スターオーシャン -Till the End of Time- Part9

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1名無しさん@ピンキー
ここはスターオーシャン3のエロパロスレです。特別な事情がある場合を除いて、sage推奨です。
前スレはこちらになります。

スターオーシャン3 -Till the End of Time- Part8
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1064393950/

なになに?自信がない?
そんなことはお気になさらずに、どんどん自分の思いを文字や絵に託しましょう!!
来る者拒まず、去るものはFD空間だろうと、どこまでも追いますよ〜!!w
なお、残酷すぎるもの(人体切断など)やひどいスカトロは、苦手な人も多いので、
それだけはNGとさせていただきます
2名無しさん@ピンキー:03/11/30 00:13 ID:WL2fRRLY
スターオッチャン2(古兵氏のサイト)
ttp://esteed.hp.infoseek.co.jp/
絵板
ttp://esteed.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/e/bbsnote.cgi
うp板
ttp://esteed.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/up/joyful.cgi

SO3SS作者別保管庫(仮) 現在停止中
ttp://blue.ribbon.to/~yukinone/top.html
3参考:03/11/30 00:21 ID:a5vyEubO
スターオーシャンTill the End of Time Part7
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053796070/
スターオーシャンTill the End of Time Part6
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1050/10509/1050934332.html
スターオーシャンTilltheEndofTime Part5
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1049/10496/1049646612.html
スターオーシャンTilltheEndofTime Part4
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1049/10491/1049171232.html
スターオーシャンTilltheEndofTime Part3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1048/10485/1048591613.html
スターオーシャンTilltheEndofTime
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1048/10482/1048235776.html
スターオーシャンTilltheEndofTime
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1047/10472/1047293232.html
4ソフィアの知人 ◆46MGl6oUYU :03/11/30 00:21 ID:UjZ/9dpC
スレ立てオツ〜
5参考:03/11/30 00:29 ID:a5vyEubO
>1氏
お疲れ様でやんした。
6名無しさん@ピンキー:03/11/30 01:12 ID:IMFq2rel
>1

7名無しさん@ピンキー:03/11/30 01:19 ID:K+QToao/
>>1さん、乙です。
8めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/30 02:06 ID:MEE7+Sz1
新スレおめでとうございます。
即死防止のため、少しだけ続きを投下です、どうぞ。


「あ・・・!」
 黒パンツを取り外すされ、ネルの蜜で零れているサーモンピンクがあらわになる。
「ネルったらこんなに濡らしちゃって・・・」
「み、見ないでおくれ・・・」
「駄目よ、これからが本番じゃない」
 クレアの指がネルの秘所をなぞる。そして、二本の指をネルの秘所に埋めていく。
「ひゃ、はうぅぅ・・・」
「さあ、そんぶんに感じてちょうだい」
 そしてクレアの指攻めにより、ネルの快楽による音楽祭が始まった。
「聞いてるネル?あなたのアソコからこんなにいやらしい音が聞こえてくるわよ」
 ぐちゅぐちゅとネルの秘所から、淫らな旋律が奏でられる。
「ひゃっ、はっ、はっ、あぁっ!」
 ネルの声は、あるときは指をピストン運動され、出し入れとともに喘ぎ声がリズミカル
に演奏される。
「んああっ、クレッ、アァッ、激しすぎるよぉっ!」
 またあるときは、膣内を縦横無人にかき回され、大音響の嬌声をあげる。
「あっ、そこっ、入り口が、ふぁんっ、あん!」
 そしてあるときは、別の指で秘所を擦りあげられ、二重奏の快楽がネルを襲う。
「ネルったら、わたしの想像以上に喘いでくれて・・・、うれしくてゾクゾクするわ」
「あああっ、もう駄目だよ、感じすぎるよぉっ!」
 クレアに翻弄され、涎を垂らしながら喜ぶネル。布団のシーツを握り締め、快感を
分散させようとするが、焼け石に水だった。
「あっ、あっ、あっ、もうっ、駄目っ!」
 まもなく訪れる絶頂に、ネルは身を任せようとしたそのとき。
9めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/30 02:07 ID:MEE7+Sz1
「はい、ここまでよ」
 何の前触れも無く、クレアが指を引き抜いた。
「あっ・・・、ん・・・、何でだい・・・?」
 高みに上り詰める直前に寸止めされて、ネルは不快な表情をとる。
「これから先はまだお預けよ」
 クレアはそう言うと、先ほどまでネルを攻めていた指を、ネルの眼前に持ってくる。
「ねえネル、これは何・・・?」
 クレアが人差し指と中指を広げると、粘々している液が糸をひいていた。
「そ、それは・・・」
「ちゃんと言って」
 直後にネルの膨らんでいる秘豆を、もう一つのクレアの手が襲う。
「うああっ!」
 軽くつままれただけだが、敏感になっているために、十分すぎる刺激となる。
「言わないと、捻りつぶすわよ」
 抑揚のない言葉を発する口元が、怪しく笑う。
「どれだけ大きな声をあげるのかしら」
「言う、言うよ!」
「そう、それじゃあらためて聞くわ。わたしの指についている粘々しているものは何なの?」
「わ、私の愛液・・・」
 ネルは顔を背けて、小さな声で答える。
「愛液?どうして、愛液をこんなに出しているのかしら?」
「感じているから・・・」
「聞こえないわ・・・、もっと大きく、詳しく言って」
 秘豆を摘んでいるクレアの手に、若干の力が加えられる。
「クレアにあそこをぐちょぐちょにかき回されて感じてるからだよぉっ!私の身体が淫乱
だから、いっぱい愛液が出るんだよぉっ!」
 とっさにこれだけのことが一度に言えるのは、要領が良いからなのか、それともマゾの
素質があるからなのか。いずれにしても、ネルが己の痴態を叫んだのは確かだった。


今回はここまでです。
10名無しさん@ピンキー:03/11/30 03:27 ID:3Ql4GMQj
クレネル(;´Д`)ハァハァ
ネルたんはやはり受けが最高だ罠!
11めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/30 04:09 ID:MEE7+Sz1
9の続きを少しだけどうぞ。


「良い子よ、ネル・・・」
 クレアがネルの頬に軽くキスをする。
「お礼にわたしの舌をプレゼントするわ」
 そして、ネルの太腿の内側に顔を入れて行き、舌を突き出した。
「受け取って、ネル・・・」
クレアはまずは周辺を舐める。そして、中央のすじに沿って舌を這わせてゆく。
「はあぁぁ・・・、んふあぁぁ・・・」
 今までとは違う刺激に、ネルは戸惑いながらも、身体は酔いしれていた。
「あらあら、愛液がとろとろ流れつづけているわ。もったいない」
クレアはネルの秘所に唇をつけ、じゅるじゅる音を立てて、愛液を飲み込んでゆく。
「ふあぁ、や、やめてよ、音を立てないでおくれ・・・!」
「じゅる、じゅる、んくっ・・・、ふふっ、駄目よ、ネルにはもっともっと恥ずかし
がって、いっぱい愛液を出してもらうわ」
 ネルの意向などお構いなく、クレアは舐めつづける。時には膣内に舌を入れてかき回す。
「く、ああぁ・・・、びりびりする、よぉ・・・」
身体の奥まで痺れるような愛撫に、ネルの意識がぼやけてくる。太腿が震えて力が入らない。
「じゅる・・・、そろそろ、ね・・・」
「何・・・?んああっ!?」
 ネルが声を荒げた理由、それは秘豆を剥き出しにされ、指でカリカリとかかれたからなのだ。
「すごい、よぉぉ、ああっ、イクッ、イクよおぉっ!」
 腰をガクガク揺らして、ネルは無我夢中に鳴いている。
「いいわ・・・、イカせてあげる」
クレアはネルの秘所に唇を密着させ、そして勢い良く吸った。
「あっ、ああっ、あああぁぁぁ―――――!」
ネルは絶頂を迎え、秘所からシャワーのように愛液がほとばしった。


今回はここまでです、ようやくきりのいいところまで出来上がりました。
後、感想ありがとうございます!本当、励みになります!
12風邪ひきアルベル:03/11/30 06:07 ID:WL2fRRLY
 コンコン、と軽く2回ノックして私はアルベルさんの寝室に入った。
「アルベルさん、具合どうですか?」
「平気だ」
そう答えるアルベルさんの声は完全に鼻声で思わず笑ってしまう。
アルベルさんが風邪をひいたのは昨日。
セフィラを取りに行く途中での事で、フェイトやマリアさんには散々な言われようだった。
『プリンのせいで世界が滅びる』だとか『馬鹿は風邪ひかないと思ってたわ』とか。
それでアルベルさんが怒って『だったらテメェらだけで行きやがれ阿呆!!』と言ったせいで、他の皆はシランドに行ってしまった。
私は残ってアルベルさんの看病をしている。
病気のときに一人だけというのは心細いだろうから。

「それじゃ、熱測りますからおでこ出して下さい」
「いや、いい。遠慮しとく」
「はいはい、いいから熱測りますよ」
彼の額に手を伸ばす。まだ熱を持っていて、ほんのりと汗がにじんでいた。
「まだ、下がってないみたいですね」
「ちっ!いつになったら治るんだよ」
まだベッドの上に居なくちゃならねぇのか、と言うアルベルさんに私は持ってきたマグカップを差し出した。
「はい、どうぞ」
「なんだ、コレ?」
「黒豆ココアです。美味しいですよ」
「………………」
「はやく飲まないと冷めちゃいますよ?」
マグカップを渡すとアルベルさんはちょっとの間それを見つめ、少しずつ飲みはじめた。
「……飲んだぞ」
アルベルさんが差し出したカップを受け取る。
「これ洗ってきますね。あと、何か食べたいものとかあったら買ってきますけど」
「いや、特にない」
「そうですか。それじゃ、また後で」
そういってドアの方へ歩きだすと、がしっと腕を掴まれた。
13風邪ひきアルベル:03/11/30 06:08 ID:WL2fRRLY
「アルベル……さん?」 
「やっぱ、食いたいもんあった」
「えっと、なんですか?」
「お前」
そのままぐっと腕を引っ張られ、私はベッドの方に倒れ込みそうになった。

 崩れかけた体勢を整えてながら、私は声を張り上げた。
「ふ、ふざけないで下さい!」
「ふざけてねぇよ阿呆」
しれっと言いかえされる。
「何言ってるんですか!病人なんだから大人しく寝てないとダメです!」
私は慌てて立ちあがろうとする。しかし、アルベルさんに抱き止められてそれは出来なかった。
「行くなら、この腕振り払って行けよ」
「アルベルさん、大人しくしてて下さいって言って……きゃっ!」
アルベルさんはお腹の所においていた腕を動かし、私の胸に伸ばしてきた。
服の上からぐにゅぐにゅと揉みしだかれる。
「あるべ……るさん、ダメです」
「聞こえねぇ」
「そんな……あっ」
アルベルさんの手が服の中に侵入してきた。ブラをずらされ、何もつけていない胸をもてあそばれる。
(あ……包帯がこすれて変な感じ)
乳首をコリコリと責められる。反応した乳首が少し大きくなった。
「んっ……!」
「気持ちいいのか?」
「アルベルさんのばか!変態!ケダモノ!えっち!プリン!」
「最後の一つは余計だ。そういう事いう阿呆にはお仕置きだな」
アルベルさんが右手を下の方へと滑らせる。
「やっ!そこは……」
制止の言葉を言いおえる前に、下着の上からそこを擦りあげられた。
14風邪ひきアルベル:03/11/30 06:11 ID:WL2fRRLY
「や……やだ」
ショーツがじわじわと濡れて行く。指に愛液を絡めながら、アルベルさんは口の端を持ち上げた。
「はやいな。もう、こんなに濡れてるぞ」
「そんなこと……言わないでください」
アルベルさんは軽く内モモを撫でた後、ショーツの中へと指を潜り込ませた。
私の湿ったアソコをくちゅくちゅとアルベルさんが弄る。
(んんっ!わ、私おかしいよ。ちょっと触られただけなのに……こんな)
「あるべるさん……それ以上はダメぇ」
「口だけだろ、それ」

意地悪な言葉とともに、アルベルさんが膣内に入れた指で内壁を擦る。
「んあっ!んっ、あぁ!」
指の動きにあわせて、中から愛液が掻き出される。
ショーツはもうびしょびしょに濡れていた。
「あっ……くっ、あんっ!」
いつの間にか包皮の剥けていた肉芽を触られる。
休むことのない指の動きに私は嬌声をあげた。

「ん……はぁ、はぁ」
「今日はずいぶん激しいな。こういう無理矢理ってのが好きなのか?」
「そんな訳無いじゃないですか!アルベルさんのバカ!」
「……悪ぃ」
「そう思ってるんだったら……もっと優しくして下さい」
「“大人しく寝てないと”ってのはいいのか?」
「ここまでしておいて今更何言ってるんですか」
「そりゃそうだな」
少しだけ笑って、私はすっと目を瞑る。数秒置いて唇が重ねられた。
15風邪ひきアルベル:03/11/30 06:12 ID:WL2fRRLY
「それじゃ、挿れるぞ」
「……はい」
そそりたった熱いモノが中心にあてがわれる。
ぐっと押し込まれ、それは私の下腹部を貫いた。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
アルベルさんがゆっくりと腰を動かす。それに合わせて肉と肉のぶつかりあう音が聞こえた。
「あっ、奥まで……入って」
「気持ちいいか?」
「は……い。もっとして……下さい」
「いや、悪ぃけどそんなに持ちそうにない」
そう言って、アルベルさんは腰の動きを速める。
「あ……あるべるさんっ!あるべるさぁん!!」
ガクガクと腰を打ち震わせ、アルベルさんは私の中に熱い液体を吐き出した。
私達は荒々しい呼吸を続けながら、余韻に浸るようにしばらく繋がっていた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この後、風邪をうつされたソフィアの看病をアルベルした事は言うまでもなく -終-
16soy ◆6wtmK.nv7. :03/11/30 06:14 ID:WL2fRRLY
えーと、最後の文は “アルベルがした” です
最後の最後で il||li _| ̄|○ il||li
17名無しさん@ピンキー:03/11/30 17:05 ID:Z/LCxglo
soyさん良かったです。
黒豆ココアとかで笑わせてもらいました。

最近糞虫がいい思いばかり…うらやましいw
18名無しさん@ピンキー:03/11/30 18:49 ID:DwMVt0BW
ももももも萌え!
soyさんお疲れさまです
黒豆ココアが最高でしたw
糞虫と黒豆の組み合わせ初めて読んだけど、いい感じでした
19名無しさん@ピンキー:03/11/30 22:08 ID:jb2tMYZh
ほんと最近クソ虫いい目見すぎだな。

>>メディーナ氏
神!やはりネルたんにはクレアたんですな。
エロすぎ感じすぎネルたん萌えー(*´∀`*)
見事な感じっぷりでおネイ様なクレアたんも楽しそうですな。もっと苛めてくれ。
20名無しさん@ピンキー:03/12/01 04:09 ID:PllLL2j4
>>1
乙。
スレタイから“3”が無くなってるのは只の付け忘れ?
21名無しさん@ピンキー:03/12/01 10:52 ID:CQuADEXi
Part8だけ"3"があったんだよな。
まぁ、俺がつけたわけだが。
"3"なしで公式で使われてるのか。
22名無しさん@ピンキー:03/12/01 17:53 ID:P7KDqTYG
糞虫と黒豆・・・俺はフェイトと黒豆派だからな。
ちょっと気分が微妙・・・
23名無しさん@ピンキー:03/12/01 19:01 ID:ddDGE7IM
>>16 soy ◆6wtmK.nv7.さん

私は糞蟲×ネルたん派ですが、こういうほのぼの路線ヽ(゚д゚)ノイイヨー
陵辱純愛ほのぼ萌えギャグと、たくさんのカップリングが楽しめるスレヽ(゚д゚)ノイイヨイイヨー
24名無しさん@ピンキー:03/12/01 22:37 ID:IB+2J5Y1
このスレでいろいろ目覚めた。
アルベルXネルが萌えなものだとは思いもよらんかったし、
クリエイターなんぞ名前も覚えてなかったのに最近はメリルにハァハァできる。
百合は好きじゃなかったがクレネル(・∀・)イイ!

DC出たらアドレーXソフィアとかミラージュXアルベル(ありえねぇw)とか拝めるんだろうか
と思うとDCがかなり待ち遠しい。
職人様がた、今後もよろしくお願いします。
25もぽえ:03/12/02 01:17 ID:N1MpbOqH
保管庫を移転させました。

ttp://sss.mint.aisnet.jp/so3/top.html
26めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/02 02:08 ID:AbIRNdCB
11の続きです、どうぞ。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・」
「ふふっ・・・、ネルの愛液でびしょびしょに濡れてしまったわ」
 クレアは顔にかかった愛液を指ですくうと、それを口に含む。
「ご、ごめん・・・」
「潮を吹くなんて、ネルは生粋の淫乱な身体をしているのね。いやらしいわ」
「恥ずかしいから言わないでおくれ・・・」
「でも安心して、淫乱なのはネルだけではないわ」
 クレアは自分の黒パンツを脱ぐ。
「うあ、すごい・・・」
「ふふっ、ネルの喘いでいるところを見ていて、すっかり興奮しちゃったわ」
 そこは愛液でびしょ濡れになっていた。
「ネル・・・、今度は一緒に感じてもいいかしら?」
「ああ、良いよ・・・」
「ありがとう、ネル」
 クレアはネルの頬に軽くキスをすると、お互いの秘所を重ね合わせた。
27めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/02 02:10 ID:AbIRNdCB
「こ、れ・・・、気持ち良いわ・・・!」
「くあぁ・・・、良いよ・・・!」
 二人の秘所がくじゅくじゅと擦りあう音が、雑音の無い部屋に淫靡に聞こえている。
「んんんっ・・・、はあぁぁっ・・・、ネル・・・、気持ちいい?」
「はぁっ、はぁっ・・・、良すぎるよぉクレアァッ・・・!」
 今まで味わったことのない刺激に、二人は感嘆の声をあげる。
「あああ・・・、ネルと一緒に・・・、エッチができて・・・、うれしい・・・!」
「私もだよ・・・、いっぱい、んあ・・・、感じてるよ・・・!」
 お互いにむさぼるように感じ合い、愛液をとめどなく溢れてだしていた。
「ネル・・・、そろそろ・・・!」
「私も・・・、お願い・・・!」
 そして、お互いに我慢が出来なくなり、クレアが腰の動きを速めてスパートをかける。
「あんっ、あっ、あっ、あっ、ネルッ、あっ!」
「んあぁっ、クレアァ、イクッ、イッちゃうよぉっ!」
 二人の身体の中を電撃が駆け巡り、極上の瞬間が訪れる。
「ネルゥッ、ネルウゥゥゥ―――――!」
「クレアァァァァァ―――――!」
 お互いの名前を叫びあい、二人は絶頂を迎えた。


今回はここまでです。後はエピローグのみです。
28めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/02 02:50 ID:AbIRNdCB
「はぁっ、はぁっ、最高だったわ・・・」
「すご過ぎだよ、クレア・・・」
 ことが済み、腕を絡ませ、足を絡ませ、お互いの身体を抱きしめあって余韻を楽しむ。
クレアは胸を露出しており、二人のピンクの先端が絡み合っている。
「ふふふ・・・」
「な、なんだいクレア、突然笑い出して?」
「さすが、双剣クリムゾン・ブレイドね。イクときもぴったりと息が会っていたわ」
「は、恥ずかしいこと、言わないでおくれよ・・・」
ネルが顔を背けると、その頬をクレアがチロチロ舐める。
「ふあぁぁぁ・・・」
「駄目よこれくらいで恥ずかしがっていては。この後、さらにハードなプレイをするのだから」
「えっ、まだするのかい?」
「ええ、わたしはまだ満足していないわ・・・。ネルだって、まだしたいでしょう?」
「そ、それは・・・」
 本当はもう休みたい気持ちだったネルだが、抱き合っている間に欲情が再び盛り
上がってきたのも事実だった。
「どうなの、ネル?」
 クレアが眼を細め、抱きしめる手に力が入る。
「し・・・したいよ・・・」
 クレアの瞳により、ネルの本能が彼女に逆らうことを、拒否させた。
「ありがとう、ネル・・・」
 礼を言うと、さらにクレアはネルの耳元にこう付け加えた。
「これからわたし無しでは考えられない身体にしてあげるわ」
「あ・・・」
 ネルは首筋に息を吹きかけられ、身体がピクリと反応する。
 同時に自分がマゾであることを、理解した瞬間でもあった―――。



 作品は以上です、ご愛読ありがとうございました。
29めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/02 03:02 ID:AbIRNdCB
|_Λ    最後の一行の「理解」を「認識」に修正して下さい、お願いします・・・。
|ω・`)    ちなみにタイトルは「銀と紅の熱情の交わり」でお願いします・・・。
| /     ネルとクレアの性格が微妙ですが、脳内修正で補完してください・・・。
|/  
30名無しさん@ピンキー:03/12/02 22:18 ID:yctVauEH
>もぽえ氏
保管庫移転お疲れ様です。
何度も読み返して楽しませてもらってます。
新しいところは広告が見当たらんのですが、有料鯖ですか?
見やすいのはうれしいですが、あんまり無理しないでください。
31名無しさん@ピンキー:03/12/02 23:56 ID:LWIt6V/p
クレネル最高です(;´Д`) ハ ア ハ ア
32名無しさん@ピンキー:03/12/02 23:58 ID:jOn7Nwvi
>>25
有料鯖って、ちょっと気張りすぎでないですか?
こっちとしては保管庫の存在は助かる、更新が早めなのも嬉しい。
でも無理はせんでくれよ・・・パンクしてある日突然閉鎖とかになったら目もあてられん。マジで心配です。
33名無しさん@ピンキー:03/12/03 19:08 ID:5Bq9Q/SV
お疲れ様です
クレネルサイコ〜〜〜
34zin:03/12/03 22:37 ID:PcRhDRhj
新しい保管庫アドレスを入力してもページが表示されないのですがどうすればいいんでしょか?
35名無しさん@ピンキー:03/12/03 23:30 ID:VPD9IBBr
>34
とりあえずsageれ。

普通に見られるぞ。
小中学校とか政府機関とか職場から見ようとしてたんなら
アクセス規制されてる可能性がある。
もしかして「ttp://」からコピペしてないか?
それなら頭に自分で「h」つければいい…けどそんなど素人がエロパロ板来ないか。
36もぽえ:03/12/04 23:12 ID:ySa1Jhdh
>30氏&32氏

気を遣ってくださってありがとうございます。
こっちの方はあまりお気になさらず。
まったりやっていこうと思っています。

>34氏&35氏

移転を機に、「ed.jp」からの接続を規制しました。
34氏が403エラーを出したのなら、これに巻き込まれた疑いがあります。

ところで現在、保管庫では「ed.jp(小中高校など)」からのアクセスのみ規制していますが、
「go.jp(政府機関など)」や「co.jp」も規制した方がいいんでしょうか。
他には「ac.jp(大学など)」は、規制したい気もしますが、アクセスがけっこうありそうなので規制しづらいです。

保管庫の相談をスレに持ち込んで非常に申し訳ないのですが、
この話はスレ住民の皆さんの意見を求めた方がよさそうなので、あえて尋ねてみました。
37名無しさん@ピンキー:03/12/05 01:35 ID:yfO8wVy5
>もぽえ氏
go.jpはそんなところから見る阿呆は困るから弾いたほうがいいんじゃないですか?
co.jpは使ってるプロバがあるので見れない人が出てきそう。
801板で同じ話題が出てたので、参考になればどうぞ。
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/1069225266/334-384
38名無しさん@ピンキー:03/12/05 01:57 ID:TV+6nV3z
>めでぃーな氏
大変乙!鬼畜クレアたんとマゾっ子ネルたん最高です。性格付けもまさに理想で楽しめますた。
またこんな2人みたいというか続きキボン。ファリンとか後輩交えてw

>>37に同意。
go.jpから見てる阿呆は弾け。つーか仕事しろと。
ac.jpは…自分とこは大学ではエロ小説なんて読めんけどな。周りから丸見えだしw
39名無しさん@ピンキー:03/12/05 15:40 ID:Ylxe/s73
規制かけるほどed.jpからのアクセスが多いことにびっくりしたよ
40名無しさん@ピンキー:03/12/05 17:44 ID:87RQxq+A
ac.jp…、昔の俺だな
学校から色々やったもんだ
2chに書き込みできなくて「?」と思ったり(あの頃は無知だった…
41名無しさん@ピンキー:03/12/05 22:24 ID:yfO8wVy5
ac.jpは研究室の奴が徹夜の暇つぶしに見ることもあるだろうから、(昔の自分w)
問題があったら規制ってことでどうでしょう。
ちなみに自分の大学は野郎ばっかだったので、学校でエロサイト探してる奴多かったなぁ。
現在見てる奴は、見るのはいいけど多少のリスクは把握しておいたほうがいいですよ。
42七使夜:03/12/05 22:27 ID:PmWssLIl
初投稿なり…では早速…。

あの子は何故執拗に俺達を妨害するのか考えてみたことがある…。
彼女曰く「普段では如何に強い相手でも決して直々には挑まない」だとか。
その時には理由が全く解らなかった…でも、今なら解る…。
あれは…
彼女なりの…


スフィア社、210階の一角。
「ッはぁ……はぁ……はぁ…」「なんて…でたらめな奴だったんだ…。」
「……全くだ…この小さな身体の…どこに…あんな凶悪な力があるんだ…。」
 彼らは疲れ果てていた。というのも、今目の前にいる少女と一戦交えたばかりなのだ。
実際、彼女の実力はスフィア社をまもるだけあって伊達や酔狂で身に付く領域ではなく、
皆何度も死にかけた末の辛勝だった…。

「それで……このさきに最後の敵がいるのか…。」
「そのようだな…。」
「…どうする?俺はこのままいっちまった方が良いだろうと思うんだがな」
「…フン、クロセルの時みてぇだな。俺も同じ意見だ。」
「…………………………………………。」
少女は微動だにしない。さっきまでは地に刺さった槍を杖代わりに
立ち上がろうとしていたのだが、とうとうその気力も尽きたようだった。
「そうね。今のうちに倒しておきたいし…。」
賛同したのはマリアである。
43七使夜:03/12/05 22:30 ID:PmWssLIl
「……」
皆が進もうとしたその時
「ちょっと待ってくれないか?」
唐突にフェイトがそう切り出した。
「それは「いったん撤退しよう。」ってことか?」
「………」
問いただすクリフに目で肯定の意を伝えるフェイト。
「え?」「!?」「…」「!」「フェイト!?」
言い出しっぺがフェイトでなかったら皆こうも驚きはしなかっただろう。
いままで後退の意見を言ったのはソフィアぐらいだったからだ。
だが、ただ一人、少女だけは何故か安堵したような表情を浮かべていた。
もっとも誰にも気づかれないような些細な変化で、本人も無意識のうちに浮かべたのだが。

沈黙する一同…。
「…いいさ。」
「!?」一瞬にして驚愕の表情を浮かべる者4名。
「……(お前のことだ、滅多にない事を言うくらいだから何か魂胆でもあるんだろう?まぁ、だいたい予想は付くがな…。)」
「……(…協力してくれるのか?)」「………かまわん。」
「………(ありがとう、クリフ。)」
話がまとまり、ようやくフェイトは口を開く。
44七使夜:03/12/05 22:32 ID:PmWssLIl
「みんな、ごめん。僕はこの子を手当てする為に撤退しようと思う。いったん外へ戻ってくれないか?」
そのセリフに一番驚いたのは他ならぬ少女自身だった。無理もない、ものの数分前まで殺し合っていたのだから。
「な………!」(マリアも負けず劣らず強烈に驚いていた。)
「どういうつもり!?何でこんな子の面倒なんか!」
「だって、こんな小さい子がこう妨害してまで隠蔽しようとする何かが居るんだ、
中途半端な心持ちじゃ全滅するのが落ちだよ…。それに、このままこの子が死んじゃったらどうするのさ?」
「で、でもフェイ…」「黙れ。」
「!?」
一瞬で首筋にレヴァンテインを突きつけられてひるむマリア。
「俺は些細な嫉妬心から人を見捨てるような選択をする者は嫌いだ。わかるか?」
さすがのマリアも反転したフェイトには何も言えず、ただただ何度も首を縦に振る。
 余談だが、最近のフェイトはこのように性格が反転することがよくあった。デストラクション能力の覚醒に起因するかは不明だが、
いままで引いたことが無いという理由の大半はこの反転したフェイトが非常に好戦的であると言うことに由来する。
「よし、じゃあどこに運ぶかは別としても…とりあえず彼女を連れてここから出ようか。」
何も言えずうなずく一同。
「彼女は僕が担いでいく。ほかのみんなはエレベータまでの脱出路を確保してくれ。」
皆が部屋を出たあと…。
「さてと…道のりは短いけどその間に傷が悪化したら困るしね。ちょっと目を閉じててね。」
……………」
近寄るフェイトを警戒するものの、言われるままに目を閉じるしかできない少女。
「……?」
しかし痛みが一瞬で消え、不審に思った少女は少しだけ目を開けてみた。すると、周囲に緑色の煙状のものがまっていることに気がつく。
「………これは?」
「止血剤と鎮痛剤のブレンド薬。このように使いたい対象のまわりに撒くだけで
身体に浸透して、速効で鎮痛効果があるのさ。まあ、自作品なんだけどね。」
「…………」
45七使夜:03/12/05 22:35 ID:PmWssLIl
(と、ちなみに非エロです補足無しでスマソ…。)

「じゃあ小さな傷口はもう止血できてるだろうし、ジェミティまでいこうか。いくら何でも宿ぐらいあるだろうし」
「こ…こないで!」
「でも止血しても動くとすぐ…」「あぅっ!」
両足に突如激痛を感じてうずくまる。
「ほらまた傷口が開いちゃった。実はこの薬、欠点があってね…止血してもすぐに動くと
せっかくの鎮痛効果もなくなってしまうんだ。傷はとりあえず僕が使える魔法で止血しておくからね」
「……」
言った通りに魔法で止血し、こんどは抵抗しなかった少女を抱き上げて出口へと歩き出す。
「あ、ところで名前訊いてなかったね。君の名前は?」
「………………レナス…。」
「レナスっていうんだね。僕はフェイト、フェイト・ラインゴッド。よろしくね」
「……(コクリ)」

「片づいたか?」
「ああ、しっかりここの奴らは全滅させておいたぜ」
「よし、脱出だ」
「ああ。」

「…………」
皆が転送ゲートに移動しようとする中、
レナスを抱きかかえたまま受付の方を見つめる。
(ぜったいに、もどってくる。必ずだ……!)
46七使夜:03/12/05 22:37 ID:PmWssLIl
「………………」
レナスは一人、複雑な心境で窓の外の雨を見ていた…。
あの戦いの後、傷ついて倒れかけた状態だったがカルサアへ運び込まれた
(「ジェミティで療養というのもなんだろう?」とネルが言ったためだ)
レナスはフェイトの魔法と介抱によってある程度歩けるぐらいには回復した。しかし、
それ以来いつも暇さえ在れば窓の外を眺め、ため息をつくようになっていた。
と言うのも
(………フェイト………さん……)
ずっとフェイトが治療してくれたときの顔が頭に浮かんで離れないのである。
いや、そういうことは前からでもあったのだ。と彼女は自覚する。
(多分、試練の遺跡で初めてあったときから…)
「でも、どうして……?」
その呟きに答える者は居なかった。
その時だった。部屋のすぐ外の廊下側から物音がしたのだ。
「………誰?」
呟いて扉へ向かう。いままで物音を聞くなどと言うことがなかったために確認してみたくなったのである。
「……?」
そこには誰も居なかった。
そこにはありふれた調度品以外何もなかった。
ただ一つ。
部屋の前に置き手紙があったことを覗いて…。
「これは…まさか!?」
拾ったその手紙にあった「フェイトより」という単語を見て急に嫌な予感がして急いで開封する。
……それには、こう書いてあった…。
47七使夜:03/12/05 22:40 ID:PmWssLIl
「レナスへ
面と向かって同じ事を言うことは出来ないだろうから、
このような形での話になるけど許して欲しい。
僕達は君が守っていたスフィア社へもういちどいってみることにする。
おおかた君が守っていたモノはこの世界を脅かすような脅威、だろう?
ブレアさんもほぼ同じことを言っていた。それは社の連中も感づいていたようだしね。
例え君にいかなる理由があろうとも、僕達の世界を崩壊させるような存在を放っておく訳にはいかない。
でも、僕達はここへ必ず戻ってくる。怪我人を放っておく訳にもいかないだろう?
戻ってきたら、また君の介抱をしないとね。だから、まっていてくれ。
…さて、長話してる場合じゃなかったか。そろそろ俺はいくことにする。
生きて帰ってこられたならば、また会おう。
                             フェイト」
「…………あの人…行ってしまったの…。」
手紙を胸に抱き、部屋へと戻るレナス。
彼女もうすうす感じていたのだ。彼はたとえ自分の身が危なくとも
理由さえあれば戦いに行ってしまうような人なんだと。
48七使夜:03/12/05 22:42 ID:PmWssLIl

翌朝早く……。
レナスは結局一睡も出来なかった。
半ば放心状態でベッドに入ったまま夜が明けてしまったのだ。
することもなく窓際に乗り出し、そして
(……ん?あれは?)
6人ほどの男女の一行が歩いているのを窓から見つけた。
6人のうち5人はみなかなりの傷を負っていたが、そのなかで1人だけ軽傷で済んでいる蒼穹の髪の青年がいた。
「フェイトさん!?」
窓から身を乗り出し確認する。……フェイト達だった。
いてもたってもいられなくなり、入り口へと向かう。

「フェイトさん!!」
「……やぁ、ただいま。レナス」
「皆さん…よかった……。」「ああ……あんな奴に……負け…て、たまるか。」
相づちを打ちそうになり、慌てて治療が必要な皆の現状を把握する。
「話は後です。とにかく皆さんの治療をしないと…。」

レナスです。
あの時から3週間ほど経って…。
私が彼とやりあったときの傷もなおり、私はそのまま彼らと一緒にいます。
フェイトさんは始めの2,3日で完治し、それ以降ずっと剣の修行をしています。
どうやら自分のせいでみんなが重傷を負ったと考えてるみたいなのです。
そして、他の皆さんも2週間ほどで回復し、みな一様に宿の中庭を使って過酷な戦闘練習をしています。
おかげで私は回復剤の調合にかり出されて大忙し。
でも、いつのまにかこのような役割になって、それを不快と思わず、むしろ希希として調合をしている自分が不思議でなりませんでした。
あの時から、私は…。

でも、彼らがあの人を倒した時に気づくべきでした。
彼らは、もっと凶悪な存在と戦わなければならなくなったのだ、と……
49七使夜:03/12/05 22:43 ID:PmWssLIl
イセリア・クイーンを倒してからちょうど1月たった頃…。
「みんな、きいてくれ。」
食後の食卓でフェイトがそう切り出した。ちなみに、レナスはこの場には居ない。
フェイトが回復薬を出来る限り大量に作って欲しいと言ったため、今頃は部屋で調合中だ。
「……そろそろ言い始める頃だろうと思ってたぜ、あれだろ?あの宝珠」
「そうだ」
相変わらず察しの良いクリフが言う。それに答え、フェイトは続ける。
「みんなも文脈を見た通りだ。あれは災厄を封印した宝珠だと、対の片割れの天使からも訊いただろう?
あれを何とかして破壊し、災厄を消滅させたい。そう思った僕達は今まで苛烈な修行をしていた…。」
皆を一別し、間をおいて、告げる。
「いまが実行するときだ、とおもう。」
沈黙がしばし、場を支配する。
「そうね。今なら戦える、そんな気がするわ。」
そう言ったのはマリアだった。
「この場合、賛成と言うよりも、反対する理由がないと言うべきだね。」
「腕が鳴るぜ。」
ネル、アルベルも賛同する。
「「……………」」
クリフ、ソフィアは何も言わない。前者は言うまでもないため、後者はフェイトを信用しているためだ。
「よし、じゃあ…………今日は早く寝るぞ、あの子には俺からうまく言っておく。」
 強敵と戦うときには長時間反転状態で戦闘するためにしばらく反転状態でならさないといけないのだ。
所謂ウォーミングアップと言ったところか。
そしてその一言で、会議は終わり。それぞれが部屋へと戻っていく。

「…………さて。」
フェイトは歩き出した。彼女へその旨を伝えるために。
50七使夜:03/12/05 22:45 ID:PmWssLIl
(……これだけ、作れれば良いかしら?)
言われたとおりにあるだけの材料を使って回復剤を作り上げ、一休みするレナス。
その時。
コンコン

と、扉をノックする音。
「…?フェイトさんですか?」
「そうだ、開けてくれ、話がある。」
はい、と答えて鍵を外し扉を開ける。

と、そこに立っていたのは見覚えのある反転フェイトだった。
「どうぞ、散らかっていて歩きにくいと思いますけど。」
「いや、かまわん」
レナスは少々畏まってしまう。反転状態のフェイトを見たことはあっても話したことはあまり無いのだ。
「えっと、話って何ですか?フェイトさん」
「ああ。…率直に言う、俺達はあの宝珠を−災厄を破壊するために、翌朝ウルザ溶岩洞へ出る」
「え…?」
驚くのも無理もない、まだイセリア・クイーンを倒し、仲間の半分以上が重傷を負ってから1ヶ月しか経っていないのだ。
「仲間と相談して決めた、君は巻き込みたくない。だからここにいてもらう」
「…………」
沈黙するレナス。彼女は今葛藤していた。
片方はこのままいかせて良いの?みんな死んでしまうかもしれないのに?と思う心。
そしてもう片方はきっと大丈夫、フェイトさんなら帰ってきてくれる。と思う心と。
だが、どのみちこうなった以上、元来好戦的で
それでも反転前の人格の影響で災厄を消そうと決心した彼(等)を止めるのは不可能だった…。
長い長い静寂の中…ついに口を開く。
「…………帰ってきて、くれますよね?」
「ああ、もちろんだ。たとえ死にかけようとも、な」
「………」
51七使夜:03/12/05 22:47 ID:PmWssLIl
そして翌朝少し遅くに、彼らは出ていった。
今は昼、もう彼らが溶岩洞へ着いて1時間近く経つ時刻だ…。
(フェイトさん……)
レナスは一人で調合を続けていた。何かしていないと不安でたまらなくなるのだ。
それでも、心は依然として晴れない。
蘇生剤を10コほど作ったところでもう止めようかと、乳棒を置いたその時!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
唐突に凄まじい大地震が5秒ほど起き、起きたとき同様すぐに治まった。
「この振動は…!まさか!?」
だが、それはレナスからフェイトが言ったことを忘れさせるには十分だった。

素早く荷物をたたみ、念のために今まで作っておいた回復薬をバックパックに入れ、急いでウルザ溶岩洞へ走る。
途中何度も断続的に起きる地震で、彼女の脳裏に最悪の予想が浮かぶ。
(おねがいフェイトさん、皆さん…無事でいて…!)
だが、彼女の脚ではバール山脈まで20分近くかかる。
ようやく遺跡に着いたのは全力で走って15分後、彼らが
「それ」と戦闘を始めてから1時間以上経過していた…。
52七使夜:03/12/05 22:49 ID:PmWssLIl
そして、フェイト達を探そうとしていた彼女は見てしまった。
全身傷だらけで遺跡の壁へもたれ、力無くうなだれるフェイトを…。
他には誰も居ない…フェイト一人だけだった…。
「な…!フェイトさん!」
急いでフェイトに駆け寄るレナス。
「……レ……レナ……ス?」
「そうです!私ですフェイトさん!しっかりしてください!」
「お…ま…どう……て……ここ…に…?」
「ダメです!喋らないでください!今治療しますから!」
涙目で回復剤を飲ませ、薬を塗るレナス。
「……………。」
レナスが作った大量の回復薬を使い、一命を取り留めたフェイトは突如
立ち上がり溶岩洞の方向へ戻ろうとする。
だが、瀕死の状態で歩けるはずもなく、ガクリと膝を崩し、倒れ…
「フェイトさん!」
寸前でレナスに支えられた。
「だめです!安静にしていなくちゃ!」
「ダメだ…まだ、クロセルの…間に…仲間が………。」
そこまで答えて、フェイトは意識を失った。
「クロセルの間…?そこに皆さんが…。急がないと!」
レナスはその言葉を聞いた瞬間にフェイトを担ぎ、走り始めた。
あの打たれ強いフェイトですら瀕死の重傷だったのだ。
他のみんながどうなっているのかとは考えたくない…。
53七使夜:03/12/05 22:50 ID:PmWssLIl
フェイトを担ぎ、クロセルの間へ急いだレナスが見たもの…。
それは、かろうじて生きているフェイトの仲間達だった…。
「そんな!早く蘇生させないとみんな死んでしまう!!」
急いで蘇生を試みる…。
あるだけの蘇生剤を全員へ使用して、回復剤と強心剤を使用する………。
その繰り返しだった…。
やがて…。
持ってきていた全ての回復剤を使い果たし、全員をほぼ奇跡同然に
蘇生したときにはフェイトも気がついていた。
二人は無言でアリアスの宿へ全員を運ぶ。遺跡にどういうワケか
置いてあった大八車に5人を載せ、極力揺らさないように、でも急いで走る。
ようやくアリアスに着いたときはほぼ日が暮れていた。
54七使夜:03/12/05 22:52 ID:PmWssLIl
その夜は結局宿へ泊る事になった…。
個室が司令室を使っても足りないため、必然的に唯一意識のあるフェイトとレナスが一緒の部屋で寝ることになる。
さっきからレナスはフェイトの目線を感じつつ、回復薬の調合をしていた。
最後の調合が終わったとき………
「………レナス」彼が呼んだ。
「フェイトさん……?」
「ちょっと、外へ行かないか?」
意外な申し出に少し戸惑いつつも
「ええ、いいですよ。」と返すレナス。
領主屋敷を出て、周囲を歩く二人。
「…………がとう……。」
「え?」
「……ありがとう……レナス…君のおかげで、今俺は生きている…。」
とたんにじわりと涙が溢れるレナス。フェイトに抱きつき、泣きじゃくる。
「フェイトさん…生きてて…良かった…フェイトさん…フェイトさん」
「すまない……逆に、心配かけてしまって…。」
ううん、と首を振るレナス。
「いいんです、こうしてフェイトさんが生きていてくれるから…」
そっ、とフェイトの胸に手を当てる…。
「ほら、生きているって実感できるでしょう?」
「……ああ…そうだな………。」
傷が痛むためか、多少ぎこちなくほほえむフェイト。
「……………レナス…。」
「…………何ですか?」
「……俺は…君が好きだ」
ぎこちない笑みのまま、率直に自分の気持ちを明かすフェイト。
その顔を見て、彼女は自分の気持ちに気づいた。
自分もフェイトのことを好きになっていた事に、である。
「…………私も、です……。」
そして二人は、友人同士が交わすような短いキスを交わした。
55七使夜:03/12/05 22:58 ID:PmWssLIl
                終章
ウルザ溶岩洞でフェイト達が「それ」と戦ってから3ヶ月が経った。
あの翌日、シランドへ向けて出発。ペターニで2日休憩を取った後、無事シランドへ到着した。
フェイト達はシランドでそのまま静養することになる。
フェイトの方はすでに回復し、レナスは仲間の看護をしていた。
ただ、あの絶望的な戦いのショックかフェイトはあの時以降反転したままになっている。
あのあと、ほかの仲間達は4,5日ほど昏睡状態だった。今はみな目が覚めているが、
一度死にかけた反動か、このまま最低でも半年はベッドの上から動けないらしい。
どういうワケか回復薬しか効果がないのだから仕方がない。
56七使夜:03/12/05 23:01 ID:PmWssLIl
そして…。
「どうしても行ってしまうんですか?」
「ああ、もう決めたことだ…。」
「…………」
フェイトは新たに旅立とうとしていた。
今度は仲間もいない、一人旅をするつもりだったのだ……誰にも負けないくらい強くなると言う目標をもって…。
「止めはしません…あなたは、そういう人ですものね…。」
そして、レナスも決めていた。
「ああ、だから……「だから、私も一緒に行きます。」
突然言おうとしたセリフを遮られてきょとんとするフェイト。
「……………何?」
「だから、私も一緒にあなたと旅に出ますと言っているんです。」
「いや……で、でも看病とかは…「心配ありません。みんなのために調合の為の
レシピを残しておきましたから、薬もあれで事足ります。」
しどろもどろになって何かを言っても斬り返されて、ついに反論できなくなるフェイト。
「フェイトさん…。」
そっ、とフェイトの手を取り、ほおずりするレナス。
「おねがいです、傍に…傍にいさせてください……。」
そういう彼女の眼からは一筋の涙が流れていた…。
「レナス……………解った…俺と一緒に行こう…。」
その言葉に、彼女は…。
「はい…!」
涙を浮かべたまま、けれど満面の笑顔でうなずいた。

「もう後には引けない…。行くぞ…準備はいいか?」
「いつでも大丈夫です。」

END
57七使夜:03/12/05 23:06 ID:PmWssLIl
以上です…。

はい、非エロです。エロも書きたかったけんど
ヘタレでおぼこい私には修行が必要です。
ちなみに、破壊神はフェイトがギリギリの状態で倒しています。
58 ◆PzDeastE6E :03/12/05 23:08 ID:28XIDfe4
(´-`)oO(七使夜さんの投稿が終わったよーなので俺も投下します・・・)
(´-`)oO(今回は非エロです。うおぉー!あっちぃー!・・・の声、カッコ素敵ですよね・・・惚れますよね・・・)
(´-`)oO(俺は非常に科学とか化学とかの分野が駄目駄目な人間なので、間違ってるトコとか多々あると思います・・・)
(´-`)oO(っていうか理論も糞もありません・・・変過ぎる所は生温かくスルーして・・・もとい、教えてくれると嬉しく思います・・・)
59 ◆PzDeastE6E :03/12/05 23:09 ID:28XIDfe4
アーリグリフ領、カルサア。
その南方に位置する修練場では大量の兵士が訓練をしている。
シーハーツとの停戦後は同国との共同訓練も盛んになり、
度々女性兵士も見掛けるようになった。
そして今日も、シーハーツとの共同訓練の日。
ここぞとばかりに兵士達は挙って"二人"に挑戦をする。

倒れた兵士の首へ短剣の切っ先を突きつけ、相も変わらぬ表情で。
「チェックメイト!・・・ですぅ」
「くぅ・・・なんか、戦争中にシーハーツを制圧出来なかった理由がわかった気がするな」
敗北を認めたのを確認してすぐ短剣を収める。
そしてファリンはアーリグリフ兵に手を差し伸べる。
「私はそこまで強くありませんよぉ?寧ろ―――」
兵士の身体を引き上げながらいつものようにのん気に笑う。
言いかけた所に、地鳴りのような音と共に相方の声が響く。
「破ァアッ!!」
「うおぉぉぉおおっ!?」
そして兵士が二人程吹き飛ばされた。
その場には当然他の兵士も居るわけで、巻き込まれているのが数人。
「・・・タイネーブの方が強いですよぉ?」
「本当・・・だな」
「しかしお強い。ウォルター老かお二人くらいだ。あの化け物共と互角に渡り合えるのは」
「・・・それは違いますよぉ」
澄み切った蒼い空。
仰ぎ、そして想う。
彼等は今何処に居るのだろうか?
彼等に少しは追いつけたのだろうか?
60 ◆PzDeastE6E :03/12/05 23:14 ID:28XIDfe4
「敵襲―――ッ!!場所はカルサア東!現在兵士達が交戦中ですッ!!」
一瞬、兵士達の身体が固まる。
「皆さんすぐ戦闘準備ですぅ!準備が出来次第各部隊長の指示に従ってくださぁい!
 私とタイネーブは先行部隊としてカルサアに向かいますぅ!」
「ファリンッ!!時間がないから早く行くよっ!!」
最低限の指示を与えた後、二人はすぐに修練場を出た。

辿りついた二人の目に飛び込んだのは、
交戦していた兵士が最後の一人になり、更に炎で焼き尽くされる所だった。
「・・・くっ!!遅かった・・・!!」
「とにかく街から離しますよぉ!!」
「馬は!?」
「借りてる暇なんかないですよぉ!!」
「仕方ない・・・ファリンッ!注意を引いてッ!!」
竜のような、それでいて少し天使のような"化け物"の尾にすれ違い様一撃食らわし、意識を向けさせる。
そしてそのままファリンはカルサアの外へと逃げる。
即座に吐かれた炎がファリンの背中へと向かい―――
「こンの・・・化け物がァッ!!」
真下に潜りこんだタイネーブがそのまま首へと短剣を突き刺す。
唸り声を上げ、首を引いたのを見てファリンの後を追う。
後ろを向けば、怒り狂った"化け物"が飛んで来ている。
「駄目だよぅ・・・足ではとても敵わないよぉ!!」
「もう少し、もう少しだけ逃げるのっ!そうすれば―――」
"化け物"は一瞬動くのを止め、光の帯のような物を大量に撃ちこんでくる。
それも逃走経路上に。
案の定二人は立ち止まらざるを得なくなり、"化け物"と対面する。
「・・・万事休す・・・って事・・・!?」
嫌な唸り声と共に眼前に迫り、噛み砕こうと口を開ける。
61 ◆PzDeastE6E :03/12/05 23:17 ID:28XIDfe4
「!!チャンスっ!!」
タイネーブは向かってきたアゴの下を潜り抜け、
自身の短剣が刺さった首がかなり低い位置にあった。
「このまま・・・逝けえェッ!!!」
柄を持ち、思い切り『引き抜く』のではなく、『切り落とす』ように。
全身の力を、そして体重も、重力も全て利用し尽くすつもりで―――
パキィィィンッ!!ッ!!
その期待を裏切るように、短剣は根元から折れた。
多少"化け物"の傷口が深くなっているにせよ、
相手にしてみれば「だから何だ」という程度だろう。
"化け物"は一旦数十メートル空中へと舞い上がり、そしてまた急降下してくる。
「喉に風穴開けたけど、息出来なくなるとかそういう事もない・・・か」
「そんな冷静に言わないでくださいよぉ!!ああ、また来ますぅっ!!」
急降下しながら光の帯を発射し、寸前で、致命傷を避ける事が精一杯。
光の雨の中、息継ぎも満足に出来ない状態で叫ぶ。
「ファリンッ!!!火薬袋とか持ってない!?」
「持ってる・・・けどぉ、そんな物――ーあぅうっ!!」
ファリンが爆風で後方に飛ばされ、山にぶつけられたのを見て即傍に駆け寄り、火薬袋を受け取る。
身体中傷だらけで殆ど戦闘不能状態になっているファリンだが、
それを助けるなら"化け物"を倒すのが最善の解決策だと咄嗟に判断した。
「さあ!!来なさいよ"化け物"ッ!!」
食い散らかさないと気が済まないとばかりに近付き、口を開け―――
もう一度同じように下へ潜りこむ。
62 ◆PzDeastE6E :03/12/05 23:18 ID:28XIDfe4
しかし。
「タイネーブゥッ!!」
「!?」
二度とその手は食うか。
"化け物"がそう言った気すらした。
下に潜りこんだのをいい事に、浮遊を止めて『落ちてきた』のだ。

ズダダダダンッッッ!!
そんな何かを撃ち抜くような大量の音と共に、"化け物"が落ちるのを止め、ぐらつく。
その隙を見逃さず、首に火薬袋を仕掛ける。
そしてまた落ち始めた時には、タイネーブの姿はそこにはないのだ。
「危なかった・・・ですねぇ」
突き出された右手から放たれたアイスニードル。
それが"化け物"の翼に突き刺さり、そちらに気を取られてバランスを崩したのだ。
「!!ファ―――」
今度は声を掛ける暇すらもなかった。
今正に"化け物"がファリンの頭蓋骨を噛み砕こうと―――
63 ◆PzDeastE6E :03/12/05 23:20 ID:28XIDfe4
ドオオォォォォォォオオンッッ!!
突然の爆風、爆音、そして強烈な光。
タイネーブには何が起こったのか分からなかった。

その時起こったそれはまさに奇跡といえるかもしれない。
ファリンは最後の最後、山に寄りかかったままファイアーボールを繰り出そうとした。
その発動が手を挙げる瞬間から始まり、そして挙げ切る前に既に掌に火の玉。
手を挙げ切った所で力が入っていなかったからか身体がずれて攻撃を避け、
尚且つそのまま腕の角度が変わった為に喉元へと引火させたのだ。
そしてもう一つの奇跡がここで起きる。
「ファリンッ!!・・・手、大丈夫っ!?」
即座にファリンの手を見る。が―――
「・・・え?」
右手も、左手も、殆ど火傷をしていなかった。
確かに擦り傷切り傷は大量にあるが、爆発による怪我といえば顔面の数カ所に小さな火傷があるくらいで、
一番爆発に近かったはずの右手などは全く影響を受けていないのだ。
「・・・とにかく、帰るからね。ファリン、私の肩にしっかり掴まりなさい」
「はぁーい・・・」
64 ◆PzDeastE6E :03/12/05 23:21 ID:28XIDfe4
「簡単な事よ、施術の制御下―――つまりまだ相手に向けて発射していないときは、
 熱量の割合も熱量の限界値内であれば変化させられるし、形も同体積であれば変化させられるって事。
 それで咄嗟に盾のような感じになって爆発を防ぐ事になったわけね。
 ただ今回はファリンが無意識の内にやった事だから不安定で顔が火傷したりしたんでしょ」
シーハーツ領、シランドに帰投した二人は起こった事をエレナに説明し、
逆にどんな事が科学的に起こったのか説明されたが、
タイネーブはさっぱり分からないらしく首を傾げているばかり。
ファリンは何となく分かった、程度にしか理解してないようだ。
適当に頷いているような部分が見受けられる。
だがファリンは少し笑った。
「・・・使えるかもしれませんねぇ」
呟いた後、すぐに立ち上がって彼女は訓練施設へと向かい、
誰も彼も近付けず珍しく訓練に精を出した。
そして完成した技を「スピキュール」と名付け、更に磨きをかけるのだが―――
数ヶ月後のネルとの訓練の際、あっさりと破られてしまうのである。
65 ◆PzDeastE6E :03/12/05 23:24 ID:28XIDfe4
これで終了でございます。

・・・うわ、めっちゃ短っ!!(;´д`)
つーかもーよくある「偶然」とか「奇跡」とかそんな単語ばっか。
駄目駄目ですね。もっと論理的にならねば、俺。

此の頃ファリン−トロさ=アニスと思うようになってきたのは俺だけでしょうか。
俺だけですね、そうですね。
66七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/05 23:33 ID:PmWssLIl
スピキュールネタキター!!
いいですねえ。ファリソタソが特に!
67名無しさん@ピンキー:03/12/06 00:54 ID:mQMVw8HL
七使夜さんH無しだけど、なんか純愛良かったです!!
68nameless:03/12/06 21:14 ID:CQstxSHi
どうもお久しぶりです。保管庫、復活されてたんですね。
「文章に自身のある方のようです」
・・・・!!!
・・ま、まぁ兎に角。
フェイト×ミラージュ、相変わらずのノーブレーキで書きました。暇つぶしにどうぞ。
69nameless:03/12/06 21:15 ID:CQstxSHi
 【蓮の君】

 「ふぅ……」
 フェイトは溜息を吐き、肩をぐるぐると回した。
 (何故…僕がこんなことを?)
 エリクール文字の練習にはなる。しかし、何故ファリンとタイネーブの仕事を手伝わ
なければいけないのか。久し振りにシランド城に来たのだが、書類仕事でかなりの時間
を取られてしまった。
 「さてと。やっと終わった。………何か面白い事でも……ないかな…」
 二人は特別任務とかで出掛けてしまっている。既に夜だった。
 「……よし」
 少し外に出よう。そして夜風を楽しもう。そう思い、机から立ち上がった時だった。

 バーーーンッッ

 「うわ!?」
 扉が勢いよく開き、筋肉質の男が飛び込んでくる。
 「フェイト! 助けてくれっ」
70nameless:03/12/06 21:17 ID:CQstxSHi
 「ど…どうしたんだよっ、クリフ!」
 クリフは室内を見回し、クローゼットに向かった。
 「匿ってくれ! ミラージュに追われてるんだ!」
 「へ? ミラージュさんに?」
 「いいか!?」
 人差し指を突き出し、フェイトの胸をドスドスと突く。
 「俺はここにはいないからな! ミラージュが来てもシラを切り通せ! 例えバンデ
 ーン鑑が襲来して来ようとも、絶対に俺のことは言うな! いいか、絶対にだ!!」
 「わ……分かったってば」
 少し咳き込み、クローゼットに飛び込むクリフを見送る。
 (そりゃ、いくらクリフでもミラージュさんには敵わないだろうけど。………それに
 しても、一体何をしでかして……)

 ……コンコン…
71nameless:03/12/06 21:17 ID:CQstxSHi

 さっきとは正反対に、礼儀正しいノックの音が聞こえた。
 「フェイトさん? 夜分済みません、ミラージュですが………」
 「あ、開いてます。どうぞ」
 「失礼します」
 と断り、ミラージュが部屋の中に入ってくる。入って来るなり、
 「クリフを知りませんか?」
 「いえ? 見てませんけど……アイツが何かしたんですか?」
 「違います、少し話があったのですが…」
 ミラージュはあくまで笑顔である。
 (………こりゃあ、相当マズイことやっちゃったんだろうなぁ)
 「ところで、フェイトさん」
 「はい?」
 「本当に…クリフを知らないのですね?」
 やはり鋭い。
 「ええ、夕食の時に会ったきりで…」
 「本当ですか?」
 鋭すぎる。自分でもかなり冷静に出来たと思ったのに…。
72nameless:03/12/06 21:18 ID:CQstxSHi
 「ええ、本当です」
 「……それなら、約束を」
 「?」
 「もしウソを付いていたら、どんな罰でも受ける……そう約束して下さい」
 「………!?」
 どうしよう。クリフも恐いが、目の前のミラージュはその数百倍恐い。しかし、ここ
で認めては男が廃る。意地でも認めない。
 「……約束しましょう。もし僕がウソを付いていたら、どんな罰でも受けます」
 目を逸らさず、真っ直ぐに彼女に告げた。と、ミラージュの笑顔から殺気が消える。
 「そうですか。………ところで、フェイトさん」
 「他にも…何か?」
 「実は……クリフの件は、はっきり言ってどうでもいいんですよ」
 「はぁ……?」
 「本当は、フェイトさんに話があったんです」
 「僕に……ですか?」
 「ええ」
73nameless:03/12/06 21:19 ID:CQstxSHi
 ミラージュが、こちらにゆっくりと歩み寄ってきた。そして、鼻頭が触れ合うほど顔
を近付ける。
 「!!?」
 狼狽し、フェイトは顔を引こうとした。しかしミラージュは両手で彼の頭を抱え込む
と、その青髪にそっと口付ける。
 「ミ…ミラージュさん? あの…」
 彼女の細い指が、自分の寝間着のボタンを丁寧に外していく。白い冷たい手で背中を
撫で、続いて前に回り下に入っていった。
 「あ…止め……」
 慌てて手を掴もうとするが、彼女の手は既に彼自身に触れている。
 「ふふ……何ですか?」
 「止めて……下さい…」
 「そう言ってるのに、すっかり固くなってますけど?」
 「……生理反応です」
 彼はふて腐れて答えた。
 「…そうですよね。それなら、私も……」
 ミラージュはそう言うと、自分の服のジッパーを摘んだ。

74nameless:03/12/06 21:19 ID:CQstxSHi

 ジイィィィ……

 ジッパーが下ろされ、下着で締め付けられているような、豊満な胸が目に入る。
 「!? ミラージュさん! 何してるんですか!?」
 「フェイトさん一人だけだったら、恥ずかしいでしょう?」
 「じゃなくて! どうして服を脱ぐ必要が……」
 「でも、邪魔じゃありませんか? セックスするのに」
 「         」
 開いた口が塞がらない。フェイトは一瞬、本気で自分の耳を疑った。
 (今……何て?)
 以前、酔っぱらったクレアさんに「このクソ野郎!」と言われたことがあるが、その
時以来の衝撃である。
 「な……何て言いました?」
 「お話と言うのは、他でもありません。……私を……抱いて貰えませんか?」
 「………………………………………………………えええええ!!!??」
 「無理を承知で…お願いします。………やはり、私のような年増では…?」
 「いえ! ……っじゃなくて! ミラージュさんは、その…クリフと……」
75nameless:03/12/06 21:20 ID:CQstxSHi
「彼との間には、特別な感情はありません。…確かに、二・三度体を重ねました」
 予想していた答えだが、こうはっきり言われると何故かショックだ。
 「でも……後悔してます」
 「え……?」
 「私は…学生時代……輪姦されたことがあるんですよ」
 「         」
 さっきの百倍のショックである。MPが危ない。
 「とにかく、忘れたかった。………それで、クリフと……その時は、誰でもいいと思
 ってたんです。男なんて違いは無いと……」
 「……………」
 「でも…フェイトさん。あなたに会って、私は変われました。あなたと出会って、私
 は勇気付けられたんです」
 「僕が……?」
 「ええ」
 「何もしてませんけど…」
 「それでも、です。それでもあなたのお陰なんです」
 ミラージュはそっと彼を抱き寄せた。
 「私からの……一生のお願いです…」
 その声がかすれていることに、フェイトは愕然とする。それはいつも気丈なミラージ
ュが、初めて自分に見せた“弱さ”のように思えた。
 「……分かりました」

 「ちょっと待てやコラァァァァッッ!!」
76nameless:03/12/06 21:21 ID:CQstxSHi

 フェイトの承諾の声を耳にし、クローゼットから大男が飛び出してくる。
 「そんなのお父さん認めんぞォォォォッッ!!」

 バキィッ……

 その瞬間、ミラージュの跳び蹴りがクリフの顔面にヒットし、彼は開けっ放しの窓か
ら飛んで行った。
 (甘い…甘いですね、クリフ)
 クリフ以上の力を持つ彼女が、そこらの男にいいようにされるなど有り得ない。勿論
フェイトをその気にさせ、クリフを誘き寄せるための芝居であった。………が。

