【悦楽】メガテンペルソナのエロパロ3.1【快楽】

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931名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 15:25:57 ID:jkn1pp5R
マーク(アメリカ仕様)とか
932名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 17:42:42 ID:ViZ37Xa/
高城Z………
933名無しさん@ピンキー:2005/06/25(土) 00:27:47 ID:7HxdI6LK
鬼女アマゾーン。
934名無しさん@ピンキー:2005/06/26(日) 09:58:02 ID:ANK/Fu3x
保守っとこぅ
935名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 18:01:50 ID:CMYFwfme
女体化勇でミズチにゴーリゴリ拷問とかオニにリンカーンとかは駄目だろうか
936名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 20:52:47 ID:NioC6+sD
女体化は…。

マネカタ女にしてくれ。
937名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 23:05:39 ID:6eu5uC2Z
「リンカーンなんて屁でもねえのよ」
938名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 23:20:06 ID:Yd8oZ7Ba
不意打ちでワロタw
939名無しさん@ピンキー:2005/06/27(月) 23:49:05 ID:lMqFzWZX
>>937
オレもワロタw
940名無しさん@ピンキー:2005/06/30(木) 05:07:48 ID:kKUupgbj
保守アゲ
941名無しさん@ピンキー:2005/07/02(土) 07:16:41 ID:islzyXnm
>>860
いいかげん遅いが、アンタにグッジョブといわんのは、私の魂が許さん!
手有価、汚物ハァハァなのよね自分(駄目な人ゴメン)
942名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:10:41 ID:RoONnuvv
割と新スレの時期かもしれない。
にしても中盤すげぇや。
943名無しさん@ピンキー:2005/07/03(日) 00:35:38 ID:zRvT8S/6
そだね、このペースなら980あたりが新スレ立てでいいと思うけど、
新作の投下とかあるんなら早めに立てといた方がいいかもね。
オレも中盤あたりから、ここにお世話になっているクチです。
944名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 12:27:36 ID:ONexEdjd
このスレ的なソウルハッカーズの主人公のデフォネームはアラタでおk?
来週辺りに主人公×メアリを投下しようと思っているので、誰か答えてくださいな。
945名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 12:37:16 ID:RvssICMM
>>944
主人公の名前は自分の好き勝手につけていいと思うが
ペル2やアバチュは別だけど
946名無しさん@ピンキー:2005/07/05(火) 22:38:30 ID:GSHmQPOM
ハカーズコミック版がアラタだったんだっけか。
947名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 21:42:21 ID:t3W9ZkFv
そうそう。
そういや、コミック版て完結してるのか?
途中までしか記憶ないや。
948名無しさん@ピンキー:2005/07/06(水) 22:26:12 ID:7ck0zRaG
一応駆け足だったけど
雑誌上では完結していた。
ただ単行本が・・・(つ∀`)
949名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 03:52:00 ID:EFp1BUO1
あげ
950名無しさん@ピンキー:2005/07/07(木) 12:50:50 ID:VaZR5l01
背徳のサバトへよーこそ!
メガテン・ペルソナ関連のエロSSスレです。

前スレ 【悦楽】メガテンペルソナのエロパロ3.1【快楽】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073397202/

前々スレ 【エロ】メガテンやペルソナのエロパロ 2【エロヒム】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1048338352/

初代スレ (法)メガテンやペルソナのエロパロ(混沌)
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1025/10251/1025170159.html

関連スレ 女神転生系総合スレ・3
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1116526559/

作品まとめサイト(更新停滞中?)
ttp://ddsr18.h.fc2.com/

2ch@アトラス絵板(エロ可)
ttp://www5.tok2.com/home2/inazuma/pbbs/bbsnote.cgi

【エロ禁止】2ちゃん(・∀・)真・女神転生絵板
ttp://w4.oekakies.com/p/mihami/p.cgi

もう950なんで新スレ用のテンプレを急ごしらえしてみたわけだが…
誰か立てるかい?

