【軍部】鋼の錬金術師 女体化スレ3【エルリック姉妹】

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1名無しさん@ピンキー
鋼の錬金術師の女体化専用スレです
苦手な人はスルー sage進行よろ

前スレ 【軍部?】鋼の錬金術師女体化スレ2【エドキュン】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1074228251/l50
過去スレ・関連スレは>>2-3あたりに。
まとめ倉庫 ttp://yellow.ribbon.to/~matomesouko/imdex.htm
2名無しさん@ピンキー:04/02/07 12:48 ID:hJNyi1en
過去スレ
【軍部?】鋼の錬金術師 女体化スレ【エドキュン】
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1070/10706/1070625433.html
関連スレ
ノーマルなエロパロはこちら
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073998780/l50
女体化以外の萌え絵はこちら
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1068604518/l50
801萌えはこちら http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/1074938239/l50
3名無しさん@ピンキー:04/02/07 13:28 ID:sZcNb8It
せっかくなので3get
4倉庫の中の人:04/02/07 14:04 ID:wIgSB3Dr
のんびりと4ゲット。
1タソ乙か錬成( ・ω・ ) ノシ
5名無しさん@ピンキー:04/02/07 14:07 ID:U8WGoghZ
乙です〜。
6名無しさん@ピンキー:04/02/07 14:18 ID:nZpcsbUz
前スレんほ724です

>1さん乙
せかくたててもらったので、続きというか最初から練成していいでしょうか?
7バレンタインの奇跡1:04/02/07 14:25 ID:nZpcsbUz
バレンタインまでまてないっ!
鋼の錬金術師女体化スレPresentsラジオドラマ(風?)
【バレンタインの奇跡】
店員の女の子『いらっしゃいませ〜』
       ファンシーショップにやって来たアル子。女の子達が群がるチョコレート売り場を
       横目に過ぎ、手作りチョココーナーにやってくる
アル子『あ。あったあった。やっぱりここなら可愛い包み紙がいっぱいあるやぁ。
    カカオ豆はさっきの行商の人から、安く手に入れられたし。
    軍部の人たち皆には、お世話なってるし。これだけあればたりるかなぁ…?』
       色とりどりの、包み紙を手に枚数を数えるアル子
アル子『1、2、3、4、5、6、7、8,9、10.うん。これなら大丈夫そう』
    レジに向かおうとして、ふと一枚の台紙に目を留める
アル子『飴色の台紙に金のラメかぁ〜・・・。ん〜・・・。ちょっと派手な気がしないでも
    ないけど兄さんの瞳に近い色だからなぁ…これ使おうかな…」
       紙を眺めながら悩んでいると、山と詰まれたチョコレート棚の前に
       小さい女の子がチョコをたくさん抱えているのが目に入った
アル子『(あの小さい子も、チョコレートたくさんあげるのかなぁ)』
小さい女の子『う〜う〜。と・・どかねぇ〜。あと、もちょっとなのに…」
アル子『(あれあれ?あの子‥あんなにチョコ持ってるのに一番高いところにある、
    大きなチョコ取ろうとしてるよ。大丈夫かなぁ…)』
小さい女の子『く‥くそぉ』
アル子『(あ、あぶない)』
       チョコレートの山が女の子に向かって崩れ、女の子は埋まってしまう
小さい女の子『う、うわぁぁぁ〜。た〜す〜け〜て〜』
アル子『だ、大丈夫?今どかすからね』
小さい女の子『う〜、はやくたすけてくれ〜』
アル子『あと一つこれをどけてっと。ねぇ、大丈夫?」
小さい女の子『ふぅ、助かったぜ。サンキューなっ』
       小さい女の子は、歯を見せてニカッと笑った


8バレンタインの奇跡2:04/02/07 14:26 ID:nZpcsbUz
アル子『(わっ。この子、すっごく可愛い・・。背が小さいから小学生くらいかな?
    すごく綺麗な金色の髪。後ろで、三つ編みにしてるんだぁ…。
    動くたんびにぴょんぴょん跳ねて尻尾みたい。黄色の目も、なんだかお月様
    みたいで・・・)』
小さい女の子『ん?どした〜?俺の顔見つめて・・??』
アル子『俺・・?(こんな可愛い子なのに…俺って・・)あ。ご、ごめんね。
    なんだか、ボクの知り合いに似てる感じがしたから。君?小学生?』
小さい女の子『誰がっ、小学生なみの豆つぶドチビか〜〜〜〜っ!!』
       小さい女の子は、大声で叫んで肩を怒らせてぜえぜえしている
       アル子は戸惑いながら
アル子『ど、ドチビなんてそこまで行ってないよ・・』 
小さい女の子『そ、そうか〜?女じゃなかったっら殴ってるところだぜっ」
アル子『小学生じゃないんだとしたら・・・年長組みさん?』
      ピコピコハンマーのたたく音:ピコッ!
小さい女の子『なぐるぞ・・』
アル子『殴ってから、言わないでよ・・(涙)』
      なぜか、女の子はピコピコハンマーを手に持っている。そしてない胸をはり
      言い放つ
小さい女の子『俺は、15歳だっ!!」
アル子『15!?・・ボクより一つ年上なんだ〜」
小さい女の子『えっ?あんた、俺より一つだけ下なのっ!?』
アル子『うん』
      女の子は、首を左右に交互に傾けながら考えいる
小さい女の子『うが〜っ。やっぱり世の中ふこうへいだ〜〜〜っ」
アル子『(このこ、ちょっと乱暴者だけど、やっぱり可愛いやぁ。そうだ。ふふふっ)」
      女の子は、まだ叫びながらもだえている
アル子『ねぇ、ちょっと行ったところにドーナッツ屋さんがあるから、そこでデートしない?』
9バレンタインの奇跡3:04/02/07 14:28 ID:nZpcsbUz
小さい女の子『へ?どーなっつやさん?でーと?」
アル子『そう(にこにこ)』
小さい女の子『行く!ドーナッツ屋さんデートっ!!』
      女の子は、両手を高く上げたバンザイポーズで、目を輝かせている
      アル子は、それを見て満足そうに微笑んだ
アル子『うん。じゃあ、行こう』
女の子の店員『ありがとうございました〜』
      ファンシーショップを後にした、アル子と小さい女の子は、ドーナッツ屋を
      目指して歩き出した
アル子『チョコたくさんもってるけど、大丈夫?重たくない?』
小さい女の子『うわとっと。全然へーきっ!』
      女の子はチョコレートの沢山入った袋を大事そうに抱えながら、ちょっとよろめき
      ながら歩いている
アル子『でも…』
小さい女の子『へーきだって。お前だって重たそうなの持ってるだろう?』
アル子『ボクは、手さげ袋一つだから。重たくてもかさばらないよ。ねえ、だから...』
小さい女の子『んだよ。大丈夫だよ。あんまり、心配すっとハゲルぞ』
アル子『ハゲルって・・』
小さい女の子『ん〜。やっぱ、あんた。俺の知り合いに似てるかも…』
アル子『へ?』
小さい女の子『よーし。俺、あんた気に入っちゃった。ドーナッツ奢ってやるから
       早く行こうぜっ!」
      女の子は、またあのニカッとした笑顔見せると走り出していった
      アル子も、その後に続く
アル子『あ、待って。そっちは違うよ。右だよ〜』
小さい女の子『早く来いって〜。次はどっちだ〜?』
10バレンタインの奇跡4:04/02/07 14:28 ID:nZpcsbUz
アル子『着いたよ〜。はい。ここが街一番美味しいとされるドーナッツ屋さんです』
小さい女の子『おおすげ〜。いろんな種類がたくさんあるっ』
     女の子は、お店の窓の外からベターと顔をつけて覗きこんでいる
アル子『はは...。顔つけてないで。さぁ、入ろ』
小さい女の子『どーなっつ♪どーなっつ♪どれにしようかな〜♪早くたっべなきゃ
       にげちゃうぞ〜♪ど〜なっつ〜♪』
アル子『大丈夫…。ドーナッツは逃げたりしないよ』
店員『いらっしゃい』
小さい女の子『えっと、俺はね〜。このチョコのついたの3つと生クリームの2つ。
       ふつーのドーナッツ5つに、アンドーナッツ4つ。あと、ホットココアで
       もひとつ追加で、甘口カレーパン1つ!!』
       なぜか、女の子は胸を張る
アル子『(…よく食べるなぁ〜…)ボクは、ドーナツ1個とピロシキ1個とカレーパン1個。
    あと、ホットミルク1つお願いします』
小さい女の子『そんなもんでいいのか〜・・・?』
    ちょっと不満そうな女の子。金なら心配しなくていいのに。と、小声で呟いている
アル子『う、うん。ボクそんなにお腹すいてないから・・・。あとここに誘ったのボクだし。
    ボクが払うよ』
小さい女の子「うんにゃ。俺が払う!年長者の言うことは聞いておくもんだって』
アル子『(一つしか違わないのに…?(苦笑))あ、ありがとう』
    小さい女の子は満足そうに笑うと、ズボンのポッケから袋を取り出し
    じゃらじゃらとカウンタの上に金貨をこれでもかってくらいばら撒く
小さい女の子『(ニヤッ)釣りはいらねえぜっ!』
    どこからかだしたのか日の丸のセンスを、左手で仰いでみる
アル子『ええ〜〜??(さっきのお店といい、ここといい・・この子っていったい?)』
店員『あ、ありがとうございます〜〜。お待たせいたしましたっ。ごゆっくりどうぞ〜』
小さい女の子『はっはっはっは』
11バレンタインの奇跡5:04/02/07 14:30 ID:nZpcsbUz
小さい女の子『いっただきまーすっ!あむっ。あむあむ』
アル子『いただきます』
小さい女の子『あむあむ。ごっくんっ。うんめーやっ。このドーナッツ』
アル子『うん。でしょう?』
   女の子は、美味しそうにドーナッツを両手にもち、交互に食べている
アル子『(ふふふっ。ほんとにドーナッツ好きなんだなぁ。顔中ドーナッツの
    粕だらけだし)』
    満足そうに食べていた女の子の手が、ふと止まりアル子の方を見つめる
小さい女の子『じー』
    アル子の持っているコップを凝視しているようだ
アル子『ん?どうしたの?』
小さい女の子『い、いやなんでもない…』
   小さい女の子らしくない言動が気になって、思ったことを口にしてみる
アル子『もしかして…牛乳嫌い?』
小さい女の子『何で分かるっっ!』
   がばっと立ち上がる女の子。それに対してすましたままのアル子
アル子『いや…なんとなく...。え、えーと。牛から分泌された白濁職の汁を
   暖めたものなんて飲めるかっていう顔?していたから・・はは』
小さい女の子『はぁ…。俺って…そんなにわかりやすい顔してるかなぁ…(自己嫌悪)』
アル子『でも・・・』
小さい女の子『でもはよせよなぁ。どうせ分かってるよ。背が大きくなる〜とか、
       胸が大きくなる〜とか言って、俺に飲ませようとするやつらが要るんだよ
       だけどっ、飲めないものは飲めないんだよっ。俺は、牛乳なんか飲まなくても
       生きていけるっ!』
アル子『ははは…。確かにそうかも。『牛乳飲んだら背が大きくなる』かぁ…。
    だったらボクは、もう飲まないほうがいいのかもしれないなぁ…』
12バレンタインの奇跡6:04/02/07 14:31 ID:nZpcsbUz
小さい女の子『なんで?』
アル子『だって、これ以上大きくなりたくないから』
小さい『胸が?』
    アル子の胸を指差す。女の子
アル子「や・・・。(真っ赤)こ、ここれはごにょごにょされたから・・・」
小さい女の子『ごにょごにょって何だ?』
    女の子は興味津々って感じで聞いてくる
アル子『そ・・それはぁ・・・じゃなくてっ。ボクがこれ以上大きくなりたくないは…
    身長だよ…」
小さい女の子『しんちょう?』
アル子『言っても笑わない?』
小さい女の子『うん』
アル子『す好きな人より…背が大きいのやなんだもん…』
小さい女の子『はぁっ?』
   女の子は笑いはしなかったが、まあるい瞳をさらに丸くした
小さい女の子『ん〜。好きなやつに嫌われたくないから背が大きくなりたくないのか?
       ああ。だから、3つしか食わなかったんだなぁ。おまえ』
アル子『はは〜…。(意外とするどいなぁ・・・この子)』
小さい女の子『てことは、そいつはあんたより背が低いのか?』
アル子『165?とは…言ってたけど』
小さい女の子『あんたは?』
アル子『167センチ』
小さい女の子『ひゃくろくじゅうなな〜〜っ(く〜〜。俺の理想のたかさじゃねぇかぁ〜…)』
アル子『わわっ。おっきい声でいわないでよ〜。恥ずかしいし…。君は?』
小さい女の子『……ゼ……全長……155センチ」
アル子『身長155センチかぁ・・・。女の子はそれくらいがいいよね』
小さい女の子『ははははは…」
13バレンタインの奇跡7:04/02/07 14:32 ID:nZpcsbUz
小さい女の子『まぁ…俺のことはいいとして…。2センチしかかわらないじゃねえか」
アル子『うん、そうなんだけどね…?でも、ボクより小さいでしょう?だから、ボクと
    横に並ぶとまわりから『ちいさい。ちいさい』言われるから、いつも怒ってばかり
    いるんだ』
    小さい女の子はすべてのドーナツを平らげてからココアに手をつける
小さい女の子『そいつ、カルシウム不足なんじゃないかぁ〜?』
アル子『どうだろう?じゃあ、その人に牛乳のませればいいのかなぁ・・・』
小さい女の子『ん。そうなんじゃないかぁ〜(別に俺が飲むわけじゃないし)』
アル子『そっか。そうだね。ありがとう!!』
小さい女の子『いや〜。別に礼いわれるほどのことじゃ・・・(ゾクッ。な、なんだ?
       なんで悪寒が・・・?)』
アル子『ほんと、ありがとね』
小さい女の子『あ、ああ・・・。(なんでだかまだゾクゾクすんだけど…)
       俺は、こいするおんなのこのみかただだからな』
アル子『じゃあ、君も好きな人いるの?』
小さい女の子『すきなひと?』
アル子『そう』
小さい女の子『はて?はて?はて?はて?はて?はて?・・・・・・・・・・・』
   ほおっておけば、振り子時計のようにずっと首を左右に振り続けそうなので声を掛ける
アル子「その、紙袋いっぱいのチョコレートその人にあげるんじゃないの?』
小さい女の子『うんにゃ。俺が食べるっ』
アル子『そう…。(あれれ?なんでボクがっくりきてるんだろう?)』
小さい女の子『やっぱ、セントラルは旨いもんがいっぱいあるからよぉ〜。買いだめ〜』
アル子『そうなんだ。もうすぐ、バレンタインでしょう?だからボクは手作りチョコ作るんで
    そのための材料買いに来たんだ。やっぱりね・・・えへへ。好きな人には・・・
    本命の人にはボクの心のこもったチョコを送りたいんだ。受け取ってもらえないかも
    知れないけれど・・・。君も、気になる人がいるならあげてみたら?』
小さい女の子『・・・・・・』
アル子「あ。もう、こんな時間だ。食べ終わったしでようか?』
小さい女の子「ああ…」
14バレンタインの奇跡8:04/02/07 14:34 ID:nZpcsbUz
アル子『今日は、どうもありがとう。奢ってもらっちゃったし、ほんと楽しかったよ』
小さい女の子『ああ。俺も楽しかったし』
アル子『そうだ。お礼したいから、ちょっと後ろ向いてくれる?』
小さい女の子「ん?別にお礼なんかぁ〜・・」
アル子『いいから、いいから。後ろ向いて。ね』
    くるっと女の子を後ろに向かせ、ごそごそと何かしている
アル子「はい。できあがり。鏡どうぞ』
    手鏡を小さい女の子持たせて、アル子はもう一つの鏡をもって、女の子
    を挟んで合わせ鏡にする
小さい女の子『赤い・・リボン?』
    三つ編みの先っぽに可愛らしい赤いリボンが結んである
アル子『バレンタインチョコ用のリボンなんだけどね。綺麗な金の髪にすっごく似合い
    そうだったから』
小さい女の子『さ、さんきゅな』
   女の子は、真っ赤になって照れている
アル子『どういたしまして』
小さい女の子『な、なぁ。俺もこれおまえにやる』
   アル子に一番大きいハート型のチョコを渡す女の子
アル子「え?え?いいの?だって、それ君が苦労して(?)手にいれたものじゃない』
小さい女の子『いいんだ。おれがやりたくなったんだから』
   アル子は、チョコをそっと大事に受け取る
アル子『ありがとう...』
小さい女の子『…それと、ちょっとしゃがんでくれないか?」
15バレンタインの奇跡9:04/02/07 14:37 ID:nZpcsbUz
アル子『え?いいけど・・・』
小さい女の子『よしよし』
   小さい女の子は、アル子の頭の上に白い手袋を嵌めた右手を乗せてなでる
小さい女の子『あんたの心配事はわかったからな。禿げないようになでてるんだ』
アル子『ええ?(あれ?この感触って…)」
小さい女の子『だいじょうぶ。あんたをきっと嫌うひとなんていやしない。背が大きいって
       いうだけで嫌うやつがいるとしたら、こっちから願いさげだって言ってやれ。
       あたって砕けるのは…やっぱ痛いから。砕けない程度に頑張ってみたら
       どうだ?』
      女の子は、ゆっくりゆっくりアル子をなでる
アル子「(硬くて冷たい手のひら…。もしかして・・・機械鎧?)』
     と思った瞬間に手のひらは離れていった。なんとなくなごりおしい
小さい女の子「さあってと。俺もういくなぁ〜」
     「逃げ出してきたから探してるだろうし・・」なんてつぶやいて走り出そうとする
アル子『あ。ちょっと待って。名前。名前まだ聞いてないよ〜。ボクはアルー…』

エド『アル。こんなところで何してるんだ?』
アル子『兄さん…あ。ちょっと待ってね。今友達と・・・あれ?いない?』
多少人ごみはあるけれど、曲がり角がない大通りなのに、小さい女の子の姿はもうない
アル子『に、兄さんも見たよね?小柄で金髪三つ編みの女の子っ!ボクがあげた赤いリボンしてるん
    だけどっ」
エド『いや・・?見てないけど?』
アル子『だって確かにここにっ。
ボクといたのにっ!もうちょっと待ってくれてたっていいのにっ』
エド『おい。アル、落ち着けって』
アル子『兄さんみたいにせっかちにいなくなることないのにっ』
16バレンタインの奇跡10:04/02/07 14:39 ID:nZpcsbUz
エド『おいおい・・。アル。アルフォンスっ!』
どこか遠くから、あの小さい女の子の声が聞こえた気がした
小さい女の子『俺の名前はーーー』
エド『あ。とまった。アル?』
アル子『兄さん・・?(今、目の前にいる大切な人と面影のある女の子…)わかった。わかったよ。
    あのこの名前っ』
  うれしくなって、アル子はエドに抱きつく
エド『うわっと。はあ〜?俺にはなにがなんだかわからねえんだけど・・そのチョコどうした?』
アル子『チョコ?』
エド『食わねえんだったら、俺にくれよ。な。な』
アル子『あれ・・?兄さん、今朝まではチョコなんていらなって言ってなかったっけ?』
エド『歯が痛かったんだから、しょうがないだろ。今は痛くねえし。半分でもいいからくれよ〜
   俺、腹へってさ〜死にそうだぜ・・』
   情けない顔をしてアル子を伺う兄。エド
アル子『これは、だ〜め。とってもとっても大好きな子からもらったんだもん。兄さんにだって
    こればっかりはあげれないよっ』
チョコをアル子から奪おうとするエドをかわして、走り出す
エド『とってもとっても大好きな子?』
アル子『うん!そうだよ』
エド『こら、アル。大好きな子ってだれだっ。兄ちゃんにおしえなさいっ」
アル子『兄さんより、とっても可愛くて優しくてかっこいい子だよ〜〜』
エド『もっと詳しく教えろ〜っ』
妹兄の追いかけっこを、遠くでからすが鳴いて応援していた
アル子『(また、会えるといいな。−−−ちゃん』
17バレンタインの奇跡のおまけ♪:04/02/07 14:41 ID:nZpcsbUz
エド子『はぁ・・ちょっと腹減ってきたなぁ〜。チョコ持ってるし、食うか』
ポリポリッ:チョコかじる音
アル『姉さ〜ん』
大佐『鋼の〜』
アル&大佐『ハアハア・・探したよ(ぞ)・・・!』
エド子『(ポリポリ)ん?』
アル『姉さん。良かった〜。心配したよ。牛乳飲み終わるまで閉じ込めていたはずなのに、いないんだもん』
   姉に抱きつく弟、アル。姉に聞こえないように「おかげで、無能大佐なんかと探し回るはめになっちゃったよ」
   とつぶやいている
大佐『鋼の〜。私も探したぞ〜〜ぐほっ!!』
がんっ:大佐の顔にこぶしがヒットする音
大佐がエド子に抱きつこうとして、アルに裏拳(師匠直伝)かまされ、ふっ飛んでいった
エド子『また、あのドーナッツくいたいんだけどなぁ・・・』
アル『姉さん?』
エド子『(走り出してから、あの子の名前聞くの忘れてたの気がついてもどっんだけど・・結局、あえずじまいだったなぁ…
    どういうわけか…ドーナッツ屋もみつからなかったし。う〜ん)』
アル『姉さん?姉さん、聞いてる?』
エド子『聞いてるよ。アル』
アルが心配そうに覗きこんでくる。背が高くて優しいあの女の子を思い出させるような瞳で
背の高い優しい女の子『気になる人がいたら、チョコ渡してみたら?』
大佐『は鋼の・・・私だってさがしたんだぞ・・・ぐふっ(血を吐く音)』
アル『ちっ(がんばりやさんの無能ゾンビめ・・・)』
大佐『鋼の弟・・。今度という今度はゆるさんぞ・・」
アル『(姉さんの前だが仕方がない)早くとっとと姉さんと僕の前から消えてくださいよ。大佐』
一触即発の空気の中、それにまったく気がつかないエド子がアルと大佐の手のひらに何かのせる
アル&大佐『10センズチョコ…?(汗)』
エド子「いらなきゃ、返せ(ポリポリ)』
アル&大佐『いる!いります!!』
二人はそろって、ぽいっと10センズチョコを口の中に入れた          おしまい
18名無しさん@ピンキー:04/02/07 14:49 ID:nZpcsbUz
どもです。ちょこまかともう少しエピソード入れたかったんですが、長くなりすぎなので
やめました

前作・前々作(まだつづいてますが・・・)おいらの話はながくなる傾向に
あるので・・スレッド10くらいに収めようと頑張ってみました

それでは、またこんど
19名無しさん@ピンキー:04/02/07 15:42 ID:1MOfenNT
1さん、乙華麗。

あーんど、前スレ724さんあるいは現スレ18さん。次回も楽しみにしてます。

>アル『ちっ(がんばりやさんの無能ゾンビめ・・・)』
で、コーヒー噴きました。

20No Way to say1:04/02/07 17:03 ID:YLgmLlVs

イーストシティの書店で販売している、女性誌はどれもバレンタインデーの特集ばかりだった。
今流行中の服やバッグ。それに化粧品の紹介などもしてほしいが、
バレンタインデーの季節だけあって、どの雑誌もチョコの作り方とか、告白のしたかたなどと、
そういうものばかり特集していた。
エド子は、そんな雑誌の一つである「イーストシティラヴ」というピンクの雑誌を、穴があくほど
見つめていた。見ているページは、もちろん。チョコの作り方の特集のところだった。
久しぶりに休暇をとることにした、エルリック姉弟はイーストシティ内の軍の宿泊施設に泊まっていた。
エド子は、部屋からアルを追い出し、完全に一人で部屋を独占し、独り言を言いながら、ずっと雑誌を読んでいる。やはり女の子。いつもは男勝りで強気な彼女だがバレンタインデーは誰かにチョコをあげるともりだった。
「チョコマフィンに・・・・・チョコレートケーキ・・・・・うわっうまそう〜。」
たまに雑誌に載ってあるお菓子の写真に心を奪われているが、本音は世界一のチョコを作りたい!らしい。
ひそかに顔がにやけていたが・・・・・。
「やっぱ大佐は大人だし・・・・・・ビターチョコレートの方がいいのか・・・・・?」
うーん、と顔をかしげながら大佐を頭に浮かばせる。だがいつもの無能面しか浮かばず、
ブンブンとエド子は首を振って、頭の中から大佐を消した。
21No Way to say2:04/02/07 17:04 ID:YLgmLlVs
「なになに・・・・・25を過ぎたらミルクチョコレートよりビターチョコレート・・・・・ほら、やっぱり!」
自分が思っていたことが雑誌に書いてあったので、エド子は顔を明るくさせる。
「だよなー。ミルクチョコレートだと、糖尿病になるしなー。」
そんなことはないと思うが。
「よし、ビターチョコレートに決定!よし、作るぞ!」
勢いよく立ち上がって、ガッツポーズを決めるエド子。と、その時。
「姉さん、そろそろ・・・・・・・・・・・・・あ。」
「お?」
ガッツポーズをした瞬間、痺れを切らしたのかアルが突然入ってきた。
実は今のエドの格好は、ピンクの淡いブラとスパッツ。
ぶっちゃけ言っちゃうと、見られては恥かしい格好なのだ。
「あー・・・・姉さん、ごめ・・・・・。」
「アルぅ・・・・・・・見たなー?」
「ごごごご、ごめっ!!」
「出てけええっ!!」
パンッ!と聞こえたと思うと、アルは廊下へと飛ばされた。
2224:04/02/07 17:06 ID:YLgmLlVs
連載ほっといてこんなの書いてすいません。
あとそろそろレイープ連載物の続きを書こうと思っております。

23名無しさん@ピンキー:04/02/07 18:37 ID:QWery6LW
しょっぱなから飛ばしすぎですよ神様(*´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
それと>>1、乙か練成!
24名無しさん@ピンキー:04/02/07 19:15 ID:s3m4aC+I
>24氏
前から言いたかったんですが。
今まで書いてた作品を中途半端にして新しく別の物を書きまくるのはあまり良くないと思う。
どうしてもスランプだったりとかイベント物を優先するのはともかく、
無闇に連載増やしたら見てる方もよく解らなくなるし…。
リクエストを募ったりする前に、ちゃんと一つ一つ終わらせて欲しいなあ。
25名無しさん@ピンキー:04/02/07 19:20 ID:XfPmcaRz
禿同。
あと誘い受けに延々とネタを引っ張るのもうざい。

SS書きの控え室 12号室
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1075385699/l50
26名無しさん@ピンキー:04/02/07 19:53 ID:OybhvnQK
まぁまぁ、マターリ行こうよ。
27名無しさん@ピンキー:04/02/07 20:40 ID:WbFvbzyd
あんまり痛めつけちゃうのは可愛そうダヨ
気楽に待ちましょう
個人的な事情とかもあるかもしれないし

24さん頑張れ!
28名無しさん@ピンキー:04/02/07 21:03 ID:QWery6LW
>>25
あんまり言うと職人が投下しにくくなるからやめれ
24氏もこういう意見があるんだということで納得してください
29名無しさん@ピンキー:04/02/07 21:17 ID:+H71iUp9
書いたものをすぐ投下するんでなく、他の職人さんみたいに「書き終わってから」
投下するようにすればいいんでは?
と言ってみるテスト。

たとえば、連載Aを書いている途中に連載Bが書きたくなったら、連載Bの方は投下
せずにローカルに保存して、連載Aの最終話を投下するまではしまっておく。
とか。
それなら読んでる方も混乱しにくいと思う。
30名無しさん@ピンキー:04/02/07 22:30 ID:U8WGoghZ
まぁアレだ。このスレは良スレだ。
31名無しさん@ピンキー:04/02/07 22:46 ID:OybhvnQK
それよりもお前ら!聞いて下さいよ!!
ブロッシュ軍曹も女体化したら萌えそうなんだが。

何だか三つ編み付けたらエドじゃねーかーとか思ってしまったのは
自分だけじゃ無い…よな?
32名無しさん@ピンキー:04/02/07 23:04 ID:U8WGoghZ
>31デカイエドだ!とコソーリ思ってしまいました。

ところで、ロスタソを女体化したらどうよ?と思った奴は
自分だけでないはず…


いや、だって…あの声……つД`)デモ、ナカナカヨカッタ
33名無しさん@ピンキー:04/02/07 23:06 ID:Eg8Unm2t
>32
自分も最初声を聞いたとき
「え。@カマ?」
と思ってしまった・・・。
泣きほくろタン好きなのに( ´Д⊂ヽ
34名無しさん@ピンキー:04/02/07 23:09 ID:Lo1C1/dj
>>32
ロス少尉はもともと女の人だぞ…
35名無しさん@ピンキー:04/02/07 23:17 ID:8Fo35XpR
>>34
そんなのは皆知ってるさ…だからあの声が哀しいんだ……。
36名無しさん@ピンキー:04/02/07 23:25 ID:U8WGoghZ
でも、あの声で平手打ちは悪くないな…なんて思う23の夜。
37名無しさん@ピンキー:04/02/07 23:30 ID:OybhvnQK
>>36
ああ、ロイ子萌えする自分には禿しくたまらんな。
デニ子と百合って貰いたいもんだ。
38名無しさん@ピンキー:04/02/07 23:48 ID:QWery6LW
>>37
ああ、そうだな。擦りあってもらいたいな。
胸揉みあって髪撫であってもらいたいな。
39名無しさん@ピンキー:04/02/08 00:00 ID:lygsyaU0
百合もいいなァ…(*´Д`)ステッキー
40名無しさん@ピンキー:04/02/08 00:23 ID:xNJt3hj7
1スレ目の最後から2スレ目最初にかけて降臨されておられた
鎧アル×エド子の神サマはまたいらして下さらぬのだろうか。
柔軟体操するエド子に激しくモエー!だったのだが…!
41sage:04/02/08 02:19 ID:OtwH46N5
>24
いつも楽しみに読んでます。
ネタが次から次にと出てきてしまうのは仕方ないと思う。
でも、続きを他の楽しみにしている人もいるっていうことも知っていて欲しい。
でも、まぁ気長に待ってたりするので、自分のペースで書いていけばいいと思われ。
がんばってください。
42名無しさん@ピンキー:04/02/08 03:16 ID:OtwH46N5
あげてしまった・・・
申し訳ない。逝ってきまつ・・・
43名無しさん@ピンキー:04/02/08 09:16 ID:B7KwJbOS
>40
あの人の文章が好きだ。
だからオレももう一回来てくれればいいなと思ってる。
44名無しさん@ピンキー:04/02/08 19:14 ID:8DaZ/P7P
むしろ全ての職人たんに(*´д`*)ハァハァと尊敬の念を表したいところだ。
いつも萌えをありがとう。
45名無しさん@ピンキー:04/02/08 23:02 ID:zrIgctcr
前スレの埋め立て、見事にロイ子祭だったな。
温泉行きたくなったよ。
46名無しさん@ピンキー:04/02/09 01:32 ID:o9tsN+Z0
書いていたSSがPCフリーズで吹っ飛ぶと悲しいよね。
さっき長めのSSのファイルが飛んで夜中に大絶叫したくなったよ…
悲しいけど、再構築したら投下しまつ……ウワァァァンヽ(`Д´)ノ
47名無しさん@ピンキー:04/02/09 02:27 ID:ETfU+qHA
楽しみぃに待ってま〜つ!
悶えながら…
48名無しさん@ピンキー:04/02/09 02:39 ID:UAF8JmCP
新スレおめでとございます。
鬼畜ロイエド子の続きが出来たので投下します。

あんなことがあってから、エドはできるだけロイを避けるため、軍部には寄り付かないようにしていた。
警戒を怠らず、常に隙を見せないよう気を配った。
だが国家錬金術師という地位は、どうしてもエドが軍から離れることを許してはくれなかった。
破格の特権にはうざったいしがらみもついてまわる。
国家錬金術師の資格を剥奪されないためには軍の命令に従わなくてはいけなくて、もちろん東方司令部からの呼び出しを無視するわけにもいかず、……そして東方司令部に出向いたからには、当然のごとく顔を合わせなければならないのだ。あの、男と。
エドの身体は全力でこの建物の中に入ることを拒んでいた。
建物の入り口で、またしてもエドだけでロイの元に来るようにと言われては、身構えるなというのは無理だ。
もし今日もこの間のようなことになったら。
嫌だ。エドはアルの腕をぎゅっとにぎった。
「兄さん?」
どうしたの、と優しく問うアルに、けれどエドは本当のことは言えなかった。
このまま、この手を離したくない。あいつのところになんか行きたくない。
もう二度とロイの思い通りにならないように注意深く行動するつもりではあるが、それでも不安は消えずエドの足を竦ませる。
「なぁアル……今日はここで待っててくれるか……?」
顔を上げられないまま低くそう懇願すると、アルは快く承知してくれた。
エドの身体からふっと緊張が抜けて、ようやく笑うことができた。
うん、じゃあ行ってくるな、とアルの冷たい鎧の肌にすがるようにしていた身体を離して。
49名無しさん@ピンキー:04/02/09 02:40 ID:UAF8JmCP
部屋には他に誰もいない、自分と彼の二人だけだ。
おざなりのノックと、まるで茶番劇な挨拶。
自分の声が切っ先鋭い刃物のようだとエドは思った。
「お呼びですか、大佐?」
「随分と怖い顔をしているねぇ」
原因はわかっているだろうに、ロイはいけしゃあしゃあとそう言ってのける。
のど元に冷たい刃物の声を突きつけられても顔色ひとつ変えない。
絶対的優位にたつ者の余裕、だろうか。エドの神経を逆なでするその態度は。
「身体を交わした仲だというのに、もう少し艶のある会話ができないものかな」
「ってめ……!! それ以上言ったらぶっ殺す!!」
「君には無理だ」
なんでもないことのようにさらりと言われて、エドは間髪いれず両掌を合わせた。
「無理かどうか、やってみなきゃわかんねぇだろ……!!」
「わかるさ。まあそれで君の気が済むのなら試してみたまえ。ただし、君のなにより大事な弟の命は保証しない……とだけ言っておこう」
ロイの言葉に、エドはナイフへと錬成した腕を振り上げるのも忘れて絶句した。
「研究所送りにするにはいささか勿体無い才能なのだが、それもやむをえまい」
確かに、ロイの言葉ひとつでアルの秘密は暴かれ白日の下にさらされるだろう。そうなればアルは。
いや、やろうと思えば今すぐにでも、ロイはアルをどうにでもできるのだ。
アルはここに――ロイの権力の及ぶ場所の真っ只中にいるのだから。
東方司令部に残ってもらったことが裏目に出たか。
絶対にあんな目にあわないようにと思ったのに、その警戒心を逆手に取られて、まんまとロイの目論見どおりになってしまったらしい。
50名無しさん@ピンキー:04/02/09 02:41 ID:UAF8JmCP
「あまりにも君が私を避けるので、私としては面白くない」
なんて勝手な言い分だろう。
先に傷つけてきたのはそっちだというのに、ロイはさもエドのほうが悪いのだと言わんばかりに少女を責める。
大総統の地位を狙う男は、野心家で傲慢で我侭だ。
「あんたが望む代価は……?」
感情の死に絶えた硬い声でエドがそう言うと、鋼のは物分りがいいね、と男はにこやかに笑った。


煌々と明かりが照らす部屋の中は、淫靡な空気で満たされていた。
男と女のある一種の行為におけるあの独特のそれは、色事に慣れないエドの心身をたやすく翻弄し眩惑する。
白い背を向けて、声を立てるまいとシーツを噛み締めた。
アルの安全と引き換えにロイに身体を投げ出すことを了承しても、ロイを喜ばせてやる義理もつもりもさらさらない。
開くのはあくまで足だけだ。
オレが我慢しさえすれば、きっとそれだけ元の身体に戻れる確率が高くなる。アルの肉体だって、取り戻してやれる。
あの健やかな魂に平安を与えることができるんなら、そのためにオレはなんだってしてやる。
前回大佐が『等価交換』と称してくれた資料は、確かに貴重なものだったから、また今度もいい情報をくれるだろう。
――――――なんて愚かな自己欺瞞。
51名無しさん@ピンキー:04/02/09 02:42 ID:UAF8JmCP
「鋼のがシーツをそんなに好きだとは知らなかったな」
ロイがエドの中をゆっくりとかきまわす。ぴくりと背が跳ねた。こらえきれなかった甘い声が鼻から漏れる。
うつぶせになって腰を高く持ち上げた格好で、少女は男に秘部を見せ付けていた。
「そうまでされては、無理にでも鳴かせてみたくなるじゃないか」
エドの全身に戦慄が走る。ロイの声音は酷薄非情で、慈悲の欠片もない。
彼がどんな表情をしているのか、考えるのも恐ろしかった。
「こちらを向いてごらん」
エドは唾液を吸ってぐっしょりとなった白い布を口から離すと、黙ってロイの指示に従った。
心まで屈してはいないことを証明するかのように、その瞳は苛烈なまでの意志の光を持っていた。
こんな行為の最中であっても、決して高潔さを失わない金色。きっと見るものを惹きつけてやまないその力。
52名無しさん@ピンキー:04/02/09 02:43 ID:UAF8JmCP
ありもしない涙を拭うようにロイの親指がエドの目の下をなぞる。
その手は顎へ移動し、ついと軽く持ち上げられたかと思うと次の瞬間口付けが降りてきた。
唇を執拗に舐めたあと、舌は歯列の奥へと伸びる。
その生温かくてぬるりとしたものを追い出したくてたまらない、それなのにエドは男の唾液を飲み下すことを強要された。
ロイの顔が離れた後、ごしごしと力に任せて口を拭う。
「まったく、君のプライドの高さには畏れいるよ」
呆れたように言うロイにもかまうものか。エドはますます力をこめて口を拭った。
唇が破けるかと思うほど荒々しいその手をロイが掴んで、切り札をちらつかせた。
「やれやれ、鋼の錬金術師殿は、たったひとりの弟のことがそれほど大事ではないと見える……」
「なっ……、オレがあんたの言うとおりにすればアルには手を出さないって、そういう約束だろ!!」
話が違う、とエドはロイに食って掛かった。激昂するエドと対照的に男は澄ましたもので、
「鋼の。私はね、君が抵抗するぶんにはかまわない。むしろそれでこそ征服しがいがあるからね……だが興のさめるような真似だけはやめたまえ。それがこういう場合におけるルールというものだよ」
「……何をしろと?」
エドの背中を嫌な汗が伝った。どうせろくでもないことだということはわかっている。
「本当に鋼のは頭の回転が速くて助かるよ」
そしてロイの口から告げられた言葉は。
「機械鎧での自慰。なかなか斬新だろう?」
53名無しさん@ピンキー:04/02/09 02:44 ID:UAF8JmCP
本番無くてスマソです。それではお休みなさいー。
54名無しさん@ピンキー:04/02/09 08:40 ID:xotvGTdg
おはようございます。朝から寸止めでハァハァですネ申!流れるような文章がすげーイイ!
続きをお待ちしております!

55名無しさん@ピンキー:04/02/09 11:33 ID:GKQJcpgm
(´Д`;)ハァハァ
楽しみだーお待ちしてます
56名無しさん@ピンキー:04/02/09 22:05 ID:Hq52IIdF
神キテター!!でも寸止め―!!続きが早く読みて―!!
(;´Д`)ハアハア
57名無しさん@ピンキー:04/02/10 00:16 ID:R/BjtE1a
>52の続き、ロイエド子投下。

性行為の中にそういうものがあると知ってはいたが、実際にやったことは一度も無かった。
やり方だってよくわからないのに、ロイは目の前でそれをして見せろという。
「どうしたのかね、手が止まっているよ?」
そうからかわれて、エドの頬がかっと熱くなった。
「……っ」
ごくりと喉がなる。躊躇の許されるような状況ではない。
エドは屈辱に身を焼かれるような思いをしながら、そっと右手を秘部へと這わせた。
体温の無い鋼の指は冷たく、異物感がどうしてもつきまとう。
柔らかく温かな人の皮膚とは正反対の固く冷たい作り物の指が、割れ目をこわごわとなぞった。
ほとんど生えていないといってもいいほど薄い恥毛は、少女の体の幼さを示している。
「……ふ、ぅん」
ひんやりとした感触が不思議な興奮をもたらして、濡れてくるのがわかる。
アルまで利用しようとするロイは許せなかったが、一番許せないのはそのロイに見られてますます感じる自分だ。
中に挿れるのにはさすがに抵抗があって、自然と入り口ばかりをずっと触ってしまう。
できるならこのままロイが見逃してくれればいいと思ったが、その願いが天に届くことはなく。
「指を舐めなさい」
ロイの意図を察したエドの手が一瞬止まった。しかしすぐにその右腕は持ち上がり、指先はエドの口の中へ消えた。
自分の味と鋼の機械の味が口の中で混じりあう。
「いい子だ。一本ずつ、丁寧に舐めて……そう」
口に含んだり猫のようにぴちゃぴちゃと舌で舐めたりを繰り返す。たちまち指は唾液にまみれた。
58名無しさん@ピンキー:04/02/10 00:19 ID:R/BjtE1a
「たっぷり濡らしたら、それを突っ込むんだ」
エドは恥ずかしさに耐えるようにぎゅっと目をつぶった。ゆっくりと自分の指が入ってくる。
そう、これは自分の指なのに――――いやだ、いやだいやだ。
少しだけ体温のうつったそれは、やはりあくまでも人間の身体の『代わり』であって、本質は決して相容れないものなのだ。
だからこそ生身の部分との継ぎ目が痛んだりするのであって、そしてそれを自分は知っていたはずなのに。
中に受け入れろと彼は言う。そのとおりに根元まで呑み込まされた今、エドは切に願っていた。抜きたい。
「んんっ……」
「よくできたね」
えらいえらい、と誉められても、ちっとも嬉しくない。
ロイはにやにやと意地悪な笑いを浮かべながらエドの痴態を見ている。
おずおずとエドは指を動かしてみた。稚拙ではあったが、快感を生むことは出来た。
一回自分ひとりでいかなければロイが満足しないであろうことはわかっていた。
指と肉が擦れる音がぐちゅぐちゅとエドの耳を汚す。
「ふぁ、あ、あああっ、あ」
「なかなかにそそられる眺めだね……」
だんだんと激しくなる動きにつられるように、あれほどこらえていたはずの声が高くあがった。
止まらない。柔らかな肉の奥に無骨な機械鎧を挿し込み、エドは自分を追い詰めていく。
「両手でしてごらん」
ロイはそう言って、エドの左手を陰核へ導いた。
周りをさすってから中心にある膨らんだ蕾をやさしくつまむと、たちまち強烈な快感に襲われてエドは果ててしまった。
「ああぁっ……!!」
きゅっと身体に力が入り、その後弛緩する。
くたりと力を抜いてベッドの上で放心したようになっているエドの足をロイが抱えた。
絶頂の余韻でひくつくそこに己をあてがい、一気に挿し貫いた。
「く、は……!!」
エドは声とともに息を吐く。
今いったばかりだというのに、この男は少しの休息も許してはくれないらしい。
結局自分はロイの楽しみのためだけの玩具でしかないのだろう。
せめてもの意趣返しと、エドは無意識のフリをして男の背中に回した機械鎧の腕で傷をつけてやった。
今はこれくらいしか出来ないけれど。
59名無しさん@ピンキー:04/02/10 00:20 ID:R/BjtE1a
シャワーを使って男の残滓を残らず洗い流す。
目的を果たしたロイはさっさと帰ってしまい、部屋には情事の名残の香が微かに漂っていた。
倦怠感が身体を支配する。
あの男がこのばかばかしい嗜好に飽きるまで、自分はこうやって抱かれ続けるのだろうか。
アルと二人、元の身体を取り戻したら絶対にあいつの顔に銀時計を叩きつけてやる。
そのときこそ国家錬金術師という檻から解き放たれるのだ。
従順な狗の顔の裏で、牙を研ぎ爪を伸ばしてその日を待つさ、とエドはブーツを履き立ち上がった。


おしまいです。うーんエロってむずかしいですねー
60名無しさん@ピンキー:04/02/10 00:51 ID:AXkFhgzp
>59 ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
無能の悪役っぷりがいいなあ。得体の知れない感じで。
ゴチになりました!
61名無しさん@ピンキー:04/02/10 01:09 ID:hl+L3ZuE
ちなみに漏れのギコナビではギコが
いるべき場所で無能が踊っている
(萌えjpにデータがあるよ)
62名無しさん@ピンキー:04/02/10 15:26 ID:qkhzKEU6
>>61
データはゲトしたけど使い方がわからん…!(ノД`)
どうやって躍らせるのか教えてはくれないか
63名無しさん@ピンキー:04/02/10 16:40 ID:4lrIPNo3
ロイ子の躍らせ方…ハァハァ
64名無しさん@ピンキー:04/02/10 17:59 ID:hl+L3ZuE
>62
ギコナビのプログラムと同じ場所に置いて
名前を「gikoNavi」に変更しる
(念のために元のギコもどこかにとっておく事)
65名無しさん@ピンキー:04/02/10 20:33 ID:qkhzKEU6
>>64
ありがとう!
さっそく試してみる
66大佐記憶喪失ぅ編 :04/02/10 22:49 ID:fFRldHfP
前スレ427の続き…気に入らないのですが…投下しないで宙ぶらりんも嫌でして…
ごめんなさい。お目汚しですけど…。
―その3―

 暇があれば大佐は仕事を抜け出しフラフラと何処かに出かけてゆく。
 帰ってくれば体から香水の匂い。
 同じだったり違ったり、色々な女の所に行っているのは一目瞭然で。
 皆諦めているのかいつもの事なのかあまり何も言わない。
 オレはと言えば、出かける度に 倫絶 女好き 変態 無能と罵ってやる。 
 それでもあいつは馬鹿にしたように笑いながら出かけて行く。
 何かすげぇムカツク。 何でだよ。 一体。
「いいのか中尉。 大佐あんなんでも。」
「ええ、やらなくてはいけない事は全て片付けていっているからあまり文句も言えないの、それに…」
「それに?」
「いえ、なんでもないのよ。」
 少尉とか他の人に聞いても同じような事しか言わない。いいのかよ…軍がこんなんで…
 それと皆最後の言葉歯切れが悪いんだよな。 感じ悪い。
67大佐記憶喪失ぅ編:04/02/10 22:50 ID:fFRldHfP
 この所何もしないでゴロゴロしている時間が増えたような気がする。
 このままじゃ駄目だと思いながらも、夕食後の今もソファーに横になりゴロゴロしてしている。

「なあ、アル…そろそろここを離れようと思うんだけど、どうだ?」
 ソファーの後ろにいるアルに声をかける。 一呼吸おいてからビックリしたような返事が返ってきた。
「え? でも姉さん…大佐の記憶戻るまでは、ここにいたいって言ってたじゃない。」
「ああ、責任感じてここに留まった、そう言った。 けどオレがいたってどうかなる訳じゃないしよぉ…
それに、なんて言うか…こう…」
 こう…なんだろう? その先に続ける言葉が出てこない。

「嫌か?」
「嫌じゃないけど、姉さんはそれで本当にいいの?」
「…………」
「姉さん、大丈夫? なんか変だよ?」
 アルが心配そうに上から覗き込んできた。
「なんかって何だよ。」
 下から睨みつけてやる。 鎧の奥の奥まで睨み付けるようにガンをつける。
 心配してくれている弟に何当たっているんだ? オレは。
 そんな嫌なムードをぶち壊してくれたのは、廊下を走って近づいてくる足音。
「やっほ〜こっちの方に用事があったから寄ってみたんだよ〜。エド、オートメイルの調子どう? 
何か変だったりしない?」
 バタン、とドアが勢いよく開き、ウィンリィの明るい声が飛び込んできた。
68大佐記憶喪失ぅ編:04/02/10 22:51 ID:fFRldHfP
 自分の座る場所を作りなさいと手で合図を送られたので、ソファーにちゃんと座りなおして
 スペースを空けてやる。 よろしいとニッコリしてそこに座りこむ。
「ちょっと気になっていたからさ。 で、アル、何の話していたの?」
「いや、姉さんの様子がこの所ずっと変だからさ。」
「確かにね、組み手もやってないんでしょ。 どうしたの? おかしいよ、エド。…もしかして大佐の事?」
「え? 何言ってんだよ。」
「だってあの頃からおかしいもん。」
 アルも横でうんうん頷いている。 
 少し考えてから、自分の思っている事を素直に話しだした。
「まあ…確かに記憶戻らないからな。 前は毎日チョッカイだされててうんざりしてたけど、
それが無くなって…いつもと違うなーと思うけど、それとは違うぞ。」
 それが、肯定的な返事だという事にエド子は気が付いていない…。
「…気になる?」
「え? バカ言ってんじゃねえよ。 いつも嫌な事するんだぜ。 それが無くなったから
せいせいしてる。」
「でも物足りない…と?」
「ち、違う!!」
「もしかして〜イヤよイヤよもスキの内…とか。」
「んな訳ねえだろ!! どうしてそうなる?!」
「ハァ〜 ハイハイわかりましたっと。」
69大佐記憶喪失ぅ編:04/02/10 22:52 ID:fFRldHfP
 それから色々な話をしていたら結構時間が経ったらしく、大分暗くなってきてしまった。
「あ、そろそろ戻るわ。」
「おう、まだこっちにいるのか?」
「うん、後数日間いようと思う。」
 腰を上げアルに歩みよりその腕に絡みつく。 その様子にちょっと違和感を感じる。 
「ねーアル送って。 ね?」 
 ウィンリィが上目遣いで微笑む。 
「あ…。 うん、いいよ!」 
 アルの目の奥が怪しく光った…ように見えた。 何かを含むような2人の言動
 やっぱりおかしい。 どこがどうおかしいのかわからないけど…何か変だ。 
 その疑問も最後に掛けられた一言で何処かに消え去った。
「じゃあね。 エド、いつも言うけど素直にね!」
「な!!」

(ハアー。 ウィンリィは何言ってるんだ? 全く。)
「シャワーでも浴びるか…」
 誰もいなくなったので、上着を脱いで今まで座っていたソファーに投げつける。
 ベルトをはずしズボンに手をかけようとした丁度その時、ドアを軽くノックする音がした。
 げ、今頃誰だよ…と思いながら声を掛けると、よく聞き知ったあいつの声が返ってきた。
(大佐?! どうしてここに? ええと…うわ〜どうすればいいんだ?)
「何の用だ?」
 ドアを少し開け、顔だけ覗かせ心とは裏腹に不機嫌そうに答えるてやる。
「ああ、ウィンリィ嬢が来ていると聞いてな。 少し用があったのだが…いないのか?」
 中を窺うようにスルリと部屋に入ってきた。
 用があるのは自分じゃ無くて…ウィンリィ…なんだろう…この心のもやもやは?
「ああ、今帰った。」
「そうか…」
「ウィンリィに何の用? 事によっては…」
「イヤ別に…もしかして気になるのか?」
70大佐記憶喪失ぅ編:04/02/10 22:53 ID:fFRldHfP
 ニヤニヤしながらこちらを眺めてる。 上着を脱いだので下着が薄いシャツにうっすら透けている。
 流石にこれはマズイか…と思ったが、今更隠しても変に意識しているみたいなので、平然を装う。
「当たり前だろ! オレの幼馴染に変な事してみろよ?! あんたでも容赦しねえぞ。
もう用は無いんだろ、帰れよ。」
「つれないねぇ、鋼の。 ああ、忘れていたのだが前回の本の解読だが、もう1冊残っていてね。
これもお願いするよ。 出来たら直接私に所に持ってきてくれ。 それとこれもやろう。 土産だ。」
「ああ?! またかよ。 まあいいや、受け取っておくから。 これでもう用事は済んだんだろう?」
 片手に本、反対の手に土産を受け取り追い出しにかかる。
「言葉使いは直した方がいいぞ。 それでも一応は女なのだろう?」
 一応信じてくれたらしい…が、
(胸の辺りを見て言うな!)
「前にも言われた、でも無理。」
「フム。 ちょっとバンザイをしてみろ。」
 言われるがままに荷物をもったまま両手を上げる。
 いきなり胸のところに手を添え撫で付けやがった!
 シャツの上から器用に指を這わせてゆく。
 服ごしのたったそれだけの刺激なのに…体が反応して胸の突起が固さをおびてきてしまう。…ヤバイ…
 シャツを捲し上げ下着の中に掌が滑り込んできた。
 そのまま捏ねくりまわされる。 
「やめ……くっ…」
「両手の物を落とすなよ。 特に本は大切な物だからな。」
(やめてくれ! ばれてしまう…自分の体の変化が…) 
 声を出してしまわないようにするのがやっとで、されるがままになってしまった。
71大佐記憶喪失ぅ編:04/02/10 22:55 ID:fFRldHfP

「ふむ、やはりわからんな。 牛乳飲め! それとも私が時間をかけて大きくしてやろうか?」
「な、何しやがる、この変態!」
 その手を払いのけ拳を握りしめる。 土産に渡された物が音をたてて落ちた。 
「ははは、私だって貧乳よりは大きい方がスキだ! 君のは触っても解らないからな。
同い年のウィンリィ嬢とは雲泥の差だな。 では失礼する。」
 それを振り下ろそうとしたら、さっさと退散の意を示して素早く部屋の外に出てしまった。
「だれが洗濯板ド貧乳だ〜〜〜!! 」

 全く気付きもしなかったのかよ?! 直に触っておきながら。
 帰って行く大佐に近くにあった物を投げつけてやると、
 はははと高らかに笑いながら簡単に避けられてしまった。
 馬鹿にしやがって!! 信じらんねぇー 最低!!

 ドアを勢い良く閉めてそのドアにもたれ掛かる。
 なんだかわからないけど凄く悔しくて情けなくて、知らず知らずに目頭が熱くなってきてしまった。
「クソ! うっ…く、大佐…の馬鹿野郎… …スン…馬鹿ぁ…ロイの馬鹿…」
 ぽろぽろ涙を流しながら小さな声で先ほどまでいたあいつに罵倒を浴びせる。
 先ほど触れられた場所を自分の手でそっと触れ、
 そのままゆっくり指でなぞってゆくと、くすぐったい。
 ここをあいつの指が這っていった…そう思うと体が火照ってくる。
「ロイ…んっ…」
 下の方もじわりと熱を帯びてきた。 その熱をどうにかしたい…
 ズボンの中に手を滑り込ませようとして、その手前でピタリと手の動きがとまる。
「何やってんだよ…オレ…」
 力なくズルズル滑っていき、そのまま下にへたりこんでしまった。
 なぜなのかわからないが、凄く惨めで…悲しくて…
 
 ウィンリィの言葉がぐるぐる頭の中を回っている。
 キニナル? モノタリナイ? スキ? ンナ訳ねえよ。 そう…そんなハズ…無い…
72大佐記憶喪失ぅ編:04/02/10 22:58 ID:fFRldHfP
前スレ429、430氏ありがとうございます。
2つをたして割ってウィンリィ嬢にしました。

ごめんなさい…まだ続きます…
73名無しさん@ピンキー:04/02/10 23:14 ID:RcSpRP/h
続きキター!!

う〜ん…じれったいッ
認めろちまえよ、楽になるぜ?

さらなる続きを待ってまつ
74名無しさん@ピンキー:04/02/10 23:42 ID:Gc0qFAjJ
前のスレで言ったとおりおいらはアル×エド子がすきなんです
やっとでけますた

構想一週間
製作9時間
たった今書き終わりました

今まで書いてたものと違って暗いっす

まだまだ書き足りないとは思うのですが、投下します


ヨロシイデショウカ?
75僕は姉に恋をする1:04/02/10 23:44 ID:Gc0qFAjJ
コンヤ ボクラハ ミタビ キンキヲオカス

月明かりが差し込む部屋で、彼女が小さな寝息を立てている
彼女ー僕の姉。たった一人の家族
昼間の姉さんは、よく笑いよく怒りその小さな身体に似合ないほどの行動力と頭脳を持っている
でも今の…夜眠っている姉さんは、いつも結わいている金色の髪もほどき無防備なほどシーツから
白い素肌を見せている
無防備なのは、ここにいるのが僕だけだからだ
つい最近まで鋼の鎧だった弟。鎧でも人でも彼女にとってはただ一人の大切な弟
だけど僕にとっては…セカイデタッタヒトリノヒト
もう2度と離れ離れになりたくない‥そう呟いて見ても、彼女は姉の顔のまま優しく微笑むだけ
姉さんが眠っているベットに手を掛けると、小さく軋んだ音を出す
幼い素顔とぷっくらと膨れた艶やかな唇は、僕の影で見えなくなった
「・・・ん・・・っ」
小さく呻き寝返りをすると、指輪を嵌めた左手薬指が僕に向けられる
昨日プロポーズされ貰ったと、照れながら話す彼女
世界で一番アルが好きだと話す姉さん
左足右腕を持っていかれ血だらけになりながら、僕の魂を練成した姉さん
僕が人にもどった時、気を失うまで泣きながら「ごめん」を繰り返す彼女
綺麗で強い姉さん。反面儚く脆い15歳の少女
だから彼女は支えてくれる誰かがずっと欲しかったのだろう
瞳に涙を溜めながら顔覆いかくして、笑顔で指輪を受け取る姉さんの姿が浮かんで見える
壊してしまいたい。何もかも
いや、姉さんの幸せを喜ぶべきだ・・弟しては
でも14年間隠してきた気持ちは・・・鎧の間は自分をだませてこれたけれど、人に戻って
彼女が人としての幸せをかみ締め泣き笑っているのをみたら、隠せなくなった
許せなくなった。彼女を
僕をおいていこうとしている、姉さんを
「だから、姉さん。今夜僕は貴方を奪うよ・・」
静まり返った部屋の中で、僕は姉さんに唇を寄せた
76僕は姉に恋をする2:04/02/10 23:45 ID:Gc0qFAjJ
「姉さん」
「……」
軽く唇を当て離す
少しだけ触れた唇は、思った以上に柔らかくしっとりしていてそして甘かった
ねぇ、姉さんその甘い唇で愛をささやいて、そいつを強く抱きしめるの?
ねぇ、姉さん潤んだ瞳であいつを見て、あいつにその身体を開くの?
渡さない。あいつに
誰にも見せるもんか。綺麗で強くて優しくて脆い貴方を
だから、姉弟の絆も姉さんの些細な幸せも、姉さんが願う僕の幸せも
何もかも、ぶち壊してやる
崩れ去ればいい。貴方がそばにいない未来なんか
今度は、強く触れる
僕の全部の思いを込めて、深く深く入り込んで行くように
「んっ・・!?」
息が苦しくなったようで、空気を求めて口を開いたところに舌を絡める
唇も舌も唾液も蜜のように甘い。
もっともっと触れたい。深く深く貪りたい
「ん。んんんんっ・・・やぁっ!」
自分の身体が強く突き飛ばされて、跳ねのく
「・・・アルフォンス・・・?」
姉さんは、何が今起こっったのか分からなかったのだろう
金色の瞳を丸めて、不思議そうに僕をみている
「え?・・・え?アル?・・・・何してたんだ・・?」
「・・・・・」
僕は答えない
答えない僕を訝しく思ったのか・・・姉さんは、小さくまた「…アル?」聞いて来る
僕は、そんな姉さんにクスリと意地悪く微笑んでみせながら
姉さんにとって思いもしななかった事を口にする
「何って?・・・わからない?・・・姉さんに欲情してたんだよ・・・」
77僕は姉に恋をする3:04/02/10 23:46 ID:Gc0qFAjJ
あ・・アル?・・・な、何言って・・・るのか・・わかんねえぞ・・?」
普段温厚で優しい弟がこんなことするわけがない、こんなこと言うわけがないとでもおもっているのだろう?
怒るとすぐ手をだすのに、その手は小さく震えてシーツを握り締めているだけだった
「きゃっ・・」
だから言ってやる。姉さんの小さい身体を抱きしめて、力いっぱい抱きしめて
細い首筋に唇を寄せて、今度は理解できるように耳元で囁く
「姉さんが・・・好きなんだよ。いまここでめちゃくちゃに抱きたいほど・・・にね」
「ちょ・・ちょっとまて・・。俺・・考えているから。いまワケわかんないから・・・」
「ふうん。頭の良い姉さんも、2度言われても分からないことがあるんだ?」
皮肉を込めて言うと、カッときた姉さんが右手を振り上げる
顔を打たれる前に片手でひねりあげて、もう一つの手で左腕を押さえ込む
「・・・っ」
「無理だよ。姉さんは女、僕は男。力で敵うわけないだろ・・?」
「はなせっ。変な冗談はよせっ!!」
「冗談なもんかっ!!」
「イタッ」
僕は吼えて、姉さんをベットに押し倒し両手を絡め押さえ込む
自分の顔がひどく歪んでるのが分かる。姉さんが怯えた瞳で僕を見ているから
でも心地いい…
あのエドワード・エルリックが。いつも強気で前だけを見据える瞳の彼女が、僕だけを見ている
たとえそれが、世界一大切な弟に裏切られて悲しみを秘めたものでも
「や・・・やめろっ・・・くぅっ」
「やめるか・・・よっ!!」
姉さんの両手を左手だけで押さえ込み、頭の上に捻じりあげる
そして、空いた右手で姉さんの顔の間近に拳を叩き付ける
ボスっていう乾いた音だけだったが、姉さんを黙らすには効果があった
「言ったろ・・?オレは姉さんに欲情してるんだよ。・・・姉さんをめちゃくちゃにしたいくらい抱きたいんだよ!
 世界中で姉さん一人しか女にしかみえないんだよっ!!・・・だから、選べよ・・・姉さん」
78僕は姉に恋をする4:04/02/10 23:47 ID:Gc0qFAjJ
「僕の…オレのものになるか・・・。今日の事を一生悩んで、他の男のものになるか・・?
 もう…元には戻れないんだ・・・」
姉さんは、怯えて身体を震わせ続けている。
無意識にあいつに貰った指ををそっと抑えてこの責め苦に耐えている
「っ・・・。姉さんっ。貴方が僕を振り切ってあいつのところに行くのなら、もう2度と触れないっ。会うことはないっ
 絶対にっ!!」
姉さんの両目から溜まっていた雫がすべり落ちていった
「オレを…選ぶって言うのなら・・・姉さんからキスをして・・」
涙の筋を優しく唇で舐め取って、片腕で抱きしめる
ああ。姉さんは僕の腕一本で抱きしめられるほど小さいんだ。絹糸のような金の髪も白い肌も、
少し丸みを帯び始めた骨格も、さささやかな胸のふくらみも愛しくてしょうがないんだ・・
「姉さん・・。エド…。好きだ・・・。子供の頃からずっと。何よりも母さんよりも、一番大切な女の子だった・・」
姉さんは黙って身動き一つせずに、涙を流し続けていた
そんなに、そんなにあいつのことが好きなのか?
命を掛けて弟の魂を練成した以上に・・。
弟か・・。結局僕も、姉、弟のシガラミに縛られているだけなのか
もう一度、姉さんに口付けしたいけど・・もう無理だ・・・。ここにはいられない
姉さんを強く抱いていた手を離し、押さえ込んでいた両手を離し無言で立ち上がり背を向ける
「待て…」
姉さんの手が、僕の服の裾をつかんだ。そして、僕の前に回りこみできる限りの背伸びして僕に優しいキスをくれる
「・・・・・俺も・・・おまえの事はすきだ・・。でも、その好きは家族としてのものだ・・。
だから、お前の好きにしろ。俺が・・・俺がお前を失えるわけ・・ないだろ?」
79僕は姉に恋をする5:04/02/10 23:48 ID:Gc0qFAjJ
そして、もう一度触れるだけのキスをくれる
姉さんにとって、姉弟と言う名の半身が、命を欠けて守った半身が離れていくのが辛いだけなのだろう
だから、こんな優しいキスしかくれない
ののしってくれて構わないのに。頭の狂った弟を殴り飛ばしたって構いやしないのに
姉さんが好きだ。だけど、憎い・・。
僕の思いをわかった上で、姉として振舞おうとするんだね・・。やっぱり…
そんなことしてると・・つけこむよ?姉さん・・・。
姉さんに見えないように俯いて笑ってから、僕は当然のように言う
「服を・・服を全部脱げよ。姉さん・・。オレの好きなようにしていいんだろう?」
一瞬だけ、キッとした鋭い瞳を僕に向ける
気の強い顔も好きだよ。姉さん
そして、黙したまま夜着を脱いでいく
小さな両の膨らみと桜色の突起が、月明かりに照らされて白く顕わになる
下着一枚になると手がやみ、最後をどうしたら良いものか唇を小さくかんで思案しているようだった
「どうしたの?なんでやめちゃうの?僕言ったよね。全部脱いでって・・」
姉をしたう弟の笑顔を顔に貼り付けて、たたみこむ
姉さんは顔を赤らめ、えいやっていう感じでショーツを脱ぎ捨てた
「こ・・これで・・っ」
僕は、姉さんが言葉を紡ぐ前に抱きしめた
「逃がさないよ。姉さん」
「っ・・。や。いたっ」
胸の膨らみを鷲づかんで、乱暴に揉み出す
「姉さん。わからせてやるよ。姉さんとオレが違う生き物だって。肌も肉も骨も全然違うっていう事ー。
 姉さんが女で、オレが男だって事を・・・全身で思い知らせてやる」

80僕は姉に恋をする6:04/02/10 23:49 ID:Gc0qFAjJ
「・・ひっ・・・」
まだ濡れそぼってない中心に、自分の欲望を擦り付ける
「や・・まだ。それは・・・っ」
姉さんは、僕の腕の中でイヤイヤをするように身体をゆするけど、逃がしは絶対にしない
一気に中心を貫いた
「うぁあああああー」
痛みで我を忘れるように叫び暴れるが、がっちり押さえ込んで深みの底まで進んでいく
あの機械鎧装着の時の激痛に耐えた姉さんが、僕の与える痛みに泣き叫んでいる
「く・・姉さんの中、きつくてサイコーだよ・・」
「い・・いうなぁーーーーっあぁ」
姉さんを貪りたくて、壊したくて、泣き叫ぶ様も愛しくて感じたくて、己の欲望と狂気を表したまま動き出す
「あ・・いたぁ・・あぁ。・・・やああ・・・ああ」
姉さんの破菰の証が内股を通って、ベットにしみを作っていく
「姉さんの血で、少しすべりが良くなったよ。これで姉さんも一緒に気持ちよくなれそうだね」
「う・・・あぁ。いたぁ・・や・・いやぁ・・・っ。いやだーっ・・・やぁっ」
「いやだ。いやだ、言わないでよ。・・・これ・・でも傷つくんだよね」
動きをを早めながら、蕾をなぞるとビクッと姉さんの身体が波打つ
「や・・・ぁ・・」
「どう?感じてきたかなぁ・・・姉さん?」
「か・・うぁ・・ひあ・・あ・・ああ・・・うあ・・・」
感じてなんかいないって言いたいんだろうけど・・そんな顔じゃ説得力ないよ。姉さん
涙で顔がぐしゃぐしゃだけど、身体全体にあかみが差してきて、乳房の突起も少しづ硬くなってきてる
急激に姉さんの中が収縮を強める。ビリビリとした痛みを感じるほどに
「あう・・や・・うそ・・だ・・いやぁぁぁぁぁ」
全身が小刻みに震えだし、声を張り上げる
「いっちゃった・・?姉さん・・」
一度、後ろにそってぐったりとなる。瞳は朦朧としてるのか・・輝きはなく虚空を虚ろに見つめる
左手を上げ、何かをつかむようにして、姉さんは気を失った
「ロイ・・」というつぶやきを残して・・
・・・僕は・・高みにたどり着くことはできなかった
81僕は姉に恋をする7:04/02/10 23:50 ID:Gc0qFAjJ
姉さんは月明かりのした、ベットの上で静かに横たわっている
情事の前の安らかな寝顔でなく、青ざめた憔悴しきった顔で
僕の手のひらには、姉さんの大事な指輪がある
こんなものあるから・・・
僕はぐっと指輪を握り締めてから、手を開く
掌の上で指輪は解けていく
指輪を構成する分子・原子が分離を始めていく。小さないくつもの黒い手が分解を素早く行って指輪は消えた
そして新たなる物質へと再構築始める
生まれたのは紅い石。賢者の石なんてものでなくて、姉さんに似合いそうな指輪大くらいルビーの石
今・・ここで眠っている人の魂をもこの石のように分解して、再構築できたらいいのに
してしまおうか・・?僕にはそれができるから・・。真理を手にした僕なら・・
だけど・・分解した魂は同じものでも、同じも心を持って生まれ出でるわけじゃない・・
僕は姉さんという心をもった魂がほしい
全を理解しても一を得ることができないものは・・どこに行けばいいのだろう?
「ん・・・」
姉さんが寝返りをして、小さく呻いた
「姉さん・・。姉さんを苦しめるものから…姉さんを・・世界を分離させるね・・」
僕は、姉さんの額の上に手をかざして、真理の扉ひらいた
82僕は姉に恋をする〜エピローグ〜:04/02/10 23:51 ID:Gc0qFAjJ
「おめでとう」
「おめでとう〜」
綺麗に晴れわたった青空の下の教会で、結婚式が行われている
花嫁は幸せそうに微笑んで、新郎の腕に腕を絡めている
「あんたのようなじゃじゃ馬一人娘が結婚するなんておもってなかったわぁ〜。うわぁ〜ん。ちーん
 きれいよぉ〜」
「あ、こら。ウェンリィ。人のハンカチで勝手に鼻を拭くなっ」
「だぁって〜。あんた一人先に幸せになっちゃうんだもの〜・・うえ〜ん」
「おいおい・・」
「わかってるんでしょうねぇ〜。このわたしが東部までお使いにださなかったら、そこにいる旦那さまとは
一緒にならなかったんだからね」
「はいはい・・・」
「そうだったのか。どうもありがとう。ウェンリィ君」
「ま、まあな」
ーーねえさん・・・
「え?だれかなんかいったか・・?」
「なになに?どうしたの?」
「あ?あれ?誰かに呼ばれたようなきがしたんだけど・・・?」
「これからタブリスまで新婚旅行でしょ?ボーっとしてたら私が言っちゃうわよ」
「べ、別にぼーっとなんかしちゃいねえよっ」
「そう?」
「それでは、私の花嫁さん。お手をどうぞ」
「・・はい」
花嫁は、新郎差し出す手に指輪した手をのせ、にっこり微笑み車に乗り込む
遠くなっていく丘の教会から手を振る人々とは別に、離れた場所で微笑んでいる少年がいたような気がして
花嫁はいつまでもいつまでもリゼンプールの丘を見つめていた

ーーーせかいはぼく ぼくはせかい  あなたのたましいがやすらかんことをーーー


end
83名無しさん@ピンキー:04/02/10 23:52 ID:Gc0qFAjJ
もうだめぽ
おいらはほんとに根っからのラブ米人間なので・・
つぎがんばるます

それではまた 
84名無しさん@ピンキー:04/02/10 23:59 ID:Gc0qFAjJ
>72の神
大佐記憶喪失ゥ編の続き楽しみに待っております
85名無しさん@ピンキー:04/02/11 00:39 ID:ZBxuWCSo
>>59
乙でした(´Д`;)ハァハァしますた

>>72神
自分も続き楽しみです
86名無しさん@ピンキー:04/02/11 01:03 ID:A/UpLu3y
>>74タソ
錬成乙です!!暗い話だったけど凄く(・∀・)イイ!!!
実は自分も弟×姉大好きでつ
今度は是非、姉弟の甘々ラブ米を……!!!!!
87名無しさん@ピンキー:04/02/11 02:07 ID:Z9UZ+ndW
弟×姉いいねえ…! ラブを激しく待つですよ。

そういえばロイ子の花嫁姿はまだかのう。
ジャガランタの花も、そろそろ盛りを過ぎてしまうじゃろうに……
88名無しさん@ピンキー:04/02/11 02:43 ID:6VbqNmIq
弟×姉イイネー(・∀・)。次も期待いたします。
兄×妹もいいなぁ〜(*´Д`)ハァハァ
89名無しさん@ピンキー:04/02/11 03:47 ID:kA8OCtuW
一つお聞きしたいのだが、このスレで学園ネタは出尽くした感有り?
エロなしでちょっと話が浮かんだので書いてみたいと思ったんだが。
90名無しさん@ピンキー:04/02/11 04:26 ID:saeUed2C
コォ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━イ!!!!
91名無しさん@ピンキー:04/02/11 11:58 ID:9hhait04
ウィンリィ(ふたなりでもオケー)とロイの2人で
エド子を前から後ろから責めるっていうのはどうでしょうか。
今なんとなく思い浮かんだんだが。
92名無しさん@ピンキー:04/02/11 12:13 ID:6VbqNmIq
オケ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━イ!!!!
93名無しさん@ピンキー:04/02/11 13:34 ID:/GJ2nNX3
一人称が「オレ」なアルは新鮮だな
ただ髪型からナイブズとかぶる
94名無しさん@ピンキー:04/02/11 22:39 ID:x4qR7s17
>>93
一瞬にしてロイ子牧師が練成されちまった
95名無しさん@ピンキー:04/02/11 22:49 ID:H3KC9fFT
>>94
ロイ子>女>牧師>宗教>出雲の阿国>歌舞伎踊り>ストリップ
ハァハァ
連想と妄想だけで萌えますた

>>91
カマーン!
バッチコーイ!
96名無しさん@ピンキー:04/02/11 22:52 ID:itvbWMi5
いやいや
ロイ子=保険屋のお姉さん(ちっさい方)でお願いします。
97名無しさん@ピンキー:04/02/11 22:59 ID:hWhp48G/
>>89
ゼンゼンナイヨォ!
イラッシャーイ!!!
98名無しさん@ピンキー:04/02/12 00:36 ID:Y/aE2cT+
>93
元ネタの漫画の男キャラが「俺」だからじゃないのか?
99名無しさん@ピンキー:04/02/12 00:48 ID:Z/9WJAyc
>>69
これ読んで
「鎧アル+ウインリィ!?」と一瞬あせってしまったよ・・・・。
スレ違いだ
100名無しさん@ピンキー:04/02/12 01:08 ID:UqdvUy48
>>99君は正しい。
自分は>69で弟×勝利に目覚めそうに…同じくスレ違いだが
百合百合にしたら平気か…等と(*´Д`)ハァハァしてみるテスツ。
101名無しさん@ピンキー:04/02/12 03:38 ID:/kYAcg9D
>>74タソ

かなり(´Д`;)ハァハァしました
エド子のハジメテ…ウッ
102名無しさん@ピンキー:04/02/12 09:33 ID:6sdCa8Iw
ヒュー子とスカー壌が見たい…ネ申よ…。
103名無しさん@ピンキー:04/02/12 12:49 ID:JhlNN6WG
>>102
まずはおまえさんが練成してみれ
ほーら思い浮かぶだろう?
にゃんことたわむれてるスカー嬢が、
奥さんと女同士でいちゃいちゃしてるヒュー子が…









書いてたら俺が萌えてきちった(w
104名無しさん@ピンキー:04/02/12 15:19 ID:JwunZEJA
>>103
ちょと待て、奥さん女のままなのかw
105名無しさん@ピンキー:04/02/12 17:50 ID:X7pNak1q
(*´д`)ハァハァ
ヒュー子ヒュー子
106名無しさん@ピンキー:04/02/12 18:21 ID:hgkT8gK7
ヒュー子と親友のロイ子…
(・∀・)イイ!
107名無しさん@ピンキー:04/02/12 18:22 ID:CTFGYfQx
奥さんが女のままならエリシアたんは一体誰の子どもなんだよw
そうか、こうだな。
ヒュー子はシングルマザーなんだよ。旦那は死別か別れたかして
今はいないんだ。
で、グレイシアはヒュー子の親友もしくは幼馴染みで一緒に暮らしながら
エリシアたんを育ててるんだよ。
どうだ!