 パチ…

 フェイトの指が、自分の短パンの留め金を外した。
 (へ?)
 「僕で……いいなら……」
 (……信じてる!? ウソ……あんな無理がある設定で……)
 彼が騙されやすいとは聞いていたが、まさかこれ程とは…。
 (ひょっとして、私…今………悪女?)
 そうなるだろう。
 (…まぁ、いっか)
 別に自分もイヤではない。元はと言えば、リジェールと浮気したクリフが悪いのだ。
それに、この純情な少年に、一から手解きするのも悪くはない。
 「……今の話…忘れて下さいね?」
 「ええ。忘れます」
 「ウソを付いた罰です。私を……満足させて下さい」
77nameless:03/12/06 21:21 ID:CQstxSHi
 ウソを付かない人間などいない。逆に、多少のウソがあるからこそ、円滑な人間関係
は成り立つのだ。知らない方が幸せな真実もある。
 (……あれ?)
 ベッドの上で、ふと彼女の胸を疑問が過ぎった。フェイトが少しもガッつかないので
ある。
 (魅力を感じてない?)
 そんな筈はない。イーグル内で初めて出会ったとき、確かに彼の視線を感じたのだ。
憧れのお姉さん……その女性がこうして下着だけの姿で、一緒にベッドの上にいるのと
いうのに、フェイトは寧ろ落ち着いているようだった。
 フェイトはそっとミラージュと唇を合わせる。取り敢えずは舌で……と思ったミラー
ジュだったが、思わず口を離した。
 「あぁはっ……!」
 彼の指が、自分の胸の桜色の突起を摘み上げている。流石に掌で包めるような大きさ
ではなく、フェイトは彼女の双丘を軽く握った。そして指を一本一本別々に動かす。
 「んはっ…な…こんんん………ぁふっ…」
 (ちょっ…これじゃ……立場が逆…)
 思い掛けない事態に、ミラージュは焦っていた。年上のメンツというものもある。
 「ンんっ……」
 再び唇を合わせ、舌で彼を翻弄させ、何とか逆転を狙った。しかし、彼の手が下に伸
び、割れ目に沿って這い回る。
 「あんんん…はっ………んぅぅ…」
 互いの唇は何度もぶつかり合い、激しく舌を絡み合わせていたが、ミラージュの股間
からチュクチュクと湿った音が響いてきた。突然フェイトの中指が入り込む。
78nameless:03/12/06 21:22 ID:CQstxSHi

 「あっ……」
 指を折り曲げた。
 「あぁあっ…ッッ……」
 それを何度も繰り返す。
 (そうだ……)
 このままだと一方的過ぎる。彼女は咄嗟に手を伸ばし、怒張した彼自身を掴んだ。
 「ぁっ…!」
 フェイトの攻撃が緩んだのを機に、ミラージュは握った竿に顔を近付ける。そして吸
い込むように口に含んだ。
 「くぅあ……ぅッ………」
 自身の豊満な胸で挟み込み、先端を舌先で撫でる。
 「で…出ます……」
 「我慢しなくていいですよ」
 最後に、鈴口に舌を這わせた。彼自身が震え、堰を切ったように白濁した液体が飛び
出る。
 「あ……」
 ミラージュの上にぶちまけてしまっていた。
 「ご…ごめんなさ……」
 「ふふ……可愛いですね、フェイトさん」
 ミラージュはそう言って微笑むと、未だいきり立つ彼自身に口付ける。
 (これで……主導権はこちらに……)
 そう思った矢先だった。フェイトは体を移動させ、彼女の腰を持ち上げる。
 「次こそは、ちゃんと満足して貰います」
 彼自身が、シュブシュブと湿った音を立てながら、ゆっくりとミラージュの中に入り
込んでいく。そして、緩急を付けて腰を動かし始めた。
79nameless:03/12/06 21:22 ID:CQstxSHi
 「かふぅっん……あああぁ……」
 「ふっ…く……どうですか?」
 「ま…だまだですね……」
 「それなら…これはどうです?」
 フェイトはそう呟き、指を彼女の菊座の周りに這わせる。
 「あっ……!?」
 人差し指が狭い穴の中に埋まって行った。
 「っああああ!? そんなっ……の…」
 クリフ未踏の境地である。二つの穴を同時に責められ、ミラージュの足がガクガクと
震えた。
 (そんな、私……お尻で…感じちゃってる…!?)
 反射的に様々な筋肉が収縮し、未体験の快感に呑み込まれる。
 「ふぇあぁああァあっ、あはああぁぁあああっふぅっ」
 「……く…!!」
「あふっはっっはぁあぁぁああっ、くぁあんあああぁぁああぁぁっ」
 絶頂を感じ、フェイトは急いで自分を引き抜いた。再び粘液を飛ばしつつ、続いて指
も引き抜く。
 「……ミラージュ…さん?」
 彼女はベッドの上でぐったりとして、荒い息を吐いていた。
 「……満足して貰えましたか?」
 暫く呼吸を整えようと試みていた彼女だったが、やがて諦めて、小さく頷いた。

80nameless:03/12/06 21:23 ID:CQstxSHi

 「……私…どんな顔でした?」
 ベッドの上で後ろから彼を抱き締め、ミラージュは尋ねた。
 「可愛い顔でしたよ。すごく」
 「私って…変態だと思いますか? その、お尻で……」
 「それを言うなら、僕の方が変態じゃないですか」
 フェイトは苦笑する。
 「ところで、フェイトさん。ひょっとして……童貞じゃないですね?」
 「……済みません」
 「いえ、誘ったのは私ですし。あなたが謝る必要は全くありませんよ」
 「………そうです。初めてじゃないです」
 「…それで、貞そ……いえ、童貞はどなたに?」
 「…………」
 「黙っていると約束します。大丈夫ですよ」
 「………ファリンさんです」
 「成る程。……それで、他には?」
 「あと…その後、ファリンさんとタイネーブさんと……」
 「さ…3Pですか?」
 「そうなります」
 ミラージュは溜息を吐く。まったく、可愛い顔してやることはきっちりと…。
 「…そうだ、フェイトさん。……またやりませんか?」
 「クリフにバレたら殺されます」
 「大丈夫です。私が誘ったんですから」
 「………そうだ! クリフはあれから……」
 「あ…忘れてましたね」
 「ちょっと助けて来ます」
 そう言った彼の額に口付けると、ミラージュは自分の腕から解放した。
 「黙ってれば分かりませんよ。それに、クリフだって浮気してたんですから」
 「ハハ……」
 
81nameless:03/12/06 21:24 ID:CQstxSHi
 そう言った彼の額に口付けると、ミラージュは自分の腕から解放した。
 「黙ってれば分かりませんよ。それに、クリフだって浮気してたんですから」
 「ハハ……」
 彼は複雑な笑みを浮かべると、服を着て部屋から出て行く。
 「油断していたとはいえ……今回は負けましたね」
 ミラージュは再び溜息を吐くと、枕に頭を埋めた。

82nameless:03/12/06 21:28 ID:CQstxSHi
…と、このような。……。
次はエレナをやらせてみたいのですが……どうでしょうか? 自分の中で王道の
ネルが、どんどん後回しにされて行きますけど。
……失礼しました。
それでは・・・。
83七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/06 21:32 ID:aMym/x70
前回から続き物にしてお送りします。
前作の題は「蒼月と死」今回のは「復讐の狩人」にして下され…。

…………………………。
………。
あんな屈辱は今まで味わったこともなかった。
あんなに怒りと、自分の無力感を感じさせられたこともなかった…。
だが、奴はまだなりを潜めている…。
だから…だから愉しい…あの破壊神にこの身に刻まれた怒りを百倍にして返すのが…。
…準備は…徐々に整いつつある……。

「……さん、フェイトさん。食事の支度、出来ましたよ」
半分眠りについていた視界に少女の顔が見える。自分が旅を共にし、自分が初めて愛した少女の顔だった…。
「ああ、いつもすまない…レナス。」「いえ…」
素直に礼を述べると少々頬を赤らめる。
俺と彼女、レナスは…武者修行の旅に出ていた。何故旅に出たのか。答えはきわめて単純明快だ。
…………仲間を一度殺し、俺をも瀕死の目に遭わせた「奴」を完全に倒すためだ。
あの時は致命傷を与えられず、封印するに至らなかった…。
あれから1年近く経つ…。あの仲間達はレナスが奇跡的に蘇生してくれた…だが死にかけた反動は大きく、
仲間は皆シランドでベッド上での生活を余儀なくされている…。
そして、俺はその時から彼女と旅に出た。
最初、一人で行くつもりだった…だが…彼女は傍にいたかったのだ…。どれだけ道のりが辛いか解っていても、
あの時の俺達のように死ぬかもしれないと悟っていても…。
84七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/06 21:36 ID:aMym/x70
その気持ちを訊いた俺は、一緒に旅をすることに決めた。

「奴」を倒すため、新しい剣を作り直し(愛用していた剣はあのとき、
戦いの中で粉々に破壊された)フェイズガンの二丁拳銃戦闘法も取り入れた。
そして、旅の間、レナスには何度も手合わせしてもらっている。
「奴」には今一歩及ばないが彼女も相当に強い。それは1年前から実感済みだ。

食事の後………
「では……行きますよ、フェイトさん。」
「ああ……始めよう。」
いつもの通り、巨大な長槍を持ち、いつもの通りいうレナスに律儀に答え、両手剣を構える。
今までの、そして標準の剣より3割ほど刃渡りが長い肉厚の巨大な剣だ。
そして、その言葉を合図として、戦いが始まる。
一瞬で間合いをつめるレナスに向かい、剣を払う。
それを寸前で避け、槍をないでくる。剣の刃で受け、そのまま懐からフェイズガンを出し、撃つ。
(当然レナスに怪我をさせたい訳がないので弾の威力は最弱に設定してある)
だが撃った先にはレナスはおらず、後ろで電磁波を感知、全力で回避にかかる。
さっきまでいた空間を、巨大な龍型の波動が貫く。
「ははっ……」
(やっぱり、やるな…)微かに笑いながら右の手もフェイズガンに持ち替え、
波動の動きから予測した射手の位置に乱射する。
撃った直後に剣へと持ち替える。弾をくぐり抜け、眼前へ迫るレナス。
毎度の事ながらどうしてこうも素早いのか不思議なものだ。
呆れるばかりにでかい槍にこれまた呆れるばかりにでかい剣で迎え撃つ。
85七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/06 21:38 ID:aMym/x70
繰り出される攻撃を何度も受け流しつつ、反撃に出る。
ちょうど光輪を発し、必殺の一撃を放とうとした槍の刃に遠心力で威力を増した剣があたり、槍をはじき飛ばす。
しまった、と言う表情を浮かべたレナスの喉元にフェイズガンを突きつける。
表情が一瞬凍り、その後でほほえみ、いうレナス。
「ふぅ…参りました、フェイトさん。」
………それで、今回の手合わせは終わった。
剣をしまい、フェイズガンを点検する。
…さすがにレナスの特注品だけになんのがたも無い。極上品といっても差し支えない最高の銃だ。
「もう全然かなわなくなりましたね、流石です」
「ありがとう。でも、それでも足りないんだ…まだまだ強くなってみせるさ…。」
「そういえば…フェイトさん。どうして、フェイズガンを使おうと思ったのですか?」
こちらも槍をしまい、服装を非戦闘状態へ戻していたレナスがふと思い出したように訊く。
「ん?ああ…以前、文献で見たんだ。」
「文献…ですか?」
そうだ。と答え、持ち始めてからの癖ですでに手慣れたガンアクションを始める。
「もう1000年ほど前か…そのころには悪魔、と呼ばれる存在が多数居たんだ。」
「………?悪魔…DEVILの事ですか?」「ああ。」
懐に二丁の大型フェイズガンをしまい、続ける。
「でも、いまはそんな存在はこの宇宙のどこにも存在しない。
……そりゃあ、エクスキューショナーは居るが、な。………何故だと思う?」
「さぁ……解りません……。」
86七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/06 21:41 ID:aMym/x70
とだ。」 今度はつけていた籠手を外し、状態を確かめる。
その籠手は絶対零度さながらに凍り付いていた。が、不思議と冷たくはない。
もっとも、その絶対零度の力を攻撃力に転化するタイプのものだ、使い手が凍えていてはどうしようもない。
「その時代…一人の悪魔狩人が居たらしい…巨大な魔剣を軽々と振るい、大口径の大型二丁拳銃を難なく操り、
魔性の者を片っ端から切り伏せていった狩人が、な…。だから、
悪魔達は全滅し、この世界には居ないんだ…。だが…」
続けて良いか?と目線だけで問う。
「続けてください……。」
「その文献をを書いたのはその狩人のパートナーだったらしい。
いろいろ込み入ったことまで書いてあってな『彼は復讐のために戦っていた』そうだ。」
「あ………」
それでいいたいことが解ってしまったのだろう。彼女はうつむいて呟いた。
「ご、ごめんなさい…。」
「いや、いいんだ。もとより、剣だけでの戦闘には限界を感じていたし、な。」
「………………」
自分は復讐のために旅をしている…。そのことについては何もいわない。
だが…レナスは…俺に無理矢理付き合っているのだとしたら…?
そう思い立って、不意に謝りたくなって…
「レナス…。」
そっと………抱きしめる。
「フェ、フェイトさん……!どうしたんですかいきなり!?」
狼狽し、慌てて離れようとするレナス。抱きついたことは何度かあっても
抱きしめられたことはあまり無いのだ。
「済まない……」
「え……?」
動きが、止まった。
「本当に…済まない…俺の所為で、俺の都合で…こんな「練習」に1年も付き合わせて…。」
87七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/06 21:46 ID:aMym/x70
「フェイトさん……そんなこと…ないです。」
レナスの手が背中へ回る……。
「私はフェイトさんが好きなんですよ。それに……「俺と一緒に行こう」っていってくれたじゃないですか。」
回された腕に力がこもる。…………俺は…。
「あの言葉は嘘だったんですか?」
「いや、そんなことはない。」それは、断言できる。
「なら、問題なしです。私は…一生あなたについて行くと決めましたから…だから、泣かないでください。」
そういわれて、俺は自分が泣いていたことに気づいた…。
涙をぬぐい、その気持ちを言葉にした。
「……………ありがとう………レナス…………。」
「いえ…。」
どちらからでもなく、キスを交わす…。
「もうすぐだ…。」「ええ……。」
顔だけ離れ、目の前の相手にしか聞こえないような声でささやき合う…。
「……後僅かで、「奴」を倒す…そうしたら…。」
「ずっとついて行きますからね。」
「いや、………一緒に、暮らそう…。」
その言葉は予想外だったようだが、こころのどこかでは期待していたような面持ちで見つめるレナス。
「はい…ずっと…一緒ですからね……。」

……………………………。
準備は順調、何もおそれることはない……………。
俺には…仲間が、帰るべきところが…。
そして…何より………愛する者が居るから…………。

(すみません、86番の冒頭「文献によるとだ。」という文が(とだ。」)とぎれてました。鬱山車能生…。)
88七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/06 21:47 ID:aMym/x70
「…フェイトの奴、今頃どうしてるんだろうな…。」
「さあな、だが…「奴」を滅ぼそうという意志は変わらねぇさ。頑固だからな、あいつ」
「そうね、私達も早く回復しないと…ね…。」
「ああ、フェイトには出来る限り手助けをしたいものだね…。」
「……私達を助けてくれたあの女の子も一緒なんでしょうか?」
「恐らくそうだろうな。あの二人、恋人同士っていう言葉が似合いそうだったしな。年齢はこれでもかと言わんばかりに離れてるのに…。」
「「「……………」」」
「そ、それにフェイトもあのガキに救われたそうだし…。」
「それ以上喋るな糞虫。これ以上完治を先送りさせたいのかこの阿呆。」


フェイトとレナス、仲間達と…そして…「破壊神」。
彼らの再会と、決着には今ひとつの時間が必要だった………。
89七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/06 21:52 ID:aMym/x70
はい、第2話終了です。
………てか他の人も投下してるのに気づかないで投下してたよ俺!
……バカですか私は…。
次回はいよいよ決着できればいいな、と思いつつ後書き投下。
90名無しさん@ピンキー:03/12/06 23:55 ID:OxoD+h4u
NAMELESS氏
フェイトのハーレム状態すごくいいです!!これからもがんばってください!!
91nameless:03/12/07 00:43 ID:Wazi9Z9P
調子に乗って、フェイト×エレナを。

 【菖蒲の君】

 「……と、接合部の問題は、部品の材質を鉛に変える事で解決しました」
 シランド城、エレナ・フライヤ自室。青髪の青年は淡々と報告書を読み上げていた。
 「……エレナさん。聞いてます?」
 「ん〜〜?」
 シランド一の頭脳の持ち主は、机に顎を乗せ、手で羽ペンを弄んでいる。時折、深々
と溜息を吐く。
 「ヒマね……」
 「そんなワケないでしょうが」
 フェイトは呆れたような表情で、彼女の目の前に山と積まれた書類を突いた。
 「締め切りが半年前のもありますけど……」
 「ふぅ……ヒマねぇ。フェイト君、何か面白いことないの?」
 「じゃあ、折角ですから部屋の片付けを……」
 「あ〜〜、ヒマヒマヒマヒマ〜〜〜」
 エレナは耳を塞ぎ、首をぶんぶんと振る。実際足の踏み場も苦労するような部屋だっ
た。本人によれば、この状態が一番便利だそうなのだが、その割にはよく重要書類が紛
失する。ブラックホールみたいな部屋だ。
92nameless:03/12/07 00:44 ID:Wazi9Z9P
 「………そ〜だ。フェイト君」
 「何です?」
 「ちょっと体貸してね?」
 イヤな予感がする。何かの実験台にされそうな、そんな予感が。
 「いえ、僕は……」
 そう言い掛けたとき、突然エレナはフェイトのズボンを引き下ろした。
 「……ええっ!?」
 「大丈夫、30分もあれば済むから」



 長い廊下を、一人の中年の男性がズカズカと、靴音荒く歩いてくる。手には書類が握
られていた。ある部屋まで来ると、そのドアのノブに手を掛け、ノックもなしに入室す
る。
 「エレナ! 何だこのデタラメな報告しょ……」
 そこで言葉に詰まった。施術兵器開発部長は、青髪の青年のそそり立ったモノを、忙
しく愛撫しているところだったのだ。
93nameless:03/12/07 00:45 ID:Wazi9Z9P
 「ラッ、ラッセルさん!?」
 フェイトは慌ててズボンを引き上げようとしたが、エレナがその手を掴む。そして口
を離すと、入り口に立つ執政官を見た。
 「んはっ……どうかしたの? ラッちゃん」
 「……取り込み中らしいな、出直すか?」
 ラッセルはあまり驚いていない。
 「あ…あの、ラッセルさん、これは……」
 「分かっている。そいつが誘ったんだろう? 気を付けろと言い忘れたが、そいつは
 男を強か……レイプ出来る女だ」
 と、彼は苦々しげに吐き捨てた。
 「あの時の事……まだ怒ってるの? ラッちゃん」
 「いや。薬のせいだとはいえ、オレも望んでしまったことだ」
 「なら良かった。………そうだ、ラッちゃんもやらない? 仲良く三人でさ」
 「断る。こんなオッサンが入ったら、それこそヤバイ画になるからな」
 書類を書き直すように告げると、背を向けてドアノブに手を掛ける。
 「終わったら、さっさと書き直しておけ」

94nameless:03/12/07 00:46 ID:Wazi9Z9P

 「……幽静師団『水』師団長、リーヴェ・ワトゥラ」

 突然ラッセルが床に膝を突き、ドアに頭をぶつけた。そして震える手で指をノブに引
っかけ、苦労して立ち上がる。
 「若いわね〜、ラッちゃん。二十も歳が離れてる娘なんて」
 エレナはクスクスと、そしてニヤニヤと微笑んだ。
 「何故……知ってる?」
 彼は再び振り向き、エレナを睨み付ける。
 「だって、あの娘のラッちゃんを見る目つきとぉ、仕草とぉ、それから…」
 「それから?」
 「ラッちゃんの日記〜〜」

 ブチッ

 「大丈夫だって。女の子はあんまり男の年齢とか気にしな……」
 「エレナ」
 ラッセルは腕輪の金具を噛み、手首を引いた。キリキリという音と共に、腕輪から鉄
鋼糸が伸びる。
 「あら? 『死神ラッセル』復活?」
 「あの時から……言おうと思っていたんだが」
 「なぁに?」
95nameless:03/12/07 00:46 ID:Wazi9Z9P
 「お前には一度……きついお灸を据えねばならないようだな」
 彼はそう言うと、突然腕を振った。
 「ふん…」
 刹那、彼女の服が弾け、千切れ飛ぶ。
 「あんっ」
 エレナは体をくねらせる。再びワイヤーが動き、今度は彼女を縛り上げた。
 「……フェイト」
 さっきから呆然としている青年に声を掛ける。
 「遠慮は要らん。思い切り犯ってやれ」
 「あの…ラッセルさん?」
 「……オレは……」
 「行ってあげなよ」
 ベッドの上で縛られたまま、エレナはラッセルに言った。
 「最近忙しくて、やってあげてないんでしょ? リーヴェちゃんも寂しがってたし」
 ラッセルは鼻を鳴らすと、さっさと部屋から出ていく。
 (……うわ…)
 一人残され、フェイトは改めてエレナを見た。
 下着も千切れ飛び、身につけている物と言えば、上半身を束縛しているワイヤーくら
いである。そのワイヤーが肉に食い込み、彼女に堪らない色気を纏わせていた。苦しい
のか、時々喘ぎ声を上げる。エレナは濡れた目でフェイトを見た。
96nameless:03/12/07 00:47 ID:Wazi9Z9P
 「はぁ……ふぅ……フェイト君………」
 「エレナさん……」
 限界だった。
 フェイトはベッドに近付くと、彼女の上に覆い被さる。既にその肌はじっとりと汗ば
んでおり、下に指を這わせると、洞窟も洪水状態だった。
 「エレナさん。……縛られて感じてるんですか?」
 「そうみたい……」
 エレナは素直に認める。
 「早く……何だか…変な気分に……」
 もう十分に潤っていたのだが、彼は頭を下げると、その穴の中に舌先を入れた。
 「ひぅっ……」
 指で肉襞を広げ、徐々に力を入れた舌を押し込んで行く。
 「はぐ…あっ…」
 締め付けようとする襞を、フェイトは逆に更に広げた。侵入した舌が、彼女の内部を
掻き回す。
 「ああんんっっ、っはぁっ………ま…だ…?」
 愛液はさっきから溢れっぱなしで、ベッドのシーツを濡らしていた。
 フェイトはようやく舌を引っ込める。そして体をずらし、エレナと唇を合わせた。唾
液と彼女の愛液が混ざり合う。ワイヤーが食い込んでいる胸を撫でると、エレナの息が
忽ちの内に荒くなった。胸を刺激しながら足を広げ、洞窟に肉棒の先端を入れる。
97nameless:03/12/07 00:47 ID:Wazi9Z9P
 「あふぅんんっ…はっ……ぁあぁ……」
 まだ焦らす。
 「ぅんっんん…ぁぅ…」
 懇願するような瞳を向けるエレナだったが、彼は相変わらず先端を押し当てたまま、
一向に挿入に入ろうとはしなかった。彼女から迎え入れようとしても、腰を引いてしま
う。
 と、突然フェイトは胸を握り、一気に奥まで貫いた。
 「へぁっ!! ……ぅふぁあんっ」
 気を抜いた瞬間に挿入され、エレナの体が海老のように反り返る。フェイトはどんど
ん動きを激しくさせて行き、様々な角度から彼女を突き、掻き回した。膣内の肉と彼自
身が擦れ合う度に、縛られたまま体を揺り動かす。
 「あああっはっはっふっはっふっ…んはぁふぅぅっ」
 「くっ……まだまだ……」
 「ふぇんぁはあぅんっ、んぁっ! いっ…ふぅっっ……」
 「ぅうぅっっ………」
 白い肌は桜色に染まり、ワイヤーが軋むような音を立てた。
 「で…出るっ」
 最後に勢いよく引き抜く。棒は痙攣しながら、鈴口から白濁した粘液を、エレナの身
体に撒き散らした。彼女も絶頂に達していたらしく、ベッドの上で荒くなった呼吸を整
えている。
98nameless:03/12/07 00:50 ID:Wazi9Z9P
 「ふぅ…ぅ………久し振りだったけど……良かった…」
 フェイトはナイフを探し出すと、ワイヤーを切り離した。細い跡が縦横無尽に走って
いる。
 「……たまにでいいから、こっちもお願いね? ファリンちゃん達ばっかりじゃなく
 てさ」
 「…………ッッ」
 どうやら彼女が知らない事は無いらしい。エレナに改めて驚かされつつ、フェイトは
曖昧な笑顔を返すしかなかった。

終わり
……と、こんな感じで…。ラッセルが誰をモデルにしてるのか、分かって頂ければ
嬉いです。…次は……クレアですかねぇ。どなたか、読んでやって下さい。
お願いします。
それでは・・・。
99名無しさん@ピンキー:03/12/07 00:59 ID:NW8gEx+p
>98 元ヘルシングゴミ処理係ウォルター・C・ドルネーズ。これで満足か?

それはともかくとして真面目に忠告してやるが、誘い受けは嫌われるぞ。ちょっとは空気読め。
週末なのにこんなにレスが少ない理由を考えたほうがいいと思うが。
>98だけじゃなくてもう一人もな。カエレと言われる前に考えろ。
100名無しさん@ピンキー:03/12/07 01:28 ID:livnc2Fv
普段はこの類のレスは無視していたのだが…
>>99
カエレ
101名無しさん@ピンキー:03/12/07 01:28 ID:m+gUsLaP
100get
102名無しさん@ピンキー:03/12/07 01:28 ID:m+gUsLaP
 _| ̄|○ 
103名無しさん@ピンキー:03/12/07 01:38 ID:NW8gEx+p
>100
一応言わせてもらうが、俺はこのスレ大好きだし職人も多いほうがいい。
たかが言動がうざいだけで貴重な人的資源が失われるのは惜しいんだよ。
SSが書ける能力のある人間なら細かく説明せんでもちょっと言えばすぐにわかってくれるだろう?
104名無しさん@ピンキー:03/12/07 01:49 ID:livnc2Fv
>>103
君がどう考えたかは自由だが。それでも、言い方を考えろ。
あの言い方は明らかに人的資源を失わせる言い方だ。

まぁ、こんな議論もスレを寂れさせる原因なので、ここらで矛を引こう。
105名無しさん@ピンキー:03/12/07 02:27 ID:RXngn2Nj
このゲームをやる度に(相対的に)ソフィアが好きになるので、
ソフィアでなんか書いてみようと思ったんだけど。
ソフィアのエロって難しいな。 どうしても胸に話がいってしまうw

誰か良いネタキボンヌ
106名無しさん@ピンキー:03/12/07 02:45 ID:LOZ5WpFs
相対的に「お子様」なので(多分スフレよりも)
可愛くすねてもらっては如何でございましょうや?
107名無しさん@ピンキー:03/12/07 22:49 ID:Zg9+HnIu
NAMELESS氏僕はあなたの作品大好きです!!
108名無しさん@ピンキー:03/12/07 23:44 ID:m+gUsLaP
>>107
sageれ。
SAGEじゃ上がるんだよ、ちゃんと半角にしろ。
109名無しさん@ピンキー:03/12/08 00:18 ID:gPrPPE1V
>>108
そんなきつくいってやんなよ
だいたい半角じゃなくて小文字だし

ああ、昔いたな
僕のID全角ぞろいでかっこいいでしょってやつが
110empty ◆7oEFxBolV6 :03/12/08 02:28 ID:lgkTdxqE
ミスティ・リーア×オースマンのSSをアップしてもらいましたが、
ベッドシーン等が無いのでURLのみを貼らせて頂きます。
エロ無しでも構わない方、このカップリング萌え〜な方は読んでみて下さい。

ttp://sss.mint.aisnet.jp/so3/empty/kodoku.html
111empty ◆7oEFxBolV6 :03/12/08 02:32 ID:lgkTdxqE
sageるの忘れていました・・・申し訳ない・・・_| ̄|○
112名無しさん@ピンキー:03/12/08 12:53 ID:yxscRiTP
>empty氏
心温まる話でちょっとホロリときました。
今までたくさんいいSSを書いているのに、
エロなしだから板のルールを守って外部に
うpという謙虚さも惚れました。

次回作も楽しみにしています。
113名無しさん@ピンキー:03/12/09 00:46 ID:j2m+BT9E
キター━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ミスティリーアがイイ!
Emptyさんのは保管庫をよく読み返して萌えてます。
114名無しさん@ピンキー:03/12/09 03:53 ID:i7BZdHLU
>>nameless氏
フェイ×ミラ・・・・キマシタヨ
115名無しさん@ピンキー:03/12/12 02:13 ID:0qDMp/68
保守。
にぎやかなときと静かなときの落差が激しいですね。
各職人様の最萌えカプなどお聞きしたいと思うんですが、
チャット行くのはなかなか勇気が出ないので、SSを見て勝手に妄想しますw
116名無しさん@ピンキー:03/12/13 11:57 ID:sFwJ2P1v
雑談でもする?
117名無しさん@ピンキー:03/12/13 13:08 ID:IWVhHanS
雑談大歓迎
118名無しさん@ピンキー:03/12/13 14:26 ID:sFwJ2P1v
じゃあネタでも振るか。
このスレ的にコスプレってどうよ?
あと出てないのって新キャラとアルベル4Pだっけ?
俺はクレアや女王の陰謀でメイドの格好させられて、
さらにその格好でクレアに迫られるネルたんに萌え。
119名無しさん@ピンキー:03/12/13 14:35 ID:bJ9jNCjz
>>118
そのネタで小説書いてくださいお願いします(*´Д`)
クレアたんに無理やりお揃いメイド服を着せられ押し倒され迫られるネルたん(;´Д`)ハァハァ
レズプレーイ(;´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \アノ \ア ノ \ア
120名無しさん@ピンキー:03/12/13 17:45 ID:sEwl/ofB
>>119
いいネタだがハァハァし過ぎだ。もうちょっと落ち着け。
突っ込みなのでsage
121七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/13 18:14 ID:knDggOkn
確かどこかでこの
「ハァハァハァハァ/lァ/lァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \アノ \ア ノ \ア」
を見たことがあるきがしる。
ソレハサテオキそろそろ続き投下したいところだが…半分虐殺、半分エロってのは自分でも微妙だ…。
どうしよう…。投下すべきか止めるべきか…。
122名無しさん@ピンキー:03/12/13 18:59 ID:+nlwDJ0w
>>121
>「ハァハァハァハァ/lァ/lァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \アノ \ア ノ \ア」
はエロとか萌えスレなどで結構どこでも見るもんだが

それはさておき虐殺…?あんまりグロじゃないならいいが…猟奇はやめてくれ。
どっかにアプしてURLでヨロシク。
123七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/13 19:33 ID:knDggOkn
虐殺と言うよりはさつじゃないか。
せいぜいガフレイをフェイトがフェイズガンと剣でいたぶる程度ですか。
うpするHPも無いので一部抜粋

「…………解放…。」

とたん、フェイトの身体に変化が起きる。
身を覆っていたマントがはためき、光を纏う。
「……では…殺す。」
「………くっ…」
目の前に存在する者の力量を互いに悟ったのだろう。フェイトは悠然と歩き出し、フレイは固まったまま。
そのまま間合いがつまり、
フェイトは無造作に、
剣を振り払った。
「うぅっ!」
壁際にはじき飛ばされるフレイ。そこへ追撃のフェイズガンが乱射される。
なすすべもなく全弾が命中する。悲鳴がさらなる銃声によってかき消される。


…これだけではないですがね。
どうでしょうか…。これでだめなら投下断念ということで
124名無しさん@ピンキー:03/12/13 21:01 ID:sFwJ2P1v
>七使夜氏
血だらけぐっちょんぐっちょんで手足吹き飛ばされたフレイを
フェイトがレイープとかじゃない限り、その描写だとただの戦闘シーンでは。
サイト持ってなくてもうpロダ使うとか今から取るとか保管庫の管理人様にお願いするとか
手段はいろいろあります。
あと言いづらいのですが…誘い受けは嫌われると思うんですが…
いやわかっていらっしゃると思いますが。
それと、氏のSS、初めて投下してくださったということで読み込んで気合いいれて
レスしたいと思ったんですが、これって元ネタが何かあるんですか?
フェイトの変化が正直言うとわけわからんので、もし元ネタがあれば
そちらを見てから読みたいと思うので。
元ネタがないということなら、単純に俺の読みレベルが低いとか頭が悪いのかもしれませんが
もうちょっと説明をいれたほうがわかりやすいかと。
話はいいんですがフェイトの名前してるだけのオリジナル小説っていうかんじです。
125名無しさん@ピンキー:03/12/13 22:22 ID:wtUIWXHT
>123
正直これだけの内容だと判定できないと思うんですが・・。グロ系ならその所をあげていただけないと。それが嫌なら人体切断とかキャラ死亡とか
わかりやすく概要を言ってくだされば。
別に全編がこの程度であれば俺としては全然オkなんですが・・。
126七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/13 22:59 ID:knDggOkn
lll_| ̄|○llll
>124、125氏
とりあえず、「反転」に関しては月姫より使わせていただきました。なので元に関してはそっちを。
反省しますた。グロと言うよりはバトル込みでしかないでしょうかね。
それと、これ以上酷くはならないかと。
123の抜粋(書き換えました)→殴り飛ばして異世界へ返す
で終わりなのはグロじゃない・・・ですか。
お手を煩わせてスマソです。_| ̄|○llll
127名無しさん@ピンキー:03/12/13 23:48 ID:3AxOjHeE
>>126
ならいいんじゃないですか
128名無しさん@ピンキー:03/12/13 23:51 ID:qWWUd0EV
>>127=107
SAGEんなsageろ
129127:03/12/13 23:51 ID:3AxOjHeE
すまん、あげっちゃった。
130名無しさん@ピンキー:03/12/14 01:58 ID:Ajw0dh8c
>119
自分には書けないから依頼してくる。

サンタクロース様お願いです。
クリスマス一人きりで仕事な俺に、ネルたんのSS祭りをプレゼントしてください。
131名無しさん@ピンキー:03/12/14 07:27 ID:pgspEYfH
「ふぅ・・・ひさびさに一人っきりになれたよ」
フェイトはネルから与えられた寝室でこれまでのことを思いふけっていた。
フェイトはバカンスに来てアルビオンからの襲撃と両親やソフィアのことを心配していたが
これまで自分のことだけで精一杯だったのでいざ一人になると皆のことが急に心配になってきた。
「全く楽しいバカンスをすごす予定が、何でこんなことになってしまったんだろう・・・」
実は今回のバカンスで「バカンス=女は開放的になる=当然ソフィアも=Hできる(童貞脱出)大作戦」という壮大な
計画もおじゃんになってしまったということだ。
せっかく「月間第三惑星SUKORA」の巻末ページにあった一番高い値段のした媚薬を通販で買ったと
いうのに、無駄になってしまった。実は過去何回かソフィアとHする機会はあったのだが、キス以上のことは
拒まれてきていたので、今回のバカンスを機に入念な準備をしていたというわけだ。実はズボンのポケットに
その媚薬は入れっぱなしにしているのだが何だか持っているだけで自己嫌悪に陥るので捨てようと思っている
のだが結局ぐずぐずと今日まで持っていてしまっている。
ソフィアのことを考えていると何だか下半身がむずむずしてきた。
「はぁ・・・この非常時なのになに考えているんだ」と自己嫌悪に陥るが、その考えを打ち消そう
としても逆にソフィアのことをもっと考えてしまう自分が情けない。でも良く考えたら
あの襲撃からずっとオナニーしていないわけだから溜まっているのはまぁ当然である。逆に考えれば
自分がこの環境に慣れてきたと言う点においてはむしろいいことである・・・と一人納得した。
というわけで早速ズボンのチャックを外そうと思ったら、「あぁ〜この星にはティッシュなんてないんだ」
部屋の周りを見渡しても代用になりそうなものは何もなかった。
あぁ〜もうおとなしく寝るしかないかと布団にもぐりこむと突然部屋をノックする音が聞こえた。


自分はここで精一杯。続き誰か書いて。と言うか初めて書いてみたけどSS書くのムズイは・・・。
132名無しさん@ピンキー:03/12/14 12:08 ID:Ajw0dh8c
初めてにしてはいいんじゃない?
でも「、」使おうな。
あと、たかが1レス、しかも相手の女の名前すら不明でフェイトの説明だけという状態では
続き書くぐらいなら最初から書いたほうが早いと思われる。
つーか相手ぐらい決めないとこんなの書いちゃうぞっと。

面倒くさいなと思いながらも、それでもネルさんが慰めにきてくれたのかもしれない、
とかなりの期待を込めて布団からもぞもぞと這い出したが、扉の外にいたのはクリフだった。
いつもの服のジッパーを腹まで下ろしていて、6つにくっきりと割れた腹筋が曝け出されている。
そういえば、ネルさんにしてはノックの音が力強かったなと今さらのように思ってフェイトはうなだれた。
その青い髪に節くれだった太い指を絡めながらクリフが口を開いた。
「ようフェイト。 や ら な い か?」

アリエネェ
133めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/14 13:09 ID:UD5aY0kb
>>118
>俺はクレアや女王の陰謀でメイドの格好させられて、
>さらにその格好でクレアに迫られるネルたんに萌え。

こういう系統のものでしたら、時間はかかりますが書きましょうか?
どういったメイド服が良いのか、描写を書いていただけないでしょうか。
134名無しさん@ピンキー:03/12/14 22:09 ID:P2t4RHGi
おお、めでぃーな神が書いてくださるのか!!
せっかくだしゲームバージョンのメイド服でいいかと…胸にもうちょい露出が欲しいところだが。
あくまで俺はこれでイイと思うんでつが他の人が要望あるならそちらで。
http://www.ktv.ne.jp/~takara/cs_ps2-star_osean.htm
またクレアたんの巧みな会話術の罠に素直にはまってくネルたんが見たいです
期待してます神(゚∀゚)
135深夜(ry:03/12/15 02:09 ID:Cfz8J/Ne
>130さん同様、こちらもクリスマスの予定は愉快とは言い難いものばかりなので、
一人で勝手にネルたん祭りをすることにしました(ヤケ
自分のサボタージュ防止のために宣言しておきます。

雑談がてらに何かネタなどあれば参考にさせていただきます。
136名無しさん@ピンキー:03/12/16 15:06 ID:hZ9ARsyu
>135
まだ誰も何も言ってないならスフレX糞蟲キボン
純愛でもギャグでも鬼畜でもシリアスでも可
137七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 18:54 ID:41eHfQ9G
最終話です。どうでしょう。どうかな…。はらはら
3・そして全ては日常にまみれ…。


今は誰も近寄らない溶岩洞。
ここに、一人の黒いマントを羽織った青年とそれに寄り添うように立つ一人の少女が居た。
青年の手には宝珠がある。血のように真紅(あか)い宝珠が……。

「約束したからな、1年前。ちょうど出発して1年経ったあの日に…。」
「はい……」

「必ず生きて帰る!……もう後には引けない…。行くぞ、準備は良いか。」

「いつでも大丈夫です。」

宝珠を足下に置く青年。
……と、宝珠にすぐ変化が起きた。翠色の皇衣を身につけた少女が現れたのである。
あどけないと形容しても良いその顔に似合わない残忍な笑みを浮かべ、自分を呼び出した二人を見つめる。
反対に、青年の顔は険しい。2年前の屈辱を思い出していたのだ…。
しばし沈黙が流れる。
138七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 18:55 ID:41eHfQ9G
その沈黙を破ったのは青年だった。
「………久しぶりだな………フレイ!!!」
「ふふふ…そうね、フェイト…だったかしら?それに、もう一人は…あら、あなたなの?レナス」
青年…フェイトの言葉にそう答え、残忍な、酷薄な笑みをさらに深め、フレイは二人に言う。
「誰かと思ったら、2年ぶりにあったのがあなたとはねぇ、人間。」
「ごたくはどうだっていいんだ。やる気なのか…。」
「ええ、そうよ。この世界を破壊し、私のための新世界ヴァルハラを築き上げる。」
それを聞いて、フェイトは剣を、そしてフェイズガンを構える。
後ろで寄り添っていた少女…レナスも臨戦態勢に入る。
「させない。俺は自分の世界を守る。」
「ふうん…。あなたに出来るの?2年前、他でもないこの私に瀕死の重傷を負わされたあなたが?」
「………皆の敵…。」
それには答えず、呟くフェイト。
「あんな奴ら。仲間など欲しいならいくらでも作ってあげるわ。」
その言葉がフェイトの逆鱗に触れた。
「ふざけるな!貴様ごときがその器か!!!」
「そう、ならばあくまでも立ち向かうというのね、その身で!!」
それが、引き金となった。

139七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 18:57 ID:41eHfQ9G
構えたまま猛然と走るフェイトへ向かって、波動を放つフレイ。
「愚かな……!」
その口が、皮肉そうにゆがめられる。
「愚かな愚かな愚かな!!何と愚かなこと!!!」
波動を前転で回避、剣を振り上げる。その後ろからレナスが槍を掲げ、フェイトに守護の魔力を送る。
しかし、その剣撃はフレイには届かなかった。攻撃に対しててのひらから魔法陣を発生させ、衝撃を止めたのだ。
だがそれでもさすがに防ぎきれなかったか、その手のひらは縦に浅く裂けている。
「最も信頼できる仲間をバックアップにまわす…か。なるほど、
以前よりは楽しめそうね。全力を出せそうで心が躍る…。」
そういうとフレイは事も無げに後ろへ飛翔し、さがる。
フェイトは剣を掲げ、白い力場で包んだ。ディヴァイン・ウエポンである。
「そのとおりだ」
答えた上で、フェイトは告げる。

 「さあ………
           本気で殺し合おうじゃないか……」
140七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 18:58 ID:41eHfQ9G
その言葉にフレイも力を解放する。
レナスは後ろに寄り添うようにしたまま離れない。

再び間合いを詰めるフェイト、応戦するフレイ。
二人の剣撃と力が真っ向からぶつかり合いはじき飛ばされる。
大きく吹っ飛び仰向きに倒れるフェイトとフレイ。
しかし、
「ハ、ハハハハ、ハハハハハハハハハ!!!」
「フ、フフ、フフフフフフフフフ!!」
そのままで嗤い、瞬時に起きあがり。
フェイトはフェイズガンを、フレイはエリアルバーストを。
双方へ向けて撃ち込む。…回避。
「フレイ!!!!!」
フェイトが切り込めばフレイはサンダーソードで、迎撃し、
「フェイト!!!!!」
フレイが回し蹴りを仕掛けるとフェイトは剣を盾にして回避。
そのまま受け流して剣を突き出す。フレイに弾かれる。
フレイがエリアルバーストを乱射。フェイトは堪える…かと思いきや素早くステップで射程外へ離脱。
141七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 19:00 ID:41eHfQ9G
………………………………………………………………………

互いの実力が拮抗し合う戦い。小競り合いの果てのない繰り返し。
レナスがフェイトに守護の魔力を込めた時間は優に2時間を超えている。
と、突如フレイが動きを止める。
それと同時にフェイトも動きを止める。
「全く、ここまで愉しいのは久しぶりだ!」
「そうね…以前より…何倍も強くなって…いるようね。」
互いに嗤ってはいるものの、双方共にダメージが濃く、フレイは大部息があれ、フェイトは少々動きが鈍っている。
「……ふ…ははっ!だが、まだまだここからだ…。」
「な!?」
それにも構わず、むしろ完全に嘲笑がこもり始めた嗤いを浮かべるフェイトに対し、今度は
逆にフレイの方が険しい表情を浮かべる。
剣を目の前に掲げ…
142七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 19:01 ID:41eHfQ9G
「…………解放…。」

とたん、フェイトの身体に変化が起きる。
身を覆っていた外套が光を纏う。
「……では…。」
それは、死刑執行人が死刑囚に対して告げるがごとく、
「…………殺す。」
フレイの耳に突き刺さった。
「………くっ…」
目の前に存在する者の力量を互いに悟ったのだろう。フェイトは悠然と歩き出し、フレイは固まったまま。
そのまま間合いがつまり、
フェイトは凍結した籠手で、
僅かな時間のうちにストレートを、ハイキックを、
ボディブローバーストタックルそしてソバットをたたき込む。
「がはぁっ!!」
最後のソバットで壁際にはじき飛ばされるフレイ。そこへ追撃のフェイズガンが乱射される。
避ける暇もなく全弾が命中する。悲鳴がさらなる銃声によってかき消される。
143七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 19:03 ID:41eHfQ9G
「……ソフィアと、マリアの恨みだ…」
至近距離まで接近し、剣を下から振り上げて、上空高くへ叩き上げる。「クリフの恨み。」
落下に合わせて突き上げ、引き抜き「ネルの恨みッ!」
蹴り上げ、上空に戻ったところをさらに上へ飛んだフェイトの剣によって地面に叩きつけられる。「アルベルの恨み…!」
……と、
「………まだ………まだ、続ける気か…。」
唐突にフェイトは呟く。
「…………?」
そして、フェイトは豹変し、激昂する。噛みつかんばかりの勢いでフレイの襟を掴み、眼前へ。
「まだ、自分が身勝手な世界を創るためにこの世界を破壊する気かって言ってるんだよ!
この世界は確かにルシファーとか言う奴が作り出した幻想でしかないかもしれないでもな!
それでも俺達は生きているんだ生命を営んでいるんだよ!それを貴様はてめぇが自分の世界を作りたいなどという
身勝手以外の何でもないくだらなすぎる理由で粉砕し蹂躙し破壊して崩壊させ命を踏みにじって破滅させる気か言え!
答えろ!さあ!さあ!さあさあさあ早く答えろ!!!!!!!」
怪訝そうな顔をしていたフレイへ怒りを露わにしたフェイトの罵声がクロセルの間に響く。
やや、間があって
「…ええ………そう…よ…。」答えが返る。
144七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 19:05 ID:41eHfQ9G
「そうか、なら……この世界から…失せろ!!」

突如、フェイトの背に白い翼が現れ、構えた両手から超波動を一直線にフレイへ放つ。
壁際に再び叩きつけられたフレイ。その後ろの壁に巨大な魔法陣が出現する。
それはすでに満身創痍のフレイを巻き込み、ゆがめ、飲み込んでいく…。
どこへ続くのかも解らない一方通行の方陣に
「……忘れるな…人間め…!」
飲み込まれる寸前、フレイは告ぐ。
「今回は不覚を取ったが…!私は諦めない…決して!!」
「……じゃあな、もし…戻ってきたら…その時はまた闇へ還してやる…。」
フェイトは聞いているのか、それとも聞いていて無視しているのか、一人呟く。

それを最後に、彼女はこの世界から消えた。


「フェイトさん!大丈夫ですか!?」
レナスの魔法による身体能力制御の反動かとたんに崩れおちそうになるフェイトへ駆け寄るレナス。
「……………レナス…」
剣を杖代わりに立ち上がり、傍らによって来た少女に問いかける。
「俺達…やった…んだよな…?」
「…ええ…!」
その言葉に安堵したように、あるいは純粋に生命活動を行うかのように深く息をつき。
「…………さぁ、帰ろう…仲間がシランドで…きっと待ってる。」言う。
「はい!」
145七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 19:07 ID:41eHfQ9G
シランドでは、すでに歩けるようになるまで回復した仲間がいた。
どうやら1年近くにわたって動けなかった理由は精神力へのダメージが強過ぎて、精神と肉体が切り離されていたかららしい。喋ることは意識が戻ったときから出来ていたが、体を動かすにはまだ辛い様だ。
フレイを倒したことを皆に言うと、「これで安心して骨休めが出来る」とか、いろいろなことを口々にいっていた。

そして、その日の夜…。
フェイトとレナスにあてがわれた寝室のベッドの上で二人は向き合っていた。
「レナス…。」
「何ですか?フェイトさん。」
「………奴は…お前を知っているような口ぶりだったが…あれは一体どういう事だ…?」
「………」沈黙するレナス。
やがて…短く、語った。
「…私と、あの人は…少なからず面識があるんです…かつてともに戦ったことも…」
「……そう……か。だから後方支援にまわったのか、戦いたくなかったから…。…済まない…。」
「いいんです…。」
146七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 19:09 ID:41eHfQ9G
「レナス…抱いて、良いか?」フェイトは唐突に訊く。
「……………」赤面し、さっきとは別な意味で沈黙する。
やがて…僅かにうなずいた。
フェイトはそんなレナスを優しく抱きしめる。

もう一度、キスをする。
今度は今までとは違うものだった。レナスの口内へ舌を差し入れ、レナスのそれへからみつける。
「んん…」
一瞬戸惑ったような様子を見せるが、すぐにレナスの方も舌を絡めてくる。
舌という感覚器官は脳に近いためか、直接絡み合う異物にまさぐられる少々の嫌悪感。そして痺れるような、強烈な快感が同時に発生する。
そのまましばらく舌を絡ませあった後、唇を解放した。
「はぁ…はぁ……ふぅ…」
半ば喘ぐ様に息をするレナスをそっ、と抱きすくめ、脚に座らせる体勢にする。
首筋に口づけをし、耳たぶを軽く噛みながらまだ発達途上の胸を軽くもみしだく。それだけで、レナスの口から甘い吐息が漏れる。
「ん……ぅ…」
その反応に満足したのか、フェイトはそのままレナスを再び抱きしめる。
「フェイト…さ…ん…。」
とぎれとぎれに名を呼ぶレナス。
答えるように口づけをし、もみしだく手に強弱をつけてみると
「ん……あ……あぁっ!」
面白いように感じてくれる。
147七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 19:11 ID:41eHfQ9G
ゆっくりと、愛撫を続ける。身体に力が入らなくなり、倒れ込みそうになった身体を支え、ベッドに横たわらせ
下着を残して衣服を脱がし、自身もまた裸になるとほっそりとした首筋を愛撫し、胸に吸い付いてみる。
「あううぅ!!」
すると、やはり強い反応が返ってきた。どうやら感じやすい体質らしい。
そのまま、舐めるように乳首を舌でもてあそび、時々強く吸い付く。
そして、なおざりにならないよう左手で右胸にも愛撫をする。
「あぁ…フェイト……さ…はうぅ……あん…」
聞こえない、そういうかのようにそのままフェイトは手を這わせ、
腰へと伸ばしていくが、レナスは気づかない。
そして、秘所に辿り着き、そっと、白く清楚な印象を与える下着の上からそっとなでる。
「ふぁ!んぁっ!…だ…だめ…そんなところ……!」
だが、ゆっくりと、何度もじらすようになでると、もっとしてほしい、と言うかのように喘ぐ。
「はあっ…あ…くぅん…あっ…」
148七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 19:13 ID:41eHfQ9G
下着がじわり、と濡れてきていた。そろそろか、と脱がそうとする。
レナスは抵抗しなかった。腰を上げ、ゆっくりと下着を取り払う。
すると、そこはすでにぐっしょりと濡れていた。
「あぁ……み、見ないで…くだ…さい」
恥ずかしげに言うレナスの声ももう聞こえない。露わになった一番大切なところへそっと口づけをする。
「ひゃうぅっ!!!」
それだけで、次々と蜜が溢れて、シーツを汚していく。それを一滴たりとも逃さないよう、強く口を付け、
音を立ててすすり、割れ目に舌を差し入れ、かき回す。
「だ…だめです!そんな、きた…んうっ…ないところに…あっ…口をつけ…るなんて…」
「汚くなんかないさ。」
即答して、また口を付け、割れ目の間へ、そして最も敏感な部分へと舌を這わす。
「うあぁっ!!!!」
軽くイッてしまったようだ。もう、いいだろうか。
「レナス………良いか?」
「……(コクリ)」
答えがあった。ほっそりとした両足に手をかけ、ゆっくりと開く。
そして、そこに自分自身をあてがう。
「……………痛いけど、我慢できるか…?」
「………はい…来てください…。」覚悟は決まったようだ。
149七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 19:14 ID:41eHfQ9G
ゆるやかに挿入していく。が、途中で何かを突き破る。
「あぐぅっ!!」
「だ…大丈夫か?」
「は、はい、でも…ちょっと…痛い…です。」
レナスの目は涙目になっている。シーツには、さっきまで処女だったことを証明するように紅い血が付いていた。
そのまましばらくレナスの身を案じて止まっていた。
「フェイト……さん…。」
「……動いても、良いか…?」
「はい、でも………優しく…してください。」「ああ。」
それに答え、ゆっくりと、動かし始める。
生殖器がこすれ合う、それだけで、射精してしまいそうな凄まじい快感。しかし。
「あっ!うぅ…い、痛い…!」
レナスにはまだ痛みの方が勝っている。ここで、自分が果てるわけには。
体中で射精を抑えて、再び動き始める。
動くたびに、レナスのかみしめた口から痛みに耐えるうめき声が漏れる。彼女の中は、さっきまで処女だっただけにきつく、正直フェイト自身も痛い。だが…
「あぁ…フェイト…さん…あ…もっ……と、強く…!」
150七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 19:15 ID:41eHfQ9G
痛みは依然続いているようだが、それだけではなくなってきたようだ。
それは、快楽を感じ始めていると言うことか。
答え、一転して腰を激しく動かす。
「す……ごい…こんな、はうっ……良い……なん…ひゃう」
彼女の中も強烈な快感を与えてくる。
…その快感に、長く耐えられるはずもなかった。もう抑えきれない欲情の塊が限界まで迫ってきている。
それを感じ、引き抜こうとするが、
「フェイトさ…ん…中、中…へ、あぁっ……」
その言葉で、自分の限界と共に腰を渾身の力を込めて打ち込んだ。
「ぐっ!」
「ああああああああああああああああっ!!!!!!!!」
その瞬間、フェイトはレナスの中へ熱い精液を注ぎ込んだ。


力尽き、離れ、レナスの隣へ倒れ込む。
互いに目は虚ろ。
「……………」
「…………………」
「レナス…」
「はい…。」
「これからは、一緒に暮らそうな、約束だ…。」
「…はいっ……!」
151七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 19:16 ID:41eHfQ9G
そして………。

「……う……ん……。」
陽射しが目にまぶしい。朝になってしまったのか。
あのまま眠っていたとしたら大変なことになるな。ソフィアはともかく、マリアは嫉妬深いし、ネルは……まあいいとしても、
クリフやアルベルはそれこそ喧嘩を売ってきかねないな。そんなことをぼんやりと考えながらフェイトは眼を開け、起きあがり
服を脱いでいた事に気づいて服を探す。
と、そこにはすでに普段着に着替えたレナスが
「おはようございます、フェイトさん。」
と、満面の笑顔で言って、服を差し出してきていた。
「ああ、おはよう。」
少し…いや、多分に安心して、服を着てズボンを履く。
どうやらさっきまでの心配は杞憂で済んだようだ。
152七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 19:17 ID:41eHfQ9G
そして………。

「……う……ん……。」
陽射しが目にまぶしい。朝になってしまったのか。
あのまま眠っていたとしたら大変なことになるな。ソフィアはともかく、マリアは嫉妬深いし、ネルは……まあいいとしても、
クリフやアルベルはそれこそ喧嘩を売ってきかねないな。そんなことをぼんやりと考えながらフェイトは眼を開け、起きあがり
服を脱いでいた事に気づいて服を探す。
と、そこにはすでに普段着に着替えたレナスが
「おはようございます、フェイトさん。」
と、満面の笑顔で言って、服を差し出してきていた。
「ああ、おはよう。」
少し…いや、多分に安心して、服を着てズボンを履く。
どうやらさっきまでの心配は杞憂で済んだようだ。
153七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 19:19 ID:41eHfQ9G
(コメント:スマソ、手違いで2回重複してしまった…。下から本文です)

……と考えるのは甘過ぎた………。
「さっきまで、大変だったんですよ。」
「……………………………何?」
3拍くらい硬直して答える。なにやら…恐ろしく嫌な予感がする…。
「ちょうど20分くらい前です。私は目を覚まして、服を着ていたんです。」
「あ………ああ…。」
「服を着終わるほんのちょっと前に『フェイト!遅せぇぞ早く起きろ!!』とか何とか言いながらクリフさんがドアをいきなり開けて…。」
「…………まさか!」「はい、見られちゃいました。」
ちょっと苦笑が混じるレナス。
「で、その場でエリアル・レイドからインフィニティ・アーツのコンボをしかねないほど激昂してましたから何とかなだめて
起きるまで待ってくださいって言ったんです。そしたら覚悟しろって言っておけと言って食堂の方向へ行っちゃいました。」
「……な………な…………な………!」
開いた口がふさがらないとはこのことだ…。
154七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 19:21 ID:41eHfQ9G
「………でも、クリフ一人だけならまだマシか。マリアに…
「もうばれちゃってます。しかも、ミラージュさん含めた全員に。」
今度こそ、論理回路が停止する。
「…………………………………………」
「クリフさんと一緒に皆さんが後ろにいたみたいで…その時にしっかり見られちゃいました。」
「そ、そうか…………そう………。…で、レナス…。」
「はい?」
「何でそんなに嬉しそうなんだ………。」
「だって……」
その問いに彼女は
ちょっと顔を赤らめ
「これで、私達、本当に恋人同士になれたんですから、ね。」
と、ネガティブな思考を吹き飛ばすほど最高の笑顔で言った。
「………そうだな…ははっ。」

苦笑しながらレナスと一緒に部屋を出る。
さて、これから食堂に着く前に何とかして弁解を考えないとな…。
きっと、今日を境にこれからもマリアやクリフにねちねちと皮肉を言われるだろうし…。
だけど、何よりこの少女と共にいたいと自分自身が言っている。そのためなら何でも出来るような気がする。

まあ、これからもこんな感じで穏やかな日常が続くのだろう…。今のところはおおむね平和だ。良いことだよな。

FIN
155七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/16 19:27 ID:41eHfQ9G
以上、完結です。受け狙いで書いたつもりは毛頭ありません。(叩かれそうですが
いろんな面で出来る限りの知識総動員ですけどね…。これ以上書くのはちょっと今は無理かなぁと…。
しばらくは構想と展開に悩みつつ寝ます。
156名無しさん@ピンキー:03/12/17 01:43 ID:n3l+cdRI
>七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko氏
長編乙です。元ネタを知らないのが残念ですが、次回に期待しています。

>めでぃーな神
クレネルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
超期待(;´Д`)ハァハァ

>135深夜(ry氏
遠まわしなリク受付と解釈してよろしいか?
ネルがアルベルを拉致監禁陵辱そして奴隷化
というのは冗談で(これでもええんですがー)
普通にアルネルか百合希望。
157名無しさん@ピンキー:03/12/17 02:31 ID:tkhOzfEi
ネルたん祭り今から楽しみだ!(;´Д`)ハァハァ
俺としてはいつも強気なネルたんがエチシーンになると突然、弱気つうか
恥じらってたりなんかするのが最強に萌えでつ…。
158名無しさん@ピンキー:03/12/17 12:49 ID:DMGwcB3/
俺もネルたん祭り期待シテルヨー(・∀・)!
ここ最近の神絵神小説のおかげでネルたん(;´Д`)ハァハァ
>>157氏にまさしく同意いつも毅然と強気でそういう方面全く興味無さそうなのに
いざコトとなると照れて恥らったり堕とされていくのが  最 強
ネルたん感度良さそうだしなー( ´∀`)さぞかし犯りがいが… ハ ア ハ ア
色んなネルたん期待してまつ!
漫画のニセモノっぷりなネルたんに嘆く俺を慰めてください…_| ̄|●神駄はシネ

>>113
めでぃーな氏!!メイド!!しかもクレネルとキタ(゚∀゚)!!大変期待ですよろしくお願いしまつ!!

