,'⌒⌒ヽ
/ λ W λ i ヽ
く ゝ` ‐´ノ,,ゝ
( .)~==~)つ
レノ人__人!
(/(/
御機嫌いかがですか?NOIRのChloeが
>>2ゲットです・・・・・。
>1 スレを立てるのは私だったのに!私のはずだった!!
>3 スレはあなたを必要とはしていない。それだけ言えば充分でしょう。
>4 これがあなたのレスか。・・・・・なるほど、つまらん。
>5 すべては過去スレ過去ログに記されています。
>6 答えは・・・・・答えは自分で見つけるように。スレ住人はいつもそう言っています。
>7 私が全身義体化サイボーグとして復活し「魔法先生ネギま!」に登場しているのは秘密です。
>8 あなたは、コピペを、貼る。なんの躊躇いもなく、貼る。
>9 あなたはノワールのエロ画像を失ってしまった。だからそんな顔をするんですね・・・・・。
>10 どうして・・・・・・・・・・どうしてッ!?
>11 嘘つきぃッ!!
>12 ・・・・・・・・・・ノワール・・・・・。
>13-1000 私、
>>2ゲットできて幸せです。
SS神様のご光臨をお待ちしております
>1
乙カレイヤー
神様、宜しくお願い致しますです。
>1
乙です〜。
前スレ跡杏、よかったです!続きも期待してます。
できれば二人ともハッピーになってホスィ…。
>1乙
このスレについてきます
>1
乙です!
>1
乙
>1乙彼です
>1
乙華麗
そして>3-10サンも乙!!
即死回避用に、本番も無い3人関係を入れます。
前戯で長くなっちゃって、まだ本番まで書けてないんです。
ちゃんと最後までやってないんで、そういう中途半端なの嫌いな人とか、
この3人の組み合わせなんてありえない!とか思うな人はスルーよろしこ。
選んだのは、完全防音の音楽室。
可愛い彼女を、やわらかなベッドの上で愛してあげられない
のは残念だけど。
菊丸英二は、その可愛い彼女、竜崎桜乃の長いみつあみを
ひとつとって口付けた。
「いつも思うんだけど、どして桜乃ちゃんの髪はいい匂い
するにゃ〜?」
かなり恥ずかしがり屋の少女、桜乃は真っ赤になって、
そっと答える。
「わ、わかりませんっ。特に高いシャンプーとか使ってま
せんし、」
「んー、でもホントいい匂いだにゃー」
ほわんとした顔で菊丸は、みつあみにすりすりする。
その姿はほんとに猫のようだ。
「セ、センパイっ!」
仕草がかわいいのと、自分が恥ずかしいのとで、桜乃は思わず
声を上げてしまう。
その菊丸のすりすりは、髪から首筋に移った。
舌先でちょろっと舐める。途端に彼女から高い声が洩れる。
「ア・・・・菊丸先輩・・、」
「ここもいい匂いだー」
菊丸は彼女の甘い香りにうっとりしながら、器用に桜乃の
みつあみを解き梳いていった。
髪の香りがふわりと広がり、更に菊丸をいい気持にさせる。
そして先へ先へと急がせる。
「うにゃー、桜乃ちゃんかわいいよぉー」
舌を首筋から前へと滑らせる。
菊丸はついっと桜乃の顎を捉えると、唇を合わせた。
『まだ』浅い、それ。啄むように何度も何度も。
彼女の官能が小さな小さな火を点したら、今度は舌先で舐める。
「あ。・・・・・・・・菊・丸・・先、輩」
彼女の目の縁に艶が刷かれ、潤んだ瞳が切なげに訴えている。
菊丸はその目を知っていた。
ぞくぞくくる。
そして自分の中の男の欲が加速する。
−−たまんねえ
菊丸は知らず舌なめずりすると、笑った。
「勿論だよ、お姫様。その『お願い』叶えてあげるヨ!」
彼女の『お願い』に誘われるまま、桜乃の口中に舌を入れ
ると、桜乃は待ちかねたかの如く彼に絡ませ、それに応えた。
淫らな音が、一層桜乃を淫らに、そして欲を煽る。
恥ずかしがり屋で清純そのものな印象の桜乃は、万事その
通りなのだが、愛撫に対する反応は極めて正直だった。
まあ、それも自分『ら』で教え込んだ結果なのだけれど・・・・。
「桜乃ちゃん」
菊丸のパワフルな声とは対照的な静かな声が、彼女を呼んだ。
桜乃は溺れる情欲の目の隅で、その姿を捉える。
『彼』は、ずっと見ていた。
いつもと変わらない穏やかな表情の『彼』。
桜乃の『もうひとりの彼』。
菊丸は桜乃の頬にぴったり寄せたまま、そっちを見て言った。
「まず視姦からとはあいかーらず根暗だゾ」
「そうかな?」
「早く来ないと俺が桜乃ちゃん食べちゃうゾ、不二」
「それは困るな」
不二周助は全然困ってない様子でそう答えたが、そこから
動かなかった。
いつものことだ。
不二は、桜乃の姿を「見て」から動く。
だから菊丸はそんな不二の姿を無視して、桜乃の喉元に舌を
這わせた。
「あ・・・ん」
可愛い声が上がる。
菊丸の舌に胸と下半身がうずく。
そして・・・・。
不二の視線に震える。
菊丸の左手が、スカートの下に吸い込まれた。
「・・・・ん、・・ぁ・・センパい、」
すっと菊丸は彼女の耳に寄せた。
「ビショビショだよ」
「や、キクマルせんぱい・・・・」
「足、もっと広げて、」
何度も交わした間なのに、まだこんなに恥らう彼女が、かわ
いくてたまらない。
「さ・く・の」
菊丸の囁きに、桜乃は負けた。
恥ずかしそうに足を開く。
菊丸はするりと桜乃のパンティを抜くと、指先を花芯に入れた。
「あ、・・・あ。ィャ」
「んー、でもココはとってもよろこんでるみたいだけど?」
桜乃の耳に自分の中心から沸いている、クチュクチュとした
音が聞こえる。恥ずかしくてたまらない。
その恥ずかしさから逃れるような視線の先に−−−−−−−−
不二の姿があった。
彼独特の笑みと、絡みあう。
「いい音だね」
淡々とした調子が、桜乃を一層追い落とした。
同時に花芯の感度も上がり、蜜が溢れる。
「ああっ」
恥ずかしさのあまり、桜乃の目に真珠の珠が光る。
菊丸はそれを舌で掬って言った。
「かわいいよ、桜乃ちゃん。それじゃ、もっともっと恥ずか
しがってね」
彼の指が、花芯の小さな珠に触れた。
ビクンと彼女の体が引かれ、高い声が上がる。
ここは音楽室だ。どんなに啼いてもらっても、問題は無い。
菊丸の弄ぶ指先。
不二の淡々とした視線。
いやらしい音を一杯立てる、淫らな自分。
くちゃり、
「あぁーー」
くちゅり、
「・・ん、ふぅ」
じゅぶじゅぶ、
「あ、・・・・あん、ぃ」
クチュクチュ、
「っあ、・・・あ、、モ、」
そんな桜乃の耳に、菊丸の声をした悪魔の囁きが聞こえた。
「桜乃ちゃん、スカート持って」
桜乃は言われるまま、スカートの裾を両手で持ち上げた。
それがどういうことか、頭の隅ではぼんやりとは理解して
いるのだが、最早それはどうでもいいことにすぎなかった。
クスリ、とどこかで笑った音がした。
「ん、いいコだね桜乃ちゃん。イッテイイヨ」
既にまともな状態ではない桜乃は、促されるまま、
一声高く鳴いて、その身を菊丸に預けた。
「んー、すっげかわいかった、桜乃ちゃん!」
「あ・・・キクマルせんぱ、」
荒い吐息で桜乃は擦り寄る。
「・・・その、ホントに、ですか?」
「決まってんジャン! な、不二、」
「本当だよ、桜乃ちゃん。僕達が嘘をついたことあった?」
そう答えると、ようやく彼女の隣に来た。
ふるふると首を振る桜乃。
「デショ」
不二はそう言って、解かれずに残ったみつあみを持つと、
それにくちづけた。目だけを彼女に向ける。
「僕がいないと寂しい?」
桜乃は俯いて回答を避けた。
正直寂しい。だって好きだから。
でもそんなことを言うと、菊丸がヤキモチを焼くのだ。
それも特大の。けれど二人は、そんなことは当然察しすみ。
だから『遊び』で遣り合う。
「桜乃ちゃんは寂しいってさ、英二」
「ふーんだ。もう桜乃ちゃんにあーーーんなコトやこーー
んなコトしちゃったもんね」
不二はクスリと笑うと桜乃に問うた。
「あーーーんなコトやこーーんなコトだって。桜乃ちゃん、
覚えある?」
え、え? と彼女はうろたえた。
二人には「色々」されすぎて、何があーーーんなコトや
こーーんなコトなのか、思い当たることが多すぎて、桜乃
には即答できなかった。
「ホラ英二。桜乃ちゃん、覚えないってさ」
ぐむむぅと菊丸の顔が、ちょっと悔しそうになった。
微妙な空気が流れる。その時、
「あ、あのその。お二人とも止めてくださいっ」
桜乃が声を上げた。
「、そ、その。ちゃんと覚えます、から。だからっ」
菊丸と不二は、彼女の顔を見つめた。
そして同時に、桜乃の頬にキスをする。
「キミには敵わないな」
不二が舌を耳に差し入れて囁く。
「ホントにかわいいにゃー」
菊丸がセーラーの裾から手を差し入れて、可憐な胸に触れる。
桜乃の小さな口から、感じる吐息が洩れた。
菊丸は彼女の左手を、不二は右手をとって、それぞれ自分の
ズボンへと導いた。
「あ」
彼らの熱い欲望がズボン越しでも十分感じられ、桜乃の頬が
一層赤くなる。
「今度は僕らを、」
「気持ちよくしてくれるかにゃ?」
桜乃はこくんとうなずくと、菊丸と不二にキスをした。
「ふたりとも、大好き、です」
一応end;
==========================
お付き合いくださった方、ありがとうございます。
もっとさっぱり書きたいんですが、どうもついしつこく書いちゃうほうで。
エロの道はけわしいです。w
>1
遅くなったけど1さんもつかれー。
またーりリョ桜エロでも書きたいと思いますーヽ(´ー`)ノ
23 :
名無しさん@ピンキー:04/04/25 16:09 ID:m9V75BSS
>1
オツカレー。
>13
率先して投下乙!!
ガシガシ続こう!!
>>13 イイ!!
しつこさがエロ度を増幅してるとオモタ。
出来ればこの3人でのハジメテ物語とか
今回の続きとかもおながいしますハァハァ!!
では、13タンに続け!ということで、海堂×巴、行きます。
ただし、巴は出てきません。その代わりに乾が出張っています。しかも、行為らしきものもありません
中途半端がお嫌いな向きとゲームキャラダメな人はスルーよろしく。
春まだ浅い日曜日。海堂はいつものようにトレーニングに励んでいた。しかし、今日隣にいるのは、
ミクスドを組んでいる1年下の後輩ではなく――卒業した長身の先輩だった。
乾貞治。長身から繰り出される高速サーブとその卓越した理論、努力を惜しまない性格、それに収集しているデータの威力も相まって、
その実力は青学テニス部の中でも上位に入っていた。また、わけ隔てなく人と接するところから、下級生からの人望も厚い。
他人と壁を作りがちな海堂も、彼のことは信頼している。巴とのことも、いつの間にか知られていた。
また乾自身も、彼女のことを先輩としてかわいがっているように見えた。一人っ子の巴も、乾のことを兄のように思っている節がある。
――彼が、海堂とどんな会話を交わしているのか知らないまま。
「ねえ海堂、これ飲ませてみてよ」ニヤリ、と笑う。その両目は度の強いメガネの奥に隠れて見えないが、きっと細められていることだろう。
薄赤い、アセロラのジュースのような色の液体。匂いを嗅いで見る。甘い。爽やかと言っていい匂いだが、
……しばらく嗅いでいると頭の中が痺れたようになってくる。
「ああ、あんまり長い時間嗅がないほうがいいよ。ここでその気になられたら俺が困る」
「なんスか? これ」率直に聞いてみる。
「…海堂にとっては、嬉しいものじゃないかな」更に笑みが深くなる。まるでメフィストフェレスのようだ。
「『俺にとっては嬉しいもの』、スか?」
「ああ、もちろんトモエにとっても嬉しいものになると思うよ」
「…どういうことです?」
「好きな男に気持ちよくしてもらうのって、たぶん女の子にとっては嬉しいと思うよ」
「……先輩」
なんてことを言うのだ、この先輩は。海堂は嘆息した。
確かに、彼女に触れたいとは思う。しかし、一服盛ろうなどとは。……確かに、それもひとつの方法かもしれないとは思う。
しかし、そのことが巴にばれて嫌われることが何よりも恐ろしい。やっと……やっと、想いを伝えたばかりなのだから。
「大丈夫だよ」
海堂の考えを見透かしたような、乾の声。
「これは催淫剤だが快感を増幅する作用もある。記憶障害も出ない。……つまり、自分がよがり狂っているときの記憶がバッチリ残るわけだ」
それはどういうことか、と問う前に乾の声が続く。
「…だから薬が切れても、海堂に対する疑念より自己嫌悪の方が強く出ると思うよ、トモエの性格だとね」
「……だからって、こんなもん飲ませなくても……」
「海堂だって、手が出せなくて困ってるでしょ? あの子の天然バリヤーは強力だから」
なんでそのことを知っているのか。海堂は驚いた。と同時に乾がそのことを知っていることを至極当然とも思っていた。
この男には、隠し事は通用しないのだ。2年間一緒にいて、嫌と言うほど分かっていた。
「…こんなもんあいつに飲ませて、どうするんです?」
「どうなるか、見てみたいじゃないか」また、ニヤリと笑う。「あの子が、どんな風になるのか…」
ぞくり、と海堂は背筋に戦慄を覚えた。まさか、この人まで彼女を狙っているのか…!?
「ああ、勘違いしないでくれよ。トモエは俺にとってはそういうことの対象外だ。
…ただ、ああいう、まだ『子供の世界』に住んでいるような子がどういう風になるのか、見てみたいだけだ。協力してくれるな? 海堂」
ホ、と詰めていた息を吐く。少なくともこの人はこういうことで嘘を吐くような人間ではない。
…少なくとも、乾は競争相手ではないことがハッキリした。彼女に好意以上の感情を抱いている男は、意外なくらい多いのだ。
これ以上敵が増えるのは、さすがの海堂も勘弁してほしかった。…しかし、それと乾の申し出を受けるかどうかは別問題で。
「アンタには見せねえっス」
乾の申し出をきっぱりと拒否する。何が悲しくて何よりも大切な女の痴態を、恩のある先輩とは言え他の男に見せなければならないのか。
「まあそうだろうな。その答えは予想していたよ……じゃあ、はい、これ」
海堂は乾が手渡してきたものをまじまじと見つめた。ICレコーダーだ。
「先輩、これは…」
「せめて声ぐらい聞かせてくれてもいいだろう? 貴重な薬を提供するんだから。」
「……」
誰がその薬を使うと言ったのか。海堂はそう反論しようとした。しかし、先程までの乾との会話が、
彼の自制心を麻痺させてしまっていた。
…それに、毎夜毎夜想い浮かべている巴の肢体、その実物を見ることができるという期待が、彼の考えを黒く染めた。
「…飲ませれば、いいんですね?」
「ああ、飲ませてすぐに効果が出る。目の焦点が合わなくなったら効いているから。それと、会話は飲ませる前から取ってくれ。
どう変わるかはっきり知りたいからな」
この後予定があるから、と乾が立ち去った直後、海堂は携帯を取り出した。押し慣れた短縮番号を押す。
「はい、赤月です!」
「……俺だ」
なんて言おう、いつ飲まそう、そんな考えが思考を支配する中必死に言葉を探す。
「…お前、春休みの予定、どうなってる?」
あ、エロにならない。お粗末。
>>26 媚薬ネタキターーーー
エチィシチュが萌えますた。
>26
乙! 堪能した。
前スレの海堂巴ものの前日譚だよね。
この続きキボンだ。
>26
ときめいた・・・。
巴には観月というおかんが
おると思ってたのに・・・。
前スレもう見られないのか…。
33 :
25:04/04/28 23:51 ID:zdLOrsP8
楽しんでいただけたみたいでホッとしとります。
で、この後の展開も書きたいなーと思っているのですが、
……どうしよう、媚薬、飲ませた方がいい?
いや、媚薬飲ませてちょいダークではあるが甘甘エロエロな展開ってのも書きたいのですが、
あえて飲ませないでピュアにいくのもいいかなーとか、
巴が間違えて飲んじゃってあら大変、みたいなギャグっぽくするのもありかなーとかいろいろ考えてたら、
どうにも進まなくなってしまって……。
ここの住人の皆さんのご意見キボンです。
34 :
名無しさん@ピンキー:04/04/29 00:12 ID:JDT5brq4
飲ませ欲しいです。ダークな薫ちゃん、キボンヌ
それはぜひとも飲ませましょう
飲ませないで甘甘エロエロ
↓
薫「使わなくてよかった・・・」
↓
巴「はー喉渇いたー。コレ貰いますね」
二度美味しい・・・
>36
ワラタ(・∀・)イイ!!
飲ませてダークな展開も読みたいけど、そうするとハッピーエンドが遠のいちゃうような。
せっかくの両想い(なんだよね?)でそれはもったいないでしょう! ということで
飲ませてダーク+甘くエロくドロドロと
↓
巴ぐったり
↓
薫「俺はどうしてこんなことを・・・」薫猛省
↓
巴「・・・しかたのないひとだなあ。・・・先輩、大好き」
↓
薬が切れた状態で最初から、ピュアに甘甘エロエロで
>36にイピョーウ
>33
>36もオイシイ展開だけど、ここはダーク海堂が読みたいということで…
>38
ひとつ、濃いいのをおながいします
自作自演カコワルイw
そんなにえろえろえろーんなのが読みたいのなら、自分で書いて味噌
>41
まあまあ、マターリと。
雰囲気が悪くなると、SS職人さんたちも出て来辛くなっちまうからさー。
媚薬飲ませーのでダークなの、ぜひ読んでみたいんだけど、ちゃんとハッピーエンドにしてくだせえ。
辛い恋は…読んでて辛くなっちまうからよう。
ここのスレでは非日常的なシチュエーションの方が人気なのでしょうか。
自分はめちゃ普通の学生っぽいエロしか書けない…。
>>43 何が人気かというと「エロ」が人気なのでは?
普通の学生っぽいエロだって大歓迎ですよ
見たことないけど日吉×奈々子さんが好きだ
>45
『奈々子』なんてキャラはいないぞー
『菜々子』ならいるけど。
ファンサイトとかでも結構名前間違ってたりするよなー。
一番多いのは奈々子か?桃白とかも見た事あるなー。
桃白白みたいでワラタw
名前間違えは萎える。てか本当にそのキャラ好きなのかと小一時間(ry
>47
とりあえず話題変えたくて名前出しただけなんじゃないの?
ゲームキャラの話題が嫌でしかたがない人がいるみたいだね。
前スレからすでにその兆候があったけど。
(・∀・)ニヤニヤ
>47
自分が今まで見た最大のキャラ名間違い→高村
そんなキャラいたかとファンブックひっくり返して探しましたがな。
エロ神光臨待ちです。リョ菜々書きたい。
>50
高村…?誰だ。本気で解らない。
もしかして「河村」か…?下の名前と混ざったのか?
「菜々子」もよく間違われてるよね。好きだから悲しいよ…
50姐さん、ぜひ書いてくれ>リョ菜々。待ってます
>26-28の続き、書きあがりました。
とりあえず、今回は『ピュア!』にいきます。
ご注意
・海堂×巴です。海堂3年で部長、巴2年で一応両思いです。
・今回はキスのみですので、中途半端がお嫌いな向きとゲームキャラダメな人はスルーよろしく。
「うわあ、綺麗……! 今年は、桜が長く咲いてますね」
巴が満開の桜を見上げて、声を漏らす。
「……ああ」
そう答えはしたものの、海堂の目に映るのは、桜ではなく好きな女の姿だけ。
うららかな春の日差しの中、町外れの小さな公園に咲き誇る何本かの桜。その下に二人はいた。
「…しかし、良く見つけてきたな、こんな場所」
「海堂部長、人が多いところあんまり好きじゃないでしょう? だから、一生懸命調べたんですよ。
菜々子さんに教えてもらったりもしたし」
「……お前は、賑やかな方が良かったんじゃねぇのか?」
「賑やかなのは那美ちゃんたちと行ったお花見で、もう充分タンノーしました」巴の笑顔が苦笑に変わる。
先週の週末、巴は桜乃や朋香、それに那美といったメンバーでお花見に行ったのだが、朋香がリョーマも呼ぼうと騒ぐわ、
桜乃は酔客に絡まれるわ、那美は那美で缶チューハイをジュースと間違えて一気飲みした挙句に酔っ払って服を脱ぎ始めるわで
それはもう大変な騒ぎだったのだ。
それに…好きな人とのお花見なんだから静かなところで一緒にいたい。
――そう思って場所を選んだのだが、どうやら正解だったようだ―-。巴は胸の中で微笑んだ。
海堂の表情がいつもより穏やかだ。彼がここを気に入ってくれた証拠だ。
「おい、そろそろメシにしねぇか?」。
「そうですねー、お昼にしましょうか。今日は頑張ったんですよ!」
海堂が一番大きな桜の木の根元近くにシートを敷き、巴が持参した花見弁当を広げる。
「……すげぇな。これ全部お前が作ったのか?」
なんとも見事に整えられた花見の重。
料理が上手いという事はもちろん知っていたが、これほどまでとは。海堂は舌を巻いた。
「えへへへへへ。5時に起きて頑張っちゃいました。上手にできてるといいんですけど」
海堂のストレートな賞賛の言葉に、巴の顔が熱くなる。自分の料理はこれまでにも2度ほど海堂に食べてもらい、
そのつど誉めてもらっているので味に関しては心配ないはずなのだが、何しろ『両想い』になって初めての
『休日練習』ではない、『デート』だ。気合も入ろうというものだ。
「…うん、うめぇ」
「ホントですか? ……よかった」
ほっと胸を撫で下ろすしぐさをして、巴が悪戯っぽく笑う。その笑顔を見るだけで、心が、温かく柔らかい何かで満たされていくようだ。
……しかしその胸中に、熱く、どろどろとした塊――巴を、自分だけのものにしたい――という熱い欲望が隠れていることを海堂は自覚していた。
大切にしたい、とは思う。共に汗を流し、目標に向かって走っていきたいとも思う。この感情は決してウソではない。
しかし、抱き締めて、口付けて……融け合ってしまいたいと思う願望も、また本当のもので。
――しかも、彼は今、それを可能にする道具を手にしているのだ。
媚薬。
先日、乾から渡されたもの。さらに、快感を増幅する効果まであるという……。
「……はじめての時ってさ、女性はヨクないことが多いらしい。何しろ、肉体の一部を破損するわけだからね。……痛いんだそうだ。
そういう場合でも、このクスリを飲ませておけば大丈夫。全身の感覚が鋭敏になるから愛撫の効果が倍増する。
本来の薬効である『精神的な歯止め』を麻痺させる効果との相乗効果で、より素直に、与えるままに感じてくれるよ。
…それにもうひとつ、最初に強烈な快感を与えておいて、この感覚はお前しか与えることができないということを骨の髄まで擦り込んでおけば、
トモエはお前から離れられなくなるはずだ。…どうする?」
――彼女が、自分から決して離れていかなくなる――もし、本当にそうなってくれるのなら。
「……本当に、今が一番綺麗な時ですね……」
満開の、今が盛りと咲き誇る桜の花を見上げて、巴がうれしそうに言う。
「ああ……。後は散るだけだな……」
『後は散るだけ』自分で言っておきながら、その言葉が海堂の胸の奥に影を落とした。
自分と巴の関係を暗示しているかのようだ――今が一番親しくて、後は離れていくだけ――
飾らない性格の巴には、男女問わず多くの友人がいる。テニスにしろ、私的な部分にしろ、
自分よりも彼女にふさわしい相手がこの先出て来ないとは限らない。
そうなったら、潔く身を引きたいとは思う。彼女に、無様な姿だけは見せたくない。
……しかし、理性はそう覚悟を決めていても、感情はまるで正反対で。もし、そんな人間が現れたら、そいつを殺してしまうかもしれない。
さもなくば、巴を何所か自分しか知らないところに閉じ込めて……壊してしまうかもしれない、とすら思う。
たった一人の、大切な大切な女だから。
「部長?」
彼女の声が思考を遮る。「お口に合いませんでした?」
心配そうに覗き込んでくる。
「……なんでもねぇ。ちょっと…考え事だ。……うめぇよ」
「それなら、いいんですけど」
花弁が一枚、ひらひらと舞い降りてくる。
「……あー、いい天気だし、お腹もいっぱいだし、眠くなってきちゃいました〜……」
「…ケダモノみたいだぞ、お前」
「人間も動物の一種ですからね〜…ちょっと、寝かせてくださ〜い…」
「……ああ」
いっそのこと、二人が本当に獣であったなら。求めるままに彼女を抱いてしまえるのに。
そんな海堂の気も知らぬげに、傍らにころん、と横たわって巴は眠り始めた。…無防備な、赤ん坊のような寝顔。
その顔がふわ、と綻んだ
どんな夢を見ているのだろう。
その夢の中には自分はいるのだろうか。
その答えを求めて、眠る巴の顔を凝視する。
誘うように、僅かに開かれた唇を人差し指でなぞる。
丸くなって眠っている彼女の体に覆いかぶさり、艶やかな髪を指で梳く。
髪を掻き分け、うなじに唇をつけ、強く吸う。
彼女の白い肌に、赤い花弁のような痕がつけられる。――この少女が海堂のものであるという、所有の印が。
「……ん」
与えられた刺激に、巴が身じろぎをする。
しかし、そんなことにも構わず、うなじに口付けを繰り返す。
力が入っていない体を仰向けにし、改めて覆いかぶさる。
…そして、海堂の唇が巴の顔に触れた。
その滑らかな額に。柔らかい頬に。花びらが落ちるように触れるだけの口付けを繰り返す。
閉じられているまぶたにも、唇を落とす。胸の中の熱い感情がそう命じるままに、舌で睫毛を弄う。
まぶたの次は耳。独特の吐息を耳孔に吹き込む。
「……巴」
愛しいものの名前だけを繰り返し繰り返し囁きながら、耳朶を唇で、舌で蹂躙する。
すでに巴の寝顔は先程までの無垢なものではなく、男の唇による愛撫で色付き始めていて。
その表情は、海堂の熱をさらに煽るのに充分だった。
耳から首筋に唇を這わせる。
「は……ぁ」
巴の目蓋がピクリと動き、緩やかに目が開けられていく。
海堂は、唇で彼女を愛する行為を止め、ただじっと見詰めた。
「ぶ…ちょ…?」
巴の目の焦点が合い、海堂を捉える。その、自分の顔が映っている瞳を覗き込むようにして、海堂は巴の名を呼んだ。
「…部長?」
伝えたい事はそれこそ山のようにあるのに、こうして面と向かうと何も言えない。
その言葉の代わりになってくれればいい、そう願いながら、海堂は巴の唇に自分のそれを重ねた。
触れるだけの、ただ触れ合うだけの口付け。しかしそれは余りにも甘く、海堂の全身を貫いた。
一方、巴も夢うつつのままに与えられる官能に酔わされて意識を取り戻した途端、さらに与えられた唇に胸が張りさせけうで。
抵抗など思いもつかない。ただ海堂の熱に翻弄されていた。
何度も何度も触れ合っては離れて見詰め合い、また唇を合わせる。
最初は唇が触れるだけだった口付けは、だんだんと啄ばむようなものに変わっていった。小鳥がお互いの嘴を交わすようなキス。
その触れ合っている時間がだんだん長くなっていく……そして遂に、海堂の舌が巴の唇に触れた。
「!」
その途端、巴の躯に電流が走った。身を捩って海堂の腕から逃れようとする。
しかし、巴の上に覆いかぶさっている海堂の躯は、巴の躯を決して離すまいと抱きしめていて。
さらに、海堂の躯を押しのけようと試みた巴だったが、不思議なことに体に力が入らない。そして、
「……逃げんじゃねぇ」
海堂の一言が、巴の抵抗を封じた。
改めて、海堂は巴に口唇を寄せた。自分の唇で巴のそれを愛撫し……舌で唇を味わう。
巴の口が快感に耐えかねて開かれていく。その隙を逃さず、海堂は舌を巴の口内に入れた。
舌で歯列をなぞる。上顎を、頬の内側を舐める。そして…逃げようとする舌を捉え、自分の舌を絡ませる。
最初は、ただただ自分のキスに翻弄されていただけだった巴の舌が、おずおずと答えるように動き始める。
その幸福感は、もう喩えようもないもので。
巴もまた、目も眩むような陶酔の中にいた。
大好きな、本当に本当に大好きな人。あまり優しい言葉はかけてくれないけれど。人前では決してベタベタしてはくれないけれど。
ただその分、二人きりになったときの甘い優しさは、そういう扱いに慣れていない少女には恐いくらいで。
……今までは皮膚の上をなぞるようだったその優しさが、今日は躯の奥まで刷り込まれていくようで……少し、怖い。
でも、海堂が自分を愛しんでくれる、その喜びは恐怖心を打ち破るのに充分で。
巴の唇も、海堂のそれを積極的に愛し始めていた。
どれほどの時が過ぎたのか……二人は桜の木の下で抱き合ったまま寄り添っていた。
「……すまねぇ」
海堂が目を伏せ、そう呟く。その言葉を聞き、、巴は微笑んでかぶりを振った。
「何で、謝るんです?……わたしも、ずっとキスしたかったです、部長と」
その言葉に、はっと目を開ける。「……本当、か?」
「はい」巴がきっぱりと言い切り、ニコ、と微笑む。
その笑顔が愛しくて、抱き締める腕に力が入る。
「あ」
苦しいのか、と問う前に、腕の中の巴が自分の上の空間を見つめているのに気づく。
「…どうした?」
「部長、上…!」
折から吹き始めた夕風に、桜が一斉に散り始めたのだ。
「…花吹雪、ですね」
「ああ」
桜吹雪の下、離されまいというように固く固く抱きしめる。
「……部長、桜って、若葉も綺麗だし、紅葉もすっごく綺麗なんですよ」
突然何を言い出すのか、海堂は巴を改めて見詰めた。その怪訝そうな表情を見て、巴がクスリと笑う
「…だから、花が散っても、ずっと一緒にいてください、ね? 来年も、また、一緒に桜を見ましょう? 今度は…」
自分の不安に気づいていたのか、そう問おうとしたが、溢れる感情に胸が詰まり、言葉が出ない。
「…ああ、来年は、お前の田舎の花見って、どうだ?」
「お父さん、きっとビックリしちゃいます。彼氏連れて帰ってきたって」
「…馬鹿言ってんじゃ、ねえよ」
「『彼氏』じゃ、ないんですか?」
少し悲しそうに言う巴に、
「…その前に、いろいろしなきゃならないことがあるだろ」
「全国2連覇、とかですか?」
「…他にもあるんじゃねぇのか?」
「…ええ? 何だろう?」
本気で分かっていないらしい巴に先は長そうだ、と胸の中で溜息をつき、海堂は今までで一番深い口付けと共にこう告げた。
「……お前、覚悟しとけよ」
ああ終わった。やっぱり海堂でエロは難しい。
媚薬ですが、やっぱりジェラシーネタ、ですかね?
ゲーム中でもリョーマのことを結構しっかり気にしていたし。
そうとう焼きもち焼きなのではないかと。
60 :
名無しさん@ピンキー:04/05/07 10:15 ID:p1oOemhj
GJ! 甘甘ですな、(;´Д`)ハァハァ
で、薫ちゃんはまだ媚薬をキープしてるんだよね? どういう状況で使うのか、それも楽しみー。
あかん・・・。ピュアや・・・。
わしもエロばっかやなくてこんな
ピュアなやつ書きたい・・・。
>53-58
すげえ、切ない
惚れあってるのに、すげえ切なくてイイ!
一瞬、来る所を間違ったかとオモタ。
得ろ派炉だよなここ
何だよー甘甘じゃねーかよ!!
ふざんけんなよ!激しく萌えたじゃねーか…。
わかるわかるよー
致死量の萌え分が含まれてますから
保守ついでに御礼書き込み
楽しんでいただけた様でホッとしてます。
ちょっとピュアにしすぎたかなーと思っていたので過分のお褒めの言葉、痛み入ります。
次は、もうちょっとエロくしてみようかとおもっていますので、そのときも乞うご高評。
ピュアやないんや・・・。ピュアやないけど・・・。
投下する。
観月×巴なので、アンチゲームの人は
スルーよろしく。
67 :
名無しさん@ピンキー:04/05/16 01:08 ID:NSg+WM/B
「ん・・・。観月、さん・・・。」
「巴くん・・・。」
今夜も飽きずに、観月はじめと赤月巴は、観月の寮のベッドで恋人同士のコミュニケーションを行っていた。
先日まで巴が月のものだったもので、観月は一週間ほどおあずけを喰らった。その反動で、今夜は少し箍が外れている。
無論、観月が乱暴に巴を扱うわけもなく、箍の外れ方はこのようなものだった。
「巴くん・・・。可愛い。身体、やわらかい・・・。」
巴の体中の、いたるところにキスを落とす。くすぐったそうに、恥ずかしそうに巴は身をよじる。
「ん・・・。や、だ。くすぐったい・・・。む・・・。」
唇にも、甘くて深いキス。巴をとろかすためだけに存在するそのキスは、意図されたとおりに巴に作用する。
唇を離して巴を見れば、巴は黒く大きな瞳を恍惚でうるませていた。柔らかそうな桜色の唇から、切なげな吐息が漏れる。
それがまた、一層観月の雄を煽る。
「・・・可愛い・・・。一週間もきみを抱かずにいられたなんて、信じられませんよ。」
「・・・観月さんのばか・・・。」
巴はふてくされたようにそっぽを向いた。照れているだけだと解っている観月は笑みを深くし、巴の身体をまさぐっていく。
白いシーツにばら撒かれた巴の黒髪は、ますますシーツとともに乱れていく。その様子も、観月は一瞬たりとも
見逃さないというように凝視していた。
可愛い。こんな可愛い巴くんが、僕だけのものだなんて・・・。
一人の世界に入ってうっとりとしている観月。コートでもベッドでも、そういう変な癖が観月にはあった。しかし、巴は
一人の世界に旅立っていることなど構わず、観月に擦り寄っていく。自分とは違う低めの体温が心地いい。巴もまた、
観月を独り占めする快感に酔っていた。どこまでも、どこまでな二人である。
ふと、巴は自分の太ももに当たる固い感触に気付いた。ああ、そうか。巴は一人納得して、自分の身体を舌と唇で辿る観月を見た。
68 :
名無しさん@ピンキー:04/05/16 01:09 ID:NSg+WM/B
「ね、観月さん。」
「ん?・・・なんですか?プラナリアがどうして分裂するかは、聞かれても困りますよ。僕は文系なんですから。」
以前、コトの最中にそんなことを聞かれたので釘をさした。巴は首を横に振り、にっこりと笑った。天使の笑顔。
(に、観月には見えた。)赤い唇から、鈴の音のような声。
「ゴムどこですか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
天使の笑顔で、爆弾発言。観月は被爆した。
「ね、観月さん。ゴム。」
「・・・・・・・・・・・・・・・なんですか。急に。」
「急じゃないですよ。そろそろかと思って。」
「余計な気を使わなくてもいいんですよ。」
巴は頬を膨らませた。さっきまで女として乱れていた面影はなく、ただ、幼い。観月は頭を抱えた。
「何ですか。人が折角つけてあげようと思ったのに。」
「ええ、そうですか。それはどうも・・・・・・・・・・・・・・・って、今きみ、なんて言いました?」
「だから、ゴムつけてあげますって。」
またにっこりと微笑まれた。
つける。ゴムを。ゴムは、スキンで。明るい家族計画。だから、僕のアレに。そういえば、何でゴムの自動販売機は
あんなに古臭くてぼろぼろで不衛生を装っているのでしょうか。逆効果じゃないんですかね。
「って、本気ですか!?」
混乱を極めた赤い顔で、観月は叫んだ。
「な、なんですか?そんなにおかしいことなんですか?おかしいなぁ。本で読んだら悦んでくれるって書いて
あったのに・・・。」
「何読んでるんですかきみは。いえ、そんなことは後でいいです。と、とにかく、本気で言ってるんですか?」
「?はい。」
顔を真っ赤にして焦っている観月に、巴は不思議そうな眼差しを向けた。ゴムをつけてあげることって、そんなに
びっくりすることなんだろうか。観月以外の人としたことがないから、標準がどうなのかよくわからない。何せ、
お互い初めてだったのだし。でも、ゴムつけてあげるくらい、口でしてあげるより楽だと思う。だって飲まなくていいし。
巴の不思議そうな瞳に、やっぱり観月は焦るのだ。観月としては、口でしてもらうのとはまた違うような気がして嬉しい
ような恥ずかしいような、そんなことしてもらっていいのかどうかというなんだかごちゃごちゃした気持ちがあるのだ。
嬉しさ70%。その他30%といったところだが。
無論、嬉しさ70%がその他30%を消し去るのに時間はかからなかった。おずおずと巴にゴムを手渡す。
「では・・・その、よろしくおねがいします。」
「あ。こちらこそ。」
意味不明な会話の合間に、巴はゴムの封を切る。観月の足の間に割って入り、立ち上がりかけている観月のモノを
間近で見つめた。
「・・・じっくり見たことなかったですけど、こんななんですね。観月さんって。」
「女の子が、恥ずかしげもなく眺めるんじゃありません。は、早くしてください。」
微妙に恥ずかしそうな観月の声が、巴の羞恥心も呼ぶ。急に気恥ずかしくなって、巴はおずおずと観月のムスコに
ゴムをあてがった。自分の足の間に、巴の白い身体があり、股間に身を近づけているその姿は、観月を視覚的に
興奮させた。竿を持つ巴の手に、敏感に反応する。おもわず硬くなるそれに、巴は気がついただろうか。観月の先端に、
ゴムが入る―――かと思われた。巴が困った顔をして見上げてきた。
「・・・観月さん・・・。上手く入りません・・・。」
観月、ちょっと拍子抜け。
「何でですか。ちゃんと入りますよ。」
「だって、なんかぬるぬるするし、すべって入らない・・・」
「ぬるぬるするのはしょうがないです。だって久しぶりなんですから。嫌なら代わりなさい。」
観月の台詞に、巴がまた膨れた。
「やだ!入れます!!一度言ったからには、最後までやります!!」
何処までも男らしい。巴は強引にゴムに入れにかかった。観月のものをぎゅっと握る。
「わ!こら!!そんなとこ、そんなに強く握ったらだめです・・・っ!!うっ・・・!」
思わず感じた声を出してしまい、余計に恥ずかしくなる観月。しかし巴はそんな事に気付きもしない。
「だって!こうでもしなきゃ入らないです!!」
「そっ・・・そんなことしなくったって・・・入りますよ・・・!あっ!!こら!!そんなにひっぱったら、ゴムが破けますよ!!」
「観月さん!!動かないで下さい!!」
無理やり入れようとして、観月の一物をあちこち握ったりする。観月は自分の股間に走る耐え難い刺激を、なんとか
押さえ込んで巴の初体験に協力しようとした。しかし、やはり上手くいかない。観月の先端をぬらす欲望の液が、巴の
邪魔をするのだ。
「もー。観月さんのえっち!!何考えてるんですか!!」
「この状況でえっちもなにもないですよ!!ナニ考えてるに決まっているでしょう!!」
巴の逆切れに、流石の観月も切れ返す。
「もういいです!きみにまかせていたら、僕の方がどうにかなってしまいます。」
「ぶー。観月さん!我慢が足りないですよ!!」
「・・・そろそろいい加減にしないと、僕も怒りますよ。」
ようやく大人しくなった巴に背を向けて(見られるのが恥ずかしいらしい。)、観月は素早くゴムを取り付けた。流石に
鮮やかだ。誰にも自慢できないが。
「はい。もういいですよ。」
「・・・ごめんなさい・・・。上手く出来なくて。」
しょんぼりとしている巴。彼女は、ただ自分を悦ばせようとしていただけなのだ、と改めて思った。巴の乱れた黒髪の
頭を撫でる。
「・・・ありがとう。気持ちだけで十分ですよ。僕はいつもの巴くんで、十分満足してるんですから。」
「でも・・・。」
「何です?また誰かにへんな知識でも植え付けられたんですか?つけてあげると結婚できるとかいうおまじないだとか。
だったら必要ないと思いますが。」
最後の辺りが小声だ。巴は以前、木更津に余計なことを吹き込まれて信じ込んだ経歴がある。しかし、巴はそれを
否定した。
「今日は、ただあたしがしてあげたかっただけなんです・・・。だって、いっつも観月さんが色々してくれて、あたしは
なんにもしてないから・・・。」
コートでもベッドでも、観月の言うままだ。自分から観月には何もしていない。巴は、それがなんだか申し訳無いような、
寂しいような、そんな思いを抱いていたのだ。
観月は瞳を優しく細めた。どうして彼女は、いつもこんなに一生懸命で可愛いんだろう。
観月は巴の額に口付けた。
「いいんですよ。そんなこと・・・。僕は巴くんを抱けるだけで、すごく幸せなんですから・・・。」
「・・・本当に?」
「ええ。もちろんです。」
巴は、今度こそ、にっこりと天使の笑顔を観月に向けた。観月に抱きつく。
「えへへ。観月さん、大好き。」
「んふっ。僕もですよ。」
巴はしばらく観月に抱きついていたが、不意に観月の分身を握った。どきりとする観月。
「な、なんですか?」
「・・・つけてあげられなかったですけど、これならできるから・・・。」
そう言って、ゴム越しから観月のモノをなで上げる。ぞわりとした感覚が、腰から這い上がってきた。
「と、巴くん・・・。」
「これは、止めませんよね?」
で舐めると、巴は不思議そうな顔をした。
「・・・めろん味・・・?」
「あ・・・ああ。何でも、香料つきのゴムだそうで。慌てて買ったんで、適当に選んだんですけれど。」
寮生活は、秘密の時間を持とうとすると厳しい物がある。買い物など、絶対に生徒がいる近くの店になってしまう。
ゴムを購入した時、たまたまクラスメイトが通りかかり、慌てて会計を済ましたのだ。どんな物でも、機能さえ果たせば
いい。
「味つきのものが、市販されているというのは知っていましたが、コンビニでも買えるんですね。」
「へー。面白いですね。」
また、べろりと観月を舐める。まるであめを舐めるように無邪気で、観月は妙な背徳感にどきどきした。そんな観月の
内心も知らず、巴は観月のモノを前にして無邪気に笑った。
「ふふっ、おいしい。」
「・・・お、おいしい、ですか?」
「はい。これなら、そんなに苦しくないです。」
そう言って巴は観月の味を味わうように、舌で丁寧に形を辿っていった。薄いゴム越しに、巴の生暖かい舌の感触を
感じて、早くも巴の手の中で反応してしまう。それでなくても、自分のものを舐めて「おいしい」なんて、男のロマン
そのままなシチュエーションはない。観月でなくても、男なら興奮する。
「―――っ・・・めろん・・・好きなんですか・・・?」
「はい。あ、でも嫌いな食べ物の方が少ないですけど。」
上がる息を悟られないように話し掛けると、巴は観月を握ったまま笑顔で見上げてくる。その無邪気さと淫靡さの差が、
観月を興奮させる。
巴は、舌で辿るだけに飽きたのか、飴のように観月のものを口に含んだ。口の中でころころと転がすような所作に、
観月は声を殺すのを苦心した。
「ぅ・・・っ・・・歯を、立ててはだめですよ・・・。ゴム、破けてしまいますから・・・」
「ふちゅ・・・ん。ふぁひ・・・んぷ。ん、ん・・・。ちゅうっ・・・。」
巴は観月に言われたとおり、ゴムを破かないように丁寧に観月のものをしゃぶった。めろん味がお気に召したのか、
その様はいつもよりねっとりとしていて絡むようだ。自分にまとわりついてくる巴の舌の動きに、観月は荒い息を隠す事
が困難になってきていた。声も、荒い息のなか漏れる。
「ぅ・・・あ!は・・・。」
「ん、ちゅうっ。・・・ひもひいい?みひゅひぃひゃふ」
口に含んだまま、自分を上目遣いに見上げてはそう尋ねる巴の頭を、やさしくなでてやる。しかし、これ以上はもう、
耐えられない。
既に巴の口には収まりきらないほどの質量になったそれを、それでも巴は一生懸命に含んでいる様は、観月にこれ
以上我慢するという選択肢を与えなかった。
「・・・っ巴くん・・・!もう、僕はいいですから・・・!」
「ふ・・・?ん、もう、いいんですか?」
観月は巴の身体を自分から離して、いきなり巴の秘所に指を入れた。
「ひゃう!?な、何、するんですか・・・っ!!」
「・・・濡れてますよ。」
巴の秘所は、観月の愛撫を受けることなく蕩けていた。それを指摘されて、巴は恥ずかしそうに俯いた。
「僕のをいじっていて、感じてたんですか?」
「・・・・・・・・っ!み、観月さん・・・!ああっ!!」
観月は指を入れた密壷をかき回した。ぐちゅぐちゅという水音を立てながら、そこは滑らかに観月の指を受け入れた。
きゅっと自分の指に絡み付いてくる巴の様子に、観月は幾分いつもより余裕の無い笑顔を浮かべた。
「僕が、欲しかった?」
「・・・。」
「ねぇ、巴くん。正直に言って。僕が、欲しかった?」
「・・・。」
巴は、顔を真っ赤にして、そっぽを向いた。手を伸ばし、観月の身体に絡めて、自分の身体も観月に密着させた。
それだけで、観月の理性は遥彼方へ飛び去った。
巴が先ほどまで愛撫していたものを、巴の柔らかく溶けた秘所へためらいもなく挿入した。張り詰めた観月が、巴を
激しく貫く。
「ひゃああああっ!み、みづきさんっ!!ああんっ!!」
「っ!!巴くん!すごい!いいですよ!!」
観月は激しく腰を動かし、巴をさらに溶かしていく。ゴム越しとはいえ、ねっとりと絡み付いてくる巴のなかは気持ちが
いい。動くたびに襞が絡まり、きゅっと締め付けてくる。それが観月にとってどれだけの快楽なのか、巴は知る由もない。
「はぁん!や・・・観月さ、おっき・・・!すごいっ!!」
「きみが悪いんですよ。きみが、僕を挑発なんかするから。」
観月が弱い部分を貫く度、巴は甘くすすり泣いて観月を見つめてくる。たまらなく、愛しい。愛しさを感じるに比例して、
欲望が張り裂けるのを感じた。
「ん・・・も、イきますよ・・・!!」
「んぁっ・・・!!あ!観月さんっ!!」
巴の最奥を愛しさに任せて突き上げると、巴は一際甲高い声を上げて、観月とともに果てた。
数日後、早川 楓は女子寮の自分の部屋に入ると妙な出来事を見かけた。同室の赤月 巴が、コンビニで買ってきた
であろうバナナを机の上においてなにやらうなっているのだ。その光景があまりに異質で、バナナのとなりの乙女が
持つにはいささか恥ずかしい箱が置いてあった事に、早川は気付かない。
「何をやっているの。バナナとにらめっこするようになった?」
「うーん・・・楓ちゃん・・・。」
なにやら真剣に悩んでいそうな表情で見つめられて、早川はこれは何かあったのかと身構えたが、ならばバナナは
どうなのだと思う。巴の考える事なので、恐らく自分には思いも着かない馬鹿馬鹿しい悩みなのだろう。実際その通り
なのだが、早川は知るすべを失った。
巴は、早川に何かを言おうとして、やめた。巴らしからぬ賢明な判断だった。
「いい。何でもない。やっぱやめる。」
そう言って、またバナナとにらめっこし始めた。早川は限りなく胡散臭い表情をして、それでも何も言わなかった。
巴が観月にリベンジする日は、近い。(かもしれない。)
終わる。
あっ!しまった。タイトルいれるの忘れた!!
何度か下げ忘れもしたな!!
もうだめだ・・・。
キター!
お待ちしておりました!(;´Д`)ハァハァ
いつも萌えをありがとう・・神様。
笑いと萌えの共存、美味しく頂きましたーGJ!
こういう、明るく楽しいエチーを書きたいんだけど、どうもシリアスになってしまう…。
ほっしゅ
79 :
名無しさん@ピンキー:04/05/24 23:03 ID:kzI5b/AP
またも存続の危機か??
神の光臨待ちに雑談でも…。
じゃあ・・・彼女自慢が激しそうなキャラは?
エロパロ板らしからぬ質問だが・・・
>80
いや、いいんじゃない?
「雨夜の品定め」みたいで。
そうだなー、海堂なんかはめったに口に出さないが実はものすごくのろけてそうだ。
鳳。自慢するつもりもなくナチュラルに口に出してそうだ。
>82
不覚にも萌えた
エロを書くには女の子キャラがいるんだけど、この漫画、女性率低いもんねー。
アニメでは可愛い女の子がいっぱい(;´Д`)ハァハァ
アニメのオリジナルキャラでもいいのかなー
ぜひなるみたんおながいします(;´Д`)ハァハァ
いやむしろチョコレーツの5Pで
菜々子さんは駄目ですかね?綺麗なおねぇさん(;´∀`)ハァハァ
昨日、菜々子さんが南次郎にレイープされる夢を見たw
ぶっちゃけると、ここは男と女どっちが多いんだ?
男性向けエロの方が好まれるのかね?
92 :
名無しさん@ピンキー:04/05/29 20:26 ID:uasSnAP8
女の方が多いんでない?
無論どちら向けでもかまわないと思うけど。
94 :
イキンピ:04/05/30 18:09 ID:P+plvVm6
リョーマ、不二、菊丸の女体化エロの方がいいんじゃないか?
女体化も男×男の領域に入るのでやめとけってことに前スレでなってなかった?
>94
頼むからそれはやめてくれ〜
前スレの跡杏の続きを心待ちにしております。
ハッピーエンドで終るといいなぁ。
前スレもう読めない…。
跡杏とか千桜とか読みたい。
過去作品まとめサイト作っていいなら作るが・・・
神々の許しを得ずに作っていよいものか…
100 :
名無しさん@ピンキー:04/06/02 08:27 ID:N9e5HnXG
>>99 それは非常に嬉しい!
是非是非神々の同意をお願い致します。
という訳で一度ageます。
101 :
名無しさん@ピンキー:04/06/02 15:16 ID:f6PvGLon
ペ○スの王子様
103 :
99:04/06/02 23:39 ID:wCBqvcUe
過去ログ読み返してたら、結構SS大量で
しかも、初期は作品がクロスしてたり
タイムラグがあるので、整理に少し時間をクレ…
(;´Д`)ハァハァ しながら、仕事シマス
ネ申の許しが得られたら、どこぞの無料鯖にup予定
著作権放棄してないぞ” (*゚Д゚) ゴルァな神がいたら
カキコキボンヌ…
あ、漏れサイト作りはヘタレなので
ソース見て文句たれないでね…
104 :
99:04/06/02 23:41 ID:wCBqvcUe
IDがトイレだ…_| ̄|...○
>>103 まとめサイトに載せてもらう場合は著作権放棄しなきゃならないの?
著作権放棄はする必要ないだろう。転載許可するかしないかの話だよね
昨日のアニプリ観た。
杏タンの身を案じてしまう自分が居た 。゚(ノД`)アリャマワサレルゾ・・・。
立夏意案?
>>107 なにー後半のとこしか見てなかったので、
杏タン出てたトコ見てないのだよぅ。詳細キボンヌ。
>107
華村センセー組は、妙に顔がいいのが揃ってるような気がしましたー。
>109
選抜合宿のアシスタントとして1年生トリオの他に何故か桜乃・朋香・杏の姿が。
上は皆選抜のTシャツだったが個人的にはパンツルックだった杏ちゃんよりも
スカートの桜乃と朋ちゃんのほうがやばいと思ったが…。
ちょっと跡部が杏ちゃんに絡まんか期待してる。
>>99 全スレで跡杏書いた者です。
自サイトを持っていないので載せて頂けたら非常に嬉しいです。
他の方の作品も是非もう一度まとめで読みたい…。
昨日ビデオ撮りっぱぐれた…。
女の子の久々の出番だったというのに。
113 :
112:04/06/03 19:13 ID:BumU2xhj
全スレじゃねぇぇぇ!前スレです。
失礼。
>112
前スレ521神ですか!?
貴方の跡杏の続きを切実にお待ちしております!
115 :
99:04/06/03 20:36 ID:zq2DPSdd
著作権放棄って変だね。そうです、掲載許可…
許可をいただけない事には うpできないので
>112
跡杏ネ申さまですね!!
貴女の跡杏には、本当に萌えさせていただきました。
早速まとめてさせていただきます。
ありがとうございます。
皆様のSS、いつも楽しませていただいております。
前スレの海朋の長いやつ(「遠雷」)と、このスレ頭の菊丸桜乃不二書いたものです。
あんなんでもよろしかったら、まとめサイトへの掲載ドゾ。
また何か書けたら、やってきます。
前スレ328です。どうぞ、のっけてください。
自分でそのうち編集して本にしようかな
と思ってましたけど、変えたい部分あるし、
あの形のままなのは、やっぱりココだけ
になりそうなんで。
アニメ、華村先生。ミーティングの台詞が・・・。
「ここでは私の指示に従ってもらいます。
まず・・・
服を脱ぎなさい。」
と言い出すかと思った。(w
薄暗くていかがわしい雰囲気満載だ。
「イってよし」を使って何か書きたいけど、榊とカップリングできる相手が見つからない…。
神様のみなさん乙です
いつもありがとうございます
>118
激しく期待w
>117
ワロタ。華村せんせいイイ!(w
神様のみなさま、本当にありがとうございます・・
皆さんが絶賛されてる跡杏小説
早く読んで見たいです(´Д`*)ドキドキドキ
ここに来たのは最近なので前スレ見られず;;
もう読める事は無いんだろか。゚(゚´Д`゚)゜。とオモっていたので
神様降臨大感激です
アニメの杏ちゃんって結構、他校絡みがあるので
今回の展開を見たときに妄想が脳内から垂れ流し状態になりました(ゲハ
1年生集団(アシ)のなか1人だけ2年生ってとこもモエです
跡部か桐原となんか間違い起こしてくれんかな・・・。
てか、杏ちゃんがダビデと喋ればほぼ関東中の主要二年全てと絡みがあった事になるな。
123 :
99:04/06/04 19:27 ID:k4jr31rM
さっそくの許可ありがdございます。
作業にかかってます。
跡杏と菊桜と海朋先に作業させていただきます。
土曜日中にはupして、こちらでお知らせいたしますです。
━━━━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━(゚∀゚)━(。A。)━━━━!!!!
ではっ!
>99
おお!明日楽しみにしてます。
大変かと思いますがガンガレ!!
おお!
個人的には跡杏が楽しみっす。
不精な漏れが跡杏18禁小説書きたくなるくらい
萌えな組合わせなものだったので。
99さんがんがってくだされー。
神は光臨しませんか…。
最近少なめなリョーマ・桜乃ちゃんがらみも読みたい。
前スレで読んだ華村センセと桜乃の百合モノが良かった…。
もっと華村センセの話を読んでみたい。
128 :
99:04/06/06 16:38 ID:/snNVmHg
>>99 お疲れです!
作品がコンプリートできると(・∀・)イイ!
スレ投下物なので問題ないと思うけど、
良いか、を問うより載せないで欲しい、という神がいたら
名乗りをあげてもらう形でいいんじゃないだろうか?
さっそく逝ってきました。
なんかトップが(・∀・)イイ!!
99氏、乙!