>>944
別にOK也。
951名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 03:59:15 ID:IxZNmsUe
漏れの憧れ絵師サイトがさらされたorz
ので巫女受とやらを抹消スベシ
ttp://www.geocities.jp/restrictedworld/STRANGER/
952名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:06:01 ID:5IqMv9Xk
 …僕はかつて経験した事の無い程の危機に陥っていた。
 そもそもの始まりはバックアタックからラフィン・スカルの自爆2連発を喰らい、仲魔は壊滅状態になったことだ。
 もちろん僕自身も瀕死の状態になったものの、その場はポケットの奥に残っていた最後のくらましの玉を使って何とか逃げ延びた。
 息も切れ切れに回復の泉までたどり着いた、と思った瞬間――今度はリリムとアプサラスの混合パーティに襲われたのだ。
 ちらと見下ろせば、僕の体中に浮かび上がるタトゥーの様な文様は血のような真っ赤に染まっている。
 リリムやアプサラスの非力な攻撃でも十分に致命傷になるだろう。
 一撃で片方を倒したとしても、次の瞬間にもう一方の悪魔に殺されるのは目に見えている。
 くわえて、今のカグツチの光は直視できないほどに煌々と輝いている。その光に興奮した彼女たちが、みすみす僕を逃してくれるとは思えない。
 と、なれば――僕が取れる手段は一つしかなかった。
953名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:06:53 ID:5IqMv9Xk
「ねえ、ちょっと良い話があるんだけど」
 とりあえずリリムに目標を定めて話しかける。本当はこのまま倒れて眠りたいほどに辛いのだが、なるべく平然とした風を装って、だ。
「うん? なぁに? …え、アタシに仲魔にならないかって? あなたひょっとして、噂の人修羅ってヤツ? うわー、初めて見たァ!」
 パンと手を合わせ、リリムが瞳を輝かせる。隣のアプサラスが割り込んで来やしないかと冷や汗ものだったが、彼女は面白そうに僕とリリムのやり取りを眺めているだけだった。
「そうねぇ。じゃあ、80マッカちょうだい?」
 金で何とかなるなら万々歳だ。僕は喜んで払う。お約束のようにその後も何度もちびちびせびられる…が。
「うーん、まだまだね。今度は、アナタの力を吸わせてちょうだい」
 …目の前が真っ暗になった。ここで承諾すれば確実にDEAD。断って彼女が機嫌を損ねてもDEADだ。
「…ゴメン、それはちょっと…」
「え〜、ケチー。じゃあいいわ、サファイアで手を打つわよ」
 顔を引きつらせながら断ったものの、彼女はあまり機嫌を損ねる事無く唇を尖らせただけで次の要求に移ってくれた。サファイアはつい先ほど手に入れた1個しか持っていないが、ここでケチって死んだら元も子も無い。僕は素直に要求に応じた。
「いいわ。じゃあ、最後に聞かせてもらえる?」
 秀でた額にかかる艶やかな黒髪を指で払い、彼女は小首をかしげた。
 別に仲魔にならなくても良いのだから、ここまで漕ぎ着ければ後は気楽なものだ。僕は笑顔で頷いた。
954名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:08:12 ID:5IqMv9Xk
「もし仲魔になったら、毎日きちんと三食つけてくれる?」
「へっ?」
 思わず間抜けな声でそう聞き返していた。このパターンは、今まで経験したことが無い。
「駄目なの?」
 彼女の目が微かに危険な色を帯びる。ここで断ったら殺されるかも知れない…!?
「あ、いや…わかった、三食でもなんでもつけるから」
「オッケー! アタシは夜魔リリム。今後とも、よ・ろ・し・く♥」
 そう言ってひとつウィンクし、少し幼い中にも妙な色気を含んだ笑みを浮かべてリリムは僕にしなだれかかった。そのまま体重がぐっと掛かって…。
「ちょ、ちょっと待って…うわあ!?」
 次の瞬間、僕は彼女に押し倒されていた。ふわりと甘い匂いが鼻腔をくすぐる。
 首筋にかじりついた彼女の黒髪と尖った耳の向こうでは、アプサラスがニヤニヤとこちらを眺めていた。
「それじゃ、早速お昼ご飯をいただきましょうか」
「お、お昼ご飯って…?」
 耳元で囁かれた熱い吐息に、裏返った声で聞き返す。
「ふふ、私たちのご飯と言えば…決まってるでしょう?」