_| ̄|○苦しいな……
108名無しさん@ピンキー:04/02/12 18:36 ID:FNz3D061
兄弟でロイ子に色々するのはどうだろうか…と言ってみるテスト。
109名無しさん@ピンキー:04/02/12 18:38 ID:S3kdIlgn
エリシアが生まれた後に大総統から頂いた妖しげな薬を飲んで女性化
「男でも女でも貴方を愛しているわ」
と百合でも構わないグレイシア
これでどうだ?
110名無しさん@ピンキー:04/02/12 18:47 ID:UqdvUy48
(・∀・)素晴らしい!
111名無しさん@ピンキー:04/02/12 21:45 ID:IdcB6E1t
グレイシアさん、男前だなあ!

>107
なんか映画みたいでいいぞ。読みたい。かいてくれ。
自分でも妄想してみたがエロにならんかった。
112名無しさん@ピンキー:04/02/12 21:48 ID:mROk0q8r
ツ、ツテキスギマツ!
こんなにエド子がイパーイ!
かなり(´Д`;)ハァハァしてしまい、カキコしてしまいまつた!
113禁忌より愛し:04/02/12 22:19 ID:nsRbM8vJ
ファイル消えまくって死線を見ましたが、ようやく完成しますた。・゚・(ノД`)
続き、等価しまつ。

アルを胸に抱いて頭を優しく撫でる。
お母さんにも小さい頃良く頭を撫でて貰って眠った記憶…。
頬を胸に付けたアルは気持ちよさそうに目を閉じていた。
何だか胸のドキドキが止まらなくなってしまいそうだ。
その時…
「っ!」
アルが体勢を変えた時に胸の敏感な所を擦ってしまったみたいで
吃驚して声を上げてしまいそうになる。
むず痒いような変な感覚に身体が強ばってしまう。
アルの目はきょとんと自分の胸を凝視したと思うと…突然胸に飛びついた。
胸から今迄感じた事のない変なくすぐったいような強い濡れた感触が
信じられないけど、自分の喉から変な声を上げさせてしまう。
咄嗟にくすんだ短い金髪の頭。
変な声のせいで……上手く息が出来なくて、走った後のようにはぁはぁ息をついていると
続けて口付けられた。
はっとし、今起きている事を整理しようと頭の中に考えを巡らせる。
ぬるりとした舌が突くように自分の舌を追ってくるのを躱そうとしたけれど
捕まえられ……絡め撮られ、頭が真っ白になって身体ががくんと力無く落ちてしまう。
自分だけやられてばっかりじゃ少し悔しいから、自分も同じようにアルの舌に絡めてやると
答えるようにアルの舌が絡まって来た。
頭がぼぅ…として、考えが思うように纏まらなくなってしまうけれど
心地良いような感覚に…蕩けてしまいそう。
114禁忌より愛し:04/02/12 22:20 ID:nsRbM8vJ
姉さんが少し苦しそうだったので身体を離すと唾液の糸が僕らの間を繋ぐようにつぅっと
伝い、そして消えた。
何だか姉さんに悪いような気がしてしまい。
「姉さん、大丈夫…?」
って聞いてしまっていた。
鎧の頃から朝も夜も片時も側を離れずにずっと一緒の時が多かった僕の知る所では、
こういう事、姉さんはした事も無いし、多分……訳が分からなかったんじゃ無いかと思う。
姉さんさっきのキスで呆然としちゃったのか、ぼぅ…っと座り込んじゃったままだ。
うわ…どうしよう……かなり気不味いかも……。
僕の首の後ろを冷たい汗が伝う。
その時、姉さんの口元がいつものようにニヤリと笑い、気が付いた時には首を腕で押さえ付けられ
押し倒される体勢になっていた。
その拍子で縛られていた腕も解けたけど、ちょっと痛いかも。
「ぅ……ぐっ!」
機械鎧の方の腕が喉を少し圧迫する。
……やっ……やっぱり怒ってるんだろうか。
こんな表情はあのタッカー家で姉さんが盛大にキレた時にしか見た事が無い。
……かあさん、今からそっちに行ってしまう僕を許して下さい……
「アル………お前。」
姉さんが重い口調で声を絞り出すのが分かった。
「う……うん、姉さんゴメン……。」
僕が言えるのは謝罪の言葉だけしか無かった。
「俺……の事好きか?」
怒られると思ったけど…ちょっと意地悪をしたくなって
「……そんなの言わなくても、知ってる癖に。」
って言うと……姉さん
切羽詰まったような早口の大声で
「笑わないで聞けよ!
115禁忌より愛し :04/02/12 22:20 ID:nsRbM8vJ
俺は…アルが大好きだ!
 誰にも渡したく無い位に好きで!好きで!
 しょうがないんだ!!」
僕も姉さんの事、昔からずっと好きで堪らなかった。
でも、僕からそれをいつか言いたかったのに
先に言われちゃったよ……しかも、姉さんってば
僕が言うのも何だけど、かなり男前入ってて
自分が情けなく思えてくる位に潔くて格好良い。
でも、そこに僕は惚れてしまったワケ何だけど。
「だから…アル!
 お前を抱かせろ!」
うわぁあ!!姉さん…台詞が全然逆何ですけど…
そんな可愛い顔と身体で「抱かせろ」だなんて言われた方が
面喰らっちゃうよ!!
僕も男としての面目をちょっとでもいいから保ちたかったのか
「抱くって……姉さんやりかたわかるの?」
その時の僕はかなり黒い笑いをしていたと思う。
思った通り姉さんは黙りこくり
「アルは……分かんのか?」
って不安そうな顔で聞いてくる。
僕も実際やるのは初めて何だけど、ね。
「うん、だから僕に任せてよ。」
額に軽くキスをし、それを目蓋から腹の辺り迄転々と降らす。
途中、姉さんのあげる声が可愛くて…姉さん耳の辺り弱いみたい?
そして、ズボンに手をかけて引き降ろすと
鈍い色を放つ鋼の義足と色気のない男物の下着が姿を見せた。
女の子が男物のそれを付けてるとかえって不思議に色っぽく見えてしまうのはどうしてだろう?
普段から分厚いズボンに覆われた足は抜けるように白く綺麗ではっと息を飲む位。
それに僕はキスをし、太ももの内側を強く吸うと姉さんが堪らず吐息を漏らし
そこには赤い跡が花弁を散らしたように残った。
116禁忌より愛し :04/02/12 22:23 ID:nsRbM8vJ
「ん……アル、何だか身体が変…
 凄く…熱…いんだ」
潤んだ目で僕を見ながら姉さんが身を捩る。
何だか凄く綺麗で溜息が漏れそうだ。
僕の手が最後の下着にかかると、恥ずかしそうに僕の手を掴んだ。
「恥ずかしいってば………。」
真っ赤な顔で言われた。
「姉さん、僕の前でいつも平気で着替えてたじゃない?」
いつも、下着までも…酷い時にはシャワーの後全裸で僕に飛びついてきたり
していたのに、何だか不思議。
姉さんはついに覚悟を決めたのか…
「なら、アルも脱いでよ…。」
って。
僕は、はだけたシャツとパンツを手早く脱ぎさった。
4年前と比べて結構成長したと思う。
あ……やっぱり、僕のそれは結構な感じに勃ち上がっていた。
姉さん、それを見て吃驚したように
「へぇ……これこんな風になってたのか。
触ってもいいか?」
って聞いてくる。
僕としては姉さんに触ってもらえるだけで凄く嬉しい。
ある意味姉さんの研究熱心魂に感謝したいかも。
機械鎧じゃ無い方の生身の指がまず竿の所に触れる姉さんは血管
の辺りや下の袋を不思議そうに突いたりするので
僕も堪らずに声を少し漏らしてしまう。
それが面白いのか姉さん、さっきよりも強く竿の所や上の方
をぐりぐりとやってくる物だから
「うわぁ!!」
つい大きな声を上げてしまう。
「凄い…これさっきよりも大きくなったんじゃねぇ?」
117禁忌より愛し :04/02/12 22:24 ID:nsRbM8vJ
ホントだ…さっきよりも随分大きくなっていて僕のじゃ無いみたいだ。
姉さんのも、とっても気になる。
「僕は脱いだし、次は姉さんの番だね?」
と姉さんの承諾を得る前に下着を下ろす。
さっきのキスの時の唾液とは違うとろりとした液体が下着と姉さんのそこに透明な糸を引いた。
「うわ!いきなりなんて卑怯だぞっ!アル!」
暴れる姉さんをなだめながら、そこに目を向けるとてらてらとそこは潤っていた。
酒場で見た女の人のとは違って姉さんのはとても綺麗なピンク色で食べちゃいたい位。
「何か……濡れてる、ね? 
 僕も触っていい?」
軽くこくんと首を振る姉さんのそこに指を這わせる。
くちゅと音がし
「んぁっ!」
先程よりも高い声が姉さんからが上がる。
ぬるぬるとした液体に覆われたそこを揉みしだく度に姉さんの声は上がり
身体は跳ね、僕も何だかいけない気持ちになって来た。
その時酒場で見たように姉さんの秘所に顔を埋める。
「な…何だよ!あんま見んなっ…。」
抗議の声が上がったが、構わずそこに舌付ける。
「ひぁ!!…あっ!!」
びくんと姉さんの身体が揺れて、そこからは新たな蜜が流れ落ちる。
ひくひくと波打つそこが吸い付くように収縮して僕の舌を奥へと導こうとする
「やっ…っ!アル!!いっ!あ……ぅっ!…はっ!」
蕩けるようにそこはもう僕が吸っただけじゃ手に負えない位にぐっしょりと
潤っていてくちゅくちゅ音を立てる。
指を入れると
「ンッあ!!」
そう漏らして背を逸らし僕の肩を姉さんの機械鎧の脚が思いっきり蹴り飛ばした。
「う!……うわぁっ!」
鈍い衝撃と結構な痛み、そして僕はベットから蹴り飛ばされていた。
よ…鎧の時は難無く受け止めていたけれど実際受けるとなると物凄く痛い。
僕もまさかあそこで蹴りが入るとは思っていなかったので、防御もしていなかった。
118禁忌より愛し :04/02/12 22:25 ID:nsRbM8vJ
ゆっくり起き上がると…真っ赤な顔で恥ずかしそうに姉さんが
「ア…ル?大丈夫か?」
っていつもとは違った儚げな声で聞いてくる。
僕は笑って誤魔化すけど、やっぱり痛い。
姉さんとやる度に蹴られてちゃ、僕は日常茶飯事だからいいものの
普通の男の人じゃ姉さんの相手…出来ないかも。
「何か……良く分からないけど、変な感じがして
 気が付いたら蹴ってた…スマン、青くなってるな…。」
姉さんは僕の肩を傷を舐めるような仕種で優しく舐めてくれた。
その表情と震える睫毛がとても綺麗で見とれてしまっていた。
僕はもう我慢出来なくなって姉さんをゆっくりと押し倒していた。
「姉さん……
 僕ら血の繋がった姉弟だけど本当にいいの?」
僕も馬鹿だな…と思った。
思いとどまらせる言葉を言っちゃって。
「禁忌だって…分かってる。
 もし、真理の奴がどうこう言って来るようなら
 中指立てて「知ったこっちゃねーよ!」って啖呵切って
 …ついでに速攻ボコるってな?」
何か、ベッドの上で男女が交わす言葉とは思えない姉さんの言葉が
僕にとっては、世界中のどんな睦言よりも最高に聞こえた。

そして、僕はゆっくりと姉さんの脚を開いて
「行くよ…姉さん。」
もうはち切れそうな自身を潤うそこに押し当てた。
119禁忌より愛し :04/02/12 22:27 ID:nsRbM8vJ
「うん…。」
小さく呟いた姉さんの腕が僕の首に回される。
姉さんのここ、表面はもう大丈夫そうに見えるけど……
入り口からとってもきつい。
「ッう……!アル!…!!」
先っぽが入っただけでももうぎゅうぎゅうと痛い位に締め付けて。
それだけでも少し辛いけど気持ちいい。
「姉さ……力抜いて…。」
口付けをしながら徐々に腰を進める。
舌を絡めていると一瞬姉さんの力が抜けたので
思い切って腰を突き出す。
「っ!痛ったあ!!……っ!」
身体が強ばりその拍子に僕のそれも痛い位に締め付けられる。
姉さんのそこを見ると一筋の赤い血が流れ落ちていた。
目からは大粒の涙がぽろぽろと。
「姉さん痛く無い?」
やっぱり血が出ると痛いのかな……って思ってたら
「痛ぇ!凄っごく!痛てー!!」
って怒ったように僕のおでこを思いっきり姉さんの手が叩いた。
しかも機械鎧の方だから頭が脳震盪を起こしたようにぐらつく。
「あ……!」
姉さん驚いたようにその指先を見る。
そこには少し血が付いていた。
気が付くとちょっと背中が痛い。
「ふふ、おあいこだよね?
 姉ーさん。」
僕は姉さんが痛いって言うのも構わずにもっと強く動きたいけど、
それをしてしまうと姉さんが辛そうだから、腰を軽く動かしはじめる。
「うッ!…駄目!いっ!」
ツラそうな姉さんの声が聞こえる。
ゴメン…姉さん。
これ、凄く気持ち良くて気を抜くと何だか自分が持って行かれそう。
120禁忌より愛し :04/02/12 22:28 ID:nsRbM8vJ
自分の背を伝う汗の感覚に鳥肌が立つ。
「あっ……ふっ!何?……やっぁあ!」
それまで苦し気だった姉さんの声が甘い物に変わって来た。
少し低いけど、可愛い声が増々僕の背を押して行く。
「っは!姉さん!!」
僕は必死で腰を動かす。
ずちゅっとか…ぐちゅって言う水音が耳を犯すみたいで
でも…そんな事気にならないくらいの純粋な快感。
「ア…ル!
 良く…わか…!!怖…い!!ぁああ!」
首を振って姉さんが快感の中に怯えたような表情を見せる。
僕も怖くて自分が分からなくなりそうで姉さんをぎゅっと抱き締める。
繋がった腰が更に深く密着し、僕はそのままその腰を強く突き上げた。
「んぁあ!!…ぁあ!!………っあ!ア…ッル!!」
姉さんの身体が弓なりにしなって僕のものもぎゅうっと締め付けられる。
「っく……ぁ!!!!」
頭の中が真っ白になって……一瞬の波のような物が走る。
これがイくって事なのかな……
目をあけると、汗でぐっしょりになって息を付く姉さんと
秘所から流れ落ちる血と僕の精液が混ざったそれが何だかとても
淫猥に見えてしまう。
目を閉じてぐったりしている姉さんの唇に優しく口付けると
姉さんの手がぎゅっと僕を抱き締めた。
達して少し寒気を覚えた身体に感じる体温。
目を開くと汗で貼り付いた前髪と赤い唇。
縋るように追い掛けて来る猫のような金色の視線。
……禁忌を犯して結ばれた僕達。
そんな事よりも愛しくて堪らない
僕の大切な女(ひと)
121禁忌より愛し :04/02/12 22:30 ID:nsRbM8vJ
僕がそんな感傷に浸っていると…
姉さんがいつものように大股で立ち上がり
「うわああああー!何だこりゃ!」
って太股の間を流れるそれを手に取って絶叫していた。
「ね…姉さん!ティッシュ…」
僕が姉さんのそこを拭こうとティッシュを持ってしゃがむと
「恥ずかしいから自分でやる!から…後ろ向いてろ!」
そう怒ったようないつもの口調で僕に背を向ける。
そんな姉さんの姿が可愛くて、僕はまた苦笑するのだった。

そして、その後はまた一緒の布団でぐっすり眠ってしまい……

急な列車の停止する音で僕らは、早朝に叩き起こされる。
不機嫌な顔の姉さんが目覚まし水筒の水を顔にかけて顔を拭った。
車両の天井からはドタドタと…数人の人間が走る音が聞こえた。

「……7人ってトコだな、行くぞ!アル!!」
服を手早く身に付けた姉さんが先頭を切って走る。
昨日のアレでやっぱり腰が痛いのか、その動きはいつもと違ってキレが甘い。
逆に僕の方は絶好調だったから、姉さんを追いこすように先頭車輌に向かって一気に突っ走った。
この身体に戻って錬金術を使うのは初めてだったけど……
気が付いた時には、師匠や姉さんと同じように手を合わせてパンっと打ならしていた。
真理の事はおぼろげにしか覚えて無いけれど、見る見るうちに壁が練成されて
強盗達を車輌の中に閉じ込める事が出来た。
後はセントラルの軍部の人達に引き渡せば大丈夫だろう。
「アル……もしかして、お前も?」
その錬成をみていた姉さんが驚きの表情を浮かべながら僕の元に駆けて来る。
「うん…何か出来るようになっちゃったみたい?
 姉さん、いつも危険に突っ込んで行くから…僕が守らないとね。」
「へっ!生意気言ってんじゃねーよ!」
笑いながら足払いを掛けて来るのを軽く跳躍して躱す。
122禁忌より愛し :04/02/12 22:36 ID:nsRbM8vJ
絶対にてなづける事の出来ない金色の山猫。
「生意気って?昨日の姉さん…凄く可愛いかったんだけどね、ふふ。」
黒い笑みを浮かべてまた意地悪してみたくなった。
「…っこのー!待てよ!!アルー!!」
後ろから追い掛けて来る声が照れを含んでいて、僕もちょっと赤くなる。

国家錬金術師の資格を返還したら、直ぐにでもセントラル土産でも持ってリゼンブールに帰って…
母さんと暮らして来た時みたく畑にトマトやじゃがいもとか作って
静かにのんびり暮らすのもいいかな…なんて。

禁忌より愛しいその女(ひと)と……


でも、姉さんはリゼンブールに身を落ち着ける気は無いみたいで
未だに僕を引っぱり込んでどこへとも知れぬ根無し草家業に身をやつしている。
僕の受難の日々はまだ、始まったばかりだった…みたい。

(おしまい)
123名無しさん@ピンキー:04/02/12 22:43 ID:/KsWolz1
リアルタイムキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
>113-122
乙!ハァハァしますた。
124名無しさん@ピンキー:04/02/12 22:43 ID:nsRbM8vJ
また激しく誤字っていそうで申し訳ない(;・∀・)

ルイ子、ハボ子、ヒュー子、ロイ子、エルリック姉妹をはべらし
皮張りの椅子にワイン片手でふんぞり返るデカダンな大総統を妄想して萌えている訳でつが。

>>75
アルの黒くて切ない気持ちに禿しく萌えますた。。・゚・(ノД`)
125名無しさん@ピンキー:04/02/12 23:34 ID:4OOaIYbk
エロまでいかなかったSSとか投下してもいいんでしょうか。
126名無しさん@ピンキー:04/02/12 23:42 ID:nsRbM8vJ
>>125
是非!щ(゚д゚щ)カモーン
127名無しさん@ピンキー:04/02/12 23:58 ID:YFMl+k39
ネ申が降臨される前に投下しまつ。
黒猫キメラロイ子。一部誇張ぎみ。
ttp://akm.cx/2d/img/1822.jpg
128アル子バレンタイン:04/02/13 00:02 ID:PqY0ei+Q
じゃあ未熟者ですが投下させて頂きます。
神小説の合間のお茶請けにでも読んで頂けたら幸いです。

      ***



2月14日、それは乙女の祭典バレンタインデー。
たくさんの女の子達がチョコレートを渡す今日、
アルフォンス・エルリックも例にもれずチョコレートを手に持ち、人を待っていた。

何組もの幸せそうなカップルが通り過ぎ、ふわふわと小さな雪が降り始めた頃、
ドアが開けられ一人の人物がやってきた。

「わっ、大佐!?あの、他の方でも良かったんですけど・・・いらっしゃって大丈夫だったんですか?」
「アルフォンス君の呼び出しとあってはじっとしてはいられなくてね。
 どうせ仕事にならないからと中尉が外出を許可してくれたよ。」
その情景がありありと目に浮かぶので、ついアルフォンスはクスクスと笑みをこぼした。
ついでに小さなくしゃみを一つ。それを見咎めたロイが顔をしかめた。
「中で待っていてくれて良かったのだがな。レディがこんな寒いところで・・・風邪を引くぞ」
ばさり、とアルの細い肩に黒いコートがかけられた。
コートは少し長くてアルには重かったが、先ほどまで着ていた人間の温かみがアルに伝わってきた。
その温度を感じながらアルはなんとなくドキドキして、顔を赤らめた。
129アル子バレンタイン:04/02/13 00:04 ID:PqY0ei+Q
「あ、ありがとうございます」
「これくらいは紳士として当然のことだ。それよりもしかしてチョコレートかと期待していたのだ
 がどうやら当たりのようだね?」
「はいっ!鎧の時に軍部の方々には色々とお世話になったのでお礼に」
と、アルは大きな紙袋をロイに手渡した。
ロイが中を見ると、一人一人の名前が書いてある小さい袋が数個と、
大きなケーキの箱らしきものが一つ入っていた。

「マスタング大佐、アームストロング中佐、ハボック少尉、・・・・・・おや、ホークアイ中尉の分まで
 入っているんだな」
「はい!中尉にはとてもお世話になりましたから!ええと、ボクから貰うのなんて嬉しくないかも
 知れませんけど・・・」
「いや、彼女は甘いものが好きだから凄く喜ぶと思うぞ。この大きいのは?」
「これは軍部の他の方々へのチョコレートケーキです。名前も人数もわからなかったのでこんな形
 になってしまって」
「ははは、アルフォンス君はマメだな。ありがとう」
「いえ、こちらこ
「だぁれが豆つぶドチビかっ!!」
アルが感謝の気持ちを言葉にしようとした矢先、路地裏から小さい人影が走り出てきた。
130アル子バレンタイン:04/02/13 00:04 ID:PqY0ei+Q
「なんだ、鋼のではないか。何だね、折角アルフォンス君といい雰囲気だったのに」
「こんの痴漢大佐!お前アルに何をした!!」
人影は紛れも無くエドワード・エルリックだった。
怒りをあらわにして、頭からは今にも蒸気が出そうなほどである。

「に、兄さん、大佐は何もしてないってば!ボクがチョコレートをあげただけで・・・」
「な、ちょ、ちょこれーとぉぉ!?俺まだ貰ってねーよ!」
「兄さんには帰ってからあげるって言ったじゃん!もう忘れたの?兄さんにはとびっきりのを
 作ってあるから、怒らないで、ね?」
「そんならいいけど・・・」
あっという間にエドはおとなしくなる。

アルフォンス君は鋼のの扱い方をよく心得ているな、と感じつつも
その一方でやはりアルの「一番」はエドなのだというのを目の当たりにし、
大佐は何となく不愉快になった。

「では私は仕事があるから失礼するよ。アルフォンス君、ありがとう」
「あっ、大佐、こちらこそ。これからも宜しくお願いします」
「へっ、どうせ仕事なんてしねーくせに」
「兄さんったら、もう!じゃあ大佐・・・んっ!?」

別れの言葉を言おうとしたアルの口が暖かいもので塞がれる。
しばらくして、ロイの顔がアルから離れ、呆然とした面持ちのアルににこりと笑いかける。

「これもバレンタインの贈り物としてもらう事にするよ。ではまた」



「あっ、あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!??」

颯爽と歩きドアを閉めるロイの背後で鋼の錬金術師の叫び声が響き渡ったのであった。
131アル子バレンタイン:04/02/13 00:06 ID:PqY0ei+Q
本当に短くてすみません。
次はエロまで辿り着けるよう精進します。

>>127
神!(´Д`*)ハァハァハァハァハァ
132名無しさん@ピンキー:04/02/13 00:16 ID:W0XF9HCX
>113-122
待ってました!禁忌姉弟(*´Д`)萌え燃えだ〜〜〜。
初心な二人がタマリマセン!

>125щ(゚д゚щ)

>127(;゜Д゜)ウマー!!爆裂ハソターばりのエロ制服!
133名無しさん@ピンキー:04/02/13 00:17 ID:W0XF9HCX
>131
アル子可愛い・・・(*´∀`)ホンワカ
134名無しさん@ピンキー:04/02/13 00:22 ID:SzPn+h4T
>>127
ウマ萌ー!大総統になったら軍部の女性は全てこの制服にしてもらry
135名無しさん@ピンキー:04/02/13 12:03 ID:euBLbAhV
>107
なんか素顔のままでみたいだな…
結末とか・゚(つд⊂)゚・
136名無しさん@ピンキー:04/02/13 19:47 ID:MmI0ZuJD
ジワジワとスカー嬢モノを錬成…デモ小学生レベル。トホホ…。ネ申ゴッドの光臨待ちデツネ。
137名無しさん@ピンキー:04/02/13 20:56 ID:tAf14imt
ヤバイヤバイヤバイ。黒猫キメラロイ子マジヤバイ。
こんなのを目の前にして1スレ目からお預け喰らってるハボック超頑張れ。
138107:04/02/13 21:21 ID:ZCHZbrCr
>137
禿しくワロタw

設定妄想に満ちあふれたのでヒュー子を練成してみます。
途中まででエロなしだけどナー(つД`)
135さんから頂いてタイトルは
「素顔のままで」

軍人という職業柄こういうことは馴れていた。
が、馴れているとはいえ馴染めるものでもない。
軍帽を目深にかぶり直すとちらりと横を眺めた。

泣かない未亡人の背中が、晴れた空に妙に馴染んでいた。




「マース、おい、マース!!」
呼ばれて振り向けば、士官学校以来の親友が髪を振り乱しながら走ってきた。
「おおマスタングじゃねーか。なんだ、いつ中央にきたんだ?
 お前も国家錬金術師の採用試験がらみか?」
「ああ、試験管に任命されて……いや、私の事はどうでもいい。
 さっき事務局で聞いたんだが、お前が軍を辞めるってのは本当なのか!?」
「辞めるなんて大袈裟だな。ちょっと休暇をもらっただけだよ。
 お前にもそろそろ連絡しようかと思ってたところだ」
そういいながら愛おしげに腹部を撫でた。
「そろそろ4ヵ月目なんだ。軍の仕事はけっこうハードだし、ここいらで区切りを付けておかないとな」
それに……
ナニを思い出したのか、ヒューズの目尻がでれっとさがる。
「仕事してると無茶すんなってグレイシアが怒るんだよ」
やばい。そうロイが思った時には遅かった。
139107:04/02/13 21:23 ID:ZCHZbrCr

「いやー、グレイシアって本当に可愛いよな。
 怒った顔もキュートっていうか、こう、腰に手をあてて、
 『マースは妊婦の自覚が薄いんだから、もっとしっかりしなきゃダメでしょ!』ってな……」
クネクネとしなを作りながら続けられるグレイシア自慢に、ロイは脱力感を覚えずにはいられない。
「相変わらずだな、マース。確かにグレイシア嬢は可愛らしいが………」
「そうだろそうだろ、お前にもグレイシアの可愛さがわかるだろう
 ………ってマスタング!お前まさかグレイシアを狙ってるのか!??」
とたんにマースの目に殺気がこもる。
「おいおいおいおい。グレイシアに手ぇだしてみろ…ただじゃおかねえぞ………?」
「落ち着けマース」
「俺は十分落ち着いている」
「…………そうか。なら、まず私の眉間に銃の標準をあわせるのを止めろ」
チッという舌打ちは聞こえなかったことにする。
「何度も言っているだろう、いいかげんに信用してくれ。
 確かに私は女好きだしグレイシア嬢は可愛い。
 それは認める。だが、だが彼女は」
ほんの一瞬だけロイの顔が苦しげに歪んだ。
「…………アイツの妹だ」
マースはそれに気付いたがあえて何も言わなかった。
「亡き友人の妹で、お前の義妹だ。いくら魅力的でもそんな娘に気軽に手などださんよ」
140107:04/02/13 21:31 ID:ZCHZbrCr
まだここまで。
…………この話はエロが成立するのか…………?
脳内イメージが原作のままなのでエロに突入するとえらい寒いです。
ヒュー子のイラストはげしくきぼん。
141名無しさん@ピンキー:04/02/13 21:35 ID:yFR7sK41
うわぁ〜い!!
ヒュー子だァ(^@^)
お預け食らった気分でごわす
142名無しさん@ピンキー:04/02/13 22:50 ID:FE6emH1m
ロイ×アル子の需要はあるのでしょうか・・・。
ネタを思いついたのですが、練成&投下しようか迷い中。


143大佐記憶喪失ぅ編 :04/02/13 22:53 ID:Uld5Nck8
>71の続き、やはりちょっと…うう〜ん…
すいません…
―4―

 大佐の記憶喪失の件から既に数ヶ月が過ぎようとしていた。
 今日も大佐はフラフラと出て行きまだ戻ってきていない。糸の切れた凧みたいだな…と思う。
 頼まれた解読も済み、やってきたのはいいのだが、渡す相手がいなければ意味が無い。
 宿に戻ろう。 そう思って出て行こうとしたら
 ホークアイ中尉に呼び止められ、大佐宛の書類を渡された。
「大佐の私室にこれを置いてきてくれないかしら?」
 ああ、ついでだからいいよ。と受け取ると、 ごめんなさいね。 とすまなそうに言われた。
 この場合 ありがとう とか、お願いね とかじゃないのかな?
 少尉や曹長は、こちらをチラチラ窺っている…
 う〜ん、やっぱりみんな変だな。 上の奴が変だと下も変になるのか?

 大佐の私室に行ってもやはり姿はなかった。
 キョロキョロ見渡してから椅子に腰掛ける。
 あいつの匂いがする革張りの椅子は思っていたよりも座り心地がよくて、
 ついそのままウトウトしてしまったようだ。
 
144大佐記憶喪失ぅ編:04/02/13 22:55 ID:Uld5Nck8
 どの位の時間が経ってしまったのだろうか…フト、人の気配で目を覚ます。
 最初に目に入ってきたのは、自分に掛けてくれたであろう上着。
 慌てて起き上がるとそれは、音をたてて滑り落ちた。 
「おいおい、汚さないでくれよ。」 
 不意に掛けられた言葉に慌ててしまい変な声が出てしまった。
「え? あ? わぁ、ご、ごめん、ありがとう、すいません …ってあれ、大佐?」
 声の主は机をはさんだ反対側のソファーに座り、
 何を考えているかわからない顔つきでこちらを見つめていた。 居心地が悪い。
「い、いつの間に戻ってきてたんだ?」
 慌てて落ちた上着を拾い上げパンパン埃を落とし、ありがとうと返す。
 頼まれていた書類、解読した本、資料も手渡した。 あとは…何もないよな。 うん。
 大佐がソファーから立ち上がり、そして顎の下に手を添えて、くいっと顔を上に向けられた。
 流れるような動きで、考えてるヒマもない。 そのまま口の横を舐められた。 
「うわっ、た。 な、何すんだよ!」
「涎だよ。 垂らしながら気持ちよさそうに眠っていたぞ。」
 口に手を当ててクククと心底おかしそうに笑われた。
「声かけて起してくれよ! 恥ずかしいんだからよ!」
 真っ赤になりながら慌てて口元を拭う。 
「見ているのも中々面白くてな。 つい眺めてしまった。 寝言で私の事を何か言っていたようだが…」
 え、何かマズイ事を言ってしまったのだろうか?  
145大佐記憶喪失ぅ編:04/02/13 22:56 ID:Uld5Nck8
「もしかして、君は私のことが好きなのかな?」
 音が聞こえてきそうなくらい心臓が跳ね上がった。 赤くなっている顔がさらに
 赤みを増してしまったような気がする。
「ち、違う。 んな訳ねえだろ!」
「君は一応は女なのだろう? 前にも言ったが、その言葉遣いは止めた方がいいぞ。」
「あんたには関係ねぇ。」
 プイと机に向き体と顔を逸らした。
「そうか、では私は行くよ。 用事があるからな。 ここを出る時は、戸締りを頼むよ。」
 反対を向いているので見えないが、足音が離れていくのが聞こえる。
(いいのか? このままで。 出て行ってしまうぞ。 引き止めなくていいのか?
 …でも、なんて言ってだよ?! 引き止めてどうするんだよ?!)
 そんな心の葛藤の最中

―バタン―

 ドアの閉まる音が妙に響きわたった。

  
「くそ! くそ! くそ!!」
 そのままの状態で机を両手で叩きながら吐き出す。
「なんなんだよ、一体。 オレは、オレは…」
(好きだといっておけばよかったか? 言えば抱きしめてくれたかもしれない…
 でもそれは大勢の女の中の一人としてだ。 それは嫌だ! どうしちまったんだよ、オレは…。)
146大佐記憶喪失ぅ編:04/02/13 22:58 ID:Uld5Nck8
「あいつの所為だ。 あいつの…くそ! そうだよ。 オレはあいつが…あいつが…」
(好き? そんなわけない… あいつは女に節操がなくて、やばくて、エロくて、最低な奴だ! 
 人を馬鹿にして、言葉で丸め込んで、悪い事も平気で、いけしゃあしゃあとしてる。
 あんな奴好きになったら大変じゃないか! でも…)
 認めたくない! 認めたくないが…
「好きなのか? 好き…多分これが好きって事なんだ…」
 自分に尋ねるように小さく呟く。 
「やっと言ってくれたな。」
 いきなり後ろから声がかえってきた。
 振り向けば、ドアの所にあいつ…ロイ・マスタング大佐が腕を組んで佇んでいた。
 出て行ったのではなくドアを閉めてそこにいたのだ。
 そしてオレの事を窺っていたんだ…趣味が悪い。

「私の事なのだろう? それは。」
 ゆっくりと近づいてくる。
「ち、違う! あんたの事じゃない…」
 最後の言葉は消えかけていた。 自分の目の前までやってきて顔を覗き込み優しく問い掛けられる。
「では誰の事だ? 鋼の」
「あんたには関係ない。」
(違う。 こんな事を言いたいんじゃない!)
「そうか、私の勘違いか。 邪魔したな。」
(行ってしまう今度こそ本当に…嫌だ!!)
 気がつけば大佐の服を掴んでいた。 恐る恐る顔を覗き見れば呆れた顔をしている。
「ふ〜。 君は本当に素直じゃないな。」
 最初の時と同じように机と大佐の体で自分は挟まれて押さえつけられてしまった。
147大佐記憶喪失ぅ編:04/02/13 22:59 ID:Uld5Nck8
 耳元に顔を持っていき耳たぶに優しく歯を立てられる。
「ひゃ…」
「ベッドの中みたいに少しは素直になったらどうだ?」
「な…!!」
「初めての時の事を思い出すな。」
「…!! 記憶戻ったのか?!」
「いや。」
「どうゆう意味…ん…」
 唇を塞がれ舌が歯を割って滑り込んできた。
「ん…ん……ふぁ…」
 これでもかと言わんばかりにしつこくからませてくるので逃げるのも
 諦めて自分の舌も唾液と一緒に絡ませてやる。 大量の唾液が混ざり合い口の横から流れ出す。
 やっとで離れると つう、と粘着質な糸が引いた。
 少しぽぉっとしていた所に、信じられない事実を突きつけられた。
「記憶が戻った訳ではない。 元から忘れた訳ではないからな。」
「な!!」
「あまりにも君が可愛いから苛めたくなってなってしまってね。
まあ、最後は私も意地になってしまったが…」
 優しく頬に手を添えじっと見つめられる。 黒い瞳に吸い込まれそうだ。
「1度も好きと言ってもらった事がないからな。
君の気持ちを無視して…と言うのもイケナイなと思ってな。」
(今まで散々ムシしておきながら…!! 今更何言ってんだよ!!)
148大佐記憶喪失ぅ編:04/02/13 23:06 ID:Uld5Nck8
 乱暴に上着の前を肌蹴、シャツと下着を捲くしあげられた。
 飢えた獣のように胸を吸いながら揉みしだく。 
 残った手は下に移動して下着の中を弄り始めている。

「うわぁ! ちょっと待て!!」
「長い間我慢したのでもう押さえられなくなっているのだよ。」
「あっ…え? だってよく女の所に行っていたじゃないか…」
「ああ、あれか。 あれは君の気を引く為さ。 前に連れて行ったブティック
に行って時間を潰していた。 あそこなら香水の香りも移るからな。」
「信じらんね…んっ」
「前にも言っただろ。楽しみの為には時間もお金も惜しまないと。
流石に…これだけ長く続くとはおもわなかったが…」
 喋りながらも器用に指を這わせてゆき敏感な所を攻め立ててゆく
 上から下まで全てが性感帯になってしまったような気がする。
 何処を触れられてもビクビクと反応してしまう自分の体が恨めしい。

すいません…次でやっと終ります。
暖かいお言葉ありがとうございます。
149名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:17 ID:bQeenxiD
>142
はーいはーいはーい!ここにいまーす。
是非投下してくだされ。

していただけない場合は自家発電を(ry>>181
150名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:41 ID:rYwZCARi
前スレ701です。そろそろロイ子を嫁にやろうかと……。
前回、ロイで通したのですがやはり据わりが悪い感じなのでロイ子で続きを
投下させていただきます。
151名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:44 ID:rYwZCARi
イースト・シティからジャガランタまでは数時間の旅になる。ファルマンに見送られ、
走り出した列車の車窓はいつの間にか田園風景にかわっていた。規則正しい揺れが
ロイ子を眠りに誘う。到着は夜になるため、ここで眠ればまた夜眠れない。ロイ子は
必死に誘惑に耐えた。
何か別の事で気をそらそうと考えた途端、思い出さなくても良い事が甦る。
額に手をあてると邪魔そうに髪をかきあげた。
「あいつには絶対言えない……」
ブラッドレイが寄越した車両にロイ子は忘れられない思い出があった。
あれは、イシュバール殲滅戦の最中の事だったか。

視察に現れたブラッドレイの前でロイ子は倒れた。連日の不眠と極度の緊張が限界に
達したのだろう。大総統は付き従った部下にロイ子を幕舎で休ませておくよう命令を
下すとそのまま前線へ出て行ってしまった。

カチャカチャと陶器の触れ合う音で目を覚ました。煎ったコーヒー豆の香ばしい匂いが
ロイ子の鼻腔をくすぐる。ガリガリとミルで挽く音がしている。辺りをうかがうようにロイ子は
身を起こした。
「気がついたかね?マスタング少佐」
ロイ子に背を向けたままその人物は声をかける。
「申し訳ありません、閣下」
「ああ、そのままでかまわん。少々狭いが寝心地はそんなに悪くない。そう思わんかね?」
「はい」
あわててベッドから離れようとしたロイ子をブラッドレイは制して、シュンシュンと湯気を
あげているケトルを火から外すと挽いたばかりのコーヒー豆にゆっくりと注ぎ込む。
「少々味は落ちるだろうが戦場ゆえ仕方ないと思ってくれるかな?」
ペーパーフィルターを外すと淹れたばかりのコーヒーをロイ子に手渡した。
「これでもコーヒーを淹れるのは上手いのだが」
「ありがとうございます」
磁器を通して伝わる温かさにロイ子はほっとした。戦場に陶器の食器など存在しなかったから。
152名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:46 ID:rYwZCARi
ブラッドレイは自分の手にもカップを持つとベッドの縁に腰掛けた。
「グラン准将などは戦場に女がいるのは士気にかかわるなどと言っているが、君はどう思うかね?」
「私ですか、閣下」
ブラッドレイは口の端をあげて笑みを浮かべるとあいた手をふった。
「いや、いい。聞いても仕方ない事だった。男女の性差による能力に違いはあるだろうが、少佐。
焔の錬金術師の能力には関係のないことだった。それより、飲まないのかね?冷めてしまう」
そう言うとブラッドレイは自分の持ったカップに口をつけた。ほっとした表情でロイ子も口をつける。
「おいしい……」
思わず口にした言葉を飲み込むようにロイ子は、申し訳ありませんと呟いた。その様子にブラッドレイが
満面の笑みを浮かべ、そして、おかしそうに声を出して笑う。
「マスタング少佐、私が知っている君の噂と君にはどうやらだいぶ隔たりがあるらしい。それとも戦場に
いる君と違うと言うことかね?」
「そうありたいとは思っています。戦場にいる自分とは別ものでありたい。そう思うのは間違っている
でしょうか、閣下」
「さて、難しい質問だ。何故そう思うか聞いても良いかな?」
「この両手は炎を生み出します。私は国家錬金術師として忠誠を軍と閣下に誓いました。人間兵器として
戦場にある私は閣下が噂に聞かれた通りでしょう。ふたつ名に焔を持つ私の事をイシュバールの民たちは
ルシファーと呼びます。焔を運ぶ悪魔だそうです」
「ルシファーの使魔は夢魔だったか……。君の所にも悪夢を運んでくるのかな?」
ロイ子の頬を涙が伝わった。
「閣下、どうか情を……」
153名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:48 ID:rYwZCARi
「眠りたいのかね?」
ブラッドレイの言葉にロイ子は頷いた。ブラッドレイの指がロイ子の涙を拭いとると
顎を掴み上向かせる。
あわさった唇は氷のように冷たい感じがした。戯れにヒューズと交すキスとは違う
感触にロイ子の背をぞくりと恐怖が這い上がった。強張るロイ子の体をブラッドレイは
ゆっくりとベッドへ押し倒した。ロイ子のすすり泣く声とベッドの軋む音がしばらく
続いた。静けさが訪れた時には、幕舎にはロイ子の規則正しい寝息だけが人の気配を
残していた。

夜の明けきらないなかロイ子はそっと体を起こすとベッドを抜け出す。ブラッドレイ
の姿はなく、昨夜剥ぎ取るように脱がされた軍服は丁寧に壁にかけられていた。
鈍い痛みがじわじわと体の内側に広がっていたが、ここしばらくなかった深い眠りに
ロイ子は感謝した。ベッドのシーツに残る赤い染に指を這わせる。女になった感慨よりも、
ほんの少しの後悔がロイ子を苛んだ。処女と引き換えに手にいれた安眠と心の平安。
昨夜、ブラッドレイはベッドの中で繰り返しロイ子に囁いた。君のせいではない。
君は軍の命令に従っただけだ。君は忠実に職務をこなしただけだ。
154名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:50 ID:rYwZCARi
「人はそれを卑怯と言うかね、マスタング少佐」
いつの間にか現れたブラッドレイにロイ子は驚いて振り向く。壁にかかった
ロイ子の軍服を手にとると背から着せ掛けた。
「良く眠れたようだな」
「ありがとうございました」
「君が初めてだとは思わなかった。知っていたら手加減したのだが」
「いえ、閣下」
「少佐。人はしょせん自分以外にはなれないものだ。戦場にあっても、
ベッドの中で泣いていても君は君だ。君も軍人であるのなら、もう少し
感情をコントロールする術を身につけたまえ。悪夢程度で寝不足から
倒れられたら困る」
「申し訳ありません」
自分の方に向かせるとブラッドレイは手ずからロイ子の軍服を調えた。
「おめでとう。今日からマスタング中佐だ」
肩章を中佐の使うものに取りかえる。
「君の活躍はすばらしいものだった。これからも私と軍に忠誠を誓いたまえ」
「あ、りがとうございます……」
ロイ子はそれだけ言うのが精一杯だった。ブラッドレイはこれ以上話すこと
はないと言うように手をあげる。意図を察したロイ子は敬礼をすると幕舎を
後にする。
ロイ子は出口で振り返りもう一度頭を下げた。
「マスタング中佐、もう悪夢を見ることはないな?」
「決して」
幕舎の外は濃い霧に包まれていた。
「決してありません。閣下」
ロイ子はぎりりと歯を噛み締めた。
155名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:51 ID:QwoXXCt0
ロイ子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
寝ようと思ったのに眠れない!でも心底嬉しいです、神よ!
156名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:52 ID:rYwZCARi
「夢か……」
覚め切らない瞳にうつる赤い絨毯が眩しかった。うつらうつらと列車の
揺れに身をまかせるロイ子はふたたび夢に囚われた。

どこか遠くで人の声がする。

「大佐。おきてください。どこで寝てるんですか?」

うっすらとひらいた瞳に黄金色の稲穂が飛び込んできた。
「……?」
無意識のうちに手をのばし掴みとろうとする。
「いッ、痛いな。寝ぼけてます?」
空のように青い瞳が目の前で笑っていた。
「ハボック?どうしてここに?驚いた……」
「迎えにきたんですよ。ファルマンが電話くれました。まったく無防備
すぎます。それに床ですよ。」
屈託ない笑みを浮かべたまま、ロイ子の体を抱き起こす。
「さすが、大総統閣下がお使いになる車両ですね。床なのにこんな心地良い」
床にしかれた絨毯が膝をついたハボックの脚を優しくつつんでいた。
「良く眠れましたか?」

157名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:55 ID:rYwZCARi
「ああ」
「早く帰りましょう。今日はゆっくりさせろとヒューズ中佐たちから厳命を
受けているんです」
棚の上においたロイ子の荷物をおろしたハボックに促される。駅長が敬礼を
してロイ子を迎えてくれた。軍服を着ていない自分がそんな扱いをうける
ことに、とまどいを受けた。
「申し訳ないんですが、この車両は中央へ回送をお願いします」
ロイ子に続いて降りたハボックが駅長へ頼んだ。どうして?と首を傾げる
ロイ子の肩を抱きよせる。
「二人で並んで窓の外を見ながら帰りたいんです。そんな普通の事、大佐と
できるなんてめったにないでしょう?」
ロイ子は嬉しそうに頷いた
158名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:57 ID:rYwZCARi
ジャガランタにロイ子の生家はすでになかった。式に参列するヒューズ達は
市内の宿にハボックはロイ子が錬金術の教えを受けた司祭のもとへ泊まっていた。
石畳の敷かれた路地をハボックとロイ子は手をつないで歩く。低い位置の月に
照らされた二人の影が寄添い後に続いていた。

司祭館の窓にオレンジ色の明かりが揺れていた。ロイ子がハボックの手を
振り解いて駆けていく。息を切らせて呼び鈴に手をかけた時、内側から
ドアが開かれた。
「司祭さま」
飛び跳ねるようにロイ子がその人物に抱きついた。その様子を少々羨まし
そうにハボックが見つめる。いつまでもそのままのロイ子をハボックが
司祭から抱き取った。明日はよろしくお願いします。と、二人そろって
頭を下げると司祭館の二階に用意された部屋に向かった。
159名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:59 ID:rYwZCARi
翌日は花曇だった。ホークアイ中尉とグレイシアがロイ子の準備に朝早く
から現れ、ハボックは追い立てられるように部屋から追い出された。

「よお。ハボック少尉」
「おはようございます」
勝手知った自宅のようにヒューズはくつろいだ様子で司祭とコーヒーを飲んでいた。
二人の座るテーブルにハボックも加わった。
「花嫁の準備は時間がかかるからな。まあ、ゆっくりしろや。少尉」
その言葉にハボックはがっくりと肩を落とす。
「中佐〜」
「ああん?」
「やっぱ、式は制服ですかね?」
「あたりまえだ。ハボック。軍人が結婚式に制服を着用せずにどうするんだ。知ってるか?
グレイシアが言ってたんだが、制服を着てると二割ましハンサムに見えるらしいんだ。
で、帽子をかぶるとだな八割ましハンサムに見えるらしい。」
真顔で言うヒューズにハボックはため息をつく。
「ロイ子も言ってたな。制服着てる少尉はまあ見られる、っと。おーい、ハボック少尉?」
「そうすっか……。そうですよね。どうせ俺なんか……」
「おじちゃん、どうしたの?」
ぱたぱたと走りよってきたエリシアをヒューズは抱き上げた。
「ママがね、ロイ子お姉ちゃんの準備できたからパパ呼んできて。って」
「おっしゃ。じゃあ、エリシアちゃんもパパと一緒にロイ子んトコ行こうな。」
「パパ、お髭いたーい」
「おお、悪い、悪い」
頬を摺り寄せたヒューズにエリシアがかわいくイヤイヤをする。
「ハボック少尉、男の価値は星の数じゃない。しかし、だ。ロイ子もこんな青二才のどこが
良かったのか未だに理解に苦しむ。ま、仕方ない。ロイ子がこいつが良いって言うんだか
らな」
「中佐、それフォローになってない…す」

160名無しさん@ピンキー:04/02/14 00:01 ID:/+rCuE2i
「では、司祭殿。よろしくお願いします」
エリシアを抱き上げたままヒューズは司祭へ敬礼する。それに頷き返すと、
まだ落ち込んだままのハボックを促して礼拝堂へと向かった。礼拝堂の
パイプオルガンの椅子にホークアイが腰掛けていた。ぱらぱらと楽譜を
めくりながら音をあわせている。司祭の姿に気がついたホークアイは
立ち上がると深々と礼をする。司祭は鷹揚に頷くと祭壇の両隣に飾られた
蝋燭台に火を点し始めた。

「ハボック少尉、しっかりなさい。泣きそうな顔してるわ」
ホークアイが手の甲でハボックの胸を軽く叩く。
「大丈夫だから。しゃんと背をのばして」

「リザお姉ちゃーん。ロイ子お姉ちゃん、準備できたって」
グレイシアに手を引かれたエリシアがホークアイに子どもらしい甲高い声で
叫んでいた。
ケミカルレースの小花が幾重にも重なった上身ごろはオフショルダーで
ぎりぎり肩が隠れる程だった。マーメイドラインのスカートにAラインの
シフォン生地がかぶさったドレスはロイ子のノーブルな雰囲気をいっそう
際立たせた。ベールで覆われたロイ子の表情は窺い知ることはできないが、
鏡の前に座るロイ子の背からヒューズが満足そうに見つめる。

「ロイ子、本当に嫁にいっちまうのか?今なら、まだ間に合うぞ」
「何言ってるんだ、ばか」
「だってなあ……」
「もっと喜んでくれると思ったんだが、ヒューズ?」
「嬉しいさ。嬉しいけど複雑な気持ちってやつよ。わかるだろ?」
「さあな、それより行くぞ。ハボックが待ってる」
しぶしぶと言う風にヒューズはロイ子に腕を差し出した。肘まで隠す手袋を
したロイ子の手を恭しくとると、貴婦人にするようにヒューズはその手に
触れることなくキスを落とした。
161名無しさん@ピンキー:04/02/14 00:05 ID:/+rCuE2i
ハボック少尉、ごめん。次回こそ誓いのキスを。

155さん、ありがとうございます。
その言葉を励みにがんばらせていただきます。

それでは、おやすみなさい。
162名無しさん@ピンキー:04/02/14 00:06 ID:GF4pI/3u
>>161
乙です!ロイ子可愛い・・・

>>142
あの、激しくキボンヌなのですが(´Д`;)ハァハァ
163名無しさん@ピンキー:04/02/14 00:08 ID:0jTVv5TX
来てた━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

ここで終わらせるなんて、なんて罪つくりネ申よ!!!
ロイ子、綺麗だよ、幸せそうだよ、畜生!ハボックウラヤマスィぞ( ゚Д゚)ゴルァ!
164名無しさん@ピンキー:04/02/14 00:28 ID:aoRpiyZ4
バレンタインになったので…そのネタ投下させてください。

天然アル子 バレンタイン

「いい匂いだな、何してるんだ?」
 大きな鍋の前でアルが、本を片手に格闘している。
「チョコレートだよ。 ほら、明日ってバレンタインデーでしょ?
兄さんがいつもお世話になっているからさ、東方司令部のみんなにあげようと思って。
義理チョコだけどね。」
 アル、お前はなんて出来た妹なんだ。 女の子らしくなってきて…オレは嬉しいよ、うん。
 しかし…鼻先にチョコつけて、笑いながらそれに取り組む姿はまた…
「兄さんにもちゃんと用意してあるから、楽しみにしててね。」

―当日―

「へへへ。 兄さん、はい。」
 頭に大きなリボンをつけたアルが、部屋にちょこんと入ってきた。
 チョコらしい物は何も持っていないようだが…
「ボクをあ・げ・る。」
 何ですと?! 今なんて言った?! オレの耳が腐っちまったのか?!
「あああ?! な、なに言ってるんだよ、アル!! 意味わかっていってるのか?!」
 その意味は…その意味は…うおぉ〜〜〜他の野郎が聞いたら いただきます。だぞ?!
「だってー、大佐が大好きな人には、チョコより裸にリボン捲いて自分をあげる方が喜ばれるって
言ってたから…」
165名無しさん@ピンキー:04/02/14 00:31 ID:aoRpiyZ4
 大佐! オレの妹に何吹き込んでいるんだよ!! 後で〆る!!
 今のは兄貴のオレでも正直きつかった…普通なら下半身にクリティカルヒットしちまうんじゃないか…?
 でも…アル、お前本当に知らずにやっているのか?
 もしかして知っててやってるんじゃないか? オレをおちょくってるんじゃないか? 
 うあああぁぁ〜〜〜頭痛ぇ〜〜〜母さん、オレはどうしたらいいんだよ?!
 そんなオレの苦悩の顔を見てアルは大きな瞳をから涙をポロポロ流しはじめた。
「兄さん…ごめんね。 ボク…大好きな兄さんに喜んでもらいたくて…クスン…本当にごめんなさい。
兄さん怒らないで…」
 な、泣くなぁー。 泣かないでくれ。 オレが悪かった。 疑ってすまん!
「わかった、わかったから、もういいから。 な、泣きやめ。」
「…怒ってない?」
 潤んだ穢れのない瞳でこちらを覗き込む。
 そんな目で見ないでくれ! 変に疑ってしまった自分がはずかしくなっちまう。
「あたり前だろ?」
「よかった。 流石に裸にリボンは恥かしくて出来なかったからさ、
じゃあ、ボクをどうぞ食べてくださいな♪ お腹にチョコついてるんだよ。」
 よくねえよ!! 今謝っていたのは裸にリボンをしなかった事か〜〜〜!!
 服の裾を捲し上げチョコのついたお腹を露にする。
「ああ〜溶けちゃってる…早く舐めとっちゃて!」
 だあぁぁぁ〜〜〜〜〜〜やっぱりわかってねえよ。アル!!
 ナニやってるんだよ?! ナニ言ってるんだよ?!
 くそ! 本当に食っちまうぞ!! バカやろう〜〜〜〜〜!!
 
と悩みながらも手を出さないお兄ちゃん。
おや…本当に天然なのかわからなくなってきた…
次回…ホワイトデーに天然アル子の本性が暴露される!!…訳はない…
166名無しさん@ピンキー:04/02/14 01:56 ID:Td/pyUVY
>>164-165 可愛い…(*´∀`)つい萌え心で、   
 
 . ,8⌒_∧  /\
 _∧/*゚w゚*>'/、.;;ヽ <兄さん、思い切って
/     /∠ヽ>--"7     裸にリボンを錬成してみたよ
|  |.   >、,,,;;;||゛'ヽシ
|  |ヽ/./ヘ‐'';|. |
|  |/ へ、 ~T'' |
ゝ_||/\ \ |レ  
  |   ||\ヽ|
  |   ||  ヽ|
  Y____ヽ|__∠\
 
バレンタインプレゼント、受け取ってくださいますか?
167名無しさん@ピンキー:04/02/14 02:46 ID:uAHOZVPU
>>166
その鎧、受け取らせてくれ。
168名無しさん@ピンキー:04/02/14 06:11 ID:WHdxDgNj
>164
がふっ(吐血) 大変ありがとうございます。

>167
独り占めしないでくださーい。
169名無しさん@ピンキー:04/02/14 09:09 ID:LKRkgwEd
「んっ……。ふ、あ……」
口腔をかきまわす舌は甘ったるくいつもと違うキスの味にロイ子はとまどった。
ハボックとのキスは苦いもの。そう慣らされた体は違和感を感じている。
目を閉じてされるままにされていると、知らない人物に侵されているようで
倒錯じみた快感が身体に広がっていく。

ハボックの行為は優しいだけで、時々物足りなく思うロイ子はホークアイ中尉
との何気ない会話を思い出していた。

「たまには乱暴にされるのも刺激があって良いと思いません?」
更衣室で一緒になったリザと互いの恋人の話をしている時に、いつもの表情で
さらっと言い放つ副官にロイ子はどきりとした。動揺を悟られないように何故?と
首を傾げてみせる。
「だって、付き合いが長いと同じ事の繰り返しなんですもの。ああ、次はこうだな。
これで終わりなのかって。そんなのつまらないと思いません?大佐は、お相手に
困るなんて事ないでしょうけど」
意味深に微笑んだホークアイは手早く化粧を直すと、お先にとロイ子に小さく敬礼すると
スカートを翻して更衣室から出ていった。
残されたロイ子は、舌唇をきゅっと噛み締めると「ハボックのバカ」と囁いた。

ヴァレンタインと言うこともあって街は幸せそうなカップルで溢れていた。

170名無しさん@ピンキー:04/02/14 09:17 ID:LKRkgwEd
珍しく定時に帰路についたロイ子は買い物でもしようかと、デパートによってみる。
そこは有名パティシエの限定チョコを求める女性たちの戦場の場と化していた。
砲弾が飛び交う戦場で気後れる事などないロイ子だが、必死な女性たちの気迫に
鬼気迫るものを感じたロイ子は、早々に売り場を後にする。

浮かれた恋人どうしの仲間入りをしてみようと、ちょっとだけ考えた自分に苦笑
する。切花を扱う露天で深紅のバラを一輪だけ買って青いリボンを巻いてもらう。

何の連絡もしていないが、非番だったハボックはきっと家にいるだろう。
もしかしたら夕食も用意して待っていてくれるかもしれない。突然行くと驚くだろうけど
喜んでくれるだろう。そう思うと足取りが軽くなった。

171名無しさん@ピンキー:04/02/14 09:25 ID:LKRkgwEd
見上げたハボックの部屋は思ったとおり灯りが灯っていた。階段を上り
呼び鈴を鳴らすとカチャリとドアが開かれる。暖かい空気がさっと通りぬけた。
エプロンをつけたままのハボックが、いつもの笑顔で迎えてくれる。
「たぶん来ると思ってました。おかえりなさい」
頭ひとつ高いハボックは屈みこむとロイ子の前髪にキスする。

あまりの自然な様子に、行動を読まれているようで少しだけロイ子はむっとした
表情で手にもった一本のバラを差し出した。
「やる」
ぶっきらぼうに押し付けて、驚いたハボックの体をすり抜けるように部屋へあがった。
室内には甘い匂いが充満していた。

「チョコケーキ焼いてたんです。売ってるのは甘すぎて。大佐は、あんまり甘くない方が
良いんでしょう?」
渡されたバラを細身のグラスに挿しとテーブルの中央に置く。食事の用意はすっかりでき
あがっていた。

自分の思っていた通りの展開に嬉しい反面おもしろくないロイ子は唇を尖らせた。
172名無しさん@ピンキー:04/02/14 09:36 ID:LKRkgwEd
最近はいつもこうだ。ロイ子の我侭な行動をハボックは笑って許す。何をしても
困ったように笑って言う通りにする。

ホークアイの言葉が思い出された。

そうだ。私だってたまには……

今だってにこにこ笑っているだけのハボックに突然怒りがわいてきた。
小言の一つでも言ってやろうと、振り返ろうとして後ろから抱きすくめられた。

「なっ……」
怒鳴りつけようと後ろを向いた顔をそのまま上向かせられ、唇をあわせられる。
突然のことに唖然としたままされるままのロイ子の舌をハボックの舌が絡め取る。
あわさった舌は部屋に広がるビターチョコの甘さそのままだった。


                              終わり

ヴァレンタインて事で、ちょっと調子にのってみました。
丸の内バカップル風に挑戦したところ見事玉砕。
遅刻しそうなんで、あわてて出勤します。
173名無しさん@ピンキー:04/02/14 12:43 ID:mOY2cVCu
>169姐さんグッドジョブ!!
ハボはすっかり主夫だなw
前スレで「掃除も洗濯も食事の支度もするから 」といっていただけあるw
お仕事ガンガッテきてくだせぇ。
(・∀・)つ■ チョコレートドゾー!
174名無しさん@ピンキー:04/02/14 15:08 ID:uAHOZVPU
炊事洗濯家事パーフェクトか…
ハボ子も何だか…いいなと思えて来た21の冬。
175名無しさん@ピンキー:04/02/14 15:43 ID:39F+dl2q
>174 禿同!
できればフリルエプロン(下は裸)で…
176名無しさん@ピンキー:04/02/14 15:57 ID:7/jzyqC0
未熟者ですが書いてみました。
(ウィンリィ+ロイ)×エド子です。

久しぶりにイーストシティに泊まっていた夜、
機械鎧の出張メンテナンスとやらでウィンリィが訪ねてきた。
他愛もない昔話をしていただけなのに、いつの間にかこんなことになっている。
じゃれあいの延長から思わぬところに発展してしまった、女同士の性関係。
セックスをしているという意識はないものの、
触り合いはいつからか愛撫に、その手は胸元から下半身へと及んでいった。
リゼンブールでは幾度となくこうやって肌を合わせたけれど、
マスタング大佐と、お付き合い……というような関係になってからは一度もやっていない。
流されるままに唇を交わして、押し倒されるままに肌を重ねて、
さあここからイイところ、といったちょうどその時、
どこから嗅ぎ付けたのか、ロイがやってきた。
「鋼の!今日は何の日だったかな?チョコレートを……」
「…………」
固まる視線。
濡れた下着を今ちょうど脱がしますよ、といった具合に
脚を抱えあげられ、あらわになった秘所に注がれる視線が痛い。

「……ウィンリィ嬢。私も参加して構わないかな?」
「メンバー募集中」

「って……てめぇら勝手に進めんじゃねぇ!!」
177名無しさん@ピンキー:04/02/14 15:58 ID:7/jzyqC0
エド子のものよりも幾分か細い手が、執拗に胸をはいまわる。
寄せあげては揉みしだき、つんと立ち上がった突起を気まぐれにつままれる。

一糸まとわぬ姿で、嫌がる膝を割り開かれた。
膝の上に抱えあげて抱き込みような姿勢で両の乳房を愛撫する幼馴染みと、
押し広げた脚の付け根に顔をうずめて溢れる愛液を器用に舌で舐め取る男。
双方から同時に与えられる刺激に、頭がぼうっとしてもう何も考えられない。
ようやくふくらみはじめたばかりの胸を好き勝手に弄ばれ、
ウィンリィのほっそりした指が乳首をかすめるたびに吐息がこぼれる。
そのたびに彼女にもたれかかるように力を入れてしまい、
エド子は自分よりもはるかに大人びた――同い年だというのに!――
まるくふくれた両胸に背中を押し付けるかたちになる。
ぽよん、とその弾力を感じるたびに、ウィンリィはくすくす笑いながら
指の間で乳首を押しつぶして喜ぶのだ。
背後のウィンリィに胸を捕らえられ、
前のロイは卑猥な水音を立てて最も快楽に弱い部分を責めてくる。
逃げようがなかった。
178名無しさん@ピンキー:04/02/14 15:59 ID:7/jzyqC0
押し殺した嬌声と熱い吐息をそっと吐き出すたびに、ロイの舌先が淫唇の中に進入する。
浅い割れ目を丁寧に舐め、吸い付いてくるさまを見下ろすのは
普段の横暴ぶりからしたらなかなかに小気味いいものだったりもするのだけど、
与えられる快感にはとてもじゃないが敵わない。
挿入を求めてヒクつく膣の入り口をぐるり舐めまわされて、思わず太腿で彼の頭を締め付けた。
滴り落ちる果汁を逃すものかとすすっていたロイの舌がまた伸ばされて、
今度は剥き出しにされたクリトリスをなぞられる。
幼馴染みの指とロイの舌でなぶられ、包皮を剥き上げられたばかりの肉芯は
桃色を通り越して赤く実り、触れられるたびに膝がガクガク震える。
顔は真っ赤になってるんだろう、頬が熱い。
丹念に転がされて、時折軽く吸い付かれる。あられもない声が唇をついて出るのが止められない。
もっともっと、と強い刺激を欲しがる身体があらぬことを口走ってしまいそうで、

「も、もぅ、いい、から……っ」
179名無しさん@ピンキー:04/02/14 16:03 ID:7/jzyqC0
ロイのペニスを一気に奥まで押し込まれ、馴染ませるように軽く身体をゆすられる。
「……っ」
ロイのものを膣いっぱいに頬張り、小刻みに内壁を擦られる感覚に翻弄される。
ウィンリィの下腹部に顔を押し付けるようにして抽送の衝撃に耐えてはいたものの、
受け入れる準備は出来ていたとはいえ、前触れもなく強すぎる刺激を受けてはたまらない。
自分のものとは思えない、いや思いたくないほど淫らな声が
閉じることの出来ない唇から、奥を突かれるたびに吐き出される。

エド子は知らぬ間に涙のにじんだ目を閉じて、そこだけに意識を集中させた。
押し広げられた淫唇がロイをくわえ込んでいるところがまざまざと瞼の内側に思い描かれてしまい、
そんな結合部をウィンリィに、しかもこんな至近距離で見られているのかと思うと
もう、恥ずかしくてしようがない。
それなのに身体は否が応でも高みへ押し上げられていきつつあって、
幼馴染みの視線さえ快感に感じてしまう自分がいる。
弱いところをペニスの先端でつつかれ、あと少しでもうイッてしまいそう。
180名無しさん@ピンキー:04/02/14 16:04 ID:7/jzyqC0
ぐっと身体に力の入ったエド子に気づいたのか、
「もう……イキそう?」
ウィンリィに訊かれる。
気づけば彼女も自分で自分の秘所を弄くりまわしていて、すっかり荒い息。
涙目でこくこくと何度も頷けば、ロイの動きまでがより激しいものになる。
「手伝って……あげる、ね」
「ぁ、や、だめ、だめ、ウィンリっ……!」
ぐちぐち音を立ててロイが出入りを繰り返すそこにウィンリィの手が添えられたかと思うと、
彼女の愛液にまみれたままの指で、もう弾けそうに堅くなったクリトリスに触れられた。
そのまま、ロイの動きにあわせてめちゃくちゃに擦りたてられる。
「やだ、や、だ、も、イク、イ……っああぁ!!」


お目汚し失礼いたしました。
181176-180:04/02/14 16:08 ID:7/jzyqC0
すみません、一つ抜け落ちがありました_| ̄|○
>178と>179の間に↓が入ります。 逝ってきます_| ̄|○

必死にそれだけを口にした途端、ウィンリィの膝の上から下ろされ、ロイの舌からも解放される。
あれ?終わった?……よかった、でも……ちょっと物足りない、かも。
どうしよう、こんな中途半端なところで止められて。
絶頂に押し上げられることなく解放されてしまった膣奥が、きゅくんと疼く。
逡巡するエド子の視界に、ベッドに転がって下着を脱ぎ始めるウィンリィが映った。
ちょいちょい、と指で呼ばれ、顔を寄せるとキスを見舞われた。
柔らかい唇を押し付けられて、それに応えるように何度も唇を合わせる。
「ね、あたしのも、して」
エド子に負けず劣らず蜜を溢れさせた秘唇を指で擦りながら
等価交換なんでしょ?と訊いてくる幼馴染みに頷いて、彼女の上に覆いかぶさる。
シックスナインと呼ばれる体勢でそこに頭をうずめて、
先ほどロイに施されたように、透明な粘液をたらたらこぼす秘裂を舐め上げる。
多分自分のそこも、また濡れだしているんだろう。
太腿に伝う液体を感じて、またそれをウィンリィに見られていることに興奮して、
ああもう自分の指でいいからぐりぐり弄ってしまいたい、
指を2本入れて、かき回してしまいたい。
昨夜したばかりの自慰行為を思い出し、さらに興奮が高まる。
そしてまた一筋愛液が滴ったのを感じた途端、
明らかにウィンリィではない手で、腰を高く持ち上げられた。
「いい眺めだな、鋼の」
「え、ちょっ、何……ぅああっ!」
熱いものが膣口に押し当てられたかと思うと、それが強引に押し入ってきた。
182名無しさん@ピンキー:04/02/14 16:17 ID:uAHOZVPU
>>181
エロ( ・∀・)イイ!
3Pエロイウィン萌!!
183名無しさん@ピンキー:04/02/14 18:36 ID:xqHEfeWa
ヒュー子たん万歳!
184名無しさん@ピンキー:04/02/14 19:15 ID:GRvtzXtB
>181
3Pキタワァ━━ *・゜゚・*:.。..(n‘∀‘)η゚・*:.。. * ━━ !!
描写がウマーです。ウィンエドもいいなぁ。萌えてしまった。
185名無しさん@ピンキー:04/02/14 21:39 ID:lYkeHx1M
>176
萌えた。できればまたキボンヌ。

> 「メンバー募集中」
ワロタw
186176-181:04/02/14 21:45 ID:7/jzyqC0
ありがとうございます。精進します。

>185
一応続きは書いているのですが、ギャグ?になってしまってます・・・
そんなんでもよろしければ・・・
187名無しさん@ピンキー:04/02/14 22:15 ID:8ME8WSXZ
カマ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━ン!!!!
188名無しさん@ピンキー:04/02/14 22:21 ID:BjRHgzN6
自分はみんな好きだが特にアル子が大好きなのだがな?
アル子は相手がエドのことが多いので勿論それもダイスキーで大好物なので構わないのだが
>>128>>130様!
ロイアルは本当に嬉しかったです!これからも頑張ってください!