>99
倉庫作成乙。
127なんだけど、自分前スレはログ持ってるので掲載は急がないよ。
どっちかいうと華村センセの新しい話が読みたいな、と言いたかっただけなのでw
前スレにいらっしゃったネ申はもちろん、他の方も投下お待ちしてます。
99氏、本当に申し訳ないが、
ネスケ4.7以前ではenterが見えない
そして入ってもそれぞれのリンクが使えない、です。
まあ、ジャバスク切れば入れるし、リンクも作動するし、
なにより使用者3%以下だろうから切り捨ててもいいかと……。
というわけで、古いネスケ者はジャバスク切って行くことをお薦め
133 :
99:04/06/06 22:44 ID:/snNVmHg
スマソ
>132
前にも書いたけど、漏れサイト作成はヘタレなので
あれは、テンプレ使用なのだ、ネスケの方の事は考えてなかった
ネスケどころか operaでも入れないかもだね…
善処します。
前スレ投下話は、出来たら全部網羅したいので
1話ごとに、まとめ中。
ただヘタレながらも、自分もサイト持ちだったりするので
更新は亀で・・・ご了承いただきたい。
99さん、お疲れ様でした!
跡杏を再び読めて嬉しいです。
ありがとうございました。
99さん乙です。
作ってもらってこんなこと言うのはあれなんですが
塩ってアダルト禁止じゃなかったですか?
もし確認済みでしたらすみません。
今日のアニメ見て合宿所がどんな事になっちゃってんのか妄想中。
(;´Д`)ハァハァ タマラン
たまらん合宿
アニメの合宿
あえて下ジャージの杏ちゃんにハァハァ(´Д`*)ハァハァ
華村×杏とか見てみたい。
禿げしく百合風味もイイかもとオモてしまた。
アニプリ。
女の子がいっぱい出てて嬉しかったw
ビデオ撮ればよかったと激しく後悔。
女の子二人が登場して画面いっぱいに写った時萌えた。
可愛いな〜。
杏ちゃんと桜乃ちゃんが神尾を下から見上げた時の顔がタマラン。
最近神の光臨がなくて寂しい…。
こんなにおいしい状況なので誰か投下してくだちい。
次回のアニプリの展開からして
切原×杏も見てみたいなとw
自分はアニプリの「切原さん!その怪我どうしたんですか?」
って桜乃が言ってたそれだけで切原×桜乃を妄想してしまったよ…。
次回のアニプリで色々と絡みがあるといいなぁ…女の子組。
>>142 自分も切原×桜乃を妄想してしまいました。
思えば桜乃ちゃんと他校生が会話なんて初めてだから興奮したよ。
144 :
名無しさん@ピンキー:04/06/15 22:08 ID:8HI12RN0
明日はアニプリage
神光臨もなく寂しいので萌えシチュでも吐きます。
後ろから抱きすくめエッチ萌え。
跡杏でやって欲しい。
アニプリ来ましたね!
切原×杏きぼーん
今日の杏ちゃん、すごく可哀想でいたたまれなかったです。
>146
禿同。
こんな時こそ明るい杏ちゃん絡みのエチーを読みたい。
ア、ア、ア・・・アニメ見た。
杏ちゃんが可愛くて可哀想で可愛くて、TVの前で
悶え萌えシヌかとオモたよ。
ハァハァ(*´Д`*)お風呂シーン(女の子の)とかあるといいな。
お風呂上りで頬がほんのり染まってる杏ちゃんを
跡部襲え!
いつも男勝りの杏ちゃんが、女の子だった。
自分は昨日のアニプリ観て、榊太郎×桜乃かと思ってしまった。
どうせ絡むならリョーマとか千石と絡んで欲しい。
久々にアニプリのリョ桜が見たい。
>150
同志!>榊桜
あのシーンを見て、
「桜乃危ない! 逃げて逃げて〜」
と思ってしまった(;´Д`)ハァハァ
榊が桜乃ちゃんを「桜乃君・・」とか呼んでたら萌え。
アニプリ合宿編は男キャラと女の子キャラの絡みが多くていいなぁ・・・
ここの住人に萌えシチュ提供しまくってますな。>アニメ。
誰か合宿編でぜひ!
榊と桜乃はエロかったね。
杏ちゃんを泣かす神尾にも萌え
155 :
名無しさん@ピンキー:04/06/18 02:55 ID:N6SwhIof
大阪の有効求人倍率0.79
東京の有効求人倍率0.63
名古屋の有効求人倍率1.33 ←さすがは名古屋人!イヨッ、トヨタのお膝元!
杏ちゃんを巡って争う切原vs神尾、とか
↑
そこにゴーインに絡めよ跡部!
>156
イイ!マジ(・∀・)イイ!!
激しくきぼーん
2年生'sはみな、杏萌えかよ…。
参戦しろ!長太郎・海堂・伊武
_| ̄|○ 何とかの逆ハーみたいだ…スマン前言撤回
ダビデ、裕太もお忘れなくw
160 :
名無しさん@ピンキー:04/06/21 17:44 ID:eJNDcxYO
榊×華村もいけそうだな
うーんアダルト〜
>158-159
面白そう。タメってところがまた萌える。
杏好きにはたまらん
良いよ合宿編イイ(´Д`*)!!アニメ最高
このまま突っ走ってくれ。
>161
榊×華村でも、華村×榊でもイケそうだなー。
アニメで絡んだ時あまりのエロさにびっくりした<榊華村
普通の会話なのにw
榊×華村エロイねぇ。(;´Д`)ハァハァ
他に華村センセと絡ませるなら誰がいいなと思いますか?
跡部+忍足で3P
2人がかりで屈服させようとしたが返り討ちにあっちゃう所詮は中学生(;´Д`)ハァハァw
> 167
ハァハァ(*´Д`*)
禿げしく見たい
華村×榊と見せかけ榊×華村
峰富士子の如く妖艶に誘うが、やはり榊の方が
一枚上手(年の功)で、いつの間にか立場逆転。て話キボン
そしてそれを覗き見ている中学生s(´Д`*)ハァハァ
華村は大人だけど、榊から見たらまだまだ青いなって感じがイイ。
葵は青い……プッ
これ華村先生でもいけるなw
跡部と真田を止めにはいる華村先生萌え(´Д`*)ハァハァ
怒った先生もたまらんw
今日のアニプリは榊×華村?
木更津兄弟もいけそうだな(´Д`*)ハァハァ
木更津兄弟が夜間練習から引き上げる途中、
バスルームを覗いたらお風呂プレイ真っ最中の榊×華村に出くわしてしまってあらビックリ
「「す、すみません!」」とあわてて立ち去ろうとしたが、榊に
「見学していけ」といわれて観戦する羽目になっちゃうとか(;´Д`)ハァハァ
「二人とも、いらっしゃい♥(ニッコリ)」と華村に誘われ、クラッと来てしまって結局4Pとか(;´Д`)ハァハァ
アニメの合宿話とS&Tシリーズの設定を混ぜた話が浮かんじゃってしょうがない。
(男子選手のみ日米親善試合に向けての選抜合宿・桜乃・杏ちゃん以外の各校の女子ミクスド選手はお留守番)
千石さんのことが心配でたまらない山吹のメガネッ娘や、
樺地くんのところにこっそり遊びに来る鳥取さん話が書きたくって仕方がないんだけど…需要、あるかな…
>174
ノ 速やかに投下キボンヌ。
ノ メガネっこや鳥取さんは見たことないからぜひ見たい。
と、鳥取サン? 梨しか思い浮かばない…
ノ 山吹メガネっ子スキーなのでぜひキボン。
>174
その設定、使わせてもらっていい?
いや、マジで目から鱗が落ちた感じ。
ボランティア組に嫉妬したり、
彼氏彼女になってる設定で、会えなくて悶々としている男側が
自慰行為に励んでたり、いろいろ作れそうだ(;´Д`)ハァハァ
合宿ってお風呂どうなってんだろ。
やっぱ大浴場かな。
男女交代制だったら時間間違えて入るってネタいけそう。(;´Д`)ハァハァ
181 :
174:04/07/02 23:22 ID:SAzfhWLJ
あ、結構需要ありそうですね。
では、ぼちぼち書いていきます。
たぶん最初は恋するメガネっ娘の話になるかと。
>179
ぜ、ぜひ! お願いします。
S&T設定がお嫌いな向きには申し訳ないのですが、
萌えが収まらんのですよ(*´Д`*)ハァハァ
>174,179
イイ!!漏れも書こうかな・・・。
ゲームマンセーとしては、アニメの設定は
活かしたくてしょうがない。
名前覚えてないけど
S&T2の立海の、背が高くて厳格そうなコが好き。
切原か真田か柳によって、あの高そうなプライドが崩れてくのが見たいハァハァ(*´Д`*)ハァハァ
185 :
天空:04/07/12 17:22 ID:GTTEIye4
早く!王子とケビンの試合見たいですな♪
一瞬キン肉マソスレに誤爆したのかと
>183
原涼香さんですな。
身長182cmの大型選手だが、当人はその身長と低い声がコンプレックスになってるという設定が萌え。
真田副部長が好き。ミクスドのパートナーは切原です。
前スレの真田×原をもう一度読みたい。
漏れは観巴が見たいよ
海朋が見たい
観月巴神の作品はどれも萌え。
あと、跡杏神と海堂巴神。
また降臨してくれろ、待ってるから。
>191
ドゥイー。観月×巴神、お待ちしております。
リョ朋が読みた〜い
絶対メールアドレスぐらい交換してるよな>榊×華村
合宿では華村先生に(;´Д`)ハァハァしまくったな。
もう出ないのか・・・。
その分ここで(;´Д`)ハァハァすべし。
いや、アニメでヤッてる時はそれを堪能するので精一杯で、
エロ妄想がまとまらなかったですよ(;´Д`)ハァハァ
ゲームと絡めての妄想、など、ここで教えてもらった新しい愉しみもあるしw
これからじっくりまとめて投下しますです
199 :
ひま:04/07/26 00:52 ID:+bj1RPSg
前スレ382です。コテは嫌でしたが、前スレ
何番とか面倒なんで。
どうも嬉しいことに観月巴とか真田原とか
受け入れてもらってる人もいるみたいで
嬉しいです。
現在ひっじょーに原稿のほうが忙しいので
また作品が出来次第投下したいです。
なのでネタのリクエスト受付中。
・・・ラブホネタか風邪ネタかと色々思案
しとります。
>199
がんがってください。
投下、待ってます
ラブホネタも風邪ネタもどっちも読んでみたいです。
合宿も終わってしまいましたが、双子×華村とか需要ありますか…?
203 :
名無しさん@ピンキー:04/07/29 14:11 ID:vJoZDzbi
昨日のアニプリで塚桜萌え
神の光臨はありませんかぁ・・・!
ショボン。
ほっしゅそういちろう
206 :
名無しさん@ピンキー:04/08/05 23:39 ID:cp7PhlJP
age
hosyu
208 :
ひま:04/08/17 23:43 ID:KKuNtckx
観月×巴です。
苦手な方はスループリーズ。
「これはね、好きな人にキスしないと気がすまなくなる薬なの。」
ある朝、教室に行くと、同級生の女子生徒が早川楓に唐突に説明し始めた。しらっとした視線を向けながらも、
一応話を促す。
「・・・それで?」
「これを好きな相手に飲ませると、相手の好きな人がわかる!・・・かもしれない。」
「馬鹿馬鹿しい。」
早川は軽蔑の眼差しを女生徒に向けて、自分の席へ座った。しつこくも追ってきた女生徒は不満そうに頬を膨らませた。
「興味ない?」
「ないわよ。大体、そんな薬で好きな人がわかったとして、自分じゃなかったら普通に知るよりショックじゃない。キスしに
行くんでしょう?」
「そりゃまぁ、そうだけど。でも自分のことが好きなら自分にキスしにきてくれるじゃない。」
「それだけ自分に自信がある人は、薬になんて頼ったりしないでしょうね。」
冷静に言われて、女生徒はあきれたようにふてくされた。
「もう。楓さんには好きな人はいないの?」
「いない。いたとしても、薬になんか頼らないわよ。・・・そもそも、そんな妖しい薬、どこから手に入れたのよ。」
「ネットで。でも自分じゃ使いたくなくて。そもそも、本当に効くのかしら?」
「だから他人で試そうって?友達いなくなるわよ。」
溜息を吐く早川。その時教室の扉が、がらがらと大きな音と共に開いた。
「おっはよー!あ、楓ちゃん、先に行くなら行くって言ってくれればいいのにー!」
騒々しく入ってきたのは、他クラスで早川の寮での同室、赤月 巴だった。どうも先に登校した早川を探しにわざわざ
このクラスまで来たらしい。
「何?どうしたの。」
「うん、今日のクラブのことで。」
ふと早川は巴の顔を見た。注意深く見ないと判らないが、毎日見ている顔。大きな黒い目が、わずかだが潤んでいる。
血色の良い顔色が、いつもよりほんのり赤い。一番気になったのが、声。いつもの少女特有の甲高い声より、少し低く
かすれている。
「風邪?」
「あ、うん。ちょっと喉やられたみたい。せきとかたまにでたりするの。」
「気をつけなさいよ。また観月さんに怒られても知らないから。」
彼女の付き合っている男は、非常に過保護でおせっかいだ。彼女の無茶や失敗を叱るのも全て彼の仕事。・・・と早川は
思ってはいるが、実際は早川だって巴のおせっかいを焼いたり叱ったり、彼女と関わると忙しい。ある少女に関する事以外、
早川は冷静だが、巴についてはよく構っている。
「それで?クラブのことで話って。」
「あ、うん。今日はレギュラーは男子と一緒に練習って、観月さんが言ってたから。」
「そう。わかったわ。」
それだけ話すと、予鈴のチャイムが鳴ってしまったので、巴は自分の教室へと慌てて帰っていった。その途中で例の
女生徒が巴を呼び止めて何かを手渡したのだが、それには早川は気付かなかった。
昼休みも終わろうとしている時刻。観月はじめは校舎を移動中だった。行き先は更衣室。体育は嫌いではないが、
昼休みを使って次の授業の準備をするのは面倒だ、と観月は思っている。理由は勿論、彼女と会えないから。貴重な
逢瀬のひと時を邪魔されているのだ。むしろ腹立たしくもある。
ふと視線を上げると、偶然にも観月のかわいい恋人、赤月 巴を見かけた。怜悧な顔に、薄っすらと笑みが広がる。
「巴くん。」
呼びかけると、大きな瞳をこちらに向けて走り寄ってくる。まるで主人を慕う犬のようだと、いつも思う。いつもと同じように
豪快に走りよってきて、笑顔を向ける―――と観月は思っていた。
「観月さん!」
叫んで、跳躍。細い身体が、観月の腕の中に飛び込んでくる。きゅっと抱きしめてくる力は、恐らく日本平均女性より
かなり強め。観月は力的な理由もあり、息を詰めた。
「ぐっ・・・!?と、巴くん?どうしたんですか!?」
いきなり抱きつく事自体は、そう珍しい事ではないが、一応巴も年頃の少女。学校ではそうおおっぴらにいちゃいちゃ
したりはしない。・・・していないと思っているのは実は本人たちだけであるが。ともかく、学校という公の場の廊下で抱きつく
とは、一体巴に何があったのだろうか。
「巴くん・・・?」
顔を覗き込むと、うっすらと桃色に染まった頬をあげて、潤んだ大きな瞳で見上げてくる。さくらんぼの色をした唇が、
いつもより低くかすれた、甘い声で観月に告げた。
「ちゅうしてください。」
「・・・え?」
「観月さん、ちゅうしてください。」
抱きついて、おねだりされた。かわいくて、思わず叶えてあげたくなったが、踏みとどまった。なぜなら。
「・・・ここで、ですか?」
学校の、廊下で。さっきの巴の発言を聴いて、振り返ってこちらを見る生徒も何人かいる。視線で威嚇しておいて、再度巴を見ると、やはり潤んだ目でこちらを見上げてささやき続けていた。
「ちゅうして。観月さん。」
「と、巴くん?どうしたって言うんですか?・・・って。こら!」
言っている間に、巴は背伸びをして観月の頬や首筋にキスをしてくる。かなりきわどく唇に接近してくるキスだ。本音は
嬉しいが、学校で生徒の見ている中というのは、流石に観月も恥ずかしい。なにより、自分だって滅多に見ることのできない
おねだりしてくる巴を他人に見られるのが、一番腹が立つ。
観月は巴の手をとって、慌てて近くの教室に入った。入ってみると、そこは社会科準備室で、いわゆる地図だの
地球儀だのの教材の倉庫だった。ここなら当分人は入ってこないだろうと、観月は安堵した。改めて巴と向きなおる。
「巴くん?一体どうしたっていうんです。突然・・・その、キスして欲しい、なんて・・・」
巴は一瞬、悲しげに瞳を揺るがせた。あの巴が、悲しげに、である。観月は思わずどぎまぎしてしまう。
「と、巴くん・・・?」
「嫌、ですか?」
「え・・・?」
「嫌なんでしょう。あたしとちゅうするの。」
儚げに言われて、観月はさらに動揺した。
嫌なわけがない。むしろこんな場所でなければ、彼女のほうがもう嫌だというほどキスしたいくらいだ。デートの途中
だって、こんな潤んだ瞳で見つめてくる事なんてないのに。
「嫌なわけがないでしょう?でも、ほら。ここは学校ですから・・・」
「ここであたしとちゅうするのは、嫌ってことですか?」
「・・・だから、嫌じゃないんです。」
ここでなかったら。そう、寮の自分の部屋なら。キスといわずに、色々してあげることだってできる。色々。まぁ、色々。
一瞬、やましいことを想像した気まずさから、咳払いを一つ。それから優しく、諭すように巴に告げた。
「寮に帰ったら、いくらでもキスしてあげますから。ね?だから教室に帰りなさい。」
「嫌。ここでして。」
巴は意外に頑固にそう言い張って、観月の身体を壁に追い詰めた。首に腕を回して、なおも頬に唇を寄せてくる。
柔らかな唇が頬に吸い付く度に、甘い香りのする唇に吸い付きたい欲求に駆られてしまう。
ここは、学校で。まだ、午後の授業がある。こんなところで・・・。
そう思う反面、こうも思う。
キス、くらいなら・・・。キスだけなら、構わないかもしれない。
これだけねだるほど欲しいのなら、いくらでもあげたい。校内でキスをするカップルが相当数いることぐらい、観月だって
知っている。いつもそれを見ては常識がない、分別がないと嫌悪していたが、いざ自分にお株がまわってくると、構わない
ような気がしてきた。迷う中、遠くで午後の授業の始まりのチャイムが鳴った。もう、授業は遅刻だ。
キス、だけなら・・・。
チャイムに後押しされ、とうとう巴の誘惑に負けた観月は、巴の細腰に手を当てた。
「・・・わかりましたよ。・・・しましょう。キス。」
「・・・ほんとに?嫌じゃない?」
「ええ。・・・キスだけ、ね。」
すると巴は嬉しそうに微笑んで、観月に唇を重ねた。口付けると同時に、観月の口内に舌が侵入してきた。観月が驚く
ほどの、深くて激しいキス。歯茎をなぞり、観月の舌と舌と絡ませては、吸い付き、甘噛みし、柔らかな内壁を貪る。観月が
離れようとしては追ってくる、貪欲な口付けだった。
「・・・ッ!!んぅ・・・っ あ、んむ・・・!」
酸欠状態に陥る感覚。柔らかな唇と、自分の口内をもてあそぶ舌の感触が、とてつもなく甘い。自分の胸に押し付けて
くる柔らかいものの正体が、彼女の豊満な胸である事はとうに判りきっている。わざとなのか、無意識なのか、ぐいぐいと
その柔らかいものを押し付けてくる。
「・・・ん・・・ふ・・・っ」
甘い声が吐息の中に混じっているのを聞く。それだけで、自分の中の何かが動き出してしまいそうな気がした。
「・・・っあ!はぁっ、はぁっ・・・んっぅ!!」
一端離れた唇だったが、息を整える間もなく、巴は追撃してくる。思わずそれに応えてしまう観月。唇を舐められ、
また口内を蹂躙される感覚。愛しい彼女が、自分を求めている感覚。頭の中が、とろけてしまいそうだった。
・・・もっと、欲しい・・・
細い腰に手を回して抱き寄せれば、胸がさらに密着してくる。これから先が、欲しくてたまらない。
だめ、だろうか・・・。彼女はキスして欲しい、と言っただけで。だから、学校でこれ以上しては・・・。でも・・・、欲しい。
蕩けた脳内では、巴のキスの熱さは、それ以上への前戯にしか感じられない。背筋からぞくぞくと腰に痺れが走る。
ほんの少し。少し触ってみて、嫌がったら止めればいい。
ほとんど自分だけの言い訳をして、観月は巴のキスに応えながら、遠慮勝ちに巴の腰から太ももに手を滑らせた。茶色の
スカートを少しめくり上げて、白く柔らかな太ももに触れる。内股へまで手をもぐらせて、足の付け根へ指を少し這わせる。
すると、今まで目を閉じていた巴が、薄っすらと目をあけた。潤んだ瞳は自分を見つめていたが、嫌がる様子も、口付けを
止める気配もない。
続けても、いいだろうか。
もう、我慢など出来そうにもない。
ブレザーは乱れ、ブラウスのボタンは下の数個を残して外されている。白いブラウスのはだけた部分から覗くのは、
ピンクのレース地の下着。しかしその下着さえもずらされ、白い乳房が溢れるように飛び出していた。息が荒く、胸が上下
するたびに揺れるその白くやわらかな果実の頂は、つんと立っていて見るものを興奮させる。そのまま視線を下ろすと、
床に散らばったスカートのプリーツから伸びる白い足が見えた。片足の先のほうに、白い布がくしゃくしゃになってまとわり
ついている。イエス=キリストの加護を受けるための控えめな茶色の制服は、みだらな付属物になっていた。
巴が気付いたら、そうなっていたのだ。
「・・・。」
あれ?あたしなんでこんな事になってるのかな?
昼間、早川の友人に分けてもらった風邪薬を飲んだ。ご飯の後に食べないと、胃が荒れるから。だから食事の後に飲ん
だ。それから、何故かすごく観月に会いたくなった。だから会いに行った。会ったら、すごくキスしたくなって、この教室に
入って、キスをした。
あれ。ちゃんと覚えてる。
キスして、その気になった。その事実しか残らない。でも。
「あああああああの、観月さん?ここ、ここ学校・・・!!」
慌ててのしかかってくる観月を止めようとするが、観月は止める気配も見せず、機嫌よさそうに笑った。
「ここで、してほしいんでしょう・・・?さっき、寮では嫌だと言ったじゃないですか。」
「そ、それはキスの話でしょう!」
しかも、何でそんなことを言ってしまったのか、巴自身よくわからない。ただ、もう観月はヤル気満々だというのはわかる。
止める気なんて微塵もなさそうだ。巴の胸を片手でもみしだき、淡く色付く頂を口に含む。
「んっ・・・!やだ、観月さんっ・・・!」
「急に嫌だなんて、どうしたんですか?今までその気だったじゃないですか。」
そういわれると、そうなのだけど。でも、どうして学校でその気になったのかわからないし。ここ、学校だし。
「いつも、学校ではこんなことしなかったじゃないですかっ・・・!」
「あんなきみを見せられて、黙って授業に行けるほど、僕は大人じゃないですよ。誘ったのは、きみでしょう?」
「っあんっ!!」
強く頂を吸われて、巴は思わず感じた声を出してしまう。
「ほら。感じてる。身体は嫌がってないみたいですね。」
「んっ・・・観月・・・さん・・・っ」
執拗に胸を攻めてくる観月の舌が、気持ちよくてならない。キスをしていたときの昂揚感が甦ってくる。観月が巴の膝を
割って、身体を入れてくる。こうなると、もう抵抗もできない。胸を舐めていた舌が、巴の唇を舐め、口内に入り込んできた。
「は・・・ぅっ・・・」
「ん・・・、ともえ・・・」
何度も角度を変えて口付ける間に、観月はネクタイを緩めた。息苦しくて、仕方ない。
「ン・・・観月さんっ・・・!は、恥ずかしいっ・・・!やだっ・・・!」
「服、ちゃんと着ているでしょう?」
着ているから、余計に恥ずかしい。
茶色の制服は、普段から禁欲的で、白い身体が際立つように思う。ブラもくっつたままで、胸だけがこぼれているこの状態は、
確かに観月を退けようとしても逆効果だろう。それくらい、巴にだってわかる。制服を着ているのに、裸同然。その事実は、
巴の羞恥心を十分に刺激した。そのうち、観月が腰を巴に押し付けてきた。布越しに伝わる熱さに、巴の羞恥心は限界だ。
知らず、涙をこぼした。
「み、観月さんっ・・・!も、だめですっ・・・!いや・・・。」
「そうですか?じゃあ、この揺れている腰は何?」
巴の腰は、観月の腰と擦れるように揺れていた。無意識のこの行為に、巴は真っ赤になった。しかも、直接触れないように
観月が微妙な距離を置くので、1人で腰を振っているようにしか見えない。
「制服着て、学校で欲情して、1人でどうしようっていうんですか?」
「あっ・・・!ち、違います・・・!これはっ・・・」
「恥ずかしいコですね。」
観月は巴の膝を大きく割って、スカートの中を覗き込んだ。
「んふ・・・大分感じてるみたいですね。すごく濡れてますよ?一度も触ってないのに・・・。」
「やですっ・・・てば・・・!見ないでっ・・・!」
巴の秘所は、濡れて光っていた。口付けと胸への愛撫だけでこうなったと素直に言ったら、観月はますます嬉しそうな
顔をするのだろう。
「いいんですか?このまま嫌がっていて。大人しくしたほうが、きっと気持ちよくなれますよ?」
まぁ、暴れても気持ちよくなれますけれど。
耳元で囁かれて、とうとう巴は観念した。これはもう、自分が何をいっても止めないだろう。だったら―――気持ちよく、
なろうかな。そう考えたのは、きっと巴も、もう限界だったから。
「・・・観月さん・・・」
「何です?」
「・・・ちゅうしてください。」
巴が上目遣いにそう言うと、観月は嬉しそうに笑って、巴に熱い口付けをした。そのまま巴のスカートに手を入れて、
秘所に指を差し込む。
「んんっ・・・!」
「すごい・・・一気に入ってしまいますよ・・・」
興奮して上擦った声で観月が言う。巴は、自分の中で蠢く指に、早くも意識を奪われていた。
「あぁんっ・・・!や、もっ・・・!もっと・・・」
「もっと・・・もっと何?」
観月の意地悪な質問に、巴は顔を真っ赤にして俯いた。
「巴くん・・・?ねぇ?」
「ああぅ!!」
観月が巴の秘所を舌で舐め上げると、巴は声を上げて鳴く。指をさらに動かすと、中がきゅっとしまって、観月を放すまい
とする。
「ねえ・・・?」
しつこく尋ねると、突然巴は観月に抱きついて、床に押し倒した。
「?巴・・・!」
巴は観月を押し倒すと、観月にまたがり、観月のズボンのヂャックを下げた。手を差し込んで、観月の膨張したモノを
取り出し、自分の秘所にあてがった。
「観月さんが、欲しいんです。」
言って、観月に触れるだけの口付けをする。
「・・・だめ?」
上から覗き込まれてそう言われては、観月はもう、笑うしかない。嬉しくて、しょうがなかった。
「・・・いいに、決まってるでしょう。」
巴も嬉しそうに微笑んで、もう一度キスをすると、腰を使ってゆっくりと観月を中に入れていった。
「っ・・・あ・・・!!」
「ぅ・・・!と、もえくん・・・!」
観月の上で踊るように身体を動かす巴の肢体を、うっとりとしながら見つめる観月。気持ちがよくて、今にも果てそうだった。
乱れた制服からこぼれて揺れる白い胸は、今や汗が浮かんでいる。きつく揉むと、それだけで下半身の締め付けはきつく
なった。
「―――っく!!巴くんっ!」
「っぁああっ!!はぁっ!みづきさんっ!!」
激しく揺れる腰に手を当てて、自ら突き上げれば、感じて、ぎゅっとそこが締め付けられる。下から感じている巴を見ると、
こんなにも扇情的だったのかと、また惚れ直す思いだ。羞恥に耐えて、それでも快楽を得ようと腰を振る巴は、たまらなく
可愛い。
「あァっ・・・!はァンっ!!も、も、だめっ!みづきさんっ!!」
「はっ・・・ん・・・、ぼくも、もうっ・・・!」
観月は巴を再び床に組み敷くと、一層激しく刺し貫いた。奥がぎゅっとしまり、2人はそこで果てた。
「んはあああっ!!」
「っう・・・!」
服装の乱れを正して、巴は観月の前で一回転した。
「どこも汚れてないですか?」
「ええ。大丈夫ですよ。」
後片付けをして人段落つくと、観月は巴を抱き寄せた。
「身体は大丈夫?」
「・・・大丈夫です。」
大丈夫といいながらも、巴はちょっと膨れた。
「でも、もうやです。学校は。」
「・・・制服でするのが嫌、とは言わないんですね。」
「別に、制服は嫌じゃないですもん。学校でなんて、誰に見られるかわからないし。」
「それにしては、大胆でしたね。こういうのも嫌いじゃないんじゃないですか?」
「観月さんっ!!」
顔を赤くして言うと、観月はおかしそうに笑った。
「はいはい。でも、制服ではなるべく止めておきましょう。シワになってしまいますからね。・・・たまにするから、イイんで
しょうしね。」
真っ赤になりながらも睨む巴をぎゅっと抱きしめると、この時間が終わるチャイムが聞こえた。
「残念。・・・帰ったら、寮で続きをしましょうね。・・・制服を脱いで。」
風邪をうつしてやる。巴は硬く心に誓った。
219 :
ひま:04/08/18 00:03 ID:USbL1Ma1
今回は大分長かった。申し訳無い。
いまいち気に入らないが、まぁスレ風化防止と思って投下。
ヒトガイナイヨー
おつかれさまです!
221 :
名無しさん@ピンキー:04/08/18 14:31 ID:naiafCqW
>観巴神
毎回楽しみにしております。
今回も萌えをどうもありがとうございましたハァハァ(;´Д`)
223 :
名無しさん@ピンキー:04/08/20 00:02 ID:ozr4qBze
久々に観巴神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
潤いをありがd!
祭りも終わって皆さんの光臨もお待ちしてます。
神GJ!!
手塚×桜乃です。苦手な方はすみません。
九州に行く前日の夕方、手塚は桜乃を呼び出していた。
折りよく母親は出発の支度で家にいない。
手塚は桜乃にいつ戻ってこれるかわからないことを淡々と告げた。
涙をいっぱいにためる桜乃を抱きしめる。
「何か望みはないか?」
「しばらくこうしててください…」手塚は桜乃が落ち着くまで優しく抱きしめた。
体いっぱいに抱きしめられ桜乃は手塚の香りに包まれる。
「他には望みはないか?」手塚が優しく問いかけると桜乃はおずおずとつぶやいた。
「…先輩の制服を貸していただけますか?」
手塚は少し驚くが箪笥の上に畳んで置いてある学ランに手を伸ばした。
「冬服だがいいのか?」「はい。」
セーラー服の桜乃にそっと羽織らせてやる。「これが先輩の大きさなんですね…。さっきみたいに先輩に包まれてる気がします」にっこり笑って制服を抱きしめた。
桜乃の腕が袖から出ないで、スカートも制服に隠されてしまう。何だか裸に制服を着ているようで妙な気分になってきた。
「本物が目の前にいるんだが」手塚は桜乃を抱き寄せてキスをしながら制服の上から胸に手を這わせた。
「ん…先輩!」桜乃が体をよじる。
「これからしばらく会えないのだから俺の望みも聞いてくれ」優しい顔をして言う手塚に真っ赤になった桜乃は小さくうなずいた。
手塚は桜乃の衣服をすべて脱がせた後改めて制服を着せ掛けた。
「え?先輩?」
「竜崎の望みだろう?」
手塚は笑って桜乃を押し倒して再度制服の上から桜乃の胸をもみ始めた。
制服の上からでもだんだん乳首が固くなっていくのがわかる。
「ん、あぅ……」桜乃が身動きするたびに制服が直接肌に触れて、身体全体を刺激してくる。
特に手塚が重点的に攻めている胸は固くしこり、裏地にこすられ桜乃の感度を高めていった。
それでも桜乃は最後の抵抗を試みる。
「だめです、制服汚しちゃう…」
「では汚さないようにしないとな」
手塚は桜乃の制服の裾を捲り上げた。桜乃の下半身があらわになる。
とっさに足を閉じようとするが手塚の手のほうが先だった。
「桜乃、足を」
低い声で手塚に命令され桜乃は震えながら自分の太股の裏に手を回した。
恥ずかしい場所を大きく広げて自ら見せているということに身体中が震える。
「綺麗だ」いつもの手塚の冷静な声が聞こえてきて桜乃は気が狂いそうになる。
手塚は大きく開かれたままの股間に顔を寄せた。
「んっ」桜乃がビクッと身を竦める。手塚はかまわず舌であふれてくる蜜をなめ取った。
つぷ……。
「あう……」
自分の中に手塚の指が入ってくるのが分かった。
「濡れているな」
「そんなこと言わないでくださ…ふ…んああ……」
中をかき回され身体をぎゅっと竦ませる。
上半身はまだ制服に覆われているため身体の刺激は休むことなく続いていて
桜乃はどんどん高められていき、手塚の指と舌の攻めにあっという間に陥落した。
「ん、あ、あああっ先輩ぃ!」
一瞬頭の中が真っ白になり、身体がベッドの上に投げ出される。
「よかったか?」
「は、はい…」
軽くキスをして手塚はすぐに上体を起こした。避妊具をつけて正常位で桜乃を貫く。
「ゆっくりするから…。」「は、い、」
中を突き上げられたまらず桜乃は手塚の首に手を伸ばした。手塚はすぐにキスを返してくれる。
むさぼるようにお互いの舌を絡ませあう。
学生服の感触を感じ取り桜乃は中と外、全てで手塚を感じてぎゅっと手塚を抱きしめた。
「んん、はっ、あっ手塚先輩!!」
「くっ…桜乃…」
うめくと同時に手塚と桜乃は同時に高みに達した。
手塚は桜乃を抱きしめたままベッドに横たわり、手塚は言った。
「帰ってくるまで貸しておく」
「いいんですか?」
「ああ、卒業式の時に…正式にやろう。」
「第二ボタンだけじゃなくてですか?」
「ああ、全部だ。」
桜乃は嬉しさにいっぱいになり手塚に抱きついた。
お目汚し失礼しました。
手塚は体格いいし実は熱い男だし命令口調だし結構エロパロ向きだと思う。
中々ここには出ないのでひたすら考えてみたのですが描写がうまくなくてすみません。
次の神の降臨を待ちます…。
>231
.。゚+.(*´ω`*)。+.゚ イイ!!
>231
制服プレイ(・∀・)イイ!
桜乃タン物は久し振りでウレスィ!
乙でした。
234 :
名無しさん@ピンキー:04/08/24 22:24 ID:+TkkK3d1
>231
オツでした!手塚は今までなかったけど意外といいかも。
何か寂しいので点呼とります。
(・∀・)ノシ 1
ノシ
乙! ノシ
(・∀・)ノシ
ノシ
ノシ
ノシ
ノシ
ノシ
ノシ
質問。
お題(というかお膳立て)を出してそのシチュで書いていくってのは出来そうだろうか。
合宿所最終日、みたいな。
カプ制限なしのやり放題で。
ノシ
結構いるね
>>243 よくある配布お題を使うってテもあるね
ダメか
245 :
ひま:04/08/27 01:05 ID:qia5HLJf
>243
できるんじゃないか?全部一人で書かなくても、リレー小説みたいにしてもいいし。
まぁ、リレー小説は綺麗に終わらないから、嫌ならリレーでなくても言い訳だが。
>244
お題配布は・・・ダメだろ。配布元がいいと言えばいいのか?
赤い衣装を着た三人のチアガールは何者ですか?
詳細きぼん
ほしゅ
跡杏小話で保守
249 :
跡杏小話:04/09/03 17:05 ID:Gq506YKi
エロなくてスマソ
杏は兄と待ちあわせるため、駅前のマックで軽食を取っていた。
パーカーにミニスカートとラフな格好だったが、サバサバした杏にはよく似合っ
ていた。
テーブルの席に座りながらぼんやり窓の外を見つめる、とりとめのない時間を過
ごしていると、ポンと肩を叩かれた。
「おにいちゃ…あれ?」
振り向いたそこには、制服姿でもムカツクくらいにキマっている跡部景吾が立っ
ていた。
「悪いな。兄貴じゃなくて」
跡部は向かいの席に勝手に座った。
杏はこれ以上ないくらいにわざと不機嫌な顔をした。
「そんな嫌そうな顔すんなって」
「…別に、あなたに関係ないでしょう?」
と言うなり、ツンとそっぽを向く。
喋るのも面倒になった杏は残りのドリンクを一気に飲み干す。
無言のまま席を立とうとすると、手首をしっかり跡部に握られた。
「なっ…放してよ!」
「まあ、座れって。あんま騒ぐと目立つぞ」
ムッとしたが、手首の力が緩む気配もなく杏はしぶしぶ今 座っていた座席へ腰を
下ろした。
250 :
跡杏小話:04/09/03 17:09 ID:Gq506YKi
「あたしに何の用ですか?!忙しいので早くしてください!」
眉を八の字にした杏はそう言った。
先程までのボーッとしていた様子から見て、とても『忙しい』ようには見えなくて
…跡部はククッと小さく苦笑した。
「今日誕生日なんだって?」
その言葉に杏はキョトンとなる。
なぜ知ってるのかと、突っ込みたかったが…
「コレ、やるよ」
スポーツバックでないほうの通学鞄から、パープルクリームのリボンで綺麗にラ
ッピングされたハガキ大ほどの小箱が出てきた。
「なっ…あなたから貰う義理なんてないです!」
小可愛いその包装の中身は気になるが、相手が相手だ。
「じゃ、この間のお詫び…で、どうよ?」
ニヤリと笑みを浮かべる跡部。
この間の…無理やりデートに誘おうとしたことだろうか?
会う度に嫌味なことしかされてないような気が…。
と、思い出して怒りが再噴しかけたが今日の彼はどこか違う。
上から見下すわけでもなく、同じ視線の高さでこうして目の前にいる。
251 :
跡杏小話:04/09/03 17:10 ID:Gq506YKi
とても…不思議な感覚。
考えればこんなちゃんとしたプレゼントは兄と神尾以外に貰ったことがない。
そんな杏の揺らぐ心に追い討ちをかける
「お前にあげたい気持ちなんだよ。」
その言葉に心が動く。
どこか真剣な眼差しにグッと軽い威圧も感じるが…嫌ではない。
(まあ、貰うくらいならいいかなあ…?)
「っ…、お、お返しはないからね!」
なかば奪い取るような形で受け取る。
ドキドキしながらリボンを解いて、慎重にテープを剥す。
その様子はまるで子どものようで…口元を手で押えて跡部はまた微笑した。
包装紙を除くと、白い紙箱が現れた。
持ち上げると軽い。
なんだろう?と杏は蓋を開けた。
そこには…
「いいだろ?シルクの総レース。まだガキだから色は白にしといてやったからあり
がたくおもっ!」
杏は羞恥にプルプル震えた手で、空き箱を思いっきり跡部にぶつけた。
クリティカルヒットだ。
「このエロ中学生!誕生日にパンツあげる男がどこにいるのよ?!」
杏の声に周りも振り向く。しかし怒りでそんなこと気にしてられなかった。
252 :
跡杏小話:04/09/03 17:11 ID:Gq506YKi
「パンツじゃねぇよ。紐ショーツだ。高いんだぜ。」
お前じゃ手が届かない代物だぞ?と、追加で言われたのが余計に腹立つ。
そういうこと言ってんじゃない!とテーブルを叩く杏。
それをニヤニヤしながら見つめる跡部。
「なにがおかしいのよ?!」
「怒っても可愛い顔してんな」
プチッ。
まともに会話できない相手にキレた杏は「もう帰る!さよならっ!」
バックを肩にかけるとズカズカと出口に向かう。
「ふーん、怒っても一応貰ってはくれるんだな?」
「っ…!」
杏の右手にはレースが縁取る白い布が握られていた。
253 :
跡杏小話:04/09/03 17:13 ID:Gq506YKi
「か、返すわよ!勢いで持ったままだったの!」
「いらねーよ。俺、そんなの履く趣味ねーし」
あたりまえだが。
「あ…、そっか。お子様杏ちゃんはそんなの履けないか。ハハハ、悪かったな」
跡部はわざとらしく高笑いをする。
「っ…もう知らない!バカ!大っ嫌い!」
レパートリの少ない悪口を吐き捨てると、走りだして杏は店から姿を消してしま
った。
跡部は先刻まで杏が座っていた席を見つめながら言った。
「鉄の鎧が一枚ハゲたってところか…」
その後、橘家
「杏、どうした?料理冷めるぞ?」
「な…なにも」
杏は兄の手料理に箸を伸ばしながら考えていた。
(…あいつ。男のくせに下着コーナー行ったのかしら。)
杏はソワソワして買い物する跡部を想像してプッと吹き出す。
しかし、この便利な時代。通販でもラッピングはしてくれるのを杏は知らなかっ
た。
やはり跡部のほうが一枚上手だった…。
おわり
乙です!
ワラタ!
すげーおもしろかった
257 :
跡桜:04/09/07 21:02 ID:h99GN0Q8
氷帝選前の跡部と桜乃の出会い話です。
「あっお母さんに頼まれたお花
買ってくるの忘れちゃった。」
桜乃はあせって来た道を引き返した。
頭では明日に控えた青学のランキング選の
事で頭がいっぱいだった。
「・・・リョーマくんは勝つんだろうな、
やっぱり。手塚先輩も。」
そんな事をぶつぶつと呟きながら歩いていると
何時もの様に誰かにぶつかった。
この日も手には缶ジュースを持っていた桜乃は
相手の服にシミを付けてしまった。
「っち、何だお前!?ぁあ。」
258 :
跡桜:04/09/07 21:11 ID:h99GN0Q8
桜乃は焦って言葉が出なかった。
「ごご・・・・」
「・・・まぁいい。ちょっと俺に
着いて来いよ。」
『この人、氷帝の跡部さんだよね?』
桜乃は跡部に強く腕を捕まれ抵抗できなかった。
「・・・あ・・あのっ氷帝の跡部さんですよね?」
跡部は桜乃の制服を見ていった。
「お前、青学か?じゃあ尚更付き合ってもらわないとな」
259 :
跡桜:04/09/07 21:15 ID:h99GN0Q8
跡部が桜乃を引きずってきた場所は
氷帝学園の跡部専用の部室だった。
「・・・じゃあ俺はお前に掛けられた
ジュースの付いたジャージを着替えるとするか。」
桜乃は恥ずかしそうに下を向いた。
「あ、あの跡部さん、私外に出てます。」
桜乃が外に出ようとすると半裸の状態の跡部が桜乃を
後ろから押さえ込んだ。
「何してやがる?お前を連れてきた意味がなくなっちまう
じゃねーか。お前は俺の世話を今からするんだよ。」
260 :
跡桜:04/09/07 21:19 ID:h99GN0Q8
桜乃は抵抗できないまま、跡部の自身に手を
置いた。顔が段々赤くなる桜乃を楽しそうに見つめる
跡部が言った。
「どうした?出来ないとでもいうのか。」
桜乃は泣き出しながら言った。
「あと・・べさん、許して・・・。
私、好きな人が・・・・。」
261 :
跡桜:04/09/07 21:21 ID:h99GN0Q8
都大会1回戦、桜乃は浮かない気持ちで
ギャラリーの中に混じった。
越前が桜乃に話し掛ける。
「あんた、最近浮かない顔してるじゃん。
まだ俺に気があるわけ?」
越前の声も聞こえないほどに
桜乃には耳鳴りがしていた。
262 :
跡桜:04/09/07 21:34 ID:h99GN0Q8
シングルス1の跡部は長いタイブレークの末
手塚を破った。
「跡部さん、勝っちゃった・・・。」
「何竜崎、あいつと知り合いなの?」
「リョーマくん・・・。」
リョーマのアップに付いて行った桜乃は
悲しそうに言う。
「私、リョーマくんが好きだった、
でも・・・」
「おい、桜乃!」
跡部の声に敏感に反応したのはリョーマだった。
「何、あんた。竜崎になんか様なわけ?」
越前の挑発にも乗らずに桜乃に向かっていった
跡部をリョーマは睨んだ。
「桜乃、行くぞ。約束覚えてるんだろ?」
2回桜乃は頷き、跡部の跡を追っていった。
263 :
跡桜:04/09/07 21:35 ID:h99GN0Q8
「ちゃんと告白したんだろうな?」
「うん、ちゃんとした・・・。
でもやっぱりリョーマくんは私のこと
好きじゃないみたい。」
跡部は桜乃を後ろから抱きしめた。
「叶わなかったなら忘れればいいだろう。
お前には俺がいる。」
跡部の声に桜乃は涙を流していった。
「跡部さん、何で私のこと好きでいてくれるんですか
私は・・・。」
桜乃の頬にキスを落とし跡部は微笑む。
「越前はお前の事が好きだ。
都大会前にあいつに会って確信した。
でもそれを言わなかった俺は最低だ。
そして自分の気持ちを言わない俺もな。」
264 :
跡桜:04/09/07 21:42 ID:h99GN0Q8
跡部の部室で
「私、好きな人が・・・。」
跡部は言った。
「そいつに振られれば何の躊躇もなく出来るって
訳か・・・。ちょうどいい。
それまでお前には手を出さないでやる。
この有効期限は都大会までだ。」
「あんなこと言ったのはただの嫉妬だった。
おれはお前に一目ぼれしたなんて言えなかった。
あんなやり方しか知らなかったんだ。」
跡部の告白に桜乃は戸惑いながらも
答えた。
「わたし、跡部さんのこと好きになるかもしれません。」
桜乃はそれから団体戦に負けてしまった跡部に
お弁当を作りデートの誘いをした。
跡部は嫌がりながらも桜乃の弁当たべたさに
ピクニックに付き合っている。こんな関係もいいかも
しれないと跡部は思った。
乙です
跡桜って初めて読んだ
関東大会と都大会間違えました!スマソ・・・。
sageは半角でお願い
268 :
名無しさん@ピンキー:04/09/12 03:45:08 ID:9gC2EH/v
age
269 :
名無しさん@ピンキー:04/09/17 23:59:27 ID:kmysj5DQ
誰もいないので
点呼がてら今、読みたいモノを吐き捨ててみます。
リョ×菜々 橘←杏←跡部(桃でも神尾でもいい)
最近少ないリョ×桜乃
カモーン!
シ
前スレで出てた切原×芝キボン
お久し振りです。跡杏ではないのですが、
神々の光臨待ちつつ切杏投下させて頂きます。
同軸ではないですが、苦手な方はスルーでお願いします。
272 :
切杏 1:04/09/19 22:43:45 ID:tZh9sZsr
切原赤也は大欠伸をしながら薄暗い通路を歩いていた。
今日は合宿最終夜。
打ち上げが行なわれ、気を利かせた教師陣が席を外した後はこっそり持ち込まれた酒で飲めや歌えの大
宴会だった。
冗談なのか嫌がらせなのか先輩達に他の二年生より多く酒を飲まされてしまったせいで切原は微妙に気
分が昂揚している。
……そして明日はレギュラーの発表。
一度ベッドに入ったものの様々な事が思い返されて眠れなかった。
この合宿では色々な事が一気に起こり過ぎて、些か自分の精神の許容量をオーバーしていた。
元々舌禍事件を引き起こしがちな性格も手伝って、赤也と他校の二年生達は仲が良くはない。
ムカツク奴だと言われる事には慣れているのでそれは気にしていないのだが、この合宿では想定外な人間
がやって来ていた。
橘杏。
不動峰中学部長、橘桔平の妹だ。
橘は、関東大会準決勝で切原が所謂『リンチ』を食らわせて負かせた相手だ。橘はじん帯を傷めて入院し
た。
切原は強者と戦うのが好きだ。そしてその強者を完膚なきまでに叩き潰す事にテニスのやりがいを感じて
いる。彼が所属している立海大付属中学の先輩達から言わせると困った性格なのだが本人の実力と自信
の現れでもある。
杏は、切原に対して陰口でなく公然と突っかかってきた。
兄の怪我は切原のせいだと。やり方が汚いと。
生意気な女だ。
切原は、謝る気はなかった。やり過ぎた感はあるものの、怪我をしたのは橘の実力不足。負け犬の遠吠えだ。
初日の夜に言い争いになり、彼女の放った平手打ちを避けた拍子に切原は階段から転げ落ちた。
打ち身などの怪我をしたが争った相手の正体を誰にも言わなかった。
一つは落ちた理由が余りにも間抜けだから。
もう一つは、自分を恐れる事なくたった一人で真っ直ぐに挑んできた杏に、多少の敬意を表して。
――そろそろ寝るか。――
少しだけ外の空気を吸って大きく伸びをすると、切原はもと来た通路を戻り始めた。
先刻まで大騒ぎをしていた食堂の時計がちらりと目に入る。午前二時だ。
と、切原はぴたりと足を止めた。
273 :
切杏 2:04/09/19 22:45:51 ID:tZh9sZsr
誰かいる。
薄暗い食堂のテーブルにぽつんと小さな影が見える。
「……誰だ?」
慎重に声を掛けるが返事はない。
切原は少し考えてから、足音を忍ばせて食堂へ入った。人影に背後からそっと近付くとその正体が分かっ
て思わず軽く身を仰け反らせる。
橘杏だ。
片付けが終わってそのままテーブルに突っ伏して眠ってしまったようだ。
そういえば、彼女も結構飲まされていた。
気持ち良さそうに眠っている彼女の様子に切原は頭を掻いた。
起こしてやる義理もないが、こんな所で眠っていたら風邪を引くかもしれない。
いや、この女が風邪を引こうが病気で寝込もうが関係ないのだが……。
「……おい、起きろ。」
控え目な調子で掛けた声に、杏は「う……ん。」と細く返事をしたが目を覚ます気配はない。
放っておこうか。起こして、またキーキー喚きたてられるのは面倒だ。
しかし……。
「おい。」
反応はない。
「おい!」
しん、とした部屋で杏の規則正しい寝息だけが聞こえてくる。
流石に頭に来た切原は、杏の背後までどかどかと音を立てて近付いた。
「お……い!」
外から漏れてくる街灯の明かりが優しく彼女の姿を照らしている。
無防備な寝顔、薄い色の髪から曝け出されている細いうなじ。
――うわっ。――
思わず、どきんと心臓が高鳴る。
何とまあ警戒心のない事か。
――いつも、兄貴に守られてるから、こんなに無防備であんなに強気なんだろう。――
奇妙に納得した後、切原はむっと唇を結んだ。
274 :
切杏 3:04/09/19 22:46:57 ID:tZh9sZsr
生意気な女。神経が急にぴりぴりと張ってくる。
悪い癖なのは分かっている。が、イライラしだすと切原は自分の行動を制御できない。
少しだけ躊躇した後、つ、と切原の指先が杏のうなじの線を辿る。
柔らかい肌の感触が、すっかり固くなった自分の指先の皮の向こうから伝わってくる。
「……ん。」
ぴくん、と杏の肩が震え、呼吸が乱れるがまだ目は覚まさない。余程疲れているのか、酒が回っているの
か。
切原はぶるっと身を震わせると乾いた上唇を少しだけ舐めた。
さて。どうしたもんか。
女の子に触るのが初めてという程初心ではない。
去年、付き合っていた三つ歳上の先輩にしっかり仕込まれている。テニス部のレギュラーというだけで相手
は向こうからやって来る。
生意気な女に、お灸を据えるのも悪くないか。
勝手にそう決めて切原は腹を括った。
テーブルに枕代わりに伸ばされた杏の腕を上から軽く押さえると白いうなじに軽く唇を落とす。
まだ、気付かない。
啄ばむような口付けを、二度、三度……。
ビクンっ!と異変に気付いた杏の身体が跳ね上がろうとするが、切原は腕を押さえつけている手に力を篭
めた。
「やっとお目覚めかよ。鈍いな。」
何が起こっているのか分からずに状況を確かめようと辺りを見回している杏の背後から、切原が耳元を舐
めるように低く囁く。
「きゃっ!」
思わず悲鳴を上げようとする杏の身体を上から押し潰すように圧し掛かり、切原は意地悪く笑った。
こういう、生意気な相手を屈服させる瞬間が堪らない。
「お、大声出すわよ!」
今自分がどんな目に合おうとしているのか、その相手が誰なのかが分かると杏は負けじと切原へ無理矢理
振り返りながら睨みつける。
しかし、真正面ならいざ知らず、背後から組み敷かれた状態では些か迫力がない。
切原は杏の両手首を片手で掴むと空いた手を杏のTシャツの裾から侵入させた。
素早く腰を撫でるように這った手は、すぐに杏の膨らみに到達する。
275 :
切杏 4:04/09/19 22:48:47 ID:tZh9sZsr
「ちょ……!」
下着の上から遠慮なく胸を鷲づかみにされ、杏の顔がかっと怒りで紅潮した。
「何するのよ!」
「出せば?大声。」
つ、と下着の線を指でなぞりながら切原は挑発する。
「お前、酒臭いよ。今誰か来たら大問題だぜ。お兄ちゃんに迷惑掛けたくねェだろ?」
相手の弱点を的確に攻めていく。
杏は抵抗の為に強張らせていた体の力をほんの少しだけ緩めた。
その様子に切原はほくそえむ。
簡単だ、女なんか。
いつもなら、こんな風に女の子に乱暴はしない。大切にもしないが適当に甘えて、甘やかして、気持ち良く
なれればそれでいい。
しかし橘杏は切原の癇に触る。
兄貴の後ろから舌を出してる生意気女。
杏の抵抗が弱まったのを確認すると、切原は指先でプツン、と杏のブラジャーのホックを外した。
「……くっ。」
下着の締め付けから開放された事で不安が掻き立てられたのか、杏が激しく頭を振る。
「こんな事して……!絶対に許さないから!」
「へえ?どんな風に?」
わざと杏を嘲笑し、切原はずり落ちた下着の間からピン、と杏の胸の先の小さな蕾を弾いた。
身体を大きく震わせ、屈辱の余り杏は耳まで紅潮させる。
「は、なしなさいよ!」
答える替わりに切原は杏の手首を開放し、後ろから華奢な彼女の身体を胸を掴むように抱きすくめた。
「や!」
「へえ、身体ちっちゃいのに結構あるじゃん。」
露骨な切原の手の動きに杏は言葉を失ってただ、ジタバタと腕の中でもがいた。
が、所詮力が違い過ぎる。
杏が座っていた丸椅子に割り込むように腰掛け、彼女を自分の脚の間に座らせると、切原は杏の襟足から
覗く細いうなじに舌を這わせた。
276 :
切杏 5:04/09/19 22:50:18 ID:tZh9sZsr
「や、だ!」
杏はTシャツの上から切原の手を押さえ、必死に駄々を捏ねるように首を振るがあまり意味がない。
たっぷりと胸を揉んでいた切原の手が、指を開き、今度は乳首を弄くるような動作に変わった。
「!」
自分ではっきり分かる程に、その一点に神経が集中していく。弄ばれるその蕾が痛い程、固く張り詰めてい
くのが分かって杏はまた赤面した。
どうしたら、どうやったらこんな仕打ちから逃げ出せるだろう。
「何か固くなってるケド。感じてる?」
意地の悪い指摘に杏は唯一自由の利いている踵で切原の脛を蹴り飛ばした。
「い、って!」
杏の向こうっ気の強さに閉口しながらも、切原は自分の優位を知っている。
「そういう事するともっと恥ずかしい事しちまうぞ?」
そう言ったかと思うと切原はぐっと杏の両腿を掴んで自分の膝の外脇へ開脚させた。
「きゃあ!」
身体の芯に溜まり始めた熱がぱっと放出されるのが分かって杏は悲鳴を上げた。
感じてる。
そんな事、絶対に認めたくない。
「何て格好させるのよ!バカ!変態!」
「こんな格好、誰にも見せた事ねェか。はははは!」
彼女の無駄な抵抗を笑い飛ばし、切原はこの勝負の勝ちを確信していた。
杏の身体は反応している。すぐにでも、落ちる。
――黙ってりゃ可愛くない事もないのに。――
もうこれ以上ない程ぷっくりと隆起した乳首を素早く指先で転がしながら、切原は片手をするすると腹部に
這わせながら下へと移動させた。
「ひゃっ!」
息を吸い込み、短い悲鳴を上げた杏が慌てて切原の手を掴もうとするが、もう遅い。
――色気もへったくれもないけど、これじゃやりたい放題だな。――
切原の手はジャージのズボンの中への侵入を簡単に成功させた。
「速攻が信条なんでね。」
「や!!」
前置きさえなく、切原の指が薄い下着の上から杏の秘裂をなぞり始める。
277 :
切杏 6:04/09/19 22:52:00 ID:tZh9sZsr
「や……だ!止めてよ!」
流石に杏の目にも焦りと不安の色が濃くなってきた。
もがく彼女の身体を器用に押さえつけ、切原はくくく、と喉の奥で笑った。
下着が、僅かに濡れている。
存分にいたぶってやろうかとも考えたが、こんな事は初めてだろう相手には余りに酷だ。
――そこまで、悪趣味じゃねえしな。――
切原はショーツの裾から、指を差し入れた。
まだ薄く柔らかい茂みを越えるとその奥をすぐに捉える。
「っ!!」
杏は上体をくの字に折り曲げ必死に逃げようとするが、両脚は無防備に開かれていて動く事もままならな
い。
切原はその泉の口に縦横に軽く指の腹を這わせた。ほんの僅かだった湿り気が、とろとろとした熱い蜜の
滴りとなって切原の指を濡らしていく。
杏は声も上げられずにガクガクと身体を震わせている。
落ちた。
そう確信すると、切原は相手を嬲るように低く笑った。
「早ェな。もう降参か?」
その声が杏を奮起させた。ぎっと目を吊り上げると突然、闇雲に腕を振り回した。
唐突な杏の暴走に、切原は慌てて彼女の下着から手を抜くと腰を抱くように支える。
「おい、落ちる!暴れんな!」
「アンタなんかに好きなようにさせないんだから!最低!」
「暴れんなよ、おい……っ!」
ガツン!と頬に衝撃が走った。無茶苦茶に振り回した杏の腕が切原の頬に肘鉄を食らわせたのだ。
思わぬ反撃と痛みに切原は思わず絶句するがずり落ちそうになる杏の身体はしっかりと支えている。
――まともに食らった!――
目から火花が散る。
杏はこの反撃が予想以上の効果を上げたのに少し驚いたが、今度は切原の腕から逃れようとまた、身体
を捩った。
「離してよ!」
杏の叫び声にピリッ、と切原の神経が尖る。
何で、この女はこうも自分をイライラさせるのだろう。
278 :
切杏 7:04/09/19 22:53:21 ID:tZh9sZsr
「黙れ。」
「黙んない!アンタなんかと絶対イヤ!」
「うるせえな!!」
切原はテーブルに向かって突き飛ばすように杏の身体を一度開放すると、よろけた杏を捕まえ自分と向か
い合わせた。
「……何よ!」
今度は真正面に対峙した。これならば、先刻よりは顔が見られる分マシだ。
そう思って杏は力を篭めて切原を睨みつけた。
が、切原は動じていない。動じていない所か、彼女を見下ろすその目は杏以上に鋭い。
「アンタなんか、怖くないわ!」
それは、嘘だ。何をされるか分からない恐怖を押し隠して杏は精一杯強がって見せた。
ビビった方が負ける。以前兄がケンカの極意をそう言っていた。
ダン!