 上体を起こしそう笑ってぺろりと唇を舐め、彼女は妖しい瞳で僕を見つめる。しなやかな手が、僕のズボンの上からそっと僕自身を撫でた。上擦った、情けない声が思わず漏れる。
「あら、可愛い反応」
 いつの間に近づいたのか、頭上から僕の顔をのぞき込んだアプサラスがそう言ってクスリと笑う。次の瞬間、その顔が視界一杯に広がったかと思うと、唇に柔らかな感触。カッと頬が熱くなるのが自分でわかった。
 女の力とはいえ、両肩と胴体を二人がかりで全体重を掛けて押さえつけられては、瀕死の僕に抗う術はない。
955名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:09:31 ID:5IqMv9Xk
「ずいぶんウブなのね。ふふふ、ひょっとして初めて?」
 先ほどからずっとズボンの上から僕自身を撫で回していたリリムが目を細めて笑う。何とも答え辛く黙ったままでいると、彼女はニヤリと笑って体を入れ替えた。
 ズボンのチャックを口にくわえ、僕の目を見つめたままゆっくりと顔を動かす。チーッ、と小さな音がしてチャックが引き下ろされる。
 何か言おうとした瞬間、またアプサラスの唇が僕のそれを塞いだ。生暖かい、濡れた舌が僕の唇を割って入ってくる。思わず歯を食い縛っていると歯茎をチロチロと舐められた。
 びっくりして力を緩めた瞬間ぬるりと口腔にそれが侵入してきた。
 と、下着越しに濡れた感触がゾロリと僕を襲う。アプサラスが顔を離したので慌てて目を向けると、リリムが下着越しに僕自信に舌を這わせていた。
 笑みの形に目を細め、僕を見上げながらわざとゆっくりと舌を這わせる。じっとりと湿っていく下着が気持ち悪く、だが、それ以上の快感が僕を震わせた。
 ムクムクと僕自身が大きくなっていくのがわかる。急に股間が涼しくなったので慌てて見てみると、リリムが鼻歌を歌いながら僕自身を下着の中から取りだしていた。
「あら…ムケてないのね? 可愛い♥」
 クスクスと笑われて、カッと頬が熱くなった。彼女は僕の皮をムイたり戻したりしながら品定めをするように優しくしごく。
「垢は溜まってないわね…エライエライ、ちゃんと洗ってるのね。大きさは…人並みか。でも、すっごくカタいわ…おヘソにくっつきそう♥」
「く、っ…」
 温かい口腔に僕自身が飲み込まれ、思わず声が漏れる。彼女は皮と"中身"の間に舌を入れ、レロレロと動かした。たまらない快感に僕は腰を震わせる。
956名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:10:49 ID:5IqMv9Xk
 頭上から聞こえた湿った音にふと視線を上げると、アプサラスがレオタードのような服をずらして自分自身を指で慰めていた。今まで気づかなかった濃厚な女の匂いがプンと僕の鼻を突く。
 初めて見る女性のソコは、何とも言えない形状をしていた。
「アナタだけ楽しんで、ずるいですわよ?」
「うぷっ!?」
 僕が見ているのに気づいた途端、アプサラスは僕の顔の上にドスンとお尻を落として来た。僕は恐る恐る舌を伸ばし、ソコを舐める。味は…ほとんどしない。微かに酸っぱさとしょっぱさが混じっているような気もする。
「あふっ…あン、この子の舌、いいですわ…」
「えー、そうなんだ? でも、こっちもなかなかオイシイわよ」
 言いながら、邪魔くさくなったのだろう、僕のズボンと下着を一気にずり下ろし、彼女は本格的に僕をしゃぶり始めた。根本まですっかり僕をくわえ込み、激しく上下に顔を動かす。
 先っぽに舌を絡ませ、強く吸いながら柔らかくぬめった頬に擦りつける。
「う、うっ…で、出そう…」
 アプサラスのお尻に圧殺されそうになりながら、何とか声を出す。
「えっ、もう!? …仕方ないわねェ。出すならこっちに出して貰わないともったないじゃない」
 不満そうに頬を膨らませ、リリムはアプサラスのそれによく似たレオタードを横にずらした。彼女のソコは毛が生えておらず、また、広げた中身もアプサラスよりずいぶんとシンプルだった。
「ン…もう、ちょっとカタすぎて挿れにくいわね」
 ヘソにつきそうな程に反り返った僕を無理矢理上に向け、彼女はゆっくりと腰を落とした。
957名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:11:37 ID:5IqMv9Xk
「ン、ふぅ……人修羅ちゃんの初めてゲットぉ♥」
「ふふ、お味はどう?」
「はぁ…カタくていいわァ…♥」
