【粧裕タン】DEATH NOTEのハァハァ小説【照子タン】

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1粧裕たんヲタ
月と粧裕タンのエロいからみが見たい(*´Д`*)ハァハァ・・・・
デスノートで操られた犯罪者の慰み者になる照子タン(*´Д`*)ハァハァ・・・・
月に婚約者を寝取られるレイ(*´Д`*)ハァハァ・・・・
         _、_____
        _,.- '"    ` < ̄´"' 、
.         / /  / :.    ヽ− - 、ヽ
        / /. / /|:::     〈 ̄```ヽ
     / / /.::/ ,/  l::i::     ,___ ,, ',
.     / / /.::/ /!   ll|:::.     三ニ‐'"彡
    /:// /!::/:.:/::l   l|'、:::..   :i__,三=''ノ|!i
   /::i i::!l j/lト、!l:|    ヽヽ:::::.. ::::lーニニ‐'' j}!
    l::::! !::/!⌒! | |!   '´ ̄_`ヽ:::::::::j=<二ノイ|
   !::: !::f f'マミ;、     チ?ミ;、i:::::/iミ、=、ニ//!j  粧裕はお兄ちゃん大好きだよ 
   ヽ:i::::!  i、'ソ       L_刈 !:/! j'゙r1 }ン/!l! あたしではぁはぁしていいよお兄ちゃん。
    i:!::::i ` ̄           j/// j// /ノj! キラのせいでパパが帰ってこれないの
    l:ト、::,     、        ノ   _/ /://| ヒドイことするよね。 
      l| ヽ:、  、_ ___,        /::/ /::/,':/!  お兄ちゃん早く刑事になって捕まえてよ。
     リ  ヾ:.、  Y  ソ    / !/  i::/ ':/ |  
       /ハliヽ、`ニ´  ,.ィ" __,{ i j// /:/:!
        〃 l| ! } >‐_,.−''" ̄ _,j、v,ィ´/.:/jノ
       /'rー="'"´    _,,   `ヾ、ノ/'
       ヽ  _,.- '"_,.ィ7´ /      \
       /  ,.ィ´〉´ j/          !
       ヽ,_/ /! l //          i
       /  /?|' /            l
       ノ   l__j?/ ____    `ヽl
2名無しさん@ピンキー:04/03/03 04:27 ID:cnaf5BIi
 _____________________
 |                              |
 | 今 ・  こ  ・  .基 俺 そ そ 聞 小 .     |
 | 頃 ・  の  ・  本 が の し  く  学 .      |
 | 俺 ・  言  ・  的 思 結 て と  校.       |
 | を 過 葉 い に  う 果 最 こ  の    テ  |
 | 笑 去 .に え は .に 得 期 ろ  性    ィ . |
 | っ に 騙  い .譲  、 た に に  教   ッ  |
 | て 戦 さ  え り  精 人 勝 よ  育 . .  シ . |
 | い っ れ .お 合 子 生 ち る  で. . . .ュ |
 | る た 続 先 い 達 が 残  と  、      .|
 | の 精 け に   .は  、 っ 莫 自 .   . |
 | か 子 た ど    戦 こ  た 大 分  .     |
 |    た の う    っ の の な  が      |
 |    ち が ぞ    て 有 が  数 昔      |
 |      俺 !    い  り 俺  の  、      |
 |      だ      な  様 様 精 精 .      |
 |      と      .い    だ 子 子.  .   |
 |      思      の    と  と だ  .     |
 |      う       で    い 戦 っ.  .   .|
 |      方      は    う  っ た.       |
 |      が      な    事 た 事 .    .|
 |      自      い    だ ら  を      |
 |      然      か       し. 知       |
 |      だ              い .っ       |
 |                      . た       |
 |                              |
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
3名無しさん@ピンキー :04/03/03 04:47 ID:y/ghkaS1
★関連スレ一覧

♪萌え♪
1.【デスノート】夜神月に萌えるスレ
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2.DEATH NOTEの粧裕タンに萌えるスレ
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4名無しさん@ピンキー:04/03/03 10:38 ID:WBcx/mfR
保守する。私がリュークに惚れなければそうはしない。
リューク、あの出目金。怒っても笑っても変わらない表情。
ひたすらくどく描かれた神の姿。最初はついていけなくてごめん。
作者血迷ったと思ったよ。だけど違った。奴がいるだけで和むのだ。

一見某ファンタジー漫画の敵キャラ(ガッデム城のエトセトラ)のような、萌えとはかけ離れたキャラデザ。
ださいと言われて終わりかねない危うさがあった。だが、くどさが奴を変え、私を納得させた。
奴は今後、ギャグでもシリアスでも大活躍するだろう。

私は犬に愛着を感じるように、リュークの、あの眼球に惚れたのかもしれない。
このスレの発展を祈る。私も微力ながら、保守に協力させていただく。
5名無しさん@ピンキー:04/03/03 12:05 ID:y/ghkaS1
保守
6名無しさん@ピンキー:04/03/03 13:11 ID:yF0e2HQZ
照子タソ!ハーッ!ハーッッ!!
7名無しさん@ピンキー:04/03/03 14:32 ID:Gj+JB3JX
じゃあリレー小説でも書きますか。
8名無しさん@ピンキー:04/03/03 14:51 ID:lEFdXCEq
照子、なにげにいいお尻してるなー
9名無しさん@ピンキー:04/03/03 15:05 ID:YZH+P6bT
照子、そろそろ書かれそうな悪寒
10名無しさん@ピンキー:04/03/03 15:06 ID:lEFdXCEq
照子で抜くことは可能か?
11page.1:04/03/03 16:47 ID:QOWQObHk
「んっ…ぁ……はぁ…ん……」
(どうして…どうして死んでしまったの…レイ…)

かつて彼が…あの端整な指で弄んだ、私のここ。
でももうその指も、二度と動くことはなくなってしまった。

「あ、ぁ、んっ、ふぅっ…ん…んぁっ……」
以前は・・・自分でするときは声など出さなかったのに。
今は何かがふっ切れてしまったらしい。快感に任せていやらしい声をあげる。

チュクッ、チュ、ちゅぷっ…くちゅっ、チュクッ、・・・

照子は起立したクリトリスを2本の指でクリクリ撫で回す。
もうすっかり濡れていた。自分の粘液の出す音が聞こえる。
「うぅ…んっ……!ハァ、ハァ、はぁ…んっ…!」
ポイントを突くたびに波打つ体。襲う快感…。
12page.2:04/03/03 16:47 ID:QOWQObHk
『やっぱり普段の照子からは想像つかないな・・・そんないやらしい表情』
妄想の中のレイが囁く。
『その顔を知ってるのは世界で僕だけだ。これからもずっと…ね』
(レイ…レイ……!あぁ…もっと…さわって…)
『照子のイク時の顔が好きなんだ。また、見せてよ。ほら…』
「あっ、あ、ぁ、んっ、ハァっ、レイ・・・っ!ハァッ…、あぅっ、ん!」

指の動きをを速める照子。しびれが内腿に集まってくる。
(あ…イク…もうイキそう…レイ…!…見て…私がイク時の顔…見て…)
中指でクリトリスを局点的に擦りあげる。
そこを中心に、体中が液体になって沸騰しそうな感覚。

「イ…ク……っ!ああっ!ぁっ、あ、んっ…!…っ、……っ!」
ビクン、ビクンと全身を痙攣させ絶頂を迎えた。
絶頂の波が過ぎるたび・・・妄想の中のレイが霞に消えていく。

(いや…待って…レイ……行かないでよ……レイ…)
いつしか、涙が頬を濡らしていた。もう、彼に抱かれる事など…ないのだ。
13名無しさん@ピンキー:04/03/03 21:27 ID:Gj+JB3JX
エ・・・エロイ・・・GJ!
14名無しさん@ピンキー:04/03/03 23:16 ID:y/ghkaS1
>>11
GJ!!即死回避サンクス。
15名無しさん@ピンキー:04/03/04 09:39 ID:ZWkiuLG1
>>11
うお(*´Д`*)ハァハァ・・・・エロいよ。照子たんのおにゃーにぃー。
16page.3:04/03/04 16:10 ID:osWwl6QE
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」

机にはデスノート、そして箱ティッシュが置かれている。

「んっ…はぁ…ハァ…ハァ…」

静かな部屋にかすかに響く吐息、そして右手が局部をこする音。

(一体…俺はどうしてしまったんだ…今日逢ったあの女…)
間木照子。レイ=ペンバーの婚約者・・・
(あの女の事が頭から離れない…あの髪…あの胸…そしてあの…尻…)
思い出すだけで股間の硬度が増した。
何なのだろうか。一目惚れした訳ではないだろう。恋愛感情ではない。
あの顔と声、そして体を思い出すだけで興奮する。俺の男の部分が反応する。
結局耐え切れずに自慰行為を始めてしまった。リュークは散歩中だ。

(リュークが突然帰ってくるとも限らない…そろそろ…出すか…)

ライトは右手の動きを速めた。左手でティッシュを2〜3枚引き抜く。
「ハァ…ハァ…ハァ…照子……ハァ……っ……ッッ!!)
襲い来る射精感に腰が痙攣する。すかさずティッシュで先端を包む。

その時。

「おにいちゃ〜ん!数学教えて〜!!」ガチャッ!

背後から、元気にドアを開ける粧裕の声が響いた。
17名無しさん@ピンキー:04/03/04 18:12 ID:rgpvl4pa
        |                            /ヾ
        |                          ゝイノ
        |                           / /
        |                          / /
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        |           シコ   n_     ./ /     .|       |
        |                (  ヨ    / /     .|       |
        |           シコ   | `|.     /⊂//    |       |
        |                 | |.    /⊂//    |       |
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        |              / / イ  O○ヽ       |       |
        |             ( `ノ )/(/|  |'^ \ \    |     ←粧裕
        |             (。Д。'')~ |  |   \ \  (´Д`,,)  .|
        |       ____.       |  )    |  ) |  ( : )   |
        |.|  ̄ | ̄ /   /||      / /     / /  .|   ∪∪   .|
       /|. : | | ̄ ̄| || ̄ ̄ ̄ / / ̄ ̄ ̄ ∪  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        |=| .\ ̄ ̄\|| ∧   ∪
  人人人人人人人人人人人人人/ `人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
  )                                                    (
  ) ああ〜!照子おお!照子おおお、お尻かーいいよーーー!かーいい〜!(
18名無しさん@ピンキー:04/03/04 20:29 ID:ZGYWunYE
アイナブリッジ大佐じゃんw
>>16
ボンキュッボボンの照子たんの体が忘れられなかったんだね。

その後の展開は
「おにいちゃ〜ん!数学教えて〜!!」
「あれっ?部屋でパンツなんか脱いでお兄ちゃんお風呂入るのぉ?
なんかおちんちんがすっごくはれてるよぉ?病気なの?痛いの?
さすってあげようか??」
(粧裕たんはチンポから小便以外のものが出ることを知らない)

(*´Д`*)ハァハァ・・・・
19名無しさん@ピンキー:04/03/04 21:50 ID:KKMZPhPB
>>18
Lは極太アナルバイブ入りの
小包をワタリに発見されないとね
20名無しさん@ピンキー:04/03/04 21:56 ID:oajBb9KS
リュークと女死神の話希望
21名無しさん@ピンキー:04/03/05 01:23 ID:B9Bqef5A
                 ,. - ''´ ̄`/ ̄`ヽ、
               /......:ニ,. -:/:::、:::...:、ヽヽ、
              /....:.//:..:::l::::::::lヽ::..::::ヽ.ヽ
             /....../:......./::::l:::..:::::l:.:ヽ::.....:N..',
              /...../.:......./:::::::.l.::...:....:l:..:::l.:.......:l...l
            l:..../:/.../::::::ィ::人::::::::::l:.::::.l.::...::::::::l
               |:::/:/::/::::::///  ヽ::::::::l::l::::li::..:::::::::|
           |:::l::l:..::::::/ /  ,r '´`ヽ:::l:l:::::|l::::::::::::l|
           |::|:|::,.r‐r 、 ′   ./fアヾ|:|::::|.|::::::::::i|
               |::!::::l '、匕〉     ゞ-小:::::||:::::::::::|
            l:ト::i::l           |l |i::|l::::::i!::|
            ヽ 、:l    丶       / |i:::l::::....:::|
             ヽ、ヽ、 ヽ ̄ ア  / ,イ:/:::l....:::ヽ、 <ちんちんシュッシュッシュ
          ,..、    ヽ::ヽ、 `ー′ / |/:::::|.:::::::__ヽ,.
         r 'フ `}     l::..::,.` ‐-‐ '   |::::::::l::l'´: : : :.|
     _ r‐< / ./7     rヽ/.: ,,..l   ,.r 'l::/ヽ:::ヽ: : : : :l
    ,‐<ヽ i .||//     /: /: :l.  〉,. '__l::|,,.,,_\\: : : :ヽ、
   .f `'ォ | 〉 | /     >: : ヽ: ヽ- ',.- ': : :.リヽ : : : : ヽ`'' ‐、
   .|  .l.」ノ`" /    /: : : : |: : : : :|: : : : :/: : : : : : : : : ヽ,: : :
   |   〉 ./    ,./: : : : :|: : : : :|: : : : /: : : : : : : : : : : :}: : :
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22名無しさん@ピンキー:04/03/05 01:40 ID:vpve9KcD
立ったか・・・「デス・ノート」スレ

某スレでキボンヌをしていたが書き手からの反応はなかった・・・読み手からも。
スレが立って結構レスが進んでいるのを今見て嬉しい限りだよ。

じゃあ・・・キボンヌしようかな?

悪のイメージそのままのライトがデスノートを使用し
相手(これは原作は始まって間もないので誰でもいい)を
堕とす物語が読みたい!お願いします。

23名無しさん@ピンキー:04/03/05 11:59 ID:etyLvmxN
照子タソのケツのおかげだな…(´Д`*)ハァハァ
どうか、デスノであぼーんされませんように。
薄着になる夏まで持ちこたえますように……。
そして、可能ならば、水着すがt(ry
24名無しさん@ピンキー:04/03/05 13:32 ID:34xcCDVT
>>22やってみた


僕は成績優秀、運動神経抜群、容姿端麗、家庭環境良好、信頼もあるし絵に描いたような優等生だ。
それに加え今は人の死を操れるノーとがある。バカな口裂け死神が落としていったのだ。

そう、もう僕に欲しい物は何もないと思っていた。しかし何かが足りない・・・恋人だ・・・・。

ガールフレンドならたくさんいる。こう見えても・・・いやこう見えるから僕はモテるんだ。でもどの子も
皆同じように見える。僕の上っ面だけ見て寄ってきて、つまらない会話をし、何がおかしいのか笑い出す。僕は仕方なく愛想笑いをする・・・退屈だ。本当に愛せる恋人が欲しい。僕の本性を知っても全て
受け入れてくれる・・・。
「ねぇライト〜、卒業記念にどっか遊びに行こうよぅ〜。」
ガールフレンドのうちの一人、ユリちゃんがすがるような目で話しかけてきた。やめろ、何かキモいぞ。
「あたし、またスペースランド行きたいな〜この前はあんま時間なくて楽しめなかったしぃ〜」
バスジャックされて、おまけにその犯人の死体見たから楽しめなかったんじゃないのか。
「あはは、いいよ。スペースランドね。で、他に誰が来るの?」
「え〜二人っきりじゃないの!?」
げ、この前二人っきりで行ったからって調子こいてんなこいつ。
「卒業記念だしさ、皆で騒いだ方が楽しいだろ?」
「う〜分かった。じゃ、あたしにライトに美奈子にメガネくんね。美奈子、い〜い?」
美奈子といえば確かM大学志望のユリちゃんの友達だ。おとなしくてユリちゃんと対照的だ。実はあんまり話した事がない。
25名無しさん@ピンキー:04/03/05 13:33 ID:34xcCDVT
「え、卒業記念・・・?」
ユリちゃんに呼ばれて美奈子ちゃんが来た。一瞬目が合うとすぐそらしてしまった。
「でも、夜神君、嫌がってるよ・・・。」
え・・・何言ってんだこいつ・・・。
「え〜何いってんの美奈子!ライトは喜んで皆で一緒に行こうって言ったんだよ?」
ユリちゃんが僕の気持ちを代弁してくれた。そうだ、僕は絶えず笑顔で応対していた。どこをどうみれば
いやがっているように見えるんだ!?
「夜神君っていつも退屈そうにしてるよね・・・私分かる・・・。」
!!?なななこいつ僕の本心が分かるのか!?嘘だ!僕はいつも笑顔で応対・・・ってそれさっき言った、友達関係ももちろん良好で休み時間などは他愛もない会話をし、退屈な素振りなんか一寸も見せなかった!それをこいつは!!?
「も〜美奈子!訳わかんないこと言ってないで、行くの?行かないの?」
「夜神君が良いのなら行くけど・・・。」
「ぼぼ僕は大賛成だよ!皆で一緒にエンジョイするべきさ。あ、エンジョイなんて英語使っちゃったよ、  ははは!」
やばい。明かに動揺した素振りを見せてしまったぁぁ!
「じゃあ決定ね。ライト、メガネ君にも伝えといてね。」
ユリちゃんが馬鹿で良かった。僕の慌てっぷりは見事スルーされ、ちょうど昼休み終了のチャイムもなったので、彼女達は自分の席に戻っていった。しかし美奈子ちゃんはこっちを振り返り言った。
「私、知ってるよ。無理しない方が良いよ。」
一言余計なんだよ!!

この日から、僕は美奈子ちゃんが気になって気になって仕方なかった。気を抜くと彼女の事ばかり考えている。彼女は何者だ!?まさか僕の秘密・・・デスノートについてしっているとかはないよな・・・。

卒業記念INスペースランド(命名:メガネ)はいきなりだが明日だ。
26名無しさん@ピンキー:04/03/05 13:34 ID:34xcCDVT
↑誰か続き書いてくれ・・・嫌だったらいいんです。
27名無しさん@ピンキー:04/03/05 14:19 ID:B9Bqef5A
>>25
美奈子って誰?ユリはわかるけど。
観覧車でセクースとか?
28名無しさん@ピンキー:04/03/05 14:22 ID:34xcCDVT
美奈子はユリちゃんの台詞の中に出てきました。
29名無しさん@ピンキー:04/03/05 20:12 ID:B9Bqef5A
                  ,,... --- 、
              ,.-‐ ' ´::::::::::::::::::::::::::`ヽ.
            /:.....:::::..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ
            /:::::.....::.....::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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         li:::::::...:::.:::::::,. - '  ../..,,__l::::::::::::::|i::::::::::::|
         |i::::::::,. - ´ u  /    l:::::::::::::|i::::::::::i|
         |i:::::::| ,r‐t 、 、,,,.  r--、  l::::::::::::|:i:::::::::il    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ヽ::::::|////   ////   .|:::::::::::|:ヽ::::::::', < ああぁぁーっ
          i::::::|    、          |::::::::::|:::::ヽ、::::ヽ |  そ、そんなとこ
          |:::::::!   ,.-- 、     |::::::::::|、::::::::::`,,,... |   触っちゃやだーー
          |:::::::ヽ.  i`r─ヽ  u |::::::::i| /`‐--  ヽ \_______
          |::::::::|:::\ ヽ!.___,J   . イ::::::::l/        \l、
          ,.| ::::|::|:::::::ヽ、   ,. '´ .|::::::://   ,.       | ヽ
         / l/|:.:::|::|:::トl  `ー '´   l:::l:::l/,. -‐' ──--    |  ',
        i''  .|::l::::::::::| ヽ  ||. `ヽ、_////        ,.    |  l
      /    l::lヽ::::::l ヽ |    // ,. -‐‐ '  ̄      |  l、
  _,.. -'´       ヽ\::ヽ、 .l   /-‐'´         _,,..   |   \
__ノ──--、         ヽ 、 l /           /、___ノ     \
            ,. ‐'´,.--‐'´           / ──         \
         ,. ‐'´,. ‐‐'´ 、            /               ヽ、
30名無しさん@ピンキー:04/03/05 22:27 ID:vpve9KcD
>>24
SSありがとうございます。
しかし・・・
>誰か続き書いてくれ・・・嫌だったらいいんです。
いえいえ、謙遜なさらずどうか続きを書いてください。
キボンヌを言い続けた身としてはどのようなSSでも感想はつけさせていただきます。

>>11
エロいですねえ。>>17でなぜか完結してる雰囲気ですがw
しかし小ネタではもったいない気がします。続きキボンはOK?
3111:04/03/05 22:54 ID:oFvgPOOX
>>30
ウィッス。
書かせていただきます
32名無しさん@ピンキー:04/03/05 23:00 ID:gzYfNn2G
がんがれ
33名無しさん@ピンキー:04/03/06 04:49 ID:8JRmOC5d
スレ立てた責任でage!!
34名無しさん@ピンキー:04/03/06 05:06 ID:9GFIKVJp
おぉっ! 言ってることはよくわからんが、とにかくすごい責任感だ!
35名無しさん@ピンキー:04/03/06 13:37 ID:BQSM8rJc
>>18の続き
粧裕はそういって月のモノを小さく可憐な白い手で撫でた。
「さ・・・粧裕・・・っ!!やめ・・・っ!!」
さっきまで照子の尻のことで頭がいっぱいだった月だが、粧裕の純粋な目を見たとたん、
今度は実の妹に欲情してしまった。
「わぁ・・・大きくて固ぁい・・・今、あたしが治してあげるね。こう見えても看護婦志望なんだっ。
 へへっ。」
粧裕が優しく、ゆっくり上下左右に撫でる。
「あぁ・・・だっ・・・駄目だっ・・・粧裕・・・ぼ・・・僕・・・もう・・・・っ!!」
次の瞬間、月は勢い良く欲望の塊である白い液を出してしまった。
「ぎゃっ!!何これ!?お兄ちゃん本当に病気なんじゃない??待ってね。テッシュで拭いてあげる
 から・・・」
「あっ・・・あぁ・・・っ!!粧裕ううううう!!!」
拭いても拭いても出てくる。どうしよう、と困った粧裕はある事をひらめいた。
「(そうだ、よく血が出るとその部分舐めるじゃない?それで、しばらくすると自然に止まるから・・・)
 お兄ちゃん、じっと・・・・してて・・・・ね。」
粧裕は躊躇わずに液が流れ出る部分を口にくわえ、舐め始めた。ぺろぺろぐちゃぐちゃ。淫猥な音が
室内に響く。粧裕の舌は月の感覚を刺激し、限界に達せられる。
「ああああああ!!もうだめだっ!!粧裕!!粧裕!!好きだよ粧裕!!ああう・・・んんっ!!」
月は果ててしまった。驚いた粧裕は母を呼んだ。下半身丸出しで満足げな表情で倒れている息子、
精液にまみれた娘の手を見た母は、心臓麻痺で死んでしまった。
36名無しさん@ピンキー:04/03/07 22:25 ID:MZs51M9m
保守あげ
37名無しさん@ピンキー:04/03/08 06:04 ID:c9/kzq1o
神降臨期待age
38名無しさん@ピンキー:04/03/09 14:32 ID:e8GOdt9R
保守
39名無しさん@ピンキー:04/03/09 18:44 ID:kPFrXyLJ
ヤバイ。どれもこれも面白!エロとかいう以前に…激しくおかしぃ。スマソ。
皆さんこれからもがんがって下さい。見守ってまつ。
40名無しさん@ピンキー:04/03/10 00:01 ID:z1qi5Czw
 レイ・ペンバーの婚約者に対し、彼女が会議でそのことを
話すのを阻止することに万策尽きたと考えた
月はついに実力行使に出るが、あえなく返り討ちに、
襟首を掴まれ、左上手投げで路地に投げ込まれる。
頭から壁に突っ込みそうになり慌てて壁に両手を着く月。
そこへ女が素早く月の口元に濡れたハンカチを押し当てる、
たちまち月の脳から爪先までが痺れ、意識が朦朧とする、
「う・・・・くっ」
「貴方が何者か、詮索したいけど、今はそれどころじゃないの。
でも、とりあえず最低限のお礼はさせてもらうわ・・・・」


そういうと、女は全く無駄のない動きで素早く月の
ズボンのジッパーを下ろす。
「ふふふ・・こんなにすぐに効くなんてすごい効果ね」
痛いほどに膨張した月のソレは初々しいピンク色を保っていた。
「く・・・・いったい何を?」
「今のお薬は痺れ薬と即効性の媚薬を混ぜたものなの、
即効性はスゴイんだけど・・・・・・まあ、今の貴方の立派なったのが、自分の実力
だと思ったりしないでね、カワイイ月クン。」
「な、なんだって・・・・」
「御託はもういいわ、とりあえず、貴方が使い魔か何か
わからないけど、貴方の体液を採取させてもらうわ」
そう言うが早いか月のモノを握り締め扱きたてた、
テクニックや、あるいは愛撫といった単語とは全く彼女の
頭の中には無い、ただの「採取作業」である、
そして、その瞬間はあっという間に訪れた。

「くうッツ・・・・あああっツ」
41名無しさん@ピンキー:04/03/10 10:20 ID:r3rfJI6y
>ただの「採取作業」

イイ! 採取されたい……ハァハァ(*´Д`*)ハァハァ
42名無しさん@ピンキー:04/03/10 16:25 ID:HlAuhFjC
しかし月はあんだけ頭良し、顔良しだったら性欲なんか超越してそうだ。
ただレイペンバーさんはスケベそうだが。
43名無しさん@ピンキー:04/03/11 08:07 ID:R+1kXC1O
あげ
4440:04/03/14 01:39 ID:w3SiMQ+K
>>40続き
その瞬間、女は月の後頭部を押さえつけた、
「うわっ・・・・」次の瞬間、熱い迸りが月の顔面に弾けた、
射精は断続的に続き、月の秀麗な眉目を汚していく、
だが、女は容赦なく彼を扱きたて、最後の一滴まで搾り出す。
顔に降りかかった精液は月の若さを象徴するように濃厚で、
全く滴り落ちることはなかった。
「スゴイ濃いわね、ガマンしてたのかしら、でも、
古いのじゃサンプルにならないから・・・・」
そういうと女は胸ポケットから試験管のようなものを取り出し
手馴れた手つきでいくつかのパーツと組み合わせる、
「うーん、まだ元気すぎね・・・・まだ、古い精液が残ってそう、
まずはこっちね」女は妖しい笑みを浮かべると鞄から張型を
取り出す、「・・・・・・やめ・・ろ」
45名無しさん@ピンキー:04/03/15 23:15 ID:mOTeycS+
kamikiteta-!!
46名無しさん@ピンキー:04/03/16 01:08 ID:kgZu7gm6
正直、続きを楽しみにしています。

ところでデスノの女キャラのエロ絵が見たい。
男キャラのエロ絵ってなんとなくありそうだし。
47名無しさん@ピンキー:04/03/16 23:39 ID:dlv83/YF
   ,=============、、 
  │                   . |||| 
  │ 南空ナオミ           .  |||| 
  │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄..  |||| 
  │ 自慰              . . |||| 
  │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_.  |||| 
  │ 2004年1月1日午後1時25分.  |||| 
  │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   |||| 
  │ 人に体液がかからぬ様.    |||| 
  │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.  |||| 
  │ 自分の考えられる最大限の.  |||| 
  │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |||| 
  │ 痴態の発見されない.      |||| 
  │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.  |||| 
  │ 自慰の仕方だけを考え行動し|||| 
  │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |||| 
  │ 48時間以内に実行し絶頂.  |||| 
  │  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.  |||| 
  │                    |||| 
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
4840:04/03/18 01:26 ID:KhACnzSH
 女は素早く張型全体にグリースを塗りたくる、おそらくフィアンセのほかにも
何人か少年肉奴隷がいたのであろう、その手つきは慣れたものだった。
「何を・・・・・する・・」
「決まってるじゃないこれで気持ちよくしてあげるのよ、
もっとも、コレは特別製なんだけどね・・・」
そう言って女は月の薄い尻肉を割り開く、
これからされるであろう事にさすがの月も恐怖を隠しきれなかった、
「く・・・こんな女に・・・」
「どうやらこっちは・・・・・いえ、どっちも初体験のようね」
今だした所だというのに、痛々しい程に膨れ上がった月のペニスを女は軽く愛撫する
滴る先走りの液を張型にさらに塗る。
「さあ、覚悟はいいかしら」
「・・・・!!」ゆっくりと張型は月のなかに消えていき、
ついに完全に張型は月の中に納まった。月は安堵ともとれるような
大きな溜息をつく。脂汗を滴らせながらも、ついに月は初体験の痛みに対し
声をあげることはなかった。
「強いコね、でもこれでどうかしら、」
49名無しさん@ピンキー:04/03/18 21:49 ID:lnHZTWAT
あぁ〜〜(・∀・)イイ!
「デスノートでナオミを操る」シチュエーションよりも
プライドの高い月が肉奴隷と化すシチュエーションの方がだんぜん好みだ。
50邪魔者:04/03/19 18:50 ID:lZRNCH1Z
「さようなら 南空ナオミさん」

振り返らずに立ち去る彼女の後ろ姿を見ながらライトがつぶやく。
彼女の頭の中は、デスノートに書かれた条件の事で一杯なのだろう。
他人に迷惑をかけず、遺体の発見されない方法で2日以内に自殺する。
ライトが彼女へ科した死への残酷なスケジュールだ。
彼女にはなんの恨みもない。
ただ、邪魔なだけ。邪魔者は殺す。
幸運の女神は僕に味方した。それを最大限に利用しただけだ。

(ククク、あんな美人をこのままあっさりと殺してしまうなんて。
デスノートの贅沢な使い方だな。勿体ない。)

リュークの言葉でそういえばと気付く。
名前を聞き出す駆け引きをしている最中は必死で考えもしなかった。
彼女は相当な美人だ。賢そうでスタイルもいい。
男なら一度は抱いてみたいと憧れる女だろう。

(おいライト。…ライト?)
ライトは遠ざかっていくナオミの後姿をしばらく考えながら見ていたが、
デスノートの紙切れとペンを急いで取り出し、
さきほど書いた条件の開始時間の横に文字を書き足した。
リュークが何事かと紙を覗き込む。

<死ぬ前に夜神月といやらしくて激しいSEXを実行。>

(……スゴーッ!凄い条件を書き足したな、ライト。)
「リュークが勿体ないって言ったんだろ。特等席で見せてやるよ。」

51邪魔者:04/03/19 18:51 ID:lZRNCH1Z
文字を書き足した瞬間から、ナオミの様子が変わり始めた。
歩みを止め、こちらを振り返りライトの顔をぼんやりと見つめている。
近づくと、同じ言葉を何度もボソボソと呟いていた。
「私は…夜神月と…いやらしくて…激しい…SEX…。」
ライトは希望の獲物をしとめたハンターのようにニヤリと笑った。
「ナオミさん。ホテルに行きましょうか。」
(ククククククッ。)
後ろの方でリュークの楽しげな笑いが聞こえた気がした。



「じゃあナオミさん。まずは自分で服を全部脱いで、
ベットの上に仰向けで寝て下さい。」
「…はい。」
薄暗いラブホテルの室内で、ナオミはライトの命令に
躊躇する事なく自ら服を脱ぎ始め、全裸になると
ライトの命令したとおりにベットの上に横たわった。
仰向けになっても分かるほどの大きめで形の良い乳房が、
ライトを誘うように揺れる。
ライトも服を手早く脱ぎ全裸になると、自分を感情のない表情で
見上げている彼女にゆっくりとした動作で近づいた。
「ナオミさん。人生最後のSEXを楽しんで下さい。」
5250.51:04/03/19 18:59 ID:lZRNCH1Z
感情のない表情→感情のない顔
修正忘れたまま投下してしまいました。

希望があれば続き投下。ハードエロっす。

ここしばらく人少ないと思ったら今人大杉だったんですね。
専ブラでしか入れんし。

>>40
タマランッス(*´д`)ハァハァハァハァ

>>49
好みじゃないシチュエーションでスマソ…
53名無しさん@ピンキー:04/03/19 20:04 ID:MJo36veH
≫52
良かった。リュークの「スゴー」に笑った。続ききぼん
俺は専ブラ持ってないから携帯から見てる。
54名無しさん@ピンキー:04/03/19 23:44 ID:voy6qF0h
チンチン立ちっぱなしなので、続きを希望
55名無しさん@ピンキー:04/03/20 01:42 ID:3BpvtwW6
>>52
自分は49でありますが、>>50-51のようなシチュエーションも最高であります!!!!!!!!
もうどちらでもいけます!!!!!!!!
5640:04/03/20 02:16 ID:xSt/A2Gq
>>40 >>44 >>48からの続き
ブゥゥゥン・・・・・・低い唸り声をあげて、月の中で
張型が暴れはじめる、「アア・・・・ンッツ」
「カワイイ声ね、もっと聞かせてもらおうかしら。」
女は鼻歌交じりで手元のリモコンのレバーをリズミカルに弄ぶ、
すると、それに合わせるように、張型は月の中でその振動を変化させた。
「何・・・・・・や・・やめろ・・・」
最低一度は、肉棒に触れることなくイかせる、それが
彼女のポリシーだった、それが無垢な少年を完全に屈服させ、
自分の奴隷とするために必要なプロセスであると
彼女は考えているのである。


57邪魔者:04/03/20 08:52 ID:7frMi3MR
「あ…っ」
横たわるナオミの身体を指でゆっくりなぞっていくと、
時折小さな悲鳴が洩れる。
よく見ると、悲鳴をあげる部分の周辺すべてに微かに痣が残っている。
「キスマークか…あのFBI捜査官は僕に殺される直前まで
この女を毎晩調教していたみたいだな。」
ナオミの膝を軽く折らせ、薄めの茂みを掻き分けて女性器を観察する。
人差し指と中指を左右のヒダに添え、指をゆっくり開くと
目の前に薄い色素の肉壁と、肉の台座に鎮座している真珠のような
小振りのクリトリスが現れた。

「へぇ…!凄く綺麗なピンク色だ。
ここまでの色は僕がいままでSEXした女の中にもいなかった。」

「でもさすがに処女膜は…残ってないか。
レイ・ぺンパーは何人目だったのかな。」

ライトは彼女の成熟した女性器を気の済むまで観察した後、
ヒダを両手の親指で左右に限界まで開き、そのまま固定すると
顔を近づけ、むき出しになったナオミの秘部周辺の粘膜を
舌の腹でねっとりと舐めあげる。
時折り唇をすぼませちゅっ…とクリトリスを強めに吸い上げる。

男の性を激しく刺激する独特な女の匂いが鼻につき、
下半身がズキズキと疼くのを感じながら
目の前の蜜壷に堅くした舌先を刺し入れゆっくり掻き回すと、
中からドクリと熱い愛液が溢れ出てきた。
それをわざと音をたてて啜り、ナオミの耳に届くようにする。
「はっ…ああっ……い…やぁ…。」
5857:04/03/20 08:54 ID:7frMi3MR
キボンして貰ったので続き投下っす。
今続きを書いてる途中なので、もう少し付き合って下さい。
ナオミたんがもし生きていてくれたらもっとエロいの書くんだが…。

>>56
ハァハァもっと生意気なライトにおしおきして下さい(*´д`)ジョオウサマ…
59名無しさん@ピンキー:04/03/20 21:39 ID:RAEWzQlx
幸せだなあ
神が二人もいるよ
60邪魔者:04/03/21 00:47 ID:LX3oZ022
「もう入れてほしいですか?どうしようかな。」
ライトは硬直したペニスの先で、ナオミのクリトリスを擦りながら尋ねた。
声も出せぬほど感じすぎている為か、ナオミの視点が定まらない。
亀頭がクリトリスを擦るたび、顎を上下させかすかに喘ぎ、
ビクビクと足先を痙攣させされるがままになっている。
いつまでたっても答えないナオミにしびれを切らし、
しつこく擦られ、赤く充血してぷっくりと腫れている彼女の真珠を
指の先で突然強くつまみあげた。

「い、痛いっ…!」
その瞬間ビクリとナオミの身体が跳ね上がり、涙目でライトを見る。

「この僕がせっかく話しかけてやってるのに、答えないからですよ。」
「ご、ごめんなさい…早く…私の中に入れて下さい…夜神さん…。」

ライトはやっと得た返事にとりあえず満足すると、
ナオミの膝をつかみ大きく広げ、足先を自分の肩に乗せて
膣に深く挿入出来る体勢にし、亀頭の先だけを挿入して入り口で
ゆっくりと焦らすように先だけの出し入れを開始した。
61邪魔者:04/03/21 00:53 ID:LX3oZ022
「いや、いやぁ、お願い……もっと私を激しく犯して…
奥まで入れて下さいお願い早く…あぁ…おかしくなっちゃう…。」
たっぷりと前戯を受けて限界が近いナオミは長い足をライトに絡ませ、
形のいい尻をくねらせながら必死でせがむ。

自分が今征服している理性をなくしたこの淫乱な女は
ついさきほどまで自分には捨てる物は何もない、一緒に捜査させてくれと、
凛々しい顔でこの僕に懇願した人間とは思えない。

デスノートの力をあらためて思い知った気がした。
デスノートがある限り、僕は人を自由に操る事が出来る。
行動も、人格も、その命さえも。
手のひらで人間の運命を簡単に転がす事が出来る。
なんてすばらしいんだ。なぁリューク!

僕は新世界の神になる!

僕は特別な人間なんだ!

僕の計画を邪魔をするやつは容赦しない!

一人残らずデスノートで殺してやる…!!
62邪魔者:04/03/21 01:00 ID:LX3oZ022
「コンドームは付けなくてもいいよね。
あなたはもう避妊する必要はないから。
中に思い切りぶちまけてあげますよ。
お望み通り、一番奥にね…。」

ライトはつぶやくようにささやくと、
愛液で濡れそぼった己の肉棒がナオミの子宮口まで届くよう
勢いをつけて突き刺し、室内に肉のぶつかる音が響くほどの
激しいピストン運動を開始した。

「ひ…ああっ!あ、あ、あぁ!!」
あまりの激しさに、ナオミは目を見開き、耐え切れずに悲鳴が上がる。
ライトの肉棒にナオミの熱い粘膜と粘液が絡みつき、
出し入れするたびに濃い愛液の雫をシーツの上に飛び散らせながら、
グチュグチュといやらしい音色を奏でる。

ナオミは熱い杭で壊れそうな位に奥を激しく突き上げられ、
中をめちゃくちゃに掻き回される快感に耐え切れず
頭を激しく振り、ライトの腹に腰を擦りつけ半ば半狂乱になりながら
喘ぎ、泣きむせびながら歓喜の声をあげ続けた。

「ああっ!ああっ!もっと…もっと…………レ…イ…!」

最後に彼女が叫んだ名前は、夜神月の耳には届かなかった。

6360.61.62:04/03/21 01:04 ID:LX3oZ022
アリガトウゴザイマシタ(*´д`)
6440:04/03/21 02:19 ID:6nOy96aR
>>40 >>44 >>48>>56の続き
 時に強く時に弱く、絶頂へ一気に導くべく振動を強めたかと思えば、
その寸前を見切ったかのように振動の強さを調整するツマミをゆっくりと元の位置に戻していく、
月は振り向き思わず切なそうな表情を浮かる、「あら、どうしたの、
今のでイキたかったの?」 「く・・・そ・・覚えてろ・・・・」
「あら、まだそんな目が出きるのね、じゃあ、特別コースを用意
してあげるわ」
この子は特別の上玉だ・・・シミ一つ無い滑らかな白い肌、
美しく知性的な顔立ち、そんな最高級の美少年が、
過去の誰よりも自分に屈服することに抵抗をみせている・・・・
少年を道具と自らのテクで性奴に堕とす、そのことに最高の
悦びを感じる彼女の雌芯は燃え盛っていた。
「初めて使うんだけど、大丈夫よね、」
鞄から彼女が常に持ち歩いている護身用のスタンガンを取り出す、
そして石突の部分の改造されたと思しきカバーを外し、
張型のコードと接続する。
「ま・・まさか・・」さすがの月もそれが何を意味するかわかり、
青ざめた。
65名無しさん@ピンキー:04/03/21 15:56 ID:wY37vdQB
保守
66名無しさん@ピンキー:04/03/21 23:56 ID:UA/wIkxW
神ありがとう!!!
67名無しさん@ピンキー:04/03/22 02:15 ID:XxcvZrpy
ナオミ様、粧裕タン主演のエロ同人誌ってまだ出てないの?
68 ◆KIRA/DnCJs :04/03/22 05:15 ID:llWLalJl
すみません、初めて来たんですが、
ここって男性向けだと思ってたんだけど、違うの?
読んでびっくりした・・・
69名無しさん@ピンキー:04/03/22 07:09 ID:qF6vsxwr
>>63
ありがとう!超良かった。また書いて!!