ああああああああ。
アル子タンから素肌でも鎧越しでも良いからリボン巻ヴァレンタインにプレゼントして欲しい・・・
>>165様のエドアル子の
>じゃあ、ボクをどうぞ食べてくださいな♪
であやうく鼻血を吹きそうになった事は秘密だ。ハァハァ。
189名無しさん@ピンキー:04/02/14 22:38 ID:Td/pyUVY
>>128亀レスですが、自分も新鮮で壺でした。

>>166これ、本スレで貼った人がいて焦った。
_| ̄|○ 元はと言えば、自分が調子のったせいだが…
190名無しさん@ピンキー:04/02/14 22:51 ID:uAHOZVPU
勢いで数字の板に貼ってきてしまったのだが・・・中身は妹という事にしておいて下され。
ttp://black.sakura.ne.jp/%7Etaru/img-box/img20040214221743.jpg
191名無しさん@ピンキー:04/02/14 23:24 ID:39F+dl2q
ワロタw
192名無しさん@ピンキー:04/02/14 23:57 ID:GRvtzXtB
無能×エド子書いていたものですが、
続編読みたいといってくださった心の広い方に感謝を込めてサイトアドを。

このスレのみんなが大好きです。
チョコドゾー ■ ■ ■
トリュフもアルヨー ● ● ●
193名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:05 ID:KcajLK9C
>176-181の続き書いてみますた。
長文スマソ・・・

脱力して崩れ落ちる身体を2人に抱きとめられ、仰向けに横たえられる。
浮かんだ汗でしっとり湿った肌に、冷たいシーツが心地いい。
上がったままの呼吸に、エド子の薄い胸が上下していた。
横になるとまったくの平らになってしまう乳房に手を伸ばされ、
ゆっくり円を描くように優しく撫でられる。
「1人だけイッちゃうの、ずるい」
頬を膨らまして覆いかぶさってきたウィンリィの重みを受け止め、
今まで繰り返してきたように幾度も軽いキスを交わした。
2人の身体の間で押しつぶされた幼馴染みの胸のボリュームに閉口し、
エド子は眉をしかめてそれを見やる。なんでこいつだけ、こんなに大きいんだ。
ベッドの端に腰掛けたロイは不自然なほど満面の笑みを浮かべて、エド子の髪を撫でている。
絶対に裏のある笑顔だ。間違いない。
「…………鋼の」
腰に来るような低音で呼びかけられる。ああやっぱり何か企んでる。
「私もまだ出していないのだがね。チョコレートもまだもらっていないよ」
まだ忘れていなかったのか。
とろけるような笑顔でそんなことを言わないでくれ。いっそアンタが溶けちまえ。
心の中でそんな悪態をついたエド子に、こちらも天使の微笑でウィンリィが顔を覗きこんでくる。
「…………エド」
「……な、なんだよ」
「3人でしよっか」
「ハァ!?」
「それはいい提案だ、お嬢さん」
がっしりと握手を交わすロイとウィンリィ。もちろん2人とも弾けんばかりの笑顔を浮かべている。
「何考えてんだお前ら!?」
1人頭を抱えるエド子だった。
194名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:08 ID:KcajLK9C
「だって、それが一番効率的じゃない?」
「っふ……だからって……!」
裸体のままでいそいそと自分の荷物を漁るウィンリィは、やけに浮かれている。
ロイの股間に顔をうずめ、硬直したままのペニスに愛撫を加えていたエド子は
彼女の提案に已然として反論していた。
「ほら、サボるんじゃない」
「るせぇ……ん、……ぅ」
唇でカリ首から先を挟んで、ロイに教えられたように舌をうまく使って刺激を与える。
根元まではうまく咥えきれなくて、左手で竿の部分を扱きながら亀頭に唾液をまぶしては舐め上げる。
じわじわ自分の秘所がぬかるみ始めているのを感じながら、
ロイの先端からこぼれてくる透明な液体を、わざと音を立ててすすった。
「あ、見っけ」
戻ってきたウィンリィが手にしているものを視界の端で捉え、エド子が固まる。
「…………何持ってきてんだよ……」
「だって、したかったんだもん」
両側に男性器を模した張型を無造作にシーツの上に転がし、
ウィンリィはエド子の脚の付け根に右手をもぐりこませた。
「ゃ、ちょ……ウィンリィ!」
「また濡れてきてるね」
195名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:08 ID:KcajLK9C
先ほどの挿入で随分やわらかくなったエド子の膣口に指をあてがい、浅瀬で指先を遊ばせる。
「んっ……ふ、ぁ」
また半分ほど包皮に隠れてしまったクリトリスをウィンリィに軽く弄られ、
エド子はこらえきれず、ロイのペニスから口を離してしまう。
後頭部をゆっくり撫でるロイの手に心地よさを感じて、
左手で亀頭全体を包み込むように握りながら、下方にある袋へと唇を寄せる。
痛みを与えないよう軽く吸い付くと、ロイが詰めていた息を吐いた。
それとなく上目遣いで見上げると、隠してはいるものの、切羽詰ったような表情をしていた。

それぞれが立てる水音が混ざり合って、熱のこもった室内に響く。
加えられた刺激と期待でひどく充血したエド子の秘所を片手で弄り、
蜜液をたっぷりつけた指で後孔をも慣らしはじめると、
これからされることをなんとなく悟ったのか、エド子の身体がびくり震えた。
既にロイの手で開発されているエド子の後ろは思いのほか敏感で、
ウィンリィが思っていたよりも素直にほころんでくれる。
ロイのものを咥えることで喘ぎ声を押し殺そうとしているエド子の背中に抱きつき、
触れてもいないのに硬くしこった乳首を擦りつけはじめた。
自らの狭間にも刺激を与え、慣れた手つきで官能を煽り立てる。
「ね、もう……入れていい?」
「オレに聞くな……よ…………っ」
「入れちゃう……入れちゃうから、ね」
大きく脚を広げたウィンリィが、濡れそぼった自分のそこに張型の片端をあてがう。
切なげな表情で呑み込まれる玩具は微妙な角度がついていて、
まるで彼女の下半身に男のそれが生えているよう。
ロイから身体を離し、幼馴染みの腕に組み敷かれる。
もうどうしようもないほど、四肢に力が入らない。
太腿をぐっと割られ、粘液にまみれ口を開けて震えているそこに、張型の片端を押し当てられた。
196名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:09 ID:KcajLK9C
知らず知らずのうちに詰めていた息を小さく吐くのが合図になる。
丸みを帯びた先端が小さな穴を押し広げて侵入してくる。
一番太いところが入ってしまえば、あとは思うより簡単に呑み込めてしまう。
男はまだロイしか知らないけれど、ウィンリィと共にした夜は大概この玩具にさんざん鳴かされた。
ゆっくりと、だが強引に膣奥まで挿入されて、喉の奥で引きつった小さな悲鳴が上がる。
唾液を飲み込む音さえもがやけに大きく聞こえた。
膣の内壁を擦りあげて胎内に収まる異物。ロイのものとは違う、無機質な冷たさ。
「…………っ」
「……入っちゃった……ぁ……」
「動いて……うごいて…………」
抱き合いながら、互いの腰を突き上げ合う。
いつの間にか、簡単に気持ちよくなる術を覚えてしまっていた身体。
ベッドに縫い付けられていた姿勢からぐるんとひっくり返され、
ロイの前に尻を突き出すような体勢をとらされる。
丸みを帯びた双丘の奥でひくひく震えるアヌスを男の指でなぞられ、
薄い避妊具を装着したロイが押し付けられた。
たっぷり潤されてローションまで塗りつけられた後孔に、確かな熱を持ったものがあてがわれる。
「力を抜きなさい、鋼の」
「わかって……る……ッ」
指なんかより圧倒的に大きい質量に、後孔を犯される。
197名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:10 ID:KcajLK9C
前後の穴をそれぞれふさがれ、エド子はこのまま身体が壊れてしまいそうな錯覚にかられた。
傷つけないようにゆっくり侵入してくるロイをついつい締め付けてしまい、
そのたびに「痛くないかい?」と気遣われる。
前も後ろもそれぞれ経験はあるけれど、さすがに2本同時というのは初めてである。
丁寧にほぐされたせいか、痛くはなかったけれど、身体の出口をふさがれるような圧迫感を感じる。
ゆっくり腰を使うと意外なもので、予想していたよりも気持ちいい。
反り返った張型が膣内の性感帯をぐりぐり擦りあげ、少しずつ快感が煽り立てられていく。
「……ん、うぅ、ぁ」
「エド……エド……ん、もっと、動いて、もっと」
「ンなこと言われたって……んゃ、ぁ!」
3人重なって、上からも下からも貫かれている。
そんな状況が、エド子を肉体的にも精神的にも高ぶらせていた。
最初は苦しかったはずの後孔も、次第に快感を感じられるようになってきた。
身体の奥からこみ上げてくる波を感じる。駆り立てられる。
生理的に浮かんだ涙で視界が滲む。
一際大きく張型を突き上げた瞬間にロイを深くまで突き立てられ、意識が散った。
198名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:12 ID:KcajLK9C
ギリギリバレンタインに間に合いませんでした_| ̄|○
このスレの皆さん大好きなので、気持ちばかりですが
●●●1日遅れのチョコドゾー
199名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:15 ID:tG24Rr2j
強欲×アル子とか描いてみようかなぁ
200名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:16 ID:s12/OkiZ
すすすすす、すげぇよ(*´Д`)ハァハァ
エド子、あんたいつの間にそんな開発されてエロい身体になったんですかい!
201名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:18 ID:mmZxaiwI
>198
乙です。リロードしまくってしまいました。
萌えっていうか蝶萌え。ハァハァしました。
202名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:25 ID:yEBN8tJt
198氏乙。
今度は是非エド子×ウィンリィの百合オンリーで一発、お願いしまつ。
リゼルブールでの出来事を禿しく読みたい……!!
203名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:29 ID:qhO/Vwvo
>>199
ウホ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━!!!!
204名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:35 ID:W4VA9xTl
>>199
カマ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━ン!!!!
是非にともお願いします。
205名無しさん@ピンキー:04/02/15 02:22 ID:wUfNpk6S
こんな時間にナニやってんだか…自分…
>148続き早く投下して楽になりたい…

―5―
「ハン…やぁ…大佐…」
「名前で呼んでくれないのか? あの時は泣きながら呼んでくれていたじゃないか…」
「あ、あの時って…なんだよ?」
「あの時は戻って抱きしめたかったのだが、なんとか我慢した。 偉いだろう?
本当はあのまま自慰行為をしてくれたら嬉しかったのだが…
せっかく1人で楽しむ方法を教えてあげたというのに。」
「…お前っ…何言ってんだよ…」
「愛だよ、愛!」
(意味わかんねー)
「実はだ…とても心配だったからな。 ウィンリィ嬢に頼んでオートメイルに
盗聴器を仕込ませてもらった!! これも君への愛ゆえの為だ!!」
 スゲエ偉そうにとんでもない事を言い放った。 体の熱が一気に冷めた。
「し、信じらんねーーー!!…え?と言うことは…」
(あれもこれも聞かれてた?!)
「プライバシーの侵害だ!! 離せこの変態!!」
 変態か…と呟きながら、いきなり口の中に人差し指を侵入させてきた。 
206名無しさん@ピンキー:04/02/15 02:23 ID:wUfNpk6S
「よーく舐めておきなさい。 そうしないと辛いのは君だよ。」
 何を言われているのかは解らないが…こんな時は素直に従っておいた方がいい…
 その指を丹念にしゃぶり舐めあげる。
 歯でも立ててやろうか、とそれを実行するよりも先に抜き取られ、体が浮いた。
 ひょいと向きを変えられて机の上にうつ伏せにさせられる。 尻を突き出す恥かしい格好だ。
 指についた唾液を今まで触られた事の無い場所に塗りつけられ、
 唾液で濡れた指がそこで動きを止める。いつもと違う感触…もしや…
「ちょ…ど、何処に指入れようとしてんだよ!」
「後ろの穴…アヌスだよ。こちらも結構いいらしい ぞっと。」
 言葉とともに今だ感じた事のない衝撃が襲った。    
「や、やめろ! ひぃ…」
 抵抗しようにも半分脱がされた衣類が手枷のようになってしまい、それを
 抑えられれば手の自由は奪われて、動かすことが出来ない。 下もまた然り。
 なんかこれ全て計算済みなんじゃねえか? といぶかしむ
 もしそうなら変な所で有能だなこいつ…

「名前を呼んでくれないか?」
「ロイ、ロイ、ロイ、ロイ、ロイ!! これでいいだろ! 指抜け!!」
「他に言いたい事は?」
 何を言わせたいか解っていたが、悔しくて素直には言ってやらない。 いや言いたくない。
「ロイ…ス… …ロイ…の馬鹿! ロイの変態! ロイの無能!!」
「ホホーゥ」
 ぐぐと指に力をこめられ更に奥まで侵入させてきた。 異物感が気持ち悪い。
「ヒャアッ!!」 
 中を掻き混ぜるように荒々しく動かされる。
207大佐記憶喪失ぅ編:04/02/15 02:25 ID:wUfNpk6S
「やぁ…やめ…ろっ…!」 
 執拗に責められて翻弄される。 
 痛みか、恥ずかしさか、快感か全てがグチャグチャ混ざったような感覚。
 泣いているのか、感じているのか全く解らない。 そこに甘い声がかかる。
「さて、私の名前は?」
「ロ…イ」
 激しい指の動きがゆっくりになり、その動きに合わせて背骨の上にも指が這う。
 その刺激でビクリと体が反り上がる。
「私は君が好きだ。君はどうなのかな?」
「ス…キ…ッ!」
 優しく撫でるような動き。 残った指が下の敏感な場所を擦る。 そこから甘い痺れがはしる。
「では、私の求める答えは?」
「オレ、もっ…ロイが…スキィ…。」
 逆らえない。 勝手に口から滑り落ちてしまう。
「よしよし良く出来た。偉い偉い。」
 やっとで出て行く。 そのまま頭を撫でようとしたので、ほぼ半泣き状態だが凄んで叫ぶ。
「ちょっと待て! その手で触んな!! 汚い。」
(手を洗っている最中に逃げ出してやる! こんな所いてたまるか!!)
208大佐記憶喪失ぅ編:04/02/15 02:26 ID:wUfNpk6S
「で、なんで抱きかかえてるんだよ!」
 エド子を小脇に軽々と抱え、今にも鼻歌まじりでスキップなどするんじゃないかという足取りで
 ベッドまで運ばれてしまった。
「逃げてしまうかもしれないだろ?」
 ぅ…バレてた。
「まあ、逃げたら 鋼の錬金術師は後ろの穴の調子が中々イケルと言いふらしてもいいからな。」
 まあやる訳は無いのだが、恥ずかしさとパニックで正常な思考が停止してしまった。
「ヤダ!! 逃げないでちゃんとここにいる!」
「よし。 では服を脱いでここで大人しく待っていなさい。」
 ベッドに降ろされるとグシグシ泣きながら半分脱がされて枷になっていた服をゆっくりはずしていく。
 騙された…あの頃から…3年前からいい奴の仮面被っていたんだ…(今頃気が付いたのか?エド子)
  
 ちょっと待て…もしかしてオレって皆に騙されていたのか?!(その通り。)
 中尉とか少尉とかアルとかウィンリィとか…
 あれも、これも、それも、おかしいと思っていたけど…
 くそ!! 後で覚えておけよ!! そう思ったら涙がひいた。  
 
 ベッドの上であぐらをかき、戻ってきたあいつを睨みつけてみても全く気にする様子もない。
 何かを言ってやろうと思ったのだが上手い言葉が出てこない。悔しい!!
「あんた すっげぇ〜嘘つきだな。」
「ははは、鋼の君よりは劣るさ。」
「何処がだよ!」
 ベッドに腰を落とし涙の跡を舌で綺麗に舐め取られた。
209大佐記憶喪失ぅ編:04/02/15 02:27 ID:wUfNpk6S
「私は素直だよ、好きなら好きと言う。 ヤリたいならヤル。 君の場合は好きでも言わない、
ヤリたくても嫌だと言う。 それに気持ち良くても中々素直にならないではないか。」
「な! …でもあんたのそれってただ単に本能の赴くままってやつじゃないのか?」
「まあ、そうとも言うがな。 では本能の赴くままヤラせてもらおうか。」
「え?! ウソ…んっ」
 唇が塞がれあっという間に押し倒される。
(こいつの舌ってすげえエロイ! 手も口も言葉も身体も全てエロ過ぎる!!
だからだ、だからキス位でこんなになっちまうんだ… 体がおかしくなっちまうんだ!)
 身体の内側から熱が溢れ出てくるような感じがする。 
 唇が離れると、もう我慢できないとばかりに服を脱ぎ捨てエド子の上に覆い被さってきた。
(素早い…もう服脱いじまいやがった。 げ、下半身すげえ元気じゃん。 屹立してるよ。
ってもう足割って体滑り込ませやがった!! 早すぎだ!!) 
「まだ駄目ッ」
 熱いものがまだ受け入れる準備の整っていない秘部に添えられ、そのまま奥まで突き進められた。
「イッ……!!」
「長い間つれなくした罰だ。」
(それは自分だろ!!)
 と、突っ込みたかったのだが…そうすると、どうされるかわからないので黙っておく。
 痛みに慣れようとして目に涙を溜め、小さく震えながら呼吸を整える。
 その様子が、またそそられるような色を醸し出しているのだが…エド子は知る由も無い。
 ズズズとロイの物がキツく締め付けているそこをいどうしてゆく。 少し動かされるだけでも
 まだ鈍い痛みが走る。
「ちょ…まだ動くな!」
「もう我慢の限界なんでね。それに痛くないと罰にならないだろう?」
(やな奴…) 
210大佐記憶喪失ぅ編:04/02/15 02:28 ID:wUfNpk6S
 ゆっくり引いて突き上げる。 その何度目かの刺激で痛みよりも快感が勝ってくる。
 くちゅくちゅと卑猥な水音も聞こえるようになってきた。
「ヒャン! あっ…だめぇ…」
「駄目だと言っている割には君のここは私を締めてけて離してくれないようだが?」
 腰をいきなり止め、下の突起を摘まれ軽く捻られる。
「はぁ…ん!!」
 それだけで軽くイきそうになってしまう。
 もう我慢出来ないと言っておきながら、なぜ途中で止めて人を弄ぶのか…
 言ってる事とやってる事が違うじゃないか…
「今ので大分動きやすくなったな…」
 でもその動きはゆっくりしたもので、自分が求めているようなモノではない。
「どう…だ?」
 ロイはそれを知っていてわざとやっているのだ。
 わざとたかみにのぼらせてくれないのだ。 達しそうで、達せないもどかしさをあたえて。
 自分の奥を激しく突いてもらいたい…それをオレの口から言わせたいのだろう。
 嫌なのに…必ず最後にはこいつの思い通りになってしまう。 それがまた悔しい。 
「ああぁぁ…ふあっ…もう……ロイッ…おねが…いっ」
「何を…だい?」
「焦らすなぁ…バカ…ぁ…!」 
「どうしてもらいたいのか…言ってもらわないとわからない…よ。」
「んっ…い、イかせてぇ! 奥まで…ロイでっ……いっぱいに…して…」
 言い終わる前にぐっと腰を押さえつけられ、勢いよく突き上げられる。
「ああぁんっ!」
 ロイ自身もギリギリの状態だったらしく、余裕のない激しい動きで高みに追いつめられていく。
211大佐記憶喪失ぅ編:04/02/15 02:30 ID:wUfNpk6S
「い、いっちゃ…う…」
「私も…だ…」
 突き上げる動きを早くして中に熱を叩きつけられた。
「ああっ…ヤダ……ダメェー!」
 弓なりに反り返り絶頂を迎え一瞬意識を手放した。

 先ほどの熱が落着いて、体を起すと白いものがシーツを汚す。
「また中に出しやがったな…」
「君が欲しがったんじゃないか、それに安全日だからよかろう。」
「あ、安全日でも嫌なものは嫌なの!」
「我侭だなー」
(はあ〜こいつに何言っても無駄か…もう諦めちゃおうかな…
こんな奴好きになってしまったオレが悪いんだろうからなぁ…ハアー)
 力なくベッドから出ていこうとしたら、腰に腕を回しグイっと引き寄せられてしまった。そして…
「私を嫌いにならないでくれ…」
 耳元で信じられない言葉を呟かれた。いつも偉そうにしていて、
 人を小馬鹿にしたような態度を取っているこいつが、しおらしくなっている。
 ビックリしてまじまじと顔を覗き込んでしまった。 寂しそうな黒い瞳とぶつかる…
「エドワード・エルリック。 君は私の事が嫌いか?」
 いつもと違う真剣な顔。ついドキドキしてしまい見惚れてしまう。
 こいつってこんな顔もするんだ…
「き、嫌いじゃない…」
 するといきなり顔が崩れて笑みが浮かぶ。とても29歳には見えない少年のような笑顔。
 凄く眩しく見えた。
212大佐記憶喪失ぅ編:04/02/15 02:31 ID:wUfNpk6S
 …そう、一瞬だけ!!

「そうか! では今夜はとことん楽しもう!!」
(だあ! もう元に戻りやがった!!)
「時間はたっ〜〜〜〜〜ぷりあることだしな。 ナイトフィーバーだ!!」

「……この絶倫野郎〜〜〜〜〜!!」
またいつものごとく、エド子の叫びがこだまするのであった…


「やっとね…」
「やっとでこの生活とおさらばっす…うう。」
涙を拭う面々だった。
この数ヶ月間イライラしていた大佐の虐めやとばちりがあったもよう…



END
213大佐記憶喪失ぅ編:04/02/15 02:35 ID:wUfNpk6S
…後日談…
「皆…よくもオレを騙してくれたな…」
 指をぽきぽき鳴らしながら追い詰めてゆく。
「し、仕方なかったんだ!! 何か言おうにも君の盗聴器のせいで全て筒抜けだし…
バレタラ後で大佐にネチネチネチネチ…………
発火布をわざとらしく擦りつけて今にも火をつけられるんじゃないかビクビク、
君にこの辛さがわかるか?! 毎日顔合わせてるんだから
相当辛いんだぞ、わかるだろ?!」

中尉は「あの状態で気がつかないエドワード君も凄いと思うわ。」

アルは知らないよ〜としらばっくれ
ウィンリィはそそくさとリゼンブール帰ってしまったようだ。
おい! 盗聴器外してからにしてくれよ!!


長い間ありがとうございました。やはり駄目駄目だ。
情けないけど気に入らないからいつか全て作り直して、
HPでも作ってのせてみようかな…ムリか…

盗聴器なる物があったのか?!と言う細かい突っ込みは無しで。
短編ギャグに戻ります。 もしかしたらアル子×エドちょっぴり切ないの投下させていただくかも…
214名無しさん@ピンキー:04/02/15 04:31 ID:KcajLK9C
198です。暖かいお言葉ありがとうございます(つД`)
>202さんのレスに喚起されてリゼンブール時代書いてみてるんですが、
ハァハァのおもむくままに書き散らしたら、幼女時代からの話になってしまいました。
どうも無駄に長くなりそうです。
その場合、テキストファイルでうpろだにうp、URL貼り付けっていうのはオケーなんでしょうか。
215202:04/02/15 08:07 ID:LtOUG+Q5
>198氏
カマ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━ン!!!!
カマ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━ン!!!!
カマ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━ン!!!!
ここにうpしてもうpろだにしてもOKでつ!!!

ただ、うpろだだと見られない可能性のある方もいると思うので(多分私もその一人)
できればここにしてくれれば有り難いんですが…
216名無しさん@ピンキー:04/02/15 08:48 ID:iVbNRvpz
>198
激しく乙ですた!そして激しく萌えますた!!
なんかその場をかなり明確に想像出来る描写がハアハアです。
うpろだだと携帯読みの方が見れないからどうかな…。あまりに長いのであれば、小出しにして行くとか。
もしくは倉庫に直接送るのもいんでないか?
携帯でも倉庫は見れるよ。
217名無しさん@ピンキー:04/02/15 16:21 ID:EpmNXrjX
>214
長くても皆気にしないと思われ。
2181スレ564:04/02/15 20:57 ID:lUEsxEZC
やっと復帰

>>213乙カレー楽しかったです

聞きたいんですがエルリック父の名前ってありましたっけ?
あとエドの父への三人称は「親父」でいいんでしょうか?
手元に資料と呼べるものが何も無い……
219名無しさん@ピンキー:04/02/15 21:03 ID:O/1wEVDJ
アニメと先月号に出てきた・・・って言い切っていいのかな。
父はホーエンハイム、母はトリーシャ。
220名無しさん@ピンキー:04/02/15 21:04 ID:2othoJrN
エルリック父の名前は
ホーエンハイム・エルリックで
エドは母親を置いて出て行った父に憎しみを込めて
「あいつ」と呼んでます。
221名無しさん@ピンキー:04/02/15 21:05 ID:KcajLK9C
>218
本人のいないところでは「あの男」・・・?
何となくそんな感じで覚えてましたが、違うかも。<親父への三人称
222名無しさん@ピンキー:04/02/15 21:51 ID:mWr/8oc/
「あんた」でいいんじゃないか?

あいつ、とか呼んでたからオヤジとは呼ばないと思う。
父だって認めてなさそう。
223名無しさん@ピンキー:04/02/15 21:59 ID:z/9arpXG
>>218
まっまさか、ヤるのですか?
父とエドで何かを!
224名無しさん@ピンキー:04/02/15 22:41 ID:ScD5dKxh
むっつり助平ロイ×エド子・・・!
225名無しさん@ピンキー:04/02/16 00:15 ID:BGM+tX2h
遅レスですが
>>199 激しく期待してます!読みたいです!
226なんとなく:04/02/16 00:40 ID:gSrTmbUP
ある日の軍東方司令部。
本来なら軍人たちの喧騒で少々賑やかなのだが今は何故か静まり返っている。
何故かどこかからか爆発音が聞こえてくる。
よく見ればあたりには黒くこげた軍人たちが転がっている。
と、突然壁の一部が崩れてそこから一人の男と一人の女が飛び出してきた。

「大佐殿!その性癖を我輩が修正してさしあげますぞ!」

その言葉と同時に女の方は地面にその拳を突き立てる。
すると地面からトゲがはえそれが男に向かって突き進んでゆく。

「私は彼女にまだ何もしていないと言っているだろうが!」

男、ロイ・マスタングはその攻撃をかわすとすかさず逃げ出した。
その後を女、アレックス・ルイ・アームストロングはすぐに追いかける。

(くそ!相手が男だったら遠慮なく燃やせるのに!)

そんなことを考えながら必死に攻撃をかわし続けるロイ。

(鋼のめ!後でかならずおしおきしてやるぞ!)

このようになったのは10分前、鋼の錬金術師エドワード・エルリックの一言にあった。

227なんとなく:04/02/16 00:41 ID:gSrTmbUP
その日は、ここ数日降り続けていた雨がようやくやみ久しぶりに青空が広がっている日だった。
雨が降っている間ロイはホークアイ中尉の「雨の日は無能」発言を思い出しかなりストレスがたまっていた。
その時、エドが東方司令部にいると聞いたロイは彼女を呼び出しからかうことでストレスを発散しようと思いついた。
早速エドを呼び出しからかってみたらエドは面白いほど単純にこちらの挑発に乗りこちらに殴りかかってこようとするが後ろで弟のアルが必死に抑えているのでできないでいる。
それを見て、気が晴れた彼はエドに

「それより鋼の。今夜食事に行かないか?」

と他の女性にたいして言っているのと同じ事を言った。
周りの部下や友人は、またかという顔をしながら彼を見ていた。
その言葉にエドは多少顔を赤くすると顔を俯かせて誘いを受けるかどうか考え始めた。

(いける!)

そうロイは確信した。
その場にいた友人のヒューズがエドに

「やめといた方がいいぜ。そいつロリコンだから食事の後何されるか分からないぜ?」

というまでは。
228なんとなく:04/02/16 00:42 ID:gSrTmbUP
もちろんロイもヒューズが冗談でそんなことを言ったのだとわかっている。
自分に守備範囲はないと彼は知っているからだ。
ヒューズの発言を訂正しようと口を開きかけたときふとエドのほうを見ると、彼女の口元に笑みが浮かんでいた。
何故か嫌な予感がしたロイは彼女をこの部屋から引っ張り出そうと彼女の腕をつかもうとした。
だが彼女はそれをかわすと

「ええ知ってますよ中佐。だって私が大佐と始めて会ったとき当時11才だった私の胸を思いっきり揉んでくれましたから」

と言った。
その時ロイは部屋の世界中から音が消えたように感じた。
彼女にこれ以上喋らせたらやばいと感じた彼は彼女を止めようとした。
だがそれよりも早く彼女は続きを喋りだした。

「しかもその後私にキスしようとしてきたんですよ」

そう言って顔を両手で覆い泣き出した。
終わったと思った。嫌な汗が背中を大量に流れていくのを感じた。
誰かが自分の肩に手を置くのを感じ振り返ると怒りで引きつった笑みを浮かべたルイとヒューズが立っていた。

「・・・大佐殿、少々お話がありますのでこちらに来て下さい」

ルイはロイの腕を掴み半ば引きずりながら部屋から出て行った。
その後を部屋にいたアルを除く男たちは無言でついって行った。
ロイが引きずり出される前に見たエドはニヤニヤしながらロイを見ていた。

229なんとなく:04/02/16 00:44 ID:gSrTmbUP
「・・・姉さん」
「ん?なに、アル?」

楽しそうに微笑んでいる姉を見てアルは溜息を吐いた。

「事実とかなり違ってない?」
「そうかなー?ちょっと大袈裟に言っただけだよ?」

アルはまた溜息を吐く。

「良いんですか中尉、ほうっておいて?」
「大佐が女性関係にだらしがないからこうなっているんです。たまには良いでしょう」

アルは頭を抑えるともう一回溜息を吐く。
その時遠くから悲鳴と何かが爆発する音が聞こえてきた。

(ああ、皆さんごめんなさい許してくださいごめんなさいごめんなさい・・・)

230なんとなく:04/02/16 00:45 ID:gSrTmbUP
このスレ見ててなんとなく書いてみたくなって書いたのですがどうでしょう?
231名無しさん@ピンキー:04/02/16 00:49 ID:sYkThb8T
いや、おもろかったw
続きがあるならキボンヌ。
232名無しさん@ピンキー:04/02/16 00:56 ID:8IRzEG22
>230氏
乙。ワロタw
エド子GJ!!
233なんとなく:04/02/16 01:03 ID:gSrTmbUP
231氏、232氏ありがとうございます。

後「部屋の世界中から」→「世界中から」です。
初めてのSSなのですいませんでした。
234なんとなく:04/02/16 01:08 ID:gSrTmbUP
またまたすいません。

「ええ知ってますよ中佐。」→「大佐がロリコンなのは知ってますよ中佐。」

でお願いします。
2351/6:04/02/16 03:36 ID:8IRzEG22
ロイウィンエド子の3P書いてた者です。
リゼンブール時代(ウィンエド子・百合)しこしこ書いてます。
アドバイス頂いたんで(ありがとうございますた)、小出しで行きます。


『母さんを、元に戻そう』
それは、大切なたいせつな弟との、ふたりだけのひみつ。

そしてこれは、……アルにもピナコばっちゃんにも誰にもひみつ。
ウィンリィとオレだけのひみつ。
2362/6:04/02/16 03:37 ID:8IRzEG22
「今夜のごはんはシチューだって!」
学校からの帰り道、小川の上にかかる橋の上でウィンリィが言ってた。
母さんのシチューはミルクが入ってたけど、甘くておいしかった。
ピナコばっちゃんが作ってくれるシチューも、とてもおいしい。
家に帰って、昨日読みかけのあの本をちょこっとだけ読んで、
ウィンリィが迎えに来たら、アルと一緒にごはんを食べに行こう。

明るいランプの下で、みんな揃って夕飯を食べる。
学校であったことや、昨日読んだ本。笑いながら、みんなでごはんを食べる。
いつもと同じ夜。いつもと同じ食卓。
でもその日は突然、強い雨になった。
止む様子を見せない雨。傘なんか持ってきてない。
ゴロゴロ雷まで鳴りはじめて、この中を手ぶらで帰るのは、オレでもちょっと怖い。
「あんたたち、泊まっていきな」
そう言って、ピナコばっちゃんがお風呂の用意をしてくれた。
2373/6:04/02/16 03:38 ID:8IRzEG22
アルとウィンリィと3人で、交代に湯船と洗い場を使う。
アルは髪を洗うのがあんまりうまくなくて、すすぐのをいつまでもためらっているから
湯船に浸かってたオレとウィンリィも、いい加減のぼせそうになってきた。
「ほら、オレがやってやるから!」
湯船から飛び出して、ぎゅっと両手で目を押さえたアルの頭に、お湯をかけてやる。
アルの髪はオレやウィンリィみたいに長くないから、簡単に洗い流せるのに。
そんで、ちょっと狭いけど、3人で一緒に肩まで浸かる。
100数えるのはちょっと長いから(ウィンリィがのぼせちまう)、今日は50。
タコみたいに真っ赤になって、急いでバスタオルで適当に体を拭いて上がる。
ばっちゃんが用意してくれてたパジャマに着替えて、リビングに走っていった。

オレたちが風呂に入ってる間に、ウィンリィの部屋にはベッドが増えていた。
いつもウィンリィが寝てるベッドがひとつ。
アルのためにピナコばっちゃんが入れてくれたベッドがひとつ。
オレはウィンリィのベッドに一緒にもぐりこんで、1つの枕を2人で使う。
ランプを消してもこそこそ喋って笑って、
いつの間にか雨の音が小さくなっていたのも気づかなかった。
そのうちに、アルの声が聞こえなくなった。
「……アル、寝ちゃったかな?」
ぽそっとウィンリィが聞いてくるから、多分、ってうなずく。
耳をすますと、すうすう寝息の音が聞こえる。
「雨、晴れたね」
アルを起こさないように、ウィンリィが小さな小さな声で話しかけてきた。
レース編みの薄いカーテン越しに月の光がぼんやり見える。
さっきまであんなに激しく降っていたのに。
「ね、エド」
鼻まで布団にもぐったウィンリィが、同じようにもぐってるオレの手をにぎる。
「…………すんの?」
「……しよ」
2384/6:04/02/16 03:39 ID:8IRzEG22
最初は、ただのさわりっこだった。
ウィンリィは医学書を読んでて人体に興味を持ったらしいし、
オレは人体錬成をするために自分以外の体を知りたかった。
初めてしたのは、屋根裏部屋。
アルはピナコばっちゃんの手伝いで畑に行ってて、
その間に薄暗い屋根裏部屋にランプをこっそり持ち込んで、2人でそっと裸になった。
オレとは違って、乳首のまわりがぷくってふくらみかけてるウィンリィ。
「強くしたら痛いから、そうっとよ、そぅっと」
自分はまだ真っ平らでぺたんこなオレの胸を遠慮なくぷにぷにつついてくるくせに、
オレにはそんなことを要求する。
でもスパナで殴られるのは嫌だから、言われるとおりに手のひらでそっと触った。

それから、何かにつけてお互いの体を触りあうようになってた。
ウィンリィの胸はちょっぴりずつふくらみはじめて、
服を着ているときはわかんないけど(あいつはワンピースばっかり着ているから)
裸になると、ランプの影がちょっとだけ出来るようになっていった。
オレはといえば……………………聞くな。
なんとなく、これは隠れてすることなんだ……っていう意識はあって、
こうして、アルにも、ばっちゃんにも秘密の時間が出来た。
2395/6:04/02/16 03:41 ID:8IRzEG22
体温で少しだけ温まったベッドの中。

ぷちぷち、ボタンがゆっくり外される。
手探りで、ウィンリィの手にパジャマの前をはだけられた。
ふたり、息を潜めて脱がしあう。
肌に触れる冬の夜気は予想以上に冷たくて、エド子はふるりと身を震わせた。
乾ききっていない髪が冷たい。
ウィンリィも肌寒いのか、肩を縮こまらせている。
きゅうっと抱き合うと、触れ合った場所からお互いの体温が伝わる。

欲情というにはまだ幼すぎる行為。
例えるなら、子供が母親のぬくもりを求めるような。

柔らかい肌に、指で手で、くちびるで。
ぷくりふくらんだウィンリィの胸元に手をやると、寒さのせいか、
桜花の色をした小さな突起が少しだけ立ち上がっていた。
指先でつんとつつくと焦ったように息をこらすのが面白くて、
エド子はその部分だけを軽く押しつぶすように力を入れた。
ひくん。噛みしめたウィンリィの唇に、力がこもる。
「……ウィンリィ、ここ、痛いのか?」
「……痛いわけじゃ……ない、けど」
「じゃなんで、びくってすんの」
「…………わかんない」
触られるとなんだかむずむずするの、そう言って幼馴染みは顔をそむけてしまう。
2406/6:04/02/16 03:43 ID:8IRzEG22
しんと静まった夜の空気の中、アルの穏やかな寝息と早くなる心臓の音が耳につく。
だんだん硬さを増してきた幼馴染みの乳首を指先で触っているうちに、
エド子は何故だか、そこに吸い付きたい欲求にかられた。
それは目覚め始めた性への興味なのかもしれないし、
また、失くしてしまった母親との思い出の名残かもしれない。
何故かはわからないけれど、そうしてみたかった。
身体を下にずらして、ちゅ、唇を押し当てる。
親愛のキスを交わすみたいに、優しく、やわらかく。
「……っ」
ひくん、また息をこらす彼女の胸元に唇を寄せて、立ち上がったそれを唇に挟む。
「…………エドっ」
ウィンリィが小さく上げる抗議の声を聞き流して、エド子はそのまま、軽く吸い上げてみた。
唇をいったん離し、伸ばした舌先でちろりと舐める。
そのまま幾度か舌で触れて、また唇に含む。
他は全部、身体中こんなにやわらかいのに、ここだけが硬い。

エド子を引き剥がそうと後頭部に回されていたはずの手が、
いつの間にか押さえつける手に変わっていた。
241名無しさん@ピンキー:04/02/16 03:46 ID:8IRzEG22
時期としては母親死亡→ダブリス行きの間、あたりの感じで・・・

い、いかがでしょう・・・
242名無しさん@ピンキー:04/02/16 03:55 ID:fbDca+j+
>241
GJ(・∀・)!!!
3P話すごく萌えたので続きが練成されて嬉しいです。
続き期待しています!

いつか、百合経験があるエド子の処女喪失話も練成してもらえませんか…?
243名無しさん@ピンキー:04/02/16 12:16 ID:CQyJMEnJ
禁忌を……禁忌を侵しました_| ̄|○
ttp://tiyosuke.akm.cx/2d/img/1954.jpg

自分にはこれがいっぱいいっぱいです。
……………………………グリ子
244名無しさん@ピンキー:04/02/16 12:48 ID:8pr7Lx1n
>>243
グリ子キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━(  ゚)━━(   )━━(゚   )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━!!!!!
激馬!こんな姐さんに虐められたい(*´Д`)ハァハァ
245名無しさん@ピンキー:04/02/16 14:19 ID:o4JB4Prv
キタ━━(゚∀゚)━━!w
246名無しさん@ピンキー:04/02/16 15:11 ID:8IRzEG22
>243
うおおぉぉぉ!!く、食われてぇ!!
247名無しさん@ピンキー:04/02/16 19:58 ID:s6JPeJUH
ウホッ!いい女…
ごちそうさまです
248名無しさん@ピンキー:04/02/16 22:15 ID:R8NnsKTW
>>241
乙です! 可愛らしくてイイ!

できれば今度は15歳編の百合もお願いしまつ。
成長して経験重ねた分更にエロエロになりそうで…
249アル子、ロイにやられる:04/02/17 01:56 ID:107EAGYs
ロイ×アル子書いてみました。未熟な文章ですみませんが、
次の神が降臨されるまでの暇つぶしにでもして頂ければ嬉しいです。





「に、兄さんってばっ、こんなところで…んっ」
エドが反抗しようとしたアルの口を塞ぐ。
舌の絡み合う音が部屋中に響き、しばらくして唇が離れると唾が糸を引いた。
更にアルの口の端に垂れた唾液を舐め取りながらアルの腰を掴み引き寄せる。

「いーじゃねーか、どこでやっても一緒だろ。ほら、脱げって」
ぶっきらぼうにエドが急かし、服の裾から手を入れ柔らかいふくらみを掴む。
突然の愛撫にアルは思わず声を漏らした。
「あっはぁっ…や、駄目、ここは、ぐ、軍部なんだから」

アルが人間の体を取り戻せたのを機にエルリック兄妹は軍部に通うようになっていた。
エドはさっさと軍から離れるつもりだったが、お世話になったのだからとアルが言うので
しばらく軍の仕事を手伝うこととなったのだった。
そんな訳で今日も仕事を手伝っていた二人は休憩室で一眠りしようとしていたのだったが。

「せっかくアルが元に戻ったってのに最近軍の仕事ばっかだったし、
俺もたまってんだよ…な?やらせてくれよ」
何だかんだと言いながらもう服を脱がせ、スカートに手をかけている。
ここまできたらもう何を言っても無駄なことはアルにもわかっていた。

「ん、もう…じゃ、いいよ、んっ…でも一回だけだからね」
「やっりぃ!」
幼い子供のようにガッツポーズをしているエドを見てアルは微笑んだが、
その後に容赦なく来た愛撫に思わず声を出した。
250アル子、ロイにやられる:04/02/17 01:56 ID:107EAGYs
「やっ、ふあっ・・・兄さ、もっと落ち着いてってば・・・っはぁっ」
アルの言葉を聞いているのかいないのか、エドは何も答えず胸をまさぐる。
最初は声を抑えようとしていたアルも、段々こらえきれなくなってくる。

「あっ、や、んん・・・はぁあっ」
エドの手が下着にかかろうとした矢先だった。




「あー、お楽しみの最中ですまんが」
「ぬぁっ!?」

エドが振り返ると、渋い顔をした大佐がドアの側に立っていた。

「兄妹でやるのはかまわんが、軍部では控えてくれないかね鋼の」
「て、てめーいつからそこにいたんだよ!つーか出てけ!」
大佐の目が妹に釘付けになっているのを見てエドは慌ててロイを部屋から締め出した。

「な、なんなんだよ一体。いいところで邪魔しやがって」
「『いいところ』で悪いが呼ばれてるぞ、鋼の」
「は?誰に」「大総統だ」
聞いてガックリうなだれるエド。
「大総統が俺に何の用だよ一体・・・」
「知らん。ともかく早く行った方がいいな。1時間くらい前から呼ばれていたぞ」
「ま、マジかよ!アル!俺呼ばれてるみたいだからちょっと行ってくる!ここで待ってろよ!」

そのまま走り去ろうとしたが、ふと思い出したようにロイの方を振り向いた。
「てめえも早くどっか行け!アルに近づくんじゃねーぞ!」
般若かと思うくらいの顔をしてそれだけ言うと、エドは走っていった。
251アル子、ロイにやられる:04/02/17 01:57 ID:107EAGYs


ロイはしばらくその後ろ姿を見ていたが、やがて金色のみつあみが見えなくなると、
堂々とアルの居る休憩室に入ってきた。

「きゃ!わわ、えっと、ごめんなさい、まだ服着てなくて・・・っ」
「いや、着なくていい。どうせ脱がすのだからな」
「へ?」
予期せぬ返答にアルが戸惑っているとロイは後ろ手でドアを閉め、鍵をかけた。
ガチャ、と重い音に危機感を感じて体を起こす。

「た、大佐?あの」
「こんな格好の妹を置いていくとは鋼のも甘いな」
「え、ちょ、やっ」
ロイは逃げようとするアルの手を掴み、ベッドに押し倒した。
「済まないね、そんな格好でいるから我慢出来なくなってしまった」
「じょ、冗談ですよね・・・?」
「本気だ」
それだけ言うとロイはすかさずアルの下着の中に手を入れた。

ぐちゅ。
粘液性のある音がして、ロイの指に蜜が絡みついた。

「それにこれだけ濡れていては困ると思うのだがな」
感じていることを暗に指摘されアルの顔が真っ赤になる。
同時にこれからの行為を期待してか、更に蜜液がとろとろと溢れ出た。
252アル子、ロイにやられる:04/02/17 01:58 ID:107EAGYs
ロイがそれを掬い取って舐める。
普段とは違う妖艶な顔つきの大佐に思わずアルの胸が高鳴った。
アルの体液を舐めとった後の唾液のついた手で、胸を揉まれる。
エドと違って随分大きい手のひらは、アルの双丘を荒々しくまさぐり乳首を摘む。
普段とは違う愛撫に思った以上に感じてしまい、恐れで一杯だった頭の中が快感を訴え始める。

「あぁっ、あぅっん、や、はぁっ」
その声を聞き大佐は満足そうに笑み、その口を乳房に近づけた。
生暖かい唾液のついた舌に舐められ、段々と中心が硬く尖っていく。
「ふぁっ、あぁっ、んんんっ」
口と片手で乳房を愛撫していたロイは、あいた手で蜜の溢れている場所を軽くなぞった。

「ひあぁっ」
熱い快感にアルは更に高い嬌声をあげる。
「ふむ、やはりここがいいのだな」
一人納得したように呟くと乳房を触っていた手を離し、両手でアルの太ももを大きく開いた。
アルの濡れた女性器があらわになる。

「や、やだぁっ」
兄以外の人にあそこを見られているという事実が、快感に溺れて忘れていた羞恥心を引き戻した。
「や、やめてくださ、あぁあっ」
ロイが顔をそこに近づけてキスをしたために、アルの懇願はすぐさま嬌声へと変わる。

ぬちゅ、ぐちゅ、じゅるる、と音を立てながらロイは蜜を吸う。
その快感にアルはもう喘ぎ声を抑えることは出来なかった。
「やっ、ふぁっ、あはぁっ、ああぁあんっ」
ロイが蜜を吸うたび、またそこから蜜が溢れ出した。
とうとうロイの舌が中に入り、突起を舐めた。
253アル子、ロイにやられる:04/02/17 01:59 ID:107EAGYs

「はぁぁあっ!」
「いい声だ。いつもこんな声を鋼のに聞かせているのか?」
そう言いながら今度は指を中に入れ、アルの首筋を舐めた。
「やぁぁあっ・・・」
快感にアルは涙を流す。その雫を舐め取りながらロイは指を襞に這わせた。

ぐちゅぐちゅと淫猥な音が部屋に響き、その音で更なる快感を得る。
もうアルは限界だった。

「た、たいさ・・・」
「ん、何だね?」
アルの呼びかけが何を指すかロイにわからぬはずもなかったが、
ロイはあくまでとぼけた顔でアルに答える。
「あ・・・も、もう駄目なんです・・・」
真っ赤になってアルは言ったが、ロイはそれでも許してはくれなかった。

「言いたい事がよくわからないな。はっきり言ってくれないか」
「そ、その・・・た、たいさのが、欲しいんです・・・っ!」
性欲が羞恥心に勝ち、アルはとうとう彼を求めてしまった。

その言葉を聞いてロイは満足そうに頷くと、軍服を脱ぎ始める。
彼の性器は既にそそり立っていた。
その先っぽでアルの入り口を撫で、それからいっきに貫いた。
「あああっ!」
「くっ、きついな・・・」
うっすらと汗を浮かべながらロイはゆっくりと動きを始めた。
律動に沿ってアルも喘ぎ声を出す。
254アル子、ロイにやられる:04/02/17 02:01 ID:107EAGYs

「あっ、あっ、はぁっ、あぁっ、あああっ」
ず、ぐちゅ、と音がし、律動が繰り返される。
同時にロイはアルの乳房を舐め、乳首に歯を立てた。
「ふぁっ、ああっ、あはぁっ」
ロイは太ももを持っていた手を離し、クリトリスを攻める。
「ひぁぁぁっ!」
あまりの快感にアルはびくびくと震え、ロイを一層締め付けた。

「あああっ、たいさっ、もうだめぇ・・・っ、あああああああっ!」
やがてひときわ高い嬌声が聞こえたかと思うと、アルは体をしならせてロイと共に果てた。





「大丈夫かい、アルフォンス君」
上機嫌で軍服を着なおしながらロイはアルに話し掛けた。
一方アルはというと、エド以外の人と寝てしまったことにひどく落ち込んでいた。
「・・・・・・ひどいです、大佐」
「何を言ってるんだ、やってる最中はあんなに喜んでいたくせに」
言われて行為を思い出し、アルは真っ赤になる。

「た、大佐が悪いんですっ」
「ははは、どちらにしろとても良かったよ、君の喘ぎ声は」
「なっ」
「じゃあ私は仕事があるので失礼するよ。ではまた機会があればよろしく」
にこにこしながらロイは去っていったが、
さりげなく二回目を暗示する彼の言葉にアルは呆然としたのだった。
255アル子、ロイにやられる:04/02/17 02:03 ID:107EAGYs
ここで終わりです。お邪魔しました。

さて字書き神or絵描き神待ち(´Д`;)ハァハァ
256名無しさん@ピンキー:04/02/17 02:07 ID:Y74owg6L
((((((((;´Д`))))))))辛抱タマラン!!!
>>255乙です。新しい世界を知りました。イイ…
しかし、この後エドはどうするのか、
アル子タソはお仕置きをされてしまうのか。妄想が溢れます。
257名無しさん@ピンキー:04/02/17 02:12 ID:Ei8S6dDJ
ロイ×アル子キター!(゚∀゚*)
258名無しさん@ピンキー:04/02/17 04:22 ID:TFbZpMqo
こういうことを書いていいのかわからんが。
気分悪くしたらスマソ。
>>198氏のSSで2回抜いた。萌えをありがとう
259名無しさん@ピンキー:04/02/17 12:07 ID:E+1UPYsn
久しぶりにエド×アル子を投下いたします
さわりなのでエロないっす・・・
続き物になりそうなのと、風邪ひいて死んでいたので投下しようかどうか迷ったのですが
一人でもおいらの話を待っていてくださる方がいるのであればと思い・・・
うpします

かなり長い話になりそうですが、お付き合いのほどよろしくお願いします

260想い出は風の中で:04/02/17 12:11 ID:E+1UPYsn
ウィンリィちゃんによる前回のあらすじ〜♪

は〜い。わたし、ウィンリィよ。
(え〜と・・。ないじゃないのよ・・。製作者さっさとカンペをよこしなさいよっ)
ははは〜。神々の皆様失礼いたしました〜。これからさくっとこのお話のあらましをお教えいたしますね
禁忌キッズな兄妹は、ようやくすべてを取り戻してリゼンプールの村で暮らしていました
兄と妹仲良く暮らしたいと考えている可愛い妹をよそに、ちっこい兄貴の方は何だかんだと理由をつけて取り付く暇もありません
ふ〜ん。そうだったんんだ〜。だから、アルは落ち込んでいたのね
どうせ大方、エドのほうは可愛く成長していた妹にどう接したらいいかわからずにもんもんとしてたんでしょうよ
あ。続き続きね
そんな、ある日妹アル子は、兄弟が良く遊び場にしていた丘で箱の中から出てきた鍵を見つけます
それは家を焼いた時に失くした筈の大事な大事な宝物をしめす鍵でした
ピナコばっちゃんに教えてもらったとおり鍵を使うと、アル子のお母さんからの素敵なプレゼントがありました...
それは純白のウェディングドレスで、奇跡のような贈り物にアル子は涙するのでした・・・
ここいい場面よね〜・・。特にわたしの台詞が…泣かすわね〜
アル子はそれを着込み、自分の兄に想いのすべてを伝えます
「今までの禁忌はすべて許し、これからの禁忌は自分が背負う」と
戸惑いながらも兄も妹にこたえます。
「お前だけに、罪はおわせない」と
こうしてこの兄妹の新たなる禁忌の物語が始まったのです・・・って
ちょっと、製作者〜。
妹は自分の想いのすべてを伝え、戸惑いながら兄も答えるって・・なによ?
わたしとアル子ちゃんのラブラブハッピーな物語かいてくれるんじゃなかったの〜?
ちょっとまちなさ〜いっ

あ。いけないタイトルは〜

想い出は風の中で 第二話 天使は風の中から現れる
261天使は風の中から現れる1−1:04/02/17 12:12 ID:E+1UPYsn

「アル〜。アル?どこだ〜?」
さっきから兄さんがボクを呼んでいるけれど、ボクは兄さんのとこにいけないでいた
なぜかというと…
「そうね〜。アルにはこっちが似合うかしら。それなら、これとこれがいいかしらね〜?」
ウィンリィの着せ替え人形になっていたから
「ね。ねぇ、ウィンリィ。もうそろそろ時間がなくなってきてるんだけど・・・」
「えー?セントラル行くからおめかししたいって言ったのは、アルのほうでしょう?」
「そ…そうだけど・・。(せっかく女の子に戻ったし可愛い格好で兄さんと中央の街を歩きたいなんて思ったけど)
 たぶん、そろそろボクが行かないとキレルじゃ・・ないかな?」
「アル〜。アルフォンスや〜い。いないのか〜?一人で先いっちまうぞ〜っ」
と、大きな声を張り上げる兄さんの声が・・・。
待って〜待ってよ〜。兄さん。おいてっちゃヤダ〜
「う。ウィリンィ〜・・・」
「まったくしょうがない兄貴ね。女の子が張り切って可愛くめかしこんでいる時は時間がかかるものだと
 相場がきまってるのにね。いい、アル?あ〜いうせっかちな兄貴みたいな男と一緒になったら駄目だからね」
「ははは・・・」
内心ギクリとなりつつも、ボクは笑顔で返す
ごめんね…。ウィンリィ。ボクとせっかちな男の兄さんは・・もう恋人同士なんだ
いつか言えるときがきたら言うからね
ウィンリィが近くの窓を開け、手じかにあったスパナを思いっきり投げた
ゴオオオッンていう大きな音がして兄さんにぶつかった
ウィンリィはイエア!と声を上げて、ボクを振り返り親指を突き出す
兄さんの頭は、鋼と一緒だから多分大丈夫だとおもうんだけど・・
あ。頭から血がドクドクでてるよ
「くぅおの〜。ウィンリィ〜。毎度の事ながら俺を殺すきか〜っ」
「あんた、背もちっさいけど中身もちっさい男ね〜。女の子が綺麗にめかしこんでるんだから
 少しくらい待ちなさいよっ」
「ちっさいいうなっ。俺はアルをさがしてるんだよっ」
「あ。兄さん、ボクここいるから。待ってて今すぐーー」
「アル。アルはまだ駄目よっ。仕上げがまだだからっ」
262天使は風の中から現れる1−2:04/02/17 12:15 ID:E+1UPYsn
すぐでも飛び出そうとしていたボクの腕をつかんで、ウィンリィは強引に引き戻す
「と、いうわけだから〜。エド〜。もう少しくらいそこで待ってなさいね」
窓から見える兄さんは、頭をさすりながらムスっとして赤いトランクの上に胡坐をかいて座り込んでいた
兄さ〜ん。ボクもほんとは早くそっちに行きたいんだよ〜・・・
「ほら、アル。俯いてないでちょっと顔上げて。それと、唇つきだして〜」
え?
ウィンリィの顔がだんだっと迫ってく。
あと、もう少しでくっつきそうなくらいまで近づたと思ったら
絵の具のような小さな刷毛で唇をなぞられた
「かんせ〜い♪」
ウィンリィはガッツポースをしたあと、いそいそとおっきな鏡を運び出してきた
「やっぱりわたしの見立ては完璧ね〜♪」
鼻歌まじりにその大きな鏡の前にボクを立たせえる
鏡を覗き込むと見知らぬ女の子が立っていた
短いけど茶色の混じったやわらかそうな金の髪。桜色に色づいた唇
初夏の新芽を思い犯させるような薄いグリーンの半袖のワンピース。背中がスースーするなと思ったら紐で結んであるだけだった
右腕には、ワンピースの色と同じ色のサークレット
まじまじと鏡を見つめても、目の前にいるのが自分とは思えない・・
ドレス着たときは・・ボク鏡みてなかったんだよね・・
だからちゃんと女の子に見えるのか心配だたんだけど・・・
「大丈夫っ。あんたはどっからみても女の子だからね。これでエドを脅かしましょ?」
ボクの心配を見透かしたようにウィンリィは、バシッとボクの背中をたたいた
痛いよ〜。もう、兄さんも幼馴染の姉さんもどっちも乱暴者なんだから〜。でも、ありがとう
「あっと、あとこれ」
「麦わら帽子?」
「そうよ。夏場の紫外線は女の子の肌には大敵だからね。持ってきなさいよ」
「ありがとう」
「このワンピわたしのお下がりだけどどう?」
「うん。背中あいててちょっと大胆な気がしないでもないけどすごく可愛いね。でも…ちょっと胸が苦しいかな」
わっ。ウィンリィの目がギラーンってひかったよ・・・
「な、何とか大丈夫みたーー」
ボクが言い終わる前に兄さんがドアを開けて入ってきた
263天使は風の中から現れる1−3:04/02/17 12:16 ID:E+1UPYsn
「おいっ、いつまで待たせるきだよ。早くしねーと汽車がいっちまうぞっ」
ボクはとっさにウィンリィの後ろに隠れていた
「あら〜?アル。どうしたの〜?」
恥ずかしくって・・・。兄さんの前に出れないよ〜・・
夕べは・・あんなこともしちゃったけど
「ウィンリィ。俺の妹で遊ぶなよなっ」
「わたしがアルで遊ぶわけないしょ〜?セントラル行くのに女の子のかっこしたいって言われたから手伝っただけよ。
 ほら、アルもいつまでも恥ずかしがってないで、エドに堂々とみせなさい」
「う、うん・・」
ボクはおずおずと前に進んで、全身が兄さんに見えるように立つ
「ど、どうかな…。兄さん」
「・・・・・。準備できたみたいだな・・・行くぞ」
無表情にそれだけいってすたすたと外にでていってしまう兄さん・・・
「あ・・あんたねえっ」
ウィンリィが声を荒げたけど、バタンってドアが閉まるのが早かった
「やっぱり、ボクにはこんな可愛らしいの似合わないんだね・・・」
「・・・アル・・」
いつもの服にきがえようかなぁ,,,
準備できたけど・・なんだか悲しくって服を脱ごうとしたら窓から外の様子を伺っているウィンリィに手招きされた
なんだろう?ぼくもそおーっと窓に近づく。見ると・・・
顔いや・・全身真っ赤にした兄さんがしゃがみこんで両手で頭をかかえていた
ボクとウィンリィは、顔を見合わせて外に聞こえるような大きな笑い声を上げていた
264天使は風の中から現れる1−4:04/02/17 12:18 ID:E+1UPYsn
「いってらっしゃい」
幼馴染の姉が手をふってボク達を送り出してくれるいつもの光景。
ボクたちの帰りを暖かく待ってくれる場所ーそうここがボク達の故郷なんだと
疲れたら帰っておいでと無言の約束を交わして旅に出て行く
大丈夫。もうぼくらの願いは適ったから。当てのない旅には出て行かないよ
ボクも兄さんもウィリンィやばっちゃんにはとても感謝してるんだ
だから、今度は幸せにみんなが幸せになるための旅をしていこうと思う
ゆっくりと自分のペースでね
「あ。兄さん。先に駅に言ってて。ボクしわすれた事があるから」
「あ?」
ボクはワンピースの裾を持って小走りかけだした
鍵を開けて家の中にはいり、あるものを探す
それは、鋼の大きな鎧・・・
「ボクを・・兄さんを守ってくれてありがとう。もう一人のボク」
ひんやりとした鉄の胴体を触ってささやく
「これからも、ここからボク達をみまもってね」
鎧は何の反応も返さないけれどど・・
確かにボクらは一つだったから、その空洞の鎧から確かに何かが伝わってきたような気がした
「もう、しわすれたことはすんだのか?」
家からでると先に行っているとばかりと思っていた兄さんが、壁に寄りかかって待っていた
「うん」
ボクたちはそろって駅へ続く道を歩いていく
夏の日差しはこれからもっともっと輝き照るだろう。吸い込まれそうな青い空に白い雲が
ぼくたちの行く道とは反対に流れていった
ふいに声が聞こえた。兄さんの声。小声でぼそぼそとしたものだたけど
「その服・・おまえに・・アルに似合ってるよ」
「うん。ありがとう。兄さん」
いつも、兄さんの後追いかけてきたから少しくらいは追いかけてもらいたいなぁ〜と思って
ボクは坂道を駆け出す
「おい。待てよ」
麦わら帽子を押さえて、振り返る。兄さんは眩しそうに目を細めていた
「兄さん、早く行こう。セントラルへ」
265天使は風の中から現れる1−5:04/02/17 12:19 ID:E+1UPYsn
ボク達がセントラルについたのは、長かった夏の日差しが西の空に沈もうとしている時刻だった
夕刻なだけあって、セントラルの駅構内は人で溢れていた
「なぁ、アル。すまねえけど先、宿にいっててくれねえか?」
「ええ?なんで?兄さん。こんな時間から中央司令部にいってもお邪魔なだけじゃぁ・・・」
「いや、軍部には明日いくよ。どうせ、かなりの時間かかるだろうしな・・ちょっと資料を見に・・」
「図書館にいくの?もうしまってると思うよ」
「図書館じゃなくて・・本屋に・・・。うん・・まぁ・・目ぼしいものあったらいいなぁなんて思ってさ」
う〜ん?なんか歯切れが悪いなぁ〜・・・?
でも、研究熱心の兄さんのことだからすぐにでも気になることは調べたいのかもしれない
「いいよ。いつもの宿でいいんだよね?ボク先にいってるね」
「わりぃな、アル。それじゃなっ」
「うん、いってらっしゃい」
走っていく兄さんの姿は、すぐに人ごみの中にまぎれて見えなくなった
さてと、ボクも行こうかな
トランクを両手で持って駅舎からでる。駅前も行きかう人々でごった返していた
どこかの飲食店からは香ばしい匂いと陽気な歌声が響いてきている
これを見るだけで、ここはセントラルなんだなぁっておもう
リゼンプールでこんなに人が集まる時といえばお祭りのときくらいだもんね
ボクはゆっくりゆったり夕暮れの街中を歩いた
街頭がぽつんぽつんと一つずつ明かりを灯していく
今日は兄さんと歩けなかったけれど、明日は歩けたらいいなぁ・・
できれば、腕を組んだりなんかして・・えへへ
「か〜のじょ。ねえったら、そ・こ・の彼女〜♪」
「え?ボクのこと?」
266天使は風の中から現れる1−6:04/02/17 12:20 ID:E+1UPYsn
最初呼び止められてるのがボクだとは気がつかなかった
行きかう人の中に綺麗な女の人いっぱいいたし、『彼女』なんて呼ばれたことなかったから
「ねぇねぇ、かのじょ〜。セントラルまで一人で来たんでしょ〜?一人でぶらぶらしてるんならさあ〜
 いっしょにお茶でもしな〜い?」
ボクを呼び止めたのは、いわゆる一つのじゃなくて・・街のチンピラ風のお兄さんだった
これから夜になるっていうの丸眼鏡のサングラスかけて、白いTシャツの上にでっかい南洋風の花を
あしらったシャツを来ていた
兄さん風にいえば、日がな一日大手を振って歩き回る、下等なるゴロツキってなるのかなぁ〜?
「あ。ボクはー」
結構ですって言おうと思ったんだけど、下等なるゴロツキのお兄さん地面に倒れてた
「俺の妹に何するきか〜〜〜っ!ぶっころすぞ。てめぇ」
兄さん、兄さん、もう無理だよ・・。この人気絶してるもん
「だめだよ〜。兄さん。弱いゴロツキさんに飛び膝蹴りくらわしちゃぁ〜。話せば分かってくれるかも
 しれないでしょう?」
「だぁ〜おまえは〜もうっ。早く戻ってきて正解だったぜっ」
「ん?兄さんん本屋はもういいの?」
「う・・まぁ・・ちーっとばっかしいい資料みつけたしな・・」
「そうなんだ。読み終わったらボクにも見せてよ」
「う・・・。アルが・・・になったらな」
「???」
267天使は風の中から現れる1−7:04/02/17 12:23 ID:E+1UPYsn
いつもの宿について、宿帳に記入する
宿の主人にいつものベット二つの一部屋たのもうとおもったら
「いや、勘定は一緒で、部屋一つずつで」
って・・先に兄さんに言われてしまった
なんで?どうして?って問い詰めると、兄妹で一つの部屋はまずいだろう?
とかいった・・鎧の時は平気でとまってたじゃないか
それにボクたち恋人同士でしょう?
「兄ちゃんの研究の成果、後で見せてやるから。風引かないうちに寝なさい」
なんて、もっともらしいこといって兄さんぶるから、ボクはそうそうに布団にもぐりこんで
不貞寝することしにした
もう〜兄さんの研究ばか〜〜
せっかくボクが戻ってからのセントラル初日の夜なのに〜
ボクがいない時にお腹出して寝て、風邪ひいたってしらないからね〜だっ     つづく

幕間
宿別室のエドワード氏
エド「うっひょお〜。おんなの身体ってこうなってるんかぁ〜・・
   神秘・・まさしく神秘だな。なになに?卵子は精子と結合することにより
   微粒の電気をは放ち・・って、俺の求めてるものとち〜が〜うっ
   もっとこう、ためっていうか実践的な資料が手にはいらないものか・・・
   はぁ・・むりだよなぁ・・俺まだ15だし・・18歳以上じゃないと無理か〜・・
   こんなん調べてるなんてアルフォンスの前じゃみれないからな・・・男心は複雑なんだよ・・
   もうこうなったら非合法でも、国家権力使ってエロ本だろうがHOWTO本だろうが集めてやるっ
   はっはっは〜」
   と一晩中熱心にナニの研究を続けているのでありました・・・
268名無しさん@ピンキー:04/02/17 12:31 ID:E+1UPYsn
とりあえずここまでっす・・

2話目書き上げてないのに3話目構成が頭の中にもんもんとあったりなかったり・・・

神々が書かれる話に萌えながら、一人に熱にうなされております

それではまた


269名無しさん@ピンキー:04/02/17 12:43 ID:gJ2Riwx0
寒っ
270名無しさん@ピンキー:04/02/17 13:00 ID:W0YIoyQC
( ´∀`)≡≡○)Д´)<269

>268タソ乙。豆兄の勉強の成果楽しみにしてます。
271名無しさん@ピンキー:04/02/17 14:17 ID:Y74owg6L
>268相変わらず、面白かったです。( ´∀`)
国家権力でエロ本漁り…さぞ素晴らしい物が
ゲツできそうですな。w
272名無しさん@ピンキー:04/02/17 14:19 ID:oW7XUptp
>>268
(´Д`;)ハァハァハァハァ
めちゃくちゃ萌えました。続きが早く読みたい次第です。
執筆頑張ってくだされ〜
273名無しさん@ピンキー:04/02/17 14:21 ID:ockUpdGg
( ▼▼)r パン☆・・・-(x x)<<269

兄の勉強してるモンが激しく気になる。
風邪には生姜湯が効くぞー
お大事に。
274807:04/02/17 17:33 ID:sFgl+SYb

「………………」
互いの息が落ち着くころ。既に風呂から上がっているがカイトはずっと黙りこくっていた。
「どうした?寒いのか?」
「がっかりしてない?ボク……あんないやらしい声で……」
カイトはバスルームで響いた自分の声が否がおうにも耳に残ったことで自己嫌悪に陥っていた。
「いや、全然。でもあれだけ耳元で騒いでくれたからな。まだキンキンいってる」
やっぱり、とカイトはうな垂れるが。
「そんなに気持ちよかったか?」
あまりにも楽しそうに訊いてきたので自然、返す言葉にも力が篭る。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜バカッ!!!―――――んっ…むぅ……」
狙っていたような不意打ち。触れるだけのキス。離した後もカイトは赤い顔で口元に指を添えて呆けていた。
そこでまた何の脈絡もなく裸にシャツだけのカイトを抱き上げベッドに向かう。
「なら、今度は声が漏れないようにずっと塞いでいてやろうか?」
ポスンと彼女の身体を落としながら問い掛ける。例に洩れず意地悪顔で。
「その〜〜〜、まさか……いまから…?」
まさかね〜と茶化すがその笑いも乾いたものになっている。
「冗談は好かん」
「えぁ!?ちょっ……駄目だよ!こらっ、アンっ、ふぁ……」

やがて月の光は男に跨る女を象っていく。
二人の交わりは空が白むまで続くこととなり、二人が風呂に入ったことの意味は成さなかった。
275807:04/02/17 17:34 ID:sFgl+SYb
以下>>674からの続き

「お、おい。何の冗談だ。まさかあの事を怒っているのか?」
 セトとの(一方的な)情事が脳裏に浮かぶ。
 結局昨晩はカイトが気付いていたかどうか判断を下せず話題に出せず終い。
 隠した、と思わせたことを含めてこんな荒業を行使してきたのか?
「何をふざけた事を…っっ、なんだ?腰が痛む…。ちぃ……此処は何処かと問うておる。ふむ、それに御主の名は?」
 本気で聞いているんだろうか?
 いや、待て待て。ちょっと待て、本気で聞いているなら「これ」は何だ?
 まだ俺はthe worldという「世界」の中でまどろんでいるとでも?
「その前に教えてくれ。お前はカイト(リアル名)だろ?」
 そうだろ?そうであってくれ……。
「知らんぞ。む、だが耳に残る響きだな…」
 それきり首を傾げ唸り出す。
 全ての挙動が新鮮であることは認めるが補って余りある違和感がなんとも……。
「え〜とだな。まず場所だが大まかに言うと此処は日本で福岡でその内の一アパートだ」
 一体何を言ってるんだろうな俺は……。
 互いを深く知り合った彼女を前にして初対面の留学生と相、対してるみたいだ。
「にほん……だと?一寸待て、ニホンとは地球上でアジア圏の一角にある島国、日本の事か!?」
 なんという大げさな驚き。というか地球上の、って。お前は別の星から来たのか。
「それと名前はバルムンク(リアル名)だ。お前の名前は……聞いてるか?」
 未だにショックから抜けきってない様子の来訪者(?)。そんなに日本に居るのが驚きなのか。
 話がズレて来ている。そもそもカイトは何処に行ったのか。正確には人格が。
 ここまで的外れな反応が全て念のいった芝居だというなら俺は彼女を役者に推してもいい。
 目の前の少女の名前が思った通りのものなら……いや、どうしろと?
「む、失敬。名乗り返すのが礼儀というものだな。我の名は……」
 悩んでいるご様子だ。忘れてるのか、そもそも「我」なんて言う奴は記憶上一人しか当て嵌まらない。
「………………セト……セトと呼ぶがいい」
276名無しさん@ピンキー:04/02/17 17:36 ID:ockUpdGg
誤爆?
277名無しさん@ピンキー:04/02/17 17:45 ID:sFgl+SYb
ごめんなさい誤爆です。ウツダ
278名無しさん@ピンキー:04/02/17 18:11 ID:YoSmfA7J
ここで某ゲームの文字を見るとは……ちょとビックリ

さて、短いですが鬼畜ロイエド子行きます。

左手が痛い。
エドは胸のうちで呪詛の言葉をさっきからずっと繰り返している。
自分を押さえつける男の顔を振り返って見るのも嫌で、だからうつぶせにされているのは都合が良いといえばそうなのだろう。
黒い皮のソファの光沢がやけにいやらしく感じるのは、普段軍のお堅い話に使われているはずの執務室のソファのその上でこのような行為に及んでいるせいだろうか。
それなりに上等な家具はスプリングが程よくきいていて、ロイが身動きするたびにぎしりと音を立てる。
「……っ……、ぐ」
そしてエドはますます左腕に立てる歯に力を込めた。
今日は絶対に声を出すようなことがあってはならないのだから。
ロイはエドの腰を引き寄せ、より深く己を突き挿れてくる。
それを受け入れるエドの身体がふるふると力なく震えて、男は笑った。
「強情だな、君は」
普段なら抵抗の言葉を投げつけてやるところだが、いったん唇を左手から解放してしまえば、
とたんに嬌声をこらえきれなくなるのは目に見えていて、今のエドはそういった口答えすら出来なかった。
ソファと身体の隙間に手を差し込まれて胸を柔らかく愛撫されると、足と足の間がもどかしくなって思わず男を締め付ける力が強くなる。
そんな自分の反応に男がヨロコブのがわかって、エドは怒鳴りつけたいのを必死でこらえた。
ロイがくつくつと笑っているその身体の振動ですら、エドの膣は愛撫だと勘違いしてしまっているのか快感へと変換する。
とっくに硬くなった薄桃色の乳首は少し先端にかするだけで下肢へと影響を及ぼす。
脳の中をじんわりと浸していくような気持ちよさになにもかもぶっとびそうになるが、
左手の痛みがかろうじて意識をドアの外へと繋ぎとめてくれていた。
そこに、ドア一枚隔てた向こうに、アルが。弟のアルファンスがいる。
だから何があっても、あられもない声をあげるわけにはいかなかった。
279名無しさん@ピンキー:04/02/17 18:12 ID:YoSmfA7J
ことの起こりは今から少し前、エルリック兄弟が東方司令部からの呼び出しをうけたところから始まる。
「え? アルも一緒でいいの? 本当に?」
エドはどうせまたロイに抱かれなければならないのだろうと半ば諦めにも似た気持ちで軍に出向いたのだが、意外なことに
今回はアルの同行が認められたのである。
ひょっとして今日は軍としてごく普通のまじめな任務についての用事なのだろうかと、安心して二人連れ添って執務室に赴くと、
そこにはロイの他にホークアイもいて、それでエドの警戒心はこの時点でだいぶ薄れていたのだ。
途中でロイに仕事を言いつけられたホークアイが退出したときもさしたる疑問は抱かず、
錬金術師同士で一般人には小難しい会話を交わした後用事も済んだので帰ろうと立ち上がったときも、
なにもなく東方司令部を辞せることに喜びを感じこそすれ、ロイが何かをたくらんでいることなんて微塵も考えなかったのだ。
ドアの方へ身体を向けたエドを、鋼の、と呼び止め、
「少し話があるのだが」
と言ったロイのあの顔は、エドに嫌な予感を抱かせるには十分だったが、後悔してもすでに遅かった。
二人きりにしてくれないか、とアルにドアの外で待つように指示したロイが、最初からなにもかも計算ずくだったというなら、
これほど性質の悪い男に目をつけられてしまった自分の不運を呪う。
そして今、先に述べたようにソファの上で強姦されているわけだ。
280名無しさん@ピンキー:04/02/17 18:12 ID:YoSmfA7J
どこまでオレをバカにすれば気が済むんだよ……!!
「っん、んんぅ」
怒りと快感による熱でのぼせそうなほど紅潮した顔に力いっぱい左腕を押し付けて、溢れ出しそうな声を我慢する。
どろどろに融けて絡み合う秘裂が卑猥な音をエドの耳へと届け、ロイが赤く柔らかな肉の奥を暴くとエドの背にぐっと力が入った。
「…………!!」
下半身の快感をやり過ごすことに意識を集中させながら、エドは扉の向こうを思う。
とっとと男を満足させれば、あの金属でできているくせにひどく優しい腕の中へと帰れるのだろうか。
もう少し力を込めればきっと左手の皮膚はやぶけて血が流れてしまう。
声を出すことと出さないことどちらが正しい選択なのか、どうすればいいのかわからない。
じんじん疼き、熱を持つ花弁にロイを咥えこんで、あまつさえそれが気持ちいいと思う自分を認めたくはなく。
「ふっ……ん」
肉がこすれ、今まで自分の中をいっぱいにしていたものがゆっくり抜けていくのにしたがって、エドは背をふるわせた。
一度ぎりぎりまで引き抜いた後に、にゅちっ……と、再び根元まで埋め込むように腰を進めてくる。
全身をびくんびくんとさせながらエドは限界が近いことを悟った。
開いた足の間に出入りするロイに高められて、下腹部で爆発を待つ快感を解き放つべくエドは膣を収縮させた。
281名無しさん@ピンキー:04/02/17 18:15 ID:YoSmfA7J
>268氏もスレのみなさんも風邪にお気をつけて。
インフルエンザも相変わらず猛威をふるっていますからお体お大事にー。
それでは。
282名無しさん@ピンキー:04/02/17 19:05 ID:ockUpdGg
「ふぁ・・・姉さん・・・僕もぅ・・・っ!」
セントラルにある内装も整った宿屋の一室に幼い少年の上げる
か細い悲鳴が聞こえていた。
良く見ると鎧の前の保護具は外され、その中に一人の少女が
一糸まとわぬ姿で潜り込んでいた。
そして、少女の秘所には鎧の小手に付けられているなめし皮の手が
湿った水音を立てながらそこを擦っている。
「んっ!・・・ぁ!ああっ!アル・・・ッ!!」
「うぁあ!姉さんっ!!」
少女の身体はその指の動きに合わせてがくがくと揺れる。
合わせて鎧の身体の腕も力なく下げられ、ガシャリと言う音を立てた。
その少女と鎧の情交と言う一種、信じられない風景はその姉弟の間では
いつもの事。

だが、その弟である鎧の中は空。
少女が責めていたのは、その鎧の中にある
自分のもっとも弱く、他人には決して明かさぬ急所。
この世と真理のある向こう側、その魂を繋ぎ止める為の血印。
4年の歳月ですっかり鎧の錆の様に深く結合してしまい、少女が舐めたり
手で擦ったた位では効力は消えることは無い。
283名無しさん@ピンキー:04/02/17 19:06 ID:ockUpdGg
何故、このような事に及んでしまったかと言うのも話せば長くなるが・・・
以前、弟が鎧の中で猫を飼っていた時の事。
その猫がその鎧の中の血印を舐めた時、言い得ようも無い感覚が身体を走り恐怖を覚え
この血印を書いた姉に相談した所・・・その血印をぺたぺたと触れられた。
自分はというと、そこから走る意味不明の感覚に・・・知らず知らずの内に声を上げてしまっていた。
その声は喘ぎ声と言って良かったのだろうか?
弟が上げる声に反応してか、宿に戻り二人きりになると姉は度々弟のそこを撫で擦ったり
舌で舐めあげたりするようになった。
それをやられる度に、今はもう無い背筋・・・脊髄を走り抜けていく感覚に思考が
真っ白になり、気持ち良いと言っていいのだろうか。
そんな感覚が走っていた。
二人でするようになったのは、シャワーを浴びて裸のままの姉が濡れ髪のまま
「シャワーでのぼせたから。」
と弟にぴたりと密着した時だった。
普通は濡れ髪で鎧に触れれば錆びてしまうのがオチだが、いつも丹念にオイルを塗ってたり
ある程度の錆は姉が錬成で消してくれるのでその心配はしなくても大丈夫だった。
そして・・・いつものように姉が弟の腹部にある保護具をそっと外し始める。
来るであろう感覚の波にぎゅっと目を閉じた。
と言っても外目からでは赤い光が暗くなったようにしか見えないが。
ぴちゃぴちゃとした水音が鎧の中に響き渡り、じんと伝わる感覚に鎧のつなぎ目から軋んだ金属音が
小刻みに漏れる。
284名無しさん@ピンキー:04/02/17 19:06 ID:ockUpdGg
その姉の姿を中を犯されている弟が見ていると・・・
鎧に潜り込んだ上半身の下、そこから出ている白くすらっとした生身の足と鋼の足のさらに上。
その股間から滴った尿とはまた違った透明な液体がシーツに濡れたような染みを作っている。
弟は不思議に思いながらそこに指を這わせると鎧の中から。
「ぁ・・・んぅっ!馬鹿っ!どこ触ってんだよ!!」
中からガンガンと鎧を叩く音が聞こえたが、此処を触った時
姉も自分の出したような声を上げていた。
自分ばかりされっぱなしで寂しい気持ちと姉の上げた声にぞくぞくする気持ちを押さえられなくて・・・
その手の動きはくちゅくちゅと音を立てて姉の股間にある女性器の表面を往復する。
「やっ!・・・フぅ・・・ん!駄目だ・・・っあ!て・・・言ってる・・・んアあっ!!」
声にならない声をあげて姉がもがくように足をばたつかせる。
その間鎧の中の血印を責める舌や指の動きが負けじと激しくなり、弟にも喘鳴のような
熱に浮かされたような吐息を上げさせていた。
何だか怒られてしまいそうだったので腕を止めると・・・
鎧の中から朱に染まった頬をした姉が目を潤ませて出てきた。
それがいつもより・・・綺麗で無いはずの喉で唾を飲み込んでしまいそう。
「アル・・・」
姉が小さく呟いて、先ほどのまま透明な液体でぬらつく指をぺろぺろと舐めあげ。
その手を自らの腰に導いた。
「姉さん・・・?」
分からずに聞く弟に姉は無言でその指を股間に擦り付け、ため息を漏らす。
285名無しさん@ピンキー:04/02/17 19:08 ID:ockUpdGg
それを理解した弟はその指をかすかに動かし始めた。
「っ・・・ふぅ・・・んん・・・っあ!」
そこを撫で上げ、指を擦り付ける度に姉からは、甘い喘ぎと縋るような視線を送ってくる。
「姉さん・・・気持ちいい?」
自分じゃ良く分からなかった感覚。
触れたときに一番反応の強かった割れ目の上にある赤く腫れた突起を指で押しつぶすと
「ふぁああっ!アル!!そこ・・・いいっ!!」
と身体を反らせながら、手がシーツをぎゅっと掴み閉じられた目蓋が震えていた。
姉も自分と同じような感覚に襲われているんだろうか?
それを知りたくなり、そこを重点的に責める
「っあ!ああんっ!・・・ひっ!あふぁ・・・ぁ!
 はぁあぁああっん!」
喉から断続的に甲高く甘い声があがり、突然その身体がビクンと海老反りにしなる。
絶頂に昇り詰めぐったりとする姉を顔を心配そうにみやる。
「大丈夫・・・姉さん?」
姉から伸ばされた手がガコン!と兜を殴った。
小さく目をそらしながら
「このバカヤロっ!」
その顔に浮かぶものは照れの様だったと思う。

それからというもの・・・姉と弟は慰めあうように身体を重ねるようになった。
286名無しさん@ピンキー:04/02/17 19:09 ID:ockUpdGg
そして、それから数カ月後
「うぁ・・・アル!そこっ・・・いれてぇ・・・!!」
どこで覚えたのか・・・姉が「入れて」という言葉を口にした。
あれから、色々と興味が出てきてそれなりに本などで色事に関するものを読んでいたアルだったが・・・
入れてといわれても、この太い指では・・・姉の処女の証を破ってしまいそうで怖かった。
「ね・・・姉さん!?僕の指でそれやっちゃうと・・・破けちゃうよここ。」
うろたえる弟の姿に
「俺はアルだから・・・言ってるん・・・だ。」
声を上げて乾いて掠れた喉でぎゅっと股間に這わされた小手を握る。
「う・・・ん。
 痛いかもしれないよ?」
おずおずとそこに指を添えると十分に濡れたそこが吸い付くように痙攣する。
「アルっ!」
しがみつく姉のそこに指を埋める、そこはその太い指には狭すぎて圧迫される指の
感触も伝わってきそうだ。
「ふぁ!!・・・うぁっ!」
まだ入り口に入ったそれを慣らすように弟の指が軽く注挿されると、今までに聞いたことの無い
喘ぎが姉から聞こえた。
そこが慣れて来た頃、さらに奥へと指を埋めていく・・・
「うっ!い・・・痛いっ!アルっ!」
その感覚にビクンと身体が固まり、目が見開かれる。
「姉さんっ!」
心配そうに手の動きを止めると、姉が自分から腰を動かす。
「痛いけど・・・っ!来いよっ!」
それに頷き一気に指を埋める
「っあああっ!!!ぐっ!」
苦鳴の声を上げた姉に泣きそうな気分になりながら、手元を見ると
そこからは一筋の血が滴っていた。
287名無しさん@ピンキー:04/02/17 19:10 ID:ockUpdGg
「っ!痛ぇ・・・人から聞いた時は大丈夫だって思ってたのに・・・。」
人ですらないこの身体が・・・姉の処女を奪ってしまった事に後悔を覚え。
「姉さん!本当に僕でよかったの?」
そう聞いていた。
「お前じゃなきゃ嫌だっていつも言ってる・・・だろうが。
 その代わり、元に戻ったらお前の初めて・・・貰うからな。」
痛みで多少引きつった笑いを浮べた姉の姿とその言葉に
妙な気持ちを覚えながら、指を軽く動かすと
最初は痛みを喉でかみ締めるような吐息だけだったのが・・・
「ふぅぁ・・・んっ」
徐々に甘い声へと変わっていった。
それに突き動かされるまま・・・弟の指がより深く注挿されていく。
姉の方も下腹部から伝わってくる以前よりも強い熱を秘めた感覚に
何度も気を失いそうになりながら、喉から声を張り上げ高みへと上り詰めていた。
288名無しさん@ピンキー:04/02/17 19:14 ID:ockUpdGg

・・・そして次の日
「何か気抜けしちゃうよな・・・
 今日まで待ってりゃ良かったかも。」
そう漏らす姉の前には生身の姿に戻った一糸纏わぬ弟の姿。
その姿に頬を染める姿がなんとも愛らしげに見える。
先ほど錬成が成功し、裸のまま錬成陣の上に座り込む弟が腕をさすりながら
「何か着ないと・・・寒いね。」
そう言った時、その胸に勢い良く明るい金髪の姉が一気に飛び込んできた。
元に戻ったばかりの、まだ慣れない身体だったので派手に引っくり返ってしまう。
咄嗟に受身を取らなかったら、ちょっとヤバかったかも。
「アル!お前の初めて・・・俺にくれるんだよな?」
にこにこと微笑む姉に冷や汗をかきながら・・・その片隅で期待していた所もあったかもしれない。
その頭一つ半小さな身体を、お姫様だっこと言う体勢で抱えあげると、不意に地に付かない足に慌てるように
軽くもがく姉の姿。
その姿にっこり微笑み額にキスを落とし、またいつものように姉の身体をベッドの上に横たえた。

スマソ続きますが、今日はこの辺で( ; ゚Д゚)
289名無しさん@ピンキー:04/02/17 19:18 ID:ockUpdGg
>>278
無能も酷な事をしなさる(*´д`*)ハァハァ
アルに聞こえちゃった時の3者の反応が気になりまつ。
290名無しさん@ピンキー:04/02/17 20:28 ID:MZwQq7qL
エド子アル!?アルエド子!?
とにかく、
キタ━━(゚∀゚)━━!!
291名無しさん@ピンキー:04/02/17 20:41 ID:Y74owg6L
>>282
嘗てない萌え嵐!!!(;*゜Д゜)ハァハァhァハ
スゲェ。
血印攻めとは美味い。
鎧アルの組み合わせは、快感を得られないのがネックだと
個人的に思っていたが、これはイイ。
やはりエチーは、互いに等価交換がなくては!