切原の両手が大音量を出してテーブルを叩いた。杏は思わず身体を固くしたが、何とか切原から目を反らさ
ずに踏ん張った。杏の身体は、テーブルと切原の身体に挟まれて身動きが取れない。
動揺も、怖さも、吐き出されそうに高鳴る心臓も無理矢理飲み下し杏は切原に更に食ってかかった。
「どいてよ!部屋に戻るから。」
切原は動かない。じっと杏を見下ろしている。
沈黙が恐ろしい。泣き出しそうだ。でも、絶対こんな男の前で泣くものか。
杏は必死に堪えると身体を肩からドン、と切原にぶつけた。
「どいて!」
「黙れ。」
「どいてよ!」
切原は押し退けようと突っ張った杏の両腕を掴むと、テーブルの上に叩きつけるように押さえ込んだ。
ぐん、と切原の顔を目の前に迫る。
――負けるもんか。――
必死に睨みつけようとするが、目を反らさないのがやっとだ。
切原は、杏の怯えを分かっている……。
そう、考えた途端、杏の身体がわなわなと震え出す。怖い。どうようもない程、怖い。
それでも、杏は奥歯を噛締めて必死に切原を睨み続ける。目を反らしたら食い殺されてしまうような崖縁
の恐怖が、杏をどうにかその場に立たせていた。
279 :
切杏 8:04/09/19 22:54:58 ID:tZh9sZsr
その時。
ガタン!と大きな物音がして二人は同時にそちらへと目をやった。
「ご、ごめんなさい!」
高い声と共にバタバタと二人の足音が逃げていく。暗がりでよくは見えなかったが多分一年生の女子マネ
ージャーの二人だ。
杏が戻って来ないのを心配して探しに来たのだろう。
見られた事で僅かに正気を取り戻した切原の隙を杏は見逃さなかった。一気に押さえられていた両手を振
り解くと、
――待って!――
大声で呼び止めようとしたが、今度は、声が出せなかった。
唇を、塞がれている。
切原の、唇で。
思考が停止する。一秒。二秒……。
状況が分かった途端に背筋がぞっと総毛立つ。
杏は思い切り両手で切原の身体を突き飛ばした。ほんの僅かだが、切原との間に空間が出来る。
「さ、最低……!」
自分の指に噛み付くように、杏は唇を拭った。
初めてなのに、どうしてこんな……。本当に、泣き出しそうだ。
いや、絶対に、泣かない!
もう誰かに見つかったとしても、構うものか。
思いつくだけの罵詈雑言を吐いてやろうと口を開きかけた杏に、切原がにっと笑いかける。
「お前が、何したって俺には適わねェよ。」
その笑いの毒々しさと、奇妙な程の屈託のなさに、杏は思わず息を飲んだ。
「俺は、お前の兄貴に勝った男だぜ。」
勝ち誇ったような言葉は、それ程に深い意味は持っていないのかも知れない。しかし、杏の緊張の糸はぷ
つりと切れてしまった。
怒りと恐怖で戦慄いていた体がテーブルに崩れるように寄りかかり、必死に切原を睨みつけていた視線は
がくりと下へ落ちていく。
「な、によ。」
コイツは、兄を負かせた男だ。
だから、適う筈がない。
杏の落胆振りに切原の苛立ちもようやく収まった。
280 :
切杏 9:04/09/19 22:56:27 ID:tZh9sZsr
が、据え膳は食う。絶対に食う。
切原は杏をテーブルに座らせるとTシャツの裾から、今度はゆっくり手を差し入れる。
杏は一つ小さく身震いしたが、今度は抵抗もせずに大人しく切原の愛撫を受け入れた。
するするとシャツが捲り上げられ、ずり落ちかけたブラジャーの奥の杏の白い乳房が夜気に晒されて微か
に震える。切原はふうん、頷くと、それと分かるようにじっくり意地悪く鑑賞した。
身体が華奢な割りに大きさはまずまず。形は申し分なし。
「……ふ。」
恥ずかしさに杏が小さく息を漏らし、そろそろと腕を上げて胸を隠そうとするが、切原は一気に顔を近付け、
ぺろりとその先端を舐め上げた。
「ひゃ……!」
驚いて身を引く杏をテーブルに押し倒し、切原はその上から覆い被さった。
「今更抵抗しなさんな。もう手遅れだよ。」
杏は息苦しそうに喉を上下させると何とか体の力を抜いて切原から顔を背けた。
「ははは、鳥肌立ってる。」
ぺたりと杏の腹部に手を当て、切原は擦るように上下させる。口振りとその手の温かさがアンバランスだ。
やがて掌が上へと動き、指先が柔らかな曲線の頂に小さく咲いている薄桃色の蕾を摘むように愛撫し始めた。
「んんっ。」
自分で触れてみた事がない訳ではない。九州にいた頃荒れていた兄のせいで、杏は割と早熟だ。家族には
優しいが、兄の部屋にはよく不特定多数の女の子達がやって来ていた。
そういう現場を、覗き見てしまった事もあった。
そういう事が『気持ちいい』と経験した周りの友達からも聞いてはいる。
――でも、全然違う……。――
つい、と舌を差し出して、切原は杏の乳房を丹念に舐め上げる。
その舌が通った皮膚の下から血液が沸騰していく。ぞくぞくと、内側を何かが這いずっている……。自分で
触ってみた時は、こんな感じにはならなかった。
「く、……う。」
杏は我慢しきれずに声が漏れ出す。それを合図に、切原が杏のジャージを一気に引き下げた。
「や!」
慌てて身体を起こそうとするが、圧し掛かる切原が邪魔でままならない。
281 :
切杏 10:04/09/19 22:57:35 ID:tZh9sZsr
「いいから、じっとしてろよ。」
そう言うと切原は杏の耳に軽く噛み付いた。ビリッと身体の芯に電気が走って杏は冷たいテーブルで跳ね
上がる。
その拍子に何か、溢れ出た。
熱を孕んだ何かが、あの部分から溢れ出した。はっきりと分かる感触に杏は目を固く瞑った。
杏の様子に気付く風もなく、縒れて落ちたジャージを軽く他方へ蹴ると切原はぐい、と杏の脚をテーブルの
上へ持ち上げた。
「っ!!」
杏は両手で顔を押さえる。意味がないのは百も承知だ。
「あれ?」
その部分の薄布の色が濡れて濃くなっているのを確認すると、切原は短く口笛を吹いた。
「すげぇ、濡れてる。」
言わなくても、いいのに。
杏は熱くなる手の下で唇を噛んだ。
「ふうん?」
切原の指が、つん、と湿った部分を突付くと徐に指を這わせた。
時々、ぞくん、とくる部分に触れるその指先に、杏は抗いようもなく素直に反応する。
――何で!?何!?――
自然と荒くなる息使い。喉元に直撃する甘い刺激に唾液が溢れ出す。
嫌なのに、この衝動がもどかしい。
杏の身体が、表面から熱を帯びて弛緩してくるのが分かって切原は軽く眉を上げた。
無抵抗なのも味気ないが、半裸の乱れた感じがサディスティックな気分を刺激する。
――虐めたいって訳じゃあないけどな。――
じゃあせいぜい優しくしてやろう。
切原はすっかり熱く湿った杏のショーツを擦り下ろした。
脚を開かれ、中に篭っていた熱気が開放される。熱い蜜に潤った杏の秘部が瞬時に冷やされ杏は身震い
をした。
「ぁ……っ!」
その恥ずかしい自分の姿を見まいと固く目を閉じる。が、ぬるりとした感触に一気に跳ね起きた。
「な、何してるの!?」
自分の中から溢れる熱を、もっと熱い何かが拭い取っている。
282 :
切杏 11:04/09/19 22:58:40 ID:tZh9sZsr
あんな所を、舐めてる。
「や、めて!やぁっ!」
じゅっと音をたてて愛液を吸い上げ、切原は悪びれずに目元で笑った。
「いいから、じっとしてろ。」
あの部分に軽く唇を当てて喋られ、吹きかかる息と声の振動に杏はびくん、と痙攣した。
こんなの、嫌だ。
そう思っているのに、切原の舌が花弁を押し開き芯を舌でいたぶり始めた時、杏は先刻と同じ衝動を感じ
て身悶えた。
「い、やぁ……っ。」
びくびくと震えながらその花芯が刺激を求めて硬化していく。
切原はたっぷり唾液を含ませた舌で、丁寧に花芯を舐め上げながら、滴りそうに潤った蜜壷に、最初の指
をつぷん、と侵入させた。
「い、たい!」
形容し難い痛みに、弛緩していた杏の身体がぎゅっと戦慄く。
「これだけ濡れてりゃ大丈夫だから、じっとしとけ。」
少しずつ、奇妙に動きながら指が熱を求めるように奥へと挿し入れられた。
何とか言われる通りに力を抜こうとするが、うまくいかない。
痛みよりも異物感が大きくて、杏はただ大きく目を見開き、空気を求めて喘いでいる。
痛い、苦しい、その筈なのにぞくぞくと這い上がろうとする皮膚の内側の蠢きが止まらない。
「ほら、入ったぜ。」
くちゅ、と音を立てて切原が膣内で指を軽く折り曲げた。
「中、メチャクチャ熱い。」
「あ!」
切原の指がずるりと引き抜かれ、今度は一気に突き入れられる。愛液が押し出され。テーブルの上にぽたぽたと糸を引いて零れた。
「ふ……ぁ!」
熱く潤んだ杏の目尻にちょこんと唇を落とすと、切原は悪戯をしている子供のように笑った。
「悪ィけど、そろそろ我慢できねェから、挿入る。」
何を、と聞く間もなく、杏の秘部に指の比ではない質量のものが押し当てられた。
どうするのか、などという事は流石に知っている。知っているがやってみるのは大違いだ。
283 :
切杏 12:04/09/19 23:00:46 ID:tZh9sZsr
「力、抜け。」
無理に決まっている。杏は言葉もなく数回頭を振った。
ぐっとそれが杏の花弁を押し割ろうと進攻してくる。が、杏はテーブルの上を僅かに滑って後退する。
「おい。」
切原はムッと唇を歪めると杏の腕を押さえつけた。
「我慢できねェって、言ったろ。」
「そんなの、入らない……っ!」
悲鳴混じりの言葉が終わるか終わらないかの瞬間、身体を半分に引き裂かれるような痛みが走って杏は
大きく弓形に仰け反った。
「き、つい。」
ガクガクと震えている杏の身体を押さえ込みながら、切原は大きく息を吐く。
――そいや、処女とやんのは初めてだっけか。――
杏の内側が、責めるように切原を締め付ける。
「……はっ!」
苦しげに眉を寄せ、息を吐く事でこの圧迫から逃れようとする杏の髪をぎこちなく撫でてやり、切原は少し
だけ困惑していた。
――こんなんで動けるか?――
動いたら、すぐに昇華してしまいそうだ。それも、男として格好が悪い。
が、どの道動かなければ杏の苦しさが増すばかりだろう。そう、勝手に言い訳を付けて切原はぐっと腰を引い
た。
「んっ!」
杏は縋るように腕を上げると切原の肩を捕まえた。
やっと開放されるのかと力の緩んだ杏の中に、再度切原が突き立てる。最初はゆっくりだったその動きが、
すぐにスピードを上げ、激しくなっていく。
「ふ、あぁっ!」
――イテっ!――
杏が無意識に立てた爪が、肩に食い込んで切原は眉を顰めた。が、動きは止まらずにますます激しくなる
。
杏の中が熱く蕩けて、切原の身体も釣られるように熱を放つ。頭の中のヒューズがバンバンと派手な音を
立てて飛んでいく。
284 :
切杏 13:04/09/19 23:01:46 ID:tZh9sZsr
「や、ぁあ……っ!」
汗を纏ってしっとりと濡れている杏の肌。苦しそうに顰められた眉間が少しずつ緩められ、赤く染まった目元が正気を失って潤んでいく。
「……あっ、ぁっ!」
何時の間にか上げられている縋るような声。肩に食い込む指先。
膣内で、出したら何て言うだろうか。
――ヤバい!――
最後の瞬間だけ、理性が勝った。
放たれた白い精液が、ポタポタと杏の身体に零れ切原は大きく肩で息を吐いた。
引き抜いた切原のペニスには、愛液に混ざった彼女の初めての証が残されている。
まるで百メートルを全力疾走した後のように激しい呼吸がやっと収まった後、切原の耳の奥でサァっと全身の血液が引いて行く音を聞いた。
――……やっちまった。――
切原は気まずそうにジャージを履き直すとTシャツを脱ぎ、呆然としている杏の身体に飛び散った自分の精液を拭いてやった。
「……大丈夫か?」
大丈夫な訳あるか。切原は自分の質問の間抜けさに奥歯を噛んだ。
後は、黙ってただ彼女の身体を拭き続けた。
橘に密告されるだろうか、真田に密告されるだろうか。
それとも、泣かれるだろうか。
どれにしてもダメージは大きい。
――チクられたら、半殺しだなこりゃ。――
それでも、泣かれるよりはましかも知れない。
ゆらり、と突然杏の身体が幽霊のように起き上がり、切原は文字通り飛び上がると後退りした。
目が、据わっている。
「……わ、悪ィ!」
思わず口にした瞬間、ブン、と唸りを上げてテーブルから飛んだ杏の右ストレートが切原の顔面を直撃した。
今度は火花が散るではすまない。脳の中身が揺れた。
「……っにしやがる!」
「それはこっちの台詞よ!」
まったくその通りだ。切原は口を噤んだ。思わず土下座する。
285 :
切杏 最終:04/09/19 23:03:35 ID:tZh9sZsr
「スミマセン。」
ひらひらと鉄拳を振るった右手を振って脱ぎ散らかされた服を身に付けると、杏は腰に手を当てて顎を反
らした。
いたたまれずに切原はしゅんと頭を垂れる。
「責任。取ってもらうからね。」
「は?」
聞き返した切原は杏の真っ赤な顔を見て面食らった。杏はふいっとそっぽを向く。
「アンタが兄さんに負けるまで、コイビトになってもらうから!」
情けなさそうに杏を見上げていた切原はパタパタと宙に手を泳がせた。
「そいつは……。」
「文句があるの!?」
ぐん、と覗き込むように迫った杏の顔。に、切原は不意打ちで口付けをした。
「な!」
勝ち誇ったように切原はにやりと笑って見せると赤面する杏に言い放った。
「そいつは、兄ちゃんに勝ち続けねぇとだな。」
end
長すぎました……。失礼致しました。
神々の光臨お待ちしております・゚・(ノД`)・゚・。最近サビシーよぅ。
乙です!(・∀・)イイ!!
いつも乙。(*´Д`)ハァハァ
乙!
うまいなあ……
乙!萌え萌えしますた。
切杏いいなぁ…
アニメ見てて、誰かやってくれないかなぁ(*´д`*)ハァハァ
なネタだった。GJ!切杏(・∀・)イイ!!
杏か桜乃で3Pモノとか読みたい…
293 :
名無しさん@ピンキー:04/09/21 19:23:08 ID:pUs3ZLlW
せっかくなのでageてみる。
すみません、萌えが降りてきたのでもう連投になりますが一本投下してもよろしいでしょうか。
ぬる目のリョ桜ですが……。
>前スレ521氏
(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー(゚д゚)ウマー!!
>「俺は、お前の兄貴に勝った男だぜ。」
のくだりがすごく(・∀・)イイ!です。
お兄ちゃん子な杏っぽい。
もう一本カモーンщ(゚Д゚щ)
>前スレ521ネ申!
あなたの話はいい!投下待っています!
…でも前スレの跡杏の続きも待ってます…見たいよう・゚・(ノД`)・゚・。
>>294 リョ桜萌えなので是非お願いします。
跡杏もかなり好きだけど、大本命はリョ桜だったりするんだよーぅ!
お口に合うから分かりませんが、お言葉に甘えて投下させて頂きます。
299 :
リョ桜 1:04/09/22 20:36:28 ID:h8fK56jM
この合宿に来て以来、越前リョーマは酷く不機嫌だった。
いや、合宿そのものは充実しており彼にしては他校の選手達とも意外とスムーズに交流している。
だが、その交流が厄介なのだ。
リョーマはこの合宿参加者の代表選手としては唯一の一年生だ。もともと小柄なので諸先輩の中に混ざる
と頭二つ分程小さい。
同校の菊丸がリョーマを『おチビ』などと呼ぶせいで、他校の生徒達もやたらとリョーマを子供扱いするの
だ。
擦れ違い様に頭を撫でられ、こちらが嫌がっているのを承知で『カワイイ』を連発される。
リョーマがついムッとしたり言い返したりするのがよくないのだが、はいはいと流せる程成熟していない。
何よりも……。
リョーマを不機嫌に拍車をかけているのは、その延長上なのか彼らは竜崎桜乃の事もからかうからだ。
一緒にマネージャーをやっている小坂田朋香がはきはきと積極的なのに比べて桜乃は赤面症のあがり症
だ。
何か質問されるだけで真っ赤になって口篭る桜乃は他校の選手達には格好のオモチャだ。
……実の所、そうやって桜乃を構う事でリョーマの事もおちょくっているのだがそれにはリョーマは気付い
ていない。
「はい、どーぞ。」
今日の打ち上げの時なども、氷帝学園の忍足が彼女に酒を配る時にわざわざ一年生の方へやって来て
おっかなびっくり受け取った桜乃の長い三つ編みをつん、と引っ張った。
むっとしたリョーマが思わず忍足の目の前にずいっとコップを差し出す。
「俺にも。」
一瞬きょとん、とした忍足は意地悪くリョーマに笑って見せるとビールの缶をテーブルに置いて桜乃の三
つ編みを両手でひらひらと持ち上げた。
「怖い顔でちゅねェ。僕ゥ。」
「あ、あのっ……!」
リョーマの不機嫌に桜乃がおろおろしているのを見て、忍足は面白そうに目元を綻ばせ
「かわいいなぁ。」
と柔らかい三つ編みに唇を付けた。桜乃には当然何が起こっているのかは分からないが挑発されたリョーマ
はギッと目を吊り上げる。
300 :
リョ桜 2:04/09/22 20:37:28 ID:h8fK56jM
「どうしたの?リョーマさま。」
桜乃の隣の朋香が不思議そうに正面のリョーマを覗き込む。
「何でもない。」
「何でも。な?はい、朋香ちゃん。」
ビールを差し出した忍足に名前で呼ばれ、朋香は思わず頬を染めた。
「え?名前、どうして?」
「可愛い娘の名前はすぐ覚える。」
キザ野郎。
近辺にいた桜乃と朋香以外の全員が、心の中でウゲッと舌を出した。
――アイツは隙がありすぎなんだ。――
打ち上げの間中、リョーマはあからさまに不機嫌な態度を変えなかった。
元々マネージャー参加した女の子は三人しかおらず、打ち上げ宴会中は三人共多数の男に囲まれる形と
なっていた。橘杏と朋香はそれでも上手に彼らをあしらっていたが、桜乃は甚だ要領が悪い。
からかわれ放題、触られ放題となっている彼女に対してもリョーマの苛立ちは頂点に達していた。
――何やってんだ!――
それを声に出すのは憚れる。しかも大勢の前で彼女を引っ張り出す訳にもいかず、リョーマは一人悶々と
していたのだ。
それで、つい、まだ盛り上がっている宴会会場から彼女を置いて出てきてしまった。
――何やってんだ、は俺も同じか。――
そんな態度を取れば彼女が不安になるのも分かっていたのに、すぐに表面に出してしまう。
自分の子供っぽさが、情けなくて悔しい。
さらっと流せればカッコイイのに。
例えば、さり気なく橘杏の隣に座って彼女に近寄ろうとする男に睨みを効かせてるアノ先輩みたいに。
自分は、といえば彼女の傍に行ってからかわれるのが嫌で桜乃を遠目に見てイライラしているだけだった。
桜乃は、困惑した表情で明らかに自分に助けを求めていたのに。
恋人である自分は、苛立ちに任せて逃げ出してしまった……。
彼女が、真っ赤な顔でリョーマに告白してきたのは一ヶ月前。
随分以前から、彼女が自分の事を好きなんだろうとは気付いていた。
だからその内容については驚かなかったが、彼女が自分の口で、たった一人で告白してきた事にリョーマ
は驚いた。
言い方は悪いが桜乃はトイレに一人で行かないタイプだと思っていた。
301 :
リョ桜 3:04/09/22 20:39:21 ID:h8fK56jM
流されるままで、消極的で。
菊丸流に言わせると『守ってあげたくなっちゃうタイプ?』という所だ。
実際、一人っ子で親戚も年上しかいなく、部活中でも末っ子扱いのリョーマにとって、相手に頼りにされる
のは嬉しい。
始終ビクビク、オドオドしている彼女がいつも、リョーマの応援の時にだけは大声を出して一生懸命なのも
見ていて胸がこそばゆくなる。
胸が、疼くから。
彼女の告白に、リョーマは応えた。
彼氏、彼女になった後も学校や皆の前ではリョーマのつっけんどんな態度は以前のままだが、桜乃は文
句一つ言った事がない。だから、リョーマはやや横暴になる。
あんな風に、忍足に彼女の髪を触られた時だってむっとするのではなくてにっこり笑って「止めてもらえま
す?」と言えればよかった。
今更戻り辛いし、部屋に帰って不貞寝するにも桜乃が心配だ。
――俺、カッコ悪い。――
宴会場の盛り上がる声を遠くに聞きながら、リョーマは階段に座り込み、がりがりと頭を掻いた。
「……リョーマくん?」
小さな声に呼びかけられて、リョーマは顔を上げた。桜乃だ。
心配そうにリョーマの顔を窺っている。
リョーマはふい、とそっぽを向いた。
桜乃が、追いかけて来る事は何となく分かっていた。だから、わざとあの部屋を出た……。
――益々、カッコ悪い……。――
リョーマは自己嫌悪に眉を顰める。桜乃は、ただ困ったように首を傾げている。
「大丈夫?リョーマくん。」
――俺の気も知らないで。――
身勝手な怒りが込み上げて、リョーマは桜乃の顔も見ずに立ち上がった。
「俺、もう寝るから。先輩達にちやほやされて楽しんで来れば?」
突き放すようなリョーマの言い方に桜乃はびくん、と身体を震わせる。何故リョーマが怒り出したのか、彼
女にはまるで分からない。
「そんな……。」
桜乃の反論はいつも沈黙だ。ただ、悲しそうにリョーマを見詰めるだけ。
302 :
リョ桜 4:04/09/22 20:40:16 ID:h8fK56jM
どうして?何で?
悲しそうな大きな瞳が、ほんの少し潤んでリョーマに問い掛ける。
――こんな顔させたい訳じゃないのに。――
その筈なのに、こんな顔をしてくれる桜乃に対して少しだけほっとする。
自分の一言が、いとも簡単に彼女を傷付ける事が出来る。
それが確認できるといつも、リョーマは自分に対する情けなさと共に、一種の安堵感を覚えるのだ。
――ああ、ガキ臭い!情けない!――
ブンブンと勢いよく頭を振ってリョーマはひょい、と桜乃に手を突き出した。
「え?」
少し身体を引いた桜乃に、リョーマは更に手を突き出した。
「……行かないの?」
リョーマの確認の言葉に、ぱっと桜乃が笑みを浮かべる。
「うん!」
泣いたカラスがもう笑った。
こんなに素直に自分の言葉に反応されると意地悪だってしたくなる。
遠慮がちにそっと乗せられた小さな手をしっかりと握り直してリョーマは桜乃を引っ張るように薄暗い階段を
昇り始めた。
さて、ドコに行こうか。
やはり、部屋に戻った方がいいだろう。同室の桃城は橘杏を巡って他の先輩達と水面下の交戦中だから暫
くは戻ってくる心配もない。
他の場所にいて誰かと鉢合わせたらまた、桜乃に冷たい態度を取って落ち込ませてしまう。
周囲に人の気配がないのを確認すると、リョーマは部屋の中へ桜乃を引き入れた。
真っ暗な部屋の中。
外から差し込む月明かりがうっすらと桜乃の細い輪郭を照らしている。
リョーマは繋いでいない手の指先で、桜乃の頬をつ、となぞった。桜乃はうっすらと目を閉じる。
長い睫が頼りなげに震える。繋いだ手に僅かに力が篭る。
思えばこの合宿に入ってから桜乃とまともに話しもしていなかった。
彼女は元々積極的ではないし、人前でベタベタするのを好まないリョーマの性格も知っているから、どこに
いる時でも彼女面せず自分から話し掛けては来なかった。
甘え下手だし、軽い会話も出来ないし、不器用だし、とろいし、泣き虫だ……。
でも、一生懸命で、健気な彼女。
303 :
リョ桜 5:04/09/22 20:41:42 ID:h8fK56jM
こうして二人きりになると、心底ほっとする。
まるで日なたの花のように彼女が笑うと、ささくれ立つ気持ちがすっと消えていく。
とん、と一歩前進すると、リョーマは桜乃を抱き締めた。
「……リョーマくん?」
――ゴメン。――
そう、口にできればいいのだが、意地っ張りだし素直でもない。
だから、ただ、彼女の身体を抱き締める。
じっと抱き締められていた桜乃が、おずおずとリョーマの背中に手を廻した。
きゅっと縋りつく彼女の肩が微かに震えている気がして、リョーマは少しだけ体を離した。
……泣いている。また、泣かせてしまった。
リョーマはぎりっと歯噛みする。こういう自分の身勝手さと子供っぽさが彼女を苦しめているのが分かって
いるのに。
「ご、ごめんね、リョーマくん。」
つい、安心して、気が緩んで、涙が出てしまった。
桜乃は無理矢理笑って見せるとそう涙の訳を小さく呟いた。
桜乃の健気さがいじましい。自分の愚かさが恨めしい。
俯いて、低く唸った後、リョーマは桜乃の唇に軽く唇を押し付けた。
「ゴメン。」
小さな声。
暗がりにもはっきりと分かる程赤面した桜乃の瞳から、またぽろぽろと涙が溢れ出す。
どっちにしても泣かれてしまう訳だが、リョーマは桜乃の両手を軽く握って今度は濡れている頬の涙を掬う
ようにキスをした。
右に二回。左に、三回。擽るような唇に、桜乃が首を竦めて微笑みを零す。
ああ、こういう顔を見ると、胸がギュッと熱くなる。
二人の視線が、ぱちんとパズルのピースがはめ込まれたように合った。
――いい?――
リョーマの視線の問いに、桜乃はこくんと頷く。
それを合図にリョーマは手を桜乃の腰に廻し、彼女の唇にもう一度口付けした。今度はゆっくりと舌を侵入
させ乱暴にならないようにそっと、痺れてしまったように動かない彼女の舌に絡めていく。
まだ慣れていないからか、桜乃は何時でも受身だ。リョーマはそんな彼女を傷付けないように逸る衝動を
何とか自制している。
304 :
リョ桜 6:04/09/22 20:43:15 ID:h8fK56jM
せめて、二人きりの時には優しくしたい。怖がられたくない。頼って欲しい。
まだ緊張している桜乃の身体を擦るように、リョーマは彼女のTシャツの裾から手を差し入れた。
柔らかなその皮膚は、血が通っていないかのように冷たい。始めはいつもそうだ。リョーマの触る場所に神
経を集中させているのが掌越しに伝わってくる。
長い口付けを終えると、桜乃は小さく息を漏らす。
リョーマは涙の跡を伝って頬から首筋に唇を落とした。
「んっ。」
ぴくん、と桜乃の身体が強張る。感じる場所を刺激されるといつも、声を殺して踏ん張ってしまう。
そんな桜乃の慎ましさが可愛い。
背中を温めるように擦っていたリョーマの手がぱちん、とブラジャーのホックを外した。
「あっ。」
桜乃は更に赤面して俯いてしまう。顔が、見たい。
リョーマはそっと桜乃の身体を押すと、ベッドへと横たえた。桜乃は恥ずかしそうに両手で顔を隠してしまう。
「顔、見せてよ。」
少し焦れたようなリョーマのおねだりに、桜乃は恐る恐る両手を外した。
目元が真っ赤に潤んでいる。その様子にリョーマはにっと意地悪く笑って見せる。
「もう感じちゃった?」
優しくしようと思ったばかりなのに、桜乃のその恥じらいがリョーマの本能を刺激するのだ。
リョーマは壊れやすい磁器を扱うように震える桜乃の脚をそっと撫で上げていく。
脹脛から膝、膝からその裏を通って太腿へ……。
「っは……。」
桜乃は必死に声を堪えながら息を漏らしている。
初めての時と比べるともう、少しは慣れていていい筈なのに彼女の反応は恐ろしく不器用だ。
そういう所が、愛しい。
――カルピンの方がまだ駆け引きとか知ってるな。――
などと失礼な事を考えながら、リョーマはやっと温まってきた彼女の脚に唇を押し付けた。
「んんっ。」
桜乃が声を出すまいと両手で口を塞ぐ。
どうせすぐに、メチャクチャになっちゃうのに。
リョーマは必死な桜乃の努力に目元で笑うと舌を突き出して太腿を滑らせた。
305 :
リョ桜 7:04/09/22 20:44:35 ID:h8fK56jM
「ゃあ……んっ。」
こんな声、誰にも聞かせられない。リョーマの背筋をゾクゾクとした快感が走る。
短いスコートを捲り上げると、すぐに白い下着が目の前にある。
リョーマはつ、と下着のその部分へ指を這わせた。
「あっ……んんっ。」
微かに、湿ってる。
態度は相変わらず固いのに、身体は反応し始めている。それが、嬉しい。
自分の手の感触を、唇の感触を、身体を、桜乃が覚え始めている。
リョーマはぶるっと身震いした。
「バンザイして。」
桜乃に両手を上げさせると、Tシャツを脱がせる。半分脱ぎかけた状態だと恥ずかしがった桜乃がこっそり
下ろしてしまうので、いつも全部脱ぐ事にしているのだ。
下着も剥ぎ取るとふるん、と軽く胸が揺れる。
流石に豊満とはいかないが、ささやかな曲線の先端に薄く色づく小さな突起が可愛らしい。
リョーマはいきなり、その先端に唇を落とした。
「やんっ!」
思わず桜乃の唇から声が漏れる。リョーマはちゅっと音を立てて何度も口付けした後にその小さな蕾を舌
で包むように口に含んだ。
「ふ……あぁ!」
自分の愛撫に自信がある訳ではないが、桜乃の身体はすぐにリョーマに反応する。
舌先に返って来る蕾の形と硬さが証明してくれる。桜乃の乳首を舌で弄びながら、リョーマは桜乃の下着
の上から秘裂に指を押し当てた。
桜乃の身体が大きく跳ね上がる。リョーマは桜乃のショーツを指で引っ掛けると一気に下げた。
「あっ。」
桜乃がいやいやをするように頭を小さく振っている。それに構わずにリョーマは指先を晒された秘所へとあ
てがった。間髪いれずにくにゅくにゅと弄るような動きが未発達な桜乃の花弁を押し開いていく。
「待って……や、んんっ!」
「……待たないっ。」
リョーマ自身もそろそろ滾ってきている。余裕がないのは情けないが、我慢も出来ない。
息遣いが激しくなってくる。とろとろとした熱い桜乃の中の感触が、リョーマの血液を沸騰させる。
306 :
リョ桜 8:04/09/22 20:45:54 ID:h8fK56jM
「あっ!ぁあ!」
ぎゅっと胸元で手を組んだ桜乃が祈るような眼差しでリョーマを見詰めている。その潤んだ目にリョーマの
理性が音を立てて吹き飛んだ。
「……いい?」
これも、情けない質問なのだがそうも言っていられない。桜乃は夢を見ているような眼差しで、こくんと小さ
く頷いた。
「いくよ。」
服を脱いだリョーマは硬く握り合わされている桜乃の両手を解くと、しっかりと握り締めた。最近ちゃんと持
ち歩いている避妊具も、付けている。桜乃の身体に何かがあったら全て自分の責任だと、その自負もある。
ずっ、とリョーマ自身が桜乃の中へ挿入っていく。
「んんっっ!」
桜乃の目尻から涙が零れ落ち、リョーマは彼女に締め付けられる快感と戦いながらもこつん、と額をぶつ
けて桜乃の顔を心配気に覗き込む。
「痛い?」
「……ううん、大丈夫……。」
そう、細く答えるが、手に篭められた力と震えが桜乃の頑張りを訴えている。
今日で四回目。
徐々に解れてはいくのだろうが、まだお互いに達者ではない。
「動くよ。」
包み込む桜乃の中の蠢動に耐えられずにリョーマは身体を起こした。
じゅっ、と湿った音が静かな室内に大きく響く。
「く、ぅんっ!」
桜乃の腰が逃げ場を求めるように浮かんだ。うねる膣内に抵抗してリョーマは何とか自分を保とうとするが
、あまり意味がない。きつい締め付けが、リョーマの迸りを急かしている。
「あ、はぁ……!」
我慢の限界なのか桜乃の唇から漏れる声が淫らに変わっていく。
メチャクチャ、気持ちいい。
リョーマの律動が速度を上げ始めたその時。
「えちぜーんっ。」
ドン、とドアを叩く音にリョーマは凍りついた。
鍵は、掛けてある。自分が鍵を持っているから外でドアを叩いている桃城はこの部屋には入れない。
307 :
リョ桜 9:04/09/22 20:46:58 ID:h8fK56jM
「は、あっ。」
堪えきれない桜乃の声に、慌ててリョーマは桜乃の唇を押さえた。
頭がフル回転しているその時にも潤って脈動する桜乃が、リョーマをきゅうきゅうと締め付けてくる。
「越前ー。いないのかー!?」
飲んでいるせいなのか、桃城はいつもよりも声が大きい。
いや、そう感じているだけかも知れない。リョーマの手の下で、桜乃の目が怯えている。
――怖がんなくていいよ。――
リョーマは桜乃の口から手を離すと口付けし、ぎしっと動きを再開した。
桜乃は驚いて逃げようとするが、リョーマは桜乃に笑いかける。
「いいから、しっかり掴まって。声出ちゃいそうなら、俺の肩に噛み付いていいから。」
リョーマの笑みに、桜乃は黙って頷くと彼の肩に唇を押し当て、首にぎゅっと腕をまわした。
ずっ、とリョーマが桜乃の中に突き立てられる。
桜乃の中は熱く潤い、激しいリョーマの動きを歓迎するように蠢く。
「んんっ。」
「なんだよー、寝ちまったのかぁ。」
ドア一枚向こう桃城が大欠伸をしながら去っていく。
リョーマはほっとしながら動きの激しさを増した。
「くぅっ。」
思わず自分も声を漏らし、慌てて桜乃の様子を見ると桜乃はまだ必至にリョーマの肩にしがみ付いている。
三つ編みが解けて、シーツに緩やかな帯が掛かる。
先刻三つ編みにキスした時の忍足の見下した笑みを思い返して、リョーマはふっと笑った。
――あんなんで勝った気になられちゃ堪らないよ。――
「いくよ……っ。」
「ん、ぁあっ!!」
桜乃の身体が仰け反り、リョーマはきつく眉根を寄せた。
白濁として物が中に放出され、激しく息を吐きながらリョーマは桜乃に無数のキスを落とした。
「……大丈夫?」
「……うん。」
どうにか身体熱が引いた頃、リョーマと桜乃は衣服を整え顔を見合わせるとそっと部屋を出た。
宴会は、まだ続いているようだ。
大きな喚声や笑い声がまだ響いている。
「部屋まで送る。」
そう言って歩き出したリョーマのシャツの裾を捕まえた。
「あの……。リョーマくん、打ち上げに戻らなくていいの?」
その途端にピクン!とリョーマの眉が跳ね上がった。
「あのねぇ……!」
怒鳴られそうになった桜乃は咄嗟に身体を硬くする。
緩やかに曲線を描いて背中へ流れる解けてしまった髪。瞳にはまだ熱の余韻が残り、身体の線も罪作り
な危うげな色香を漂わせている。
こんな、艶っぽい姿を誰かに見せて溜まるか!
「駄目。」
言い切ってふい、と向き直るとリョーマは桜乃の部屋を目指してすたすたと歩いていく。
桜乃は引きずられるようにその後ろへと続いた。
【end】
ネ申!GJGJGJ!萌えました。
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
ありがdありがd
リョ桜、リョ桜、リョ桜ー!!最高に萌えました。
521さん、あんたは神だ。
乙!(*´Д`)'`ァ'`ァ
激 萌 え ! !
リョ桜、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
>お口に合うか分かりませんが
dでもございません、ゴチになりました(;´Д`)ハァハァ
神さま、ありがとう
神乙。禿しく乙。
萌え殺された。
リョ桜(*´Д`) ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア
521神様ワショーイ!お腹イパーイ!
萌えすぎて頭沸騰し掛けてます(;´Д`)
まとめサイトってあったほうがいい…?
前スレ215タンのサイトは随分昔からもう404…
>316
99さんのサイトがあるyo
318 :
316:04/09/27 00:17:25 ID:bgiVauug
ホントだ 流れちゃんと読まなくてゴメン;
99さんすまんです。
まとめ作業大変だろうけど、ガンガレ!
R&Dに、他校の女の子達はでるのだろうか・・・
出るみたいよ
上へまいります
322 :
名無しさん@ピンキー:04/10/03 18:21:56 ID:tk3gM9LU
>>316、317
自分はまとめサイトほしいな。
99さん、サーバーがアダルトNGでアボンしたのじゃ?
よろしければ、自分にまとめさせていただけませんか?
>>323 お願いできるなら、ぜひにお願いしたいです。
観月巴神や跡杏神のハァハァSS。
前スレの不二兄弟や未完のままのリョ桜やリョ奈々。
埋もれていくのは淋しいです。
325 :
323:04/10/03 22:54:43 ID:OKeazhpT
では、スペース確保いたしまして、まとめ作業させていただきます。
ある程度、できましたら、お知らせしますね。
すみません、以前ここに投下した文章を自サイトにあげているのはマズイでしょうか。
>326
全然オケー。
二次創作でも、書いたものは書いた人の著作物。
>326
ここに投下された文章を自サイトにあげてる人知ってるよ。
ただ自らちゃねらだと明かすようなものなので
生温く見守られてしまうかもしれない。
そのあたりの判断は自分でしてね。
329 :
323:04/10/04 23:44:22 ID:mqBWLb2/
323乙。あんたも神だ。
ひさびさに懐かしの萌えSSを読めて嬉しかったです。
>323
乙華麗
332 :
名無しさん@ピンキー:04/10/05 00:27:55 ID:Yw0DZeIP
323
乙です。
sage忘れスマソ
>323
乙鰈
でもちょっと忍者に威圧されたり・・・
335 :
323:04/10/05 01:22:18 ID:IJDftpEC
みなさんのお言葉、ありがたく頂戴します。続きもがんばって、あぷします。
>334 忍者、威圧されちゃいます?
サイト内で、2ちゃんねるより・・と記載したから、荒らしにあう危険性大なんで・・
予防にはっただけっす。気分害したら、スマソ。
他板から、くるんだよね。荒らしさん・・
低級1時間スペ観たら丁度不二が勝ってたね。
フフフ・・・あの後はきっと華村コーチに、一方的なオトナなご褒美を貰ったに違いあるまい( ̄ー ̄)ニヤリ
>337
カワ(・∀・)イイ!!
中学生らしくていいかもしれない。
339 :
名無しさん@ピンキー:04/10/13 21:57:56 ID:ugsuTgF8
誰もいないのか、age
340 :
名無しさん@ピンキー:04/10/13 22:04:11 ID:2XxT3hzZ
誰か書いてほしいな!
342 :
ひま:04/10/15 23:54:36 ID:WJsODPq8
裕太→桜乃です。
エロなし、しかも微妙な初恋風味。
自己判断でスルーよろしく。
343 :
裕太→桜乃:04/10/15 23:56:20 ID:WJsODPq8
目の前で、こける少女。
不二 裕太は、ただ眺めるしかなかった。だって、段差も石も何もない所だったから、予測のしようもない。派手に
すっころんで、しばらく動かなくなった。
「おい。大丈夫か?」
声をかけて身体を起こしてやると、涙目になってこちらを見上げてきた。
「ご、ごめんなさい・・・。」
紺色のセーラー服と、長い三つ編み。肩にはテニスバッグ。見たことのある顔。
「お前、青学の・・・ええと。なんだっけ?」
「あ、の。えっと、竜崎 桜乃です。・・・聖ルドルフの、不二さんですよね?」
「そうそう。あのばーさんの、孫だ。お前も、よく俺のこと知ってたな。」
桜乃は少し恥ずかしそうに視線を逸らした。照れているのだとわかるほど、裕太は男ができてはいないが。
「リョーマくんとの試合、覚えてます。・・・二人とも、凄く頑張ってて、カッコよかったですから。」
微笑まれた。裕太は思わず赤くなった。こんなふうに微笑まれると、どう接したらいいかわからない。女の子からかっこ
良いと言われたこともないように思う。
「あ・・・と。おい、大丈夫か?あ、足、血が出てるぞ。」
テニスをしているとは思えないほど細い足からは、血がにじんでいる。
「俺、バンソウコウ持ってるから。やるよ。」
「え!?いいです!大丈夫ですから!」
「血がでてる。ほっとけるかよ。」
344 :
裕太→桜乃:04/10/15 23:57:36 ID:WJsODPq8
カバンからバンソウコウを取り出す。白い足が良く見えるように屈む。傷は浅いようだ。
「あ、傷洗ったほうがいいか。この辺水道あったか?」
「あ、あの!ホントに大丈夫ですから!そんなに痛くないですし・・・!あの、私が悪いんです!ぼーっとしてたから・・・」
「でもなぁ・・・」
目の前でこけて、血がでてる女の子を放っておけない。男なら、誰だってそうだろ?しかし、桜乃は本当に申し訳なさ
そうに、顔を真っ赤にして困っている。何だか、こちらが悪い事をしているような気になった。
二人して途方にくれていると、小さな人影がやってきた。その小さな影は、裕太の持ったバンソウコウを取り上げた。
「ドーモ。もういいよ。これ、俺が預かるから。」
これというのは、バンソウコウのことなのか、目の前の少女のことなのか。テニスバッグを抱えた少年は、戸惑う桜乃の
手を引いてさっさと歩いて行ってしまった。相も変わらず、不遜な少年だ。あの少年のことだから、珍しい事ではないだろう
が、裕太は何だか腹が立った。
あの少女を助けようとしたのは、俺なのに。
なんだかよくわからないわだかまりを抱えたまま、裕太はしぶしぶ家路に着いた。
おわる。
345 :
ひま:04/10/15 23:58:43 ID:WJsODPq8
大したものでなくてごめんよ。
裕太桜乃イイ!
エチーも好きだが淡い初恋話も大好き。
萌えますた!ありがd!
なんかかわいい(・∀・)
>329
ここの不二x由美子ヨカッタ。
由美子姉さんイイよ。続編お願いしたい!
跡部x由美子ってダメかな。
由美子さん相手だと、むしろ由美子×跡部になりそうな予感w
百戦錬磨の由美子さんにいい様にあしらわれちゃう跡部。
どちらもよさそう。
「おまえの姉さん美人だな」と跡部に言われ
笑顔を返すが心中穏やかでない不二とかね。
今週号に杏ちゃんが出てて嬉しかった(*´Д`)ハァハァ
神光臨はないのか……。
最近寂しいなぁ。
まぁ、待とう。
その間に、皆でエロシチュ妄想w
自分も、由美子×跡部にハァハァ
年上のお姉さんに翻弄される跡部・・・・
大人の色気で責めおとしてほすぃ
さみしい(;д;)
>>353 由美子×跡部(*´Д`)ハァハァ いい!
そして翻弄された跡部を許せない不二…
妄想はどこまでも…
許せない不二萌え。
そして、弟は本領発揮。
きれいなお姉さんにメロメロになる跡部もかなりいいが
不覚にも中学生に感じてしまう由美子ってのもたまらん
358 :
名無しさん@ピンキー:04/10/24 14:49:44 ID:o6ZIwq0T
あんまり関係ないんだけど、テニスキャラ達ってやっぱエロ
本とか買ってるのかな・・。中学生だし・・・
手塚はテニスしか頭に無いだろ
・体力がある香具師は性欲も強い
・インテリ(というか、頭脳労働者)には変なプレイを好むものが多い(らしい)。
従って、手塚は結構スケベではないかと。
はじめは変なプレイを好みそうです。
その理論でいくと、真田はどうなる?
真田こわっ((((;゚Д゚)))
それなりにテクはありそうだが、とにかく体力・持久力がすごそう>真田
毎晩抜かずの3発とか。
…ただ、本気の相手にはそれなりに甘くなりそうな気が。
正常位で突きまくるだけでは?>真田
真田・・・最中に説教されそうだな。
「そうじゃないだろう!」とか。キツいかも。
なりきりみたいなふいんき(なry
なりきりはホモバナ満開ですから〜!
>366
「…こんなっ! ことをっ! していてっ…はぁ…ご両親に…申し訳ないと思わんのかぁぁぁぁぁっ! たるんどるっ…!」
とか? それはそれでたのうwなnをするyめ
皆知ってるかもしれないけど一応貼っておきます。
竜崎桜乃
所属:青春学園中1年
身長/体重:151cm ―kg
誕生日:1月14日(山羊座)
血液型:A型
利き腕:右
プレイスタイル:―
好きな食べ物:ささみのチーズ巻き揚げ
趣味:―
得意科目:―
好きな色:ピンク
好みのタイプ:―
橘杏
所属:不動峰中2年
身長/体重:155cm ―kg
誕生日:3月21日(牡羊座)
血液型:O型
利き腕:右
プレイスタイル:―
好きな食べ物:抹茶アイス
趣味:ヘアアクセ集め・折り紙
得意科目:数学・英語・体育
好きな色:ラベンダー
好みのタイプ:―
370 :
リョ桜:04/10/26 00:21:45 ID:Mo/uF07c
リョ桜の日常です。他のキャラが無駄に出てるのでアニメのパロ
見たいな感じです。エロはないんで嫌いな方はスルーお願いします。
371 :
リョ桜:04/10/26 00:22:59 ID:Mo/uF07c
すいません、あげちゃいました。○│ ̄│_
372 :
リョ桜:04/10/26 00:25:04 ID:Mo/uF07c
菊丸「なぁ最近、オチビの奴女の子と一緒に居るよな」
乾「あぁ英二も気づいていたのか。」
不二「あのこは女テニの竜崎さんだよね」
桃城「そーなんすよ!不二先輩、あいつばーさんの
孫に手、出しやがったんですよ!」
河村「でも、この間・・越前は付き合ってないって
訂正してたよ。」
不二「ふふ、可愛いな越前。照れ隠しなんて。
部活早く終わると2人で帰ってるくせいに。」
海堂『越前、フシュウ〜。(@u@)』
乾「しかし、付き合ってはいないみたいだな。
越前もあんな性格だし、竜崎も奥手だしな。」
不二「まぁ可愛らしい中学生カップルに見えるけどね。」
桜乃「ねぇ待ってよ、リョーマくん。」
越前「歩くの遅いよ、早くしないと置いてくよ。」
菊丸「ねぇ乾 竜崎ってオチビのどこが好きなんだろう?!
俺が女の子だったら優しい不二とかにするのに。」
乾「確かに越前は冷たいよな、しかしそれが女性を
誘うのかもしれないな。」
桃城「あっ!あいつ手つなぎやがったぞ。尾行しましょうよ!」
不二「あんまり、人の後を付ける趣味はないけど・・・。」
菊丸「あ〜あの不二が乗り気なんて珍しいにゃ。」
河村「え、越前に悪いよ・・・。」
海堂「っちくだらねぇ、俺は帰るぜ!ふしゅ〜(@u@)」
乾「よし、尾行開始だ。」
373 :
リョ桜:04/10/26 00:27:49 ID:Mo/uF07c
リョーマと桜乃は学校から少し離れたファーストフードに
入っていった。
リョーマ「ねぇ竜崎、最近練習がんばってるみたいじゃん。」
桜乃「えっ・・・。『リョーマくん、見ててくれたんだ?』
う、うん。リョーマくんの試合見てたら凄く練習したくな
っちゃって。」
菊丸「ねぇ何しゃべってるか っ全然聞こえないんだけど〜」
不二「ほんとだね、せっかく同じ店に入っても下手に近づけないし」
河村「越前に見つかったらどうするんだよ・・・。」
桃城「たかさん、大丈夫。これも社会勉強の一つですよ。」
乾「そんなことだと思って、越前の学ランに超小型マイクを
仕掛けておいたよ。越前の事だし気づいてないな。」
河村『それって犯罪じゃ?!』
乾「ほら、イヤフォン!」
桜乃「リューマくん、あのね。」
リョーマ「ん?何話しにくいこと?」
桜乃「うんん、いいの。あのね、今度の
日曜日に一緒に新しいラケット選んでほしいの」
リョーマ「ふっいいよ!日曜日ね。」
菊丸「おいおい、何かデートの約束してるよ。」
不二「英二、イヤフォン片方貸して。」
374 :
リョ桜:04/10/26 00:28:34 ID:Mo/uF07c
リョーマと桜乃はしばらくしてファーストフード店を後にした。
菊丸「また、手つないでるよ。」
不二「外に出ちゃったから雑音でマイクも使えないし。」
乾「あっちの方向は確か公園だな、越前なら最寄のストテニ場に
行くと読んでたんだが、予想外だな。」
桜乃「今日は部活も授業も早く終わってよかったね。
久しぶりにリョーマくんと帰れてうれしかった。」
リョーマ「うん、これ位で喜んでくれるなら何時でも。」
二人は公園で別れた。
乾「何だ、kissもなく帰るのか。」
不二「仕方がないね、越前は。」
桃城「やっぱ越前はダメだな」
菊丸「じゃ〜この辺でお開き、バイバイ。」
375 :
リョ桜:04/10/26 00:29:48 ID:Mo/uF07c
青学メンバーが解散した後、リョーマは
ストテニ場に向かっていた。
桜乃「あっリョーマくん!」
リョーマ「はぁはぁ、待った?竜崎。」
桜乃「全然、リョーマくん、走ってきたの?」
リョーマ「先輩達しつこくってまいったよ。今日はどこ行く?」
桜乃「ふふ?じゃぁ、ゲームセンターかな」
二人の本当のデートを目撃したのは海堂薫、ただ1人だった。
海堂「・・・・キスしてんな(照」
小説でもなんでもないじゃんこんなの・・・
台本じゃあるまいし
エロ描写もなく
雰囲気がエロイわけでもない
しかも小説にすらなっていない
素直に「保守」とでも書いてくれればいいものを
若い子がやってるサイトにはこんなのがいっぱいだった気がする
乙とか言う前に、21歳以上であるのかを小一時間問い詰めたい。
もーすこし・・エロ雰囲気だけでもあれば
台本みたいのでもいいんだけど
結構面白いと思ったが、
ここはエロパロなわけで、スレ違い。
人少ないのかな…?
マイナーでも良いので皆の好きなカプ教えてくれ。
漏れは壇×桜乃とか榊×華村とか。
日吉×桜乃が好みだと発言してみる
観月×巴!!
と叫んでみる。
跡杏 ネ申 切杏 ネ申 が、つぎは、誰と杏を書いてくださるのか、とても楽しみにしている。
「ああっ!お兄ちゃん!!だめっ・・・もっと、優しくしてっ!!」
「杏っ・・・辛いか?嫌なら・・・。」
「嫌じゃないのっ!お兄ちゃん・・・お兄ちゃんじゃなきゃ、嫌・・・。」
「杏・・・。」
>385
とかいうのは、いかがか。
ゲームキャラ含めて女の子少ないから
カプ作るのも一苦労だな。
氷帝なんか書きたいやつはけっこういるんだけど、
跡部以外は他校と絡めにくいし、
かといって鳥取さんにはそーゆーことして欲しくない (笑)
好きなだけに。
難しいな。
あ、でも日吉×桜乃はいいよねぇ。
というわけで、何の脈絡もなく
伊武×杏、千石×杏
とか言ってみる。
近親ものだと、やはり、不二×由美子がよいな。
いいね、不二x由美子。
常識的な不二がどうしようもなく恋こがれるってのが・・
390 :
名無しさん@ピンキー:04/10/29 20:52:29 ID:ZZdiE95t
ネ申はきえたのか・・・。
復活希望age
漏れも観巴がイイ・・・
切原×原さんが見たい。
プライドが高そうな原さんを苛めてそうなのが萌えだ
神尾×杏・・・はやはり♪がヘタレだから無理なのか・・・orz
琴葉に襲われる桜乃キボン
>393
むしろ♪のヘタレっぷりに業を煮やした杏ちゃんがお兄ちゃんに協力してもらってってのはどうですか?
杏が橘さんの膝の上でM字開脚されて、指で弄ってもらってるところを
♪に見せ付けて…みたいなヤツ。
>>395 そんな可愛いヘタレの♪を想像してみた
・・・うっかりお兄ちゃんに萌えるとこだったじゃねーかyo
>395
やばい、それすごい萌える…!
へタレ♪と淫乱杏ちゃん、シスコン兄で3Pハァハァ
どなたか書いてくれる勇者様はおりませぬか
ここって絵描いて出してもOK?
絵は勘弁
絵も見たい。
ダメか?