>>◆KIRA/DnCJs
男性向けだと思うが?女性向けは別にあったような。


70名無しさん@ピンキー:04/03/22 08:45 ID:XAFL9rIn
保守
71メルマガ発行人 ◆TGkTkIms5g :04/03/22 09:10 ID:zs2ATgp1
◆KIRA/DnCJsは何か勘違いしている。間違いない。
というかKIRAは女?男?
72名無しさん@ピンキー:04/03/22 16:35 ID:zN8Hx+YT
月が受けになってたからそう思ったのかな?
まあそんなことはどっちでもいいだろ。

職人さんありがとう(*´Д`*)ハァハァ これからも期待してます。
73 ◆KIRA/DnCJs :04/03/22 18:31 ID:llWLalJl
すみません。なんでもないです・・・・
ただ、予想してたよりもかなり色んなタイプの文章が載ってたので・・・

(・∀・)イイ!
74真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/22 21:12 ID:m6mu7gHf

ナオミたん、死亡確定を記念・・・
・・・追悼する意味を込めて
エロ尻SSを上梓します。
75真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/22 21:12 ID:m6mu7gHf

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル01)

飛行機がゆっくりと旋回し、降下していく様子が、目を閉じて
いてもはっきりと判る。
機内にかかるGに、体を支配されているからだ。
(日本か・・・)
目をけだるそうに開けた女の名は、南空ナオミという。
元FBI(米連邦捜査局)の捜査官にして、大統領直属捜査班
「POINTER」という極秘セクションに属していた秘密特命捜査官
でもあった。
三ヶ月前に退職し、いまは平凡な主婦としての花嫁修業に余念が
ない毎日だ。とはいえ「POINTER」の一員として、アメリカ国内の
暗部を知りすぎている彼女にとって、アメリカ以外の国で暮らす
自由はない。
現在は帰化しているが、日本人がアメリカのデリケートな事柄を
扱う部署に就いていた代償でもあった。
ナオミはそれでもかまわなかった。
彼女自身、アメリカに留学して以来、祖国「ニホン」に帰ること
などほとんどなかったのだから・・・
76真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/22 21:14 ID:m6mu7gHf

「マウント・フジはどこだい?」
ウキウキしながら窓の外を眺めている男は、彼女の婚約者で
日系アメリカ人のレイ・ペンパーだ。
「この角度からじゃ、富士山は見えないわよ、レイ」
「マイ・ガッ!」
「もう一度旋回するから・・・ほら、外を見てて」
「オゥ・・・」
赤い夕闇に染まった富士山が、うっすらと見える。
「オゥ!ビューティホ〜♪マウント・フジ、ベリー・ビューティホ〜♪」
普段は口数の少ないレイが、子供のようにはしゃいでいるのを
見て、ナオミは苦笑いする。レイはウインクをしながら言った。
「あいかわらずキミの観察力は的確だ。明日から優秀なスチュワーデス
にもなれるよ」
ナオミは、婚約者の言葉の中にかすかな皮肉を感じたが、何も
言わなかった。レイには悪気はないのだろうし、繊細な言葉の
機微をいちいち分析するクセもいい加減直さなくてはならない、
とナオミは思うのだ。
これからは妻として、夫を内側から支えなくてはならない。
もう凶悪事件を追いかける日々は終わったのだ。
しかし平凡で幸せな家庭を、はたして自分に作れるのか、とても
不安だった。今までの半生を振り返ると、希望に満ちた未来が
押しつぶされそうなほどの息苦しさを感じてしまう。
ナオミにとって犯罪者との死闘のほうが、何倍も気が楽なのかも
しれない。
77真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/22 21:16 ID:m6mu7gHf

「富士山は美しいね。日本はボクの第二の故郷だ」
「・・・この国は、あなたが思うほど素敵な国じゃないのよ」
ちいさな声だったが、レイは聞き逃さなかった。
「前から不思議だったんだけど、ナオミは自分の祖国が
嫌いなのかい?」
「・・・・・・」
ナオミは答えず、再び目を閉じる。
レイはナオミの手に、自分の手をそっと重ね合わせながら言った。
「ゴメンよ、ナオミ。ボクはまた何か、キミを傷つけるような
ことを言ってしまったのかな?ボクはキミの笑っているところが、
とても好きだ。だからキミの笑顔のためならば、ボクは努力を
惜しまないつもりだ」
吹き出してしまうくらい生真面目な言葉で、レイは彼女をやさしく
気遣った。
レイ・ペンバーは、アメリカ全土から優秀な人材が集まるFBI
捜査官のひとりではあるが、とくに際立つ才があるわけでは
なかった。
やや保守的なところもあるが、根が素直で真面目な男だ。
何よりも他人に対するやさしさがある。
78真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/22 21:17 ID:m6mu7gHf

外国人というハンディを乗り越え「秘密特命捜査官」に任命
されるほど有能な南空ナオミが、いままで男関係の噂すら
まったくなかったにもかかわらず、可もなく不可もない
平凡な男、と陰口を叩かれていたレイ・ペンバーといきなり
結婚することが決まったとき、FBIは騒然となったものだ。
しかもナオミは、結婚を機に退職するという。
「まさに迷宮入りの事件とはこのことだ。・・・女は判らんな」
大統領直属捜査班「POINTER」の特命指令長官は、彼女を
何度も引きとめようとしたが、それが不可能だと知ると肩を
すくめて、そう言い放った。
手強いライバルがあっけなく去っていくことに、心の中で歓声を
上げる同僚たちを別にどうとも思わないナオミは、FBIを退職
してからというもの、レイとの新婚生活に(不安ながらも)胸を
高鳴らせる日々を送っていた。
それは彼女が、ようやく掴んだ幸せだったのだ。
79真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/22 21:18 ID:m6mu7gHf

ナオミは自分のことを陰気な女だと思っている。
そんな自分が嫌いだったし、自分が生まれ育った日本のことも
嫌いだった。
(いい想い出なんて何もなかった・・・)
日本から逃げるようにしてアメリカに渡ったナオミは、新天地
でも孤独な想いを強いられてきた。
個人の自立を尊ぶ国で独りで生きていくには、それなりの
覚悟がいる。皮肉なことに、なんでも器用にこなす彼女にとって、
暖かい人間関係を築くという作業は、とても困難を要するもので
あった。集団生活は苦手だが、かといって異国の地で、たった
独りで生きていけるほどナオミはたくましくはない。
仕事を認められれば認められるほど、自分の周りに見えない壁が
できていくことに寂しさを感じていたナオミにとって、レイだけが、
いや、正確に言うならばもうひとりいるが、ともかく心を通わせる
ことができる数少ない人間だったのだ。
80真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/22 21:19 ID:m6mu7gHf

「ナオミ、大丈夫だ。私はキラに殺されはしない。
だから安心してくれ」
レイは、ナオミが故郷に帰ってきたのに笑顔を見せず、ただじっと
黙りこくっているのは、彼に託された極秘任務の内容に不安を
覚えているため、と勘ちがいしているようだった。
(ちがうのよ、レイ。私は日本という国が、そして自分自身が
嫌いなだけ・・・)
ナオミは淋しそうな笑顔を浮かべ、実直な凡人のレイを見つめる。
冷えたナオミの手を、上からやさしく包み込む暖かい手。
それが、無性に嬉しかった。
その温もりにすがるように、彼女は彼の手をしっかりと握った。

(2〜3日後の続く)
81真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/22 21:26 ID:m6mu7gHf
>>76訂正

>日系アメリカ人のレイ・ペンパーだ。

日系アメリカ人のレイ・ペンバーだ。


いきなり名前間違えてるし・・・(鬱
すげぇ、不安。
ともかくエロ尻は
次に次あたりまで待っててくださいネ。
(空腹こそ、最高の調味料)
82名無しさん@ピンキー:04/03/22 22:13 ID:lSfdhX2a
>>81
乙!レイが英語しゃべってるとこにワロタw
83名無しさん@ピンキー:04/03/22 23:26 ID:89WvdjXw
スッゲ!本格的やん!
俺もレイの英語に噴出した。
84名無しさん@ピンキー:04/03/23 01:13 ID:IE8+IE5L
ところでこのスレは21禁だぞ。
85名無しさん@ピンキー:04/03/23 09:36 ID:phBeML05
リュークに犯されるナオミが見たいです。
86名無しさん@ピンキー:04/03/23 16:05 ID:o1DTnFV5
続き楽しみにしてます。ここもだんだん人が増えてきたようでうれしい。

ユリタンはあんまり人気ないのかな。俺は月とユリのが見たいな。
でもナオミタンも好きだ(;´Д`)ハァハァ・・・
87名無しさん@ピンキー:04/03/23 19:38 ID:05tYcIte
ユリは捨てキャラだからな…
>>85
死神に中田氏されたらどうなるんかなハァハァ
88名無しさん@ピンキー:04/03/23 19:51 ID:wa2N6eQ6
>>87
Lみたいな子供が生まれたりして
89名無しさん@ピンキー:04/03/23 23:33 ID:wa2N6eQ6
粧裕たんのオナーニを隠しカメラで監視するLきぼん
90名無しさん@ピンキー:04/03/24 18:43 ID:+vGry/H4
真仙誠 ◆S3in8NxDqM タン、文章巧いなあ
続き待ってます

>64の続きも激しく気になる
91真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/24 21:18 ID:hm95uFmY

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル02)

キラと呼ばれる、正体不明の殺人鬼が現れたのは2003年11月28日
と公式ファイルには記されている。以来、国籍・人種を問わず、
世界各国で数百名の人間が、キラによって殺害されたという。
この史上最悪の犯罪者が、どのような方法でこれだけの数に及ぶ
殺人を重ねたのかは、今もって不明だ。
しかしキラの犯行には、ある種の規則性があった。
それはすなわち、『犯罪者しか殺さない』という点だ。
神を気取る偽善者。
そう批判する者も多い。
だがキラを英雄視する者が、それ以上に多かったのも事実である。
キラの殺人は、人通りの多い道端であろうと、警備が厳重な監獄の
中であろうと、おかまいなく続けられた。
悪い奴は容赦なく殺す。
その行為に、人は神の姿を見たのだ。
92真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/24 21:20 ID:hm95uFmY

「・・・まったく、よくもまあ、これだけの人間を殺す気になれたものだ」
分厚い資料をテーブルの上に投げ出して、レイ・ペンバーは
肩をすくめた。
「超能力者が殺人鬼とは、世も末だな」
頭が固い、と上層部から評されてきた保守主義者の口から、超能力と
いう単語が出てくるほど、キラという人間は恐ろしかった。
指一本触れることなく、対象者を殺害できる能力。
それはトリックといったレベルではなく、まさに事実なのだ。
最初、懐疑的だった者たちも今では、キラが人智を超えるチカラを
持った化け物である、と誰もが認めざるを得ない状況下にある。
そのきっかけを作ったのが、キラを挑発する実況放送だった。
衆人環視の中、人を遠距離から殺す場面を世界中の人々が目の
当たりにした。
「今のところ、犯罪者しか殺していないが、それがいつまで続くか。
いずれにしても、あの殺人鬼をこのまま野放しにするわけにはいかないな」
「私たちにはLがいるわ。彼はすでに動いている・・・」
南空ナオミの言葉に、レイは眉をひそめた。
93真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/24 21:21 ID:hm95uFmY

婚約者であるレイは、愛するナオミを危険な目に遭わせたくない
一心で、彼女が仕事に対して口を出してくることを好まなかった。
男は女を守るもの、という保守的な教育を受けてきたこともあるが、
優秀な捜査官だったナオミに対する嫉妬も多少はあった。
しかし表向きはFBIに属していたが、実はナオミが大統領直属
捜査班「POINTER」の秘密特命捜査官だったことを彼は知らない。
知ってしまえば、レイの小さなプライドは脆くも崩れ去ってしまうだろう。
そしてたぶんレイは、ナオミの元から去っていくにちがいない。
それが判っているので、ナオミも自分の過去を話す気はなかった。
「Lか・・・」
なんとなく熱っぽく語ったナオミに対し、レイはそっけなく応じた。
「あいつのおかげで、キラの恐ろしさが理解できたけど、しかし
世界中に妙な影響力を広めてしまったのも事実だ」
テーブルの上に無造作に置かれた資料を再び手に取り、目を通しながら
「・・・日本のみならず、世界中で凶悪犯罪が激減している」
「でもそれは良いことじゃない、レイ?」
「良いことなもんか!」
資料を床に叩きつけながら、レイは叫んだ。
94真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/24 21:23 ID:hm95uFmY

「これがどういうことを意味するのか、キミにだって判っているはずだ!
キラは神の座を手に入れつつあるんだ!世界中が、キラという一個人に
よって価値観や道徳観を左右されている!これは神に対する冒涜だ!!
人間は神にはなれない!
いや、はっきり言おう、人間は神になってはいけないんだ!!」
レイが興奮気味に怒りをあらわにしているのは、キリスト教という
独善的な一神教の教えに反するからという理由だけではなく、Lに
必要以上の共感を示しているナオミに腹立たしさを覚えたからだ。
そのことを直感したナオミは素直に謝った。
「そうね、レイ。あなたの言う通りだわ。それにキラの話はしないと
いう約束だったわね。・・・ごめんなさい」
その言葉を聞くと、レイの体中を駆け巡っていた怒りが、さあっと波の
ように引き、後悔という苦い後味だけが残った。
FBI時代に、そのクールな立ち振る舞いから「氷のオンナ」と揶揄
されていた南空ナオミが、まるで親に叱られた少女のようにオドオドと
自分を見ている。
そんなナオミが急に愛しくなって、レイは彼女を抱きしめた。
「謝るのはボクの方だ。すまない。またキミに嫌な想いをさせてしまった。
ボクはただ・・・」
弁解交じりの謝罪をする口に、ナオミはそっと唇を重ねた。
95真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/24 21:24 ID:hm95uFmY

男女の仲を修復するのに、言葉は不要だった。
シンッと静まり返った部屋の中に、やがて激しい息遣いが満ちていく。
物静かな普段のナオミからは想像も付かないような、悩ましいほど
大胆に蠢く舌がレイの口の中を犯した。
レイは彼女に負けじと、激しく舌を動かそうとするが、そんな彼を
弄ぶかの如く、ナオミは機先を制し、刺激のツボを的確にポイント
していった。口の中に広がる快楽に、レイはあっけなく流されて
しまい、抵抗する気も次第に失せてしまった。
そしてついに、彼はナオミの成すがままになる。
自分がリードしていることを理解した彼女の舌は、さらに速く、
激しく、妖しく身をくねらせ、悦びの音色を奏でた。
ナオミの唇が離れたのは、それからたっぷり5分ほど経って
からだった。
「この続きは、ベットで・・・」
惚けた表情のレイは、息絶え絶えに言った。
上気する火照った顔を上げたナオミの口から、白い輝きを放つ糸が
しなやかに宙を舞う。
この淫靡で悩ましげなメスに、レイが逆らうことは不可能だった。

(2〜3日後の続く)
96真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/24 21:26 ID:hm95uFmY

みなさんに楽しんでいただけて
良かったです。

あー、ちなみにわたしのエロ描写は
かなり変態的なので、これ以降、
気分が悪くなる人も出てくるかもしれません。
だから最初に謝っておきます。





・・・ゴメンね。
97真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/24 21:33 ID:hm95uFmY
今気がついたけど
(2〜3日後の続く)
って、どんな言葉だ?
(2〜3日後に続く)
に訂正。
98名無しさん@ピンキー:04/03/24 22:50 ID:VHwv7v9l
>>97
うおっ!いよいよエロに入るのか。楽しみにしてますぞ!
99名無しさん@ピンキー:04/03/24 22:58 ID:2ZoICfht
>あー、ちなみにわたしのエロ描写は
>かなり変態的なので、

(*´д`)ハァハァ それは楽しみですなぁ
100名無しさん@ピンキー:04/03/26 17:30 ID:HPZopL5A
>>96
空腹で待ってます(`・ω・´)



もし他にも書ける人がいたら書いて…感想付けさせて貰いますので。
101真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/26 22:17 ID:OS9N6r8+

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル03)

ほんの30分前まで、明日早いから、と仕事熱心なことを言っていた
にも拘らず、現在のレイは、もはや目の前のいやらしいオンナとの
セックスのことで頭が一杯という有様だった。
本能に支配された男のカラダは、しかしベッドに行くことを許されず、
椅子に座ったままシャツのボタンをひとつずつ外されていく。
たくましい肉体が現れるたびに、ナオミはひとつずつキスを与えていった。
「ナオミ、シャワーを浴びてから・・・」
汗臭い体臭を、彼女に嗅がれることを恥じたものの、レイは椅子から
立ち上がる素振りを見せず、ナオミも何も聞こえていない様子で、
耳・首筋・脇の下・乳首などを丹念に責め立てていく。
やがてレイの分厚い胸板に鼻を押し付け、思い切り吸い込む。
オトコの匂いがした。
レイは恥ずかしいのか、オゥ・・・、と呻いて身をよじった。
日系人とはいえ食文化がちがうためか、レイの体臭は濃かったが、
ナオミのそれはかすかな甘い香りがする。
一般的に外国人が、日本の女性を抱いて感じることは、甘い体臭が
ほのかにすることだという。
香水とはちがう甘い香りは、日本人独特のフェロモンなのかもしれない。
102真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/26 22:18 ID:OS9N6r8+

ナオミはレイの匂いに満足を覚えたのか、再び恋人のカラダの
愛撫を始めた。舌を舐るように絡ませ、潤滑油と化した唾液とともに
小刻みに左右に振り、その感触が永遠に続くと思わせた瞬間、唇を
窄ませ激しい音を立てながら離れる。
そのピンク色の舌は、厭らしい蛇のダンスのように激しくリズミカルな
動きをし、それがあらかた這いずりまわった頃には、レイの上半身を
覆うものはもはや存在せず、ナオミの白く繊細な指が新たな獲物を狙う
ハイエナを思わせる貪欲さで、ジッパーをゆっくりと下げていった。
ここでようやく裸になりつつあるのが自分だけで、ナオミはいまだ服を
脱ぐ素振りすら見せていないことに、レイは気が付いた。
顔が赤くなった。
しかし羞恥心をうまく刺激されているのか、言葉に出すのも忌まわしい
快楽がオトコのカラダを愛撫の虜にしている。
レイの分身をそっと握り、軽く上下にこすり上げながら、耳元で
ナオミが囁く。
「あらぁ、あなたのボクちゃんがスッゴク固くなっているわねぇ。
ふふふ・・・そんなに私の中に潜り込みたいのかしらねぇ・・・」
「ああ、ナオミ、そんなにじらさないでおくれ。もう、ボクは、ボクは・・・」
さり気ないホメ言葉と胸高鳴る期待感という絶妙な語彙を含ませ、さらには
レイの心の奥底に秘めた、マザコン気質を瞬時に読み取り、レイの
興奮する言葉攻めをピンポイントで突く神業を駆使する魔性のオンナ。
103真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/26 22:18 ID:OS9N6r8+

不意に立ち上がると、ナオミは細いスラックスをレイの鼻っ面に
押し付けた。
「脱がせて・・・でも手を使っちゃ、ダメよ・・・」
今度は、いたずらっ子のような顔を見せるナオミ。
瞬時にレイの脳内では、別のスイッチに切り替わった。
自らの野獣性をプッシュされたのか、先ほどとはまたちがう興奮が
湧き上がってくる。
「むほぉ〜〜〜」
というくぐもった声が、ナオミの股間あたりから聞こえてくる。
「きゃあw」
ナオミは十歳も若返ったような歓声を上げながら、パッと退く。
しかしレイもそれに合わせて、ナオミに飛び掛る仕草をする。
奇妙な追いかけっこが始まった。
もしこの光景を、十代の少年少女が見たら、大人という存在自体に
嫌悪感を抱かせるほど、おぞましくも下らない行為に映ったであろう。
純粋な子供たちほど、確実にトラウマになる衝撃のはずだ。
だがそうした気持ち悪い遊びに熱中をするふたりは、高学歴・高収入・
おまけに心身ともに申し分のない世界的なエリートである。
その立派な大人たちが、目の色を輝かせて、鬼ごっこをしている。
104真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/26 22:19 ID:OS9N6r8+

スラックスとパンティを賭け、テーブルを挟むふたりの攻防はなおも続き、
そのあまりの馬鹿らしさに、胸の底から互いに笑いがこみ上げてきた。
子供のような歓声を上げるナオミを、後ろから抱きしめたレイは、
そのままベッドに倒れこんだ。
ハアッハアッと、肩で息するふたりはクスクスと笑い合い、やがて
じっと顔を見つめ、再び唇を重ねた。
口でスラックスを脱がす、というルールなど、もはやどうでもよかった。
互いに心が通じ合っているからこそ、ここまで変態的な遊びを楽しめる。
ふたりだけの秘密だからこそ、本能と欲望に忠実な痴態に耽れる。
理屈を超えた共感が、セックスをさらに濃厚なものへと変質させていった。
ナオミの薄いセーターの中に、レイの手が滑り込む。
105真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/26 22:21 ID:OS9N6r8+

いつの間にかレイは全裸になっていた。
服を着たナオミを素っ裸のオトコが上から跨り、服を剥ぎ取ろうとした。
そのシチュエーションに、ナオミは興奮する。
「いやぁ〜、乱暴しないでぇ~」
と鼻にかかった声に反応し、いきり立つペニスが、ぴくん、ぴくんと
跳ね上がっている。
レイも興奮しているようで、セーターを脱がす手に力が入り、
ビリッという音が聞こえた。
だが、そんな些細なことにかまっている余裕などなかった。
ナオミは片手をそっとペニスに重ね合わせた。
薬指と親指を広げ、それぞれ左右の陰のうに触るか触らないかという、
微妙なタッチでリズミカルに擦り始める。
と同時に、中指は会陰部周辺を、やや強く指で撫でていった。
このふたつの動きは、別々のテンポなので、刺激は倍に膨らむのだ。
さらに時たま、手首にスナップをかけ、亀頭の裏筋に当てるようにする。
ピシッ、ピシッと亀頭が跳ね上がるたびに、透明な液体がよだれの
ように、だら〜っとナオミの手首に垂れ下がってくる。


(2〜3日後に続く)
106名無しさん@ピンキー:04/03/27 00:14 ID:EhpmtY1w
>>105
た・・・たまらん。乙!次も期待してます。
10740:04/03/27 01:36 ID:CdMuF3Z6
・・・・・私もがんばろう・・・・・・
10840:04/03/28 01:13 ID:v7fmc12/
>>40 >>44 >>48>>56>>64の続き
「さあ、覚悟してね・・・・・」
バチッ・・・・!!
バイブの先端の電極がスパークしその電流は月の
脊髄を駆け上り脳神経を焼付かせる。
「があ・・・・・・アッ」
あっけなく月は射精し、そのまま気絶してしまった。


続く
109 ◆KIRA/DnCJs :04/03/28 02:23 ID:/ycD3Bma
>>108
乙!!
って、

ひいいいいいいいいいい(((゜Д゜;)))) 
110名無し:04/03/29 03:34 ID:by747O5p
>>108ライトどうなるんだー。
続きまってます!
111名無しさん@ピンキー:04/03/29 13:58 ID:LHeGwGjQ
「やるんなら徹底的に、風呂にもトイレにもカメラを仕掛けてもらう」

「当然そのつもりです」


さゆたん盗撮ものキボン!
112真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/29 21:05 ID:KqfIeFAq

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル04)

「ナッ、ナオミ・・・そろそろ・・・」
乳首に対する愛撫の途中で、たまらずレイは弱々しく声を上げた。
「ふふふ・・・このまま、お逝きなさい」
「ああ・・・いやだ、いやだ・・・ナオミの中で、ボクは逝きたいんだ・・・」
ナオミは手を休めずに、含み笑いを浮かべたまま答えない。
代わりに透明の液がだらしなく、レイの亀頭から次々に溢れ出てきた。
「お願いだよ、ナオミ!ボクをこれ以上いじめないでくれ!
もう入れたくて、入れたくて気が狂いそうなんだ!」
はっきりとしごかれているわけでもないのに、レイのペニスは
暴発寸前だった。
それは軽い屈辱感を伴った快楽をレイに植えつけた。
「(・∀・)ニヤニヤ♪」
なおもナオミは、レイのペニスを離そうとはしない。
「ナオミ〜〜〜」
情けない声を出して懇願する未来の夫に、ナオミはにこやかに答えた。
「ごめんなさい。ちょっと意地悪しすぎたわね。
じゃあ、入れてもいいよ♪」
そう言うなり、勢いよくスラックスを下ろした。
113真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/29 21:05 ID:KqfIeFAq

27歳のナオミは、オトコなら誰もがむしゃぶりつきたくなるような、
まさに熟れ頃寸前という、肉そのものだった。
腋には黒々とした茂みが生い茂っていた。
日本人のわりに白く透き通った肌と匂い立つ腋毛のコントラストが、
厭らしい肉体美に花を添えている。
ふくよかなバストがプルルンッと揺れ、スラリと伸びた脚とよく引き
締まったくびれを覆う小さな布に、レイは咽喉をグビッと鳴らした。
判りやすい内面性を持つレイに、ナオミは堪らない愛おしさを覚える。
彼の素直な性格が、とても好きだった。
愛するオトコにすべてを捧げ、奉仕する自分が誇らしい。
「はい、どうぞ♪」
小さなパンティを放り上げると、ナオミは嬉しそうに、肉付きの
良い尻を高く上げた。
そして顔を赤らめながらリズムを取るように、尻を左右に振る。
レイはナオミの尻が好物だった。
とくに艶かしく尻を振ることにとても執着した。
114真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/29 21:06 ID:KqfIeFAq

ブンッブンッ、と空気を振るわせるように重いお肉が、たぷんっ
たぷんっと揺れ動き、その動きに合わせ濃厚な香りが周囲に
漂ってきた。
それはオンナの匂いだった。
それはナオミの匂いだった。
咽返るような甘い腐敗臭が、レイの脳を刺激する。
一瞬の静寂のあと、ふいに後ろから突き上げられた。
「っ〜〜〜〜〜!!!」
ナオミは声なき声を上げた。
クンニすることもなく、オトコの身勝手な欲望のままに事を
進めるレイを受け入れるため、ナオミのアソコはあらかじめ
粘っこい分泌液で満たされていた。
黒々とした肉棒が女汁に導かれ、ナオミの肉襞を掻き分けるように、
遠慮なく侵入してくる。
ゴムは付けていない。
互いの肉がダイレクトに擦れ合う刺激に、溺れ逝くふたりである。
堪らず、切ない声で悦びを表現するメスに、獣は叫んだ。
「ナオミ!キミは本当に厭らしいオンナだ!」
メスも叫んだ。
「そうよ!わたしって、本当はスケベなオンナなの!
でもあなただけよ!わたしの本当の姿を見せるのは、
世界中であなたひとりよ!!」
「そうだ!お前はボクひとりのモノだ!ボクだけのモノだ!!」
「ああっ・・・レイ!レイ!
もっと激しく壊して!もっと死ぬほど狂わせて!」
「ナオミ、ナオミ、ナオミ・・・」
「レイ、レイ、レイ・・・」
もはやまともな言葉も出ず、うわごとのように互いの名前を呼び合った。
115真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/29 21:07 ID:KqfIeFAq

「厭らしいオンナだ!後ろから犯られるのが・・・そんなに好きか!?」
「あ〜〜〜!いいのぉぉ!後ろからが・・・気持ちいいのよぉぉ!!」
「そうか!じゃあ振れ!もっと振ってみろぉ〜〜〜!」
オマンコにペニスが刺さったまま、言われたまま尻を振り続けるナオミ。
理知的で、どことなく影のある彼女からは想像もつかないような、
変態で淫乱な動物になってしまったキチガイ女のようだった。
FBI時代の同僚には絶対に見せたことのない狂った顔。
唇の端からヨダレが一筋垂れ、痴呆顔でよがりまくっている。
レイだけが知っている、美しい天使の夜の顔とカラダだった。
やがてレイの息遣いが、さらに激しく高まっていく。
「ナオミ、もう・・・もう・・・」
愛するオトコの苦しげな声に、厭らしい堕天使が囁いた。
「いいのよ・・・逝ってもいいのよ・・・」
「逝くよ、逝くよ、逝くよ、逝くよ・・・」
「逝って、逝って、逝って、逝って・・・」
「ううっ!?」
「ああっ!!」
熱いほとばしりが、ナオミの中に容赦なくぶち撒かれた。
「はああっ・・・スゴイ・・・量・・・」
長い黒髪が息遣いに合わせ上下している向こうから、ナオミの声が
聞こえる。
「ヒドイ・・・こんなに・・・たくさん・・・飲みきれない・・・よぉ・・・」
しかしレイのペニスは、実際にはナオミの子宮に喰らい付かれるかの
ように精液を搾り取られていた。
116真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/29 21:08 ID:KqfIeFAq

ドクッと出すたびに、クビッと子宮の奥深くに吸い込まれていく。
それはさながら、ジュースの一気飲みのような貪欲さである。
レイは中出ししながらも、なおもナオミの中で蠢く肉に刺激され、
さらに多くの精液を要求されている。
ドクッ・・・ドクッ・・・クビッ・・・クビッ・・・
ドクッ・・・ドクッ・・・クビッ・・・クビッ・・・
はあ、はあ、とナオミの背中にへばりついて息を荒げるレイは、
ようやくペニスを引き抜こうと体を起こした。
だが、抜かせまいとするかのように肉の壺はきゅっと締まり、
それでもレイは自分の分身を、ナオミの肉襞に沿うように引き抜いた。
ジュルルルッ、ポンッ・・・
ナオミに喰らい付いていた獣のようなレイの眼に、理性的な輝きが
戻ってくる。
性欲を満たしたオトコは、満足げな吐息を漏らし、ベッドの上に
寝そべった。


(2〜3日後に続く)
117真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/03/29 21:11 ID:KqfIeFAq
>>108

40さん、乙です。
続きを楽しみにしてますよ。

わたしはマイペースで
だらだら犯ってますので、
他の書き手さんも遠慮せず、
どんどん投下してくださいね。
118名無しさん@ピンキー:04/03/31 03:12 ID:6JMpW8E/
>>117
ハァハァ、エロ凄いですね。
ジュルルルルポンやムッハーが最高です。
お腹空かせて楽しみにしています。
他の神も頑張って下さい。
何も書けなくてごめんなさい。
119真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/01 00:45 ID:Kxh3JT+F

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル05)

合体してからまだ2〜3分ほどしか経っていない。
セックスに至るまでの濃さから考えれば、レイのテクニックは前戯も
含め、稚拙だと言わざるを得ないだろう。
しかしナオミは満足していた。
たしかに肉体的に満足するのには、ほど遠い。
セックスの入り口で、終わってしまったようなものだからだ。
だが彼女にとっては、レイが自分のカラダに執着してくれているのが
嬉しくて、それが精神に深い充足感を与えているのだ。
もともと27歳になるナオミの性体験は、ほとんどゼロに近い。
中学生の頃のレイプという忌まわしい体験を除くと、レイ以外の
オトコに抱かれたことはなかった。
そのレイにしても、ほんの半年前に知り合ったばかりで、彼女が
セックスを覚えてから5ヶ月にも満たない。
しかも仕事の忙しさから、互いにセックスするヒマもなかった。
120真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/01 00:47 ID:Kxh3JT+F

ナオミはレイに出会うまで、もっぱらオナニーをして自分を
慰めていた。
仕事がハードだったのと私生活での内向的な性格、そして友達が
いなかったことが重なり、休日でさえも遊びに出かけたり、
ショッピングを楽しんだり、飲みに行って騒ぐこともなかった。
心に溜まるストレスを解消するには、自慰行為しかなかった。
仕事帰りにこっそり、「ハウ・トゥー・セックス」関連の本を買い込み、
家で厭らしい妄想に耽るのが、彼女の週末の過ごし方だった。
つまり南空ナオミは、耳年増なのである。
性に対する豊富な知識と、また応用力に優れた頭脳を持つナオミの
セックスは、パートナーの望みを叶え、満足させるためのもので
しかない。
それはまるで風俗嬢のようなものだ。
風俗産業に従事しているならともかく、プライベートな肌の重ね
合わせで、そのような姿勢を自ら貫くのは、ナオミの内面性が
どこか歪んでいるからなのだろう。
しかしせっかく掴んだオトコを失いたくないという強迫観念から、
今の彼女は持てるすべての能力をフル活用し、風俗嬢として扱っても
いいから愛して欲しい、と必死なのだ。
周囲から羨ましがられ、また嫉妬されていた有能なエリート捜査員の
正体は、実はただの寂しいオンナにすぎなかったのかもしれない。
121真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/01 00:48 ID:Kxh3JT+F

義務感で行う後戯をそそくさと済ますと、レイはごろんと寝転んだ。
どうもそのまま寝てしまう気配なので、ナオミも火照った体を
冷まそうと、眼を閉じた。
厳格な家庭に育てられたナオミは、幼い頃から禅を学ばされて
いたので、必要なときに精神をコントロールする術を持っていた。
そしてそれは秘密特命捜査官としての任務にとても役に立ったし、
現在はレイを満足させる淫乱なオンナを演じるのにも有益だった。
もっともカラダは正直なようで、更なるセックスを要求するかの
ごとく、ナオミの形の良い乳首や尻は一段と張り、桃色の肌からは、
湯気がホカホカ立っている。
ナオミはもう一度、傍らの愛するオトコを未練がましく横目で
ちらっと見たものの、やはりこのまま寝入るようだった。
軽く息をつきながら、ナオミはまた眼を閉じた。
そのときレイが言った。
「ナオミ、キミは素敵な女性だ。感謝している」
122真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/01 00:49 ID:Kxh3JT+F

「どうしたの、レイ。いきなり」
突然の言葉に、ナオミは照れるように笑った。
レイは顔をナオミに向けた。
「キミに逢えて本当に良かったと思う。ボクは幸せだ」
「・・・それはわたしだって・・・レイと出逢えて、本当に幸せよ」
「ボクは何があろうと、キミのことは絶対に守る。絶対に・・・」
「うん・・・それは判っている。あなたと出逢った頃から、
わたし、ずっとそう思っていたわ・・・」
表向きにではあるがFBIに勤めているからには、それに関連した
仕事もしなければならない。
アメリカ合衆国に侵入した中東系テロ組織を壊滅させたナオミは、
骨休みという意味合いもかねて、数ヶ月間FBIの雑用任務に廻された。
そこで出逢ったのが、レイ・ペンバーだった。
レイはけっして口数が多いほうではなく、ナオミも社交的な性格では
ないため互いに薄暗い地下倉庫で黙々と書類整理をする日々だった。
ある日、ひょんなことからFBI内部に過激なグループが存在する
ことを、破棄寸前だった一枚の書類からレイが突き止めた。
その警察官で構成された過激派グループは、罪を犯した子供たちを
次々と狩り殺す狂気の集団だった。
123真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/01 00:51 ID:Kxh3JT+F

家庭の事情や貧困から犯罪や麻薬に走る子供たちに、常日頃心を
痛めていたレイは、犯罪記録を違法に入手して、狩りを続けている
そのグループに参加することを断り、死にかかっている少年を
担いで逃げ、必死で守り抜こうとした。
誰かを守るための警官が、容赦なく子供たちを殺す。
それがレイには、許せなかった。
けっきょくその少年は死を免れなかったが、自らの危険を顧みず、
ひたすら誰かを守ろうとするレイの姿に、ナオミは生まれて初めて
他人に対する愛情を感じた。
ナオミの活躍でその事件は解決し、極秘裏に処理されたが、大きな
流れの片隅で、守れなかった少年に自責の念を抱いて苦しみ続け
ているレイを放って置けるほど、ナオミは冷淡な女ではなかった。
苦しむレイを癒すつもりでカラダを開き、いつしか自分が癒されている
ことにナオミは気が付く。
そもそも苛酷で壮絶な日々を送っていたナオミが、ほかの誰かを
癒すことなど、できるはずもなかったのだ。
レイに奉仕することで、自分の存在意義が生まれる。
国家や組織ではなく、愛するオトコのために尽くしたい。
そんな幻想を抱くほど、ナオミは人生に疲れ果てていた。
124真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/01 00:52 ID:Kxh3JT+F

FBI過激派グループ事件で、レイは英雄どころかまったくの
役立たずという厳しい評価を受けていた。
妨害工作があったとはいえ、上層部に真相が伝わらず、少年を助ける
ため逃げ回ったあげく、その少年を救うことすらできなかった。
成果を重んじる社会的風潮のなかでは、レイのとった行動はまさに
役立たず以外の意味を持たない。
レイは、いつクビを切られてもおかしくはない微妙な立場にいる。
そんな折、キラ事件に関連して、日本への潜入捜査の話が舞い込んで
きたのだ。ナオミやレイの母親は猛反対したが、彼は周囲の説得に
耳を貸さず、すぐさまそれに志願した。
レイは自分が日系アメリカ人で、日本語も堪能だから候補に入った、
と思っている。
実際には、超能力を使えるキラに潜入捜査員が暗殺される可能性が
高いと考えたFBI長官が、消されても組織的に痛手を被らないような
人間を、何人か意図的にピックアップしたひとりだった。
「今回の仕事が無事に終われば、ボクは昇進できる。
そうすれば今の暮らしよりもっと楽ができる。
これから子供が生まれたりして、いろいろ大変だからね。
ママやナオミには、苦労をかけたくないんだよ」
彼は彼なりに将来のことを必死に考え、そして焦ってもいた。
実のところナオミの個人資産は、レイの年収の20倍以上はある。
しかしそれを言うと、自分の秘密も打ち明けなければならない。
レイに嫌われたくない一心で、ナオミはずっと言い出せないでいた。
125真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/01 00:53 ID:Kxh3JT+F

「わたしは平凡な暮らしであれば、それでいいの。
早く仕事を終わらせて、この国から出ましょう」
ナオミの不安がる顔を見ながら、レイはやさしく微笑んだ。
ナオミはこの愛しい男がいつか、誰かを守るために命を
落とすことを知っている。
この人は、そういう男なのだ。
やさしくて勇敢で、ちょっと不器用だけど、わたしが愛する
たった独りのオトコ・・・
ふいにナオミの瞳から、大粒の涙が出てきた。
オロオロするレイに、ナオミはしがみついた。
「ナオミ、大丈夫だ。心配するな」
「・・・うん」
窓から煌びやかな街の灯りが見える。
「近いうちに雪が降るって、ニュースで言ってたわ・・・」
ナオミは抱きしめてもらいたい理由をさりげなく伝えて、
レイはそれに答えた。
「あなたのカラダは、とても暖かい・・・」
安らかな寝息を立てるレイに、ナオミはそっと囁いた。
(この幸せが、ずっと続きますように・・・)

それがレイと過ごした、最後の夜だった。


(2〜3日後に続く)
126名無しさん@ピンキー:04/04/02 03:09 ID:JyX4kxfS
(*^ー゚)b グッジョブ!!

続きに期待します。
127名無しさん@ピンキー:04/04/03 21:42 ID:CMuC/XZv
GJ!
続きが気になる。
128真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/03 22:54 ID:jKJ6V72E

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル06)

案内された霊安室に、無言で横たわる男が独り。
その冷たい肉の塊は、かつてレイ・ペンバーと呼ばれていた。
「残された手帳からの情報しかなかったので、あなたに連絡が届くのが
遅くなって申し訳ありませんでした。検死はすでに終わっております。
ご遺体はまもなく、アメリカへ送還される予定です」
「・・・・はあ」
「あなたも以前はFBIに勤務されていたそうですが、彼から何か
聞いていませんでしたか?たとえば来日した目的とか・・・」
「・・・・はあ」
気の抜けた返事しかしない女に、警察官たちは顔を見合わせた。
「えー、ともかくアメリカ大使館のほうからも誰か行くと思いますが、
何か思い出したことがありましたら、警察の方にも連絡をお願いします」
「・・・・はあ」
南空ナオミは、まるで悪い夢でも見ているかのように、呆然としながら
言葉を搾り出した。
129真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/03 22:55 ID:jKJ6V72E

南空ナオミはレイの遺体をろくに見ることも、触ることもしなかった。
事務的に手続きを終わらせると、フラフラとよろめくように、
宿泊しているホテルへと向かった。
かつてナオミとレイが、同じ時を過ごしていた部屋に入ると、
すでに無神経な先客たちがいた。
「南空ナオミだな」
レイの荷物をせっせと運び出している作業員たちの中から、眼つきの
鋭いスーツ姿の男が声をかけてきた。
差し出した身分証明書には、アメリカ大使館の関係者であることが
記されていたが、その常人離れした物腰から、特殊な訓練を受けた
人間であることが判る。
おそらくCIA(米中央情報局)のエージェントだろう。
「レイ・ペンバー捜査官の荷物は、本日中にすべて本国へ送還される」
ナオミの傍を大きな日本人形を抱えた作業員たちが通り過ぎた。
「あっ、荷物はすべてご家族の元に送られますので、ご了承ください」
今度はメガネをかけた小男が喋りかけてくる。
その風体からして、弁護士であることは明白だった。
130真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/03 22:55 ID:jKJ6V72E

「ご家族、というかお母様からのご依頼でして・・・息子さんの遺品や
形見といった、日本滞在中に購入したものも含め、すべての返還要求を
なされています。
またあなたには一切のモノを渡してはならない、と・・・」
やはり弁護士だったその小男は、なにやら難しい専門用語を並べて
説明しているが、ナオミは聞いているのかいないのか、椅子に座ると
ただ、ぼうっとしている。
ナオミの持ち物も検査された。
極秘資料が紛れ込んでないか、旅行カバンやポシェットの中を
無造作に引っ掻き回され、洋服や下着が部屋中にばら撒かれた。
検査が終わったのか、放り出されたナオミの荷物を放置したまま
作業員はいなくなり、CIAらしき男だけが部屋に残った。
「日本に潜入したFBIの捜査チームは、すべて壊滅した」
その言葉には、嘲笑と侮蔑が入り混じっていた。
「FBIはこの件から手を引くことになった。それと今のところ
大統領もキラに対し、示威的行動をするつもりはないそうだ。
・・・この意味が判るな、南空ナオミ」
「・・・・・・」
抜け殻のように椅子に座り込んでいるナオミに、ちっと舌打ちすると、
その男も部屋から出て行った。
静寂が訪れた。
131真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/03 22:58 ID:jKJ6V72E

それからどれだけ時間が経ったのだろうか。
部屋の中は、すっかり暗くなっている。
ふと電話が鳴っていることに気が付いた。
さっきから何度も鳴っていたような気もする。
よろよろと立ち上がると、受話器を持ち上げた。
実家からの電話だった。
母親はどこかでレイが亡くなったことを聞いたようで、
心配しているようだ。
「とにかく一度、こっちに戻ってらっしゃい。
お父さんも心配しているから」
「・・・・」
「ナオミ、大丈夫?」
「・・・お父・・・さんは・・・」
「えっ?」
「・・・お父さんのこと・・・レイが・・・ずっと、気にしていたから・・・
・・・夏に会ったとき、怒鳴られたから・・・」
132真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/03 22:58 ID:jKJ6V72E

「・・・お父さんね」
「・・・・」
「ペンバーさんを連れてきた日の夜にね。
お父さん、英会話教室のチラシをこっそり、古新聞の束から
探してたのよ。
わたしがちゃんと調べておいてあげるからって言ったら、
怒って逃げちゃったけど。
でもふたりに会ってから、機嫌が良かったのよ。
口ではああだけど、本当はふたりが結婚することが
嬉しかったみたい」
「・・・えっ、そうなの?」
自分の父親が結婚に反対していると思っていたナオミは、驚いた
ように尋ねた。
それはレイが亡くなってから見せる、初めての人間らしい反応だった。
「・・・なんで・・・お母さんに、そんなことが判るの?」
「そりゃあ、だって夫婦だもの」
レイの面影が、ナオミの心を通り過ぎていく。
133真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/03 23:00 ID:jKJ6V72E

電話を終えたナオミは、薄暗い部屋を振り返った。
部屋に灯りを入れる気にはなれなかった。
灯りをつければ、レイがいないことをいやでも思い知らされるからだ。
再び椅子に腰掛けると、先ほどまでの放心状態とは打って変わって、
険しい顔つきになった。
街の灯りで浮かび上がった表情は、レイには決して見せなかった顔。
人知れず、凶悪犯罪者を機械的に抹殺してきた、ナオミの顔だった。
が、そのとき一筋の涙が頬を伝わった。
「・・・・私はあのヒトを、守れなかった」
ナオミが日本についてきたのは、レイを守りたいという気持ちが
あったからだ。もちろんそれを言えば、レイは怒っただろう。
だから実際には、ホテルの部屋でじっと彼の帰りを待つこと
しかできなかった。
しかしナオミは、人間らしい扱いをしてくれた、たった独りの
恋人を失いたくはなかった。
レイがいるかぎり、彼女は幸せになれるはずだったのだ。
134真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/03 23:01 ID:jKJ6V72E

(自分だけ幸せになれると思っていたのか?)
片眼を銃で射抜かれた髭面の男が囁いた。
半年前に殺したテロ組織のリーダーだった。
(キミはわたしたちと一緒に、地獄に行くことが決まっているのだよ)
(そうとも!オレたちにだって家族はいたんだ!)
(ざまあみろ!あたしたちの呪いで、あんたを永久に苦しめてやる!)
ナオミの椅子の周りに、手足をなくしたり、脳を砕かれた男女が
次々と現れ、忌まわしい言葉を彼女に投げつけてくる。
かつてナオミが、無慈悲にも抹殺してきた悪人たちだった。
「それでも・・・わたしは幸せになりたかった・・・
あのヒトとささやかな家庭を作りたかった・・・
あのヒトの子供が、すごく欲しかった・・・
そんな夢をずっと、見ていたかったの・・・」
ナオミは左眼から涙を、右眼から憎しみの炎を燃え上がらせた。
「死んだ・・・レイが・・・いいえ、キラに殺された・・・・・・」
亡霊たちは爆笑した。
「許せない・・・よくもわたしの大切なオトコを・・・!」
すさまじい形相をしたナオミの迫力に、亡霊たちは悲鳴を上げて
消え去った。
ナオミは暗闇で独りぼっちになった。
レイはもう、この部屋には帰って来ないのだ。


(2〜3日後に続く)
135真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/03 23:05 ID:jKJ6V72E
>>118さん>>126さん>>127さん

ご愛読、感謝感激あめアラレでございます。
なんかスレを独占状態で申し訳ないっす。

次次回から「ナオミロリ-タいじめ編」が始まります。
ヘンタイですいません。
136名無しさん@ピンキー:04/04/03 23:22 ID:YuiURSA3
うぉぉぉぉおお!!!!乙!!