>>七使夜氏
面白かったよ。レナス可愛い…ちょっとフェイトの言葉遣いがらしく無い気がした。
俺も元ネタ知らんのだゴメン。次も期待してまつんでガンガッテください。
159127:03/12/17 17:51 ID:bi60T41W
七使夜氏
レナス可愛いすぎです!!
あとメイドネル期待してます!!
160七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/17 19:38 ID:YglHMeXz
>感想を述べてくだすったかたがたへ。
ありがとうございました。よく小説の後書きなどで
「読者の手紙がエネルギー源です」
って言ってるのは本当だったのかと実感しマスタ
……ほとんどの人が元ネタを知らないようなので「反転」についての自身設定を載せます。
「反転」:フェイトにデストラクション能力覚醒と共に起きたと考えられる現象で
これによりフェイトの精神中に新たな人格が生まれる。
1回目のフレイ戦まではその人格と元のフェイトは身体を共有しあっていた。
しかし、フレイと1回目の戦闘を行ったときに精神ダメージを受けすぎた所為で、
精神力の差か、反転で生じた人格は生き残り、元のフェイトの精神はフレイによって死に至る。
故に、それ以降は反転によって生じた人格のみになっている。
性格はやや好戦的(発生まで元の人格の影響を受けていたが、戦闘に適した性格になった)
一人称が「俺」になり、他の人への呼称が変化した事以外はあまり変わらない。
いかなる逆境でも諦めない質でもあり、フレイ戦で精神が死滅しなかったのはこのためかと思われる。
身体能力の制御(要するに運動能力)は元のフェイトより高い。それ故に彼は強敵との戦闘に駆り出される事もしばしばあったという。

まあこんな感じかと。わかりにくかったらスマソ…。
161まごのて ◆yd2spXCTbA :03/12/18 01:47 ID:mATyI4o5
♯以下(なんというか忘れた^^;)あってるかな?
間違ってたら、今後からこれに統一します。

ここしばらくSS書く暇ありませんでしたが、
久しぶりに書いてみようかと思い、再び帰ってきました。

んで、ネル祭りというなんだか素敵な響きが聞こえたので、
自分も参加しようかとw


クリスマスも近いことですし、それにあわせたSSを書いてみようとかと思います。
162深夜(ry:03/12/18 02:13 ID:Tjfn7KDI
下っ端書き手の企画にレスありがとうございます。
ネル祭りですが、勝手に一人でやるものなのでどれだけ書けるかはわかりません。
片っ端から書いてみて、書きあがって投下できたらラッキー、という程度です。
とりあえず、レス頂いた以下の4つは今のところこんな感じです。
・スフレXアルベル→着手
・アルベル拉致監禁→完了、ただし非エロ&やっつけ仕事なので他のが仕上がれば投下見送り
・アルネル→未着手、ただし別所にアップ予定の純愛ものを流用?
・百合→ネルクレ。構想のみ完了。

問題は、普段とても男らしい攻ネルばかり書いているので、
>157-158さんのおっしゃるような受ネルが書けるかどうかですが、がんばります。
163名無しさん@ピンキー:03/12/18 03:58 ID:wRk3q09M
>>160
まんま、月姫じゃないか・・・
七使夜氏は文章は全然悪くないけど(むしろ好き、愛してる)、
これじゃ、単にキャラの首を挿げ替えただけのイタイSSだよ。
文章は嫌いじゃないけど何だかなぁという印象を受けざるを
得なかったわ。でも氏の次の作品にはすごく期待しているから、
マターリと待っております。
164名無しさん@ピンキー:03/12/18 19:20 ID:KZVvCMrT
俺個人ではこういう小説嫌いじゃないけどな・・・・。
七使夜氏次回作期待してます!!
165 ◆PzDeastE6E :03/12/18 21:03 ID:e75xwPWf
俺みたいなのが参加してよいものかどうか迷いましたが・・・
自分もネル様祭りに参加したく思います。
期待に添えるほどの物は書けないと思うので、他の方々の前座でも務まればと思う次第。
166名無しさん@ピンキー:03/12/18 21:52 ID:8J8a0zAc
ゼン座だと?ふざけるな!!
非常に迷惑なんだよ
お前みたいな
ネガティブな馬鹿はな
がんばってるほかの作家さん達はな、もっと堂々としてるんだよ
いちいち最初に謝らなきゃ、匿名掲示板にSSも投下できない臆病者は
死んだほうがいいと思うぜ
まったくこうゆう糞どもが湧くから
スレがどんどん衰退して行くんだよな
167名無しさん@ピンキー:03/12/18 23:51 ID:YmLilWqG
>166
とりあえずやたら文章力に自信があるみたいなこと言って糞よりは大分いいと思うがな。
お前みたいなのがスレ衰退させてると思うぞ。て、反応した時点で俺の負けか・・・ショボーン(;д;)
>ネル祭り
勝手に舞い上がってます。作家さん達頑張ってクダサレ。
168めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/19 00:06 ID:FJ191ebn
|_Λ    >>167さん、>>166は縦読みみたいですが・・・。
|ω・`)    SSは、今週中にできますかねえ・・・。
| /     僕も強気なネルたんが大好きです・・・。
|/       でも、クレアと一緒にいるシーンを書くと、
          どうしても凛々しさが薄れてしまいます・・・。  
169名無しさん@ピンキー:03/12/19 00:16 ID:fdvyGxjG
>166、168
アフォは俺か・・・。反省してマターリ傍観します・・・。
170まごのて ◆yd2spXCTbA :03/12/19 02:18 ID:JjrC1yW4
とりあえず、出だしだけ公開。

「Weihnachtszait」

今日は12月24日。
惑星エリクールにも地球と同じで、クリスマスというものが存在した。
いまや、伝説の人ととなったフェイト達一行はエリクールの人たちから熱烈の歓迎を受け、
ファリン、タイネーブ企画のクリスマスパーティに参加した。

「うおっ!!」
会場となる、領主館に入ったとき、
クリフが館内に充満する「おいしそうな」においに反応した。
「クリフ涎…」
思わず、クリフの口からそれが漏れていたのを、マリアがあきれた顔で突っ込む。

「みなさ〜ん、いらっしゃいませ〜〜」
館の奥からぱたぱたと足音を鳴らしながら、独特の間延びのある口調で近づいてくる人物。
紫の髪の少女、ファリンが彼らの到着を知り、出迎えに来たのだった。
「寒い中…よっと、わざわざすみません」
その後ろから、こんどは金髪の少女、
タイネーブが湯気の立つマグカップの乗ったトレイを慎重に運びながら現れた。
「クリスマスに作ってみた、ちょっとお酒の入ったホットレモンです」
「これであったまってくださいね〜〜」
両手がふさがってるタイネーブのかわりに、ファリンがひとつずつ手渡し、
一行は彼女たちに一言礼を言うと、それを口にした。
171名無しさん@ピンキー:03/12/19 02:27 ID:JjrC1yW4
「おいしい…」
「うまぇなぁ…」
レモンの甘酸っぱい味と少量のおそらくワインと思われるお酒の味がマッチし、
そしてそれが心の底から暖かくしてくれる。
ファリンとタイネーブもお互いの顔を見合わせ、
やったね、といわんばかりの笑顔を浮かべた。

「さささ、料理もできてますから、奥へどうぞどうぞ」
全員が飲み終わるのを確認すると、ファリンが右手を屋敷の奥へと伸ばし、
フェイト達を中へと誘う。
「そんじゃま、お言葉に甘えさせていただくとするか」
「クリフ…客人なんだから、失礼なことを言わないの」
「楽しい夜になりそうだな」
フェイト達は、カップをトレイを持っているタイネーブにお礼をいいつつ、
一人ずつ奥の部屋へと入っていく。一人、また一人と扉の向こうに行くたびに、
今日の集まりに来たアーリグリフ、シランドの両国の人間が彼らを拍手で出迎える。
そして、最後に、フェイトとクリフを救い出したある意味彼らの恩人でもあり、
シランドの誇る「クリムゾン・ブレイド」のネルが奥へ行こうとすると、
「あ、ネルさま!」
トレイとカップのせいで両手がふさがってるタイネーブに呼び止められた。
172まごのて ◆yd2spXCTbA :03/12/19 02:36 ID:JjrC1yW4
「ん?」
不思議そうな顔をするネルと裏腹に、タイネーブは傍にいるファリンに目配りをし、
ファリンもその意図に気づいたのか、
まるで電球がでてきそうなほどの何か思い出した顔をし、手をぽんとたたいた。
「そうか、あれだね〜」
「そそ、私はこれ、片付けてくるから、あとはおねがいね」
「???」
ネルはまったく話の内容がつかめないでいたが、
タイネーブはトレイに気を配りながらも、ネルに一例をすると、
キッチンへと引っ込んでしまった。
「うふふふふ〜…ネルさま?」
ネルがふと、ファリンの方に振り返ると、彼女はいかにも何かたくらんでそうな、
不気味な笑顔を浮かべていた。
「な、なんなんだ、いったい…」
「じつは〜、今日のクリスマスのイベントに〜、ある趣向を入れようと思ったんですけど、
 本来やるはずだった娘が風邪で寝込んだので…」
「あ〜、みなまで言わなくてもわかった。…その代わりをやれ、と?」
少しうんざりしながら答えたネルと対照的に、ファリンの顔がぱぁっと明るくなる。
「さっすが、ネルさま、お察しがいい! そこまでわかっているのであれば、さささ、
 さっそく準備をしましょう!!」
「準備って…って、お、おい!!」
ネルが質問するよりも先に、ファリンがネルの手を引っ張り、
他の仲間とは違う部屋に連れて行く。
あまり体力はないファリンだが、こういうときの力はタイネーブ以上…かもしれない。
173まごのて ◆yd2spXCTbA :03/12/19 02:44 ID:JjrC1yW4
「さぁ、ここですよ〜〜!」
ファリンに案内された部屋には、さまざまな刺繍や細工の施した、
色きらびやかなドレスや衣装が並んでる部屋であった。
「まさか…」
ネルの顔から血の気が引く。
「はい! ネルさまに〜、この中でも最高の衣装を着ていただきます!!」
「やはりか!」
思わず、額に手を当て、うつむいてしまうネル。
もともと、あまりどんちゃん騒ぎの好まない彼女であるが、
こういう「出し物」の衣装など、こんなときに着る羽目になるとは、想像もつかなかった。
「はい、これに着替えてください!!」
そんな彼女の心を知る由もないファリンが、衣装ダンスから一着の服を取り出し、
ネルの手の上に乗せた。
「…ファリン」
「はい?」
「本当にこれに着替えるのか?」
「はい! とてもお似合いだと思いますよ〜」
ネルは渡された服を見て、さらに落ち込んだ。
なにせ、想像以上にはっちゃけた衣装であったからである。
(まだ間に合う…)
断ろうと、ファリンの顔を見ると、その顔は、まるでわが子の晴れ姿を待ち望む、
母親のように目を輝かせている彼女がいた。
(…覚悟を決めるか)
そんな顔の彼女に断る自信をなくしたネルはしぶしぶ自慢の黒装束を脱ぎ、
渡された衣装に着替え始めた
174まごのて ◆yd2spXCTbA :03/12/19 02:46 ID:JjrC1yW4
とりあえず、出だし終了。
本編はこの後から始まります。

とりあえず、流れとして、前編後編と、
カップリングを変えた、ネルさまのクリスマスでの出来事をお送りしたいと思います
175めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/19 02:46 ID:FJ191ebn
|_Λ    おおっ、まごのてさんのSSが・・・。
|ω・`)    よろしければ保管庫に来ていただけないでしょうか・・・。
| /    http://sss.mint.aisnet.jp/so3/top.html?
|/      僕も少しだけ投下しますね・・・。 
176めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/19 02:47 ID:FJ191ebn
 大陸中に多くの信者を持つアペリス教の発祥の地である、シーハーツ王国。
この国には二人の代表的な戦士がいる。通り名はクリムゾン・ブレイド。
彼女らなくして、シーハーツを語らないことができないほど、重要な存在だ。
そんな、クリムゾン・ブレイドの二人が夜の関係を迎えた後、ちゃくちゃくと親密な
関係を強めていた―――。


 ざわ・・・。
ざわ・・・。
シランドの街の人々が、街中を歩いている二人の女性を注目している。
「クレア・・・、まだ歩くのかい・・・?」
「まだ半分もきていないわ、ネルがゆっくり歩いているからよ」
 歩いているのは、クリムゾン・ブレイドの通り名を持つ、ネル・ゼルファーと
クレア・ラーズバードだ。
「ん・・・く・・・」
ネルは顔を赤らめてうつむくという、毅然とした態度の普段からは考えられないの、
恥じらいの表情を見せていた。
「可愛い表情よネル、今の服装によく似合っているわ」
街の人々がネルとクレアを注目している理由、それは二人がメイド服を着ていたからだ。
国を代表する戦士のあまりにも意外な姿に、驚きを隠すことが出来ず、素通りしていく
わけにはいかなかったのだ。
177めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/19 02:49 ID:FJ191ebn
「せめて人通りの少ないところへ行こうよ・・・」
しかし、ネルが恥ずかしがっている理由はそれだけではない。
「それは駄目。もう少し顔を上げてみんなと眼を合わせて」
「恥ずかしいよ・・・」
「顔を上げて」
クレアは手に持っているリモコンの、スイッチのメーターを上げる。
「んんんっ!?」
 その瞬間、ネルは歩みを止めて艶のある声を漏らす。
「このまま街中でイク?」
「んんっ、んんっ!」
 唇を噛み締めて声を押し殺そうとしながら、ネルはかぶりを振る。
「そう、それならしっかり前を見るのよ」
 クレアがメーターを下げると、ネルは眼に涙を浮かべながら顔を上げた。
「うぅ・・・」
 先ほどネルが声を漏らした理由。それは膣内に入れてあるバイブが強く振動したからだ。
長時間バイブを入れられたまま街中を歩かされ、時折バイブの振動を強くされ、ネルは
膣内の刺激に気が狂いそうになっていた。
178めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/19 02:49 ID:FJ191ebn
「クレア・・・、せめて裏地でイカせておくれ・・・」
「出来ない相談ね。イクなら奉仕する意味をこめて、みんなの前でイって」
ネルが声を漏らしたせいか、先ほどよりギャラリーは多くなっていた。
「そんなの無理だよ・・・」
 クレアが言った己の痴態を想像し、ネルは恐怖に包まれる。
「なら、城にたどり着くまで我慢しましょう」
 クレアが再び歩みだす。
「わかったよ・・・」
 仕方なくネルもつられて歩き出す。
 ざわ・・・。
ざわ・・・。
「はぁっ・・・、はぁっ・・・!」
 街の人々にメイド服姿を見られて恥ずかしながら、一歩一歩歩くごとに膣内を擦られる
刺激に絶えながら、ネルは必死に平静を装っていた。


今回はここまでです。遅筆・・・。
179めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/19 02:53 ID:FJ191ebn
|_Λ   
|ω・`)    どうでもいいことでしょうが、
| /    ざわ・・・。
|/    ざわ・・・。        は

 ざわ・・・。
          ざわ・・・。

でお願いしますね・・・。
180名無しさん@ピンキー:03/12/19 12:31 ID:tu8mNAb/
カイジかよw
181名無しさん@ピンキー:03/12/19 17:31 ID:rktbm1ok
保守
182深夜(ry:03/12/19 23:19 ID:GHCkXACy
>165 ◆PzDeastE6E さん
ネル祭り、私が勝手にやると言っていただけのものなので、そう身構えずに気楽に行きましょう。
こちらまで固くなりそうなので(苦笑

個人的な祭りでしたが、言いだしっぺなのでまとめてみました。

*ネル祭り*
現在判明している参加者は以下です。
「まごのて ◆yd2spXCTbA さん」「◆PzDeastE6E さん」と私「深夜」
また、他にもお二人が間に合うかどうかは不明ですが書いてくださるそうです。

(以下は私の頭の中の祭り概要です。他の方には必ずしも当てはまりません)
・クリスマス近辺にネルに絡むSSを投下します。それだけです。
 (レス頂いたスフレXアルベルは余興ということで)

今までSS書いたことないよという方も、ネタ振り程度の短い文でも
この機会にぜひチャレンジしてみてください。
もしネタがかぶったら「同じ素材で二つの味」として楽しみましょう。
何かありましたら、ここかチャット(匿名で結構です)までお願いします。
チャットでIPを晒したくない場合は、入ってすぐに「clear」と発言すればログが消えます。
183名無しさん@ピンキー:03/12/20 02:17 ID:EpmdhN4R
ネルたん祭りキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!

>まごのて様
頼まれるとイヤとは言えないそんな人のいいあっさり騙されやすいネルたんに萌え(・∀・)
いよいよメイドですな!楽しみです(;´Д`)ハァハァ

>めでぃーな氏
クレネル(;´Д`)ハァハァ
ちょいとキチーククレアたん真っ赤なお顔で我慢ネルたん(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
すべては愛ゆえですな。スバラシイ…!

続き楽しみにしてます 他の方も大期待です頑張って下さい
サイコーのクリスマスになりそうな予感
184名無しさん@ピンキー:03/12/20 09:47 ID:XwAhUJKf
このスレ、ネルクレよりクレネルのほうが多い・・・
_| ̄|○ オレ、ネルクレノホウガスキダナ……デモ(;´Д`)ハァハァデキルカライイカ……
俺が馬鹿に感じたのでsage
185名無しさん@ピンキー:03/12/20 10:29 ID:4rcvsPON
>>182
スフレタソ(゚∀゚)クルー期待してまってまつ
スフレタソは人気ないんかのぉ
もしかしてスフレタソ萌えは世界で俺だけ、なのか…?
186名無しさん@ピンキー:03/12/20 14:13 ID:IFGAnClz
七使夜氏、今度はスクライドネタで頼むと言ってみる。
187七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/20 16:53 ID:+KYGR23/
>>186
スマソ、すでに次のネタケテーイしました。
フレイを3人で林間の予定なり。他にもマリアとかも攻め側に入れてみようかと。
てか…スクライドとは如何なるモノで?
188Alpha:03/12/20 17:53 ID:BqKW1MYx
季節はずれスマソ。こっそりゲリラ投下。

六月。
最も光と緑のコントラストが美しいこの時期に、首都シランドの王城では
毎年召集されるシーハーツ女性兵士の任命式が行われていた。

(まだかな…)
今年で14歳になる少女、ネル・ゼルファーは控え室で退屈そうに順番を待っていた。
集められた当初はガチガチに緊張していたものの、三時間も待たされては心臓も大人しくなってしまう。
(次に呼ばれればいいんだけど…)
すでに控え室に残っている人数は片手で数えるぐらいしかおらず、ネルが呼ばれるのも時間の問題だった。
「ネル・ゼルファーさん」
軽いノックと共に名前が呼ばれる。
「はいっ!」
羨ましそうな視線を送る残る数人を尻目に、ネルは元気よく扉を開けた。

ついさっきまで忘れていた感情が戻ってくる。
女王陛下に直に会える喜びと緊張で、ネルの頭の中は真っ白になっていた。
そんな頭で前を歩く案内係の兵士の後を追っていたのだが、すでに王室の前まできてしまった。
頭を整理して、付け焼き刃で覚えてきた礼儀作法を思い出す。
気持ちを落ち着かせて、
「ネル・ゼルファー、入ります」
少し声が大きかったかと心配しながら、ネルは少し小柄な自分の二倍以上ある大きな扉を開けた。

すぐ目の前に人の顔がある。
「きゃっ!」
ネルは思わず声をあげ、後ずさりする。
「おっと失礼。」
笑いながら、シランド一の苦労人といわれるラッセル執政官が立っていた。
「ネル・ゼルファーだな、陛下がお待ちだぞ」
くるりと180度回転すると、着いてこいと言わんばかりに歩きだす。
ネルは、ラッセルの後を追ってもうひとつの扉をくぐった。
189Alpha:03/12/20 17:55 ID:BqKW1MYx
恐らく女王陛下の個室だろう。
高級なお香をたいているのだろうか、いい香りがする。
しかし、ネルの嗅覚はもはや働いていなかった。
目の前に憧れの女王陛下がいる。
陛下は優しげな微笑を浮かべながら、ベッドの上に腰掛けていた。
ネルの歳相応の身体つきと、背丈を除けば同じくらい細身だった。
しかし、痩せているという感じでなく、その美しさに一役買っているような…
「何をしている」
入り口でボーっと陛下を見ていたネルを、ラッセルがいさめる。
「あ…ネ、ネル・ゼルファーです」
慌てて礼をする。礼儀作法などどこにもなかった。
「そこに座りなさい、ネル。」
特に気を悪くした様子も見せず、澄んだ綺麗な声で、陛下がベッドの前の空間を示す。
椅子などなかったので、床にそのまま座りこんだ。
壁際まで下がり、陛下の座るベッドと少し距離をおく。
ネルの頭の中はまた真っ白になっていたが、陛下の言われることだけはスっと耳に入ってくる。
妙な強制力は王家ならではのものだろうか。
「………聞いているのか?」
ラッセルの怒った口調が聞こえた。
「すっ…すいませんっ!」
ラッセルが話をしていたことにようやく気づく。
(落ち着いて、冷静にならないと…)
ネルは意識を言葉に集中させた。
190Alpha:03/12/20 17:56 ID:BqKW1MYx
「衣服を脱ぎなさい」
陛下の声が響く。
(……え?)
まだ頭が働いていないようだ。
聞き間違い、または聞き取り損ねたのだろうか。
ネルが戸惑っていると、
「服を脱げと言われておるだろう」
ラッセルの大きな声が耳に入る。
今度は聞き間違いなどではなかった。
ネルは座ったままおずおずと二人を見上げるが、場が進展する気配はない。
「何をしてい」
「黙りなさい、ラッセル。」
陛下の透き通った声が、
「ネル、これは大切な事なのですよ。」
ネルの身体に入り込んでくる。
未だ戸惑いつつも、ネルはゆっくりと立ち上がり、上着に手をかけた。
「脱いだ衣服はそこに置きなさい」
ラッセルがそばに置いてあるカゴを指さす。
何事もないような顔で見ているものの、ネルには彼の顔にうっすらと笑みが見えた気がした。
見られたくないが、ネルには拒否することはできなかった。
何も考えないようにして上着を脱ぐ。簡単に畳んで、カゴに入れる。同じ動作を機械的に繰り返す。
下着が見えた時には少し躊躇ったものの、すぐにネルは下着とソックスだけの姿になっていた。
これ以上脱ぐのかどうか、赤く染まった顔で陛下の顔をうかがう。
「いいですよ。座りなさい、ネル。」
下着に刺さるラッセルの視線を感じながら、ネルは再び床に座り、体育座りの格好になる。
顔を見られないよう、うつ向くには最適だと思ったのだ。
191Alpha:03/12/20 17:57 ID:BqKW1MYx
しかし、
「顔を上げなさい。」
陛下の言葉にあらがうことはできなかった。
ゆっくりと、本能に抵抗しながら赤い顔をあげる
「夜中に自慰を、自分を慰めたことはありますか?」
陛下の言葉が頭に入ってこなかった。
いや、聞こえていたが認識できなかった。
「ありますか?」
再び問われ、言葉を反芻、理解する。
赤い顔が更に赤くなり、
「あ…ありません。」
思わず陛下に嘘をついてしまった。
「そうですか…」
陛下の静かな声は、
「ではラッセル、教えて上げなさい。」
耳を疑う言葉に続いた。
「承りました。」
ラッセルがゆっくりと歩いてくる。
ネルの目にはどこか上機嫌そうに見える。
(嫌だ…怖い……)
「ご…ごめんなさい!」
うつ向き気味に謝る。思わず大きな声を出してしまう。
「どうしたのですか?」
下を向いた頭の上方から、陛下の声が降ってくる。全て分かっているような音。
「あ…あります……したこと……」
嘘をついたことを認めてしまう。
しかし、すぐそばにせまる男性に触られたくはなかった。
「分かりました。…では、ここでやってみせなさい。座ったままで結構ですよ。」
優しげな声、しかし冷徹な内容の言葉が、
「……はぃ。」
意思に関係なく、ネルの身体を動かす。
震える手がゆっくりと胸に当てられ、ブラジャーのホックを外す。
192Alpha:03/12/20 17:59 ID:BqKW1MYx
(あっ……)
外してから一層強くなる羞恥心。
大きくはない、しかし膨らみの感じられる双丘が露出する。
空気に晒されたピンク色の乳首は、今までのやりとりの間にすっかり膨らみ、
速い鼓動に従ってせわしなく上下している。
そっと包むように、それぞれの膨らみに両の手のひらを被せる。
最近気になってきた胸の小ささを露骨に感じてしまう。
(んん……)
ゆっくりと揉むように手を動かすが、緊張からか感覚があまりない。
(このままだとラッセルさんに……)
そう思った親指が、丘の頂点を軽く撫であげる。
「んっ……あぅ…」
こんな状況でも、刺激が脳を駆け抜ける。
緊張と刺激が混ざり、意識を遠ざけてゆく。
気付かぬうちに両の乳首に指が群がっていた。
「ぁっ…くぅん……」
無意識に動く指が乳首を刺激する。
体育座りのままの両足の間、足の付け根が僅かに湿ってくる。
(あっ……)
その感覚でふと我に帰る。
自分の行いを意識し、知らぬ間に上がっていた顔が再び床を向く。
両手が濡れ始めた場所を隠すように、両足の間に突っ込まれた。
193Alpha:03/12/20 18:00 ID:BqKW1MYx
「…終わりですか?」
変わらぬ口調、しかし続きを促す響き。
(…………)
ネルは動けなかった。
やらねばならないと思う気持ちは羞恥心に抑圧される。
「ネル、これは必要な事なのですよ。」
再び聞こえる陛下の声にも、一度止められた手は動かなかった。
立てられている膝にギュっと額を押し付ける。
陛下の小さな、少し悲しげなため息が聞こえ、
「…ラッセル」
空気が動いた。
誰かが近づいてくる気配がする。すぐそばまで来て、屈んだ。
そっと手が髪を掻き分け、耳の上を通り、側頭部を優しく掴む。
「ネル、落ち着きなさい」
優しい男の声と共に顔が上に向けられる。
「ゃ……ゃだ……」
身体が震え、小さくなる。
頭に回された手が優しく後頭部を撫でる。
しかし、同時にもう片腕が未だ露骨している薄い膨らみに伸び、触れた。
「やっ……ぃゃ……」
身体を捻るように揺すり、僅かながら拒否の姿勢をしめすが、
「ぁっ…」
固くなった乳首を摘まれた瞬間、ビクっと身体の動きが止まる。
普段なら大したことのない微弱な刺激。だが、今は数倍にも感じられた。
194Alpha:03/12/20 18:01 ID:BqKW1MYx
「ぁぁ……ゃぁ……ぁんっ…」
そのまましばらくコロコロと両胸をいじくられ、
「時間もないので、手早く行いますよ。」
両肩をそっと掴まれ、立ち上がらせられる。
肩を掴んでいた両手はそのまま腰へ下がり、ネルを固定する。
再び屈んだラッセルの眼前にはネルの最後の下着があり、ラッセルはその上から口付けした。
「んんっ……やぁっ……あぁんっ……っ」
羞恥心に耐えきれず瞳を閉じる。顔が燃えるかと思うほど熱くなっていた。
行き場のなくなった小さな両手は腰の当たりでギュっと握られ、両足は今にも崩れ落ちそうなほどに震えている。
「…んぅっ…はぅんっ…あぁっ……」
いきなりの激しい舌の動きが下着越しに秘部を刺激してくる。
それが全て快感となって返ってくるのは、ラッセルの技術の賜か、この雰囲気の作用か。
未だ最大級の羞恥心に襲われているというのに、
「ぅあっ…あぁ…」
声が自然に出てしまう。
「ゃあっ…あんっ……んんっ!」
下着越しに舐められ、吸引され、舌でつつかれる。
(陛下の…陛下の前なのに……っ)
「うくぅっ!」
指が下着ごしに秘部を圧迫してくる。
「あぁんっ! ふぁっ! ひゃんっ!」
下着を上に引っ張られ、その上を指が素早く上下する。
秘部がじっとりと湿ってきたころ、最後の下着が内股になった太腿を伝い、膝へ下ろされた。
薄く繊毛が生えた秘部があらわになる。
「…あぁっ!」
思わず露出した秘部を両手で隠そうとするが、ラッセルの頭に阻まれ辿りつけない。
その未熟な、しかし唾液と体液で濡れている秘部にラッセルの舌が伸びる。
195Alpha:03/12/20 18:02 ID:BqKW1MYx
「ラッセル、下がりなさい」
半ば夢中になっていたラッセルも、陛下の言葉にはすぐに反応した。
倒れこんでくるネルを床に座らせ、ラッセルは名残惜しげに再び元の位置へ戻った。
膝で丸まった下着も直せずに息を整えているネルに対し、
「ネル、後は出来ますね?」
陛下は続きを促す。
「…は……はぃ」
拒む意志より、熱くなった身体の欲求の方が強かった。
膝で丸まっている下着を足から抜き取る。
体育座りのスタイルのまま壁によりかかる。
見られる恥ずかしさに瞳をつぶり、胸と秘部に一本ずつ腕を這わす。
「んっ…あぅっ…んぅっ!」
普段よりも情欲的に、悩ましく、声があがり指が動く。
「あぁっ! ぅあっ! ……あぅんっ!」
陛下の御前という事実が、咎めでなく、背徳的に身体を加熱させる。
「いぁっ! はぅんっ!」
隠すように閉じていた両足が開かれてゆく。
「んんっ! あぁっ…やっ! あぁんっ!」
自然に両手が秘部にあてがわれていた。
「んぅっ! ぅくっ! ふぁっ!」
指の動きが速くなり、最後の山を登り始めようかという時、
「…ネル」
陛下の言葉に、ピタっと指が止まった。
寸前で止められたネルは、艶めかしい瞳で陛下を見上げる。
依然優しい微笑みを浮かべながら陛下が近づいてくる。
小柄なネルに目線を合わせるように屈みこみ、
「最後は私がしてあげましょう。」
陛下の細い指が秘部に伸ばされる。
が、指は寸前で止まり、
「あぅん……」
指の感覚を想像してしまったネルの秘部が脈動する。
196Alpha:03/12/20 18:02 ID:BqKW1MYx
「ですが、貴方には嘘をついた罰を与えねばなりません。」
ラッセルが運んできた椅子に腰を下ろすと、右足の靴とソックスを脱ぎ、素足となった右足をネルの秘部に当てる。
「陛下………ぁんっ!」
陛下に直にモノを与えられる喜びと、秘部をいじられる被虐感が、秘部から沸き上がる快感を増幅させる。
「ぃあっ…あんっ……ぅあんっ!」
体育座りから少し足を広げた、柔軟体操のような格好。足を狭いV字に広げ、両手を床につけて体を支える。
背中を壁に預け、陛下の愛撫を受け入れる。
「気持ち良いですか?」
「は…あぃっ……はぃっ…ぁんっ!」
陛下の足の指が秘部の上部、球状の突起物をさする。
「やぁんっ! あぁっ! ふぁんっ!」
陛下は優しい笑みを絶やすことなく、指の動く速度を上げてゆく。
「あぁっっ! 陛下っ!」
体重を預かる腕が震えだし、やがて震えは全身に伝播する。
「可愛いですよ、ネル。」
「陛下ぁっ! あぁっ! ぅあんっ! あぁっ!」
足の指が、内部と外部から突起を押し潰すように動き出し、
「ネル」
優しく声をかける。
陛下の足から秘部を通し、身体全体に何かが伝わってくる。
部屋に入った時からかけられていた媚薬のような施術。それが直接送り込まれてくる。
「はぁん! あぅんっ! ぃんっ!」
全身に回った施術の力が、外に出てくる感覚。耐えられないほどに強くなる。
「あぁっ! ひぁっ! 陛下ぁっ! ああぁっ!」
「あああぁぁぁっっっ!!!」
二、三度の痙攣を交えた激しい絶頂と共に、小さな身体が、両手の支えを失い崩れ落ちた。
「ネル、よく頑張りましたね。」
ネルは朦朧とした意識の中、陛下の唇の感触を額に受け取った。
197Alpha:03/12/20 18:03 ID:BqKW1MYx
…………
「つまり先ほどのような性的快感こそが施術の力の元となるのです。」
「貴方の施術の孔は開きました。後は術の修得、鍛錬を怠らずにやりなさい。」
その後、真新しいシーハーツ軍の服を与えられたネルは嬉しそうに服を着替え、
陛下に一通りの事を教えられた後、半時間ぶりに部屋の扉を開けた。
「ネル、施術鍛錬は欠かさずに行ないなさい。」
念を押す言葉に、
「はいっ!」
ネルは振り返り元気よく答える。
拒む必要などなかった。

あんなに気持ち良いのだから。
198Alpha:03/12/20 18:08 ID:BqKW1MYx
すいません、なんだか相当長くなってしまいました。
初めて書いてみましたけど、相当難しいですね…
妄想をそのまま載っけてみたので、無理矢理な部分が多々あるかと思いますが、広い心で見てやってください。
199名無しさん@ピンキー:03/12/20 22:46 ID:IFGAnClz
>>187
如何なるものと言われても困るんだが・・・・
ただ主人公の声優が一緒だから言ってみただけ・・・・声はぜんぜんちがうがな
200名無しさん@ピンキー:03/12/20 23:07 ID:IhbDtbfn
フェイトっていうかアルベルっぽい声の出し方だよね、スクライドの主人公。
201名無しさん@ピンキー:03/12/20 23:39 ID:IFGAnClz
正直フェイトの声は・・・・
202めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/21 00:44 ID:5wO7XuJ9
>>178の続きです、どうぞ。


 ことの発端は、クレアの部屋から始まった。
「ふぅ・・・」
 銀髪に黄土色の瞳をしたクレアは、鉛筆を手に取って写生を行っている。
「クレア・・・、まだなのかい?」
 モデルとなっているのは、赤髪に紫の瞳を持つネルだ。椅子に座り、両膝の上に手を
乗せてじっとしている。
「後少しよ、もじもじしないでちゃんとこっちを見て」
「もう限界だよ、恥ずかしいよ・・・」
 ネルが赤面している理由、それは一糸も纏わない姿でいるからだ。引き締まった筋肉と
同時に女性特有の柔らかさを備えているスレンダーな長身が、余すところなく、クレアの
眼に晒されている。
「もう少し髪にボリュームをつけておいたほうがいいわね・・・」
「まだ修正するのかい・・・」
 朝から絶えず己の裸身を見られ、ネルは身体全体がクレアに包み込まれている錯覚を
覚えていた。
203めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/21 00:45 ID:5wO7XuJ9
「できたわ」
 クレアが完了の合図を口にする。
「本当かい?よかった・・・、おめでとうクレア」
 クレアを祝福すると同時に、これで服を着られると、ネルは安堵した。
「ねえ、ネル。こっちに来て、完成した絵を見て欲しいの」
「ああ、いいよ」
 ネルがクレアのそばに行き、絵を覗き込む。
「これが・・・、私なのかい?」
 ネルは思わず、眼を見開く。そこに書かれていた彼女は、凛々しくて優しい笑みを
浮かべ、羨望を抱かせる身体をしていた。
「どうかしら?」
「すごく丁寧に美しく描かれているよ・・・、私じゃないみたいだよ」
感嘆のため息をついて、ネルは感想を言った。
「これはまぎれもなくネルよ。わたしが愛情をいっぱい込めて描いたの・・・」
言葉が終わるか終わらないかのうちに、クレアがネルに抱きつく。
「愛してるわ、ネル・・・」
 そして、ネルの背中とお尻に手をそえて、唇を交わす。
「んっ・・・、んむ、んぅ・・・」
 ネルは一瞬戸惑いながらも、すぐに受け入れて、優しく抱きしめ舌を絡み合わせた。
204めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/21 00:45 ID:5wO7XuJ9
「そうそう、ネルにプレゼントがあったわ」
 唇を離した後、クレアが洋服ダンスに向かう。
「なんだい?」
「ちょっと待って・・・、あったわ」
 クレアが目当てのものを見つけて取り出した。
「こ、これって・・・!?」
クレアの手にしているものを見て、ネルが驚く。
「あなたの新しいユニフォームよ、これを着て欲しいの」
 それは紺と白色を基調とした、フリルが散りばめられているメイド服だった。
「な、なんでこんなものが、私の新しい服なんだい!?」
 自分にはあまりにも不釣合いな服に、ネルは疑問の声を荒げる。
「あら、気に入ってもらえなかったかしら?」
「気に入る気に入らないというより、私には似合わないよ」
「そんなことないわ、ネルは何を着ても似合うもの。それに、メイド服は隠密戦士と
相性の良いものなのよ」
「どういうことだい?」
「メイドは相手に奉仕を行う職業だから、最初に見ると相手に優越感が生まれて油断
してくれるものなの。それに、両国に名高いクリムゾン・ブレイドがメイドに変装
しているなんて、普通は考えられないから、敵を欺くのにピッタリね。それに動きやすい
から、戦闘でも違和感なく戦えるわ」
「そういうものなのかい・・・?」
 説明を聞いて、ネルはわかったようなわからないような微妙な顔をする。
「ええ、ある屋敷に潜入調査するときなんて、メイド服を着るのが一番よ。さっそく着て、
街のみんなに見せびらかしましょう」
「ちょ、ちょっと待って!今、すごいこと言わなかったかい!?」
 微笑んでいるクレアに、ネルが動揺の表情をありありと見せる。
「どうしてすごいことなの?試着したものを見てもらって感想を聞くのは、ごく普通のことよ」
「だけど、みんなに見られるなんて恥ずかしいよ・・・」
ネルはメイド服を着た自分を想像して、顔を朱に染める。
205めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/21 00:46 ID:5wO7XuJ9
「そう、嫌なの・・・。せっかくわたしが国中を調査して選んだ服なのに・・・」
 クレアがうつむき、沈んだ口調になる。
「そうよね、服装センスの無いわたしが選んだ服なんて着れるわけないわよね・・・」
「わ、わかったよ、ありがたく着るよ。だから泣かないでおくれ」
 ハンカチを取り出したクレアを、ネルは慌ててなだめる。それに考えてみれば、
歪のアルベルの服装に比べれば、ぜんぜん恥ずかしくないではないか。
「ありがとう、ネル。そうそう忘れていたわ・・・」
 一瞬にして喜びの表情を取り戻したクレアが、ふたたび洋服ダンスにむかう。
「このメイド服の下着はこれよ」
 クレアが取り出したのは、バイブ付のショーツだった。
「なっ・・・、嫌だよ!」
「嫌と言われても困るわ。このショーツはメイド服の立派な一部分なのよ」
「そんなこと言われても・・・!」
「このメイド服をありがたく着ると言ったのはネルよね。わたしは確かにこの耳で
聞いたわよ。それとも・・・」
 クレアがネルに詰め寄る。
「それとも・・・、わたしに嘘をついたの?」
 クレアの瞳が厳しいものとなる。
「わたしに嘘をついたらどうなるか、ネルはもちろん知っているわよね」
 ちなみにネルが以前嘘をついたときは、柔道選手と野球選手の裏ビデオを三日三晩、
無理やり見せられたのだ。
「わかったよ・・・、履くよ・・・」
 もうあんな仕置きだけは勘弁して欲しいと、ネルは嫌々ショーツをゆっくりと履いていった。



今回はここまでです・・・。
206めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/21 01:22 ID:5wO7XuJ9
すみませんが、>>205を修正しました。こちらを読んでください。


「そう、嫌なの・・・。せっかくわたしが国中を調査して選んだ服なのに・・・」
 クレアがうつむき、沈んだ口調になる。
「そうよね、服装センスの無いわたしが選んだ服なんて着れるわけないわよね・・・」
「わ、わかったよ、ありがたく着るよ。だから泣かないでおくれ」
 ハンカチを取り出したクレアを、ネルは慌ててなだめる。それに考えてみれば、
歪のアルベルの服装に比べれば、ぜんぜん恥ずかしくないではないか。
「ありがとう、ネル。そうそう忘れていたわ・・・」
 一瞬にして喜びの表情を取り戻したクレアが、ふたたび洋服ダンスにむかう。
「このメイド服の下着はこれよ」
 クレアが取り出したのは、バイブ付きのレザーパンツだった。
「なっ・・・、嫌だよ!」
「嫌と言われても困るわ。このレザーパンツはメイド服の立派な一部分なのよ」
「そんなこと言われても・・・!」
「このメイド服をありがたく着ると言ったのはネルよね。わたしは確かにこの耳で
聞いたわよ。それとも・・・」
 クレアがネルに詰め寄る。
「ネルは下着を履くのが嫌いなのかしら?」
 クレアの瞳が厳しいものとなる。
「それならまた、黒パンツはすべて没収しておこうかしら」
「わ、わかったよ・・・、履くよ・・・」
 以前戦闘服着用の際に、黒パンツを履くことを許されなかったことが、ネルの脳裏に
蘇る。あんな仕置きは二度とされたくないと、ネルはメイド服を着て、そしてレザー
パンツをゆっくりと履いてバイブを埋めていった。


申し訳ございませんでした・・・。
207名無しさん@ピンキー:03/12/22 01:53 ID:kM5tibh8
なんか寂しいな、、 お二方イイヨ-(・∀・) めでぃーなさん続きキタイシテマス
208名無しさん@ピンキー:03/12/22 02:12 ID:2UQDK8/7
本番のネル祭りに備えて体力を温存しているんじゃない?w
俺もそんな感じ。
来週水曜日あたりからなのかな。
待ち遠しくてうずうずしてる。
このままXX祭りが恒例化してくれるといいな・・・。
とにかく、書き手さんが規制されないように祈ってます。
209めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/22 10:20 ID:UdonoaD7
>>206の続きを少しだけどうぞ



 そして現在にいたるまで、ネルは下腹部への刺激と人々の視線を引き連れて、
メイド服でシランドの街を歩き回った。
「ようやく、城にたどり着いたよ・・・」
 シランド城に入り、ネルが安堵の表情を浮かべる。
「ちょっと小用があるから、ネルは先にわたしの部屋に行ってもらえないかしら?」
「ああ、いいよ・・・」
 駆け足で去って行くクレアを横目に、ネルは内股でヨタヨタと歩きながらクレアの
部屋を目指す。断続的な疼きがネルを苦しめるが、もうすぐ開放されると思うと、
少し落ち着いてくる。
「誰にも会わないように・・・」
「あれぇ、ネル様ですぅ〜」
「あっ、本当だ。ネル様ぁっ」
 そんな気持ちとは裏腹に、背後から聞きなれた声がしてくる。
「ファリン・・・、タイネーブ・・・」
 振り向くとそこには、ネルの直属の部下二人がいた。ネル並みとまではいかないが、
かなりの戦闘技術をもっている。
「うわぁ、ネル様可愛い格好ですぅ〜」
「このメイド服、ネル様のためにオーダーメイドされたのですか?とっても似合っていますよ!」
 二人は目を光らせながら近寄ると、ネルのメイド服姿をじろじろ見回す。
「あ、あんたたち・・・!」
 今のネルには、好奇の眼で身体を見られることが、いやらしく眼で舐めまわされる
ように感じ、羞恥心を増大させるのだ。
「もういいんじゃないかい・・・」
 ネルは目配せで、これ以上のファッション観察の拒否を求める。
「黒と白のコントラストが、ネル様にぴったりですぅ〜」
「ミニスカートがまた、かっこよくてかわいいですよね!手袋もはめ心地がよさそうです!」
 どうやらネルの思いは伝わってないようだった。
210めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/22 10:21 ID:UdonoaD7
「あれぇ、ネル様の太腿の施文がないですぅ。どうやって消したんですかぁ?」
 そのうち、ファリンがある事実に気づく。施術に必要な施文を、メイド服の際には
隠したほうが良いと、クレアによって特殊な化粧で見えなくしているのだ。
「気になるですぅ〜」
 ファリンがネルの太腿を下から覗き見ようとする。つまりこのままでは、
ネルに埋め込まれているバイブが、ファリンの眼に映ることになる。
「見るんじゃないよ!」
 ネルが反射的に大声を上げた。
「ふええぇっ!?」
「ネ、ネル様!?」
 驚く二人に対して、ネルが叱責する。
「あんた達、もう訓練の時間じゃないのかい!?こんなところで道草食わずに、さっさと
訓練場へいかないかい!サボってるんじゃないよ!」
「ひええぇ、ごめんなさいですぅ!」
「さっそく訓練に行ってきます!」
 ファリンとタイネーブは一目散に立ち去っていった。
「ん・・・、ぅんっ・・・」
 ネルは壁に手をつき、身体をくねらせる。
「駄目よネル、部下に八つ当たりなんてしちゃ」
「クレア・・・」
 いつの間にかそばにいたクレアに、ネルは抱きつく。
「クレアァ、アソコが切ないよぉ・・・。もう我慢できないよぉ・・・」
 先ほどまでの毅然とした表情は消え、ネルは甘えた声を出して懇願した。先ほどの
部下の実質的には視姦により、ネルの身体は燃え上がっていたのだ。
「ええ、もうすぐわたしの部屋だから、到着したら思う存分可愛がってあげるわ」
「ありがとう、クレア・・・」
 クレアに頭を撫でられ、ネルの表情が安らかになった。そして、二人が部屋に
向かおうとしたとき、新たな人影が現れる。
211めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/22 10:22 ID:UdonoaD7
「おや、ネルとクレアではないですか」
「むっ・・・」
 その人影とは、シーハーツ女王陛下と、お供のラッセル事務次官だった。
「へ、陛下!?」
「ご機嫌麗しゅうございます、陛下」
 二人が恭しく挨拶をしようとすると、ラッセルが口をはさむ。
「まったく、何をやっておるのかね。仮にもわが国を代表する戦士であるお前達が、
こんな下の位が着るような格好をするとは、部下に示しがつかないとは思わないのか。
民衆のために、日ごろから威厳のある格好をしてだな―――」
 どうやら説教リサイタルモードに入ったようだ。こうなると手がつけられない。
ラッセルは一度説教をおこない始めると、下手すれば半日以上続く時もあるのだ。
一刻も早く疼きを取りたいネルとしては、この説教は絶望の経文と言えるものであった。
しかし、早くイキたいので説教を止めてくださいとは言えるはずがないので、耐えているしかない。
「いいかね、もっとクリムゾン・ブレイドとしての自覚を持って―――」
「黙りなさい、ラッセル」
 そのままラッセルの舌先が絶好調になろうかという時に、陛下から助け舟が入った。
「しかし、陛下!?」
「黙りなさいと言っている!」
「うぐぅ・・・」
 陛下に命令されては、沈黙するしかない。ラッセルはお預けをくらった子犬のように
うなだれた。
「よかった・・・」
 ネルが安堵のため息をつく。しかし、実際は安堵している場合ではなかった。
「ネル、クレア、あなた方に個人的な話があります。私の部屋に来てもらえませんか?」
 陛下が以上の発言を行ったためだ。当然、ネルに拒否権はない。
「かしこまりました」
「了解しました・・・」
 冷静に応対するクレアとは対照的に、陛下の前で悶えやしないかと、ネルは恐怖に
おびえながら、陛下の部屋にいくことになった。


今回はここまでです。
212名無しさん@ピンキー:03/12/22 23:55 ID:MF5Utz9H
うぉー!しばらく見ないうちにネルたん祭りなんてやってるとは。
仕事がないなら俺も参加したいよ…。職人さん根性期待してます。

>>まごの手氏、先が気になるどんなネルたん見せてくれるか楽しみだ!
>>Alpha氏、ちっちゃいネルたんイイヨイイヨー!が…少々性格が誰でもあてはまる描写だったせいか
ネルたんという感じがしなかったのが残念だ。もう少しネルたんという個性を見せて欲しかった。(生意気でスマソ)
エロ描写はたまらなくグッジョブ!!次回作お待ちしてます。
>>めでぃーな氏、今度は女王様も交えてか!?相変わらずのクレアたんとネルたんの関係に萌え。
クレアたんのネルたんへの愛ある鬼畜エロ期待してます。ラッセルにワロタ。
213名無しさん@ピンキー:03/12/23 00:59 ID:anGkfs3d
ネルたん祭りキター━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
ヤベェよ!(;´Д`)ハァハァだよ!
職人様方のおかげで、いいクリスマスをおくれそうでつ…。
214名無しさん@ピンキー:03/12/23 01:01 ID:anGkfs3d
さげ忘れた・・・_| ̄|○
215名無しさん@ピンキー:03/12/23 02:01 ID:WanHXNQ1
ネル祭り応援sage!
何も出来ないから、今年の初詣は職人さん(特に企画の人)の分もお祈りしてきます。
216名無しさん@ピンキー:03/12/23 05:09 ID:ffRcXGbo
以前にこちらに書かせて頂いた者ですけど、
めちゃくちゃ間が開いて、続きを書いていいものかどうか悩んでいます…。
217名無しさん@ピンキー:03/12/23 09:12 ID:TEPThcur
んなこと気にすることない
218名無しさん@ピンキー:03/12/23 11:33 ID:GxI2PzDt
Alphaさん
ネルかわいいです!!
219Alpha:03/12/23 21:40 ID:XR3xdk/6
明日に向けて、少しだけ書いてみました。
相変わらず鬼畜気味ですが…書き手の愛情がゆがんでいるだけですので。

時は十二月二十四日、カルサア修練場の狭い一室に三つの人影が動いた。
「メリー!クリスマースッ!」
パンッ!パパパンッ!
フェイトのかけ声と共にクラッカーが割られる。
テーブルには修練場のおかみさんが作ってくれた色とりどりの料理が並んでいる。
が…
「………おいっ!」
クリフの低い怒鳴り声が部屋中に響きわたる。
「なんで男三人でイヴの食卓を囲まなきゃならねぇんだよ!」
今にもテーブルにフラッシュチャリオットを叩きこみそうな、鬼気迫る形相。
「そんなこと言ったって、クリフは先週ミラージュさんにこっぴどく嫌われたばっかだろ?」
黙々と豚足をかじりながら、フェイトが先週の浮気発覚事件を掘り起こす。
「縁が戻るまでは大人しくしてろよ。まったく…何が不満なんだ?阿呆。」
何気ない顔でサラダをつまむアルベル。
「万年女日照りのアーリグリフ兵には分かんねぇだろうよ!」
しばらく何かを考えるようにうつ向き、突然バンっとテーブルを叩く。
「よしっ、フェイト!ネルだ、ネル呼んでこい!」
言うやいなや、ぐいぐいとフェイトを扉の方へ押しやり始める。
「な、なんでネルさんなんだよ?」
「あぁ、ディプロのヤツらはミラージュの手が回ってるからな。
ソフィアじゃお前の一人勝ちだし、お子様のスフレを誘うわけにもいかんだろう。」
「一体何をする気だい?」
いぶかしげに聞くフェイトに、クリフは人指し指を立てながら得意そうに説明する。
「みんなで口説くんだ。そして見事に彼女のハートを射止めた者がベッドで二次会。最高だろ?」
一転して楽しそうに喋り出すクリフ。その目にはもう未来のヴィジョンが映っているようだ。
220Alpha:03/12/23 21:41 ID:XR3xdk/6
「阿保。ネルはお前みたいなくそ虫には見向きもしねぇよ。」
アルベルの言葉にピクっとこめかみをひきつらせるクリフだが、
「そうか、お前女口説いたことなんてないんだろ。なんたってアーリグリフだからな。」
勝手にひとり頷く。
「黙れくそ虫!ネルはお前のもんじゃねぇ、俺のもんだ!」
「お、やる気満々じゃねえか。やるか?」
「やってやるよ!」
勝手に白熱しはじめる二人。
その中にフェイトが割ってはいる。
「まぁまぁ、そんな二人のために、今日は特別なケーキを用意したんだ。」
ガラガラと大きな音を立てながら、柱の影から大きな台車を引っ張ってくる。
「「ケーキなんかよりネル連れてこ…」」
振り向いた瞬間、二人の言葉が止まった。
「「ネル……!?」」
台車の上には素肌の上に生クリームや苺、チョコレートなどをコーディングされたネルが仰向けに横たわっていた。
顔は向こう側を向いているせいで見えないが、あの赤い髪は間違いなく…
「ネルさんを連れてきました。」
言動と裏腹に爽やかな笑顔で話すフェイトに、
「「フェイトー!!」」
クリフとアルベルの打撃が同時ヒットする。
「「俺のネルを傷モノにしやがって!」」
ぴったりと息の合う二人。
しかし、言葉とは裏腹に二人の視線はネルの身体に向けられていた。

〜〜
前回の反省点をいろいろと直して見ました。
感想をくれた方々ありがとうございます。
221名無しさん@ピンキー:03/12/23 22:04 ID:PJZFESVd
ネルたん女体盛りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
乱交パーチーと思いきやこうくるとは…しかも生クリームとは神!
(;´Д`)ハアハア(;´Д`)ハアハア(;´Д`)ハアハア(;´Д`)ハアハア(;´Д`)ハアハア(;´Д`)ハアハア
222Alpha:03/12/24 19:31 ID:I4FQafH0
倒れるフェイトなぞ見向きもせず、ネルのそばに立つ二人。
目の前には白くデコレーションされて仰向けに横たわっているネル。
残念ながら、赤く染まっているであろう顔は向こう側に向けられてしまい見ることはできない。
「これは…」
「食っていいってことだろうな。」
妖しい笑顔になった二人の手がネルに伸びようとした時、
そむけられていた顔がくるりとこちらを向き、
「あんたら…いますぐ帰りな!触ったらただじゃおかないよ!」
一喝する。
「おい…フェイト?どういうことだ?」
返事はない。クリフが振り向いた先には、床にのびているフェイトの姿。
「ふん、怖じ気付いたのか?くそ虫。」
「アルベルっ!それ以上近づいたら本当に…」
「おびえながら脅しても無駄だ。クリフ!ネルはもらったぜ!」
高笑いするアルベル。
「アルベル…よし!俺もやったろうじゃねぇか!」
拳を打ち鳴らし、未来を捨てた漢達がネルに襲いかかった。
「あんたら…最低だよっ!」
「聞えねぇ!」
重力をものともせずに上を向く双丘、生クリームが飾り付けられた右胸にクリフがむしゃぶりつく。
「うぁっ…!」
生暖かい舌の感覚に思わず顔をしかめるネル。
甘いクリームの味に、わずかにネルの味がする。きめこまやかな肌の絶妙な舌触り。
「おいおい、こりゃ予想以上にかなりの上物じゃねえか。なぁ、アルベ…って何やってんだお前は!」
ふんどしを外し、半裸の状態でネルの下半身に近づくアルベル。
「何って決まってるだろう?」
「いきなり挿入れるヤツがあるかっ!」
「…何かあるのか?」
いぶかしげな表情のアルベルを引っ張ってくる。
223Alpha:03/12/24 19:32 ID:I4FQafH0
あ、>>222から>>220の続きです。

「よぅし、じゃあ教えてやろう。ほら、まずこうやって胸をいじってやんな」
「ほう…」
クリフの動きを真似るように逆側の膨らみを揉み始める。
「くっ…あ、あんたら…あっ……アルベルっ…強すぎるっ…」
両胸から伝わる激しい刺激。
今までに度重なる調教じみた愛撫を受けてきた身体は、強すぎる愛撫にも反応してしまう。
「おいアルベル、もう少し優しくしてやれよ。嫌われちまうぞ。」
「そ、そうか…」
真剣な顔つきで胸に向き合うアルベル。両の手がパン生地をこねるように動く。
「あぁっ…ふ…二人ともっ…んっ…や、やめろっ…!」
ネルが身体を揺すると同時に、かすかに金属音が鳴る。
「ん?……おいおい、拘束具まで填めてやがる。フェイトもあんな顔して結構えげつねぇな。」
両手両足四箇所と腹部を台車に縛りつける拘束具の下で、ネルのしなやかな肉体が静かに暴れていた。
「よし、アルベル。次は舌で舐めてやれ」
手についた生クリームを舐めとると、そのクリームを引き延ばされた薄白い、白桃のような胸にかぶりつく。
「ふぁっ……クリフっ! んんっ…やめっ……」
「なるほどな。こりゃうまそうだ。」
夢中な様子で胸を揉んでいたアルベルも口をつける。
「あぁっ…ちょっと…あんたら…んっ…や、やりすぎだ…んぅっ」
「やりすぎ?まだまだ序の口だぜ?」
苺のように赤くツンと立って胸をデコレートしている頂点の突起を食べる。
赤ん坊のように吸い付き、舌で転がし、甘噛みする。
「ああぁっ! クリフッ! 強すぎるよ! んんんっっ!」
224Alpha:03/12/24 19:33 ID:I4FQafH0
拘束具のせいでほとんど動かすことの叶わぬ身体。
発散できないウズきが肉体にたまってゆく。
「しかし感度が良すぎるな…フェイトのヤツにしつけられたのかぁ?」
物凄い吸引力。何かを引き出そうとするかのように激しく吸われる。
しかし普通ならば快感を通り越して痛みを感じそうな刺激も、快感へと変換されてしまう。
自分のものなのに、まるで意志とは無関係に熱くなってゆく身体。
「んぁぁっ! ダメだよっ! やめておくれよぉ!」
「…そうだな。」
すっと胸が楽になる。とたんに減った刺激の情報量に切なくなり、その部分がウズく。
「あっ……」
突然のキス。
クリフの顔とネルの顔が重なる。固く閉じた紅唇をこじ開けようと舐める舌。
背けようとする首が両手で押さえられる。
アルベルの愛撫に鳴いた瞬間、口内に侵入された。
「んー!んんんんっ!」
噛みちぎってやろうとするが、顎が下がらない。貪るように舌が絡み付いてくる。
息苦しくなったのを見越したかのように唇が離れた。
「好きだぜ、ネル」
意表をついた告白だが、
「あ…あんた…みたいの…だい…きらい…だよ」
疲労した舌を必死に動かし拒絶する。
ふっと笑うクリフ。
「最後にもう一度聞かせてもらうぜ!」
クリフの舌が、鎖骨の窪みを通り、放置された双丘の一つを上る。
そのまま頂点に挨拶をすると、胸の傾斜を転がり落ち、腹へ、臍を通過し、太腿から爪先へゆっくりと線を引く。
「ふぁっ…あぁぁっ……ひぁっ!」
生クリームとチョコレートとネルの健康的な肌が舌の軌跡を形作る。
225Alpha:03/12/24 19:34 ID:I4FQafH0
「さてと。アルベル、上はお前にまかせた。」
「…わかった。」
以前なら反発してきただろうが、夢中になっているアルベルには上だろうが下だろうが関係なかった。
右胸に吸い付きつつ、左胸をパーの形で押し潰す。柔らかそうな紡錘型が指によって四つの盛り上がりにかわる。
「くぁっ! アルベル…っ! ぅんっ!」
かつての敵将を睨みつけながら、何か言ってやりたいが言葉が出てこない。
「もう大洪水だなここは。」
クリフが生クリームと愛液の混ざりあった秘部に手をのばす。
「ひぁっ! そこは…そこはやめっ……やめろっ! あぁぁっ!」
淫らな口を広げる。粘着質な液体が糸を引いた。
「……膜がねぇ!フェイトのヤツやりやがったな。しかも毛まで剃り落とすたぁ…陰険な野郎だぜっ!」
そのまま突きこまれた指が激しく、しかし優しく動く。
「ちょっ…やぁっ! やめっ! ひぁぁっ!」
だんだん手慣れてきたアルベル、感じる場所を知っているようなクリフの二人の動きが、ネルをどんどん高みへ押し上げてゆく。
「だめっ! やだよっ! ふぁぁっ!」
クリフの舌が秘部の少し上、すっかり膨れ上がった突起に触れ、
アルベルの舌が残ったクリームを拾うように身体中を這う。
それぞれの手も動きを早め…
「だっ だめっ! あぁぁっ! イくよっ! イっちゃうよぉ!」
何も考えられなくなり、拘束具がひきちぎれるぐらい激しく、全力でもがく。
唯一自由に動く首は、筋肉痛になりそうな運動量。
「うぁあっ! ああぁぁあぁぁっっ!!」
台車が大きく揺れる。渾身の力をこめて大きく叫んだ。
激しく呼吸をしながら、身体が疲労でぐったりとなる。
アルベルの少し驚いたような視線が目に入り、慌てて顔を背ける。
「さて…じゃあフィナーレに移るか。」
クリフの下半身が露出し……
226Alpha:03/12/24 19:35 ID:I4FQafH0
「ここね!」
ゴゥンという轟音と共に、真ん中が陥没した鉄扉が反対側の壁にぶち当たった。
「ミ…ミラージュ……」
鬼でも現れたかのように顔をひきつらせるクリフ。うるさそうに眺めるアルベル。
ともに下半身半裸の二人。
「クリフ…?何してるのかしら?」
「いや…これは…」
直後、問答無用のエリアルレイドが二人を強制的に黙らさせた。
「ネルっ!」
マリアがネルに駆け寄る。
「マリア…ミラージュ…ありがとう助かったよ。」


ディプロの一室。外から鍵をかけられた部屋に、クリフとアルベルが正座している。
「「なんでフェイトは許されるんだ…」」
あの場でマリアとミラージュが下した状況判断。
『クリスマスパーティに遊びにきたネルに対し、クリフとアルベルが止めようとするフェイトを黙らせて暴行に及んだ。』
ネルもフェイトもこれに同意し、かくして二人は危険人物扱いされるようになった。

事の経緯は、クレアとネルの秘密の関係を知ったフェイトが、それをネタにネルをゆすり女体盛りを提案。
フェイト曰く場を盛り上げるために使う予定だったが、事が狂ってしまった。
幸いにも本番がなかったため、フェイトはなんとか事なきを得ることができたのだが…
227Alpha:03/12/24 19:38 ID:I4FQafH0
「フェイト…」
鋭い目つきでフェイトを射抜くネル。
「ごめん…」
「許すつもりはないけど、もうこれで終わりだよ。」
「あんなことをするつもりは…」
「信じられないね。…でも、秘密はばらさない。もうそれに関して干渉しない。これは信じさせてもらうよ。いいね?」
「うん、分かってる。」
「よし。」
優しげな表情になると、バシッとフェイトの頭を叩き、ネルはシランドへと向かった。


「クレアッ!」
シランドの空き家。
イヴから一夜明けた今日、毎年恒例のクリスマスパーティをするためにクレアが待っている。
元気よく扉を開けると、クレアの姿が飛び込んでくる。
「ネル…聞いたわ。大変だったでしょう。」
「ううん、そうでもないよ。」
笑いながら、
「あいつら、クレアより全っ然下手だったからね。」
小綺麗な部屋。
クレアの手作り料理の乗ったテーブル、シャンパンやワインの入った冷蔵庫が並び、
そして、部屋の大きさには不釣り合いな大きめのダブルベッドが設置されている。
クレアとネル二人だけのクリスマスパーティが始まる。

not to be continued...
===
どうしてもダークになってしまう……
なんとか終わりました。クリスマスの祭りの景気づけになれば幸いです(鬼畜だけど
こちらは例年どおり一人だけで過ごすことになりそうです……
228めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/24 20:05 ID:42rQ754u
|_Λ     Alphaさん、お疲れ様です・・・。
|ω・`)    鬼畜、大好きです・・・。
| /    描写している文の使い方は、賞賛に値します・・・。
|/      でも・・・。

  ど う し て 寸 止 め な ん で す か ! !

       しくしくしく・・・。
229 ◆PzDeastE6E :03/12/24 20:09 ID:PwL6Csxy
クリスマス当日。

・・・仕事ですが、何か?
うわーん!