その後が激しく気になります。(*´Д`)エド子姉さん…
292名無しさん@ピンキー:04/02/17 20:56 ID:DsosEfRF
(*´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
ハァハァが止まりませんハァハァ
ところで思ったんだがタコとかイカとかの軟体動物から*触手*も練成できるのだろうか…
293名無しさん@ピンキー:04/02/17 21:05 ID:ockUpdGg
>>292
北斎漫画を思いだしてシモタよ(*´д`*)ハァハァ
ファンタジー世界ならワーム系、スキュラやローパーが有名だよね。

お楽しみプレイの為にコソーリ部屋でそれらを飼育すると…?((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
294名無しさん@ピンキー:04/02/17 23:18 ID:wZZERL7W
>>241氏のエド子×ウィンリィのレズエロに大いに期待。
他に萌えてる奴はいないのか?

漏れはメチャクチャ萌えるんだが…
295名無しさん@ピンキー:04/02/17 23:30 ID:Y74owg6L
当たり前のように萌えてますよ…(*´Д`)フフフフ腐
296名無しさん@ピンキー:04/02/17 23:50 ID:dgEixzIV
>天使は風の中から現れる
キャラがみんな生き生きしててカワイイなぁ。続き楽しみに待ってます。
ともあれ、お大事に…

>278-281
ε=(゜∀゜;)ムッハーそこで終わりますか!
寸止め神とお呼びしても?(w
思いきしハアハアさせてもらいました。GJです!
297名無しさん@ピンキー:04/02/17 23:51 ID:107EAGYs
というか>>241氏のSSでウィンリィに禿げ萌えるようになりますた。
めちゃめちゃ楽しみにしてます(´Д`;)ハァハァ
298240・続き:04/02/18 01:39 ID:jtoHtVzB
「もう!」
月明かりの下でもそれとなくわかるほど頬を赤らめたウィンリィに、押し倒された。
ひとしきり唇での愛撫を受け入れた後、逆襲とばかりに身体の位置を入れ替えられたのだ。
「わ、わ、ちょ、待て!待てって!」
「待たない。同じことしてやるんだから」
そう言い放って唇をふさぎにかかるウィンリィに慌てて、
エド子はあらわにされた胸元を覆い隠そうと抗う。
「そんなに騒がないでよ」
アルが起きちゃうよ、と囁かれて口ごもった瞬間、あっと思ったときにはもう唇が触れていた。
軽く食まれ、思わず背筋がしなる。
突起の周りをなぞる濡れた生暖かいものがウィンリィの舌だと認識すると同時に、
赤子が乳を求めるみたいに強く吸われ、思わず声を上げてしまう。
「いたッ」
「あ、ゴメン」
乳房、と表現できるほどの起伏すらも見せない胸板に顔を寄せて
ぴちゃぴちゃ音を立てながら愛撫を施すウィンリィ。
赤く染まったままの頬で、瞳を閉じての口舌奉仕はどこか扇情的で。
(…………なんか、むずむず、する)
先ほどの彼女の台詞を、心の中で反芻する。
痛いわけじゃないけど、何故かわからないけど、
どこかもどかしくて、でもやめられたくはない。
やめて欲しくはない。

「……きもち、いい?」
「わか……んっ…………ない」
299名無しさん@ピンキー:04/02/18 01:43 ID:jtoHtVzB
>241です。ちょっと私用に見舞われてしまったので、
とりあえず書いたところまでうpさせてもらいます。
断片的な投下ですいません・・・

お褒めの言葉頂けて、心の底から嬉しいっす。ありがとうございます。
300名無しさん@ピンキー:04/02/18 02:12 ID:rRigp6vY
(*´∀`)ホワーン

>>299焦らしプレイですか?…続き、いつまでも待ってます。
3011スレ564 円×エド子:04/02/18 14:46 ID:fJkiKDT8
陵辱分が……足りないな
冗談はさておき随分間が開きましたが続きです >>219->>223の方々御意見ありがとう
読む人は先に注意!
食事時に読むのはお控えください、男の方で心臓弱い人も注意してください。

「い゛っっ!ギッ、ひぃァっ!!〜〜っ……っっ!!」
エンヴィーの一度目の放出からどれほどの時間が流れただろうか。
最初の一回以降エンヴィーは全て己の欲をエドの体内で吐き出しつづけた。
エドにとって責め苦以外何物でもない行為は未だ収まる場所が見えなかった。
「エドちゃん?ああ、まだ意識はあるね。見える?ほら、ボクらの繋がってる部分が?突く度に液が飛び出してくるよ」
エドの下半身だけを掲げて真下へと剛直を押し込む。
秘部からは愛液と精液の混合液が絶えず零れ出し続けている。
エドはそれをただポゥ、と眺めていた。
今度こそ最後だ、と自分に言い聞かせ、できることといえば苦悶の声を飲み殺すことだけ。
貫通からいままで秘部からはじんじんとくる痛みしか与えられず、それは快感とは程遠かった。
逡巡。エンヴィーがもう何度目とも知れない堰を切る。
満足そうに力を失ったペニスがずるりと抜けていく様に対し、それを吐き気とともに見送りキッとエンヴィーに睨みを利かせた。
この光景もおそらくはエンヴィーが彼女を組み敷いた数だけ繰り返されたであろうもの。
「ほーんとエドちゃんは強いね。こんだけヤりまくってまだそんな反抗的な態度とれるんだから」
ケラケラと笑う。精神的優位や満足感ではなく本当に「ただ楽しい」から笑ったのだ。
その笑みにエドはうすら寒いものを憶える。人はここまで「からっぽ」を表現できるものなのだろうか、と。
「おもわず夢中になっちゃったけど、今日はこの辺で退散するよ。次も楽しみにねー」
言いたい事だけを言ってさっさと扉の向こうの闇へと溶け込んでいってしまった。
「うっ…ううっあっ……バッカやろぉぉぉぉーーーーー!!」
その叫びが木霊したのはエンヴィーの足音が消え去ってから更にしばらく経ってから吐き出した精一杯のものだった。
3021スレ564 円×エド子:04/02/18 14:47 ID:fJkiKDT8
「♪〜♪〜〜」
「随分とご機嫌ね?」
「ラストじゃない。やだなぁそんなに楽しそうに見える?」
「ええ、もうこの世の春ってぐらい。あのコで何しようがアンタの勝手だけど使いものにならなくなるような真似は自重なさい」
「あれ?鋼の錬金術師が女の子だって知ってた?」
「様子がおかしいと思って見に行ったのよ。まったく…なんて悪趣味。ともかくイーストの人間も動いてるんだから遊ぶだけ遊んだら
さっさと返してらっしゃい」
「そうだ、ラスト。鋼のお嬢ちゃんのデータってどこ?」
「アンタ私の話聞いてないでしょ?……いいわ、後で持ってかせる」
付き合っていられないと通り過ぎていくラストが見えなくなってからごちる。
「返せって言っても、ねぇ?はは、どうしよ。マジになっちゃうかも」

エンヴィーが去った後も両手の戒めは解かれることなくエドはうな垂れていた。
此処は寒い。
冷たい石室に裸で投げ出される現実は、孤独感、悲哀といったものを増大させる。
もっともそれは心よりも尚、身体を焦がさんばかりの悔しさで塗り潰されていたが。
そこに侵入ってくる人の気配。
思わず身構えたが自分の有り様を見て「泣ける」を通り越し笑えてくる。
錬金術を封じられ鎖が許す限りしか動くことのできない現状に。
「メシだ。食っていいか?」
現れたのは丸っこい、しかし人間味を感じさせない男。その手には貧相な食事。
だが、ふと気付いた。「食っていいか」と言わなかったか?
頭のネジがトンでるのか、それとも――。
厭な思考に囚われる。この男は暗に「犯すぞ」と言っているのか、と。じり、と後ずさる。
「ん?なんかおかしい…これ、お前のだ」
盆を置いてそれきり姿を消してしまった。どうやら本当に給仕に来ただけのようだ。
我に変えると同時に頭に来た。自らの境遇に、エンヴィーの悪辣さに。
「こ……んっの!!」
気付けば目の前の盆を蹴飛ばそうと足を振り上げていた、が思い止まる。
3031スレ564 円×エド子:04/02/18 14:48 ID:fJkiKDT8
この身は自分ひとりのものではない。
弟の為に、此処で安易に命を捨てることに繋がる行動は自分はおろか自分達を支えてくれた人達への冒涜だ。
祈る神などいない。
ならばこんなプライドもどこぞの狗にでも喰わせればいい。
思考はほんの十秒足らず。
惨めさを押し殺して、それこそ狗のようにスープを啜り、パンに齧り付いた。

「やぁエドちゃん。ご機嫌如何かな?」
食事をしてから疲労とささやかな満腹感から寝入ってしまった。
どの位の時が経ったのか寝ぼけ眼には腕組しながら壁を背にしたエンヴィーが映った。
そのニヤケ顔は癪に障ったがペースを握らせまいと目を背ける。
「あはは、予想通りというか。見事なほどにツレないねぇ。前みたく睨んでくれてもいいのに」
「けっ、こちとらガン飛ばす力も惜しいんだ。てめぇをぶっ飛ばす時のためにな!」
言い切った直後壁際にいたはずのエンヴィーの気配を近くに感じた。
それでもあえて無反応を決め込む。
「よかった。ちゃんと食事とってくれたんだ。ごめんね、手、使わせてあげたいんだけど…ねぇ?」
言いながら首筋を撫でられエドの身が強張る。
正直にいってしまえばこれからされるであろう蹂躙に少しの覚悟もできてはいなかった。
前回は未知の感覚と断続的な痛みしか覚えてない。まるで荒波に呑まれ続けたようなひと時。
しかし触られて分った。これはたしかな嫌悪。心が記憶を手放しても身体には如実にそれが刻み込まれていた。
「う〜ん。前は夢中になっちゃったから今回はエドちゃんが愉しめるようにしないとね」
ボクって紳士、などとのたまうエンヴィーに思わず眩暈を覚えてしまう。
できることなら今すぐ自由な足で蹴りつけてやりたいがそれではきっと前回の二の舞。
一矢報いるその時の為にギリっと歯をならし堪える。
「まずは胸かな。………はは、ボクもしかしたら一番に難所選んじゃったかも」
ごちた自嘲にエドは何故だか貶された気分になった。
じっくりと指先だけで胸の輪郭に沿い、なぞる。ときたま掌ごと全体を、吹く風がそうするように撫でたりした。
「っ、ーーーっ」
くすぐったさから身を捩らせる。
3041スレ564 円×エド子:04/02/18 14:48 ID:fJkiKDT8
それを抑えながらも裏に回り両手で世辞にも豊かとは言えない胸を覆った。
「いや〜ほんっと揉み応えの無い胸だね」
「小さいゆうな!オレだってな……」
言葉を飲み込む。この小ふざけたノリに捕まったら最後だ。
「オレだって、なに?ふふ、教えてよ。されるがままってのもツラいでしょ?気を紛らわせると思ってさ」
語りかける間も手を休めることは無く、先端に触れないように緩急をつけ揉みしだく。
提案に容易く乗るマネはしない。というか相手がエンヴィーでなくとも言いたくなかった。
「ザンネン。エドちゃんのコンプレックス、知りたかったのになぁ」
「そういやエドちゃんて15だっけ?へぇ…ほぉ…」
「あぁ、でも個性って大事だよね。そのテの趣味にはウケるんじゃない?」
「ぐ、ぐぅぅ」
まくし立てる挑発にエドのゲージはどんどん上がっていく。
あえて直撃レベルの単語を避けて積み重ねていくところがまたイヤらしい。小悪魔此処ニ在リ。
「まぁ洗濯板並にまっ平らでお子様サイズでも気にすること無いよね」
「っだぁぁ!!オレだってもっと胸あれば、なんて思うさ!初対面の度に貧しい貧しい言われりゃいくらなんで…も……」
一気に冷めていくのを感じ、
「あれ?もっと愚痴ってくれていいのに」
別な熱さが身を駆け回る。
「エドちゃんはカっワイイなぁ」
「くっ、笑うなら笑えよ!」
「別に?なんならボクが大きくしたげる?ホラ、揉み続けると増えるって言うじゃない?」
「断固断る!!」
ここでエドは初めて違和感に気付いた。ぐにぐにとただ触られているという感覚におぼろげな何かが混じっている。
からかわれ急上昇した体温も収まりをみせず。
耳元で何か語られれば、掛かる吐息に耳から顔へと熱が伝染していった。
「苦しい?変だね、ボクはただ胸に触れてるだけなのに」
「耳元で、っっ…喋んなぁ…」
わかっている。胸なんて触られても何も感じないはずなのだ。
ウィンリィにからかわれた時もロイのセクハラの時も、先刻エンヴィーに嬲られた時だって何も感じなかった。
強いてあげるなら大小差はあれど嫌悪感だけだった。だのに……。
3051スレ564 円×エド子:04/02/18 14:49 ID:fJkiKDT8
エンヴィーはその様子を変わらぬ薄笑みで観ている。
内心可笑しくてしょうがなかった。
どうしてこの歪な少女は事も無げに策にはまり、それでいて期待以上の反応を見せてくれるのか。
――――――――ホシイ……手放すなどトンデモナイ
嗚呼、また悪い癖。
彼に冠された「エンヴィー」が疼く。
さぁ、「課題」を続けよう。彼女の表情にはそれが顕在し始めている。もどかしさが。
触れずにおいたジョーカーを、薄桃色の双つの果実を、一挙動で許す限りの方法で責め立てた。
「ひぃゃあ!?」
摘まれ、指で弾かれ、間髪入れず片方の蕾を口にふくまれ、内で弄られる。
「っ、ふっ、ん……んんっ、ぅ…」
先程より激しく身を捩る。むしろ枷さえなければ走ってでも逃げたであろう。
身を染めるは恐れ。
その正体に気付かされてしまえばまたひとつ「男」を失う。本能がそれを教えた。
「嫌だ……嫌だイヤだ!やめろ!!……やめて…くれぇ…」
体面も捨て懇願する。本能が悟る臨界点はすぐそこまで迫っていた。
「――――――――と。こんなもんかな……」
それきりぴたりと行為は止まってしまった。
「――――えっ?」
エドも困惑した。同時にある思考を頭を掠めたが形になる前に霧散した。
「やめろっていったのはそっちじゃない?それとも……」
「あ、当たりめぇだ!!あんまし潔いから驚いただけだ!」
エンヴィーにその先を言わせるわけにはいかなかった。
形にならなかったモノ。考えるだに恐ろしかった。
そう、「やめないでほしかった」などという思考、エドにとって思い浮かべるだけで害悪になり得た思考だった。
「じゃ、次のステップに進もうか」
この件は終わり、とばかりにエンヴィーが態度を改める。
3061スレ564 円×エド子:04/02/18 14:49 ID:fJkiKDT8
ドツボに嵌りかけたエドにはこの瞬間ばかりはありがたく思えた。
あくまでも、その瞬間には。
エンヴィーが指を鳴らすと相変わらずどういう原理か吊るされた鎖が延びる。
腕を挙げることで丁度立てる位置にあった為に鎖が落ちたと同時に身を崩し、伸びきった腕に体が引っ張られた。
それは丁度膝立ちが可能な位置。
エンヴィーは無言でズボンからソレを取り出した。
エドは自分としても本来あるべき姿の証明であるソレから思わず目を背けてしまう。
だってそうだろう。アレは以前凶器となって自分を貫いたのだから。
「何する気だよ……。また犯ろうってのか!?」
「うん、エドちゃんには御奉仕を覚えて貰おうかとね。人に尽くすってすばらしいと思わない?」
どこまでもおちゃらけた様子に虫唾が走る。
そもそも奉仕が意味するところをエドは知らなかったが。
「ハッ!何のこといってんのかさっぱりわかんねぇよ」
エドの悪態も気にかけず「仕方ないなぁ」と苦笑で返す。
「エドちゃんはホントにネンネだねぇ。男だ、って言いたいならこの位は知ってないと」
「っ、なんなんだよ!?もったいぶりやがって!」
エドは出所の知れない不安に駆られ思わずせっつく。
「要するに、コイツをエドちゃんの口で気持ちよくして欲しいってことさ」
「なっ―――――」
思わず絶句する。一体何を言ってるのだろうか、と。
はじめはエンヴィーの自他共に認めてそうな一流のジョークかと考えた。
それもこちらに近付いてくる彼の目を見て改めざるをえなくなった。
アイツはやる。例え先の説明が性知識に含まれていようと無かろうと…実行る気だ、と。
「ヒッ……」
たまらず仰け反るが一手遅い。
3071スレ564 円×エド子:04/02/18 14:50 ID:fJkiKDT8
鷲掴みにされた頭がエンヴィーの手で固定された位置では彼の逸物が眼前に控えていた。
「さぁて。どうしよっか?始めは舌だけで満遍なく舐めまわしてくれるのがセオリーなんだけど?」
冗談じゃない。
男であるという意識を片時も忘れたことが無い自分がどうして男性器を慰めることを容認できようか?
無駄だと分っててもあえてはらけたブロンドを振り乱し拒絶する。
「当然の反応だね。なら…無理矢理カタいの突っ込んじゃうよ?」
「っざけんな!!ん〜なマネしてみろ、噛み千切ってやるからな!!」
考えてはいた。これは待っていた一矢報いるチャンスではないか、と。
だがそれは、
「へぇー。エドちゃんは捕虜なんだよ、わかってる?自分の立場。オイタすれば帰れるのも帰れなくなっちゃうかもよ?」
そういうことだ。弟のためにも自分は耐えなければいけない。いけないのに。
「わかったところでいってみようか」
ぐぐっと男根が迫ってくる。もう頭を動かすことも出来ずエドは口にがっちり封をした。
エンヴィーはシナリオ通りだねぇとエドの鼻を摘まむ。
その間も彼は自身でエドの頬をぺちぺちと往復させ彼女の嫌悪を煽った。
1分程経過。始めから勝負にならない我慢比べだった。
「っっ……ふっはぁ―――ふぅん!?」
待ってましたとばかりに逸物をねじ込む。
エンヴィーはエドの痴態を眺めながら今まで自らに課したおあずけを解きイマラチオを敢行する。
「ぅぐ、んむ!ふっ、ふっ、ぅぅ、むっ」
「ふふっ、エドちゃんが口、大きく開けてくれないから時々歯が当たっちゃうよ。このわびさびがイイねぇ」
口内に侵入してきた肉が熱さと硬さと大きさを増していくのが解った。
顔を引いては滾るシャフトが押し込められる。
その繰り返しが前後運動になりエンヴィーを悦ばす結果になっていることに気付けない。
薄暗い石室がくぐもった声に満たされていく。
3081スレ564 円×エド子:04/02/18 14:51 ID:fJkiKDT8
止められない涙とともにどす黒いものがエドの心を覆っていく。
―――――何故自分がこんな屈辱を受けねばならない
否、捕まったのは己が失態。ここは耐えるが必定。
―――――最早我慢も限界。ヤツの愉悦ヅラごと食い千切ってしまえ。
否、果たして、それはヤツを絶命させること能わず。アルフォンスを危惧すれば―――
(―――もう、何もかも知ったことかよ!!!)
逡巡。
ぶちり、とか、ぎゅしゅり、というかんじのおと。
「ぐっ!!?ぅぐああああああああああ―――――――――――――――――!!!!!!!」
後半声にならない悲鳴。
気が付けばエドの上顎と下顎は閉じられていた。
それと口内を満たす鉄と肉。
急激に思考がクリアに、いや混沌の極みだからこそ冴えてくる。
まず口を満たす肉塊を吐き出す。同時に胃の中身が逆流しそうになったが何とか堪えた。
正直吐き出したモノの顛末を見たいとも思わなかった。
自分にだって幼いころ股間への一撃に悶絶した記憶がある。
一体アレはその何倍の痛みをほこると言うのか。
のた打ち回るエンヴィーを一瞥する。
「……へっ…ざまぁみやがれ…」
本当なら機械鎧で頭を砕いておくべきだったが罪悪感とささやかな同情がそれを阻んだ。
やがて動くのを止めすすり泣くのが聞こえてきた。
「いたい……痛いよぉ……いたい………兄さん」
「!!?」
こちらを窺い立てるその顔は、年相応に成長が見えるものの。
見紛うことなくアルフォンス・エルリックその人だった。
3091スレ564 円×エド子:04/02/18 14:52 ID:fJkiKDT8
「あ、あ、あ…る…アルフォンス…う、ウソ、ウソだ!!」
「いたいよぉ……にいさん、どうして?なんで……こんな…酷いことするの?」
「ちがう、ちがうちがう!」
ぼろぼろと涙を零しヒステリックに叫ぶ。
「にいさぁん……兄さん、痛い、寒いよ……」
不意に灯された灯が消えて目の前にいた弟の姿が見えなくなってしまった。
「アル!アル!いくな!………アルぅ……」
がっくりと崩れ落ちる。それに合わせるように再び明かりが灯り始めた。
後ろに人の気配。
「っ!?アル?」
もう正常に機能しない思考を振り切り僅かな期待から振り返ったが。
「エドワード。お前は本当に悪い子だな」
「て、テメェは!?」
どんな悪夢だろうか。自ら手に掛けた弟のあとに現れたのは憎むべき血縁。
ホーエンハイム・エルリックであった。
「悪い子には罰が必要だな」
信じられないものを見た様子で固まっているエドをよそにホーエンハイムは背後から彼女を組み倒す。
「なんだよ!?なんだよこれ!こんなことって……ウゥワぁ!!」
そうして一時は潤いをみせた秘部に肉棒を突き刺した。
夢だ夢だ、と自分に言い聞かせたがこの異物感はあまりにもリアル。
「アルフォンスは可哀想に。お前が壊したんだぞ」
「うあっ、いっぐぅ、ちが、ぁあ、アルは、っんぁ」
もう何もわからない。
悪夢を超えた夢幻の時間は膣に放たれた熱い塊と共に終わりを告げた。
3101スレ564 円×エド子:04/02/18 14:54 ID:fJkiKDT8

暗い回廊を身を引きずるようにエンヴィーは歩いて、否、もはや這っていた。
「ふふふ、まったく良い見世物だったわよ?エンヴィー」
「なんだ……おばさんか」
喋るのも億劫な様子で吐かれる悪態も涼しげに受け流す。
「今はアンタに何言われても構わないわ。あんな滑稽、そうそう観られるものじゃないでしょうからね」
「はは……覚悟してたとはいえ流石にきっついよ」
ふとエンヴィーが手を当てていた腹部からそれをどけると腹の肉がごっそり削げ落ちていた。
「脂肪とたんぱく質、諸々の分解、再構成、失った部分に適用させるのはホネだったぁ」
「??………!アンタ、まさか!?……あっきれた。そんな面倒やって何しようって言うのよ?」
「「飴と鞭」さ。ボクは「エンヴィー」だからね。それに従ってるまでさ」
再びヒョコヒョコと危なげな足取りで進んでいく。
ラストはそんな姿に薄ら寒いものを憶えた。
「名」に冠された宿命を全うさせる生き様は造物主への最高の忠義。
しかしあの少年の姿をしたモノのそれは歪で愚直。そんな矛盾を内包しているように見えた。

後味悪すぎですね。反省。
あぁでも続きの構想は次々と。ではまた
311名無しさん@ピンキー:04/02/18 15:38 ID:7Gk0nA/Q
ここのスレは564円なんですか?
312名無しさん@ピンキー:04/02/18 17:02 ID:ajvzGLhl
564円なら・・・大口でイパーイ購入するところだが。
313名無しさん@ピンキー:04/02/18 18:58 ID:1+H1B/d1
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━(  ゚)━━(   )━━(`   )━━(Д` )━━(;´Д`)━━ケド ティンコイテイテイテテテテ
314名無しさん@ピンキー:04/02/18 19:42 ID:ajvzGLhl
ティンコ切ると精液も一緒に飛び散るよ……
あと、血と尿とか壮絶で正直凄い絶叫ダターヨ。
腹に付きそうな位に立った( ゚Д゚)ノω チソコを夜の東尋坊に来ていた青年
が手に持ったナイフでやっちゃった時にはビビタ。
ティンコと一緒に落ちて行ったんだが……何をしたかったんだろう?

315名無しさん@ピンキー:04/02/18 20:23 ID:XBeLJjnD
313のチンコが斬られるところを、314が目撃した訳だが。
316名無しさん@ピンキー:04/02/18 20:26 ID:0YJ5CNhI
>>314
ひぃぃぃ、まさに阿鼻叫喚の図ですな。
317名無しさん@ピンキー:04/02/18 21:06 ID:76kLZLBp
>>314
夜の東尋坊…いわずもがなの自殺の名所じゃん!
んなとこで何してたのさ
ま、まさか、そのカキコは冥界からですかい?
318名無しさん@ピンキー:04/02/18 21:06 ID:YoTDIsdT
ありがたや…まさに萌え前線がこのスレを通過している。
この辺でロイ子を激しく希望。
319名無しさん@ピンキー:04/02/18 21:11 ID:0YJ5CNhI
最近神降臨が激しいね。
まさにスレから目が離せない(´Д`;)ハァハァ
320313:04/02/18 21:29 ID:1+H1B/d1
ティンコカエセヨゥ (;´Д`)ノ  -=≡≡( ´∀`)ノω
321名無しさん@ピンキー:04/02/18 21:30 ID:HkNUPVZ0
エド子もアル子もロイ子も萌えー。


ここはぜひ、三人娘(?)が仲良くヤっているのをキボンヌ(*´Д`)ハァハァ
322名無しさん@ピンキー:04/02/18 21:35 ID:0YJ5CNhI
>>321
(・∀・)ソレダ!
323名無しさん@ピンキー:04/02/18 21:37 ID:0YJ5CNhI
>>320
これこそまさに女体化(´Д`;)ハァハァ

連投スマソ。
324名無しさん@ピンキー:04/02/19 00:47 ID:Djoi3XL9
>>320  ( ´∀`) も っ て い か れ た な。
325名無しさん@ピンキー:04/02/19 03:02 ID:dz50u2AR
お初です〜いつも萌えさせて貰ってます(´Д`;)ハァハァ
誰も居ない……練成するなら今のうち……。
辛抱たまらなくなってしまったので、書いちゃいました。次の神の登場までご笑読下さい。
皆様ご期待のロイ子じゃないわ長ったらしいわでごめんなさい(´・ω・`)
326名無しさん@ピンキー:04/02/19 03:04 ID:dz50u2AR

ラプンツィエル


「ああ、いらっしゃい大佐」
 扉を開けると、少女は花を生けた花瓶をダイニングテーブルの上に置いたところだった。
「……やぁ、アルフォンス君」
「こんにちわ」
 にこりと微笑んだその顔はエドワード=エルリックの顔をしている。


 リゼンブールと言う名の田舎町に良い腕を持つ錬金術師が居ると聞き、わざわざ
足を運んだ事がある。
 けれどその家には夥しい血痕が残されたきりで、人の姿はどこにも無く。街で1件しか無い
機械鎧を取り扱う技師職人の家で、ようよう見つけ出したその錬金術師には左足が欠けていた。
 老婆の言う事には、彼女には妹が居たらしく。あの忌まわしい人体錬成の際に、全消滅した
そうだ。咄嗟に行った魂の錬成は、彼女の右手の自由を奪った。外傷など何も見当たらないのに、
指一本動かせない、のだそうだ。――彼女でなければ。
「また、戦争が始まったそうですね」
 右手で花の並びを整えながら、アルフォンスはその整った眉根を曇らせた。腰の中ほどまで
伸びた三つ編みが、薄手の淡い青色に染められたワンピースの上で揺れる。
「また、前線へ?」
「ああ。もう大佐ではない。今は准将だ。近々少将を拝する事になる」
「それは……おめでとうございます。でも呼び方に困っちゃいそうですね。大佐って呼び慣れ
ちゃったから」
 アルフォンスは困ったような顔で、穏やかに笑った。エドワードの顔で。
 エドワードの練成は失敗だった。アルフォンスの魂は戻ってこなかった。叫び、嘆き、自分を
責め、エドワードが完全に自失状態に陥った後、それは現れたのだそうだ。
 アルフォンスと言う名の人格が。
327名無しさん@ピンキー:04/02/19 03:05 ID:dz50u2AR

 彼女が現れて後、エドワードの心はゆっくりと壊れていった。今では幻のアルフォンスと
会話するだけが彼女の毎日だ。アルフォンスが居なければ、生きるための最低限の事すら出来ずに
いずれ死に至っただろう。一度だけ尋ねたことがある。辛くは無いか?その答えはこうだった。
『ボクはもう何も失う事無く、永遠に、一緒に生きられるんですよ。これ以上の幸福は無い』
 その答えを聞き、もう二度と聞くまいと心に誓った。
 あれからもう……5年が過ぎようとしている。
「それじゃあ、お祝い……しないといけませんね」
 ドアの前に立ち尽くしていた私の前に少女が立ち、そっと右手を取られた。付けたままだった
発火布の手袋に鼻先を押し当てられる。
「……血と、煙の匂いがします」
 ちろりと赤い舌が、布越しに指先を嘗めた。ぞくりと背筋を走るものに押されるように
少女の腰を引き寄せ唇を奪う。
「ん、……んぅ、……」
 乞われるように伸ばされる舌先を絡め、口内を犯しながら服の上から少女の胸元をまさぐる。
小ぶりで形の良い乳房は手のひらで柔かく形を変え、つんと尖った先の飾りに指先が掠める度に
びくびくと少女は震えた。片方の手で胸を弄り、もう片方の手は服の裾から滑らかな太ももを
撫で上げ、その感触を楽しんでいる。手袋をしたままの手が肌を滑る感触が心地悪いのか、
軽く身を竦める仕草にそそられ、一層口付けが深くなる。
 アルフォンスの震える指先が、ワンピースの前ボタンに手をかける。震える余りボタンは外れず、
焦れた私は薄手のワンピースを引き千切るように剥いだ。裸身の半分が晒されると、白い肌が
薄桃色に色付いた。そのまま溺れるように舌を絡め合いながら、その背をテーブルに押し倒す。
「あ、ふぁ、、、あ」
 空気に晒された胸の先端を摘むように弄ると、堪えられなくなったのか悲鳴が上がる。
捲り上げたスカートの裾から手を入れ、腹から腰にかけてのなだらかな感触を楽しむ。
328名無しさん@ピンキー:04/02/19 03:06 ID:dz50u2AR

「あっ!ふっ、ああ、あ!」
 唇を開放し、首や鎖骨に痕を残しながら舌先が胸に辿り着く。尖る乳首を舐るように
嘗め上げると、震えながら背を逸らす。
 その間に、下半身を彷徨っていた手が、親指の腹でスリットをゆっくりと撫でた。
「ひ、んあぁ、あっ」
 しっとりと湿りを帯びたその下着の上から、自身を受け入れる場所を親指で押してやると
少女はいやいやをするように首を振った。
「たい、さっ、てぶく、ろ……外して、くだ、さ……っ、ああっ!」
 その声を無視して中指で入り口をノックすると、面白いように身体が跳ねる。胸元で可哀想な位
立ち上がった乳首に柔かく歯を立て、中指で柔かい肉をかき分けながら、親指で肉の芽を潰す。
「い、あ、ああぁ……っ!」
 途端、びくりと大きく身体を揺らし、アルフォンスは甘い悲鳴を上げた。
「酷いな……私を置いて、先にイってしまったのかい?」
「ごめ……なさ……」
「お仕置きだな」
 下着の上で彷徨っていた指先を、横から忍び込ませ、奥に捻じ込む。
「あっ!ああ、や、てぶくろ、やぁっ」
「嫌だと言う割に、ここはもうどろどろだ」
 荒い息遣いの音しかしない部屋の中では、つぷつぷと言う水音すら高く響く。嫌がる彼女に
構わず、手袋をしたままゆっくりと彼女のそこに指の出し入れを繰り返す。
「あ、やだ、や、ああっ」
「手袋の感触はどうだね?随分喰い付いて来ているよ」
「ぁ、ざらざらして、ヘン、です……っ!も、もう、もう……」
329名無しさん@ピンキー:04/02/19 03:07 ID:dz50u2AR

 人差し指を添え、軽くその場所を開いてみると、息を呑む音が高く響いた。
「やだ、っ、開かない、で」
「分かるかね?君から零れた雫が、床にまで染みを作っているよ」
「い、言わな……っ、もう、はやく……っ!」
 焦らすようにそのまま数度、指を遊ばせる。逸らされた喉元に赤い痕を見つけてほくそ笑む。
「早く……?何かな、最後まで言って貰わないと分からない」
「あ、あ、もう、くださ、いっ、あっ!」
「何が、欲しいのかな……?」
 ぐっしょりと濡れた下着を、ゆっくりと下ろしていく。秘部から漏れた体液が、つと一筋、
下着との間に糸を引いた。
「ふぁ、たいさのを、ココ、に……」
 細い指先が自らの手で秘部を開く。赤く熟したその場所がひくひくと震え、誘う。
我知らず唾を飲み込んだ。もう限界だ。
「宜しい、存分に味わいたまえ……!」
「あ、はっ、ああああああぁっ!」
 叩きつけるように打ち込んだ自身は、熱く柔かい肉の圧を押し広げながら最奥へぶつかった。
入れただけでイってしまったのか、少女の身体がぴくぴくと痙攣する。それに構わず
うねるように絡み付く内壁の抵抗を楽しみながら、出し入れを繰り返す。幼い身体付きに
不似合いな程、その場所は複雑にねっとりと絡みついてくる。
「あ……、はっ、あ……ぁん、ふ、」
 入れてしまえば、理性が吹き飛ぶのは常の事だった。足を大きく開かせて、その中心に
捻じ込む。赤く充血した肉芽を摘むと、きゅっと膣が収縮し、がたりとテーブルを大きく
揺らして身体が跳ねた。その動きで花瓶が床に落ちる。自分の好きなように少女の身体を揺さぶる。
小ぶりな胸がふるふると揺れる。小さな身体に覆い被さり、噛り付くようにその胸に歯形を残す。
330名無しさん@ピンキー:04/02/19 03:07 ID:dz50u2AR

「あ、ああっ!も、ぅ、は……っ、あ!」
「く……」
 ざわめく内部では小さな襞が、緩くキツく肉棒を締め上げている。小さな身体を丸ごと
征服している背徳感に、頭の芯がくらくらする。
 繋がった身体を裏返し、丸く小さな尻を掴みながら突き上げるように犯す。いやらしく
自分のモノを飲み込む彼女との結合部分は、彼女から溢れた蜜で泡立っている。
「ああ、んぁ、ふあぁっ!」
「そろそろ、いくぞ……っ」
「んんっ、たいさ、たい、さっ!」
 悲鳴と共に絞り上げるように中が蠢き、そのまま最奥に自身を放つ。狭い其処から
ごぷりと音がして、白濁が逆流してくる。
「……く、」
「は、あ、ぁ」
 ぐったりと力を抜いた彼女から自身を引き抜く。彼女はゆっくりとその身体を起こし、
快楽の涙で潤んだ瞳で、私の前に跪いた。ちゅ、と音を立て、今まで彼女の中に入っていた
肉棒の先端に口付け、吸い取るように口をすぼめた。ぴくりと腰が揺れる。玉を柔かく
揉み上げて、竿を唇と舌で嘗め取られる。大体清められた頃には、既にまたそれは
立ち上がっている。
 焦らすようにゆっくりと小さな口を大きく開き、赤黒い肉棒を喉を突く程奥まで少女は
咥えこんだ。吸い上げながらゆっくりと、次第に早く前後に頭を揺らす。指先は細かく振動し、
刺激を与え続けてくる。そのうち我慢が出来なくなり、少女の頭を抱え、前後に揺らし快楽を貪る。
「全部、呑むんだ」
「ん、ん、んぅ!」
 告げると同時に彼女の口の中で果てた。少女の白い喉がごくりと嚥下するのを見た。
331名無しさん@ピンキー:04/02/19 03:09 ID:dz50u2AR

---


「……そう言えば、またボクだけ脱がされてるような」
「しかもまたベッドに行き損ねたな」
「気が短いんですよ、大佐は」
「君に言われたくないぞ、そんなこと」
 腰の立たなくなった彼女を抱え、ベッドに運んで寝かせてやる。壁に凭れるように座らせ、
その隣に腰をかけた。と、アルフォンスは、あー!と声を上げた。
「服破れてる……」
「すまない」
「それだけですか?」
「悪かった」
「前もこんなことがあったような」
「反省してる」
「前もそんなことを言われたような」
「気のせいだろう」
 そうだったかな?と首を傾げ、アルフォンスは唸った。思わずくすりと笑みが漏れる。
「人を殺してきたんですね」
 唐突な言葉に、僅かに眉をしかめ、もう一度笑った。
「ああ、そうだ」
332名無しさん@ピンキー:04/02/19 03:10 ID:dz50u2AR

「ボクら、うまいこと出来てますよね。人を殺す度に女を抱きたくなる大佐と、人に抱かれて
存在を確認するボクと」
「皮肉かい?」
「とんでもない。感謝してるって言いたかったんですよ」
 アルフォンスの瞼がゆっくりと降りていく。エドワードの瞼がゆっくりと降りていく。
 私は時々わからなくなる。このアルフォンスは、果たして本当にエドワードが作り出した幻なのか?
 それとも本当に、彼女は魂の練成に成功していたのだろうか?
 眠りに落ちる寸前、アルフォンスはぽつりと呟いた。
「けれどボクらの思いは、ずっと、ずっと、決して届かないんでしょうね」
 返事をする間も無く、アルフォンスの首が垂れる。
 次の瞬間、そこに居たのは先ほどの少女とは別のものだった。
「……あぁ、よく寝た」
 やぁ、と声をかけてみる。けれど視線は動かない。
 彼女はどこか中空をぼんやりと見つめている。声は届かない。
「おはようアル。なんだよ、眠かったんだよ、そんな怒るなよ。はいはい、わかった、わかりましたー……」
 彼女は誰も見ない。自分の中に作り上げた、アルフォンス以外は。
 楽しそうに笑う彼女は、穏やかで、安定している。自らの殻の中で、とても幸せそうにしている。
 隣に座っていても、その目は私を見ることは無い。
 そう、思いは届かない。私たちの思いはどこにも行く当てが無い。
 彼女の背中で揺れる金色の三つ編みをそっと手に取り、口付けた。
 ……また戦場に戻る。



全然鋼らしくなくてごめんなさい_| ̄|○ お目汚し失礼しました(つД`)
思い切り余計な設定付いてるわで、ほんとごめんなさい(つД`)
精進あるのみ……(´・ω・`)ショボーン

333名無しさん@ピンキー:04/02/19 03:14 ID:2z+rc9Qz
誘い受けをどうにかしてくれ。
小説が良くても作者がウザイんじゃどうしようもないぞ。
謝るぐらいなら最初から投下するな。
334名無しさん@ピンキー:04/02/19 03:25 ID:dz50u2AR
>>333
ああ、確かに(´・ω・`)
2chへのカキコ自体が滅多にないので緊張してました、すまん。
不快にさせて悪かった。
335名無しさん@ピンキー:04/02/19 04:57 ID:ntINBNdl
>334

自分の中ではかなり高得点だ。
もっと自分に自信を持て。胸を張れ。

今度は堂々と投下するがよろし。待ってるぞー
336名無しさん@ピンキー:04/02/19 04:57 ID:HSRFxHDA
>334
ドンマイ。
ヨカタヨ!
弟が消滅したらエドは精神崩壊・・・とか思ってたが、こんな壊れ方もありか!
とうならせてもらいますた。
次回の投下も期待してます!
337名無しさん@ピンキー:04/02/19 07:52 ID:LcT/99Wk
>>333
職人たんが投下しづらくなるから、自重する事をお勧めする。
漏れらは読ませてもらっている立場なんだからさ。
あんま傲慢な事、言っちゃ駄目だと思うんよ…(;~ ・~)

>>334
やはり、壊れてもアルと常に一緒なのですな。
切な萌ー

>>317
(ΦωΦ)ふふふ・・・・
338名無しさん@ピンキー:04/02/19 10:10 ID:3CNHg3JB
誘い受けだろうが何だろうか
お茶でも飲んでマターリしましょうやヽ(´ー`)ノ旦
職人の皆様、いつも萌えをありがとう!

>334 氏
切なくて泣けました…泣かせ方上手いなあ…(ノД`)
次回作も楽しみにしてます!
339名無しさん@ピンキー:04/02/19 12:01 ID:AzoCejP5
>>337
まあ、スルーするのがイイと思うよ。
その内、居心地悪くしていなくなると思うし。

アル子の暴走ぎみSSって需要ある?(アル子×江戸)
修行編でひとつ妄想練成できそうなんだが・・・
340名無しさん@ピンキー:04/02/19 12:09 ID:Djoi3XL9
キテ━━щ(´Д`щ)━━━!
341名無しさん@ピンキー:04/02/19 12:18 ID:LcT/99Wk
>>339
スマソ(;´Д`)

アル子×エド!
щ(゚Д゚щ)カモーン
342339(1/2):04/02/19 13:56 ID:bnlXjJ5q
無人島一本勝負「アダムVSイヴ」その1

母を蘇らせるべく、諸般の事情で一人イズミの元、弟子入りテストを受けるエド。
過酷ながらも無人島での生活に慣れて来た18日目、異変は起こった。

「うっし!!でかい魚ゲット!!」
お手製の銛で川魚を捕る事に慣れて来たのか、最近は見つけた魚を逃す事も少なくなった。
この島でも有数のフィッシュポイントの滝つぼで、朝飯をゲットするのが最近の俺の日課だ。
早速、ゲットした魚を串に刺し焼き始める。
「さてと・・・ぼちぼち奴が来る頃なんだが・・・」
仮面の男。これまでの無人島生活でさんざん煮え湯を飲まされた相手だ。
猟場を奪い合い、飯を奪い合い、寝床を奪い合う。
この島での生活は、奴との闘争の生活でもあった。
ここ最近では、簡単に負ける事は無くなった。なんだかんだで俺もケンカのコツが分ってきたからかな。
「・・・魚も焼けて来たし、さっさと移動するK

ズドン!!ガンッ!!!ギャウン!!!!

「な!!なんだ!!」
突然響いた、爆発音。鈍い音。男の悲鳴。俺はとっさに音の発生元に走った。
そこにあったのは・・・
343339(1/2):04/02/19 13:57 ID:bnlXjJ5q

「な!!なんだ!!」
突然響いた、爆発音。鈍い音。男の悲鳴。俺はとっさに音の発生元に走った。
そこにあったのは・・・

全身黒焦げで、後頭部にたんこぶを大量に作った、仮面の男らしき残骸(生きてます)。
足下には

「私の兄さんに(妙に強調)災いなすものへ天誅を」

と地面に練成陣と一緒に書かれたメッセージが・・・

俺は悟った。そして・・・

「い、いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!!!」

辛くても、気楽でそれなりに楽しかった無人島生活が、奴の襲来で終わった事を悟った・・・

つづく(後々、エロもでるよ)
344339:04/02/19 13:58 ID:bnlXjJ5q
名前欄間違えちゃった・・・

(2/2)ですね。
345339:04/02/19 14:42 ID:bnlXjJ5q
無人島一本勝負「アダムVSイヴ」その2

島での生活で身に付けたのか、妙に早く立ち直った俺は、黒焦げの男を介抱するべく水辺へ引きずっていく事にした。
どうでもいいが、重いなこいつ。運べる俺も俺だが・・・それだけ鍛えられたって事かな。

水辺につくと取りあえず、こいつの顔に水をぶっかける。
「フオッ!!」
「・・・気が付いたか?」
仮面の男はきょとんとして俺の顔を見ている。
なんつーか、こんな目にあっても仮面を外さないのはある意味偉いと感心する。(結構頑丈だなこいつ・・・)
「ココハ一体・・・ソウダ!!女ノ子ガ!!!」
「・・・やっぱり・・・きてんのか・・・」
もしかしたらが、確信に変わる。・・・ああ、力が抜ける。
「!!知ッテイルノカ!!ッ痛!!」
「大人しくしなよ。頭しこたま殴られてるし、全身黒焦げだから。これでも食って寝てな」
せっかくの川魚だったが、これからの事で飯がのどを通らないんじゃ仕方がない・・・
「・・・スマナイ。」
謝るのは俺の方だな。たぶん・・・ていうか、絶対。俺の所為でのトバッチリだろうし・・・

それを岩山の上から眺める一人の少女・・・
「ふふふ、見つけたよ兄さん。僕に黙って、錬金術習いに行くなんて酷いじゃないか・・・」
口元に浮かべる笑みが、艶やかなれど禍々しい。
「お仕置きだよ・・・取って置きのね・・・」
そう言って地面に手を置くと、身体が地面に吸い込まれる様に消えていった・・・
346339:04/02/19 14:43 ID:bnlXjJ5q
それを岩山の上から眺める一人の少女・・・
「ふふふ、見つけたよ兄さん。僕に黙って、錬金術習いに行くなんて酷いじゃないか・・・」
口元に浮かべる笑みが、艶やかなれど禍々しい。
「お仕置きだよ・・・取って置きのね・・・」
そう言って地面に手を置くと、身体が地面に吸い込まれる様に消えていった・・・

「おおう!!寒気が・・・」
嫌な予感を感じさせる禍々しい悪寒をびんびんに感じながら、俺は森の中を疾走していた。
彼奴のセンサーは異常な程敏感だ。俺はかくれんぼで彼奴に勝った事がない。
つーか、何一つ勝った事がない。身長も彼奴の方が上だ・・・
錬金術でも負けた。彼奴は独自の理論で母さんの復活への道を見つけてしまった。
俺は、そんな情けない現状を覆すべく、錬金術の修行に出た訳だが・・・

(と言うのは言い訳で、本当は妹の凄まじい求愛(というには生易しい程の偏愛)にほとほと疲れ果て、挙げ句の果てに片思い?だった幼馴染みの女の子にまで妹に手込めにされた為、家を飛び出した。その際に途方にくれ、思いつきで錬金術の修行と言う事で体裁をとろうと・・・

う・・・ホントの事言わなくてもいいじゃないか・・・
でも、酷いと思わないか?いくら俺が好きだからって、実の兄貴だぞ?
毎日一緒に風呂に入ろうとしたり、学校でも隣の席を無理矢理略奪しようとするし。
登下校中もベタベタくっ付いてくるし、牛乳だって口移しで無理矢理のませようと・・・
ゴスッ
「おう!!」
ぶつぶつ言ってたせいで、木にぶつかっちまった・・・
347339:04/02/19 14:45 ID:bnlXjJ5q

ゴスッ
「おう!!」
ぶつぶつ言ってたせいで、木にぶつかっちまった・・・

「クスクス・・・兄さん・・・大丈夫?」

その時だった。全身が粟立つあの通った声・・・

「ひ、アアアアアア、、、アウアウフオッ・・・」
「・・・久し振りだね。寂しかったよ・・・」

「アルフォンス・・・」
そこにはなぜか軍服に身を包んだ、俺の妹。アルフォンスがいた。

・・・正直、泣きたいと思った。
つづく
348名無しさん@ピンキー:04/02/19 15:25 ID:LcT/99Wk
妹タンハァハァ・・・(;´Д`)
アル子のような妹に激しく求愛されてみたい訳ですが。
349339:04/02/19 20:06 ID:Cc3EWZoI
無人島一本勝負「アダムVSイヴ」その3

なんと言うか・・・
「・・・アルフォンス・・・だよな?」
「ふふふ、そうだよ。兄さん」
・・・その割りには、ヤケにデカい身長(160代後半)。でかい胸。出っ張った腰・・・
世間で言うナイスバディになっている・・・って、おれより年下なのに?
「人体練成研究の副産物なんだけど・・・どうかな、兄さん・・・」
「いや、まあ・・・いいんじゃないか?・・・よくわかんねえけど」
「ホント!!うれしい!!!」
ぎゅう
「ぐえっ!!!」
があ!!苦しッ!!!こいつの馬鹿力で絞められたら、ろっ骨逝っちまう!!!
「おじづげ〜〜〜〜ギブギブ!!」タップタップパンパン
「フ〜ン・・・兄さんの匂い・・・久し振り・・・」
「あうううう、取りあえず放してくれ〜〜〜」
「・・・だめだよ兄さん。これはお仕置きなんだから・・・」ムニュグリグリ
「ぶっ!!い、息がっ・・・ちっそく・・・」
恍惚とした顔で、俺をおもちゃにするアル。
・・・だから、逢いたくなかったんだ・・・
「とにかく、落ち着いてくれアル!!一体なんのようなんだ!!!」
「何の用だはないでしょ。突然いなくなって・・・探したんだよ・・・」
「うっ!!」
「探すのに、どれだけ頑張ったか知らないでしょ・・・軍の支援を受ける為に国花錬金術師にまでなって、やっと探したのに・・・酷いよ」

軍服はそう言う意味か・・・。アルに苦労掛けちまったな。
アルの潤んだ視線が突き刺さる。・・・心配掛けた事には変わりないか・・・
「・・・すまねえ・・・アル・・・」
350339:04/02/19 20:06 ID:Cc3EWZoI
って、
「軍って、10歳で仕官できんのか?」
「・・・てへっ♪」
「・・・騙ったなアルフォンス・・・」
「だって〜、兄さんに結構上手く巻かれて〜、私一人の力じゃ到底捜せないし〜、なんか、軍のスカウトの人も勝手に勘違いしてくれたから〜、せっかくだから利用しちゃえって感じで〜」
おいおい・・・
「それに、すこしでも早く逢いたかったんだもん・・・兄さんの馬鹿・・・」
うっ・・・その眼は・・・そんな潤んだ眼で兄貴を見るな・・・
にじり寄るな・・・抱き着くな・・・顔を寄せるな〜〜〜〜!!!
「んっ」
口付け・・・俺のファーストキスが・・・
「兄さん・・・二人きりだね・・・」
・・・あ・・・やばい・・・
ここで、俺は気付いた。逃げ場がない。ここは無人島。まわりは海。
アルの過激な愛情から、かろうじて逃げて来たおかげで逃げる事では誰にも負けない俺だが、今回ばかりはやばい。
・・・どうする・・・このままでは俺の貞操はもちろん、アルの貞操まで汚しちまう・・・
「あ〜、アル・・・せっかくだが・・・」
「いわないで!!」
・・・いかん。条件反射で黙ってしまった。
「兄さんが言いたい事はわかってる・・・でも、これだけは言わせて・・・」

「兄さん大好き・・・骨まで愛してる・・・」
「・・・なんだよ。骨って・・・」
「「・・・」」
「あれ?漫画だと、ここで『アルフォンス!!俺もだ!!内臓まで愛してる』って、熱い包容が・・・」
「何の漫画読んでんだよ!!ああ!!やっぱ嫌だ!!!うわ〜〜〜〜〜ん!!!!」
「ああ!!兄さん!!!待ってェ〜〜〜〜!!!!」

351339:04/02/19 20:07 ID:Cc3EWZoI

あれからどれぐらいたっただろう・・・
残り12日間。アルとの地獄の追いかけっこが始まった。
朝の一件で仲良くなった仮面の男メイスンと共同戦線を張り、再三に渡るアルの錬金術トラップ、略奪、夜這いに対抗し、師匠が島に迎えに来る頃には無人島はクレーターだらけになり、いつの間にかアルフォンスもいなくなっていた。
「やっと30日だな・・・」
メイスンはとっくに仮面を外している。なんでも、肉屋の店員らしい・・・
なんてマッチョな肉屋店員。いろんな意味で肉好きだな師匠・・・
「これで終わりとなると、寂しいもんだな・・・」
「うん・・・」
・・・あれ程の修羅場をくぐり抜けたんだ・・・きっとテストは合格さ・・・

水平線の向こうから、一隻のボートがやってくる・・・
これで俺のテストも終了だ。苦しくも楽しかった無人島生活もこれで終わり・・・
・・・グスッ・・・無事でよかった・・・本当に・・・
「おっきたぞ・・・って」
メイスンが顔を引きつらせる・・・なんだ・・・
「お〜〜〜い、エドワードさ〜〜〜ん♪」
軍服姿でオールを振り回している女性が見える・・・
「ま、ましゃか・・・」
「エド、お客さんだ・・・軍から国家錬金術師のアルフォンスさんがお前を訪ねてk

『イヤァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!』
ザポ〜〜〜〜ン!!シュババババババッババババアアアァァァァァァッァァァ!!!!!
俺は泳いだ・・・それはもうシャチの様に・・・



「・・・なんだ?どう言う事だ?」
妙に冷静なイズミの疑問に、メイスンは苦りきった笑いを見せるだけだった。
352339:04/02/19 20:23 ID:Cc3EWZoI
で、とりあえず終わり。
ロイ子会合編やら、エドの童貞争奪戦やらいろいろ妄想している訳ですが、
アル子の二つ名どうしよう・・・なんかアイディアありますか?
ちなみにアル子は、ロイ子と対等に戦闘できるぐらいの超天才児という設定・・・(中身は10歳ですが。エドは普通の天才・・・)
353名無しさん@ピンキー:04/02/19 21:59 ID:mdObvM+L
今ふと思ったんだが
大総統が女体化したらどう呼べばいい?
キング子? ブラッドレイ子? 大総統子(これだけフルネームのよう)?
354名無しさん@ピンキー:04/02/19 22:01 ID:iY78q95k
「キン子」も「ブラ子」も微妙だなw


クイーンじゃ、誰かわからんな。



355名無しさん@ピンキー:04/02/19 22:11 ID:Bt9bQ/ev
ブラ美とかどうよw
本誌ネタバレ可ならメル欄もありかな。

>339氏
グッジョブ!藁わせてもらいました。
このままだとエドの初めては逆レイープですな。
356名無しさん@ピンキー:04/02/19 23:14 ID:LcT/99Wk
ブラッドレイなだけにレイ子?
357名無しさん@ピンキー:04/02/19 23:20 ID:LcT/99Wk
連投稿スマソ
>>352
兄が鋼で天災…じゃなく天才なら
ダイアモンドで金剛?
358名無しさん@ピンキー:04/02/19 23:40 ID:CYLGAhES
いや、兄が鋼なら
妹は鉄(くろがね)とかはどうだろうか?

兄と同じ3文字でいくなら「くがね」とかいうのもあったが
物質は何だったか…。
金とか銀の古い呼び方だったような?
359名無しさん@ピンキー:04/02/20 00:00 ID:ybAdXBvR
>>339
アル子の暴走っぷり、エドの逃げっぷりが面白かったです

ロイvsアル×エド子の続き練成しました

前回のあらすじ

アルフォンスが鎧から人に戻って数ヶ月。未だ機械鎧のエド子の右足と左足を元の身体に戻すべく、旅を続けていた
南西の町に、賢者の石に変わる物質があるかもしれないという情報を
聞き向かっていたのだが、行く手を阻むような深い森は昼夜歩き詰めでも抜け出せないほどであった
それと同時刻、ロイ・マスタング大佐もこの深い森の中を一人逸れ彷徨っていたが、偶然、森の中の湖でエルリック姉弟と再会する
が、再会を喜ぶ(嫌がる)機会もなく、巨大な合成獣に襲われる
その合成獣もエド子一人の活躍によって退けたが、新手の合成獣がエド子を襲う
毒によって倒れるエド子
森を埋め尽くすような小型の合成獣軍が眼前まで迫ってきている中、水に濡れて何もできない大佐と姉を逃がすため、
一人立ち向かうアルフォンスであったが・・・
360名無しさん@ピンキー:04/02/20 00:01 ID:ybAdXBvR
闇で埋め尽くされた深い森の中に、二つの影が完全に消えていくのを見送ってから
アルフォンスは背後を振り返える
五感をフルに使って辺りを見渡す
かすかな木々のざわめきと大地の震動で、それが来るのがわかる
「うーん?あと30秒ってところかなぁ?」
しかし、アルフォンス本人の口調はいったってのんびりしたものである
これから迫り来る多勢の敵に動じる様子は全くない
あと、20秒…
草木をこするような音がだんだんと甲高く大きくなってきている
「さあてと、カウントでもしようかなぁ〜?っと」
10、9、8、・・・・・・・
「3、2、1っ!」
パンッ!!
両手が強く打ち鳴らされると同時に、数万にも及ぶような
合成獣が現れる
手を大地に当てると稲光のような光が、アルフォンスを中心にして
円を書くように閃いた
地面から無数の刺が練成される
鋭い刺の一本一本は、合成獣たちを退け、突き刺し食い破りながら
木々のように伸びていく
断末魔の叫びを上げる虫の声がいくつもに重なりあって森の奥へ奥へと響いていった
パンともう一つ音が鳴ると針の山は一掃され、そこには大剣が現れる
それを「よっと」と言いながら軽々両手で持つ、アルフォンス
「さぁ。いくとしますかっ」
目を細め、唇をチロリとなめてから未だ訪れる続ける敵のど真ん中に向かって駆け出していった
361名無しさん@ピンキー:04/02/20 00:03 ID:ybAdXBvR
「十字星・・十字星」
ロイは、鋼の弟、アルフォンスに言われたように夜空にあるであろう目目印を探しながら
先を急いでいた
こんな、木が生い茂った森の中でどうやって探せっていうんだ?
という不満は胸の中にしまって
自分の背には、毒によって犯されたエド子が苦しそうな吐息を吐いている
上を気にしながら、下を気にしながら、背中を気にしながら走るのは軍人といえどつらい
いや自分は、常にエリートの道をたどってきたのでサバイバルの経験があまりにも少ない
だから迷うのかも・・・。だが今は確実に街につかなければっ
落ち込みそうになる気持ちを叱咤して、ロイは走り続ける
後方で、不気味な鳴声がいくつも響いてくる
少し様子がきになったが、にっこり笑顔のアルフォンスを思い起こすと
薄ら寒いものが身体を駆け抜けるので、振り向かずに前の闇に目を凝らす
今は…今は、鋼のだ。鋼のを助けるんだ

熱い…。身体が熱い・・・
身体の奥の奥から熱が湧き出てくるみたいだ
指一本動かすのが億劫なのに、身体の熱は何かを欲しがっているようで気味が悪い
俺は…一体どうしちまったんだ?
誰かに、担がれている・・?
薄めをあけると、青い服が見えた。アルフォンスとは違う、男の匂い
「…大佐?」
大佐だ…。いつも冷ややかで汗なんかかいた事なさそうな涼やかな顔でいるのに
今は真剣な顔で、滴る汗を拭いもせずに走り続けている
俺を担いで走っているのが大佐だとすると・・
アル・・アルフォンスは?
僕が、ここはなんとかするとか・・・言ってなったか?
362名無しさん@ピンキー:04/02/20 00:05 ID:ybAdXBvR
後ろにおぶっていたエド子が身じろぎしたのに気がつき、立ち止まる
「た・・いさ」
「…鋼の・・・?気がついたのか?」
「気・・気持ち悪い・・吐きそう」
「ちょちょっと待ってろ・・。今降ろしてやるから」
ロイはしゃがんで、エド子を気遣うようにそっと木に背を預けるようにして降ろしてやる
エド子は荒い息のまま、よろめきながらも両足で立とうとした
「鋼の・・・無理するなっ・・・ぐうっ」
エド子を支えようとしたロイの向こう脛にケリがはいる
「わり・・ぃ。大佐。す・・少しここで待っていてくれ」
涙目で、痛みをこらえながらのた打ち回るロイをよそに、額に冷や汗を滲ませながら
両腕で自分の身体を支えながら今来た道を戻ろうとする
「ま待てっ。鋼の!」
くっくそ。動け、動けよ、俺の足。
毒なんかでくたばっているわけにはいかねぇんだ。アルが・・アルが一人で戦ってるっていうのに
もつれて旨く走れない体を強引に前に進めようとして、木の根に躓く
「うわっ」
「鋼の!」
腕をつかまれ、転ぶ寸前で支えられえた
「大佐・・・。は・・はなせ。頼むから離してくれ。アルが・・・一人で戦ってるっていうのに
 自分ひとりだけ・・逃げるわけにはいかないっ」
捕まれた腕を必死に振り放そうとしてもがくが、それ以上に力強い腕がエド子を包み込んだ
「聞けっ!鋼の。君が弟を思う気持ちはわかるっ。だが、弟が君を思う気持ちも考えてみろ・・」
この姉弟の絆は強い。他者が介入できないほどに・・
それは、禁忌を犯したからなのかそうでないのか定かではないが
この自分が嫉妬すら感じるほどに・・・
できれば・・弟の気持ちなど代弁したくはないが・・鋼の・・君を思う気持ちは、誰にも負けてないつもりだ
心の中だけで、歯軋りをしてロイは言葉を続ける
「たった一人の姉が苦しんでいるのを見たんだ。それをそのままほっとける訳がなかろうっ。救える手立てが
 あるのなら、何をおいてもするのではないのかっ?」

363名無しさん@ピンキー:04/02/20 00:07 ID:ybAdXBvR
「大佐・・・」
力強い腕が自分を抱きしめている
いつもの冗談で抱きついてくる大佐の腕じゃないみたいで・・大佐の匂いも体温も感じる
「痛いよ…」
こんな言葉しか出てこなかったけれど
「あ。すすまないっ」
ロイが顔を赤らめて、素早く離れた
エド子を救いたいという気持ちよりエド子が弟のアルフォンスばかりに気にやむことに腹を立てて
そのままの感情のまま行動してしまったのではないかと、今自分の行動を恥じたからであった
エド子から離れてはっとなり、エド子の肘をつかむ
また、駆け出していかないように
掴んだのは鋼の腕だったが、この子が少女だとと服の上から分かるほど細い
「大佐・・・俺、もう逃げないよ・・。アルの…、大佐の気持ち分かったから」
「鋼の・・。もう少ししたら街が見えてくるはずだ。それまでの辛抱だ。・・鋼の?」
 ドクンッドクンッ
全身が心臓のように早鐘を打ち始める
「・・はぁはぁ・・」
エド子は前に倒れそうになる身体を、両手両膝をついて自分の中から来るものと対峙していた
呼吸も速くなる。全速力で走った後みたいにすごく苦しい
「鋼の?どうしたっ?」
身体の奥に潜んでいた熱が一気に膨張していくみたいだ
「う・・あ・・はぁ・・あぁぁぁぁっ」
電流がはしる。中央から頭の先から足の指先にまで拡散していく
エド子は、自分の中からドロリとしたものが落ちていくのを感じながら、地面に倒れ臥した
「はぁ・・・はぁ・・・」
深く呼吸を吐きながら、小刻みに痙攣し続けている
「くっ。鋼のっ。今は君の希望に答えている暇はなさそうだ。先を急ぐぞ」
ロイはエド子を横に抱きかかえて、再び走り出す
先ほどは、苦しみながらも『お姫様抱っこは嫌だ』と強がりを言っていたが今は力なくロイに
体を預けていた
364名無しさん@ピンキー:04/02/20 00:09 ID:ybAdXBvR
「は・・・ぁ・・・あ・・・はぁ」
ロイの走り続ける振動にあわせて、エド子から声が漏れる
「鋼の。苦しいか?もうすこしの辛抱だ・・・」
「・・・はぁ・・・あ・・・はぁ・・・ぁん・・・」
何故か、語尾の吐く息が艶っぽい気がするのは気のせいか?
木の根があったのでそれを避けるため走りながら軽く飛び上がる
「・・・はぁん・・・」
息の荒いエド子からやや高めの声が上がった
「・・・・・」
ロイは無言のまま走り続ける
大木が眼前に現れたので、右に避ける
「・・・ひぁ・・・」
折れ曲がった木々が行方を遮っているので左によけた
「・・・くぅう・・・」
手がふさがっている為小枝を掻き分けられないので、しゃがんでくぐりぬける
「・・・ひぁあん・・・」
なんだかいろいろ試したくなってくるが、それを自制してまっすぐ走り続けるロイであった

俺のからだ・・・いったい・・どうしちまったんだ?
息を吐くことことすら苦しくなってきているのに、妙な声がでてくる
熱で体が敏感になってるのか、ロイに触れている部分が発火しているように熱をもち
閉じることのできない口からは唾液が筋になって落ちていく
身体の著しい変化が一番現れているのは、下半身かもしれない
自分の中から止め処なくあふれ続ける粘液で、太ももが濡れているのがわかる
素足なので大佐に気がつかれやしいないか内心困惑していたが、ロイは自分を救うため必死に走り続けている
なんだか胸がギュっとなる
「ひ・・・ぁ・・」
そう思ったら、下腹部に熱が集中しだした
ロイに抱えられてなかったら、泉のようにあふれ続ける秘所に手を伸ばし熱を冷ますため掻き回してるだろう
いや・・もう・・耐えられない…
365名無しさん@ピンキー:04/02/20 00:11 ID:ybAdXBvR
「た・・頼む。たいさ・・ここで少しおろして・・大丈夫だから」
熱っぽく潤んだ瞳が、ロイを見つめる
「いいや。急いで町までいって解毒しなくては」
「おれ・・はぁ・・あん・・ほんとににげないから・・おねがい・・おろして」
艶っぽく濡れた赤い唇が再度、懇願する
「す・・すこしでいい・・やすまして・・」
ロイは、それを言葉なく無言でかわし、木々の少し開けたところに駆けでた
エド子の力なく垂れ下がっていた腕が、ロイの襟を掴んだ「
うっ・・鋼のの吐息が耳にかかってって・・どっきどきしている場合か。私はっ
「うわっ」
ふいに両腕で胸を押されたため、エド子を放り出してしまう
「う・・」
受身取れずに落ちたので少し頭を打ったが放りだされたエド子は、這ってロイから離れようとする
「鋼のっ」
「いやっ。こないで。さわらないでっ」
振り向き震えながら怯えるように叫ぶ
「や・・・やだ・・見ないでっ」
エド子からは流れる曖液が地面を這い後を残していた
「いやぁぁぁぁぁ」
エド子は悲鳴を上げもがくようにし、上着をはだけさせた
先の尖った紅色の乳房と濡れて光っいる金色の産毛が小刻みに小さく震えていた

「ひゃ・・ぁ・・ああ・・んっ」
やだ・・こんなこと・・こんなことしたくないのに。
「あっ・・は・・・ッ・・・んん」
俺の指なのにとめられない。とまらない・・大佐が・・大佐が見てるにっ。
自分の一番恥ずかしい場所が・・熱くて・・中が熱くて触れずにいられない
ぬるぬる蠢いて頭が沸騰しそうなくらい恥ずかしいのに掻き回さずにはいられないなんて・・・
泣けてくるこんな自分に・・・
情けなくて、滑稽で。毒にやられて頭の可笑しくなった俺のこと大佐は軽蔑して見放すかもしれない・・
いや・・おいていってくれる方が・・見捨ててくれるほうが楽になれる・・でもっ
「いあっあぁぁぁあ」
366名無しさん@ピンキー:04/02/20 00:14 ID:ybAdXBvR
「ふぅ・・ちょっと疲れてきたなぁ」
幾分か数の減った合成獣軍を相手に、汗一つかかずにアルフォンスは戦い続けていた
大剣をたくみに使い振り回し、時には大地の牙を練成し足取り軽やかに
はたから見ると武踊のように蹴散らしていく
「おらおら、この下等な蛆虫どもめっ。あっ。折れちゃったよ〜剣」
手を大きく振りかぶって叩き、折れた剣を大振りの槍にかえる
目にも留まらない速さで突き刺し救い上げ空に舞い上げ、振りかぶる
合成獣の大玉は、夜闇の中に消えた
だが、まだまだ木々の間から地面の中からうじゃうじゃと湧き出してくる
「あ〜。手パンしすぎて掌が痛くなってきたよ。姉さんは、毎度これやってるんだからすごいよ。ホント
 はぁ、やっぱり大佐置いて僕が姉さん背負って逃げればよかったなぁ〜・・まっしゃーない。
 さっさと終わらせて合流しよう〜」
緊張感なくのんびり言ったアルフォンスは、地面を這う虫に突き刺す
「姉さんも大佐も近くに居ないみたいだし。やっぱりそうしよっと」
周囲の大気が一変した。もともと深い森の中で闇に包まれているが、より深い闇へと変わろうとしている
その気配を感じてか合成獣の軍勢がか細く鳴き後ずさりする
アルフォンスは薄っすらと口元に笑みを浮かべているが、金の瞳は三日月よりの冴え極度の冷気を含んでいる
月も雲に隠れ、アルフォンスの影も闇に包まれた
しかし、口元だけは闇の中なのに浮かび上がって見える
その口が言った
「あきっぽいのに結構頑張ったよね〜僕。だから、そろそろ姉さんの所に行かせてもらうよ。地獄の門開いてもね」
影の中から、重厚の扉の開く音が辺りに響く
開いた門の中からギロリ巨大な目が舌なめずりよようにと睨み、魔獣のごとく叫び見開いた    



つづく
   
367名無しさん@ピンキー:04/02/20 00:16 ID:ybAdXBvR
幕間
合成獣をぶったおした後のアルフォンス氏
アル『うん。これで綺麗さっぱり片付いたよ♪』
  森の奥から響き渡る悲鳴ー
アル『え?姉さんの声?・・・毒で弱っている姉さんをいいことに何か大佐がしてるんじゃ・・』
  以下アルの妄想
大佐『げへへ。鋼の…。弟が居ない今、私の手籠めにしてやろう…』
エド子『ご勘弁くださいませ。大佐。どうかご容赦を』
すっぽんぽんになった大佐がエド子に襲い掛かる
大佐『よいでないか。よいではないか』
エド子『あれ〜。助けて〜。アルフォンス〜〜』
アル『てなことなってるんじゃ・・・。大佐〜・・。僕の姉さんに手を出したら・・
   細胞・・いや原子レベルにまでバラバラにしてやりますからね・・ふふふ』
  不気味な含み笑いしつつも、『今、行くからね。姉さん』と一目散に駆け出すアルだった


とりあえずここまでです。
風邪だいぶ良くなりました。
暖かい叱咤激励ほんとに感謝です
それではまた
  
368名無しさん@ピンキー:04/02/20 00:17 ID:m9TaPCm1
貴方の書くアルが大好きです(*´Д`)
369名無しさん@ピンキー:04/02/20 00:29 ID:f+c2ynbQ
乙です。
幕間がワラタ。

ちょっと疑問に思ったんですが、
軍部に所属する国家錬金術師って、一般の士官と同じスタートラインから階級が始まるんでしょうか?
(相撲で例えるなら、実績持ったアマチュア力士なら序の口からじゃなくて幕下から・・・みたいに、特別な待遇とかありそうなんだが・・・)

ここらへんのデフォって分かる人いますか?
教えてもらえるなら、鋼系の設定が載ってるサイトとか教えてもらえると助かる・・・
370名無しさん@ピンキー:04/02/20 00:40 ID:tI2PNMP2
>369
国家錬金術師は”少佐相当”に扱われると原作にあるな。

だから、准尉とかでも資格を取れば次の昇進で少佐になるんではなかろうか。
逆に、資格を取った一般人が軍部に入ると、いきなり少佐になれるのかどうかは疑問だが。

2chハガレンスレリンク集
ttp://kame.kakiko.com/hagaren/

の「テンプレ」の項が参考になるかと思われ。
あと、今なら原作スレに散々ガイシュツな質問をまとめたレスがある。
名前の由来とかもあって参考になるよ。
371名無しさん@ピンキー:04/02/20 00:43 ID:lLNYB7RC
>>368 禿同!!!