泣けた!いいよ!!(・∀・)イイ!!!!続きに超期待!!
137名無しさん@ピンキー:04/04/04 00:49 ID:UaRqIQ6z
>次次回から「ナオミロリ-タいじめ編」

大長編なのかな? スゲェな。 がんがってください。
138名無しさん@ピンキー:04/04/04 22:35 ID:QcUrpWkO
読みきりん時に「殺した人間の名前をノートから消せば生き返る」
ってのがあっただろ。
あれって連載の方でも使えんのかな?使えたら
殺したくない相手(例えば粧裕タン)の名前書いて、エチーさせた後に消したら…
と考えて(*´Д`)ハァハァ
139永遠の処女:04/04/05 00:19 ID:/gKYS2eF
「…キラだから」

「え、お兄ちゃん… どういう意味…」

「時間だ」

無言で脱ぎ始める妹。

「どうした?」

「お洋服、脱がなくちゃいけないの」

「もう、そろそろ母さんがかえってくる頃だよ、部屋にもどらなくていいのかい?」

「しゃべってるヒマはないの…」

「いい子だ、毎回しっかりと忘れさせてあげるからね」



夜、妹を部屋にもどらせてから名前を消し、深く息をつくライト。

「(…さようなら、非処女の記憶)」



(終)

140138:04/04/05 00:31 ID:nmObqaHf
神キタ━━(゚∀゚)━━!!!!!!!!!!
どどどどど、どうもすみません。
自分が(*´Д`)ハァハァしたいがために、期待を込めての書き込みに書いてくださるとは!
激しく萌えー!!乙です!!!!!
141139:04/04/05 01:21 ID:/gKYS2eF
>140 ありがとー
「萌え」があると言われてうれしいです。
「エロ」と「ハァハァ」と「萌え」の区別が、どうにもつかめないもので。
(「エチー」描写ないから、半分くらい怒られるかもと心配してました)
142名無しさん@ピンキー:04/04/05 02:32 ID:JazhLGVY
>>139
そ、それだ!!!!!!!キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
143名無しさん@ピンキー:04/04/05 07:30 ID:GaWZtJO6
>>141

個人的には、エロはそのまんまエロで、
ハァハァってのは欲情していることを表す言葉、
萌えはハァハァの一歩手前というか、「可愛いー!」って
ぽわーんとなっちゃう感じだと解釈しております。
もしくは萌えは「好き」以上「ハァハァ」未満くらいの感情の表現か。
もちろん萌え=ハァハァで使ってる人もいると思いますが。

結構違うもんですよ。

例えば「サユタン(;´Д`)ハァハァ」は正しい日本語に言い換えると
「私はサユタンに欲情しています」になるし
「お前はほんとサユタン萌えだな」だと「あなたは本当にサユタンが大好きなんですね」になる。

だいぶニュアンス違うでしょう?
まぁあくまでこれらは俺の考えですが。


何はともあれ小説オツでした!
144名無しさん@ピンキー:04/04/05 20:02 ID:3d8JXIZq
部屋に設置されたカメラを欺く為には、監視の目の前で
オ○ニーくらいしてくれんとな。
145真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/06 01:32 ID:EdWANM+b

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル00)

賢明なる読者諸君にはすでにお判りであろうが、このエロ尻小説は
「ナオミ」シリーズの中のひとつという、まことにどうでもいい
裏設定があったりするのである。

この「ナオミ」シリーズの作者は、真仙誠というペンネームからも
推察できるように、本格的時代劇小説を書こうと思って小説家を
志した経歴があり、かなり世間的にズレていると言わざるを得ない
人物であろう。
賢明なる読者諸君にはすでにお判りであろうが、当然の如く
そのような無謀なことが許されない世の中でポイズソなのである。
こうして真仙誠たる負け犬は、自由解雇労働者として日々を送る
ハメに陥っていたが、ある日、何度か持ち込みをしたことのある
顔馴染みの編集者から「独立して出版社を作ったので何か書け」との
天の恵みにより、タダ同然ながらも小説を書くチャンスが廻ってくる。
こうして小説家の道が開かれることになった負け犬が、初めて発表した
作品こそが「ナオミ」シリーズの第一作なのである。
146真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/06 01:33 ID:EdWANM+b

今でこそ「秘密特命捜査官 NAOMI」などという、いかにも
エロ臭が漂うタイトルではあるが、当初は本格的推理小説という
位置付けであった。
「アーカム大学連続殺人事件」という、いささか地味な印象の
その小説は、日本推理小説大賞に受賞こそしなかったものの、
審査員たちから「将来が有望な新人現る!」と評価される作品
であった。
しかし、しょせんは付け焼刃の偶然で書き上げた話だったので、
2作目の「XYZ殺人事件」では、
「タイトルからしてアレ」
「すでに一作目にして才能枯渇」
「sage!」
とさんざんな評価を受ける始末。
そこで独立した編集者転じて社長により、作品の路線変更が
決定される。賢明なる読者諸君にはすでにお判りであろうが、
つまりテコ入れである。
147真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/06 01:34 ID:EdWANM+b

デビュー作に見られた重厚な舞台設定や綿密な推理などはなくなり、
安易なスパイアクションものへと変身を遂げる。
もともとこの出版社では、門田○明や志茂田○樹のような作品、
ぶっちゃけ判りやすく言うと、「サラリーマンが時間つぶしに読む
エログロハードバイオレンスもの」で勝負したかったので、
「ナオミ」がその余波をもろに被ったのは、言うまでもない
ことであろう。
なぜこの出版社が、門田○明や志茂田○樹のような作品、ぶっちゃけ
判りやすく言うと、「サラリーマンが電車の中で気軽に読めて、
即ホームのゴミ箱逝きになっても心が痛まないようなもの」を
主力商品と考えていたのかというと、作品の量産が可能という、
ぶっちゃけ判りやすく言うと、一年戦争における連邦軍のような
戦略を念頭に入れてマーケティングをしていたからなのである。
ゆえに正確な資料も文章の推敲も、まったく必要なかったわけである。

この社長なる人物は、「ガンダム」(それもファースト)の熱烈な
シンパでもあったので、「ナオミ」は「ガンダム」の余波も受けたと
いう説を採用するならば、もう袋叩き状態だったと言わざるを得ない。
148真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/06 01:35 ID:EdWANM+b

こうして大統領直属捜査班「POINTER」やら秘密特命捜査官と
いった荒唐無稽な舞台設定が出来上がっていくのである。
なお途中でFBIも付け加えられたのは、
「だってそのほうがリアリティがありそうじゃん」
という社長命令だったわけだが、いち社長のただの思いつきが、
物語をますますカオスに突き落としていく要因になったことは、
付記せねばなるまい。

ナオミの敵は世界征服を企む悪の秘密結社だったり、生物兵器の
実験で生み出された化け物だったり、また舞台も深海から宇宙までと
まさに地球規模の範囲にまで及んだ。
そろそろ宇宙人が攻めてくるのではないか、とファンの間で囁かれて
いたが、不幸中の幸いで「911テロ」というおいしいネタが飛び込み、
そのため11巻でようやく敵が、「普通の」テロ組織に戻り、強さの
インフレ状態は治まったのである。
不謹慎ながらも、「ナオミ」は本物のテロ組織に救われた形となった。

話はエロ問題に移るわけだが、これに関しては、作者のストイックな
姿勢が貫かれ、ナオミは直接エロ攻撃を受けないという暗黙の
了解があった。
だいたいパターンとしては、その巻のゲスト(女性キャラ)がエロい
ことになり、ナオミは敵の組織に捕まったり、拷問されたりするのだが
エロいことになりそうな寸前に脱出するわけで、そうしたことから
この作者は子供の頃、ルパン三世の不二子ちゃんにエロスを感じた
経験があるのではないか、という分析をする研究者もいる。
149支援:04/04/06 01:36 ID:dIEVQXIe
 
150真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/06 01:36 ID:EdWANM+b

路線変更後のナオミのコスチュームは、素肌にライダースーツと
いうのが定番なのは、いまさらここで語るまでもないのであろうが、
のちにファンから「ナオミ=尻」という、神の定理が生まれた
経緯については語らねばなるまい。
ナオミがエロいことをされない条件として、社長が提示したものは
「ナオミのキャラをもっと立たせろ!」
というものであった。
キャラを立たせろ、という業界用語は、最近流行の低俗なマンガ
文化の影響で誤解されがちだが、本来は「読者のちんぽを立たせろ」
という意味なのである。

こういう崇高な背景があり、「ナオミ」シリーズではおなじみの、
素肌にぴったりとフィットした皮のライダースーツに盛り上がる尻を
強調した描写がだんだん多くなっていくのだ。
が、それは俗説であり、最近の学説では作者の真仙誠は相当の
むっつりスケベで、むしろ彼が積極的にそれに加担したという
資料も近年になって発見されている。
151真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/06 01:37 ID:EdWANM+b

本格的推理小説と銘打ったデビュー作からの読者は、こうした
路線変更についていけず、ほとんど脱落していくわけであるが、
ナオミのエロ尻に萌えを刺激された少数のエリートマニアたちが、
「ナオミ」シリーズをエロ尻小説として布教活動するわけである。
(主に2ch・コミケ・虎の穴などで布教活動が見られた)
が、作者の真仙誠は10冊目を超えるあたりで、そろそろ他のものを
書きたいと思うようになり、またある事件によりその思いが
よりいっそう加速していく。
秋葉原という、当時「不浄の地」とされた場所で握手会が催され
そこで興奮したコアなファンたちから「エロ尻センセイ」コールが
巻き起こり、警察が出動する騒ぎにまで発展する。
(これが、かの有名な「エロ尻センセイ 秋葉原の乱」である)
のちに真仙誠が騒乱罪の疑いで、公安から取調べを受けたとき、
「ボクは無実です!尻とかエロとか、無理やり書かされているだけ
なんです!本当は司馬遼太郎とか、ああいうのやりたいんです!!」
と涙ながらに語ったという逸話も残っている。

「ナオミ」シリーズは足掛け4年、巻数にして12冊で完結した。
最終巻ではナオミがのちに結婚するであろう、レイ・ペンバーと
セックスをする描写が、控えめに挿入されていたが、これは
ファンでも賛否が別れ、「エロ尻」的には邪道だという意見も
多々見られた。
が、皮肉なことに、ナオミが初エロした最終巻は「ナオミ」
シリーズの中で最高の売り上げを記録するのであった。
152真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/06 01:38 ID:EdWANM+b

さて念願かなって時代劇小説を書いた真仙誠であったが、
エロ尻小説時代のクセが抜けきらないのか、史実無視の娯楽第一
主義で作品を書いたため、頭の固い老人が多い時代劇文壇から
「あれは邪道」
「しょせんエロ尻はエロ尻」
「沖田君がカマを掘られる日も近い」
とさんざんな評価を受ける始末。
傑作を書いたと思っていた真仙誠は失意のうちに、元の弱小出版社に
舞い戻り、そこで社長から
「センセイ、エロ尻がオレたちを待っていますよ!」
と励まされたのか、騙されたのか、諸説はあるものの、エロ尻小説
復帰作第一弾として書き上げたのが、
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(「ナオミ」シリーズの後日談)
であるということは、賢明なる読者諸君にはすでにお判りであろう。


(本編は2〜3日後に、たぶん続く予定)
153名無しさん@ピンキー:04/04/06 01:39 ID:a79ATt1w
154真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/06 01:40 ID:EdWANM+b
>>139さん

粧裕タン、いいですよねぇ。
お兄ちゃんのエロ本(週刊誌)をからかったりとか
のんきに寝そべって、ポテチ食べてたりとか、
今週号みたいに、口にご飯ほおばってるところ
(監視カメラに映ってるシーンね)とか。
ああいう無邪気で無防備な女の子が
堕ちていってしまう話とか、可哀想だけど
読みたいですねぇ。

理想の男性像、というか兄貴萌えの粧裕タンが
月=キラだと知ったとき、どう変化するのでしょう?
大好きなおにいちゃんを一生懸命、守ろうとするのか。
事件が発覚して、民衆にリンチされてしまうのか。
う〜ん、私には彼女、デビルマンのミキちゃんと
重なってしまうんですわ。
いずれにしても粧裕タンの無邪気な子供時代の終わりが、
彼女の悲惨な人生の始まりのような気がするんですよ。

>>149さん

ありがとうございます。
155名無しさん@ピンキー:04/04/06 01:42 ID:dIEVQXIe
乙カルェ
156139 141:04/04/07 00:10 ID:dRyr+5Nf

>143 なるほど! (゚∀゚) それでいきます。

>154 ぎゃっ 私も粧裕へのリンチは、あるだろうなぁ〜とか思っていました、以前は。

でもデスノートの世界では、いまだキラ信者も多くいるみたいだし、(現在の)ジャンプだったら
リンチはもうない、という考えになりおったのですよ。


(いまの粧裕のスタンスって、ミキというより、むしろオシッコたれちゃんのような… これから化けるのだろうか?)
157名無しさん@ピンキー:04/04/07 22:14 ID:H0zocnMk
なんせこの漫画、主要キャラが少ないのが痛手だな。
前のレスにあるようなライト陵辱小説のLバージョンキボンヌと言いたいところだが、
Lと直接絡んだ女キャラがいない。
L絡みは801でないと無理なのか。
158名無しさん@ピンキー:04/04/07 22:22 ID:tYydTZLW
南空ナオミは絡んだ事あるはず。
描写がないから直接とは言えないが。
15940:04/04/08 00:07 ID:dqd64NHg
>>157
なんか過去の存在にされてる・・・・・
ショボーン、
いずれ続きは書きますゆえ。
160名無しさん@ピンキー:04/04/08 00:15 ID:noU8GqwH
>>159
いや、「前のレス」って書いたのは、「これより以前のレス」って意味で
決して過去の存在になどしていない。スマソ

生意気なライトをもっとシメてやって下さい。めちゃめちゃ楽しみにしてますんで。
161真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/08 01:31 ID:KLEfenXv

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(これまでのあらすじ)

元FBI(米連邦捜査局)の捜査官にして、大統領直属捜査班
「POINTER」という極秘セクションに属していた秘密特命捜査官
南空ナオミは、結婚のため退職し、幸せな結婚生活を送ることに
胸躍らせていた。
そんな時、指一本触れることなく人を殺す能力を持つ、殺人鬼
キラが現れ、世界中の犯罪者を大量殺戮する事件が発生する。
ただ幸せな生活を送りたいと願っていたナオミの心とは裏腹に、
婚約者である日系アメリカ人レイ・ペンバーは、キラ事件を
極秘捜査するべく日本に潜入。
そして無残にもキラに殺されてしまう。
愛するオトコとの永久の別れ・・・
ナオミの夢は儚く消え、彼女は復讐の炎を燃え上がらせるのだった。
162真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/08 01:33 ID:KLEfenXv

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル07)

雪が降りしきる街並みの中を、ナオミは独り歩き続ける。
明るいネオンの煌きと楽しげな人々の会話、ロマンチックな粉雪・・・
数日前の彼女だったら、心を和ませる情景だったであろう。
だが今は、自分がどれほど孤独な存在なのかを思い知らされる
ための道具にしか過ぎなかった。
肩を抱きしめるように歩く彼女の傍らを、幸せそうなカップルたち
が通り過ぎていく。
それはついこの間まで、ナオミが体験してきた淡い夢のカケラを
何度も想い出させるよう、神様が意地悪しているように感じた。
急に心細くなってくる。
このようなことは秘密特命捜査官になって以来、一度もなかった。
叶わなかったとはいえ、幸せなひと時を味わったことのある人間
だからこそ、その心は儚く脆いものとなる。
「おまえは不幸だからこそ、史上最強のキリング・マシンで
いられるのだ・・・」
哀れむようにそう言ったのは、誰だっただろうか。
覚えていないのは、次の瞬間、そいつを殺していたからだ。
ナオミはたくさんの人間を殺めてきた。
死体になった肉の塊には、興味がなかった。
屍の山を累々と築きながら、彼女は自分のことを愛してくれる
オトコを探して、ひたすら彷徨い続けた。
人々が彼女を忌み嫌ったのは、その身に染み付いた死臭と怨念に
恐怖したからなのかもしれない。
163真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/08 01:34 ID:KLEfenXv

レイに出逢ってから、ナオミは人を殺せなくなった。
どんな人間にも楽しい想い出や、幸福な人生があるのだという
当たり前なことに、今さらながら気が付いたのだ。
しかし人間らしい生活に戻れる希望をもたらしてくれた愛しい人は、
もはやこの世にはいない。
脆弱になった心とやり場のない怒りを抱える彼女には、かつて
全世界のテロリストたちから恐れられた悪魔のような凄みが
なくなっていた。
活発に動けるようにと身に着けた、ライダージャケットと
ストレートデニム、ロングブーツと皮手袋という出で立ちは、
色気を消すどころか、むしろ彼女のオンナとしてのフェロモンを
周囲に匂い立たせている。
ぴっちりと尻のラインが浮き出ている部分が、歩くたびに
ゆっさゆっさとリズムを取り、酔っ払いサラリーマンたちの
好奇な視線を独占していた。
長い黒髪と儚げな表情が、周囲の男たちのサディスティックな
精神をさらに刺激していく。
それが自分の身を守る術を失いつつある、ナオミの弱点であった。
164真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/08 01:34 ID:KLEfenXv

ゆっさプルルンッ、ゆっさプルルンッ・・・
目鼻立ちの整った美形のナオミが、コミカルに尻を揺さぶっている
のは、はたから見れば滑稽なものの、そのギャップが男心を
そそるのか、ナオミとすれ違うほとんどの男たちが振り返り、
たまにカップルが混じっているようで、平手打ちの音も聞こえる。
「・・・ウホッ!」
「・・・?」
たまらず助平な声を出した中年男に、さすがのナオミも不審な表情を
浮かべたが、気のせいかと思い、再び何事もなかったかのように
歩き始めた。
この天然ボケともいえる、鈍感さはナオミ本来の姿である。
犯罪捜査に対しては天才的な閃きを持つ彼女も、いざ自分のことと
なると、とたんに頭が鈍くなってしまう。
これはもともと性に関する知識が、他人を喜ばせるテクニックに
偏っていたため、素の自分の性的魅力に興味がいかなかったことと、
今まで異性にモテなかったコンプレックスが原因だろう。
ナオミ自身が美の結晶だということを、彼女は知らなかった。
165真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/08 01:35 ID:KLEfenXv

南空ナオミは厳格な家庭で生まれ育った。
本家は京都にある旧家にあたり、その血筋を遥か遡ると
東北の秋家の血が混じっている。
当時「魔駕鬼」と忌み嫌われた秋家を筆頭とする一党は、延長8年
(930年)朱雀天皇に招かれ、平安京(現在の京都)に上洛。
衰退著しい都を甦らせるべく、疫病退散の祈願を依頼された。
しかしこのとき「念」一族も故醍醐上皇から同様の命を受けていた。
極寒の大地で派生した「魔駕鬼」と温暖な瀬戸内海で育まれた「念」。
彼らは互いに、安寧秩序の方法論があまりにも異なりすぎていた。
「魔駕鬼」は疫病の根源を断つべく、浮浪者や病人・乞食を片っ端から
呪殺していく選民延命策。
「念」は強盗や殺人で人心が乱れぬよう、民の心をマインドコントロール
していく行動規制策。
こうした相反する思想が、やがて宮廷の政争にまで飛び火し、皮肉にも
平安京の破綻を早めてしまうことになった。
この「魔駕鬼」「念」両派の血統は、少数ながらも京の住民に混ざり、
そのため京都ではたまに先祖がえりとも言うべき、異端な人材が
出てくることがあった。
幕末の京都では戦乱の匂いに惹かれたのか、こうした裏世界の住民たちが
暗躍した記録も数多く残っている。
166真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/08 01:36 ID:KLEfenXv

南空ナオミの一族は、「魔駕鬼」総帥たる秋家直系の血筋が入っており、
それが原因なのか、異形・異能な人間が生まれることがあった。
ほとんどが生まれ育つ前に、自然の摂理で命を与えられないが、
たまにそのまま成長すると、恐ろしいことになる。
幕末における本家当主は、聡明で美しい顔をしていたが、眼が紅く、
その眼光に射抜かれると、人を発狂させてしまうと恐れられていた。
ゆえに常に眼を閉じていなければならなかったという。
この本家がこうした異形(たいてい頭が良かった)たちを輩出して
きたため、表舞台に出ることはなかったものの、裏社会では莫大な
影響力を持ち、時の権力者とも何らかのつながりがあった。
今では科学の恩恵にあずかる豊かな生活のためか、そうした異形・
異能な人間は、一族の中には見当たらず、本家も土地や蓄財といった
過去の遺産で食いつないでいる有様である。
これは件の当主が、一族で奨励されていた近親婚を廃止させたため
だと言われている。
「魔駕鬼」と恐れられた血は、外と交わることでようやく薄まったのだ。

ただ独り、南空ナオミを除いては・・・


(2〜3日後に続く)
167真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/08 01:37 ID:KLEfenXv
>>159

40様、続きを楽しみに待っております。
168名無しさん@ピンキー:04/04/08 01:38 ID:WaJ7Z/V8
169名無しさん@ピンキー:04/04/08 02:05 ID:8qBOst1d
携帯テレビを改造した電波探知装置で隠しカメラを探しているうちに
(Lに見せる為のポーズで、実際はリュークが見つけたものを発見したフリ)
隣の部屋からの電波をキャッチ、粧裕たんの着替え→オナニーシーンが画面に…

という展開を
170SS保管人:04/04/08 22:09 ID:wcwevlLG
2chエロパロ板SS保管庫
http://adult.csx.jp/~database/index.html
(サーバーが重くて繋がりにくいです)

職人の皆様、
当方の保管庫に、このスレに投下されたSSを収蔵しても宜しいでしょうか?
171真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/10 01:44 ID:Mxpyy/us

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル08)

南空ナオミには友達が皆無だった。
普通、どんな人間でも友達のひとりくらいできて当然である。
ナオミには、それがなかった。
「ナオミちゃんは怖い」
幼稚園の頃、自分が覚えている最初の言葉がこれだ。
なぜ自分は避けられてしまうのか。
なにがいけないのか。
ナオミには判らない。
子供は理性より本能で行動するので、ナオミの正体をなんとなく
見抜いていたかもしれない。
もっとも両親、とくに父親には、こうなることは判っていたようだ。
ナオミは難産の末、この世に生まれてきた。
生まれた赤ん坊は泣かなかった。
慌てて看護婦が尻を叩き、産声を出させようとした。
そのときギロッと大きな瞳で、その赤ん坊は看護婦を見た。
いや、「見た」というよりは「視た」。
それはまさに、観察されているような不快感をもたらした。
あまりの気味悪さに、その看護婦は悲鳴を上げて、危うく赤ん坊を
床に落とすところだった。
彼女はその後、ノイローゼになり、病院をやめてしまう。
172真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/10 01:45 ID:Mxpyy/us

ナオミを取り上げた看護婦から、出産時の話を聞き、父親は頭を
抱えた。
「本家の血が、オレのところに現れたのか・・・」
ナオミの父親は、親の遺産と会社を相続したので金はあったが
平凡な男で、際立った才の片鱗さえもない。
母親は父親から、彼ら血族の話しは聞いていたが、もとから
のんびりとした女性だったので、よく理解できなかった。
「オレが何とかしなければ・・・」
父親が危惧していたのは、ナオミの存在を本家に知られてしまう
ことだった。
可愛いひとり娘が、何かに利用されることを恐れていた。
虫や人形を平然と引きちぎり、笑うことも泣くこともせず、
たまに部屋の隅や窓の外をじっと見ている。
もちろんそこには何もいない。
父親は人外の力を持つであろうナオミを、普通の女性として生きる
術を持たせようと、厳格な育て方をした。
お茶にお花といった習い事から、果ては正しい精神を持つようにと
禅や柔道、合気道にまで通わせた。
その教育パパぶりを見ながら母親は、
「この調子じゃ、将来この子が結婚する相手は、あなたみたいな人
でしょうね」
と明るく笑いながら言うのだった。
173真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/10 01:46 ID:Mxpyy/us

ナオミは優秀な生徒で、父親が紹介する道場や塾のプログラムを
黙々と消化していった。
それが多少影響したのか、幼い頃に見られた奇妙な行動は、
成長するにしたがい表に出なくなった。
それを彼女の父親はとても喜んだ。
喜ぶ父親の顔を見ると、ナオミも嬉しくなった。
だからなおさら勉学や武道、教養作法などをがんばって学んだ。
しかしそのことがナオミを、別の意味で孤独にさせていく。
彼女は学校や習い事の場でも、あいかわらず浮いていた。
あまりにも優秀すぎたのだ。
また異常な能力が減退するにしたがって、内向的な性格が形成されて
いくようになる。
それは本来、そういう性格を持った人間として生まれてくるはず
だったのか、父親が望む理想の子供像を無意識に作り上げてきた
のかは定かではないものの、大人しく従順な子供は、イジメられる
のが相場と昔から決まっていた。
小学校では物がなくなったり、無視されたりと、まだそれほど陰湿な
ものではなかったが、中学に上がる頃からイジメに性的暴力が
付け加えられるようになる。
174真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/10 01:47 ID:Mxpyy/us

美しい少女に育ち、やがて中学生になったナオミは、周囲から
いろんな意味で注目を浴びていた。
男子生徒たちからは欲情と苛虐を、女子生徒たちからは嫉妬と
憎悪をかきたてる「なにか」が、ナオミにはあった。
生まれて間もない頃のような、近寄りがたい不気味さが薄れて
いくのに比例して、クラスメイトのイジメがひどくなってきた。
人間以外の化け物に対する本能的な拒絶なのかもしれない。
いや、男に限って言うならば、拒絶というよりも性的な好奇心も
ある程度、関係しているのだろう。
小学生時代とは違って、男子生徒たちのナオミを見る眼は、服を
透視するかのように粘っこい光を留め、夜のオナペットとして
何度も何度も、彼らの頭の中でナオミは弄ばれていた。
こうした現象はクラスメイトだけでなく教師たちにも及んだ。
しょせん13〜15歳の中学生たちでは性的に未熟なので、ナオミの
いやらしい肉体にイジメという形でしか抗えないが、そのぶん
大人たちの反応は、狡猾的かつ大胆だ。
中学生にしてすでに色香を感じさせるナオミは、大人たちを
狂わせるのには十分だった。
とくに体育教師はナオミに粘着的なセクハラを続けた。
175真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/10 01:48 ID:Mxpyy/us

スラリとした細い足とまだ小さいながらも形の整った胸と尻を
持つナオミのブルマ姿は、体育教師の股間を常に刺激した。
目鼻立ちが整い、肌が透き通るように白く、長い黒髪は風に
なびくとリンスの香りが鼻をくすぐる。
気品のある物腰と物憂げな表情、そして純朴な性格。
男なら誰しも望んで止まない理想的なオンナが、無防備な状態で
目の前にあった。

体育教師はナオミの尻をよく触った。
「もっと速く!」
グランドで走っているナオミの尻を、ぱ〜んといういい音を
させながら叩く。あまりの勢いに、足がもつれそうになるナオミの
後姿を見て、彼はニヤついていた。
またあるときは鉄棒の見本ということでナオミを指名。
鉄棒におなかを載せた状態で、10分以上おなじ格好を強要された。
尻が生徒たちの前に晒されたまま、叩かれたり撫でられたりする。
「ハハハ・・・南空はケツがでかいなあ〜。
いったい何を喰ったら、こんなデブになるんだあ~?」
それを訊いて生徒たちがいっせいに笑った。
ナオミは恥ずかしさのあまり、ポロポロと涙を流した。
以降、彼女のあだ名は「尻デブちゃん」となる。
これは主に女子生徒たちが好んで使った。
傷つきやすい自我を持っている思春期に、こうした残酷な言葉を
叩きつけられると、確実にトラウマとして残る。
しかしナオミの精神に深い傷が残ることは、みんなが望んでいた
ことでもあった。
人間には美しいものを汚したいという本能が備わっているのだ。


(2〜3日後に続く)
176真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/10 01:48 ID:Mxpyy/us

「NAOMI世界」における時間経過

【2003年】
11/28   キラ降臨
12月上旬 ICPO会議
12月上旬 Lによる「TV煽り作戦」
12月中旬 キラによる「L・警察 仲たがい作戦」
12/12   LがFBIに協力要請
12/14   12人のFBI捜査官(+ナオミ)来日
12/17   レイ、夜神月(キラ)の尾行を始める
12/18   キラ、FBIの存在に気づく
12/19   キラによる第一次殺人実験(囚人・凶悪犯を使用)
12/20   キラによる「バスジャック作戦」
12/20〜27 キラによる第二次殺人実験(都内周辺の容疑者を使用)
12/26   ナオミとレイ、最後の夜を過ごす
12/27   キラによる「FBI壊滅作戦」 レイ、死亡
12/28   ナオミ、レイの訃報を知る 都内をフラフラ ←いまココ!
177真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/10 01:51 ID:Mxpyy/us
>>170さん

私のSSだけに限っての話ですが、
有料頒布目的でなければ、ご自由にどうぞ。
17840:04/04/11 19:03 ID:4Mou/u1x
「う・・・・」
ようやく月は目を覚ます、
「ふふ、ここは私の犬小屋よ、少々大きいけどね」
FBIは外国においていくつかの「拠点」を有している、
ナオミとレイ・ペンバーのとりあえずの新居として提供された部屋の真下には、
実は建築法上存在しないことになっている地下のスペースがあり、
秘密捜査の拠点となっている。
電気ガス水道は他の全ての部屋から少しずつ頂戴する構造になっており、
外部から何も持ち込まなくても1週間は暮らせるようになっている。
もちろん、このマンションを建設・管理している会社にはFBIの息がかかっており、
この会社はかつて金○中氏を「招待」したことがあることで、この(極めて狭い)世界に知られている。
「さあ、続きを始めるわね」
両手を天井から吊るされたロープで縛られ、膝立ちにさせられている月の後ろにナオミは黒光するバイブを
挿入していく、「だいぶ慣れてきたみたいね、あなた、こういうのに向いてるヒトなのね」
ホテル裏の路地で使ったものよりも一回り大きいバイブを呑み込む月を満足げに見下ろす。


179名無しさん@ピンキー:04/04/12 23:00 ID:ctT9UgGR
180名無しさん@ピンキー:04/04/13 02:48 ID:k3OAmMNF
キタ━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━!!!!

月タンをいぢめて〜。
181真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/14 01:03 ID:gP2zWc98

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル09)

教師はストレスが溜まる職業のためか、変態的な行動で発散
しようとするものが多い。
国語教師はトイレに盗撮カメラを取り付け、ナオミの秘密を記録
することに執念を燃やしていた。
小便・大便はもとより、ナプキンの交換、そしてそれの回収すら
もくろみ、瞬く間に彼の部屋はナオミグッズで溢れかえった。
テープもよく売れ、のちにネットで劣化してはいるものの、映像が
出回り「幻の美少女盗撮」としてマニアの間で有名になる。
この国語教師は十数年後、生徒へのストーカー行為で捕まるが、彼の
違法行為の原点こそナオミであり、そういった意味ではこの男も
ナオミの魔性によって破滅させられたひとりなのかもしれない。

女性数学教師のイジメもまた凄まじかった。
あるとき水泳の授業があり、体育教師はスクール水着姿のナオミを
もっと観賞したいがために、彼女だけに居残りを命じた。
潜水の練習という名目で、何度もナオミを潜らせる。
水面からプクンと尻が現れるたびに、体育教師は狂喜した。
彼があまりにも水中尻に熱中していたため、ナオミが教室に戻れた
のは着替えの時間も終了し、次の授業が始まってから30分以上も
経ってからだった。
182真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/14 01:03 ID:gP2zWc98

その女性教師は、生徒たちから人気があった。
気さくな性格で情にも厚く、話の判る理想の教師だ。
しかし南空ナオミには冷たかった。
女性教師の容姿は、ナオミと比べかなり劣っているが、外見上の
優劣だけでなく、ナオミのことが生理的に好きになれない
ようだった。
授業の最中、スクール水着のまま入ってきたナオミに、彼女は
まるで変態でも見るかのように眉をひそめた。
「南空!今までプールで遊んでたのか!?
まったくいいご身分だな、おまえは!」
教室を更衣室代わりに使っていたので、ナオミは着替えることが
できず、またプールサイドに置いてあったクマのプリントが入った
お気に入りのバスタオルも、なぜかなくなっていた。
(彼女の持ち物がなくなるのはよくあることで、水泳の授業の後、
下着が消えることもあった)
ナオミは自らのカラダを隠すことも許されず、ポタポタと雫を
垂らしながら、教壇の脇に無言で立ち尽くしていた。
さすがに恥ずかしいのか顔を赤らめ、左手は胸に、右手は股間の
ところに添え、やや前かがみの姿勢で、みんなの視線を防ごうと
したものの、それはかえって厭らしさを増してしまうポーズだった。
その証拠に、倒錯的な興奮を覚える男子生徒の息遣いが、だんだん
荒くなっていく。
183真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/14 01:04 ID:gP2zWc98

「南空!なんとか言えよ!!」
女性教師のヒステリックな声に、ある女子生徒が答えた。
「南空さんは鬼塚先生に居残りさせられていたんです」
ナオミは、はっとしてその声の主に目を向けた。
自分を庇ってくれるクラスメイトなど、今までいなかったからだ。
が、次の瞬間、彼女の淡い期待は見事に打ち砕かれた。
「きっとふたりで厭らしいことをしていたんだと思いま〜す♪」
男子生徒もさらに煽る。
「あのバカ先公、ナオミちゃんの尻が好きなんやでぇ〜〜!!」
教室中が爆笑する。
「なっ、なんですって・・・!」
女性教師は般若のような顔になっていく。
彼女の実家がヤクザだという噂は、本当なのかもしれない。
「南空ぁ!てめえっ!!」
つかつかとナオミのそばまで来ると、思い切り髪を引っ張り上げた。
「いっ・・・痛い!!」
頬を引っ叩かなかったのは、痕が残ると問題になると計算したのか、
まだ教師としての良心が残っていたのか・・・
いや、むしろ長い髪を掴みあげた方が、ナオミにとってより屈辱的で、
激しい痛みを伴わせることができると思ったのだろう。
184真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/14 01:05 ID:gP2zWc98

ナオミはあまりの痛さに、女性教師の腕にしがみつくような格好で
カラダを海老反らせた。
スクール水着に、小さなふたつのポッチが浮かび上がった。
かわいい乳首に気がついた男子生徒が口笛を吹く。
「子供のクセに、おまえは大人を誘惑したのか!?」
「・・・しっ、してません!!」
「ウソをつくなあああ!!」
そのとき、先ほどの女子生徒が言った。
「先生、南空さんのどこがいけないのか、みんなで調べたほうが
いいと思いま〜〜す♪」
「・・・ん?どういうことだ、惣流?」
「せっかく南空さんが水着になっているんですから、どこら辺が
エッチなカラダなのか、みんなで確かめてみたらどうでしょうw」
教室中がどよめいた。
「・・・うむ、あたしも気になっていたんだ。鬼塚先生は、こいつの
どこが気に入ったんだろうねェ・・・」
女性教師は個人的なつぶやきを漏らすと、ナオミに教壇の上に
登るよう命令した。
ナオミは顔を真っ赤にして首を振ったが、股間を膨らませた男子
生徒に両脇を抱えられ、教壇の上に無理やり立たされてしまう。
「わっ!?こっ、怖い!」
「おいおい、南空。別にストリップをやるわけじゃないんだぜ。
ここは学校だからな。調べるのは水着の上からだぞ」
男っぽい下卑た言葉で、女性教師は笑った。


(2〜3日後に続く)
185真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/14 01:06 ID:gP2zWc98
>>178

なおみ女王様キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
186名無しさん@ピンキー:04/04/14 08:35 ID:fXaIfH+i
>>185

もはやデスノートじゃないなこの話………



すんません、抜きますた_ト ̄|○
教室でレイープ…(;´Д`)ハァハァ

続き激しくお待ちしてます!
187真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/16 01:48 ID:gk/wK28s

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル10)

「じゃ、ケツをみんなに見せてみろ」
「・・・えっ?」
「鬼塚先生がお前のケツが好きなんだとさ。ホラ、後ろ向けよ!」
「・・・・・・」
涙がこぼれるのを止められないナオミは、命令に従った。
「みんなぁ〜どうだぁ〜?エロいかぁ〜?」
「よく判りませ〜〜〜ん!!」
「・・・あたしも判らん。ただの青臭い、ガキのケツじゃないか・・・」
「四つん這いにしてみてはいかがでしょうか?・・・犬のように」
「おおっ惣流、ナイスアイデアだ!南空、訊いたかい!?
おまえは犬だ!早く、犬になりな!!」
「ひっく、ひっく・・・」
ナオミは恥ずかしそうに腹這いになり、しかしそれは認められず、
尻をもっと上げろ、と再び髪を引っ張られ、無理やり従わされた。
紺色のスクール水着がテカテカと光り、可愛い割れ目はまるで
熟れた桃のように、くっきりと自己主張をしている。
うおおっと男子生徒が、教壇に殺到してきた。
「こらこら、おまえらは獣か?犬に興奮してどうするんだよw」
女性教師の言葉に教室内は、爆笑の渦に巻き込まれた。
すでにナオミは人間扱いされていなかった。
(・・・みんな、ひどいよぉ・・・)
188真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/16 01:49 ID:gk/wK28s

「先生〜♪鬼塚先生と南空さんはプールにいたわけですから、
それをリアルに再現してみたらどうでしょうか?」
女性教師のメガネがキラリと光った。
「ほほう、どのように?」
「水着に水を垂らしてみれば、小癪にも鬼塚先生を誘惑しようと
企んだ彼女の意図が、よりいっそう明らかになると思われます」
「グット!ベリー・グット・アイデア!惣流明日香!!
よし、あんたには今から、南空ナオミ調査隊隊長を申し付ける!」
「はっ!光栄であります!」
敬礼をする惣流は、周囲にいる男たちに水を持ってくるよう命令した。
ほどなくいくつかのコップに入れた水が届き、それをナオミの鼻面に
チラつかせながら、惣流は言った。
「南空さん、大変だけど頑張るのよ」
「うっ・・・うっ・・・」
「別にイジメているわけじゃないのよ。みんな、あなたのためなの。
身の潔白が証明されれば、あなただって、わたしたちの仲間に入る
ことができるのよ。ねぇ、みんな?」
惣流の声に応えるかのように、クラスメイトたちは声をかけた。
「がんばれ!尻デブちゃん!」
「もう少しの辛抱だ!」
「ナ・オ・ミ!ナ・オ・ミ!」
女性教師は笑いを噛み殺している。
「ほら、みんなが応援しているわ」
「・・・惣流さん」
根がマジメなのか、人が良すぎるのか、極限状態で優しく声をかける
惣流に精神的にすがっているのか、ナオミはみんなのために頑張ろう、
と思った。
189真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/16 01:49 ID:gk/wK28s

「逝くわよ、南空さん」
「・・・はい」
じょろじょろ〜と、ナオミの形のよい尻に沿って水が流れていき、
乾き始めていたスクール水着に、再び精気がみなぎってくる。
かわいらしい桃は瑞々しく光り輝き、匂いが湯気となって教室に
充満していくようだった。
「うおおおおっ・・・!!」
男子生徒が溜まらず、叫び声を上げる。
「じゃあ、そのままお尻を左右に振ってみて」
「・・・えっ?」
「わたしだって辛いのよ。でもこれは、あなたのためなのよ。
判ってちょうだい、南空さん」
「・・・うっ、うん」
「さっ、勇気を出して」
ナオミは尻をゆっくりと恥ずかしそうに振り始めた。
すげぇ、という男子生徒の声に、思わず顔を両手で覆う。
後ろを向いているので、無防備な尻をみんなに見られているという
この状況を頭の中で想像するしかない分、ナオミの心に二度と
忘れられないであろう記憶が刻み付けられていく。
それはクラスメイトたちも同じだった。
男子たちは夜のオカズとして、毎晩妄想していた美しい少女が、
下品なエロ雑誌に載っているような格好を強要させられている
現実に、激しく興奮していた。
女子たちは日頃からナオミが将来、有名女優や大企業のOLなど
高いステータスに上るであろうことを想像して嫉妬していた。
だからこの優秀な少女が、今後なにもする気力も起きないぐらいの
ひどいイジメにあって、汚れ堕ちていくのを見ていると、胸が
スウッとしていく快感を覚えたのだった。
190真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/16 01:50 ID:gk/wK28s

「先生、鬼塚先生はよく南空さんのお尻を叩いたり、触っていました。
それが気持ち良いから、彼女が執拗に鬼塚先生を誘惑していたのか
どうか、ちょっと確認したいのですが・・・」
女性教師はニヤつきながら、黙って頷いた。
惣流は黒板の隅にあった教材用の大きな定規を持ち、ぶんっぶんっと
振ってみた。
「逝きますわよ、南空さん」
今度はナオミの言葉を待つこともなく、いきなり定規で叩いた。
すぱーーーーんっ、といい音が、教室の空気を震わせた。
「っ・・・・・・たぁ〜〜〜い!?」
クラスの仲間たちが爆笑した。
「はははっ、ドリフのコントみたいだな!」
長年お茶の間を笑わせていたバラエティ番組を持ち出して、手を
叩いて喜んでいるのは、女性教師その人だった。
彼女は教壇から落ちないよう、男子生徒たちにナオミの両手と
教壇の下を支えるように指示を出した。
もちろん屈辱的な尻叩きを止めるつもりはない。
女性教師のお墨付きをもらった惣流は、定規を柔らかな桃に向かって
叩き続ける。
すぱーーーーんっ!
「痛いっ・・・!!」
すぱーーーーんっ!
「痛いっ・・・!!」
すぱぱーーーーんっ!!
「・・・もう・・・やめてぇ〜〜〜!!」
顔を覆うこともできず、手を押さえている男子生徒たちに、泣き顔を
覗き込まれるように見られている恥ずかしさに、気が狂いそうになる
ナオミであった。
191真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/16 01:51 ID:gk/wK28s

「はははっ、ナオミちゃん、めっちゃ泣いとるでぇ〜〜!」
「あの南空さんが、鼻水を垂らして泣くなんて、正直ショックだよ」
男子生徒たちの言葉は、ナオミの精神を確実に犯していった。
「うわあ〜〜〜〜ん!」
子供のように泣き声を上げるナオミに触発されたのか、惣流の
ムチ打つ手に力が入りすぎ、ふいに尻の割れ目に定規が挟まった。
その衝撃で、尻の割れ目に溜まっていた水道水が飛び散った。
「ぐえっ!?」
「げえっ!?」
ムチ打たれる者と、ムチ打つ者は、同時に声を上げた。
ナオミはその可愛らしい顔に似合わない生々しいうめき声を、そして
惣流は先程の丁寧な言葉遣いとはちがい、激しい口調で怒鳴った。
「汚ねェな!顔に付いたじゃねぇか!!」
今まで定規の平たい方で尻叩きしていたので、音は威勢がよかったが
実はそれほどの痛みは伴っていなかった。
しかし惣流は定規を横向きにし、まるで日本刀で斬るような仕草で
美しい桃尻の割れ目に襲いかかった。
ゴッ!
骨に当たったのか、鈍い音がした。
「っ〜〜〜〜〜〜〜!?」
メチャクチャに定規を振り回した。
ビシッ!バシッ!ドゴッ!パコッ!
「・・・!・・・!・・・!・・・!」
その衝撃は、ナオミの白い柔肌に赤い筋を残した。
192真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/16 01:53 ID:gk/wK28s

ハアッハアッと息を切らす惣流の肩を、ホストのような整った
顔立ちをした男子が、やさしく掴んで言った。
「これ以上やったら、南空さんが死んじゃうよ」
「・・・なによ、あんた!まさかこいつに味方するつもりじゃあ
ないでしょうね!!」
美しく黒光りした小さな尻を震わせ、押し殺すように泣いている
ナオミは、じっと耳をすませている。
「さっきカラダを反らせたとき、胸がいい形で透けていてね。
お尻も良いけど、オッパイもポイントが高いと、ボクは思うんだよ」
「・・・ふ〜〜んw」
「・・・!!」
にやりと笑う惣流と、溢れ出る涙でさらに顔を歪ませるナオミ。
「訊きまして、南空さん?男子はあなたのオッパイにも興味が
あるそうよ?じゃあ、みんなの疑問に答えるためにも仰向けに
なりなさいなw」
嫌味なくらい、やさしい口調だった。
ナオミはここでようやく後ろを振り返って、クラスメイトたちを見た。
男子生徒たちは熱っぽい眼を、女子生徒たちは冷たい眼をしている。
女性教師は腕を組んで、にやけた笑いをただ浮かべていた。
最初から判っていたことではあるが、やはり彼女の味方は誰一人と
していなかったのだ。
それをあらためて思い知らされたナオミの眼は、上目遣いで卑屈な
光を宿らせている。泣き腫らした眼の下にクマを作っているためか、
まるで物乞いか、捨てられた子犬のような印象をみんなに与えた。
誰も彼女のことを、かわいそうだとは思わなかった。
むしろサディスティックな感情が湧き上がってくる。
193真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/16 01:53 ID:gk/wK28s

「ほら、そこに正座して。・・・そのままカラダをのけぞらせるのよ」
ナオミはなにも言わず、惣流の指示に従った。
さっきまで手を押さえていた男子たちが、上からナオミの顔を
ドキドキしながら覗き込んだ。
ナオミの顔からは、まるで痴呆患者のように表情が消えていた。
胸に水が垂らされる。
再び巻き起こる歓声を、どこか遠くで聞いている自分がいた。
「オッパイはいいねぇ〜〜〜♪」
おどけた調子で語る男子は、クラスの人気者だった。
気さくで格好よく、そしてやさしかったので、女子からの人気も
高かった。ナオミもこの生徒に、ほのかな恋心を抱いていたが、
そんな感情も過去の出来事のような気がした。
「さてっ、ど〜こを叩こうかなあ〜w」
特大定規をびゅんっ、と振り回し、ナオミの微かに盛り上がって
いる乳首にコリッと当てた。
「ひっ・・・!?」
現実逃避していたナオミのか弱い精神が、忌まわしい教室に再び
戻ってくる。


(2〜3日後に続く)
194真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/16 01:55 ID:gk/wK28s
>>186さん

ありがとうございます。
抜けた、濡れたはエロを書いている者にとって
最高のホメ言葉ですよ。

本編ではあえなく退場となったナオミ様なので、
この際せっかくだから、いろんなシチュエーションで
ねっとりとエロいことをしたいと思っています。
ただ先は長いんですねぇ・・・
一応、本編とはリンクしているんですが、
伏線を生かしきるのにどれだけかかるのやら。
というわけで私を無視して、ナオミ様、さゆタソの
SSをどんどん投下しちゃってください。

いや、マジで。
195名無しさん@ピンキー:04/04/16 21:06 ID:SoltMbWO
確かにデスノではない。

だがしかし、俺の嗜好にジャストミート!
苦痛の後は快楽を与えてやろう。
視姦という要素も忘れてはいけない。
「泳いでるときはもっと食い込んでるはず」と水着をハイレグ・Tバッグ状態にして全員で観察を。
196名無しさん@ピンキー:04/04/17 01:20 ID:WIb+9TXT
夏とはいえ濡れた水着一枚では身体も冷えよう。

トイレに行きたくないかね?
197名無しさん@ピンキー:04/04/17 19:20 ID:UR8pnhQ7
>>196
皆の前でお漏らし。
「あんたが汚したんだから自分で綺麗にしなさいよ!」
しかし掃除用具入れから雑巾を出そうとすると、
「クラスの物よ! あんたのオシッコで汚さないで!」
と、使わせてもらえない。しかも自分のバスタオルも無い(こんな所に伏線がw)
「これで拭いたらいいじゃない」
と水着を脱がされ…
198名無しさん@ピンキー:04/04/17 19:28 ID:UR8pnhQ7
見られる感覚故か、それとも寒さか、勃ってしまった乳首。
「証拠保全は基本よね」
鰐口クリップを持ち出してきて…


教室にあるもので使えそうなアイテムって何があるだろ
199名無しさん@ピンキー:04/04/18 01:28 ID:qzorN+Yl
教師公認のイジメが行なわれてるときに、
後ろの方で、「最低だ…オレって」とかいいながらハァハァしてるところを、
ついでに級友に撮影されてしまう「バカ○○○」も、いたりしますか?
200真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/18 19:11 ID:HxWOfC6c

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル11)

ナオミはかなり奥手だったため、性的知識や性的感覚はなかった。
そもそもこのような情報は、友達同士のナイショ話から入手する
ものであり、友達のいない彼女にはいまだ秘密のままだったのだ。
ナオミの肉体は中学2年生としては平均以上の発育をしている
ものの、その中身は小学生のままで止まっていた。
おまけに生理も来ていない。
自分がオンナであるという意識は、ナオミにはなかった。
だから尻を撫でられても、乳首を擦られても、「くすぐったい」「痛い」
という感覚しか認識できない。
早熟であろう惣流は定規を使い、イタズラ心で乳首をクリクリと
こねくり回しているが、ナオミにとっては意味の判らない拷問にも
等しかった。
「ふふふ・・・ここを叩いちゃおうかなあ〜〜」
「・・・ひいっ!」
「それとも〜〜〜・・・」
「・・・ひあっ!」
定規は胸からヘソを通り、股間の割れ目に到達した。
「さあ、どこを叩こうかなあ〜〜!」
さすがの惣流も、まだ熟しきってない硬く閉じたアソコを叩こうとは
思っていなかったのだろう。
しかしナオミは本気で怖がっていた。
さっきのように後ろ向きではなく、自分の体を傷つける定規が
びゅんびゅんと、空気を切り裂いているのを見て、その恐怖は
頂点に達した。
201真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/18 19:12 ID:HxWOfC6c

「・・・・・・」
瞬間、白目を剥いたかと思うと、下半身から温かいモノが出てきた。
ジョロロロロロロロロ・・・・・・
勢いがない、まさに垂れ流すかのような小便が、ナオミの大切な部分
から溢れてくる。
「うわああ・・・!!」
みんないっせいに、教壇の周りから飛び退いた。
「漏らしやがった、こいつ!」
「汚ねぇ!!」
「さいってぇ〜!」
ナオミは放心状態のまま放尿していた。
それはなかなか止まらず、クラスメイトたちも唖然として見ている。
小便が止まるとナオミは、ほおっという顔をした。
こればかりは、どんな状況であろうと普遍だったようだ。
と同時に、ナオミの頭を女性教師が出席簿で、すぱ〜〜ん!と叩いた。
「てめぇ〜!なに漏らしてんだよぉ!幼稚園児か、おまえはよぉ!」
まるでコントのようなやり取りに、教室中がまたもや爆笑する。
オチをつけるかのごとく、チャイムが鳴り響いた。
「んじゃあっ、アトよろしく!」
「あー、先生、逃げるんですかあ!?」
「バーカ、次の授業の準備があるんだよ!」
と、そそくさと逃げるように教室から女性教師が出て行った。
それと同時に、教室中は大騒ぎになった。
202真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/18 19:13 ID:HxWOfC6c

「ねぇ、ちょっと、ママに買ってもらったポーチにかかったじゃない!
あんたの匂いが移っちゃったから、気持ち悪くて使えないよ!!」
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
「尻でぶぅ〜、上履きに少しかかったぞ!!」
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
教壇の前の机の女子生徒が、ナオミを足で突き飛ばした。
「冗談じゃないわよ!机がびしょびしょ!あたし、ここに座って
授業なんてできないわ!!」
今度は自分がイジメられる番になるかもしれないという恐怖感が、
濡れた机の持ち主を包みこんだ。
「ごめんなさい・・・わ、わたしの机を・・・」
「なっ・・・!?あ、あんたの机なんて、ふざけないでよ!!」
金切り声で叫ぶと、その女子はたまらず泣き出した。
「あーあ、南空さんが泣かしちゃった」
「尻デブって、ひょっとしていじめっ子!?」
そのときナオミにタオルが投げられた。
「これで拭いたらどうかしら」
誰とも判らない人から投げられたタオルは、プールに持っていって
紛失したナオミのお気に入りバスタオルだった。
女子たちはニヤニヤしながら、床にへばりついて小便を拭き始めた
ナオミを見ている。
被害者だったナオミは、いつのまにか加害者という位置づけにされて
いた。ナオミのクラスメイトたちを怨む気持ちは、自分自身を責める
ようにまんまと誘導されてしまったのだ。
誰かが音頭を取っていたわけではないが、イジメ側が精神的負い目を
背負わないための無意識の知恵である。
203真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/18 19:14 ID:HxWOfC6c

