1 :
カチュアたん(*´Д`*)ハァハァ:
2 :
カチュアたん(*´Д`*)ハァハァ:04/01/10 12:54 ID:yt+6Y/6N
Girl's side(1)
あの衝撃の日の翌朝・・・
フロリーナはシーツをかぶりながら、一人思いふけっていた・・・
「ヘクトル様・・・v昨日、私、ヘクトル様とついに・・・きゃっv」
半ば無理やりに犯された形ではあったが、それでも愛する人と結ばれたという幸福感が
フロリーナの胸を熱くする・・・
ごくり。
昨日の情事を思い浮かべて、生唾を飲み込む・・・
ふとそばにある鏡をのぞきこむと、フロリーナの顔が、まるで戦場であることを忘れているかのように
緊張感なくにやけて映っている。
「やだ、私ったら!こんな顔誰かに見られたら・・・恥ずかしいよう・・・」
だが、ついに愛する人と結ばれたうれしさや恥ずかしさとはまた別の感情が、心の奥底にあった・・・
それは、口惜しさ。
Girl's side(2)
そのころ・・・
「ヘクトル様、ちょっとよろしいですか?」
フィオーラが険しい顔つきでヘクトルの前に立っている・・・
「な、何だ?」
「ヘクトル様、昨日・・・私の妹を・・・無理やり犯したというのは、事実ですか?」
突き刺すようなフィオーラの視線に、豪勇で鳴るヘクトルが思わずたじろぐ。
「・・・・・・。」
「ヘクトル様!何かおっしゃってください!」
「・・・・・・すまん・・・・・・」
何とか謝るのが精一杯のヘクトルにフィオーラはさらに言葉を浴びせる。
「ひどいわっ!私のかわいい妹にっ!」
フィオーラの瞳にうっすらと涙が浮かぶ・・・
次の瞬間、強烈な平手打ちがヘクトルを襲った。
ぱあーんっ!
ヘクトルは真っ赤に腫れた頬を押さえながら、いつまでも立ち尽くしていた・・・
「やめてっ!お姉ちゃんっ!」
そこにフロリーナがやってきた。
「フロリーナ!」
「もうやめて、お姉ちゃん!私、ヘクトル様を・・・愛してるの!」
「フロリーナ・・・自分を犯した相手をなぜかばうの!?」
「お姉ちゃんにはわからないかもしれないけど、私、わたし・・・」
フロリーナの目も、涙で濡れていく・・・
「そう・・・、フロリーナがその気なら、私は何も言わないわ。ごめんなさい、叩いたりして。」
「・・・いや、いいんだ・・・」
ヘクトルはそう言った後、ただ立ち尽くすばかり・・・
Girl's side(3)
やがてフロリーナはヘクトルのほうを向いた。
「ヘクトル様・・・」
「ん?」
「えいっ!」
フロリーナは精一杯の力を込めてヘクトルの右足を持ち上げようとした。
しかし、ヘクトルの大きな体はびくともしない。
「おいおい、何をするつもりだ?」
ヘクトルはからかうかのように、右足を自分で持ち上げる。
「今だわ、それっ!」
続けざまにフロリーナがヘクトルの左足に思いっきり体当たりする。
「のわっ!」
軸足を払われたヘクトルは、そのまま地面に仰向けになった・・・
「な、何しやがる!」
フロリーナはヘクトルの上に馬乗りになった。そして、何か言おうとするヘクトルの口を
自分の唇で塞いだ。
「むん・・・」
「フロリーナ?」
フィオーラが話しかけると、フロリーナはすぐさま顔を上げた。
「お姉ちゃん、ごめんなさい。私、うれしかったけど、ちょっとだけ口惜しかったから・・・。
今からお姉ちゃんも手伝ってくれる?」
フィオーラは妹のあまりの積極性に驚いたが、気を取り直して聞き返す。
「で、何を手伝うの?」
「あのね・・・」
フロリーナはヘクトルに聞こえないようにフィオーラに耳打ちした。
(あのね、いまからヘクトル様を無理やりやっちゃおうと思うの。)
フィオーラはため息をついた。
「仕方ないわね・・・」
Girl's side(4)
フロリーナの下で、ヘクトルがフロリーナをどかそうとしている。
「お姉ちゃん!早く!」
それを見たフィオーラは、素早く槍の穂をヘクトルの首筋に当てた。
「確かここの真下が、動脈よね・・・」
「て、てめえら、俺にこんなことして、ただですむと・・・ぐわっ!」
ヘクトルの股間を思いっきり握っている、一つの手・・・
「ファリナお姉ちゃん!」
「ファリナ!」
そこにいたのは三姉妹の次女・ファリナ。
「ちょっと!こんなおもしろそうなこと、何であたしも混ぜないのよ!」
そして、ヘクトルに満面の笑みを向けて言った。
「ヘクトル様、大人しくしないと、このまま握りつぶしますよ〜♪」
「ぐうっ!」
そしてフロリーナはヘクトルの上で、小型のナイフを取り出した。
「あ、あの、動かないでください・・・鋭いですから・・・」
ナイフの刃に沿って、ヘクトルの服が切り裂かれていき、上半身が裸になる・・・
「こ、これが男の人の体・・・きゃっ、固い・・・v」
好奇心旺盛な瞳で見つめるフロリーナに、ヘクトルは思わず興奮を覚えた・・・
Girl's side(5)
ヘクトルの胸の上で、フロリーナの小さくて冷たい両手が這いまわる・・・
「こ、こらっ!くすぐってえよっ!ぎゃはははっ!」
そしてフロリーナの二つの手が、ある地点に到達した。
「あら?これは・・・」
「フロリーナ、それは男の乳首よ。」
フィオーラが答えると、フロリーナは首をかしげた。
「乳首?赤ちゃんに飲ませるわけでもないのに、どうして・・・?」
フロリーナの唇が、その上を優しく愛撫すると、ヘクトルの乳首は固くなった・・・
「まあ、男の人も固くなるのね・・・ふふ・・・」
フロリーナは自分の胸を触ってみた。
「私のも、固くなってます・・・きゃっv」
今の言葉に、ヘクトルは異様な興奮を覚えた。
「ヘクトル様、触りたいですか?」
「さ、触りてえ!」
「ふふふ・・・ダ・メ♪」
「な、何!てめえ!」
ヘクトルがおきあがろうとすると
よく凍るな(w
Girl's side(6)
ヘクトルが起き上がろうとすると、目の前に槍の穂先が見える・・・
「ヘクトル様、お命は大事にしましょうね♪」
「わ、わかった・・・。」
ヘクトルが姿勢を元に戻すと、今度は彼の下半身が剥き出しになる・・・
「お、大きい・・・!」
フィオーラは思わず叫んだ。
「これが男の人の・・・なの?」
ファリナが手を触れようとすると、途端にフロリーナが叫ぶ。
「ダメ!これは、私のなのっ!」
フロリーナが柄の部分をぎゅっと握ると、それはまるで怒るかのように血管が浮き出た。
「ヘクトル様、昨日よりも固い・・・」
フロリーナがつぶやくと、ファリナがニヤニヤしながら言った。
「それってもしかして・・・」
フィオーラはファリナに聞いてみる。
「何、どうしたの?」
「姉貴、ヘクトル様は、昨日フロリーナを無理やり犯したときよりも、今日のほうが固い。
つまり、どういうことかわかる?」
フィオーラは考え込んだ・・・
「う〜ん、あっ、わかった!そういうことね!」
「へへへ〜っ♪」
「何何、お姉ちゃん?」
Girl's side(7)
「姉貴、そろそろ槍を引っ込めてもいいかもよ?」
「わかったわ。」
フィオーラが槍を引くと、ヘクトルは起き上がろうとする。
「てめえら〜っ!!!」
しかし、ファリナの一言に愕然となった。
「ヘクトル様、大人しくしてないと、エリウッド様やオズインさんに言いふらすわよ?
『ヘクトル様は、実はマゾである』ってね♪」
「やっ、やめろ!わかった、わかった、大人しくするから!それだけは言うな!」
ヘクトルは再び体の力を抜いた。しかし、一物だけは相変わらず固く張っている・・・
「・・・納得♪」
意味のわからなかったフロリーナもようやく理解したようだ。
「お姉ちゃん、昨日、ヘクトル様が私にどんなことをしたか、知りたい?」
フロリーナは一物の上にまたがると、パンツを横にずらして、ゆっくりと腰を沈めていく・・・
「ああんvお姉ちゃんたち、見て!昨日ヘクトル様は、私にこうしたの〜!」
フィオーラとファリナはフロリーナの股を覗きこむ・・・
フロリーナの昨日開通したばっかりの花びらは、ヘクトルの巨大な一物を根元までくわえこんで
ひくひくと動いている。そしてその隙間から、だらだらとよだれが垂れ落ちている・・・
「こんなことしたの〜っ!!!」
フロリーナは腰を上下に動かし始めた・・・
「す、すごい・・・!フロリーナ、いつの間にこんなに大人に・・・?」
二つの性器が大きく動くたびに、隙間からすっぱい果汁がとめどもなくあふれだす・・・
フィオーラとファリナの二人は、その股間を覗きこみながら、いつのまにか自分たちの股間を
まさぐっている・・・
やがて、二人の股間からも果汁があふれてくる・・・
Girl's side(8)
そのとき、二人の股間にヘクトルの両腕が伸びる・・・
「きゃっ!」
二人同時に声をあげると、ヘクトルの指がぐいぐいと二人の股間に食い込んでいく・・・
「お前らも気持ちよくなりたいだろ、なっ?」
そしてその指がスライドを始めると、二人はメスの鳴き声をあげた・・・
「ああっ!ああっ!ああ〜んっ!あん!あん!」
そして、三人の声が一つに重なって、不思議なハーモニーを奏でる・・・
「あああああああああっ!ひいいいいいいいっ!はふうううううううっ!!!」
「おらおらおらーっ!!!」
そして、四人同時にその時は訪れた・・・
「イ、イク〜〜〜っっ!!!」
四人のそれぞれの性器から、液体が一気に吹き出た!
フロリーナはヘクトルの一物をを抜かずに、そのままヘクトルに抱きついた。
そして、耳元でささやいた。
「私、幸せです・・・v」
おしまい
スレの最初にこんなのをのっけちゃって、正直スマソカタ。
12 :
名無しさん@ピンキー:04/01/10 18:29 ID:sS93+6dh
即司会費乙&age
>1さん、うほっ氏、乙!
14 :
名無しさん@ピンキー:04/01/10 19:28 ID:IKj1XOsB
>>1 乙〜♪
ついでにエキドナ陵辱をキボンしてみるテスト
【片栗粉Xの作り方】
1.深い耐熱コップに、コップの半分くらいまで栗粉を入れる
2.ぬるま湯を7割のところまで入れる
(粉や水を入れすぎると、加熱したとき膨張しすぎてこぼれるので
余裕を持たせよう)
3.粉ッぽさがなくなるまでよくまぜる。
4.電子レンジで1分加熱後、ムラが無くなるようにかきまぜる
5.ぷるぷるになるまで4を繰り返す
6.ぷるぷる(ゼリーよりすこし固め)になったら、乾電池などの
棒状のものを中央に刺しよく冷ます
(このとき外は冷めても中は熱いままということがあるので
注意すること)
7.冷めたらコップから取り出し、棒を抜く
穴に指を差し入れたとき人肌より冷たい程度に冷ます
(穴と外の間のゼリー層に熱がたまりやすく、熱伝導で穴にむかって
熱が再度押し寄せるのですこし冷たいくらいで使わないとやけどをする)
8.うまく冷めていないときは穴と外側を冷水でゆっくり冷やそう
9.穴の逆側から細い空気穴(空気穴をあけないと空気圧でチンポが
うまく入らない)を針などであけて完成
【使用法】
片栗粉Xの穴にギンギンに勃起したチンポを突っ込もう
あとは腰や手が勝手に動くほど気持ちいいはずだ
【応用方法】
完成した穴を小さ目のティースプーンなどでぼこぼこに荒らすと
(広げすぎてガバガバにならないように注意)ミミズ千匹片栗粉Xに
なります
【注意】
本物のオマンコよりもきもちいいのでやりすぎに注意
>>15 なんだこりゃ。コピペだと思うが、本当に気持ちいいの?
>>1 スレ立て乙カレ〜
誘導して頂いたので、いちゃいちゃなオズセラを投下させて
頂きます〜〜
久しぶりに書いたので、何か間違ってたらスマソ……
朝から続いた会議が終わったのは、太陽が西の空に沈みかかり始めた頃だった。
ヘクトルではないか、こうも毎日の様に会議ばかりでは流石のオズインも身体に堪える。それに、
会議といっても、互いの腹の探り合いである事が多い。会議とはそういうものだと分かっているつ
もりでも、それを毎回としかもまざまざと見せ付けられていると、やはり気が滅入る。これではま
だ戦場で多くの敵と戦っている方が気楽ではないか――不謹慎だとは思いつつも、そう感じてしま
う。
与えられた執務室に戻るとオズインは深く椅子に座った。目の前の机にはまだ片付けなければな
らない書類がある。気持ちを切り替えるのだと自分に言い聞かせるように、目を瞑り、大きく息を
はいて―――オズインが書類に向かおうとした、その時、
「きゃっ!」
その声にオズインは首を傾げた。
部屋を見渡してみたが、やはり自分しかいない。しかし、あの声には聞き覚えがある。疲れてい
るとはいえ、幻聴を聞く様な事が、あるはずがない。
一体、何なのだとふと視線を下に向けると、そこにセーラが座っていた。座っているというより
は、机の下の小さなスペースに身体を縮こまらせ、こちらを見ていた。互いに視線が合うと、悪戯
が見付かった子供のように、セーラは笑った。
「な、何をしているんだ! 君は!!」
「何って……決まってるじゃないですか、オズイン様を待っていたんです!」
嬉しそうにそう告げるセーラとは対照的に、オズインの顔色はすこぶる悪い。というより、誰が
机の下に隠れている事を、待っていると思うのだ。
「とにかく。いいから、そこから出てきなさい」
「出てきたら、私に付き合って下さいますか?」
「まだ仕事がある」
誘いには乗らない、ときっぱりと拒否したオズインに、セーラは頬を膨らませた。
「じゃあ、出ません。ここにいます」
「こんな所にいて、どうするんだ」
「オズイン様が私に付き合って下さるまで、ここにいます」
「馬鹿な事を……」
自分のしたい事、全てを否定するオズインに、セーラはぐすっと目を擦った。それは彼女の上等
手段だとオズインも判っていたが、それでも目の前で泣き出されてしまっては、こちらの方がばつ
が悪い。
「だって、オズイン様、最近、ずっとお忙しくて一緒にいて下さらないじゃないですか。私が話しかけても、一に仕事、二に仕事って追い出すし……。私、ずっと寂しくて……」
嘘を言っているようには思えないその言葉に、オズインは申し訳なさそうに彼女を見下ろした。
確かにセーラの言っている事は正しかった。ここのところ、仕事の忙しさを理由に彼女を遠ざけて
いたのは事実だった。
「それに、オズイン様だって溜まっておられるでしょう?」
何を? そう尋ねる前にセーラはいそいそとオズインの脚の間に身体を入れた。好奇心に満ちた
視線を彼に向けて、
「溜めると身体に悪いって聞きました。だから、私が何とかして差し上げますね。これなら、一緒
にいても、いいでしょう?」
思考が停止したオズインを置き去りにして、セーラは彼のスボンのチャックを降ろし、下着の中
からペニスを外に出してしまった。
「私、ちゃんと勉強してきたんです。だからオズイン様も満足するはずですから安心して下さい
ね」
そしてセーラはまだ柔らかい彼のペニスを手の平で包み込んだ。優しく包み込んだそれをゆっく
りと下から上に持ち上げるように扱く。幹にある筋に指の腹が当たる様に扱くと、少しずつだが手
の中のペニスは堅くなり始めた。
「こんな所で……! や、やめるんだ!!」
そう口にしてみたものの、頭と違って体は素直だった。これ以上されれば抑えが利かないとオズ
インはセーラを止めさせようとするのだが、彼女は嫌だというように、きつくペニスを掴んでしま
う。ぴりりとした刺激にオズインは言葉が続かなかった。不意に呻きそうになるのを何とか圧し止
めていると、ドアをノックされた。
こんな時に――、オズインは眼下のセーラと正面のドアを睨みつけるだけで精一杯だった。
「俺です、マシューです。オズイン様、いらっしゃらいませんか?」
よりによって一番まずい相手が尋ねてきてしまった。勘の鋭いマシューでは、この状態に気付か
れてしまうかもしれない。そんな事態は考えるだけで寒気がする。
「オズイン様、ちゃんと出ないと駄目じゃないですか」
からかう様に上目遣いでこちらを見るセーラをオズインは軽く睨みつけた。自分を焦らす原因を
作っているのは他ならぬ君ではないのかと問い詰めたかった。
「あ、汚れちゃう」
鈴口から滲み出てきた先走り液に気付き、セーラはちゅっと大きく膨れた先端を口に含んだ。ち
ろちろと舌先で過敏すぎる亀頭を刺激され、オズインは歯を食いしばって、堪える様に手を握り締
めた。
既に息を飲むだけでも辛い。それでもオズインは必死に自我を保ちつつ、
「何用だ、……マシュー」
その声を聞き、彼はいつものようにドアを開けて、姿を見せた。
「すぐに返事がないから、いらっしゃらないのかと思いましたよ」
そして頼まれていた報告を手短に話し終えると、マシューはきょろきょろと部屋を見渡した。そ
の仕草にオズインは内心どきりとした。気付かれたかとそう思ったのだが、
「今日はあいつはいないんですね。いつも居るから、今日もいるかと思いましたよ」
「そう、だな……」
全部ばらしてしまったら、マシューはどんな顔をするのだろうか。そうすればセーラも少しは困
るのだろうか――オズインは、そんな事を考えてしまいたくなった。だけれどそんな事をすれば窮
地に立たされるのはきっと自分なのだ。どう転んでも自分にとってはプラスになりそうにない。
「じゃあ、俺はこの辺で。久しぶりにオスティアに戻ってきたんで、少し休ませてもらいます」
「ああ、そうするといい」
「オズイン様も、ご無理なさらずに」
軽く頭を下げ部屋を出て行ったマシューを確認して、オズインは安堵したように大きく息をはい
た。
だが下腹部にまとわり付くじれったさは増す一方だった。眼下を見れば、セーラは精が溜まり堅
く張り詰めた袋を口の中で転がしていた。間接的な刺激を与えられ、既に傘の開いたオズインのペ
ニスは苦しそうにもがいている。亀頭からは、だらしがなく先走り液が流れ落ち、それをセーラは
潤滑液とするかのように血管の浮き出た幹にこすり付ける。その度に情けなくほどに腰が震える。
確かに勉強してきただけの事はある――セーラは弱い部分を知っているかのように重点的に攻め
ていた。
オズインの視線に気付いたのか、セーラは上目遣いで彼を見上げた。はたと視線が合うと、恥か
しいのか慌てて目を伏せてしまった。
こんな事をして、今更、恥かしがる事などないのではないか、そうオズインは思いたくなってし
まったが、彼女の歳を考えればそちらの方が当然なのかもしれない。
こんな事を自ら望んでするような妖艶さは普通に考えれば彼女の年頃には無いものだろう。なら
ば、それでもすると決めた彼女はどうしてなのか。
これなら、一緒にいてもいいでしょう? ――それが本音なのかもしれない。
男女の営みならば、オズインも断らないのではないだろうか、そうセーラは考えたのかもしれな
い。だからこれほど必死になっているのか……そう思うと、オズインは罪悪感でいっぱいになった。
こんな事をせすども彼女の想いが変わるはずもないし、消える訳がない。ただ、本当に仕事が忙
しくて相手をしてやれなかっただけなのだ。それでも――彼女は寂しかったのだろう。彼女は独り
になる事を極端に嫌がる。こちらが呆れるほど傍にいたいと願うのは独りの寂しさを知っているか
らかもしれないだ。愛に餓えているとまでは言わないが、愛し方も愛され方も、彼女は知らないよ
うにもオズインからは思えるのだ。
「オズイン様、出していいですよ? 私、ちゃんと受け止めますから……」
もごもごと口の中に彼のペニスを含んだまま、セーラは喋った。すると血管の浮き出た幹に歯が
当たってしまった。その痛さとむず痒さにオズインは必死になって堪えるしかなかった。まさかこ
んな所で吐き出す訳にはいかない。
「馬鹿な事を言わないでくれ……ここは執務室なんだぞ?」
苦しそうにそう答えるオズインにセーラはにんまりと笑った。不気味なほどに嬉しそうに笑うも
のだから、流石のオズインもこれは可笑しいと気付き始めた。
「そう言われれば言われるほど、したくなると思いませんか?」
指の腹で太い幹をなぞり上げ、セーラは彼の太いペニスをめいっぱいに口に含んだ。咽元に当た
り、咽返りそうになるのも我慢して、ひくつくそれをセーラは口全体で吸い上げる。
狭い中で柔らかい舌が這いずり回るように動くかと思えば、最後を促すように精が溜まり堅くな
った袋をやわやわと手の平で刺激した。
「――っ、セーラ、やめてくれ。このままでは本当に――!」
いってしまう――そうオズインが思った時には、既に限界が越えてしまっていた。がくがくと脚
が震えるかと思えば、血の集まった先端から一気に精を吐き出してしまっていた。
「んぅ! んっ……ん、んくっ…………」
一向に収まらない精をセーラは小さな口で飲み干そうとしている。ごくんと咽が震えるのと同時
に、溢れ出た白濁液が口の端から零れ落ちる。顔を顰めつつも、セーラはそれを全部飲み干すと、
掃除だと言って、萎えた彼のペニスを吸い上げた。
「あ、また堅くなりましたね、オズイン様。まだ、したりないですか?」
情けなくも震える脚を叱咤して、オズインは無言でセーラを抱き上げると、書類が乱雑に置かれ
ている机の上に彼女を縛りつけた。
「セーラ。私を怒らせた覚悟は出来ているんだろうな?」
低い声で尋ねる彼の目は見るからに怒りに満ちていた。だが、そう尋ねられた相手の方は、さっ
ぱり判っていない様子で彼を見ている。
「どうしてですか? オズイン様、気持ち良くありませんでしたか?」
今もって自分が怒っている理由が判っていないセーラを前に、オズインの太い理性も切れつつあ
った。こうなれば彼女にも自分と同じ事をさせて、分からせるしかないのだと、オズインは乱暴に
彼女のスカートを捲り上げた。
「え? あ、あの、オ、オズイン様?」
驚いているセーラを無視して、オズインは彼女の耳元でふぅっと息をかけた。その瞬間ぴくりと
慄く彼女に、にやりと笑って、弱い耳たぶを甘噛みしてやる。
「あ! オ、オズインさまぁ……っ、」
甘ったるい声でそう名を呼び、セーラは彼に縋りついた。
いつものように優しい言葉はないけれど、彼の傍にいる事だけセーラは嬉しかった。一緒にあの
熱を味わうのだと分かると、身体が自然に火照る。
オズインはゆっくりとセーラの柔らかい腿をなぞり上げて、秘裂に指を這わせた。
「君は厭らしいんだな。私の咥えていただけで、こんなに濡らしてしまうのか」
下着はすでに彼女の愛液で濡れていた。隠している布をずらし、直接、指で触れると、ねっとり
とした蜜がオズインの太い指に絡まってきた。
「あ、ふぁ……んぅっ!」
ぐちゅくぢゅと卑猥な音をわざと立てて、オズインはセーラの花弁の入り口を弄っていた。花弁
をめくり、その裏をなぞってやると、セーラは堪らないという様に腰を揺らした。
「オズインさまぁ……そんな意地悪しないで……早く……」
そう懇願するセーラに彼は意地悪く尋ねる。
「何がだ?」
「そ、それは、あの……、」
やはりセーラでも躊躇いがあるのだろう、口篭っている彼女に向かってオズインは更に強請る。
「言わなければずっとこのままかもしれんな。私はそれでも構わないんだが」
空いていたを彼女の枕代わりにさせて、オズインは汗ばんだ頬に口付けた。それと同時にうなじ
をなぞられ、セーラはそれだけでも感じてしまっているかのように背中を大きく反らせた。
「オ、オズイン様の…ものが……早く欲しいんです……!」
泣き出しそうな顔でそう告げられ、オズインは分かった様に頷くと、一気にセーラの秘裂に堅く
いきり立ったペニスを突き刺した。
「あぐっ! あ! ぁあ――っ。い、痛いです、オズイン様ぁ!」
「君が欲しいと言うからしたというのに、君はそんな事を言うのか?」
そう口でも言っているが、彼女の準備が足りないのはオズインも分かっていた。だが、自分に素
直に従うセーラの姿に優越感を覚えてしまったのか、もっと無理をさせたくなってしまったのだ。
いつもとは正反対の立場――それが欲情に火をつけたのかもしれない。
「だがな、セーラ。君のここは入れる時より、抜く時の方がきつく絡み付いてくるんだ。……これ
はどうしてなんだろうな?」
それを示すようにオズインがゆっくりと腰を引くと、彼女の膣襞は嫌だと彼のペニスを締め付け
る。そして彼がそれに従うように腰を深く沈めると、その度にセーラの白い腹は、ひくひくと悲鳴
を上げ、彼を向かい入れるのだ。
「オズインさまぁ……!」
ぎゅうとセーラは彼に抱きついた。ひっくと嗚咽を漏らすのが耳元に届くと流石のオズインも自
分のした事が酷すぎたと思い至った。
「……そう泣くんじゃない。君は私とするのがそんなに嫌なのか?」
ふるふると顔を横にふる彼女の涙を唇で拭い、オズインは困ったように見下ろした。
「だ、だって、オズイン様、いつもと違うから……私、怖くて……」
「惚れた相手にあんな風に誘われては、普通でいられるはずがない。……男とはそういう生き物な
んだ。覚えておきなさい」
悪戯をした子供を叱るようにオズインは告げると、セーラを抱きしめたまま、椅子に腰を降ろし
た。見下ろす彼女の視線に詫びるように服の上から胸元に唇を落とす。
「……オズイン様は嫌でしたか? 私がするの」
「驚きはしたが、嫌ではなかったよ。ただ……」
「ただ?」
「ここでするのは不謹慎すぎると思わないか? マシューのように誰が来るのか分からないんだぞ、
ここは」
「でも他人に見られると興奮するって……」
それまで勉強の成果だったのか、オズインは呆れたようにセーラを見上げた。そこには心配そう
にこちらを見る彼女がいて、オズインは仕方が無い子だというように、その体を抱きしめた。
「私にも立場というものがあるんだ。それは分かってくれるだろう?」
もしこんな昼間から行為に溺れていると分かれば、何を言われるか分かったものではない。それ
は引いては自分をこの地位に任じてくれたヘクトルにまで迷惑が及ぶのだ。
それがセーラにもやっと分かったのだろう、彼女がごめんなさいと頭を垂れると、オズインはそ
れに何も言わず頷いた。
「だから今回だけ、だ」
そこまでセーラを追い詰めてしまったのは他ならぬ自分であって、オズインは今回だけは特別だ
というように回していた手を彼女の腰に置くと、ゆっくりと揺らし始めた。
「え? あ、っ……ん、――っ。オズイン様? ――っ、」
必死に声を噤んで耐えるセーラにオズインは更に動かす速度を上げてしまう。
互いの愛液が混ざり合い、淫らな音だけが、静かな部屋に響く。服の上からでも分かるほどにし
こった胸の膨らみに、オズインは躊躇することなく、それを口に含んだ。彼女の白い服を汚してし
まうほどに、舌でなぞると、感じる場所に当たるのか、セーラの膣はきゅうっと一際、締め付けた。
そしてどろりと流れ落ちる愛液はオズインのペニスを降り、うっすらと服を汚してしまっていた。
「セーラ、いつものように声は出さないのか?」
「だ、だって、誰かに聞こえてしまったら……ん! ぅあ――っ、」
体を丸めて声を殺そうとしてみたものの、彼はセーラの弱い部分を的確に攻め立てる。膣の深い
場所をオズインのペニスは嫌というほどに擦り上げる。受け入れているだけでもいっぱいだという
のに、それを擦られてしまっては我慢のしようがない。セーラはぞくぞくと駆け上がってくる快楽
を堪えるのが精一杯だった。
「は、ぁ――っ、……気持ち、いいです……オズイン様……」
「そんな厭らしいことを言うもんじゃない」
こんな時までお喋りな口を塞ぎ、オズインはその舌を絡め取った。苦しそうな表情も今だけは艶
っぽく見えてしまう。
小刻みに震え始めたセーラの体を労わるように抱きしめると、今度はオズインの方から腰を突き
上げた。
「ひ! あぁ――っ!!」
今までに無いほどの衝撃に、セーラの体がぶるりと大きく震える。ぎゅうぎゅうに締め付ける膣
内の狭さにオズインは顔を少しだけ顰めつつも、更に腰を振るい続けた。
「オ、オズイン様! わ、わたし、このままだとっ……」
「いつも構わないと言っているだろう?」
「今日は一緒が、いいんです――、」
まるでおねだりするようにしがみ付かれて、オズインは一瞬だけ躊躇したが、ふうと大きなため
息を一つ漏らして、セーラの耳元で囁いた。
「だったら、もう少しだけ我慢しなさい」
本当ならば、彼女も動いた方が早くいけるのかもしれない。だけれど、経験の少ない彼女にそれ
を頼むのは気が引けた。今とて、精一杯についてきているのがオズインには分かってしまっている。
既に力の抜けたセーラの体を抱き寄せると、座っている椅子が軋むほど腰を振るい始めた。その
ぎしぎしと軋む音と小さく喘ぐ彼女の声を聞きながら、徐々に自分にも限界が訪れ始めるのを感じ
ていた。
苦しさからなのか、嗚咽を漏らしつつも、自分にしがみ付き、名を呼び続けるセーラがいとおし
かった。彼女の心を満たす事が自分には出来るのだろうかとそんな不安を抱きつつも、今だけは互
いだけを求めるように深く結び合う。
「あ、オズイン様ぁ、も、もう、私、駄目ぇ――っ、」
悲鳴に似た声と共にセーラの中はオズインのぺニスを喰いちぎるかのように締め上げた。その締
め付けにオズインも堪えきれず、意識を手放してしまった。
どくどく――と、自分が驚くぐらいに吐き出される精の量に、オズインは微かに体を震わせて耐
えた。頭の中がからっぽになってしまうかと思うぐらいに全てをセーラに捧げてしまっている気さ
えする。
――ゆっくりと意識を取り戻すと、セーラはぐったりとして、体をこちらに預けてしまっていた。
そのセーラが意識を取り戻したのは、ソファの上だった。体の上にはすっぽりと毛布がかけられて
いて、彼女の服が乱れているとは想像もつかない。
慌てて視線を机の方に向けると、こちらの視線に気付いたのか、オズインが顔を上げた所だった。
「おはよう」
当たり前で変哲の無いその挨拶にセーラは返事に困った。今はもう夕方であったし、その挨拶を
自分もするのはおかしかった。
無言でいる彼女にオズインは椅子から立ち上がると、置いてあるポットから水をコップに注き、
それを手渡した。それを一口飲むと、咽の渇きが一気に消える。
「体の方は? 辛い所はないか?」
「平気です」
そうか、とオズインは安心したように息をはいて、窓の外を眺めていた。セーラはコップに口を
付けつつ、彼を見ていた。怒ってはいない様子なので、少しだけ安堵した。そして、どうして彼が
外を眺めているのだろうかと、セーラは考え、
「オズイン様」
「ん?」
「オズイン様はここでするより、お外でする方が、お好きでしたか?」
そんな彼女の問い掛けに、オズインは顔を顰めて、仕事もそっちのけで説教をし始めた。
<終了>
GJ! セーラいい!
新スレからすばらすぃ!職人の皆さんお疲れさまです!
30 :
名無しさん@ピンキー:04/01/11 13:32 ID:2zeBfmyU
次、セーラとエルクの立場が逆転したSSきぼん
32 :
名無しさん@ピンキー:04/01/11 16:50 ID:2zeBfmyU
エルクがセーラを泣かす18禁SSが見たいです。
>>32 前スレで漏れが書いた気がする。但しルイーズタソ絡みで(w
・・・とさりげなく宣伝してみるテスツ(w
複数形かよ!
IDがデブだ…
(´-`).。oO(たまにはユグドラルが舞台の話を見たいって言おうとしたけど、
それなら自分で書けと言われそうなので止めておこう)
(´-`).。oO(漏れはアカネイアが舞台のry)
(´-`).。oO(だれか黒牙兄妹もの(ry
…需要もないが供給は… ……_| ̄|○
39 :
名無しさん@ピンキー:04/01/12 08:30 ID:m/cao7xY
こんちは、前スレでジャファニノの激甘書くって言ってた者です。
長い話&途中までですがうpさせていただきます。
注意書きとしては、今回得ろまでいってないのでスミマセンってとこですか。
SS初書きなので、加減が分からず長い話になってしまいました。スミマセン。
あ、ageちまった…_| ̄|○
とりあえずのっけたら逝ってきます…
オスティア城。
戦支度を整えたヘクトル軍の出発は、明日に迫っていた。
魔の島…そこにはネルガルと、彼の造り出した最強の『モルフ』どもが待ち受けている。
生きて帰れる保証は無い…最終決戦の足音が、すぐそこに聞こえてくる様な夜だった。
その夜は、城のそこかしこで恋人達が息を潜めて、想いを確かめ合っていた。
目を合わせ、手を合わせ、想いを合わせ…
共に一つの約束を刻み付けるように、身体を合わせて。
その瞬間だけは、国への忠誠も私怨も全てを忘れて、『二人』である為に。
そう、彼らも…
「ジャファル…」
明かりを落とした室内。与えられた個室の扉がそっと開かれる。
小声で声を掛けながら顔を出したのは、緑色の髪の少女。
「…ニノ」
少女の名前を、寝台に仰向けになっていた男がやはり小声で呼んだ。
ニノはするっと部屋に入ると、音を立てない様に密やかに扉を閉め、寝台に近づいた。
「…ごめんね、寝てた?」
「…いや。どうした、眠れないのか?」
「うん…」
ニノは、身を起こしたジャファルに甘える様に寄り添う。
薄い夜着だけの身体から、甘い花の香りがした。湯を使った後なのだろう。
ジャファルも、その小柄な身体をそっと抱き寄せる。
「明日からの戦いは、さ…最後の戦い、ってやつでしょ?
あはは、何だろう、緊張してるのかな…」
「そうかもしれないな。だが、眠っておいた方がいい」
「で、でも、眠れないんだもん…」
「…」
「ジャファルがこうしててくれたら、安心して眠れる気がして…」
子供の様に甘えるニノを、やはり子供にする様に抱きしめると、
「…ならここで寝ればいい」と呟き、ジャファルは寝台にそっとニノを寝かせた。
そして自分も横になると、ぎこちなく腕を伸ばし、ニノの頭を抱き寄せた。
「…これでいいか?」
「うん、ありがとう」
そう言うとニノは、そっと目を閉じる。突然の訪問に少しだけ戸惑っていたジャファルも、
その様子に安心したのか、いつもの様に浅い眠りについた。
二人の呼吸だけが微かに部屋に響く。
と、その時。ニノがジャファルの胸に寄り添ってきた。
腕を彼の背中に回して、抱きしめている。
「…なんだ」
「あ、ごめん、起こしちゃった…」
暗殺者として育てられたジャファルの眠りが浅い事は、ニノも知っている。
申し訳無さそうに呟くが、ニノは抱きしめる腕に力を込めて離さない。
「結局眠れないのか」
腕の中のニノに訊ねると、ニノは顔を彼の胸に埋めながら頷いた。
「あのね、今度は何だかドキドキして、眠れないの。
ジャファルが…ジャファルがこんなに傍にいるって思ったら、
ドキドキして…」
そして、その可愛らしい顔を上げると、唐突にある事を口にした。
「ジャファル…今みんな、『愛し合ってる』って知ってた?」
「!なっ…!」
「あのね、セーラが言ってたの。こんな夜はみんな、
好きな人と愛し合うものなんだって。愛を確かめ合ってるんだって。
抱きしめあってキスをして、それで…」
「もういい。寝ろ」
その先の言葉から逃れるように、ジャファルが彼女の言葉を遮った。
「やだよ!ねえ、聞いて。それで、夜を一緒に過ごして…
か、身体を重ねるんだって。先の約束の為に。
みんな、不安な気持ちを抱えてるけど、そうしてる間は、
世界に二人だけって、そういう気持ちになれるんだって、言ってた」
「…」
ジャファルは内心頭を抱えた。セーラは仮にも聖職者ではないのか。
こんな事を、まだ青い蕾の様な少女に教えてどうしようというのだろう―――。
そのセーラは、ニノにそう教えるとマシューの部屋へ消えていったのだが、
ジャファルは知る由も無い。二人の関係は知っているが。
「ね、ジャファルは私とずっと一緒にいるって約束してくれたよね?」
「…ああ」
「じゃあ、じゃあ…私の事、今すぐ愛して」
消え入りそうな声で、少女は囁いた。大きな瞳が潤んでいるのが、闇に慣れた彼の目には分かる。
「ニノ…」
普通の男なら、いじらしく身を寄せてくる少女のその懇願に、
欲望を滾らせて応じるのかもしれない。
だが、ジャファルには出来ないでいた―――。
ジャファルは今まで、ネルガルに暗殺者として育て上げられてきた。
その際、暗殺に必要のない感情を抑える為、様々な訓練を施されてきた。
性に関する衝動もその一つ。
年頃の男ともなれば、性欲が頭をもたげて来るのは当然の事。
だがそれは、ともすれば確実な暗殺を妨げる、邪魔なものでしかなかった。
それ故、幼い頃から性衝動を抑える、または無くす為、彼にはあるものが与えられた。
それは―――『モルフ』
といっても、リムステラやソーニャの様な思考能力や感情を備えたものではなく、
ネルガルに言わせれば『失敗作』にあたる、戦闘能力の無い人形だった。
ネルガルはそれを彼に与え、性欲処理の道具として使わせていたのだ。
ジャファルの命ずる通りに動き、彼の醒めた欲望を満足させる道具として―――。
それと同時に、欲望だけに身を任せた男と女の行為ばかりを見させられてきた。
だから、身体を重ねる事が『愛する』事に繋がると、ジャファルには思えなかったのだ。
(それに俺は…こんなに暖かい身体を知らない。
そして、こんなに穢れない身体も、心も知らない。)
夜着越しに感じる暖かさ―――『モルフ』の冷たい肌と違うもの。
そして、微かに見える白い胸元のその清らかさも、彼が手にした事のないものばかりだった。
それに触れるには、自分の手は―――――。
「俺は、お前を汚したくないんだ、ニノ…」
言い聞かせる様に言うと、ニノの身体を離そうとした。だがニノは堅くしがみついて離れない。
「やだっ!…ジャファル、自分を汚れてるって思ってる?
たくさんの人を殺してきたから?でも…だったら私だって同じ位汚れてる!
だって私、ロイドにいちゃんやライナスにいちゃんを裏切って…
それに、私だって『黒い牙』にいたんだよ?私だって、汚れてる…」
「いや、それは違う…」
「それに!」
反論しかけるジャファルを制すると、ニノは言葉を続けた。瞳に大粒の涙を貯めながら…
「もし、もしジャファルが私を汚れてないって言うなら…
それでもいいんだよ。ジャファルに…汚して欲しい。
ジャファルじゃなきゃ、嫌だよ…!」
(…ニノ)
ジャファルじゃなきゃ―――この言葉が、彼の心を大きく揺り動かしていた。
このまま、無垢なままで大人になれる筈も無い。
例えば自分だって、ネルガルとの戦いで命を落としてしまうかもしれない。
ではその後は?ニノは誰かに嫁いで…そしてその男に穢されるのだろう。
それを祝福出来る気持ちには、なれそうもなかった。ニノを愛している、今の自分には。
―――ならば。
「ニノ…いいんだな?」
その言葉に、はっと顔を上げたニノの顔をそっと引き寄せ、優しく口づけた。
ニノがそっと頷くのが見える。ジャファルはそっと腕を引き抜くと、ニノの上に覆い被さった。
ageた上に、こんな中途半端でスミマセン。
ではそろそろ逝って来ます…
続きうpできるのは少し先になりそうなんで
しばらく待っててください。
乙であります!
期待してお待ちしております!
ところで、ここって獣姦はOKなの?
一応今のところ、
レズ、陵辱・・・OK、
スカトロ・・・要注意書
ホモ、切断プレイなど・・・NG
だと思うけど・・・
>>50 「どうなの?」って思った趣向はまず注意書きしといて間違いないと思う。
名前欄にでも獣姦といれといて、嫌いな奴はNGワード設定などして
見れないようにできると親切かも。
で、獣姦って獣は何?
FEだとペガサスが一般的だが、たまには竜姦などみてみたいかな。
エリニニって竜姦?
15ってスライムの作り方?
55 :
名無しさん@ピンキー:04/01/13 13:49 ID:oX91XtXD
>>36-38 言いたいことは理解できる。だが職人の選別次第だろう。
最も封印烈火が多い所を見ると、ある程度職人の年齢層が判別できるが。
181 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ メェル:sage 投稿日:04/01/12 20:40 ID:0Lbkef2A
このスレだと意外と烈火キャラよりも旧キャラのほうが人気あるな
182 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ メェル:sage 投稿日:04/01/12 21:32 ID:Hx9v9N24
むしろ俺の中では紋章だけが真のFE。
その他はイミテーションだ。
183 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ メェル:sage 投稿日:04/01/12 22:10 ID:SvdokZ2/
俺も
184 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ メェル:sage 投稿日:04/01/12 22:26 ID:AZ9Md/Zn
俺も禿同
185 名前:名無したん(;´Д`)ハァハァ メェル:sage 投稿日:04/01/12 22:37 ID:McnzbmB1
同意だが俺は烈火なら許す。別のゲームとしてだけど。
よそではこんな感じらしい
情報感謝する。正直GBA触った事すらない漏れには
誰が誰だかさっぱり分らん。
SS投下前に注意書きを一つ
・年上の女性がかわいい少年を攻めるというシチュですが、年の差がかなり離れている
ため、人によっては不快に感じるかもしれません。ご了承ください。
では、投下しまつ。
祖母と孫(1)
「じゃあばあちゃん、今日も一稼ぎしてくるぜ!」
ヒュウが唯一の肉親に声をかけた。
「ふん、下手のくせに、無理すんじゃないよ!」
悪態をつきながらも微笑むヒュウの祖母・ニイメ・・・
彼女には一つだけ、心配事がある。それは・・・
「ヒュウの奴、いったいいつになったら嫁さんを連れてくるのかねえ・・・」
一族の中でただ一人生き残った孫であるヒュウに、一刻でも早く後継ぎが欲しい。
だがそれには必然的に相手が必要であるのだが、今のところヒュウの周りに浮いた噂は聞かない。
「・・・ふう・・・困ったねえ・・・。やっぱりあたしが探してやるしかないのかねえ・・・?」
ニイメは一人、ため息をついた・・・
祖母と孫(2)
ニイメが考えたのは、まず手近にヒュウと親しい女性。
果たしてヒュウにそのような女性がいるのだろうか?
ニイメはさっそく、ヒュウの後をつけてみる。
「よう、ルゥ」
「あ、ヒュウさん、こんにちは。」
「ところで・・・」
今ヒュウと会話しているのは、あのレイとよく似た女の子だ。
「ほう・・・、なかなかかわいい子じゃないかねえ・・・ホッホッホ・・・」
ニイメはあらためてその少女を見直すと、緑色の髪に、澄んだ瞳、そして細身の体に
下はスパッツの下から、なまめかしい生足が覗いている。
ごくり。
同性である自分でさえも、思わず生唾を飲み込む・・・
「ヒュウの奴、こんなかわいい子と付き合っておるのか・・・だがしかし、安産体型では
ないようだねえ・・・」
ヒュウが立ち去った後、ニイメはその少女に近づいていった・・・
祖母と孫(3)
「こんにちは、ニイメさん」
「ほう・・・、あたしの名前を知っておるのかい。」
「はい、魔道士の中では神のような方ですから。」
「それは光栄なことだねえ。ところで、お前さんの名は?」
「はい、僕はルゥといいます。」
ルゥの自己紹介を聞いて、ニイメの胸が思わず高鳴る。今流行の『ボクっ娘』だ。
「こ、こいつは・・・!ヒュウの奴にはもったいないほどの上玉だよ!」
一人でぼそぼそつぶやくニイメに、ルゥは怪訝な顔をした。
「あ、あの・・・どうかしましたか?」
「あっ・・・、い、いや、こっちの話だよ。ところで、お前さん、今夜は予定はあるかね?
もしなければ、あたしの部屋に来て欲しいんだが・・・」
「えっ、特に用事はありませんけど、何をするのでしょうか?」
「ほっほっほ・・・、なあに、魔道についてのお前さんの見解を聞きたいと思ってね。」
「そんな、僕のような者がニイメさんに意見なんて・・・」
「いやいや、若いお前さんのような者の意見というのは貴重なのさ。だから、是非とも聞かせて
もらえないかねえ?」
「は、はいっ!僕のような者の話でよければ・・・」
「それじゃ、部屋で待ってるよ・・・ほっほっほ・・・」
ルゥは緊張した面持ちで、ニイメの後ろ姿を見つめていた・・・
祖母と孫(4)
「どうぞお入り。」
ルゥが扉を叩くと、中からニイメの声がした。
「おお、よく来たね、さあ、どうぞこちらへ。」
ルゥがいすに座ると、ニイメはさっそくお茶をいれた。
「さあどうぞ、召し上がれ。」
ルゥは何の疑いもなく、お茶をすすり始めた・・・
「おいしいですね、このお茶。」
「そうだろ、何せ、うちの畑でとれたとれたての新茶だからねえ・・・」
ニイメの見ている前で、ルゥはごくごくと飲み始めた・・・
「ほんとに、おいしくて・・・やみ・・・つ・・・き・・・に・・・・・・」
ルゥの瞳がうつろになり、次第に意識が混沌としていく・・・
そして、ルゥの体が次第に熱く火照りはじめた・・・。
「あれ・・・?僕、何だ・・・か・・・いい・・・気持ち・・・・」
ルゥのスパッツが次第に湿ってきた・・・
「ほっほっほ・・・どうやらこのニイメ特製の媚薬が効いてきたようだねえ・・・」
ふらふらと左右に揺れるルゥの体を、ニイメが抱きとめた。
「ほんと、かわいい子だよ・・・」
赤く火照ったきれいな顔に、つぶらな瞳、そして小ぶりな小鼻に、みずみずしい唇・・・
同じ女性であっても、思わず胸がときめいてしまう・・・
「ん・・・」
ニイメはその赤く潤った唇を味わう・・・
その瞬間、すでに枯れていたはずのニイメの股間に、芳醇な潤いが戻ってくるのを、ニイメ自身も感じていた。
「あたしもまだまだ女だったか・・・」
ニイメは昂ぶる情欲をかろうじて抑えながら、ぽつりとつぶやいた・・・
祖母と孫(5)
「かわいいねえ・・・」
ルゥのまだキスさえしたことのないような新品の唇を十分に堪能したニイメは、次第に
自分の体も火照ってくるのを感じている・・・
「もう枯れてしまったと思っていたのにねえ・・・」
そのことに一番驚いているのは、他でもないニイメ自身だった。
そして、今目の前にいるルゥは、芳醇な香りを漂わせながら、ニイメをしきりに快楽の海へと誘う。
そしてルゥの上半身を脱がすと、まだ誰にもいじられたことがないであろう胸が姿を現す。
しかし、その胸に女の子特有の余分な肉は付いていなかった。
「おや・・・?最近の子にしては、成長が遅いねえ・・・。でも、この子はこれから大きくなるんだろうねえ・・・」
ニイメが両胸に申し訳なさそうに付いている赤っぽい部分を口にふくむと、ルゥは思わず声を出した。
「あ・・・ああん・・・」
「ほう・・・、こんなに色っぽい声を出せるとは・・・こいつはとんでもなくいやらしい娘だよ・・・。
ますます気に入ったねえ・・・」
ニイメの唇が、次第に下のほうへと移っていく・・・
「さて、いよいよお楽しみなわけだが・・・」
そして、ニイメがルゥの下半身に目を移したとき、彼女の体に、嫌な予感が沸き起こった。
「何?・・・これは・・・?」
ルゥの股間が異様にふくらんでいる。こんなことはまず女の子ではありえない。
「まさか・・・!」
ニイメは急いで、スパッツをめくりパンツを下に下ろす。
どんっ!
そこについていたのは、見事なまでにそそり立っている男のシンボル。
「きゃああああっっ!!!」
ニイメは思わず叫び声をあげた。
「はああ、はあ、はあ・・・うっ!うっ!」
ルゥの荒い息がいきなり詰まると、先端から真っ白い液体が一気に吹き出た。
そして、その先には、ニイメの顔が・・・
祖母と孫(6)
ニイメの目の前に、真っ白いしずくがブランコのようにぶらぶら揺れている・・・
「・・・・・・。」
あまりのショックに、ニイメも声が出ない。
「・・・出てってくれ・・・」
放心状態のニイメには、それだけ言うのが精一杯だった・・・。
翌日・・・
こんこん。
ニイメの部屋の扉が鳴った。
「何だい?」
「失礼します。」
ルゥだ。
「おいっ!あたしはまだ許可していないだろっ!勝手に入ってくるんじゃ・・・!」
ニイメの言葉が終わらないうちに、ルゥはいきなりニイメに抱きついた。
「ニイメさん!」
「なっ、何をする・・・!」
ルゥは強引に、ニイメの股間をぎゅっとつかんだ・・・
「い、痛いっ!」
テクニックも何もない、ただ力任せの行為に、ニイメは激しく身をくねらせる・・・
やがて、その指はニイメの割れ目をごしごしこすり始めた・・・
「・・・ああ・・・」
ニイメが思わずため息を漏らすと、今度はルゥはニイメの顔をまっすぐ見つめた。
「ニイメさん、責任を取ってください・・・」
今度はルゥの方からニイメと唇を重ねていく・・・
今、枯れていたニイメの花が、再び命の息吹を取り戻した・・・
祖母と孫(7)
ルゥの元気な一物がニイメの目の前に突き出される。
「ニイメさん・・・、入れるよ・・・」
そして、その一物はニイメの潤った股間を布の上からいきなり貫いた。
ぶちぶちっ!
ニイメの下着が、ルゥの元気によって切り裂かれる・・・
そのままニイメの元へ・・・
「ぎゃっ!」
ニイメの中に、数十年ぶりに男が入ってくる・・・
その男の感触を味わい尽くすかのように、ニイメがルゥを包み込んでひくひくと動いた。
まるでじっくりとルゥを味わうかのように・・・。
「すごい・・・、これが女の人なのか・・・!」
ルゥの若さが、ひたすらに腰を動かす・・・。
「ああっ!ぐあっ!ひあっ!」
ニイメもまるで若者のように、ルゥに激しく反応する・・・
激しくもつれあう二人・・・
ひくっ、ひくっ・・・
ニイメがひたすらにルゥを搾っていく・・・
そして、ルゥにとってははじめての、女体の中への射精が、今、行われた・・・
どくっ!どくっ!
一物を抜き取ると、ルゥは放心状態でその場にへたりこんだ。
そしてニイメも、うつろな目で天井を見上げていた・・・
おしまい
やばっ、また叩かれるかも・・・(汗
でもきちんと注意書きしたから、大丈夫だよね?
す、すげえw
注意書きは読んだがここまで年が離れてるとは・・・。
ニイメっていくつよ?あんま無理すると死ぬかもよw
こ れ が 魔 道 の 力 か !!
warata
二位目にぜひとも「入ってくるがいいさ 闇の奥の 奥までね…」と
言わせて欲しかった。
凄杉。うほっ氏の頭の中を知りたい←誉めている
それじゃヒュウ×キャスきぼん(*ノ∀`*)
すげえ!なんか、斬新だけどイヤじゃなかった。
乙!!
ドゥラーム+メデューサ+ヘル+イクリプスをまとめて叩きこまれた気分
もぅ、、、あああああああああああ!!!!!!
さいこおおおおおおおおお!!!
グッジョブ!!!
ぶっちゃけ、
チンコ立ちますた。。。
次回も期待しております。
(4)までしか読めなかった…
「ねえ、フロリーナさん・・・」
ニノには珍しい暗い表情で、フロリーナを見ているニノ・・・。
「どうしたの?」
フロリーナがにこっと微笑みを返すと、ニノは突然大声で泣きだした。
「わあっ!!!」
ニノがフロリーナの肩にしがみついて泣きじゃくっている。
「ど、どうしたの?よかったら、私に話して、ねっ?」
「あたし、あたし、悪い病気なんだ!死んじゃうんだあっっ!!!」
ニノの言葉に、フロリーナもおどおどするばかり・・・
「だ、だから、ちゃんとお話してくれないと・・・ねっ?ねっ?」
ニノの頭を優しく撫でながら、フロリーナはしきりに声をかける。
やがてニノは、ぽつぽつと話し始めた・・・
「ぐすっ・・・、あのね、こないだあたしのあそこに、変な毛が生えてきたの・・・。
きっと悪い病気なんだよ・・・!」
「そ、それのどこが病気なの?」
フロリーナはびっくりしながらも、聞き返した。
「だって、こないだレベッカのを見たら、生えてなかったんだもん!きっとあたしだけ悪い
病気なんだよっ!え〜ん、え〜ん!」
「まあ・・・、ニノちゃん、心配ないわ。私も・・・ほら」
フロリーナはニノの手をもって自分のショーツの中に入れた。そしてニノの手はフロリーナの
恥丘を撫でる。
「ほら、私のここも、びっしり生えてるでしょう?」
ニノはフロリーナの毛の感触に、いつのまにか泣きやんだ。
「ほんとだ、フロリーナさんのも、ざらざらしてる!よかった、あたしだけじゃなかったんだ!」
「でしょ?」
そこに、フロリーナの姉・フィオーラがやってきた。
「ちょっとフロリーナ!あなたそんな趣味があったの?」
「ち、違うのお姉ちゃん!これは、その・・・」
確かにはたから見ればレズに見えなくもない。
「フィオーラさんにも、生えてるの?」
「えっ?どういうこと?」
フロリーナが一通り説明すると、フィオーラはようやく納得した。
「そうね、ニノちゃん、私のも見てみる?」
「うんっ!」
フィオーラは自分のショーツを下にさげた。もともとミニスカートなので、彼女の恥丘はまる見えになる。
「わあ、ほんとだ!びっしり生えてるよ!」
「どう?これが大人の女の毛よ。」
フィオーラの毛はおへその下あたりからびっしり生えている。そしてそれは女性器の周りから、お尻のあたりまで
達していた。
「よかった!あたし、病気じゃないんだ!あっ・・・でも・・・何でレベッカには生えてなかったんだろう?」
ニノは不思議に思った。
「ねえレベッカ、どうしてレベッカには生えてないの?」
ニノが質問すると、レベッカは小さい声で答えた。
「ああ、それはね、毎晩ロウエン様が剃っちゃうのよ・・・」
おしまい
GJ!
その想像力に毎回ながら脱帽です。
ロウエンサイコー('∀`)
毛深いフィオーラ萌え
>>74 それ(・∀・)イイ!! キャスタソマンセー!
(近親相姦注意)
「ティニー、貴様……!」
「お命を頂戴いたします、叔父さま」
コノート城にて、ティニーは実の叔父と向かい合っていた。これから殺すために。
ティニーの手には古ぼけた『トローン』の雷魔道書がある。一方、叔父ブルームの手に
例の『トールハンマー』はない。代わりに、同じく『トローン』が震える手に握られていた。
「貴様、育ててやった恩を仇で返そうというのか! この一族の恥さらしめ!」
「恩、ですって?」
ティニーは暗くせせら笑った。
「恩とはシレジアで幸せに暮らしていた母上と私を幼い兄上から引き離して、無理やりここへ連れてきたことを言うのですか?
恩とは母上をレンスターに幽閉して、夜毎ヒルダの慰みものに供したことを言うのですか?」
「き、貴様……」
「あなたは母上の実の兄だった。それなのに、 母上があの変態に虐め殺されている間、
あなたは知らぬ顔をしていた。忘れたとは言わせない……!」
「ええい、黙れ、黙れ! 命の恩人である儂に刃向かうというのか、この外道! やはり血は争えぬ。
お前は犬畜生にも劣る。やはりあのとき殺しておけば良かったのだ。今、ここで死ね!」
ブルームは激昂し、喚き散らすと、魔道書を片手に印を組んだ。
電磁気が虚空から乾いた空気に漲り、巨大なエネルギーの波動がスパークする。
一方、ティニーもすかさず術を発動させていた。
閃光が走った。両者が放った魔法は同時に弾けた。
城門前の狭い空間を、解放されたエネルギーがうねり、衝突して、凄まじい放電の渦を巻き起こした。
ティニーの体は吹っ飛ばされ、城壁に叩き付けられた。
「ぐふっ……」
一方、ブルームは――立っていた。さっきと全く変わらぬ姿勢で。悠然と。
黒焦げになって直立していた。
「が……ふっ……?」
煮えたぎるほど加熱された血は地べたに落ちるとすぐに湯気をたてはじめる。
ごほっと、と焼け焦げた内臓から血を吐いたブルームは、そのまま、灰が散らばるように崩れ落ちた。
「母さま……」
ティニーは腕の中に抱きしめた魔道書に目を落とした。
皮肉なことに、ブルームの命を断ったのは、その妹が愛用していた魔道書の一撃だった。
「ティニー! ティニー、大丈夫か!?」
ぼんやりと、遠くから兄が駆けつけてくるのが聞こえた。
「ティニー……やっと、逢えたんだよね、俺達」
アーサーはペンダントを握り締めた。二人を再び巡り合わせた、母の形見を。
一人っきりの部屋の中、ただ、誰に言うとでもなく呟いていた。
戦闘の後。解放軍の戦士達は占領したコノート城で休息を迎えていた。
アーサーには城の一室が与えられている。そうして、暖炉の前に座りながら、
赤々と燃える火に照るペンダントを、じっとみつめていた。
コンコン、とドアを叩く音が聞こえた。
「兄さま……」
「ティニーじゃないか」
目の前には、その妹が。思わず、抱きしめたくなる衝動を押さえて、アーサーは厳しい面持ちをつくる。
「ティニー、寝ていないと駄目じゃないか。お前はまだ、良くなってはいないはずだ」
「もう、大丈夫なんです、兄さま。一緒にいては駄目ですか」
「ティニー……」
アーサーは困惑したような表情になった。ティニーは先程の戦闘で負傷している。
幸い、大事には至らなかったが、あれから気を失い、しばらくは安静が必要とのことだった。
とはいえ、もう回復しているようにも見える。
「お願い、兄さまと一緒にいたいの……」
ティニーが体にしがみついて、潤んだ目でアーサーを見上げた。
こうなれば、アーサーが妹を拒絶することなどできるはずもなかった。
「本当に、もう大丈夫なのか」
「はい、兄さま」
ティニーは暖炉の前でアーサーが入れた紅茶を啜っていた。
アーサーも向かい合わせに座る。思えば、再開してから、二人っきりで過ごす機会は中々なかった。
「なあ、ティニー……」
呼ばれて、銀髪の少女が面を上げる。妹にじっと見つめられて、アーサーは不意に言葉を失ってしまった。
「えーと、なんだ……」
なぜだろう。今日の日のために話したかったことはいっぱいあるのに。
急に言葉が出なくなる。シレジアでのこと、お前と母様を思って一人で過ごした夜、
お前を探すために旅立った日のこと、旅の途中での困難の数々、
でも、お前のことを思えばそんなことは吹っ飛んでしまったということ、
そして、出逢えたときの喜び……
「兄さまはセリスさまの元で、イザークからここまで戦ってこられたんですよね」
「え? ああ、そうだけど……」
不意にティニーが口を開いた。思いもよらぬ言葉を。
「私、今日、はじめて人を殺しました」
「ティニー……」
やっと気づいた。妹がか細く震えていることを。
「俺も人を殺したことはある」
アーサーが真剣な面持ちで語りはじめた。
「だがな、それは仕方なくやったことだ。相手は俺に危害を加えようとしていた。
そういう場合、敵の命を断つことは自分の命を守るための当然の権利であると同時に、
自分の愛する者を守るための正しい行いなんだ。だからな……」
この時代としては一般的な倫理観だった。だが、ティニーは小さく首を振った。変に明るい声だった。
「私がはじめてこの手にかけたのは、実の叔父上、つまり自分の血を分けた身内なんです」
「…………」
「私、母さまが死んでずっと一人ぼっちでした。寂しかった。イシュタル姉さまとも、
会えなくなって、一人で寂しかった。私、ヒルダを憎んだわ。母さまを虐め殺したあの女を。
そして、そんな母上を見殺しにした叔父上を! だから、母さまの仇を討てば、
この気持ちは静まると思った。消えてなくなると思った。だから叔父さまをこの手に……」
ティニーは震える体を鎮めるように、自らを抱き締めた。
「だけど、どうして? どうしてなの? どうして、何もかもがこんなに虚しいの……?」
急に力強いものがティニーの体を包みこんだ。強く、強く。
「兄……さま……」
アーサーはティニーをしっかりと抱き寄せるとと耳元で囁いた。
「お前は一人じゃない。これからは俺がいるんだ。だから、一人で何もかも背負い込むな」
「ううっ……うわああああああん!!」
ティニーが兄の腕の中で嗚咽し、やがて声を上げて泣き始めた。
その間、アーサーはティニーをしっかりと抱き締めていた。
「兄さま……兄さま……」
ティニーの指がアーサーの胸を掴む。その手が次第に這い上がって、アーサーの顔を挟んだ。
「ティニー……お前!?」
柔らかなものがアーサーの唇に触れた。思わずアーサーはティニーを突き放してしまう。
「兄さま……」
ティニーは身に着けているものをアーサーの目の前で脱ぎ捨てていく。
すぐに、白い肌が露になった。
「馬鹿! 何をしている!?」
「抱いてください、兄さま」
ティニーがアーサーの胸にもたれかかってきた。
「私を抱いて!」
「ティニー、何を言っているんだ? 俺たちは兄妹なんだぞ!?」
ティニーはアーサーの胸にしがみついて叫んだ。
「今だけでいいの! お願い、兄さま、私を離さないで!!」
「ティニー……」
アーサーは自分の腕の中で震える少女が、どうしようもなく愛おしく思えてきた。
甘酸っぱいにおいがする。美しい銀髪から。己の胸に顔を埋めた。
許されない事は分かっている。
「分かった……」
くしゃりと頭をなでてやる。
もう、何もかもどうでもよかった。ただ、この娘を慰めてやりたかった。
もう、それだけで胸がいっぱいだった。
「分かったから、もう泣くな、ティニー……」
ティニーの顎に指をかけると、ついと上を向かせた。
そのまま、もう一度唇を触れ合わせる。今度は優しく。大人のキスを。
「あぁ……兄さま……」
唇を離すと、それだけでティニーは体に力が入らなくなっている。
ティニーはベッドに倒れこむように横たわると、仰向けになる。自分から足を開いた。
「来て、兄さま……」
アーサーがその細いからだの上に圧し掛かる。手と手を、結んだ。
(天罰なら俺が受けよう)
「あっ……!」
小さな悲鳴が、薪のはぜる音に溶け込んだ。
――半年後
大陸南端、ミレトス。
解放軍は既にこの地方の過半を解放していた。対岸にはいよいよシアルフィが見える。
そこを抜けば、バーハラは目と鼻の先である。もはや、帝国の崩壊は時間の問題と思われた。
そんな中――
「話ってなんだ、フィー」
城のはずれの森の中。木々が茂り、小鳥のさえずりが聞こえる中、人気はない。
そんな中、アーサーを前にして、フィーは珍しくもじもじしている。
「あのさ、あんたとはケンカばっかしてたから、いきなりこんなこと言うと変に思うかもしれないけどさ……」
真っ赤になりながら、フィーは勇気を搾り出すかのように、努めて明るい声を出した。
「はっきりいうね。私、あんたのことが好きみたいなんだ。ううん、今思えばずっと前からあんたのこと好きだった。
やっと、自分の気持ちに整理がついたの。それで、やっと……。ねえ、私とつきあってもらえないかな……?」
返事はない。アーサーは彫像のように押し黙っている。
「……アーサー?」
「悪い、フィー」
不安げな顔で、恐る恐る尋ねるフィーに、アーサーはようやく口を開いた。
「俺はお前のことをそんな風に見てこなかった」
フィーの顔が目を見開いたまま凍りついたように固まる。それから、かすかにわなないた。
「そして、これからも……」
「あはは……そうよね。私なんかに急にこんなこと言われたって迷惑よね。
ごめんね、アーサー。今のことは全部忘れて。私も、忘れるから……」
最後の方は上ずった声になって、フィーは駆け出した。涙を、隠すかのように。
アーサーは無表情にその背を見送っていた。
「どうしてあんなこと言ったの、兄さま……」
「……ティニー、聞いていたのか」
木の陰からティニーがでてくる。妹は歩み寄ると、じっとアーサーを見据えた。
「フィーは素直で優しい子よ。どうしてあんなこと言ったの?」
「俺は、一生誰とも結婚しない」
「……私のせいなのね」
ティニーの瞳が翳った。その腕をがっしりとアーサーが掴んだ。
「兄さま……?」
「ティニー、俺は決めたんだ。これからはお前の側にいるのだと。
今まで会えなかった分まで、一生、お前を支えてやるんだと」
「兄さま……」
ティニーには兄の瞳が一瞬、暗く瞬いたように思えた。
「次の戦いで、俺はヒルダを殺す」
「!! 兄さま」
「俺は、お前が悲しまなければそれでいい。つらい思いをしなければそれでいい。それでいいんだ……」
アーサーは強くその少女を抱きしめていた。
<終>
う〜ん…文章は上手いとは思うけど、全体的に受ける印象が痛(ry
近親物としては、禁断の世界に踏み込むまでの葛藤と
それでも踏み込んでしまう、お互いの愛情描写が少ない気が。
唐突にフィーがフラれるシーンとかある位なら
板的にも、もっとエロいシーンがあった方がずっといいな。
近親には、通常エロの何倍も説得力がいるんだよ。
厳しくてゴメンな。またまってるから。
保管庫に行けない…。MEGAPINK.TVとかいう変な所に飛ばされる。何でやねん?