 アプサラスの問いに、僕を根本までしっかり飲み込んだリリムはうっとりとため息を吐いた。僕の胸に両手をつき、奥を突き上げるように大きく腰を上下に振る。
 この感触は…何と表現したらよいのかわからない。温かく、ツブツブでニュルユルした物が僕自身に無数に絡み付き、噛みつくようにキツく締め付けてくる。
 根本まで入れ、引き上げる直前に、ちょうど先っぽが引っかかるようなコブがあった。何度かそこを通り過ぎた瞬間…たまらず、僕は暴発させてしまっていた。
「う、うっ…!」
「えっ、ちょっと!? 早すぎるわよ! えっ…えっ、あっ!? すご…お、多い…!?」
 どくっ、どくっ、と尽きる事無く僕は彼女の中に精を注ぎ込む。あまりの快感に、目の奥が…スパークする…!
「す…すっごい…人修羅ちゃん、早いけど、ああっ、良いッ…! あァ…美味し…」
 リリムは身を仰け反らせて僕自身をキュウキュウと締め付ける。30秒近く最初の勢いを保ったまま、恐ろしい量の精液を注ぎ込んで、ようやく射精が収まった。
 こ、こんなに出るなんて信じられない。やっぱり悪魔化したのが何らかの影響を及ぼしているのだろうか?
「ハァ、ハァ…」
 彼女は荒い息を吐いてぐったりと僕の上にのしかかって来た。
「すっごい…良かったわァ♥ こんなに濃くて、量も多くて、美味しいのは初めてよ。まさか、出されてイッちゃうなんて思わなかったわ」
 言いながら、チュ、と僕にキスをしてくる。
「次は私の番ですわね」
 顔の上からいなくなっていたと思ったら、アプサラスは既に全裸になって僕の足下へ移動していた。
958名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:12:19 ID:5IqMv9Xk
「邪魔ですわ」
 言うなりまだ僕と繋がったままのリリムのお尻を無理やり持ち上げ、乱暴に転がす。
「痛っ。ひっどーい! 人修羅ちゃんと契約したの、アタシなのにっ」
「仲魔になる契約をしたのは貴女かも知れませんが、ご飯を食べる権利は私にもあるはずではありませんこと?」
「そりゃそうだけどぉ」
「…あの、僕の意志は…?」
「あら、嫌なの?」
 仰向けに片手を地面につき、腰を浮かせて突き出すようにしたアプサラスが笑う。くぱぁ、と指で自身をくつろげると、とろりと透明な蜜が糸を引いて地面に落ちた。
 ごくりと唾を飲み込み、僕はふらふらと彼女の方に歩み寄る。ちらとリリムを見ると、彼女は自分の中から溢れる僕の精液を指で掬い取り、一心に舐めていた。
「いらっしゃい、坊や…♥」
 アプサラスは言って四つん這いになり、僕を誘うようにお尻を高く上げてゆっくりと振る。リリムよりも大きくしっかりした彼女のお尻を掴み、僕は一気に奥まで突き込んだ。「ああん…カタくて、素敵…」
 アプサラスのそこはリリムとは違い、あくまで柔らかく僕を包み込んでくる。だが、根本から先端に掛けて絞るように締め付けてくるのがたまらなく気持ち良い。僕は夢中で腰を振り続けた。
「うふ…初々しくて可愛いですわよ…あンっ、もっと激しく…」
「人修羅ちゃん、ずっるーい。アタシの時より全然長持ちしてるゥ」
「だ、だってあの時はもう出そうだったし…うっ…それに、これは二回目だし…」
 リリムが不満げに唇を尖らせ、後ろから抱きついてくる。肉と肉がぶつかる音がするほどに激しく腰を振りながら、僕は切れ切れに答えた。だが、既に限界が近い。
959名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:13:03 ID:5IqMv9Xk
「んふふ、出そうなのね? いいわよ、アタシの時みたいに、たっぷり出してあげて」
 後ろから抱きつき、僕の玉を揉みしだきながらリリムが笑う。と、後頭部に生暖かい感触とぞくりとした快感が走った。
 真後ろなので良くは見えないが、悪魔化して依頼後頭部に突き出た突起をリリムがしゃぶっているようだった。ここがこんなに感じるなんて知らなかった…。
 彼女は僕自身にするのと同じようにそれを熱心に、ねっとりといやらしくしゃぶる。みるみるうちに快感が高まる…もう…限界だ…!
「うっ…う、うっ…!」
「あっ、たくさん…ああっ、たくさん、中に、ぃ…っ!」
「ふふ、人修羅ちゃんの精液、美味しいでしょ?」
「ええ…すごく濃くて、多くて…素敵ですわ…」
 2回目だと言うのに、射精がいつまでも止まらない。
 目の前が白く…どんどん白く…ああ…天使が見える…。
「ねえ人修羅ちゃん、次はアタシに…ちょっと、聞いてる? ねえ? ねえってば!?」
 ああ…リリムの声が…どこか、遠くから…聞こえる…。