「ねえねえ、なにがあったの?」
休み時間になったので、他のクラスからの見物人が集まってきた。
「それがさぁ、南空さん、授業が始まってるのにプールで遊んでてね。
で、ヤンクミがブチ切れたら、おしっこ漏らしちゃったのよぉ・・・w」
「マジで?マジで?それってヤバくない?」
「もお、すっごい迷惑・・・はあ〜〜〜・・・」
「南空さん、優等生だからもっとちゃんとしてるのかと思ってた」
「勉強のしすぎでアタマおかしいのよ、あの子。お願いだから、
そっちのクラスで引き取ってくれない?」
「いらな〜いw!特殊学級に入れたほうがいいんじゃない?w」
女子生徒たちは、ナオミに聞こえるような大きな声で井戸端会議を
あちこちで繰り広げ、男子生徒たちは他のクラスへ出張し、ニュース
速報隊という子供っぽいレッテルを自ら張り、噂を学校中に広めていた。
ゴシゴシと床を拭いているナオミは、自分に対する嫌悪感で一杯だった。
自分のおしっこの苦い臭いを鼻で吸い込めば吸い込むほど、体の中が
どろどろと腐っていくような気がする。
お気に入りのバスタオルにプリントされた愛しいクマちゃんを、床に
ゴシゴシと擦らなければならないのが辛い。
204真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/18 19:16 ID:HxWOfC6c

(うっ・・・うっ・・・クマちゃん・・・ゴメンね・・・ゴメンね・・・)
(カワイソウナ ナオミチャン ダイジョウブ ボクダケハナオミチャンノミカタダヨ ガンバレ ガンバレ)
自らに課せられた試練に耐えるように、クマちゃんはナオミに語りかけた。
クマちゃんバスタオルは、ずいぶんと昔に母親から買ってもらった
ナオミのお気に入りだった。
先週のプールの授業で、別のバスタオルが盗られてしまい、そのことを
母親に言い出せなかったためにやむを得ず、学校に持ってきたのだ。
内向的な彼女はいつも、このバスタオルを体に巻いて寝ていた。
床にこびり付いていたホコリが小便で泥水と化し、明るい色使いの
クマちゃんバスタオルを容赦なく黒い布に染めていく。
洗濯機ではおそらく元には戻るまい。
クマちゃんとのお別れのときが近づいているのを感じ、涙が止まらない
ナオミだった。
(キニシナイデ ボクハナオミチャンヲ サイゴマデマモルカラネ)
(・・・クマちゃん)
涙を拭うとナオミは立ち上がった。
と、そのとき井戸端会議をしていたソバカスの女子が悲鳴を上げた。
「南空さん!血!血!」
「・・・えっ?」
ふと見ると、股間から鮮やかな一筋の血が垂れている。
205真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/18 19:16 ID:HxWOfC6c

「え・・・?ナニ、これ・・・?」
男子たちは「アイツ、死ぬんじゃねェの?」と口々に言い合い、
女子たちがそれに答えるかのように、癇に障る悲鳴を上げた。
騒然とする教室の中、毅然とした声が聞こえた。
「南空さん!コレ!」
惣流はナオミに向かって、小さなビニール袋を投げた。
ぼうっとしていたナオミが、その瞬間、見事に反応してちゃんと
袋を受け止めたのが、惣流には不思議だった。
ナオミはその小さな袋を見るなり、自分に何が起こっているのか
理解した。
だから袋を開けようとする。
「バカ!ここじゃない!トイレ!トイレ!」
「・・・あっ!」
水着姿のナオミは、あわててトイレに向かって走った。
そのカラダを最後のご奉公とばかり、クマのバスタオルが
素早く覆った。
206真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/18 19:17 ID:HxWOfC6c

「へえ〜、やさしいじゃん・・・」
ソバカスの女子生徒は、なんとなく嫉妬するように言った。
「・・・なにが?」
惣流はとぼけたように答える。
もともとリーダーシップがあり、同級生の相談やトラブルを処理する
姉御肌の彼女にとって、初潮でオロオロする女の子を見ると、つい
助けてしまうクセがあった。
とはいえ、そういうやさしさを見せるのは、ナオミ以外の「人間」に
対してだけだった。
惣流に限らず、この「2−A」の生徒たちは、けっして残酷な性根を
持った子供たちではない。あの女性教師ですら、生徒や父母、同僚たち
からの信頼が厚いのだ。
ナオミだけが、この輪の中に入れない。
ごく普通の人たちから疎外されているだけに、ナオミの苦悩は深く、
よりいっそうの孤独を強いられていた。
「・・・ねえ、あの様子じゃ、南空さんって初めてだったみたいね・・・」
なにかを探るように、ソバカスの女の子が言った。
「・・・たぶん」
「・・・心配じゃない?」
ソバカスの女の子が、なにを考えているのかを察した惣流は、
にやりとして言った。
「心配だから見に行こうかw」
ホッとしたような明るい表情で、ソバカスの女の子は頷いた。
「ふふふ・・・お代官様もワルですなあ〜」
「はっはっはっ、おぬしほどではないわ。お〜い、女子のみんな〜、
トイレに集合ぉ〜〜〜!」
207真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/18 19:18 ID:HxWOfC6c

トイレの中でナオミは震えていた。
生理に対しての知識は、女子だけ集めた授業で頭の中に入っていたが、
実際にやるのは初めてなだけに、不安と孤独が心の中に広がっていく。
股間の血をトイレットペーパーで拭き取るため、脱いだ水着と
バスタオルをドアの上にかけた。
あらかた拭き終わると、惣流からもらった袋を開ける。
中から細長いモノが出てきた。
アプリケーター式のタンポンである。
初潮がいまだに来ないナオミを心配して、母親は初心者向きの
ナプキンを彼女に持たせていた。
しかしそれはカバンの中だ。
いまさら取りに戻るのも、タンポンをくれた惣流に悪いような気がした。
なんにせよ、早くしないと次の授業が始まってしまう。
着替えもしなければならない。
ナオミの焦る気持ちが、明哲な頭脳を混乱させる。
震える手がもどかしい。
(どこに入れるんだっけ・・・落ち着いて。えーと、えーと・・・)
実はこのトイレには、ヘンタイ国語教師の小型盗撮カメラが仕掛けて
あり、ナオミの股間は、余すことなくバッチリと記録されていた。
そんなことも知らず、薄暗いトイレの壁に寄りかかり、片足を大きく
上げ、自分の股間に惣流からもらったタンポンを入れようとする。
小さなお人形さんのように可愛く、そして可憐な少女には似つかわしく
ない格好で、懸命にあふれ出てくる血を止めようとしていた。
ミジメだった。
涙が止まらない。
勇気を奮い起こそうと、壁にかけたクマちゃんを見ようとして
顔を上げた。
そのとき−
「あんた、バカぁ?しゃがんでやればいいじゃなぁ〜い!」
208真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/18 19:19 ID:HxWOfC6c

「わあああっ!?」
壁のむこうから、惣流がひょっこりと現れた。
ナオミの机のイスを持ってきて、その上に乗っかり、彼女のミジメな
姿を観察しようと企んだようだった。
「ねえ、コレ汚いから誰か捨ててきてよw」
ソバカスの女の子の笑い声が聞こえた。
と同時に、傍らに掛かっていたクマのバスタオルと水着は宙を舞った。
(サヨウナラ ナオミチャン イママデアリガトウ サヨウナラ サヨウナラ・・・)
クシャクシャになり、床に落ちていくクマちゃんの顔は、まるで
泣いているかのように歪み、そして壁のむこう側に消えていった。
「ほらほら、助けに来てあげたわよ。さっさと股を広げろよw」
「南空さん、お尻の穴に入れちゃダメよw」
「オシッコの穴に入れるのよ、南空さんw」
トイレの前は見物人で行列ができており、みんなが口々にはやし立てた。
ナオミの歯がガチガチと鳴っている。
教師たちは、職員室から出てくる気配すらない。
組合活動後の飲み会の話とか、コーヒーを呑気にすすったり、週末の
デートに胸を躍らせるのに忙しく、ナオミという少女がどうなろうと
興味がないようだった。
生活指導の中年教師はゴルフのスイングをしながら
「日曜日、晴れるといいですなぁ〜」
と明るく笑っている。


(2〜3日後に続く)
209真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/18 19:21 ID:HxWOfC6c

エエエエ!ナニやってんのさ、みんな!?
ネッ、ネタバレっすか・・・(汗
というか、微妙に当たってるようで、外れているんだけど、
やっぱ微妙に当たってるんよなあ・・・(すげぇ
これはきっと嘘バレ職人をやっていたバチだな、う〜む・・・
イジメ編は視姦→スパンキング→失禁→初潮→秘密
というコンボ攻撃で、ナオミ様(ロリ仕様)を愛でております。

>>186さん
レイープ編はもう少し待ってください。
>>195さん
痴漢電車編でねっとり尻いじりを考えてます。
>>199さん
やっぱ、どっかに入れておきましょう。
210名無しさん@ピンキー:04/04/19 18:46 ID:GaBhFuMT
私の初めての人はタンポンです、まだ〜w
211真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/21 21:04 ID:5W1FEt69

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル12)

「南空さん、血で汚れたカラダを洗い流してあげましょうか?」
素っ裸のナオミは、震えながら首を振った。
「遠慮しないでいいのよぉ〜」
惣流は水の入ったバケツを、みんなと協力して持ち上げた。
ナオミをいたぶるため、クラス中が、いや学校中がひとつになった。
「あっ・・・やっ・・・いっ・・・」
「ふふふ・・・こわい?」
「・・・・・・」
「冗談よ、冗談w」
「・・・・・・」
「・・・あっ、手が滑っちゃった!」
その瞬間、大量の水が滝のように落ちてくる。
どっぱ〜〜〜〜〜〜ん!!
「わっぷっ・・・・・・!?」
ナオミは頭から水を被り、長く美しい黒髪は、まるで貞子のように
不気味に垂れ下がった。
ざあっと水が女子トイレ全体に広がり、ガランッとバケツが床に
転がる無機質な音を響き渡らせ、きゃあきゃあと笑いながら、
見物人たちは逃げていく。
幸いにも国語教師が仕掛けた盗撮カメラは、このときの水害で
お釈迦になってしまったのだが、そんなことをナオミが知っても
喜ぶどころか、いっそう人間不信に陥らせたことであろう。
212真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/21 21:05 ID:5W1FEt69

ポタポタとカラダから水滴を滴らせ、ナオミは呆然と眼を
見開いていた。
ふと便器の中を見ると、タンポンが浮かんでいる。
全裸のナオミは、それを無言で見ていた。
チャイムが聞こえた。
しばらくすると職員室から面倒くさそうに出てきた体育教師が
女子トイレに無神経に入ってきて、ドアを乱暴に叩いた。
「お〜い、南空ぁ〜!あんま、みんなに迷惑かけるんじゃあないぞぉ!
センセイたちも忙しいんだからなぁ〜!お〜い、訊いてるのかぁ〜!
南空ぁ〜!判ったらドアを開けろ〜!」
ドンッドンッという殴りつけるようなノックの音に、ナオミは耳を
塞ぎながら、ズルズルとしゃがみこむ。
そして暗いトイレの中で、いつまでも独りぼっちで震えていた。








213真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/21 21:06 ID:5W1FEt69

けたたましいクルマのクラクションで、ナオミは我に返った。
「危ないなあ!どこ見てんだよ!!」
ボンヤリとしていたナオミは赤信号の横断歩道を渡り、タクシーに
危うく轢かれそうなった。
「スッ、スイマセン!」
ぺこぺこと頭を下げ、小走りでその場をあわてて離れた。
(・・・ヤダ、わたしったら・・・ナニやっているのかしら・・・)
肩に下げたバックをぎゅっと握り締め、独り当てもなく街中を彷徨う。
ホテルには帰りたくなかった。
体を動かしていないと、哀しくて淋しくて憎くて、アタマが変に
なりそうだった。
(・・・他に考えなくちゃいけないこと、たくさんあるのに・・・
嫌なことばかり、なんで思い出しちゃうんだろう・・・)
レイを失った哀しみを、殺人鬼キラへのプロファイリングに昇華
させようとするが、全然うまくいかない。
それどころか長い間、封印してきた記憶が後から後から湧き上がり、
ナオミの心を少しずつ侵食していく。
(尻デブちゃんw)
(南空さん、今日はお漏らししないでネ)
(誰だ!焼却炉でバスタオルを燃やした奴は!)
ナオミは、よろめくように歩く。
はあっ、はあっ、という自分の白い息遣いが、処女を強引に奪った
初めてのオトコのそれと重なっていく。
(ハア・・・ハア・・・これで南空も子供から大人に成長したわけだな)
(ミジメねぇ・・・初体験をみんなに見られるって、どんな気分?)
(あんたは一生、この体験を背負って生きていくんだよ)
ヤメテ ヤメテ ヤメテ ヤメテ ヤメテ・・・・・・
214真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/21 21:07 ID:5W1FEt69

(お誕生日会、みんな来るって言ってたんでしょ?・・・遅いわねえ)
(もういい、母さん。私たちだけで始めよう。ハッピー・バースディー
ナオミ、7歳のお誕生日おめでとう)
父と母の無理な笑顔が、やがて恐ろしく歪んだ顔に変わる。
(あなた、やめてください!ナオミが・・・ナオミが・・・)
(おまえは生まれてはイケナカッタンダ!ナンデオレタチノトコロニ)
(ヤメテクダサイ!アナタァァァオネガイデスカラナオミガァァァ)
オマエハヒッコンデイロコイツヲコロシテオレモアトヲ・・・・・・
ヒトゴロシヒトゴロシヒトゴロシ・・・・・・
・・・・・・オレハダメナオトコダダメナダメナダm













「やめてぇぇぇ!!」
たまらず耳を塞いで、ナオミはその場にうずくまってしまった。
(たっ、助けて・・・レイ・・・わたしを・・・独りぼっちにしないで・・・)
215真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/21 21:08 ID:5W1FEt69

周りにいた人たちは何事かと顔を見合わせたが、係わり合いに
なりたくないのか、ナオミに手を差し伸べることもなく通り過ぎて
いった。
レイを失ったナオミは、まるでか弱い少女のように震えていた。
雪の冷たさが体に染みる。
心細かった。
日本に還ってきたことを後悔した。
それでもやがて心臓の鼓動が少しずつ収まり、ふと眼を上げると
歩道橋があることに気がついた。
「・・・・・・」
ふらりと立ち上がり、長い階段をうなだれて上っていく。
天国への階段。
レイも天国への階段を上ったのだろうか。
自分は神に祝福された国へは入れないから、彼との再会は
もう無理かもしれない。
足を止めて、ぼんやりと夜景を眺める。
明るい光の波が、眼下を通り過ぎていく。
「レイが・・・死んだ・・・」
ポツリとつぶやくナオミ。
「いいえ・・・キラに殺された」
その眼には憎しみと、哀しみと、孤独と、決意が複雑に入り
混じっていた。
冷たい風が通り過ぎ、ナオミはまた歩き始める。
光をなくした彼女の心の闇は冷たく、重く、果てしなく深かった。
孤独に彷徨うナオミよ、どこへ行く・・・


(2〜3日後に続く)
216名無しさん@ピンキー:04/04/23 22:56 ID:JM4D6T6+
そろそろクル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
217真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/24 01:11 ID:dlQIe/Uu

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル13)

トトン、トトン・・・・・・タタン、タタン・・・・・・
けっきょく一晩中歩き回ったあげく、レイの最後の人生に触れたい
のか、ナオミが行き着いたのは山手線の電車だった。
レイが死ぬ寸前、山手線の6号車両にいたことは警察から聞いている。
目撃者の証言では、いま彼女が吊革に掴まっている目の前の席に
座っていたという。
山手線の始発電車には、ナオミ以外、誰も乗っていない。
彼は死の寸前まで、誰かを守ろうとしていたのだろうか。
ナオミはなんとなく、そんな気がした。
トトン、トトン・・・・・・タタン、タタン・・・・・・
夜通し彷徨ったためか、頭がようやく回り始めてきた。
(レイはあの日、新宿に行くと言っていた・・・)
(誰を追っていたのか・・・)
(尾行の途中で気が付かれて、消されたのか・・・)
(他のFBI捜査官殺害との関連は・・・)
(キラは人知を超える能力で人を殺す・・・)
(相手のデータがないと殺せない・・・)
(FBI捜査官の資料をどうやって手に入れたのか・・・)
(IDを見せてしまったレイ・・・)
トトン、トトン・・・・・・タタン、タタン・・・・・・
218真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/24 01:13 ID:dlQIe/Uu

重要な書類や情報データは、レイが肌身離さず持ち歩いていたため、
誰を捜査対象にしていたのかは判らない。
しかしそれ以外の、ICPO(国際刑事警察機構)経由で入ってきた
キラ事件の捜査資料は、レイの旅行カバンの中に入っていた。
ナオミは恋人に絶対的に尽くすタイプだが、しかし今回はレイの
命が係っているかもしれないと判断した彼女は、レイが外出して
いる間に、カバンの鍵を外し、こっそりそれを盗み見ていたのだ。
捜査資料は来日直前のもので、最新の情報ではないものの、
一般に出回っている噂よりは、はるかに正確なデータだった。
捜査資料の一行一句を暗記しているナオミは、眼を閉じて考える。
(キラとは何者なのか・・・)
キラがこの世に出てきてから、まだ一ヶ月しか経っていない。
それまで何をしていたのか。
手を触れずに人を殺すチカラは、急に身に付いたものなのか。
それともひた隠しにしてきたのを、今になって使いたくなったのか。
(いずれにしても聞き込みをして、キラの情報を集めなくては)

山手線で秋葉原まで行くと、ワシントンホテルにチェックインする。
レイと過ごしたホテルには帰りたくなかった。
フロントで手続きを済ませると、ナオミは電気街で必要な物を
こまめに買い集めた。
219真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/24 01:15 ID:dlQIe/Uu

もともと秋葉原が電気の街として有名なのは、最新の家電製品を
扱っている店が多いからではなく、違法な裏モノ電子部品が全国から
集まってくるので、その筋のマニアたちに注目されていたからだ。
それをよく知っていたナオミは、ホテルと電気街を何度か往復し、
狭い部屋に次々と怪しげなジャンクパーツを放り込んでいく。
ひと段落するとカバンから折り畳み傘を出し、それを分解する。
バラバラにした傘から取り出した金属の棒。その中に収納されている
薄い布のようなものを掴み、サランラップ状に広げた。
細長い筒から出た平たい布は形状記憶合金で、しばらくすると
ディスプレイとキーボードを形作っていく。
秘密特命捜査官の任務は、単独で行動することが多く、周囲からの
支援がないまま敵地に乗り込むことがほとんどだ。
それを補うべく彼らは、秘密のアイテムを所有している。
外見上、単なる腕時計や化粧品にしか見えないが、実は暗殺道具や
サバイバルグッズ、または情報収集機器だったりするのだ。
ナオミがいま、目の前でセッティングしているのは、次世代携帯用
超薄型情報端末機の試作品で、中身のほとんどは日本製品である。
日本は武器輸出三原則というものがあり、海外に武器を直接輸出
することを自主的に禁じている。
もっともそれは建前で、実際にはハイテク兵器を制御する電子機器
という形で、各企業は間接的に利益を得ていた。
現在、世界最強のアメリカ軍を支えているのは日本のハイテク技術
であり、それなくしては維持できないほどのシュアを占めていた。
ナオミがかつて属していた組織でも、こうした日本企業の試作品が
重宝されている。
220真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/24 01:17 ID:dlQIe/Uu

技術を日々更新しなければ企業は生き残れず、それには常に最前線で
試作品を投入し、動作状況のデータを収集する方法が一番だ。
また強大な軍事力や強力な情報システムというものは、一世代の差が
あると、すぐさま意味を持たぬゴミと化してしまう。
こうした背景により利害が一致したもの同士が手を組み、このような
裏取引が成立する余地がある。
ちなみに一般人のナオミが試作PCを手にしている理由は、
なかなか便利そうだと思って、「POINTER」を退職するときに無断で
持ち出したからだ。
外敵には厳しいが、身内に対しては適当、というアメリカ社会を
逆手にとって、技術を流出しなければ問題なし、と反社会的な行動を
すました顔で平然とするのが、ナオミというオンナである。
レイの前では、羊の皮を被っていたわけだ。
ともかくこうしてナオミは、世界最先端の技術の恩恵にあずかれる
のだった。

ナオミは薄暗い部屋で独り、工具を器用に操り作業を続けていく。
広げた傘はそのままパラボラアンテナに、そして柄の部分はマウスに
化け、それぞれPentium5.5を積んだ携帯電話型CPUに接続させる。
このシステムを中心に、購入した周辺機器もコードで繋ぎまくった。
4台のノートPCを並べ、そこに違法な暗号プログラムを投入。
CPUや冷却器を詰め込んだ怪しげなタワーケースたちの間を
でたらめな配線をしたかのように見える様々なケーブルの束が
縦横無尽に走る。
ほんの数時間で狭い部屋の中は、ベッド以外足の踏み場がない
ほど濃密な捜査本部へと変貌を遂げていった。
ナオミはこうした作業に慣れている。
レイに逢うまで、彼女はそういう仕事をずっとしてきたのだ。
国家や組織のために、孤独な戦いを淡々と無感情に行ってきた
彼女は、いま初めて自分のための戦いをしようとしていた。
221真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/24 01:18 ID:dlQIe/Uu

ナオミは引き続き休む間もなく、プリンターで何種類かの
偽造名刺を作った。
と同時に手早くネットで、キラ関連のニュースを検索。
ソース元が確認できれば、ネットでの情報集めはとても有益だ。
集められた情報は玉石混交ではあるものの、きちんと取捨選択する
知能と要領とやる気さえあれば、「短時間」で必要な資料が手に入る。
複数のPCを同時に起動しながら、いくつかの「キラ事件まとめ
サイト」を自動巡回させ、拾ってきた情報を会員制の非合法ネット
図書館/新聞・雑誌検索目録で次々と精査していく。

ゼロからイチを読み取るのにはコツがいる。
それは直感である。
どんなに経験を積んでも、勘の鈍い人間は大成できない。
ナオミはこうした動物的な勘が、異常に発達していた。
とりとめのない「なにか」に導かれるように、地味で気の遠くなる
作業をすばやく確実にこなしていくうちに、こんな記録をゲットする。
それを見つけた場所は世界最大を誇る掲示板で、あまりにもの
書き込みの多さから専用板ができるほどの盛況ぶりだった。
「2ちゃんねる キラ板」と呼ばれる中にあるスレたちを、
ものすごい速さで文字をスクロールさせ、二台の画面で同時に
速読していたナオミは、ふと手を止め、片方の画面に見入った。
222真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/24 01:21 ID:dlQIe/Uu

【また漏前か】キラ様、カミ様気取りで大量殺戮 part119【大迷惑】


145 名前:名無しの殺人鬼さん 投稿日:03/12/29 17:43 ID:RstTc2HY
新宿のコーヒー屋で死んだのは、強姦魔だったらしいyo!

146 名前:名無しの殺人鬼さん 投稿日:03/12/29 17:46 ID:G3a6zcdh
そいつ、オレの知り合いw

147 名前:名無しの殺人鬼さん 投稿日:03/12/29 17:46 ID:qQKwFWID
レイープ友達?>>146

148 名前:名無しの殺人鬼さん 投稿日:03/12/29 17:50 ID:G3a6zcdh
あいつの本名が盗見米吾郎とは知らなかったけどw
223真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/24 01:22 ID:dlQIe/Uu

149 名前:名無しの殺人鬼さん 投稿日:03/12/29 17:59 ID:ugMC2aYP
また電車が止まる悪寒
いいかげんキラ、ウザイ!

150 名前:名無しの殺人鬼さん 投稿日:03/12/29 18:00 ID:oXmN7bib
↑次に死ぬのはこいつ

151 名前:名無しの殺人鬼さん 投稿日:03/12/29 18:06 ID:hrVE83/Q
そういえば何日か前に893の兄ちゃん、歌舞伎町で死んでなかった?
すげぇ人だかりができてたっけ

152 名前:名無しの殺人鬼さん 投稿日:03/12/29 18:07 ID:bPWOdDvJ
>>151
それは万引きで捕まった香具師だな。
店に警察が来て、大騒ぎ中に即あぼーんだって(禿藁

153 名前:名無しの殺人鬼さん 投稿日:03/12/29 18:09 ID:FQvI/POq
キラ様が降臨したんだよ

154 名前:名無しの殺人鬼さん 投稿日:03/12/29 18:09 ID:aM8mUicV
キラ厨 (・∀・) カエレ!
224真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/24 01:23 ID:dlQIe/Uu

「・・・・・・」
ナオミはPC画面を有料のニュース検索違法サイトに切り替え、
ここ数日中、新宿や都内で急死した人の記事をピックアップする。
新聞や週刊誌の保管ニュースを整理すると、判明しているだけで
14名の不審死が確認された。

暴力団関係者3名
窃盗容疑の浮浪者1名
ぼったくりバーの在日朝鮮人店主1名
不法入国した中国人4名
痴漢容疑のサラリーマン1名
違法風俗店風俗嬢2名
傷害罪で告訴されたホスト1名
強姦容疑で不起訴になったフリーター1名

そのうちの風俗嬢とホストのカップル、そしてフリーターの
計3名が12月27日に新宿駅周辺で死亡している。
探せばもっと出てくるかもしれない。
(レイたちFBI捜査官たちが死亡したのは12月27日。
そして27日とその数日前から、突然死した者が都内周辺で
多発している。・・・これは確率的におかしい。
キラは新宿でなにかの実験をしていた・・・?)
レイはバスジャックのとき、IDを誰かに見せている。
そして27日、レイが何かをしに新宿に行ったという事実。
これらを基点に考えれば、キラの実像に迫ることができるかも
しれない・・・
ナオミの眼は、獲物を狙う猟犬のように鋭く光った。


(2〜3日後に続く)
225名無しさん@ピンキー:04/04/25 09:14 ID:kMXk/KS4
2chキター
226名無しさん@ピンキー:04/04/25 15:46 ID:L8gvI2FB
折角だからあとで纏めて読もうと、ざっと見てたら
>222-223が目に入って、素でどっかにキラ板があるのかと騙された…漏れよ…_| ̄|○
いつも乙です。寝て起きたら、ゆっくり堪能させていただきます

>40タンも楽しみにしてるので、続き宜しくお願いします〜。あ、でも無理せずに。
227真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/26 20:38 ID:VKK+vqWI

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル14)

新宿地下街「新宿サブナード」にあるコーヒーチェーン「CAFEEL」。
「いらっしゃいませ〜!」
店に入ると、女子店員の明るい声が聞こえてくる。
ナオミはカウンターへにこやかに近づくと、用件を切り出した。
「店長さんはいらっしゃいますか?」
「・・・はい?・・・えーと、失礼ですが・・・」
女性店員は、少し警戒した顔つきになった。
「私、こういう者です」
差し出された名刺には「CAFEEL」の親会社の名前が書かれている。
事件以降、ここにマスコミの取材が殺到し、店の醜聞を防ぐため
マスコミ関係者は門前払いされるだろう、と読んでいたナオミは、
あらかじめネットで調べた資料から、「CAFEEL」の関係者を装う
偽名刺を用意していた。
「商品企画アドバイザーの三輪みわと申します。春に販売される
新商品のサンプルデータの件でお伺いしたのですが」
「・・・渡辺店長は、本社の会議に出かけましたけど・・・?」
「ええーっ!じゃあ行き違いになっちゃったのかしら・・・
困ったわ・・・ちゃんと連絡は入れておいたのに・・・」
「あっ、副店長が奥におりますので、少々お待ちください」
さきほどの警戒感が和らぎ、女性店員はナオミのことを信じている。
有無を言わさぬ門前払いと、強引ながらも直接会うのとでは
雲泥の差がある。それをナオミは経験則で知っていた。
今後の展開は、彼女の腕次第である。
228真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/26 20:39 ID:VKK+vqWI

副店長は30歳前後の若い男だった。
店の奥の事務所兼更衣室に入ると、ナオミは別に用意してあった
マスコミ用の偽名刺を申し訳なさそうに差し出した。
「困るんだよねぇ。ウチは取材とかお断りしているしさぁ」
「はい、それは判ってはいるんですが・・・」
「キラって犯罪者を殺すじゃない?で、ウチは客商売でしょ?」
「・・・・・・」
ナオミはじっと俯いている。
しばらく気まずい空気が流れたのち、ナオミはようやく口を開いた。
「・・・わたし、実はまだ駆け出しのフリージャーナリストでして。
収入とかすごい不安定で、最近田舎に帰ろうかな、とか・・・
でもそんなわたしを見かねて、編集長が仕事を廻してくれたんです。
あの、もちろん店の名前とか出しませんから・・・なんとか今回
亡くなられた盗見米吾郎さんのことを・・・」
「う〜〜〜ん・・・」
腕を組む副店長は考え込んでいたが、
「本当に店の名前とか出さないでよ・・・」
「はいっ!ありがとうございます!」
どうやらナオミの泣き落とし作戦は成功したようだ。
「・・・あいつはさぁ、盗見って呼ばれるのを嫌がってたんだよなぁ」
229真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/26 20:40 ID:VKK+vqWI

「だから店では、盗見じゃなくて戸叶ってみんな言ってたな。
本名を言う奴、殴ったことがあったらしいよ。
オレは見てないけど、まあ不良だよ、あいつは。
あんなゲス野郎、死んで当然・・・あっ、今のオフレコねw」
「ええ・・・」
「盗見は犯罪歴があったみたいだけど不起訴だし、そういう事情って
履歴書じゃ、判んないじゃん?
ただ仕事がいい加減だから、そのうちクビを切るって話だった。
バイトなんていくらでもいるからねぇ・・・
オレがあいつについて知ってることはこんなもんだな。
少しは参考になった?」
「はいっ、参考になりました。どうもありがとうございます」
「・・・まだ若いんだから、仕事、もうちょっとガンバってみなよ」
タバコに火をつけ、なにやら説教めいた話に移ろうとしたそのとき、
ドアを開けてひとりの男が入ってきた。
「・・・ん?新しいバイトっすか?」
「おう、黒木。今日は早いな。あっ、彼は盗見と一緒にここでバイトに
入ったトモダチだから、なんか聞けるかもな」
「・・・・・・」
「ヘルプお願いしま〜す」
カウンターの女の子の声が聞こえた。
「今日は、客が多いな。じゃあ、そういうことで」
副店長は部屋から出て行き、ナオミは黒木とふたりきりになった。
230真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/26 20:41 ID:VKK+vqWI

「あんた誰?オレここで、着替えなきゃなんねぇんだけど・・・
なんならオレのヌードでも見てくかい?」
黒木は下卑た笑いを浮かべた。
「・・・亡くなった盗見さんとは、お知り合いだったんですか?」
「あんた、マスコミの人?・・・くくくっ、それにしても盗見だなんて
何度聞いても笑える名前だなあw」
「盗見さんって、前は戸叶という名前だったんですよね。
どうして改名したんでしょうか?」
「あいつが高校を退学したとき、親が離婚してよ。
で、母親の方の姓になったんだよ。おまけに母ちゃんが新興宗教に
ハマっていたらしくて、そこの教祖に下の名前も庄三から
米吾郎に換えられてやんの。ハハハ・・・」
「盗見さんが強姦容疑で捕まったとき、どっちの名前で報道された
んでしょうか?」
黒川はナオミの前にもかかわらず、服を脱ぎ始めた。
「知らねぇ。あっ、そういや報道されてねぇな。だって高校生の
頃の話だからな。・・・なあ、それよりあんた、めちゃ可愛くない?」
上半身裸の黒川が、ナオミの背後に廻った。そして長い黒髪を
撫でたり、匂いを嗅いだりというセクハラをし始める。
「・・・もうひとつお訊きしたいことが」
ナオミの頬をプニプニと突きながら黒川は言った。
「なあ〜にが、訊きたいのかなあ、キレイなお姉さんw」
「・・・あなたたち、レイプ仲間だったの?」


(2〜3日後に続く)
231真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/26 20:42 ID:VKK+vqWI


あー、2chネタ、面白かったすか?
やっぱ、ついでにバーボンスレも貼っておけば
よかったっすかね?
ストーリー展開が遅いから、調子に乗るのもアレなので
送る寸前で消しちゃったんですよね。
心を鬼にして貼っておけばよかったですね。



       __ 
      |・∀・|ノ  よい
     ./|__┐
       /  調子
    """"""""""""""
         .__
       ((ヽ|・∀・|ノ  しょっと
         |__| )) 
          | |
          調子
    """""""""""""""""

232名無しさん@ピンキー:04/04/26 22:48 ID:NNDvexgM
おう、調子に乗りまくってますな!

さて、生まれた時の名前、通用してる名前、報道された名前と”キラ”の本質に迫ってますな。
エロ以外の、こういったマジな部分も期待しています。
233名無しさん@ピンキー:04/04/27 17:39 ID:/S3e9LSt
L女体化話キボンヌ!!!!!
234名無しさん@ピンキー:04/04/27 18:04 ID:HV+N/9ni
粧裕タンのエロ話少なすぎ
235名無しさん@ピンキー:04/04/27 21:55 ID:NZ8eYHiP
>真仙誠さん
いつも投下ご苦労様です。続き楽しみにしています。

私は月がメインの話が読みたいですねえ。
>>233
一票投じます。
236名無しさん@ピンキー:04/04/28 00:09 ID:AdXzb5pX
ここ、デスノスレですよね?
237名無しさん@ピンキー:04/04/28 00:27 ID:/A/3EXoc
デスノスレですが何か?
238名無しさん@ピンキー:04/04/28 02:18 ID:eGhuQ8WS
このスレはナオミ伝記スレとなりました。
239名無しさん@ピンキー:04/04/28 02:33 ID:gBG20ScH
男のLにエロ萌えしてる俺はここだとちょっとイクナイ気がする。
240名無しさん@ピンキー:04/04/28 02:50 ID:VMPtCOSh
粧裕タン…
241名無しさん@ピンキー:04/04/28 02:51 ID:PhNRCfJt
ここ、エロパロ板ですよね?
242名無しさん@ピンキー:04/04/29 02:15 ID:naBGxr9i
月を調教したい俺はここに居辛い…
やっと立ったと思ったらあっちは移転かよヽ(`Д´)ノ
243真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/04/29 12:20 ID:GkLji9N4

薄々は気が付いていたけど、やっぱ私がいたから
みんな作品を書かなかったんだね。
私に気を使っていたんだね。
それなのに調子に乗ったり、ひとりで盛り上がったり、
なんかもう、赤っ恥をかいてしまった。
アホだよなあ。
いや、穴があったら入りたいですわ。
長期間スレを独占していて、申し訳ない。
もう書くのやめるから、ガマンなんかしないで
あとは自由にやってくれ。
いやもう、ホントごめんなさい。
ごめんなさい。
244名無しさん@ピンキー:04/04/29 12:32 ID:pGWT5dMR
>>243
そんなこと言わずに最後まで責任もって(ry
245名無しさん@ピンキー:04/04/29 14:35 ID:WvRY2m0B
>>242
ヤオイ板にでもカエレ
246名無しさん@ピンキー:04/04/29 15:00 ID:OGmv2EN7
>243 私に気を使っていたんだね。

違いマッスル。デスノのSSは、後回しにしても、スレが落ちることはないと思っていただけです。

       __ 
      |・∀・|ノ  よい
     ./|__┐
       /  調子
    """"""""""""""
         .__
       ((ヽ|・∀・|ノ  しょっと
         |__| )) 
          | |
          調子
    """""""""""""""""

上のAAいいな。どっかで使いたいけど、シチュが重い羽化バネ。

247名無しさん@ピンキー:04/04/29 15:59 ID:Ofw4cqNo
>>243
コテ鳥使用で、アボーンも出来る仕様にしていたのにね。

それはされおき、SSを楽しみにしていた者が少なからず、ここに1人居た事は覚えといてください。
あまりレスは返していませんでしたが。
オリジナルシチュエーションを書く力があるのですから、またどこかで活躍を期待しています。
248名無しさん@ピンキー:04/04/29 16:05 ID:pMkp1VFh
>243
まぁもちつけ(゚∀゚)

漏れはss楽しませて貰ってたし続きも読みたいと思ってる







んで、女体化もこのスレに投下してもいいのかな?
作品によっては女体化とかの特殊なものは別個にスレが立ってたりするシナーと思ったんだがどうか。
249名無しさん@ピンキー:04/04/29 17:33 ID:9rXDYBmm
女体化はやっぱり別にスレたてて欲しいな・・・・。
あれってやっぱりヤオイの一種だと思うし・・・・。
サユたんや尻をさしおいて男キャラの女体化で埋まったりしたらちょっとやだし。
250名無しさん@ピンキー:04/04/29 19:17 ID:KXXLGHJU
>>249
立ってたけど重複と言われ削除されますた。
251名無しさん@ピンキー:04/04/29 19:58 ID:m8T9fpJS
(´・д・`)エーやおいネタなんて読みたくないよ
252名無しさん@ピンキー:04/04/29 20:33 ID:fC3EPVqa
自分は女体化オケー派。
ぶっちゃけ言わせてもらうと、
オリキャラがたくさん出てくる話の方が苦手…
253名無しさん@ピンキー:04/04/29 21:36 ID:+dH73yw0
>243
ただ単に他に書いてくれる人がいない。
あなたすらいなくなってしまったらもうこのスレは・・・・゚・(ノД`)・゚・。

腐女子は何故か絵も文章も上手い人が多くていいよなぁ・・・
とかいいながら俺も書けないわけだが。
254名無しさん@ピンキー:04/04/29 22:02 ID:5WX4jizy
女体化Lとキラにスクール水着を着せたい。
255名無しさん@ピンキー:04/04/30 01:31 ID:yb2MwM1f
実はオレ、ライトに「キラであること」を白状させたうえで、目の前で実演させるシチュを思いついてたりする。

Lも限度を知らないし、ライトが・・・るだろうから、まあイケルかな?でも、粧裕の運命が悲惨すぎるかも。
(そのときリュークが・・・ると萎えるけど、別の死神とかだとセーフみたいな…)
青年誌的には、粧裕が・・・だけど、少年誌ならば、…が、
       __ 
      |・∀・|ノ  よい
     ./|__┐
       /  別の死神
    """"""""""""""
         .__
       ((ヽ|・∀・|ノ  しょっと
         |__| )) 
          | |
        別の死神
    """"""""""""""""" …だから、結局やらないな。

256名無しさん@ピンキー:04/04/30 11:17 ID:J0+Nnw8i
女体化ってキャラがそのままならいいけど
ほとんどキャラ別人のようになっちゃうからなぁ・・・
257名無しさん@ピンキー:04/04/30 13:30 ID:bKkAXOFo
>>256
俺は逆に、完全別人キャラならまだ許容範囲。
元は男だったと、少しでも感じられてしまったら気持ち悪い。
258名無しさん@ピンキー:04/04/30 15:39 ID:E4JyJ9xI
俺はキャラのベースが男だったらいくら女体化してても無理。
Lと月がどうのこうのなんて考えただけで吐き気する。
とりあえずどうしても書くならトリップとこれからネタ投下しますの一言は必須。
速攻でNGに入れるから。
259名無しさん@ピンキー:04/04/30 15:51 ID:/PUjL2Ao
書き手がいなくなるほうが寂しいもんなー
260名無しさん@ピンキー:04/04/30 23:06 ID:uE1BwH2K
女体化スレにしてまで生き延びなくていいと思う勝手な俺。
完全別人はデスノ(てかパロディ)の意味ないし、
だからと言って生々しくリアルにデスノキャラが女体化したらキモイ。
碁スレでも最初いわれていたけど、女キャラを差し置いてわざわざ男キャラを女にして、
男キャラとやらせるっていうのがもうなんかダメだ・・・・。
変態的に進化したヤオイにしかみえん。
261名無しさん@ピンキー:04/04/30 23:28 ID:9kgQTx2X
別スレ立てたら重複扱いで消されるんだから、やるならここでやるより他に無いだろう。
262名無しさん@ピンキー:04/04/30 23:49 ID:E4JyJ9xI
やおい板に立てりゃいいじゃん
263名無しさん@ピンキー:04/05/01 00:02 ID:CGHEY5jl
いや、女体化はべつもんだろ。女体化は重複でも消されない。
ワンピとハンタのクラピカの女体か擦れ合った気がするけど
264名無しさん@ピンキー:04/05/01 00:56 ID:2LImkjq+
>>263
ジャンプ作品ばっかだな…

そうやって一つの作品で幾つもスレを占有するから圧縮が起こるわけだが。
エロパロ板には500しかスレが立てられないってことを知ってるんだろうか?
265名無しさん@ピンキー:04/05/01 01:38 ID:26Nb9wGL
鋼錬と碁もあるな・・・・。>女体化

肉スレは9割がた女体化でもうそれがデフォ。
そんなスレになったら嫌だが、やはり共存しかないのか・・・・。
キメラ板でもあればいいのになあ。ふたなりとか女体化の専用板が。
266名無しさん@ピンキー:04/05/01 01:41 ID:Xs5yfI5z
>>265
碁は女体化しか無いというw
267名無しさん@ピンキー:04/05/01 01:50 ID:xf1Uybsl
つーか、ショタ板ができるって話はどうなった?
268名無しさん@ピンキー:04/05/01 02:11 ID:26Nb9wGL
碁は本スレなくなったのか・・・・。
それでなりきりと女体化だけが残ったのか・・・・・。
269真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/01 04:49 ID:mL3vMLiq

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル15)

「はぁあぁああ・・・!?」
人を馬鹿にした顔つきで威嚇する黒川だったが、根がお調子者なのか、
すぐにまたニヤける。
「へへへ・・・だったらどうなんだよ?」
背中から形のいい尻に手を滑らせていく。
ナオミは微動だにせず、まっすぐ前を見据えている。
「戸叶の奴はよお、要領が悪くてなあ。
自分の顔とか隠すの嫌がるし。あとオンナ犯るときにも保険を
かけねぇんだ。何べん言っても、本能で犯っちまうのよ。
バカだろ、あいつ。マンガばっか読んでたからよお」
「・・・保険?」
「そうよ。写真とかビデオ撮っといて、それをばら撒くって脅せば
泣き寝入りは確定。訴えてこねぇのよ。この間のオンナのときは
浣腸させてな。もうウンコまみれで、臭いのなんの。そいつ
泣きながら、写真を撮らないでぇ〜〜だってよ!ギャハハ・・・」
「・・・ゲス野郎」
いままで可愛い日本人形のように大人しかったナオミの口から出た
言葉とは思えないほど、それは辛辣なものだった。
「はぁぁああ!?オレに言ったのか、てめぇ・・・」
マスコミ人間相手に喋りすぎたと感じた黒木は、あわててナオミに
恫喝をかけ始める。ポケットからバタフライナイフを取り出し、
それをナオミの目の前にちらつかせた。
270真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/01 04:50 ID:mL3vMLiq

「言っとくがな、オレはてめぇらマスコミの・・・」
最後まで言うことができなかった。
今まで目の前のイスにちょこんと座っていたはずのナオミの姿が
消え、同時にいきなり後ろから片腕を締め上げられた。
「っぐぇえぇ・・・!?」
激痛が走り、黒木はナイフを床に落とす。
そして痛みのあまり、ブザマにも机にへばりついた。
「てっ、てめ・・・」
机を弄っていたもう片方の黒木の腕を、ナオミは無慈悲に掴み、
彼の背中に重ね合わせる。
複雑に挟み上げられ、仰け反った黒木の体に、ナオミは自分の
膝を背骨に突っかけ、ぐううっと引っ張り上げた。
力任せというより、勢いとタイミングで組み上げた体勢に
黒木は目を白黒させる。
(オッ、オレの体に・・・なっ、なにをした・・・)
だが声は出ず、黒木の肉体は、完全にナオミの支配下にあった。
「どう?こんな痛み、味わったことがないでしょ?
自分の筋肉で心臓を破裂させましょうか?それとも血管を切って
内臓を腐らせるほうがいいのかしら?」
奇妙な方向に体を捻じ曲げられている黒木は、横目でナオミを見る。
ナオミの眼が一瞬、紅く光った。
(・・・ばっ、化け物!)
271真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/01 04:51 ID:mL3vMLiq

体が動かない。
ある部分は下に、ある部分は上にと、いろんな方向に力を加えられ、
筋肉と骨格が、自分の体をミシミシと壊していく感覚がはっきりと判る。
そのくせ自分が今、どんな状態にあるのかすら理解できないのだ。
格闘技マニアの黒木が知らない関節技だ。
いや、ただの関節技ではあるまい。
体全体の痛みとともに、アタマの中がキーンと異常に冷たかった。
脳髄に錐を突き刺されたような、そんな不快感がある。
「質問に答えなさい。イエスなら首を一回、ノーなら二回振るのよ」
黒木は力なく、一回頷いた。
「盗見が捕まったのは、まだ名前が変わる前だった?」
一回頷いた。つまりイエス。
「名前が変わってから捕まったことがあるの?」
二回頷く。ノーだ。
「・・・盗見が捕まった暴行事件に、あなたも関わっていた?」
イエス。
「それは警察も知っている?」
ノー。
そのとき不意に事務所のドアが開いた。
「・・・きゃっ!」
バイトの交代時間なのか、学生らしい女の子が声を上げた。
272真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/01 04:52 ID:mL3vMLiq

「ああっ、勘違いしないで。ちょっとマッサージしていただけ
だから。ねっ、黒木くん!」
ナオミは黒木の戒めを解いて、背中をぴしゃんと叩いた。
「・・・・・・」
体を痙攣させたのち、黒木は怯えたような表情でナオミを見る。
「失礼」
ナオミはカバンを持つと、足早に部屋を出る。
騒ぎを聞きつけ、副店長があわてて駆け寄ってくるが、ナオミは
軽く会釈して歩みを止めずに、店を出て行った。
副店長は、床に転がっているナイフを見て怒鳴りつけた。
「おい、黒木!おまえ、また何かやったのか!?」
それを平然と無視して、上半身裸の黒木は腕や首を軽く揉む。
心臓がドクドク鳴り、軽い痺れがやや残っているものの、体中を
いろんな方向に捻じ曲げられたような痛みはすでに消え、また
頭の芯が冷える嫌な感覚もなくなっていた。
(血液の流れも利用したサブミッション・・・?)
格闘技マニアらしい感想を抱きつつ、しかし同時にオンナに組み
伏されたという怒りと屈辱が、黒木の心に広がっていく。
(あの野郎、よくもこのオレ様に・・・)
273真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/01 04:53 ID:mL3vMLiq