何で?別に小説オンリースレって決まった訳じゃないのに…
スレの賑わいに水差す399の気持ちが分からない。
漏れは絵ネ申も熱望します。
398タン気にせず(屮´Д`)屮 カモーン
>401
「ここ」には絵は描きこめないだろw
お絵描き掲示板借りるか、UPローダーにUPするか。
403 :
401:04/10/31 23:52:16 ID:OgIO6n7b
だからロダにうぷ汁と。
うpして見たい人だけ見ればいいし
405 :
名無しさん@ピンキー:04/11/01 18:52:33 ID:5Nt35fVK
age
406 :
名無しさん@ピンキー:04/11/01 18:53:13 ID:5Nt35fVK
age
誰かいますかぁ?(´・ω・`)
408 :
ひま:04/11/03 17:28:22 ID:gG+u0/yx
エロなし。またも片思い風味。
切原→原。
エロでないと嫌な人、ゲーム嫌な人スルーよろしく。
ところで、金太郎が急に出てきてびっくりな今週です。
409 :
切原→原:04/11/03 17:29:36 ID:gG+u0/yx
どんなに鍛えても、やっぱり物理的に無理があることがある。
例えば、160台の身長の男が、180ある女をお姫様だっこするとかだ。
女にしか見えないが、これでもまだ13歳の少女が、これ見よがしに溜息をついた。とりあえず、声をかける。
「どうしたよ。」
少女は、切れ長の瞳をちらりとこちらに向けただけで、何でもないというように首を横に振った。
「気にしないで。」
気にしてくれと言っているようなものだ
「さっきから、何読んでるんだよ。」
教室でなにか雑誌のような物を広げている。この原 涼香という少女は、学校であまりこういうものを読まないので、
ミスマッチな感じがする。
「赤也には関係ないわ。―――って、なに覗きこんでんのよ!!やめなさい!!」
「へへー。少女漫画?原、こんなん読むのかよ。」
安い紙に、なんだかキラキラした絵の漫画が描かれている。果たして面白いのか、自分にはわからない。
じっと覗き込んでいると、後ろから首根っこを捕まえられて、ぶら下げられた。足が軽く宙を浮く。
「うっわ!!何すんだ!!くるしいって!!ヤメテー!りょーかちゃーん!!」
「うるさい。勝手に人の本、盗み見たりしないで。」
ぴしゃりと言って、床に下ろされた。何か一つ、嫌味を言ってやろうと原の顔を見上げると、はっとした顔をして、苦い
表情になった。
「何だよ。どうしたよ。」
「・・・別に。何でもない。」
410 :
切原→原:04/11/03 17:30:27 ID:gG+u0/yx
何でもないなら、なんでそんな傷ついた顔をする。俺が何か悪い事をしたみたいじゃないか。そっちの方が、俺を
ぶら下げたくせに。
そこまで考えて、そうか、と納得した。
「・・・別に、お前が俺をぶら下げるなんて、今日始まった事じゃねーだろ。」
男一人ぶら下げる腕力と身長が、気に入らないことくらい知っている。
でも、何で気に入らないんだか。男の目からすると、うらやましいもんだ。
「あんたは、どう思う・・・?」
「は?」
何をどう思うのか、さっぱりわからなくて、聞き返す。イライラしたように睨み付けてくるが、その瞳には羞恥の感情が
色濃く出ているのを感じた。
「だから!・・・こんなに背の高い女は、嫌だと思う?」
思う?だって。普段涼しげにしてるくせに、こういう時は無自覚に可愛くなる。物凄く意地悪したい気分になったが、
今すると、きっともうミクスドなんて組んでくれなくなるに違いない。間をとって、俺はこの質問を誤魔化す事にした。
「さぁね。俺に聞いても、しかたねーんじゃねーの?」
「どういうことよ?」
「だって、原は俺と付き合いたくてそういうこと、聞いてるんじゃねーだろ?」
「!!」
原の顔が、途端に真っ赤になった。可愛い奴。一瞬、真田副部長の顔が頭をよぎったに違いない。
「あっ・・・当たり前でしょう!!な、何であんたなんかと・・・!」
「へー。そーゆーことゆーんだ。ひっでぇな。」
411 :
切原→原:04/11/03 17:31:33 ID:gG+u0/yx
からかうように笑ってやる。きっと、こういう風にして欲しかったから、俺に話をふったんだろう。真面目に相談するなら、
もっといい相手がたくさんいる。
「ま、別に俺はそのくらいの身長もいいと思うけど?」
「は?」
きょとんとしている原に、にやりと笑って近付いていく。さぞ、悪魔みたいな笑顔だろう。
「それくらいあると、丁度いいんだよな。」
「?」
不思議そうな顔の原に、思いっきり抱きついた。腰に手を回して、身体を密着させる。
ちょうど、胸に顔を埋められる、身長差。
どうも胸は、身長ほど発育が良くないみたいだが、平均よりは確実に上だろう。柔らかな感触が、頬にあたる。
「―――ッっあ、あかやぁぁぁぁあ!!!」
殴られる前に、胸から離れた。顔を真っ赤にした原が、凄い勢いで近付いてくるので、慌てて逃げた。追いかけてくる原。
「うわー!!りょーかちゃん、鬼みてぇー!!」
「赤也っ!!待ちなさいっ!!」
もうじき授業の始まるチャイムが鳴りそうなのに、廊下にまで出て追いかけっこ。しかもお互い全速力。
3年のいる廊下まで逃げた所で、原の足音がしなくなった。振り返ってみると、原が頭から突っ込むようにこけていた。
しっかりしているように見えて、物凄くこどもっぽい。助けに行こうと近付くと、俺より先に近付いた男がいた。俺よりはるかに
背の高い、男。
「・・・大丈夫か。」
「さ、真田さん・・・。」
412 :
切原→原:04/11/03 17:33:09 ID:gG+u0/yx
鼻をすりむいた顔のまま、副部長を見上げる原。痛みのせいか、瞳が潤んでいた。
「派手に転んだな。凄い音がした。」
「え・・・あの、すみません。」
立ち上がることも忘れて、申し訳なさそうにする原に、妙に苛立った。別に、謝る所じゃねぇだろう。
「怪我をしているな。血が出ている。」
原の白い足をみると、わずかだが血がにじんでいる。こけた拍子にすりむいたんだろう。真田副部長は、ためらいもなく
原を抱き上げた。俗に言う、オヒメサマ抱っことかいうやつだ。顔を真っ赤にした原が、かちこちに固まっているのがわかる。
副部長、どんな顔でやってんだと思ったら、なんでもないような顔をしていて、少しムカついた。
「赤也。」
「なんっスか?」
「俺は原を保健室に連れていく。お前は教室にもどれ。チャイムがなるぞ。」
そう言い残して、保健室に向かっていった。一人廊下に残されて、そういえば、さっき原の見ていた漫画で、女主人公は、
男に抱き上げられていたっけ。
もしかして、うらやましかったのか?
なんだかよくわからん。わからんが、とにかく面白くないなと思いながら、教室に帰った。この後、保健室から帰ってきた
原は、俺にされた事なんてすっかり忘れて舞い上がるんだろう。
物理的に、俺には不可能だろう?だって、俺は副部長じゃねーんだし。抱きつく事はできても、抱き上げることはでき
ねぇんだよ。
けど、抱きつきたいと思うのも、抱き上げたいと思うのも、したいと思う基の気持ちは、一緒なんじゃねーの?
そこんとこ、わかってんのかね?
終
413 :
ひま:04/11/03 17:34:42 ID:gG+u0/yx
原をエロく書きたい週間実施中です。
なんかエロいシチュください。
金太郎Verのヒロインはいないんでしょうか。
リアル遭遇しちゃった
なんだかラッキー↑
涼香姉さんがかわゆい!
対照的に赤也は切なくてよかったです
作者さん乙
待ってました・・・・・・ 真 田 × 原 ! ! (じゃないけど)
あ〜こそばゆかった。
乙っす。
今週のジャソプの忍足萌え…。
残念ながらここではあんまり需要無いみたいでつね忍足(´・ω・`)
そんなことないぞー
関西弁がネックなのかな?
忍足で書いてぇ(⊃Д`)
やっぱ関西人じゃないと忍足書けないよね。
忍足×原作女キャラってあんまりしっくりこないなあ
巴さんあたりで読んでみたいかも…
関西方面の神様、気が向いたらでいいんで書いてみてください。
忍足の関西弁って、どのあたりの言葉なんだろう。
自分は昔、兵庫県に住んでて、大阪の中心部まで
電車で20分ぐらいのところだったけど(阪急沿線)、
忍足の関西弁とはぜんぜん違ってた。
岸和田の友達の大阪弁とも違うみたいだし。
しかし、桜乃かわいーなぁ。
最強チームのエンディングで
「あなたのこと一生忘れません」とかなんとか言われて、
マジで仁王が押し倒すんじゃねぇかと思った。
いやむしろ押し倒せよ、リーダー……。
421 :
名無しさん@ピンキー:04/11/13 00:49:15 ID:EWUMEFVI
あげ
漏れは観巴を楽しみに待っている・・
423 :
名無しさん@ピンキー:04/11/13 08:20:20 ID:EWUMEFVI
あげ
424 :
名無しさん@ピンキー:04/11/13 08:21:39 ID:EWUMEFVI
あげ
>>420 420のコメントに萌えですた
神降臨がご無沙汰だから末期なのか…
漏れ京都人だけど忍足の関西弁はやっぱり違うなぁ
というより作者が関西人じゃないから似非関西弁なのかもね
関西弁使わない人には大阪弁も奈良弁も姫路弁も同じに聞こえるらしいし
神々もジャンル移動してしまったのだろうか。寂しい。
もしくは冬の祭典の準備だろう。
冬の準備中。しばし待たれよ。
忍足って京都弁じゃないんだ。
限りなく大阪に近い兵庫県民だが、京都に近いと思ってた。
中の人、関西出身って聞いたことあるけど、へただ・・・。
まぁ、あのエセ臭さがエロくていい、という面もある。
忍足についてだけど、宍戸の中の人が最近の日記で
「京都寄りの関西弁」って書いてたよ。
ゲームの収録で忍足の真似した時にそう言われたんだと。
そうなんだ!それなら納得
竜崎(婆)×リョウマ
なんじろう×桜乃
でママレ展開してくれ
R&Dが発売されたら新作を書こう! と心に決めている。
>426
某ジャンプアニメの関西弁キャラやってたときは、
大阪の人にも「違和感なし」って言われてたのでうまいんだと思ってたよ>忍足の中の人
本来の声はもっと高い声だし、無理してるのかな?
どちらにしても、南関東以外に住んだことの無い私には、
京都弁も兵庫弁も違いがさっぱり分からないです。
そういえば、小学校の頃、岐阜から転校してきた子が「大阪弁」って言われて
違うって激しく主張してたなあ(;´Д`)<スレチガイスマソ
岐阜=大阪弁…。
巴タソ!?
岐阜は関西弁にも標準語にもなりきれない中途半端なところなのです。。
保守しとくか
神様元気かな〜
さみしいでつ・・・
保守!
438 :
2周年!:04/12/02 06:28:20 ID:rveFqJaS
439 :
名無しさん@ピンキー:04/12/03 05:46:47 ID:hdKw9R9D
age
保守!
保守━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━ !
神さま達、R&Dで萌えて降臨なさるのを期待してます。
神ではありませんが。
プレイ5分で萌え分は補給できたんですが、冬の原稿が終わりません……
_| ̄|○<アシタ シメキリ ナノニー
>443
同じく!!ああ、でも書く内容は決まったよ。
風呂ネタか、指テクネタか・・・!!
あのゲームでどうしてこういうネタが出てくるのか、
プレイしてない人は気にしないでくれ。
R&D
跡部がフツーの腰タオルで現れたのには驚いたな。
あれで飯は五杯いける。
巴とハァハァする跡部ハァハァ。
巴とハァハァする鳳ハァハァ。
R&Dのドラキュラ夢ネタ萌え
読みたい書きたいでも書けない
海堂×巴(+那美)で、誰か書いてくれないかなー。
…最終的には巴が勝つ形で。
なみの正確1の時と変わったよね
すごく嫌な子になっててしょんぼり
どうしても巴の正確が好きになれないから余計しょんぼりだよ
>447-448
三角関係が発生するもう一組=真田×涼香が、なんかもう涼香が可愛くっていじらしくって(;´Д`)ハァハァなのになあ…
…正直、海堂×那美には萌えん。
巴スキーであるということを差っぴいても萌えん。
切原×涼香に萌えそうだった
幼馴染みってポイント高い
451 :
名無しさん@ピンキー:04/12/13 22:54:07 ID:0onx1lTx
伊武がいい・・・
真田×涼香書きたい。
初めて履くスコートにうろたえてたりしたらかわいいと思うんだがどうか。
>452
うおお、萌えるなぁそれ…!
是非書いて欲しいです。気長にお待ちしてますノシ
R&Dは女の子キャラ可愛いし会話も増えてていいんだけど、
お気楽や日吉や荒井の扱いが悪いのが残念。
荒井好きなのにな…とスレ違いゴメソ
切原×涼香も好きだけど、切原×巴とかも好きなので書いて見たい…とかどうですか?w
ゲームキャラとかやはり苦手な方とかも居るみたいだし…
R&Dで女の子萌が激しくて…女の子みんなでのお風呂とかも良いですね(;´Д`)ハァハァ
個人的な趣味で巴と切原と千石の三角関係とか(;´Д`)ハァハァ
女の子達のお風呂のキャイキャイ音声が聞こえちゃって
壁の向こうの男湯で悶えるお相手達ってのもいいなw
切原×巴イイ!
切原が先輩だってだけで萌えてしまいました・・・
切原ED評判いいみたいだしね。
458 :
454:04/12/14 20:44:05 ID:+Ew/GA09
おぉ、レスサンクス!
じゃあガンガって切原×巴書いて見ます!
あと出来たら
>>455みたいな女の子ワイワイの男の子ワショーイな話も書けたら書きたいですw
と、言う事でかなりヘボい切原×巴が出来ましたので投下させて頂きます。
小説なんて凄く久し振りに書くのでリハビリも兼ねてになりますが
物凄い中途半端で終わってます(;´Д`)ハァーン
因みに設定は一応、R&Dと同じで…
ゲーム苦手の姐さん方はスルーでお願いします。
草の香りと、太陽の柔らかな暖かさにウトウトしながらフッと目が覚めた。
隣には切原さんが目をつぶったまま横たわっている。
…そうだ、確か「イメトレだー!」って言って横になっていたんだけど…。
気付かないうちに私ってば眠っちゃって居たんだ。
「もー、切原さんってば起してくれても…」
「くー…くー…」
「…え?」
寝ちゃった事に対して照れながら切原さんに話し掛けてみたら、
当の本人もグッスリと夢の世界へお出かけ中。
そりゃ、毎日朝から晩まであれだけハードな練習をしていたらウトウトしちゃうもんね。
そう思いながら切原さんの顔を覗き込んでみた。
男の子の寝顔なんて、お父さん以外で滅多に見た事無いし、
しかもこんな至近距離でだなんて勿論初めての経験だったりもするけど。
何でだか切原さんの寝顔はとても可愛くて、微笑ましくなってしまう。
「フザけたりする顔も真剣な顔も普段からは見れるけど、寝顔はそうそう見れないよね。」
一人でフフンと笑って何気無く切原さんの髪の毛を触ってみる。
「一度で良いから、こう…クシャクシャって触ってみたかったんだよね。
でも流石にそんな事は出来ないけど…あー、でもこういう感触なんだー。楽しい〜。」
切原さんを起さないように優しく静かに髪の毛を撫でて居たら不意にその手を捕まれた。
「…ぇっ!?」
グイっと引っ張られてぎゅーっと抱き締められる…って…
ええぇ!?今、私ってば切原さんにだ、抱き締められてる?
「ちょ…きりは」
「んん〜…真田副部長…もう肉は食べれません…。たるんでません…。ぐぅ…。」
「………。」
な、何だ。
寝惚けているだけか!あービックリした!
ビックリしたけど、一体どういう夢を見ているんだろう?
それにこのまま抱き締められている状態じゃ駄目だし…。
「切原さん…ちょ、起きて下さいよ、切原さん。」
「ん〜、デザート食べるんだからうるさいよ…。」
「だから起き…」
そう、言い終わらない内に唇に柔らかい感触が触れて来て口を塞がれた。
それが切原さんの唇だとビックリして、身体を突き飛ばそうにも力が強くて叶わない。
舐める様に、味わう様に口内を切原さんの舌に這われる感じがゾクゾクと襲ってくる。
「んっ…は…離して下さい!」
ようやく唇から開放されて一言だけ言うと切原さんは抱き締めて居る腕にもっと力を込めた。
「嫌だ…。離したくない…ようやく、手に入ったのに…。」
「え…。」
その切原さんが切ないように言った言葉に気付いて、
顔をあげようとした時にムニュッとお腹のお肉をつかまれた。
「たるんでます…。」
「う…うるさいーーー!!!」
バチーーンと切原さんのホッペを引っ叩いて突き飛ばす。
「へ?と、巴??」
「切原さん最低!お、女の子のお腹を掴んでたるんどるだなんて!酷い!」
「何のことだよ?俺は今焼肉とデザートの杏仁豆腐を堪能していたんだぞ?」
「寝惚けていたんですか!?それこそ最低です!わ、私に…き、きす…をしたのに…。」
「…は、はぁ!?」
「そうですよ!キスですよ!ファーストキスですよ!もう切原さんなんて知らない!」
「あ、おい!ちょっと待て、巴!」
そのまま切原さんを置いてその場を逃げる。
そうだよ、初めてのキスだったのに!酷い、酷い!
凄いドキドキしたけど、でも嫌じゃなくて…むしろ凄く嬉しくて…。
もう、切原さんのバカーー!
「ドキドキして凄く嬉しかったなんて…。」
絶対に教えてあげないんだから!
463 :
454:04/12/14 22:50:08 ID:+Ew/GA09
お、終わりました
読み返してみたら起承転結にまとまっていなくてスマソン(;´Д`)ハァーン
何か巴タソがキャピキャピさせ過ぎたかもです。
しかもエロ要素が足りなくて…
いつか続きが書けたら、書いてみたいです。
>>454 赤也(;´Д`)ハァハァ
久々の萌え投下ありがとうございました!
いえいえ、乙
こういうほのぼのもいいもんです
むしろ萌え
>454
乙
腹の肉つかんで「たるんでます」に激ワロタ
続き気長に待ってます。
それの続きもいいけど、千石×巴あたりも読みたい
あと>452のとか
468 :
454:04/12/15 01:02:28 ID:/v7vEuDE
あわわ、レスどうもです!
出来たら早めに続編とか書きたいです
でも私的に千石×巴にも(;゚∀゚)=3ハァハァしているんで、そっちも出来たらw
いっその事、千石→巴←切原の三人で(;゚∀゚)=3ハァハァとか如何でしょうか
469 :
452:04/12/15 02:29:50 ID:GuuyGxHZ
焼肉と杏仁豆腐でたるんどるって……赤也かわいいですね!
じゃあ初めてのスコート話、明日か明後日あたり書いてみます。
……真田難しいよ真田〜。
454神様じゃないですが、千石×巴投下しても良いですか?
ネタバレ多く含みますが…。
>470
是非頼む。
千石EDラブラブっぷりがいいね。
473 :
千石×巴@:04/12/17 02:18:52 ID:N28qdLyf
470です。それでは、出来ている所まで投下してみます。
ED・夢ともにネタバレ多数です。
ゲーム駄目な方はスルーして下さい。
赤月巴が千石清純と付き合い始めて、約一ヶ月になる。
ある休みの日、巴は千石との約束の為、待ち合わせ場所である青春台駅前のベンチに腰掛けていた。
今日の予定は、一緒に昼食を食べた後、千石の家でDVDを観る事になっている。
ちなみに、彼の家に遊びに行くのは今日が初めてだ。
髪には千石に貰ったバレッタ、首にはネックレスが揺れる。今日のルックスは完璧だ。
しかし、巴の目の下にはクマが出来ていた。おまけに、大きな欠伸まで出てきて、何度も噛み殺している。
その理由は、昨夜見た夢にあった。
その夢は以前にも見た事があった。確かJr.選抜合宿中のことだ。
山吹中のメンバーが、西遊記のキャラクターになっている夢。
そして、何故かその中には自分も居た。役柄は、三蔵法師。
物語の通り、一行は天竺へ向けての旅をしていた。
だが、普通の物語とは微妙に異なっていた。
三蔵法師である巴は、八戒である千石と惹かれあっていたのだ。
そしてある日、傷を負った千石の手当てをしていた巴は、彼に押し倒されてしまう――。
しかし、その時は邪魔が入って特に何も無かった。
ただ、目覚めはとても気恥ずかしいものだったが…。
474 :
千石×巴A:04/12/17 02:20:44 ID:N28qdLyf
そんな夢を、昨夜また見てしまったのだ。
どうやら、その夢は前回の夢の続きのようだった。
場所は、どうやら町の宿屋のようだった。まだ天竺へ到着してはいないらしい。
ベットで休む巴に、夜這いをかける千石。
巴を見下ろす千石と、千石を見上げる巴。
熱っぽい視線で問いかける、彼。
頷いて、静かに瞳を閉じる、彼女――。
「うひゃぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!!」
そこまで思い出して、巴の頬が熱くなった。
恥ずかしさがこみ上げてきて、両手で顔を覆ってしまう。
流石に、押し倒された意味を知らない程、巴も子供ではなかった。
いや、少し前までは知らなかったのだが…千石と付き合い始めてから、友達思い(?)の朋香にレクチャーされて、男女間で行われる行為について知ってしまったのだ。
勿論、千石のことは好きだ。その…そういった事になっても良いと思っている。
でも…改めて考えると、やっぱり恥ずかしいのだ。
「…ふぅ」
巴は覆っていた両手を離して、しばらく深呼吸を繰り返した。
段々と頭が冴えてきて、周りの景色が見えてくる――。
…その時、巴の目にある光景が見えた。
巴を訝しげに見つめる通行人と――。
「…メンゴ。待たせちゃったかな?」
さわやかに笑顔で謝りつつも、口元が引きつっている、彼氏。
475 :
千石×巴B:04/12/17 02:26:21 ID:N28qdLyf
(…ドラえもんに、タイムマシンを借りたい)
千石と合流してから、巴は同じ事を考え続けていた。
いや、時を戻してくれるなら誰でも良いのだが、一番初めに浮かんだのがドラえもんだったのだ。
とにかく千石を待っている間の巴の暴走を止められれば良いのだ。
しかし、昨夜の夢を思い出したせいで暴走したのだから、昨夜まで戻した方が良いのだろうか?
「う〜ん」
「どうかした?」
思わず唸る巴に、すぐ隣にいる彼氏が問いかけてきた。
「い・いえ、何でもないですよ」
速攻で作り笑いを浮かべる巴。
「本当に?やっぱり、どこか具合でも悪いんじゃ…」
千石が心配そうな表情で、絡めた指先に軽く力を込める。
「だ・大丈夫ですよぉ!ほら、元気!元気!」
そう言いつつ、巴は空いている手でガッツポーズをしてみせた。
二人は、先程からそんな会話を繰り返していた。
今は食事も終わり、千石の家へ向かっている最中だ。
二人肩を並べて、並木道を歩いている。
「う〜ん。オレの家までもう少しだから、着いたら少し休もうよ。ね?」
「…はい。すみません」
流石に何度も千石に心配顔をされると、巴も折れるしかなくなった。
繋がっているに指先に軽く力を込めると、彼は優しい笑みを浮かべ、そっと握り返してくれた。
476 :
470:04/12/17 02:29:59 ID:N28qdLyf
とりあえず、ここまでです。本番まで行かなくてスンマソン。
今日の夜までには、続きを投下する予定です。
477 :
千石×巴C:04/12/17 21:09:53 ID:N28qdLyf
470です。続き投下に来ました…が、まだ続きます…_| ̄| ○<ゴメンナサイ
次で終わる予定なので、もう暫くお付き合いして頂ければ幸いです。
またしてもゲーム駄目な方はスルーでお願いします。
しばらくして千石の家に着いた巴は、早速、彼の部屋に通された。
家の主は、飲み物を取ってくると言って消えたあと、グラスを手に戻ってきた。
「おまたせー。飲み物は冷たい物で良かったかな?」
「あ、ありがとうございます」
そう言いながら、千石からグラスを受け取ると、そっと口に含んだ。
グラスの中身は巴も良く飲むスポーツドリンクだった。ほんのり甘い液体が喉を潤していく。
「どう?少しは落ち着いた?」
巴が一息つくのを待って、千石が訊ねてきた。
「はい。迷惑をかけちゃって、ごめんなさい」
申し訳なさそうに巴が答えると、千石は笑いながら、頭を撫でてくれた。
「気にしなくても良いんだよ。誰だって体調の悪い時はあるし…もっと早く気付いてやれなくてメンゴな」
「いえ、千石さんは悪くないですよ!それに、体調が悪い訳ではないし…」
「じゃ、何かあったのかな?」
瞬間、巴の顔が赤くなった。
「いえ、本当に何でもないんですよ」
まさか、夢に出てきた本人に真実を言う気にはなれない。すかさず巴は話題を変えた。
478 :
千石×巴D:04/12/17 21:11:15 ID:N28qdLyf
「そういえば、千石さんの家って静かですね。家族の人は出かけているんですかぁ?」
問いかけると、千石はいつもの笑顔で答えてくれた。
「うん。今日はみんな親戚の家に行っちゃって、戻ってくるのは夜になるみたいだからねー。だから今二人きりって事になるね」
ふ た り き り ふ た り き り ふ た り き り
五文字の言葉が、巴の頭の中でリフレインする。
「そうなんですかぁ」
明るく答えつつも、心臓が高鳴る音が聞こえた。
止まる…のはマズイから、せめて少し落ち着いて欲しい。
(落ち着け〜落ち着け〜)
心の中で念仏のように唱えておく。
「さて。それじゃあ…」
そう言うと、千石が巴の太股の辺りに手を伸ばした。
「きゃぁぁぁぁぁぁ!!」
――瞬間、巴の足が千石の顎を蹴り上げた。
「な・何をするんですか、千石さん!?」
真っ赤になりながら巴が質問すると、涙を浮かべた千石は蹴られた顎を押さえながら、巴の座っている辺りを指差した。
「…DVDのリモコンを取ろうとしたんだけど…」
「…は?」
479 :
千石×巴E:04/12/17 21:13:06 ID:N28qdLyf
巴がおそるおそる目線を下げる。
「…あ」
そこには、言われた物が確かに鎮座していた。
「…ごめんなさい。その…顎、蹴っちゃって…」
おろおろしながら、巴が謝ると、千石は大丈夫だと手を振ってみせた。
「…いや、こっちこそビックリさせてメンゴ」
そう言いつつ、困ったような笑顔を見せる。
「…ごめんなさい」
咄嗟の行動とはいえ、千石を傷つけてしまった。蹴られた顎はとても痛そうだった。
(何やってるんだろう…)
今日は最悪だ。千石に心配をかけたばかりか、傷つけてしまった。
恥ずかしい。
意識している、自分が。
変な想像をしてしまう、自分が。
「…巴?」
千石が目を丸くしている。
「え…」
その瞬間、ポタリと落ちた暖かい雫が、スカートに染みを作った。
「あ…え…えっと…」
どうにかして誤魔化そうとするが、涙は次から次へと零れてくる。
(どうしたのかな。こんなのは、いつもの私じゃないよ…)
恥ずかしい気持ちと、情けない気持ちで胸が一杯になってきた。
480 :
千石×巴F:04/12/17 21:14:16 ID:N28qdLyf
ちゅっ
その時、小さい音と共に、暖かい感触が巴の瞼にふれた。
見上げてみると、千石が、巴の大好きな微笑みを浮かべていた。
そして、そっと巴の頭を撫でてくれる。
「今日の巴、本当にどうしたのかな?」
「……」
「もしかして、オレ、何か酷いことしちゃった?」
「…ちが……って」
「ん?」
なおも千石は頭を撫で続けている。
少し気持ちが落ち着いてきた。
「…あの」
おそるおそる巴は、千石に話しかけてみる。
昨夜の夢と、今の千石の顔が、頭の中でぐるぐる回り続ける。
でも、巴は決心することにした。
「…今から話すこと、笑わないで聞いて下さいね?」
481 :
470:04/12/17 21:18:53 ID:N28qdLyf
次こそはエチシーンに突入する予定です。
…何て言うか、巴タソのキャラ別人でスンマソン_| ̄|○
言葉遣いとか結構難しいものですね。
それでは明日の夜、また参りますノ
GJです。
楽しみにしてますね。
GJ!!(・∀・)
GJ!!(・∀・)
ちょうど千石ED見たところで、禿しく萌え(*´Д`)
続きも楽しみにしてます!
486 :
千石×巴G:04/12/19 00:41:27 ID:Af4yvVGN
470です。ようやく書き上がりましたので、投下に参りました。昨日に間に合わなくてスンマソン_| ̄|○
しかも、やたらと長いですが…お付き合い頂ければ幸いです。
それでは、またしてもゲーム駄目な方はスルーでお願いします。
それから、巴は一字一句ゆっくりと言葉を紡いでいった。
自分が見た夢のこと。
出会った時にとった不審な行動のこと。
そして、ずっと千石を意識していたこと。
時々言葉に詰まりながらも、全てを話した。
ようやく話が終わった時、巴は千石の手が自分の頭を撫でてないことに気付いた。
(やっぱり…軽蔑するよね)
俯いたまま、千石の方を見ることが出来ない。
彼の顔を見るのが怖かった。
「巴」
千石の声がした。
優しい、優しい声だった。
巴が驚いて顔を上げる。
487 :
千石×巴H:04/12/19 00:42:34 ID:Af4yvVGN
彼は、とても嬉しそうな顔をしていた。
「千石さ…」
巴が言い終わらない内に、彼女の身体は優しく抱きしめられた。
「すごく…嬉しい!!」
抱きしめる力が強くなった。
慌てて巴が千石を見上げる。
「軽蔑…しないんですか?…だって、私…一人で変なこと考えて…ドキドキして…」
巴が恥ずかしそうに言うと、千石は巴の頭を胸に抱いた。
「…聞こえない?」
押し当てた耳に聞こえてきたのは、いつもより早い心臓の鼓動――。
「…ドキドキしているのは巴だけじゃないよ。キミがそんなことを考えてくれたのはとても嬉しいし。それに…」
千石の唇が、巴の耳元に近づいた。
「オレは…キミが欲しい」
488 :
千石×巴I:04/12/19 00:45:09 ID:Af4yvVGN
自動車の走る音、子供達の笑い声。よくある休日の風景。
でも、カーテンを閉め切ったその空間は、日常の中にあっても非日常のようだった。
シングルベットの上、巴の目の前には上半身に何も身につけていない千石がいる。
巴はというと、上着は脱がされ、スカートに靴下を履いただけの姿だ。
巴の身体に、優しいキスが降ってくる。先程から何度されているか分からない。
くすぐったくて、でも何か変な感じで。いつの間にか身体が火照っている。
巴の上半身を愛しながらも、千石の指は彼女の秘所を愛撫していた。
ゆっくり、ゆっくりと柔らかいソコを往復する。
時折、湿り気を帯びた指で花芯に触れると、巴の身体が大きく痙攣した。
でも、巴は声を出そうとはしなかった。
口元を両手で押さえて、きつく目を瞑っている。
「口…押さえてたら、キスもできないよ?」
悪戯っぽく千石が笑う。
「キスも…駄目?」
「駄目じゃ…ないです」
手のひらを除けて、巴の唇が言葉を紡いだ。
「じゃ…キスしよ?」
千石の顔が近付く――。
489 :
千石×巴J:04/12/19 00:46:32 ID:Af4yvVGN
「!!」
唇が重なった瞬間、巴の目は大きく見開かれた。
少し開いた巴の唇に、千石の舌が侵入したからだ。
「…ん…ふ…」
巴が驚いている間にも、千石は深く巴を侵していく。
しばらくして巴が千石の胸を叩くまで、彼は巴の舌を味わっていた。
「…大丈夫?」
千石が問いかける。
「…はい」
何度か大きく空気を吸い込んで、巴が答えた。
「…でも、苦しくて…頭がボーっとしちゃいます」
「こういうのは…嫌い?」
千石が困ったような顔をする。
「…嫌いじゃ…ないです」
元々赤くなっていた巴の顔が更に赤くなった。
「…じゃ、しよ?」
嬉しそうな千石が唇を落としてきた。
「ん…ふ…んんっ」
口づけを交わす音に、水音が混じる。
千石は巴の唇を味わうと共に、秘所での指の動きを再開させていた。
ソコは充分に潤ってきている。準備は出来ているようだった。
490 :
千石×巴K:04/12/19 00:47:53 ID:Af4yvVGN
「…巴」
唇を離して、千石が巴を見つめる。
「…いいかな?」
巴が小さく頷く。
ちゅ、と千石はキスで応えると、巴の秘所に自身を宛てがった。
「あ…や……いたっ…」
押し広げられる痛みに、巴がきつく歯を食いしばる。目尻には涙も浮かんでいた。
「巴…力…抜いて…」
千石も苦しそうな声を出しながら、優しく巴の頭を撫でてやる。
「…大きく…息…吐いてみて」
「…は…ぁ…」
ゆっくり、ゆっくりと巴の肩が上下する。
「…そう。そのまま…」
巴の髪を梳きながら、千石が更に奥へと進んでいく。
そして、千石が根元まで収まる頃には、巴の目尻には涙の筋が出来ていた。
「…痛い思いさせて、メンゴな」
千石の舌が巴の流した涙を舐め取る。
491 :
千石×巴L:04/12/19 00:48:46 ID:Af4yvVGN
繰り返している内に、ゆっくりと巴が目を開いた。
「…大丈夫です……流石に、痛くないと言ったら…嘘になりますけど…でも…」
千石の背中に回した腕に力が込められる。
「…千石さんと一つになれて…嬉しいです」
千石も巴を抱きしめる力を強くした。
「…やっぱ、オレってラッキーだな…巴と一緒になれて…本当に…本当に良かったよ…!」
それから、千石は優しく口づけると、再び律動を始めた。
「…ん…っは…ぁっ」
喘ぎ声とも、悲鳴ともいえない声が、巴の唇から零れだす。
いつしか、巴を支配していた痛みは、大分和らいでいた。
代わりに、何とも言えない気持ちが巴の中で大きくなっていく。
「千石…さん!…せん…ごく…さ…!」
きつく、きつく彼の背中にしがみつく。
千石も、限界が近いのを感じとって、更に律動を速めた。
「…巴!…と…もえ!」
「や…ぁっ…あっ!」
「――っ!」
「ぁ――っ」
――そして、千石が精を吐き出したのと同時に、巴も意識を手放していた。
492 :
千石×巴M:04/12/19 00:52:07 ID:Af4yvVGN
「…遅くなっちゃって、メンゴな」
夜の並木道、千石が繋いだ手に力を込めてきた。巴も応えるように、握り返す。
「…千石さんは悪くないですよぅ…むしろ、私が……」
そこまで言って、巴の言葉は止まった。
千石が見下ろしてみれば、街灯の灯りの下、巴の頬は赤く染まっていた。
あの後、意識を失った巴が再び目覚めた時には、太陽は既に沈んだあとだった。
千石は…といえば、後片付けをした後、巴と同じく睡魔に負けて眠ってしまったのだという。
だから、その後の千石の家族からの『今日は帰れない』という連絡は、彼の幸運のお陰かラッキーだった。
それから、二人は千石の家で夕食を食べた後、昼間通った道を再び歩いていた。
ただ、昼間と違って、今度は巴の家まで千石も一緒だったが。
「…でも、無理させたのはオレだからさ…」
俯いた巴の頭の上に、千石の声が降ってくる。
「…青学は、明日も朝練あるだろ?…大丈夫かな?」
「…だ・大丈夫です!この位!…アイタタ」
元気良く足を踏み出した巴だが、鈍痛に足を止めた。
「…全然大丈夫じゃないじゃん」
困ったような声の千石が、巴の身体を支える。
「おんぶする?」
「…流石に街中では…」
「お姫様抱っこは?」
「…もっと駄目です…」
楽しそうな顔の千石と、真っ赤になった巴が見つめ合う。
「…それじゃあ、ゆっくりあるこっか」
「…それが一番ですね」
ようやく意見がまとまった。
また二人歩きだす。
ただ、先程のように手は繋がれず、千石にもたれるように巴が腕を絡めて、だったが。
街灯に照らされ、二人はお互いの体温を感じながら歩いた。
後に繋がる二人分の影が、いつまでも二人の後をついてきていた。
494 :
470:04/12/19 01:03:06 ID:Af4yvVGN
以上です。長々と有り難う御座いました。
レスつけてくれた方々も、本当にアリガトン!
実は…SSを書くのは初めてで、途中一人称になってたり、三人称になってたりで
お恥ずかしい所をお見せしました_| ̄|○
R&Dは本当に萌え所たっぷりで、毎回のプレイが楽しいです。
また機会があったらS&T2の時から考えていた真田×原を書いてみたいです。
それでは、本当にお世話になりました。
これからの神々の降臨を待ってます!!
>>470様、乙です!
千石がとても優しくて良かったです(・∀・)
乙です!
これ読んでR&D次は千石落とす気マンマンですw
GJです!千石(;゚∀゚)=3ハァハァ
ところで、ここはムリヤリーは好まれませんか?
>470さんの千石×巴を読んで、次の攻略対象は千石にケテーイしたしまった。
>497
最終的に愛があれば、いいんじゃないでしょうかムリヤリ。
ムリヤリ大好物です。
いつも思うんだけど巴って誰ですか?原作にいた?アニメオリジナル?
ゲームのオリキャラ
オリキャラと言えば、アニメオリジナルのくるみちゃんはアリ?
結構周助×くるみとか萌えるんだが。
犯罪だろそれ
犯罪といえば榊×巴をきぼんぬ。
ゲームやってうっかりいいかもと思ってしまった。
豚切りスマソ497です。みなさんレスサンクス。
R&Dで気分が盛り上がったので何か書こうかと思ったのですが、
まるっきり夢設定ってのはやっぱりまずいですかね?
手塚が新撰組局長だったり跡部が探偵だったり
切原がドラキュラだったりするのがデフォ、みたいな。
似た状況を現実に持ってきたほうがいいのかな。
ゲーム知らない人もたくさんいるし。
もうすぐ冬の祭典ですが、R&Dネタで書いてくれる神はおらんものか…。
R&Dはエロネタに展開できそうなシーンがデフォルトで多いね。
まさか、橘さん×巴でエロが浮かぶとは思っても見なかった(;´Д`)ハァハァ
萌えはするが甘くはないと評判(?)の乾シナリオも、一歩間違うと
危ない巴! 逃げて逃げて〜っ的な感想が浮かぶ。
509 :
名無しさん@ピンキー:04/12/21 21:31:29 ID:zxDEu12e
伊武で頼みたぃぃぃ。
R&D凄いな、盛り上がってて。裏山。
そろそろ原作ギャル達の話も所望したい所です。
神カモーン!
>503
不二×くるみちゃん、結構いいかもね。
元気で我が強い幼女に振りまわされる不二がいい感じだった。
>>506 俺はイイと思う
吸血鬼の切原×巴タソとか
この夢好きだ
また観巴が見たい…
514 :
ひま:04/12/26 00:31:12 ID:GbU+hjya
えー、おまたせしましたー。観巴でございまーす。
風呂ネタです。例によってアンチゲームの方はスルー推奨。
R&Dでテンションあがってまーす。
ようやく、合宿の疲れを流せる時間。汗臭い男どもから、1人の時間を取れる。
観月はじめは、一番乗りで大浴場へと向かった。
「ようやく、汗を流せますね。」
衣類を脱衣所で脱ぎ、腰にタオルを巻いただけの状態で、観月は大浴場へと入った。暖かい湯気を肌で感じて、そう
いえば今日は3月にもなるのに、寒かったなと思い返す。その時。
「きゃあぁぁああぁ!?」
「えっ・・・!?」
女性の、声・・・!?
そう言えば、今日は女子の浴場が壊れたとかで、交代制になっていたはず・・・!時間を厳守したつもりだったが、まだ
女子が入っていたのか・・・!
「あっ・・・す、すみません!まだ入っているとは、思わなくて・・・!」
今すぐに、浴場を出たほうがいい、ということにも気がつかないほど、観月は慌てていた。そこに、なじんだ声が声を
かけてきた。
「・・・あれ?その声、観月さん?」
「―――ッ巴くん!?」
声の主。つまり、今入浴している女子は、赤月 巴だった。他校生ながらも、同じテニススクールで練習をしており、観月
が密かに(密かだと思っているのは本人だけだが。)想いを寄せている相手でもある。
湯気の向こうは、確かに髪を上げてはいるが、巴のノーテンキな顔があった。
「なぁんだ。観月さんだったんですかー。あたし、てっきり他の男子の人だと思っちゃいました。真田さんとか一番風呂好き
そうだし。」
・・・なぁんだ、とくるか。このボケ娘は。
いきなり、片思いの少女に「男として扱ってません」発言をされ、少々心が痛む観月。気にしまい。いつものことだ。
「・・・と、とりあえず、失礼なことをして、すみません。今出ますから・・・。」
「え?何でですか?」
きょとんとこちらを見つめてくる巴。
「何でって・・・。いくらきみでも、まさか一緒に入ろう、なんて言うつもりじゃ・・・」
「いいじゃないですか。一緒に入りませんか?気持ち良いですよ。」
ご機嫌な調子で言われてしまった。
キモチイイデスヨ。
あらぬ想像をしてしまう観月に、罪はあるまい。罪があるとすれば―――巴に乗せられて、やむなく一緒に風呂に入って
しまった、巴への甘さだろう。
「えへへ。観月さんと一緒にお風呂に入れるなんて、思ってませんでした!」
「・・・僕もですよ。」
まさか、片思い中に一緒に風呂に入ることになるとは。
もしかしたら、水着を着ていての発言かとも思ったが、野生児がそんな頭の回ることをするわけもなく。バスタオルで前を
隠しているだけの状態だった。せめて、巻け。身体に巻いてくれ。観月は何度も心の中で叫んだ。声に出さなかったのは
―――観月も中3男子だった、というだけの話だ。
観月の内心と下半身の事情も知らないで、巴は観月に無邪気に微笑みかけてくる。濡れた黒髪が白い肌に張り付いて、
艶かしい―――なんてことを思っているなんて、露ほども思っていない、笑顔だ。
「あたしね、この選抜で合宿があるって聞いたとき、とっても嬉しかったんですよ。だって、また観月さんたちと一日中一緒
にいられるんだって思ったら、すごく嬉しくて!温泉合宿より長い期間だし、楽しみにしてたんです。」
「そう、ですか・・・。僕も、きみと過ごせると思って、楽しみにしていましたよ。きみという才能を、鍛えるチャンスだと思いました。」
「はい!ビシビシお願いしますね!」
巴の笑顔が、今ばかりは落ち着かない。今言った言葉だって、本心のはずなのに、この状況で言っていることで、やましい
気持ちを隠すための嘘のような気がする。
落ち着かない。
正直、今すぐに逃げ出してしまいたいと、観月は思った。
そんな気持ちを見透かすように、巴がじっとこちらを見つめているのに、気がついた。
「な、何ですか・・・?そんなに、じっと見つめて・・・。」
「えっと・・・。観月さんって、色、白いなーって思って。」
少し頬を赤らめて、巴がそう言う。それだけで、心臓がタップダンスを踊った。
「あ・・・。これは・・・僕は日に焼けると、赤くなってしまうので・・・日焼け止めをしっかりしているくらいですよ。僕より、きみの
ほうが―――」
言いかけて、まずい、と思った。
『きみのほうが、色が白くて、綺麗な肌をしていますよ。』
そう言いかけて、見てしまった。彼女の身体を。見れば、どんなことになるかわからないと思って、なるべく見ないように
していたのに。
普段は陽に晒されない、白い肩。髪を上げていて、露わになっているうなじ。首筋から、なだらかな曲線を描く、胸
―――腕とタオルで隠されているとは言っても、その大きさや形は、容易に想像できた。
さらに、湯につかって、暖かくなったのか、頬が赤い状態で、こちらを見つめてくる。
「?どうかしたんですか?」
「―――っ・・・!!なっ・・・なんでもっ・・・!!」
心臓が、もたない。口から心臓が飛び出そうだった。彼女は、少しもこちらを意識してはいないというのに―――
「そうですか?・・・でも、観月さんって、意外にしっかりしてますよね、身体。」
そう言って、巴は白い指を観月の腕に滑らせた。
「そりゃ、他のパワー自慢の人たちと比べたら、全然細いですけど、でも、やっぱり運動してる男の人なんだなーって感じ
がしますよ。たくましいっていうか。」
「―――っ・・・!」
腕を撫でられて、胸に手を置かれた。
お互い、裸で。 僕は、巴くんが好きで。巴くんは、どうかわからないけれど、でも。嫌いな男にこんなことをするような子
じゃ、ない。
ぱしゃり。
大きく浴槽の湯が揺れた。観月が、巴を抱き寄せた音。
「あ・・・?観月、さん・・・?」
「っ・・・嫌、ですかっ!?」
声が上擦る。一大決心しての、この行動だ。それに、抱きしめた時の巴の、柔らかい感触・・・。胸に当たる柔らかな
ふくらみは、タオル越しではない。巴を僅かに覆っていたタオルは、抱きしめた拍子に、巴の手を離れて向こう側に流れて
しまっている。
「嫌なら・・・言ってください。二度と、こんなマネはしませんから。」
抱きしめる腕に、力が篭る。本心は、二度と離したくないから。
巴は、ほんの少し身じろぎをして、頬を赤く染めて、観月を見上げた。困った顔をしていた。これは振られたかと、一瞬目
の前が暗くなった。しかし、巴はゆっくり深呼吸をした後、ぽつりとつぶやく。
「・・・嫌じゃ・・・ないです・・・。」
「・・・本当に?」
巴は、恥ずかしげに、こくりと頷いた。
愛しい。心の底から、観月はそう思った。
「・・・好きです・・・愛していますよ、巴くん。」
「観月さん・・・そ、そんなこと、言われたら恥ずかしいです・・・。」
照れて目線を逸らす巴。可愛かった。たまらなく。
「大好きです。巴くんは?」
「・・・すき・・・です。」
ああ、もう。はずかしいなぁ。そう呟く声が、浴場にこだまする。観月の顔が、ほころぶ。いてもたってもいられなくなって
しまう。ぱしゃ、と湯が揺れた。巴を抱きしめる。観月は巴の唇に、自分の唇を重ねた。ゆっくりと、だが、深く。
「んっ・・・ふ・・・ぅ」
「っ・・・ともえっ・・・くん・・・」
何度も何度も、キスを交わす。その間に、観月は巴のうなじを、ゆっくりとなでた。巴の身体が震えるのがわかる。この、
何もかもを、自分のものにしたいと思った。
ゆっくりと、身体の線を指先でなぞる。巴は、怯えているのか、それを隠すようにこちらにしがみついて来る。
「巴くん・・・今から、何をしようとしているのか、わかりますか・・・?」
この密着した状態なら、巴だって自分の太ももにあたる熱い塊が何であるかくらいはわかるはずだ。少し腰を使って、
太ももに擦りつけると、巴は恥ずかしそうに頬を赤らめた。小さな声で、返事をする。
「っ・・・は、はい・・・。」
か細い声。いつもの巴ではないような気がして、余計に愛しくて、ぎゅっと巴を抱きしめた。
「嫌なら、言ってください。今ここで断られたからって、きみのことを嫌いになったりはしませんから。」
本当は、止められる自信はないけれど。それでも、彼女に嫌われるよりずっとましに思えるから。
けれど、巴は首を横に振った。頬が羞恥で赤く染まっているのに、瞳は離さないで、と言っているように見えた。
「嫌じゃないですから・・・。観月さん・・・。嫌いになんて、なりませんからっ・・・!」
自分の身体にしがみついてくる、白く柔らかな身体を、もう二度と離さないと観月は思った。
「っ・・・はぁっ・・・みづき・・・さ・・・」
まだ発育途中の胸の頂は、桜色に染まり、しゃぶりつきたくなるほど愛らしかった。舌で執拗に吸うと、巴が恥ずかしそう
な吐息を漏らす。それを聞くだけで、観月の体温は上がった。もう一つの頂を、指でいじる。耐えるように、巴が観月の頭へ
しがみついた。湯が揺れて、ぱしゃりと水音が鳴るが、巴の喘ぎを耳元で聞かされては、観月に届くはずもない。
「―――っん・・・!!ぁ・・・う・・・」
「かわいい・・・巴くん・・・。」
うっとりとした表情で、巴の上半身を嘗め回す。声と羞恥を耐えて、顔を赤くしている巴は可愛い。普段の元気がとりえの
彼女からは、想像もできないほど色っぽかった。
「っあっ・・・!?みづきさ・・・!ゆ、ゆびっ・・・!」
「ん?何ですか?指がどうかしましたか?」
「っ・・・だって・・・そこっ・・・あぁんっ!」
巴の秘所に指を当てただけで、巴は身体を硬くした。ゆっくりと、肉芽をもみほぐす。痛くないように。巴が気持ち良くなれ
るように。
「あっ・・は・・・あんんっ・・・み、づきさぁ・・・そんな・・・汚いですよ・・・ッ」
「そんなことはありません。こうしている巴くん、とてもかわいいですよ。」
優しく、耳元で囁くように言うと、巴の身体が小さく震えた。耳が弱いのかもしれない。よく見ると、耳まで真っ赤だった。
「痛くないですか?」
「っ・・・は、はいっ・・・」
恥ずかしそうに、それでも、ぎゅっとこちらにしがみついてくる巴。密着した肌は柔らかく、観月の理性をなくしていくのに、
巴は気がついているのだろうか。理性をなくせば、なくすほど、観月の行為はエスカレートしていく。
指を、くぼみへと滑らせた。そこは、湯の中ででもわかるほど、湯でないもので濡れていた。指を、くぼみの近くでうろうろ
とさせる。
「っあ!やぁ・・・なんか、変なかんじするっ・・・!」
「んふっ・・・焦らされて、興奮してるんでしょうかね。初めてなのに・・・。」
一気に指を入れると、巴はすんなりと受け入れてくれた。きゅうっと指を締め付けてきて、観月の興奮を誘う。
「あぁっ!!観月さぁんっ・・・!」
「そんな、色っぽい声ださないでくださいよ・・・。すぐにでも入れたくなってしまうでしょう?・・・初めてなんですから、慣らさないと・・・。」
指を動かしてみると、ますます巴は指をくわえ込んでくる。あちこち探っては動くと、一際鳴き声の高くなる部位を見つけた。
そこを、集中して弄る。
「ああん!だめぇ!!へんな、かんじがするっ・・・!観月さんっ・・・!!」
「気持ち良いんでしょう?へんじゃないですよ。」
「ふあぁんっ!わ、わかんないですぅ・・・っ!」
ぱしゃぱしゃと、湯を揺らして動いてみても、こちらにしがみついてくるだけ。耳元で、甘い鳴き声を聞かされて、いよいよ
観月も我慢ができなくなってきた。指を抜いて、巴の腰をつかんだ。
「―――っ・・・巴くん・・・、行きますよ・・・。」
「・・・は、はいっ・・・」
すでにかすれた声で、それでも返事をする巴が、愛しくてしかたがない。浮力の助けを借りて、巴の足を開かせ、観月の
高ぶった雄をあてがった。一気に刺し貫く。
「ああああんっ!!」
「くっ・・・きついっ・・・巴くんっ・・・!」
ぬめりと湯で、あっさりと入ったそこは、観月の想像より遥かに狭かった。すぐにでも動かしたかったが、それではこちら
が持たないと、しばらく興奮が収まるようじっとしていた。それでも、巴はぎゅっと観月に絡まり、興奮はなかなか収まらない。
「・・・っ・・・巴くん・・・?大丈夫?」
「んっ・・・は、はい・・・なんか、熱くてっ・・・どうにかなっちゃいそうです・・・。」
巴の潤んだ瞳を見て、観月は微笑んだ。額に口付けて、巴の身体を抱き寄せる。
「僕のほうが、どうにかなりそうです・・・。こんな、可愛い巴くんを、こんな風に感じられるなんて・・・。」
「観月さん・・・。」
「もう、動いて大丈夫ですか?我慢できそうにありませんよ・・・。」
「・・・はい。」
微笑んだ巴は、観月の理性をやさしく溶かした。ばしゃり、と湯が揺れる。観月が、大きく腰を動かし、巴の中を律動する。
そのたびに、湯は大きくばしゃばしゃと揺れた。
「あぁっ!!みづきさぁんっ!!」
「ともえ、くんっ・・・!」
巴の熱く、柔らかいなかを、熱く猛った雄で掻きまわす。湯と、巴の蜜がぐちゃぐちゃになっていくのが感じられる。
突くたびに、浮力で離れていきそうになる巴を、強く抱きしめて引きとめた。
「あぁっ・・・気持ちいいっ・・・!巴くんッ・・・気持ちいいですよっ・・・」
こんな、何もかもどうでもよくなるような快楽は、他に経験したことがなかった。
くせになったら、どうしよう。
この、快楽も。巴の身体も。巴の、甘い喘ぎ声も。
くせになりそうだ。
息が上がる。雄に絡み付いてくる巴が、柔らかく、きつくて、今にも達しそうだ。めちゃくちゃにしたいと思って、何度も激しく
巴を掻きまわした。
「あああんっ!!み、みづき、さぁんっ!!やだぁ・・・!もぉ、はぁっ!だ、めっ・・・」
「まだ、ですよ。もっと、気持ち良くなりましょう・・・?」
「―――っあああっ!」
最奥を先端でえぐるように擦りつける。耳元の巴の喘ぎが、一際高くなって、浴場に響いた。巴のソコがひくつくのを、
ダイレクトに感じた。限界が、近い。
「み、観月さっ・・・きもち、いいっ・・・!」
「・・・本当にっ・・・?」
上がる互いの息が混じる。それくらい至近距離で、観月は巴を見つめた。巴は激しい息遣いで、蕩けた瞳で観月を見上げた。
こくりと、頷く。
「だぁいすき。みづきさん・・・・。きもちいい・・・。」
「―――ッ!!」
巴の身体を、ぎゅっと抱きしめて、最奥を突いた。巴の、一番弱い部分を擦る。こんな風に巴を感じるのは、もう限界だと
思った。可愛すぎて、愛しすぎて、心が持たない。
「っああぁぁっ!!も、だめぇ!!」
「僕も・・・っもうっ・・・!」
「ああああああああんっ!!」
「うぅっ・・・!!」
巴の膣がきつく締まるのと同時に、観月も巴に大量の精を放った。
「・・・おはよ。観月。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
目を覚ますと、そこは合宿所の観月の班の部屋だった。木更津が一番早起きだったらしく、他のメンバーはまだ眠い目を
擦っていたり、寝ぼけていたり。観月も寝ぼけたうちの1人だ。木更津が、目を覚ましたのかどうかよく分からない目で見つめてきた。
「イイ夢でも見てたの?」
「・・・夢?」
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・ゆめ。
観月は大きく溜息をついた。
夢。全部。あんなことや、こんなことも。あんな巴くんや、こんな巴くんも。全部。
なんて、もったいない。
「―――昨日、あんなことがあったからですね・・・。」
あの夢の、出だしだけは本当のことだ。誤って、巴の入浴時間に乱入してしまった。無論、現実では叫ばれた後、大人しく
浴場を出て、何ともいえない微妙な気持ちを抱いたのだが。
もう一度、大きな溜息。
「夢。ええ、夢でしたね・・・。」
「ふーん。そう。まぁ、イイ夢だったみたいなのは、わかるよ。」
「は?」
どういう意味だと聞き返す前に、木更津に指を指された。掛け布団に出来た、しわではありえない、小さな山。
「!!!!!!!」
「早くトイレ行ってきたら?」
顔を真っ赤にして部屋からでようとして、後ろから木更津の声がした。
「このことは、ジュース一月分でどう?」
「〜〜〜〜〜ッ勝手にしなさい!!」
捨て台詞を吐いて、観月は部屋から飛び出した。木更津はくすくすと笑う。
「大変だよねー。合宿ってのもさ。ねぇ、柳沢?」
「・・・だー・・・・ね・・・・。」
柳沢は、まだ夢の中だ。
終
524 :
ひま:04/12/26 00:47:17 ID:GbU+hjya
夢落ち。
ゲームやった人なら、思ったに違いない。
「こんな夢、みちゃったりしてるんだろーなぁ」と。
・・・サイテー・・・・
さいてーじゃねぇよ!!!gj!
ありがとう!
527 :
名無しさん@ピンキー:04/12/26 09:34:48 ID:gkdEEf9B
観月×巴ありがとう(*´Д`)GJ
ありがとう!やっぱりあなたは漏れの神です
・・・観月、範疇外だったのに迂闊にも萌えてしまった
神GJ!
