エロSSからアクションSSまで、
ライトなものからヘビーなものまで、
シリアスだってお馬鹿だって、
荒川弘著「鋼の錬金術師」のいろんなSSで楽しみましょう。
*作品を投下するときには
名前欄→カップリング@作者名(ありましたら)
冒頭→作品傾向(陵辱ものとか、グロイとか)の記述をお願いします。
前スレ、関連スレは>2
>>1 乙華麗様!ヽ(´ー`)ノ
_,..--―‐--.、
/ ,;ヘ ヽ
i i ! i
+ i ヽ() ! i
i _, 、<_ ` y、
+ 〈.´=.! ` `=´ 6.)
.! '''.|_,! ''' 〈 |'´! うむ。よくやった。
__,..-‐!(_,-―-、__,) ' ,! i.
_,.r'´ ̄ ヽ、. !`ー'Tー' _,r'´ i、._
_,..r'´,,.... _ ヽ `ヽ、_,..-‐´ `ヽ、
,'´ _,r'´ ⌒ヽ< /_∠、_ 〃′ __ `ヽ、
i ,r'´ ` `/ ⌒ ⌒ヽ' ̄ `ヽ `)、
!_ ⌒/ ,r'´ ̄ _ , ;;,,, ヽ.
,r' ,′ / ヽ、 i
/ ! ,′ ′ !
,i !、 i 入. _,、_ ,. !
!/ ト、_,.-‐´ `、 ∧ ∧ Y'´ Y
,イ ⌒ヽ、 ,!、 ` ‐ 、.
>>1(;´Д ` ) `i
_ノ、 Y、i、 _,..-―-.、_ ` ヽ 、_,.-l,i .l !
./ .!、 `ト、_ \!' `ヽ、_ ,; イ il , i __、 )
〈 ヽ `ヽ、_. `ヽ、 、 、_人 Y 〉 ' V
`、 ヽ、 ヽ、>ー-- !^ ,l、|_, ! !
`;、 ` \__,..--..、 ヽ ',r'´ 〈. !
>>1乙!
前スレの肉屋ネ申はこないかな〜ハァハァ(*´Д`)
ほしゅっとこう
)
//ミヾ //ヘヘ
リ*>o<v゚д゚) < アル!!
/つ / o o
TTTTTTTTTT]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
..
.. .
.. ... _∧
/ ゚w゚ヽ <き〜みのっ手っで〜
.. | O┬O
. ≡ ◎ヽJ┴◎ キコキコ
アニメスレに貼ってあったのが余りも可愛くてさらってきてしまいました(*´Д`)ハァハァ
ちゃんとウィンリィも居るのがまた芸が細かくて良いなぁ。というわけで保守
10 :
保守小話:04/03/15 22:31 ID:xd36gKEx
エド・ウィンリィ・アルの話なんだろうな。主役はブロッシュ軍曹だが。
ここはエドワードが入院しているセントラルの病院。
ロス少尉は報告のため席を外しており、部屋の前には護衛のために
ブロッシュ軍曹がボ〜と突っ立っている。
先程、ウィンリィが見舞いに訪れてからというもの何の変化もなく暇なのだ。
(眠い〜つまらない〜)
やることがないので、失礼と思いつつもドアを少しだけ開けて聞き耳を立てると
何と女の悩ましげな喘ぎ声が聞こえるではないか。
軍曹は前のめりになりながら聞き入った。
「ああん、いい!アルはやっぱり上手よね〜。エドとは大違い」
「うるせぇ!今度は俺の番だ。アル、代われ!さっさとウィンリィの上から退け!」
「え?まだ終わってないよ。じゃあ僕が上やるから兄さんは下お願い」
「…わかった。泣くなよ、ウィンリィ」
(おっ何だ何だ!もしかして病室で彼女とヤッちゃってんの!?しかも弟と3Pっすか?
やるねぇ〜流石、国家錬金術師様!←関係ない)
「いっ痛っエド、そこ違う〜。あっでも、段々良くなって来たかも…」
(もっもしやあっちの穴ですかー?最近の若い子は進んでるな〜。
俺だってまだ試したこと無いのに〜)
「そうだろ!師匠直伝の技だからな。ここは素手よりも機械鎧の方が効くんだ!」
(えっナンの師匠だよ、一体。どこに通ってんの?俺にも教えてくれ〜)
「くぅ〜堪んないわ〜。知らない間にエドも上達したのね。あたし、嬉しい」
「ここまで出張してもらってんだから、こっちだってサービスするさ。」
11 :
保守保守:04/03/15 22:35 ID:xd36gKEx
「ウィンリィ、僕のテクはどう?力加減が難しくて、傷付けないか心配だけど…」
(くぅ〜兄弟で一人の女を取りあっってんのか。大変だなこりゃ)
「もう天国にいっちゃいそうなくらいよ。エド、アルありがと。二人ともだ〜い好き!」
(うわ〜この子、二人一緒に相手するなんて相当の悪女だね〜。純情そうに見えるのに)
「急になんだよ。こんな時だけ調子良いな」
「ブロッシュ軍曹!何をしているのですか。涎を拭きなさい」
横から急に声を掛けられ、飛び上がった軍曹はそのまま尻餅をついた。
目に映るのは、怒ったロス少尉の顔と勃起した己の息子。
慌てて両手で隠すが後の祭りである。
「まったく…、部屋の中は異常ない?」
呆れながらドアに手を掛けるロス少尉を止めようとしたが、時すでに遅し
中の光景に彼女は言葉を失った。
「…………」
「…若い人達が一体、何をやっているのですか」
しらけた表情のロス少尉の背後からブロッシュ軍曹がひょいと覗き込む。
乱れたベット、三人の若者達、密着する体。
エドワードがウィンリィの足ツボを、アルフォンスは彼女の肩をマッサージしていた。
「えへへ、だって慣れない乗り物のせいで体中が痛くって…徹夜明けにはいつもやって貰ってるし」
少女と少年達は、照れくさそうに笑っている。
(なんだよ。くだらないオチだな。俺のこの下半身をどうしてくれるんだよ。上司にまで見られたってのに)
「すみません。ちょっと失礼します」
敬礼してブロッシュ軍曹は、トイレへと駆け込んだ。
(色ボケ軍曹妄想の悲劇・おわり)
保守そして乙華麗様々。
アニメでちと影の薄れた彼の色ぼけっぷりを補完。dクス…!
>>10 ベタですが良かった〜!(・∀・)
…いつかモノホンの3Pも見てみたいです職人様〜!!
>>10 ベタでも、描写力が
萌え萌えでした。乙!
>10
萌えました! お湯…もとい乙!
前々スレの秘書なリザさんの話の続きが読みたい…
>>10 乙カレー
漏れはロイアイハボをずっと待ち続けるよ。
何時か誰かが言ってた、 蘊蓄本の虫をひっそり待ち続けてたり…
ほしゅほしゅーっと
>>17 ナカーマ
漏れもロイアイハボ待ちつづけてる
職人さん達は今ちょうどハラシマ中な人が多いのかもね
>>17>>20 自分もロイアイハボを首を長くして待ってまつ。
非常に気になる所で終わってるので続きが待ち遠しくて_| ̄|〇ノシ
数日前発見した某板の亀頭責めスレを読んでからアイロイ妄想が止まらねぇ・・・
中尉があまりにも仕事しない大佐にキレて、ベットかなんかに大佐を拘束。
亀頭のみを攻めて逝きたくても逝けない半狂乱の悶絶状態に仕立ててから、
「ちゃんと仕事してくださいね、大佐・・・じゃないと、これ以上してあげませんよ?」
と追い込み。大佐からちゃんとまじめに仕事しますと確約取ってから騎乗位で・・・
・・・という感じで。
文章力も画力もへたれなんで妄想にとどまってるんですが、正直一人で悶絶中。
ロイアイならともかくアイロイ同志が近場におらんし。
カップリング名の表記の仕方について質問。
エドウィン・アルパニと略すのは、名前の先頭2文字だと理解できるが
ロイアイハボはなんでこうなんだ?
同じ法則でいけば、ロイリザジャンではないのかと疑問に思っている。
どうでもいいことかもしれないが、気になるので誰か理由を教えて下さい。
24話まで中尉以下フルネームが判っていなかった為
>>25 即レスどうも、それうなのか。
でもそれならロイホーハボじゃないのか?
ゴロが悪いとか?
ロイホーだと某ファミレスみたいで嫌。
可愛いじゃないか、ロイアイっていう響きがさ。
思いついた奴偉いよ。
ハボアイ、エドアイも然り。
>>27 エドアイいいなぁ。
探してもなかなかナイヨ・・・
誰か練成してくだされ。
探せばあるよ<エドアイ
自分の見た限りだと、年下だということを完全に利用した鬼畜なエド攻めが多いw
しかも、大佐と関係ありが前提の寝取られモノばっかり。
探し方が悪いのかのう。
純粋な(?)エドアイも読んでみたいよ。
>>29 寝取られってどっちがどっちに?
でも読みてぇ〜
頑張って探しちゃうぞ〜
オレも純粋なエドアイ読みたい。
リザタン絡みのカプってロイアイ前提のものが圧倒的に多いよね。
漏れはロイアイ者だからあまり気にならないけど
そうじゃない人は色々と大変というか複雑だろうな。
連投スマソ。
なんというかやはり探し方が悪いのか、
リザタンがらみで無能以外がお相手となると、
大佐とリザタンは関係ありが前提なものが多い、
というかそれ以外のものを見たことがない。
(一つあったが、名もない男にごにょごにょという、テンプレもの)
ちなみに、全部年齢制限もののサイト。
>30
大佐がリザタンを寝取られる。
>31
ハゲド。
自分はリザタン(*´д`*)ハァハァなんで気にしてないが、
こうも寝取られもの一色だと食傷気味になってしまっているよ。
こんなことを書いておいてなんだが、ロイアイハボものの続きを楽しみにしている。
純粋に、エロ抜きでも話が面白いし読めるから、続きが気になるんだよ。
エドウィンの由来って、どう考えてもエドウィン・ハッブルや、某ジーンズメーカだよな。
エドウィン・ハッブルってなに?
>32
煙草鷹の目なら見たことあるよ
無能鷹の目と無能鷹の目←煙草を扱ってるサイトだけど
無能の絡まない煙草鷹の目がある。
>豆×鷹の目
漏れが発見したのは、結構純粋な方だった。
ただ、豆がただのDQNエロガキっぽくなってたが…
>>35 >煙草鷹の目
毎日探してるけど、見た事がない・゚・(ノД`)・゚・
ロイアイハボの続き楽しみに待ってます…
豆鷹の目がみつからねぇー!!
どう検索したらいいんだ・・・_| ̄|○|||
フツーのなら見つけるんだがな・・・・
ここが2chでなければ教えたい。
が、ここは2ch。
個人サイトを書けば、それ即ち「晒し」。
厨な行為以外のなにものでもない。
金岡関連の検索・サーチのリンク集から地道に探してみてくれ。
ノーマルカップリングのサーチなら結構いいの見つかると思うよ
無能鷹の目かジーパンが圧倒的だが
マイナーカプもちらほらある。
ドラマCDの毛布ネタを使ってエドウィンキボンヌ
>>44 同じくキボンヌ。
アレは文句無しに萌えれた。(*´Д`) ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア
ねぇよ。
ねぇな。
限りなく純粋純情でありながら止むに止まれぬ事情故に
複数の相手と関係をもってしまうリザタンキボンヌ。
大佐と関係を持ちながら他の男に身体を開くリザタンは大抵自分を
自分を権力闘争における娼婦と割り切ってるばかりのものなので、
そうではなく、こちらのロイアイハボのように女としての
情念から他の男に身を委ねる切ないリザタンを見てみたい。
その前にエドウィンキボンヌ
虹板にあったネタでつが
370 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ メール:sage 投稿日:04/03/19 20:01 ID:m1n1te2L
>>369 昼は仲良く喧嘩しなの幼馴染、夜は従順なメス奴隷でつよ。
これで普段呼ばれ慣れてる「エド…」から「ご主人様…」となったらもう
)
//ヘヘ
v*´Д`) ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア
でしょうな。
このネタで一発キボンヌ。
昼と夜の立場逆転劇に(;´Д`)ハァハァ
某所に誤爆した職人さん、漏れは待ってますよ何時でもщ(゚Д゚щ)カモォォォン
神の降臨激しくキボンヌ
>>52 確かにそのネタは(;´Д`)ハァハァ できるな。
職人さん降臨してくれ!!
エリシア19歳バージョンの一人エッチっぽい話。
前スレ920雑談3(ロイエリ)の三日前くらいの話です。
元々長めの話だったのを切り張りしたのが、雑談3なんですが
どうしてもここのシーンが書けなかった事が、気になって今更ながら投下。
自室のベットに寝転がり、エリシアはもうすぐ迎える自分の二十歳のバースディに
思いを馳せていた。
ずっと以前から決めていた計画、自分の父親と同年代であるロイを襲う。
本来ならば無理矢理などいけない事だとわかっている。でも、ただ待っているだけでは
愛しい人を永遠に見つめているだけで終わってしまう。
「そんなのは、嫌だよ」
エリシアはベットから起きあがり、パジャマのボタンを順に外していく。
そして下着も取り去った後、全身鏡の前に立った。
小さめの体に不似合いな少し大きめのポッテリとした胸。
つきたての餅のようなそれは、まだ異性に見られたことも触られたこともない。
ロイに恋をしてからというもの、この体は彼にしか許さないと決めていたから
傷を付けないように気を付けていたし、お手入れにだって気合いを入れている。
そのおかげで肌はスベスベで、シミも大きな傷跡もない。
ロイ・マスタングに愛されるために存在している体。
しかし、彼は絶対に自らエリシアを抱こうとはしないだろう。
なぜならば彼女は、亡き親友ヒューズの愛娘なのだから、ロイにとっても娘同然
…と言うよりはむしろ、侵してはならない聖域に住まう天使だとでも錯覚していそうだ。
エリシアはそれをぶち壊し、男であるロイを手に入れたいのだ。
そのために今まで隠れた努力をしてきた。
不意をついて拘束するために、父が残してくれた書物『必殺!これで貴方もナイフ投げ名人』
の<猿でもわかる初級編>から始まり、ついには<これで今日から名人編>までクリアーした。
そして更に重要なロイをその気にさせるためのテク。
エリシアは今まで男性経験など皆無だったので、昔からの
頼れる姉貴分達からご教授願った。
サイドテーブルから男性器を模したペロペロキャンディーを取りだす。
ちなみにこれは、ウィンリィからの成人祝いプレゼント。
「ロイのもこんな形なのかなぁ…はむっ」
口に含み、教えられた通りに舌を動かしてみる。
鏡に映った物を銜えた顔は、なんだか可愛くない。
ちょっと嫌だなと思いつつもイメージトレーニングを続行する。
先端を優しく包み込み、チロチロと焦らすように舌先を使う。
「こうすればロイのは大きくなるんだよね?…ハァ」
段々身体が火照りだし、胸の先端がムズムズと痛痒くなり、戸惑いながらも
己の手を胸へと誘う。
指先がちょっと触れただけで電流が走ったかのような衝撃が体中に伝わる。
この指がロイのだったらと考えると、更に気持ちよく感じるから不思議。
焔の錬成時に強く擦り併せる指先は、皮が何度も捲れ固くなっている。
「ロイの指は固くて…ああ、そんなに強くはイヤ!」
想像に集中しすぎ、変化を見せる先っぽをついつい力強く摘んでしまって
ふと現実に引き戻された。
手には男の象徴を象った食べ物を持ったまま。
「こっちを忘れちゃ駄目だもんね」
確か裏側も重要だと言っていたような気がするなぁとベロを出したまま
考え込んでいると自分の体に異変を感じた。
下腹部がキュっと閉まるような、それでいて力が入らなくて緩んだような…
違和感を感じて、恐る恐るそっと茂みの中に人指を差し入れてみる。
「!」
カタン
もう片方の手が握っていたキャンディーが床に落ちた。
ああ、濡れている
そのことに気付いたエリシアは、濡れた手を見て自嘲気味に笑うしかなかった。
年頃の女が性的欲求で濡れるのは当たり前のことだが、頭で理解しようとも
実際には今までエリシアは、その経験がなかったのだ。
ずっとロイに求められるがまま、純粋で汚れのない少女であろうとしていたから。
欲望を知らず慈しまれる奇麗なキレイなお人形。
「ふふふ…私、もう奇麗じゃないね。ロイ…こんな私でも愛してくれるよね?」
目尻から溢れた小さな粒が、静かに頬を伝う。
彼女は変わる。聖女から処女へ、そして大人になる日に女へ。
(終わり)
エリシア萌〜子供から大人に変わる瞬間が、微妙で絶妙で萌えるのです。
>>56氏
乙です。大人エリシアたん*´Д`) ハァハァ
続き待ってますよ。
あと誰か百合もの続キボンヌ!!
パニーニャ×ウィンリィとかリザ×ウィンリィとかラスト×ウィンリィとか…
(結局ウィンリィたん総受けかよ)
一度見てみたい……!!
(前スレで色欲×師匠書いてくれた方続きщ(゚Д゚щ)カモォォォン )
お久しぶりです。
また遅くなりました。
そしてまた暗いです。
あと、リザが原作より更に「女」っていう感じを強めた話なので、
原作のリザぽくないと嫌だな。という方はスルーお願いします
では…↓。
「落ち着きましたか?」
ここは軍の施設内に何ヶ所か設けられている仮眠室。この部屋には、ベットが手前から数えて四つ並んでいる。
さすがに大総統の目が一番近いセントラルでは、サボって寝に来る人はいないようだった。
暖かい気候で陽射しが眩しいはずだが、カーテンを引いたため部屋内に灰色の影が覆っている
七センチほど開けた窓の隙間からはそよそよと風が流れ込み、居心地は悪くない。
リザは、渡された濡れタオルで目元を拭う。
目蓋が腫れぽったく、硝子体が赤い線を数本描いていた。
「…最近、泣き顔しか見られてない気がするわ」
照れ隠しのためか、おぼろ気な声で言った
それを聞くと、ハボックは口元を緩めて笑う 「はは、それだけ言える様になりゃ もう平気みたいですね」
懐からタバコを一本取り出すと、パイプ椅子から立ち上がり窓に背を向けた。
彼の存在を表す、もうひとつの自己主張。
"煙草"の匂い。
あまり好きなジャンルの香りではないが、今日に限って妙に落ち着くのは何故だろう。
ぼんやりする頭でリザは考えた。泣くのにも、結構エネルギーを使うのだから。
「つーか…泣いてた理由を聞くのは、規則違反ですよね?」
ベットに腰をかけているリザへそう、問いかけた。
冗談めいた口調なのに、顔は真剣に見えるのはリザの気のせいではない。
彼女は目を伏せると、視線が床下へと移行した。
黙ったままだ。
「…」
「あ、いや。言いたくなかったら良いですから」
手にした煙草の先端の白灰が、ゆるい排煙を起こして燃焼していく。
たっぷり間をおいてから、リザは上唇を上げた。
「…私…。あなたに謝らなければいけないことが沢山あるわ…」
手にしたタオルを握り締めて、ハボックの顔を見た。
(声、震わしちゃって…。相当無理してんな。)
ハボックは表情を変えないまま、指の間にある煙草を唇にくわえた。
「いや、俺もでしょ。謝るのは。それでおあいこでいいじゃないんですか?」
くぐもった声で返答した。
「なんで…あなたはいつも…、そうやって許してしまうの?」
大佐が言った単語と同じ"おあいこ"。許してなんか欲しくない。
簡単に割り切ってしまう程、自分は相手にとってどうでもいい人なのかと思うと、自分の存在意義がわからなくなる。
「『割り切らないと、やってけないこともある』。そう言ってたの、中尉でしょうに」
その言葉は確かに、昔のリザの言葉だった。
今こそ落ち着いているが、軍に来たばかりのハボックはわりかし短気な方だった。
特に、上層部の腐った奴等が権限を振り翳して、自分は動かない怠慢ぷりにはほとほと嫌気を指していた。
そんな、生傷や闘争が絶えない彼に言ったこと。
『「気持ちは分かるわ。でもね、割り切らないとやっていけないこともあるの。自分の力だけじゃどうしようもないことが。』
あぁ、そうなんだ。
と飲み込むまで大分 時間は掛かった。
社会の中で生きて行くには、多少の我慢は当然なんだ。そんなに多くは望めないのだ、と。
それから彼は、いい意味でも悪い意味でも少々冷めてしまった。
「…そうだったわね。あの時は勝手な事を言ってごめんなさい…。」
「謝らないで下さいって。俺、そんなつもりで言ったんじゃないですから。」
それに、あのままだったらどっちにしろ 目を付けられて色々とやばかったかもしれないし。
と 今だから思えること。
「それに、俺がガキでしたから。」
「…私、あなたに偉そうな事を言っておいて、自分は…最低なことをしたわ…」
あの、だからいいですって もう。あんた真面目すぎるんだよ。
そんな弱々しい顔見せられたら、どうにかしたくなりますから。
ていうか、健気だよな。これだけ相手のこと思ってんだろ?
「待って、聞いて欲しいの…」
聞いて欲しい。というより、弱音吐きたいんでしょう?
それで俺が全部聞いてあげて、中尉は悪くないですよ。とでも言えば納得するんですか?
好きなのに。
好きだから、余計腹ただしい。
「…少尉…私は、」
「聞きたくない」
割って入るように声を発する。
すると、中尉は、眉を八の字にした。唇を軽く噛み締め、湧き上がってくる感情を懸命に殺している様子。
目にはまた 薄っすらと涙が染み出してきている。
先ほど泣いたばかりのせいか、涙腺がただでさえ緩んでいるのだ。
そんなリザをじっと見つめる。
(あぁ…、なんか本当まいってるみたいだ。)
精神不安定。ボロボロで、今にも泣き出しそうな顔。
本当、可愛いったらない。
抑制していた気持ちが爆発しそうになる。
こんな表情の中尉はめったにお目にかかれない。
一秒だって目が離せない。
それからハボックは吸い掛けの煙草を、コーヒーの入った紙コップへ投げ捨てた。
じゅっ。と音がして消火されたのを確認すると視点を変える。
「俺だって、割り切りたくたって割り切れないこともあるんですよ」
窓際からリザの元へ一歩 にじりよる。
「俺は、あなたの思ってるようないい人じゃない。」
カッ。些か力がこもった脚取りで、更に進む。
リザは思わず視線をそらした。
「知ってますよ。全部」
全部知っていて 言わなかった俺だって 同罪だ。
誰も責めることなんで できない。
俺たちはもう 大人なのだから。
したことの責任は自分で償うだけだ。
「俺は、あなたと大佐の関係知ってて抱いたんです。」
だから
「いっそ、これで別れてくれれば良いって思った」
それほどまでに
「好きなんスよ…中尉のこと」
謝って、全部なかったことにすんのは無しですよ。
忘れさせてなんて、やらない。
たとえそれが、狂気とかいう部類の愛情だとしても。
「駄目…私は…、あなたを利用してしまった…。そんな資格ないわ…」
私はただ、あの人に振り向いて欲しくて。必要とされている実感が欲しくて。あなたとしたの。
あなたがいつも 温かい目で見ててくれたことに気付いていたのに…。
なんて 私は最低な女。
「そうやって逃げないで下さいよ…。俺だったら、絶対中尉以外を見たりしない…。」
だから。
俺のこと 好きになってくださいよ。
幸せにしたいんです。
自分の喉から引き出す声に、思わず苦笑いが出そうになる。
震えてんのは、自分のほうだ。
抵抗のないリザの肩を抱くと、ベットへ組み敷くように押し倒す。
二人の視線が繋がる。
ハボックは、リザの滲んだ瞳に口付ける。両方とも。
何もしなくていいから、抱きしめていたい。
あなたとの距離を縮めたい。
空白の時間を埋めたい。
ただ それだけなんスよ。
あなたにとっては、押し付けがましいだけなのかもしれないけど。
今回はここまでです。
ハボがリザへの思いを吐露するのが書きたかったので、そんな感じにしてみました。
愛憎がテーマです。
続きます…。
あ、セントラルというのは忘れてください…思いっきり間違えてました…。
東方司令部ということにして下さい…(恥)
なんせ最初の方に書いたのは●ヶ月前なんで…(言い訳
乙ですーーー
待ってました!!
ロイアイハボネ申キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
クラ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━イ!!!!
でもそれもイイ!
待ってましたロイアイハボ!!
ハボが自分の気持ちを語るのが男らしくてイイ!!
続き楽しみにしてます
ロイアイハボ
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
待ってました!
愛の部分も憎の部分も楽しみです
今日は7巻発売日だし、いい一日になりそうだ
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(` )ァ━(Д`)ハァ━(;´Д`)ハァハァ━!!!!
乙です! 次も楽しみ(*´Д`*)ハァハァ
ロイアイハボネ申降臨キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
中尉が切なくて可哀相だが可愛いしそこが(・∀・)イイ!!・・・自分はSか?
マジ堪りません。
某昼メロより『よろめき路線』で禿萌え_| ̄|○ノシノシノシノシノシノシノシノシノシ
ロイアイハボネ申キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !! キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
乙です!!次も楽しみにしております。
前スレにて「エドウィン☆鋼のぬくもり」を書いたモノです。
あの話のアルサイドの話を書きましたので、投下します。
……といっても、まだ途中ですが。カプはアルパニです。
心って一体、何処にあるのだろう。
空っぽの鎧の中で、ボクは「心」一つで生きている。
この世の全てのものを此の手で触れる事ができても、結局心は自分の頭の中から出ていくことは出来ない。
ならば、自分が生きている世界と言うものは、人が眠る時見る夢とどう違うと言うのだろう。
本当は、自分の生きている世界こそ「夢」なのかもしれない。
……ほら、目を閉じれば
ボクが、
キミが、
「世界」が消える――
「……アル? 聞いてる?」
「えっ?」
アルは自分の名を呼ぶ声で、我に返った。視線を下げると褐色の肌をした黒髪の少女がじっと顔を覗き込んでいる。
少女の名前はパニーニャ。機械鎧の聖地、ここラッシュバレーで知り合った。両足に機械鎧を付けているのに身軽で、知り合った頃は観光客相手にスリをして生計(たつき)を立てていた。今は改心し、高所での仕事をしているらしい。
何故、アルがラッシュバレーにいるかというと。
先日、ラッシュバレーにて修行中のウィンリィからエドに、新しい機械鎧が出来たから取り替えに来いとダブリスに電話があったのだ。エドがその為にラッシュバレーに行くというので、アルも便乗して付いて来たと言うわけである。
しかし、エドとウィンリィの事を邪魔するわけには行かないので、アルは自分達が出産に立ち会ったドミニクの孫の顔を見に行くと理由を付けパニーニャとそこへ向かう途中だった。
「ごめん、ちょっとぼーっとしてた」
「はっはぁ〜ん、アル。エドとウィンリィの事が気になるんでしょ?」
「えっ!?」
アルは、パニーニャの言葉に驚きの声を上げた。
「ち、違うよ! 兄さんとウィンリィの事なんて……まぁ、違う意味で気になるけど……」
「違う意味?」
「うん、ほら、兄さんって不器用だし、ウィンリィも素直じゃないところがあるだろ? だからいつもすれ違いばかりで……。小さい頃、兄さんを嗾ける意味で『ウィンリィはボクがお嫁さんにする!』って言って大喧嘩した事があったんだ」
「へぇ〜。で、どうなったの?」
パニーニャは自分の話を中断させてしまったアルを咎めもせず、アルの話に聞き入ってやる。まぁ、パニーニャも実際の所、エドとウィンリィの話に興味があった、と言うだけなのだが。
「ボクの筋書きではその喧嘩にボクが負けて、兄さんにウィンリィを……と思ってたんだけどね」
「違ったの?」
「……喧嘩はボクが勝っちゃうし、兄さんの前でウィンリィにプロポーズまでさせられたんだけど……結局、ウィンリィの『バカじゃないの、二人とも』の一言で一蹴されちゃって」
「あはははは! からかわれてると思われたんだ!」
「う〜ん……どうなのかな〜」
アルは、鎧の頭をポリポリと掻いた。パニーニャはその様子を自分の頭の中で再現させているらしく、お腹を抱えて苦しそうに笑っている。
「……でも、アルはお兄さん思いだねぇ」
笑い過ぎで目に溜まった涙を拭いながら、パニーニャはアルを見た。
「えっ、そ、そうかな?」
「そうだよ〜。エドも、だけどね〜」
「……この世でたった二人の兄弟だしね……。ウィンリィやピナコばっちゃんや師匠やシグさん、メイスンさんとか家族みたいな人達は沢山いるけど、やっぱり血が繋がっているのは、ボクには兄さんだけだし」
「……そうだね」
その言葉に、パニーニャはふと寂しそうな笑みを浮かべた。自分には、そのたった一人すらいない。けれど、自分にはドミニクたちという家族みたいな人達がいる。それで十分だと思っている。
そうこうしながら歩いているうちに、ようやくドミニクの工房にたどり着いた。
「あら、パニーニャ! それに……」
「お久しぶりです。アルフォンス・エルリックです」
いち早く二人の存在に気がついたのは、ドミニクの息子の嫁、サテラ。その腕には、あの赤ちゃんが抱かれている。
「まぁ、わざわざダブリスから? 今、お茶を用意するから待ってて」
「あ、お構いなく」
外が騒がしくなったのが気になったのか、工房からドミニクの息子リドルが顔を出す。
そして、二人の顔を見ると人懐っこそうな笑顔を向けた。
>>78 乙!
アルパニはココじゃはじめてじゃないのかな?
鋼のぬくもりもよかったけど、こっちもいいですなー。
続き楽しみに待ってます!
お〜鋼のぬくもりの人か〜
激しく乙!前回のはテキストにして
ハードディスクに保存してあって、
たまに読み返します!期待してますよ〜
>>78氏
初アルパニお疲錬成!!
二人とも可愛いです。アルにもやっと春が…!(ホロリ)
いつでも続き待っていますよ。
「やあ、パニーニャに……」
「アルフォンス・エルリックです。お久しぶりです、リドルさん」
「久しぶりだね、こんな山奥までわざわざ来てくれたのかい?」
「ええ、あの時の赤ちゃんの顔が見たくなって……兄さんの私用に便乗して来ちゃいました」
そう言いながら、リドルと再会の握手を交わす。リドルはその言葉を聞いて、キョロキョロと当たりを見回した。
「そう言えば、キミのお兄さん……エドワード君……だっけ、見ないね」
「兄さんは新しい機械鎧を付けてもらいに、ウィンリィの所にいます。兄さんも一緒に来たがってたんですけど」
「そうだったんだ。ウィンリィちゃんもよく親父の工房を覗きに来ては喧々囂々やってたからね。前よりもいい機械鎧ができたんじゃないかな」
そう言ったリドルの視線の先には、相変わらず無愛想な面持ちのドミニクがいた。サテラに呼ばれて休憩がてら外に出てきたのだろう。
「……なんだ、今日はあのボウズはいないのか」
「ええ、とっても来たがってたんですけど」
「ふん……まぁ、前よりはマシな筈だから、あのボウズの背もちったぁ伸びるんじゃないか?」
「あ、あはははははは。だと……いいんですけど……ね」
ドミニクの容赦ない言葉に苦笑しながら、エド本人がここにいなくてよかったかも……と、アルは内心ほっとした。
そして、本来の目的であるあのときの赤ちゃんを見せてもらうことにした。サテラの腕の中で、安らかに眠る無垢な命。
「うわー、かわいいなぁ。それに大きくなってる〜」
「うふふ、本当にあっという間よ。一日一日大きくなってるって分かるの」
「やっぱり、お母さんって……女の人って偉大だなぁ」
言いながら、アルは人差し指で握りしめられたままの赤ちゃんの小さな手に触れた。その瞬間、赤ちゃんはアルの指をきゅ、と握り返して来たのだ。感覚こそないのに、アルの中に不思議な感覚が込み上げてくる。
「赤ちゃんって生まれたときにね、宝物を握りしめて生まれてくるんだって。だから、こうやって赤ちゃんのときはその宝物をなくさないようにずっと手を握りしめているんだって、聞いたことあるんだ」
パニーニャも赤ちゃんの顔を覗き込み、アルと同じように人差し指を赤ちゃんに握らせてそう言った。
「宝物……かぁ……。うん、そうだね」
アルとパニーニャは顔を見合わせて、笑い合う。その一瞬、パニーニャの目には鎧の姿ではなく、元の姿に戻った『人』としてのアルが見えた。
そしてドミニクの工房を離れ、ラッシュバレーの町へ戻る途中。
パラパラと落ちてくる滴が、いつしか雨へと変わり始めた。
「あ……雨! ここは天気が変わりやすいんだからな〜も〜〜」
「どこか、雨宿りできる場所を探そう」
「じゃあ、いつもの所で」
パニーニャはそう言うと、道を逸れ岩山の奥へと歩を進めた。
「いつもの所って……パニーニャ?」
アルは先を行くパニーニャの後を、慌てて追う。パニーニャにとってこの場所は歩き慣れた場所であり、庭同然だ。そして、この土地の天候の特徴もよく知っている。
「ここ、ここ。鉱石の採掘跡。いつも途中で雨に降られたらここで雨宿りするんだ。いい場所でしょ?」
パニーニャが指を指した先には、岩肌にぽっかりと空いた穴。しかし、近くに寄れば、アルでも余裕で入れるほどの大きな穴だった。穴に入ると、空気が変わるのが分かる。
「ちょっと、寒いし薄暗いけど我慢してね」
「大丈夫。ボクにはそう言う『感覚』ってないし。パニーニャの方が心配だよ」
アルはいつもの通り言ったつもりで、『感覚』の無い自分を卑下したり卑屈になって言ったわけではなかった。が、パニーニャにはその言葉が違う意味に聞こえたらしく、座りこむアルの上にどっか、と乗っかって来た。
アルパニ最高です!!
初々しい二人に(*´д`*)ハァハァ
(・∀・)イイ!アルパニイイ!
すみません、SS保管庫ってどう行けばいいのでしょう?
以前の作品が読みたいのに、繋がらない・・・。
>>90 >1のテンプレので繋がるけど。
夜はどうしてもアクセス過多とかでタイムアウトしちゃうのかも。
>90
この時間帯は鯖が重くて繋がりにくいらしい>保管庫
URL自体は変わってないので、時間置いてからもう一度繋ぎなおすよろし。
という訳で、91と92の結婚式を執り行います。
>91,92
ありがとうございます。日を改めてチャレンジしてみます。
>>95 日を改める程でもなく、何度かトライしたらけっこう繋がるよ。
97 :
名無しさん@ピンキー:04/03/26 02:28 ID:SLso5DaC
最近の鋼(アニメ)の第五研究所崩壊のシーンで、エドをロス少尉がかばうシーンを見てから、エドロスのカプが脳内に定着してます。
保管庫にあるロス江戸もすごく(・∀・)イイけど、エドロスっていうのも見てみたい・・・・
文才がない自分が恨めしい_| ̄|○
アルウィンの純愛ものもみたいよママーン(´Д`;)ハァハァ
99 :
名無しさん@ピンキー:04/03/26 19:34 ID:d/viVPR7
大佐のはでかいよな?
100 :
エド:04/03/26 21:27 ID:b24M2OoM
何が?
>99
分からんぞ、テクはあっても
案外エドにも劣る短小かもしれん。
ほらヤシって東洋系っぽいしw
そこで錬成ですよ。
103 :
名無しさん@ピンキー:04/03/26 22:32 ID:d/viVPR7
リザ「大佐、この錬成陣は…何です?」大佐の局部指差しながら ロイ「男のプライドだ」 リザ「?」
……まったく
錬金術師とは
いやな生き物だな
>102
全部書き上げてからアップした方がいいのか迷ったんですが……
とりあえず途中まで投下します……。
コメントくださった方、ありがとうございます〜。
「わっ、パ、パニーニャ……?」
「ねぇ、アル……本当に自分には『感覚』って無いと思ってる?」
「は? ど、どういうこと?」
その問いの答えは、押しつけられたパニーニャの唇によって与えられた。勿論『感覚』が無いので、アルはパニーニャが自分に口づけをしている、などと思いもしなかったのだ。
触れられた鎧の部分がぬくもりを持つ。
パニーニャの息づかいが聞こえる。
ようやく、パニーニャが自分に『口づけ』を与えていると分かった時、眼前まで迫っていたパニーニャの整った顔がすっと離れていった。
「パ……パニーニャ……?」
「――分かる……? 今、あたしがアルに何をしたか……」
「えっ、それは……その……」
アルは『キス』と言う言葉を言うのが何だか恥ずかしくて、ゴニョゴニョと口ごもった。また、パニーニャの顔がゆっくりと近づいてくると、前よりも強く触れる。
感覚は無いはずなのに、どうしてかパニーニャの触れてくる部分が熱を持つように感じた。そして、確かに、アルの中で『何か』が疼き始めている。
「キス……した。分かった? あたし、アルに――」
「うん……分かったよ」
アルは言いながら、パニーニャの頬を撫でた。パニーニャはその手を取り、自ら頬を擦り寄せる。こうしているだけでも、何かが違う。張りつめていたモノがゆっくりと解けていくような、不思議な気持ち。
「ねぇ、アル……感覚って、感触、痛み、熱さ……そう言うモノを感じるだけのものなのかな」
「え?」
「嬉しいとか、悲しいとか……好きとか……感情も感覚の一つじゃないの?
『感じる』って肉体とか表面上の事だけじゃなくて、もっと奥の……それこそ『魂』で感じる事じゃないのかな……」
アルは、パニーニャの言葉にはっとした。
愚かしいまでに、パニーニャの言う「表面上」に固執している自分。
元の身体に戻る意志は変わらないけれど、それを手に入れる為に、そして、元の身体を手に入れた時、『アルフォンス・エルリック』と言う人間で在るために、一番必要なモノを忘れかけていたのだ。
あの日から、幾つもの辛いや悲しい嬉しいを感じてきた――この『魂』で。
「ねぇ……だから、その魂で……あたしを感じて、アル――」
「パニーニャ……」
パニーニャは頬に当てていたアルの手を、自分のタンクトップの中へと導いた。
肌を滑り、張りのある乳房がアルの手の中に丁度収まる。
「触って……?」
初めて聞く、パニーニャの艶めいた声にアルの思考はそこで止まった。
導かれるまま触れた乳房を、自分の意志で掴んでみる。パニーニャはタンクトップを下着ごと捲り上げ、もう片方の手も触れるように促した。両の手でパニーニャの乳房をやわやわと揉んだりしてやると、パニーニャの息が上がり始め時折短い声が漏れる。
>>105 すげーーすげーーーええです!
ちょっと泣けてきちゃいましたよ。
エドウィンスキーで前回もよかったけど
今回のはなんていうか、
話的にジーンときちゃったというか。
続き待ってます。
>>105 アルパニキタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(` )ァ━(Д`)ハァ━(;´Д`)ハァハァ━!!!!
感動です!!
魂で感じ合ったファーストキスの所でホロリと来てしまいましたよ。
パニーニャ地味に見られがちだけどけっこう可愛いほうだよな…
と、思っていたらこのSSで今までの5倍は可愛く思ってしまいました。
エドウィンもロイリザも大好きですが、この二人も幸せになってほしいものです。
嗚呼、もうダメぽ。
すっかり改宗されちまった。ちょっくら画でも錬成してきます。
>105
いやー、すごくいい!話に飲み込まれる!
(・∀・)イイ!仕事してるよ、あなた・・・
相変わらずここは21歳未満の厨ばっかかよ…
>>112 どのレスにいってるのだろうか。お前のレスが一番幼く見えるんだが。
とりあえず学校始まるのまとうや…
やっとこさ、終わります〜。
何だかエロシーンの描写に困りますね。ヘボですみません。
では、続きをどうぞ〜
雨足は更に強さを増し、今二人は完全に外の世界から切り離された空間にいた。
「っ……アル……」
「パニーニャ……可愛い」
アルは、掴んでいた両方の乳房を掬い上げるように持ち中心へと寄せる。そして、親指の腹でそっとその頂きを撫でた。瞬間、パニーニャの体がピクンと跳ね声が漏れる。
「っあ、アル……っ」
パニーニャの褐色の肌は、もたらされる愛撫に上気し色づいてくる。それが、妙に艶めかしく感じた。
指で胸の頂を弄び、片方の手は導かれて下の方へ伸ばされた。アルが触れやすいように、パニーニャが少し腰を上げた。
淡い茂みをかき分け奥へと指を滑らせると、其処は既に愛液で濡れそぼっている。感覚はなくとも触れると聞こえる淫靡な音が、それを証明していた。
「ん……んあっ、あん……」
「凄く……濡れてる……」
敏感な花芯をそっと撫で上げ、アルは内緒話をするようにパニーニャの耳元で囁く。それが羞恥を煽るのか、パニーニャの上気した表情が更に朱に染まった。
「だって……凄く……気持ちいい……あ……はぁ、んっ……」
もう一度、花芯を擦り中指を中へと入れた。始めは入口を刺激するように、指を第一関節まで入れそれから何度も入れては出しを繰り返す。やがて、パニーニャが焦れているのが分かると、奥まで一気に貫いた。
「うあっ……アルぅ……っああん」
「ごめ……痛かった?」
「ううん……大丈夫……」
アルは少しパニーニャの様子を見ながら中に入れた指を何度か挿入を繰り返し、指を曲げて中の襞を擦る。場所を変え、探るように何度か繰り返していくと、ある一カ所でパニーニャが大きく体をしならせて反応した。
「あああん! アルぅ……っ、其処、ダメぇ……」
「ここ、いいんだ……」
「いっ、あ……っああん、ダメだったら……はぁんっ」
アルの首根にしっかり抱きつき、ふるふると腰を振るわせるパニーニャ。中に入れる指をもう一本増やし、本格的に挿入を繰り返し始めるアルの動きに合わせ、自ら腰を動かす。
荒い息、甘い喘ぎ、アルとパニーニャを繋ぐ部分から動きに合わせて響く、淫猥な水音。
このとき、アルは『有りもしない』心臓が高鳴り、『あるわけもない』男の部分に血が集まり熱を帯びていくのを感じた。
「あっあっあっ、あぅ……うん、アル……っ……はぁ……っ、イク……っ」
「パニーニャ……! ボクも……っ」
――あり得ない事かもしれない。
けれど、パニーニャが中の指を締め付け絶頂に達したと同時に、アルも目の前に閃光が走り得も言われぬ高揚感が自分の魂を包み込むのを感じたのだ。
『イク』ってこういう事なのかな、と高揚感に包まれ思考のまとまらない頭でアルはそう思った。
――いつの間にか、雨は上がっていた。
最終列車の時刻の少し前。
「じゃ、あたしはここで……」
「え、あ……うん。今日はありがとう」
ラッシュバレーの町へと戻ってきたアルとパニーニャ。パニーニャは駅舎近くで、歩を止めると俯いたままそう言った。アルもそれ以上、何も言わない。
「お別れの、握手!」
言いながらすっと差し出して来たパニーニャの手を、アルは引き寄せて抱きしめた。
「又、会いに来るから。お別れなんかじゃないよ。だって、ボクとパニーニャは体よりもっと深い……そう、『魂』で結ばれた仲じゃない」
「……うん、そうだね。アル……又、会いに来てね。早く、元の体に戻れるといいね」
「うん。絶対に戻るよ。その時……また……ね」
「じゃあね!」
パニーニャは明るい声で言うと、振り返らず飛ぶように走り出しあっという間にその背中は暗闇に消えて行った。
そして、しばらくするとパニーニャと入れ替わるように赤いコートを着たエドが走って来た。
「すまねぇ、アル」
「ううん、新しい機械鎧、どうだった?」
「え? あ、うん。すげぇいいよ。これなら今度の組み手ではオレが勝ちそうな気がするな!」
エドはふふん、と新しい機械鎧をアルに見せびらかしながら言う。アルはそのエドの表情に何処か吹っ切れたような清々しさを感じ、ウィンリィと上手くいった事を悟った。
「そうだといいねぇ〜。じゃあ、明日は組み手からだね」
「おう!」
言いながらクスクスと笑うアルの表情が何処か変わった気がして、エドは首を傾げた。
「……アル、お前も……なんかあったのか?」
「え? 別に……。兄さん『も』って何? 兄さん、ウィンリィと上手く行ったんだ」
「え!? い、いや? オレは……何にも……」
アルのツッコミに、エドは目を逸らし言い淀む。アルはその態度自体が『何か』あったことを物語っているんだと言うことは、あえて口にしなかった。
満天の星空の下、アルとエドを乗せた最終列車がダブリスへと向かっていった。
(終劇)
……本当にありがとうございました!はぁ〜。難しいですね。鎧のままでエロっつーのは(汗)コメントくださった皆様、ありがとうございました!
また、いつか……。
>115氏
よ、よよよよよ良すぎです!!!!
最早アルパニは完全に自分の中で王道になってしまいました。
「『魂』で結ばれた仲じゃない」ってとこが特にホロリと…!!
ほんとにこの二人も幸せになってほすい…
110氏、画錬成待ってます。
オーケー!!GJ!!
エドウィン、ロイアイは王道カプですな。
アルパニも王道カプになる予感!
ついにアルにも春が来たようですね。
>>115 お疲れ様でした!
最後まで十二分に堪能させてもらいました。
また思いついたらぜひ投下よろしく
動機息切れが..._| ̄|○ハァハァ やばいこの二人イイ!
ホス
それにしても急に静かになったな。
まぁまぁ、まだ春休みだし厨がわくよりはマシ。
マターリ桜でも愛でていましょうか。
どうでもいいが、中尉はアオカンは絶対嫌そうだ。
ウィンリィは嫌だといっても実はちょっぴり興味あり。
>>127に便乗してエドウィンのソフトSMキボンヌ。
ウィンリィをノーパンでいろんなとこに連れ回してラストアオカンで。
>>127 でもイシュヴァール戦なんかで経験済みっぽいかも>中尉アオカン
>>129 モエ・・・(*´Д`)ハァハァ・・!!
なんか…ハアハア;…ホシュ。
127と128読んで本気でウィンと豆のソフトSM見てみたくなったぞ
もちろん豆に対する呼び方は「ご主人様」なw
職人降臨期待あげ。
>>132 (・∀・)人(・∀・)ナカーマ
従順なウィンリィたんを自分専用の肉奴隷に仕込んでいくのですよ。
って言うかウィンリィってエドになら中で出されても
一切文句言わないだろうな。
赤ちゃんできちゃっても躊躇いなく産むと思う。
(エドも家庭愛に餓えてるor子供好きの節があるから反対はしないだろう)
でもエドは死んでしまうと鬱なことを言ってみる
では、子持ちウィンリィを抱える弟アル...?
だが、そうなると真にかわいそうなのはアルだな。
(しかも鎧のまま)
陰ながらその姿を見守るパニーニャ。
昼メロ開始!
136 :
132:04/04/02 13:36 ID:F5ZTQjah
やべえ、なんかだんだん昼ドラ直行だなおい
俺は奴隷に関しては恥じらいがある頃も壊れちゃった後も楽しみがいがあると思うけどウィンリィには壊れてほしくないなぁ
>>136 エドは壊さないだろ。
昼は仲良く喧嘩しなの幼馴染で、夜は可愛くて従順なエドのわんこ(狗)。
そのギャップの差に(*´Д`)ハァハァな訳でつよ。
>>133 漏れもそう思う。既にMの片鱗が…!!
逆に激怒しそうなのは中尉だな。
中出しされて怒らないわけないだろ、普通。好き勝手な事ホザいてんじゃねぇよ春厨。ウゼェから。
まぁ、なんだかんだ言ってウィンリィなら許すだろうがな。
「あ……んく……あぁっ」
「んっでるっ」
「んぁあぁぁっ!」
びゅくんびゅくんびゅくん……
「……はぁ…はぁ……」
「………………って何、中で出してるのよっ!」
「あ……」
「このバカエドっ! 赤ちゃん出来たらどうすんのよっ」
「その……ごめん……」
「い、いいから早く抜いて!……とりあえず洗ってくるっ」
────
「………らね」
「え?」
「出来てたら生むからね。あんた責任とりなさいよ」
顔を真っ赤にしながらそっぽを向くウィンリィ。
「え?それってあのその……」
「ふんっ」
耳まで真っ赤にしてしばらくエドの方に向こうとはしなかった。
>>139 乙。
ええなぁ。
実際、田舎暮らしだから15歳でも腹ボテの友達もでてきそう。
ウィンリィは一人っ子だから沢山生みたいだろうな。
3人兄弟で兄二人に妹一人の構成希望。
>>139 乙です。脳内補完してたのとピッタリ。
エドの幸せモンめ!!
ところで漏れもエドウィンのソフトSMキボンヌ。
恥らいながらもエドの言う事聞くわんこなウィンリィたんを拝みたい。
放置プレイとかどうよ
イク寸前でやめられる愛撫
エドは眠いから寝るとか言って部屋に帰ってく
ウィンリィはエドの部屋に行くがエドは部屋に入れない
2〜3時間後部屋に入れるとウィンリィが目にいっぱいの涙を貯めて
「最後までイカせてよぉ」とかおねだりする
バイト中に何考えてんだろ俺_| ̄|○
あれくらいの時代だったら15才って適齢期かもな
>>142 グッド。
「最後まで…イカせて下さい……!! 御主人様ぁ…!!」だったらなおGOOD。
145 :
132:04/04/02 22:58 ID:F5ZTQjah
職人サマが降臨してくださらないのは
締め切りのせいですか
それとも春厨のせいですか
教えてエロイ人
>146
多分両方。
スレの雰囲気は変だし大型オンリーは近いしで
神々はここに構う気も暇もないのでは。
初エロ小説投稿してみましょうか?
神ではありません
むしろクソ
>>146 一緒に書き手さんを待とうじゃないか!
萌え話でもしながらさ。
ってなわけで、春と言えば花見で酔い乱れる女性陣ってどんなだろう?
いきなりウィンリィが脱ぎだしてそれを慌てて止め、
人の居ない所へ引っ張り込むエドとか
酔った振りして抱きつこうとする大佐に、銃をぶっ放しながら
ケラケラと笑う鷹の目さんを想像してみる。
あれ?エロ妄想じゃねぇ!
酔った鷹の目が「た・い・さぁ〜・・v」とか言いながら大佐を押し倒して誘い受けとか。
胸はだけてたり、フェロモンだしてきたり。
そのとき大佐は有能でおながいします
アリガチスマソ_| ̄|○
大佐は酔ったら歌うんだっけ…
154 :
150:04/04/04 00:46 ID:a5wXJvuF
>>152 取り敢えず他の人の意見を入れつつ書いてみたので投下してみる。
エロパートは誰かよろしく。
155 :
花見:04/04/04 00:48 ID:a5wXJvuF
本日は年に一度の東方司令部花見大会。
昼の部と夜の部の二交代制で、昼の部は夜勤があるので酒が飲めない。
従って主だったメンバーは皆、夜桜を楽しんでいたりする。
なぜかセントラルのヒューズ中佐一家まで、顔を出しているのは謎だが
誰もそんなことに突っ込まないのがお約束。
この日ばかりは、家族や恋人なども参加可能で無礼講。
そんなわけで鋼の錬金術師の幼馴染みもちゃっかり来ているのだが…
「あっつ〜い!ウィンリィ、ぬっぎま〜す」
徐に立ち上がり、黒い上着をバサリと脱ぎ捨てれば、女に飢えている野郎共から歓声が沸いた。
次はタンクトップを脱ごうと手を掛けた所で、エドワードの赤いコートが彼女を包んだ。
当然、野獣共からはブーイングの嵐だが、額に血管を浮き出させている鋼の錬金術師は、
パンと手を鳴らして右手の機械鎧を武器に錬成した。
目が『ああん?やるってのか!死ぬか?オラァァァ』とか言っている。
賢明な雑魚達は、身を弁えてすごすごと引き下がった。
ざまぁみろと鼻を鳴らしているエドワード顔に、グリグリとスパナが押しつけられ
腕の中のウィンリィが不満そうにしている。
「エロ〜(多分エド〜)、あついから離せー!それにあたしの機械鎧、戻しなさいよー」
「何ぃ!お前、他の男に裸を晒そうってのか!しかもこのグリグリは、殴られるより
なんかムカツクし、もう我慢ならねぇ」
怒ったエドワードがウィンリィを担ぎ上げると、横にいたアルフォンスが黙って宿の鍵を手渡し、
「僕は一晩中ここにいるからごゆっくり」と送り出した。
一方、本日絶好調に酔っ払っているマスタング大佐は、カラオケで思う存分歌いまくっていた。
傍らには事務職の女の子が肩を抱かれて恥ずかしそうに俯きながらデュエット。
そんな二人の間に弾丸による風が走る。
驚いた女の子は腰を抜かしてその場にすわりこんでしまった。
呆然とする大佐の目の前には、銃を構えて無邪気にケラケラと笑うホークアイ中尉。
彼女は銃を放り投げると大佐に腕を絡ませた。大佐の目には白い項に乱れた後れ毛が
なんとも色気を感じさせ、極めつけに耳元で「た・い・さぁ〜…だ・い・て」などと囁かれたので、
中尉を抱き抱えどこかへ走り去ってしまった。
「ロイの奴も若いな。あれ?エリシアちゅわ〜ん、もうオネムでちゅか〜?
グレイシア、俺達もそろそろ部屋に戻るか」
エリシアを抱えたヒューズに寄り添い、酔い潰れた人々に一通り挨拶した後
奥方からは、そろそろ二人目も欲しいわね。と言われたお父さんは今夜頑張っちゃうぞーと
張り切っていたそうな。
結局、泣き出した事務の女の子は帰ってしまい、後に残ったのはムサイ男達の屍だった。
(エロパートは誰か書いてくれ。力尽きた)
>155 乙!
なかなか面白かった!
だれか続き投下してください〜
自分は書けないんで・・
>>150氏
乙
いや〜楽しそうですな〜。
大佐は何歌ったんだろ〜。メリッサ演歌調か(w
しかしエロパートないのが蛇の生殺し状態が何とも・・・
神様錬成ヨロシク
とか書いてたら迷走のロンドのCMが流れた・・・
まだ少ししかやってない・・・
・エドとウィンリィ
・大佐と中尉
・ヒューズ夫妻
のフラグが立った訳だ。
上二つは彼女の方が結局ヤる前に寝てしまって、
残された野郎が「あーあ」というオチはなしで頼む。
それではエドとウィンリィを書かせていただきますでは・・・・・・・・・・・
「ふにゃ〜あエロ(エド)降ろせ〜」
べろんべろんに酔いつぶれたうウィンリィがふにゃふにゃになりながら言う
エドは少しいらついた様子で
「うっせーなもうすぐ宿だから待てよ」
(せっかくアルが気をきかせてくれたんだこんなチャンスのがすかよ)
「暑い暑い暑い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜脱いでやるう〜」
「ああもういくらでも宿でさせてやるからここではするなあ〜〜〜〜〜〜〜」
そうこうしているうちにいつの間にか宿についていた扉を蹴り開けたが皆おきなかったようだ宿主もいない
エドは自分たちのとった部屋に入りベッドにウィンリィをねかせた
「ふう〜結構疲れるもんだな」
後ろがまったく反応が無いまさか!!と思いエドは、ばっ!と振りかえった
ウィンリィがいない・・・・・なんで?
「ばあ〜〜あはは〜おどろいた?」
「うっせー」
どうやらウィンリィは死角に隠れていたようだ
「ねえ〜したいんだよ〜やろうよ〜」
エドは内心しめたとおもったがこの言葉を外で言われなくてほっとしたと言うのもあった
「そっちからしないなら襲ってやる〜」
ウィンリィはエドにがばっと抱きついた
駄文でスマソ
続けてほしい人がいればかきます
死ぬほど続きキボンヌ!
勝手に続きを書いてみます。
エドに抱きついたウィンリィは、猫のように耳をペロペロと舐め始め、エドはそのむず痒さに居心地を悪くする。
なにせいつも一方的にエドが愛撫を続けるだけで、ウィンリィはそれに翻弄されていわばマグロ状態なのだ。
それでも可愛い彼女が乱れる姿で、エドは満足していたのに今日のウィンリィはひと味違う。
「エロ〜だ〜い好き〜!ここ気持ちいいれしょ〜?」
耳から首筋へ唇が移動していき、チュチュッと控えめな口付けが落とされる。酔っているせいなのか
わからないが、それはエドの肌に跡を残すほど強いモノではない。いっそ跡くらい付けてくれてもいいのに
などと思っていると、ニッコリと笑ったウィンリィが、エドの服を脱がしに掛かった。
上半身を裸にした跡、エドの顎を取り一生懸命深いキスをしようとしているが、普段受け身であるが故に
なかなか上手く出来ていない。
「う〜ん?確かこうして〜こうだったっけ?」
何かを思い出しながらひたすらエドの口内を犯そうとするウィンリィを見て、エドはやっと気付く。
これっていつも俺がやってることを、忠実に再現してるんだな。
思えば当然だよな。ウィンリィは俺としかやったことがないんだから。
でも、なんかこれって嬉しいかも知れない。
次は胸を攻めるのがいつものパターンで…
案の定、ウィンリィはエドの胸を弄び始める。最初は優しく全体的に揉み、段々強くしていくのも
エドのやり方と一緒、先端を口に含み舌で転がした後にウィンリィは上目使いで尋ねてくる。
「エド、いっちゃいそうなくらい気持ちいい〜?」
本当はその行為自体は大して気持良いわけではないのだが、エドはウィンリィの姿だけで
何回でもイケそうな気がした。
「うがー、もう我慢できねぇ!俺は攻め込む男だから、ただ待ってるのは性に合わないんだ!」
そう言うとエドはウィンリィと体勢を入れ替えた。
いいねいいね、勝利攻め(・∀・)イイ!
>>155氏
>>160氏
>>162氏
グッジョブ!
この後攻めエドに移るんだよね?
続きは━?━キョロ━(゚∀゚≡゚∀゚)━続きマダ━?
>エロ〜だ〜い好き〜!
Hな(w ウィンリィたん(*´Д`)ハァハァ・・
>>155氏
>>160氏
>>162氏
皆さん(・∀・)イイ! 続きキボンヌ!
やべぇ。ウィンリィたんが殺人的に可愛いです!!
確かにあれならエドもメロメロだな。
…ところで、本板で叩かれまくっている新EDに
純粋に(*´Д`)ハァハァできた方はここにはおりますか?
漏れは今まで不毛な扱いばっかだったから充分(*´Д`)ハァハァできたんだが。
あの巨乳でエドのチ○ポも整備しちゃってくれ。
>>166 もうすぐウィンリィたんの出番も終わりだなと
思ってたとこだったので(*´Д`)ハァハァというか純粋に嬉しかった。
これでしばらくはウィンリィたん分が欠乏することはないよ。
ボンズ、アリガト!(´▽`)
>>167 同志がいた…!!
ちなみに27話ではエド達は自分達の過去(師匠との出会いとか)を
ウィンリィに話すみたいだからまだ出番はあるようですよ。
(万が一間違ってたらスマソ…!)