プロならば、相手とのちがいすぎる力量の差を感じた場合、
五体満足なだけでも運が良かったと胸を撫で下ろすところだ。
しかし黒木は、自分の格闘術に絶対的な自信を持っていた。
そして何度か修羅場も経験してきた。
このような素人にありがちな中途半端な実力とプライドと若さが、
耐え難い恥辱感を黒木に与えていたのだ。
もっともナオミが以前とはちがい、ずいぶんと甘くなっているため、
黒木を助長させている面もあった。
レイと逢う前の彼女ならば、黒木の小指の骨を二度とくっつかない
ように折るくらいの芸当は、確実にしたであろう。
「おい、黒木、聞いてるのか!」
肩を掴んだ副店長に、黒木の裏拳が炸裂する。
グシャッという音を立て、鼻を押さえてうずくまる男には目も
くれず、黒木は人ごみに消えたナオミの後姿を見つめる。
(・・・許さねぇ!絶対に許さねぇ!すましズラのあのアマぁ・・・!
てめぇの居所を突き止めて、絶対に犯してやる!
そのツラが醜く歪むほどの苦痛を与えてやるぞぉぉぉ!
舌で!口で!手で!足で!チンポで!縄で!ムチで!
ロウソクで!ローターで!バイブで!媚薬で!麻薬で!
徹底的に朝から晩まで昼夜問わず発狂するまであのオンナを・・・
犯す!犯す!犯す!犯す!犯す!犯す!犯す!犯す!犯す!
ヒヒヒ・・・オンナに生まれてきたことを後悔させるぐらい、
てめぇを責めて責めて責めて責めて責めぬいてやるぅ!
ウケケケケ・・・イヒャヒャヒャヒャ・・・)
狂人のような笑いを浮かべる黒木だった。


(のらりくらり適当に続く)
274真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/01 04:54 ID:mL3vMLiq

えーと、朝生を観終わったついでに
ここを久しぶりに覗いたのですが、
議論ばかりで誰も作品を投下しないので、
とりあえず続けますね。

女体化SSの話ですが、このスレでは
スレちがいのような気がします。
でも、どこも受け入れてくれないのなら
このスレでやってもいいんじゃないですかね?
だって元から書き手がいないみたいだし、
作品傾向からして801系だから、女体化に
逝きつくのもやむを得ないと思うんですよ。
まあエロでパロならいいんじゃないっすかね。
個人的な意見ですけど。

関係ないが、
おまえらキタ━━━━━━m9(゚∀゚ )━━━━━━!!!!
って、フレーズは好きだなあ。
ネットは、まあおもろいよね。
275名無しさん@ピンキー:04/05/01 09:05 ID:+XQvdaIt
おかえりなさい。

しかし、碁が落ちたときはビックリしたものだった。
276名無しさん@ピンキー:04/05/01 21:03 ID:Z8KF/LlJ
エロパロ板SS投下専用掲示板
http://jbbs.shitaraba.com/otaku/2051/eroparo.html

女体化スレはここに立ててもらっても…
277名無しさん@ピンキー:04/05/01 23:24 ID:eY90CIaL
そんなもんがあるんんか。
278名無しさん@ピンキー:04/05/02 11:14 ID:4LM21MEN
重複で消されたんじゃなくて、即死しただけじゃないの?
需要が少ないだけかと

やっぱ、女体化って、別物だと思うんだけど
すでに「パロディー」じゃぁ無いし、必然性の無い女体化には興味湧かないなぁ
279名無しさん@ピンキー:04/05/02 13:21 ID:cS5modYy
>>278
重複でゴミ箱行きでした。
280名無しさん@ピンキー:04/05/02 14:27 ID:4LM21MEN
>>279
そうか・・・見てなかったから判らなかったんでスマソ
ま、俺は「女体化」って書いてあるだけでスルーだしな・・・
801と女体化は、勘弁してください

検索したら、すでに「女体化キラ」ってスレがあるから、これと重複ってコトになったんじゃないか?
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1076939305/
もちろんキラ違いなんだが・・・
どんなスレだったか判らないからなんとも言えないが
281名無しさん@ピンキー:04/05/02 16:03 ID:yAMz230B
あのスレはそもそも週間少年板のLスレエロネタができないから
どうするって言って経ったようなもんだからな・・
スレ住人的にもSS投下はいらないとか言ってたし良くわからん。
282名無しさん@ピンキー:04/05/02 16:58 ID:4LM21MEN
なりきりか、SS以外で続けていくのって、かなり難しいと思う。
建てた人間一人の意思では存続できないし。
柔軟性が無いと苦しいね
283名無しさん@ピンキー:04/05/03 13:15 ID:3ZstAnrj
801スレってSS禁止が多いんだよな。
同人女って小説嫌いなのか?
284名無しさん@ピンキー:04/05/03 14:25 ID:x/q59tig
>>283
自分の脳内設定とズレていると言い出して、荒れる元になるからだと思われる
285名無しさん@ピンキー:04/05/03 14:43 ID:X1HZMpZD
>自分の脳内設定とズレていると言い出して

ここがもう完全にアレだな、痛すぎ。もうちょっと柔軟性がほしいところだな
286真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/03 15:53 ID:PA6u/0qC

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル16)

ホテルに戻ってきたのは、時計の針が10時を指す時刻である。
部屋に入るなりナオミは、革ジャンも脱がずベッドに倒れこんだ。
ベッドの脇にあった機材がガシャンと音を立てて倒れたが、
ナオミは少しも気にすることなく眼を閉じ続ける。
彼女はこの二日間、都内を駆けずり廻ってきた。
ほとんど不眠不休のなか、調べ物と聞き込みに全力で取り組んで
いたが、その労力に比べ実りは多くなかった。
バスジャックが起きた「シャトル交通」の運転手の話では、
事件のときに乗っていた乗客の顔を、覚えているかどうか
自信がないという。
(わたしの考えていることが正しければ、その乗客の中にキラが
いたかもしれない・・・だとすればあのバスを利用できる沿線に
キラが・・・)
ナオミにはあの事件が、キラの自作自演だったように思えて
ならないのだ。
12月20日に起こった「バスジャック事件」。
そのときレイは「偶然」、容疑者を尾行中だった。
バスに「偶然」、指名手配犯が乗り込んできてハイジャックをする。
レイはやむを得ず、「偶然」居合わせた誰かにIDを見せてしまう。
犯人は「偶然」、通りがかったクルマに轢かれて即死。
その後「偶然」、レイを含むFBI捜査官たちが全員死亡する。
(・・・・・・)
ひとつやふたつの「偶然」が重なることは、けっして不自然ではない。
しかし三つ以上の「偶然」が重なると、人為的に引き起こされた
可能性が高い。
この法則は、捜査心理学の基本中の基本だ。
287真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/03 15:54 ID:PA6u/0qC

ナオミは睡魔に襲われながらも、思考を組み立てていく。
(あの日は土曜日・・・「スペースランド」行き南北バス・・・
「スペースランド」・・・土曜日・・・休み・・・・・・学校・・・・・・)
すぅ〜という軽い寝息を立てたと同時に、ガバッと起き上がった。
ナオミは備え付けの冷蔵庫までふらふら歩いて行くと、中から
「evian」を取り出し、一気に喉に流し込んだ。
ふうっ、と息をつくと、こめかみを軽く揉む。
夕方に警察庁へ連絡を入れており、明日の昼過ぎに捜査本部まで
直接赴くアポを取ってある。
それまでに話の筋道を立てておかなければならない。
革ジャンやGパンを脱ぎ捨て、下着姿になる。
やや汗臭い匂いが、ナオミのカラダを包み込んだ。
シャワーでも浴びたい気分だが、体が弛緩しきって寝てしまう
恐れがあり、かといって疲労困憊の域にまで達しているため
椅子に座るのも苦痛だった。
妥協案として、再びベッドに寝転ぶ。
もっとも散らかった部屋の中では、そこしか空いていなかった
という理由もあるわけだが。

下着姿のまま、ベッドで思い切りカラダを伸ばしたり、
転がったりするナオミは、可愛くもあり、セクシーでもあった。
(キラは相手の顔を知らないと殺せない。
もし相手の顔を知らなくても殺せる能力があるなら、キラへの
宣戦布告放送のとき、Lの本体を直接殺せたはずだ。
でも実際に死亡したのは、画面に映っていた偽者の死刑囚だった。
あの死刑囚は、顔と本名を放送中に晒していた)
ナオミはこっそり盗み見た、ICPOの捜査資料を思い出す。
(キラに殺されなかった犯罪者たちに共通しているのは、顔写真が
公表されていなかったり、名前の綴りが間違っていたりした人間
ばかりだった・・・つまりキラの能力は、顔や名前という、相手の
データがないと発動できない。そういうチカラなんだ・・・)
288真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/03 15:54 ID:PA6u/0qC

「・・・・・・」
ナオミは愛用のカバンから一枚の写真を出す。
「シャトル交通」の聞き込みのため、デジタルカメラに入って
いたデータをプリントアウトしたものだった。
その写真には、レイとナオミが写っている。
四ヶ月前、LAのビーチで撮ったお気に入りの写真だ。
少し格好をつけたレイと屈託のない笑顔を浮かべるナオミ。
こんな無邪気な表情を自分が持っているとは、レイと出逢うまで
ナオミ自身知らなかった。
水質が良くないので泳ぎはしなかったが、ぶらぶらとビーチを歩き
たわいのない会話を楽しみ、スタンドで軽くものを食べ、明るい
陽光のなかカモメが飛び交うのをぼうっと見て、風の暖かさを知る。
お互いに忙しかったので、まとまった休暇は取れなかったが、
穏やかな日常と無縁だった彼女には、週末のちょっとしたデートでも
新鮮で楽しかった。
これからはこんな幸せな日々が、ずっと続いていく。
あの頃はそう思っていた。
(・・・レイ)
グシュッとナオミは泣きそうになったが、子供のように眼を乱暴に
ゴシゴシと擦り、再び思考の渦に身を任せた。
(・・・ぐすっ・・・盗見米吾郎の名前は・・・犯行当時のものではない・・・
容疑者が改名した場合、警察はそのデータを更新する。
殺害されたのが盗見米吾郎のみで、共犯者の黒木にはキラの魔の手が
及ばなかったし、黒木が共犯者だったことは警察も知らない。
以上のことから考えても、キラは犯罪者の情報を警察のデータから
直接入手している可能性が高く、警察内部にキラもしくは共犯者や
信奉者がいることも否定できない・・・)
ナオミは、あのプライドの高いLがFBIに協力を求めた理由を
正しく理解したようだった。
289真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/03 15:55 ID:PA6u/0qC

(問題はどうやってFBIの存在を知り、そして殺すことが
できたのか・・・日本の警察が、把握していないはずのFBI
捜査チームをキラは察知できた。ひょっとするとキラに協力する
ネットワークは、世界規模なのかもしれない・・・)
ナオミは苦笑いして「evian」を一口飲む。
ネットの非合法サイトで検索した結果、バスジャック事件以降、
軽犯罪者や容疑者さらには前科者を含め、20名以上の人間たちが
心臓発作で亡くなっていた。
この現象はFBIが全滅したとたん、ピタリと止んでいる。
(これがキラの仕業だとしたら、何をやっていたのか・・・
死んだ人間に共通点はない。キラの今までの犯行と比較すると
殺されるほどの罪を犯したと思われない人間が多数含まれている
のが不自然だわ。・・・この違和感。
・・・その理由は?・・・理由。
キラは合理的に考える知能犯だから、なにかの理由があった?
そう、そうしなければならない理由があったはずなのよ。
時系列で考えるならば、FBIを全滅させるための予行演習と
いうこと?でもキラが本当になんらかの実験をしていたのなら、
死んだときの様子で、警察側にキラの意図を見破られてしまう。
日本の科学捜査は、世界でもトップクラス。
安易な実験行為はあまりにも危険性が高く、慎重なキラがそんな
無謀な賭けをするはずがない。
それを防ぐために・・・たくさんの人間を殺す必要があった・・・?
木の葉を隠すのには、森の中が一番いい。
・・・だから今回の被害者に、罪の軽い者が多かった・・・?)
290真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/03 15:56 ID:PA6u/0qC

(・・・実験する必要があるということは、わたしたちが現在
知っている能力以上のものを、キラは習得したのかもしれない。
キラの能力は、顔と名前さえ知ることができれば、遠距離からの
呪殺が可能、というものだ。そして狙った獲物を心臓麻痺で殺す。
「顔」「名前」「心臓麻痺」。
キラはそれ以外のキーワードでも、チカラを行使できる?
そしてキラは、それを必死に隠そうとしている?)
ナオミは膝を抱えたまま、ベッドの上をコロコロと転がった。
人間はなにかを夢中で考えているときは、妙な格好をする
ものなのかもしれない。
(本来隠れていなければならない犯罪者が、堂々と出てきて
自滅するとしか思えない稚拙な犯行を行い、そして死に至る。
このような珍しい犯罪が同じ地域で、それも日時がわずか
八時間差で発生するというのは、極めて稀な事例だ。
「バスジャック事件」とその少し前に起こった「コンビニ
強盗事件」。偶然が重なりすぎている。
・・・確率的におかしい。
この事件に共通しているのは、犯罪者が他人の手により死亡して
いる点だ。「コンビニ強盗事件」は店員に刺殺され、「バスジャック
事件」は交通事故死・・・
この二件の犯罪がキラによって引き起こされたものならば、キラは
心臓麻痺以外でも人間を殺すことができるということになる。
そして他人の手によりターゲットを殺せるということは、他人を
操れる能力も持っているということになる・・・
そうか・・・そうなんだわ・・・そういうことなのね・・・)

(2〜3日後に続く)
291真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/03 15:57 ID:PA6u/0qC

「NAOMI世界」における時間経過

【2003年】
11/28   キラ降臨
12月上旬 ICPO会議
12月上旬 Lによる「TV煽り作戦」
12月中旬 キラによる「L・警察 仲たがい作戦」
12/12   LがFBIに協力要請
12/14   12人のFBI捜査官(+ナオミ)来日
12/17   レイ、夜神月(キラ)の尾行を始める
12/18   キラ、FBIの存在に気づく
12/19   キラによる第一次殺人実験(囚人・凶悪犯を使用)
12/20   キラによる「バスジャック作戦」
12/20〜27 キラによる第二次殺人実験(都内周辺の容疑者を使用)
12/26   ナオミとレイ、最後の夜
12/27   キラによる「FBI壊滅作戦」 レイ、死亡
12/28   ナオミ、レイの訃報を知る 都内をフラフラ
12/29   ナオミ、秋葉原に向かう。別のホテルにチェックイン
12/30   ナオミ、関係各所への聞き込み(CAFEEL)
12/31(〜夕方)ナオミ、関係各所への聞き込み(シャトル交通)
12/31(夕方〜)L・警察、少数精鋭の捜査体制へ移行
292名無しさん@ピンキー:04/05/03 19:09 ID:Z4jXtbVN
>>285
仮定を元に叩くのは良くない! と思うが如何に?
293名無しさん@ピンキー:04/05/03 22:56 ID:h17doB6o
>同人女が801板でSS投下しない理由

自サイトやオフ本でネタ切れになるからじゃないか?
294名無しさん@ピンキー:04/05/03 23:09 ID:S2kotHJ6
そもそも、ほとんどの板で長文ものは嫌われる傾向にありますが…
295名無しさん@ピンキー:04/05/03 23:20 ID:EFWO/Ies
そもそも長文が駄目な奴は小説板に来るなと思うのは俺だけか…?
ワケワカラン
296名無しさん@ピンキー:04/05/03 23:26 ID:zVPJDOkm
>>295
あー、もしもし?
今の話題は、801板では小説が受け入れられにくい、ってことですよ?
エロパロ板に長文を書くな、なんて誰も言ってませんが?
297名無しさん@ピンキー:04/05/03 23:51 ID:SJgAxkCa
何でそう煽り気味なんだ?
スレ住人みんなの為にももう少し角の立たないような言い方を心がけた方が良いと思うぞ。
298名無しさん@ピンキー:04/05/04 00:18 ID:yixGpUGy
801板は別にパロスレじゃないからだろ。
そんなところでSS投下は嫌われて当然。
人気ジャンルは絵掲示板やSSの投稿場があったりするから、
自分の妄想設定と違う云々はあてはまらんと思うが。

そして別に801板の事はどうでもいいだろ。
エロパロSSか女性キャラの萌え話でもしようや。
299名無しさん@ピンキー:04/05/04 00:20 ID:omO5f/rq
>290 勘だけど、いままさにこれから人生最後のレイープ編?それとも痴漢電車編?
300名無しさん@ピンキー:04/05/04 00:32 ID:omO5f/rq
自分としては、電車の中にも、また金太郎だとかフジ三太郎とか島耕作が
いたりするとイイナと夢想しております。
301名無しさん@ピンキー:04/05/04 10:13 ID:SzUSlqTu
で、結局女体化SSはここに投下してオッケーって事になったの?
302名無しさん@ピンキー:04/05/04 10:46 ID:yYyHDYV8
否定派の拒絶反応のほうが強いように見えたけどな
女性化=801と同じだから
303名無しさん@ピンキー:04/05/04 10:50 ID:yixGpUGy
たぶん801板の大多数の人にも嫌がられているんだろうと思うとちと気の毒ではあるが。
でもここに投下されるのはやっぱり違うと思う。
>>276を利用したらどうだろう。

キャラも少ないこの作品、両方のスレがハガレンやワンピほど盛り上がっていりゃスレを分立させてもいいだろうけどね。
304名無しさん@ピンキー:04/05/04 10:57 ID:omO5f/rq
粧裕タンのエロ話1レスにつき女体化SS1本の割合でも、いいと思う。
もちろん、女体化を書かれる方が、その冒頭で粧裕タンを書くとか投下するとかでもOK。

キャンパスライフが始まっても、名前の出ないネーちゃんばかりだと盛り上がらないような気がするし


305名無しさん@ピンキー:04/05/04 12:59 ID:yYyHDYV8
ヒカ碁の女体化が、他の小畑作品受け入れてくれりゃぁ問題ないワケだが。
306名無しさん@ピンキー:04/05/05 15:29 ID:BLUjp3eh
ネタバレスレだか本スレにずいぶん前に投下された
Lと夜神父が監視カメラのモニターされてるところに居て
モニタから粧裕が「お・にいちゃん・・」って言ってるのが聞えて親父があんぐりしてるっていう絵、
あれを誰かssにしてくれ
307名無しさん@ピンキー:04/05/06 00:47 ID:MoOre3NE
>>170
>178の方を書いているものですが、どうぞ、収蔵してください、

嗚呼、結局GWに書けず・・・・・・

308名無しさん@ピンキー:04/05/06 00:49 ID:MoOre3NE
>>170
>178の方を書いているものですが、どうぞ、収蔵してください、

嗚呼、結局GWに書けず・・・・・・

309真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/06 21:08 ID:BUR20/n/

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル17)

(キラはなんらかの方法で、FBIの存在を知った。
それがLの差し金だと直感したキラは、見逃すことができない。
しかしFBIを壊滅させるためには、データがどうしても必要。
・・・レイを「バスジャック」という用意周到な罠にはめ、顔と
氏名が載っているFBIのIDカードを見せるように仕向けた。
そしてキラはレイを操って、他の捜査員のデータを引き出す・・・)
ナオミの眼は、ふいに涙で潤み始めた。
(・・・あのとき・・・レイとの最後の夜には・・・もう、あの人は
キラの呪いに犯されていたのね・・・
レイはきっと自分が明日には死んでしまうことを、無意識に
だけど予感していた・・・
だからあの言葉は・・・わたしへの感謝の言葉は・・・
・・・あの人の・・・遺言だった・・・)
ナオミはあふれる涙が止まらず、枕に顔を埋めた。
(・・・ひどい!キラ、あなたはなんてことを・・・!!
わたしが・・・わたしがやっと・・・手にした幸せだったのに・・・!!
あなたにとっては取るに足らない存在でも・・・命でも・・・
わたしには・・・わたしには・・・たったひとつの希望だったのよ!
それをまるで・・・ゴミのように・・・平然と・・・)
そのときナオミの脳裏に、かつての自分の姿が思い浮かぶ。
銃で凶悪犯の脳天を、無表情で撃ち抜くナオミ。
ナイフでテロリストの喉を、ためらいもなく切り裂くナオミ。
震えながら命乞いをする殺人鬼の姿に、口の端が歪む冷酷なナオミ。
(・・・キラは・・・わたし・・・?)
呆然としながら、暗闇のなかで眼を見開くナオミ・・・
310真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/06 21:09 ID:BUR20/n/

ナオミは闇を直視しながら、さらに深い思索に入る。
今の彼女は、「キラ」という人間と同化していた。

(・・・私はキラ。・・・キラと呼ばれている。・・・私はキラ。
私は犯罪者を殺すことを厭わない、神の精神を持っている。
この世は腐っている。社会を変えなければいけない。
この世はクズばかりだ。世界を変えなければいけない。
クズは死ね!クズは死ね!クズは死ね!クズは死ね!
私には高い知能と恐れを知らぬ行動力がある。
私は人の上に立つ能力がある人間。そう、エリートだ。
そんな私が何故、世間に埋もれていなくてはならないのだ。
理不尽だ!私には資格がある!そうするだけの能力がある!
私を見ろ、愚民ども!見ろ!見るんだ!!
チカラが欲しい・・・チカラが欲しい・・・チカラが欲しい・・・
ハハハ・・・チカラを手に入れたぞ・・・
私は、このチカラを正確に把握せねばならない。
研究するときに使うのは、クズのような人間たちの命だ。
彼らは殺されて当然だ。なぜなら私の行いは正義だからだ。
私を批判するものは悪だ。私を理解できない奴はクズだ。
殺す!私を侮辱したLを殺す!恥をかかせたな!仕返しだ!!
困らせてやる!孤立しろ!おまえは私より目立ってはいけないんだ!
外からの助けも無駄だ!みんな消してやる!ザマアミロ!
ハハハ・・・私に逆らう奴はみんな悪だ!
いいかげん認めろ!私を認めるのだ、L!私はスゴイだろ!!
私は世間の注目を浴びたい。私の存在を神と重ねてもらいたい。
私は純粋な人間だ。私の言うとおりにしていれば、なにもしない。
この世界の未来は、真面目で心優しい人間ばかりのユートピアだ。
私が選んだ人間だけが暮らせる、清く正しく美しい世界。
・・・美しい・・・私は美しい・・・私こそ神にふさわしい・・・
・・・だからこの世界は、私のものだ・・・)
311真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/06 21:10 ID:BUR20/n/

「・・・・・・くっ」
ナオミは体を丸めて呻いた。
犯罪者の精神と同化するということは、すなわち自分の精神を
邪悪な別の情報に書き換えていく作業なので、心の核が揺らぐ
ような不安定感や極度の精神的磨耗に襲われてしまう。
実際にこうしたプロファイリングやカウンセリングを生業にする
人間は、精神を病んでしまうケースが非常に多い。
ナオミは精神に異物を残すまいと、よろよろと起き上がり
部屋の空気を入れ替えるため窓を開け、禅による精神統一を
するべく座禅を組んだ。
「・・・・・・」
脳内のアルファ波を活性化させ、精神をリフレッシュする。
正規のものであれ、自己流であれ、とにかく何かしらの
浄化方法を知らないと、確実に自分を見失ってしまうだろう。
人間の脳細胞は、なにかを記憶するとその情報が一生残ってしまう。
そのため不都合な記憶を思い出さないように蓋をしていく。
精神の浄化とは、このような行為を言う。
幼い頃から禅を学び、精神をコントロールする術を自然と身に
つけていたナオミは、完璧な忘却技術で犯罪者のプロファイリング
を難なくこなしていた。
だが今の彼女は、以前の彼女ではない。
幸せを知り、心の弱さを持ってしまった。
レイを失うと同時に、今まで忘却の彼方に封印してきた忌まわしい
記憶が、どっと噴出してくる。
これではキラを追い詰めるどころか、自我崩壊の危機だ。
しかしナオミはこの不安定さを利用し、精神的ダメージがマックス
状態になったのと同時に負の精神をスライドさせ、キラの精神との
同一化を図ったのだった。
312真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/06 21:12 ID:BUR20/n/

(・・・・・・)
30分ちかくじっと身動きもせず、座禅を組んでいたナオミは、
ふいに口を開いた。
「・・・キラは・・・高い知能を持っている・・・」
ナオミは眼を閉じたまま言葉をつなげた。
「・・・裕福な家庭に育ち、高等教育を受けている。
しかしなんらかの事情で、社会には出られなくなった人間。
会社が倒産したのか、重い病気を患っているのか・・・
Lに対して強い感情を抱いているのは、似たもの同士ゆえの近親憎悪。
世間の枠組みに関係なく、自らの信念に趣く行為を平然と実行できる
強い精神力の持ち主で、世間に対する鬱屈を抱えている。
思い込みが激しく、善悪に囚われない情熱と冷酷さを併せ持っている。
幼い子供のような精神構造。
幼年期の通過儀礼が不十分だった人間。
周囲には善良な市民としての自分を装い、社会に上手く溶け込んで
いるが、自己完結している人間によく見られるような、社会や他者に
対する関心が非常に薄い傾向にある。
一定の水準に達しないものを軽視する。
不快なものや醜いものを蔑視する。
狭い社会で生きてきた、挫折を知らない傲慢なナルシスト。
他人を信用しない性格から、おそらく単独犯と思われる。
警察内部になんらかの情報網を持っている。
不思議なチカラは、ごく最近手に入れた。
キラは慎重かつ大胆に、その能力を使いこなそうとしている。
しかし近い将来、暴走する可能性が高い。
なぜならキラは、助言を聞こうとしないタイプだからだ。
物事をすべて自分で抱え、自滅する確率が高い人物・・・
世界の不条理を理解する能力が低い人間に、世界を左右する
運命を背負うことはできない。
だがプライドが高いがゆえに、それを認める度量もない。
・・・この人物は、人類にとって非常に危険な存在・・・」
313真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/06 21:14 ID:BUR20/n/

「・・・・・・」
長い沈黙の末、ようやく眼を開けたナオミは、残っている
「evian」をすべて飲み干した。
小さなペットボトルを部屋の隅に放ると、ベッドにドサッと
身を横たえる。
徹夜続きで、さすがのナオミも疲労が頂点に達しているようだった。
下着姿のままうつぶせになっている彼女の眼はうつらうつらとし、
まもなく夢の世界に入ろうとしていた。
だが体の欲求に反し、なかなか寝ようとしないのは、なにか重大な
ことを見落としているような不安があったからだ。
(・・・なにか大切なことを見落としてしているような・・・
すごく簡単なことなのに・・・なんだろう・・・?)
本能なのだろうか、それが体の自然な流れをストップしている。
(・・・あとひとつ・・・なにかひとつ・・・それがあれば・・・
このパズルが・・・完成する・・・の・・・に・・・・・・・)
ナオミの抵抗もここまでだった。
甘い夢の世界が、無防備なナオミの肢体を染めていく。
(・・・ダ・・・メ・・・まだ・・・あ・・・ぁ・・・・・・)
夢の世界に拉致されていく彼女は、遠くから聞こえる除夜の鐘の
音をぼんやりと聴いた。
(・・・学校・・・「スペースランド」・・・土曜日・・・土曜日・・・
・・・「スペースランド」・・・休み・・・・・・学校が休み・・・)
「・・・キラは・・・子供・・・」
ナオミのつぶやきは、すでに寝言と化していた。
もしこの言葉がきちんと認識できていたならば、その後の
ナオミの運命は変わっていたはずである。
オトコたちに陵辱されるであろう美しいナオミの肉体に
嘲り笑う亡者たちの声がねっとりと絡みつくが、安らかな
寝息を立てている彼女には知る由もなかった。

(3〜4日後に続く)
314真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/06 21:16 ID:BUR20/n/

>>299さん

レイ編→自パロ編→ロリータ苛め編→捜査/推理編
→ロリータレイプ編→vs.キラ編→痴漢電車編
で、そのアトようやく本編の開始となります。
・・・なげぇなあ・・・
「あんたは馬鹿なんだから、人様に迷惑かけないよう
くれぐれも余計なマネをするんじゃないよ」
と母ちゃんに子供の頃から、釘を刺されていたんだけど
またやっちゃったよ、ママン・・・


>>300さん

正月休みなのでどうしようかと考えていますが、
前向きに善処・検討したいと思います。
ちなみに私の書いている世界観が全部オリジナルだと
思っている方もいらっしゃるようですが、固有名詞や設定の
ほとんどはパク・・・パロディです。
原作の制約があるため「POINTER」とか「秘密特命捜査官」
という裏設定を出しましたが、これだけ浮いているので
自パロでお茶を濁したわけです。
315名無しさん@ピンキー:04/05/07 06:30 ID:d9VuFdS8
>314 で、そのアトようやく本編の開始となります。
・・・ なげぇなあ・・・
>ちなみに私の書いている世界観が全部オリジナルだと
思っている方もいらっしゃるようですが

しばらくして、私は気づいてしまった・・・
ここはとあるエロパロ・・・
人気メニューは・・・まターリたんデ 「ただ先は長いんですねぇ・・・ デスねぇ・・・ (姉?)
316名無しさん@ピンキー:04/05/07 08:42 ID:yhqX4mNX
ここらで一発、リレー小説始めませんか?

粧裕タンとかで。
317名無しさん@ピンキー:04/05/07 20:24 ID:YEbGNbEK
とりあえず書いてみたが・・・ごめん、どうやってえろいとこに繋げたらいいのかワカンネーヤ(゚∀゚ )


「竜崎、どうだ?」部屋に入って来るなり総一郎は急かすように問いただした。
無理もない、自分の家族が監視されているのだ。その中には年頃の娘もいる。
一家の疑いを晴らすため、風呂にもトイレにもカメラを設置しろとは言ったものの
やはり気が気ではない。監視しているのが自分よりもずっと若い男なら尚更の事。

「先ほど娘さんが学校から帰宅しました」Lはモニタから目を話さず淡々とそう告げる。
「そうか、おかしなところはないな?」総一郎はLに問いかけながらモニタへと近づいて行く。
「ええ…特記する様な事は特に見られませんが…」
「?何かあるのか?」Lの言い方が妙に引っ掛かり、すべてを見透かすようなその視線の先にあるモニタを覗く。
「なんだ、学校から帰ってきて疲れて寝てしまっているのか。布団もかけないで…風邪をひいてしまう」
ベッドの上で横たわる粧裕を目にし、親心から自然にそう言葉がこぼれた。
「いえ、そうではありません。」Lはそう言い、音声を切り替える

『お・にいちゃんっ…』

モニタに取り付けられたスピーカーからはくぐもった声で確かにそう聞えた
「な、なんだって?寝言か?」ざわめく予感を押し殺すように、総一郎はLに問い掛けた。
「ちがいます。」そう言ってLはカメラのアングルを切り替えアップにする。
そこにはショーツの中に片手を入れ、もう片手はシャツの中をまさぐっている哀れも無い姿の粧裕が映し出された。
「っ!な、な、なんだ、これは!」 なんだ、とは言ったものの、それが何かは当然わかっていた。
「先ほど、お兄ちゃんと言っていましたが息子さんと娘さんはそのような関係に?」総一郎の絶叫を無視し、Lは訊いた。
「そんなわけがあるか!兄妹の中はいいが決して、せ、性的な意味ではない!」
まるで自分を納得させるように吐き捨てるように言い切った総一郎はふらふらと数メートル先の椅子に座った。
318名無しさん@ピンキー:04/05/07 20:25 ID:YEbGNbEK
「竜崎、これは誰にも見せないでくれないか。」呟くように総一郎はそう言った。
「…私が捜査に不要だと判断するまでテープは残ります。」当然の如くLは答えた。
「わかっている…それまではこの部分だけ竜崎が厳重に管理してくれ…。」
「…わかりました。」

「私は上に報告へ行かなくてはならない。あとは任せた…いや、よろしく頼む…」
「はい。」
総一郎はふらふらと部屋から出て行った。


(夜神粧裕…一般的な中学生に見えるが…
 成績優秀、将来有望で人望も厚い兄を異常なまでに慕っているのか…?)
Lはいったん考えを巡らすのを止め、モニタに目を落として粧裕を観察する。
『お兄ちゃ…んっ…ッ…もっと…』
水気のない室内にピチャピチャと水音が響く。彼女は見られているなんて思いもしないだろう。
顔は紅葉し、目はうつろだ。それでも『お兄ちゃん』と言う単語は何度も苦し紛れにその口からこぼれた。
319名無しさん@ピンキー:04/05/07 21:04 ID:VcZxCRf2
> 「ちがいます。」そう言ってLはカメラのアングルを切り替えアップにする。

このド変態が!!
320名無しさん@ピンキー:04/05/07 21:24 ID:+BmgJrNU
サユのオナーニ、イイ!!(゚∀゚)最高(;´Д`)ハァハァ


鬼畜気味な兄貴に攻められるのきぼんぬ!!
あ、月はカメラに気付いてるだろーから、外に連れ出して……ァォカーン(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァ/|ア/|ア

「サユ…外のほうが感じるのか…?こんなに溢れて。淫乱だなぁ、フフ…」
「あ、ぁぁ、あ、おにい…ちゃ…は…ふぁ…ぁあ…」
「もっと激しいのがいいのか?ほら」
「あ…だ、だめ…ぁ、あぁ、ふぅ…あ」
「…早くぶち込んで欲しいんだろ…言ってみろよ、サユ。
お兄ちゃんの大きいのを入れてください、ってな…」
「ふぁ、ああっ…ん、お、おにいちゃんの…ぉ、ふぁ、
お、おっきい、お、おちんちん…を…ふぁ、あっ…」
「えっ?なんだって?もっとはっきり言ってみろ、聞こえないぞ?」
「ん、んん…ぅあ、おにぃ…ちゃんの、おっき…くて、かたい…おちんちんを、
はぁはぁ…わ、私のお、おまんこ…に、い、入れて…
ふあ、あぁっ…い、入れてくださいぃぃ…っ!ふぁぁ!」
「言えたな、ご褒美だぞサユ、ほぉら!」


みたいな展開を……(;´Д`)ハァハァ
…って妄想が暴走してやたら長く_ト ̄|○ウッ
321名無しさん@ピンキー:04/05/07 22:10 ID:8j69014r
やっと粧裕タンのエロがキタ━━━━ヽ(・∀・*)ノ━━━━!!!!
322名無しさん@ピンキー:04/05/08 01:16 ID:TsxB1nNl
粧裕たんエロキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
変態Lキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
変態月キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
323名無しさん@ピンキー:04/05/10 20:31 ID:gCic0NIm
ほしゅ
324マターリレー:04/05/10 23:46 ID:NMPOqevl
突然、Lはボリュームを上げた。
「ああ゛っ! はぁはぁはぁ…わ、私の…は…あん! はぁ…はぁ…はぁはぁ…
はぁはぁはぁ…あぁぁ…」
粧裕の寝息のような声も、荒々しい大音量となって部屋を包んだ。
「何をしてるんだ! Lっ!」
「お静かに。この『お・にいちゃんっ…』が、呪文なのか、
どうなのかが聞き取れません」
「なにー!?」
Lは、スワヒリ語で書かれた呪術の本を目で追いながら、
「夜神さん。 この 『お・にいちゃんっ…』 ですが、もしかしたら日本語では
ないのかもしれません」
「…L、まさか…娘を疑っているのか!?」
「10%くらいです。しかし、同時に疑いを晴らす方法もあります。
夜神さん、いますぐライト君に連絡して家に帰らせてください。
そして妹さんの部屋へ入れるのです。
そうすれば、あの 『お・にいちゃんっ…』 が、恐ろしい呪文なのか、
それとも単にライト君のことを指している日本語なのかは すぐに判ります」
「そ、そんなことを! もし二人にマチガイが起きでもしたら…」

325マターリレー:04/05/10 23:47 ID:NMPOqevl
「起きませんよ夜神さん。 いざとなったら、また彼に電話をすればいいだけのことです。
ただし夜神さん、私はギリギリまで、そう…ギリギリまで、
本当の、ホンっっとおおーーーに、ギリギリまで見極めますよ。
いいですね夜神さん、ではライト君を呼んでください! さ、早く!!」

粧裕は、自分の指の動きが速くなっているのを感じていた。
「…ん、 あ…私…すごく上手に…なっちゃった…ぁぁ… でも…でも…指だけじゃ…ああん!」
粧裕は、この行為が『性的な満足感』を得るためのものだと自覚するまでに、かなり年月がかかっている。
はじめは、体のどこかが軽くしびれる感じを、漠然と気に入っていただけだった。
どうすれば出来るものなのかは、よく解らなかった。
だがある日、兄の腕に甘えているとき、唐突にそれは来た。粧裕は、兄の腕にしがみついたまま、
ついに『気持ちいい』を手に入れた気分になった。

「かるく けいれん が くるまで おにいちゃんの うでに しがみつくの」



次、ヨロピコ。
326324:04/05/11 16:14 ID:EBlNN3K0
1行抜けてた。ごめんねこ。

突然、Lはボリュームを上げた。
「ああ゛っ! はぁはぁはぁ…わ、私の…は…あん! はぁ…はぁ…はぁはぁ…
はぁはぁはぁ…あぁぁ…」
粧裕の寝息のような声も、荒々しい大音量のあえぎ声となって部屋を包んだ。
びっくりして、部屋に戻ってきた総一郎。
「何をしてるんだ! Lっ!」
327真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/11 22:34 ID:QY8AK9E/

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル18)

夕日に染まる校舎の渡り廊下に、ナオミはぼんやりと立っていた。
校舎に物悲しく響き渡る鐘の音が聴こえる。
(・・・これは・・・夢?)
その自覚もやがて夢の世界に霧散していき、ナオミは中学3年生の
自分と同化していく。
そしてオドオドとしながら校内を散策し始めた。
卑屈に背を丸めて歩くのが、当時の彼女のクセだった。
習い事や武道の先生には、そのことをいつも注意されていた。
だが顔を上げることができない。
人と視線を合わせるのが怖い。
人に話し掛けられるのが怖い。
人に会うのが怖くて、人がいないと安心できる。
クラスメイトたちの長年にわたる調教で、ナオミはすっかり
マイナス思考をその身に植えつけられていた。
もっとも家での彼女は、よくしゃべるし、笑いもした。
今日学校であった楽しい出来事とかトモダチの噂話などを、
母親や夕食を共にとるために会社から駆けつけた父親に明るく
話すのが、ナオミの日課であった。
ナオミの語る学校の話題は、まったくのウソなのであるが、
両親はそれを信じていた。
いや、信じたかったのかもしれない。
だから可愛いひとり娘がよく話題にする、姉御肌の活発な親友が
家に遊びに来ることがなくても、またほかのクラスメイトたちから
まったく電話がかかってこなくても、両親たちはあまり気にする
ことはなかった。
328真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/11 22:34 ID:QY8AK9E/

悲惨なことにナオミも、彼女自身が話す妄想を現実のものとして
信じるようになっていた。
習い事がない日に、無人の校舎をこっそりと探索するナオミは、
独りで歩く傍らに仲の良いトモダチの姿が見えるし、誰もいない
教室には、彼女の帰りを待つクラスメイトたちがいる。
静まり返った廊下をすれちがう先生から、先日のテストを褒められる。
この世界では、彼女は寂しくなかった。
幼少の頃からの話し相手だったクマちゃんバスタオルを失った
ナオミは、いつしか空想世界に逃げ込むことで孤独を癒すように
なっていた。
(・・・今度ウチに遊びにおいでよ。お父さまにみんなを紹介したいの)
(ええっ、喜んで遊びに行くわ)
(きっとお父さまが、美味しいケーキ屋さんに連れてってくれるわ)
(ナオミさんのお父さんって素敵な人なのね)
(うらやましいわ)
うつろな眼でブツブツと独り言を言っているナオミは、傍目から
見ればキチガイそのものだった。
クラスメイトたちが残していった心の傷は、彼らの望みどおりに
この聡明で美しい少女を確実に壊していた。
(・・・ブザマねぇ・・・)
ふいにナオミの心の中に、ザラッとする嫌な声が響いた。
(寂しさを紛らわすために、妄想のトモダチを作るなんて最低)
(・・・!!)
(たとえ妄想でも、あんたなんかと仲良くなりたくないわ!)
(・・・・・・)
その声の主は、同級生の惣流によく似ていた。
329真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/11 22:35 ID:QY8AK9E/

(あんたって、武道とか習ってんでしょ?
人間なんて簡単に壊せることも知っているんでしょ?
だったらいっそのこと、現実のあたしを殺してみるぅ?)
(・・・あっ・・・ああっ)
武術と武道は似ているようで、根本的にちがう。
武術とは人体を破壊し、殺傷することを追及した様々な技法と
同時にそれらを総合的に研究する学問のことを言う。
武道とは危険な技を極力廃し、主として心の健全化を目的とした
競技のことを指す。
平和な日本社会では、武術は消え去り武道が主流となっている。
素手や凶器を使って、殺傷する術を教えることは禁じられていた。
ナオミも護身術として、柔道や合気道を学んでいる。
もちろん身を守るという限定的な技しか教えてもらっていない。
だがナオミには、その先が判る。
どのくらいの角度とスピードで骨を曲げれば、容易に折れるのか、
またどこの肉の筋を切れば、体の自由を奪えるのか。
一番少ない労力で生命を停止させるには、どう動けば可能なのか。
もともと武術・武道とは、大きなダメージを与えるための学術・
学問であって、いま現在伝えられている技法は「対象者の絶対的な
死」に至る流れの一部である。
極端に言うならば、体系化された技法の一部を知れば、その先にある
到達点をおのずと理解することも可能なのだ。
古来より達人とは「見取り稽古」、つまり見ただけで相手の技の本質を
理解し、習得してしまう能力を持った人間たちのことを言った。
ナオミには、それができた。
彼女には本来、ヒトを傷つけることへのためらいや禁忌という
感情がなかったからだ。
330真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/11 22:36 ID:QY8AK9E/

鳥や魚、そして獣をさばくことに躊躇するのが現代人である。
もっとも加工された食材しか知らない人間でも、経験を積み
努力さえすれば内臓を取り除いたり、骨を外したりすることに
嫌悪感を持つことはなくなっていく。
しかしナオミは、そういうことがいきなりできる。
なぜなら通常の人間と比べ、感情が希薄だからだ。
人間としてなにかが欠落しているナオミは、それゆえに雑念に
囚われることなく、与えられた課題を機械的に処理していく。
そして尋常離れした記憶力と応用力は、一定の情報さえ与えれば
あとは他者を必要とせず、自分でなんでもこなしていってしまう
能力を開花する下地を作っていた。
イチを聞いて十を知ることができるからこそ、彼女は優秀なのだ。
習い事の教室や武道の稽古、そして塾などはきちんとした目標が
あるため、それを容易にこなしてしまうナオミは、周囲から
好かれはしなかったが、ひどいイジメにも遭わなかった。
しかし学校はちがう。
学校は集団生活を学ぶ場であり、協調性が重視される。
そういう世界では、ナオミの異質性が容赦なく暴かれてしまう。
その結果、ナオミは仲間の輪に入れてもらえず、まるで野生の
トラが非力な小鳥たちにその身を啄ばまれるかのように少しずつ
肉をえぐられ、長い年月のすえ、立って歩くこともままならぬほど
衰弱してしまう要因となっていた。
331真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/11 22:37 ID:QY8AK9E/

(あたしのことが嫌いなんでしょ?あたしもあんたが大嫌い。
空想でもトモダチごっことかやめて頂戴よ、気持ち悪い!)
(・・・どうして・・・どうしてそんなこと言うの・・・)
(うるさい!気持ち悪いんだよ、おまえ!!)
ナオミは幻のトモダチたちに助けを求めた。
しかし−
(気持ち悪いんだよ!)
(死ね!)
(尻デブ!)
現実と同じように空想のクラスメイトたちは口々に
ナオミを責め立てた。
(あんたは、もう死ねぇ!死ねぇ!死ねぇ!
死にたくなかったら、現実のあたしを殺せ!!)
(・・・イヤ!そ、そんなことしたらお父さまに・・・)
(殺せ!殺せ!殺せ!殺せ!)
(イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!)
心の中で葛藤するナオミの眼は焦点が合っておらず、顔面蒼白
状態で、人通りの絶えた廊下をふらふらと彷徨い続ける。
心の奥底から溢れ出る自己嫌悪が、ナオミが必死で作ってきた
逃げ場所にまで広がっていき、狂気に染められていく。
いくら優れた能力を持っていても、しょせんは子供だ。
孤独に耐えられるはずもない。
そして聡明な少女は、妄想の中ですら現実から遠ざかることを
許されず、自分自身を責め続けていた。
このままでは狂ってしまう。
ナオミはもう限界だった。


(3〜4日後に続く)
332真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/11 22:41 ID:QY8AK9E/

粧裕タソのリレー小説、いいっスね。
続きを楽しみにしてます。

あと、ナオミ様の小説も誰か書いてください。
みんなで一緒にナオミ様をエロエロしよう!
333名無しさん@ピンキー:04/05/12 08:38 ID:2MCVqobL
ゴメン、「おにいちゃん」が
スワヒリ語で呪いの言葉って設定ツボ(w
334名無しさん@ピンキー:04/05/13 00:43 ID:GvMAk4nf
ここはエロエロなインターネットですね
 だ が そ れ が い い
335名無しさん@ピンキー:04/05/15 22:25 ID:bVrjxaaN
L、エロいよL
336真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/16 00:59 ID:RvgvG8OH

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル19)

「・・・南空さん?」
「ひっ・・・!?」
不意に背後から声をかけられ、ナオミは飛び上がった。
振り返ると現実の惣流が、心配そうにナオミを見ている。
「・・・・・・」
現実なのか妄想なのか判断が付かないナオミは、じっと惣流を
凝視している。
「・・・ブツブツ独り言言ってたけど、大丈夫?」
「・・・えっ、うっ、うん」
夕焼けに染まる廊下で、ナオミは惣流と向かい合った。
「教室に戻るんでしょ?」
「・・・うっ、うん」
「教室まで一緒に行きましょうか」
ボンヤリするナオミをよそに、惣流は先を歩いていく。
「・・・・・・」
ナオミと惣流は中学時代の三年間、クラスがずっと一緒だった。
初めて出逢ったときから、ナオミはこの少女に惹かれていた。
惣流明日香は活発で利発で明るく、そのうえ頼りがいもあった。
男女の区別なく誰とでも気さくに付き合い、そばに彼女がいるだけで
周りが華やかになり、楽しげな笑い声も絶えず、いつも友達に
囲まれているクラスの人気者だった。
自分にはないものをたくさん持っている彼女は、ナオミにとっての
憧れの存在だったのだ。
だからナオミは休み時間中、友達とお喋りしている彼女をこっそり
横目でちらちらと眺め、熱い視線を送ったりしていたものだ。
しかし、なぜいまになって惣流が急に親愛の情を見せるのか・・・
それがナオミには不思議だった。
337真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/16 01:02 ID:RvgvG8OH