 死の安らぎは等しく訪れよう
 人に非ずとも、悪魔に非ずとも
 大いなる意思の導きにて――
960名無しさん@ピンキー:2005/07/08(金) 23:13:24 ID:5IqMv9Xk
旅の屁はこき捨て。
961名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 01:24:26 ID:1C2lDSzn
久々の作品キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
ぐっじょぶ!&おつかれー

って、逝っちまうのかよ!(笑)
962名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 01:59:25 ID:vhESOQ4+
前もって設定の解説。オリジナル要素が多くて恐縮。

原作と同じ点。
・時間軸はEDから一年後。
・スプーキーズはそれぞれの道を歩み出している。

原作と違う点。
・天海市はネット都市としての機能は失っているものの依然として存在。
・主人公一家はまだ天海市あかね台で生活している。
・主人公の職業はフリーのデビルサマナーで、悪霊エリカその他を仲魔にした
 シックスと二人でクズノハやファントム、他のサマナー、一般人などからの
 殺人や破壊活動のような凶悪犯罪に類するもの以外の依頼を受けて生活している。
 ちなみに家族にはシックスと二人でプログラマーをしていると偽っている。
・業魔殿は未だに天海市に停泊中。

備考
・主人公×メアリ シックス×エリカ サマナー×女悪魔 が話の全て。
 人間の女は興味ないから絶無。
・エロ要素までは少し時間がかかる。
963名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 02:01:42 ID:vhESOQ4+
悪魔合体の権威として裏の世界では名高いらしいヴィクトルの研究所である業魔殿。
「業魔殿にようこそ。お待ちしておりました、アラタ様」
ここに一人のメイドがいる。
顔はオートマータに並んでいる馬鹿みたいな値段の人形もかくやというほどに端整で、
小柄なせいでスレンダーにも見えるが、ゆったりとしたメイド服の上から見てもわかるほどに
女の子らしい身体つきをしていて、時々だが、目のやり場に困ることがある。
また、瞳は高級なワインのように綺麗な真紅で、色白を通り越して血の気がない白い肌は
未だその手にしか触れたことがないものの、絹の下着のような最高の肌触りだった。
メアリはいついかなる時に訪ねても、必ずこうして俺のことを出迎えてくれる。
それはこの一年余りの間、一度も欠かされたことがなかった挨拶だった。
「今日は迫様とはご一緒ではないのですか?」
自分から話しかけてくることのなかったメアリだったが、最近はメアリの方からも、何か気づいたことや
思うことがあればそれについて話を振ってくるようになった。
「ああ、シックスならエリカさんとデートしてる。あの姉弟も凄いよなぁ。悪魔と人間で、オマケに姉と弟なんだから」
「お幸せそうで何よりですね」
メアリは、綺麗な顔にモナリザ並みに判別しにくい微笑を浮かべた。
出会った頃は人形のような無表情しか浮かべられなかった彼女だったが、今では
嬉しいことがあれば笑うし、悲しいことがあれば泣きもする。泣いたところは見た事がないが。
本当に、あの頃とは随分と変わったものだった。
あの頃は呼び方も「塚本様」と随分と他人行儀だったし、話しかけても「何かご用ですか」と
冷たく一蹴される始末だった。それが今では「アラタ様」だし、今のように仕事に差し支えない程度で
ちょっとした雑談に応じてくれたり、ヴィクトルから休みを貰った時限定で食事の誘いに
応じてくれるくらいになっていた。
俺とメアリの距離や関係も随分と変化してきたものだった。それも、いい方向に。
本当はもう少し時間をかけるべきなのかもしれないが、そろそろ関係を劇的に変化させるべく
勝負に出てもいい頃合だと俺には思えた。問題は、どう切り出せばいいのかが思い浮かばないことだった。
964名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 02:02:48 ID:vhESOQ4+
「あの、どうかなさいましたか?」
ずっと黙っている俺に、メアリが困惑したような表情を浮かべた。そうだろう。俺はこれまでに
メアリを相手に黙り込んだこともなかった。むしろ、俺の方からしつこく話しかけているくらいなのだから
いきなり黙り込めば不審に思って当然だ。
「え、えっとさ、いい天気だよね」
「アラタ様は曇り空がお好きなのですか?」
