを転々としていたから、シアは年上の男性に弱かった。同年代の男
子は可愛らしすぎて、まともに相手をする気になれない。
「そうそう、それと今朝の件だがな」
「はい」
「……あれが本命か?」
見つかったのか、と思わず少女はドアを振り返った。津軽の足にしろ達磨の腕にしろ、
完全に隠せていなかったのか、と肝が冷える。
だが教師の指したのはピアノの陰ではなく、楽譜を置く台の上の、ちょっとしたスペー
スだった。そこにはシアが先程津軽に渡した、使い捨てカメラ程の大きさの小箱が鎮座ま
しましている。没収などされたらまずい。
顔を青くしているのをチョコを見つけられたからだと思ったのか、彼は笑った。
「私物は規則違反だけどな。お前は頑張っているし、今日ぐらいはいいだろ。CD楽しみに
してるからな、頑張れよ」
「……ありがとうございます」
シアは深々と頭を下げた。
そのまま二、三語言葉を交わしていたが、やがてゴムの足音は遠ざかっていった。戻っ
て来た少女共々、ほう、っと三者三様に溜め息をつく。
「危なかったあ……」
シアはピアノカバーをはぐって、ドアの窓から達磨達を隠すように置いた。背面座位の
形でとっくに始めてしまっている二人に苦笑する。
「達磨、達磨、こっち、もうちょい奥行って」
指示通りに奥に進むとピアノの天板が抜けた所に出て、楽々上体を伸ばせるようになっ
た。気を無くしたのか動かない津軽を、少年は柔らかく押し倒した。
後ろでごとんごとんとシアが何かやっている。
「また人が来たらまずいから、ピアノ弾いてるね。あ、後」
振り向いた矢先、少女がブレザーの内ポケットから放って寄越したものに、達磨はあんぐりと口を開ける。
今の自分達二人が最も必要とするゴム製品――コンドームだった。
「ちゃんと着けてよ」
こんな物をどこで調達してきたのか、そもそもなんで今持っているのか、諸々の問いを
あっさり無視してシアはピアノを弾き始める。
ミュートペダルで篭った音で目を覚ました少女の秘部に顔を近づけながら、達磨は考えていた。
――何をしたら、シアがしたよりもずっと気持ちよくさせられるだろう。
下着を着けていない津軽のそこは、既に潤い熟れていた。とろとろと蜜を垂らして、生
え始めたばかりの薄い恥毛が濡れて肌に張り付いている。
そのまま挿入してやるのが一番、女には出来ないのだという単純な事実にも気づかず、少年は考え続ける。
「ダルマぁ……?」
所在無げな声に腹が決まった。
彼は自分の舌を、可憐な下の唇に押し付けた。
「ふぁあああ!?」
可愛らしい悲鳴を一拍遅れて、シアのピアノの音が掻き消す。
小さな割れ目や奥に縮こまった芽や入り口を、舌や唇や歯で思うさま突き崩し掻き乱し
てやる。溢れるほど湛えられた蜜を音を立てて啜る。
ぷくりと立ち上がった突起を歯で挟み軽く引く。緩んだ入り口に指を突き入れる。内壁
のざらざらした箇所を擦って、指を出し入れさせる。
あっけないほど簡単に、悲鳴が上がった。
「あッ、やだ……ぁっ、いっちゃ……!」
痙攣した所から指を抜けば、引き止めるように膣壁が収縮する。一度扱いてゴムを付け
て、彼は津軽のそこに自身を押し付け、捻り込んだ。
丁度重なった鍵盤を叩く音のせいで、少女が何と叫んだかは分からない。だが開いた口
と喉の震えで、叫んだ事だけは分かる。
手加減も何もなしに猛然と揺さぶる。先ほど指で擦った津軽の弱い部分を抉り、充血し
た突起を親指で押した。
「ひぁっ、あっああ、あッ、また――!」
ぱたりぱたりと髪の房が力なく絨毯を叩いている。掌が白くなるほど強く握り締められ
ている。
それでも勢いがまるで緩められない。また、緩めようという気も起こらない。
喉を反らして眉を寄せて歯を食いしばって、苦しそうな顔の癖に、同時にそれはとても
綺麗だったのだから。
「いっ、あ、あああっ!」
「……ツガルっ……!」
達磨は骨が食い込みそうなほど相手の腰を引き寄せ、自分のも押し付けて、離れないよ
うに力一杯抱きしめた。
脳が溶けそうな程の快感に我を忘れそうになりながら、二度、三度、と吐精する。
「……ふ、はあっ」
最後の波が駆け抜けていって、大きく息を吐く。気だるくて抱く腕から力が抜けると、「離
れないで」と、負けず劣らず荒い息の津軽が手を置いてきた。
「わかってるよ」
達磨は苦笑して、津軽の隣に倒れこむ。そのまま抱きしめあって、じっとしていた。
最高の気分だった。
「時間はあるから、二回目やってってもいいよ?」