あけおめ保守。
AAAAUTH!GJ!
ミヅキサソ…イイ!(ハァハァ)
赤也×巴キボンヌ〜
532 :
名無しさん@ピンキー:05/01/04 00:33:05 ID:fNuzO17f
真田×桜乃
跡部×桜乃の話が見たい〜!!!!
同じく。
最近ゲーム関係ばっかだったので、見たい。
跡部×杏キボンヌ。
>534ネ申はどこ行っちゃったんだろうね。
桜乃と他校キャラの取り合わせはまずありえねぇだろ。
水を差すようで悪いが、ありえない設定こじつけは萎える。
まだ朋香だとありえそうなんだけどね
朋香海堂はありえるが、それ以外はな・・・まあ桜乃より積極的だから。
モエりんは準公式で絡んでるから話作りやすいんだが、
マネージャーでもない桜乃はまずない。
ありえない話は現実味が薄いのでNG
朋香海堂だって全然接点ないですなあ、原作では。
アニメは見てないから判らんが、絡んでたりするのか?
原作ベースで言うと、
桜乃→リョーマ
朋香→リョーマ
杏←神尾
杏←(?)跡部
杏→お兄ちゃん
杏←→桃城
菜々子←(?)→リョーマ
ぐらいだろ、不自然じゃないのは。
あとは寿葉タン、優希タンか?
朋香海堂もあり得ないよ。
所で芝さんは?原作やアニメで青学や他校達&南次郎と結構絡んでるし。
南次郎×菜々子。
…駄目だよな。逝ってきます。
捏造はアンチが多いのかな?
自分も好きな方じゃないけど、ゲームの設定がありなら
他校×桜乃なんかがあってもいいんじゃないか?
ゲーム内では絡んでるし。アニメでは合宿で寝食共にしてるしね。
書きたい人がいたらもうそれだけでいいよ。
嫌ならスルーすりゃいいんだし。
何でもコーイ!
ゲームの設定と原作の設定を一緒にされても困る…。
ゲームに興味ないからオリキャラが誰と絡もうがスルー出来るけど、
同じようなノリで桜乃たんを誰とでもっていうのはちょっとね…。
そうか?
漏れは桜乃がらみの話も好きなので大歓迎だが
むしろ一般サイトじゃ拝めないようなマイナーカプもたまには見てみたいかも
そこに萌えがあるなら
というか、ありえないカプが駄目なら、このスレどうなっちゃうんだよ。
それに何で今更。
548 :
名無しさん@ピンキー:05/01/09 01:03:08 ID:p4YSgiSm
どうしたんだ?この流れ。
>548
そう思うなら下げて!orz
そんなこと言ってたらここに載っていた
素晴らしいSSたち全て捏造になりますYO!
創作自体捏造じゃないか。
そんな訳で流れ戻していこう!
みんなの萌えカプ・シチュ教えてみそ
跡部×杏きぼん(*´д`)
神尾×杏希望
桔平×杏前提で…w
リョーマ×朋香を(^人^)
ちょっと長めなんですが、不二×桜乃を投下してもいいですか?
甘甘じゃないんですけど…(´・ω・`)
おねがいします。
好き、なんだと思う。
いっつも越前だけ見てる「あの子」のことが。
「不二先輩!」
「ああ、桜乃ちゃん」
部活に行く途中、ばったり会っちゃった。
きっと、今日も越前の応援に行くんだろう。
「その髪飾り、かわいいね。似合ってるよ」
「あっ・・・ありがとうございます!」
前髪を止めている、小さいピンクのハートのついたヘアピン。
そのヘアピンも・・・越前に対して、自分を良く見せるためのものなんだろうな。
ここまで考えて嫌になった。
なんで嫉妬しているんだ?こんなにも越前に。
「あの・・・不二先輩?」
「・・・あ、ごめんごめん。僕、もう行くよ。遅刻したら手塚に怒鳴られちゃう」
「ふふ・・・分かりました。じゃ、また後で見学に行きますね」
「うん・・・また後で」
僕は足早に部室に向かった。
(好きだ。)
あの、みつあみの似合う女の子のことが。
「不二ぃ〜」
「ん?あっああ、英二・・・」
「最近しょっちゅうぼーっとしてんじゃんか。・・・ボタンかけ違えてるし。ぷぷ」
「あっうん、全然平気だよ。ちょっと考え事してただけ」
「そっかぁ。じゃ、先に行ってるよん」
「うん。僕もすぐ行くから」
どうして、こんなにも気が散るのか。
こんなにも本気で、彼女のことが好きなのだろうか・・・
その日、僕は練習中もミスを連発し、早めに帰ることになった。
通学カバンとスポーツバッグがやけに重く感じる
今日は早く風呂にでも入って寝よう。
そう思いながら、校門を出ようとすると
「不二せんぱい!」
「!桜乃ちゃん・・・」
「なんか、最近元気ないですね・・・」
「いや、そんなことないよ。」
「そう・・・ですか?」
「うん。心配してくれてありがとう。」
これ以上は回りに心配をかける訳にはいかない。
いつもの僕に戻らないと・・・
「あの、私でよければ相談とか・・・乗りますから」
「・・・本当にいいの?」
「もちろんです!」
屈託の無い笑みを放つ桜乃ちゃん。
(思いを、つたえようかな)
「じゃあ・・・明日の放課後、学校裏の図書館に来てくれないかな?」
「分かりました。明日の放課後、ですね!」
「うん。待ってるから。」
初めてだった。
彼女と、二人でプライベートで会うのは。
明日は必ず伝えよう。
-結果はどうなれ、今のままの僕じゃ居られないんだ。
次の日、僕は手塚に部活を休むと言った。
手塚は一瞬ますます仏頂面になったけど、「気分転換したいんだ」と言うと、すぐに「分かった」と答えてくれた。
そんなにも最近の僕は行き詰って見えていたのだろうか。
情けないな、そう感じながらも (それも今日で終わりだ)と思った。
すぐに一日の授業は終わる。
HRなんか耳に入らない、英二の会話も届かない
僕は図書館と、彼女のことで頭がいっぱいだった。
HRが終わるなり、通学カバンを持って走る。
(あっ・・・マフラー、教室に忘れてきちゃった)
季節は12月。息も白くなる時期だ。
でも、取りに行く時間がもったいないので、僕はかまわず学校裏の図書館に向かった。
「・・・嘘だろ」
図書館の大きな木製ドアには、【本日はおやすみです。急な休館で申し訳ございません】と張り紙が貼ってある。
(困ったな。こんな時に限って・・・)
僕は桜乃ちゃんのメールアドレスも何も知らない。
もう一度、学校に戻る手もあるけど すれ違いになったらもっと困る。
入り口はないのか・・・ぐるりと図書館を一周することにしよう。
すると、洋書が並んだ本棚の前の、大きな窓の鍵が閉まっていないことに気付いた。
館長はよぼよぼのお爺さんだ。
きっと奥の窓を閉め忘れたのかな
僕は窓を開け、軽々と図書館に入った。
-当然、誰も居ない。
自然とため息が出る・・・
桜乃ちゃんは、まさかこの入り口に気付くわけない。
重い腰を床に落とし、深いため息をもう一度ついた。
「不二・・・先輩?」
「桜乃…ちゃん?」
「えへへ…窓開いてたから入っちゃったんです。でも、まさか不二先輩まで来るとは思わなかったですけど」
「そうか…すれ違いにならなくて良かった…」
それから僕らは、しばらく話し合った。
他愛もない話だよ。
学校のこと、テニスのこと。
…越前のこと。
「それでね、リョーマ君ってすごいなって…」
「桜乃ちゃん」
「はい?」
「越前のこと…好きなの?」
「えっ…?ち、違います!リョーマ君とはただの」
「隠さなくていいよ」
これでやっと半分です^^;
全部載っけていいもんでしょうか…。
実は少し前までサイトに載せていたものなんですが、荒しにあって閉鎖したんです。
サイトを作って間もないうちに閉鎖してしまったので、もっと色んな方に読んで頂きたくて(´・д・`)
不二×桜乃(・∀・)イイ!
展開が楽しみです!
すみません、
>>561様に褒めてもらったら、気分が高まりましたw
一気に載せちまいます。
---------------------------------------------
とっくに、知っていたから。
周りの皆も知っているんだ。
桜乃ちゃんが越前を好きなこと、
そして…
僕が、桜乃ちゃんを好きなことも。
「僕は、桜乃ちゃんが好きなんだ」
答えなんかいらない。
だから
今日だけは一緒に居て、僕と過ごして。
気付けば僕は、桜乃ちゃんを抱き締めていた。
僕のコートの胸元に、彼女の小さな顔が押しつける状態になっている。
「ふ…不二先輩…?」
「好きだよ、桜乃ちゃん」
怯えてるのかな…彼女の表情は読み取れないけど、
僕はおかまいなしに桜乃ちゃんの唇をそっと舐めた。
あまい…リップクリームの香が鼻をつく。
「不二先輩…っ?はなし…て…っ」
「お願い。今日だけは一緒に…」
(君が越前を好きな気持ちと、僕が君を思う気持ちは一緒なんだ)
(だから、分かって)
そう言いたかったけど、僕は何も言わずに彼女の唇を貪る。
甘い快感が体に、ブルーベリーのような酸味が心に染みてゆく。
「ん・・・っふぅあっ・・・!」
唇を離すと、桜乃ちゃんはずぅっと長い間息をしていなかったように、館内の空気を吸った。
僕はうつろな目で彼女を眺める。
その視線を目の前で受け止め、桜乃ちゃんは不思議な表情で僕を見た。
何も、言おうとはしない。
抵抗しても無駄だと思っているのか、それとも・・・
僕も、何も言えずにいた。
何か話すと逃げてしまいそうで。
そんな無機質な彼女の瞳を見ていると・・・
僕は愚かにも、欲情してしまった。
彼女の身体は細い。
両手首は、十分片手で束縛できる。
彼女の言葉はもう、届かない
僕は欲望のままに、か細い桜乃ちゃんの着ていた衣服を剥いた。
みるみる白い肌が露わになっていく・・・
興奮した。
恐らく、まだ誰にも見せたことのない部分をいま、僕が見ている。
僕、だけが。
小さな乳首は、寒さのせいだろうか硬く上を向いていた。
たまらなくなり、小さな赤ちゃんのように彼女の突起を吸う。
暖かいにおい、やわらかい心地・・・
それだけで僕は、自分自身が高まっていくのを感じた。
ふと桜乃ちゃんを見ると、顔を真っ赤にして息を荒げている。
(いとおしい)
伝わらせてあげるよ、僕のきもちを。
もう両手首を押さえる必要はなかった。
僕は桜乃ちゃんの秘部に舌を這わせ、奥から愛液を誘うように舐める。
「いや、そこはキタナイです」
そう聞こえたけど
僕は答える余裕なんてない、汚いなんて思うわけもない。
舌先で小さな陰核を根元から転がすと、泣きそうな喘ぎ声が聞こえた。
その声がたまらなく可愛くて、僕は固くした舌を膣内に差し入れる。
にちゅ・・・
暖かくて、やわらかい感覚が僕の舌を包む。
奥から入り口へ舌を掻き出すと、愛液がトロリとあふれ出た。
(入りたい)
桜のちゃん、もう繋がろう?
合わせた彼女の瞳には、まぎれもない「僕」の姿が映っていた。
どのような僕が映っているのかは分からない
でも、今から僕が伝える気持ちは、絶対忘れないんで欲しいんだ。
ズボンのジッパーを下ろす音が鳴る。
僕の雄の部分が露出され、桜乃ちゃんは心底覚えきった表情に戻った。
「だいじょうぶ、桜乃ちゃん だいすきだよ」
そう言うと、力ない彼女の秘部にペニスの先端を押し当て、少しずつ内部に入ってゆく。
ずにゅ・・・ぅ
目をつぶり、堪える桜乃ちゃんの姿がいとしくて
僕は更に、奥へとペニスを押し込んだ。
みるみる、僕自身が桜乃ちゃんの゛ナカ゛に入っていく。
(たまらないよ)
いま、僕とひとつになってるんだ。桜乃ちゃん、が。
肉体的な快感はもちろん、僕は精神的な快感を感じていた。
いきり立った僕のペニスを包む 熱い桜乃ちゃん
「すきだ・・・よっ・・・さくのちゃん・・・っ」
僕がそう言うと、桜乃ちゃんは頬に涙を伝わせて
(・・・涙?)
なんで泣くの、桜乃ちゃん
僕は幸せだよ、君とひとつになってるんだ。
なのにどうして、君は泣いているの?
どうして、どうして
今まで押えていた「好き」という気持ちが暴発する。
自分の感情が壊れていく、そう思いながらも僕はゆっくりと腰を動かした。
ずちゅ。ずちっ、ずちっズチュ・・・
規則的に響く粘着音。
僕と桜乃ちゃんを、繋ぐ音。
高まる僕自身と反対に、彼女は耐えるような仕草をみせた。
(・・・そんな顔、みたくないな)
射精をこらえるべく、目をつむったまま桜乃ちゃんに口付ける。
・・・お互いに目隠しするように。
「りょーまくん、りょーまくん」
彼女がそう言い続けるのが聞こえる。
僕は、彼女を制服する最後の手段を選んだ
僕の肩に伸びる白く細い脚を高く持ち上げ、
腰を深く打ち付ける。
性器同士が粘液を飛び散らす、激しい行為になった。
(もう、耐えられない、んだよ)
彼女を求める、精がこみ上げてくる。
「受け止めて・・・おねがい、さくの・・・ちゃんっ!!」
ドクンッ ドク どく どくっ・・・
全てを注ぎ尽くす、長い放出
僕はしあわせ、だ
彼女が僕を見てくれていなくても、
彼女が僕を受け止めてくれなくても
少しは 伝導 したよね?
僕の身体を伝って。
--「伝導ミルキイ」完--
以上、くろひなでした!
569 :
名無しさん@ピンキー:05/01/09 21:58:49 ID:L54OC75z
くろひなさん最高!!GJ☆
鬼畜不二萌え〜(#゚Д゚)
リアルタイムでドキ胸でしたよ(*´Д`)有難う
GJです!
保管庫ってないの?
ごめんあった。須磨祖
不二桜スキーなので萌えますた(*´Д`)ハァハァ
誌的ですねGJ!!
くろひなさんの次回作期待してもいいですか?ドキドキ
久々に出席でもとろう。
まだまだ萌えてる人
ノシ
萌えてるよー
ノシ
ノシ
ネ申の登場を今か今かと待っております
ノシ
ノシ
ノシ
ノシ 跡杏の神はいずこへ?
ノシ
観巴にハァハァ
愛のないHでもOKなら、赤桜と丸朋がありますが…
はっきり言ってしまうと「ただHしてるだけ」なので、ここの住民さん達の好みに合うかどうか心配です。
もしそれでもいいと言って下さるなら、前みたいに一気に載せたいと思います。
この前の不二桜にコメントくれた皆様、ありがとうございました。励みになりました。
>>536 ありえない設定はダメなんですかねー…
どっちも無理矢理くっつけただけなんで…悩むところです。
ノシ
リョ菜々が読みたいと呟いてみる
赤桜って、赤也×桜乃?まさか赤澤?
赤澤じゃないです、赤也ですw
ほとんど無理矢理H…ていうよりレイプになんですよ。
私の書いた文のせいで、ここの皆様の気分を悪くしてしまいたくないので、そんなの見たくない!って人は言ってください(;^_^
誘い受けイクナイ
ウザイ
>589
誘い受けって…
588はここの住民に気を使ってるだけだろ
そういう事言うと、SS投下しずらくなるからやめれ
他のスレのようにテンプレをちゃんと作った方がいいかもな。
くろひなネ申はどうぞ投下して下され。
注意書きして『イヤンな人はスルーしれ』と書いてくれれば見たくない人はスルーするよ。
ここにいるのは大人だし。
分かりました。
言ってしまった手前もありますし、とりあえず投下します。
でも、はっきり言ってレ イ プなので、嫌な予感のする方は見ないで下さい。
愛よりエロを追究したくて書いたものです…
-----------------------------------------
「あと一人、なんだよな」
切原はふと呟いた。
この間、同級生と遊び半分で『一週間に10人の女とヤれるか』なんて、つまらないゲームを勃発してしまったのだ。
部活が終わると時間は九時ごろ。
けして遅すぎではない時間にゲーセンやら路地裏でたむろしていると、必ずといっていいほど女のほうから寄ってきた。
期限切れまではあと、1日。
明日までにもう一人食ったら俺は勝ち組だ。
「10人達成できなかったら罰ゲーム」と騒いでたクラスメイトを思い出す。
調子者なあいつらのことだ、きっととんんでもない罰ゲームを用意してあるんだろう。
ゲームを途中で降りるのは簡単なことだったが、「やっぱやめとく」なんて男じゃないと思った。
なんとしてでもあと一人、食ってやる。
部活を終えると、とりあえず行きつけのコンビニに向かった。
(今日はジャンプの発売日じゃん・・先に立ち読みしていこ)
時計は八時半。いつもより少し、早めに終わっていた。
明るい店内に入ると、客は数人しか居なかった。
そりゃそうか。こんな中途半端な時間だしな。
そう思って雑誌コーナーに立ち寄ると、一人のおさげの女が商品を探している。
雑誌ラックの後ろの、医薬品コーナーを物色しているようだった。
(あれって・・・!)
その姿には見覚えがあった。
青学の越前といつも一緒に居た・・・
(ちょうどいいカモじゃん。)
赤也はそう思うと、桜乃に声は掛けずにそっと目で追うことにする。
しばらくすると桜乃は、小さな箱を持ってレジに向かおうとしていた。
(おっ!何買ったんだ?・・・ってありゃ・・・)
桜乃の手に下箱。
それは、紛れも無くコンドームだった。
赤也は驚いた。まさかあんなおとなしそうな子が・・・
(もしかして、ああ見えて処女じゃねえのかもな。越前ともうヤってても不思議じゃねえし・・・)
一人の少女の意外性を発見し、赤也はにやりと笑みを浮かべた。
(・・・今日はこいつにするか)
桜乃がいそいそとコンビニを後にする。
赤也は何も買わずに桜乃の後を追った。
日は沈み、気温はぐっと下がっている。
こんな時間に、こんな買い物・・・このまま帰る気か?
・・・それなら。
「こんばんわー。偶然っすね、こんなトコで」
できるだけ明るく、赤也が街頭の下に姿を出す。
「あっ!えっと・・・あなたは立海の・・・」
いきなり声を掛けられてびっくりしたのか、桜乃はコンビニの小さな袋を抱えてたじろいだ。
「あ、俺切原ね。どしたの?こんな時間に」
「あ・・・ちょっと、コンビニにお菓子を買いに」
「嘘つきだね」
「えっ・・・?」
困惑した表情を浮かべる桜乃。
夜のコンビニで油断したのだろう。
まさか知り合いが居たとは思わなかったようだ。
「見ちゃったんだー俺。桜乃ちゃんがコンドーム買うところ!」
近くの住宅街に響くほどの声で、桜乃を冷やかす。
「あっ・・・ちがう・・・っ!」
「何が違うんだよ?ばっちり見たんだよなー、俺。
恥ずかしそーにコンドーム買う場面を!」
桜乃は泣きそうな顔で震えている。
「やめて下さい・・・っ大きな声で・・・!」
「へへ。そんなの買ってどーすんの? 使うアテ、あるんだ?」
「無いです・・・そんな・・・っ」
(みるみる青ざめちゃって・・・)
身の置き所のない様子でおろおろする桜乃を、赤也はハムスターをいじめるような感覚で問い詰める。
「ない?使うアテもないのに買うんだ?コンドームを!」
「あ・・・ぅ・・・っ」
「えろいねー桜乃ちゃんって。
家で一人でゴム見て想像するんだ?ヘンタイ桜乃ちゃん!」
「・・・・っ!!」
「せっかくここで会ったのも縁でしょ?
そこの公園いこーよ。知り合いなんか来ねえって。」
桜乃は俯いたまま、かすかに頷いた。
コンビニの近くの象公園。
ここは昼は子供の遊び場、夜は大人の社交場になる。
・・・そう、ホテル代をケチる、金欠気味のオトナの。
ホテル代を浮かすつもりなのか、ただの露出狂なのかは分からねえけど、公園には何組かのカップルがいた。
「滑り台いこっか」
俺たちは像の形の滑り台に、向かい合うように座った。
桜乃は俯いたままだ。
せまい空間の中で、俺はちんこを桜乃のスカートに押し付け、そのままの体制で話してやる。
「さっきのゴム、貸して?」
「帰して・・・お願い・・・」
「・・・何言ってんの?ほんとはインランのくせに。
痛くされたくなきゃじっとしてろよ」
「ひっ・・・」
「周りのカップルもみんなヤってんじゃん。
全然恐くねーって。むしろキモチいーんでない?」
寒さのせいか恐怖のせいなのか、震える桜乃の目の前で、俺はコンドームの入った包みを裂いた。
ヌルヌルのゼリーがからんだ、コンドームを出す。
包みをその辺にぽいと捨てると、俺はゴムを指で弄んだ。
「じゃ、これはめて俺のちんこシゴいて?」
「えっ・・・?」
「だから。俺のちんこにゴムつけて、手でシゴけって。」
「ゃ・・・あの、お願いです、家に」「あーあ。みんなにバラしちゃってもいいのかなー」
「!?」
「桜乃ちゃんは本当はエロいんですーって。越前、何て思うかな?へへ」
「・・・ぅ・・・」
「いう事聞けば、誰にも言わないでやるよ。・・・今から起こる事も全部な」
ヂイイ・・・
夜の公園に、チャックの下ろされる音が鳴る。
おい、他のカップルとか、もうハメてんじゃん。負けてらんねーよな?はは
ずるりと引き出されたモノに驚いたのか、桜乃は動きを止める。
「はい、ゴムつけてー」
俺はコンドームを手渡すと、おそるおそる、ちんこにかぶせ始めた。
「ん?これ、味付きじゃん」
パッケージにはさくらんぼのイラストと、『ジューシーなさくらんぼ味!』と銘打たれている。
「手コキパスね。やっぱ舐めて」
「・・・ええっ・・・!?」
「いーじゃん。さくらんぼだって。おいしーよ?あはは」
おろおろする桜乃のおさげを掴むと、俺は無理矢理口元にちんこを押し付けた。
「舐めろ。・・・噛んだりしたらお前のバーサンにもチクるよ?」
「うっ・・・ぅ・・・」
泣きながら、桜乃は俺のモノを口に含む。
くちゅ・・・ちゅぱ
「そんなんじゃイケねーな。もっと激しくしゃぶれよ」
ぐんっ
思い切り腰を振り、自らを喉までスロートしてやる。
「げほっ・・・んっ、んっ!」
観念したのか、両手でちんこを支えるような格好でしゃぶりつく桜乃。
「・・・っうまい?俺のは」
「うっ・・・んんっ!ン・・・」
「さくらんぼ味の俺のちんこはどうよ?」
「ン・・〜・・!おいひ・イ・・れぅっ!」
笑っちゃうよな。
ライバル高の男のちんこ、うまいだって。
「く・・・っ!」
俺はゴムを剥ぎ、先端を桜乃の顔面に突きつけた。
高潮したちんこの先端から、濁った粘液が吐き出される。
どぴゅ・・・どぽっ・・・
「・・・っ!!」
顔面を精液塗れにし、桜乃は息を荒くしていた。
まだだ。まだ終わってねえよ
「脱げ」
「・・・っ」
「・・・いいの?青学にいられなくなっても」
「・・・」
脅しの言葉は簡単
無理矢理秘密を作り、その秘密を握ればいいだけで。
桜乃はおずおずと服を脱ぎ、俺の目の前で全裸になった。
成長しきっていない、華奢で小柄な身体が露になる。
「じゃ、入れるよ。」
「ま、待って・・・」
「あ?」
「こ、コンドーム・・・せめて・・・付けさせてくださいっ・・・」
「・・・別にいーけど」
さすがに妊娠されちゃ俺も困るしな。
桜乃は慣れない手つきで、俺のちんこにゴムを付けた。
(挿れてえ)
雄の本能のみで勃起した俺自身が張り詰めて、ゴムをぱつんぱつんに引っ張っている。
硬直した桜乃を押し倒すと、俺は前戯も無しに自分自身を秘部に押し込めた。
ヌルッ
「ん〜・・・・っ!!」
ゴムに付着したゼリーのお陰なのか、ちんこはぬるりと奥に入っていく。
・・・きもちいい。
全てを制覇した、そんな気になる。
桜乃の両脚を思い切り広げ、腰をめいっぱい打ち付けた。
ズポッ・・・ヌポッ・・・
「く・・・ぅっ!」
「う・・・くふぅ・・・っ」
浅く深く、ちんこを壁に擦り付けるようにしながらスライドさせる。
自分で手コキするのとは全然違う快感に、俺はだんだん高まっていく。
「も・・・イきそ・・・!」
「ん〜・・・ハアっハア・・・っ」
「ウ・・・っ!!」
どくっどくんどくんどくん・・・
思い切り、一番深い場所で射精する。
ゴム越しにも膣内の熱さがイタイくらい気持ちよかった。
一発で玉がカラになるくらい、大量に放出していく。
頭が無くなって、体だけになっちまうよーな、かいかん。
(これで俺の罰ゲームは無ぇな)
ふとそんなことを思った。
その後、俺らは何の会話もせずに分かれた。
もうプライベートで会うこともねえだろーな。
もし今度会うとしたら
青学との対戦のとき。
俺は何度でも、赤い実を食ってやるよ
--------------------------------------------
読み返すと、やりすぎたなぁ…って思うんですが、投下完了です。
くろひなでした!
乙!レイープハァハァなのでヨカタです。
乙
レイーポもそうだけど、男性向けっぽい描写が新鮮ですた
レスありがとうございます。叩かれなくてホっとしました。
また機会があったら投下させてください、では…
うぼぁー!GJ!GJ!赤也桜乃イイっスね!
赤也は無理矢理〜って感じが燃える・・・!襲われる桜乃たん、イイ!
かなりハァハァしますた。ありがとん!
桜乃は何でコンドーム買ってたの?
他スレのトリップ出たままだった。
すんまそん。
赤也桜乃、初めて見たけど萌えました。
くろひなさんGJでした。
606 :
ひま:05/01/27 19:45:02 ID:cVlkT5Zw
暇つぶしに投下してみる。
でもゲームネタ。しかも百合。スルーよろしく。
607 :
早川→小鷹:05/01/27 19:46:13 ID:cVlkT5Zw
Jr選抜合宿。巴は、昔父に買ってもらった羊のぬいぐるみ、めーたんを連れてきていた。同室の早川にさんざん馬鹿に
されてしまったが、他の皆は、めーたんがイイ夢を見せてくれるという巴の言葉を信じてくれた。
そして、朝起きた時、早川を除く女子は、めーたんのおかげでイイ夢が見れたよ、と言ってくれた。巴は、それを聞いて
とても誇らしく思った。
「えへへ。みんな、めーたんが好きだって。よかったね。・・・あ、楓ちゃん。おはよ。皆もう食堂行っちゃったよ?」
「そう・・・。」
寝起きのせいか、気のない返事をする早川。その視線は、巴が抱いている羊のぬいぐるみに向けられていた。
「あ。楓ちゃんも、いい夢見れた?皆いい夢見れたって、言ってたんだけど・・・。」
「ぜんっぜんいい夢なんかじゃなかったわ!」
きっぱりと言い放たれて、巴はうなだれた。ショボーンって感じだ。しかし、早川の、全然いい夢じゃなかったわりに、テンション
が高いのが気にかかる。
「じゃ、どんな夢見たの?」
「―――そう、ね。あんたになら、話してもいいわ。」
だって何も考えてなさそうだもの。と最後の言葉は聞き流して、早川の友情に感動する巴。早川は、昨夜の夢を思い
出すべく、目を閉じて離し始めた。
608 :
早川→小鷹:05/01/27 19:56:33 ID:cVlkT5Zw
「あの子の夢よ。小鷹 那美。あの子が出てくるだけで、もういやな夢決定なのよ。それなのに、小鷹ときたら、いきなり服を
脱ぎ始めて「あなたのも脱がせてあげよっか?」とか言って、私の服を脱がすのよ!その手つきの強引な事と言ったら、
私だって抵抗できなかったわ!場所?―――シャワールームよ。けど、周りに誰もいなかったの。だから、個室にも入らず
に、ふたりで全裸よ。まぁ、小鷹さんときたら、ホントにテニスやってるのって感じのほっそい身体してたわ。胸だって、あるん
だかないんだか。ただ、色は白かったわね。ホントにテニスしてんのかしら。乳首なんかピンクで。けど、意外に身体は丸み
があるのよね。あんたは胸でかくて、身体も丸みが強いけど、どーしたってお子様よね。
その点、小鷹はぜんっぜん色香のある体つきじゃないのに、なんかこう、しっとりとしてて、あんたより数段大人っぽいと
いうか。色っぽいというか。昔はお姫様みたいだったのに、今は女王様みたいというか。それを脱がすのを楽しみにしてたのよ!
ああ、ぞくぞくするっ!あのお嬢顔を、恥辱と快楽に歪めてみたいっ!・・・。・・・。とにかく、その小鷹さんに私は服を
脱がされたわけ。それだけでもむかつくのに―――だってそうでしょ?どう考えたって、
立/場/が/逆/でしょ!!
私が脱がすべきよ!!いずれあの温和そうなお嬢顔を、「きゃぁ!やめてよ!何するの!!早川さん!!だめー!!」と
叫びながら脱がすつもりだったのに、なんでこっちが脱がされてるの!
あまつさえ、小鷹は私を押し倒してこう言ったのよ!「どんな風に攻められたい・・・?」って!!もう、腹が立って!!
だから逆だってのよ!逆だって言ってるのに、あの女、電気がついたまま、いきなり身体を嘗め回して唾液で濡れた私の
身体を眺めて、楽しそうに嘲笑うのよ!
――ああっ!どこであんなこと覚えてきたのかしらっ!私が一から全部教える予定だったのにっ!!しかも上手い!!
なんて腹が立つ!!そのまんま好き勝手に身体をいろいろいじられて―――ああ!なんてイイ夢・・・違った、
不愉快な夢だったわっ!!」
609 :
早川→小鷹:05/01/27 19:57:46 ID:cVlkT5Zw
ぜーぜーと息を吐き、一気に話し終わった早川を、巴はどこか感心したように見つめた。
「楓ちゃんって・・・」
「何!?」
「受け体質だったんだねー。」
「あんた今までの話聞いてたの!!?」
おあとがよろしいようで。
610 :
ひま:05/01/27 19:58:33 ID:cVlkT5Zw
実は大好き。もっと卑猥なことやらかしたかった。
GJ!楓タソ可愛いなぁ…(*´Д`)キュン
GJ!楓たん萌えー(;´Д`)ハァハァ
卑猥なのもキボンw
くろひな氏の丸朋期待。
614 :
名無しさん@ピンキー:05/02/02 21:04:30 ID:b/7LumPd
職人の皆さんGJ!
しかしリョ巴が無いのは残念。
需要ないのリョ巴って?
シチュは美味しいと思うんだけどなぁ・・・
書ける人いたらリョ巴キボンw
やっぱバレンタインネタはやっといた方がいいですか?
617 :
名無しさん@ピンキー:05/02/07 00:10:03 ID:qscu8wIO
バレンタインデ〜キィッス♪
リボンをかけ〜て♪
618 :
名無しさん@ピンキー:05/02/09 19:24:38 ID:dgX9atVg
リョ奈々キボン
リョ菜々イイネ!
リョーマが菜々子さんより身長が低いのを密かに悩んでたり、
チュウする時背伸びしてたりすると萌える。
620 :
名無しさん@ピンキー:05/02/10 00:45:18 ID:5JlTNkAp
さしずめお姉さんのえちぃレッスンってとこか。やべ、書きたくなってきたかも
>620
書いてくれ、はげしく読みたい >お姉さんのえちぃレッスン
でもsageてくれると嬉しいぞ。
連載前の短編のリョーマと菜々子さんもよかったしな。
お願いします!
鬼畜リョマきぼん
624 :
名無しさん@ピンキー:05/02/18 18:14:56 ID:liaRnULg
神は、神はおられぬか!?
期待age
需要なさそうだけど赤也×巴投下しても?
まったく、この人はっ。
ヤケクソに毛布を手にもった巴は、目の前で眠りこけているパートナーの様子に
辟易した。
「半裸で…寝ないで下さいよ、切原さん…」
普段からは想像もつかないようなあどけない寝顔は巴の心を震わせたが、
格好が格好なだけに素直には喜べない。
どうにも切原は巴を女子として認識していない面が多々あって、それは
巴にとって嬉しいような悲しいような複雑な気持ちにさせたが、
自分に心を許してくれている、という方向へ無理矢理に落ち着けさせて
いた。
627 :
625:05/02/19 01:53:40 ID:sfIO7ig7
上の続き
「けど、そんなになるほど力入れてくれたんだよね」
先ほどまで、巴は切原にコーチをしてもらっていた。
切原から見て気になった巴の癖や弱点を徹底的に直して、実践によって
その成果を見る、というものだ。
巴はもちろん楽ではないが、教えながら加減をして相手になることの方が
さらに楽ではないことは明らかだった。
「ちっとだけ付き会わねえ?」
ケータイにそんなメールがきて、はいと返事を送ったら待ち合わせ場所は
近所のテニスコートだった。
切原の自宅からはかなり遠いはずなのに一体どうしたのだろうと思っていたら
「近くまで来る用事があったからよ」とのことだった。
それならということで、切原の持ち合わせていたラケットで打ち合うこと
になった。
628 :
625:05/02/19 02:09:54 ID:sfIO7ig7
最初は軽くラリー程度だったのが、互いに段々熱くなってきて
気が付けば何故か切原のテニス講座が始まっていた。
巴が熱心なものだから切原も意地になってしまったというのが
いきさつ。
しかし、終わってみればとても充実した時間になっていた。
帰途につく頃には、かなり遅い時間になってしまっていた。
切原の乗るバスの時間は、運の悪いことにあと1時間ほど待たなければ
ならない。
そこで巴は、家に来ないか、と提案した。
自分の家ではないものの、赤也ならリョーマも手合わせしたいとか
なんとか言って許してくれそうだと思ったからだ。
菜々子と南次郎が拒否することは考えにくい。
629 :
625:05/02/19 02:18:23 ID:sfIO7ig7
今考えると、それは安易な提案だった。
切原は巴がリョーマと同居していることを知っていたから何も
考えずにその言葉に話にのった。
けれど家についてみて、巴は愕然とした。
家の中は、もぬけのからだった。
そこで巴ははっと思い出した。
そういえば、家を出る前にリョーマくんがなんか言ってたっけ…。
『あ、鍵持ってってよね。今日俺と親父、出かけるから。菜々子さんも
用事あるらしいし』
珍しいことでは無かったので、なんの気なしに鍵を持って出た。
そのときは、何故切原がこんなに近くに来たのかで頭がいっぱいだった様
にも思う。
630 :
625:05/02/19 02:26:33 ID:sfIO7ig7
「誰もいねーの?」
切原の何気ない言葉に、巴は急に自分が取り返しのつかないことをした
ことに気づいた。
切原を信用していないわけではなく、誰もいない家に誘った自分に
自己嫌悪したのだ。
出来れば話をして時間をやり過ごすだけにしたかったが、
自分の為にいらないほど汗を流した切原に風呂を勧めないわけには
いかなかった。
お前が先に入れば、と無邪気な笑顔で返された巴だったが、
切原が無事バスに乗り込むまでは何が何でも風呂に入らないと巴は
決意していた。
客を後回しには出来ない、といった風なことを言って断った。
631 :
625:05/02/19 02:36:22 ID:sfIO7ig7
着替えは持ってきていたらしく、タオルの準備だけをして
部屋をうろうろ歩き回りながら切原が出てくるのを待った。
湯気をたたせて切原が背後から忍び寄るように声をかけたときには
不自然なほど飛び上がって驚いた。
そんなこんなで、自分の部屋に案内して、飲み物を用意しようと
台所に立った頃には、先ほどの打ち合いの何十倍もの疲れがどっと
押し寄せていた。
しかし、招いたのは自分であるし、切原に感謝の気持ちを表わしたい
こともあって、気力を振り絞って自室に向かった。
そうして扉を開くと、冒頭に至るわけである。
632 :
625:05/02/19 02:49:32 ID:sfIO7ig7
切原さん、どう思ってるだろう。
二人きりということを知ってから、巴の考え事はそれだけに終始していた。
誰もいねーの、と聞かれた時は、あ、そういえば、と事情を話したものの、
明らかにわざとらしかったと自分でも分かっていた。
本当のことだというのに、それを説明すればするほど嘘っぽくなる
気がして、細かな説明はせずに流したが、切原がどう解釈したのか
気になって仕方なかった。
はしたない、と思われたろうか。
それとも計算高いとか思ったかな。
だがベッドに両肘を乗せて、その上に頭を乗せて眠っている桐原を見る
につけ、巴は一人相撲なだけのように感じて、はあっと溜め息をついた。
「この状況で眠れるなんて切原さんらしい、か」
しばらくは寝顔を眺めていた巴だったが、あまりの寝入りっぷりに、
次第に自分まで眠りを誘われ、ついには切原の足元にくてん、と
倒れこんでしまった。
巴の疲れは、精神的なものとあいまって、その時点でピークに
達していたのだ。
633 :
625:05/02/19 02:59:19 ID:sfIO7ig7
「そりゃねえだろ」
足元に丸まった巴を見て思わず声に出していた。
切原は、ここに至るまでの展開に、神に感謝してもいいとすら思っていた。
リョーマも住んでいるという自宅に呼ばれたときには、どれほど牽制してやるか
画策したが、ついてみればまるでお約束のようにとんとん拍子で事が進んで
いった。
切原には、説明を受けずとも巴がまったくの偶然で誰もいない家に誘った
ことは分かっていた。
相手が超がつくほど鈍いことを身をもって知っているからだ。
大体、こんな遠いとこにそうそう用事なんてあるわけねえだろ。
それを彼女に言うつもりはなかったが、いい加減察して欲しいとも思う。
「寝るか?この期に及んで一緒に寝るか?」
大分疲れていたことは分かっていたが、それでも異性を前にして眠れる
神経を疑ってしまう。
自分のことは棚にあげて。
634 :
625:05/02/19 03:13:17 ID:sfIO7ig7
どうやって仕掛けようと考えて狸寝入りしていたのが、仇になった。
いくらなんでも、眠っている人間にどうこうしようなどという気は
切原にはない。
まどろんでいる程度ならまだいいが、足元の少女は完璧に熟睡ぶっかまして
いる。
「あーっくそ。千載一遇のチャンスを棒に振っちまった」
うめくが、一度眠ってしまった巴を起こすことも、切原には出来なかった。
「ったくよ。…もうちょっと意識してもバチは当たんねーぞ」
どうにも、イマイチ男として見られていないのが切原には歯がゆかった。
仕方なしにじっと寝顔を見入ることにする。
巴の寝顔は、汗で濡れた髪が頬に纏わりついて、妙に艶かしかった。
ヤバイ、と本能で感じた。
その時である。
「ん…。き…りはら…さん」
「えっ?」
巴の漏らした声に起きたかと思って焦った切原は、反射的に身を引いた。
しかし、いくら待っても巴は身じろぎすらしない。
635 :
625:05/02/19 03:23:45 ID:sfIO7ig7
「寝言…か?」
そう判断すると、自分の夢を見る巴に嬉しくなり、余裕が出てきた。
「なんだよ、ホントはしっかり気にしてんじゃねえか」
自惚れに近い気もしたが、やり場のないやるせなさのはけ口にするには丁度
よかった。
改めて寝顔を見つめなおす。
何故か憂いを帯びているように思われた。
胸をぎゅっと掴まれたような気がした。
「赤月…?」
そっと、顔を近づけた。
「切原さん…あ…」
どんな夢を見ているのか、切なげな声、憂いを帯びた寝顔。
切原は、自分が興奮してきていることをはっきりと自覚した。
「反則だろ…それ」
636 :
625:05/02/19 03:26:35 ID:sfIO7ig7
すみません。
全てにおいてすみません。
取り合えずここまでにしときます。
続きは明日か明後日に上げます。
おつ!!!!
メモ帳かどっかからコピペしたほうが早いと思うんだけど。。
楽しみです!
639 :
625:05/02/20 01:46:56 ID:dH5msdhN
続きです。
少しうなされている風でもある彼女の頬に、切原は
そっと触れた。
熱い。
しっとりと汗ばむ肌は、切原の手に心地良く吸い付いて
くる。
あ、と思った。
ヤバイ、これ以上は。
けれども追い討ちをかけるように、
「ん…うぅ」
巴の悩ましげな寝言は限界状態の切原を誘ってくる。
はぁ、っと熱い吐息を漏らし、切原はさらに巴に近付いた。
自分の行動が分からなかった。
頭ではさっさと離れて部屋を出て行くべき、と分かっている
のに、体はまったく逆の動きをとる。
また上手い具合に半裸になっている自分が恨めしかった。
マジ、やばいでしょ、これは。
それもこれも、元凶は目の前ですかーと寝入っている少女に
あるように思えてくる。
今の切原の理性は無いに等しいほど擦り切れてぼろぼろだった。
640 :
625:05/02/20 01:48:40 ID:dH5msdhN
「赤月…おい、起きろって」
だが、ギリギリ、切原は現実を見つめ直せるほどの自我を保って
いた。それは、あまりに悩ましげにうめく巴が心配に
なったからだ。
脂汗すら浮かんでいる彼女の表情は苦しそうだ。
「赤月、おいこらっ」
「ん…?」
なるべく優しく肩を揺さぶってやると、巴はふっと眉ねをに
寄せていた皺を和らげ、そっと目を開いた。
「あ…れ。切原さん?なんで…」
寝ぼけ眼の巴はどうやら状況が把握できていないようだ。
「汗掻いたまま着替えもしないで寝てると、風邪ひくぜ。
お前もはやく風呂入ってこいよ」
肩を軽く叩いてやってすかさずそっぽを向く。
叩かれた反動で巴は起き上がり、ぼーっと部屋を見回した。
「あれ、私…さっきシャワー浴びましたよ」
思わず切原は振り向いた。
「はあ?いつだよ」
「だから…さっきです…。だって…切原さんが、連れてってくれ
たじゃないですか。歩けないだろうからって…」
ますますワケが分からない。切原にはまったく身に覚えのない
ことだ。
なにせ、彼女の部屋に通されてから今まで、部屋の外へ一歩も
出ていないのだ。
641 :
625:05/02/20 01:49:54 ID:dH5msdhN
「お前なあ、寝ぼけてるんだよ、それ。お前は寝てたの、今まで。
わかる?」
だがそれでも巴の意識は夢うつつだった。
ふるふると首を振って、
「え…でも…だって、さっきまで切原さん、あんなに強く…
私を…抱いて…」
切原の目は点になった。
「へ?」
「え…?」
気まずい沈黙が二人を覆った。
二人は、互いに互いの顔を見合って、一言もしゃべらず、動かなか
った。
642 :
625:05/02/20 01:51:10 ID:dH5msdhN
最初に反応を示したのは、巴だった。
え?あれ?なんで切原さんてばあんなに驚いてるんだろう…。
私、なんか変なこと、言ったっけ?
あれ…そういえば私、なんで自分の部屋にいるの?
さっきまで切原さんの部屋で…。
夢のような一時を思い出してぽっと頬を赤くさせた巴だったが、
一瞬後にはざっと青くなった。
ちょっと待って。
ここ私の部屋じゃない!?
てことは、もしかして…!!?
「あの…切原さん?」
「…あ、ああ、なに?」
ぎこちない切原の反応に確信を強めつつも、巴は恐る恐る尋ねた。
「もしかして私…今まで寝てました?」
巴としては是非とも首を横に振って欲しいところであった。
しかし悲しいかな、切原はゆっくりと、しかし確実にこくっと
頷く。
「爆睡だったな」
その言葉に、巴は可哀想なぐらいうろたえ出した。
「そ、それじゃ、私、私さっき、なにやら変なことを…変なこと
を……くち、くち、口走って、しまいましたかっ!?」
「ああ、思いっきり」
「い、いやぁーーー!」
643 :
625:05/02/20 01:53:41 ID:dH5msdhN
聞きたくないとばかりに巴は頭を抱え込んでうずくまった。
切原はそんな巴を余所に、段々と冷静に状況を飲み込んできていた。
ようするに、だ。
赤月は、さっきなんの夢見てたかっつーと…
俺とヤッてるとこ?
思い至り、切原は口の端を上げて意地の悪い笑みを浮かべた。
幸運の女神様は、どうやら俺に気があるらしいわ。
「忘れて下さいっ、どうか忘れて下さいぃ!!私、おかしかったん
です!だってまさか、誰もいないときに男の子呼ぶことになる
なんて思わなくって、切原さんがそんな人じゃないこと分かってても
それでもなんか意識しまくっちゃって…だからっ」
巴はベッドに顔を伏せて叫んだ。
穴があったら入りたかったが、ないので顔だけでも隠したかった。
不覚にも涙までこぼれ出てきて、とてもではないが切原と顔をあわせら
れない。
(もう、ダメだ…こんなんじゃ、切原さんのパートナーなんてつとまる
わけない。こんな変なこと考えてるパートナーなんて聞いたこと無い)
きっと今後、顔を会わせる度に気まずくなるに決まっている。
そう思うと、絶望的な気分になるのを止められなかった。
644 :
625:05/02/20 01:55:03 ID:dH5msdhN
「ごめんなさい。せっかく練習さそってもらったのに、こんな…」
しかし最後まで言うことはかなわなかった。
言い終える前に、切原の手がそっと頭を撫でたからだった。
「ばーか。変なこと気にしてんなよ」
あまりに軽い慰めに、巴は拍子抜けした。
「顔あげろよ。お前なんか勘違いしてない?」
「え?」
その言葉に操られるようにふっと顔を上げると、途端に切原の顔が
間近に迫ってきた。
「切…」
名前を呼ぼうとしたが、腕を掴まれたと同時に体を引き寄せられ、
え、と聞き返す間もなく、顎を掴まれ、視界を遮られる。
巴の目にはかつて見たことないほど至近距離の切原の顔が映っていた。
645 :
625:05/02/20 01:55:50 ID:dH5msdhN
反射的に目を閉じた。
すると、嵐のような激しさで切原が唇に触れた。
甘さも何もない、むしろ傷つけるように重ねられる口付けだった。
身体が硬直して言うことを聞かず、巴はされるがままだった。
切原が顎を掴んでいた手を下に下ろしていく。首筋をもったいぶった
手つきで撫でられ震えた。腕を掴んでいる手にも上下にゆっくりと
撫でられる。首筋を撫でる手はそのまま鎖骨を通って下方へと移行し、
やがて膨らみに近付く。
巴の意識は、そこにきて初めてはっきりした。
「んぅ……っ」
今だ続く息も吐けない激しいキスを、顔だけで振りほどこうとする。
しかし、腕を掴んでいた手が後頭部へ回り、逃げることが出来なくなる。
それならばと今度は手を動かしてみるが、思ったよりもショックが強か
ったのかくにゃくにゃと力が入らず役には立たなかった。
体重をかけられてベッドに押し倒されると、いよいよ逃げ場は
なくなった。
煽るように唇を舌でなぞられて、戦慄が走った。
背中がぞくりとして毛が逆立つ。そうして、とうとう胸に手が行くと、
もう限界だった。
「んぁ…!」
悲鳴をあげようと口を開けた瞬間、するりと舌が口内に侵入してきた。
歯列をなぞられ、裏顎を撫でられた。
ナリフリ構わず抵抗してみようかとちらっと思ったが、意識が朦朧と
してきてそんな元気はなかった。
息が苦しい。
すがるように切原の胸に手を伸ばすと、片手で一まとめにされ頭上で
縫いとめられる。
続きキター!
今日はこれで全部なのかな?
647 :
625:05/02/20 02:34:53 ID:dH5msdhN
巴は恐怖を感じた。
ゆっくりと目を開くと、じっとこちらを見つめる瞳があった。
「ふ…んっきり…は…」
なんとか隙を見つけて、その瞳に問いたかった。
どうして、と。
けれども切原は執拗に巴の唇を求め続け、離してくれる気配はなかった。
荒い呼吸音と衣擦れの音だけが部屋に響く。
その間、切原の片手は、いとおしむようにやんわりと巴の胸辺りを
さすっている。
その恥ずかしさと呼吸困難とで、巴はとうとう限界にきた。
「……っつ!」
切原が顔を離す。
無我夢中の巴は、思わず切原の口に歯を立てたのだ。
しかし巴を縫いとめている手はそのままだった。
「はあ!…っはあ、はぁ、はぁ…」
巴は思い切り空気を肺に送り込んだ。
心の中は、どうしてとか嘘でしょとか、色んな思いが渦巻いていたが、
どれも口に出すことはできなかった。
「…いってーな。ったく、乱暴な女」
しばらく息も絶え絶えの様子の巴を眺めていた切原が、ようやく口を開いた。
648 :
625:05/02/20 02:38:29 ID:dH5msdhN
今日はこれで終わります
またしてもこんなんですみません
恐らく明日には出来上がりそうな…
…… orz
乙でした
続き待ってます!
650 :
名無しさん@ピンキー:05/02/20 23:50:21 ID:IrqwbPI2
乙です。
楽しみに待ってます
651 :
625:05/02/21 01:57:12 ID:+IoOXp7h
その軽い反応に、巴はまたしても驚き、二人の間に時差のようなものを感じた。
切原がなにを考えているのかまるで理解できない。
息を整えようと胸を激しく上下させる巴を見やり「大げさだな」と呟くと、
切原は赤く色づいた白い頬にちゅっと音をたててキスした。
「俺が、怖い?」
至近距離で尋ねられて、巴は恐る恐る首を横に振った。
「怖く…は、ないです。ただ…どうしてか。何を、思っているのか…
分からないから…」
たどたどしく、息を乱れさせながら答える巴に、切原は「はっ」と笑い、
皮肉げな笑みを浮かべた。
「俺たちフィーリングは合うけど、考え方はまるっきりズレてるよな」
言いながら、首筋にキスを落とす。
「ア…やめ…なんで…」
びくっと肩を震わせる。
気持ちいい、と感じてしまうのがなぜか後ろめたかった。
抵抗しようと試みるものの、今だ両手は切原の束縛から逃れられない
ままである。下半身もまた切原の膝でがっちり押さえ込まれ、逃れ
られるはずもなかった。
それに先ほどの余韻と、切原の口付けによって乱れた息が、巴を
妙な気分へ追い込んでいた。
「マジで分かんない?なんで俺がこうするかさぁ」
「あっ…」
切原の唇は首筋から徐々に上へ上がってきて、耳に辿り着く。
「ぴちゃ」という卑猥な音が、ダイレクトに響いてきた。
652 :
625:05/02/21 01:58:11 ID:+IoOXp7h
ぞくり、と全身があわ立つ。
「ひぁっ!」
変な声、と口にしてから巴は思った。
鼻にかかっている幼子のような声だ。
耳を舐められたことよりも、変な声を切原に聞かれたことの方が
恥ずかしかった。
「イイ声」
しかしそんな巴とはまったく逆の感想が耳元で聞こえた。
それで、さきほどの切原の言葉が思い出された。
『俺たちフィーリングは合うけど、考え方はまるっきりズレてるよな』
その通りかもしれないと思った。
けれどそれは、今切原がしている行為への理由にはならないように
思う。
だがその考えは中断を余儀なくされた。
「あっ…切原さんっ?」
「ん?」
「なんで…あたしの服、脱がせてるんですか」
「なんでって、そりゃ脱がしたいからに決まってんだろ」
「な、なな何を…!!」
「いただきます、ってな」
楽しそうな切原を、蒼白になって思わず見つめる巴。
「お前が分かんないなら、もう我慢しねーわ、俺。つーか、出来ねえ。
……据え膳食わぬは男の恥、だっけ?こういうのって」
「ちょっと…いえ、全然違うと思うんですけど!」
がんばれ〜(・∀・)b
ものっそい勢いで続き期待してます…!
655 :
625:05/02/23 01:21:45 ID:dnd4spBq
巴の抗議など何処吹く風の切原は、どんどん行為を進めていった。
ジャージ姿の巴は、脱がすのにそう苦労はなかった。
もちろん巴の抵抗はあったが、ものともせずに上半身を下着だけに
することに成功した。
「あんまり意地張んなくてもいいじゃん。お前、さっき俺に抱かれた
んだろ?おんなじことをもっかいすりゃいいんだよ」
妖しげな炎の揺らめきを思わせる切原の瞳に、巴は息を呑んだ。
彼は、普段ジョークと本音を織り交ぜながら会話することが多いが、
それらは全て巴を傷つけるようなものではなかった。
しかし今の瞳の色は、それを保証できるようなものではない。
それでも巴には、切原を怖いとは思えなかった。
最初は緩く肩を撫でていた切原の手は、脇の下をかすって背中へと
移動した。つーっと背筋をなぞられて、巴はまたしても声を押さえ
きれない。
「ひゃんっ」
流されてしまいそうになる自分を必死に呼び戻して、巴は言った。
656 :
625:05/02/23 01:23:20 ID:dnd4spBq
「あ、…あのっ、切原…さん」
またしても息が乱れてくる。
それは、さきほどから切原が耳への愛撫を続けている為だった。
ぷちゅ…
「ん?」
行為に没頭しながら耳元で聞こえる声は、巴には堪らなく色っぽく
伝わってきた。
「さ、さっき…夢で見た…ことなんですけどっ」
「うん。俺に抱かれたってヤツな」
「そ、そーなんですけど、違うんです、あれはっ!」
「何が?」
切原の声が冷たく尖った。
無駄と知りつつも抵抗するのに必死な巴はそれに気づかない。
切原の手がとうとうブラジャーの中に到達した。
「あんっ…やあっ…!」
巴の目じりに涙が浮かぶ。
切原がそれをすかさず舐めとった。
「何が違う?言ってみろよ」
いいながら、切原の右手は巴の成長途中の乳房を緩急をつけて揉み
しだき始めた。
たまらず巴は声を上げる。
「ああっやめ…ふぁ…んっ…」
言いたかった言葉が、頭の中からどこかへ飛んでいった。
巴は切原の与える刺激に溺れかけていた。
657 :
625:05/02/23 01:24:32 ID:dnd4spBq
「ほら、違うんだろ?何が?ここを、もうちっと強くされたとか?」
途端、強い力で胸を掴まれる。
「ああん!!」
巴の瞳から、知らず涙が溢れた。
「それとも…こんな風に、いじられた?」
「え?…ひぃっ」
頭を持ち上げて確かめようとしたら、びりっとした何かが体の中を
駆け巡って邪魔をした。
それは、乳房を揉まれるよりももっと直接的な刺激だった。
「こうやって、挟まれて、撫でられたか?」
ぷっくりと立ち上がった先端を摘まれ、人差し指の腹でさすられる。
電気が流れたかのような衝撃が走った。
「ひぁああ!いや、やぁっ……」
「いや?何が?夢の中とは違ったか?んじゃ…」
言いつつ、切原は一気にブラジャーをたくし上げて胸へと顔を寄せる。
「こっちだったか?」
「ふあぁ!?なに…コレっ…あ、や…きりは…」
先端をちゅっと吸われた瞬間、さきほどとは比べ物にならないほどの
電撃が巴の体を襲った。
ビリビリと、痕を残しそうなほどに、それは刺激が強すぎた。
658 :
625:05/02/23 01:26:53 ID:dnd4spBq
「ふぁあ、いや…もうっあっん…」
「嫌じゃねーだろ。なあ…俺たち、考え方も合わせない?そろそろ」
「え?」
相変わらず、その瞳は何を思っているのか巴にはさっぱり分からな
かったが、切原がどうしたいのかを言ってきていることだけは、
朦朧とした意識の中分かっていた。
「俺はお前が欲しい。そんで、お前は俺に抱かれたい。
持ちつ持たれつだ、世の中。なぁ、いい加減そうしようぜ?」
「なに…?」
「なぁ、巴。俺を、赤也って…そう呼べよ」
切原の表情は、それまで能面のように温度を感じさせないものだった。
それなのに、なあ、と、巴に呼びかけたそのときは、確かに
巴にも理解できる、まるで
(泣きそうな時の…切原さん…?)