その場しのぎで喋ったら大失敗した、と思ったら、冗談か何かだと思ってくれたようでメアリの微笑みが少しだけ深くなった。
「あの……さ、メアリ。今日は君に用事があって来たんだ」
意を決して、本題に入ることにした。さっきの失敗で緊張も解れた。駄目でもともと、やってみよう。
「え、私にご用ですか? あの、お食事のお誘いでしたら、申し訳ないのですがまた今度に……」
俺の誘いを断ることに対して申し訳なさそうなというよりも残念そうな顔をするメアリ。
メアリに限って演技ということは有り得ないから、これは脈ありだと思っていいに違いない。
「あ、そうじゃないんだ。ちょっと訊きたいことがあるだけだから……あー、その、時間はなるべく取らせないようにするから」
「私にお訊きになりたいこと、ですか? 私についてのご質問ならば、ヴィクトル様になさった方がよろしいのでは……?」
メアリはほとんど人間と変わりない、それどころか人間よりも人間らしくなりつつあるが、実はヴィクトルが作った造魔だ。
だから、彼女について何かを訊くならば製作者であるヴィクトルに対して訊くのが筋というものだろう。
メアリは控えめにそれを主張していた。
「いや、もっと個人的なことだからさ、たぶん、ヴィクトルも知らないと思う……あのさ、メアリ」
「はい」
「……好きな人とか気になる人っている?」
965名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 02:03:19 ID:vhESOQ4+
まずは無難なところから攻めていこう。普通の人ならばこの辺りで俺が何を考えているのかわかるだろうが、
メアリはまだそういった方面には鈍いはずだから単なる世間話として受け取ってくれるだろう。
どんな時でも逃げ道を残しておくというのは、一年以上にもなるサマナーとしての経験が俺に焼き付けた
悲しい習性だった。俺は日常会話すらも交渉と同じようにしてしか捉えられなくなっていたのだった。
だが、これまでの交渉ではたとえ殺されそうになっても揺らぐことのなかった鉄の心が、メアリの簡潔すぎる
まさに世間話に対するもののような答えで揺らぎ始めた。
「はい」
いるのか。いるのか、メアリ。好きな人がいるのか。それは誰だ、誰なんだ。
「え、ええと、それって誰かな……?」
俺でありますように。俺でありますように。俺でありますように。さっきはシックスのことを気にしていたが、もしかして?
嫌だ嫌だ。どうか、シックスじゃありませんように。というか、俺以外じゃありませんように。
「私がお慕いする方は……ヴィクトル様です」
メアリはその青白い肌からは想像もつかない温かみに満ちた笑みを浮かべた。
そうか、そういう発想もあったか。やっぱり、自分を作った男というのは特別なものに思えるものなのだろうか。
まぁ、どうであろうと終わったことに変わりはない。ここは無難に話を打ち切ってこれ以上ダメージを受けるのを防ごう。
そう思って口を開きかけた時のことだった。
「でも……」
そこでメアリは笑みを消して伏し目がちになりながら、戸惑ったようなそれでいて真剣な表情を浮かべた。
「気になる方というのは……アラタ様なんです」
「え?」
966名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 02:04:18 ID:vhESOQ4+
何を言われたのか、咄嗟にわからなかった。
「よくわからないんです。ヴィクトル様に対して感じるものとは違う何かを、アラタ様のことを考えるたび、
アラタ様に会うたびに感じてしまうのです」
メアリは必死に言葉を探しているように見えた。何となく、自分で言葉にすることで再確認しているようにも思える。
こういう流れだとついつい先を期待してしまうのが男だが、鈍いメアリを相手に過剰な期待はしない方がいい気もする。
「時々、アラタ様がおいでになられない時がありますよね。そういう時にアラタ様のことを考えると、寂しい、というのでしょうか?
そういう感情が生まれることがあります。アラタ様に食事に誘っていただくととても温かな気持ちになって、普段よりも食べ物が
美味しく感じられます。アラタ様にここまで送っていただいて、アラタ様がお帰りになる時には帰らないで欲しい、と思ってしまいます」
メアリは顔を上げて、真剣な瞳で真っ直ぐに俺のことを見つめてきた。
「なぜなんでしょう。私は、そのことが不思議で不思議で仕方がないんです」
相手がメアリでなかったならば口説かれていると思うところだが、メアリに限って男を口説くという発想はないだろう。
それが少し残念でもあるが、メアリに口説かれるというのは幾らなんでも出来すぎだからよしとしておこう。