そういうわけで、休日の今日の内に投下しておきます・・・
時代背景的には有り得ない部分が多々ありますが、見逃してくれると嬉しく思います。
230 ◆PzDeastE6E :03/12/24 20:15 ID:PwL6Csxy
「んぅっ・・・くっ、はぁ、くぅっ・・・ん・・・」
雪の降り頻るアーリグリフ城下町で、たった一人荒い息をたてる女性。
華奢な指をその黒い制服の間に潜りこませて乳房を弄っている。
彼女―――ネル=ゼルファーは仕事には常に緊張感というものが必要不可欠だと考えていた。
しかしその緊張感は自分が強くなるにつれ、少しずつ欠如していき危険を感じた。
それを補う為、別の部分から緊張感を抱こうと任務中少しだけ自慰行為を行うようになっていた。
純白に染まった街並み。
確かに人があまり出歩きはしないだろうが、誰が見るとも知れない。
そう考えると、段々と自分が昂ぶっているのを認識していく。
今日の任務はアーリグリフに囚われたグリーデンの技術者を救出する事。
敵はいつものようにアーリグリフの兵隊達と魔物達。
そう簡単に負けはしないし、この程度の任務なら幾度となくこなして来た。
だからこそ、自分の中に油断が生まれていくのだと。
その油断を消す為、今日も自らを慰める事で―――
しかし、同時に別のことへの危機感をも感じていた。
知らぬ内、この行為自体を愉しむようになってきたのではないかという事だ。
それの言い訳に使っているのではないかと思うようになった。
自分自身に矛盾を感じるようになっていたのだ。
231 ◆PzDeastE6E :03/12/24 20:26 ID:PwL6Csxy
「このくらいで・・・やめておかないとね」
指を引き戻し、改めて任務へと走る。
身体が熱を持ち、少し気だるさが残るが寒さはあまり感じない。
恐らく捕まっているとすれば―――地下牢だろうか。
鎧を着込んだ兵士達の動きを先読みしつつ先へ進んでいく。
あと少しだ。あと・・・少し。
どうしても見つかってしまう位置に居る兵士は眠らせておく。
足音を消し、気配を消し、全ての痕跡を消し、小さく響く男の叫び声に近づいていく。
「・・・居た」
思わず呟いてしまう。
確かに、見れば見るほど怪しい・・・もとい、我々とは異なる服装。
グリーデンの技術者としてまず間違いはない。
しかし―――拷問を受けているようだ。
さすがに拷問中に割りこむとなれば、相応の騒ぎを覚悟に入れなければならない。
我々シーハーツ軍勢の手の者と知れれば国交は更に悪化し、それを契機にまた攻め込んで来る事も考えられる。
極力姿を見られる事は避けねばならない。
・・・とすれば、この状況では助ける事も適わないということ。
どうやら拷問は始まったばかりのようで、暫く終わる様子はない。
とすれば・・・時間が余る。
232 ◆PzDeastE6E :03/12/24 20:28 ID:PwL6Csxy
頭にさっきの続きを、という考えが呼び起こされる。声は出せない。
拷問の音に掻き消されてしまうとしても、人通りがないわけではない通路。危険が大き過ぎる。
しかし私は拷問の様子を見ていて、多少なりとも自分の中の情欲が刺激されてしまっていた。
軽く顔を振り、何を考えているのかと自己嫌悪する。
目を瞑り、精神を落ち着かせる。

その間、十秒。
「・・・駄目だね、我慢出来そうもない」
仕方なく、空いている牢に入る事にした。
息は荒立てられない。
声も出せない。
しかし、こういう状況こそが一番自分の心に火をつける。
元々の自慰の目的から完全にかけ離れ、情けなくも思うが手は止まらない。
流される。
「ふぅ・・・ん・・・くぅっ・・・!!」
精一杯、唇を噛んで声を出すのを我慢する。
しかし、既に自分の意思から脱した指の責めの前に、途中で止めていたのもあってか早くも屈しそうになっていた。
「や・・・ぁっ、クレア、クレアぁ・・・っ!」
ふと、自分の中に描かれた親友であり、相棒―――クレアの姿。
普段はそんな感情など微塵も湧かないのに、今は無性にいとおしく感じた。
申し訳ないという考えすら、思い浮かばない程に侵食されていた。
「あくっ!!ひゃぁっ!!」
大きな声を出してしまった事も、それを抑えなければいけない事も、全て忘却の彼方。
最早、もっと気持ち良くなりたいという思いだけが―――
233 ◆PzDeastE6E :03/12/24 20:35 ID:PwL6Csxy
コツ、コツ、コツ、コツ、コツ。
「っ!?」
思わず手が止まる。
突如鳴り始めたその音は、途切れていた緊迫感を呼び戻した。
心臓の鼓動が聞こえる。
五月蝿いほどに聞こえる。
ただでさえ捕まれないこの状況で、更に自慰をしていたという事など知れれば、どうなるかおおよその想像はついた。
虫のよいお願いである事は分かっていたが、アペリス神へと祈る。
浅はかな私をお救いください、と。

「・・・変だな、女の声がしたと思ったんだが」
「気の所為だろ・・・お前疲れてんじゃねぇの?さっきも仕事中に寝てたしよ」
視界に飛びこんできたのは、来る途中眠らせた兵士だった。
「そうか・・・すまん、変なことに付き合わせたな」
「それよりさっさとなくした鍵探そうぜ。知れたらヴォックス様に何言われるか・・・」
「言わないでくれ・・・しかし何処落としたんだ?あるかもしれないって場所は全部探したはずなんだが」
「もう誰かが拾って届けてくれてんのかもしれねぇし、戻ろうぜ。ここは寒くてかなわん」
234 ◆PzDeastE6E :03/12/24 20:38 ID:PwL6Csxy
話し声が段々と遠ざかっていく。
大きく溜息をつき、そして息を整える。
立ち上がり、隠れていた壁から外を確認しようとする。
・・・が、がくりと膝の力が抜け、また座りこんでしまう。
この昂ぶった状態で任務を遂行するのは無理があった。
何より、自分が我慢がならない。
改めて下着の間から指を滑らせ、湿って冷やされたスリットへと触れる。
「ゃ・・・あっ!!何・・・これぇっ・・・!」
ぎりぎりの状態でお預けを食らっていた身体はただ触れただけで痺れるような快感を受けた。
「いっ、イイっ!凄いっ・・・これ凄いィっ!!」
新しい玩具を与えられた子供のように夢中で快感を貪る。
膣の中まで指を突き入れ、抉るように。
「もう・・・ダメ、らめぇ・・・イく、イクのぉっ!!」
だらしなく舌を出し、涎を垂らしてその場で果て、そのまま意識が遠くに行くのを感じた。

「・・・おい、アンタ・・・」
身体がだるい。
私は何をしていたんだろう。
・・・そうだ、任務の途中で自制が利かなくなって―――
とにかく、起きなければ。
「おい、起きろっ!!」
235 ◆PzDeastE6E :03/12/24 20:42 ID:PwL6Csxy
目を覚まし最初に見たのは、拷問を受けていたはずの大柄の男の顔だった。
そして私は何をしていたのかという問いをもう一度頭の中で復唱する。
「・・・・・・!!」
バチンッ!!
思わず引っ叩いていた。
「っ・・・てぇな!!何しやがるテメェッ!!!」
「それはこっちの台詞だよっ!!もう少し気を遣うことを覚えな!!」
「何だと!?よかれと思って起こしてやって返す言葉がそれか!?」
まさかいくら隠れていたとはいえ、同じ牢に入れられるとは。
達した後の姿も当然見られたという事だ。
恥ずかしさのあまりというか、勢いで起こした行動の所為で本来の目的から外れ暫く険悪な雰囲気が続いた。
その所為か、仲が思わしくなく戦闘も捗らず、カルサア山洞を抜けるのに普段の数倍の時間が掛かってしまった。
「・・・遅いわね、ネル。いつもならもっと早いのに・・・」
「アーリグリフに囚われたなんてことはないと思いますが・・・」
「技術者さん達がすっごい意地っ張りで牢から動かないとか、そんなのじゃないですかぁ?」
「まさか、ネルなら引き摺ってでも連れて来るでしょうし」
「技術者に惚れて逃避行とか・・・」
「あ〜、意外とネル様惚れっぽそうですしねぇ〜」
所変わってアリアスの領主の館。
事情を知らないクレア達は、クリスマス当日になっても帰りつかないネルに業を煮やし、
言いたい放題言いながら先にケーキを頬張っていた。
「最後のケーキ、戴きですぅっ!」
「あ、こらファリン!!それネル様の―――」
既にファリンは自分の皿に最後のケーキを乗せていた。
「残してたら痛んじゃいますし、仕方ないじゃないですかぁ」
「残念ね・・・ネル楽しみにしてたのに」
窓の外から、いがみ合いをしているネルとクリフが薄っすらと見えることには誰も気付かなかった。
236 ◆PzDeastE6E :03/12/24 20:44 ID:PwL6Csxy
終了です。
・・・負荷制限よ、恨みます(つд`)書きこみ難いんだYO!!

それでは皆様・・・良いクリスマスを。
237名無しさん@ピンキー:03/12/24 21:04 ID:v9+6Nk9q
>>めでぃーな氏
レスありがとうございます。
寸止めですね…つい妄想完結してしまう。次は頑張ってみます。

>>PzDeastE6E氏
自慰(・∀・)イイ!!
一人プレイ大好きです。

ちなみに属性は女戦士、触手、百合、自慰、(痛くない)鬼畜です。
男の挿入がないのはショクシャーだからだったり…
238237=Alpha:03/12/24 21:06 ID:v9+6Nk9q
すいません>>237=Alphaです。
普段は名無しでこっそりレスしてます。
239めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/24 23:19 ID:vfySW0Or
オペレーション・ネル祭り、我も参加せり!突貫する!!

済みませんが文章を修正しましたので、211は無かったことにしてください。
今までのあらすじをまとめておきますと、
176・177・178、202・203・204・206、209・210、そして、以下へ・・・、となります。
では最後までどうぞ。
240めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/24 23:20 ID:vfySW0Or
「さて、せっかく来たのですから、紅茶でも用意しましょうか」
 自分の個室についた女王は、部下をもてなそうとする。ちなみにラッセルはここには
いない。彼は今、トイレで独りごとでもつぶやいていると思われる。
「いえ、陛下にそんなことをさせるわけにはいきません」
「お構いなく陛下、んんんっ・・・」
 ネルは身体じゅうに汗を発散させ、顔を赤らめながら吐息をもらす。もし女王が
いなければ、ためらい無くオナニーを始めていたであろう。今の彼女の思考は、早く
疼きを取り去りたいことでいっぱいだった。
「ネル、なぜそのように息を荒げているのですか?」
「いえ・・・、なんでもないです・・・」
「なんでもない、というのですか・・・」
 女王がネルのそばに近づく。
「嘘はいけませんよ」
「ふああっ!?」
 ネルから喘ぎ声が発せられる。女王にスカートの中へ手をいれられ、股間を刺激
されては無理もなかった。
「すっかり身体が敏感になっているではないですか」
「どうしてそれを・・・」
「私はシーハーツ女王ですよ。部下のことは手に取るようにわかります。あなたの態度を
見れば、性的な刺激を受けていることは明白です」
「さすが陛下です。立派な眼力を備えていらっしゃいます」
 クレアが女王に賛辞の言葉を送る。そして、ネルにわからない様にほくそえむ。
実は、ネルに他人に見られながら性行為を行うことに、快感を覚えさせようという、
クレアの策略だったのだ。昨日、女同士の性行為に理解を示していた女王に、お近づきに
なっておくという意味合いも兼ねて、ネルの痴態を見て欲しいと提案した。女王は、
喜んでこの提案を受け入れた。そして、先ほどネルの元を去って女王のもとへやってきた
クレアに、準備が出来たと告げられ、ネルのもとにやってきたのだった。
241名無しさん@ピンキー:03/12/24 23:20 ID:IuIuOVZp
職人サンタ様!スバラシイプレゼントをアリガトゥー!
おのれクリフ糞虫め!俺もネルたんケーキ食べたい混ぜてくれ(;´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \アノ \ア ノ \ア
うっかり気絶しちゃうまで自慰にのめりこむネルたん萌えー(;゚∀゚)=3

仕事疲れな上一人寂しく飯もままならん俺様、ネルたんで飯30杯は逝けそうです。
242めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/24 23:22 ID:vfySW0Or
「ネルの下着を脱がせなさい、クレア」
 女王がクレアとの約束に交わされた、予定通りの命令をおこなう。
「かしこまりました」
「ちょっ、クレア!?」
「ネル、陛下のご命令よ。素直に聞いて」
 クレアがネルのレザーパンツに手をかけ、脱がせてゆく。あまりの出際のよさにネルは
反抗できず、反射的に足を上げて、下着を脱いだ。
「スカートを上に持ち上げなさい、ネル」
「は、はい・・・」
 言われたとおりにするとその結果、ネルの薄く生えそろった恥毛が、愛液でべっとりと
濡れた状態となっていることが明らかとなる。
「ふむ、ぐしょ濡れですね・・・」
「恥ずかしいです・・・」
 痴態のポーズをとらされ、ネルは顔をうつむけて恥ずかしがった。
「ごらんください、陛下。このバイブを」
 クレアはネルから脱がせたバイブ付きのレザーパンツを、女王に献上した。
「これはこれは・・・、ずいぶんと濡らしていますね。湯気まで出ていますよ」
 女王は呆れた声で、愛液まみれのバイブをしげしげと見た。そして鼻先を近づけ、
匂いをクンクン嗅ぐ。
「や、やめてください、陛下!」
「ほう、私のすることにケチをつけるつもりですか?」
 女王の鋭い眼光が、ネルの瞳を見やる。
「い、いえ、それは・・・」
「まあ、無理もありません。これだけ匂わせているということは、ネルが怒涛の如く
発情しているのが、丸わかりですからね」
 女王の目線が、太腿へと移る。下着を脱がされ、障害物の無くなった秘所から、愛液を
止め処なくつたわせていた。
243めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/24 23:24 ID:vfySW0Or
「はい、陛下。先ほどまでネルについていたのですが、ネルの体臭がプンプン匂ってきて、
わたしまで感じてしまいました」
「そ、そんなに匂ってないよクレア!」
「ふふふ・・・」
 ネルが慌てて否定するが、クレアは意に返さない。
「なるほど・・・。バイブがこれだけ濡れているということは、ネル自身はどうなって
いるのでしょうね」
 女王はネルに対して、次の命令を下した。
「三角座りをして脚を開きなさい、ネル」
「そ、そんな・・・」
 つまりネルの大事な部分を女王に丸見えにするようにせよということだ。
「どうしましたか、早くするのです」
「陛下・・・、お慈悲を・・・」
「駄目です、言うことに従いなさい。さもなくば、バイブをいれていたことを街中の、
いえ国中の民衆に報告しますよ」
「わ、わかりました・・・」
 ネルは床に座り、脚をガクガク震わせながらM字に開脚した。
「両手は膝の上に乗せるのですよ」
「はい・・・」
 これにより、傍目からは自分から積極的に脚を開いているように見える。そうネルは思い、恥辱感が増す。
「これで淫乱なポーズになりましたね。あなたのいやらしいサーモンピンクから、お汁が
トロトロ零れているのが丸見えですよ」
「んんん・・・」
 女王に言葉で嬲られ、ネルの身体がますます火照っていった。
244めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/24 23:25 ID:vfySW0Or
「クレア、ネルを愛撫してあげなさい」
「かしこまりました」
 クレアがネルの背後に座り、後ろから服越しに美乳をわしづかみにする。そして、
ゆっくりと揉みしだく。ブラジャーをつけていないため、服を先端が擦りあげる刺激も
追加される。
「こんなに乳首を尖らせて・・・、そうとう身体がいやらしくなっているのね」
「んんっ・・・、ああっ・・・!」
 柔らかい刺激に、ネルの頭がボーっとし、瞳がトロンとしていった。
「ネル、どうしてこれだけはしたない身体になっているのか、詳しく説明しなさい。
拒否することは許しませんよ」
 女王が尋問を始める。ネルは悩ましい呼吸をしながら、ポツリポツリと告白していく。
「はい・・・、まず朝からクレアに・・・、私の裸身を書かれているときに・・・、
いやらしい妄想をしていました・・・。その後、メイド服を着せられ、さらにバイブを
アソコに入れらされ―――」
「アソコを、ではわかりません。具体的な名称を言いなさい」
「そ、それは・・・」
「聞こえなかったのですか?」
「わかりました・・・」
 女王に睨まれ、ネルは蛇に睨まれた蛙のようになりながら、さらに言葉を続ける。
「バイブをオ・・・、オマ○コに、んっ・・・入れらされて・・・、ずっと街を歩かされ
ました・・・。途中多くの人々に見られ・・・、頭の中で淫らなことをされていると
思うと・・・、オマ○コがどんどん疼いて・・・、イキたい気持ちでいっぱいでした・・・」
「民衆の前でイキたいと思いましたか?」
「はい、何度も思いました・・・。だけどクリムゾン・ブレイドとして・・・、人前で
醜態を曝すわけにはいかないので・・・、気力で我慢してきました・・・。だけど・・・」
 ネルは身体をくねらせながら話している。秘所がヒクヒクとわななき、秘豆はプックリ
充血して膨らんでいる。彼女の興奮ボルテージが限界にたどり着こうとしていた。
「今こうして恥ずかしい格好をされて・・・、陛下にオマ○コを見られて・・・、
クレアに胸を揉まれて・・・、どんどん淫乱な気持ちが強くなってきて・・・!あああっ、
陛下お願いです!もうイキたいんです!クレアと二人きりにさせてください!」
ついに理性のガスタンクが爆発し、ネルは狂うように叫んだ。
245めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/24 23:26 ID:vfySW0Or
「いやらしい告白だったわよ、ネル。わたしも濡れてきたわ・・・」
 クレアは顔を赤らめ、股間をネルの背中に押し付けて擦っていた。
「そうですか、正直に話してくれたネルには、これを進呈しましょう」
 女王が懐からあるものを取り出す。
「えっ、ダガー・・・?」
「そうです、名称は『バルバード』といい、私が護身用に持っているものです。さあ
クレア、このダガーを持ちなさい・・・」
 女王は鞘に収められているダガーを、ネルにではなく、クレアに手渡す。
「そして、ネルの中にこのダガーを入れなさい」
「かしこまりました」
「えっ・・・!?」
 女王の言っている意味がわからず、ネルがキョトンとしている隙に、クレアがダガーの
握りの部分を、ネルの膣内に挿入する。
「ふあああぁぁぁっ!?」
 入れられた瞬間、ネルは身体を力いっぱい仰け反らせた。
「入れただけで軽くイクとは、そうとう淫乱なのですね」
「その通りです、陛下。ネルはとってもエッチな身体と心を持っているのですよ」
「駄目です陛下、見ないでください!」
 ネルが脚を閉じようとした瞬間、女王の手が割り込み、再度開かれる。
「勝手に脚を閉じることは許しません」
「しかし、陛下・・・!?」
「開きなさいと言っているのです」
「うう・・・」
 ネルは素直に言うことを聞き、女王の手がどかれても脚を広げたままでいた。
「それじゃ、動かすわよネル」
 クレアは挿入したダガーを、あるときは前後に出し入れされ、あるときは膣内で
捻られ、膣内を擦り上げてネルを刺激する。
「やぁっ、陛下に見られてる・・・、エッチなことされてる私を見られてるよぉ・・・・」
 ネルの秘所からは、ちゅぷちゅぷと愛液のさえずりを奏でさせていた。
246めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/24 23:28 ID:vfySW0Or
「ねえネル・・・、本当は陛下に命令されて無理やり辱められている今の状態が、
たまらなく好きなんでしょう?」
 クレアがネルの耳元に息を吹きかけながら尋ねる。
「えっ、そ、それは・・・」
 ネルがドキリと驚き、眼を見開く。
「嘘を言わないで。あなたが被虐的な扱いに興奮することは、抱いてきたわたしが良く
知っているわよ。本当、真性のマゾなのね」
「んはぁっ、そ、その・・・」
「クレアの言うとおりですね。マゾと言われたとたんに、アソコがキュッとしまりました」
「あぁ・・・」
 ネルの身体は嘘をつけなかった。もう、本心を言うしかない。
「陛下・・・、もっと見てください・・・。どうかいやらしい眼で、私を蔑んで下さい・・・」
 卑屈な眼をして、ネルは女王に懇願した。
247めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/24 23:29 ID:vfySW0Or
「いいでしょう、犬のように見てあげますから、遠慮なく感じなさい」
「さあネル、正直に言ったご褒美よ」
 クレアはダガーの動きを徐々に速めていく。
「ひあんっ、はあっ、あ、あ、あ、あっ!」
 と同時にネルの声のトーンが高くなる。
「ネル、感じて。いっぱい感じて」
「クレアに、ズボズボッ、攻められてる、よぉっ!気持ちイイッ、気持ちイイよぉっ!」
「まったく、ダガーで感じる人なんて信じられませんね。あさましいものです」
「あああっ、陛下にっ、そんな眼でっ、見られるとっ!」
 女王に呆れた口調と冷ややかな眼で見られ、ネルの性質がより淫靡になる。
「狂うっ!狂ってしまうよぉっ!」
 そして快楽を貪る雌に変貌した。
「いい声よネル、アソコもジュボジュボ喜んでいるわね」
「お汁が床を水浸しにしていますよ。よくこんなに垂れ流せるものですね」
「それはぁっ、ネルがぁっ、淫乱だからぁぁぁっ!」
 口から涎を垂らしながら、ネルは自ら淫らな言葉を言って身体を昂ぶらせる。
「ふぁんっ、はぁんっ、あぁんっ!」
 今のネルの心と身体は、性の煩悩で埋め尽くされていた。
「すごいいぃぃっ!も、もうっ、もうらめらよぉっ!」
 程なくして、ネルの全身が小刻みに震えてくる。
「そろそろスパートなのね、ネル!」
 ダガーの動きが最大限に加速される。
「ひやあぁぁっ!イクうぅぅっ、イッちゃうよぉぉっ!」
 まもなく、ネルに極上の頂点に達する瞬間が訪れる。
「イキなさい、ネル!」
「ふああああぁぁぁーーーーーっ!!!!!」
 女王の合図とともに、ネルは身体をビクビクさせて、潮を噴いた。
248めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/24 23:29 ID:vfySW0Or
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・、はあぁぁ・・・」
 絶頂をむかえたネルは、力が抜けて放心状態になる。
「素晴らしいヨガリっぷりでしたよ、大変満足しました」
「ありがとうございます、陛下・・・」
 女王に頭を撫でられ、ネルが嬉しそうに微笑む。
「しかし、クレアは満足していないようですね」
「え・・・?」
 ネルが後ろを振り向くと、クレアが顔を赤らめてもじもじしていた。
「ネル・・・、どうしてくれるのよ・・・」
 クレアはネルの手を掴むと、自分のスカートの中へ押し付る。
「あんまり気持ちよさそうに喘ぐものだから、わたしも我慢できなくなったわ・・・」
 ネルの手のひらに、びちょりと濡れたショーツの感触が伝わった。
「あ・・・」
「ネル、今度は二人で一緒に感じあいましょう」
「うん、いいよ・・・」
「見てくださいますでしょうか、陛下?」
 クレアもまた、見られることに快感を覚えようとしていた。
「もちろんですよ、クレア。部下達のまぐわいを、快く堪能させてもらいましょう」
 陛下は微笑を返して、二人の行いを待つ。
「それでは陛下、わたしとネルによる、享楽の二重奏をお聞きください・・・」
「クレア・・・、私をいっぱい愛しておくれ・・・」
 この後しばらくの間、二人の艶のある声が女王の部屋を占拠することなる―――。

 以上で終了です。ご愛読ありがとうございました。
249めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/24 23:31 ID:vfySW0Or
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・、はあぁぁ・・・」
 絶頂をむかえたネルは、力が抜けて放心状態になる。
「素晴らしいヨガリっぷりでしたよ、大変満足しました」
「ありがとうございます、陛下・・・」
 女王に頭を撫でられ、ネルが嬉しそうに微笑む。
「しかし、クレアは満足していないようですね」
「え・・・?」
 ネルが後ろを振り向くと、クレアが顔を赤らめてもじもじしていた。
「ネル・・・、どうしてくれるのよ・・・」
 クレアはネルの手を掴むと、自分のスカートの中へ押し付る。
「あんまり気持ちよさそうに喘ぐものだから、わたしも我慢できなくなったわ・・・」
 ネルの手のひらに、びちょりと濡れたショーツの感触が伝わった。
「あ・・・」
「ネル、今度は二人で一緒に感じあいましょう」
「うん、いいよ・・・」
「見てくださいますでしょうか、陛下?」
 クレアもまた、見られることに快感を覚えようとしていた。
「もちろんですよ、クレア。部下達のまぐわいを、快く堪能させてもらいましょう」
 陛下は微笑を返して、二人の行いを待つ。
「それでは陛下、わたしとネルによる、享楽の二重奏をお聞きください・・・」
「クレア・・・、私をいっぱい愛しておくれ・・・」
 この後しばらくの間、二人の艶のある声が女王の部屋を占拠することなる―――。

 以上で終了です。ご愛読ありがとうございました。
250七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/25 00:13 ID:s/yIrgw2
フレイ陵辱(のつもり)です。ちなみに最初はそのつもりはなかったのですが前の3話の後日談ぽくなりました


スフィア社の薄暗い一室。
「…で…何のようだ…2年前、私を病院送りにした連中の筆頭が…。」
「用件はすでに述べたはずだ。」
とある二人の男が謎の会合を開いていた…。
「……真逆あれか!?冗談のような口調で話すから冗談かと思ったぞ!」
「冗談のようだが、本気だ。」
「…………」
沈黙する座ったままの男に立っている男は続ける。
「どうするんだ。如何に加虐嗜好の男と言えど、神相手は恐いのか?アザゼル。」
「……………わかった。」
「そういってくれると思っていた。詳細については現地で説明だ。」
「…………………………………。」


数日後…。滅多に人の来ないはずのウルザ溶岩洞…。
「…で?ここにそれが居るのか?」
「そう、ちょうど今交戦中だな、ああ見えてきた。あれだあれ。」
そこに3人の男が居た。訊いた方はアザゼル。答えた方は金髪で筋肉質という解りやすい特徴の男だった。
そして無言でその後ろを歩く左手をガントレットで覆った男。
251七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/25 00:17 ID:s/yIrgw2
その前方ではすでに戦闘を行っている男が居て、その男の目の前には息も絶え絶えといった感じの少女が居る。翠色の皇衣を身につけた少女。だがその服は所々が破けている。
苦し紛れに手から波動を放ち、反撃する少女。しかし…。
「甘いんだよっ!!!!」
ドドドドドドドドドシュ!!!!「うああぁっ!!!」
上昇する波動に合わせ上空へと跳躍した男の両の手にあるフェイズガンが少女の両手両足を正確に打ち抜き、
息も絶え絶えだった少女はその衝撃に耐えられず倒れる。

「ほう、相変わらずだな…反転の影響か、体術でも俺以上のキレがある、マリア以上に射撃の腕も上手い…ミラージュとどっちが上かな。」
「今のは…?」また訊くメガネの男
「見た通り、フェイズガン弾の雨嵐(レインストーム)さ。落下の加速度と加わって驚異的な攻撃力と連射を実現する。
ま、もっともそれだけ高く跳躍する術がなかったからな、荒廃寸前の理論を奴が証明したって訳さ。」
252七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/25 00:22 ID:s/yIrgw2
「………ナンダコレハ…。」
「この毒々しい色で解らないか?精力剤だ。」
事も無げに答えるフェイト。「昨日創っておいた。」
「……用意周到なことで…。」「まぁな。それ1つで半日から1日は昂ぶった状態が続く。」
3人に渡して呑むように促す、でそれを呑む3人。フェイトは続ける。
「とにかく、お前達にはあの懲りない破壊神を好きなだけ嬲って犯して弄んで慰みものにしてもらう。
すでに奴の肉体から魔力を切断する薬を呑ませた。後は…。」
蒼い針を取り出し「人体を改変させ、成体にする演算回路を刻んだ針と…。」
翠色の薬品を取り出し「回復薬と脱力させる薬の混合薬。それに…」
どこから持っていたのか、フラスコを10近く取り出し「何より重要な媚薬だ。」
しばし硬直するアザゼルとクリフ。アルベルは承知済みらしい。
「場合によってはマリアにもやってもらう。すでにいるが、な。」
「……しかし…」口を開いたアザゼル。
「何故この様なことをする必要がある?」
「…奴は…すでに5回も性懲りもなく復活してきた。一回など体中の骨を複雑骨折にした状態で叩き返したことがある。だが…」
苦虫を噛み潰したような表情をするフェイト。
「2ヶ月後には何事もなかったように出てきやがったよ。………まったく!どんなに細かく切り刻んでも、また出てきやがる!!」
「なるほど、だから今度は精神に打撃を与えて追い返すと言うことか。」
「その通り、以上説明終わり。では…行ってもらおうか。」
その言葉を期に、3人はフレイの元へ歩き出す。
「ふと疑問に思ったんだが、お前は?」
途中で振り返り、訊くクリフに
「………結界従事だ。レナスとの貞節を守る意味もある。」平然と答えるフェイト。
「納得…。」
253七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/25 00:24 ID:s/yIrgw2
(スマソ、これは本来252と1の間に入る文です。手違いでとばしてました…。鬱)

「全く…よく飽きないな…フレイ。」
難なく着地を決めた男がふと呆れたように呟く。
「うぅぅぅ……。」倒れたままうめくフレイ。
「答える体力もナシ…か。……いつもならこのままイセリアル・ブラストでお帰り願うとこだが、そのままではお前はまた出てきそうなのでな。だから…仕置きだ、二度と蘇らないようにな。」
その仕置きという言葉にフレイが反応。弾かれたように見上げる。
「な!?何を考えている?フェイト…!」
フェイト、と呼ばれた男は異常に長い外套の裏に隠し持っていた血のように紅い液体の入ったビンを取り出し、フレイに呑ませようとする。フレイは抵抗するが、傷が酷いこの状態では満足に動けず、すぐに呑まされてしまう。
「ぷぁっ!な、何を…「呑ませたのかって?きまっている。仕置きのための準備だよ」
そういうとフェイトは背後に待機させておいたレナスに「壁」の生成をするように頼む。

「終わったようだな、行くぜ。」
「…フ、フハハハハハハハ、ハハハハハハハハハハ!!!!!!!」
「う…うむ…」
突如笑い出す片手ガントレットの男にビビリながらも後へと続くアザゼル。
「ん…お前達か、クリフ、アルベル。それに…よく来たな、アザゼル。」
後ろに気づいたフェイトが振り返らずに目線だけむけて言う。
「おう、お望み通りなんだろうな?」
「ああ、準備は完了だ。……お前等には丸1日は頼みたいからな…。とりあえずこれを呑んでおくといい。」
そういったフェイトが外套から差し出したのはゲル状でパープルカラーの物体が入った謎の小瓶3つ。
254七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/25 00:28 ID:s/yIrgw2
(しかし、何でこうも用意周到なんかねぇ…あぁ、そうか。)
フェイトがこの作戦を持ち出した裏には彼のフレイへの尋常ならざる憎悪が裏にあったのだ。
フレイをようやく倒してレナスと2人だけで暮らすという約束が、フレイの復活で全部パーになってしまったのである。
……とどのつまり、レナスとのスイートホーム
(ここに思いついてクリフが激しく咳き込んだことは公然の秘密である)を邪魔されているわけだ。
………自分の恋を邪魔されて怒らない男など居ないだろう。要するに早くフレイを殺すなり無力な存在にするなりしたいというわけだ。

さて、結界の中では
「く…魔力が発動できない!さっきの薬の所為!?」
フレイがどうにかして脱出しようと藻掻いていた。
そこへ急に3人の男が結界内へ進入。フレイへ飛びかかり、地面へ押さえつける。
「な、何を…!」いきなり押さえつけられ、狼狽しつつ抵抗するが
「あぁん?きまってる。お前はこれから俺達のおもちゃにされるんだよ!」
「な!!!」その言葉に動きが止まる。
そのスキに、緑色の液体がフレイの口をふさぐ。
まともに息をしていなかったところへ甘ったるいモノを呑まされたのだからたまらない。
涙眼で嚥下するフレイに対し、3人は口の端を僅かにゆがめただけの酷く機械的な笑いをこぼす。
呑ませるとすぐに服をはぎ取ろうとするクリフとアルベル。
「離せ!!離せぇぇぇっ!!!!!!」
抵抗する手をアザゼルが押さえつけるため、何も出来ず叫ぶフレイ。
そして、なすすべもなく全裸にされる。
3人はようやく薬が効いて僅かにしか動けなくなったフレイへ嗤いつつ体中をなで回し始める。
そこへ、「おい、マリアの創った秘蔵品。こいつを使おうぜ」とアルベルが出したモノ。
それは例の蒼い針。
255七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/25 00:29 ID:s/yIrgw2
「や…やめろ!止め…「何だって?この糞虫が!」
「あぐっ!」
針を見て勘違いしたフレイが弱々しく振り払おうとしたがその手を踏みつけて言うアルベル。
「人にモノを頼むときにはもうちょっと礼儀ってもんがあるんじゃねぇのか?ん?」
「ああああっ!!!」
踏みつける脚に力を込めるアルベル。それに呼応して悲鳴が大きくなる。
「どうだ?反省したか?したならちゃんと言い直してみろ!」
「……や、止めて…くだ…さい…。」屈辱か、唇をふるわせながらフレイが言う。
「嫌なこった!」即答してそのまま針を微塵の躊躇もなくフレイの胸に打ち込むアルベル。
「ひぎぃ!!!!!!!」
と、すぐに変化が起きる。
フレイの身体が情報変化を受け、数秒で身体が変形を起こす。
打ち込んできっかり10秒後には大人の身体になっていた。
「な……!何なのよこれ!?」
「フェイトがマリアと結託して創ったもんだ。詳しくはしらん。」
半分叫び混じりに言うフレイへさらりと答え、すっかり成熟した肢体へ手を這わす。
「ほう、なかなかの上玉だぜ。流石は神ってか?」
「ううっん……。」嗤いを込めて言うクリフに対しフレイはすでに喘ぎが混じる声
「さぁ、これを呑ませてと、続き行くぜ!」
フェイトの持ってきた媚薬を飲ませた。
「まずは…ほれ。」
と、すでに巨大化した自分のモノをフレイの口へ押しつけるアルベル。
「!まさか!?」「そうだよ、舐めろ。」
「い、嫌…んんん!!」有無を言わさず口へねじ込む。
クリフがたわわに実った果実が如く豊満な胸を強引にもむ。
「ぅんんっ!!」
またアザゼルはすでに秘所へ辿り着き、すでに湿っていた穴へ無造作に指を突っ込む。
「ん!んぅ!!!!」
256七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/25 00:31 ID:s/yIrgw2
「なんだ?もう湿ってるぞ、淫乱だな。真逆、無理矢理犯られるのが好みか?」
「んふ!!んんぅ!!!」否定しようとするがふさがっている状態では声も出ない。
「そうかそうか。よし、では早速やらせてもらおうか。私が一番最初で良いか?」
「おう、遠慮無く奪ってやれ。そいつの処女をな。」
都合の良いように解釈し、フレイへ跨り、こちらもそそり立ったモノを秘所へ入れる。
悲鳴を聞くため、いったん口を解放するアルベル。
遠慮などかけらも無く一気に奥まで押し込む。
「嫌…嫌ああああぁぁぁっ!!!!!!!!!」絶叫を上げ、涙を流すフレイ。
「ハハッ、良い声を上げて啼くな、そそるぜ。で、どうだ、中の具合は」
「はは!これは良い!最高だ!あまり濡れていないがそれでもすばらしい締め付けだ。」
高笑いと共に答えるアザゼル。その結合部からは血が滴っていた。
「嫌ぁ…止めて…止めてぇ!」
「五月蠅い」「ふごっ!!!」また口をアルベルのモノで塞がれる。
「オイ、俺はどうなる。」乗り遅れたクリフが腐って呟く。
「………じゃあ、媚薬を尻にかけて犯ってみたらどうだ?」
「…そうか、その手があったな!」言うが早いか、フレイを4つ脚にしてアザゼルがしたにはいるようにする。露わになった菊門へと媚薬をかけ、そのまま男根で打ち抜く。
「うんんんっ!!!!!!」
「スゲェぞ、ぎゅうぎゅうに締め付けてきやがる!」
そのまま3穴を同時に攻められる。
「しかし…スゲェ体つきだよな、こいつ。」
「ああ、ただの神族にしておくには勿体ねえな。」
「ううっ!出すぞ!!」
「んあああああっ!!!!!!!!!!!」
そのまま3人はほぼ同時に1度目の絶頂を迎える。
顔面へ精液をぶちまけられ、膣内にも出され、その身を焦がす。
257七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :03/12/25 00:34 ID:s/yIrgw2
とりあえず今回はここまで、続き(第2と第3ラウンド(未定))はまた後ほどということで…。
258名無しさん@ピンキー:03/12/25 00:36 ID:RTCcPodr
(⊃д`)・゚・.あ、あんたらって人は…最高だよっ!
259めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/25 00:36 ID:3cNm2h9o
|_Λ    今回の作品のタイトルは
|ω・`)   「ねるまてぃっく〜もっと感じるもの〜」にすることにしました・・・。
| /    ちなみに前回の作品の続き物となっています・・・。
|/     ネルが丁寧語を喋りすぎて、らしくないかもしれませんね・・・。
260名無しさん@ピンキー:03/12/25 01:37 ID:h9r7vwoL
神だ…神がたくさんおる…。゚(゚´Д`゚)゚。
最高に素晴らしいクリスマスを有難う 本当に有難う
ネルたんと一緒にクハァハァクリスマスだ〜ヽ(;´∀`)ノ
261名無しさん@ピンキー:03/12/25 02:13 ID:44VXQ3ut
なんか悲しみとうれしさがまじったクリスマスだ・・・・
262empty ◆7oEFxBolV6 :03/12/25 02:14 ID:oIEJdCcc
私もネル祭り参加します。この話はネル×クレです。
 
 
 
「失礼します。クレア様、ネル様がお見えになられました」
 アリアスの会議室で部下から報告を受けていたクレアは、その名前に思わず視線を部屋の入り口に向ける。そこにはよく見知った赤毛の女性が立っていた。
「ご苦労様、持ち場に戻りなさい」
 クレアは目の前の兵士に向かって下がれの令をかける。
「はっ!」
 兵士はクレアとネルに敬礼をすると部屋を出て行った。
「ネル、今度の任務も無事でよかったわ・・・お帰りなさい」
 クレアは椅子から立ち上がり、歩み寄ってきたネルと抱き合う。
「あぁ、ただいま・・・」
 二人はお互いを見て笑い合った。
「相変わらず無茶やってるんですって?こっちにもちゃんと報告が来るんだから。もう少し落ち着いてくれないと、心配でゆっくり寝られないわ」
「ふふ、いいじゃないか、そんなに私はヤワじゃないよ。それに・・・私が無茶したら、クレアはずっと私のことを考えてくれるだろ?クレアの心を独り占めにしていたいからさ・・・」
 ネルの言葉にクレアの顔がさっと朱に染まる。
「ばっ、馬鹿な事言わないの!」
「馬鹿な事じゃないさ。クレアが私のことを考えてくれるんなら、命を賭ける価値がある」
「・・・そんな事してくれなくても、私、毎日ネルのこと考えてるわ」
「ふふっ、ありがとう・・・」
 そう言うと、ネルはそのままクレアの唇にキスをした。
263empty ◆7oEFxBolV6 :03/12/25 02:15 ID:oIEJdCcc
「!・・・んっ、ちょっ、ネル!」
 ネルの唇が離れると、クレアは非難の視線で彼女をねめつける。
「ここしばらく忙しくてご無沙汰だっただろ?」
 ネルはそんな彼女の視線を愛しそうに見つめ、再びクレアに迫ろうとした。
「だからってこんな所で・・・それに私はまだ仕事中なのよ?」
「クレアならこんな仕事くらい、すぐ終わらせられるさ」
「そんな変な信頼いらないわ・・・あっ・・・」
 クレアの乳房の片方がやんわりとネルの片手に捕らえる。
「ネ、ネル・・・んっ・・・」
 ネルは、そのままゆっくりとクレアの豊満なそれを揉み始め、彼女の耳元で囁いた。 
「クレアだって溜まってたんだろ?胸だけでこんなに感じちゃってさ」
 服の上からでも形が分かる程になってきたクレアの乳首もネルの指で弄ばれる。
「あっ・・・そ、そんなことない・・・わよ・・・っ」
 ネルはクレアのマフラーを手馴れた風に取り去ると、それを椅子に掛けてクレアのうなじに吸い付いた。
「――――――っ!!」
 クレアは声にならない悲鳴を上げた。しかし何とか、ネルの体を自分から引き離そうとする。
「ネルっ、誰か来たら、どうするのっ!?」
「じゃぁ、誰も来なけりゃいいのかい?」
「え?きゃっ!!」
 ネルはクレアの身体を抱きかかえると、彼女をあっという間に奥の物置に連れ込んでしまった。
264empty ◆7oEFxBolV6 :03/12/25 02:16 ID:oIEJdCcc
 物置の扉を閉めると、ネルはクレアを布で包まれた手近な木箱の上に座らせる。小さな窓から差し込むのは僅かな太陽の光だけで、部屋は薄暗い。
「こういう所も新鮮でいいだろ?」
「ネル、もう、んんっ・・・!」
 クレアの反論を待たずに、ネルは彼女の唇を奪った。二人の舌が口内で絡み合い、唾液の混じりあう音が密室の中で淫猥に響く。
「んっ・・・ふふ、かわいいよ、クレア・・・」
 ネルは透明な糸を引かせながら唇を離すと、クレアを見下ろす。クレアはすっかり顔を上気させ肩で息をしていた。それを確認すると、ネルはクレアの服を脱がせにかかる。
「ネル・・・駄目よ・・・」
 しかし、口で言うだけでクレアは抵抗しない。程なくして、ネルの眼前にクレアの双丘が露になった。
「クレア、もしかしてまた大きくなったかい?」
「それは・・・いつも貴女が・・・色々するからじゃない・・・」
 クレアは顔を赤くして目を逸らした。そんな彼女を見て細く笑んだネルは、早速クレアの胸に顔を埋めた。
「あっ・・・そんなに・・・しないで・・・」
 ネルは両手でクレアの双丘を揉みながら、その谷間に、鎖骨に、赤い花びらを幾つも散らす。
「クレアの胸、柔らかくて大きくて、いやらしい位に気持ちいいよ」
「や・・・言わないで・・・」
「ふふ、こんな調子じゃ、こっちも・・・」
「あっ!」
 ネルがクレアの秘部を触ると同時に湿った音がして、クレアの身体はビクンと震えた。
「もうこんなに濡らしてるのかい・・・クレア、ほら見なよ」
 ネルは、クレアの愛液のべっとりついた右手を彼女の目の前まで持って、指の間で糸を引かせてみせた。
「クレアのいやらしいトコのが、こんなに・・・」
 クレアは目を瞑って顔を逸らす。
「んっ・・・見せないで・・・」
265empty ◆7oEFxBolV6 :03/12/25 02:18 ID:oIEJdCcc
『失礼します!』
 突然響いた大きな女性の声に、二人は思わず身体を強張らせる。
『クレア様!・・・あれ、クレア様?』
 ネルは振り返って部屋の扉を見た。しっかり閉めたはずのそれは、僅かに閉まりきっていなかった。
「・・・へぇ、よく声が通るんだね」
 ネルの小さな囁きに、クレアの顔色が一気に青くなる。
「ネル、貴女まさか・・・」
「クレア、あんたはどうしてそんなに・・・私の悦びそうな顔をするんだい?」
 ネルは微笑みながらそういうと、再び手をクレアの股の間に差し込んだ。
「んんっ!」
「ほら、ダメじゃないかそんなに大きな声を出したら。外にいる娘に聞こえてもいいのかい?」
 ネルは笑みを浮かべながら指を動かす。
「そんな、だってこれはネルが、んあっ!」
「私は別に構わないよ、クレアが声を出しても出さなくても。クレアの好きなようにしな・・・」
 そう言いつつも、ネルの指は執拗にクレアの秘部を、秘豆を攻め続ける。クレアは必死で声を出すまいと、快楽の波に耐えていた。
『クレア様・・・いらっしゃらないのかな・・・?』
 その女性兵士の足音は会議室の中に入って来たようだ。
(駄目、来ないで!)
 クレアの心の叫びも虚しく、足音は段々と二人のいる物置に近付いてくる。
 と、意外に遠くでその足音が止まった。諦めて会議室から出る気になってくれたのか。クレアは安堵した。
『・・・クレア様の・・・マフラー・・・?』
 その声に、そういえばここに入る前に、ネルにマフラーを取られていたんだった、とクレアはぼんやり思った。
『あぁ・・・クレア様の匂いがする・・・』
(・・・え!?)
 その声を聞いて、クレアの思考は一瞬停止した。しかし、秘部からの快感に、クレアはすぐに現実に引き戻される。
「あんっ・・・!・・・あ・・・」
 思わず声を出してしまった。クレアは焦りの表情を浮かべる。
266empty ◆7oEFxBolV6 :03/12/25 02:22 ID:oIEJdCcc
「ふふ、ちょっとくらい声を出しても大丈夫みたいだよ。ほら、聴いてごらん・・・」
 ネルに促されるままに耳を澄ませると、何と扉の向こうから喘ぎ声が聞こえてくる。
「きっと毎晩毎晩、クレアに可愛がってもらってるところを想像しながら自慰をしてるんだろうね」
「そ・・んな・・・」
 ネルの発言にクレアは驚きを隠せない。しかしネルは、クレアの耳元で更に艶かしく言葉を紡ぐ。
「きっとあの娘だけじゃないさ。きっとみんな、毎晩クレアに攻められたり、クレアを攻めてるんだ。想像してごらんよ、この屋敷だけじゃない、国中でクレアは犯されてるんだ・・・」
「やだ・・・そんなの・・・」
「ふふ、口じゃそんな事言ってるけど、本当は嬉しいんじゃないのかい?ほら、さっきよりも濡れてきたよ・・・」
 ネルはわざと音のするようにクレアの中をかき回した。その音を聞いて、クレアは一層自分の秘部を濡らす。
「・・・でも、私以外に犯されて喜ぶなんて、お仕置きしなくちゃね!」
 言い終わるのと同時に、ネルの指がクレアの膣の中を高速で掻き回した。
「っ―――――――!!!」
 クレアはネルのマフラーにしがみ付いて懸命に堪える。
(もうっ・・・だめっ・・・!)
 しかし、いよいよ果てようかという時にネルの指が急にその動きを止めた。
「あっ・・・?」
 行き場を失った欲求に、クレアは困惑する。
「ふふっ、イキそうだったんだろ?でもダメさ。そんなに簡単にイかれたらお仕置きにならないからね」
 そう言って、ネルはクレアの割れ目を軽く指でなぞる。
「んっ!」
 敏感になっているクレアのそこは、僅かな刺激にも過剰に反応した。しかし果てるには到底及ばない。
「それに、外の娘に聞かれてもダメだろう?頑張って耐えな」
 そう言ってネルはクレアの太ももを舐め始めた。
「!っ・・・ネル!?」
「いい機会だからさ、クレアの性感帯を開発しようと思ってね」
 ネルはクレアの片足を高く持ち上げ、足の付け根を執拗に舐め続ける。
「っ!・・・ネルっ・・・あぅ!」
「ふ〜ん、もう感じるんだ、いやらしいんだね。この格好、クレアのあそこも丸見えだよ。よく濡れて光ってる・・・」
 かかるネルの吐息にすらも、クレアの身体は淫らに反応した。
「あんっ・・・いやぁ・・・もう許してぇ・・・」
267empty ◆7oEFxBolV6 :03/12/25 02:24 ID:oIEJdCcc
「しょうがないだろう?外にまだ人がいるんだ。見つかってもいいんだったら別だけどさ」
『わ、私ったら何てことを・・・』
 パタパタと足音がして、会議室の扉の閉まる音がした。ネルは少し残念そうに額を掻く。
「・・・ふ〜、もうちょっと粘ってくれたらよかったのに・・・」
「ネル・・・お願い・・・」
 クレアは身体を震わせていた。 
「何だい?」
「もう・・・誰も、いないでしょ・・・だから・・・」
「ん?そうだね・・・」
 やっと開放される。そうクレアが思った次の瞬間・・・
「じゃぁ、自分でイキな」
「え・・・!?」
 クレアはネルの言葉に耳を疑った。
「私が見ててあげるからさ」
「そ、そんな・・・」
 ネルの前で自慰なんて出来るはずがない。
「いやならこのまま終わりにするかい?」
「こ、このままだなんて・・・仕事にならないよ・・・」
 クレアはもじもじと身体をくねらせる。
「じゃぁ自分でやりなよ・・・何もイクなって言ってるわけじゃないんだからさ」
 ネルは笑みを浮かべながらクレアの乳首を再び指先で弄ぶ。
「んんっ・・・うぅっ・・・」
 クレアはゆっくりと自分の手を秘部へと伸ばしていった。が、
(駄目、出来ないっ!)
 クレアは目尻に涙を浮かべながら、首をぶんぶんと横に振った。
「ねるぅ、お願いだから、お願いだからぁ・・・」
 泣きながらしがみ付いてくるクレアを見て、ネルは優しく微笑むと、そのまま彼女を抱きしめた。
「ごめんよ、クレアがあんまり可愛いから、つい苛めたくなっちゃうんだ」
「・・・ネル・・・」
 ネルの舌がクレアの涙を舐めとる。
「もう泣かないでおくれよ・・・ほら、クレアを見てるだけで、私のアソコもこんなになっちゃうんだ」
268empty ◆7oEFxBolV6 :03/12/25 02:26 ID:oIEJdCcc
 ネルが短いスカートを持ち上げると、そこには既にべっとりと濡れそぼった紅の茂みが姿を現した。彼女の下着は既に床に放り出されている。 
「一緒に気持ちよくなろう・・・クレア・・・」
「ネル・・・んっ」
 再び唇を重ねると、ネルはゆっくりとクレアの身体を押し倒し、片足を抱えると自分の秘部をクレアのそれに押し付けた。
「あぁっ!」
 クレアの身体に電流が走る。
「凄いぃ、ネルぅ、いいよぉ、あっ」
「あぁ、私も、っ、いいよ、はっ」
 木の軋む音と、一段と激しい水音が部屋に響く。
「ほらっ、クレア、こんなに、んっ、いやらしい、音が、してる、よっ」
「いやぁ、言わないでぇ、でも、あんっ、いいのぉ、あぁっ!」
 ネルの腰の動きに合わせて、クレアも一心に腰を振って快楽を求め続ける。
「あっ、ネルっ、私もう、イクぅっ、ああぁっっ!!」
 先程までの行為で既にギリギリまで高められていたクレアはあっさりと絶頂を迎え、身体を痙攣させる。
「ふ〜、なんだい先にイっちゃったのかい?」
 まだ絶頂に届かないネルは不満気味に言う。
「はぁ、ごめん、なさい、がまん、できなくて・・・」
 クレアは荒く肩で息をしながら、虚ろな瞳でネルを見上げた。
「気にしなくていいさ。じゃぁ今度は私を気持ちよくしておくれよ」
「え?きゃっ!」
 ネルはひょいとクレアの身体を持ち上げて彼女を立たせると、自分の身体を寝かせて股を大きく開いた。
「あっ・・・ごめんなさい、さっき、その、あぁなったばかりだから、腰が上手く立たなくて・・・」
 クレアはへたりとその場に座り込んでしまった。そのクレアの丁度目の前に、ネルの秘部があった。
「あぁ、ネルったら、こんなに濡らして・・・」
 クレアは吸い込まれるようにネルの秘部に顔を埋める。その匂いが、クレアの理性を更に溶かしていった。
「んっ、クレアが、可愛いから、あっ、こんなに、濡れるんだよ・・・あぁっ!」
「んっ・・・ネル、ネルぅ・・・」
 クレアの指が、舌が、ネルの秘口や秘豆を刺激し続け、ネルの感度もじわじわと上がる。
「うっ、はぁっ・・・クレア、もう、いいよ」
 限界が近くなったこと感じ、ネルは腰を引いた。
269empty ◆7oEFxBolV6 :03/12/25 02:27 ID:oIEJdCcc
「あっ・・・」
 お預けを食らって、クレアが切なそうな顔をする。
「クレア・・・来て・・・」
「ネルっ!」
 クレアはネルに飛びつき押し倒すと、何度も何度も口付けをした。
「んっ・・んっ・・んっ・・」
 そして自分の秘部を、ネルの秘部に押し付け、擦り合わせる。
「あっ、いいっ、ねぇ、ネルっ、気持ちいい?ねぇ気持ちいい?あんっ!」
「あぁ、気持ちいいよ、っ、溶けそうだよ、はぁっ」
「私もぉ、気持ちいいよぉ、ネルぅ、気持ちいいのぉ!」
 その時、ネルの両手がクレアの腰を掴み、力いっぱい押し下げ、前後にスライドさせた。
「ふゃっ!?ネルっ、あっ、そんなにっ、あぅっ、激しくしたらっ、あぁっ!」
「こっちの方が、うっ、もっと気持ち、いいだろ?・・・はあっ!」
「もうダメっ、変になっちゃうっ、変になっちゃうよぉっ!」
 クレアは襲い来る快感の波に髪を振り乱し、たがが外れたように叫び続ける。
「あぁ・・私も、イキそう、だよっ、んんっ!」
「一緒に、一緒にイこう?ねぇ、一緒に、んあぁっ!!」
「あぁっ、一緒に、イこうっ・・・っ!!」
「「ああぁぁっっ!!!」」
 二人の身体が大きく震え、布に愛液の染みが広がった。
 倒れ掛かってきたクレアの身体を、ネルは優しく抱きしめる。
「・・・ネル・・・大好き・・・」
「あぁ、私もだよ・・・クレア・・・」
 そして二人は、薄暗い部屋でお互いの唇を激しく求め合い続けるのだった。
270クリスマスネタ ◆7oEFxBolV6 :03/12/25 02:30 ID:oIEJdCcc
以上です。読んで下さった方ありがとうございました。
以下超短編ネタSSです。この話はネル祭りとは関係無いです。



 12月、クリスマスを控えたペターニでも雪が降り始め、いつにも増して活気が溢れている。街頭には沢山のランプが吊るされ、歌声とざわめきが混じり、腹に変な顔を書いた異形の男(そもそも人?)までが路地を闊歩している。
 そんな街の道を、アクアとエヴィアの親子は買い物を済ませて工房へと向かっていた。
「アクア、今年のクリスマスはサンタさんに何をもらいたい?パパがサンタさんに言っておいてあげるぞ〜?」
 アクアはぴたりと歩を止めて、エヴィアの顔をじっと見上げた。
「急にどうしたのですか?去年まではそんな事一度も聞いたことなかったですよ?てっきりウチのパパはサンタさんに嫌われているのかと思ってたです」
 アクアの質問にエヴィアの頬を一筋の汗が伝う。
「そ、そんなことないぞ〜?パパはサンタさんとは大の仲良しなんだ。去年まではちょっと景気が悪かったみたいだったけど、今年は大丈夫!何でも欲しい物を持ってきてくれると言っていたぞ!」
 必死で訴えるエヴィアを横目に、アクアはしばし考え込んだ。そして・・・
「弟が欲しいです」
「・・・え・・・?」
 エヴィアの動きがピタリと止まる。
「アクア、お姉ちゃんになりたいです」
271クリスマスネタ ◆7oEFxBolV6 :03/12/25 02:33 ID:oIEJdCcc
 ペターニの工房では、一仕事を終えたスターアニスとチリコが暖をとっていた。
「本格的に冷え込み始めましたね」
「そうだね〜、冬って寒いよね〜」
 そう二人が話しているところに、バンッ、と大きな音を立ててドアが開き、アクアとエヴィアが入って来た。スターアニスは顔を綻ばせて二人を迎える。
「あ、エヴィアさんアクアちゃん、お使いご苦労様。寒かったでしょう?」
 しかしエヴィアは歩みを止めることなくスターアニスの前まで来ると、両手でがしっと彼女の肩を掴んだ。
「・・・あの、エヴィアさん?」
 スターアニスはきょとんとエヴィアの顔を覗き込む。
「アニス殿・・・子供を作ろう!」
「・・・はい?・・・」
 スターアニスは目を点にした。
「今度のクリスマスまでに子供を作ろう!」
「え、そ、そんなの無理ですよっ・・・え、きゃっ!」
 スターアニスの抵抗を無視して、エヴィアは彼女の身体を抱えあげる。
「ちょっ、エヴィアさん降ろして下さい!」
「さあ、いざ寝室へ!」
「エヴィアさん!?エヴィアさんってば!きゃぁ〜っ!!」
 そのまま二人は騒がしく扉の向こうに消えてしまった。
 その様子を見ていたチリコはあっけにとられていたが、しばらくして訝しげに傍に居たアクアの方を向いた。
「・・・アクアちゃん、またエヴィアちゃんに何か吹き込んだでしょ〜・・・」
「気のせいですよ。アクアは子供だからムズカシイ事はよく分からないです」
 しれっと言い切るこの少女を見て、毎度のことながら、末恐ろしいと感じるのだった。                 おしまい


エロなしで済みません。
272名無しさん@ピンキー:03/12/25 02:54 ID:n+TxKqP+
>>empty ◆7oEFxBolV6
イイ
273名無しさん@ピンキー:03/12/25 02:55 ID:n+TxKqP+
氏を入れ忘れた・・・

訂正empty ◆7oEFxBolV6氏
274名無しさん@ピンキー:03/12/25 15:10 ID:mmApmyGk
empty ◆7oEFxBolV6さん
>>262-269
(;´Д`)ハァハァ
>>270-271
ワラタ
275名無しさん@ピンキー:03/12/25 16:57 ID:wUqqKJgs
神が沢山いるよ〜〜〜〜〜!!!!
276名無しさん@ピンキー:03/12/25 22:40 ID:URaJGWFK
クリームまみれのネルたんのオパーイに被りつきたい( ´∀`)
クリーム塗りたくってから舐め舐めしたい( ´∀`)
クレネルサイコー(・∀・)やはりクレアたんに翻弄され犯されるネルたんは萌え杉
ネルクレもイイ

神々のパーティ場ですなここは
277深夜に貼り逃げ:03/12/25 23:16 ID:0OCxZcG7
アルネル純愛、エロ薄め&多分シリアス、消費レス数は7です。
属性の合わない方はNGワード指定してやってください。

停電でエディタが吹っ飛んでしまったので思い出しながら書いてます。
278深夜に貼り逃げ1/7:03/12/25 23:16 ID:0OCxZcG7
それは、ある寒い冬の朝のこと。
いちばん早く起きて身支度を整えたネルは、いつものようにアルベルを起こしに
部屋へと向かった。
窓の外はまだ暗く、白い雪がアーリグリフの町を真っ白に変えていた。
どこまでも白い町。怖いぐらいに静かな朝だった。

ノックぐらいで起きないのはわかっているが、それでも他の宿泊客の妨げにならぬ程度に
軽く扉を叩いて名乗ってから部屋に入ると、予想通りアルベルはまだ眠っていた。
ベッドの空いた場所に腰を下ろして男の寝顔を伺うと、軽い寝息が聞こえた。

アルベルが父親と左腕を失ったときの悪夢に苛まれてよく眠れないのは、
部下からの報告書で知っていた。
それを読んだとき、こんなことまで調べてしまう自分の職業を呪った覚えがある。
知られたくないであろう傷なのに、記録は永遠に残ってしまう。
だからといって、自分の一存で破棄するだけの勇気も当時のネルにはなかった。
自分が父を亡くしたときはあんなに苦しかったのに。思い出すだけでも胸が痛い。
相手が敵国の将軍だったら何をしてもいいなんてことは絶対にない。
謝ろう。謝って記録を破棄して……しかし、今さらのようにそんなことをして許されるのか?
疑問は尽きなく、答えの出ないまま今までこうしている。

だから時間の許す限り寝かせておいてやるのはネルのせめてもの心遣いだった。
ぎりぎりまで寝かせておいて、長い髪などの身支度は手伝ってやればいい。
しかし今日は、まだ他の誰も起きてくる気配はないからまだ起こさなくていいだろう。
大雪なので誰もベッドから出てこようとしないのだろうか。

ネルは眠るアルベルに手を伸ばして顔にかかる髪をそっと払った。
床に落ちている長い後ろ髪も、軽くはたいてベッドの上に戻してやる。
さらに毛布をかけなおしてやりながら、自分ももう一眠りしようかと思った。
279深夜に貼り逃げ2/7:03/12/25 23:18 ID:0OCxZcG7
「今日は外には出られねぇよ」
不意に声がしたので見ると、アルベルが薄く目を開けてこちらを見ていた。
「これから猛吹雪だ。出たら戻れなくなる」
カルサア育ちといえども、さすがはアーリグリフ生まれといったところか。
ネルには全くわからない雪の様子など、窓からひと目見ただけでわかったようだ。
「ごめん、起こしたかい」
慌ててネルは立ち上がろうとしたが、アルベルに袖を引かれてまた腰を下ろした。
「テメェが入ってきた時にな」
「え……」
「何でテメェが毎日そこに座ってるのかは知らねぇが――」
クク、と喉を鳴らして笑うアルベルに、ネルはやや頬を赤らめた。
「俺のことは気に食わねぇんじゃなかったのか。クリムゾンブレイド」

反射的に赤い瞳から逃れるように顔を背けた。
「そうだよ……」
力のない声しか出ない。
「あんたのことなんか大嫌いだよ」

それでもその場を動かなかったのは雪の町の静けさを乱したくなかったからかもしれない。
アルベルも起き上がろうとはせずに、寝転がったままこちらをきつい視線で見上げている。

「何でだ」
「あんたは敵国の人間だから」
「和平したぞ。もう忘れたのか」

「あんたはシーハーツの人間を殺した」
「そう言うテメェは何人殺したんだ」

「あんたは……」
「もう終わりか?」
280深夜に貼り逃げ3/7:03/12/25 23:18 ID:0OCxZcG7
冷たい言葉で、わかってはいるが考えたくなかったことを次から次に言われて
涙で視界が歪む。
何てひどい男なんだろう。
そう思ったとき、男の手が顔に伸びて涙を拭った。

「テメェ自身の理由はないのか?
さっきからテメェが並べてんのは他人の理由だろうが。自分の理由を言ってみろよ」

私の……理由……?
涙が再びあふれ出した。今度は止められそうにない。
今まで人前で泣いたことなんてなかったのに、何でこの男の前で泣いたんだろう。

「泣くな」
「うるさいね!」

理解できない激情に任せてアルベルの頬を張り飛ばした。
「そんなに聞きたいなら言ってやるさ」
アルベルを睨みつけて言い放つ。
「あんたといると自分の嫌なところばかり思い出すからだよ!」

戦争が終わって、あとに残ったのは死体と残骸。
戦いに疲れ、何もかもが嫌になっていた。
軍を辞め、家に戻って見合い結婚でもして平和な家庭を、と夢見たこともあった。
たくさんの人の犠牲の上に立って、それでも幸せになりたいと思う自分がいる。
彼らを守れなかったのは自分なのに。
彼らを戦いに行かせたのは自分なのに。

彼らを殺したのは自分なのに!
281深夜に貼り逃げ4/7:03/12/25 23:19 ID:0OCxZcG7
「何を勘違いしてんだ」
アルベルの見下した口調が心に突き刺さる。それは弱った心にひどくこたえた。
男の手が腰から護身刀を奪い取って部屋の隅に放り投げてもネルは動かなかった。
「こうしたらテメェはただの女だな」
手首をつかまれ、ベッドに引き倒されても弱々しく首を振っただけ。
それを見たアルベルがわざと体重をかけて押さえつけたため、肩や肘の関節が悲鳴を上げる。
「阿呆が……思い出せ、テメェはクリムゾンブレイドでもなけりゃネーベル将軍の娘でもねぇ。
 ただのネル・ゼルファーだろうが!」

確かに私は阿呆だ。アルベルの言うように。
怒声を聞きながら自嘲ではなく素直にそう思った。

「俺もテメェは嫌いだ。自分ばっかりが不幸な顔しやがって……
 全部私のせいだ、私が弱かったからと言って」
アルベルも言葉を止められないようだった。
「"ネル様はよく働いてくださったと思います"
 "悪いのはネル様じゃなくて不甲斐ない我々です"
 そんな言葉をかけてもらって安心してんじゃねぇよ!
 泣こうが喚こうが死んだやつは帰ってこねぇぞ!」

自分を見下ろす男の顔は苦痛に歪んでいる。

「守れなくて死なせてから後悔しても遅ぇんだよ……」
「アルベル」
「泣くんじゃねぇ。もっと強くなればいいことだろう? 何なら俺が―――」

手伝ってやるから。
最後の言葉はほとんど聞き取れなかったが、ネルの顔にやっと笑みが戻った。
282深夜に貼り逃げ5/7:03/12/25 23:20 ID:0OCxZcG7
「じゃあお願いしようかな」
体を起こし―――目の前にあった温かい手に口付ける。
目を閉じていても相手が驚くのがわかる。窓の外の雪は、ますます激しくなっていた。
この男の体温でさえ温かくて気持ちいいと感じるのは、外の雪のせいにしておこう。