「・・・ねぇ、わたしたち、この三年間ずっと一緒だったね」
廊下を歩きながら惣流は言った。
「ずっと同じ組だったのに、お互いちゃんと喋ることもないまま
もうすぐ卒業になっちゃったね」
「・・・・・・」
「わたし、あなたのことイジメてばかりだったけど、やっぱり
恨んでるよね・・・一生、わたしのこと許さないよね・・・」
「・・・そっ、そんなことないよ!」
「・・・そう」
心なしか惣流の歩みが、少し速くなったような気がする。
338真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/16 01:03 ID:RvgvG8OH

誰もいないと思っていた教室に、まだ女子生徒たちが何人か
居残っていた。
「あら、南空さんと一緒にいるなんて珍しいわね」
ソバカスの女の子が、教室に戻ってきたふたりに気が付き、やっかみの
ような言葉を投げてくる。
「ちょっとそこで会っただけよ」
「ふうーん・・・」
「南空さん、一緒に帰る?」
「ちょっと、なんで南空さんなんかを誘うの!?」
「・・・そういうのやめようよ。わたしたち、もう卒業じゃない」
「だって・・・」
「ねっ、一緒に帰らない?帰りにみんなでマックに行こうよ?」
笑顔を見せる惣流に逆らうことは、ナオミにはできなかった。
学校帰りにファーストフードに寄るというのも悪くはない。
安い挽き肉とクズのようなパンでできたジャンクフードなど
食べたくはないが、普通の学校生活を送ることが許されなかった
ナオミには、ずっと夢見ていた憧れのシチュエーションだったのだ。
(信じられない・・・今日はどうしたのかな、みんな・・・
まるで夢みたい・・・でも、なにを喋ったらいいのか・・・)
頬を赤らめながら自分の机に行くナオミの表情が急に曇った。
「あら、どうかしたの?南空さん?」
「・・・カバンが・・・ない」
339真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/16 01:04 ID:RvgvG8OH

「ヒカリ!あんた・・・!?」
「・・・・・・」
ソバカスの親友を詰問するが、彼女は口を尖らせたきり
黙りこんでいる。それはまるで惣流とナオミの関係に嫉妬して
意地を張っているかのようでもあった。
「あの・・・さっき男子たちが・・・」
ほかの女子生徒が遠慮がちに話す。
「ほんっと、バカよねぇ、男子って!!
で、どこに隠すとかなんとか言ってなかった?」
女子生徒たちは首をかしげて黙り込んだ。
「・・・旧校舎よ」
ソバカスの女の子が口を開いた。
「あいつらあそこに秘密基地とか作っているみたいだから、
たぶんそこに集まっていると思う・・・」
ナオミは意外そうな顔をした。
「・・・べっ、別にあなたに同情したからじゃないのよ!」
「よしっ!じゃあみんなで、男子のバカどもをとっちめてやろう!」
盛り上がるクラスメイトたちのノリに反し、ナオミの心臓は
不安で高鳴っている。
「さっ、行きましょう、南空さん!」
笑顔で手を差し伸べる惣流。
この手を握れば、数十分後にはみんなと憧れのマックで
楽しい時間を過ごせるかもしれない。
それはナオミのささやかな夢だ。
両親の理想の子供、学校や塾の優等生、習い事もそつなくこなす。
だが周囲から彼女は嫉妬され、疎まれ続けてきた。
ナオミは幸せがどういうものなのかを知らない。
あえてそれらしいものがあるとすれば、それは自分を大事に
扱ってくれる父親との絆であろう。
とはいえナオミも、少女から成熟した女性への脱皮が近い。
いつまでも子供のままではいられないのだ。
340真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/16 01:06 ID:RvgvG8OH

父親の呪縛から無意識に抵抗する彼女にとって、友人を作り
ともに時間を過ごすことは、何よりも大切な儀式だった。
この時期にそれを逃せば、ナオミは永久に父親の影響から逃れる
ことが不可能となってしまう。
精神的に自立した大人になるか、それとも誰かに依存する心を
持ち続ける大人になるのかの瀬戸際である。
だが長年の夢が叶う寸前なのに、ナオミの表情は曇ったままだ。
「どうしたの、南空さん?さあ、一緒に行きましょう?」
惣流が笑っている。
クラスメイトたちも笑ってナオミを見ている。
教室の中が夕日で紅く染まる。
行ってはいけないような気がする。
しかし惣流たちと楽しく会話をしながらマックで過ごしている
自分の姿を思い浮かべてしまう。
その甘い誘惑に逆らうことができない。
341真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/16 01:07 ID:RvgvG8OH

(わたしには今まで、ずっとトモダチがいなかった・・・)
(そしてなにもないまま、中学時代も終わってしまう・・・)
(空っぽの時間・・・意味のない人生・・・)
(わたしにだってひとつくらい、いい想い出があっても・・・)
(生まれてきて良かったという証があっても・・・)
「さあ、行きましょうよ」
惣流はなおも笑顔でナオミを見つめる。
血のように紅い日差しが、ナオミを包み込む。
「・・・・・・」
震えるような手つきで、惣流の手を恐る恐る握った。
(わたしにだって・・・一度くらい・・・)
楽しげに級友たちとお喋りする自分の姿が見える。
それは、もう夢ではないのだ。
憧れの少女の手に触れているこの瞬間が、ナオミの妄想で
ないことを確かめるかのように、ぎゅっと強く握り締める。
冷たい肉の感触が、そこにはあった。


(4〜5日後に続く)
342名無しさん@ピンキー:04/05/16 01:48 ID:COsSxKvv
なんかヤバ気な展開の予感…


期待!
343名無しさん@ピンキー:04/05/16 13:25 ID:MeBebPoi
来る? こー きー くー くる けろけろ こよ?
344名無しさん@ピンキー:04/05/17 11:22 ID:f4jgHBrF
マック!
関東って感じだな
345名無しさん@ピンキー:04/05/17 21:50 ID:LkAbMG0x
このスレエロパロ板にある意味なくない?
346名無しさん@ピンキー:04/05/17 22:14 ID:aDAEWqFs
んなこたぁない
347名無しさん@ピンキー:04/05/19 21:36 ID:AxogIIxe
ナオミたんもサユたんも続き気になるよう(;´Д`)ハァハァ
348真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/21 01:09 ID:VxZb7fJK

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル20)

旧校舎は春にも取り壊しが決定されている。
その古い建築物は、かつて旧帝國陸軍が所有していた。
戦後、学校施設として転用されていたが、土地価格の抑制という
名目で、老朽化が進んでからもずっと放置されてきた。
バブルがはじけたこともあり、国と東京都がようやく売却を許可
したため、すでに取り壊しの準備として、誰も入れないように頑丈な
柵で周りを囲われている。
しかし好奇心と冒険心あふれる少年たちには、なんの効果もなかった。
学校側がいくら注意しても、柵を乗り越え侵入してしまう。
人体実験された米兵の幽霊が出るという怪談の真偽を確かめるべく
肝試しをしたり、大量のエロ本が眠っているという噂を聞きつけて
宝探しをしたり、本当に秘密基地を作ってしまうバカもいた。
女子生徒たちは服が汚れるからと近づかなかったが、自由奔放に
遊びまわる男子生徒たちが妬ましかったようで、彼らの聖域が新学期
には無くなってしまうことを密かに喜ぶ少女も少なからず存在した。
もっとも本音では、あの旧校舎が潰される前に自分も一度くらい
中に入ってみたいとも思っていたようだ。
そのためなのか、南空ナオミの盗まれたカバンを取り戻すべく
急遽結成された女子捜索隊の人数は多かった。
他のクラスや校庭にいた女子をどんどん吸収し、旧校舎にたどり
着く頃には総勢20名を超えていた。
349真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/21 01:10 ID:VxZb7fJK

「ねぇ、どこから入るの?」
高さ2メートルはある柵を前に、女子たちは呆然とする。
「こっちよ」
どうやら惣流は、何度か旧校舎に足を運んでいたらしい。
学校の境界線にある垣根まで行くと、ふいに彼女はしゃがみ込んで
垣根の向こう側に入っていく。
外からは判らなかったが、ここの部分だけ垣根の密度が薄いようで
下からくぐり抜けることができるようだった。
垣根の向こう側に、コンクリートの壁が見える。
壁の向こうの敷地は、どこかの大企業の社員寮だが、この時間帯は
誰もいないようで、しんっと静まり返っていた。
垣根とコンクリートの壁に挟まれた薄暗い通路を使って、再び来た道を
引き返すと、垣根の外からは見えなかったが、梯子が隠されていた。
狭い隠し通路だから壁に立てかけた梯子は、ほぼ垂直になる。
垣根側に倒れる前に梯子を登りきるか、もしくは誰かが下で支えでも
しないと、壁に上がるのは難しい。
ここまでの道中でさえ服の汚れを気にしていた女子生徒たちは、
それを見ると不安げな表情になり、なにやら小声で相談をし始めた。
「これで登って、壁の上を歩いていけば、柵の裏側に出るわ。
そこで壁から旧校舎の庭へ飛び降りるけど、男子だってやってるし、
わたしたちにだってできるはずよ。ねっ、みんな!」
惣流は持ち前のリーダーシップで女子たちを鼓舞した。
だがそれを聞いて、ほとんどの女子たちはウンザリした様子だった。
それを敏感に読み取った惣流は、ヒステリックに怒鳴った。
「なによ!文句がある人は来なくていいわよ!!
わたしと南空さんだけでも行くから、みんなは帰れば!?」
いままで他人に対する気遣いに長けていた彼女とは思えないほど
身勝手な言葉だった。
350真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/21 01:11 ID:VxZb7fJK

「ちょっと、落ち着きなさいよ、明日香ってば!」
ソバカスの女の子、洞木日香里はあわてて口を塞ごうとしたが、
すでに手遅れだった。
女子たちは傲慢な惣流の態度にカチンときたようで、みな口々に
不満の声を上げる。
惣流はそんな不穏な空気を無視して、器用に梯子を登り
「さっ、行くわよ。南空さん」
とナオミに壁に上がるように命じた。
ナオミも無言で彼女の後についていく。
「えっ?あっ?ちょっとぉ・・・!!」
洞木はあわてて梯子を上ろうとしたが、うまくバランスがとれない。
「ねぇ、誰か!この梯子、押さえていてくれない?」
しかしそんな洞木に、女子たちは呆れ顔で言った。
「もうほっときなさいよ。明日香ってさ、絶対ヤバいよねぇ?」
「だよねぇ。実は尻デブちゃんと仲いいんじゃないの?」
「あいつのハダカ、そんなに見たいのかよってw」
一斉に笑いが起こった。
惣流明日香が築いてきた人望が、あっという間に地に堕ちていく。
「洞木もさぁ、行くのよしなよぉ。これってさぁ、犯罪じゃん?
バレたらヤバイよ?あたしらせっかく高校、受かってんだしさぁ」
「あとで男子から聞けばいいんじゃない?」
「そうそう。マジでいく必要ないじゃん?」
だが、不安定な心理状態に陥った惣流が心配な洞木は、残った
女子たちの助けをあきらめ、ふらつく梯子と再び格闘し始めた。
それを見て女子たちは、やれやれと肩をすくめ、みんなで協力して
洞木を壁の上に送る手助けをする。
351真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/21 01:12 ID:VxZb7fJK

なんとか壁の上に登ることに成功した洞木だったが、上から下を
見ると思いのほか高く感じたためか、足がすくんでしまう。
仕方なく壁を跨ぐような格好で、惣流たちの後を追った。
先を行くナオミと惣流は、高い壁を平然と歩いている。
「南空さん、あと少しだからがんばりましょう。ねっ?」
「・・・・・・」
旧校舎はまさに陸の孤島だ。
いったん中に入れば、なにかあっても外に知られることはない。
自分は罠にはめられているのではないか?
そう最初から疑ってはいたが、惣流の笑顔のまぶしさに惹かれ、
ここまでついてきてしまった。
ナオミは、ちらっと社員寮の敷地を見る。
このまま向こう側に飛び降りれば、ここから逃げることができる。
そんなナオミの心を見透かしたように、惣流はつぶやいた。
「ここでほっぽり出して逃げたら、わたしは二度とあなたを
許さないわよ・・・」
狂気と妄執を含んだ声色だった。
ナオミはその迫力に気おされて、喉をごくりと鳴らした。
「ちょっとぉ〜、待ってよぉ〜」
泣きそうな声を出しながら、ふたりのあとを洞木が追う。
352真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/21 01:13 ID:VxZb7fJK

旧校舎は歴史的な建物で、かなり老朽化が進んでいるものの
いまなお威風堂々たる雰囲気を醸し出している。
学校施設に転用してでも、この建造物を残したかったという
当時の人々の執念は、如何ほどのものだったのだろうか。
しかし長年使われていなかったため、建物の周辺には雑草が生い茂り、
錆びにまみれた昔の鉄柵は崩れ落ち、草に埋もれている。
分厚い樫の木でできた両開きの扉は鍵で塞がれ、一階の窓もすべて
板を打ち付けられているため、土台の通気口から穴の開いた床に
つながる抜け道を通り抜けるルートを使い、建物の中に入っていく。
「うわぁ、埃臭いわねぇ・・・」
無言で足を進めるふたりの空気に耐え切れず、洞木は少し明るい
声を出して場を和ませようとしたが、それに対する反応はなかった。
(・・・なによ、明日香ったら・・・)
ソバカスが残るあどけない少女は、自分がのけ者にされているように
感じ、寂しいような悲しいような気分に襲われて心細くなってくる。
353真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/21 01:14 ID:VxZb7fJK

板にふさがれた窓から、外の明かりがこぼれてくるので、
懐中電灯がなくてもかろうじて見える。
大理石とコンクリートの壁から冷たい空気が染み出てくる。
まるでホラー映画に出てくる舞台のようだった。
カビと埃に覆われた廊下は、歩くとミシミシと音がした。
階段を上がる途中で、ふいに声が聞こえた。
「あっ、ホントに来た!」
声の主は男子生徒のもので、あわてて奥の教室に入っていく。
「・・・ねぇ、惣流さん・・・」
小さな声を出すナオミの唇に、惣流は人差し指をくっつけた。
なんとなく淫靡な仕草に、顔を赤らめるナオミ。
惣流はナオミの華奢な肩を抱き寄せた。
「あっ・・・」
「南空さん、どうやらあの部屋に男子たちがいるようねぇ・・・
カバン、早く見つかるといいわねぇ・・・
そうすればあなた、わたしと一緒にマックに行けるのよ・・・」
髪を撫でながらやさしく囁く。
「さあ、行きましょうか・・・」
「んっ・・・」
「ふふふ・・・早く早くぅ!」
踊るような足取りで惣流は、ナオミとともにドアを開ける。
354真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/21 01:15 ID:VxZb7fJK

「おいっ、惣流の奴、本当に南空を連れてきやがったぜ!」
「マジかよ!」
「あいつ、信じらんねぇ!!」
部屋の中にいる男子たちは、少し興奮気味に騒いだ。
かつて教室として使われていた部屋は、机と椅子がすべて片付け
られており、だだっ広い床には、コンビニで買ってきたマンガや
お菓子、そしてジュースが散乱している。
どこでちょろまかしてきたのか、マットも敷いてあった。
それはあまり使われていなかったようで、埃まみれの床の上では
新品状態の真っ白いマットはとても目立っていた。
薄暗い部屋の中にいる少年たちの視線は、そのマットに集中した。
「・・・・・・」
傾いた黒板の前にある教卓の上に肩膝を立てて座っている少年も、
ほかの男子生徒たち同様、それをじっと見つめている。
ただちょっとちがうのは、みんな緊張と不安に包まれた表情なのだが、
その少年だけは唇の端をきゅっと吊り上らせていた。
そのときである。
がちゃんっ・・・!
金属質の冷たい音を響き渡らせ、分厚いドアが開いた。
三人の少女がそこに立っていた。
「待っていたよ」
教卓の上の少年が口を開いた。
「ようこそ、ボクの秘密基地へ」
その少年、渚薫はそう言って、人懐っこい笑顔を浮かべた。


(2〜3日後に続く)
355名無しさん@ピンキー:04/05/21 04:34 ID:sZWxym7A
まだ ひっぱるの?もうエロいトコだけでいいよ・・・
中途半端な心理描写とかイラネ
356名無しさん@ピンキー:04/05/21 07:27 ID:bx0fIRM+
>>355
カエレ!と言いたいとこだが
マターリしよう。


おあずけくらった感じだ…(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
超気になりまくり
357名無しさん@ピンキー:04/05/21 07:49 ID:j5wj3s7P
いらないと思うなら自力で読み飛ばせ。
358名無しさん@ピンキー:04/05/21 16:41 ID:/72bdCiN
わし、普通にNG登録してるぞ。
なんか初期から小説家を気取っていてオナニーのネタを提供する姿勢がなかったんで。

しかし、真山以外のが来ないのが痛い。
個人的には40神の再臨を願う。
359名無しさん@ピンキー:04/05/21 18:57 ID:6NpRp10v
>わし、普通にNG登録してるぞ。
>なんか初期から小説家を気取っていてオナニーのネタを提供する姿勢がなかったんで。

ハゲドウ。
360名無しさん@ピンキー:04/05/21 22:03 ID:PVqYIek7
まったくハゲドウ。もういい加減にして欲しい。
オリキャラなんて誰も求めてないんだが。ナオミタンが全く別人になってるし。
361名無しさん@ピンキー:04/05/21 22:04 ID:LlKJRUlw
生意気すぎる明日香は、レズるだけでいいけど、
おどおどしてるところをみせた日香里なら
リンカーン混恥寝ンタルァれるべきでしょうな。
多少長くなってもナオミのシーンだけは、
次回で見せてほっしいの。
362名無しさん@ピンキー:04/05/21 22:06 ID:Tc1v7mKW
まあまあマターリマターリ
投下してくれてる人に文句言っちゃいけません。
漏れのように透明あぼーんすればいいだけです。

ぶっちゃけ漏れは>>324に期待。
「夜神さん。 この 『お・にいちゃんっ…』 ですが、もしかしたら日本語ではないのかもしれません」
激しく笑った。こういうノリ好きだ。
363名無しさん@ピンキー:04/05/21 22:47 ID:lbGY2qOH
楽しみにしてる人もいるんですが
364真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/22 00:02 ID:M5HUm5rS

おおっ!?
場が荒れていますね。
とりあえず、私のスタンスを書いておきます。

けっきょく性的嗜好の違いかもしれないですね。
>>314で「本編」と書きましたが、まずその話が先に存在
しているんです。
で、そこに至ったのはなぜなのか?とか、
原作におけるナオミの心理状態の原因は?等々、
いろいろ妄想するのが楽しいわけです。
しかしオリジナルでやるのも堅苦しいので、そこにパロを
入れてオタク文法で遊んでいるんですよ。(面倒くさいけど)
私はエロパロ板のことはよく知らないんですが、
(ナオミ本スレで誘導されてここに流れ着いた)
エロパロ的には「本編」だけを書くのがセオリーかもしれません。
でも私は、ただ単純にチンポを入れられて、よがるオンナには
勃たないし、抜けないんですわ。
どちらかというとSMプレイの本質、つまり精神的な陵辱や
強い精神力が屈服していく過程、または性的トラウマ話や
倒錯的展開が好きなんですね。
365真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/22 00:03 ID:M5HUm5rS

たとえば、20話の場合、必要ないパートだと思うかもしれない
ですが、私はむしろ近親憎悪に燃える少女が、主人公に固執する
あまり、逆に周囲から孤立していく展開に萌えるわけで、外せない
ポイントなんです。
ここらへんは、原作や元になった作品の二重(四重?)写しです。
まあ、あまり自分の作品を分析するのもかっこ悪いので、
もうやめますが、性的嗜好は人それぞれで、だからこのスレで書いて
いるのが、癖のある話を書く私中心になるのは困るわけです。
私の作品そのものが、誰もSSを投下しない原因になっているのか
と思い、書くのをやめたこともありましたが、誰も書かなかったので
再開した次第です。
私が作品を書いている理由(以前、ここ以外の板でやったのも含む)は、
誰も読んだことがない奇妙奇天烈な妄想話を自分で楽しみたいのと、
単なる暇つぶしですね。
で、それを他の人が楽しんでくれると、ありがたいなぁと感謝したり、
うざがる人がいると、申し訳ないなぁと負い目に感じてしまうのですよ。
だから貴重な時間を割いて、私の作品で暇つぶしをしている人がいたら
正直嬉しいことですね。
そしてやっぱりうざいと思うなら、残念だけどNGワードで
消してもらいたいんですね。
しょうがねぇ奴だ、とたまにレスを送るぐらいで、カンベンして
もらえないっすかね?
もしくは自分でなんか書いて投下してくれれば、ここもにぎやかに
なるんですが・・・
嫌味じゃなくて、マジでそう思うんですよね。
366真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/22 00:05 ID:M5HUm5rS

という、まあ、言い訳は、今回で最後です。
以後は雑談に参加しないと思います。
話を終わらせるために、とにかく書きまくっていきますね。
で、次回は日曜あたりに投下したいと考えています。
土日も仕事だったりするので、書く時間がなかなか捻出
できないのが悩みですね。
367名無しさん@ピンキー:04/05/22 00:12 ID:kjfzwzwf
長げえなオイw
368名無しさん@ピンキー:04/05/22 00:42 ID:MxoOLk+E
まあ自分はオナニーネタだけを求めてエロパロ板に来てるわけでないし。
物語が欲しいのだから。
ぶっちゃけエロが無くても構わないし
369名無しさん@ピンキー:04/05/22 01:11 ID:RMNbIGW5
>>368
ここはエロパロなんでエロを求める人が過半数かと。
エロ無くて文章上手なら(知らんけど)個人サイト開いて公開してもいいんでは。
370名無しさん@ピンキー:04/05/22 06:34 ID:5yYTcTmH
携帯からなんでホンマつらいからあまりひっぱらないでほしい…

つーか文章は好きなので月サユとか書いていただけんだろうか。
371名無しさん@ピンキー:04/05/22 10:19 ID:lsLrDCd7
コンコン、と部屋がノックされる。
誰?と返すと「私…」と細い声が聞こえた。
妹のサユだ。入って来いと促すとおずおずとドアを開けた。
顔が青ざめている。心なし足も震えているようで心配になった。
「どうした、具合悪いのか?」
「お、お兄ちゃん…私…」
「?」

「あ…あかちゃんできたかも知れない」
そう言うとサユは声をあげて泣き出した。
372名無しさん@ピンキー:04/05/22 10:22 ID:lsLrDCd7
「誰にも、まだ、い、言わないで?」
しゃくりあげる妹を前に思考が混乱する。
「相手は誰なんだよ…」
ようやくそれだけ問掛けた。
「やだ…」
「言え!」
サユの肩を掴んで顔を覗き込み目を合わせる。

どれくらいそうしていただろうか、ようやくサユが口を開いた。
「…お父さんと…お仕事…っ、してる人で…」
「……うん」
「りゅ、竜崎さんって…いう人」
373名無しさん@ピンキー:04/05/22 10:41 ID:lsLrDCd7
六月に入り日も長くなったが、校舎を出るとだいぶ辺りは暗くなっていた。
友人達とたわいもない話をしながら校庭を歩く。
その時、一人がサユの袖をひっぱり校門を指差した。
「なんか怪しい人がいるんだけど!」
「え?どこ?」
「うわマジ、こわっ」
騒ぎ出した友人につられてサユも校門を見るとそこには一人、男がいる。
ひょろりとした感じの猫背で、ぼさぼさの髪は顔の半分近くを隠している。
校門に座り込んで、
時折校庭に目をやり誰かを探しているような仕草をみせた。
374名無しさん@ピンキー:04/05/22 10:49 ID:Sat9T+xA
え、Lサユーー!?
期待期待!!
375名無しさん@ピンキー:04/05/22 11:02 ID:lsLrDCd7
「とにかく知らない振りすれば平気だよ…」
校門に近付くと、男がこっちをジッと観察しているのがわかった。
自然と皆無言になる。
緊張しながら前を通りすぎほっと息をついた瞬間、後ろから声が聞こえた。
「夜神粧裕さん」

一斉に声をあげて逃げる。
「ちょっと待って下さい」
後ろを振り返ると慌てた様子で男が追ってきている。
サユはいつの間にか一人だった。
すぐに追い付かれ腕を掴まれる。
「いやーっ!変態!!た、助けてお兄ちゃん!」
「落ち着いて下さい、私は変態じゃありません」
376名無しさん@ピンキー:04/05/22 11:29 ID:lsLrDCd7
「やだぁっ、離して!!」
それでも尚振りきろうとすると今度はもう片方の腕も掴まれ身動きが取れなくなる。
男は粧裕の顔を覗き込んだ。
その顔は青白く、目は真っ黒で光を宿していないように見える。
(助けて…!)
あまり恐ろしさに涙がにじむ。
その時男は意外な台詞を口に出した。
「お兄さんには似ていませんね。可愛らしい」
「!?」
「申し遅れましたが私は貴方のお父さんの同僚で竜崎と言います。
驚かせたようですみません」
377名無しさん@ピンキー:04/05/22 12:02 ID:lsLrDCd7
****

「サユー今日も一緒に帰れないの?」
「ごめん、ちょっと用事あるんだ」
「まさか彼氏でも出来た?」
「そんなんじゃないって!」

教室で友人と別れ裏門へ走る。
裏門からこっそり顔を覗かせると、やはり目当ての人物は石柱の下に座り込んでいた。
「竜崎さん!」
「あ、こんにちは」
声を掛けると、ゆっくり立ち上がった。その背は意外と高い。

話してみると竜崎は思いの外普通の青年だった。
378名無しさん@ピンキー:04/05/22 12:13 ID:22+BW7KJ
L粧裕キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
続き楽しみにしてます
379名無しさん@ピンキー:04/05/22 12:20 ID:lsLrDCd7
あの日、竜崎は暴れるサユをなだめ色々な話を聞かせた。
父と共にキラの捜査をしている事、それはとても危険な行為だという事、
そして捜査員の家族にまで被害が及ぶ恐れがあること。
「だから貴方にも話を聞きたい。
家族や身の回りがどんな様子なのか…、週に一二度でかまいません。
協力して頂けませんか」

それから週に二回、いつも竜崎の乗ってくる車の中で話をしている。
時に全く関係の無い話にまで飛躍する事もあったが、
竜崎は楽し気に相槌を打ってくれた。
それがサユは嬉しかった。
380名無しさん@ピンキー:04/05/22 12:38 ID:lsLrDCd7
その日車の後部座席に座ると、いつも運転席に座っている初老の男がいない事に気付いた。
「あれ、今日は運転主さんいないんですか?」
「…はい。ちょっと出かけています」
その返答を、さして気にもとめずサユは話を始めようとした。その時、
「粧裕さん、今日で会うのは止めにしましょう」
「…え?」
その言葉の意味を理解できず声を失う。
「貴方の話はとても楽しかった。ありがとうございました」
「…なんで?」
絞り出した声は震えていて、自分はひどくショックを受けているのだとぼんやり思った。
381名無しさん@ピンキー:04/05/22 12:51 ID:lsLrDCd7
知らないうちに視界がにじむ。
それを見て竜崎は舌打ちした。
「もう自分自身を抑える自信がないんです」
「え…」
「こういう事です」
言い捨てると、竜崎はサユをシートに押し付けた。
両手首を掴んで口付ける。
「やっ、りゅうざ、やだっ」
顎を掴んで背けようとする顔をこちらに戻す。
声を出そうと口を開いたところを見計らって舌を差し入れると驚いて硬直した。
(キスも初めてか…)
そっと髪を撫でると、ほっと肩の力を抜いた。
382名無しさん@ピンキー:04/05/22 13:15 ID:lsLrDCd7
「ん…」
押しやろうとするが、力が入らずただ肩に手をそえるだけになる。
初めての深いキスにサユはただ困惑していたが、不思議と嫌ではなかった。
口付けたまま竜崎はそっと胸元にある制服のリボンに手をかける。
シュル、と音をたててそれを解きブラウスの釦を外すと、サユの日に焼けていない肌が露になった。
その白い肌に口付けたい欲望に駆られ、一旦唇を離す。
サユの体はくったりと力が抜けたまま、ただ竜崎の唇を目で追う。
その唇は濡れて光っていて、なにかひどくいやらしいものを見た気分になった。
体の奥がなぜか熱くなる。
「そんなもの欲しげな顔をしないで下さい
本当に抑えられなくなる」
383名無しさん@ピンキー:04/05/22 13:43 ID:lsLrDCd7
「あっ」
竜崎はサユの首筋に唇を落とすときつく吸いあげ跡を残す。
その細く白い首を舐めあげると擽ったいのか身をよじった。

「ん…」
「粧裕さん、私は貴方の事が好きです」
「やっ、あ!」
「愛していると言ってもいい」
「や、やだ、そんなとこ、んんっ!」
「私は卑怯な人間だ。だから」
「ん、ああっ」
「貴方に選ばさせてあげます」


「今ここで私のものになるか、私を捨てて二度と会わないか。
貴方が決めなさい」
384名無しさん@ピンキー:04/05/22 13:51 ID:lsLrDCd7
また夜来ますね
エロくなくてすまん。
携帯からはつらいなー
385名無しさん@ピンキー:04/05/22 13:55 ID:22+BW7KJ
>>384
乙一!!
続きがめちゃめちゃ楽しみアルよ。(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
386名無しさん@ピンキー:04/05/22 22:16 ID:lsLrDCd7
「な、なんで…」
このまま竜崎と体を繋げるのは怖かった。けれど…

見る間にサユの目に涙が溜り今にも溢れ落ちそうになる。
「あっ、あたしは…っ」
声を出すと目からポロリと水滴が落ちた。一粒流れると、関を切ったように次々涙が溢れ出る。
「竜崎さんが…っ…」
「すみません」
続く言葉は竜崎の抱擁によって遮られた。
腕を引っ張られて竜崎の胸に抱きとめられる。
「本当にすみません。私はどうかしていた」
体を離し、サユのはだけた制服の胸元を直す。
きっちりと第一釦まで閉め終えると竜崎はうつ向きながら言った。
「さようなら、粧裕さん」

387名無しさん@ピンキー:04/05/22 22:19 ID:lsLrDCd7
それからどうやって帰ったのかあまりよく覚えていない。
気付くと部屋のベッドにうつ伏せていた。
竜崎の仕草、声、話し方…そんな事ばかり思い出す。
好きだと言った竜崎の声が頭から離れなかった。

「粧裕、風呂あがったぞ」
「…うん」
兄の言葉にのろのろと起き上がり風呂場に足を運ぶ。
シャワーを頭からかぶると、全て忘れられる気がして気持よかった。
ふと鏡に写る自身を見る。
唇、頬…今日竜崎に触れられたところを指先で辿っていく。
首筋でその指がとまる。
「っ…」
赤い跡。
「あたし…っ」

「竜崎さんが好き…」

涙と呟きは、シャワーと共に流れた。

388名無しさん@ピンキー:04/05/22 22:21 ID:lsLrDCd7

****

裏門の石柱の下。
いつものように座り込む彼。
「なぜ来たんです」
「竜崎さんこそ。なんで私を待ってたんですか」
「……」
「…私を抱いてください」

**** 「あ、あっ」
「そんなにココが気に入りましたか。」
快感に腰をくねらせるサユの耳元に竜崎は囁く。
竜崎は口と指先でサユの乳首をもて遊んだ。
389名無しさん@ピンキー:04/05/22 22:23 ID:lsLrDCd7
改行失敗した、
はずかしい
390名無しさん@ピンキー:04/05/22 22:42 ID:ItPaD69g
>「落ち着いて下さい、私は変態じゃありません」

ワロタ
391名無しさん@ピンキー:04/05/22 23:04 ID:lsLrDCd7
ピンクの乳首は、うっすら赤く染まり痛いくらいにたちあがっている。
「…ぃやっ!」
そこ軽く甘噛みすると背筋を反らせ鳴く。
まだ小振りな乳房を手に納めて揉みしだけば、眉をしかめながら快楽の表情をあらわした。
「あっあっ」
漏らされる甘い声に竜崎は満足しながら、膝をこすりあわせている様子を見留める。
ニヤリと笑い、スカートの中に手を差し込み太股の内側を撫で回せば、期待に息を飲む気配がした。
「…は、ぁ」
「どうしました?」
サユは、ん、ん、と口に腕を当てながら首を横に振る。
「じゃあ、ここは」
「ひゃう!」
つぅ、とワレメにそって一撫ですると、今までで一番大きな声をあげた。

392名無しさん@ピンキー:04/05/22 23:42 ID:lsLrDCd7
竜崎の指は、あくまでそこを辿るだけでだった。
「あ、はっ」
布越しの刺激では足りない。ジラされて、もじもじと腰を動かす。
「…どうして欲しいか言ってみなさい」
「や、やだっ」
直に触れていないのに、もうそこははっきりと濡れているのがわかっていた。
それなのに、いまだ強情にサユは首を横に振り続ける。
業をにやした竜崎は、下着の脇から手を差し込み陰核を探った。
「や、あ、あん!ひっ」
すっかり取り乱したサユは両手で宙を掻く。
竜崎はその腕を掴んで、自分の肩にまわした。
「私ももう限界なんです」
「あん、あっ」
指を一本挿入してならしていく。
サユは異物感に顔をしかめながらも抱きついて耐えた。
その様子が可愛くて、竜崎はつい口をすべらせた。
「おねだりして下さい」

393名無しさん@ピンキー:04/05/23 00:06 ID:5ZKQsdJy
竜崎は、あっ、と口を抑えると困ったように頭をかいた。
「すみません、こういう台詞は慣れてからと思ってたんですが」
「あなたを見ていたら、つい」
サユにのしかかりながら恥ずかしそうに言う竜崎に、つい笑ってしまう。
目の前にある顔を胸に抱き寄せ囁いた。
「…優しくしてくださいね?」
竜崎は、ふと笑うと、もちろんですと呟きサユに口付けた。


それから二人は会う度に体を重ねた。
ホテルで、車の中で、そうするのが自然であるかのように。

竜崎は優しかったし、どんな時も夜は家に帰した。
父に対する後ろめたさはあったが、悪いことをしているとは思わなかった。

しかし、サユはある日体の異変に気付いた。
(…生理がこない)


394名無しさん@ピンキー:04/05/23 00:06 ID:5ZKQsdJy
いったん切ります。
つーかこの先はエロないし投下しないかもしれないです。
お目汚しすみませんでした。
エロ描写が挿入までいかなくてショックです。
出直してきます。
395面白い!:04/05/23 00:23 ID:Pd6vyA/5
しかし、住人はある日、スレの異変に気付いた。
(…続きがこない)



…放置プレイ? いい子にして待ってるよん。
396名無しさん@ピンキー:04/05/23 00:39 ID:U+/wg/WC
サユたん可愛いよハアハア
続きщ(゚Д゚щ)カモーン!!
397名無しさん@ピンキー:04/05/23 02:04 ID:lWwVxAzf
続き激しくキボンヌ

合意の上で中田氏かLめ!!!
398名無しさん@ピンキー:04/05/23 08:30 ID:60pDb1FV
>>366長いデス。小説家だがなんだか知りませんがね。オリキャラもいらないよ。長すぎ萎えでつ



え、お前にンな事言う権利無いって?…ごめんなさい_| ̄/○

とにかく月調教な方はどうしたんだろ…(´・ω・`)
399名無しさん@ピンキー:04/05/23 09:15 ID:CFlL1vfW
Lサユ萌え

漏れはエロなしでも投下オケ派なので続き楽しみにして待ってるよ



さゆの告白に月の反応が楽しみハァハァ
400名無しさん@ピンキー:04/05/23 14:30 ID:5ZKQsdJy
サユは急に竜崎とセックスしていた事を不安に思った。
生理が来なくなって二ヶ月。もしかしたらただの周期不順かもしれない。
しかし、何度か避妊具なしでの性交をしていた。
竜崎がそうしたいと言った時もあれば、サユが願った時もある。
竜崎が自分の奥で達すると、ひとつになれた気がしてサユは幸せだった。
「サユ、どーしたの〜?」
「あ、うん。なんでもない」
(…どうしよう)

窓の外を見ると、先程まで晴れていた空は黒い雲で覆われていた。


陽性。
+の記号の意味がよく分からない。
頭が真っ白になり耳鳴りがした。

昨日妊娠検査薬を買った。
家では何故か試したくなかったのでデパートのトイレに入った。

立っていられなくなり便器に座り込む。
(どうしようどうしようどうしよう)
脳裏に浮かんだのは父と母の悲しみ怒る姿。
そして背をむける竜崎。
(お兄ちゃん…)
妊娠しているかもしれない、そんな事を兄に言ったら軽蔑されるだろうか。
しかし、サユが一人で背負うには余りに大きすぎることだった。
兄ならなんとかしてくれる…それはもはや哀願に近かった。

401名無しさん@ピンキー:04/05/23 14:32 ID:5ZKQsdJy
****

(竜崎……流河!?)
月は目の前で泣きじゃくる妹を信じられない面持ちで見る。
「…本当なのか」
サユの言葉を信じていないわけではない。信じたくなかった。
まだ中三の妹。
「竜崎の事なら僕も知ってる」
冷たい声で言うとサユは顔をあげた。瞳に恐怖の色が宿る。
「やだ!竜崎さんには言わないで!お願い!!」
「………」
「竜崎さんがっ、す、好きなの…嫌われたら…っ」
また涙をこぼす妹を見て月は震えた。
竜崎に対する怒りだ。
「とにかく明日お兄ちゃんと病院に行こう。な?
ちゃんと検査しないとわからないじゃないか」
「…わ、わかった」
「うん。じゃあ涙拭け」
うなずく妹にタオルを渡してやる。
こうして涙を拭っている妹はまだ幼くて、か弱い。
しかしその体はもう流河に汚されているのだと思うと心臓が早鐘を打った。
(流河……)
月は目を憎しみに細めた。
402名無しさん@ピンキー:04/05/23 14:47 ID:5ZKQsdJy
腹がへったのでとりあえずここまで
エロなくてすまん
403:04/05/23 20:39 ID:qF4WQp+6
時はランチタイム。粧裕は中庭で同級生の少女達と仲良くお弁当を食べていた。少女達が数人集まれば、話題には事欠かない。
昨日見たTVドラマ、流行のオシャレ、格好よい芸能人、嫌いな教師の悪口。
話題は次々と変わり、年頃の少女らしい「好きな異性」へと移っていた。

「粧裕ってば、本当に好きな人いないの?」
「いないよ。」

同級生達の質問に面倒くさそうにそう答えると、粧裕はお弁当のから揚げを口の中に放り込んだ。
グループの中で唯一好きな異性がいない粧裕は、こういう話題が出る度に粧裕は質問攻めにあうハメになるので、いい加減うんざりである。
少女達にとって、「中学生にもなって好きな異性がいない。」というのは、余程信じがたい事のようだ。
いっくら「いない」といっても信じてくれず、隠しているのではないかと疑われる始末だ。

「・・・だって出会いもないし・・・・。」
「そりゃうちは女子高だけど、塾や習い事とかあるじゃん。」
「そうだよ、そういう所で、いいなあ、って思う子はいないの?」
「うーん・・・・。」

粧裕は脳裏に、塾や習い事で出会う少年達を思い浮かべる。
粧裕をからかったり、下品な冗談をいったり、厭らしい雑誌を教室で読みふけっていたり、と、とにかくろくな印象が無い。

「・・・・子供っぽくて駄目。好みじゃない。」
「そりゃ子供だもん。」

眉間に皺をよせて真剣に首を振る粧裕をみて、少女達はドッと笑い声をあげた。

「じゃあ、どういうのが好みなの?」
「え?」
「優しいとか面白いとかいろいろあるじゃん。子供っぽいのが駄目なら、大人っぽい人?」
「好きな人がいなくても、理想の人ぐらいはいるでしょう?」
4042:04/05/23 20:45 ID:qF4WQp+6
理想の・・・・男の人かあ・・・・。

粧裕は思わず箸をとめて考え込む。瞬間、一人の青年の顔が脳裏に浮かんだ。

「うーんそうだな・・・・。優しくて、格好良くて、スポーツも万能で、頭も良くて、エッチじゃなくて・・・・清潔で、礼儀正しくて、それから・・・・。」

粧裕の言葉に少女たちは無言で顔を見合わせる。
その冷たい視線に気がついた粧裕は、喋るのをやめて、周囲を見渡した。

「・・・わたし、なんか変な事言った?」
「変な事っていうか・・・・。」
「粧裕って本当にネンネだね・・・。」
「・・・いないって。そんな奴・・・。」
「い、いるもん。」
「へぇ、どこに?」
「うちに。」
「へ?」
「私のお兄ちゃん、優しくて格好いいもん。頭だっていいし、運動神経だっ・・・。」

最後まで粧裕が言い終わらないうちに、爆笑が起こった。
少女たちがつっぷしながら笑い転げている。

「な、何がおかしいのよ。」
「さ、粧裕のお兄ちゃんか・・、ああ、あの東大首席のお兄ちゃんね。」
「そっかー。粧裕の理想はお兄ちゃんかー。そりゃ恋愛なんて無理だね。」
「そうそ。まずはお兄ちゃん離れからはじめないと。」
「なっ・・・・。」

あまりにあからさまな嘲笑に顔を真っ赤にして絶句する粧裕に、少女の一人が
笑いながら声をかける。

「だってさ、いくら格好よくてもさ、お兄ちゃんじゃ意味ないじゃん。」
405真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 00:51 ID:jFyZptJo

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル21)

埃にまみれた教室には、『秘密基地』の主、渚薫を含め男子生徒が
30名ほどいた。
「・・・約束どおり連れてきたわよ」
「・・・惣流さん・・・?」
惣流はナオミの肩をぎゅっと掴み、その長い髪に顔を埋めながら
口を動かした。
「ふふふ、ゴメンなさいね。全部ウソなのよ。
ねっ!日香里?」
洞木はなんとなくバツが悪そうに俯いた。
「わたしたち、もう卒業じゃない?
だからみんなであなたのお別れパーティーをしようと思うの。
一生忘れられない想い出を作って・あ・げ・る♪」
「・・・そんな」
ナオミは眼を潤ませながら言った。
「マックで一緒に・・・」
「うるさい!誰があんたなんかと・・・!!」
ヒステリックに惣流は怒鳴った。
「ここでバカな男子たちにストリップでも拝ませてやりな!
あとでビデオテープも郵送してやるよ!!あははは・・・」
ナオミはあらためて男子生徒たちを見る。
男子たちはニヤニヤしながらナオミを見ていた。
その後ろで、メガネをかけた少年が、スポーツバッグから
ビデオカメラを取り出している。
「・・・いっ、いやあ!!」
絶望的な状況に、ナオミは泣き出した。
406真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 00:52 ID:jFyZptJo

惣流の体にしがみつくようにカラダを寄せ
「ウッ、ウソよ!だってわたしたち・・・」
「あたしに触るんじゃねぇよ!!」
惣流はナオミを足で突き飛ばした。
どたんっ、と床に這いつくばるナオミのスカートがめくれ、
白く細長い脚があらわになる。
うおおっ、と興奮する男子を尻目にナオミは
「マックに・・・マックに・・・」
と、まるで子供が母親にねだるかのように、しゃくりあげながら
同じ言葉を繰り返している。
「マックじゃなくて、マクドやっちゅーねん・・・」
ぼそっとつぶやく大阪訛りの少年に、渚は語りかけた。
「ほら、キミ。南空さんを歓迎してあげなきゃ」
見た目からすれば、渚より大阪訛りの少年の方が体格がよく、
この場の主導権を握ってもおかしくはない風格もある。
しかし笑顔を浮かべ、色白の優男にしか見えない渚に、彼は
黙って従った。
いや、彼だけではなく、他の男子たちも渚の言葉に反応している。
407真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 00:53 ID:jFyZptJo

「堪忍やで、ナオミちゃん」
とても本心とは思えないような心のこもっていない言葉を吐くと、
少年たちはナオミの周りを取り囲んだ。
「・・・イッ、イヤ!」
恐怖に歪む顔で、ナオミは自分を見下ろす男たちに叫んだ。
惣流に視線を移すと、彼女は傍らにいる洞木にしなだれかかり、
「ふふふ、こっち見てるわw」
と甘えるような声を出すのだった。

さて、卒業記念としてナオミに二度と忘れられない忌まわしい
記憶をプレゼントする役目を担わされた男子生徒たちではあるが、
しょせんは中学生である。
なにをしていいのか判らない。
ナオミと男子たちは、無言で顔を見合わせている。
「あんたら、なにしてんのよ!だらしないわね!!」
惣流は叫んだ。
「犯っちまいな!!」
しかし誰も動かない。
むしろしらけたムードが漂い始める。
男たちが集う場で、我が物顔で仕切る女ほど煙たがられるものだ。
そのとき教壇の上から見下ろしている渚が口を開いた。
「とりあえず南空さんのアソコでも見たら?」
かつてほのかな恋愛感情を抱いていた少年の冷酷な言葉に、ナオミは
「やっ、やめて・・・イヤ・・・イヤよ・・・」
と顔面蒼白なまま後退りし、うわ言のようにかすれた声を絞り出す。
目標を与えられた男子たちは、ナオミの細い体を押さえ込んだ。
「いやあああ・・・・・・!!」
408真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 00:54 ID:jFyZptJo

さすがに武道で体を鍛えているだけあって、ナオミも一筋縄では
いかない。体つきに似合わないものすごい力で、両腕を押さえている
少年を跳ね除け、ばたつく足首を持とうとしていた別の少年は、
鼻をぶつけてうずくまった。
その隙を見逃さず、起き上がるとドアに向かって走り出す。
しかし、ナオミとドアの間にすばやく割って入った白い影。
渚薫であった。
瞬間、スパッという風が巻き起こる。
「・・・あっ!?」
上半身を反射的に捻り、渚の足蹴りをかろうじて避けたナオミ
だったが、しかしかわしたはずの爪先が角度を変えて再び
襲ってきた。
「あうっ・・・!!」
カラダが軽い少女は、そのまま2mほど吹っ飛ばされる。
「出たで!双龍脚や!!」
鼻血をティッシュで押さえ込みながら、大阪弁の男子は言った。
「アレや!アレでみんな、やられてしもうたんや!!」
苦い思い出でもあるのか、彼は興奮気味に叫んだ。
そんな彼にメガネをかけた少年は
「なに言ってんの。冬二なんて最初の一撃で気絶したじゃないか」
とツッコミを入れる。
「そういえばなんでナオミちゃん、避けられたんやろな?」
「・・・一回目を避けられるなんて、男でもあまりいないよなあ」
だが、本当に驚いたのはこのあとのことだった。
409真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 00:55 ID:jFyZptJo