>>93 コピペの要領でアドレス移動すれば見れる。
直リンでクリックするとPINKに飛ばされる。
>>92 そうか、痛かったか。
まだまだだな。
ちょっと修行に逝ってくる・・・。
>唐突にフィーがフラれるシーン
たしかにこれは、正直いらないと思う。
アサフィー好きを敵にまわしたくて書いたとしか思えない。
聖戦恋愛は誰かを当て馬か振られ役にしたら必ずクレームくるんだよな〜
パラレルと割り切れば楽しく読めるだろ。
誰も傷付かないハッピーエンドのSSしか受け付けないのか?
ここの連中は?
>98
はっぴぃえんどかどうかの問題じゃなくて、
書かれ方の問題なんじゃねえの?
それって、あえて書く必要があるシーンなのか?
つう話で
「何の脈絡もなくいきなり出てきて即振られますた」
じゃ、蛇足といわれても仕方が無いと思うが
ましてや、ただでさえ痛い近親ネタな訳だし
正直、全然エロくないし
表で読める当て馬付きの恋愛小説と何ら変わらないと思う。
フィーが振られるシーンがあってもいいとは思うけど、
アーサーのちゃんとした心理描写がないと
ほんとにただの当て馬に見える。
フィーに対してやたら冷たい印象を受けたし、
悪いけど、正直不快になった。
うわっ
私が100か…
スマソ…コンナレスガ100デ…_| ̄|○
102 :
98:04/01/16 18:39 ID:EdJeie3q
妥当な評価だが、こうしてまた一人職人が消える可能性もある罠。
もしそんな結果になったとしても、新しい職人がまた現れるよ。
104 :
98:04/01/16 18:50 ID:EdJeie3q
>>103 生存競争が激しいな。ところでお前なりきり性奴隷スレにいたな。
あそこで聖戦の需要高そうだけど。
ゲッ…
IDなんか見てなかったヨ…
FEは実は紋章しか知らんので(なのでSSは全く「読み物」として
読ませて貰っている)、聖戦に需要があったとしても漏れに
どうこうはムリだなw
逃げたか(w
俺は紋章聖戦が範囲で封印烈火は全く知らん。
けど同じく読み物として楽しく読んでいるからな。
◆jHCuM/6C1s も挫けないでまた書いて欲しい。
ジャファニノ続きマダー?
「ニノ・・・動くなっ!!!」
「ジャファル?」
ジャファルの鋭い刃が、今、ニノに向けられた。
「ジャファル、どうしたの?」
「いいから動くな!」
ジャファルは氷のような冷たい目でニノを睨みつける・・・
「そうだ、じっとしてろ。」
「ジャファル・・・どうして・・・」
ニノがおびえながら直立していると、ジャファルはニノのスカートをパンツごと下にずり下ろした・・・
そしてまだ毛が生えたばかりのぷっくりした恥丘に、ジャファルの刃が踊る・・・
「動くと切れるぞ。」
ニノは恥ずかしさと怖さで震えながら立っている・・・
やがて、その恥丘から、ぱらぱらと毛が落ちてきた。
そして毛が落ちてこなくなったとき、そこにはつるつるになったニノの恥丘が・・・
「やはり、これでこそニノだ・・・」
この男には珍しく、満面の笑みを浮かべた・・・
「これからも毎日、俺が手入れしてやろう・・・」
「ねえレベッカ、あたしも・・・剃られちゃった・・・」
ニノがレベッカに話しかけると、レベッカはにっこり微笑んだ。
「よかった!これで、あたしとお揃いだね♪」
おしまい
保管庫更新されてる。
おそろいとキタかw
剃ると、ぱんつの中がちくちくしそうですが。
やはりノーパ(ry
112 :
倉庫の人:04/01/18 02:41 ID:PpdSZv+A
8スレ目、530レス目までの作品を収録ました。
490あらためうほっ氏の要望により、氏のソーニャネタは収録していません。
続きは次回。
うほっ氏に訊きたいけど何か話の練り方のコツはある?
114 :
名無しさん@ピンキー:04/01/18 17:07 ID:HcKL7Xjw
なんか久々に紋章モノが読みたいよage
封印烈火ばかりだからな。
SS書きって封印烈火世代が多いのかな?
紋章世代と聖剣世代も多いとは思うけど…少ないよな
倉庫更新喜多喜多喜多ーーーーーーーーーーーっっっ!!!
>管理者様
おいらの要望をお聞きくださってありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
>>113様
う〜ん、おいらみたいなのがアドバイスを差し上げるのもどうかと思うけど、一応俺のやり方としては、
先に大まかなシチュと登場人物を決めておけば、あとはそれぞれのキャラが勝手に動いてくれるのでは
ないかと思います。
かつて20世紀の大指揮者・カラヤンがインタビューの中でこう言ったそうです。
「ある程度大まかに指示を出したら、あとは演奏家に任せたほうがいい演奏ができる。」
まあ俺みたいのがカラヤンの名言を引き合いに出すのもどうかとは思うけど、一応俺が気をつけてい
ることなので書きました。
・・・といっても俺もまだまだ課題が山積みなんですけどね・・・(汗
うまくいかないことも多いし(w
(レニー凌辱)
「ううっ……」
レニーは無残であった。両手首に枷を嵌められ、鎖で石の天井に吊り上げられている。
足はつま先立ちしてようやく体重を、ごつごつした地下牢の床にのせることができる程にきつく吊るされている。
その肢体や胸、そして顔にも、体中いたる所に生々しい鞭の傷痕が刻み付けられていた。
「あたし、ここで死ぬのかな……」
たとえ不覚にも敵の手に落ちたとして、私は絶対に取り乱したりしない。そのように決心していたものの、
いざを死を前にして彼女の草原の戦士としての自負や覚悟はどうしようもなく揺らいで、ただただ心細かった。
手首から緩慢に染み入ってくる痛みと、薄暗い地下牢の冷気とが、彼女から徐々に意志力を奪っていく。
ギ ギギギ……
不意に軋んだ音が階上から聞こえた。だんだんんと迫ってくる複数人の合い音。鉄の扉を開ける音。
「へへっ、待たせたな」
数人の騎士崩れのゴロツキが松明を片手に入ってきた。下卑た顔をした男、男、男。
絶望がゆっくりと染み渡っていく。
「へへへ、もしかしたら、助けがきたとでも思ったか?」
「パブロフ様からお前を好きにしてよいとの御許可が下りたんだ。たっぷりかわいがってやるからなあ」
取り囲む男の一人がレニーのか細い顎に手をかける。反射的にビクッと全身を震わせる。
「イヤッ……!」
必死に振りほどこうとするが、男の強い力に抗うことはできなかった。
しばらく反応を楽しんでいた男は何を思ったかこれから強姦する少女の唇を奪った。
「……ッ!」
男の下がレニーの構内を蹂躙する。ショックで動向が開いていく。激しい嫌悪。
レニーは渾身の力を込めて男の舌を噛んだ。
「……グッ! この糞アマ!」
男の拳がレニーのあどけない顔に飛来して炸裂した。何度も、何度も。
赤い飛沫が男の怒り狂った顔を染めていく。
「ふざけやがって、この、この!」
「ぎゃははは、バカじゃねーのか、オメエ」
「おい、顔はほどほどにしとけよ、萎えるだろう」
仲間の男たちの勝手な野次は火に油を注いだだけのようだった。
「グッ……ギャア……」
揺れる視界。脳天へと叩きつけられる激しい痛み。鼻骨が砕けたかもしれない。
奥から鼻血が溢れ出てきた。
「やめてえ〜! お願い、もうやめてえ〜!」
泣きじゃくるレニーを見て、男は少しは溜飲が下がったのか、振り上げた腕をそのままとどめた。
「やめてぇ……もう殴らないでぇ……っ」
目に地が流れこんで見えにくくなりながらも、男の顔のある方へ哀願する。
草原の戦士としての誇りが、もろくも崩れ去っていく。泣き声が湧き上がってきて、それだけで頭がいっぱいになる。
「最初からおとなしくしれりゃいいんだよ、ええっ?」
男は粗末なレニーの衣服に手を掛け、力任せに引き裂いた。
胸のまだ押さないふくらみが露になる。
「おい、オレ達も雑ぜろや」
男達が加わって、何本もの手が残った衣服を剥ぎ取り、
裸になったレニーのいたる所をまさぐり、つかみ、爪をたて、奥へと入りこんでくる。
「ううっ……!」
あまりの痛みと羞恥でレニーは顔を歪める。
男たちはその様子をニタニタ笑いながら眺めて楽しんでいる。
「そうだ。おい、お前。みんなに×××触ってもらって気持ちいいですって、言ってみろ!」
レニーはあまりにむごすぎる要求に息を呑んだ。
「イヤッ! そんなことイヤァ……」
「何だと、また殴られてえのか、コラァ!」
先程の男だ。力いっぱいレニーのか細い喉を締め上げる。
「うぐっ……! ううっ、言うから……お願い、やめて……」
ようやく手を離す。
「みんなに…ヒック…触ってもらって……気持ち…ヒック…いいです……」
泣きじゃくりながらそれだけを言う。とたんに野太い声で盛り上がる男達。
「ヒャハハハハッ! 聞いたか、おい! こいつ強姦されるっていうのに、トンデモない淫乱女だぜ!」
「こいつ本当に処女なのか? もうガバガバなんじゃねえの? 感じまくりやがってよお」
「いやーっ、親の顔が見てみたいねえっ」
口々に勝手なことをほざく。
あまりの屈辱に耐えられず、体を震わせ、目からは涙が溢れでて止まらない。
「よおし、ならそろそろ入れてやるか」
男の一人が鎖に吊るされたレニーの股間に己の汚らわしいモノをあてがった。
だが、レニーは声ひとつ上げず、抵抗もしなかった。殴られるのが怖いから。痛いのが嫌だから。
もう、草原の戦士としてのプライドも、一人の女性としての尊厳もどうでもよかった。
少しでも男達の気を損ねぬよう媚を売り、少しでもはやく悪夢が過ぎ去るよう、祈るしかなかった。
「オラ、イクぜえっ!」
「!!」
男が腰を突きこんできた。破瓜の鋭い痛み。今、好きでもない、むしろ最低の男に処女を奪われてしまった。
そのまま男は下品きわまりないしぐさで前後に腰を動かす。
レニーの女性器はまだ幼く、山のような男を受け入れうるはずもなかった。
「壊れるな……」
他人事のように、思う。意識が薄れてきて、自分の体が自分のものでないように感じる。
しかし、不思議と周りの様子がくっきり意識に浮かんできて、男達の表情の細かい変化まで目に映る。
男達の下卑た顔、顔、顔。
「おい、ケツの穴も試してみようぜ」
「ぐおおおお! ぐおおおお!」
肛門が裂ける苦悶をよがりだとでも思っている男たちは、ヒートアップして腰の動きを加速させた。
ひとしきり腰を突きこんでいた最後の男が体を離した。もう、数時間は凌辱しつづけていただろうか。
レニーは、もう人形のように無反応になっていたが……。
「よし、終わったか」
「じゃあ、最後の『お楽しみ』だな」
「どうする気だ?」
「こいつのアソコにナイフを突き立てるんだよ」
聞くでもなく耳に入ってくるその言葉が、最初、レニーは何を意味するのかわからなかった。
やがて、その言葉の意味が分かってきて、そして自分の耳を疑った。
「そいつは面白そうだなあ」
「だろ。よし、抑えてろ」
「イヤァァーッ! やめてぇーっ! もうヤダぁ――っ!」
もはやどんな事をされても反応しないかに見えたレニーが泣き叫んで声を上げる。
レニーは今、心の底から絶望していた。
「オラッ、暴れるじゃねえよ!」
再び男の拳が飛ぶ。
それでも抗い続けるが、いかに渾身の力を込めたところで、男達数人の力に抗しきれる筈もない。
「さあ、いくぜ!」
ナイフが、その切っ先が、沈み込みはじめた。
突然、扉が開いた。
「貴様ら、何をやっている!!」
誰かが飛び込んできた。骨の砕ける鈍い音。
最初にレニーの陰門にナイフを突きこもうとしていた腕がへし折られた。
その男が部屋からろくでなしどもを一掃するまで数分とかからなかったに違いない
松明の火にぼんやりと浮かぶ影。
「レオン様……?」
ふと、その男と自分の主人とが重なった。
「大丈夫か? ああ、なんて酷いことを……」
違った。三十路くらいだろうか。自分と同じ金色の髪に同じく金色の髭を生やしている。
一目で騎士と分かる男だった。
済まない、済まない。そう何度も繰り返しながら、男は自分の体を拭ってくれた。
少しでも穢れを落とそうと、何度も、何度も。そうして、優しく抱きしめてくれた。
「もう、安心だ。ここの司令官に掛け合ってくる。直ぐに助けてやるからな」
男は去る間際、その男はミンツと名乗った。
ミンツ、その名を反芻する。男の胸はレオンの胸のように暖かかった。
そのまま意識を失った。
やっと神きたー!
ありがとうございまーす。
IDがFE記念。
久々のTSモノ、乙〜。
女体化(?)ルセア(1)
「ねえルセア、ちょっといい?」
部屋のドアの外からセーラがひょこっと顔を出した。
「はい、何でしょう?セーラさん。」
ルセアが微笑みを向けると、セーラは少し照れたように笑う。
「あのね、ちょっと一緒に来てほしいんだけど・・・いいかな?」
「はい。で、私はどこにお供すればよろしいのでしょうか?」
「うふふ。付いて来ればわかるわよ♪」
セーラがルセアの袖を引っ張ると、ルセアも立ち上がり、セーラと歩調を共にする。
そして・・・
「さあ、着いたわ。」
ルセアとセーラはわりと大きな建物の前に立っていた。てっぺんの煙突から、もわもわと白い煙が
噴き出している。
「ここは・・・公衆浴場ですか?」
「そうよ。」
「なるほど。今日のような寒い日にはこういう場所で暖まるというのもいいかもしれませんね。」
見ると入口は男湯・女湯に分かれている。ルセアは迷わず男湯に入ろうとするが・・・
「だめよ!あんたはこっち!」
「あ、あの、ちょ、ちょっとセーラさん!」
セーラはルセアを思いっきり引っ張って女湯のほうに連れて行く・・・
女体化(?)ルセア(2)
今日は休日なのか、更衣室は大勢の人でにぎわっていた。
「うわあ〜、今日はたくさん人がいるわねえ〜♪」
セーラの横でひたすら顔を真っ赤にするルセア・・・
「は、恥ずかしいです・・・」
周りを見ると、どこもかしこも女性の裸、裸、裸・・・
次第にルセアのシンボルが固くなる・・・
すると、セーラがそっと小声で耳打ちした。
「男ってばれたら、袋叩きに遭うかもよ?ここの主人、すごくおっかないことで有名だから。
でもさすがよねえ。あんたが男だってことに誰も気づいてないわよ?」
「は、恥ずかしい・・・」
そして、セーラは脱衣カゴのほうに歩いていった。
「早くあんたもこっちにいらっしゃいよ!」
「は、はい・・・」
そしてセーラはまたもやルセアに耳打ちした・・・
「あんたは今日一日、女として過ごすのよっ!」
「えええっ!?」
「嫌ならさっさと男だとばらして、袋叩きにされるといいわ。」
「ぐっ・・・!・・・・・・わかりました。でも、これはどうすればいいのでしょう?」
ルセアが指差した先には、びんびんにそそり立ったルセアのシンボル・・・
「ばっ、ばかっ!はやく隠しなさいよ!ばれちゃうでしょうがっ!」
「で、でもどうすれば・・・?」
「ふとももの間に挟みこむの!」
「で、でも、これでは、歩きづらいですが・・・」
ルセアはシンボルを挟みこんだ両太股をくっつけたまま、ゆっくりと歩く。
「あら、いい感じじゃない。まるでどこかのお姫様みたいよ、うふふ♪」
「ぐっ・・・」
ルセアはいい感じに固くなったシンボルを強引に挟みこんだまま、浴場へと入っていった・・・
女体化(?)ルセア(3)
「あの、私、胸はないですが・・・」
「貧乳ってことにしときましょ。」
「・・・・・・。」
二人が浴室に入ると、中にいたほとんどの女性がルセアのほうを向いた。
「まあ、あの人、すごくキレイ・・・v」
「でも、胸はないわよねえ・・・」
「まさか、あの人、男!?・・・って、そんなわけないか。だって、あんなにキレイな人だもん。」
女の人達のざわめきが聞こえる・・・
「さすが、ルセアってみんなの注目の的よね〜♪」
そう言うセーラのほうを向くと、ルセアは思わずのぼせそうになった。
そう、セーラも全裸なのだ。(浴室なので当たり前だが)
「ぐっ・・・!」
思わずシンボルが立ち上がりそうになる・・・
だが、それをやったら、ルセアは1時間後にはボロ雑巾のようにされて入口に捨てられるに違いない。
ルセアは太股に思いっきり力を込めて立ちあがるのを阻止した・・・。
「ねえ、ルセア、どうしたの?」
セーラがルセアの正面に立って、ルセアの顔を覗きこむ・・・
ごくり。
今、目の前にはたわわに実るセーラの胸・・・
「ぐぐぐ・・・!な、何とかふんばらねば・・・!」
「大丈夫?まあいいわ。それじゃ、背中を流してあげるわね。」
ルセアは安心した。座れば、前傾姿勢になるので、多少は隠すのが楽になる。
そしてルセアはいすに座った。
女体化(?)ルセア(4)
久しぶりに訪れた、ひとときの安堵・・・
セーラの小さくて暖かい手が、ルセアの背中を洗い流していく・・・
「じゃあ今度は、私の背中も流してくれる?」
セーラはそう言うと、ルセアの隣に座ってその小さな背中を向けた。
「では、洗いますよ。」
ルセアのやや大きな手がセーラの背中を洗ってゆく・・・
「たまにはこういうのもいいかもしれません・・・」
「そう?じゃあ・・・」
セーラはくるりと反転して、ルセアのほうに体の前面を向けた。
「今度は私の前を流してくれる?」
ルセアの動きが止まった。
普通の男性なら、小踊りして喜ぶのに違いない。
ルセアにしても、普段であれば恥ずかしがりながらも喜ぶだろう。
しかし、ここは女湯の真っ只中。男であることがばれれば、たちまち袋叩きにあう。
しかも、『女湯に入りこむ最低の修道士』というレッテルを貼られて、その悪名は教団の
上層部にまで届くかもしれない。そうなればルセアの名誉は・・・
「ねえ、ルセアってば!どうしたのよ〜?」
セーラは体を左右にぷるんぷるん振った。すると、セーラの果実が勢いよく左右にぷるんぷるん
揺れる。
ごくり。
ルセアは思わず息を飲む。見事な熟れ具合の少女の体が目の前で踊っている。
(ここは試練のときですよ、ルセア!)
ルセアは自分にそう言い聞かせて、セーラの胸を洗い始めた・・・
ルセアの大腿筋に、一層の力がこもる。
何が何でもこれをはずすわけにはいかない。
つりそうになる太股を気にしながらも、ルセアはひたすらにセーラを洗う・・・。
ところが・・・。
女体化(?)ルセア(4)
「あん・・・v」
ルセアが触れるたびに、セーラはメスの鳴き声をあげた。
その声に思わずルセアのシンボルが反応しそうになる。
(がんばれっ!ルセア!)
ルセアは悲壮な面持ちで、ひたすらセーラの体を洗いつづけていた・・・。
「やだ、あの二人、レズしてるよ・・・」
周りから聞こえる声に、ルセアは思わず手を止める。
「だめよ、ルセア、続けて。」
「は、はい・・・」
「あ、あん・・・v」
セーラの声が浴室に響き渡る・・・。そして、その声が響くたび、周りの視線が一気に自分達に集まる・・・。
(もう帰りたい・・・)
ルセアは思わず泣きたくなった・・・
「さて、じゃあそろそろ湯舟につかりましょうか。」
セーラの言葉に、ルセアの緊張の糸が一気に緩んだ。
湯舟に入ってしまえば、格段と隠しやすくなるのだ。
(よかった・・・)
ルセアは再び立ち上がり、太股にきちんと挟んだまんま浴槽につかる。
ようやくルセアは安堵の表情を見せた・・・
しかし、そのルセアの目の前に、恐るべき光景が・・・
スマソ。↑は(5)ですた・・・OTL
女体化(?)ルセア(6)
「こんにちは、セーラさん」
セーラに一人の少女が挨拶していた。
楽しそうに雑談を交わすその相手は・・・
そう、自分の主君の妹・プリシラ。
当然、ルセアの正体も知っている・・・。
そして、ルセアはプリシラと目が合ってしまった・・・
プリシラの顔が突然怒りに震えだす・・・!
ルセアはどうすることができないまま、この後に起こる悲劇の当事者にならざるを得ないのだった・・・。
おしまい
>作品倉庫の管理人様
この作品は「ルセア陵辱」でおながいしまつ(w
GJ!
ルセアってホント弄られキャラだよなぁw
134 :
あああd:04/01/19 18:25 ID:/48uuom9
ごおdじょb
脂のりまくってますねうほっ氏
うほっ氏は多筆だな。大した活力だ。
そういえばルセア、は絵だけ見て女の子だと思い込んでいて
ハァハァしてたキャラ。今でも凄く好みだ、顔も性格も。性別以外は。
本当に実は女だった展開の話キボン。近親、陵辱、獣姦以上に
駄目な人には駄目だろうけど、諦めきれないんだよ。
>>137 集英社の攻略本には女って書かれてたしな。
ルセアは女じゃなきゃ・・・納得行かんヽ(*`Д´)ノ
にしてもTS作品て、ヤパリ少数でつね。 過去に話題にあがった
ヴェガ×ジュリアとかカトリ陵辱モノとかサーツャたんの話もみてみたかったな…
知名度と比較して聖戦が少ないのが気になるが、まあ自分で書くのが一番手っ取り早い。
聖剣は何もしなくてもぐぐれば探せるのが強み
他の奴で烈火以外は探さないといけないのが弱み
だからな
仕方ないよ
まぁ一番オタ向けは聖剣だが
聖剣って何?
>>143 誤字に突っ込むなよw
しかし鬼畜系と交互にここ見ている人も多いな。
うほっ氏の作品大好きです
俺も好き。
エロくてしかも笑える。まさに理想。
百合(1)
「ふがっ!」
何故だか異様に寒気がして、ゴンザレスは目を覚ました。
「ふんっ!ふんっ!」
ゴンザレスの両手両足は、頑丈な鎖でベッドの四隅にくくりつけられている・・・
「なっ、何だっ?どうしたんだっ!?」
唯一押さえられてない首を上に持ち上げると、ゴンザレスは何も着ていないことに気づいた。
「うがっ!ふんっ!うがっ!」
ゴンザレスがいかにもがこうとも、両手両足の鎖はびくともしなかった・・・
「やあゴンザレス。君もなのか・・・」
声のしたほうを見ると、ロイがいた。ロイも同じく、全裸で両手両足を鎖でベッドの四隅に
縛りつけられている。
「ロ、ロイ?」
ゴンザレスはびっくりしている。自分だけではなく、ロイも同じ状況に置かれている・・・
「おめえらも起きたのか・・・けどよ、俺達いったいどうなっちまったんだ?」
ロイのさらに向こうから、ガレットの声がした。
「ガ、ガレット!?」
ゴンザレスは必死に首を起こしてガレットのほうを見た。すると、ガレットもまったく同じ状況の中にいた。
男三人、ベッドにしっかりくくりつけられている・・・。
これから何が起きるのだろう・・・?
ゴンザレスは恐怖のあまり、泣きだしそうになる・・・
「泣くんじゃねえっ!つらいのは俺達だって一緒なんだ!」
不意に反対側からディークの声がした。
「あんたもか・・・」
ディークも同じく、全裸で両手両足をベッドにくくりつけられている・・・。
「僕が一体何をしたというんだ!?」
さらにその先に、クレインまでいるようだ。
恐怖と不安が入り混じる中、部屋にセシリアが入ってきた・・・
百合(2)
「みなさん、おはようございます。」
セシリアに続いて、ぞろぞろと軍の他の連中が入ってくる・・・
「やいセシリア!何しやがる!さっさとほどきやがれっ!」
ガレットが大声で叫んだ。
「何しやがるですって?私達のほうが何しやがるですわっ!」
横からクラリーネが叫ぶと、セシリアが制止する。
「抑えて、クラリーネ。ではまず、皆様になぜこうなっているかの説明を致します。では、マリナス殿。」
マリナスが前に進み出た。
「実は、最近軍の食料の減りが急激に速くなりましてな、調べたところ、誰かが盗み食いしているようであると・・・」
ぎくっ。
ゴンザレスの背中に冷や汗が走る。
そういえばここに縛られている連中は、ゴンザレスがつまみ食いしたときに、一緒にいたメンバーだ・・・
「ひどいね。あたし達に食わせる飯はないってことかい?」
エキドナが怒りの表情でゴンザレスを睨みつけた・・・
「お、俺、俺・・・ごめんなさい・・・」
ゴンザレスは涙目で謝るが、エキドナは大きな斧を振り上げた。
「それでは皆さん、さっそく開始いたしましょう。」
セシリアの合図に、それぞれが散らばってゆく・・・。
百合(3)
「たいちょーっ!」
シャニーがディークの元に来ると、シャニーはぺたぺたとディークの体に触り始めた。
「わあ、さすがに鍛えられてるだけあって、固いなあ・・・」
シャニーの小さい手が、ディークの体を撫でまわす・・・
「おいっ!や、やめろ!くすぐってえよっ!」
しかし、シャニーの手に何か光るものが見えることに気づいた。
「たいちょー!動くと切れちゃうよ?」
じょりじょり。
シャニーの手の動きに合わせて、ディークの体からぱらぱらと毛が落ちていく・・・
「な、何しやがるシャニー!」
下を見下ろすと、鬱蒼と茂っていたはずの森はキレイに取り払われて、男が剥き出しになっている・・・
つづく
スマソ。とても長くなりそうなので、何回かに分けて書こうと思いまつ。
とりあえず今回はここまで(お
そんな…こんないい所で放置プレイなんて・゚・(つД`)・゚・
シャニーがたいちょーの体を触るだけのはずなのに
妙にエロイ。ハァハァ…
タイトルが百合なのにも期待。
ゴンザレスが出てきたときにはPart7スレにあった同氏の作品を思い出してしまったのは漏れだけですか?
(∀・)←この顔がどうにもゴードンに見えるのは漏れだけ?
それともゴードンに見えるのはOSAKA故で、MSゴシック(だっけ?)で見ると
また違うのかな?
かわいい顔立ちや素直そうな性格がかなりお気に入りのキャラなのだが、
ストーリー的にはワキだよなあ。
ナバールやカミュやオグマのようにイロポイエピソードもないようだし…
ドーガよりマシだと思う
イイ!期待してます!
156 :
名無しさん@ピンキー:04/01/22 03:41 ID:DA13VI3u
ほしu
GBAのFEならヒロインのリリーナのが読みたいんだが・・・
ネット上でも他の脇キャラのが圧倒的に多くてリリーナのはほとんどない・・・。
>>157 それほどリリーナが好きなのは分かるが、脇キャラという表現はあまり宜しくない。
悪気はないと思うのだが、正直ちょっと傷ついた…_| ̄|○
>>158 ゴメン・・・俺は正統派ヒロイン好きなんで・・・・・・。
悪気はなかったんだけど、紋章のシーダ以外は第一ヒロインのSSって少ないんだよ・・・。
だからちょっとグチってみくなったんですわ。
160 :
名無しさん@ピンキー:04/01/23 00:40 ID:j787B1AS
シーダはいいよ。
てか個人的には特に好みのヒロインでもないが
オグマに慕われナバールにも色気を持たれ…
(ナバールが踊り子とどうたらなんて、とうてい容認できんヽ(`Д´)ノ )
自分はそんな男の下心(W)にも気づかずマルス一筋。
ゴメン上げちゃった…
百合(4)
「じー」
天に向かって鋭くそびえ立つディークの大きなシンボルをシャニーはしばらく見つめていた・・・
そして、その根元にある巾着をつんっとつついてみた。
「わあ、ふかふかして暖かいなあ〜♪」
つんつん。
時折小さい手のひらに乗っけると、ずしりと重たい感触がある。
もみもみ。
表面はやわらかいが、中央にこりこりした固いのがある・・・
「痛えよっ!」
ディークは思わず叫んだ。
「ご、ごめんなさ〜い」
シャニーは謝りながらも、右手でふかふかの感触を味わう・・・
そして、左手は大きくそそり立つシンボルを握った。
「うわ〜っ!すごく大きくて固いよ!」
シャニーの左手が、上下に激しく動き始める・・・
うなる拳に、鉄の竿・・・
ディークの固いシンボルは、シャニーの動きにひくひくと反応する。
「たいちょー、あたしを感じてくれてるんだね♪」
シャニーは少しうれしくなった。
しかし・・・
あれから2時間。
「あっれ〜、おかしいなあ。何にも出てこないよーっ?」
ひたすら動かしつづけていたシャニーの左手がつりそうになるほどなのに、ディークのシンボルからは何の反応もない。
「たいちょー、気持ちよくないの?」
「はっはっは!俺は小さいころからあるお方に鍛えられてきたからな、このぐらいではびくともしないぜ!」
「むう〜・・・」
シャニーはふくれっ面をした・・・
百合(5)
「あら、どうなさいましたの?」
ディークの隣にいるクレインのそばにいるクラリーネが声をかけてきた。
クラリーネの顔は少しの隙間もないほどびっしりと白い液体に濡れている・・・
その傍らで、クレインはぐったりしている・・・
「な、なあクラリーネ、僕にはつまみ食いなんて、全然身に覚えがないんだが・・・」
「あら、そんなの関係ありませんわ。クレイン兄様のは、私の趣味ですからv」
「そ、そうなのか・・・がくっ」
7度目の射精のあと、クレインは再び意識を失った・・・
「ふえ〜・・・」
ついにはシャニーは泣きだしてしまった・・・
そこにクラリーネが寄って来る。
「クラリーネさあん・・・、たいちょーったら、全然反応しないんだよ〜!」
「まあ・・・、私に貸して御覧なさい。」
クラリーネはシャニーにどいてもらうと、右手を巾着、左手を竿にかけた。
シャニーとまったく同じスタイルだ。
「うおぅっ!」
しかしクラリーネの手が動き出すと、ディークは激しく身悶える・・・
「これがお母様直伝の技ですわっ!」
ものの1分もしないうちに、ディークのシンボルがぶるぶる震えだす・・・
「来ますわっ!」
クラリーネの顔面に、今度はディークの白濁が降り注ぐ・・・
「すっごーい!どうやったの?」
あからさまなディークの反応の違いに、シャニーはただびっくりするばかり・・・
「うふふ、まだ先は長いのですから、シャニーにもじっくり教えて差し上げますわ♪」
百合(6)
「そう、そこの指使いはこうやって・・・・・・」
「こ、こう?」
「そうですわ、あなた、なかなかすじがよろしいですわよ。」
「えへへ。そうかなあ♪」
クラリーネの指導の元、シャニーは再びディークのものをしごき始める・・・
「うぐっ!」
さきほどとは明らかに違う反応をしている・・・
そして・・・
「きゃっ!」
シャニーの顔が、ディークの白濁にまみれた・・・
「すごーいっ!これなら、何度でもできちゃうよ!」
三発目。
「シャニー、その調子ですわ♪」
四発目。
「うおっ!つおおっ!」
五発目。
「いっけえ〜!」
六発目。
「すごーい!クラリーネさん、ありがとう!あたし、すっかり自信がついたよ♪」
「うふふ。お役に立てて、何よりですわ♪」
二人が微笑んでいる傍らで、ディークの意識は次第に薄らいでいく・・・
「も・・・、もう、勘弁・・・して・・・くれ・・・」
七発目。
百合(7)
話は数時間前にさかのぼる・・・
「さあゴンザレス、覚悟はできたかい?」
エキドナの足元で、鈍い金属音が鳴る・・・
何て大きくて重そうな斧だろう・・・?
「な、何を・・・!?」
ゴンザレスは恐怖におののいている・・・
「決まってるじゃないか。あたし達の大事な食料を百合も食っちまったんだ。その償いさ。」
そして、エキドナはその大きな斧を振り上げる。
「ひいっ!」
ゴンザレスは鎖を引きちぎろうと必死にもがく・・・。
「無駄さ。お前さんの体力に合わせて、特注の鎖を用意したんだ。
さあっ!覚悟しなっ!」
そして、今、エキドナの大きな斧が、ゴンザレスに振り下ろされる・・・
つづく
すいません、今日はここまで(DXY!
何やら名作の予感
ワラタ
最高です
エロなし需要なしでよければドゾー。
半ばで折れた矢をしっかりとくわえこんだままの右腿を眼前にして、
セーラは身をかたくさせた。
「ちょっと!なんなのよ、この怪我!」
いやあ、すっかり油断しちまいましたよ。敵の弓兵があまりにも美しかったもので。
……軽口は叩けずに喉の奥へと消えた。思った以上に神経が擦り切れているらしい。
鋭く、遠く、意識が浮遊する。
そっと矢に触れ、傷口の血をふき取り、脱ぎ捨てた鎧の編んだ金属を貫通する穴を
確認し、愛用の杖を利き手に持ち直しながら、セーラはセインを責め立てた。
「今の今までずっとこのままだった、ってわけ…」
たいした怪我だとは思わなかった。痛みさえ我慢できれば、馬が勝手に走ってくれる。
「どうして黙ってたのよ。あたしに頼めばこれくらい、その場で、ぱぱーっと直してあげられたのに」
ああっ、セーラさんに癒してもらえるなんて!
とかなんとか、適当に調子を合わせようとしたものの、
どうにか笑みらしきものを顔にはりつけるのが精一杯だった。
「はやく、してくれませんか?」
雷にでも撃たれたようなセーラの視線を避けて、セインはそっぽを向いた。
「わかってるわ!
なによ、よく気のつく私が声かけてあげるまで、ずっと隠してたんじゃない!
もっとありがたそうにしたらどうなのよ」
「……酷い、無視する気ね!」
憎々しげに、矢を引き抜く。
神の奇跡か戦場帰りの極限心理か。耐え切れぬほどの痛みはついにやってこなかった。
100も数えないうちに、呼吸が楽になる。
「だいたい、これで良いはずよ」
「どうも」
ありがとう。すごい力ですね。さすがはセーラさん……
いつもならすらすらと出てくるセリフが脳内でだけこだまし、
またなにかうるさくわめいているセーラを空気のように無いものとして
さっさと足元の毛布をたくしあげると、反対側の壁を向いて横になった。
ああ。いまに機嫌を悪くするぞ。
他人事のように考える。
謝っちゃえよ。すいません、ちょっと疲れてるんです、とかさ。
しかし、拗ねた甘え心がそうさせない。
ながいこと、お互いに沈黙したままだった。
かたん。身動きをする気配が伝わってくる。帰ってくれるか。ほっとしたような
寂しいような気持ちでいると。
「ねえ」セインの背中に手を触れた。「……大丈夫?」
「寝ちゃった、のかな」
さっきまで喚き散らしていたのが嘘のように、優しい声で。
「ねえ、あなた何だか変よ。まだどこかに怪我してるんじゃないでしょうね」
思わず目をひらいた先に、不自然な格好で自分の顔を覗き込もうとするセーラがいた。
「セーラさん……」
ついつい、ぷ、とふき出す。つられてセーラも、安心したように笑う。
「やだ。笑ったわね」
「笑ってなんかないですよ。可愛いなあと思ったんです」
「当たり前じゃない」
セインはとうとう、声をあげて笑い出した。
「ほ・ら。笑ってないで、ちょっと起き…きゃ」
だしぬけに上半身を起こすと、彼女を引き寄せた。
もともとバランスの悪い状態だったから、ベッドの上に押し付けるのは
そう難しいことじゃなかった。お互いの呼吸まで感じ取れる距離で静止したまま
たっぷり10秒を数えて、セーラはようやく口を開く。
「……どういうつもり?」
「罪作りな人ですね。俺は自分の理性と必死に戦ってるというのに。少しも
気づいてくださらない」
いつもの調子で見え透いた大げさな言葉を並べ立てると、お返しといわんばかりに
セーラも意地を張ってみせる。
「そりゃあ、私くらい魅力的じゃ、しょうがないわよね」
「そうですとも。ああ、どうかこの思い、受け止めてくださいませんか」
「口説き文句くらい、使いまわさないでくれたら、考えてあげてもいいわ」
セインはちょっと考えたあと、
「好きです」
「聞き飽きたわ」
「……冷たい所も素敵です」
「それも聞き飽きた」
「本当にお美しい……」
もう、とセーラが言葉を挟む。
「いいから。もう。それよりほかの所、診せなさい」
「見て欲しいトコロなんて一ヶ所しかありませんよ」
真剣そのものの顔で、彼女の手を取り、自分の胸に押し当てる。
「…恋の病だ、ってわけぇ?」
うんざりしたように言いかけて、そこでセーラは言葉を止めた。
その手をゆっくり南下させて――硬い腹筋を撫でてへその下を過ぎ――自分の股間に押し当てようとしたから。
「……サイッテー!」
耳まで真っ赤に染めて、せいぜいちから一杯手を振り払うのにセインはあえて逆らわず
「おかげで、っくく、だいぶ・・・よくなりましたよ……っぷふははは」
おかしくてたまらないといった風情で切れ切れに吐き出すのを
背中で聞きながら、乱雑に杖をひっつかんで、セーラは扉の向こうに消えていった。
続・・かない
わお!久しぶりに来たらSS職人様がいっぱい!
遅れましたが三姉妹(+ミネルバ)のお話の続きを投下しに来ましたー
一ヶ月以上も引っ張ってしまって申し訳ありませんでした。
拙作ですがよろしければ読んでやってください。
但し書き
1・マルスがパオラに押し倒されてるところから開始です。
2・ミネルバ、カチュア、パオラは気を利かせたナバールの陰謀でHな媚薬を飲んでます。
3・良かったら前のお話も読んで下さると嬉しいです。
それでは投下いたします、乱筆乱文はご容赦の程を・・・
そりゃ〜 ((((((( ´∀`)ノ口口口口口
三姉妹の折衷案(その1)
ふわりと広がる翠の長髪が少年の上で舞うように
真っ白い双球のふくらみが少年を誘って踊るように
「ふふ・・・いいんですよ、おねえさんに任せて・・・。」
その柔らかなお尻と太ももでマルスを組み敷いた元常識人の長女は
少年のお腹に女の子の部分を擦りつけながら、睦言を囁いていた。
・・・そういった経験はまるでないパオラなのだが、この場に残っている者で知る人はいない。
媚薬の効果と、おそらくはここしばらくの事件のストレスで暴走しているだけなのだが
うっすらと微笑みながら少年をなでる彼女は妖艶とすら見えて
その上司と妹は完全に気おされてしまっていた。
ましてや組み敷かれている少年などは、くもの巣に掛かった獲物のような有様であった。
ベッドの上で全裸の少年にのしかかった女体が傾き、スカートを器用に足から抜いて
もはや下着とニーソックスだけの格好で覆いかぶさるようにして抱きしめる。
「いいにおいがする・・・マルス様の髪の毛・・・。」
少年の頭を抱え込むようにして頬から胸までを一杯に使って抱きしめ、擦り
日向を思わせる男の子の香りとすべすべの頬の感触を楽しむ。
「あう・・・パオラ・・・あの、ちょっと・・・。」
むにむにと顔に押し付けられる豊かなふくらみに遮られながら何か言いかけるマルスだったが
ふふっとほほえんで勝手に気を利かせた長女は、少年の手を縛っていた紐を解きながら誘惑する。
「えへへー男の子ですもんねー?おっぱい、さわりたいんですよねー。」
自由になった少年を抱きしめるように身体を起こさせて、その顔を胸ではさむ様に押し付ける。
女性の甘い匂いと柔らかすぎる豊かなふくらみに包まれて息を呑むマルス
「・・・さわって、いいんですよ?」
泳いでいた少年の手をつかまえて乳房に宛がうと、ふにゅりと押しつぶされた弾力の感触に
二人から思わず声が漏れる。
「ああ・・・。」「うわ・・・やわらかい・・・。」
お互いの与える感触に感動しているマルスとパオラに
律儀に順番待ちをしている二人は思わず自分の胸に手を当ててそれぞれ自信を失ったり深めたり。
誘われるまま豊かなふくらみをまさぐるマルスに答えるように
胸の頂のちいさな蕾がぷっくりと立ち上がる。
素直すぎるおねえさんの反応に気を良くしてむにゅむにゅとやわらかな胸をもてあそび
眼前に覆いかぶさっている上気した喉元に吸い付くようなキスをすると
妹達とは違った大人の女性の香りが少年の鼻腔に濃密な刺激を与える。
「ん・・・。」
甘い吐息のおねだりに、少年はドキドキしながら小さな乳首をつまむ
小さな突起を優しく引っ張られたパオラは快楽にあえぎながら
馬乗りになった股間をコシコシと前後にこすり付けてぶるっと身体をふるわせた。
「んっ!う〜っ・・・。」
少年のお腹の上にまるでお漏らしでもしているように長女の愛液があふれ出す
愛撫に身を任せながらの自慰で一度軽い絶頂に達してしまうと
いよいよ欲望に歯止めの利かなくなったパオラは
下着をずらすのももどかしく勃起を握ると股間をあわせようと腰を持ち上げる。
大量の愛液でぬめる膣口を探ってくちゅくちゅとこすりつけるが
そこは初体験の悲しさ、なかなか狙いが定まらない。
「う〜・・・もう・・・んっっ、ここ か・・・な?。」
とぷとぷとあふれ出す愛液にすべって亀頭はお尻のすぼまりの方をつついてしまう
「あ〜う〜えっと・・・う〜。」
極度の興奮のせいか、つるつるした亀頭がお尻の入り口を擦るのに快感を覚えてしまったりして
一瞬挿入を忘れて陰茎で優しく肛門周辺をまさぐってみたりもしていると
そんな処女事情を知らないマルスの方が我慢が利かなくなったようだ。
「パオラっ・・・入れるよっ?」
高ぶりの先端が輪のような入り口に引っかかったのを感じて
中腰になって悩んでいるおっとり屋の長女のおしりを掴んで股間に押し下げる。
ぷっっ ずにゅり・・・
「う〜?あっ!」
愛液で十分にぬかるんだ肛門に陰茎の亀頭部分がめりこむ。
異物感に驚いて動きを止めたパオラを抱くようにしてマルスが身体を起こすと
肉好きの良いお尻がほっそりとした若い勃起を飲み込んでいく。
「あう・・・あの、あの、そこちがいます〜。」
言いながらも、鈍い痛みとそれよりも大きい快感にあがらえずに
むしろ積極的に後ろの括約筋の力を抜いてしまう。
「ふあ・・・あうぁ・・・。」
先ほど飲まされた媚薬の効果か、それとももともとそっちの素質があったのか
お尻のすぼまりは陰茎の進入をどんどん受け入れていく
ずぶ ずぶぶ・・・ずぶっ
「う〜、そこ・・・そこは〜。」
結局そのまま根元まで挿入されてしまい
起き上がったマルスとむかいあって抱き合う形になる。
「こらっ、め!ですよう〜。」
羞恥に顔を赤く染めながらも、おいたをした少年を叱ってみる長女であったが
マルスのほうでは後ろに入れた事に気づいてないし
そもそも蕩けた表情では睦言にしか聞こえない。
「可愛いんだ、パオラ。」
年下の男の子にそんなことを言われて、一層顔を赤くしてしまう。
「う〜、あの あの・・・っん。」
抱きしめるようにして身体を揺すられると
直腸内をいっぱいにしている男性自身が粘膜をわずかに擦る。
「やだぁ・・・ちょっといいみたい・・・」
動き出すと肛門の入り口に少し痛みを感じたが、マルスの恥骨が剥き上がった淫核を擦り上げて
じわじわと快感が高まってくる。
ぬちゅ くちゅ にゅちゅるっ・・・
「んっ、んっ、んっっ。」
「パオラのおっぱい、やわらかいね・・・ひんやりしてて気持ちよくって・・・。」
豊かな双丘に顔をうずめるようにしてほっぺたをこすり付け
その先端に吸い付くように口づける。
「う〜 ん〜っ。」
パオラのほうは答えるどころではなく
胸とお尻と淫核を責められて、口をパクパクさせている。
突き出した舌をつたってよだれが落ちるのを受け止めるようにキスをされると
子宮の最奥で爆発した快感が抱きしめられた身体を大きくふるわせた。
「あっっ!!」
ビクッ・・・ぶるっ・・・
「んっっつ!?」
ゆるゆると陰茎を包んでいた直腸粘膜が引きつり、入り口と同じくらいにきつく締め上げ
膣とは違った強力な締め付けに少年の若茎から劣情を絞り上げる。
びゅくっ!びゅくっ!びゅぷっ!
「う〜・・・。」
直腸内に入ってくる熱い液体に再び身体を痙攣させると
パオラの身体からかくりと力が抜けた。
三姉妹の折衷案(その2)
ぐったりとして横たわる二人を見ていたカチュアが息を呑む
「おしりで・・・なんて。」
姉の肛門からは少年の精液がとろとろと流れ出しているのが見える
うつぶせになって余韻に浸るように秘裂をまさぐっているパオラは
普段の”よくできた”長女からは想像もできないような淫蕩な表情で
マルスと見詰め合っている・・・。
「わっ私だって、負けてはいられない。」
「ミネルバ様っ?」
と、いつの間にか服を脱いでいたミネルバがつかつかと進み出ておもむろにマルスに覆いかぶさった
「私も・・・私もあなたに奉仕させていただきたい・・・。」
恥ずかしさにふるふると震えながら、ほっそりした指でうなだれている陰茎を摘み上げる。
「あっ・・・王女・・・!。」
「ミネルバと、呼んでください・・・。」
おそるおそるのばしたピンク色の舌が少年の性器にくちゅり、と触れる
こびりついた白濁液と他の雌のにおいのする液体をこそぎ落とすように舐め始める。
「んっ・・・ふうっ・・・あ、んぅっ?」
四つんばいになってマルスの股間に顔をうずめている王女の前から
上気したカチュアの顔が突き出される。
「私も、します。」
マルスの上半身をまたぐようにしてのっかった次女が、負けじと男性器に舌を這わせる。
ちょっとムッとした表情をしたミネルバであったがここは鷹揚に幹の下のほうへと口を運ぶ。
すっかり復活した陰茎も根元の方は性臭が薄い
かぷり、と音をたてて亀頭を咥えこむ端正な顔を見上げながら目に付いた袋を口に含んでみる。
精子を作る器官をほおばって中のしこりを舌でこりこりとなぶってみると
マルスが声をあげるのが聞こえた、袋自体もなんだか硬くなっていくような感じがする。
ぷっちゅぷっちゅと音をたてて陰茎を口の中でスライドさせているカチュアに合わせて
指で袋の付け根を擦りながら口の中の玉を転がしていく。
二人の絶妙のコンビネーションに少年はこみ上げてくる射精感をこらえながら
目の上をまたいでいるカチュアの腰を引き寄せた。
ニーソックス一枚で奉仕する王女に気後れしたのか(おそらく胸に)
カチュアは服は着たままで下着だけ脱ぎ去っていた。
手入れをしていない濃い陰毛が、幼い秘裂を覆い隠している。
じょりじょりと毛をこすりながらもりあがった恥丘の感触を楽しむと
ぷっくりとした肉がずれて粘度の高い愛液が少年の鼻先にこぼれてくる。
むわっとした雌の性臭をかいで、おもわず射精しそうになるのをごまかすように乱暴にかぶりつく
「んっ!」
女性器全体を舐め上げられた少女が思わず咥えていたモノに歯を立ててしまい、軽く痛みを感じるが
おかげで耐えることができた。
少し余裕のできたマルスはちょっと悪戯心をだすと
幼い淫裂に舌を這わせながらちょうど鼻の辺りに来るセピア色のすぼまりを指でつついて
しわをのばすようにして左右に広げて音をたてて匂いを嗅ぐ。
「マルスさまっ!?」
予想外のところをいじられて耳まで赤くなった次女に追い討ちしてみる
「カチュアのお尻の穴、こっちとは違う匂いがするよ?」
「いやっ!やめっ・・・かがないでくださぃ・・・。」
あまりの恥ずかしさに泣きそうになるカチュアを安心させるように
指で広げた小さな肛門を舌で舐めこする
「ごめん、でも凄くいやらしい、いい匂いだよ。」
ツプリと音をたてて伸ばした舌を突き刺すと、陰門がきゅうっと締まって
涙をこぼしながら少女が絶頂した。
「ひぃっ!ひぐっ・・・う、ぐすっ・・・やあっ・・・。」
びくびくと身体を痙攣させるカチュアの幼裂から一際濃厚な愛液が零れ落ちて
マルスの顔に腰が落ちた。
三姉妹の折衷案(その3)
ちょっとやりすぎたかな、とか思いながら姉の横に次女を横たえると
ベッドの端っこで正座して待っていた王女がちょっと険のある表情を王子に向ける。
「あー・・・あの、王女・・・?」
マルスの台詞に一層視線が鋭くなる
「ミネルバ、と。」
「あ・・・ごめん、ミネルバ・・・怒って、るの?」
問いには答えずに成人女性とはおもえないしぐさで、頬を膨らませてそっぽを向いた。
思わずくすりとしてしまうマルスに、この期に及んで素直になれない王女は
つい意地の悪い事を言ってしまう。
「王子は不誠実だな、これだけ多くの女性と情を交わしてどう責任を取られるおつもりか?」
一言も無い、けど
「うん、責任とるよ。」
「気軽に言うものではない。意味が解っているのか?」
責める眼光に気圧されることなく、マルスは今まで考えていたことを口にだす。
「そうだね、まだわかっていないんだ僕は。
愛するってことも、恋とかも・・・でも、カチュアもパオラもエストも大好きだから
幸せにしてあげたいと思う、それじゃ、だめかな?」
まだ不機嫌な顔をしている王女に近づいて顔を覗き込むと、うっすらと涙を浮かばせている。
自分の名が出されなかったことにショックを受けたのだろうか
でも、それは彼女のことが嫌いなんじゃなくて・・・
耐え切れなくなったミネルバが口を開くのを遮るようにして言った
「・・・でも、少しはわかってきたと思うんだ。」
「僕は ミネルバのことが 好きだよ。」
遅ればせながら・・・少年は初めて異性を好きになって、初めてその思いを告げた。
三姉妹の折衷案(その4)
「・・・私も、マルス殿のことが好きです。」
嬉しさと恥ずかしさとで顔をうつむいて答えるミネルバを
ゆっくりと押し倒す。
赤面してきつく閉じている瞳とかすかにふるえる唇に
少年は優しくキスをする。
「あっ・・・。」
濡れそぼった秘唇に亀頭が触れるとミネルバの身体は電流が走ったようにガクガクと揺れる。
亀頭の先っぽをくわえ込むようにして膣口がひくついて結合部からとくとくと愛液が溢れ出す。
「あ・・・もう、いったの?」
「あう・・・。」
快楽の波にさらわれながら、年下の少年に恥ずかしい思いでうなづく
「次は一緒に・・・。」
ぷっ・・・ず・・・ぬっ・・・
ゆっくりと挿入されていく思い人の高ぶりが
生まれてからずっと閉ざされてきた乙女の秘肉を割り開いていくと
痛みよりも快感のために身体がぶるぶるとふるえる。
まるで全身の穴から魂がこぼれていきそうな感覚に見開いた目から大粒の涙がぽろぽろこぼれだす。
口から零れ落ちるよだれを舐め上げられて唇をふさがれると、
最後の自制心がほぐれて、再び絶頂が襲い・・・
ぴゅっ・・・ちょろろ・・・ろ
「あっ・・・あ!いやっ・・・!」
亀頭部分が膣口に入りきったところで、王女の尿道から雫がふきだした
「あっ・・・。」
陰茎をつたうようにしてミネルバのおしっこがシーツを濡らしていくと
一瞬呆然としたマルスがこらえきれずにふきだした。
必死に止めようとしても止まらない粗相に、とうとう泣き出してしまうミネルバ
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめん・・・うぐっ・・・。」
逃げようにも逃げられず、死にたいほどの羞恥に
恥も外聞もなく童女のようにいやいやをして
あやまる小さな声は普段からは想像もつかないほどか細くて、いまにも消えてしまいそうなほどで
「うぐ・・・ぐすっ・・・、きらいにならないで・・・まるす・・・。」
チョット幼な可愛くなってしまった王女を安心させるように微笑んで、王子様は愛の言葉を囁いた。
「・・・ならないよ、だってさ、きっかけもおしっこだったよね?」
いっそう赤さを増したミネルバの頬に口付けながら
抱きしめるようにして一気に突き入れる。
ぶつっ・・・ずぬぬぬぬっ!
「あぁーっ!」
「んっっ!」
蕩けきった膣壁を巻き込むようにして亀頭が最奥に達すると
お互いの性器粘膜をこすり合いながら、二人の身体が絶頂に投げ出された。
びくんっ・・・ビュルルルルッ・・・びくっ・・・びくっ・・・ビュルッビュクッビュクッ・・・
どろりとした灼熱の液体が子宮内まで流れ込み、震える膣壁の肉襞が優しく男性器を揉み上げる。
抱き合ったまま身体を痙攣させて果てた恋人達はそのまま意識を失っていった・・・。
三姉妹の折衷案(その5)
”アリティア王家緊急親族会議”
天幕の外に貼り付けられた大きな白い紙に黒々と記された題字はジェイガンの手によるものだ。
アリティア軍野営地中心にしつらえられた本陣内部で軍議用のテーブルを囲んで
ミネルバ王女以下ペガサス三姉妹とニーナ王女が座っている。
テーブルの上で正座させられているのはアリティアの光の王子にして軍総司令官マルス。
そして入り口近くにしつらえられたアイアンメイデン(鋼鉄の処女)
禍々しく開かれたその中で穴だらけになっているのは、いろんな意味で紅の剣士ナバール。
・・・どっちのナバール?とか思ったが、いずれにせよ不憫なので姉に直訴してみる事にする。
「あのう姉上、さすがにアレは死んでしまうんじゃないでしょうか?」
弟の発言でふと気がついたようにぱちりと指を鳴らすニーナ王女
横に控えたアシスタント(マリク)がゆっくりとアイアンメイデンの扉を閉じてゆく、
床に更なる血が流れ出て、棺桶内部から”あ〜”とかなんとか聞こえてくる。
「アレは拷問器具、処刑用じゃなくてよ?」
さりげなく手に持ったオームの杖が怖い。
「そんなことより貴方、このお嬢さん方に手を出して”責任を取る”とかいったらしいじゃない。
いったいどう取るつもりなの?きちんと姉に説明しなさい!」
「ええとですね姉上・・・その、僕のしたことは一時の気の迷いとかだったんですが
そうじゃないと言う事に気づきまして。僕は彼女達が好きだと言う事に思い至りまして。
・・・だから彼女達を幸せにしてあげるようおいおい考えていこうじゃないか、とこういった次第で。」
「何時の間にそんなやらしい答弁を身につけたのですか!」
「ええと、ですから方法につきましてはこの戦が終わってからゆっくり考えていきたいと・・・。」
テーブルの反対側では、なんだか要領を得ない姉弟の話を聞きながら
”別に私は王妃とかじゃなくても良いし・・・。”
とかミネルバ王女が未来図を思い描いたりしていた。
貴族間での一夫多妻が一般的なマケドニア育ちとしては、特に問題があるようにも思えなかったし。
カチュアにしてもそれは同様で、
ただニーナ王女の潔癖な考え方については意に感じるところがあったり。
「ねーねー姉さまー、やっぱりそういうのって年齢順?それともやった順番?」
あたし第一王妃と第四王妃のどっちー?
ニコニコしながら末っ子が言うのを聞きとがめて次女が慌てる
「!ちょっ・・・あなたはアベルさんがいるでしょう?」
「んーちょっと距離をおきたいなーなんて思ってるの、いま。」
深刻ぶってる妹達の横でなんともいえない感じに落ち込んでる人も一人
”うう・・・なんか罠にはめられたとはいえ、あんな変態行為をしてしまうなんて・・・
・・・そりゃマルス様のことは、その す、好きかも知れないけど
なんだかよくわかんないままお尻でなんて・・・う〜。”
結局最後まで流されてしまった長女は、相変わらず思い悩んでいた。
・・・三姉妹の折衷案は、長女の心のごとくに何となくで折り合いが付いたのだが
終戦後のシーダ王女を含めたもう一つの騒動は、それとはまた別のお話。
〜おわり〜
以上で投下終了です
長いお話に付き合ってくださった皆様、どうもありがとうございました。
保管庫の管理人様、更新おつかれさまです&細かいミスを訂正していただいて感謝です。
いろいろお忙しいでしょうけれども実生活に支障の出ない程度に運営、頑張ってください!
GJです!!
ところでマルスの姉はエリスだったような…。
エリスだね
ま、乙!!
マルスの姉はエリス・・・
でも激しくGJ!
神次々と来てる━━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(。 )━(A。 )━(。A。)━━━!!
>うほっ氏
百合はゆりじゃなくて、ひゃくごうかいっ! 相変わらずのセンスが好き。
>セイン×セーラ氏
いかにもこの2人らしくて(・∀・)イイ!
でも、エロも見たーいとわがままを言ってみる。
>パオラ視点氏
大作お疲れさまでした! エロイ〜、ミネルバ王女可愛い。ニーナ怖いw
191 :
190:04/01/23 17:37 ID:SiykTH10
姉が間違いだと勝手に脳内変換してた(;´Д`)
少し見ていないだけでハァハァSSが…
God Job!(AAry
うほっ氏
ルイーズ様の業を受け継いだクラリーネタソ…
きっとステータスは技カンストなんだろうな。いや、むしろ突き抜けてる(w
ルイーズ様が業を伝授するとこ想像してハァハァ
age
煤i;´∀`) ・・・すみません素で間違えました・・・封印ばっかやってたからかなあ
ニーナ→エリス へ脳内変換していただけるとありがたくぞんじます。
とりあえずエリス姉さまにお仕置きされて逝ってきます・・・
何故か知らないけど
リムたんを襲うライナスの図が頭に浮かんできた漏れ。
人の少なそうな朝方に続けざまに投下っ!