>>369 国家錬金術師は、一般軍人ではないが少佐相当の地位を持っている。
大佐は4年前(25才)で中佐だったヨ。
スタート違うような気が…
だって早すぎくない?
372名無しさん@ピンキー:04/02/20 00:46 ID:lLNYB7RC
ぎゃぁ〜〜!!
スマソ…>370と内容かぶりますた
新着レス見てなかったよ
逝ってきまつ
373名無しさん@ピンキー:04/02/20 00:46 ID:f+c2ynbQ
>>370-371
サンクス。参考にします。
明日の朝まで待とうかと思ったところの即レス、大変感謝です・・・
374名無しさん@ピンキー:04/02/20 02:23 ID:zSq+SKLS
>358
遅レスだけど、「くがね」は「金」の古い呼び名だそうだ。
ここで初めて知ったから勉強になったよ。アリガトン。
金ならほかに「まがね」の呼び方もある(こっちは有名かな)。

元鎧だから鉄(くろがね)の二つ名が相応しいかもしれないけど、まだ鎧にはなってなんなら…どうだろ?
女の子には厳つすぎて、何年経っても馴染めないかもなー。
375339:04/02/20 03:01 ID:OhFYqwU+
>>374
微妙に気に入っているんですが・・・>>『鉄』でくろがね・・・
練成方法、練成素材、戦闘方法とか、ロイ子との戦いの風景とかも頭の中で練成しつつあり・・・(軍部祭のシーン)

他にいいのがあれば、そっちでもいいんですがね・・・
376名無しさん@ピンキー:04/02/20 03:10 ID:HixLsqOM
今までアルは、青銅製だと思ってた。
377名無しさん@ピンキー:04/02/20 03:34 ID:sg7U9hOK
>>376
確かに色的にはそう見えるな。
でも血の錬成陣がうまくなじむとか言ってたし、あれが正しければ鉄か。
青銅製の鎧ってあるんだろうか。

どうでもいいけど今思い付いたネタ。

エドの弱味を握り、それをダシにアル子を脅迫する大佐!
「アルフォンス君、ばらされたくなければ私の言うことを聞きたまえ」
「うぅっ…でも兄さんのためだ、聞きます、聞きますよ…」
兄のためしぶしぶ承諾するアル子、
それを聞いてにこやかな笑みで大佐が引き出しから取り出したもの、
それはいけない大人のおもちゃだった…!
「これをつけてお使いに行ってくれないかね」

次回、淫乱の錬金術師第236回
「アルフォンス、街中で快感に濡れる」

衆人環視の商店街に甘いあえぎ声が響く…
378名無しさん@ピンキー:04/02/20 03:50 ID:XQSW65Y6
>339
374です。不快にさせたのならごめん。
上げたのはあくまで自分の一意見だから、好きなようにしてくれ。
379名無しさん@ピンキー:04/02/20 07:16 ID:qjk9GPi2
………。
自己設定語りは読む人を選ぶから気をつけれ。
380名無しさん@ピンキー:04/02/20 07:49 ID:PfO+/+KB
>377
(;´Д`)ハァハァ
是非無能の趣味通りミニスカートギボンヌ。
381名無しさん@ピンキー:04/02/20 07:59 ID:4TyyiSFS
「まがね」は鉄のことだぞ。
まあ総じて日本の金属類は総じて「まがね」と呼んだらしいから
間違いじゃないと思うけど。
揚げ足取りスマソ。
382339:04/02/20 12:06 ID:FjtQg+xq
374さん。
単なる雑談ですよ。あんまり(ていうか、全然)気にしてませんので、そんなに恐縮しないでください・・・
むしろ、貴重な情報ありがとうございます。やっぱ、鋼の弟(妹?)だと金属系の二つ名がいいんですかねえ・・・

ところで、国家錬金術師の二つ名って読みが3文字がデフォ?
そこらへんの細かい設定?がよく分からんです。
383名無しさん@ピンキー:04/02/20 12:38 ID:qjk9GPi2
綴命や豪腕や結晶、鉄血を忘れちゃいないかな。
384339:04/02/20 13:00 ID:mVVrCFSX
忘れてましたw そういえば、居ましたね。ナイスなおじさん達が・・・
そこら辺、自由にやらせてもらいます。
あまり、同一コテ(捨てハンですが)がレスを重ねるのもどうかと思うんで、後は作品投稿のみでレスを打とうと思います。
質問、提案に答えてくださった方々、ありがとうございました。
385名無しさん@ピンキー:04/02/20 13:56 ID:I0K1aKi5
エドが人体錬成を行わないなら、アル子が鋼でもいいような気がする。
丁度原作の立場が逆転してるような感じで。
エドを間に挟んでなら焔ロイ子と鋼アル子の対立もありで、焔vs鋼も成り立つし。
いや、漏れが読みたいだけなんだが。
妹の尻にしかれる兄がこんなに萌えるとは…ハァハァ
386名無しさん@ピンキー:04/02/20 16:58 ID:HqvrKIBY
358でつ
>>374氏詳細サンクス 勉強になりました。

どうも自分は
『 白銀(しろがね)も 黄金(くがね)も玉も何せむに
  まされる宝 子にしかめやも 』
って万葉集の標記の中にあったヤツをうろ覚えしてたみたいだ
確かにくがねは金でつね…。
学生の頃もっと真面目に講義聞いとれば…_| ̄|○
アルが弟だったら鉄(くろがね)でも問題はなさそうだけど
女の子だからなー…。「金」か「黄金」表記で「くがね」かなぁ…
それだったら女の子でも馴染めそうな気が……。
387名無しさん@ピンキー:04/02/20 19:48 ID:XLnuxOX4
しかし「黄金の錬金術師」の命名理由はいったい・・・
388名無しさん@ピンキー:04/02/20 20:32 ID:SiXLwnwo
命名されても黄金は錬成できないしなw
389名無しさん@ピンキー:04/02/20 20:36 ID:KBIw7o/l
うまいな君。
ざぶとんをやろう。
390名無しさん@ピンキー:04/02/20 21:35 ID:/F70wrGl
神よ…ロイ子は出張中なのでしょうか。
早く帰ってきてホスィ
391名無しさん@ピンキー:04/02/20 22:04 ID:qjk9GPi2
ロイ子なら眼帯を付けた男に攫われたのを見たぞ。
392名無しさん@ピンキー:04/02/20 23:56 ID:WKmKwKpU
>>391
何だと!?…こうしちゃいられねえ…!


ロイ子ぉおおお!!!!!!

                          ヘ( `Д)ノ ウオオオオオオオ!!!!!
            ≡   ≡   ≡   ≡ ( ┐ノ
                       :。;  / 
393名無しさん@ピンキー:04/02/21 00:31 ID:W7Qq4ZWc
>>392
豆ウマー!
394339:04/02/21 01:09 ID:Zu7eczMi
ロイ子登場に際しての閑話。真理遭遇編を練成しました。
ですが、エロくも萌えも正直ないので、txtファイルでうpロダに上げます・・・
興味のある方だけお読みください・・・
内容はアル子がでかくなった原因のネタバレと、エドの人体練成失敗のシーンです。

ttp://xtp0001.s3.x-beat.com/cgi-bin/up/source/Sonata_7044txt.html

右クリックで保存してから、ブラウザで見ればいいと思います。
次回にロイ子出します。エドがどんな酷い(エロい)目に逢うか・・・自分でも楽しみです・・・
395名無しさん@ピンキー:04/02/21 03:11 ID:9PAxGRz3
>>377
そんでいけないおじさん達に路地裏でオイタされるアル子キボンヌ。
すでにスタンバイOKだから入れ放題つーことで。
無能が家に戻ったアル子のバイブを引き抜くとザーメンがどばぁぁぁぁーーっと。
396名無しさん@ピンキー:04/02/21 13:56 ID:x6kqON9s
>>395
無能切れる

路地裏に転がる焼死体

そんな危ない香具師とも交際は兄さん認めないぞ!

三角関係マズー
397名無しさん@ピンキー:04/02/21 14:32 ID:bXl3kEb2
無能が本気になれば、影しか残らないんじゃないか<人を焼き殺す


という物騒な考えは置いておいて。
ロイ子はまだ閣下の下か。
398名無しさん@ピンキー:04/02/21 14:39 ID:x6kqON9s
>>397
ノーモアヒロシマ!
(((((;゜Д゜)))))ガクガクブルブル
399名無しさん@ピンキー:04/02/21 15:09 ID:W8Ql/Qu8
実際に、ロイが本気を出した場合ってどれぐらいの規模で爆発させる事ができるんだろ?
・・・ホントに核並?
400名無しさん@ピンキー:04/02/21 15:17 ID:SuHOqSav
「実を言うと、私自身どこまでやれるのか本気で試したことがないのだよ」にイピョーウ
401名無しさん@ピンキー:04/02/21 15:20 ID:W8Ql/Qu8
まあ、あんまり張り切っちゃうと自分まで黒焦げになりかねないだろうしなあ・・・

雨だと無能だは、一々加減しないと自分が(相手も)ヤバいは、結構使いづらい錬金術だなあ・・・
402名無しさん@ピンキー:04/02/21 15:40 ID:WjBlcO/U
>>395
そんで妊娠とかしちゃった日にはあなた。
>>399
自分の身近で爆発したら自分も延焼とかで焼けると思うんだけどなー。
403名無しさん@ピンキー:04/02/21 15:48 ID:AgphIoeE
ヒュー子タン・・・
404名無しさん@ピンキー:04/02/21 16:01 ID:yZaoNaZm
楽しそうな流れをぶったぎってロイ子いきます。
405名無しさん@ピンキー:04/02/21 16:03 ID:yZaoNaZm
「どけ、へたくそ」

ロイ子の脚に手をかけて持ち上げようとしたその瞬間、ロイ子の長い脚がハボックの胸を蹴り上げた。
「ここが良いかとか、どうして欲しいとかいちいち聞くな。うっとうしい」
無情にもハボックはベッドから突き飛ばされる。
「な、何するんですか?大佐」
ベッドの下から何がおこったか理解できないといった風情のハボックが泣きそうな顔でロイ子を
見上げる。
「おまえのへたくそな愛撫に感じるフリをするのも、もう我慢の限界だ」
全裸のロイ子はその体を惜しげもなくハボックの視線にさらしたままベッドから降りると、床にちら
ばった軍服を拾い上げた。
「っち」
短く舌打するとロイ子はハボックを睨みつけた。

「おまえ、ちょっと行って新しい下着買ってこい」
「はあ?」
「一度つけたのをそのままつけるなんて嫌だ」
場所はハボックの宿舎。時間はもう深夜に近い。めずらしくその肌にふれても良いと許しを得た
ハボックは張り切ってロイ子の体を愛撫した。

丁寧に丁寧に。

「大佐、何が気にいらなかったんですか?俺、あんなにがんばったのに」
ハボックは今にも泣きそうな瞳でロイ子の脚に縋りつくとその青い瞳は仰ぐようにロイ子を見上げた。
そんなハボックをロイ子は蔑むように見下ろすと、肩を竦めて大仰にため息をつく。
縋りついたハボックを足蹴にすると、腕を組む。ぐっと寄せられた胸の谷間にハボックはごくりと
咽を鳴らした。
406名無しさん@ピンキー:04/02/21 16:05 ID:yZaoNaZm
その様子を面白そうに見つめながらロイ子はベッドのふちに腰をおろす。

脚はきちんと斜めにそろえ、両の手をベッドにつく。その様子を固唾を呑んで
見守っていたハボックにちらりと流し目をくれると、そろえた脚をほどき思わせ
ぶりに脚を組んだ。

「ふん、物欲しそうな視線だな。少尉」
意地悪く言うロイ子にハボックは朱に染まった頬を背けた。
「そんな所で畏まってないで、さっさと行ってこい。私はいつまで裸で待って
いれば良いのかな?」
「だから明日の朝までに俺が洗って軍服にもプレスかけておきます。
だから、ね、大佐、ここはさっきの続きしましょう。お願いですから」
ベッドの下で正座したままのハボックが懇願するように、頭を垂れた。その様を
ロイ子はおもしろそうに眺める。ふいに悪戯心がロイ子にうかんだ。

「おまえ、何でもするか?」
「は?」
「何でもするかと聞いている。うん?」
「何でも?ですか……」
「そうだ、少尉。何でもだ」
ロイ子の指がハボックの顎にかかる。ぐっとその顎を上向かせるとにっと唇の両端を
持ち上げるように嫣然とロイ子が微笑んだ。その笑みにハボックはくらくらと眩暈を感じる。
危険だと叫ぶ自分の本能にハボックは別れを告げた。

「イエス、マーム。仰せのままに……」
407名無しさん@ピンキー:04/02/21 16:21 ID:bXl3kEb2

神様が
             _,. -'' " ̄~゙三=-_、_   ,.-'"
          ,,.-''" r _、      三三ヽ."
        /    i {ぃ}}       _ニニ三゙、
       /,.、     `--"     二三三;     _,,. -'''"
       l {ゞ}    i        _ニ三三|  _,..-'''"
      .l `" i_,,...-''|          ニ三三!''"
     _,.-!    !  i         -ニ三三/
      l´,.- l    \/        -ニ三三/
  _.  ! ri l\       __--三三三='"
  j'‘´j `´ | !  ` ミ三三三三三=''"
 i',.. '´}  | |
  l,.. r´   '´


女王様ロイ子に禿萌え(*´Д`)ハァハァ
少尉じゃないが、お預けなんてひどいっスよ!
続き土下座して待っております。
408名無しさん@ピンキー:04/02/21 16:27 ID:vAIj2Ck3
狗と女王様…(*´д`)ハァハァ…イイヨーイイヨー
409名無しさん@ピンキー:04/02/21 16:31 ID:x6kqON9s
正直・・・踏まれてもいい
むしろ踏んでくださry
410名無しさん@ピンキー:04/02/21 21:25 ID:EYkfprGc
ロイ子×リザ男きぼんぬ
411名無しさん@ピンキー:04/02/21 21:42 ID:PPSFupbD
ハボロイ子きたー。萌えてます…
正直ハボが羨ましくてたまりません。
412名無しさん@ピンキー:04/02/21 21:45 ID:yBD3fxDm
>404
ロイ子キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
ハボガンガレ、超ガンガレ、お洗濯とアイロンのついでに、
おいしい朝食を作ってあげるといいかも。

>410
リザ男を押し倒せるのか!?ロイ子が・・・・・・逆の方が遥かに楽勝のようだが。

リザ男:「この書類を終わらせて下されば、楽にして差し上げますよ?」
ロイ子:「無理を言わんでくれ・・・そんな・・・んっ・・・ここまできて・・・・・・」

リザ男は あ く ま で 丁寧語をキボンヌ。
でも、どちらも見てみたいな。
413404:04/02/21 21:49 ID:/7ZMQWHr
ようやく帰還。続き行きます。
414名無しさん@ピンキー:04/02/21 21:50 ID:/7ZMQWHr
その答えに満足そうに頷くとロイ子は禍々しい笑顔のまま、上半身を折り曲げハボックの
額に唇を押し付けた。豊かなロイ子の胸がハボックの眼前でゆれる。片腕は持ち上げる
ように胸の下に置かれ、ハボックの顔すれすれに見せ付ける格好となった。
あともう少し、ほんのちょっとハボックの顔が上向けば豊かな胸の谷間に届こうと言う
ほどの距離で、ロイ子は体を起こした。

「あっ……」
未練がましそうにハボックは手を伸ばす。ロイ子はその手を無情にも跳ね除けた。
「誰が触っても良いと言った?少尉」
組み替えた脚の膝に肘をつき手の甲にロイ子はその顔を乗せた。
ハボックの瞳には、きっと片手に巨大なフォークを持ち、背後には尖った尻尾が隠された
ロイ子が映っているに違いない。

「少尉」
ロイ子がハボックの名を呼ぶ。
「イエス、マーム」
その返事はロイ子の意にかなったものだったのだろう。ついと足をハボックの前に差し出す。

「どうした?遠慮はいらんぞ。狗らしく主人に忠誠を示してみろ」
差し出された足をハボックは両手で受け止めると恭しく甲に唇をあてる。何が気にいらなか
ったのかロイ子はすっと足をひいた。
突然、目の前からエサを取り上げられた犬のようにハボックは唖然とロイ子を見つめた。

「少尉、狗のように。と言わなかったか?」
415名無しさん@ピンキー:04/02/21 21:52 ID:/7ZMQWHr
「うっ……」

言葉につまったハボックをしり目にロイ子はベッドのふちから立ち上がる。広くはないハボックの
部屋に備え付けられているクローゼットへと向かった。たった数歩の距離だが裸体を見せ付け
るような完璧なウォーキングにハボックは見とれた。ロイ子がクローゼットの扉をあける。
扉の内側には姿見用の鏡がはめ込まれていた。扉を開け放つと鏡はベッドの上を映す。
クローゼットの中身を探るようにかき回すとロイ子はベッドに戻った。その手には黒と白の布が
握られていた。
「大佐……」
「そう、サッシュだ。おまえ、使った事あるか?」

ロイ子の手に握られていた布は礼装の時に肩から斜めにかけられる肩布でハボックはそれを
身につけた事はなかった。
「ありません、マーム」
「そうか」
ロイ子はにっこり笑うと白い方の布をハボックの目の前に垂らした。

「私が使い方を教えてやろう、少尉」
床に座ったままのハボックの前にロイ子も跪く。ハボックの逞しい体を包みこみ、その胸に自分の
胸を押し付けるようにして背に手をまわした。柔らかい双つの球体がハボックの体を刺激する。
ハボックの体がびくりと震えた。

「少尉、腕を後ろにまわしたまえ」
ハボックの耳元でロイ子はなめるようにささやいた。
416名無しさん@ピンキー:04/02/21 21:53 ID:/7ZMQWHr
「イエス、マーム」

「覚えが良いな。さすが私の部下だ。」
後ろにまわされたハボックの腕を慣れた手つきでロイ子はしばりあげた。
「犬に手は必要ない。そうだろう、少尉?」

イエスと言いかけた言葉をハボックは飲み込む。犬には言葉も必要ないだろう。
「ふん。覚えが良すぎてつまらない」
ロイ子はハボックの耳朶にきつく噛み付いた。一瞬、ハボックが顔をしかめる。

「さあ、続きをしようか。少尉」
ハボックを床に座らせたままロイ子はベッドのふちに腰掛けるとふたたび足をさしだした。
不自由そうに、にじり寄るとハボックは差し出された足に舌を這わせる。指を口に含み
指と指のあいだを嘗める。ベッドについたロイ子の手がシーツを握り締めた。くっと奥歯を
噛み締めて、その声をハボックに聞かせないようにロイ子はその感触をやりすごそうとする。
たっぷりと唾液を含んだ口内でロイ子の足の親指をしゃぶるようにすってやると耐え切れな
いと言う風にロイ子が咽をそらせる。その体の動きにあわせて、つんとロイ子の胸も上向いた。
ハボックには見えないが仰け反らせた体はクローゼットの鏡に映りこんでいる。感じる自分
自身の体をロイ子はどんな思いで見つめているのだろうか?

そう思うとハボックにも加虐心が芽生える。ロイ子だけが気持ち良いようにと与えていた愛撫に
物足りない思いを感じていたのは自分だけではなかったのだろう。

だったら、そう言えば良いのに。と、素直じゃない上司をそっと仰ぎ見た。

「あっ……。少尉、誰が…やめても、良いと言った?」
きっと目尻を朱に染めて、感じている体を悟られないように高圧的な物言いをするロイ子に
たまらない愛おしさがこみ上げる。
417名無しさん@ピンキー:04/02/21 21:55 ID:/7ZMQWHr
唾液が滴るほど嘗め回した指を口から出す。ロイ子が組んだ足をほどき、誘うように
肩幅ほど足を開いた。ロイ子の奥底を伺うように覗きみようとするハボックの視線に
気づいたロイ子は黒い方の布に手を伸ばした。

「少尉、こちらに」
膝立ちでロイ子の足の間に体を進める。既に屹立したハボックの股間のものをじっとりと
湿ったロイ子の足が褒美だと器用に撫でた。手にした黒い布を丁寧に折ると、ハボックの
眼差しから自分の体を隠すようにその瞳にあてる。ハボックの瞳に黒い布が重なり視界
が奪われた。

「私にも恥じらいと言うものがあるのだよ」
きゅっとハボックの後頭部で布を固く結んだ。そのままハボックの頭を自分の方に引き寄せる。
そこは先ほどから与えられていた愛撫のせいでじんわりと濡れていた。犬のようにくんくんと
匂いをかぐような仕草をしてやると、ロイ子はあっと小さな声をあげた。ロイ子の脚がハボックを
抱きこむように背にからみつく。その動きにいっそうハボックの体がロイ子に密着した。鏡に
映ったその様をロイ子はじっとみつめているのだろう。ハボックは舌を突き出し、下からゆっくりと
焦らすようにロイ子の敏感な部分を嘗めあげていく。
418名無しさん@ピンキー:04/02/21 21:57 ID:/7ZMQWHr
ハボックはわざと響くようにぴちゃぴちゃと淫猥な水音をたてて、その場所で舌を動かした。
ロイ子のクリトリスをつついてやると、それに応えてぷくりと膨らんでいく。甘噛みしてやると
ロイ子の体が仰け反るのが気配でわかった。自分に押し付けるようにハボックの頭を拘束
していたロイ子の手が外される。

ああ、そう言えばロイ子の体は感じてくるとうっすらと桜色に染まったなあとハボックは見え
ない目にその様子を思いうかべた。突っ込んでいる時に、乳首を弄ってやるときゅっと
自分を締め付けてきたっけ?

「あっ、や……める、な。少尉……」
背に絡んだロイ子の脚が強請るようにハボックの体を締め付ける。見えないがロイ子の両の腕は
自分の豊かな胸を苛めているのだろう。

ロイ子はハボックに胸を責められるといやいやと逃れるように身をよじった。が、それは感じすぎる
自分の体への照れ隠しだったのかもしれない。
ハボックの想像通りロイ子の腕は己の乳房を弄んでいた。下から持ち上げるように揉みしだく。
つんと上向いた乳首を痛いほど摘みあげる。下半身に男の背を抱え込み、上半身は自分自身に
愛撫されるその様子をロイ子は鏡越しに見つめていた。

いやらしい自分のその姿にロイ子はたまらく感じた。
419名無しさん@ピンキー:04/02/21 21:58 ID:/7ZMQWHr
「少…尉、知って…いっ、るか?」

とぎれとぎれにロイ子がささやく。別に答えが欲しい訳でもないのだろう。ロイ子は勝手に言葉を続けた。

「大、総…統っか…下は、もっ、と余…裕のあるセックスを、こ…の、まれ…た。
ヒュ…ーズは、あっつ……、そ…れは、それ、は情熱、的で、な」
閣下はこうした。ヒューズはこうだ。と。まったく、この上司は何て事を言い出すのかとさすがにハボック
もいらついた。自分の事を犬と呼んで、今までよろしくやってきた男たちとの行為を告白する。

それとも、何か意味があるのか?見かけよりも、思慮深い犬は考えた。ロイ子があえぎ声に紛れ込ませた、
その言葉にしてやられたと思った瞬間、ロイ子が絶頂を迎えた。おまえは繊細すぎて物足りない。と。
ハボックの舌技でイかされる直前に告白した。

力の抜けたロイ子の体がずるずるとベッドから滑り落ちる。その体を支えてやる事もできなかった。
落ちたロイ子の体が、膝立ちになったままのハボックの腰を引き寄せる。乱れたロイ子を想像するだけ
だったハボックの体も充分に熱くなっていた。

ハボック自身に口を寄せたロイ子はとまどうことなくそれを口に含んだ。
420名無しさん@ピンキー:04/02/21 22:00 ID:/7ZMQWHr
今までどんなに懇願しても、そんな事はぜったい嫌だと拒否され続けた行為に
ハボックの頭は真っ白になる。あっけなく達したハボックが放った体液をロイ子が
ごくりと飲み込んだ。

その様子を気配だけで察したハボックの隠された瞳からつっと涙が流れ落ちた。
ぐいと手の甲で自分の口を拭ったロイ子が、目隠しを外してくれた。ロイ子の顔は
上気していたが、生意気そうないつもの瞳できっと睨みつける様子がたまらなく
可愛らしかった。

「泣くほど良かったか?少尉」
「イエス、マーム」

その答えに満足気に頷くと、後ろ手に拘束した布を解いた。
「何でもすると、言ったな。少尉」

にっこりと二本の布を手にしたロイ子はそれをハボックに差し出した。
「さあ、今度は私を満足させてくれ。小道具は用意してやった。方法も教えてやっただろう」
照れ隠しに威厳たっぷりにロイ子はささやいた。

                                                    終 
421404:04/02/21 22:01 ID:/7ZMQWHr
これ以上は自分が恥ずかしいっす。
422名無しさん@ピンキー:04/02/21 22:10 ID:t+2WIXZh
マジで乙っス!!
パソコンにへばりついた甲斐がありました…ハァハァ
423名無しさん@ピンキー:04/02/21 22:55 ID:x6kqON9s
>>404
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ位に萌え過ぎです!神よ!
女王にはもちろんの事、狗の方にも萌えてしまった・・・漏れヲトコナノニ・・
このスレに来てからは神々に萌え狂わされて
最近は萌えれるなら性別の壁なんてカンケーネーヤーと二次元限定なら思えるようになってキター
424名無しさん@ピンキー:04/02/22 00:03 ID:Zz5h3PSf
大変ありがとうございます。
あまりに萌えすぎて日本語もままならなくなりました。
425名無しさん@ピンキー:04/02/22 00:04 ID:6HiYxNGH
女王様ロイ子にティン毛燃やされたひ…(´Д`;)ハァハァ
426名無しさん@ピンキー:04/02/22 00:06 ID:edopQIxD
エドキュンの下の毛を燃やしたひ・・・生えてないかもしれないけど
427名無しさん@ピンキー:04/02/22 00:20 ID:FDYco7o1
女王様ロイ子(*´Д`)ハァハァ

ってことはあれですか、ロイ子女王様はハードなのがお好き?
Sっぽいけど実はMなのか?
手を縛って目隠しされるのが好きってことだよな?



やばいよやばいよやばいよ(*´д`*)ハァハァ
428名無しさん@ピンキー:04/02/22 09:14 ID:7A/zIybb
ロイ子はMに違いない(断言)
ヒューズあたりとかだと、のりのりであれもこれも何でも良いだけど
ハボックとはまだ恥じらいがあって「して」とか言えないんだ。

手を縛られて目隠しされて、あと言葉責め。
ただハボックはヘタレな上に良くても終わった後に照れ隠しで
燃やされるに違いない。不憫なヤツ……。

夢みさせてください。
429名無しさん@ピンキー:04/02/22 15:11 ID:49QkipZO
報告します、サー。
先ほど、ランニング中にデリヘル「ぬき大佐」とパブ「多国籍軍」の捨て看を発見しました。

いろいろ妄想した事は秘密であります。
430名無しさん@ピンキー:04/02/22 18:02 ID:edopQIxD
「抜き大佐」は漏れも多数確認。駅前にバカのように張ってある
431名無しさん@ピンキー:04/02/22 19:45 ID:LnT5QIi4
同じ町内?
432名無しさん@ピンキー:04/02/22 19:59 ID:6JbOJP5G
抜き、なのか、脱ぎ、なのか。
どちらでもロイ子がご奉仕するわけですな(*´д`*)

ところで、ロイ子って某「ドラよけお涼」に似ていると思うのだが。

ロイ子:お涼
ハボ:泉田
中尉:室町(ロイ子とあれほど仲が悪いとは思わないが)
レオコンは・・・フュリーあたりで。
433名無しさん@ピンキー:04/02/22 23:20 ID:P16a90ZA
>>432
ここでヤクシージが出てくるとは
434名無しさん@ピンキー:04/02/23 00:10 ID:MLrx+s7b
ロイ子の流れの中でエド子いきます。
>280鬼畜ロイエド子続き。

「ん……んっ、んんんんぅん――――!!」
ぎりりと強く腕の肉を噛み締めエドは声を殺した。
快感の絶頂のエドの内でロイもまた熱くたぎっていたものをはじけさせる。
激しい波が去り穏やかな凪になる。エドはゆっくりと呼吸を繰り返して乱れた息を整えた。
ロイが互いの分泌した液体にまみれ役目を終えた己をエドの胎内からずるりと抜いた。
「んぅ……」
エドの鼻から微かな甘い息が漏れる。
全裸でソファにぐったりと横たわるエドを横目に、さっさと軍服の乱れを直す男。
(ほんとに、どこまでも軍人らしいよ、あんたは)
オレをいたぶってそんなに楽しいか、とエドは心中で毒づく。
だるい体をおして起き上がろうとすると、窓を開けて戻ってきたロイからティッシュケースを渡された。
これで拭け、ということなのだろうか。
いくら妊娠の心配が無いとはいえ、それをいいことにそのまま中に出されては、後がめんどくさい。
それに濡れた下肢ははっきり言って不快だ。
「お望みなら舐めとってさしあげるが?」
「ふざけんな……自分で、やるよ……」
憎まれ口にも力は無く、語尾は聞き取るのが難しいくらいに小さかった。
正直立ち上がるのも億劫なほど精神的にも身体的にも疲れていたが、だからといってこのまま寝ているというわけにもいかない。
435名無しさん@ピンキー:04/02/23 00:11 ID:MLrx+s7b
左腕を見ると歯形がくっきり残り、その噛み痕のところどころにうっすらと血もにじんでいた。
アルの前で長袖を脱がないようにしなきゃなと思いながら赤い体液をぺろりと舐めとる。
その様はまるで小さな手負いの獣だ。
幼い性器に不釣合いな雄と雌の匂いをまとわりつかせたエドは、手の中の薄く柔らかな紙で丹念に汚れを拭いていく。 
太ももを流れた蜜の跡や、膣の中に吐き出された精液も出来るだけ綺麗にして、ようやくエドは散らばる服に手を伸ばした。
その間ずっと痛いほどのロイの視線にさらされどおしだったが、エドはあえてそのことを気にかけていない風を装った。
この部屋に入ったときと寸分の変わりもないように服を着込んで、エドは床に落ちている愛液を吸った紙くずをゴミ箱に捨てようと身体をかがめる。
それをロイの手が遮った。
「……なに」
ロイを見上げたエドの目に映ったのは、男のトレードマークである発火布の手袋。
ロイは紙くずを空中に抛ると指を擦り合わせた。
ぱちん。軽い音と共に炎が上がり、宙に舞っていた紙は一瞬で燃え尽きた。
残ったのは焦げ臭い、火のにおい。換気に加えて匂いをごまかせるし証拠隠滅になるかなとロイは笑った。
男の計算高さに、エドは薄ら寒いものを覚えた。どんなに走っても先回りされているような気がする。
不機嫌に踵を返しさっさと出口に向かうエドの背中にロイの声がかぶさった。
「別れの挨拶ぐらいあってもいいのではないかね?」
「……じゃあな」
これで文句ないだろ、とエドは扉に手をかけたが、そのときふと視界に影が差した。
不審に思って反射的に顔をあげた途端、キスをされて。
どういうつもりだ、なんで今こんな、大佐から離れないと、しかし扉はもう開いてしまった、早く閉めなきゃ、そこにはアルが――――。
436名無しさん@ピンキー:04/02/23 00:12 ID:MLrx+s7b
めまぐるしく思考をめぐらせている間にいつのまにかロイの唇はどこかに行っていて、ドアの横にはこちらに背を向けたアルが立っていた。
見られなかったことに安堵した一瞬の後、エドの血は沸騰した。
アルには絶対に知られたくないのに、それをよりにもよってこの男は!!
考える間もなくエドはロイに殴りかかっていて、そしてこちらに気づいたアルの声で我に返った。
「兄さん! どうしたの?」
エドのこぶしを危なげなく避けたロイにもアルは尋ねる。
「た、大佐、兄さんに何か言ったんですか!?」
「いや、それにしても相変わらず背が伸びないね、と」
「あー、それじゃ兄さん怒りますよ……」
暴れるエドを羽交い絞めにしながら言うアルに、エドもだんだん落ち着いてきた。
ここはロイに話を合わせた方が、アルに変な疑いを持たせることもないかもしれない。
「誰が見るたび縮むどちびか!!」
「そこまで言っていないよ」
「兄さん、落ち着いて。どうどう」
「オレは馬じゃねぇ――!!」
自分の心に誤魔化しはきかないことを知っていて、でももうしばらくそのことから目をそらしていたかった。
いつになればこのくだらない演目の幕をおろせるのだろう。
437名無しさん@ピンキー:04/02/23 10:38 ID:DnuPC/sh
ロイ子祭りのあとにエド子の続きキテター!(AA略)
ひそかに待ってました。
後始末エド子は痛々しいがモエ!ですた。この続きなどはないのでしょうかネ申よ…。
438名無しさん@ピンキー:04/02/23 13:45 ID:LSef0QKu
>434-436
何というかこう、切ない感じがモロ壷です。
しかもこのシリーズの無能はやたらとエロいよ(;´Д`)ハァハァ
439名無しさん@ピンキー:04/02/23 19:46 ID:w8LwpGms
517 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 04/02/23 07:35
つぎはぎたんの新SSと、ほぼ同じ小説本持ってるんだが_| ̄|○

中央に転任した無能が、部下とまちがわれて絡まれケガ
煙草におひめ様だっこで運ばれる
煙草が無能の裸足にキス
無能からもおかえしに額にキス

ここまでクリソツなんですが、パクラレ元はこのあとエチーに。
パクラレ元に迷惑かかるからサークル名は出さないが、本人見たらムカつくだろな…
漏れはムカついたが
518 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 04/02/23 07:41
リボンでさえお目にかかれないようなしょうじょまんがの世界だな
519 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 04/02/23 07:44
>517
も、木綿
言っちゃなんだが相当へぼんな展開だな
襲われる姫、助ける王子様、御褒美エチーか・・・
520 名前: 名無し草 [sage] 投稿日: 04/02/23 07:48
その無能はきっと乳がついてるに違いない

難民板より。(;´Д`)ハァハァ (*´Д`)/lァ/lァ (*` Д´)//ア//ア!!
440名無しさん@ピンキー:04/02/23 23:10 ID:qUdrfgBi
競技射撃経験者に聞いたのだが

 胸が大きいと、その上にライフルの銃身が乗って安定する→ド真ん中当るぜウマー

ということがままあるらしい。
ハボ子・ルイ子辺りはいい腕してそうですな。
441名無しさん@ピンキー:04/02/24 00:09 ID:L6WwlYn3
>438
このシリーズに限った事ではない
442名無しさん@ピンキー:04/02/24 00:26 ID:G1kaUut3
>>440
ああ、だからホークアイ。
彼女は腕前からして、巨乳キャラ決定だな。
443名無しさん@ピンキー:04/02/24 00:36 ID:2eRdoTjY
>442
元々彼女は巨乳キャラと断定されているし。
E〜G論争が巻き起こっているよ。


まぁそれはおいておいて。
ならCのアル子とEのロイ子(確か前スレにそうあったような)は
射撃もうまいのかな。
444名無しさん@ピンキー:04/02/24 00:45 ID:isvfYhdy
と云うことはサイズが無いくらいの貧乳のエド子に
射撃は無理と云う事でもあるんだな(´ρ`)


ネタに(・∀・)イイネ!!
445名無しさん@ピンキー:04/02/24 01:06 ID:LnvoitUp
>>444
射撃が駄目なら肉弾戦で。
だが・・・

  肉  弾  戦  

って単語何かこう・・・あれよ。
エロ魂にじんわりと来る単語だと漏れは思うのだが(;´Д`)ハアハア
446名無しさん@ピンキー:04/02/24 01:19 ID:uFS9dXkZ
くるね。かなり来る>肉弾戦。


鎧アルにはできない…。姉さんとしたくてもできないんだね。
不敏な。
447339:04/02/24 03:25 ID:olH8yr6j
投下します。
>>394を踏まえてお楽しみください。
448339:04/02/24 03:26 ID:olH8yr6j
プロローグ

「すんませんねえ。田舎なもんで、車なんかアリャしないんですわ」
「いや、趣があっていい。たまにはのんびり行くのも良いだろう・・・」
馬車を操る老齢の軍人に、黒髪の女性将校は言った。
女性将校はけだるそうに、荷馬車の縁を肘立てにしながら遠くの風景をぼんやりと眺めていた。
「それにしても、こんな田舎に何の用件で?」
「勧誘だ。なんでも優秀な錬金術師がいるらしい。私は見極め係」
「ほお。国家錬金術師ですか。こりゃ剛毅だ」
「軍部も人員不足だからな。優秀と思われる人員は他行く前に確保したいと言ったところか」
(なんで私がこんな田舎まで出張って来なくてはならんのか・・・)
と呟いて大袈裟に溜め息をつく。付き添いの金髪の女性がそれを見て眉を顰める。
「なんでもエルリックとかいう輩らしいのだが」
老齢の軍人は、はて・・・と考え込んだ後、ああっと膝を打った。
「エルリック兄妹の事ですか・・・なるほどなあ。あのチビ共が国家錬金術士なあ・・・」
「チビ?・・・どういうことだホークアイ少尉」
「・・・書類不備。でしょうねマスタング中佐」
眉間にしわを寄せて資料を眺めるロイに、リザは簡潔かつ冷静に答えた。
449339:04/02/24 03:27 ID:olH8yr6j
エルリック兄妹物語 ロイ子遭遇編その1

嵐の過ぎ去った後。
そういう空気が漂うエドの病室である。エドはげっそりとした顔をしてベットに横たわっていた。

なんだかんだで人体練成に失敗し、右の腕と足を失ったエドは、ロックベルの家に世話になっていた。
アルは治療終了後に自分の家へ連れて帰ると主張したのを、ウィンリィとエドの猛反対に逢った為である。
(ウィンリィはお姉様であるアルの貞操を心配して、エドは自分の貞操を心配して)
だが、心配した状況とはあまり変わらなかった。アルが朝から晩まで看病と称した逆セクハラを敢行するからである。

2時間前。
「これでラストだよ、兄さん。あ〜んして?」
皿に残ったスープをパンで拭い、エドの口元に持っていくニコニコ顔のアル。
この光景は、エドがロックベル家に運び込まれてからずっと続いている光景である。
「なあ、別に一人でも食えるんだし、ここまでしてくれなくてもいいぜ?」
複雑な表情で遠慮がちに言うエド。目線の先には、扉の向こうで覗きながら異常な殺気を放つウィンリィ。

「ダメだよ兄さん!!利き腕がなくなってるんだもん。誰かが腕の代わりになってあげなきゃ!!
 僕の事なら大丈夫!!!兄さんの為なら食事の世話だろうが、下の世話だろうが、なんでもしてあげちゃうよ!!!
 兄さんさえ良ければ、ううん、むしろ無理矢理にでも夜の世話も志願するよ!!!」
「・・・食事の世話だけにしてくれ。夜は勘弁してくれ・・・」
うんざりした表情でエドは言った。こころなしか感じる殺気も強まった気がする・・・
「兄さんは欲が無いなあ。その気になれば、僕はいつでもOKなのに・・・」
相変わらずニコニコ顔で奉仕(エドにとっては逆セクハラ)を開始するアル。そして視線は机の上の牛乳に移る。
「牛乳飲まないの?」
「・・・いらん」
「相変わらずだなあ・・・でも、そんな兄さんに朗報だよ」
450339:04/02/24 03:35 ID:olH8yr6j
へっと惚けるエドをしり目に、なぜか上着を脱ぎはじめるアル。
「な、なんだ!?」
「へっへー。実は僕、母乳が出る様になったんですね〜。
 毎日兄さんと接している内に、愛情が溢れ出て来たっていうか。やっぱ僕って兄さんのこと愛してるんだなあ・・・」
恍惚としながらもテキパキと上着を脱いでゆくアル。
「ちょ、落ち着け!!なんでアルのを飲まなきゃなんねえんだよ!!」
「だって、牛から出た飲み物だから飲みたく無いんでしょ?確か。
 だったら人から出たものならOK!!問題無し!!!」
「でも、だからってここで直は・・・」
「なにいってんの?こういうのって直から飲まなきゃ意味無いジャン。
 セントラルじゃお金払わなきゃ、こんなことできないよ?」
そういって片方のおっぱいを下着から出す。まっしろな肌にピンクだが大きめの乳首が見えた。
・・・微かに母乳が染み出して来ている・・・
・・・エドはゴクリと唾を飲む。
「さあ兄さん。飲んで?」
アルがニコニコ顔を微かに赤く染めて、エドを誘う。
(うっ!!逆らわなきゃ!!このままじゃ一線越えてしまう!!!・・・でも綺麗だなアル・・・なんか懐かしい匂いもするし・・・)
聖母の様なその姿(中身は性母でも)に、エドは催眠術にかかった様に逆らわず顔を寄せる。
「うふふ・・・兄さん。来て・・・」
「アル・・・」

バタン!!!
「なにやってんのよーーー!!!!」
鼻血を出したウィンリィが乱入して来たのはそんな時だった・・・
 
451名無しさん@ピンキー:04/02/24 19:51 ID:52EHgP5f
なんか止まってますね。
452名無しさん@ピンキー:04/02/24 20:00 ID:isvfYhdy
801ハラシマをスレを読みながらやったら
できたハラシマが
途 中 か ら 何 故 か 女 体 に な っ て た よ
つД`)・゜・。・゜゜・*:.。..。.:*・゜

明後日締め切りなのに…もうダメポ…
453名無しさん@ピンキー:04/02/24 20:05 ID:uoX4/7Zy
>452
そのまま女体化本にすれば無問題。
むしろそのほうが漏れ的には(・∀・)イイ!!
454名無しさん@ピンキー:04/02/24 20:08 ID:52EHgP5f
結構ROMってる人いるんですね。
過疎板かと思いました。
455名無しさん@ピンキー:04/02/24 20:49 ID:isvfYhdy
>>453の意見を尊重して女体本に急遽書き換えまつ
゚+.(・∀・)ノ゚+.゚

これが終わったらSS投下したいのでつが
女体エドコ妊婦って有りでつか?
456名無しさん@ピンキー:04/02/24 21:02 ID:LnvoitUp
>>455
天然人体錬成ですと!!ΣΣ(゚д゚lll)ズガーン!!
だ…誰の子なんだ!エド子ぉおお!Σ(´д`;*)
読む人は選ぶと思うが、そこに愛が有ればそのままつっ走ればええ。

ハラシマガンガレヨー!
455たんの女体化本を求めてイベ激しく探しまくりますぜ?

457名無しさん@ピンキー:04/02/24 21:29 ID:uoX4/7Zy
>455
貴方をネ申と認定しました。
3月の催し物用の御本でしたら草の根を分けてでも探しに逝きます。

妊婦物はリアルなシュサーンシーンがなければ萌萌デス。
カマ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━ン!!!!
458名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:02 ID:rt9vKJhH
>455エド子妊娠(・∀・)イイ!!!!期待してまつ


ふと思ったけど
巨乳の人って妊娠しなくても母乳が出るんでつか?
もしそうだったんならロイ子とかルイ子は重宝されそうですな
物資の少ない戦場では貴重な栄養源うわやめろなにを

459名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:12 ID:R5/gqx8B
>458
そんなわけあるわけないだろ。と、言いたいとこだが男でも乳腺が発達だか何だかして
出るやついるからな。と、マジに答えてみる。

ああ、ロイ子の乳もみたい
460名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:16 ID:vHJQ9xGJ
>458
母乳は特定のホルモンが分泌されることで出るようになる。
オパーイの大きさは関係ない。
男も絞ると出る人いると言うのは自分も聞いたことある。

とマジレスしてみる。
461455:04/02/24 22:24 ID:isvfYhdy
>456-458
ありがとうございますがんばります゚+.ξξ´ρ`ξ゚+.゚
入稿はするのですが、イベントに出る予定が無いので
我が家でしばらく発酵させる予定でつ_| ̄|○

妊娠ネタガンガって投下しますね
゚+.(・∀・)ノ゚+.゚
462名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:38 ID:kG0lQyec
459-460
結婚おめでとう。祝福するよ。
463名無しさん@ピンキー:04/02/24 23:10 ID:LnvoitUp
結婚に妊娠と何ともおめでたいインターネットですねc⌒っ*゚ー゚)っ
464名無しさん@ピンキー:04/02/24 23:22 ID:mFehPaPy
出来ちゃった結婚かよ。
まあ、あんだけ中だしスリゃなあ・・・
465名無しさん@ピンキー:04/02/25 00:15 ID:0IVDvK/P
連載中の結婚式ロイ子も、できちゃった結婚なんだろうか。
ロイ子に中出ししまくったハボック…
殺 っ て い い で す か ?
466名無しさん@ピンキー:04/02/25 00:31 ID:SQupnTKe
もしもし亀よぉ〜でスマソ
>458
想像妊娠というのがあるのさ

雨の中自宅に帰るハボックは、道でびしょぬれのエドに会う。
「風邪をひく」と連れ帰り、タオルと自分のシャツを渡し、着替えるよう言う。
なぜか拒否するエドを無理矢理脱がせると…エドは女の子だった!!
濡れた髪の色っぽさと上目遣いに睨みつける幼さとのギャップに
とんでもない誘惑を感じたハボックは思わず……

友人とだぶだぶのシャツと濡れた髪について語り合っていて脳内錬成。
ハボエド子ってないな〜と思いつつも投下。
467名無しさん@ピンキー:04/02/25 00:33 ID:ewFmJDm3
>466
需要ならここにあるのでハボエド子投下キボン
468名無しさん@ピンキー:04/02/25 00:35 ID:2de6IvPH
妊娠カモーン!
母乳プレイなエド子がみたい
旦那様にねだられて思わず…(´Д`;)ハァハァハァ

ハボエド子待ってました!
469名無しさん@ピンキー:04/02/25 00:38 ID:QjoHLiYb
エド子のド貧乳にしゃぶりつきたい(;´Д`)ハァハァ
470名無しさん@ピンキー:04/02/25 01:06 ID:SQupnTKe
>467
人様のレスに気付くのもこんなに遅い…
遅筆ですが、もし書き上げることができれば投下しまつ
471名無しさん@ピンキー:04/02/25 01:22 ID:EbwrpJ/x
467じゃないけど、漏れも待ってます。
472名無しさん@ピンキー:04/02/25 01:28 ID:SQupnTKe
>468もレスくれてるだろ!自分!!
.+゚*.。.つД`)゚゚.*,.+ こんなマヌケにアリガd
>471もアリガdね。ガンガるよ
473339:04/02/25 02:24 ID:l1PlWXVA
452さんを始めとした、御方々の投下待ちの所どうかと思うが・・・
ロイ子遭遇編その2、投下していい?
474名無しさん@ピンキー:04/02/25 02:30 ID:ozZTTaPL
>473
щ(゚Д゚щ)カモーン!
475339:04/02/25 02:44 ID:l1PlWXVA
エルリック兄妹物語 ロイ子遭遇編その2

「これはなんとも・・・」
エルリック家に着いたロイ一行は、家の内装に唖然とする。

そこには・・・
ジャニーズを思い起こさせる様なグッズの山。もちろんすべてエド仕様。
ウチワからペンライトまで、すべてを網羅する勢いで揃えられていた。

「・・・エドワード=エルリックはナルシストなのか?」
「・・・資料にはそこまでは・・・」
ロイは手元の写真着きウチワを手に取る。
そこにはあどけない笑顔を浮かべた幼少の頃のエドが印刷されていた。
(ふむ・・・なかなか・・・)
「中佐。どうやら、ロックベル家にエドワード氏が滞在してるらしいです」
(でも、まだ子供だろうしなあ・・・素材は良さそうだが・・・)
「中佐?」
「へ?ああ・・・分った」
リザの声に正気にもどるロイ。取り繕う様にウチワを仰ぐ。
「き、今日は熱いな少尉」
「・・・そうですか?」
リザはどもるロイを置いて、老齢の憲兵と共に荷馬車へ向かった。
476339:04/02/25 02:45 ID:l1PlWXVA
「まあ、考えときな。そん時は力になってやるから」
ピナコはそう締めくくった。義手義足についての説明を受け、エドは無言で俯く。
そんな姿のエドを見ながら、ピナコは部屋を出ていった。
「どうだったばっちゃん」
「・・・どうだかねえ。まあ、話はしたけどそこまでする必要はないからねえ・・・」
頭を掻きながら扉の前で出待ちをしていたウィンリィに言うピナコ。
(研究だけなら片手だけでもできるからねえ・・・無理して手術する必要もなしって所かね・・・)
溜め息まじりに作業場に戻るピナコ。一方、ウィンリィは、
(さっさと手術してこんな所から追っ払いたいけど、今度はリハビリでアルお姉様とくっ付く事に・・・
 で、でも、このままでもお姉様をエドに独占されたまま・・・ああ!!どうしたら!!!)
と、妥協策のない袋小路に追い詰められて唸っていた・・・


「んふふ。これで買い物も終了・・・今日は兄さんの好きなシチュー♪」
上機嫌にバイクで農道を走るアル。荷台には大量の食料品が乗っている。
最近のアルは機嫌が良い。もちろんエドがリゼンブールに戻って来たからであるが、それ以上に今までの鬱憤を看病と称して発散できているのが大きかった。
エドが家出をして数年・・・本当に辛い日々だった。
エドを方々探すが見つからず、母さんを復活させればと人体練成に手を出せば身体を失い、軍の情報に頼ればあるいはと国家錬金術師になれば、裏家業専門(おかげで賢者の石レプリカを手に入れたが)にさせられてしまった。
(でも、今は兄さんを探し出し、独占している!!
 僕も兄さんも身体を失ってしまったけれど、そんな事僕がどうにかして見せる!!
 元の身体に戻って、兄さんに僕の初めてを貰ってもらう為ならなんだってしちゃうよ!!!)
今アルの目は常に前向きに、輝いた未来を見つめていた。たとえ、エドにとっては修羅道の入り口であろうとも・・・
477339:04/02/25 02:49 ID:l1PlWXVA
「失礼する」
「・・・軍人が何の様だい・・・」
外では憲兵がデンに吠えられまくっている中、玄関ではピナコとロイが約1分ほど睨み合っていた・・・
「あ、あの〜何の御用でしょうか?」
緊張感に耐えられなかったウィンリィは、助け舟を出す様にリゼに話し掛けた。
「すみません。エドワード=エルリック氏がこちらにいると聞いて来たもので・・・」
「へ?俺?」
車椅子を乗ってトイレに来ていたエドが、名前に反応してヒョイッと顔を出す。
ピナコの制止を無視し、つかつかとエドに歩み寄るロイ。?な顔のエド。
「・・・君の家に行ったぞ。なかなかの趣味だった」
「はあ・・・」
何の事かわからないエド。彼はリゼンブールに戻ってから、一度も家に帰っていない。
「まあ、人それぞれだ・・・あまり言及はしないが、ほどほどにな・・・」
「はあ・・・どうも・・・」
お互い噛み合わないままの光景、それがロイとエドの初対面だった。

エド、ピナコを前に話を始めるロイ。要は国家錬金術師へのスカウトらしい。
「あんたらはアルを連れてっただけで無く、エドまで軍の狗にするつもりなのかい・・・」
ピナコはキレる寸前だ。ロイは真っ向から睨み返し、
「来るか来ないかは彼の意志だ。我々は強要はしない」
といった。リゼはそれを聞いて溜め息を着いた。
話をする前から喧嘩腰の二人が睨み合う・・・
エドは当初から居心地が悪そうにしている。
エド以外全員女性。しかもキツメのタイプばかり・・・正直、彼は畏縮していた。
まあ、子供と言う所を抜いても、この面々に囲まれて畏縮しない方がおかしいとは思うが・・・
478339その2最後:04/02/25 02:52 ID:l1PlWXVA
「・・・ところでアルさんとは・・・」
険悪な雰囲気を意にも返さず、リゼは疑問に思った事を聞いてみた。
「この子のいも「俺の姉です!!!軍に居ます!!!国家錬金術師です!!」
ピナコの声を遮る様に大きな声で言うエド。
アルは年令を騙って軍に入っている。バレル訳にはいかない。
エドはピナコにアイコンタクトをすると、ピナコは仕方ないとばかりに溜め息を着いた。
「何?エルリックなんていたか?少尉。」
「・・・おそらくアルフォンス=エルリック少佐の事かと・・・」
と言うリザに、ロイの顔が一気に歪む。
「・・・グランの猟犬か・・・」
話に聞く『鉄(くろがね)の錬金術師』。その技は謎に包まれている、新進気鋭の武闘派術師・・・
ちらりとエドを見る。睨まれた様に感じたエドは、こわばった苦笑を返した。
(この子があの鉄の弟・・・おもしろい・・・)
「エドワード君。君と差しで話がしたい。いいかい」
顔を寄せながら、ロイはエドに言った。
「はあ、まあ」
よし。と、ロイはエドの車椅子を押してエドの病室へ向かう・・・

「なんとも強引な輩だねえ・・・」
「すいません」
苦みばしった顔で呟くピナコに、リゼは無表情で謝った。
479339:04/02/25 02:59 ID:l1PlWXVA
以前、ネタに上がった『鉄』を使わせてもらいました。
ありがとうございました。
480名無しさん@ピンキー:04/02/25 05:01 ID:Gr1YOFHr
>>461
発酵されてしまうとヽ(´Д`;)ノアゥア...気になる。
自分もつい先週に脱肛…否、脱稿したんだけれども
一度女体に染まると激しく侵食されますな。

>>478
猟犬>何処迄も追い掛けて来るアル子>ティンダロスの猟犬を思い出して恐怖する訳ですが。しかも准将の猟犬でつか!(*´д`*)ハァハァ
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/3145/jasin/uranai05.htm
481339:04/02/25 13:31 ID:9siICHZE
>>480
あまりにも俺アル子の人物像と被りまくってって、正直ビビった・・・>ティンダロスの猟犬

同じような事考えてる人って多いなあ・・・と思った昼下がりでした。
482名無しさん@ピンキー:04/02/25 16:46 ID:UllbVw5v
213 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/01/04 17:53 ID:+RQ31Zjg
数年前、和風イメクラ行った時、隣の客がものすごい濃いシナリオ用意してきてて、
思わず嬢と一緒に聞きいっちまった。笑いをこらえるのに必死だったよ。

嬢が花町に売られた百姓の娘役、客(声からすると50代?)がその弟。
弟が必死で金を貯め、客として入って姉の様子を見舞いにくる、
姉はそんな弟をいとおしく思い、禁じられた筆おろしを…てな設定。

客にダメだしされながら一生懸命演じる嬢を気の毒に思いつつ、いま思い出しても笑いがこみ上げてくる…
(おかげで、ウチの部屋もマトモなプレイにならなかったのだが…)


・・・このシナリオをエロリック姉弟で想像して激しく萌えてしまった。
483名無しさん@ピンキー:04/02/25 16:51 ID:xvQpCiUJ
>482
すげぇw
484名無しさん@ピンキー:04/02/25 16:54 ID:8yKRMl4p
>482
普通に藁た。
和風物スキーだから禿しく萌えまつ!
自分が嬢だったらこんな客無くがな…(´v`)

>480
禿同。女体物に漏れは浸食され過ぎて
もう801が書けなさそうなヨカーン☆ミ
まあ、楽しいから良いがな(w
485名無しさん@ピンキー:04/02/25 19:12 ID:zXF7eZ3J
あのさ。
書くべきかどうかずっと迷ってたんだが、
でつとかまつとか、過剰な顔文字とか、
そういうのはなるべく見たくない…っていうのは贅沢だろうか。
雰囲気悪くしたらスマン。
486雨の日:04/02/25 19:19 ID:SQupnTKe
>466です。とりあえずハボエド子、冒頭部分だけできたので投下。

※注 ハボックはエド子が女の子だとは知りません。

急に振り出した雨はだんだん強くなっていた。
──こりゃ当分止みそうもないな。せっかく仕事が午前上がりなのに。
そう思いながらハボックは家路を急いでいた。
 ドンッ
十字路に出た時に、誰かとぶつかりあわてて下を見る。
足元には尻もちをついたエド子がいた。
長身のハボックとぶつかり、体格的に衝撃に耐えられなかったエド子は、不機嫌そうに立ち上がった。
「悪ぃ、エド。大丈夫か?」
「…おぅ」
自分にぶつかってよろけもしなかったハボックに、少し悔しさを感じながらもエド子は返事をした。
「こんな雨ン中どこに行くつもりだ?」
「アルと図書館にいたんだけど、腹減ったから何か食べに行くとこ。
 アルは残るって言うし、オレだけで」
エド子はハボックの持った傘の中に入れてもらいながら答える。
「そんなままじゃ風邪ひくぞ。しかもそんだけ濡れてりゃメシどころじゃねぇだろ。
 ……そうだ!俺の家、すぐそこだからメシ食ってけよ」
「え!いいの!?」
嬉しそうな顔をしたエド子になぜか危険を感じながら、ハボックはうなずく。
「……オレ、結構食うからね」
ニィと笑うエド子にを連れて、今更ダメとはいえないハボックは、さっきよりも強くなった雨の中家に向かった。

 続く。
487名無しさん@ピンキー:04/02/25 19:19 ID:tT+1xaCW
普通にレスは流れてるし、特に顔文字が過剰だと思ったことはないが。
私は気にしたことはない。
嫌ならNGワードに登録してガンガン弾くといいとオモ。
488名無しさん@ピンキー:04/02/25 19:22 ID:PVPH7CnX
>>485
最近それらしきもののアナウンス流れてるね。
こればっかりは個人の主観だからなんとも言えないけど、確かに最近増えてきた感は否めない。
何て言えばいいのか……ううむ。
難っ。
489名無しさん@ピンキー:04/02/25 19:26 ID:0UnH5QwK
>486
結構食うエド子(;´Д`)l \ァ l \ァ
続きも期待
490名無しさん@ピンキー:04/02/25 19:42 ID:krOSc9Ju
>>485
最近は卒業シーズン到来まぢかだから、PC(2CH)デビューの初心者が多いんだろうなあ。
2CH入りたてっていうのは、誰しもはしゃぎたいもんなんだよ。だから、変なこだわりを見せる奴って結構多い。
恥ずかしい話だが、俺もそう言う傾向があった。煽り煽られ、いろんな経験して来たよ。
まあ、こういうのって初めの内だけだから、そう言う奴がスレに入って来たとしても生暖かく見守ってあげよう。
491名無しさん@ピンキー:04/02/25 19:45 ID:99UlsBHG
>475〜
怯えるエドがかわいいw鉄アルー!待ってましたー!!

でも一部分少尉がリゼさんになってたよw
492名無しさん@ピンキー:04/02/25 19:48 ID:krOSc9Ju
初会合の時はロイは中佐、リザは少尉だったよ。
6巻参照。
493名無しさん@ピンキー:04/02/25 21:23 ID:eh2/u1Sh
485
まぁ十人十色って言うからな…。
自分はあまり気にならないが………。
自分が受け入れられないものは軽くスルーしよう
気に入らないものに一々反応しても仕方が無い
21歳以上ならそのくらい出来るだろう。

でも490の言う通り初心者が多いのも確かw
494名無しさん@ピンキー:04/02/25 21:48 ID:ewFmJDm3
>486
濡れエド子…ハボのメシ…
何かを期待させるキーワードだぜ
495名無しさん@ピンキー:04/02/26 00:29 ID:aZudJdUY
>475〜
ウィンリィがアルをお姉さまと呼ぶようになる過程を
496名無しさん@ピンキー:04/02/26 00:58 ID:IWAAxzRE
便乗して催促してみる。
自慰ロイ子の神、投下予定の煙草ロイ子を
激しく楽しみにしています。
497名無しさん@ピンキー:04/02/26 04:20 ID:yFB9QjJJ
砂礫のネ申はまだか。
続きがどうしてもきになるでつ。
コォ━━━━щ(゚Д゚щ)━━━━ィ!!!!
498339:04/02/26 04:27 ID:9dmT/Znu
投下します。
499339:04/02/26 04:28 ID:9dmT/Znu
エルリック兄妹物語 ロイ子遭遇編その3

「君が鉄の弟だったとはな・・・」
ロイは車椅子に座っているエドをマジマジと見つめながら言った。
「・・・アルの奴。真面目にやってますか?」
空気の気まずさを感じながら、やはり兄として仕事振りを聞いてしまうエド。
なんだかんだで、アルを心配しているのである。
「優秀だよ。非常に。今日も任務に出てるんじゃないかな」
含みのある笑顔を見せながら、ロイはそう答えた。
「優秀ですか・・・よかった。アルの奴が迷惑掛けてなくて」

その言葉にロイは目を細める。
「・・・知らないのか?君は」
「え・・・」
「君の姉が軍でなんと呼ばれているか・・・なんの仕事をしているか・・・」
きょとんとした顔で首を振るエド。それを見てロイは顔を顰める。
「ティンダロスの猟犬。それが彼女の異名だ・・・」

次元の狭間に棲む魔獣。周到に執念深く獲物を狙う。まさにアルフォンス=エルリックを表すに相応しい異名。
「君の姉は、軍で主に政治犯グループを対象にした殲滅任務に携わっている。これまで任務に失敗した事はない。
 錬金術師でもあるグラン准将配下きっての強者だ・・・」
エドの顔が強ばる。ロイは言った。
「・・・殺し屋なんだよ。君の姉は・・・」



「ん?お客さんかな?」
遠くにロックベル家が見えて来た頃、庭で犬に追い掛けられてる老人がいた。
「しょうがないなあデンは・・・」
苦笑いを浮かべながら、アルはバイクのアクセルを吹かしスピードを上げた・・・
500339:04/02/26 04:30 ID:9dmT/Znu
「・・・殺し屋なんだよ。君の姉は・・・
 君は今まで何も知らなかったのか?一緒に生活をしていてなにも気付かなかったのか?」
ロイからの問いかけに視線を反らす。
(殺し屋・・・アルが・・・なんで・・・)
「・・・気付いてもなかったか・・・唯一の肉親がこれじゃ、エルリック少佐も救われぬな・・・」
「だって・・・アルは何も言わなかったんだ・・・」
(俺を探す為にそこまでしていたなんて・・・言わなかったんだ・・・)
アルが知らせなかった(知られたくなかった)事実に、困惑するエド。ロイはますます目を細める。

「それを気付くのが家族じゃないのかね。・・・情けない奴だな君は」
鼻で笑い、嘲る様にロイは返す。
情けない。その言葉にエドは反応する。

「さっきからの態度。相手の表情を伺う癖。・・・君は本当にあのエルリック少佐の弟なのか?」
最近の生活で卑屈色に染まっていた頭が自分に対する怒りで染まっていく。エドはそれを感じていた。

「・・・黙りか。・・・まあいい。私の中で君の評価は確定した・・・」
いつの間にか、さっきまでの気負いが無くなっていく。リゼンプールに帰って来て久しく忘れていた自分への問いかけ。焦り。 

「君は腰抜けだ」
「俺を腰抜けと言うな!!」
エドは腹の底から声を出し、そう叫んでいた。
501339:04/02/26 04:32 ID:9dmT/Znu
ロイを射抜く様な眼光。輝く様な瞳には、さっきまでの相手を伺うような卑屈な色はなかった。
「・・・ほう・・・」
エルリックの自宅で見た写真とは違った、闘志を浮かべた表情。ロイは思わず溜め息を漏らす。
侮辱をして、反応を見る。相手(特に子供)の器量を調べる手段の一つ。ロイはエドを試していた。
このまま畏縮して終わりなら、本当に帰ろうと思っていたが・・・
(良い眼光だ。・・・なかなかの素材だな・・・やはりこの子は怒った顔が似合う)
エドの反応にロイはほくそ笑んだ。

「腰抜けじゃないと?」
「ああ!!アルがどんな思いで、軍にいるのかは分からない。でも、アル一人に辛い思いはさせない!!」
(もうアルの後ろを歩くのはごめんだ!!これからは俺がアルを守る!!リゼンプールを出た時に強くなるって誓ったじゃないか!!!)
・・・睨み合うロイとエド。しばらくするとロイは車椅子に座っているエドと目線をあわせる様にしゃがむ。
ロイの行動に面喰らいながらも、必死に虚勢を貼るエド。それを見抜き、ロイはクスッと微笑む。

「わかった。君を信じよう・・・侮辱して悪かった」
手袋を脱ぎ、エドの頭を撫でる。
「え?な、なにを・・・」
ロイの変化について行けてないエド。不意打ちに顔が真っ赤に染まる。
「君はいい錬金術師になるだろう・・・その気があるなら、ここに連絡をくれ」
そういうと、ロイは顔を寄せた。

唇が触れあう・・・

「!!!」
「続きはイーストシティで・・・待っているよ。エドワード=エルリック君」
メモとその言葉を残し、ロイは颯爽と病室を出ていく。
病室ではエドが呆然と取り残されていた。
502339:04/02/26 04:34 ID:9dmT/Znu
「ばっちゃん今帰ったよ。今日はシチューだよ〜って・・・なんかあったの?」
デンから憲兵を助けた後、家の中に入ったアルは異様な雰囲気に思わず聞いた。
ピナコは顎でリビングの方を差す。そこには椅子に腰掛けている軍人、リゼがいた。
アルの顔色が変わる。リゼはかるく会釈をする。
「なにがあったの?ばっちゃん」
「勧誘だよ・・・あんたの時と一緒さ・・・」
誰の?と聞こうとした時、病室からロイが出て来た。リゼが側による。
「あれは・・・確か・・・」
(若手筆頭の出世株。准将が煙たがっていたな・・・確か・・・)
リゼと話をしていたロイは、アルの事を聞いたのかこっちに気付いて近付いてくる。
「初めてだな、エルリック少佐。私は」
「ロイ=マスタング大佐。お会いできて光栄です。本日の御用件は?」
自己紹介をするロイを遮り、無表情で社交事例を述べるアル。顔を引きつらせるロイ。
「貴方の弟さんであるエドワード=エルリック氏を国家錬金術師にスカウトしに伺いました」
「左様で」
かわりに用件を述べるリゼ。アルは目線を合わせようとしない。
「君の弟はなかなか肝の座った少年だな。きっといい錬金術師に」
「用件を終えられたのでしたら、夕食でもどうでしょう。これから御用意致しますが」
再びロイの言葉を、感情のない声で遮るアル。殺伐とした場の空気にウィンリィが怯える。
「・・・いや、失礼する。これでもいろいろ忙しい身でね。
 まあ、どっかの誰かが犬を使って害虫潰しをしてくれてるおかげで多少助かってはいるが・・・」
流石に頭に青筋を浮かべたロイは、吐き出す様に嫌みを言う。
アルの眉毛がクイッと上がる。
「それでは失礼致します」
まだ言い足りなそうなロイを置いて、リゼは半ば強引に嫌み合戦を終了させた・・・
503339:04/02/26 04:36 ID:9dmT/Znu
「兄さん!!」
「・・・ああ、アルか。おかえり」
ロイ、リゼが帰途に着いた後、
エドの病室にに飛び込んで来たアルに、惚けたままの顔で答えるエド。
「何、どうしたの?何かされたの?」
「んあ?・・・まあ、なんかされたって言えばされたんかなあ・・・」
ポーと虚空を見つめながら答える。
(一体どうしたの兄さん!!こんなに腑抜けた兄さん初めて見るよ!!)
唖然とするアルを後目に、エドは
(ロイさんか〜また逢いたいな〜錬金術師になればまた会えるかな〜)
と、アルが聞いたら錯乱しそうな事を考えていた・・・
504339:04/02/26 04:39 ID:9dmT/Znu
せっかくなので、猟犬を頂きました。
次は妄想しちゃったので、アル×ウェンリィを書こうと思います。
お楽しみに。
505名無しさん@ピンキー:04/02/26 05:21 ID:bB3QMjyq
339たん、乙です。

ただ、鷹の目嬢は「リザ」なのだが…わざとだったらゴメソ
どうしても気になって
506339:04/02/26 05:31 ID:9dmT/Znu
しまった・・・やってしまいました・・・
脳内補完よろしくお願いします・・・
507名無しさん@ピンキー:04/02/26 14:43 ID:Oh3OS6gb
>339乙ですが、アル×ウェンリィは女体じゃ無いとオモ
508名無しさん@ピンキー:04/02/26 14:53 ID:2OyIFfRw
339氏の話の流れから、アルは女体化してんじゃない?
よく分からんが・・・
509名無しさん@ピンキー:04/02/26 15:01 ID:Oh3OS6gb
アル子×ウェンリィって事か…
早とちりしてしまってスマン!
510雨の日:04/02/26 16:03 ID:Vv6OoaQ3
続きができたので投下します。

「そのままで座るなよな…」
濡れた服のまま、ちゃっかりとベッドに座っているエド子にタオルを投げながらハボックは言った。
「座るとこないんじゃ仕方ないじゃん。
 タオルを探しに行って戻るのが面倒だから来いって言ったのは少尉だろ」
それはそうだけど、とぼやきながら、着替えを渡そうと振り向いた目に、三つ編みをほどき、雫の滴る髪をふく妙に色っぽいエド子が映った。
──あれは男だ!彼女がしばらくいないからって、やめろよ俺…
そう自分に言い聞かせながら着替えを渡す。
「…いいよ別に、そこまでしてもらわ…」
「そのままだとこっちが迷惑だ」
断ろうとしたエド子の言葉をさえぎる。
エド子は無言のまま服とハボックを見比べ、なかなか着替えようとしない。
「なぁ〜に恥ずかしがってんだ。女じゃあるまいし」
からかいを含んだ口調で話しながら、ハボックがエド子のタンクトップの裾に手をかけ、一気に脱がすのと
「オレは女だ!」
とエド子が叫ぶのは同時だった。
511雨の日:04/02/26 16:04 ID:Vv6OoaQ3
「へ?」
ハボックは間抜けな声を出した。
目の前には白い肌と、成長途中、といった感じに膨らんだ胸があった。
「ごごごごめんっ」
混乱の中「エドは女の子」ということだけ理解したハボックはエド子にTシャツを押し付ける。
胸を隠す手を片方だけ離し、エド子はいそいそとそれをかぶる。
「…エド、お前は、そのっ」
「オレは女だ」
エド子はどもりながら問うハボックに、睨みながらきっぱりと言い捨てる。
「そ…か…」
なんとか自分を落ち着かせ、ハボックはエド子を見る。
──全然気付かなかった…。てか、俺やばいかも
生乾きのまま下ろした髪は艶っぽくて。
頬を赤くして上目遣いに睨む様が愛らしくて。
サイズの合わないだぶだぶのシャツからは白い肩がのぞいていて。
おまけに座っている場所はベッドで。
──誘惑だ
下半身に熱を感じながらハボックは思った。
「どうせ女とわからないほどのド貧乳だよ。着替えたいから…」
「……なぁエド、食事、まだだって言ってたよな?」

 続く
512名無しさん@ピンキー:04/02/26 17:31 ID:TEutccRu
兄さんの (*・∀・*)エッチー
513名無しさん@ピンキー:04/02/26 18:07 ID:Wifpgn2l
なんて所で続くにするんですか!!
生殺し…
514名無しさん@ピンキー:04/02/26 21:00 ID:PPtcLylw
>511
(;´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァ

ところでウェンリィじゃなくてウィンリィですよ
できれば名前間違えないで欲しいっす
515名無しさん@ピンキー:04/02/26 22:46 ID:KW1VnpQp
ヤン=ウェンリー中将
516名無しさん@ピンキー:04/02/26 23:06 ID:lftHE6PX
キルヒヒューズ
「ロインハルトさま、軍部を手に入れてください」ガクッ
517名無しさん@ピンキー:04/02/26 23:08 ID:7xwvqgFd
だめだ、それだとあぽーんフラグが立ってしまう。
おなじガイエネタなら、ヤクシージなロイ子の方がまだ生存の望みがアル。
518名無しさん@ピンキー:04/02/26 23:09 ID:u2F6/krn
>514
多分、アニメしか見てないんだとオモ。
でも名前ぐらいは調べて間違わないようにして下さい。
519名無しさん@ピンキー:04/02/26 23:14 ID:KW1VnpQp
結構ややこしいぞ。名前。
掛け持ちしてると、はっきり言ってこんがらがる。
520アル子の変化。エドの受難・・・:04/02/26 23:28 ID:KW1VnpQp
学校から家に帰ると、なぜかアルがよそよそしい・・・なんだ?
何気なく視線をテーブルに移すと、そこには・・・

ベッドの下に隠しておいた、近親相姦(兄×妹)モノのエロ本が・・・

しまった!!見つかったか!!!
俺は急いでそれを鞄に隠すと、部屋に逃げ込んだ。


その夜
さ〜て風呂に入るかって、アルが入ってんのか。
・・・なんだ?あのアルの格好は・・・

なぜあんなレースいっぱいの黒の下着(上下揃いの高級品)を着ている。

なぜ洗面台で化粧をしている。

なぜ鏡に向かって気合いを入れている!!!