そう思われてならなかった。
いつの間に、きつく一まとめにされていた両腕が解放されている。
涙で霞む視界には、悔しそうな、それでいて狂気をはらんでいるような
切原が映っている。
巴には、彼の問いかけにどう答えることが正しいのか、そんなこと
は分からなかった。
けれど、巴は、答えたいと思った。
フィーリングが合う、と日頃から切原は言っていたが、それは
巴にとっても同じだったのだ。
(この人がどうしたいのかなんて、何を思っているのかなんて、
正しくは分からない。絶対に分からない気がする。……でも
感じるんだ……切原さんは、きっと…)
その時、切原がふっと身を放して、ベッドから降りた。
えっ、と口に出した巴は、それで完全に答える機会を逸してしまった。
「あーやめだやめだ。もうオシマイ。ちょっと悪フザケがすぎたな
こりゃ」
それまでの狂気じみた雰囲気はどこへやったのか、いつもどおりの
切原の声がした。
659 :
625:05/02/23 01:30:56 ID:dnd4spBq
すみません、まだ続きやがります
読んでくださってる方もう少しだけ待ってください
すみませんほんと…
625タソ期待して待ってるよガンガレ
まだ625を待ち続ける漏れorz
625ガンガレ超ガンガレ
662 :
625:05/03/04 23:01:28 ID:OfysRIyE
大分期間をあけてしまって申し訳ないです。
660さんすみませんでした。続き投下します。
ふっと、それまで壊れかけていた精神の一部が、急速調で縫合され
ていった。
切原は自嘲気味の笑みを浮かべて、巴に背を向けた。
脱ぎ捨てていた衣服を素早く纏う。
「あ…の」
後方から遠慮がちの巴の声が聞こえた。
途端に後悔とも嫌悪ともつかない感情が胸の奥の方からあふれ出た。
(ヤろうと思えば、いつだってヤれたんだ。けど俺が欲しいのは
そうじゃなかった!いつだって、俺が欲しかったのは…っ!)
軽い雰囲気であのまま流してしまえばよかったのかもしれない。
こんなことは恋人同士じゃなくてもできることで、特別なことでも
なんでもないのだと。
本来の切原ならば、そうできたはずだった。
けれど巴に対してはそうではない。
今まで相手にしてきたような彼女とは違う思いを、切原は巴に芽
生えさせていたのだ。
しかし、先ほどの行為はそれを踏みつけてめちゃくちゃにした。
何もかもおしまいだと思った。
自己嫌悪するしかなかった。
「悪かったな。冗談にしちゃ度が過ぎてるよな。お前が望むんなら
もう二度と顔見せねーよ。…そんじゃ」
バッグを肩にかけてドアノブに手をかけた。
663 :
625:05/03/04 23:02:55 ID:OfysRIyE
不思議なくらいに未練はなかった。
「待ってください!」
だが、追いかける声は、切原の予想から大きくはずれたものだった。
切原は驚いたが、振り返りはせずに動きを止めた。
「なんだよ」
問い返す声は自分でも低いと思った。
「待ってくださいよ…なんなんですか、…もう」
巴の声は、最初の威勢のいい声から段々と尻つぼみになっていく。
巴は乱れた髪を必死で整えた。
今さらのはずなのに、手が勝手に動いていた。
「なにって…だから悪かったっつったでしょ。あんまり引きとめて
るとまた襲っちゃうよ」
切原の声に苛立ちが伺える。
それを知って一瞬巴は怯んだが、けれどその言葉が引き金になった
のか、今まで言えなかった言葉があふれて爆発した。
巴の頭の中はパニック状態だった。
「だから、なんでそうなるんですか!こんな状態で放っていく気で
すか?デリカシーないです!大体、なんで切原さんはいつもそう
突発的なんですか!前置きも何もないんじゃ、全然対応できません!
せめて何か言ってからにして下さい、お願いですから!」
はぁっはぁっ…と肩で息をして、巴は言い切った。
言いたいことの半分も口から出なかったが、少しだけすっきりした
ような気がした。
そうすると、本当に言いたいことが自然と頭に浮かんできた。
けれどそれを言うには、切原にこちらを向いてもらわなくては
ならなかった。
664 :
625:05/03/04 23:04:08 ID:OfysRIyE
「じゃあなにか?ヤらせろっつったらヤらせてくれたわけかよ。
へぇ、そんなに貞操観念軽いとは知らなかったぜ。惜しいことした
な」
皮肉を織り交ぜて言い捨てた切原はやはり苛立っていた。
巴はもしかしたらさきほどのやりとりで嫌われたのかもしれない
と思った。
けれど、例えそうだとしても本当に言いたいことを言えないまま
ではいられなかった。
嫌われるならそのあとでもいい、そんな奇妙な前向きさが巴を
動かしていた。
胸を片腕で隠して、巴はベッドから降りた。
まだおぼつかない足取りでゆっくりと歩いて、切原の後ろに
立つ。
その瞬間、張り詰めた空気が二人の微妙な距離間に立ちはだかる。
「あの、こっち向いてくれませんか」
「頭沸いてんのか?襲うよ」
「こっちを向いてくれるならいいですよ」
それには流石に驚いて、切原は反射的に後ろを向いた。
「な、なに言い出すんだよ…」
「切原さんが何も言ってくれないからです!」
思いがけず強い光を湛えた瞳にぶつかって、切原はたじろいだ。
665 :
625:05/03/04 23:05:08 ID:OfysRIyE
「なんで…普段はあたしのこと、女扱いなんか全然してくれ
ないくせに、こういうときだけ…。ひどいですよ…」
「……悪ぃ。だからもう、お前の傍には近寄んないよーに…」
巴は切原に最後まで言わせなかった。
「違うんです!そういうことじゃないんです、切原さんに
言って欲しいのは…」
「赤月…」
言いながら、巴は泣きそうになった。
さっきまで膨らんでいた勇気が途端にしぼんでいくのを感じた。
いざ口に出すとなると、試合のとき以上の精神力が必要だった。
もし違ったら、という想像が頭の中を駆け巡る。
嫌われてもかまわないとは、今はとても思えなかった。
「私が、言いたいのは」
「………」
切原は、静かに、じっと巴を見ていた。
彼女の顔は湯だるまのように赤くなって、その気持ちのほどが
顕著に表わされていた。
「だから…その…」
666 :
625:05/03/04 23:09:08 ID:OfysRIyE
涙を浮かべて言いよどむ彼女は、必死で、計算なんかまったく
考えてもいないのに可愛らしくて、
ああやっぱ俺の選んだ女だ、と切原は改めて思った。
はっとした。
唐突に心が解放されるのを感じた。
ビリビリに破けて傷ついた心の襞が、柔らかく溶けていって
やがて一つになり元通りに復元したのだ。
(欲しがって何も見えなくなってた?そうだった。
俺は、こいつを好きだってだけでもう充分だったんだ)
最初から最後まで切原はその気持ち一つで巴に接していた。
それを悟ったとき、先ほどまでの後悔や自己嫌悪がきれい
さっぱり吹き飛んだ。
肩の力がふっと抜けて、無性に巴を好きだと叫び出したい
気持ちに駆られた。
だがどうにも勢いづくことができず、結局口より体が先に動く
ことになる。
そうしたときの行動も、やはり一つだった。
「赤月」
「はい?」
667 :
625:05/03/04 23:10:19 ID:OfysRIyE
それまでああでもないこうでもないと口の中でぶつぶつ唱えて
いた巴は、反射的に上を向いた。
すると、切原の顔が間近にある。
このパターンは、と思ったが抵抗するには遅すぎた。
「んっ」
体を強張らせて身構えたが、予想していたものとは違い、それは
甘いものだった。
強引さなどまったくない、震えるほど柔らかなキス。
そんなキスを切原から受けているのが信じられなかった。
「っはぁ…」
一瞬を永遠に感じるとはこういうことなのかと巴は思った。
唇が離れたときには名残惜しさすら感じた。
「好きだよ」
「…………え?」
668 :
625:05/03/04 23:11:12 ID:OfysRIyE
あっさりと言われて、夢うつつだった巴の頭の中は瞬時に
真っ白になった。
(それは、今、私が言おうとして、言われたいと思って…あんなに
悩んでたのに…そんなあっさり…また冗談とか…。ありうる、切原
さんなら大いにありうる!けど…もしかしたら…でもっ)
色んな思考が駆け巡るが、ふと妙な感触を腰と尻辺りに感じて、
またも中断を余儀なくされる。
「…って切原さん!?なんでお尻触ってるんですか!」
気がつけばすっぽりと抱きすくめられていた。
「なんでって、そりゃ続きするために決まってんじゃん」
「続きって…」
絶句する。
本当に、破天荒で、自分勝手で、我がままで、唯我独尊で…
何故こんな男を好きになったのか、自問したくなった。
「今度はいいっしょ?」
にやり、と好色そうな、それでいて無邪気にも見える笑みを向けられ
たら、巴は考えているのが馬鹿らしくなってきた。
669 :
625:05/03/04 23:12:23 ID:OfysRIyE
「ほんとに、フィーリングだけしか合わせてくれませんよね
切原さんって」
悔しいので皮肉たっぷりにそう言ってやると、
「んじゃ、体の方試してみるか?」
「なっ…」
二の句も告げられずにいると、またにっこりと、無邪気な笑顔で
こうのたまった。
「大丈夫、心配すんなって。試合じゃ息ぴったりじゃん、俺ら。
似たよーなもんだから」
「ちょっと…いや、全然違うと思うんですけど!?」
抵抗するが、やがて諦めた。
どうせ、この人を好きになった時点で無駄なんだから、と思い
直した。
「それに、やっぱり普通逆ですよ!なんであんなに大事なことあっ
さり言っちゃうんですか。いつからですか?何も言ってくれないか
ら嫌われちゃったかと思いましたよ」
「あのなぁ、俺はこれでもすんごくアピールしてたぞ、お前がおかし
いんだよ。普通気づくよ?ここまでやったらさ。つーか、ホントに
テニスのことだとしか思ってないし、パートナーっての」
「おかしくないです!そんなの分かるわけないじゃないですかっ!
なんでもかんでも行動で示さないで下さいよ。言ってくれなきゃ
全然分かりませんよ…」
「それがおかしいんだって」
「切原さんに言われたくな……きゃうっ!」
670 :
625:05/03/04 23:13:33 ID:OfysRIyE
さらに言い返そうとした巴だったが、切原が首筋を舌でなぞったこ
とに敏感に反応してしまう。
まるで切原の言い様にされているようで悔しかった。
さらに、
「なぁ、俺を好きだろ?巴」
とまで、確信しているように言われてしまうと、あれほど言いたかっ
た言葉なのに途端に絶対に言いたくない言葉に変わっていた。
ふいっとそっぽを向いて拒絶すると、くくっと笑われて頬に
軽くキスされた。
「なぁ。言えよ、俺も言ったんだから」
「いやです。…意地でもいいません」
「ふーん。んじゃ、言わせてみますか」
「え?……ひあぁんっ!」
この分ではいつまでもつか分からない意地を張りながら、巴は、
家の者全員がどうか遅くなりますようにと祈ることに徹し始めた。
終わり
671 :
625:05/03/04 23:25:48 ID:92O/2UjV
長い間占拠しておいてこんな終わりですみませ…
ぬるいわしょっぱいわ…さんざんですね
次はもっと精進してから書こうと思います
なにせ赤也がかっこわる…orz
>>671 オツカレさまです。
いやいや、良かったですよ。
楽しく読ませてもらいました(´∀`*)
625タソ乙
たのしませてもらったよ(*´д`*)
苦悩しつつも大胆不敵な切原と単に緊張して悩み続ける巴
お互い心情は全然伝わってないのに思いは同じだったり、
おもしろかったです!
久しぶりSSありがd
675 :
名無しさん@ピンキー:05/03/08 01:11:19 ID:5LOh7nkX
何かアニメ見てたら非常にリョ桜が好きになって来た。
誰かよろしかったらリョ桜をお願い致します!
676 :
名無しさん@ピンキー:05/03/10 03:27:42 ID:JG8ihe2S
677 :
名無しさん@ピンキー:05/03/13 22:45:25 ID:v3Mu1N66
アニメ終了だね。
679 :
リョ桜1:2005/03/22(火) 12:53:35 ID:1+QZV3gB
これは少年少女の、芽生えた恋と、成就した恋のお話。
すれ違いがちな二人が、ようやくスタートラインに立ったお話。
+++
…春。
午後の日の光の中を、はらはらと舞う桜の花弁。
教師の口から流れ出る英語の滑らかさに、思わず込み上げてくる欠伸をかみ殺した。
"What's wrong?"
"I have a fever."
I have a fever...
越前リョーマは、先程の昼休みに耳にしたクラスメートの言葉を思い返していた。
別に盗み聞きをしようとしていた訳ではない。
ただ聞き慣れた名前を耳にして、ふと意識がそちらに傾いてしまったのだ。
「…竜崎って、結構可愛いよな…」
ちらりと斜め後ろの席を見遣る。
当の彼女は熱心に英語の授業に聞き入っており、前方から注がれた視線には全く気がついていない。
リョーマは口の中で小さく舌打ちをし、再び前に向き直った。
竜崎桜乃。
リョーマの所属するテニス部顧問、竜崎スミレの孫であり、またクラスメートでもある。
彼女自身も女子テニス部に所属しているため、友人の小坂田朋香と共に
リョーマに教えを乞うこともこれまでに度々あった。
680 :
リョ桜2:2005/03/22(火) 12:54:53 ID:1+QZV3gB
そんなときの彼女はいつも下を向き、頬を赤らめて「ごめんね」を連発する。
(…ほんと、迷惑。)
表情カタすぎ、肩開きすぎ、髪の毛長すぎ、ヘッピリ腰…
容赦なく浴びせかけられる言葉に、ますます俯きがちな彼女。
リョーマはその仕草の一つ一つを思い返して、忌々しげに溜息を吐いた。
+++
(ヤバい、早く行かないとまた部長に…)
6限、HRとぶっ通しで居眠りをしていたリョーマは、時計を気にしながら
手当たり次第かばんに荷物を詰め込んでいた。
…そのとき。
「あっ、あの…リョーマくん!」
後ろから、声がした。
聞き慣れた声。
先程から背後で誰かが見ているような気配は感じていたものの、急いでいる為無視を決め込んでいたのだ。
ちっと舌打ちをして振り返ると、そこには日誌を抱えた竜崎桜乃が立っていた。
「あの…今日、私とリョーマくん、日直でしょ?だから…」
「…だから?」
桜乃は、おずおずと手にした日誌を差し出した。
681 :
リョ桜3:2005/03/22(火) 12:57:18 ID:1+QZV3gB
「…今日の二限って何だっけ。」
「えっと、国語。文法…動詞の活用だよ」
一つの机を挟んだ二人は、視線をかち合わせないよう、お互いにやや斜めを向いて座っている。
リョーマは桜乃の言葉通りに、日誌にシャーペンを走らせた。
気詰まりな沈黙が流れる。
「あっ、あの…男子テニス部は、今日も練習あるの?」
桜乃は何とか会話を交わそうと、思い付いたことをそのまま口にしてみた。
…が、それには答えず、黙って窓の外を指さすリョーマ。
そちらに視線を向けると、部員たちが集まるテニスコートの様子がしっかりと見えていた。
「アンタまず自分で考えなよ。」
桜乃はまた俯き、ごめんなさい、と呟いた。
再び、沈黙。
「…今日の、昼休みさ…」
突然、リョーマが口を開いた。
桜乃はぱっと明るい表情になる。
「うん、うん、なに?」
「……」
『アンタのこと、可愛いって言ってる奴がいたよ』
…言える訳がない。
大体、そんなことを言う理由が見当たらない。
リョーマは、何故こんなことを口にしたのだろう、と自問した。
考えても、答えは浮かばない。
682 :
リョ桜4:2005/03/22(火) 13:00:25 ID:1+QZV3gB
机に開いた日誌から視線を上げると、続きを期待して瞳を輝かせる桜乃の顔が映った。
…手を伸ばせば容易に触れられる距離にいる、彼女。
春の陽光に透ける後れ毛。
キラキラと輝く瞳。
『竜崎って、結構可愛いよな…』
「……」
リョーマはすっと手を伸ばし、桜乃の細い首を引き寄せた。
「リョーマく…」
「……黙って。」
二つの影が、重なった。
唇を重ねたまま、リョーマは薄く瞼を開いてみた。
間近に映る桜乃の顔は、見開いた目に驚愕の色をたたえている。
(…全然可愛くない、こんな奴。)
胸の内側に、むかむかとした苛立ちが沸き起こる。
リョーマはその感情に任せて、桜乃の身体を引き寄せた。
「りょ、リョーマくん…」
「…だから、黙って。」
再び重ねられる唇。
今度は先程とは違い、互いの体温を伝え合う深い、深いキス。
桜乃は喘ぐように息をつぎ、リョーマの顔を見た。
彼の顔には表情はなく、何故か微かな怒りすら感じられる。
683 :
リョ桜5:2005/03/22(火) 13:01:47 ID:1+QZV3gB
(…リョーマくん…?)
不安な気持ちを掻き立てられる表情。
…が、制服のボタンが外される感触で、桜乃ははっと我に返った。
「ちょ、ちょっと待っ…」
「無理。」
全て外すのが面倒になったのか、リョーマは途中まで開かれたブラウスの胸元に強引に手を差し入れた。
「…あ…っ!」
突然触れた手のひらの冷たさに、桜乃は思わず声を上げた。
リョーマの顔に浮かんだ挑戦的な笑みに、かぁっと頬が紅潮する。
「や…リョ、マくん…っ!」
桜乃の淡い抵抗も全く功を奏さず、リョーマの指は彼女の胸の先端に辿り着いた。
瞬間、腕の中の細い身体がびくん、と痙攣する。
「……っ」
彼女は瞳に涙を溜めており、その為リョーマの表情がよく見えなかった。
どうしてこんなことを?
そんな問いも、首筋を甘噛みされる感覚にかき消されてしまう。
684 :
リョ桜6:2005/03/22(火) 13:03:36 ID:1+QZV3gB
リョーマの指が、桜乃の脚の間をすっとなぞった。
「ひゃっ…?!」
びくびく、と痙攣する身体。
涙を浮かべて、懇願するようにリョーマを見た。
それでも、その指先から送られる刺激は止まることがない。
「あっ、あ…や、やだ…っ!」
徐々に上り詰めてくるような快楽に、桜乃は身をよじらせた。
涙目に映った白いカーテンが、風をはらんではためく。
リョーマは指を止め、彼女の下着に手をかけた。
「…入れるよ。」
「………!」
涙目に映る白いカーテン。
何故だかそのとき桜乃は、カーテンを閉めなきゃ、などということを考えた。
わずかに開いた窓から、桜の花弁がひらりと数枚舞い込んでくる。
やがて沸き上がる痛みと微かな快楽。
洩れる嗚咽に喉の奥がかすれ、閉じた瞼には残像がのこった。
満開に咲き誇る、桜。
685 :
リョ桜7:2005/03/22(火) 13:05:03 ID:1+QZV3gB
午後。
尽きることなく舞い散る、窓の外の桜。
この教室では、昨日までと何ら変わりない生活が営まれている。
…ただ、二人の生徒を除いては。
リョーマはぼんやりと前を向いて、授業に聞き入っていた。
いや、本当は全く頭に入ってなどいなかったのだが、少なくとも普段よりは格段に宜しい授業態度である。
背後からの視線に気が付かないフリをし、手元のシャーペンを動かす。
頭の中では、否応なしに昨日の出来事を反芻してしまっていた。
あの後。
茫然とする桜乃をその場に残し、リョーマは教室を出た。
その後彼女がどうしたのかは知らない。
ただ、今日は当然学校を欠席するものと思っていたのだが…意外にも彼女は、普段通りに登校してきていた。
顔を合わせてしまえば、何を言われるか知れない。
リョーマは今日一日、ずっと桜乃を避けていた。
こちらから言うことなど何もない。
不思議と、後悔は無かった。
ただ、何故あんなことをしたのだろう、という自身への疑問だけが胸の内を支配している。
686 :
リョ桜8:2005/03/22(火) 13:08:16 ID:1+QZV3gB
目を閉じると、まるで時間を巻き戻したようにはっきりと浮かんでくる、昨日の桜乃の顔。
あのときの感情は、何と呼べば良いのだろうか。
窓の外では、相も変わらず花弁が風に舞っている。
ふいに響いた終業を告げるチャイムが、リョーマを現実へと引き戻した。
+++
「…越前、何だか今日は調子が悪いみたいだね」
不二は、日差しに照らされたテニスコートを見ながら呟いた。
「だね。…風邪かにゃ?」
「花粉症かもしれないっスよ」
「いや、便秘かも!」
悪ノリを始めた菊丸と桃城を横目に、不二は苦笑しながらその場を離れた。
背後で、部長に一喝される二人の声が聞こえる。
いつもと同じ、部活動風景だ。
「…越前!」
突然声を掛けられ、リョーマは振り向いた。
微笑をたたえた不二が歩み寄ってくるのが見える。
「先輩…何スか?」
「いや、別に。…越前、今日は体調でも悪いの?」
「……んなことないっスよ」
そう?と言って首を傾げる不二。
「でも、今日はもう上がった方が良いんじゃない?」
「……」
有無を言わせない笑顔。
やる気がないのなら帰れ、といったところだろう。
687 :
リョ桜9:2005/03/22(火) 13:09:19 ID:1+QZV3gB
「…じゃあ、そうさせてもらうっス。」
「手塚には僕から伝えておくよ」
不二がひらひらと手を振る。
リョーマはひとつ溜め息を吐き、帽子を脱いでコートを出た。
+++
…どうしてここに?
リョーマは、当然誰もいないはずの教室をちらと見回した。
傾きかけた日光が、室内をやわらかく照らす。
その窓際には、
竜崎桜乃が立っていた。
あの後リョーマは、不二と別れ、部室へと向かった。
ジャージから制服に着替え、荷物をまとめる…と、そこまでは良かったのだが、
大きなテニスバックの中には、持ち帰るべき教科書の類がごっそりと抜けていた。
リョーマは自分の過失を呪いつつ、再び教室へと足を運んだ…という訳だ。
「……」
リョーマは下を向いたまま、自分の机へと歩み寄った。
黙りこくったまま、中から必要な物を取り出し、バッグに詰め込む。
顔を上げるまでもなく、桜乃の視線が自分に注がれていることくらいはわかっていた。
…彼女はずっとここから、窓の外を眺めていたのだろうか。
688 :
リョ桜10:2005/03/22(火) 13:10:58 ID:1+QZV3gB
バッグのジッパーを上げ、それを肩に担ぐと、リョーマは足早に出口へと向かった。
ほんの数歩が、スローモーションのように重く、長い。
ようやくドアに辿り着き、安堵感と共にそれに手を掛ける。
そのとき。
−トンッ、トン、トン…
ふいに視界に飛び込んできた、黄色。
それはリョーマの真横の壁に当たり、跳ね返って床に落ちた。
黄色い…テニスボールだ。
「…表情カタすぎ、肩開きすぎ、髪の毛長すぎ…」
ぽつりぽつりと紡がれる、桜乃の声。
いつか自分が、彼女に浴びせた言葉だ。
リョーマはゆっくりと振り返り、桜乃を見た。
俯き加減の顔からは、表情は読み取れない。
彼女の背後、窓の外には、桜の花弁がはらはらと舞っている。
やがて桜乃は顔を上げ、はっきりと言い放った。
「……逃げ腰!」
真っ直ぐにリョーマを睨む彼女の肩が、微かに震えていた。
689 :
リョ桜11:2005/03/22(火) 13:13:27 ID:1+QZV3gB
逆光に照らされた彼女の姿は、黄色に縁取られたように浮かび上がって見える。
澱むことなくリョーマを見据えた瞳には、強い光が宿っていた。
これまでに幾度もこの場所で見てきた彼女とは、まるで違う。
…鮮やかな、変貌。
流れる沈黙が、彼女の色に染め上げられていく。
その空気に酔わされたように、リョーマはゆっくりと口を開いた。
「…でもオレ、後悔してないから。」
アンタがどう思ってるかは知らないけど。
オレは後悔してないから。
先程までの混沌とした物思いが嘘のように、すらすらと口から言葉が流れ出た。
どうしてだろう?
…彼女を前にすると、強がりすら自分には真実のように思えてくる。
リョーマは、これまでに抱いたことのない感情が、胸を沸き起こるのを感じていた。
「私は…」
桜乃は、躊躇いがちに言葉を発した。
その視線はいつの間にかまた、足元へ落ちている。
「私は、リョーマくんのことが…」
−リョーマくんのことが、好き
呟くようにそう言った瞬間、桜乃の顔がくしゃっと歪んだ。
せきを切ったように溢れ出す涙に、しゃくりあげながらそのまま床に膝を付く。
彼女の背後に隠れていた窓からは、テニスコートの全景が見渡せた。
690 :
リョ桜12:2005/03/22(火) 13:14:52 ID:1+QZV3gB
「ねー不二ってば、おチビどうしたのさ?風邪?」
しつこくまとわりついてくる菊丸を適当にあしらいつつ、不二は手にしたボールを籠に投げ入れた。
「さぁね…でも僕はこれでも、越前を応援してるつもりだよ。」
「…??何のこと?」
「英二には分からないかもね…」
見上げた空は、抜けるように青い。
「さあ…僕らも人のことを気にする前に、練習練習。」
「何だよー、訳わっかんないの」
ぶつぶつと不平を垂れながらも、菊丸は仕方なく練習に戻る。
不二はクスクスと笑いながら、再び空を見上げた。
頭上では、青い空と舞う桜が、鮮やかなコントラストを成していた。
…まだまだ、前途多難だ。
芽生えた恋も、テニスも。
それでも繰り返すうち、少しずつでも前進できるのなら…
やってみる価値は、あるよね。
これは少年少女の、芽生えた恋と、成就した恋のお話。
すれ違いがちな二人が、ようやくスタートラインに立ったお話。
これから二人がどんな道を歩み、どんな関係を築いていくのか−−
…それはまた、別の機会に。
fin
>>675さんと同じく、自分の中でリョ桜ブームが起こっているので、書いてみました。
文章力ゼロな上に、普段男性向けジャンルのパロばかり書いているもので、
何か色々と違和感があるかもですが…時間つぶしにでも読んで頂ければ幸いです。
長々と済みませんでした。m(_ _)m
GJ!リアルタイムで楽しませてもらいました。
文章の雰囲気とか凄い好きです
>>691 青臭さが感じられてイイ!!
同じくリョ桜支持なので楽しませていただきました
職人様、ありがとー
>>675です。
書いて下さってありがとうございます!楽しく読みますた。桜乃もリョーマも(・∀・)イイ!!!
本当に乙です!
久々にR&Dやってみたけど、やたらリョーマが
「あんまりガツガツしないでくれる?家でなにもあげてないみたいだし…(うろ覚え)」
とかやたら一緒に住んでるアピールしてて萌え。
どなたか巴とジュニア選抜キャラとリョーマのVSモノ書いて下されm(__)m
リョ桜(・∀・)イイ!!
リョーマを睨み付けたあと泣き崩れる桜乃タン(*´Д`)ハァハァ
GJです(;´Д`)
リョーマも桜乃も可愛いですのん。
久しぶりの桜乃ネタGJ!
699 :
名無しさん@ピンキー:2005/03/29(火) 13:57:42 ID:fJGkLotL
やはりリョ桜はよいですな。また神降臨キボンヌ(;´Д`)ハァハァ
700 :
CAT:2005/03/30(水) 19:54:00 ID:qzv1d5oU
700GET!!!
最終回記念?に投下します
701 :
CAT:2005/03/30(水) 19:54:37 ID:qzv1d5oU
題名 テニスの王子様竜崎咲乃改造計画
「悪いんだけど、ちょっといいかしら。」
いつものように退屈な授業が終わり、部活に行こうとしていた時、リョ−マを呼ぶ声がした。
「たしかあんたは・・・」
この青春学園において、男子テニス部の栄光の影に隠れ、ほぼ存在感0の女子テニス部、部員数たったの8人という存続すらあやしくなりつつある部の部長だった。
「なんか俺に用っすか」とリョ−マ。
「実は折り入ってお願いがあるのよ。とりあえず話だけでも聞いてもらえるかしら」
「いいっすけど。部活ありますんで手早くお願いします」
「大丈夫。手塚君には伝えてあるわ。じゃあ屋上にまで行きましょう」
同じ頃、女子テニス部唯一の1年生である竜崎咲乃も部長に言われて屋上へ向かっていた。
「部長のお話って何だろう。それも屋上でだなんて」
などと、考えつつ、駆け足で階段を上っていく。すると、前に部長とリョ−マが同じく階段を上っているのが見えた。
「どうして部長がリョ−マ君といっしょにいるの? もしかしてリョ−マ君も屋上にくるのかなあ。」
と咲乃は思った。少し近寄りがたい感じがしたが、部長とリョ−マが一緒に歩いているのに堪えられなかったので、勇気を出して声をかけることにした。
「部長」
「あら、竜崎さん。ちょうどよかったわ」
「あの。えっと。私に話って何ですか。」
「それを言うためにわざわざ屋上まで呼んだのよ。・・・越前君もいっしょにね」
「えっ」「えっ」
リョ−マと咲乃の声が重なる。
「まぁとりあえず屋上にまで行きましょう。話はそれからよ」
そして三人は屋上へと向かった。 なんとか咲乃はリョ−マと部長の間に入り込み、少しうれしい気分になっていたが、頭は混乱しきっていた。
(どうして部長はリョ−マ君をいっしょに連れてくるの?それに私への話と何か関係があるの?)
一方、リョ−マも戸惑っていた。
(俺への話って何だろう。それも竜崎とだなんて)
702 :
CAT:2005/03/30(水) 19:55:58 ID:qzv1d5oU
部長が少し錆び付いて重くなっているドアのノブを開く。眩しい日の光が一面を照らす。
「さあ話そうとしましょうかね」
どことなく部長は緊張しているようだ。
「私たち女子テニス部は部員不足って事は知ってるわよね」
とリョ−マに確認してくる。
「はい、一応」
「知ってるとは思うけど私たち2週間後春季選手権があるの」
(知らなかった・・・)とリョ−マと咲乃。
「竜崎さんも含めて部員が8人いるんだけど、そのうちの一人、私がこのとおり怪我をしちゃって」
と部長が袖をめくり、こんがり日焼けした腕に痛々しい包帯が巻かれている。
「そこで次の春季選手権の団体戦に竜崎さんに出てほしいの。」
「えっ」と咲乃。
「ちょっと待ってください。それと俺にどんな関係が」
「そんなに慌てないで。本題かこれからよ」
と鋭い部長の声。自然リョ−マの声がとまる。
「それで、私たち女子にはコートが1つしか割り当てられていない」
竜崎先生もかなり悩んだそうだが、やはり実績のない女子テニス部には1つしかコートは割り当てられなかった。
「そして、正直失礼な話、わたしたち3年や2年生も1年生である竜崎さんにかけてあげる時間は無いの。だから、越前君、あなたに彼女のコーチを頼みたいの。ほら、同じ1年同士だしいろいろ教えやすいだろうしさ」
と、最後のほうはかなり早口になりながらも何とかという感じで部長が言った。
「えっ」「えっーーーーーーーーーーーーー」とリョ−マと咲乃。
「いや、ほら、えっと無理なお願いってのはわかるんだけど。その私たちにはもう後が無いのよ。 この試合で勝たないと3年はもう引退寸前だし、その後、女子テニス部は廃止!みたいな事になるかもしれないし。
だからこの試合だけはどんなことをしても勝たないといけないの!」
と部長の声にも自然と熱が入る。
「でっ、でっ、でっ、でも部長」としどろもどろになる咲乃。
「お願い!私はこの部をつぶしたくないの。あなたもそうでしょ」
「それはそうですけど」
「だったら」
703 :
CAT:2005/03/30(水) 19:57:15 ID:qzv1d5oU
「いいっすよ」
としずかな声。
「ちょ、リョ−マ君」、といっそうあせる咲乃。
「本当?越前君」とうれしそうな部長。
「どんなことをしても勝ちたいんですよね」
とあくまで冷たく、しずかなリョ−マ。
「もちろんよ。それじゃあ引き受けてくれるわね」と身を乗り出さんばかりの部長。
「ういっす」
「竜崎もそれでいいよな」
「うー、リョ−マ君がそれでいいなら」
「じゃあ決まりね。2週間後だからよろしくね」
「ういっす」「はい」
――次回予告――
いよいよはじまる竜崎咲乃改造計画。まず一番手、越前リョ−マ。どんなゲームを展開するのでしょうか。次回乞うご期待。
704 :
CAT:2005/03/30(水) 19:58:01 ID:qzv1d5oU
「というわけで竜崎を鍛えることになったんで、できれば・・・」と越前。
「つまり、越前は俺たちにその手伝いをしてほしいということだな」と乾。
「へぇー。すごいじゃん。がんばらないとにゃ」
「そうすっよ。女子テニス部存亡の危機ですよ。手助けしないわけにゃいかねーなあ、いかねーよ」
菊丸と桃城ははしゃぎまわっている。
「でも、弱ったね。僕らももうすぐ試合なのにね」
「しかたないだろう。毎日1人ずつレギュラーからコーチとして出そう。そうすれば、負担がみんなにまわって、越前にも影響はなくなるだろう」
「ありがとうございます、部長」
「へぇー。珍しいね。まさか手塚がこんなに折れるとは思わなかったよ」意外そうな顔をしている不二。
「まあな。女子テニス部存亡危機の話は前々から聞いていたしな。 それとみんなに伝えることがある」
「なんだい」
「ここじゃ話し難いから、部室で話そう。みんなを集めてくれ。 それと越前、あの話は聞いているな」
「もちろんっす」
「それじゃ、今日のコーチは越前に任せる。他は部室に集合!」
705 :
CAT:2005/03/30(水) 19:58:53 ID:qzv1d5oU
「えっと、リョ−マ君?」
「何?」
あくまで冷たいリョ−マの対応。たじろぎながらも咲乃は続ける。
「どうしてコートにいかないの」
「着いてから話す」
そして二人がたどり着いたのは音楽準備室。普段は部活にも使われず、またその使用目的から、防音設備も完璧な教室である。
「ここって」
「いいから座って」
といいつつ、自分も椅子を出して咲乃の向かいに座るリョ−マ。
「竜崎の特訓だけど。……結論から言って、まず普通の特訓じゃ絶対に勝てない。 だから、俺たちレギュラーの必殺技を伝授しようと思う。っていうかそうでもしないと絶対に勝てないから」
「うん」
「どうやってそんなもの習得できるのかって思ってるだろ。それができるんだよ。ただし、かなり強引な手だけどな」
「それでもいいやる?」
「うん!」
しばしの静寂の後、意を決したように咲乃がうなずいた。
706 :
CAT:2005/03/30(水) 19:59:37 ID:qzv1d5oU
「竜崎……じゃあ、胸を見せて」
「えっ?」
驚いて目を上げる咲乃。
リョ−マは静かに繰り返した。
「竜崎の、裸の胸が見たい」
「いったいどうしたの、リョ−マ君!!」
「どんなことでもするんじゃなかったの?」
咲乃は真っ赤な顔でうつむいた。
(見せる? リョ−マ君に、あたしの胸を……?!)
場所とシチュエーションからそういう希望が出るかもしれないことは予想していたが、やっぱり 恥ずかしくてたまらない。
「勝ちたいんじゃないの」
たっぷり数分間は逡巡した後、
「うん……わかった……」
思い切ってユニホームに手をかける。
「待って、全部か脱がなくていい」
「え?」
「そのまま胸だけ出してくれればいいから」
「なっ……」
「竜崎の可愛いおっぱいだけ、俺によく見えるようにむき出しにして」
「そっ……!」
(そんなの、もっと恥ずかしいじゃないっーー!)
羞恥に涙がこぼれそうになるのをこらえる。
(試合に勝つため、ううん、リョ−マ君のため……頑張らなくちゃ)
咲乃はシャツの裾をつかんで、胸元まで上げていく。
豚キリスマソだが
咲乃じゃなくて「桜乃」な!
|´〜`)ノィョゥ
GJ!
続き待ってるよ(*´Д`)ハァハァ
710 :
CAT:2005/03/31(木) 10:34:53 ID:h2Q8z03E
うわっ!なんちゅう初歩的なミスを……
すぐに入れ替えます。
711 :
CAT:2005/03/31(木) 10:37:39 ID:h2Q8z03E
顔を寄せたリョ−マの息が乳首にかかり、桜乃は思わず声を洩らした。
「やンっ!」
(ヤダ……変な声、出ちゃった……)
気にせず、リョ−マは続ける。
「やンっ!」
不意にリョ−マの指が桜乃の胸に触れた。
「やだ、くすぐった……あぁン!」
両手で柔肌を撫でさすり、控えめな白い膨らみを揉み上げる。
「やはっ! あっ! んんっ!」
リョ−マの手の動きにあわせ、桜乃は声を上げ続ける。
「はぁん!」
指が淡ピンク色の乳輪をなぞると、ひときわ大きな声が響いた。
「竜崎の声、いやらしいね」
「やだぁっ……あん!」
ぷくりと立ち上がった乳首を、リョ−マは指先で弄り回した。
「やっ! あはっ! あっ! あう!」
桜乃は上気した胸をむき出しにして、びくびくと背をのけぞらせる。
リョ−マの指は、桜乃の胸の膨らみを、その先の未成熟な突起に到るまで、思うがままに蹂躙した。
「あっ! はっ! あん! やはっ! ふあっ!」
桜乃の胸を弄びながら、リョ−マは口元を乳房に寄せ、ピンクに上気した乳首をくわえて吸い上げた。
「やぁっ! はあぅッ!」
桜乃のはしたない声が音楽準備室中に響き渡る。
リョ−マは桜乃の真っ赤な耳元にささやいた。
「竜崎の恥ずかしい声、学校のみんなに聞こえちゃうよ?」
「だっ、だってリョ−マ君が……ふあうッ! あン! やッ!」
ぷくりと尖った乳首を舌先で転がすと、桜乃はいつまでも嬌声を上げ続けた。
712 :
CAT:2005/03/31(木) 21:39:45 ID:grN2HKU6
リョ−マは、その唇と舌とで桜乃の小さい胸をじっくり味わう。
片方の乳輪を唇にくわえ込み、唾液に塗れたもう片方の乳首を指先でクリクリとつまみ上げる。
「あはっ! やぁん!」
舌を大きく伸ばして乳房全体をなめ上げ、ちゅぱちゅぱと音を立てて乳首に吸いつく。
「あんっ! リョ−マ君……そんな音、立てないでよぉっ……!」
桜乃は、びくびくと身体を震わせ、膝から崩折れそうになる。
「やっ……立ってられないっ……!」
リョ−マは素早く背後に回り、桜乃を抱きかかえた。
「はぁ……リョ−マ君……」
潤んだ瞳で息をつく桜乃に、リョ−マは後ろから顔を寄せる。
ほのかな石鹸のにおいに、桜乃の汗のにおい。長い三つ編みの髪をほどいて顔を埋め、小さな耳元にささやいた。
「可愛いよ、竜崎」
その一言で桜乃の胸は締め付けられ、熱いもので満たされる。
「リョ−マ君……あたし……っあン!」
背中から回された手がむき出しの胸に伸び、ふたつの控えめな膨らみを撫で回す。
「あふっ、あっ!」
いやらしく尖りきった乳首を指先で撫で、転がし、つまみ上げる。
「やっ、あぁ、リョ−マ君……」
甘い声で泣く桜乃の首筋に、リョ−マは強く口づけた。
「ふあっ!」
桜乃の胸を、首筋を、耳を、背後からさんざんに責めたて犯した後、リョ−マは再び前に立った。
「はっ……は……はぁ……」
桜乃は息を乱し、立っているのがやっとだった。
「竜崎、もう胸はいいよ」
その一言で我に返ったように、桜乃は赤くなってシャツを下ろし、ずっと丸出しだった胸を隠した。
713 :
CAT:2005/03/31(木) 22:23:38 ID:grN2HKU6
「次は口でやってもらおうかな」
とリョ−マは冷たく言い放ち、トランクスを脱ぎ捨てる。
眼前に踊り出た力強い屹立に思わず溜息を漏らし、その間近で見る強烈な光景に目を見開いてしまう桜乃。
「いったいどうしてこんなことをするの」
悲しげに桜乃が尋ねてくる。
「言ったろ。必殺技、俺の場合はドライブBを竜崎に習得してもらうためさ」
「それとコレとが一体どんな関係があるって言うのよ!!」
泣き目になり、顔を真っ赤にして桜乃が叫ぶ。
「おおありだよ。しかたないなあ」
めんどくさそうなリョ−マ。
「俺のドライブBを打つには、地面を滑っていくために必要な爆発的な加速力を生み出す力、そして地面を滑るという不安定な状態を保つバランス力、そして最後に蹴り上げる力。どんなに少なく見積もっても、この3つの技能が無いと不可能……だそうだ。乾先輩によると」
まじめに耳を傾ける桜乃。
「さらに乾先輩によると、この3つの技能を得るのに最も最短な方法が、……直接体に叩き込むこと、なんだってさ」
桜乃は唖然としている。
「まあ、むちゃくちゃな話だとは俺も思うけどな。…………でも、…………」
「でも……?」
「俺は竜崎に勝ってもらいたい。」
(えっ!)
おもわず桜乃の胸がときめく。
「でも、えっと、あの、その、」
「俺の教え方じゃだめかな」
リョ−マのしずかな声。
「そっ、そんなこと!………………ないと思う」
消え入りそうな声で桜乃が答える。
「じゃあ、しゃぶってよ」
【ゴールデンレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です
sageてみてはどうだろうか?
しかしGJ!桜乃にモエタ。続き待ってるよ。
716 :
名無しさん@ピンキー:皇紀2665/04/01(金) 09:34:14 ID:3hKE5CEe
age
続きは今夜かな?
必殺技のためってのが…
イイ!!
718 :
CAT:皇紀2665/04/01(金) 21:32:08 ID:g/GxzNVi
やがて暫しの躊躇いの後、自らリョ−マのモノへと、その可憐な唇を近付けていく。壁にリョ−マのセリフのカンペ(乾作)と隠しカメラがあるのにまったく気づかずに………
チュッ……
(あぁっ!)
唇に伝わる熱い滾りに衝撃を受けつつも、淫らな口腔奉仕を開始する桜乃。
ンチュッ、チュッ、チュチュッ……
その真っ白い美しい指で熱いモノの根元を支え、啄ばむ様な口付けを先端に繰り返す。
「そんな甘いタッチじゃだめだ。もっと強い加速をつくらないと」
リョ−マの叱責が飛ぶ.
桜乃は何度かの口付けを終えると、今度は舌を精一杯伸ばしてカリの周囲を丹念に舐め回す。
同時に竿に伸びる右手の親指で、裏筋をゆっくりと擦り上げる事も忘れない。
(くっ……身体を動かす事しか能の無い馬鹿女と違って、飲み込みが早い……もしかしたら、こいつはけっこうな素質を持っているのかもしれない……)
何時の間にか薄ピンクのスコートは大きく捲れ上がり、愛液に濡れた内腿が露わになる。
719 :
CAT:皇紀2665/04/01(金) 21:34:17 ID:g/GxzNVi
はだけられたユニホームの下では、上に摺らされたブラジャーから零れる美しい乳房が、未熟ながらも、健気に汗に濡れながら誘う様に揺れる。
「もっと、もっとだ。そんなことじゃ、到底勝てないよ」
冷たく言い放つリョ−マ。
数滴の涙を光らせつつも、懸命に奉仕を続ける桜乃
(リョ−マ君のために…………絶対に勝つんだ)
そんな乱れたユニホーム姿の美少女が熱心に自分のモノに奉仕する姿を見て、その暗い歓喜に気付く筈も無く、次第に口技に熱中していく桜乃は、丁寧な愛撫に益々猛り狂うリョ−マのモノを口内に咥え込み、唇を窄めて頭を上下させ始める。
ジュッ、ジュルッ、ジュルッ、ジュチュッ…
「あぅん…んっ……ん、ふぅん……」
甘い鼻息をリョ−マの股間に吹き掛けながら、ユコート姿でのフェラチオに耽る桜乃。
その姿はリョ−マの快感を急速に高めるのには、充分な程の刺激に満ちていた。
急速に股間に集まってくる欲望を感じながら下着越しに尻を撫で回し、もう片方の手で桜乃の髪を耳の後へと掻き上げる。
「こんなことをさせてしまってすまない。でも、俺は竜崎のことが…………」
とリョ−マ。但しカンペを読んでいるという事を桜乃は知らない。
720 :
CAT:皇紀2665/04/01(金) 21:34:51 ID:g/GxzNVi
そんなリョ−マの言葉に更に昂ぶり、淫らな行為に耽る自分の表情を見られてしまう事を恥じらいながら、それでも熱心に奉仕を続ける桜乃は、その頭を上下させるスピードを徐々に速めていく。
ジュパッ、ジュプッ、ジュルッ、ジュルルッ……
先走りと唾液を吸い上げる音が大きくなるにつれて、リョ−マの我慢が限界に達しようとする。
「竜崎、もう少しで……イクからな。そうすれば、俺をイかせれば、きっと習得できるはずだ。」
(アレが……リョ−マ君の、ザーメンが……もう、すぐ……)
戸惑う想いに更に激しく頭を上下させ、同時に舌先で亀頭を擦り上げる桜乃。
その覚え立てとは思えぬ程の濃厚な口技に、リョ−マが耐えていた欲望を解き放つ。
ズビュッ!
「んんっ!」
ビュッ! ドビュッ!
「んっ、むぅ…」
立て続けに迸る熱い滾りに喉奥を叩かれ、思わず噎せ返りそうになる桜乃だが、その意識に刷り込まれたリョ−マへの想いが必死に堪えさせる。
(だ、め……これは…リョ−マ君が教えてくれた、技、感じてくれた、証拠だから……零しちゃ、駄目……)
苦しさに涙を一粒だけ流しながら、初めての口内射精に耐える桜乃。
その姿に深い満足感を覚えながら、リョ−マが囁く。
「気持ち良かったよ、竜崎……さぁ、味わって、飲み干して、技を吸収するんだ。」
その言葉に、次に自分が取るべき行動を悟った桜乃は、潤む瞳でリョ−マを見詰めながら、口内に溜まる熱い迸りを飲み込んでいく。
「んっ…ん、ぐっ…んぐっ……」
その真っ白い喉が上下する度に、リョ−マが放った欲望が桜乃の体内へと流し込まれていく。
そしてその熱い液体が喉を通り過ぎていく度に、桜乃の心には不思議な幸福感が生まれていくのだ。
721 :
CAT:皇紀2665/04/01(金) 21:38:54 ID:g/GxzNVi
715タソ,717タソ
どうも励ましありがとうございます。
なんか活力出てきました。へたれですが、がんばります。
/,.i i.l.i i ヘ
l i i i.l.i i i l __
l i i i l i i i l / \
l i i i⊥i i i l | ス コ ド |
├' | `┤ ノ │ ン | |
「ij.、_┴_,<|< プ ソ ピ |
{N,(・)Y:(・)N} | だ メ ン l
_rイヘ}::::;::^r/[、 ! : グ. /
r 、 /l::::{フベ三'イrノ::ト、_ /
_l ├‐'_ ..:.ヽ::>、rr<:::ノ:.:.:...`ーr―‐く ____
/ l :.l::..::...:>:.:、 ̄!Yi ̄_r‐、/:.:... .:.:` __:.._ヽ / ヽ
,ノL、 .::.l ::|:. .´.. :: ..: ::` !:::l: . :: :: ::: .:. _( : ノ: :: :.::ヘ/ か 止 逃 俺 |
/ ヽ \::::!.:.l: :: ... _ ::、 ⌒:::r‐ク........ :.ヽ)r: :.:ノ::..:| な め げ が |
/ 諸 : ヽ.:::ヽl.:::!..::/..::::ノ: __)!:...ヘr:: :::___:::::::::::ト、.. ::_:::| : ら る |
|君 さ |`:.:::.r‐:し' .::/:.___::::1:.. :.:. .: .:--::::::::/: . : : :.ハ ? れ の .|
| ぁ |:.: ::: .:.:.:./---:::::::,小、::::::::::::::::::::::/:. : : .: /:.:.ハ る を /
\___ /:. ::.:.:.:__ノ`ー┬‐‐仁フ^ー‐┬―‐ハ: .: .:.:.!: .ノ〈\____/
 ̄ ::::::!ヽ: .: . :l ̄`ー1: --ヘ:.l: :::::::l: : 「⌒:.:!:: :::::〉
CATネ申GJ!
ファーストキスより飲精が先な桜乃萌え。続きまってます。
職人さんイイ!(;´Д`)
カンペ棒読みなリョーマ&他青学メンバーが桜乃とどうなってくか続きが気になります
725 :
CAT:2005/04/03(日) 10:53:18 ID:U5FPNkJH
「じゃあ、今度は俺の番だ。今度は竜崎が俺のドライブBを感じなよ」
リョ−マは桜乃の乳首にむしゃぶりついた。舌先で乳首を転がし、
左手で乳房を撫で回しつつ、右手は尻たぶを揉みしだく。
「やあッ! あうッ! リョ−マ君! リョ−マ君っ! あんッ! ふあぁンッ!」
726 :
CAT:2005/04/03(日) 10:54:46 ID:U5FPNkJH
やっ、なにっ、なにこれっ……!)
胸からの刺激が強すぎて、何も考えられない。知らない感覚が襲ってきて、意識が飛ん
でしまいそうになる。リョ−マの手は上気した乳房をやわやわと揉み上げ、舌は色づき隆
起した乳輪を嘗め回した。
「あふッ! リョ−マ君っ! やあッ! あンッ!」
今度はリョ−マの指が乳首を弄り、唇と舌が乳房を嘗め上げる。
「やあッ、リョ−マ君っ! あたし、あたしっ……!」
リョ−マに胸を触られ嘗められ弄くられるたび、痺れるような感覚が桜乃の意識をかき回し、背筋を突き抜けていった。
「ま、待って、リョ−マ君! あン! リョ−マ君っ、あうッ!」
「試合にタンマはなしだよ」
強すぎる未知の刺激に意識を犯され、桜乃は怖くなった。だがリョ−マは哀願に耳を貸すどころか、桜乃を落とす勢いでさらに愛撫を加速していく。
「コレが爆発的な加速」
「ちょ、ちょっとぉ! あんッ! リョ−マ君っ、あう! お願いっ! やはあぁン!」
あられもない声を上げながら、桜乃は背をのけぞらせる。桜乃の膝がガクガクし始めると、リョ−マは桜乃の背中に回り、最後の責めを開始した。
「あっ……?!」
リョ−マの両手が桜乃の乳房を包み、指先で乳首を摘み上げる。それと同時に、首
筋に強く口づけながら、股間のモノを桜乃の尻の割れ目に押しつけた。
727 :
CAT:2005/04/03(日) 10:55:24 ID:U5FPNkJH
「コレが安定したバランス」
「ひゃあうッ! あふッ! やん! あンっ! リョ−マ君ぁ!」
リョ−マはクリクリと乳首を摘み、うなじを嘗め上げ、男根の隆起で桜乃の尻の間を擦り上げる。
「あン! あうッ! あっ! あッ! あッ! ア……!」
桜乃の息が早まり、声に余裕がなくなる。リョ−マの指が、2つの乳首を強くひねり上げた。
「そして最後の蹴り上げる力」
「ふあッ! やあぁッ! あッあああああああぁぁぁァァーーーーーッッ……!!」
桜乃の背が弓なりに反り、びくびくと四肢が震える。桜乃の股間から小さな飛沫が飛んで、机とリョ−マのズボンを濡らした。
「あはぁ……っ」
甘いため息と共に座り込みそうになる桜乃を、リョ−マは背中から支える。
「はっ……はっ……はぁ……」
頬を上気させ、とろんと潤んだ目で息をつく桜乃に、リョ−マはささやいた。
「イっちゃったね、桜乃」
728 :
CAT:2005/04/03(日) 10:56:17 ID:U5FPNkJH
(あっ!リョ−マ君がはじめて私のこと名前で呼んでくれた…………)
「リョ、リョ−マ君……」
「なに?」
「初めて、初めて桜乃って、名前で呼んでくれたね。」
「そうだっけ」
「うん」
照れ隠しに顔をそむけるリョ−マ。
「仕上げに二人でドライブB打つよ」
「うん」
729 :
CAT:2005/04/03(日) 10:59:03 ID:U5FPNkJH
723タソ,724タソ.
ご愛読どうも〜。職人さんなどと言われると照れますね。
続きはぼちぼち考えていくことにしてます。遅筆なもので・・・
本スレどこ行ったんだ
ストッパーが出たスレしか残ってねーw
731 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/03(日) 23:03:51 ID:BKHqUQXm
|. ||| .|
,へ. |. ||| | ./゙l ./
``‐ 、_ .iヽ .l \ | | / .| /l/
、 ` ‐、 .|. \l \ | .| ./ |/ .|〃〃
. ゙ヽ、 `゙‐;l\|. │ \| .l/ .| ||| |〃./
\ ゙ヽ、 ミ l. | ||| .| ||| ヽ. / ||| |. ||| .l/
\ ゙ヽ、.l ||| | ||| .| ||| |ミヾ丶 ヽ /,,",- '"´| . ||| . l. ||| .l
\, `| ||| | ||| .| ||| |:: `゙`‐-、V〃" :::::::::l . ||| . l. l
""´~ ̄ _| |||..| ./. │:: :::::l、 l. l__
,,.: -‐''"´ ̄ ./ / ./:: ::::::::l、 .|____
三三三 / / . ∠ ,, _..、 ::l、
────/ヽ/ | ||| | ''"""゙` ... ''"""゙゙` \____
゙ヽ、 //ヽ| ||| | ||| イ〔o゚〕>::: イ〔o゚〕> ::;l/‐゙iヽ
゙ヽ. l l/ゝ| ||| |...||| | ' :: `::::l/ / l. )
. \\ー,| ||| |. `i ::j i‐-,"///
. \\| | . |:: ,( o _,o )、 :::::::::::::::;l ),ノ/
、 ̄ ̄ ̄ ̄ | | |:: ' _ j_ :::::::;l-‐'´ ̄ ̄
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`` ‐、 l || | ー ' ,i
゙ヽl. |.l. |、 ノ .,. ‐'´
l. |、!. |ヽ、 ::::::` ー--― ' { , ‐'´
.i--─l.│.l . |、. \::::: 、::::::::::........... ノi ,‐'"─‐--i
最高ですね
>>729 GJ!乙!いじりまわされる桜乃がイイ!
続き待ってます。
>>729 乙です!!そしてGJ!!
これ読んでからリョーマにハァハァ(;´Д`)するようになった!!
続き頑張ってくださいな
734 :
CAT:2005/04/04(月) 22:00:47 ID:4eI+IrTu
桜乃に見せつけるように、ゆっくりとヴァギナへの指の抜き挿しを始めた。愛液まみれの指が、桜乃の陰唇の間をぬるぬると上下する。
「うあっ……んんっ……うぅ!」
すぐに桜乃は切ない声で泣き始めた。膣内をリョ−マの指が往復するたび、苦痛とも快感ともつかない官能の波が桜乃の感覚を犯していく。
「やぁっ……あん……ふうっ……うあ……!」
「竜崎、ちゃんと見てる?見ないと意味ないよ」
「み、見てるよぉっ……」
桜乃のすぐ目の前には、性毛の生えた恥丘。その向こうでは、ぱっくりと開かれた性器から、鮮やかなピンクの淫肉がむき出しになっている。そして小さな2枚の襞が合わさるところに、リョ−マの指が挿し込まれていた。その指がぬるりと引き上げられる。
「んふっ……!」
リョ−マの濡れた指が、また膣口にずぶずぶ挿し込まれていく。
「あはっ……やあ……!」
(すごい……入ってく……あたしの、あんなとこに入ってくよぉ……!)