拙作ですがよろしければ読んでやってください。
封印もので年の差(中距離)カップルです。
「性教育とはつまり子供をつくることについてのお話」というお話
神竜イドゥンの封印により長く続いた戦乱は一応の決着を見た。
世界の悪意・・・いや、おそらくは間違った思想の犠牲となった竜の一族の少女はナバタの里へと預けられ
戦争の発端となったここベルンでは、王女となったギネヴィアが国民の先頭に立ち
各国への謝罪と復興の支援、そして国内に落ちる戦犯としての影を払拭する為に日々その身を捧げている。
そして先日まで駐留していたリキア同盟軍も
監視を含めた復興支援の部隊を残し近く帰国する事が決定していた。
・・・そう、皆帰ってしまうのだ。
「ご挨拶に、行ってくるわね。」
念入りに整えた髪を、もう一度鏡の前でなでつけてエレンにそう宣言すると
思いつめた表情で自室を出る王女ギネヴィア
上気した顔は既に赤く、せっかくのメイクも無駄になりそうなほどの汗をかいている。
「行ってらっしゃいませ。」
部屋に散乱した服をたたみながら送り出すシスターの声ももう聞こえてはいないようで
廊下の方で派手な激突音が聞こえてきたりする、文字通り周りが見えてない。
「あれだけあからさまなんですから、ロイさまのほうも察して下さればいいのに・・・。」
リキアの盟主である少年に対する王女の感情が
単なる感謝のみにとどまらず男女のそれである事はギネヴィアに仕える者にとっては周知の事実で、
むしろ気づいていない様子のロイ本人の方が異常な鈍感さであったろう。
そもそももう一週間前から毎日、ギネヴィアの”ご挨拶”は続いていたが
確たる戦果(?)も上がらずに数時間後にはとぼとぼ帰ってきては
エレンに愚痴をこぼすというパターンが続いていた。
はたから見れば迂遠過ぎてもどかしいのだが色恋沙汰にまるで免疫が無いのだから無理も無い。
ギネヴィアはロイより年上とはいえ王家の姫の純粋培養箱入り娘といっていい
くわえて国内の戦争状態とあの兄ときては、彼女に言い寄る命知らずも皆無であった。
「でも、今日は一段と気合いを入れてらっしゃったわね。」
散乱する衣服の中には下着もあり、中には結構きわどいのも見受けられた。
先日はクラリーネさまからなにかレクチャーを受けていたようだけど・・・
過剰とも思えるレースの装飾に比して身体を隠す布地の異様に少ない下着をしまいながら
やや不安になるエレン。
実はこういったことは王女に限った事ではなく、
離れ離れになってしまう思い人に告白しようというものは男女問わずに結構いて
まだ戦争の影が色濃く残るとはいえ、そういった雰囲気があることに平和を感じるシスターであった。
夜の帳のおりる宮殿最奥の女の園で、ちょっとぼんやり浸っているエレンであったが
意外なお客が現実へと引き戻してくれる。
「あれ?エレンさん。」
するり、という感じで部屋に入ってきた少年がきわどい下着を手にぼーっとしていたエレンを見つける
「ルゥ?あら、だめよここは王女様のお部屋なんですから・・・いえ、というかどうやってこんな所に。」
あわあわと下着をお尻の下に隠したりしているシスターに
女性しか入ってこれない区画の一番奥にある場所に入り込んだ少年は
特に悪びれる様子も無く事の次第を説明する。
「うん、ぼく最近アルバイトしてるんだ。
ええと、間諜っていうのかな?ロイさまのことを色々ご報告するようにって
でね、さっきミレディさんのてびきでここまで来たんだけど・・・王女さまは?」
・・・って、そんな事までしてるんかい!とか
子供になんてことさせてるんですか!とか
いろいろ思ったが文句を言おうにも本人は出かけてしまったばかりだ
しかたがないのでお茶でも淹れて・・・と考えたエレンだったが
女性の下着の脱ぎ散らかされた部屋でティータイムというわけにもいかない。
教育上実によろしくない部屋をものめずらしげにきょろきょろやり始めたルゥを見て
どうしたものかと思案するシスターの鼻に少年の汗のにおいがとどく
「あら・・・ルゥ、あなた、お風呂はちゃんとはいってる?」
”お風呂”の一言にびくりと反応して慌てるルゥ
「あ・・・えっと、うん、このあいだはいったよ。」
このあいだ、はずいぶん前だ。水浴びは好きだったルゥだが
リキア同盟軍がベルンに腰をすえてからというもの使用できるようになった”お風呂”は
実のところ苦手であった。
そういえば最近は女性陣に強いられてレイやチャドもこまめに入浴するようになった様であったが
その理由も相手も無いルゥはいまだこの習慣になじんでいなかった。
「いけません!不潔にしてると病気になるんですよ?」
清潔はエレンの旗印にして身上であるからして、このような不届き者を見逃すわけにはいかない。
頭一つ小さい少年を羽交い絞めにして
くんくんと髪の匂いをかぐと顔をしかめてそのまま浴場へ引きずっていく。
「あ、あの、あとではいるよ〜。」
逃げようともがくルゥだがエレンのほうが力が強い、しょせん子供と大人である
「おねえさんがきちんと洗ってあげます!」
宣言すると、宮殿の一区画につくられている女性用の大浴場へと向かって行った。
脱衣所で少年を手早く剥いて逃げられないようにしてしまうと
エレンも服を脱いで栗色の長髪をまとめて石鹸やボディブラシを準備する。
その間中ルゥに裸を見られているわけだが、子供相手に意識するものでもなかったし
少年がそわそわしているのは”お風呂”そのものに対してであった
・・・まだ、この時点では。
中にはいってお湯を桶で頭から掛けると、
翠の髪が濡れ下がったルゥは子猫のような感じでプルプルふるえて水滴を散らす。
いっしょにふるえている股間の可愛いものを見て
エレンがくすりとしていると、その後ろから声が掛けられた。
「・・・エレンか、珍しいなこんな遅い時間に・・・。」
現在ベルン国内での軍務を統括する立場にある竜騎士ミレディは多忙をきわている
彼女が汗を流す為に入浴する頃には、多くの女官が使用しているこの大浴場も人気の無い事が多かった。
少年を立たせその前に座ってブラシを石鹸で泡立たせながら
ついでに王女との間で行われているスパイ活動に釘を刺しておこうと振り向くと、
ミレディが急に赤面してそわそわしだす。
「あ、ルゥ・・・か?」
シスターが驚いた事にミレディはその豊かな胸を腕で覆うようにしてもじもじしている、
ルゥの方に目をやっては慌てて気づいたように中腰になって股間の陰りを隠す始末だ。
「私は先に上がる。」
言うや逃げるようにして去っていってしまった。
まさかこんな子供に・・・と
自分よりはるかに男性経験豊富なはずの竜騎士の純情さに
驚くよりもあらぬ疑いまで抱いてしまうエレンだったが、少年の方に振り返ってみて息を呑んだ。
「あ・・・。」
ちょうどエレンの鼻先に突きつけられた少年の勃起にびくりとする。
お腹に張り付くようにして反り返った若木は
先ほどの無害さからは信じられないほどの膨張を見せて
その先端からはピンク色の亀頭がわずかに顔を覗かせていた。
「エレンさん?」
ルゥは慌てるでもなく、動きの止まったシスターの様子に怪訝な表情をする
が、好奇とは違う視線で栗色の柔毛で隠された女性の秘部を見ているようだった。
「い、いけませんよルゥ!こんなにして・・・。」
とたんに恥ずかしくなったエレンが叱責すると
ルゥの方ではなぜ叱られたかわからないようだった。
「?うん、女のひとのあそこを見るとこうなるのっていいことなんでしょ?
ぼくも最初はびっくりしたんだけど、チャドがそう言ってたよ。」
いいというか悪いというか、
「ミレディさんのあそこを見たらこうなっちゃったみたい。」
微妙な年齢の少年の性教育について自分の軽率さを呪うエレンであったが
続く言葉に疑問がわく
「ちょっと変な感じになるけど、しばらくするとなおるんだよ。」
というか、なんで私の裸で勃起せずに・・・?とかはともかく
「あなた、もうマスターベーションはしているの?」
もしかしたら性教育というものが欠落しているのではないだろうかと思ったのだが
少年の答えはそれどころではなかった。
「ますた・・・?はしらないけど・・・
あ、女の子のあそこに入れてぬるぬるするやつかな
この前チャドのやるのを見せてもらった後に、キャスの中にせーえきを出したよ。」
あれがそうなんだー、とか感心している
これはいけない、性教育というものをきちんとしないととんでもない事になってしまう
悪気が無いのも始末が悪い。あとそういうお友達とつきあっちゃいけません!
思い定めたシスターは、のんきな事をいう少年に厳しい表情でお説教をする
「いい?これから自分で処理する方法を教えますから
みだりに女性とそういう行為におよんではいけませんよ。」
まだ良く分からないような感じではあったが、とりあえずルゥがこくこくと頷くと
シスターの性教育が始まった。
「まず、おちんちんを手で・・・そう、そうね、そうやって持って前後に動かしてごらんなさい。」
ほっそりした自分の物を手で握ってエレンに言われるままにこすり始めるルゥ
皮が剥けると痛いのか、ゆっくりと小さく動かしているためなかなか射精しないようだ。
「ルゥ、そのもっと大きく・・・えっと、皮を剥くようにして・・・。」
エレンも知識はあるのだが、そんな男性器の機微についてはわからない
ただこすれば射精するものだということは知っていたのでもっと強くするように指示する。
「でも、それだと痛いから・・・この前ますたーべーしょん?したときは
キャスが痛くないように剥いてくれたんだけど。」
このままでは埒があかないとみてエレンが聞くと
キャスは口に咥えて先端を舐めながらゆっくり剥いてくれたらしい
フェラチオという行為について知識の無いシスターは、
傷口を舐めるということと同じようなものとそのやり方をとらえて手伝う事にする。
少年を座らせて上を向く皮かむりの陰茎にそっと指を添える。
目の前にうずくまるようにしたエレンの背中からお尻のラインを見て
ルゥの中でなんだかもやもやしたものが大きくなっていく
女性のほっそりした指で優しくつままれてじんわりとした快感が少年の股間のあたりをつつむ。
「ええと、ルゥ?キャスがどういう風にしたか教えてくれるかしら。」
手にすると以外に大きいソレをもてあまして戸惑い気味にエレンが見上げると
上目遣いの表情に少年の胸がどきりとする
「あ、ええとね・・・まずはうんとつばを出してね。口の中でくちゅくちゅってして・・・
舌を皮にもぐらせるんだ。」
思い出しながら言うのにしたがって口の中につばを出してカプリ、と先端を咥えると
初めて味わう雄の匂いと青臭いえぐい様な味に口の端からとろとろとよだれを溢れさせてしまうエレン
わずかに露出していた敏感な部分に舌先が触れた感触にルゥがうめく。
「うわ・・・っ、すごい変な感じ・・・なんだろこれ・・・?」
キャスに咥えられたときとは比べ物にならないほどの高ぶりを感じて腰を震わせる。
「むきまふ・・・よ?」
もごもごといいながらエレンは先端部分から舌を突き入れるようにして
亀頭内部を唾液で濡らすようにまさぐると
唇で皮を咥えるように固定してゆっくり下へと押し下げていく
痛くないようにとむき出されていく部分を優しく舌を押し付けるようにこすりながら
にゅりにゅりとゆっくりと剥き上げられていく皮が亀頭部分を越した瞬間
少年の若すぎる勃起が限界を迎える。
「うわあっ!」
びゅるるるるっ!
「うぷっ?」
口内にそれまでとは比べ物にならないほどの濃い雄の味と性臭が溢れかえって
ごほっとむせると湯あたりでもしたようにエレンは気を失ってしまった。
「あっ・・・エレンさんっ?」
自分の足の間でくたりと倒れてしまったシスターに慌てるルゥだが
ふうふうと荒いながらも息をついてるのをみて安心する。
と、自分の股間で再び勢いを取り戻している物体に気づいてどうしようかと思案してみる
マスターベーションというものはどうやら先日キャスとやったセックスと同じものらしい
”自分で処理する”事をシスターは教えてくれようとしていたが、たぶん何とかやれそうだ。
がんばってエレンさんにますたーべーしょんすれば叱られずに済むかもしれない。
キャスとの行為は完全に女性主導で、彼女の言うままに腰を振っただけであったが
ぼく一人でもきちんとできるところを見せてあげよう。うん、そうしよう。
ルゥはそう思い定めると早速実行に移す事にした。
あらためて見てみると、大人の色香をかもし出すエレンの女体は刺激的に過ぎて
ルゥはなんだか落ち着かない気持ちになってくる
結い上げられた髪のうっすら張り付く上気したうなじから
真っ白い曲線はなだらかに盛り上がってたっぷりした肉付きの双丘へと続いている。
風呂場の蒸気でほんのりとピンクに色づく肌に恐る恐る触れて腰の辺りをなでてみると
意識の無いエレンが甘い声をあげた
「あん・・・。」
ドキドキしながら後ろに回りうつぶせになって突き出されたお尻に手を添えて
すべすべの感触をあじわいながらゆっくりとやわらかな丘を割る。
真っ白な肌の奥のすぼまりはすじのようにささやかで
その下のむっちりしたふくらみからは桜色の薄い唇がはみ出していた。
「ここに、入れるんだったよね・・・っと。」
硬く閉ざされた秘唇を細い指で広げると
ぷちゅっ、と音がして複雑な形の女性器が姿をあらわす。
はやる心をおさえてキャスに教わったようにまず準備をしようと顔を近づけていく
まるで犬みたいな格好でエレンのお尻に鼻面を突っ込んでくんくん匂いをかぎながら舐め上げる。
そこはキャスのあそこよりもずっと濃い雌のにおいがしてくらくらとしてしまう少年であったが
汗とおしっこのにおいに入り混じった性臭にとんでもなく興奮してきて
いっそう熱心に秘唇から肛門までぐちゃぐちゃと音がするほどに舐めしゃぶって味わう。
甘じょっぱいような苦いような大人の女の味が少年の中の雄を目覚めさせてゆく。
どれだけそうやってエレンを責め立てていたか、
やがてほころんできた小さな膣口から白っぽい愛液がとろりとこぼれ出し
時折あげるうめき声はいっそう甘くせつない調子をおびてくる。
一方は意識の無いまま、一方は興奮に意識を失いそうになってはあはあと荒い息を上げる
やがて頃やよしと見たルゥが身体を離し
四つんばいでお尻を大きく突き出した格好のシスターに後ろから自身を押し付けていく。
「ふぁっ・・・。」
性器同士がこすり付けられる刺激に女体は快感をおぼえて震え、期待の声が漏れる。
「んっ・・・んっ・・・。」
我を失いそうになりながらも両手の指でふっくらした恥丘ごと秘唇をつまんで大きく口を開けさせると
女性器の中心でひくつくのが見える処女の膣口にすっかり露出した亀頭をそえる。
ずっ・・・ぷつっぶつっ・・・にゅるうっ!
そのまま一気に腰を進めてねじ入れると興奮に色づく豊かなお尻がびくりとふるえた。
「あぁんっ!」
びゅるるっ!
「うあっ!エレンさんっ!」
きつく締め上げる処女の膣壁の愛撫にこらえきれず、挿入しきった瞬間に放出してしまうルゥ
しかしどくどくと精液をエレンの膣内に流し込みながらも陰茎は萎える様子を見せない。
まだ意識を失ったままのシスターは、端正な顔を赤く染めて眉をよせると無意識にあえぎ始める。
一息つくまもなく更なる快感を求めて少年が細い腰を振り
桜色に上気した安産型のお尻の奥に自らの子種を送り込む。
「うんっ・・・うふんっ・・・。」
「エレンさんっ・・・エレンさあんっ。」
ぬぽぬぽと出し入れされる陰茎にはうっすらと破瓜の血が流れ
絶世の美女といっていいほどに美しい横顔には涙がこぼれていたが
その表情も甘い声も快感の喜悦としか見えずに少年はますます行為を激しくする。
ぴゅるっ ぴゅるっと先端から飛び出す精子に子宮口を優しくこずかれながら
意外と大きく張り出した亀頭のえらで膣壁をこすられて心ならずも成熟した女の身体は悦びの反応を返す
「うわあっ?」
おそらく偶然であろうが白魚のような指が下から淫嚢をさするように添えられてルゥが悲鳴を上げた。
覚醒しかかっているエレンが股間の異物感に手をあてようとしているのだろうが
まさぐる指は上にかぶさっているルゥの玉を揉むような感じになってしまう
「んっ・・・ふぅんっ・・・?」
少年をとろかすあえぎ声を上げながら動かす指は、やがてお尻のすぼまりをいじりながら淫嚢ごと性器を
自らの股間に誘い込むようなしぐさになる。
「エレンさんっ!すごい・・・きもちいいようっ!」
やわらかな尻肉に指をめり込ませて、優しくうねる膣奥に少年が何度も何度も射精を繰り返す。
パンパンと音をたてて挿入しながら
大量の精液がよりいっそう粘度と濃さを増して淫らな女性器内に染み込んでいく。
そして知らず娼婦のように男を悦ばせているうちに、はっとエレンの意識が戻った。
「えっ・・・あんっ・・・いたっ・・・?えっ?えっ?なに?」
股間に感じる痛みと、鈍い快感にエレンが驚いて思わず手にしていたルゥの袋を強く掴んでしまう
そして握ろうとした手の人差し指が、偶然つぷりと少年のお尻の穴に突き入れられると
大きな快楽の波がルゥの腰で爆発した
「うああっ!でちゃうっっ・・・ぼく、ぜんぶでちゃうよおおっ!!」
精液で溢れんばかりの膣内で一回り大きく膨れ上がった亀頭が最深部にぶつかりながら
いままでで最大の射精をする
びゅくん!びゅくん!びゅくん!どくっ!どくぅっ!
「ひうっ!?うっ嘘おっ!!」
今まで何とも接触の経験のないような部分に大量の熱い液体が打ち付けられるのを感じ
おもわずシスターとしてのつつしみを忘れて大声を上げてしまうエレンだったが
年端もいかない男の子に雌の悦びに目覚めさせられた女の身体は悦びにうち震える。
絶頂に達した膣壁は痙攣する陰茎から最後の一滴まで搾り出そうと奥へ奥と誘うように蠢き
女体の最奥で亀頭に押しつぶされていた子宮口が、負けじと精液を吸い込むようにしてせり出してくる。
膣内部での信じられないような吸引に最後の一撃をつきこんだ若い亀頭がもみくちゃに愛撫されて
ルゥの小さな身体がエレンのお尻にしがみつくようにして重なると大きく振るえた。
「あー!!」
びゅううっっ!!
もう一度、大量の精液がここを先途とエレンの胎内へと送り込まれると
その役目を果たし終えたお互いの性器からゆっくりと力が抜けてゆく。
満足しきった少年は
背中から首に手を回すようにして年上のシスターを抱きしめると
にっこり微笑んで穏やかな夢の中へと意識を失っていった。
「なに?ウソ・・・嘘でしょ・・・・?」
下腹部に感じる疼痛感と自分の秘部からあふれ出している大量のゼリーのような濃い精液に
呆然としているシスターを残して・・・。
一ヶ月後______
リキア同盟軍は戦後処理が長引いて今だベルン国内に駐留中であった
かくして今日も、一ヶ月前と同じ光景が王女殿下の部屋で繰り広げられる
「ご挨拶に、行ってくるわね。」
さきほど仕立てられたばかりのドレスに身を包み
今度こそはと気合いを入れて、ギネヴィアがエレンにいいおいて自室からロイのところへと向かう。
上気した顔は既に赤く、せっかくのメイクも無駄になりそうなほどの汗をかいているのもいつもの事だ。
「行ってらっしゃいませ。」
これもまたいつもの様に送り出して、脱ぎ散らされた女主人の衣服をたたみながら
シスターはおおきなおおきなため息をついた。
それは別に廊下の方でなにやら激突音とおそらくは花瓶の割れる音が聞こえたからではなくて
ええと、その・・・もうしばらくきていない女の子の事情についての悩みであった。
「うう・・・あの日ってたしか終わったばかりだったからたぶん平気だとは思うんだけど・・・。
遅れてるだけだと思うし・・・。」
とはいえ計算してみると翌々日はバッチリ危険日である
ましてやアレだけ大量に射精された事を考えると・・・。
「あう・・・あんな小さな男の子に妊娠させられちゃったら・・・うう、神様のいじわる・・・。」
自分より頭一つ背の低い13歳の少年の横で赤ちゃんを抱いた自分を想像してしまい
どう考えても二人の子持ちのお母さんにしか思えないその未来図に
うわーとか赤面してごろごろとベッドの上で悶えながら
敬虔なシスターは、おそらく生まれて初めて神を呪ってみたりした。
「あれ?エレンさん。ギネヴィアさまは?」
いつものように部屋にはいって来たのは近い未来のおとうさん(未定)
思い悩む年上の女性の気も知らず、どこでもらってきたのか両手にたくさんのお菓子なんか持っている。
いっしょにお茶飲みながらまってようかーとか勝手に決めてシスターの横に腰掛ける
ちょっと色々お説教でもしてやろうかしらと考えたエレンであったが
寄り添う少年の見上げてくる瞳に何か普段と違うものを感じて、尋ねるようにちょっと首をかしげると
赤面しつつもルゥが言い出した
「あのね、ぼくエレンさんの言ったとおりにあれから誰ともますたーべーしょんしてないんだよ。
でもなんだかもう我慢できなくなってきちゃって・・・。」
身体を摺り寄せてくるおとこのこのセクハラ発言に一瞬くらりとしてしまうエレンであったが
同時に自分の性教育の大失敗を痛感してしまう。
おもわず、神よ・・・とつぶやいてしまうが
きちんと行為とその結果について教えてやらねばならない。
居住まいを正すと少年に言い渡す
「ルゥ、いい?これからきちんと男の子と女の子の事についてお勉強しますから
しっかり聞いてちゃあんと理解するのよ?」
うん、と頷いた少年の心は既に潤んでいて
もうなんだか色々正さねばならない誤解だらけなのだが使命感に燃えるシスターは気がつかない
・・・結局、講義の顛末は数時間後にとぼとぼ帰ってきたギネヴィア王女が知る事になるのだが。
王女の自室には、なんだか満足しきった顔ですやすや眠る裸の少年とその横に添い寝するようにして
頭を抱きしめられてる呆然とした(でもある程度は幸せそうな)やはり裸のエレンがいるのでした。
〜おわり〜
投下終了です (;´∀`) 途中でなんか”連続投稿です!”とかでてびっくりしました。
書き込めてよかった・・・
>>195 他人の大腸の中に入った一物を舐めるなんて・・・・
ゲロゲロ
今までFE系SSの中で文句無しに一番変態的なSSでしたね。
ありがとうございました。
216 :
名無しさん@ピンキー:04/01/25 12:08 ID:nQS4PkoE
>>215 意外とそういったのは現実にあるぞ。洋モノのハードコアだと。
アナルプレイする時は確実に事前に出すもの出したりしてるので、
全然付いてなかったりするんだわこれが。
蕾 1
闘技場にだれかがはいるたび、決まってカリンはそわそわした。
それは並大抵の「そわそわ」ではなかった。
敵軍が弓をつがえているにもかかわらず低空飛行を始めたり、アーチの雨の中にふらり飛び出ていったり。
毎回フェルグスが気づいて助けに行くので大事にはいたらなかったが……。
仲間たちにその行動の理由を聞かれるたび「ぼんやりしてたの」とカリンは笑っていた。
だが、フェルグスだけはわかっていた。
いつものように、たくさんの書を携えて闘技場から出てきたフェルグスは、まっさきにカリンの元に向かった。
「カリン」言って、ひょいと投げ上げたのはセティの書である。
「ちょっと……っ」
焦ってペガサスから身を乗り出し、カリンは書を空中でつかんだ。
「おー悪い」
「投げたりしないで、大事なものなんだから…」
カリンは心底ホッとした顔になる。
投げたのがほかの書ならカリンはそれほどに安堵しない。
ほかならぬセティの、しかも本来は王妃に託すような書だからだ。手元にないと不安なのだ、仲間が持っていると分かっていても。
受け取って表情をほころばすカリンだったが、むくわれぬ恋だとは分かっていた。セティには深い絆で結ばれた恋人がいるのだ。
次の瞬間、嬉しいけれども手放しで喜べない、そんな複雑な表情になる。
フェルグスはなにごとか思案しながら、遠ざかるカリンの姿を見送っていた。
2
その夜のことである。
訪れた大きな街の宿で久しぶりの個室にありついたカリンは、いつになく深い眠りに落ちていた。
細い三日月の光が窓からその横顔を照らす。
――それを頬杖をついて眺めている影があった。フェルグスだ。
「ガード甘いよなあ……」と少し苦笑しながらカリンの寝顔を見ていた。
いつの間にベッドにまで忍び込んだのか、カリンには知る由もない。
カリンはくつろぎきって寝返りを打つ。うーんと腕を伸ばすと、指先にフェルグスの肩が当たった。
あどけない寝顔に引き込まれるように、フェルグスはカリンの手をとっていた。甲に、王女にするような口づけをする。
その感触で、カリンはうっすらと目を開けた。
「な、に……?」
「寝起き悪いんだな……予想にたがわず」
ぼうっと焦点の定まらないのをいいことに、さらに大胆な行動に出た。
手の甲から唇に移動したのだ。
寝起きで熱っぽいカリンの半開きの唇にはあどけなさがあり、それがフェルグスの熱を煽った。
「んー?」
さらに続けると、カリンの身体に緊張感が走った。
「ちょっと、フェルグス」
腕に力が込められて、フェルグスを押し返してくる。
「何してるの……?」
怒るよりも混乱が先立った声で、カリンは訊いた。
「……見てわからないのがおまえらしい」
ため息をついてフェルグスは、夜這いなんだけどな、と呟いた。
3
「よばい」
「……状況分かってないだろ」
カリンはこくんと頷く。
「分かんないならとりあえずは……」
と言って、フェルグスはカリンの身体に手を伸ばし確保してしまった。
動揺を必死で隠して、カリンは冗談ですませようとする。
「ふざけてるんでしょ、また」
「とんでもない」
抱く手に力を込めて、フェルグスはカリンの顔を覗き込んだ。
「おまえが抵抗しないならやさしくする」
「な……なんで?」
「おまえさ、分かりやすいよな」
フェルグスは声を少し低くして続けた。
「いつも寝るとき近くに“セティの書”置いてんだろう」
置き場所に視線をやってから、カリンはかあと頬を赤らめた。
「あきらめられないのか」
「そんな、私は王子から預かった貴重なものだからそうしてて……」
「じゃあ、別に王子に恋焦がれてってわけでもないんだな」
じゃあいいよな、と言いつつフェルグスはさらにカリンを引き寄せた。
「悪いこと言わないから、俺にしとけよ。なあ」
カリンはますます困惑するばかりだ。
「待って……!」
「いや、待たない。放っておいたら、お前はこのまま、ずっと王子のことを想って年を食うだけだ」
4
カリンは痛いところを突かれて動揺し、すぐには抵抗する様子を見せなかったが、フェルグスが自分に顔を寄せて来たときに我に返った。
「ち、ちょっと、フェルグス」
「おまえの頬ってやわらかいのな」
言って手でさすり、次に頬ずりをしたからカリンは硬直した。
「ちょっと熱い」
フェルグスは少し笑うと、そのまま一気に体重をかけた。
「フ、フェルグス」
恐いくらいに真剣な目でフェルグスはカリンを見下ろし、彼女の髪を撫で始めた。
沈黙と真剣な目に耐えかねて、カリンが目を伏せる。
――恐い。
フェルグスのことをこう思ったのは初めてだ。このまま乱暴されるのだ、と身を固くしたが――
大きな手のひらで撫でられるうち、ふしぎと安心しもっと撫でてほしくなっていた。
カリンの微妙な変化に気付いたフェルグスは、耳も触り出した。触り、撫でられるうちに張り詰めていた気持ちが消えていく。
セティ王子への思いは変わらないのだが、いまこうされていることにカリンはうっとりしていた。
なんか変な雰囲気、変な感じ……と思いながらも身をまかせていた。
ぼうっとしたカリンの、少し開いた唇にフェルグスが口づけたのはそのときだ。
5
「……うっとりしすぎだ、カリン」
フェルグスはカリンの首筋に顔を伏せた。
つないでいた手に力を込めると、白い首筋の、血管が淡く浮き上がる敏感な場所に舌を這わせる。
カリンの体が一気に緊張した。
「フェルグス……」
もがくカリンを押さえ、フェルグスは続けた。
言葉を発する余裕もなくなれとばかりに、カリンが思わずびくんと反応してしまう部分を舌でなぞっていく。
「いやっ、やぁ……」弱々しくあげる抵抗の声が、またフェルグスの欲望を煽った。
あらかたして伏せた顔を上げると低い声でいった。
「おまえが考えるのを待てないのは悪いと思うが……」
そしてカリンを強引に引き寄せた。困惑したカリンがどのような態度をとろうか決めかねていると、フェルグスはいきなり舌を入れて来た。
「――く」
苦しくなるまで舌で咥内を探られる。
どうすればカリンが高ぶるのかを考えたかのような動きだった。激しくしたかと思えば優しく舌を押し付けてくる。
――ようやく離したとき、お互いの息が恥ずかしいくらいに荒くなっていた。
6
「……ん」
思わず漏れた吐息は普段のカリンからは想像もつかないものだった。
それとカリンが見せた切なげな目つきに、フェルグスは戸惑った。
ぼんやりと見つめるカリンのゆるみ具合に抗えなくなり、
「やめろと言われてもやめないからな」
言うだけ言うとカリンの服に手をかけた。
簡単な作りの服である、フェルグスはぼうっとするカリンが気づかぬうちに脱がせてしまった。
抵抗されたのは裸にしてからだった。
「こんなの、良くない……」
「良いか良くないかは後で考えればいいだろ?」
「だって、」言いかけたカリンの口をふさぐように口づける。
そのまま、滑らかな肌にそっと手を置いた。
鎖骨を撫で、さするようにしてから、一瞬間を置いてフェルグスは胸を下方から撫上げた。
身体が強張り、手で抵抗するように押し戻すが、フェルグスは意に介さずカリンの胸のなだらかな曲線を楽しんだ。
「……ん、っ」
唇を噛みしめたのは、フェルグスの指先が桃色に染まる胸の蕾を愛撫しだしたからだ。
身を震わせてカリンは甘美な刺激に耐えていた。カリンのけなげな姿を見るうちに、フェルグス自身もかなり高ぶってきていた。
7
「あ、」
唇を離し、開放するとカリンは大きく喘いだ。
フェルグスは隙を逃さずに、カリンの腿を撫でていった。
「カリン……」
「や、やめ……」
フェルグスは、指をすべりこませてカリンの秘所を探り始める。
ひとつひとつの動作に敏感に反応しただけあり、そこは既にしっとり濡れていた。
「お願い、フェルグス……いやなの……」
泣き出しそうになりながらカリンは言ったが、この状況でそれを聞き入れる男がいるはずもない。
「だめだ」
フェルグスの指が芽をゆっくり撫でていく。その行為から生まれてきた快感で、カリンは身を震わせた。
嫌なのに蜜が奥からじわじわと溢れてくる。
「あ……っ」
もう片方の手でカリンは両手首を掴まれてしまい、逃げようにも逃げられなかった。
身をくねらせるばかりだったが、そうするとかえって刺激になってしまう。
「や……め……っ」
哀願がもう声にならない。
腕を突っ張らせ切なげに身をそらすカリンを見てフェルグスは意地悪く言う。
「やめたくても、やめられなくなるかもな」
指が、さらに奥へと、蜜をかきわけながら潜りこんでいく。
8
「ん」
蕩けたようになっている内部を味わうように指を動かすと、カリンのあごが震えた。
同時に、さあっと腕や腿に鳥肌が立つ。カリンは抵抗を解いた。というよりも、身体に力が入らないのだ。
「いい子だ」
そう囁かれて愛おしげに何度もさすられると、もう何も考えられなくなる。
ただ、眉を寄せてカリンは苦しげに喘いでいた。
「あ……あんっ……」
擦り上げる指の動きに合わせて声が出てしまう。恥ずかしげにうつむくカリンの肩を、フェルグスは自由なほうの手で抱いた。
9
中指のほとんどが蜜に塗れた状態で出し入れされる。
ゆっくりした動きにカリンは耐え切れなくなった。
背をぴんとそらし、身体を預けたその状態で、うるんだ目でフェルグスを見つめる。
「あ……フ、フェルグス、わ、わたし……」
初めての感覚に混乱してカリンはひたすらに自分の身体に起きている異変を訴えた。
「ん、なんだ」
落ち着いて返事をするフェルグスが普段なら憎々しくなるのだが、いまは誰よりも頼もしく見える。
「へん……なの……」
半泣きの声で必死に訴えるカリンに対し、わざと執拗に指を動かす。
「っ、……おかしくなっちゃ、う」
「大丈夫だから」
「い、いや……やめてっ」
一番敏感な場所を擦られて、カリンはもがいた。わななくような身の震えが止まらない。
動きを早めていくと、カリンは身をよじって喘いだ。
もう耐え切れない、というところになって、フェルグスの肩に頬を寄せ、一瞬息をつめるとひときわ大きく身を震わせた。
「っ……やっ……あ、あぁんっ……! フェルグスっ……」
最後は切なそうにフェルグスの名を呼び、カリンは絶頂を迎えた。
背をぴんと伸ばしたあとに、新たな蜜がとろりと湧いてくる。
カリンの様子を見て、フェルグスは猛烈に興奮していた。
10
はぁ、はぁ、と身体で大きく息をするカリンに、フェルグスは口づけた。
ぐったりとしながらも、それにカリンは応える。顔を離してから、フェルグスは無言で服を脱ぎ始めた。
既に大きくなって反り返っているものを、カリンの目に触れさせないように身体をずらす。
「フェルグス……」
緊張を隠し、必死の思いでカリンはフェルグスの腕をつかむ。今からフェルグスに抱かれるのだ、という覚悟がようやくできたのだった。
少し頷いて、フェルグスはカリンを引き寄せた。
腰に当たる硬いものに、カリンは赤くなる。フェルグスも柄にもなく照れていた。
「これ……」
「こんな状況だとこんな風になる」
カリンはこわごわと手を伸ばして触れてみる。やわらかいのに硬い、というふしぎな状態である。
「……カリン、おまえ……」
脈打つそれをふしぎそうに撫でられて、フェルグスは身を強張らせた。
「……」
カリンは無言で、大きなそれを小さな手のひらでつつみこむ。
「……ん」
苦しげに呻くフェルグスを見て、カリンは思わず、指先でさっき自分がされたように撫上げていた。
同時に、フェルグスは荒い息を吐く。
「いやらしーな、おまえって……」
たまらず、フェルグスはカリンを組敷いた。
11
腿を開かせて、カリンがますます顔を赤らめるような姿勢にする。
次に迎え入れやすいように膝を曲げさせた。怯えたカリンは身をすくませる。
「力抜けよ。初めは痛いから」
ぎゅっと目を閉じたカリンだったが、次の瞬間思い直して開けた。
手を添えて、カリンの中に少しづつ侵入していく。
思ったよりも痛くない、とカリンが思ったそのときだった。
ぐ、と力がこめられて同時に張り裂けるような痛みが襲ってきた。
「いた……」
「だから力抜けって」
言われたとおりにしても、痛みは去らない。どころか、フェルグスが身をさらに沈ませるのでひどくなる。
「待って」
「待てない」
興奮からかすれた声で、フェルグスは返事した。先だけ入っていて、もどかしい状態なのだ。早く突き入れてしまいたかった。
12
カリンを抱く手に力を入れ、さらに腰を落としていく。
やわらかく、温かいカリンの内部がたちまち絡み付いてきて、フェルグスは息を荒げた。
カリンを思いやる余裕がなくなっていた。
「フェルグス……」
カリンはもう痛いと言うのはやめ、耐えることにした。肉体を無理やりこじあけられるような痛みに、涙が滲んでくる。
しばらく痛みと戦っていると、フェルグスの動きが止まった。
カリンは、違和感を下腹部に感じた。ぴったりと、入り込んでいるというよりも飲み込んでいる、という感触だった。
一方、飲み込まれているフェルグスは、動かしたいのだがあまりにきつく締め付けられているために、動くのにも苦労していた。
「カリン……動かしても、いいか」
「あ、うん……」
ゆっくり腰を動かすと、蕩けるような内部の肉の感触がはっきりと感じられ、フェルグスはかっとなった。
「カリン、」
苦しげに言うと、もう抑え切れなくなった。初めてでもあるまいし、とちらりと思ったが、
フェルグスはむさぼるように腰を動かしだした。
リアルタイムキター
13
抜き、沈ませるそのたびにじんわりとカリンの肉がまといつき、フェルグスは耐えられなくなった。
「フェルグス……」
涙をこらえながら見上げてくるカリンの目も、欲望を煽るばかりだった。
くちゃ、くちゃと結合部が音を立て始めると、フェルグスの動きが激しくなった。
腰に這い下りてきつつある快感に呑まれ、意識がぼんやりとしはじめる。
「……カリン……」
激しい動きにカリンの身体は翻弄された。痛みはますますひどくなる。
唇を噛み、カリンはフェルグスの手をただひたすらにぎりしめた。
溜まっていた快感が腰から結合部にようやく下りた瞬間、フェルグスは大きく身を震わせた。弾けるような快感に我を忘れた。
「っ、カリン……!」
ものすごい力でカリンの身体を抱きしめ、同時に精を放出していた。
腰が震えるたびに、中にどくん、と注ぎ込まれていく。
小さく呻いて、フェルグスは絶頂感に浸っていた。
フェルグスが肩で大きく息をするのを見ながら、(あったかいんだ……)とカリンはぼんやりと思っていた。
結合部からは、白く濁った液がとろりと流れ出していった。
「ごめんな」と言うフェルグスの声を最後に、カリンは意識を失っていた。
14
「エルメス、今日はご機嫌斜めね」
どことなくむくれた表情のエルメスは、カリンの手にある草を奪うようにして食べた。
「……わかった、やきもち焼いてるんでしょ。私にはエルメスが一番だって」
一瞬機嫌を直したエルメスだったが、フェルグスがにやにやして近づいて来たのを見て、また態度を硬化させた。
「カーリーン」
「な、なによ」
恥ずかしさのあまり早朝にこっそり抜け出してここにきたのに、気づかれてしまっては全く意味がなかった。
昨日のことを思い出して、顔をかあっと赤らめてしまう。
「俺が一番だって言えよ」
「ば、ばかじゃない。ペガサスと張り合おうなんて」
「将を得んとすればまず馬を射よ、とも言うしな」
フェルグスはエルメスに近寄ると、軽く頭をなでた。
「よろしくな、おまえのご主人様のご主人様だから」
エルメスは屈辱に耐えるような表情になった。
あきれるカリンに、フェルグスは「戻ろうぜ」と言う。
「まだ早いだろ?」
肩に置かれた手をカリンはふりはらった。
「フェルグスも部屋に戻ったら?」
「ああ、おまえの部屋にな」
ここまで堂々とされると、何もかも忘れてつきあってやるか、と思ってしまう。
馬鹿、と言って叩いてから、カリンはフェルグスと連れ立って歩いていった。
終了。
長くてスマソ
パオラ視点様も前々スレ603様もお疲れ様です
>>216 『現実』じゃなくて大半は編集して
そう見せているだけなんだけどね。
>パオラ視点氏
>前々スレ603氏
どっちもGJ!
百合(8)
「うわああああああああっっっ!!!」
エキドナの斧がゴンザレスの股間めがけて一気に振り下ろされる・・・
ぴと。
それはゴンザレスのシンボルを切り落とす直前で止まり、そのまま左右に小刻みに震える。
「動くんじゃないよ。ちょっとでも狂ったら女の子になっちゃうからねえ。」
ゴンザレスは恐怖に身を凍らせた。
やがて、ゴンザレスの剛毛がぱらぱらと落ちていく・・・
「よしできた!しかしお前さんのは、小さくてかわいいねえ・・・」
すぼまっている先っぽを指で触ると、次第に固くなっていった・・・。
「おや?それでも先っぽは出てこないのかい?恥ずかしがりやさんだねえ。」
そう言うとエキドナは竿の中央部をぎゅっと握った。
「ふふふ。覚悟しな!それっ!」
はずみをつけて、思いっきり根元に引っ張ると、ゴンザレスの顔が苦痛に歪む・・・
「ぐぎゃあっ!」
つるっ。
ようやくゴンザレスの亀頭が姿を見せた。おそらく初めて外気にふれるであろうその亀頭は
痛みで赤く腫れあがっている・・・
「こりゃきちんと手術したほうがいいかもね。」
エキドナはニヤリと笑った。
百合(9)
やがて、ゴンザレスの皮がするすると元に戻っていく・・・
「あらら?これはまた・・・重症だねえ・・・」
エキドナの周囲からくすくすと笑い声が起こる・・・
ゴンザレスは恥ずかしさから、顔を真っ赤にした。
「は、恥ずかしい・・・」
「しかし臭いなあ。やっぱり長いこと剥いてないから、いろいろたまってるみたいだねえ。」
エキドナは再び亀頭を出すと、濡らした布巾でゴンザレスの亀頭をごしごしこする。
「くああああっ!」
やはり初めては痛いのか、ゴンザレスは苦痛の声をあげた。
「ひい!ひい!」
「情けない声を出すんじゃないよっ!・・・これでよし。汚れがこびりついてて大変だったよ。」
ゴンザレスのは相変わらず赤く腫れているが、先ほどとは違い臭いにおいはなくなっている・・・
「何だ、まだ痛いのかい?・・・仕方ないねえ・・・よし、今かぶせものをしてあげるから、じっとしてるんだよ!」
そしてエキドナはズボンとショーツを下に下ろすと、ゴンザレスの上にまたがった。
やがて、ゴンザレスのシンボルがやわらかいぬくもりに包まれる・・・
「うおぅっ!!!」
ゴンザレスのつるつるの肌に、エキドナのざらざらした恥丘がこすれた・・・。
つづく
(´・ω・`)ごんざれすくっさ〜
続き楽しみだw
エキドナがゴンザレスを”救出”している、ということだな。
この作品を>うほっ 様に捧ぐ
988%マシン 拝
前スレ278から勝手に続きを書かせて頂きました。
個人的な作品ですが、皆さんにも読んで頂ければ幸いです。
ただし注意事項がございます。
・猟奇・電波要注意。
・特に「後日談」は黒要素あるいは萎え要素が濃いかと思われます。要注意。
最悪の場合透明あぼ〜んあるいは脳内あぼ〜んまで覚悟下さい。
(それでも書き込むのは、あくまでカエルオチに拘ったからなのですが…)
では投下開始。
〜前回までのあらすじ〜
私はラナ。
このユグドラル大陸を統べるグランベル王国聖王セリスの、
美貌と知性を併せ持つ若き王妃です。
下半身に脳が付いているような夫セリスと、電波で嫁き遅れの小姑ユリアに囲まれて、
苦労はしつつもそれなりに幸せな暮らしを送っておりました。
ところがそんなある日、私は何と巨大な醜いヒキガエルに姿を変えていたのです。
何て事なの? 悲劇のヒロインらしいけど、こんなのってないわよ!
夫である国王の下品な質問に私なりの解答を示した事で、
ようやく私は彼に「ラナ」だと気付いてもらいました。
状態異常の回復と言えばレスト。その聖杖を夫と小姑と三人で探している内に、
私は夫の手を引いて地下室に向かったのでした。
私、これから一体どうなるの?
古池や 蛙飛び込む 水の音 (芭蕉)
ただし、この近代詩の泰斗が詠んだ光景とは違って水の音はひたすら大きく、
飛沫は激しく散ってセリスとユリアの服を濡らした。
後は地下洞窟の岩肌に、水を掻く音が静かに跳ね返るばかりである。
規則正しく、肌にひんやりと来る水音。清らかな水は見る者の心をも涼ませるのだろうか。
「地下にこんな泉があっただなんて知らなかったよ。突然苦しみ出したのって…。」
「皮膚呼吸ですわ、セリス兄様。カエルは肌を湿らせていないと
呼吸が出来なくなって死んでしまいます。息をするだけじゃ十分ではありません。」
博識の妹姫がそう言った途端、げこ、と泉から声がした。
大海を漂う浮島のようなヒキガエルの目が、ひどく恨めしがっている。
「あ、ラナでしたわね。私マズい事言っちゃったかな。」
眉目を動かさずにユリアが答える。相変わらず何を考えているのか読み辛い少女である。
ヒキガエルはしばらく陸の二人を眺めていたが、やがて満足したのか水から上がった。
「はい、お体を冷やしたら身体に毒ですわ。」
ユリアはそう言って、石の床に水滴を滴らせているヒキガエルにタオル地を手渡した。
「これで水気をしっかり拭き取って下さいね、ラナ。」
げこ、という大きな声に、セリスは思わず身を屈めた。ユリアは表情を全く崩さない。
「冗談ですわよ。そんなに怒らなくても…」
それまで所在無さそうにしていたセリスだったが、やがてカエルと少女の間までやって来て
遠慮がちに口を開いた。
「あのう、それでラナを元の姿に戻す方法だけど、レストを」
げこ。
ユリアはまずセリスの、続いてカエルの顔へ手をかざして制した。
「恐らくこれはロプトの秘術です。ストーンの魔法同様、レストは効かない筈ですわ。」
落ち着いた口調で語られる驚愕の事実に、セリスの顔が見る見る蒼褪めて行った。
げげげこ。
「僕はこれから一生、カエルと連れ添わなきゃならないのか!
そしてカエルとセックスしなくちゃいけないのか!!」
「そんな。それじゃ僕は…」
足を不自然によろめかせて眉間を押さえて俯くセリスを、どこまでも普段と変わらない
冷めたユリアの目線が追いかけていた。
カエルは、小首を傾げている。セリスは一体何を悩んでいるのだろうか。
「僕は――」
セリスはそこで間を置いて大きく息を吸い込み、腹の底から搾り出すような声で叫んだ。
「僕はこれからずっと、カエルと連れ添わなきゃならないのか!
そしてカエルとセックスしなくちゃならないのか!」
べちょん。
水気を含んだ破裂音が、セリスの後頭部で炸裂した。
何時の間にかセリスの隣にはカエルが立っていた。「話は最後まで聞くものですわ、セリス兄様。確かにレストは効きません。
でも原因が分かっていれば、別の方法で解呪する事が出来ましてよ。」
「! 知ってるのか?」
セリスの問いにユリアは暫し首を傾げて思案していたが、やがて思い出したかの様に手を叩くと
小さな魔杖を懐から取り出した。
単眼の髑髏。その目に赤い宝玉が収められている。
金で縁取られた黒い魔杖は、どこか禍々しい妖気を発していた。
問いを発しかけたセリスを遮るように、ユリアは口を開いた。
「特殊な呪法を行なう時に、私が使う杖です。セリス兄様、見覚えありませんか?」
「いや…ないよ。僕にその杖使った事あるの?」
「あ、そっか。グルティアでは目を瞑っていたから…」
細々としたユリアの呟きに、カエルが怒りを湛えた目でセリスを睨んだ。
「とにかく私の知っている呪法を試してみます。ダメだったら御免なさいね、ラナ。」
身を乗り出してぐえぇ、とカエルが鳴いたが、ユリアは気にする様子もなく
一字ずつ確かめるように詠唱を始めた。
「ねぇユリア、何だか物凄くイヤな予感がするんだけど…」
げぇこ
世界が渦巻いて暗転した。
2 訂正
「そんな。それじゃ僕は…」
足を不自然によろめかせて眉間を押さえて俯くセリスを、どこまでも普段と変わらない
冷めたユリアの目線が追いかけていた。
カエルは、小首を傾げている。セリスは一体何を悩んでいるのだろうか。
「僕は――」
セリスはそこで間を置いて大きく息を吸い込み、腹の底から搾り出すような声で叫んだ。
「僕はこれからずっと、カエルと連れ添わなきゃならないのか!
そしてカエルとセックスしなくちゃならないのか!」
べちょん。
水気を含んだ破裂音が、セリスの後頭部で炸裂した。
何時の間にかセリスの隣にはカエルが立っていた。「話は最後まで聞くものですわ、セリス兄様。確かにレストは効きません。
でも原因が分かっていれば、別の方法で解呪する事が出来ましてよ。」
「! 知ってるのか?」
セリスの問いにユリアは暫し首を傾げて思案していたが、やがて思い出したかの様に手を叩くと
小さな魔杖を懐から取り出した。
単眼の髑髏。その目に赤い宝玉が収められている。
金で縁取られた黒い魔杖は、どこか禍々しい妖気を発していた。
問いを発しかけたセリスを遮るように、ユリアは口を開いた。
「特殊な呪法を行なう時に、私が使う杖です。セリス兄様、見覚えありませんか?」
「いや…ないよ。僕にその杖使った事あるの?」
「あ、そっか。グルティアでは目を瞑っていたから…」
細々としたユリアの呟きに、カエルが怒りを湛えた目でセリスを睨んだ。
「とにかく私の知っている呪法を試してみます。ダメだったら御免なさいね、ラナ。」
身を乗り出してぐえぇ、とカエルが鳴いたが、ユリアは気にする様子もなく
一字ずつ確かめるように詠唱を始めた。
「ねぇユリア、何だか物凄くイヤな予感がするんだけど…」
げぇこ
世界が渦巻いて暗転した。
綿毛のように柔らかい赤銅色の髪を持った女性が、泉の縁に立っていた。
着衣はない。弾力のありそうな若々しい肌。
豊かとは言い切れないが、歳相応には育った胸。肉付きの均整はまあまあと言った処か。
王妃ラナその人だった。
「えっ? え、私、一体」
自分の両手を眺めてから視線を首から下にやると、彼女は大慌てで胸を押さえた。
「ラナー! 戻ってるよ、戻ってるよ!」
彼女の伴侶が、満面の笑みを浮かべて走りだしたかと思うと、ラナは胸を押さえたまま
彼から逃げるように石畳の上を走り出した。
こうなる事は予想していたのだ。おそらくセリスは全裸のラナを目の当たりにして
抑制が効かなくなっているのであろう。
「ちょっとユリア、セリス様を止めてよ!」
ラナが走りながらそう言ったが、ユリアは背を向けて地上へ通じる階段の麓に立った。
「ごゆっくり、お楽しみ下さいね。」
微笑を浮かべながら、ユリアは緩やかな足取りで階段を上っていった。
「もーっ、やだあ!」
素足が石を蹴る足音と共に、ラナの困ったような悲鳴が石の壁に反響した。背中に逞しい胸板が密着したかと思うと、両肩を抱き竦められるようにして捕らえられる。
ラナは手足を泳がせて逃れようとするが、力でセリスに敵う事はならない。
足掻くほど、より力増す抱擁で身動きを封じられる。
隙の生じたセリスの足元に自身の足を絡めると
「わ」
二人はバランスを崩して共に泉の中へと転げ落ちた。
白い泡の混じった波紋が消えて水面が落ち着く頃、ようやくラナはセリスの顔を
正面から見据える余裕を取り戻した。
ラナは丁度セリスの腹の上に跨った格好となっている。セリスは立てた左膝と肩から上を
水面に出している。浅い水辺に腰を落ち着けているのだろう。
軽く歪んだセリスの顔を、ラナは追われていた事も忘れて心配そうに覗き込んだ。
「腰打っちゃった…あたー」
セリスの言葉によって、ラナは水面に落下した時の詳細を思い浮かべた。
真正面に迫る水面、すぐその下に岩肌が見える。
二人分の体重を受けてしまえば、打ち身は免れない。ラナがそう覚悟した時、
彼女自身の視界が突然回転して天井を捉えたのであった。
そして、セリスの上に跨ったこの状況。
恐らく、いや確かにセリスはラナを守ろうと、落下の際に彼自身が下に来るようにして
彼女を岩肌との衝突から守ったのである。
「ごめんなさいセリス様。って、乗ってたらダメじゃない!」
ラナは慌てて降りようとした所で、彼女は唐突に手首を掴まれた。
その先に、セリスの大きな手が、腕が伸びている。
「このままでいいよ。やっと捕まえたんだから。」
そう言ってセリスは、呆れ顔で溜息を付くラナに向かって少年のように無垢な笑顔を見せた。
華奢な身体が、肩まで水面下に引き摺られて行った。
唇を離すと、ラナが諦観混じりの拗ねたような表情で俯いた。
「もう、そんなに「したい」の? セリス様」
「うん、したい。」
一片の迷いもない、子供のような真っ直ぐな答え。思わずラナは吹き出してしまった。
水を含んで重みを増した赤い綿毛を優しく撫でて。
「何が可笑しいんだい?」
肩を抱いたまま、水際に華奢な身体を横たえて。
「そんなに正直に答えられると…あん」
抱え込むように覆い被さり、乳房を手で覆い、ほんの少し力を加えると。
「ラナはしたくないの、こんな声出してるのに?」
ラナは真横を向いたまま、頬を紅潮させた。
白く滑らかな肌が、細かな水滴を纏っていた。
セリスが臍の上をなぞるとそれらは指先で塊となり、肌の上に彼の痕跡である筋が描かれる。
そんな動作の一つ一つに肌は打ち震え、柔肌に溜まった雫が弾かれる。
首筋に口付け、優しく吸い上げる。清浄な鉱泉の味が、セリスの口内に広がった。
――ラナの味じゃない
ラナと自分に纏わりつく清水が、彼女を変質させているのだろうか。
それを確かめるべくセリスが強く吸い上げると、突然ラナが小さな叫び声を上げた。
「キスマークが付いちゃう…恥ずかしいよ」
「あ、そうか。じゃあ服の上からは見えない所なら」
肌の上に溜まった水滴を舐め取るように動くセリスの頭。
吐息を漏らしながらも、ラナは彼の髪を掻き分けるように頭を抱え込む。
冷えた身体の奥底に火を点すような口付けを交わしながら、ラナは自分に覆い被さっている
セリスの胸元を開き、胸板に張り付いた衣服をゆっくりと剥がして行った。
熱る下半身と外の世界との間に、境界線はない。
普段ならばその箇所を湿らせ照からせ、淫靡に自己主張させる愛液は
簡単に周囲へと溶けて拡散してしまう。
セリスに指で秘洞を弄られながら、ラナは既に外界と交わっていた。
その所為だろうか。本格的な情交が始まっていないにも関わらず、彼女の乱れようは
前戯の際に見せるそれよりもさらに激しい。
セリスはそんな妻の痴態に、少し嬉しそうな顔をして見せた。
一瞬互いの視線が絡まって。
「やっぱりラナって、すごくえっちだね。」
ラナは苛められっ子のように、視線を明後日の方向に泳がせた。
「どうしてセリス様って、昔からそう意地悪なの? 外面ばっかり良くって」
そう言ったラナの顎を自分の正面に向けて、セリスは続けた。
「よく分かってるじゃない。じゃあどうして何時も、意地悪な僕に抱かれるんだい?」
慌てて何か言い掛けたラナの口を塞いで侵入すると、彼女も自然に侵入し返して来る。
唇が離れると、ラナはセリスの脇から手を通して彼の肩にしがみ付き、
柔らかな乳房が胸板に押し潰された。
身を捩ってセリスが結合を果たそうと剛直を宛がった瞬間、ラナは苦笑を浮べて
先刻封じられた答えを紡ぎ出した。
――貴方だったら、分かっている癖に――
清水と共に、セリスが侵入を果たす。水が介入すると、こうまでは変わるのか。
鉱泉の薄膜が、世界中の誰よりも深く結び付いている筈の二人を分断している。
セリスがラナを抱かないように。ラナがセリスに抱かれないように。
二人の間で飛沫と音を撒き散らす水は、意外なほど嫉妬深かった。
かと言って、水中にいる事は不快ではない。身体を包み重力から開放させ、昂揚した気分にはなる。
自分以外から快楽を得ることだけが、水にとっては我慢ならないらしい。だから邪魔をするのだろう。
二人から互いを寝取ろうとする水に見せ付けるように、セリスは一度密着の体勢を解いて
彼女の細い足首を掴み、さらに奥へと侵入させた。
ラナの温かみが増したのは、そんな彼の思いを感じ取ったせいだろうか。
激しく流れ続ける愛液は、まるで侵入者の中からセリスだけを選び取り、
水を排除せんと抗っている様にも思えた。
「…早く……来て、貴方……」
荒い吐息に混じって、ラナが搾り出す。互いの絶頂が、そこまで来ている。
――もうすぐ、抱き締めてあげるから
セリスとラナの生み出した粘液が、ラナの中で渦巻き、溶け合って行く。
繋がったまま、セリスはラナの肩を抱き、互いの肌の隙間から完全に水を排除するように密着する。
ラナの腕が、それに応えてセリスを抱き返す。
結合箇所から、二人の行為を見せ付けるように交じり合った粘液が流れ出して、
抗い続けた清水を汚染して行った。
密着を解くと、二人は水から完全に離れて立ち上がった。
懐紙こそ持っていなかったが、後始末は泉が済ませてくれたので苦労はしない。
「何だか、一生懸命えっちしてたね、ラナ。」
肩を抱かれて自分の耳元で囁かれた夫の言葉に、ラナの頬がみるみる紅潮した。
セリスの胸板を思い切り押して、腹から搾り出すような声で。
「えっち!!」
セリスはそんな言葉にも飄然としたまま、おどけて肩を竦めて見せた。
「ありがとう。最高の褒め言葉だよ。」
ラナの表情から怒りが解けて行ったかと思うと、突然彼女は腰を屈め
腹を抱えて笑い出した。
一通り笑って落ち着くと、ラナは爽やかな笑顔で夫を真っ直ぐに見据えながら言った。
「それでこそ、私のセリス様よ。」
セリスはラナの意図を読み切れずに首を傾げたが、やがて背後に何者かの気配を感じ取った。
やはり彼は、歴戦を潜り抜けた戦士であった。
階段の麓に、軽装の衛兵が二人立っていた。長身と短身、絵になる組み合わせではある。
何時頃からそこに居たのであろう。まさか彼らの情事を覗き見ていたのだろうか。
それにしては、彼らの目に情欲の証が全く窺えない事が気になる。
寧ろ困惑、恐怖、異形を見るような目付きで、身を引いていると読んだ方が正しいのであろう。
セリスが声を掛けようとした刹那、背の低い衛兵が上ずった声でいきなり叫んだ。
「増えてるーーーーっ!!!」
それを合図に、二人の衛兵は階段に蹴躓きながら地上へと逃げ帰って行った。
――増えてる? 何が?
その答えに辿り着く為に、思案は必要なかった。
結論から先に言うと、ラナは元に戻っておらず、セリスもヒキガエルになっていたと
考える事が自然であった。
「どうしようラナ、僕までカエルになっちゃった…」
情けない顔付きでセリスが言う。ラナはすぐに彼を叱責した。
「ええい、気の小さい男ね! よくもそんな小さい肝っ玉で
ユグドラル制覇なんて偉業が達成できたモンだわ! こうなったらやる事は決まってるでしょう!」
ラナは着衣もそこそこにセリスの手を引き、兵士達の後を追って階段を上った。
幸いにして階段を上る途中、兵士達と遭遇する事はなかった。
恐らく彼らは上司に報告する途中であろう。しかし今まで発見される事がなかった地下の泉を
何故彼らは都合良く発見できたのか。
ラナとセリスは地上に出ると、物陰と物陰の間を縫うように移動し、豪奢な扉の前に辿り着いた。
「あ、兄様。ラナも一緒でしたのね。」
感情の起伏を微塵も窺わせず、部屋の中央で女主人は言ってのけた。
――その態度は何? 私達の姿を見て何とも思わないの。
げこ
ラナは横に並んだ自分達を指差し、次に豪奢な部屋の隅にある金縁の鏡を指した。
ラナの指先を目で追ってから、ユリアは得心したように頷いて見せる。
ユリアは後頭を掻きながら、横目で二人を眺めつつ云った。
「御免なさい、術に失敗しちゃった。」
ふとセリスの目に、机の上に山と積まれた黒い本が飛び込んで来る。
所々に栞が挟まっていた。
セリスは鳴き声でその旨をラナに伝えると、ラナは大股で机に歩み寄り、
ユリアを押し退けて一冊の本を取る。栞の挟まった頁を開く。
しばらくそのページに見入っていたラナだったが、やがてその頁をユリアの目の前に突き付け、
乱暴に指差して睨んだ。
次に机に置かれたペンを取って紙に書き付けると、これも同様に義妹に見せ付ける。
ユリアは落ち着いてそれを朗読した。
「えっと、”貴女がわざとやったって事はお見通しよ。衛兵に地下の事を教えたのも貴女でしょう。
取り敢えず教えて、何でこんな事をやったの”。何だ、バレてたのか。」
げこ、げこ。二匹同時に身を乗り出して鳴いた。
ユリアは悪びれた様子もなく、普段と変わらぬ顔付きで答えた。
―― 一度やってみたかったの――
「ユリアあぁぁぁっ!!!」
その時搾り出されたセリスの鳴き声で、バーハラ城に地響きがした、と思って頂きたい。
(後日談に続く)
何だってお客さん、王家のお話をお聞きになりたがるのかねぇ。
いや、王家の話なんて言ってもつまらん物ばっかりですよ。
あ、でもそう言えばこの前、王宮にでっかい蛙が出たらしいんですよ。
え? 嘘を言うな? 嘘じゃありませんよ、しかも二匹ですよ。
きっと雄と雌だったんですね、あれは。
それで盛っていたんですよ。え、何で分かるかって?
その時に地下の泉が発見されたんですけどね、水の中に、ほら、あったんですよ。
――卵が――
ヒキガエルの卵って見た事ありませんか?
何万何十万といった数の粒々した奴が寒天に包まって、それはもう
びつしりと
産み付けられていた訳ですよ。
王妃様、よっぽどカエルがお嫌いだったんでしょうかねぇ。
そのお話を耳にされた途端真っ青になられて、三日ほど床に伏せられたそうですよ。
何? 田舎者だと思って馬鹿にするな?
ああ、やっぱり信じちゃ貰えませんか。まあこんな与太話は綺麗サッパリ忘れちゃって下さい。
え? このスープが美味いって?それはありがとう御座います。
珍しい食材が沢山手に入ったんで作ってみたんですが、頼まれたのはお客さんが最初ですよ。
とろ味と粒の歯応えがたまらない? そうでしょう、そうでしょう。
実はね、そいつはスープじゃあなくて――
――姿煮なんですよ。
あれ、お客さんどうされたんですか、口なんか押さえて。
お手水はどこかって? あっちですよ。
お腹でも下されたのですか? え、気分が悪くなったと。
わ、そんな、吐くんならここではご勘弁を、って、あーっ!!!
おっかしいなぁ。
新鮮な奴をその日の内に干した品だから、悪くなってる筈ないのになぁ……
(本当に完)
ご気分を害された方、誠に申し訳御座いません。
後日、未完ですが毛色の全く違う作品を投下致しますので、お口直し下さいませ。
ご挨拶が遅れましたが、603氏の作品も楽しませて頂きました。
氏の作品は女の子が可愛いので好きです。これからも新作お願い宜しくお願い致します。
連投食らいそうなので、今日はこの辺で。でわ
セリスもラナも食われたんか……
なむ〜
食われたのは卵だろ?
>パオラ視点氏
HNに挙げるだけあってぶち壊れたパオラがエロカ(ry (*` Д´)//ア//ア!!
そりゃあ後の三人は比べるわ、サイズ(w
>セイン×セーラ氏
軽いセクハラの話wセーラのキャラが掴めてるな。台詞のテンポとか(・∀・)イイ!!
別にもうちょい軽いノリでも良かったのでは無い?
>>153 ライアン×チキならいくつか同人誌に散見されるんだけどな。
その女っ気の無さが萌えなんだから仕方ないかも
>988%マシン氏
是非、カニバリズム主題のSSを希望
百合(10)
ぐいぐいっ!
エキドナの腰がゴンザレスの上で激しく踊る・・・。
「ふがっ!」
ゴンザレスが声を発するのと同時に、エキドナの腰が勢いよく宙に浮いた。それと同時に
お腹が熱いもので満たされた。
やがてエキドナの秘部から白いしずくが垂れ落ちてきた・・・
「冗談だろっ!まだ10秒も経ってないんだよ?」
ゴンザレスはエキドナの下でおろおろするばかり・・・
「お、俺・・・」
エキドナはキッとゴンザレスを睨みつけた。
「まったく、仕方ないねえ!こうなったら、何も出なくなるまで搾りとってあげるから、覚悟しなっ!」
「ひいいいいいいっっ!!!」
エキドナの腰がまた沈みこむ・・・
「ふがっ!」
再びゴンザレスから白い液が発射される・・・
「まだ5秒しか経ってないのに・・・」
「も・・・、もう20回目・・・ふがっ!」
エキドナの顔にも、そろそろ疲れが見え始める・・・
「おいおい、ちょっとはあたしも楽しませておくれよ。さっきから、すぐ出ちまってるじゃないか・・・」
エキドナは怒りの表情でゴンザレスを見た。
「す・・・すまな・・・い・・・がくっ」
このあとのことは、ゴンザレスは覚えていない・・・。
百合(11)
「わあ、ロイのって、かわいいv」
リリーナが瞳を輝かせながらロイのを見つめている・・・
「リ、リリーナ、そんなに見つめられると・・・うわっ!」
ロイはいきなり下半身に痛みを感じた。
あまりに固くなりすぎて、痛くなっているそのシンボルが、今にもはちきれんばかりに天井に向かってそびえる・・・
「ロイったら、こんなに立派になって・・・」
セシリアもすっかり見とれている・・・
「それでは剃りましょうか」
セシリアが剃刀を取りだすと、それを制止する一人の少女が・・・
「・・・お待ちください・・・」
「あら、ソフィーヤ。どうしたの?」
「・・・・・・。」
「ソフィーヤ?」
セシリアの前に立ったソフィーヤはうつむいてぶつぶつ何かを言い始めた・・・
突如、ロイの真上に黒い影が現れる・・・!
ゴオオオオオ・・・
「う、うわああああっっ!!!」
全身が引っ張られる感触と共に、ぷつり、ぷつりと、ロイの陰毛が根元から抜かれていく・・・
そしてソフィーヤが印を切ると、ロイの陰毛は一気に引きちぎられた・・・
「ひいいいいい・・・・・・」
ロイが力なく悲鳴をあげると、リリーナはつるつるになった場所をやさしくなでる・・・
「ソフィーヤって、すごいわっ!」
つづく・・・
わーい!マシン様に書いてもらっちゃったー!!!わーい!わーい!!!
・・・こほん。し、失礼。つい取り乱しまして・・・
マシン様、どうもありがとうございますた!!!