・・・俺の本能がここから逃げろと叫んでいる・・・
いかん!!目が合った!!!足が動かない!!!
うう、近寄るな!!そんな潤んだ目で兄貴を見るなあ!!!く、首に腕をっ!!耳に息を吹き掛けるなあアあああぁぁぁ!!!

「兄さん・・・いいんだよね・・・?」

・・・陥落・・・もう、すきにしてください・・・あはは・・・
521名無しさん@ピンキー:04/02/26 23:50 ID:9UUVpn/Y
>518
優しいな、卿は。
522名無しさん@ピンキー:04/02/26 23:54 ID:okxo/4qU
かけもちしてるからって間違って良いもんじゃないだろ
名前ぐらいちゃんと覚えられないでどーする

釣り釣られ
523名無しさん@ピンキー:04/02/27 00:08 ID:2Ac5J36G
>>522
そりゃそうだが・・・
厳しいな、卿は。
524名無しさん@ピンキー:04/02/27 00:12 ID:1yCM+Nf9
何気に某スペースオペラ口調になってるぞw
他の関連スレでもそうだったが、ガイエファンが多いのか?
それとも層が被っているのか?

知らん奴は知らんだろうが。
525名無しさん@ピンキー:04/02/27 00:22 ID:MO7C0JEo
>>520
萌 え た
526名無しさん@ピンキー:04/02/27 01:05 ID:6JjPzoCq
>>520を読んだら、マジで鼻血が出た。
にょろいの鎧だ!
527エド×アル子純愛系:04/02/27 01:13 ID:MO7C0JEo
(゜Д゜ ≡ ゜Д゜)神が降臨される前にちょっと投稿させて頂きます。
>>254の続きらしきものを書きました。宜しければお茶請けにでもお願いします。
エド×アル子です。




「い、行っちゃった・・・」
アルは呆然としながらぼそりと呟いた。
ベッドのシーツはこれ以上ないくらいに乱れ粘液でべたべたになっていて、
脱がされた服はその周りに散乱している。いかにも情事の後といった感じだった。

「あーあ、どうしようこれ・・・兄さんが帰ってくる前にどうにかしないと」
ベタベタする体を我慢して服を着ながら考えを巡らせた。
とにかくどうにかして兄さんが帰ってくる前にここを片付けて、
それからシャワーを浴びたい。こんな体のままで居たくない。
何より大佐とあんなことをしたなんてことがもし兄に知られたら。
そう思っただけで目尻に涙が浮かぶ。

―――駄目だ、絶対隠さなきゃ。兄さんに嫌われるなんて絶対に嫌だ。

そう決めてこの状態をなんとかしようと腰をあげた瞬間だった。
トントン。

「アル、入るぞ」
「えっ」
突然のことに止める暇もなく、エドはドアを開けてしまった。
「に、兄さん、ごめん出てって!」
アルは慌てて締め出そうとするが、勘のいいエドはが気づかないはずもなかった。
528エド×アル子純愛系:04/02/27 01:14 ID:MO7C0JEo


「何だよ、この臭い」
険しい顔をしてアルに問い掛ける。
そんな怖い兄の顔を見たことが無くて、弁解しようとしたが声が出ない。
「あ・・・」
冷や汗が出るというのはこのことを言うのだろうか。
頭に血が上ったような、それでいてうすら寒いような気分。
エドを止めることも出来ずただ立ち尽くす。
その間にエドはつかつかと入ってきて無言で部屋中を見回していた。


「・・・・・・まさかヤったのか?」
しばらくしてやっと聞こえてきた兄の声は、今まで聞いたことのないくらい冷たい声だった。
その背中を見ながらアルは思い出す。

ああ、そういえば前にも耳にしたことがあった。
父を「アイツ」と呼ぶとき、ニーナが殺されたとき。

―――それから、人体錬成を決意した時だ。

そこでアルの意識は現実へと引き戻された。
向こうを向いていたはずのエドが急にこちらを振り向いたからだった。
その顔を見て、どきりとする。
怒ったような、それでいて泣きそうな顔。
529エド×アル子純愛系:04/02/27 01:14 ID:MO7C0JEo

「兄さ」
「ヤったのか?なあ、答えろよ。相手は誰だ、大佐か?」
思ったより静かに、だが燃えるような瞳で聞かれて。
アルは気づくと静かに頷いていた。
その肯定の動作を見て、エドは更に絶望的な表情を見せた。

ボクは自慰とでも言えば良かったんだろうか。
そうしたら兄さんにこんな顔をさせることはなかったんだろうか。
でも、兄さんに嘘はつきたくなかった。

「ごめんね、大佐とやっちゃった」
その言葉を聞き、無言で部屋を出ようとするエド。
アルには兄が何をしようとしていたかわかっていた。だから、ドアの前に立ちふさがった。

「ごめん、兄さん。謝るから、大佐のところには行かないで」
「お、お前、大佐を庇うのかよ」
「だって、恩人だから」
「だからってなぁ、そんなんで収まるかよ!・・・お前は大佐が好きなのか!?」
「違うよ。違うけど・・・」
「意味わかんねーよ!大佐はお前を汚したんだ!何で許せんだよ!俺は許せねえ!」
エドはダン!と側にあった机を叩いて喚き散らした。

「ごめん、兄さん」
アルがそう呟くように言った途端、エドはアルを掴んで力任せにベッドに押し倒した。
530エド×アル子純愛系:04/02/27 01:15 ID:MO7C0JEo

「兄さん?」
兄が何をしたいのかアルにはわからず、眉をひそめて問う。
だが、エドは聞かずにアルの服を脱がせ始めた。
そこでアルはやっと気づいた。兄がしようとしていることに。

「兄さんやめて」
「やめるか!お前、大佐にレイプされたのが良かったんだろ、感じたんだろ!
 じゃあ俺もやってやるよ、お前を無理矢理犯してやる!」
悲しいくらいの笑みを浮かべて喚くエド。今にも泣き出しそうだった。

「やめて、こんなことやったって兄さんが後で後悔するだけだよ」
「うるせえ!」
叫びながらエドは右手でアルの胸を荒々しく掴んだ。
「痛・・・っ痛いよ、やめて」
「痛いとか言いながらそのうち感じてくるんだろ、なあ!?お前は淫乱な奴だなアル!」

淫乱、と言われて、アルはとうとう今まで我慢していた涙をポロポロとこぼした。
「違う、違うよ・・・ねえ、ボクが好きなのは兄さんだけだよ。だからやめてこんなこと」
「好きなのは俺じゃなくてセックスだろ!」
そう言ってエドは左手で太ももの間に手を入れた。下着をずらし、膣に指を入れる。

「やぁっ、やめて、ふぁぁあっ」
先ほどの行為がフラッシュバックし、再びそこから蜜が溢れ出す。
冷めてきたはずの体がまた熱を帯び、ほんのりと赤くなった。
531エド×アル子純愛系:04/02/27 01:16 ID:MO7C0JEo

「ほら、もうこんなに濡れてきたじゃねーか。」
と左手をぐちゅぐちゅとかき回す。右手は休まずに胸を揉みしだき、もう片方の乳房をしゃぶる。
「あぁぁ・・・っ、お願い兄さ、ぁぁあ、やぁ、め、はぁぁっん」
急速に手を動かされ、アルは快感に身を震わせる。
粘液の音と共に、甘く熱を帯びた声が淫猥な音楽を紡ぐ。
段々と激しくなる指の動きにつれて、その声も小刻みになっていく。
エドが指を曲げてぐりぐりと擦るとアルは体を弓なりにさせながらあっという間に達した。

「手だけでイくなんてやっぱアルは淫乱だな」
アルをイかせた後も尚エドの表情は和らぐことはなく、
アルははぁはぁと息を吐きながら涙をこぼした。

「兄さん・・・ひどいよ・・・」
「・・・っ!ひどいのはお前だろ!?俺が、どれだけお前のこと・・・っ!」
エドはそこまで言ってから顔を歪める。続きは言わずにまたアルの口を塞いだ。

「んっ、やっんんっっ!」
「俺はっ俺はっ」
エドの頬でキラ、と光が反射する。アルはそれが涙だということに気がついた。
532エド×アル子純愛系:04/02/27 01:17 ID:MO7C0JEo

「兄さん」
「俺は・・・!」
「ごめんなさい、兄さん。ごめんなさい。だからお願い、泣かないで」
そう言って、アルは手を伸ばしエドの頬に伝う涙をぬぐう。

「兄さんのためなら何でもやるから、だから泣かないで。おねがい・・・」
アルはエドの頬に口付けた。エドの目が見開かれる。
途端にエドの目から涙が溢れ出し、アルの上へとこぼれた。

「・・・っごめん、俺、こんなことするつもりじゃ・・・っ、ごめん、アル、ごめん・・・っ」
泣きじゃくりながら謝るエドにはいつもの大人びた気配はなく、
ただ、ひたすら妹に向かって謝罪の言葉を吐き出し続けていた。

「兄さん、ボク兄さんのこと大好きだよ。誰よりも大好きだから」
「・・・お、・・・俺も」
やっとのことで声を出すエド。
涙も鼻水もだらだらと流している兄を見てアルは思わずくすりと笑った。


「良かった、じゃあ両思いだね。」
はにかむように笑うアルを、エドはぎゅっと抱きしめた。

夕日で真っ赤に染まった部屋の中で、二人はそのまま涙を流し続けていた。



おわり
533エド×アル子純愛系:04/02/27 01:19 ID:MO7C0JEo
相も変わらずつまらない文章で(ry
しかもエチーが最後まで行ってませんでした。お目汚しすみませんでした。
>>256さんの意見に萌えて書いてみました。ありがdです。
534名無しさん@ピンキー:04/02/27 01:27 ID:UAWyGO+X
ありがとう
萌 え ま し た
535名無しさん@ピンキー:04/02/27 01:39 ID:rVMaheG8
天然アル子

 爽やかな朝だ。 カーテンの隙間から朝日が差し込みオレの部屋を明るく照らす。
 昨夜はとてもいい夢を見た。
 全く覚えてはいないのだが、気持ちのいい、安心する、そんな感じだったと思う。
 もう少しその余韻に浸ろうと、オレの腕の中にある枕を抱きしめる。
 そう言えば、今抱きしめているこの抱き枕、触り心地がとてもいいよな…
 さわさわと撫でると柔らかい膨らみに触れた。
 ん? 枕にこんな物あったか…? 少し力を入れて握ってみると、
「ン…」
 鼻につくような甘い声が…
 
 ……ちょっと待て…オレ抱き枕なんて持っていたか?! そもそも枕が音出すか?!
 恐る恐る目を開ければ…そこには、気持ちよさそうに寝息をたてているアルの顔が…
 今オレが抱きしめているモノは……アルか〜〜〜〜!!
 一気に目が覚めた。
 慌てて腕を解きベッドの隅に後退る
 といっても逃げる所なんてないから壁にベッタリ張り付く形になった。
 何でここにアルがいるんだよ?!
 落着けオレ! 落着くんだ、オレ! よし、最初から考えよう。 
 ここは…オレのベッドだ。 オレがアルの所に行った訳じゃない。 
 何故アルがいるのか…昔からオレのベッドによく潜り込んでいたじゃないか。 よくある事だ。
 うんうん唸りながら考えていたら、アルが身じろぎし、ゆっくりと瞼を開いた。
「ん〜…あ、兄さん…おはよ〜」
 まだ目が醒めきってないのだろう。 トロンとしたその瞳はまた…
 ゆっくり起き上がるとかかっていたタオルケットが滑り落ち、そこから美しい裸体が露になった。
 上も、下も何も身に着けていないんじゃないか?!
536名無しさん@ピンキー:04/02/27 01:42 ID:rVMaheG8
「ア、ア、アアアアルゥ!! な、な、なんで裸なんだよ!!」
 そのままの状態でボーと自分の体を見つめている。
「ん…もう〜兄さん知らないの〜? 女の子は〜寝るとき下着つけないんだよぉ〜」
 知るか! んな事!! もしや…さっき握ったものは…生尻か?!
「な、なんでここにいるんだよ!」
 もぞもぞと体を動かし膝を曲げ正座するように座りなおす。
 それ以上動かないでくれ! タオルケットが微妙な位置にきているんだよ! 
 下が見えそうで見えない微妙な…
 これが男心をくすぐるアングルってやつか?!
「ん〜とね…夜寒かったから…潜り込んじゃった。」
「寒いなら上を羽織れ!! 寝巻はどうしたんだよ?! 寝巻は!」
 目を擦りながら、
「もう〜兄さんうるさい。 小姑さんみたいだよ〜ボクまだ眠たいんだから〜」
 と言ってオレの方に倒れこんできた。 裸のままはやめてくれ!! 生乳がぁ〜〜〜生肌がぁ〜〜〜
 オレの肩に頭を乗せて体重をかけてくる。 寝癖のついたアルの髪の毛が流れ落ちてきた。
 それが頬を撫で、石鹸の匂いがかすかに鼻を掠める。
 兄貴のオレでもこれは非常にマズイ! 精神衛生上よろしくない!!
 普通の野郎なら、もう齧り付いているんじゃないか?!
「ア、アル! 眠たいならベッドにちゃんと寝なさい!!」
「うう〜だってこれ、兄さんの所為なんだからね。 夜寝かせてくれなかったから…」
 …え? それって…
「あんなに激しくて…乱暴で…すっごく痛かったんだからね。 もうボクお嫁にいけないかも…」
537名無しさん@ピンキー:04/02/27 01:49 ID:rVMaheG8
 ちょっと待て! オレ、オレ…アルに手出ししちまったのか?!
 いや、でもオレはちゃんと上下着てるし。 けど…
 聞いた話によるとヤッた後寒くなってシャツを着る事がある…とか…ないとか…
 そ、そんな…何も覚えてねえよ…
 でも…朝の気持ちのいい夢が、現実だとしたら…?
 どど、どうしよう! 母さんごめんなさい…オレ禁忌を犯しちまったかもしれねえ…

「本当に昔から寝相悪いんだから。 ほら…これオートメイルで叩かれた痕。 
蒙古斑みたいになってるよ。 恥かしいな〜 痕残ったら責任とって貰うからね、兄さん。」
 その証拠を見せようとオレから離れ体を動かす。
 紛らわしい言い方するんじゃねえよ!! 本気で悩んじまったじゃねえか!
 オイ! 女の子がケツこっち向けようとするなよ! 
 せめて…普通の恥じらい位持ってくれ…お願いだ…アル…

朝からゲンナリするお兄ちゃん…

豆知識?
蒙古斑とは、黄色人種の乳幼児の尻などに見られる青いあざ。アルは黄色人種じゃないよね!ハハハ

今更だけどの>166のリボンアルはオレのもんだ〜!! ありがたく頂いときマス
538再開 ロイ子×エド:04/02/27 02:21 ID:nyhEl5sY
トレインジャックのテロリストを捕まえた後、しばらくしてイーストシティ駅についたエド一行。

あ〜やっと駅に着いた・・・まったく、トラブルに合うなんてついてない・・・さっさとテロリストを軍に引き渡して
ガバッ!!!!グイッ!!!
「?あれ?兄さん?どこいったの〜???」

「むぐ!!!むぐぐぐ!!!!!」
固い布越しに柔らかい感触・・・これは、胸?
「・・・久し振りだな・・・鋼の・・・」
この声は・・・大佐?久し振りだな・・・
「・・・将軍に聞いたぞ・・・無茶をする・・・」
心無しか湿った声で言った。
「・・・君の所為で炭水車は廃棄だそうだ。おかげで私は始末書を書かなくてはならない・・・」
俺の頬に手の平を当て、大佐は俺を見つめる。不謹慎だが、思わず顔が赤くなる。
「あまり・・・心配させないでくれ・・・」
絞り出す様に呟き、額をコツンと合わせる。触れあう額があったかい。
「・・・ごめん・・・やりすぎたかもしれない・・・」
俺はやっとそう言った。
「うん」
大佐はそういうと、ゆっくりと俺を抱き締めた。俺も腰に手をまわす。
自然に視線を合わせる俺と大佐。
「ふむ・・・」
「ん?なに?」
普段は絶対見せないであろう柔らかい表情で大佐は言った。
「暫く合わない内に、ちょっと大きくなったみたいだな・・・」

スッと口付けをする。

「・・・キスがし易くなった・・・」
俺ははにかみながら、顔を赤くした。
539名無しさん@ピンキー:04/02/27 16:33 ID:mSoj8Wp1

    ,) 
  ./〃 ヾヽ
、。。l|*゚Д゚)| 大佐の胸はでっかいから窒息しそうだゴルァ!!
540538:04/02/27 16:46 ID:2UR8aDDv
タイトル間違ってた・・・
再開じゃなくて再会だな。すんません。

・・・あったかくなってきたからかな・・・頭が膿み始めてる・・・
おかげで妄想具合も暴走中だが・・・
541名無しさん@ピンキー:04/02/27 17:05 ID:aRaN03xc
/⌒\ ./⌒ヽ
/ ̄ ̄ ̄ ./〃 ヾヽ
~ ̄> ̄> ̄>l|*゚Д゚)|<カサカサバリバリだ!ゴルァ!!
542名無しさん@ピンキー:04/02/27 17:58 ID:04PznnPr
ども。
ひな祭りもちかいということで練成しました

初書きロイ子です。ですが、何故か報われていません。
どなたか慰めてやってください
エド子もアル子もでます
中尉と少尉はちょこっとです

カップリング的には
ロイ子+アル子×エド子になるんでしょうか?


タイトルそのまま『ひなまつり』です 女体化祭りにしたかったんだけどなぁ・・・


543ひなまつり1:04/02/27 18:03 ID:04PznnPr
灯りを点けましょ 雪洞に
お花を上げましょ 桃の花

ここは軍事司令部。軍部施設にしてはかなりミスマッチな曲が流れている
どうやらここの司令官の一存で数少ない、女子軍人の労をねぎらおうと
いうことでの『ひな祭り』である
当方司令部大佐専用デスク脇には、高価な雛人形7段飾りが鎮座している
「この人形全て揃えたの大佐なのか?」
エド子が自分の上司であるロイ子にあきれながら聞く
「あぁ、そうだ。鋼の。私や鋼の含めて軍部というものは圧倒的に男の数が
多いものだからな。今日くらいは女の日であるとわからせる為にもいいと思ってな」
「すごく綺麗ですね〜。これってお雛様ですよね。ボク初めて見ました」
アル子が感嘆の声を漏らす
「フフフ。私があらゆる手段を使って遥か東方の島国から手に入れたものだ」
「あんたってくだらない物に、金使うの好きだよなぁ」
「姉さん、くだらなくなんてないよ〜。これってお雛様だよ。ボク本で知ったんだけど
ひな祭りって女の子のお祭りなんだよ。女の子の成長とほらお雛様の隣に座っているお内裏
様のようなお婿さんが現れますようにっていう願いを込めてするものなんだって」
「ふーん」
エド子は、興味なさそうにソファーに足を組んで座り、出てきそうになっているあくびをかみ殺している
そんなエド子を気にするでもなくロイ子もアル子も惚れ惚れと雛人形をみている
いつか・・・、お内裏様のような王子様が現れるといいなぁ
アル子はぼわんと思いうかべる。すらっと背が高くて、髪は金髪で目も金。さわやかな笑顔で笑いかけてくれる王子様
その横で、ロイ子が同じようにぼわんと思い浮かべていたが、くわえタバコの男が浮かんできたので顔赤らめながら
ワタワタと手を使ってかき消している
カチャっと大佐室の扉が開いてリザ・ホークアイ中尉が入ってくる
544ひなまつり2:04/02/27 18:05 ID:04PznnPr
「失礼します。大佐。」
「中尉、今日はこれからひな祭りを行うので中尉も参加しないか?」
「いえ、私は残務が残っていますので」
「そうか・・・。では、他の女子に声をかけてくれないか。男子禁制のひな祭りを行うと」
「わかりました。それより本日分の書類頂きたいのですが」
「書類なら全てできているぞ。ホラ持っていけ」
「…………………」
中尉はざっと書類に目を通してからロイ子に無表情のまま目を向ける
目は雄弁に『サボらずにいつものこの調子で仕事してくれれば』と語っている
ロイ子少し引きつった笑みを浮かべ小声で「善処しよう・・・」つぶやいた
「ちゅ、中尉もみてくれこのデラックスな7段雛人形を」
「毎年、見ていますが。それに…、飾り付けたのは私です。大佐」
「・・・・・・。そ、そうだったな。毎年ありがとう来年も頼む」
「了解しました。ですが大佐、人形をしまうのは大佐で行って下さい。
 雛人形はいつまでも飾っておくと『婚期』を逃がすって言われていますから」
中尉は固まっているロイ子に小さく敬礼をすると大佐室からでていった
「あはっはははっ。だからいつまでたっても大佐は独身なんだな〜」
エド子が腹を抱えて笑い転げている
「ね、姉さん。そんなに笑ったら。ぷっ。し失礼だよ〜」
アル子は噴出しながらも姉を諌めていた

545ひなまつり3:04/02/27 18:07 ID:04PznnPr
時計の長針が一周する
大佐室にはロイ子の指から流れるリズムとエド子の寝息だけが響いていた
「誰も来ないな・・」
「来ませんねぇ」
アル子が目を通していた本から目をはずし答える
エド子はソファの中で子猫のように丸まって眠っている
「中尉なら皆に伝えていると思うのだが・・・」
「女子軍人の皆さん、中尉と一緒で忙しいのかもしれませんね」
「なら仕方ない。三人だけだがひなまつりを始めることにしよう。起きろ、鋼の」
「う?あ?なんだぁ〜?」
「姉さん、ひな祭り先に始めようって」

エド子とアル子の前に、雛あられと甘酒がおかれる
ロイ子の前にはにごり酒とつまみの柿ピーである
「おい・・・。ただ単に司令室で酒と菓子の飲み食いしたかっただけじゃないのか?」
「な、何を言う。酒が飲みたいだけならいつでも飲めるだろう」
「いつでもって・・・それはちょっと・・・中尉も大変だなぁ」
「ただ単に宴会をするのなら男子禁制にはしない。今日はなんといってもひな祭りだ。
女の子の日だっ」
ロイ子は、濁り酒の入った髪コップを手に言い切る
「女の子っていう年齢かよ・・」
「姉さん、そこは突っ込んじゃだめだよ」
「………。女同士大いにだな語り合おうと思ったのだよ。好きな男の話。嫌いな男の話。
仕事の話。恋愛の話。…結婚の話。ハゲ親父のスケベ上司のここがいやだとかだな・・」
「ふーん」
「好きな男の人がその場にいたら、恋の話なんて出来ませんもんね・・。だから男の人は
呼ばなかったのですね〜」
「弱みもわかるしな・・」
(・・・だから誰も来ないんだよ)
エルリック姉妹は心の中で同じつっこみをしていた
546ひなまつり4:04/02/27 18:09 ID:04PznnPr
「さてでは、聞こうか。アルフォンス君は誰か好きな男とか付き合っている男とかいないのか?」
「え?え?ボクですか・・・?ボクつい最近まで鎧だったし付き合ってる人なんていませんよ。
ただやっと女の子に戻ったし・・恋はしてみたなぁとは・・・思いますけど。したことなし…。
だからボク本だけでしか恋愛のことってわかりません」
「そうか、君はまだ14歳だったのだな。恋愛するのならこれからだ。頑張りたまえ」
ロイ子は自分14歳だった時のことを思い浮かべたのか、優しい目をして恋愛の先輩として
エールを送る
「あ。ありがとうございます」
アル子も微笑んで素直に礼を述べる
「大佐。大佐の恋愛話を聞かせてくれませんか?ボク、本だけじゃなくて実際の恋愛の
話って聞いてみたいです。」
「ああ。いいだろう。どんな話が聞きたいんだ?」
「・・・亡くなったヒューズ准将と恋仲だったいうのは本当なのですか?」
「・・・・・・」
ロイ子再び固まる。驚いた顔はでていないが
「えぇ?ヒューズ中佐?」
「准将だよ。2階級上がったはずだから・・・。それと、今はハボック少尉のことが好きで
なんだかんだと理由をつけてつれまわしているって言うのは本当ですか?」
「ヒューズ中佐は結婚してただろう?なんでそれで恋仲なんだぁ?」
「それはね・・ごにょごにょ・・かなぁって」
アル子はエド子の耳に内緒ばなしのように手を添えて話す
「ええ〜不倫〜〜〜っ」
「駄目だよっ、姉さん。そんな大きなこえだしちゃぁ〜」
「不倫って言えば社会的には禁忌だろ。バレれば大佐や中佐の地位剥奪。もしくは免職だって話だぜっ」
「詳しいんだねぇ。姉さん」
「あ、いや・・・。俺、ほら未成年だけど社会人だからな。働いてると耳に入ってくるんだよ。いろいろと」
「そうかぁ。姉さん、国家錬金術師やってるもんね〜」
「まぁな」
ロイ子はエルリック姉妹の繰り広げる勝手な雑談に固まりながら涙をながしていた
(すまない・・私が。私が悪かったから恋愛の話は勘弁してくれ・・)
547ひなまつり5:04/02/27 18:15 ID:04PznnPr
「しっかし、女って恋愛の話とかって好きだよなぁ」
「姉さんも、女の子でしょう?」
「ん。まぁそうなんだけどさ・・別に俺、興味ないし」
「姉さん、女の子なのに興味ないの〜?」
エルリック姉妹のほうで話が変わってくれたので影で胸をなでおろすロイ子だった
「ほう?なぜ恋愛に興味ないのだ?」
「ただ単に好きなものがあればいいって俺、思ってるからさ。俺の好きなものって言ったらアルだろう。母さんと・・・ウィンリィやばっちゃん、中尉に怖いけどイズミ師匠とドーナッツに錬金術の書物かなぁ」
「・・・恋愛とその好きはちがうぞ・・・鋼の」
「わ、分かってるよ。大佐。母さん見てたから・・」
「・・・姉さん?」
「いや、母さんだけじゃなくて・・・恋人を待ち続ける彼女とかな・・。どんなにどんなに思っても帰ってこないヤツ待ち続けるのはきっと好きだからなんだろうけど・・。その待ってる相手がただ単に
自分がしたいことや都合のいいことばかり求めているヤツだったってのを俺、知ってるから。信じてたのに裏切るヤツなんて・・・俺、絶対許せないし」
「鋼の・・」
「だから、俺、恋愛なんてしない。自分の弱みにもなるしなっ。」
「姉さん・・・」
エド子はいつも通りにニカッて歯を見せて笑っているが、ロイ子とアル子は黙ってしまった
「おいおい、アルも大佐もしんみりすんなよ〜・・調子狂うだろ」
「調子狂わせたのは・・・鋼ののせいなのだが・・」
「あ。そか。わりぃ。俺の話なんてきにするなっっつーの」
「鋼の・・これ呑め」
半分になった一升瓶の濁り酒をエド子の前に差し出す
「飲めるわけねーだろ。俺、未成年なんだから」
「姉さん、ボクの甘酒あげるよ」
「お。わりぃな。アル」
アル子も、そっと持っていた甘酒を渡す
「鋼の。・・恋愛はいいぞ、自分を成長させることができるからな」
「だからっ、俺恋愛なんてしないってばっ」
「そうだよ、姉さん。姉さんは見た目小さくて可愛いんだからきっと姉さんにあった人が現れるよ〜」
「ちっさくて可愛いいうなっ」
ロイ子は、普段あかすことのないエド子の本音の部分を聞けたのでひな祭りも良しとしようと思うのだった
548ひなまつり6:04/02/27 18:18 ID:04PznnPr
「なぁ、大佐〜。酒飲むペース早くね〜」
床には一升瓶2本が転がっている。ロイ子は3本目をあけコップに注いだ
「いや・・いつも通りだが・・?」
「いつもどうり〜っ?」
「あぁ。いやいつもより遅めかな・・。アルフォン君が呑むのを手伝ってくれてるから
2本空いてるのだよ」
「え?アルが?」
「ねえさ〜ん。お酒っておもったよりおいしいよぉ〜きゃはははっ☆」
顔が赤くなったアル子が楽しいそうに笑いながら、飲んでいる
「ばっ。アル、それ酒なのか?」
エド子はアル子の手からコップを取り上げようとするがさっと両手を頭上に上げかわされてしまう
「だって、ボクの甘酒姉さんがのんじゃっらったでしょう。ボクの飲むものなくなっらゃったからぁ〜
大佐におさけもらったの〜。姉さんも欲しいなら、大佐にもらいなよ〜ふふふのふ〜♪」
「ふふふのふ〜って・・・アルは酒飲むと笑い上戸になるのか・・・はぁ」
「きゃははは〜。たのしいね〜」
「こらっ。動くなっ。俺であそぶなっ。アルフォンスっ」
アル子はひょいひょいとエド子の手をかわしてご機嫌である
「鋼のも呑むか?」
「飲むわけねーだろっ。アル、そろそろ宿に帰ろうぜ」
「やぁ〜。ボクまだおさけのみたいんらも〜ん。きゃはは〜」
瞳をを潤ませイヤイヤと首をふる。よっぱらいのアル子を相手にするの疲れると思うエド子だった
「ワガママ言うなっ」
「まぁまて、鋼の。いま3本目の封を開けてしまったのだ。鋼のは飲まなくていいから飲みきるまで付き合ってくれないか。明日は特に用はないのだろう?」
エド子は、ロイ子をジロリ睨むが、ロイ子は悠然と構えている
「そうだな・・。アルがつぶれたら大佐が車代だしてくれるんだろう?」
ニヤリ笑いながらいうと、ロイ子は少しだけ困った顔をして「いいだろう」と笑いながらいった
「アル、お前はそのコップに入ってるのだけだからなっ。大佐、それ以上は酒を注ぐのはやめてくれ」
「いやだー。ボクもっとおさけのみたいよぉ〜」
「だめったらだめだ」
「了解だ、鋼の。・・・ふぅ〜・・・しかし熱くなってきたな」
ロイ子は制服の上着を脱ぎ、シャツも上から3つ目のボタンまで開く。そこから豊満な胸の谷間が顔をだした
549ひなまつり7:04/02/27 18:21 ID:04PznnPr
「あんたいったい何してるんだよっ!」
エド子は顔を真っ赤にしながら怒鳴る。人前で脱いでみせるのが信じられないのだ
「何って・・熱いから服を脱いだだけだが・・」
ロイ子も幾分か酒でよっているのか、うっすらと肌が紅くなっていた
胸の谷間に、書類の束で風をおくっている
「それでもっ。胸が見えるくらいまでボタンはずすことないだろっ」
「別に全部脱いでいるわけではないし、女同士なのだから照れることなかろう?」
「そういう問題じゃねぇーっ」
「優等生だな・・・鋼のは」
可愛らしい物言いに苦笑しながらロイ子は、今ふと思いついたことを口にしてみる
「鋼のは、小さくて胸も尻もないからこうやって見るとホントに美少年だな」
「なぐるぞっ!!」
エド子は、拳を大きく振りかぶり突き出すがロイ子は素早く首をかしげる
拳は空を切るだけだった
(どいつもこいつも、俺の拳交わしやがって)
「くっ」
もう一発繰り出したがロイ子が腕を掴んで、顔を寄せてきた
「私は、褒めているのだが」
「そんなん言われてうれしいわけねーだろっ」
「では・・鋼のもちゃんと女の子だっていうわけだな」
「あ、あたりまえだろ」
ロイ子の美人の顔が少し近づいた
「そうか・・惜しいな。鋼のが男だったらなと思ったのだよ」
「え?」
残念そうに下をむいたので、近づきすぎていたロイ子の顔が離れる
ロイ子はエド子を掴んでいないほうの手で酒を煽る。掴んでいる手に力が入ったと思ったら引き寄せられて口付けされていた
「んんっっ!??」
口の中にドロリとして生暖かくて辛い液体が自分の口の中に移されてくる
エド子はそれを押し戻そうと必死になって拒むが、身体をがっちり押さえ込まれて苦しくてついには少し口を空けてしまう
かなりの量がながれこんでくる。口がふさがれているので飲み込むしかすべがなくゴクリとのどがなる
飲みきれない液体が口の端から漏れでて、エド子の襟を濡らしていった
550ひなまつり8:04/02/27 18:25 ID:04PznnPr
「ふぁっ・・やあ」
やっと開放されて、息ををしようととすると甘ったるい声がでた
「鋼の。どうだ。この酒もなかなかいけるだろう?」
ニヤニヤとロイ子がエド子を見下ろしている
ムカつくが、まだ苦しくて顔が涙目の赤い顔のままにらんでみても迫力ないのが自分でもわかった
「お、俺は・・・のまねえっていっただろっ」
「息が落ち着いてから、話したほうがいいぞ」
「てめぇっ」
「大佐ずるい〜〜〜〜〜〜っ」
「うわっ。こら、アル」
今度こそこの女をぶったおしてやると勢いのまま手を合わせようとしたら、アル子に腰をタックルされた
そして、そのまま押し倒される格好になる
「姉さんにちゅーしてお酒のませるのボクもやる〜〜〜〜っ」
「おいっー。ちょっとまてーーーっ」
アル子も両頬が膨れるくらい一升瓶をラッパのみして、がバッとエド子に覆いかぶさる
「んんん〜〜〜っ」
さっきとは比べ物にならないような量の酒が押し寄せてくる。アル子は舌で、エド子の下唇を突っついたりして先へ先へと酒を送り出す
「ほう、アルフォンス君も酒はいける口なのだな・・」
ロイ子は腕を組み感心したようにつぶやいた
「んんんんん〜んんん〜〜〜」
身動きもとれず口も塞がれているが、エド子はロイ子に抗議の声をあげる
それを良しとしないように、アル子の口腔内にあった最後の酒が強引に口を割り、舌で押し出された
「んんっ!!!ぐふっ・・んーー」
喉が焼けるようにあつい。もうぜったい酒なんてのまねーぞ。アルにも飲ませるもんか
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
エド子はぐったりして、荒い息をついている。瞳は苦しさの名残と酒のせいてうるみ、唇は赤く濡れて吐き出される呼吸で揺ら揺らゆれている
「姉さん、可愛い」
アル子はまた、唇を寄せた。少し開いた口に舌を素早くもぐりこませ、エド子の舌に絡める
「ふぁっ・・あぁん」
エド子の舌をなぞり吸い上げ、口腔内をまさぐり愛撫する
「ふ・・・あ・・・や・・・めろ・・あ」
「やめなーい。だって姉さんかわいいんらもん」
551ひなまつり9:04/02/27 18:26 ID:04PznnPr
のどの方にまで、アル子の舌が這いずってこようとしてるの感じてビクンッとなる
「やぁ・・・っ」
「きもちい・・いいねぇー」
なんとかエド子は、押さえ込まれた両腕をとりだしてアル子をの身体をどかそうとする
「いい加減にしろっ。この酔っ払いキス魔っ」
「ボク、キス魔じゃないも〜ん。姉さんだからしたくなっちゃっただけだよ〜」
「鋼のと、鋼の妹はそういうことする姉妹だったのか・・」
「なっとくしてねぇで、助けろ〜〜っ。大佐」
ロイ子にがなってる隙にアル子に右手首をつかまれる
エド子の掴んだ右手を広げると、その人差し指と中指を口に含む
「なっ!アル。やめろ〜〜〜。んっ」
アル子はエド子の指をゆっくりとしゃぶりだす。爪先をつついては吸い上げ
指の根本にまで口に含んでは、吸い上げるように上下する
「ば・・ばかっ・・妙なことするんじゃねえっーーー」
アル子は、指をしゃぶったままでいう
「指舐められるのもきもちいいでしょう?」
カッときて左拳で頭を殴ろうとして、左腕もつかまれる
「妹を殴るのはよくないだろう?」
掴んでいたのはロイ子だった
「はなしてくれっ。もう勘弁ー」
現況はもとはといえばロイ子だが、どこかで大佐が助けてくれると思っていた
しかしーーーロイ子からもたらされた言葉はエド子の意識を一瞬吹っ飛ばせるものだった
「どうせなら、三人でしようじゃないか」
552ひなまつり10:04/02/27 18:28 ID:04PznnPr
「はぁ!!??」
なんだか頭がくらくらする・・・刹那の間に異次元語をきいたような・・・
すらっとした大きな手がエド子の胸を掴む
「洗濯板かとおもったら、少しはあるのだな・・」
「洗濯板いうなっ。ぐふっ」
「姉さん。今度は、ボクの指しゃぶってよ〜」
エド子の指を舐めていたアル子が、エド子の口のなかに自分の指を差し入れた
「姉さんの口の中ってねっとりしててきもちいい〜」
「ふ・・・うう・・ふわぁ・・ああ」
自分の口の中を妹の指で蹂躙されている。くちゅくちゅとエド子の口腔から音がする
噛んでやろうとおもったら、素早くのがれていった
ロイ子は服の上からエド子の乳首に触れ、刺激を与える
「あんっ」
「鋼のは感じやすいようだな」
「ばっ。そんなわけあるかぁっ」
服の中に手が滑り込み、直に掌でまだ柔らかさのかけらもない胸を撫でる
「あ・・あぁ・・ひぁぁん」
アル子もエド子のズボン下に手を滑り込ませ、下着の上から線を引くようになぞる
「やぁ・・あ・・ほんとにやめろよ。こんなの可笑しいだろっ
「感じるのはおかしなことではないと思うが・・?鋼の」
「べ・別にかんじてるわけじゃねえっ。気持ち悪いだけだよっ」
こんな風に、アルに大佐におもちゃにされて気持ちいはずがない
「ほう?気持ちよくないか・・?」
「姉さん。だったらボクが気持ちよくしてあげるね〜」
アル子はエド子のベルトをカチャカチャとと音を立てて外していく
「な、なにするんだよ。やめろっ。やめろよ。アル」
両腕をロイ子とアル子に抑えられてるいるが、何とかはずそうともがく
553ひなまつり11:04/02/27 18:29 ID:04PznnPr
「んとね〜。姉さんを気持ちよくさせたいからするんだよ〜」
エド子の膝を立たせると手際よく、ズボンを抜き取り、ピンクのショーツの上から
割れ目を口でなぞる
「ひっ。・・ああ・・・やだっ・・そんなところ口つけるなっ・・・ああっ」
上着も開かれ、ささやかな胸のふくらみが声を上げるたびに上下する
「ああん・・やぁ・・・っあく・・やぁ・・ホント・・やだぁ・・・」
ロイ子もエド子への愛撫をアル子に負けるわけにはいかないとばかりに、乳房を舐めあげ
吸い上げる
「やだ・・ほんと・・ひゃ・・に・・・やだっって・・・・あひっ・・きもちわる・・・い」
ロイ子とアル子は、エド子の白い素肌に紅い後を全身に残していく
「や・・ほんとに・・やめて・・・ひゃ・・・ああ。おねがい・・きもちわる・・・ひゃああ」
エド子の身体に汗が噴出す。体が少し冷えてきた
指を強く擦ったせいで血が流れている。もう・・俺・・ホントに駄目かも・・
動く指先だけが、床を這う
「ほんとに・・気持ち悪いんだっていってるだろっ!!」
『え?』
絨毯が光ったと思ったら、牛のオブジェがアル子とロイ子を吹っ飛ばしていた
「ぜえ・・・ぜえ・・ぜえ・・・助かった・・・うっ!!」
エド子は口を抑えてうずくまる
それをみてやりすぎたと感じたアル子とロイ子はそろりとエド子の側に
よっていく
「姉さん・・・ごめんなさい」
「鋼の・・調子に乗りすぎた・・本当にスマナイ」
「駄目・・・」
口を押さえながらエド子は、低く答える
「吐きそう・・・吐くっ」
『ええ!?』
554ひなまつり12:04/02/27 18:30 ID:04PznnPr
「大佐・・これはどういうことですか?」
リザ・ホークアイ中尉はロイ子のこめかみに銃口をあて問う
「待て。待ってくれ中尉。い、今から説明するから・・」
エド子は大量の酒を飲まされたせいで、急性アルコール中毒にかかっていたらしい
大佐室の絨毯の上の汚物を男の部下4人がっせっせと片付けている
エド子は吐いた後気を失い、それを見ていたアル子がわんわん大きな声で泣き出したため
中尉が飛び込んできたのが事の顛末である
「子供に、酒を飲ませればどんなことになるかお分かりになるととおもいますが……」
中尉は静かだが確実に怒っている・・
「貴方達もういいわ。後は大佐一人に片付けてもらいましょう」
「なっ・・。中尉頼む見捨てないでくれ・・」
「私は、エドワード君とアルフォンス君の様子を見に医務室に行って、そのまま直帰します。貴方達はもう帰っていいわよ」
部下達は、その場に雑巾とバケツをおいて一人二人と帰っていく
中尉もロイ子に一瞥をくれると大佐室から出て行った
そして、残ったのハボック少尉一人・・・
「ハボック・・・」
ロイ子は涙を瞳に溜めて安堵する。
ああ、やっぱりわたしのハボックだ・・
「大佐・・・」
「なんだ?ハボック少尉」
「大佐・・今回のことは、俺もあんまりだと思うっす。大将、白め向いてぶっ倒れてたし。アルのほうもずっと
白い顔してましたから。掃除・・・頑張ってください」
モップをロイ子に渡すと部屋をそっと少尉はでていった
残されたロイ子は、一人自分の執務室を泣き泣き掃除するのだった
555ひなまつり13:04/02/27 18:32 ID:04PznnPr
「大丈夫?エドワード君、アルフォンス君・・・」
中尉が心配そうな顔で、エド子を覗き込んだ
「うー・・まだ気持ちわるいけど・・だいぶおさまったよ」
「ボクもなんだか・・まだ頭がガンガンするけど・・・姉さんよりは・・大丈夫です」
「ごめんなさいね。エドワード君。私の管理ミスだわ・・。あの部屋にまでアルコールを隠し持ってるとは
思わなかったものだから」
「いいって、中尉が責任感じることないって・・・。不注意にあんなモン口にしたやつが悪いんだから」
エド子は、ジロリと横に寝ているアル子を睨む
「そうだね・・。ごめんなさい・・姉さん。中尉・・・。ボク、大佐にお酒一口貰ったのは覚えているんだけど・・
それからのことはよくわからないんだ。気がついたら姉さんが青白い顔で倒れてて・・ボクどうしたらいいのかわからなくて
・・・中尉が来てくれて本当によかったです」
アル子は毛布を頭にまでかぶり、嗚咽を堪えている
「いいのよ。アルフォンス君は何も覚えてないんだから。悪いのは大佐のほうよ」
「本当に・・・何も覚えていないのか?」
エド子が静かな声で、アル子に問いかける
「うん・・・ごめんなさい、姉さん」
「なら、もう絶対に酒は口にするなよ」
「うんっ」
アル子は、毛布からそっと顔をだしてにっこり頷いた
「なら、ゆるしてやらぁ〜」
556ひなまつり14:04/02/27 18:34 ID:04PznnPr
そんな姉妹二人の仲直りを微笑ましくおもいながらホークアイ中尉は席を立つ
「エドワード君、アルフォンス君。私は大佐が反省しているかどうか確認のため戻るわね
明日になったら引きずってでも誤りにこさせるから待っていてね。今日はゆっくりおやすみなさい」
「おやすみ、中尉」
「ありがとうございます。おやすみなさい、中尉」
中尉がそういってくれるから、きっと大佐は明日くるだろう。それまで体力を回復させなくちゃ
ふと、アル子と目が合う
アル子は、もじもじと毛布の中から本当にすまなさそうにしている
「姉さん・・今日は本当にごめんなさい」
「わかったよ・・許してやるから。早く寝ろ」
「うん・・」
酒飲んだアル子と今のアル子では別人だ。きっと酒と大佐のせいにちがいない
そう思うと安心したせいか眠気に襲われる。ゆっくり瞼がおちてくる
その傍らで、アル子が人形のように妖しくに微笑んでいるのをエド子は見ることはなく眠りにつくのだった   


おわり




557名無しさん@ピンキー:04/02/27 18:38 ID:04PznnPr
最初のほうかなりのってかいてたんですが、途中で力尽きました
中尉だせたのが自分的にはよかったです
無能じゃないロイ子さんもかきたいんすが
エド子アル子と絡むと無理かも・・

それはまた〜
558名無しさん@ピンキー:04/02/27 18:51 ID:G7pbn/KS
長編乙。
テキストファイルが欲しいところですな。
559名無しさん@ピンキー:04/02/27 23:42 ID:dKAk3loz
すごくよかった〜!
ほのぼの&シリアスで行くかと思ったら、アララ〜!!
1作で3度おいしかったです。
ゴチソウサマ!
560情事の後 ロイ子×エド:04/02/28 04:47 ID:/lAS/9yp
イーストシティの繁華街にある古びたラブホテルの一室。
大きめに作られたベッドの上で裸で横たわる二人。
けだるい空気が流れる中、枕元のライトが赤く二人を照らしている。

満ち足りていると言う感じはこういう事を言うのだろうか。
私は鋼の・・・エドワードの髪の匂いを嗅ぎながらそう思った。

日々の激務の中、自分でも分かる程に少しずつ欠けていく私の心。
その隙間に染み渡り、埋めていく様な快楽。そして残る親愛の感情。

エドの髪を触り、見つめ合う。それだけで自然と笑みが溢れてしまう。
(愛していると言う事か・・・やはり恥ずかしいな・・・)
笑みに反応してか、エドも口元で微笑む。

私はゆっくりとエドを胸元に抱き寄せる。
肌越しに感じる体温が、身体の芯に染み込んでゆくような感じ。
これだけで私は癒される。

情事の後。けだるい空気の中、私は朝までの短い眠りについた・・・

561560=538:04/02/28 04:53 ID:/lAS/9yp
>>538の続きみたいな感じで。
ホントは「お風呂でイチャイチャ」バージョンで考えていたけど、
エドの風呂ってどうしてんだか分からんのでこんな感じにしてみた。

個人的な趣向の問題なんですが、ヤッテルところを描写するよりヤル前とかヤッタ後の描写の方が萌えるところがありませんか?
まあ、抜きネタにはヤッテル描写の方が断然良いですが・・・
562名無しさん@ピンキー:04/02/28 05:27 ID:cLEEFf78
>561氏、禿同!
事前事後の描写に萌えるのは、あなただけではありませんよ!

機械鎧は完全防水と言う事なので、エドは普通に風呂に入ってると思います。
と言うわけで、「お風呂でイチャイチャ」щ(゚Д゚щ) カモーン !!!
563情事前 ロイ子×エド:04/02/28 06:28 ID:8KnoR8eA
シーン:ラブホについた二人。早速服を脱ぎはじめるロイ。

エド
「あ、ちょっと待って」
部屋につくなり服を脱ぎ出した大佐に、思わず声をかける俺。
お預けを喰らった犬の様に、大佐が俺を見つめる。
「なんだ?」
鼻を鳴らすような声で大佐が言う。・・・かわいいな。
「あ、いや、長旅の後だからさ、先にシャワーを浴びようと思って・・・」
列車でも走り回ったしな。ここにくるまでも、汗臭くないか気になってしょうがなかった。
「気にする事はない。私はむしろそっちの方が・・・」
・・・まあ、大佐って匂いフェチだもんな・・・って、やっぱ気になるよなあ・・・
「久し振りなんだからさ・・・ゆっくり行こうぜ。明日の朝まで時間はたっぷりあるし・・・」
うん。がっつくのもなんだしな。折角の大佐との夜を簡単に終わらせたくない・・・
564情事前 ロイ子×エド:04/02/28 06:30 ID:8KnoR8eA
ロイ子
「・・・そうか。では、私も・・・」
「へ?」
?な顔をするエド。なんか変な事でも言ったか?
「私も仕事帰りだ。汗をかいているぞ」
「いや、だからって一緒に入らなくても・・・」
これから逢瀬を楽しもうと言う恋人同士が、一緒にシャワーを浴びるのは当たり前だろうに・・・
「義手義足の身体ではなにかと不自由だろう。私が背中を流してやろうと言っているのだ。大人しく従え」
ちょっとふざけて言ってみる。
「別に不自由なんかしないってば!!大体恥ずかしいだろ・・・」
「・・・私と入るのは恥ずかしいか?」
今度は可愛く拗ねてみる。柄にもなくちょっと照れる。
・・・こういうレクリエーションは楽しい。エドと一緒にいる事を実感できるから。
「・・・わかったよ・・・まったく・・・大佐は我が侭だなぁ・・・」
エドが溜め息まじりに苦笑する。
「ふふふ・・・」
私もおもわず笑った。
こんなに楽しいのは久し振りだな・・・
と、ふと思いながら、私は彼の手を取りゆっくりと脱衣場へ向かった。
565557:04/02/28 11:54 ID:AM5AEeXP
>>558
> テキストファイルが欲しいところですな。

テキストファイルのこと勉強してからでなおします

>>559

おいしく召し上がってくださいましてありがとうございます

>>564の神

めっちゃ好みですぇ〜。ロイ子もエドも可愛いです

hpつくってたんでここ最近こちらに伺っていなかったんですけど
あいかわらず萌えがイッパーイ!ですね
楽しく神々の話拝見しております
566538=560=564:04/02/28 12:53 ID:YSuxcOyn
よく考えたら、
ラブホじゃなくてロイのアパートしとけば、翌朝の朝食イベントも書けたんだな・・・
惜しい事をした・・・

「ロイの作った塩辛いペペロンチーノ。それを辛い辛いと文句を言いながら笑顔で平らげるエド」を妄想したんだが・・・
567名無しさん@ピンキー:04/02/28 16:21 ID:Oy73UfSw
焔と鋼の姉妹で牡丹と薔薇のドロドロした関係を妄想してシマタ。
姉思いの弟のアルの叫びも空しく、深みにハマって行く二人。
ぁああぁぁぁ……脳がどうかしそうだ。

ボスヶ〒
568名無しさん@ピンキー:04/02/28 17:47 ID:jWYeNwM1
>567
それ(・∀・)イイネ!!
あのドラマスキで見てるからうっかり妄想しちまったよ…
>567が書いてくれるのを楽しみにしてるよ!
569雨の日:04/02/28 20:50 ID:egRETLSD
>567
うん、それはイイ!!勝手に期待してます!!!

えーと、>511の続きです。

「へ?ああ、着替えてから行く……ぅわっ」
ベッドに押し倒されたエド子は、何が起こったかわからない、といった感じでハボックを見上げている。
ハボックが背を向けていたので着替え始めていたエド子は、Tシャツ一枚といういでたちだ。
「ごめんな、エド。なんかすっげぇお前としたいんだ。」
いつもと同じ、ちょっとボケたような調子でハボックは言った。瞳は──本気だった。
エド子の足をひょいっと持ち上げてベッドの上に上げると、そっと頬に手を当てる。
「やっ、少尉っやめろ!オレは…」
「“オレは”何だ?」
エド子は後が続かなかった。
──どう言えば、どう言えばいいんだ?女だとばれるとは思わなかった…てかいっちゃったし…
「オレはあんたとこんなことしたくない」
やっとのことでそれだけの言葉を搾り出したエド子をハボックは薄い青色の瞳で見つめた。
「俺とは、ね。他の誰かとしたことはあるのか?」
「んなっないに決まってるだろ!」
即答してからエド子は顔を真っ赤にした。目の前ではハボックが笑っている。
「んだよ、15歳で処女なのがそんなにおかしいのか!?」
半ば自棄になりながら、エド子は胸ぐらを掴んでやろうと手を伸ばす。
「いや、別に。ただこんな状況でもいつもの調子に戻ったのが面白くて」
伸ばされた手の手首を掴んでベッドの上で押さえつける。
とっさのことに反応できないでいるエド子の首筋に唇を這わせる。
「やめっ……ひゃぅ…っこの」
ハボックは両手を合わせようとしたエド子の生身の方の手を掴む。
「初めてなんだろ?痛くされたくないのならおとなしくしてろよ」
ちょっとした威嚇として手首を強く握る。
570雨の日:04/02/28 20:52 ID:egRETLSD
っつぅ…!…へぇ…軍にいるってのは伊達じゃないみたいだな」
ハボックは憎まれ口をたたきながらも、瞳を恐怖と痛みに歪ませているエド子を再度愛らしい、と思った。できることならば、その白い肌に傷を1つもつけずに抱きたい、とも。
「うーん…難しい問題だな」
自分の服を片手で器用に脱ぎながら、ハボックは一人うなずき、エド子の左手に指を絡ませ、握る。
唇を塞いだ瞬間、抜け出そうともがいていた手の力が弱まった。
「ふ……っはな……や…だ」
エド子は入り込んできた舌を追い出そうとして、余計に舌を絡めとられ、ぼーっとハボックを見た。
──少尉は何人と寝たんだろう…?
目が合った瞬間そう思った。ハボックは目を笑みの形に少し細めて、抵抗をやめたエド子の手を放して体をなでる。
「やぁっ…ん」
わき腹の辺りまで来たとき、エド子は自分の意思とは無関係に声を上げていた。
「声出したいならだしていい。恥ずかしいことじゃない」
ハボックは体の下の少女に優しく声をかけた。

続く

ごめんなさい、力尽きました。充電してきます。
571名無しさん@ピンキー:04/02/28 21:37 ID:N2JssV0V
つ、つづきギボン・・・
572名無しさん@ピンキー:04/02/28 22:05 ID:jWYeNwM1
>569-570
乙です!
かなり萌え萌えでした゚+.(・∀・)ノ゚+.゚
続き楽しみにしてます
573名無しさん@ピンキー:04/02/28 22:07 ID:HELHZxcj
すみませんすみませんネ申よ。
充電はタコ足配線で高速充電をおながいします_| ̄|○ハァハァハァハァ
574名無しさん@ピンキー:04/02/28 23:18 ID:2D2pnY8h
お風呂でイチャイチャキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
2人とも可愛ええー!
文句を言いながら朝食を平らげるエドも(・∀・)イイネ!!
566神、またイチャイチャ話待ってますー!
575名無しさん@ピンキー:04/02/28 23:55 ID:GL7ekKxL
スカー×エド子キボンヌ
エドを殺そうとしてエドが女だと気付いてやっちゃうとか
576名無しさん@ピンキー:04/02/29 00:54 ID:w2Oc8dOi
イシュバール復興のためでつかハアハア
577名無しさん@ピンキー:04/02/29 01:09 ID:FsOGkU5y
>567
牡丹と薔薇といえば「モレチャウヨー」w
578エンビー:04/02/29 01:10 ID:+22k7uSn
生意気なエド子を強姦したい。

腕の根元を荒縄できつく縛り付けて天井から腕だけで吊るしたい。
吊るしたまま、処女膜を俺様のビッグマグナムで打ち貫いてやりたい。
思う存分中出しして失神させたら、乳首とマンコのびらびらに針を突き立ててやりたい。

痛みに泣き叫ぶエド子の頬を冷酷に微笑みながら殴りつけたい。
そして、エドコの局部に突き立てた針をライターでちりちりと炙ってやりたい。
泣きながら許しを乞うエド子に奴隷になる事を誓わせたい。

エド子を屈服させたら、今度は浣腸をして直腸をキレイにしてから俺の牛乳を浣腸したい。
地面に無造作に置いたコーンフレークの上でうんこ座りで力ませて、直腸内の牛乳をケバブにかけさせたい。
牛乳のかかったコーンフレークを犬のような格好で、口だけで喰わせながら犯してやりたい。
エド子が瞳から輝きの消えた雌奴隷になったら、鼻と乳首とクリトリスにピアスを付けて、釣り糸でつないだラジコンで引っ張りまわして楽しみたい。
579名無しさん@ピンキー:04/02/29 01:42 ID:772uUPRQ
甘いな。
どうせなら、残った手足をもいで達磨にしてやる!!くらい言って欲しいもんだ。
580名無しさん@ピンキー:04/02/29 01:46 ID:dlDIhEpa
>>578
コピペ改変だと分かっちゃいるんだが、怖いよ…
エン子だったらあれこれされて回復した後に「次はアンタの番だよ?」
って、笑顔を浮かべたエン子のえげつない責め苦が延々と始まる予想に2000ガバス。
581エンビー:04/02/29 02:21 ID:+22k7uSn
達磨(゚д゚)ウマー
歯も抜いて一生エンビーの人形扱い。
気が向いたらセックスしたりフェラしたりしてそれ以外は抱き枕にしてもいい。
拡張したりバイブ突っ込みぱなしにしたりと、SMで遊んでもいい。
鬼畜エンビー(;´Д`)ハアハア
582名無しさん@ピンキー:04/02/29 06:38 ID:3QXTTtF/
お願い・・頼むから
普通に萌えてくれよ(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル
エロはいいけどグロは嫌だ・゚・(ノД`)・゚・
といいつつ昨日のアニメ・・・・・・あれみた後じゃ何も言えない。

でもやっぱここは健康的なエロギボン
・・・って女体化自体健康的とは言えないか・・・・

583名無しさん@ピンキー:04/02/29 07:05 ID:BUJs1IdY
アク禁復活!!
・・・おかげでssつくれなかったよ・・・
584名無しさん@ピンキー:04/02/29 14:59 ID:w9eOHBwn
>>582
おまい関東圏か?
アニメの金岡が鬱展開だったときは
口直しに鼻毛を見ることをオススメする
585名無しさん@ピンキー:04/02/29 16:44 ID:u5iyjEmE
>582
あのさ、嫌な意見は脳内あぼ〜んかスルーでいいじゃん。
何に萌えようが人それぞれ。21歳以上ならそれぐらい出来るだろ?

あと>578はsageれ。
586名無しさん@ピンキー:04/02/29 21:52 ID:S81+MSiu
まあまあ。
まあまあまあまあ。

ところで>583はどの神でありますか?
続きが気になるあの神でしょうか。
投下、激しくお待ちしております。
正午を大きく過ぎた頃。やっと出勤してきたロイ=アームストロング大佐。
執務室に入ると、眉間にしわを寄せたリザ=ホークアイ中尉が出迎える。

「・・・おはようございます、大佐・・・」
「嫌みかね。ホークアイ中尉・・・」
「そうです。分かりずらかったですか?」
あからさまな責めの視線に溜め息を吐くロイ。
(・・・久し振りなんだから、多めに見てくれても良いもんだと思うが・・・)
「大佐」
ぶつぶつと愚痴りながら席につこうとすると、相変わらず眉を顰めたリザが足早に近寄ってくる。
「な、なんだ?」
思わず仰け反るロイ。内心、愚痴を聞かれたかとビクビク。
だが、リザは胸ポケットから折り畳みの鏡を取り出す。
「首元に後が付いてます。みっともないので隠してください」
あっ!!と首元を手で隠し、真っ赤になりながら襟を整えるロイ。リザは溜め息を付く。
「あと、口紅にパセリが付いています。これから会議ですのでメイクを直してきてください」
「うっ・・・ホントだ。でも出る時にちゃんと直したはずなのに・・・」
ぎょっとした顔で鏡を覗くロイ。
「・・・朝食はエドワード君と御一緒ですか?」
「あっ!!別れ際のキス!!!」
いらない事まで声に出していまい、再び顔を赤く染め化粧室へ走り出す。

(エドワード君が来て明るくなったのは良いけど・・・ちょっと浮かれ過ぎね・・・)
軽く溜め息を着きながら、リザは午後の会議に使う資料をまとめだした。
マスタングだった・・・
アームストロングじゃ話が変わっちまう・・・
589名無しさん@ピンキー:04/03/01 09:46 ID:YpIQyRMK
一瞬萌えた(w
590名無しさん@ピンキー:04/03/01 21:41 ID:O28cFuqD
ttp://nyumen.hp.infoseek.co.jp/image/084.png
・・・これをネタになんか作るかな。
591名無しさん@ピンキー:04/03/01 21:50 ID:Z4CSRY1f
カッコイイ。
ドラゑもんの魂を定着させたヤツは、偉大だと思う。
592ドラえどん:04/03/01 22:11 ID:O28cFuqD
「アル太どうしたんだ?そんな渋い顔をして」
「ドラえどん・・・言っておきたい事があるんだ・・・」
「なんだ?あらたまって」
「実はこのスレ。女体化スレなんだ・・・男じゃダメなんだよ!!!」
「俺は女だ!!」
「ええ!!男じゃないの!!!思いっきり口調が男じゃン!!!身体も男みたいだし!!!」
「アル太ヒドイ!!俺をそんな風に見てたなんて!!!ていうか、俺を貧乳って言うなーーーーー!!!!!」
パン!!ヴン!!!ドカーーーーン!!!!!(四次元錬金使用中・・・)
「アル太のバカーーーーーーー!!!」

「・・・ていうか、ロボに性別あるの〜・・・ガクッ」
593名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:03 ID:Tr/jwSFx
おまいら!
ネ申のお書きあそばした「鎧アル×エド子」に禿げ燃えしましたが!
御降臨が久しいので自ら練成してしまいますたよ!
よかったら萌えてくれないか?


姉さんの胸は、あいかわらず、ない。そりゃぁない、見事にない、ないのだが。
歳が15を越えたせいか、僕の夜毎の指先の運動も関係してか、最近は少ぉーし膨らんできた。
と言っても、同じ年頃の他の女性と比べるのも可哀想なくらいの質量だけど。
それでも薄い下着を押し上げる程度には、丸い形が見てとれる。なんだかうれしい。
大佐辺りに「姉さんの胸が膨らんできました」と電話報告したいくらい。それだけ言って切るけど。
上着を来ると完全に形をなくしてしまうのも、それはそれで可愛らしい、と言うか愛おしい。
あと3年くらいして姉さんが18を過ぎたら、ひかえめながらも女性らしい形になるのかな。
いいね、女性の胸は質量じゃないよ、形だよ形。あの丸くてやや上向きな感じがいいんだ…

と、いろんなことを思いながら服を脱ぐ姉さんを見ていて、ある重大なことに気が付いた。
594名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:06 ID:Tr/jwSFx
「姉さん、胸の形、ちがわない?」
「へっ?」
「左右で、ちがうよ大きさが!」
「…あ、そう言われれば、そう…かな?」
「そうだよ、ちがうよ、ほら、こんなに!」

思わず近付いて、両手で姉さんの胸を掴…もうとして質量の関係で掴めず、包むように手を置く。
下着越しの右手にはわずかに隆起を感じるけど、左手には全くない。小さな突起があたるだけだ。
すなわち姉さんの左胸は膨らみがあるけど、右胸にはないということ。
激しくショックだ。目の前が真っ白になって、ないはずの頭がクランクランする。
不躾に胸を触ったせいで、姉さんに蹴り飛ばされたことだけが原因じゃない頭痛がしてきた。
なんてことだ………。左右で大きさがちがうなんて、そんなの僕には許せないよ。

姉さんは下着姿になってから風呂場へ入った。やがてシャワーの音がする。
どうして左右で大きさがちがうのか、床に懐きながら考えて、ひとつの可能性に行き当たった。
体を起こして風呂を見る。まだシャワーの音がしていて、姉さんが出てくる気配はない。
そういえば、風呂に入ってる姉さんの姿を見たことがない。子供の頃は一緒に入ってたけど。
好奇心の追求、端的に言えば風呂を覗くついでに、原因究明してこよう。



おまいら! 続きは明日にしますよ!

スミマセンスミマセン眠いんですトイレにも行きたいんですスミマセン
595ドラえどん ロイアン登場(♀):04/03/02 00:34 ID:CLbrYtt7
「ドラえど〜〜〜〜ん(泣」
「どうしたんだアル太?また虐められたのか?」
「うわぁぁぁぁ〜〜〜ん」
「たくっ・・・しょうがねえなあ毎度毎度・・・」

「・・・毎回疑問に思うんだが、どういう風に虐められるんだ?特に傷とか負っている訳でもないし・・・」
「ぐすっ・・・会うたびに息が出来なくなる度首を絞められたり、」(ロイアンの包容。胸にアル太の顔を埋めるのがロイアンのお気に入り)
「ふむふむ」
「それが治まったと思ったら、今度は口を塞がれるんだ・・・」(ロイアンのキス。もちろんディープなやつ)
「う〜ん・・・」
「そしたら今度は人気の無い所に連れていかれて、服を脱がされてプロレス技を掛けられるんだ!」(ロイアンの・・・)
「それはヒドイ!!よし、俺が一言言ってきてやろう!!!」
「ホント!!!頼むよ!!!ドラえどん!!!」

真相を知ったドラえどんが、アル太を殴るのは30分後の話だってさ。
596名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:37 ID:Quf9Kb6h
>597
おいおまい!そんなとこでつづくなんてヒドイじゃないか!!
畜生もう風呂入ってふて寝してやる!
(*´∀`)カタチノヨイオパイマンセー
597名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:48 ID:i/O9e1aH
>596
え。俺ですか?(w

鎧アルエド子だ鎧アルエド子だ禿モエー
弟の変質鎧っぷりがたまらん。明日の錬成楽しみに待ってます。
598名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:55 ID:Q2xGzDH8
ドラえどん、わらかして頂いた。
鎧アルエド子も先が気になりすぎる。

神様頑張ってください。(*´Д`)ハァハァ
599名無しさん@ピンキー:04/03/02 00:56 ID:CLbrYtt7
君もがんばれ。
超がんばれ。
600名無しさん@ピンキー:04/03/02 01:00 ID:9IHNUwfX
エド子がガバガバにされる話してOK?
なんか鋼ってファンの年齢層が低そうだから鬼畜ネタ投下すると
引かれそう・・・。こんなんとかも。

     ロイ  大総統
      ↓    ↓
      ○
     <|  ○|\
     _ト○| ̄ヒ|_
        ↑
       エド子
601名無しさん@ピンキー:04/03/02 01:03 ID:EI1d0nce
>>600
OK,OK
でも21歳以上ここきちゃ行けないから
低年齢とか関係ないけどな
602名無しさん@ピンキー:04/03/02 01:19 ID:/3IavOnQ
>>600
むしろカマーン!
603520の別バージョン:04/03/02 01:33 ID:CLbrYtt7
ムラムラする。1回だけ・・・えっと大佐からもらったエロ本どこやったっけ?
「兄さ〜ん・・・って、なにやってるの!?」
わ〜〜〜〜!!!ナニやってんだよ!!でてけよ!!!
「・・・兄さん・・・」
なんだよ!!!早く出てけよ!!!
「・・・本物触らせてあげようか?」
ブッ!!なに言ってンだ?
「・・・」
・・・なに無言で上着脱いでンだよ・・・
「・・・兄さん・・・触って・・・」
うっ・・・もうだめぽ・・・

結局、1回だけじゃなく朝まで何回もな訳で・・・
604名無しさん@ピンキー:04/03/02 01:37 ID:GWAApqiW
>600
むしろ萌え!
ここにいる人間は皆大きなお友達だから無問題。
605名無しさん@ピンキー:04/03/02 01:56 ID:RnFhMpiH
>600
大いにカモーン
606名無しさん@ピンキー:04/03/02 22:05 ID:VARpIl1R
>600
自分はそういうの苦手だから、
できれば投下の時に注意書きをしといてくれると助かります。
607593(変質鎧):04/03/02 23:05 ID:AwZhawaR
おまいら!
昨夜は妙なところで便意を催し失礼しましたね!
思ったより長くなりそうなので、キリのいいところまでうpですよ。
コテは597さんより頂きましたよサンキウアイシテル!


そっと扉を開けると、もうもうと湯気が立ちこめる向こうに姉さんの後ろ姿が見えた。
こうして見ると、やっぱり紛れもない女性の体だ。出るとこ出てるってわけじゃないけど。
小さな傷があちこちにあって、右手と左足は機械鎧で、生身との継ぎ目に大きな傷跡があったって。
この世で一番きれいな体だよ、姉さん。その傷ごと愛するような男じゃないと、渡せないよ。
いつか他の男のものになるんだろうけど、その日のことを考えると、一生鎧でもいいかなと思う。
鎧なら、ずっと側にいても咎められないだろうから。でも、そんなの姉さんが許さないか。

ふと見ると、姉さんの下着が簡単に畳んで置いてある。これはさっき着ていたやつだ。
…替えの下着がないようですけど。またバスタオル1枚巻き付けて出てくる気だね。
どうせすぐ脱ぐからという理由で、姉さんは風呂上がりに下着を付けない。
お前もその方がいいだろって言うけど、ああ姉さん、女性の下着姿は男の浪漫なんだよ。
全開で見せられるとちょっと萎えるんだよ、適度に隠されてて欲しいんだよ、わかってよ…。
608593(変質鎧):04/03/02 23:06 ID:AwZhawaR
姉さんの体の曲線にそって流れる湯を堪能したところで、そろそろ目的を遂げよう。
ノックの音や、かけた声は水音にかき消されたことにして、いきなり近付いた。
もちろん姉さんは目を丸くして驚いていたけど、すぐに何かあったのかと厳しい表情になる。
その戦おうとする姿勢は素敵だけど、いくら相手が弟の僕でも、せめて大事なところは隠そうよ。
何もないと告げる僕をいぶかしむ姉さんに、後ろを向いてもらって背中から抱き締める。
姉さんが咄嗟のことに戸惑ってるうちに床に座り込んで、抱え上げて膝の上に乗せた。

「! なにすんだよアル!」
「もう体は洗った? ごめんね、オイル付いちゃうね」
「そうじゃなくて! …っ!」
「あとで僕が洗ってあげるから、隅々まで…ね」
609593(変質鎧):04/03/02 23:07 ID:AwZhawaR
後ろから姉さんの胸に手をまわす。揉むに揉めないから両方の突起をいきなり摘んだ。
姉さんの体が少し震えている。寒いのかな、それとも感じてるのかな。
風邪をひかないように、シャワーの湯が姉さんの体に注ぐように位置を調整した。
白い肌が、ほんのりピンクに染まっていく様が、なんとも艶っぽくてきれいだ。
右手で姉さんの右の胸を刺激する。いつものように摩っても、反応がいまいち弱い。

今度は左の手で左の胸を摘むと、途端に甘えるような声が小さく漏れた。
思った通りだ、姉さんは左胸が感じやすいんだね。これって、僕が右利きだからかな。
そうだとすると、姉さんの胸の形が不揃いなのは僕のせい。責任取らなくちゃ。
しばらく胸は右だけ触るようにしないと、バランス取れないな。大きさが揃うまで左はお預け。
でも右胸じゃいまいち感じないんだっけ。じゃ、これから右胸の開発だ。
610名無しさん@ピンキー:04/03/02 23:22 ID:4HPFMdbJ
終わり?
俺も投下したいんですが・・・
611アル子とエド子 蠢動編:04/03/02 23:27 ID:4HPFMdbJ
軍部の図書館で調べモノをするエド子。そこにアル子が浮かれた表情でやってくる。

「?どうしたんだアル?変な物でも食ったか?」
「やだな〜兄さんじゃあるまいし。・・・実はもっと良い事があったんだ〜」
はぁ?と青筋額に浮かべながら聞き返すエド。それを見てVサインを出しながらニヤリと笑うアル。
「へっへー。僕、彼氏ができちゃったーー」
「・・・えーーーー!!!誰だよそいつ!!!!」
「フュリー曹長。良い人だよね〜。チャンス見て早速告っちゃったよ!!!」
「ちくしょ〜〜〜!!アルにだけは先越されないって思ってたのに〜〜〜〜!!!」
ほっぺに手を当てぴょんぴょん跳ねるアルを後目に、マジ泣きをして本気で悔しがるエド。
「ううう・・・大体、どこで知り合ったんだよ!!いつも俺と一緒に調べものしてたじゃねえか!!!」
(さては俺に隠れて怪しい事を・・・許せん!!!)
「すぐそこの給湯室」
「給湯室?」
?顔のエド。
「3時にお茶しに行くといつもお菓子くれるんだ〜。ほかにもケーキとか、ドーナツとかいろいろ用意してくれてて・・・」
「お菓子・・・ドーナツ・・・」
「この前なんか、平日でも並ばなきゃ食べられないイーストシティ名物の羊羹とか・・・」

(妹よ・・・餌付けで陥落とは・・・お姉ちゃん情けないぞ・・・)
浮かれて口が止まらないアルを見て、エドはほろりと涙が落ちたそうな・・・
612593(変質鎧):04/03/02 23:44 ID:AwZhawaR
_| ̄|○

会社から仕事絡みの電話が入りますた…スミマセン
俺タイミング悪すぎ また後で
613名無しさん@ピンキー:04/03/03 00:11 ID:lKbSn5P3
>612
遅くまでご苦労様ですつД`)・゜・。・゜゜・*:.。..。.:*・゜
漏れも夜中によくたたき起こされるから
藻前の気持ちがよく分かるよ…

萌え萌えで続きを待ってるよ゚+.(・∀・)ノ゚+.゚
614名無しさん@ピンキー:04/03/03 00:46 ID:q+y6FhEc
>612>613うぅ…21歳以上ならではの辛さと共感ですなぁ……
615名無しさん@ピンキー:04/03/03 02:07 ID:4g1RX5aM
哀愁と葛藤のage21↑・゚・(ノД`)
皆、がんがれ!漏れもがんがるよ…ハラシマ。
616名無しさん@ピンキー:04/03/03 03:03 ID:xe6AHzKQ
>>603
>>607
>>611
オマイラ萌えを有難う!
仕事からやっと解放。癒された。(*´∀`)クソ ネムレネェ!
617名無しさん@ピンキー:04/03/03 03:19 ID:z8gIdb1y
その眠れなさを萌えに変換だよ!
618ドラえどん どこでもドアの悲劇:04/03/03 03:41 ID:/mKpd1pt
>>592,595を先に見てね!!
夕食を終えた頃、宿題をしようとしていたアル太が忘れ物に気付く。

「ドラえど〜ん!!学校に忘れものしちゃったよ〜」
「しょうがねえなアル太は」
パン!!ヴン!!ビリビリ!!(四次元錬金中)
『どこ●もドア〜〜』
「さあ、逝って来い」
「ありがとう!!ドラえどん!!!」

がちゃ・・・ドアを開くと、なぜかシャワー中のロイアンが・・・(お約束だね!!)