指が出し入れされるたび愛液がかき出され、桜乃の股間は内股からお尻までびしょ濡れだった。秘裂から流れた液で、陰毛の茂みもしっとりと濡れていた。
「竜崎、何が見えるか言ってごらん」
「えっ……何って……」
「竜崎のおまんこがどうなってるか説明してごらん」
「ど、どうって……そんな……きゃッ!」
リョ−マの親指が、淫液でぬるぬるになった桜乃の肛門を撫でていた。
735 :
CAT:2005/04/04(月) 22:02:06 ID:4eI+IrTu
「や、やめてリョ−マ君っ! そこはダメぇっ! 汚いよぉっ……!」
「じゃあ、ちゃんと言える?」
桜乃のアヌスの中心を指先で弄りながら、リョ−マは訊いた。
「言うっ、言うから! やめて、お尻はやめてよ〜〜っ!」
「ちゃんと言えたらやめてあげるよ」
リョ−マの指は、セピアに窄まった桜乃の肛門をクニクニと揉みほぐす。
「やん! ひどいよっ……あふッ!」
リョ−マは片手指で桜乃のアヌスを弄り回し、もう片手の指をヴァギナで往復させていた。
「ほら竜崎、言うなら早くしたら?」
「ふあっ、あっ、あたしの、あそこにっ……」
「あそこって、どこのこと?」
「あンッ、あ、あたしのっ……!」
桜乃は真っ赤になって言いよどんだ。リョ−マの指先が、つぷりと桜乃の肛門に侵入する。
「きゃあッ! やだリョ−マ君! やめてやめてっ!」
桜乃の悲鳴にもリョ−マは動じない。
736 :
CAT:2005/04/04(月) 22:02:46 ID:4eI+IrTu
「じゃあ早く言いなよ」
「あたしの、お、おまんこにっ、リョ−マ君の指が入ってるっ……!」
桜乃が叫ぶように言うと、リョ−マはアヌスから指をつぷんと引き抜いた。
「よくできたね、コレはご褒美だよ」
「あっ、えっ、ご褒美って……あんッ!いやっ!」
リョ−マの中指が、桜乃のアヌスを押し開き、進入していく。それと同時にクリトリスを刺激するのも忘れない。処女の狭い膣は次第にほぐれ、透明な淫液に溢れかえっていた。
「リョ、リョ−マ君の嘘つき!!……あっ、だっ、だめーーー!」
ちゅぷっ、ちゅぷっ、ちゅぷり。リョ−マの指が動くたび、いやらしい水音が響く。
「やん、やだぁ……エッチな音が、してるよぉ……」
「どこから?」
「あ、あたしの……」
ためらう桜乃のお尻の穴の中から、リョ−マの指先が桜乃をノックする
「やっ! あ、あたしのっ……おまんことお尻のあな」
「そうだね。竜崎のおまんこ、どうなってる?」
「開いちゃって……あんっ、ぬるぬるになってる」
「それから?」
「リョ−マ君の指が、んっ、出たり、入ったりしてっ……え、エッチな音がしてる……」
「どうしてほしい?」
「えっ?」
「これから、どうしてほしい?」
737 :
CAT:2005/04/04(月) 22:03:26 ID:4eI+IrTu
「リョ−マ君の、リョ−マ君のが…………欲しい…………」
「そう」
「一緒に、気持ちよくなろうね」
「……バカ。…………勝つためだって言ってるだろ」
「……うん!」
そしてリョ−マは上体を起こすと、桜乃の腰を掴み、ペニスの先端を秘唇に宛がう。 そして、熱い蜜が滴る花びらを押し開くと、一気に最奥まで貫いた。
「……っつぅ!」
硬い幹の部分が割って入ると、引き攣るような痛みが身体の中心を駆け上った。
その余りの痛さに身体が怯み、ビクンと硬直したかのように動けなくなる。
(駄目……! 動いて、私の身体……!)
祈るように、言い聞かせるように、心の中で叫ぶ。
この痛みは自分の思いの証。大好きなこの人を、忘れない為の痛み。
苦痛を拒むのではなく、耐えるのでもなく、必死の想いに包んで、ただ受け入れる。
強い心の欲求に、怯えていた体が従い始めると、緩んだ膣口がゆっくりと異物を飲み込んでいった。
「んんっ、んっ、んんんんんっ!」
半ばまで収めたところで両手をそこから離すと、小さく膝を踏み変えて、重心を腰に移した。
途端に残る部分が一気に中へ滑り込み、鋭い破瓜の痛みに思いもかけず大きな声が洩れる。
「うああああっ!」
737毎晩うp乙&GJ!!
仕込みの隠しカメラがこれからどーなるかワクワクしますな!!(´∀`)=3
ウヒョー
740 :
CAT:2005/04/05(火) 21:38:47 ID:KwITf/Lp
「痛い?」
「うん…」
「ごめん」
(リョーマ君が私の事気遣ってくれてる)
ただそれだけで、桜乃のからだから痛みが消え、それまでのリョーマの攻めで敏感になっていた桜乃のからだが反応する。
それからのリョーマの一突き一突きで軽ろやかに腰から背にかけて歓喜のさざなみが走る。
(これが……これが、爆発的な加速度っていうものなの?)
とわずかに感じつつある勝利への手がかりをより確かにしていくために、さらに腰を振っていく桜乃。
強烈に締め付けながら震える膣内の感覚を味わうように、リョーマはゆっくりと抜き差しさせる。
「桜乃…まだ、これからだよ」
桜乃の喘ぎと震えが収まらない内に、リョーマはいきなり全力で突き入れ始めた。 大きなストロークで猛然と腰を動かし、膣洞の奥深くまで何度も抉る。
741 :
CAT:2005/04/05(火) 21:39:52 ID:KwITf/Lp
「はあ、あんんっ、おっきいのが、奥まで…来てっ…んんんっ!」
(コレだけ攻められてるのに、体はすっごく軽い!これが体の安定感……)
収縮を繰り返し奥へ奥へと誘い込む様に蠕動する膣壁をリョーマの剛直が蹂躙し、
子宮口を亀頭の先が激しく連打する。
「あっ、はひぃ、ああっ、リョーマ君、激しすぎるよっ、も、もうダメ、ダメェェっ!」
(これが最後の蹴り上げる力?)
いきなりの苛烈な攻めに、桜乃は絶頂を極める。
「あっ、ダメ、ダメェェっ!も、もうイク、イクぅぅっ!」
しかしリョーマはまだ果てず、そのままのハイペースで桜乃を攻め続ける。
「まだまだだね」
そう言う言葉と裏腹に、今や激しい痙攣と締め付けで肉棒を窒息死させんばかりに蠢く膣壁にリョーマは何とか耐えながら、 愛液が纏わり付く柔肉を焼きつくほど摩擦し、子宮口をこれでもかと穿った。
742 :
CAT:2005/04/05(火) 21:40:48 ID:KwITf/Lp
パンパンと音を立てて腰にぶつかる桜乃の尻の感触の快美さが、さらにリョーマの欲情を掻き立てる。
「んんんっ、ああああっ、ダメッ、ダメェェッ!」
休む間もなく攻め立てられ、歓喜の極みへと続けざまに押し上げられる桜乃。
余りに強い快楽の波動に晒されて、桜乃の頭の中はもう真っ白だった。
そして何度目かの絶頂が生んだ締め付けによって、ついにリョーマが限界を迎える。
「くうっ…締まるっ…うっ! 外に出すよ?」
「だめェェッ!」
強い否定の声に動きが止まるリョーマ。
「大丈夫……今日は、きっと、大丈夫だから……」
(リョーマ君なら…………)
その言葉にリョーマは最後にペニスを根元まで押し込み、先端を子宮口に擦り付けると、限界まで溜め込んでいた欲望の塊を開放した。
最初の熱い飛沫を最奥に浴びせ、膣肉の蠢きに後押しされてその後もドクドクとぶちまけた。
「あああっ…中に…熱いっ…!」
743 :
CAT:2005/04/05(火) 21:45:25 ID:KwITf/Lp
738タソ,739タソ.
良く細かいところまで読んでくださり、こちらとしても書き甲斐があります。
やはりなかなか毎晩うpは大変です。
ですから、こういう励ましはほんとありがたいです。
これからもご愛読をば!!
>>743 毎晩激しく乙!!
(*´Д`)'`ァ'`ァ'`ァ
>>743(´∀`)ノ{今夜も乙&GJ!!!!
ちゃんと桜乃ちゃんお勉強してますな!
あと『まだまだだね』と言いつつギリギリのリョーマ萌えました…。
最近ずっとここのスレ寂しかったので嬉しいです!
>>743 乙です!毎晩楽しみにしてます。
乱れる桜乃とリョーマが(・∀・)イイ!!!行為中なのにテニスの練習に繋げてる桜乃が可愛い!
だんだんカンペというより自分自身の行動になっている気がするリョーマにワラタw
やっぱりリョ桜も良いですねw
>>743 GJGJGJ!!!!そして乙!!
リョ桜好きになった(゚∀゚)
続きに他の青学メン出てくるのワクワクして待ってます!
あと初々しいリョ桜の普通エッチも見てみたいッス
748 :
CAT:2005/04/06(水) 21:11:22 ID:EQPzcqbt
「はあっ、はあっ…まだ…まだ足りないよね?」
長い膣内での射精の後も、リョーマの肉棒はまだその硬さを保ったままだ。
リョーマは桜乃に覆い被さる様にして腰を浮かし挿入の角度を調節すると、再び動き始める。
「ちょ、ちょっと待って、休ませ…あああっ!」
今度は先程より浅い結合だったが、ペニスの挿入角度を下向きにしているため、ペニスの先端の裏側がちょうど桜乃のGスポットに当たるようになっていた。
体重を乗せた重いピストンが桜乃の弱点にズンズンと何度も突き入れられる。
「うああっ、そこイイっ、すごくイイよっ、感じすぎるっ、あっ、あっ、ダメッ、ああああっ!」
カリ裏の最も敏感な部分でGスポットのざらざらとした粘膜を強く擦り上げ、その擦れ合う部分は二人に痺れるような激しい快楽をもたらす。
強烈に締め上げてくる膣壁を硬く張ったカリのエラで弾き返すように摩擦していると、とろとろになった襞がペニスにぴったりと張り付くようにして絡まってきた。
さらにリョーマは腰を回しながら、膣洞の中をグチュグチュと掻き回す。垂れ下がった桜乃の髪を掻き分け、珠の汗を浮かべるうなじや首筋を舐め回し、紅潮した耳朶を甘噛みながら囁く。
「桜乃…もっと啼いて…もっと感じて…!」
「リョーマ君、リョーマ君…んああっ…やああっ…!」
ベッドに片手を付き、もう片方の手で背後からの衝撃にたわむ桜乃の胸を揉みしだきながら、深く浅く、縦横無尽に怒張を突き入れ、膣中の全てを捏ね回す様に抉る。
先に出した精液と溢れ続ける愛液が混ざったドロドロの粘液が、リョーマの肉棒が出入りする度に結合部から飛沫を上げながら掻き出され、大量に滴れ落ちてゆく。
749 :
CAT:2005/04/06(水) 21:17:04 ID:EQPzcqbt
「あああっ、ひぃあああっ!」
危険なほどに感度の高まっている膣粘膜を無茶苦茶に蹂躙され、桜乃は絶え間なく続く絶頂とそれをさらに追い立てるリョーマの激しい攻めがもたらす快楽に、表情と声に苦しみさえ滲ませながら乱れ喘いだ。
「ああっ、また出る!」
「あああ……私……もっと…もっとほしいの……ダメェ…また、いっちゃう……もうちょっと…はじけちゃう……なんか…はじけちゃう……」
再び限界を迎えたリョーマは最後はまた最奥を激しく突き込むと、二度目とは思えない程の大量の精液を桜乃の膣に放った。
「うああ…ああっ…!」
「はぁはぁはぁ、ああぁぁぁ、い、いやぁ、はぁ、い、い、いっちゃう!!……」
桜乃は体内に注ぎ込まれる牡の精を感じながら、今までに体験したことの無い満足感を感じていた。
「はぁ、はぁ、ねぇ、リョーマ君?」
「なに?」
「キス……しよ?」
リョーマは一瞬逡巡したようだったが、すぐに桜乃に口を寄せていく。
…ちゅっ…
「えへへ」
と照れながら桜乃が微笑んだ。
(……ファーストキス……リョーマ君が、私の初めての人……)
750 :
CAT:2005/04/06(水) 21:19:22 ID:EQPzcqbt
「そうそう、言い忘れてた。明日からは先輩たちにも、特訓、手伝ってもらうから」
「えっ!」
「がんばりなよ」
と素っ気無く言って先に服を着て出て行ってしまうリョーマ。
リョーマはまったく桜乃の顔を見ようとせず、また桜乃もその横顔をどうしても見れなかった。
――次回予告――
始まった竜崎桜乃改造計画。1番手リョーマが終わり、続く2番手には一体誰がくるのか。次回乞うご期待。
751 :
CAT:2005/04/06(水) 21:29:48 ID:EQPzcqbt
ふぅーようやく第一幕リョ桜篇完結ですー
いやぁー大変でした。
続く第二幕ですが、とりあえず私のほうでコーチは決まっていて、大体の構想は決まっているのですが、
次は鬼畜に行きます。外道にいきます。
多少時間がかかるやも知れませんが、できるだけ速くうpするつもりです。
744タソ,745タソ,746タソ,747タソ.
ありがとうございます〜。わずか一日でこれだけの暖かいお言葉をいただき、本当に書いた甲斐がありました。
まだまだ未熟者ですので、何かアドバイス、あるいはこのキャラに○○してほしい〜などありましたらどんどんお願いします 。
>>751サマまじ乙!!!
リョーマ一回で終わらないってのがヨカタ(´∀`)
次のメンバーは誰かワクワクして待ってます!!
個人的には乾タソのデータHが楽しみです!!
ネチネチした鬼畜っぷり希望w
CAT氏超乙!!
これからも頑張ってください・・・(;´Д`)'`ァ'`ァ'`ァ
乙。第一幕完結おめです。
鬼畜はいいが、猟奇とか改造切断とか輪姦は注意書きよろ。
神降臨期待age
今はリョ桜が熱いですねw結構好きなので期待してます。
756 :
CAT:2005/04/11(月) 20:11:51 ID:PrTLEeKT
永らくお待たせしました。
それでは第2幕開始いたします。
757 :
CAT:2005/04/11(月) 20:12:47 ID:PrTLEeKT
「部長、終わりました」
越前は桜乃の特訓のあと、部室にきていた。打ち合わせどうり、そこにはレギュラー全員が集まっていた。
「うん、上出来だ。俺の台本どうりにできていたし、カメラもしっかり取れたしな」
満足そうに乾が話す。
「いいんっすか。カメラまでとっちゃって。」
「念のためだよ。まあ、あの娘なら大丈夫そうだよ。たぶん、誰にも話さない」
(越前にべた惚れってのはあきらかだしね)
いつものように微笑を浮かべながら答える不二だが、中容が中容だけに恐ろしい。
「それで、次は誰が行くんっすか」
「それがすんなり決まりゃ、こちとら苦労しないんだよ、ボーイ」
(誰だよ、こんなときにタカさんにラケットもたせたのは・・・)
「それを決めようってしてるんだけど、なかなか向こうの世界の人たちが戻ってきてくれなくねェ」
そういうと、不二は奥の部屋のほうを指差す。
758 :
CAT:2005/04/11(月) 20:13:28 ID:PrTLEeKT
「うわっ!もう見てるんすか」
とリョーマが驚く。奥の部屋では、さっきのリョーマと桜乃との特訓の様子がテレビに映っていた。 それに桃城と菊丸が画面にくっつき、大石と海堂が恥ずかしそうにながらも、しっかりと画面を見つめていた。
「おっ!越前のヤロー、戻ってきやがった。おい越前、これスギェーなー。どうだったよ」
「ねえねえ、やっぱり気持ちよかった?」
桃城と菊丸の二人がリョーマに食いついていく。
「はぁ、まあ」
「まぁ、じゃわかんないよー」
「そうだそうだ越前!もっと吐け!!」
「そんなこといわれても・・・」
「越前も戻ってきたことだし、次のコーチを決めるぞ」
手塚の号令がかかり、それまでの和やかムードが一変する。
「次のコーチだが・・・・・・」
ごくっ。
759 :
CAT:2005/04/11(月) 20:14:03 ID:PrTLEeKT
「誰か立候補いるか」
一瞬の静寂の後、
「はいっ!はいっ!はいっ!はいっ!」
と手塚と越前以外の手がいっせいに挙がった。
「やはりな・・・・」
と嘆く手塚。
「しかたない。すでに経験している者として越前、おまえはどう思う」
「もうくじで決めちゃていいんじゃないんすか」
「そうか。じゃあそうしよう」
(ってまじかよ。そんなんでいいのかよ)
とほぼ全員が突っ込んでいるのを手塚は知らない・・・
「とりあえず、もう全員分の台本は作ってあるからな。誰がなっても問題ない」
「うわっ、乾、いつのまにそんなことを・・・」
「まっ、その辺は企業秘密というお約束だ」
760 :
CAT:2005/04/11(月) 20:14:52 ID:PrTLEeKT
結局くじの結果、次のコーチは海堂に決まった。
そして翌日。
(先輩たちと特訓って、いったいどうなるんだろう。もしかしたら、昨日のリョーマ君とのみたいなやつかなぁ? だとしたら絶対に断らないと!!昨日はリョーマ君とだったからよかったけど、それ以外の人となんていやだ!絶対にいやだ!!)
などと桜乃は思っていたが、なぜか、最初から特訓をうけないとか、このことを誰かに相談するとかいう選択肢をまったく思いつかなかった桜乃だった。
一方、海堂はこの日学校にきていなかった。
同じ2年の桃城はこのことにすぐに気づき、手塚のもとに報告に行ったが、乾からの報告で、海堂は午後から学校に来るとのことだった。
「海堂にはちょっとお願いをしておいたんだ」
「おねがいっすか?」
「そう。これからのことに関していろいろと必要なものの調達に行ってもらっている。 あいつの叔父さんがこういうブツに関してかなり通じているとの調べがついてな。 後はあいつのスネイクの特訓用の秘密兵器もそろえてもらっている」
「はぁ」
「まあそのうちわかる。楽しみにしていろ」
>>756 待っておりましたっ!!CATネ申サマヽ(´∀`)ノ
第二幕は海堂ですか!
引き続き楽しみにしてます!!
762 :
CAT:2005/04/12(火) 21:30:29 ID:GK1f178K
そのお昼休みのことだった。
「ふう。何とか間に合った」
両手に袋いっぱいの荷物、背中に直方体の木箱を背負って海堂が学校へとやってきた。
「まずはこれを全部部室に隠してっと」
乾との段取りを思い出し、部室へと向かった海堂。
「よう海堂。間に合ったか。あれは手に入ったか?」
「はい。でも、直径5センチ、長さ60センチのちょっと小柄なやつだそうです」
「そうか。まあ十分だろう。ご苦労だったな。セッティングは任せろ」
「はい」
763 :
CAT:2005/04/12(火) 21:31:44 ID:GK1f178K
そして放課後、桜乃は昨日の越前からの呼び出し場所であった、屋上へと向かっていた。
今日も越前に特訓コーチは誰なのかとさりげなく尋ねようと思っていたのだが、昨日のことを思い出し、声をかけられないでいた。
そして屋上へのとびらをひらく桜乃。
――次回予告――
2番手海堂。ようやく登場か?そして次なる特訓とは?
次回乞うご期待。
764 :
CAT:2005/04/12(火) 21:32:25 ID:GK1f178K
「おっ。きたか。遅かったな」
「乾先輩」
(聞かなきゃ。特訓のこと聞かなきゃ)
「あ、あの乾先輩!特訓って、何をするんですか?」
「んっ?越前から聞いてなかったか?今日は俺の極意データ集めの伝授をするんだよ」
「えっと、そうだけど、その」
「なに。屋上にいるのはただの呼び出し場所として最も適している場所だったからだ。今からコートにいく。」
「あっ、そうですか」
(やっぱりちゃんとした特訓をするんだ。よかったー。 あれ?じゃあ、昨日のことは、やっぱりリョーマ君の望んだことだったのかなぁ)
と一人思考の海にもぐる桜乃。
「まあ、そのまえにエネルギ−補給といこう」
といって、ウOダーインゼリーをさしだす乾。
「あっ。ありがとうございます」
といって、ふたを開き口に入れていく。
(なぁっ!なにこれ!)
と感じるや否や桜乃は意識を失ってしまう。
「改良型スペシャルゴールデンパワーリミックス乾汁ゼリーバージョン。ふっ、我ながら恐ろしい効き目だ。ゼリー状ならば、視覚、嗅覚によって警戒されることも無く、楽々相手の体内に混入できる。一度体内に入れるとその後は・・・」
765 :
CAT:2005/04/12(火) 21:33:17 ID:GK1f178K
その後桜乃が目を覚ますと、目の前に海堂がいた。
「海堂先輩・・・」
「やっとお目覚めか」
そこで自分のおかれている状態に気づく。手を後ろでパイプに縛られて、身動きできない格好になっていた。
「海堂先輩、いったいろれは、・・・」
といって、まったくろれつが回っていないことにも気づく。
「乾汁にいろいろといれさせてもらった。暴れられると面倒だからな」
といつの間に現れたのか、乾も立っていた。
「海堂、こっちの準備はできた。後は任せたぞ」
「ども。ありがとうございました」
乾が出て行く。どうやら、屋上の給水ポンプ室のようだった。
766 :
CAT:2005/04/12(火) 21:37:17 ID:GK1f178K
761タソ
どうもお待たせしました。さて海堂、これからどう出るでしょうか?
スネイクは出るか!?お楽しみに・・・
>>766今夜も乙&GJ!!
長編だと読みごたえあるから(゚∀゚)イイ!!
海堂からは確か鬼畜モノでしたよね?
続き待ってます!
空気を読まずに「リョーマ×巴」キボンと言ってみる。
ここでリョ巴は読んだ事、ないから是非読んでみたい。
海堂スキーーー!
待ってます!
海堂キター!
続き楽しみにしてます!
自分は観巴職人さんの再来を待ってます
772 :
CAT:2005/04/13(水) 20:55:56 ID:H63TL99z
「えっと、ろりあえず、ろれ、らずしてるれまれんか?(とりあえず、これ、はずしてくれませんか)」
「だめだ。これから俺の特訓をはじめる」
というと、海堂は桜乃のハチマキをはずしそれを目に巻いて目隠しにした。
「ちょっ、らにするんれすか!(なにするんですか)」
「うるせぇ!!」
怒鳴る海堂に桜乃はふるえ上がる。
「特訓するっていってんだろうが!!勝ちたくねェのか!!」
なにもこたえられない桜乃。
「ようし。今からやる特訓は、相手を恐れない訓練だ。俺は以前、あらゆる人のパクリをする野郎と戦ったことがあってな。そのときの教訓・・・実感したことが、人は思った以上に相手の見かけにだまされて、本来の実力が出せないってことだった。」
そのまじめな性格からか、どうしても、先輩がまじめに話しているのを聞くと、抵抗を止めて、まじめに聞こうとしてしまう桜乃だった。
「それじゃはじめるぞ。」
773 :
CAT:2005/04/13(水) 20:58:13 ID:H63TL99z
「じゃあまずはここだ」
海堂はいきなり桜乃のスコートの中から下着を脱がせ、顔を近づける。
「ら、らにするんれすか!!」
「もうびしょびしょだぞ」
そう言うと、桜乃は羞恥のあまり火が出らんばかりに顔を真っ赤にした。
「そ、そんなろとらいもん!!(そんなことないもん)」
「まっ、オネンネしている間にいろいろさせてもらったから当然だけどな」
そう言うと海堂はさらに顔を近づけていく。
ペロッ
「あふっ!! はああぁぁぁ」
(なにこれ、すごい感じてる)
どうやら本当に寝ているときもいじられていたらしく、すぐに敏感に感じてしまう。
最初はゆっくりと・・次第に激しく舌を動かしていく海堂。
ぐちゅ・・ぶちゅ・・じゅじゅじゅ!!・・かりっ こりっ!!
秘唇全体を口に含み 穴奥深く舌を挿しこみ 時折クリトリスに電流を流す 。
774 :
CAT:2005/04/13(水) 21:04:58 ID:H63TL99z
秘唇全体を口に含み 穴奥深く舌を挿しこみ 時折クリトリスに電流を流す 。
後ろの蕾もほぐしつつ、念入りに皺を伸ばしてゆく 。
「そっ そんなっ!! そんなとこ舐めちゃいやーー!! あっ アッァッアアアーーー!!」
さっきまで体をいじられて敏感になってしまっているせいか、容易く絶頂へと押しやられる桜乃。
後ろでパイプをまわして縛られており、両足も乾汁のため痺れて動かせないので抵抗も出来ない 。
「それじゃあこっちならいいのか?」
海堂の指は、まるで羽毛が触れるような軽いタッチで、桜乃の瑞々しい肌を撫でていった。
さっきまでの荒々しい攻めとは異なり、思いがけぬほど繊細な指使いに、桜乃の背筋が弓のように反り返る。
ピアニストのように指を閃かせながら、指は膨らみの麓に近づき、外周をゆるゆると旋回した。
そのまま円を描くように、ゆっくりと頂上に向かって動き出す。
頂点の蕾に辿り着くと、切なげに隆起したそれを、親指と人差し指で捻るように刺激する。
775 :
CAT:2005/04/13(水) 21:16:39 ID:H63TL99z
海堂の指は、まるで羽毛が触れるような軽いタッチで、桜乃の瑞々しい肌を撫でていった。
さっきまでの荒々しい攻めとは異なり、思いがけぬほど繊細な指使いに、桜乃の背筋が弓のように反り返る。
ピアニストのように指を閃かせながら、指は膨らみの麓に近づき、外周をゆるゆると旋回した。
そのまま円を描くように、ゆっくりと頂上に向かって動き出す。
頂点の蕾に辿り着くと、切なげに隆起したそれを、親指と人差し指で捻るように刺激する。
「やんっ!」
桜乃は鋭い快感に、一際大きな声を上げた。
「随分、感じ易いんだな……」
海堂はそう呟くと、シャツの胸元を大きく広げ、桜乃の双丘を露わにした。
触れていない方の乳首もすでにつんと立ち上がり、桜乃の鼓動に合わせてゆるやかに揺れている。
幼いながら張りのある乳房は美しい曲線を描いている。
その美しさに魅了されたかのように、海堂は顔を寄せ、柔らかな膨らみに吸い付いた。
…んっ……、ちゅっ、ちゅうっ……、はむっ……
「やっ、だめっ! そ、そんな吸っちゃ……ひゃうんっ!?」
先端を吸われた事で、桜乃は拒否の言葉を漏らし──しかし、周囲の柔肉ごと咥えこまれ、言葉を失う。
海堂は膨らみの半ばまでを頬張り、口の中全体を使って、桜乃の官能を引き出しにかかった。
唇で揉み解し、舌で表面をくすぐり、──時折り肌に歯を立てて。
もう片方の膨らみも、手の平と指先を駆使して、快楽を高めていく。
776 :
CAT:2005/04/14(木) 21:32:01 ID:EEXm6pm5
「だめっ、だめえっ……。もうだめぇっ、だめぇ、そこ、そんなに、激しく……。やだっ、恥ずかしいっ……」
勃起、という言葉が似合うほどになった桜乃の乳首を、海堂は両手の両指、一指し指と親指で摘まんでクリクリと捻った。
「はァッ‥ぁあん、‥ッん‥!‥もォ‥‥あぁッ‥だ‥めェ‥」
カリっと乳首に歯を立てられ、そして唇で優しく甘噛みされる。
舌先でつつかれて、舌と唇に挟まれ包まれる。
「きゃうっ! ふああッ! あッ! ふあっ! ああぁッ!」
「凄いなァ。べちょべちょだぜ、ここ」
そういうと、急に攻めの手を変えて、海堂の指はクリトリスを見つけ出すと、そのまま二本の指でこするように、叩くように、摘むように責め立てた。
「やだよっ、こんなぁ・・あっ・・ イヤーー!! うあっ、あああー!! ん、やぁぁっ、あああっん…っ!! あはぁっ!?」
(おかしくなりそう……! 頭の中が……真っ白になっちゃうっ……!)
777 :
CAT:2005/04/14(木) 21:32:52 ID:EEXm6pm5
(あ・・やっ・・なんかくる!)
もはや全身にまで広がった異変に気付いた桜乃。
「んん!! かはぁっ! だめっ、なんか出ちゃう! やめっ・・」
下腹部で疼く得体の知れない感覚・・・ 頭を左右に激しく振って堪えようとする桜乃 。その様子を見て、耐えさせまいとする海堂。渾身の力を込めて指で内壁を抉る。
グチュチュッ! グチュチュチュチュチュッ!!
「ひあっ!? ・・だっ ・・ふっ・・あああああ!!」
ぷっ・・シャァァァアアアア!!
「やっ やっ 何これっ!! もう止めて!! もうやめてえええーー!!」
プピュッッ シャアアアア!!
「あううッ! あッあッ! やはあああぁぁぁぁァァーーーッッ!!」
ビュルルルルルッ!
飛び散る愛液・・
一際大きく体をのたうたせ 全身が痙攣しながら・・・桜乃は絶頂に達した。
778 :
CAT:2005/04/14(木) 21:35:20 ID:EEXm6pm5
「はぁ……はぁ……」
それからしばらく気を失った後…………
乾汁のためか、体が重く、疲労の色が薄く見え始めている桜乃。
一刻も早くここから逃げ出して家に帰りたいと桜乃は思うが、どうやら海堂はまだまだ桜乃を解放するつもりはなさそうだった。
最後までされてしまうのではないかと恐怖したが、とりあえず今は海堂はどこかに行っていないようだった。
(リョーマ君以外の人に汚されるのだけは……絶対にいや!!!)
それからしばらくたったが、部屋の中に海堂がいる様子は無かった。
ぴちゃ・・ぴちゃ・・
桜乃の前のほうから何かの音がしている。
(なんだろう……これは……水音?)
ここは、給水ポンプがあるところなので、水音がするのは当たり前のことだが、またそれとは異質の水音がしているように桜乃は感じた。目隠しをされているため、周囲を見れないのがもどかしい。
ぴちゃ・・
水音に混ざって足音も近づいている。
(たぶん、私の目の前にいる…………)
相手の見えない恐怖……確かに恐ろしいものだと桜乃は思った。
それから数分間……桜乃にとっては永劫にも思えた時間だったが……今までの水音も足音も何も聞こえなかった。 気のせいだったのだろうと思った桜乃は
(海堂先輩はどこに行っちゃったんだろう……いないならいないでいいんだけど、でもそうだったら、わたしどうなるんだろう)
と、とりあえず一息をついてこの場の状況について改めて考え出した、その瞬間だった。
779 :
CAT:2005/04/14(木) 21:41:26 ID:EEXm6pm5
昨日はコメントするのを忘れてましたね。
768タソ 771タソ 、巴はゲームのキャラですよね?
残念ながら私はそのゲーム持ってないようです。面目ない。
767タソ 769タソ 770タソ
お楽しみいただきどうも。
さて次からいよいよ……
いやん、次が楽しみ〜
この間の日曜、花見に行った時にハラハラと散る花吹雪に遭遇。
…スマソ、>53-の海堂×巴思い出して一人密かに萌えてたのはナイショだ。
CATタンの陵辱海堂も萌えだなー。
次、おまちしてます〜ノシ
782 :
CAT:2005/04/15(金) 21:04:00 ID:hHyfFcQn
いきなり足の隙間からひっそりと何かが忍び寄ってくる。太い何かが大腿に、股間にまとわりついていた。
いきなりの事に抵抗する暇もなく蹂躙される。
そして近寄ってきた何か……(桜乃は目隠しをされているためわかりようも無いのだが、もちろん海堂が手に入れて来たものだ)……ウナギは思いもよらぬ場所に入り込む。
嫌悪感から反射的に可能な限り足を閉じようとするが、にゅるん、と足の間をすり抜け、ウナギは膣内へを侵略を開始した。
「うんんーーーっ。ん、んあぁああっっっっっっっっ!!?」
全身に走る嫌悪感と快感。本来なら新しい命を生み出すという聖域に、実にあっさりと異物を受け入れた。男性の生殖器よりもかなり太いため、その動きは遅々としているも、ウナギはその性質から、水のあるところを求め、桜乃のより奥深くへと入り込み、膣内を刺激する。
「んう! ん、ん、んんんぅぅぅぅぅぅ………」
(なっ、なにこれ!!ぬるぬるしてっっ…………気持ち悪い!!)
「ひぅっっ!!あっ、ぅ、やだっ…触ら、なっ、……そんな…ぁ……とこ…!」
(それに、凄い太くて…………なかで暴れてる…………いやぁぁぁぁ!!)
機械仕掛けのゼリーのようにそれは桜乃の中を、思うがままに動き回った。
「ッああァ!あはぁッ‥はぁん‥ァん‥‥ぁあん‥」
ほぐれていた体は、その動きをあっさりと快楽信号へと変える。
783 :
CAT:2005/04/15(金) 21:06:27 ID:hHyfFcQn
「きゃうっ! ふっ、太すぎるっ! こ、壊れちゃう! あッ! ふあっ! ああぁッ!」
快楽の波が大きく小さく、絶え間なく桜乃に押し寄せ、熱い飛沫がコンクリートにひたすらに零れていく。
「あはっ!? そんなっ、そこっ、お尻っ、だめ、入ってきちゃいやぁっっ!?」
それまでのウナギとは太さも長さもまったく違うものが、桜乃の尻穴をいじっている。
(これ………もしかして指?………海堂先輩!?)
「か、海堂先輩!?」
「うるせぇ、黙って感じてろ。俺のスネイクをよぉ!」
「やっ! あっ! ああッ! あッ! アァッ……!」
下腹部から駆け上がる甘美な刺激に、桜乃の声が上ずっていく。絶え間なく押し寄せる甘い性感の波が桜乃の意識を犯し、何もかもを白い快感の渦に溶かし込んでいった。
784 :
CAT:2005/04/15(金) 21:11:17 ID:hHyfFcQn
「ぁぁあっ、やぁっ…んんっ…気持ち…いひぃ…よぅ…ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、あ、あ、ん、んうっ!」
海堂が近くにいることも忘れて叫び、淫らなダンスを踊る。水飛沫と共に汗が飛び散り、陽光に反射してきらきらと輝く。
ウナギを下の口でくわえ悶え踊るその姿はひどく淫猥でいながら、同時に恐ろしいほど美しかった。
「へっ!!変態女め!!自分の穴に何が入っているのかわかってンのか」
「ぅぅうぅっ・・・ハァっ…んっ、…いやっ……違いますっ…違う、…もん……うっ…」
(えっ、後ろから海堂先輩の声がしてる……って、今中に入ってるのは海堂先輩のじゃない??そういえばリョーマ君のあれの感じとはなんか違うし………もう、わけわかんない!!)
「っっゃおっ……ぐんっ…いひっ……んっんっ……やああっ!? い、入り口のとこでっ、あ、暴れてるっ!? くぁあぁぁぁぁぁっっ……すご……いいっ」
既に入り込んだウナギのほかにも、尻穴の周辺から海堂のまとわりつくような微妙なタッチが桜乃の入り口付近を刺激する。
「はああぁぁ……凄い……気持ちいい…壊れちゃいそう……」
(いやぁぁ!!すっ、すごい!!何にも考えられなくなっちゃう!!)
「しかたねぇなぁ。この変態め!何が入っているか見せてやるよ」
そう言うと海堂は桜乃の目隠しをはずす。
785 :
CAT:2005/04/15(金) 21:18:23 ID:hHyfFcQn
と言うことで、海堂いよいよ本領発揮です。
桜乃ちゃん、感じすぎちゃって、もうもともとのキャラがわからなくなりつつあります……
ここまでくればなんでもありって感じです……ははは〜こんなんありかな〜とちょっと心配だったり〜
皆さんに喜んでいただけるのいいのですが……
アドバイス、ご要望、質問など待ってます。
>>785今日もCATネ申サマ乙でございます!
ウナギがくるとは予想もしませんでした(;´д`)
ウナギ&スネークイイ!!
海堂の「変態女」発言に禿しく萌えますた…
787 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/15(金) 22:15:32 ID:vMtD4hyH
>754タンじゃないけど獣姦(魚姦?)も注意書きするよね普通・・・
788 :
CAT:2005/04/16(土) 21:32:14 ID:uTJYLWcf
「えっ!!…こっ、これっ!!………いっ、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
自分の中に入っているものを目の当たりにして、半狂乱状態に陥る桜乃。しかし海堂はまったく攻めの手を休めようとはしなかった。
「んんんっ、ああああっ、ダメッ、ダメェェッ!ぬいて!お願い抜いて――!!」
孔の周辺と中同時に責めたてられ、海老ぞりに体を仰け反らせる。
「…そ……そんなっ……だ……だめっ……あんっ……もういやっ……あふっ……だめ………許して……おね……くひっ……がい………」
(これ以上続けたら……ダメになっちゃう…………)
悦楽に灼かれ、ぼうっとする頭の中で必死に脱出する方法を考える。
(そうだっ、だいぶ体が言うことを聞くようになってる。海堂先輩は後ろにいるし……足でこれ、抜けばなんとか……えいっ!!)
必死に足でウナギをはさんで、ウナギを引き抜こうとする桜乃。足が滑らないようにと細心の注意をこめて一気に引き抜いた。
789 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/16(土) 21:35:32 ID:Exo88jry
>>785 乙です!次から注意書きヨロシク。
しかし海堂凄いな…リョーマとのやつがとても愛あるものに見えたよ…。
何か…皆に見られてるんだよね?リョーマの嫉妬とかあるのかな?
ハッピーエンド好きなんで…orz
790 :
CAT:2005/04/16(土) 21:37:14 ID:uTJYLWcf
……が。
「あぁっ、あんっ、ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!」
目も眩むような快感。ずぼっと音を立てて一気に引き抜いたことで、皮肉にも新たな快感が生まれたのだ。それまでの遅々としたウナギの侵入とは異なり、
桜乃の渾身の力で引き抜かれたウナギは、その太さゆえに当たり前のようにクリトリスを大きく刺激することとなってしまったのである。
しかも、桜乃の行為を嘲笑うかのように、すぐに同じウナギが自らの‘水のあるところを目指す’という生存本能に従い、自然桜乃の膣内へと入り込む。
「はふっッ……はうぁっッ……も、もうダメっ…いやっ……こん……なの……こんなのってへえっ」
ウナギはそのまま、桜乃の秘所いたるところを蹂躙する。一方海堂も桜乃のアヌス、乳首と攻めの手をまったく緩めない。
「やあっ、だめっ、そんな、激しっ……。わた、わたしっ、壊れちゃ……!」
「どうだ、敵がわからないことの恐ろしさ、それと俺のスネイクの凄さ、わかったろう!まぁ、スネイクじゃなくてウナギだけどな」
ウナギが桜乃のからだから水を出すのに最も効果的だと本能的に感じた場所、陰核を吸い上げ、海堂も背後から桜乃のふたつのなだらかな丘の頂きをきりきりと絞る。
「んひぃぃぃぃぃぃ!! あぁうっ……!! うぁぁ……!! ひぃいっ……!!」
固く閉じた尻の肉を掻き分け、その奥の菊座を嬲るように揉みほぐす。
「あふぅぅぅぅぅぅぅん!!」
複数位置からの攻めに、桜乃はまったく対抗できず、もはや一人と一匹に完全に制圧されていた。
791 :
CAT:2005/04/16(土) 21:41:00 ID:uTJYLWcf
787タソ
お気に入りませんでしたでしょうか?
できる限り早く切り上げますので、それまでご辛抱ください……
786タソ
ありがとうございます。
なぜヘビではなくウナギなのか……
そこらへんも面白い仕掛けを考えていますのでぜひお楽しみに!
789タソ
同時カキコ初体験なのでとてもうれしいです。
まだラストについては構想中ですが、リョ桜はまだ書くと思います。
>>791今夜も乙!!
毎晩生活にうるおいをありがdw
ウナギに伏線あるんですか?楽しみです!
個人的には乾の話を楽しみにしてます。
注意書きやそういう物を軽視するのは良くない
話を気に入る気に入らないじゃないと思うよ
もしこれが蒲焼きとかそういう類になったとしても注意書きは欲しい
たとえ人によってもで生理的嫌悪を伴う物には必要だと思う
>>791 やっちゃったもんはしょうがないけど、次回からは注意書きだけは
忘れないで欲しい。
スカトロ・輪姦・人体改造・陵辱・SMなんかは、個人的嗜好の
偏りがあることは理解してくれよ。
正直、キャラが海堂と桜乃じゃなくてもいいような気が凄くする。
オリジで書けば?
そろそろ全レスウザイ
まぁ今は職人もいないしなんだかんだ言っても
楽しみにしてるので完結まで頑張ってほしい
注意書きとかキャラ壊しをしすぎないとか
基本的な事をしっかりしてくれればいいよ
798 :
CAT:2005/04/18(月) 21:20:47 ID:DXAWEXor
793タソ 794タソ
申し訳ありませんでした。
確かに中身のネタバレを恐れて、注意書きがおろそかになっていました。
気をつけていきます。
とりあえず、今日で海堂篇は終わり、次はリョ桜をぼちぼち入れていきたいと思います。
上記のスカトロ・輪姦・人体改造・陵辱・SMはありませんが、かなり作者の個人的嗜好が入ったもの(ソフトなものですよ)を出すつもりです。
その部分直前になりましたら注意をいたしますので、それまでは、こちらとしてはネタを隠していきたいのですが、それでよろしいでしょうか?
799 :
CAT:2005/04/18(月) 21:21:31 ID:DXAWEXor
前に回って海堂は淡く膨らんだ乳房を、パン生地のようにこね回し、同時に乳首を目一杯に吸い上げる。
「乳首…だめぇ……そんなに伸ばしたら……ひゃひッ!」
「どうした、ウナギに飲ませるミルクでも出してみろよ!!」
「そ、そんなのでるわけなぁ、きゃうんっ!……ふひゃぁぁぁぁぁぁ……」
むきになって言い返そうとして無防備になった桜乃の腋の下に吸い付き、じっとりと舐めるように動く。
「んっ…だめ…で…あひぃっ……とめ…て…もう……あふっ…だめ…だめ…なんですっ…んんんんんんぅぅぅぅぅっっっっ!!!!」
縦長の慎ましやかな臍に舌を入れ込み、ほじるように奥を目指す。
そうする間にも、海堂は桜乃の膣内に入ったウナギを激しく出し入れする。
「ああ……いいのぉ……ぁあん…あっ、はぁっ……あぁぁぁぁっ」
全身のあらゆる穴を犯され、桜乃の全身は燃え上がるように熱く火照り、股間周辺には細かい泡が発生して、じゅぶじゅぶと粘ついた音を立てていた。
800 :
CAT:2005/04/18(月) 21:22:15 ID:DXAWEXor
「へっ!!ウナギ相手によがってやがる……なんて野郎だ」
「はっ! ぐぅ! ん! んう! くふ! なかっ!中でくねくねしてるのぉ!ぐちゃぐちゃしてるよぉ!」
「……信じられねェ……これがあのババアの孫か?……」
「もうだめっ、あっあっあっあっ…い、いやぁ、イくぅ、イっちゃう…ん…あぁっ、ぁっ、あああぁぁぁっっ!」
桜乃にとって何より恐ろしかったのは、ウナギは外見的に完全に黒で、どれくらい自分の中に入っているのかわからないので、動きを視認することはできないことだった。
予測のつかないタイミングと手段で桜乃を責めるのである。否応なしに桜乃は今までに体験したことの無い快感を覚えずにはいられなかったのだ。
心の準備もできないまま、全身をくまなくいたぶられ、桜乃はいつしかすすり泣きを漏らしていた。
(……リョーマ君……私汚されちゃったよぉ………あんなものを入れられて感じちゃって………もういやだよぉ……こんなの……)
801 :
CAT:2005/04/18(月) 21:23:35 ID:DXAWEXor
涙が止まり、顔を上げてあたりを見たときには、既に手は解放されており、海堂の姿もウナギもいなく、おびただしい量の愛液がひろがっているだけだった………。
――次回予告――
ウナギ攻めという過酷な特訓?を受けた桜乃。果たして彼女の精神はこれからの過酷な特訓に耐えることができるのか?そして次なるコーチは?
次回乞うご期待。
NGワード推奨 CAT
そこまでは言わないけどさ
キャラがキャラらしくないからなんとも、ね…
乙
別に自分は楽しませてもらってるからいいや
あんまし職人叩くと過疎化するよ?
嫌なら読まなきゃいいだけだし
楽しんでます
こうなったら全員の特訓読みたい!
続き楽しみにしてます!ガンガレノシ
叩くつもりはないし、過疎化が進んでるから
投下してくれるだけで希有な存在だとは思うけど……。
みんな、面白いの?
自分は最初のほうを読んで合わなかったから粛々とスルーなんだけど、
楽しみにしてる系のレスが多くて、
こういうのが好きなひとってけっこういるのかなと思ったもんだから。
書いているのが男の人のような気がします。
喘ぎ声に!が多すぎて萎える。
獣姦(?)も女性の発想じゃないよね。
男でも女でもいいじゃないか。それに好みは人それぞれ。
そんなこと言ったら他の職人さんだって投下しづらくなるだろう。
まあ、正直今のままだったら何もここに投下する必要はない罠。
それこそオリジナルでやれ、と。
あと、注意書き等、ここの共通ルールを守る気がない香具師は、
何処か別のところでやった方がいいんじゃね?
811 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/19(火) 20:57:09 ID:oq5ODLaw
正直、このキャラじゃなくてもいい、キャラが違うとかの判断は誰がするんだろうね。規準は何?
そんなこと言いだしたらキリがない。それでは原作と少しでも違う感じとかだったらみんな駄目という意味にもなるよ。
性格だって、話を作ったら変わっちゃうことだってあるだろうし、確かに注意書きしないのは悪い事だけど、そこまで叩くことはないと思う。
職人さんは有志でやってくれてる。私達はただ見てるだけ。なのに内容に文句みたいに言うのは違うと思う。注意書きしてくれ、それでいいじゃない。
まあ、とりあえずsageようや。
自分はまるっとスルーしてるけど
この作品とかキャラが好きで書いてるって感じがしない。
それはパロやる上で最低限おさえといて欲しいとこなんで。
>>808 男だからって何か問題があるの?
女でもこれくらい書いてる人がいてもいいと思うが。
好みは人それぞれ。自分の基準で意見言われても。
喪毎には「嫌なら見るな」としか言えない。
(´-`).。oO(葵タン・・・
>813
「嫌な香具師が読まなくて済む」為の心配りが
再三注意を受けているにもかかわらずなかったことが
叩かれている理由のひとつだとは思う>CAT
無理矢理系、獣姦(この場合は…『鰻』だからなあ…)は、
やっぱりしこうとしては特殊なものに分類されるんじゃないかと。
大して面白くもないのに神気取りなのが鼻につくんだろ
>「嫌な香具師が読まなくて済む」為の心配りが
コテハンがそれだと思ったが…?
次スレはちょっと注意書き増やしておいたほうがいいかもね
愛のない作品はご遠慮ください、とか
いや、別に行為に愛がなくても、多少特殊な状況下の性行為でもいいとは思うんだよ。
ただそういった、特に特殊なシチュエーションの二次創作を、こういう公開の場に投下するときは
「 そ の 都 度 」投下前に「どういう状況の物語であるか」を明記するもんだと思うんだよね。
現に、今までこのスレに投下してくれた神たちはみんなそうしてきたわけだし。
>798
>上記のスカトロ・輪姦・人体改造・陵辱・SMはありませんが
ウナギ攻めってーのはSMじゃないのかと小一時間。
とりあえずウナギ攻めはソフトとは思えないぞ
十分にハードだ
ウナギはちょっとなぁ…(´д`)
とゆうか職人さんがキャラに愛情がないと、読んでる方も「あれ?」って違和感おぼえるよ
CAT神の作品は陵辱じゃない、とはいえないと思う。
結構ハードでショッキングだ。
陵辱系スキーもいるので注意書きがあればいいんじゃないか?
次スレのテンプレはNARUTOスレを手本にするといいかも。
・・・その前に神の光臨を期待したい。
自分は陵辱でもラブラブでもなんでもおいしく頂く雑食だけど
書く人ががキャラを掴めてないのとキャラに愛情が感じられないのだけは勘弁して欲しい
CATさんので言えば、リョはそこそこかなと思ったけど桜と海はいただけない
口調おかしいし、行動の動機付けも曖昧で説得力が無い
だから読んでるうちにあれー?ってなって萎える
えー
続き期待してんですけど...
残念..厳しいねえ。若い?つまらん。
自分も続き読みたい。
キャラによってどんな攻め方するか、これからに期待してる。
人それぞれ嗜好が違うから、注意書きだけきちんと入れて投下してほしいな。
つーかウナギが入るものなのか疑問w
わりと細いウナギなら入るんじゃない?
私はエロより最後どうなるかが気になる。桜乃ははたしてテニスどうなるのかとか。同じく注意書き有りでキボン。
ウナギって肉食な上になかなか鋭い歯なんだが。
それ知ってたから、余計に読んでて(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
CAT氏の続きを期待して待ってる。
ここは(43)×桜乃とかの需要はあります?
>829
ある!大好物!
(43)×桜乃だと色々と広がりそうだなvv
手取り足取り・・・スイマセン
,. ---/⌒\ __
ゝ--ι、 \ _,.//'' ー─ 、
\ \ .//,. '′ 、{ ,ノ
.//\ ` -、,、 ,,,,,,,///,,, _,,.-// `-,ゝ ̄ ̄
\ `'" ̄ ̄ ̄ ̄`ー' ,_, -/'' ̄/
///、 / ,,. '′
ヽ /''~
/ イ
ノ ノ
,. '′ l クエェェェェェ!
/ i
/ !
ι-―'' ̄ ̄ `.,ー-- 、 /
/ / .`!′
/ , _,. '⌒ヽ、 ,!
/ -' / ゝ !
i' - ヘ,ノ i′ ノ
| l, 」 /
.| / /鷲、/
| l (;;;;;;;;;i
| ,イ `i;;;;;;l
i 'i キ;;y
l .}
そして誰もいなくなった・・・・・・。
サビシイ。
>>833 口に出したら余計せつなくなるがな(;д;)
とりあえず君アメリカに行きたまえ
835は一体どうしたんだ?
837 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/03(火) 02:15:49 ID:KUd6T1rb
神降臨期待age
|д`*)こっそり跡杏ネ申降臨待ち・・・
というかあんな事があったのだから、神も投下しにくいだろうよ…。
>839
つかあの神も読む人を激しく選ぶ話とか全レスとかウザイ事さえやらなければ
それなりに崇められたと思うんだけどね
最早裏ありのサイトを探した方が早いって気さえする……。
そして誰もいなくなったらすかさず点呼とりますよ。
スレ蘇れ!
跡杏萌え〜 |д`)ノシ
842 :
ひま:2005/05/07(土) 11:59:17 ID:ALkPDaOF
すまんな。観月巴書きたいんだが、時間がとれんくて。
なんか短編とか書けたらいいんだが。
>842
待ってますーノシ
>842
漏れの神!待ってます(*´д`)ノシ
>841
ノ
秘かに(43)×桜乃も待ってます |д`)ノシ
845に同意 (*´д`)ノシ
神をお待ちしております!
漏れも>845タソに同意!(´・∀・)ノ
>842
ひまタソまだココにいてくれたんだね
期待して待ってる(・∀・)ノシ
そういえば、今日は海堂の誕生日だったな…
海堂×巴、需要、ある…?
>849
あるあるあるある!(・∀・)ノシ
ノシ
あります
>849
(*´д`*)ノシ
854 :
849:2005/05/11(水) 22:07:11 ID:7+m/Br7x
おお、結構需要があるんだね。
じゃあ、近日中にupしますんで、しばしお待ちを。
私も私も(・∀・)ノシ
ところでゲサロ板の巴スレって落ちた・・・・?
ゲーキャラ板に移転されてますよ>巴スレ
久々にR&Dをプレイしたんだが妙な勢いで忍足と日吉に萌えた。
それもこれも氷帝貴族倶楽部のせいだ、と思いたい。
雑談スマソ
うー、ダビ巴ってあり?
R&Dやってたら無性に妄想が湧いてしまったorz
久々のモノカキ&初エロで時間かかるかもだけど。
>>862 アルヨアルヨー (・∀・)ノシ 楽しみにしてます。
>862
ダビ巴(;´Д`)ハァハァ
時間かかっても良いですから心から待ってます〜〜!
865 :
862:2005/05/23(月) 11:24:56 ID:McTgs57Q
蟻が十。
んでもエロがかけない。このままでは中学生日記になってしまう。
ピーンチ。
>865
微エロ程度でも(・∀・)イイ!!のでガンガレ
楽しみに待ってるよー
>865
微エロでも中学生日記でも構わないよ〜
でもゲームみたく佐伯も絡ませて下さると嬉しいなぁ
待ってるよ〜
ここの小説で1番好きだったのは赤×桜かな。
あの職人さん再びきてくれないかな…
漏れは海×巴や観×巴が大好きだ(;´Д`)ハァハァ
(´-`).。oO(そういえば、百合方面ってここでいいのだろうか?)
いいと思うぞ。
前スレでは城西湘南のコーチ×桜乃なんて逸品もあったし。
872 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 15:10:31 ID:MBVsoG+N
ナオヤとアベビーってつきあってるんだろ?
毎日ヤリまくりだってさ
873 :
ひま:2005/06/02(木) 17:49:10 ID:UYZvdR+S
観月×巴、投下していい?
>873
おながいします!
待ってました!
>873
漏れのネ申お待ちしておりました(・∀・)ノシ
おながいします。観巴神!
878 :
ひま:2005/06/02(木) 23:33:23 ID:UYZvdR+S
じゃあいってみようやってみよう。
観月×巴↓
879 :
観月×巴H:2005/06/02(木) 23:35:22 ID:UYZvdR+S
忘れていた。
清々しい風が吹く、5月の終わり。巴はある事実を思い出し、顔色を変えた。
昨日、観月さんの誕生日・・・!!
高校2年生になって、後輩も入ってきて忙しかった5月。新人戦もこなし、そろそろ受験をどうするか、なんて考える季節。
巴の脳みそに刻まれているはずの観月の誕生日を、うっかり忘れてしまっていた。
「どっ・・・どうしようっ・・・!!」
あの観月のことだ。きっといつ誕生日祝いをしてくれるのかと、物凄く期待しながら待っていたはずだ。だから、何の
アクションもなかった昨日の今日で、きっとすごく機嫌が悪いはず。想像するだけで、恐ろしい。巴は今から観月に会って、
どう謝ればいいかをシミュレートしてみた。
『ごめんなさぁい。観月さん。色々忙しくて、忘れてたんですっ。許して?』
涙ぐんで観月を上目遣いで見上げる自分。それを冷ややかに見つめる観月。
『そうですか。忘れていたんですか。僕もきみにとっては、その程度の男だったということですね。』
だ、め、だ!!
こういうのはどうか?
『観月さん。はい、プレゼント。』
何事もなかったようにプレゼントを渡す。あきれた目で見る観月。
『・・・僕の誕生日は昨日ですよ。』
『ええっ!?そうでしたっけ!?あたし、間違えちゃいました!?』
『・・・まったく・・・きみらしいですが・・・仕方のない子ですね。』
おおっ。これはよさそうだぞ。あきれられるかもしれないけど、怒ったりはしないはず。
んじゃ、こういうのは?
『観月さん・・・あの、お誕生日、一日遅れちゃったんですけど、貰ってくれますか?』
『・・・何です?いまさら。』
『あの、あたし、観月さんの言うこと、今日一日だけ何でも聞きますから・・・許してくださいっ・・・!』
『・・・そうですか。それなら、今日は僕のベッドの中でゆっくりお説教でもしましょうか。』
・・・。うやむやにできるかもしれないけど、あたしが大変そうだなぁ・・・。
やっぱり2番目のやつでいこう。
巴は寮の自室を駆け出して、観月のマンションまで走った。
880 :
観月×巴H:2005/06/02(木) 23:36:19 ID:UYZvdR+S
ドアを開けてもらったら、物凄く不機嫌な観月が出てきた。眉間にはしわが寄っている。
「・・・何のようですか?」
目と声が冷たい。それを見ただけで、巴はしゅんとしたが、それでも2番案を通すため、必死で気づかないふりをした。
「えと、入ってもいいですか?」
「・・・ええ。どうぞ。」
明らかに歓迎されていない風に言われ、あっさり背を向けられて、巴はまたへこんだ。リビングに通され、ソファに座るよう
促されると、巴はおとなしく従った。巴の隣に、観月が座る。けれど、微妙に距離を空けて座られた。巴は思わず泣き出した
くなったが、がまんした。そして、持ってきた袋を取り出して観月に掲げて見せた。
「観月さんっ!お誕生日おめでとうございますっ!」
勤めて明るくいったつもりだった。しかし、静かで冷たい部屋にむなしく響いただけで、観月は眉をぴくりと動かしただけ
だった。
「・・・僕の誕生日は、昨日ですが?」
うっ!やっぱり怒ってる!!しかしここは予想通り、シュミレーション通りに返す!