ソフィーヤの闇魔法すげぇw
自分も毛をぶちぶち抜かれたような痛みが
下半身に…(w
>257
チェイニー×チキってのなら見たことあるな。いい兄さんって役回りだったが。
当時は紋章1部プレイ中だったから、なんでチェイニー?ってオモタ。
百合(12)
すぐ隣では、ロイがたくさんの女性に囲まれていろいろいじくりまわされている・・・
ガレットはただ横からそれを見ているだけだった・・・
「俺は放置かよ・・・くそっ!」
ちっと舌を打つと、リリーナをはじめとする女性陣がこちらを振り向いた。
「な、何だよ・・・?」
しかし、リリーナたちはすぐロイのほうを向いてしまう・・・
すでにガレットの一物は発射準備OKなのだが・・・
「俺を無視するんじゃねえっ!」
しかし彼は気づいていない・・・
いつの間にか、彼の陰毛が一本残らず取り払われていることを・・・
「ふふふ・・・、この美少女怪盗・キャス様に不可能はないのよ、ふっふっふ・・・」
すぐそばで、キャスがニヤっと笑った・・・
百合(13)
おかしい・・・
いきなり自分を襲った寒気に、ガレットはようやく気がついた。
「わわあああっ!」
毛が一本もなくなり、シンボルが丸見えになっている。
「へえ・・・、これが、あんたの汚い×××なのねえ・・・」
やや冷めた目つきでキャスが笑う・・・
「な、何だよ!」
ガレットが睨みかえすと、キャスはいきなりガレットのシンボルを強く握った。
「いてえっ!」
「ふん!握ってもらえるだけありがたいと思いなさいよ!この山賊!」
あからさまに敵意剥き出しのキャスの言葉にガレットも語気を荒げて反応する。
「何だと!?てめえも泥棒じゃねえかっ!」
しかし次の瞬間、キャスは手に力を込める・・・
「ぐわっ!」
「山賊が生意気に反論してんじゃないわよっ!」
「ぐぐ・・・」
ガレットは握りつぶされないように必死に力を込めた。すると・・・
「うおっ!」
突然、真っ白い飛沫が舞い上がる。
次の瞬間、キャスの顔がドロドロの白濁にまみれた・・・
「やだ〜っ!」
キャスはショックのあまり、泣きだしてしまった・・・
つづく
泣くキャスイイ!
前回は奇怪な代物を投下して、ご迷惑をお掛け致しました。
初夜物を書いてみたので、投下させて頂きます。
紋章物です。注意点は特にありません。
荘厳なパレス王宮の正門。祝辞を述べんと集まる膨大な数の有志。
人々の尊敬を集める魔道学院長とは言え、一司祭には分不相応な程大規模な結婚式が行われた事は
アカネイア600年の歴史を振り返ってもかつて無かった。そして恐らくこれから先にもあるまい。
主を失った旧アカネイア王国の遺臣達は自由騎士団を結成し、現在は王都パレスを本拠地に
国内の治安維持を主な任務としていた。
そんな彼らのかつての戦友であり、英雄戦争の大功労者である新郎の司祭の為に、
騎士団のリーダーである弓騎士ジョルジュの呼びかけでこの結婚式は開催された。
本来新郎も新婦もアリティア王国の出身であり、そこで式を執り行う事が道理である気もするが、
友人となった彼らの自発的な申し出を断る事は人の良い司祭には出来なかった。
実際新郎は現在王都に居を構え、人々に頼られながらそこで生活しているのである。
大勢の人間に祝福を受けつつ式に臨む彼は、騎士団長の判断が間違っていなかったと確信していた。
騎士団リーダーのジョルジュ、新勇者隊隊長のアストリア、そして退役した騎兵団長
ミディアといった馴染みの面々が、それなりに広い石造りの控え室に集結している。
歓声の中やっとの思いで到着した新郎に、彼らは次々と声をかけた。
「よう大司祭様、気分はどうだ?」
高貴な見た目とは裏腹に軽口を叩く彼は、騎士ジョルジュである。新郎の肩を叩きつつ
呼びかけるその様子は、まるで弟の結婚式に臨む兄のそれである。
「やっぱり緊張しますね。あれだけの人を見ると、やっぱりここはパレスだなと思いましたよ。」
「ジョルジュ、新郎に余計な事言って固くさせるなよ。」
腰に帯剣した美貌の騎士が、部屋の一角から幼馴染を嗜めるように言った。
「お前が固いんだよ。目出度い日にそうやってしかめっ面作るなよな。」
振り返りつつジョルジュが呼びかけた相手が、アカネイア最強の勇者アストリアである。
「ジョルジュの言う通りよ、こんな日位は楽しみましょう。それにしてもエリス様が楽しみだわぁ…」
勇者の夫人ミディアは、自身の経験と来るべき新婦の姿とを重ねながらうっとりと遠い目をしていた。
新婦の名を聞いた途端、新郎の顔が一瞬で上気する。
その様子に気付き、ジョルジュが新郎の顔を覗き込むようにして向き合った。
顔を背けた新郎の後ろからミディアがやって来る。彼女は新郎の頭を両手で掴むと力を込め、
彼の顔をジョルジュと向き合うように動かした。
「マリク、照れてないで本当の事を言いなさい。嬉しいんでしょ?」
少し意地の悪い表情である。
顔を赤らめたまま、新郎マリクは頷いた。彼の頭を持ったままであるミディアの手に
少々力が入っていたようにも見えたが、恐らく気の所為であろう。
妻と幼馴染の悪巫山戯けを見守っていたアストリアは眉を顰めずには居られなかった。
「お前らマリクで遊ぶなよ。今や若き魔道学院長である大司祭様なんだから。」
「あら、貴方だってマリクに言う事はあるでしょ。」
振り返った妻にそう言われ、アストリアは新郎に歩を進める。
先程から遊んでいた二人は新郎から離れ、改まった表情に戻って不動の体勢を取る。
マリクと向き合ったアストリアは頭を挙げ、一声、咳払い。
「えっと…エリス様の事、妻として一生大切にするんだぞ。」
マリクは穏やかに、アストリアの目を見ながら姿勢を正して答えた。
「はい。」
「私とアストリアみたいにね。」
「ミディアっ!!」
先程までの新郎よりも上気したアストリアの姿が、控え室に笑いの渦を巻き起こした。
まもなく新婦の乗った馬車が、野次馬と祝い人が混在するパレス宮殿に到着した。
彼女はアリティアの国王夫妻に手を取られ、宮殿に入っていった。
カダインからやって来た高司祭が式を執り行った。どうやら彼は新郎と顔見知りらしい。
段取りとしては新郎が司祭の立つ壇上に登り、それから新婦が入れ替わるように登る手筈である。
高司祭はマリクに宣誓させると、近づいて新郎の耳元で囁いた。
「ところでリンダはどうした?」
「来てませんよ。何度も招待状送ったんですけど、どうしても忙しいって言って…」
高司祭は一瞬驚いた顔で、それから呆れ顔で新郎を窺った。
「鈍いな。それはお前が坊やだからか?」
「?」
先輩司祭の言葉に首を傾げたまま、マリクは新婦であるエリス王女と入れ替わりに壇を降りた。
新郎新婦が誓いの口付けを終えると、エリスがマリクの顔を見上げて来る。
「私の事、一生愛してくれますよね。」
一言だけ喋るとエリスは俯く。何か言いたそうな彼女の様子に気付き、呼びかける。
「…何でもありません。」そう言ってエリスは頬を染めると、そのまま黙ってしまった。
恥らうような初々しい彼女は、新郎よりも年上であるようには見えなかった。
宮殿の大広間での出来事とは対照的なほど密やかな、パレス城下のとある高級料理店で。
身内だけの宴が終わり、各人が家路に着く。
車中の新郎新婦は、新婦の弟夫妻と連れ立って新郎の邸宅へと向かっていた。
「マルス様、今日はわが家に泊まって下さいよ。ご旅行大変だったでしょう。」
義理の弟となったアリティア国王に、新郎は以前と何ら変わらない様子で話し掛ける。
「ありがとう。でも夫婦水入らずの初夜を邪魔する奴は、馬に蹴られて死ぬからね。」
初夜、を強調しながらマルスは言い、パレスの客間に泊まる旨を告げた。
友人の妻が目を細めて微笑み、自分の妻となった女性がひたすら縮こまっている様子に、
マリクは邸宅に到着するまでひたすら気不味い思いであった。
部屋に戻り、伸びを一つ。振り返って永く憧れていた女性の肩に触れる。口付けを一つ。
唇を重ねるだけのものだったが、それは今までにない長時間に及んだ。
見つめ合って――
「やっぱりマリクも殿方だったのよね。背、私より高くなってるし。」
そうやって悪戯っぽく微笑む彼女を見たのは、一体いつの頃だったか。
「エリス様…」
「やだ、もう『様』付けで呼ばないでって言ったじゃない。」
エリスはそう言うと、顔を近づけて囁く。
「これからは私の事、『エリス』って呼んでね…」
そう言ってエリスは頬の赤味を隠すべく俯いてしまう。そう、今の彼女はマリクにとって
友人の姉ではなく愛しい女性。改めてその事実に思い至ったマリクは
彼女の肩を抱き寄せ、手入れの行き届いた寝台の上にそのまま倒れ込む。
あっとエリスが叫ぶ間も無く、マリクは新たな口付けを彼女に落とす。
口内を侵されるという出来事に、エリスの脳髄がぐるぐると回った。
少しずつ露になって行くエリス。それに滴る唇の雨。
「やっ…いやっ!」
エリスは捩って逃れようとするが、熱に浮かされた新郎の力にはやはり敵わない。
やがて新婦は僅かな下着を残し、殆どの肌を曝け出していた。
掌が肌を撫でれば熱を持ち、体奥までが快楽の虜。
喘ぎ続ける新婦。均整の取れた曲線に、青く長い髪が波紋を作り出し、白く滑らかな肌には湿り気が。
掌を心地よく押し返す肉の感触に、マリクも最早虜となっていた。
――この人が、これほどまでに艶に染まっている。
初めて見る愛しい女性の痴態に、マリクの理性もかき消されようとしていた。
そして、
未踏の地、最後の門番、濡れた下着。
僅かにエリスの腰が浮いた瞬間、マリクは手を滑らせてそれを剥ぎ取り、
そこだけ妖しく濡れそぼり、艶付いた魅惑の部分に目を奪われる。
「もう、いやぁぁぁっ!」
恥じらいの余り手で顔を覆い泣き叫ぶエリスの声に、マリクは正気を取り戻した。
新郎は横たわり、啜り泣く新婦を胸に父親のようにあやし付けている。
エリスのしゃくり声が落ち着いて来た頃、エリスの頭を掻き抱いて、お互い顔を向け合った。
「ごめんなさい。僕ばっかり先走ってしまって…」
お預けを喰らった仔犬のようなマリクを見つめながら、エリスは首を振った。
「違うわ、私がいけなかったのよ。夫婦になれば、誰でも行なう事だって知ってた筈なのに…」
謝意を絵に描けば、きっと今のエリスのような表情であろう。
「恥ずかしかったですか?」
夫のその一言に、思わずエリスの顔が紅潮する。
「当たり前じゃない! …初めてなんだから…。」
――アリティアの箱入り娘として育ち、これから婿でも探そうかという矢先に祖国が滅び、
選ばれた者だけが使える力を持つが故に純潔を保たれ、祖国に戻っても頻繁には出歩かず、
暗黒竜の贄として再び攫われた彼女の人生を考えれば、当然思い到る事実だった筈なのに。
マリクは自分の迂闊さを一瞬呪った。顰め面の夫に、新妻は困惑の表情を浮かべる。
「本当にごめんね。でも次は――」
「そうですね。次こそは思いを遂げたいんです、エリス様。」
エリスは自分の弟にも似た、夫の朴念仁振りにやや呆れた。やはり類は友を呼ぶのか。
「だから『様』って呼ばないでよ! お願いだから『エリス』って呼んで。」
逡巡の後、マリクはようやく口を開く。
「…思いを遂げたい…エリス。」
やっとの思いで言い切ったマリクの胸板に、エリスは顔を摺り寄せて来た。
「エリス?」
「ありがとうマリク。私も『あなた』って呼んでいい?」
「…構いませんよ。」
照れ隠しに明後日の方向を向いたマリクの顔を掴み、エリスは自分の顔と向き合わせる。
軽く口付けて
「お休みなさい、あなた。」
安らかな寝息を立てる妻とは裏腹に、マリクは緊張のあまり一睡も出来なかった。
<続く>
続きを書き次第、後日投下致します。
…こういう話はごっつ恥ずかしい。
>>258 血とか切断とかが出るような話は苦手なんですよ…スイマセン。
げふぉ、まだまだ萌えコロス気ですか?
GJ!!
すげぇぇぇっぇえ
百合の途中ですが、前スレで予告した軍師×リンを今からうpしまつ。
注意書きは特にありません。
さすらう若人の歌(1)
「まあ、マーク!来てくれたの!?うれしいわっ!」
花嫁衣装をまとったリンが、僕のほうに駆け寄ってきた。
その美しい姿に、僕は思わず見とれる。
「すごくきれいだよ・・・」
今の僕にはこれ以上の言葉が思い浮かばない・・・
「ありがとう・・・、あなたに褒めてもらえて、すごくうれしい・・・」
リンは頬を赤く染めながら、しかしやや悲しそうな目で僕を見つめた・・・
そう、彼女の相手は僕ではない。
できれば、僕が君の隣にいたかった・・・だが、それは叶わぬ夢・・・
僕にはすべきことがある。
ここで鍛えた軍略を、今度は故郷の人々のために使わなければならない。
僕は何も言わずに、リンに背を向けた・・・
「やはり僕たちは結ばれない運命だったんだな・・・」
僕は天を仰いで泣いた。
結局僕たちは別れることになってしまったが、あのときリンを愛した気持ちに偽りはないよ・・・
大きなお月様だけが、頬を涙で濡らす僕をあたたかく見守ってくれている・・・
さすらう若人の歌(2)
僕が初めて彼女と出会ったあの日・・・
「おはよう。気がついたのね。」
目を覚ました僕のそばにたたずむ一人の少女・・・
「あれ?ここは・・・?」
「覚えてないの?あなた、私のゲルの前に倒れていたのよ。」
「ゲル?」
「ゲルとはね、私達遊牧民が生活するテント式住居のことよ。」
その少女は長い髪をさらっとかきあげた。
そのまっすぐで優しそうな髪に、窓からの木洩れ日が反射して、きらきら輝いている・・・
何だろう、この胸の高鳴りは・・・?
彼女を見るたびに息苦しいくらいに胸が高鳴る・・・
これが、恋・・・?
そうだっ!そうだよっ!これが、きっと『恋』なんだっ!
そう自分に語りかけながら彼女を見ると、彼女は不思議そうに僕の顔を覗きこむ。
「どうしたの?どこか痛いところでもあるの?」
「いや、何でもない・・・」
「そう?ならいいけど。そう言えば自己紹介がまだだったね。私はリン。あなたは?」
僕は自分の名を告げた。僕の名はマーク。もっとも、本名は僕も知らない。ただ、名前がないと都合が悪いので
便宜上そう名乗っているだけなのだ。
さすらう若人の歌(3)
「ふうん、いい名前ね。」
リンは僕のほうを見てにこっと微笑んだ。
そのしぐさの一つ一つが僕を捕らえて離さない、不思議な少女・・・
「でもどうしてうちの前に倒れてたの?」
「実は・・・」
僕が理由を話そうとすると、急にリンが立ち上がった。
「この殺気は・・・!」
ゲルの外がいきなり騒がしくなる。
彼女は剣を握って外に出た。
そして僕も彼女を追って外に出た。
「1、2、3、・・・・・・、10人ね・・・!」
リンが剣を抜く。その視線の先には人相の悪い屈強な男達。おそらく山賊だろう。
僕は危険を察知して、彼女をかばうべく前に進み出る。
「私なら大丈夫。それよりマークのほうが危ないわ。早くゲルに入ってて!」
リンが腕で僕が前に進むのを阻止する。
「で、でも・・・」
「大丈夫。私を信じて!」
僕はリンの耳元で語りかけた。
「リン、必ず勝たせてみせるから、僕の指示どおりに動いて!」
「マーク?」
「大丈夫、これでも僕は軍師だから・・・」
「わかったわ。じゃあ、いくわよっ!」
さすらう若人の歌(4)
「お疲れ様。」
リンの身体が汗に濡れている。その匂いたつ香りはすれ違うたびに僕の鼻孔をくすぐる。
何て心地いい香りなんだろう・・・!
「???・・・マーク?」
リンの呼びかけに、僕ははっと我に返った。
「どうしたの?まさか、どこか頭でも打ったとか?」
心配そうに僕を見つめるリンの眼差しに、僕は射抜かれた。
「何てきれいな瞳なんだろう・・・」
無意識のうちに僕はリンの両肩を正面からつかんだ。
「きゃっ!な、何するの!?」
リンがあわてて僕の腕を払いのけようとする。しかし、僕は腕を何度も彼女の肩に乗せる。
「いっ、痛っ!」
僕の両腕に力がこもると、彼女は仰向けになった・・・。
「ど、どうしてこんなことをするの・・・?」
まっすぐに僕を見つめるリンの瞳に涙があふれた・・・
僕はすかさずその目元に口づけし、涙を吸い取った・・・
「あ・・・」
そのまま唇を重ね合わせる・・・
「ん・・・」
「すごくきれいだよ・・・」
落ち着いて汗が引いていたはずの彼女の身体が、再び汗ばんでいく・・・
「リン、君がいけないんだよ・・・」
「ど、どうして?」
僕はリンの細くやわらかい体の上にまたがった。腰は浮かしてあるので、それほど重くはないはずだ。
「君があまりに美しいから、僕はすっかり君のとりこだよ。どうしてくれるんだい?」
「・・・・・・。」
さすらう若人の歌(5)
リンは僕のあまりに突拍子もない言葉に何も言えない・・・。
「責任、取ってもらうよ。」
僕はその姿勢のまま、彼女の大きくやわらかい胸に手を添える・・・
「ダメェ!そこは・・・あ・・・」
やわらかい・・・これが、女の子の胸・・・
僕は我を忘れたかのように、一心不乱にむしゃぶりついた・・・
凛として天井を向いている二つの赤い突起・・・
「これは何のためにあるんだい?」
彼女のまっすぐな瞳は、僕の無粋な質問にも真摯に答える・・・
「そ、それは・・・母親が赤ちゃんにお乳をあげるために・・・」
「わからないよ。実践してみせて。」
「む、無理よ!だって、私、赤ちゃんなんて産んだことないから・・・」
「大丈夫。それなら心配ないよ。」
「えっ?・・・・・・きゃあっ!」
僕の指が突然彼女の股間に食い込む。
おそらく自分以外の誰にも触られたことがないであろうその陰部は、妖しく濡れて光っていた・・・
「すごいや!これなら、いつでも僕を受け入れられそうだよ!」
「だ、ダメっ!そ、それだけは・・・!・・・くあぁ・・・!」
僕は男の先端を熱く濡れる陰部に押しつけると、一気に奥へと差し込んだ!
「きゃあっ!はぅあっ!」
僕はそのまま彼女の首の後ろに両腕をまわし、強く抱きしめた・・・
そして彼女の美しい瞳を見つめながら、ゆっくりと唇を重ねる・・・
「リン、これが僕の気持ちだよ・・・」
「ず、ずるいわ!私の返事も聞かないで・・・ああん・・・」
「もっと、君を感じたい・・・」
僕は腰を動かしながら、彼女の身体を強く抱きしめた・・・
さすらう若人の歌(6)
手と手、足と足、顔と顔、胸と胸、腹と腹を互いに重ねあう・・・
「んあああああっっ!!!」
リンが思いっきり大きな声で悶えはじめる・・・
「リン!リンーーーーーーーー!!!」
「私、私ーーーーーっ!い、いいいいいいいいくううううううっっ!!!」
やがて、そのときは訪れた・・・
「リン!出すよっ!」
「だ、ダメ!それだけは・・・ああ・・・」
熱く火照った彼女の膣(なか)に、初めて男の精液が注ぎこまれた・・・
「おやすみ、リン・・・」
僕の腕を枕に、リンがすやすやと寝息をたてている・・・
その安らかな寝顔を見つめながら、僕は思う・・・
決して結ばれない運命の二人・・・
でも、今はこうして彼女のぬくもりを感じていたい・・・
なぜなら、僕のこの想いは、決して偽りではないのだから・・・
さすらう若人の歌 完
GJ !
純愛軍師×リン イイ
百合執筆もがんばれ〜
アハーン(;´Д`)ハァハァ
百合(14)
「・・・・・・。」
黙ったまま、涙を流すキャスに、ガレットは言葉を投げかける・・・
「どうだ、これが山賊の匂いだぜ?」
キャスはその場にへたりこむ・・・
「ひくっ、ひくっ」
泣きながらキャスは、股間に潤いを感じた。
(やだっ!あたし、もしかして、感じてるの・・・?)
もちろんキャスは口には出していないが、ガレットはその微妙な表情の変化に気づいている・・・
「何だおめえっ!もしかして、俺様にぶっかけられて、感じちまったか?はっはっはっ!」
キャスは涙目で顔を真っ赤にしながら怒った。
「あ、あたしがあんたなんかに感じてるわけないじゃない!」
「じゃあその股間を押さえてる手をどけてみろよ。」
「いやよ!何であんたなんかに・・・」
「ほら、やっぱり感じてんだ!」
「わ、わかったわよ・・・」
キャスが立ちあがって股間の手をどけると、彼女のスカートの中からしずくがポタ、ポタ・・・
「ほ〜ら、やっぱり感じてるんじゃねえか!」
「う、うるさいわね!」
「こりゃ傑作だな!怪盗キャスが、一番嫌いな山賊にぶっかけられてイキましたってか!はっはっは!」
「くっ・・・!」
怒りと羞恥に顔を赤くするキャス・・・
歯をくいしばると、ますます彼女の心はヒートアップしていく・・・
突然、彼女の股間のしずくが勢いを増していく・・・
やがて、キャスは力が抜けたかのようにその場にへたりこんだ。
「おや、本当にイっちまったか・・・」
ガレットはニヤリと笑った。
つづく
絶好調ですな(;´Д`)ハァハァ
アリティアの海沿いを走る、二頭立ての馬車が二台。一つは国王夫妻の、もう一つは姉王女夫妻のそれである。
車中から見える穏やかな海。森林を抜けると、海に掛かった緑色の橋の上を走っているような錯覚に囚われる。
馬車に向かって手を振る農夫。狭い穀倉地帯にはこれから実を付けんとする若々しい穂。
――帰って来たんだ――
国王にとっては帰京であり、姉姫夫妻にとっては新婚旅行を兼ねた帰郷であった。
馬車は城下に到着し、二組の夫婦はそれぞれに降り立つ。
「別に一台でも充分だったのに。」
エリスの一言にシーダ王妃は顔を赤らめ、乗車前に比べて乱れた髪を直そうとする。
国王は明後日の方角をむいて、妻と同様に乱れた頭を掻いていた。
「まあその…とにかく帰って来たね。」
四人が見上げたアリティア城は、主筋が一度滅んだ大戦前と少しも変わっていなかった。
マリクとエリスは久方振りに城下町を歩く事にした。彼らの先頭を切って案内しているのはシーダである。
マルスには執務が待っており、そうそうゆっくりともして居られない。城に残っていても姉姫夫妻には
する事などないので、王妃の日課となっている御忍びでの城下町散策に同行する事となったのである。
「こんな天気のいい日にお日様の下を歩かないなんて、ホントに気の毒だわ。」
これは夫を置いて散策に出歩くシーダの弁である。一人残されるマルスはただ苦笑するだけだった。
御忍びとは言いながら、シーダの顔はアリティアの城下に知れ渡っている。気さくに声を掛けてくる民にも
シーダは返事を送り、手まで振る。エリスは口を開かなかったが、代わりに小首を傾げて微笑む。
目的地も分からぬまま、マリクは睦まじく世間話をしている妻と義妹の様子を後ろから眺めていた。
二人ともにこやかな表情だが、よく聞いてみると王妃様の方が口数が多く、自分の妻はどちらかと言うと
聞き手に回っているようである。
シーダも淑女として通っているが、エリス姫はそれに輪を掛けて大人しかった。
性格はまるで正反対。それでいて衝突するでもなく、互いにうまく調和している。
恐らくこの二人が本当に姉妹だと云われたら、素直に信じる他は無いだろう。
「あっ、王妃さまだ。」「シーダさまが来てくれたよ!」
裏道を通り人気のない小路を抜けると、そこは孤児院だった。
二度の戦火が残した傷痕は、こんな所にあった。
「こらっ、おイタしちゃダメっていつも言ってるでしょ!」
シーダは自分の短いスカートを捲ろうとする悪戯小僧を、慣れた様子で摘み上げながら言った。
「それで、お父さんとお母さんはどうやって愛し合うの?」
「結婚した人って事は、エリス様もマリク様と愛し合うの?」
静寂を破るように、子供達が質問を蒸し返して来る。当惑したエリスが周囲を見渡すと
先程から自分を覗っていた夫の姿を見付けた。
「何を見てるのよ、マリク! 隠れん坊の鬼なんでしょう、早く皆を捜しなさいよ!」
これからの夫婦関係を暗示するような妻の叱責に、マリクは慌てて自分の役割に戻った。
――赤ちゃんってどこから来るの?
子供の声がマリクの頭で無邪気に反響する。そう、いずれはエリスも子供を授かるのだ。
だがその前に――やはり。
物陰に隠れた子供を捜している筈だったにも関わらず、空を眺めて呆然と歩くマリクに
正面から二、三人の男の子が固まってぶつかった。
「まだ鬼ごっこやってたのか。」
体勢を立て直しながらマリクが見下ろして問うと、子供達は怯えた表情でマリクを見上げた。
「シーダ様がすっと鬼をやってるんだ。怖いよ、僕たちを捕まえても鬼を続けようとして…」
「鬼さんがドサクサに紛れてスカート捲りをやるのがいけないんじゃない!
そんな事しなかったらスグにでも鬼を代わってあげるわ! マリク様、そこをどいてっ!」
マリクが視線を上げると、彼らの方向へ物凄い形相をしたシーダが走って来ている。
子供の遊びとは思えない程殺気立った彼女の姿に、激しい戦火を潜り抜けたマリクでさえ
一瞬逃げ出したい気分になった。足が竦んで動けない。
子供達はマリクを突き飛ばして三方へ散り、マリクは10歩離れた敷地の鉄柵に激突した。
「待てえぇぇ!!」
シーダは鬼のような声を上げて、ひたすら子供達を捕まえては放しを繰り返した。
マリクが最後の一人を孤児院の屋根の上で発見した頃、辺りはすっかり夕闇に包まれていた。
夫婦、と言うよりは家族水入らずの晩餐を摂ると、せっかくだから四人で何か遊ぼうという
エリスの提案を無視するように、弟夫妻は何処かへ消えてしまった。
――二人きりになってしまった
最初の夜、昼間の事がある為か、途端に場が気不味くなる。
重い空気が漂う娯楽室で、最初に口を開いたのはエリスだった。
視線を泳がせ、マリクの顔を見ないように尋ねる。
「貴方、えーっと…お酒飲む?」
「うん…」
答えるマリクもまた、彼女を直視出来なかった。
蒸留酒が注がれた杯を軽く重ね、口元に運ぶ。
一口飲み下したエリスの口元に見取れ、マリクは自分の杯に口を付ける事も忘れていた。
酒に濡れた彼女の唇。それは紅を差さずとも赤く妖艶に光っている。
頬にも熱が差し、潤んだ瞳も己の劣情を否応無く煽る。
――彼女も、こんな顔をするんだな
エリスの艶に満ちた顔が自分を覗った為か、マリクは彼女から目を伏せ
彼女も心中を察して頬をさらに赤く染めた。
己を叱咤する声が、マリクの脳内で何度も繰り返す。
――駄目だ。これでは初夜の時と同じだ。僕達はずっとこんな飯事を続けるのか。
幾ら怖れていても、自分が年上の新妻に欲情しているのは事実である。
ならば何を躊躇う事があろうか。男を知らぬ筈の彼女でさえ、無意識に自分を煽っていると云うのに。
マリクは意を決したように拳を握り締めると、真っ向からエリスの瞳を見据えた。
「マリク、いえ貴方どうしたの?」
不安げに自分を見詰め返す妻の瞳に微かな嬉色を見出して、無言でそれを暴いて行く。
エリスの瞳は逃げ場を求め、それを夫の胸板に見出した。顔を埋める。
自分を眺めていたエリスの手首を掴むと、マリクはゆっくりとした足取りで自分達の寝室へ向かった。
エリスの肩も、それを抱くマリクの腕も不自然な程強張っていた。
堅固で冷たい石造りの廊下を抜け、扉に差し掛かる。
「緊張するね…」
「初めてここに忍び込んだ時の事を思い出しますよ。」
言ってからマリクは手で口を押さえ、エリスの表情を窺がう。
「そんな事してたの?」呆れ顔だった。
「マルス様と二人でですっ、それにあの頃は女性に対する興味もまだ覚えておりません!」
疑うような眼差しでエリスは鼻を鳴らした。
「よかった…」
侮蔑にも取られかねない彼女の態度に、意外にもマリクの肩から力が抜けていた。
「エリス様、いやエリス、緊張していたから…」
マリクは安心したように穏やかな笑みを浮かべていた。
そんな夫の気遣いに、エリスはそっと肩を彼の胸板に寄せた。
「そうね、初めてで緊張すると痛いって聞いたから。ありがとうマリク。」
「どこでそんな話を…」
マリクの漏らした言葉で我に帰ったエリスの頬が紅潮した。
「もう、誰からだっていいでしょう!」
拳を握って駄々を捏ねる年上の妻の幼けない仕草が、マリクの心に愛おしさを募らせる。
マリクは電光石火でエリスを抱きかかえ、扉の向こうに雪崩れ込んだ。
ねっとりと濃厚な唇の触れ合い。聞こえて来るのは淫音と衣擦れ。
月明かりだけを頼りに、互いの肌を曝け出す。
照らし出された二つの影は、やがて柔らかい敷布の上に倒れ込んだ。
酒気が手伝っているのか、マリクの愛撫を一身に受け続けているエリスの肌は、
初夜と比べても肌の上気が早かった。
「マリクの手って暖かいのね。知らなくて損しちゃった。」
「エリス、の肌が心地良いから…」
呼吸の乱れを意識してか、エリスは敷布に顔を埋めて
自身の肌を執拗に求める男の手から出来るだけ目を逸らそうとする。
そんな彼女の首筋にマリクが口を落す。嬌声が上がる。
「やだ、くすぐったい…くすぐったいってば!」
手足をばたつかせて抗議するエリスの様子でさえ可愛らしく、
マリクはつい鎖骨の下にまで舌を伸ばした。柔らかい生成りの果実に貪り付いて
「もう、意地悪は止めて!」
マリクは素直にその言葉に従った。その代わりにエリスの側部に身体を移動させ、
包み込むように抱きしめる。薄らと浮いた湿り気が、肌の感触と互いの体温を伝えてくれる。
愛撫を止められて、エリスが不安げにマリクを見詰めた。
抱擁の中から手を伸ばし、おずおずと夫の頬に手を触れて。
口付けし、彼女自ら舌を絡めた。
マリクが彼女の太股に手を伸ばす。軽く顔を顰めてエリスの太股がもぞもぞと蠢く。
滑る襞に彼の指が軽く触れ、彼女は軽く声を上げた。
――怖いのか
マリクが指をそのまま止め置いていると、突然襞が妖しく動き始め、不意に指の腹が何かに触れた。
「……あっ! そこ」
エリスが目に涙を浮かべ、大きく身体を震わせた。恐らくは敏感な個所に触れてしまったのであろう。
彼女が痛がらなかったか心配になってマリクが耳元で問うと、エリスは微笑みながら返した。
「優しくすれば…痛くないから……」
マリクは彼女を傷付けないよう、入り口の付近にあったそれを慎重に指でなぞる。
彼に身体を預けたエリスは、未だ幼けなさの残る喘ぎ声を抑えようともしなかった。
やがて――
一際大きい嬌声を上げて彼女は身を震わせ、夫の肩にしがみ付いた。
「マリク…上手よね。もしかして触った事あるの?」
一山越えて余裕を取り戻したエリスが、自分を抱くマリクの顔を見上げて悪戯っぽく問うて来る。
「そんな事ありません! 僕だって初めてだから…」
顔を背けどぎまぎして答える、彼の様子が可愛らしい。エリスは甘えるようにマリクの胸に
頭を擦り付けたが、ふと高鳴る彼の鼓動に耳を奪われた。
暖かく、どくどくと
鳴る鼓動が愛おしく、彼女は小声で呟いていた。
「…して。」
仰向けに寝かせたエリスの上に、マリクが跨っている。
剛直を滑る彼女の股間に宛がったものの、マリクには位置が分からない。
「ここ…」
エリスが不安げな顔で、あるべき場所に夫を誘導しようと手を添えた。
そこではない。収まる場所は襞の奥。妻が示す場所は、彼女が今最も快楽を得られる個所である。
指で弄り、その感覚を頼りにしてマリクは秘洞の入り口を探り当てた。
今までのどの個所よりもそれはマリクに良く馴染み、体重を掛けて一気呵成に――
「痛っ!」
エリスがマリクの腕を強烈な握力で掴む。
剛直はマリクが止めるよりも早く飲み込まれ、きつく締め上げた。
「平気…かい、エリス」
結合を果たしたままの状態でマリクが尋ねると、エリスは必死で笑顔を作り上げた。
痛いとも否とも言わない。心境は察しろと云う事か。
マリクは初めて結合を果たした女に寄り掛かると、彼女の肩の後ろへ手を回して唇を合わせた。
その時口内まで侵す事は、彼には躊躇われた。
「動いていいよ」
離れたエリスの唇が小さく動き、苦痛の喘ぎ声混じりに彼へと伝えた。
マリクが徐に引き抜くと、滑るように襞と剛直が擦れて、エリスが痛々しい声を上げる。
このまま引き抜けば、彼女の苦痛も軽減されるのだろう。
だが自分はそれを望まない。暖かい彼女の体内に、少しでも留まっていたい。
無意識にマリクは身体を沈め込み、エリスは強引に捻じ込まれた痛みに叫んだ。
心配そうに彼女を覗うと、笑みを作って返してくれる。お返しに彼が微笑むと、
内部の締め付けに余裕が生まれた。
そんなぎこちない抽送を繰り返して行く内に、少しずつ要領を飲み込んで行く。
エリスはまだ痛むのか、苦痛の様相は完全に拭い切れなかったものの
身体からは強張りの角が徐々に取れていた。
それを見てマリクの動きが加速する。思わぬ展開に、エリスが再び顔を顰めて叫んだ。
慌ててマリクは動きを止めた。
「本当に大丈夫ですか、エリス。」
その間エリスは呼吸を整えるとマリクの瞳を優しく見つめ、
そして彼の心に止めを刺す一言を甘えるような口調で放った。
――愛してます
その瞬間マリクは、彼女の腰を思い切り自分へと引き寄せて、暖かい沼の中に
弾けるような自分の体温を思う存分注ぎ込んだ。
至上の快楽に身を委ねる夫の様子を不思議そうに眺めていたエリスだったが、
やがて彼の身に何が起こったのか察したらしく、倒れ込んできた彼の身体にしっかりと抱き付いた。
そのまま二人は、互いの身体に互いの頬を摺り寄せた。
軽く口付けたり肌を撫でたりした後、数分後にようやく二人は結合を解いた。
二人が離れると、これほどまでに肌寒いか。
彼らの間に生じた心の隙間を埋めるべく、二人は寄り添うように毛布を被り
互いの身体で暖を採った。
「ごめんなさい、痛い思いばかりさせてしまって…」
済まなさそうなマリクの表情を上目遣いに覗うと、エリスは彼の胸板に顔を押し付けた。
ふふ、と毛布の中で笑い声がした。
「そんな事ないわ。貴方が私の中に入って来て、少し嬉しかったの。
これで私達完全に夫婦になったんだな、愛し合っているんだなって思うと、胸が温かくなって…」
毛布が蠢いたかと思うと、エリスが子犬のように顔を覗かせた。
「夫婦の誓いを立てた時も嬉しかったけど、どこか実感が湧かなくて。」
「僕も頭では分かってましたよ。でもあの時は不安の方が強かったから…」
「そうね。ねぇ、先刻の最後の時だけど、あんなに自然に『愛してます』って言えたのは初めてよ。」
エリスはそこまで云うと、遂に毛布から頭を出してマリクと向き合った。
「ねぇ、『愛してる』って言ってくれる? 今度は貴方の口から聞きたいの。」
少し巫山戯けたような妻の微笑み。マリクは少し苦笑すると、素早く口付けてから
落ち着いた口調でゆっくりと、しかし確かな声で彼女に告げた。
「エリス、愛しています」
安堵したようなエリスの瞳から涙が一滴零れたと思うと、それは次から次へと溢れ出す。
そんな彼女の様子にマリクは慌て、彼女の頭を抱き寄せ、豊かな青い髪を優しく撫でた。
何度も、何度も。
彼の努力の甲斐有ってか少し落ち着くと、エリスは彼の腕の中で震えながら口を開いた。
――今から貴方に、恋してもいいかしら。
<終>
あー恥ずかしかった。
この二人より恥ずかしい思いをしながら書きました。
何でか知らんが、この組み合わせは少ないような…
次書けたらうp予定(予定は未定)。それまで暫しのお別れを――
やっぱり皆さん私より上手いし面白い!
特に百合、がんがれ!
>エリスの一言にシーダ王妃は顔を赤らめ、乗車前に比べて乱れた髪を直そうとする。
>国王は明後日の方角をむいて、妻と同様に乱れた頭を掻いていた。
って事は、馬車の中でヤッてたんだな(;´Д`)ハァハァ
ぐっジョブです(;゚∀゚)=3ムッハー
巨人(1)
チッチッチッチ・・・
遠くのほうで、小鳥達の鳴く声が聞こえる・・・
僕は上体を起こし、大きく伸びをした。
「う〜ん!」
いい朝だ。
僕はふと、昨日のことを思い浮かべた。すると、僕のシンボルはまたたく間にふくれあがる。
「ははは・・・」
誰も見ていないけど、僕は照れ臭そうに笑った。
「おはよう。」
起きあがって台所に行くと、リンがいた。
「おはよ・・・うっ!?」
あまりの驚きに、僕は息を飲む。
そこにいるリンは、昨日初めて会ったときのリンとは違う・・・昨日のリンは、まだあどけない少女だったのに・・・
そのしぐさ一つ一つに、女の色香が漂っている、女としてのリンが、そこにいた。
「あら、どうしたの?」
リンがこっちを向いて微笑むと、僕はドキリとした。
(女って、変わるものなんだな・・・)
「もうできるから、ちょっと待っててね。」
スープの香りがあたりに漂うと、僕のお腹がぐうっと鳴った。
巨人(2)
「ここって、素的な所だね。」
パンを頬張りながら、僕はリンに話しかけた。
「そうかしら?何もない、退屈なところよ。」
「いや、毎朝小鳥達が起こしてくれて、近くでは小川のせせらぎが聞こえる。こんな贅沢な暮らしはないよ。
食べ物もおいしいし。」
「そうかなあ・・・?」
ふと考え込むリンの仕草にも、色気が漂っている・・・
「ごちそうさま。おいしかったよ。」
「おそまつさまでした。」
僕は食器をまとめて、洗い場に持っていこうとする。
「い、いいのよ!あなたはお客さんなんだから・・・」
そう言って食器を取り上げようとするリンの手と僕の手が触れる・・・
「やわらかいなあ・・・」
僕の言葉に思わずリンは顔を真っ赤にした。
「や、やだ!思い出しちゃったじゃない・・・もう・・・」
どうやら彼女もちゃんと昨日のことは覚えてるみたいだ(w
「ところでマーク・・・」
片付けが終わった後、リンは僕の顔をじっと見つめて言った。
「あなた、これからどうするの?」
「う〜ん、そうだね。一流の軍師になるには、いろいろなことを知る必要があるから、これから世界を
いろいろ見て回ろうと思ってる。」
「そう・・・」
リンはうつむいて何か考え込んだあと、意を決したように顔を上げて僕の顔をまっすぐ見た。
「私も、ついていっていいかな?」
巨人(3)
「えっ、いいけど・・・ここの暮らしはどうするんだい?」
「いいの。ここにいたって、辛くなるばかりだし・・・」
彼女は顔をしかめた。
僕はふと気になった。彼女はここで暮らしているけど、彼女の親は、家族はどうしたんだろう?
「ねえリン、親御さんはどうしたの?」
リンは急に暗い表情を見せた。もしかして、聞いてはいけなかったのだろうか?
「親は・・・いないわ。」
リンは言葉を続けた・・・
「15歳のとき、山賊に襲われて、部族のほとんどが・・・。お父さんは必死に戦ったけど・・・
山賊達は、卑怯にも、井戸に毒を流し込んだの。それで動けなくなったみんなに、山賊達は・・・」
リンの瞳が憎しみにギラリと輝く・・・そして、涙が止め処もなくあふれだしてきた・・・
「やだ、もう泣かないって決めてたのに・・・」
僕の視界も曇ってきた・・・僕も泣いている・・・
「リン・・・」
僕はリンを思いっきり抱きしめた。
「マーク?」
「リン、泣きたいときは、思いっきり泣いていいんだ。」
「うう・・・う・・・」
僕の胸で、彼女の鳴咽が聞こえた・・・
少しでも、彼女の心の痛みが癒されるなら・・・
僕は強く、強く彼女を抱きしめた・・・
巨人(4)
抱きしめあったまま、僕たちは二人、床に寝転がる・・・
「リン・・・」
ちょうど僕が上にかぶさっているような格好になる。
「マーク・・・」
リンは僕の首の後ろに両腕をまわし、思いっきり抱きついてきた・・・
「お願い、強く抱きしめて!骨が折れるぐらい、思いっきり抱きしめて!」
リンの言葉に、僕は腕に力を込めた。すると、彼女のやわらかい肉体は、僕の身体に密着する・・・
「ぐぐ・・・」
不謹慎にも、僕の股間は大きく反応してしまった・・・
「リン・・・」
僕が言葉をかけると、リンはまっすぐ僕の顔を見つめた・・・
「何か、固いものが当たってる・・・」
リンの言葉に、僕は後悔した。
こんなときに、僕は何て不謹慎なんだろう・・・!
「いいよ。」
リンが耳元でささやいた。
「えっ?」
僕は思わずリンの顔を見た。
彼女の顔は、まだ涙に濡れていたが、表情は赤くなっている・・・
「私を抱いて・・・!」
僕は無意識に彼女の唇を奪っていた・・・
スカートをめくり、ショーツを横にずらして、指で触れると、彼女の身体はもう前戯は必要ないぐらい熱く潤っていた・・・
僕は彼女を抱きしめたまま、熱くたぎる男を取り出して、そのまま彼女の女に・・・
彼女は優しく僕を迎え入れてくれた・・・
「もっと、もっと!めちゃくちゃになるぐらい!引っ掻きまわして!ああっ!」
彼女の言葉は悲鳴に近かった・・・
巨人(5)
僕とリンは抱きあったまま、ひたすらに腰を動かした・・・
「ああっ!ああっ!ああ〜っ!!!」
リンの悲鳴が響き渡る・・・
僕は壊れるぐらいに彼女の股間に突き入れる・・・
「もっと!もっと突いて〜っ!!!」
彼女が次第に理性を失っていくのがわかる・・・
「僕が、僕が!何もかも忘れさせてやるっ!」
一回突くたびに、彼女の女から蜜があふれだす・・・
その蜜が僕の男を濡らすたびに、僕はますます大きくふくれあがる・・・
「あああ〜っ!いい〜!」
彼女の声が次第に悦びの声に変わっていった・・・
「はあああああああああああああああっ!」
僕はますます、腰を激しく動かした!
彼女の身体はますます熱くなる・・・
そして僕たちは・・・
「いっ!いっくううううううううううううっっ!!!」
彼女の身体の中に、僕の熱いものが満たされていく・・・
「ねえ・・・」
「ん?」
今の彼女はすっきりとした顔をしている。彼女の中で何かがふっ切れたみたいだ。
「旅に出るなら、まずブルガルでいろいろ買い物をしましょう♪」
「ブルガル?」
「そう、ここから少し歩いたところにある交易都市で、いろいろなものがあるの。
ここで二人の装備を整えましょう。」
どうやら彼女は本当に付いて来るつもりらしい。
僕はにこやかに微笑みを返した。
「そうだね。そうしようか。」
巨人 完
うほっ氏キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
理性を失うリン萌え
>うほっ氏
ゲームではリン「に」ついていく感じだったけど
SSではリン「が」ついてくるんだな。
惚れられている雰囲気で、かなり気分いい。
ヤッホーーー!!
タイトル関係ないやんw
>>307さん
>ゲームではリン「に」ついていく感じだったけど
>SSではリン「が」ついてくるんだな。
>惚れられている雰囲気で、かなり気分いい。
すみません、素で間違えてますた(w
とりあえずリン編をやり直してきまつ。
百合(15)
「くそっ!この鎖さえはずれりゃよ!」
ガレットは手足に繋がれている鎖を引きちぎるべく手足をばたつかせるが、やはり鎖はびくともしない・・・
「キャスの奴をもっとひいひい言わせられんのによっ!」
ガレットは悔しそうに歯ぎしりした。
そのとき、ガレットの耳元で声がする・・・
「一万Gでどうだい?」
「だ、誰だ!?」
ガレットが振り向くと、そこにいたのはヒュウと孤児院の少年たち。
「一万Gで、あんたの願いをかなえてやるよ」
「俺の願いだぁっ!?」
「わかってるって。キャスに挿れたい、そうだろ?」
「そ、そりゃそうだけどよ・・・」
ガレットは悩んでいる。確かにキャスの女を己の男で引っ掻きまわしたい。しかしそのために一万Gとは途方もない金額だ。
「一万Gでその願いがかなえられるんだ、安いとは思わないか?」
「むう・・・わかった。」
「よし、契約成立だ!チャド、そっちを持ってくれ!」
「わかった!」
「ちょ、ちょっと!何すんのよっ!」
チャドとヒュウはキャスの両足を持ち上げて大開きにすると、キャスの陰部が丸見えになる。
「おおうっ!」
ガレットは久しぶりに見る女性器に興奮した・・・
そしてルゥとレイが彼女の腰を支えると、キャスの身体が持ち上がる・・・
そしてそのままガレットの上に来た。
ガレットの先端部がキャスの陰部に触れると、キャスの陰部は妖しく光る液体をこぼしている・・・
「じゃあいくぜ!せーのっ!」
4人はキャスの腰を一気にガレットに押しつけた。
「ぎゃあっ!!!」
キャスの悲鳴と共に、膜が破ける音がした・・・
百合(16)
「い、痛いっ!ひゃああっ!」
キャスの悲鳴があたりに響く・・・
ガレットは下から腰を突き上げると、次第にキャスの身体は熱くなってゆく・・・
「ひああああっ!はぅあああああっ!」
「こ、こいつはすげえっ!極上もんだぜっ!」
「くあああああああああああっ!」
キャスの粘膜がガレットの男を包み込んでぐいぐい搾りあげる。
「うおおおおおっ!!!」
「きゃうん!」
キャスの中にガレットの熱い液が注がれる・・・
キャスはそのまま、ガレットの身体の上にへたりこんだ・・・
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
「いいなあ・・・」
隣で鎖に繋がれているロイがうらやましそうに声をあげた。
「ダメよ。これはお仕置きなんだから。」
セシリアがにこっと微笑んだ。
「うう・・・ごめんなさいもうしません・・・」
ロイが何かを訴えるような目でリリーナを見る。
「ロ、ロイ・・・、何よその目は・・・?」
「リリーナ、今日もかわいいなあ・・・♪」
「だ、ダメよ!これは罰なんですからねっ!」
リリーナは顔を赤くしながらロイを睨んだ。
そこに隣からヒュウ達がやってきた。
「一万Gでどうだい?」
つづく
相手がヒュウなら値切れるぞ、チャンスだロイ様!
・・・でもヒュウって値切るとパワーダウンするんだよね。
ってことは・・・
素直に一万ゴールド払う→リリーナゲッツ
値切って五千ゴールド →セシリアゲッツ
さらに値切って2500G →ソフィーヤゲッツ
極限の値切り1250G →ヒュウ「いいことを思いついた お前俺のケツの中で(ry」
すげぇw なんかキャラ勢ぞろいだなw 最高
316 :
307:04/02/08 00:18 ID:7yPesH+X
>>310うほっ氏
いやいやいや、自分の勘違いかも。
つかこのまんまで無問題ハァハァ(*´д`) モエモエ
手をわずらわせたら申し訳ないし、続けて下さい。
封印も烈火も、すげーイイ感じの話の流れでいって
ますんで、満足しまくり、期待しまくりです。
リリーナカワイイ・・・
だがここはあえて先生キボン!
子供の不思議な角笛(1)
交易都市ブルガル・・・
古くから諸部族・異民族間の交流の地として発展してきた都市・・・
今、その大通りに僕とリンは立っている。
「へえ、大きな都市だね。」
「うん、そうね。でも、あなたなら、世界を回ってきたんだから、もっと大きな都市も
知ってるんじゃない?」
「う〜ん、確かに。でも、ここも負けないくらいに発展しているとおもうよ?」
僕はリンと手をつないだまま、人ごみをかき分けていった。
突然、僕達二人は立ち止まった。
大きな馬に乗った二人の騎士が、僕達の前に立ち塞がる・・・
「ちょっと!そこを通してくれる?」
リンの呼びかけにも、二人の騎士は直立したまま動かない。
やがてそのうちの一人が兜を脱いだ。
そしてリンを見つめて、こう言った。
「おおっ!紅の美しき薔薇よっ!」
リンは一歩後ずさりした。
「な、何この人!?」
僕はリンをかばうように前に進み出る。
「大丈夫。何があっても君を守るから。」
緑色の鎧に身を包んだ騎士は言葉を続ける・・・
「俺はようやくあなたの元にたどりつきました。しかし、一人の男が私の邪魔をする・・・」
その騎士は軽々と僕を横にどけた。
「なっ、何をするの!?」
「いいえ、俺はそうはさせなかった。あなたにひとめぼれした俺はあなたの元へ行くのです。
なぜなら、あなたの美しき光は、俺の生命のすみずみまで照らしてくださるから・・・。」
その騎士はリンの手をとった。
「よろしかったら、お茶でもいかがですか?」
子供の不思議な角笛(2)
リンはさっそく、その手を振り払う。
「ちょっと、いいかげんにしなさい!私の気持ちはどうでもいいの?」
「おおっ!怒った顔も素敵だ。どうです?よろしかったらお茶でも・・・」
「いやよ。」
「そんなこと言わずに、さあ!」
「い・や!」
「では、二人の出会いの記念に・・・」
「いらないわ。行きましょ、マーク!」
リンは僕の手を引いて後ろを向いて歩き出した。
「あっ!ま、待ってよリン!」
僕は引きずられながら歩いていった・・・
「ああ、背を向けて行ってしまうとは・・・つれない人だ・・・」
その緑の騎士がそうつぶやくと、今度はその隣の騎士が兜を脱いだ。
「セイン!いいかげんにしないか!」
「おお、わが友よ!そんな怖い顔をするなよ。せっかくの男前が台無しだぞう♪」
「お前というやつは・・・まったく。」
「だが、今の女の人・・・」
「まさか、我々が探している・・・!」
「かもしれないなあ」
「何を暢気なことを言っている!すぐ追うぞ!」
子供の不思議な角笛(3)
リンは後ろを振り向いた。
「やだっ!あの騎士、追ってくるわ!マーク、走るわよ!」
「うん!」
僕達は急いで物陰に隠れた。
しかし、この場所は狭いな・・・
おかげで、僕とリンの身体は密着している。
どきっ。
僕の心臓が高鳴る・・・
今、目の前に、リンのきれいな顔が・・・
「やだ、私・・・」
リンの吐息が僕の顔をくすぐった・・・
そのまま、僕はリンの唇を・・・
そのとき、突然あたりが明るくなった。
「見つけた!我が愛しい人♪」
さっきの騎士が近くの荷物を払いのけている・・・
「ど、どうしてここがわかったの!?」
「あなたがどこにいようとこのセイン、すぐさまかけつけますとも!」
するとリンは僕の首にすがりついて、騎士のほうを見た。
「ねえ、私のことはあきらめてくれる?私、このとおり、マークと愛し合っているの。」
そして、リンは僕に唇を重ね合わせる・・・
「リ、リン・・・」
リンのやわらかい乳房をぎゅっとつかむと、リンはかわいい声で鳴いた。
「あん・・・v」
リンの声が響くと、二人の騎士は自分の股間を押さえた。
リンはその二人の騎士に見せつけるように、僕の身体をすみずみまで舌を這わせる・・・
そして、僕のズボンを下ろすと、僕の一物を口に頬張った・・・
子供の不思議な角笛(4)
「ふぐ・・・むぐ・・・」
僕の一物が彼女の口の中で激しく反応する・・・
「リン、気持ちいいよ・・・」
ねっとり・・・
リンの舌が、僕の亀頭にまとわりつくたびに、僕は快楽に身を震わせる・・・
「ううう・・・あうう・・・」
いつしか僕もうめき声をあげていた・・・
リンの口の中が、こんなに気持ちいいなんて・・・
「リン、僕、もう出ちゃう・・・ううっ!」
リンが口を離すと、途端に彼女の顔が僕の精液でまみれた・・・
「どう?これで、わかってくれた?」
彼女は精液まみれの顔を騎士に向けた。
しかし、その騎士の答えは・・・
「いいえ、このセイン、まだ納得できません!」
リンは呆然としている。
「じゃあ、どうすれば納得してくれるの?」
「それは・・・」
その騎士・セインが答える前に、僕は動き出す・・・
「わかった。ならば、これでどう?」
僕はリンの腰にすがりつく。そして、パンツをずらして、そこに僕の一物を押しつけた。
「あ・・・」
リンはゆっくりと僕を飲みこんでいく・・・
「どう?これで納得してくれる?」
僕は腰を振りながらセインに聞いてみた。
子供の不思議な角笛(5)
「くふう・・・ふああ・・・」
僕の動きに、リンは激しく反応する・・・
「リン、すごくいいよ・・・!」
パン、パン、パン・・・
僕の腰と、彼女の秘丘がぶつかり合って音をたてる・・・
「あっ、あたしっ、もうダメーーーーーーっ!」
彼女がぐったりすると同時に、僕の精は彼女の奥深くへと注がれた・・・
「はぁはぁ・・・どう?これで、納得してくれた?」
リンの言葉に、セインは目を輝かせた。
「おおっ!愛し合う二人の、なんと美しいことか!このセイン!感激いたしました!」
あれ?この騎士、リンをナンパしに来たんじゃないの?
ともあれ、彼は納得はしたみたいだ。よかった。
「我ら部下が、主君の恋愛に口出しするものではありませんしね」
セインはそう言うとリンの前にひざまづいた。
「我々は公女・リンディス様をお迎えするために、キアランよりまいりました。」
「公女・・・リンディス!?」
僕とリンは顔を見合わせて驚いている・・・
子供の不思議な角笛(6)
「私が、キアランの公女?」
「はい。あなたは、キアラン公・ハウゼン様のご息女、マデリン様とサカ人の間に産まれた
方でございます。」
「・・・・・・リン?」
僕はリンに呼びかけた。
「確かに私の母は・・・マデリンという名前だった。そして、私は・・・家族だけでいるときはリンディス
と呼ばれていたけど・・・まさかっ!」
リンは半信半疑の目で騎士を見ている。
しかし、二人の騎士は微笑んでリンを見た。
そしてもう一人の騎士が言った。
「我々はこのたび、ハウゼン様より、リンディス様への使者として参りました。私の名前はケント。そして
連れの男はセインと申します。」
「しかし、噂にたがわぬ美しさだ・・・。おまけにエッチで、淫らで、公女様としては申し分ないお方だ・・・」
セインの言葉に、リンは顔を真っ赤にした。
「や、やだ!私、エッチじゃないわよっ!」
「いいえ、充分エッチです。人の見ている前であんなこと、俺達にはできませんもん。」
リンはますます顔を赤らめる・・・
子供の不思議な角笛 完
次回 『復活』 お楽しみに〜
>リンの声が響くと、二人の騎士は自分の股間を押さえた。
ワラタ (・∀・)イイ!!
セインの考える理想の公女=美人でエッチで淫ら
イイ!現実でも理想の女上司(w
イイヨイイヨー(・∀・)
続きマダー?
大人しく待つ
329 :
名無しさん@ピンキー:04/02/10 23:58 ID:FhP1lxSj
age
おお!
ストーリーとうまく絡んでいて面白い。
かつエロい。
つまり、イイ(・∀・)!!
『復活』はもうしばらくかかりますので、こちらを。
百合(17)
一万G・・・
「た、高いなあ・・・とても僕のお小遣いじゃ・・・」
そしてロイはチラッとセシリアのそばにいるマリナスに視線を向けた。
「マ〜リ〜ナ〜ス〜ゥ〜♪」
ロイはリスのように目をくりくりさせてマリナスのほうを見た。
「ロイ様、何ですかな、その目は?」
ロイはさらに目をきらきらさせてマリナスに訴えかける・・・
「ロイ様・・・、貴重な軍資金を私用に使おうとするとは・・・このマリナス、情けなくて
涙が出てきましたぞ・・・うっうっうっ・・・」
「まあっ!ロイったら、ひどいわっ!私達の食料を食べてしまっただけでは飽き足らずに、
大事な軍のお金まで食いつぶそうとするなんてっ!」
リリーナの発言に、セシリアも続けた。
「こうなったらロイには、徹底したお仕置きが必要ね。」
セシリアの口元に笑みがこぼれた。
「ちょっと待ってなさい。リリーナ、ソフィーヤ、ちょっとこっちへ。」
「はい、わかりました。」
「・・・はい・・・わかりました・・・」
セシリアは身を翻すと、二人を伴って部屋を出ていった。
百合(18)
しぱーん!
部屋の外で大きな音がした後、セシリア達は戻ってきた。
ごくり。
ロイは思わず息を飲む・・・。
それもそのはず、三人は大きな黒いアゲハ蝶をかたどった仮面に、黒革のレオタード、そして足には
黒革のやけにヒールの高いブーツを身につけていたのだ。
「ではまず、ソフィーヤ!」
「・・・はい・・・」
ソフィーヤはロイの繋がれているベッドに上がった。
そしてそのままロイを見下ろす・・・。
「あ、あの、ソフィーヤさん・・・」
「・・・はい、何でしょう・・・?」
「あなたの持っている鞭、やたらとトゲトゲがついているんですけども・・・?」
「・・・はい・・・これ、特注なんです・・・いばらで編み上げてあるんですよ・・・」
ロイの顔から急に血の気が引いた。
「ま、まさか・・・ね、ねえ、考え直して、ねえっ!」
ロイが大声で叫ぶと、ソフィーヤはにっこり微笑んだ。
「ロイ様・・・女王様と・・・呼んでください・・・」
しぱーん!
「ぎゃあっ!!!」
近くで見ていたレイがつぶやいた。
「ソ、ソフィーヤ・・・そんなお前も新鮮かも・・・」
そしてニイメもつぶやいた。
「ほっほっほ・・・。昔のあたしを見ているようだねえ・・・」
おしまい
ヤバイ、ロイ様と言いつつ、女王様とお呼びソフィーヤに萌えたw
うほっ氏、重騎士も是非、参加キボン。
できれば相手は体格差のある小柄な娘で。
激しくも情けなく攻められる巨体漢を見せて下さい。
もっと続ききぼんぬ(*´Д`)'`ァ'`ァ
>>334 そうなるとウェンディタソの出番が消滅するぞ。良いのか。
楽しく読ませてもらいますた
復活 第1部(1)
「マーク・・・」
リンの不安げに光を放つその瞳に、僕の顔が映った。
「何だか大変なことになっちゃったね・・・」
僕はその妖しく美しい輝きに、思わず息を飲んだ。
「リン・・・。どうしたの?」
僕が聞き返すと、リンは目をつぶった。
「私がリキアのキアラン公爵家の公女だなんて・・・。しかも、公弟のラングレンとかいう人が、
私を消そうと企んでいる・・・。」
リンは昨日、ケントという騎士から聞かされたことをそのままつぶやいた・・・。
「リン・・・」
やがて、リンは僕の胸に顔を埋めた。泣いているのかな・・・?
公弟ラングレン。
彼がリンのことを消そうと次から次へと刺客を送り込んできているという。
「私、爵位なんて興味ないのに・・・」
だが、昨日ケントは言った。
「残念ながら、そのような言い分が通じる相手ではないんです。」
昨日は涙を見せなかったが、今僕と二人きりでいるときは泣いてしまう・・・。
僕はリンの頬を両手で優しく挟み、顔を僕のほうに向けさせた。
そしてその涙で濡れる頬にそっと口づけした。
「リン、僕が、君を守ってみせる。」
「マーク?」
「確かに僕は戦えないけど、僕には軍略がある。だから、君や他の仲間達を失わない
戦い方を心がけるよ。だから、安心して。」
僕はそのまま、リンの唇に唇を重ね合わせる・・・
復活 第1部(2)
リンの身体が熱くなってゆくのが、服の上からでもわかる・・・。
彼女は、僕を欲しがっているのだ。
そう思い、僕は、リンを強く抱きしめた・・・
「マーク・・・、離さないで・・・!」
僕の胸の中で、リンがうめいた。
何度も何度も、僕はリンの唇を吸う・・・
決して、離さないから・・・!
「あの〜、お楽しみのところ、すいませんが・・・そろそろ行きません?」
声のしたほうを見ると、セインが立っている。
「恥ずかしいですな・・・」
ケントもいた。
「せっかくいいところなのに・・・」
リンが文句を言うと、すかさずセインが反論する。
「いや、仲がいいのはよろしいんですが、もう少し場所を考えていただきたいですなあ・・・」
ふと辺りを見まわすと、ここは往来の真ん中だった。
「や、やだっ!恥ずかしい!」
リンは顔を真っ赤にして僕から離れた。
「おや、ここは・・・?」
僕達はブルガルの外れにある大きな祭壇の前に来ている。
「サカの民が長旅をするときは、必ずここで旅の無事をお祈りしていくのよ。」
「ほう・・・」
そのとき、祭壇のほうから、おばさんが走ってきた。
「あんた達、助けておくれ!賊に襲われて、司祭様が!」
「な、何ですって!?」
リンは走り出した
復活 第一部 完
>>338 …リリーナ×ボールスでウェンディ×バースでも十分成立するんだが…
む、難しい・・・
マーラーの交響曲第2番「復活」をモチーフに書いてみたけど、なかなかうまく辻褄が合わない。
というわけで、第2部はもう少し遅れます・・・
他の職人様方のご降臨も禿しくキボンするのであります〜
343 :
名無しさん@ピンキー:04/02/15 15:29 ID:eYqKi/Hq
age
赤緑コンビが止めなかったら往来の真ん中で
ヤってたのかな・・(*´Д`)'`ァ'`ァ
>うほっ氏
大胆なんだかシャイなんだか分からんリン様に
萌え萌え。毎回GJ!