イェアー!花見便乗〜っ
「見よ! この国家錬金術師のすばらしさ!! ふぬっ」
「あはははーいいぞ少佐ーっ」
「つうか国家錬金術師どころか錬金術も関係ないじゃん……」
「ふんっ!」
宴もたけなわの中、次々とポージングを決めていくアームストロング少佐。
「はっはっはっは愉快愉快」
ひとしきりポージングしたところで満足してふと周りを見回した。
「むぅ? キャスリンのやつがいないな? はてどこに行ったのやら」
花見に連れて来たキャスリンが近くにいなくなった事を知って探し始める。
「キャスリーン! どこにいったのだろう?」
探していくうちに花見の席から大分離れ、薄暗いところまでやってきてしまう。
「さすがにこんなところにはおらんか……トイレにでもいって
もどってきてるかもしれんな」
そうひとりごちて踵を返す。
「………兄様」
「ん?」
「兄様ーっ!」
茂みからキャスリンが飛び出して抱きついてくる。
「ぬぅキャスリン! こんなところで一体何を?」
「兄様をまってたのです……」
「キャスリン、飲んでおるな?」
「兄様やっぱり探しに来てくださったのですね……うれしい……」
話を聞いてくれない妹に途方に暮れてしまう。
「兄様私、なんだか……からだが火照って……」
「酒のせいだな……しばし涼んで酔いをさますがいいだろ……」
「兄様……」
「ぬ。こらキャスリンやめんか……」
「兄様は私が…お嫌いですか?」
涙ぐむキャスリン。
「そんなことあるものか!我が最愛の妹よ!」
「兄様嬉しいです……嬉しいので……私、この嬉しい気持ちお返ししたいの……」
「キャ、キャスリン……」
キャスリンが豊満な体を上半身裸の少佐に押しつけてくる。薄い布地越しから
酒のせいかことのほか熱いキャスリンの体温が伝わってきた。
「む……」
「ふぁ……兄様、たくましくてステキ……」
ごつごつとした筋肉をなぞるように優しくなでる。その触り方は妙に繊細で淫靡で
あった。そのまま抱きついて少佐のむなもとにキスをしてくる。
唇で肌を擦るように噛むように吸うように。
「くぅ……」
そして腹筋をなぞっていた手がもっと下にたどり着く。
「キャスリンそこは……」
「兄様の……もうたくましくなってる……」
「う……すまん……」
「いえ嬉しいですわ……兄様の苦しそうです……今だしますね……」
そういうともどかしげに軍服のファスナーをおろし既に屹立してる少佐の物を取り出
す。外気に触れた刺激でビクンと脈打つそれをやさしく撫でまわす。
「兄様の大きい……私うまく出来るかわかりませんけど……気持ちよくしてさしあげますね……」
そういうと少佐の前に跪き、少佐の物を捧げ持つように両手を沿え、先をちろちろと舐め始める。
「くぅっ! いかん……こんな事をしては……キャスリンやめるんだ……」
「やめません……私、兄様に……もっと気持ちよくなって欲しい……」
「キャスリン……」
「殿方はここが……気持ちいいと聞きました……れろ……」
鈴口の部分をなぞるようになめさすり裏筋に舌をのばしていく。
「兄様の……大きすぎてくわえられません……ごめんなさい……」
「そんなことは……よい……が……」
「先から……出てきました……気持ちいいんですね……兄様……」
「う……うむ……」
「もっとよくしてさしあげますわ……」
そういうとキャミソールの前をハズし始める。そして露わになる形よく張りのある大き
な乳房。それで兄のを挟み込むように谷間にいざなう。固くいきりたったものがやわら
かいしっとりとした肌に包まれる感触。
「ぬぅ……」
「どうですか……?……兄様……」
「ぐぅ……」
「あ……また大きくなりましたわ……気持ちいいのですね?……
キャスリンうれしい……」
本当に嬉しそうに微笑みながら自分の胸の狭間にある兄の剛直をやさしくしごき始め
る。先の方から滲む液が胸の谷間に垂れ落ちにちゅにちゅと淫猥な音を立てる。
亀頭が口元にくると舌をつきだして出迎え、そのつどキャスリンの唾液と少佐のカウ
パーがからまり糸を引き垂れる。むしろその淫らな後ろめたい光景と背徳感が強い
刺激となって少佐の射精感をあおりたてる。
「く……このままでは……」
「出そうなんですね……このまま出してください……兄様……」
「う……すまぬ……っ」
「あ……んぷっ」
びゅくびゅくんびゅくん……
勢いよく放たれた精液の初撃ががキャスリンの口元を汚し、つづいて顔を髪を
汚してていく。ねっとりとした重量をもった精液がゆっくりぽたぽたと、
胸元に垂れ落ちる。
「はぁはぁ……兄様の……精液……」
胸元を流れる精液を恍惚とした表情で眺める。
「キャスリン……すまぬ……」
ハンケチをとりだして自分がだしてしまった精液をふき取っていく。
「いいえ……兄様、キャスリンは兄様に感じて頂いて……とても……嬉しいです……」
「キャスリン……」
「兄様……お願いです……キャスリンも……感じさせて頂けませんか……?」
熱い潤みきった瞳で少佐を見上げるキャスリン。
最愛の妹のその淫靡な願いにどうしたものかと困り切る少佐であった。
以上〜。
即興だし、まぁノリということで許してくらさい〜。
どうしよう……今日は眠れねぇよ(*´Д`)ハァハァ
一時間おきにきて、毎度毎度神が降臨されているような気がしてきた……
今日は待ちますよ。たとえ早朝から仕事であろうとも!!
>>173 やばい。これは…
俺の中で、今GOODカンバゼーションが!!
これほどこの兄妹でくるとは…!神よ!
大佐中尉パート、いきます。
酔いも醒めるとは正にこの事。ロイは自分の副官の、
日頃からでは想像できない言動に、アルコールが一気に抜けたように感じるほど動揺していた。
彼女を抱きかかえて、屋外の花見場から大佐室まで全速力で駆けてきたから、
更に動悸が激しい。最近デスクワークが多くて体が鈍っているのだろうか。
リザをソファに下ろすと、その場にへたり込んで床に手をついた。
「たいさぁ? お姫様抱っこだけじゃ嫌ですよぉ?」
酒のせいで上機嫌の彼女は、またもや誘うような言葉をロイに聞かせた。
玉を転がすように笑ってこちらを見つめている。存外意識ははっきりしているようだ。
「君ね、発砲はイカンよ。発砲は。」
「あら……その原因については反省無しですか?」
リザの顔から笑顔が消えた。酔っているのはフリだったのだろうか。
「……う。――その点についてはだな、その……たまたま隣にいたのが女の子だっただけでな、
例えば彼女じゃなくてブレダ少尉だったとしても、私は歌のノリに合わせて肩を組んでいたとおも……、」
「言い訳は結構。行動で誠意を見せて下さい。」
最低二回はイかせると約束をさせられて、戦いの火蓋は切って落とされたのだった。
キスをしていて気づいたのだが、やはり彼女は相当酔っていると思う。
絶好調にがぶ飲みしていた自分よりも酒臭いのだ。記憶の糸を手繰り寄
せてみると、彼女は一人隅っこで黙々と、数種の酒をちゃんぽんしてい
たのを思い出した。量で言えばロイの2.5倍くらいだ。
ただ単に酔っているのなら別に構わないのだが、触れて返ってくる声が
嬌声じゃなくて笑い声なのは、少々切ないものがある。
「ふふっ……気持ちいー。」
「君な、温泉じゃないんだから……、」
「マスタング温泉へようこそっ。当店は年中無休24時間営業でございま
す。お客様のお好きな時間に温まりに来て下さい! ――もー、仕事さ
えなければ私毎日行っちゃいます。」
「毎日は私の体がもたんなあ。」
「そういう時は私が上で動きます。1ラウンド1,2時間で一日6回が理想
だわぁ……。」
「リザっちゃん、それはヤり過ぎと言うのだよ。」
「だーかーらー、他の女とは絶対にヤらせませんからねっ!」
たまにどちらかの家で酒を飲むことがあって、酔いが回ったうかれ気分
で冗談を言い合うことを稀にするのだが、リザがここまで喋るのは初め
てだ。彼女は寧ろ冗談より説教しだす方が多い。
「約束、する。」
もう一度ロイはリザの口唇に自分のそれを寄せた。舌を差し入れると優しく応えてくれる。
始めはお互いソフトにしていたが、彼女の腕を首に絡められてからは、昂ってきたせいで些か乱暴になってしまった。
漏れ聞こえるリザの声は、もう笑いを含んでいない。
時折、感じる部分に触れたせいだろう、体全体が驚いた時のように跳ね上がった。
接吻を続けながら、手で胸や腹部を愛撫した。反応はいつもより大げさで、飲酒の効果なのかもしれない。
口を離して舌を首筋に這わせると、早速喘ぎ声を耳にした。
もはや職場であることを忘れているのだろう。
出だしからこれだけ声が出るなら、挿入後はもっと良い音色で鳴くのだろうと思うと、俄然気合が入るというものだ。
服を脱がしてうつ伏せにさせる。
指先で触れるか触れないかのところを撫でまわし、背骨にそってキスを落とした。
「あっ…、」
彼女は全身性感帯と言ってよく、どこを攻めても良い反応があるので、時間や気分に余裕がある時は、
ねっちりと全身隈なく愛撫することもある。今回も我慢が続く限りそうすることをロイは決めた。
かなり感じる状態である今、少々辛い思いをさせるかもしれない。
首、背中と続いてそのまま順に腰、臀部、脚、と体の裏側を時間をかけて丁寧に愛撫した。
シラフの時に舐めようとすると殴られる足の指さえも、ゆっくり攻めることが出来た。
「たい…さ……、もう…ほんと無理です、早く……、」
「駄目だ。まだ半分だよ。」
仰向けにさせ、踝から膝頭まで一気に舌を這わせると、すすり泣くような声が聞こえた。やはり焦らしが辛いのだろう。
「早く……入れてください、たいさ、早く……してぇ……、」
懇願を無視して太腿を攻めていると、視界にリザの手が飛び込んできた。
自分の指で慰めようと、指は花弁を弄っている。
ロイは口も手もリザから離して、黙って彼女の行為を眺めていたが、
指が二本に増えたところで、手首を掴んで邪魔をした。
「まだだよ。」
濡れた指を咥えて、愛液を舐め取る。リザの空いている方の腕は、目元を覆っていた。歯を喰いしばっている。
しかしロイはそんな様子のリザには構わず、腹部や胸部に跡が薄く残る程度のキスを無数にした。
着替えの時に困るらしく、付けようとすると怒られるのだが、今は全く気づいていないようだ。
先刻は彼女の嫉妬・所有欲が花見の席で発揮されたのだから、
着替えの短い瞬間に極少数の人間に見られる可能性がある、
ただそれだけのリスクならこちらが同じ所有欲を顕しても構わないだろう。服に隠れる所に限れば問題はない。
身勝手な男を体現しつつ、体に朱を落としてゆく。乳房を揉みしだく手に力を込めると、嬌声が一層大きくなった。
「そろそろ……。」
茂みに手を伸ばすとぬるりとした感触があって、秘唇は充分すぎる程潤っている。
先程もリザの指に絡みついたものの量は多かった。
ロイはその粘液で指先を濡らし、陰核をそっと擦った。
「ふ……あぁ……、」
ロイの指先が触っている部分が蕩ける様に熱くなってきて、リザはふわふわと浮くような感覚の中を漂っていた。
酔いや眠気とは別の意味で意識がとびそうだ。すでに半分途絶えている。
「――!」
突然まわりの景色が鮮明に感じられ、しかしそれは一瞬のことで、次に
は火花が散るように意識がホワイトアウトした。
ロイが突然、一気に挿入したからである。散々焦らされて限界を超えた
状態で奥まで太いものが押し入ってきたものだから、迂闊にも絶頂を迎
えてしまったのだ。
「……卑怯だわ。」
絶頂を迎えたばかりの、敏感すぎる体内で、ロイの剛直が暴れまわっている。
息も絶え絶えで、リザは抗議の声を上げた。
「二回はイかせると約束しただろう?」
「入れられて……あっ、っやぁ……すぐ……なんて、……口惜し…い。」
「危うくこっちもイきそうだったよ。酒が入ってなかったら、確実に中で出してたな。」
「きゃっ……あっ……、な……中で、出したら……ぁん…、ぶんなぐって……、」
最後まで言わせず、ロイはキスで口を塞いだ。そしてすぐにリザの体を反転させ、後背位に変えた。
「すまん、私もそろそろ限界だ。」
今までよりも勢いをつけて、最奥へ抽送を繰り返す。叫ぶような悲鳴が耳を叩いた。
ロイが射精した瞬間、リザも二度目の絶頂に達した。
何も考えられなくなっていて、何もかもがどうでもよくなっていた。
約束を守ってくれたことにだけ感謝して、後は何も言うまい。
そう思いながらリザは昏い意識の底に沈んでいった。
以上です。
改行失敗したり、色々な意味で中途半端なのは
気のせいにしておいて下さい。
>176-181
おおおおおおおお乙です〜(;´Д`)ハァハァ
やっぱロイ×リザはイイ!
1時間1作品ペースのスレですか。過激なスレですのお。
夜桜とくれば野外もぜひ、ということでリレー本編とは別ルート編も付け加えでひとつ。
エロ少な目で泥酔度低めなので軽く読み捨ててくだされ。
満開な桜の花の下、ピンク色の花びらが一枚ひらひらと舞い落ちてきて
ウィンリィの裸の乳首の横に載った。
いつも通りのタンクトップを乳房の上までまくり上げただけのウィンリィの裸の胸。
いつだって見慣れているはずの幼馴染みのウィンリィの姿。それがたった布一枚をめくって
胸を露出させただけで、今の俺にはまるで別の生き物のように見える。
月明かりの青白い光の下、俺の腰の動きに併せて規則的に前後に柔らかく揺れる
その白い乳房の上の桜の花びらを指でつまみ上げようとしたときに、
はずみで指がウィンリィの固く尖って上を向いた乳首の先端に触れた。
冷たい機械鎧が乳首に触れる感触を感じたのだろう、ウィンリィは閉じていた目を開け、
普段なら絶対に出さないような可愛らしい声で一言鳴いてみせた。
「うぅんっ・・・」
俺の腰の後ろに回されたウィンリィの裸の両脚。
鳴き声と同時に俺の腰から背中を挟むようにしているそのウィンリィの両脚に力が入れられて
ウィンリィの性器に全体を包まれたままの俺自身がウィンリィの身体のより深い所まで侵入する。
そのウィンリィの性器の感触と目にする表情、そして脊髄にまで響くようなウィンリィの鳴き声の同時攻撃に
俺はこれ以上耐えきれそうになかった・・・
「ウィンリィ・・・俺・・・」
こんなときに・・・どうしてこんな表情ができるのだろう。
声を掛けられたウィンリィは目を開けて下から真っ直ぐに俺を見つめる。
酒だってかなりまだ残ってる筈だし、俺と同じくらい感じてだっているのが喘ぎに近い甘い息づかいから解る。
だけど今この時のウィンリィの表情はいつものあの表情、
初めての時の朝、ピンク色の何かを肩にはおり両手でマグカップを抱えてこちらを見つめていたときの表情、
こちらを見つめながら結んだ唇の端でかすかに微笑むあの表情だった。
そしてそのあと目をつぶり、その優しく微笑んだままの表情で
両手を真っ直ぐにこちらに差し伸べてきて俺に告げる。
「いいよ。エド。
出して・・・出して・・・出して、エド・・・」
「う・・・」
俺の名前を呼ぶウィンリィのその言葉を合図に俺はウィンリィの白く柔らかい身体に射精を始める。
興奮のあまり一回で射精が終わらない。俺はウィンリィの両脚の間に自分の腰を打ち付けるようにして
続けざまに2度、3度と性器を痙攣させてウィンリィの身体の中に自分の精液を送り込み続ける。
たぶん精液を送り込むときの俺の性器の脈動が伝わるのだろう
こちらの両脇から背中に両手を回し、そうして俺に必死にしがみついた姿勢のままのウィンリィの口から
「・・・あ・・・あ・・・あ・・・あぁ・・・」
と脈動にあわせて短い断続的な鳴き声が漏れ出てきて俺の脊髄に響く。
それからウィンリィの白い身体が小刻みに震えながら硬直しはじめて背中をのけぞらせ始める。
俺に身体の中心を貫かれたまま、震える白い胸を俺の眼前にさらしたまま、泣きじゃくるような鳴き声を上げながら。
そして最後に俺を見つめながら抵抗を諦めたような長い長い引っ張ったような切なげな鳴き声をあげて・・・・・・・・
それから・・・・・・・・
コトが終わったあと、妙に冷静な気分になって自分に似合わない事を考えたりすることがないだろうか?
というか俺はいつもそうだ。経験が増えればそんなこともなくなるだろうと思っている。俺はまだウィンリィと数回しただけだ。
そのウィンリィは終わった後の今もまだ両手で俺の首にしがみついたままコトの余韻に身体を奮わせている。
身体の震えと体温が俺に密着したままのウィンリィのむき出しの胸から伝わってきていた。
そのウィンリィの身体の、柔らかい肌の感触とウィンリィの肌の匂いに気をとられてどうにも考えが上手くまとまらない。
ヤバイ・・・俺も相当酒が回ってるな・・・というか軍公認の宴会とはいえ16才の俺にここまで酒を飲ませるなんて
いったいどういう常識してるんだあいつらは・・・これだから軍人て奴は・・・。俺は心の中で連中をののしっていた。
それにさっきは一瞬まともに見えたのに・・・コイツも・・・・・・・・
コトの余韻から落ち着いたかと思ったウィンリィは先刻から俺の顔を舐め回し始めている。何やらくすくす笑いながらだ。
明らかに泥酔しているのは確かだった。止めさせようとするのだが言うことをきかない。
コイツは酔った上で外でしたって後から知ったら必ず俺を殴る。コイツはそういう奴だ。誘ったのは自分のくせに。
理不尽きわまりない。
だがいつもコトが終わったあとに考える自分に似合わない事というのはそのウィンリィの事だった。
俺は自分の眼前、目と鼻の先にあるウィンリィの横顔を見つめながら考える。
俺たちは幼馴染みとして出会い、両親の居ない同じ様な境遇で同じ村で育ち、そして自然とこうして抱き合うようになった。
俺はたぶんコイツの事が好きで、コイツも俺の事が好きなのだと思う。
だがもしウィンリィを失ったら?いやそもそも幼馴染みなどではなく、知り合ってさえもいなかったら?
俺は最近そんなことを考える。
人は何かの犠牲無しでは何かを得る事はできない。俺たちはそう信じている。
それなら・・・もしもウィンリィが居なかったら?ウィンリィとピコナばっちゃんのあの家、俺たちがプレゼントした人形のあるウィンリィのあの部屋、
そこで何かにくるまって両手にマグカップを抱えこちらを見上げるウィンリィ。
それを手に入れるためには俺は何を、どんなものを、どれだけのものを犠牲にしなければならなくなるのだろう?
俺はそうしてさらに考える。
あの時に俺の名前を呼ぶウィンリィ。俺の身体の下で俺を受け容れながら俺に向かってまっすぐに両手を差し伸べ
微笑みながら俺に自分の身体への射精の許しを与えるウィンリィ。いつもいつもそうする度に、
俺にそうやって微笑む度に・・・ウィンリィはその対価を何から得ているというのだろう・・・
ウィンリィのあの時の微笑み。それに相当するだけの対価、それに見合う何が俺にあると言えるのだろう?
俺はそして最後にはいつも同じ考えに行き着く。
俺たちは旅立ちの日に自分達の家を焼いて決してそれを後悔などしない。そして必ず元の自分達の身体を取り戻す。
その為に旅を続けている。その目的が達成されるまでは決して村には戻らない。そう決めてある。
だがそれは同じじゃないだろうか。多分同じことだ。
何か解らない目的のために家を出て・・・母さんと・・・俺たちを捨てて2度と戻らなかったあの男、俺たちの父親と。
俺たちは多分旅の終わりに欲しいものを目の前にして、そこで改めてその対価を要求されるだけじゃ済まない。
俺たちの対価の支払いは既にあの旅立ちの日から始まっている。
だとしたら・・・支払い続け、失い続けて今かろうじて残っているかもしれないもの・・・いずれすっかり失ってしまおうと
しているかもしれないもの・・・何かを犠牲にしてしまった奴らを見続けてきてしまった今の俺には・・・
それが何か少しだけ解るような気がする。
でも俺は・・・俺は・・・俺は・・・・・・・・
「ふはははははははははははははははははははははは(笑)」
コトが終わった後の、俺の高尚な思考は、いけ好かない野郎の盛大な高笑いで無惨にも中断された。
そのせいで答えの出ない想いから、ほんの少しだけ救われたような気もする。
だが、いけ好かないコトには変わりはない。
自分の居る場所の半径1m以内の至近距離から聞こえてくるとなればなおさらだ。
ここまでいけ好かない奴といったら世界に一人しか居ないことに決まってる。
もちろんマスタング大佐だ。アレ以上はこの世に居ない。
大佐はウィンリィと俺が頭を向けている桜の大木のすぐ向こう側にいる。
それは解っていた。解ってはいたのだがつい忘れてしまい不覚にも驚いてしまった自分を
俺は内心でののしった。もちろん大佐についてもだ。
野郎、人が気持ちよく、いや少し鬱が入りかけていたけどな、とにかく余韻を楽しんでいるいいところで
よりによって高笑いとは何て野郎だ。許せねえ!
マスタング大佐が何故そこに居るかについては少し説明が要る。
俺たち、俺とウィンリィは宴会を抜け出した後、アルの用意してくれた宿の部屋までは行き着けなかった。
途中でこの場所、野原の真ん中に何故だか一本だけ立っている桜の大木のある場所に出くわしたのだ。
大木の周りは半径5mほどが程良い感じの芝生になっていて寝ころぶと気持ちが良さそうだった。
その外側の周辺は背の高い雑草が生い茂っていて周囲からの視線を完全にさえぎっている。
そしてここに来たときに泥酔中のウィンリィの奴が事もあろうに
「青姦しましょ!青姦しましょ!青姦しましょ!青姦しましょ!青姦しましょ!」
と駄々をこね始めたのだ・・・そんな言葉どこから覚えたんだ?
・・・本人の名誉のために言っておくが、ウィンリィの奴は普通の女とは少しだけ女離れしてはいるものの
普段は決してそこまで恥知らずではない。ぐでんぐでんに酔っぱらっていた上での言葉だと・・・思う。
そして俺だって紳士だから普通ならそんなへべれけの酔っ払いの言葉を相手にしたりしない。
ただその時は俺も酔っぱらっていた上に、正直言ってアルの用意してくれた部屋でウィンリィと
俺の奇跡的に残った生身の部分を、自分だけ、活用するのは気が引けた。
たった一人の弟とはいえそこまで気を回すことはない・・・とも思う。
だいたい俺は最初にウィンリィとこういう関係になったときも相当気がとがめてしばらくアルには
言えないでいたのだ。結局は、アルの奴はこういうコトには妙に察しがいいのでそう長くは
隠しておけなかったのだが・・・
それはともかく俺とウィンリィはその場所でコトを開始した。より正確に言えば俺がオレ自身の挿入を完了して
ウィンリィに良い声を上げさせた瞬間、まさにその瞬間にガサゴソと周囲の雑草をかき分ける音がして
2人連れの男女が大木の向こう側からこの場所にやって来たのだ。
その2人は当然というか勿論というか案の定というかとにかく有り得そうな事ではあったが
マスタング大佐とホークアイ中尉の2人連れだった。
当然のごとく俺とウィンリィはその場で硬直した。だが2人は俺たちに気付かず
大佐は中尉の肩を抱いて真っ直ぐ桜の大木の反対側まで来ると、自分は立ったまま
大木を背に寄りかかり、中尉をそのまま後ろ抱きにして何やらゴソゴソと始めた様子だった。
ホークアイ中尉の上着の前をあけているらしい衣擦れの音らしきものと中尉の柔らかくあらがってみせる
声が木の反対側にいる俺たちの耳に聞こえてくる。
俺はちょっとだけ情けない体勢でその場に硬直しつつも内心で大佐をののしり続けていた。
宴会とはいえ一応は軍の公式行事だろ?これは。
それを2人だけで抜け出してこんなところでコトに及ぼうとは図々しいにも程がある!
それに、それにだ、そもそも国家錬金術師ともあればたとえ酔っていたとしても
半径30m位の人間の有無位は気配で察知できたって良さそうなもんじゃないのか?
だが結局大佐は俺たちに気付いた。気配を察したのだろう、木を背にして中尉を抱いたまま
左肩越しに少しだけ振り返ると、あの3角形の眼の端で俺とウィンリィの姿を視界に入れたのだ。
俺はウェンディに覆い被さったままの少しだけ情けない恰好で仕方なく片手を上げて
や、やあ・・・奇遇ですねえ・・・、といった感じで無言で挨拶をした。平静を装ったつもりだったが
引きつり笑いの上、冷や汗も流れていまっていたかも知れない。俺の身体の下ではウィンリィも仰向けのまま
明らかに状況を把握していない素の不思議顔で大佐の方を見ていた。
どうだ・・・この野郎、驚きやがれ!
引きつり笑いを浮かべながら俺は内心ではそう思っていた。が・・・・・・・・
大佐の野郎は表情一つ変えずにあの3角眼の端に俺たちを捉えたまま、それからおもむろに
唇の端だけを上に曲げた例の表情で、フフン(笑)、と鼻で笑って見せたのだ。
解ると思う。大佐がよくやるあの、木で鼻をくくるとか、鼻で嘲笑う、とかそういう奴だ。
俺の脳裏には大佐のフフン(笑)の声が自動的にリピートされた。
フフン(笑)。フフン(笑)。フフン(笑)。フフン(笑)。フフン(笑)。フフン(笑)。フフン(笑)。フフン(笑)。
フフン(笑)。フフン(笑)。フフン(笑)。フフン(笑)。フフン(笑)。フフン(笑)。フフン(笑)。フフン(笑)。
・・・・・・・・フフン(笑)・・・だとお(怒)
一方で木の裏側からは大佐の攻勢が本格化したらしい事を示す、ホークアイ中尉の短い驚き声、
明らかに中尉が予想していない中尉の身体の色々な場所をあちこち次々と触られて、当惑と羞恥が混じった様子の
「あっ。あっ。あっ。あっ。あっ。あっ。あっ。あっ。あっ。」
といった鳴き声が激しく聞こえ始めてきていた。
そのホークアイ中尉の声に不覚にもウィンリィの身体の中の俺のモノが反応してしまう。
完全に酔っ払いモードのウィンリィは面白がってそれにあわせて腰を動かし、くすくすと笑う。
大佐の野郎・・・そっちがその気ならこっちだって・・・(怒)
そう考えた俺は野郎の存在など忘れて目の前のウィンリィの身体に集中することにしたのだ。
本当に忘れてたワケじゃない・・・忘れてたワケじゃないのだが・・・
続き書きますとあと2回くらいになりまする。
今回は邪魔にならないようここまでで。では
>>199 ああー、寝ようと思ったけど楽しみに待ってたのに・・・ここまで・・・
生殺し状態・・・(w
続き楽しみに待ってます。
しかしエドウィンとロイアイの一粒で二度おいしい。
>>199 GJ!続き期待してます!
( ´-`).。oO(俺以外にドルマー好きは居ない・・・か)
( ´-`).。oO(俺はロアマー好きなんだ・・・すまんな)
どなたか無知な漏れに解説plz
ドルマー?ロアマー?
>>203 たぶん、ドルチェットとマーテル。ロアとマーテル。デビルズネストの。
あー、昨日の続きまだかなー。
>>204 サンクス。デビルズネスト・・・ググって見るかな。
>あー、昨日の続きまだかなー。
昨日のは沢山あるような・・・
これがもしも199のことなら早くて週末。失礼^^;
ググるよりも原作7巻を見れ
ドルマー…いいかも…
207 :
204:04/04/06 13:59 ID:/RAdMvs4
>>205 花見夜桜野外編1 ◆T3dFptH9T2bさん?
うぉ。そっか週末か・・・めちゃ期待して待つよ。
ちなみに7巻見ればわかる。
アニメのOPにも登場してる。戦闘シーンがかっこええ。
そこでアルマーですよ。
T3dFptH9T2bさんに激しく期待!
>>206 ドルマーいいぞーオイデオイデー(・∀・)
ロアマー・・・ロアは・・・('A`)
ロアそんなにだめか・・・?(´・ω・`)
なんかマータソとくっ付けても可愛くないもの('A`)
んなことより保管庫が見れないんですが、俺だけ?
グリード×マーテルやグリード×ラストなんかも見てみたい。
アニメの影響でこっそりスカー×ラストも気になってる
鎧とマーテルがイイ!…とか言ってみる。
>>212 自分は普通に見られますよ?
時間をおいて再チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
自分は何回か更新ボタンを押してる。
しかし、スカーはかっこいいね
保守しますよ
続けて保守(・∀・)
来週辺りにエドウィンのソフトSM(サディストエド)投下してもよかですか?
SMと言っても言葉攻め中心で大した描写はないですが…
何か言って欲しい言葉のリクはありますか?
>>218 リクは特にありません。
首を長くしてお待ちします。
神にお任せします
>>218 お待ちしております。
やっぱ××××を欲しいって言わせるのが一番かと。
口でやれるようになっても、何故か言えないんだよなぁ。
今からラスト&スカーSS投稿します
橙色の乾いた太陽が西の大地に吸い込まれるころ、雑多に並ぶ露店の隙間を歩く街の人々の帰る足は速い。
その人の波の中を、ゆらりと長い髪を揺らし、これといってあてもなくぶらりと練り歩く女がいる。風がすうと吹き抜け、黄土の埃が舞い上がり、艶のある黒い髪が風にさらわれる。
真珠のような白い肌も、たそがれ色の唇も、凍るように冷たい漆黒の瞳も、はちきれんばかりの胸を黒い布の隙間からのぞかせるしなやかな肢体も、とりまく雰囲気のすべてが、見る者の眼を奪う。
人が溢れる賑やかな雑踏の中で、その空間だけが異質だ。
「こりゃあいい女じゃねえか」「あんな女と一発やりてえもんだ」肩越しにすれ違う男衆が声をひそめる。女は、ラストは、瞳の中心を動かすと、唇の端でふっと笑った。
──人間など愚かな生き物だ、男など小手先で遊ぶにも値しない。それにしても退屈だこと・・・
男衆から浴びせられた、つま先から頭のてっぺんまで舐め回すような視線を、ラストは強い瞳で跳ね返した。その気迫に押され、息を飲み黙る男どもの様子に、女はにやりと笑った。
ふと、前方に強いオーラのような物を感じ取り、その方向を凝視した。背の大きな体躯のよい男が、人と人の間をぬうように歩いている。
サングラスをしているが褐色の肌までは隠せない、額に大きな傷がある。その男は存在を潜め隠すように、誰とも眼をあわさぬよう足早に歩いている。そう、ラストはこの男を知っている。
「少しは手ごたえがありそうじゃない。暇つぶしに遊んでみるのも、悪くないか・・・」
欺き笑うラストの唇になまめかしい舌が這う、それは獲物を目の前に据えた、色鮮やかな模様の大蛇のようであった。
額に傷のある男、スカーは、邪なものを感じとり、意識の赴くほうへと眼をやった。気のせいだろうか?と辺りをうかがうが、用心するに越したことはない、隠し潜めた力をその体に蓄えるように、ぴんと意識を張り巡らせた。
裏通りへと通じる細い路、このあたりは一歩裏に入ると、主に捨てられた廃屋やらあやしげな物売りが軒を連ねるスラム街だ。
スカーがその細い路の脇を通り過ぎた、そのとき、ぐいと強く腕をつかまれた。見ると艶やかに微笑む女が、しぃっと唇に人差し指をあて、「スカー、こっちへきて」と、細道の奥へ誘う。
切れ長の黒い瞳が印象的な妖艶な女だった。スカーは、いったいどういうことだ?と驚いたが、逆らえない重力のようなものに引かれ、誘われるがままに裏路地へと引きずり込まれた。
3階建ての廃ビルの朽ち落ちた玄関、その小さなホールに立つ女は、なまめかしく動く細い腰からは想像もつかないほどの、油断のならない、不気味な雰囲気をたたえていた。
「何者だ?なぜ己れを知っている」
返答次第ではただではすまさぬ、そうとでも言いたげに、目の前の女を睨みつけた。コツコツとハイヒールのブーツを鳴らす音が天井に響く。ラストはスカーに近寄ると、ゆったりと微笑んだ。
「どうでもいいことよ。それとも、この場で死にたい?」
唇をしっとりと潤ませ慕うように細めるラストの瞳の奥に、突き刺すような鋭さを感じたスカーは、差し出された女の手をぱんと払った。
ばかね、笑った女の胸元には、刺青がある。それがいっそう白い肌を浮き立たせ、妖しい光を放っていた。
への字に結ばれた口元に、ラストの指が触れた。躊躇するスカーをよそに、ラストは男のサングラスを外し、その瞳の真ん中をじいっと見据えた。女の意図するところが読めない男は、ごくりと喉を鳴らした。
「燃えるような紅い眼ねえ・・・美しいわ。おまえは命も紅いのかしら・・・?」
女が耳元で囁き、生暖かな息がスカーの首筋にかかる。絡めてくる腕の生温かさが男の体を高揚させたが、おそらくこの女は敵であろう、少なくとも友好を示すような言動ではない。
理性ではあがなえない何かが、スカーをつき動かしていた。女の放つ空気は尋常ではない。だが、誘う瞳の奥の淫靡さに、男の本能がゆらぎスカーを困惑させた。
離れろ、と顔を背けるが、女の腕がそれを許さなかった。ラストはドレスのすそをひるがえし、男の膝と膝の間にすらりと形のよい足を割りいれた。唇を男の首筋に這わせ、スカーの唇を求めてくる。
「女とは、たおやかなものだと思っていたが」
スカーは諦めたように肩の力を落とし、ふっと笑った。抱擁し触れた女の唇は、冷たい微笑をたずさえる女とは思えぬほどに温かかった。柔らかな舌が滑り、お互いを貪り求めるように激しく絡み合った。
肩と背中が大きく開いたドレスの隙間から女の柔らかな胸に触れ、手のひらで包むように強く揉みしだき、頂点にある桜色の乳首に触れきゅっとつまむと、ラストは背中を反らせなまめかしい息を喉から漏らした。
ふいにラストがスカーの股の間に触れ、はさみこすりあげる仕草をするとそれはすでに硬く大きくなっていた。男のファスナーを下ろし、生身のペニスをぎゅっと握った。
うっ・・・とうめく低い声に、ラストの股間がじんわりと温かくなった。ラストを見つめる赤い瞳は、ざわめく焔であり、地の底からふつふつと湧き上る溶岩のように熱いものだった。
ラストは自分の下唇を舐めた。スカーのペニスの先に舌先をあてちろちろと弄ぶと、そのまま根元まで咥え込み、頬をすぼませて吸い上げるように頭をゆすり上下に動かした。
さする指先がカリにかかるとき力を加えると、ラストの髪を撫でるスカーの手がぴくんと小刻みに震える。男の唇からふうと漏らす声が、ラストの動きが加速させた。より激しくしごくと、亀頭の先からじんわりと滲み出る液体を、すすり舐め上げた。
何の前触れもなく、スカーはラストの腕をつかみその場に立たせ、そのまま向きを反転させるために女の腰を振り回し、壁際へと押しやり、両手を壁につかせて、形のよい尻を後ろから捕らえた。
黒いドレスのすそをたくし上げ、女の中心へと手を忍ばせると、ショーツの上からでも湿気を帯びているのがはっきりとわかるほどに潤っていた。そのショーツの隙間から、ぬるりとした液体を滴らせた膣口を分け入り、いきなり指をずずと奥へと差し入れた。
「んっ!まだ・・・早いわ・・・濡れてな・・・イ・・・はあぁっ・・・あぁっ・・・」
喘ぎ仰け反る女の背中の下のあたり、腰を支えるスカーの腕に力が入った。スカーとていまさら女を逃がすつもりもない。
「どこがまだ早いのだ。じゅうぶん濡れているが・・・」
愛液まみれになった熱い壁をくちゅくちゅと音を立てて掻きまわし、わずかな動きもすぐに感じとる敏感な場所を、その肉壁を指でこするように抜き差しすると、堰をきったように液体が溢れ出た。
耐えるラストの膝が震え始めた。欲しいか?と、たずねる男の語尾に、なぶりいたぶるようなものをラストは感じた。無言でうなずくが、男は不服そうに「聞こえない。声に出して言え」と命令するように、同じことをたずねてきた。
執拗に責める男の指の動きに、ラストの膣から噴出する液体は、尻から太ももを濡らしていた。スカーは指を体内にとどめたまま、もう片方の手でぬるぬるとすべる後ろの穴の周りを刺激した。
そして、欲しいと言え、と強いた。とたんにラストの膣壁がぎゅうとスカーの指を締め上げた。
「あぁっあぁん・・・もう、ほ、欲しいっ・・・欲しいのぉ!あぁあんっ・・・あぁあっ・・・」
スカーの指がラストの中するりと抜けた。女は肩で息をしながら男を見ようと首をまわすが、大きな衝動に体を突きぬかれて、再び背中を鞭で打たれたように仰け反らせた。
スカーのペニスがラストの肉壁をこすり中へと押し入ってきたのだ。男はひときわ大きく声を上げた女の深いところまで侵入すると、体をぴたりと止めふうと息を吐いた。
じりじりと襲うしびれるような疼きに、ラストはきつく男を締め上げた。それが合図のように、スカーは激しくラストの尻に自分の腹を打ちつけた。
「あっあっ・・・うっ・・・ああぁ・・・スカー・・・!あぁっ」
もっと欲しい、と腰を誘うようにくねらす女の中へ、スカーは繰り返し強く、強く、自分自身を与え続けた。狂ったように喘ぐ女の襞から潮が噴出し、ぬらりと光るそれはラストのふとともへと伝え濡らした。
ラストが体を硬直させ絶頂に達した。スカーも同じように気の遠くなりそうな快楽の波に襲われていた。
しかし、そのとき、カタン・・・という小さな音が外から聞こえてきた。ざっざっと音をたて、複数人の男が声を潜めて話ながら歩いているようだ。
この場所は外からは見えない場所だが、声はそうもいくまいと、スカーは胸から息を吐くと、喘ぎ声を漏らし続けるラストの口に、自分の指をねじこんだ。
「声を出すな」と命じると、ラストは体を震わせながらうなずき、男の指を軽く噛んだ。スカーは再び腰を動かしラストの中へ沈むと、女の背中ににじむ汗を、すぅと吸い取った。
しなやかな白い体がびくんと反応し、くぐもった声が振動になりスカーの指に伝わってくる。この女をもっと狂わせてみたい、その嗜虐心が、スカーの動きに加速をつけた。激しく腰をグラインドさせると、ラストの体が再び硬直した。
「はぁっ・・・いいぃ!!あぁあああぁっ・・・また・・・い、イクぅっ・・・っ!」
口を封じられることでラストは呼吸をするのが苦しく感じ、遠のき朦朧とする意識の中で、スカーのペニスを強く締め上げ、どんっと突き上げられるような絶頂に達した。
ラストの足がカクカクと震え、崩れるように力を失った。スカーは女を腰を抱きとめ、幾度か腰を動かすと、耐えていた下半身が浮き立ち爆発するような感覚を、一気に開放した。
くっと小さな声を漏らし、ひくひくと痙攣する女の壁を分け入り押し込め、白濁した液体を女の中へとすべてを放出した。
肩で息をしていたラストの口元が、引きつるように歪んだ。ふいに立ち上がると、いぶかしがるスカーを見たのち、意味ありげな笑いを浮かべた。
その直後、強い衝撃がスカーの腹を打った。遠くかすんでゆく意識の中で、冷たい地面の感触をスカーは感じていた・・・
闇がすべてを支配する暗夜に、蒼い月の光を受け、氷のように澄み青白い光を受ける女が窓の外を見つめている。昼間はにぎやかな街も、とうに闇に飲み込まれた。
「傷の男に会ったんだって?なんで殺さないのさ?」
エンヴィーが半ば呆れたような声を出し、ラストをのぞきこんだ。さあ?気まぐれよ、と微笑するラストの口元から真っ赤な舌がのぞく。
あまり派手に動き回るようなら始末しなければね・・・と、腕を組み、窓の下を見つめるラストは、長い睫を揺らし静かに瞳を伏せた。しばらくして、ドレスの裾をふわりとひるがえし、くるりと体を返した。
「まったくよくわからないね。ラストおばさんは気まぐれで・・・」と肩をすくめるエンヴィーを、ラストは横目でちらりと見てゆったりとした動作で、一歩足を前に進めた。
ラストの豊かな黒髪がなびき、エンヴィーの鼻先をすっとかすめる。冷たい廊下に軽い足取りのラストの足音が響き、やがて消えた。
おしまい
リアルタイムキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ラストおばはん(´д`*)ハァハァ
キタキタキタキタキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
ラススカは良い物と知ってたがここまでとは・・・アヘアヘ・・・
で、誰かドルマー(ry
最近スカーの良さが分かってきたので嬉しいよ。
そしてスカアイにも萌え始めてしまった・・・
ロイアイとかハボアイとかの設定があってのスカアイがさ。
仲間はいないかのぉ_| ̄|○
ネタはあるから、大学が落ち着いたらドルマテ書くよー
新入生は大変だ_| ̄|○
>233
2浪か。まぁがんがれ
>>233 この板は21歳未満は立ち入り禁止なこと知ってるか?
まああれだ
29過ぎで大学入った俺という立派な見本もいるわけだし
あいかわらず規律守らない厨ばっかかよ。
そんなやつの作品なんぞ、どんなに上手くて萌でも
見る気失せるわ。帰れよ
2年後にまた来ます。ほんとすいません。
最近は明らかに21以上が書いたとは思えない作品や書き込みが増えたからな。
荒療治かも知れないが初代スレみたいに多少殺伐とさせて厨払いした方がいいかも。
そうすると神に見放されるしなぁ
>>240 厨房の溜まり場になって作品の
質が下がってる現状もどうかと思う。
それこそ良作を投下される神が
寄り付かなくなってしまっているのでは?
242の思う質がよかったあたりを教えて欲しい。いや純粋な好奇心で。
スルーする事もせず作品も書かず文句だけ言う。
藻前らが一番の廚なんだよ。
出てけ。
>>243 2代目〜3代目スレ辺りの作品は良作が多かったと思う。
最近は正直内容は悪くないんだが文体に落ち着きが無いというか
年齢が表れてしまっている話がどうも目に付く。
>>244 多少のことならスルーも出来るが
こうも長くおかしな雰囲気が続くとな…。
まあ、春休みも終わったことだしそろそろ
元通りになるとは思うけど。
雰囲気おかしかったか?
ラストスカーとかアルパニとか花見の話も凄く良かったし、
ここは職人さんも、ROMも沢山いて、
なのに良い雰囲気で良スレだと感心してた位だぞ。
ロイアイハボの神様。
いつまでも待ち続けていまつ。( ´∀`)
>>246 オレも同意。
一時期、閑散としてたけど最近増えたんで
楽しく日々の疲れを癒してたのに。
文体とか落ち着き無い?ってどのへんがとか思ってしまう。
文体で年齢なんて分からないしなぁ。
オレなんて大学生と年齢的には一回りも違うが書く文章は幼稚なもんだよ。
プロの作家じゃないんだから、書き手のレベルはバラバラだろ
年齢に比例するものでもないし、大人の時間だから神本人の良識に任せるしかないだろ
自ら年齢明らかにした子供の質問とか子供作家が感想求めても場合はスルー
って対応が現実的だろうな・・・
散々愚痴って正直すまんかった。
ともかく私の一番の懸念はあのORE爆が仕切っていた
初代スレのような厨臭さと馴れ合いが蔓延ること。
あれだけはもう二度とごめんだ。
>>250 保管庫でしか名前見た事ないけど問題あったんかな?
くらいしか知らんからなぁ。
その時代に何あったか知らんのでその危惧するところが分からんし。
まー、なんだ、例え厨が沸いて荒れても一過性なものだろうから、
そんなに心配せんでも大丈夫じゃねぇか?
少なくても自分がここに来るようになってから、荒れた事なかった。
ORE爆が書いていたのが
結構自分は気に入っていたよ。
ちょっと長いんだけどな、あの人。。。
取り敢えず議論はここまでにして新たに降臨する神を
マターリと待ち、降臨したら暖かく迎えましょうや。藻前ら。
>252
本気でそう思ってるんならこんなとこに来ずにiらんどサイトでも
見てるほうが余程好みの話に出会えると思われ、いやマジで。
それともお約束のご本人様?それだったら色々と納得がいくけどw
まあ254みたいなのがいるから荒れるわけで
それよりも…今日の師匠は輝いていましたね。
強烈な教育的指導の賜物でエドの秘められし鬱屈が形になり、ウィンリィにその牙を剥く訳ですが。
兄弟と師匠がやると近親のような感じがする・・・
まぁ師匠には愛する旦那様がいるしな。
>>255 ハゲドゥー。 煽る煽る。('A`;)
しかし煽る隙を見せないように、ってのも分からんでもないが。
>>259 話を別に持っていこうとしているのに、蒸し返すお前も俺も同類。
>>257 教育の一環ってことで。
生命の神秘を(実地で)教えるのも錬金術の勉強ですよ!
なにしろ、錬金術の基本”等価交換”をも凌駕する、”無から有を産み出す”神秘の技なのですからw
つづき投下します。それと内容予告を今回から。
ホークアイ中尉*マスタング大佐、中尉*エドがメインで、入れたり出したりがほとんどない上
全編に渡り特殊嗜好で、後半一部に中尉の鬼畜設定記述があります。
いずれにせよ馬鹿話ですので趣味の合わない方は読み捨てるなりスルーするなりどぞよろしく。
では。
「ふはははははははははははははははははははははは(笑)」
大佐の野郎・・・完っぺきに酔ってるなコレは・・・
夜桜の下、誰も居ない野っ原で大佐の高笑いを聞かされながら俺はそう感じた。
だが大佐は普段でもこの手のオーバーアクションをするときがある。
自分に酔って、という奴だ。俺や周りの奴には本気なのかそうでないのか判断がつかない。
ったくやっかい極まりない野郎だと思う。
その大佐は明らかに俺とウィンリィが一戦終える様子を、桜の大木の裏側で
ホークアイ中尉をもてあそびながら冷静に観察把握していた様子だった。あの3角眼で。
まあ眺めてなくてもウィンリィの切なげな鳴き声で、状況が一目瞭然というかまる解りなのだが・・・
それも・・・気に入らねえ。
いけ好かない大佐はいけすかない話を続ける。
「なんだ?もう終わりか?鋼の。
フッ(笑)
まあ16才か・・・やり方を知っているだけで立派と言えなくもないが・・・それにしても早い。
早すぎだ。兵は神速を尊ぶとは言うが・・・女性を喜ばせるという観点からも早すぎるのは感心しないな。
早い、早すぎる、早すぎだ。
まあどっちにしろ小っさいのだし、それ位で丁度良いのかな。彼女にはお気の毒と言うしか無いが・・・」
大佐の演説の途中から俺は反論の準備に入っていた。
早い、早い、ゆうな!誰が早いだ。俺はこれでちょうどいいんだ。ウィンリィだって・・・
だが、それは大佐の最後の言葉で遮られた。俺は愕然としていた。
俺は生まれて初めてチビという言葉を許せる気持ちになっていた。チビと言うのは背が低いという事だ。
だがこの場合の大佐の言葉の・・・小っさい、というのは・・・この場合の小っさいっという言葉は・・・
俺のアレが小っさいということなのか・・・・・・・?
俺のアレが小っさいということなのか・・・・・・・?
俺のアレが小っさいということなのか・・・・・・・?
俺は逆上して手を振り回してわめきちらした。
「誰が虫眼鏡で見なきゃわからねー程の短小だ!」
「誰が思わず踏み潰したくなる程の短小包茎早漏だ!」
「誰が小さすぎて縮んだら小指くらいしかなくて咥えたらウィンリィの顔がおちょぼ口になるだ!」
「誰が縮んだら豆みたいにかわいらしくなって何がなんだか良くわからないだ!」
「誰が・・・誰が・・・誰があっあああああ・・・!」
だが大佐は平気だった。叫びまくる俺を前に、自分の顔をUPにして余裕で黒い前髪をかき分け
あたり中に星をまき散らす。
そしておもむろに自分の裸の腰のモノを指し示す。
「これを見ろ。」
誰が、誰が、誰がオマエのむさくるしいモノを見たいって言うんだ!そんなモノ誰も見たくねえっ!
そう叫ぼうとした俺の言葉は途中で止まる。俺は生まれて初めて見る異様なモノに驚愕していた。
・・・・・・・・・・・・
デ・・・デケエ・・・うそだろお?(驚)
というかもしかして・・・これが・・・これが・・・大人の男ということなのか・・・・・・
大佐のそれは決して野蛮な印象のモノではなかった。だが人並み外れた(と俺には思える)長さと
人並み外れた(と俺には思える)その太さ、人並み外れた(と俺には思える)先端の腫れ上がったような
亀頭の大きさを兼ね備えていた。
・・・あんなんじゃ中であちこちに引っ掛かってとんでもないことになりそうだった。
それにそもそも・・・
俺は見たくもない大佐のモノを凝視しながら考えてみた。
・・・こんなの・・・女の人のあそこに入るものなのか?
俺は後からその見たままをそのまま深刻な表情でヒューズ中佐に報告した。
とにかく・・・あれは人間並ではなかった・・・と。
実際大佐のモノの前では、立ったままの大佐の正面で立て膝でひざまずき、
両手を大佐の腰の後ろに回し、顔全体を大佐の股間に埋め、頬を大佐の股間にこすりつけるようにして
大佐のモノを舐めているホークアイ中尉の顔がいつもより小さくさえ見える。
大佐は話を続ける。
「フッ(笑)
君も司令部での普段の中尉を知っているだろう?
いつものホークアイ中尉の姿を今ここで思い返すといい。どうだ?
あの涼しい目元、レポートを胸に抱えたキリっとした軍服姿、
知性と凛々しさ、その両方を兼ね備えた女性という言葉がまさにホークアイ中尉には相応しい。
肩に手を置かれただけで相手を張り飛ばす男を寄せ付けない潔癖さ、
必要とあれば上司である私を後ろから蹴り倒す、手段を選ばない強い意志の持ち主でもある。」
大佐は自分のモノを舐め回し続けるホークアイ中尉を
これみよがしに俺に見せつけながら言う。
「そのホークアイ中尉、あの中尉に、
ここまでさせるのが大人の男の甲斐性、というものだ。」
腰に両手をあてた強気の姿勢で勝ち誇ったかのように宣言する大佐の声に俺は反発した。
こんなの・・・2人ともただ酔っぱらってるだけじゃないかよ!と。
だがその間にも一心不乱に大佐のモノを舐め続けるホークアイ中尉の姿には
確かに大佐の言うとおりに俺を黙らせる何かがあった。
それは俺にとっては異様な雰囲気、異様な状況だった。
大佐のモノを舐め続ける中尉は、表情がいつもの中尉と変わらない。
金色の前髪で片方を隠した広いおでこ、その下のツリ目がちのキツイ目とも言われている大きな目。
中尉はその目を開けたまま大佐のモノを舐め続けていた。
感情が無い訳ではない、なんというかそう、涼しい目というのがぴったりするような、そんな目をしたまま
そうしてこちらにかまわず俺たちの存在を無視して気付かないかのように舐め続ける。
中尉らしい舐め方、というものがあるとしたら今、大佐の股間で中尉がしているのがまさにそれだった。
熱心に、というのとは・・・ちょっと違う。
かといって不熱心にとか嫌々ながら、とかでは勿論ない。
感情的に、というワケじゃないし、かといって事務的に黙々と、というワケでもない。
上手く表現できないが、あの大きな涼しい目をしたまま、
ごくあたりまえに完璧な任務遂行を果たすため努力する、
そんな様子で大佐のモノ全体を舌でくまなく全体的に徹底的に完璧に舐め上げる。
そんな言葉が相応しいホークアイ中尉ならではの様子で、中尉は大佐のモノを舐め上げていたのだ。
中尉はいつもの軍服の上着の胸元の上の方だけを開けて、そこから無理矢理に出した半脱ぎの恰好で
両方の白い乳房を露出させていた。下は下着ごとズボンを半分脱いでいる。
でも俺はホークアイ中尉のそんな恰好のことよりも、大佐のモノを舐め上げる中尉のしぐさ、表情から
目が離せなかった。大人になればこんなのはごく普通で当たり前のコトなのだろうけれど、
俺は口でそんなコトをしている最中の女の人を見るのはこれが初めてだったからだ・・・
そんな俺には大佐の前にひざまずき、大佐のモノを舐め上げるいつもの表情のホークアイ中尉の全身からまるで何かの
大人の女の人特有のいやらしい空気が立ち上っている様にさえ見えた。
それに・・・ミルクを皿から飲む猫だって、皿から水を飲む犬だってホークアイ中尉のあんな風には
忙しく舌を動かさないだろう・・・いや大人の女の人ならそれも普通かもしれないけれど・・・俺にはそんな風に見えた。
中尉は両手を大佐の腰の後ろにまでまわして、まるで大佐の下半身に
正面から立て膝でしがみついているような姿だった。
そんな恰好で、軍服から露出した白い肩ごと、柔らかそうな白い胸ごと、
上半身を大佐にこすりつけるようにして上下に動き、そうして顔ごと上下に大佐のモノを舐め続けている。
あんなに顔を大佐の股間に埋ずめたら、大佐のモノの匂いで頭がおかしくなってしまわないだろうか?
俺は中尉の上下に揺れる金髪の頭、大佐の股間の中佐の頭を見つめながらそんな馬鹿なことを考える。
中尉の小さな口から出されて差し伸ばされているピンク色の舌は
少し意外に思うほどボリュームがあって肉感的で柔らかそうだった。そして
唾液なのだろうか、ただ濡れて湿っているというよりは、透き通って透明な乳液状のモノが
舌全体を包んでいるかのように濡れて光って見えた。
その中尉の柔らかそうな舌、触れると気持ちよさそうな舌を、中尉は大佐のモノに押しつける。
というより微妙な力加減でその濡れて温かそうな柔らかい舌を押しあてるようにしていた。
俺はその中尉の舌が自分のモノに触れる感触を想像してしまい背中をゾクリとさせる。
実際の俺は上向きの中尉の顔、大佐の下半身に押しつけられたその白い肩から続く白いうなじ、
白い喉、クイと上げられた小さなあご、その先でぬめって光る舌をただただ見つめているだけだった。
中尉はずっと目を大きく開いたまま、あの涼しい目のままで
身体ごと顔を大佐のモノに沿ってずりあげて押しあてたまままの舌を上へと移動させる。
そして自分の舌が大佐のモノの先端にまで到着すると、中尉は舌をあてたまま
自分の顔を回すように動かし先端のふくらみを優しく舐める。
ふくらみを舐め続けそれが終わると、糸を引く舌を少しだけ離し、今度は角度を変えてモノの横から
上から下へと舐め下げはじめ、そしてまた根元から先端へ、先端から根元へと顔ごと上半身ごと
白い身体をこすりつけながら舌で舐め続ける。
中尉はそんな様子で大佐の巨大なモノ全体をどこも徹底してなめた。
大佐の大きめの陰嚢やその下、陰嚢の付け根の先のその先まで。
上向きの顔でその白い喉と表情をさらしながら・・・
「まあ、あんまり続けてもあれだからな・・・」
大佐はまだ他にも見せたいものがある、といった様子でホークアイ中尉の舌の動きを中断させた。
それから大佐は腰を引いてもまだ身を乗り出すようにしてその口での愛撫を続けようとする中尉、
大佐のモノから口を離そうとしない中尉、小さく鼻にかかった声を漏らす中尉の頭を引き離してこちらに向ける。
中尉はそのはずみでペタンと芝生の上に座り込む。両脚を閉じ、その両脚の間に芝生に突いた
両手を挟むようにして、中尉はその恰好で俺の正面を向いた。
ホークアイ中尉・・・
その恰好でも中尉は中尉に変わりなかった。表情もいつものホークアイ中尉だ。
涼しい目も一緒だ。口元もキリリと閉じられている。
でも・・・何か・・・どこか変だ・・・
中尉の結ばれた唇のその全部が端から端まで粘性の液体で透明に濡れて光って見えて
その小さな口の片方の端から何かの液体がひと筋あごを伝って流れている。
中尉のその閉じられたままの唇、濡れて光る唇はとても印象的だった。
しかも中尉自身はあごを伝わるそれが全然気にならない様子だった。
「うわあ・・・」
酔っ払い中尉・・・中尉の表情をもういちど観察して俺は悲鳴に近い声をあげた。
中尉の目は確かに涼しげないつも通りのあのホークアイ中尉の目だった。
ただ泥酔している証拠のようにその目はこちらを向いてはいるものの、焦点が合っていなくて
俺が誰か、そもそも自分の前に誰か立ってることさえ解ってない様子だった。
その酔っ払い中尉に酔っ払い大佐が声を掛ける。
「ほら、中尉。あいさつぐらいしたまえ。
鋼の錬金術師殿だ。たしか前の報告で会ってから久しぶりだったろう?
・・・違ったかな・・・いや、たぶんそうだ・・・」
そう言われて中尉は座ったまま正面から俺を見上げた。
「・・・エロワード・・・君?」
いつものホークアイ中尉の声よりちょっとだけ甘めの女の人の声だった。
俺はエロじゃねえ!エドワードだ!と言いたかったが、中尉の表情、
その白い身体の姿態を目のあたりにして俺の言葉は止まった。
中尉はその焦点の合わない目を開いたまま、俺を認識してほんのわずか
顔を赤く染めたように見えた。
そりゃ恥ずかしいに決まってる。俺の脳裏にはさっきまで大佐のモノを徹底してしゃぶっていた中尉の
その姿と今の両手を裸の脚のあいだに挟んだまま芝生に座り込む中尉の姿が2重映しになっていた。
中尉にも解ってるはずだった。
自分が何をしてて今どんな恰好なのか・・・
ヤバイ・・・このままじゃ・・・
そして俺の頭はその想いで一杯だった。
実際、中尉の姿は今の目の前のこの恰好だけでも凶悪だった。
ホークアイ中尉の軍服の上着、その開けられた胸の黒シャツは中尉の乳房の上まで
まくりあげられていて2つの白いそれが軍服から無理矢理突き出ている。
そしてその正面から見たときの中尉のへそから下は素っ裸だった。
ブーツすら脱いで芝生の上にペタンと腰を落としてしまっている。
たぶん大佐が身体をいじり回したせいだろう。中尉の身体の露出した肌は汗か何かで
しっとりと湿っているように見えて、芝生の青草の匂いに混じってその中尉の肌の匂い、
中尉の身体の匂いまでしてくるような気がしていた。
それにこんなのは・・・反則だ。俺はそう思った。
軍服の下の中尉の白い身体は、俺が想像してたのよりも華奢で細身に見えて
そして俺が想像してたのよりも何倍も女らしかった。
それは普段のあのホークアイ中尉の軍服姿とはあまりにもアンバランスだった。
普段のあのダブダブ(に俺には見える)軍服の下にこんな華奢で女らしい身体を、
こんな裸の白い身体を隠していると知ってしまったら・・・
これ以上こんな恰好で胸から下を露出している中尉の、女の人の姿を見続けたら・・・
俺は普段の軍服姿のホークアイ中尉を見てもその中身を思い出してしまう。
そうしたら俺はもう普段のように中尉と廊下ですれ違うことすら出来なくなってしまう・・・
>>◆T3dFptH9T2氏
乙です。
酔っ払い中尉エロいですな。
大佐の巨根にも……(笑)
…ですが、ウィンリィはどうしたんですか?