「本当にいいのか?」
「いいって言ってるじゃないか……」
アルベルの問いにネルは恥ずかしさのあまり、顔を手で覆いながら答える。
「震えてるぞ」
「いちいちうるさいよ」
服を脱ぐときに覚悟は決めたはずなのに、いざとなると怖くて仕方がない。

「手間がかかる奴だな」
呆れたように笑いながら呟かれて、顔まで熱くなった。
「わ、私のほうはどうすればいいんだい。こんなことしたことなかったから……」
大声で笑われるのを覚悟で言ったが、意外にもアルベルは困ったように
頭をかいただけだった。赤い瞳がいつもより少しだけ優しく見える。
「……寝てろ」

天井の木目を数えながら横たわっていると胸に手が触れた。
ネルの顔色を伺うようにゆっくりと力が加えられる。
こいつはもっと自分本位な男だと思っていたのに……。
しかし、手の動きがだんだん激しくなるにつれてそんなことを考える余裕も奪われた。
「おかしいよ、体が熱いんだ…」
「感じてる証拠だ。こっちはどうだ?」
足の間に遠慮なく触れられて体が跳ね上がる。
見たこともないそこがこんなに熱くなるなんて。想像もしなかったことだ。
283深夜に貼り逃げ6/7:03/12/25 23:21 ID:0OCxZcG7
割れ目を指でなぞられるだけで体がびくびくと震える。
そしてその指が体内に侵入したとき、驚いて足を閉じてしまった。
「ちゃんと慣らさないとあとが大変だぞ」
アルベルの手に促されてゆっくりと足を開きなおすが、
じっと見つめられているのが恥ずかしくて仕方がない。
丸見えなのだ。
乳房も陰部も表情も何もかも。
そして今から、体の中まで許そうとしている。

「嫌になったら殴れよ」
指が引き抜かれ、足の間に何かが当たる感触がある。
「ああ」
痛いのは最初のうちだけ、とは聞いていたがやはり怖くなってアルベルの首にしがみついた。

ゆっくりと大きいものが侵入してきた。
そしてそれが突き当たる感覚。
自分を抱きしめる腕にぐっと力が込められると同時に、侵入していたものがずるっと奥へ
入り込む。そして―――
「痛…っ!」
耐えられないほどではなかったが痛いことは痛い。が、別の感覚もある。
「痛いけど……大丈夫だ、続けておくれ」
「安心しろ、こっちもそんなにもたねぇよ。テメェが締めすぎるからな」
「恥ずかしいことを言うんじゃ……あふ…やだっ急に動かなっ…」
だんだん激しくなる行為で意識が飛ぶまでそれほど時間はかからなかった。
284深夜に貼り逃げ7/7:03/12/25 23:22 ID:0OCxZcG7
「明日も頼む」
ようやくネルが我を取り戻すと、アルベルがぽつりと言った。
「何言ってるんだい! その……今日みたいに優しくしてくれるんならいいけどさ」
耳まで真っ赤になってアルベルを見ると、口を押さえて笑いをこらえていた。
「ちょっとあんた! 何笑ってんだい!」
「いや……起こして欲しいだけなんだが。ダメだ苦しい」
狭い部屋に笑い声が響く。
ネルもつられて笑い出した。
明日も気持ちよく起きられそうだ。
285名無しさん@ピンキー:03/12/26 07:53 ID:anhjaVeR
アルネルハァハァ

アルネル萌えにもついに春が・・・
286名無しさん@ピンキー:03/12/26 14:51 ID:nYnIfO4H
ネルたん…いい子だなぁ(TдT)
糞虫もまともなこと言ってるじゃねーか。まあこれなら良し。
せつない心情伝わってきてヨカターヨ!
今度はぜひエロ大目で…(;´Д`)ハァハァ

こう見るとネルたんは大人っぽい相手の方があうのかな。というと俺か( ´∀`)
287名無しさん@ピンキー:03/12/26 17:54 ID:JRGgGSmg
>>深夜に貼り逃げさん
いいですなぁ。(;´Д`)ハァハァしまくりです。
Part7がPart9より上の位置にあるのでage
288まつりのあと:03/12/27 01:44 ID:mkXn1bC+
白露の庭園から見下ろした街並みは、綺麗に彩られていた。
数々のランプ、営力を使った電飾(エレナさんが遊びで作ったらしい)
もう、祭りの日は過ぎたというのに賑やかに輝いている。
「そろそろ……帰ってくる頃かな」
フェイトは懐中時計を見つめ、軽い笑みを浮かべながらそう言った。
この時計は、一昨日彼女からも貰ったものだ。
外の任務があるから聖誕祭は一緒に過ごせない、と彼女は僕にこれを渡して、慌ただしく出ていってしまった。
その任務が終わって帰ってくると聞いているのが、だいたい今くらいの時間なのだった。

─数分後。奥の扉が開く音が聞こえた。
「おかえり」
「ただいま。すまないね、遅くなっちゃって」
「いいよ、気にしてない」
「そうかい」
僕が階段に腰掛けると、彼女も同じようにして座った。
「やっぱり、聖誕祭には間に合わなかったね……」
「仕方ないよ、仕事なんだからさ。地球でも仕事がある人はそうだったさ」
「へぇ、フェイトの所にもそういう日を祝う行事があるのかい?」
「まぁね。多分、FD世界でもそういう日があるんじゃない?だから、全部の星で同じ日にこういう事をするのさ」
「こういうときはもうちょっと気が利いた言葉をいうもんさ、フェイト」
「ははっ、そうだね。ごめんごめん」
「……それで、アンタの所じゃこういう時なんていうんだい?」
「メリークリスマス、だね」
「そうかい、それじゃ少し遅くなったけど……めりーくりすます」
「メリークリスマス」
2人は軽く唇を重ねて……ゆっくりと抱き締めあう。

空からは……ゆっくりと小さな雪が降りて来た。
289オマケ:03/12/27 01:45 ID:mkXn1bC+
「はい、プレゼント。僕の方はまだあげてなかったから」
「あ、ありがとう。……開けても、いいかい?」
「いいよ」
ガサガサ

ねる は ごすろりめいどふく を てにいれた。
そうびしますか?
・はい
・いいえ

「……これは、なんだい?」
「男の夢さ」
「あ……あ……あ」
「あ?」
「アホかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「ぐはぁっ!!」

【おそまつさまでした】
290nameless:03/12/27 10:04 ID:MsVegMQr
お久しぶりです。やっと時間が出来ました。
オマケさん…やっぱりいいですねぇ、フェイト×ネルは。私の中では、王道カップルです。
光景が頭に浮かんで、思わずにやけてしまいました。
ネル祭り、参加したいのですがSSは無し……そして、何故か再びフェイト×タイネーブ&ファリンという…。
取り敢えず、投稿させて頂きます。ネル祭りの方々、申し訳ありません。
それでは・・・。
291nameless:03/12/27 10:05 ID:MsVegMQr

 (何だろう……?)
 青年は、ぼぅっとした頭で考えた。
 今まで自分が昼寝をしていたということは分かる。これで目を開ければ、完全に“起きた”ことになるのだ。しかし……さっきから顔に感じる、この感触。
 顔の上を、何か湿ったものが這っている。不思議と、不快感はなかった。
 ゴロリと、左に寝返りを打ってみる。
 湿った感触は途切れたが、何かが動く気配がして、再び感触が戻った。
 (んと……後十秒で、目を開けよう)
 そう思ったのだが、湿ったものは首に下りる。
 「……ん……」
 思わず声を出してしまった。仕方がないと思い、ついに目を開ける。ぼやけた像は、すぐにはっきりとした。
 「……何してんですか、ファリンさん…」
 「んにゃ?」
 上体を起こすと、紫髪の彼女は舌を引っ込め、不思議そうにこちらを見る。紫の茂みの中から、何かが突き出していた。
 「……耳?」
 丁度ロジャーの耳をもう少し上へ移動させたような……そんなカンジだ。つまりは、所謂ネコ耳である。
 (やれやれ……今度はどんな悪戯なんだ?)
292nameless:03/12/27 10:06 ID:MsVegMQr
 もう、彼女のこの手の事には慣れっこだった。ネコ耳をどういうルートで入手したのやら………やっぱりクリフか?
 「にゃん」
 ファリンはにっこりと微笑むと、身体を丸め、フェイトの胸に体重を預けた。
 「ちょっ、ファリンさ…」
 (抱き付きには、未だに慣れないんだよなぁ……)
 やや頬を染めて慌てる青年だったが、ファリンは相変わらず満面の笑みのまま、彼の胸に顔を埋める。
 「分かった、降参です。降参ですから……」
 「……ふにゅぅ…」
 「ほら、耳も外して……」
 ネコ耳に手を伸ばしたとき、フェイトはふと手を止めた。
 (……………………え?)
 耳は、どうやら頭皮にしっかりと接合されているようである。
 (んなバカな……本物の筈が……)
 その時、彼女のスカートの中から、何かが飛び出ているのに気付いた。尻尾まで用意してたのか……一瞬そう思ったが、それは本物のようにパタパタと動いている。
293nameless:03/12/27 10:07 ID:MsVegMQr
(…………)
 「ファリンさん……」
 「にゃ?」
 フェイトはそっと彼女を膝から下ろすと、ベッドから下りた。そして弾かれたように部屋のドアを開け、隣の部屋へと向かう。
 クリフはディプロに。
 ネルとクレア達はシランドに急務。
 アルベルはカルサア修練場。
 スフレとソフィアは、ペターニの祭り見物へ。
 ロジャーはサーフェリオ。
 残るは……。
 「マリア!!」
 彼女が居るはずの部屋は、既にもぬけの殻だった。机の上には、一枚の置き手紙が残されている。

 『ふと、金閣寺の雪化粧が恋しくなりました。byマリア』

 読み終えたフェイトは、思わずその手紙をディストラクションで消滅させてしまった。 「アルティネイションで実験なんかするなぁぁぁ!!!」
 と、ちらりとベッドが視界に入る。
294nameless:03/12/27 10:08 ID:MsVegMQr
 「………!!?」
 フェイトは急いでベッドに背を向けると、頭をぶんぶんと振った。
 (今のは幻覚だ。幻だ。夢だ、悪い夢なんだ)
 「……にゃん……」
 (幻聴だ。間違いなく幻聴だ。夢だ、夢なんだ)
 トタトタと、床の上を何かが走る。観念したフェイトは、ゆっくりと後ろを向いた。
 黄色い短髪の女性。ファリンと同じように耳が生え、四つん這いで不思議そうにこちらを見上げている。
 「……ウソだろ? ………タイネーブさんまで……」


 食堂。フェイトは果物にも手を付けず、テーブルで頭を抱えていた。
 (どうする? 誰もいないぞ。でも、だからと言って二人(二匹?)だけにはさせられない。かと言って二人を外に出すのもマズイ。肝心のマリアはバックレたし)
 よく漫画であるように、薬でそうなった……それなら、まだいくらか希望はある。が、アルティネイションで“存在”を改変されてしまったのだ。マリアが戻らないことには、解決の仕様がない。
295nameless:03/12/27 10:08 ID:MsVegMQr
 (……仕方ない、一緒にこの屋敷で待つしかないな)
 「…お二人とも、朝ご飯にしますよ」
 床の上で追いかけっこをしていた二人は、すぐにフェイトの所へ来た。
 (! そうだよ……食事一つとっても、問題なんだよ)
 流石に、床に皿を置いてというわけにはいかない。半分ネコ化してるのなら、当然猫舌だろうから、熱いものは避けるべきだろう。
 (せめて、言葉が通じればなぁ…)
 「……何が食べたいですか?」
 「んにゃぅ?」
 「にゃん…」
 「………ふぅ…」
 (可愛い…………っじゃなくて!)
 自分自身に呆れ、再び溜息を吐く。
 フェイトが再び考え事を始めたのを見て、二人も再び鬼ごっこを始めた。
 (ミルクだけじゃ、ちょっとアレだよな。確かタイネーブさんが肉好きで、ファリンさんは魚派。……いや、でも朝食なんだから……ヨーグルト。って何でだよ?)

 ガンッ

 やや大きな物音に、フェイトはそちらを向いた。恐らく鬼ごっこの事故なのだろう。もつれ合った二人が、仲良く調理台にぶつかっている。
296nameless:03/12/27 10:09 ID:MsVegMQr
 「………!! 危ないっ」
 フェイトは咄嗟に彼女達の上に覆い被さった。そしてぎゅっと目を瞑る。
 先ず、いくつかの小さな鋭い痛みを感じた。続いて牛乳の入った瓶が、その上に落下してくる。更に、食器やら調理器具やら、不安定に置かれていたものは残らず落ちてきた。
 (………止んだ)
 それを確認して、身体を揺すり落下物を払い落とす。丸まっていたお陰もあるのだろう、下の二人が被害にあったのは牛乳だけだった。
 (危なかった……)
 「大丈夫ですか? お二人とも……」
 大音響に丸い目をしていた二人だったが、恐る恐るフェイトの下から這い出す。流石に彼が怪我をしたことは分かるのだろう、心配そうな顔でこちらを覗き込んだ。
 「あ、大丈夫です。大丈夫ですから……」
 背中や腕にいくつか切り傷がある。よく包丁が突き刺さらなかったな……と、変に感心してしまった。
 「……あ〜あ、びしょ濡れになっちゃいましたね」
 別に痛くないわけではない。それでも心配をかけたくはなく、明るい声で苦笑いした。 「さぁ、風邪を引きます。着替え……」
 着替え?
297nameless:03/12/27 10:10 ID:MsVegMQr
 (……ああっ!)
 そうだ、これこそ最重要課題だ。牛乳の量は半端ではない。着替えだけならまだしも、ここまでずぶ濡れでは当然……
 (お…お風呂に入った方が……)
 ……イヤイヤイヤイヤ。
 ちょっと待て。そりゃ、その方がベターだけど…。

 ぴちゃ…ぴちゃ…

 「ん?」
 ネコは牛乳が好き。そうだった。
 「ストォォォップゥゥゥ!!」
 互いの顔を舐め合っていた二人を、フェイトは急いで引き離した。
 「お風呂! 風呂ですっ、二人とも!! 風呂に入りましょう!!!」
 危ない……年上のレズものなんて、そんな………。
 (間違いなく、トチ狂うってば……)


 (ネコだ。ネコだ。ネコなんだ)
 そう、ネコなんだ。ネコを二匹、お風呂に入れるだけ……それだけだ。変な風に考えるな。
298nameless:03/12/27 10:10 ID:MsVegMQr
 (……しっかし……)
 取り敢えず二人を地下の浴場まで連れてきた後、フェイトはぼんやりと考えた。
 (異様な光景だよな…)
 白濁……いや、牛乳まみれの二人の女性。ネコのコスプレをしている…で片付けられないのが、何とも溜息の出る話だった。
 (……さっさと済ませよう)
 後の事は考えないようにする。覚悟を決めると、そっと跪いた。
 「タイネーブさん、ちょっと失礼しますね」
 「にゃぁ……」
 先ずは、さっさと靴とグローブ、そしてタイツを脱がせる。マフラーを外し、続いてスカートの留め具を離した。
 ふと、こちらを不思議そうに見ているタイネーブと目が合う。
 (ネコだ。ネコだ。ネコなんだ)
 曖昧な笑顔を浮かべると、彼女も合わせるように微笑んだ。
299nameless:03/12/27 10:12 ID:MsVegMQr
中途半端で済みません、PC(?)トラブルです。
ありきたりと言えばありきたりな……こんなネタになってしまいました。
続きは、時間があき次第(解決次第)送らせて頂きます。
お邪魔しました。
それでは・・・。
300名無しさん@ピンキー:03/12/27 14:05 ID:AFXhsQZC
>深夜に貼り逃げさん
思わず抱きしめたくなるネルたんに超萌え!!
アルベルも同人誌っぽい性格じゃなくてゲームのPAに近いアルベルなのがイイ!
もっと書いてくださいと無理は言いませんが、次回作もお待ちしてます!

>288さん
ネル祭りをうまくまとめて最高! おまけがドラクエなのに笑いました。
確かに男の夢w
301nameless:03/12/28 09:37 ID:pc+DKNGI
298続きです

 (さてと………)
 上半身の服を外そうとしたところで、ふと手が止まる。そう言えば、網シャツの下は
どうなっているのだろう? 喉が鳴った。
 (そうそう、別にいいじゃないか。ネコの裸なんだから…)
 服を脱がせると、網シャツの上に下着をしている。
 (何悩んでるんだよ、どうせ全部脱がせなきゃならないんだぞ?)
 「……失礼しますね、タイネーブさん」
 ミニスカート、下着、網シャツを、迷いが出ない内に手早く取り外した。
 「………」
 目に付くほどではないが、少し筋肉が分かる身体。胸は椀を二つ乗せたような、小ぶりだが形はいいタイプ。そして、その下……。
 「にゃっ!?」
 床に額を打ち付けたフェイトに、タイネーブはびくりとなった。
 (何マジマジと観賞してんだよ!? 誰もいないからって、そんな……)
 心配そうに頬を舐めるタイネーブに震えつつ、彼は今度はファリンを招き寄せる。さっきと同じ要領で、手早く服を洗濯カゴに放り込んでいった。
 「………」
 タイネーブとは対照的に、かなり大きめの胸。そして……。
 「「にゃっ!?」」
 再び額をぶつけたフェイトに、二人はびくりとなる。
 (ネコ…ネコ……ネコネコネコネコネコ………よっし!)
 「さあ、早く入りましょう」
302nameless:03/12/28 09:38 ID:pc+DKNGI
 (僕は……二人が入った後にするか)
 流石に自分も服を脱げる自信は、彼にはなかった。曇りガラスの引き戸をガラガラとスライドさせ、二人を中へと入れる。
 一瞬、“ネコって風呂が嫌いじゃなかったっけ?”とも思ったが、別に二人が濡れるのを嫌がる様子はない。浴槽の傍まで来ると、先ずタイネーブを招き寄せた。そろそろとお湯をかけ、手で石鹸を泡立てる。
 その手で、黄色い髪を撫で始めた。やがて軽く爪を立て、カシカシと頭皮を刺激し、髪の毛の牛乳を洗い落としていく。と、退屈そうにしていたファリンが、突然フェイトの上にのし掛かってきた。
 「………え?」
 バランスが崩れる。景色がぐるりと回転し、身体が傾く。次の瞬間、フェイトとファリンは仲良く浴槽の中に落下していた。
 「………っっふはっ!」
 お湯の中から顔を出し、軽く咳き込む。その前で、ファリンはちょこんと、神妙な顔をして座っていた。流石に、いくらか罪悪感を感じているのだろう。フェイトは慌てて笑顔を作ると、そっと彼女の頭を撫でた。それで安心したのか、ネコファリンはまた彼に飛び込んでくる。
303nameless:03/12/28 09:39 ID:pc+DKNGI
 「うわっ、ちょ……っぷっ…は」
 可愛い。改めてそう思う。年上に失礼かも知れないが、心からそう思った。
 「………ええいっ、もう」
 自分でも訳が分からない英断を下し、フェイトは自分の服を取り去る。ボショボショになったシャツやズボンを、タイルの上に放り投げた。
 「…っさ! 洗っちゃいましょう」
 ネコに裸を見られたからと言って、それが一体どうしたというのだ。ファリンを背中に乗せたまま浴槽から出て、彼は改めてタイネーブの前に腰掛ける。
 ………が。
 「………!!」
 タイネーブが、顔を赤くして俯いていた。それを見ている内に、フェイトも途端に覚悟が崩れる。
 「ッッ…!」
 慌てて近くにあった手拭いを腰に巻き、溜息を吐いた。
 (やっぱり……無意識で恥ずかしいのかな……)
 溜息を吐きながら、桶に湯をくむ。
 「……あの…ファリンさん?」
 「んにゃ?」
 自分を呼んでいると分かるのだろう、彼女は背後から肩に顎を乗せ、フェイトの顔を覗き込んだ。
 「……離れてもらえません?」
304nameless:03/12/28 09:41 ID:pc+DKNGI
 背中で押し潰されているであろう膨らみを想像し、体が熱くなる。腰の手拭いの一部が、山のように盛り上がった。
 つい前屈みになってしまうフェイトだが、ファリンは知ってか知らずか、更に身体を密着させてくる。
 じゃれているつもりなのだろうが、このままでは理性が保てない。四つん這いのタイネーブの背中を洗っていた手が、だんだんと下方にずれてきた。手が滑り、指先が彼女の胸の突起を掠める。
 「あんっ……」
 彼女の身体が鋭く反応した。
 「に……にゃ………にゃぁ………」
 いつの間にか潤んでいた瞳が、ちらりとこちらを見上げる。
 (うぐっ……)
 飛び掛かって犯そうかと考えた自分に愕然とし、フェイトは目を瞑って堪えた。恐らく心配したタイネーブだろう、横顔を舐めている。
 (ちょ、そんな事されたら……!)
 股間の硬度が更に増したのを感じた。何とか気合いで戻してみようかと思ったのだが、その時突然肩を掴まれ、一気に背を伸ばされた。
 「!? あっ……」
 その拍子で手拭いが外れ、大きくそそり立ったモノが目に入る。
 (やばっ)
305nameless:03/12/28 09:42 ID:pc+DKNGI
 ファリンは仰向けになったフェイトの上に寝転がり、それを撫でた。退かせようとしたのだが、丁度両手首を両足で踏まれ、顔に股を乗せられている。
 「!!?!?」
 もはや真っ赤になるどころではない。息が苦しくなり、何とか呼吸しようと唇を動かすが、ファリンの喘ぎ声が聞こえてきた。
 (あ……)
 視線を上に動かすと、ひくひくと開閉している穴が目に入る。舌を動かしながら、しばしその光景に見とれてしまった。細い、フカフカした尻尾が、彼の鼻の辺りをくすぐる。
 (…………って、何してんだよ!? 早く退けないと…)
 そう思ったのだが、不意にモノが吸い上げられた。
 「むふっ…!?」
 (ぅあっ、そんな…!?)
 お返しのつもりなのだろうか、チロチロと舌先を這わせる。混乱している様子だったタイネーブも、そっと唇を密着させてきた。
 二人で舌先で弄びながら、左右から肉の棒を攻める。
 (ネコだネコだネコなんだ! だから早く止めるんだ!)
 無理に言い聞かせようとするのだが、どうしても行動に移せなかった。今や全神経は下半身の一点に集中しており、気が変になりそうな快感を残らず受け止めようとしている。
 「む…ふぁ……んんん……はん…」
 「んあぁ……ぅんあふぁっ」
306nameless:03/12/28 09:43 ID:pc+DKNGI
 下半身が溶解しそうだった。自分で処理するのと、比べモノにならないほど気持ちがいい。だんだん、頭の中に霧が立ちこめてきた。射精感の刹那、自分のモノがびくびくと痙攣し、より一層の快感と共に白濁した液体が射出される。
 (……僕は………?)
 一瞬、あまりの快感に意識が吹き飛びかけた。
 (これが……イクってことなのか…?)
 道徳心。理性。常識。
 何だか……そんなモノにこだわるのが、限りなくバカらしく思えてきた。
 フェイトはゆっくりと上体を起こす。
 「にゃ…ん…?」
 のし掛かっていたままのファリンが、コロリとタイネーブの上に転がった。フェイトはファリンの胸に口付けると、両掌で包み込むようにほぐし始める。
 「んはっ……にゃふぅっんっ…」
 「お二人とも…どうやら発情期だったみたいですね?」
 そんなセリフが、ごく自然に口から発せられた。片手を離し、今度はタイネーブの胸の上に置く。
 「! ひゃうっ…!」
 「イケナイ子猫だ。…でも、折角ですから……みんなで楽しみましょうか」
 楽しい…。普段なら考えもしないセリフだが、言っていて顔が緩むほど楽しかった。二人の身体中を様々に弄り回し、上気していく顔を見るのも……腰を上げさせて、独立した生き物のように閉じたり開いたりする小さな可愛い穴を眺めるのも、ゾクゾクするくらい楽しい。
307nameless:03/12/28 09:43 ID:pc+DKNGI
 その段階に満足したフェイトは、ファリンを抱え上げ、タイネーブの上に寝かせた。
 「あらら……二人とも、もう洪水じゃないですか」
 縦に並んだ二つの穴を見てから、彼女達の耳元でそっと囁く。
 「じゃあ、また僕の方もお願いしますね」
 腰を沈め、いきなりタイネーブの膣内にモノを突きさした。
 「ひあ!? あっふぁぁあぁっ」
 続いてファリンの上体を起こし、また彼女の胸に顔を埋める。
 「んにゃ……うっ…ひっぐぅぅううう…!」
 さっきの快感も、冷静に受け止める事が出来た。腰を大きく動かしつつ、硬くなった突起を弄り、張りのある肌を吸い上げる。
 「ひゃ…んぐあっはぅっあっっぁっ」
 「あんふぁっくンんっぁぁァぁあああゥンッ」
 「さすが…タイネーブさん。ファリンさんに、筋肉バカと呼ばれるだけのことは……ウッ……ありますね。気持ちいい……締め付け……具合ですよ……」
 不規則な円運動から、素早いピストン運動へと切り替えた。
 「ぁんぐぁふィッぬふゥんんンッっ……ひにゃんっ」
 「そんなに気持ちいいんですか? タイネーブさん?」
 「ひぐぅあっ……あんあっ……ふぇ……フェイ……ト……さ……」

 「………え?」
308nameless:03/12/28 09:44 ID:pc+DKNGI

 フェイトの動きが止まる。が、その時膣が締まり、彼自身も締め付けられた。
 「!!? ゥあっ……」
 「ひぐ…あんんんんあああぁぁぁあぁぁっっっ!」
 引き抜けない。こらえることも出来ず、自身はびくびくと震え、彼女の体内で果てた。


 「……つまり、お二人とも意識はあった……そうなんですね?」
 あの後、にゃあと無理に鳴いて見せたタイネーブだったが、それで取り繕える筈がない。フェイトは湯船につかりながら二人に背を向け、溜息を吐いた。
 「あはは……ちょっと、フェイトさんを驚かせようと思っただけですよぅ」
 「……済みませんでした」
 「いえ、お二人が謝るコトじゃありませんよ。……寧ろ、申し訳ないのは僕の方であって……」
 はっきり認めよう。僕は調子に乗っていた…と。
 「しかも中出ししちゃって……」
 「大丈夫ですよぅ。赤ちゃんが出来たら、タイネーブと結婚すればいいじゃないですかぁ」
 「さらりと言いますね……。いや、僕は嬉しいんですけど……タイネーブさんが…」
 「だから、大丈夫なんですよぅ」
309nameless:03/12/28 09:44 ID:pc+DKNGI
 顔を真っ赤にしている彼女を掴み、無理矢理フェイトにぶつけた。
 「きゃっ」
 「うわっ」
 「もう、鈍い人ですねぇ。タイネーブは、フェイトさんが好きなんですよう」
 「ちょっファリ……」
 「ええ!?」
 「因みに、私とかぁ…ネル様とかぁ…クレア様とかぁ…デネヴとかぁ…ヘレザとか…」
 「いや、“私”って……ファリンさんもなんですか!?」
 「当たり前じゃないですかぁ」
 彼女も多少驚いた顔をする。
 「でもぉ、ベクレル鉱山での採掘のあと……誘ってたのに、気付かなかったんですかぁ?」
 「へ?」
 「折角寝たふりしてたのに……フェイトさんたら、鼻をつまんだり、ほっぺた押したり……」
 「……済みません。寝顔見てたら、ついちょっかいを出したくなっちゃって……」
 「ほら、タイネーブって直球一直線型純愛系じゃないですかぁ。結ばれてなかったら、不安になっちゃうって言うか…。よく寝言で、“フェイト様ぁ”とか言ってますし」
 「!! それは秘密だって言ったでしょ!?」
 「あ…本当だったんですか?」
310nameless:03/12/28 09:45 ID:pc+DKNGI
 フェイトの言葉に、彼女は更に赤くなって黙り込んでしまった。
 「ですからぁ、タイネーブと結婚して、私を妾にすれば丸く……」
 「いや、収まらないでしょう?」
 さっき吹き飛んだ道徳心は、すっかりと直っている。暫く硬直していたファリンだったが、ばしゃばしゃと湯船を叩いた。
 「細かい事はいいじゃにゃいですか! 見ようによっては、フェイトさんが強姦魔にゃんですよ!」
 「! はぐぁっ……」
 「文句言わにゃいでくだしゃい!」
 「ファリンっ、もうネコ語はいいから……って言うか、ちょっと赤ちゃん言葉になってきてない…?」
 「うにゃあああああ!」
 ファリンはフェイトを引っ掴むと、自分の胸に抱き寄せる。
 「だいたい……さっき、私だけイケにゃかったんですけどぉ?」
 「あ……」
 「……んふふふふふ」
311nameless:03/12/28 09:46 ID:pc+DKNGI
 頭でヘコヘコ動く耳を、改めて可愛いと思いつつ、彼も苦笑して彼女を抱き寄せた。
 「ほらぁ、タイネーブも……」
 「え?あ、ちょ……」


 流石にネコ化していては、任務を任せるわけにはいかない。
 マリアが見つかるまでの間の長い休暇は、まだ始まったばかりだった。

 【2猫子の狂騒曲】  終わり

312nameless:03/12/28 09:48 ID:pc+DKNGI
いや、もう……本当に失礼しました。
可愛い女の子(?)というのを書いてみたかったのですが、見事に撃沈してしまって…。
話がどんどん妙な方向へと……。
お邪魔しました。ネル祭り、頑張って下さい(他力本願)。
それでは・・・。
313名無しさん@ピンキー:03/12/28 10:55 ID:EOxi3T61
ネコとってもかわいいです!!
あんなペットが俺も欲しい!!!!!
314名無しさん@ピンキー:03/12/28 13:48 ID:MXIXOfqQ
作家のみなさん本当にここの作品はすばらしいです。
315名無しさん@ピンキー:03/12/28 17:57 ID:KlrpO3Yy
DC版発売まじかなせいかスレが活性化してきてうれしいです。
作家の皆様これからもがんばってください。
316名無しさん@ピンキー:03/12/28 18:14 ID:+OWicb6X
職人様への御礼は感想レスが一番嬉しいというのを別スレで見たんですが
本当の所はどうなんでしょうか。
もし本当ならばネル祭りでハァハァさせて貰った事への御礼に
数行ずつですが全部に感想を書かせて頂きたいと思います。
最初に読み終わった直後はハァハァしていて書けない事が多く
そのまま次の作品が投下されて書く機会を逃し以下延々と繰返しになるもので・・・
317めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/28 18:37 ID:UQTRDY0I
|_Λ    >>316さん、感想は「どーんと、こーい!」です・・・。
|ω・`)    全体の評価や、特にここが良かったと、感想をくださいませ・・・。
| /    駄作でもどの辺りがつまらなかったかを書いてくださると、次への参考になります・・・。 
|/      個人的には感想クレクレ厨ですが、他の方はどうなのかは解りませぬ・・・。    
        後、>>211は二重投稿でした、申し訳ないです・・・。
318Alpha:03/12/28 20:04 ID:wgHAFziC
つい最近までROMだった人間ですが、自分も感想は1行レスでも読みたいです。あった方がスレも潤いますし。
変な癖などあれば、直る…ようにしてみます。
とりあえず、ぱっと出にならないように頑張ります。
319 ◆PzDeastE6E :03/12/28 21:38 ID:UXuILkzT
俺も感想レスはそれに返答はせずとも(っていうか此の頃身体がギシギシ言ってるのです・・・)
物凄く嬉しいものです。
逆に貰えないとショボーンとはなりますが、「ああ、住人の心の琴線に響かなかったんだなぁ」と思い精進しようと改めて思います。
ただやっぱり批判された方が的確に欠点を捉えてくれると思うんで、そっちの方が嬉しいのも確かですね・・・

バトコレを未だに半分も集めてない奴の戯言でした(つд`)Lv255にすらなってませんが何か・・・
320名無しさん@ピンキー:03/12/29 02:06 ID:GTB5VAAL
◆PzDeastE6Eさん僕はあなたの作品すばらしいと思いますよ。
特にギャグネタ結構好きです!!
321名無しさん@ピンキー:03/12/29 02:08 ID:Li3rAHXl
では遠慮なく感想を書かせて頂きます。できるだけ頑張って具体的に。
未完結のSSは続きを読むと感想が変わる事が多いので完結したSSのみで。
最近このスレの存在に気づいたので過去作品には全て目を通しましたが
スレ独自のルールや傾向については認識が甘いと思われます。
そのためやや的のずれた感想になるかもしれませんがよろしくお願いします。

>176 めでぃーな氏
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
エロ密度が高くてハァハァするのに最高です。
エロで話が進行するものだと、ネタ切れとかワンパターンになりがちだと思ってましたが
飽きさせないのはさすがこのスレの神と呼ばれるだけあると分かりました。
クレアと女王が共謀してネルを開発っていうシチュエーションが個人的にツボです。
ネルがだんだんと堕ちていくのがセリフ主体でうまく描写されていますね。
文章がさらさらとして引っかからずに読みやすいです。
気になったのは、私のような阿呆は修正が多いと混乱するので
書いてしまった物は何が何でも続けるか書き終えてから投下したほうがいいと思います。

>188&>219 Alpha氏
ネルの昔話のほうは、確かにネルっぽくはないんですが昔話なので大ありだと思います。
初々しいネルが素直に想像できて楽しめました。
ネル女体盛りは・・・ダークと書かれていましたが、アルベルがふんどしですか!
そのあたりで笑ってしまってダークとは思いませんでした。
冒頭の食事シーンがとてもそれっぽくて印象に残りました。
それと、文章がお上手ですね。何より形容がすごいです。
「苺のように赤くツンと立って胸をデコレートしている頂点の突起」とかちゃんと
ケーキなネルに合わせておいしそうに表現されているのが上手いと思いました。

続きます。
322320:03/12/29 02:08 ID:GTB5VAAL
あと、めでぃーな氏が書く受けなネルはサイコーです!!
323名無しさん@ピンキー:03/12/29 02:09 ID:Li3rAHXl
続きです。

>230 ◆PzDeastE6E氏
自慰大好きなのですごくよかったです!
クレアのことを想像しながら止められないというのがすごくいいですね。
さりげなくクリスマスネタにもなってますし。
少し硬質の文章が場所とネルの体の切迫した状況にぴったりだと思いました。

>250 七使夜氏
構成と文章はなかなかですが、難しい言葉と漢字に振り回されているような印象です。
既存のライトノベルやSSにかなり影響されているような文章なので気になって。
余程の拘りがなければもう少し自分の言葉で書いてみたほうがいいと思います。
文章のセンスはいいので取捨選択をして自信を持って書けばきっと大丈夫ですよ。
あと、今回は必然性もないですしそのフェイトからは離れたほうがいいと思います・・・。

>262 empty氏
視点ずれもないし、文章の綺麗さではスレで一番だと思いました。
すんなりと頭に情景が浮かぶ文で、言葉の選び方も世界観と
違和感がなくて飲み込みが楽です。
ネルクレ、愛し愛されているお互いあっての二人が両方とも
魅力的に書かれていて素晴らしいですね。
クリスマスネタのほうは、氏の得意とするクリエイターネタですね。
キャラ造形のうまさ、その一言に尽きると思います。
登場人物一覧とセリフ一覧を渡されても、どれが誰のセリフか一目瞭然というぐらい
キャラが立ってます。

続きます。
324名無しさん@ピンキー:03/12/29 02:11 ID:Li3rAHXl
続きです。

>278 深夜に貼り逃げ氏
アルベルの存在がネルに対して必然的。
彼にしか言えない事をちゃんと彼に言わせたというのがいいカプ選択だと思いました。
極論だけど正論を遠慮なしに言うゲーム内のアルベルが、
突き詰めればネルと同じところに立っているという会話はなかなか。
これはフェイトやクリフは言うまでもなく、クレアでさえも駄目な役割ですね。
エロは確かに薄いんですが、前半の文章とあわせて考えると
いきなりねちっこくなるのもどうかなと思うのでこの位でいいと私は思いました。
あと、関係ないことなのですが1つだけ言わせてください。
今回のこれを読んだ直後に氏の前回のアルネルを読みましたが、
こっちの格好良いアルネルとニンジンを前に押し問答するアルネルとのギャップで
腹がよじれるぐらい笑いました。ストーリー物は感想が書きやすいです。

>288 オマケ氏(?)
お名前がわからないのですが下のほうでオマケさんと
呼ばれているのでそういうコテハンですか?
1レスで上手く情景も想像させて綺麗にまとまっていてすごいですね。
いろいろ詰め込んだ長いものより、ネタを取捨選択をして短くまとめるのは
かなり難しいことだと思います。
でも氏の長い作品+エロも読んでみたいと思いました。

以上です。頑張って書いたつもりですが、低Lv読み手の分際で生意気なことを
抜かしてるかもしれません。そしたら容赦なく怒ってやってください。
何しろ読む力もそれ程ないので、思ったままをとにかく並べて書いてみました。
感想を書くのは難しいですね。どこに萌えたりうまいと思ったりしたのかを
見つけるために何回も何回も読み返して一生懸命考えました。
こんなに本気で文章を読んだのは初めてだと思います。
職人様方、本当にネル祭りお疲れ様でした。保管庫の管理人さんも。
325名無しさん@ピンキー:03/12/29 02:12 ID:Li3rAHXl
>320氏
続きがあると気づかずに割り込んで申し訳ありませんでした。
326名無しさん@ピンキー:03/12/29 15:10 ID:jd+RxlHr
327めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/12/30 01:23 ID:K9FGw2is
|_Λ    >>325さん、感想ありがとうございます・・・。
|ω・`)    深夜さんとオマケことsoyさんも、感想を喜んでいました・・・。 
| /    指摘通り、次は作品を一気に投下したいと思います・・・。
|/      早く書きたいと思います・・・。
328テレーセトス:03/12/30 02:57 ID:X1lxNJcF
はじめまして。ネル祭り、私も参加します。挨拶早々、注意書きです。
・なんか凄くマイナーな人が出ます。
・というか軽そうなお姉さん×ネルです
・言うまでもなく百合です
・フェイト君がちょいおかしいです
329テレーセトス:03/12/30 03:08 ID:X1lxNJcF
「虚構の蜜」

機械的な内装をした部屋から二種類の声音が響いている。
「…で、これが私に見せたいものって訳かい?」
釣り目気味の瞳に、その意志の強さを表すかのように赤い髪が映えている。
しかし、もう一人の人物を見つめる目はかけがえのないものに対する愛に溢れていた。
少し期待はずれだと言う風に顔をしかめる、シーハーツの隠密にして世界の危機を救った英雄の一人。
ネル・ゼルファーだった。
「ええ。ネルさん、これなんですよ」
首をしゃくってそのものがある方向を指し示したネルに、線の細い印象を受ける青髪の人物が頷いた。
“無名の世界の英雄たち”をまとめあげ、共に未曾有の危機を回避した青年にして、創造主に対抗できる力の一つ“ディストラクション”を持つ、フェイト・ラインゴッド。
二人の視線の先には、部屋のサイズよりも一回り小さい機械が置いてあった。
遥かに巨大で、ちょうど一人分ぐらいのドアが付いている。
「…で?」
先ほどの疑問を縮めた意の台詞をもう一度発する。
それに疑問を抱いたように、フェイトがさらに聞き返す。
「…で?とは?」
ネルの眉が少し動く。少し何かを堪える様なそぶりを見せてから、言を発する。
「…いまだに“きかい”って奴が良く分からなくてね。何をする“きかい”なんだい?」
ようやく意を得たといった様子でフェイトが話し始める。その様子にまたネルの眉が動く。
「これはファイトシュミレータと言って、データを入力することによってまるで現実にいるかのような感覚で敵と戦うことが出来る機械さ」
やっと納得した表情でネルが頷く。やっと疑問が晴れた顔だ。
「面白そうだね。で、これでどんな敵と戦うんだい?」
それを聞くと、フェイトは口の端を吊り上げた笑顔を浮かべる。そのまま言葉を言う。
「それはお楽しみ。まあまずはその中に入ってみてよ」
少し怪訝そうな表情を浮かべながらネルはファイトシュミレーターの中に入っていった。
その様子を見やりながら決して爽やかとはいえない笑顔を浮かべるフェイト。
330テレーセトス:03/12/30 03:09 ID:X1lxNJcF
「ふふ、管理者権限で扉をロック。現実境界認識線を限りなく最小化…神経パルスへ介入
…過剰反応時の緊急時強制シャットダウン機能解除…操作は外部から…コンピューターの
ナビゲートを解除…動作を限りなくマニュアルに…ふふ、ふ」
音声入力によって、次々と情報を明滅させていくコンソールを眺めている青髪の少年の薄
笑いが部屋に響いた…
331テレーセトス:03/12/30 03:12 ID:X1lxNJcF
「で、どうするんだい?」
ファイトシュミレータの中に、まさに仁王立ちと言った様のネルが一人ごちる。五秒も経
たないうちに声が響く。
「設定があってすぐ終わりますから、ちょっと待ってて下さい」
一分ほど待っただろうか。背後で何かが密閉されるような音がした。続いて、合成された
音声が響く。
『ファイトシュミレータver.otherにようこそ。操作は外部に居る管理者、フェイト・ライ
ンゴッド様に依存しています。それでは、素敵な電子の世界へどうぞ』
瞬間。目の前が全く異なる空間に置き換わる。高級そうなホテルの一室。予想と結果の激
し過ぎる違いに、ネルが声を上げる。
「どう言うことだい?戦闘をするんじゃなかったのかい?」
しかしディストラクション保持者は、クリムゾンブレイドのもっともな疑問を難なく返した。
「ああ、あれ嘘です」
言葉と共に、光を伴いながらホテルの一室に軽快な雰囲気を纏った女性が現れる。部屋の中
だと言うのに女性は下着しかつけていない。混乱する意識、放り込まれた状況、呆れと驚き
と諦めが混ざり、なんともいえない表情になりながら、搾り出すように言葉を発する。
「…説明しな。いい加減あんたのこういう行動には慣れてるけどね」
何処か嬉々とした声で、フェイトが説明を始める。
「まず、彼女はシルビィ。ハイダのビーチで知り合ったんだ。で、意気投合してこれにも協
力してもらってるんだ」
「それとこれとに何の関係が有るんだい?」
「駄目だなぁ、ネルさん。人の話は最後まで聞かなきゃ。最近、僕はエッチをしてて思った
んだ。たまには新しい刺激が必要なんじゃないかってね。で、ピーンときたんだ、君には女
の恋人がいないんだ!」
数瞬してから、返答が返る。
「……………は?」
332テレーセトス:03/12/30 03:14 ID:X1lxNJcF
「だから、女の恋人だよ!絡み合う足、たおやかな手、そして姉妹関係!すばらしい!人
類の生み出した究極の組み合わせさ!」
何処か陶酔し、それでいて異様な熱意を帯びた彼の声を聞いて、ネルは間違いなくイっち
ゃってると判断した。そのまま怒鳴り返す。
「冗談じゃないよ!!」
何処か狂気を帯びた青年の声が響く。
「でもね…ネルさん、もう、遅いんだ」
「…あっ」
とたんに力が抜け、ホテルの床に座り込む。
「ここの操作は全部僕に回されていてね?力が入らないだろう?神経回路に干渉して、手
と足に力が入らないようにしてもらったんだ。ドアもロックしてあるし、安全装置だって
切ってある」
「細かいことを気にせずに、楽しみましょう?」
今まで一度も何も言わなかったシルビィが、ゆっくり近づきながら、耳もとで囁く。暖か
く、まるで蜜のような匂いがした。なぜか背筋がぞくっとする。
「みんないい匂いって言うのよ。自慢なの、あたしの」
それだけ言うと、ネルの体を待ち上げる。体を横にして抱き上げているため、まるでお姫
様を抱っこしているような体勢になった。
「ど…どこへ行くつもりだい?」
驚きと多少の恐怖、それに不安が入り混じった顔で聞く。まるで捨てられた子犬の様な表
情。ネルが普段見せないそんな表情に、フェイトはたまらない愛おしさを感じた。
「おふろよ。お・ふ・ろ♪」
333テレーセトス:03/12/30 03:16 ID:X1lxNJcF
と、そこでフェイトからの音声がシルビィの耳だけに響く。至極嬉しそうな声だ。
「じゃあ、僕は見てるから」
「は〜い」
同じく小声で答えて、整った顔を同情を請うような目で見つめてくるネルを見つめて、同
様に愛おしさを感じたシルビィは、ネルをバスルームに運んだ。

バスルームは、入り口の付近に脱衣所が付いていた。そこに、ネルが床に背をつけ、大の
字の格好で寝転がっていた。なにかを必死で嫌がっている表情だ。
「は〜い、脱ぎ脱ぎしましょうね〜」
なぜか異常に目を輝かせたシルビィに、必死で抵抗しているが、手も足も動かないので、
まるで抵抗しているようには見えない。
「やだっ、やめておくれよ…」
ネルが弱々しい声で言うが、そうしている内にも、衣服がゆっくり剥ぎ取られていく。
一枚一枚、衣服が無くなる度に気丈な顔に赤みが差していった。引き締まった肉体があ
らわになる。全ての衣服が取り去られた時、顔は真っ赤だった。
「ネルって胸大きいのねぇ。私驚いちゃった。私のことはお姉さまって呼んで?」
「お、おねえ…さま?」
ぎこちない発音で読み上げると、首をかき抱かれて、耳元まで唇を近づけられる。
「お・ね・え・さ・ま。ね?」
334テレーセトス:03/12/30 03:18 ID:X1lxNJcF
艶のある声と、蜜のような香りが鼻腔を刺し、思わず裸であると言うことを忘れそうにな
る。しかし、シルビィが次に放った一言は、自分が裸であると言う事を思い出させるには
十分な物だった。
「じゃあ、このままお風呂に入りましょうね〜」

平均的なお風呂が付いた一室だ。だが、風呂本体は勿論、その横に備え付けられているシ
ャワーのスペースもかなり広い。今度こそ絶対に嫌だと表情に浮かべつつも、やはり手足
の自由が利かないために動けないでいるネルは、体育座りの格好にさせられている。その
背中にシルビィが直接手を使ってボディソープを塗りこんでいる。
「ネルって肌もすべすべ〜。何を食べればこんなに綺麗になるのかしら?」
「そ…そんなこと…無い…よ」
まるでくすぐるように、シルビィの手が背中を撫で回した後、直ぐに腰に回る。その手つ
きは妙に緩慢で、まるで愛撫をするかのようだった。まだ直接的なことは何もされていな
いのに、くすぐったさ以外の感覚がくすぶり始めていた。ネルの体が泡に染まっていき、
シャワーを取り出される。静かな浴室に、シャワーの立てる水音が響く。今まで、自分を
覆い隠していたものが再び取り去られていく感覚に、ネルは再び羞恥を感じた。
335テレーセトス:03/12/30 03:19 ID:X1lxNJcF
「は…はずかしいよ…こんなの…」
だが、その嘆願とも感想とも取れる言葉に、シルビィは悪戯を思いついた子供のような顔で返す。
「いまさら恥ずかしいんだ?さっきはあんなカッコで脱ぎ脱ぎしたのに?」
「あっアレはフェイトが…」
「でもあんな格好でねぇ…シーハーツだっけ?そこのトップが恥ずかしい姿で脱がされてるわけだ」
「…!っ」
シルビィの言葉に、さらに羞恥心を煽られ、俯くネル。さらに追い討ちをかける。
「女王様が知ったらなんて言うかなぁ?楽しみだねぇ?ネル?」
「なんであん…お姉さまがそんなことを?」
小悪魔的な笑顔で返答する。
「んふ、ヒ・ミ・ツ。それより…」
シルビィの顔が変わる。今度は全てを包み込むような優しさと、同性でも息を呑むような
艶っぽさを湛えていた。
「恥ずかしさも吹き飛ぶぐらい気持ちよくしてあげる…」
336テレーセトス:03/12/30 03:20 ID:X1lxNJcF
ネルは、同性だと言うのに見惚れてしまった。
さらにお姫様だっこで、お風呂の中に連れて行かれる。二人とも足を伸ばしているが、シ
ルビィの足の上にネルが同じ姿勢で乗っかっている。風呂に入るとネルの顔を後ろに回し
シルビィが口付けてくる。
「…!ん、はぁ…」
先ほどの表情に見惚れたままの所に、いきなり唇を付けられる。さざ波のように、寄せて
は返す浅く、早いキス。唇が少しずつ熱を帯びてくる。唇が近づく度に、あの蜜の様な匂
いが脳を刺し、頭が少しずつ官能の色に染まっていく。気が付けば、深いキスをされてい
た。ゆったりとした動きながら、口腔内を食い尽くすような激しさで、舌を絡めてくる。
向こうの唇から、唾液を流し込まれる。そうしている間にも、蜜の様な匂いが香り、いつ
のまにか自分から舌を差し出していた。キスが長いためか、頭がぼうっとしてくる。意識
が薄れる前に、唇を離された。二人の口の間に、唾液が糸を引きちょうど下の位置にある
、ネルの鎖骨へ滴り落ちていく。
337テレーセトス:03/12/30 03:22 ID:X1lxNJcF
「ひゃっ」
シルビィに鎖骨を舐められ、思わず声が漏れる。ネルの声が浴場内に反響した。愛しそう
にそれを見てから、剥き出しのままになっている胸を弄り始めた。腋の下から手を伸ばし
て掴んだそれは、一人の女性の手に収まりきるものではなく、揉む手にあわせて形を変え
る。揉むたびに、十分な弾力があるのが感じられる。
「あ、はぁ…」
顔は紅潮し、息も荒くなっている。息を荒げていると直ぐに口を付けられ、またぼうっと
するまで舌が絡み合う。先ほどの羞恥など頭に無く、自分からも積極的に舌を絡める。同
時に、シルビィの白い手が秘裂の周りをまさぐる。秘裂の近くに手を動かしては、直ぐに
周りを撫で始める。まだ何もいじっていないと言うのに、そこからは液体が滴り落ちてい
た。その間にもシルビィは、淫猥な音を立てて唾液を流し込み、大きな胸を弄り、耳を噛
む。ついに、ネルが言葉を発する。
338テレーセトス:03/12/30 03:24 ID:X1lxNJcF
「…じっておくれ」
その声は余りにも小声で、シルビィが近くにいるからやっと聞き取れる程度のものだった。
再び悪戯っぽい表情を浮かべる。
「そんな小声じゃ、聞こえないよ?ネル」
しかし、快楽を与え続けられたネルからは、もはや羞恥心が無くなっていた。
「いじっておくれ…私のあそこ。もうビリビリして、おかしくなりそうなんだ!」
その言葉に、シルビィは意地悪く笑って、聞く。浴場内は異常な熱気で満たされていた。
「女王様が知ったらなんて言うかなぁ?同じ女の子に胸を弄られて、舌を絡められて、あ
そこを焦らされてお願いするネルを」
しかし、精神を抉るその言葉を受け止め、直ぐに答えるネル。吐息は熱く、快楽に体を染
めたその姿からは、クリムゾンブレイドのものではない、女の雰囲気が漂っていた。
「陛下に知られても、何でもいいっ!弄って…弄っておくれ!」
「うふふ…よく出来ました♪ご褒美よ」
そう言ったきり、今まで秘裂の周りを弄っていた、肩越しに伸ばした手の指を一気
に中に入れる。
「あっ…ああああああああっ!」
入れたとたん、体を弓なりに反らし、喘ぐネル。それを見てシルビィは、指で妖し
い水音を立てながら優しげな表情を浮かべる。
「ネル…入れただけなのにイッちゃたんだ?大丈夫よ…もっと、もっと高いキーで
泣かせてあげるから」
339テレーセトス:03/12/30 03:26 ID:X1lxNJcF
言うと、自分の上に乗ったネルを降ろし、正面に来るようにする。体全体を桜色に染めて
いるネルを見て、微笑む。そのまま、互いの足をクロスさせ、秘裂同士が当たるようにする。
「ほら…一緒に気持ちよくなりましょう?ネル」
そのまま、一気に腰を進める。
「あああっ…」
二人の秘裂は十分蜜が溢れていて、淫らな水音を浴場に響かせた。腰を動かすたびに面白
いように感じるネルの姿が愛しくて、つい腰の動きを早くする、シルビィ自身もかなり快
楽に溺れている、弄るばかりで弄ってもらっていないため、尚更だ。
「ひゃ…!ネル?気持ち良い?気持ち良い?」
それでも愛しさから言葉を発する。時たま声が裏返りながら言われたその言葉を受け止め
、ネルが言葉を返す。
「気持ち良いっ!気持ち良いです!お姉さまっ!お姉さまっ!」
先ほど言われたばかりの言葉を、まるで呪文のように繰り返し叫ぶ。そうすると不思議と
シルビィがさらに愛しく見える。瞳に写りこんだ自分の姿を見ていると、何か分からない
ものがこみあげってくる。
「そう…!もっと、もっと泣かせてあげるからね?ネル!」
股と股を擦り合わせながらも、シルビィは他の部分への愛撫を欠かさない。二人の距離が
近くなるたびに軽く口づけをし、腰を前後させながら胸を揉む。自分が弄られていなくて
も、彼女の喘いでいる顔を見ているだけで満たされた。
「んっ…!ああああああああっ!」
先ほどの絶頂よりも一際高い声を上げて、ネルが果てる。同じく軽い絶頂を感じながら、
失神しているネルの耳に囁く。
「可愛いわよ…ネル」
340テレーセトス:03/12/30 03:28 ID:X1lxNJcF

『ファイトシュミレータを終了します』
とたんに周りの空間が元に戻り、円形の丸い内壁が露になった。先ほどまで交歓を楽しん
でいた相手は幻だったのだ。
「はぁ…」
流されてしまった自分、凄いことをやらかしてくれたフェイト。その他諸々の全てについ
て、取り合えずため息をついた。刹那、後ろから声がする。
「あら〜そうやって立ってると凛々しいわね〜」
振り向くと、先ほどまで秘め事を一緒にしていた相手が立っている。全体的に軽めの雰囲
気を保っている
「シルビ…」
そこまで呟いた所で、即座に遮られる。
「お姉さまって呼んで」
「……お姉さま。ちょっと待っておくれ?アレは幻じゃ…」
そこまで言ったところで、また遮られる、人差し指を一本前に突き出されて振られる。
「ちっちっち。さすがに人工知能にあんなに高度なことが出来るわけ無いじゃない〜」
言われて、先ほどまで行っていた“高度なこと”を思い出し、顔が真っ赤になる。真っ
赤になったところで、また割り込まれる。
「じゃあ、黒幕さんの所へ行きましょうか」
いつの間にか開いていたドアを通り。シルビィは出ていった。
341テレーセトス:03/12/30 03:29 ID:X1lxNJcF

「…で、どういうことなんだい?」
ディプロの一室に、一見穏やかそうではあるが、眉を引きつらせたネルが聞いた。
横には、相変わらず軽い調子で微笑んでいるシルビィ。正面にはちょっと顔色が悪そうな
フェイト。クリムゾンブレイドの眼光に射すくめられている様は蛇に睨まれた蛙といった
様相だ。
「ネル…これにはちゃんと訳が………………ううう…シルビィ、パス」
シルビィが頷き、引き継ぐ。
「まあ、手早く言っちゃえば、公認二股かけません?ことなのよ」
ネルが、静かな怒りから驚愕へと表情を一変させる。それを引きずりながら喋る。
「…は?」
そこで、それまで軽い調子だったシルビィの表情が変わる。嘆願するような顔に変わり、
言葉を紡ぐ。
「ネル…私と付き合ってくれない?」
ネルの表情がまた変わる、驚愕から戸惑いへ。
「…え?」
疑問を発し、そのまま続ける。
「いや、いきなりそんなこと言われても…それに私にはフェイトがいるし…」
あわてた様子のネルに、軽い雰囲気に戻ったシルビィが微笑む。
「だから、公認でなのよ。彼のさっきの話を聞いていたでしょう?」
「たしか姉妹関係だの、たおやかな手が何だの…って奴かい?」
と、そこで黙っていたフェイトが突然雄弁に語りだす。
342テレーセトス:03/12/30 03:31 ID:X1lxNJcF
「そう、お姉さまと言う言葉にこめられた愛情!服従することの喜び!そして禁断の愛!
二人は惹かれあうけれど世間の目や自分たちの良識に苛まれる!けれど二人は気付くんだ
!愛の前にはそんなこと無意味だって!そう!その過程こそが様式美!清楚感!ああ、こ
こまで憧れた物は無いよ…ビバ姉妹関係!そして二人は結ばれる!それは甘くて、切なくて…」
さらに続けようとするが顔を抑えられる。
「はいはい、フェイト君はちょっと黙っててね〜話がややこしくなるから。この前みたい
に一晩中姉妹関係に対する思いを語られ続けても困るし」
「あんた…そんなことしてたのかい」
少しあきれた様子のシルビィとネルに見据えられ、腰が引ける。フェイトを黙らせたシル
ビィは、そのまま話を戻す。
「そう公認よ。今の語りで分かってもらえたと思うけど、フェイト君はこんなだし。それ
に…私も、あなたのこと好きになっちゃったみたいなの…駄目かな?」
捨てられた子犬のような表情をする。あんなに強引だったとは思えない表情。それは、図
らずとも、先ほどネルが見せた表情と同じだった。その落差に、愛しさが込み上げる。
「いいよ。フェイトはこんなんだし、捨ててやろうかい?」
途端、満面の笑みを浮かべたシルビィに抱きつかれ、少し顔を紅くする。こんなのも良い
かな、と思えた。

ネルのいなくなった一室で、フェイトとシルビィが話し込んでいる。
「ありがとう、シルビィ」
「別に良いわよ。本当にあの子の事好きになっちゃったし。それにしても、いきなり意識
が戻って造物主だのなんだの言われた時にはびっくりしたわ。気でも狂ってるんじゃない
かって」
「ナンパから始まる出会いもあるんですね」
「ふふっ、そうね」
343テレーセトス:03/12/30 03:34 ID:X1lxNJcF
以上、終わりです…自分の書いた物の中で一番長いにもかかわらず、
エチシーンは一番短いかもしれないと言う…ううう。では。
344nameless:03/12/30 04:00 ID:tlUOqbKu
いいです!
自分的に言わせて頂ければ、フェイネルがベースなのも嬉しいです!
345名無しさん@ピンキー:03/12/30 12:53 ID:yyRoN1HV
テレーセトス氏読ませていただきました。
ネルの少し抵抗しているあたりが取っても可愛かったです。
作家がまた一人増えてうれしい限りです。
それでは次回作に期待しています。
346名無しさん@ピンキー:03/12/30 20:32 ID:Bmt1FEJa
シルビィたん・・・・・(*´Д`)また新たな脳内設定が生まれました。
フェイト君はこんな性格のような気もしますw
347名無しさん@ピンキー:03/12/30 21:54 ID:E8YtDSp5
シェルビーと読み違えて女体化キターと思った自分が鬱だ・・・
348黄昏の文芸作家:03/12/31 01:40 ID:2TZvQP8m
 Λ_Λ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 <=( ´∀`) <…俺を覚えてる人、いるかなぁ?
 (    )   \__________
 | | |
 〈_フ__フ

「あの、今…何と…?」
「修行のために村を出る…と言ったんだ」
 アリアス・領主屋敷内の一室。
 小さな明かりが灯す中、そこに佇んでいたのは釈然としない様子の
クレア・ラーズバートと彼女の様子を無言のまま見つめるアルベル・ノックスの2人。
「随分と…急なお話ですね」
「復興も殆ど終わっちまった今、俺は暇で暇でしょうがねえんだよ」
 アーリグリフとシーハーツ両国に和平が齎されてから、かなりの時が経つ。
アルベルがアーリグリフ王の勅命を受け、復興の手伝いのために漆黒部隊を
引き連れてアリアスを訪れるのを快く思わない者も多数いたが、それでも彼は
寡黙に部下達と復興作業を続けた。
 たまにアーリグリフによって肉親の命を奪われた者がアルベルらに
詰め寄る様な場面もあったけれど…そういう時は大抵ネルかクレアが間に入り、
争いになる前に何とかしていたのである。
 そうして、そんな日々が何ヶ月も続き…今に至る。
「…何か言いたいことがあるならハッキリ言え、阿呆」
「……」
 アルベルはハッキリ言え、と言うがクレアはそうもいかなかった。
彼の紅い瞳はまるで自国の女王の様な威圧感があり、言いたくても言い出せない。
 そんな魅力がアルベルにはある…が、それに逆らえないクレアは…。
「…ここの居心地が悪かったのですか?」
「あン?」 
「私…何かアルベルさんの気に触る様なこと…」
「してねえ」
349黄昏の文芸作家:03/12/31 01:41 ID:2TZvQP8m
 上目遣いでアルベルを見つめながら、クレアは恐る恐る尋ねた。
と言うのも漆黒部隊のうち、隊長の彼だけはこの領主屋敷に住み込みながら
生活していたのである。無論、当初クレアの部下達は彼と一つ屋根の下で暮らすことに
猛反対した。が、クレアの尽力により、最初は様子を見る…ということで何とか
了解を得ることができた。今では彼と親しくなった者もいるし、未だに戦争時の
彼の非道を許せない者もいる。そんな状況がずっと続いていたのだが…。
「言ったろうが…復興が終わったら俺は用済みなんだよ。
かと言ってアーリグリフに戻っても、部下共は戦争が終わったせいでヘタレてやがる…。
修行して暇を潰すのが一番手っ取り早いんだよ」
「でも…」
 クレアは思う。“今でも十分強いのに…”と。
自分やネルが2人同時にかかってもきっとアルベルは軽くあしらってしまうことだろう。
何しろ、この世界を救った英雄の1人…“歪のアルベル”の強さは十分知っていた
つもりだが、異世界への旅は更に彼を化け物染みた強さにしてしまった様で…それは、
彼の腰に下げられた魔剣クリムゾンヘイトが十二分に物語っていた。
「俺は疫病神なんでな…今回はちっとばかし長居が過ぎた」
「でも、まだ私達には貴方が必要なのに…」
「ハッ…そりゃ語弊があるな。“私達”ってより、“私”じゃないのか?」
「そんなコトは…」
「あるよな」
 壁によりかかっていたアルベルが不意に体勢を立て直し、クレアの背後に回って
そのまま覆い被さる様に抱きしめる…別段、クレアは抵抗しようとはしない。
 ただ、顔を上気させて俯くだけだった。
「…親友が惚れた男を寝取る気分は…どうだ?」
「やめて…言わないでください…」
 そう、クレアは気づいていた。ネルがあの戦いを通して、密かにアルベルに対して
敵対心や憎しみ以外の感情を抱いてしまっていたことに。 
350黄昏の文芸作家:03/12/31 01:42 ID:2TZvQP8m
 だが、いくら和平を結んだからと言っても、かつての敵であることに間違いはない。 
彼女の親友としての正義感に駆られたクレアは、必死になってアルベルとネルの関係が
これ以上発展しない様に努力した。それが、ネルのためだと信じて。
 けれど、いつの間にか…いつの間にか、彼に恋焦がれてしまっていたのは…。
「(私…だった…)」
 今思うと、あれは嫉妬に近い感情だったのかもしれない。
敵同士など、そんなの無しに…ただ純粋に、男と女の本能的な感情として…。
 だが、アルベルは全て知っていた。知っていた上で、甘んじて今まで受け流してきた
のだ。ネルが自分に対して複雑な感情を抱いていたのを知ったのは旅の終わり頃だが、
敢えて気づかないフリをし、彼女と一定の距離を置くことで関係を保とうとした。
 別にネルを…彼女のことは好きでもないし、嫌いでもない。
飽くまで、旅が終わるまでの「仲間」なのだ。それ以上でも以下でもない。
 そのため、自分とネルの関係を誤解したクレアの奮闘する姿はアルベルにとって
絶好の暇潰しとなった。特に、当初はそれなりに強気な態度で接していたクレアが
いつの間にか汐らしく、また恥らう様な接し方をしてくるのが堪らなく滑稽だったのだ。
「テメェはいつも…俺を追いかけ回してたよな」 
「そう…ですね」
「俺がこの屋敷に住むことが決まっても反対しなかった…あれも作戦の一つか」
「……」
「ダンマリかよ」
 だが…いつの間にかクレアの態度も気にならなくなったのか。
それとも、自分の意思でそうしたのか…気がつけば彼女を抱き、共に夜を過ごすことが
多くなった。どちらかと言うと、求めたのはクレアだっただろう。
 普段が普段だけに、時折ベッドの中で垣間見えたクレアの“雌の顔”はとても
淫らで、それでいて美しかった。黒い髪が夜に冴える…とでも言えばいいのか。
 彼女の反応を見る限り、初めてだったのだろう…だが、アルベルにとってそれは
どうでもいいこと。要は、自分を熱くする女かどうか…それだけ。
351黄昏の文芸作家:03/12/31 01:43 ID:2TZvQP8m
「アルベルさんは卑怯です…そうやっていつも、私ばっかり…」
「不器用なだけだ…これが俺流なんだよ」
 クレアにしてみれば顔から火が出るくらいに恥ずかしかった。
仮にもクリムゾンブレイドの1人たる自分が彼の前では…ただの女に成り下がって
しまうのだから。その思いが、彼がかつての敵であるという事実と合わさると…更に。
「俺はな…今まで本気で誰かを愛したことなんざ、一度もねえ」
 クレアを抱く力が強まり、最初は鎖骨の辺りにあったアルベルの腕が徐々に下がり…。
「んッ…ぅ…」
 クレアの甘い声が掠れる様に漏れる。顔は一段と上気し、微かに震えを呼んだ。
「別に気取ってるワケじゃねえけどな…怖いんだ、俺は」
「え…?」
 胸を鷲掴みにされて悶えていたクレアも、アルベルの発した意外な言葉に反応せずには
いられなかった。“怖い”…彼の口からそんな言葉が漏れるなんて。
「俺は自分に自身が無ェ…クロセルを従えた後も、クリムゾンヘイトを手に入れた後も、
この世界とやらを救った後も…俺は自分に自身が持てなかった…」
 その言葉に比例するかの如く、先程まで強くクレアの胸を掴んでいた
アルベルの力が少しだけ弱まった。クレアは、黙って彼の言葉に耳を傾けている…。
「誰も本気で俺を受け入れてくれやしない…そう、バカみてぇに思い込んでた」
「……」
「心の底から他人を信じたことも無ェ…信じられるのは、自分だけだ…」
 ここで、アルベルの言葉が詰まった。次は何を話せばいいのか…普段、自分からこんな
話をする様な人間ではないため、自分でもよく分からないアルベル。
 けれど、クレアは…。
「心の飢えを癒すために…自分を傷つけていたんですね」
「…そう、かもしれねえ」
「強さを示すことで、誰かが自分を受け入れてくれると信じて…」
「あぁ…間違っちゃいねぇ」
「本当は誰よりも…愛に飢えているヒト…それが、本当の貴方…?」
 今なら分かる。どうして、彼が自分を抱いたのか。
「貴方は…独りが怖かったんですね…」
352黄昏の文芸作家:03/12/31 01:45 ID:2TZvQP8m
年末だったんでPCのフォルダとか
削除してたら…懐かしいものが出てきて、つい…。
あまりにマイナーなんで…ホント、ゴメン。
353名無しさん@ピンキー:03/12/31 01:50 ID:oCVWFK9t
確か昔、始めてここにSS投下してくれた人ですね?
帰ってきてくれたんですね。うれしいです。
あと、昔書きかけだったやつとか続きも希望です。
354名無しさん@ピンキー:03/12/31 01:59 ID:BxGOvZBe
おぉー黄昏さんだ おかえりなさい
どと吐くスレとかだけじゃなくて、こっちにもたまには顔出してくれると嬉しいです
355Alpha:03/12/31 02:37 ID:Vw5nmpfl
>>316=321氏
感想ありがとうございます。そうしっかり読まれると恥ずかしいものがありますねw
ここで書くまで、文章を書く楽しさなぞ知らなかったので、少し暴走気味かもしれません。。
説明が多いので自分ではダークに感じてしまうんでしょうかね。
356名無しさん@ピンキー:03/12/31 02:47 ID:kQVVhlnN
たそがれさん 覚えてますよ〜。
アルクレ、マイナーなようでかなり似合ってますね。
357名無しさん@ピンキー:03/12/31 11:36 ID:/A7bfXCl
それでは皆さん良いお年を・・・。
358名無しさん@ピンキー:03/12/31 17:43 ID:Ci4GNmT3
>テレーセトス様
むちゃ良かったです
>「やだっ、やめておくれよ…」
とかもー限りなく(;´Д`)ハアハア
ネルたんらしさがよく出てる文章で萌え萌えでした
マイナーキャラでビクーリしましたがおもろかったです
今度はフェイネルで読んでみたいです
次回作期待してます

ネルたんクリスマス祭り参加の神々ありがとうございました!
この上なく楽しめました ネルたん受けがどちらかというと好きなのでもう最高でした
まごのて氏の続きが読めなかったのが残念…続き待ってます
ではよいお年を。

359名無しさん@ピンキー:03/12/31 20:47 ID:v3tLAwHu
アルクレキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
アルベルスキーなのでネル祭りのアルネルといい、カコイイアルベルが増えてうれしいです。
もしお時間があれば続きをぜひ!