346 :
うほっ ◆.lt5gYzbQ. :04/02/16 00:59 ID:MpNJkx1f
おかしいなあ・・・
「人大杉」って出てカキコできない・・・
今は携帯なので書けるけども。
でも携帯だと探すの大変だから、ageさせて。
>>うほっ氏
2ちゃんねる専用ブラウザを使うと普通に読み書き出来ますよ。
かちゅーしゃとかホットゾヌとか。
ファミコンミニで外伝でないかなぁ
外伝のキャラの顔つきはなんかエロいと思う。
もちろん新しい方がグラフィックは綺麗なんだけど
あの古めかしい所にエロさを感じる。
なんつーか、和服とか人妻とか隣のお姉さんのエロさ。
封印烈火はグラビアアイドルとかのエロさ。
それではセリカたんに(;´Д`)ハァハァ
外伝の思い出
カミュの野郎、死んだと思ったらこんな所でも女引っ掛けてやがる
一瞬でも悲しんだ俺が浅はかだった
ルゥとエレンのエロSSはないのでしょうか。
>352
おまえ他のスレでもしつこいぞ
355 :
名無しさん@ピンキー:04/02/22 01:03 ID:3e5ahS9D
デューテたんはタタラに何かされてるよな絶対。
356 :
名無しさん@ピンキー:04/02/22 01:04 ID:3e5ahS9D
デュ−テたんはタタラに何かされてるよな絶対
二重すまん。しかも無駄に挙げた_| ̄| ○
アゼル×ティルテュの純愛和姦物希望
>>358 マシン氏の名作があるじゃん
と思ったけど、あれティルテュたん陵辱だったね
アゼルの勇姿が印象的だったから、歪んで記憶してた。
360 :
名無しさん@ピンキー:04/02/25 22:25 ID:P/SC2jEA
人大杉解除まだ〜?
専用ブラ使えよ禿げ
黒い牙の性事情読みたい
百合の続きも読みたい…
早く神様降りて来て
2ch専用ブラウザが導入できない・・・
今初心者板でいろいろ聞いてるんだけど、誰もまともに答えてくれない・・・
というわけでもうしばらく時間がかかります。ごめんなさい。
>365
ていう以前に上下とも同じページ
>363
広く使われてるのは、
・OpenJane(Doe)
・ギコナビ
・ホットゾヌ
てところだと思う。
普段はギコナビなんだが、この前色々とダウンロードしてみたところ
データが古く、シャア板や少年漫画板など最近分割したところは見られなかったのもあった・・・。
俺はかちゅ〜しゃを愛用している。名前がカチュアに似ているところがなんとも(w
Live2chもそこそこ使いやすい
実況なんて関係ないガナー
>>369 ん?オレもギコだけど今行っても、その2つ普通に見れたぞ?
やった!ようやく2chブラウザを導入できますた・・・
うちのはWindows CE なので、ぽけギコでつ。
しかし疲れた・・・
というわけで申しわけないが、SSは日曜までまってくだつぁい・・・
>>372 いや、そうじゃなくてギコ以外のブラウザを試したところ、という意味です。
自分は未来が絶たれたカチューシャを
カチュ使っていたら、他のが重く感じる体になってしまったyo
今度出る封印・烈火の設定資料集、イイネタがあるとイイな……
>>373 復活オメ
SSがUPされるまではエロ話萌え話をすればいいから
大丈夫と言ってみるテスト
スパロボOGの萌えスレはその意味ですごかった
>>375 もういい加減に公式設定を付加してほしいと思っている
クレティトとかスーシンとかサウドロとか
ラスリンとかヘクフロとかエルセーラとかウィレベとかとかとか
かく言う漏れはアレティトでヘクリンなDQNだが
公式認定されれば諦める厨はいるから……
漏れは素直にフィンラケだったがベオウルフ気に入ってたからあの事件は欝だった
思い出したくも無い
このカキコで荒れないことを祈る
378 :
377:04/02/28 16:21 ID:SH+Xk9oX
だったら書くなと小一時間(ry
どうやってバアトルはカアラをゲットしたのか
カアラは肉親が電魔しかいないし
パッと見とっつきにくいから
かまってくれる相手がほしかったと
しかもバアトルが何度も自分につっかかってくるから利害の一致
加えて2人とも惚れた腫れたのことは初心者だから
口説いたシーンはとてつもなくはずくて見て入られないシーンだろうと妄想してみるテスト
付加公式は荒れるから嫌だ……
っちゅーか、そんな事を後から付け加えるぐらいなら
プレイヤーによってEDが変わるような細工は最初から
するな、と言いたくなってしまうのです。
自分にとっては出てる商業モノも公式と思っていないので。
烈火の小説、フロ落下シーンの挿絵があって、好きな自分は
萌えた(*´∀`*)小説のヘクは初々しくて可愛いのぅ
でも一番萌えたのは、ウーゼルとオズインのやり取りというのは
内密に……。
ヘクトル×ファリナ派の私はどうすれば良いのでしょか?
萌えればよし
復活 第2部
「司祭様、すぐ助けにいきます!」
リンはすぐさま走り出す・・・
「待って、リン!」
僕はリンを呼び止めた。
「何?今は早く司祭様を・・・」
そういうリンに、僕は壁を見るように促した。
「リン、どうやらここの壁、壊れるみたいだ。ここを壊せば、近道になるんじゃないかな?」
「・・・・・・うん、わかった。」
「よし、ではまず俺が・・・!」
セインが槍で思いっきり壁を突くと次第に壁のひびが大きくなる・・・
「よし、もうすぐだっ!せいやっ!」
続けざまにセインが壁を突くと、壁は音を立てて崩れた・・・
「さあ、突入するわよっ!」
崩れた壁の向こうに、僕たちは入っていく・・・
すみません。続き書いてたら、いきなりウィンドウが消えて、すべて台無しになりますた・・・
ちょっとこのブラウザ、使い勝手が悪いかも・・・
というわけで、続きはもう少し待ってくだつぁい・・・
ゲーム中で一旦はくっついてても、
子供が出来てからやゲーム終了後に分かれて、
他のカップルが出来たりしててもおかしくはないんだが、
なぜかそういうのは想定しないよな<カップリング好きの方々
>>384 それをやったら鉄板の厨どもが大喜びだ罠
ヘクフロもヘクファリもリリーナの能力を考えると不自然だしね。
どうして?
まさか成長率は遺伝すると思ってる?
>子供が出来てからやゲーム終了後に分かれて
それはまた違う嗜好になるような。
自分はラブラブな二人が見たい(書きたい)からが原動力だからな…
389 :
名無しさん@ピンキー:04/02/29 21:52 ID:/c8xAOQY
>>387 すると思うけど。
突然変異かもしれないけど。
>>386 俺はリリーナの事考えると、ヘクトルとニニアンがくっつくと思ってたよ。
>>388 ・男Aと女A(←好きなカップリング)がラブラブになる
・些細な行き違いで喧嘩し、別れる
・寂しさを埋めるために、他のキャラと付き合う(←公式カプ)
・が、本当の気持ちに気づき、元の鞘に収まる
と、いうような感じで脳内補完ができるようになれば、公式で何を言われても関係ない。
俺的にはこれはこれでラブラブなんだが…。
>>386 ペガサス乗りは一種の魔力持ちだから
リリーナがたまたま濃く受け継いだと考えている
そこから漏れはヘクフロと考えた(魔防常に20超えるんで)
>>389 ヘクリン派にも光はある
ヘクトルの母ちゃんとマデリンさんが魔法を使えた場合だ(この時点で妄想だが)
えんどう豆の法則でも書いてみる
O、前オスティア候(優勢)。K、ヘクトルの母ちゃん(劣勢)。S、リンパパ(優勢)。M、マデリン(劣勢)。
とすると
OKがヘクトル、SMがリンでブリードさせたときに
KMがくればリリーナになる
これはヘクファリでも同じこと
厨やってスマソ。間違ってたらゴメス
普通にヘクトルに側室がいたと考えれば問題ないな
野球選手の血を引いてないと野球選手にはなれない…と同レベルの議論だと思うが。
最近はカップル議論するのにもなかなか難しい話を持ち出すんですねぇ。ゆとり教育足りてないね。
まあゆとり教育は結局失敗に終わった訳で
ところで、あのエニクスの金田絵のおまけ作文の人は
どうしてギイプリ支援だけそこまで特別扱いしてますか?
「の」が多すぎます>俺
復活 第2部(2)
リーダー格らしき男が剣を鞘から抜かないまま、ぶんぶん振り回している・・・
「おいっ、鞘から抜けねえじゃねえかよっ!」
その男の足元に体じゅうに傷を負った老人がうずくまっていた。
「その剣は・・・お前のような者には抜けんよ・・・」
「うるせえっ!」
男は老人の腹部に蹴りを入れた。老人は苦しそうに身悶える・・・
「司祭様っ!」
リンが身を乗り出した。
「あなたたち!司祭様を離しなさい!」
その男たちは、リンを見るなり、だらしなさそうに目許をゆるませた。
「女、俺たちとやろうってか?おいっ、お前ら!こいつは久々の上玉だぜえっ!やっちまえっ!」
男とその部下たちはいきり立つ・・・
「げ、下品な男たちね・・・!」
リンがつぶやいたその横で、僕はちらりとセインを見た。
「おい、マーク、何でそこで俺を見るんだ?」
「いや、ただ何となく・・・」
そしてセインは前に進み出る・・・
「リンディス様、ここは俺にお任せください。」
リンは驚いてセインを見た。
「大丈夫なの?」
「ええ。こう見えても俺は一流の騎士ですから。・・・何ですか、その疑うような目は?」
「だって、あなたはいつもおちゃらけてるし・・・」
「がくっ・・・俺って信用ないなあ・・・」
しょんぼりするセインの横で、僕はリンにこう言った。
「リン、彼に任せてみようよ。」
「マーク?・・・わかった。ただし、しくじらないでね。」
「お任せあれ。」
セインは男に向かって馬を飛ばした。
復活 第2部(3)
「へっ、男か・・・。なら遠慮はいらねえっ!ぶっ殺してやるぜえっ!」
男が声高に叫んだ。しかしその直後・・・
敵も味方も凍りついたように動かなくなっている・・・
一撃だった。
セインの槍が、男のみぞ落ちに深々と突き刺さっている。
そのまま、男は仰向けに倒れた。
あまりのすごさに、みんなあっけに取られてしまった・・・
「さて、次はお前らだな。」
セインは腰に差してある剣を抜くと、男の部下たちのほうを向いた。
「か弱いお年寄りや女子供をいじめる奴は、こういう目に遭うんだぜ!」
男の部下たちは算を乱して逃げ出した。
セインは深々と突き刺さった槍を引き抜くと、そのまま僕たちのほうを見つめた。
「どうです、リンディス様?俺の腕は?」
リンはあっけにとられている・・・
「あんたって、そんなに強かったの・・・?」
「がくっ・・・とほほ、俺って、信用ないなあ・・・」
リンはすぐに老人を助け起こした。
「司祭様!しっかりなさって下さい!」
「おお・・・、お主は・・・ロルカ族のリン・・・ありがとう・・・」
「よかった・・・。どうやら、命に別状はないみたい・・・」
老人はリンに肩を支えられて、ようやく立ち上がった。
復活 第2部(4)
「リンよ・・・よくぞ助けてくれた。お主には特別に、この宝剣に触れることを許そう。」
老人(以下、司祭様)は男の遺体のそばに落ちている立派な剣を拾うと、それをリンに手渡した。
「サカの民が長旅に出るときはこうしてこの祭壇に奉られている宝剣にお祈りしていくの。
でも、触らせてもらえるなんて、夢みたい♪」
リンは解説をしながら剣を手に取ると、その剣はまばゆく輝きだした・・・!
「きゃっ!」
その光の中から、人型の光が姿を現した・・・
「ロルカ族のリン・・・、私はついに主に巡り合った・・・。」
「あ、あなたは・・・?」
「私は・・・マーニ・カティ・・・この剣の、魂・・・」
マーニ・カティは言葉を続けた。
「だが・・・、私の封印は、いまだに解かれてはおらぬ・・・これでは、いかに持ち主であっても、
私を抜くことはできぬ・・・私にはそれが心残りだ・・・」
リンは身を乗り出して、マーニ・カティにたずねた。
「で、では、どうすれば封印を解くことができるの?」
「ロルカ族のリンよ・・・。我が封印を解きたくば、そなたの・・・愛情を・・・示せ・・・」
「愛情・・・?」
「そうだ・・・。お主のもっとも愛する男とならば、それができるはず・・・」
「愛情・・・私の・・・愛しい・・・人・・・」
リンはつぶやくと、僕の方を見た。
「ねえマーク・・・」
リンは僕のほうをじっと見つめると、頬を赤く染めた。
どきっ!
妖しいまでのその美しさに、僕の心臓が思わず高鳴る・・・
僕はこくりとうなずいた。
復活 第2部(5)
僕たちは宝剣を持って、祭壇の奥の一室へと向かった。
(どうしよう・・・、僕の胸がさっきからどきどきしっぱなしだ・・・)
そう考えるうちに、部屋に着いた。
部屋には、ベッドが一つあるだけだった。他は何もない。
「この部屋って・・・?」
僕は司祭様にたずねた。
「わしの私室なのだが・・・、今回は神聖な儀式なので、特別に使うことを許そう・・・」
「ありがとうございます!」
リンはゆっくりとベッドに横たわる・・・
豊満な胸のふくらみが上に向かってそびえる・・・
その下には、細い腰・・・
僕は思わず、生唾を飲み込んだ。
リンはいきなり、上体を起こした。
「ケント、セイン、悪いけど、部屋の外で見張っててくれる?」
「はっ!かしこまりました!ほらセイン、いくぞ!」
「え〜っ!?そ、そんなあ・・・」
「いいから行くんだ!ではリンディス様、こいつは私が見張っておりますので、ご安心を。」
「ありがとう。それから司祭様・・・申しわけないのですが・・・」
「むう・・・仕方ないのう・・・」
三人が部屋を出ていくと、リンはいきなり僕に抱きついた・・・!
「マークっ!」
今日は彼女のほうが積極的だ。
僕も負けじと、彼女の体を抱きしめ、唇を重ねあう・・・
復活 第2部(6)
「ん・・・」
僕は何度も彼女の唇を吸った・・・
味わうたびに、リンの甘酸っぱい女の香りが口いっぱいに広がる・・・
「マーク・・・」
いったん唇を離すと、リンの美しく透き通った瞳が僕の心を貫く・・・
「その顔が、その瞳が、僕を虜にするんだ・・・!」
僕はただひたすらに、リンの体を抱きしめる・・・!
彼女の胸、彼女の腰、彼女のお尻・・・
このすべてを、僕は味わいたいんだ・・・!
そして、彼女の女・・・
僕の指がショーツにかかると、彼女のショーツはすでにじっとりと濡れている・・・
「リン・・・もうこんなに・・・」
「いやん」
彼女は顔を赤らめた・・・
もう前戯は必要ないだろう・・・
彼女のショーツが横にずれると、そこに僕の男が撃ち込まれた・・・・・・
復活 第2部(7)
「ひあっ!」
僕の男が撃ち込まれると同時に、リンの体から熱が放たれる・・・!
びくんびくん。
僕の男をくわえこんだまま、彼女は激しく身をくねらせる・・・
僕はいったん亀頭のあたりまで抜くと、再び根元まで突き入れた。
「くああっ!」
その一突きに潮吹をあげる彼女の女・・・
僕はもう狂ったように何度も何度も彼女を突く。
よがり狂うように、リンは僕の突きに合わせて体を左右に揺さぶった。
その動きが、ますます僕を刺激する・・・
「すごいよ!リンッ!」
すでにリンの表情には緊張感はなくなっている・・・
激しく身をくねらせると同時に、彼女の唾液があたりに飛び散った。
そして下の口からは、潮吹が激しく飛び散る・・・
「くふぁあっ!あふぁあっ!あいいいいいいいっ!」
彼女はひたすらに腰をくねらせる・・・
僕はふと、男を抜こうとした。
すると、僕の動きに合わせて、彼女は腰を押し付けてくる・・・
彼女自らが、僕を欲しがっている・・・
「ようし!それなら、今日はとことんまでやってやろうじゃないかっ!」
「あはぁんv」
僕の叫びに答えるかのように、彼女は喘ぎ声を漏らした。
復活 第2部(8)
「おらおらおらーっ!」
僕は何かに取り憑かれたかのように、ひたすら腰を振って彼女を突いた。
「ひぐぁ!はぐぁ!ひいいあっ!」
彼女は本能のままに、叫び声をあげる・・・
やがて、彼女の女が、僕を搾るようにひくひく動いた。
その動きに合わせて、僕の男から、精が彼女に搾り取られてゆく・・・
それと同時に、彼女の女が、今までで最大級の潮を吹き上げた。
潮がそばに置いてあった宝剣にかかると、剣が再び妖しく輝きだす・・・
「ロルカ族のリン・・・、そなたの愛情、確かに見届けた・・・」
「マーニ・カティ・・・・・・ああっ!」
宝剣は宙に浮くと、鞘がするりと抜けた。
「我、復活せり・・・!・・・ロルカ族のリン・・・我が命、そなたと共に・・・」
剣はそのまま柄の部分をリンの手に持ってくる・・・
リンは剣の柄をぎゅっと握った。
「・・・こ・・・これが・・・マーニ・カティ・・・」
僕たちが立ち去ったあと、司祭様は一人、ベッドを眺めた・・・。
中央部に、じっとりと濡れた部分がある・・・
「リン・・・いつのまにか、こんなに大きくなって・・・」
司祭様はその濡れた部分に何度も頬ずりした。
復活 第一部・第二部 完
リリーナは木の股から生まれたというのが定説になってたんじゃなかったっけ?
>>384 生鮮の頃から既にそういう萌え方をする椰子はいたぞ
つか、フィンラケ厨の半分はそうじゃ無かったのか?
関係性が薄いが、某所で見た
生き残りホリン×ラクチェは燃え萌えだった…
捏造もいいもんだと初めてオモタ
>>398-
>>404 乙
>「おらおらおらーっ!」
禿げしくワラた
女軍師で名前をリリーナにした漏れって…
ぞっこんってやつね。
保管庫消えた?
なんか俺も見れない
保管庫逝けないな・・・。
ここではTSの需要がないのでつか?
どこに書けばいいやら。
マタリ中…
続きキボンするなら今のうち…
ユリ×ティニとコウメイのがまた見たい。
SS投下前の注意書き
・放尿ネタあります。嫌いな人はスルーして下さい。
・今回のセリス様はかなり変態です。これも嫌な人はスルーを!
キジ撃ち(1)
ここはセリス軍の野営。
戦いの最中とはいえ、今は小康状態で、みんなはつかの間の平和な一時を楽しんでいた。
「セリス様、俺ちょっと、キジ撃ちにいってきますね。」
アーサーがそう言って立ちあがると、レスターやアレスなどの男連中もそろって立ちあがる。
そうして、ぞろぞろと並んで近くの叢へと向かった。
この軍に入りたてのティニーが、不思議そうに首をかしげている。
「どうしたんだい、ティニー?」
ティニーはセリスの顔を見て、こう切り出した・・・。
「セリス様・・・。キジ撃ちって、何ですか・・・?」
セリスはティニーの顔を見つめた。
「ああ・・・、そう言えば、ティニーはやったことないんだっけ?」
セリスはティニーのこれまでの境遇に思いを馳せる・・・。
幼少時にブルームに連れ去られて以来、ずっとアルスターのブルームの庇護の元、近場での反乱軍の
討伐に動いてきたティニー。まだ幼いティニーには遠征の経験は今回が初めてなのではなかろうか。
「う〜ん、こういうのは口で説明するよりも、実際に見てもらうほうがいいだろうね。
わかった。ティニー、僕と一緒に来るかい?」
セリスの言葉に、ティニーはうれしそうだ。
「わーい」
満面の笑みを浮かべるティニーの表情に、セリスの顔も思わずほころぶ。
「じゃあ行こうか。」
「はい、セリス様。」
キジ撃ち(2)
セリスはティニーの細くてかわいらしい手を引いて、野営からは少し離れた叢に着いた。
「さあティニー、僕が今から手本を見せるから、しっかり見てるんだよ。」
「はい、セリス様。」
そしてセリスはおもむろに社会の窓をこじ開けると、自分の大きなシンボルをむんずとつかんだ。
「きゃああっ!」
一瞬何が起こったかわからずに、ティニーは叫び声をあげた。そしてそのまま両手で自分の顔を覆う・・・
セリスはその両手を払いのけ、顔を露出させる・・・。
「ダメじゃないか、しっかり見てなきゃ!」
「セ、セリス様!何を見せるんですか!」
「ティニー・・・、キジ撃ちを見たいって言ったのは、ティニーだろ?」
「そ、それはそうですけど・・・でもまさか、そんなことをするなんて・・・!」
セリスはティニーが見やすいように、ティニーの頭を自分の腰の脇に近づけた。
今、自分のすぐ目の前に、男の人の・・・
ティニーはいつのまにか、セリスのそれを食い入るように眺めている・・・
「じゃあ出すよ!それっ!」
セリスが2,3回しごくと、それは隆々と立ちあがる・・・
「はははっ!ティニーが見ているから、いつもよりすごいや!」
ごくり。
ティニーは思わず息を飲んだ。
「ティニー、かかるかもしれないから、気をつけて!それっ!」
セリスの掛け声にあわせて、それは勢いよくあったかい尿を吹き出した・・・
「こ・・・、これが・・・男の人の・・・」
ティニーは初めて見る大人の男性の放尿を、まばたきもせずにただじっと見つめていた・・・
キジ撃ち(3)
「ふう〜、すっきりした・・・」
セリスのシンボルから放尿が止まると、セリスは2,3回ぶるんぶるんと振った。
「ティニー、初めて見たキジ撃ちはどうだった?」
「あ、あの・・・(は、恥ずかしい・・・)」
セリスはそっと、ティニーの肩を抱き寄せた。
「さあ、次は、ティニーの番だよ!」
セリスはすぐ近くの叢を手でかき分けて、女の子がちょうど入れる位のスペースを作り上げた。
「えっ、ええ〜っ!?」
ティニーは目をぱちくりさせて驚いている。
「そ、そんな、私・・・嫌です・・・!」
「何言ってるんだいティニー!僕だって恥ずかしいのに見せたんだから、君も見せてくれないと
不公平というものだろう?」
「セリス様・・・」
呆然としてつっ立っているティニーを、セリスは引っ張って強引にスペースの中に押し込んだ。
「きゃっ!」
「大丈夫。まわりの草で、ちゃんと隠れているから、僕にしか見えないよ。」
「で、でも・・・・・・。」
「さあ、ティニー、見せてごらん!」
ティニーはその場にしゃがむと、パンツを脱いだ。そしてゆっくりとふんばり始める・・・
「あ〜っ!ダメダメ!それじゃ見えないよ!ちゃんとスカートはまくって!」
セリスは両腕を伸ばして、ティニーのすそをつかむと、強引にまくり上げた。
「あと、股ももっと大きく開いて!」
「ダ、ダメです!これ以上は!」
「ひどいなあ・・・、僕は最後まで見せたのに・・・」
セリスは悲しそうな目でティニーを見つめた・・・
「セリス様・・・、そんな目をされたら、わたし、わたし・・・」
ティニーの瞳から涙がこぼれる・・・
キジ撃ち(4)
「ティニー・・・、君も、泣けば何でも許してもらえると思いこんでる女の子だったのか・・・。
がっかりだな・・・。」
セリスの眼差しが、明らかな侮蔑に変わった・・・。
「セリス様・・・わかりました・・・」
セリス様に、そんな眼差しを向けられるのは耐えられない・・・。
その想いが、今、ティニーの股を満開にする・・・!
ティニーはようやく、自分でスカートを思いっきりまくり上げて、股を大きく開いた。
セリスの顔の位置からは、ティニーの陰核、小陰唇が丸見えだ。
「くうう〜・・・」
ティニーが小さい声で鳴くと、ティニーの割れ目のすぐ上にある赤い突起から、勢いよく尿が吹き出す・・・。
ごくり。
セリスは息を飲んだ。
「こ、これが、女の子の・・・放尿か・・・。」
セリスにまじまじと見つめられながら、ティニーの割れ目から、別の液体もこぼれてきている・・・
やがて尿は止まった。
「セ、セリス様・・・」
ふらふらっと立ちあがったティニーを、セリスはしっかりと抱きとめる。
「お疲れさん。そうだ、今日、見せてくれたお礼に、僕が拭いてあげるよ。」
セリスはそう言って懐から紙を取りだすと、それをティニーの股間に当てる・・・
「セ、セリス様!いいですっ!自分でやりますからっ!」
「遠慮はしなくていいんだよ。ほら。」
セリスの紙が、ティニーの股間を優しく撫でる・・・
「セ・・・セリス・・・様・・・」
ティニーの体が次第に紅潮していく・・・
キジ撃ち(5)
「あ・・・ああん・・・いや・・・」
セリスの指の動きに激しく悶えるティニー・・・
いつのまにか、セリスの手からは紙が無くなっている。
「ああっ!・・・いやあっ!」
今、ティニーの股間を、セリスの指が直接撫でまわしている・・・
「くはあっ!ひゃああっ!」
ティニーの割れ目をセリスの指が何度も往復する・・・
そのたびに、ティニーの割れ目からは、勢いよく液がほとばしる・・・
「まだ完全に出してなかったんだね。ダメじゃないか。」
「セ、セリス様、違いますう〜っ!そ、それは・・・」
「おしっこじゃないなら、この液は、何だい?」
「そ、それは・・・それ・・・は・・・ああん・・・」
「へえ・・・ひょっとしてティニー、感じているのかなあ?」
セリスは濡れた自分の指をぺろっと舐めた。
「セ、セリス様!そんなことしたら、汚いですよう・・・」
「汚くなんかないさ。何なら、こうしてもいいんだぜ?」
セリスの顔が、いきなりティニーの股間に密着すると、セリスの舌が、ティニーの割れ目を前後になぞる・・・・
「ひゃあああん!」
ティニーのおたけびと同時に、割れ目から勢いよく液が吹き出した・・・
セリスの舌がひたすら踊る・・・
「ティニー、こんなに感じちゃって・・・。君って、ほんとはスケベだったんだね・・・」
「そ、そんなことないですう〜!あああ!あああああん!」
自分の股間に密着するセリスの頭を両手で押さえながら、ティニーの体はおもいっきり後ろにのけぞった。
キジ撃ち(6)
びくん、びくん・・・
ティニーの割れ目から、脈打つように液が吹きだす・・・
「そうだ、ティニーも味わってみなよ。」
セリスは液体を舌で掬うと、顔を上げてティニーの唇に唇を重ねる・・・
「ん・・・」
突然、生温かい液体が、ティニーの口の中に流れ込んだ・・・
「どうだい?これが、ティニーの味だよ。」
セリスはそのまま、舌を絡めあう・・・
ティニーの割れ目の中には、再びセリスの指が入り込んでいる。
「くはあん!ああん!」
突如、その指が何倍にも大きく膨れ上がった。
「セリス様?」
ティニーはおそるおそる下を見下ろす・・・。
「ああっ!」
今、ティニーの割れ目を引っ掻きまわしているのは、セリスの指ではなかった。
先ほどティニーが間近に見た、セリスの大きなシンボル・・・
突然、ティニーの割れ目に、引き裂かれたような痛みが走った。
「ぎゃああああああっ!」
セリスはティニーの悲鳴などお構いなしに、そのシンボルを強引に割れ目にねじ込んでいく・・・
「ひぎいいい・・・はぐううううう・・・」
セリスのシンボルは、根元まで埋まった・・・
セリスはティニーの腰を掴むと、前後に激しく揺さぶった・・・
キジ撃ち(7)
「ティニー、これが僕の、本物のキジ撃ちだよっ!」
セリスに腰を密着させながら、ティニーは上体を激しくくねらせた・・・
ぐいっ、ぐいっ!
ティニーの腰をつかんだセリスの両腕が、激しくティニーを揺り動かす。
「あああああん!あああああんん!」
ティニーはまるで狂ったかのように、叫び声を上げつづけた・・・
突然、セリスはシンボルを抜いた。
「はあああ・・・はああ・・・セリス・・・様・・・?」
するとセリスは、今度はティニーの背後に回る・・・
「今度は後ろから、キジ撃ちだっ!」
セリスの大きなシンボルが、今度はお尻の間から、ティニーの女へと入り込む・・・
「ひゃああああああっ!」
セリスは後ろからティニーの両肩をつかむと、そのまま彼女の体を自分に押しつけた。
その表紙に、セリスの男とティニーの女がこすれ合う・・・
「ひあっ!はうあっ!ひいっ!」
やがて、セリスの腰とティニーのお尻が、リズムよく音を立て始めた・・・
ぱん、ぱん、ぱん、ぱん・・・
「す、すごいよティニー!すごくいいよ!」
「セ、セリス様あ〜!はぅあっ!ひぃ〜!」
ティニーの声があたりに響く中、セリスはただひたすらにティニーの女を味わう・・・
「セ、セリス様〜っ!あたし、もう・・・ダメ・・・」
その声を合図に、セリスの腰の勢いがいっそう激しくなった・・・
「ティニー!いよいよ、キジを撃つよ!それっ!」
びくん!びくん!
「ひゃうんっ!ひゃうんっ!」
セリスのシンボルが、真っ白い弾丸をティニーの子宮めがけて撃ち込んだ・・・
キジ撃ち(8)
ティニーがぐったりと、セリスにもたれかかる・・・
「はあ・・・はあ・・・、・・・これがキジ撃ちなのですね・・・」
「まあね。どうだった?気持ち良かったかい?」
セリスが聞くと、ティニーははにかむように微笑んだ。
「セリス様・・・、あたし、キジ撃ち・・・大好きになりそう・・・」
ティニーはセリスの首筋に抱きついた。
「ははは。そうだ!明日から毎日、キジ撃ちしよっか♪」
「はい、セリス様!」
翌日・・・
セリスはみんなとの作業中に、ふと立ちあがった。
「みんな、ちょっとキジ撃ちに行ってくるよ。」
すると、近くで作業していたティニーも立ちあがる。
「あ、あたしも!セリス様、一緒に行きましょ♪」
今日もまた、二人の至福の時が始まる・・・。
おしまい
乙!kitaーーーー!!
皆さん恋人と雉打ちに行ったんですな
ティニーが良かったYO。
アレス→リーン
レスター→パティ
アーサー→フィー
の組み合わせでキジ打ちをしたのかな・・・(;゚∀゚)=3ムッハー
すごいよセリスさん…
激しくワラタ。
確かにこりゃファンには見せられないな…
単に、キジ打ち=ツレションのことじゃ…?
>>434 いや、単に野外でのしょんべんのことだろ。
倉庫逝ったらサウル×ドロシーが禿しく読みたくなったけど
もう封印は出ないかな・・・
漏れ以外で、封印のエルフィン×エキドナハァハァと言うヤシ居る? ゲーム中同時に出る事無かったが、ビジュアル的に結構クルものがあると思うんだがどうか?
それならエルフィン×ララムのほうがありそうな気がした。
命の恩人だからな。ララムは。
昔どこぞのサイトでディーク×エキドナを読んだ事がある
やや不良中年気味だけどぎらぎらしたディークや
モチ肌で綺麗で寂しげなエキドナ姐さんに
それはそれは(;´Д`)ハァハァしたもんだよ
ここでも書いてくれないかなぁ…ずっと読みたくてうずうずしてるんだよね
いや、漏れは文章力無いから言ってるんだけどさ( ´_ゝ`)
>>438 同時に出る可能性あるぞ。
尤も、戦闘ユニットとしてではないが。
夏の朝の想い出
第一楽章 夏の行進とパンの歌(1)
僕たちは長い旅の後、ここ山奥の村に着いた。
「これは・・・・・・!」
あちこちに漂う腐臭と、うだるような暑さが、強烈な不快となって僕たちの鼻を襲う。
「・・・ひどい・・・・・・うっ・・・」
思わず僕は吐きそうになって口元を押さえた。
「こんな山奥の村に、いったい誰が・・・?」
普段だらしない顔つきをしているセインの表情も、険しくなる・・・。
「タラビル山の山賊ども・・・」
リンのつぶやきを、僕は聞き逃さなかった。
「リン、知ってるの?」
「この山の向こうに、私たちの住んでいた村があるの。私たちの村は・・・」
急にリンの瞳が光る。そしてそれは、次々と彼女の頬を伝って、地面に落ちた・・・
「血も涙もない奴ら・・・絶対に・・・許さない!」
「リンディス様・・・」
ケントとセインも、真剣な目つきでリンを見た。
「私は絶対・・・あいつらなんか歯牙にもかけないぐらい強くなって、お父さん、お母さん、そして
部族のみんなのかたきを・・・とってやるっ!」
リンが拳を強く握りしめると、セインがその手を握った。
「その際は、ぜひ俺も、お供させてください!」
さらにその上から、ケントも手を合わせた。
「私も、お供いたします!」
「みんな・・・ありがとう・・・ありがとう・・・」
リンの涙が悔し涙から、感謝の涙へと変わった・・・
僕もいつしか、彼女の手を取る・・・
第一楽章 夏の行進とパンの歌(2)
「マーク、あなたまで・・・!」
リンの涙腺がなおも緩む・・・
「・・・ありがとう・・・あり・・・・・・」
もはや言葉にならないリンのうめきが、僕の胸に伝わる・・・
彼女のためにも、そして仲間のためにも・・・
僕は絶対に、皆を死なせはしない・・・
僕の軍師としての信念が、今ここに確立されたように思う。
「しかしこれは・・・ひどい・・・」
僕は廃墟のあちこちに散らばる骨を一箇所に集めた。
「マーク、何を?」
リンの質問に、僕は骨を拾いながら答えた。
「彼らは山賊に襲われるまで、この地で人としての生活をしていたんだ。このままここで
野ざらしのまんまじゃ、かわいそうじゃないか!」
するとセインも立ちあがった。
「俺も手伝おう。」
セインは大きな穴を掘り始めた。すると、ケントも手伝いを始める・・・
いつのまにか、僕たちの心は一つになっていたんだ・・・
僕の心が、その感慨に身を震わせる・・・
「みんな、ありがとう・・・」
僕もそうつぶやいた・・・
「ようやく、全部片付いたね。」
リンはそう言うと、墓の前で両手を合わせて目を閉じた。
「私たちが、必ずかたきを取りますから、どうか安らかにお眠り下さい・・・」
僕たちも、彼女と同じように両手を合わせた・・・
第一楽章 夏の行進とパンの歌(3)
「さあ、それじゃ行きましょう。」
リンが立ちあがると、僕はリンを止めた。
「待って!」
「マーク?」
「リン、今日はここで休んでいこう。」
「えっ?でもここは・・・山賊に襲われるかもしれないわよ?」
「だから逆に、山賊の行動や作戦の立て方、戦力を調査するにももってこいだと思うんだ。」
僕は絶対に彼女たちを失いたくない・・・
だからこそ、緻密な作戦が必要になる。そして、そのためには、より正確で迅速な情報が不可欠なのだ。
リンは息を飲んだ。
「わかった・・・。ただし、危ないことはしないこと。いいわね?」
「わかった。」
「!!・・・誰か来る・・・!」
リンはいきなりそうつぶやいた。
「皆、隠れるわよっ!」
僕たち4人はすぐさま近くの叢に身を潜めた・・・。
「しまった!俺たちの馬・・・」
セインがそうつぶやくと、ケントが彼の口を押さえた。
「しゃべるなっ!」
やがて、数人の男たちが姿を現した・・・。
「あ〜あ、最近獲物がいなくてつまらねえなあ・・・」
「ほんとほんと、みんな俺たちが怖くて、この道を避けてるって話だぜ?」
そんな感じで男たちが話をしていると、そのうちの一人が上空を指差した。
「おいっ、あれ見てみろよ!」
僕たちも上を見上げる・・・
そこには、白い翼を羽ばたかせる天馬の姿があった・・・
第一楽章 夏の行進とパンの歌(4)
「おいっ、あれ、天馬騎士だぜっ!」
急に男たちがざわめきだす・・・
「天馬騎士・・・ってえことは、女かっ!?」
「うほっ!」
そして男たちは矢をつがえた。すると、仲間の一人がそれを静止する。
「馬鹿野郎!殺してしまっちゃあ何にもなんねえんだよっ!もっとソフトにやるんだ!」
「へい、お頭!」
そしてそのリーダー格の男が小石を上空めがけてひょいっと投げた。
「きゃあっ!」
遥か上空で悲鳴が聞こえた後、天馬がゆっくりと降りてきた・・・
そして降りてくる位置に一人の男が待ち構える・・・
「ぎゃあっ!痛ってえっ!」
その男が悲鳴をあげると、男たちはその天馬騎士を取り囲んだ・・・
「ご、ごめんなさい・・・」
男たちの隙間から、天馬騎士の弱々しい声が聞こえた。
「あいつら・・・!」
僕の制止を聞かずに、リンは飛びだしていった・・・
「リン!」
僕とセインとケントも、慌てて後を追った・・・
第一楽章 夏の行進とパンの歌(5)
「待ちなさい!」
リンが大きな声で叫ぶと、奴らはいっせいにリンの方を向いた。
その隙間から覗いた天馬騎士の顔に、リンは驚愕する・・・
「あなた・・・フロリーナ!」
「リ、リン・・・!」
その少女・フロリーナは涙を流しながら、こちらを見ている・・・
「その子を離しなさい!」
リンの姿を見た山賊たちは、逆に色めきだつ・・・
「おおっ!もう一人、獲物が増えたぜえっ!」
「犯っちまうかあっ!」
僕はリンの危険を感じ、彼女に走り寄った・・・
「何だ野郎か・・・かまわねえ!おい、お前らっ!男は遠慮はいらねえ!殺っちまえっ!」
男たちは殺気立って僕のほうに向かってきた。
「ぐわあああっ!」
瞬時に山賊の腕が飛ぶ。
「軍師殿、心配いりません!私が付いています。」
ケントの剣が、次々に山賊たちの首を飛ばし、胴を寸断する・・・
「ケントも、こんなに強かったんだ・・・」
僕とリンも、その強さにただ驚くばかりだった・・・
そして・・・
「きゃあああっ!」
フロリーナの周りにいた山賊たちも、次々に串刺しにされてゆく・・・
「お前ら、かわいい女の子をいじめると、この俺様の天罰がくだるぜえっ!」
セインの槍さばきは、今日も冴えわたっている。
こんなときに彼らは、本当に頼もしい仲間だ。
いつのまにか、山賊たちは、この地に屍をさらすことになった・・・
第一楽章 夏の行進とパンの歌(6)
「フロリーナ、なぜここに?」
「リン・・・私、リンを追って、ここまで来たの・・・」
「ダメじゃない!こんな危ないところに来ちゃ・・・」
「だって、だって・・・ふぇええええん・・・」
彼女はいきなり、リンの首の後ろに両手を回して抱きついた。
「寂しかったんだもん・・・」
「フ、フロリーナ!やめ・・・・・・んん・・・・・・」
そしてフロリーナの唇がリンの唇を塞ぐと、フロリーナは激しく舌を動かし、リンの口内を舐めまわす・・・
「や、やめて・・・!」
リンがフロリーナの唇を離すと、二人の間に、ねっとりと唾液の橋がかかる・・・
「フロリーナ!ダメじゃない!」
フロリーナはリンに怒られると、途端に涙をこぼす・・・
「リン・・・、私のこと・・・嫌いになっちゃった・・・?」
「そ、そんなことないけど・・・、皆の見ている前よ・・・?」
フロリーナが周りを見ると、男が三人もいる。ケントにセイン、それに僕。
「きゃあっ!」
フロリーナは顔を両手で隠して、悲鳴をあげた。
「紹介するわね。この子はフロリーナ。昔からの、私の親友。」
「あ、あの、フロリーナです・・・きゃっ!」
フロリーナは顔を真っ赤にした。
「ふむふむ、彼女はフロリーナさん。リンディス様のサカからの親友で、レズ仲間・・・と」
セインがメモしながらそう言うと、途端にリンが怒りの表情をあらわにする。
「そ、そんな関係じゃないわよっ!」
「誰が見てもそう見えますが・・・」
ケントの突っ込みは、時に鋭いなあ・・・
第一楽章 夏の行進とパンの歌 完
エロ少なめでスマソ。
そのかわり第二楽章以降は・・・ムフフw
話の内容がかぶらないように、まごのて様の軍師×リンを読み返してたら、
ティンコが元気になり杉てしょうがない・・・
つーわけで次回は数日後に・・・
さて、抜くか・・・
キジに続きシリーズ物もキタキタ、うほっ氏、乙!
フロリーナたんとリンたんが、軍師の前で…ハァハァ…
>そのかわり第二楽章以降は・・・ムフフw
↑頼もしい言葉、期待してますぜ!!
倉庫が見えない…。
気のせいだろうか?
>451
ありがd。
倉庫で検索してもひっかからんはずだ。
困った・・・
続き書いてるんだけど、どうしてもウィルを登場させるタイミングが浮かばない・・・
やっぱウィルを登場させないとダメだよねえ?
個人的な意見ですが、女の子が出ないと嫌だが
野郎1人出ない位はどうでもいいです。
だってウィルだし。
ヲルト出産のシーンまで書ききってくれなきゃヤダヤダ
第二楽章 花は語る(1)
「おや、ここは・・・?」
旅に疲れた僕たちの前に、一軒の民家がある・・・
「今日はここに泊まっていきましょう。」
リンの言葉に、僕たちも賛成する。
「でも、住人の人は泊めてくれるだろうか?」
「だからこれから交渉するのよ。」
こうしてリンは、先頭に立ち、民家のドアを叩いた。
「すみませ〜ん、誰かいますか〜?」
すると間もなくおばちゃんが出てきた。
「あんたたち、何の用だい?」
「実は旅の途中、宿がなくて困っていたのです。」
するとおばちゃんは、やや困った顔をした。
「すまないねえ・・・、実は、先客がいるんだよ・・・。」
よく見ると、このおばちゃん、着衣がわずかに乱れている。たぶん、僕たちが来たから
あわてて服を着たのだろう・・・。ということは、さっきまで服を脱いでいたということだろうか?
おばちゃんは家の中に引っ込んだ。そして、少し後に再び出てきた。
「先客の人は合部屋でもいいって言ってるんだけど、どうする?それでもよかったら、泊まっていってもいいよ?」
「ほかに泊まれそうなところもないし、みんな、それでいい?」
「はい。我々はそれでかまいません。」
ケントがはっきりと答えると、横からセインがちゃちゃをいれる。
「リンディス様のお着替えも見れますしね♪」
「お前と一緒にするな!」
ケントの突っ込みは、相変わらず鋭い。
「・・・やっぱり野宿にする?」
「わわわっ!うそです、リンディス様!」
「決まりね。あっ、でも、フロリーナは・・・」
「リン・・・、私も、我慢します・・・」
こうして、僕たちは宿泊する部屋に通された・・・。
第二楽章 花は語る(2)
「おや、君たちは・・・?」
部屋の中にいる、一人の青年・・・
「はじめまして、私はリン。そして、こちらが、連れのマーク、セイン、ケント、フロリーナです。」
僕たちは口々にあいさつした。すると、彼も元気に挨拶する。
「俺はウィル。リキアのフェレ出身、17歳。」
「君もリキア出身なのか。実は私たちも・・・」
こんな調子で挨拶が終わると、部屋におばちゃんが入ってきた。
さっそくウィルが声をかける。
「おばちゃん、そろそろさっきの続きを・・・」
「い、いやですよ!ほかのお客さんが見ているじゃない!」
「まあまあそんなこといわずに・・・」
ウィルが後ろからおばちゃんを抱き寄せると、ウィルの腕が、迷いもなくおばちゃんの胸と股間に伸びる・・・
「ああっ、ダメだよ、みんな見てるじゃないか・・・ああ・・・」
僕たちはあっけに取られて、ウィルとおばちゃんの睦み合いを見ている・・・
「おばちゃん、セクシーだよ。」
そう言いながら、ウィルはおばちゃんの股間を撫で、胸をゆっくり揉みしだく・・・
「ああっ、・・・んふああ・・・」
おばちゃんの体が、次第に赤みを帯びてきた・・・。
「さあおばちゃん、みんなにも見せてあげようか。」
「い、嫌だよっ!誰が、こんな醜いおばさんの裸なんて、見たいと思うかい?」
しきりに指を動かしながら、ウィルが答える・・・。
「醜くなんてないじゃないか。さっきのおばちゃん、すごく綺麗だったよ。ぜひ、みんなにも見せてあげたいんだ。」
「そ、そんな・・・あふう・・・はぅん・・・」
少しずつ脱がされてゆくおばちゃんの体は、思いのほか綺麗だった。
やがて彼女の全身があらわになると、セインが立ちあがる・・・
「ご婦人。綺麗な体を見せてくれてありがとう。お礼に、俺の綺麗なものも見てほしい。」
そしてセインはズボンを下ろして、見事な一物をおばちゃんに向ける・・・
そしておばちゃんの半開きになった口の中に、それを押し込んだ・・・
第二楽章 花は語る(3)
「んん・・・んんぐ・・・」
セインはそのまま、おばちゃんの顔を押さえて、前後に揺さぶり始めた・・・
僕の隣にいるリンが、僕の左腕にしがみついた・・・
「マーク・・・」
彼女の鼓動が、僕の腕に伝わる・・・
「こ、これは・・・」
そう、これは彼女のサインなのだ。
リンはいつでも準備OK。
僕はそのまま、リンを組み伏せた。リンは何も抵抗せずに、僕の下で甘い声をあげる・・・
おばちゃん達のプレイを見て、すっかり発情してしまったリン・・・
その想いに答えるべく、僕は思いっきりリンを抱きしめた・・・
しかし・・・
「ダメェッ!」
強い衝撃とともに、僕は激しく突き飛ばされた。
「いてててて・・・何をするんだ!」
僕の目の前には、両腕を大きく広げて仁王立ちになるフロリーナ・・・
「フロリーナ・・・」
リンも呆然としてフロリーナを見上げる・・・
「私の・・・私のリンを・・・取らないでっ!」
思いもよらない大きな声で、フロリーナは叫んだ。
「リン・・・私達・・・ずっと一緒よね・・・」
そして、フロリーナの唇が、リンの唇に重なる・・・
第二楽章 花は語る(4)
「リン、愛してるわ・・・」
フロリーナがリンの上に乗っかり、服を一枚一枚はぎ取ってゆく・・・
「リン、素敵・・・」
リンの双丘に咲く赤い花をフロリーナの唇がついばむ・・・
「んん・・・、んん・・・」
リンのうめき声が聞こえてくる・・・
「きゃっ!」
突然、フロリーナの両胸を激しくつかむ僕の手・・・
「あ・・・」
そのままフロリーナの胸を2,3回揉むと、フロリーナの体はリンから引きはがされる・・・
「きゃっ!」
フロリーナがリンの足元に転がると、今度は僕がリンの上に乗る・・・
「邪魔をするな」
僕は冷たい口調で、そうフロリーナに言い捨てた・・・
リンの胸が、僕の手のひらの中でぷるるんっと震える・・・
「いやあっ!」
再び僕の体が宙に浮くと、僕の体は反対側に転がった・・・
「何をする・・・!」
そこには涙目で震えながら僕を睨みつけるフロリーナ・・・
「リンは・・・、リンは・・・、私のものなのっ!あなたなんかに、渡さないんだからっ!」
フロリーナの大声に、ほかのみんなも注目する。
そしてフロリーナは再び強引に、リンの体に乗っかる・・・
「あ・・・」
いつのまにか剥き出しになっているリンの股間の花びらに、フロリーナの舌が踊る・・・
第二楽章 花は語る(5)
リンの秘丘が、彼女自身の蜜とフロリーナの唾液で濡れる・・・
フロリーナの舌がそれを掬いとって、そのまま飲み込んだ・・・
「リン、おいしい・・・」
しかし、いくら飲み込んでも、次から次へとあふれてくるリンの蜜・・・
やがて、フロリーナはパンツを脱いで、自身の秘丘をリンの口元に押し当てた・・・
「リン、今度は私のも舐めて」
リンの口元が次第にフロリーナの蜜で濡れてくる・・・
今なら、リンの股間はがら空きだ。
僕はゆっくりとリンの秘丘に舌を伸ばした・・・
突然、僕の頭を衝撃が襲う。
いきなりフロリーナが僕の頭を蹴飛ばしたのだ。
「私のリンに、勝手なことをしないで!」
振り向きざまに睨みつけるフロリーナを見て、僕の頭の中で、何かが壊れる音がした・・・
第二楽章 花は語る(6)
「フロリーナ・・・」
僕は再び、後ろからフロリーナの両胸をわしづかみにすると、思いっきりリンから
フロリーナを引きはがした。
そして無造作に投げ捨てると、今度はフロリーナの体の上に馬乗りになった・・・。
「きゃっ!」
「お前なんかな、こうしてやる!」
僕は蹴飛ばされないように、両手でフロリーナの足をつかんで左右に広げた・・・。
彼女の秘部は、まだ男を受け入れたことがないらしく、きれいな膜が張っている。
まるで初めて会ったときのリンのようだ・・・。
そして、僕はずっと見ていたケントと、一連の行為が終わったセインとウィルを手招きした。
「皆さん、僕の軍師としての命令を受け入れてくれますか?」
「わかりました。で、我々は何を?」
ケントの質問に、僕はフロリーナの秘丘を指差した。
「彼女のこれからのために、彼女のここを開発して差し上げて下さい。」
「いやあっ!」
フロリーナが泣き叫ぶと同時に、セインが答える・・・
「はっ、かしこまりました!でも、それなら、自分でやれば・・・?」
僕は振り向きざまにこう言った。
「僕のモノは、リンだけのものさ。」
そして僕がリンの両足を広げてみると、リンの秘丘は、さきほどまでよりももっとたくさんの蜜であふれていた。
第三楽章 動物は語る(1)
「リン、どうしてこんなに濡れてるの?」
僕の質問にリンは顔を赤くする・・・
「・・・・・・意地悪」
リンははにかんで目をつぶった・・・
「これならいつでもOKだね。」
僕の言葉に、リンは首を横に振った。
「・・・ううん。私は大丈夫だけど、あなたがまだ・・・」
リンはそう言うと、体を起こして、僕の上に乗るように体を浴びせた。
僕はゆっくりと仰向けになる・・・
リンは僕の固くなった一物をぎゅっと握ると、突然、フロリーナを押さえつけているケント達の方を向いた。
「ねえ、あなた達、私の命令を受け入れてくれるかしら?」
実質主君であるリンの言葉に、ケントとセインは振り向いた。
「はっ、何でございましょうか?」
「フロリーナの顔をこっちに向けてくれる?」
「はっ、かしこまりました!」
3人はフロリーナを抱えたまま立ちあがると、フロリーナの顔を僕の一物の前に突きだす・・・
「フロリーナ・・・、これが私の本当の気持ち。ごめんなさい・・・」
「いやあああああああっっ!!!」
フロリーナの叫びを尻目に、リンは僕の一物を口いっぱいに頬張った・・・
フロリーナには信じられなかった。
サカにいたころは、私だけを愛してくれていると信じて疑わなかったのに・・・
そのリンが今、男のモノを口いっぱいに頬張って、目を白黒させている・・・
それも無理矢理にではない。自発的に。
フロリーナの心が、次第に絶望に支配されてゆく・・・
しかし、これはまだ絶望の序の口に過ぎないことを、このあと彼女は知ることになる・・・
第三楽章 動物は語る(2)
彼女の唇が、何度も僕の亀頭を包み込む・・・
「うう・・・」
フロリーナのすすり泣きと、僕の気持ちいいよがり声がシンクロしている・・・
リンの瞳から、次第に人間らしい輝きが失われていくのがわかる・・・
彼女は一心不乱に僕のにしゃぶりついている・・・
「うっ!」
僕のモノから、急激に何かが出ていった。
「フロリーナ、私の顔を見て。」
フロリーナがリンの顔を見ると、その口元から白い粘液がこぼれた・・・
「いやあああっ!」
大事なリンが次第に汚されていくさまを見せつけられて、フロリーナは絶叫した。
しかもこれはリン自身が望んだこと・・・
フロリーナの心が絶望に支配されてゆくと、フロリーナは次第に意識を失った・・・
「きゃっ!」
いきなり冷水を浴びせられて、フロリーナは目を覚ました。
「リン・・・」
フロリーナの目から、冷水と一緒に、大粒の涙がこぼれ落ちている・・・
「ちゃんと見てなきゃダメじゃない!これからが大事なんだから・・・」
フロリーナの目の前に広がるリンの秘丘・・・
少し前までは、それはフロリーナのものだった・・・
しかし、今、そこに入ろうとしている男のシンボル・・・
フロリーナの目の前で、僕のシンボルがリンの秘丘に飲み込まれていった・・・
第三楽章 動物は語る(3)
「くう〜っ!これよこれえっ!」
僕のモノがリンの秘丘に根元まで埋まると同時に、リンの口から唾液がほとばしる・・・
フロリーナの目に写る、リンの痴態・・・
それは、自分が今まで見たことのないリンの姿だった。
しかも、僕はまったく腰を動かしていない・・・
動いているのは、リンのほうだった。
やがて、僕が仰向けになり、リンが上になると、ひざを立てて、腰を激しく上下する・・・
「もう・・・リンは・・・私のものじゃ・・・ないんだ・・・ははは・・・」
まざまざと現実を見せつけられたフロリーナの瞳から、大粒の涙がこぼれ落ちる・・・
「・・・私って・・・馬鹿みたい・・・」
それはフロリーナの敗北宣言だった・・・。
「フロリーナ・・・ごめんなさい・・・」
リンの体から、フロリーナに対する謝罪の意が伝わってきたような気がした・・・
そんな気持ちが、リンの動きをやや鈍くしている・・・
「リン・・・」
僕は思いっきり下から突き上げた・・・
「ひぎゃっ!はぅあっ!」
いきなりの僕の突き上げに、リンは目を白黒させてよがり狂う・・・
やがて、僕の腰が激しくリズムを刻む・・・
「きょ、今日のリン、いつもよりすごいよっ!」
唾液をだらだら流すリンの瞳は、もはや動物のそれだった・・・。
上からも、下からも、際限なく唾液を流しつづけるリン・・・
やがて、リンの下の口に、とどめの一撃が撃ち込まれた・・・
どくっ、どくっ・・・
リンの膣が一滴も残さず僕の精液を吸い取ると、リンは力が抜けたように僕の体にもたれかかった・・・。
第三楽章は以上です。
疲れた・・・
第四楽章以降は、もうしばらくお待ち下さい・・・
お疲れ!GJですYO!
JG!
しかし……しかしウィル……
>>422-
いまさらだけど雉撃ちって’野グソ’の隠語だぞ。
しゃがみこむ格好が鉄砲でキジを狙う時の格好に似ているからなんだけど・・・
>今なら、リンの股間はがら空きだ。
なんかツボにはいってワロタ(w
ちょっと保守しますよ
ホントは、何かネタがあればいいんだけどね
第四楽章 真夜中の歌(1)
夜・・・
みんなが寝静まった暗い部屋の片隅に、わずかに聞こえる女のすすり泣く声・・・
「ひっく・・・ひっく・・・リン・・・どうして・・・?」
床に突っ伏して泣くフロリーナの頭の辺りの床が、涙で濡れる・・・
「昔は・・・楽しかったな・・・ぐす・・・」
草原にいたころ、二人は誰よりも互いが好きだった。
そして、誰よりも愛し合っていた・・・。
「ねえ、リン・・・」
悩ましげな瞳でリンを見つめるフロリーナの指が、自然とリンの股間に伸びる・・・
くちゅ・・・
そしてその指が卑猥な音を立てると、リンの指もフロリーナの股間に到達する・・・
くちゅくちゅ・・・
「私達、何があっても、ずっと一緒よ♪」
そして二人は向き合って、お互いの想いを唇に乗せ、それを重ねあう・・・
「リン・・・愛してる・・・」
「リン・・・、あのころは・・・誰よりも私を愛してくれていたのに・・・ぐすっ・・・」
フロリーナはいつしか、自分の指で、やらしく濡れる自分の股間をまさぐり始めた・・・
第四楽章 真夜中の歌(2)
くちゅ・・・くちゅ・・・
フロリーナの指が、自身の膜をこする音がかすかに響くと、フロリーナの体が次第に熱くなる・・・
「リン・・・昔は・・・こうして・・・私のここを・・・舐めてくれたね・・・」
とろけそうなほど熱いフロリーナの股間から、芳醇な蜜が滴り落ちる・・・
フロリーナはそれを指で掬って舐めてみた。
「おいしい・・・。・・・私のここはこんなにおいしいのに・・・」
フロリーナの表情が、一段と悲しみに包まれる・・・
「それなのに・・・リンは・・・別の男のもの・・・」
フロリーナの瞳から、また涙があふれだした・・・
「・・・お嬢さん・・・」
「だ、誰っ!?」
フロリーナの頭上から、誰かが自分を呼ぶ声がする・・・
すいません、今回はここまで(ぉ
うぁ 気になるとこで…
乙
>>473 軍師やセインあたり来ると思っているが、あえて堅物ケントが来るといってみるてst
フロりんは、男で支援あるのはヘクだけだけど
まだいない品。いてもお嬢さんなんて言わないか。
タイミングとしてはドルカスだが…
ドルカスとフロりん…か
ドルカスとフロりん…
(;´Д`) ハァハァ(;´Д`) ハァハァ(;´Д`) ハァハァ
第五楽章 3人の天使がうたい(1)
「フロリーナさん、こちらです。」
フロリーナが声のほうを見上げてみるが、ぼんやりと薄暗い人影が見えるだけで、誰なのかはわからない。
「もっと下です。」
声の主が、フロリーナの視線を下に向けさせるように促すと、フロリーナは徐々に下のほうに目を移していく。
すると、自分の顔の真正面に、窓から差し込む月明かりに照らされてぼんやりと光る謎の物体を見つけた。
「そうです、フロリーナさん。俺はここですよ。」
やがてそのシルエットがはっきりと映し出される・・・
「きゃあっ!」
フロリーナは思わず両手で顔を覆った。そこにあるのは、赤茶けた皮膚に包まれた棒・・・
その先端部には、大きな楕円形の赤黒い物体がついている・・・
「どうしたのです?顔を隠さないでください。」
「そ、そんな汚らわしいものを見せないで!」
その一言に、声の主はムッとしたようだ。
「汚らわしい?何をおっしゃるのですか?」
「・・・・・・。」
フロリーナの瞳に憎悪の炎が灯る。汚らわしい男のもの・・・、そして、私からリンを奪っていった・・・
「私どもが女性に入っていくことによって、子供達が産まれて、次の世代へと子孫が残されていくのです。それのどこが汚らわしいというのでしょう?」
「でも・・・」
「フロリーナさん、あなたは、私どもにリンディス様を奪われてさぞかし口惜しい思いをなさっているのでしょう。
ですが、それはあなたの思い違いというもの。リンディス様は男と交わる悦びを体験なされて、大人への階段をお上りになったのです。」
第五楽章 3人の天使がうたい(2)
フロリーナの目の前にある男根の両脇から、赤黒いシルエットが姿を現した。
そして今度は右側の個体が話しかけてくる・・・
「フロリーナ殿、あなたが我々を憎む気持ちはわかります。でもそれは、あなたがまだ私達のことを良く知らないから・・・。」
そして左側の個体も・・・
「そう。俺達のことを知れば、きっと君も俺達のことを好きになるよ。」
「自分の殻に閉じこもっていないで、今こそ、我々との悦びを知りましょう!」
「さあ!こちらの世界へ!」
「さあ!」
誰かが松明をつけたらしく、辺りがうっすらと明るくなる・・・。
そして、3つの男根の持ち主が映し出された・・・
ケント、セイン、ウィル・・・
フロリーナはこくりとうなずいた。
そして、今、リンのいるあちらがわの世界へと、歩き出す・・・
第六楽章にいく前に・・・
猟奇的表現を含むかもしれません。ご注意下さい。
では・・・
第六楽章 終曲(1)
リンのいる世界へ、フロリーナは新たな一歩を踏み出す・・・
フロリーナは四つんばいになって、かわいいお尻を3人に向けた。
「おおっ!」
そのお尻の間から滴り落ちるしずくが、彼女がすでに発情していることを示していた。
先ほどまでの自慰行為によって、程よくほぐされていた彼女の秘裂に、今、初めての男が
迎え入れられる・・・
その膣に男の指が入って、壁を上下左右に押し広げた。
いよいよ自分の中に男が入ってくる・・・
フロリーナはごくりと息を飲んだ・・・。
(やっぱり初めては痛いのかな・・・?)
期待と不安に、彼女の鼓動は高まる・・・
ぴと。
男の先端部が彼女の秘裂の入り口にぶつかった。
「えっ?」
彼女は急に違和感を感じ、後ろを振り向いた。
入り口に当たった先端部の感触は一つではなかった。三つだ。
「あ、あの、ちょ、ちょっと!」
フロリーナの戸惑いなどお構いなしに、三つの男根が、秘裂を引き裂いて侵入してくる・・・
「ぎゃあああああああっ!」
激しい痛みと共に、フロリーナは濁った悲鳴を上げた・・・
第六楽章 終曲(2)
飛び散る血しぶき・・・
三本同時に根元まで埋まったフロリーナの膣が、極限まで広げられている・・・
「ごめんごめん。俺達、誰が最初に君を貫くか決められなくってさ、結局こうなったんだ♪」
ウィルがにかっと笑った。
(笑いごとじゃない!)
フロリーナがそう言おうとすると、とたんに彼らの腰が動き始めた。
「いやああああああああああっ!ぐあああああああああっ!」
あまりの痛みに泣き叫ぶフロリーナ・・・
三本は情け容赦なく責めたてる・・・
「こ、こいつはいい・・・!」
交互に出入りを繰り返す三本に、フロリーナの瞳から次第に輝きが失われていく・・・
「フロリーナ・・・すごい・・・」
僕とリンは、すぐそばでその様子を見ていた。
彼女は白目を剥いてよがり狂っている・・・
もはや人間とは言えない。その目は動物のそれだった。
「大丈夫かな?あまり危険だと止めないと・・・」
僕が心配そうに語るその横で、リンが微笑んだ。
「大丈夫よ。だって、出産のときはあの何倍の太さのものが出てくるんだから。」
彼女の強引な論理に、僕はおもわず「ぷっ」と吹きだした。
フロリーナの腰に取り付く三人の男・・・
「ひあっ!はいあっ!ひああっ!」
いつのまにか彼女の悲鳴からは濁りが消えている・・・
「くっ・・・!ものすごい締め付けだ・・・!」
セインの叫びも聞こえてくる・・・
第六楽章 終曲(3)
僕はおそるおそる、4人の結合部を覗いてみた。
フロリーナの秘裂は三本同時にくわえこんでひくひく動いている・・・
そこから吹き出すのは、透明な液体・・・
リンの言ったとおり、彼女はこの熾烈な攻撃にも持ちこたえた・・・
それどころか、知らず知らずのうちに悦びの声を上げる彼女・・・
「フロリーナ・・・、今のあなた、すごく素敵よv」
リンがフロリーナの耳元に語りかける・・・
「いらっしゃい!こちらの世界へ!」
リンはそっとフロリーナの唇に唇を重ね合わせて、そっと吸い始めた・・・
「ん・・・」
ゆっくりと舌を絡めあう二人を横に見ながら、僕はフロリーナの腰に腕を回した・・・
驚くほど細い腰の上にある二つの小さなふくらみに手をかけると、ゆっくりと揉み始める・・・
「ふん・・・んん・・・」
リンのもやわらかいけど、彼女のもやわらかい・・・
その固くふくらんだ先端を指で転がすと、彼女はますます声を荒げた・・・
「むふぅ!はふぅ!」
リンに口を塞がれながらも、ひたすらに声を上げる彼女・・・
その下の口は、3本の男根によって塞がれている・・・
そして、上の口はリン・・・
やわらかい胸は、僕・・・
そう、僕達は、一つなのだ。
全員が一丸となって、新しく仲間になった彼女の女を開発しているのだ・・・
今、初めて、僕達は『仲間』になれたのかもしれない。
第六楽章 終曲(4)
僕のフロリーナの胸を揉む手から、彼女の激しい鼓動が伝わってくる・・・
勢いを増してくるその鼓動に、僕は直感した。
「来るぞ・・・!」
フロリーナの体が次第に勢い良く動き出す・・・
やがてそれは激しくのたうちまわり始めた・・・
「はああああああああああああああっ!」
リンが口を離すと、途端にフロリーナの大声が響く・・・
「お、俺達も・・・もう・・・うっ!」
3人は次々に男根を引き抜いた・・・
フロリーナはその場に倒れこんだ・・・
そして、彼女の股間から、3人分の大量の白濁が溢れ出した・・・
「リン・・・」
フロリーナがうっすらと目を開いて、リンに語りかける・・・
「何?」
「こっちの世界って・・・素敵・・・」
フロリーナはそのまま、目を閉じて眠りについた・・・
第六楽章 終曲(5)
「おはよう♪」
リンの気持ちの良い声が響く。
僕達はみんな、リンの前に並んだ。
「うふふ、みんな、いい顔してるわ。何かこう、胸のつっかえが取れたみたいな。」
リンは僕達の顔を見てにこっと微笑んだ。
「ね、ねえ、リン・・・」
フロリーナがリンに話しかけると、リンはフロリーナを見た。
「何?」
「私も、ついてっていいよね?ね?」
「もちろん!」
「もう行ってしまうのかい・・・?」
民家のおばさんが名残惜しそうに僕達・・・特にウィルを見た。
「ごめんなさい・・・。私達は、戦わなければならないの・・・。」
「そうかい・・・、でも、あんた達の帰る場所は、ここにあるんだ。それを忘れちゃいけないよ・・・」
「おばさん・・・」
おばさんの寂しそうな瞳に見送られて、僕達は歩き出した。
一つだけ、心配なことがある・・・。
フロリーナ・・・
初めてで、あれだけの体験をしてしまった彼女には、もう普通のサイズの男では満足できなくなってしまって
いるのではないだろうか?