投下の邪魔して申し訳ありませぬ_| ̄|○
ウィンリィほとんどでてきませぬ。最後の方にちょこっとだけ
大佐は俺のそんな考えを見透かしたように中尉に言う。
「ほら・・・もっと脱いで
大人の女というヤツを鋼のに見せてやるといい。
なんせ鋼はまだ小っさい・・・少年なのだからな。」
中尉はその泥酔した様子のまま、言われたとおり軍服の上着を脱ごうとしたが
ただもがくだけで上手く脱げない様子だった。
ただの花見でそこまで飲むか普通!そう思う俺の前で大佐が中尉に手を貸して中尉の上着を脱がした。
大佐の野郎は言葉からしても明らかに酔っていて、その状態で中尉に無理な要求を繰り返してるくせに
中尉の扱いだけは妙に優しかった。というよりその仕草の端々に中尉を大事に扱っている様子が見えて
俺は納得がいかなかった。大佐は中佐の半脱ぎのズボンを下着ごとすっかり脱がせ、その下着を自分のポケットに入れ
黒シャツの袖を両方とも中尉に優しく通させて脱がし、全裸になった中尉に、寒いから、と言って
再び軍服の上着だけを着せる。御丁寧に上ははだけさせて中尉の白い肩をむきだしにして、だ。
矛盾してる。肩や前をはだけさせるくらいなら何故上着を着せるんだ?
俺はただそれを見ているだけだった。
中尉は軍服を脱ぐあいだ、時々俺と目を合わせた。
その様子は最初の時と同じだった。俺と自分の状況を認識した目になって顔が一瞬赤く染まり
そして俺には良くわからない理由で、寄り目がちにまるで自分の身体の様子をさぐるような目になって
それからブルッと小さく白い身体を震わせる。
>>279 いつの間にか消えちゃったんですね。
サビシー…
中尉には今、目の前に立つ俺がどんな風に見えてるんだろう。
俺はいつもどおり両手を握りしめてたぶん不機嫌そうな真剣な顔をして
そして眉をひそめたまま、いつもの眼で真っ直ぐに芝生の上の中尉を見つめているはずだ。
俺の眼をこっそりと見て身体を震わせる中尉の様子は、
俺には無理に排泄物かなにかを我慢してる姿かなにかのように見えた。
軍服の上着を脱ぎ終わった時も、黒シャツを脱いでしまい全裸になったときも、
上着をもう一度着てその上をはだけ、白い肩をむきだしにしてただ袖を通しているだけの姿になった時も、
中尉はそうやって俺を見ながら白い身体を震わせる。
そこへあの声の調子で追い打ちをかけるように大佐の言葉が響く。
「さあ、すっかり完了だ。
どうかな?鋼の?大人の女性の身体は?
美しいだろう。よく見たまえ。
あ・の・ホークアイ中尉の、裸・の・身体を。」
長いですのでここでいったん切りまする。
つづきは夜にでも。
>>282 や、その場に居ますけれども泥酔して寝てます(笑)
最後に出番ありまするのでそのままの体勢でお待ちくだされ。
では
T3dFptH9T2 氏 乙!!
リザたんエロすぎ(;´Д`) ハァハァ
普段とのギャップがよりエロさを引き立たせますなー
続き正座して待ってます
俺は・・・春の夜風、あの暖かくて心を奇妙にざわつかせる春の風の中、
その風を肌に感じながら、軍服の上着に袖を通しただけの全裸になった中尉の前に立っていた。
月の光の下、白く光って見える肌の正面のホークアイ中尉の姿、
前と同じく芝生の上にペタンと座り込み、閉じた脚のあいだに両腕を挟み芝生に手を突いた恰好の中尉の姿、
その尖った胸の先端や、両腕に挟まれた恰好の白い乳房のふくらみ、へそから下のなだらかな中尉の
白い裸の身体の曲線、 両手が中央に押し込まれた閉じられた両脚の付け根、白い太股と脚の先にある
中尉の細い足首、それにむき出しになった中尉の白い両肩やうなじを、俺を触ったのと同じ生暖かい春の夜風が
次々に中尉の白い身体を触っていくのを、俺はただただ眺めていた。
俺はその中尉の様子と目の焦点の合わない中尉の表情に
少しだけ前屈みになってしまっていたかも知れない。
大佐が俺にホークアイ中尉の身体はどう見える?と聞いた時、
俺を見つめたままの中尉の寄り目がちな表情と身体の震えはそれまでのより長かった。
俺に充分長くその表情をさらした後、中尉は顔を伏せて、そのむきだしの両肩と両腕に緊張が走った。
女の人の身体のことなんか解らない俺にはやっぱりその様子は
何かを出したくて我慢している姿にしか見えなかった。
そこで俺はようやく気付いた。
ホークアイ中尉は自分の裸がどんな風に見えるか何故だか自分で解っているのだと、
ホークアイ中尉ははそうやって見られることで何かを感じているのだと、
そして中尉はたぶん俺に、いや俺にはその先の自分の姿を見せたくないのだと・・・
そのために目の焦点が合わないほど泥酔していながら鉄壁の自制心でいつもの表情を
作り続けていたのだと・・・
でももう遅かった。
「あ・・・あ・・・あああ・・・」
顔を伏せたまま断続的に白い身体を震わせて、中尉は出したくて我慢していたものを解き放ったかのような
そんな長く引っ張った悲しい鳴き声、長く引っ張った諦めの鳴き声を出した。
そして、ペタンと座り込んだままの中尉のむきだしの裸の白い腰、それが芝生の草の上で目に解る形で
一度大きく前後に動く。
「あ・・・あ・・・ああああああ・・・・・・」
俺のモノはとっくに勃ってしまっていた。
脊髄に響く中尉の鳴き声に反応してそれが硬さを増して
どうにかなってしまいそうだった。
頭の中に普段のホークアイ中尉の姿が浮かぶ。
それに大佐のモノに金髪の頭を動かしていた中尉の姿が重なって俺の頭はさらに混乱する。
そして目の前には今の中尉の姿。
俺はこの先を見たくなかった・・・
大人の女の人・・・ホークアイ中尉が・・・あの中尉が
どんな風になってしまうのかが恐かった。
中尉は身体を震わせて鳴き声を上げ続けて、それからなんとかしてようやくといった様子で
頭を上げて伏せていた顔を上げ、そうして俺の前に隠れていた胸元、その白い身体をすっかりさらす。
「エドワード・・・君・・・」
中尉は俺達兄弟にだけ時々、特別に優しい目をしてくれるときがある。
顔を上げて俺を見た中尉の表情はそのときのそれだった。
そうして・・・そのときのその顔で俺を呼ぶ中尉の声は・・・
それまで聞いたことのない女の人のいやらしい声だった。
座り込んだままの中尉の白い腰は今は大きく前後にスライドされ始めている。
「エドワード・・・君・・・」
もう一度、中尉がいやらしい声で俺を呼んだ。
俺は、俺の真正面で全裸に軍服の上着を羽織り、そこから白い両肩をむきだしにして
そのいやらしくくねる中尉の白い身体を見ながら・・・
その姿で白い腰を宙に浮かせ、激しく両脚の間を芝生の草にこすりつける中尉の姿を見ながら・・・
優しいけれど完全に自制が外れた中尉の目、俺を見る中尉のあの目を見ながら・・・
いやらしい声で俺の名を呼ぶ中尉の白い身体を見ながら・・・
俺は自分のモノを痙攣させた。
・・・俺は無力だ。
心をざわつかせる春風の中、俺の名を呼びながらあんな風に腰を振る中尉を見て
平静でいられるほど強くない・・・
中尉はそんな様子の俺を見て、その奇妙に優しい目をしたまま俺に向かって微笑んで
月の光の下で振り続けていた白い腰、その白い両脚を俺の目の前で開き始める・・・
俺は・・・俺は・・・俺は・・・
俺はもちろん耐えきった。
俺はエドワード・エルリック。鋼の錬金術師。
鋼のからだと、鋼のこころを持つ、鉄のように固い意志を持った鋼の錬金術師なんだからな。
俺はその時、鉄壁の意志を持ってそれ以上見ないで済むよう後ろを向いたのだ。
少し前屈みだったのは仕方ない。
あんなホークアイ中尉は嫌いだ。
あの時たとえホークアイ中尉があの白い両脚の中心に俺のモノを柔らかく包み込んで
優しくあの白い腰を振り、あの優しい目で何度でも出していいのよ、と言ったところで俺は
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・耐えきったに違いない。きっとそうに決まってる。
大佐はそんな俺の様子を見て言った。
「フッ(笑)。さすがだな。
耐えきったか、鋼の・・・・。たいしたものだ。」
けれど大佐の口調には、その言葉とは裏腹に勝ち誇ったような響きが満ちていた。
そして俺も耐えきってはみせたものの心の中では敗北感で一杯だった。
野郎・・・悔しいが大佐の実力は本物だ・・・
あの・・・あのホークアイ中尉をこんなにしてしまうなんて・・・
デカさはこの際、どうでもいい。
俺は・・・何かを見せつけられてしまったような気がする・・・
もしかしたら・・・これが・・・これが・・・大人の男と女の人の間の真理って奴なのか・・・
「誤解しているようだから言っておくが・・・」
大佐はあのすべてこっちのことはお見通しだ、といった調子で
言葉を続けた。
「中尉は初任官の最初の任地で、軍部内にまかり通っていたある悪い習慣の為に
こんな風に他人に見られるだけで逝く身体になった。
当時は内乱中だったからね。
命令不服従の気配あり、とされた女性士官にはその隊の全員の暗黙の了承の元、
何をしても許される、そんな習慣が当たり前に通用していたのだ。
もちろん隊にもよるのだが・・・中尉はいわばその軍の悪癖の犠牲になった、ということになるな。
私と出会う前の事だよ」
「!?」
違う!そうじゃない!そんなんじゃないだろ!
俺は叫びだしそうになった。
馬鹿な俺にだってそれくらいはわかる。中尉はそんな事のせいで今ここでこんな風にしてみせたんじゃない。
大佐、あんたの指示だったからだ。あんたがそう望んだからだ。
ホークアイ中尉の自制心は鉄壁だ。中尉は望まずにこんな事をする人じゃない。
たとえ、どんなに泥酔していても、たとえ誰にどんな風に身体を作り変えられてしまっていても、だ。
大佐だってそれは解ってるはず。それが解っていてどうしてこんなことをするんだ。
あんたはどうして俺に・・・
こんな中尉を見せつけるんだ!そう叫ぼうとした俺の言葉は大佐のあの視線で止められてしまった。
大佐は俺をあのいつもの鋭い3角眼でにらんだ訳じゃない。逆だった。
大佐は時々こんな眼で俺たちを見る。
こんな眼をする時の大佐の顔にはどこにもいつものあの険しさがない。ただ穏やかな眼で俺を見ているだけだった。
俺にはそんな大佐の感情が読みとれない。そしてその大佐の視線はただ俺を無性にいらつかせる。
大佐の話は半分は本当なのだろう。そんな事にだけは回る自分の頭に俺は舌打ちしていた。
・・・ホークアイ中尉の最初の任官地がハクロ将軍の指揮する部隊が制圧していたイシュバールだったことは
良く知られている。そしてそこで任官したてだった中尉が、当時階級はなんだったか知らないが
部隊長だったハクロ将軍をいきなりぶん殴った事は有名な話だ。
その話ではハクロ将軍は笑って事を収め、殴った中尉も無処罰で済んだという話になっていた。
だがその後のハクロ将軍の風評を聞けば大佐の話の方がつじつまが合う。
大佐の言うとおりそんな悪い習慣が昔から当たり前になっていたなら、任官したてで部隊長をぶん殴った中尉は
自分からその候補者に名乗り出たという風にその部隊の全員から受け取られただろう。
俺は当時、たぶん軍服に袖を通し始めたばかりだったろう初々しい中尉の姿を想像した。
何が原因だったのか知らないが・・・中尉は自分からその身を犠牲に差し出してしまった恰好になったわけだ。
出る釘は叩かれるのが当たり前、そんな空気で手を出さない連中も黙認し、誰の抑えも効かない状況で
どこまでやっても歯止めの効かないそんな軍の状況の中で
手を出した連中は気の強いなりたての女性士官、あの気の強い中尉がどんな風にふるまい続けるか、
どこまで耐えられ続けるか、そしてどんな風に諦めるのか、それを楽しんだのに違いない・・・
俺はそんな話を解りたくはなかった。
それに大佐が俺を見る眼、中尉と大佐の大人の関係についてもだ。
そんなのはいらない。そんなのは俺には必要ない。
大佐の眼はただただ俺をいらつかせる。大佐なんか、こんな野郎、で充分なんだ。
だから俺は全部を棚上げにして大佐に言ってやった。
桜の木の他には誰も居ない無人の野原に響き渡る大声で。
「けっ!なんだかんだ偉そうにしてても・・・大佐、
あんたは中尉にあ・そ・こ・まで徹底的に舐めて貰わないと勃ちすらしなかったくせに!
この役立たずの不・能・大佐!」
「!?」
大佐は蒼白になり、のけぞり気味に硬直した。今度はそれを俺がながめる番だ。ようやく・・・ようやくだ。
大佐にこの手の言葉が効くのは解っている。俺は俺の背後で
「くすっ(笑)」
と小さく笑う女らしい中尉の笑い声を聞き、それが聞こえたらしい大佐がさらに慌てふためくのを気持ちよく眺めた。
そして俺はなんだか安心した。中尉の笑い声を聞くなんてことは滅多にないことだが
その声がいつもの中尉、あのホークアイ中尉らしいと思ったからだ。
「な!?な!?な!?」
絶句したままの大佐のオーバーアクションはいつもより長く続いた。不能という言葉がよっぽどショックだったのかも知れないが
まあ相当酔ってるんだろうな大佐も・・・と俺はそんな大佐の様子を楽しく見ながら考えていた。
へべれけで動けなくなってしまえばすぐそれと解るのに・・・大佐も中尉も酔っぱらっているのにもかかわらず
普通に動くし表情もあんまり変わらないし一見まともそうな事を言う。でも明日になったらどれだけ記憶があるのか怪しい。
ったくこのタイプの大人の酔っ払いは子供より始末に負えない。
俺はそう考えながら自分もくすくす笑い始めた。あれ?俺、なんで笑ってるんだろ、と思いながら・・・
俺自身まだかなり酒が残っていた。身体が小っさくてすぐ回るから自分では抑えたつもりだったのだが・・・
俺と中尉は2人して夜桜の下、楽しく大佐を笑い続けた。
まあそう長くは続けなかったのだが。
「フッ(笑)。
この私を不能よばわりとは良い度胸だな。この私のモノを見た上でそんなことを言い出すとは・・・。
だが、聞き捨てならん。
普通なら、子供相手に大人である私が本気になる訳にもいかないのだが・・・
よかろう。」
なんとか持ち直した大佐はそう言ったがその笑いは引きつり笑いだった。
大佐は中尉の腕を掴んで芝生から引き起こし、桜の大木に中尉の両手を突かせ、その腰を後ろから引いた。
そうされた中尉は両手で木にしがみつくようにして、下にずり落ちないよう必死になる。
軍服の上着に袖を通しただけの中尉の後ろ姿、桜の大木にしがみつくようにしている中尉の両手
金髪がまとめられている中尉の頭の後ろ、白いうなじに続く軍服を引き下ろされはだけられた中尉の白い両肩、
後ろ向きに大佐に腰を突きだした恰好のため、反り返ってなだらかなカーブを描く、上着の下の背中から続く
中尉の白く細い腰、緊張して後ろに真っ直ぐに伸ばされた開かれた中尉の白い両脚、それに支えられて
大佐の眼前に高く掲げられ微かに震える中尉の白い臀部、そうしたものすべてが月の光の下、すっかり露わになった。
大佐はその中尉の片足を後ろからおもむろに持ち上げるとそれを高く掲げた。中尉は木にしがみつきながら
まるで壁かなにかに小便をする犬のような恰好になる。それから大佐はその無駄にデカイ自分のモノの先端を
中尉の性器にあてがって押し開き、先端のふくらみの先っぽだけを中尉の性器に軽く咥えさせる。
中尉はただそうされただけで木にしがみついた白い身体全体を断続的に震わせていた。
そんな恰好だと正面からは犬のように片足を上げた中尉の両脚の中心、淡い茂みの下の大佐との結合の様子が
丸見えになってしまうはずだ。だがそこはタダの野原で誰もいないから問題はない。
大佐はそこまで準備を完了すると、俺に向かってあごを上げて合図して見せた。
「ああ・・・」
俺はうなずき返した。大佐の野郎、やる気だな。上等だ!
俺はすっかり泥酔しきって寝込んでいる様子のウィンリィを起こし、芝生の上で後ろ向きにして
高くウィンリィに腰を上げさせる。素面のときのウィンリィには絶対に許してもらえそうにもない姿勢だ。
芝生に胸をこすりつけ、腰だけを高く俺に向かって突きだした恰好のウィンリィ。
ポニーテールがかかって揺れている白い背中越しに、たたき起こされてまだ状況を把握できない様子の
酔っ払いウィンリィが、なあに?何するの?とでも言うようなあどけない笑顔を見せて、俺は微かに後ろめたさを感じた。
だが俺はそのままウィンリィの性器を片手で開き、そこに勃起済みの俺のモノを軽くあてがう。
悪い、ウィンリィ。でも全開で行かせてもらう。
俺は・・・大佐のことが嫌いじゃあない。けれど俺は大佐には決して負けたくない。
何故だか解らないがいつの頃からかそう思うようになった・・・理由なんかどうでもいい。
俺にとって大佐はいけ好かない野郎で充分なんだ!野郎には絶対に負けない!
「持続力勝負だ、意味が解るな?鋼の。
どちらか続けられなくなった方が敗者となる。
それでは・・・」
お互いに準備完了と見た大佐が俺に戦闘開始の合図を送る。
俺たちは同時に叫ぶ。
「勝負!」「勝負だ!」
広い野原のまん中に一本だけ立っている桜の大木、心を落ち着かせなくさせる生暖かい春風の中、
月の光の下、その夜桜の花びらが舞い散る中、その春風に乗って無人の野原にウィンリィと中尉の鳴き声、
女の子と女の人の2人の鳴き声が絡み合って響き渡りはじめる。
俺は慣れない姿勢にとまどって俺のモノをきつく締めつけてくるウィンリィの性器の感触に眉をしかめながら
それでもその感触に耐えて腰を激しく振り続ける。大佐も同じだ。無表情なその顔をわずかに引き締めながら
引き寄せた中尉の腰を激しく突きつづけている。桜の木にしがみついた中尉の鳴き声がひときわ高くあがっている。
その光景を心に刻み、最後に俺は心の中でもう一度叫んだ。
俺は大佐には負けない!負けるわけにはいかないんだ!
と。
―――― 僕らはいまでも叫んでる
夜風がふいに鎧の上をなぶって吹き抜けていった。
不用意に背の高い雑草を揺らしてしまわないようにその鎧の手で細心の注意を払って草をかき分け
アルフォンス・エルリックは大人たちが待つ戦場の最前線へと到着した。
実際にはそんな必要はなかった。春の夜風が無人の野原の上を渡るように吹き抜けその辺り一帯を
ざわめかせ続けている。だがここからは注意が必要だった。ここは野原の真ん中の桜の大木から10mと離れていない。
夜風に乗ってその夜桜の根元から、明らかにそのときの声と解る複数の女性の鳴き声が絡み合って響いてくる。
「戻りました。宿のキャンセルに思ったより時間がかかっちゃって・・・」
「おう」
ハボック中尉は明らかに上の空だった。草の間から声のする方向を凝視したまま、生返事を返す。
無言のまま視線で挨拶を返すその場の他のメンバーも同じだった。
「で、今は・・・どちらが優勢なんですか?」
そう尋ねるアルフォンスに全員が無言のまま頭を回し無言のまま彼を見つめた。
「・・・優勢も何も・・・あれ見て見ろよ・・・」
「え?・・・あ・・・・・・兄さん・・・・・・・・・・・・」
桜の大木の根元に目をやったアルフォンスはその鎧の姿のままその場に硬直する。
兄さん、兄さんがあんな姿になるなんて・・・それに大佐も・・・
その場の大人たちと同じようにその場の光景に釘付けになりながら、アルフォンスの脳裏には
後悔に似た感情が沸き上がってくる。
人は何かの犠牲無しに何も得ることはできない・・・何かを得るためには同等の代価が必要になる・・・
僕は・・・このままこの光景を見続けていていいんだろうか?
扉を突き破ってその向こうへ突き進んでしまっていいんだろうか?
アルフォンス・エルリックはその答えが見つからないまま夜桜の根元を見つめ続けた。
(花見夜桜野外編2・終了)
またもや変なところで切りましたが今回ここまでで。
次書く事がありましたらば同じ展開のつづきでアル視点・アル語りになります。
では。
>>◆T3dFptH9T2氏
乙か錬成!!!
ぐはっ、最後は盛大に4Pですか!!
中尉エロいですね。ウィンリィ気持ち良く寝てただろうに可哀想に…(御愁傷様)。
アル視点も楽しみにしていますよ。
>>◆T3dFptH9T2氏
長編錬成乙カレ〜
アル視点も待ってます〜
つーかこの後、エドは恥ずかしさのあまり軍部に顔出せないな。
それかウィンリィに殺されるか(w
厨でも「厨ウザイ」とか言ってる奴よりマシな奴いるけどな( ´,_ゝ`)
視線で感じちゃう中尉(*´д`)ハフハフ
エチの途中でも寝こけちゃうウィンリがらしくて可愛かったですw
心より乙。GJ!
誰かアルウィン書いてくれる神はおらんかのう?
鎧でも生身でも萌えなんですが。
>>318 アルウィンもいいが今時代はアルパニですぜ旦那。
マーって誰か判らない・・・
>>321 最近、誰って質問あったから答えたのに・・・
ちょっと前のレスくらい見てくれ。
>>323ありがとう
>>322 スマン蛇の人ってイメージが強くて、マーテルって名前が浮かばなかった
>>アルマー
あーちょっといいなw
しかしアル関係のSSって「ティンティンが無いからなあ・・・」と多々思ってしまう
ウィンリィに機械鎧で(ry
>>325 人間バージョンの未来パロでもいいじゃん。
女体化スレではさんざんやっているぞ。
と、言う訳でアルパニの未来話キボンヌ。
すね毛生えるからチンコもはえるはず。
>>326 戻った後のいいなぁ。
兄弟ともうまく戻れてるといいのぉ。
>>327 ワロタ
第二成長期でもソレははえないだろ(w
ドラマCD聞いた。
エドとウィンリィのラブラブっぷりがたまらんかった。
前編と言い萌えの宝庫ですなドラマCDは…!!
それに便乗してドラマCDネタで誰か書いてくれませんか神様方?
ガンガン分厚いから買ってない・・・_| ̄|○
>>330 買って無い…じゃすまされんぞ?
ガンガンの角に頭ぶつけて逝って来い。
ランファンたん(;´Д`)ハァハァ
名前が出た以上もう思う存分リン×ランファンで(;´Д`)ハァハァ できるな。
初めてだけと優しくしてくれる?
ロイとシェスカだけど。
ってこの時間誰もいないよね〜。
「マスタング大佐」
「ん…」
本が散乱した部屋の中で、
顔の上に本を置いて寝転がっている人物が少し身動きする。
「私は何分ぐらい眠っていた?」
「10分ぐらいかと」
シェスカは周りを伺いながら部屋に入り込んだ。
「10分か…」
大佐の顔には疲れが浮き出ていた。
「無理をせず少しお休みになったほうが…」
シェスカは横たわっている大佐の脇に
膝を突いて周りの本を整理し始めた。
その時だ。
大佐の手が彼女の太ももをさすった。
「あ」
「もうちょっとこっちに来なさい」
大佐の手がスカートの裾からその奥に入り込む。
「ダメですよ、大佐」
「じゃあ、どうして鍵をかけたんだね?」
彼女が部屋に入った時にかすかに錠が落ちる音がした。
それを彼は聞き逃さなかったのだ。
シェスカは言葉では拒否していても
彼の手は拒んではいない。
そろそろと彼の手は暖かな太ももを
這い上がっていった。
「あっ」
大佐の指先が彼女の下着の上から
感じる部分をさする。
「何だね、もうこんなになっているじゃないか」
そこは既にしっとりと潤っていた。
薄い布越しにその感触が大佐にも分った。
「さあ、こっちにおいで」
大佐は横たわったまま
彼女のスカートをたくし上げて白い下着を剥き出しにした。
「それは自分で脱いで
私にそこを見せてくれないか」
シェスカは顔を赤らめながら
下着をゆっくりと下ろした。
そして彼の顔にまたがった。
大佐はその部分を指で押し広げて
舌先を差し込んだ。
「ぅ、大佐、いきなり…」
「軍議があるのでね。早くしないと」
小さな高ぶりを舌先で
大佐は舐め上げてすすり上げる。
その度にシェスカの背筋に快感が走る。
「大佐、私も…」
彼女とこの様に肌を合わすのは
何度目だろうか。
その度に少しづつ彼女は大胆になってゆく。
シェスカは体の向きを変えると、
大佐の戒められてるものを取り出した。
少し冷たい彼女の細い指が、
既にはちきれそうになっているものをそっと包み込んだ。
大佐は彼女の腰を抱え込み、
貪るように小さな突起を刺激する。
そしてシェスカは口に入れるのもぎりぎりなほど、
巨大な大佐自身を苦しげに咥えて、それに必死に答えていた。
「もう時間がない」
大佐は起き上がると
四つ這いになったままの彼女に後から覆い被さった。
「ああ、大佐っ!」
大佐の急な侵入はいきなり彼女を高みに引き上げた。
そして激しい揺さぶりに
息も出来ないほどの悦びが引き起こされる。
「声を出しちゃダメだよ」
激しく突き上げる荒い息遣いの大佐が、
彼女の耳元で囁くように言う。
その言葉に反応するように
彼女の中が熱くよじれ彼を包み込んだ。
その僅かな動きですら
行為に没頭している彼と彼女には
全てを忘れさせるほどの快感だった。
「大佐ぁ、変になっちゃいますぅ…」
「なれよ」
大佐はそう言うと手を彼女の前に回し
彼女の濡れそぼった突起を指先で激しく捏ねだした。
中を突き上げられながら、指先でいじられる。
「大佐、大佐…、もうダメですぅ…」
「シェスカ…」
シェスカは体全体を震わすようにして絶頂を迎えた。
そして彼女に包まれている彼自身も、
とろけそうな熱い肉襞の動きに全てを放っていた。
「いかん、軍議まで時間が無いな」
素早く身支度を整えて二人は部屋を出ようとした。
「シェスカ」
「はい?」
既に制服を調えて
普段と変わりが無い姿のシェスカだったが、
「髪が乱れている」
大佐は彼女の前髪を指先で整えた。
そして首筋にキスを落とす。
ぞくぞくとした快感がシェスカに走る。
「また来るよ」
手を上げて挨拶をする大佐をシェスカは見送った。
『また』はいつなんだろう、と彼女は思ったが、
それほど遠い時ではないだろう。
彼女の中で何かが疼く。
それは先ほどの悦びにも似た密やかな期待だった。
341 :
333:04/04/13 12:48 ID:1R9w4+f/
人がいないところでいきなり店を広げてすみません。
いつも読んでいるばかりなのでたまには、と。
しかし改行が多いとレス出来ないなんて初めて知った…。
>>332 すまん、リンリンとランランを思い出した。
>>329 ドラマCDの温泉シーンでウィンリィは素っ裸だったのだろうか?
タオルを巻いて入るのは邪道だが、露天風呂だしな…
水着など使用していたらかなり萎える。
やっぱマッパで髪を結い上げているのキボン!うなじがセクシーっすよ。
今月のガンガン読んで
以前の無能×本の虫思い出した。
>>333 グッジョブ!
348 :
333:04/04/14 18:15 ID:7EQdWZeF
誰もいないところで勝手に店を広げて
スミマセンでした。
また書いた時は宜しくお願いします。
_∧
/ ゚w゚ヽ <手パン錬成保守…
.. | ┻
ロイヒュー子 エロが入らなかったのですが、よければどうぞ。
どこにでもいるタイプの女だと、マース・ヒューズは自分で思う。ただ、環境が環境だった。
仕官学校は男だらけで、望まなくても周りがちやほやしてくる。そのせいで少々軽薄そうな
リアクションが身についた。
もともとが人恋しい性格だ。すぐに愛想と色気の使いどころを覚えた。その方が受けが良
かったし、血気にはやって屈服を強いてくる輩なんかを、いなして静めるのに役立った。
髪を短く刈り込んで野暮ったい眼鏡をかけ、男物の言葉と軍服で飾る。それでも男に間違
われた事はない。密かにそれが、ヒュー子の自慢だった。
ロイ・マスタングという男については、少々風変わりだけど、地味な人物だと思っていた。
才能があっても世渡りが下手で、寡黙。だからマースは放っておけなかった。
ところが実際はどうだ。この同級生は、見かけによらず喋るし、楽しい。笑わせる。
ある時など、深刻げに頬杖ついて瞑目しているものだから、何かと思って声をかければ、
ロイは沈痛な面持ちでこうのたまった。
「君がもう少し屈んでくれれば絶景だと思ってね」
けらけらと笑うヒュー子を見て、憮然とした顔をするのが、ますますおかしい。
「君はからかい甲斐がない」
不満そうなロイを、ヒュー子は抱腹しながら指差して、
「お前さんはいじりがいがありそうだ」
と、心から褒めてやったものだった。
いっぺんに、この男が気に入った。
時にはあっちこっち付きまとい、時には遊びに引っ張り出して、気がついたらお互いに一番
気安い友達になっていた。
悪ふざけが過ぎた事もある。
男女間の個室の行き来は当然のように禁じられていたが、不思議なもので、そう言われると
破りたくなるのが人情。人気者で誰とも親しいヒュー子が、ただ一人、部屋まで許した意味を、
ロイとて知らぬわけではなかった。ただ、自分達をあと一歩のところで踏みとどまらせるのが、
うわあ誤爆った!
すいませんすいませんすいません_| ̄|○
>350
そんなに気にするなよ〜
【】とかでスレタイも似ているからなぁ
>>351 いや。誤爆でよかった。
気にせずに、今度は相手を中尉にして頼むw
じゃあ
>>350のヒューズをリザに変換して読むのか
うーむ、ヒューズはどうもケツ毛があると言う
印象が強すぎて女体化出来ん。
やっぱノーマルがええなあ〜。
エド×ウィンマダー?
チンチン
今週の次回予告での師匠の爆乳に(*´д`)ハフハフしたいと思ったやつはおらんのか?
漏れは今すぐ揉みしだいて吸い付きたいぞ(;´Д`)ハァハァ
359 :
ブラピ:04/04/18 00:56 ID:JZ+ziOxS
呼んだ?
ゴォ〜マリィ〜サン〜エドウィン♪
age
>>350です。
優しいレスありがとうございました。救われました(つД`)
お詫びといってはなんですが、鷹の目姉さんをどうぞ。
「やれるもんならやれば?」
と、ふざけた甘え声でエドワード・エルリックは突き離した。
迷うふりをして、リザ・ホークアイは改めて仮眠室を見渡す。朝の9時、人がいない時間帯。
今ここを使用しているのは自分だけ。白パイプのベッドの四隅が、奇妙にねじくれて伸び、
ホークアイの手足を拘束している。錬金術だと見当がついた。
油断、した。眠気などすっかり醒めた。
まどろみの中で、ドアの錠が外れる音を、確かにホークアイは聞いていた。続けて、その錠
がもう一度かけられる音も。それを寝たふりで待っていた自分に、今更ながら腹が立つ。
少し軽い足音がして、すぐそばまで気配が寄り、しばしの静寂。やがて彼の手が、自分の頬
をそっと掠めた。寝顔を確かめられているのだろうか、とホークアイは心配になる。徹夜明け
だから、隈くらいはできているかもしれない。お疲れのようだ、なんておどけて、気が変わって
しまったら。
ぱんっ、という乾いた音が耳の横で響き、驚いて目を開けたホークアイは、あっけなく金属
の蔦にからめとられる自分の体を見たのだった。
混乱しながらも、少年の名を呼ぶ。まだどこかで夢じゃないかと思う自分がいた。エドワード
と呼ばれた少年は、可愛らしい犬歯をのぞかせて、笑った。――今晩は、中尉。もう朝だ、と
生真面目に答えたら、エドワードは優しく頷いた。そう、優しく。それだというのに、何なのだろ
う、この不可解なおののきは。
――え? 何の冗談かって? やだなあ、分かってるくせに。
そしてホークアイの寝乱れた髪を梳く。ひとしきり無邪気に熱心に撫で付けると、うん、と気が
済んだように呟いた。――きっれーな髪だよなー、本物の金の糸みたい。ああ、動かないでよ、
せっかく揃えたんだからさ。本当に、綺麗。
裏表のなさそうな賞賛に、冷えた心がふいにくすぐられた。あなたの髪の方が綺麗だけれど、
と素直な感想を口にする。うれしかねーよ、そうぶっきらぼうに吐き捨てる彼を、リザは可愛く
思った。ただし、あくまでも交渉の余地がある犯罪者へのそれとして。
――え、何、ほどけって?
尋ね返したあたりまでは、エドワードもまだ、笑っていた。
何の予備動作もなく、彼はホークアイの頬を横ざまに打った。扇に広がった髪が波打つ。
――飲み込み悪いのな。同じ事二回言わせる気?
ホークアイは唇を噛んだ。肉体的にはさほど痛くもない。だが、苦い感情がしびれと共に
広がった。利発な子だと、そう思っていたのに。こんな事をする子じゃないと信じていたのに。
さほど話をした訳でもないが、これでも結構好いていたのだ。・・いや、今は感慨に浸っている
場合ではない。
手足の首を軋ませてもがく彼女を、エドワードはじっと見守った。その余裕がやたらホーク
アイの癇に触る。彼の自信を裏付けるような戒めの頑丈さは、単純に恐怖を呼びさました。
どうにも外しようがないと悟ってから、ホークアイは早々に奥の手を選んだ。枕の下に頭を
突っ込み、冷たい小銃に噛みつく。不意を狙って枕越しに放った一撃は、金属音一つを残し、
あっさりと彼の変形した腕にはじかれた。
――すっげー。変わった銃だね。
羽毛の舞う枕を退けて現れた、器用に引き金を咥えるホークアイの姿を見、エドワードは
口笛を吹く。銃を取り上げてしまえばそれで終わりなのに、わざと抵抗させて楽しんでいる
ようだった。弾の無駄だと自分でも思いながら、二発、三発。この音で、願わくば誰かがかけ
つけてくれますよう。四発、五発。
――気が済んだ?
エドワードが小憎たらしく訊ねてくる。それなら、と捨て鉢にホークアイは考える。殺すなら
とっくに殺しているはず。
最後に残った弾を、ホークアイは首を捻って、自分の心臓に狙いをつけた。
「ハッタリもそこまでかませりゃ上等だね」
彼はどことなく楽しげだ。
冷たい金属を味わいながら、動かしにくい舌で、苦労して返事をする。
「あまり挑発しないでくれる? 悔しくて歯噛みしそうだわ」
そう言い、金具をかつかつと歯で打ち鳴らした。
「ははっ、無理だね、あんたに引き金は引けない」
「さあ、どうかしら」
沈黙と、にらみ合い。
「・・どうしたの? 別に止めないよ、俺は。どうせ死体でも大して変わんないし」
「ああそう、それはよっぽど――お粗末なのね、あなた」
「引きなよ」
挑発に乗ってか乗らずか、エドワードは端的に繰り返した。
「引けって」
「エドワード君――」
「なんなら俺が手伝ってやろうか?」
そう言って彼は、金属のすき間に割り入るようにして、ゆっくりとホークアイに口づけた。
舌ぐらいは噛まれるだろうと思っていたエドワードだったが、実際に容赦なく歯を突き立て
られて、逆に嬉しくなる。鉄の味がする舌と一緒に、引き金をつっかえ棒として噛ませてやっ
てから、思うさま口腔をなぶった。中指と人指し指をも一緒に突っ込んで、彼女の舌をこねま
わし、引きずり出して、からかうように軽く噛むと、仕返しを恐れてホークアイが身をすくま
せた。
唇を舐め取れば、薬じみた味が溶ける。おうとつの少ない綺麗な歯列をこつこつと舌で丹念
になぞってやったら、かすかに、清浄な吐息と同じ風味がした。さっきから窮屈に突き当たっ
て邪魔をする金属の硬質さに比べれば、お互いの舌の感触はとろけそうなほどだ。
無理やり口内に吸い込んだホークアイの舌を、エドワードが優しく搾り取る。その度にホー
クアイは律儀な反応を寄越した。噛まれるだろう、噛み千切られるだろうと思いながら、相手
にいいように弄ばれているからだ。痛みへの不安と、それを裏切って毎度優しく舐め上げられ
る快感と。その反復が、少しずつエドワードへの信頼のようなものを形作っていく。
ぐずぐずと、唾液の立てる音が増える。暴れる舌の動きが、ひどくしなやかで、柔らかい。
彼女は知らない間に息まで詰めていたようで、ようやく開放された時には、胸を上下させて
喘いでしまった。
「ん――」
すかさずエドワードが笑う。
「今の、いい声」
はからずも、見とれてしまった。目鼻立ちの整った、綺麗な子だと。初めて見た時のことを
思い出す。あのときはまだ小さな子供だった。今でもそうなのだけれど。たった四、五年――
その間になんて成長したのだろう。
「ほら、引けなかった」
ホークアイの口からずるりと金属枠を抜き出し、エドワードはそれを床に放った。
「こんな事で死ねるほど、潔白ぶるつもりもないくせに」
「・・こんな事、とは、安く見られたものね」
「ああ、ごめんごめん。悪気はないんだけどさ」
未成年特有の、どこか憎めない印象を武器に、エドワードは諭し始めた。
「中尉にとっては、大した事でもないんでしょ?」
機械の右手の指を、擦り合わせる。
その動作の意味に、ホークアイはうろたえまいとした。
「初めてでも、ないんでしょ?」
無言の彼女を催眠術にでもかけるように、エドワードは言い募る。眠気を誘う声で。
たしかに彼の言うとおり、だった。いまさら嫌がるほどの事では。こんな状況、何度も。
・・思い出したくもない記憶がふいに雪崩れ込んで、ホークアイは唇を噛んだ。
「痛いの、嫌でしょ?」
いやだな、と胸のうちで同調する。
「こんな風にされるの、本当は嫌でしょ・・?」
彼を刺激せぬよう気遣いながらも、ホークアイはとうとう頷いた。そうだ、嫌だ。だから、
やめて。
「そっか」
そこで彼は少し黙った。どこか作りものめいた優しさをこめて、ホークアイを見つめる。
「そうだよね。じゃあ、聞きたくないでしょ? 俺の言い訳なんて」
「え――」
よく意味が飲み込めず、ホークアイは呻いた。
エドワードが甘える瞳で先を促す。
「聞きたいわ、分からないもの。どうしてこんな事するの」
「教えない。言ったらきっと後悔させる。中尉は優しいから、俺を憎めなくなる。だって困る
でしょ?」
万感を込めて、エドワードは言った。
「好きだなんて言われても」
頭の隅では分かっていた。これはおかしい、と。しかしそれでも、ホークアイは素直に胸を
打たれてしまう自分を意識した。甘いけれども酔いが回りやすい酒のように、どこか抵抗でき
ない痺れが体を走る。
困り果てている彼女を満足げに眺め、エドワードは靴を脱いでベッドに這い上がった。
無茶な錬成で安定が悪くなったベッドが、しわがれた悲鳴をあげた。
エドワードは彼女の胴をまたいで、馬乗りになった。当たる感触に、思わずホークアイは眉
をしかめる。
黒いタートルネックのニット、その胸部が網目を大きく横に広げて二つにたわんでいる。
「でっけーなあ」
色気もなにもない感想を漏らしてみた。
わくわくとした子供じみた興奮を以って、エドワードは服のうえからそっと撫でた。ニット
の布地ごしに、レースらしき細かいでこぼこが感じ取れる。フェティッシュな感覚に、目眩が
する。
てのひらを使い、持ち上げたら、豊満さがいっぺんに実感できた。重たく柔らかく、今にも
たゆんと手からこぼれ落ちそう。オートメイルの右手も使って、感触を比べわける。どっちも
同じくらいたっぷりとしていた。
「脱がすよ」
わざと宣言し、中尉の顔を覗く。もちろんホークアイは答えない。それで構わなかった。単
にもう一度、抵抗できない自分の状況を思い知らせたかっただけだから。
腹部から順にめくりあげていくと、窮屈そうに服の皺が折り重なっていって、乳房の中ほど
までさらけ出させるのが精一杯だった。
彼女の目の色にも似た赤茶の下着が現れる。縁取りは指で診たとおりの形だった。強情にも
脱がせる手助けをしないホークアイの背中に、苦労して左手を滑らせ、止め具を外す。
「きっつそ・・」
やわい肉を鬱血させんばかりに食んで、服が圧迫している。苦しそうだとエドワードは思っ
た。手を差し込んで、ぐいっとくつろげさせる。取れたブラジャーが、丸みを滑り落ちて、斜
めに肌が露出した。
「ちょっと、そんなにしたら伸びちゃう」
「じゃあ、脱がしてもいい?」
いいとも否とも答えられないホークアイだと知っていたから、エドワードは返事も待たず服
を引っ張った。渋々肩を浮かせたり、首を丸めたりする彼女が可愛い。頭と髪を通過し、服は
両腕まで。
新雪を固めたような肌が、あますところなく晒される。
はじめて触れる弾力のみずみずしさに、エドワードは気が高揚した。柔らかいのに、ぽやん
ぽやんと指先をしっかり打ち返す。心地良い。
申し訳程度に引っかかっていたブラを退けたら、硬直した乳首が、誘うように現れた。優し
く指ではじきかけて、やめる。わざとそこにだけ触らないように、胸を捏ね回した。それにし
てもとエドワードは思う。大きくて、自分の手では扱いきれない。
しっとりと指先が滑る。このまま揉みしだいていたら、こっちの手指も磨かれて綺麗になり
そうだ。壊れもののようなふわふわの肌に、自分の骨ばった手、という取り合わせがいやらし
い。しかも彼女は、手なづけた犬猫がよくするような格好で、手足を投げている。強制してい
るのは、他でもない自分だ。征服欲がいびつに満たされていく。
エドワードは、くろぐろと影さえ落ちる胸の谷間に鼻先を突っ込み、水っぽい肉塊にかぶり
ついた。がじがじと子供っぽく甘噛みしながら、少しずつふくらみを登り、少しずつ舌を出し
て、真っ赤な頂きへ。
音を立てて、尖りに吸い付く。
すると、ホークアイの背がたまりかねたように反った。
冷徹な中尉が。生真面目な彼女が。抑えきれずに体を痙攣させるなんて。
「弱いんだ?」
彼女は、絶望的なまでに赤面した。
胸を左右少しずつ口に含んだだけで、エドワードは早々にズボンを下げにかかった。それが
ホークアイには不満だったが、まさかねだるわけにもいかない。
そんな事を考えた自分に寒気がし、どこかに消えていた恐怖心が戻ってきた。後戻りしたく
なったのだ。
今の彼なら、願えば聞いてくれるような気さえしていた。それくらい、心のこもった優しい
愛撫だった。
のらりくらりとズボンを脱がす邪魔をしながら、ホークアイは哀願した。
「ま、待って、お願い」
しかし彼は取り合わなかった。
ただ、あんまり彼女が抵抗するので、無言で手を打ち鳴らし、切っ先を服に掲げたのみ。大
人しくしていれば切らずに済むよと微笑まれ、さしものホークアイも息を呑んだ。するっとズ
ボンが脱げていく。
エドワードは手早く自分のコートと上着を取った。タンクトップから鎧の接合部と傷痕が覗
く。痛そう――ホークアイはかすかに自分の右腕がうずいたような気がした。
それが済むと、エドワードは彼女の細い腰を掴み、ずるずると下に引いた。ひざが曲がり、
下着の最下部がすっかりあらわになる。そこを手遊びになぞったら、楕円状に染みが出来た。
意地悪く笑んで、最後の布地をもぎ取る。
そして上体を屈めて、そこに吸い付いていった。絡んだ毛足を痛まないようゆっくり解きほ
ぐして、左右非対称の合わせ目を噛む。そこはすでにじっとりとぬめり、かすかに潮味を帯び
ていた。
舌をねじ込むと、それだけで全体が凶悪に縮み上がり、彼女の腰がびくっと浮いた。
「やああ!」
太ももできつく頭を挟み、締め付けてくる。
両の耳を完全に塞がれて、ぴちゃぴちゃと、粘液の音がエドワードの頭にこもる。そのまま
我を忘れて舐め続けた。すぐに唾液が彼女の蜜となじんで、味も分からなくなる。
最初は微妙に押し戻しが効いて出し入れしにくかったそこが、突然ぐにゅりと溶けた。
「んぃ、あっ!」
腿の内圧がまたぎりりとあがる。頭蓋骨がきしみそうだ。
もはや極上の脂身のように柔らかい内壁を、ひときわ大きな音を立てて啜ってやる。自分の
口内の液体音が、交響曲めいてさえ聞こえた。これだけ盛大な音になっているのだから、ホー
クアイにも聞こえているのだろうと思うと、ひどく気分が良かった。
半熟の黄身をつついてしまったように、蜜はあとからあとから零れて尻の方まで伝わった。
エドワードは自分の鼻や顎が濡れるのも構わず、舌で撫で、突き、なぞった。
と、かすかに女の声のようなものが聞こえた気がして、動きを休める。いつのまにか、ホー
クアイがなにかうわごとを漏らしていたようだった。耳と脚とにすき間を作り、ざりざりと上
のほうをねぶったら、今度ははっきりと聞き取れた。――大佐、と。
確かに彼女はそう呼んだ。意味のない母音と、やめてという懇願の合間に。
髪をふり乱してもお構いなしの前後不覚で頭を振って、彼女は涙も流さずに泣いていた。
「やっ、あぁあっ! も、いやっ、助けて、大佐、大佐ぁ!」
エドワードは身震いした。かつてないくらい、嗜虐心が奮い立たされるのを感じて。
「そんなに――」
片手で自分の服を解き、片手の指を慰みに突っ込んで、彼は囁く。
「ん、たい、あくっ、大佐っあぁ!」
「そんなに、あの男がいいんだ?」
外に飛び出た分身は、脈打つ血管も膨れた先端もいつになく大きい。そのはずなのに、それ
はいやにあっさりとホークアイの中に埋まっていった。
どろどろの胎内に、体も心も強烈に痺れて、ものを考えるのも億劫だった。
「どこがいいのさ、あんな男」
浮つく彼女の腰をかき寄せ、閉じる膝を無理に割り開き、にゅぐにゅぐと安定しない結合部
に、よりしっかり挿入しようとエドワードが突く。
「やめときなよ、焔の大佐なんて。俺だって、あんたの事好きなのにさ」
「ああっ、あなた、誰、あっああぁ!」
「誰?」
彼はきょとんとした。
「やだなあ、エドワードだよ――エドワード・エルリック」
「ひぅ、うっ、嘘っ!」
ホークアイはほとんど消えかけた理性にすがって、精一杯凄む。
「嘘なもんか」
「あの子、はっ、そんな呼び方――ほの、お、の――焔のっ! 大佐なんてぇ、ええぇぅ・・」
緊迫感もぶち壊すほどくたくたと甘い声を出す彼女に、エドワードは思わず失笑した。
「中尉、可愛い」
ご褒美だといわんばかりに胸を掴む。
生き物のように跳ねて、たわんで、ひどく艶かしい。
「エド、わ、エドワード君は! 私の事っ、好き、な訳、そんなわけ、無あ、あっ」
「そうかなあ」
エドワードは困ったように呟いた。
「そんな事ないって。チビとか言わない優しいお姉さん。これ以上、理由なんていらないでしょ?」
「ん、チビなんて! そんな、事ぉ、絶対、エド――くん、自分で、ぃっ、言わな・・あ、はぁああ!」
「エド君、だって。嬉しいな、もっと呼んでよ」
「ひ、違い、違うっ、あぁ・・ん、なた、あなたじゃ、あぁ!」
「ちぇ、ひどいなあ、そんなに俺じゃ嫌?」
「だ――ぅ、誰なの、ねえ、あっ、答えてッ、あ、ああ!」
「ねえ、中尉?」
はふはふと息をつきながら、エドワードは微笑んだ。
「こう見えても俺、嫉妬深い性質だからさ、時々堪らなくなるんだよ。
あんたを組み伏せてやったら、『あいつ』、どんな顔するんだろう――って」
あいつとは誰なのか、ホークアイが尋ねるより早く。
「喋りすぎたかな。そろそろ真面目にイくよ」
エドワードは全体重をかけてホークアイにのしかかった。
浅いリズムで落ち着かなく突いていただけだったのを、味わうように激しくねじり込み、抜く。
すると中尉は観念したように瞳を閉じた。その意味するところを即座に理解して、エドワー
ドは物足りなく思う。体だけ開いて、心は閉ざすつもりだ。そんな宣言をされたら、いやでも
熱くなってくるというものだ。
遠慮なくがつがつと貪る。ずちゅずちゅなどという可愛らしい音を通り越し、排水溝が立て
るような、露骨に汚らしい音が始終漏れる。
「いいよ中尉、凄い」
よがり続けるホークアイを何度も何度も褒めて、深く入れて、強く引いて。
「ああ、あっ、あ、あ、ん、――ッ」
限界が近いのか、彼女が激しく腰をうねらせるものだから、すぐに調和がとれなくなりそう
になる。持ち直そうと最深部に押しつけて静止したら、先をぐりっとやられて、声があがりか
ける。
駄目だ。今、数度でもこすられたら終わってしまう。
必死になだめて休んでいたら、ホークアイが抗議するようにぎゅうっと内部をひくつかせて
きて――
保たない。
仕方なくエドワードは、脱力までの数十秒間を味わい尽くすために、狂ったように動き出し
た。
「ああぁ! ああああっ!」
ホークアイが鳴く。いつもの彼女とはまるで別人になって。
「も、あうっ、来る、行くよ、中尉!」
「あ、あああっ、ひきぃっ、来てぇ――!」
余韻に浸る間もなく、服を頭から被せられ、真っ暗になったところに、続けて乾いた音がし、
手足が自由になる。
痺れたそこをさすりながら服を剥いだら、そこにはもう誰も、いなかった。
かすかに開いたドアが、きいと音を立てて、鳴いた。
終わり
意外な組み合わせだ。でもGJ!!
>351=361
ウマママ(゚∀゚)ー!!!エドアイいいなあ
毛がなくなるほどに萌えますた。ネ申!!
エドアイとみせかけたエビアイ・・・だよね?
いやいや一口で三度(゚д゚)ウマー
こんなお詫びが投下されるんだったら何度でも誤爆ってほしいよw
乙でした。また気が向いたらこっちでもよろすこ。
>373
エビアイって何?海老?(゚д゚)??
ついでに文が何言ってるのか理解不能。
>>361氏
乙!
いやぁ、激しいなv
またお待ちしてます。
>>373 オレもエビアイかな?と思った。
でも錬金術使ってるけど、アニメはホムは錬金術は使えない設定で
原作は使えるかどうか分からない、と。
>>374 あー、オレもつられて「エビアイ」って書いてしまったけど。
正しくは「エンアイ」かな?
エンヴィーがエドに化けてるって事で。
エンヴィーがエドに化けて中尉をやっちゃったってことだろ?
ついでにこの話は大佐×中尉前提なんじゃ
>>361 神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
GJです!激しいのイイ!
>>373-376 自分はエヴィアイだけどなー。
まあ、人それぞれって事で。
グッドジョブ!!
落ち着いて台詞を見返すと・・・・・やられた!あんた上手いよ!!
嫉妬鷹の目と書いたほうがわかりやすいか?
無能鷹の目前提嫉妬鷹の目 と書くと何がなんだか
>>379 いや、そこに姿がエドが入るから・・・
無能鷹の目前提嫉妬鷹の目見た目豆鷹の目・・・
早口言葉ですか?
381 :
名無しさん@ピンキー:04/04/19 20:33 ID:P7BCfoXn
世間一般では「エン」だな
まぁ俺はグリエンが好きうわなにを(ry
801じゃないぞ801じゃちゃんと女体化してからうわ(ry
>>382 安心汁!漏れは
アニメで声を聞くまで男と気付かずラスエンで百合の妄想をしていたぞ。
>>383 あんな洗濯板状態で女と思っていたとは(w
エンヴィーが女だったとしたら、
エドがチビって言われてキレるように
エンヴィーに胸なしって言うとキレる設定だったろうな。
>>384 胸なし切れエン
激しく萌え(;´Д`)ハァハァ
それよりも牛のような乳と言われて
「試してみる?」なんて
その胸で挟んでくれるラスト姐さんなんてどうすか?
密かに中尉VSラストを期待している…
388 :
名無しさん@ピンキー:04/04/21 14:09 ID:Oe/Gwi/K
第一回戦 胸対決。どちらがデカいのか
あたしも参加させなさいよー とウィンリィが出張ってくる。
第二回戦は料理。男を虜にする料理がお題だが、方向性を間違える可能性が(薬混入とか)。
胸対決はラストさんかなぁ……
乳対決のダークホースはイズミ師匠。
「人妻のパイズリテクをなめるなー!!」みたいな。
>>390 ちち対決にはパイズリ必須ですか?(w
師匠はシグさん、ウィンリィはエド?、ラストは誰?
>391
相手がそれぞれかわったら対決にならん!
といことで俺が3人を吟味しようじゃないか。
>>392 師匠に鬼のようにボコられ、
ウィンリィにスパナで殴られ、
ラストの爪で脳天ぶち抜かれたい?
と、言いつつ漏れも忘れていた
>>391 ラストのお相手はお父様かと思われ。
中尉には勿論大佐。
ラストは乳首黒そうだ。中尉は…ww
>391
パイズリ対決の開催場所は練兵場で、大総統のお墨付きでおながいします。
最終的に乱交パーティーになるのは目に見えてるぞ
400 :
名無しさん@ピンキー:04/04/21 17:59 ID:Oe/Gwi/K
審査は大総統にお願いしましょう。時間が早かった人から順に1回戦突破。一番遅かった一名が脱落
最後はみんな仲良くやればいいじゃん。
ただ、輪姦は好かないがな。
漏れ的には中尉VSラストよりもラスト×中尉をキボンヌするぞ。
大総統「君は参加せんのかね。鋼の弟君」
弟「あっ、ボクは…興味ありませんから」
大総統「あーなんていうか…男同士も悪くはないが…いや、元気を出したまえ」
弟「(なんか勝手に女に興味がない事にされちゃってるよ、ボク)」
安心汁アル。君にはパニーニャがいるぢゃないか!
アルパニはいいよね!(・∀・)
兄さん、パイズリ対決にはチンコが不可欠なわけで…( ´Д⊂
>>405 アル、心配するな。
今、錬成してやっから。
>406
大総統「ワクワク」
突然だが鋼のエロゲーがやってみたい。
キャラと設定を駆使すればエロゲーでのあらゆるシチュをカバー出来そう。
システムはEVEシリーズみたいにエド視点と大佐視点に分かれて一つの事件を
それぞれに追っていくような形式で、その途中で色々とお楽しみシーンもあり。
ハッピーEDに行き着けば、無事事件は解決しヒロインとも親密な関係になれるが
バッドEDになるとウィンリィが輪姦されたり中尉をハボックに寝取られたりする。
企業でも個人でもいいから誰か作ってくれないかなw
>>408 企業は何があっても無理!
なんで個人で。
つか、言いだしっぺなんだから企画立ち上げてくれ。
>>408 それイイな。発売したら即座に買うぞ漏れは。
特にウィンリィはGBAではこれ以上ないってぐらいひでー扱いだったからな。
影も形もないPS2はまだマシ。
>>410 GBAで扱いひどいのか?
まだ途中で1回出てきたきりだけど・・・
>>411 アレなら出さない方がまだマシってヤツだ。
>>412 つか、リゼンブールで出てきて
その後はマトモに話に絡まないのか?
そういえばゲームのウィンリィはエドの事、
意識してる感じだったな。
なんかスカーも唐突に出てきたり、
ちょこっとでも出してキャラ総出演という事にしたいのか?
>>408 でもって、プレイヤーは、ウェディングドレス姿の少佐の姉・ルイ子の
小脇に挟まれて教会へ連行されると
すいません
ウェンリィ素材に人体練成なエロパロって投下されてます?
されてなかったら捨て逃げしたいんですけど
過去スレ読めなかったんで
416 :
名無しさん@ピンキー:04/04/22 06:39 ID:AdidBl7F
大総統「一番良かったのはシェスカタンだw慣れない素振りで一生懸命やってくれたよ。そこが萌え。胸の柔らかさも良い」
>>416 シェスカタンのぱいずり(;´Д`)ハァハァ
大佐にエロイ調教されてるシェスカタン(;´Д`)ハァハァ
ヽ( `Д´)ノ
ここは百合は禁止なのか?
前スレにあったラスト×師匠すげー萌えたんだが。続きキボンヌ!
>417
兄弟相手で器具使用&公開錬金エロでつ
>>422 どーぞ投下して下さい。
是非お願いします。
ここ単独での保管庫ってないんだ
>>425 裏スレはあるけどなw
まあ誰も面倒なことはやりたがらないし、やらなくても↑の保管庫がやってくれるだろうし。
裏スレってどこ〜ヽ(`Д´)ノウワァァァン
おしえて、偉い人!というか >426さん!
428 :
333:04/04/23 15:16 ID:6kvzIH3P
333でつ。
シェスカと大佐の短いの投下して良いでつか。
と言うかこの時間人がいないし…。
自分ではどの程度の力量か分らないんで
前の投下分の評価が低かったら止めて修行の旅に出ます…。
「大佐、これでいいんでふか」
シェスカが大佐のものを二つの胸に挟み、舌先で刺激する。
「もう少し胸を寄せて、乳首を見せてご覧」
椅子に座った大佐が上気した彼女の顔を見下ろして言う。
「はい」
素直に従う彼女の乳首がまるで彼を誘うかのようにつんと上を向いた。
大佐はそれを指先でつまむ。
「あ、ん」
しかめ面のようにシェスカが眉を顰めた。それは悦びの表情なのか。
一心不乱に彼のものにしゃぶりつく彼女はあまりにも淫らで魅力的だ。
硬くそそりあがった両方の乳首を指先で捏ね繰り回す。
激しい息遣いの中でもシェスカの口は彼を放さない。
「シェスカ、出していいか」
大佐の息が少し上がる。
だがその言葉とともにシェスカは動きを止めてそそくさと口元を拭った。
「う…、シェスカぁ…、どうして止めるんだ…」
「ならお願い、聞いてくれます?」
「……」
やがて大佐の机の上には山のように軍法会議所からの書類が積み上げられた。
「じゃあ大佐、よろしくお願いします」
「分った…」
「今日中にしてくれたらもっといい事してあげますぅ」
にこにこと笑いながらシェスカは部屋を出て行く。
彼女が最近読んだ本は「男を操る方法」。
これを大佐で実行するのが楽しみだった。
以前の耳年増だった自分はもうそこにはいない。
実践は女を強くする。
今度はどの方法で大佐を落とすか、シェスカの目は眼鏡の奥で光った。
いつも了承無く投下してすみません。
出かけねばならぬので…。お目汚し失礼。
>427
この板を、キーワード入れて検索しる!