「ん?アル太?」
「ロ、ロイアン!?なんで!?」
「なんだ・・・昼間のだけじゃ足りなかったのか?しょうがない奴だ・・・」
「ちょ、ちょっと待ってよ!!!僕は学校に要があるんだよ!!!なんで、ロイアンの家に繋がっちゃうんだよ〜〜〜(泣」
ぐいっばたんっ・・・
(ちょ、あ、いや、服を脱がさないで・・・あ、あん。だめぇ・・・むぐ、む、ちゅ・・・は、はあぁぁ・・・)
ドア越しに聞こえるアル太の喘ぎ声・・・その内、異次元回路が切れたのか何も聞こえなくなった・・・

「う〜ん。昼間のイメージが頭に残ってたみたいだな・・・ま、アル太がスケベなのが悪いんだし。俺知〜らない!!」
意外に切り替えの早いドラえどんでした・・・
619名無しさん@ピンキー:04/03/03 04:08 ID:xe6AHzKQ
>617眠れなさを萌えに錬成完了!
>618(*´Д`)寝なくて良かった…ハァハァ真理の扉を垣間見た。

クソ、漏ってイカレタ!
620<焔と鋼/連続昼ドラ風>:04/03/03 05:04 ID:4g1RX5aM
御要望があったので微妙だが作ってみた。

「姉さん…あの人普通じゃ無いと思うんだ
 だから、気を付けた方がいいんじゃないかな。」

「大丈夫だって!俺は鋼であいつは焔の姉妹。
 二人合わせりゃ怖いモンなんてねーよ!」

その数日後の当方指令部

「遅かったな。
 鋼の、一体今迄何処へ行っていたんだ?
 お前が居なくて寂しかったんだぞ?
 私達は焔と鋼の特別な姉妹。
 常に一緒に居なければならないものと決まっているだろう?」

-寂しそうに眉根を寄せて腕の中にエドを抱き込むロイ
 が、その心情にも気付かないのか生返事で答えるエド

「何って…リゼンブールの温泉にアルと一緒に言ってたんだけど。
 今どき混浴の温泉なんて流行んないのになー。」

-顔色を蒼白に変えて後ずさるロイ、その手は震え
「!!
 まさか…お前達!いや、いいんだ。
 明日はそのアルフォンス君も連れてここに来たまえ。」

「あ、そうだ。
 コレ温泉土産。
 アルが美味しいって選んでくれた温泉饅頭。」

-笑顔で差し出すそれを震える手で受け取る。
621<焔と鋼/連続昼ドラ風>:04/03/03 05:09 ID:4g1RX5aM
--------場面変わる

-執務室からエドが出て行くと同時に
 温泉饅頭を怒りの形相で床に叩き付けるロイ。

「鋼の……何故だ、何故なんだ…!!
 アルフォンス………の弟さえ……っ!!」

--------場面変わる
大道具セット-軍部の宿舎
「なぁ、アル。
 今日大佐にお土産渡して来たぞ。
 お前の選んだ激辛タバスコハバネロ風温泉饅頭喜んで食べてくれたかな?」

-黒い笑顔で微笑むアルフォンス
「うん、そうだね。
 残さず食べてくれると良いよね。」
心の中の言葉を挿入
『ふふ……姉さんは渡さないよ。』

-そうしてエドの何気ない言葉がアルとロイの嫉妬心を燃え上がらせ
泥沼の事態へと変わって行くのです。(続く)
622名無しさん@ピンキー:04/03/03 07:26 ID:8ZkeR7CM
>620-621
乙です!
朝から笑い萌えさせていただきますた!
ロイ・・・こええ・・・
続きも頑張ってよろしくお願いします!

623名無しさん@ピンキー:04/03/03 08:27 ID:14UTbboS
ロイ アルフォンス……恐ろしい子!
624名無しさん@ピンキー:04/03/03 12:15 ID:Znjf9x7r
オニーチャン(*・∀・*)エッチー!!
625息抜きにコピペ:04/03/03 21:23 ID:4g1RX5aM
「生意気なロイ子をシメてやる!!」

中尉が見守る中、制裁は行われた。
既に、ロイ子の口にはエドのサオがねじ込まれている。
「あれほど不穏当な発言は控えるようにと念を押したのですけどね。」
中尉が言うと、大総統は隆々と猛る黒い一物を取り出した。
ゆうに一尺はあろうかという巨大な業物に、ロイ子の尻はぶるっと震えた。
しかし、その恐怖とは裏腹に〜いや、ロイ子にとってはその恐怖こそが
色欲を沸き立たせるものだったのかもしれないが〜ロイ子の乳首と股間の赤い宝石は痛いほどにそそり立っていた!
その宝石を包む包皮を中尉が舌でちゅるんと器用に剥く。
中尉の口の中に、甘酸っぱい愛液の香りの迸りが広がる。
そして、大総統の黒い一尺竿がロイ子の花園にねじり込まれていく・…
口を塞がれ突然の快感に声も出せず、うめく事もできないロイ子。
エドがおもむろにロイ子の口からイチモツを抜き
まだ、誰にも許した事の無い菊門を一気に貫いた!!

まだ、幕は開いたにすぎない。
下克上を企てたロイ子に下された調教の夜はまだ終わらない……
626593(変質鎧):04/03/03 23:01 ID:wQukGmAg
まだ会社にいますよ _| ̄|○ ネムイヨ

ところでお伺いしたいのだが、あまりに長い文章は書き込まずに、
txt.ファイルを圧縮して、どこかのうpろだ辺りにageた方がイイ?
そして、生まれてこのかた林檎ひとすじ窓ナニソレで生きてきたんだが
simple text で作成した文章は.txt の拡張子を付ければ窓でも読める?

スマソ 自分でも勉強してるつもりなんだが不安で
待機ばっかで実動ないなら帰らせてくれよ _| ̄|○|||||
627名無しさん@ピンキー:04/03/03 23:11 ID:g+lJyt0S
>626
おつかれ様〜。
長文がどのくらいかにもよるんだが、100KBとかでなければ
ここに投下でいいと思う。
林檎と窓については、ごめん自分には全然わからないです_| ̄|○

そんな自分は597。毎晩楽しみにしてます。
628名無しさん@ピンキー:04/03/03 23:13 ID:oDh48M6k
>626
お疲れ。まずはお茶でも飲んでくだせぇ。

漏れは別に長編投下してもかまわんよ。
むしろщ(゚Д゚щ)カモォォォン
他のスレでも100レス超えた長編は何十本もある。
ただ、だらだらと何スレにもわたって書かれるのはちょっと勘弁。
他の職人さんに迷惑かかるから。
629名無しさん@ピンキー:04/03/03 23:13 ID:lKbSn5P3
>626
昨日同情しておいて、漏れも今日まだ会社だよ…もしかして同業者?
お互いにガンガろうな_| ̄|○

txt付ければ窓でも読めますよ゚+.(・∀・)ノ゚+.゚
630名無しさん@ピンキー:04/03/03 23:38 ID:14UTbboS
漏れは今日は待機カカラナカッタよ〜
いずれにしてもSS投下楽しみザマス。

生意気なエド子を締めてやるっ
以下略 も萌える…
631名無しさん@ピンキー:04/03/04 00:41 ID:4ZTqR9yp
>>626
>>629
もしやプログラムやゲ−製作のデスマーチ中ですか?
同業者のかほりがしたのでコソーリ書き込み



632名無しさん@ピンキー:04/03/04 00:56 ID:QIcTE1sy
|∀・)  神様方頑張れ。  …>>631が本当なら俺も似た人種だ。
633ドラえどん ドラうぃちゃん登場:04/03/04 01:54 ID:yM9Aj4cq
>>618を先に見てね!
食後の時間をマッタリと過ごすドラえどん。突然、机の引き出しが開く。すると・・・

「エド。久し振り」
引き出しから顔だけだし、片手でよっ。と挨拶をする黄色い猫耳ロボット。
「・・・おう。ドラうぃか・・・」
「なによ〜妹が遊びに来たってのに、無愛想ねえ・・・」
「無愛想なのは仕様だ。・・・わざわざこんな田舎に何の用だ?」
「いや〜アル太にこの前借りたラジコン壊しちゃってさ〜。直して(ちょっと改造もして)持ってきたんだけど、・・・アル太はどこ?」
「あ〜、なんつ〜か・・・ロイアンの家に泊まりに逝ってる・・・のかな?」
「???はっきりしないわね〜。いいわ。そっちに行ってみるから」
(止めた方がイイと思うけどな)
トントン、ガンガン、ギンギン、ギュイイイィィィィン(四次元工具使用中)
『ど●でもドア〜〜〜』
「アル太〜この前のラジコン持ってきたわよ〜・・・」

「ロイアン、ロイア〜ン」
「ふふ、かわいいな。アル太は」
ベッドの上で必死にロイアンの胸に縋り付くアル太。
それを艶やかな表情で見つめるロイアン。
「くん・・・やあ、そこは、お尻の・・・やあ〜、前と一緒にされたら・・・すぐ・・・あ・・・」
「うふふ。ロイ太はホントにお尻の穴が好きだな」
「あん、だめえ・・・もう・・・だめえぇぇぇぇ・・・はうぅぅぅ・・・」

・・・バタン。
「・・・どういうこと?」
「・・・そう言う事だ・・・まあ、明日また来い」
「・・・そうするわ。・・・アル太によろしく言っといて・・・」
634名無しさん@ピンキー:04/03/04 02:42 ID:E7PpyAMO
ロイ太がまじっとるぞ
635名無しさん@ピンキー:04/03/04 02:48 ID:EeLTPOkQ
正直スマン。
636名無しさん@ピンキー:04/03/04 04:32 ID:4ZTqR9yp
ソリッエド・スネーク
『俺達は軍部や誰かの道具じゃない。戦う事でしか
 自分を表現出来なかったが、いつだって自分の
 意志で戦ってきた!」

フラメルの蛇から連想してまった。
637名無しさん@ピンキー:04/03/04 05:18 ID:oRhtlDlZ
性欲をもてあます
638名無しさん@ピンキー:04/03/04 08:36 ID:dK6piq2A
ロイヤノレホスト な…なんて卑猥な店 ハァハァハァハァハァ
639名無しさん@ピンキー:04/03/04 17:46 ID:mLsaj4uY
>638
ヒュー子がウェイトレス
だったら更に(;´Д`)ハァハァ
640名無しさん@ピンキー:04/03/04 18:21 ID:SO5kxdQv
鬼畜ロイ×エド子投下させてくださーい。

窓から差し込む日の光がきらきらとまぶしい。
なにげなく外に目をやると屋根の上に丸まっている猫の姿が見えた。
今日はいい天気だ。エドはベッドからおきあがるとうんと背伸びをした。
久しぶりにさわやかな気分の目覚めだった。
「おはようアル」
「おはよう兄さん」
それまで微動だにしなかった傍らの鎧に柔らかく笑いかけ朝の挨拶をする。
弟がいてくれるから、今日も一日がんばろう、という意欲がわいてくるのだ。
冷たい水で顔を洗ったり髪をみつ編みにまとめたり、てきぱきと外出の準備をしながらエドは自分の支度を待つアルに話しかけた。
「なぁ、今日も図書館行くだろ?」
イーストシティにやってきてここ数日、エルリック兄弟は軍東方司令部の図書館に入り浸っていた。
だからエドは今日も当たり前のようにそうしようと提案した。
気になっていたことをまだ調べ終わっていないし、軍の蔵書の量は半端ではない。
この調子ではもうしばらくイーストシティに滞在を余儀なくされるだろうことは容易に予測が出来た。
しかしアルから返ってきたのはどうも歯切れのよくない答えだった。
「あ、あの、ボク……ボクちょっと用事あるんだ。だからその、今日は別行動しようよ」
「なんだよ用事って?」
「え……と、その、人と約束してて」
「約束? 誰と」
641名無しさん@ピンキー:04/03/04 18:22 ID:SO5kxdQv
アルの様子はしどろもどろで明らかにおかしい、とエドの目つきが鋭くなる。
自分に何か隠し事をしているのではないだろうか、だとしたらちょっと気に食わない。
「だ、誰とだっていいだろ!」
「なんだよそれ。まさかオレに言えないようなことしてるんじゃないだろうな?」
エドの追求に、アルは黙り込んだ。
黙秘するということは、つまりはそういうことなのだ。
エドはウィンリィに頭をスパナで殴られたときどころじゃない、
まるで巨大なハンマーの一撃をくらったかのような衝撃を受けている自分に気づいた。
エドとアルの間には絶対的な絆があると思っていた。
いつのまにかその関係に甘えていたのかもしれない。
自分と弟は違う別個の人間であるのに、一心同体であるかのような錯覚をしていた。
「そ……うか。そうだよな。お前はお前だもんな。何もかもオレに逐一話す義務はないし」
エドはゆらりと力なく椅子から立ち上がると、わかった、別行動でいいよと言い残して部屋から出て行った。
その赤いコートの後姿を見送ったアルは、下を向くとぽつりとつぶやいた。
「兄さんだって、ボクに隠し事してるくせに……」
642名無しさん@ピンキー:04/03/04 18:23 ID:SO5kxdQv
せっかく朝はいい気分だったのに、エドの心は今の澄みきった空と正反対のどんよりとした曇り空だ。
アルだってもう14歳、姉に対して言いたくないことの一つや二つあってもおかしくない。
それは頭ではわかっているし、仕方のないことだとも思うのに、やはりショックだった。
先程から開いた本の文字もよく頭に入ってこない。
目で表面をなぞって追いかけているだけで、内容はさっぱり実ってくれない。
このままこうしていても時間の無駄であるような気がしてきた。とにかくとっても非効率だ。
改めて、自分の中のアルが占める比率の大きさを思い知る。
今日は潔く諦めて帰ろうかとエドが机の上に山と積んであった本を棚に戻していたとき、
後ろから手が伸びてきて、それと同時に、聞き知った――そして聞きたくなかった声がした。
「重そうだね、鋼の」
「……大佐」
エドの心の中はいまやどしゃ降りの大荒れ模様へと変わっていた。
643名無しさん@ピンキー:04/03/04 18:24 ID:SO5kxdQv
油断していた。
最近顔を見ないですんでいたから、
そしてそのままとっとと情報だけ収集して
イーストシティからおさらばしてやるつもりでいたから。
ああもう今日は厄日だ、最悪だ。
「かしたまえ、戻すのを手伝ってやろう」
「別にいい」
そっけなくつっぱねても、そんなことでおとなしく引き下がる相手ではない。
ロイはかまわずにエドの手から何冊かの本を取り上げた。
「人の好意は素直に受けるものだよ」
エドの声はぴりぴりと警戒心もあらわだ。
「あんたの場合、なんか裏がありそうで嫌なんだ」
現に今のロイの体勢は、本棚と自分の身体の間にエドを挟んで追い込むようになっている。
自分の顔の横、本棚へとつかれた男の大きな手。相変わらずの、発火布でできた白い手袋。
ただでさえ落ち込んでいたところへ、追い討ちをかけるようなこの不運の連続にエドの気分はますます暗く澱んでいく。
「ほぉーぅ、そういう態度に出るんだね。それなら私も君のご期待に答えるとしよう」
「なっ、なんだよ期待って!」
「私の好意の裏に何かがあることを期待しているんだろう? それならお望みどおりにしてやろうじゃないか」
「ふ……ふざけんな! ここ図書か……んぐっ!」
「そう、ここは図書館だ。あまり騒ぐのはマナー違反……わかるな、鋼の」
男に口を塞がれながら、エドは観念したように小さく頷いた。
どのみちロイには逆らえないのだから、ここで抵抗して事が露見するのは得策ではない。
「いいこだ」
その一言で、たったそれだけで、ロイはたやすくエドの心臓を掴んでしまうのだ。
644名無しさん@ピンキー:04/03/04 18:26 ID:SO5kxdQv
本を戻すフリをして移動し、一番端の大きな本棚の陰に隠れるように身体を寄せ合う。
並ぶ背表紙は小難しく、滅多に人が来ない棚だ。
大きな音さえ出さなければ誰にもきっと気づかれないだろう。
国家錬金術師でもなければ手に取ることもないような本がずらりと置いてあるその様は
壮観ですらあるが、今のエドにとっては、真理の目の前で行為に及んでいるような、
そんな背徳を意識させられる小道具だった。
自分の身体で小柄なエドを覆い、ロイは情事にもつれこもうとしている。
熱い息を小さく吐いて、エドもおとなしくその愛撫に身をゆだねた。
肉体は明け渡して、心を堅く閉ざせばいい。
これまでのロイとの関係によってエドはそう学習していた。
心まではお前のものではないとロイに見せ付けてやることが、
エドに残された最後の、そして最大の砦だった。
ロイの手はエドのコートの前をはだけ、ベルトをゆるめている。
極力脱がせないようにやるつもりなのかと、エドはロイの意図を察した。
(そうだよな、バレたらまずいのはあんたも一緒だもんな)
その事実が、少しの安心感のようなものをエドの胸に芽吹かせる。
耳を丹念にねぶられると、背中がぞくりと震えると同時に、
こいつはオレの身体を飴かなにかと勘違いしてるんじゃなかろうか、
などというふざけた考えが浮かんだ。
小声なら大丈夫かも知れない。
「あんたさぁ、舐めるの好きだよな」
言外に、オレは嫌なんだけど、という響きを込める。
645名無しさん@ピンキー:04/03/04 18:28 ID:SO5kxdQv
「ん? ああ、そうだな」
ロイはそれに気づいたのかそれとも気づかなかったのか、
とりあえず言えることは、どちらにしろまったく気にはしていないということだけだ。
エドに何か言われたくらいで改めるような男じゃないことはわかっていたけれど。
「こんなコドモにまでがっつくなんて、そんなに性欲もてあましてるわけ……っ」
するりと男の手が忍び込んでくる。
エドの太ももより体温が低いその手のひらに『冷たい』と感じた。
「は……」
「君を好きだから――とは、思ってくれないのか?」
ロイの言葉をエドは鼻で笑い飛ばした。
「んっ……ぁ……思えるわけ、ないことは……あんたが一番、よく知って、るんじゃない……の?」
冷たいその指のどこに、エドの身体を燃やす火種が隠れているというのだろう。
「さあ……見当もつかないね」
太く筋張った成人男性の指が、エドの熟しきっていない性器を割れ目に沿ってなぞっている。
「とぼけた……っこと、言ってんじゃねぇよ……ゃあ、あっ」
慌ててエドは両手で口を押さえた。
ロイの指は会話の間にもくちくちと音を立てながら器用に動き回り、
どんどんエドを熱くしていく。
こうやって敏感な部分を執拗に嬲られることにはいつまでたっても慣れなかった。
「……あ……あ、あ、あ……」
646名無しさん@ピンキー:04/03/04 18:30 ID:SO5kxdQv
蜜を人差し指ですくい、弄くりまわし、擦りあげるロイの手。
息が上がってくる。
エドはぐにぐに内部で蠢く生き物の存在を感じた。
このまま指だけで達してしまいそうだ。
陰核を指の腹で軽く撫でると、エドの身体に一気に緊張が走った。
「っ――――――!」
だが、容易いと思われた絶頂への道は突然そこで断たれてしまった。
ロイの手は最後の宣告をしてはくれずに、代わりにエドのベルトを直しだしている。
快楽のためにうるんだ目を、不信そうに後ろのロイに向けると、ロイはまたいつもの笑いを浮かべていた。
嫌な予感がする。
中途半端に身体に残された炎はエドを焼いた。
指に絡まるエドの蜜をハンカチで拭き取ると、ロイはエドの腕を引き寄せた。
「場所を変えよう」
落ち着いてゆっくり話したいからね、と男は言った。


とりあえずここまで。続きリクしてくれた人サンクス!(・∀・)ノ゛
647名無しさん@ピンキー:04/03/04 18:31 ID:5CrTjsWN
>646
ネ申乙です。続きが禿しく気になります
(*´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア 
648名無しさん@ピンキー:04/03/04 18:34 ID:dtqY5dqr
(´Д`;)ハァハァ
乙です。めっちゃ萌えますたよ
649名無しさん@ピンキー:04/03/04 19:44 ID:kqN2LS/b
乙〜。
この焦らしプレイがたまらない…!

更新止まってるけど倉庫タソ忙しいのかな…。
650名無しさん@ピンキー:04/03/04 20:09 ID:hb95shAl
そういえば・・・
651名無しさん@ピンキー:04/03/04 21:43 ID:ttru6B3p
鬼畜ロイ×エド子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
アルの行動も気になるな〜

いまさらですが、>434-436のエド子に萌えて
どうしても描きたくなってしまいました。勝手にスマソ。
ttp://akm.cx/2d/img/2444.gif
652名無しさん@ピンキー:04/03/04 22:00 ID:QIcTE1sy
ハルトイッショニ(・∀・)モエガキター!
653名無しさん@ピンキー:04/03/04 22:19 ID:Z8HpUh5A
なあ、アル…オレいつも言っていたよな?鎧の中で動物飼うなって。
何も言わずにやっちまった事は悪かったと思うよ。けどよ…アルを驚かせてやりたかったんだよ。
いきなり体が元に戻ったらビックリすんだろうな…ってよ。
まさか…鎧の中に犬が入っているだなんて思いもよらなかったからさ…

人体練成陣の中にはムチプリの可愛い女の子が座り込んでこちらを窺っていた。
その女の子の金髪の間から薄茶色のモコモコの毛に覆われた2つの犬耳が顔を覗かせている。
丁度真中位で折れ曲がり前に垂れている半立ちの耳。
お尻にはこれまた薄茶色のフワフワの毛に覆われた尻尾がぶらさがっていた。

犬との合成…これはこれで可愛いんだけどよぉ…

654名無しさん@ピンキー:04/03/04 22:30 ID:Z8HpUh5A
半垂れの犬耳が…アル子が動くたびに軽く跳ねる様や、
走ると勢いよく立ったり倒れたりする様や、
凄く嬉しいとだらしなく頭に垂れる様や、
怖いと緊張気味に後ろに張り付いてプルプルする様や
フワフワ尻尾が…軽くふりふりされるとその度にスカートが揺れて生足が覗く様や、
嬉しくてブンブン振るとパンツがチラチラと覗く様や、
怖いと股の間にクルンと巻き込まれてプルプルする様を…
アル子可愛いな〜などと妄想してしまった自分は犬フェチか…

もしエド子だったら…
「何しやがる!離せ!」
「おやおや。怖いのかね?」
「んな訳ねえだろ!」
といいつつも尻尾と耳は自分の意思に反して動いちゃってるから怖がっているのがばればれで…
色々悪戯されていくうちに発情期のワンコみたいに尻尾がキュキュって動くようになって…
「強がっていても君の体は正直だねぇ。」
てな感じで…
イイ!



鬼畜ロイ×エド子乙!!続き気になります
>651凄くイイ!!
655名無しさん@ピンキー:04/03/04 22:36 ID:QIcTE1sy
>>653
やべぇ…

上目遣いで「兄さん…」デスカー!
(;*´Д`)ヤバイヨ、ヤバスギルヨ!ニーナユルシテ!
656名無しさん@ピンキー:04/03/04 22:38 ID:4ZTqR9yp
>>651
強そうな内面が見えるような渋くてエロウマー絵に萌えますた。
657名無しさん@ピンキー:04/03/04 23:33 ID:SO5kxdQv
>651
うわー(゚д゚)ウマー!!
肌の質感とか微乳具合が、脳内イメージエド子そのままですよ。
萌えていただいたうえに……こんなにウマーな絵まで!
自分、三国一の幸せ者っス。
658593(変質鎧):04/03/05 00:25 ID:51uiBn0r
(*´Д`)ハアハアハアハアハアハアハア ネ申がご降臨されている!
徹夜明けの自分には眩しいその後光!

そして、おまいらアドバイスありがとうございます。
ちょっと長くなりましたが、今から一気に張り終えます。

「アル」
「なに? 姉さん」
「お前、錆びない? なにもここでしなくても、部屋に戻ればいいのに」
「オイル塗ってるし大丈夫だよ、ちょっと趣向を変えてみようかなーなんて」

あれから右胸を擦り続けているのに、姉さんたら冷静だ。やっぱり感じてないのか。
飽きられて本気で反撃されても困るし、不本意だけど、ちょっと左の力を借りよう。
構う対象を左胸に移すと、すぐにいい反応をしてくれる。首を反らせて体重を完全に僕に預けた。
腰を浮かせはじめたから、左はこれでおしまい。すぐに両手で姉さんの膝を大きく割る。
僕らの前の抜群の位置に鏡があって、でも曇ちゃっててよく見えないや、残念。
姉さん勝ち気だから、言葉責めとか羞恥系に弱いと思うんだよね。まあ、また機会を作ろう。

指で割れ目を浅く犯して、ゆっくり上下させる。すべりはいいけど、湯のせいかも。
いつものように、僕の左手で姉さんの大事なところをなぞりつつ、右手は胸を擦る。
ただ、今は姉さんを後ろから抱き込むように攻めてるから、勝手がいつもと違うかな。
そのせいなのか、なんだか姉さん、いつもより感じてくれてるみたいなんだけど。
まだ花芯にも触ってないのに…と思ったら、姉さんは自分で左胸を刺激していた。
659593(変質鎧):04/03/05 00:27 ID:51uiBn0r
「姉さん、だめだって」
「? なんで?」
「左はこれ以上、大きくしなくていいの」
「何の話 んっ ああぁっ!」

姉さんの自慰を止めさせるべく、花芯を摘んで軽く捻った。姉さんの体が跳ね上がるのを力で抑える。
自分でしないように、左手は後ろに回して僕の体との間に挟んで固定した。
自分でやっちゃうくらいだから、やっぱり左がいいんだね。かわいそうだけど我慢してね。
そのまま花芯を揉んでいると、明らかに湯とは違う感触で割れ目がぬかるんできた。
姉さんは頭を僕の肩にもたれさせて、泣きそうな顔ではぁはぁと荒い息をしながら喘いでいる。
もう左胸には触れてないのに、やっぱり姉さん、いつもより乱れ方が早くて、その上ひどい。

「ねえ、姉さん気持ちいい? いつもよりいい?」
「あ、あぁ、あぁぅ…ん、アル…」
「こんなになっちゃって、そんなにいいの? 右胸も感じるようになった?」
「ちが…、お前の手が、あ、ああぁ、はぁ」
「僕の手が?」
「あ、あったかい …から あぁん、…気持ち、いい」
660593(変質鎧):04/03/05 00:28 ID:51uiBn0r
思わず手を止めてしまって、姉さんから抗議されてあわてて再開する。
つい忘れがちだったけど、今の僕は金属だから。姉さん、冷たい手しか知らなかったんだ。
この指は、姉さんの体温で温まることはあっても、姉さんの体温より熱くなることはない。
今はシャワーのおかげで偶然温まっていたんだね。…ごめん姉さん、今まで本当にごめん。

やっぱり生身に戻りたい。この体じゃ、自分の大事な人を暖めることさえできない。
姉さん、生身の男とのセックスは、きっともっと暖かいはずなんだ。
それを初めて姉さんに教える男は、誰なんだろうね。それが僕であるように祈っていいかな。

「…ぁ、アル、手 痛い」
「ごめんね、だって離したら、姉さん自分でやっちゃうじゃない」
「だから! さっきから左の胸がどうしたって あっあああぁ!」
「声が部屋中に響いてるよ、もっと声を小さくしなきゃ、お隣に聞こえるんじゃない?」
「っ! う、ん」
「僕としては聞かせたいくらいだけどね、こんなに可愛い声なんだから」
「ばか、なに んぁっ!」
661593(変質鎧):04/03/05 00:28 ID:51uiBn0r
暖かい指を、姉さんの奥に入れた。ここは、本当はどんなに熱いんだろう。
感触はわかっても温度はわからない。音は聞けても匂いはわからない。もどかしいよ。
もどかしさの分だけ激しく指を動かして、その分だけ姉さんが乱れていくのを見る。
シャワーの音でかき消されてるけど、本当は今、どれだけ濡れた音がしてるんだろう。
自分の声を気にして、姉さんは自ら手で口を覆っている。本当はどんな声を出してるんだろう。
僕が匂いを感じられたなら、今の姉さんからは、どんな匂いがするんだろう。
どれもこれも想像するしかなくて、今の自分が感じられることだけにすがりつく。
姉さん、今の僕には、あなたが見せてくれて、感じさせてくれるものだけが全てなんです。

奥と花芯と右胸を、丁寧かつ激しく刺激するうちに、姉さんは達したようだ。
姉さんの体と僕の指から伝わる、びくびくとした痙攣と、その直前にあがった嬌声で知る。
これで右胸も感じるようになってくれればいいんだけど、まだちょっと無理かな。
せめて僕が「吸う」とか「舐める」とかできれば、方法はいろいろあるんだろうけど。
この指だけじゃちょっとね…。あ、姉さんは「吸われる/舐められる」も未経験ってことか。
お互い、まだまだ知らないことがたくさんあるね、姉さん。

荒い息を続けたまま、姉さんはぐったりと僕に身を任せている。湯当たりしちゃったかな。
……えーと、いつも姉さんは事後、自分で風呂に直行してるんだけど。
どうやって洗ってるのかまでは知らないから……どうすればいいのかな、これ。
とりあえず湯をそっとかけながら、太股のぬかるみを取ろうと軽くなでてみる。
……全然取れそうにないんですけど……姉さん、早く起きてよ……不安だよ…。
662593(変質鎧):04/03/05 00:29 ID:51uiBn0r
「アル」
「はっ、はい!」
「そんな生易しいもんじゃ取れねーよ」
「そ、そうなの?」
「大体な、中にまだ大量に残ってんだから、そこから洗わないと意味ないぞ」
「え…」
「だから、立って自分で洗うのが一番きれいになるからさ、そこはいいよ」
「あ、そ、そう?」
「それより、お前約束守れよ、自分で言ったんだから」
「え? な何を?」
「体! オイルまみれなんだよ! ちゃんと洗えよ!」
「あ、うん、もちろん洗うよ」
「髪からだからな、それから、左の胸がどうしたって?」

姉さんは、僕が本当のことを話すまで許してくれなかった。おかしいな、完璧な無表情のはずなのに。
どうして、僕がごまかそうとしてたり、嘘を付いたりしてるのが、姉さんにはわかるのかな。

「はあ、つまり左右で形が整ってない、と」
「大事なことだよ、感触とか、見た目のこともあるけど」
「そ〜う〜か〜ぁ?」
「何言ってんのさ! いつかブラジャー買う時がくるかも知れないだろ!」
「ぶ、ぶらじゃーと何の関係があるんだよ!」
「どっちにカップとサイズを合わせていいか困るじゃないか!!」
「…なんで、そういうことに詳しいんだよ、お前…」
「とにかくね! 左右の大きさだけは整えるからね僕は! これだけは譲れないよ!」
「わかった、そこまで言うんなら任そうじゃねーか」
「ん?」
663593(変質鎧):04/03/05 00:30 ID:51uiBn0r
それ以来、毎日姉さんの体を洗うのは、僕の日課になった。まず右胸から洗うようにしてる。
その代わり、風呂上がりの僕にオイルを塗ってくれるのが、姉さんの日課だ。
情事であふれた愛液は、風呂場までのほんの数歩の距離の間に、床まで流れ落ちそうなんだって。
それをこらえて歩くのが気持ち悪かったと、風呂場でもするようになった時に告げられた。
今まで、姉さんの瞬間沸騰ぶりに、より我慢を強いられてたのは僕の方だって、思う時もあった。
姉さんも、僕のことでいろいろ、本当にいろいろ、我慢してくれてるのにね。
ごめんね、ありがとう姉さん。今はあなたが僕の全てです。

努力のかいあってか、姉さんは右胸でも感じてくれるようにはなった。なったが。
相変わらずというべきか、右胸はペッタンコのまま、膨らむ気配がない。
刺激が足りないのかと思うけど、姉さんの乱れぶりは充分感じてる証拠だし。切ない。
これはやっぱり、擦るとか摘むとか揉む以外の刺激が必要ってことの証明なんだ。
端的には「引っ張りあげる」のが最も手っ取り早い方法で、それの疑似的方法が…「吸う」だ。
これは気圧の差を利用したやり方であって、気圧差ならどうにか練成できないものだろうか。
焔の大佐に似たようなことができるなら、僕にだってできると思うんだよね。
待っててね姉さん、必ずその方法を見つけて、胸の大きさを揃えてみせるよ!
あ、でも「吸う」ができるようになったら、まず風呂かベッドで試していいかな?
664593(変質鎧):04/03/05 00:34 ID:51uiBn0r
以上です。

最初の1回で張り逃げするつもりだったのに _| ̄|○
おまいら仕事は辛いですか? 俺もつらいです
それを少しでも忘れさせられたなら幸いです
明日からもガンガリましょう すべては萌えのために

ありがとうございました。また思い付いたら来ていいですか
神々、日々萌えをありがとうございます
いつもは酒板にいる変質鎧でした
665名無しさん@ピンキー:04/03/05 00:36 ID:y19aZh82
モツかれさん。
萌えをありがとよ(*´Д`)マタコイヨー
666名無しさん@ピンキー:04/03/05 00:41 ID:LwmlER58
>>664
酒ドゾー(* ̄ー ̄)_凸”
和気あいあいと事に及ぶ姉弟に萌えー
667名無しさん@ピンキー:04/03/05 00:50 ID:1oAjaIY9
>>664
乙かれです。(*´Д`)ハァハァ風呂場でホカホカエチーてイイ!
献身的だ、弟!
萌えは生きる活力です。
668名無しさん@ピンキー:04/03/05 03:06 ID:LwmlER58
こげな時間になんだが、エンヴィーとエド投下してもよかですか?
669名無しさん@ピンキー:04/03/05 03:07 ID:Jzl3KUgV
>668
こんな時間だからこそぜひ!待ってる(*´∀`*)
670名無しさん@ピンキー:04/03/05 03:09 ID:0uFFEi4S
ネ申よ…
遠慮せずにカモーン
671名無しさん@ピンキー:04/03/05 03:32 ID:1oAjaIY9
щ(´∀`щ) <  ドーンとこーい!
672名無しさん@ピンキー:04/03/05 03:35 ID:LwmlER58
丁度、鋼の錬金術師の泊まっている宿の前に来たんだけどさ
面白いからちょっかいでもかけてやろうってドアを開けたんだ。
すると、それはもう自分とした事が全く迂闊だった。
目の前で目を丸くして鋼のおチビさんが握っているのは太っとい男根。
そう、自慰真っ最中だったんだよ。
あーやんなるなぁ…こんなタイミングの悪い時に。
「あはは…邪魔したね。」
と背を向けた時にいきなり引き倒すように押し倒されてしまった。
しかも、胸を鷲掴みだよ…乱暴だなぁ。
そういや、今の自分の身体は女の身体だったような?
まぁ、性別なんてものは無いんだから外見がどうとかの程度の認識
だったけど、自慰をしてる思春期真っ盛りの青少年の部屋にこの姿で
入っちゃ不味かったよなぁ……。
「おい、お前!
 第五研究所の時の!!」
怒りの形相で詰め寄られるわ、太股におチビさんのビッグキャノンは
当たるわで…
何だか……ピンチな感じってやつ?
673名無しさん@ピンキー:04/03/05 03:35 ID:LwmlER58
丁度、鋼の錬金術師の泊まっている宿の前に来たんだけどさ
面白いからちょっかいでもかけてやろうってドアを開けたんだ。
すると、それはもう自分とした事が全く迂闊だった。
目の前で目を丸くして鋼のおチビさんが握っているのは太っとい男根。
そう、自慰真っ最中だったんだよ。
あーやんなるなぁ…こんなタイミングの悪い時に。
「あはは…邪魔したね。」
と背を向けた時にいきなり引き倒すように押し倒されてしまった。
しかも、胸を鷲掴みだよ…乱暴だなぁ。
そういや、今の自分の身体は女の身体だったような?
まぁ、性別なんてものは無いんだから外見がどうとかの程度の認識
だったけど、自慰をしてる思春期真っ盛りの青少年の部屋にこの姿で
入っちゃ不味かったよなぁ……。
「おい、お前!
 第五研究所の時の!!」
怒りの形相で詰め寄られるわ、太股におチビさんのビッグキャノンは
当たるわで何だか……ピンチな感じってやつ?
674名無しさん@ピンキー:04/03/05 03:51 ID:LwmlER58
逃げようとしたんだけど、身体をがっしり押さえ付けられて
全然動けないしさー
「あんときの恨みはきっちーり返してもらうぜ?」
なんて言っちゃって指を鳴らすと隣の部屋から鎧の子も出て来ちゃって
もー大変。
おまけに身体のあちこちを触られる。
鎧の子に腕をがっしりと掴まれてベッド迄引きずられる。
つぅか、そんなに強く掴んだら腕が痛いんだってば。
服を脱がせようと四苦八苦してるおチビさん
「それ、脱げないからね。
 そんなにヤりたいの?」
なんて挑発も取りあえず入れておいて。
実際この服は皮膚って言うか外装みたいなものだから
身体を変化させるようにしないと脱げないんだよね。
正直ラストおばはんの相手を無理矢理させられた事しか無いし
女の身体でヤった事も無いから、まー経験程度にヤられてみても
いいかななんて思って。
真っ裸に変化してみたんだけど、この胸Cカップ位は有るんじゃ
ないかな?おばはんのGカップにはかなわないんだけどね。
そしたら、おチビさんってば……
慣らしもしないでさー。
そのビッグキャノンをいきなり入れようとするし。
あーあ、だから童貞ってヤなんだよ…。
675名無しさん@ピンキー:04/03/05 04:07 ID:LwmlER58
「っ!入らねぇ!!」
って押し付けてくるのが痛いから自由な足で軽く腹を蹴って
「駄目だなぁーもう!
 入れるまえにはココ…舐めるか何かして
 ほぐして慣らさなきゃ入んないんだってば!!」
はっとした顔でしょげるおチビさんの表情はコロコロと変わって
けっこー面白い。
全く、いじりがいがあるなぁ。
決心が付いたのかやっと足の間に顔を埋めたおチビさんが
……ぎゃあああ!そこ違うって!!
「そこ違う!!上だってば!上!」
ばたばたと足を動かして抗議したのに全く聞いて無いし。
このおチビさん、下手すると彼女なんか出来た時に後ろに突入しかねないんじゃ?
暴れていると鎧の子が
「兄さん、ここだよココ。」
って正しい方の場所を指差した。
弟の方がまともな性知識あるんじゃ終わってるよ…この兄貴。
ようやく正しい方のそこを舐め始めたんだけど……
「ぁあ!!!はんっ、あ、あ……」
舐められる度に変な声が出て止まらないんですけど。
おばはんとヤった時とはまた違う気持ち良さ。
舌使いが下手な分、予想が出来なくてそれがまたなんとも。
676名無しさん@ピンキー:04/03/05 04:22 ID:LwmlER58
この歳で国家錬金術師になる位だから、一度反応が強かった所を覚えて
そこを重点的に責めて来る。
覚えが速くて将来が怖いね、この子は。
「…ん…も、いいから。
 それ、入れなよ。」
さっきよりも1.5倍に増量したそれを掴んでおチビさんは一気に
突っ込んで来た
………………!!!!
「っぎゃああ!ったぁあ!!!痛いって!!」
一気に奥迄力任せに突っ込まれて腹の奥にもの凄い鈍痛。
あのスケベ親父……ここまで正確に作らなくたっていいのにさ。
そこを見ると微妙にスプラッタな出血で。
目の前の鋼のおチビさんは真っ青な顔をして……うわ、中で少し縮んだ。
鎧の子はのんびりと
「わー初めてだったの?」ってちゃんと破瓜の仕組み迄知ってるし。
むっつりスケベだよ、アンタ。
そして兄貴、アンタ駄目過ぎ!
痛いけどこのままじゃどうにもならないので腰を動かすと
人の事も考えずにおチビさんがガンガンと突き上げ始めちゃって
もう痛いのなんのって………最悪。
677名無しさん@ピンキー:04/03/05 04:51 ID:LwmlER58
噂に聞いてた最初は痛いけど気持ち良くなるっていうアレは
まだ来ないまま、おチビさんのものが中でビクンっと射精して終わったみたい?
どうでもいいけど……早漏過ぎ?
中にまで出したのに、終わるとさっさと服を整えて部屋を出て行ってしまう。
自分勝手っていうか…父親の顔が見てみたいよ、本当に。
このまま妊娠したらどうすんだよ…ってしないけど。
それよりもまだイけてないわで痛いわで……もうかなり辛い。
指を精液にまみれたそこに伸ばそうとすると
「あの…僕で良かったら続き、しますけど?」
こんなに良い子なのに鎧の身体にしておくのは勿体無いなー。
頷くとその太い指がそこに優しく挿入され、もう片方の指は
その上の突起を愛撫する。
感想は……………
上手すぎると言うか、どこでそんな事覚えて来ているんだろうと言うのが正直な所かな。
「ひぁあ!!や、あ、あんっ、あぁ…っ!」
その指の導くままに達して、ぐったりとしていたら
鎧の子は身体迄拭いてくれている。
あの兄とは全然違う、生身に戻ったら欲しいくらい。
こんないい弟がいるなんて二つ名に掛ける訳じゃ無いけど嫉妬しちゃうね。
そう言う訳でヤられ損で帰って来たら…
おばはんが意味深な顔でにっこり笑って
「あんな子供に初めて許したなんて感心しないわね。
 そうそう、色欲として作られた私とは違って……
 変化し直したら、アンタのソコ再生するわよ。」
なんて片手にはおチビさんのビッグキャノンより更に図太くて
黒光りのする……ゴツゴツとしたイボの付いた双頭ディルドー。
「え……ソレ?」
まさかまさかまさか…………
「うふふ………存分に可愛がってあげてよ。」

678名無しさん@ピンキー:04/03/05 04:55 ID:LwmlER58
ウロボロス業務日誌-----------

3月4日
ふしんなやつをみつけた
くった
うまかった
(ぐらとにー)

3月5日
今日は散々な一日でした。
女の身体はこりごりです。
もうだめぽ。
(エンヴィー)

3月6日
エンヴィーの腰が立たなくなって今日は休み。
傷の男の行方は未だ掴めず。
ダブリスの肉屋が特売セール中。
感想でお肌が荒れて嫌になるわ。
(ラスト)


連投規制で投稿に時間かかっちまったぃ。
酔っぱらって投稿してるんで変なトコあるかもしれんYO。
679名無しさん@ピンキー:04/03/05 04:59 ID:1oAjaIY9
>>678
萌え!も、そうだが

          おもしれー(・∀・)!    

いやぁ気分爽快、いい夢見れそうです。
680名無しさん@ピンキー:04/03/05 06:01 ID:Jzl3KUgV
>678
乙!萌えた……面白かったし、エンヴィーかなりかわいい。
気持ちよく寝ます。
681名無しさん@ピンキー:04/03/05 06:08 ID:MdrOq2+Z
弟よ…w
682名無しさん@ピンキー:04/03/05 09:50 ID:e8vYxFel
童貞ハンター!!スカー(♀)見算!!!
国家錬金術師の童貞共!!覚悟しろ!!!

・・・よくも大佐の童貞を・・・
兄さんの童貞返せ!!!

・・・ていうのを妄想してしまった・・・
683名無しさん@ピンキー:04/03/05 11:31 ID:Q2TR1ehh
処女ハンター!!スカー(♀)見参!!(←こっちが正しい字だな)
国家錬金術師の処女共!!覚悟しろ!!!

・・・大佐・・・その年まで処女だったんですか・・・
姉さん!!僕と言うものがありながら!!!

こっちもいいかもしれないな。
684名無しさん@ピンキー:04/03/05 12:01 ID:eB2O8cAY
♀?
685名無しさん@ピンキー:04/03/05 12:22 ID:Q2TR1ehh
スカー(♂)だと、話が生々しくなりそうだから♀。
ネタだからな。笑えて、流せるモノじゃないと・・・
686名無しさん@ピンキー:04/03/05 14:09 ID:1oAjaIY9
うむ、♀の方が後腐れなさそうでいいかもな。
687名無しさん@ピンキー:04/03/05 14:14 ID:L9CgFphW
童貞ハンターはどっちかって言うと、ラストの方がしっくりくるかもな。
でも、女体化ではない罠。

・・・アル子、ロイ子が兄の童貞を守る(自分が奪う)為に奮闘する話なんかは面白いかもしれない・・・

スカー(♀)VSラストの童貞ハンター対決なんて話の広がりにも期待できる?
688名無しさん@ピンキー:04/03/05 14:40 ID:EDZUkXuE
ラストは誰彼かまわず襲うイメージがないからなぁ。

昔、国家錬金術師達(♀)に自分が狙っていた兄の童貞を奪われたスカーが
その復讐として国家錬金術の童貞or処女を狙うのはどうだろう。
大総統の趣味で未経験の人間しか国家錬金術師になれないとかなら
なおヨシ。
689名無しさん@ピンキー:04/03/05 14:47 ID:gI3l5zVN
初モノじゃ無くなった時点で資格も失う。=国家錬金術師を1人消すことに繋がる。
なるほどな。必死になるな。それだと。

ところで、お前さんの愛にエドがいる。
690名無しさん@ピンキー:04/03/05 14:53 ID:1oAjaIY9
処女のみが、国家錬金術師の資格を持ち得る訳か。
面白いな、それ。

>688本当だ、IDがED
691名無しさん@ピンキー:04/03/05 14:53 ID:lvVuU+le
ロイ子やエド子は国家錬金術師なので未経験、アル子は……経験済み?
692名無しさん@ピンキー:04/03/05 14:55 ID:gI3l5zVN
アル子「姉さんに捧げちゃいました。てへっ♪」

とかだったりして。
693名無しさん@ピンキー:04/03/05 14:58 ID:/nuDZP6k
巫女や神官みたいにな国家錬金術師だ。
694名無しさん@ピンキー:04/03/05 15:01 ID:gI3l5zVN
むしろ初モノじゃないと錬金術が発動しないとか・・・

・・・てことはスカーも初モノ・・・
695名無しさん@ピンキー:04/03/05 15:03 ID:1oAjaIY9
>>692
(*´∀`)
696名無しさん@ピンキー:04/03/05 15:08 ID:gI3l5zVN
仁義なき処女争奪戦になりそうだ。壮絶そのものだな。ある意味。

あと、グラン准将とかの処女(童貞は無理?)は奪うのが別の意味で辛そうだ・・・
697名無しさん@ピンキー:04/03/05 15:18 ID:LwmlER58
EDで思い出したが、男には辛い単語だと思われるヨ…
698名無しさん@ピンキー:04/03/05 15:19 ID:gI3l5zVN
エドはED・・・
699688:04/03/05 15:52 ID:EDZUkXuE
_| ̄|○


E.D.じゃないからエドだよな…
700名無しさん@ピンキー:04/03/05 16:07 ID:1oAjaIY9
無能でED

この作品はインポテイツな作品ですね。
701名無しさん@ピンキー:04/03/05 17:23 ID:qtlZ9Ewk
不能じゃないからギリギリOK。
702名無しさん@ピンキー:04/03/05 17:36 ID:V4rd8WR4
でも無能じゃギリギリアウトだろ。
703名無しさん@ピンキー:04/03/05 18:03 ID:gph9M4gf
せめて進塁打程度は・・・
704名無しさん@ピンキー:04/03/05 18:10 ID:ARtprSce
ひょっとしたらこのスレと数字板の鋼スレって
住人かぶりまくってないか?







自分がそうだよ…

        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . ::::::::::::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: ::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
705名無しさん@ピンキー:04/03/05 18:13 ID:1NSOOVBN

自分もです。
あっちじゃ女体話できないからな。
すみわけて楽しませてもらってます。
706名無しさん@ピンキー:04/03/05 19:28 ID:/ky5QH4k
女はくだらない話題で盛り上がるよね
数字板がそうなんだけど
707名無しさん@ピンキー:04/03/05 19:38 ID:EDZUkXuE
>706
巣に帰れ。
数字板の議論がしたきゃ数字板に逝けよ。

>704-705
エロパロにいればエロパロの住人だよ。どこから来たのかは関係ない。
やおい嫌いもいるだろうから数字板の話題は避けてもらえると
嬉しい。
706みたいな阿呆も沸くし。
708名無しさん@ピンキー:04/03/05 19:42 ID:XdxqVziD
数学??女??
何の話かわからんが、荒れそうな話するなよー
709708:04/03/05 19:43 ID:XdxqVziD
スマン…リロードしてなかった
710名無しさん@ピンキー:04/03/05 20:15 ID:MM90AJ/p
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
  |   次でボケて!  |
  |________|
      ∧∧||
     ( ゚д゚)||
    / づΦ
711名無しさん@ピンキー:04/03/05 20:25 ID:2MulSxkW
ごめんスベッタ
712名無しさん@ピンキー:04/03/05 22:10 ID:ScQjkjad
エドドドドドウテイチャウワッ
713全スレ89:04/03/05 23:21 ID:jApxevo3
連日の神々に触発されてこっそり投下。
心は鎧アル×エド子の、エド子一人エッチ編です。長いですが一気に行きます。
714名無しさん@ピンキー:04/03/05 23:22 ID:jApxevo3
全じゃなくて前ですた_| ̄|○
7158-1:04/03/05 23:22 ID:jApxevo3
「水はサイドテーブルの上、着換えはそこの椅子の上。僕はご飯買ってくるから、その間に汗かいたら着換えてね」
退屈だからって本なんか読まないように。大人しく寝てるんだよ。
釘を刺して部屋を出て行く弟の巨大な後姿に、べえと舌を出してエドはベッドに寝転がった。シーツにこもった湿気が不快に頬に触れる。
外はよく晴れているようだが、陽射しは閉じた鎧戸に遮られ、昼下がりの宿の一室はうっすらと暗い。
こんな昼間っから寝てられっかよとぶつぶつ言っても体はやっぱり重く、頭も霞がかかったようにぼんやりしていて、言われるまでもなく
本など読む気にはなれなかった。
一昨日から続く熱は体の中にわだかまったまま、いまだ下がる気配はない。
旅の途中で立ち寄った小さな町で、突然高熱を発して倒れたエドに下された診断は「風邪と過労」だった。だから睡眠はしっかり取ってって
あれほどいったのに。夜なべして本読んでるから。良くなるまで絶対ベッドから出さないからね、と、安堵の反動で怒りまくったアルには
こってり油を絞られたが、倒れた姉に泣きそうなほど動揺する姿を見せられたあとでは、反論もできなかった。
肌触りの悪い毛布を頭から被り、エドはごろりと寝返りを打った。昨日は一日ぐっすり寝ていたから、今日はすっかり頭が冴えてしまっている。
まだ体がだるいし、弟が怖いから大人しくはしているが、それもそろそろ限界だ。
「退屈だってのー」
静まり返った部屋の中に響く声も、いつもよりかすれている。暑い、つまんね、腹減った。アルのバカ、さっさと帰って来いと呟きながら
またごろんと寝返りを打つ。少しもつれた金の髪が、氷の溶けた水枕の上にぱらぱらと散らばった。
熱のせいか、体がひどく火照っている。ぬるい水枕などではなくて、もっと冷たいものが欲しい。
少しはいいかと自分の機械鎧の腕を顔に押し付けてみたけれど、これも生ぬるいだけだった。
鎧戸は閉じてあったが窓は僅かに開いていて、涼しい風がこもった空気を揺らす。退屈しのぎの慰めに自分の腕にほお擦りしながら、エドは
同じ感触を持つもっと巨大な手のことを考えた。
7168-2:04/03/05 23:23 ID:jApxevo3
あの冷えた鋼の手。弟の、大きくて硬くて少しオイルの匂いがする手。あれならきっと、もっと冷たくて気持ちいいだろう。
あれが触れてくれたら、なかなか下がらないこの熱もだるさもまとめて吹っ飛ぶと思うのに。そう、あの時のように。
体の奥で、ふいに病とは別の熱が湧き上がった。だるさとぼやけた思考、自分の汗の匂いも拍車をかける。

急かされ、敏感になった肌の上を這いまわる、なめし皮の無骨な手のひら。耳をくすぐる優しい声、鋼と鋼が触れ合う鋭い音。
押し開いた足の間を探りながら、濡れた粘膜を掻き分けその奥へと潜りこむ硬く冷たい指。
足の先から頭まで突き抜ける、気が遠くなるようなあの快楽。蜜にまみれた冷たい指は、体の中であっという間に自分と同じ温度になって
さらに熱と狂乱を引き上げていく。遠ざかっていく自分の嬌声。弾けとぶ意識。真っ白になる世界。
夜毎、この体に熱をかきたて、また冷ますあの鋼の手。

熱のせいではなく熱くなった顔を押さえながら、おいおいやばいって、とエドは自分に突っ込みを入れた。
欲情なんかしている暇があったら、とっとと風邪を治さなくては。退屈だし旅も続けられないし、無駄金使うし不自由だし。
何よりこんな状態では、求めたところで弟は気を使って触れてもくれまい。喉が痛くて、アルの好きなイイ声も聞かせてやれそうにないし。
せめて熱くらいは下げておかないと。
……いやいやいや、論点ずれてるだろ。落ちつけ俺、とさらに一人突っ込みをしてみても、顔の熱さは増すばかりだ。
ヤバイな、と思ったときには遅かった。
顔のほてりが全身に広がっていく。熱は熱を呼び、下腹が溶けた鋼を流し込まれたように熱くなって、その熱に息すら燃えだす。落ち着かなくて
無意識に摺り寄せた足の間は、早くもとろけ始めていた。
熱があるからだ、熱のせいで変なんだ、と思い込もうとしても、体は勝手に昂ぶっていく。こみ上げる熱はもう押さえることもできない。
何とかしたい。
どうしよう、と焦りながら毛布から顔だけ出し、エドはきょろきょろと辺りをうかがった。
7178-3:04/03/05 23:26 ID:jApxevo3
昼下がりの宿の中は人気もなく静まり返っていた。弟はまだ出て行ったばかりで、ドアの鍵もしっかり掛けられている。
数瞬迷い、やがて、ええいちくしょうと思い切りよく寝巻き代わりのタンクトップをめくり上げると、エドはその中に恐る恐る手を這わした。

普段、どちらかといえば冷たい生身の左手は、今は火がついたように熱くなっていた。同じくらい熱い肌を探りながら、アルはどこまで
買い物にいったんだろう、とふと思う。頭の下で、水枕がちゃぷんと音を立てた。
普段意識して触れることなどない自分の肌は、熱のせいでしっとりと湿り、滑らかなのに指先に吸いつくようで、なんだか変な気分だ。
あちこちにある細かい傷を撫でながら、これはいわゆるオナニーかと思った瞬間、エドはその言葉の衝撃に気を失いそうになった。
恥ずかしいというより情けなくて、いっそう顔がほてってくる。
アルとセックスするようになった今も、その前も、エドは自分でこの類のことをしたことがなかった。以前はそんな行為は想像の範疇外だったし、
知った今も毎晩のように満たされているから、自分で慰める必要などないし、したいと思ったこともなかった。
それがまさか、起き上がるのもかったるいこの状態で実行することになろうとは。
確かに、列車に何日も泊り込んだりしたから、今日でもう一週間はしていない。こんなに長く触れ合わなかったのははじめてだ。が、それでも
たかが一週間なのだ。その程度も我慢できないとは、俺ってもしかしてものすごくエッチな奴だったのかと、エドは少々自己嫌悪に陥った。
しかし、ともかくこの熱を押さえなくては休むどころではない。風邪治さないといけないしと、無理やり自分を納得させる。
(ここはとっとと一発抜いちまってだな……いや、女の場合はなんていうんだ?)
微妙な謎に悩みながら、薄っぺらな腹を伝って乳房に辿り着く。それは相変わらずふくらみとも呼べないほどで、指を伸ばせばこの小さな手でも
覆いきれてしまう。わかっていたことだがちょっと悲しい。
だが、己のほかに唯一触れることを許しているアルはこの胸が好きで、何かといえば触りたがる。
7188-4:04/03/05 23:29 ID:jApxevo3
(だってかわいいもの。ないぶんカバーするくらい感度いいし)
こんなものの何がそんなに面白いのか、と以前理由を聞いた時は、本気か嘘かにこやかにそんな答えを返しやがったから、顔面がへこむほど
蹴り飛ばしてやったのだが。
でもあの手に触られるのは、悪くない。
指が余りまくる大きな手のひらで包まれると、小さなふくらみもほんの少し形を変える。先端の薄紅が指先でこすられ硬くなり、鮮やかな
濃い赤へと変わっていく様は、自分でも綺麗だと思っていた。
ふにふにと、まだ硬いふくらみを指先で揉みながらしばし考えこみ、それからエドはぷくりと柔らかな先端を、手探りで探してつまんでみた。
途端に背中から首筋にかけて、ぞくぞくと快感が走る。
(うわ、変な感じ)
指の間でつんと固くなったそこから慌てて手を離す。呼吸が落ちつくのを待って襟ぐりを引っ張りおそるおそる覗き込むと、乱れたタンク
トップの中で右の乳首だけが赤く、固くなっているのが見えた。
子供じみた小さな胸に表れたその変化は、己の手が起こしたものだと思うとさらに卑猥に思え、また顔が熱くなる。
誰も見ていないのはわかっているがやっぱり恥ずかしい。もうやめるかと一瞬思ったが、下腹の疼きはまだ止まらない。むしろ中途半端な胸の
刺激に、いよいよ強くなったようだ。
これでは駄目だ。これでは足りない。この疼きをおさめる方法が一つしかないことを、もう自分の体は知っているのだ。
速い息を吐きながら、熱い体を両腕で抱きしめる。機械鎧の硬い感触に、背筋がぞくぞくした。
こんにゃろう、と誰に向かってなのかわからないまま呟くと、エドは目を瞑ってハーフパンツを脱ぎ捨てた。
下着を下ろすのはなんとなくためらわれ、そのままで左手を中に突っ込む。半分やけになりながら薄い柔毛を分け、奥へ奥へと手を伸ばすと、
そこはもう、とろとろと蜜で濡れはじめていた。
うわ、乳揉んだくらいでどうしちゃったんだ俺!と心で叫びながらも探ると、指先が開きかけた花弁に触れた。濡れた柔肉は温かく指に絡み、
触れるたびきゅうと疼くような快感が湧き上がった。だが同時に、妙な違和感も溢れる。
なんか変だな、と首をひねる。胸をいじっていた時も思ったが、悪くはないが何かが違うのだ。敏感な場所に触れるのが細くて小さな指で
あることに、どうにも違和感が感じられて仕方がない。
7198-5:04/03/05 23:30 ID:jApxevo3
(違うって、なにが違うんだ?)
手を止め暫く考える。やがて行き着いた答えに、熱っぽい顔が青くなった。
いやまさか、と思いながら左手を抜き、エドは今度は機械鎧の右腕を下着の中に忍び入れてみた。
「あっ」
下腹を突き上げるような快感に、押されるように悲鳴が上がった。冷たい鋼が柔らかな花弁を掻き分ける感触に、ざわざわと全身が総毛だつ。
浮き上がる腰を押さえることもできず、短い息を吐きながらなおも指を動かすと、溢れた蜜が鋼に絡む粘着質な音が聞こえた。熱く濡れそぼった
柔肉に、絡んだ鋼の温度がどんどん引き上げられていくのがわかる。
勝手に動く指と腰で快感を掻き立てながら、エドは頭の隅で、おいおいまずいんじゃねえか俺、と、またもや自分に突っ込みを入れた。
生身の指より鋼の方が感じるなんて、ちょっとやばくないだろうか。人として。
悶々と悩みながらも手は止まらない。
花弁の中から溢れてくる蜜を指に絡め、花芯にこすりつける。膨らんだそこに触れるたび、じんと熱い衝撃が体を貫き、勝手に腰が震えた。
喉から漏れる悲鳴は枕を噛んで押し殺し、繰り返し蜜をすくってはそこに塗りこめる。じりじりと炙られるような快感がはじけそうになった瞬間、
指を離して、はじけそこねた快楽を焦らすようにまた花弁を探り、蜜をすくいとる。
いつもされる通りの情欲の高め方だ。慣れた体はもどかしささえ快感にすりかえる。
溢れた蜜はとうに下着から染み出し、内股に流れ出して膝まで伝っていた。その雫が這う感触さえ情欲を掻き立てる。
「あっ、あっ、あっ」
勝手に漏れてくる声は、かすれているせいで逆にいつもより甘ったるい。みっともねえと思うと同時に、ちょっと聞かせてやりたいとも思う。
こんな声はなかなか出せないから、きっとアルは喜ぶだろう。
触覚を持たない弟が、快楽を得られるのは視覚と聴覚からだけだ。だからセックスの時、エドはいつもわざと乱れる。淫らな声で、囁きで、
姿で、その僅かな快楽を何倍にも高めてやるのだ。それはいつもアルを喜ばせ、またエドにもいっそうの快感をもたらした。
もっとも後半になればそんなことを考える理性など吹っ飛んで、何を口走っているのかわからなくなるほど、あの指にとろかされてしまうのだが。
7208-6:04/03/05 23:31 ID:jApxevo3
だがさすがに、自分で自分をそこまで追い込む勇気はない。
刺激に耐えられなくなったところで鋼の指を、小刻みに収縮を繰り返す花弁の中に潜り込ませる。
柔らかなその奥に、円を描くようにしながら指を進めていくと、冷たさと、それを上回る快感が背中を突き抜けた。ん、ん、と押し殺した歓喜の
悲鳴を上げながら、ゆっくりと自分の中に硬い指の抽送を繰り返す。
大きさは違っても呑み込んだ感触は同じ無機質で、弟の指を思い出させた。まるであの冷たく硬く、巨大で力強い鋼の鎧に抱かれているような
気がして、快感以上の安堵を感じる。
同時に、なんてこった俺ってやっぱりそんな趣味だったのか、と、エドは軽い絶望感に襲われた。
この若さで、無機質でしか感じられない鎧フェチ、鋼フェチとは。10代にしてはマニアック過ぎる趣味だ。
でもそれはきっと、他の快感を知らないからだ。だってこの体が知っているのは無骨な鋼の指と、冷たく硬い鎧の体だけなのだから。
出だしが余りに特殊すぎた。こうなるのもある意味仕方ないことといえよう。
などと自分をごまかしてみてもそれこそ仕方がない。このヤバイ性質を改善するにはどうすりゃいいかと、エドは白くなり始めた意識の隅で
必死に考えた。
さあどうする。鎧しか知らないのが根本的な原因なら、いっそ生身体験でもしてみるか。
(バカいえ)
溶けかけた理性の提案は、僅かな気力が即座に却下した。落ち着け俺、ずれてるぞ。なにが悲しくてそんなことしなきゃならんのだ。
他の男なんか冗談じゃない。他の男なんか。
小刻みに動く機械鎧の右腕を伝って、溢れた蜜がシーツにこぼれた。下着はとっくに濡れそぼって落ち、役目を果たさなくなっている。
根元まで呑み込んだ指を一度引き抜いて、二本に増やしてもう一度突き入れる。新しい冷たさにまた背筋を快感が駆け抜けた。左手で薄い胸を
掴むと、触れてもいないのに乳首は両方とも硬く尖り、じんじんと痺れるような感覚を伝えていた。
ああ、熱くて熱くて、気が変になりそうだ。
じゃあ、どうしたらいいんだろう。
体と同じくらいとろけた頭で、機械的に指を動かしながらしつこく考える。花弁はすっかり開いて震えながら指に絡みつき、そのたび
頭が燃え上がった。快楽の頂が見え始めた。絶頂が近い。昇りつめる体を追い上げて、さらに突き上げる。
7218-7:04/03/05 23:32 ID:jApxevo3
他の男が駄目なら、同じ相手とすればいいんじゃないか。
そうか、アルが生身に戻ったら試してみればいいのだ。それで駄目なら本物の鋼フェチということだ。腹をくくろう。
ああそうだ、それがいい。アルならいい。あいつならいい。
他の奴じゃ駄目だ。そうだ他の奴なんか欲しくない。口うるさいし小言も多いけど。体が鎧でも、生身でも、たとえ魂だけだって。
アルじゃなきゃ嫌なんだ。
快感が爆発した。狭いそこが呑み込んだ指をきゅうと締め上つけ、体の内を駆け上る快感に背中が反り返る。頭の中が真っ白に弾けた。
快楽に溶けていく理性の最後の一片で、それって一番やばくねえか、と、エドは自分に最後の突っ込みを入れた。
ねえかどころか間違いなくヤバイ。鋼フェチどころの騒ぎではない。神様なんてどうでもいいけれど、人間としてやばすぎるだろう。
ああでも、今はそんなものどうでもいい。今ここにあるのは快感と、吹っ飛んだ理性の跡に残っている一欠けらの想いだけだ。
不安も道徳も置き去りにして得たそれは、こんなにもただ心地いい。
「……ア……」
朦朧とした意識の中、ただ一人の名前を呼びながら、極めた高みからエドはゆっくりと墜落していった。

夕暮れ近く、古びたドアをそっと開けると、薄暗い部屋の中、ベッドの上には毛布の蓑虫がいた。
よしよしちゃんと寝てるな、と頷きながら部屋に入り、山ほど買い込んでしまった荷物をテーブルに置いてあたりを見回し、アルはふと
それに気づいた。
置いておいた着替えがない。それに、バスルームのドアが少し開いている。
不審に思いながらドアを開けて巨大な鎧が狭い浴室を覗き込む。同時に上がったあれっ!と高い声に、ベッドの蓑虫がぎくりと震えた。
「姉さんシャワーなんか浴びたの!?」
風邪ひいてるのになに考えてるの!しかも洗濯までしてる、普段やれって言ってもやらないくせに!
バスルームに干された寝巻きや下着を睨み、さらに小言を言おうと振り返ったアルの前で、蓑虫が毛布を跳ね上げ飛び起きた。
「アル!」
7228-8:04/03/05 23:33 ID:jApxevo3
「ほらもう!シャツは四つに折って叩いてから干さないとしわくちゃになるっていつも……え、なに?」
「早く体取り戻そうな!」
「……うん?」
「そしたら実験だ!やるからな!」
「なにを?」
弟の素朴な疑問は無視してベッドの上に仁王立ちになると、エドは機械鎧の拳を握り締めた。上体がちょっとふらついている。
「それでどっちに転ぼうと、俺は腹くくって開き直ってやるぞ!そうとも今更、多少のやばさがなんぼのもんだ!真理に比べりゃ屁でも
ねーや!お前も覚悟しとけよ、俺はやるって言ったら絶対やるからな!」
妙に据わった目で叫ぶ姉の勢いに、だから何を、と重ねて聞く事もできず、アルはわかった、とあいまいに頷いた。
それから、姉さん顔赤いよ熱上がったんじゃないの、と首を傾げる。
鋼の腕を持ち上げ、頭を一掴みにしそうな巨大な手で真赤なおでこに触れる。なめし皮の無骨な手が、形のいい額の生え際を丁寧に撫でた。
あ、こんなことしてもわかんないか。でもこの手は冷たいから、熱があるならちょうどいいだろう、と思った瞬間、覗き込む赤い光を
ぽかんと見上げていた姉の顔が、突然かあっと赤くなった。
火でも噴きそうなその顔色に、思わずどうしたの!?と驚きの声を上げる。
「なんでもない!」
「なんでもないって、姉さんさっきから変なことばっかり言ってるよ。大丈夫なの、気分とか悪くない?これ何本かわかる?」
「2本……だからなんでもないって言ってんだろうが!」
思いっきり殴られ、がいん、と鈍い音を立てた兜を押さえながら、ぶたなくてもいいでしょと文句を言うアルを睨み、真赤な顔でさらに何かを
言いかけたエドは、言葉を繋ぐことなく、そのままの姿勢でばたんとベッドにひっくり返った。
わあ!と叫んで両手を伸ばすと、アルは目を回した姉を抱き上げ、しっかりして、と揺さぶった。シャワーなんか浴びるから熱が上がったんだよ、
もう一回お医者さんに診てもらおう、といいながら、鋼の両腕で小さな体を抱きしめる。
もはや首まで赤くして機械鎧の右腕を振り上げると、エドはおろおろ見下ろす弟の頭をもう一度、ばかんと情け容赦なくぶん殴った。
723前スレ89:04/03/05 23:34 ID:jApxevo3
終わりです。モエツキター(*´Д`*)
失礼しますた。
724名無しさん@ピンキー:04/03/05 23:36 ID:hgpTCM4w
リアルタイムでキタ━━━━(*゚∀゚*)━━━━!!!!
機械鎧の指に感じるエド子ハァハァ
ごちそうさまでした!乙ー!
725名無しさん@ピンキー:04/03/05 23:41 ID:UseAzPRb
いいものをありがとうございます。
726名無しさん@ピンキー:04/03/05 23:42 ID:8IXjH1Hb
がっつり萌えさせていただきました。
エロ描写が素敵でした。エド子(*´Д`)ハアハア
727名無しさん@ピンキー:04/03/05 23:48 ID:GvfpR9Xx
乙です!
ひたすら自分につっこむエド子に萌え。
728名無しさん@ピンキー:04/03/06 00:35 ID:fjboupDQ
鋼鉄の処女
729名無しさん@ピンキー:04/03/06 01:42 ID:fwEm2n+K
>>713
イイ!(・∀・)かなり萌えた。一人エッチマンセー!
未来の実験も拝ませて頂きたい!!
730名無しさん@ピンキー:04/03/06 02:21 ID:BlUWBB3K
乙彼サマー。
ぜひ生身verも拝ませていただきたいです(*´Д`)
731名無しさん@ピンキー:04/03/06 02:41 ID:a8QPIKnr
かかか ネ申がご降臨されている…!!

(*´Д`) スゲーモエター 
よーし、もう一杯飲んじゃうぞー嬉しいぞー飲むぞー
732倉庫の中の人:04/03/06 03:15 ID:yBR09rdm
更新滞っていてすみません(´・ω・`)
宿題ため過ぎて、過去の自分の作業履歴を思い出せない罠にはまりますた。
まだ倉庫で補完していない作品を投下されたネ申で、禁・補完な作品がありましたら
申し訳ないんですが教えていただけると嬉しいです。
これから投下されるネ申は、補完不可の場合は事前に禁とかダメとか書いていただけると
泣いて喜びます(;´Д`)
733名無しさん@ピンキー:04/03/06 03:41 ID:ESGjoaNy
>>706
女性は大切にしなきゃ駄目だぞ。
お前も早く嫁さん貰えよ。
いいぞーカミさんは。

と中佐に言われてしまうヨカーン。
734名無しさん@ピンキー:04/03/06 05:09 ID:5dpAfJ2F
733で思い出したYO。
ヒュー子の続編まだー??
  ∧_∧
 ( ,,・∀・)
 ( ∪ ∪    どきどき
 と__)__)
735名無しさん@ピンキー:04/03/06 19:03 ID:5stT2IiD
>>732
作者じゃないんだが
前スレのロイ子セイーリネタ補完してないんでは?
736名無しさん@ピンキー:04/03/06 20:51 ID:tK9EgA13
ttp://up.isp.2ch.net/up/4bd082e1b4ee.jpg

今日のアヌメよりエン子。
こういうネタはここでいいのでしょうか…。
ウプしたネ申様ごめんなさい。
737名無しさん@ピンキー:04/03/06 23:45 ID:HakVRolt
ダレモイナイ・・トウカスルナライマノウチ
ttp://akm.cx/2d/img/2535.jpg

ヒュー子練成してみました。
738737:04/03/06 23:53 ID:HakVRolt
誤)練成→正)錬成ですね
ハズカシイ…_| ̄|●
739名無しさん@ピンキー:04/03/06 23:56 ID:fwEm2n+K
>>736
>>737
(*´Д`)深夜に神君臨!素晴らしい。
生憎、祈る神は沢山いるんでね!
740名無しさん@ピンキー:04/03/07 00:43 ID:p6OAqBLJ
エン子はもう流れてしまったのかな…見れないYO

>737
ぎゃあヒュー子たんが凄く素敵なわけで
いやはやいい男はいい女になるんだね…(萌えすぎてワケワカラン
741名無しさん@ピンキー:04/03/07 00:51 ID:jQuJbR42
>737
ネ申キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ヒュー子タンヒュー子タン(;´Д`)ハァハァ (*´Д`)/lァ/lァ (*` Д´)//ア//ア!!
742名無しさん@ピンキー:04/03/07 04:46 ID:L8Ibytdx
真理xエド子

 触手が薄い乳房の肉を弄ぶように蠢き、その先端の突起を突付きまわす、わき腹に濡れた跡を残し
 太ももの内側を這いずり回り、秘部を彩る薄い恥毛を撫でまわしていた。
 エド子が刺激を受けるたびにピクリと反応するのを真理は面白そうに見つめていた。

「くっ・・・・はぁ・・・・・・はぅん・・・・・・・・ふぁ・・・・・・・ぅん・・・・・・・・あっ・・・・・・・・んあっ!」

 触手による執拗な愛撫にエド子の思考能力は低下していた。
 真理の触手の上で喘ぐエド子の両足を触手が左右に広げると、秘所へ向けてまた多くの触手が群がった。
 器用に小陰唇を掴むと膣口が曝け出されるまでに引っ張り、ビラビラの内外から挟み込むように弄ぶ。
 秘部の上部にある陰核の包皮を剥き、綺麗なピンク色のクリトリスを突付きまわす。
 触手にクリトリスをかぶりつかれ、エド子の秘所がぷしゅっと潮を噴く。
 膣口の入り口をドリルのように掻きまわし、ヒクヒクする菊座に先端を擦りつける。
 多数の触手に性感帯を刺激され、エド子は強制的に絶頂させられて、何度も昇天した。
 にゅるっ・・・ちゅっ・・・・くちゃっ・・・・ぴちゅっ・・・・にちゃっ・・・・ちゅくっ・・・・ぬちゃっ・・・・ちゅぷっ・・・・
 じゅぽっ!じゅぽっ!じゅぽっ!じゅっ!ぬちゅっ!ちゅぐっ!じゅぷっ!ぬじゅっ!ちゅっ!ちゅぶっ!びちゅっ!にちゅっ!