彼女の今後を思って、僕はため息を一つついた。
しかし、のちに彼女にぴったりの男が登場するのだが、それはまだずうっと先のお話。
夏の朝の思い出 第一〜第六楽章 完
>>うほっ氏
乙
素朴な疑問があるのだが…、
三本同時に入れることが出来るってどんな体位なんだろうか?
それよりもその状況だと膣の襞に触れてる部分と、
他の二本と擦れている部分が同じ割合ぐらいになるのでは?(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>>486さん
でもエロ漫画とかでも到底理解不能な体位とかもよく見るしw
キニシナイ!(汗
ところでキジ撃ちってウンコ限定だったのね・・・OTL
ぴったりって……一人で3人分の破壊力つったら、やっぱりヘクトルなんだろうか。
まぁ、エロアニメとかでファンタジーな体位もあるからいいんでないか。
それはともかくグッジョブ!
いいね。多少(?)ありえなくても
うほっ氏の作風とキャラなら
それもありかと思ってしまう(w
「いいかセイン、トライアングルアタックを仕掛けるぞ!」
「オーケイオーケイ、俺は準備万端だぜ。ウィル、遅れるな!」
「はい、足を引っ張らないよう頑張ります!」
「よし二人とも、武器の使用回数は万全だな?」「もちろん♪」「は、はい!」
「では行くぞ!」「イクのは麗しいお嬢さんだけどな」「茶々を入れるな、セイン!」
「リキア男の腰使いを見せてやる!」「せ〜の・・・」
「「「トライアングル・アターック!」」」
……なんてのが脳裏をよぎりました
493 :
名無しさん@ピンキー:04/04/03 18:13 ID:Qwq79yUh
しかし人多杉になってから人が減ったなあ・・・
マシン様やパオラ視点様、
前々スレ603氏は元気だろうか・・・?
>>493 全くだ。俺、パオラ視点様の作品超好きだったのに。
どうしてもおもらしネタは引くんだけど。
人大杉にもかかわらずちゃんとしたペースで投下してくれるうほっ氏はエライよな。
専用ブラウザ入れれば人大杉関係無いと思うのだが、入れる事によるデメリットってなんかあんの?
スレを開いていきなり「人大杉」なんて出たら、「何としてでも見たい」っていう人より
「何だ、見れないのか。じゃあ、いいや。」って去ってしまう人のほうが多いんじゃないかと思ってみたり。
やっぱり初心者にはブラウザ導入は難しいっしょ。
俺達には簡単だけどさ。
人大杉だったのか…知らんかった。
人大杉ってPINKのデフォでしょ。ブラウザ使えっていうだけの話
最初は戸惑うけどね、慣れればIEやNNより使いやすいよ
>>493 しばらく書いてなかったから書き方を忘れたってのもあるかもしれない。
それと過去に続き物を書いていた人の場合は、
大分間隔が開くと読者も話を忘れてると思って余計書き難いってのもあるんじゃないかな?
ゲームキューブで最新作発表だってさ
3DのFEなんか(゚听)イラネ
じゃあ4Dで
半熟かよw
四次元のFEって一体・・・・・・・・・
ヒッポリト
兄弟そろって石化ですか?
じゃあ3Pで
(近親相姦注意)
チッチッチッチ・・・
「ん・・・、もう朝か・・・」
明るい朝の日差しに、俺は目を覚ました・・・。
体じゅうに脂が行き渡ったようで、体の調子もいい。
すぐ隣からは、「すー、すー」という寝息が聞こえる・・・
誰だろう・・・?
その方向を見て、俺は焦った。
「ティ、ティニー!」
妹のティニーが寝ている・・・しかも全裸で。
ふと自分を見ると、なぜか俺も全裸だ。
そして陰茎の先端に、血がべっとりと付いている。そしてその血は、シーツを伝って、彼女の股へと
続いていた・・・
「ま・・・まさか・・・俺・・・妹と・・・やっちまったのか・・・?」
酔っ払っていたせいか、昨日のことはよく覚えていない。
うわわわわわーっ!
お、俺はなんてことを・・・!
フィーという恋人がいながら、よりによって実の妹と・・・!
「う〜ん・・・」
目をこすりながら、ティニーが目を覚ました・・・
>>509続き
「あ・・・、アーサー兄さま、おはようございます・・・v」
俺の姿を見るなり、顔を真っ赤にしてシーツで隠すティニー・・・
「兄さま、ついに私・・・兄さまに・・・女にしていただいたのですね・・・v」
普通なら「きゃーっ!」とか悲鳴をあげて大騒ぎしそうなものなのに・・・、ティニーは
どこかおかしい。なぜかうっとりしたような眼差しで俺を見つめる・・・。
「兄さま・・・、素敵・・・v」
ティニーはその格好のまま、俺の腕にしがみついてきた。彼女のふくらみが、俺の腕に当たる。
やわらかくて、気持ちいい・・・
はっ!いかんいかん!もしこの状況をフィーに見られでもしたら・・・!
ガクガクブルブル・・・・・・
「兄さま、どうしたの?何だか、震えてる・・・」
「あっ、いや、何でもない・・・」
そのとき、突然ドアを叩く音がした。
「アーサー、いる?」
フィーだ・・・
つづく
すみません、今日はここまでw
エー(´д`)いいとこで
乙!
う〜ん、続きは明日以降になるけど、どうしようかなあ・・・?
A・鬼畜
B・修羅場
C・マターリ
A・B・Cのどれかでおながいしまつ(w
修羅場→和解→3P
修羅場でお願いします
修羅場→二人による棒の奪い合いで
展開はおまかせするが
うほっ氏らしい意外なオチキボンヌ。
520 :
名無しさん@ピンキー:04/04/11 12:39 ID:Xm1qV3AZ
521 :
倉庫の人:04/04/11 13:20 ID:HGIGKbA1
久々に更新。
ここまで一気に終わりました。
遅くなって申し訳ないです。
>>うほっ氏
これ以上ない修羅場で
>>倉庫の人
乙可憐〜
修羅場→そうか!アーサーがいなければ問題ないんだ!→別の修羅場
スマソ。
もうしばらくお待ち下され。
>作品倉庫の管理人様
乙です。
苦労ついでに申し訳ないが、現在カキコ中のアーサー×ティニーは、
「リピュア」というタイトルでおながいしまつ(w
525 :
倉庫の人:04/04/13 21:44 ID:AObSIsz+
ファイアーエムブレムキャラクターズを買った。
ブルーニャタソの胸の谷間キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
ウルスラタソの胸の谷間キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
レイラタソの胸の谷間キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
リムステラタソの胸ナイ━━━━OTL━━━━!!!!
しかしセシリアの前の魔道軍将って、やっぱりエルクだったのか・・・。
確か固辞したんじゃなかったっけ?
リピュア(マターリ編)(1)
いきなりドアが開いた。
「おっはよ〜♪」
とびきりの笑顔のフィーが、やけに怖い・・・
「ねえねえティニー、どうだった?」
フィーのいきなりの質問に、ティニーはかあっと顔を赤らめて答えた。
「あ、あの・・・、にいさま、素敵でした・・・ポッ」
「うんうん。そうでしょそうでしょ。だって私の、自慢の彼だもん♪」
そのままフィーは俺の首筋に抱きついてきた。
「うおぅっ!」
俺の裸の胸に、フィーの頬がぶつかる・・・
「あ、あの、フィー?」
「何?どしたの?」
「お前・・・、怒らないのか?」
「どして?」
「だって、実の妹とはいえ、俺が他の女の子と裸で一緒に寝て・・・」
「ああ、いいのいいの。だって・・・」
フィーはにこにこしながら、昨日のことを話し始めた・・・。
「あ、あの、フィーさん・・・ちょっとよろしいですか?」
「何?どしたの?」
「フィーさんは・・・にいさまの・・・恋人ですか?」
いきなりな質問に、フィーは思わずずっこける。
「い、いきなり突拍子もない質問ね・・・。でも、何で?」
「あたし・・・にいさまのことが、好きなんです・・・。」
「まあ、そりゃそうよね。この世にたった一人の兄だもん。」
「いえ、そうじゃなくて・・・。にいさまを、一人の男性として、好きになってしまったんです・・・」
リピュア(マターリ編)(2)
「えっ、えええ〜っ!?」
ティニーのいきなりの告白に、フィーもさすがに驚いたようだ。
「で、それを私に言って、どうしようっていうの?」
ティニーはぽろぽろと涙をこぼす・・・
「私が妹で、にいさまは実の兄、でも、でも、この想い、抑えられない・・・!決して結ばれないとは
わかっているけど・・・でも・・・私はにいさまが・・・男の人として、好き・・・。」
そして、ティニーは恥ずかしそうにうつむいた・・・。
「ごめんなさい。今の話は、忘れてください・・・。でも私は・・・」
フィーはそんなティニーを優しく抱きしめた。
「・・・ありがとう、正直に話してくれて。でも、私もアーサーを愛してるの・・・。」
フィーはじっとティニーの瞳を見つめた。
「でも、その気持ちはわかるわ。だって、私も・・・妹だから・・・。」
フィーはしばらく考え込んだあと、顔を再び上に上げて、まっすぐティニーを見た。
「わかったわ。貸してあげる。ただし、一回だけよ?」
「あ、あの・・・ありがとうございます・・・」
こうして、ティニーはフィーに連れられて、兄アーサーの寝室へと向かった・・・。
リピュア(マターリ編)(3)
「こんばんは!アーサー、いる?」
フィー達がドアを開けて部屋に入ると、俺は高いびきをかいて平和そうに寝ている最中だった(らしい)。
「にいさま、寝てる・・・」
「まあっ、アーサーったら・・・」
のんきにいびきをかいてる俺を見て、フィーの心の中に、ある種のいたずら心がわいたらしい。
「ねえティニー、アーサー寝てるみたいよ。ちょっと観察してみようか♪」
そう言ってフィーは俺のパンツに手をかけた。
「や、やめてください!恥ずかしいですよう・・・」
「何言ってんのっ!大好きなお兄ちゃんなんだから、もっともっと知りたくなるのが普通でしょ?」
「そ、それはそうですけど・・・」
フィーは俺のパンツをめくった。
「きゃあっ!」
ティニーは思わず両手で顔を覆う。その手の隙間から、俺の男根がちらちら見える・・・。
「ダメよティニー、ちゃんとこっちを見なきゃ。」
ティニーがおそるおそる覗くと、フィーが俺の男根をぎゅっと握っている。
(いや、俺は寝ていて知らないんだけどもw)
「今から私がやることを、しっかり見てるのよ、ティニー。」
「は、はい!」
「あとであなたにもやってもらうからね!せーの!」
ぱくっ!
俺の男根の先端部が、フィーの口の中に入ってゆく・・・
「もごもご・・・もごもご・・・」
俺の亀頭を含んだフィーの口が、もごもごと動く・・・
つづく
すいません、今日はここまで(お
オアズケー
532 :
名無しさん@ピンキー:04/04/16 21:42 ID:y2KrUQL8
保守
533 :
sage:04/04/18 05:07 ID:AjCQ+NTU
ようやく壷導入しました。。
また投稿します、
ひさしぶりだからなまってるかもですが。
あ、あまりに久しぶりすぎて名前欄にかいちった。スマソ……
まだセーラがシスターやめる儀式(捏造)を済ませていないために、
どうしても挿れられない、という設定で書く予定。
相手はエルクかマシューか・エロそうなほうで。
536 :
名無しさん@ピンキー:04/04/20 21:37 ID:bpfvpxUy
閑散としてるな・・・
とりあえずageとく。
537 :
533:04/04/20 22:51 ID:sTWLHTLc
603と申しますです
セーラ×エルクで書きます。
若い二人ということで際限なく。
あぁ、いかんぞニノ…そんな所まで…
ハァハァ
_,, ヾヽノ.、
/ (*´/ ̄ ̄ ̄ ̄/ にいちゃーん! >
__(__ニつ/ 黒牙 /___
\/____/
え、あ…いや、これは…
,, ヾヽノ、 て ロイドにいちゃん何してるの?
( ;´_ゝ) そ ,´ニ、ヽ,
/ "''\ ((ノノ ))i, i
/ / ̄ ̄ ̄ ̄/ 从゚ ヮ゚ノiル
__(__ニつ/ 黒牙 / と) Y (つ
\/____/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ニノブリッジ白狼がいるスレはここですか?
まえがき
リピュアの途中ですが、新作をうpします。
この作品には、以下の注意点があります。ご了承ください。
・エロ度はかなり低めです。(0ではないですが)
・猟奇というわけではないのですが、流血・グロ表現あります。ご注意ください。
・この作品を読んで、体調を崩した、もしくは気分が悪くなったとしても、当方は一切
責任は負いません。すべて自己責任でお読みください。
それでは、投下いたします。
個人授業Y(1)
「フロリーナさあん・・・ぐす・・・」
「ど、どうしたの、ニノちゃん?」
いきなり陰気な眼差しで見つめられたフロリーナは、ニノをじっと見つめた・・・。
そのまま見つめあう二人。
やがて、ニノの瞳から、大粒の涙がこぼれる・・・
「あたし、あたし、悪い病気なんだ!死んじゃうんだあっっ!」
いきなり泣き崩れるニノを、フロリーナはしっかりと抱きしめた。
「どうしたの?よかったら、私に話して、ねっ?」
「・・・あ、あのね・・・今朝起きたら、あたしのお股から血が出てて、おぱんつに
べっとりくっついてたの・・・ぐす・・・。・・・お腹も、何か痛いし・・・」
フロリーナはそっとニノの頭をなでて、微笑みを返す。
「大丈夫、ニノちゃん。それはね、ニノちゃんが、とうとう大人の女になった証よ。」
「・・・ぐす・・・ほんと?」
「そう。ニノちゃんが、もう子供を産めますよ〜っていう証なの。だから、むしろ喜ばしい
ことなのよ。だから、元気だして、ねっ?」
「うん!ありがとう、フロリーナさん!・・・えへへ・・・子供かあ・・・」
ニノはまだ赤い目をしながらも、満面の笑みを浮かべた。
個人授業Y(2)
「あら、二人とも、どうしたの?」
そこに現れたのは、フロリーナの姉・フィオーラ。
「あ、お姉ちゃん!実はね・・・」
フロリーナが一通り説明すると、フィオーラはニノのほうを見た。
「ねえニノちゃん、ちょっと見せてくれるかしら?」
「えっ?」
「お、お姉ちゃん?どうしたの、いきなり?」
フィオーラはフロリーナたちを見て言った。
「股から血が出て、パンツにべっとり付いていたからって、それが初潮とは限らないわ。
痔の可能性だってあるし、ひょっとしたら腸などの器官が傷ついているのかもしれない。」
その話に、二人はおびえた表情を見せた。
やがて、3人は人のいない物陰に移動した。
「ここなら大丈夫ね。さあ、ニノちゃん、見せて。」
「は、はい・・・」
ニノはパンツをずりおろすと、股を大きく開いた。パンツには血の跡がべっとりと付着し、
そのせいかニノの秘部からお尻にかけて、赤黒い汚れが付いている・・・。
直後。
どろり・・・。
ひどく濃い、そして赤黒い液体が、ニノの秘裂から滴り落ちてきた・・・
それを見て、フィオーラはにっこりと微笑んだ。
「安心して、ニノちゃん。これは生理。ニノちゃん、大人の女になったのよ。」
「よかったあっ!・・・よかったあ・・・ぐす・・・」
ニノは再び泣きだした・・・
「あらあら、泣くことなんてないのに・・・」
「だってだって・・・、あたし、悪い病気じゃなかったんだ・・・、それどころか・・・
大人になったんだなあって思うと・・・涙が・・・」
「うふふ。よかったわね、ニノちゃん♪」
個人授業Y(3)
「ねえ、フロリーナさんも、こうなってるの?」
「うん。」
「ねえ、見せて!」
「でも、今はあの日じゃないから・・・。」
「あの日?」
ニノの質問に、今度はフィオーラが答える。
「ニノちゃん、これは生理っていって、大人の女の人に、月に一回、起こるものなの。
でも今は、フロリーナも私も、その時期じゃないのよ。」
「え〜、そうなんだ・・・。でも、ほかの人のも、見てみたいなあ・・・」
突然、ニノが何かをひらめいたような表情を見せた。
「そうだ!この際、この軍の他の女の人たちのも、見せてもらおうっと♪」
そして、ニノは駆けだしていった・・・
「あっ、ちょ、ちょっと待ってニノちゃん!」
フィオーラとフロリーナはあわててニノを追いかける・・・。
「あっ、レベッカだ!お〜いっ!」
ニノの呼びかけた先に、レベッカがいる。
「あっ、ニノ、どうしたの?」
「ねえ、レベッカって、今生理?」
いきなりな質問に、レベッカは目玉が飛び出るほどに驚いた。
「えっ?ち、違うよ!あたしは・・・」
そこに、ようやくフロリーナとフィオーラが追いついた。
「はあはあ・・・、もう、待ってったら、ニノちゃん!・・・ごめんなさいね、レベッカ・・・」
「いえ、いいんです。それより、どうかしたんですか?」
「実は・・・」
フィオーラの説明に、レベッカは瞳を輝かせた。
「へえ、それはおもしろそう!あたしも見たいなあ・・・。」
そしてレベッカはニノに向かって話しかけた。
「ニノ・・・、ごめんね。あたしも、今は生理の時期じゃないの。」
「何だ・・・。あ〜あ、どこかに生理の人、いないかなあ・・・」
個人授業Y(4)
「ねえニノ、あたし思うんだけどさ・・・」
レベッカの言葉に、ニノは振り向いた。
「何?」
「生理の時って、何か身体が重くって、だるくって、イライラすんのよね〜」
「うん。あたしも、そう思う・・・」
「だから、そういった感じの人から当たっていけばいいんじゃないかなあ?」
「あっ、そうだね♪」
「それで、あたしのとこに来たの?」
セーラがぎろっと4人を睨んだ。
「うんっ!・・・ダメ?」
ニノがかわいい笑顔をセーラに向けると、セーラはため息を一つついた。
「まったく・・・仕方ないわねえ・・・わかったわ。でも、後で気分が悪くなっても
知らないよ?」
「やったあ!」
うれしさに満面の笑みを浮かべるニノを見て、セーラはまた一つため息をついた。
そしてセーラは、穿いているショーツを下にずりおろした。そのショーツには、わずかに血がついている。
「あれ?あんまり出てないね。」
「そりゃそうよ。当て布をしているしね。ニノはやってないの?」
「うん・・・。・・・そうかあ、生理が来たら、そういうふうに当て布をすれば汚れないですむんだ。あたし、一つ
勉強になったよ。」
「・・・ったく、この子は・・・」
無邪気にはしゃぐニノを見て、セーラも微笑みを返す。
そしてニノもパンツを脱いで、セーラの隣で股を広げた。
「あたしのも見ててね♪」
(どうしてそんなに無邪気に言うかなあ、この子は・・・w)
そう思いながら、セーラは当て布をはずした。
個人授業Y(5)
直後・・・。
どろっ・・・
仲良く並んだ二人の秘裂から、赤黒い鮮血が滴り落ちた・・・
「ねえ、あたし、他の人のも見てみたいなあ・・・」
「そうね、じゃあ、次は誰にしましょうか?」
「ねえ、あたし、心当たりがあるんだけど・・・」
セーラの言葉に、ニノは満面の笑みを浮かべた。
「・・・あの・・・皆さん?それで、私にどうしろと・・・?」
ルセアの目の前に、ニノ以下5人が並んでいる。
そしてニノが前に進み出た。
「ねえルセアさん、生理見せて♪」
「・・・私は男なんですけど・・・」
「ご、ごめんなさ〜いっ!」
ニノ以下5人はあわてて逃げ去った・・・
「セ、セーラさん!ルセアさん、男じゃないですか!」
「ご、ごめーん!すっかり忘れてたよ・・・」
個人授業Y(6)
「あら、何か楽しそうなことをしていますわね?」
5人に話しかけてきたのは、エトルリアのリグレ公爵夫人・ルイーズ。
思わずセーラは一歩後ずさりした。
「ルイーズさんも、今、生理?」
ニノが満面の笑みでルイーズに質問すると、ルイーズは困ったような顔をした。
「ニノちゃん・・・。女の子が、軽々しくそのような言葉を口にしてはいけませんわよ?」
ルイーズにたしなめられ、ニノはうつむいた。
「ごめんなさい・・・」
「ふふっ、よろしいですわ。ニノちゃんももう大人のレディーなんですから、ちゃんとレディー
らしく振る舞わなければダメ。」
「はいっ!」
「いい返事ですわね。ご褒美に、私が生理の代わりに、もっとすごいものを見せて差し上げますわ。
ただ、これはもうしばらく時間がかかりますから、そう・・・、この戦いが終わるまで、お待ちください
ませね・・・」
ルイーズはにこっと微笑んだ。
「うん、わかった!あたし、楽しみにしてます!」
ニノも負けじと微笑みを返す・・・。
個人授業Y(7)
そして、ネルガルが倒れ、世界に平和が訪れた・・・
「えーっと、確か、ここの角を曲がって・・・」
「どうした、ニノ?」
「え〜ん、ジャファル、あたし達、道に迷っちゃったみたい・・・」
「どれ・・・、貸してみろ」
ジャファルはニノから地図を取り上げると、さっそく地図を確かめる。
「間違ってはいないぞ。ただ・・・ここはもう敷地内だ・・・。」
「ほんとっ!?ああよかった、あたし、迷ってたらどうしようかと思っちゃった・・・」
「しかし、この一帯すべてがリグレ公爵家の敷地とは・・・」
「すごいところに住んでるんだね、ルイーズ様って・・・」
それから30分、ようやく二人は正門に着いた。
「わあ、みんな、久しぶり!」
「ニノ!元気にしてた?」
「うんっ!」
さっそくニノの周りに人が集まる。
フィオーラ、フロリーナ、セーラ、レベッカ・・・なぜかルセアまでいる。
「あら?ジャファルも来たの?」
フィオーラが話しかけると、ジャファルも静かに答えた。
「ああ。」
「あなた、今日は何を見に来たのか、知ってるの?」
「・・・・・・知らん。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・ルイーズ様が見せたいものって、何かしら・・・?」
個人授業Y(8)
そんなことを話しているうちに、門がゆっくりと開いた。
出てきたのはエルク。リグレ公爵・パントの弟子。
「お待たせいたしました・・・って、あれ?何だ、君も来たのか・・・」
セーラを見て悪態をつくエルクに、セーラがさっそく反論する。
「何よその言い草は!あたしが来ちゃ、悪いっていうの!?」
「別にそんなわけじゃ・・・やれやれ。」
そして今度はみんなのほうを向いた。
「皆さん、他の皆さんはもうすでに集まっています。僕に付いて来てください。」
そして一行は中へと入っていく・・・
大きなシャンデリアがぶらさがる美しく大きな部屋に、一行は通された。
「やあ、君たち、よく来たね。」
パントが階段から降りてきた。そのすぐ後ろに、上半身裸の大男・・・。
その足元に、かわいい小さな女の子がしがみついている・・・。
「あら、かわいいv」
ニノとレベッカはあいさつもそこそこに、その女の子のほうに寄ってきた。
「あたしニノ。ねえ、あなた、お名前は?」
「ニノちゃん!・・・もう、すみません、パント様、挨拶もしないで、この子たちは・・・」
「ははは、いいさ。しかし、ずいぶん、いろんな人が集まったな。ジャファルやルセア殿までいるのか。
いや、結構結構。」
「あ、あの・・・、私、イグレーヌっていいます・・・」
「ねえ、ホークアイ様、もしかして・・・?」
「娘だ。」
「わあ、やっぱり!ねえイグレーヌちゃん、もう生理は来た?」
ホークアイの巨大な身体が、思わずずっこけそうになった。
個人授業Y(9)
「ちょっとニノちゃん!そろそろ行くわよっ!」
「はい、ごめんなさ〜い♪てへへ・・・」
そして一同が整列すると、パントはゆっくりと歩き出す・・・
「じゃあ皆、私に付いて来てくれたまえ。」
大きな天蓋付きのベッドの上に、その人はいた。
その人は上体をむくっと起こした。
「皆様、ようこそお越しくださいましたわ。」
その人の異様な姿にニノは驚いた。やややつれ気味の顔に、お腹だけが異様に膨らんでいる。
「ルイーズ様!まさか、悪い病気!?」
思わず駆け寄ったニノに、ルイーズは優しく微笑んだ。
「違いますわ。これは・・・・・・つっ!」
ルイーズはお腹を押さえた。その表情に、パントも駆け寄る。
「おいっ、ルイーズ!しっかりしろっ!」
「・・・私なら大丈夫ですわ・・・それより、本日皆様に集まっていただいたのは、皆様に
これから起こることをご覧になっていただきたいから・・・。」
そしてルイーズはその場の全員に向かってこう言った。
「ですから、皆様、これから何が起こっても、目をそらさず、しっかりと最後まで見届けて
くださいまし。」
ルイーズの表情に、その場にいた全員がこくりとうなずいた。
にわかに周囲が慌ただしくなってゆく・・・
ぞろぞろと壮年の女性たちが部屋に入ってきた。
そしてルイーズは高らかに宣言した。
「それでは、授業を始めます・・・・・・っ!!!」
個人授業Y(10)
「一体何が起こるのかな?」
ニノは小声で、ジャファルに聞いてみる。
「・・・さあ、俺にもわからん・・・」
「ふううぐうっ!」
突然、ルイーズが苦しみだす。
「ルイーズっ!い、いかん!陣痛が始まったぞ!」
パントの声に、女性たちが駆け寄る。
「奥様!しっかりなさいましっ!」
「あなた・・・!どうか、私の手を・・・」
「わかった。」
パントはルイーズの傍で、その手を握る。
「皆様、しっかりと見ていなさいっ!」
ルイーズの両足が大きく開かれて、秘裂が一同の前にさらけ出された・・・。
「お、奥様!殿方もいるのですよっ!?」
助産婦の注意に、ルイーズは苦しみながらも反論する。
「かまわないわ!皆さん、しっかりと見ているのです!これから起こることを!ぐぐぐ・・・」
ルイーズの恐ろしいまでの表情に、エルクとルセアは耐えられずに目をそらす・・・。
「ダメっ!しっかり見なさい!」
ルイーズのこの注意を最後に、後はうめき声に変わった・・・。
「ぐううううあああああっ!!!」
「奥様!しっかりなさってくださいましっ!」
突然、ルイーズの秘部から、生温かい水が勢いよく吹き出た。
「破水よっ!」
個人授業Y(11)
ルイーズの口に、白い手ぬぐいが巻かれて、頭の後ろで縛られる・・・
「なっ、何を!?」
驚くニノに、セーラが答えた。
「赤ちゃんが産まれるときは、思いっきり歯をくいしばるから、歯がぼろぼろになってしまうの。
それを防ぐために、ああするのよ。」
セーラの言葉に、ニノは驚いた。
「えっ、これって、赤ちゃんが産まれるとこなの?」
「あ、あのねえ・・・って、今は冗談を言っている場合ではないわ!あたしも手伝います!」
セーラもルイーズの傍に駆け寄った。
「ぐーーーーーーっ!!!ぐううううううううううっ!」
「奥様!しっかり!もう少しの辛抱ですよっ!」
血走った目で涙を流すルイーズ・・・
どろり。
鮮血が秘裂から滴ると、ルイーズの瞳がカッと見開いた。
「ぐぐぐぐぐぐ・・・ぐぐっ!」
のけぞるように暴れるルイーズを、何人もの助産婦が総がかりで押さえつける・・・。
「もうしばらくの辛抱ですっ!」
フロリーナやニノ、レベッカにフィオーラも、ルイーズの元に駆け寄る。
「私たちが押さえてますから、皆さんは赤ちゃんを取り出す準備を!」
フィオーラが助産婦たちに告げると、いよいよルイーズの足元にぬるま湯の入ったタライが置かれる。
エルクとルセアの顔が青い。
「うう・・・」
エルクは思わず口元を押さえた・・・
「・・・・・・。」
なぜか血をたくさん見てきているはずのジャファルまでもが、この凄惨な光景に、口元を押さえていた・・・。
個人授業Y(12)
ルイーズの美しい顔が、鬼のような形相に変わった・・・。
「むぐーーーーっっ!!!」
めりめりめり・・・
ルイーズの秘裂が、とんでもない大きさに拡張すると、中から毛の生えた物体が見える・・・
ジャファルが思わず顔をそむけようとすると、後ろからホークアイが頭を押さえた。
「見ていろ。・・・これが、産みの苦しみだ・・・」
今までまるで機械のようにたやすく人を殺めてきたジャファルが、初めて直面する、出産の苦しさ・・・
いつしかジャファルは泣いていた。
「ぐううううううううううううっ!」
ルイーズの絶叫がますます大きくなる・・・
「ルイーズ様!今ここで気を抜いてはいけません!もう少しの辛抱ですっ!」
セーラがルイーズの耳元で叫ぶその横で、パントはひたすらルイーズの手を握って
祈るようにうつむいていた・・・
エルク、ルセア、ジャファル、そしてホークアイまでもが、青い顔で見つめていた。
毛の生えた物体が、次第に外に出てくる・・・。
その大きな楕円系の物体の側面に、目と鼻と口、その両脇に耳たぶが付いていた。
助産婦がしっかりとそれをつかむと、力を込めて引っ張る・・・
「行きますよ・・・それっ!!!」
頭に続いて、身体の部分が引っ張り出される・・・
おへそのあたりに、細長い緒が付いていた。
そして・・・
個人授業Y(13)
「おぎゃあ!おぎゃあ!」
赤ちゃんの産声が、部屋じゅうに響いた。それと同時に、一同から、歓喜の声が響く・・・
「やったあっ!」
助産婦が赤ん坊を洗った後、赤ん坊はルイーズの横に寝かされる。
先ほどとはうってかわって、穏やかな表情のルイーズが、慈愛を込めた優しい瞳で赤ちゃんを見つめていた。
「おめでとうございます!男の子ですよ!」
助産婦が語りかけると、ルイーズはにっこり微笑んだ。
「あなたが私の赤ちゃん・・・はじめまして、私が、あなたの母親です・・・」
赤ちゃんの小さい頭をそっとなでながら、ルイーズは微笑んだ。
「どうしよう・・・、あたし、あたし、涙が止まらないよ・・・」
ニノの瞳から、大粒の涙がこぼれた・・・
その横で、レベッカも泣いている・・・
「母親になるのって、こんなにも大変なことだったんだね・・・でも、素敵・・・」
「・・・うん・・・うん・・・」
「あれ?そういえばジャファルは?」
ニノはジャファルのいたほうを向いた。
大の男4人が、腰が抜けたように、その場にへたりこんでいた・・・。
4人とも泣いている・・・。
「もう!大の男が、だらしないわねえ・・・まったく。」
セーラが悪態をついた。
個人授業Y(14)
ジャファルの目から流れる、贖罪の涙・・・
それを見つめて、ルイーズは優しく微笑んだ。
(自分の伝えたかったことが、きちんと彼に伝わった)
ルイーズは安堵の表情で、眠りについた・・・
その男の子は、クレインと名づけられ、後にエレブ大陸を揺るがす戦乱に身を投じることになる・・・
帰り道。
ニノがジャファルのほうを振り返った。
「ねえジャファル。」
「何だ?」
「あたしも・・・子供欲しくなっちゃったv」
突然、ジャファルの背中に冷や汗が流れる・・・
「・・・な、なあニノ。・・・もう少し、待たないか・・・?」
「え〜っ!どうしてよーっ!ぷんぷん。」
「いや、あの・・・」
おしまい
一体何が書きたかったのか・・・
うほっ ◆.lt5gYzbQ. のオナニースレはここですか?
ん、もう黄金厨の季節か?
俺は好きだぞ、この話。
なぁ、折れの中ではヘクトルって『女好き』で決まりなんだがおまいらはどうよ?
どこかにキャラ年齢載ってるとこねーかなぁ・・・
>559
未確認だが、最近出たイラスト集に載ってるらしい。
でも、年齢まで設定されてしまっていよいよ厨っぽさが増したと思うのは漏れだけだろうか。
今までの「語られないからこそ奥が深い」ってスタンスがよかったのにな・・・
トラキア776のも明かされてるな
詐称疑惑がある人大杉だけど
折れは書く時いかに「らしいセリフを吐かせるか」を念頭に置いてるから
年齢が決まってるのならば結構重要な資料になる。
ファリナとかカアラとか微妙なところは言葉を作りにくくてかなわん。
この2人ほど”いたした”後にふてぶてしいセリフ吐くのが似合う女はいないんだが
さほど年くってないならそんな言葉など吐けないし困ったもんだ
とりあえず本屋行ってくる
どうもご無沙汰しております。マシンでございます。
流れぶった切ってすいません。
新作出来ましたので投下致します。内容は聖戦で。
前に途中まで作って挫折した奴ですが、多分これで日の目を見せてやる事が出来るかと思います。
暴力ならびにサイコの苦手な方は充分ご注意下さいませ(こんなんばっかりや…)。
エロそのものに暴力・サイコが絡む事はないと思うので、その点だけはご安心を。
でわ――
鬱蒼と茂る森の木陰から、怯えきったように暗黒魔法を連発して来る黒装束の魔道士たち。
腕利きだった彼らの護衛は既にただの肉塊へと変貌を遂げていた。
魔法攻撃の目標は、たった今最後の剣士を真っ二つに引き裂いた黒い甲冑の騎士である。
――怖がる位なら最初から出て来るなよ
黒騎士の荒馬が黒装束の一団を睨み付け、同時に騎士が掛け声を上げる。
側面から挟んでくる瘴気が一瞬人馬を包み込んだが、直ぐに翳が跳び出して――
一人の手首が、胸が、肩の付け根が飛び、もう一人の首が跳ね、それぞれ赤黒い飛沫を元気良く上げた。
ほんの一太刀で二人の魔道士が贄となる様を見せ付けられた暗黒司祭が背後に気配を感じ、
邪魔な大木の先にあるモノを確認しようと動き出した瞬間。
その時頭頂に感じた黒い大剣による重い衝撃が、彼にとって最期の知覚となった。
――不味い
彼の一太刀で粉々に砕け散った暗黒司祭の一片が、冑の隙間から口に飛び込んだ時の感想だ。
口に含んでいるのも煩わしく、地面に吐き捨てる。歯応えも足りない。血の味も薄い。
その上ミストルティンの加護があるとは言え、先の黒い炎でさえ生温くて暖まりもしない。
彼らの血は黒騎士の食欲を満たす所か、さらに貪欲なものへと変貌させる契機にしかならなかった。
――この先に、もっと美味いモノがある。行けよ
自らの闘争本能と魔剣とが囁く誘惑に従い、甲冑の色を血と肉片に変えた黒騎士アレスは
指揮官の指示を待たずに鬱蒼とした森を抜け、街道を駆けて行った。
グランベル帝国の騎士団は黒騎士の単騎突入に色めき立った。
クロノス城を目の前にして敵と遭遇したのである。指揮官のリデール将軍は動揺する部隊を纏めながら考えた。
ラドスを出た時点では反乱軍が出撃したとの情報は得ていない。故意に進軍を落としていたものの、
ここまでの反乱軍全体の進撃速度から考えると自軍の方が先にクロノスへ到着する筈である。
現時点でクロノスが陥ちたとは考えにくい。しかも辺りは見渡す限り平原で、伏兵を隠す場所もない。
ならば結論は一つ。リデールは大声で配下に指示を出す。
「敵はこの一騎だけだ!全部隊で包囲して片付けろ!」
弓騎士と魔法騎士の部隊が距離を取り、斧騎士と槍騎士部隊が円陣を組むように黒騎士を取り囲む。
甲冑の隙間から覗かせた黒騎士の金の瞳が、楽しげに輝いていた。
――指揮官のあいつを叩けばあっと言う間に片付く。それでいいだろう。
――分かっている。だが、それでは楽しめない。冷めた血肉は、もう喰い飽きた。
せめて地獄の淵くらいは覗けるよう、精一杯傷付いてくれよ。
――真平御免だ。お前に血肉を喰わせる為に戦っているんじゃない。
――力を貸してやるだけだ。お前がどう望もうと報酬は頂くぞ。
黒騎士を重心に見立てた正三角形の頂点が、同じ速度で目標に近付き、斧を振り上げる。
――遅い。まだドズルのトロ臭い馬鹿兄弟の方が遥かに怖いぞ。
振り下ろされた戦斧は二本がかち合い、一本は手に握られたまま地面に落ちた。
斧騎士は腕に痛みを感じるよりも素早く眼前まで迫った禍々しい黒騎士の姿に気を取られ
胸から上を宙に舞わせた。肝の濃厚さと肺の軽さを併せ持った感触が、黒騎士の手に残る。
左の死角から背中を掠る槍。鋭い痛みを感じたものの、黒騎士にとっては傷の内に入らない。
近接戦闘には斧騎士の三方包囲で、中距離はその隙間から槍騎士の三方包囲という間合いを生かした布陣だ。
突いた槍騎士は斧騎士を囮にしたこの一撃に全力を込めていたのか、次の動作に移らない。
少なくとも魔剣に取り憑かれたアレスの瞳にはそう映る。
――長柄を振るかすぐ短剣抜くかしろよ。近接戦闘の基本だろ。
左手で魔剣を一閃、槍騎士の左上腕と首が跳び、残された部分が血を吹き、痙攣しながら落馬する。
開けた視界正面に弓騎士。左肩を射られる。背後から追って来る斧騎士と槍騎士がそれぞれニ騎。
――そんなに俺に喰われたいのか。だったら望み通りにしてやるよ。
一瞬で弓騎士に詰め寄り、当然の様に肋を砕き胸板を貫く。黒騎士の口元が僅かに歪む。
魔剣を通して手に伝わる生暖かい鼓動が、段々と弱まって来る。
百舌鳥の早贄と化した弓騎士を魔剣ごと右手で持ち上げ、単騎突出した槍騎士へ振る。
槍騎士は突然投げ付けられた僚友の屍骸に打付かって落馬し、黒騎士の荒馬に鳩尾を踏み潰され
血を吐いて絶命した。続けて三騎、もはや陣形も構わずに真っ向から突撃して来る。
戦斧を振り上げた瞬間、斧騎士は右脇腹から首の左付け根にかけて両断され、
血に混じって臓物がはみ出る。弾力のある独特の感触は、他の部位を斬っても味わえない。
そのすぐ後ろに居た槍騎士は槍を突き出しざまに後頭部から両腕、馬の胴を落とされる。
人馬の血肉が入り混じるように転倒し、元槍騎士は煮込み料理のような姿に変わり果てた。
斧騎士は戦斧を大振りし、両腕を下ろした状態から両脇を結ぶ線に沿って斬られる。
これまでで一番勢い良く噴出する斧騎士の血潮が黒騎士の甲冑に降り注ぐと、宝玉はさも嬉しそうに
紅い輝きを不気味に増した。
事ここに到って、リデールは漸く相手が普通の騎士ではない事に気付いた。
最小限の消耗で済む包囲殲滅の戦術を取った彼の戦術は確かに正しかった。
但しそれはあくまでも相手が人間だと言う前提での話である。目の前にいる黒い化け物は僅か十数秒の
内に七騎を屠り、集中攻撃を浴びた割には手負いも感じさせず勢いも衰えていない。
「ラドスに戻って戦力を立て直すか…。」言って、それは無理だとリデールは悟った。
暴力に抵抗する術を持たない軽魔道騎士が、彼の目の前で挽き肉に姿を変じたのだ。
化け物は自分達を逃がすつもりはないらしい。殺戮そのものが奴の目的になっているようだ。
「残った者は私を援護しろ! 私が殺る!」
リデールは右手に槍を左手に剣を構え、黒騎士の前に立ちはだかった。
男と女では、斬った感触までやはり違う。女だと手応えが頼りないが、肉の味は柔らかくて濃厚だ。
――俺は―― 一体何を。
手に残る感触を愛惜しむように馬を駆る黒騎士の前に、敵将と思しき上級騎士が姿を見せた。
彼の突き出す投げ槍を避わし、胴を断つべく剣を下ろす。それより早く、何かが黒騎士の脇腹を翳めた。
皇帝アルヴィスから賜ったリデールの剣が、黒騎士の魔剣より早く振られたのだ。
これまでアレスを救って来た動物的な勘の鋭さが、人馬に回避を命じる。御蔭で彼は致命傷を免れた。
互いに駆け抜け振り返って残心、二人の騎士は隙を探るべく静かな構えで相対峙する。
突如黒騎士の背を突く鋭い感触。魔剣の力か興奮か、余計な痛みは感じない。
黒騎士が背後を窺うと、討ち漏らした弓騎士が十数馬身離れた所で弓を番えて二騎並んでいた。
――止めろ、これ以上俺を傷付けるな! でないと
――虫ケラ如きが!邪魔だと言ってるんだ!
黒騎士は兜割りの要領で敵将へ魔剣を振り、背後へ跳んで彼を撃った弓騎士を横払い。
憤怒の為せる業か、弓騎士の上半身が砕け散る。
魔法騎士の放った炎は黒騎士を捉える事無く、弓騎士の残骸を焼き尽くす。
黒騎士に詰め寄られた最後の弓騎士は、誤射を恐れていた筈の仲間が黒騎士を狙って放った
炎に身を灼かれて絶命した。魔剣は一騎、二騎、三騎と魔法騎士を次々に屠って行く。
男の癖にやや水っぽい。やはり魔法騎士では筋肉の質がどうしても劣るのか。
だが主菜は、まだ目の前に残っている。そいつが今、再び槍を薙いで来る。
避わして魔剣を突き出しても、業物と思しき剣に攻撃を止められる。振りの速さは剣姫ラクチェと同程度か。
――ならば
もう一度リデールに切り込んだ黒騎士は、敵将の乗っている馬の脇腹を軽く傷付ける。
騎馬が興奮して平衡を崩したリデールは兜と頭蓋の上半分を同時に失ってから落馬し、数度痙攣して絶命した。
泣きながら馬を駆けラドスに戻ろうとしていた軽魔道騎士は、背中から魔剣に貫かれて女性特有の甲高い叫び声を短く上げた。
傾いた太陽の下、血に血を塗り重ねた甲冑姿のアレスは嘆息していた。
見渡せば噎せ返るような血の匂い。死臭。屍と言うよりは肉塊が累々。
握ったままの黒い大剣は刃毀れ一つせず、刀身を濡らして居た筈の血糊は何時の間にか消え失せていた。
柄に埋められた宝玉は、紅い光を失っている。自分を突き動かしたあの声も、今は聞こえない。
しかし忘れたくとも、あの狂宴が瞼から離れない。手の痺れが取れない。
口に残る鉄のような味覚も、あれが現実であった事を否応無く認識させる。
全身に残る疲労感と昂揚した気分も、殺戮を繰り広げた自分への嫌悪感を拭い去る事は出来なかった。
「化け物、だな。俺は」
アレスが呟いてクロノスの方角を見ると、リーフとナンナが駆け付ける姿が確認出来た。
肩と背中の矢傷は自覚していたよりも相当重く、アレスは痛みに気を失いかけた。
リーフはアレスに肩を貸しながら、クロノス城が解放軍の手に陥ちた事を告げた。
フリージの女王ヒルダは姪と壮絶な魔法戦を展開した後、形勢不利と見るや
転移魔法で撤退したのである。ごく一部とは言え、子供達も救出できた。
従妹が傷を治療してくれる最中にレンスターの王子から事情を聞いても、アレスはただ頷くだけだった。
夕刻、アレスは不貞腐れていた。
クロノス城に設けられたセリスの書斎に落陽が差し込んで、着席しているセリスの表情が良く見えない。
「話は聞きました。命令違反の単独行動、独断先行の奇襲攻撃、それに…」
盟主の横に立ち、報告書に目を落として暫し沈黙した。
「…戦意喪失した敵への虐殺行為ですか。大した英雄ですな」
オイフェはそう言うと冷ややかな視線を投げ掛け、アレスは叱られた悪戯小僧の如く眉を不満げに歪めた。
その様子を無表情に覗っていたセリスが助け舟を出す。
「まあまあ。おかげでクロノス攻略中に本隊が奇襲を受ける事はなかったんだし、自軍の被害が
最小限に留まったんだから。給金の査定を白紙にするって事でいいじゃないか。」
「セリス様、そんな甘い…」
「おまえらっ!」
アレスが叫んだ。冗談じゃない、財政難に喘ぐ解放軍で新兵と同じ給金では割に合わない。
ミストルティンの維持費にも自腹を切っていると言うのに。だがセリスはアレスを見据えて淡々と宣告した。
「不満なら罪人として殺されて見る? 君のやった事は本来なら処刑にも値する程の非道な事なんだよ」
剣の勝負なら負ける気はしなかった。だがセリスの言う事は至極真っ当であり、こうやって相対峙してみると
セリスは一種異様な存在感を放っており、アレスは身動ぎ一つ満足に取れない。
怒りを露にするアレスの姿に反応する事なく、セリスは表情を替えずに淡々と語った。
「傭兵暮らしが長かったのなら判るよね。一人の独断は――」
「――皆を殺す」
「その通り、次はこんな事しないでね。今日はもう戻っていいよ」
セリスの抑揚は結局終始変わらなかった。問答に一応満足したのか、アレスはそれで解放された。
セリスの執務室から出たアレスは、暫く城内を当て所なくさ迷った。
それなりの衣服を身に纏ったアレスは教養こそ充分ではなかったものの、薫り立つ気品だけは
グランベルの貴族と比較しても遜色ない。但し彼が常に持ち歩く大剣は、異様な存在感を漂わせていた。
おまけに太刀回りの件が一人歩きしている所為か、アレスは皆が自分の事を避けるような視線を
自覚せずには居られなかった。
アレスは同時に、今日は女性陣が異様に眩しく映る事に気付いていた。
中庭で灯明を頼りに剣を振るうラクチェの体線。傍らで主婦の如く立ち話を続ける
ラナとフィーの服の下。庭の石段に浅く腰掛け、髪とリボンを弄るティニーの横顔。
それら全てが、昼間の昂ぶった血を否応無く立ち昇らせる。
――餓鬼じゃあるまいし、下らねぇ――
人を壊れ物に変えた時の昂揚、セリスに負かされた敗北感、世間知らずの少年のような欲求不満。
それら全てが心を苛み、アレスの足取りは泥酔者のように乱れていた。
確かに剣姫ラクチェの弾むような肉体は、男にとっての憧れであろう。
普段は楚々としたラナや色気とは無縁そうなフィーが蜜を滴らせて官能に酔う様も蠱惑的であろうし、
ティニーや今は所在不明のユリアが男に貫かれて啜り泣く様も絵にはなる。
皆、さぞや良い泣き声を上げてくれる事だろう。
一度は彼女らを目茶苦茶に弄び、それらを聞いてみたい。自分の毒に染め上げたい。
自分の屹立が収まるなら、それで充分だろう。
だがそれだけでは足りない。彼女達では与えてくれない。欲しいのは――
昼間の嗜虐を反芻しながら、アレスは石段を踏み締めて行った。
二階通路の、中庭を一望出来るその場所に――
居た。従弟だという騎士デルムッドが、彼女に話し掛けている。
全身から立ち昇る熱気と、上気した笑顔。灯明に照らし出されている汗の浮いた輝く肌。
髪を立てた騎士が何を言ったのか知らないが、腹を抱えて笑っている。
冗談一つ言えないアレスの前では、見せた事もない表情。
デルムッドが立ち去る事を確認し、緑髪の彼女の前に姿を見せる。
「あ、アレスお帰りなさい。」
そう言ってその踊り子、リーンは笑顔を引っ込めた。
「どうしたのアレス…」
アレスは困ったような怒ったような普段の顔ではなく、一見しただけでは極めて冷静な表情をしている。
照れている訳でもない彼の表情。本当に怒っているのか、いや違う。全く読めない彼の内面。
「ねぇ、何とか言ってよ。ねぇったら!」
リーンはアレスの袖を掴んで揺さ振り、上目遣いに彼を覗き込んで反応を促す。
彼女の鼻腔を翳める微かな鉄の匂い。袖に代えて握った大きな手は既に熱を持っている。
直感で彼の股間に注目してみる。例えその表情は読めなくとも、彼女だけは服の上からでも
アレスが欲情しているか否か大きさで分かる。
けど
今日の彼に抱かれてはならない、そう本能が教えている。
いつもの彼なら肩を抱き締めて、口付けてくれて、私の名前を呼ぶ声の調子を変える筈なのに。
――目つきが冷たかった。私を殺そうとしても不思議じゃない位に
――ああ、分かった。近くで見た事は無いけど、戦場での彼はこんな眼をしてるんだ。
獲物を狙う獣の表情。鼻腔に増して来る鉄の匂い。人を肉塊に変える時見せるであろう憤怒の顔。
「ごめんッ…!」
リーンは男から手を離し、脳裏に湧き出た不快な想像から駆け去ろうとした所で肩を掴まれる。
引き寄せられ抱えられ、彼女は脚と背とで空中に支えられる「お姫さま抱っこ」の要領でアレスに捕らえられた。
「ちょっと、ヤだってば! ねえアレスったらっ!」
擦れるような小声で叫び手足をばた付かせてリーンは抗議するが、そもそも大腿と上腕を
抑え込まれる姿勢で抱き上げられている為、アレスから逃れる役には全く立たない。
「ようお二人さん、見せ付けてくれるじゃねーかよ。お前らいつも仲良いねえ!」
元気良く茶化す声が通路に響き渡った。こんな状況で場の空気も読まずに声を掛ける人物と言えば――
アーサーだった。首の後ろで手を組み、口笛なぞ吹いている。
アレスは能面のような顔でアーサーを一睨みし、銀髪の青年はその不気味な迫力に一瞬呼吸まで止められた。
土蜘蛛の如く獲物を抱えたまま、アレスが無言で通路の先へと去って行く。
ばた付くリーンの足が、闇に映えて白く見える。
身体の硬直が漸く解けたアーサーが、苦しげに呼吸する。
「何だよ、今の顔…。俺が何したって言うんだよ」
軽く舌打ちして、やがてアーサーも薄暗い通路から立ち去って行った。
敷布に蹲めたリーンから、強引に衣装を剥ぐ。日焼けした肌と白い胸の明暗が灯明の下に姿を現した。
肌に汗を浮かべている彼女の身体に、手を滑らせる。踊っていた時の情熱が彼女の身体に火照っている。
可哀想に。食って欲しかったんだろ、汗をかくほど放置される事も無かった内に。
「いやっ…放してっ…!」
手入れの行き届いた寝台の上でアレスに組み敷かれて肌を撫でられながらも、リーンは頻りに足を動かす。
蹴る。自らは着衣のままだったアレスの左肩を裸足の踵が掠め、彼は一瞬身を後ろに遣り過ごしながらも、
すぐさまリーンの右太股を抱えるように彼女に覆い被さった。
贅肉のない細い腰を押さえ付けると、リーンが踵をアレスの背に落とす。
一度。二度。三度。
全く気にする素振りも見せず、アレスは彼女の臍下に自らの下を這わせ、健気にも未だ彼女を守り続けている
腰布に手を添えた。
「ちょっと、そこはやだってば、ねぇっ!」
腰を拘束されながらも首を上げて抗議するリーンの瞳を見向きもせずに、アレスは一気にそれを破り去った。
若草色の茂みの奥に浮かぶ、うっすらと滲んだ肉色の入り口が蠢く様を、アレスはしばし凝視する。
「どこ見てるのよ!…ひあっ」
陵辱者を睨んでいたリーンの首は次の刹那後方に大きく仰け反っていた。
「指挿れただけでそんなになるのか。お前も好きだな。」
アレスがその様子を楽しむかのように、第一間接まで彼女に埋めた指を細かく震わせる。
指の付け根が突起を弄ると、右手の動きに合わせて聞こえて来る音に水気が混じり出した。
「違うっ…アレスが、アレスが…」
リーンの声からは刺々しさが消えている。身体はと言うと最早アレスに逆らう意志を無くし、
手足からは力が抜けてだらりと敷布の上に載っている。
「俺が何をしたからだって? 違うだろ、お前がこういう奴を好きだからだろ?」
襞のさらに奥深くへ指を沈めながらアレスはリーンに聞くと、彼女はいやいやと首を振って言った。
「痛いよ…ねぇアレス、アレスってば」
執拗に下半身を攻め続けるアレスの指から逃れるべく、リーンは身体を捩って開かれた大腿を
揃えようと試みた。自分を弄ぶ手を、海老の如く跳ね除けようと思ったのだろう。
アレスが、そこに覆い被さる。右手による攻めは続けつつも、左手でリーンの腰を抱き締めて
胸の先端に口付ける。既に硬くなっていた先端を、最近柔らかく育ってきた乳房ごと吸い上げると
アレスの口に汗の味が広がった。
「ああっ…!」
暫し舐っていると、リーンの乳房に彼女特有の味が滲み出して来る。乳首以外も貪るように舌を
這わせ、彼はリーンに唇を落として行く。
味と表現したが、厳密な意味で味覚とはまた別物であろう、アレスはそう思っていた。
皮膚の舌触り、体温や体質にも関係があるのかも知れぬが、殺戮のデザートとしては
とにかく慣れ親しんだ彼女の肉体が一番都合が良かった。
実際、嫌がる程痛がる程に可愛がっても――
「強く吸っちゃ…いや…」
寝台へ押し付けられていたアレスの股間が絞るような彼女の呻き声に反応し、それがさらに彼の
感情を昂ぶらせて行った。屹立を着衣の中から取り出すと冷たい空気、それから熱く濡れた陰唇の
感触が彼を包み込む。リーンは上気した顔で瞳に涙を浮かべ、「待って」と懇願した。
未だ踊りの余韻が燻っていただけなのか、それとも欲情に火が付いたのか、何れにせよアレスに
取って問題ではなかった。
女の身体を思う存分貪って、昂ぶりを鎮めたい。その為にお前に――
「お前が悪いんだぞ。」
それだけ言うとアレスは手で先端を入り口に宛がい、勢い良く彼女の膣へと己を侵入させた。
リーンは強く目を瞑って、体内で激しく動く彼の感覚に今更ながら身を捩じらせた。
今日のアレスが行った愛撫は、どちらかと言うと摩擦に近かった。皆の前で踊って肉体が
暖まっていたから簡単に濡れたものの、さもなくば痛みはもっと酷かったであろう。
玩具のように秘所を乱暴に弄ばれるよりも、アレスが一番快楽を得られる部分で貫かれたかった。
彼はリーンにそうして呉れた。それだけで満足だった筈なのに。
アレスの汗が滴り落ちる。体奥に鈍痛が走る。
「い…いた…いたいよ」
喘ぎ声に混じってやっと訴えかけたのに、アレスは動きを衰えさせる事はなかった。
「吸い付いて…来るじゃねえか」
アレスの声が聞こえた瞬間、リーンは太股から何かが引き抜かれる感触を覚えた。
アレスが半脱ぎ状態のまま引っ掛かっていた腰布を取り去ったらしいのだが、襲い来る
彼の陵辱に目を開ける事は叶わなかった。
太股を掴まれたかと思うとアレスの揺さ振りが猛々しさを増し、リーンはさらに深く突き上げられる。
小振りな彼女の乳房も、彼の動きに合わせて揺れていた。
――さっきみたいな目で私を犯しているアレスなんか
断じて見たくは無い。こんな交わりは、恋人同士で行なうものではない。
だが男が彼女の中で動くだけで、暖かく抗い難い昂揚感が脳髄へと昇って来る。
彼女が流した愛液塗れの腰を打つ音も、昂ぶりを助長させて行く。
「淫乱な女だな、こんなに乱暴にされて」
彼女を陵辱した男も、今のアレスと同じ事を言った。その忌々しい記憶が蘇ったのか、
リーンはうっすらと目尻に涙を浮かべ、精一杯叫び声を上げた。
あたしは――
「あたしは…淫乱なんかじゃ…ない!」
言い切った途端体奥の鈍痛が不意に消えたことにリーンは当惑し、驚いて目を開ける。
彼女の腰を抱えたアレスの痛々しげな顔が目の前に現れた。
「…悪い」
それだけ言うとアレスは、繋がったままリーンの胸に圧し掛かった。
――そっか。アレスも辛いんだ。
考えてみれば、アレスは昼間残虐なまでに激しい戦火を潜り抜けて来たのである。
踊りの舞台裏で聞いた噂では、戦場に居た無抵抗の女兵士まで一人残らず屠ったらしい。
アレスは怖い、と解放軍の皆が言う。けど私は知っていた。
寝物語で聞いた話では、彼は戦場に立つともう一人の彼自身が語り掛けて来るらしい。
敵を殺せ、血を啜れ、肉を喰らえ、骨を砕け――
敵も味方もなく虐殺を繰り広げようとする魔剣の声を、辛うじて抑えながら戦って
いるのだそうだ。しかも人を殺す快楽とも戦わなければならないと彼は言う。
――並みの精神力じゃない。私では、絶対無理だ。
「ごめん…アレス」
自らの腕の下で戸惑うような表情を見せる女に呼び掛けられても、アレスは口を開こうとはしなかった。
「そんな顔しないで。お願いだから」
リーンはそう言うと、手を伸ばしてアレスの頬に触れ、彼の顔を自分の唇へと導いた。
唇を離すと、アレスの顰め面が幾分か和らいだようにリーンは感じた。
「いいよ…思いっ切りしても。絶対あなたを」
受け止めるから、と言おうとしたリーンの唇を塞ぎ、アレスはリーンの歯茎を撫ぞって
歯を抉じ開け、彼女の舌と直に触れ合った。
アレスが彼女の身体を横向けに寝かせ、太股を持って腰を打ち付ける。
激しい律動でさえ、最早リーンに取って苦痛をもたらすものではなくなっていた。
それよりも、暴力的でさえあるアレスの欲望を一身に受ける事に、詰まった喘ぎ声を
上げ続けるリーンの表情には快楽以上の幸福感さえ浮かんでいるかのようにも窺えた。
――あたしが受け止めてあげなくちゃ、この人は
いつか壊れる。
「早く…来て。あたしの事はいいから…」
特に愛撫がある訳でもない。それでも蜜は確実に潤いを与え、出入りするアレスを逃すまいと
彼女の体奥は蠢いて彼を奥へ奥へと導いて行く。
――他の誰でもない、アレスだから救ってあげたい。
――好きだから、ううん
――あいして、いる――か――ら
例えアレスが女の肌を欲しているだけだとしても良い。肉体が壊れても良い。
昂ぶってどうしようもない時に彼の求める女が、他の誰でもなく自分だった。
痺れて薄れ行く意識の中、リーンは必死に自分を貪っている男に向けて手を差し伸べようとした。
リーンは視界に見える映像がモノを認識出来るほど意識を回復させた所で、肩に掛かった
人間の皮膚と体温を感じ取っていた。
夜は意外と冷え込む。全裸のリーンが軽く身震いすると、肩にも暖かな感触が添えられる。
手にも温もり。意識が飛ぶ直前にアレスへと差し伸べた手が、彼の手に包まれている。
息を整えて、リーンは頬を紅潮させたままゆっくりと首を上に向けると、痛々しい表情で
彼女を見詰めていたアレスは暫し沈黙した後、意を決したように口を開いた。
「済まん、嫌がっていたのにこんな事…」
彼はそこで再度黙ってしまう。何か謝罪や慰めの言葉を探っているのだと、リーンには手に
取るように分かった。くすっと笑って、リーンは抱かれたまま彼の代わりに言葉を選んでやる。
「戦場じゃない落ち着いた気分に戻りたかったから、あたしを抱いたんでしょ。それでいいじゃない」
「けど、お前はこんな形望んでなかっただろう?」
アレスは普段の仏頂面ともやや違う困惑を浮かべつつ、抱いていたリーンの肩を離しながら言った。
「優しいアレスに戻ってくれたからいいの。ねぇアレス」
身を起こして毛布の端を胸元近くまで手繰り寄せていたアレスは、彼女の呼び掛けに対して
何だよと返事した。肩まで毛布を被ってリーンを毛布の中に引き擦り込む。
リーンは縮こまるように彼の腕に潜ると、悪戯っぽく上目遣いでアレスに聞いた。
「嫌な事があったら、何でも言ってね。あなたの力になってあげたいから」
アレスが黙っていると、リーンは彼の返事を待たずに続けた。
「あなたが優しい人だって事、だから苦しんでるんだって事、あたしが一番知ってるんだからね」
彼女の言葉に、アレスの顔が見る見る泣きそうな表情へと移り変わって行く。
リーンは涙も声も出さずに歯を食い縛ったアレスの頭を胸元に抱き寄せると、
アレスの方が身を縮め、二人は毛布の中でまるで母子のような格好となった。
――そう。戦う以上人殺しは避けられない。それはあなたも嫌と言うほど身体に叩き込まれて来た。
でも殺戮を好んでいる訳じゃない。魔剣に支配されたくもない。
だから苦しむし、辛い思いもする。
分かっているよ。だから私は
あなたを――
戦わなくても、悩まなくてもいいあなたを――
――生んであげるから。
<終>
皆さんにご心配お掛けしたみたいで申し訳ありません。
私一応ここ見てますので。
つーか最近FEで書けなかったから…ゴメンナサイ。
量産もできないし
じゃ、書けたら書きますので名無しに戻ります。
OKですよ、GJです!
マシン氏、乙華麗です!
相変わらず重厚で骨太な文章(゚Д゚)ウマー
エロもウマーだが、それ以外の所もきちんと書けている所がイイ!
アレスとリーンといった、メイン以外のキャラも本物っぽい。
特にアーサー、あまりのアーサーっぽさに思わずワロタ。
何より当方リーンマニアだから、可愛いリーンたんがタマラン!
ヨーデル「ロイ様、我らは魔竜の復活を危惧しているのでございます。」
ロイ「魔竜の復活?」
ヨーデル「はい。我らの始祖・聖女エリミーヌは、こう申されました・・・。
『あん・・・、魔・・・魔竜を・・・あふぅ!・・・あっ・・・あん・・・復活させ・・・
ちゃ・・・ダ・・・ダメェッ!!!あああ〜っ!いい、イク、イックウ〜、も、もうだ・・・め
・・・ああああああああああああああっっ!!!』
こう申されて、聖女エリミーヌは、昇天したと伝えられております。」
ロイ「・・・・・・ええと、まずどこから突っ込めばいいですか、ヨーデル司祭?」
おしまい
おい、ちょっと聞いてくれないか
ユーノ姉さんの話書こうと思ってもう一度封印始めたんだが、
ゼフィール倒してもまだ出てきてくれないんだ…
仲間になるのは遅かったと記憶してるがこんなに遅かったっけ?