キーワードは・・・・、言わなくても判るよな?
裏スレって○○化スレのことだよな?
あれは好みがわかれるから気を付けろよ>427
○○して良いのはエンヴィーだけうわなに(ry
攻めシェスカたんに期待(;´Д`)ハァハァ
過去スレは未HTMLなのか?
全部持っているが、datファイルなんだよな。
裏スレ(女@化スレ)と801スレには保管庫があるね。
427ですが。
>433さん>432さんありがとう。
あれ、裏スレなんだ。なんか普通にとらえていたよ〜
・・・・見たことないけど(いつか見てみよう〜)
やっぱこのスレ、キャラ女体化を好む方々がかなり居るのね・・・
というか過半数がそれ?
聞いてみたいけど、普通の男女のカップリングのSS読んで面白いもの?
それともSS中の女キャラを自分の好みの男キャラに置き換えて
読んでたりするのかな?
>>439 俺はそんなことしないです・・・。むしろ反対派
>>439 ていうか、面白ければ別に何でもおk
百合でも801でも裏でもここでも二なりでも
わぁ、多重婚
>>439 萌えればなんでもいい
801以外ならな
>>439 どこをどう読んだら女体化好きって思うのかねえ?
少なくとも、女体化を嫌った人が多いからこそ、
1作品1スレの原則を犯してまで女体化スレが独立しているわけで。
>>439 801が全くダメだから必然的に女体化もダメ。
いくら体が女になったところで元キャラが男である以上
どんな理屈をつけられても801の一種であることには変わりない。
……コンコン
「リザ・ホークアイ中尉、報告に参りました」
「うむ、はいりたまえ」
「失礼します」
ガチャッ……パタン
私の名前はリザ・ホークアイ、階級は中尉。
ロイ・マスタング大佐配下の軍人だ……。
今日はセントラルに移動になってから定例になっている報告の日だ。
本来なら大佐が直接こなければいけないのだが、東部司令部より自分の仕事だった。
彼を守るため……私が選んだ道だった。
448 :
名無しさん@ピンキー:04/04/23 23:39 ID:uKegOatL
薄暗い会議室、大きなテーブルの周りに4名の高官、そして正面の机に将軍が私の方を向いていた。
「ふふ、遅かったな中尉、待ちかねて彼の元に呼び出しの電話をかけようかと思ったよ」
将軍は階級に似つかわしくない下卑た笑いを口元に浮かべた。
「…申し訳ございません」
「それだけか?」
「お許しください…ご主人様……」
「くくくっ、よかろう。では今日の報告会を始めようか」
「……はい」
4人の高官はイヤラシイ目つきで口元をだらしなくゆがめつつ私の体に視線を絡めてきた。
私はふるえる指先で軍服のボタンを一つずつ外すと、パサリと床に落とした。
そして、髪止めをとって髪をおろすと、ズボンのベルトを外し自らの首に巻いた。
そのままズボンを脱ぎ軍靴も床に置き去りにしていつものようにテーブルの上にのぼった。
素肌に貼り付くような小さめの黒いシャツにレースの白い下着……それだけの姿で獣のように屈辱的な
四つんばいになり、じっと周りからの視線に耐える。
つうかもの凄い勢いでレス付くし・・・
もしかしたら侵してはならぬ禁忌を犯してしまいましたか・・・
素朴に聞いてみたかったのですわ
450 :
名無しさん@ピンキー:04/04/23 23:39 ID:uKegOatL
「さあ、今日はどんな報告を聞こうか」
「………」
私は黙ってテーブルを見つめていた。彼らは私の返事など必要ないのだ。
「君は東部ではハクロ君からずいぶんかわいがってもらったそうじゃないか」
「………」
「ふふ、いろいろと聞いているよ。あの男も家族の前ではいい父親を演じておるが、いやいやなかなかの本性
を隠しとるからのう」
「…………………………」
過去のことを思い出した私は思わず目を瞑ってしまった。しかし、閉じた瞼の向こうに数々の恥辱に喘ぎ鳴く私
の姿と残忍な顔をしたハクロ将軍が浮かんだ。
「おやっ? 将軍。中尉のココが変ですぞ」
「おお、どうしたかね」
私の下半身の方から高官の一人が声を出した。
「何もしていないのに何やら湿ってきていますが」
「…!!」
私は体を目を見開き、体を震わせた。
(まさか、そんな……)
しかし、私の心とは別に私の体は今までに刻み込まれた調教により熱くなり出していた。
451 :
名無しさん@ピンキー:04/04/23 23:41 ID:uKegOatL
「ほほう、もう待ちきれんのかな? よかろう聞かせてもらおう、諸君始めたまえ」
「「は、将軍閣下」」
4人の男(高官)達はテーブルの上の私の手足をつかむと足が将軍の方へ向くようにして仰向けに寝せ、シャツや下着の上から荒々しく
愛撫を始めた。
「……ふっ…………ん…………くぅ…………」
私は8本の手からくる快感の波に声を出しそうになるのを堪えた。
「ほほほ、そのすました顔で耐えてる姿はたまらんのう」
将軍は立ち上がって私の羞恥と快感で赤く染まった顔を悦に浸った表情で見つめていた。
>>447 乙。
陵辱ものか…苦手な人もいるだろうから今度から予告をしといてくれ。
せ、せめてsageて下さい。
あと、投下する前に一言、作品の傾向を書いて下さると助かります。
454 :
奴隷犬・ホークアイ:04/04/23 23:50 ID:uKegOatL
題名入れ忘れてました。
やっぱり軍の犬(国家錬金術師)の部下にも首輪できびしい(性の)躾てつい思って
さわりだけ書いてみました。
遅筆ものですんでこんなので良ければ少しずつでもうpしてみようかと思います。
455 :
454:04/04/23 23:52 ID:uKegOatL
下げ忘れおよび題名、作品傾向入れ忘れたびたび申し訳ありません。
死んできます。
456 :
449:04/04/23 23:58 ID:JVP1M5bD
>>454 割り込んでしまいすみませんでした m(_ _)m
>いつものようにテーブルの上にのぼった
ところがどんな風に見えるかと
>ハクロ君からずいぶんかわいがってもらったそう
な、あたりの詳細を是非お伺いしたいものです。
個人的に好みですので頑張って下され。
逝かなくていい!!待ちたまえ。
落ち着いたかな。
陵辱モノは少ないから、待っているものも多い。
気にせず投下していい。
あと、注文ばかりで申し訳ないけど
>遅筆ものですんでこんなので良ければ少しずつでもうpしてみようかと思います。
少しずつうpは余り歓迎されない。
メモ帳(マックはなんとういうのかわからない、スマン)やwordで書き溜めた上、
投下してください。
大丈夫、このスレは初代が初代だったからw
みんな真理タソの心を持っている。
ちゃんと保守しておくから。待っているぞщ(゚Д゚щ)カモォォォン
>>454 いいでつよ。これからもガンガレ。
SSってのは書けば書く程上手くなってゆくものさ。
>447
GJ。
昨年冬コミ発行の某男性向け大手サークルの
大佐中尉本を思い出して(*゚∀゚)=3ハァハァしますた。
中尉陵辱はありそうでなかったので楽しみにしています。
エドウィンまだぁー?
藻まいらもうすぐ師匠の乳祭りですよ。
463 :
名無しさん@ピンキー:04/04/24 16:34 ID:IRIs+oYr
ヽ(`Д´)ノ ボボボボボボッキアゲ
毎度毎度、馬鹿話度が加速していく話ですがつづき書きましたので投下してみまつ。
登場キャラはまいどおなじみ4人+アル+ヒューズ夫妻。これで花見元ネタ課題はクリアかと。
では逝ってみますか
「ゃあっ・・・ゃあっ・・・ゃあっ・・・ゃあっ・・・」
嫌って言いながら鳴いているのだろうか・・・それとも・・・ボクには判断がつかなかった。
春の生暖かい夜風に乗ってウィンリィの悲鳴とも喘ぎとも鳴き声ともよがり声とも判断のつかない
短い断続的な鳴き声が、見守るボクたちのところまで届いてくる。
ウィンリィは芝生に寝転がった兄さんの腰のところにまたがり、両膝を地面につけ
兄さんの上に載りかかった恰好のまま、その兄さんに覆い被さった裸の身体を地面に突いた両手でささえながら
大きくくびらせた白い腰を前後にスライドさせるように規則正しく動かして、兄さんのモノをくわえ込んだ結合場所を
その白い腰ごと身体ごとこすりつけていた。
「ゃあっ・・・ゃあっ・・・ゃあっ・・・ゃあっ・・・」
結合場所をこすりつけながら腰を振りながらウィンリィは普段の態度から見れば少し可愛らしくも聞こえる鳴き声を上げる。
ウィンリィは素っ裸だった。ボクはその夜桜の下、木の根元で月の光に照らされ、その白い身体と
長い金髪を揺らし兄さんの上で身体を踊らせ続けるウィンリィの腰の動きをただジッと見つめ続けていた。
ボクたちが居るところからは兄さんたちが繋がっている場所が良く見えた。
ウィンリィが腰をスライドさせるたび、兄さんのモノがウィンリィのあそこにこすりつけられるように出入りしている様子が
とても良くわかる。ボクにはその兄さんのモノがウィンリィに出入りするときのぬめった音まで聞こえるような気がしていた。
ウィンリィ・・・
ボクは幼馴染みのウィンリィのこんな鳴き声を聞くのは初めてだった。
女の人の腰があんな風に動かせるのも初めて知った。ウィンリィは覆い被さったままボクには器用に見える腰の動きで
鳴き声を上げながら前後に白い腰、両脚の付け根のその中心部分を兄さんにこすりつけ続けている。
そして・・・兄さんは・・・
兄さんは地面の芝生の上に仰向けに寝そべったままで
顔面は蒼白、額には斜線が入り、開いた口からは雲の形をした魂が抜け出かかっているようにボクには見えた。
兄さん・・・屍状態だ・・・魂が抜けかかってるよ・・・いったいどうして・・・
宿のキャンセルの為、一度この場所を抜け出してそれからついさっき戻ってきたばかりのボクには
全然、訳が解らなかった・・・
ボクたちは何だか事情は良く解らないけれど、マスタング大佐がホークアイ中尉を後ろ向きにさせて
それから中尉に犬がおしっこをするときみたいに片足を持ち上げさせて、こちらに中尉の、女の人のあそこを
丸見えにさせたあたりからこの場所に来ていた。花見の宴会会場に、大佐と兄さんがここで決闘をしているという話が
伝えられて、それで大急ぎでここに来たらそんな場面だった。
中尉のそんな様子をみてボク以外の全員が興奮状態になったのを良く覚えてる。
そのときの兄さんはウィンリィを芝生の上で後ろ向きにして、腰だけ上に高く突き上げさせて、
そして後ろから両手でそのウィンリィの裸の白い腰を鷲づかみにしてウィンリィのあそこに自分のモノを出し入れしてて
まだ元気一杯だった。なのになぜ・・・
雰囲気を察したのか、ボクの隣でボクと同じようにして屈んで草の間からこっそりと兄さんたちを眺めていた
ハボック少尉が火の消えた煙草をくわえて、目は夜桜の大木の根元から話さないまま、
こっそりと小声で状況を教えてくれた。
「いや・・・エドも途中まで良く頑張ったんだけどな・・・実際小っさい割には良くやったと思うぞ・・・
けど4回目・・・いや5回目?6回目になるのか?
そのあたりでダウンしてあの体勢になったあと、それからはずっとあのまんまだ。
元気なのはウィンリィちゃんだけ・・・
・・・
まあ、大佐の方も似たようなもんだしな・・・
中尉・・・まさかホークアイ中尉があんなに強いとは思わなかった・・・
この勝負はどうやら・・・」
ハボック少尉の言うとおりだった。ボクは大佐を、兄さんたちが居る夜桜の大木の反対側を急いで見てみた。
大佐も兄さんと同じようにただ地面に仰向けに寝そべり、その上ではホークアイ中尉の裸の白い身体が踊っていた。
ウィンリィと同じように腰が動き続けていて抑えた中尉の、リザさんの喘ぎ声が聞こえてくる。
大佐と中尉はやっぱり腰のところで繋がっていて、大佐は兄さんと違い一応、中尉の白い太股に手を掛けて
自分の上で白い裸の身体を垂直に上下動させるホークアイ中尉を両手で支えてはいた。
でも大佐のいつものあの三角眼は点になっていて虚ろで、あとは兄さんと同じだった。
顔面は蒼白、額には斜線が入り、開いた口から魂が抜け出かかっているようにボクには見えた。
「・・・ホークアイ中尉とウィンリィちゃん、女性陣の完勝てことスかね。
大佐とエドは敗北、と・・・」
現場の光景から眼を離さないまま、ハボック少尉の言葉にその場の全員が無言でうなずいた。
この場所にはハボック少尉の他にも、ブレダ少尉、フュリー曹長、それにファルマン准尉まで
いつものメンバー4人が勢揃いしている。
ボクたちが見ているのは、夜桜の根元の左右に分かれ、月の光に照らされて白い身体をくねらせながら
地面に倒れた男の人達の上で鳴き声を上げ続ける女の子と女の人、そういう光景だった。
兄さん・・・どう見ても兄さんたちの負けにしか見えないよ・・・
夜風がその4人の上に夜桜の花びらを散らし続けている。その風に乗って聞こえ続けている女の人の
鳴き声も幾分甘い響きになってきているようにボクには聞こえた。
そしてボクの目は兄さんとウィンリィに釘付けになっていてそこから目を離せないでいた。
兄さん・・・そして・・・ウィンリィ・・・
「ゃあぅ・・・ゃあぅ・・・ゃあぅ・・・ゃあぅ・・・」
さっきより少しだけ抑えが効かなくなった様子のウィンリィの鳴き声がボクの脊髄に響く。
ボクの鎧の身体の中身は空っぽで、兄さんたちが今しているような事をボクがしたくなることはない。
ボクはそう信じてた。でも・・・今こうしてウィンリィの白い身体、ウィンリィの鳴き声を聞きながらボクが
感じているものは・・・これはいったい何なんだろう・・・
ウィンリィは兄さんに向かって倒れ気味になりそうな身体を起こして、両手を兄さんのおなかのあたりに
そろえて突いて白い裸の身体を垂直に立てた。兄さんと繋がったままの場所はスライドさせるように前後動させたままで
その結合場所が前後に動くたびに両腕で挟まれた恰好のウィンリィの白い胸が上下に揺れる。
ポニーテールの長い金髪が白い背中で揺れていて、その地面に向かって真っ直ぐに揺れる長い金髪が
結合場所をこすりつけるためにくびらせているウィンリィの裸の白い腰のくびれを強調しているようにボクには見える。
ウィンリィはその白いおなか、へそから下のあたりを、腰を使って一定のリズムで、正確にテンポを計るように
規則的にスライドし続けて兄さんに結合場所をこすりつける一方で、喘ぎ声をあげながらその白い胸から上、
むき出しの白い両肩や、金髪の間に見える白いうなじ、それから頭を左右に変則的に振るようになってきていて
その度に白い裸の上体がいやらしくくねる。ボクはその様子を鎧の身体の目で見つめ続けた。
「ゃあ・・・ゃあ・・・ゃあ・・・ゃあ・・・ゃあ・・・」
規則的な下半身のテンポが少しずつ上がり、ウィンリィの上体のいやらしい動きが少しずつ大きくなり、そして
短い鳴き声が段々強くなる。
ウィンリィ・・・
その様子は女の人のことはあまりよくわからないボクにも明らかに見て解る異常な状態だった。
たぶん・・・ウィンリィは・・・女の人の、逝く、って状態になろうとしてる・・・
ボクはそのウィンリィが腰の動きを続けたまま、兄さんの右手に手を伸ばそうとするのをジッと見つめていた。
ウィンリィは兄さんの身体の上で垂直に身体を揺らしながら、さっきからずっとその動作を繰り返していた。
いったい何をするつもりなんだろう・・・
腰の動きとたぶんそこから伝わってくる感覚に何度も邪魔されながら、ウィンリィは兄さんの右手をつかんで
持ち上げた。兄さんの右手は機械鎧だ。その右手にいつもしている白い手袋はいつの間にか外されていて
引っ張り上げられた右腕は上着の袖から延びて銀黒色に黒光りする機械鎧が露出してしまっていた。
腰の動きを緩めないようにしながら、その腰をさらにくびらせてむき出しの白い胸をさらに前に突き出す仕草をして、
その白い胸の真ん中に兄さんの右腕をそっとあてがうウィンリィの姿をボクは見つめていた。
ウィンリィの白い胸はその間にも身体の動きに併せて上下に柔らかく揺れている。
ウィンリィの白い裸の身体、兄さんと繋がりながら垂直に立っている白い身体に兄さんの鋼鉄の機械鎧の腕が絡み合った。
ウィンリィのうごめく白い腰、その白いお腹のおへそのあたりから上が兄さんの機械鎧の腕におしつけられ、
鋼鉄の手の平がウィンリィの白い右の乳房をそっと包むようにウィンリィの胸の中央におかれている。
動き続ける白い腰と垂直に立てられた白い裸の身体に絡みつく機械鎧の腕・・・
見守るボクたちから見ても異様なその光景を、その白い自分の裸の身体に絡みつく機械鎧の腕を
ウィンリィ本人は白い腰を振りながら、片手を身体の横、すこし後ろに突いて白い胸を突き出すようにしながら、
じっとあの青い眼で見つめているのがボクにはわかった。
そのウィンリィは鳴き声さえ止めてしまっていて、息さえ詰めて自分の身体に絡みつく兄さんの機械鎧の腕、
自分の白い胸からお腹へと絡みつく銀黒色に光る機械鎧、その自分自身の身体の状況を見つめている様子だった。
そうして兄さんの機械鎧の腕に上体をこすりつけるウィンリィの眼、それを見てボクは思った。
ウィンリィ・・・ボクはこんなえっちな顔をしたウィンリィを今までに見たことがない・・・
ウィンリィの前に突き出された大きな乳房の両脇には金髪のお下げ髪が流れている。
その乳房の中央の尖った先端は赤くぬめるように光っていた。
ウィンリィは両手を後ろに突き、胸を前に突きだしてその白い胸を銀黒色の機械鎧にこすりつけながら
白い背中を痙攣させた。それにあわせて白い背中に流れる長い金髪が揺れる。
1回・・・2回・・・。ウィンリィはなんとかその痙攣を抑え込もうとしている様子だった。
背中を震わせながら、腰の動きを続けながら、後ろに突いた両手で何とか身体を垂直に保ち続けようとしていた。
そして・・・
たぶんウィンリィと繋がってる部分に変化があったのだと思う。
それに反応した兄さんが機械鎧の右手でウィンリィの白い右の乳房を握りしめた。
右手の銀黒色の指の間から、ウィンリィの白い肌をした乳房がはみ出て、赤い乳首が銀黒色の指に押し潰される。
そうされてそれを見つめるウィンリィの顔、その表情をボクは忘れられない・・・
「ひぃんっ!?」
短い鳴き声を上げ、両手を後ろに突いた白い身体を震わせて、追い詰められた表情をして
ウィンリィはこっそりと見守るボクたちの眼前で女の人の、逝く、という状態になった。
ボクにはなんだかその瞬間ぬめって赤く光るウィンリィの結合部分の赤みさえ増して見えるようにみえた。
「・・・あ・・・あ・・・あ・・・あぁ・・・」
ウィンリィは白い身体を痙攣させ続けながら、長く引っ張った高い声の鳴き声をボクたちに聞かせながら
どれくらいの間だろうか、数十秒かそんなに長くはないと思うけれど逝き続けた。
ボクは兄さんが心配になった。ウィンリィが痙攣している間、兄さんもそれ相応の刺激を
兄さんたちが繋がってる部分から自分のモノに受け続けている様子だった。
兄さん・・・兄さんは眉間にしわを寄せて歯を食いしばった様子をしていたけれど
なんとかウィンリィの逝く状態を耐えきった様子だった。そしてウィンリィも・・・
ウィンリィは既に逝った状態から回復してまた兄さんの上でスライドするような腰の動きを続けていた。
表情も余裕が出来ていて腰の前後動のピッチも以前通りだ。
ただウィンリィの両脚の中心、そこから白い内股にかけての場所が何かを漏らしたみたいに濡れて光っているだけだ。
・・・そっか、女の人は何度も逝けるんだね、兄さん。
ボクは心の中でそうつぶやいた。ウィンリィは今度は兄さんの右腕の機械鎧を胸に押し当て
それを大事に大事に両手で抱きかかえるような恰好で前後に腰をスライドさせている。
そしてボクは・・・ボクはウィンリィが最初に兄さんの右腕を自分の胸に押し当てたときの
ウィンリィの表情が忘れられなかった。
あの顔をしたウィンリィ・・・
あの時のウィンリィなら・・・兄さんだけじゃなく・・・ボクも受け容れてくれるような気がする。
あの時のウィンリィの表情を思い出しながらボクは心の中でそう考えていた。
ボクのこの鎧の身体は壊れるたびに何度でも兄さんが元の形に復元してくれる。
それは兄さんがボクの元の形を無意識に記憶していて、材料をその形に再構築してくれるからだ。
でもそれはボクのこの身体を今の形以外に出来ないという訳じゃない。
錬成を重ねれば変形もできるし、材料を追加すればもちろん突起物を付け加えることができるはず。
今度、市場に行ったら適当な材料を探して兄さんの形にモノを生やしてみよう。
材料は・・・やっぱり鋼鉄がいいかな。形は兄さんのプライドを刺激しないよう同じ大きさにする。
目の前で行為を続ける兄さんとウィンリィを見ながら見ながらボクは想像してみた。
ボクは・・・今、兄さんとしている最中のウィンリィの胸を後ろからこの鎧の両手で鷲づかみにしてみたい・・・
兄さんの機械鎧の右腕に白い身体をこすりつけていたウィンリィをボクは思い返す。
ボクのこの鎧の身体は大きいから、後ろから抱きかかえたらウィンリィの白い裸の身体はボクの鎧の身体に
すっぽりと包まれてしまうだろう。
ボクたち兄弟両方に交代交代でされることをウィンリィはどう思うだろう・・・
兄さんがウィンリィに自分のモノを入れているから、ボクが後ろから加わってもボクのモノを入れる場所がない。
兄さんは、兄さんはわがままな所もあるけど弟思いなこともボクは良く知ってる。
だから兄さんは適当なところで、「いいぞアル、交代だ」、って言ってくれるに違いない。
たぶん交代交代で2人とするのはえっちな女の人のすることだから、ボクが兄さんの合図を受けて
後ろからゆっくりウィンリィの身体を上に持ち上げて、濡れた兄さんのモノを抜ききる前にボクのモノを
ウィンリィのあそこに当てる時に、ウィンリィは、ああこれから自分はえっちな女の子になるんだな、と想って
目の前の兄さんと背後のボクの前で少しだけ切なさそうな表情を見せるかもしれない。
そして兄さんのモノが抜かれて後ろからボクのモノが入ったとき、ウィンリィはえっちな女の子になった声を
上げるだろう。ボクはそんな時に見せるウィンリィの表情を想像してみた・・・
ボクたち兄弟はウィンリィを心から大事に想っている。ピコナばっちゃんとウィンリィ、この2人はボクたち兄弟に
とってかけがえのない存在だ。ボクたちは旅に出ることになるまでずっと幼馴染みとして育ってきた。
ボクたちの想いがボクたちのモノを通してウィンリィに伝わらないハズなんかない。
そしてボクたち兄弟のコンビネーションは最高だと思う。
交代交代なら・・・どんなに激しくだって、何時間だって続けてだって、ボクたちのモノを通して
ウィンリィの裸の白くくねる身体にボクたちの気持ちを伝えることができる。
ボクは自分のこの鎧の身体の上で白い身体を震わせて逝くウィンリィを想像してみた。
ボクの鎧の身体はあちこち出っ張っているからウィンリィの白い身体はボクの鎧の身体の上で
絡みつくようにしがみついて抱きつく恰好になる。そしてボクはウィンリィの白い両脚を大きく開かせて
ボクの鋼のモノをウィンリィに入れる。
ウィンリィはそうされたらどうするだろうか・・・
ウィンリィはあの時のあんな眼をして、ボクの鋼のモノを入れたままその白い胸、白いおなか、白い腕や、
白い肩その全身をボクの鋼鉄の鎧の身体にこすりつけてその冷たいツルツルとした感触を全身の肌で
楽しむんじゃないかとボクは思う。銀黒色に光るボクの身体の上で、あの白い裸の身体と長い金髪を乱れさせて。
あの嫌がっているような甘えているようなどちらか解らない鳴き声をボクの身体の上であげ続けながら。
ボクの鎧の冷たい身体がすっかり生暖かくなってしまうまで、ウィンリィの汗で全身が湿り気を帯びてしまうまで
ウィンリィの匂い、えっちな女の子の匂いが全身に染みついてしまって、後で兄さんにも手伝ってもらって鎧を洗い直さなければ
ならなくなってしまうまで・・・
そしてウィンリィは両方のお下げ髪に縁取られたあの顔の、金髪の前髪の向こうの眉を八の字にしかめた
あの表情、すこし狂ったような女の人が逝くときのあの眼をして、ボクの鋼鉄の両手にその白い両方の胸を
鷲づかみにされながらあの時の鳴き声を上げて逝く。
ボクの鋼のモノは兄さんのと違って逝くことはできない。でもウィンリィが、自分の愛する人が
そんなふうにボクの上で逝ってくれるのなら、ボクはボク自身が逝けなくても幸せだ。
人を、人を愛する事っていうのはそういうことじゃないだろうか。
ウィンリィが相手ならボクはこの鎧の身体のままで人を愛する事ができるんじゃないだろうか・・・
「・・・それにしても・・・エドも大佐も・・・良く持続するもんだよなあ・・・酒も入ってるのに・・・
普通あそこまでは勃たないだろ・・・」
ボクの長い妄想は煙草をくわえたまま不審そうに呟くハボック少尉のつぶやきで中断された。
ボクには思い当たる事があった。
ボクより先にメガネを掛けた黒髪の小柄な曹長、フュリー曹長がそれを指摘してしまったけれど。
「あの・・・僕、大佐が何か錬成してた光を何度か見たような気がするんですけど・・・
・・・関係ありますかね」
「兄さんも・・・腰のあたりで小さな錬成してたみたいです・・・あれはまさか・・・」
「連中まさか・・・」
がっちりした体格のブレダ少尉が歯切れ悪く言った。その場のみんなは顔を見合わせる。
ごく弱い光だったけれどあれはまちがいなく錬成の光だった。今は夜だからいっそう目立つ。
兄さん・・・兄さん、まさか・・・禁忌の人体錬成なんか・・・してないよね・・・
けれどその心配は思いもよらない形で晴れることになった。
「説・明・し・よ・う!」
「!?」
「ヒューズ中佐!?」
いつ背後に忍び寄ったのだろう。ボクたちの後ろに突然あらわれたヒューズ中佐は小声でボクたちに
説明してくれた。
「あれは『大人の錬金術』というものでな、詳しくは言えんが・・・
ありとあらゆる人体錬成は国家によって禁忌として禁じられているが、アレだけは例外になっている。
事はなにせ男の股間、いや沽券、プライドにかかわる問題だからな。
ま、そういうことだ。はっはっはっ(笑)」
どこかがシャレになってるらしかったけれどボクには良く納得が行かなかった。
ハボック少尉もそんな返事を返す。
「それって・・・錬金術師だけが使えるのってズルくないスかね・・・
それにヒューズ中佐・・・どこからこのネタ嗅ぎつけてこの場所に?」
当然の疑問だとボクも思った。その場の全員がそういう顔をしていたけれど
白髪細目のファルマン准尉だけが複雑な表情をしてた。
たしかボクたちに最初にこの場所の話をしたのは・・・ファルマン准尉のはずだったけど・・・
「しっ!静かに!」
ヒューズ中佐はたまにだけ見せる鋭い目をして短い叱責でその場を制圧した。
そして兄さんたちに気付かれないようこっそりとある場所を指先で指さして言った。
「諸君、細心の注意、最大限の注意力を払って
あそこを確認したまえ。」
と。ボクらはそうした。
そこは兄さんとウィンリィが今、重なっている場所の左側、向こう側の芝生の切れ目だった。
「あ!」「あ!」「あ!」「あ!」
驚き声が4つ上がった。ボクらは口を押さえた。
確かに言われなければ気が付かないけれど、ヒューズ中佐が指さした場所には人の気配があった。
それも複数の・・・
ボクは心の中で泣いた。
兄さん・・・それにウィンリィ・・・他人に見られちゃってたみたいだよ・・・
ボクたちもこっそり覗いてたわけだからひとの事は悪く言えないけど・・・
そんなボクをよそにヒューズ中佐は次々と無造作に別の場所を指さして見せた。
ボクらは目を丸くしているだけだった。その全部に人の気配があった。
そればかりじゃない、ボクが潜んでるこの茂みの左右にも確かに人の気配があった。
ぜんぜん気付かなかった・・・兄さんたちに注意を取られてたから・・・
ハボック少尉たちもみんなそんな表情だった。
そして言った。
「なんてこった・・・つうことはまさか・・・」
「そう、みんなここに居るのよ。みんなっていうのはみんな。100人くらい?
東方司令部勤務のほぼ全員(笑)」
ヒューズ中佐はにこやかに答えた。ボクらは今まで自分達が見続けてきた光景を頭の中で想像して
それから凍りついた。ヒューズ中佐はあくまでにこやかに話を続ける。
「当然だろう?花見とは言え軍公式行事のその最中にだ、
いやしくもそれを統括する立場にある大佐、中尉、国家錬金術師各1名がだ、
自分達だけ適当なところにしけこんでスケベな事をしていたなどと上層部に知れた日には・・・
これは進退問題にまで発展するぞ。
だが東方司令部の全員が参加しているとなればこれはもう行事の一環になる。
全員参加のレクリエーションだ。いやちょっと違うな・・・行事の中のショータイム、宴会芸みたいなものだ。
いや礼には及ばない。不祥事発生を未然に防ぐのは情報部将校として当然の責務だ。
あたりまえのことをしたまでだからな。
ま、そういうことだ。はっはっはっ(笑)」
ま、そういうことだ。はっはっはっ(笑)」
誰もヒューズ中佐に礼を言おうとする人は居なかった。全員凍りついていた。
でもそれは長くは続かなかった。そのまま話し続けようとする雰囲気のヒューズ中佐をさえぎって
話を聞きながらも4人から目を離さなかった様子のハボック少尉が叫んだからだ。
「・・・おいおいおい、アレはありなんスか!?
あとで揉めるんじゃあないスかね?」
ボクたちは4人に目を戻した。目に見えた光景はボクにとってとてもショッキングな光景だった。
「!?」
夜桜の根元の芝生の上では、二組のカップルの組み合わせ相手が変わっていた。
兄さんとホークアイ中尉、マスタング大佐とウィンリィになっている。
兄さん・・・兄さん、それは・・・・・・
長すぎなのでここでいったん切りまつ。つづきは夜にでも
じゃっ!そゆことで!
>>492 乙です!お待ちしてます!
アニメの!何故シェスカタンをお持ち帰りしない!?
だから貴様は無能って言われるんだ!!ヽ(#`Д´)ノ
無能じゃなくて不能。
今日は師匠とウィンリィたんのダブル乳祭りですた(*´Д`) ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア
「!?」
夜桜の根元の芝生の上では、二組のカップルの組み合わせ相手が変わっていた。
兄さんとホークアイ中尉、マスタング大佐とウィンリィになっている。
兄さん・・・兄さん、それは・・・・・・
いけないことだよ!とつい習慣で真っ先に心の中で兄さんを叱責しそうになってボクは自分の間違いに気付いた。
兄さんは悪くない。兄さんと大佐は場所を移動してない。
というかもうそんな体力が残ってないのだろう。
自ら移動して場所を入れ替えたのは女の人たちだった・・・
「そんな!?」
ボクは自分の目にしている物が信じられない想いで、その場の残り5人と一緒に固唾をのんでその光景を見守った。
いや、違う。ヒューズ中佐の言葉が正しければその場に居る100人、東方司令部全員のうちの一人として
その全員と一緒に固唾をのんでその光景を見守った。
ウィンリィ・・・ウィンリィはぐったりと芝生の上に横たわったままのマスタング大佐の股間に、金髪のポニーテールの頭を埋めて
大佐の大きなモノのさらにその下、陰嚢の裏側あたりを口と舌で舐め回している様子だった。
ボクはショックを受けていた。
ウィンリィ・・・大佐のそ・ん・な・ところは汚・い・よ!
いや違う。目に見える光景にボクはすっかり混乱してしまっていた。考えがまとまらない。
ウィンリィ、そういう事は好きな人、自分にとって大事な人としかしちゃいけない事だよ!
そんなのは人体錬成以上の禁忌なんだ!
兄さん・・・そうだ、兄さんは?
ボクは兄さんが心配になってそちらへ目を回した。
夜桜の大木の反対側、さっきまで上にウィンリィが載っかっていた兄さんの身体はそのままそこに有った。
そしてそこには軍服の上着の袖を通しただけの恰好の、むき出しの白い肩をはだけてあとは全裸の姿をしたホークアイ中尉が
居て、兄さんの横に寄り添うように寝そべっていた。
ホークアイ中尉の裸の白い乳房は、仰向けに寝ている兄さんの顔に押しつけられるようにされていて
ボクはその光景に心を奪われた。中尉の変な風に羽織った軍服の上着、その前の方からむき出しになって突き出され
兄さんの顔を埋めるようにしている中尉の白いふくよかな胸・・・
あんなふうにされたら・・・中尉の、リザさんの白い乳房はどんな匂いがするんだろう。
ボクにはわかるような気がする・・・きっと母さんの匂いと同じだ。
ボクたちは、ボクたち兄弟は・・・基本的にマザコンだから女の人のおっぱいに弱い・・・
リザさんは兄さんの顔をその致命的弱点のおっぱいで包み込むようにしながら、片手を伸ばしてその白い指で兄さんのモノを
優しくつかみ前後に動かしていた。
兄さん・・・あれは兄さんにとって致命的攻撃だ・・・
リザさんのあの白い指に軽くつかまれているだけなのに、兄さんのモノはもうかるく痙攣しているのが見て取れた。
リザさんはそんな兄さんのモノの先端の表面を、濡れた白い中指の裏側で優しくなぞるように触っていた。
鎧の身体のボクにも兄さんの気持ちが解るような気がした。そんな風にリザさんの白い指に自分の身体を這い回られたら・・・
それからリザさんは自分の白い裸の身体、白い胸を兄さんに押しつけたまま、その感触を相手の身体に記憶させようとするみたいに
ゆっくりとゆっくりとその胸と身体全体を兄さんの顔から胸、お腹、そしてその先へと移動させていった。
たぶん兄さんはリザさんのその身体の感触を一生忘れないだろう、見ているだけのボクたちにさえそんな風に感じさせる・・・
そんなやり方だった。
リザさんはそうやって白い胸を兄さんの股間に到着させると、自分の両手で自分の乳房を支えるようにして、
兄さんのモノを包み込んでゆっくりと前後に移動させ始めた。リザさんはそうする間、ずっと兄さんの顔を見つめたままだった。
それはいつものリザさんとは違う優しい目、気の遠くなるような優しい目、そんな目で見られたら気絶してしまいそうに優しい目だった・・・
リザさんはそんな目をして包み込んだ兄さんのモノを白い胸、身体全体を使って撫で上げ始める。
兄さん・・・兄さんは凄いよ・・・
リザさんの攻撃に耐え続ける兄さんを見ながらボクは心からそう思った。
ヒューズ中佐はじめこの場にいる6人が全員前屈みになっていた。鎧の中は空っぽの身体のこのボクでさえ・・・
「・・・あれだけ小っさいと・・・すっぽり包まれてて・・・気持ちよさそうだよな・・・」
誰かが小声で呟いていた。ボクは想像してみた。
自分があんな風に攻撃を受け続け、リザさんにあんな優しい目で自分を見つめられながら
自分のモノをリザさんの白い胸でこすられたら・・・
それが鋼のモノであっても、心だけでも・・・逝ってしまいそうな気がする・・・
「・・・いや、ウィンリィちゃん・・・ロイのそれは・・・無理だろお・・・・・・」
夜桜の大木の反対側でも大変な事が始まろうとしていた。ボクの頭はもう限界以上に達していた。
ボクはもうこれ以上変な事は起きて欲しくなかった。
でもマスタング大佐とウィンリィの2人がそのボクにさらに追い打ちを掛けようとしていた。
ウィンリィは大きく脚を開いて膝を地面に突き、両手で大佐の巨大なモノをしっかりと捧げ持つようにすると
その白い両脚の中心を大佐のモノの先端に当てて、そのままなんとかその大佐のモノを自分の身体の中に収めようと
し始めた様子だった。たぶんくまなく口で舐め終わったのだろう。大佐のモノは濡れて光っていたけれど
それでもとうていウィンリィの身体に収まるようなモノには見えなかった。
「・・・はぁっ」
大佐のモノの先端の本当の先っぽだけを自分のあそこに含ませ終わってウィンリィはため息をついた。
そしてそれはその場を取り囲んで眺め続けていた全員のため息だったかもしれない。
ウィンリィ自身は今は両手を後ろの大佐の脚の上に突いて、白い身体を仰け反らせるようにして、
身体の中心の大佐との結合部分に全神経を集中していた。
もし、あれが入ったらその先はいったいどういう事に・・・・
いや入るハズがない!入るハズがないよ!
そう思ったのは女の人の身体の事を良く知らないボクの間違いだった。
ウィンリィは体重を掛けて一気に大佐のモノの半分ぐらいまでをその身体の中心で飲み込んだ。
5人がさらに前屈みになった。ウィンリィに一気に入るその感触を自分の物として想像してしまったらしい。
ウィンリィは腰を使ってその大佐のモノの半分くらいまでから先端までの間を前後動しはじめた。
体重を掛けて勢いをつけなければ無理なそんなやり方で。
ウィンリィが大佐のモノを飲み込む深さはそうして少しずつ深くなっていった。
そして最後の最後にはウィンリィが大佐のモノを全部くわえ込むのをボクは信じられない想いでそれを見つめていた。
「ゃあっ・・・ゃあっ・・・ゃあっ・・・ゃあっ・・・」
やがて大佐の巨大なモノをくわえ込んだままその先端から根元までのフルストロークを始めたウィンリィの
鳴き声は、兄さんとしていたときと同じ、悲鳴とも喘ぎとも鳴き声ともよがり声とも判断のつかないそんな鳴き声だった。
でもそんなウィンリィの鳴き声の中に今度は独特の甘い響きが強く聞こえる。
ウィンリィがそうやって大佐のモノで鳴き声を上げ始めたら、ボクはウィンリィを嫌いになるかも知れない。
ボクはそう恐れていた。でもそれは間違いだったかも知れない。
「にしても・・・ウィンリィちゃんのあそこに・・・大佐のあれだけ巨大なモノが出入りしている光景は
これだけ真正面からマジマジと見ると・・・なんというか・・・鬼畜な眺めスね。
これ犯罪にはならないんスか?」
「でも・・・大佐はなんというか・・・あれただ寝てるだけですよね・・・」
大佐は寝そべる角度を少し変えていて、フルストロークを続けるウィンリィの姿はボクたちの真正面から見えた。
鎧の上を嬲って吹き抜けていく春の生暖かい風、その風に身体を触られながら月光の下、ウィンリィは
鳴き続けながらその白い身体を揺らし続けていた。兄さんのときと違ってその白い両脚は限界まで大きく開かれていて
ウィンリィの両膝は宙に浮いていた。ウィンリィはその大きく開いた脚に力を入れて大佐の巨大なモノを引き抜き、
反対に挿入していくときには体重を掛けて腰を落とし込むようにしてそのフルストロークを続けた。
軽く曲げて立てられた大佐の両脚に後ろ手で両手を突きながら、ウィンリィは鳴き続けた。
白い身体を仰け反らせたその恰好で白い両脚を限界まで開き大佐のモノを受け容れているウィンリィの全身は
そのフルストロークの度に激しく揺れた。大佐との結合部分から伝わる刺激に耐えかねたみたいに左右に振りまわされる
ウィンリィの頭、それにつられてウィンリィの長い金髪、ポニーテールの長い後ろ髪と前に垂らした同じくらい長い
二つのお下げ髪、その長い金髪が大佐の上で踊るように動くウィンリィの白い身体を中心に円を描いて宙を舞っている。
鳴き声を上げ続けながら月の光の下でそんな風に白い身体を揺らし続けるウィンリィは
たとえその身体の中心にくわえ込んでいるのが大佐のモノだったとしても・・・とても・・・えっちで綺麗にボクには見えた。
でも・・・たとえそれがどんな風に見えても・・・ボクは再び心の中で叫んだ。
「ウィンリィ、そういう事は好きな人、自分にとって大事な人としかしちゃいけない事だよ!
そんなのは人体錬成以上の禁忌なんだ!」
パニックに陥ってたボクは、もしかしたらそれを声にして口に出してしまっていたかも知れない。
周りの5人が一斉にボクの方を見たからだ。そして5人がボクを見るその目は・・・なんて言ったらいいんだろう・・・
みんな哀れな動物を見る目のような・・・そんな目でボクを見た。
その様子にボクはさらに追い詰められた。
止めてよ・・・どうして・・・どうしてそんな目でボクの事をみるの?
そんなボクの肩にヒューズ中佐がポンと手を置いた。そして話し始める。
「そうか・・・そうだよな・・・
ついそのごつい鎧の外見で判断してしまうが君はまだ15歳。
しかも女性がどういう生き物かについて全然知らないんだったよな・・・
・・・・・・
そうだ、ウチの奥さんの話をしよう。
知ってるだろ?ウチの奥さん。家庭的で貞淑で実に良い奥さんだ・・・
で、だ。ウチの奥さんあれで黒い下着が実に良く似合うんだよな。
だから、お努めの日は黒の上下の下着に黒のガーターベルト、黒のストッキングという恰好でベッドに入って
オレを待ってる・・・」
何?いったいこの人は何を言ってるんだろう?
ヒューズ中佐の奥さんはグレイシアさんで、ブラウンのセミロングの髪に緑の優しい瞳をした女の人で
エリシアちゃんの良いお母さんだ。あんな優しい良いお母さんはえっちなことなんかしない!
「で、だ。ウチの奥さんは実はえっちに弱い。弱よわだ。
結婚前からそうで結婚後もエリシアちゃんが生まれたあともずっとそうだ。かえって弱くなった位だ。
あれはもう体質的なモノなんだろうな。ゆえにベッドではオレが全権を掌握することになる。
んだから、ベッドの上で指を掛けただけでポロンと黒下着からこぼれるウチの奥さんの乳首をくわえてだ
それを舐めながら下に手を入れてちょっといじり回しながら全身を揉むというか触りまくると
もうそれだけでウチの奥さんは泣きそうな表情になってる。表情だけでなくて肌も上気して赤くなっちゃってて
なんというか・・・全身からスケベ汁が出まくりな状態になっているワケだな、これが。」
ボク以外の4人がみんなヒューズ中佐を信じられない、といった表情で見つめている。
全員が子煩悩のヒューズ中佐に強制されてセントラル出張の時には自宅までエリシアちゃん詣でをしてる筈で、だから当然
全員がグレイシアさんに会ったことがあるはずだった。
グレイシアさんが・・・そんな風だなんて・・・想像もできない・・・
「スケベ汁というのは念のため言って置くが性液のことじゃないぞ。
汗とか匂いとか表情とか目つきとか、そういったものが醸し出す全体の雰囲気のことだ。
わかるだろ?
で、話し続けるがそういう状態なのでウチの奥さんは入れる時にはもう既に半パニック状態になってる。
だから正常位で下になったまま自分の好きなように腰を動かしなさい、とかいう無理な要求にも応じちまう。
ウチの奥さんは前付きだからそゆこともできる。
でもさすがに正常位ではいかに前付きでも下からフルストロークはできない。
だからウチの奥さんは逝けそうで逝けない。じれったがって一生懸命下から腰振るわけだ。
オレはそれを上から楽しく眺めてるワケだな、これが。」
沈黙しか返ってこなくなったのでヒューズ中佐は勝手に話を続けた。
ウィンリィは相変わらずフルストロークを続けている。ホークアイ中尉、リザさんは今は兄さんの上で腰を振っている。
その2人の女の人の鳴き声が絡み合って春風に載って流れてくるのをBGMにして中佐は話し続ける。
「で、ウチの奥さんには逝きたくなったらいつでもそう言うんだよ、
そしたら上にして好きなだけ腰振らせてあげるからね、と前もって優しく言ってある。とゆうかそういう取り決めになってる。
でもウチの奥さん恥ずかしがり屋だし、我慢強いから限界までその状態で腰振るんだよな。
だけど最後には我慢できなくなって自分から、上になりたいですっ、つて言ってくるワケだ。
そしたらオレが下になって、奥さんをオレの上によじ登らせる。
セット完了して腰振って良いよ、つうときにはウチの奥さんもう完全にパニック状態だ。
動作違うが例えていうと、鎖を外された犬状態、と言う奴だな。
そんな感じでオレの上で盛大に腰振るワケだ。逝きたくて逝きたくて我慢の限界まで我慢してたからな。
つうかウチの奥さんそこまで行くと実際の所もう本当に犬みたいになっちまうの。
オレは意地悪だから奥さん上にしても頭を両腕で抱えて完全に自由には動かせさせない。
ウチの奥さん、黒下着の下だけ外したまま、あとの上をちょっとずらして黒ガーターと黒ストッキング着けたままの恰好。
頭抱えて下に固定したウチの奥さんの眼はもう完全にエロくなってて、口は緩みっぱなしでそこから舌を突きだして
言葉ももうハァハァとしか言わない。その不自由な姿勢でそんな状態でウチの奥さん、自分が逝くまで
オレの上でその恰好で猛烈に腰振るワケだな、これが。」
あのグレイシアさんが・・・あの優しいお母さんが・・・そんな・・・
ボクは頭をぶん殴られた時の様な状態だった。何と表現したらいいのかわからない。
・・・ボクは東方司令部全員、100人以上の前で大きくその白い両脚を広げ大佐の巨大なモノを出し入れする様子をみんなに
みせつけながら鳴き続けながら長い金髪の頭を振り回し続けている白い裸の身体のウィンリィを見つめ・・・
・・・同じようにたぶんそれ以上に普段顔をつきあわせている司令部の同僚たちの前で、兄さんの身体にまたがり
その白い裸の身体を垂直に上下動させて兄さんのモノをこすり上げているホークアイ中尉、リザさんを見つめ・・・
・・・それからあの優しいエリシアちゃんのお母さん、聡明そうな優しい眼をしたあの家庭的なお母さんが
ベッドの上、ヒューズ中佐の上で黒い下着を着けて鎖を外された犬みたいな勢いで中佐と繋がった腰を振っている姿を
鎧の身体には存在しないまぶたの裏に描いて・・・・・・
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そしてボクはようやく何かがわかったような気がした。
周りを見回すと5人ともがボクを見て、うんうん、とうなずいてくれる。
ヒューズ中佐も、ハボック少尉も、ブレダ少尉も、ファルマン准尉も、フュリー曹長もみんな、みんなボクを見て無言でうなずいてくれた。
ボクはこの鎧の身体になって初めて、初めて大人の男の人達と連帯感みたいなものを感じあえた。
そうか・・・そうなんだね・・・そうなんだ・・・ボクはようやくわかったよ・・・
これが真理なんだ。
女の人は全員みんなえっちな生き物なんだ!!!
―――― いつもの視線に君が居て 呼吸が出来る
―――― 僕にとってならそれだけでもう十分な筈なのに
今なら真っ直ぐにこの現実を見つめて生きていける。澄んだ瞳でウィンリィを見つめボクはそう思った。
鎧の身体の上をなぶるように吹き抜けていく心を騒がせる春風の下、夜桜の大木の根元、桜吹雪の舞い散る下、
月の光に照らされた白い裸の両脚を大きく開いてマスタング大佐の巨大なモノを出し入れしつづけながら
長い金髪の頭を振り回し続けながら甘い鳴き声で鳴き続けているウィンリィ。
そして兄さん・・・兄さんはもう僕の気持ちが言わなくても解ってるよね
鋼のモノの錬成なんかものの3秒もあればできる。3人で出来るその日は近いよ、兄さん・・・
「それはそうと・・・」
ボクの想いはヒューズ中佐の言葉で中断された。
折角いいところなのに・・・珍しく怒りかけたボクは自分の間違いを訂正した。
この人はボクに男の人と女の人との間の真理に気付かせてくれた、大事な恩人だ。
そのヒューズ中佐は話を続ける。
「最近エリシアちゃんが弟が欲しいつってさあこれがもう大騒ぎなのよ。そこがカワイイんだけどね。
で、ウチの嫁さんに相談したら、まあいいかな、って許可が降りたのだわ。
ほら、そんなこんなでウチの嫁さん本気モードになったら家中どこに居ても響き渡る大声出すから
普段は思いっきりできないじゃん。エリシアちゃん起こしちゃうし、ご近所の手前もあるし。
今日はエリシアちゃん司令部の事務のおばちゃんに預かってもらってて
なんと宿舎にも誰一人居ないときてる・・・ここにほとんど全員来てるからな。
いやホント偶然て恐ろしいよな。
ということで、ウチの嫁さん例の黒下着セットで宿舎のベッドでオレを待ってて
オレはそういう大事な任務があるんで
後よろしく!じゃっ!」
ヒューズ中佐は片手を上げたその恰好でこちらを向いたまま、手を振り続けたまま器用に後ろに後ずさりながら
ボクたちの視界からフェードアウトした。
「ヒューズ中佐・・・
奥さんとの一夜のために大佐とエドを売ったな・・・」
「あの人はろくな死に方しないんじゃないか?・・・」
ハボック少尉と細眼のファルマン准尉がその場のボクら全員の気持ちを代弁してくれた。
あのヒューズ中佐の教えだから・・・・・・
ボクは真理を得たかも知れないけど、代わりに何か大事な物を犠牲にしたのかもしれない・・・ボクはそう思い始めた。
兄さん・・・マズイかもしれないよ・・・
ウィンリィは明日には旅立つ。何も覚えていない可能性も高い。大佐は大人だ。過激な行動は慎むだろう。
問題はホークアイ中尉、リザさんだった。
明日は何も覚えていないかも知れない。でもリザさんはこれからもずっと東方司令部勤務だ。
ボクには今日のリザさんの姿を思い出して廊下ですれ違うだけで前屈みになってしまう男性兵士が続出する状況が
容易に想像できた。たとえ鎧の中は空っぽでも気持ちは一緒だ。それが一人だけならリザさんはけげんそうな表情で
振り返り、軍服の上下の着こなしを直すとかで済ませるかも知れない。
でもそれが5人、10人、20人と続いたら?・・・・・・
明日一番に動けなくなっている兄さんとウィンリィを引きずって駅に行き旅に出よう。
ボクはそう心に決めた。行き先はセントラルでも南方でもどこでもいい・・・
それまでは・・・
事態はどう見ても今さら収集が付くモノではなかった。
ハボック少尉はじめ大佐の直属部下4名はとっくに腹を決めた様子で見物モードに入ってる。
ボクも・・・
ボクは大佐の上で白い身体を踊らせ続けるウィンリィを見つめはじめた。
同じ事が出来る日がすぐにやって来ることを夢見て。
後は突き破ったその扉の向こうへ突き進むだけだ・・・
(花見夜桜野外編3・終了)
つか前回投下から2週間経ってますね。本人時間感覚で2日位ですた。お付き合い戴いた方どもです。
次書くことがもしありましたら、セントラルに移動して花見話の後日談・エピローグになります。
でわ
>>◆T3dFptH9T2 氏
長篇大変乙でした。
が…エドアイ、ロイウィンになるのなら最初に書いてくれ。
書いてなかったよな? 今度から途中投下とは言え気をつけてくれ。
>◆T3dFptH9T2 氏
面白かったよ
ヒュー×グレイシアの子作り現場も実況きぼんぬ
521では説教くさいレスしてスマンかったが…
この中には今日の師匠の爆乳に悶えたヤツはおらんのか?
漏れは吸い付きたいぞ(;´Д`)ハァハァ
師匠と旦那が寝ているシーンでムラムラした
あのあたりの詳細錬成キボン!!!!!!
>>524 あのときの師匠の寝顔、異様に可愛くなかったか?
とても3○歳とは…ゲフンゴフン。
ウィンリィもなかなかエロかったしな。
…でもやはり一番のエロスはガキが抱きついたときの師匠の爆乳…
代わりてぇ!!! ウィンリィにも身体洗ってもらって羨まし過ぎるぞ!!
…あ。そういやエドがキレ気味だったのもこういうジェラシーもあるかもな。
>>524 あの、シグさん目を開けたまま寝てるんですが・・・
そういや目の悪い人は半目(半分目が開いてる状態)で寝るみたいだね。
どうも目が悪いと瞼の筋肉も弱ってくるみたいだ。
うち旦那が半目で寝るから・・・こわい。
旦那こそ寝てたんじゃなくてムラムラしていたのでは?
えーっと長編が投下された後で気が引けるんですが、長編投下よろしいでしょうか?