第一、そんなことを気にするよりも、俺にはやることがある。このチャンス、この流れを利用しない奴は男ではない。
「……メアリ、それはな、きっと、そう、あれだ、恋って奴だ。うん、そう、恋だ。メアリは俺に恋してるんだ」
誰が聞いても恥ずかしいと思う言葉だが、悪魔相手に歯の浮くようなお世辞を言ったり、冗談とはいえ女悪魔を口説いたり
している俺にとってはまだまだ役不足だ。こんな程度のことは普通に言える。
「恋……ですか?」
「そう、恋だ」
戸惑ったように俺の顔を見上げるメアリに、内心ではまだ半信半疑だということを押し隠し、自信に満ちている風を装って告げる。
「メアリは俺のことを愛してるんだ。間違いない」
「……愛……している……私が、アラタ様を……?」
967名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 02:05:32 ID:vhESOQ4+
もともと感情に乏しかったメアリにとっては、誰かを愛すなどというのは絶対確実に初めての経験だろうから戸惑っているのだろう。
彼女は途切れ途切れに俺の言葉を反芻している。
何だか暗示にかけて誘導しているようで罪悪感も湧いてきたが、もともと下地となる感情がなければ誘導そのものが不可能だから
俺がしているのは誘導ではなくてあくまでも手助けだ。そうだ、そうに違いない。よし、納得。
納得したところで、俺は更に畳み掛けた。
「そうだ。メアリは俺のことを……塚本新のことを愛してるんだ」
「そう……だったのですか……私はアラタ様のことを……」
メアリは一瞬だけ驚いたような表情を浮かべたが、すぐに俯いて何かを考え始めた。
「私はアラタ様を……それなら……でも……」
冷静になって考え直されたらまずい。メアリは右脳系は発展途上なのに対して左脳系はそこらの理系学生を鼻で笑えるほどだから、
これまでの説明の中で強引にこじつけた部分があるのを簡単に見抜かれてしまうだろう。
俺はメアリの両肩に手を置いて、一気に全てを告げた。
肩に手を置かれたメアリが驚いて俺を見上げてくるが、むしろ好都合だ。俺は真剣な表情を作った。
「俺も……俺もそうなんだよ、メアリ。俺もメアリに会えない時は寂しいし、メアリと食べる飯は美味い。帰りたくないって思ってる。
いつもいつも、メアリに会った頃からずっと、四六時中、メアリの顔ばかりが頭に浮かんでた。
……俺もさ、メアリと同じなんだ。メアリのことを愛してる」
言った。遂に言ってしまった。図らずともこういった流れになってしまったが、言ってしまって果たしてよかったのだろうか。
何しろ誰かに告白するというのは初めての経験だから、悪魔との交渉よりも勝手が掴みにくい。
「アラタ様も……私を……?」
俺のことを見上げたまま、メアリはぽつりと呟いた。愛や恋という概念くらいは知っているのか、白い頬に心なしか赤みが差している気がする。
この反応、本当に脈ありだったりするのか。もしかして、もしかするのか。
968名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 02:05:52 ID:vhESOQ4+
「ああ。俺もメアリを愛してる。だから……」
流石にちょっとこれは俺でも言い淀む。サマナーの交渉技術として口にすることはできても、一人の男として
一人の女に臆面もなく告げることができるほど、俺は慣れていない。
今やはっきりと頬に朱が差したメアリは僅かに潤んだ瞳を俺に向けてじっと見上げ、続く言葉を待ってくれている。
わかっていながら敢えて言わせたいのではなく、本当にわからないから続きを待っている辺りがメアリらしいといえばメアリらしかった。
「……だから、メアリと結婚したいと、メアリに俺の奥さんになって欲しいと思ってる。結婚を前提に、俺と付き合ってくれないか」
まさか、ここまで言うことなるとは思っていなかった。俺の予定が狂ったのは、全てメアリの反応がよすぎるせいだった。
メアリは俯きながら、か細い声で答えた。
「……無理です……アラタ様とは、結婚できません……」
ちょっと待て。何だって。
反応からしててっきりオーケーかと思っていたら、ここでいきなり断るのか。今までのは一体何だったのだ。
思わず、「そりゃないぜ」と言いたくなったが、俯くメアリの様子がおかしいのでもう少し様子を見てからにしておく。
「結婚……婚姻を行うには、戸籍というものが必要だと聞きました……ですが……私には戸籍がありません。
アラタ様の妻にしていただくのは……無理なんです……」
驚くべきことに、メアリは泣いていた。感情に無知だった彼女には、この一連の流れは刺激が強すぎたのかもしれない。