>>585 ユーノってロイのいる方のソフトだっけ?確かルート分岐の時にイリア方面に行かないと仲間にならなかった気がする。
>>586 スレ違いなレスだが、エルトリア攻防戦までにスー、シンよりもシャニー、ティトを育ておけばイリアルートね
あ、そう言えばイリアの話出てこなかったな
以前仲間にした時はなんかすげー雪降ってる面で天馬騎士にボコられた記憶がある。
蒼い唇した天馬騎士の姐さんも出てこなかったし…
ルート分岐あったのか…ユーノ姉さんに会うために1週間シコシコ進めたってのに。
もう一度やり直す気力なんぞある訳ねぇからブルーニャたん集団レイプして終わるわ…
レスサンクス>585
って自分じゃねーかYO
スマン>586
>587
そうか、そんな条件あったのか
次やる時は注意するYO
なんかwarata。そしてがんばれ
シグーネタソのイラストが無かったのはどういう事だ!!
そんなことより、
>だがそれだけでは足りない。彼女達では与えてくれない。欲しいのは――
>昼間の嗜虐を反芻しながら、アレスは石段を踏み締めて行った。
>二階通路の、中庭を一望出来るその場所に――
>居た。従弟だという騎士デルムッドが、
ここまで読んでウホッ!な展開かと思った俺は、逝ってよしですか?
>>593 そう言われるとそう見えちまうじゃねーかYO!
ホークアイ×パント 支援Cより
ホークアイ:・・・・・・・・ぅおおおおおおおおおぉぉ
パント:!ホークアイの【時の声】だ。戦が始まる・・・
ホークアイ:おおおおおおおおぉぉ
パント:この獣のほうこうの前には何人たりとも生き残れない・・・
狂戦士とは、よく言ったものだ。
ホークアイ:・・・・・・・・ぅおおおおおおおおおぉぉ
ルイーズ:んんあああああああああああああっっ!!!
パント:! この声は・・・ルイーズの【イキの声】だ。宴が始まる・・・
ルイーズ:んあああっ!あああっ!いいいっ!
パント:このおたけびの前には、何人たりとも一滴残らず搾り取られてしまう・・・
【金紫の貴婦人】とは、よく言ったものだ・・・
・・・ってこら!ホークアイ!よくも人の妻を!
カレル:・・・宴か。おもしろい・・・・・・
おしまい
ここはネタスレですか?
ここはなんでもありスレですよ?
ワラタ
↓600おめ
願い事は何かね?
ニノを犯すロイドのssキボンヌ
悪ぃ
折れロリ駄目だから無理だわ…
誰かニノ好きな人600の願いを叶えてやってくれ
アーキスを篭絡しようとして
返り討ちに遭うリィナきぼん
ていうかティアサガ読みたいよぅ
ヴェガジュリ神は何処へ…
リピュアまだーーー
iPって言うパソコン雑誌に
あのクラリーネ放尿画像が地雷として紹介されてた……
ニドトミタクナカッタノニ……ウツ
よく分からんが
要するにその雑誌の編集はここの住人ということなのか?
誰か放尿絵を集めてフラッシュにしてくれ。
びすけっと絵のフラッシュみたいなやつ。
あのフラッシュは笑った
リピュアまだーーー
リピュア(マターリ編)(4)
ねっとりと絡みつくフィーの舌が、生温かい・・・
フィーがいきなり口を離すと、俺の顔を覗き込んだ。
「あっきれた!ここまでしても、まだ起きないなんて!」
(重ね重ね言うが、このとき俺は爆睡中w)
そして俺の男根を握ったフィーは、そのままティニーを見つめた。
「ねえティニー、どうする?アーサーを起こす?それとも、このまま続ける?」
「あ、あの・・・あたしは、にいさまに捧げたいけど、恥ずかしいし・・・」
ティニーはもじもじしながら言葉を続けた。
「こ、このままでいいです・・・」
そしてフィーがそっとティニーを手招きする。
その目の前に、フィーの唾液で妖しく光る俺の男根・・・
ティニーの舌が、その亀頭のくびれをそっと撫でた・・・
俺の男根が、今度はティニーの唾液によって妖しく濡れる・・・
ティニーの舌が踊るその反対側に、今度はフィーの舌が貼りついた。
れろれろ・・・
「どう、ティニー?おいしい?」
フィーの質問に、ティニーは顔をしかめて答える。
「苦いですぅ〜」
「ふふふ。でも、これが大人の男性の味なの。あなたにも、きっと、この良さがわかるときが来るわ。」
ティニーはこくりとうなずいた。
リピュア(マターリ編)(5)
「あたし、何か変な気持ち・・・」
ティニーのやわらかく生温かい舌が俺の亀頭を這いずりまわると、ティニーが言葉を漏らした。
フィーは俺の男根から口を離すと、顔をティニーのお尻のほうへと向ける。
ティニーのお尻は、スカートの方まで湿っていた。
スカートを指で押すと、液体がにじみ出てくる・・・
(ティニーったら、こんなに感じてるんだ・・・v)
「ねえティニー。」
「はい?」
ティニーが口を離して返事をすると、間髪いれずにその口をフィーの唇が塞いだ。
「ん・・・フィ、フィーさ・・・ん・・・」
そのままフィーはティニーの肩に手を当て、服を下にずり降ろしてゆく・・・
「あ・・・いや・・・ん・・・」
一番下まで落ちたティニーの服・・・
そしてさらにフィーの手が、ショーツをも引きずり降ろした・・・
ちょろちょろとわずかな毛が、その恥丘に生えている。
その下中央にある割れ目を、フィーの人差し指と中指が左右に広げた。
途端にフィーの指をしずくが伝わる・・・
「ティニーったら、もうこんなに・・・」
2本の指が広げたその中に、フィーは舌を差し入れた・・・
「あああっ!」
ティニーの鳴き声が、部屋じゅうに響いた・・・
つづく
スマソ。今日はここまで(DXY!
sannkusu
>>うほっ氏
グッジョブ。
DXYって…これまた懐かしいのを…まあいいや
お疲れぃ。GJですた
携帯版のスレッド レスのひとつにありました
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/poke/1082385429/l50 39 :名無しさん、君に決めた!:04/04/24 11:53 ID:???
性教育X
男優 ヘクトル
女優 リンディス ルイーズ
ありえないと思ったけど、プロット立てたらハマったので初めてうpします
神のごときの字書き諸氏にくらべて、どうしようもないかも
友情出演 パント エリウッド
うちのヘクトルはエロ魔王ではなくただの筋肉バカですのでご注意ください
まあ バカップルが2組という話です。
ベルン王国の北西のとある村に一行は滞在していた。
ヘクトルは珍しく、夜半、宿屋の自室でひとり本を読んでいた。
そろそろ眠ろうとした時、ドアを二つノックする音にヘクトルは返事をした。
「開いてるぜ、入ってきなよ。」
親友エリウッドが訪ねてきたと思い返事をしたが、応答がない。
「エリウッドじゃねえのか?じゃあ誰だ?何の用だ?」
ヘクトルがドアを開けると、意外なことにリグレ公爵夫人ルイーズとリンディスがいた。
「ヘクトル様、こんばんは。うふふ、ずいぶん驚いた顔をなさってますのね。」
ルイーズはいつもの笑顔であった。一方、リンディスのほうは少し憮然とした顔である。
「そりゃ、こんな美人が夜中に訪ねてきたら、ふつうビックリしますよ。」
「まあ、結構お上手でらっしゃるのね。お邪魔してもよろしいかしら?
私、ヘクトル様とリンディス様にこの部隊の問題点について
じっくりとお話をさせていただきたいのですわ。」
「この部隊の問題点…ですか?それはぜひお願いします。」
部隊の問題点と聞いて、ヘクトルは夜中に人妻やリンディスをを自室に入れることに少し躊躇しつつ、
ルイーズの言葉に従うことにした。
「で、リン、お前も一緒な訳だな?」
「だって指揮官として聞き捨てならないじゃない。
私とあなたがその原因だと、ルイーズ様がおっしゃるんですもの。」
「そりゃ問題だな。」
ルイーズとリンディスが部屋に入ると、ルイーズはヘクトルにドアを閉め、鍵をかけるように頼んだ。
「えっ、いいんですか?夜中に、締め切った部屋でルイーズ様と俺が一緒にいることが
ご主人のパント様の耳に入ったら、都合悪くないですか?」
「ええ、構いませんことよ。さ、ここにお二人並んでくださいませ。
実は、この問題点を私に解決するようおっしゃったのはパント様ですのよ。」
「パント様が?じゃあ問題点とは一体どういうことなんですか?」
リンディスの問いに、ルイーズは並んだ二人を前にして話し出した。
「お二人ともよくご存知の通り、パント様は現在、わがエルトリア王国の魔道将軍を務めてらっしゃいます。
パント様は一軍の将としてこの部隊をご覧になられて、技能や武勇に優れた方が多いうえ、
性格的にも好ましい方が多いと、とても褒めてらっしゃいます。
ただ、部隊として一番大切な、チームワークという点で少し気になられるそうですの。
そしてその原因は部隊の要であるお二人の仲がうまくいっていないからだとお考えですのよ。」
「それって、もしや…。」
「ええ、まさか…。」
「そう、もちろん男女の営みですわ。」
にっこりと微笑むルイーズに二人は抗議の声をあげた。
「ち、ちょっと、待ってください、ルイーズ様!私、そんなこと困ります!」
「俺だって困りますよ!」
「だいたい私、ヘクトルとなんかできません!」
「あ、言ったな、こいつ!俺もお前となんかできっこねえよ!」
「できないじゃ困りますのよ、お二人とも。
戦局はこれからますます激しく厳しいものになります。
この部隊にとって何が重要かお考えくださいませ。
人の上に立つ者として、また将でもあるお二人にはよくお分かりでしょう?」
いつも穏やかな笑顔のルイーズが真剣な表情で言う言葉に二人は反論できなかった。
「ご理解いただけたようでうれしいですわ。
それでは失礼ですが、ヘクトル様。今までのご経験をお教えいただけます?」
単刀直入に訊ねるルイーズに、ヘクトルは戸惑いながら答えた。
「初めてってわけじゃないですが、自慢できる程でもないですね。」
「でも、初めての女性のお相手したことはないですわね?」
「ええ、まあ…。」
「パント様もそうではないかとおっしゃってましたわ。
それで、リンディス様は初めてでらっしゃいますわね。」
リンディスは顔を真っ赤にしてうなずくしかなかった。
「これは私もそう確信しておりましたわ。
では、ヘクトル様。女性が初めて男性を受け入れると、
とても痛く辛く思いをするということはご存知ですわよね。」
「ああ、知識としては。」
「そうです、私もパント様と初めての時、パント様はとても優しくなさってくださいましたが、
それでもたいそう痛くて辛かった経験でございましたわ。
ただ、今回、リンディス様がそのような経験をされるとかえって逆効果になりかねませんわね。
ですから、私が初めての女性でも男性を受け入れやすくするためのコーチをいたします。」
「コーチ…ですか?」
「ええ、国では何組もの男女に手ほどき致しましたのよ。
みなさま、大変喜んでいらっしゃいましたわ。」
ヘクトルが訊ねると、ルイーズはにっこりと微笑んで答えた。
「それでは、お二人ともこれから私に従っていただきます。
よろしいですわね、ヘクトル様、リンディス様。」
「…はあ。」
「…え、ええ…。」
ルイーズの気迫に押され、二人はつい承諾してしまった。
「では、まずキスから始めましょう。さあ、どうぞお始めください。」
どうぞといわれ、すぐにできるものでもないがと思いつつ、恐る恐るヘクトルはリンディスに顔を寄せ、
顎を持ち上げると唇をついばむような軽いキスをした。
「ダメですわ!それじゃまるでただのご挨拶じゃございませんこと!
ヘクトル様、リンディス様にこのようにしてさしあげないと。」
ルイーズはヘクトルの両頬を白くしなやかな両手で挟み唇を口で塞ぐと舌を差し込んだ。
舌の根元や歯茎にねっとりと絡みつき吸い付いてくるルイーズの舌の感触を躊躇いながらも
楽しむうちに、彼は理性は徐々にに吹き飛んでしまい、ルイーズの唇を貪るように味わうため
自分の舌を彼女の舌に絡めだした。そして、ルイーズの髪の中に手をいれ、
腰に手を添えると自分の懐に引き寄せ、彼女の体を抱きしめた。
リンディスは目の前で繰り広げられるヘクトルとルイーズの濃厚なキスにはじめは戸惑っていたが、
そのうちに、さっきヘクトルがしてくれたキスがひどくつまらないものに思えてきた。
実はさっきのキスは初めてではない。
ヘクトルが近頃はさすがに渋りだしたリンディスとの手合わせを受けさせるため、
リンディスのほうから、自分が負けたらキスをする言い出したのであった。
あれから、何度もキスを交わしてはいたけれど、しかし、ルイーズが言うとおり、
あれはただの挨拶のようなキスだったのだ。
うほっ氏の個人授業みたいだw
ルイーズの唇がヘクトルの唇から唾液を引きつつ離れると、
リンディスは自分からヘクトルの顔を両手で引き寄せ、
ルイーズがして見せたようにヘクトルの唇の間に自分の舌を差込んだ。
意外なほど積極的なリンディスにヘクトルは少し驚いた様子であったが、
ルイーズとのキス以上に熱心に彼女のキスに応え、攻めだした。
ヘクトルはルイーズの体を離すと今度はリンディスの唇をより味わうため、
彼女の体を引き寄せると、リンディスはヘクトルの首に自分の両手を巻きつけてきた。
「まあ、流石ですわね。お二人とも飲み込みが早くていらっしゃるわ。キスは合格ですわね。
では、ヘクトル様。次にリンディス様がとてもよくお感じになられるところを私と探してまいりましょう。
ヘクトル様、リンディス様の耳元や喉元、うなじに向って唇を這わせてくださいませ。
耳朶を軽く噛んだり、お耳の穴に舌を軽く差し込んで差しあげるのもよろしいですわ。」
「…あ…。」
右の耳朶を軽く噛まれ、リンディスはため息をつくように声を漏らした。
「あ、リンディス様の耳飾はお邪魔ですわね。」
ルイーズの白く伸びた指先で左の耳飾を外されると、リンディスはまた声を漏らした。
「…あぁ…」
「リンディス様はお耳の感度がよろしいようですわね。
ヘクトル様、今度はこちらのお耳を攻めて差しあげてくださいませ。」
「了解、ルイーズ様。」
ヘクトルはリンディスの喉元から左耳へ唇を這わせると左耳の窪みに沿って舌を這わせた。
「…ん、…や…ダメ。」
初めての感覚にリンディスは伏目がちに首を振ろうとするが、
ヘクトルに後頭部の髪の根元を軽く掴まれていた。
「まあ、リンディス様。それが快感と申しあげる感覚ですのに。嫌がる必要はございませんのよ。
それではヘクトル様、今度はおっぱいの愛し方に参りましょう。」
「ルイーズ様、服の上からですか?」
ヘクトルは疑問を口に出したが、リンディスは初めての快感に翻弄され、
言葉も無く俯くだけであった。
「もちろん後で素肌で実践していただきますが、
女性は服の上からでも充分感じることができますのよ。
まずは軽い練習のおつもりでなさってください。
ただ、それぞれの方によって胸の愛され方にもお好みがございます。
私があなたにいたしますようにリンディス様にもして差しあげてくださいね。」
ルイーズはヘクトルの背後に回るとヘクトルの両胸の筋肉に沿って両手で撫で回しだした。
「まあ、ヘクトル様のお胸、私の想像以上に逞しいのですわね。
私はもちろんパント様のお胸が一番ですが、リンディス様もお羨ましいですわ。
さ、私のとおりやって見せてくださいませ。」
「ええ、…あ、リン。お前結構、胸大きいし、すっげえ柔らかいな…。」
「あ…もう…やだ、バカ。あ、でも…ん…ん…。」
胸を触られるとリンディスはビクッと体を震わせ、ヘクトルの言葉に反応し頬をいっそう赤くした。
そして、乳房を撫で回されると眼を閉じ声を漏らした。
その後、ルイーズのリードに従い、ヘクトルはリンディスの両の乳房を柔らかく揉み解したり、
腋の下から乳首に向って乳房を軽く寄せあげるという事を繰り返していくと、
リンディスは絶え間なく小さく喘ぎ声を漏らしていた。
「…ん…ん、ヤ…あぁ…。」
「まあ、ヘクトル様も大変お上手ですが、リンディス様はどれもがお好みのようですわね。
ほら、服の上からもリンディス様の乳首があのようにくっきりと判りますでしょ。」
「…ダメ、ルイーズ様。…恥ずかしい…わ。」
「リンディス様、恥ずかしいなんておっしゃらないでください。まだまだこれからですわよ。
さあ、ヘクトル様。左のお手はそのままお続けいただき、
右手をリンディス様のお背中にお回しください。
そして背骨に沿って指で撫で下ろして尾?骨のあたりを擦って差しあげてください。」
言葉のとおり、ルイーズもヘクトルの背中を撫で下ろし、尾てい骨のあたりを擦ってくる。
「ルイーズ様、俺も結構、キテるんですけど。」
「まあ、ヘクトル様もがんばってくださいね。パント様はもっとタフでいらっしゃいますわよ。」
「はあ。しゃーねーな…。」
そのとおりヘクトルが実行すると、リンディスは膝をがくがくさせて今にも崩れ落ちそうになった。
「ああ、…イヤぁ…。」
「まあ、大変。ヘクトル様、左手でリンディス様のお尻を支えてあげてください。
その左手でお尻を揉み解して差しあげるのもよろしいですわね。
あ、そんなに強く揉んではいけませんわ。あくまでも優しくですわよ。」
「あ、ああ。じゃあ、こうですか?」
「そう、少しアドバイスさしあげただけで、とてもお上手になさいますわね。」
リンディスは気持ちよさそうな顔になり、眼を閉じたままである。
「お前、尻もすっげー柔らかいのな。俺の手にちょうどいいサイズだし。」
「もう、ヤダ。恥ずかしいじゃない。」
「だって、本当のことなんだから仕方ねーじゃん。」
上目遣いにリンディスに睨まれ、ヘクトルは少しムッとして答えた。
「まあ、お二人たら…。さあ、これからが練習の最大の山場ですわよ。
ヘクトル様、リンディス様の大事な部分の位置の確認をいたしましょう。」
「ルイーズ様、俺は初めてじゃねーんだから位置くらいわかりますし、
今度もまた下着の上からですか?」
ヘクトルの問いにルイーズは人差し指を振って答えた。
「失礼ながら私にはヘクトル様が女性を本当にご存知とは思えませんわ。
女性にとって適切な場所を充分愛撫してさしあげないと、
初めてのリンディス様はヘクトル様を受けいられる時、非常に辛い思いをなさるからと、
私が申しあげた事をお忘れですの。
リンディス様のためにもじっくり練習をいたしましょう。お解りいただけましたかしら?」
「はあ…。」
「リンディス様もよろしいですわね。」
「ええ…。」
「それでは、お尻のほうから右手の人差し指と中指をスリットに差し込んでください。」
「こうですか?」
「キャ!ヤ、やめて…!」
リンディスは抵抗して腰を引こうとしたが、既に尻を掴まれているためなすすべもなかった。
つづく
ああ、続きはあるけどとても終わりそうにない。長レス連続で失礼いたしました。
ご希望があれば またきます。
なかなかいいと思う。GJです
いい所で…(w
大いなる喜びの賛歌(1)
ぱん、ぱん、ぱん、ぱん・・・・・・。
古びた小さな砦に響き渡る、肉と肉がぶつかり合う音・・・。
(もう、夜なのにうるさいな・・・)
僕はたまらずに耳を両手で塞いだ。しかし、今度はその声に合わせて女性の悲鳴まで聞こえる・・・
「あん、あん、あん、あん・・・・・・」
ぱん、ぱん、ぱん、ぱん・・・・・・
二つの音が交錯すると、あたりに何とも言えない香りが漂った・・・。
昼間・・・
「あの・・・すみません。」
僕達がこの砦に到着すると、中に女の人がいた。
「あなたは?」
「私はナタリー・・・この近くの村に住んでいます。実は・・・夫が、この近くで戦っていると聞いて、
ここまでやってきたのですが・・・」
壁に手をついてようやく立ち上がったその女性を見て、僕達は驚いた。
「!・・・あなた、足が・・・」
「はい。数年前から患っております。そのために、夫は危険な仕事をしていると・・・。
でも、私は、私の足などよりも、夫に、無事でいて欲しい・・・。」
そしてその女性は、僕達に一枚の紙切れを渡した。
「これが、夫の肖像画です。名前はドルカスと言います。」
「あら、あなた、絵がうまいのね・・・。でも、私達は見たことのない顔だわ。ごめんなさい。」
「そうですか・・・。」
「これから出会うことがあったら、必ず言っておきますとしか、言いようがないわ。」
「はい。よろしくお願いします。」
そしてこの後、僕達を襲った山賊の中に、ドルカスを見つけた・・・。
大いなる喜びの賛歌(2)
山賊を撃退したあと、ドルカスが僕達に話しかけてきた。
「俺も一緒に戦わせてくれ。妻を助けてくれた礼がしたい。」
「わかったわ。一緒に戦いましょう!」
そしてドルカスはナタリーを抱き上げる。
「では、この近くの村に、妻を送り届けてくる・・・」
しかしそのドルカスを、リンが呼び止めた。
「待って!もう日も落ちかけているわ。だから、今日は皆でここに泊まりましょう。」
ドルカスはリンを見た。
「いや、しかし・・・」
「それに、私の仲間はみんな腕が立つから、今から村に向かうよりも、私達と一緒にいたほうが安全よ?」
「・・・・・・わかった。ナタリー、それでいいか?」
「はい、あなたの言う通りにします。」
砦の狭い部屋に、皆はひとかたまりになって寝転がる。
例によって、セインとケントは外で見張りだ。
「ナタリー、大丈夫か?」
「はい、私は大丈夫です。」
そして二人の吐息が、不意に近づいた・・・。
「あ、あなた・・・。息が、こんなに近くに・・・懐かしい・・・」
「すまなかった・・・。ずっと仕事で、かまってやれなかった・・・。」
そのままドルカスは、ゆっくりとナタリーの唇を塞いだ・・・。
「んん・・・」
二人の繋がった口が、もごもごと動く。
まるで互いの口を、じっくりと味わうかのように・・・
ドルカスの口が、ゆっくりと下に移動していくと、ナタリーの胸がはだけた。
「あ・・・あん・・・」
その声が響くと、僕の股間にテントが張った。
そのやわらかいピンク色の乳首に一心不乱に吸いついているドルカス・・・
その様は、まるで美女と野獣・・・
大いなる喜びの賛歌(3)
そして、ナタリーの股がドルカスによって広げられ、そこにドルカスの露出した男根が
ずぶりと突き刺さった。
「あああっ!!!」
ナタリーの悲鳴とも、悦びの声とも区別がつかない声が響くと、ドルカスのそれは、勢いよく
激しいピストン運動を開始した。
「くああっ!はうあっ!ひああっ!」
ナタリーの声が響く中、僕達はただひたすらその行為を見守っていた・・・。
そして深夜・・・
彼らの情事は、今も続いている・・・
「ねえ、マーク・・・」
耳を塞いでいた僕の腕を、リンが両手でつかんだ。
「どうしたの?」
リンは何も言わずに、僕の手を握って、自分の股間に持って行く・・・
ショーツはすでに脱いである・・・。
僕の指に、とろけそうなほど熱く濡れた彼女の女性器の感触が伝わる・・・。
「もう我慢できないの?」
僕の言葉に、リンはこくりとうなずいた。
「・・・わかった。」
僕は指をそっと動かす・・・
「ああっ!あっ!」
小さな砦に、今度はリンの鳴き声が響いた・・・。
僕はリンの腰をそっと抱き寄せた・・・
「マーク・・・あん」
そのまま僕の指が彼女の割れ目をこねくりまわすと、彼女は頬を赤らめて鳴いた。
下の口から、際限なくどろどろと愛液が滴る・・・
大いなる喜びの賛歌(4)
「はしたない子だなあリンは・・・。もう我慢できないの?」
僕はわざと意地悪な質問をぶつけてみた。するとリンは悩ましげなその瞳で僕の顔を見つめる・・・。
「そ、そんな意地悪言わないで・・・あぁ・・・あん・・・」
僕はさらに意地悪な質問をぶつけてみる。
「何が欲しいのかな?もっとわかりやすく言ってごらん。」
「あうぅ・・・意地悪・・・んん・・・」
指でいじくりまわしながら、僕はさらにリンの耳元でささやく・・・。
「言わないと、挿れてあげないよ。」
「・・・・・・。」
「どうしたの?欲しくないの?」
リンは少し怒ったような、恥じらうような表情を僕に見せた。
「・・・・・・あなたの・・・・・・おちんちんを・・・ください・・・」
「・・・はい、よく言えました。それじゃ、ご褒美をあげるよ。」
僕の明るい口調とは裏腹に、ぎんぎんにいきり立った僕の男根・・・
その男根が、リンの割れ目をかき分けて、膣の奥まで入り込んだ・・・。
「くはああああああああああっ!!!」
リンの声が響くと同時に、僕はピストン運動を開始した・・・。
大いなる喜びの賛歌(5)
「あっ、あっ、あっ・・・」
先ほどまでのナタリーの声と音に、今度はリンのハーモニーも加わる。
「くあああっ!もっと、もっと突いてえええっっ!!!」
その言葉に、僕は尚も腰を突き入れる・・・。
ねっとりとまとわりつくリンの膣壁は、熱いよだれを放ちながら、僕の男根をとらえて離さない。
僕とこれほどまでに相性のいい女性は、今後現れないだろうな・・・。
そう思うと、急にリンが愛しく感じる・・・
その想いを、白濁に乗せて、彼女の膣に注ぎ込む・・・
「ひゃうんっ!」
僕の熱い液を感じて、リンは再び鳴いた。
そのまま・・・僕はそのままリンから抜かずに、回復を待った。
「リン・・・誰よりも、君を愛している・・・」
その言葉に、リンの膣が、再び熱く濡れる・・・
その変化を僕も感じて、僕の男根も元気を取り戻した。
「リン・・・すごいよ・・・君は・・・」
僕は再び腰を振ると、リンは僕の下で激しく身悶える・・・
「くはあっ!ふああっ!うあああっ!」
ぱん、ぱん、ぱん、ぱん・・・
ドルカスの腰を振る音と、僕達の音・・・
二組の音に合わせて、今度は外からハーモニーが加わった・・・。
気がつくと、部屋の中にはフロリーナがいない。
そして、ウィルも・・・。
「ああああんんん〜っ!!!」
その代わりに、砦の外から聞こえる悲鳴・・・
僕は繋がっているリンに立つように促すと、リンは立ち上がった。
そして二人一緒に歩調を合わせ、砦の外に向かった。
「あ・・・あら・・・?」
そこにいたのは、ケント、セイン、ウィルと激しく交わっているフロリーナ・・・
大いなる喜びの賛歌(6)
「あっ!あっ!あっ!・・・・・・」
リンは僕と顔を見合わせて、にっこりと微笑んだ。
「フロリーナも・・・我慢できなかったみたいね・・・ふふ・・・」
「リン・・・、僕達も、負けてられないよ!」
「うん・・・あっ・・・あっ、あっ、あっ・・・!」
そう、僕達はまだ繋がったままだ。
「リン・・・」
どく、どく、どく・・・
リンの熱く火照る膣の奥深くに、再び僕の精液がたっぷりと注がれた・・・
そしてフロリーナの膣の奥深くにも、3人の精液がたっぷりと注がれた・・・。
僕達は、無防備にもそのまま眠ってしまった・・・。
翌朝・・・
みんなで外で眠っていた僕達が、山賊に襲われなかったのは、奇跡に近い・・・。
僕がむくっと起きあがると、リンとフロリーナ、ウィルも続けて起きだした。
「あ、あら・・・?私達・・・やだ、あのまま寝てたんだ・・・」
リンは顔を真っ赤に染めた。
「皆様、おはようございます。」
セインとケントは、いつものように鎧を着込んで、警備にあたっている・・・。
そうか、二人はあの後、ちゃんと警備に戻っていたんだ・・・。
「ありがとう。」
僕がお礼を言うと、セインはにかっと笑った。
「俺達は騎士ですからね。」
大いなる喜びの賛歌(7)
「では、そろそろ出発しましょうか。」
リンの号令に、僕達は砦の部屋に戻った。
そこで僕が見たものは・・・
ナタリーの腰に取りついて、ひたすらに腰を振るドルカスの姿だった。
「・・・まだ、やってたの・・・?」
部屋じゅうに散乱するドルカスの精液を目の当たりにしながら、僕達はただ呆然と立ち尽くすばかりだった・・・。
大いなる喜びの賛歌 完
性欲旺盛なドルカスたん…ハァハァ(´Д`*)
まえがき
軍師×リンの続きですが、今回はエロ無しです。
また、ゲーム中のストーリーとも離れています。
まあ、執筆中にふと疑問に思ったことをそのまま書いてみただけですので、よろしかったら
お読みください。
それでは、投下します。
亡き子をしのぶ歌(章前)
「おはよう、マーク」
リンの声に、僕らは目が覚めた。リンの明るい微笑み、そして優しいその眼差しに、僕や仲間の皆も
元気をつけられる。
リンの着ている服は、彼女の素敵なボディラインを一層引き立たせている・・・
ふくよかな胸、それに引き締まったお腹、そしてやや小さめなお尻から、すらりと伸びるまぶしい太股・・・
「・・・・・・。」
「どうしたの?」
僕は腕組みして考える。
思えば、リンと初めて出会ってから今まで、僕は幾度もリンと愛し合った。
そして僕の欲望と愛が詰まった白い粘液は、すべて彼女の子宮に注ぎ込んできた。
だのに・・・
彼女のお腹は、一向に膨らむ気配を見せない。
なぜだろう・・・?
僕のこの想いは、やっぱり彼女には届かなかったのだろうか・・・?
僕が悩んでいるその横で、フロリーナがリンに声をかけた。
「ねえリン、あなた、今日はあまり調子がよくないように見える・・・」
リンは、少し鬱な表情でフロリーナに微笑みを向けた。
「ごめんなさい。今、生理中なの・・・」
「そう・・・、リンも大変よね・・・。」
生理中・・・!
そのリンの一言に、僕は愕然とした。
僕達の子供は、どこへ行ってしまったのか・・・?
そうだ!そうに違いない!
リンのお腹の中で、僕達の子供は、きっと、きっと死んでしまったに違いないんだ!
僕の目から、大粒の涙がこぼれる・・・
まだこの世に生を受ける前に亡くなってしまった、僕と、リンの子供達・・・
亡き子をしのぶ歌(1)
太陽は今明るく昇る・・・
僕のこの、暗く悲しい表情も、仲間達の明るく生き生きとした表情も、等しく照らす光・・・。
なのに、僕の心は晴れない。
彼女のお腹の中で、その命の灯火が、はかなく消えた・・・
いくら慈しみ愛しても、君はもう戻ってこないのだ・・・
僕の涙が、頬を伝わってくる・・・
でも、泣いてはいけない。
もし産まれてきていたら、君の母親と同じように愛していただろうすべての命の光・・・
僕も、君の分まで、皆に微笑みかけよう・・・
この世の喜びの光に幸いあれ!
亡き子をしのぶ歌(2)
今僕にはわかる。
なぜ、行為の終わった後のリンが、悲しそうな瞳をしていたのかを・・・。
君は、リンの瞳を借りて、僕に語りかけようとしていたのだな・・・
「お父さん、さようなら」と・・・
でも、僕は・・・そのメッセージに気づくことはできなかった。
君の灯らなかった小さな命の灯火が、父なる天に帰ろうとしていることを・・・
君は、リンの瞳で、こう言おうとしたんだ・・・
「私達は産まれてきたかった・・・。だけど、運命が、それを拒むのです・・・。
もうすぐお空へ昇っていってしまうから、せめて今は・・・私を見てください・・・
今はお母さんの瞳を借りていますが、やがて私は、お空で輝く星となって、あなた達を
照らしつづけるでしょう・・・」
亡き子をしのぶ歌(3)
僕は目をつぶった・・・
もし、君が無事に産まれていたら・・・
君のお母さんが戸口から入ってきて微笑む・・・
その足元から、ひょっこり顔をだす僕の可愛い子供。
君は、お母さんの足元にいつもしがみついていて、ときどきその可愛い笑顔を僕に
向けてくる。
僕は照れたようにはにかみながら微笑みを返すと、君はうれしそうに僕の元に走り
寄ってきて、今度は僕の足元に抱きつくんだ。
そして僕は君を抱き上げて、抱きしめる。
君のお母さんが、リンが、部屋に入ってくるとき、なぜかお母さんの足元から、君が
顔を出す気がするよ。
そして素早く姿を現して、僕のほうに走り寄ってくる気がする。
ああ、あまりにも、あまりにも早く、君の命は消え去ってしまった。
まだ生きる喜びを知る前に、星になってしまった喜びの光よ!
亡き子をしのぶ歌(4)
僕はよく考える。
子供はちょっと出かけただけなのだと。
すぐに戻ってくるさ。こんなにいいお天気なのだから、ちょっと遠くにいっただけさ。
そうなのだ!子供は出かけただけさ!
今ごろは、もう帰り道だろう。
心配はいらないさ。こんなにいい天気なのだから、ついつい寄り道してしまうこともあるだろう。
子供は一足先に出かけただけさ。
そして僕のところには戻ってこようとはしないだろう。
行った先が、あまりにも素晴らしい光景だから・・・。
お天気もこんなに素晴らしいから。
亡き子をしのぶ歌(5)
外はまたたく間に嵐に変わる・・・。
リンには、外に出ないように促す。お腹の中の、僕達の子供が大事だから。
でも、そんな願いも空しく、子供は連れ出されてしまった・・・。
僕はそれに対して、何か言うことも許されなかった・・・。
外が嵐に変わったら、リンには中にいるように促す。
もし、お腹の子供が病気になったら困るから。
でも、そんな考えは、もう空しいものとなる・・・
外が嵐に変わっても、リンの外出を許可すべきだったのかな・・・?
もし、子供にもしものことがあったら・・・
そんな思いも今となっては、無駄になってしまった・・・
外が嵐に変わったときには、リンには中にいるように促したのに・・・。
子供は連れだされた。有無を言わさず。
でも、心配はいらない。
子供は今、母親のお腹の中にいるように、神の御手の中で、安らかに眠っているのだから・・・
(エピローグ)
「ちょっとマーク!どうしたの?涙なんか流して・・・」
リンの声に、僕は正気に戻る。
「えっ?あ、い、いや・・・」
そしてリンはクスッと笑った。
「へんなの。じゃ、行きましょ♪」
再び、僕らの旅が始まる・・・
おしまい
(今度はエロありです。)
五つの歌曲 〜F・リュッケルトの詩による〜 1曲目
旅の途中の宿で、僕は部屋のベッドに腰を下ろした。
すぐ隣には、リンの悩ましい瞳がある・・・。
リンは、僕にゆっくりと抱きついた。そして、耳元でささやく。
「ねえ、どうして私を好きになったの?」
う〜ん、なぜだろう?いきなり理由を聞かれても困る・・・。
「美しいから?ううん、私は、そんなに美しくないよ・・・。それに、綺麗な人だったら、
私よりも、フロリーナのほうが綺麗だし・・・。」
そんなことないよ!と言おうとしたが、彼女はまるで自問自答のように次から次へと言葉を繰り出す。
「それとも、私が若いから?・・・こんな私でも、あと20年もしたら、オバサンよ?」
何十年経っても、リンはリンだし、すごく綺麗だと思うのだが・・・
「お金があるから?ううん、私なんて、そんなにお金なんてないし・・・。キアラン公爵家だって、
そんなに大金があるわけじゃないし・・・。」
リンは僕の顔をじっと見つめている・・・。
僕はその耳元で、そっとささやいた。
「君だから、好きになった。これじゃ、答えにならないかな?」
すると、リンははにかむように微笑んだ。
「ま、許してあげる♪」
五つの歌曲 〜F・リュッケルトの詩による〜 2曲目
「覗かないでよ!」
部屋の衝立に身を隠して、顔だけ出してリンは僕を睨んだ。
「どうして?」
「だって、まだ準備ができてないから・・・」
衝立の向こうで、リンの衣服が一枚ずつ、はらりと落ちてゆく・・・
僕はまるで好奇心旺盛な犬がしっぽを振るように、衝立にしがみついた。
「まだ見ちゃダメって言ってるでしょっ!」
いきなりグーでパンチを食らって、僕はすごすごとベッドに戻る。
「あなたの前に出る私は、最高の私じゃなきゃいけないのよ。」
僕は生唾をごくりと飲み込んだ。
まだかな・・・?
やがて、衝立の下から見える彼女の足が、出口のほうを向く・・・
彼女はゆっくりと出てきた。
(あなたの前に出る私は、最高の私じゃなければいけない)
そう彼女が言うほどの、素晴らしい肉体・・・
着衣をすべて取り払った、リンのあられもない姿・・・
彼女は頬を赤く染めて微笑んだ。
「いいわよ。」
五つの歌曲 〜F・リュッケルトの詩による〜 3曲目
リンはそのまま、ベッドに横たわる・・・
そして何かを懇願するように、僕に眼差しを向けた。
「わかってるよ。」
僕が顔を近づけると、ほのかに匂いたつ女の色香・・・
何て素敵な香りなんだろう!
リンの麗しい唇を、丹念に吸うと、口の中いっぱいに広がる、リンの香り・・・
そのうなじから放たれる、新鮮な汗の匂い・・・
わきの下、首筋、そして胸から放たれる女の、母なる匂い・・・
先端の赤い蕾を口でついばむと、リンは「あん」と鳴いた。
そして、お腹を通って、最も強い匂いを放つその部分・・・
濃厚な蜜の匂いを、僕は嗅いだ。
甘酸っぱいような、懐かしいような・・・
リンの香りの、何と愛しいことよ!
五つの歌曲 〜F・リュッケルトの詩による〜 4曲目
真夜中に、僕達は一つになる・・・
彼女の吐息と、僕の吐息が、一つに重なる・・・
彼女はそのまま、舌を滑り込ませてきた。
僕は唇で素早くそれを捉えると、挟み込むようにしてそれを吸った。
リンの美しく、甘酸っぱい口・・・
僕は何度も、彼女の口を味わう。
真夜中に、僕はリンの胸に咲く二つの乳房に手をかけた。
僕の手の感触は、彼女には心地よく感じるらしく、しきりに鳴き声をあげ続けている・・・
その先端に咲く赤い花を口に含むと、僕は「ちゅうっ!」と吸い上げた。
「きゃん!」彼女の声が、耳に心地よい・・・
真夜中に、僕はお臍の下にある赤い割れ目に口づけした。
「あふぅ!」
リンの声と同時に、その割れ目は蜜でびしょびしょになる・・・。
よく見ると、リンの肉ひだが、まるで僕を欲しがるかのように、ひくひくと動く。
それをなだめすかすかのように、僕は舌でその部分を撫でた・・・
蜜が一気に吹きだした・・・
真夜中に・・・
彼女はぎゅっと僕の男根を握りしめている。
その男根に、ゆっくりと彼女の唇が近づいていった・・・
ゆるゆると、彼女の唇の中に、僕の男根が吸い込まれてゆく・・・
生温かい彼女の口の中で、ちろちろと、彼女の舌が、僕の息子を刺激する・・・
「おいしい・・・」
彼女は僕の精液を飲み込んで、そう微笑んだ。
真夜中に・・・
五つの歌曲 〜F・リュッケルトの詩による〜 5曲目
僕とリンは、この世から離れた。
二人の体が、重なっている。
僕の意識も、リンの意識も、もう真っ白になっている・・・
もはや人間としてではなく、動物として交わる二人・・・
人が見たら、もはや理性などなくして、一組の獣になってしまったと思うだろう。
僕にはどうでもいいことだ。
また、それに反論もできないだろう。
なぜなら、僕達は、本当にイってしまったから・・・。
世の道理とはかけ離れた快楽という対岸で、僕とリンはふわふわと浮かんでいる。
僕達二人は、二人だけの世界で、愛と歌の中に生きている・・・
翌朝、フロリーナが僕達の部屋の外にいた。
「おはよう、リン。昨日は・・・すごかった・・・ね?」
フロリーナの言葉に、僕とリンは顔を真っ赤にする。
「私達の寝室にまで、聞こえてきたわよ、リンの声。」
おしまい
647 :
名無しさん@ピンキー:04/05/04 01:50 ID:PtfxOX5r
ほしゅしゅ
リピュアまだーーー
ブルーム×ティルテュつくって
く れ な い か ?
いつやってもレイラたんのあぼーんシーンはへこむなぁ…
651 :
名無しさん@ピンキー:04/05/04 13:05 ID:7XeSMiV6
ケントXファリナとか読んでみたいが・・・。どうもマイナーなようだ。
ヘクトル×ファリナが読みたいな
654 :
名無しさん@ピンキー:04/05/04 17:32 ID:0801mZW3
GWですからw
ageちまった・・・スマソ
>>650 てっきりあとで仲間になると思ってたしなぁ……
角煮のFEスレって落ちた?
>>659 一応検索掛けてみたが…
落ちたみたいだな。
ブルーム×ティルテュつくって
く れ な い か ?
無理矢理とか鬼畜なシチュになりそうなのはどうもなあ。。。
ギャグも見せ場も山も無い
シチュも自力では想像不可能
あるのはカプ妄想のみ
このスレにいるのはそんなアフォばかりだ!!!!間違い無い!!
(インヤモレダケ
イマジネーションがここの神々の一億分の一でもあったら
とうの昔に○呪ネタ書いてるよ…マジで
>>661 ただただ、文章力の無い香具師もここにいる。
せめて感想だけはと思って、感銘を受けた時は
がんがって文章書いているが(ノД`)
>>663 >>664 とりあえず何か書いてみましょう。
大丈夫、俺も文章力ないですし(w
俺も最初にこのスレに投稿したときは、批判の嵐でした(w
でも、それが職人さんを育てるのだと思います。
中には俺みたいにほとんど変わってないアフォもいますが(w
批判されるのが怖い、という気持ちもわかります。ですが、一歩、新たな道へと踏み込んでみましょう。そうすれば、新たな自分を発見できるかもしれない。
さらに一回り大きな人間になれるかもしれない。
さあ、今こそはばたく時ですよっ!
エラソウナコトヲイッテスマソ・・・OTL
4分間に何があったんだろう…?
4分間から推測すると多分カップヤキソバにお湯を注ぐ前にソースをかけてしまい、
できあがった時に過ちに気づき、己を省みたのではなかろうか。
>>666ゲットオメー
いっそのこと「あほっ」にでも改名すると運気が上昇するでしょう。
>>668 それ実体験だろw
リピュア(マターリ編)(6)
「あああ〜っ!!!」
ティニーの鳴き声が部屋じゅうに木霊する。
けっこうすごい音量であるにもかかわらず、一向に目を覚まさない俺。
フィーは呆れた顔で、俺を見た。
「・・・・・・まあいいわ。それじゃティニー、ベッドの上に乗りましょうか。」
「あ・・・は、はい・・・」
先ほどのフィーの舌ですっかり恍惚に浸っているティニーが、いよいよベッドの上にあがる・・・。
ティニーはゆっくりと、俺のそびえたつシンボルの上に腰をかけた。
先端がティニーの女の子にぶつかると、ティニーは小さく「きゃん」と鳴いた。
「ティニー、力を抜いて。」
「は、はい・・・きゃっ!」
突然、ティニーの股間に激しい痛みが走る・・・
「きゃああああああああっ!ひいいいいいいいいいいいっ!」
ティニーはあまりの痛みに泣きだした。フィーはそっと優しくティニーに語りかけた。
「大丈夫。この痛みはすぐに治まるから。」
重力によって、俺の肉棒がティニーの女の子を貫いていたのだ。
「ひいいいっ!ひいいいいいっ!ひいいいいいっ!」
痛みで混乱する意識の中、ティニーの腰はゆっくりと上下する・・・
「本能・・・ね・・・」
フィーはそっとおびただしい愛液にあふれたその結合部を指でなぞった。
「・・・・・・おいしい・・・・・・」
フィーはその指を、ぺろっと舐めた。
つづく
666ゲット記念にHNを変えてみますた。
ダミアンかよダミアンかよ
烈火のゼフィールはかわいいのう…
封印では俺のセシリアたんに無理矢理しゃぶらせておっ勃たせたチンポで
子宮ブチ破ってから部下に輪姦させた憎むべきしかし勇ましいオサーソだったのに
>>673のような大人にケツの穴を狙われてるうちに
あんな回転DQNになっちゃったんだよ、きっと。
そりゃ「人間は醜い」とか言いたくもなるわな。
>>673 ガッ
俺のゼフィールたんはそんなことしないよ
逆にセシリアに食われちゃうよ?
「ひいいいっ!ひいいいいいっ!ひいいいいいっ!」
ひぎぃ!!
ここの連中は鬼畜系にアレルギー強そうだな。
680 :
ロイ:04/05/11 19:04 ID:euueB5en
ぬうぅっ、あれがゼフィール王のエッケセックスか!
・・・しかし!真の力を解放したこの封印の巨根には遠く及ばぬ!
鬱蒼と生い茂る草木の群れを、
か細い――荒れ果てた森の中を走るには些か心許ない――脚が駆け抜ける。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁっ、はぁっ!」
黒衣をまとった少女はボロボロになって最早使い物にならない呪文書を脇に抱え、
しきりに周囲に注意を払いながら深い森の中を走る。
すぐ隣から聞こえる自分と同じ軽い走音と、ガサガサと乱暴に草を踏み向かってくる
多くの足音。そして遠空から見える飛龍の群れ……それらは今や丸腰の彼女らに
畏怖を抱かせるには充分過ぎるものだった。
「あっ…!」
地面に蹴躓いたのか、それとも走り続けた疲労から足がもつれたのか、
黒衣の少女と並んで走っていた少女がその場に倒れこんでしまった。
ここでうずくまっている状況じゃないとは理解していても、極度の疲労と緊張に
身体に力をこめられずにいる。
「大丈夫!?」
「もう、私……あ、脚に力が入らない……先に行ってニノ…」
そう言ってニノへ向けられた彼女の顔にはあきらかな疲労が色濃く映っており、
丁寧に編みこまれた三つ編みは解けてしまっていた。
年相応に可愛らしい顔は跳ねた泥で汚れ、草木による切り傷が痛々しく滲んでいる。
「ダメだよレベッカ! 立ち止まったらダメ! 他のみんなと早く合流しなくちゃ!」
先の戦いで劣勢に追いこまれ、一度体勢を立て直すため撤退を余儀なくされた彼女達だったが、
合流場所に向かう途中、待ち伏せていた敵部隊に見つかってしまったのだ。
敵を撒くために少数で行動する作戦は結果として裏目に出てしまい。
運悪く彼女達を危機へ追いこんでしまう。
ニノとレベッカもそれなりに武器も扱えたが、年端も行かない彼女達に戦局を読むことなどできなかった。
絶対数が圧倒的に違う相手との戦い方を知らない彼女達の武器は瞬く間に底をついてしまい、
今はただ目の前の敵の群から逃げる術しかなかった。
「で、でも私…」
「早く、早く立ってレベッカ! もうそこまで敵が――」
遠くの足音が俄に大きくなったと気づき声のトーンを下げた時はもう遅かった。
周りから聞こえる鎧の擦れる音と荒々しい呼吸、
そしてこの逃亡劇に幕を引く大声がニノとレベッカの耳にはっきりと届く。
「いたぞ、見つけたぞ! こっちだ!」
いい!凌辱編が楽しみです!!
百合U(1)
ダグラスには信じられなかった。
今、ダグラスは、両手両足をベッドの四隅にくくり付けられている頑丈な鎖で縛られていた。
「わしは・・・一体・・・?」
大きく両腕を動かしても、鎖は頑丈で容易に外れない。
ふと下を見ると、ダグラスの衣服はすべて脱がされ、ベッドの下にきちんとたたんであった。
「まさか・・・わし、全裸なのか?」
ダグラスには思い当たることがなかった。一体なぜ、こうなってしまったのだろう・・・?
「・・・お、お父様・・・・・・」
隣でララムの声がする・・・。
ダグラスは、ララムの方を向いて、愕然とした。
隣のベッドにいたララムは、服をすべて脱がされて、ベッドの隅に両手を鎖でくくりつけられている。
しかしそれだけではなかった。ララムの両手と一緒に両足首もくくりつけられているのだ。
そのためララムの両足はVの字に大きく開かれている・・・。
「ララムっ!くっ!ふん!ふん!」
ダグラスはララムを助けるべく必死に鎖を外そうともがいた。しかし彼の意に反して鎖はびくともしない・・・。
「お父様・・・ごめんなさい・・・」
ララムの瞳から涙がこぼれると、ダグラスはくやし涙を流した。
そうこうしているうちにセシリアが部屋に入ってきた・・・
百合U(2)
「おはようございます、ダグラス将軍。」
セシリアがにこやかに微笑むと、軍の他の連中もぞろぞろと入ってくる。
ララムを見た男たちは色めきたつ・・・
「やめろっ!見るな!」
ダグラスは凄まじい形相で怒るが、まるで効果がない。
この飢えた狼たちの前に、愛しい義娘の貞操は風前の灯と言えた。
「セシリア!なぜこんなことをする!」
セシリアとダグラスの前に、クラリーネが割って入った。
「なぜですって!?私たちの方がなぜこんなことをするですわっ!」
セシリアはいきり立つクラリーネを制止する。
「抑えて、クラリーネ。ではまず、なぜあなたたちがこうなっているのかを説明いたします。
では、マリナス殿。」
セシリアが促すと、マリナスは口を開いた。
「実は昨日・・・」
百合U(3)
「うっふっふ〜♪今日こそは、このあたしのスペシャルスタミナ料理を食べてもらうのv」
ララムは意気揚揚とフライパンを片手に食材を炒め始めた。
「ふん、ふん、ふ〜ん♪」
鼻歌まじりに楽しくお料理・・・のはずであった。
「きゃっ!」
突然、火の粉が近くの干し草に燃え移った。
「た、大変!早く消さないと!」
ララムは手近にあったバケツの中の液体をぶちまけた・・・それが灯油とは知らずに。
「きゃああああっ!!!」
またたく間に燃え広がった炎・・・
騒ぎを聞きつけて、軍のほかの仲間も駆けつけてきた。
「こりゃ大変だ!早く火を消さないと!」
幸い、この軍には屈強な男たちがたくさんいる。
その男たち総出のバケツリレーによって、何とか火は消しとめられた。幸運にも死傷者は出なかった。
しかし・・・
「おかげで、軍の大事な食料が、百合も灰になってしまいましたわい・・・」
マリナスは涙した。
普通なら、しょぼくれたこのじいさんよりも、かわいい少女であるララムに同情が集まりそうなものだが、
今日ばかりはマリナスのほうに同情が集まっている・・・。
「ひどいな。僕たちは生きるために、こんなに必死になって戦っているのに、飯も食わせてもらえないなんて・・・」
そう言って怒っているのはオージェ。
「まあ落ち着けよ。そのかわり、今日はこんなにかわいいララムちゃんをたっぷりご馳走になるとしようぜ。」
ガレットがオージェの肩を軽く叩いてそう言った。
百合U(4)
「あ、あの〜」
不意にダグラスの向こうで声がする。
ララムとは反対側の隣に、ロイがいる。
ロイも両手両足を鎖でベッドの四隅にくくりつけられていた。
「あ、あの、セシリアさん?今回は、僕は関係ないんじゃ・・・?」
セシリアはロイを一瞥して言った。
「ロイ、ララムは、あなたのためにお料理を作ろうとしていたそうじゃない。」
「そ、それで僕も連帯責任ですか・・・?」
「もちろんよ。さあ、皆様、さっそく開始いたしましょう」
こうして軍の他の連中は散らばっていった。
ダグラスの男根は、元気よくそびえ立っていた。
「まあ・・・、将軍、お盛んですわね・・・♪」
そのたくましさに、思わず頬ずりするセシリア・・・
「く・・・くふぅ・・・」
セシリアの吐息が、ダグラスの敏感な部分を刺激する・・・
すると、いきなり、セシリアを制止する一人の女性がいた。
「待って!」
「あら、どうなさったの、イグレーヌさん?」
イグレーヌはじっとダグラスを見つめて、こう言った。
「将軍、お約束ください。エトルリアは、決してナバタを狙わぬと。」
「それはできぬ。」
百合U(5)
「なぜですか?」
イグレーヌは短めのスカートをめくった。
「むおおっ!?」
ダグラスは目が飛び出そうなほど驚いた。
下に何もはいてないので、彼女の恥丘がまる見えだ。そればかりか、彼女の恥丘には、一本も
毛が生えてなかった・・・。
イグレーヌはその恥丘を強調するように指差した。
「このような砂漠など狙っても、何の益もないでしょうに・・・」
「いや、しかし・・・」
イグレーヌはそのままベッドの上にあがった。そして、ダグラスの顔の上にしゃがむ。
「このような砂漠など、何の益もないでしょうに・・・」
イグレーヌの剃ったばかりの恥丘が、ダグラスの髭にこすれる・・・
「あ・・・んん・・・・・・」
イグレーヌは鳴くと、そのふくよかな砂漠をダグラスの口に押し付けた・・・
(むっ!むおおおおっ!確かに益はないが、液はあるではないか!)
ダグラスの口の中に、情熱的に熱い大人の愛液が流れ込んだ・・・
つづく
今日はここまで(お
激しくイイ!むしろダグラスに萌えますた。
今回も結局ロイが1番ひどい(?)目にあいそうな気がする(w
そういえばガレットは両方いい目見てる…
ダミアン氏も良作だし百合Uも楽しみだが、
臨場感溢れる
>>681氏の続きを激しくキボンしてるのは織れだけか?
>>691 ノシ
てかこの二人烈火で一番好きなんだよ……
マジでキボンヌ
>>691 ノシ
一番ってわけじゃないけどレイプしたい度では一番だな。
ところで今何KB?
うちのブラウザじゃ表示されなくて・・・
694レス時点で417KB
百合U(6)
「あーっ!!!」
ダグラスの顔の上で恍惚の表情を浮かべるイグレーヌを指差す一人の少女・・・
「イグレーヌ、何やってるの?」
その少女は興味津々といった感じでイグレーヌに近付いた。
「ダメよ、ファ!あなたみたいな小さい子供には関係ないことだから・・・あん・・・」
「ぶーっ」
イグレーヌに怒られて、ファは不機嫌そうな顔をした。
「おや、どうしました、ファ?」
「あ、えるひん!うえ〜ん、ひっくひっく・・・」
「どうしたのです?よかったら、私に話してください。」
「あのね・・・イグレーヌが、ファのことを仲間はずれにするの・・・」
泣きじゃくるファの頭を、エルフィンはそっと優しく撫でた。
「ねえ、えるひん・・・、イグレーヌ、何やってるの・・・?」
エルフィンはイグレーヌとダグラスをしげしげと眺めて言った。
「ああ、これはですね、『クンニ』というのですよ。」
「くんに?」
「はい。正確には『クンニリングス』というのですが・・・」
「ファ、むつかしくてよくわからないよ・・・」
「そうですね。では、クンニという名前だけ覚えていただけますか?」
「うん!くんに!ファ、覚えたよっ!くんに、くんに!」
「ふふ・・・無邪気でいいですね・・・ではファ、今日はもう一つ、覚えてみましょうか。」
「もう一つ?うんわかった。ファ、覚えるよ。」
エルフィンはそう言うと、ダグラスの堅い男根をむんずと掴んだ。
「ほう・・・、ダグラス、なかなかいいものを持ってるな・・・」
「お、王子・・・」
エルフィンはそのまま、ファを手招きした。
ファの目の前に、ダグラスの大きな男根が突き出された。
「ではファ、今日は『フェラチオ』というのを覚えてみましょうか。」
百合U(7)
「ふぇらちお?どうやるの?」
イグレーヌが怒った顔でエルフィンを睨みつける・・・・・・
しかし、エルフィンはすかさずダグラスに合図を送った。途端に、ダグラスの口から大きな生温かい
舌が出てきて、イグレーヌの縦筋をなぞる・・・
「ひあっ!」
イグレーヌの体から力が抜けていき、恍惚の表情が戻った・・・
「さてファ、フェラチオをしてみましょうか。まず、これを握ってみましょう。」
エルフィンはファにダグラスの男根を差し出すと、ファは小さなおててで一生懸命握った。
「暖かくて、大きいね。」
「でしょう。次に、先っぽの丸いピンク色のところをベロで舐めてみてください。」
「うん!」
ファの口が開いて、舌が突き出ると、その先端がダグラスの敏感な部分に触れた・・・
「む、むおおっ!?」
ちろ、ちろ・・・
まだ幼い少女の、小さくて生暖かい舌が、拙く動く・・・
「何か変なにおい・・・」
「大丈夫、うまいですよ。そしたら今の動きを、この棒全体に満遍なくやっていきましょう。」
「うん・・・ぺろぺろ・・・ちゅぱちゅぱ・・・ちゅっちゅっ・・・」
次第にダグラスの男根が震えてきた。
「きゃっ!」
突然吹き出た白い液に、ファは驚いて後ろに転げ落ちた。
「・・・くすん・・・こわいよう・・・」
ファは精液まみれになりながら泣きじゃくっている・・・
「だ、大丈夫ですか、ファ!?」
エルフィンは慌ててファを抱き抱えた。
「こわかったよう・・・ふぇえん・・・」
百合U(8)
「おや・・・おもらししていますね・・・」
ファの下半身がびちょびちょに濡れているのがわかる・・・
「仕方ありませんね・・・。ではファ、お着替えしましょうか。」
「・・・くすっ・・・くすっ・・・うん・・・」
エルフィンはファをベッドに座らせると、ファのスカートに両手を入れて、パンツをずり降ろした。
「ダ、ダメ!」
イグレーヌが立ちあがろうとすると、途端に股間に痛みが走った。
ダグラスが股間の奥の花びらに噛みついている。
「動くと噛みちぎるぞ。」
一瞬口を離してダグラスがそう言うと、イグレーヌは諦めたかのように再びダグラスの口の上に腰を下ろす・・・
「おや・・・やはりびしょびしょでしたか・・・でも、もう大丈夫ですよ。今私が拭いてあげますからね・・・。」
そう言うとエルフィンはファのスカートを大きくめくった。
今、エルフィンの目の前に、幼い少女の陰部が剥き出しになっている・・・。
「そうだ。ファ、先ほど言った『クンニ』をやってみますね。」
そして、エルフィンの舌が、ファの縦筋をなぞる・・・
「ひああっ!くすぐったいよう!」
「大丈夫、すぐに病みつきになりますよ・・・ふふふ・・・」
エルフィンの舌がファの割れ目をこじ開けて、中の赤い豆をつついた・・・
「ひっ!」
ファは悲鳴をあげた。
つづく
今日は以上でつ。
エロフィンめファたんになんて事を……
もっとやって(;´Д`)
ダグラス…娘の貞操が危機だってのに何を(;´Д`)
百合U(9)
びくん、びくん・・・
「あふうっ!あひゃあっ!あふあっ!」
イグレーヌとファの声が重なっていた。
エルフィンの舌がファの股間を激しくこすると、ファは体をのたうち回らせて悶える・・・。
そしてほぼ同時に、ダグラスも舌を動かしていた・・・。
「あひいっ!も、もう、ダメぇええええええええっ!」
イグレーヌとファ、二人の絶頂はほぼ同時に訪れた・・・
そのまま、イグレーヌは崩れ落ちる・・・
エルフィンはイグレーヌをしっかり抱きとめると、そっと寝かせる・・・
イグレーヌはそのまま意識を失った。
そしてその隣にファを寝かせると、エルフィンは足元の方へと回った。
「ほう・・・、これが、大人と子供の・・・お○んこですか・・・ふふふ・・・」
仲良く並んで眠る二人の女性器を見比べて、エルフィンは穏やかに微笑んだ。
「見ちゃダメええええっ!!!!」
大きく股を開いたララムの元に、次々と男たちが集まってくる・・・
「いやあああああっっ!!!」
隠したいが、まったく身動きが取れないララムにはただ泣き叫ぶことしかできなかった・・・。
男たちの好奇の視線が、ララムの女性器に集まる・・・
そのまだ男を受け入れたこともないであろうクリトリス、大小の陰唇、そしてお尻の穴までもが
白昼堂々さらけだされている・・・
熟して落ちそうな柿の実のように、ララムの体も熟して上気していた。
百合U(10)
「さて、はじめるか!」
ガレットが勢いよく叫ぶと、オージェ、ギースといった面々も次第に彼女の下半身に
集まってくる・・・
だが、そんな彼らを一人の少女が止めた。
「待って!」
ガレットが振り向くと、そこにいたのはリリーナ・・・
「何だよ、せっかくいいところなのによ・・・」
「ごめんなさい。その前に、することがあるの。」
リリーナがパチンと指を鳴らすと、オスティア重騎士団の面々が姿を現した。
「みんな、ロイのベッドをこっちに持ってきてちょうだい。ガレットとオージェも、悪いけど
手伝ってください。」
「仕方ねえな・・・わかったよ。」
そしてガレットたちはロイのベッドを取り囲んだ。
「じゃあ持ち上げるぜ。せーのっ!」
ロイのベッドが持ち上がると、リリーナは手招きする・・・。
「こっちよ」
ロイが来たのは、ララムのすぐ隣だった・・・
ララムの目に、ロイのたくましい男根が映る・・・
とろり。
途端にララムの股間からしずくが垂れ落ちた。
「やだ、この子、ロイのを見て発情しちゃったんだ・・・。いやらしい子ね・・・。」
「リリーナ様も、同じではないですか。」
「うふっ、それもそうね♪」
ボールスのするどい突っ込みに、リリーナは舌をぺろっと出した。
百合U(11)
「ひっく、ひっく・・・ロイ様あ・・・」
ララムが泣きながらロイのほうを見ると、その前にリリーナが立ちはだかる・・・
「ねえ、ララム。あなた最近、ロイに色目を使って気を引こうとしているみたいだけど、
私のロイにちょっかいを出さないでくれる?」
「そ、そんな・・・ララム、ロイ様に色目なんて使ってないもん・・・」
ララムが反論すると、リリーナは手をおもいっきり振りかざした・・・。
その手がララムの頬を打つ・・・
「口ごたえするんじゃないわよ!・・・いいわ、あなたに教えてあげる。私とロイの関係を・・・。
まあ、そこでじっくりと見ているといいわ。」
そう言って、リリーナはロイのベッドに上がった。そしてロイの腰の部分にまたがると、スカートをめくって見せた。
何もはいていない・・・その女性を目の前にして、ロイの男性は急に元気になった・・・。
「まあ、ロイったら、こんなに元気になって・・・。私でこんなに欲情してくれるなんて、うれしいわ・・・。」
リリーナはその男性器の上に腰を落としていく・・・
「さあララム、よお〜く見てなさい!」
「いやあああああああああっ!」
リリーナの女性器とロイの先端部がぶつかると、リリーナはそこで動きを止めた。
「すー、はー、すー、はー・・・」
リリーナは呼吸を整えた。強がっていても、初めてなのだ。
ごくり。リリーナは息を飲むと、目を閉じた・・・
「ロイ、いくわよ・・・!」
リリーナは一気に腰をロイに押し付けた!
ぶちいっ!!!