兄弟×ウィンリィでラブラブ3Pなのですが。
では投下行きます。
傾向は兄弟×ウィンリィでラブラブ3Pのつもり。
原作3巻第9話のエドの機械鎧が直った夜と思って下さい。
食事の後眠ってしまったエドを抱えて、アルはウィンリィに続いて2階へと上がった。
患者用ベッドを並べただけの部屋に入り、アルがエドをそのベッドのひとつに寝かしつけると、ウィンリィがワークパンツを脱いで、別のベッドに乗り上げた。
「ウィンリィ」
「しよ?アル。どうせ明日には旅立っちゃうんでしょ?」
幼馴染の少女は明るく笑ってアルを誘う。スラリと伸びた足をわずかに広げた彼女の小さなショーツに包まれたままの部分をしばし見つめて、アルは「うん」と頷いた。
アルもベッドに乗り上げ、堅い鎧の指を下着に差し入れる。そのままクルリと裏返すようにして足から引き抜くと、ウィンリィは脱がせやすいように自分で足を上げてクスクス笑った。
「何がおかしいのさ、ウィンリィ」
「だってアル、ちょっとためらったでしょ。子供の頃はもっと強引だったくせに」
「そりゃためらうよ。ウィンリィ、ほんとはあまり寝てないんだろ?」
「平気。それに今度はいつ会えるか分かんないんだし」
少し寂しげに呟く少女の片足を自分の肩に乗せるようにして圧し掛かりると、アルは夜気に晒された彼女の秘裂に二本の指を宛がい、それを左右に押し広げた。
剥き出しになった薄桃色の花弁がわずかに露を帯びているのを見て、アルはそこをかるく指でなぞる。
ビクンと感度の良い体が跳ねるのを見て、アルは嬉しくなった。
「期待してくれてたんだ、ウィンリィ」
「だって…久しぶりだもん」
そう言う彼女の胸をチューブトップの上から掴んで、アルは柔らかく揉み解した。
「又大きくなったね、ウィンリィ」
「んっ…よく、分かんない」
「分かるよ。子供の時から触ってるんだから」
アルは揉みながら、徐々に堅く尖る乳首が布を押し上げ、形をクッキリと露にしていくのを楽しげに見つめた。
布の上からクニクニと弄ればより一層堅くなる。
「あん…っ!あん、アル…っ」
胸への責めだけで腰を捩るウィンリィが愛しい。チューブトップを捲り上げると、窮屈そうにしていた形のよい大きな乳房がプルンとこぼれた。
その薄紅色の乳首を直接指で摘んでこねる。コリコリとした感触を味わえないのは残念だったが、アルはそのかわりにジワリと濡れ出すウィンリィの秘裂をあますところなく観察した。
「やだ、やだアル、あんまり見ないでぇ」
「だって嬉しいんだよ。僕はウィンリィの感触を味わえないけど、ウィンリィが僕に触れられて感じてくれるのを見るとすごく嬉しい。気持ちいいんだね?ウィンリィ」
「いい。すごく気持ちいい。アルに見られてされるのすごく気持ちいい」
アルに秘裂を拡げられながら胸を揉まれるウィンリィはもう片方の乳房を自らの手で揉み出した。
自分の指で乳首を摘み、押しつぶすようにして捏ね始める。たちまち堅く尖るそれに、別の手が触れた。アルじゃない。生身の手。
ウィンリィが閉じていた目を開くと、寝ていたはずのエドが起きて自分の胸に触れていた。
「兄さん、寝てたんじゃなかったの?」
「あんな声聞かされて寝てられるかよ。アル、ウィンリィを起こせ。おれが後ろから支えるから」
エドの言葉に、ウィンリィはアルに手を引かれながらベッドの上に体を起こした。それを背中から支えるようにしてエドがベッドに入り込む。
エドは左手をウィンリィの秘裂にもぞもぞと差し入れた。
「やっ!やん、エドぉ」
「なんだよベトベトじゃねーか。クリまでこんな膨らませやがって。これならイケるかな」
ウィンリィの胸を揉んでいた右手でエドはアルを手招きした。アルが近づくと、エドは悪戯っぽく笑って両手を合わせ、その手をアルの股間に押し当てた。
眩しい錬成の光にウィンリィが一瞬目を逸らす。光が消えてウィンリィが視線を戻すと、アルのつるりとした股間には、ふんどしを持ち上げてそびえる禍々しい姿の張り型が錬成されていた。
「我ながらいい出来」
一人悦に入るエドに、悪い予感のしたアルとウィンリィはそっとふんどしをめくって小さな悲鳴を上げた。
そこに存在していたのはその大きさもさることながら、えらの張り具合といい、幹一面の突起といい、とても少年のセンスとは思えない代物だった。
「ちょっと兄さん!なんてもの造ってくれるのさ」
「おれのセンスに文句あんのか!」
「大ありよ!なんなのこの突起!こんなのちっとも嬉しくない!」
喚いたウィンリィの花弁にエドは指をグッと差し込んだ。そのまま彼女の充血した肉芽を摘む。
「あうっ!あん、あ…っ、エド!」
過敏なそこを弄られて、ウィンリィはだらしなく口を開いた。そんな彼女にエドは囁く。
「まあ、試してみろって」
「うっ、う…ん」
「アルも見たいだろ?自分のそれ、ウィンリィが咥え込むとこ」
アルは一瞬迷ったが、エドにクリトリスを弄られ、拡げられた肉襞をひくひく収縮させるウィンリィの姿に意を決した。
邪魔なふんどしを取り払い、グロテスクなそれを濡れそぼった膣口に宛がう。
「行くよ、ウィンリイ。力を抜いて」
アルを見上げてウィンリィが頷くと、エドに背後から両足を広げられた姿の彼女にアルは再び圧し掛かった。
手を添えたそれがグイと挿入された途端、ウィンリィは高く声を上げて足をバタつかせた。
「だめ、だめっ!ああっ!壊れちゃう!」
ウィンリィの悲鳴にアルは慌ててそれを引き抜こうとしたが、ウィンリィの秘肉がきゅうっと締まってそれを放さない。
唖然とするアルの前で、エドはウィンリィの大きく膨らんだクリトリスを尚も弄っていた。
「な?お兄ちゃんを信用しなさいって。ウィンリィ、今軽くイキかけたぜ。焦らさず、ちゃんとそれ全部咥えさせてやれよ」
うん、と頷いて、アルはもう躊躇しなかった。一気に奥まで突くと、ウィンリィが仰け反り、白い喉元を晒す。
大きすぎるそれに、形のよい花弁が醜くひしゃげていたが、溢れた淫汁にてらてらと光り、ビクビク痙攣するそれにウィンリィの悦びを実感して、アルは興奮した。
入れるとき以上の抵抗を示すそこから張り型をギリギリまで引き抜き、再び奥まで貫く。
カリの部分やごつごつとした突起が膣肉をゴリゴリと擦り、ウィンリイは断続的に悲鳴のような喘ぎ声を上げた。
「ああん!あっ、あっ、嫌。嫌。いいっ!」
どっちなんだよ、と苦笑して、エドはビショビショに溢れたウィンリィの愛液を後ろの窄まりに塗りつけた。エドが指を差し入れると、きつい締め付けを感じる。
「久々だし、辛いかもしれないけど、ちゃんとよくするから」
エドの言葉にウィンリィはこくこく頷いたが、ちゃんと聞こえていたかはあやしかった。
グチュ、ズチュという抽送の音がひっきりなしにしてそのたびウィンリィの白い乳房もブルンブルンと揺れる。
エドの意図を察したアルがウィンリィの腰を持ち上げると、エドは下着の中で爆発寸前だった怒張を取り出した。
それを後ろの小さな窄まりに二、三度擦り付けるとエドはそのきつい孔を抉じ開けるようにして挿入した。途端にウィンリィの悲鳴が上がる。
「あああーっ!あっ、痛っ!痛い、エドっ!」
「まだ入れただけだぜ。ガキの頃何度もしたろ?ゆっくりやってやるから」
そう言ってエドは宥めるようにウィンリィの胸を揉んだ。
前も後ろも塞がれて、両の穴をジンと痺れさせながらウィンリィは子供の頃を思い出していた。
幼い頃から好奇心ばかり旺盛な幼馴染の錬金術師たちは、修理のお礼として村の大人達からよからぬ本を手に入れ、それを自分で試したがった。
嫌がったのは最初だけで、さしたる疑問も持たぬまま二人とそういう関係になったが、受け入れた自分と違って兄弟はいつもどちらが先にするかで揉めていた。
しかし結果は見えていて、力の強いアルがいつも兄を制して自分に先に乗ってきた。
連日それが終わるのを待つのに焦れたエドはある日ウィンリィの後ろの穴を使うことを思いついた。
膣とは違うその締め付けを気に入ったエドは、以来彼女のお尻ばかり使うようになり、アルとも揉めることはなくなった。
「はあっ、はあ…ああ、エドぉ」
「少しは馴染んだか?どうだ?」
「いっぱい…。あたしの中いっぱいなのぉ…」
「動いて、いいか?」
後ろの異物感に慣れ出したウィンリィが頷くと、エドは腰を使い出した。エドが聞いたら怒るだろうが、後ろを使うのがエドでよかったとウィンリィは思う。
生身の時でも、アルではとても受け入れられない。
エドが動くのに合わせてアルも抽送を再開した。薄い肉壁一枚隔てて、二人の怒張と張り型が擦り合わされる感覚に、ウィンリィの肉襞がビクビク動いた。
弄られて変色した肉芽はこれ以上ないくらいに膨らみ、秘裂からはみ出している。
「あん、あん、いい。気持ちいいよお、アルぅ…エドぉ。中で、中で二人の擦れてるう」
「んっ、ウィンリィお前ってやっぱサイコー」
後ろからウィンリィを抱き、彼女のサラサラの髪に鼻先を埋めたエドがウィンリィの匂いをいっぱいに吸い込みながら感極まって呟く。
「ほんと。どこもかしこも綺麗だよ、ウィンリィ」
抱えた足を持ち上げ、彼女が自分と兄のものを深く咥え込む様を眺めながら、アルが囁く。
きつい締め付けに長くは持たず、達しそうになったエドは慌てて怒張をウィンリィの中から引き抜いた。
その感触に声を上げるウィンリィの膣壁を、アルの張り型が一層深く突き入れられた瞬間、ウィンリィの拡げられた花弁の奥は潮を吹いた。
「ああっ!来る!ああ、あーっ!」
ウィンリィの体が一瞬硬直し、ガクリと力を失った。断続的に痙攣しながらピュピュッと淫液を噴出す膣壷から、アルはグロテスクな張り型を抜き取った。
ぱっくりと口を開いたままの秘裂が溢れる露はそのままにゆっくりと閉じていく。
この顕著な少女があそこにこの禍々しい造りものの怒張を今の今まで咥えてよがっていたのだと思うと、深い征服感を覚えてアルは満たされていった。
エドはエドでウィンリィの中から抜いた瞬間達してしまったが、幹を扱いて残っていた白濁を吐き出すと、それをウィンリィの太腿に擦り付けた。
「すっげえ量」
ハアハアとまだ息も荒いウィンリィの股間を覗き込むと、エドは愛液滴るそこにためらいなく口を付けた。
花弁ごとちゅうっと吸い上げると、ウィンリィがビクンと反応する。けれどエドはそれ以上ウィンリィの官能を煽ることはしなかった。心地よい疲労感が二人を包んでいた。
濡れたままの鼻先をウィンリィの項に押し付け、幸せそうにエドがウィンリィを抱き締める。アルもエドごと包むようにウィンリィの体に手を回した。
「…大丈夫?ウィンリィ。僕も兄さんもちょっと無茶しちゃったね」
「あんたたちの無茶は今に始まったことじゃないでしょう」
余韻でトロンとした目をしながらも、いつものウィンリィが戻ってきていた。
「それにしたかったのは私も同じだし。…ん、エドの奴、人にしがみついたままもう寝てる。ムードないんだから」
気付くとエドはウィンリィにしがみついたまますうすうと寝息を立て始めていた。もともと眠りを中断していたのだ。
射精後の心地よさも手伝って、再び眠りに落ちるエドを、アルは笑ってウィンリィから引き剥がした。
「明日起きたらこの股間、元に戻してもらわなきゃ」
「でもそれ、エドのセンスは疑うけど、アルのだって思ったらすごくよかった」
心なしか頬を染めて言うウィンリィにアルは嬉しくなって彼女の柔らかな体を抱き締めた。
自分が鎧の体になった後も、ウィンリィは決して態度を変えなかった。そのことに兄も自分もどれだけ救われたか分からない。
「ウィンリィ、ずっと聞きたかったことがあるんだけど」
「なあに?」
「昔、兄さんと僕がプロポーズした時どうして二人とも振ったの?僕らこんなに相性がいいのに」
アルが尋ねると、ウィンリィは微笑んで、「内緒」とアルに背を向けた。
それに戸惑いながらも、アルはそんな彼女に「おやすみ。ウィンリィ」と毛布を掛けた。寝台を降りたアルが裸のままで眠るエドを再び抱えて別のベッドに移す。
(振ったのはね)
そんなアルの背を見ながらウィンリィは心の中で呟いた。
(どちらかじゃなくて、二人のお嫁さんになりたかったからよ)
いつかそれを、そう二人が元に戻ったら明かしてやろうと思いながら、ウィンリィも又幸せな眠りにつくべく瞳を閉じた。
543 :
528:04/04/25 02:02 ID:SEsx1GMT
以上です。投下は初体験だったので手際悪くてすみません。
こんなでもウィンリィたんラブな気持ちを込めました。楽しんでいただけたら嬉しい。
いいよ、いいよ〜〜GJだ
スゲェ〜!物凄くよかったですよ。
エロイのに涙が出てくるほど感動するのは何故だ…w(つД`)
幼馴染みイイよー!ウィンリィたんが愛されてるのわかるよー!
>528さんまたお願いします!
546 :
名無しさん@ピンキー:04/04/25 11:08 ID:CunQUmEk
ロイアイ 車内プレイ誰かお願いします!
ホワ〜ン…。
なんだか幸せな気分になりますた>兄弟3P
幼馴染みサイコ-
2人のお嫁さん・・・(*´∀`)
世間の倫理でいけば、不実な事この上ない発言なのに萌えてしまうのは、
やはり、3人の心が通い合っているからだろうなぁ・・・(*´∀`)
528神、また3人でのほのぼのエロを読ませて下さい〜。
突然だが、ラストお姉様って思いっきり『レズ臭い』と思うのは漏れだけか?
>>528 GJ!
エロいのにほのぼのしちまったよ。
幼馴染萌えー
【三年前某月某日の通話記録より】
11:00 ヒューズ少佐からマスタング中佐へ内線。
マスタング中佐「なんだ、用件があるなら手短に頼む」
以下、ヒューズ少佐
「そんな事よりロイ、ちょいと聞いてくれよ。仕事とあんま関係ないけどさ。
このあいだ、家に帰ったんだよ。家に。
そしたらなんか、手料理がめちゃくちゃいっぱいで並べてあって、食べ切れなくってさ。
で、よく見たらなんかブラウス脱いだグレイシアのおっぱいにチョコレートで「マース、お誕生日おめでとう」、
とか書いてあるんだよ。
もうね、愛かと。LOVEかと。
グレイシアってば、俺の誕生日如きで普段やらないようなエロい事やってくれちゃって、可愛いだろ?
しかも、「残さず食べてね」だよ、「残さず食べてね」。
なんか太股に愛液とか垂れてるし。真っ赤な顔して誕生日プレゼントはわ・た・し・てか。たまんねーな。
おっぱいに生クリームつけて恥じらいながら「舐めて」、とか言ってるの。もう見てらんない。
生クリーム舐めてやるからそのテーブルの上に寝ろと。
新婚夫婦のHってのはな、ラブラブなシュチュエーションを満載してるべきなんだよ。
テーブルの上に裸で寝そべった新妻と、いつセックスが始まってもおかしくない、
やるかやられるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。独身男は、すっこんでろ。
で、やっと生クリームを舐めとったかと思ったら、グレイシアの奴が「あなたのも舐めていい?」、とか言っ
てるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、フェラなんて今更どうでもいいんだよ。子猫ちゃんが。
物欲しげな顔して何が「舐めていい?」、だ。
お前はフェラだけで満足なのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、「舐めていい?」って言いたいだけちゃうんかと。
愛妻家の俺から言わせてもらえば今、愛妻通の間での最新流行はやっぱり、いきなり挿入、これだね。
いきなり挿入。これが通の愛し合い方。
いきなり挿入ってのは、始まってすぐ入れる。そん代わり愛撫が少なめ。これ。
で、それでも彼女のアソコは俺が欲しくてぬるぬるグチョグチョですんなり受け入れる。これ最強。
しかしこれをやっちまうと終わった後、ムードがないって、グレイシアに口聞いてもらえないという危険も
伴う、諸刃の剣。独り者にはお薦め出来ない。
まあお前、ロイも、さっさと嫁さんもらえってこった。」
11:01 通話終了
ヒューズもちゃねらーだったのですね。
ナカーマだ!
誰か、若き日のピナコばっちゃん×ドミニクさんとか
やってくれる勇者はいないものかw
親馬鹿って、場合によっては無能より女を知り尽くしてるんじゃないの。
下手すると処女から妊婦、経産婦まで全て経験済み…。
>552-553
これを一分間で言い切ったのかw
しかも、言うだけ言ってすぐに切ったのかw
で、大佐かと思ってたらフュリーだったと
>>556 グレイシアさん一人で処女から妊婦、経産婦全て経験済みか。
いい嫁だなぁ。
エドウィンのソフトSMものです。
まだ半分しか出来ていませんが試しに投下してみます。
エド鬼畜でウィンリィが苛められまくってるので苦手な方はスルーお願いします。
触りてぇ。
鳴かしたい。
犯したい。
男なら一度は、女に『そういう』感情を抱くんじゃないだろうか。
日を増す事に高まってゆく
俺のウィンリィに対する変態的性感情。
あいつを、俺だけの奴隷にしたい…
ガーフィールさんの工場の2階、ウィンリィの下宿部屋。
ウィンリィはベッドの上に腰掛け、俺はその隣の椅子に座っている。
そして、ウィンリィの手には新しい俺の右腕が…
「せー…のっ!」
「……ぐぁぁっっ!」
痛ってぇ!
機械鎧を接合する瞬間。相変わらずこの瞬間が嫌だ。
二日程前、シン国から来たと言うリンとか言うヤツの仲間の女と喧嘩した結果、
俺はまた(既にボロボロだったのだが)右腕をぶっ壊し、その直後に俺自身もぶっ壊された…。
「どう? エド。この機械鎧」
…でも、今新しい機械鎧を付けてもらった。
どうやら一ヶ月前ここのオカマの技師…ガーフィールさんの所に来てから時間を見ては作っていたらしい。本当、こいつには感謝してもしきれない。元に戻ったら、必ず…!
「ああ。前よりもなんか扱い易い感じがするな」
腕をぐるぐると廻してみると、前よりも軽くて、しっくりと馴染む感じがした。
「えへへ。そうでしょ。
今回の機械鎧は重さを60%も減らせたの。それと、特別に秘密兵器も付けてみたわ。
…拳を握って、小指に力を入れてみて」
「秘密兵器? まさかまたロケットパンチ(7巻おまけ参照)じゃねぇだろな?」
俺はウィンリィに言われた通り、拳を握り、小指に力を入れてみた。
すると、前腕の鉄甲がスライドし、中から小型の機関砲が飛び出した。
「うおっ! なんじゃこりゃあ!?」
「護身用のマシンガンを付けてみたの。
…ほら、アルもエドと同じ事が出来るようになったじゃない。
エドにもオリジナルの武装を付けてあげたいなーって思って…。
あっ、発射する弾はゴム製の非殺傷弾だから安心して。でも当たると痛いわよ?」
目をキラキラ輝かせながら、嬉しそうに話すウィンリィ。
だが俺の感心は新しい機械鎧よりもウィンリィの格好の方に行っていた。
ふくよかな胸にぴったりと貼り付いたチャック付きの服。どんな名称なのかは知らないが…この格好は男を誘っているとしか思えない。
リゼルブールにいた頃に着てたチューブトップとか言う格好でも、俺は目のやり場に随分困ったものだ。…そしていつも目に焼き付けたその格好で…「自慰」してた。情けない。
そして、この田舎娘の無防備さはここに来てもぜんぜん変わっていない。
ただでさえこのラッシュバレーはハイエナどもの巣窟だと言うのに。
その点、ガーフィールさんがマッチョとは言えオカマだった事でどれだけホッとしたか。
だが、何なんだあのリンとか言う外人は? ウィンリィの手を図々しく握りやがって。マスタング大佐とおんなじ女好きのニオイがプンプンしやがる。
本当は俺は、ここにウィンリィを置いて行くのは正直嫌だった。どうせなら師匠の所にも連れて行きたかった。
「…ド」
所詮俺はこいつにとって「客」でしかないのか。「幼馴染み」でしかないのか。
でも、俺は…
「エド!? 聞いてるのぉ!?」
いきなりウィンリィの大声が響いて、俺はハッと気付いた。
「さっきからボーッとして…ひょっとしてこれ(機関砲)嫌だったの? 嫌なら外すけど…」
ウィンリィは息が掛かるぐらい顔を俺に近付けて来る。
そして勿論、こいつの胸が二の腕に挟まれて凄く強調されている訳で。
「いや。…なかなか、カッコいいぜ。うん。気に入ったよ」
これは俺の正直な意見。確かに格好いいし、鉄甲を剣に練成する時もこれなら邪魔にならない。弾は錬金術使えば実弾にだってできるし。
だが、俺の目はウィンリィの胸に集中し、胸は高鳴りっぱなしだ。
…こいつ、気付いてないんか?
「ほんとほんと? 良かったぁー…。
けど、強度は半分になっちゃったから、無理だけはしないでね?」
俺の左腕に腕を回して、心の底から嬉しそうに笑うウィンリィ。
「わかったよって…おっ、おい…」
当然、こいつの胸の柔らかい感触が俺の腕に。
…こいつとしたい。Hしたい。気持ちいい事がしたい。犯したい。
次第に押し殺していた欲望が俺の身体を支配していく。
今ならガーフィールさんはドミニクじーさんのとこに出かけて行ったし、アルもいねぇ。
…あいつはあいつで、パニーニャとちゃっかりいい仲になってやがったし……今頃デートでもしてるのだろうか。
弟よ。お前が本気ならお兄ちゃんは応援するぞ!? って…今は関係なかったな。
「大丈夫?エド……」
ギシっと更に音をたてウィンリィは心底不安そうに俺に近付き、
その可愛い顔を覗き込んできたものだから………
…ぷち…………!
俺の頭の中で、何かがプッツリと切れる音がした。
「ウィンリィ!!」
「ぇっ…きゃあっ!!」
俺はウィンリィの両腕を掴むとそのまま体を落とし、ベッドに押し倒した。
ウィンリィの身体がベッドに浅く沈み、また深く沈む。
「ぇ…エド…どうしたの…?」
俺に有り得ない場所で見下ろされ,頬を真っ赤に染めるウィンリィ。
それと同時に、俺の頬も多分真っ赤。
「お前が、悪いんだからな!!」
パンッ…! バチバチ…
ウィンリィの上に乗った俺は両手を合わせ、ベッドに錬成を掛けた。たちまち両側からロープが飛び出し、ウィンリィの両手首を拘束し、大の字の格好にさせた。
「ちょ…なにこれぇ!?」
「へへ……、いい格好だな。」
俺の笑みに恐怖を覚えたのか、次第にガタガタ震えて、涙目になっていくウィンリィ。
こんな姿でも可愛いと思えてエレクトしてしまう俺は、何処かイカれてるんだろうか。
…いや。こいつの前でだけなら、どんな俺になってもいい。本性を曝け出したい。
俺はちっとも格好よくなんかない。
好きな女を告白すらせずに、無理やり縛って犯すような、サドの変態なんだ。
「やっ、エド、これ外し…んっ!」
やや強引に、初めてウィンリィの唇に触れた。
愛しい女の 愛しい唇。俺にとっての、…多分こいつにとっても、ファーストキス。
「むー…んん、う、ふー……」
ガキの頃の、頬っぺにやっていたお遊び程度のキスとは訳が違う。
舌を挿し入れ、口の中を愛撫し、くちゅくちゅと舌を絡ませる。
甘い…甘くて柔らかい。俺は暫く、その甘い感触に酔い痴れた。
されるがままのウィンリィは、俺の下で身体をモゾモゾとくねらせる。それで抵抗しているつもりなのか。逆に俺の欲望を更に加速させてるだけなんだぜ。
やがて唇を離すと、濃い色の唾液の糸が、ひとつできる。
ウィンリィの口は、俺と自分の唾液でベトベトになっていた。
俺はそれを舐めながら両手でそっと、ウィンリィの胸に当ててやんわりと揉みしだく。
「やぁ、ふぁ…、エ、ド…止め……」
…柔らけぇ。
初めて触れたウィンリィの胸はマシュマロみたいに柔らかくて、暖かかった。
ガキの頃一緒に風呂に入った事はあるが、いつの間にこんなに成長したんだか。
「こいつキツそうだから取ってやるよ」
俺はすぐに、降ろしてくれと言わんばかりに真ん中にくっついてるチャックに手を掛けて、わざとジジジと音を立ててゆっくり降ろしていった。
すると半分ぐらいのとこで、俺が手を使わなくても自然にチャックが降りていき、直ぐにぷるんとウィンリィのふくよかな乳房が露になった。
「でっけぇオッパイだな。やっぱ相当キツかったんだろ? 自分から降りてったぜ」
「や、やだっ…! 見ないでぇっ…見ないでよぉ……!!」
ウィンリィは両手を拘束されてるから胸を隠す事も出来ない。
ただ恥ずかしくて、目に涙を浮かべてふるふると震えている。
────可愛い。子イヌみてえだ。
イヌ…そうだ。こいつを俺だけの雌狗に調教してやる。
「なんで…ッこ…こんな事…あたし達は幼馴染みなのよ!?」
…違う。お前やアルはともかく、俺はお前を「只の幼馴染み」として見た事は一度もない。
いつだって、一人の女として見ていた。
「はッ…離してよぉっ! 相手が違ぅ…っ…」
違うだと? 俺はお前以外に、こう言う事をしたいって思った事はないぞ?アルモニやコニィだって、あくまで仲間であって異性だって思った事はねぇ。
「違わねぇよ。俺はお前しか欲しいと思わない」
「っ!!!…エ、ド……!!?」
俺は顔を下に移動して、首元に赤い斑点を付けながら、彼女の左の乳房に辿り着く。
そして、ウィンリィの桃色の乳首を口に含んだ。
「ゃ…あっ、ふぇっ……」
舌で転がしたり,吸い上げたりを繰り返す。
空いている方は左手で激しく揉みしだく。乳首を倫ったり押し潰したり。
「ぁ…ぃやっぁッ、エッ…エドぉっやめてぇ…ッあんッ」
「止めてって言ってる割には、随分尖ってきてんじゃねーか。」
俺が弄くり回しているうちに、ウィンリィの可愛い乳首はもうすっかりぷっくりと膨らんでいる。
「あぁ…嫌…あたし、あたし…初めてなのにっ……」
「んな事は解っているよ」
ガーフィールさん、ちゃんとハイエナ共からこいつを守ってくれてたんだな。感謝感謝。
ウィンリィが混乱している隙に俺は、作業着のズボンを脱がして、少し太めの柔らかい太股をぷにぷにと撫であげ、手を上に滑らせてゆく。
そして、可愛らしい白の下着の上から指で撫でてみた。
「ッッひぃっ! あぁあっ!!だ、駄目ぇぇっ!!」
もうそこは、失禁したみたいにべチョべチョに濡れていた。
「何だよ。もうこんなになっているじゃん。
ひょっとしてこんな風にされて感じてるのかよ。…この淫乱。」
"淫乱"と言われた瞬間、こいつの身体がビクンと痙攣した。
下着を強引に降ろし、指を挿入する。わざと右手、機械鎧の方で。
「ほらほら。ウィンリィの大好きな機械鎧だぜ?」
「ひぃっ…痛ッ──やぁ、んぁああっ!!」
金色の陰毛をかき分けて、小さな突起物を親指の腹で潰して、割れ目に反り冷たい機械鎧の指を二本。上下に擦るにつれて、くちゅくちゅとHな水音がどんどん大きくなっていく。
「すげぇ感じ方。ほんと、イヤらしいったらねぇなぁ。スケベなウィンリィさん?」
「いや…いやぁ……違…! ひぁぁっ!」
いつもは気が強いウィンリィが、ぽろぽろと弱々しく涙を溢す。
「…なんで…なんで、…苛めるのぉ……?」
俺はその余りにも痛々しい姿にズキリと心を痛ませるが、その気持ちを必死に堪えて耳のピアスの上を甘噛みしながら囁く。時々、ペロリと舐めながら。
「違わないよ。お前は俺に苛められて感じまくっているんだぜ。…お前、マゾなんだよ」
…誰がお前の『ご主人様』か、キッチリと焼きつけてやらなくちゃな。
すいません、今日はここまでです…
こういうやつって表現の仕方が激ムズですね。あっさり投下できる人を凄く尊敬しちゃいます。
>>563氏
錬成乙
いやぁ、この先どんな調教するのか。ワクワク
続き待ってます。
563氏激しく乙!!!
続きが大変気になります…(*´Д`)
>563氏
乙です!
めちゃめちゃ続きが気になって(*´д`*)ハァハァ
あの〜
>>78神のSSによってアルパニに目覚めさせられた者ですが
アルパニ書いてみてもいいですか〜?あんまりエロくならないと思いますが…
…ところでアルが人間に戻った後(未来設定ってやつか)に勝手にしてしまうのは反則でしょうか?
そして
>>563氏、乙。鬼畜江戸 (;´Д`)ハァハァ
>>579氏
オッケーオッケー! 未来ネタ上等!!
幸せなアルパニもっと拝みたいのでいつでも投下して下さい!
>>563氏
エド鬼畜ですね! でも根本がラブラブだから充分許容範囲ッス。
続き楽しみにしてますよ。
>>579 未来設定おけです。
つか鎧のままだとかわいそうな部分あるので、
生身で思う存分させてあげちゃってください。
アルは戻った時絶対デカイ。
間違いない。
アルパニ、いいよね〜(・∀・) 萌え〜〜
>582
私も、それは絶対そうだと思ったw
>579
アルパニ楽しみです。
>>582 鎧になる前も、兄より少し高い気がしたけど
お前らいい加減にしろよ
どう見たって21際未満が紛れてるだろ
ここが良いオチ対象になってる自覚あんのか?
>良いオチ対象
……よっぽど娯楽がないんだな(哀
ここ最近のカキコに何か問題あったか?
健全に男女キャラのまぐわいのロマンを語ってるだけなんだが。
俺の発言の後に突っ込まれているということは、
少なくとも俺は21未満って奴に含まれてんのか。
何か癇に障る流れだったか?
誤爆じゃないのか?
他の鋼スレでここは子供のたまり場って愚痴ってる人いるけど。
健全スレでここの事を愚痴る方が子供じゃないのか?
しかし所詮年齢は分からん。
そんなオレは余裕で一回りオーバー・・・ガク
まま、根拠のないカキコなんてスルーして、マターリいきましょや。
仮にいたとしても、結局
>>592の言うとおりなんだよね。>所詮年齢はワカラン
一住人の我等は自分自身が板のルールを守る以外のことは何もできない。それが真理。
「大佐、もっとお尻を上げてください」
シェスカが本を見ながら大佐に言った。
ズボンを下ろしたまま彼女に臀部を突き出している
情けない姿のまま、大佐はテーブルの上に四つ這いになっていた。
「もう勘弁してくれよ」
「だめです。知識は使ってこそ意味があるのです。
前立腺ガンと言う怖い病気だと困りますから」
そう言うシェスカの指は大佐のすぼまった穴に入ろうとしていた。
事の始まりは大佐が「昨日何度もトイレに立った」と言った事だ。
それを聞いてシェスカが「大佐、前立腺の異常かも知れません」
と言い出した。最近彼女が読んだ本は『これが前兆、体の異常』だった。
大佐も日頃の行いを振り返ると絶対大丈夫と言えない。
「ローションを塗って第一関節まで入った腹側にある器官、この辺りかな?」
「うぉっ!」思わず大佐は声を上げた。
シェスカはその声にも構わず、静かにそっとその部分をなぞった。
「別に妙な異物感は無いですね」
激しい射精感が彼を襲う。
「だめだ、もう…」
だがその瞬間シェスカは指を引き抜く。
「大丈夫ですね。異常はないみたいです」とにっこりと彼女は笑った。
「もう、ズボンをお履きになっても良いですよ。では私はこれで」
そしてさっさと彼女は行ってしまった。大佐はその格好のまま動けない。
(また中途半端かよッ!)
彼がすっきりするのはいつの日なのかそれは分らない
ちなみに何度トイレに立ったのはただの飲み過ぎのせいであった。
場は和んだでしょうか、
それとも荒れましたでしょうか?
書逃御免。
>>596 333タンでつか?大佐が情けなくて良いでつ。
しかしシェスカがいつもながら鬼畜ですな、ぷぷっ。
前立腺と言うのはそんなに感じるのか。俺は氏らんが
藻まいらいいかげんにしてくれ。
せっかくエドウィン書いてくれる人も現れてアルパニ書くって人も
出てきたと言うのにその神々が出て行ってしまったらどうケジメつけるつもりだ。
と、言う訳で563氏、続き楽しみにしてます。この後どんな調教するのか…ドキドキ
そして、579氏。アルパニ未来パロ禿しくお待ち申し上げます。
>せっかくエドウィン書いてくれる人も現れてアルパニ書くって人も
>出てきたと言うのに
そこが厨なんだって
○○×▲▲マンセー過ぎてキモイしウザイ
801や猟奇もの以外なら何でもいいのに
余りにもカプ臭過ぎる
>>596 鬼畜なシェスカタンも大好物だけど、恥じらうシェスカタンも見てみたい希ガス
わがままでスマン。
つーか俺的には>599-600のような書き込みの方が書く気失せる。
楽しくやってもらってる方が落としやすいが。
初代>1が明らかにリアだったり、21歳未満なのに作品投下したり
ここに落とした話をパクって同人誌にして出してるヤシがいたりと
人気ジャンルの宿命とは言え、あまりにここ発の厨行動が
多いから神経過敏になるのも無理はない。
21歳未満は閲覧・書込の自粛を、年齢を満たしてるヤシも
リアに見做されかねない厨書込や厨行動は慎んでくれ。
>>600 それは言い過ぎじゃないか?
カプだとか何だとかは関係ない。書いてくれる事に意義があると思うんだけど。
投下してくれたやつは楽しく読ませてもらってるし、そんなにマンセー臭さは感じないと思うんだがなぁ。
結局アニヲタの心境と一緒なんじゃないか?
もうそろそろこの話題はスルーしましょうや。
>>596 こんなシェスカたんも大好物です。乙でした。
>どう見たって21際未満が紛れてる
↑ たまに厨だ厨だと言ったレスも見かけるけど、こじ付けにしか思えん。
ただ このスレの雰囲気を悪くさせたいだけちゃうんかと。
心配しなくても ここは素晴らしい書き手にも読み手にも恵まれた良スレだよ。
作品やキャラへの愛情をひしひしと感じます。( ´∀`)
>ここに落とした話をパクって同人誌にして出してるヤシ
一方はご本人だし、あと一方は灰色という結論だったはず。
一緒に本家に戻ろう。
>602
別に落として貰わなくて結構だよ。
マンセー以外したらイヤーな書き手なんて、厨丸出しでアホかとしか見れないね。
自分は2スレ目から何回か書いたが、公式厨っつーかカプ厨ウザ過ぎで
書く気なくなったがなー
>607
⌒_∧ |
/ ゚w゚\ |
|| ̄ ̄ ̄|| J
_,,,,,)、_
∩〃/ヘヾ
ゞ∞ヘV゚∀゚リ| この俺がこんな餌に食いつくと思って
|||ノ ノ ||
_∧ ソノ__/ヽ
/ ヽ
| | _ ______| |
ゝ__⊃|||_|_|__|⊂ノ
|____________|
| ̄| ̄ ̄| |
| |______| |
| || |
Y____ヽ|__∠\
>607
\ ⌒_∧
\/ ゚w゚ヾ うわあああ!にいさーん!!
?U?U
_,,,,,)、_
Σ ∩〃/ヘヾ
ゞ∞ヘV゚Д゚リ| もっていかれたー!!
|||ノ ノ ||
_∧ ソノ__/ヽ
/ ヽ
| | _ ______| |
ゝ__⊃|||_|_|__|⊂ノ
|____________|
| ̄| ̄ ̄| |
| |______| |
| || |
Y____ヽ|__∠\
>607
>マンセー以外したらイヤーな書き手なんて、厨丸出しでアホかとしか見れないね。
俺の書き込みをどうやって」解釈してこんな結論になるんだよ…… (;´д`)
房ウザー・お前の方がウザー系の書き込みがつまんねーと言ってる。
別にマンセーしろとはいってないし、なんか和気藹々されてる方が勢いで
投下しやすいと思うのは俺だけなのか?
>自分は2スレ目から何回か書いたが、公式厨っつーかカプ厨ウザ過ぎで
そんな中途半端なカミングアウトされたら2スレ目から書いてる人間に迷惑だろ……。
おまえほんとに厨だな。
>>607 それで荒らしになったのかよ。嫌なネット人生だな。
所詮カップリングなんてのはHSS書く以上避けて通れないじゃん。
それを基盤にする訳だし。
カップリングが必要ないのは陵辱か猟奇しかないぞ。
そう言うのがお望みなら、速やかにここから出てってもらいたいんだがね。
>607
言いたいことは分からんでもないが、
その書き方だと、藻舞がイヤな香具師にしか思えん。
もし、このスレ(の傾向)を見限っているのなら、
毒を吐く必要もなかろう。
意見と毒は違うからな。
ラン「あのっ、リン様、面を返してくださイ…」
若「ダメだヨ、面をつけたらランファンの可愛い顔が見れないだろ?」
ラン「お願いです…ハズカシイ…」
若「おまんこは丸出しは恥ずかしくないんだ?」
ラン「いやぁ…」
若「おや、もうこんなにヌルヌルになっているよ?」
ラン「あ…ダメ…リン様ぁ…やぁん…」
若「どうしたの、息が上がってるよ?苦しいの?ヨシ、胸をさすってあげよう」
ラン「だめですゥ…あん…ああん…」
若「おまえの胸は、柔らかくていい触り心地だね」
ラン「あ…ありがと…ございま…ん…んんッ…あふ…」
若「おやおや、顔が真っ赤だ。かわいいヨ」
ラン「や…いわないで……あん…リ…さ…」
若「なんだい?」
ラン「あの…お…お情けを……ください……」
若「ふーん、どうして欲しいの?」
ラン「私の…に…リン様の……あああ……」
若「ほら、手で顔を隠しちゃだめだ。僕の目を見て行って御覧」
ラン「あ…リン様の…おっきな…おちんちんを…私の…おまんこの中に…い…いれてくだ……さい」
若「ハイ、よく言えました。ご褒美あげるヨ」
ラン「ヒッ!アアアアッ!」
若「ほうら、全部入ったよ。次はどうしてほしいの?」
ラン「ああ…スゴイの…いっぱいついてェ…か…かきまわして…いっぱい…出してェ…」
(激しく動き始める若。嬌声をあげて悶え狂うランファン)
ラン「アア…リン様…も…らめ…いく…イ…いい…イっちゃう…」
若「僕がいいって言うまでいっちゃダメだヨ」
ラン「おねが…い…し…ぁうッ…いかせ…あたま…へんに…あああッ」
若「ダメダメ…まだだよ…」
ラン「ああっ…もうッ…イッ…アア…リン…さ…ま…オネガイ…お願いしますゥ!!」
(深々と突き上げ、ランファンの中にたっぷりと射精する若)
若「いいヨ、いきなさい」
ラン「アヒッ…ありがと…ご…ざッ…アッ…アァアアアアァ…リン様ぁアアアアア!!」
(お許しが出て身を震わせ、絶頂に達するランファンを満足げに見つめる若)
若「いい子だネ。僕の言う事をちゃんと聞いたから、面を返してあげよう」
(ぐったりとしているランファンの顔に、面をかぶせる)
若「じゃ、おやすみ、ランファン」
つーことで、おやすみなさい
>>614氏
うをををををををを!! 待ちに待った若様×ランたんもの!!
乙でした!! おねだりランファンたん(;´Д`)ハァハァ
空気なんて気にシナーイ。どんどん投下すりゃええのです。
この調子でエドウィンSMものの続きやアルパニ未来ネタが投下してくれるといいんですけどね。
>>602氏
「落としたくない」ってカキコ、たとえ話で言ってるならいいんだけど
もしホントに落とすもの書いてらっしゃるなら荒らしなんか気にせず是非投下を!
>614氏
コミックス派なので分からないけど原作の外伝であったネタだよね?
キャラは分からないけどとりあえず (;´Д`)ハァハァ
>>607 同意するよ。
漏れは書き手Onlyで他にレスしたことのない一人だけれど別に気にせず
SS書き込みすることにしてるがね。それで良いのではないかな。
ただ、確かに此処は今まで数年見てきたエロパロ板の中で一番
気持ち悪いスレ
ではあるね。
カプ厨マンセーうざすぎもそうだが
排除厨・21禁厨の存在が一番不快感が強い。
もっと控えてもらえると嬉しいのだが。
まあただ何をどう言ってもどうにもならないだろうよ。
それが厨というものだ。
傾向 エド×ウィンリィ 羞恥プレイ
「膝、立てろよ」
エドが言うと、ウィンリィはベッドの上で仰向けになったまま、そろそろと膝を立てた。履いているのはミニスカート。白い太腿が隠しようもなく露になっている。
「なんで膝閉じてんだよ。開けって」
「エドお、悪かったわよ、噛んじゃって。謝るからやっぱり普通にしない?」
「できるんならしてーよ!痛くて今使えないんだっつーの。いいから早くしろ」
ウィンリィはちょっと悪戯心を起こしただけのつもりが、想像以上のダメージをエドに与えたらしい。エドの怒りはウィンリィがある提案をするまで収まらなかった。提案とはすなわち自慰をエドに見せることである。
しぶしぶウィンリィが足を開くと、エドはその下着に覆われた中心を熱く見つめた。よかった、どうやら機嫌は直りつつあるみたいと思うウィンリィに、エドは早速指示を出した。
「最初はショーツの上からだ。指も入れるなよ。ショーツを自分で上に引き上げて、形がくっきり出るように自分で食い込ませろよ」
「なに、それ」
「いいからしろよ」
ウィンリィが言われたとおりにすると、白いショーツはウィンリィの恥丘の形に食い込んだ。その割れ目を摩るように言われてウィンリィは指を這わす。敏感な部分を布の上から摩っているとエドの熱い視線を感じた。
「ねえ、ねえエド続けなきゃダメ?」
「当然」
「だって恥ずかしい、これ」
「だからさせてんの」
エドがニヤニヤし始めるのを見てウィンリィは頬を染めた。けれど指は休めない。食い込む下着に浮き出た形が、秘唇が開くにつれて徐々にいやらしい凹凸をとり始めた。
「なあ、ウィンリィ。お前ショーツに染みが付き始めてるぞ」
「やだ、言わないで」
「今度は横から指入れろよ。けどまだ摘んだり突付いたりはなしだぜ。片手で押し広げて、パックリ開いたビラビラをショーツに差し入れた指の腹で撫でてやれよ」
あまりの指示の内容にウィンリィは抗議の声を上げそうになってしまったが、元はといえば自分が悪い。それに結局は好きな人の望むことをしてあげたいという気持ちに負けて、潤み始めた秘唇をショーツに差し入れた手でグイと広げて見せた。
充血した花弁を撫で摩る指が小さな布地の下を激しく行きかう。ずれた下着の下から薄い繁みの生えた恥丘がチラリと露出していたが、ウィンリィはそれに気付く余裕もなく、はあはあと息を荒げて自慰に夢中になっていた。下着はとうにベッタリと濡れ、秘唇に貼りついている。
(やばい)
エドはその様子を見ながら思った。
(やばい。最後まで自分でさせるつもりだったけど、こんなの見せられておとなしく座ってなんかいられねー)
吸い寄せられるようにエドは立ち上がり、ウィンリィの匂い立つそこへ顔を寄せた。
「ねえ、エド、まだ?まだしなきゃダメ?」
「いいよ。続きはおれがするから」
え?とウィンリィが思う間もなく、花弁を擦っていた方の手を取られ、そこから外される。刺激を求めてひくつくそこに、ショーツをずらすようにしてエドが舌を差し入れた。
「ああん!あん!エド、やだ、なんでそんなとこから」
「ちゃんと拡げとけよ。たっぷり可愛がってやるから」
ウィンリィ自身に秘裂を拡げさせたまま、エドはたっぷりと唾液を乗せた舌を蠢かせた。
ショーツをつけたままのせいかいつもよりウィンリィの匂いが強い。差し入れた舌に負けない熱さで、潤んだ花はエドを迎えてくれた。
「んっ、今日はいつもよりジュース多目じゃねえ?」
「知らない。知らないわよお!」
「足閉じんなよ。それともおれの頭抱え込んでんのか?」
身を捩ったウィンリィが真っ赤になっているのが見えるようだった。構わず舌で勃ち上がった肉芽を突付く。快感で震えるウィンリィの尻をエドは手袋をしたまま揉み始めた。
「なあ、前言撤回していい?」
「んっ、んふっ、撤回…?」
「ちゃんとできそう、おれ」
現金な欲望が、痛みも忘れてエドの股間の布地を押し上げていた。
「ちゃんと…脱がせて」
ウィンリィが潤んだ瞳で言うのに頷いて、エドはスプリングを軋ませながらベッドへと乗り上げた。
ENDです。
今度は挿入も書きたい。
>>625氏
乙! 乙です!!
結局エドの言いなりになってしまうウィンリィたんが可愛かったです。
またいつでも待っていますよ。
>625さんいいよぉ〜
>ちゃんと拡げとけよ。たっぷり可愛がってやるから
激しく萌え!
続きを書いてくださいよぉ〜!
エドウィン続きが気になりますね。ドキドキしながら待っています。
>>625さん乙です
エドウィンと言われるとジーパンを思い浮かべてしまう・・・
>>574の続きです
「違…違う…、あたし、マゾなんかじゃ……」
「じゃあ俺の右手をこんなに濡らしちゃってるのは、何所の誰なんでしょうねぇ!?」
俺は蜜部から指をぐぷっと抜き、ウィンリィの眼前に差し出した。
「ほら、お前から出た蜜なんだぜこいつはよ。
すげぇよなぁ…こんなにダラダラ垂らしてよぉ?」
「うぅ…エドぉ…」
頬を真っ赤に染めて、俺の視線に耐えきれず涙を流すウィンリィ。
「…『ご主人様』だろ? マゾの雌狗ウィンリィちゃん?」
ウィンリィは脅えたように躰を震えさせ、俺を見上げる。
「…ま……」
「何だよ。聞こえねぇよ。」
わかってんのに、意地悪く聞く。
「ご…、ごしゅ……じんさまぁ……、もう、もう許して…下さい…」
待ちに待った言葉。
ゾクゾクと俺の背中に快感が走る。
「じゃあ…、俺の指舐めろ。自分から出たもんなんだから自分で処理しろよ」
俺の機械鎧の手はウィンリィの愛液にまみれ、なんとも言えない甘い香りを漂わせている。
「は…はい……」
空色の瞳から大粒の涙を零しながら、ウィンリィはふるふる震えて舌を伸ばし、俺の指をピチャピチャと舐め始めた。
俺は妙な征服感を感じながら、空いている左手で再びウィンリィの蜜部を弄り始めた。
「んんっ、んちゅ……ぁ、あんッ、ふぁッぁあ…っ…」
俺にされるがままの状態のウィンリィは、甘い喘ぎ声を上げつつも献身的に俺の指を舐める。
「随分積極的になったじゃねぇの。
案外お前毎晩俺の事考えてオナニーしてんじゃないの?」
…我ながら情けない。これは俺の事だ。何度お前の部屋に忍び込んでは寝顔でヌイたり、使用済みの下着を洗濯篭から失敬した事か。…まぁ、ちゃんと元通り返しておいたけどな。
「……!!」
だがその言葉に、ウィンリィの身体が異常に反応した。溢れる蜜の量も増えている。
「違……違…! エド、あたし、そんな事…!!」
嘘なのは俺から見ても明らかだ。
「……嘘、ついてんじゃねぇよオラ!!
それに、エドじゃねぇだろ?え?」
俺はわざと力を入れて、親指と人差し指でクリトリスをギュッと摘んだ。
「…ひぃいっ!! 痛いぃっ…!!
ごめんなさい、ご主人様ぁっ…ごめんなさいぃ……!!」
たちまちウィンリィの背中が弓みたいにピンと張り詰める。両手が使えないからこいつは痛くても脚を閉じて顔をブルブルと振る事しかできない。
「これ以上痛い思いしたくなかったら、正直に言えよ!?」
ウィンリィはポロポロと大粒の涙を零しながら、口を動かしてぽつぽつと言い始めた。
「えぐ…、ぐすっ……てます…」
「あ? 聞こえねーよ!!」
全然怒ってなんかいねぇけど、わざとそんな感じで声を出して威圧する。
「してます…! 毎日毎日エド…ご主人様の事想いながら……!
オナ、ニー…してますぅ…!!」
正しく子イヌのように怯えるウィンリィ。可愛過ぎる。なんか今なら、子猫を即座に鎧の中に入れたがるアルの気持ちが、理解できるような気がした。
そんなコイツを見て即座にオレを襲う高揚感。やっぱり俺って変態なんだ…
「どんな風にやってんだ?」
「すっ、スパナや…最初にご主人様に作った機械鎧の指で…
初めては、ご主人様って…決めてたから…
挿れずに、乳首を…コリコリしたり、あ、アソコに擦り付けたりしてぇ……
い、いつも…いつもご主人様の写真、見ながら自分で自分を苛めてますぅ……!!」
顔を真っ赤にして泣きじゃくりながら、俺に告白するウィンリィ。
「…へぇ。やっぱりお前俺に苛められたいんじゃん…筋金入りのスケベだな。
……そんな、変態なウィンリィにはお仕置きしなくっちゃなぁ…」
俺はベルトを外してズボンを脱ぎ、さっきからその下ではちきれんばかりだったペニスを取り出し、ウィンリィの蜜部…の、下のお尻の穴にそれをあてがった。
「えっ?え? イヤ、そこ違…」
首をブルブル振るウィンリィを尻目に、俺はゆっくりとお尻の穴に自身のペニスを打ち込んだ。
「いや……、だめ、だめぇぇぇ……!!
あ゛……?hぁあぁああああぁ!! 痛……痛いよ…おぉぉ……!!」
蜜壷から溢れ出ていた愛液がアナルまで濡らしていたためか、予想以上にすんなり入った。
だが、初めてだっただけに窮屈なのには違いなく、直腸の壁が、俺のものを別の生き物みたいにキュウキュウと締め付けてくる。とても気持ちがいい…
「あ、あう、お、お尻がぁ……!」
「ほら、動くぜ?」
俺は少しずつ、だが力を入れて腰を動かし始めた。
「あぁ…うぁ……痛……おっき、過ぎるぅ……
あうっ…裂け…ちゃう……よぉ…」
俺が腰を動かす度に、ウィンリィは面白いぐらい反応する。
「痛…、うぁ、あぅっ、ぁん、ふぁv…
ご主人、様ぁ……はぁ…あ…あ…はぁ…v」
もうウィンリィは、すっかり"そっち"に目覚めてしまっていた。
「ヘッ…、痛がってた割には気持ちよさそうじゃねぇかよ…。
これじゃあ、お仕置きにならねぇな」
「は、はい………! き……気持ち、気持ちいいれすぅ……v ひぁっv」
次第に声色も、快感を帯びてきた。
だが、俺自身にそろそろ限界が押し寄せてきた。
「クッ…、ウィンリィっ…」
ぬぽんっ…
射精したい気持ちを必死に我慢して、アナルからオレのペニスを抜いた。
「はぁv…あ…ご、しゅじんさま?」
…ここで俺だけイッちまったんじゃ、"ご主人様"としての威厳がない。
ウィンリィの蜜部からは、お尻を穿り回された快感の余韻が離れず、愛液が止まること無く溢れていた。膣の肉襞が俺にも解るぐらいヒクヒクと痙攣している。
「ごしゅ、ご主人様ぁ……や…止め、ないでぇ…!
もっと、もっとお仕置きしてぇ……!」
手が拘束されてる為、脚をモゾモゾと動かしながら、懇願するウィンリィ。
「…そうかい。だったら……」
パンッ、バチチっ…!
俺は再び錬成を掛け、両手を縛ったロープを元に戻して自由にしてやる。
「…ふぇ? ご主人様……?」
スパナが飛んで来るかと思ったが、どうやら本人はそんな気になれないようだ。
「だったら、どこに、何が欲しいのか自分でおねだりしてみろよ。メス狗らしく…よ。
なぁ、ウィンリィちゃん?」
「…………!!」
即座に顔をこれ以上ないってぐらい真っ赤にさせる。ほんと、可愛いヤツ。
すいません。予想していたよりも長くなりそうなんで続きは明日投下して終わらせます。
ありがちな展開で申し訳ありません。
>>635追記、
投下が、です。紛らわしいカキコして申し訳ないです
期待してsageる。
自分のペースでどぞー
…(゚Д゚)…
何日か前、未来アルパニ書くと宣言した者です。
なんか異常に長くなった上にまだエロまで到達してません。散々です。
とりあえず二度くらいに分けて投下しようかと思います…(後半まだ書き中ですが)。
まだエロくなくてすみません(´・ω・`)
凄まじく少女漫画風味で書いてる本人も寒気がしました。苦手なかたはスルーしてくだせぇ。
カプはアル×パニーニャ、純愛系。
一応設定は原作準拠(のつもり)、五巻冒頭のラッシュバレー編から一年くらいでエド、アルともに
元の身体を取り戻したことになっております…超テキトー。
書いてる者がコミックス派なのでまだコミックスになっていないところと設定が違っても
許してやってください。ウィンリィが今どこにいるかとか何してるかとか全然知らないんですよ…。
なんかウィンリィのおっしょさん出て来たみたいですね。
どーでもいいですがサテラさんって名前打ってたら「サーテライトサーテライト回ってる〜」って歌を思い出しました。(スレ違い
ラッシュバレーは時たま天候がひどく不安定になる。
「うひゃあああ!遅くなった遅くなった!しかも降った」
パニーニャは小降りの雨の中、小走りに街の通りを駆けていった。両腕に麻の袋や何
やらの荷物を抱えている。
浅黒い肌と闊達な雰囲気を持つ少女だった。短めの黒髪を後頭部でひとつに括ってい
る。年齢のわりに背が高かった。
「まずいなー……これじゃ小麦粉が濡れちゃうよ」
ぼやく。こんな事になるんだったら織り目の細かい綿の袋でも持ってくるんだった。
せっかくの挽き立ての小麦粉が湿気ってしまう。この袋を持って彼女が戻る先は悲しい
ことに、このままでは日が暮れるまでに辿り着けないような山奥にあった。
サテラさんは今はとにかく大変な時期だ。ひとつにもならない子供を抱えていては当
然だ。少しでも雑事の負担を軽くしてあげなければならなかった。そこで彼女は買い出
しを申し出た。ごく自然な流れだ。
しかしパニーニャがレコルト邸を発つ頃には太陽が中天を過ぎていた。駆け出す彼女
の背中に向かって、慌てた若奥さんは言ったものだ──「無理しなくていいのよ、日が
暮れてしまったら街で一晩過ごしてきなさい、夜の山道は危ないから」
大丈夫大丈夫、すぐ帰ってくるから。自信たっぷりで飛び出してきた彼女は今、日も
暮れかけた街中を慌てて走っている。日が暮れたことと天気の影響で、通りに人影は殆
ど無くなっている。近道の裏路地に飛び込みながら、今更ながらサテラの先見が当たっ
たのだとパニーニャは溜息をつかざるを得なかった。このまま雨が降り続けば、今日中
に戻るのは多分無理だ。小麦粉屋で値切ったのが悪かったのか。乾物屋で値切ったのが
悪かったのか。茶葉屋で値切ったのが悪かったのか。ああ、もう何でもいい。神様もう
値切ったりしません。だからちょっとだけ、雨を降らせるのは止めてくれませんか──
そんな事を考えながら走っていたパニーニャは曲がり角に踏み込んだ時、不意に足元
に抵抗を感じた。
「えっ」
思わず足元を見た視界を差し出された誰かの足がぐるりと回っていった──そして彼
女は真正面から、雨で濡れた地面に突っ込んだ。派手に飛沫が上がった。顔面をしたた
かに打ち付ける。
我ながら凄い音がしたなあと一瞬思ったが、取り敢えずそんな事はどうでも良かった。
がばっと起きあがり、手元を見る。
「……あぁ」
彼女は絶望に打ちのめされた。案の定、小麦の入った麻の袋はびしょ濡れだった。こ
れで小麦粉はおじゃんだ。背後を振り返る勢いに任せて彼女は怒鳴った。
「何すんのよ!」
見上げた先には粗野な表情を浮かべた顔が3つほど──いずれも見覚えがない。
「……何よ、あんたたち」
「何よとはご挨拶だな」
下卑た笑みを浮かべて一人が言った。パニーニャは地面を蹴って立ち上がったが、そ
の時既に、彼等はパニーニャの周囲を取り囲んでいた。3人の位置を確認しながら彼女
は右手にダメになった小麦粉を、左手にはそれ以外のものを取り上げた。ぶら下げた袋
の先から雫が滴った。
面倒なので、彼女は頭に緑色のバンダナを巻いた男をバンダナ、無精ひげを生やして
いる長身をヒゲ、背の低い男をチビと心の中で呼称することにした。バンダナが言った。
「いつかは世話になったじゃねえか。一年くらい前か」
ふと彼女は思い付いた。一年ばかり前と言えば多分、
(もしかして、あたしに何かスられたりしたヒト?)