ところでテレートセス氏って「某SO3と引き合いによく出されるRPG」のスレの人と同一人物ですか?
百合専門ですよね?
360nameless:03/12/31 23:40 ID:fcTa6FMD
今更ながらネル祭り、参加させて欲しいです。
揚げゴボウ氏、ネタ提供をどうもありがとうございました。
Hシーンは無しという結果になってしまいましたが(ぅおい)。
取りあえず(不遜)送らせて頂きます。
361nameless:03/12/31 23:41 ID:fcTa6FMD
 【お相手は…】

 「ネル様って……誰が好きなんでしょうねぇ?」

 近頃、赤毛のクリムゾンブレイドの様子が妙だった。それと合わせるかのように、シランド城内にある噂が流れる。

 ネル・ゼルファー。23にして、ついに初恋!?

 失礼と言えば失礼だが、皆、恐らく事実だろうと感じている。クールビューティーの氷が溶け始めている…と。
 鏡を見て、一人で微笑んだり……頬が染まっている事から、隠密用の演技の練習でないことが分かる。誰のための笑顔なのかは分からないが…。
 そしてファリンのイタズラに、寛大になっていた。前は有無を言わさず黒鷹旋だったが、呆れたように溜息を吐いたり、苦笑いを浮かべたり……不気味に思ったファリンが、却ってイタズラを止めてしまった程だ。
 その他にも、料理をするときにエプロンを付けるようになったり、デスクワークの最中にぼぅっとしたり…。いくらでも挙げられるが、総じて言えば…。
362nameless:03/12/31 23:42 ID:fcTa6FMD
 「女っぽくなりましたよねぇ」
 これだ。そうでしょう?と、ファリンは会議室の皆に同意を求めた。
 「……いやぁ、照れるじゃん。もう皆に知られてたなんて…」
 「待てコラ」
 頭を掻くロジャーに向かって、クリフの冷たい声が飛ぶ。
 「何でネルが、お前みてぇな豆チビタヌキに惚れるんだ? ……しっかし、俺も罪だよなぁ。任務に支障を来すくらいに……」
 「黙れ筋肉星人。てめぇには、あのバカ強い女がいるだろう?」
 アルベルがクリフの喉元に刀を突き付けた。
 「ミラージュの話はするな!」
 またケンカらしい。というより、クリフが一方的にやられてしまうのだが…。
 「……歪のアルベルが、女の事で争うってのか?」
 「てめぇらが、ネルについて勝手な事を言うんならなァ」
 「待て。何呼び捨てで呼んでんだ? プリン頭」
 「お前もだろう。若作り」
 「男の嫉妬は醜いじゃん。やっぱ、純真無垢なオイラが……」
 「「ガキは引っ込んでろ!」」
 その論争の現場を、火付け役であるファリンはニヤニヤしながら見ていた。
 「ふふふ、ネル様、大人気ですねぇ。……ねぇ? フェイトさん?」
 「当たり前です」
 唯一争いに加わっていない男……フェイトは、澄まして答える。
363名無しさん@ピンキー:04/01/01 00:18 ID:NiGfMkpo
新年早々神キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
しかもネルたんものか! 幸せだ!!
今年もヨロピク!
3640と1の集合体のオマケ:04/01/01 01:29 ID:7yOAZg25
 新年明けましておめでとうございます。2004年もSO3に幸あらんことを願います。
年明け記念といたしまして、エロなしの1レス小説を書いてみました。
3650と1の集合体のオマケ:04/01/01 01:31 ID:7yOAZg25
 大晦日。僕はいつものようにソフィアの家に来ている。
この時期も毎年父さん達は忙しく、研究室にこもりっぱなしだった。帰ってくるのはだいたい4日を過ぎたぐらいだろうか。
両親と一緒に正月をむかえた記憶は中学に上がったあたりから無かったりするので、その頃からずっとおばさんとソフィアにお世話になっているという事になる。
結構長い間お世話になってるんだな、と。僕はこたつの中で足を伸ばしながら思った。
ちなみに、この家にこたつがあるのはおばさんの趣味らしい。
……どこでこんな古いもの入手したんだろう?まぁ、いいや。

 こたつの中でごろごろと時間を潰していると、ソフィアがおぼんを持ってやってきた。
「年越しそば持ってきたよ」
「ありがとう。あ、美味しそうだね」
「へへー、今年は私が作ったんだよ」
「そうなのか、お疲れ様。それじゃ、食べようか」
「うんっ」
ずるずると2人で蕎麦を食べる。おばさんはどうしているのか?と聞くと、まだ下でおせち料理の準備をしていると答えが返ってきた。
大変だなぁ、と思いつつ毎年手伝わない僕は駄目人間だと思う。
けど、それはおばさんに「フェイト君は休んでていいわよ」と言われているからであって完全に僕が駄目人間な訳ではない。いや、もう、それは断じて違う。違うと信じている。
そんな事を考えながら、蕎麦の残り汁を飲む。七味入れ過ぎたと後悔した。

「もう今年も終わりだね」
「そうだな」
テレビからはカウントダウンの声が聞こえて来る。
賑やかな街並みが映し出され、アナウンサーが変なテンションで数を数えていた。
「5!4!3!2!1!」
「「「「0!!」」」
大きな花火が上がり、テレビにでかでかと“新年あけましておめでとうございます”の文字が映し出された。
「あけましておめでとう。えっと、今年も色々迷惑かけると思うけど……よろしくね」
照れ臭そうに笑うソフィアに「こちらこそ」と僕も笑顔で返した。
         

それでは今年もよろしくお願いします。
366名無しさん@ピンキー:04/01/01 02:26 ID:DTcsbOKQ
ソフィアキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
ほのぼのさせられました!
367soy(代理):04/01/01 02:49 ID:dtH9jzSL
soyさんが規制で書き込めないので代理で書き込みます。

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>364-365 めでぃーなさん 代理投稿ありがとうございます。
現在、規制に巻き込まれていて投稿できない状態なので、こういう形を取らせて頂きました。
それでは、今年もよろしくお願いします。スレの皆さん、良いお年を
368黄昏の文芸作家:04/01/01 03:23 ID:bL2fTibK
俺を覚えてる人がまだいた…ヨカタ。
しばらくSO3から離れてたけど、DC版も22日に発売だし
また書きたいね…アルベルとかアルベルとかアルベルとか。
というワケで、あけましておめでd。
369nameless:04/01/01 10:46 ID:gJAVGLiF
明けましたおめでとうございます。今年もどうぞよろしく。
やっちゃいました…新年早々(?)何というヘマを……362の続きです。
370nameless:04/01/01 10:47 ID:gJAVGLiF
 「「フェイト!」」「兄ちゃん!」
 三人は突然、フェイトに向かって詰め寄った。
 「お前はどう思う?」
 「? 何が?」
 「何がって……ネルのことだよ」
 「ネルさんがどうかした?」
 ファリンは横から、相変わらずニヤ付いた顔で聞いている。
 「かー、全く鈍いヤツだな。ネルが、俺達三人の中で、誰が好きかってことだよ。誰だと思う?」
 「……直接ネルさんに聞きなよ。……でも……一つだけ」
 「「「?」」」
 「僕はネルさんが大好きなんだ」

 ガタンッ

 不意に扉の向こうで物音がした。そちらを見ると、問題の女性が、呆れた顔で入ってくる。
371nameless:04/01/01 10:48 ID:gJAVGLiF
 「ったく、アンタは……よくもまぁ、そんなアッサリと……」
 「「「ネル……!?」」」
 やや頬を赤く染め、マフラーに口元を埋めるネルに、三人はまさか…とフェイトを見た。
 「丁度良かった。ネルさん、未だに心配なんですけど……」
 「何だい?」
 「ネルさんって、僕の事好きなんですか?」
 「んな!?」
 一瞬で真っ赤になる。
 「……アンタ、わざと言ってるだろ?」
 「さぁ?」
 「……言うまでもない事だと思うけどね」
 「言って欲しいなぁ。僕って心が弱いですから、しょっちゅう不安になっちゃうんですよ」
 「……………ここでかい?」
 「ベッドの中ででもいいですけど」

 ガンッ

 ネルの拳が、フェイトの頭に振り下ろされた。そこを大袈裟にさすりながら、フェイトはゴメンと言うように苦笑する。
372nameless:04/01/01 11:02 ID:gJAVGLiF
 「……で? そろそろ時間じゃないのかい?」
 「あ、そうですね。それじゃぁ…」
 「「「ちょっと待て!!」」」
 会議室から出ていこうとした二人を、置いてきぼりという形になった三人が呼び止めた。
 「ん? 何?」
 「兄ちゃんとおねいさまって……まさか……」
 「うん。付き合ってるけど?」

 ゴスッ

 「何で言わねぇんだよ!?」
 「だって…聞かなかったじゃないか」
 「お約束か!!」
 「ほら、早く行くよ。時間が勿体ない」
 「そうですね。……じゃあ、みんな。ごゆっくり」
 「「「余計なお世話じゃ!!」」」
 三人の怒鳴り声が届くより早く、会議室のドアは音を立てて閉められていた。
373nameless:04/01/01 11:03 ID:gJAVGLiF
 「……ところでアンタ達。一体何の話をしてたんだい?」
 「え?ああ、気にしないで下さい。男同士の愚痴の言い合いですから」
 「そうかい…。ま、久し振りに休暇が取れたんだ。ちゃんと楽しませておくれよ?」
 「じゃあ、ホテルに直行で…」
 「アンタ……夜の事しか頭にないのかい?」
 「冗談ですよ。………でも、ネルさんが子猫みたいになるところ……好きですよ」
 「はいはい、そりゃどーもどーも」



 「覚悟はいいな?」
 クリフの太い腕が、紫髪の女性をテーブルの上に押し付ける。
 「てめぇ、知ってて質問しただろ?」
 「さぁ…何のことですかねぇ?」
 「最近ミラージュとご無沙汰なんだ。たっぷり可愛がらせてもらうぜ」
 「オイラも……」
 「「ガキは引っ込んでろ!」」
 が、ファリンは慌てなかった。ニコニコしながら、そっとクリフの背後を指差す。
374nameless:04/01/01 11:04 ID:gJAVGLiF
 「何だ?」

 「クリフ………」

 「!? ミラージュ!?」
 いつの間にか彼女は、ドアに背を預けて立っていた。
 「お前、ディプロで仕事の筈じゃ…?!」
 「ファリンさん、ご協力感謝します」
 「いえいえ」
 ファリンは懐からスイッチが入ったままの通信機を取り出すと、ミラージュの方へ投げて返す。
 「あ…いや、これはだな……」
 「そう言えば、すっかりご無沙汰でしたね。クリフ」
 「いや、あの……」
 「済みませんでした」
 思い掛けず、彼女の口から謝罪の言葉が発せられた。
 「最近、相手をしてあげられませんでしたね。………お詫びです、三人ご一緒でいいですよ」
 「え?! オイラも!?」
 「はい。たっぷりお相手させて頂きます。……………こちらで」
 笑顔のまま、彼女は拳を構える。
375nameless:04/01/01 11:05 ID:gJAVGLiF
 「……!!」
 「ま…待て……ミラージュ…」
 「何でオイラまで!?」

 その後、せっせと会議室の修理をする三人の怪我人の姿があったそうだが、それはそれとしてとくに話すべき事ではない。と思う。


376nameless:04/01/01 11:07 ID:gJAVGLiF
終わりです。年越しでご迷惑をお掛けしました。
何だか不吉なことばかり起こってますが、今年も一年、何とか生き残りたいです。
失礼しました。
それでは・・・。
377黄昏の文芸作家:04/01/01 14:17 ID:bL2fTibK
新年からみんな投下乙。
俺も今更ながらアルネル祭に参加してみようかしら…いや、でも
俺はアルファリ派だったけど…クソ虫が活躍できれば、もう何でもいいか…。

 しんしんと降り続く雪。このアーリグリフという地方は“夏”を知らない。
だが、一年のうち殆どが銀世界というこの辺境の地も、激動の一年を終え、
新たな年を迎えていた…。
 それはここカルサアも同じこと。町に雪が降るなど、この時期だけの光景である。 

「おい…起きなよ」
「…っせェ、もう少し寝かせろ」
 ベッドから身を乗り出した赤髪の女が長髪の男の身体を揺さぶる。
見る限り、共に肌着は身に着けてはいない…つまりは、裸であった。
 男女共に二十代前半だろうか…女の身体は均整が取れ、しなやかで美しく。
男の身体は鍛え上げられた肉体とあちこちに見受けられる古傷が歴戦の勇士である
ことを物語る…が、一番目を引くのはその左腕。上腕骨の下半分が無い、その左腕だった。
「ったく…寝起きの悪い男だね」
「…寒ィのは苦手なんだよ」
「暖房器具を持ってきてやったろ?」
 ベッドから降り、床に散らばっていた衣服を身に纏い始めた女…ネルが指さす先に
あったのは、彼女が自国からわざわざ彼…アルベルのために持ってきた暖房器具。
 紅い水晶から暖気が流れるという、施術の生み出した生活の知恵である。 
「…それでも寒ィもんは寒ィんだ」
「…大雪の日でもヘソ出して歩いてるクセに」
「ほっとけ」
 そう言うとアルベルはまた、毛布を頭まで被って眠りに着こうとする…が、ネルは
それを許さない。彼の伸びきった髪をグイと引っ張り、夢の世界から引きずり起こすのだ。
「アンタねぇ…新年なんだよ? 
今日は陛下もわざわざこっちにお見えになるんだし、私だってアンタのとこの王や
ロザリアにだって顔見せしなきゃならないんだ…それはアンタも同じことだろうが」
「…かったりぃ」
378黄昏の文芸作家:04/01/01 14:19 ID:bL2fTibK
「漆黒の団長だろうが…シャキッとしな」
 “全く…どうしてこの女はこうも口うるさいのか…”などとボヤいたらまた
何か言われるのは必至。仕方なくアルベルも名残惜しそうにベッドから身を乗り出し、 
衣服を纏い始める…。
「ふぅん…やれば出来るじゃないか」
「フン…元はテメェのせいだからな」
「何で私のせいなのさ?」
「…夕べ、誰かさんが喘ぎまくったおかげで眠れなかったんだよ」
「なッ…!」
 ここまで押しを強くしていたネルだったが、アルベルの一言で急に黙ってしまった。
どうやら図星だったらしく、昨夜の自分の痴態を思い出したのか…顔を赤らめている。
「ほらな」
「な、何が“ほらな”だよ! さ、散々あんなことしておいてさ!」
「あんな時間に俺の家に来るテメェが悪い…年末くらい静かに過ごさせろ」
 俺の家…とはアルベルが戦争終了後にウォルターによって与えられた一軒家である。
当初、ウォルターの屋敷に住み込むのをアルベルが嫌がったために急遽
建てられた家だったのだが…まさか、年越しソバを食っている最中にネルが
尋ねてこようとは思いもしなかった。
 いや、正確にはずっと前にウォルターに、シーハーツから女王が新年の挨拶に
来ると聞かされていたのを、アルベルが忘れていただけなのだが…。
「テメェは部下共と一緒に女王の護衛をしてる方がいーんじゃねえのか?
それとも…一日早く俺のトコに来たのには何か理由でもあんのか?」
「べ、別に深い意味はないよ…」
 アルベルは背中で語る。ネルの顔を見ようとはしない。と言うより、彼女が今
どんな顔をしているか分かっている…そんな感じであった。
「ホラ、腕だ」
「あッ…うん」
 衣服の纏ったアルベルは最期に、ベッドの側に置いてあった義手を掴んでネルに
差し出した。ネルも彼が何を言いたいのか理解し、義手を受け取って彼の左腕にそっと
はめ込む。カシャッ、という乾いた金属音が響いたかと思うと、アルベルは徐に左手を
閉じたり開いたりして具合を確かめるのだった……どうやら、調子は良好らしい。
379黄昏の文芸作家:04/01/01 14:20 ID:bL2fTibK
「カルサアにも雪が降るとはねぇ…」
 窓の外に広がる普段とは違うカルサアの景色に、ネルはため息を漏らす。
それ年中、常夏の様な気候のシーハーツではお目にかかれない光景だった。
「…な、何だい?」
 ふと、アルベルの視線に気づくネル。
彼も窓の外に振る雪を見ているのかと思ったが、どうやら見ていたのは雪ではなく…。
「…あの時のガキがこんな冷めた女になっちまうとはな」
「な、何さ…急に?」
「昔、テメェがテメェの親父と何度かここに来たことがあったろ?
あの時はまだ可愛げがあったと思ったんだが…まさかこんな風に化けるとはなぁ…クク」
 珍しくアルベルが思い出し笑いを浮かべ、口元を緩ませた。
が、当のネルは納得がいかない。そっちがそうなら、と思い出せる限りの記憶を
振り絞り、アルベルに対抗しようと必至に“冷めた女”を演じるが…。
「そ、そっちだって…あの頃はまだ常識人だと思ってたけど…今じゃヒネた
戦闘バカで、ついでに服や髪のセンスも狂っちまった…変わるもんだねぇ」
「そのヒネた戦闘バカに抱かれに来た女は…もっとバカなんだろうな」
「うッ…うるさい」
 いけない…攻勢に出たつもりが完全に遊ばれている。
やはり、口ゲンカではアルベルには敵わない。昔からそうであった様に…。
「…都合が悪いとそうやってダンマリか。昔からテメェは変わらねえ…」
 アルベルの言う通り、あの頃も今もネルは変わらない。恥ずかしそうに俯き、
そして彼が次に何を言うかを待っているのだ。これは、昔から変わらない…。
「…ほ、本当のコト、言うとさ」
「あン?」
「アンタ、いつも独りだから…年の瀬くらいは一緒にいてやろうって…思ったんだよ」
「…そりゃ、ご親切なこった」
 と、ここで会話はストップ。満足そうな笑みを浮かべたアルベルに窓際から
引き寄せられ、否応なしにネルは口付けられた。だが、抵抗は見られない。
380黄昏の文芸作家:04/01/01 14:21 ID:bL2fTibK
乱暴ではないけれど、どこか自分を狂わせる力をもった口付け…そう言えば昔、
父と共にカルサア来た時も年末で…同じ年頃のアルベルとウォルターの屋敷で
一緒に過ごして…そして…。
「(あぁ…そう言えばコイツ…あの時も…)」
 一瞬、ネル自身も忘れかけていた思い出が蘇った。遠い子供の頃の記憶…。
まだアルベルが左腕を失う以前、“歪”の名で呼ばれる遥か昔のこと…。
「(…マセた子供だったね、2人ともさ…)」
 ゆっくりと、だが確実に続くアルベルとの口付けを楽しむかの様に、
ネルも彼の背中に手を回す。あの頃は、こんなに広くなかったのに…。
「…機嫌がよけりゃ今年もよろしくやってやる…阿呆」
「…そうかい…そりゃ、どうもね」
 長い口付けが終わった後の、素っ気無さ過ぎる会話。でも、2人にはこれで十分。
 でも、確かあの時は…そう、確か…。
「な、なぁ」
「あんだよ」
「確か、子供の時にも一度…したよね?」
「何をだ」
「そ、その…今の…」
「?」
 はて? と言わんばかりにアルベルが首をかしげる。
ネルはおぼろげながらも覚えているのに彼は覚えてない…これはさすがにどうだろうか。
「忘れた」
「なッ! わ、私は初めてだったんだよ!? ア、アンタが誘ったからしてやったのに…!」
「んなコト言われてもなぁ…テメェが親父とここに来たことしか、覚えちゃいねえよ」
 アルベルの物忘れもここに極まった。
「こ、この男は…ヒトを散々弄びやがって…!」
「記憶に無いものは仕方ねェだろうが、阿呆」
 形勢不利と見て、冷静を装いつつ軽やかに階段に駆け出すアルベル…逃げられたか。
そっと彼によって吸われた口元をなぞり、彼の痕跡を確かめるネル…まだ、熱はある。
「…ったく。昔から罪作りな男だね…」
381黄昏の文芸作家:04/01/01 14:32 ID:bL2fTibK
アルネルの接点が見つからなかったから…昔会ったことがある、
って解釈で書いてしまってけど…本編でそういう描写はあったかしら…?

( ゚д゚)ハッ! 肝心のエロ描写が無い! シマッタ… _| ̄|○

取り合えずの新年一発目だけど、DC版が発売になったらもっと書きたいね。
382名無しさん@ピンキー:04/01/01 16:53 ID:ZBS06QuZ
黄昏の文芸作家さん戻ってきてくれてうれしいです!!!
383七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :04/01/01 17:24 ID:ipZ1HHIc
初めましてになるんですよね。>黄昏の文芸作家氏
ホカソ庫で見てこの人は神だ!とかディスプレイに向かって叫んでました。
会えてうれしいです。
384黄昏の文芸作家:04/01/01 21:23 ID:TgNJi9Sd
>>382
覚えててくれてありがとう…。もう半年くらい顔出してなかったのにね。
>>七使夜氏
はじめまして。DC版も発売だし、お互いに色んなネタで頑張ろう。

「ネル…ちょっといいかしら?」
「ん、クレアか…ちょっと待ってな」
 シランド・図書館内。調べ物をしていたネルに声をかけたのはクレアだった。
取り合えず要件は聞かねばなるまい…そう思い、手にとっていた本を本棚に戻し、
メガネを懐にしまうネル。クレアもそれを見届けると同時に、話を切り出した…。
「実は、お父様のことなんだけど…」
「アドレーおじ様がどうかしたのかい?」
「その…今度、シランドに帰って来る…って」
「へえ、よかったじゃないか。久々の再開ってワケだ」
 そう、クレアの父・アドレーは現在、シランドから見て北の果てに位置する
海洋諸島の調査・探索に赴いている。シランドやアーリグリフとはまた違った気候や
風土が生み出すものは数知れない…きっと貴重な発見があるはず。
 施術士でありながら自然風土や鉱石、生物学にも造詣が深いアドレーは第一線を
退いてから、ずっとその地方で過ごしていたのだ。
 が、戦争も終了したことで北の海への渡航手段である船舶の行き来が復活、
娘のクレアが心配なアドレーは調査どころではなくなり、急な帰国が決まったらしい。
 父を以前の戦で失ったネルにとって、アドレーは第二の父とも呼べる存在。
彼の帰国は素直に嬉しい…が、当の娘であるクレアは浮かない様子で…。
「…おじ様が帰って来る、ってのに…あんまり嬉しそうじゃないねぇ」
「嬉しいのは嬉しいんだけど…」
「?」
 ここでクレアは声を一段と潜めて話し出した。図書館には人はまばらだったが、
それでもクレアは一応の警戒としてネルに耳を傾かせる…。
「(お父様には…まだ言ってないの)」
「(何を?)」
「(…私が、アルベルさんとお付き合いしてる…ってコト)」
「( (゚Д゚)ハァ?)」
385黄昏の文芸作家:04/01/01 21:24 ID:TgNJi9Sd
 何かと思えば…そんなコトだったとは。
が、ネルは腑に落ちない。アーリグリフとの和平も成立してもう随分経つし、両国の
復興もかなり進んだ。あの廃墟の様だったアリアスもほぼ原型を取り戻している。
 何故か? それはクレアとアルベルの力が大きく関係していた。
ネルを通してクレアと知り合ったアルベルが、戦争終了後に漆黒部隊を
引き連れてアリアスの復興援助に来る…と言う、戦争中ならば考えられない
出来事があったのだ。
 その後、住み込みでアリアス領主の屋敷で働く様になったアルベルにクレアが…
という経緯らしいのだが、この話をすると彼女はいつも俯き加減に
なるのでネルはあまり言及していなかった。だが今回ばかりは…。
「アンタねえ…ノロケ話は他所でやっておくれよ」
 あーもう馬鹿らしい、という表情でネルは潜めていた声を大にした。
クレアは慌てたが、周りには誰もいない様である…よかった。
「もう、ネルったら! そんなコト言わずに助けて」
「隠す必要ないだろ? 今じゃ国中の噂の種なんだ。隠したって、いずれは
おじ様にはバレるだろうし…第一、アンタ達は人目を憚らずイチャつくし…」
「イ、イチャつくだなんて…わ、私はそんな破廉恥なコト…」
 クレアは一応否定するものの、ネルの目は誤魔化せない。
以前、ペターニのカフェテラスで食事をしていたクレアとアルベルを見た時…。
「2人でチョコバナナDXをパクつきながら“アルベルさん…口の周り、チョコ
ついてますよ…仕方ないですね”とか言いながら、アイツの口に……」
「プ、プ、プライベートアクションの侵害よ、ネルッ!」
「あれって、PAだったのかい…?」
 敢えて2人でチョコバナナDXを食べていたことにはツッコまず、
彼女らのやり取りを記憶していたネル…さすが隠密、と言ったところか?
 いや、この場合は人通りの多いカフェテラスで堂々とそんなモノを食べていた
クレアに責任がある。普段は男に縁が無かっただけに、浮かれていた自分が恨めしい…。
386黄昏の文芸作家:04/01/01 21:26 ID:TgNJi9Sd
「と、とにかく…お父様には何とかして、アルベルさんとのお付き合いを…」
「分かった、分かったから…スカーフで首を絞めるのは…」
「あ、あら…」
 ネルの言葉で興奮気味だったクレアは一時暴走…が、すぐに持ち直し…。
「まぁ…今夜、フェイトと相談してみるよ。アイツはアルベルと親しいしね」
「じゃあ…頼むわね、ネル?」
「はいよ、頼まれました」
 ネルとしても親友であるクレアがここまで必死なのを見るのは久しぶりだし、
何より何とかしてやりたい…が、相手があのアドレーとなると…。
「(厄介だねぇ…どうしてクレアも“歪のアルベル”なんぞに惚れたんだか…)」

「エレナ様、フェイトをちょっとお借りしたいんですけど…」
「フェイト君? 確か庭園のに居たわよぉ…何か、実験するんだって〜」
「庭園ですね…分かりました」
 エリクールに残ったフェイトは、現在エレナの施術研究所で働いている。
救国の英雄ということで待遇もよく、なかなか使用を許可されない書物や
実験器具の持ち出しも彼は顔パスで通っていた。が、平和な日々に慣れすぎたのか、
はたまたネルとの生活が妙な作用を施したのか…最近は変な発明ばかりを…。

 シランド城・白露の庭園。サンダーアローを設置したり、マリアがディプロから
転送されてきたり、とシランドでも何かと曰くの多い場所である。
 そこに佇むのは施術士用のローブを羽織った少年…渦中のフェイトであった。
伊達のつもりなのか、銀縁メガネがよく似合う(IC失敗時のアレである)。
 で、今回の発明品の実験は…。 
「いくぞ…『5』…『5』…『5』…『ENTER』!」
【STANDING BY】!!!!
 フェイトの動向を見る限り、どうやら地球で20世紀末と21世紀初頭に流行った
「携帯電話」を模した通信装置にボタン入力している様であるが…。
387黄昏の文芸作家:04/01/01 21:28 ID:TgNJi9Sd
「よしッ、イケる……変身ッ!!!!!」
 ガシッ!
 携帯電話型通信機を閉じ、そのまま腰に巻いた金属ベルトに勢いよく差し込む
フェイト。機械的な電子音が鳴り、フェイトの身体は光に包まれる…ハズだった。
 が…。
【ERROR】!!!!
「ヘッ?」

 ドカ―――――――――――――――――――ンッ!!!!!!!!!!!

 シランド城の庭園から巻き上がる煙。城下町の住人の何人かはこれを見ていたが、
すぐに“ああ、またフェイト様が実験に失敗したな…”と言わんばかりに、すぐに
騒ぎは治まった。つまり、こういうことなのでった…。
「ケホッ、ケホッ…おかしいなぁ、どこを間違ったんだ…?」
 あの爆発で生きているフェイトもすごい。さすがは最終兵器彼氏である。
が、彼がこの数週間、心血を注いだ発明品は見事に爆発し、無残な姿に…。
「あーぁ、またやらかしたのかい?」
「やぁ、ネル」
 フェイトがローブに付着したススをパンパンと叩いていあると、ヤレヤレと
言った顔のネルが姿を現した。彼女もフェイトの実験には慣れてる様で…。
「そーいう物騒な実験は、ファクトリーでやれ…っていつも言ってるだろ?」
「今回は絶対に成功すると思ったんだけどなぁ…」
「…後でラッセル執政官に小言を言われるのは、アンタの保護者の私なんだけどね?」
「す、すみません…」
 実生活ではネルに世話になりっぱなしのフェイトだけに、この場合は逆らおうにも
逆らえない。が、夜はこの作用が相まって非常に可愛らしい彼女だが…。 
「ま、それはさて置き…今夜、ちっとばかしアンタには骨を折ってもらうよ」
「それって…やっと子造りする決心が着いた…って解釈で、いいのかな?」
「いや…そういうコトじゃなくてだね…って、話を変な方に持ってかないどくれ!」
 さすがに同棲生活が長いと、夫婦漫才もバッチリの2人なのであった…。
388黄昏の文芸作家:04/01/01 21:32 ID:TgNJi9Sd
前半はエチなしのギャグ路線っぽい…。
が、アルクレ+フェイネル+アドレーって…アドレーは
まだキャラがキャラが分からないし…。
思いつきネタでどこまで頑張れるか…これはある意味、試練なのか?
389名無しさん@ピンキー:04/01/02 21:45 ID:hIkVf34q
仮面ライダー555キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
390名無しさん@ピンキー:04/01/03 01:51 ID:aEkGiIUw
391名無しさん@ピンキー:04/01/03 02:31 ID:+EmbusPT
>>390
 眼を潤ませてくれるお年玉アリガトウ・・・ハァハァ
 そのイラストを描いたクリエイターは知ってるが、
 マリアも凄く可愛かったな・・・ハァハァ
392名無しさん@ピンキー:04/01/03 10:53 ID:gYcAdyHX
>>390
ん?見れんのだが?
393名無しさん@ピンキー:04/01/03 11:15 ID:wsOnX4e9
>>390
萌え。
URL削ってトプ逝くとマリアも見れるね。マリアも最高。
394七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :04/01/03 11:47 ID:tmAH4rJh
>>390
イイ!
18x/以降を削ると他のも見れるのね…。
395名無しさん@ピンキー:04/01/03 18:30 ID:hjNjaAA+
3Pカラーのマリアたん最高(;´Д`)
396黄昏の文芸作家:04/01/04 00:47 ID:vTroBgZS
>>390
お年玉キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(   ゚)━(  )━(゚   )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
昔は貰う立場だったのに、いつの間にかあげる立場…切ないなぁ(w
>>387の続きをコソーリ書いて、トンズラするよ…。

 そしてすっかり日は暮れて…。
「…ってワケなんだけどさ」
「ふぅん…クレアさんのお父さんがねぇ…」
 フーフーと息で冷ましながら、ネルの作ってくれたシチューを口に運ぶフェイト。
彼女が“骨を折ってくれ…”と言うので、てっきり変な方に想像を膨らませていた
のだが、何のことはない…ネルと同じく、ノロケ話にしか聞こえないではないか。
「残念だけど、僕達じゃどうしようもないと思うな。クレアさんの家庭の問題なんだし…」
「そりゃそうだけど…放っておくわけにもいかないだろ?」
 皿を運び終えたネルもやっと食卓につき、晩御飯にありつく。
「まぁ…明日あたり、ウルザ溶岩洞に行ってアルベルに
会ってみるよ。ちょうど火属性施術のエネルギーも採取したかったし…」
「火属性施術の…? また妙な発明かい?」
「ひどいなぁ…。これでも特許は何件か取ってるんだぞ」
「全部評価は“1”なんだろ?」
「うッ…」
 フフッ、とネルに見透かされ、フェイトは虚を突かれた。
一緒に生活を始めてはや半年以上経つけれど、未だにこの女性には頭があがらない。
別に4つも年上…というワケではなくて。
「冗談だよ…誰も責めてやしないさ。それに、発明に打ち込んでる時のアンタは…」
「僕は…何?」
「…イイ顔してる」
 フェイトの口についたシチューを拭ってやり、ネルは笑う。
いつもは仕事で互いに会話する機会はあまりないけれど、彼女はちゃんと自分を見ていて
くれる…かつて父のロキシや母のリョウコが研究に明け暮れていた時とは、違うのだ。
「…ありがとう、ネル」
「いいさ、別に…私はアンタの、そういうトコに惚れたんだから」
397黄昏の文芸作家:04/01/04 00:49 ID:vTroBgZS
 食後…ネルが風呂に入っている間、
フェイトは城の図書館から借りた数冊の本に目を通していた。
 如何せん、他文明のためにまだまだ解読できない文字が多く、時々ネルに
「これは何て読むの?」と聞く時もある。元々覚えは早い方だったフェイトだが、これ
ばかりは時間をかけて習得するしかない様である…。
「(うーん…そもそもグロビュール歪曲を光属性施術の流動体だけで制御しようと
したのが誤りだったのかな。だけど、これはドカターク効果の応用を闇属性の分子構造
として見立てることにより…そうか! だからベルトが拒絶反応を起こしたんだ…)」
 どうやら、今日の失敗した発明についての反省をしている様だが…
何だか、別作品の専門用語を口走ってないかい、フェイト?
「失敬だな…ファロース山からインフェリアに行けさえすれば、全て理の適った説明を…」
「1人でブツブツ、何言ってんだい?」
「あ、ネル…出たんだ」
 年下の同居人がトライア様(?)らしき人物の電波を受信していると、
風呂から上がったネルがツッコんできた。実にナイスなタイミングである。
「今日も暑かったからね…ぬるめに沸かしておいたから」
「助かるよ。あの研究員のローブ、何とかならないのかな? 重い・暑い・動きにくい…」
「フフッ、今度エレナ様に進言すればいいじゃないか」
 グチりながらローブをソファーに置き、フェイトは風呂場へと向かう。
今日の実験でまたホコリっぽくなってしまった…ネルの洗濯物が増えた様だ。
「(せんたくき…ってのがあれば楽らしいんだけどねェ…アイツが作るワケないか)」
 これまでフェイトが発明したものと言ったら…何があっただろう?
 決してアイテムレクリエーションのレベルは低くないのだが、メリルやバニラ、
イザークらのスキルレベルが高いクリエイターとの共同作業を、最近のフェイトは嫌っている。
 特にイザークとの共同作業に関しては、何故か生理的に拒絶したいらしい…。
「(それはさて置き…おじ様が帰ってくれば、こりゃまたひと波乱ありそうだね)」
398黄昏の文芸作家:04/01/04 00:50 ID:vTroBgZS
「フゥ…補給終わり、っと」
 風呂上りの後のために、井戸水で冷やしておいたミルクセーキを飲み干すフェイト。
流し台にコップを置き、そのままネルの待つ寝室へと向かうが…。
「(まさか先に寝てるなんてことはないよな…)」
 いや、一応昼間にそういう解釈をしただけに、期待はしておきたい。それに…。
「(ネルは…僕との家族が…欲しくないのかな…?)」

「…ネル?」
 普段なら気軽に入る自分達の寝室…シーハーツの夜は
一年を通して寝苦しい日が多いため、この日もアイスボールがかかせなかった。
心地よい冷気が足元に漂う中、フェイトは最愛の女性の名を呟く…。
「…起きてる、よね?」
「…先に寝る程、薄情な女だと思う?」
「何だ、起きてるじゃん」
 タオルケットを捲り、ポンポン…とベッドを叩くネル。“おいで”と言う仕草に他ならない。
フェイトもそれを知っているため、躊躇することなくベッドに潜り込み…。
「今日も暑かったね…」
「戦争中は時期的にまだ春の手前だったからね…暑くなるのはこれからだよ」
 他愛のない会話。だけど、2人にとってはお互いを確かめ合うことのできる貴重な
時間でもある。そして、フェイトはここぞとばかりに切り出し…。
「…あのさ、ネル。昼間の話なんだけど…僕、一応は真面目なつもりなんだよ…?」
「…知ってるさ。アンタはいつでも大真面目だもんね…」
 風呂上りで火照ったフェイトの首筋から胸の辺りに指を這わせ、ネルが呟く…。
「…家族が欲しいんだ。普通の家庭で構わない…ネルが居て、僕が居て…子供が居る…」
 ネルの頭を抱き寄せ、フェイトも呟いた。夜の闇には、紅い髪が本当によく冴える…。
「普通か…そんなコト、考えたことも無かったね。私には…縁の無い話かと思ってたよ」
 ネルもフェイトに応えたい。でも、本当に自分にそんなことが出来るのか…正直、自信が無い。
「私…幸せ、ってのが怖いんだよ。本当に自分が幸せになれるのかな…ってね」
399黄昏の文芸作家:04/01/04 00:53 ID:vTroBgZS
分かる人には分かるネタが所々に…。
寸止めでゴメン…フェイトもネルも本当は寂しいんだよ…。
400名無しさん@ピンキー:04/01/04 01:55 ID:w/Nb7n3S
黄昏の文芸作家さん
帰ってきてくれたんですね!!うれしいです!!
401名無しさん@ピンキー:04/01/04 18:08 ID:/tEdB9Uz
ネル死ね
402名無しさん@ピンキー :04/01/04 18:17 ID:QVC4iUgs
フェイネルに期待しつつ(;´Д`)ハァハァ
しかし、ファロースからはセレスティアでは・・・・・?
403名無しさん@ピンキー:04/01/04 19:27 ID:/EbZhwlc
>>401
ネル死ね
ルシぬだ
たフほる
んァど小
が|犯説
☆にしキ
☆☆てボ
☆☆とン
(゚д゚)???
404名無しさん@ピンキー:04/01/04 21:13 ID:AUcQjZS/
>>403
無理ありすぎワラタ
でもそんなネルたんも(・∀・)イイ!
405名無しさん@ピンキー:04/01/04 21:15 ID:TpZq850x
ていうか、>>384からの黄昏の文芸作家氏の作品に全然反応がないけど
ここには仮面ライダーなんて知ってる人いないのかな?
406名無しさん@ピンキー:04/01/04 21:58 ID:ESt+v+5J
逝ってよしなものが投下されてるわけでもなければ、
コテの自分語りやレスがうざいわけでもない。
たんに読み手の数に対して書き手の数が多いんだと思う。
投下されるもののレベルの割りにどれもレス付きづらいし。
書き手がROMばっかというのも考えられるけどね。
407名無しさん@ピンキー:04/01/04 23:00 ID:5dBZHx0d
>>黄昏の文芸作家
いい感じなフェイネルですな。続きキボンヌ

>>403
ワロタwいいなソレ
408名無しさん@ピンキー:04/01/05 00:44 ID:CICFWfD3
>403
そういうことだったのか!
保管庫→黒豆板にリクエストスレあるから>401は行ってきたら?
409名無しさん@ピンキー:04/01/05 01:13 ID:4f4fck8r
>>黄昏の文芸作家氏
解かりませんでした(知りませんでしたが)、仮面ライダーネタだったんですか。
フェイネル、続きが……なくても妄想してきます(*´Д`)

公式HPのバトルムービーのソフィアたんのコスチューム、デフォルトでも制服でもないような。
あれなら使いたい……(*´Д`)
410名無しさん@ピンキー:04/01/05 02:41 ID:CICFWfD3
職人さんのサイト発見記念カキコ
411名無しさん@ピンキー:04/01/05 18:24 ID:u4WPMVaN
>410
どこにあるんですか?
412名無しさん@ピンキー:04/01/05 20:35 ID:CICFWfD3
晒すのは問題があるかな。ヒントだけ。

@作品数が多い人のサイト
・・・某トライエース専用検索サイトに登録
  どこかのSO3関連スレ(ここかもしれない)に晒されてた。

A作品数がそこそこの人のサイト
・・・根性入れてぐるぐるしたら出てくる。ただし裏見ないとその人だとはわからない。

B作品数が少ない人のサイト
・・・検索_。文章、ハンドル、サイトの名前何でやってもHitしない。
  違うゲームのSSサイト見てたらリンク先で偶然発見
413名無しさん@ピンキー:04/01/06 02:15 ID:AeYMPK+F
414名無しさん@ピンキー:04/01/06 02:24 ID:duq7sTWs
あの毛が…
415名無しさん@ピンキー:04/01/06 04:44 ID:ENo8zMwW
>>413
髪の毛も青いからアソコの毛も青いのかなぁ・・・マリアたんハァハァ・・・イイ・・・
416マリアたん最強:04/01/06 13:36 ID:APVLYckw
俺がマリアたんを超犯す
417名無しさん@ピンキー:04/01/06 14:42 ID:bWPoOrDX
クレッセント・ローカスで○んたま潰されるのがオチだぞw
418マリアたん最強:04/01/06 21:37 ID:+6ZZlFC8
ついにきた…
今日だ、今日のこの日を待っていたんだ!
今マリアたんを求めてこっそり隠れている俺は、ペターニに住むごく一般的なマリアたんファン。
強いて違うところを挙げるとすれば、マリアたんを 超 犯 し た い ってことかなー

青い髪…マリアたんキタ━―━―━―(゚∀゚)━―━―━―!!
はやる心を抑えて、人気のなくなるところまで尾行する。
そしてバーニィシューズも顔負けのスピードで飛び掛った!
「誰っ!?」
即座に気づかれ撃たれる俺。
しかし全財産をはたいて買ったバトルスーツの前に、銃弾は弾かれた。
『そんな攻撃力10の銃なんざ効かねぇ!』
「きゃぁっ! やめなさいっ!」
あお向けに倒れるマリアたんに馬乗りになる。
『うははは。ついにこの日が…』
感動のあまり、涙で視界がぼやけ始めた。
『おらぁっ!』
マリアたんの胸部のプロテクターとアンダーウェアをぶち破る。
「や、やめなさいっ!」
『うほっ! マリアたんの小さな胸! 最高! ……柔らけぇ(;´Д`)ハァハァ』
「いたっ! どきなさいよっ! このっ!」
必死に暴れてもがこうとするが、レベル20のマリアたんの力なんぞこの俺の前にはアリ同然。
そしておもむろに懐から、ゴッサム師匠特製の媚薬ローション(1L)を取り出し、
『ほら、ゴッサム師匠特製の媚薬をたーんとお食べっ!』
全身にぶっ掛けた。
419マリアたん最強:04/01/06 21:37 ID:+6ZZlFC8
全身にぶっ掛けた。
「きゃぁっ!ちょっと何するのよ!」
ご丁寧に白色の媚薬を作ってくれたもので、白色に染まるマリアたん。
『えいっ!』
少し赤く染まった二つの乳首をつついてみる。
「はんっ!…嫌っ!…はぁっ!…やめてっ!…ああん!」
『(;´Д`)ハァハァ…もう我慢できん!』
昨日作った重い指輪(1t)でマリアたんの両腕を拘束し、スカートに手を伸ばす。
『黒ストッキング…(;´Д`)ハァハァ…』
ビリビリとストッキングを破いて裂け目から太ももを露出させる。大切なことだと思う。
「やめてっ! なんなのよあなたっ!」
『危ないお兄さんその1ですよっ!』
スカートを破くとそこには…白いパンティが…(;´Д`)ハァハァ
『マリアたんは髪の毛が青いから、あそこの毛も青いのかな(;´Д`)』
「な、何言ってるのよ!この変態っ!」
一気にずりおろす。
夢にまで見たマリアたんのあそこが!俺の目の前に!
「嫌ぁぁぁっ!」
『い、いただきますっ!』
念願の初挿入。
「あああぁぁぁっっ!! 抜きなさいよっ! はぁんっ!」
『媚薬のせいで感じちゃってる?かわいいなぁ(´∀`)』
「ああっ! いやっ…だめっ…!」
暴れるせいで、馬鹿みたいに締め付けられる。
『あ…駄目だ…もたねぇ…』
どくんっ!
我ながら早過ぎるような気がする。
420マリアたん最強:04/01/06 21:39 ID:+6ZZlFC8
『ごめん。中に出しちまったよ。』
一瞬何が起きたのか分からない表情で、
「嫌ぁぁぁぁぁっ!」
大声で叫んだ。
誰かに聞こえたらやべぇな…
『大丈夫!ゴッサム師匠が避妊剤入れてくれたと思う!』
少し罪悪感に狩られて胸を舐めてあげる。
「ひゃぁっ! もうっ…やめてっ!」
『そう言うなって。俺とマリアたんの仲だろ!』
涙もついでに舐めてあげると、酷い目でにらまれた。

『あと1回なっ!』
2発目に向けて、俺の腰が本格的に稼動し始めた。
「やめ…っ! ふぁぁっ! あぁっ! はぁんっ」
『はっはっはっ! 気持ちいいぞっ! この感触っ!』
「だめぇっ! ああっ! やめてっ! ああぁっ!」
俺の両脇にまわされたマリアたんの太ももがまぶしい…足フェチの俺にはたまらんですよ。
『あぁ…マリアたんの太もも…綺麗な足だ…』
「ひゃんっ! はあぁっ! だ…だめっ!」
猛烈に小刻みに俺の息子を締め付けてくるマリアたん
『マリアたん!イクって言うんだ!ほらっ!』
「だめぇっ! ひあぁっ! イクっ! イクのっ!」
俺の二発目もすでに装填されていた。
『うおおおぉぉぉぉ!』
どくんっ!
「あああぁぁっ! イクっ! イクうぅぅっ!」
(;´Д`)ハァハァ…俺…早杉……
マリアたんのイッた表情も素晴らしいわ。
421マリアたん最強=Alpha:04/01/06 21:41 ID:+6ZZlFC8
『も、もう1回っ!』
ガシっとマリアたんの両足をつかむ…
「おいっ!てめぇ!」
『ん? げっ…』
すぐそばに金髪タンクトップのオジ様の姿が……
ドカッっと頭に熱いものを感じながら、俺の意識は薄れていった。

fin.

===
あぁ、即興で作るのって難しいですね。本番が短すぎる…。
ちょっとはじけてみたAlphaでした。
422名無しさん@ピンキー:04/01/06 22:22 ID:aVSyfKD8
弾けすぎですw
けどそれがグッド。
423名無しさん@ピンキー:04/01/07 00:45 ID:Bak4ZwHb
ワラタ
424名無しさん@ピンキー:04/01/07 02:12 ID:Jee5EobX
>>マリアたん最強=Alpha


激しくワラタ。
こう言うのも新鮮でいいな。
425名無しさん@ピンキー:04/01/07 02:14 ID:Jee5EobX
さげわすれた。
426黄昏の文芸作家:04/01/07 22:03 ID:slHLFaob
何か時代はマリアっぽいなぁ…フェイネル投下しようと
思ったけど、路線変更でアルマリとかコソーリと投下しちゃえ…。

「おらァ!!!!」
 アルベルの放った一閃により、がむしゃらに飛び掛ってきた魔物共は
無残にも皆次々と吹き飛ばされてゆく。それも、ある人物に向かって…である。
「全く…トドメを刺すのも楽じゃないわね」
 その先に佇んでいたのはマリア。アルベルのカタナから生じた剣圧により
巻き起こる突風で乱れた髪をいじりながら、静かに腰のフェイズガンを抜き…。
「チェック!」
【EXEED CHARGE】
 フェイズガンに音声入力によるターゲット指定を終え、
マリアはその両脚に全神経を集中…向かいくる魔物共に狙いを定め、地を蹴る!
「ハァァァ……トライデント・ア――――――ツ!!!!!!!!」
  

 当ても無く続く旅。ルシファーを倒してから、ずっとこんな状況が続いていた。
辺境の未開惑星ならではの不便な歩き旅……でも、苦痛ではなかった。彼と一緒にいるから。
「今日はあの街に泊まりましょ」
「…俺は野宿で構わん」
「そういう訳にはいかないの」
 旅の道中…魔物の襲来に合いながらも、久々に街の灯りを発見した2人。
 アルベルは宿に泊まるのを嫌がっているが、マリアはそうもいかない。
 ここ数日間の野宿により服は汚れるし、身体も洗っていない。
何より、先程の戦闘で浴びてしまった少量の魔物の返り血が気になってしょうがない。
「女の子の気持ちなんて…キミには一生、分からないでしょうね」
「分かるか阿呆…って言うより、テメェはもう“女の子”って歳じゃ…」
「うるさいわね!」
427黄昏の文芸作家:04/01/07 22:04 ID:slHLFaob
 アルベルの無粋なツッコみに、マリアの乙女心は少しだけ傷ついた。
彼のためにこんな辺境の惑星に残ったのに、その彼はいつもこんな調子なのだ。
「…ったく。泊まればいいんだろうが、泊まれば」
「あら、最初からそう言えばいいのに」
 マリアに迫力負けしたアルベルは、ついに野宿を観念…街の宿に宿泊することを了承した。
幸いにも旅の途中で発見したお宝や、アイテムクリエーションで作ったアイテムを売った
金がまだかなりある…宿代に困ることはないだろう。
「ほら、行くわよ!」
「はしゃぐな…阿呆が」
 
 アーリグリフ地方から遥か彼方に位置する大陸…
それが今、彼らの旅する土地である。2人が旅を始めてから、もう一ヶ月程過ぎただろうか。
 アーリグリフやシーハーツと違い、季節の移ろいを感じさせるこの土地。
そう言えば昼間は日差しが強く、セミの鳴き声が耳に痛かった…もう夏なのか。

「よかったわね、ちょうど部屋が空いてて」
「フン…観光客ばっかじゃねぇか…俺は人ゴミは好かん」
 宿のおばさんの話によると、このシーズンは観光客が海水浴などのレジャーを
楽しむために大勢押し寄せるらしく、客室はいっぱいになる寸前だった…とのことである。
「でも…たまには私だって息抜きしたいもの」
「……」
 寛ぐためにブーツとストッキングを脱ぎ、マリアは大きく背伸びをする。
ここ最近は滅多に魔物に遭遇しなかったものの、アルベルのペースに合わせて
歩いていたら脚が持たない。彼は身長が高いために歩幅が広く、背の低いマリアは
それを必死で追ううちに疲れてしまう…彼女の脚に負担がかかるのは、戦闘だけではないのだ。
「…オイ」
「何?」
「…脚、見せてみろ」
428黄昏の文芸作家:04/01/07 22:05 ID:slHLFaob
 アルベルとて、マリアが心配ではないワケでは無かった。
が、自尊心の強い彼女のこと…自分から“脚が痛い”などと言うはずがない。
 今までマリアは気丈に振舞っていたが…やはり無理はさせられない。 
「え、ちょ、ちょっと…」
「いいから見せろ、阿呆」
 ベッドにマリアを座らせ、アルベルは彼女の脚を手に取る。
「フン…やっぱりな」
「ッ…ゥ…!」
 摩る様にマリアの脚を這うアルベルの指…特に負荷がかかったと
思われる部分を少しだけ強く触ると、自然とマリアの口からも声が漏れる。
「無茶しやがって…痛けりゃ言えってんだ」
「…キミの口から、そんな言葉が聞けるなんてね」
 少しだけ顔を苦痛に歪ませながらも、マリアは軽口を叩いた。
それでも、初めて自分を気遣ってくれたアルベルの気持ちは嬉しい…が。
「あのね、気遣ってくれるのは嬉しいけど…」
「あン?」
「その…もう少し…優しく触ってくれないかしら…?」
 彼の触り方は普段と違い、とても優しかった。けれど、マリアには十分過ぎる程…。
「ね、ねえ…お願いだから…」
「だから…十分優しくヤってるだろうが」
「そ、そうじゃなくて…」
 以前にもアルベルは自分以外の女性の脚を摩ったことがあるのか…かなり巧みな手つきだった。
「魔物共のトドメ刺すのに、何も蹴り技を使うコトはねぇだろ…馬鹿か?」
「そ、その方がビジュアル的にカッコイイと思って…」
「…くだらん」
 マリアの言い訳に呆れつつも、アルベルは彼女の脚を摩り続ける。
と、そろそろマリアも限界なのか…アルベルの手を止めてベッドから立ち…。
「も、もういいから……お風呂、入ってくるわね…」
「あン?」  
429黄昏の文芸作家:04/01/07 22:09 ID:slHLFaob
蹴り技ばかり使って脚が痛くなる…なんてゲームじゃ勿論ないけど
現実だったらやっぱり相当負担がかかると思う…特に女性は。

…( ゚д゚)ハッ! マタエロナシデ、シカモチュウトハンパ! シマッタ・・・。
430七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :04/01/07 23:19 ID:4syoT8Qq
>>429(死肉?
イイ!です。続きを激しく期待しつつマターリ待機。
431名無しさん@ピンキー:04/01/07 23:58 ID:bRGH8cSK
黄昏の文芸作家さん
あなたの純愛小説本と大好きです!!
エロなんてなしでも本当にすばらしい!!!
これからもがんばってください。
432名無しさん@ピンキー:04/01/08 00:24 ID:ThVZmmpn
>>マリアたん最強=Alpha
 最後に金髪筋肉オヤジの一撃で肉団子にされた『危ないお兄さんその1』に合掌!!
そしてマリアたんハァハァ・・・
433黄昏の文芸作家:04/01/08 03:24 ID:xUKaHp1c
>>430-431
アリガト…現在、鋭意製作中でつよ。
実はアルベル祭の時に書いてたアルスフを
発掘したんで…こんな夜中にコソーリと投下してみるかな…。


その日、街の噴水広場は人で賑わっていた。
何か事件でもあったのだろうか・・・いや、違う。人々は見入っていたのだ。
 噴水の前でパフォーマンスを繰り広げる、銀髪の男女に・・・。

「吼竜破ッ!!!!!!!」

 ギャウゥゥ・・・・・・ッ!!!!!!!