「ぎゃあっっ!!!」
リリーナの悲鳴が響いた。
百合U(12)
そのまま、リリーナは腰を振り始める・・・
(い、痛い・・・!・・・でも・・・これで・・・ロイは・・・私のもの・・・)
大好きな男の人が、別の女と・・・
ララムの視界が、急に暗くなっていく・・・
しかし冷水を浴びせられて、ララムは正気に戻った。
「ダメじゃない!しっかりと見てなきゃ!これが、私とロイの関係なんだから・・・」
鮮血が滴るリリーナの股間が極限まで広がり、ロイの男根を根元までくわえこんでいる・・・
「おいしい!おいしいよ〜!ロイ〜!!!」
リリーナはまるで何かに取り憑かれたかのように、一心不乱に腰をふった。
「あひいっ!あはあっ!ひゃうあっ!」
リリーナの獣のようなおたけびを、ララムは耳を塞ぐこともできずに、ただ聞くしかなかった。
「ロイ様・・・ロイ様あ・・・」
ララムは自分の貞操の危機も忘れて、ただ泣きじゃくった・・・
びくん!びくん!びくん!
リリーナの体が三度、跳ね上がった・・・
「ひゃうんっ!」
リリーナはゆっくりと立ち上がると、ララムに向かって自分の股間を開いた・・・
直後。
どろっ・・・
ロイの真っ白な精液が、リリーナの割れ目から垂れ落ちてきた・・・
「どう?これが、私とロイの関係よっ!」
次々とあふれ出てくるロイの精液を、リリーナは指ですくって自分の割れ目に押し戻す・・・
ララムはただ、絶望の眼差しで、それを見ていることしかできなかった・・・
本日分は以上でつ。
さて、いよいよ次回はメインイベント!
どうぞお楽しみに。
いつもながらすご杉です!
…でも悪女なリリーナもいいかも…
リ
ノ
リノアン?
性教育ヘク×リンの続きまだ〜?
百合U(13)
(ひどい・・・いくらなんでも・・・こんなのって・・・ないよ・・・)
目の前で行われているララムの恥辱に、ドロシーは顔をしかめた。
いくらなんでも、年頃の女の子にこの仕打ちはむごすぎる・・・
自然とドロシーはララムを取り巻く男たちの前に立ちはだかっていた。
「お願い・・・もう・・・もう、許してあげて。」
「あぁん!?何だおめえは?」
ガレットの目つきに一瞬ひるむドロシー。
「そこをどけよ、このアマ!」
ガレットが大きな腕を振り上げて威嚇するが、ドロシーはなおも食い下がる。
「お願い!彼女は、もう充分に罰を受けたから!」
ドロシーの純粋な瞳に涙が光る・・・
思わずガレットも一瞬たじろいだ・・・
「どうしても嫌なら、代わりに私を、好きにしていいから!」
「・・・・・・わ、わかったよ・・・・・・。」
この言葉にドロシーの表情が緩んだ・・・。
「わかってくれたのね、ありがとう・・・。ああ、聖女エリミーヌ様、あなたのお慈悲に感謝します・・・」
しかし、ドロシーが自分の勘違いに気づくまで、それほど時間はかからなかった・・・
「おい!ベッドをもう一つ用意しろ!」
ガレットの合図で、ベッドがもう一つ用意されると、ガレットはドロシーをそのままベッドに寝かせた。
頑丈な鎖が、彼女の両手両足を拘束する・・・。
ちょうどララムと同じように。
百合U(14)
ドロシーの心に、ララムも思わず涙する・・・
「ごめんなさい・・・あたしのために・・・。」
ほどなくして、ガレットの太い腕が、ドロシーの衣服を掴むと、それは身体から引き剥がされた。
「ほう・・・。おめえ、なかなかいい身体してんじゃねえか。」
その言葉に、ドロシーは顔を真っ赤にして目を閉じた・・・。
「これで、ララムを解放してくれるんですね・・・」
「そうはいかねえな。」
「えっ?どういうことですか?」
ドロシーは驚いた表情でガレットを見た。
「俺がわかったって言ったのは、おめえのことを好きにしていいってところだけだぜ!」
「そ、そんな・・・ひどい・・・」
ドロシーの瞳から、涙があふれた・・・。
「こんな、こんなはずじゃ・・・ララム・・・ごめんなさい・・・」
ドロシーの言葉に、ララムも涙する・・・
「ううん。ドロシー、あたしのために・・・ごめんなさい・・・」
仲良く並んだ二人の女性器・・・
取り巻く男たちの興奮とともに、今、二人の陵辱ショーが幕を開けた・・・
「ララムっ!ララムっ!くっ・・・!」
ダグラスが暴れるが、両手両足の鎖はびくともしない・・・。
「やめろっ!わしの娘に手をだすなっ!」
ダグラスがいくらわめいても、この狼たちの前には、まったく無力であった・・・
百合U(15)
つか、つか、つか・・・・・・
二人の元に、漆黒の鎧を身に付けた騎士が歩み寄ってきた。
「な、何だよ・・・」
「すまんが、ちょっとどいてくれ。」
騎士軍将パーシバル。
ララムとドロシーは期待の目で彼を見た。パーシバル様なら、きっと助けてくれる・・・。
「・・・・・・。」
立ったまま二人を見下ろすパーシバル・・・
「パーシバル様?」
彼の両腕が、二人の股間に伸びる・・・
「きゃっ!」
人差し指が陰核をこねくりまわすと、パーシバルはその両手を自分の鼻にもってくる・・・
くんくん・・・。
人差し指の臭いを嗅ぐと、パーシバルは「ふっ」と一瞬笑みを漏らした。
つか、つか、つか・・・
そのままパーシバルは立ち去った・・・
「何だったんだ、あいつ・・・?」
去り行くパーシバルの後ろ姿を、ガレットは不思議な気持ちで見ていた・・・。
つづく
今日はここまででつ。(お
陰核軍将パージバルイイ!!
123 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:04/05/18 21:47 ID:iIuv5wve
ダミアン死亡→ダミアン復活して仲間入り→初戦で死亡→打ち切りで復活なし
ドン、ドン、ドン……!
重厚な扉を隔てた部屋の外からは、大勢の人間の声と
乱暴に扉を叩く音が聞こえてくる。
この部屋へ通じる唯一の扉はその重要さを示すように相応の頑丈さを誇っているが、
それさえも無力に思えてしまうほどの大きな力が今まさに最後の砦を破壊しようとしていた。
「後はこの部屋だけだ! きっとエレノアはここにいる!」
エリウッドのもとへ送った近衛隊長・イサドラが全幅の信頼を寄せていた近衛兵達は
この場には1人も残ってはいない。。
不利な状況を考えた近衛兵達は何としてもここへの侵入を防ぐために
部屋前で敵の侵攻を食い止めようと試みたが、ベルンの兵力に加え黒衣の猛者を相手に
彼らの声はほどなくして届かなくなった。
「扉が破られる……どうか……私を見守っていてください、あなた・……」
持ったことのないナイフを握りしめ、エレノアは扉を凝視する。
「エリウッド、あなただけでも生きて…」
バァン!
遠い地にいるであろう息子を思い描いていると、
重い破裂音と共に目つきの鋭い兵士達が一斉に部屋へ雪崩れ込んできた。
「フェレ侯妃エレノアだな?」
神妙な面持ちでエレノアは兵士を見回す。
その圧倒的な数と突き刺さる殺意に彼女は自分の未来を悟った。
「それ以上近づくことは許しません! ただちにこの場より立ち去りなさい、無礼者達よ!」
か細い腕を伸ばし、エレノアが威嚇するようナイフの切っ先を兵士に向ける。
「おいおい、そんなモンで俺達と戦おうってのか? お妃さまが! ハハハハハ!」
フェレの誇り高き騎士とはおよそかけ離れた、下卑た笑い声だった。
同じ国を護る兵士だということに嫌悪さえ抱きながら、エレノアは相手を睨みつける。
「いいねぇその表情! やっぱり妃ってぐらいだから年くっても綺麗なモンだなぁ!」
「最後に天国見せてやろうか?俺達で」
「おーっ、賛成賛成! こんな辺境まで来たんだ、ちょっとはいい目見てもいいってもんだよな!」
口々に飛ぶ兵士達の会話の内容をエレノアが理解する前に彼らが動き出した。
武器の槍がエレノアのドレスの裾を捉え、強引に引き裂く。
「な、何を…!」
やられる前に自害しろよ(ニガワラ
>716
期待期待期待〜
>717
そんなこといってたら、陵辱モノは書けないやん
自害したら、死姦になってしまうよ・・・
それは嫌だ・・・orz
強姦は良いが死姦は駄目なんて言うのは我侭だ
我侭実現のための二次元だろうが
百合U(16)
「うっ、うっ、うっ・・・」
ひたすら涙を流す二人の少女・・・だが、その股間は、別の液体で溢れていた・・・
「へっへっへっ、これは絶景だな。二人の美(?)少女のまだ使われていないお○んこがこうして
二つも並んでいるなんてよ!」
ガレットの下品な笑いに、他の男達も同調する・・・。
「ララムさんのここ、すごく綺麗なピンク色してるなあ・・・。」
オージェのこの言葉に、ララムの股間から、ますます液があふれ出てきた。
「うわっ、すげえ量のおつゆだな・・・。感じちまったのか?」
ギースの言葉も、ますます拍車をかける・・・
ララムはこのどうしようもない状況に、顔を真っ赤にして、目をつぶった・・・。
(夢なら、早く醒めて・・・)
しかし、どうあがいても現実だった・・・。
「おいおい、起きてろよ。今におめえも、きっと病みつきになるからよっ!」
次にララムが目を開けたとき、そこに映ったのはガレットが下半身を剥き出して、シンボルをしごく
姿だった・・・。
「ようし!準備は万全だ!じゃあ、入れるぜ・・・!」
ガレットがララムの腰に取りつく・・・
百合U(17)
ガレットが腰に力を込めると、ララムは目を閉じた・・・。
すぐ隣では、愛しい愛娘が今まさに犯されようとしているダグラスが叫ぶ。
「やめろっ!わしはどうなってもいいから、ララムだけはっ!ララムだけはあっ!!!」
だが・・・
ガレットの前進はそこで止まった。
「て、てめえっ!」
ガレットの首筋に突き付けられた鋭い刃。これ以上前進すれば、間違いなくその刃がガレットの
頚動脈を寸断することになる・・・
「今すぐ離れなさい!」
その刃の持ち主がきつい眼差しで男達を睨む・・・。
「女の子の敵!死にたくなかったら、今すぐ離れることね!」
ララムにも劣らないほど、かわいく、美しい少女剣士・フィルだった。
「ぐっ・・・、わ、わかったよ・・・。」
ガレットは離れるが、すかさずギース達がフィルの背後にまわりこむ・・・
しかし、フィルは彼らの姿をも見逃さなかった。たちまちフィルに睨まれて萎縮してしまうギース・・・
その威圧感に、他の男達も身がすくんで動けなくなる・・・
そしてフィルはララムとドロシーを見下ろすと、穏やかな表情で微笑んだ・・・
「大丈夫?今、助けるからね!」
ララムの涙が、頬を伝わる・・・。
「うっく、うっく・・・ありがと・・・フィル・・・」
ララムの表情に、安堵の色が見える・・・
そんなフィルの背後から、なおも襲いかかろうとする男達だが、たちまちフィルの勢いに気圧されてしまう。
そして、フィルはララムの腕を縛る鎖を剣で寸断しようとした。
しかし・・・
「ちょっとそこのあなた!余計な真似をしないでくださる?」
フィルが振り返ると、そこにいたのはクラリーネだった・・・
>721
そのラインが引けないヤシがあまりにも多すぎるんだよな・・・
百合U(18)
「余計なことって・・・!クラリーネさん、あなた、同じ女の子がひどい目に遭っているのに
何とも思わないの?」
食ってかかるフィルにも、クラリーネは平然と答える。
「思いませんわ。」
「なっ・・・!」
「だって、ララムは、貴重な食料を百合も燃やしてしまった、いわゆる『破壊の大罪人』ですもの。」
そしてクラリーネはドロシーのほうを見た。顔がやや紅潮する・・・。
「それに、ドロシーの場合は、私の個人的な趣味ですものv」
ドロシーも、クラリーネのその言葉に、顔を真っ赤にした・・・
そして、クラリーネはドロシーの顔にゆっくりと顔を近付ける・・・
二人の唇が重なり合った・・・
どろり。
ドロシーの下の口からも、熱い液体が流れ出す・・・
そしてクラリーネは、再び顔を上げてフィルを睨んだ。
「と・に・か・く!余計な真似はなさらないでくださいな。」
「・・・・・・。」
フィルの目が座っている・・・。
「な、何ですの、その目は・・・?」
フィルの身体から、おびただしい殺気があふれる・・・
「どうしても解放しないなら、あなたを斬る!」
フィルは倭刀を構えた。
「仕方ありませんわね・・・」
クラリーネも、フィルを睨みながら向き合った。
そして・・・
一瞬、二人がすれ違った・・・
百合U(19)
がきーん!
激しくぶつかり合った二人が、反対側に降り立った・・・
そして・・・
「あああ・・・・・・・・・・・」
フィルがその場にうずくまった。全身から力が抜けていく・・・
その股間は、ぐっしょりと濡れている・・・
その反対側では、クラリーネが右手を顔の高さに掲げていた。
その右手は、透明な熱い液体で濡れている・・・
「三こすり半ですわね。」
そのままクラリーネは指をパチンと鳴らした。
その合図で、部屋の中にベッドがもう一台運び込まれた。
そして、またたく間に全裸にされたフィルが、鎖に繋がれた・・・ララムたちと同じポーズで。
「いやあああああああああああっっ!!!」
フィルの悲鳴だけが、空しく響き渡る・・・
「あら?あなた、なかなか綺麗な身体をしていますのね、ふふふ。」
クラリーネはふっと微笑むと、そのまま服をするすると脱いでいく・・・
「あなたたちばかり裸というのも、不公平ですものね。」
そしてクラリーネは、そのままドロシーのベッドに上がった・・・。
つづく
今日はここまででつ。
凄い展開(;´Д`)
封印全キャラ登場期待(*´Д`)
技の成長率は低かった筈なんだが>クラ
ルトガーに毎晩鍛えられましたから
いや、ルイーズタンにたたきこまれたので、性技に関しては
カンストなのでつw
氏の前スレにあった作品を思いだしてしまったのは、漏れだけか?
>>731 戦い前からを考えると寧ろクレインの方が…スナイパーだし
久々にFE聖戦の新作を所望したいのだが……。
GBA持ってないし。
シャナン×パティだとか、
イシュタル×ティニー
敵に捕まって陵辱→助けにいって「私が清めてやる(あげる)」
で、一粒で二度ウマーな展開きぼん
マルス×ミネルバとかロイ×ミレディとかセリス×アルテナを所望したい。
736 :
名無しさん@ピンキー:04/05/22 18:02 ID:7AGPP1a7
↑「〜とか」と言いながら主人公×女竜騎士ばっかな
おまいがちょっと好き。
リンxヒース
……………
(゚∀゚)
ヘクトル×ヴァイダ…
ビジュアル的には禿しく萌えェェェェェェェ
ライナス×ウルスラ
やっぱりダメ?
烈火のボス達はグラフィックよくなってて、しかも
「最高の美」とか肩書きがついちゃったりしてるけど
モルフってんでなんとなくアレな感じがある……
ネルガルのバカーヽ(`Д´)ノ
ウルスラタンの体イジんな!
ところでここって女体化はアリ?
>>732 ナカーマ
漏れも、難破船を思い出してしまった。
744 :
603:04/05/23 03:27 ID:2RdRK/v1
封印のウェンディ×バース書きましたが、
設定作りこんでて(都合いい解釈あり)、カプに偏愛があるので
イヤンな人はスルーでお願いします。
745 :
資質:04/05/23 03:28 ID:2RdRK/v1
手合わせの前・後には一礼を必ずすること。
負かされても後に引きずらぬこと、負かしても驕らないこと――
父が兄に、兄が自分に説いたその心得の全てを守っても、
(強くなれない)
ウェンディはなにか汚らわしいものでも触ったかのように槍を投げ捨てた。
10日、と決めて鍛錬を積み、最前線に呼ばれるにふさわしい力を手に入れるはずだった。
兄、そしてバースと肩を並べオスティア重騎士として勲功を上げる――という気持ちに、だが身体がついてこない。
腕は肩から上に上がらなくなった。気持ちも入っていない。
やりきれなくなり、槍を投げ捨てたのは稽古を始めてから7日目だった。
もうやめる、そう決めてウェンディは立ち上がった。
いままで、やると決めたことをやり通してきたが、今度ばかりはやり通せそうにない。
唇を噛みしめながら、彼女は重い足取りで王宮の自室へ戻っていった……。
746 :
資質 2:04/05/23 03:29 ID:2RdRK/v1
汗を流した後に寝室で横たわると、一瞬でも弱気になった自分に猛烈に腹が立ってきた。
爪を噛みながら、ある言葉を思い出してさらに怒りを激しくする。
(オスティア軽騎士……)
体が小さく、鎧の隙間から打ち込まれやすいウェンディについたあだ名だった。
ボールスとバースにかわいがられている彼女に、仲間たちは冷たかった。
実力にそぐわぬ者が重騎士の名を汚している、と影で言われているのもウェンディは知っている。
だからひとり夜間稽古を始めたのだが……。
先ほどからドアをノックする者がいるが、応じる気にもなれない。
ウェンディは毛布をひっかぶった。
「ウェンディ、戻っているんだろう」
ウェンディはその声に、爪を噛むのをやめた。
「……います」
「なら早く開けてくれ」
ひとりでいたいのに。意に反して身体はするりと寝台から降りた。
バースの言葉に操られたように、ウェンディはドアを開けた。
747 :
資質 3:04/05/23 03:30 ID:2RdRK/v1
「疲れた顔だ」バースは少し笑った。
「また、ひとりで無茶したんだな」
バースが笑ったことに驚いたウェンディは、すぐに返事ができなかった。
「……なんでわかるんですか」
またいつもの無表情に戻り、バースは続けた。
「ここ数日、灯りがなかなか点かなかったからな。またひとりで夜間稽古か、と……」
少し皮肉のこもったその言葉が、ウェンディの気に障った。
「何が悪いんですか」
教師に反抗する生徒のような口ぶりになってしまう。
「ひとりで闇雲に突きを繰り返すのは、ただの素振りで実戦の感覚は磨かれない。次に」
バースはウェンディに向き直ると、声に力を込めた。
「ひとりで意地になっていると、伸びるものも伸びない」
思わずウェンディはうつむいてしまう。
「今のおまえは、自分に向いたやりかたを見失っているように思うが」
「私は、一日も早く強くなりたいんです」
厳しい表情をし、ウェンディは続けた。
「兄上の、バースさんの力で重騎士になった、と言われるのが辛い。
軽騎士と言われるのも辛いし……とにかく、強くなりたいんです」
748 :
資質 4:04/05/23 03:32 ID:2RdRK/v1
「……ウェンディ。話したいことがある。座れ」
その言葉にしたがうと、バースも腰を下ろした。
「言おうか言うまいか、ずっと迷っていたんだが……」
じっとこちらをのぞきこんでくるウェンディの瞳に一瞬たじろぐが、元の表情に戻ってバースは続けた。
「ウェンディ、おまえには重騎士より向いているものがある、と俺は思う」
思いもよらない言葉に、ウェンディは息をのんだ。
「それは……やめろ、ということですか? 志願して除隊しろと?」
「いや……言葉どおりの意味だ」
「やはり、力不足なんですね……私……」
こみあげてくる涙を抑えきれない。目をうるませるウェンディを前に、バースは――極めて珍しいことだが――とても慌てていた。
「で、ではなくて、だ……人を助けるのは武器だけではない、わかるな、ウェンディ?」
目元を押さえながらこくんとうなずくウェンディ。バースはなぜか顔を少し赤らめて続けた。
「おまえは、その……いままで、武器よりも気持ちで人を助けることが多かった。
人を癒し、励ましてきた」
「力が強くないので……せめて言葉だけでも、と思って……」
「そうだ、それが戦場では力を発揮した。それで――俺が思ったのはおまえの母のことだ」
749 :
資質 5:04/05/23 03:34 ID:2RdRK/v1
思わぬ方向に話がいってウェンディは戸惑い、座り直した。
「母が、どうしたんですか」
「すぐれたシスターだったそうだな」
「らしい……です」
「おまえにも、その素質が受け継がれているのでは?」
あまりに意外な言葉に、ウェンディは絶句してしまう。
「体格もない、力もない。それはシスターとしての特性ではないか?」
重騎士としての素質を否定された怒りではなく、「そうかもしれない」という驚きがウェンディを襲った。
「おまえがいると……その、皆が励まされる。武器は使えなくても存在自体が頼もしいシスターに、似ていると前から思っていた」
しばらく、ウェンディはうつむいて、その言葉を噛みしめていた。
「そうかもしれない」から「そうであってほしい」へと気持ちが変わり、ウェンディは顔を上げた。
ある期待を込めて、バースに訊いた。
750 :
資質 6:04/05/23 03:35 ID:2RdRK/v1
「……バースさんも、励まされたんですか?」
「そ、そうだ」
「すごく励まされました? 励まされて嬉しかったですか?」
期待を込めてじっと見つめてくるウェンディの目に気おされて、バースはしばらく無言になった。
「バースさん?」
のぞきこんできたウェンディを、バースはたまらず抱きしめていた。
「ああ。励まされた、嬉しかった」
「よかった……」
「ウェンディ」
真剣な声に、ウェンディは「は、はい」と緊張して応える。
「俺は、特に励まされていた。おまえが好きらしい」
冷静になろうとしてどうしても冷静になれず、バースはウェンディを離すことができなかった。
その大きな身体に隠れてしまっていたウェンディは、精一杯身を伸ばして、
「バースさん、無表情だから分からなかった……」
そう言うと、目を閉じてバースに口付けた。
751 :
資質 7:04/05/23 03:36 ID:2RdRK/v1
しばらくして、顔を離すと今度はバースから同じことを返す。
相手が顔を赤くしているのを見て、照れるというのを繰り返したあと、
バースは「今日は疲れただろう。もう寝るといい」と言った。
こうしていると歯止めがきかなくなる、という危惧から出た言葉だったが、
ウェンディはバースの手を引いた。
「……いてくれないんですか」
うつむいて言ったウェンディは、いつもの負けん気の強い彼女ではなかった。
「……」
無言でぎゅっと腕にしがみつくウェンディのかわいらしさに、バースは完全に引き込まれてしまう。
いろいろと理由を考えるが、伏せた目には勝てなかった。
ウェンディの手を引いて、バースは立ち上がった。
752 :
資質 8:04/05/23 03:37 ID:2RdRK/v1
灯りを消しても、ウェンディはバースにくっついて離れなかった。
「その……ウェンディ、熱くないのか」
少し離れては、という意味で言ったのだが、ウェンディは首をふった。
嬉しそうにしている彼女には言えないが、バースも男、なかなかこらえきれないものがあった。
強張った興奮を気取られないようにするのが精一杯だった。
……腕枕をしながら悶々とした末に、
「ウェンディ」思い切ってバースは身を起こした。抱く腕に力をこめる。
だが、その先がどうしても言えない。かわりに、バースはウェンディの小さな唇を貪るようにしていた。
自分と同じ生き物と思えないほどやわらかいそれを吸い、すみずみまで味わってから、舌をゆっくり入れていく。
身を強張らせながらも、ウェンディはぎこちなく応えた。
舌を絡めたり、押し返したりすると「ん」と声にならない声が喉の奥から出て、ふだんのウェンディからは想像もつかない色気が匂い立つ。
顔を離したときに、軽く咳き込んだことすらバースの興奮を煽った。
753 :
資質 9:04/05/23 03:39 ID:2RdRK/v1
「バースさ……ん」
服に手をかけられて、ウェンディは呟いた。
だが、ぎゅっと目を閉じてしまうとあとはバースのなすがままになる。
胸を露にされても、バースの腕に恥ずかしそうにすがりつくとおとなしくしている。
それがバースの目にはたまらなく可愛らしく映った。
鍛えられているといっても小柄な身体だ。女性らしい丸みを帯びており、特に胸はふくよかだった。
手で撫でると肌理の細かさに我を忘れそうになる。
「あ」鳥肌を立てて、ウェンディは身を反らした。
鎧に押し込めてきたところだ、形はきれいだろうか……それだけが気がかりだった。
恥ずかしさに目を閉じたくなったとき、バースは桃色の乳首を摘み上げ、ウェンディは身体を強張らせた。
「……ん」
摘まれた刺激から出た切なげな声に、身体が反応して熱くなってしまう。
続けて、撫で上げられるともう声ははっきり快感を伝えていた。
「あ、っ」
バースの指に先端がひっかけられるたびに、
身体の中心からきゅうっと何かが絞り上げられるような感覚が起こり、徐々にそれが強くなっていく。
「ウェンディ……」
唾を飲み込み、バースは今度は熱心に舌をつかってそこをしごき上げはじめた。
「あ、ぁ……バースさ、んっ……」
吸い、舐め上げられてぴんと硬くなった乳首を恥ずかしく思いながらも、どうすることもできない。
絞り上げられてきたものが、とろりと湧き出てくるのも止めることができなかった。
舌で乳首をちゅっと吸われたときに、
「あ」湧き出てきたものが、下着を濡らすのを感じてウェンディは息を呑んだ。
「汚れちゃう……」
その呟きを聞き、バースはウェンディの下着に手をかけて、そっとおろす。
汚れるから取る、というような動きで、欲望のおもむくまま脱がされているような抵抗感はなかった。
初めてなのにあまり初めてという意識がないのも「なんだかおかしい」と思いながら、ウェンディはバースの腕にまたしがみつく。
湧き出てきた液がどろりとして気持ち悪く、バースの指がそこをぬぐうようにしたときにはほっとした。
だが、次の瞬間、指先を擦りつけられた快感でウェンディは喘いだ。
「……っく」
ウェンディがびくん、と身体を強張らせたのを見て、バースはぎこちなくまた同じことをする。
今度は、女性器の先端の、敏感な芽が触れた。
「あ、んっ……」
ひときわ高く切ない声をあげ、無意識のうちにウェンディはおねだりをしていた。
バースがもっと触らずにはいられない、敏感すぎる反応だった。
指の腹で撫で、時折指を挿し入れるとウェンディのそこはまた蜜を湧かせた。
「い、や……バースさん、あ、ぁんっ……!」
中指がぬるりとした感触とともに入り込んでしまうと、ウェンディは大きく震えて指を締め付けた。
「ウェンディ……」
荒い息を必死で整えようとしながら、バースは中指の腹を入り口にねちねちと擦りつける。
「んっ、や、ぁっ……」
狭い内部はさらに狭まり、指を締め付ける。
「あ……バースさん……」
切ない声で言われて、バースは自制できなくなった。
指をそっと抜くと、無言でウェンディに口付け、服を脱いでいく。
それから裸になると、完全に硬くなった性器を握り、腰を落とす姿を見られるのがバースは恥ずかしくなり、
「ウェンディ、目を閉じてくれないか」
「……はい」おとなしく目を閉じるウェンディ。
反り返った性器を押さえつけるようにしてウェンディの身体に近づけていく。
腿を開かせたときにウェンディの閉じたまぶたが震えた。
が、目をけして開けようとはしなかった。
挿入のために腰を落としていき、先端を狭いそこになんとか沈ませると、またウェンディのまぶたが震える。
「バースさ……」
「……じっとしていてくれ」
奥に進めるには狭いそこを広げなくてはいけない。
じわじわと、無理やりに押し広げられていく痛みが断続的に襲ってくる。
「バースさん、んっ……」
ぎゅう、とバースの腕をしびれるほど握り締め、ウェンディは痛みに耐えた。
噛みしめた唇に血が滲んだが、それよりもバースのものが入っている痛みのほうが大きいようだ。
ウェンディらしいのは、目をうるませていたが、涙を意地でもこぼすまいとしていたことだ。
「辛いだろう」
「そ、そんなことないです」
強がるウェンディの額の汗を、バースはぬぐった。
「あ……熱い、ですね……」
少しづつ動かしながら、バースは相手をしてやった。
「さっき熱くないと言っただろう」
「それ、は……」
「俺の聞き違いだったか」
言葉を交わすたびに少しづつ、揺さぶるようにすると、さっきまでの一気に貫きたいという激しい欲望が薄れていく。
かわりに、ウェンディの痛がらないところをバースはじっくり探していた。
バースの動きの一つ一つに反応するウェンディを見ているのは飽きない。
「バースさん、そんな……っ、ぁっ、」
さきほどの芽をまた指先で撫ではじめると、ウェンディは顔を真っ赤にして抵抗した。
腰を動かしながら撫でると、きゅ、と締め付けてきてそれが気持ちよく、バースはしばらくその行為に没頭した。
「い、や……ぁっ、あ……っ、」
締め付けるうちに、特に敏感なところに触れるようになったのか、声に甘さが混じり出した。芽はふるふると震えて、押すたびに新たに蜜が湧いてくる。
その行為をまた続けると、ウェンディの締め付けがきつくなった。
バースのものはぬるぬるとした内部にすっぽりくるまれており、すこし動かしただけでも快感が身体を震わせる。
「あ。あっ……。バースさん、あ、んっ……!」
顔をそむけ、唇を噛みしめても漏れる声は大きくなるばかりだ。
しびれるほどにバースのものを締め付けて、身体は小刻みに震え出している。
バースは絞り上げられていく快感に我を忘れた。腰の動きが小刻みに、激しくなっていく。
「あん、ん、っ……く……」
バースが腰を押し出したとき、同時にきつく先端のくびれを絶妙な強さで飲み込まれて
腰まで来ていた快感が一気に弾けた。
「……ウェンディ……、!」
「……あっ、あ、バースさん……っん!」
びくりと震えたあとはもう止められずに、一気にウェンディの中に射精した。
びくん、びくんとグロテスクに脈動するものが放つ熱い液が注がれていくのを感じ、ウェンディは身の震えを止めることができなかった。
バースが身を離した後、交じり合った二人の液がウェンディの身体からどろりと流れ出してきた。
「バースさ……」
ウェンディはこの光景を直視できずに、ついに泣き出してしまったのだった……。
「ねえボールス?」
「は、リリーナ様」
「ロイから聞いたんだけど――マーカスとマリナスが言うには、ウェンディはあなたたちの母上そっくりだそうよ」
「そ、そうですか? しかし母とはずいぶん性格がちがうようですが……」
「性格はちがっても、好みは似るかしらね。選ぶ殿方はきっとオスティアの……」
「リリーナ様、お言葉ですが」
「なに?」
「ウェンディは男嫌いであります。この兄が言うのでまちがいありません」
「ほんとうに?」
「はい!!」
事情を知るリリーナは、ボールスに気づかれぬよう必死で笑いをかみ殺した。
――前日、ウェンディは、三通の手紙を書いていた。
一通目は除隊願い、二通目は入門願い、そして三通目は……のちに兄を号泣させることになる手紙であった。
761 :
603:04/05/23 03:52 ID:2RdRK/v1
【終了】
書き忘れた
体格10なんだが>ウェンディたん
くそう!こんな時間から――(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ・・・
グッジョブ
>>762 鎧だろ。本当は5ぐらいだと思ふ。…そうだと言ってくれ。
グッジョ!
確かに設定はいじってあるけど、こういうのもアリと思う。
ウェンディ好きなんで萌えますた。
765
Good!!
そしてGod!
ウェンディいい!!!
公式絵見ると、そんなに太くないよ。
やっぱ鎧含めての体格なんだろうな
設定資料集マンセー
>>768 FEキャラクターズって2600円の価値ある?
保存用とぶっかけ用と二つ買えばオケ!
先生!ソフト1本より高くなるんですが
>767
太くないどころか、むしろ華奢だとオモ。
でっかい鎧の下の細い脚ハァハァ。
胸にしか鎧がないのに体格ビッグな
マチュアたんは(ry
実は身長3メートルを越してるとか
もうちょい太めでも良かったよウェンディ。
筋肉質なウェンディじゃないと抜けないなw
百合U(20)
ドロシーに寄り添うように、横になるクラリーネ・・・
クラリーネはそのまま上体を浮かせて、ドロシーの身体に覆い被さった。
何の隔たりもない二人の身体が、ぴったりとくっついた・・・。
そしてそのままクラリーネは、ドロシーの首筋をそっと抱きしめる・・・
ドロシーの頭をそっとなでると、さらさらとした髪が指の間からこぼれ落ちた。
「ドロシー・・・、いつのまにか、こんなに素敵に・・・」
「クラリーネ・・・」
「何も言わないでドロシー。私には、わかっています・・・。あなたの気持ちを・・・。
あなたの、すべてを・・・!」
クラリーネは強引に、唇をドロシーに押しつけた。
ドロシーの唾液とクラリーネの唾液が互いの口腔内で混ざりあいながら、周囲に飛び散った・・・。
息もできぬほどの唇の交わりが、二人を最初の絶頂へと導いてゆく・・・
「んんん・・・・・・」
クラリーネの細い腕が、しっかりとドロシーの軟らかい肉体を捕らえて離さない。
ドロシーの頬に、一筋の涙が伝わる・・・
クラリーネは怪訝そうな顔でドロシーを見つめた。
「ドロシー?どうなさいましたの?・・・まさか・・・嫌だったの・・・?」
ドロシーは首を左右に振った。
「ううん・・・違うの。ただ・・・、あなたは私を抱きしめることができるのに・・・
私はあなたを抱きしめることができない・・・・・・それが悔しいの・・・」
「ドロシー・・・わかりましたわ・・・」
クラリーネは自分の髪を結んでいる飾りを外した。そこには、小さな鍵が付いていた。
クラリーネはドロシーの手を縛っている鎖のかせの部分の穴にそれをはめ込んだ。すると、かちゃりと
音を立てて、右手がすぽっと抜けた。同様に、左手と両足も抜けると、ドロシーは晴れて自由の身になる・・・
「さあ、これで自由になりましたわ、ドロシー。」
「クラリーネ・・・!」
今度はドロシーが、クラリーネの唇におもいっきり吸いついた・・・
百合U(21)
「んん・・・・・・」
二人が抱きしめあうと、互いのやわらかくて暖かいぬくもりが感じられる・・・
そして、クラリーネは自分の秘部に指を当て、それをドロシーに見せた。
どろどろに滴るクラリーネの愛液が、指を濡らす・・・
「あなたのせいで、こんなに濡れてしまいましたわ・・・。」
そのまま、指をそっとドロシーの唇に差し込んでゆく・・・
ドロシーは、味わい尽くすように、その指をひたすらに舐め、しゃぶった・・・。
「おいしい・・・。私も・・・はい。」
ドロシーも指で自分の秘部をすくって、クラリーネに差し出す・・・
クラリーネは自分から、その指に吸いついた。
「おいしい・・・」
クラリーネはドロシーの指から口を離すと、次第に顔を下のほうへとずらしてゆく・・・
「・・・もっと・・・欲しいですわ・・・」
見つけた。美しい丘の向こうにドロシーの蜜が溢れる泉を。
その根元にある赤いつぼみをクラリーネの舌がつつくと、ドロシーの蜜がじわじわとあふれ出てくる・・・
「あひあっ!」
クラリーネの顔を挟んだまま、ドロシーの腰が左右に震えた。
「クラリーネのも・・・ください・・・」
ドロシーの求めに応じて、クラリーネは身体を反転し、腰をドロシーの顔の上に持ってきて、股を開いた。
ドロシーの目の前に、クラリーネの蜜が溢れる泉・・・
ドロシーの大好物の蜜が溢れるその場所に、ドロシーはかぶりついた。
「ふうん!」
とろけるような彼女の蜜は、ドロシーが舌を動かすと、止め処もなく溢れでてくる・・・
二人は一心不乱に、ただお互いの股間を味わっていた・・・
「クラリーネ・・・」
ドロシーは起き上がった。そして、今度は、クラリーネを仰向けにして、その上に覆い被さった。
百合U(22)
「ドロシー・・・来て・・・」
ドロシーは、自分の恥丘を、クラリーネの恥丘に押しつける。
そして左右にもぞもぞと動かすと、二人の恥丘が自然に開いていく・・・
その奥にある赤い突起が、互いにこすれあった。
「あひいいいっ!」
二人の悲鳴はほぼ同時だった。
(私は・・・ドロシーと・・・愛し合っている・・・)
(私は・・・クラリーネと・・・愛し合っている・・・)
お互いのこの意識が、なおも二人の身体を動かしてゆく・・・
「ドロシー!ドロシー!!」
「クラリーネ!愛してるよー!」
「わ、私もですわーっ!」
陰核はおろか、大陰唇、そして小陰唇までもが、重なり、こすれあっている・・・
びくん!びくん!びくん!
突然、二人の身体が痙攣すると、二人の恥丘から、勢いよく愛液が飛び散った・・・
ぐったりとなったドロシーが、クラリーネに抱きつくようにへたり込んだ。
「クラリーネ・・・愛してる・・・」
「ドロシー・・・私も・・・」
二人はお互いの気持ちを確かめ合うように、恋人同士のキスをした・・・
つづく
今何KBでつか?
うちのブラウザでは見れないので、どなたか教えてください・・・。
ブラウザじゃ見えないけどかちゅのログだと475KB
あまあまですなー。
今回はひゃくごうだけでなく、ゆりな意味もプラス?>タイトル
うちのかちゅだと462だ……なぜだ……
フィルは誰に処女幕貫通されるんだろう…
倭刀の柄
もちろんバアト(ry
いやカレr(ry
次スレはいつ立てる?
まだ大丈夫だろ
>681
ツヅキマダー?(AA略)
>783-784
あえて言わせてもらうがノアという選択肢は無いのかおまいらw
ガチ
いやルト(ry
いやシn(
スーたんはいつでるのかな?(・∀・)
枯れryも充分うわなにをするやめry
>788
そんなの普通すぎてツマランではないか
しかしどうしてクラリーネは普通のがないんだろうw
>>795 ランスものがあったのにまだ不満なのか?
クレインラブ過ぎてひっぺがすのが難しいからかと
どうしても強引になっちまうとか
百合U(23)
二人が唇を離すと、二人の間にねっとりと唾液の橋がかかる・・・。
二人の心をつなぐ、愛の橋だった・・・
「ララムッ!ララムッ!」
ダグラスがいかに力を込めようとも、四肢をつなぐ鎖はびくともしなかった。
(わしは・・・わしの力は・・・こんなものなのか・・・?)
エトルリア王国の大軍将として、自信あふれる行いをしてきた彼にとっての、初めての
絶望感・・・・・・
ただ、涙が溢れるばかりだった・・・
「あひいいいいいっ!!!」
ララムの悲鳴が響いた。
ガレットの腕がララムの大事な部分を撫でまわしている・・・
「わしは・・・この生あるかぎり、決してあきらめんぞ!ふんっ!ふんっ!」
ダグラスはなおも、両腕に力を込めた。何としても愛娘を救いたい。
その想いが、奇跡を呼んだ・・・
がんっ!!!
とてつもなく大きな音とともに、ダグラスの右腕が自由になった。
見ると、ベッドの右に、自分にも劣らぬ大男が、斧を振りかざして立っている。
そして大男が立て続けに斧を振り下ろすと、大きな音とともに、ダグラスの残りの四肢の
鎖は切断された。
「バアトル殿・・・?」
ダグラスが男を見上げると、男は口を開いた。
「ダグラス殿、話は後だ。さあ、娘達を助けるぞ!」
「おおっ!」
ダグラスは立ちあがった。今こそ、愛娘を助ける時・・・
つづく
スマソ。うちの専ブラ、コピペが使えないので、おいらに出来るのはここまででつ・・・OTL
どなたか続きよろ
まだ466KB、801発言だというのに次スレですか。
責任持って倉庫格納依頼してくださいね。
うちだと466.6KB
ちなみにまかー用。
じゃぁ千取り開始?
イグレーヌはどこ行ったんだ馬鹿
自分で書いたもんの状況ぐらい把握しろ
イグレーヌはファと昇天してました。
イグレーヌは近くにファと並んで寝かされて、エルフィンに女の子の大事なところを視姦されていますが、何か?
まだいたのか死に損ない王子w
そのうち時空転移魔法とかいって
アトス+烈火陣が出てきてもおかしくない流れだなw
近親(ry
イグレーヌはアストール襲いに行きますた
新スレは放置でつか?
815 :
トビモノ:04/05/30 20:31 ID:rISkdN3G
新スレは大丈夫そうなのでこっそり埋め。
ティアサガです。
これまた需要のなさそうなリシュエル×マーテルです。
816 :
トビモノ:04/05/30 20:32 ID:rISkdN3G
『いとこ同士』
「魔物の封印も無事に終わったし、もう私には用はないわよね?」
作った笑顔を浮かべて端から反論を否定するマーテルに対して、一体何を言えというのだろう。
リシュエルがとめる言葉をいう間もなく神官服の裾は鮮やかに翻される。
引きとめようとする手がむなしく空を切った瞬間。
マーテルはその長い裾を踏んづけて、それは盛大に顔から転んだ。
「きゃっ」
意外と女の子らしい悲鳴と『どてっ』という擬音でしか表現のしようのない物音が、
なんともいえないハーモニーとなる。
「大丈夫か、マーテル」
差し伸べた手は憎憎しげに睨み付けられた、神官服を着たマーテルは日に3度は転んでいる。
そしてその憎悪は、どうやら神官服を着る原因となったリシュエルに向けられるらしかった。
マーテルはしぶしぶといった様子で手を借りると起き上がり、力いっぱいスカートの埃を払う。
八つ当たりは無論、その衣服にも向けられるらしい。
ふてくされたように口元をゆがめ、どこか痛むのだろう涙目のまま、
それでも無言でマーテルは顔をあわせようともしない。
昔はもう少し素直だったのに、と思う。
初めて出会った頃のことなんて、もう覚えてもいない。
記憶に残らないほど幼すぎて、運命的な出会い、なんてものからはだいぶ遠い。
それは仕方のないことだ、自分たちは親戚同士なのだから。
817 :
トビモノ:04/05/30 20:34 ID:rISkdN3G
「マーテル、もしかして今ので怪我をしたんじゃ…」
「平気」
素っ気も何もない答えに、彼女が何がしかに腹を立てていることがわかる。
早足で歩く彼女に追いすがりながら、リシュエルは困惑する。
「ちょっと、なんでついてくるの?」
「まだ話が終わっていないだろう?」
「話なら終わったわよ、私の仕事は終わったから帰るわねさようならってことじゃない」
「いきなりそれは勝手過ぎる」
「ぜんぜん勝手じゃないじゃない」
痴話げんかにも似た言い合いを続けながら、神殿の長い廊下を歩いていく。
マーテルは先ほどの轍を踏まぬよう、足元に注意をしながらも言葉をとめる様子はない。
「私やっぱりこの服嫌い」
「…日に3度も転ぶからか?」
そうして立ち止まったマーテルは大きなため息をつく。
「あなたって、根本的に人の感情を理解する能力がかけてるのよね」
いきなり人間として否定されてしまったリシュエルに、
マーテルは追い討ちをかけるように矢継ぎ早に非難を浴びせかける。
「だからメーヴェさまにあんなことがいえるし、メリエルにまで未練がましいことを言って、
パトリシアさんをあんなところに置き去りにしてこれるんだわ、シスターアンナとも何か怪しかったし」
どうやらリーヴェでのことをマーテルは言っているらしい。
思いかえしてみればあれ以来、マーテルの態度はいっそう頑なになったような気がする。
だが、リシュエル自身には何も恥じるようなことはなかった。
818 :
トビモノ:04/05/30 20:35 ID:rISkdN3G
「マーテル、それはどういう意味だ。私はメーヴェもメリエルもバドもアンナも皆きちんと大切に思っている」
しかし、リシュエルの堂々とした宣言は当然ながらマーテルには全く効果がなかった。
むしろマーテルの何かに火をつけてしまったらしい。
「だったら…」
マーテルは胸の辺りを押さえながら、必死に何かを堪えかねていた。
うつむき加減に肩を震わせ、何も知らない者が見たら泣いていると思わせるような姿だ。
「だったらその人たちに着て貰えばいいじゃない!!」
何を、と思う間もなく、目の前で繰り広げられた光景にリシュエルは絶句した。
マーテルはショールを地面にたたき付けると、清楚な神官服の襟を乱暴にあけ袖を抜き
すとんと地に落ちたその衣服から白い素足を引き抜いた。
薄いスリップの他には、下着しか身に着けてない。
昼間の神殿の開放された廊下にはありえない姿のマーテルが、
脱ぎたてほやほやの神官服をその手に拾い上げる。
「なっ…!ま、待て!マーテルっ!」
「待たない!!」
衝撃の光景を目に焼き付ける暇もなく、リシュエルは顔面に神官服をたたきつけられた。
たたきつけられながらも、マーテルを手近な扉の中に押し込めたのは褒められるべきことだろう。
819 :
トビモノ:04/05/30 20:36 ID:rISkdN3G
なだれ込んだ部屋の中は古くかび臭い匂いのする、物置のような部屋だった。
埃のつもった木の床の冷たさにリシュエルは一瞬でわれに返る。
「いた…もう、さっき転んだばっかりなのに…」
「君があとさき考えない行動をとるからだろう」
マーテルは座り込んだままむき出しになった白い二の腕をさすっている。
無論、むき出しなのは二の腕だけではない。
スリップの裾から覗く太ももも、首から鎖骨かけてのまろみを帯びた線も当然出しっぱなしだ。
「…」
リシュエルの配慮のない視線に気づいたのか、
マーテルはどう考えても伸びそうもない裾を引っ張り両足をぴっちり閉じた。
そういう意図があったつもりはないが、まざまざと警戒を見せ付けられては、
リシュエルが多少むっとするのも仕方のないところだ。
意識して視線を逸らしてから、くだんの神官服をマーテルに差し出した。
「ようするに、君は私が気に入らないんだ」
「別にそんなことないけど。あなたこそ私のことなんてどうでもいいくせに」
「どうでもいいなんてことあるわけないだろう」
マーテルはわかりきったことを言う。
親戚で記憶がないくらいのころからの付き合いで許婚のような存在で、大切じゃないわけがない。
そんなことは当然だ。
「…それって、ただどうでもよくないってだけじゃない」
「君がそういう聞き方をしたんじゃないか」
マーテルはリシュエルが差し出した神官服を受け取りもしない。
風邪でも引いたらどうするつもりなんだ、とわずかな苛立ちを募らせて無理に押し付ける。
「…なによ…もう2度とそんな服着てやらないんだから」
「だからといって、いつまでそんな格好でいるつもりなんだ」
「ほうっておいて」
極力見ないように気を使い、
視線をあさってにそむけるリシュエルをマーテルはさめた眼差しでにらんだ。
820 :
トビモノ:04/05/30 20:37 ID:rISkdN3G
古いものの匂いが立ち込める部屋の中では、
窓から差し込む明るい光で舞い上がったほこりがキラキラと輝いている。
二人は相変わらず無言のままで、背をむけあっていた。
沈黙は重苦しいというよりも、やるせなかった。
それでも立ち去れずに、この不自然な空間を共有している。
どうしてこんな風になってしまったのか、と思う。
幼いころは世界は単純明快で、好きか嫌いかそれだけだった。
今はなにもかもが不明瞭で、理性も感情もごちゃまぜになって区別がつかない。
そして一番はっきりしないのは、二人の関係だ。
このまま、こんな風なことを続けていたら壊れてしまう。
それだけは嫌なのに、この焦燥と不安をどうしていいかわからないのだ。
抱えたひざにもたれこんだマーテルは、窓から降る光をぼんやりと見る。
その指先が少し光る目元を拭って、涙の痕を消そうとしている。
なだらかな曲線を描く、薄い背をむけたままマーテルは膝に顔をうずめる。
背後ではリシュエルの動く気配がする。
立ち去るのだろう、と思ったマーテルは安堵と失望のため息を同時に漏らす。
そして沈黙に堪りかねた、というよりは
どちらかというと意を決して、といった風にリシュエルは彼女の名を呼んだ。
「マーテル」
声と共にリシュエルの重みがその背にかかり、肩を両腕で抱かれた。
彼女がそのことに気づいた瞬間にはもう、
リシュエルの声は頬と耳を同時に掠めるほどの近くからしか聞こえなかった。
821 :
トビモノ:04/05/30 20:37 ID:rISkdN3G
「いつまでも、こんなことを続けていたくないんだ」
「リシュエル…?」
狼狽してこわばった唇をようやく動かす、彼女はただこんなことは初めてだったので
ひたすらリシュエルの意図を測りかねた。
明らかな意思を持って、肩に置かれたリシュエルの手が肩紐をずり落としていく。
「やっ…」
熱を持った唇がうなじに押し当てられる、離れようとしてよじる体がぴくんと震えた。
「ちょっと…リシュエル…?!」
意固地になって無防備な姿をさらけ出していたのはマーテル自身の自業自得だ。
だが、リシュエルがこんなことをするだなんて彼女にとってはまったく予想外のことだったのだ。
故に、勝手なことをされてる怒りよりも混乱の方が激しかった。
強く抱きしめられて、自分よりも少し熱い体温が間近にある。
理性とも感情とも別のところで、初めてリシュエルを異性だと意識した。
「やだ、離して…!」
「君のいうことは、聞かない」
琥珀色の眼差しは至って真剣で、唇はすぐにふさがれた。
息ができないほど激しく舌を絡められ、マーテルは不安定な体制を崩して背を床に打った。
そのまま覆い被さるリシュエルの影に身をすくませる。
「…っ」
どうにかして突っぱねて押し返そうとする腕を、力任せにつかまれる。
勝気な言葉は何も出てこなかった。こわい、と思ったのだ。
一瞬力の抜けた腕はなんの障害にもならない。
リシュエルの手はマーテルの淡いセレスティアルブルーの髪に添えられた。
髪を撫で、そっと頬に触れる。
そしてただ、何度も繰り返される口付けに体の奥が痺れたようになってくる。
リシュエルはどうしてこんなことをするのだろう、
その度溢れる疑問はけれど言葉にならない。
822 :
トビモノ:04/05/30 20:38 ID:rISkdN3G
「やめて…ねぇこんなこと、おかしい」
震える声でどうにか制止しようとすると、懇願に似た口調になった。
リシュエルはマーテルを見ると口元をゆがめるようにして、笑う。
「だって、私たち…こんな…」
続けるべき言葉は何もない、今の状態をなんと形容すればいいのだろう。
ただ、こんな風に体を重ねるような間柄ではなかったはずだ。
リシュエルの手が薄絹の間からマーテルの肌の上を滑るように忍び込む。
胸の膨らみを探ろうとする手が熱い。
「いやっ」
「マーテル…」
わずかに高潮したささやき声と共に乳房が揉みしだかれる。
全身が総毛だつような、けれど不快感とは違う感触に包まれた。
もう片方の手が体の線の柔らかなところを確かめるようにして、なぞっていく。
リシュエルは言葉を発することもなく、唇でも体を余すところなく触れていく。
そしてマーテルの硬くとがった乳房の先にしゃぶりついて、吸い上げた。
リシュエルの施す愛撫にいちいちびくんと震えて反応しながら、
マーテルはそれでも止めなければならないという思いに必死にしがみ付いていた。
「君の体はすごくやわらかいな…」
仰向けになったせいで乳房はほとんど形を崩している、その中で痛いくらいに摘まれて
唾液で濡れた突起だけが赤くつんと立っているのがマーテルの目にも入った。
途端、今まで感じる余裕もなかった羞恥心が湧き上がってマーテルは頬を赤く染める。
内股にもぐりこんだ手が薄い皮膚を刺激する、撫でさする手を追い出そうと
どうにか足を動かしてみてもただもぞもぞとするだけで何も効果はない。
呼吸が下手になってしまったみたいに息苦しい。
自分の体が熱っぽい何か別の生き物に変わっていくようだ。
悔しいけれど、マーテルはいつだってリシュエルのことを本気で拒めたことがないのだ。
結局、神官服を着ることになってしまったのもつまりはそういうことだ。
823 :
トビモノ:04/05/30 20:39 ID:rISkdN3G
「…やだ、本当、ねぇ、リシュエル…もうやめて」
「こんなことするのは、おかしい?」
薄い茂みを割って、リシュエルの指がマーテルの秘められた箇所にあてがわれる。
軽く指を滑らせると、柔肉の二片の奥からは熱いものがとろり溶け出している。
「…あっ、ん…」
吐息交じりの切ない声が漏れた。
自分の声に驚いたマーテルは自らの指の腹を噛みしめる。
下腹をまさぐることを止めぬまま、リシュエルがその手を奪った。
「や…」
矜持を守るすべもなく、取り上げられた手を前に二人の視線が交差する。
乱れて頬にかかった柔らかそうな髪の隙間から覗く
濡れて潤んだマーテルの詰るような眼差しに、リシュエルは一瞬戸惑いそれ以上に魅入られた。
上気した頬、拗ねたように歪めた唇さえも濡れて紅い。
色素の薄いマーテルには不似合いな血の緋色が、その印象を艶かしく変える。
「…リシュエル」
掠れたようなつぶやきは、どこかあきらめを感じさせる。
リシュエルはマーテルの拒絶の言葉をもう聞きたくはなかった、
だからといって今更止めることもできない。
振り払うように視線を避けて、マーテルの下着を退ける。
淡い恥毛の隙間からから覗く花弁は、淫らに紅く濡れそぼっている。
824 :
トビモノ:04/05/30 20:41 ID:rISkdN3G
リシュエルは甘い蜜を纏うその秘裂に滑らせた指の角度を変えた。
「…っ」
それが突然侵入した違和感にマーテルは一瞬身をすくめ、
ことさらリシュエルを視界にいれぬように首をあらぬ方へとやった。
むき出しになったのどと鎖骨が時折、ぴくりと震える。
じゅぷ、と泡だつような水音を立てて何度か出し入れを繰り返す。
その絡みつく内壁を指を曲げてひっかくとマーテルはむずがるような声を漏らした。
「いや…あ…ん…」
甘えたようにも聞こえるその声に、リシュエルは何故かいらだった。
「君はいつでもいやだとばかり言うんだな」
媚肉と柔毛の間をまさぐりマーテルの快楽の核を探り当て、
ぷくりとふくれたそれを軽く摘むと、白い体が跳ね上がる。
マーテル自身にもそれは制御もないものだった。
花芽をつまみひねり、いやらしくいじくりまわされる。
リシュエルに触れられたそこから、とめどない愉悦が襲う。
「やっ、あ…だ、め……だめ…よ…」
「だめなことなどないだろう、わたしたちは」
言葉はつながらない、そこで途切れさせたままリシュエルはマーテルの鎖骨に噛み付いた。
伏せた体がマーテルのむき出しの乳房にこすれ、甘い悲鳴を上げさせる。
「…!」
そして骨を食む鮮明な痛みにマーテルは息を呑む、
リシュエルのこぼれる緋色の髪は敏感になった彼女の肌をくすぐる。
その軟い感触に体の芯に疼きが募る。
痛みと快感、相反するようでよく似た二つの刺激にマーテルは引きずり込まれていく。
「だめって…言ってるの、に……」
「だめな体がどうしてこんなふうになるんだ?」
リシュエルの声音がわずかに興奮したように上ずる。
普段何かと頭の上がらない相手であるマーテルが自分の思うがままなのだ。
感情の行き違いも忘れて、一瞬何か得体の知れない嗜虐心のようなものが湧き上がる。
825 :
トビモノ:04/05/30 20:42 ID:rISkdN3G
「ほら、君はこんなにいやらしい」
「…ちがう、わ…」
愛液に濡れてふやけた指がマーテルの半ば開いた唇をなぞり、舌に触れる。
薄い笑みのようなものを浮かべて近づくリシュエルの顔をみつめる瞳が頼りなく揺れた。
「ちがわないだろう?私は君のことをずっと昔からよく知っているんだ」
「…リシュ…エル…」
後ろ手を這わせまだ逃れようとするその体を、苛立つように乱暴に捕まえる。
「どうせ君は私のものになるんだ」
投げやりなその言葉にマーテルはわずかに傷ついたような顔をしたように見えた。
だが、次の瞬間、明確な怒りの感情がその瞳に光を宿す。
乾いた音が高く響いた。
マーテルの手がリシュエルの頬を打ったのだ。
しかしわずかに反れてかすめたそれは、抑止力にはならなかった。
「…っ、離してっ…!」
「今更」
もがく体はいまだリシュエルの下にある、その柔らかな乳房を握り持ち上がった乳首に歯を立てる。
マーテルの体が総毛だち、緊張状態になる。
動けば噛み切る暗示のように緩く噛み転がしながら、リシュエルは己の前をくつろげる。
思考のどこか遠くの方で警鐘がなる。
取り返しのつかないことをしようとしている。
だが、それこそ本当にもう今更のことだった。
826 :
トビモノ:04/05/30 20:42 ID:rISkdN3G
「仲良くしなさい」と周りはいつも言っていた。
家や言葉やしがらみの重みも意味もわからなかったころの話だ。
漠然とそれはあるいは指きりのない約束のようなものだったかもしれないが、
ずっと一緒にいるのだ、という思いは互いにあったと信じている。
リーヴェの清き大河はゆるやかに穏やかにサリアの森まで流れていく。
そんなふうにいつか自然に一緒になるのだろうという予感はあった。
だけれど、その形のない約束はこんなものではなかったはずだ。
濡れそぼった毛に縁取られ、まだ愛液で濡れててらてらと光る花びらをめくり上げる。
恥部を曝け出されてマーテルはもがいたが、そこに宛がわれる熱いものを感じたのか息を飲む。
そのきょとんとしたようにも見える表情はただの無力な少女のものだ。
激しい抵抗を予測していたリシュエルは、思わずマーテルの反応を伺うように見てしまった。
荒い息を苦しそうに吐き出しながら、マーテルはゆるゆると持ち上げた手をリシュエルの手に重ねる。
「…言わなきゃ、わからない…?」
これ以上、言葉を留めておくことができなかった。
けして言いたくなかった言葉が今マーテルには何よりも苦しかった。
「わたしは、あなたが好きなの…」
言葉とともに零れ落ちそうになるものがあって、マーテルはそれだけは堪える。
「あなたが好きなの…だから…もう、や…っ!」
言葉を遮るように、リシュエルの高ぶるもの先端がねじ込まれる。
閉ざされた処女の隙間をこじ開けようと、力任せに侵していく。
マーテルはその衝撃に目を見開くと、リシュエルの腕をつめを立てて掴んだ。
「…それなら別に、いいだろう?」
感情を殺したような声を耳元で囁かれる。
ひりつく痛みが波のように押し寄せて、マーテルはリシュエルの肩に一層深く爪をえぐらせる。
827 :
トビモノ:04/05/30 20:43 ID:rISkdN3G
「いやあああっ!…ん、ううっ…っ……!」
マーテルの中は彼女の相反する態度そのものだった。
リシュエルのものを柔肉で包み込み奥へと誘いこむくせに、拒絶するように狭く締め付ける。
強引に全てを納めると、いつの間にか結合部から赤いものが流れていた。
「あ……リシュ…エル…どうして…」
繋がっているのだ、という紛れもない事実にマーテルは切なげにわななく。
さえなむ痛みは止まないのに、体の中に違和感として
確かにそこに存在する熱がマーテルを恍惚へと導く。
生理的なものか、涙のにじんだ碧い瞳がより一層艶を増し、
穢れない新雪のような肌がしっとりと汗ばみ、清潔な淡い香りが立ち上る。
「…君が、あんなこと言うから」
このままマーテルの中に包まれていたいと思うほどに、
絡みつく柔肉に引き戻されるような感触が、出し入れを妨げる。
「や、あっ、あああっ…ん…」
ゆるやかな抽送に合わせたように、マーテルの体がかすかに揺れる。
理性が押しとどめようとしているのか躊躇いがちなその動きがもどかしく
リシュエルは不意に激しく打ち付け、マーテルの腰を浮かせてやる。
「ああっん…やっ、やだ…あ、あ…」
ぐちゅぐちゅと響く音を否定したいかのようにマーテルが首を振ると、
体の動きにあわせてその柔らかな乳房が扇情的に揺れた。
弾けそうに膨れたその先端を掠めながら、片手でその体を弄る。
「ふ、あ…リシュ…エル…」
今まで聞いたこともないような鼻にかかった甘い声が、脳を刺激し、
どこか媚びるような響きが、こびりつくような余韻を残す。
828 :
トビモノ:04/05/30 20:45 ID:rISkdN3G
「リシュエル……リシュエル……」
何度も名を呼ばれ、堪らなくなったリシュエルは彼女の唇をふさいだ。
密着した体が下からも上からも繋がる、
唾液をすすり歯列をなぞり舌を絡める激しい口付けが呼吸を狭める。
無意識に重なる体で快楽を得ようとしているのか、もぞもぞとマーテルが動く。
「…リ…シュエル…ひ、あ…んん…」
このどんな音より艶かしい、彼女がリシュエルを呼ぶ声は止まない。
弄る手を花芽に添えてやると、マーテルの体がぴくんと震える。
そして感じているのだろうその度に収縮し、
蠕動はリシュエルのものを中に引きずり込もうとしているかのように貪欲だ。
長く持たないことを感じて、一層深く中を抉りあげることを繰り返す。
「ああっ、リシュエル…リシュエル…あああっ、あっ、あああ」
淫らに動く腰とともに嬌声が一際高くなり、
絡まる足が反り返らんばかりに伸ばされるとマーテルの体が痙攣するように震える。
「…はっ、あ…マーテル…」
そしてその激しい締め上げに耐えられず、リシュエルの脈打つものから熱い奔流が迸り、。
マーテルの虚脱した体の中に残滓は吐き出された。
829 :
トビモノ:04/05/30 20:46 ID:rISkdN3G
興奮は静まる。
マーテルはのろのろと散らばる衣服をかき集め、
行為の下敷きになって汚れた神官服に顔をしかめる、そもそも部屋の中は明るすぎた。
それもマーテルが一向にリシュエルの方を見ようとしない、ひとつの要因だろう。
彼女に高揚に任せて酷い言葉を吐いたことだけはさすがに悔いた。
沈黙する彼女に話しかけるのは、リシュエルにとってもある種の勇気のいることだった。
だが、もう子供同士のままではいられないのだ。
温く穏やかで傷つかない、仲の良いいとこという関係は終わらせてしまった。
それもずいぶん一方的で乱暴な方法で。
「マーテル」
マーテルはやはり拗ねたように唇をゆがめ、床の一点を見つめている。
その中につつけば泣き出してしまいそうな脆さがあることに、リシュエルは初めて気がついた。
強い娘だと思っていたけれど、もしかしたらこんなふうに涙を堪えていたのかもしれない、と。
「何か君の着るものをとってくるよ」
クロークを彼女の肩にかけても、反応は何もない。
扉の前に向かい、だが一時でもこの場を離れることにリシュエルは不安を感じた。
言わなければいけないことがあるはずだ。
けれど、それは謝罪でもなければ許しを請うことでもない。
そこで立ち止まったまま、リシュエルはただ言葉を探す。
そういえば初めの喧嘩の原因はなんだっただろう。
それは日々繰り返される些細な苛立ちに似ていて。
830 :
トビモノ:04/05/30 20:47 ID:rISkdN3G
「マーテル、私は…」
彼女がわずかに視線をこちらに向ける気配がする。
けれど目が合ってしまえば別の言葉になりそうで、
リシュエルは扉に向かったまま振り返ることができない。
「ずっと傍にいてほしいんだ、君に。…ただのいとことしてじゃなくて」
初めから傍にいた。
その奇跡のような出来事。
「…すぐもどるから」
リシュエルはマーテルの返事をまたず、慌てたように扉をあけて外に出る。
しでかしてしまったことよりも、たった一言のほうがよほど恥ずかしい。
熱くなる顔を抑えて、早足で急ぐ。
彼女の出す答えがどんなものになるか、それはまだわからないけれど。
了
リシュエル×マーテル イイ!
GJ!!
作品として丁寧だし、個人的に好きカプ好きシチュなんでごっつ萌えますた。
GJ,また何か書いて下され!!
GJ。一応の為、まだチェックしといてヨカタ。
このスレ、よく終盤に埋め立てしていく
シャイなアンチクショウ神が降臨するからな。