成る程、と彼女は納得した。スリを生業にしていた一年ほど前までは、彼女はかなり
のペースで『仕事』をこなしていた。スられた方は大抵気づきもしないものだが、なか
なかどうして。いや、その頃この街では自分はスリとして、そこそこ有名になっていた。
>>640 今までラッシュバレーで修行中だった。
先月号で、列車にてエドアルと共にセントラルに向かった。
もしかしたらスられたことは事実だが、誰にスられたかわからなくて、あたしに難癖つ
けているのかも。
こんな連中、楽に捌ける。パニーニャは嘲笑するように微笑んだ。
「おかしいな、この街のヒトには手ぇ出してないつもりだったんだけど。いや、お兄さ
んたちがあんまりちゃらちゃらした恰好だったら、もしかしたら観光客と間違えたかも
しれないけどさ」
「ざけんな、このアマ!」
怒声を放ってきた──『スられたヒト』なのは確定のようだ。パニーニャは襲い掛か
ってきたバンダナに向かって右手に持っていた小麦粉の袋を投げつけた。あまり大きな
袋を買わなくて良かった。片手でも持ち上げられるし、何より金銭的損害が少ない。
顔面に直撃をくらってバンダナ男が倒れる。同時に視界の端に捉えていたチビに向か
って回し蹴りを放った。当たりはしなかったが、チビは慌てて距離をとる。パニーニャ
は瓦解した包囲を抜け出そうと足を踏み出しかけた。
「うあっ!?」
突然、後頭部──紙を括った部分を思い切り引っ張られる。髪を全て引き抜かれそう
な激しい痛みが彼女を襲った。二歩、三歩と後ろに引きずられる。多分あのヒゲの長身
だろう。動きが思いのほか早かった。
躍起になって振り解こうともがく。蹴ってやろうと足を上げかけた時、突然身体が前
に押し出された。
あっと思った時には利き腕を取られて組み伏せられていた。自慢の運動神経も組み伏
せられてしまっては話にならない。油断した、歯噛みしてそう思ったとき、頭を掴んで
持ち上げられた。耳元に生暖かい息が掛かった。
「タダで帰れると思ってんじゃねえぞ、コラ」
「──」
その時になって、パニーニャは初めて身の危険を感じた。背筋に走る怖気にパニック
に陥りかけ、力の限り暴れる。
「ふざけんな!離せ、離せ──ッ」
がつん、と音がした。パニーニャは目を丸くした。
自分の頭が地面に打ち付けられる音だった。呆然と地面を見つめる。額の鈍い痛みの
中にピリピリとした痛みも混じっている。なんとなく、切れて血が出ていそうな気がした。
雨が激しくなっていた。
恐ろしいと思った。これから自分がどうなるのか、何をされるのか、ここまで来てや
っと想像が追い付き始めた。嫌だ。怖い。怖い。怖い──
その時だった。
「離せよ」
第三者の声が割って入った。
パニーニャは目だけで声のした方を見た。訝しむ。何だろう、この声どっかで聞いた
ような……
「あぁ?何だ、このガキ」
確かに子供だった。子供以外の何者でもないただの子供、という印象だった。
路地裏の入り口に、雨に打たれて立っている。この街ではあまり見かけない類の少年
だった。年の頃は自分と同程度、金髪を短めに刈り込み、額には控えめに前髪を垂らし
ている。肌の色がこの薄暗い中でもひどく白い。体格は中肉中背で、服装はTシャツの
上にワイシャツを羽織りボトムはスラックスという、非常にシンプルな恰好だった。そ
れなりの荷物を持っているところからして旅行者かもしれない。
どこまでも「普通」で形容できる容姿の中で、唯一強調できるのがそのやさしげな顔
立ちだった。とてもではないが荒事に向いているとは思えない。それを見て取ったのか、
チビの男が早速前に出る。
「恰好つけてんじゃねえよ、ガキ。とっとと失せろ」
「彼女を離せよ」
少年は同じ言葉を発した。その場の全員に凄まれて物怖じもしない。押し殺されて聞
き取りにくかったが、やはり聞いたことのある声だとパニーニャは思った。しかし思い
出せない。
少年は荷物を置くとゆっくりと一歩前に出た。闖入者に引き下がるつもりが無いらし
いことを悟ると、チビは右拳を繰り出した。
少年は構わず踏み込んだ。左腕を上げると代わりに上体を沈ませ、首を少しだけ右に
傾ける。左腕の甲はまるで添えるように、突き出されてきた相手の腕に当てられる。た
ったそれだけでその拳は逸らされ少年の顔の左側を通過していった。同時に、脇にぴっ
たりと握り込まれた右拳が突き出される。狙い違わず、拳はチビ男の腹にクリーンヒッ
トした。強烈なカウンターだった。
その場の全員が絶句した。
チビ男が音を立てて仰向けに倒れた。それきりぴくりとも動かない。
「この野郎!」
バンダナが怒鳴った。パニーニャは少年の動きを追いながら、記憶の何処かが覚醒す
るのを感じた。あの戦い方には見覚えがあるような気がする。真っ先に思い出したのは
エドワード・エルリック少年だった。人目を引く派手な立ち回り。しかし目の前の少年
のそれは武術の理論に乗っ取り地道で地味で、エドワードとは正反対に近い。
少年はバンダナを無視してトンと地面を蹴った。殴りかかってきたバンダナの拳をか
わし、こちらへ向かって来る。あまりに自然な動きだったので、その次に少年のとる行
動をパニーニャは咄嗟に量りかねた。
パニーニャの目の前に少年の右足が降りた。頭上でヒゲが叫ぶのが聞こえる。
「テメエ、それ以上近づいたら──」
次の瞬間物凄い音がした。やわらかくて重い砂の袋を思い切り蹴り飛ばしたような音。
上を向けないパニーニャにも何が起きたのか想像がついた。少年がヒゲの側頭部を蹴り
飛ばしたのだ。
目の前にナイフが落ちてきた。どうやらナイフを取り出していたらしい。どさりと音
がして、隣にヒゲが倒れてくる。完全にのびていた。パニーニャは痺れた身体を引きず
って立ち上がる。少年が完全に座った目をして呟くのが聞こえた。
「まともにやればそれなりに出来そうだったのに、人質なんか取ろうとするからだよ」
半眼を残る一人に向ける。バンダナの戦意は目に見えて落ちていた。パニーニャと少
年を交互に窺いながら後退る。既に相当の及び腰で、いつ逃げようかと算段を立ててい
るところに見えた。
少年が一歩踏み出した。
「ひ、ひぃ、助けてくれ!」
情けない声を上げて踵を返そうとする。その襟首を少年の左手が捕らえた。
「ダメ」
少年は片足を軸にしくるりと反転した。素早く相手の服を両手でしっかりと握り、相
手の背中に自分の背中を密着させ、相手の身体を自分のそれで持ち上げる。そのまま、
一気に下まで叩き落とした。その投げ方は通常組み合った状態でやるものだったが、投
げられる側が後ろを見せていたために、哀れバンダナ男は顔面から地面に叩き付けられ
る羽目になった。衝撃に動けないバンダナに向かって少年は言った。
「受け身もまともに取れないの?」
無茶な事を言う台詞にも関わらず、冷ややかな声だった。その左足がすっと上がった。
「女の子に乱暴したら──」
腹の底から響く怒声だった。パニーニャははっとした。
「その子は一生、傷付いて生きてかなくちゃいけないでしょう!?」
ドン、
踏み抜く。パニーニャは思わず首をすくめた。
彼の踵は正確に相手の胃の部分を踏み抜いていた。バンダナは泡を吹いて失神した。
うわ、痛そう。流石に少し同情したが、呼吸を見ると内臓を傷付けられたということも
無さそうなので、まあいいかと放っておくことにした。パニーニャは少年を見た。
少年は二度大きく、深呼吸をした。顔を上げて身体全部を雨に当たるような仕草をする。
彼はパニーニャの買い物袋を拾い上げ、中を覗くと残念そうな表情をした。その理由は
パニーニャにも分かった。さっきまでの乱闘でぐちゃぐちゃになっているのが外から見
ても分かる。こちらに袋を差し出しながら少年は言った。
「歩ける?」
「……」
差し出された袋を受け取ってパニーニャは呟いた。
「アル……アルね?」
アルフォンス・エルリックは、その言葉を肯定するように微笑んだ。
「でもびっくりしたよ!自分の中でどうしても声と恰好に違和感があってさ。なかなか
気づけなかった」
パニーニャは興奮してまくし立てていた。両手を一杯に広げて、以前の彼の体格を幾
ばくかでも再現してみせる。
「だってこんなに大きい鎧着てたんだもの。って言うか、不可能?縮んだ?今になって
エドに似てきたとか。あ、でも今のアルでもあたしと同じくらいだから、あたしより低
かったエドの方がまだちっさいか!あはははは」
エドワードが聞いたら制裁確定な台詞群を大声で吐く。彼女の額には絆創膏が一枚貼
り付けられていた。良い意味でも悪い意味でも大雑把な性格のパニーニャはそういった
ものを殆ど持ち歩かない。アルフォンスの持ち物だった。
「いやまあ、その辺は色々事情があって。いずれ話すよ」
そのアルフォンスにあっさり男三人を伸した時の残滓は欠片もなく、丸い目を伏せた
り開いたりしてよく笑っている。どこからどう見ても気の優しい少年にしか見えない。
以前の鎧姿の所為で第一印象は厳ついひとというのが強かったが、あの頃もやはり話し
方や態度とのギャップに驚いたものだった。本来はこういったひとなのだろうと思う。
「あ、エドといえば」
パニーニャはぱちりと瞬いた。
「エドは?一緒に来てないの?」
「兄さんはリゼンブールに帰ってる。今はウィンリィと一緒のハズだよ。ここにはボク
一人で来たんだ」
「ふーん」
「今は来れないけど、いつか絶対来るって言ってたよ。それより」
アルフォンスは苦笑した。
「今日中にドミニクさん家に顔を出したかったんだけど、思ったより時間無くって……
ちょっと無理かなって思ってたところなんだけど、パニーニャは?」
「あたしはご覧の通り、買い物に出て来たんだけど。雨には降られるは不良には絡まれ
るはでもう散々」
空を見上げる。陽はとっくに落ちていたが、分厚い雨雲の所為で月も見えない。サテ
ラさんに言われたとおり、これは今日中に帰るのは無理だろう。
「こりゃ素直に一晩何処かで雨でも凌いだ方がいいかな」
「何処かって?」
「何処かって……適当に。雨除けにはどっかの家の軒先でも借りりゃいいかなって」
「……」
アルフォンスはこちらに咎めるような表情を向けてきた。
「ダメだよ、女の子が一人で野宿なんて」
「ダメって言われても」
今までずっとそうしてきたんだし。そう口に出さなくても、アルフォンスには伝わっ
たようだった。アルフォンスは強い口調で「ダメ」と言った。
「ボク、この先のホテルにチェックインしてあるんだ。まだ空き部屋あったみたいだし、
パニーニャの部屋も取れると思うよ。一緒に行こう」
「でもあたし、そんなお金持ってないよ」
「ボクが出すから」
さも当然という風に、無造作にこちらに手を差し出す。パニーニャは有り難く申し出
を受けることにし、その手を握り返す。
実を言うと、パニーニャは以前のアルの方が好きだった。昔、自分のちいさい頃のド
ミニクさんの背中は大きく見えた。その所為か、背中の広い人が好きなのだ。そういう
人と一緒にいるとなんだか安心する。
今のアルフォンスの背中は以前の半分にも満たない。
しかし残念には思わなかった。助けてくれたときのアルフォンスはこれ以上ないくら
い頼もしかった。それで充分だった。
パニーニャはアルフォンスと歩く雨の中を楽しんだ。
「……」
アルフォンスは心中で溜息をついた。
正直、パニーニャが襲われているところを発見したときは心臓が止まりそうになった。
その時感じた焦燥と寒気、怒りが頭の隅から離れない──ややもすると警告することさ
え頭からふっとび、パニーニャに怪我をさせた連中を、問答無用でボコボコにしてしま
いそうだった。
(いけないいけない、ボクまで兄さんみたいになっちゃ)
咄嗟にそんな事を思って自制したが、あんな兄を持っていなかったら本当にやってい
たかもしれない。いやまあ、充分ボコボコにはしたのだが。
そしてパニーニャにも、腹が立った。あんな事があった後で平気で野宿するなどと言
える神経は普通ではない。今すぐ正座させて、たっぷり三時間は説教してやりたかった。
その無神経さが只の性格なのか、何か理由があるものなのかは、アルフォンスにはわか
りかねたが。
パニーニャの手を握った手に力を込める。自分の手が思った以上に熱を持っているこ
とに、アルフォンスは驚いた。そして同時に納得もした。
鎧の身体だった頃、恋人が欲しいと何回か思ったことがある。自分も年頃の男だとい
うのは自覚していたからそれ自体はどうということではない。
問題は、それが鎧のままでは叶わぬ夢だったということだ。
「……」
アルフォンスはわずかに息を吸った。明いている方の手を握り、また開く。長い旅の
末やっと、自分は元の身体を手に入れた。
手にいれた心臓に手をあてた。どくん、どくんと早鐘を打っている。元に戻ったとき、
この鼓動を感じたときには、涙が出るほど嬉しかった。手の熱さと鼓動が、自分の思い
を代弁していた。
ずっと欲しかった彼女がパニーニャだったらいい。
振り返るとパニーニャが「?」という表情をしている。雨に打たれているのに体が熱い。
赤面した顔を見られないように、アルフォンスは前だけを向いて歩き続けた。
とりあえずここまでで…冗長すぎる・゚・(ノД`)・゚・マジスマソ。
今回の投下で終了。
「は…、はい……」
ウィンリィは恥ずかしがりながらも、コクンと頷いてくれた。
そして自分から脚をM字に曲げて、膣部を両手の指で広げて俺の方へ差し出した。もうそこは何もしなくてもトロトロと愛液が溢れている。
「ウィンリィは……、ウィンリィは、ご、主人様の……、エッチな、メス狗です……!」
恥辱心で顔を真っ赤にし、涙でぐしやぐしゃにしながら喋りだしたウィンリィ。
俺はその淫猥な光景に、ゴクリと生唾を飲み込んだ。
「ど…どうか…こ、このメス狗のはしたない、おまんこに……!
ご主、人様のおっきなおちんちんで…、お仕置き……! して下さい………!!」
俺も……もう限界だった。
両足を掴みガバリと大きく開かせ、とろとろに濡れたウィンリィの蜜部に先走り溢れる俺のペニス当てがい、ウィンリィの蜜壺に一気に打ち込んだ。
「!!ひぁあッ!!
ィタぁッ痛い痛ぃっぁッ…ッぃやぁッあああぁッ」
「ハっ…これが…ッ欲しかったんだろ?」
ウィンリィの蜜壷は、アナルとは比べられないぐらい俺のものをねっとりと、それでいてきつく締め付けて来る。
ぬちゅ…ぐちゅ.ぐちゅッぐぷちゅっ
「!!ぁあっぁ…ッぁあッ痛ぃ…いぁ…っ」
初めての行為に、ウィンリィには痛みだけが身体中に走る。
力の入ったウィンリィの身体を抜かせる為、耳元に甘く、低く囁いてみる。
「どうだ…? 俺のが挿った感想は?」
「ン…。ドクンドクンって…いってます…。それに…おっきくて…熱い…あv」
かく言う俺も、けっこう辛い。俺の額からは、何滴か脂汗が滴り落ちていた。
「はぁっ…きつ…ッぅ‥大、丈夫か?」
"お仕置き"とは言え、噂に聞く「破瓜の痛み」と言うものを想像すると、聞かずにはいられなかった。
ウィンリィは処女喪失の痛みにポロポロ涙を流しながらも、コクコクと頷いた。
「は…はい…、あた、しは大丈夫、いえ…、嬉しいんです…。ご主人、様のモノになれて…!
だから、もっと、もっとあたしで気持ち良くなって…下さい……!」
俺はウィンリィの細い腰を両手でしっかり掴み、
今まで妄想の中だけだったウィンリィの膣内をこれ以上ないってくらい、夢中で掻き回す。
ぐちっ…ぬちゃぐちゅッくぷぢゅぷッ
「あぁんっぁハァッぁんっv…ッあぁ…」
初めは痛みのみを訴えていたウィンリィだが、少しずつ、段々と声が艶っぽく甘い喘ぎに変わってきた。俺の背中に回している腕の力も、強くなっていく。
アナルでしていた時よりも、心無しか声色が甘い感じがした。
「ハァっ…はぁっ…ウィンリィ……っ!」
「ぁんっ…あぁっ! ごしゅ…ごしゅ、じんひゃまぁ……」
愛液がどんどん溢れて、ねっとりした柔らかい壁がきゅうきゅうときつくオレ自身に纏わって、締め付けてくる。
凄く……気持ちがいい。止まらねぇ。
「へっ、…ウィンリィ…、可愛いぜ……!」
「ら…らめ、らめぇ……! いたぁ、痛いのに…、気持ち、いいよぉ……!」
「ダメって言ってる割には…随分気持ちよさそうだなぁ? 変態ウィンリィちゃん?」
「嫌…! 言っちゃ、だめですぅ……、ひぁ、あひぃっ!」
俺が腰を激しく打ち付ける度、鼻がかったウィンリィの可愛い喘ぎが高まっていく。
……興奮する。
「も…気持ちィ…らめぇッ…、もう、いっちゃう…イッちゃいますぅ!
ごしゅ、ごしゅじんひゃまぁ……!」
俺自身、もうそろそろ限界になってきた。無理もない。アナルの時も我慢してたんだからな。
「ああ、いいぜ…! イッちまえ! イッちまえよ!!
俺、もっ……! 射精す、ぞ!」
「は、はいぃ! 射精してぇ…、ウィンリィの、やらしいメス狗のおまんこに…!
いっぱい、いっぱい射精してくださぃぃぃ! ご主人様ぁぁぁ…」
俺のペニスが膣の最奥の子宮口を一気に貫くと、ウィンリィの膣壁も今までにない締め付けで俺のものを襲ってきた。
「…くっ!!全部、飲み込めよ……! ウィンリィっ…!!」
「はぁぁっ! イクっっ……、イッちゃうぅぅぅぅ! ふぁあああああぁぁああ!」
――ビクッ! ビクッ…!
―ごぷっ、ドプッ、ビュクン、ドクンッビュッビュルッ、ドビュッビュクビュルッ…
ウィンリィのカラダが激しく痙攣し、俺の背中に爪を立てたのと同時に、俺はウィンリィの子宮の膣に今まで溜めていた欲望を全て吐き出した。
「…はあぁぁっ…あ、熱い…!あぁん……」
絶頂を迎えた直後、俺達はベットのシーツの海に倒れ込み、しばらくの間絶頂の余韻に浸っていた。
ウィンリィは俺の体に擦り寄って、心底幸せそうな顔をしている。
俺がチラリと接合部の所を見ると、隙間から入り切れなかった俺の白濁と粘着液、
それに混ざった薄い鮮血が,ウィンリィの太股をとろとろと伝っていた。
いわゆる、処女喪失。
肩で荒く呼吸しながら、俺がペニスを抜こうとした途端ウィンリィは真っ赤になりながら俺の胸に顔を埋めて、ふるふると首を振る。
「ウィンリィ」
「………もう少し…このまま…」
すると、射精したばかりの俺のペニスが、またぐんぐん熱くなっていく。
…また、コイツを苛めてやりたい。泣き顔が見たい。
そんな衝動に掻き立てられる。
「…ウィンリィ。もう一回、してもいいか?」
「えっ!……は、はい…。
好きなだけ、ご主人様が満足するまでいくらでも……して下さい……!」
俺はウィンリィの額にまとわりつく髪をどけ、涙の後を舐め取ってやり、2ラウンド開始のキスをしてやった。
「ああ。好きなだけ、可愛がってやるよ…。」
この夜、俺達は「幼馴染み」から「恋人」を通り越して…「ご主人様」と「奴隷」の関係になった。
…もう二度と、昔の関係には戻れない。
けど。俺は後悔なんかしちゃいない。
アルとこの身体が取り戻せたとしても、変わらず、お前だけを愛してるからな。
こんな不器用な愛し方しかできないけれど。ウィンリィの事、すげぇ、愛してるから…。
お前は…俺だけの狗だ。
そして俺自身も、お前だけの…狗だ。
-END-
終了です。未熟者ゆえドノーマルな展開で申し訳ありませんでした。
基本的にはラブコメにしたかったので。
レスしてくれた皆様、本当に有り難うございました。
次を書くとしたら野外プレイ(ノーパンで)かエドとマスタング大佐監視の元でのホークアイ中尉とのレズプレイ(!)なんかもやってみたいです。
>>640氏
アルパニ乙です!! 長くたって気にしないで下さい。
続き楽しみにお待ちしています!!
660 :
名無しさん@ピンキー:04/05/01 23:12 ID:wHRZJjg7
>>640 乙です。アルが冷静さを失うところがパニーニャへの愛が伝わってきて良かったです。続きが楽しみです。
661 :
660:04/05/01 23:14 ID:wHRZJjg7
>>659 エドウィン乙です。ラブラブSMが凄く良かったです。 >>エドとマスタング大佐監視の元でのホークアイ中尉とのレズプレイ(!) 禿しく読みたいです!!次回作楽しみにしております。
>>640氏
お疲れー。
純愛いいですねぇ。
続き待ってマス。
>>659氏
お疲れー。
屋外プレー期待してます。
エドウィンにアルパニ
どっちもイイ!
続き楽しみにしてます。
以前、エドウィン、このスレでアルパニを書いたものです。
今月号の本誌をみて、イシュヴァールにおける中尉と大佐の関係を大妄想しました。
設定は想像なので、本気にしないでください。
ちょっと長くなるかもですが、どうぞよろしくお願いいたします。
「これっきり」だなんて決して言わせない――
アメストリス国東部、イシュヴァールの内乱。
長い時間だけが過ぎていく戦いの中、国力の低下をおそれた国は軍に
『国家錬金術師』を投入しての殲滅戦の命を下した。
「全く、国家錬金術師を投入して何とかなる戦いなら初めからそうしておけばよかったのだ。
そうすれば、私もこんな戦場に来ることなどなかったはずなのに……なぁ、リザ」
「……そうですね……」
イシュヴァール戦線の近く、軍の野営。
その中のテントの一つで、男は忌々しそうに毒吐いた。
男は西部の一貴族でありながら、軍の地位を金で買い西方司令部に属している。
東部の内乱など西部には関係ないと思っていた矢先、中央司令部より東方司令部への移動、内乱への援護要請が来たのだった。
そして、この戦場にいる。
その男の横にいる女を、男は『リザ』と呼んだ。男のように短く切りそろえられた金の髪。静かな目はただ、じっと男の方に注がれている。
「そう言えば、今日殲滅戦に参加する国家錬金術師とやらを見た。
……あれは人間じゃない。まさに『人間兵器』と呼ぶに相応しいよ。
その中に我々が配属される東方司令部の切れ者がいる。若くして国家錬金術師であり、現在少佐の地位にいるが、
このイシュヴァールの内乱を鎮圧すれば中佐の地位を得るだろうとまで言われている男だ」
「……それで……?」
リザは身動き一つできないまま、そして、男が紡ぎ出すだろう言葉を待った。
「男の名前はロイ・マスタング少佐。国家錬金術師は少佐相当官の地位を持っているとはいえ、
この男はそれを別としてこの地位を自分の力で勝ち取っている。我々がこの男と同じ東方司令部に
配属されることになるのだ、この男の存在は、後々私を脅かす存在になる」
「……それでは……?」
「――リザ・ホークアイ少尉、ロイ・マスタング少佐……この男を殺せ」
男の言葉にどくん、と大きく心臓が鳴った。
しかし、この男の言葉に逆らえない――。
男はそっと椅子から立ち上がり、リザの方へと歩み寄る。そしてリザの軍服に手をかけると、上着のボタンをゆっくりとはずして行く。
上着が足下に脱ぎ落とされると同時に、堅いベッドへと押し倒された。
「リザ……ああ、リザ……私の可愛いリザ……」
男はそれ以上の事をするでもなく、ただリザの胸に顔を埋め子供が母に許しを請うように何度もリザの名を呼ぶ。そのまま眠りに落ちるまで。
――哀れな男……。
リザは人形の様にただ男のなすがまま、天井をじっと見つめていた。
先月号のスナイパーリザタンからの想定でつね!続きを楽しみにしてます!
ロイアイ乙!!これからどうなるか気になります
また俺爆かよ…
……俺爆ってどなたの事ですか?
私はエドウィン『鋼のぬくもり』・アルパニ『世界で一つだけ』を書いたものです。
672 :
名無しさん@ピンキー:04/05/04 14:03 ID:ZfTyvBMi
>>671 多分初期に登場したOREBAKU様かと
よく知らないけれど追放されたらしいです
おっと、すまんね
ageてしまった
いろいろあったね…。( ´∀`)
つか、
>>670が言い出すまでその名前をすっかり忘れていたよ。w
追放って・・・何があったん?
保管庫で作品は読んだけど。
荒れる度にその名前上がるよな?
しかし何で、また俺爆かよ・・・ってなるの?
保管庫で読んだけど、文体とか似てるの?
繋がりがぜんぜん分からん。
正直 どんな所に類似点があるのかサパーリ分からん。
荒らしたい香具師が因縁つけてるだけかも知れんナー。
677 :
:04/05/04 16:08 ID:8zd7T7pA
只の荒らしだろ。
漏れはそいつの事は知らないけど、文法は読んだ作品に影響する事もあるし
似たり寄ったりしてしまうのは仕方ないじゃん。
それよりもアルパニとロイアイの続きキボンヌ
えーロイアイの続きです。長くてごめんなさい。今しばらく、おつきあいくださいませ。
翌日より国家錬金術師を投入しての殲滅作戦が実行に移された。
それが功を奏したのか、次々とイシュヴァールの地は軍の手に落ちて行く。
その頃、リザはロイが殲滅を担当する地区の岩場に隠れ、様子を伺っていた。
ちょうどその時、ロイがその場所へと現れる。一軍人から、『国家錬金術師』として。
あの男の話ではロイの手袋は発火布という特殊な布で作られており、指で擦ることによって摩擦で火花を起こし
後は周りの酸素濃度を可燃物の周りで調節してやることによって自由に焔を操れることから、彼は『焔の錬金術師』と言うらしい。
だが、リザにとってロイがどんな錬金術師であろうと関係なかった。ただ、自分が仕える男の障害。それだけだ。
汚れた布を頭からかぶり、高い岩場からあの男――ロイ・マスタングの頭を狙う。
リザの所有する銃の絶対命中距離は250m、それ以上離れてしまえば仮に撃ち抜けても致命傷にはならない。
狙いを更に正確にするために、銃にスコープをつける。そして、再び銃を構えスコープを覗き込んだ。
今度ははっきりと、男の表情が見て取れる。漆黒の髪、切れ長の目、そして静かな物腰。リザには、ロイが『焔』などと言う二つ名を持つ錬金術師には到底見えなかった。
「ローイ!」
「……ヒューズ少佐」
ロイは自分が錬金術という手段を持って殲滅させなければならない場所を見て、呆然と立ちつくしていた。
その背中から呼ぶ声に振り返ると、親友のマース・ヒューズが走り寄って来た。
「あんまり一人でいるな。どこで誰に狙われてるかわかんねぇんだぞ。気をつけろ」
「……それは、どういう意味かな?」
ヒューズの意味深な言葉に、ロイは不敵な笑みを浮かべた。
世界のどこにでも『高み』を目指そうとする人間はいる。そんな人間達同士の足の引っ張り合いが、この世界を動かしていると言ってもいい。
そしてそれは世界規模に限らず、一国の『軍』と言う組織にも言えることだ。
「まぁ、天下の国家錬金術師様に対して、余計な心配かもしれんがな」
「……買い被りすぎだ」
ロイは、ヒューズの言葉に苦笑した。
「……戻ろう。今日は向こうも動く気配はなさそうだ」
ロイはそう言うと、軍の布陣へ戻ろうと踵を返した。その時、ふと感じた視線。ロイは足を止め、もう一度その場所を振り返った。
「ロイ? どうした?」
「……いや……何でもない……」
ヒューズの問いに、ロイは小さく首を振るとそのまま振り返らず歩き始めた。
その視線の元――リザはただ、スコープ越しにロイの姿を追うことしかできず、その日は終わった。
――しかし、2日、3日経ってもリザの銃からロイに向けて引き金が引かれることはなかった。
それどころか、スコープ越しとは言えロイの姿を追っているうちに、リザの中でロイと言う男に対して興味が沸いてきたのだ。
もう少しだけ、もう少し――。
しかし、そんな日々は長くは続かない。国家錬金術師による殲滅戦は、内乱鎮圧へと導いて行く。
とある日の深夜、パン! と乾いた音がテントの一つで響き渡る。
「一体、何をしている、リザ!」
「も、申し訳ございません……」
リザは赤く腫れた頬を押さえ、ただひたすらに男に謝罪の言葉を言う。
「内乱が完全に鎮圧される前にあの男を始末しろ! ……こんな戦いの中だ。仲間内の流れ弾に当たって死ぬなんて珍しいことでもあるまい? いいな、リザ!」
「……分かりました……」
そう、答えると男は満足したように張って赤くなったリザの頬を撫で、そのままベッドへと崩れ落ちていく。
男のなすがままにされながら、いっそロイよりもこの男を殺してしまいたいと思う自分がいた。
新作キタァァ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ン !!!!!
↑の方にあった純愛系アルパニに萌!
683 :
:04/05/04 22:07 ID:2PebFREr
>>682 アルパニ萌えの気持ちは判る。漏れだって大好きだからな。スゲー判る。
だが……
ageるな。
ロイアイ続き乙!無能に興味を持っちゃったリザたん…萌え
若×くの一の需要ってある?
あっ、俺おしいな。
もうちょっとでIDエドだったのに。
>685
惜しかったな
そしてそのIDだと勃起障害だ
688 :
:04/05/05 15:26 ID:b1MIGr/7
>>685 今の所ひとつだけしかない。
…でも漏れも禿しく読みたい!!
ランファンたん(;´Д`)ハァハァ
689 :
ドルマー:04/05/05 19:20 ID:3ON2bGTc
アルパニがもうちょっとの所でなかなか完成しなくて、気分転換に書いてみました。
上の方でドルマーかロアマーかで論争があったよーな気がしたんですがどっちも好きなんですが取り敢えずドルマー。
エロくなくてすいません。
蛇と合成されてからこっち、マーテルは男と身体を重ねたことがない。
能力さえ使わなければ美女で通る容姿だから、身体を売っているだけのごく普通の女たちを覗けば
男の圧倒的に多いデビルズネストでは、そういった声が掛かることもよくある。いずれも一晩の快楽を求めて
寄ってくる連中だから後腐れもないし、何より他人の手に掛かってこんな風になった身体にさして愛着があるわけでもない。
「抱かせろ、マーテル」
「……そのまんまですね」
マーテルは呆れたような声を出した。グリードは堂々と胸を張った。
「おう。俺の性格知ってんだろ?回りくどいのは嫌いでな」
「合成人間のあたしなんか抱かなくても、ここには他の女がいくらでもいるでしょ」
「飽きた」
あっさり言うと、グリードは無造作に近づいてきた。
「っつーか、たまにゃお前と寝るのもいいかってな」
マーテルのあごに手を掛ける。ぐいと持ち上げると視線が絡んだ。マーテルは先手を打って口を開いた。
「すみませんけど」
「おいおい」
「気が乗らないんですよ」
「ちぇ」
グリードは子供のように舌打ちをすると、彼女のあごを解放する。
「気が乗ったら言えよ」
そう言って踵を返す。マーテルは黙って見送った。ふと後ろのドアを振り返る。煙草の匂い。
690 :
ドルマー:04/05/05 19:21 ID:3ON2bGTc
ドアに背を預けて煙管をふかす男がいた。
「いたの、ドルチェット」
「バカだな。グリードさんの誘いを断るなんてよ」
このデビルズネストの首領たるグリードに声を掛けられて拒否する女などドルチェットは見たことがない。
マーテルは小首を傾げた。
「グリードさんは一人の女にこだわるような人じゃないから、抱かれたところで覚えがめでたくなるわけじゃないわ。
逆に断ったからってどうっていう人でもないし」
「そりゃそうだろうけどよ」
マーテルはドルチェットの反対方向、グリードが出ていったドアから出ていこうとした。
ドルチェットは鼻を鳴らした。
「なら、自分にこだわって欲しいってか」
マーテルは立ち止まった。半分だけ振り返る。
「よくわかるわね」
「……マジかよ?」
言った自分でも驚いたのか、ドルチェットが目を丸くする。マーテルは微笑した。
「別に愛が欲しいだとか、子供じみたことを言ってる訳じゃないのよ。ただね、何しろこんな身体で、
こんな生き方しかできないから」
両手の平を上に向けて肩をすくめる。
「自分が死んだ後も自分のことを覚えていてくれる相手が欲しいのかもね」
「……」
ドルチェットは煙草をふかした。煙を吐き出す。
「わかるさ」
白い煙は筋を描いて虚空へ消えた。
「俺も同じだからな。相手の心を俺で占めなきゃ気が済まないんだ」
マーテルに歩み寄り、その唇に自分の唇を重ねる。マーテルは拒否しなかった。キスは煙草の味がした。
「グリードさんが粉かけた女に手を出そうなんて、勇気あるじゃない」
「関係ねえよ。俺はお前じゃなきゃ駄目なんだからな」
ドルチェットは獣の笑みを浮かべてそう言った。
691 :
ドルマー:04/05/05 19:23 ID:3ON2bGTc
おわりです。逃げます。スイマセン
692 :
ドルマー:04/05/05 20:07 ID:3ON2bGTc
何日かぶりに来たのにアルパニに感想下さった皆さんにご挨拶もせず上の投稿したあと
風呂入ってきちまいました。鷹の目さんの二挺拳銃に撃たれて逝ってきます。
>>653氏
有り難う御座います!これでウィンリィの扱い浮かずにすみます!もう合流したんですねえ。
>>563氏
乙でした!も、萌えた…。お前だけの狗 (;´Д`)ハァハァ
そしてなんとも恐れ多いお言葉…
>>感想下さった皆さま
皆さまの暖かいお言葉で、残りを書く気力が湧きましたー!有り難う御座います!
しかし期待して下さってる方が多くて有り難いやら恐れ多いやら。
そして私をアルパニに目覚めさせてくださった
>>665神が降臨してルー!
ロイアイ、楽しみにしてます!
>>692 あんたの書くものは、非常に壺だ。
ドルマーってなんだ?と一瞬思ってしまったがwなるほど!
マーテルタソ、ハァハァ
>>692 そうか貴方様はドルマーと略すのかハァハァ
漏れはドルマテと略してたがドルマーもいいなハァハァ
それよりも$チェットって大総統に後ろから刺されて氏んだんだっけ?
七巻から全然読んでない漏れに教えてえろい人_| ̄|○
>>694 それわ致命傷にならなかったため助かるが、マーテルとグリードを守るため
ロアとともにもう一度大総統に立ち向かうがあっさりブッた斬られました。
そしてマーテル自身もアルの鎧の隙間から串刺し処刑。
なおそのときの血がアルの血印にかかり、それが生け贄の血となったのか
アルは"真理"の記憶を思いだし、エドと同じ手パン錬成ができるようにパワーアップしますた。
696 :
653:04/05/05 21:27 ID:cqCt1q3a
>>692氏
乙!
アルパニ続きも待ってます!
本誌読んでるので話的に必要なネタは提供しますので
どうぞ続きもヨロシク。
>>694 デビルスネストの面子は、たまたま外出してたトカゲ男以外、
全員昇天いたしました・・・
いいヤツほど早く死ぬつうことで。
出会いが違えば、エドとも結構ウマがあったのかも・・・
ありがとうえろい人たち。
つまりドルチェットは仲間想いのいい香具師なんだな゚ ゚(´□`。)°゚。ワーン!!
ファンサイトはなんでエドロイ801ばかりなんだ!
,∧ー、
/゚w゚ ;ヽ⌒ 一緒の出番なんて数えるほどなのにね。
,) ,∧I]皿[`I∧、
〃ハヾ (,,-U\|/U-,,)
、。l|#゚Д゚) / ̄ ̄ ̄ ̄/| |
__/_つ |./ FMV /__|ニ|___
\/____/ (uニ⊃
男同士で抱き合ってどうすんだよ・・ヒグッ ウィンリィがいい・・・グスンッ
,∧ー、
/゚w゚ ;ヽ⌒ ぶっちゃけだね、兄さん・・・
,) ,∧I]皿[`I∧、 泣かないで、兄さん・・・
〃ハヾ (,,-U\|/U-,,)
、。l|,TДT)/ ̄ ̄ ̄ ̄/| |
__/_つ |./ ロングホーン/__|ニ|___
\/____/ (uニ⊃
皆さんでエドの願いを叶えてあげましょうや。
っつー訳でアルパニ、ロイアイの続きとエドウィンの新作キボンヌ
エドウィンの新作読みたい・・ヒグッ エロいウィンリィがいい・・・グスンッ
,∧ー、
/゚w゚ ;ヽ⌒ ていうか、兄さん。
,) ,∧I]皿[`I∧、 こんなところで泣いてないで、
〃ハヾ (,,-U\|/U-,,) ウィンリィ、デートに誘いなよ。
、。l|,TДT)/ ̄ ̄ ̄ ̄/| | 公園でやっちまいなよ。
__/_つ |./ チェリーボーイ/__|ニ|___
\/____/ (uニ⊃
>>698 エドウィンの新作は自分で錬成しろ。
あんたにはまだ立派なパソコンと右手があるじゃないか。
700ゲト
>>699 わははは。アル冷ややかなツッコミだな。
漏れもエドウィンの新作キボンヌ。563氏あたりがまたやってくれんかな。
Mなウィンリィたんに死ぬ程萌えたんだが…
>>699 「公園でやっちまいなよ」ってアル、あんた…w
アルタソはもう経験済みだからな。
大人の余裕を感じます。
ほんの少しですが進めます。
>>692氏
アルパニ、楽しみにしてます〜!
>>感想くださった方
本当にありがとうございます。もう少しだけおつきあいくださいませ。
明朝早く、リザはテントを抜け出す。今日こそは、と自分に言い聞かせ、いつもの岩場に立ち銃を構えた。
そこには、ロイが立っている。夜通しで戦っていたのだろう、ロイの顔に疲労の色が伺えた。
それだけで、リザの引き金を引く手が躊躇いに固まってしまう。しかし、内乱は数日のうちに鎮圧されてしまうだろう。
そうなる前に、ロイを殺さなければ――。
深く息を吸い、気分を落ち着かせ銃身に取り付けたスコープを覗き込む。
「――!!」
次の瞬間、別の衝撃がリザに引き金を引くことを止まらせた。
それは、スコープ越しにロイと目があったからだ。
リザは息をのんで、一旦スコープから視線を逸らした。
相手は別の場所を見ているのに、目があったように勘違いすることはよくあること。それを確かめるために呼吸を整え、リザはもう一度スコープを覗き込んだ。
すると、ロイはスコープ越しに人差し指を向け、撃つ真似をした。ロイの指の銃口は、勘違いなんかじゃなく明らかにリザに向けられている。
(なんて、男……!?)
狙撃がばれることよりも、あの切れ長の目に一瞬でも捕らわれた事がリザの胸を高鳴らせる。
そして、結局その日もリザはロイを撃つことはできなかった。
その夜、男の元へ今日の報告をしにいかねばならないと、リザは重い足取りでテントへと向かっていた。
その時、布を頭から被った人影と擦れ違いざま声を掛けられる。その声と布が取り払われた瞬間目の前に現れた男の姿に、リザの動きは止まってしまった。
「……やぁ、君かい? いつもスコープ越しに私に熱い視線をくれるのは」
「――!! な……何のことですか?」
その男はロイだった。ロイが被っていた布は、リザがロイを狙撃するときに被っていたものだ。自然に、リザの体がガクガクと震える。
それは恐怖からなのか、それとも――。
ゆっくりとリザへと近づいてくるロイから逃れるように、リザは後ずさる。
「戦っていながら、いつもどこかで視線を感じていた。初めは痛いほどの殺気が隠っていたが、いつからか変わっていった。……その視線の主に一目会いたいと思っていたよ」
「一体、誰の話をしているんですか?」
リザは震える声を押し殺し、あくまでも気丈に振る舞うことでこの場を乗り切ろうとした。しかし、リザを見つめるロイの目は今までの所行を責めるでもなく、どこまでも優しかった。
「……安心したまえ、君の事を責めようなどと言う気はない。ただ、本当に会いたかっただけなんだ。銃のスコープ越しなどではなく、こうしてちゃんと目の前で君の目を見てみたかった」
隙あらば逃げようとするリザの腕を掴み、腰ごと引き寄せる。もう、逃げられない。否、既にリザの中には逃げようと言う気は失せていた。
いつもスコープ越しに見ていたロイの目に、捕らわれたのはリザの方だ。
こうやって改めて近くで見ると、確かにロイには『焔』と言う二つ名を冠するに相応しいかもしれないと思う。
ロイのその目に宿すのは、地獄の業火のごとき紅蓮の炎でも、激情を滾らせる真紅の炎でもなく、ただ漆黒の闇の中静かに燃える『蒼い焔』なのだ。
>>705 乙です。この話続きが気になります。是非頑張ってくだされえ。
スターリングラードという映画が有りまして
勝手に雰囲気が似てると思っておったりしておりまする。
では
>>705乙!!無能はかなり女遊びしてる感じだな♪
>>705 乙です!あ〜凄い先が気になる。
続きがんがって下さい。
>705
乙カレー
こういう緊張感漂う無能鷹の目いいですね。
>709を見て突発的に書いてしまった…逃げます。
中尉の家でイチャつく二人
「中尉…」
『たい…さ…』
「何だいその物欲しそうな目は」
『…だって…』
「ではその前に気持ちよくしてもらおうじゃないか、その卑猥な口で」
チュパ…
ピチャ…
「いいぞ中尉…」
「…君も上手くなったな…」
ピチャ…
チュ…
ワンワン!!
ピチュ…
ワンワンワン!!
ワンワンワンワンッ!!
ワンワンワンワンッ!!
『大佐、しぼんできましたが…』
「……(あのクソ犬っ)」
『餌あげてきますね』
「え、あ、待ちたまえ中尉…ちょっと…」
ショボン
(´・ω・`)ショボン
ロス少尉追悼エロパロキボンヌ
ロイアイ+ロスで…とか?
うーん、むしろロスアイ。アイロスでもщ(゚Д゚щ)カモォォォン
リザタンとマリアタンが仕官学校時代か何かが縁で、
親友だったらいい、という漏れの夢は潰えたからさil||li _| ̄|○ il||li
ロイアイ前提のロスアイに挑戦してみたい気がするんですが、百合は難しそうですね…
ロイアイ、すぺしゃるさんくすロス少尉で途中まで書いてみたんですが・・・
初めてなのでとてつもなく駄文。
こんなもの投下してもいいでしょうか?
お な が い し ま す。
720 :
ロイアイ:04/05/11 02:09 ID:Vbi8aOa0
初書きにつきとてつもなく駄文。
まだ途中まででエロに到達してません。
ロス少尉は絡みませんので、興味ない方は華麗にスルーしてください。
ロス少尉は見た!!
セントラル勤務のマリア・ロス少尉は、式典に出席するために東方司令部にきて
いた。本来は上官が出席するべき式典だったのだが、上官の都合が悪く、ロス少
尉が代理として出席することになったのだ。
司令部では遠方からはるばる来た幹部たちのためにパーティが催されているとこ
ろである。大広間では多くの軍幹部たちが高級シャンパンを片手にそこここで歓談
をしていた。普段あまり顔を合わせることのないエリート軍人たちが、親睦を深め
合い大総統への忠誠をともに確かめ合う・・・というのは建前で、その実、軍内部の
派閥争いや腹の探りあい、足の引っ張り合いが繰り広げられていて、会場の雰囲気
はそのきらびやかな装飾とはうらはらに、どこかどろどろとしたものを含んでいた。
ロス少尉はそんなパーティの雰囲気に辟易していた。代理出席の自分には入って
いくことのできない世界だ。下手に首を突っ込んだら、逆に自分の立場が悪くなっ
てしまうかもしれない。触らぬ神に崇り無しだ。
隅の方に立っていた少尉は何とはなしに会場を見渡してみた。そういえば、今こ
の東方司令部の指揮をとっているのは、ロイ・マスタング大佐という人物だそうだ。
まだ若いのに大佐の地位まで上り詰めたかなりのやり手で、未来の大総統を狙って
いるともっぱらの噂だ。黒髪で、年よりもさらに若く見える顔立ちをしているそう
だが・・・それらしい人物が見当たらない。パーティのホストでもある大佐がこの場に
いない事に不自然さを感じたが、用事でもあって席を外しているのだろうと深く考え
なかった。
721 :
ロイアイ:04/05/11 02:10 ID:Vbi8aOa0
しかし、暇である。この高級なシャンパンはおいしいが、こんなとこで飲んでても
全然楽しくはない。権力争いのどろどろとした雰囲気に耐え切れなくなった少尉は、
外の空気でも吸って来ようとパーティ会場をそっと後にした。
ところどころしか明かりの点いていない廊下は薄暗く、どこも同じように見える。
少尉は東方司令部の中で完全に迷ってしまった。始めて来たのだから無理もない。そ
れに司令部というものは作りが複雑なものだ。いつもなら入って来るときにしっかり
と道順と建物の構造を覚えて置くのだが、今日はお偉方に囲まれててそれどころでは
なかった。
せめて会場に戻れはしないかと当てもなくうろついていると、薄暗い廊下の絨毯に、
一筋の明かりが射していた。どうやら、この廊下に面した部屋のドアが少し開いてい
て、部屋の中の明かりが漏れてきているらしい。
人がいたら道を聞けるかも・・・そう思い少尉は明かりの漏れているドアへ向かった。
ドアの手前まで来たとき・・・
「ぁ・・・んっ・・・」
女性の、押し殺したような、高く甘い声が漏れ聞こえた。
(なっ・・・何なの?)
少尉は思わず、少し開いたドアの隙間から中を覗いてしまった。
(きゃっ・・・え?あれは!?)
中には、金色の髪を後ろで纏めた軍服姿の女性が、机に手を着いて立っていた。そ
してその後ろに体を密着して立っている軍服の男性・・・黒髪に、何もかもを見透かすよ
うな鋭い瞳をもったその人は、ロイ・マスタング大佐その人に間違いなかった。
(マスタング大佐!?パーティほったらかして、こんなとこで何を・・・)
722 :
718:04/05/11 02:12 ID:Vbi8aOa0
すみません。今日はここまでです。
続きは・・・そのうち・・・
>>718 乙ー( ´∀`)つ s■ シャンパンドゾー
淡々とした描写好きだ。
エロ心待ちにしております
久々のロイアイキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
渇望してますた。続き待ってますよー!
725 :
名無しさん@ピンキー:04/05/11 20:11 ID:hrgLsGgt
えっと、アルウィンを書いてみたのですが、投下してよろしいでしょうか?アルパニがあるからだめですか?
>>725 アルウィン待ってました(・∀・)!
大好物っす!
アルウィンとハボアイ儲っす! カマーン!!
728 :
725:04/05/11 21:43 ID:hrgLsGgt
では投下させて頂きます(^^)初めてだからどきどきです…エロじゃないけどよろしいですか?すいません。アルのちょっと切ないお話です。では、どうぞ。
729 :
アルウィン「儚きは遠く」:04/05/11 21:49 ID:hrgLsGgt
光の雨を、僕はいつか見たことがある。僕の腕にも泥のついた裸足にも、目の前で笑う君の顔にもふりそそいで、とても綺麗だった。一段と強い風が吹いて、君の瞳に光が揺らいだとき思った。
これは、君が降らせているものだと。
そう確信したくらい、君には光が似合っていた。
リゼンブールはやっぱりいつもと変わらなかった。半日以上かけて着いた、なつかしい町。ええと、この前来たのはいつだっけ。僕はホームから故郷をぼんやり眺めながら考えた。兄さん達とばっちゃんに会いに来たのが、えーっと…
「8ヵ月前だよ」
ゴンと兄さんがトランクで僕の脚を突いた。
「痛っ!…兄さん、角当たった、角!」
「独り言全部聞こえてんだよ!腹へったしとろとろしてないでさっさと行こうぜ」
苦痛に顔を歪ませた僕を尻目に、兄さんはずんずん改札口に進んでいく。兄さんの荒々しさに口喧嘩もよくしたものだけど、今は僕が何も言わないのは、これのせいだ。痛みの残る膝を見、僕はひとりでくすりと笑った。
やっと、手に入れた僕のからだ。
兄さんがくれたもの。
少し前かがみになって膝を覗き込み、ポンポンとそこを叩いた後、僕は前を行く兄さんの小さな背中を追い掛けた。
730 :
アルウィン「儚きは遠く」:04/05/11 22:02 ID:hrgLsGgt
「アル…?ほんとに?」
玄関を開けたウィンリィが、満面の笑みを消し去り呆然として尋ねた。
僕は少しだけ間を開けて、大きくうなずいた。確かにそうだという自信を持って。
「うわぁぁあーん!!」
一気に涙をぼたぼたこぼし、ウィンリィは僕に思い切り抱きついた。予想はしていたけど脚がちょっとぐらつき、でもしっかりと受けとめた。懐かしい綺麗な金の髪と甘い匂いに、僕はかすかに笑みをこぼして、心の中でただいまを言った。
作業着の上を脱いでいるから躊躇はしたものの、肩に手を回してから、ウィンリィのかすれた泣き声と鼻をすする音を聞いていた。ウィンリィがゆっくり顔を上げ、僕と瞳を合わす。
「……おかえり」
ウィンリィは泣き腫らした瞳を細めて、僕に笑顔を見せてくれる。胸が締め付けられた。
「ただいま、ウィンリィ」
心から喜んでくれる彼女に、僕は2度目のただいまを言った。
ウィンリィが泣き止んだので、兄さんも玄関に顔を出して口を入れた。
「この泣き虫が」
「あ、エド!いたの?」
「さっきからずっといるじゃねえか!」
「ごめんねー、小さくて見えなかったわ」
相変わらずの痴話喧嘩だ。
言い合う2人からそっと抜け出して、2階の作業場へ向かった。ここまで聞こえる程ふたりは声が大きい。僕はやれやれ、と苦笑した。
次は兄さんが、ウィンリィをなだめる番なのだ。それは暗黙でもわかっている。しばらくすれば、罵声も消えるだろう。そしてふたりきりで寄り添う。戻った手で彼女の手を握りながら。
ドアを開けるとピナコばっちゃんが煙管をすっていた。でも、僕がドアの向こうに立ったままだったのがわかっていたみたいに、作業台にはコーヒーが用意されていて、ばっちゃんはその脇でいつもみたいに微笑んでいた。
「…ばっちゃん」
僕は涙がでそうなほどやさしいその光景にゆるく微笑み返すと、
「やっと、帰ってきたねぇ」
と、ばっちゃんは瞳をくしゃっとさせて言った。その言葉に、他の意味も含まれていることは僕もわかった。この数年間、僕は大事な人たちにこんな思いをさせていたのだ。
「…ごめんね、ばっちゃん」
ちょうど休憩どき、僕とばっちゃんはお茶をしながらゆったりと話をした。この8ヵ月の間の出来事。新しい機械鎧。村の知人について。外から帰ってきたデンも交えて、てろてろと会話は続いた。
煙管のけむり。心のもやと似たそれは、気にしないよう努力していた僕を油断させた。
「アル、お前ウィンリィをどう思うんだい」
僕は瞳を見開いた。口からけむりを吐き出すばっちゃんのゆったりした仕草に、僕は尋ねた。
「ばっちゃん、気付いてたの…」
ははは、と小さな声でばっちゃんが笑うので、僕は苦笑した。
「わからないわけないだろ。私の孫達のことなんかお見通しだ」
デンの頭を撫でながら、ばっちゃんは窓の外の快晴に、なぜか寂しそうな瞳で微笑んだ。
そして僕もまた、しんと静まり返った階下に耳をすませた。
さっきまでこうするのが怖かった。今頃兄さんとウィンリィはあの木の下にいるに違いない。
僕はばっちゃんの瞳の先にある青空に瞳を細めて、まぶしさを懐かしんだ。あの木も、あのときの空も、全部が今でも僕の宝物。君も、あの笑顔も。
木はまだ屋根よりだいぶ低かった。
僕と兄さん、ウィンリィが遊ぶとき、その木は手ごろな休憩所にもなっていた。家の近くではあるけれど、泥だらけの足ではすぐに入れないし、せっかく外で遊んでるからと、面倒臭がりの兄さんらしい発想のおかげで、僕達は木の下で涼むことを覚えた。ついでに木登りも。
「げーっまた俺が鬼かよ!」
「エドがじゃんけん弱いのがいけないのよ〜だ」
「兄さん早く早く!」
「うるせぇよ!いーち、」
きゃーっと叫んでウィンリィは僕の手を取り走りだした。僕も大声で笑いながら、一緒に隠れる場所を探した。兄さんが二十数え終わる前にいい場所をみつけたのに、数分たっても鬼は来ない。兄さんは探すのがものすごく下手だった。
「エド来ないねー」
ウィンリィが茂みの中からがさっと出てきて、頭の葉っぱを払った。続いて僕も顔を出す。こんなにおおっぴらにしていても、兄さんは来なかった。
見渡すかぎりの緑の大地には誰もいなかった。
僕はウィンリィをそっと見つめる。可愛らしい顔を飾る、肩までの綺麗な髪が、ざあっと吹いた風に草と共になびく。ふいに瞳が合うと、僕は少し顔がほてり、あわてて口を動かした。
「き、木の下で待っていようよ、暑いし兄さん遅いし」
不思議そうなウィンリィにじっと見つめられて僕はどぎまぎする。舌がうまく回らない。
「そうね」
瞳を伏せて、しずかにウィンリィは言った。
兄さんを探しつつ木にたどりつき、僕達は同時にため息をついて座り込んだ。
それはふたりの疲れを表している。でも僕にはもうひとつの感情があるからだった。
ウィンリィにも、あるのかな。こんな別の気持ちが。
セミの声が頭上でわめく。木漏れ日の中、僕も彼女もただ黙るだけで、じっとしていた。時折ウィンリィは草をちぎったり石で土を掘ったりしたけれど、いらついているのはわかった。再び顔をのぞき見ると、今度はむこうが僕を見つめていた。
僕は驚いて、そらす事もできずにしばらく見つめあった。
ウィンリィは体育座りをして顔を曲げた膝にぴったりくっつけて、顔が横むきになっていた。すねた顔も、とても可愛く見えてしまう。
「何でそんなに動揺してんのよ」
予想外の質問だった。
「べ、別にそんなこと」
「ほら、やっぱりしてるじゃないの!」
がばっと、ウィンリィが僕に至近距離で向き直った。うわわ、と僕は思わずからだを木にのけぞらせ、彼女から離れようとした。なのに、その顔はもっと近づいてくる。
セミの声より鼓動が大きくて、ウィンリィにも聞こえてしまいそうだ。
「あたし、何かした?」
眉を下げて僕の瞳をのぞきこむ。鼓動が急にしずかになった。そんな悲しい顔をされたら、僕はもう隠せない。
「…ウィンリィは、僕と兄さんどっちがすきなの」
丸い瞳がきょとんとしたように静止した。冷静になった僕は真面目に彼女を見つめる。
「…どっちって」
ぺたんとその場に座り、機嫌の悪そうな口で言う。
「どっちもすきに決まってんじゃない」
「そうじゃない!」
張り上げた僕の声に、一瞬彼女はびくついた。薄暗い木の下で、ぽつぽつした木漏れ日が美しかった。それは風で絶え間なくかすかに揺れ続ける。
「僕はウィンリィがすき」
「…っ」
「ウィンリィのすきとは…違うんだよ」
ざわざわ、僕達の木が揺れる。セミが飛び立つ羽音が聞こえた。僕は小さな光の中の彼女と、ただ瞳を合わせていた。
知ってるんだ、僕だって。ウィンリィと兄さんは、かすか、本当にかすかだけれど、僕との間にはない何かがある。
それが1ミリグラムの愛だとしても、兄さんたちはそんな仲だということなんだ。
僕達はまだ小さいけれど、意識しない歳でもなくて、でも口に出すのには幼すぎた。
ウィンリィは何も言わず、青い瞳をこっちに向けていた。じっとそらすことなく。
木がとても大きく揺れたときに、僕は彼女に唇をくっつけた。いつも遊びでやるほっぺにではなく、唇に。なぜそんなことをしたのかわからない。でも、からだも心も同時に動いた。心臓はびっくりするほど落ち着いていた。そんな、自然な行為ではないのに。
唇を離してから、もう一度ウィンリィを見た。
瞳はさっきと変わらない大きさで、瞳に光を映している。
そして笑った。僕ではなくウィンリィが、幼い澄んだ瞳で。その瞳は僕に笑ってと言っているようだった。
だから僕は微笑んだ。この大切な女の子のために、僕は見守ろう。心から素直に、彼女の幸せを願った。なぜか、とても心地よかった。
それきりお互い何も言わずに、デンと兄さんが駆けてくるまで、僕だけのこの時間を心に焼き付けていた。
夕暮れが来ても、ばっちゃんと僕は話し続けていた。
ばっちゃんは何でもわかっているような物腰であいづちを打ち、僕もすべてを話した。
「ああ、すっきりした。誰にも言えなかったんだ、こんなこと」
僕はちょっと大きな声で元気よく言うと、ばっちゃんはにやりと笑った。
「なかなかやるじゃないか、アル。そんな小さいときにウィンリィのファーストキスを奪うなんて」
「奪ってなんか、いないよー」
僕は笑って言った。
「だってファーストキスって、本当にすきな人とするものだもん」
あのとき君が笑ってくれていなければ、僕は君と二度と喋れなかったかもしれない。気まずい仲になっていたかもしれない。
君はこんな僕に笑ってくれた。だから僕はずっと、友達でいるよ。その笑顔のために、君を見守る幼なじみとして。
「男じゃないか」
心底楽しそうにばっちゃんが言い、席を立った。
「夕飯の時間だね。あの子らも、そろそろ帰ってくるだろうよ」
ばっちゃんはベランダに出て言った。僕も外を見ると、あの木の下からふたりが歩いてくるのが見えた。
手はつないでいないけれど、幸せな笑い声は風にのって聞こえる。
「今日はシチューだからね。手伝いな」
「やたー!はぁい」
僕ははしゃいで、階段を掛け降りた。
あの光はまだ君に宿っているから。
どうかずっと照らしていて。
いつまでもその笑顔でいてね。
ウィンリィ。
おしまい
ああ、少し疲れました。駄文ですみません(>_<)
大変愛くるしい・・好みでした(*´д`)
しかし惜しむらくは、できればエロパロ板以外の場所で貴方の文章にお目にかかりたかった
乙! 爽やかですな〜。
エロパロでも住人の層によっては、エロなし桶ーの所もあるよ。
個人的には投下する前に、エロなしと断りを入れてたので無問題。
でも次はエロありキボーヌ。w よろしく
>>725さん!
乙か錬成。
漏れも747氏と同意見。きちんとどういうモノか予告してくれたからスッキリ読めたよ。
カプは何でもいいので次は是非エロにもチャレンジして下さい。
ところで…漏れもロスアイキボンヌなんだが。
ロス少尉に哀悼の意を込めて… 。・゜・(/Д`)・゜・。
スマン。sを入れ忘れてしまった…
ス、スレが変わる前に終わらせたいんですが、今月号でそれどころじゃない感じデス。
小出しですみませんが、進めます。神の降臨も多くて、萌えと悦の嵐ですね!うれしいです。
では、続きです〜。
お互いが、お互いの目に捕らわれて身動きができなくなっていた、その時。背後から、人の気配と話し声が近づいて来た。
咄嗟にロイはリザの手を引きその場を離れようとしたが、リザは一瞬の隙をつき手を振り払うと走り出した。
ロイは一瞬、離れていくリザの背中に手を伸ばす。しかし、それ以上追うことを止めてしまった。
リザはロイの手を逃れ男のテントの前まで辿り着くと、乱れた息を整えようと深呼吸を繰り返す。
まだ、ロイに捕まれた腕や腰を引き寄せられるときに回された手の温もりが残っている。単に走って来たからだけではない、胸の鼓動の早さ。胸にこみ上げる、疾うに忘れかけた温もり。
だが、いつまでもこのままではいられない。このテントの中に入れば、待っているのは地獄の責め苦に相当する出来事だ。リザは意を決し、テントに入っていった。
「……誰だ!? お……お前は……」
「中佐? 私です、リザ・ホークアイです」
「く、来るな!!」
テントに入ったリザを見るなり、男は怯えた表情をした。そして、椅子から立ち上がりリザから離れようと後ずさっていく。
この男の変わり様に、リザは狼狽した。一体、この男に何が起こったのだろう?
「中佐、落ち着いてください。私はあなたの部下です」
「部下……? ち、違う! 私は貴族だ! こんなところに私を閉じこめて……」
男は後ずさりをしながら側に置いてあった銃を手に取ると、リザに向けて構えた。リザに向け構えた銃口が大きく震えている。
恐らく、なれない戦場に長くいたせいで、精神をやられてしまったのかもしれない。実際、この内乱鎮圧前になって多数の軍人が『砲弾神経症』と言う病に罹っていた。
「中佐……!? 気を確かに! あなたは確かに貴族ですが、軍位を買いこの戦場へ来たのです!」
「黙れ! ……そうか、私を貶めようとする奴らの仕業なんだな?
小賢しい! 早く、ここから出せ! は……早……く……!!」
手の震えは大きくなり、やがて男はその場に座り込んでしまった。リザはゆっくりと男の方へ歩み寄り、手に持っている銃を離そうと手を伸ばした。
その瞬間――。
パン! と言う一発の銃声が辺りの静寂を切り裂いた。
752 :
725:04/05/12 00:33 ID:UsLo56ds
皆さん感想ありがとうございます(^^)ここ以外にも小説OKのところはあるんですね、探してみます☆エロありもいつか書いてみます!
>725
もしかしてもしかしたら と思うので一言
こ こ は 2 1 禁 板 で す よ ?
>751
乙です!
いいところで終わってるー!続き楽しみにしてます!
ロイアイ前提のリザたんハァハァ派なので、熱視線とロイアイハボの続きが本当に楽しみ…
いいところで終わるしさ。
作者さんがたいつもありがとう。これからもがんがってください
大佐とウィンリィの話で、彼女の親を大佐が殺した設定でいきます。(アニメの方)
一応、悲恋にはならないようにしていますが、微妙な内容です。
今回の投下分は、エロ手前になります。
毎年ロックベル夫妻の墓には、同じ日に白い花束が供えられている。
「私の両親を殺したのは、あなたですか?」
私邸の接客用ソファーにふんぞり返り両手を組んでいるのは、ロイ・マスタング大佐。
向かい合わせにちょこんと座り、姿勢を正して真っ直ぐ彼を射抜くように見つめるのは、ウィンリィ・ロックベル。
二人きりのこの空間に沈黙が続く。
疑問符を付けていようとも、彼女の言葉には確証を持った強さがある。
きっと誰かの口から真実を告げられたのであろう。
そしてロイも隠すつもりなどない。
「上官の命令に従い、ロックベル夫妻を銃殺したのは、この私だ。それがどうした」
軍人であれば当たり前の行為だと言わんばかりの態度。
少女に仇と恨まれても仕方がないのだから、言い訳などしない。
復讐を誓うのならば、彼女を殺す覚悟もある。それが己の定めた道。
…例え、ずっと影から見守ってきた結果として彼女を愛していても…
「あなたは、殺した人達全てに白い花を…?」
白い花とは、毎年ロイが夫妻を殺害した日に墓標へ届ける贖いの品。
何十人・何百人と殺してきた彼が全ての人に花を捧げるなど不可能だ。
その行為はウィンリィの両親にのみ行われている。
でもそれは懺悔の気持ちからなどではない。
自分を変化させるきっかけとなった二人を参ることで改に覚悟を決めている。
「君の御両親の所だけだが、あれは私の自己満足だ。深い意味などない」
「墓前で、泣いていたのに?」
ズズッと鈍い音を立てソファから立ち上がったロイは、顔を真っ赤にして
それを隠すように右手で顔を覆った。
だが、今までのポーカーフェイスが嘘のように動揺を隠しきれてなどいない。
ウィンリィが近づくと一歩また一歩と後退して、ついには壁に背中があたる。
下から見上げてくる彼女は、ロイと目を合わせて微かに微笑む。
「何故知っているか疑問ですか?あなたが私を見ていたように私もあなたを見ていたの。
青い軍服・白い花束・静かに頬を伝う涙…毎年この光景を目にしていても、きっとあなたが
両親を殺害しただろうと感じても、それでも私はあなたが好きなんです」
彼女の告白に彼の頭の中は、真っ白になる。
膝の力が抜け、壁に背中を預けたまま座り込んだ。
「君は、な…にを…言って…いるのだ?」
「信じられないでしょ。私も自分でおかしいと思ったもの。でも、本当だからしょうがないんですよ。
あなたを想う気持ちは止められない。でもあなたと一緒に過ごすこともできない。だって私とあなたは
違いすぎるから。それに本意ではなかったといえ、父と母の命を奪った人と微笑み合いながら
生活していくなんてきっと出来ない。
だからお願い…一度だけ私を抱いて下さい」
手を引いて寝室へと導かれたウィンリィは、驚くほどシンプルな部屋の内装を見回した。
先ほどいた高価な壷や絵画の飾られた立派なソファや机があった応接室とは違い、
簡素なベット一つと壁側面を埋め尽くす錬金術の専門書があるだけ。
これが彼のプライベートルームなのだ。
ベットの横に立ったまま、ロイは顔中にキスの雨を降らせるが、きっと意図してだろう
唇にだけは決して触れなかった。
スルスルと素早く彼女の衣服を脱がせ、自分の服も脱ぎ捨てベットに横たわる。
床に散らばった服や下着が目に入り、ウィンリィはそっと溜め息をつく。
この大胆な行動を起こすには、かなりの勇気と下準備が必要であった。
ロイ・マスタング大佐のスケジュールを押さえるのも大変だったけれど、実は自分の下着にも
気を配っていた。普段はスポーツタイプの飾り気がないものを愛用していたが
今回は繊細なレースのついた大人っぽいデザインの物を選んでみた。
しかしそれは彼の目に留まることなく、床に丸まっている。
一言も発せられず、ただ淡々と行われる行為、ウィンリィは気付いていた。
彼の目は虚ろで、抱きたくて抱いているわけではない。
負い目のある人間に脅されて、仕方なく済ませるのだ。
それでも構わない。最初から歓迎されないことなどわかっていた…胸は痛むけど。
同世代の中では発育が良い方だと言われていたが、まだ大人になりきれていない胸は
ロイの大きな掌にすっぽりと収まり、変化を見せる。
実のところ、ウィンリィは自分でも触ったことがない。
そんなところを愛しい人に愛撫され、変になってしまいそうだった。
彼はきっと経験豊富なのだろう。触れる指先は彼女を徐々に追いつめる。
「………っ…ん!…」
だがウィンリィは声を出さないように奥歯をぐっと噛み締め、快楽に流されないように
シーツを握り締めた。
決心して抱いて貰っているのに、彼女の中に迷いが生じ始めていた。
機械仕掛けの人形のように行為を進める彼、一瞬でいいから彼に愛されたい自分。
しかしこれでは虚しいだけではないだろうか。
この行為は正しいこと?それとも間違っていること?