柄にもなく、俺は少し焦りすぎていたようだった。まだまだ杓子定規で言葉を額面通りに受け取ることも多いメアリに対して、
本質的な意味は通じているだろうなどと勝手に考えてろくに説明もせずに結婚などという言葉を使った迂闊さに腹が立つ。
「メ、メアリ、そんな泣くなよ」
「あ……で、ですが……」
咄嗟に言葉が浮かばなかったので、メアリのことを抱き締めて時間を稼ぐ。幸いというか何と言うかメアリの気持ちはもう
落ちているので抵抗はなかった。それどころか、俺の服に縋りつくようにして胸に顔を埋めて泣いている。
TPOにまるで合っていない感想だが、メアリの身体は低体温そうに見えてとても暖かかった。俺との体格的なバランスもいいから
すっぽりと腕の中に収まり、とても抱き締めやすい。
969名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 02:06:15 ID:vhESOQ4+
「……法律なんて関係ない。俺がメアリのことを愛してて、メアリが俺のことを愛してればそれでいいんだ」
今度は迂闊なことを言わないように、言葉を選んで一言一言に心を込めてメアリに囁いた。
要するに、メアリはたとえ俺がそう思い込ませただけに過ぎなかったのだとしても俺のことが好きで、俺と結婚したくないのではなくて
結婚することができないだけなのだ。そこをどうにかするのが重要だ。
それにしても、我ながら気障ったらしい行動だと思う。
が、さっき述べた通り、悪魔との交渉で鍛えられた俺にはそういう意味での羞恥心はない。
「結婚っていうのは、言葉のあやなんだ。要するに、恋人になって、一緒に暮らして、どっちかが死ぬまで
一緒に生きていこうってことを言いたかっただけなんだ」
手触りのいい髪を撫でながらメアリに顔を上げさせて、俺は問いかけた。
「そういう意味での結婚なら……どうかな」
俺とメアリで違うのは、メアリはわからないことだけを訊くが、俺は答えがわかっていることも敢えて訊くというところだ。
しばらく俺の顔を見つめていたメアリは俺の胸に顔を埋めながら、ただ一言だけを簡潔に述べた。
「……はい」
970名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 02:06:49 ID:vhESOQ4+
次回 新婚初夜編に続く
971名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 12:48:01 ID:lCJFhK0V
正直、いままで無表情系に興味はなかったんだが…うかつにも萌えた。どうしてくれる。
続きは次スレ?いずれにしても待つ(・∀・)!
972名無しさん@ピンキー:2005/07/09(土) 13:13:23 ID:lCJFhK0V
って、その前に真3SSが投下されてたのに気付かなかった俺…orz
>>960
イイ(・∀・)!! 人修羅うらやまスィ
個人的にアプサラスがハァハァ。GJ!
973名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 19:27:38 ID:W0LrdsII
主×メアリ書いてる者だけど新スレ立てていい?
974名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 20:00:15 ID:UWIKst05
いいんじゃね?つか、ヨロ。
975名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 20:26:50 ID:W0LrdsII
んじゃあもうしばらくしたら続き投下するからその時に。
976名無しさん@ピンキー:2005/07/10(日) 20:59:13 ID:W0LrdsII
【淫猥】メガテンペルソナのエロパロ4【淫靡】
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1120996708/l50

立てた。ついでに投下する。
977名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 11:32:35 ID:co0ODBP4
埋め
978名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 11:32:48 ID:co0ODBP4
979名無しさん@ピンキー:2005/07/11(月) 13:39:57 ID:Fwvph3LM
きねん梅子
デビチルまだー?……OTL
980名無しさん@ピンキー
消えゆくスレでねだってどうする。