吹っ飛ばされたように見えたナオミは、瞬時に体を一回転させて
衝撃を和らげ、体の向きを渚に向けた状態で着地していた。
しかも不可視領域からの二度目の蹴りを左腕でガードしている。
いままで無抵抗で苛められるだけの少女だと思っていただけに、
この中学校で裏番として君臨している渚薫に、健気にも抵抗する
ナオミの姿を、みんなが唖然として見ていた。
もっともナオミ本人も必死なのだろう。
カラダ中を這い回る、あの男子たちの厭らしい目つきに本能的な
恐怖を覚えた。
性的なことに鈍感なナオミでも、いままでの苛めとはちがう、
異常な空気を敏感に読み取っていたのだ。
ここから逃げ出さないとハダカにされ、大切なトコロもすべて
見られてしまう。
そうなったらもう、お嫁にはいけない。
父親との約束も果たせなくなってしまう。
「すごい動体視力だねぇ・・・
南空さん、なんかやってるでしょ?
拳法とか空手とか・・・?」
渚薫は癖なのか、口の端をキュウッと上げて笑った。
410真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 00:56 ID:jFyZptJo

「でも避けているばかりじゃ、苦しみが増すばかりだよ?
一応手は抜いたつもりだけど、ボクは体質上、手加減ができないんだ。
なにしろ痛みを感じない特異なカラダだからねぇ・・・」
眼を細め、そして再びキュウッと笑うのだ。
爬虫類を連想させる凶悪な表情だった。
(ちがう・・・わたしが好きになったのは、このヒトじゃない・・・)
ヒュッと風が渦巻き、黒い稲妻が宙を斬る。
「これが昇龍脚・・・」
地から立ち昇る龍に例えられた戦慄の一撃。
先ほどのものよりスピードの速い蹴りだった。
非情にもナオミのアゴを狙ったものか、だが、ナオミもアゴを
とっさに引いてやり過ごす。
風圧で長い黒髪が舞った。
「転じて飛龍脚・・・」
ヒュンッと足がムチのようにしなり、かわしたはずの右足が視界から
消えていく。
右足は軽く弧を描き、ナオミの首筋に狙いをつけた。
ビシッという音とともに、とっさにガードした腕の感覚がびりびりと
脳天に痺れ渡る。
(・・・渚・・・くん・・・)
411真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 00:56 ID:jFyZptJo

『はい、これ』と床に落ちたシャーペンを拾ってくれた優しいヒト。
渚薫の第一印象は、そんな感じだった。
彼と初めて言葉を交わしたのは、中学2年の春。
ナオミの苛めが酷くなってきた時期だけに、彼女に優しく接してくれる
ヒトなどクラスでは皆無だった。
彼女が触ったものはエンガチョにされる暗黙の掟を破り、無言のナオミ
の手に、シャーペンをそっと手渡してくれた。
その日の夜は、嬉しくてなかなか寝付けなかった。
明日には素晴らしいなにかが始まる予感に、胸を高鳴らせたあの日。
「・・・そして逆昇龍脚」
ポケットに入れたままだった手を出すと、渚は放った右足を戻す
反動を利用して、左足を地に這わせ、第三の龍を宙に舞わせた。
上半身がバネのようにしなり、体を行き交う力のベクトルをうまく
使い、休むことなく連続コンボが炸裂し、しかも次第にパワーが
膨れ上がっていく。
必殺の第三撃もかわされたと判断した瞬間、その外れた蹴りの
力を再利用し、渚はそのまま宙返りする。そのリズミカルな体重
移動は、まさにダンスでも踊っているかのようだった。
たとえかわされても、さらなる力を秘めた凶器が休む間もなく
連続で襲いかかってくる。
双龍脚、恐るべし!
412真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 00:57 ID:jFyZptJo

教室内のギャラリーたちは、なにが起こっているのかも判らず、
ただ固唾を飲んで見守っていた。
空中から繰り出された、両足の蹴りが4発。
「四位の浮龍脚・・・」
ガガガガッ・・・と顔面をガードした両腕に激痛が走った。
(ううっ・・・渚・・・くん)
渚はこの衝撃をも吸収し、そのままバク転で教室の隅まで飛ぶと、
壁を蹴り上げ、再度空中に舞い上がった。
防ぐことにしか使っていなかったナオミの両腕は痙攣し、蓄積された
痛みで徐々にガードが下がってきている。
「あかん!体重差がありすぎるんや!!」
大阪弁の少年、鈴原冬二は相棒のメガネの少年に掴みかかった。
「なんで、ナオミちゃんは反撃せぇへんのや!剣介!」
「ボ、ボクに言われても知らないよ!」
相田剣介も困惑気味に答える。
413真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 00:58 ID:jFyZptJo

ナオミの腕はもう限界だった。
次の衝撃には耐えられまい。
空中を舞う残酷な天使は、サディスティックな笑顔を浮かべる。
「キミが負けたら、素っ裸になってみんなに見せるんだよ!」
はあっはあっ、と肩で息を切るナオミの眼は絶望に彩られていた。
『もう帰るの?気をつけてね』
放課後、気さくに話しかけてくれたのに、何も答えることができず、
顔を赤くして逃げるように帰ってしまったことがあった。
体育の時間、互いにふと目が合い、優しく微笑んでくれたことがあった。
文化祭の色男コンテストで、こっそり票を入れたことがあった。
会話らしい会話もロクに交わしたことがないのに、彼を想うだけで
胸がドキドキした。
だからオッパイを弄るよう提案した彼のことを、どうしても憎む気には
なれなかった。
アレはなにかの間違いにちがいない。
そう想いたかった。
だがいまとなっては、なにもかも夢のような、空虚な想い出だ。
憧れていた女の子には卑劣な罠にはめられ、大好きだった男の子
からは酷い暴力を受ける。
それがナオミの中学時代の真実だった。
夢や希望は、もうどこにもない。
いや、最初からなかったのかもしれない。
414真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 00:58 ID:jFyZptJo

空中から渚の渾身の一撃が炸裂した。
「いっ・・・!!」
腕に衝撃が走り、堪らずガードを解く。
痛みをこらえ、視線を空中にいる渚に向けるが、姿が消えている。
(・・・フェイント!?)
下に顔を向けるが、すでに手遅れだった。彼は床に着地し、落下の
衝撃をその身を回転させながら足先に集め、攻撃力に転化していく。
「・・・最後に弧龍脚、と」
ガッという鈍い音とともに、ナオミは足を払われて、受身も取れない
状態で床に打ちつけられた。
あまりにも無慈悲な展開に、洞木日香里は顔を覆った。
傍らにいる惣流明日香ですら、残酷な渚薫を睨みつけている。
「ふふふ・・・怖いなあw」
射るような惣流の視線を軽く受け流すと、床に崩れ落ちているナオミを
起こすように、手下に成り下がっている男子たちに命じた。
眉毛のところで前髪が切りそろえられ、白い肌と切れ長の瞳を持つ
この美しい少女は、どことなく日本人形のような印象を与える。
両脇を抱えられ、無理やり立たされている様は、まさに糸の切れた
マリオネットそのものだ。
415真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 00:59 ID:jFyZptJo

このか細いカラダのどこに、あのようなチカラが秘められているのか。
しかし渚の前に引き出されたナオミは、床にひっくり返ったときに
アタマでも打ったようで、朦朧としていた。
渚はポケットに手を入れたまま、片足を高く上げている。
この少年のバランス感覚は、天賦の才の域に達しているようだ。
鋭い足先が、ナオミの形のよいアゴを軽く撫でた。
「ボクはボクに逆らう奴には容赦しないよ。
敗北した人間は、処刑されるのが世の中のルールだ、ははは・・・」
無邪気な笑顔の少年は、屈託のない明るい声を出す。
そして容赦ないという言葉どおり、渚はナオミの鳩尾に鋭い一撃を
食らわせた。
「・・・ぐっ!」
両脇の少年たちごと後ろに吹っ飛ばされる。
意識が遠のいていく寸前、誰かの叫び声が聞こえたような気がした。
(・・・惣流・・・さ・・・ん・・・・・・)
惣流の怒鳴り声と渚のへらへらした笑い声がぼんやりと聞こえる。
暗黒の世界に落ちていくナオミは、明るい陽光に満たされたマックの
店内で、惣流や渚たちと楽しくお喋りをしている夢を見た。
416真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 01:00 ID:jFyZptJo

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル22)

(・・・・・・?)
どれだけ時間がたったのか。
ふいに下半身を弄られているような、嫌な感覚が沸き起こってくる。
「・・・はっ!」
夢ではない。
スカートの中に手が入れられているのを、はっきりと実感した。
「・・・なっ!?」
カラダを動かそうとするが、びくともしなかった。
「あっ、起きたみたい」
ビックリしたような男子の声がする。
ナオミは白いマットに寝かせられていた。両手両足は、それぞれ
二名ずつの男子生徒によって押さえつけられている。
足を大股に広げられ、いままさに可愛らしいパンティーを
脱がされる寸前だった。
「いやああああ・・・・・・!!」
カラダを激しく震わせ抵抗するが、どうすることもできない。
417真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 01:00 ID:jFyZptJo

「ナッ、ナオミちゃん、堪忍や、堪忍したって」
さきほどとちがい、今度の鈴原冬二の言葉には大いなる同情と
ほんの少しだけ尊敬の念がこもっていた。
自分ですらまったく手も足も出なかった渚薫との闘いに、ただの
苛められっ子だと思っていた少女が善戦した。
それは鈴原や、ほかの男子たちを感動させるのに十分な出来事だった。
実際、体力が有り余っている思春期の少年たちにとって、ケンカが
強い男ほど一目置かれるものだ。
渚薫が暴君として、密かに君臨している現状に不満があるものの、
しかしまた同時に、その強さに憧れている面もあった。
だから自分たちよりも強いであろうナオミが、悲惨な目に遭うのを
忍びなく思う男子たちが多くなっていた。
気まぐれな薫が、またなにかよからぬことを思いつかぬうちに
とっとと済ませてしまおうと、みんなは必死だった。
意識を取り戻したナオミは、信じられないような力を再び発揮し、
暴れ始める。押さえつけるので精一杯だった。
「おい、こらぁ!ボケッと見とらんで、おまえらも手伝わんかい!」
鈴原は、周囲の男子たちを怒鳴りつけた。
あわてて何人か、ナオミのパンティーを脱がすのを手助けする。
か細い少女に、十数人の少年が群がる光景は凄まじかった。
「ぎゃあああ・・・!!」
渚と対決していたときの面影はすでになく、屈辱と恐怖心に
恥も外聞もなく、絶叫するナオミだった。
418真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 01:01 ID:jFyZptJo

「はあっ・・・女の子の甲高い声って、癇にさわるんだよね。
ねぇ、真嗣くんはどう思う?」
渚薫は傍らにいる大人しそうな少年に、にこやかに声をかけた。
普段はほとんど他人の名前を口にしない渚が、苗字どころか下の
名前を使って語りかけていることから、この少年が薫のお気に
入りであることが判る。
「・・・えっ!?・・・・・・というか、ボクは、そのぉ・・・
外が暗くなってきたし、もう塾の時間だし、そろそろ帰りたい
・・・かなぁ・・・なんて・・・」
大人しそうな少年は、顔を引きつらせて答えた。
「ええー!?まだまだこれからじゃないか!
このまま終わりなんて、絶対につまらないことさ!」
渚はおおげさに手を広げて、悲しそうなジェスチャーをする。
「あっ、そうだ!面白いことを思いついた!
南空さんのパンティーを口の中に入れてみようよ!
ふふふ・・・これでもう声を出すことはできないよ?」
渚は馴れ馴れしく大人しそうな少年の肩を抱き、楽しそうに言った。
「決めた、決めた!そうしよう、そうしよう!
これこそまさに、たったひとつの冴えたやり方!
ねっ、真嗣くん?」
「・・・えっ!?・・・そお・・・かな・・・?」
曖昧な返事で、お茶を濁した。
419真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 01:02 ID:jFyZptJo

渚は床に転がっているガムテープを、器用に足の上に乗っけると、
もがいているナオミの姿を見ている男子に向かって蹴り投げた。
「キミ、これで南空さんの口を塞いでよ。ほら、そこに正座して。
アタマを太ももで挟んで。そう、しっかり押さえて固定する!
待って!まだガムテープ、張らない!
お〜い、パンティーはまだぁ〜w」
のんきな薫の笑い声を聞いて、鈴原の背筋がぞっとする。
「くっ、アカン!カッターで斬るで!カッター、持って来んかい!
なにやっとんねん、ボケェ!もうええ!この手で破ったるわい!
・・・破れへんがな!・・・アカンがな!・・・ハサミ持って来んかい!
カッターあるなら、カッターでええっちゅうの、ボケェ!
ナオミちゃん、カッターあるさかいな?
足、バタバタさせたらアカンよ?ほんまに危ないで?
おいっ!ナオミちゃんの口、手で塞いどけ!
はぁ、噛まれた!?それぐらい、ガマンせぇや、ボケェ!」
渚を刺激して、この暴行劇をエスカレートさせないように
注意するあまり、男子たちはパニックになっていた。
420真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 01:03 ID:jFyZptJo

ナオミは身をこわばらせて、抵抗する意志を見せたが、秘密の
場所を覆う小さな布きれは、ついに刃物で取り除かれてしまった。
可愛いクマのプリントが入った純白のパンティーがはらりと床に
落ち、ナオミの大切な部分があらわになっていく。
(こっ、これが女の子の・・・!?)
押さえつけていた男子たちは、はっとしたように黙りこくった。
薄く柔らかな毛に守られた蒼い蕾が、そこにはあった。
自分たちの性器とはちがう、異質な形をしている。
その瞬間、ナオミの体中の力が抜けていくのが判った。
知られてはいけないものを守ろうとした奮戦もむなしく、少女の
秘密は少年たちの手の中に堕ちたのだ。
「ほら、早く、口を塞いで!」
静寂を破るかのごとく、渚は薄ら笑いを浮かべながら言った。
ナオミの顔を太ももで挟んで押さえつけている男子は、ちぎれた
パンティーを彼女の口の中に入れようとした。
だが口をぴっちりと閉じて、入れさせまいと懸命なナオミである。
「南空さん・・・口を・・・口を・・・」
鼻をつまんで口を開けさせようとしたが、ナオミはまた暴れ始め、
涙をこぼしながら抵抗した。
421真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 01:04 ID:jFyZptJo

「ちょっとキミさぁ、そんなオンナに、なに手間取ってるのさぁ?」
渚は床に落ちていた弁当の箸を拾い上げると、コーラのビンを叩いた。
「ねぇ〜、まだ〜?ちんちん♪ははは・・・これ、面白いな。
早くしないと、キミに罰を与えるよ〜ちんちん♪」
それを聞くと、役目をおおせつかった男子は泣きそうな声を出す。
「おっ、お願いだよ、南空さん!口を開けてよ!」
いままで苛めていた側が、苛められていた少女に必死に懇願する。
「あと十秒ぉ〜きゅう〜は〜ち・・・」
渚は秒読みを始めた。
「あいつ、マジでやばいんだって!ホントにやばいんだって!
・・・たっ、助けてよ、南空さん!!」
「・・・・・・」
がたがたと震え、醜く歪む顔をじっと見ていたナオミは、ふぅと
ため息を吐き、口をゆっくりと開けた。
その瞬間、ナオミの口の中に、パンティーが乱暴にねじ込まれる。
「・・・うごっ!?」
悪気はないのだろうが、震える手つきと焦る気持ちが、ナオミの
やさしさを踏みにじり、遠慮なく口の中を犯していく。
422真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 01:05 ID:jFyZptJo

わずかに開いた口から、ナオミのパンティーがどんどん流し込まれ、
脂ぎった指先が白い歯やピンク色の肉を嬲っていく。
押し込まれたパンティーが喉内を刺激し、嘔吐感にむせ返るものの、
吐き出すことは許されず、強引にガムテープで口を封印された。
酷いことにその上から、両手で力任せに押さえつけている。
ナオミはこみ上げてくる嘔吐物を必死にこらえた。
綺麗な顔立ちが歪み、顔が痙攣し始め、白目を剥く。
下手をしたら窒息死してしまう状態だったが、かろうじて吐き気は
おさまり、鼻で荒い息継ぎをして生き延びることができた。
そんなナオミの苦労も知らず、件の男子は必死に渚に向かって
自分が忠実に任務をこなしたことをアピールしている。
お許しが出たところで、ほっとしてナオミに視線を移すと、普段は
温和なはずのナオミが、恨みがましい眼で彼を睨みつけていた。
彼はバツが悪そうに顔を背ける。
恩人であるはずのナオミが、彼の口から感謝の気持ちや謝罪の
言葉を聞くことはついになかった。


(4〜5日後に続く)
423名無しさん@ピンキー:04/05/24 01:07 ID:CBHhQD/1
424真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/24 01:07 ID:jFyZptJo

>>402さん
スゴクいいです。
粧裕タソの微妙な乙女心が丁寧に描写されていて
好感が持てますね。
今後の、月の行動が気になります。

>>403-404さん
内臓を抉られるぐらいな萌えテクニックに
嫉妬してしまいます。
続きが楽しみです。

425名無しさん@ピンキー:04/05/24 01:28 ID:hTR1b4tl
乙です。
読んでる途中で「ぎょっ! まさか逃がしちゃうのか?」と思っちゃいました。
次回も ある程度まとまった固まりの投下がいいな。
426名無しさん@ピンキー:04/05/24 01:57 ID:/RCvV+Wv
真山さん、全部書いてから何分の何、って表示つきで投下してもらえませんか?

なんかダラダラと独占してる感がある

Lサユ書きさん、サユ→月書きさん乙です。
427名無しさん@ピンキー:04/05/24 02:18 ID:jQzPRK5A
真山氏のSSを読んで懐かしくなって久しぶりにエヴァSSのサイトを覗いてみた。

お気に入りのほとんどが404か更新停止だった…
428名無しさん@ピンキー:04/05/24 02:19 ID:jQzPRK5A
>>426
なら自分で書け、できないならせめてネタ出しをしろ。
何もしないで文句だけは荒らしと同等
429名無しさん@ピンキー:04/05/24 02:25 ID:Bxj9dLWs
誰か盗撮されている粧裕タンの、
着替えのシーンを、
排泄のシーンを、
入浴のシーンを、
パジャマの下に伸びてしまう手を、
ねっとりと、いやらしく、ねちっこく描写してくれる人いませんか?
本番は無しでいい。
430名無しさん@ピンキー:04/05/24 09:34 ID:cYjdcNeg
>>428
SS書かない香具師は感想とか要望も言っちゃいけないのか?
>>426は文句って言うか要望だろ。
431名無しさん@ピンキー:04/05/24 10:34 ID:o4LDF2Th
>>430
どう好意的に解釈しても、独占するなとかダラダラ書くなってのは要望でも感想でもないかと。

それに、他に書き手がいたり、萌え談義でレスが付いてるスレならともかく、
ここみたいな過疎スレだと、間を置いて大量投下より、少量でも定期更新の方が良いと思うけど。
実際、SS投下直後でないとレスも付かない状態だし…

432名無しさん@ピンキー:04/05/24 12:51 ID:yNbWRO5c
>>430
悪いけど、俺も431に同意
書き手には、それぞれスタイルがあるし、投下しながら反応を見て
ストーリーを変えたりアレンジする職人さんも少なくない

今読みたくなければ、タイトルでNG設定すればいいだけのことなんだから
書き手さんのスタイルに合わせて読むぐらいのことはしてもいいんじゃない?
433リレー続き:04/05/24 17:56 ID:kdPqf1AS

「ぁぁ…あ  でも…あ あ いまは…粧裕は…おにいちゃんの…ラケットが…はぁはぁ…いいの…に…
ごめんね、おにいちゃん…もう、粧裕…グリップに、シミ付けたりしないよ、だから、ああ…っ」

総一郎は、思い出していた。
ライトの試合前日になると、粧裕が「勝利のおまじない」といって、いつもラケットを自分の部屋に持っていったことを。
「そういえばライト君、テニスもやってましたね… そのうち、お手合わせしていただくかな」

その時だった。突然の轟音がホテル全体を揺るがした。
ジリリリリリ!!
宿泊客たちは「何だ!火災警報か!?」と、緊張した面もちで耳を澄ます。
あまりの轟音に、総一郎も思わず耳をふさいだ。
その警報の発生元は捜査本部であった。
「夜神さん、どうやら、お宅に電話が掛かってきたようです」
「L…いや竜崎、いくらなんでもボリューム上げすぎだ。これではホテルの客も騒ぎ出す」
「そうですね、いつのまにか音量がMAXになっていました」
Lは最大ボリュームのまま、マイクを切替えて話す。
「ただいま、火災報知器が鳴りましたが誤報です。当ホテルには何の災害も起きておりません。
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしました。深くお詫びいたします」
ボリュームを下げ、マイクを置くL。
「娘さん、これだけ呼び出し音が鳴ってるのに電話に出られませんね。なかなか人騒がせな子だ」
434リレー続き:04/05/24 17:57 ID:kdPqf1AS
行為に没頭したい粧裕は電話に出るのが億劫だった。どうせ、すぐに切れるだろうと思っていた。
しかしその電話が切れたあと、すぐに自分の携帯が着信した。家族からの電話なのだと直感した。
粧裕は思った。
「(いま…おにいちゃんと話しながら…してみたい!)」
粧裕は、ベッドの上でうつぶせになり、携帯を耳で枕に押しつけるようにして電話に出た。
「はい。あ、なんだお母さんか、ううん、ごめん、あわてて…、え…べつに具合悪くないよ
 …ん  ちが…う……今…ちょっと眠たいの…」 
ベッドで自慰を続けている粧裕の腰が少しずつ反り返ってくる。

「え?お母さん、映画観てくんの!? そう、お友達にバッタリ会ったんだ。
うん、こっちは大丈夫だから映画楽しんできて!
あ、映画館の中では、携帯の電源はちゃんと切って置かなきゃだめだよぉ」
粧裕はベッドから跳ね起き、バスルームへと降りていった。
湯沸かしのスイッチを入れるとともに、粧裕専用お風呂セットの中も確認した。
その中には、デパートで一目で気に入った「お風呂人形」があった。
「中学生にもなって」と家族はあきれていたが、粧裕にとっては特別な意味を持つ人形となった。
粧裕が、人形に向かってつぶやく。
「うふ、もうすぐお風呂がわきましゅからね〜、いい子にしてるんでしゅよ、ライトくーん」
総一郎が買ってやった人形だった。
「さ、粧裕…まさか、あの人形で…」
「娘さん、どうやらステージを移動されたようですね」
435名無しさん@ピンキー:04/05/24 18:28 ID:gnxRrHX4
L粧裕小説激しくイイ!
続き楽しみにしてます(*´Д`)ハァハァ
436名無しさん@ピンキー:04/05/24 19:53 ID:jt7MbEsN
粧裕の気持ちがわかる私は変態だろうか・・。

兄離れできない私・・・

リレー小説、Lサユ、サユ月楽しみにしてます!みんな神だ!
437Lサユの続き:04/05/24 22:38 ID:zU5UggD0
****

「たまには二人でどこか行きたいなー」
「どこか、ですか?」
「だって…竜崎さんと来る所って、その」
「ベッドの中だけじゃ不満ですか?」
「きゃ、っ、さっきしたばっか…!」
「…二人でいられればどこだって変わりません」

****


校庭をぼんやり眺めながら、二人で交した会話を思い浮かべる。
それはついこの間の事だったはずなのに、もう遠い過去のもののように思えた。

竜崎は多忙だった。会う時間をつくるのも大変なことをサユは気付いていた。
それでもわがままを言ってしまった。
その時の少し困った表情の竜崎が脳裏をよぎる。
(なんであんな事言っちゃったんだろう…)校庭の景色がぐにゃりとゆがむ。
「サユ、どうしたの!?何かあった!?」
慌てる友人を見て初めて、自分が涙を流していることを知った。


――――


医者は決して「おめでとう」とは言わなかった。
代わりに痛々しい目でサユを見た。
438Lサユの続き:04/05/24 22:40 ID:zU5UggD0
病院のロビーで待っていると、じきにサユが病室から出てくる。
「帰ろっか、お兄ちゃん」
そう言って先に歩きだした背中は頼りなさげで不安になる。
月が、買っておいたお茶を渡すと素直に受け取って、それから笑う。
「夏なのにホット?」
「…それしかなかったんだよ」
「わかるような嘘つくなんてお兄ちゃんらしくないね」
「僕がいつも嘘ついてるみたいな言い草だな」
本当は自分の体を気遣ってくれている事はわかっている。
しかし、こうして軽口を叩いていないと
また涙が溢れてしまいそうでサユはわざと明るい声を出した。
もう誰にも迷惑をかけたくなかった。

「…お兄ちゃん!」
背を向けたまま話す。
「あたし、赤ちゃんは生まない。竜崎さんとも別れる。
うん、それが一番だよ。ね?」
「……」
「……ごめんね」
そう呟いた言葉が、月にむけてなのか、竜崎に向けてなのか
それとも自分の中の命に対してなのかはわからなかった。
ただ、サユを見るのが辛くて月は目を閉じた。
439名無しさん@ピンキー:04/05/24 22:42 ID:zU5UggD0
まだ続きます。
長くてすみません。
レス下さった方ありがとうございます。
あと少しで終ります。
440名無しさん@ピンキー:04/05/24 23:54 ID:7Qny/Y8f
もう最高です(*´Д`)ハァハァ>L粧裕作者さん
妹思いな月がイイ!
441さらにLサユ:04/05/25 00:36 ID:HqNC6LWk
携帯を持つ手が震えた。
『…あなたが何を言っているのかわかりません』
初めて聞く低い声。怒っている。
「だから、竜崎さんとはもう会えないんです」
『理由を言ってください。納得できない』
「もう会いたくないんです」
『私のことが嫌いになりましたか』
「…はい」
『嘘ですね。あなたは…』

最後まで聞かず通話を切って電源を落とした。
これ以上竜崎の声を聞いていたら、叫び出してしまいそうだった。
別れたくない別れたくない。
あんなに心に決めたのに、声を聞いただけで竜崎に触れたくてまたらなかった。




『電波の届かない場所に居られるか、電源が入っていないため…』
もどかしげに電話を切る。
大学の階段の踊り場にしゃがみ込みながら竜崎は爪を噛んだ。
442さらにLサユ:04/05/25 00:40 ID:HqNC6LWk
なぜあの子があんな事を言い出したのかわからない。
三週間会っていなかった。
しかし自分が忙しいのは理解してくれていたはずだ。
だいたいそんな事で別れると言い出すような子ではない。
だったら何故…
「流河、探したよ」
その時ふいに声を掛けられた。
夜神月。
「最近大学来てなかっただろ。話があったのに…」
そう言い終わらないうちに、
月は竜崎のシャツを掴みあげて壁に押し付けた。
ギリ、と睨みつける。
「…穏やかじゃないですね…。私がなにか?」
「もう妹には近付くな」
「…知ってたんですか。
心配しなくてもたった今振られたところです」
「妹はお前に傷つけられた」
「…どういう事ですか」

「粧裕は妊娠してた」
443名無しさん@ピンキー:04/05/25 00:47 ID:4E+Kh4kh
Lサユきたぁ(*´Д`*)
ドキドキ。
444名無しさん@ピンキー:04/05/25 01:07 ID:eUqVNivk
きましたねきましたね(;´Д`)
L粧裕って思いつかなかったなぁ…すごくいいです。どきどき
445さらにLサユ:04/05/25 01:21 ID:HqNC6LWk
一学期の終わり。
終業式を終えて粧裕は友人と連れだって校庭を歩いていた。
「マジで終業式に出られてよかったねー」
「夏風邪こじらせるなんて間抜けだよ!心配したよ?」
「ごめんね、もうかなり元気になったから!」
笑顔で嘘をつく度チクと心が痛む。
手術の後、微熱が引かず一週間学校を休んだ。
母と父には兄が上手く取り繕ってくれて、奇跡的に隠し通す事ができた。

しかしこの数ヶ月で色々な事が起こりすぎた。
今ではもうずいぶん昔のように思う。あの門の所に竜崎が座り込んでいて…

「ねえ、あそこ変な人いない?」
「うわ、また?」
「しかも前と同じヤツじゃね?」

信じられない。

竜崎はそこにいた。
いつもの格好で、いつもの座り方で、サユを待っていた。
446名無しさん@ピンキー:04/05/25 01:24 ID:eUqVNivk
キタY⌒Y⌒(゚∀゚)キタY⌒Y⌒(。A。)キタY⌒Y⌒(゚∀゚)━━━!!!
447名無しさん@ピンキー:04/05/25 01:27 ID:HqNC6LWk
明日で終わりにできそうです。
時間軸がおかしな事になってますが気にしないでください。
レスありがとうございます。
448名無しさん@ピンキー:04/05/25 02:04 ID:ZBkkz/gp
さゆタンが可哀想で可愛いな...
職人さんがんがれ
449名無しさん@ピンキー:04/05/25 11:08 ID:8m4YnwLG
Lサユ職人さんホントに神。

月サユ派だったのに一気にLサユに転びそうだよ。

先週のん見てこのままLがサユを疑う展開になったらいいとオモタ・・・v接点ドキドキ。。

関係ないけどクリムゾンの同人誌見たいなぁ。サユたんのオナーニ→月にみつかるって展開みたいらしいし。

450名無しさん@ピンキー:04/05/25 15:39 ID:PBiH7+15
作者様には申し訳ないが、学校編のナオミの名を脳内で綾波に変換して読んでおらます
451名無しさん@ピンキー:04/05/26 00:12 ID:dwOSu9qp
「ねえお兄ちゃん、何で最近部屋のドアに鍵かけてるの?」
「プライベートの詮索するんじゃない。大学生ともなるといろいろあるんだよ。」
「え〜何よぉ〜いろいろって何?何かやらし〜」
「・・・じゃあ教えてやろうか?」
「えっ?・・・あっ?!」

「や、やだお兄ちゃん重いよ・・・どいて!」
「お前もいつか経験することだよ。その時のために僕が身をもって教えてあげよう。じっくりとね・・・」
「いやああ!」

スレ汚しスマソ・・・(´Д`;)
452Lサユ:04/05/26 00:30 ID:RcvB/yYM
「粧裕さん」
その声が自分の名を呼ぶだけで体が震えた。
「あなたを迎えに来たんです」

(聞いちゃだめ!)

サユは振り返らない。振り返ってはいけないと必死に自分に言い聞かせる。
でも。

「あなたと二人でどこかに行きたい」

その言葉を聞いた時、今まで我慢してきた感情が溢れ出して止まらなかった。
もう竜崎が愛しいのか憎いのかもわからなかった。
ただ夢中で彼の元に駆け寄ってその体を抱き締めていた。

453Lサユ:04/05/26 00:34 ID:RcvB/yYM
****

「どこまでいくの?」「わかりません」

頬にあたる風が気持よくてサユは目を閉じた。
二人きり、との言葉通り竜崎は初めて車で来なかった。
その代わりに、少し錆び付いた自転車。
『ちょっとそこら辺から拝借してきました』
そんな発言に呆れつつ、自転車に乗れたんだ、と素直な感想を述べる。
すると「失礼な」と不機嫌な声が風に乗って聞こえてきてサユは笑った。
こうしていると、全てが悪い夢だったのではないかと思えてくる。
妊娠も、堕ろした事も、別れようと決めた事も。
454Lサユ:04/05/26 00:35 ID:RcvB/yYM
(だってこんなに近くにいる)
サユは自転車を漕ぐ竜崎の腰に腕を回した。
「サユさん」
額を背中につけると彼の声が響いてくるのがわかった。
「…お兄さんから全て聞きました」
「……」
竜崎の唇の端が切れて痣になっていたのを思い出す。

閉じていた目を開けると夕日が河に反射して眩しい。
自転車が丁度陸橋の中央に差し掛かったところでサユは口を開いた。
「竜崎さん、ここがいい」
キ、と耳に障る音を立てて自転車が止まると、降りて手摺に寄った。
河川敷に遊び回る子供の姿がみえる。
「うん。ぴったり」
「何がですか」
「ここが一番だと思う」

「全部流しちゃうんだ。
思い出も、悲しい気持も、竜崎さんを好きな気持も、
全部この川に流しちゃうの」
「……」
「竜崎さんと別れるってね、お兄ちゃんに言ったの」
「もう裏切れないよ」
「……」
「私がまだ子供だったからいけなかったのかなぁ…」
ふいに唇に竜崎の体温を感じる。
「私はあなたを泣かせてばかりですね」

その声が震えていたのは気のせいだったのだろうか。


455Lサユ:04/05/26 00:52 ID:RcvB/yYM

夕闇が深くなってから帰ると、兄が玄関先で待っていた。

心配そうな顔を見て、やはり帰ってきてよかったと思う。
「ただいま」
「おかえり」

私の帰る場所はここなのだ。

(でも)
(もう少し好きでいてもいいよね)



新学期の朝、サユ宛てに一通の手紙が届いていた。
教室の窓際でその封を開ける。
そこには一行、文字が綴られていた。

『また必ず迎えに行きます。今度は新しい自転車で』

サユはその手紙に口付けを落とすと、紙飛行機にして校庭に飛ばした。

日の光を受けて、それは白く輝いていた。


おわり
456名無しさん@ピンキー:04/05/26 00:59 ID:RcvB/yYM
一応終りです。
エロも無いのに長々すみませんでした。
小説なんて書いた事なくてヘボンな展開になってしまいました。
レスしてくれた方々ありがとうございました。
また書きたくなったらきます。
京子Lとか読みたいし書きたいです。
てゆーか京子Lキボン。
457名無しさん@ピンキー:04/05/26 01:02 ID:mI8i6pOL
乙一!切ない…切ないっすよ……(´Д`;)
感動しますた。よろしければ又お願いしまっす
458名無しさん@ピンキー:04/05/26 01:12 ID:RcvB/yYM
>>451
ハァハァ…続きカモーン
459名無しさん@ピンキー:04/05/26 05:50 ID:inyJORtS
>>456
Lサユ感動。
GJでした。
やばいよ…Lサユツボだ…(*´Д`*)ハマった
460451続きDEATH:04/05/26 23:07 ID:dwOSu9qp
「お・・・にいちゃん・・・も・・・やっ」
「・・・驚いたなあ。サユがこんなに感じやすいなんて」
「か・・・感じてなんか・・・ふあぁっ!」
「じゃあどうしてこんなに濡れてるんだい?ふふ、後からあとから溢れてくるよ。いやらしいなあ」
「そ、そんなにかきまわさないでぇ!もっ・・・指・・・抜いてぇっ!」
「分かったよ・・・その代わり、指よりもっと良いモノをあげるからね」

ありがちなシチュでスマソ・・・(´Д`;)
461名無しさん@ピンキー:04/05/26 23:59 ID:OcYoPtGm
やはり月は鬼畜なイメージがあるな…
462名無しさん@ピンキー:04/05/27 14:44 ID:+BJqFyZL
そうか?
俺Lの方が鬼畜な感じする。
ライトはサユに対しては優しいといいな。
463名無しさん@ピンキー:04/05/27 17:06 ID:1mNNTtWx
「あなた一体どういうつもりですか?」
「あっああん!はぁっ」
「いつも私を見ている…」
ホテルの一室、静かな部屋に響く二つの声、そして機械音。
今京子の手は縛り上げられ背に回されていた。
そして股間で蟲く男性性器を象った玩具。
「いやぁ、も、あっあん!」
一定の動きで振動するそれが物足りなくて自ら腰を振ってしまう。
(りゅ、流河くん…!)
L――流河は、京子がいる床の上から少し離れた場所にある、ソファの上に座っている。
カチャ、とコーヒーカップが音をたてた。
「今何を考えていますか?」
「え…あぅ!」
「何を考えてるのかと聞いているんです」
流河はコーヒーをすすりながら先を促す。
「う、ああっ、りゅうがくん!ほしいの!い、いかせて!」
464名無しさん@ピンキー:04/05/27 17:07 ID:1mNNTtWx
その時、携帯の着信音が鳴り響いた。流河は緩慢な動きで電話に出る。
「…わかった。いつものケーキを用意しておいてくれ」
携帯を切るとソファから降りて京子の側まで歩みよる。
手を縛っていたタオルを解いた。
「は、ああっ」
京子の股間にあるバイブを引き抜く。
「はぁっはあっ」
哀願の目で流河を見上げた。早く流河くんが欲しい…!
流河は口を開いた。
「じゃあもう行くので。
後は一人で私の事でも考えながら気持良くなって下さい」
そして手にしたバイブを京子の右手に掴ませて流河は部屋を出ていった。
部屋には無機質な機械音だけが虚しく響いていた。


鬼畜なLってこんなんしか思い付かなかった。
465名無しさん@ピンキー:04/05/27 18:38 ID:H7nhQt6m
>462
禿同。
Lサユ神のSS内の優しいLもツボだが、
キラを追い詰める姿が生き生きしすぎだから鬼畜なイメージある。

>463-464
やべぇ萌えた。
京子って眼鏡外すと美人なんだっけ、確か。
本スレで画像見た気がするんだが。
466名無しさん@ピンキー:04/05/27 18:59 ID:b/rLqmNw
月はSEXを『作業』として淡々とこなすイメージ
467名無しさん@ピンキー:04/05/27 19:52 ID:4FGWuDpM
>>464
鬼畜L(*´Д`*)ハァハァ
468名無しさん@ピンキー:04/05/27 21:25 ID:Ps65pLz4
さゆが不良グループに襲われてそれを知った月がデスノートで
犯人を全員思いつく限りで最も残酷な手段で死なせて
それをさゆに話して自分がキラだと告白。
自らの目指す理想の世界を語るがさゆはショックを受け
月をただの人殺しと非難する。逆上した月はさゆにデスノートを触らせる。
リュークの姿を見て更にショックを受け放心状態となったさゆを月が犯す。
こんなんしか思いつかない・・・どうしても月が鬼畜になってしまう(´Д`;)
469真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:44 ID:T1bmZ3Qz

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル23)

脚を無理やり広げられ、剥き出しにされた秘密の花園。
だが少年たちには、もはや秘密でもなんでもなかった。
ウイ〜ンという低い音とともに、冷徹な眼を持つビデオカメラが
無遠慮に秘密を暴いていく。
ナオミの瞳からは精気が消え、ただぼんやりと天井を見つめている。
「ふ〜む・・・南空さんのアソコって、親父の裏ビデオで観たのと
ちょっとちがうんだよなあ・・・
もっとグチョグチョだったと思ったんだけどなあ・・・」
メガネをかけた少年、相田剣介はHi−8を片手につぶやいた。
好奇心旺盛な性格のためか、ナオミに対する罪悪感など微塵もなく、
温かみのない素直な感想を、ぶつぶつ言っている。
「そうか!まだ子供だから穴が広がっていないんだな・・・」
探究心旺盛な科学者のように、メガネの奥を光らせた。
相田は、恐れることなく中指と人差し指を、ナオミのスジの
あたりまで伸ばす。
程よい弾力に包まれた柔らかい肉をニュチッと開く。
「ああっ、やっぱり!アソコの奥にグチョグチョが隠れてたぁ!」
ナオミはカラダを大の字にされたまま、全身を震わせている。
すでに抵抗する気力も失せていたが、好きでもない男の子に
下半身を弄られ、怖気立っているのだ。
470名無しさん@ピンキー:04/05/27 23:45 ID:6Cu9Nu76
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
471真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:46 ID:T1bmZ3Qz

「ほらっ、冬二!見てごらんよ!」
相田に言われるまでもなく、下半身を押さえつけていた男子たちは、
剥き出しになった肉襞へ眼を釘付けにしている。
ナオミが美少女なだけに、そのギャップにショックを受けていた。
内臓がはみ出ているのではないかというほど、紅く濡らついた
生々しいものが、純真な少年たちの心に深く刻み付けられていく。
性器を守る薄い恥毛が、さらに嫌悪感を増大させていく。
(うわぁ・・・気持ち悪りぃ・・・)
(えっ、うそ!?女の子のアソコって、こんなにグロいのか!?)
(なんじゃあ、こりゃあ・・・!!)
口にこそ出さないものの、みんなはそう思った。
「うえぇ、やっぱグチョグチョのグチュグチュになってやがる。
形もよく判らないし、それになんか匂うし、腐ってんのかなぁ・・・」
(・・・・・!!)
悪気がないだけ、たちの悪い相田の独り言が、容赦なくナオミの
耳に突き刺さっていく。
「ぐっ・・・ぐぐっ・・・」
身をよじって下半身を閉じようとするが、どうにもならない。
恥ずかしくて、気が狂いそうになる。
ナオミは鼻をすすって泣いた。
大笑いしている渚と研究熱心な相田を除く少年たちは、みんな
限りなくブルーな気持ちになっていく。
472真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:46 ID:T1bmZ3Qz

「うっ・・・」
洞木日香里は、ハンカチで口元を押さえた。
同じオンナだからなのか、身をよじらせながら抵抗するナオミの
姿が痛ましくて吐き気がするのだ。
だが、惣流明日香は逆に眼を爛々と輝かせ、口元を緩ませている。
さっきは渚薫の非道な行いに文句を言っていた彼女なのに、
いまや一転して傍観者を決め込んでいた。
渚がニヤニヤしながら、矛を収めてくれたからいいようなものの、
女だからといって容赦はしない残酷な性分の彼に逆らう気概は、
どこから出てきたものなのか。
そのくせ男子たちにイタズラされるナオミを笑いながら眺める
歪さはどういうわけなのか。
洞木はつかみ所のない不安感に、心を押しつぶされそうに
なりながら、恐る恐る惣流に声をかける。
「ね、もう帰らない?わたし、ここにいたくない・・・」
「なんで?楽しいじゃん?」
振り返った惣流の目つきは、狂気の光を宿していた。
473真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:47 ID:T1bmZ3Qz

ナオミに対する暴行行為を煽っているのは、惣流明日香と
渚薫の両名なのはあきらかだった。
きっとどんどんエスカレートしていくだろう。
そんなものを見て、忌まわしいトラウマなど作りたくなかった。
そうなる前に帰りたい。
でも帰れない。
洞木は事の発端になったカバン紛失事件から絡んでいる。
ナオミのカバンをトイレに隠したのも、彼女だった。
妙な責任感を背負い込んでおり、かといってナオミへの暴行を
やめさせようとも考えていなかった。
ヘタに意見して、自分が同じ立場に堕ちるのが怖かった。
渚がなにやら卑猥な言葉を口にしている。
洞木は視線を床に落として、ただじっと耐えるしかなかった。
「んーーーっ!んんーーーっ!!」
教室に響き渡るナオミのくぐもった声に、ぎくっと身を震わせる。
(・・・みっ、南空さん・・・わっ、わたし、こんなことするつもりは・・・)
ナオミを裸にして晒しものにする。
そういう計画を立ててはいたものの、実際その現場に立ち会うと
あまりにもの酷さに、出す言葉も、なす術もない。
罪悪感で心がちぎれるように痛い。
渚の笑い声を聞きたくない洞木は、耳を塞ぎながら、ここに来た
ことを後悔していた。
474真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:48 ID:T1bmZ3Qz

渚は笑いながら言った。
「キミさ、今度はアソコを指で擦ってごらんよ。
女の子って、そうされると気持ちいいみたいだよ?
ねっ?そうなんでしょ?」
惣流は腕を組みニヤリと笑い、洞木は赤面して俯いている。
「じゃあ、やってみよっかなっと」
相田は袖をまくり、股間めがけて無造作に指を埋めていく。
ナオミは塞がれた口から叫び声を上げた。
「んーーーっ!んんーーーっ!!」
口に張ってあるガムテープが舌と唾液で剥がれかかるが、
「あっ、やべぇ!」
という声とともに、上から両手で押さえつけられた。
「・・・うわぁ!?なんか濡れてるよ、コレ!?」
相田剣介はビックリしたように言った。
「そっか!親父の部屋に隠してあった『濡れる人妻』ってエロ本の
タイトルは、こういう意味だったのか!ふぅ〜ん・・・」
ひとりで納得している相田は、新たな発見を得るべく、人差し指を
使い、割れ目に沿ってひと撫で、ふた撫でと往復させる。
475真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:49 ID:T1bmZ3Qz

「うへぇっ!?なんか指についちゃった!!・・・汚ねぇ!!」
と吐き捨てるように言うと、ナオミの太ももにこすりつける。
「いやぁ〜、女の子のアソコって、いつもこんななの?
これじゃあ、いつも下着が濡れちゃうよねぇ・・・
こりゃ、女の子は大変だ・・・
あっ、南空さんが口に入れてるのも、やっぱり汚れてたのかな?
なんか味とかあるの?気持ち悪くないの?」
それをなんとなく聞いていたナオミは、喉内を圧迫されている
せいもあって、再び吐き気を催してきた。
「・・・うぶっ・・・ぐぇっ・・・おえぇ・・・」
耳障りな音が、封じられた唇から漏れてくる。
(・・・けっ、剣介・・・おまえっちゅー奴は・・・)
長年付き合いのある相棒のデリカシーのなさに、さすがの鈴原も
呆れている。
ふさがれたナオミの口から、給食の成れの果てが噴出してくる。
「うわぁ!?なっ、なんだよ!なに、吐いてんだよぉぉ!?」
口を押さえていた男子が逆ギレ気味に言う。
彼は体重を乗せ、さらに押さえつけていく。
ナオミは顔面蒼白になり、息ができず苦しいのか眼を見開いている。
476真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:50 ID:T1bmZ3Qz

「おい!ナオミちゃんの様子がなんか変やで!
・・・息できへんとちゃうか!?
おまえ!手ぇ、放さんかい、ゴラァ!!」
鈴原は、押さえつけている男子の手を拳骨で引き剥がした。
そのとたん、粘着力の弱くなったガムテープが吹き飛び、
嘔吐物が吐き出される。
「なっなんだよぉ!鈴原ぁ!」
制服の袖に跳ね飛んだ汚れを気にしながら、その少年は言った。
「おまえ、さっきナオミちゃんに助けてもろうておいて、
なんも思わんのか!?ちょっとは人情ちゅーモンがあっても
ええんちゃうか、ゴラァ!」
「そんなこと言ったって、渚にボコられんのはオレだぜ!?
じゃあ、鈴原が渚をなんとかしてくれんのかよぉ?」
「そっ、そらぁ・・・」
そのとき、教壇の上にいる渚が声をかけた。
「・・・ん?そこ、なんかトラぶってるの?」
「いっ、いや!なんでもないよ!大丈夫だから・・・渚・・・くん」
ガムテープ男は慌てて言った。
「・・・あっそ」
渚は優しそうに微笑む。
「・・・たくっ、自分でできないくせに、人に頼るなよ・・・」
蔑んだ眼で鈴原を見ると、無慈悲にも新しいガムテープをナオミの
口に貼り付けていく。
477真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:51 ID:T1bmZ3Qz