今ならまだ間に合う
続けるべきか、止めるべきか
つづく
761 :
名無しさん@ピンキー:04/05/13 00:20 ID:8l+8kAV8
ロ イ ウ ィ ン 師 ね
ロイウィン キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
何か切ない話ですね…続きが楽しみです。
ロイアイハボの神もマターリと待ってます。
結構 同士が居て嬉すぃ。
>>760 乙です。続けるべきでしょう。
>>761 >ロ イ ウ ィ ン 師 ね
レス内容から薄々察してはいましたが
やはりこのスレにはこういう方が常駐して居る訳ですね。
気にならない人にとっては別に何ということはないカップリングだと思いますが。
後々の為に質問を。ロイウィン師ね、という方は強いて言えば
理由を強いて挙げるなら下のどれに当てはまるのでしょう。
@エド・アルXウィンリィが当然と思うので
ウィンリィがそれ以外の他キャラと絡むのは許せない。
A女ヒロイン?であるところのウィンリィのキャラや言動がとにかく嫌い。
だからウィンリィ物は見たくない。
Bロイが素敵で素敵で素敵で素敵に見えてしようがない。
だからリザやエド相手はまだ許せるがそれ以外の相手は見たくない。
CAとBの合併。
素敵なロイと嫌悪するウィンリィのカップリングなど吐き気がするし
鳥肌が立つほど嫌い。見たくない。
複数回答可です。回答いただければ参考にします。
本気で。
ロイウィンあまり好きでない派の者です。
(かといって否定はしないし、師ねなんて言いませんが)
@〜Cどれも当てはまらないな。
自分はウィンリィもロイも好きですので。
Dロイアイが好きすぎて他カップリングが何か嫌
です。
参考になるかどうかわかりませんが…すいません。
っていうか、何気に3(機種依存文字でつよ)は801要素を前提とした設問になってますね。いやまあ構わんですけど。
××には××しか駄目!●●×●●なんてありえない!
というのが好きになるカプ萌えの人に多いんで、
そういうの見てると、だんだん好きだったカプが嫌になってくんだよな
好きなはずなのに。
色んな可能性あっていいとおもうけどな
ロイウィン、(・∀・)イイヨイイヨー
この流れなら言える
アームストロング少佐×ロス少尉キ ボ ン ヌ !!!
いや、少佐がお相手のものって少ないよなあ。て。
俺好きなんだけどなあ。
マリアさんも少佐のような人相手なら意外とかわいくなっちゃったりしそうだし。
相変わらずだなこのスレ。折角職人さんが萌をくれたのに
アホな厨が我儘吐きまくりで反吐が出る。
嫌いなカプモノはスルー。
何故このくらいの事が出来ない?自分はもう
ずっと前から他ジャンルのエロパロを色々見て来たが、
昔は作品に対していちいち文句付けるバカはいなかったよ。
少なくともこんなには。なんなんだ?
ぶっちゃけ自分はロイアイが死ぬほど嫌いだが
スルーはしても作品投下してくれる職人さんを労いたいよ。
だからロイウィンの職人さんも気にせず続きを投下して欲しい。
自分だけでも待ってるから。
>>764 参考になります。
>>765 違うと思いますよ。スレの過去の話題から可能性を考えて
801組み合わせ”も”入れてあるだけですので。
文章上も、3番=801前提という事にはならないと思いますが
とにかくロイの相手として女キャラとしてはリザが許せる程度でその他は見たくない
というのを指しています。
まだ他の人にも聞いてみたいですね。
>>748さん、
>>753さん、
>>761さん、
>>765さんあたりどうでしょう?
このスレでは作品投下直後のレスで、投下された作品と関係ない他カップルキボンヌとか
他カップル雑談で流しとかが、割合普通に行われていますから
別に番号書く位は何でもないと思いますよ。
あのな。
そんな餌でつられてやりましょうか。
世の中にはな、自分にとって不都合なものに遭遇した場合、二通りの反応をする人間がいる。
緊張して攻撃する(不都合なものを取り除こうとする)か
回避して防衛する(自分の方が変化して対応しようとする)か、
どっちかだ。
そんで、はっきり言って鋼のファン層には緊張型の人間がやたらと多い。
荒れるのはそのせいだ。
緊張型自体が悪いんじゃない。
ただ、場所をわきまえてある程度対応を変えられないのが問題なんであって。
特定のカップリングを非難するのが前者なのは言うまでもないが、
そんでもって
>>770のように議論に持ち込もうとするのも、はっきり言って前者なんだよ。
こうやって結局無視できない俺も前者だ。
お帰りはあちらです。どうぞ私と一緒にお引取りください。
おいおい、21歳未満は来ちゃいかんだろう。
セクシーな小説ばっか読んでないで、勉強せにゃあ、おえんぞ。
ラスト×エンヴィー エロなし
私はラスト。色欲を冠する存在。
事象のすべてに淫靡なつながりを見出す者。
ああ、あれをご覧なさい。あの小さな子供、初心で奥手でとてもそんな事できないくせに、
頭の中ではあらゆる暴力を尽くして目の前の女を犯しているじゃない。
向こうの女・・いいえ、少女かしら? あくどいわねえ。
天真爛漫な風を装っているくせに、本当はペニスのことしか考えていないのね。
あら。あの優男、また違う女を犯しているけれど、女性を大事にするというのは建前、
本当は物と女の区別がつかないから腫れ物のようにしか接せないのよ。
生真面目そうな美女がいるでしょう。でもそれは見た目だけ。
いきずりのセックスをしては、本気にした男をあざ笑うのが好きなのよ。
あそこに見える、魂だけの存在なんて可哀想なものだわ。
どんなに幸せでも、どうしても満たされなくて苦しんでいるけれど、
それが色欲だということさえも自覚していない。
「・・あのさ、おばさん」
話を最後まで聞き終えたエンヴィーは、どうしたもんかと頭を抱えた。
「ありえないと思うんだけど」
「ありえないなんてことはありえない・・と言ったのは、誰だったかしらね」
「いやさ、言葉遊びがしたいわけじゃなくてさ」
エンヴィーはがりがりと頭をかいた。
「ほんっとに、おばさんには世の中のすべてがエロく見えるんだね」
「いけなくて?」
ラストはくすくすと笑い出した。
「これくらいの遊び心がなければ、つまらないじゃないの」
「・・そうかなあ」
「そうよ」
それからエンヴィーはふっと真面目な顔を作った。
「分かる気がする」
「ふふ、良いのよ、お子様は無理しなくても」
「・・いや、エロとかはどうでもいいんだけどさ」
疲れたようにつぶやいて、一人の女性を指さした。
「たとえば、あいつ。本当はうらやましいんじゃないのかなあ? 自分の弟子二人が。
兄のほうは、ひょっとしたら自分を超えて本当に人体錬成を成し遂げるんじゃないか?
そう思ったら、うらやましくて悔しくて、足のひとつも引っ張りたくなるんじゃないのかな」
目を丸くしたラストに気づいて、エンヴィーはにやりと笑んだ。
「なあんて、ね」
「面白いわね」
「そかな」
「そうよ」
ラストは心とろかすような微笑を浮かべて、少年を見た。
「ねえ? あなた今、私としたいと思った?」
「え、いや、別に・・」
「思ったわよね?」
さりげなく髪を一房さらい、口付けて上目遣いに見つめてくる蟲惑的な美女に、
エンヴィーは飢餓感にも似た強烈な嫉妬心を抱いた。
うらやましい、ねたましい。
壊してやりたい。
それがかなわないなら、せめて相手の心を自分で埋め尽くしたい。
「うん。ラストが欲しい」
「ふふ・・可愛い子ね」
「・・そう?」
「そうよ」
以上
>>773-
>>775 渋いっす。人間の本質ですな。
777 :
725:04/05/13 10:28 ID:A4wxSGNs
私は17才です。来ちゃいけないのに来てごめんなさい(>_<)
言い訳がましいですが、
私はここに来て、アルパニのやつしか読んでいなく、
>>1を見たら普通の
小説も投下していいみたいだったので、携帯でせこせこ小説作って投下いたしました。
私は小説書くのが好きで、人に読んでもらいたかったんです。すみませんでしたm(__)m
>>777 21歳過ぎたら歓迎するから
それまで普通の所で修行しておいで。
それからこの世界に来ても遅くは無いよ。
「エプロン妄想 1」
大佐は熱を出していた。昨日から身動きが取れず物も食べられない。
さすがにヤバイと思った彼はホークアイに電話をした。
「では誰か差し向けます」
と言うことで彼はある物を用意した。こう言う時は動けるのだ。
(ミニスカも良いが、男にはまた別の夢がある)
取り出したのは何種類かのエプロンだった。
(リザが来たらこの片側だけに肩紐があるものだな。
時々小林カツ代がつけているようなヤツだ。少しワイルドな感じだ。
脇からちょっと見えるはみ乳がいい。おっと言い忘れたが当然裸の上につけるのだ。
その脇から手を入れて固くなった乳首を…。
ところで小林カツ代って誰だ?熱で頭がいかれたか?オレ…)
「エプロン妄想 2」
(で、もしロス少尉が来たらこの水森亜土ちゃんの絵が書かれている
ポップな柄のエプロンだな。
ざっくりしたキャンバス地でキュートだ。
ああいうタイプは意外と可愛いのが好きなのだ。
で後からお尻を撫でてみるのだ。
引き締まった、だが柔らかいお尻を両手で揉んだりして、
くっ、堪らんな。そして深まった部分に指を…。
もうこんなになってるよ、なんて言ってみたりしてな。はっはっは。
ところで水森亜土ちゃんって誰だ?ヲイ…)
「エプロン妄想 3」
(それでもしシェスカが来たらこの白いレースのエプロンだ。
本当は喪服の上につけるのが通なのだ。白と黒のコントラストが
背徳的で大変良い。だが今日は素肌に直接つけるのだ。ああ、堪らん。
大きく足を開いたそこに私は深く入り込んでいるが
前掛けの部分でそこは隠されていて見えはしないのだ。
衣擦れの音と無垢なレースの向うの激しい水音、シェスカの声、
乳首がつんと立って胸当てをしていてもそれが分る…)
大佐は3枚のエプロンを目の前に赤い顔をしている。
その時だ、扉がノックされた。
「おお、大佐、お加減はいかがですかな?」
巨体を揺らせてアームストロング少佐が入って来た。
「なんとご用意がいい事だ。ではこの白いレースのエプロンをお借りしますぞ」
エプロンの後に回された紐は奇跡のように蝶結びにされている。
大佐はそんな少佐の後姿を見ながら涙を流していた。
少佐キタ━━━(゚∀゚)━!!ワロタヨ
流れも読まず投下しました。
さすがにアームストロング少佐の好みは貴族的ですね。
小指を立てて蝶結びしちゃいました。
>>773-
>>775 乙です。秀逸すね。リアルな現実の女性の視点を見ているようで
私はエンヴィー同様少し引きましたが。
>蟲惑的な美女に、
>エンヴィーは飢餓感にも似た強烈な嫉妬心を抱いた。
>うらやましい、ねたましい。
>壊してやりたい。
>それがかなわないなら、せめて相手の心を自分で埋め尽くしたい。
この辺の心理の動きは男性の物というよりは女性特有の物のような気がします。
つかエンヴィーは実際の外見も性別も不明ですし
数十年生きた変身自在のホムンクルスが何考えるかなど解るわきゃないので
良い悪いの話ではありませんが。
>>777 ここで年齢バラす必要や義務なんかどこにも無いのです。
まあ777さんが実際27歳のところを17歳と言ったところで確かめるすべはありませんが。
少佐が裸だったのかどうかが気になる。
上だけ裸は当たり前だが下はどうかと
いや、少佐だからわからん
>>779 乙です。
>時々小林カツ代がつけているようなヤツ
>水森亜土ちゃんの絵が書かれているポップな柄のエプロン
思わずのけぞってしまうのは何故でしょう。
私は12歳ですが多分前世の記憶が残ってるのだと思います。
エロ有りENDもキボンヌ。アームストロング少佐以外の。
小指を立てて蝶結びしちゃいました少佐の全裸エプロンの後ろ姿とかは
・・・キツすぎます。
>>787タン
これこれ、12歳の子がこんな所に出入りしちゃ
ダメですよん。
そう言う私も13歳ですが前世の記憶ありますよ。
前世の品物も持っていたりして…。
>>788タソ
ほらほら、13歳の子がこんな所に出入りしたら
ダメですな。
そう言う私も14歳ですが前世の記憶ありませんよ。
_| ̄|○
>>789 こらこら(ry
そういう私も12歳のつるぺたですが前世の記憶g(ry
軍法会議所、三番書庫。
物音に目を覚ますと、シェスカ君が書棚にファイルを納めようと、脚立に昇っているところだった。
彼女はどうやら、仮眠を取っている私を起こさないように職務をまっとうしようと考えたのだろう。
あと、三十センチばかり移動すれば、脚立の下から素敵な光景が拝めそうな予感。
眠っている私が寝返りを打ち、床を移動したところで、誰も疑問には感じないだろう。
というわけで移動開始。
「ん………んふ……ふぅ………ぁふん……」
俯せで移動はちょっと拙かったかもしれんが、まあいい。
シェスカ君は気付いておらず、私は脚立の下に辿り着いた。
それにしても、美しい足だ。
特に運動はしていないが、細く引き締まった足首とふくらはぎ、そのくせ、むっちりと
して柔らかそうな太股に、タイトスカートに包まれた安産型の尻。トレビアーン。
そして、そのスカートの中身は、苺か?それとも、白とピンクの縞々か?
意表を突いて、大人っぽい黒レースでもいいぞ!!
さあて、お宝拝見しますかッ……と……おおおおおおおッ!?!?
なんと…!!
ノ ー パ ン
なんだ、この意表をついたような突いていないような、通好みのチョイスはッ!!
朝、起き抜けにシャワーをあびた後、メガネをかけてビックリ。
「いやーん、遅刻しちゃーうッ!!」とかいいながら慌ただしく出かけ、ロッカールームで、はたと
気が付くシェスカ君。
「やだぁ、ショーツ穿き忘れちゃったぁ」
周囲の目を気にしながら、私服のスカートを脱ぎ、何とか制服に着替える事に成功。
「なんだか、足元がスースーする…なんだか、Hな気分…」
そして、こっそりトイレへ行き、個室のドアを閉めてスカートを捲り上げ、細い指で濡れそぼった
ぐっちょんぐっちょんの秘肉を弄り始め…。
「ああん、いけない…、軍のおトイレで何やってるの、私。やぁん…いい…気持いいのぉ…指二本も
入れて……ああん、くちゅくちゅいってる…外の人に聞こえちゃう…シェスカのHな音…きかれちゃう
……アアン…指が止まらない……あぁあイクッ…イクッ!…シェスカ、イッっちゃうよぉッッ!!」
なんてな。
恥じらいながらも快感には抗えず、自分の指でいってしまうのだ。
大人しそうな顔をして随分とHな女の子だな。女の子はそのくらいHな方が、好みなわけだが…。
しかし、ノーパンで脚立の上に乗るとは、随分大胆な事をするな。
もしかして、誘っているのか?
ならばよろしい。私も29歳で大佐と呼ばれる男だ。女性一人を満足させる事くらい、さほど難しいこ
とではない。
さあ、シェスカ君。今、ここで君の望みを叶えてあげよう。
本来は、食事に誘い、ホテルのゴージャスなベッドの上で行う事だが、
たまには埃っぽい資料室で性急に求め合うのも悪くない。
さあ、私の胸に飛び込んでおいで……で………でぇえええええッッッッ!!!!!!
「きゃあああ!」
ガターンッ!!
ドサッ!!バサバサバサッ!!!
「あいたた…、あああッ!大佐ッ、しっかりしてくださぁい!!」
フッ…。
そうか…そうだよな…。
ショーツを穿き忘れるほどのドジッ娘だものな。
脚立から足滑らせて、男の上に落っこちるなんて、朝飯前だよな……。
やばいな、俺…。
白いお花畑の向こうでヒューズの野郎が手招きしてるよ……。
駄目だ…俺はまだ逝けない…。
俺はおまえの仇を打つんだ…そして、大総統になって女子の制服をミニスカートに………(ガフッ
ピーポーピーポーピーポー………(-人-)
大佐(*´m`)=3ブフッ
>>791氏
乙!
ものごっつううイイよ!
めちゃくちゃ間の取り方いいし、
笑っちまったよ!
このシリーズまたよろしく。
>>791 乙。めちゃめちゃワラタ
シェスカたんかわええなぁ
そして大佐はいざという時は有能でも意外に女性関係ではこういう
「オイシイ時程失敗してガッ!」な展開が多そうだw
>>791-
>>793 これは脚立に乗る前にわざと下履きを
シェスカ嬢は脱いだのですな。
自分に対する一種のプレイでしょう。
全くもう、大佐、 '`,、'`,、(´▽`) '`,、'`,、・・・ エエねぇ。
>>797 それはシェスカに「見られたら感じちゃう」という趣味があるということでつか(;´Д`) ハァハァ
わざとノーブラで巨乳を見せつけたり、満員電車でミニスカ穿いちゃったり
「大佐が起きたら見えちゃう・・いけないわ・・でも見て欲しいの・・」
とか?(;´Д`) ハァハァ
>>798 どこでも誰でもと言うのははしたないので、
愛する「大佐」に見られる、と言うことにしたいですね。
当然大佐の前で「暑いですね」と言いながら
谷間ぐらいはとうの昔に見せているでしょう。
閑話休題
ところでアームストロング少佐は
割烹着も似合う気が突然して来ましたがいかがでしょう?
まあ801は趣味ではないので、
私の脳内では昔懐かしい買い物篭を持たせて
サザエさんにでも出られそうな大変健全な姿です。
料理が趣味の少佐っていいな。
食べる事、すなわち生きることに繋がる…とか言って。
「我がアームストロング家に代々伝わりし芸術的料理術!」
またも小出しですみません。次回で終わらせます。
なんだかいいムードのテンションを落とす事になるかもですが、許してくださいませ。
では、続きです〜。
一方、ロイはリザの向かっていった方へ知らず足が向いていた。手を振り払われた時、これ以上追うのは止めようと思っていたのに。
ふと、リザに自分を殺すよう命じた男の顔が見たいと言う興味も手伝って、結局追いかけて行くことにしたのだった。
その途中。一発の銃声が響くのを聞くなり、ロイはその方向へと走りだしていた。
「一体どうした……!?」
ロイが銃声のしたテントへ入ると、そこには頭を撃ち抜かれ血の海に倒れる男と、手には銃を持ち立ちつくすリザの姿。
それは正にリザが男を撃った、としか思えない光景だった。
「……まさか……何故なんだ――!?」
ロイはリザの両肩を掴み、自分の方へ向き直らせる。俯いて見えない表情を覗き込むと、さっきとは明らかに違う面持ちで、リザ自身一体何が起こったのか分かっていない様に見えた。
またリザは、ロイの問いにも俯いたまま口を閉ざし、この状況についての弁解を一切しなかったのである。
やがて、他の軍の人間も銃声を聞きつけてこのテントに集まって来る。リザはそのまま連行され、軍の司令部で事情聴取をされることになった。
調べが進むと男の頭蓋を撃ち抜いた銃弾は軍支給の銃から発せられたものではなく、男が自身で護身用として所持していた銃から発せられたものと断定。
そして、あの時リザが持っていた銃は軍から支給された銃であったこと、男が所持していた銃からリザの指紋が検出されなかったこと、また男が『砲弾神経症』に罹っていたことなどが判明したことからリザの正当防衛が成立し、そのまま不問となった。
――その翌日、軍上層部はイシュヴァールの内乱はほぼ鎮圧したとの判断をくだし、ロイとリザを含む複数の師団はイシュヴァールから引き上げることになったのだ。
「――何故、あの時すぐにでも撃ったのは自分ではないと言わなかった?」
直属の上司を失ったリザは、罪に問われることは無かったものの、このまま軍に在籍し続けるかを考える猶予と言う名目での『謹慎処分』が言い渡された。
謹慎処分が解ける前日。ロイは様子見と称して、リザの部屋にいた。リザの部屋は引っ越してきたばかりで、生活感のない部屋にほどいていない荷物が積まれているだけ。生活感があるものと言えば、ベッドと部屋の中心に置かれた電話だけだ。
「……結局行動はしなかったけれど、私にはそうするであろう十分な『動機』があったからです」
「それは……どういうことだね?」
ロイは、目を合わそうとしないリザの横に座ると、その目を覗き込む。
ロイアイ楽しみにしてました。 最後まで頑張ってください。
コメントありがとうございます。
それじゃ、
>>775を以下と差し替えでお願いします。
傷つけて屈服させて心の中を自分という悪夢で一杯にしてやりたい。
「やだよ。おばはんじゃ勃つもんも勃たないし」
ラストは、はらりと逃げるエンヴィーの髪を驚いたように見つめていたが、
やがて取ってつけたような微笑を取り戻した。
「あら、そう? 残念ね」
「そうだよ」
エンヴィーはさっと踵を返す。
ラストは氷のような瞳でその背を、刺した。
こんどこそ終わりです。
流れ豚切りでスマソ
806 :
718:04/05/14 01:31 ID:SI4CbN2m
続き書いたんで投下してもよろしいでしょうか?
ロイアイ:ロス少尉は見た!!
女性の方は、どうやらホークアイ中尉という人らしい。大佐の右腕として働く優秀な人物で、射撃の腕も一流だ
と聞いている。中尉のタイトスカートは太ももの中ほどまでたくし上げられ、大佐の右手がその中に消えている。
左手はどうやら中尉の左胸を捕らえているようだ。中尉は一見無表情だが、頬が少し紅くなっているのがここからで
もわかる。
「大佐、いい加減ふざけるのはやめてください。」
中尉が厳しい声で言った。しかし、大佐はそれにまったくひるまない。悪戯っぽい調子で言った。
「私はふざけてなどいないよ、中尉。」
「幹部の方々をもてなす側のあなたがパーティの場にいないなど、ふざけてるとしか言えません。」
「頭の固いジジイ達の相手は飽きたのだよ。なに、私がいなくても彼らは一向に困らんさ。」
「しかし、このような機会に上層部に人脈を作って置くべきではないのですか?」
冷静な会話を交わしながらも、中尉の顔はさらに紅くなっていく。息も荒くなってきた。大佐の両手はゆっくりと、
しかし、確実に中尉を責め立てていた。中尉の豊満な胸をしっかりと掴み、規則正しいリズムで揉む。右手はスカ
ートの中で、柔らかな太ももの内側を、羽がなぞる様な感覚で撫でて行く・・・。
「この忙しい時期にこんな所に出てこれる者が、使える人物なわけないだろう。君だってわかっているはずだ・・・。」
そう言って大佐は、中尉の右の耳にはぁっ・・・と熱い息を吹きかけた。それに中尉は、堪らないと言った表情で、
眉根にしわを寄せて震えた。
(大佐と中尉が・・・そんな関係だったなんて。しかもこんな所で・・・。)
偶然とはいえ、見てしまったもののあまりの衝撃の強さに、少尉は頭がくらくらした。上官と部下が、パーティが
催されている真っ最中に、その会場と同じ建物の中の一室で、あんなに・・・あんなに淫らなことをしてるなんて・・・。
(どうしよう、私・・・どうしたら・・・)
少尉はこの異常事態にどう対処していいのか、まったく分からなくなってしまった。二人の情事を見ていると、
自分の体まで火照っててくるような気がする。本当は、何も見なかった事にしてそっとこの場を去ればいいのだろう。
少尉も頭のどこかで分かっていたはずだ。このままこの場にいることは、覗きをしている事に等しい。しかし・・・
軍の施設内で繰り広げられているとは信じられないほど官能的な光景から、少尉は目が離せなくなっていた。
「どうしたんだい?中尉。随分と暑そうだが?」
大佐が意地悪く尋ねた。口元にはイヤラシイ笑みが浮かんでいる。
「た、大佐・・・もう・・・もうおやめください・・・。」
荒くなった呼吸を抑えながら、絶え絶えに中尉が言う。
ん?確かに・・・このまま続けるのは君に失礼かな?」
そう言って大佐は、中尉のスカートの中に潜り込ませていた手を引き、胸から左手を離した。その手には白い手袋
がはめられていて、手の甲の部分には練成陣が描かれていた。
(マスタング大佐は国家錬金術師でもあるんだったわ。二つ名は・・・焔。)
焔の錬金術師は自分と机の間に中尉を捕らえたまま、中尉の目の前で手袋を外し机の上に放り投げた。
「手袋越しの愛撫はもうやめる事にするよ。」
「大佐?そういう問題ではっ・・・んっ・・・。」
中尉に最後まで抗議させずに、大佐は再び軍服の中に両手を滑り込ませた。今度は左手も軍服の下から差し入れ、
ブラジャーの上から中尉の胸を掴んだ。太ももでは直に肌が触れ、布越しとはまったく違う快感を中尉に与えていた。
「ぁ・・・ぅんっ・・・。」
「先ほどよりも良さそうだな、中尉。直接触られる方が好きなのだね。」
反応の良い中尉に嬉しそうに大佐が言う。
「そ、そんなっ・・・ことは・・・ぁ・・・。」
中尉の瞳は熱っぽく潤み、半開きになったままの口からは喘ぐ声が漏れ続ける。
810 :
718:04/05/14 01:39 ID:SI4CbN2m
返事も待たずに書き込んですみません。
今日はここまでです。
エロはむずかしいなぁ・・・。
つづきもがんばります。
待っとるよ〜。
ロイアイ家政婦シリーズキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!
イヤ、家政婦は見たってかんじだからさ。。藁
>>805 個人的には前の方がスキダー。という人間もいまするので差し替えはチョト悲しい……。
いえ、責めてるわけじゃないんですが。
ともあれ萌えました。乙。
>>814 むう。そうでしたか。ありがとうございます。
ええと、野暮かとも思ったのですが、一応女性の皆様の名誉のために申し上げておきますと、
>>773の私は男なので、これがリアル云々お悩みにならない方がよろしかろうと存じます。
ラスト=なんでもエロくみえる
エンヴィー=なんでもうらやましく見える
というのをやりたかっただけなので。
アルパニ続きマダー?
アルパニ待ちその二
最近のアルはかっこいい。
アルパニいらね
とは全く思っていない。
アルパニ(*´Д`)ハァハァ
アルウィンきぼん
アルパニ氏ね
ウゼェんだよくっつけ厨
ヨキ×ライラきぼん
そりゃまた判官びいきだなおまい…w
うわあああ、申し訳ない&有り難い!待っててくださる方がた。
言い訳させていただくとせっかく神々が凄い頻度で投下されてるのでもう少し間を
おこうかと思いまして。ヒトイナイ・・・SSトウカスルナライマノウチ
何とか書き上がったのですがやはり長いのでもう一度分割させてください。
そして
>>693-694 ドルマーに感想d!ハァハァしてもらえて嬉しいです。ところでロアマーも書いたんですけど(ry
アルフォンスに連れてこられたホテルはメインストリートからかなりはずれており、
今が観光シーズンでは無いことも手伝って、客はあまり入っていないようだった。
二人は取り敢えずシャワーを使って体を温めた。パニーニャは湯のシャワーなんて
久しぶりだと喜んだが、同じくシャワーを使い終わって廊下で出会ったアルフォンスも
なにやらとても幸せそうに見えた。曰く「久しぶりのシャワーは何度使っても気持ち良い」
のだそうだ。よくわからなかったが、なにしろ幸せそうだったので突っ込んで
尋ねるのはやめておいた。
食事中の話は弾みに弾んだ。どちらも屈託無くよく話すタイプなので、相手の話が
終わればこちらが即座に次の話題を持ち出す、ということが繰り返された。結果、
目の前の料理はすっかり冷めてしまった。しかし二人とも全く気にせず平らげた。
部屋に戻るときは手を打ち合わせて「また明日」「うん、また明日」と笑って別れた。
今日は本当に楽しかった。そう思った。
──なのに。
「……どうしてこんな嫌な夢見るかね……」
大きく息を付く。膝に肘をつき組んだ手を額にあてて彼女は呻いた。
ベッドの上はシーツも掛け布団も滅茶苦茶だった。相当暴れたらしい。元々寝相が
よい方ではないが、今日は異常だった。解いていた髪を手で梳いてすこし整えると、
パニーニャは窓の外を見た。雨が降り続いていて正確な時刻はわからないが、床に
入ってからあまり時間は経っていないように思えた。
時々昔の夢を見る。生きている方が不思議だったあの頃だ。
パニーニャは腕をさすった。ふと現実的な感覚に目覚める。
「──寒いなあ……」
足の付け根が軋む。
この辺は寒暖の差が天候に左右される。日が照っているときは暑いが、雨が降ると一転して
肌寒くなる。夜半となれば尚更だ。
脚に触れる。ひやりとした感触が掌を伝わってくる。ドミニクさんのくれた機械鎧。大丈夫、
あたしは歩ける。あの時とは違う。身体を引きずって手と腕で歩いていたあの頃とは違う。
アルフォンスは真夜中の訪問者を迎えて内心頭を抱えた。
(どうして、どうしてこんな時間にそんな恰好で、よりによってボクの所に来るんだよ!)
ホテルの支給しているワンピースの形をした寝間着の襟元から胸の谷間が覗いている。
パニーニャはまるきり悪びれない様子でこちらに向かって手を合わせてきた。
「ね、ちょっと怖い夢見ちゃってさ。一緒に寝かせてよ」
悪童のような誤魔化し笑いに、アルフォンスは初めてこの少女をぶん殴りたくなっていた。それも力一杯。
惚れた相手がその気もないのに夜中部屋に忍んでくるというのはあまりにタチの悪い冗談だった。
「部屋に戻るんだ。パニーニャ」
「どうしてよ」
「いいから!」
怒鳴ったとき、タイミング悪くばったりと目が合ってしまった。
彼女は一向に部屋を出ていこうとしなかった。捨てられた子犬のような目に、アルフォンスの
彼女に対する反発心はあっという間に萎えていった。
「……もういい」
ベッドから降りると掛け布団をパニーニャに押し付ける。
「ベッド使いなよ。ボクは床で寝る」
短く言うとパニーニャを今まで自分が寝ていたベッドに押しやる。その際背中を押す感触を
生々しく感じてしまい、アルフォンスは感覚があるという幸せも状況によりけりであることを
認識せざるを得なかった。それでも何とかその拷問に絶え、彼女に背中を向けてその場に
ごろりと横になる。彼はタンクトップとハーフパンツしか身に着けていなかった。肌寒かったし
床も硬かったが、手も出せないのに一緒のベッドで寝るよりは遥かに気が楽だった。
戸惑うような視線を背中に感じる。振り返ってはいけない──。アルフォンスは強く自分を
戒めた。後一度でも彼女の顔を見てしまったら、自分を押さえきれる自信が無かった。
雨の音が響いている。パニーニャはその場を動く様子がなかった。冷たくしすぎたかと
不安になってきた頃、足音と衣擦れの音が聞こえた。しかしそれはベッドに向かうのではなく、
こちらに向かって動いてきた。えっと思った瞬間、すぐ背後でかたんと膝を付く音が聞こえた。
「…ねえ、どうして怒ってるの?アル……」
これまで聞いたこともない不安げな声だった。
「あたし、何か悪いコトしたかなぁ……」
「……!」
自分の中の何かが怒りと共に爆発した。
気が付くと、アルフォンスは自分の下にパニーニャを組み敷いていた。床に倒れる音の一瞬
後に、パニーニャの髪が扇状に広がって彼女の輪郭を埋めた。あまりに無防備な表情。それを
真正面で見たときには、躊躇いも自制も吹き飛んでいた。
アルフォンスはパニーニャの唇を奪った。
「!んっ…」
パニーニャは驚き、逃げるように顔を背けようとするが、アルフォンスは彼女の顔に手をかけて
それを封じた。舌を絡め、歯という歯を蹂躙して貪るように口内を犯す。パニーニャの口元からは
受け止めきれない唾液が伝いあごを濡らしたが、アルフォンスは一向に唇を放す気配を見せなかった。
執拗な責めに、息継ぎをするのがやっとのパニーニャの身体からは徐々に力が抜けていった。
長い長いキスの後、アルフォンスはゆっくりと唇を放してパニーニャを見た。押さえ付けた手からの
抵抗はわずかだった。免疫のない彼女にとってはキスだけでも充分に抵抗力を奪うものになっていた。
アルフォンスはパニーニャを押さえ付けたまま身動きひとつしなかった。快感の名残が脳髄を支配し、
身体の芯にピリピリと残っていた。しかしそれと同時に氷水を頭から浴びせかけられたような恐怖が
湧き起こっていた。血の気の引いた身体の中で、口付けしていた唇と身体の中心だけが燃えるように熱かった。
パニーニャは呆然とアルフォンスを見上げていた。その表情に、アルフォンスは歯を食いしばった。
絶望と後悔の念が身体中を支配していった。のろのろとあごを掴んでいた手を外す。拳を握りしめて
アルフォンスは叫んだ。
「──こうなるって事、わからなかったわけじゃないだろ!?」
街角で三人のチンピラを相手にしていたときも。こうして夜、男の部屋に来たときも。
「なのにどうしてそんなに無防備なの!怖くないの!?傷付くのは君なのに──」
それが免罪符であるかのように、アルフォンスはあらん限りの怒りを吐き出した。それが彼女の為
なのか、彼女にこれ以上嫌われたくない自分の為なのか、もう解らなくなっていた。そして、泣きたい
気持ちになっていた。
「もっと、自分を大事にしてよ……」
こんなのは言い訳だ。言う資格のない台詞だと思った。今彼女を傷付けようとしているのは他ならぬ
自分自身だ。いや、違う。既に自分は彼女を傷付けた。それでも最後の期待を捨てきれずに彼女を押さえ
付け続けている自分が浅ましかった。
パニーニャは我を取り戻したように瞬きをした。アルフォンスは気まずくなって目を逸らした。そのため、
パニーニャの薄い唇が微かに動いたことに気づかなかった。
「怖かった」
声が聞こえてからはっとして視線を戻す。こちらを真っ直ぐ見ていたパニーニャと目が合った。
「怖かったんだよ、あの時だって。でも怖いと思うまで、あたしにはそれが怖いものかどうかわかんないんだ。
あんな事になるまで、自分がどうなるか、なんだか想像がつかないんだ。今だって……だから、今は
危険に鈍感な自分が一番怖い」
「……」
「夢」
「え?」
「あたしが列車事故で両足を無くしたって話したっけ」
アルフォンスは目を丸くした。
「……うん……ウィンリィから聞いた」
「嫌なこととか、怖いことがあるとね。時々見るんだ。両足が無かった頃のこと……楽しいこともあっても、
夢を見るときは嫌なことが優先されてしまうのが悲しかった」
「──」
アルフォンスは沈黙した。何か言わなければと思ったが言葉が出てこなかった。パニーニャの言葉に
自分自身の経験が重なった。
自分は眠ることも出来なかったから悪夢を見ることはなかったが、兄が時たまこんな雨の日にうなされて
いることがあった。心配になって揺り起こすと、兄は青ざめた顔で目を覚まし、その後は決まってこういった──
気にすんな、雨の日は機械鎧の継ぎ目が痛むだけだから。しかしうなされて切れ切れに聞こえる寝言に
「かあさん」という単語が混じっていたのを聞いてからは、その言葉はいかにも虚しいものに聞こえた。
身体を取り戻すと決めた後の自分達はひたすら前に進み続けた。前向きに行きようと必死になった。
怖いものも失うものも、もう何も無いと思った。それが錯覚であることはすぐに思い知ったが、それでも自分達に
とって最大の原動力であり、同時に最も心理的な重圧となってのしかかっていたものは、自分達の原点ともなった
幼い頃の一件だった。こうして身体を取り戻した今になっても、あの出来事は頭の中から離れない──おそらく
パニーニャにも同じ事が言えるのだろう。自分に最も影響を与えた恐ろしい出来事は容易にそれ以外のものへの
恐怖感を薄れさせる。自分にだって彼女のことは言えないのだ。実際兄と二人で、一番最初の過ちをあがなうために、
何度も死を覚悟するような危地に飛び込んでいったのだから。
兄だけがこの街へ来ないことは、兄とウィンリィと三人で話し合って決めた。理由はパニーニャがいることに
他ならない。腕と脚を取り戻した兄が何の前触れもなく、一生両足が戻ってくることのないパニーニャの前に
現れることは避けなければならなかった。エドワードは生まれた赤ん坊のことをとても気にしていたし、ウィンリィを
後見してくれたドミニクに対してもきちんと顔を見せて礼を言わなければならないこともわかっていた──意地っ張りな
兄は決して口には出さなかったけれど。そこでアルフォンスだけがここへ来た。折を見て、レコルト家の人々には
その事を話さなければならなかった。そしてパニーニャにも。
パニーニャには二度と会わないという選択肢も兄は提示したが、それに反対したのは他ならぬアルフォンスだった。
パニーニャはそんなに弱い子じゃないよ、そんな気の遣われかたをしたら彼女はきっと怒るだろう──そう言った。
ウィンリィもそれに加勢し、最終的には兄をしぶしぶながら納得させた。それは半分間違いで、半分は正解だったの
かもしれない。
彼女の一見したところの明るさと陽気さにすっかり騙され、表面しか見ていなかったのかもしれない。いくばくにも
ならない年頃に列車事故に遭い、両足を失い、ドミニクに出会うまで一人で生きてきたとなれば、トラウマにならない
方がおかしい。
それでも彼女は自分の人生の中のそれを肯定しようとしていた。そうなってしまったものは仕方ない、これから
どうするか、どんな行き方をするか。それに終始している目をしていた。やはり、自分達兄弟と同じように。
アルフォンスはその目に強く身体の芯を灼かれた。落ち着きかけていた鼓動がまた音を立てて早くなっていった。
「今日見たのがアルの夢なら良かったのにね」
「パニーニャ…」
パニーニャは肘をつくと上半身を起こした。顔が触れる寸前まで身を起こすと顔を上げて視線を合わせる。
「ねえアル、あたしのこと守ってくれる?もう怖い夢を見なくてすむように」
「──うん」
偽らざる本音だった。パニーニャはそれを見て安心したように微笑んだ。
「そう……良かった」
パニーニャはゆっくりと顔を近付け、アルフォンスにキスをした。唇だけのキス。頭が真っ白になる。
「……!」
これが女の子のキスなのだということを認識した瞬間、唇が離れていった。パニーニャは床に押さえ
付けられている右手を視線で指した。
「放して、ね。……逃げたりしないからさ」
一瞬、そのままの意味のその言葉を捉え損ねる。アルフォンスは正直戸惑った。嫌われたと思っていた。
「……いいの?」
「うん。アルなら」
緊張した面持ちでそれでも笑ってみせる。
「……あ、それとも、怖いとか?怖じ気づいた?」
それは彼女自身の気を紛らわすための軽口だったのだろうが、それが結果的にアルフォンスに
火を付けることになった。
「……っ!」
かっと頭に血が上る。そこまで言われては引き下がれない。
「途中で嫌だって言っても止めないからねっ!?」
ぱっと立ち上がると彼女を横抱きにしてひょいと持ち上げる。そのままベッドまで運んでいって
寝かせると、パニーニャは再び上半身を起こした。ぎこちない手つきで胸元のボタンに手を掛ける。
「待って。今、服脱ぐから……」
「いい」
否定の言葉をかけると、そのまま肩に手を掛けて押し倒す。どさりと音がした。パニーニャが目を丸くした。
「ボクが脱がせるから」
前開きのワンピースのボタンを外すと片手を滑り込ませ、その下の柔らかい膨らみに触れる。
(……うわ。女の人の胸ってこんな感じなんだ)
アルフォンスは猫が好きでよく撫でたり触ったりするが、その猫の肌みたいにふにゃふにゃしている。違うのは
皮だけがつまめる猫と違って、それ自体が柔らかいことだ。パニーニャの身体がぴくんと痙攣した。もう片手で
服をはだけさせると双丘が露わになる。
「パニーニャって胸、おっきいよね」
言いながら両手で触れる。パニーニャは顔を真っ赤にして目を逸らした。
「走るときとか、っ、ちょっと邪魔であんまり好きじゃないんだけど……」
「僕は好きだよ、大きい胸」
「んっ……!」
乳首に吸い付くと声があがった。恥ずかしげに身をよじるパニーニャを見て身体の中にともった灯が大きくなる。
乳首を舌の上で転がすように舐め、もう一方をつまんで捻る。嬌声に泣くような声が混じった。
「やだっ、そんなことされたらっ」
「こんな事で恥ずかしがってたら、最後まで行けないじゃないか。……訊くのが遅くなったけど、初めて?」
訊かれたパニーニャはちいさく頷く。アルフォンスは笑った。
「そっか。じゃ、パニーニャの初めての相手がボクって事になるんだ」
半ば予想できた答えだったが、やっぱり嬉しい。愛撫の手を休めずに会話をするとパニーニャの声は途切れ
途切れになる。
「っ……アルは、どうなのさ……」
「ボクもだよ」
なにしろ十歳を過ぎてすぐに鎧だけの身体になっていたのだから。そんな自分が、初めてなのに
やる(べき?)ことがわかるというのは、雑誌やら何やらでそっちの知識が手にいれやすいと言う
こともあるのだろうけど、やっぱり本能みたいなものがあるんだろうか──そんな事を考えながら
額にキスをしようとすると、貼ってあったままの絆創膏が邪魔だった。器用に歯でつまみ引き剥がすと、
かさぶたになった切り傷が現れる。ぺろりと舐めるとパニーニャがくすぐったそうに身じろぎした。
額、頬、鎖骨と順番にキスを落としていく。胸に触っていた手を下へ移動させると、またパニーニャの身体が跳ねた。
{お腹とか脇とか、意外に感じるんだ)
へえーと感心しながらさらにまさぐってみる。されている方はたまらないらしく、手を動かすたびにシーツを
強く握りしめて身体を震わせている。切なげな表情。パニーニャって普段は男の子っぽいけど、余裕無い
時ってちょっと可愛くなるよね……。そう思ってついにやにやしてしまう。見咎めたのか、パニーニャは涙目で
アルフォンスを見上げた。
「何、笑って……っ、ふあっ」
下腹を探ると彼女の言葉は途中で途切れてしまった。下まで続いているボタンを更に外しながら手を進ませる。
その先へ行くのには少しだけ勇気が要ったが、触れてみたい欲求の方が遥かに強かった。
「やあっ、ダメ、そこはダメっ!」
抗議の声を上げてこちらの手を止めようとするパニーニャの手を逆に掴みかえす。額が付くくらい顔を
近付けると、アルフォンスはわざとにっこり笑って見せた。
「嫌だって言ったってやめないよ。そう言ったでしょ?」
「っ……!」
恨めしげに見上げるパニーニャ。その隙にショーツの下へ手をもぐり込ませる。
くちゅ…
「ひゃあっ!?」
恥部に入り込んだ異物にパニーニャが可愛らしい悲鳴を上げた。指を入れた所からぬるぬるとした液体が
溢れ、指を動かすたびにその量は増えていくようだった。
「凄い、ほら……こんなに濡れてる」
「やぁ……!」
パニーニャは必死に掴まれている腕に逆にすがりついて耐えている。でもそれもしばらくの間だけで、次第に
身体から力が抜けていく。
「ふぁ、あっ、あ」
「気持ちいい?」
ん?規制?それにしても(・∀・)イイ!
>>826氏
乙です。乙です! 乙です!!
アル男前でパニーニャムチャ可愛いです!!
この調子で最後までおながいします!!!
>>834 はい、人大杉でうp遅くてすみません&有り難う御座います!
とりあえずここまでで。
(・∀・)イイ!
>>826氏 グジョーブ!
やっべチョト強引なアルが萌える!!
パニーニャもキャワ(・∀・)ユイ!!
続きを楽しみに待っとります!
このスレ来てからアルパニがかなりお気に入りになったよ。(・∀・)
あまりにバカップルなのでどんな感想が貰えるのか内心ひやひやしていましたが
いまのところ好意的なレスを頂けていて嬉しいです。有り難う御座います。
まだ誰もいないっぽいのでさっさと全部投下してしまおうと思います。なんか書き上がってるのに
お待たせするのも申し訳ないので……
「っ、あ、そんなこと……っ」
とろんとした瞳でそんな事言っても説得力がない。指を増やして激しく動かすと、びくびくと身体を震わせて
身体を仰け反らせた。
「あ、あ、あっ!」
ひときわ大きく一度身を震わせると指を締め付けて、パニーニャの全身から力が抜ける。指を抜いて
外気に晒すととろりとしたものが付いてきた。少し思案してから、思いきって口に入れてみる。形容しようのない
味が口の中に広がった。
「まずくはないよね。うん」
「ちょ、ちょっと……」
息を整えかけたパニーニャが顔を真っ赤にしてこちらを見ている。「何してんのよ」と言わんばかりの表情だ。
アルフォンスは「見たまんまだけど」という表情をつくって返す。
「もうちょっと舐めてみてもいい?」
「えっ……」
言うが早いか、アルフォンスは彼女の服を完全にはだけさせるとショーツに手を掛けた。咄嗟に止めようとする
パニーニャの手を押しのけ、ショーツを引き抜く。太腿を抱えて冷たい金属にキスをすると、感覚の無いはずの
パニーニャの脚が少し震えた。生身の脚と機械の足の継ぎ目にもキスをして、暖めるように掌でさする。足を
開かされた羞恥心からか、震えるパニーニャの声が聞こえた。
「やっ、アル、くすぐったいっ……」
「雨の日は痛むんでしょ?」
「う……うん……でも」
パニーニャのそれを見るのは初めてだけれど、兄の腕や脚ならよく見ていた。人間の身体にそうでないものを
くっつけてある、接合部分はいつも見ていて痛々しいと、そう思う。この痛々しさには何度見ても慣れない──
しかし同時に、この脚が彼女を救っている。だから、
「せめてこのくらい、してあげたい。いいだろ?」
頬を当てると冷たい脚に火照った頬が冷やされていく。いいよ、このくらいいくらでもあげる。ボクがパニーニャの
足を暖めてあげる。ボクの体温を全部あげてもいい。
開いた足の中心には花弁が花開いている。アルフォンスは躊躇いもせずそこに口づけた。
「っ!」
触覚が無くても神経は繋がっている機械鎧の脚は、跳ねるように動いてパニーニャが快感を感じていることを
伝えてきた。生暖かい舌で花びらを舐め、強く吸い上げる。そのたびに雨音に混じって、しかし雨音とは明らかに違う
卑猥な音が響いた。
「はん、あ!やあぁ、あっ」
「ん……パニーニャ、可愛い……」
脚を撫でながらさらに何度か口付けする。パニーニャの声と反応が楽しくて、色んな所を舐めたり、時々指を使って
蜜の溢れる割れ目を押し広げたりした。割れ目の上の突起を指で摘んで皮を剥ぎ取ると、その下の赤く充血した
ものが空気にさらされる。その刺激にパニーニャの腰がびくんと浮いた。
「な、何っ……!?」
「こうすると、もっと気持ちいいんでしょ?確か」
「あっ、待って……あぁああっ!?」
敏感さを増した突起を指で摘んで擦るように動かし、反論を封じる。パニーニャは狂ったように上擦った声を上げ
続けた。耐えきれない快感の波を、身をよじらせシーツを握りしめることで何とかやり過ごそうとしている。そんな乱れた
彼女さえも可愛いと思う──いや、乱れているから可愛いのか。もっと声を上げさせたい、乱れさせたい、無意識の
嗜虐心がちらちらと顔を覗かせる。柔らかい秘裂に再び指を差し入れて動かすと、パニーニャはもう殆ど身動きの
とれない身体をわずかに痙攣させるだけだった。
「っ……!アルっ……あたし、もう……」
その声に、視線をパニーニャの顔に戻す。彼女は受け止めきれないほどの快感で朦朧としているようだった。顔を
近付けてみると、彼女はふっと我にかえったように瞬きした。
その唇が微かに動いた。
「ありがと……アル」
その一言に、欲望に溺れかけたアルフォンスの意識が引き戻される。身体に残る余韻に身を震わせながらも、
パニーニャははっきりと自我を保っていた。アルフォンスの頬に手を添えて囁く。
「あたしの脚まで愛してくれて……」
「……パニーニャ」
たしかに脚を失うことがなければどんなに良かったかもしれない。未だに自分の足で走り回ることも出来たかも
しれない。しかし、彼女は未だに一人だったかもしれない。ドミニクやリドルやサテラ、あるいはエドワードやアルフォンス、
ウィンリィ、その中の誰一人にも出会っていなかったかもしれない。
彼女にとって機械鎧とは失った脚を思い出させる辛い存在ではなく、むしろこれらの人々と巡り合わせてくれた
大切な身体の一部だった。彼女が抱えている辛さは脚が無く、助けもなく、たった一人でいた頃の思い出だった。
そこから救い出してくれた機械鎧は、どれだけ痛々しく見えても、彼女にとっては愛するものだったのだろう。
「アル……大好きだよ、アル」
「ボクだって……」
三度、キスをする。今度はおずおずと彼女の方から舌を絡めてくる──主導権を奪ってしまいたい衝動に駆られるが、
敢えてリードされるままにしてみる。舌の動きがリアルにわかる。するよりされる方がずっと感じるかも知れない……。
パニーニャのことを可愛いと思うと同時に、その刺激は今のアルフォンスにとってはあまりに中途半端だった。その
気持ちを読んだかのように、突然パニーニャが唇を離した。
「……アルも、気持ちよくなりたいんじゃないの?」
「え、うん……でも」
正直に頷くが、同時に少し口ごもる。
「女の子の初めてって、痛いだけなんでしょ?」
「うん……そう言うね」
「だったら」
「アル。アルの気持ちは嬉しいけど」
アルフォンスの言葉を遮ってパニーニャは言った。
「折角こういう仲になれたのに、あたしばっかりして貰うのは不公平だよ」
額をくっつけて喋る。甘い息がアルフォンスを刺激した。
「あたしに痛い思いさせるのが嫌なら、痛くなくなるまで付き合ってよ。ね?」
「……それって、またしてくれるってこと?」
「当たり前でしょ」
恥ずかしそうに、それでもはっきりと口にする。アルフォンスは意を決した。
「うん…わかった」
体を離すと、身に着けているわずかな服を一息に脱ぎ捨てる。下半身は自分でも信じられないほどに硬く膨れ
あがっていて痛いほどだった。彼女をぎゅっと抱き締めると呟く。
「いくよ」
「うん……」
パニーニャが静かに目を閉じた。アルフォンスは開きかけた入り口に先端を当て、行き来させて蜜を塗りつける。
それからゆっくりとあてがい、挿入を始めた。
先端が秘所に飲み込まれる。それだけで全身に甘い痺れが走った。
「んっ……!」
パニーニャの吐息が聞こえた。
最初は狭くてとても入りそうにないと思っていたが、前戯を充分行った所為か、溢れる愛液に思ったよりずっと
スムーズに入って行く。しかし同時に強い力に締め付けられ、今にも押し負けそうだった。きつさに顔をしかめながら、
それでも腰を沈めていく。
パニーニャは必死に声を押し殺していたが、それでも完全に押さえきれていなかった。一度動きを止め、もう一度
入れ始めるとそれを境に、小さな悲鳴と共に大きく喘ぎ始める。
「つっ、アル、アルっ」
パニーニャの両手がアルフォンスを求めて伸ばされる。アルフォンスはその手を取ると自分の背中に導いた。
回された手はしっかりとアルフォンスを抱き締めて放さなくなった。少しずつ深く入れていくたびに背中の爪痕が
増えていった。
難儀しながらもどうにか挿入を全部終えた時、パニーニャはまだアルフォンスの首にかじりついたまま動かなかった。
とても一気に貫くなんて出来なかったが、もしかしたらそっちの方が彼女にとっては痛くなかったんだろうかと不安になった。
「パニーニャ、大丈夫?」
「あ……はぁ……」
荒い息を付くパニーニャに声を掛ける。痛みを紛らわしてやれないだろうかと耳たぶを舐めてみると、パニーニャが
ぴくんと反応した。うっすらと目を開ける。
「うん……大丈夫……」
「動いてもいい?」
「……まだ、ちょっと……」
「わかった。待つ」
「ありがと……」
ほっとした表情が余裕の無さを示している。本当はすぐにでも動きたかったのだがこらえた。ゆっくりと背中をさすって
やると、それに反応したのかパニーニャはようやく固く組んだ腕を解いた。彼女の上半身を静かにベッドに寝かせる。
そこまでしてやっとアルフォンスも息を付いた。
暫くすると落ち着いてきたのか、パニーニャの息が穏やかになってきた。髪を梳いてやるとその手を彼女の手が取る。
その両手はアルフォンスの手をぎゅっと握りしめてきた。
潤んだ瞳。どうしようもなく可愛いと思った。
「もういいよ……アルの好きなように、して」
「……」
アルフォンスは大きく息を吐いた。パニーニャとは逆に自分の息が荒くなってきているのを嫌と言うほど感じる。ここまで、
これ程パニーニャを傷付けないよう気を付け続けてきたのに、ここからの自分の行動は間違いなくその労力を全て
泡に返す。そのくらい自分の内で大きくなってきた衝動は激しく、また抑えがたかった。自分が劣情を持っていることは
認めていたつもりだったのに、いざこうなった時それがこんなに自分を占めてしまうものだなんて思ってもいなかった。
情けないと思う。パニーニャが許してくれるだろうことはわかっていたけれど。
手をぐっと握り返す。自分を抑えることに全神経を集中しているアルフォンスの、それは謝罪の印だった。彼女は解って
くれただろうか──その思いを最後に、アルフォンスは辛うじて握りしめていたひとかけらの理性を手放した。
「……っ!?」
パニーニャは突如襲ってきた痛みに身を震わせた。彼女の中を容赦なく引き裂くような激痛は、間違いなくアルフォンスの
激しい動きによって起こるものだった。
「っ、あ!ああ、あっ!!」
「痛い」という単語は辛うじて飲み込んだものの、思わず悲鳴を上げる。しかしアルフォンスの動きは止まらなかった。
彼の一番奥底の何かのたがが外れたように、ただひたすら突き上げてくる。その度に肌と肌のぶつかり合う音が
繰り返され、意志に反して身体が持ち上げられた。ぼろぼろと涙をこぼしながら、パニーニャはアルフォンスの腕に
しがみついて必死に痛みを堪え続けた。
「はっ、あ!……っ!──」
痛みが続き過ぎて熱さに変わり始める。朦朧とした瞳でアルフォンスを見上げると、眉をひそめ息を荒らげて、一心
不乱に行為に没頭していた。
気持ち、いいの──?
それまでの自分と似ているだろうと思える表情を浮かべているアルフォンスを見てパニーニャは思った。絶対的な
快感に抗おうとしても抗えない、そんな業を感じる。今している行為には邪魔だろうに、パニーニャの頭の横に付いた
両手に彼女がすがっても、はねのけたりしない。
大丈夫だ、彼は快感の中でもあたしを愛してくれている。それを感じ取った瞬間、パニーニャは言い様のない昂揚を
感じた。その瞬間から突き上げられるそれに痛みとは別の何かが混じる。
「っ、あ……ふあ……!?」
痛いだけだった今までとは違う声が口をついて出る。何これ、痛いはずなのに……そう思ってもその声は抑えきれずに
唇から漏れ続けた。突かれている奥のもっと奥が熱を帯びて、その声を出させている。パニーニャはいつしか
苦痛だけでなく、今の肉体からはまだ感じられないはずの快感を享受していた。
「アル!アル……っ」
無意識のうちに名前を呼ぶ。もう一度アルフォンスの背中に、脇の下から手を回す。更に激しく突き上げられるが、
それ以上に新しく生まれた快感をもっと感じたかった。あたしはアルが好き。アルもあたしを好きでいてくれている──
その感覚が彼女に痛みを越えた何かを与えていた。
「っ……!パニーニャっ!」
アルフォンスも片手をこちらの背中に回して応えてくる。気が遠くなっていく中で触れ合った肌だけを拠り所にして、
パニーニャは痛みと快感に耐え続けた。アルが気持ちいいなら、こんなのいくらでも我慢できる。そう思ってしっかりと
アルフォンスを抱き締めた。
何度も何度も背中を反り返らせ、その度に張り裂けそうな、そのくせぬるぬるとした下半身の動きと水音が、わずかに
残った羞恥を呼び覚ました。今にも力の抜けてしまいそうな身体はがくがくと震えながらアルフォンスの動きを
受け入れている。声はもう声にならず、吐息としてアルフォンスの肌を叩くだけになっていた。
「──!────……っ!」
ひときわ強く突き上げられた瞬間、びくんと全身を強張らせ、パニーニャは声もなく慟哭した。頭の中が真っ白に
塗りつぶされる。急速に意識が遠ざかった。
アルフォンスに触れている身体の感覚を最後に、パニーニャはすっと目を閉じた。
雨足が遠のいていく頃には、少年と少女は身を寄せ合い、静かにベッドに横たわっている。しかしまだ眠っては
いなかった。
アルフォンスは長い長い話を終えた。恐る恐る尋ねる。
「……怒った?」
「怒った」
「あ、やっぱり」
パニーニャはすっと目を細めるとおもむろにアルのほっぺたをつねる。
「あたしを舐めてるね、あの豆坊っちゃんは」
「ひてててて。痛ひ痛ひ」
抗議の声にアルフォンスの頬を解放する。元々強くつねっていたわけではなかったのでアルフォンスは少し頬を
さすっただけですぐに弁解の言葉を口にした。
「兄さんはよくよく自分を基準にして物事を考える傾向があるから……でも、パニーニャのを思ってのことなんだよ」
「わかってる……でも」
パニーニャはアルフォンスの手をぎゅっと握った。握った手は心なしか震えていた。
「アルたちの苦労を、あたしはもしかしたら一生知らなかったんじゃないかって事の方が怖い」
「……」
「良かったね……本当に良かった。あたしは前のアルも好きだったけど、アルが本当に望んでいた事が叶ったんなら
それが一番嬉しい」
パニーニャのそのたった一言が、自分の全てを受け入れてくれる証拠になっていた。アルフォンスは手を握り返した。
パニーニャはくすぐったそうに笑って言った。
「道理で。なんか親近感あったんだよね、エドって。何ていうの?からかいたくなるっていうか」
「それって兄さんの方はいやがりそうな親近感だなあ」
そう言って笑うアルフォンスの顔を見て、パニーニャはふと不安げな表情をした。
「……アルがあたしのこと好きになってくれたのもエドの所為かな?」
「……」
アルフォンスはゆっくりと、正直に言葉を紡いだ。
「……最初はそうだったのかも知れない。ボクは昔から兄さんといつも一緒だったから。でも、今は自分の中で
はっきりしてる。パニーニャと兄さんは違うし、一緒にするつもりもない」
「安心した。あたしも白状するとさ」
パニーニャは照れたように頬を掻いた。
「ドミニクさんのこと、ちょっとだけ好きだったんだ」
「うん……なんとなくわかってた」
アルフォンスは厳めしい顔を思い出し思わず苦笑した。
「そうするとボクの恋敵がドミニクさんってことになるのか。なんか複雑だなあ」
「なら、あたしのライバルはエドだ。いつかの決着、サシでちゃんと付けないと」
「……そのいつかのことを思い返してみるに、兄さん勝てそうに無いなあ」
「だからってあたしは手加減しないよ。奪ってあげる、アルのこと。エドからさ」
パニーニャは何のてらいもない笑顔を見せた。アルフォンスは彼女の胸のつかえを取り払ってあげられたような
気がして、たまらず微笑んだ。
「じゃあボク、ウィンリィに機械鎧の整備くらいは習ってみようかな」
その言葉の意味がわからず不思議そうな顔をしたパニーニャにアルフォンスは告げた。
「ドミニクさんから、パニーニャを奪えるように」
おわりです。こんな読みにくくて長い文章にお付き合い下さった方々、ホントに有り難う御座いました…
可愛いとかイイとか萌えたとか、嬉しいレスばっかりでありがたいのなんのって。ナムナム
>>837 入れてるんですが、単に私の投稿がのろいんです……・゚・(ノД`)・゚・
ところでエロ無しのロアマーは書いてあるんですが需要ありますでしょうか……
ぐぐぐグッジョブ!!(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア >843
もう最初からもう一度一気に読み返してしまいましたハァハァ
アルカッコえぇ……
>エロ無しのロアマー
щ(゚Д゚щ) カモーン
(・∀・)イイ!