「うっ・・んふっ!はぁ・・んっ!あっ・・・はんっ!ふぁ・・んぅ!やっ・・くぅんっ!はふっ!はっ・・・はぅん!」
743名無しさん@ピンキー:04/03/07 05:02 ID:L8Ibytdx
触手が卑猥な音を響かせ淫液を掻きだし、それに合わせるようにエド子が可愛い鳴き声で囀き、腰をのけぞらせ上下に振る。
 触手は全身をピクピクと痙攣させて悶え狂うエド子の快感に緩みきった菊座を広げ、
 大蛇のように太く長いその身を一気に潜り込ませる。
 菊座から入った触手がそのまま脳天まで突き抜けるような感覚にエド子の裸身が跳ねた
 ズヌヌヌヌ・・・・と、直腸の内壁を擦りながら体内へと侵入する異物に,エド子の頭の中は真っ白になっていた。

「・・・・・・んふっ!・・・・・はっう!・・・・・・・・・・くぅ・・・・・・・・・・んくっ・・・!あ・・・ぅ・・・・・・・ひゃうん・・・・!」

 エド子の腸内を触手が擦るたびに秘所が痙攣し、そこから大量の淫液を撒き散らす

「んっ・・!んっ・・!んっ・・!んっ・・!んっ・・!んっ・・!んっ・・!は・・・ぅんっ・・・!」
744名無しさん@ピンキー:04/03/07 05:15 ID:Ds0oCPh2
なぜかかちゅから連続で書き込めないので続きはまた…
745名無しさん@ピンキー:04/03/07 07:00 ID:cd8lfMhr
ネ申キターーーーーーーーーーーーー!!!!!

真理たん大好きだ…!!
746名無しさん@ピンキー:04/03/07 09:03 ID:HxRIOLc0
真理たん
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
747名無しさん@ピンキー:04/03/07 12:10 ID:J0H9xOSi
それは直腸に侵入した後も、腸内でうねうねと蠢きエド子に快感を与える。
 エド子は涎を垂れ流し、白目を剥きながら悶絶するが、さらに膣を触手が掻きまわし、エド子の秘部にむしゃぶりつく。
 真理の触手は止め処なく溢れる淫液を啜りながら、それと同じくらいの涎をだらしなく開いた口から流す
 少女の恍惚の表情を嬉しそうにながめていた。

「はぁ・・・はぅ・・・・んぅ・・・・あふぅ・・・・ふぁ・・・・ぅ・・ん・・・・・ひゃ・・・・・あぅ・・・・・・。」

 触手は愛液をこんこんと溢れさせ開ききった花弁に陰茎をあてがい
 絶頂の余韻の中で状況を知覚できないエド子の腰を一気に引き寄せる。
 触手にクリトリスをきつく吸い上げられ、エド子が一際甲高い嬌声を上げる。
 その清楚な裸体をピクッっと痙攣させ、すっかり開いて奥の内臓まで覗かせた秘部は
 トプトプと絶頂の証の液体を滴らせた。

「・・・くぅ・・・・・・はぁぅ・・・・・・・・んんっ・・・・・・ひうっ・・・・・!」
748名無しさん@ピンキー:04/03/07 12:12 ID:J0H9xOSi
 敏感な部分への立て続けの刺激にエド子は幾度も気をやってしまい、快楽の中で恐怖を忘れている
 その惚けた表情と、上気しピンク色に染まった肌は、物の怪の類いでさえ劣情をそそるだろう。
 彼女の涎を垂れ流し、白目を剥きながら悶絶する姿を見下ろしながら、触手が眼前の淫唇を左右に思い切り引っ張ると、
 淫らな液体が音を立てて糸を引き中から溢れ出た愛液は菊座にまで零れ落ちる。
 触手が曝け出されたエド子の綺麗なピンク色の秘部から溢れる淫液を一回り舐めると、
 今度は人の亀頭を思わせる先端を持つ触手がその膣口に狙いを定めた。
触手が、ブルブルと激しく震えながらエド子の膣の中へと侵入しようとする。
 多分に柔軟性があるように見え、また触手が彼女のその小さい淫唇を目一杯に広げている為か
 ブツッという処女膜を破る感覚とともに、簡単に膣内へと埋没していった。

「〜〜〜〜〜〜〜っ!・・・・・!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」
 
 エド子は口をパクパクさせ、声にならない悲鳴を上げ涎をたれ流しながら身悶えする。
 膣と菊座を同時に蹂躙され、中で肉壁ごしにぶつかり合うのを感じながら
 激痛と絶頂をもまた、同時に感じていた。

「んはぅ・・・!くぅっ・・・・!うんっ・・・!あふ・・・!い・・あはぅ・・・!あ・・・はぁ・・・・・んあぁっ・・・・・・!」

 触手が子宮に達するたび、腸壁を擦るたび、クリトリスにかぶりつくたびに エド子は気をやり、淫らな雫が辺りに撒き散らされる。

「ジュプッ!ジュクッ!ジュッ!ピチャッ!チュプッ!グチュッ!ビチュッ!ジュッ!ブチュッ!ジュプッ!」

「はぅ!あん!くあ!ああん!ん・・・あぅ!きゃふっ!く・・・んん・・・はあんっ!・・・・・・・・・・・・あ・・あふうっ!」

「あっ!あっ!あっ!あっ!んっ!はっ!あっ!あっ!んはあああああああああああぁぁぁぁっ・・・・・!」

「ピクッ・・・ビクッ・・・・ビクンビクン!」

「プシャッ・・・!パシャッ!ピシャ・・・ピシャシャッ!」
749名無しさん@ピンキー:04/03/07 12:14 ID:J0H9xOSi
 飛び散った愛液がエド子の顔面に降り注ぎ、触手と彼女の周囲には卑猥な水溜りができていた。
 エド子の尻に挿入していた触手が、その絶頂の近いことを知らせるがもちろん彼女の耳には届いていない。
 妖気でたっぷりと膨れ上がった触手の欲望の体液がエド子の直腸で爆ぜる。
 どぴゅるっ!どくんっ!どくんっ!どくんっ!どくっ!どくっ!どくっ!どくっ・・・・・!

「・・・・・・・・・!!あぅ・・・ん!あ・・・・つ・・・い・・・・・・や・・・・・・ぁ・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・・。」

 ぬ・・・・ぬちゃっ・・・・・・ちゅるん・・・・・・・・・・ぼ・・・じゅ・・・・・・ぶじゅっ・・・・・・・・・・・・・
 エド子の菊座から真理が触手を抜き取ると、直腸に満たされた体液が耐え切れずに逆流した。

「やっ・・・・!ひゃっ・・・・・・・・!ひ、いやあああああぁぁぁぁっ・・・・・・!」

 けたたましい音と共に肛門から白い液体が噴出し、それにともない直腸の中身もこぼれ落ちた。

 『くっくっくっ鋼・・・・今度は糞まで漏らしたな・・・・・・』

 気を失う暇もなく、再びエド子への陵辱が始まる。
 じゅぷっ!ぶじゅっ!じゅぷっ!じゅくっ!ぐちゅぷっ!ちゅぷっ!ぐじゅっ!にゅぶっ!

「・・・・んぅ・・・・・・はふっ・・・・・あぅ・・・・・んっ・・・・・ひゃぅ・・・・・ふぁっ・・・・・んっ・・・・・はぅん・・・・・」
750名無しさん@ピンキー:04/03/07 12:14 ID:J0H9xOSi
 幾度となく直腸の中に体液が放たれたが、膣を蹂躙している屈強な触手は
 一度も子宮には体液を放たず、妖気が溜め込まれた触手はエド子の恥部を限界まで広げて
 それでも納まりきらずに、膣を破壊してしまいそうなほどまで膨れ上がり、子宮にありったけの体液を注ぐべくラストスパートを掛けていた。
 真理がビクビクと痙攣し、最後の体液をエド子の中に解き放つと、熱いものがエド子の体内に迸る。
 子宮に注がれる触手の体液を感じるたび、エド子の身体は踊るように跳ねた。

『お・・・!おっ・・・!おっ・・・!お・・・・おうっ・・・・!お・・・!おおおおおおおおおおおおっ・・・・!!!』
ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!

「あ・・・!あっ・・・!あっ・・・!あ・・・・ハァッ・・・・!熱い・・・・・・!い・・いやあっ・・・・・・!くうぅん・・・・・・・!」

 子宮に収まりきらない体液が、触手と膣の接合部から溢れ噴水のように噴出す。

「あ・・・・駄目だっ・・・・・溢れるぅ・・・・・・・ん・・・くぅ・・・・・・・・・」
 
 あまりも大量の体液が子宮に注ぎ込まれる苦しさと熱さにエド子は気を失う
エド子は身体を満たす強い快楽の中、同時に身体の自由を奪っていくのを感じていた
 そして、そのまま意識が闇に閉じ込められるのも知覚していた。
 真理による陵辱はその後数日間続き、エド子の秘部を完全に陵辱し、破壊し、黒々とさせた後、エド子に生身の腕と足を与えた。
751名無しさん@ピンキー:04/03/07 12:51 ID:HxRIOLc0
乙!末恐ろしい等価交換ですな。
真理たん…(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
752名無しさん@ピンキー:04/03/07 20:17 ID:VZnu8lhT
亀レスですが、>737さんはネ申だなあ・・・
ドラえどんとかも描いてくれねえかなあ・・・

濃いめの話が連続してますが、
ここらで箸休めはいかがですか?
ロイ子×エドの短編書きますが・・・
753名無しさん@ピンキー:04/03/07 20:19 ID:EPEdVZDV
>737
なんてこったい!漏れのハートが持って逝かれたよ(;´Д`)ハァハァ
ヒュー子タソ、禿しくいい女だ。
オサーンでは無理だったが、彼女ならエロネタが盛りっと錬成できたよ。

>750
触手キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
真理たんイイ仕事してますな!
754名無しさん@ピンキー:04/03/07 20:23 ID:VZnu8lhT
ふと思ったんだが、737のヒュー子って人妻?しかも子持ち?
ロイ子とも絡みも、給湯室の猥談っぽくなりそうだなあ・・・と妄想した。
「あんたも早く結婚しなさいよ」とか、「エルリック坊やとはどこまでいってんの?」とか。
あと、昼ドラとかの話題で盛り上がってそう。
755名無しさん@ピンキー:04/03/07 20:49 ID:+AvDQYE/
>752
щ(゚Д゚щ)カモーン!
756名無しさん@ピンキー:04/03/07 21:14 ID:bWj/+fe/
>755
IDが(・∀・)イイ!!

>752
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
ロイ子好き好きw
757名無しさん@ピンキー:04/03/07 21:32 ID:6egWo30t
エド子のマソコを真っ黒にしたのは真理タンだったのか!
758ロイ子とヒュー子 給湯室会議:04/03/07 21:47 ID:+b4ihjZP
ここは軍部の給湯室。
軍部の将来を担うと言われる二人の女史が、今日も何やら話し込んでいた。

「聞いたわよロイ。昨日もエルリック坊やとお楽しみだったらしいじゃないの。お盛んねえ・・・」
「・・・うるさい。万年のろけっぱなしのお前に言われたくない・・・それに昨日はそこまでいってない」
「うっそだあ!!今日は朝から肌ツヤツヤだったじゃないのよ!!どうせ、出勤寸前までヤリまくってたんでしょ!!」
「あのねぇ・・・お前等夫婦と一緒にするな」
「・・・それじゃ、なんでそんなにツヤツヤなのよ〜」
「昨日は趣向を変えて、お互いにマッサージをしてみたのだ」
「マッサージ?エッチな?」
「・・・違う。普通のだ。エドワードも最近疲れがたまっている様だからな、そっちは休んで夜通しでマッサージに耽っていた」
「へえ・・・それで?」
「それでな、これがなかなかいいものでな。足湯をしながら足の指の間とかを揉んであげたりするんだが、この時の顔が妙にかわいくてな。
 たまに着く溜め息とかも色っぽくて、そんな表情とかを見ている内になんか精神的に満たされる感覚を覚えるのだ」
「ふむふむ」
「その後、今度は私がエドワードにマッサージしてもらったんだが、これがまた良い。
 私も足湯をしながらだったんだが、なんか愛する人に尽くされているって行為が精神を癒してくれるんだな。
 足の甲から徐々に快楽とは違った気持ちよさが全身に満ちていくというか・・・なんか言い表せないがとにかく良いんだ・・・」
「う〜む。何か分からんが面白そうだな。うちも試してみようかな・・・」
「うむ。是非やってみろ。病みつきになるぞ」

翌日
「いや〜昨日は燃えたわ!!いつもより5割り増しに頑張っちゃったわよ!!!」
「・・・う〜む。なんというか・・・本末転倒だな・・・」
759名無しさん@ピンキー:04/03/07 22:06 ID:jQuJbR42
>758
乙です!
ヒュー子たん萌え(*´д`*)ハァハァ
旦那様はグレイシ夫でつか?
760名無しさん@ピンキー:04/03/07 23:53 ID:q7OakGE/
>758
勝手ながら>737神のヒュー子タンで想像して
大変萌えさせていただきますた(;´Д‘)ハァハァ
ふたりともかわええ…
ロイ子の口調がそのままなのにヒュー子タンが〜わよ!と言ってるのが
また萌えですた。乙!
761名無しさん@ピンキー:04/03/08 00:48 ID:jQ3DzgZr
出遅れたが737神のヒュ−子、ベリーショートで前髪上げ眼鏡で
いかにもインテリやり手女史風なのに制服の下はむっちりなのが良い!
人妻の熟れたちちしり萌え〜。
762名無しさん@ピンキー:04/03/08 02:13 ID:GJ7dbELh
>761
そ れ だ !
それだ……漏れもそれに萌えていたんだ
言葉にしてくれてありがとう。これでスキーリ!
しかしヒュー子タン萌え……(;´Д`)ハァハァ
763名無しさん@ピンキー:04/03/08 02:27 ID:GJ7dbELh
お、IDがGJだ。
ここの全ての神達に向けて記念パピコ
764名無しさん@ピンキー:04/03/08 03:45 ID:MIpXqnJe
エド×アル子きぼんщ(゚Д゚щ)カモォォォン!
765名無しさん@ピンキー:04/03/08 05:05 ID:VRAnxBkR
鎧エド子きぼんぬ
766名無しさん@ピンキー:04/03/08 06:57 ID:xfMlxRqs
自分はハボエド子と、
404氏のロイ子女王様(実はM?)の続きを烈しくきぼんぬであります。
767名無しさん@ピンキー:04/03/08 17:25 ID:NigX5hOu
漏れは口イ×ヒュー子きぼんぬです
768ロイとヒュー子 給湯室会議:04/03/08 18:14 ID:dpvxAy5/
「あ!ロイじゃん!!久し振り〜!!いつセントラル来たの!?」
「・・・昨日だ」
「相変わらず無愛想ねぇ・・・その分だとまだお嫁さんの一つも貰ってないんでしょ〜。だめよ〜。人生損するわよ〜」
「・・・そうだな。暇ができたら考えるとしよう。それじゃ・・・」

「・・・暗いわね〜。ホントにお嫁さんでも貰ってくれないと、まわりが大変ね。あれは」

(好きな相手に結婚を勧められるか・・・なんとも皮肉だな・・・)
「片思いも辛いモノだ。・・・ふん、ガラでもないか・・・」
769名無しさん@ピンキー:04/03/08 18:25 ID:z5TlAiWf
>768
ヒュー子カワ(・∀・)イイ!

ヒュー子祭り盛況ですね。
あー、こんなヒュー子に慰められる
ロイ子orロイな話が読みたいです。
770名無しさん@ピンキー:04/03/08 18:53 ID:ErzTzeQ2
ヒュー子とロイ子の余りにもオトナな会話におどおどするエド子を希望。
771名無しさん@ピンキー:04/03/08 19:10 ID:33B2eOZN
ヒュ−子で盛り上がっている時にすみません。
触手真理たんに恐怖したので等価失礼します。

アルの中の人は真理たんで+微グロかも。
ttp://akm.cx/2d/img/2600.jpg
今日も今日とて、給湯室では賢人達が雑談でひとときの休憩を楽しんでいる。

「なに!!鋼のはイッたことがないのか!!!」
「う〜ん・・・正確にはイッた感覚がよくわからないっていうか・・・」
「へ〜。意外に奥手なのねぇ・・・初々しいわ〜」
「なっ!!馬鹿にスンナよ!!!・・・でも、どんな感覚なんだ?俺には尿意をあんまり区別がつかないんだが・・・」
「まあ、初めはそんなものだ。その内、だんだん分ってくる。気にしない事だ」

「そういえばさぁ。一人でヤル時って、どういう風にする?私は中イキが好きだから、指入れちゃうんだけど・・・」
「・・・結構ハードだな。流石は人妻か・・・私はクリで簡単に済ます」
「え〜。物足りなくない?そんなんじゃ、私ものたりないけどなあ・・・」
「そりゃ毎日旦那とあんだけやってれば、それくらいじゃもの足らんだろうが!!」
「あんだけって・・・見た事あったっけ?」
「この前にお前の家に飲みに言った時、私が寝ていると思って目の前でヤリまくっていただろう・・・見てたぞ」
「ええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!なんだ〜〜〜!!!!言ってくれればよかったのに〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
「そっちかよ!!!お前等夫婦に混じってなんか、金積まれたってごめんだ!!」
「ヒド〜〜い!!!あんただってSっ気たっぷりに攻めるセックス大好きのくせに〜〜〜〜!!!」
「な!!お前か!!わたしが元SM嬢出身の錬金術師とか軍部内に吹聴してる奴は!!!おかげでこの前、グランの奴に誘われたんだぞ!!!」
「違うわよ!!きっと、あんたの相手がそう言いふらしたんでしょ!!・・・て、グランってMなの?初耳〜!!!」
「そうなのだ・・・私も誘われた時には背筋に悪寒が走ったモノだ。流石の私も変態には適わん・・・」
「外見じゃ人は分からないわね〜・・・私もグランには気を付けよ〜ッと。」

「・・・か、会話に入っていけない・・・流石、軍部最強の給湯室コンビ・・・会話も猥談一色・・・」
会話に熱中する二人に圧倒されるエド。
その横では無表情でお茶を啜るホークアイ中尉がいたってさ。
773770:04/03/08 19:49 ID:ErzTzeQ2
>772さま
まさかこんなゴッドスピードで書いて頂けるとは!
しかし、ヒュー子はすごまじいw 流石は経産婦!
ロイ子が「元SM嬢出身の錬金術師」ってハマり過ぎなうえ、
無表情でお茶啜っている中尉_| ̄|〇ノシノシノシ
豆子は純粋なままでいてくれ。

ありがとうございました!
774名無しさん@ピンキー:04/03/08 19:54 ID:5bxI52XB
ついでだから、769のお題もいっとく?
775名無しさん@ピンキー:04/03/08 19:57 ID:33B2eOZN
>>772
元SM嬢出身にワライマスタング。
ロイ子には正直ボンテージが似合ry
げふん、げふん。
776名無しさん@ピンキー:04/03/08 20:10 ID:lfQ99PNv
>774
是非!
ああ、今夜も長くなりそうだ…(;´Д`)

>771
エロ絵キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
777ロイ子とヒュー子 給湯室会議4:04/03/08 20:28 ID:PH6LFwMI
ここはいつもの給湯室。も、なんか様子が変。

「ん?ロイも休憩・・・って、どうしたの!?」
「・・・グスッ・・・うう、ヒューズぅ・・・どうしよう・・・エドに嫌われちゃったよう・・・」
「なによぉ。ロイらしくない。なにがあったの?エルリック坊やとケンカでもしたの?」
「う、うわぁぁ〜〜〜〜〜〜・・・」
「はぁ〜・・・どうせまた、つまらない事でケンカしたんでしょ・・・まったく、素直じゃないわねぇ・・・」
「だってぇ〜・・・グスッ・・・今日こそは一緒に御飯食べられると思ったのに・・・妹と図書館に行くって・・・ううう・・・」
「だあ!!もう泣き止みなさいよ!!28の大人がみっともない!!!
 大体、エルリック坊やにとってあの研究は大切な事だってあんたも分ってる事でしょう?
 あんたも女なら、旦那の夢ぐらい支えてやるって気概を見せてみたらどうなの!!
 二日や三日会えないくらいで、がたがた言うんじゃない!!!」
「・・・毎日旦那とラヴラヴできるあんたに言われたって説得力ないと思う・・・」
「なんか言った!?」
「ううん。私はなにも言ってないぞ!!気のせいだ!!!」

「あの〜・・・大佐・・・居ますか?」
「!!・・・うう・・・」
「あら〜。エルリック坊やじゃない!!ロイならここよ〜。・・・ほら、隠れてんじゃないわよ!!!」
「大佐。さっきは乱暴な事言ってごめん。・・・今日は無理だけど、明日はなんとか予定あけるから・・・」
「・・・いや、私も我侭言って悪かった・・・いい大人が恥ずかしい・・・妹さんに焼きもち焼くなんてどうかしてた・・・」
「そ、そんなことないよ!!俺も大佐の意外な一面見れて、可愛かったって言うか、惚れ直したって言うか・・・」
「!!!・・・ばか・・・そんな事言うな・・・照れるじゃないか・・・」
「う、うん・・・ごめん・・・」
「ふふふ・・・私こそ・・・すまなかったな・・・」

「う〜ん・・・初々しいねえ・・・首のまわりがこそばゆいよ。まったく!!」
顔を赤く染めあう二人を眺めながら、ヒューズはにっこりと笑った。
778名無しさん@ピンキー:04/03/08 20:36 ID:33B2eOZN
>>777
ラッキーセブンオメ。
高速な錬成速度に度胆しつつロイ子が純で萌えました。
思い立って会社の給湯室を覗いてみたら…
おばちゃんしか居なかったのは内緒だ。
779名無しさん@ピンキー:04/03/08 20:41 ID:NigX5hOu
皆様ネ申!!!
乙ですた。
ヒュー子たんあばずれ小悪魔っぽくて萌え・・・(;´Д`)ハァハァ
780名無しさん@ピンキー:04/03/08 21:34 ID:lfQ99PNv
>777
おおネ申よ!素敵な萌え話をありがとうございます!
もう自分の中で、給湯室=ヒュー子の図式が…(*´Д`*)
給湯室会議シリーズ最高です!
お茶でも飲もうと給湯室へ向かうロイ。すると・・・

「大佐・・・」
「ん?ホークアイ中尉か。なんだ?」
(やけに強ばった顔をしているな・・・なにかあったのか・・・)
「ヒューズ中佐を見ませんでしたか?急用なんですが・・・」
「う〜ん、見てないな。給湯室にはいないのか?」
「・・・はい」
「そうか・・・見かけたら知らせよう」
「よろしくお願いします・・・」

「ふう、行ったか・・・」
「うわ!!そんな所でなにしてるんだ!!」
「いや〜、中尉がキレちゃってさあ。逃げてる最中なんだわ。これが」
「ふ〜む。それにしても、あの中尉がキレルなんて・・・」
「実は給湯室の冷蔵庫にあった羊羹食べちゃってさ〜。それが中尉の羊羹だったのよぉ〜。羊羹ぐらいであんなに怒るなんてね〜」
「ば、馬鹿者!!中尉の羊羹に手を出すとは!!!なんてことを・・・」
「へ?な、なに?そんなにやばいの?」
「中尉にとって羊羹は命と言っても過言ではない嗜好品。毎日、午後3時のティタイムでは欠かさず食べている程の好物だ・・・
 それを目の前で奪われたんだ、その怒りは半端ではあるまい・・・よくて射撃の的・・・」
「よくて射撃の的!?・・・ど、どうしよう、早く遠くへ逃げなくちゃ!!!」

「ヒューズ中佐・・・探しましたよ・・・」
「ひぃ!!!」
「ホ、ホークアイ中尉・・・こわい・・・」

後日、ヒューズ中佐は虚ろな目でこう語った。
「羊羹はもう食べません。許してください・・・許してください・・・ゆるしてK・・・」
782名無しさん@ピンキー:04/03/08 23:05 ID:33B2eOZN
>>772
ttp://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1078754413.jpg
あまりにもツボに来たのでやってしまいました(爆)

>>781
冷蔵庫のプリンの都市伝説を思い出し…(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
783名無しさん@ピンキー:04/03/08 23:31 ID:Q+K28iHT
>782
ネ申降臨!!
グッドジョブ!!
余りにもサマになりすぎて腹がいてぇw
某弁護士のように華麗に鞭を振るって欲しいよ、女王様(*´Д`)ハァハァ
こんな高慢ちきなロイ子女王様を、逆にしばき倒したい(*´Д`)ハァハァ
784名無しさん@ピンキー:04/03/09 00:02 ID:r/91IXNQ
>771
GJ!!!(;´Д`)ハァハァ
エド子は陵辱が似合う
785名無しさん@ピンキー:04/03/09 00:07 ID:gzxEWggX
>>771
激しくGJ!!!!!!!!!!!!
ついでに飛び散るエド子のシルも錬成して欲しかったザマス。
786名無しさん@ピンキー:04/03/09 00:18 ID:cm6YQ4fL
うへあ神が多すぎる!GJ!
過去スレのヒューズとロイ子の話に禿萌えたクチだけど
何だかロイとヒュー子もいいかもなぁとオモタよ!
萌えを有難う!
787名無しさん@ピンキー:04/03/09 00:39 ID:Mes3UvTy
エド×ロイ子きぼんщ(゚Д゚щ)カモォォォン!
788名無しさん@ピンキー :04/03/09 07:05 ID:dwqkrt66
漏れはロイ子×エドが見たい……(´Д`;)ハァハァ
でもこんな奇特な方もいらっしゃらないだろうな……
キャリアウーマンで完璧主義者、しかもS。
だけど可愛い男の子には目がないショタなロイ子なんだ…
789名無しさん@ピンキー:04/03/09 07:25 ID:9HFyBsFk
その上童貞キラーなロイ子…
790エド×ロイ子 二人乗り:04/03/09 09:19 ID:OKR9mYDX
研究の為に軍部の資料を見に来たエド。
玄関前でなにやら揉めている一団と出会う。

「?大佐じゃん。どうしたの?」
「・・・急ぎの要があるのだが、生憎車が全部掃けてしまっていてな・・・予約してあったはずなのに・・・まったく!!」
「ふ〜ん・・・なんだったら俺が送ってやろうか?」
「どうやって?」
パン!!ビリビリ!!!(錬成中)
「自転車で俺が送ってってやるよ」
「う、む。まあ、気持ちはありがたいのだが・・・鋼のになんか悪い気がするな・・・」
「遠慮なんて大佐らしくねえな。自転車も錬成しちまったし、他にアシもないんだろ?だったらさっさと乗る!!」
「むっ!そうか・・・なら、任せるとしよう・・・」

「で、どこまでいけばいいんだ?」
「うむ。東部監察庁まで頼む」
「う・・・あの、坂の上の役所?」
「・・・大丈夫か?なんなら歩いていくが・・・」
「・・・よっしゃ!!!任せとけ!!しっかり捕まってろよ大佐!!!」
「ふふふ・・・ああ・・・よろしく頼むぞ、エドワード・・・」

その日の役所前通りには、自転車で懸命に坂を昇る少年と、それに二人乗りで寄り添う軍部の女性の姿が観られた。
791名無しさん@ピンキー:04/03/09 10:36 ID:7Cv1yZNp
アニメのエドはオパーイ大好きな感じがするので
エドがロイ子の豊満なオパーイをいじくりまわす話とか読みたいな。

エド「大佐の胸、すっげーキモチイイ」乳もみもみもみもみ…
ロイ子「は…ぅン、鋼の、いい加減胸から顔を離さないか…」
エド「いいじゃん、減るもんじゃないし」

この後、給湯室でヒュー子にエドの性癖(?)を愚痴るロイ子が。
>>791
「ロイ。最近、胸がおっきくなってない?」
「・・・そうなのだ・・・また成長し始めた。それもこれもエドワードの所為なのだ・・・」
「・・・まさか・・・できちゃった?エルリック坊やもやるわね〜」
「いや違う。私はそれでもいいんだが、エドはそこらへんはしっかりしていてな・・・いや、そうではなくて・・・」
「?じゃあなによ?」
「・・・あの時によく弄られるのだ・・・胸ばかり・・・集中的に・・・」
「・・・胸ばかり?」
「ああ、・・・最近は軍部で逢っても、通り過ぎざまに触ってくる・・・」
「う〜ん。エルリック坊やもやるわねえ・・・」
「あ、いや、でも分かるんだ・・・エドワードは母親を小さい時に亡くして、今でもそれで苦しんでいる・・・
 私の胸ぐらいでエドワードが癒されるなら・・・それに、私も気持ち良いし・・・」

(あらら・・・ロイもエルリック坊やにすっかり開発されちゃって・・・なんか、かわいいわねえ・・・)
昨日の情事を思い出し顔を赤らめるロイを眺めながら、溜め息を着くヒューズだったとさ。
793名無しさん@ピンキー:04/03/09 20:34 ID:801MUEOr
>792
も、萌えた…(*´∀`)
794名無しさん@ピンキー:04/03/09 21:03 ID:S1MK0DzT
愛がやおい。
795名無しさん@ピンキー:04/03/09 21:37 ID:jE3igevV
>>ID
UがOだったら…ガクガクブルブル((((:゚Д゚))))

給湯室シリーズいいな!萌え!
796名無しさん@ピンキー:04/03/09 21:53 ID:/EMy9DAw
凄いIDだ。E→Hでも素敵だったな。
797名無しさん@ピンキー:04/03/09 22:22 ID:hLTden2Z
>>793-796
ワロタ
14才になり、身長も兄を越えた妹アルフォンス。
妹よりチビと言うコンプレックスもさることながら、エドワードには気になる事があった。

「なに?兄さん・・・こんな人気の無い所に呼び出して・・・」
「実は・・・お前に見てもらいたい物があるんだ・・・これだ・・・」
「?・・・こ、これは、母さんの・・・・」
「・・・そうだ・・・母さんの形見の服だ・・・アルが母さんくらいになったら、渡そうと思って取って置いたんだ・・・」
「そうなんだ・・・懐かしいなぁ・・・母さん、よくこれ着て庭掃除してたよね・・・」
「・・・あ〜、それでだ・・・是非、アルにこれを着てみせて欲しいんだけど・・・いいか?」
「え?・・・うん。そうだね。いいよ兄さん・・・」

(アルフォンス着替え中)

「もうこっち見ていいよ兄さん」
「・・・おお!!」
「似合うかな?・・・ちょっと胸が苦しいけど、サイズもぴったりだったよ」
「・・・やっぱりだ・・・俺の考えは正しかった!!」
「に、兄さん?どうしたの?」
「かあさ〜〜〜〜〜〜ん!!!」ムギュウゥゥゥ!!!
「な、なに!!ちょっと!!落ち着いてよ、兄さん!!!」
「母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!・・・」ムニムニムニ・・・
「あん!!ちょ、兄さ・・・ん!!胸に抱き着かないでっ!!離れてよ〜!!!!」
「母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!母さん!!!」グリグリグリグリ・・・
「うあぁぁぁ〜〜〜〜〜ん!!!誰か助けてェェェ〜〜〜〜〜〜!!!」

小一時間後、たまたま通りかかったホークアイ中尉に発見されるまで、エドは母の服を着たアルに抱き着いていましたとさ・・・
799名無しさん@ピンキー:04/03/09 22:54 ID:I+vKk0Ih
>798
GJ!!萌えましたよ…(*´Д`)'`ァ'`ァ
マザコソなお兄ちゃん最高でつ!
アルママとエドでおままごとエチーとか脳内錬成してしまった。

最近ネ申が多くて嬉しい限りですなぁ…皆様がんがって下さい!
800名無しさん@ピンキー:04/03/09 23:57 ID:iwoTcOtE
無能にマソコ真っ黒にされるエド子も萌え
何度も中に出されて妊娠するまで精液流れないように膣に栓されるエド子
バイブ入れっぱなしで、たまにスイッチ強にされたまま放置プレイ。
何度もいかされっぱなしにされマソコ真っ黒でガバガバ。
ァ/lァ/lァハァハァ(((;;゚∀゚))))ハァハァ/lァ/lァ
801名無しさん@ピンキー:04/03/10 00:41 ID:8nl2tLZ7
ttp://www.abon.net/uploader/src/abon0319.swf
これをアル子に置き換えたら、なんか萌えた。
802名無しさん@ピンキー:04/03/10 00:57 ID:K63PXdXF
>800
それをそのままハボック×ロイ子に変換して萌えた漏れ(;´Д`)ハァハァ
803名無しさん@ピンキー:04/03/10 01:10 ID:IdLeF1NS
>801
いもうとブルマの主題歌だなw
804名無しさん@ピンキー:04/03/10 03:20 ID:lMRFb1n+
>801
おおおおお
萌えたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エド×アル子
805名無しさん@ピンキー:04/03/10 03:30 ID:nsdV3kJi
>>798
>>801
ヤバイ、ヤバイなんてもんじゃない。(*´∀`)お兄ちゃんハリキッチャウゾー
806名無しさん@ピンキー:04/03/10 09:47 ID:6qC7Bgb8
>>802
「何度も何度もいい加減にしないかハボック。私は上官だぞ」
「はいはい。少し大きめのバイブにしてあげますからだまっててください」
「こんなことしてたらすぐ妊娠してしまうじゃなあっあああぁぁぁっあんっあんっあんっやっあっ」
バイブをまだ精液の残る膣にいきなり挿入しスイッチを入れるハボック。
何度もいかされ敏感な秘所をさらに刺激され悶絶するロイ子。
発火布無しの無能なロイ子はいいもんだと痴態を眺めながら実感するハボックだった。
807名無しさん@ピンキー:04/03/10 09:49 ID:QEvZ5BfB
                   
    ,|\, 、)∧            
    〃/ハヘヾ  
  ゞ∽(l| ゚Д゚ノリ       
     / つヘつ      
    /ノ T| ゝ      
   "〜 UU〜゙

ドラえどんAA
パクってきたよ。801板から。
それはそうと、誰か801板の方に>801のフラ貼っただろ?
ちょっと嬉しかったぞ。
808339:04/03/10 11:17 ID:6tOGY5rI
最近、長篇がこないねえ・・・
つなぎのつもりで短編頑張ってみたけど、流石にネタが尽きてきたよ・・・
「本日はここで修行をする!!」
「ここって・・・最近できたケーキバイキングのお店じゃないですか?」
「??ここで一体なんの修行をするんですか??」
「それは・・・錬金術の研究に没頭し、世間一般の女の子としての素養が足りないお前達に、
 かつて『最強の乙女』と呼ばれた私が、乙女と言う物を一から教えてやろうと・・・って、二人ともどこへ行く!!!」
「そんな事してる暇なんてないんですよ!!錬金術の修行をして下さい!!!」
「馬鹿者!!修行の合間に、道ばたで野ションするくせに何を言うか!!!」
「だから言ったでしょ姉さん・・・オシッコはちゃんとトイレでしようって・・・」
「だってよ〜。めんどくさいじゃん・・・」
「ええ〜〜い!!だまって着いて来い!!!徹底的に鍛えてやる!!!」
「「うぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜」」

「まずはケーキの確保だ!!!」
「わーい!!僕、ショートケーキにしよ〜っと」
「あ!!お〜れも!!!」
「ばかもーーーーーん!!!」ゴスッ!!
「イテ−ーーーーーッ!!なにすんですか!!師匠!!!」
「何の為に三人で来たと思っているんだ!!!こういう時は分業でケーキを確保するのだ!!!
 アルはスポンジ。エドはムース。私はフルーツ。ケーキに限らずバイキングでは基本だぞ!!」
「はあ・・・なるほど・・・」
「なんでもいい。皿いっぱいにケーキを載せて来い!!片っ端からだぞ!!!」
「「はい!!分かりました!!!」」
「師匠!!スポンジ確保しました!!!」
「ムースも完了です!!・・・でも、量がおおくないですか?テーブルはみ出しそうですよ?」
「大丈夫だ!!乙女の辞書に後悔の文字などなし!!なぜなら、その先には勝利しかないからだ!!」
「え〜〜〜そんなの聞いた事ねえよ!!!なあアル?」
「う〜ん・・・前にウィンリィが似たような事言ってた様な・・・」
「ええい!!細かい事は気にするな!!いざ、ケーキの大海で突撃するぞ!!!いただきます!!!」
「「いただきます!!!」」((師匠・・・やけにテンション高いな・・・))

30分後・・・

「信じられない・・・アレだけあったケーキの山が・・・全部食べれた・・・」
「俺・・・こんなにケーキ食べたの初めて・・・でも、なんかまだイケそうなのは何故だ・・・」
「ふふふ・・・ようやく実感した様だな・・・これが、秘伝『乙女の別腹』!!」
「「乙女の別腹!?」」
「・・・例え、お腹いっぱいに食事した後でも、甘い物を十分に堪能する為にできた乙女の秘技だ・・・」
「なんと・・・これが乙女と言うモノなのか・・・」
「なんか、目からウロコが取れた思いだよ!!!」
「分ってきたようだな!!二人とも!!!それではケーキをおかわりするぞ!!!」
「「はい!!!分かりました!!!!」」

この時、後にレストラン業界を震撼させた、最強バイキングユニット『乙女塾』が結成されたのだった・・・
811名無しさん@ピンキー:04/03/10 14:09 ID:nsdV3kJi
>>809
幸せ乙女計画...(*´∀`)
812名無しさん@ピンキー:04/03/10 15:30 ID:eaaqqCEX
某葉鍵のあるキャラを思い出してしまった…
813名無しさん@ピンキー:04/03/10 18:48 ID:xoq/zhPJ
>806
神キテタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
ちょっと言ってみただけだったのに(;´Д`)ハァハァ
神様ありがトン(;´Д`)ハァハァ
814名無しさん@ピンキー:04/03/10 20:41 ID:c13dDzgF
初心にかえって大佐×エド子激しくキボンヌ
とにかくエドキュンがたりないんじゃゴルァ(´Д`;)
815名無しさん@ピンキー:04/03/10 23:15 ID:PwdcnzqH
|゚Д゚) …先日いただいたお酒を飲み干してしまいました
とりあえず前編をおいていきます。
等価交換です。萌えていただけた分だけ、お酒をください。



お腹の中でこっそり飼っていた猫が、変な声をあげて昨夜出ていった。
そのせいで姉さんにバレて怒られたのもショックだけど、猫の変わり様の方がもっと衝撃だ。
おとなしくて、めったに鳴かなかったのに。狂ったように身をよじって、大きく鳴きながら出ていった。
発情期だったんだね。気付かなくてごめん、苦しかったね。

人間にも発情期ってあるのかな、と姉さんに聞いたら、ンなもんあるかと一蹴された。
それがないから人は増え続けるんだと、一応は錬金術師同士らしく議論が交わされたけれど。
僕は、あると思うんだ。もちろん、体のない僕が実体験として持論を展開してるわけではなく。
ほかでもない、姉さんの体から発情期の有無を感じるんだ。
816815-2:04/03/10 23:16 ID:PwdcnzqH
「……ん、っん、あ…アル、 もっと、もっとぉ」
「姉さん、僕はいいけど、大丈夫なの? …その、声とか」
「我慢する、我慢するから、アル……もっと、下も、して…」

街から街への列車の中、姉さんが僕を求めたことがある。乗客のまばらな客車の、一番奥の席で。
周囲にはいないけれど、ほんの数メートル先には他人がいるし、いつ誰がこっちへ来るか知れない。
列車の走行音が少しはかき消すとはいえ、女性の喘ぎ声って、けっこうわかっちゃうんだよね。
普段の姉さんなら絶対に、あんなことは望まない。あんな、危うくて何の得もなさそうなこと。
あの時の姉さんは普通じゃなかった。上着の留め金や二重のベルトを自分で外して、僕を誘った。
僕も少しは逡巡したけれど、姉さんのいつになく潤んだ目を見ると、何かが僕の中で沸いた。
赤いコート、黒い服、白い肌、その奥の薄い赤。今の僕には、それが目眩としてしか伝わらない。
体があったら、この目眩は何として感じられるんだろう。

「あっああぁ!」
「しー…、姉さん、声大きいよ」
「ぁ……ぁう、ん、くっ…」
「あれ、姉さんって、胸だけでそんなに感じてたっけ?」
「や、ぁ…気にするな…ぁ、どうでもいいだろ…んっ」
「いーや、気になるね、僕としては」
817815-3:04/03/10 23:16 ID:PwdcnzqH
胸の突起を指の間で摘まみ上げるようにして、乳房を揉みしだく、というか擦り上げる。
揉めるほどないからなぁ、そのうち大きくなるといいんだけど。
姉さんは着ているコートを両手で広げて、僕の手の行く先と動きを隠している。
それは着ている服の前を広げて、僕を迎え入れてるようにも見える。その顔は淫猥の一言につきた。
こんな顔の姉さんは、絶対に誰にも見せられないから、座席に横にならせて膝を立たせた。
そのままズボンを下着ごと引き降ろす時も、姉さんは自分から腰を浮かせて手伝ってくれた。

合わさった太股にどうしても目がいく。そこには、もう愛液が流れ伝っていた。
まだ下には全然触れてないのに、この反応の良さはなんだろう。
男なら溜まってた、とか表現できそうだけど。女性だもんね…女性も溜まるのかな。
割れ目に指を軽く這わせただけで、姉さんは体を震わせて背を反らせた。
割ってみれば、もう液がとろとろと流れ出てきて、どれだけ前もって濡れていたかが知れる。
これなら慣らす必要もないかと、いきなり指を奥に向かって差し入れた。

「んぅ! んん…っふ、う」
「姉さん、すごく濡れてるよ、ここ」
「んん、ぅ、ん…ん、ふぅ、ん…んん!」
「いつから我慢してたの? これじゃ下着も濡れてるでしょ、もしかしてズボンまで濡れてる?」
818815-4:04/03/10 23:17 ID:PwdcnzqH
姉さんは声をあげないように、コートの襟を噛み締めている。
飲みきれなかった唾液が、口の端から流れ出ているのを指で拭くと、姉さんがその指を舐めた。
そのまま指を銜えられて、僕はただ本能のように指をゆっくりと前後させた。
姉さんは、上と下の両方の口に僕を銜え込んで、両方から止め処なく雫を垂らしている。
少し眉をよせてはいるけど、気持ちよさそうな顔をして、目が合うと微笑んだ。

ぴちゃぴちゃという濡れた音や、姉さんが堪らず椅子の背を蹴る音くらいは、走行音が消してくれる。
奥の壁を擦り続けるのとは別の指の腹で、入り口の上の突起を押しつぶすように揉みたてた。
姉さんは背を反らし、右足をぴんと伸ばして体を震わせた。
中の指には激しいうねりが伝わってくる。
他の客席からは、姉さんの靴が座席からはみ出て見えてるだろうけど、寝てると思ってくれるはず。
唾液と涙とで、姉さんの顔はべとべとのくしゃくしゃになっていた。
こんなに乱れた姉さんを見るのは久しぶりで、昼間の客車の中で見るのはもちろん初めてだ。
あちこち拭いてあげようと思うのに、手元にあるのは小さく頼りない手拭いだけで。
顔はともかく、下はこれじゃ拭いきれないから、タオルを出そうと荷物に伸ばした手をとられた。

「アル、いいから」
「え? いいって言っても、拭かないと服が着れないでしょ」
「いいんだ、まだ」
「…え?」
「まだ、もっと…して、アル」
819815-5:04/03/10 23:18 ID:PwdcnzqH
姉さんは、とった僕の手に顔をよせて、さっきみたいに指を舐めてから口に銜えた。
そのままの上気した顔で僕を見上げてくる。
…すごいね、完璧に誘う目だ。
これまで姉さんと、そういう行為は何度もしたけれど、初めて姉さんから『女』を感じたよ。
誘われるままに空いた手で膝を割って、濡れた内股を撫でると、姉さんの体がぴくんと跳ねた。
ぬるつく割れ目から指を差し入れてかき回すと、姉さんは反射的に僕の指に噛み付いて堅い音がした。
このままじゃ歯を傷めるかもしれないから、指を抜いて、代わりに手拭いを噛ませた。
抜いた指は、姉さんの唾液に濡れたままで、胸の突起を嬲る。
割れ目に差し入れた指は、さらに奥へと潜らせて、姉さんの好きなところを集中的に擦り上げる。
姉さんは体を捩らせながら、手拭いを噛み締めて、喘ぎ声を耐えてるようだ。

それでも時おり、列車の揺れのせいで指が予測できない動きをすると、高い声が少し漏れる。
慌てて周囲を見回すけれど、寝ている乗客も多く、誰も気付いた様子はない。
ほっとして姉さんを見ると、相変わらず濡れた目で、小さくごめんと告げてくる。
大丈夫だよと言うと、微笑みながら手拭いを銜え直す。
その仕種に、ないはずの僕の体がどうにも熱くなって堪らなくて、指を激しく動かしてしまう。
僕の指に合わせて姉さんの体が跳ねて、やがて背を反らして硬直し、ぐったりと脱力する。
それを、姉さんが求めるままに何度も何度も繰り返した。
820815-6:04/03/10 23:20 ID:PwdcnzqH
目的の駅に近付いた頃には、内股と、下に敷くかたちになっていたコートは、どろどろになっていた。
とりあえず拭こうということで、二人がかりで体とコートをごしごしやって、どうにか身支度する。
駅に降りて今日の宿を探す。できれば、二人一部屋に泊まりたい。
列車の中でさえ、あんなに求めて乱れたんだから、今夜は存分に絶頂を味わってもらいたいんだ。
でも、そんな日に限って、あいにく宿が満室。
仕方なく野宿しようとしてると、宿屋のおばさんが気の毒がって、自宅に泊めてくれるという。
こんな図体の僕がお邪魔するのも気が引けるから、姉さんだけ泊めてもらうようお願いした。
二日間の滞在期間中、昼は一緒に調べものができても、夜は別行動になってしまった。
結局、次に僕が姉さんの体に触れることができたのは、あれから三日後の夜だった。



本日は以上です。また明日に参りますので宜しくです。
821815:04/03/10 23:23 ID:PwdcnzqH
書き忘れましたが、鎧アル×エド子です。

それが一番大事な記入すべき部分なんじゃいヴォケ

_| ̄|○  ゴメンナサイゴメンナサイ
822名無しさん@ピンキー:04/03/10 23:36 ID:DZmwxgmO
>815
どれがイイのかわからないが、なんぼでも飲んでくれ。
(*´д`) ノ 凹凹凹□□□旦旦旦旦回回回
そして禿しく続きキボン。
823名無しさん@ピンキー:04/03/10 23:43 ID:AvZSnfYC
>815
ありがとうございます。禿萌えました。
824名無しさん@ピンキー:04/03/10 23:53 ID:nsdV3kJi
>>815
((((うぅ((ぅおぉ((((((((((ウオ((((;*´Д`))))))))魚))ウォェァ))ウハァ))う)))

タマラントマラン。
825名無しさん@ピンキー:04/03/11 00:09 ID:zNHV83A5
>815
激しく萌えました
いつもいつも萌えてます

(´ー`)ノωωωふぐりドゾー
826名無しさん@ピンキー:04/03/11 00:15 ID:ns45jotr
         萌えの代価だ!815神、呑んでくれ!
    ドンッ   冒       ∧_∧
          l l∧_∧  (´<_`; )
         ./〜ヽ´<_,` ) /   ⌒i  スレ的には「美少女」の方が良いではないのか、兄者
         |__|   \/    | |  
         ||美 ||  / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
         ||少 ||_./ FMV  ./ | .|__
      ̄Σ||年 ||/____/ (u ⊃
         ̄ ̄
でも、「美少女」と言う酒はないらしい・・・。
827名無しさん@ピンキー:04/03/11 00:33 ID:6x/6PCgH
 (;´Д`)ζ   お気に入りのブランデーコーヒーと等価交換で!
     [ ̄]'E
       ̄
828名無しさん@ピンキー:04/03/11 02:33 ID:zdrM7D0r
うちはポン酒しかないがいいだろうか。
すごい密度の前半に、後半にも期待しまくりです神。

エド子は貧乳がデフォになってるね。萌え。
829名無しさん@ピンキー:04/03/11 04:08 ID:fIxr/qmA
>807
801板住人に大受けしててよかったなw
830名無しさん@ピンキー:04/03/11 16:23 ID:79y6LvJU
801かぁ・・・
801にゃ興味無かった筈なんだが
エドなら許せるような気がしてきた。
漏れ・・・真理の扉に手をかけてしまったらしい。
開かないように気をつけないとな。
831名無しさん@ピンキー:04/03/11 17:04 ID:8KC1c16T
>830
漏れは逆に801にしか興味が無かったのに…
今じゃ女体にしか萌えなくなったよil||li _| ̄|● il||l
漏れ…茨の道を突き進む事を決めたよ
832名無しさん@ピンキー:04/03/11 17:18 ID:ZINNZoni
皆、泥の河を渡るのだな…。
815神、前半禿モエさせていただきました!
後半が待ち遠しいです!夜更かしして待ってます!
833名無しさん@ピンキー:04/03/11 17:27 ID:SwB93x0A
ttp://homepage3.nifty.com/alice-b/img-box/img20040311172448.jpg
エドのメイドコス。イメージ的にはこんな感じかな?と言う事で・・・

加工物なので倉庫逝きは勘弁な!!!
「鋼の!!また新しいブツが手に入ったぞ!!」
「うっ・・・またやるのかよ・・・」
「・・・なんだ?不満なのか?だったらこっちにも考えが・・・」
「だーーーーーー!!耳に息吹きかけんな!!分ったから!!!着るよ!!ったく・・・」

コンコン
「大佐、午後の会議の事でお話が・・・」
(げっ!!どうすんだよ!!!)
「?誰かいらっしゃるんですか?」
「気にするな。入りたまえ」
(お、おい!!なに考えてんだ!!!)
「失礼します・・・どちら様ですか?」
「・・・///(エド赤面中)」
「くくく・・・誰だと思うかね・・・」
「?・・・質問の意図がよく・・・」
なでなで
「ひゃん!!尻をなでるな!!!って、あ〜〜〜〜!!!」
「え、エドワード君!!!」
「どうだ中尉?なかなかうまく化けた物だろう?私も初めて見た時には吃驚した物だ・・・」
「・・・///(中尉赤面中)」
(うああああ〜〜〜もうおしまいだ〜〜〜〜これで俺も変態の仲間入りか・・・)
「・・・大佐!!GJ!!」(サムアップサイン!!グッ!!!)
「おうよ!!中尉!!!」(サムアップ返し!!グッ!!!)
「へ?」
「大佐!!私、こんなに感動したのは初めてです!!!流石は大佐!!イイ仕事です!!!」
「がっはっは!!もっと言って!!もっと言って!!!」

「・・・そうか・・・中尉も仲間だったか・・・って、事態は深刻化してねえか!?」
こうしてエドは茨の道を突き進む・・・
>>833のコスプレしてます。
その部分の描写忘れてしまった・・・スマソ

ネ申作品の後編が投下されるまでの、つまみにでもなれば幸いです・・・
836名無しさん@ピンキー:04/03/11 18:37 ID:79y6LvJU
>>806
勝手にリレーしてみた。

「ひっぁあ!!駄目だっ!今日は危険日なん…あぁっ!!」
その秘所からはくぐもった駆動音と淫猥な水音が吐き出され、
火照った頬やうねらせた肢体と相まり、縋り求めるような眼差しが
むしろこの陵辱を楽しんでいるようにさえ見える。
「嘘…言っちゃぁ駄目ですよ?
 アンタが薬飲んでしっかり避妊してるって事、俺が知らないとでも
 思ってたんスか…ねぇ?」
ぐりぐりと秘所に埋め込んだそれを動かしながら耳もとで嬲るように
言葉を紡いで行く。
「う……ぁあ……抜け…抜いてっ!!!」
何度も絶頂に達しがくがくと震える身体としとどに分泌される愛液が太股を滴り
上物な黒壇の机に雫を落とす。
「俺との間に隠し事は無しだって、約束…しましたよね?
 前スレno
415で大総統と二人っきりの部屋で一体何やってたんですかねぇ?」
ローターのスイッチを消してロイ子の言葉を待つハボック。
「あ…あれは重要な執務でっ…ひっ!!
 少尉!駄目だっ!!そこは!!痛っ!!やめ…!!」
「そうやってアンタはいつも誤魔化してばかりだ。
ここ、俺の為に剃ったんじゃ無くて、大総統に剃らせたんすよね。
 あんな声張り上げてがっちり大総統の腰に足迄回してしまいにゃ
 猫撫で声で甘えるようにねだってたでしょうが?」
そう険しい表情で花園の下にあるアヌスにぐりぐりと指をねじ込む。
「…あうっ!!」
「アンタのような男なら見境無く貪欲にくわえ込む淫乱にはお仕置きが必要っスね。
 初めてじゃ無いんでしょ?ココ。」
ひくつくそこに先程のバイブよりも太い男根が突き込まれ、ロイ子はその強い衝撃に身を仰け反らせた。
837名無しさん@ピンキー:04/03/11 18:57 ID:p6jIB4sG
>>836リレー

「・・・という妄想をしてみた訳だが、どうだろう?」(ハアハア)
「・・・大佐も存外濃い趣味をしてますな・・・俺は嫌ですよ」

        -劇終-

838名無しさん@ピンキー:04/03/11 18:59 ID:p6jIB4sG
思い付いたら、やって見たくなった・・・
容疑者Aはそう語っているそうです。

スマソ。
839名無しさん@ピンキー:04/03/11 19:21 ID:79y6LvJU
実は勝手にリレーの続きを書いていたのだが、
837たんが元ネタ作者たんだったらスマソ…。
840837:04/03/11 19:25 ID:p6jIB4sG
違うよ。まったく関係ない。ついついオチを付けたくなってしまってな・・・
俺もリレー話の腰折ってしまってスマソ。
・・・もしかして続きとか書いてた?
841名無しさん@ピンキー:04/03/11 20:13 ID:bje2zpdk
839の書いた続きが見てみたい・・・ハァハァ
842名無しさん@ピンキー:04/03/11 20:25 ID:c9/HkR6c
>839
щ(゚Д゚щ)カモォォォン
843800 806:04/03/11 21:41 ID:D2J5yPHG
>>839
すんばらすぃ萌えをアリガトン
妊娠しない限りバイブ攻めは続くのに故意にピル飲んでるロイ子ハァハァ
言葉攻め上手な鬼畜ハボハァハァ
ロイ子のアヌスの運命や如何に。続きキボンヌハァハァ
とにかく激しくグッジョブ!!!
844名無しさん@ピンキー:04/03/11 21:46 ID:ysUx3k6d
最近、ほのぼの・鬼畜の両方にネ申が出現していい感じだな!!
845名無しさん@ピンキー:04/03/11 23:43 ID:Na5+DI/C
>>833
ハァハァハァ
846815:04/03/11 23:45 ID:K0EhdZtR
・゚・(ノД`)・゚・。  今帰ってきました

夜明けまでには必ず投下致します
しかし今すぐには無理なのです
明日も会社だという方は、明日になさってくださいまし

_| ̄|○  コンナチョウシデ ナニガカミ ダ ツケアガルナヨ ウヌボレルナヨ
847名無しさん@ピンキー:04/03/11 23:49 ID:JnKVHaoQ
待ってました
投下してもらえるだけで嬉しいっす
848名無しさん@ピンキー:04/03/12 00:03 ID:W4aFq5R7
>>846
ご無理なさらず。自分のペースで平気っ酢よ。
(;´Д`)ハァハァ
849名無しさん@ピンキー:04/03/12 00:08 ID:ep0mtjnN
ぼちぼち新スレ考えましょか?
850名無しさん@ピンキー:04/03/12 02:06 ID:1MM/kQNh
なんか途端にレスがなくなったな…
まだ、そんな時期じゃなかったか?スマソ
851名無しさん@ピンキー:04/03/12 02:18 ID:G8vE5l5m
>850
いや、漏れもそろそろかもしれんと思ってたんだが、
ピンク鯖人大杉でファイルのサイズ見れなかったからさ。
必要っぽいなら立てて来るけど、どうなんだろうね。
852名無しさん@ピンキー:04/03/12 02:21 ID:G8vE5l5m
>850
スマン、よく見たらかちゅでもサイズわかるんだった…
最近使い始めたんでわからなかった。
今484KBか。
853名無しさん@ピンキー:04/03/12 02:29 ID:1MM/kQNh
この時間帯、ロムってる人ってやっぱ少ないンかな。
感想のレスって、いつも深夜に多いからこの時間のロムって多いんだと思ってた。
854名無しさん@ピンキー:04/03/12 02:35 ID:G8vE5l5m
皆まだハラシマ中か?
そろそろ締切だよね確か。
昼組が来てからでも大丈夫だろうし
もうしばらく様子見ってことでいいのかな
855名無しさん@ピンキー:04/03/12 02:41 ID:1MM/kQNh
神の投下あるらしいけど、あと何作品くらいで埋まりそうかな?
量にも寄るだろうけど、その投下を待って新スレ移行の方がいいか・・・
856815:04/03/12 03:10 ID:EkwBs2Fq
スマソ、ここって何レスくらいで次スレに以降するんですか?
酔っぱらいなもんで…ごめんなさい、教えてください。

レス量じゃないなら、とりあえず今ためてるのが120Kありました。
これは大杉なんですね、じゃぁ…続きの投下は次スレ待った方がいいですか。

_| ̄|○  スミマセン 真剣に教えてください。

迷惑はかけたくないしヒンシュクもかいたくないのに…
それを自ら背負うのが酔っぱらいの生き様です。教えてください。
お願いします。
857名無しさん@ピンキー:04/03/12 03:18 ID:G8vE5l5m
>815
ここ500KBで終了になるんだけど、今485KBまで来てるから
>815神の投下は次スレで頼みます。

つうことは次スレさっさと立てたほうがいいのか…?
858815:04/03/12 03:44 ID:EkwBs2Fq
了解です。

もしくは、今あるのをここに投下して埋めるという手立て。
でも、次スレを待ちます。
_| ̄|○  次スレ立てできそうになくてゴメンナサイ
859名無しさん@ピンキー:04/03/12 03:57 ID:W4aFq5R7
神様支援梅
860名無しさん@ピンキー:04/03/12 07:08 ID:W7AuZcni
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1079042764/l50
次スレですドゾー。

とりあえずこっちはちまちまと埋めていけばいいとおもうので
立てたんだけどもしいかんんかったら言ってくれ
削除依頼出すから

>815
楽しみにしてます
861名無しさん@ピンキー:04/03/12 08:15 ID:e8cfAzHK
>>860
新スレ立てお疲れ様です。

ttp://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1079046658.jpg
862815:04/03/12 08:49 ID:EkwBs2Fq
Σ |゚Д゚) ハッ 夜があけてしまってる!

_| ̄|○  新スレ立てありがとうございます。
あちらに投下いたします

…中編です        _| ̄|................((○
863倉庫の中の人:04/03/12 09:27 ID:KxTbMyT1
Σ(゚Д゚;)引っ越ししてる!?




追い付かなかった…_| ̄|○
864名無しさん@ピンキー:04/03/12 09:38 ID:b20MMipe
倉庫タソがんばれ!超がんばれ!

>860
朝から良いものを見させてもらいました(*´∀`)
865864:04/03/12 10:10 ID:b20MMipe
すみません>861氏宛でした_| ̄|○

改めて>860氏スレ立て乙!
>861氏いつも萌え絵をありがとう!

お詫びと埋め立てがてら、ちょっとばかり気の早い
ホワイトデーネタ。

エド子「そういやそろそろホワイトデーだよな」
アル子「そうだね。姉さんのことだから、もちろんお返しの期待してたりするでしょ?」
エド子「(ぎくっ!)そ、そんなことはないぞ!」
アル子「プレゼントのお返しは3倍返しが基本!とか言って、大佐へのチョコ選び張り切っていたもんね〜」
エド子「…い、いや、だから…」
アル子「世の中等価交換が基本なのにねー、姉さん、強欲〜」

14日当日。大佐からのお返しは、『身体への快楽3倍返し』でした。おわり。
866名無しさん@ピンキー:04/03/12 12:19 ID:fEFGIneB
舌がからみ合う。
お互いの舌表面のざらつきが心地良い。
相手の歯にそって舌を這わせる。先が歯茎に触れる度、身体をピクッっと反応させるのが可愛いと思う。
ふと、背中に腕を回す。それを気付いてか、身体を密着させてくる。お互いの胸をあわせる格好。暖かい。
互いの乳首の先が身体に触れあう。一瞬、電気が走った後、じんわりと快感が乳房に拡がっていくのが分かる。
私は思わず唇越しに喘ぐ。それを聞いて、彼女の目が少し弛んだ。より一層唇を密着させてくる。
もはや、口からの呼吸は出来ていない。お互いの息が荒くなっていく。
だが、これがより互いの興奮を呼び起こす。
彼女の指が私の背中を這い、お尻の頬に達する。私は恥ずかしさの余り唇を離し、目を瞑って彼女の肩にしがみつく。
艶やかな目で私を観察しながら、お尻の頬を指先だけで撫でる彼女。
恥ずかしさともどかしい快感で、私は目の前がチカチカする。口端からは接吻の名残りか、涎が一筋流れ彼女の肩に橋を作っている。
彼女は恥ずかしがる私の顔を、無理矢理向い合せにに持ってくる。目と目が合うと、より一層の羞恥心を掻き立てられた。
とうとう、私の股間に手が伸びる。面と向かい合いながら、初めて他人に股間を触られる。
私は目眩がするくらいの恥ずかしさというものを、この時体感した。しかし、それと同時に味わった事のない快感も味わった。
背筋に物凄い電気が走り、括約筋が痛いくらいに痙攣する。
目は意思とは関係なく勝手に見開き、口は呼吸をしようとパクパクと開閉する。
涎が大量に流れ出し、幾重にも筋を作った。
股間はまだ痙攣を繰り返している。
腰に力入らなく、私は完全に彼女へ身体を預けている格好になっていた。
彼女は私が脱力した格好になったのを見て、含み笑いを浮かべながら耳もとに口を持ってきた。
かすかに掛かる息にも、私の身体は反応してしまう。押し殺していた喘ぎを思わず漏らしてしまった。
「イッたのか・・・エドワード・・・」
相手を食った様な口調。彼女のハスキーな声に、私は顔を更に赤くしながら頷いた・・・
867名無しさん@ピンキー:04/03/12 12:21 ID:fEFGIneB
とまあ、埋め立てようのレズssを投下してみた訳だが。
868名無しさん@ピンキー:04/03/12 12:37 ID:fEFGIneB
最後に失禁したら、もっと可愛く書けたかも知れない。
エド子はやっぱり受けだな・・・
869名無しさん@ピンキー:04/03/12 14:02 ID:e8cfAzHK
>>866
GJ!
ついでに昼休みにガソガソゲトしたので埋め立て用に
4月号のネタバレになってしまうけど、何か投下してみます。
ttp://cgi.f2.aaacafe.ne.jp/~gangan/gazoubbs/img/1079067675.jpg
870名無しさん@ピンキー:04/03/12 19:29 ID:/zcZ24G9
>866を、ロイ子×鷹の目だと素で読んでいて、
最後の名前呼びで間違いに気づいたil||li _| ̄|○ il||li
読解力のない自分に欝だ。
871名無しさん@ピンキー:04/03/12 20:22 ID:/GhT5GcQ
あ!!そっちの方が良かったか!!
今になってちょっと後悔・・・
872名無しさん@ピンキー:04/03/12 20:31 ID:W4aFq5R7
こういう時、脳内でかってに改蔵ですよ。
873名無しさん@ピンキー:04/03/12 20:41 ID:mUVdwNTh
>872
今週はすごかったな、改造。
874名無しさん@ピンキー:04/03/12 21:16 ID:n+C0LY6E
目隠しをしての性行。
暗闇がこんなにドキドキするモノだとは思わなかった・・・
僕が動く度にベットが軋む。腕も足もベルトで縛られて動けない為、芋虫が這う様にしか動けない。
僕は必死にあの人を探す。口を白いハンカチで塞がれているので思う様に声が出ない。うなり声が響くだけだ。
彼女は僕がベットの上を這い回る姿を見て笑っているんだろう・・・いじわるな人だ。
不意に胸を触られる感覚。ひっくり返ってうつ伏せになる。お尻が高く上がる格好に僕は顔が赤くなる。
爪の先であそこの土手をなぞられる。・・・思わず溜め息が出る。あそこが熱くなるのが自分でも分かる。
太ももを指先でなぞられる。耳もとでネチョネチョと音を立てられた。
・・・濡れてしまった・・・恥ずかしい・・・
僕は顔をベットに埋もれさせる。彼女はじらす様にマメの周りを円を描きながら、指先でくすぐる様に愛撫してきた。
一方で、僕のおっぱいを優しく揉み上げてくる。優しく、優しく・・・
上半身をいたわる様に、下半身を焦らす様に。僕の反応を楽しみながらの愛撫。
そんないじわるな愛撫に僕は感じてしまっている。きっと、僕のあそこはビショビショになっているんだろう・・・
全身にもどかしさでむずむずする。我慢が限界になってきた・・・呼吸が荒くなってくる・・・
875名無しさん@ピンキー:04/03/12 21:18 ID:n+C0LY6E
意思とは関係なく腰が指を求めて動いてしまう。快感だけの事しか考えられなくなった僕の頭に、微かに含み笑いの声が聞こえた。
くちゅ・・・
・・・僕のあそこに指が触れた。電気が全身に走る。・・・触られただけで軽くイッちゃった・・・
頭の中が一転して真っ白になる。全身から骨が抜けたみたいに力が入らなくなる。
彼女が指先であそこの入り口をかき混ぜる。同時にマメを皮の上から、指でグリグリする・・・
焦らされた所為だろうか、触られて一気に頂点までいった快感は、更に続く愛撫で降りてくる気配なくずっとイキッぱなしになっている。
僕はうつ伏せのまま、ただ唸っているだけ・・・そこからの記憶はもう、ほとんど覚えていない・・・
微かに覚えているのは、最後にオシッコを漏らしてしまった事ぐらいだろうか・・・

翌朝、目を覚ますと彼女が朝食を作って僕が起きるのを待っていた。
ぼーっとしてる僕を見て、彼女は「おはよう、アルフォンス君。良く眠れたかしら?」と言った。
僕は恥ずかしくなって、ふとんに隠れてしまった。
876名無しさん@ピンキー:04/03/12 21:26 ID:n+C0LY6E
・・・なかなか埋まらないもんですな・・・
結構文字数使ってんのにな・・・
877名無しさん@ピンキー:04/03/12 22:16 ID:14R2IxRe
「大佐、今日はまたいちだんと気合のはいった格好ですね」
ブラウスのボタンを外しながらホークアイ中尉があきれたようにロイ子をしげしげと見つめる。
「そうか?」
照れるような誇らしいような表情でロイ子がホークアイの方を振り向いた。
ロイ子がたった今はきかえたばかりのストッキングはいわゆるパンストではなくガーターベルトで
とめるタイプのもので、黒地に繊細な柄の入ったもので少しでも乱暴にあつかうとたちまち破けて
しまいそうな代物だった。
ロイ子は細心の注意を払ってそれをひっぱりあげていた。
ショーツとブラはそろいで、やはり黒地のレース。アクセントに赤が使われ妖艶な雰囲気を醸し出し
ている。はちきれんばかりのロイ子の胸が窮屈そうに押さえ込まれていた。
「どうだ?これで今夜、ハボック少尉はケダモノのように私を求めてくると思わないか?」
ロッカーの扉にはめ込まれた細い姿見にうつる自分の姿をロイ子はうっとりと見つめた。

ホークアイ中尉はため息とともにブラウスを脱ぎ捨てた。一方のホークアイは薄いラベンダー色の
シンプルなデザインでそれは彼女の体を品良く見せていた。
「少尉、それ似合ってはいるが少し地味じゃないか?」
スカートのホックに手をかけているホークアイにロイ子は言った。飾り気のないホークアイの今日の
下着のチョイスはヌードブラと言われるものでアウターにひびかないと言うのがうりのものだった。
脱いだスカートの下はやはりシンプルなデザインだった。
「だって、大佐のようなタイプは今日の服には似合わないんですもの」
ホークアイはぴったりと脚にはりつきそうな細身のパンツを出して見せた。
「服に下着の線が出るのはみっともないですから」
878名無しさん@ピンキー:04/03/12 22:21 ID:14R2IxRe
ホークアイはパンツに足をとおして、上はざっくりと編み上げた春物のセーターをはおる。
ビビットカラーのトートバックをあわせたその格好は女学生のようだった。

ロイ子は膝丈のタイトスカートにワインレッドのシャツを合わせ、第二ボタンまで外し襟元を
のぞかせていた。細い銀の鎖がきらきらと飾っていた。
879名無しさん@ピンキー:04/03/12 22:24 ID:2qQ+ql0V
うまいな。
こういう雰囲気のss好きだ・・・
乙!!
880名無しさん@ピンキー:04/03/12 22:25 ID:W4aFq5R7
神様ズ御ツです。
素敵です。
881名無しさん@ピンキー:04/03/12 22:54 ID:Jq5/pjv0
鎖骨の上できらきらと光る銀の鎖をホークアイが目をとめる。
「それ。ハボック少尉からのホワイトデーのお返しですよね?」
上目使いでロイ子が頷く。
「そういう中尉こそ、そのバック。フュリーからだろ?
エルメスの新シリーズ。それの色調の暗いやつは私も目をつけて
いたのだが……」
ホークアイはふふっと笑って頷いた。
「私、そういうのあまり興味なかったんですけど。これ限定品なんですね。
今日来てたエド子がそう言ってうらやましがってました。
贈り物は金額じゃないって思うんですけど、やっぱり高価なものを贈られると
うれしいですね。女性のイヤな部分て言うか計算高くってヤな感じですけど」
恥ずかしそうにホークアイは肩を竦めた。
「それは違うぞ、中尉。やはり金額は大事だ。」
真顔でそう力説するロイ子にホークアイは思わず噴出した。
882名無しさん@ピンキー:04/03/12 23:05 ID:Jq5/pjv0
「等価交換の原則に反すると思いますよ、大佐。
ところで、今日はこれからハボック少尉のお家ですか?」
「ああ、今日こそ騎乗位に挑戦だ」
ロイ子はぐっと掌を握り締めた。
「大佐、もしかしてとは思うんですが今日一日そんな事考えてました?」
ホークアイは額に手をあててため息をつく。
「ああ、考えていた」
ふふんとロイ子が何が悪いと言うように胸をはる。
「ようやく迎えた週末だ。一週間も禁欲生活が続いたんだぞ。ハボックを
書庫に誘わなかった私の理性を誉めてほしいくらいだ」
「それ、自慢になりません」
「中尉だって今日はフュリーのところだろ?」
ホークアイは恥ずかしそうに微笑む。
883名無しさん@ピンキー:04/03/12 23:13 ID:tLCFjQvF
あああ、更に続きが?!乙です。
しかし、眼鏡君は犬を餌にとっ捕まえたのだろうか。鷹の目を。
884名無しさん@ピンキー:04/03/12 23:20 ID:Jq5/pjv0
「中尉、上官ではなく友人として聞くのだが正直なところフュリーとは
どういう関係なんだ?いや、言いたくなければ……」
「何って、大佐とハボック少尉と同じですよ。週末に一緒に過ごして。
職場では知らん顔してますけど」
「一緒って、やっぱり夜の方もあるんだよな?」
一瞬、ホークアイの顔が朱にそまりそして弾けるように笑いだした。
「一緒だって申し上げたでしょう?もっとも大佐と少尉がどういう夜の生活を
営んでいるかは存知あげませんけど」
「だってフュリーだぞ。想像できない」
「私だって、あの真面目で不器用そうなハボック少尉がどうやって大佐を
悦ばせてるか想像できませんけど」
ホークアイは一旦言葉をくぎるとロッカールームに備え付けられたソファに
腰をおろす。
ロイ子も隣に座った。バックからチョコの箱を取り出すと封をあけて膝の上に
あける。遠慮なくホークアイもそれに手をのばした。
「私が話したら次は大佐ですよ」
885名無しさん@ピンキー:04/03/12 23:35 ID:acRO0P/T
まず、バスタブにお湯をはって今日はラベンダーオイルを数滴おとします。
もちろんフュリーは気づいてるんだろうな?
さあ?気づいてないと思います。ローズオイルの日はピンクって決めてる
んですけど。ああ、この前なんて眼鏡かけたままバスルームに入ってくるから
湯気でくもちゃって。何か、そういうトコかわいいと思いまません?
湯船に浸かってる私の腕からマッサージしてくれて、で、髪の毛あらってくれる
んですけどたまらなく気持ち良いです。人の手で髪さわられるとぞくぞくする。
それで?
お風呂からあがると私の体をバスタオルで優しくぬぐってくれて、パジャマを
着せ掛けてくれます。
眠る前には一杯のホットミルク。
まさか、それでおやすみじゃないだろうな?
何言ってるんですか、大佐。そんあ事ありません。
886名無しさん@ピンキー:04/03/12 23:41 ID:acRO0P/T
今度は私が彼の体をマッサージして……
ホークアイが勝ち誇ったようにロイ子に視線をおくる。
うちは毎回騎乗位。だって彼ったら恥ずかしがって一緒のベッドに眠るとき
私に背を向けるんですよ。
最初は仕方ないかなって思ったんですけど、いつまでたっても手も握って
こないんですもの。
仕方ないから襲っちゃいました。
やめてください少尉なんて言われて、実はちょっと気持ち良かったかな?
887名無しさん@ピンキー:04/03/12 23:45 ID:acRO0P/T
ああいうのってクセになっちゃいますね。一生懸命な彼を見下ろしていると
すごい可愛らしくて、守ってあげなきゃいけないみたいな気持ちになるんです。
でも、それが物足りなくなるようになるのかな?
そしたら、私も大佐のコト見習ってそういう格好で彼の事誘惑してみます。
888名無しさん@ピンキー:04/03/12 23:51 ID:acRO0P/T
腕にはめた時計にホークアイは目をやる。
「私は裏門で待ち合わせてますけど、大佐は?」
「正面玄関時計のところ」
「次は大佐の番ですからね。首尾よく成功したらお話してもらいますよ」
ホークアイは立ち上がるとスカーフを器用に花の形にまきつけた。
シンプルないでたちが華やかにかわった。
「大佐、そうやってハボック少尉の気を引くのも良いですけど、
たまには意外性で攻めてみても良いのでは?少尉はけっこう地味好きと
ふんでるんですけど。では、良い週末を」
ロイ子はホークアイに手を振って見送った。
889名無しさん@ピンキー:04/03/13 00:09 ID:N9cA3MIk
すげぇ…。
こんな短時間で萌えと埋めを両方こなすなんて…。
890名無しさん@ピンキー:04/03/13 00:13 ID:G/Ib4/Da
このスレは終了です。
次スレにどうぞ。
891名無しさん@ピンキー
幸せだ