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル24)

(・・・くっ!・・・ワイはなぁ・・・ワイはなぁ・・・!!)
唇をかみ締める鈴原を横目で見る相田は、自分の独り言が原因で
なにやら険悪な雰囲気になってしまったことに、さすがに気が
ついたようだった。
(やれやれ、まったく冬二の奴、すぐ熱くなるしさ・・・
・・・でもボク、また独り言を言ってたのかな?
熱中すると、たまにやっちゃうんだよねぇ・・・
まっ、ボクもあんまり冬二のこと、言えないってことだよね)
メガネを片手でクイッと上げると、相田は再びナオミの性器を
研究し始める。
(しかし考えてみれば、南空さんみたいな綺麗な女の子って
芸能人でもちょっといないんじゃないかな?)
顔を上げると、ナオミが男子たちに押さえつけられ、身を
よじらせているのが見える。
表情こそ判らないが、目の前にある異様なモノと、細長い手足、
紺のブレザーとチェックのスカートが目の前で踊っている。
それはまるで女の子と怪物が、一緒くたになったような感じだ。
醜いバケモノにナオミのカラダが乗っ取られながら、無理やり犯されて
いるという厭らしい妄想が、相田の脳裏に広がっていく。
478真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:52 ID:T1bmZ3Qz

(渚と闘っていたときの南空さんって、カッコよかったよなぁ・・・)
ここ一年ほどのナオミは、ビクビクオドオドと人目を避けるような
しぐさが目立ち、周囲の人たちの苛虐心を大いに刺激していた。
しかし渚との闘いで垣間見せた、ナオミの意外な一面。
キリッと顔が引き締まり、苦痛に耐えながらも凛とした風を身に
纏おうとする、健気なその姿。
時おりなにか考え事でもしているのか、苦悩している表情が
なんともまた妙にエロチックな印象を与えてくれた。
(それが今じゃあ、こんなブザマな格好にされちゃって・・・
まあ、それもこれも渚に逆らっちゃったから、酷い目に
遭うんだけどね。
なんかスーパーヒロインが悪の組織に捕まって、拷問されてる
感じだな。・・・さしずめボクは、悪の手下ってわけだね)
そんなマニアックなことを考えると、少し興奮してくる相田であった。
お年玉で買ったナチスの軍服と小遣いを貯めて手に入れた愛用の
モデルガン片手に、この少女へ淫らな拷問をしている自分を想像する。
(・・・ふふふ、こいつめ!盗んだ書類のありかを吐かんと、もっと
ひどい目に遭うぞ!うりゃあ!どりゃあ!)
相田はひとり芝居しながら、ナオミの割れ目を擦り始めた。
ナオミの太ももがブルブルと震え始め、時々きゅっと脚の筋肉が
引き締められる。
479真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:52 ID:T1bmZ3Qz

(んっ?なんか反応し始めたぞ。押さえつけている奴らも必死だし、
気持ち悪いのかな?・・・案外、気持ち良かったりして・・・)
そのとき、なんとなく濡れているようにしか感じられなかった股間の
感触が、指に絡みつくほど濃いモノへと変わっていく。
(・・・おやおや?なんか粘っこくなってきたなぁ・・・
それに股間全体が、スゴク熱を帯びてきたような・・・
げっ、ちょっとコレ、なんかヤバイかも・・・!!)
「・・・ト」
そこまで言って、あわてて口をつぐむ。
溢れ出る濃厚な少女の蜜に、どうしていいのか判らなくなり、
親友の鈴原に声をかけようとしたものの、またよけいなことを言って
一触即発な雰囲気になるかもしれない、と相田は思ったのだ。
(あわわ・・・ヤバかった。なんかあいつキレかかってるみたいだし、
とても相談できる状況じゃないよなあ。
となるとここは、ボクひとりで解決しなければいけないようだ)
相田は妙な使命感を持ち、頭の中をフル稼働させる。
480真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:53 ID:T1bmZ3Qz

(濡れるということは、たぶん皮膚を守るために必要な機能
なんだろうな。セックスって、チンコをアソコに入れること
だから、それをスムーズに処理するための潤滑油みたいなもんか。
ふむふむ、なるほど。つまりボクの指が、擬似感覚を呼び起こし
ているわけか。
・・・てことは、南空さんの本心はともかく、少なくとも彼女の
カラダは、ボクをパートナーとして認識してることになるなぁ・・・)
相田はちょっと悲しそうな顔をする。
(ボクは格好良くないから、女の子に全然モテない。
綺麗で気立てがいい彼女なんて、この先絶対できないだろうな。
それにくらべ、南空さんみたいなお金持ちで頭のいい美人は、
付き合う彼氏だって、お金持ちで頭がよくてハンサムな男に
決まっているんだろうさ。
それでけっこう、幸せな生活とか送っちゃうんだよね。
・・・はっきり言って、それは悔しいけど仕方がないことだ。
しょせんボクみたいな凡人なんて、南空さんを想い浮かべて
オナニーするしかないからね。
人は平等じゃないし、人生にはアタリとハズレがある。
でもね、南空さん・・・
将来はともかく、いまのキミのアソコは、このボクに委ねられて
いることは忘れないで欲しいね)
481真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:54 ID:T1bmZ3Qz

(そしてキミがボクのことを彼氏と想っていなくても、キミの
アソコはボクのことを恋人だと認めてくれたんだよ・・・)
そう思うと、このグロテスクな肉襞が愛しくなってくる。
(よーし、こうなったら徹底的に気持ちよくさせてあげよう!
・・・たしか親父がこっそり買ってきたエロ雑誌に、なんか書いて
あったな。えーと・・・
『クリスマスを制すれば、オールナイトに至る道が開かれる』
だっけ?
・・・クリスマスのデートがうまく行けば、朝までラブラブって
意味か?・・・いやいや、そんなバカな。
あの記事には、もっと実践的なことが書いてあったぞ。
となると、なにかの隠語か?
う〜ん、暗号の解読をしている気分になってきたな・・・)
そのとき相田の頭の中で、なにかが閃く。
(あっ!思い出した!マメだ!お豆がどうとか、書いてあった!)
あらためてナオミの股間を舐めるように見つめる。
(マメはどこだ?割れ目の中に隠れてるのか?・・・よいしょっと。
・・・ん?さっきとちがって、ナニかが飛び出てるぞ?)
平均的なクリトリスよりも大きい肉の芽が、包皮を自ら押しのけ
ヒクヒクと誘うように蠢いている。
482真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:55 ID:T1bmZ3Qz

(うおおおっ、これはキモい!なにコレ?これがクリスマスか?
さっきはなかったのに。女の子でも、勃起とかするのかな?
豆というより、角みたいだな。・・・なんだ、こりゃあ?
ちょっと触ってみるか・・・うわっ、南空さんのカラダが跳ねた!?
なんだ、いまの反応は?・・・痛かったのかな?
じゃあ、このヌルヌルを指につけて、触ってみるか)
愛液を指に絡めとり、力を込めずクニュクニュとこねてみる。
(・・・・・・)
熱心にクリトリスを擦り上げている相田の行為は、愛撫というより
なにかの実験をしているかのような印象を与える。
上から撫でる。下から撫でる。そっと摘んでみる。押してみる。
そして大陰茎をなぞり、小陰茎をなぞる。
クチュクチュクチュクチュ・・・
愛液が大量に滲み出してきたためか、淫靡な音が指を打つ。
相田は片手では飽き足らなくなり、ビデオカメラを足の裏で器用に
挟むと、左手を柔らかい太ももに這わせた。
483真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:56 ID:T1bmZ3Qz

(うわあ〜、南空さんのカラダってスベスベしてるなあ。
こうして触ったり、撫でたりすると気持ちいいや。
・・・南空さんの彼氏って、こういうことを毎日できるんだよなあ。
ちぇっ、うらやましいぜ)
そんなことを思いながら、ナオミのお尻を、そっと手で撫で回す。
(うほっ、これは柔らかい!お餅みたいだよ、コレ!
タプンタプンと揺れる感触が病みつきになりそうだな)
相田は右手の親指を肥大化したクリトリスに当て、捏ね繰り回し、
人差し指と中指の第二関節で作った角で肉襞を擦る。
そして左手で、あいかわらず柔らかいお尻を優しく撫でてあげる。
「ふーーーっ、ふーーーっ、ふーーーっ」
ナオミの小さな鼻の穴から、安定したリズムで空気が流れる。
その音はかなり大きかった。
(あれ?なんかさっきより南空さんの抵抗感がなくなってきた
ような気がするな。それにカラダ全体のチカラが抜けてきた
みたい。コレはひょっとして、気持ちが良いってことか?
・・・マジ?・・・マジでか?・・・やった!・・・ついにやったぞ!
ボクはいま、南空さんの身も心も支配しているんだ!
ばんざーい!ばんざーい!)
484真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:57 ID:T1bmZ3Qz

喜びのあまり、ヌルついた肉襞から指が滑り落ちる。
するとナオミのカラダが、またビクンッと跳ね上がった。
(おっと、いけねぇ。気を抜いちゃ、ダメだな。
そういえばさっきも、同じような反応をしてたっけ。
・・・クリスマス攻めしてたときだ。
ひょっとして・・・ここも気持ちが良いポイントなのだろうか・・・)
性器とお尻の間にできた溝を、じっと見つめる。
相田は右手でまだ使っていない指、小指をそこの間に当てた。
彼には自覚がないものの、これでクリトリス、陰唇、会陰部の三点
攻めをしていることになり、さらには左手で太ももやお尻も同時に
撫で回しているわけだ。
「んふぅーーーっ、んふぅーーーっ、んふぅーーーっ」
今度は鼻息ではなく、封印された口の奥から、悩ましげな音色を
周囲に奏で始めるナオミであった。
そして肉襞の周辺から、甘臭い腐敗臭が立ち上っていく。
(スゴイ!なんか粘っこい液体が大量に出てきた!
それにこの匂い!スゴイ匂いを出しながら、汁を出してきたぞ!
・・・気持ち良いんだねぇ、南空さん!ボクにはよく判るよ!
キミはまるで人形のような感じの、大人しそうな女の子だった
のに、実はこんな厭らしい動物だったんだねぇ!)
485真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:58 ID:T1bmZ3Qz

(いままでみんなをずっと、騙し続けてきたんだね、キミは。
南空さんは、女の子というより動物のメスそのものだ。
こんな臭い匂いも出すし、雌豚という言葉がピッタリだな。
優等生のクセに、豚と同じじゃあ、ご両親の立場がないじゃないか!
こいつめ!こいつめ!)
まるでゲームを楽しむかのように、指を細かく動かす。
強引に子供の殻を脱がされ、大人への階段を登らされるナオミである。
「んふぅーーーっ、んっんんんっ、んふぅーーーっ」
その痴態を見つめる男子たちの目には、欲情の光が宿り始めていた。
(・・・こんな状況でも感じてくれるなんて、ちょっと嬉しいや。
でも南空さん、中学生のうちからここまで激しいことされちゃって
大丈夫かな?ボクなんかは、わりとオナニーネタができてありがたい
気分だけど、彼女には精神的な傷として残るかもしれないなぁ・・・
大人になってから、まともなセックスなんてできなくなるかもね)
そう思うと、急に怖くなってきた。
ナオミは腰をわずかに浮かせ、上下に動かしている。
(あっあわわ・・・ボッボク、しーらないっと!)
いつものようになにも気づかないフリをして、相田は性器を
弄り続けた。


(4〜5日後に続く)
486真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/27 23:59 ID:T1bmZ3Qz

>>434さん
Lのキャラ、面白すぎ。

>>456Lサユさん
こういう切ない話を読むと、
いかに自分が人間のクズなのかを
思い知らされたりする今日この頃です。

>>460さん
チンポ編も頼みますよ。

>>463-464さん
性的嗜好が似てる気がする・・・
続きを読みたいです。

って、感想書いてる場合じゃないよな。
ヤバイ、ヤバイ。
ところでナオミ様職人はいないの?
私は路上の石コロみたいなもんなので
放置して、好き勝手に書いてください。
487真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/28 00:01 ID:m7+ho+id
>>470

(。A。)
4883:04/05/28 01:36 ID:Vu/UX4xV
帰宅後、誰もいない居間のソファに粧裕はドサリと身を投げ出した。

いくら格好良くても、お兄ちゃんじゃ意味無いじゃん・・・か・・・・。

粧裕は昼食時の友人達の言葉を思い返し、思わず粧裕は目を伏せた。
少女から女へと変わりつつある彼女達の基準は、実に明快だ。
彼女達にとって、「自分と付き合えるかどうか」が第一のポイントであり、どんなに素敵でどんなに完璧でも、その「対象外」である身内など、異性として問題外なのだ。
一番身近な――そして好ましい――異性、として兄を見ていた粧裕にとって、友人たちのその意見は新鮮かつ衝撃的だった。
粧裕は別に、兄と結婚したいとか、つきあいたいと思っていた訳ではない。
だが、兄がそばにいるから、異性へ興味がいかなかった所はあるように思う。
粧裕は別にBFや好きな異性がいない事になんの不満も無かった。
兄がそばにいる、それだけで粧裕は満足だったのだ。
粧裕にとって兄の月は王子だった。
月は幼い頃から、常に美しく、賢く、強く、そして誰よりも粧裕に優しかった。
素敵な兄がいる事は自慢だったし、そんな完璧な兄に愛される我が身の幸運を粧裕は素直に喜んでいた。
たぶん妹でもなければ、月は自分に目もくれなかった事を、粧裕は知っている。
粧裕は月のように「特別な子」ではなく、どちらかというと平凡な少女だ。
人当たりこそいいものの、基本的に他人に興味のない性格である月が、粧裕を気にかけるのは唯一の血を分けた兄妹だからに他ならない。
その事に自覚があったぶん、だからこそ月から「特別扱い」される「妹」というポジションに自分がいる事が素直に嬉しかった。
けれど、先程の、少女達の言葉が、粧裕の胸にしこりを残す。
どんなに素敵でも、それが「兄」であるだけで無意味だという彼女達の意見は、確かに粧裕の痛いところを突いた。
粧裕は、兄にとって「特別な人間」ではあっても、「最愛の人間」ではない。
兄にとって粧裕はあくまで妹――何があっても異性としてみる事の無い、世界で唯一の存在――でしかなく、それ以上でも以下でもないのだ。
素敵な兄がいる事は粧裕の自慢だった。

だが今は、自分が月の妹である事が、月が自分の兄である事が、粧裕には何故か無性に悲しかった。
489名無しさん@ピンキー:04/05/28 01:53 ID:CtorwlAR
キタキタキタキタキター!
月サユ…ハァハァハァハァ!!
神、続き待ってますぞ(;´Д`)
サユタンにとって月が王子様…ハァハァ
490名無しさん@ピンキー:04/05/29 15:15 ID:xspNQgDv
神キタァァァァァァ(゚∀゚)ァァ( ゚∀)ァァ(  ゚)ァァ(  )ァァ(`  )ハァ(Д`)ハァ(;´Д`)ハァハァ
続きお待ちしております
491460続きDEATH:04/05/29 20:27 ID:2IQ8gBNd
「や・・・だ・・・何するの・・・」
「気持ち良かったろう?サユ。今度は僕を気持ち良くさせてくれよ。
お前の中でね・・・」
「やっ・・・!いやぁ、やめてよお兄ちゃん!」
「もっと足を広げないとね。ほら、力抜いて・・・」
「やだぁ!そんなの・・・はっ、入らないよぉ!」
「こんなに濡れてるんだから大丈夫だよ。・・・そんなに暴れちゃダメだ。
怖がらないで・・・サユ、いくよ・・・」
「ふあっ!・・・っああっ!い、痛い・・・やめ・・・っ」
「くっ・・・もっと力を抜いて・・・もう・・・少し・・・」
「うっ・・・ぁあああっ!」
「・・・ふぅ・・・やっと・・・奥まで入った。すごい締め付けだ・・・
ああサユ・・・お前の中は温かくて・・・とても気持ち良いよ」

状況描写や心理描写も入れた方が良いのかな・・・(´Д`;)

>>486 真仙誠サマ
お声かけてくださって有り難うございます

>>488サマ
途中邪魔しちゃって申し訳ありません・・・
4924:04/05/29 20:37 ID:VBrRM5Yh
あれ?

粧裕はいつのまにか暗くなった室内を見渡した。
寝転がって鬱々と考えている間に、どうやら居眠りしてしまったらしい。
日の落ちた窓の外の景色をみるに、結構な時間眠っていたようだ。

制服・・・皺になっちゃうなあこれじゃ・・・。

溜息をつき、ソファから起き上がると、ドサリと粧裕の体の上に乗っていた何かが音を立てて床に落ちた。
怪訝に思って拾ってみると、それはベージュのジャケットだった。
自分のではない、でも非常に見覚えのあるジャケットだ。
それが誰のものか、そしてその意味する所に思い至り、粧裕は息を呑んだ。

これ、お兄ちゃんの上着だ・・・・。

どうやら月は既に帰ってきているようだ。
居間で眠る粧裕に気がつき、風邪を引かないように、と自分の上着をかけてやったのだろう。
そんな月の心遣いを嬉しく思う反面、寝姿を月に見られたという恥ずかしさに、思わず粧裕は頬を染めた。
居間でスヤスヤと寝こける自分を、月はどうおもっただろう?
子供っぽいと笑っただろうか。それとも行儀が悪いと呆れただろうか。
粧裕は自分の迂闊さを呪いながら、ジャケットを手にしたまま立ち尽くす。
ジャケットは思ったよりも大きく、微かに月の匂いがした。
思えば、月の物は何であれ、粧裕はろくに触った事がない。
潔癖症の気がある月は、自分の物も、他人に触れられる事を好まないからだ。
自分の物は自室以外に決しておかないし、自室の掃除も常に自分で行っている。
その事を思い出し、粧裕はしげしげと手元にあるジャケットを眺めた。

・・・なんだかんだ言ってもこれって貴重な体験かも・・・・。

粧裕は月のジャケットをそっと羽織ってみる。
ジャケットは思ったよりも大きく、粧裕が着ると、まるでコートのようだった。
その温もりと微かに香る月の匂いに、粧裕がドキドキしていると、ふいにポケットから何かが落ちた。
4935:04/05/29 20:39 ID:VBrRM5Yh
ん・・・?・・何?

慌てて拾うと、それは月の通学定期だった。
自宅からの最寄り駅名と、東応大への最寄り駅名を結ぶ線、そして夜神月 18歳、の文字を、粧裕は眩しくみつめた。
誇らしさと愛しさに、思わずそっと月の名前を指でなぞってみる。

・・・あれ?

その時、定期の中央部分がわずかに盛り上がっている事に気がつき、粧裕は指を止めた。
何か、メモのような物が入っているようだ。
定期の口から、微かにノートの切れ端めいた物がのぞいている。

・・なんだろう。

思わず反射的に、粧裕は定期入れからそれを取り出した。
中から出てきたのは、綺麗に四つ折にされたノートの切れ端だ。
開いてみると、何人かの人の名前とその後に時刻が、几帳面な文字で丁寧に書かれている。

お兄ちゃんの字だよね・・。でも、誰だろう、これ。

これが女性の名前なら、デートの約束かも、と勘ぐる所だが、書かれている名前は全て男性名だった。
その事実にどこかほっとしつつも、書かれている人名に聞き覚えがあるような気がして、粧裕は首をかしげる。

あ、でも・・・もしかして、これ見ちゃいけないのかも。

急にその事に思い至り、今までその事に全く思い至らなかった自身の鈍さ、迂闊さを呪いながら、粧裕は慌ててメモと元通りたたんだ。
そのまま定期をそっとポケットに滑り込ませ、ジャケットを脱いだ。
そして、月がいるであろう二階の方を見上げ、粧裕は微かに頬を染めた。

お兄ちゃんに返さなきゃ。・・・・そして、お礼、言わなきゃ。
494名無しさん@ピンキー:04/05/29 21:42 ID:c0cLxRKM
なんか危ないヨカーン
495名無しさん@ピンキー:04/05/29 23:06 ID:oC7nALWL
神キター!
どうなってしまうんだ粧裕タン…
496名無しさん@ピンキー:04/05/29 23:41 ID:KZnDSMBq
神乙!
497名無しさん@ピンキー:04/05/30 01:14 ID:jLoD047L
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
粧裕タンピーンチ
498名無しさん@ピンキー:04/05/30 01:49 ID:/SgNwbvb
神が沢山だ!!
しあわせ…(*´Д`*)
499名無しさん@ピンキー:04/05/30 13:46 ID:2Orx45+2
メモはもしかしなくてもデスノート!?うわぁぁどうなるんだ?
ハラハラ・・・
500真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/30 22:11 ID:oOb2mAor

長編エロ尻小説
「秘密特命捜査官 NAOMI 〜DEATH NOTE事件〜」
(ファイル25)

ナオミの舌は、パンティーの切れ端と嘔吐物の感触を電気信号に
変え、ひっきりなしに脳神経へ伝達している。
そのたびに脳みそが壊れていくような気持ちになる。
(壊れていく・・・壊れていく・・・壊れていく・・・)
なぜこのようなことになってしまったのだろうか?
(わたしはただ・・・ただマックに友達と行きたかっただけなのに・・・)
彼女はふと、自分の父親のことを思い出した。
『学校を出たらすぐに結婚して、可愛いお嫁さんになるんだよ』
一流大学に行けとも、一流企業に行けとも言われなかった。
早く結婚して、子供を産め。
いつもそう言われてきた。
それは父親としてのエゴなのかもしれないし、自分やナオミに
流れる忌まわしい血を恐れ、狂気の連鎖を薄めたがっているせい
なのかもしれない。
どちらにせよ、ナオミはなんの疑問も持たなかった。
結婚して子供を産み、幸せな家庭を作る。
それが父親との約束であった。
純白のウエディングドレスを着て、まだ見ぬ愛すべき夫との
結婚式に胸を高鳴らせる少女。
だがナオミのささやかな夢は、唐突に終わりを告げた。
501真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/30 22:12 ID:oOb2mAor

(わたしって・・・汚い・・・口から吐いちゃったし・・・それに・・・
・・・ううっ・・・アソコも・・・見られちゃった・・・)
ビデオカメラのことを思い出した。
(まっ、まさか・・・ひょっとして・・・そっ、そんな・・・)
顔を上げようとするが、ガムテープ男に阻止される。
眼を動かして周囲を見るが、どうやら男子たちは下半身に目が
釘付けのようだった。
(ウッ、ウソよ・・・やめてよ・・・みんな、見ないで・・・やめて・・・
あっあっ・・・撮らないで・・・写さないで・・・こんなの・・・イヤだ・・・)
カラダをよじって逃げようとするが、無駄な抵抗だった。
ナオミのアソコを執拗に弄繰り回している男の子。
(・・・誰?・・・あなたは誰?・・・やめて・・・ください・・・お願い・・・)
ビデオカメラをバックから出していた男の子の姿。
さっき酷いことを言っていた男の子の声。
(・・・あのヒトは、たしか・・・2年生のとき、一緒だった・・・
相田・・・剣介くん?・・・あなたなの?・・・それとも、ちがう誰か・・・
・・・誰?・・・あなたは誰なの?)
顔が見えない相手のせいか、弄る指の刺激が直接的に脳に響く。
502真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/30 22:13 ID:oOb2mAor

(・・・ううっ、なんかアソコが・・・熱い・・・なに?・・・コレはなに?)
股間の奥から、熱い塊が出てくるような感触。
(うっううっ・・・なんか・・・熱いよぉ・・・なに、コレェェェ・・・)
自分ではない、別のなにかに変わっていく恐怖。
(もっ、もうマックとか、いっ、行かなくても、いいから・・・
渚くんに逆らった・・・ことも、謝るから・・・だから・・・これ以上・・・
さっ、触らないでぇぇぇ・・・)
封印された扉が開き、ドプッという音とともに迸る感覚が来た。
(あああっ・・・なんか出てきたぁぁ・・・出てきてるよぉぉ〜〜〜)
股間から止め処なく溢れ出る熱い流れが、ゾクゾクと身を震わせる。
恍惚の表情で、ぼんやりと視線を宙に彷徨わせる少女がひとり。
なにかが終わり、なにかが始まった気分に犯されていた。
ムクムクとこみ上げてくる欲望のマグマ。
それは以前の自分とはちがう、新しい感覚を呼び起こす。
(はああぁぁぁ・・・なんだか・・・わたし・・・わたし・・・)
隠された秘密の小部屋を、再びこじ開けられる感触がある。
それが、ナオミの下半身にジ〜〜〜ンと響き渡っていった。
(・・・ちょっ・・・なに・・・するつもりぃ・・・なぁのぉよぉ〜〜〜)
聡明な頭脳が桃色に染まり、思考力がどんどん低下していく。
それに比例して、心の奥底ではなにかを期待するドキドキ感が
次第に大きく膨らんでいくのだった。
と、そのとき鋭い痛みが全身を貫く!
503真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/30 22:14 ID:oOb2mAor

(・・・ひゃあっ!?)
その妖しげな電流に耐え切れず、カラダが跳ね上がる。
だが、その痛みは、どこか甘さを伴っていた。
(・・・・・・・・・なっ!?・・・なに?・・・なんなの、いまの!?・・・)
味わったことのない刺激に戸惑うナオミである。
すると今度は、優しい指使いで、なにかを擦り始めた。
熱い塊が集中しているトコロだ。
ソコを上から撫でられた。ソコを下から撫でられた。
摘まれたり、押し込まれたり、その周辺を指でなぞられた。
(・・・あっ!・・・あっ!・・・あっ!・・・あっ!・・・)
柔らかい火花が、頭の中を駆け巡っていく。
切ない悦びの、淫らな宴の予感。
頭がとろけていく、気分。
クチュクチュクチュクチュ・・・
ひっきりなしに溢れ出てくる快楽の泉。
その水面には、優しい笑顔の少年が佇んでいた。
(・・・なっ、渚くぅ〜〜〜ん・・・)
いまだに未練がましく、好きだった少年の名を口にする。
だがその舌は、汚れた下着と汚物の感触しか与えなかった。
504真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/30 22:15 ID:oOb2mAor

太ももが触られた。
その愛しげな触り方に愛を感じる。
ゆえにお尻にまで手を伸ばされたとき、ナオミは至福の表情で
迎え入れていた。
火照った顔と潤んだ瞳。
ガムテープ男が、厭らしい眼つきで自分を見ていた。
ナオミを見下ろす少年たちが、興奮した眼つきで自分を見ていた。
(・・・見られてる・・・)
複雑な思考ができない少女は、それでも本能的に、悦びに震える
表情を隠そうとするが、ガムテープ男の太ももがギュウッと顔を
締め付け、それを許さなかった。
こんなトコロまで見られてしまう。
少女はすべてを、男たちに差し出さなければならなかった。
もっと見せろとでも言うかのように、形の良いアゴを撫でられる。
快楽の悦びに浸っている厭らしいメスの顔を、みんなに見せろ。
お前の正体を、みんなに晒すんだ。
そんなに気持ち良いのか、このヘンタイめ。
彼らの眼が、そう語っている。
(・・・なぎしゃひゅん・・・はじゅかしゅいぃよぉぉぉ・・・)
幻想の恋人に媚びる甘え声は、汚物にまみれて消えていく。
オンナとして最悪の仕打ちを受けているものの、しかし彼女のカラダに
快楽の波がひっきりなしに押し寄せ、そのたびに溺れてしまう。
屈辱的ではあるが、それゆえにまた悦楽も深い。
ドス黒い悦びが、純白のカラダと無垢なココロを染め上げていく。
505真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/30 22:16 ID:oOb2mAor

熱を帯びた肉の芽を執拗に擦られる。
さっきよりも激しかったが、痛みによる拒絶はなかった。
肉襞から溢れ出る愛液が、それを和らげてくれる。
とても気持ちが良い、とカラダが認めているのだ。
痛痒い快感を貪欲に拾い上げ、もっと弄ってとカラダが叫ぶのだ。
(・・・あっ♥ ・・・あっ♥ ・・・あっ♥ ・・・あっ♥)
悲しそうな父親の顔と憧れの少年の笑顔が、浮かんでは消えていく。
背徳の悦びにカラダが震え、官能の渦に巻き込まれるナオミであった。
「ふーーーっ、ふーーーっ、ふーーーっ」
ナオミの小さな鼻の穴から、安定したリズムで空気が流れる。
その音はかなり大きかった。
少女の痴態に、ガムテープ男が蔑む笑いを浮かべた。
股間を膨らませながら、脂ぎった指にナオミの長い黒髪を絡め、
良い子良い子をするかのように頭を撫で回す。
まるで全部、自分が仕切っているかのように得意げな表情だ。
鳥肌が立つほどゲスな品性の持ち主は、美しい輪郭や整った鼻梁、
小ぶりの耳たぶや細い首筋を触り始め、生臭い息を吐き出し始めた。
彼はナオミの顔を陵辱しているのだ。
「・・・・・・」
しかしそれに対抗する気力はすでになく、ナオミの思考は退行
していく一方だった。
506真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/30 22:17 ID:oOb2mAor

カラダ中の力が抜けていく。
いまのナオミは、快楽に支配される原始的動物に他ならなかった。
美しさも知性も教養も優しさも運動神経も家柄も、関係なかった。
気持ち良さ、ただそれだけ。
だからカラダを跳ね上げるほどの刺激があった瞬間に零した涙は、
歓喜の涙だった。
(・・・きっ、気持ち・・・いいいいい・・・・・・!!!!)
ほんの少し前に少年たちを感動させた凛々しい姿は消え失せ、
切ないほどの快楽に身を焦がす、淫乱な顔が衆人環視で晒される。
なにをされているのか理解できないほど複雑な指捌きに、泣き
笑いの表情で答えるしか、この少女には術がなかった。
「んふぅーーーっ、んふぅーーーっ、んふぅーーーっ」
今度は鼻息ではなく、封印された口の奥から、悩ましげな音色を
周囲に奏で始め、肉襞の周辺から熱のこもった湯気が立ち昇る。
その熱には、濃厚なオンナの匂いが込められていた。
(・・・ヘッ・・・エヘヘヘ・・・きっ・・・気持ちいいぃぃ・・・よォォ・・・
んふっ・・・お尻・・・いいぃぃ・・・もっとぉぉ揉んでェェェ・・・
・・・そこォォォ・・・擦って揉んで摘んで押して噛んでキスして・・・
・・・エヘヘヘヘヘヘ・・・・もっとぉ・・・ああああああああ・・・・
ひひひひひひひひ・・・はっはっはっはっ・・・死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ・・・)
感じやすいカラダは悶え悦び、聡明な頭脳は動物的で反射的な
思考しか、もはやできなかった。
507真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/30 22:18 ID:oOb2mAor

「んふぅーーーっ、んっんんんっ、んふぅーーーっ」
(・・・ああんっ♥ ・・・ああんっ♥ ・・・ああんっ♥ ・・・ああんっ♥)
(・・・死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ・・・)
(・・・はっ♥ ・・・はっ♥ ・・・はっ♥ ・・・はっ♥)
ナオミは自分が制服姿のまま、少女から大人のオンナへの脱皮を
強いられ、細い首筋に巻きついている首輪を引っ張られながら、
恍惚へと至る階段を登らされているビジョンを思い浮かべていた。
一歩一歩と足を進めるごとに、下着がスカートが上着が剥がれ堕ち、
上下の口から忌まわしい排出物を垂れ流しながら、歓喜の表情を
浮かべている。
人間として、けっして見せてはならない汚物を隠すことも許されず、
汗、涙、唾液、鼻水、嘔吐物、愛液、小便、大便、おりものが滴れ、
カラダとココロを汚していく。
それを見て、卑猥な笑みを浮かべたオトコたちが歓声を上げる。
もう無理をして隠す必要はなく、ただ流れるがままに、ただ感じ
るがままにその身を委ね、快楽をカラダとココロに染み渡らせて
いくだけでいい。
そこではもはや、知性など不要。
道徳や貞操など入り込む余地もない。
孤独なココロが満たされ、カラダが充足されていく至福のとき。
限りなき、自由・・・
508真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/30 22:18 ID:oOb2mAor

後ろを振り返ると、母親に抱かれている自分がいた。
独りでオママゴトをしている自分がいた。
将来の旦那様に胸を高鳴らせ、ベッドで寝付けない自分がいた。
酷い苛めに、ただじっと耐え忍ぶ自分がいた。
空想のトモダチで、寂しさを紛らわす自分がいた。
もう、あのころには戻れない。
ナオミは光に満たされた場所へと導かれていく。
首輪が、早く早くと催促するように引っ張られた。
あの光の向こう側に行けば、もう孤独に悩むことはない。
哀しみから開放された世界。
光はやがて、大好きだった少年の笑顔に形作られ、ばら色に染まる
頬を緩めながら、ナオミは微笑んだ。
『・・・わたしを・・・愛して・・・ください・・・』

神の視点から見れば、これほど滑稽で残酷な話もあるまい。
しかしたとえそうであったとしても、この少女が生まれて初めて
孤独を癒された事実は、誰にも否定できないのだ。


(3〜4日後に続く)
509真仙誠 ◆S3in8NxDqM :04/05/30 22:19 ID:oOb2mAor

>>491 460続きDEATHさん
自分が勃って濡れて萌えれば
どんなスタイルでも良いと思いますよ。

>>493さん
粧裕タソ、後ろー!後ろー!
逃げてー!!

510名無しさん@ピンキー:04/05/30 22:54 ID:OAektRLw
むしろ前。それはともかく乙。
5116:04/05/31 00:59 ID:a8iMPf2m
それにしても、最近随分と仲がいいじゃないか。

階段を上がり月の部屋の前まで粧裕が近づいた時の事だった。
明らかに月の物ではない、低くくぐもった声音が月の部屋から響いてくる。
驚きあまり、粧裕は、思わずノックしようと伸ばした手を一旦引っ込めた。
会話のように思えるが、対する月の返事は粧裕には聞こえてこないかった。

確かにあいつは中々面白い奴ではあるがな。他の奴とは明らかに違う。
月も案外気に入ったんじゃないか?傍からみていると、楽しそうだぜ、お前ら。

ククク、という不気味な笑い声に生理的嫌悪を感じ、粧裕は眉をしかめた。
TVか何かの声かと最初は思ったが、声の主ははっきり月の名を呼んでいる。
という事は当然、月と向かい合って話している誰か、という事になる。
月の声が聞こえないのは、声が小さいから――というより、相手の声が人一倍でかいのだろう。(何せ扉をしめた状態で、廊下にまで聞こえているのだ。)
どうやら月の友人のようだ、という結論にいきつき、瞬間粧裕は動揺した。

もしかして・・・・私、お兄ちゃんだけじゃなく、お客さんにまで寝ている所を見られちゃったのかしら・・・・。

自分の想像に思わず粧裕は青ざめて立ちすくむ。男の声は更に続いた。

そうは言うけど、最近のお前達はいつも一緒じゃないか。
大学にいる間中いっつもつるんでいやがる。正直気味悪いぜ。

からかっているような、それでいてどこか苛立っているような口調だった。
羞恥のあまりその場を離れて部屋に戻ろうとしていた粧裕だったが、男のその言葉に、ふと興味をひかれた。
この声の主は何者だろう。随分と遠慮が無いが、月と余程親しいのだろうか?
そして、その男のいう、「月といつもつるんでいる相手」というのも何者だろう。
月が誰かと常に行動をともにする、など粧裕には想像がつかなかった。
月は人当たりはいいが、人と慣れあうのを好まない。
その月が大学にいる間中、最近常に一緒に行動している相手がいるという。
その人はどんな男性なのだろうか。――それとも女性なのだろうか。
5127:04/05/31 01:02 ID:a8iMPf2m
「なんだ、妬いているのか?」

扉に耳を押し当てると、月の愉快そうな声が聞こえてきた。
そのくだけた口調に、粧裕は再び驚く。
どうやら月と話している相手は、相当月と仲が良いようだ。
身内以外の人物にそこまで月が打ち解けて話す様を、粧裕はかつて聞いた事がなかった。

そんなわけないだろ。気持ち悪い事をいうな。
「ははは、冗談だよ。」
月の冗談はわかりにく―――。

月と話している男の声がふいに途切れる。
その急な沈黙と、どうした、とい訝しげな月の声に、粧裕は慌てて身を引いた。
これではまるで盗み聞きだ、と自分の行為に粧裕は思わず赤面する。
一瞬の沈黙の後、低い男の声が、扉越しに廊下に冷たく響き渡った。

月、扉の前に誰かいるぞ。

その声のあまりの禍々しさに、粧裕は思わず鳥肌が立った。
瞬間逃げ出したい衝動に駆られたが、足が動かない。
粧裕が固まっていると、ガチャリと鍵を開ける音がし、目の前の扉がゆっくりと開いた。
扉の隙間から、月が顔をみせる。
月は粧裕の顔をみると、なんだ、というようにほっとした顔をした。
そんな月の様子に、粧裕も止めていた息をようやく吐いた。

「どうした?」
「あ・・・・あの、これ、ありがとう・・・・。」

粧裕がおずおずと持っているジャケットを差し出すと、月は目を細めた。

「どういたしまして。昼寝は制服を脱いでから、部屋でしろよ。風邪引くぞ。」
「ね、寝るつもりはなかったんだもん・・・。」
5138:04/05/31 01:10 ID:a8iMPf2m
唇を尖らせて言い訳する粧裕の様子に、月は薄く笑った。
その笑顔があまりにも優しそうだったので、粧裕は先程、言いようのない恐怖を感じた事が、なんだか馬鹿らしく思えてきた。
この優しい兄がそばにいるというのに、一体何を不安がる事があるだろう?

「お兄ちゃん、お友達来ているの?」
「友達?いや、一人だよ。」
「え?・・・でも声がしたけど・・・・。」

粧裕が驚くと、月は一瞬奇妙な表情を見せたが、すぐにニッコリと笑った。

「・・・・僕の声だよ。さっきまで携帯で友人と話していたから。」
「でも、お兄ちゃんの声じゃなか――。」

粧裕は最後までいう事ができなかった。
月のすぐ後ろに、黒い靄がうごめいている。
それは不気味にしばらく蠢いていたが、次第にはっきりとした形を取り出し始めた。

何・・・あれ・・・・。

その様子を、粧裕は食い入るように凝視する。目を背けたくても、逸らすことは出来なかった。
一方、いきなり無言になった粧裕の顔を、月はどうした、と言って怪訝そうに覗き込む。
先程まで黒い靄だったモノは、今、月のすぐ後ろに、真っ黒な異形のモノとして佇んでいる。。
落ち窪んだ丸い眼球、潰れた鼻梁、避けた口。身なりは黒いが、肌は青かった。
明らかに人間の容貌とはかけ離れたソレは、月の真似をするように、興味深そうに粧裕の顔を覗き込んできた。

ん?もしかして、お前は俺が見えるのか?

粧裕の視線を感じたか、ギョロリと大きな眼球を動かし、粧裕を見下ろしてソレが不思議そうに呟く。
口を開くと、鮫のように恐ろしいまでに尖った歯が裂けた口から覗いた。
粧裕はその瞬間、意識を手放した。

化け物の声は、先程廊下で聞いた声とそっくりだった。
514名無しさん@ピンキー:04/05/31 01:23 ID:xUFsX03K
神キター!!!乙です!!
さ、粧裕タン…
515名無しさん@ピンキー:04/05/31 01:43 ID:VNM7DRgg
ネ申キタキタキタキタキタキタキタ――――――――(゚∀゚*)―――――――――――――!!

サユタソ…遂に見てしまった…
続き気になりまつ…w
516名無しさん@ピンキー:04/05/31 01:47 ID:aurCDPwZ
キタキタキタキタキタキタキタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!!!!!!
517名無しさん@ピンキー:04/05/31 02:13 ID:8JdqgSAp
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

すっげー面白い!続き楽しみにしてます
518名無しさん@ピンキー:04/05/31 02:19 ID:WE381dKH
519名無しさん@ピンキー:04/05/31 03:22 ID:be1utz3V
キタ━━━つ´∀`)つつ´∀`)つつ´∀`)つつ´∀`)つ━━━!!!!
幸せです。
520L京子:04/05/31 03:36 ID:xUFsX03K
京子は恋をしていた。それは久しぶりの恋だった。
はぼ一目惚れとも言えるそれ。大学の入学式、壇上に上がった彼に抱いた一方的な恋心。
隣に座る親友は「アンタの趣味はおかしい」と笑ったけれど、
そんな言葉など気にならない程に、もう京子は遠く見える奇人とも言える人間に夢中だった。


「あんたさー、なんで流河君に話しかけないの?」
学食の喧噪に紛れる友人の不満げな声。京子は困ったように返す。
「だって…見てるだけで満たされるっていうか」
「なにそれ。もっと近づきたいとかないの?
 好き好き言ってるだけじゃ始まんないよ?」
ただでさえあんた奥手なんだから。そう言って友人はペットボトルの茶を口に流し込んだ。
奥手。その言葉に京子は思いを巡らせる。
確かに端から見れば、見ているだけで満足なんて恋のうちにも入らないのかもしれない。
しかし、本当に流河は見ていて飽きないのだ。
ちょっと挙動不審なところがまた堪らない。
「好きなんだけど、なんていうか観察しがいがあって」
「意味わかんない…それってホントに好きなの!?」
「大好き」
即答すると、ため息をついた。そして突然京子の腕を引いて立ち上がる。
「ちょっと、まだ食べ終わってない…」
トレーに残る食べかけのエビフライに気を取られる。
「どこ行くの?」
聞いても友人は応えず足を進めた。時折道行く学生に何かを聞いている。
「もうそろそろ着くわ」
その目は据わっていて、空恐ろしいものを感じた京子は、それに従うほか無かった。
521名無しさん@ピンキー:04/05/31 03:37 ID:xUFsX03K
「この子、流河君の事が好きなの」

講堂前の石垣に、例の座り方でしゃがみ込みクリームパンを食べている彼。
…パンを囓ったところで、動きが止まっている。
「そういうわけで京子、がんばりな」
ポン、肩をたたく友人を京子は呆然と見つめた。
「…え?」
なにか爆弾発言を落とさなかったか、我が友は。
「ちょ、ちょっと待ってよぉ、何言って…!」
去ろうとする友人の服を思いっきり引っ張り非難の声をあげた。
「はっきり言ってねぇ、アンタの流河君観察日記聞かされるの、もう限界なのよ!!
 これからは流河君自身に聞いてもらいなさい!!」
「そそそそんな!!」
手を振りほどかれ、京子は遠ざかる友人の背を虚しく見つめるしかなかった。

恐る恐る振り返ると、流河は今だパンを囓ったままの姿で固まっていた。
522名無しさん@ピンキー:04/05/31 03:39 ID:xUFsX03K
月粧裕イイ!!!!
ハァハァハァハァ
523名無しさん@ピンキー:04/05/31 06:16 ID:8tQqOFTo
L京子も名作な予感!
524名無しさん@ピンキー:04/05/31 22:08 ID:+4PH1RVa
L京子キタよキタすごそうだ(;´Д`)
525L京子:04/05/31 23:24 ID:xUFsX03K
「あ、あの、流河君これはその…!」
京子は真っ赤になりながら弁明をはじめる。流河は思い出したようにクリームパンを再び咀嚼しだした。
「なにいってんのかなあの子!おっおかしいよね、あはは…」
流河をまともに見ることができない。どんな形にしろ、好きな人に好きだと言ってしまった事に変わりはないのだ。
「私が流河君好きだなんて、とんだ勘違い…」
だんだん声が小さくなる。
じっと自分を見つめる流河の視線に居たたまれなくなる。
頭のどこかで、友の声がこだました。
『好き好き言ってるだけじゃ、はじまんないよ!?』

だってしょうがないじゃない。こういう性格なんだもん。見てるだけで幸せなんだもん。
今ここで、すすす好きとか言っちゃったら、その幸せもなくなっちゃうじゃない。
あ、なんか泣きたくなってきた。

「ほんとにごめん…じゃ、また講義でね」
本気で涙が出そうになって、京子はくるりと背を向けた。
そう、このまま何もなかったことにすれば、また変わらない明日がくる。
流河のちょっとした動作にドキドキして、それを友達に話して。で、はしゃぐ。
…やっぱり大学生とは思えない恋愛かも…。
ドンヨリと影を背負いながらそのままトボトボと歩き始めると、ボソリと呟きが聞こえた。
「ちょっと待って下さい」
聞き違えるはずがない。
例えパンを口の中でモグモグさせていたからと言って、京子が聞き違えるはずもなかった。
流河の声。
(え、え、何!?なんで??)
半ば頭に血を上らせながら振り向くと、流河は言った。
526L京子:04/05/31 23:27 ID:xUFsX03K
今度こそ、京子は憤死するかと思った。

「セックスしてみますか?」

目の前の流河は、脇のビニール袋からチョココロネを取り出してパクリとかぶりついている。
まだ日中だというのに、頭上でカラスがアホーと鳴いていた。

*****

「なにかご不満でも。私のことが好きなんでしょう」
「だ、だって…だって…」
「セックスは相性を見るのに最高の方法です。一度試してみる価値はあると思いますが」
「流河君…もっとモラルのある人だと思ってた…ううう」
「よくそう言われます。…そんな辛気くさい顔をしないでください。
 それにここまで付いてきたあなたにも責任があります」
違う違う!呆然としていた私を引っ張り込んだのは流河君じゃない!
そう言いたかったが、頭の機能がうまく働かない。
そんな京子を尻目に、テレビでもつけましょうかと言って流河はプチ、とテレビの電源を入れた。

『あぁん!あん!いいっ!!いくぅぅ!!あん!』

途端、スピーカーから流れ出すあられもない声。
「やだっやだやだ消して!いやーーー!!!!」
「いいじゃないですか、余興ですよ」
そして真っ赤になってリモコンを奪い取ろうとする京子をひらりとかわし、自分のシャツの中にストンと落とした。
「まあそう焦らず。見たくないなら、私のシャツの中に手を入れてリモコンを取って下さい」
(…鬼!)
527名無しさん@ピンキー:04/06/01 01:54 ID:k5xCUiK9
キキキキキキキキキキキキキタ━━━(((((((゚∀゚)))))))━━━!!!!
鬼畜っぽい、鬼畜っぽいよL(;´Д`)
528名無しさん@ピンキー
L京子のふいんきが(なぜか変か ry) イイ!(・∀・)

最近投下が多くなってきてうれしいよ(´д`;)ハァハァ

カミサマ方いつもお疲れさまです