アルパニってどうかなと思ってたんですけど、
(・∀・)イイ!
>エロ無しのロアマー
щ(´∀`щ) カモォォォォォンヌ
うぐあああああああ!!
グリードと同じぐらい萌え死なせて頂きました!!
大変お疲れさまでした!!(*´Д`)ハァハァ
ロアマーも待っています!!щ(゚Д゚щ) カモーン
>>843氏
良かったー! 萌えっつーか、むしろ感動したYO!
>「あたしの脚まで愛してくれて……」
特にここ!読んでいてぐっときました。
>>826-の前半はアルに萌えたけど、
>>840-の後半はパニーニャに萌えた。(・∀・)b★ 大満足です!
>アルパニ・純愛系 作者様
ネ申 !! あんたは神だ!!
ええもん読ませていただきました。萌え死ぬ…
前あった幼馴染み3Pみたいなのキボーン
ロイアイハボの神よ…どうか続きを…
ロイアイハボどーなったんだろう、確かに気になるな。
858 :
名無しさん@ピンキー:04/05/21 03:48 ID:jUpFkSFL
age
ロイアイバボと熱視線の続きが非常に待ち遠しい…
>ロイアイバボ
スマン。「ハボ」の間違い_| ̄|○
これじゃバレーボールのバボちゃんになってしまう。
>860
ブルマでバレーボールをする鷹の目が脳内錬成されました。
>860
ビキニの水着でビーチバレーをする鷹の目&タンキニのシェスカが脳内練成されますた。
>>862 そこにロス少尉も混ぜてくれ(*´Д`)ハァハァ
漏れに絵心さえあれば、脳内だけでなく練成できる物をっ!_| ̄|○
865 :
ロアマー:04/05/21 22:11 ID:+ij/t22f
>>863 ロス少尉スキダー! (;´Д`)ハァハァ
個人的には地味なワンピだったら萌える。
それはともかく、アルパニに感想下さった方有り難う御座いました!ここいい人多い……・゚・(ノД`)・゚・
萌えていただけたなら書いた甲斐があります。というかホントに嬉しいレスが多かったです。有り難う御座いました。
>>SS保管庫管理人様
いつもSS格納お疲れさまです&乙です。自分の拙い作品も入れていただいて有り難う御座います。
ところでその拙作のタイトルなのですが、「アルパニ・純愛系」だと誤解を招くことに(今更)気が付きました…
タイトルを「元に戻れた(仮定)アル×パニーニャ」に変更していただけないでしょうか。すみません何にも考えて無くて。
ところで全然空気読めてないんですが、ロアマー持ってきました。スイマセンチョットロアマートウカシマスヨ・・・
エロくなくてすいません。つかこれからはエロくないものはできるだけ出さないようにしますね…スレ違いだし。
上の方でドルマーも書いたのですがそちらとは全く関係ないっつーかまあパロディ万歳って事で。
例によって苦手な方は華麗にスルーしてください。
866 :
ロアマー:04/05/21 22:14 ID:+ij/t22f
「地に這った時点で負け。無論、どちらかが勝つまで戦る。いいな?」
「お……応ッ!」
「……」
マーテルは路地裏の端の木箱に座り頬杖を付いて動向を見守っていた。
一体何の動向かといえば、グリードから少しは体を鍛えろと言い渡されたデビルズネストの荒くれ者たちのそれである。
人数五名、いずれも獲物は持たない。対するは彼等の修練相手を引き受けたロア只一人。こちらは彼の最も得意とする
槌を手にしている。
尤も、そんなものが無くても彼には関係ないだろう、と思う。そして対峙する者達もそれを知っている。
「来ないのか」
低く響く声。
ゆっくりと一歩、前に出る。足元で塵が薄い煙になって浮き上がるように流れた。
「ならばこちらから行くぞ」
左手に持つ槌をぐるりと一回転させる。ぶん、と風を切る音が重く響いてきた。
ロアの人並み外れた巨体がその体長の半分ほどもある槌を振り回す。それだけで気圧されそうなものだが、果敢にも
一人が飛び込んでいく。マーテルの目から見る限り、リーチの長い武器につきものの隙を読もうとしたようだった。目の
付け所は悪くない。だが、
(踏み込むタイミングが遅すぎる。あれじゃロアの思うつぼだわ)
何故ロアが左手で槌を持っているか考えなかったのだろうか?
果たしてロアは四分の三回転させたところで急に槌に制動をかけた。槌の部分を右手で受け止めそれを制動とし、柄の
方を前へと押し出す。体位を沈め、ぐっと右掌を押し出せば、後は左掌で狙いを付けるだけだ。但しこれは実戦ではない
から、ロアには只一点を正確に狙い打ちするだけの技量が必要になってくる。
かくして柄は見事に一人目のシャツの襟足を引っかけた。
「うおっ!?」
悲鳴が尾を引いて遠ざかっていく。一人目は一人目に続いて飛びかかってきた二人目を巻き込み揃って派手に転倒
した。
柄を引くと更に半回転。槌は今度は本来の使われかたをした。
867 :
ロアマー:04/05/21 22:16 ID:+ij/t22f
ズドン!
勢いの乗った槌は向かってきた三人目の鼻の頭をかすめると、足元すれすれを打ち抜いた。そのまま踏み込んで
いれば即死であったろう。男は勿論立ち止まってかわしている。しかしその立ち止まりかたは計算された上のものでなく
単に危険だと判断して立ち止まったものでしかなかったから、すぐにロアに隙を突かれることになった。
ロアは決して素早い方ではない。だからこそ計算された戦い方をする。
その瞬間を待っていたかのように槌がロアの手を放れ、あっさりと間を詰めてきたロアによって、三人目は空高く放り
投げられた。マーテルは放物線を目で追った。まあ、あいつは身軽な方だし、死にゃしないでしょう。そう思っているうちに
目の前がまたばたばたと騒がしくなった。ロアは四人目の右拳を真正面から受け止めている。思い切り殴りかかってきた
四人目は大きな掌に拳を掴み取られ身動きが出来なくなった。左手でも攻撃を加えているが、利き腕でない、しかも
右手を掴まれている状態でどの程度もダメージを与えられていない。実際ロアの視線はもう四人目を見てはいなかった。
五人目の拳をもう一方の手で捌くが、両手対片手で少々分が悪い。わずかずつ後退しながら捌いていく。四人目がどう
にか出来そうなものだが、如何せん体格差が激しい。抵抗できずに引きずられていく。
そうこうしているうちに頼みの綱の五人目も同様に腕を取られてしまった。ぐん、と腕を引っ張り上げられ、二人の男は
悲鳴を上げた。そのまま二人とも身体から地面に投げ出される。
汗ひとつかかずに一連の行動を終えた大男は嘆くように頭を振った。
「お前たち……精進が足りんぞ」
「は、はぁ」
「ロアさんが強すぎるっスよ」
のそのそと立ち上がる男たち。先程放り投げられた三人目の男も大した怪我もなかったようで、ひょこっと姿を現す。
全員が戻ってきたのを確かめるとロアはすっと掌を上に右手を上げ、揃えた親指以外の四本の指をくい、くいと手前に
動かす。即ち、
「よし、お前たち、もう一度だ」
ひー、お許しを、と逃げ出そうとする数人の襟首を捕まえているロアを見て、マーテルは久しぶりに自分の中の血が
騒ぎ出すのを感じた。ロアとはあまり手を合わせたことはないが、いい勝負になりそうだと感じる。
「ロア」
868 :
ロアマー:04/05/21 22:20 ID:+ij/t22f
「? 何だ」
「あたしも混ぜてよ」
言うが早いかとんと地面を蹴って真正面から飛び掛かっていく。ロアは咄嗟に男たちを解放し身構えたが、マーテルの
その動きはフェイントだった。ロアの目前で左足で地面を大きく蹴って方向を変え大きく体を沈めると、全身をバネのように
たわませ、伸び上がりながら手刀を放つ。身構えてしまったロアにとっては左下からの最も避けにくい位置からの攻撃。
「ぬ……!」
ロアの表情に初めて動揺が現れた。手刀は腕でまともに受けるより手で逸らしながら受けた方がずっとダメージが少ない。
しかし位置的に左掌で受けるのは難しい。咄嗟に右手を左脇まで出張させて防ぐ。その為ロアは非常に不自然な体勢に
なり、即座に次のモーションに移れなくなる。やむなく身を退こうとするが、マーテルはそれを許さなかった。
手刀を受けた右掌に予想された鋭い指と爪の感触は無かった。代わりにその位置からすべるように肌と肌の合わさって
いく感触。
「!」
マーテルの左腕がしなやかに曲がってロアの右腕に巻き付いていった。ロアはパワーに任せて右腕を引く。ロア自身、
りと張り付いてくる。右腕を上に引き上げ左手で彼女を引き剥がそうとした時、その左腕にもまたマーテルのもう一方の
腕が絡みついてきた。その次の瞬間には、マーテルは既に目の前から消えていた。ロアの頭上を黒い影がすっと通り
過ぎていった。慌てて身体を捻り、倒れ込まないようにする。マーテルはロアの背後を取ろうとしたのだ。
マーテルはやはり力に任せて無理に投げるようなことはしなかった。してやったり、という笑みが彼女の唇を彩った。
完全にロアに絡みついた身体を捻る──勿論、ロアが身体を捻った、更にその方向に。
轟音が響いた。ロアの巨体が倒れる音だった。ロアにのされた男たちは唖然としてそれを見守った。
腕を絡めたままロアを組み敷いたマーテルは勝利の笑みを浮かべた。
「あたしの勝ちね」
「……わかった。負けを認める」
「よろしい」
敗北宣言に満足そうに頷く。
「あなた力も強いし頭もいいのに、いざとなると隙だらけなのよ」
869 :
ロアマー:04/05/21 22:21 ID:+ij/t22f
「むぅ……」
拘束され仰向けに倒れたまま渋い顔で唸るロア。その胸の上にちょこんと乗り掛かったまま、マーテルはふと真顔に
なった。普段は穏やかで人の良いロアの性質がグリードに目をかけられ信頼されていると同時に、戦闘に於いてはそれが
マイナスに働きかねないのではないか。いつかグリードの許、自分達日陰者が陽の光を求めて起った時、その性質は
致命傷になりかねないのではないか。
「──ホント、心配だわ」
ぐいと身を前に乗り出すと、そのまま身体を前に倒すように沈める。
「……」
ロアは細い目を精一杯丸くした。後ろでは目撃した男たちがパニックに陥っている。
ロアの唇を奪ったマーテルは、まるで何事もなかったかのように身を起こしロアを解放した。
「あまり心配させないでよ。ね?」
ロアは動かなかった。マーテルが悠々と立ち去った後、自分が薙ぎ倒した男たちに助け起こされるまで、ぽかんとしたまま
空を見て呆けているしか出来なかったのだ。
以上です。
>>865氏
グッジョブです!!!
なんかロアがおっさんの割に初々しいですな。
そんなおっさんを振り回すマーテルにも萌えでした。
またいつでも投下して下さい。
「エロ無しはダメ」なんて一言も書いていないですし。
それよか明日の放送休止は辛い……これで全49話になるのか? iii_/ ̄|○iii
>>865神
いいのだよいいのだよ
萌えられたらなんでもいいのだよ
872 :
ロアマー:04/05/21 23:54 ID:+ij/t22f
早速ふたつも感想が…アリガトウゴザイマスー!(小躍り
他のスレなんですが「例えカプものでもエロがなければ板違い」というスレもありましたのでちょっと気になってたたんですが
安心しました…スレによっても結構違いますね。勿論、出来るだけエロあった方が良いということは忘れずにいようと思いますが。
それでええと投稿したばかりで何なのですが
>>868の途中が二行ばかり抜けておりました…ごめんなさいバカです(´・ω・`)
下が訂正済みです。容量足りないので頭の方削ります…スイマセン
「!」
マーテルの左腕がしなやかに曲がってロアの右腕に巻き付いていった。ロアはパワーに任せて右腕を引く。ロア自身、
マーテルに力技は通用しないことを知っていたのだが、とにかく体勢を立て直さなければならない。
しかしそうして一旦受け身に回ってしまったことが敗因となった。案の定マーテルは引かれる力に逆らわずロアに
ぴったりと張り付いてくる。右腕を上に引き上げ左手で彼女を引き剥がそうとした時、その左腕にもまたマーテルの
もう一方の腕が絡みついてきた。その次の瞬間には、マーテルは既に目の前から消えていた。ロアの頭上を黒い影が
すっと通り過ぎていった。慌てて身体を捻り、倒れ込まないようにする。マーテルはロアの背後を取ろうとしたのだ。
マーテルはやはり力に任せて無理に投げるようなことはしなかった。してやったり、という笑みが彼女の唇を彩った。
完全にロアに絡みついた身体を捻る──勿論、ロアが身体を捻った、更にその方向に。
轟音が響いた。ロアの巨体が倒れる音だった。ロアにこてんぱんにのされた男たちは唖然としてそれを見守った。
腕を絡めたままロアを組み敷いたマーテルは勝利の笑みを浮かべた。
「あたしの勝ちね」
「……わかった。負けを認める」
「よろしい」
敗北宣言に満足そうに頷く。
「あなた力も強いし頭もいいのに、いざとなると隙だらけなのよ」
>>824 こんなんでええんか?
ライラ「あのー、ヨキ様。この衣装はなんですか?」
ヨキ「シンの商人が置いていったKIMONOというドレスだ」
ライラ「KIMONO…ですか」
ヨキ「よく似合っているぞ、ライラ」
ライラ「ありがとうございます(ペコリ」
ヨキ「しかし、そのペンダントはいかんな。私に貸しなさい」
ライラ「はぁ…。これでいいですか?」
ヨキ「うむ。ところで、言ったとおり下着は?」
ライラ「つけていません。あの、本当に下着はつけなくていいんですか?」
ヨキ「では、始めるとするか」
ライラ「?」
おもむろに、ライラの帯を掴むヨキ。
ヨキ「よいではないか!よいではないか!よいではないか!!!」
ライラ「あーれーーーッ!!!」
くるくる回って、絨毯の上に着物の前をはだけて倒れるライラ。
ヨキ「うほっ、いい眺め!」
ライラ「きゃあッ! 何するんです、ヨキ様、やめてッ!」
ヨキ「やはり若い娘のおっぱいはええのう(ベーロベーロ」
ライラ「ああっ、やめてくださいッ!」
ヨキ「誰がおまえに糞高い研究費を出してやってると思ってるんだ?ぁん?」
ライラ「だから、私は錬金術師としてヨキ様にお仕え…あッああん…」
ヨキ「ふん、錬成陣ペンダントがない今のおまえに何ができる」
ライラ「ハッ、しまった!」
ヨキ「ククク…。錬金術師と言っても女。もうこんなに濡らしてやがる(クチュクチュ」
ライラ「ううう…」
ヨキ「なぁに、悪いようにはせん。お互い楽しもうではないか(ヌロン…ヌチッ…」
ライラ「ヒイッ! キモッ!!」
ヨキ「なんだと、わしの可愛い息子の何処がキモイんだ? ああん?(ズップリ」
ライラ「嫌ぁッ! 汚いの入れないで! 抜いてエ!」
ヨキ「はいはい、言われなくても抜かせて貰いますよっと(グッチョヌッチョグッチョヌッチョ」
ライラ「クッ…の……ンッ…あふ……」
ヨキ「自分でクリを弄って。とても嫌がってるようには見えないがね(グッチョンヌッチョン」
ライラ「うう…」
床に体液で錬成陣を描くライラ。金槌を錬成して握りしめる。
ヨキ「ああーいいよぉーライラーいくよぉーいっちゃうよぉー…」
ライラ「いいかげんにしろ!エロ親父がぁ!(殴打」
ヨキ「「……ガッ!!」
…(-人-)
|∀・)ノミ 逃げろっ!!
禿ワラ!!
これがライラのヨキへの縁切りの真相って訳ですな。
これじゃーダンテばーちゃんのような常識人の所に仕えりゃすぐに性格180度変わっちゃう気がするな
もういっその事リザ×ウィンなどの百合エロをキボンヌする
ロイアイ投下途中作品の投下をお待ちしています
職人の皆さん頑張ってください
>アルパニ・ロアマー作者様
すすすすさマジモエ氏にますた!!;
ナンか禿しく開眼させられますた〜
そんなワケで、アルパニ絵投下させて頂きたく…
その折はよろすこです。
>878
アホかここはエロパロスレだ
勝手に描きたきゃ半角スレにでも行けよ
ついでにそんな厨絵なんて目に入れなくて済むしなw
次スレに移ってしまうまでに終わらせようと思います。
なんか、中途半端な感じでなんですが。
これで終わりですので、どうぞよろしくお願いいたします。
リザは息を深く吸い、言葉と共に吐き出した。
「私は……あの男にあなたを殺すよう命じられていました……。でも、私には出来なかった……! こんな事、初めてで……。いつもあの男の言葉は私にとって絶対で、逆らう事なんて考えもしないで……でも、あなただけは……。私は……私はあなたの事を……」
次の言葉は、ロイの唇によって塞がれ声になることはなかった。
強く、押しつけられた唇は一瞬で離れる。驚きに目を見開いたままのリザに、ロイは優しく笑うと再び口づけた。
「ん……っ」
触れた唇から、ロイの舌が侵入してくる。深く、息すら奪う口づけに目眩を覚えた。ロイはそんな口づけを何度も繰り返しながらリザの体中の力と思考能力をも奪い、そのままベッドに組み敷いた。
「……私も君と同じだ。君に興味を持った。もっと知りたいと思う」
「あ……な、何故……?」
ロイの唇がリザの耳元に寄せられ、熱い息と共に言葉を紡ぐ。そしてリザの問いかけには、小さく「さぁ」と答えた。そのまま耳に口づけ軽く甘噛みをすると、ピクリ、とリザの体が反応する。
「……明日、東方司令部の上役に君を私の部下として迎え入れたいと願い出るつもりだ」
「えっ?」
突拍子もないロイの言葉に、リザは驚きの声を上げた。ロイはただ薄く笑みを返し、首筋に口づけ手をリザのシャツの中へ滑り込ませた。
「しょ……少佐、戯れなら止めてください!」
リザは慌ててロイの手を掴んでそれ以上の進入を拒んだ。
「戯れなんかじゃない。君の事をもっとよく知りたい、そう言っただろう? 体を繋げば少しでも君の事が分かるなんて実に短絡的思考ではあるが。……イヤならそう言いたまえ」
ロイは、そうきっぱりと言い放つ。リザを見つめるその『蒼い焔』を宿した目に魅入られて、動きが止まってしまった。
拒む手を擦り抜けて、ロイの手はリザの胸に至る。優しく片方の手で背を撫でながら、器用にシャツの上からブラのホックをハズした。その間も、唇や首、頬などにキスを降らせる。それはまるでキスの雨。優しく、時折強く。
「あ……んっ、少佐……」
鎖骨に口づけながら、シャツのボタンを口で外していく。先に胸に至った手は優しくその形を確かめるよう動き、頂を指の腹で撫でた。
「はぁっ、あん……っ」
頂に触れられると、電気が走ったような感覚が体中を突き抜ける。ロイは思った以上に抵抗もしないリザに拍子抜けをしたのか、動きを止めた。もちろん、抵抗しないに越したことはないのだが。
「……抵抗しないのかね? これは強制ではない。イヤならそう言ってもいいんだ」
「ん、はっ……だって、イヤじゃ……ないから……。私も少佐の事をもっとよく……知りたいと思っていますから……」
とぎれとぎれ、リザはそう言うと恥ずかしいのか顔を背けた。いざ、そう言われるとやはり嬉しい気持ちがあるのだろうか。ロイは心からの笑みを浮かべると、リザのシャツのボタンをすべて外し、素肌を曝した。そして、胸の頂を口に含み丁寧に愛撫をする。
「んっ、ふ……はぁん、あ……っ」
「感度がいいんだな。――初めてか?」
「――……」
ロイの言葉に、一瞬でリザの表情が変わる。その表情で、ロイは察しがついた。
「――底意地の悪い質問だった、すまない」
「いいえ……私の事を知りたいと思って聞いてくださった事でしょう? お察しの通りです。私はあの男の命令には絶対でしたから……」
当然だ、リザは自分の虚栄心のために殺人をさせるような男の下にいたのだ。きっと、そのために自分の身体を贄とすることだってあったに違いない。そう思うと、ロイの中でもういない男に対して怒りが沸き上がる。
「……軽蔑しますか?」
「いいや」
その話題をかき消すかの様に、ロイは止めていた愛撫の手を再び動かし始めた。胸を揉みしだき、頂を口や指で十分に弄ぶ。
「ん、ああっ、あ……ぅん」
胸への愛撫だけで白い肌は上気し、薄いピンク色に染まっていく。柔らかな流線でできた身体は、ロイの愛撫に反応してしなる。下着も全て取り去り、リザを一糸纏わぬ姿にしそっと太股を撫で上げた。
「ああんっ、あ……ふ、ぅ……んあ」
「凄く濡れてる。綺麗だ」
「い、や……っ、ああっ!」
軽々と足を広げさせ、内股に強く口づけ赤い跡をつけると、リザの濡れた秘所へと触れた。充血し膨らんだ花芯を舐め、唇で軽く噛み、また強く吸った。
「ひっ、ああっ……! やぁ……あっん」
また自ずと開いた花びらをも丁寧に舐め、蜜を生み出す泉の中へも舌を進入させた。ぴちゃぴちゃと淫猥な水音を立て、また口の周りがその蜜で汚れることも厭わず、ロイは夢中でその場所へ愛撫を繰り返す。
「んあっあっ……! も、もう……だめ……ぇっ、あっ」
「イッてもかまわんよ。 どの道こんな状態では私のになんて耐えられないだろう」
ロイは中に入れた指に襞が絡みつき、また締め付けが強くなってくることでリザの絶頂が近い事を悟る。そして、更に深く突き入れ動かし、絶頂へと促した。
「ああっ、あ……っん、ああああぁぁあっ!」
大きく体を震わせて、リザは達した。ロイはぐったりと横たわるリザの頬を撫で、軽く唇を合わせる。
すると、まだ絶頂の余韻から醒めきらないリザが、何かを掴むように手を宙に漂わせた。その手がようやくロイの頬に辿り着くと、愛おしそうに撫で、首へと下り背中へと回される。
言葉にはしないが、それが『合図』なのだろう。ロイは猛る自身をリザの秘所へと宛い、一気に貫いた。
「んあぁあっ、あ……」
「大丈夫か?」
リザはもう声にならないようで、問いかけに首を縦に振ることで応えた。優しく頬に口づけて、ロイは律動を始める。
「あっああっ、は……んぅ、ふあっあっ!」
「……さっきの話だが……」
「え……っ、あああ、んっ! 何……っあ」
リザの中を突き上げながら、ロイは思い出したように言う。リザは、もうまともな思考ができない状態で、ロイの声はどこか遠い場所で聞こえているようだった。
「君を私の部下にしたい、と言う話だ」
「あ……何故……私なんかを……?」
一度ロイは動きを止めて、リザの目を真っ直ぐに見つめた。自分とは違う、けれど同じ『焔』を宿した目。
「興味とは別にしても、君という逸材を手放すのは惜しい。君は優秀だよ」
「少佐……っあ」
また、ロイは腰をゆっくりと動かし始める。
「だが強制はしない。これは君自身が決めることだ。もう、『絶対』などと言う命令を君に与えるものはいない」
「ん、あっあっあっああっ! はぁ、んっ!」
次第に強く深くなる動きに、またリザは翻弄されてしまう。リザの中で、ロイ自身が一際熱く大きくなる。ロイは歯を食いしばり、自分自身が快楽に溺れてしまわないよう耐えた。
「君は……これからは自分の意志で生きていける」
「は……あぁんっ、ああっあっ……!」
「君は――自由だ」
突き上げながら、ロイが口にしたその言葉にリザは目を見開いた。
『自由』――その言葉にどれほど憧れ、欲しただろう。それは叶わぬと何度も諦めていたのに。
「あ……じ……ゆう……?」
「そうだ。自由だ。君を縛るモノは何一つない。自分の意志で決めて、自分の意志で歩くんだ」
「ああっん、あ……! 自由……、うれ……し……っああああぁぁあっ!」
その時、二人は同時に達した。
ロイの背中にしっかりと抱きつき、真っ白に意識が塗り潰されていく。その中で一筋、リザの頬に涙がこぼれた。
翌日。
東方司令部に出勤してきたロイに、一人の男が声を掛けた。
「ロイ・マスタング少佐。将軍がお呼びだ」
「はい」
ちょうどリザの件で話があったし、タイミングがいいと将軍のいる部屋のドアをノックした。
「おお、マスタング少佐、入りたまえ」
「失礼しま……」
ドアを開けてまず目に飛び込んできた人物に、ロイは目を奪われた。そこにいたのは、軍服を着たリザの姿。
リザはロイが入ってくるなり、敬礼をして迎えた。
「ロイ・マスタング少佐。本日付けをもって、リザ・ホークアイ少尉を君の部下とする。それから、君は中佐に昇格だ。正式な辞令は後ででるだろうが、よろしくしてやってくれ」
眼鏡を掛け、口ひげを蓄えた穏和そうな将軍は、笑みを崩さないままにそう言った。
「リザ・ホークアイです。よろしくお願いいたします。ロイ・マスタング少佐……いえ、中佐」
「……こちらこそ、よろしく頼むよ。リザ・ホークアイ少尉」
そして、二人は握手を交わす。
『誰に強制されるわけではなく、これは自分自身の意志で決めたこと。
例え、それが泥の河であったとしても、私は進む――』
……以上です。おつきあいくださってありがとうございます。
妄想大暴走と言った割にはなんかショボくて……力不足ですね。
お粗末様でした。
889 :
名無しさん@ピンキー:04/05/23 22:26 ID:7ZWqkeYM
熱視線キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(` )━(Д` )━(;´Д`)ハァハァ !!
本当に楽しみにしていました。
アニメ1週遅れ地域で、ロイアイ展開だという昨日の放送が特番で潰れて残念だったのですが、
この話だけで1週間萌え続けられます。
神と呼ばせてください。
お疲れ様でした。これからも萌え作品をよろしくお願いします。
萌えすぎてうっかりageてしまった…スミマセン(´・ω・`)
待ってた甲斐があった〜
熱視線
萌ました。良ければまた、ロイアイで萌話お願いいたします
>>878 マジですか!?自分のSSで他人様が絵を描かれるきっかけになったならこんなに嬉しいことは…有り難う御座います
他板に投下されるのでしたら宜しければ場所教えてください。是非拝見しに参ります。
>>888 ロイアイ「熱視線」キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!
お疲れさまでしたー!切なかった……・゚・(ノД`)・゚・そして萌え。
いつもエロ萌えとキャラ萌えを両立されてるところが素晴らしいです。
では名無しに戻ります。
熱視線お疲れ様でしたーーー!
ずっと楽しみにしてたので読めて嬉しいです。
またロイアイ浮かんだら投下お願いします。
「シェスカ、これを着けてくれ」
大佐は自宅に呼び出したシェスカに白いエプロンを差し出した。
「はぁ…」
シェスカは服の上からそれを身に着けようとした。
「違―ぅつ!素肌の上にだっ!」
「えええええっ!」
大佐は汗をだらだら出している。
「素肌に着けても寒くないように室温は上げてある。
どうだ細かい心遣いだろう。着たまえ、さあさあさあ!」
血走った目でシェスカにぐんと大佐は迫った。
「着けないと、わめくぞ」
ひどい風邪で一週間も寝込み、しばらく外出も出来なかった彼だ。
散歩にずっと行っていない犬状態。
ここで抜いておかなければ(ナニを?)危険かもしれない…。
「こ、これでいいんですか?」
恥ずかしそうにシェスカはエプロンを身に着けたが下着は着たままだった。
「…うむ、ちょっと違うがそれもいいか」
「じゃあ何か作りますね」
とシェスカはいそいそとキッチンに立った。
ソファーに座っている大佐からは彼女の後姿がよく見える。
何かを切る音、湯が沸いてそれに何かを入れる。
先日の少佐も色々と作ってくれたが何かが違う。当たり前だ。
「…シェスカ」
大佐はシェスカの後ろに立ち彼女の腰に腕を回して首筋に唇を寄せた。
「大佐、まだダメですよ、作ってるんですから」
「こっちが食べたい…」
彼の手が素早く彼女のブラジャーのホックをはずし、器用に肩紐を下ろす。
そしてエプロンの胸当ての脇から手を差し入れた。
「火を使っているから…」
そう言う彼女の乳首は既に固く張りつめている。大佐は空いている手でコンロの火を切った。
シェスカの首筋に唇を這わせながら、両手で彼女の胸を揉みしだく。
先の固い部分を指先で捏ねるとますますそそりあがる。
「大佐、病気なん、ですよね…」
「もう治った」
彼女の背中には熱くて硬い物が当たる。
「準備万端だ」
彼は既に何も身に付けていなかった。
彼は背筋に沿わせて舌を滑らせながら彼女のショーツに手を伸ばして下げた。
「少しお尻を突き出してごらん」
白い腰紐の間から割れ目が見えて扇情的だ。
「恥ずかしいですぅ…」
それでもシェスカは少し腰を動かす。そこは既に潤っている。
そしてその向うの小さな高まりは赤く充血して大佐を誘っていた。
「料理しながら何を考えていたんだ?君は」
「な、何も考えてない、です…」
大佐は指人差し指と中指でそれをはさみゆっくりと動かし、親指を深い泉に差し入れた。
「ああっ!」
シェスカがびくりと反応する。指に肉壁がまつわり付き、水が溢れ出す。
「考えてないわけが無いだろう?シェスカ君」
それぞれの指を擦るように彼女を刺激する。
ぴくぴくと彼女の反応が指に伝わる。だが彼女は何も言わない。
それを見た大佐は指をそこからはずした。
するとシェスカが彼を潤んだ目で見た。少し恨めしげな目で。
「どうして欲しい?」
大佐は少し意地悪く彼女を見た。
「…もっと」
「もっと?」
「もっと欲しいの…」
大佐は彼女を抱き上げてテーブルに横たわらせた。
「よく言えたね、御褒美をあげよう」
そう言うと大佐は彼女の両の足首を持ち大きく広げた。
白いエプロンが彼女の大事な所を隠している。
それをめくり上げれば全ては見えるだろう。
だが大佐はそれをせず探るように自分自身を彼女になすりつける。
「ああ…ん、大佐…」
まるでじらすような行為に彼女が身をくねらせた。
やがて深みを見つけた大佐がその中に自身を深く埋めた。
「やぁっ、大佐っ…」
「…シェスカ」
白いレースの向うからは水音が聞こえる。
見えない向うからの熱い感触が大佐を包んだ。纏わりつき離さないシェスカの中は
全てを忘れるほどの快感だった。
それを貪るように彼女の腰を掴み、大佐はますます奥へと突き入れた。
「もうダメですぅ、大佐」
「私も、だ」
シェスカの中がぐうっと狭まり彼を締め上げる。
彼の腕を掴んだ彼女の手に力が入る。
大佐はそれに合わせて動きを早め、そして全てを手放した。
「大佐、これ食べてくださいね」
シェスカは穀物で出来た白いドロドロとした物を大佐に差し出した。
「お塩をふって食べるんですって」
それはあっさりとしてなかなかの味だった。
「じゃあ、シェスカ」
食べ終わった大佐は立ち上がりタンスから何かを出す。
「今度はこの亜土ちゃんのエプロンをつけてくれないか?」
「亜土?これってジャパニーズグレートアーティストの
アド・ミズモリのエプロンじゃないですかっ!」
シェスカはそれをひったくるように持つと部屋を出て行った。
「シェスカ、それをどうするんだ!」
「オークションで売りまーすー」
彼女の声が遠ざかる。
「…シェスカ、お願い、返してちょーだい…」
だが彼女には大佐のその弱々しい声はもう聞こえなかった。
その後大佐はまた一週間寝込んだ。
裸でんなことするからです…、大佐…。
えぇなぁ、無能×本の虫!
オヤジくさいよ大佐
むしろ無能はオヤジくさい方が(・∀・)イイ!!
オヤジ、良いねぇ。オヤジ、だーい好き!
大佐って言葉でいじめるのって
すごく好きそうな感じがする。
すみません。前スレで幼馴染3Pを書いた者です。
投下したいSSがメモ帖で10KB足らずあるのですが、
900をレス超えたこのスレでは投下しない方がいいでしょうか?
ローカルルールなどを見たのですがよく分からなくて。
どなたか教えてくだされば幸いです。
>>904 うーん。個人的にはいいと思いますが…ジャンルは何ですか?
いや、904氏は もう容量いっぱい近いから次スレまで待つべきなのかどうか を訊いてるんだと思うが。
自分は、次スレまで待ったほうがいいとおもう。
907 :
904:04/05/25 22:23 ID:4XIYxLnt
ジャンルは前スレと同じくラブラブ幼馴染3Pです。
投下の是非はジャンルにもよりますか?
908 :
904:04/05/25 22:31 ID:4XIYxLnt
やりとりしているうちに余計に容量がなくなることに気付きました。すみません。
答えて下さった方ありがとうございました。おとなしく次スレまで待ちます。
909 :
名無しさん@ピンキー:04/05/25 23:40 ID:atl1V3EP
>904さん
幼馴染み3P、物凄い期待してますよ(´∀`;)ハァハァ
>>904 容量的には500kbまでOKで、現状454kbなので何の問題も無し
とりあえず余計な突っ込みだけど、”10kb足らずある”って日本語として変
たびたびすみません。容量、大丈夫なんですね。変な箇所のご指摘と共に教えてくださってありがとうございます。
では準備もできたのでSS投下します。
ジャンルは幼馴染ラブラブ3P。捏造未来話です。注意事項として結婚&妊娠ネタを含みます。
信じてもいない神様には誓えないと兄弟が言ったため、式は兄弟の生家の跡地で行った。
参列者はピナコばっちゃんとデンのみという簡素なものだったが、三人にとっては十分だった。
「幸せにするからね、ウィンリィ」
アルがやさしく微笑んで花嫁の手を取る。
「結婚したら少しはおとなしくなれよな暴力女」
憎まれ口を叩くエドの頭をニッコリ笑ったウィンリィのスパナがぶつ。
いってええ!と騒ぐ兄に苦笑して、アルは指輪を取り出した。エドも頭を撫で、涙目のままポケットから指輪を取り出す。
「誓うよ、ウィンリィ。一生君を護るって」
「…とりあえずもらっとけ。好きだろ。金目のもの」
二人がそれぞれデザインの違う指輪をウィンリィの両手の薬指にはめると、ウィンリィは花が咲いたような笑顔を見せた。
見とれるアルも、照れてまともに見れないエドも今日のウィンリィは本当に綺麗だと思う。
幼い頃に一度振られたことにめげず、兄弟があらためてウィンリィにプロポーズしたのは彼らの体が元に戻った1年後のことだった。二度目のプロポーズは承諾され、今日の佳き日に三人は式を挙げることとなった。
うすうす三人の関係を知っていたのか、ピナコは結婚の話を聞かされても動揺しなかった。
さすがは母さんを一人で埋葬しただけのことはある。肝の座った女性だと、兄弟は妙な感心をした。
そもそも、教会で式を挙げないのならばせめてお前達の母親に結婚の報告をしておやりと言ったのもピナコだった。母を埋めた場所には花が咲き、ウィンリィの白いドレスによく映えた。それが母の祝福のように思えて、兄弟は胸が一杯になった。
簡素な式を終えると、三人は新居へと向かった。エドのセンスを信じないアルとウィンリィが二人で設計した家は、陽がさんさんと差し込み、心地いい。それがちょっとエドの癪に障るところだ。
「平気?ウィンリィ。疲れてない?」
「大丈夫。でもヒールって歩きにくいのね。もう二度とこんなのごめんだわ」
笑いながらソファに座ったウィンリィがハイヒールを履き捨てると、隣に座ったエドが白いドレスの上からウィンリィの胸を鷲づかみにした。
「…らしくないけど、たまにはいいな。こういう格好も」
エドは情欲に満ちた目でウィンリィの胸を揉んだ。大きく開いた胸元をぐっとはだけて乳房を露出させる。
「こんなドレス着てると、お前でもおしとやかに見えるよな」
そう言ってウィンリィの乳首を指で摘む。みるみる堅く尖るそれを、エドは捏ね回した。
「やんっ!ちょっと、エド!式が終わったばかりなのに!」
「そうだよ、兄さん」
アルがウィンリィの背後に座り、その体を自分の膝の上に抱え上げた。
「照れてないでちゃんと綺麗だって言うべきだよ。そんなふうにしてごまかさないで」
弟に諭されて、エドは頬を染め、ウィンリィの目を見た。
「今日のウィンリィ、別人みたいだ」
「エド」
「綺麗…だぜ。いつものウィンリィも好きだけど」
エドは言い終わると恥ずかしいのかウィンリィの胸に顔を埋め、頬を擦り付けた。
素直じゃない幼馴染の告白にウィンリィが感激していると、股間にアルの手を感じ、下着の中に忍んだ指に秘裂を撫でられた。
「あ!あん、アルまで…」
「だって今日のウィンリィ、ほんとに素敵なんだよ。このドレスも似合ってる。このまま、してもいい?」
やさしく許しを乞うような口調だが、その手は既に悪戯にウィンリィの花弁を弄っている。
「嫌って言ってもするくせに」
ウィンリィが拗ねたように言うと、アルはありがとウィンリィと頬に口付けて、背後からその両足を抱え上げた。
エドがそれを見てウィンリィの白いドレスの中に顔を潜り込ませる。
「ちょっと、エド!」
慌てるウィンリィを意に介さず、エドはウィンリィの下着に手をかけるとそれをずり下ろし、期待に震える花弁に口をつけた。
「ああっ!あ、エドやだ、舌入れないで」
くちゅくちゅと口で愛撫されてウィンリィが嬌声を上げる。そんなウィンリィの乳首をアルが摘み、既に堅くなっている感触を楽しんだ。乳房全体を両手で揉むとウィンリィがのけぞる。じわりと溢れる淫汁をエドがピチャピチャ音を立てて舐めた。
「兄さんすごくおいしそうだね」
「ああん、アル、アル、そんなこと言わないで」
「だってほら、夢中になってる」
エドはウィンリイの秘裂を指で押し広げると、ドロッと溢れた蜜をきつく啜った。
思わず感じてバタつかせるウィンリィの足から下着を抜き取ると、エドはドレスの裾を大きく捲り上げた。アルが背後から抱いていたウィンリィの体をうつ伏せにする。
ソファの上でウィンリィはウェディングドレスの裾を捲り上げられた格好で四つん這いになった。下肢には下着をつけておらず、花嫁が身につける水色のガーターベルトだけが白い太腿を彩っている。
エドがグッとその両足を広げさせると、濡れたままの秘裂がパックリと口をあけ、物欲しげにヒクヒクと収縮した。
「スケベな色しやがって。いくぞ、ウィンリィ。今日はゴムなしだからよく味わえよ」
そう行ってエドがズボンを脱ぎ、はちきれんばかりの怒張を露にする。それを膣口にグッと押し当てると、ウィンリィの尻が悦びに震えた。エドは迷わず一気に貫いた。
ウィンリィが高い声を上げてよがると、アルは取り出した自分の怒張をウィンリィの口に押し付けた。
「ウィンリィ、嬉しいよ。君に飲んでもらえる体に戻れて」
アルがウィンリィの頭を撫でると、ウィンリィもうんと頷き、両手を添えてアルの逞しい怒張を口にした。
その途端にエドが後ろから強く突き上げる。ウィンリィは思わず喉までアルのものを呑み込み、引き出そうとしたが、アルはそのままウィンリィの口で抽送した。
「ンッ!ンーッ!」
苦しげなウィンリィの声が上がったが、エドもアルも止まらなかった。
美しい幼馴染の清楚なドレス姿がより一層劣情を煽る。エドはきつい膣内に己の太い部分を擦り付けるようにしながら腰を回した。
ジュプジュプと互いの淫汁が激しい動きに泡立つのを感じながら、エドはウィンリィの乳首を摘んだ。
「ビンビンだな。気持ちいいか?ウィンリィ」
「ほんとだ。僕のもおいしい?ウィンリィ」
兄弟二人の手で乳首を捏ねられてウィンリィはコクコクと頷いた。
アルの抽送が浅くなるとウィンリィは自ら舌を使ってアルのカリの部分を舐め始める。口の中でぐんと大きさを増すアルが愛しくてちゅうちゅう吸い上げると、アルは小さく呻いてウィンリィの喉に精をぶちまけた。
「…っはあ、ウィンリィ」
アルが見ると、ウィンリィは飲みきれなかったミルクを口の端から零しながらも、コクンと喉を鳴らしてアルのそれを飲み込んだ。
「こっちもだ。ウィンリィ」
ズブスブに熟れた肉襞を激しい抽送でめくり上げるようにしながら、エドも激しく腰を打ちつけた。
「あっ、あん、あん、ああ…っ!エド、いい!いいっ!すごい、当たってる。あたしの奥に当たってるよぉ」
高く掲げたウィンリィの白い尻が大きく揺れる。
ソファに押し付けられてつぶれた大きな乳房の頂は既に充血して真っ赤で、尚も弄るエドの指にウィンリィはよがり声を上げた。
限界を迎えたエドはウィンリィに一際深く突き入れると、ウィンリィの子宮目掛けて精をぶちまけた。
「ああっ!ああ、エド!エドぉ!」
その途端搾り取ろうとするかのようにウィンリィの膣がきゅうっと締まる。その感覚にぞくぞくしながら、エドはウィンリィの中に全てを出し切った。
息をつくエドを、アルが「兄さん」と急かす。分かってるよと名残惜しげに怒張を引き抜くと、ウィンリィの膣から白濁が伝った。アルはすっかり回復した怒張をすかさず突き入れる。ズブッと汁を溢れさせながらウィンリィの貪欲な穴は太いアルの男を咥え込んだ。
「はあっ、あっ…ああっ!アル、あっ」
「ウィンリィ…」
アルはウィンリィと深く繋がると、そのままウィンリィを自分の上に抱き上げた。自重で尚もアルを深く咥え込んでウィンリィが身を捩る。
エドは前側からウィンリィの両足を広げると、大きく膨らんだウィンリィの肉芽を摘んで弄り出した。ドレスから完全に露出した乳房を揉み、乳首を吸う。
「やあっ!エド、アル!ああん、あっ!」
舌でねっとりと嬲られてウィンリィがのけぞる。エドの指がクリトリスを軽く引っ張ったり捏ねたりするたびに、ウィンリィの体に電撃のような快感が走った。
息を整えようとしてもアルが太いものでウィンリィの膣をゴリゴリと擦り上げる。
快感が強すぎて、ウィンリィの秘裂はたえまなく蜜を噴出していた。花嫁衣裳はとうに三人のものでドロドロだ。きれいに結い上げたウィンリィの金髪は乱れ、口の端を濡らすアルのミルクで唇に張り付いていた。
「どうしよう、どうしよう…。エドぉ、アルぅ、気持ちいいよお」
「ウィンリィ、可愛い。下の口にはさっきよりもっと熱いのをあげるからね」
アルはそういうと、ウィンリィを下から絶え間なく突き上げた。
意味を成さない喘ぎ声を上げてウィンリィが上り詰めると、アルもウィンリィの中に多量の精を吐き出した。
アルの太さで抉じ開けられた秘所を貫かれた姿のまま隠そうともせずに、ウィンリィは余韻に惚けていた。その内股を白い何本もの筋が伝っている。
そんなウィンリィの乳首を尚もエドが吸い続けていると、突然思いもしなかった反応があった。
乳首から何かが滲み出すのを舌の上に感じる。まさかと思って強く吸うと今度はピュッと飛び出すものがあった。間違いなく母乳だ。エドは慌てて口を離した。
「ウィンリィ、おい!お前母乳が出てるぞ。どうかしたのか!?」
「どうかって…妊娠すれば出るわよ母乳くらい」
ぼんやりと答えるウィンリィに驚いて、アルは慌てて自分の怒張をウィンリィから引き抜いた。先刻まではこのままもう一度と目論んでいたが、もはやそれどころではない。
「妊娠って、いつ!?聞いてないよ、僕!」
「おれもだ。どういうことだ、ウィンリィ!」
騒ぐ二人にウィンリィは眉をしかめてみせた。
「どういうことだはないでしょ、エド。あんた達が元の体に戻ってから一体何回したと思ってるの。ゴムをつけるのもよくて最初の一回だけ。二度目三度目になると、二人して生で出すんだもん。いずれ妊娠するなとは思ったわよ」
「で、でもそれならそうと何故言わなかったんだ!?」
「私もね、ほんとについ最近知ったの。おなかも目立たなかったし、自覚はなかったんだけど、ばっちゃんが先に気付いて」
「言ってよ、ウィンリィ!知らなかったとはいえ、僕ら二人して又無茶を…!」
「うん。今夜言おうと思ってたの。これからはお姫様みたいに扱ってねって。だからその前に二人に好きにさせてあげたかったの。もう安定期に入ってるからそんなに心配しなくていいわよ」
あたしもしておきたかったし。と明るく笑うウィンリィに兄弟は呆気にとられていたが、やがて恐る恐るといった感じでウィンリィの腹部に手を伸ばした。
「ほんとに?ほんとにこの中に僕らの子供がいるの?」
「すげえ。おれなんてアルの体を造るのに5年もかかったのに」
比べないでよ!とエドは妻と弟に同時に叱られた。
それでもエドはウィンリィの腹部をやさしく撫で続けた。エドが泣き出しそうになっているのを感じて、ウィンリィとアルは揶揄するのを止める。
「…ウィンリィ、お母さんになるんだな」
「そうよ。私、エドとアルの子を産んで、お母さんになるの」
俯いて肩が震え出すエドと、そんなエドを見て涙ぐむアルを、ウィンリィは腕を伸ばし、はだけたままの豊かな胸に抱き締めた。
遠いあの日。幼い兄弟が願ったのはもう一度お母さんと一緒に暮らすことだった。その願いは違う形でとはいえ、今ようやく叶えられようとしていた。
「覚悟してよね、二人とも。このウィンリィ様を妻にしたからには、嫌がったってとびきり幸せにしちゃうんだから」
リビングに差し込む光の中でウィンリィが微笑む。聖母のごとく。
三人の行く末に幸あれと願うように、兄弟の生家跡では母の上に咲く花がやさしい風に揺れていた。
以上です。
ウィンリィたんハァハァ&ラブ!な勢いだけで書いたので見苦しいところもあるかもしれませんが、
楽しんでいただければ幸い。あ、タイトル忘れてた。ベタですが「ハッピーウェディング」で。
では名無しに戻ります。いろいろ答えて下さった方、ありがとうございました。
>>528氏
乙でした!!!
世間的には許される行為ではないかもしれませんが聖母なウィンリィたん素敵過ぎでした。
果たしてどちらの子か……まぁどーでもいいのかもしれませんな。
また是非書いてくだされ!!
幼馴染み幸せ3Pイイヨー!(ノ∀`)
毎回本当楽しみです。ウィンリィが兄弟に
ホントに大事にされてるのがメチャクチャ伝わってくるよー
またお願いします!
どっちの子だ
>>4スレ528氏
自分もウィンリィたんハァハァ&ラブなので最高ですた!
3Pものがもっと読みたくなってキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
アルウィンも良いなと思い始めたこの頃…。(・∀・)
>528氏、乙ですた!
相変わらず、ハァハァとほのぼののバランスが絶妙ですな。
またお願いします〜!
どちらの子供?>エドアルそれぞれの遺伝子を受け取った二卵性双生児なら、問題なし!
スレ消化直前に乗じて、ちゃっかり投下してしまいます。
カップリングはロス×ロイ←シェスカみたいな感じで。
よかったら読んでくださ〜い。
コロコロコロ……
「あら、綺麗なガラス玉……」
玉の転がってきた方を見ると、喫煙所のソファに座りうな垂れている男の姿が目に入った。
このところ大人しく、悪く言えば覇気がない様子のロイ・マスタング大佐である。
(大佐だわ、これ何の玉なんだろう)
シェスカは目を凝らして足下の玉を覗いてみる。
透明のガラスの玉の中には薄紫色のまだらが見えていて、何なのか判らないがとにかく不思議で綺麗だった。
「この話題で元気づけてあげなくっちゃ」
屈んでそっとガラス玉を摘まもうとした時、背後から声が掛かる。
「シェスカ君、そのまま」
「えっ!」
首だけ回して後ろを振り向くと、いつの間にやらロイが回り込んでいた。
「このままって…ど、どうしたんですか急に…」
頬を真っ赤に染めながら、シェスカは言われたとおりの体制を保っている。
「そのままゆっくり下着を脱いでくれ、頼む」
「えっっ?!ここ廊下ですよ、人が来たらどうするんですか…」
ロイの黒い瞳は、逸る心を映してきらきらと輝いている。
「立ちそうなんだっ!」
大きく呼吸を荒立てて必死の形相だ。
「た、立ちそうってアレの事ですか?」
そんな事をいきなり言われても困るというものだ。今この格好をしている事だけでも
充分恥かしいのに、下着を脱げとは。
今にも誰かが通りかかりそうに思え、シェスカは堪らず立ち上がった。
「大佐、ここじゃなくて他の所でなら協力しますけど…」
「ああ…だめだ」
ロイの顔から、見る見るうちに生気が消えて行く。
「もういい。すまなかったね」
「た、大佐 」
肩を落として歩いて行く姿に、シェスカはいたたまれない気持ちになった。
(元気づけてあげたかったのに、私って……)
「シェスカ先輩っ、テヘヘ」
「あーっ、見てたの」
持ち場の後輩が柱影からひょっこり現れた。
「マスタング大佐はインポですごーく悩んでるみたいですよぉ」
…それで最近の落ち込み様かと、やっと理解した。
「そりゃあ悲劇ですよね、何やったってだめなんですから」
「そうなの…なんで知ってるんですか」
彼女はスカートの端を掴んでモジモジしながら言う。
「だあって、私がやってもダメだったんだもん」
「ま…」
思わずメガネがずり落ちた。
誰彼構わず声を掛けていたのかと思うと、何だか複雑な気持ちになって来る。
(ふぅ、危なかった)
とりあえず言われるがままにしなくて良かったと思う事にした。
そんなある日………。
「ロス少尉がここに来られるなんて、珍しいですね」
「ええ、そうでしょ。実は人に頼まれて来たのよ」
「そうなんですか。ここサインお願いします…」
ロス少尉から手渡された書物を見て、シェスカの手が止まる。
――『雨の日の過ごしかた』『失って初めてわかる健康のありがたさ』……。
サインをしている少尉の顔に目を移し、恐る恐る訊いてみる。
「…どなたに頼まれたんですか」
「マスタング大佐よ。部屋まで持ってきてほしいって頼まれたの、この忙しい時に」
シェスカは胸騒ぎを覚えた。どうやら次は、ロス少尉が標的となったらしい。
彼女はロイの状況を知らないのだろうか……非常に気になる。
「じゃあちょっと行ってくるわね」
「は、はい」
.まさか止められる筈がなく、またそんな権利も自分には無いので、シェスカは少尉が部屋を出て行くのをじっと見ていた。
「…べ、別にいいじゃない」
誰に向かって言うでもなく、ポツリと呟くのだった。
ちゃんと閉まりきっていない扉の向こうから、男と女の会話が洩れている。
「頼んでおいた物はちゃんと持ってきてくれたかね」
「ええ、どうぞ」
ソファに腰を下ろしているロイの目の先に二冊の書物を差し出すと、ロイの手はそれをすり抜けマリアの手を取った。
「それから…、どんなのを着けて来た」
「見たいですか?だめですよ、その前にちゃんとして下さらないと…」
そう言ってマリアはロイの前に膝をつくと、その前髪をかきあげながらゆっくりと唇を吸い上げる。ロイは目を開けたままマリアの好きなようにさせていたが、彼女の舌がぐっと入り込んで来ると自らも舌を強く押しあてて絡めてやった。
「んん…」
軍服の上からマリアの尻を鷲掴みに揉んでいると、さわさわと股間を摩る手が触れて来た。
中指と薬指で挟むように何度も撫でられる。
「…感じ…ますか…?」
問いかけに答えず、ロイはマリアのスカートに手を忍ばせ、太腿を撫でながら言う。
「ちゃんとスカートにして来たんだな」
「どうです?」
クイッと腰をひねらせるマリアに、ロイは口の端を釣り上げて不敵に笑った。
「ほう、これは凄いな。もういつでも出来るってわけか」
「あっっ」
マリアの身体をくるっと反転させ、スカートを腰の上まで捲り上げる。剥き出しになった白尻を両手で広げると、薄い下着の両端から赤くなった肉片が顔を覗かせた。
「今日は、中で出したって平気ですよ、大佐…」
「ここに出来たら―」
何の躊躇もなく下着を膝まで下げてやると、すっかり見えてしまった二つの肉片に挟まれた部分に、熱いぬめりが溢れてきていた。
「最高だろうな」
ガバァ〜……
無理に押し広げられた自分の割れ目をじっと見つめられ、マリアは小刻みに震えだした。
「私…感じてきちゃいました……」
カタタタッ
(ロス少尉…すごい大胆な人…)
扉の隙間から一つの瞳が覗いている。
どうしても気になって、つけて来てしまったシェスカだった。
(でも、これ位で立つなら本当のインポじゃないわ)
そう思いながらも、ごくりと唾を飲み込み二人のありさまから目を離せないでいる。
(あっ、すごい…、玉しゃぶりやってる!)
ソファに横になったロイの上に覆い被さり、マリアは膨らみかけているロイのものをリズミカルに扱きながら根元の辺りを舐めまわしていた。
「ロス少尉、何だか熱くなってきた…」
一心に舌を動かし続けるマリアの尻を間近で見つめながら、ロイは頬を赤らめていた。
「私が欲しくなりました?」
(あっ……立ってる!!)
シェスカは思わず扉に貼りついた。
「少尉、立ったぞ……出来る!」
ビクビクっと脈打ちながら、ロイのそれははちきれそうなほどに膨らんで反り返っていた。
「すごい…立派です!おへそまで着きそうじゃないですか…」
上半身をくねらせて、マリアが振り返った。
逞しくなったロイのそれをうっとり見つめながら頬を紅潮させる。
「今日だけは、あなたのものです…」
軽く自分の手で扱いて悦に浸ったかと思うと、そのまま後ろから一気に貫く。
ズボォッ!!
「感謝するぞ、少尉っっ、俺の人生とりもどしたっっ!」
ズボズボッ、ズボオォッッ……
久しぶりに味わう感覚にロイは我を忘れ、夢中で腰をぶつけた。
「た、大佐っ…思い切り動きたい…です…っ上になってもっいいですかっ」
「もちろんだ…俺も下から思いっきり突き上げてやる」
体勢を変え、座り直した自分の上にマリアを乗せ、今度は下から激しく突き上げる。
「あ…ああっ…あっあ…」
肉壁に擦れるたび気の遠くなるほどの快感が襲って来て、ロイは苦しそうに顔を歪める。
「くっ…すご…ぃなっ…」
「ああっ、いい…、気持ちいいっ…!!」
(は、激し過ぎるわ…)
もしかしたら、ロイの相手は自分だったかもしれないと思うと、シェスカは今さらながらにこの間の事を思い出しひど酷く後悔した。
これ以上見ているのが苦しくなり、そっと扉を閉めて足早にその場から走り去って行った。
「あっもう…イッてもいいです…かっ…イッてもっ!」
「俺も……もう出そうだ」
「中にっ出してっっ……あ、ああっ!!」
ドピュピュッ、ピュッ…!!!
思いっきり肉壁の奥深くに熱い欲望をぶちまけて、ロイは力尽きた。
引き抜かれた部分から、ねっとりとした白い筋が流れ出ている。
もうろうとした意識の中で、マリアは至上の幸福を感じていた。今この時だけは、この男は自分のものだったのだから。
横で大きく肩で呼吸をしているロイの手に、自分の手を重ねる。
「大佐……、もう一度しましょう…」
「ああ、少し待ってくれ」
大きな胸の上に頭を乗せ、マリアはしばらく愛しい人の心音に耳を傾けていた―。
素敵なアルウィン話の余韻を壊してしまい、スイマセンでした。
それではみなさんさようなら〜!
>>935 グッジョブ!!
マリアさん素敵でした。
「今日だけは」って、他に意中の方が…?
本命でブロッシュ軍曹、大穴でリザさん(爆)辺りか。
シェスカたんも参加すればいいのに……
…それとアルウィンじゃなくてエドアルウィンの3Pですぞ?
扉から覗き見シェスカタンは
もちろんこの後ひとりHに励むんだよね?!
自分も三人の3P展開キボンです。
ともかく、乙でした!
938 :
名無しさん@ピンキー:04/05/31 09:51 ID:LK0U5jFo
あげ
エドウィンの野外プレイマダー?