 銀髪の男性がそう叫んだ瞬間、鋼に包まれた彼の左腕から巨大な龍の群が飛び出した。
それはまるで天に昇天するかの如く次々と空を駆け、やがて大きな花火となって散る。
 だが、これで終わりではなかった。
空を見て呆ける人々を包み込むかの様に、幻想的な光がもう片方の銀髪の少女から
溢れ出している。彼女のダンスの動きに合わせて、時に強く、時に激しく瞬く光・・・。
 現実とも非現実とも思えない不思議な時が、過ぎていく・・・。

「またのお越しをお待ちしておりま〜す♪」
 拍手とおひねりに包まれながら、少女が恭しく観客にお辞儀する。
男性の方もムッとした感じではあるが、少女に促されるカタチでその頭を垂れた。
 大きなシルクハットの中には、観客からの
見物料のフォルが万単位でジャラジャラ…どうやら、今日の公演も大成功だった様である。

「やったね、アルベルちゃん。今日も大収穫!」
「買うモン買ったら、とっとと街から出るぞ…目立つのは嫌いだ」
「えーッ、せっかく来たのに〜?」
434黄昏の文芸作家:04/01/08 03:25 ID:xUKaHp1c
 連れ添って歩く2人の男女…アルベル・ノックスとスフレ・ロセッティ。
アルベルは嫌そうだったが、スフレは露骨に不満を露にした。
 やっと次の街に来たのに、もう出発と彼は言う…それは面白くない。
「お祭見物していこうよ〜、お金だってこんなにもらえたんだし〜!」
「ダダこねんな、ガキ」
 街での観光を希望するスフレだが、アルベルの返事は素っ気無い。
もともと騒がしい場所が苦手であるし、何よりここはアーリグリフから遠く離れた土地。
 土地の勝手が分からない以上、公演を終えたらすぐ移動…これがアルベルのプランである。

「親父、ブルーベリィ3つとブラックベリィ2つだ」
 街の露店を見て回っていたアルベル達は道具屋の前で足を止めた。
ちょうど回復アイテムが何個か足りなくなっていたはず…補給をしておくのも悪くない。
「あいよ…お、アンタ達さっき噴水広場で芸をやってた人達だね」
「え、おじさん見てくれてたの〜?」
「まぁね。久々に面白いもの見せてもらったよ。
ホラ、ブラックベリィもう一つオマケで付けてあげよう」
 この道具屋の店主も2人の公演を見ていたらしく、機嫌よくオマケまで付けてくれた。 
「わぁ、ありがと!」
「お嬢ちゃん達、兄妹かい? 仲いいねぇ」
「エ…エヘヘ」 
 アルベルの腰に腕を回していたスフレを見て、店主は笑った。
“兄妹”…と呼ばれ、スフレは顔を赤くし、アルベルの後ろに隠れてモジモジと…。
「オイ、ボーッとすんな…行くぞ」
「あ、う…うん」
 店主に手を振り、スフレはアルベルを追う。彼の大きな背中…いつも追いかけるのは
自分ばかり。それは楽しいことでもあり、ちょっと悔しいことでもあった。
「(もう…アルベルちゃんはすぐにアタシを置いて行っちゃうんだから〜)」
 タッタッとかけるシューズの音は、どこか軽快で、それでいて少し寂しげ。
435黄昏の文芸作家:04/01/08 03:26 ID:xUKaHp1c
「ったく…テメェが“祭が見たい”なんて
ダダこねなきゃ、とっくに出発済みだったのによ…」
「エヘヘ…ゴメ〜ン」
 結局、アルベルとスフレは街の祭を見てから出発…ということになった。
早くもスフレは“何食べようかな〜?”などとはしゃいでいるが、
アルベルは乗り気になれない。別にスフレの面倒を見るのが嫌なワケでもない。
髪の色で兄妹に間違われるのがウザいワケでもない…ただ、アルベルは…。
「(他の奴らにテメェを見せるのは…惜しいんだよ、阿呆が)」
 何だかんだで、ここ数ヶ月の間に保護者が板についてきたアルベル。
スフレがエンターテイナーの修行のためにエリクールに残り、
しかもアルベルと一緒に興行に回る…と行った時は、誰もが耳を疑ったものだ。
 が、今では“白銀の騎士と妖精”の名で呼ばれる程に知名度はアップ。
そのド派手なパフォーマンスで見る者全てを魅了する…これぞまさに、スフレの夢だったのだ。
「お祭が始まるまで時間あるし…お部屋でゴロゴロするのも、い〜かもね」
「…あぁ」
 髪をかき上げ、アルベルは呟く。実はこの銀髪は、生まれついてのものではない。
以前は仲間から「プリン頭」の愛称で呼ばれていたアルベルだが、
仲間達と分かれてからはイメージを一新。髪を銀色に染め、ヘソ出しもやめた。
 本人曰く、気分転換らしいのだが…。
「…スフレ」
「ん、なぁ〜に?」
 今日、初めて彼がスフレの名を呟いた。普段は“テメェ”で通っているだけに、嬉しい。
「こっち来い」
「う…うん」
 アルベルに言われるまま、スフレは彼の元に赴く。その肩に身体を預け、項垂れると…。
「きゃぅ…アルベルちゃ…くすぐったいよォ…」
「いいから黙ってろ、阿呆」
 自分よりも数倍大きなアルベルの腕の中に捉えられたスフレ。
その小さな首筋にアルベルは顔を近づけ、静かに舌を這わせてゆく…。
「ダメ…だってば…汗かいちゃってるから…」
「ガキがいちいち…ンなこと気にすんじゃねぇ」
436名無しさん@ピンキー:04/01/08 03:27 ID:WGjxSouN
>>マリアタン最強
イイ(・∀・)
437黄昏の文芸作家:04/01/08 03:32 ID:xUKaHp1c
銀髪アルベルはDC版の2Pコスの方
なんだけど…こういう話もありかなぁ…って。
ED後の都合上、スフレは年齢的に15歳あたり…にした方が道徳的に(ry
アルスフってマイナー…なのかしら? 
438名無しさん@ピンキー:04/01/08 10:59 ID:CJdef18g
黄昏さんイイワヨッ!アルスフ最高ヨッ!
439名無しさん@ピンキー:04/01/08 12:12 ID:thIfZoVa
最近、萌えjpにアクセスできない・・・
あそこでマリアたんとかマリアたんとかマリアたんの(マテ
画像を集めるのがライフワークだったのに・・・

と思ってたらマリアタン最強キターーーーー(・∀・)
440名無しさん@ピンキー:04/01/08 18:00 ID:gh0M8WSf
>ビリビリとストッキングを破いて裂け目から太ももを露出させる。大切なことだと思う。
>(;´Д`)ハァハァ…俺…早杉……
この辺にセンスを感じる

4410と1の集合体のオマケ:04/01/09 01:55 ID:S04IYF5p
保管庫の作品に出演している、プレイヤーキャラクターの
登場回数を調べた結果、次のようになりました。
なお数値は正確とは言い切れません。

作品数200と少々

フェイト 109 マリア 72 ソフィア 25 クリフ13
ロジャー4 スフレ 7 アルベル25 ネル 39

フェイト37% マリア25% ネル14% ソフィア9% 
アルベル8% クリフ5% スフレ2% ロジャー1%

ちなみにクレアは22でした。
4420と1の集合体のオマケ:04/01/09 02:03 ID:S04IYF5p
>>441の結果の注意点です。
作品数は250弱と言ったほうが正しいかもしれません。
保管庫ではなくて、>>435の作品まで集計しました。
連作はキャラの数に含んでいません。
%数値は微妙に間違っています。
443名無しさん@ピンキー:04/01/09 02:15 ID:X9HLg8M/
オールスレイヤー店主×クレア希望
444名無しさん@ピンキー:04/01/09 02:24 ID:X9HLg8M/
オールスレイヤーつまりみんな武器
バイブやローターでくレアに挑む店主を希望します。

                       トライア
445名無しさん@ピンキー:04/01/09 12:50 ID:HQDt7RZH
>黄昏氏
アルスフ(;´Д`)ハァハァ
寸止めが多いので、以前の分も含めてぜひ続きを!


>441-442にさらに補足
・登場数は>435までの合計です。
・パーセンテージは>435までではなくて、保管庫にある作品中での登場数合計279での割合です。
 作品数での割合ではありません。
 小数点1桁目で四捨五入してあるので合計は100%になりません。
446名無しさん@ピンキー:04/01/09 13:03 ID:+7oQA2P+
個人的にアルマリの続きが気になってしまうよ・・・
447名無しさん@ピンキー:04/01/09 13:59 ID:D/1cpiHj
>>マリアたん最強=Alpha氏
 グッジョブ!
448黄昏の文芸作家:04/01/09 22:39 ID:LM4/bGNS
>>438 >>445 >>446
じゃあ、コソーリとアルマリの続きを…。

「フゥ…」
 アルベルのおかげで火照ってしまった身体…沈めると、湯船が小さく音を立てた。
「さすがはリゾート地ね…露天風呂まであるなんて…」
 ここ最近は風呂に入っていない…念入りに身体を洗っておきたいし、
魔物との戦闘で返り血を浴びてしまった服は、クリーニングに出すのがベストだろう。
 第一、観光地であんな異星の服を着て歩き回っていたら…目立ってしょうがない。
「(後で宿のおばさんに聞いてみようかしら…)」
 もしかしたら、替えの服を貸してくれるかもしれないし…。
 あと、脱衣所にフェイズガンを置きっぱなしにしているのも気になった。
だが、音声ロックがかかっているのでマリア以外が使うことはできない…心配はないはずだ。
「(…キレイな月)」
 海を見やれば、月が浮かんでいるのも見える…もうすぐ満月らしい。
「(もう少し、ココに滞在するのも悪くないわね…)」
 歩きと戦闘で疲労した脚を念入りに湯船の中で摩りながら、マリアは機嫌よく呟いた…。

 入浴後、マリアが部屋に戻ると既にアルベルも風呂に入ったのか…髪が濡れていた。
何より、彼の格好と言ったら…。
「…何だ」
「フフ…結構似合ってるじゃない、その浴衣」
「…テメェもな」
 アルベルもマリア同様、浴衣を着て彼女の帰りを待っていた。
普段の格好が奇抜なだけに、こういう庶民的な格好でも違和感がないのが彼の特異点か…。
449黄昏の文芸作家:04/01/09 22:39 ID:LM4/bGNS
「宿のおばさんにね、服のクリーニング中、替えの服を貸してくれないか頼んでみたの」
「ほぅ」
「そうしたら、娘さんのお古を貸してくれるって」
「フン…そりゃよかったな」
 壁に凭れかかっていたアルベルは身を起こし、風呂から上がったばかりの
マリアの髪に触れる。まだ少し濡れているものの、どうやら本来の色艶を取り戻した様だ…。
「キミ、私の髪の色…好きでしょ?」
「別に…色が好きなワケじゃねえ」
「じゃあ…何が好きなのかしらね?」
「…テメェ、俺に言わせる気か」
「たまには…キミの口から聞きたいわ」
「……」
 現時点ではマリアが攻勢であった。先程のお返しだろうか…マリアとて、
アルベルに言いようにされるがままでは面白くない。元クォークのリーダーなのだから…。
「ねぇ…言って」
「…どうしてもか」
「ええ、どうしてもね」
「…チッ」
 根負けしたアルベルは小さく舌打ち、マリアの髪を触っていた手を下へとずらし始め…。
「え…な、何…?」
「いいから黙ってろ」
「ちょ、ちょッ…」
 慌てるマリアを無視し、アルベルの手がゆっくりと…はだけた浴衣の中へ…と思ったら。
『お客さーん、ご夕飯をお持ちいたしました〜!』
 何とまあタイミングよく、ドアの向こうから宿の女中さんの声が…。
「ホ、ホラ…夕御飯、来たから…」
「…間の悪い連中だ」
450黄昏の文芸作家:04/01/09 22:40 ID:LM4/bGNS
そして、あっという間に夕食タイム終了。食後は縁側で夕涼みをする2人。
「ねえ」
「なんだ」
「私…もう少しこの街に居たいんだけど…いい?」
「…駄目だ、と言っても聴きやしねぇんだろうが」
「分かってるじゃない」
 まだ暑さは残っており、涼しさを得るためパタパタと団扇で扇ぐマリア。
アルベルはスイカを手にとってかぶりつき、外に向かって勢いよく種飛ばし…。
「テメェも…喰うか」
「あら、いいの?」
 差し出されたスイカを手に取るマリア。
シャリッとした歯応えが堪らない。だがそれ以上に、ディプロで過ごしていたマリアに
とって季節の移ろいというのは新鮮で、生きていることを実感させるものだった。
「へえ…美味しいじゃない」
「スイカも喰ったことねぇのか?」
「この星のスイカは…初めてね」
 果汁のついた口元を拭いながら、マリアが笑う。アルベルは無言で見つめたままだ。
「キレイな空だと思わない…?」
「いつもこんなモンだろうが」
「この大陸は緯度が違うから星がハッキリ見えるわ…気づかなかったの?」
「俺は寝るのが早いんでな」
 マリアに言われるまで気づかなかったが…どうやらそういうコトらしい。
確かに星の位置で方角を見る時もあったが…正直、アルベルはあまり天文には関心が無い。
「星なんぞ見ても腹は膨れねぇよ」
「もう…ロマンのカケラも無いヒトね、キミって」
 先程アルベルに言い寄られたマリアだが、今度こそ攻勢に出るべきだと判断したのか…
続けざまにスイカをシャリシャリと頬張る彼の肩に身を寄せ、星を眺めながら…。
「小さな星の話を…しない?」
「…好きにしやがれ」
451黄昏の文芸作家:04/01/09 22:45 ID:LM4/bGNS
と思ったらアルクレとかアルネルとかアルスフとかアルマリとか…アルベルばかりね。
…ゴメン、本番までもうちょっと待ってネ。 
452名無しさん@ピンキー:04/01/10 00:04 ID:nXpnZPtD
いやー、くそ虫は最高ですよ。
453名無しさん@ピンキー:04/01/10 00:07 ID:OBDtDdsI
マリアたん最高!!ハァハァ・・・
454名無しさん@ピンキー:04/01/11 16:55 ID:sYTXmqQO
アルマリ最高!ハァハァ。
プライド高いもの同士ってのは個人的に好きです。
続き楽しみにしてますので頑張ってください〜
455黄昏の文芸作家:04/01/11 23:24 ID:EhcEWyXH
>>452-454
アリガd。
でも急な仕事が入ってね…まだ続き無理っぽい感じなの…。
456名無しさん@ピンキー:04/01/12 21:37 ID:UXWI9cea
保守。ネルタソ祭りの次はアルタソ祭りですか?個人的にはアルソフィキボン。
そういえば他の職人さんはどちらへ?
黄昏の文芸作家神のが完結するまで待ってるならいいけどいなくなってたら寂スィー・・・・・・
457名無しさん@ピンキー:04/01/12 22:07 ID:hlAnb2R9
ネルたんミラージュたん物がみたい
綺麗なお姉さん万歳
フェイネル続きまだ〜?
458名無しさん@ピンキー:04/01/13 00:05 ID:FtI0w23+
アルマリいいな〜
私はフェイマリが本命ですが
CPに好き嫌いは特にありません
459名無しさん@ピンキー:04/01/13 01:05 ID:FuXocn05
ネルアル(アルネルじゃなくて)が本命な俺は人として間違ってるんだろうか。
同志…いないだろうな_| ̄|○
460名無しさん@ピンキー:04/01/13 01:14 ID:BkBJmaNS
>>459
同志よ…
461名無しさん@ピンキー:04/01/13 01:35 ID:FtI0w23+
 初挑戦してみます

フェイトは夜の街を歩いていた
何か目的があるわけではない、ただその日はどうしても眠れなかったのだ
機械文明があまり発達していない、この星の夜に明かりとなるものは星の光だけ
その光だけを頼りにフェイトは夜の街を徘徊していた
ふいに空を見上げている一人の女性が目に入る
「マリア・・・?」
女性はフェイトの存在に気づき驚きの表情を見せる
「どうしたのよ、こんな時間に・・・」
「同じ質問を僕もしたいな・・・」
「私は別に・・今日はなんだか寝つきが悪いだけよ」
「僕もそんなところだよ」
会話が終わると沈黙が訪れる

数分間の沈黙を破ったのはマリアだった
「フェイト・・・」
「ん?」
「今日一緒に・・寝てくれない?」
「それって・・・」
「べ、別に深い意味はないのよ!!ただね・・」
「いいよ」
マリアが何かを言う前にフェイトは無表情で応えた

462名無しさん@ピンキー:04/01/13 01:37 ID:FtI0w23+
小さな寝息が自分のすぐ隣で聞こえてくる
寝息が聞こえてくる方を振り向くと彼女の蒼いロングストレートの髪が鼻に掛かる
フェイトはそっと上体を起こし、彼女の顔を覗き込む
(気持ちよさそうに寝てるよな・・ほんと)
二人一緒にベットに入り横になったあと、彼女は数分のうちに眠ったのだ
安らかに眠るマリアとは反対にフェイトの目は覚めきっていた
(安全な男とでも思われてるのか僕は?)
そう思われることは嫌ではない、だが自分も年頃の男だ、当然異性への興味はある
その証拠に自分の下半身は熱くなっている
だが今、目の前で無防備に寝ている女性は自分の想い人
無茶なことはしたくない
そう思う反面、彼女を犯したい、めちゃくちゃにしたいと思う自分がいる
普段から思っていることだ
そして、その欲望を抑えてきたのが自分の中の理性だった
だが今の自分にその理性を保つ自身はなかった
今のマリアは、いつもの重苦しい装備を外し、とてもラフな格好をしている
それによって普段隠されていた、彼女の白い綺麗な肌が見える
フェイトは無意識のうちに手をマリアの身体に近づけていた
すると、マリアは突然寝返りをうち身体をフェイトのほうに向ける
フェイトは起こしてしまったかと驚き身を強張らせるが
マリアが寝ていることが分かり安心する
それと同時に手にとても心地良い感触を感じた
フェイトが伸ばしていた手はマリアの柔らかな膨らみを掴んでいたのだ
彼の理性はここで崩壊する
463名無しさん@ピンキー:04/01/13 01:40 ID:FtI0w23+
フェイトはマリアの身体を仰向けにすると
喉元から服のチャックを一気に下げると
分かれた衣服の間から彼女の白い世界が表れる
二つの胸の膨らみを飾りのついた薄い緑色のブラが覆い隠している
右の膨らみに手を置き、やわやわと揉みだす
手に少し余るマリアの胸の感触を楽しむ
「んっ・・・」
マリアが小さな声を出す
その声にフェイトの興奮は更に高まる
彼女の声がもっと聞きたいという衝動に駆り立てられる
乱暴な手つきで胸を覆い隠していたブラを剥ぎ取る
頂点に小さなピンクのアクセントがついた二つの丘が
マリアの呼吸に合わせて、ふるふると震えていた
ゆっくりと顔を落とし、顔全体でその感触を楽しむ
「んっ・・んん・・・んん!!」
マリアは目を覚まし、自分の胸で遊んでいるフェイトを凝視する
「ちょっとフェイト!!!」
マリアが目覚めたことに気づくとフェイトは強引に彼女の唇を奪った
激しく自分の口内をむさぼるフェイトに驚きつつ
激しいキスにより自分の中からこみ上げてくるものにマリアは戸惑っていた
いつ終わるのかも分からないキスに頭がクラクラとしてくる
そして、何時の間にか、彼女自身もその行為に溺れていた
お互いの舌が蛇のように絡みつき、だらだらと唾液が流れ落ちる
マリアの思考はすでに停止していた


 私、もう寝なきゃ!!
464黄昏の文芸作家:04/01/13 01:52 ID:HjJT6iHo
やっとフェイネルの続き書けた〜…と思ったら
フェイマリがキテル━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(   ゚)━(  )━(゚   )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
一時期フェイマリ路線だっただけに、感慨深いカプだと思うのよね。


「ネルは僕が幸せにする。
今までが不幸せだったなら、2人で幸せになればいいじゃないか」
「…自信家だね」
 フェイトに“自分が幸せになれるか自信がない”と言った手前、
彼の励ましは嬉しかった。だが同時に少し可笑しくもあり、自嘲気味にネルは笑う。
「可笑しいかな…やっぱり」
「いんや、アンタらしいよ」
 フェイトの身体に回されたネルの腕に、少しだけ力がこもり始め…。
「初めから可能性を否定しちゃ…何もできやしないもんね」
「ネル…」
「それに、アンタがココに残ってくれるって言ってくれた時…」
 愛しい少年の胸に顔を埋めていたネルは体勢を変え、彼の顔を覗きこむ。
「…嬉しかったのは事実だからね」
 ニィッと微笑むネル。
少女の様な無邪気さと大人の女が醸しだす余裕…その2つが合わさったかの様なカオ。
「ホントに幸せに…してくれるかい?」
「するよ」
「嘘ついたら…どうなるか分かってるんだろうね?」
「…まぁ、何となく察しはつくケド」
 以前、クレアと施術を応用した接近戦用武器について
話している現場をネルに目撃されてしまい、あらぬ誤解を招いたことがあるフェイト。
 その後の彼女の仕打ちと言ったら…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
「(あれは怖かったナ…)」
 今思い出しても、心臓が高鳴るくらいに恐ろしかった…。
465黄昏の文芸作家:04/01/13 01:53 ID:HjJT6iHo
「…アンタ、鼓動が早くなったね」
「あ…わ、分かる?」
 ネルに見透かされた様な態度を取られ、一瞬フェイトはマズった…と思った。
だが彼女はフェイトを咎めることもなく、心臓の位置する左胸に手を添えて…。
「生きてるんだよ」
「え…ッ?」
「この命は紛いモノなんかじゃない…今、私もアンタも生きてる」
 覗き込む様に伺いを立てるネル。
生命について問われたならば、フェイトが返す言葉は一つしかなかった。
「僕は…大事な人を守るために戦った。僕達の世界を守るために戦った。
この世界で生きるために。生きることを…素晴らしいと思いたいから、戦ったんだ」 
「例え勝てる見込みが…限りなく不可能に近くても?」
「命の尊さは、計算なんかでは表せやしないよ」
「…あぁ、そうだったね」
 その言葉を待っていた…と言わんばかりに、ネルはフェイトを強く抱く。
彼との出会いを経て変われた自分…彼への感謝を込めて。
「だからさ、今度は私達で…」
 思わずゾクッとする様な笑み。悪い意味ではない…余りにキレイ過ぎて怖かった。
「命を造ろうよ」
 この時点で形勢が逆転した。 
当初、求めていたのはフェイトだった。が、今ではネルが求める番となっている。
 如何わしい気持ちや疚しい気持ちが無かった…と言えば嘘になる。
けれど、彼の求めに相応しいかどうか…それだけが彼女の不安要素だった。
 しかし、もうその不安もない。自分が彼を求めてもいいと、気がついたから…。

「んッ…ぅ…フェイト」
 シーツの掠れた音がする。タオルケットなど要らない程に、熱い身体。
「ネル…もっと声…聞きたいな」
 故意か不意か…若干余裕を見せるフェイトが嫉ましかった。
466黄昏の文芸作家:04/01/13 01:54 ID:HjJT6iHo
「ネルは…キレイだね」
 隠密として鍛錬を受けている割に、ネルはほっそりとしている。
そしてその肌…ここ最近は暑い日が多かったせいか、肌理細やかで艶やかな
肌にも若干の日焼け跡が見て取れる。残るは…訓練や戦闘で作ってしまった傷くらいか。 
「ふ…ぁッ…?」
「キレイだよ」
 灯りはつけていない。月明かりだけが、彼の表情を確認する手掛かり。
優しげだかれど、どこか嬉しげでもある。今までも身体を重ねる機会は何度もあった。
 でも、こんな彼を見たのは…これが初めてかもしれない。
「これ以上…傷を増やさないで」
 肩から胸へと移るフェイトの指先を、少しだけ涙目の視線で追うネル。
胸の突起に辿り着いたそれは全体を包み込んで、ゆっくりと…そしてやんわりと這う。
「あッ…どこ…触ってんのさ…」
 胸に触れる彼の指先は、不快ではない。寧ろ逆で、動く度に身体の
奥から“疼き”の様なモノが沸いてくる。貞淑な女を演じるつもりはないが、
彼女の性格からして、自分から求めても“〜をしてほしい”とは言えない様で…。
「気持ちイイ?」
「ッ…アンタ…ねぇ…」
 紅潮したネルが何かを訴え様と口を動かす度、声にならない言葉が紡がれる。
嫌な素振りは見せてはいないが、普段のクールな彼女からは想像もつかない姿。
「ネルも女の子だもんな」
 時折、首筋に吸い付いていたフェイトが耳元で囁いた。
女の子…もうそんな歳でもない、と思っていたのだが。初体験が遅いとこんな感傷に
浸ってしまうものなのだろうか? 大人な自分、子供な彼。今まではその形式だったはず。
「こんな時に…ッ…変なコト……んッ…」
「女の子だよ、ネルは」
 今はもう違う。彼は随分大人になった。自分は…こういうコトにまだ慣れない
せいか、いつも通りに振舞えないのが恨めしい。でも、それはそれで構わない…。
「(アンタの背中は…大きいね)」 
 いつも自分の側に居てくれた彼だからこそ…今度は自分が側に居たい。きっと…。
467黄昏の文芸作家:04/01/13 02:00 ID:HjJT6iHo
まだフェイネルはアルクレと連動してるから続く…かも。
でもアルクレはマイナーだから…どういう感じで書けばいいのかしら…。
今まで思い浮かばなかったカプだけに…うーん。

( ゚д゚)ハッ! アルスフトカ、アルマリモ、マダアルンダッタ! アルベルヒッシダナ……_| ̄|○
468名無しさん@ピンキー:04/01/13 02:46 ID:6iBV1/9E
>>461
 官能的で素晴らしい!!マリアたんハァハァ・・・
 これからマリアたんがどんな風にラインゴッドシェフに料理されていくのか楽しみ!
 続きを是非ともギボンヌゥ☆
>>黄昏の文芸作家
 漏れはフェイマリ好きだがフェイネルもダイスキです
ネルたんの喘ぐ様がGOOD!!
 マリアたんの体は超美白で柔らかそうな気がするが、
ネルたんの場合は程よい筋肉質でアスリートの体のような気がする・・・
どちらもハァハァ出来て大満足!!
469名無しさん@ピンキー:04/01/13 11:30 ID:FuXocn05
>460
同志イター!
すまん、あまりに見ないのでつい興奮した。

>461
句読点は使ったほうがよいと思われ。
あと・・・官能的で(・∀・)イイ!んだけどキャラの名前と容姿を少し変えたら
どんな作品のパロにもなる文だと思った。
が、これは俺がエロそのものよりエロに至る過程が大好きだからだと思う。
470名無しさん@ピンキー:04/01/13 21:36 ID:SaP0g5OD
フェイマリハァハァ
フェイネルハァハァ 
471名無しさん@ピンキー:04/01/13 22:22 ID:6h09vjAx
>>459
ネルたんハァハァ……
攻めネルたん想像して萌えちまったジャマイカ。
472名無しさん@ピンキー:04/01/13 23:43 ID:HaoWMYy0
ネルたんに攻められたいよ…お姉さま万歳ハァハァ
しかし黄昏たんのフェイネル読んでるとやはりネルたんを攻めたい
アンナコトコンナコトしてあんあん言わせたいああいじらしいハァハァ
 ど う す れ ば い い ん だ
473名無しさん@ピンキー:04/01/14 00:37 ID:jsSeISoE
>>459
ネルアルハァハァ……
474黄昏の文芸作家:04/01/14 00:58 ID:HOXs6uGD
>>468 >>470 >>472
ハァハァサンクス。

今日は投下無しなんだけど…一つだけグチ。
ネタバレ要素があるから伏字しておいた方がいいかしら…。
○○後のことなんだけど…どうしてもフェイトがネルを
「お前」と呼ぶのが納得できないのね。
それまではあんなに「ネルさん、ネルさん」とまぁ…。
だから俺のSSではフェイトはネルを「お前」とは呼びません。
…細かいことかもしれないけどネ。グチってゴメン。
でも何か愛が足りないような気がして…。
475名無しさん@ピンキー:04/01/14 01:00 ID:34pFvevh
受けでも攻めでも処女でもエロエロでも何でもオッケーな魔性の万能ネルたんハアハァ

確かに監禁中のアルベルを視姦するネルたんはエロすぎで糞虫うらやましいー。
ってことでネルアル職人さん期待sage
476名無しさん@ピンキー:04/01/14 01:05 ID:34pFvevh
連レススマソ。

>474
「お前」についてはかなりの人間がそう思ってると思われ。
フェイネルでそう呼んでるのって見たことないような気がする。
フェイトは何でカプになると急に相手と対等になるんだ?
マリソフィはともかくミラネルはお姉様扱いでいいじゃん。
その点が損なキャラだと思うよ、フェイトは。
477名無しさん@ピンキー:04/01/14 01:14 ID:wM8Hjce5
俺はネルフェイのほうがいいな。俺糞虫とフェイトじゃフェイトに近いから(* ´∀`*)
できれば前半ネルたんに攻められ後半はこっちが巻き返し攻め攻めでお願いしまつ。

>>474>>476
同意。なぜいきなりああも態度が変わるか謎。別に言い方変わるぐらいで
関係が変わるわけじゃないのにな。ミラネル相手はさんづけ丁寧語のほうがらしい。
478名無しさん@ピンキー:04/01/14 08:51 ID:W8A+7XD5
>469
ご忠告(?)ありがとうございます。
が、文章の事は大目に見てください・・・
文章力というか国語力というか、それが無いに等しい人間なもので・・・
「なら書くな!!」と言われればそれまでですが、続き今晩やります。
479名無しさん@ピンキー:04/01/14 09:03 ID:jWglqrlZ
>>478
期待しております!がむばってください!
480名無しさん@ピンキー:04/01/14 12:17 ID:BbZaFwaE
うげ。黄昏がいんじゃん。
ぽろぽろぽろぽろと犬の糞みたいな投下が気に入らんかったから、
いなくなって喜んでたんだけど、いつの間に戻ってきたんだよ。
萎え……(´・д・`)
481名無しさん@ピンキー:04/01/14 12:38 ID:3vrmzoCR
>>480
カエレ。糞。
482名無しさん@ピンキー:04/01/14 13:21 ID:W8A+7XD5
夜に来れないかもしれないので即効で終わらせます。
>>463の続き

キスが終わるとマリアの呼吸はかなり荒れていた。
フェイトは先ほどより激しく揺れているマリアの乳房に喰らいつく。
「あっ!」
口内でピンクの突起を転がし、時には吸いたてる。
「ひゃあ!!」
薄暗い部屋の中に響くマリアの細い声は、今のフェイトには興奮剤でしかない。
舌を胸全体に這い回らせ、所々にキスをする。
「あ・・あん・・はぁん・・・」
マリアは慣れない感触に戸惑いながらも、フェイトの愛撫に感じていた
「・・きもち・・いい」
自然に出た言葉だった。
それを聞いたフェイトが愛撫を中断すると、ハッとしたようにマリアは両手で口を抑える。
「そう、気持ちよかったんだ」
意地悪く笑うフェイトにマリアはガックリとうなだれる。
フェイトはマリアの頬を優しく撫でるとそのままマリアの身体をなぞりながらゆっくりと下降していく。
腹部を通り過ぎるとマリアは我にかえり突然上体を起こす。
「ちょっとまって、フェイト!!」
マリアの制止を無視し、フェイトはマリアのスカートをめくる上げる。
黒いストッキング越しに股間に指先で触れると、マリアのそこはしっとりと湿っていた。
「本当に気持ちよかったんだね」
「お願いフェイト、今日はもう・・」
「ダメだよ、僕はまだ気持ちよくなってないんだから」
そう言ってマリアを再び寝かし付ける。



483名無しさん@ピンキー:04/01/14 13:23 ID:W8A+7XD5
フェイトはマリアの足を持ち下げストッキングを脱がす。
「綺麗な足してるよね、隠すのはもったいないよ」
指先から太ももまでを舐め上げる
「ちょっ、くすぐったい!」
「あ〜あ、こんなにパンティー濡らしちゃって」
ブラと同じ柄をしたパンティーの上から秘所を突付く
「あん!」
(これだけ濡れてれば大丈夫かな)
腰を上げさせパンティーを脱がせると、自分の衣服を脱ぎそびえ立つ自分のペニスを取り出す。
「そ、それを入れるの!?」
「入れなきゃ、セックスにはならないだろ」
マリアの足を開かせ秘所にペニスをあてがう。
「まって!!私初めてで!!」
「僕もさ、いくよ」
フェイトは腰を沈め、マリアの身体を一気に貫いた。
「あああああぁぁぁぁ!!!!!」

484名無しさん@ピンキー:04/01/14 13:25 ID:W8A+7XD5
フェイトのペニスはマリアの処女膜を突き破り膣内に侵入した。
柔らかい肉にペニスが締め付けられフェイトに快感を与える。
「うっ・・・気持ちいいよ、マリア」
対照的にマリアは、痛みでうっすらと目に涙を浮かべていた。
そんな彼女に悪いと思いながらも更なる快感を求め腰を動かす。
「ああっ!!」
マリアの愛液がペニスにまとわりつき、思ったより出し入れをがスムーズだった。
ペニスと肉壁が擦れ合う度に激しい快感に襲われる。
気を抜いたらすぐにでも射精しそうなくらいマリアの膣は気持ちよかった。
突き出すたびに愛液がグチョグチョといやらしい音を立てる。
「あん・・あん・・・ああん!!」
マリアも痛みの中に快感を感じるようになってきたようだ。
しかしその時、フェイトはすでに限界に来ていた。
「マリア、イクよ!!」
フェイトはマリアの腰を掴み激しく突き始める。
激しく上下に揺れるマリアの胸を両手で掴みながら、更に激しく腰を動かす。
ベットがギシギシと歪み、パンパンと肉のぶつかる音が部屋に響く。
「あああん!!!ああん!!だめ!!もうだ!!」
自分の欲望のすべてをマリアの膣へ吐き出し、フェイトはマリアに覆い被さる。
485名無しさん@ピンキー:04/01/14 13:27 ID:W8A+7XD5
「はぁはぁ・・はぁ・・・はぁ・・・」
身体全体で呼吸をしながら、マリアはフェイトを睨む。
「どうだった?」
「死ぬほど痛かったわよ・・バカ・・・」
「でも、痛いだけじゃなかったろ」
「少しだけ・・・気持ちよかった・・・」
小声でそう言うとマリアはそっぽを向く。
「ごめん・・・マリア・・・・今更なんだけど、愛してる」
「あたりまえでしょ・・絶対責任とってもらうわよ」
「うん・・・それじゃ続きはじめるよ」
フェイトはマリアをうつ伏せに寝かせると、お尻を弄り始める
「続きって・・・ちょっとまさか!!」
フェイトは後ろからマリアを貫いた
「いやあああぁぁぁぁ!!!!」

とりあえずさっさと終わらしました、どうもすいません。
486名無しさん@ピンキー:04/01/14 13:45 ID:5Zn0ODKL
>>482
 グッジョブ!!
 凄くフェイマリハァハァで大満足できまつた!!
 続きが凄く楽しみ☆
487名無しさん@ピンキー:04/01/14 14:18 ID:6YHM/jht
>>482
久々のフェイマリハァハァでした!
CMもフェイマリだったし..
488名無しさん@ピンキー:04/01/14 14:35 ID:5Zn0ODKL
>>487
 DC版のテレビCM?
489名無しさん@ピンキー:04/01/14 15:02 ID:S5SaJoZJ
ネルアル俺もハァハァ。今までにない切り口だ!
490名無しさん@ピンキー:04/01/14 21:41 ID:8P9GWnCL
>>487
ただこの二人しか出てなかっただけじゃ…(ry
491名無しさん@ピンキー:04/01/14 21:59 ID:5KFmKhka
>>490
俺もそう思う。
つか、初出版であれだけ隠したマリアをCMに入れるというのは…
アルベル同様、あの突然加入してくる感動がなぁ。
492七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :04/01/14 22:01 ID:dwRv4nn8
そういえば店頭にあったCMでタキシードのフェイトがいたような気がしる…。
493黄昏の文芸作家:04/01/14 22:19 ID:HOXs6uGD
>>492
4Pカラーでは? メイドネルと同じで…。
494名無しさん@ピンキー:04/01/14 22:50 ID:b0BftiS5
黄昏の文芸作家氏のエターナルスフィア学園の続きまってるのは漏れだけ?

キボンぬ!と言ってみる・・・・・・すまそ
495名無しさん@ピンキー:04/01/14 22:59 ID:/WjFmB3l
>>487
 漏れもそのCM見てみたい・・・
496名無しさん@ピンキー:04/01/14 23:07 ID:dk8vBXTC
フェイトの4Pは制服だったはず…。って事は5P?
ホントにコス5つあったんだ。デマだと思ってた…。

>>495
http://gameonline.jp/news/2004/01/14020.html
CMはここで見れるよ。
497名無しさん@ピンキー:04/01/14 23:44 ID:bjdDR/kT
黄昏の文芸作家氏さんおれはフェ意図がもても手になってる奴の続き希望!!
498黄昏の文芸作家:04/01/15 00:04 ID:9oVCxols
>>494
色んな人物設定も結構あったんだけどネ、
すご〜く前に保存してたフロッピーが何処かにいってちゃって…
(マイドキュメントには当時、保存してなかった…)。

>>497
もしかしてリジェールが出てきたSSかしら?
勝手に性格変えたけども、本当はリジェールは敬語使うのよね…。
あれ、最初はフェイクレだったんだけど…確か
俺が投下する前に誰かがクレアSS投下してたから“被るのはイクナイ”と
思い、路線を変更した様な記憶が…。
あのSSのマリアはすごいワガママな感じだったなぁ…
純粋にマリアが好きな人には悪い事してしまった…。
499名無しさん@ピンキー:04/01/15 00:22 ID:e94vCMsq
>>496
制服はタキシードに見えなくもないぞ。
500nameless:04/01/15 01:23 ID:veh9BmbD
お久しぶりです。また投稿させて頂きます。
……フェイト×タイネーブです。マイナーですが。
と言うか、どなたかフェイネルネタを下さい! 出来ればお願いします!
501nameless:04/01/15 01:24 ID:veh9BmbD

 【優しさと激しさ】

 (……ふぅ……)
 シランド城・図書室。ソフィアはここで特に用事もないのに、椅子に腰掛け考え事をしていた。心の中で溜息を吐き、背もたれに体重をかける。
 (どうすればいいのよ…)
 私はフェイトが好き。ずっと前から、この気持ちは変わっていない。本当はハイダで既成事実を作ろうと決心していたのだが…。
 失敗だった。いかんせん、相手が鈍すぎるのである。
 (……それなのに!!)
 タイネーブ。メインキャラに寝取られたのならまだしも、彼女は完全な脇役キャラなのだ。
 (それに胸も小っさいしさ……腹筋割れてるしさ……乱暴だしさ……)
 おまけに内気。一体何がどうなって、彼女とフェイトが結ばれたのか。謎だ。フェイトはタイネーブのどこに惚れたのだろうか。
 (……ひょっとして、もう肉体関係が!?)
502nameless:04/01/15 01:25 ID:veh9BmbD
 そこまで考え、それはないと首を振る。あの二人の事だ。恐らくデートだけとか、よくてキス止まりに違いない。
 (……あ! それなら問題ない…)
 もし、自分とフェイトが関係を持ち、尚かつそれが公になったら……。
 (当然、フェイトは振られるわ。そして傷心する彼を、幼馴染みが慰め……!)
 女の決心は早い。が、心に決めたはいいが、方法が問題だった。
 (取り敢えず、フェイトから求めさせることが絶対条件ね。私が、彼を拒みきれずに仕方なくという方向で…)
 よく考えてみると、それは不可能に近い。妙に頑固なところがある彼は、恋人に並々ならぬ操を立てている筈だ。どんなに誘惑しようとも、まず……
 (無理…ね。ああ、でもどうすれば……!)
 その時景色が回転する。真正面に天井が見えた。体重を掛けすぎてしまったのだろう、事態を悟ったときには、派手な音を立てて床に転がっていた。こちらを密かに睨む数人に慌てて頭を下げ、倒れた椅子を起こそうとする。
 (……?)
 その時、本棚の隙間にまるで隠すようにして、一冊の本が落ちているのに気付いた。興味を引かれて表紙を見る。
 (『理性と欲望についての論』……?)
503nameless:04/01/15 01:27 ID:veh9BmbD
 始めはパラパラと、やがて真剣に、ソフィアはそれに目を通し始めた。
 【欲望と言うと、悪い意味に取られがちであるが、しかし生きていくために必要不可欠の要素である。発展欲、生存欲、食欲、性欲…。欲望の種類は限りない。
 しかし欲望を解放してしまえば、それは自己の利益のみを求め、やがて自滅に追い込んでしまう。その欲望を抑えつけているのが理性である。そして………ナンタラカンタラ…】
 何やらごちゃごちゃと書いてあるが、ソフィアはその一節、性欲についての研究結果を何度も読み返した。媚薬による実験結果に特に注目する。
 (神様……)
 きっとトライア神の贈り物だろうか。
 ソフィアはそっとその本を鞄の中に隠すと、足早に図書室から立ち去って行った。



 「……ふぅ……」
 廊下をいつもの半分のスピードでゆっくりと歩きながら、タイネーブはそっと溜息を吐いた。
 (私って……M…なのかな…)
 目下、最大の悩みがこれである。
504nameless:04/01/15 01:28 ID:veh9BmbD
 口に出して誰かに相談したいのだが、そんな事をしたら恥ずかしさで死んでしまうかも知れない。何しろ夜の生活に関することなのだ。
 フェイトは優しい。それは分かっている。ベッドの中での愛撫も、出来るだけ自分に気を遣い、文字通り愛しそうに撫でてくれる。
 (でも……)
 別にフェイトを嫌いになったとか、飽きたとか、そう言うわけではなかった。ただ…多少申し訳ない気もするのだ。気を遣いすぎるせいか、時々彼が絶頂を迎える前に、自分だけイッてしまうことがある。
 (べっ別に身体が合わないとか、そう言うわけじゃないのよ!? 私がいつもより欲情してたりとか、感じやすくなってたりとかする時だけで……)
 誰に対するでもなく、自分の中で弁解する。
 (ただ……)
 強引さと言うか、雄らしさと言うか……そんなモノが足りない気がする。もっと激しくして欲しい。滅茶苦茶にして欲しい。
 「……って、やっぱり自分の為じゃないの!!」
 思わず声に出して叫び、壁に拳をぶつけた。
 止めよう。優しい所も、彼の美点の一つなのだ。
 そう思って再び歩き出したとき、こちらを見ている女性に気付く。
 (あれは……ソフィアさん…)
 フェイトの幼馴染み。
505nameless:04/01/15 01:28 ID:veh9BmbD
 (やっぱり……乱暴じゃないの)
 何故タイネーブが壁を殴ったのか、それは今はどうでもいい。ソフィアは改めてフェイトの選択の理不尽さに憤然としながら、しかし顔には出さず、タイネーブの方に近寄った。
 「済みません、タイネーブさん。いきなりなんですけど、お願いがあるんですよ」
 「? 何ですか?」
 「今お暇ですか? ………良かった。じゃあ、ちょっとこちらへ……」



 連れてこられたのは、シランド西の工房だった。いつもなら数人のクリエイター達が働いているのだが、何故か皆外出している。
 「ソフィアさん、そろそろいいんじゃないですか?」
 「あ、そうですね。じゃあ、これをここに……」
 ソフィアは戸棚から容器を取り出すために、背伸びして手を伸ばした。その時、彼女の胸の膨らみが揺れる。
 (……やっぱり…)
 タイネーブはそっと自分の胸を見た。
 (……小さい……)
 「…タイネーブさん?」
 「……! あ、はい。ごめんなさい」
506nameless:04/01/15 01:29 ID:veh9BmbD
 ソフィアの頼み…それは、調合クリエイションの手伝いだった。何故自分に助っ人を頼んだのかイマイチよく分からなかったが、彼女の悩みを打ち明けられて納得する。確かに、自画自賛のようだが、自分は口が堅い。
 (ちょっと……ここのところ、その…お通じが悪いんですよ。それで特効薬の作り方を見つけたんで、手伝って頂きたいんです)
 封魔師団『闇』内での格闘ランキング2位の彼女が、未だに二級構成員である理由の一つに、この騙されやすさが挙げられる。
 「これで、コムヌケの木の実を入れて………よし。完成ですね」
 ソフィアの持ってきたメモを横目で見ながら、タイネーブは安堵の溜息を吐いた。
 「ゴメンナサイ、タイネーブさん。他に相談出来るひとがいなくて……」
 「いえ、お役に立てて良かったです。………それじゃあ、私はそろそろ……」
 彼女が工房から出て行った後、ソフィアは試験管を手に取り、中の紺碧の液体をしげしげと眺める。
 (実はフェイトに盛る媚薬だって知ったら……どうするかな?)
 今は止めておく。フェイトが自分と身を固めたときに、彼女に全てを明かす。
 (……ふふ…)
 楽しみだ。タイネーブの事だ、一体どれ程の後悔と自責に苛まれるのだろう。
507nameless:04/01/15 01:30 ID:veh9BmbD
 (……あなたが悪いんですよ、タイネーブさん。私から……フェイトを奪ったりなんかするから……)
 ソフィアは少し唇を歪めると、試験管をしまい、工房から出て行った。



 より確実さを求め、結局ソフィアはいつもと同じ服を着る事にした。論文には、被験者はいずれも完全に野獣と化し、衣服を引きちぎらんばかりだったという。それなら、無理に脱ぎやすい服を着る必要はない。
 「それで? 話って?」
 フェイトは彼女に宛われた部屋で、出された紅茶に口を付ける。
 「実はね、フェイト……その……」
 そうこうしている内に、早くも彼のカップの中身はカラになった。後は、薬が効き始めるのを待てば……。
 「………?」
 「言いにくいんだったら、ゆっくりでいいよ」
 おかしい。一分と経たない内に効果が現れる筈だ。相談の内容を考えなかったことを、ソフィアは激しく後悔する。
508nameless:04/01/15 01:31 ID:veh9BmbD
 「その……あの……」
 「…………」
 「だから……つまり……」
 「……僕に出来ることだったら、何でも言ってよ」
 じゃあ抱いて…とは、流石に言えなかった。
 (…!! そうだ、バンデーン兵に捕まってるとき、輪姦されたことにすれば…)
 いや。自分は処女だ。そういう泣き落としは通用しないし、それでは自分から誘ったことになる。
 「……ち…」
 「お?」
 「地球のみんな、無事なのかなぁ……って」
 「ああ…」
 何とかフェイトは納得したようだ。彼の中ではソフィアは、種違いで腹違いの妹なのだ。ホームシックになるのも無理はないか、とすんなり感じる。
 その後、今は壊滅的状態の地球の話をして、フェイトは部屋から出て行った。
 (……当てにならない論文ね)
 バカバカしい。書いたヤツの顔が見たい。
 (あー、もう。バカみたい。さっさと寝よ)
 一方部屋から出て、扉を閉めたフェイトは、胸を押さえて跪いた。
 (く……何なんだよ、一体…!!)
 危うくソフィアに飛び掛かりそうになった。悟られなかったから良かったものの、股間は爆発寸前である。
509nameless:04/01/15 01:32 ID:veh9BmbD
 (タイネーブさんは仕事があるっけ……)
 久し振りに彼女の寝室へ行こうかと思ったが、それでは彼女を道具扱いしているようなので止めた。
 (仕方ない……一人で処理するか…)
 フェイトは壁に凭れたまま、ずるずると歩き出した。暫くカタツムリのようにノロノロと進んだところで、不意に背後から呼び止められる。
 「フェイトさん……!?」
 間の悪い事に、女性…しかもタイネーブだ。
 「真っ青ですよっ、どうしました?」
 「いや……あの……」
 「とにかく、ここは私の部屋です。少し休んでください」
 「ですから……」
 軽々と持ち上げられてしまう。止めようとしたフェイトだったが、上手く言葉が出なかった。直ぐ近くのドアを開け、中のベッドに彼を横たえる。
 「すいません……」
 「私はまだ仕事がありますが……大丈夫ですか?」
 「気にしないで下さい。時々こうなりますから…少し休めば治ります」
510nameless:04/01/15 01:33 ID:veh9BmbD
 早くタイネーブに出て行って貰いたくて、一気に捲し立てる。が、彼女はフェイトに毛布をかぶせると、自分の机に腰掛けた。どうやら仕事とは、書類の整理だったらしい。
 (………どうしよう……)



 「! ひぅっ……」
 不意に耳朶に口づけされ、書類の文字が歪んでしまった。今この部屋にいる他人は一人だけだから、見ないでも誰か分かる。
 「ちょ…フェイトさ……」
 今度はタイネーブが軽々と持ち上げられ、ベッドの上に押し倒された。
 「あの……今夜は仕事が…」
 「だからどうした」
 間違いなくフェイトの声だ。しかし敬語ではない。自分の上にのし掛かっている男も、紛う事なきフェイトなのだが、まるで性格が変わったかのように、荒っぽく唇を吸い上げられた。
 「んむっ!? んんん……んぅ……」
 忽ち口の中に舌が侵入し、自分の歯や舌を舐め回す。上手く呼吸が出来ないのと、口腔内をまさぐられるくすぐったさで、タイネーブの鼓動が早くなった。
 満足に呼吸が出来ないまま、フェイトは下方に手を伸ばすとスカートを捲り上げ、ピリピリと下着を引きちぎり、中指で黄色い茂みを掻き分ける。
511nameless:04/01/15 01:34 ID:veh9BmbD
 「んううぅうぅうっ」
 「……っふぅ……どうした? タイネーブ。お前もやって欲しいんだろ?」
 湿り始めた洞窟の入り口に少しだけ指を突っ込み、文字を描くように動かした。
 「ひぃぐっ…ぁぁ…」
 フェイトは指を離し、それを彼女の目の前に持ってくる。その指先は透明な液体でテラテラと光り、人差し指と中指の間で糸を引いていた。
 「淫乱だな。たったこれだけで、こんなに濡らすとは……え?」
 「………!」
 顔を真っ赤にし、タイネーブは思わず顔を背ける。
 「本当に……フェイトさんなんですか……?」
 「へえ。僕以外の男に抱かれたいのか?」
 「そんな……!!」
 「男なら誰でもいい。所詮お前は、そういう女……いや、雌だったのか?」
 「………っっ」
 「答えろよ、タイネーブ」
 彼はタイネーブの襟口に指を引っかけると、次の瞬間左右に引き裂いた。ビリビリという音と共に、布の下から白い肌が現れる。
 「なっ…!?」
 唖然とする彼女には構わず、フェイトは片方の乳首を軽く噛んだ。
 「! ぁぐぅぅううっ!?」
 電流が走ったような感覚に、背が仰け反る。そのまま左右の乳房を同時に揉みほぐされ、タイネーブは息を荒くしてシーツを掴んだ。
512nameless:04/01/15 01:35 ID:veh9BmbD
 「小さい胸のクセに、やけに感じてるじゃないか……」
 「ひぅあっ、は…ひゃんんぅぅぅ」
 股間が熱い。いつもより激しすぎる愛撫…いや、攻めと言った方がよかった。自分の性感帯だけを集中的に攻撃し、息を付かせるヒマも与えない。
 フェイトは彼女の耳元に顔を近付けると、そっと尋ねた。
 「そろそろ……挿入れて欲しいんじゃないか?」
 「………」
 「答えろ」
 手を伸ばし、肥大したクリトリスを摘む。
 「!? ぅぁあぁあああっっ!?」
 「こんなに濡らしておきながら……今更何を意地を張ってるんだ?」
 「……さい……」
 「んん? 聞こえないな」
 「っ…! ……入れて……下さい」
 「どこに?」
 「その……下の……」
 「具体的に、どこだ?」
 「………」
 「分かるだろう? “ま”で始まって、“こ”で終わる。たった三文字じゃないか」
513名無しさん@ピンキー:04/01/15 02:19 ID:NTOnpbRy
GJ 続きを・・・・
514名無しさん@ピンキー:04/01/15 02:59 ID:gfE4Ygzg
フェイトXタイネーブ、とあったので安心して読んだら…
ソフィアがかわいそうだな…ひょっとしてソフィア嫌い?
他の人にも言えるんだけど「今日はここまで」とか
書いてないと終わったのかどうかわからなくて
レスもできんし他の話もできないので検討してもらえるとうれしい。
完結してないSSがある間は自分のを投下しないっていう
職人さんもおるしね。

ところで久しぶりに来たら黄昏タンと語るスレになってて禿ワロタ。
こんだけスレ占領されてると他の職人さんも辛そうやね。
でもネルアルもクリエイターネタも他のもお待ち申し上げてます。
さっきサイト探してネルアル読んできたけど、
強気な攻めネルタンが好きならかなりおいしいと思う。
515名無しさん@ピンキー:04/01/15 03:07 ID:JM2EoRWU
めでぃーな神の作品ダ・イ・ス・キです♪
作品投下をマターリお待ちしてまつ
516494:04/01/15 03:08 ID:NTOnpbRy
>>498
あのドッジボールがもっと見たかった・・・・
あーゆうエロ無しマターり系もなかなか好きなんで

nameless氏
GJ!いいとこなんで早めに続きを・・・・(;´Д`)ハァハァ
517七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :04/01/15 05:37 ID:8JaMUWtT
>499
勝利時の剣を自然体に直すときだけだったのでよく解らなかったが
真っ白だった、服が…。白い制服ってあるのか?
何というか……そうケコーン式の白いタキシードそのまんまに見えたな。
518名無しさん@ピンキー:04/01/15 15:41 ID:Rz1GegZ6
>>514
ネルアルってあるのか?
見た事無い・・・
519nameless:04/01/15 18:22 ID:veh9BmbD
申し訳ありませんでした。以後気をつけます。
514さんすみません、ソフィアは別に嫌いではないのですが、今回は悪役を演じて貰ってます。
それでは、続きを。
520nameless:04/01/15 18:22 ID:veh9BmbD
 「………!」
 「……どこだ?」
 尻の穴を指が這った。
 「ひんっ………で…す…」
 いつもと違うフェイトに戸惑い続けている彼女を、彼は寧ろ楽しんでいるようだ。
 「聞こえないな」
 「マンコ……です」
 涙目になり、声を絞り出す。こんな単語を実際に口に出す時が来るなんて、考えもしなかった。
 「やだな、ちゃんと“お”を付けて」
 「オマンコ……に……入れて下さい…」
 「何を?」
 「……!!!」
 恥ずかしさで、目尻から温い液体がこぼれ落ちる。
 「お前のオマンコに、一体何を入れて欲しいんだ?」
 「……許して……」
 「何が許してなんだ? ……仕方ない、今日はもう止める?」
 生殺しだ。
 「…オ…………ン」
521nameless:04/01/15 18:25 ID:veh9BmbD
 「小さいよ。もっと大きな声で」
 「オチ……ンチンを……私の……オマンコに……入れ…く……」
 「よく出来た。じゃあ、準備して貰おうか。そっちばっかり気持ちよくなってたんじゃ、流石に不公平だしね」
 タイネーブをベッドの上で四つん這いの状態にさせ、自分は膝立ちになり、彼女の目の前に大きくそそり立ったモノを持ってきた。涙で充血した目で、タイネーブはフェイトを見上げる。
 「……分からないのか?」
 心当たりはあった。しかし、彼に求められたことはない。戸惑っていると、いきなり頭を掴まれ、口に巨大な男根をねじ込まれた。
 「ぅむぅっ…!」
 「歯を立てるな。ゆっくりと……いつも僕がやってるように、優しく舐めろ」
 鼻息が荒くなる。そっと舌を動かし、口を塞いでいるモノを撫でた。
 「……ま、初めてならその程度かな」
 冷たく言い放たれ、タイネーブは思わず慌てたが、フェイトは彼女の腰を掴み、そっとモノを入り口にあてがう。
 「行くぞ」
 一直線に侵入させた。
 「! ひイイぃいィんんっ、はッぁっ」
 膣内を掻き回す湿った音と、尻と腰が打ち合う乾いた音が響く。
 「アんんんっァフぁあぁうウぅぅう」
 「くっ……いつもより締まるな…」
522nameless:04/01/15 18:27 ID:veh9BmbD
 「いっあッ…あんぅううっ!」
 「本当に……淫乱だ……こうされるのが望みだったのか?」
 「い……イクッ…いっ…ク…」
 「こっちもだよ。……出すぞ」

 ドクンッ

 「ああああああっ、熱…ぅぅ……ッ!」
 「……っふぅ……く」



 「……珍しいじゃないか」
 ネルは少し驚いた顔をした。
 「アンタが仕事を忘れるなんて……」
 「……すみません」
 タイネーブは深々と頭を下げた。
 「あの、今日中には終わらせます」
 「いや、別に急ぎの書類じゃないから……大丈夫かい? 随分疲れた顔をしてるけど」
 「お気遣い有り難うございます。大丈夫です。……失礼します」
523nameless:04/01/15 18:28 ID:veh9BmbD
 部屋の扉を閉めて、タイネーブは大きく溜息を吐く。あの後合計三回も絶頂を迎え、正直立ってるのも辛い。
 何故かは分からないが、フェイトの性格は変わっていた。意識はあったのだが、ああいう行動しか取れなかったそうだ。どう謝ればいいのか分からないという彼を逆に慰め、彼女は一人考える。
 (確かに、気持ち良かったけど……)
 あのフェイトは、自分が好きになったフェイトではない。そうなのだ。
 (やっぱり……)
 優しいフェイトが好きだ。結局、自分は彼に野性味を求めていたのではない。自分に対して、もっと大胆になれと言いたかったようだ。
 タイネーブは頭を掻くと、自室へと戻る。ベッドで未だ寝息を立てているフェイトの頬を愛しそうに撫で、そっと唇を触れ合わせた。
 「ずっと……フェイトさんのままでいて下さいね。……フェイトさん……」

524nameless:04/01/15 18:32 ID:veh9BmbD
終わりです。有り難うございました。
色々勝手にキャラで妄想してしまいましたが。
また書き上がったら、投稿させて頂きたいです。
それでは・・・。
525黄昏の文芸作家:04/01/15 19:44 ID:9oVCxols
>nameless氏
乙。グッジョブ。タイネーブは貴重なんで、また投下希望。

>>516
そういえば一時期アルベルで某龍球探し漫画のネタを
パクった時に思いついた小話があったのよ(マターリではナカタガ…)。


「グラオ…息子の誕生祝にしちゃ…派手に殺り過ぎたんじゃねえか?」

「息子の誕生祝だぁ…? くだらねェこと言ってんじゃねえぞ…阿呆が」

「ワシは今、貴様に未来を見通す“幻の拳”を放った!
貴様らアーリグリフ人の行く末が…見えてくることだろう…!
言っておくが、貴様らには呪われた未来しか待ってはおらんぞ…!
未来を見て…せいぜいもがき苦しむがいい…フッ、フハハハハハ…!!!!!」

「これで…全てが変わる!
アーリグリフの運命…この、俺の運命…アルベルの運命…そして、貴様の運命も…!」


…分かる人は分かるネタ。

>>514
ゴメン。以後、控える。
526名無しさん@ピンキー:04/01/15 20:56 ID:AgR7dv7y
>>525
ワラタ。
527名無しさん@ピンキー:04/01/15 20:59 ID:mejRwc9I
>>518
ファンサイトを探してみると、意外とある。
さすがにセクースの最中まで受けってのは見たことはないが、マリアやネル相手の年齢制限のついてない類のSSではクソ蟲は結構尻にひかれとるわ。
528めでぃーな ◆bmENcnhPjA :04/01/15 21:01 ID:3L6GVeeQ
|_Λ    別に黄昏さんに占領されているから、辛いわけではないですよ・・・。
|ω・`)   純粋に作品が書けないんです・・・。
| /    純愛作品を執筆しようと思ったのですが・・・、
|/     筆がちっとも進みません・・・。
529名無しさん@ピンキー:04/01/15 21:56 ID:+QpHAVkf
>528
気長に待ちます。がんばってください!
530名無しさん@ピンキー:04/01/15 22:53 ID:gfE4Ygzg
>>518
どこからがアルネルでネルアルなのかの個人差があるから…

と思って保管庫見たら見事にあるじゃん。1こしかないけど。
ttp://sss.mint.aisnet.jp/so3/shinya/nel-al.html
エチに関しては微妙だけど、氏のメイドネルXアルは完全にネルアルだったね。
531名無しさん@ピンキー:04/01/16 00:54 ID:5goKr/mj
>>528
 あなたの書く作品は俺の心のオアシスです。
 マターリお待ちしてます!
532名無しさん@ピンキー:04/01/16 17:01 ID:CrUowdds
アルベル4Pキター!半裸キター!
533名無しさん@ピンキー:04/01/16 19:51 ID:h2gHVs5N
キモイ。腐女子はカエレ。
534名無しさん@ピンキー:04/01/16 19:58 ID:WKZ47Mc5
あぁ、4Pカラーってことか…
どこぞにアルベル×(マリア+ネル+クレア)でも投下されたのかと思っちゃったよ。
535名無しさん@ピンキー:04/01/16 20:52 ID:JN3g9TJC
俺も4Pカラーの話とは思わずに絵板見に行っちゃったよ。
妄想したのはアルベルXネル・クレア・ファリン・タイネーブで一人多いけどw

アルベル好き=腐女子じゃないと思うんだけど、>533は何か嫌な思い出でもあるんだろうか。
確か資料集の人気投票みたいなのでも、男性人気も高かったはず。
536名無しさん@ピンキー:04/01/16 21:05 ID:8rosLsmm
俺は別にアルベル嫌いじゃないが、半裸キター!とか言われるとさすがに引くんだが。
>>532は同人女だろ。男だったらこえーよw

しかしコスで結構イメージ変わるよな。スフレとかオリジナルよりよっぽどカワイイ。
職人さんが触発されること祈るw

537名無しさん@ピンキー:04/01/16 21:21 ID:9gL21b68
だけど新コスはバトコレ集めないと増えないらしいけど。
もうイヤぽ……。
538名無しさん@ピンキー:04/01/16 22:40 ID:bc953jCb
ソフィア4Pコスがツボに入ったから集めないと…あれじゃないと使う気しないし
ミラージュのメイド服、なんでスカートじゃないんだ…_| ̄|〇
539名無しさん@ピンキー:04/01/16 22:44 ID:JN3g9TJC
>536
とりあえず「同人女」はやめとけ。
エロパロは同人だぞ、女性の書き手さんに非情に失礼だ。
多分間違えてるだけだと思うけど同人女=腐女子(801萌え女)じゃない。
アルベルに萌えても801萌えとは限らんし。
このスレ見てるぐらいだからアルネル萌えかなとは見当がつくが。
540名無しさん@ピンキー:04/01/16 22:52 ID:JAOEDC4t
懲りずに続けてみたりして・・・