「えっ!?あたし、間違っちゃいました!?ごめんなさいっ!!」
素直に頭を下げる巴。しかし、シミュレーションに反して、観月は何も言わない。あれれ?と思っていると、観月が巴の
渡したプレゼントの中身を覗き込んだ。
「・・・クッキーとお茶の葉ですね。」
「あ、はい。そうなんです。」
881 :
観月×巴H:2005/06/02(木) 23:37:20 ID:UYZvdR+S
「・・・同じ贈り物を2度しないきみが?初めて僕の誕生日に持ってきてくれたものと同じものを?」
「えっ・・・そうでしたっけ?」
笑いながらごまかすしかない。誕生日を忘れていたということは、誕生日の存在自体忘れていたということで、それはつまり、
プレゼントを用意するということができなかったということだ。このプレゼントはさっき来る途中に店でとりあえず、観月が喜び
そうなものを選んだだけだ。いつもなら悩みに悩んで決めるので、手抜き感がいなめない。
「それに・・・きみがクッキーを自分の手で作らないなんて。僕に渡すのに。」
ううっ!!
巴は冷や汗が滲むのを感じた。観月が巴の手作りものが好きだなんて、長い付き合いでお互いが知っている。観月を
見上げると、冷たい視線が降ってくる。これは・・・
「・・・巴くん。正直に言いなさい。忘れていたんでしょう?」
ばれている。
「・・・ご、ごめんなさい・・・」
観月にこれ以上、嘘をつき続けるのは無理だと思い、巴は素直に頭を下げた。
「まったく。下手な芝居をして。どうしてすぐに謝らないんですか!」
心底あきれた、怒った声で言われて、巴は俯いた。
「だって・・・観月さん、怒ってると思うと、怖くて・・・」
「怒りますよ。ただでさえ、誕生日すっぽかされて傷ついてるのに、下手な芝居で誤魔化せると思われていたなんて、よけい
に腹が立ちます。」
観月のいうことは、当たり前で、当たり前すぎて涙が出てきた。
「・・・泣くのはやめなさい。卑怯ですよ。」
「だっ・・・て、あの、あたし、観月さん、傷つけて、その上っ・・・嘘ついてっ!」
今にも声を上げて泣き出してしまいそうだった。観月をないがしろにしようとした自分が、とても高慢で嫌な女に思えた。
「・・・どうして、嘘なんかついたんです。」
882 :
観月×巴H:2005/06/02(木) 23:37:53 ID:UYZvdR+S
観月の声は、落ち着いていて、でも冷たかった。
「・・・観月さんが、怒ったら、嫌だなって・・・」
観月さん、怒ったら怖いから。それに。
「・・・それに、嫌われたく、なくって・・・。」
忙しかったのは本当だけど。今まで、一度も忘れたことなかったのに。大好きな観月さんと、一緒にいられる大切な日
だったのに。どうして忘れちゃったんだろう。
「観月さん、あたしのこと、嫌いになりましたか・・・?」
顔を上げてたずねると、観月はやっぱり冷たい目で巴を見下ろしていた。
「・・・どうでしょうね。」
「観月さん・・・!」
「そうですね・・・今日一日、僕のいうことを聞いてくれますか?そうしたら・・・許してあげます。」
巴は目を丸くして観月を見た。さっきの3番案だったからだ。そんな巴を見て、ようやく微笑んだ観月は、巴の頬に手を
伸ばし、涙をぬぐった。
「嫌なら、いいですよ。帰ってもらってかまいません。」
帰れる、はずがない。今ここで帰ったら、本当に観月を手放してしまうかもしれない。それは、絶対に、嫌。
「いいえ。・・・聞きます。何でも、今日は観月さんの言うこと、聞きます。」
観月はいじわるく、笑った。
883 :
観月×巴H:2005/06/02(木) 23:38:42 ID:UYZvdR+S
「じゃあ・・・下着、脱いでください。」
「えっ・・・」
服じゃなくて、いきなり下着!?驚いた瞳で観月を見ると、観月は笑ってこちらを見ている。目が本気だ。巴は仕方なく、
スカートも脱がずに下着を下ろした。
な、なんか服を普通に脱ぐより恥ずかしいかも・・・。
長い付き合いになるから色々やってきたと思っていたけれど、昼の日差しが差し込んでくるリビングのソファの前で、
ノーパン姿になったことはない。今日の巴の格好は、白いブラウスに丈の短いプリーツスカート。下着がないと思うだけで
心細い。
上半身を屈め、右足を上げて白い下着をゆっくりと抜き去ると、巴は困ったように観月を見た。
「あ、あの。観月さん・・・。」
脱いだ下着どうしたらいいですか、と聞くと、何だか変なことに使われそうな気がして言い出せなかった。
「机の上に座って。」
観月が座っているソファの前においてある机のことだ。ガラス製で、それほど大きくない。ソファより少し高いくらいの机に
、巴は言われるままに腰掛けた。生の尻に、ひんやりとガラスの温度が伝わってきて、巴はぞくりとした。
「足、開いて。」
「え・・・。」
「足を曲げて開いて、僕に見せて。」
巴は真っ赤になった。何も履いていないこの状態で、観月の前で足を開けと。
「や、やだ。観月さん、だって明るいしっ・・・!」
「今日は僕の言うこと、聞いてくれるんでしょう?」
目の前の観月は、優しい微笑を浮かべている。巴が嫌だと言えば、止めてくれるだろう。しかし、それでは観月の怒りは
冷めない。巴は観月を失いたくない一心で、覚悟を決めた。
「わ、わかりました・・・!」
884 :
観月×巴H:2005/06/02(木) 23:39:25 ID:UYZvdR+S
ゆっくりと、白い足を開く。ガラス机の上でM字に開脚した足の奥には、桃色の果実が見て取れた。まだ硬く閉じたその様子
を、観月はじっくりと眺める。
「や、観月さん・・・っ、そんなに近づいて見ないでっ・・・!」
「何です、いつも見ているでしょう?もう慣れたんじゃないんですか?」
楽しそうにそういう観月を、巴はただ眺めるしかない。恥ずかしい。こんなに恥ずかしいことは生まれて初めてだった。
初めて観月と結ばれたときだって、こんなに恥ずかしくはなかったと思う。
観月が顔を近づけて、巴の足の奥を眺める。眺めるだけで、指一本触れてこない。吐息が感じられるほど観月の唇が
近くにあるのに、何もされない。もどかしくて、けれどそんなことを考えている自分が、巴は恥ずかしかった。
羞恥に耐える巴を知ってか知らずか、観月は巴を眺めるのを止め、先程と同じようにソファに座りなおした。
「ねぇ、巴くん。」
「・・・っ、な、何ですか・・・?」
「自分でシテるところ、僕に見せてください。」
巴は、もう声も出なかった。自慰の姿を恋人に見せるなんて、無理だ。出来ない。
「や、やですっ!無理です!出来ませんっ!!」
必死に言う巴に、観月は笑いながら話しかけた。
「言うことが聞けないなら、今日は帰りますか?」
暗に、もう二度とここへは来られない、と言われているような気になり、巴は途方にくれた。観月に嫌われたくない、そんな
の絶対嫌。でも自慰の姿を見せるのも嫌。どっちも嫌。どっちの方が嫌?
答えなんて、わかっている。
885 :
観月×巴H:2005/06/02(木) 23:41:00 ID:UYZvdR+S
「・・・っ・・・」
白い手を、自分の秘所にやる。震える指は形を確かめるように秘所をひと撫でし、つぼみへと指を滑らせた。つぼみを摘み、
しごきだすと、蜜壷から蜜がこぼれ始めた。蜜を指に絡ませると、くちゅくちゅと音を立てながら、自分の弱い部分を探って
いく。
巴は、すでに快楽を感じ始めていた。一人でする時より、蜜が多い気がした。じっとこちらを見つめている観月の視線が、
自分を興奮させているのだ。息が熱い。身体が熱い。ブラも外してしまいたい。乳首が起って、ブラに当たって痛かった。
服を脱いでしまいたい。これほど身体が快楽をむさぼって熱くなっているのに、こちらを眺めている観月は冷静だった。
本当に、自分だけが一人でよがっているのだと思うと、さらに恥ずかしくなり、涙がこぼれた。恥ずかしいのに、気持ちが
いいだなんて、自分はいつから変態になったのだろう。
「指。」
「・・・っあっ・・・な、っ何です、かっ・・・?」
「指、挿れないんですか?」
「・・・!!しませんっ・・・!!」
「じゃあ、挿れて見せてください。」
いつもと変わらない表情で言われ、巴は何でもないことなのかもしれないと錯覚を起こしかけた。恥ずかしいのをこらえて、
白い指が入り口をさまよった。いつも観月が入ってくる入り口に、自分の指を―――そんなこと、したことがなかった。
「ほら、わかるでしょう?そこが入り口です。たくさん汁がこぼれてますから、痛くないですよ。」
「・・・っ!」
羞恥を増幅させる言葉を投げかける観月。わかっていてやっている。しかし、巴に抵抗する術はない。中指を、蜜壷にゆっくり
と挿れていく。ちゅくっと音がすると、どんどん奥へと這入っていけた。自分の指が入っただけなのに、気持ちがよくて、
恥ずかしくて、身体が震えた。自分が、自分の指をきゅうっと締め付けてくるのがわかった。いつも、観月をこんな風に愛し
ているのだと思うと、快楽が増したように思えた。観月に命じられもしないのに、巴は指を動かした。抜き差しを繰り返し、左手
でつぼみを弄り、快楽をむさぼっていた。
886 :
観月×巴H:2005/06/02(木) 23:42:23 ID:UYZvdR+S
「っあっ・・・ひゃあっ・・・あんっあぁ・・・!!」
「んふっ・・・どうしたんです?そんなに乱れて。恥ずかしいですね、一人でこんなになってしまうなんて・・・。」
「やぁ・・・あぅ!みづきさんっ・・・見ないでぇ!!」
こんなに恥ずかしいのに、指は快楽を得ることを止めなかった。指は一本から二本に増え、感じる部分を探っている。
もっともっとと、本能が啼いていた。
「はぁあんっ・・・み、づきさ・・・、みづきさんのっ・・・ああぁんっ!!」
「僕が、何です?」
「たっ・・・足りないんですっ・・・もっと、奥まで欲しいのにっ・・・!!」
もっと、指では届かないところまで、ぐちゃぐちゃにしてほしい。
涙で潤んだ瞳で観月を見ると、観月はソファから立ち上がって、巴の前に立った。
「十分気持ちよさそうですよ?そのままイけばいいじゃないですか。」
「・・・っ・・・いやぁ・・・みづきさんっ・・・!!」
巴の羞恥と快楽をさまよっている瞳を覗き込み、観月は微笑んだ。巴に、ゆっくりと口づける。そういえば、今日はまだキス
もしていなかったのだと思い出し、キスもしていないのに一人でこんな状態なのだと、巴は改めて恥ずかしく思った。観月
のキスは、熱くて激しくて、優しい口付けだった。観月とようやく触れ合えた快感に、巴はうっとりとなる。ゆっくりと離れていく
観月の唇を、名残惜しそうに見つめた。その口元が、んふっと意地悪く笑った。
「どうしたんです?指がお留守ですよ。もっと気持ちよくなりたいんでしょう?」
「・・・っ!!」
観月が巴の足をさらに広く押し開けた。
「ああ、こんな風に咥え込むんですね・・・。僕のも、そうなんですか?」
「っ・・・知りま、せんっ・・・!!」
そっぽを向く巴を眺めて笑うと、今度は巴の秘所に顔を寄せた。今度は眺めるだけでなく、巴の秘所に挿れられた指に、
唇を寄せる。蜜に濡れたその指を、ぴちゃりと舐めあげた。
「・・・っみ、みづきさんっ・・・!!」
そんな風に唇を寄せられて、巴は一気に身体に熱が戻ってきたのを感じた。もっと欲しいと身体が叫んでいるように熱い。
887 :
観月×巴H:2005/06/02(木) 23:43:25 ID:UYZvdR+S
巴は再び指を動かし始めた。先程よりも激しく、快楽をむさぼる。くちゅぐちゅと音が鳴る。その音に隠れて、観月が巴の指を舐め
あげるぴちゃぴちゃという音がした。こぼれる蜜を舐め上げ、指だけを舐められるのは、焦らされているとわかっていても身体が
熱くなる。
「ふあぁ!あ、あぁんっ!みづきさんっ・・・ひゃあぁんっ!!」
動く指に這う舌を熱く感じる。自分の指をぎゅっと締め付ける自分がいる。限界が、近い。
「あ、あ、あああんっ!!」
身体をびくりと大きく震わせて、巴の身体から力が抜けた。倒れこむ巴の身体を、観月は慌てて支えた。
「おや、イってしまいましたか。・・・そんなに自分の指が良かったんですか?」
「・・・っみ、みづきさ・・・」
「でも、僕はまだ全然良くなってないんですよ?」
観月は巴を抱き上げソファに座らせると、再び足を大きく広げさせた。巴は、チャックを下ろして熱く猛った雄を取り出す観月を
ぼんやりと眺めた。期待に身体の奥が疼いた。
「み、みづきさんっ・・・はやくぅっ・・・」
「・・・きみは本当に・・・」
かわいいですね、という声が耳元でしたと思うと、身体に強烈な快楽が走った。観月が巴を貫いたのだ。激しく抜き差しを
繰り返し、巴の弱い部分を集中的に突いた。先程たっぷりとこぼれた蜜が観月の動きを潤滑にし、巴に快楽しか与えない
ようにしている。
「・・・っ・・・すごい・・・巴、くんっ・・・すごく締め付けてきてっ・・・気持ちいいっ・・・!」
「あぁあんっ1みづきさぁん!!きもちいいですぅ・・・はぁああんっ!!」
ずぶずぶと何度も出し入れを繰り返し、巴は再び絶頂を迎えようとしていた。ぎゅっと自分に絡み付いている肉が、さらに
咥え込んできたのを感じて、観月も自分が限界だと悟った。
「も、イきますよ・・・ともえくんっ・・・!!」
大きく腰をグラインドさせ、巴の最奥を抉った。
「はぁあっ・・・ああっ、あ、あああああああああんんっ!!」
「・・・・くぅっ・・・!!」
巴の中に絞り上げられ、観月は精を巴の中に注いだ。
888 :
観月×巴H:2005/06/02(木) 23:44:25 ID:UYZvdR+S
かわいいなぁ。観月はぐったりした巴を眺めて微笑んだ。
誕生日を忘れられていたのはショックだったが、巴が涙ぐみながら「嫌われたくないから」という理由で必死に下手な芝居
を打ったのは、どきりとしたものだ。嘘はよくないし、騙される理由もなかったが、彼女なりに反省はしているようだと思った
ので実はそんなに怒っていなかった。ただ、怒っているふりをして巴といい思いをしても、ばちは当たらないと思った。自分
に嫌われまいと一生懸命に自分の要求に応えていく巴は、観月にはかわいくてかわいくて仕方がなかった。
「ん、観月さん・・・?」
ようやく焦点があってきた巴の瞳と目が合った。微笑む観月。
「大丈夫ですか?後で一緒にお風呂に入りましょうね。」
「・・・それも命令ですか・・・?」
ちょっとひねくれているらしい。だが、絶好調にご機嫌の観月には、可愛くしか見えない。
「いいえ。これは提案です。嫌?」
「・・・いいえ。」
恥ずかしそうに肯定して、観月にくっついてくる。観月は満面の笑みを浮かべて巴を抱きしめた。
「玉にはこういうのも、いいですね。」
巴は、もう二度としたくないと思った。
終わり
889 :
ひま:2005/06/02(木) 23:45:56 ID:UYZvdR+S
はいはい。終わりですよー。
毎回斬新なやり方を考えるのって大変ですね。次は記念すべき10本目なので、記念にふさわしい斬新な
プレイを考えます。
観巴神、ありがとう!やっぱり(;´Д`)ハァハァでした
次回も楽しみにしています
∩
( ⌒) ∩_ _グッジョブ !!
/,. ノ i .,,E)
./ /" / /"
_n グッジョブ!! ./ /_、_ / ノ'
( l _、 _ / / ,_ノ` )/ /_、 _ グッジョブ!!
\ \ ( <_,` )( /( ,_ノ` ) n
ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ |  ̄ \ ( E)
/ / \ ヽフ / ヽ ヽ_//
グググググ、グッジョブ!
堪能させていただきました〜。
ネ申グッジョブグッジョブグッジョブ!!
やっぱりネ申の作品は堪りません(*´д`*)
グッジョブ_ト ̄|○
保守
昨日のイベントでは何か収穫ありましたか?
エロはそんなにないか。
age
保守
神よ、いづこへ
エロのネ申は今いずこ
900 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/04(月) 17:03:50 ID:XSvmF50n
ここって注意書きしたら、付き合っている近未来設定とかでもおk?
リョ桜需要ある?
あーもうありありです!みんな飢えてると思うんで。
>900
個人的には神の観巴ファンですが
リョ桜も大好きです!
是非!お願いします!
904 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 00:15:29 ID:U28fZMPt
期待あげ
905 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 22:58:03 ID:1xgT1ORG
本気で飢えてきた
神は何処・・・
サイト探すにも数が多すぎるしエロというにはエロくない
いいエロ読みたい
>>900です。
えっと稚拙ですが、リョ桜投下します。
長いので今から前半のみ投下となります。
↓注意事項
◎リョ桜
◎既に付き合っている近未来設定(中1冬)
◎劣化中学生日記の雰囲気含
◎リョーマが恋しちゃってる
◎リョーマが半強制的に襲っている(愛はあるはず)
上記の事項が駄目という方は気をつけて下さい。
では↓へ
全国大会を終えた夏の暑い日、俺と竜崎は付き合うことになった。
****
「じゃあ今日の練習はここまでだ」
「ありがとうございました!!!」
日も暮れかけた頃。
スミレの言葉を合図に一斉に頭を下げ、青春学園男子テニス部員は素早く片付けを始めた。
片付けると言っても、テニスボールやネットではない。
既に冬の季節になり、コートに雪が降り積もって使えないため、体育館の一角で器具を使った筋力トレーニングを行っていた。
「おい越前、どっちがより多く片付けられるか勝負しようぜ!」
「はぁ…めんど…」
909 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 14:48:56 ID:zQx+v2nN
どんな時でも無意味な程熱い堀尾に、リョーマは内心ついていけないと思う。
ただでさえ雪でテニスが出来ないのに、片付けにそこまでエネルギーを燃やせる意味が分からない。
とりあえず自分の片付けるぶんを持ったリョーマは、堀尾を無視することにした。
「お、おい越前〜!」
慌てて荷物を持ち、後ろから追い掛けてくる堀尾を気にもとめず、リョーマはスタスタと歩き続ける。
「はぁ…お前って本当、執着してるもの以外にはあっさりしてるよな……」
「は?」
後ろからヤレヤレといった様子で呟く堀尾を不可解そうに見返す。
910 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 14:50:05 ID:zQx+v2nN
「だってそうじゃんか!!!テニスにしたって竜崎にしたってっ……」
「何でそこに竜崎が出てくんの」
「何でって、お前の彼女だろ!実際に特別に優しくしてるだろ!」
「……別にそんなつもりはないけど」
じゃあ無意識かよ!!!と叫ぶ堀尾に付き合うのもそろそろ面倒臭くなってきたリョーマは、またもや堀尾を無視して歩き始めた。
(別に優しくした覚えないし)
今一つ堀尾の言葉が理解出来ていないリョーマは、わずかに首を傾げた。
911 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 14:51:50 ID:zQx+v2nN
越前リョーマが竜崎桜乃と付き合い始めたのは夏の日のこと。
前々から桜乃の危なっかしさから目が離せず、見ていると面白いと感じていたリョーマは、除々に桜乃に惹かれていった。
テニスに対するひたむきな姿勢と、赤くなりながらもたまにみせる笑顔も惹かれた要因かもしれない。
とにかく側にいて欲しいと柄にもなく思ったリョーマは、絶妙な口まわしで桜乃から告白させた。
自分からしなかったのは、ちょっとしたプライドから。
それから二人は付き合うようになり、数ヵ月経つ今では、キスどころか何回か肌も重ねている。
912 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 14:52:58 ID:zQx+v2nN
さすがアメリカ帰りと言おうか、手を出すのはとても早かった。
桜乃も、リョーマのされるがまま状態だった。
こうして考えると、確かに桜乃に対する執着は高いと言える。リョーマにしてはとても高い。
(……何でこんなに惹かれたんだろ)
今まであまり体験のない感情なだけに、リョーマも少し感情を持て余していた。
これまで冷静に生きて来た自分としては、初めて「人」に対して向かう特別な感情に今でも驚いている。
自分でも慣れないので、ついそっけなく接する事も多い。
(それに、俺も趣味悪いよね)
913 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 14:54:27 ID:zQx+v2nN
校門にもたれ掛かりながら、リョーマは想いを馳せる。
(へっぴり腰だし、ドジだし、髪長すぎだし…)
「リョーマくんっ…ごめんね、待たせ…うきゃっ…!!」
リョーマを見つけると、すぐに校舎から急いで走って来た桜乃は、慌てるばかりにリョーマの目の前で盛大に転んだ。
(……本当に何でだろ)
溜め息をついたリョーマは、慣れた様子で飛ばされた桜乃の鞄を拾った。
「ちゃんと足元見てんの?」
「みっ…見てるよ…」
恥ずかしさのあまり顔を真っ赤にして俯く桜乃を見て、リョーマは小動物みたいだなと感想を持った。
914 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 14:55:51 ID:zQx+v2nN
「急がなくても別に置いてかないし。そこまで俺、性格悪くないし」
「うっ…そうですね…」
リョーマの言葉にますます縮こまる桜乃。
あまりにも落ち込み始めているため、屈んだリョーマが手先で三編みをもて遊んでいる事に気付かない。
その様子にくすりと笑うと、静かに三編みを離した。
「まだまだだね。竜崎らしいけど」
「え?」
「帰るんでしょ」
「あ…!ごめんねっ…」
慌てて立ち上がると、桜乃はマフラーを結び直し、コートの砂を払う。
「もう大丈夫ですっ」
「ん」
リョーマも桜乃に怪我がない事を目線で確認すると歩き出した。
915 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 14:59:10 ID:zQx+v2nN
「あっ…でも待って。リョーマくん、鞄ありがとう。重かったでしょ?」
慌ててリョーマのところに行き、桜乃は自分の荷物を受け取ろうとした…が、なぜかリョーマは渡そうとしない。
「リョーマ君?」
「…俺さ、いつもテニスバックだけだと片方だけ重すぎてバランス悪いんだよね」
「え?うん」
「だから今のバランス崩したくないんだよね」
―つまり、俺が荷物を持つと遠回しに言っているのだ。
「それに竜崎また転びそうだし」
ニヤリと笑うリョーマを見て、言葉の意味が分かった桜乃は顔を真っ赤に染める。
「鞄くらい大丈…」
「却下」
916 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 15:00:25 ID:zQx+v2nN
あっさりと切り捨てたリョーマは、まだ何か言いたそうな桜乃の手をひっぱり、再び歩き出す。
「ありがとう…リョーマくん」
頬を染め、小さく呟いた桜乃の言葉がリョーマに届いたかは分からない。
けれど、繋がれた手はとても温かかった。
『特別に優しくしてるだろ!』
リョーマの頭に先程の堀尾の言葉が思い浮かぶ。
ああ、確かにそうかも。
リョーマは少し納得しながら、普段の自分では有り得ない行動に笑った。
…けれどこの時は気付かなかった。
自分には思った以上の執着心と独占欲があることを。
917 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 15:03:17 ID:zQx+v2nN
―きっかけは些細なものだった。
ただあいつが、他の奴に対して満面の笑みをしていただけの。
けれど俺は真っ赤になった控え目な笑顔しか見たことがないと気付いた。
他の奴にはあんな笑顔をするのに、俺にはないと……。
言いようのない気持ちとともに、ある疑問がいつしか浮かぶようになった。
竜崎は、本当に俺のことが好きなのか?
竜崎はあまり自分から動く方じゃない。それは俺も当て嵌まるけど、
キスを求めるのも
行為を求めるのも
皆俺からで、竜崎自身には告白の時しか言葉を貰っていない。
918 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 15:04:15 ID:zQx+v2nN
言葉でいったら俺も言わないけど、あまりにも竜崎は恋人として求めないから、少し敏感になっていた。
―いや、きっと不安なんだ。俺が。
(カッコ悪……)
南次郎が知っていたら間違いなくからかうであろう心境。まさか自分がこんなに振り回されるとは思わなかった。
女々しい自分に嫌気がさす。
「あ、いたいた。おーい越前〜!!!」
「桃先輩…」
廊下の向こうから桃城が手を振って走ってくる。
くせ者として知られる彼も、三年が引退した今、立派な部長をつとめている。
「いやぁ、ちょうどよかった」
「どうしたんスか?」
919 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 15:05:25 ID:zQx+v2nN
「それがな、前に降った雪がなかなか溶けない上に、この後また雪が降りそうだからって、今後三日間は部活休みになったんだよ。残念ながら体育館とれなかったしな〜」
「え。三日間もっスか?部室はどうするんすか」
「まぁ期間中は施錠だな」
「…俺、色々なもの置きっぱなんすけど」
思わず怪訝そうに返すリョーマ。部室には日常使うものまで置きっぱなしにしてある。
「なっ!…しかたねぇなー。鍵貸すから、明日ちゃんと返せよ越前。ほら」
そう言うと、桃城は部室の鍵をリョーマに渡した。
「いいんスか?」
「…ただし無くすなよ!!」
920 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 15:06:51 ID:zQx+v2nN
そんなにホイホイ渡していいのか疑問だが、基本はおおざっぱな桃城の事。
リョーマはまぁいいかと思う事にした。
「おっと次の授業が始まるな。じゃあな越前」
「ちぃ〜っす」
またお腹が空いているのか、桃城はポケットからパンを出し頬張り始める。
よく食べるなと思いながらリョーマは遠目で去っていく桃城を見送った。
(部活休み…か)
最近雪がよく降るため中々テニスが出来ない。正直、だんだん不機嫌になってくる。
思わず溜め息をつくと、リョーマはふと、窓の外に桜乃がいる事に気付いた。
隣には男子が一人いる。
921 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 15:07:52 ID:zQx+v2nN
(誰だよ…)
非常に視力が優れているリョーマは、男子をじっと見た。
誰かは分からないが、二人とも世界地図等を持っていることから日直らしい。
仲がいいのか、桜乃も珍しく男の子と楽しそうに話している。
(何かムカつくんだけど)
お互いに盛り上がっているのか、桜乃は明るい満面の笑みを浮かべている。
―リョーマにあまり見せないような。
(俺の前では、赤くなって俯いてばかりのくせに)
沸々とした苛立ちを隠せない。
そいつの事の方が好きなんじゃないかと考えてしまう。
リョーマだからこそ、赤く俯いてしまうことも
922 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 15:09:05 ID:zQx+v2nN
今のリョーマには考える余裕が無かった。
そして思うのは、あの言葉。
『竜崎は本当に俺の事が好きなのか?』
抑えられない苛立ち、胸の苦しさ。
何でこんな事を気にしてるんだと心の中で叫んでも、身体は張り付いたようにまったく動かなかった。
するとその時、男の手が突然動いた。
ゆっくりと桜乃の髪に触れ、ゴミを取り払う。
気付いた桜乃は慌てて笑顔でお礼を言っている。
―あの笑顔で。
そして男の子は桜乃の肩をポンポンと軽く叩いたのだ。
―その時、
リョーマの中で何かがキレる音がした。
923 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 15:10:02 ID:zQx+v2nN
いつも帰る時、待ち合わせている校門。
何も言わなくとも、二人で帰ることは暗黙の了解になっていた。
そんなそぶりは見せなかったけど
そこで竜崎が俺を待っている姿が好きだった。
―でも、今日は違った。
「―あ、リョーマくん」
門にもたれ掛かって、手に息を吹き掛けていた桜乃がリョーマに気付くと、頬を染めて手を振った。
でもリョーマは何も答えずその手を取り、ひっぱった。
「…え?リョ、リョーマ君?」
「―ついてきて」
眉を下げ、困った様子の桜乃に一言言うと、リョーマはそのまま桜乃を引っ張っていく。
924 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 15:11:42 ID:zQx+v2nN
行き着いた先は、男子テニス部部室。
リョーマは桃城から借りた鍵で部室を空けると、状況が飲み込めていない桜乃を乱暴に室内に入れた。
「リョー…マくん?」
ガチャリと中から鍵を閉めると、リョーマは今だ無言で桜乃に近づいてくる。
「私、男テニの部室にいたらいけな……ふぐっ…!?」
突然桜乃を壁に押し付け、リョーマは舌を入れて桜乃の口をむさぼった。
桜乃の両手をリョーマの手で拘束し、抗うことも出来ない。
「っ…んぅ…んんっ…はぁ……っ」
突然の事で無意識に抗おうとするが、桜乃はリョーマのされるがまま。
925 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 15:13:18 ID:zQx+v2nN
今まで体験したことのない程の激しいキスに、思わずリョーマの学ランを掴んだ。
ピチャ…クチャッ…
舌が絡まるたびにする水音が、耳から桜乃を侵す。
「…っはぁ…リョー……くっ…んんぅっ!!!」
二人の唾液が絡み合い、顎から落ちる。
激しいキスに次第に反応を示し、桜乃の身体はビクビクッと痙攣した。
「ぁ……ふぁっ…!!」
漸くリョーマの唇から解放されると、二人の唇から糸がひいた。
リョーマは静かに唾液を指で拭うと、魅惑的な笑みをした。
「今日は、帰してやんない」
―そう、とても妖艶な美しい笑みで。
926 :
900 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/06(水) 15:19:20 ID:zQx+v2nN
前半は以上です。
携帯なのでコマ切れになってしまいすいません…(ノД`)・゚・
こんな話でよかったら、後日、続きが出来次第投下します。(後半は結構ラブエロくなります)
それでは。
GJ!!
ラブエロ期待してます
久しぶりの神降臨!
愛あるエロ楽しみに待ってます
神きてたー(・∀・)!!!
二人とも初々しい雰囲気してますなぁ。
エロ待ってます。
最高最高ーーーーーーーーーーーーーーーー
GJ!!!
神最高!
後半待ってます!!!!
神キタ――――――(゚∀゚)――――――!!!!!!
萌えをありがとう。後半期待してます。
リョ桜神キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━ !!!!!
首を長くして待ってまつハァハァ
934 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/14(木) 23:50:42 ID:Se5s0UW5
続き期待age
935 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/15(金) 17:11:03 ID:ntjV0cdo
リョ奈々カモーン
ダビ巴前半?投下します。
巴一人称、R&D選抜からみでエロ無しです。
…エロゥ…orz。
初めて出会ったのはJr選抜。自分のプレイに自信が持てなくて、納得がいかなくて。
逃げ出したくなったあのとき。
昼休みにそそくさと食事を終えると宿舎の屋上へ行ってみた。別に禁止されている訳じゃないし。
「…どうしよう。全然ついていけないよ。こんなんじゃ、先輩たちにも竜崎先生にも迷惑かけちゃう」
屋上へのドアを開けた瞬間広がった、海。
コートにいるときは防風林のおかげでそんなに感じられないけれど、高いところにくるとほんのりと
した潮の香りと階下から吹き上げる風が体を包み込んだ。
合宿所が海辺にある。それだけでうれしかった。待ちかまえる現実も想像せずに。
今はただ、あの広い海が自分の限界を示しているようで、何となくイヤだった。
海を背にして、フェンス越しにじっと裏手の山並みを眺める。春にはまだ少し早い寒々とした山林。
でもいつかは春になって必ず芽吹くんだよね。私と違って。
どのくらいこうしていたんだろう。練習、行かなくっちゃ。
よし。海と目を合わさないように、一気に非常階段目指して突っ走る!
と、我ながらばかばかしいけどそう思った。いっそ、にらんでやろうか。
「あれっ!?」
ふわり。小さなシャボン玉が流れてきた。
海からの風に流され、私の脇をすり抜けてははじけて、すり抜けては高く舞い上がる。
「しょんぼりするより、シャボン玉。……ぷ」
このあり得ないだじゃれと含み笑いは、確か初日に出会った六角中の。
「天根…さん?」
「うい」
やっぱりそうだ。何事にも流されない髪型。いつも何かを考え込んでいる、彫りの深い顔。
「やっと気がついた」
天根さんの指先から小さなシャボン玉がふわぁとあふれ出す。
「えええ!!天根さんてば手品師だったんですかっ!」
「そうじゃない。やってみるか?」
「うわぁ、ちっちゃいです。こんなかわいいの初めて見ましたよ」
手渡してくれたのは、ペンダントになったアヒルのシャボン液。
キャップに息を吹き込むスティックがついている。
ふーーーっと力一杯息を吹き込んでみるけれど、全然シャボン玉が作れない。
ふーふーとネコのように唸る私を見かねて、天根さんがアドバイスをくれる。
「もっと肩の力を抜いて、深呼吸するみたいに…」
ぱぱぱぱぱっと、海にも山にも空に舞っていく私のシャボン玉。
ちょっと力を抜いただけなのに、こんなにたくさん飛んでいくなんて思わなかった。
「天根さん、天根さん!!見ましたか。私にもできましたよ!!」
「…」
「あまねさん?」
「……そのくらい力を抜いた気持ちで、練習した方がいい。いまの赤月は必死すぎて空回りしている」
「え」
「周囲を気にしすぎて必要以上に力が入ってる。自分をよく見せようと無理するのは良くない」
「そんなことありません。…私、みなさんに追いつきたいんです。もっと強くなりたいんです!」
そう、強くなりたい。こんなところでぼんやりしている場合じゃなかった。今からでも練習しなきゃ。
「すいません天根さん。私、練習行ってきます。失礼しま…!?」
走り出そうとした私の両肩をがっちりと押さえ込まれてしまう。一歩も進めない。
悔しくて顔をあげたその先には、天根さんの顔が迫っていた。
まっすぐにのぞき込む視線をどうしても逸らすことができない。
「うう…」
「やっぱ怖い顔。こわばってコワイ顔。…あ、そうだ」
何を言われるんだろう。動けはしないけれど、つい身構えてしまう。
「いや、みんなとかくれんぼしてたの忘れていた」
「……」
「まいった。まーいっか。…ういっしょっと」
気がついたときには私の体は宙に浮き、非常階段がどんどん遠ざかっていった。
「な、な、なんですか!私は関係ないですぅ〜〜」
「関係あり。赤月はきっとサエさんに嘘がつけない。一緒に隠れた方がいい」
私を軽々と担ぎ上げたまま、天根さんは平然と答えを返す。
「鍵が開いていたから機械室に入れるいい機会。…ぷ」
ぱたん。
私の鼻先で、扉が閉じられる。
もっとこう、ホコリっぽくて薄暗いと思っていた部屋の中は思いがけず明るかった。
明かり取りの窓から陽光がやんわりと差し込んでいる。機械音の騒々しさもない。
何もかも静かだった。
「鍵はかけられない。こっち」
手早く私を降ろすとこれまた素早く私の腕を取り、ぶつぶつと部屋の奥へ連れて行かれる。
更衣用ロッカーのような機械のあいだを抜けて、うまい具合に機械と柱のあいだに潜り込む。
「壊れてたんですか?」
間抜けなことに、天根さんのペースにすっかり取り込まれてしまった。
「ルールで決まってる。閉じこもってたら面白くないし。15分で隠れて30分間見つからなければ価値ある勝ち」
「はあ」
たしかに鍵かけて閉じこもっていたら絶対に見つからないし面白くないよね。
鍵…かけて。
天根さんとふたりきり。
妙な575に自然と顔に熱がこもっていくのが分かる。手のひらに汗がじんわりとにじみ出てきた。
「エレベーターの改修で使わなくなった機械室だから、そんなに暑くはないと思うけど?」
怪訝な顔をして顔をのぞいてくる天根さん。この明るさだと、顔の火照りがバレバレみたいだった。
「あ、そっちの奥の隙間に私が入った方が見つかりにくいですよね!?」
「…うい」
天根さんを押しのけて、ぐいっと体を割り込ませる。って、何してるんだろう。私。
照れ隠しのつもりがとんでもないことになっているんじゃ…。
940 :
936:2005/07/15(金) 23:49:23 ID:xlXgeUTF
とりあえずここで終了です。一度に書ききれずすんません。
ぽちぽちと続き書いて、再投下できるよう努力します。
GJ!
この調子で神の降臨が増えるといい。
>>900神も切実にお待ちしてます!!!
>>936 ダビ巴(・∀・)イイ!!
続きが楽しみですv
>>900です。
リョ桜の残り部分を投下したいと思います。
えっと今回書いていくうちに予定が変わっていき、ラブエロなのか何なのか分からないシロモノになりました。
注意事項は前半+リョーマ偽物です。
上記でも良い方は↓へどうぞ。
944 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 04:14:49 ID:sGuIOPeI
一方、突然部室に連れて来られた桜乃は、いつもと違うリョーマの様子に驚きを隠せなかった。
(―いつもの意地悪とは全然違う)
この挑戦的な目も、魅惑的な笑顔も、いつも桜乃に見せるものとは全く異なっていた。
「リョーマ、くん…どうしたの…?」
知らず知らずのうちに、震える声。
怯えた様子が見てとれる桜乃を見て、リョーマは一瞬だけ顔を歪めたが、すぐに元の微笑に戻った。
「さぁ。どうしてだと思う?」
微笑をしているのに、とても辛そうな声に桜乃は目を見開いた。
「私、何かした…?」
「………何も…」
945 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/17(日) 04:16:06 ID:sGuIOPeI
―そう、本当に何もしていない。
―何も。
「じゃあ、どうして…」
「―…いいじゃん、別にそんなの」
低く呟くと、リョーマは桜乃を壁に押し付け、頬をなぞった。
「それより、今の自分の状況を心配したら?」
そう言って薄く笑うと、突然リョーマは桜乃の制服を脱がし始める。
「えっ?ちょっリョーマ君!?まさかこんな所で―…」
「そのまさかだよ」
「―!!!」
片手で桜乃の両腕を押さえ、制服とYシャツを脱がせると、白くて綺麗な肌が表れた。
何者をも興奮させるその肌は、羞恥のためか少し色づいていた。
「―やっ!駄目っ…」
946 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:17:40 ID:sGuIOPeI
抵抗を試みようとしても、テニスで鍛えられたリョーマの力にかなうはずもなく、桜乃は身をよじらせる事が精一杯で―…
「―やっ、やめてリョーマくん…誰か来ちゃう!!」
「誰も来ないよ。部活は無いし、鍵は俺が持ってるから」
ついに、スカートも降ろされ下着姿だけになった。
「ぁっ…み、見ないでっ…」
蛍光灯の下で晒される細やかな肌。
雪のように白い肌に対称的な赤い頬。潤んだ目。
どれもリョーマを欲情させるには充分だった。
「もっと色々なコトしてきたのに、何を今さら」
耳もとで囁くと、桜乃の身体がぴくんと反応した。
947 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:18:45 ID:sGuIOPeI
その様子を見て、思わずリョーマは薄く笑った。
「へぇ。口で言うわりにはもう感じてるんだ」
「ちがっ…!!」
そう言うと、すぐにまたリョーマは桜乃の口を塞いだ。
「んっ……ふぁ…んぅっ…」
貧るような口づけに、身体中が痺れる感覚がする。
乱暴に桜乃の舌を絡めとり、なおも求めようとするリョーマのキスに、桜乃は頭がおかしくなりそうだった。
息をする暇もない。
「…ジャマ」
息つぎの合間に低く呟くと、リョーマは学ランをうざそうに剥ぎ取り、Yシャツの前をはだけさせた。
「……あ……」
948 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:19:36 ID:sGuIOPeI
蛍光灯の下に晒された鎖骨、引き締まった筋肉。
前をはだけさせる事でなお色っぽくなったリョーマの姿に、桜乃は思わず視線をそらした。
今まで何度かあった行為も、全て薄暗いリョーマの部屋だった。
いつも恥ずかしがる桜乃のために、電気をつけてやることは無かったから、慣れない姿に桜乃は直視することが出来ない。
「…ねぇ。こっち向きなよ」
桜乃の顎をくいっと上げ、視線を合わせようとする。
けれど桜乃は赤くなり、目をそらしたまま寒さと羞恥のため僅かに震えていた。
「フーン…俺が怖いの?それとも嫌なの?」
949 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:20:58 ID:sGuIOPeI
「えっ!!違っ…!!」
「まぁどっちでもいいけどね。この後何も考えてらんなくなるだろうし」
「リョーマくん、私はっ…」
「…もういい、黙って」
一瞬、傷ついた顔をしていたリョーマ。
けど、桜乃がそれに気付いた時にはリョーマの愛撫が始まっていた。
「まって……リョ…く…」
桜乃の首筋に吸い付きながら、胸を大きく揉みしだく。
ブラの上から蕾をつまんだり、弾いたりして強い快感を与える。
「ぁ…はんっ…ゃっ…」
次第に反応をしめす桜乃。
存分に首から胸にかけて赤い印をつけたリョーマは、スルスルと右手を秘部へと移動させた。
950 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:22:04 ID:sGuIOPeI
「あっ…そこは…ダメぇ…!!」
制止の言葉も届かず、リョーマはそのまま下着の上から割れ目を押し開く。
指を動かすと、湿った水音がした。
「随分濡れてるけど」
「そんなことっ…あ…ひゃぁんっ!!!」
突然ブラを上にずらして左手で乳首を押しつぶし、右手で秘部を擦るように掻き回した。
下着越しに秘部を弄られ、桜乃はもどかしさを覚える。
「…足りない?」
薄く笑うリョーマの言葉に、桜乃は赤くなりながら弱々しく頷く。
「じゃあ、たくさんあげるよ」
魅惑的に微笑むと、リョーマはショーツを下にずらし、汁の滴る秘部に
951 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:23:17 ID:sGuIOPeI
ぐちゅっと指を入れ、間をおかずに上下に指を出し入れした。
「あんっ…はぁん…やん、は…っ」
じゅぶ、じゅぶ、という愛液の音が、桜乃がどれだけ感じているかを物語っている。
頬をますます染め、息が荒くなっていく桜乃はとても綺麗だった。
「まだまだ、これからっ…」
ニッと笑うと、リョーマは指を二本に増やし、さらに円を描くように掻き回し始めた。
「えっ、まっ……ひぃん!あんっ」
乱暴に激しく掻き回され、体験した事のないタイプの快感に、桜乃は思わず腰が浮いた。
衝撃で涙も溢れ出てくる。
「やぁ、そんなにっダメ」
952 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:24:12 ID:sGuIOPeI
身体がおかしくなる程の快感に耐えながら、もう少しで達してしまう領域を感じ始めた桜乃は、慌ててリョーマを止めようとした。
―けれどリョーマが聞くはずもなく。
追い打ちとばかりに胸に吸い付いた。
「いいよ、イッて」
胸元で囁かれた言葉を合図に、左で大きく胸を揉み、右手の指で奥をつく。
「はっあぁぁぁんっ…!!」
その途端、桜乃は秘部から熱い蜜を滴らせ、ズルズルと力が抜けたように座りこんだ。
「はぁっ…はぁ…」
昇りつめ、弛緩しきった身体を壁にもたれかけ荒く息をする桜乃。
目が僅かに赤く染まっている。
953 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:25:14 ID:sGuIOPeI
その様子を手についた愛液を舐めながら眺めると、リョーマは屈み込み、桜乃の足を大きく開かせた。
「……え…?」
ぼやっとした意識のため、最初桜乃は何が起こったか分からなかった。
ピチャッ…
「ひゃっ…!?」
びくっと身体に旋律が走り、薄れていた意識が戻ってくる。
「え…やっ!!」
気付いた時には、桜乃の足はM字型に広げられ、秘部の部分にはリョーマの顔があり、ソコを舐めていた。
「やめっ、汚いよぅ…!!」
今まで指でされることはあっても、舌でされた事が無かった桜乃は、慌ててリョーマの頭を離そうとする。
954 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:26:13 ID:sGuIOPeI
が、先程の行為のために力が入らないため、結局頭に手を添える事しか出来なかった。
「あぅ…だめぇ…こんなことっ」
舌でされるという初めての感覚に、ただ恥ずかしさを隠しきれない。
リョーマにソコが丸見えというだけで恥ずかし過ぎるのに、あまつさえ舐められているのだ。
桜乃は気が狂いそうだった。
「…俺、今日手加減する気ないけど、痛くさせる趣味ないから」
そう喋る吐息も桜乃を感じさせるには充分だった。
ゆるゆると生暖かいモノがソコを侵していく感覚。
柔らかいけど鋭い愛撫。
いやらしい水音。
955 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:27:16 ID:sGuIOPeI
一度解き放たれた感覚が戻ってくる。
「…っはぁ、ぁあ、ぁぅんっ…」
桜乃のぷっくりとしたクリの部分を丹念になめ回すと、ドロドロとした蜜が溢れかえる部分を割れ目に沿って舐める。
舌を軽く出し入れするたびにする卑猥な音が、リョーマの行為を増長させる。
ガクガクと身体を振るわせる桜乃は、知らず知らずのうちにリョーマの髪を掴んだ。
「あんぅっ…!!も、もういいよ…っ」
訴えるように言う桜乃は、はた目から見ても限界が近かった。
「…そう。じゃあ、またいかせてあげる」
「えっ違…!!」
そう言った時には遅かった。
956 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:28:16 ID:sGuIOPeI
リョーマは指で桜乃の割れ目を押し開くと、その奥まで舌を進入させた。
「やめ…あぁんっ!はぁっ!!あんっ」
膣の中まで掻き回す舌に、どうしようもなく足を痙攣させる。
ソコが溶けてしまうのではないかという錯覚に陥る程、リョーマの舌は奥へ奥へと貧るように掻き回す。
足を閉じる事も出来ずに、ただその快楽をうける桜乃は、耐えられず身をよじった。
けれど、両腿をリョーマに押さえつけされているため逃げる事は出来なかった。
ジュブッ、ヂュポッという恥ずかしい音が室内を一杯にする。
「ぁぁっ、もぅっ…、んはぅっ!!!」
957 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:29:08 ID:sGuIOPeI
「んやぁぁっ……!!」
再び目を潤ませ、大きく身体を反らすと、またもや桜乃は二回目に到達した。
びくびくっと足を痙攣させ、ぐったりとしている。
何度かやった事はあっても、一度に複数イク経験が無かったため、身体が快感についていけないようだった。
「…駄目だよ竜崎。これからなのに」
リョーマはボロボロになった三編みを解き、桜乃の身体を床に敷いた学ランの上に仰向けに寝かせる。
桜乃は荒い息のままで少々放心状態だった。
リョーマはじっと見やり、汗に張り付く桜乃の髪を整えた。
「悪い……ゴメン」
958 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:30:02 ID:sGuIOPeI
静かに呟くと、リョーマは自分の猛々しいモノを取り出し、一気に桜乃の中へとねじこんだ。
突然の事に、桜乃も目を覚ます。
「ふゃんっ…!?」
「…くっ…キツ…」
いくら経験があるとは言え、春までは小学生だった桜乃。もちろん初経を迎えてそれほど時が経っている訳ではない。
充分に濡らしたとは言え、桜乃の中はまだまだキツかった。
「うっ…そろそろ動くよ」
「…あっ!!ひゃ…、あんっ!!」
動けるのを確認すると、除々に打ちつけるスピードを早くする。
粘着な音と、体同士がぶつかる音が、息の音と絡み合う。
959 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:31:31 ID:sGuIOPeI
ただひたすら与えられる快感に、桜乃はリョーマを受け入れる。
身体が繋がった、という安心感がリョーマを包む。
が、それと同時に繋がっても拭い切れない不安が襲いかかる。
それはいつもの、あの疑問だった。
「っ…ねぇ、竜崎っ…」
律動を止めず、呟くように問い掛ける。
「俺のこと……好き?」
ほとんど意識がない竜崎に届くはずがない。そんなの分かってる。
…けど、だからこそ今言いたかった。
「…どう思ってる?」
竜崎から出るのは甘い嬌声だけ。
―分かっていたことだけど、それでも
凄く胸が苦しい。
960 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:33:07 ID:sGuIOPeI
身体が繋がっていれば、大丈夫だと思ってた。
けど今は、こんなにも胸が苦しい。
苦しくて、辛い。
「…くっ、はぁ…」
―きっと、これが「恋」なんだ。
「―けど、こんなに、苦しいのはっ…」
こんなに辛いのは、いらない。
どうしようもなく苦しくて愛しいけど、心を閉ざせば、身体だけでも繋がっていれば、もうこんな思いをしなくてすむのかもしれない。
そうした方がきっと―…。
「……っ」
リョーマは現実を見ないかのように、固く目を結んだ。
もう、何も感じなくていいように。
「―…リョ…マ、く…」
「…え…?」
961 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:34:58 ID:sGuIOPeI
ふいに呼ばれ、静かに目を開ける。
その時、目の前には、すがるような気持ちでリョーマに向かって両腕をのばす桜乃がいた。
「リョー、く……リョーマ、くんっ」
「…竜、崎?」
今だ強弱をつけながら律動しているため、桜乃の声は途切れ途切れで、無意識だった。
でも意識の薄れたなかで、ひたすらリョーマの名前を呼び、弱々しくも抱き着いてくる。
「リョ、マくっ…んっ…―マくぅっ…!!」
目を潤ませながら、必死にしがみつく。
―そういえば、竜崎はいつも…
リョーマは、はっとしたように目を見開く。
962 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:36:44 ID:sGuIOPeI
竜崎はいつも、竜崎自身から何かを求める事は少ない。
けれど、求めたらいつも応えてくれていた。
初めて手を繋いだ時、後で弱々しく握り返してくれたり、試合前には必ず言葉をくれた。
キスをすれば、嬉しそうに頬を染めた。
どんな時でも、じっと見ていてくれた。
きっと
―あれが竜崎の、愛情表現だったんだ。
「っ…ばかだ、俺…」
自分ばかり不安になって何を見ていたんだろう。
ずっと竜崎は応えていてくれてたのに。
頬を染め、自分にしか見せない笑顔をくれてたのに。
「ごめん…竜崎…」
―信じていなくて
963 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:38:08 ID:sGuIOPeI
すっかり動きを止めてしまったリョーマに、少しずつ桜乃の意識が戻ってくる。
「ぅ…ん…リョーマくん…?」
うっすらと目の標準をリョーマに合わせると、突然桜乃はその表情に慌てふためいた。
「どうしたの…!?リョーマくん、何かあったの?あ、私何かした?」
先程までの疲労が残っていて辛いのにも関わらず、リョーマを心配する桜乃。
その様子に、やっとリョーマは優しく笑った。
「いや、何でもない。―それより、続きしよ」
「えっ…?ひゃあん!!」
いきなり止まっていた律動を開始して、思いっきり打ち付け始めるリョーマ。
964 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:39:27 ID:sGuIOPeI
その全身を揺さぶられる感覚に、桜乃の快感が再び疼き出す。
「まっ、はげ、しぃ…あん!!あんっ」
じゅぼっじゅぼっとした摩擦音と共に桜乃の全身が揺れる。
接合部からは熱い蜜が溢れ出ていた。
「んっ、まだまだ…」
するとリョーマは桜乃の片足だけを肩の上に乗せ、入れる位置を変える。
そこは桜乃が最も弱いところだった。
「んひゃっ!!!あぁん!!はぁっそこはぁっ…」
「気持ち、イイんでしょ」
リョーマも息があがり始める。
入れる時の衝撃で桜乃が逃げないようにしっかりつかむと、リョーマはラストスパートとばかりに律動する。
965 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:40:23 ID:sGuIOPeI
「あっ!んぅ!おかしくなっちゃっ…あんっ!!!あ…っ!!!」
胸と腰を揺らしながらリョーマのモノをしめつける桜乃。
奥の方まで激しくかきまわすリョーマの方も、既に限界が近づいていた。
「っく…いくよっ」
「んぅっ…もぅ、ひやぁぁぁんっーー!!!」
リョーマが一番奥までつき、モノを取り出し白液を外へだすのと、桜乃が強くリョーマをしめつけたのは同時だった。
二人とも、同時に上り詰めたのだった。
****
情事が終わった後、リョーマは気が失った桜乃の身体をタオルで拭いていた。
出来るだけ優しく努めていると
966 :
900・リョ桜 ◆GsKnKxmx8s :2005/07/17(日) 04:41:15 ID:sGuIOPeI
ふと、桜乃の頬にある涙の跡に気がつく。
リョーマは目を細めると、スゥッとその跡をなぞった。
「ゴメン……竜崎…」
そのままゆっくりと、静かに頬に指を滑らせていく。まだ桜乃が目覚める気配はない。
「―でも、ありがとう」
リョーマがめったに言わない、日本の感謝の言葉。
眠っている桜乃に愛しそうに微笑むと、ゆっくりと顔を近づけ、優しく頬にキスをした。
「―…雪が溶けたら、また一緒にテニスしよう?」
―fin―
以上です。
これでも大幅に文をカットしたのですが、長くなってしまいすいませんorz
(本当は行為中誰かが来る予定でした…)
こんなのを見て下さったりレスして下さった方々、ありがとうございました。
リョ桜書けて楽しかった…!
GJ!! リョ桜読めて嬉しかったよー。
桜乃の控えめな愛情表現イイヨイイヨー。
969 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 00:54:47 ID:Ft0LZeBa
リョ桜神キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
さりげなく動作とかが想い合ってる感出しててヨカタ!!
心情とかが絡み合ったHは好みだ…。
本当萌えた!
GJ!!!やっぱりリョ桜最高!!
乙でした!!感動したーーーーー!!!
ありがとう、神ありがとう!!!!今日はいい気分で眠れそうだ!
971 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/18(月) 03:15:25 ID:lCnRpohW
リョ奈々来ないかなぁ〜
保管庫そろそろうpしないかな〜
スゲースゲースゲー!!
すごいな、神は・・・
萌えまくりました。死にそうです(*´Д`)ハァハァ
カットされたところも見てみたかった・・・なんて・・・
とにかくGJでした!!
974 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/20(水) 00:27:13 ID:tNhecRFD
ここはR&Dだったら何が所望なんでしょうか?諸事情でサイト閉鎖したので書けるものなら挑戦したいのですが…。
う‥うわ、こういうリョ桜好きだー!!!!
個人的にかなり高ランクな萌えを感じた!!(*´Д`)
エロもエロイ‥‥!神だ‥!
乙です!!!!!!
>>974 ゲームしたことないな…。
大石×巴で!!
漏れが大石ファンなだけですが…_| ̄|○ マイナーデスミマセン
>977乙!
細かいことだけど、スレタイのgeniusの「g」は大文字の「G」の方がいいと思う。
…すまん、実はこのスレ立てた者なんだが、慌ててて小文字にしちゃったんだ。
>>967 ネ申!GJGJGJGJGJGJGJ!
久しぶりに来たら神が降臨してたよ。アリガトウ…!!!!!
>974
漏れは観巴か千巴もしくは跡巴キボンヌ
>>967 GJGJ!!何か久々に盛り上がって嬉しい
漏れは跡杏キボン
ネ申よ、帰ってきてクダチイ
>974
漏れは、リョ巴、跡巴、忍巴、橘巴キボン!
ていうか、巴大好物なので、誰でもいいから書いて下され〜m(__)m
>>974 自分は赤也×巴や宍戸×巴あたりが。
でも読めるなら誰でもいい
974タンの好きキャラで構わないのでおながいします!
985 :
名無しさん@ピンキー:2005/07/21(木) 15:41:04 ID:HEdTH7Rl
リョ桜鬼畜キボン!
道具使ったり、言葉攻めのきっついのしたり、純愛要素も少し盛り込んで、キボン
>>974 リョ巴キボン
一つ屋根の下ってのが萌える
巴じゃないが、ゲームネタだと切原→原→真田の構図も萌えだ
>>974 43巴とか言ってみる(*´Д`)
でも巴タンものなら何でもカモーン
900氏のカット部分も見てみたい‥‥。
全体的に文章削ってるのかな?禿るほど気になる‥!!
すれたてしてみる
991 :
名無しさん@ピンキー:
いや、過疎ってるから
>>990か
>>995でもいけると思ってた。
寸前までひっぱらないと落ちそうだし。
何しろ乙です!