とんでもない事を言う少女に達磨も津軽も首を振った。いつもながら後処理をする時は、
お互いを見られない。軽口を叩く事も出来なくて、かえってシアの存在は気まずい空気を
和らげていた。
和らげはするがほとんど強姦のように及んでしまった事も、私的な行為を第三者に見ら
れた事も、別種の気詰まりを生み出してしまっている。
自分はいい。だが津軽は辛くはなかったのだろうか。
「嫌? 久し振りじゃないの?」
「こういうのは二人っきりがいいの! するなら別のとこ行くよ」
顔を真っ赤にしたのはセミロングの少女だった。怒鳴ってから、あ、とこちらを見上げる。
「その……達磨がいいなら、だけど……」
「……いいに決まってるだろ」
辛くなかった、と訊けば、大丈夫、と返事があった。シャツの襟を直してブレザーを羽
織り、四つん這いになって防音室のドア側に出てから津軽を振り返ると、まだピアノの向
こう側でもじもじとスカートの裾を気にしている。
「パンツ、汚しちゃった……」
替えがない、と俯くセミロングの少女に、
「あ、それならね」
ボブの少女が台の上に乗った小箱を手に取る。担任に見咎められたそれの包装を素早く
器用に剥いていく。
「お前、自分が開けてどうするんだよ……」
「ふふん。まるっきり意味がないわけでもないんだな、これが」
にやにやしながらシアは最後の包装のテープをはがして、小箱の蓋を開けた。
紙箱の中は二つに分かれている。片方はさらにセロファンで包まれたトリュフチョコレ
ート、そしてもう片方は――
「私が自分で開けるとは思わなかったんだけどね」
笑いながら薄紙に包まれた繊細な生地の下着を広げられて、津軽はまた真っ赤になった。
達磨から見ても可愛いデザインの、ちょっと薄い生地だった。
「……お前なあ、仕組んでたのかよ」
「いけなかった? ……あ、穿いたね」
津軽の居心地悪げな様子を見つけて、シアはてきぱきと指示を下す。ゴミを纏めたビニ
ールは達磨の鞄の中だ。
二人一緒に出てしまうと怪しまれる。先に津軽を帰してから、「なあ」と達磨は声を潜め
た。二人きりになって、新しい避妊具と弁当用の調味料入れに入ったローションまで手渡
してきた相手に半ば舌を巻いて、彼は訊いた。
どう見ても未成年で、顔もそこそこ知れている褐色の少女が、ここまでアダルトグッズ
を集めるのに一体どういう手を使ったのか。
「こんなに一杯、どっから持ってきたんだ?」
「お姉ちゃんの部屋からくすねてきた」
「……マジかよ」
マジだよ、とシアは笑う。
「二人って一緒にいるのに、いつも素直になれないでもたもたもたもたしてるんだもの。
こっちがイライラしちゃうから」
「イライラってなあ」
馬に蹴られるって知らないのか、と呆れる少年に、褐色の少女は不遜に反論した。
「あのねえ達磨。私は、津軽に幸せになって欲しいの。お姉ちゃんが随分お世話になった
みたいだし、私も学校で迷惑掛けてるしね。だから言うけどさ、セクハラする順番間違え
てるよ、達磨は。まず津軽にするべきでしょ?」
達磨は鞄を手に取り、それからちょっと首を引いてまじまじと見つめる。なかなか見て
いないようで、見ている。
「……出来っかよ。本命だから手ぇ出せないってあるだろ」
「それが間違い。好きと信用してるは違うでしょ。これは私の視点からになるけど、津軽
は達磨が好きでもまだ信用してない。それで他の人に手を出したらどうなるか分かる?
自分じゃなくてもいいかもって考えて、だから津軽が泣くんだよ」
達磨は渋々頷く。反駁のしようがなかった。それでも悔し紛れに分かってるけど出来な
いんだと言うと、出来ないんじゃなくてやるの、とこれまた正論が返ってきた。
「あの子と上手くやってね? 今度泣かしたら、私が奪っちゃうから」
おざなりに手を振って、彼は防音室を出た。ドアが閉まるまでの僅かな間に、ポーン、
と澄んだピアノに合わせて、シアの歌声が追い縋ってくる。
You've seen the meadow, its wealth life so long……
窓から見た限り、音楽棟を出た先の並木の下で津軽は待っているようだった。辺りはすっ
かり暗くなって、明かりは月だけ。鞄から何か出しているのは、チョコレートだと思っ
てもいいのだろうか?
早く確かめてやらなくては、と彼は階段を駆け下りていった。
≪終≫
超GJ!
保守
保守
ほしゅ。
次スレの話はまだ早いか?
980超えたらdat落ちじゃなかった?
なので980頼む。
恵美「乙!」