薄暗い室内で女の細い声が響き渡る。
二度目の射精をマリアの中に注ぎ込み、フェイトはペニスを引き抜く。
マリアはそのままベットにうつ伏せで倒れ、シーツを握り締めながら呼吸を整える。
収まりきらない白濁の液が、マリアの秘所からたらたらとこぼれ落ちる。
初体験を済ませたばかりの後の二度目の行為に、マリアは痛みより快感を感じた。
彼女自身はあまりそれを認めたくはない。
フェイトは、未だに呼吸もままならない状態のマリアの身体に口を付け、体中に流れる汗をゆっくりと舐めとっていく。
「フェイト・・?」
口が聞ける状態になったのに気づくと、フェイトはマリアの身体に腕を回し、二つの胸の膨らみを掴み上体を持ち上げる。
「あっ!?」
マリアをベットの上に座らせると、後ろから彼女の柔らかな乳房を優しく、時には荒々しくして揉みだす。
手を動かすたびに簡単に形を崩し、元の形に戻ろうと弾力が返ってくる。
「もうちょっと大きければ挟めるんだけどな・・・」
「小さくて悪かったわね・・」
「ま、こうやって揉んでいればそのうち大きくなるよ」
541名無しさん@ピンキー:04/01/16 22:55 ID:JAOEDC4t
「ふぁ・・あ・・」
マリアは胸から感じる刺激に異常に反応する自分の身体を疑う。
「ずいぶんと感度がいいんだね」
「ち、ちが・・あう!!」
胸の中心の突起を指でつぶされ何も言えなくなる。
マリアは胸を弄ばれて感じている、自分の身体を恨めしく思った。
「く・・あなた、私が寝てる間に変な薬でも使ったんじゃないでしょうね」
「薬・・・そうだ!忘れてた」
フェイトは突然自分の荷物入れから液体の入ったビンを取り出した。
「何よ・・それ?」
「前に君と一緒にファクトリーで調合してた時に出来たスーパー媚薬だよ」
「捨てなさいって言ったでしょ!!」
フェイトは邪悪な笑みを浮かべてゆっくりマリアに歩みよる。
「もっと気持ちよくなるよ、マリア」
「いやあぁぁぁぁ!!!!!」
542名無しさん@ピンキー:04/01/16 22:56 ID:JAOEDC4t
マリアは身体中にどろっとした液体を塗られ、身体が焼けるように熱くなる。
「あ・・あつい・・からだが・・」
まるで苦しでるような状態になったマリアに、フェイトは少々罪悪感を感じた。
火照った身体をなるべく早く静めてやろうと、再び胸に手を伸ばす。
「きゃあ!!」
ほんの少し胸に触れただけで、マリアは身体を仰け反らせ、異常だと思うほどの反応する。
「マ、マリア!!」
フェイトは慌ててマリアの身体を抱き起こす。
するとマリアは突然フェイトに抱き付き、狂ったように身体を擦りつける。
背中に回された手に爪を立てられ皮膚を抉られる。
「ぐっ!!」
激痛が襲う背中とは反対に、前からは心地のよい柔らかい胸の感触が伝わってくる。
「フェイト!!フェイト!!!」
543名無しさん@ピンキー:04/01/16 22:57 ID:JAOEDC4t
自分の身体を擦りつけながら、フェイトの名を呼びつづけるマリア。
フェイトはマリアの身体を持ち上げると自分のモノを下から一気に突き入れた。
「ああん!!!ああん!!!!」
身体を密着させながら身体を激しく揺らし、マリアの膣内で膨張したペニスを暴れさせる。
先ほど以上にきつく締め付けてくる、肉壁にフェイトはあっという間に射精してしまう。
「はぁ・・はぁ・・だめだ・・強烈すぎて・・全然もたない」
マリアは尚も身体を擦りつけフェイトを求めてくる。
「マ、マリア!!もう無理・・・」
「いやぁ!!もっと!!もっとぉぉ!!!」
マリアはフェイトのペニスに掴み、舌を出し舐め始める。
「無理だって・・・・・あれ・・?」
青い光に包まれどんどんと肥大していく自分のモノ。
「これって・・・まさか!?」
544名無しさん@ピンキー:04/01/16 23:00 ID:JAOEDC4t
完全に復活したペニスをしゃぶりつづけるマリア。
「きもちいいよ・・マリア」
フェイトはマリアの頭を抑えつけ腰を振り出す。
「んん!!んぐ!!」
快感が頂点に達し、マリアの口内に射精する。
マリアは、吐き出しそうになるのを手で抑え、口内で深く味わう。
「あぁ・・・おいしいわ・・フェイト」
普段の凛とした姿からは想像もつかない顔をするマリアに、フェイトの興奮が高まる。
フェイトのペニスは射精したばかりなのにも関わらず、未だに膨張したままだった。
心なしか、通常よりも太く長く成長しているようにも見える。
545名無しさん@ピンキー:04/01/16 23:03 ID:JAOEDC4t
フェイトはマリアを押し倒し、自分のペニスを一気に挿入する。
「ああ!!いい!!もっと!!もっと突いて!!」
「マリア、先っぽがあたってるよ」
「ああん!!はああん!!」
またもギュウギュウに締め付けられるが、先ほどのようにすぐに果ててしまうことはなかった。
激しいピストン運動を数分間繰り返し、共に快楽に溺れる。
「だめ!!もうだめ!!でちゃう!!!」
「イクんだね、マリア、一緒にいこう」
「はああぁぁ!!イク!!イッチャウゥゥゥ!!!」
ドウドクと、マリアの膣内に五度目の射精を行う。
収まりきらない大量の白濁の液を、マリアの顔面にかける。
「はぁ・・はぁ・・・あつい・・・」
顔についた液を手で取り舐め取っていく。
「もっと頂戴」
「あぁ、マリアの力のおかげで何回でも出来そうだよ」
フェイトはマリアの胸にキスをする。
「・・・そうだ!マリア、僕にしたみたいに自分の胸を大きく出来ない?」
「出来るわ」
マリアが自分の胸に手をあてると、青い光に包まれどんどん形状を変えていった。
光が消えると、マリアの細すぎる身体から見れば、かなりアンバランスだと思えるほどに成長した胸があった。

やめときゃよかった・・・
546黄昏の文芸作家:04/01/16 23:38 ID:pCRz8G7q
>>545
ワラタ。主人公が黒いと見方も変わるね。

>>534-535
今日、ナウシカやってたんで…アルベルに義手外させて
「俺の嫁になる女は…もっとおぞましいモノを見るコトになるだろうぜ…」
とか言わそうカナーとか思ったら…刺青以外はまともな身体だったのね…。
547名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:42 ID:2q0XPJgP
>546
ちんこが並外れてでかくて
『うわーこりゃーおぞましー』などというケースも
考えられないわけではなく。

そういや『アレながおじさん』って昔ありましたっけ…。
548名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:50 ID:E3W9r8al
>>540
 濃厚な性の営みを続ける二人にハァハァ・・・
 凄くイイです!!
 タ・マ・ラ・ンです!!
 神です!!
549名無しさん@ピンキー:04/01/19 02:47 ID:LvE89vxG
節分=豆祭りということでソフィア祭りとかやりたいと思います。
常駐の書き手さんも初めての方も、よろしければ参加してください。
する事はただ一つ。2月中にソフィアに関するSSを投下する です。
ネタ被り、シチュ被りなどは気にせず楽しみましょう。

出来るだけ多くの人が参加してくれる事を願っています。
それでは
550名無しさん@ピンキー:04/01/19 05:17 ID:mKIfL21k
>>540
ナイスマリア!
551名無しさん@ピンキー:04/01/19 12:20 ID:UmDeSfBW
>>540
 すげぇハァハァしました・・・
552名無しさん@ピンキー:04/01/19 16:12 ID:b1JeZGhg
>>549
お、ソフィア祭りですか!
俺はフェイソフィファンなので、たくさん投下してくれると、凄く嬉しい。(;´Д`)ハァハァ
553名無しさん@ピンキー:04/01/19 16:13 ID:b1JeZGhg
スマソ ageてしまった。
554名無しさん@ピンキー:04/01/19 16:53 ID:BO0aFKzq
>>549
ソフィア祭りいいですね!
出来たら自分も何か投下したいと思います。
555黄昏の文芸作家:04/01/19 17:13 ID:Z0pBEu4k
黒豆は最後までレベル1だったなぁ…(回復はネルマリ担当)。
ともあれ、>>549タソにはガンガッテホスィ…。
555最終回を記念して、ここで>>555をとっておくのも、また一興…。
556名無しさん@ピンキー:04/01/19 19:59 ID:r1aoOB0J
だから一言余計だっつーの。
あんたが仮面ライダー好きだろうがそんなこと興味ないっつーの。いちいち言わんでよし。
SO3と全然関係ないじゃん。
前半の2行で十分だろうに。
557黄昏の文芸作家:04/01/19 20:55 ID:Z0pBEu4k
>>556
ゴメン。
558名無しさん@ピンキー:04/01/19 21:18 ID:6Wdt30GZ
>>556は生理でイライラしてるようだ。ほっとけ。
559alpha:04/01/19 23:24 ID:9Ul4My2n
ソフィア祭りの前に、マリアたん 触 手 も の 投下。
相当前からちょこちょこ書いてたヤツです。妙に長い。
導入と終わりが微妙な予感…

次はどんな化け物がでてくるのだろう…
フェイト・マリア・ソフィアの三人は、二度目となる聖堂カナンを駆け抜けていた。
「まだ何か出てくるのかしら…」
「今までに倒したのは、さまよう鎧とクリスタルの馬さんだね。」
「もう勘弁してくれよ…」
何事もないことを祈って扉を開けるが、
「また出た……」
待っていたかのように飛び出してくる化け物。
蛸を逆さにしたような外見だが、その胴部には大きく見開かれた一つの瞳。その上部ではグロテスクな触手がうごめいている。
学名ダークアイ。
「相変わらずグロいわね…」
「最低…」
「よりによってコレかっ…」
『……▼※●っ!!』
ぶしつけに散々な言葉を貰った化け物ダークアイは、言葉を理解できるのか己の触手を怒ったようにわななかせた。
その一本がフェイト達のいる空間を横に薙払う。
「みんな!いくよっ!」
フェイトが一気に距離を詰める。
「リフレクトストライフッ!」
間発入れずに魔法と銃撃で猛攻を仕掛ける…はずなのだが、
「えいっ!」
フェイトに続いて杖でなぐりかかるソフィア。
まったくひるむ様子のないダークアイ。
「ソフィア!前線に来ちゃ駄目だっていったろ!」
「あ、ごめんフェイト。」
「早く戻…」
レーザー一閃。ダークアイの大きな瞳から放たれた閃光が、敵前で話をしていたフェイトとソフィアに直撃する。
「「うわ(きゃ)ぁぁぁっ!」」
560alpha:04/01/19 23:26 ID:9Ul4My2n
「何やってんのよ、もうっ!」
先ほどからコンスタントに超遠距離射撃を続けているマリア。
「回復しないとっ…」
フェイトがヒーリングの詠唱を始める。
「待っててねフェイト、今回復してあげるから!」
フェアリーライトの詠唱を始めるソフィア。
ダークアイの眼前での戦術ミスは悲しい結末をむかえた。
鈍い音と共にフェイトとソフィアが吹き飛ばされる。
衝撃が肉体の限界を超え、立つことすらかなわなくなる。
「もう……」
テンポよく決まった寸劇をふりだしに戻すべく、マリアは蘇生薬を手に…できなかった。
長い道程、あの二人の為にいくつ使用しただろうか。
フレッシュセージ、リザレクトボトル、リザレクトミスト…ない。
全ての復活薬は使い尽くされていた。
『%£♂△★』
うにうにと触手をうごめかせながら迫るダークアイ。
一人で倒すか逃げ切るか。足の遅いマリアが逃げ切れるわけがない。
必死の銃撃もむなしく眼前に迫る怪物に、苦し紛れの三段蹴りトライデントアーツを放つ。
一、二撃とダークアイの意外に柔らかい胴部にヒットする。しかし三撃目が触手に捕われた。
「ちょっ…!放しなさいっ!」
触手が足首に巻き付きマリアを宙へ放り投げた。
「きゃあああ!」
重力に引かれて落ちてきたマリアを触手のネットが受けとめる。
「いやっ!放しなさいっ!」
いくらもがこうとも、触手に四肢をがっちりと拘束されてしまっては何の意味もなかった。
561alpha:04/01/19 23:28 ID:9Ul4My2n

『くっくっく…気分はいかがかな?』
突然部屋に響く流暢な言葉。
「…っ!?最低よ!放しなさいっ!」
『それはすまない。これでもフェミニストなんでね、優しくしてやったつもりなのだが。』
言葉は他でもない、この化け物ダークアイ自身から発されていた。
腹の底から響くような重低音の声。本能的な嫌悪感に寒気が走る。
「な、なんで話せるのよっ!」
『話せないふりをしていた方がより化け物らしいだろう?和解の余地なく攻撃できるからな。』
『…●◇※★%』
スっと一本の触手がマリアの顔の前でうねり始めた。
「な、なんなの!?」
唐突に始まった触手のダンスは、また唐突に終わった。
ビュクッと、その先端から粘みのある白色の液体を放出する。
液体はダンスをいぶかしげに見ていたマリアの顔に直撃した。
「やだっ!何するのよっ!」
『¢¥%○▼』
聞く耳持たず。
腕を拘束していた触手が、両手首を頭の上でひとまとめに縛った。吊された格好になる。
「痛っ…」
ふと気が付くと、目の前にはダークアイの巨大な瞳。
(き、気持ち悪いわね…)
『■¥●*☆』
マリアの胸部に同じように液体がかけられた。
ジュワッと音を立てて鎧の胸部が溶解し、黒いアンダーウェアが露出する。
少しキツめなのか、身体のラインがくっきり表れている。
「やだっ…やめなさいよっ!」
粘着質の液体に包まれた一本の触手が首筋に触れる。
その粘液を潤滑油にして胸元、アンダーウェアと素肌の間に潜り込んでゆく。
562alpha:04/01/19 23:30 ID:9Ul4My2n
「や、やめなさいっ!気持ち悪いのよっ!」
身体を左右に揺すっての抗議行動もむなしく、胸部で暴れまわる触手。
アンダーウェアがその動きを、触手のイボの形状まで詳細にトレースする。
ビリリッと音を立てて弾性限界を超えたアンダーウェアが破れた。
それほど強く女を主張していない胸が姿を現す。一面に塗られた粘液が触手の動きの激しさを物語っていた。
「な…何するのよっ!このっ!」
先ほどからなんとか束縛を振りほどこうと頑張っているが、その柔軟性からは考えられないほどにガッチリと固められている。
目の前の瞳に胸部を見られる恥ずかしさと何もできない悔しさに、強い精神も蝕まれていく。
(まさか…こいつ…)
少し弱気になった表情に焦りの色が強く浮かんだ。
視線の先には触手の群れ。しかしその各々の尖端は少し広がり空洞になっている。口が付いているようなデザイン。
悪い予感通り、その触手達は胸の突起、またその周辺に噛みついてきた。
「だめっ!…やめなさいっ!」
本当に口なのか、舌のようなモノがチロチロと舐めてくる。
「ホントにっ…気持ち悪いんだからっ!」
今のマリアに出来る唯一の抗議行動、目の前の瞳に思いきり叫んだ。
瞬間、触手の動きが止まる。
(やっと通じた…)
が次の瞬間、一本の触手がビチャっとマリアの顔に白い粘液を放射した。
「やっ…」
それを始点としてあちこちの触手が全身に粘液の放出を始めた。
(やだ……な、なんなのよこれ…っ)

突然、ゾクッと身体が震えた。
(なにこれっ…身体が熱いっ…)
マリアの上半身を白く染めた粘液が、皮膚を通して身体に少しずつ吸収されてゆく。
「なにするのよ!やめなさいっ!」
『¥#●▽※』
本当に言葉が通じるのか分からなくなってくる。
563alpha:04/01/19 23:32 ID:9Ul4My2n
本当に言葉が通じるのか分からなくなってくる。
何も聞いていなかったかのように触手の動きが再開した。先ほどと変わらぬ動き。
しかしマリアの身体は変わっていた。噛みつかれ、舐められている部分から鋭い刺激が伝わってくる。
「んあぁっ!…こんなっ…」
(あの白い液のせいね…マズイ…)
目の前の瞳と視線が合った。好色そうにマリアを見つめる大きな瞳。
「ふぁっ…だめっ…やめてっ…見ないで…」
口状の触手が粘液で白く彩られた顔に触れ、耳にその舌を伸ばす。
敏感な部分を舐められ、寒気の走るような感覚が生まれる。
「ひんっ…やだ…やめてよっ!」
首を振って耳から引き離すが、しかしすぐに再び侵入してくる。
(やだっ…ゾクゾクする…堪えないと…)
『※◇*%★』
未だ無傷の脚へ、数本の触手が興味を示した。
無傷とはいえ、激しい戦闘のせいでストッキングが破れており、ところどころに薄い肌色の盛り上がりができている。
さらに先ほど受けた白い粘液が黒いストッキングに強調され、下半身を淫らに彩っていた。
足首に巻き付いた触手が、ゆっくりと螺旋状に巻き付いて昇ってゆく。
「ぁっ…やめっ……あぁっ…やめなさいっ!」
完璧に拘束された足は、震える以外の動作を禁じられていた。
両足の触手はゆっくりと腿の感覚を楽しむように登り、スカートの入り口まで到達した。
「やめてっ…ちょっと聞いてるの!? それ以上は承知しないわよっ!」
『■☆%℃¥』
「きゃっ!」
答えとばかりに胸の突起を吸いあげられ、スカートの中へ侵入された。
「やだって…ひぁっ! 触らないでっ!」
足の付け根の下着とストッキングで二重に防護された部分をつつかれる。
「はあぁっ…話を聞きなさいよっ!この下等生物っ!」
瞳に向かって思いっきり叫ぶ。
わずかに瞳が細くなり、
『……うるさい娘だな。』
理解できる言葉が聞こえてきた。
564alpha:04/01/19 23:34 ID:9Ul4My2n
「は、放しなさいっ!今ならまだ見逃してあげるわ!」
『……そうだな。私に向かって許しを請えば考えてやってもいいぞ。』
「……だ、誰があなたなんかに…」
言葉は喉まで出かかっているが、声にできない。
『どうした?』
「…………」
目の前の瞳が面白そうにマリアを見つめる。
『……時間切れだな』
慌てるマリアの腰の辺り、ストッキングの上端に触手が伸び、下着ごと太腿の中腹までずりおろした。
「いやっ!や、やめなさいっ!」
『犯して欲しかったから何も言わなかったんだろう?』
「そんな…」
『もう準備万端じゃないか。口は悪いが、ここは実にうまそうだ。』
「やめなさいよっ!変態っ!」
秘部に触れる生暖かい感触。
二本の触手が器用に動き秘部を広げた。
「あ…あぁ…」
大きな瞳が好色そうに内部を見つめる。
『これは素晴らしい。しかし、この濡れ方は凄まじいな。』
秘部の入口を触手がつつきまわす。粘着質な音が耳に入ってくる。
「も…もう…許して…」
涙を必死に堪えながらなんとか許しの言葉を口にするが、
『駄目だな。』
ぐさりと、一本の触手が刺さった。
「はぁぅっ!」
(……やだ…私こんな化け物に……)
565alpha:04/01/19 23:36 ID:9Ul4My2n
「は、放しなさいっ!今ならまだ見逃してあげるわ!」
『……そうだな。私に向かって許しを請えば考えてやってもいいぞ。』
「……だ、誰があなたなんかに…」
言葉は喉まで出かかっているが、声にできない。
『どうした?』
「…………」
目の前の瞳が面白そうにマリアを見つめる。
『……時間切れだな』
慌てるマリアの腰の辺り、ストッキングの上端に触手が伸び、下着ごと太腿の中腹までずりおろした。
「いやっ!や、やめなさいっ!」
『犯して欲しかったから何も言わなかったんだろう?』
「そんな…」
『もう準備万端じゃないか。口は悪いが、ここは実にうまそうだ。』
「やめなさいよっ!変態っ!」
秘部に触れる生暖かい感触。
二本の触手が器用に動き秘部を広げた。
「あ…あぁ…」
大きな瞳が好色そうに内部を見つめる。
『これは素晴らしい。しかし、この濡れ方は凄まじいな。』
秘部の入口を触手がつつきまわす。粘着質な音が耳に入ってくる。
「も…もう…許して…」
涙を必死に堪えながらなんとか許しの言葉を口にするが、
『駄目だな。』
ぐさりと、一本の触手が刺さった。
「はぁぅっ!」
(……やだ…私こんな化け物に……)
566alpha:04/01/19 23:36 ID:9Ul4My2n
『痛くないように細いのを選んでやったんだ。これなら…』
馴らすようにゆっくりと上下させる。
「ひゃぁっ…あぁっ…」
『痛みより快楽が勝るだろう。』
「あぁっ…やめてっ…んっ…抜いてっ!」
瞳から涙がこぼれ落ちる。
『女性を泣かせるのは趣味じゃないんだが…足りなかったかね?』
胎内の触手が脈動し、ビュッと熱い液体が放出される。
(うそっ!?)
「な…何するのよっっ!」
『安心しろ。人間を孕ませるつもりなどない。ただ…』
再び身体に異変が起きた。下腹部で炎が燃え上がるような感覚。
直接胎内にかけられた粘液の効果は、先の身体に浴びた時の比ではなかった。
『もう少し身体に正直になってもらわないとな。』
(熱い…こんなんじゃ…堪えきれない…)
「はぁ…あぁ……」
『いい表情だ。さっきよりよっぽど素敵だぞ。』
「…う、うるさいっ! あぁっ!」
胎内でぐにゃぐにゃとしなる触手。
『お前のぐしょぐしょに濡れている場所が、もっと激しくしてくれとせがんでくる。』
「そんなことしてな…あぁんっ!」
速いペースで上下に動かされる触手。
「ああっ! うあぁっ! あぁんっ!」
『いい声だ。やれば出せるじゃないか。』
「だっ…あぁっ…だまりなさいっ!」
両足がダークアイの方向へ運ばれる。ダークアイへ向けて開脚する姿勢になった。
「いやっ! こんな格好やめてっ!」
『ふ、締め付けが強くなったぞ。』
「くぁあっ!こんなの…だめっ…」
突かれるごとに、恥ずかしさや悔しさなどの感情が快感へ変換されてゆく。
「ああぁっ!だめっ!ふぁあっ!許してっ!」
『さて、これからが本番だ。』
567alpha:04/01/19 23:37 ID:9Ul4My2n
胎内で動き回っていた触手が引き抜かれた。代わって、太いゴツゴツした触手が挿入される。
「はぁぁっ!大きいっ!あぁっ!やめてっ!」
『喜んだように締め付けてくるな。もっと刺激が欲しいか?』
「やだっ!あぅんっ!だめぇっ!」
挿入に加え、胸への愛撫が再開した。
大きく広がった口状の触手で胸全体を吸引する。
「はんんっ!くぅんっ!胸っ!だめぇっ!」
変わらぬ、むしろ速くなってゆく触手の挿入ペース。
『そろそろだな…』
「あぁっ!あうぅっ! もうっ!だめぇぇっ!」
周りを取り囲む触手がうねり、一斉に粘液を放出する。
「あぁっ!熱いぃっ!んんんっ!」
最後に特大のものが、太い触手を通じてマリアの胎内へ吐きだされた。
「ああぁっ!やだっ!だめぇぇぇーっっ!!」
触手の拘束の中でマリアの身体が精一杯反り返った。
「はぁ…はぁ…」
『気持ち良かったろう?』
「くぁあ…さ…最低よ……」
『………まったく。頑丈な精神だ。』
568alpha:04/01/19 23:40 ID:9Ul4My2n
すいません、>>564>>565が重複しました…
なんか無理矢理っぽいですが、フェイト × マリア

大きな揺れと共に、ミシッと壁にヒビが入った。
次の瞬間、轟音を響かせて崩れおちる。
『待ったかい、兄者?』
似たような声が響く。ダークアイよりは少し高い。
(何…新手なの…?)
『遅いぞ、弟者』
その姿が見える。ダークアイと同じ型から取ったような姿。
身体の色だけが異なり、ダークアイの黒色に対して深緑色。
(あれって…私達が封印洞で倒した……)
学名はインフェリアアイ。
『悪ぃ、ちょっとイカレた奴らに襲われてな』
「イ…イカレてるのはそっちでしょっ!」
『おっ、そうそうこいつらだよ。さすが兄者だな。』
ぬるりとマリアの頬へその触手を伸ばす。
「さ…触らないでよっ!」
『兄者、こいつを好きにしていいかい?』
『…好きにしたらいい』
「…きゃあっ!」
ふわりとマリアの身体が宙を舞った。水平ベクトルの強い放物線を描いて、触手から触手へダイブする。
『さて、どうしてやろうか…』
瞳の前でマリアの身体を軽く撫でまわしながら、楽しそうに考えている。
『弟者、こいつを使ってみないか。』
ダークアイが何かを運んでくる。
「フェ、フェイト…」
「マリア…役に立てなくてごめん…」
ドサっと、フェイトの身体がマリアの身体の上に重ねられた。
569alpha:04/01/19 23:41 ID:9Ul4My2n
『ははっ、兄者も相変わらずえげつねぇなぁ。』
フェイトのズボンが取り去られる。すでに硬く反り立ったペニスが剥き出しになる。
『おう、どうした?仲間の姿見て興奮してんのか?』
『身体は動かずとも生殖器だけは動くか。浅ましいな。』
「フェイト…」
強烈な恥ずかしさの中に混じるわずかな喜び。
マリアのさりげないアプローチに気付かずにソフィアとくっついてしまったフェイトが目の前にいる。
「マリア…僕は…うっ!」
「あんっ!」
ダークアイの触手がフェイトを操り、マリアの秘部へ挿入させる。
(あぁ…フェイトと…一緒になれた…)
しかし、マリアの気持ちはすぐに裏切られた。
『いいか、どっちかがイッたらこの男を殺すぞ。』
「そ、そんな…はぁんっ!」
「なに…」
フェイトの腰がダークアイにより動かされる。
「マリアっ…キツいよ…締め付けないでくれっ…」
「あぅんっ!そんなっ!してないわぁっ!」
『おいおい、兄者はマジで殺っちまうぜ?もう少し真剣にやれよな。』
「はぁぁ!だめっ!フェイトぉ!」
「くっ…」
『上が物足りねぇだろ!』
インフェリアアイの触手が胸へ絡み付く。
「はぁんっ!だめぇっ!やめてっ!」
『少し速くしてやろう』
フェイトの挿入の速度が上がる
570alpha:04/01/19 23:43 ID:9Ul4My2n
「やぁっ!だめよっ!もうっ!」
「うぁぁ!マリア!締め付けないでくれ!」
『どうした?もう終わりか!?』
必死に絶頂を堪えるマリアをあざ笑うように乳首をもてあそぶインフェリアアイ。
(もうっ…駄目っ…!)
「フェイト!あぁんっ!好きよ!大好きなのっ!」
緩められた拘束を振りほどいてフェイトに抱きつくマリア。
「そんな…マ、マリア…うあぁっ!」
「はぁんっ!ごめんなさいっ!もうっ!」
強烈な締め付けがフェイトを襲う。
「ああぁっ!だめぇぇぇっっ!」
マリアがギュッとフェイトへ抱きつくと同時に、フェイトも絶頂を迎えた。
「うわああぁぁぁ!!」
閃光が光った。

気が付くとフェイト・マリア・ソフィアの三人は床に倒れていた。
ダークアイ達の姿はない。
(私達…無事なの…?)
マリアは立ち上がり辺りを見回す。
インフェリアアイが壊した壁の穴の他に、もう一つ大きな穴が開いていた。
(最後の光…ディストラクションかしら…?)
安心したとたんに、さっきのことが頭に浮かんでくる。
(フェイト…お願い…私を選んで…)

==
2日に分けた方が良かったかな…
マリアたん触手書いてみました。ソフィアが登場した割に全然出てこなくてすいません。
やっぱり純愛は苦手だ…
571名無しさん@ピンキー:04/01/20 00:47 ID:oGuYaqgv
>>alpha
 とてもイイです!!ハァハァできました。
 alpha神の書くマリアたん小説はいつ見ても絶品ですな。
 鬼畜に見えて純愛オチってのが凄く良かった!!
572名無しさん@ピンキー:04/01/20 00:55 ID:2BOM3KZ/
触手モノっていうのはどうなのかわからないけど、
モンスターが人間に劣情を催すことはあるのか? っていうのがよくわからんから、正直よくわからなかったです。
欲情してるんじゃなくて遊んでるだけかもしれんけど。
いや、エロにするためなんだからウダウダ言うなといわれればそれまでなんだけど。

それと、これで終わりなんでしょうか?
えらく歯切れが悪いというか、中途半端なところで終わってるなという感じなんですけれども。
573名無しさん@ピンキー:04/01/20 01:17 ID:th6uk+WC
>>572
触手に萌えれんのなら素直にスルーすれば良いのに。
わざわざ感想まで書くあたりが律儀だよな…。
574名無しさん@ピンキー:04/01/20 01:25 ID:PP5qj0Jz
漏れは触手萌えたーー!ハァハァさせてもらったよ。
575名無しさん@ピンキー:04/01/20 02:06 ID:oGuYaqgv
>>572
じゃあウダウダ言うな。スルーしろ。
576名無しさん@ピンキー:04/01/20 02:39 ID:OI9AMnlG
つーか黄昏の文芸作家氏にはもっと作品にエロシーンを入れて欲しい。
初期からずっと(種スレも含む)もっとエロシーンが欲しいと思っていたけど、
ここまでひどいとどっか別のSO3萌えスレでやって欲しいのが正直な気持ち
なんだよなぁ・・・氏の文章自体は好きなんだけど。
577名無しさん@ピンキー:04/01/20 09:14 ID:ivq+9Kt8
>>576
お前何かにつけ黄昏たんに文句つけてる奴だな
問答無用でカエレ!もうクンナ!!
578名無しさん@ピンキー:04/01/20 11:05 ID:UG0cca6a
まったくだ黄昏の文芸作家氏さんはエロは少ないけど
普通に作品は面白い!!
えろなんてなくてもいいとおもうくらいだ!!
579名無しさん@ピンキー:04/01/20 12:35 ID:uijUFIW4
>>577-578
おまいら餅つけ。>>576タソは叩いてるヤシとは明らかに違うだろ。
もっとエロが欲しいとキボンヌしてる人じゃないか。
ここは"エロ"パロ板だということを考えると、正当な要望だと思うが?

神様方、おいらにもっとエロをください。おながいします。
580名無しさん@ピンキー:04/01/20 14:05 ID:cZA8aDBk
>>alpha
触手モノ面白かったです
マリアはこういうパターンが一番ハァハァできますね。
しかしながら強姦→純愛の組み合わせもイイ! 
581名無しさん@ピンキー:04/01/20 15:25 ID:7ptJXRP3
>572
触手モノのお約束だから気にするな。何で触手モンスターが女の子に絡むんだ、というのは
水戸黄門見ながら「殴る前に印籠出せよ」とか言うようなもん。

>577-578
ここはエロパロ板だよ。
エロなしスマソと言って気を使いながら投下したり、投下せずにうpろだに送ったり
する職人さんもたくさんいるんだよ。気持ちはわかるけど落ち着こう。
確かにストーリー重視の職人さんはエロなしでも十分においしいけど。

職人さんはもうちょっと卑下と誘い受けに気をつけて、
読み手は自分の趣味に合わないからって文句言うのをやめたらいいんじゃないかな。
待合室にあった「神は萌え&リク語り、中堅は投下時以外は名無し、新人は誘い受け」
っていう法則が当てはまるのかもとちょっと思った。
582名無しさん@ピンキー:04/01/20 17:53 ID:g3OEZvo8
イライラしている皆さんにプレゼント。
既出だったら、スマソ
ttp://www.easythumbs.com/emfc0923/starocean3/daisannoshoujo/
583名無しさん@ピンキー:04/01/20 18:13 ID:9/C75jWh
誘い受けって?
584名無しさん@ピンキー:04/01/20 18:47 ID:7ptJXRP3
>583
例:
フェイマリ書いたんですけど・・・こんなヘタレ駄文書きの腐れ文なんて
読みたい人っていないですよね・・・?
何しろ文章なんてさっぱり自信がないものでXX神の後に貼るのは
非情に心苦しいんですが・・・(以下略)

こんな感じで、要するに「そんなことないよ」って言って欲しいだけの書き込みのこと。
これに呼応してコテが「そんなことないですよ、○○さんの文章はいつも…」と続くと
結構寒いかもしれない。
585名無しさん@ピンキー:04/01/20 19:10 ID:6mXLiuXt
サンクス。なるほど、そりゃ寒いわ…
586名無しさん@ピンキー:04/01/20 19:20 ID:Xw5VVhQc
>>582
マリアタソキタ━━━━━━(;´Д`)ハァハァ━━━━━━!!
神よアリガd
587名無しさん@ピンキー:04/01/20 19:41 ID:AYtQyJt4
>>582
あー、なんかそれ見たことある。
笑っちゃいけないんだろうけど、
いかにそういうシチュエーションに持っていくかってことに苦心してるんだなと思える。
エロのためにはちょっとばかりの不自然さには目をつぶれと、そういうことなんだろ。
588黄昏の文芸作家:04/01/20 19:47 ID:9994ScVH
>>577-578
確かに>>576氏の言う通り。お気持ちだけいただきます。
>>579 >>581
しばらく頭冷やしてくる。
589名無しさん@ピンキー:04/01/20 23:09 ID:IPq+tnwW
古兵さんのサイト落ちてる(´・ω・`)
590名無しさん@ピンキー:04/01/20 23:21 ID:mU775i59
>>588
黄昏氏の作品はやはりエロに入るまでの描写がとても優れているから
読んでて俺は楽しい。俺としては導入とかシチュはすげー大事だから。
なんか名前とっかえれば別の作品みたくなっちゃうのはイマイチだからな。
エロが少なくて残念というのは少々同意だが、黄昏氏の作品俺は大好きだ。
すぐ戻ってくるの待ってるよ!あの書きかけのフェイネル続きヨロシコ…。

>>589
古兵は一昨日あたりからいきなりぶち切れて去った。
本スレでNGワードに入れられてたからみたいだが(NGワード自体アラシみたいだったが)
こっちとしては訳わからんよ。
591名無しさん@ピンキー:04/01/21 01:22 ID:jVCMJ9tz
>>582
たまんねぇよ・・・マリアたんハァハァ・・・(;´Д`)
592名無しさん@ピンキー:04/01/21 01:29 ID:bETpbGfM
>>588 >>590
あなたたちは……なんなのかな?
>>584の書き込みが目に入らなかったのかな?
593名無しさん@ピンキー:04/01/21 02:17 ID:iI46ZNPq
>>592
婆はもう寝ろ。
594名無しさん@ピンキー:04/01/21 02:23 ID:D10TSNDJ
>592
みんなわかってるけど言わないだけだから…
それを言った君は阿呆のクソ虫だ。
パンチラルックで夜中にたたき起こして俺が憎いかとか聞いちゃうぞ。
>593は煽るのイクナイ! 煽るのはバカチン認定。

ネルスレから拾ってきたオナ禁レース妨害画像でも見ながら
妄想しつつ寝ようよ。
ttp://www.mint.aisnet.jp/~sss/upfiles/3.zip
595582:04/01/21 16:58 ID:6l6nIF8h
>>587
ムハッ!そこまで頭が回らなかった。(頭タコだから)
俺が伝えたかった事は、皆さん餅つけ。
ここはエロパロ板です。
書き手に文句をつけすぎるな!
小説を書いてもらっているのだから、
それをありがたいと、思え。
あまりにも酷すぎるものは、叩いても、しかたはないが。


596名無しさん@ピンキー:04/01/22 00:02 ID:eltDXEJ7
DC版発売記念勃起sage。
バトコレは勘弁してよ。
597名無しさん@ピンキー:04/01/22 04:13 ID:3+IfSY68
>>alpha氏
敬礼!
598名無しさん@ピンキー:04/01/23 00:19 ID:2rPB27G7
DCゲトー!!
しかしバトコレ集めなおさなくてはいけなくてショボーン
599名無しさん@ピンキー:04/01/23 06:13 ID:ar89MFA+
俺もさっさとクリアしてまた何か書こう。
600名無しさん@ピンキー:04/01/23 13:54 ID:Xy5TwicG
クリア後、試練の遺跡3階下層のサンタがいる部屋の宝箱を開けると、対戦でゴスロリソフィアたんが使えるようになる。
ソフィア祭りの前に見ておくとイイ!
601名無しさん@ピンキー:04/01/23 16:17 ID:D12G5K+N
「レナス一分撃破」に成功したらビキニソフィアが使えるようになったよ。
ケツの食い込みにうっすら縦スジに弾ける胸がハァハァ
602名無しさん@ピンキー:04/01/23 16:58 ID:RKsDpssG
>>601
ネタ?
603名無しさん@ピンキー:04/01/23 17:08 ID:P/wXr6Ja
1分で倒せるほど弱体化はしてないだろうしなぁ。
ちなみにさっさと15%集めてマリアたんを2Pカラーにすると生足になります。
604名無しさん@ピンキー:04/01/24 14:59 ID:KtmwsCjZ
だまっとれ、ラッセル
605ラッセル:04/01/24 15:28 ID:pLQ7eJXd
ムキー 
606名無しさん@ピンキー:04/01/24 16:11 ID:qOy80Tsw
保守
607名無しさん@ピンキー:04/01/25 03:19 ID:JIWBdsAF
みんなプレイ中かな?
ネルとアルベルのエロカワスレにパンチラ見る方法が詳しく載ってたから貼っておくよ。
ソソソソフィアたんの白ぱんつ(;´Д`)ハァハァ

ネルスレ
ttp://game5.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1071989359/153-154
アルベルスレ
ttp://game5.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1074688816/35-45
608名無しさん@ピンキー:04/01/26 23:31 ID:harjeM04
最近なんか沈静化してるな。
落ち目か?DC版発売で活性化すると思ってたのに!!
609名無しさん@ピンキー:04/01/27 00:09 ID:cMH+HSBo
みんなDCで遊んでるんだと思われ。
この板は年齢高いから夜しかゲームできない人も多いと思う。
RPG板の連中はヒマそうでいいよな。
2月の豆祭りだっけ、ソフィア祭りだっけ、あれで投下はあると思うから
それまでマターリ雑談でも…
ってことで萌えコスの話。チャイナスフレ萌え死ぬ。3Pアルベルカコイイ。
メイドネルは動いているところを見ると激ハァハァ。
でもやはりいちばんは…ゴスロリソフィア!!!!
610名無しさん@ピンキー:04/01/27 00:27 ID:8UDObeyF
(ファントムブレイブやってるなんて言えない)
611名無しさん@ピンキー:04/01/27 00:31 ID:zvrsZ5Ev
4Pソフィアは萌えすぎ。
ちなみに、4Pマリアたんはスカートがひらひらしているのでパンチラする(;´Д`)
612名無しさん@ピンキー:04/01/27 00:36 ID:rj1fkeMX
>>610
ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━(  ゚)━(   )━(゚;  )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
613名無しさん@ピンキー:04/01/27 00:38 ID:n4mLF6KU
もうバトコレ80%集めたのかよ。
俺まだ43とかだぞ。
614嘘つき:04/01/27 00:41 ID:mMUd9esS
俺まだ18才だぞ。
ぴちぴちの高校三年生。
615名無しさん@ピンキー:04/01/27 00:43 ID:y4eUm1Th
>614
ネタだと信じるが、ネタにしてもそういう発言はイクナイ!!
616嘘つき:04/01/27 00:45 ID:mMUd9esS
すいません。
冗談です。以後気をつけます。
617名無しさん@ピンキー:04/01/27 00:57 ID:mMUd9esS
ネルやミラージュの5P、6Pなんだろう?
ナースやブルマだったらもはやエロゲー
618名無しさん@ピンキー:04/01/27 01:46 ID:SLmjgY1Q
全キャラ5P、6Pが実際あるのかちょっと疑問…。
あったらAAAはネ申だがな!
619名無しさん@ピンキー:04/01/27 08:52 ID:cMH+HSBo
人いるじゃんw
620名無しさん@ピンキー:04/01/27 20:54 ID:QqRoe4rW
ブルマミラージュ欲しすぎるなぁ…100%使うよ
でも5P6Pはフェイト・ソフィアだけっぽい(スフィア社最深部に彼ら2人の5P6Pカードだけが落ちてるから)
621284 ◆/i.AENidYE :04/01/27 21:41 ID:U7GHXLx4
この名前で書き込むのも久しぶりかも。

『飲み会で』

「…ぷはぁ。やっぱ仕事後のビールは最高だな」
「…親父臭いんだよ、兄貴。ランカーさんみたいなこと言ってんじゃねえよ」
ディプロ艦内、スティングの部屋。
仕事を終えたスティングとリーベルは、二人でビールを飲みながら、今日一日の疲れを癒していた。
「お前な、それランカーさんに言いつけてやろうか?」
「…俺が悪かった」
「ふん、それはそうと…マリエッタは?」
「準備してから来るとか言ってたぜ」
3人で飲む約束をしていたのだ。
「そうか、じゃあもうそろそろ来るだろうな」

ピーッ、ピーッ…
来客を知らせるブザーが鳴った。
「お、噂をすれば…」
スティングがドアを開け、待ち人を部屋へ迎え入れる。
「お待たせ〜」
「遅かったな、マリエッタ」
「ごめんごめん。お風呂入ってたらつい…」
確かに、半乾きの髪に首にかけたタオル、
着ているTシャツにはうっすら汗がにじんでいる。
男二人の部屋に来るには少々無防備すぎる格好とも言えるが、
そこは、彼らだからこそ気を許せるということだろう。
622284 ◆/i.AENidYE :04/01/27 21:42 ID:U7GHXLx4
「ったく、どんだけ風呂入ってるんだよ。もう先に始めちゃってるぜ」
「そんなことだろうと思ったわよ。…あ、それいただき!」
リーベルが開けた缶ビールをひったくるように奪う。
「あ、おい!」
そのまま一気に飲み干す。
「はぁ…やっぱ風呂上りのビールはサイコーだね」
似たようなことを言うものだ。
「お前なぁ…」
「ケチケチすんな、スティング。まだまだ買い込んでるだろうが」
「そうそう、細かいこと気にしないの。もう一本もらうね」
「やれやれ…」
それから、3人は結構なハイペースで缶を開けていった。
話の内容は組織への不満・愚痴(主にクリフに対して)、仲間内の恋の噂など…
酔いが進むにつれて、話は盛り上がり、その内容はさらに過激になっていくのだった。

「でさ、見たんだよ。ミラージュさんがクリフさんの部屋に入ってくのをさ」
「うわぁ…それはもう決定的ね」
「まぁ、あの2人ならそんな珍しいことじゃないのかもしれないけどな」
「…ところでさ」
「ん、何?スティング」

「マリエッタはそういうの、どうなの?」
「ええっ!?何でそこで私に振るのよ」
「だって気になるし…さ。まさかヤッた事ないワケはないだろ?」
「う…そりゃ、まぁ…」
「ヘェ…いついつ?」
「もう、リーベルまで…クォークに入る前、学校の先輩と…かな。
ありがちな話でしょ?」
「ふーん…じゃあさ、クォークに入ってからは?」
「あのねぇ…やってる訳ないでしょ!?そもそもそんな相手がいないんだし…」
623284 ◆/i.AENidYE :04/01/27 21:43 ID:U7GHXLx4
「…っ」
今の一言はスティングにとって結構痛いMPダメージになった。
前々から…最近は特に積極的にアプローチしていたのだが。
今日の飲み会もその作戦のひとつだったのだが…
どこぞのお邪魔虫の乱入でムードもクソもなくなってしまった。
その上にこの一言である。
酔いも手伝って、スティングの中で黒い衝動が大きくなりつつあった。
「ハハハ…そりゃそうだ。あ、兄貴。トイレ借りるぜ」
リーベルがトイレに消えると、
「全く、リーベルの奴…スティングもよ!あんまりヘンな事聞かないでよね」
邪魔者は消えた。あとはもう突っ走るだけだ。
「…じゃあさ、相手がいたら…いいんだよな」
「え?」
「マリエッタ、俺と…ヤラない!」
「はぁ?ちょっと、なに言って…んっ!」
素早いキスで抗議を遮る。
「やっ…ちょっ、飲みすぎだよ、スティング…落ち着いて、ね?」
「落ち着いてなんか…っ!」
「きゃあっ!」
マリエッタの身体をベッドに押し倒す。
Tシャツを捲り上げると、小ぶりな乳房が露になった。
「やだぁ…っ」
「可愛い、よ…マリエッタ…」
胸を、両手で包み込むように揉んで見る。
「あうっ…や、やめてってば、スティングッ!
こんなことしてっ…ひあっ!」
ピンク色の乳首を軽く吸い上げる。
「だ…駄目っ!吸っちゃやだぁっ!」
「ふぅっ…ホラ、だんだん固くなってきた。
俺もさ、学生の時こういうことも結構経験積んでたんだぜ」
胸を弄びながらスティングが自慢げに言う。
624284 ◆/i.AENidYE :04/01/27 21:47 ID:U7GHXLx4
「何ワケわかんないことを…いいから、早くっ…」
「早く…ココ?」
「ひっ…!」
手を下半身に動かし、スパッツの上からそこに触れる。
「なっ、違うわよっ…そこは…」
「ふふっ…」
スキを突いて、下着ごと一気に脱がせる。
「嫌ぁっ!」
「何だよ…もう準備万端じゃん、マリエッタ?」
「な、何がよ…」
「口じゃ嫌がってるくせに…ココ、こんなになってるぜ?」
「あっ、くぅっ…んっ…」
指で秘部をかき回す。
「…興奮してるんだ?」
「そっ、そんな事っ!ないけど…だって…」
「だって?」
さらに指を追加して、奥へと突いていく。
「ひはぁっ…だって、久しぶりっ、だから、こんなの…」
「ふぅん…じゃあ、一人で慰めてたりとかしてたんだ?」
「そんなのっ…知らないっ…」
「ま、いいや。俺ももう辛抱できないしさ、行くよ?」
スティングがズボンを下ろすと、待ちかねたように反り返ったそれが顔を出した。
「うっ…!」
「…力抜けよ」
「やっ、駄目ぇ!そんなの入らないよっ!」
625284 ◆/i.AENidYE :04/01/27 21:50 ID:U7GHXLx4
マリエッタの抗議を無視して、スティングはゆっくりとそれを挿入していく。
「んあ…っ」
「ほらほら、もう少しで全部入るぞ」
「痛…いっ、よ…抜いて…」
ズプッ…
卑猥な音を立てながら、それがマリエッタの中に全て入っていった。
「動くぞ」
「あっ、待って…んああっ!」
まずはゆっくりとしたペースで腰を送る。
「あっ、あくっ、ふうっ…」
最初こそ痛がっていたマリエッタだったが、だんだん悲鳴が別のものに変わっていくのがわかった。
血も出ていないようだし、彼女も学生時代、結構やっていたのかも知れない。
彼女の表情を確かめながら、だんだんとスピードを速めていく。
「んっ、んっ、はああっ…あっ、あっ…」
「う…っ」
自分もそろそろ限界だ。
マリエッタも、そろそろだろう。
と、その時…
「ふ〜っ、スッキリした。待たせたな、二人とも…うわぁっ!」
完全に存在を忘れられていたリーベルがトイレから出てきた。
「あっ、やあっ…リーベル!」
「な、何やってんだよ、お前ら…」
「何って…見ればわかるだろ?」
「助けてっ、リーベル!」
「兄貴…っ!」
リーベルが拳を固めてわなわなと震えている。
「何だよ…リーベル」
「何で…」
「…!」
「何で抜け駆けなんかしやがるんだっ!俺も混ぜてくれよ!」
626284 ◆/i.AENidYE :04/01/27 21:55 ID:U7GHXLx4
そう叫んでリーベルもズボンを脱ぎ捨てる。
そこには、スティングとも負けず劣らずのモノが仁王立ちしていた。
「えええっ!違うでしょ、リーベル!?」
「さぁ、行くぜ、マリエッタ!」
「はははっ…ちょっと待ってろよ、もうすぐ…俺も…」
「何言ってんだ。待たなくても、もうひとつ空いてるじゃねぇか」
「えっ?」
そう言って、マリエッタのお尻に手を掛ける。
「やっ!?」
それを押し広げると、前と同じピンク色をしたアナルが顔を見せた。
「ここでも大丈夫だよな」
「ちょ、ちょっと!何勝手な…うあっ!」
強引に押し込んでいく。
スティングとの行為で、十分後ろの穴もほぐれてはいたが、
当然、その中に直接入れるなんて事は始めてである。
「うっ、さすがにキツいか…」
「あぐうっ…こんなの、嫌ぁっ…」
「こっちもさらに締まってきた…もうそんなに持たないのに…」
「あぎっ…くぅっ…」
何とか全部入ったようだ。
「じゃあ、動くぜ」
「こっちも再開と行くか」
「あがぁぁっ、うああっ…やっ、中で、中で擦れて…ひああっ!」
「うぐっ…くそっ、締まり過ぎだぜ、もたねぇ…」
「俺も…もう…」
「ひっ、う…もうっ、駄目っ…っん!」
『うああああああっ!』
3人はほぼ同時に絶頂に達した…。
そして…
627284 ◆/i.AENidYE :04/01/27 21:57 ID:U7GHXLx4
「…で、どうしてくれるつもりなのかしら?」
「…」
「…」
「…二人とも?」
「あ…わ、悪かった!酔っててさ、つい、止められなくなって、その…」
「俺もついノリで…」
「貴方はノリで人を襲うの?」
「いや、そうじゃなくて…ほら、別に初めてってワケじゃなかったんだし…」
「…お尻は初めてだったんですが何か?」
「うっ…」
「…」
「…」
「ふぅ。ま、いいわ。正直…私もスッキリしたし。やっぱ、欲求不満だったのかなぁ…」
「え、じゃあ…」
「この貸しは何倍にもして返してもらうからね」
手早く散らかった服を身につけていくマリエッタ。
「じゃ、私戻るね。お疲れ様。また…やろうね」
「ああ…って、えっ!?」
プシュッ…
聞き返した時には、すでにマリエッタはドアの向こうだった。」
「…聞いたか、リーベル?」
「…『また』って言ってたような気が…」
「うーん…」
丸裸の情けない格好のまま、兄弟は発言の真意を求めて悩み始めた。
「ふあぁ…帰ったらまたお風呂入らなきゃ。二日酔いは…大丈夫よね」
当のマリエッタは、何事もなかったかのように部屋に戻っていったのであった…
628284 ◆/i.AENidYE :04/01/27 22:02 ID:U7GHXLx4
終わり。
何か話が強引ですがあんまり気にせんでください。
一応、本編より少し前、リーベルがマリアに恋する以前の話だと
考えてもらえるとありがたいです。

…隠しキャラでマリエッタ参戦とかないかな?…ないんだろうけどさ。
629名無しさん@ピンキー:04/01/28 01:05 ID:bemxN88K
おお、久しぶりに神降臨だ。
284氏またここに来てくれたんですね。うれしいです。
マリエッタとてもかわいかったです。
630名無しさん@ピンキー:04/01/28 01:30 ID:bemxN88K
631名無しさん@ピンキー:04/01/28 03:04 ID:clNs0wEd
マリアとネルのレズきぼんぬ・・・
632名無しさん@ピンキー:04/01/28 03:18 ID:G8T9X0oQ
ここは天国のようなスレですね・・・
633名無しさん@ピンキー:04/01/28 17:31 ID:D3EaMYyK
「そっちが悪いんですよ?」

も、萌え────(*´Д`*)────!!!!

どなたか、クリミラおながいします。
ミラージュたんを幸せにしてあげてください。
634名無しさん@ピンキー:04/01/28 19:02 ID:cZtA+PeA
ミラージュの単独EDがー!萌え。
635名無しさん@ピンキー:04/01/28 20:29 ID:rqeAjAdS
マリエッタキター(*゚ー゚)
クォーク構成員はいいキャラばっかよね。

>>633 その台詞最高。
636名無しさん@ピンキー:04/01/28 23:42 ID:eWl6ClM9
ミラージュの単独EDは物凄く萌えだったな…クリミラ読みてー。
637名無しさん@ピンキー:04/01/28 23:58 ID:KIHp6rjt
何ぃ、ミラージュ単独EDそんなに萌えなのか!?
早く1周目クリアしなくては!!
638名無しさん@ピンキー:04/01/29 00:03 ID:tdhK3esd
クリミラEDってないの?
639名無しさん@ピンキー:04/01/29 01:05 ID:VbAzbl7j
>638
ミラージュ単独EDがどこをどう見てもクリミラ。

ネタバレでもよければここに載ってます。
ttp://park16.wakwak.com/~sogate/so3dc/ending1.html
640638:04/01/29 01:48 ID:tdhK3esd
ありがと
641名無しさん@ピンキー:04/01/29 23:50 ID:ptQr4zF2
みんなバトコレ集めに必死か?
642名無しさん@ピンキー:04/01/30 00:24 ID:YPcfW+2v
また3月くらいになったらにぎわうかな?
643名無しさん@ピンキー:04/01/30 01:05 ID:0HBomx5W
一応豆祭りがあるから2月中ににぎわうんじゃないのかな。
644名無しさん@ピンキー:04/01/30 01:28 ID:jl5ngAGs
普通にソフィアスキーとしては期待して待ってます
645名無しさん@ピンキー:04/01/30 11:46 ID:UEdpFtsY
黒豆の時代だ!!!
646名無しさん@ピンキー :04/01/30 18:58 ID:5/N6Bxiu
ttp://ct.x0.com/~arc/sophia.htm ←黒豆祭りの一枚目。
ttp://ct.x0.com/%7Earc/fvote/fvote.cgi
↑上の絵を描いてくれた人のリクエスト板。
マリアすきーさん、ネルスキーさん、同士求む。
もちろん、ソフィアスキーさんも歓迎。
647名無しさん@ピンキー:04/01/30 21:27 ID:lhtC3GhJ
職人にケチつけるなんて、エロパロの住人も偉くなったな。
648名無しさん@ピンキー:04/01/30 21:33 ID:C6zUH5Nz
ソフィアはアメのCM思い出す。

黒豆マメマメ黒豆マメマメ黒豆食べてみよ〜〜〜♪
6491/13 empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:15 ID:894cKp20
この話はリジェール×ガストで、甘めです

 ここはカルサアのB工房。今三人の鍛冶師達によって、新たな剣に命が吹き込まれたところだ。
「ふぅ・・・いい、出来ですね・・・」
「うむ、これ程の物にはそうそう出会えんじゃろうな」
 出来上がった剣を見て、ライアスとグラッツは感嘆の言葉を吐く。
「ガスト殿が来られてから、本当に良い物が出来るようになったのう」
「えぇ、そうですね。色々と勉強になりますよ。私ももっと腕を上げなくては」
 二人が盛り上がっている一方で、話の対象であるガストはただ黙々と後片付けを続ける。  
 その時、鍛冶場の扉が開いた。
「皆さ〜ん、差し入れですよ〜」
 幾分間延びした声で入ってきたのは、結構な量のお菓子を片手にしたリジェールだった。
「は〜い今日は、ザッハトルテと、フルーツ盛り合わせと、チョコバナナデラックスと、カントリーマァムですよ〜」
 手近にあった机に、とても三人分とは思えないほどのお菓子が展開される。
「おぉ、これはまた今日も豪勢ですな」
「では、急いで片付けを済ませてしまいましょうか」
 その量を全く気にも留めずに、二人は鍛冶の片付けに取り掛かった。
(それにしても本当にリジェールさん、ガストさんのこと好きなんですね、もうここ最近毎日ですよ)
 ライアスは、隣で炉の火を落としていたグラッツにひそひそと話しかけた。
(そうじゃのう・・・しかしまぁリジェール殿も猛烈じゃが、ガスト殿も反対の意味で猛烈じゃのう)
(そうですねぇ、気付いていないのか興味が無いのか・・・あれだけ熱烈なアピールを受けているのに・・・)
 そう言ってライアスとグラッツは同じ方向に首を回す。そこでは一足先に片付けを終えたガストが、リジェールにザッハトルテを口元まで運ばれているところだった。
「はい、あ〜んして下さい」
「・・・自分で食べられる・・・」
「そんなことは分かってますよ〜?だから、はい、あ〜ん」
 説得に全く応じないリジェールに、早々と諦める事を選択したガストは、小さなため息をついて大人しく口を開けた。彼女の持つフォークがガストの口に入る。
「どうですか〜?」
「・・・あぁ、うまい」
6502/14 empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:23 ID:894cKp20
 ガストの言葉を聞いたリジェールの顔から柔らかい笑顔がこぼれる。       
「そうですか〜。じゃぁ、次は・・・」「・・・はぁ、それにしても毎日毎日、見せ付けてくれますねぇ・・・」
 完全に別世界になっている机の反対側を見ながら、グラッツと共にライアスがこれまたもう諦めたように机上のお菓子を口に運んでいた。
「ほぅ、さてはライアス殿にも思い人がおられるのかな?」
「な、何をおっしゃるんですか!?」
「おうおう若いモンはえぇですのう・・・くぅっ、ワシも昔は・・・」
「そ、そう言えばいつ頃からでしたっけね、リジェールさんがこんなにお菓子を持ってくるようになったのは」
「ん?それは・・・確かガスト殿が来てすぐからじゃったのぉ。次の日じゃったか二日後じゃったか・・・」
 話題が逸れてライアスは額の汗を拭った。
「いきなりこの量ですからね・・・大体はあの二人だけ無くなってしまいますけど。やっぱりリジェールさんの一目惚れなんでしょうか・・・」
「まぁそうじゃろうな。当のガスト殿は相変わらずあの調子じゃ、端で見る限りそうじゃろう」
「でも意外ですね、リジェールさんがガストさんのような人が好みだったなんて」
「それがの、マユ殿に聞いたところによるとじゃな、ガスト殿が来た日にリジェール殿、そこらのチンピラ連中に絡まれていたところを、助けてもらったそうなんじゃよ」
「ガストさんに、ですか?」
「うむ」
「・・・なるほど、そういった環境でなら、一目惚れも十分あり得ますね・・・」
 そう言ってライアスは思案顔をした。
6513/14 empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:24 ID:894cKp20
「どうなされた?む、もしや、意中の女性にその手を使おうと考えておられるのですかな?」
「な、何を仰るんですか!?僕はただ・・・」
「あの〜」
 二人の話は、横からのリジェールの声で中断された。
「ガストさんをお借りしたいんですけど、いいですか〜?」
「おい、だから俺は仕事があると・・・」
 聞いているのかいないのか、ガストの抗議にもリジェールは全く動じない。
「・・・どうしましょう?グラッツさん」
「ふむ、良い物も出来たし、今日はこのへんで終わりにしますかな」
「分かりました〜、じゃぁガストさん、行きましょ〜」
 そう言うと、リジェールはガストの腕を引っ張って出て行ってしまった。
「・・・本当に良かったんでしょうか、こんなに早く仕事を切り上げて・・・」
 二人の後ろ姿を見送って、ライアスは隣でフルーツを口に運んでいた老人に尋ねる。
「まぁそうお気になされるな。たまには恋の“きうぴっど”になるのもよいではないですかな。さて、ワシ等は残った菓子を頂くとしましょうかの・・・・・・うむ、実に美味じゃ」
6524/14 empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:25 ID:894cKp20
「・・・何故仕事の邪魔をする」
 工房を出たところで、ガストはリジェールに向かって問いただした。
「え?でも、もう今日は終わりにするって、グラッツさん達が言ってたじゃないですか〜」
「俺一人でも仕事はできる」
「そんなに根を詰めなくてもいいじゃないですか、たまには息抜きしても・・・」
「お前に言われる事ではないだろう!」
 ガストの怒声に、リジェールの身体が強張る。
「あ・・・ごめん、なさい・・・」
 しかし、一気に元気を無くした彼女の姿を見て、ガストの怒りもすぐに萎んでしまった。彼の口から軽いため息が漏れる。
「・・・済まん、少々言い過ぎた」
「・・・・・・」
 リジェールは俯いたまま顔を上げない。ガストは小さくため息をついた。
「・・・で、どこに行けばいいんだ・・・」
「え、構わないんですか〜?」
 今度は一気に顔を輝かせて、それでもやはり間延びした声でリジェールが問い返す。
「・・・あぁ・・・」
「ありがとうございます〜。じゃあ、ちょっとお弁当を取ってきますので、待っていて下さいね〜」
 そう言ってリジェールはもう一つの工房の方へ小走りで向かっていった。
(・・・よく食う女だ・・・)
 あの細い身体によくあれだけ食べ物が入るものだと、ガストは感心半分呆れ半分で彼女の後姿を見送っていた
6535/15 empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:29 ID:894cKp20
 それからしばらくして、二人はカルサアの町からいくらか離れた、岩肌が剥き出しになっている丘を登っていた。
「・・・一体どこに行くつもりだ・・・」
「私のとっておきの場所ですよ〜」
 それなりに不安定な足場であるにもかかわらず、目の前の彼女は慣れた足取りで歩を進めている。大方小さい時分に遊んでいた場所なのだろうな、とガストは思った。
「もうすぐで、あっ・・・!」
 その時、リジェールの足が岩の上を滑り、彼女は体のバランスを崩した。後ろを付いてきていたガストは、寸でのところでその体を受け止める。刹那、細い、とガストは感じた。
「あはは・・・済みません、いつもここでよく滑るんですよ〜」
「・・・ならもう少し気をつけろ・・・」
 この女の性格はもうどうしようもないのだろうか、とぼんやり考えながら、ガストは、再び岩の間を登り始めたリジェールの後ろを歩き出した。
 しばらく歩いた二人の視界が急に開ける。
「はぁ、着きましたよ〜」
 そこは広々とした草原だった。一面に咲く白い花が、風に揺られている。遥か向こうには、海原が太陽の光に照り映えていた。
「・・・こんな所が・・・」
 ガストはその光景に感嘆の言葉を漏らした。大部分の土地が荒れているこのカルサアで、ここまで広い草原を見られるというのはさぞ珍しい事なのだろう。
「私のお気に入りの場所なんです。この花、一年に一度、この時期に一日だけしか咲かないんですよ〜。夜になったら、種を飛ばして枯れちゃうんです」
 そう言うと、リジェールはおぼつかない足取りで駆け出し、ぽつんと立っていた潅木の下まで来ると、ガストの方を向いて来い来いをした。
6546/15 empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:30 ID:894cKp20
「ガストさ〜ん、ここに座りましょ〜」
 風にさわめく白い絨毯の上に立つ彼女を見て、ガストは無意識のうちに笑みを浮かべていた。不思議な気持ちだった。ガストは言われるままに足を進め、既に木の根元で座っていたリジェールの隣に腰を下ろす。
「よくこんな場所を知っていたな」
「小さい頃によく町の周りを探検してましたからね〜。よく怪我してお母様に怒られてました〜」
 そう言ってリジェールは笑ってみせた。彼女の、帽子から僅かに覗いていた金色の髪を、そよ風が梳いてゆく。
「・・・この花は何と言う・・・」
「え、花の名前ですか〜?え〜と・・・」
 ガストの質問にリジェールは考え込む。その余りの真剣さに、彼は思わず頬を緩ませた。
「済みません、忘れました〜」
「・・・構わん、少し気になっただけだ・・・」
 ガストはまた顔を向きなおし、遠くに広がる海を見つめた。
 二人の間に静寂が訪れる。木漏れ日と、草葉のこすれ合う音が心地良い。
6557/15 empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:31 ID:894cKp20
「・・・何故、これを俺に・・・?」
 しばらくして、ガストが再び口を開いた。
「それは、私が見せたかったかからですよ〜。私、ガストさんのことが好きですから」
 さらりと言うリジェールに、しかしガストの心も穏やかだった。
「・・・くくっ、俺のことが好き、か・・・おかしな女だ・・・」
 ガストの台詞に、リジェールは頭の上にクエスチョンマークを浮かべていたが、すぐにつられて顔をほころばせた。
「じゃあ、お弁当にしましょうか〜」
 そう言って、リジェールは持ってきた包みの紐を解いた。そこには、やはり立派に二人前と言えるだけのパンや副食が詰まっていた。
「・・・本当に良く食べる・・・」
「そうですか〜?これ位普通ですよ〜。はい、あ〜ん」
「・・・一人で食えると言っているだろう・・・」
 そう言いながらもガストは口を開く。ゆったりとした時間が過ぎていった。
6568/15 empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:32 ID:894cKp20
「ガストさん、大変です!」
 その日の夕刻、ガストにあてがわれた宿屋の一室の戸が、マユの叫び声と共に激しく叩かれた。
「開いている」
 ガストがそう言うと、扉が勢い良くあかれ、そこには息を荒げたマユが立っていた。
「・・・どうした・・・」
「リジェールさんが、いなくなったんです」
「・・・何・・・?」
「さっき、リジェールさんの所の使用人さんが来て、リジェールさん、門限過ぎても、全然、帰って来ないって!」
「・・・・・・」
「ライアスさん達にはもう伝えました、ガストさんも一緒に探してください!」
 そう言い残して、マユは急いでロビーの方へ駆けていった。
 ガストの脳裏に、チンピラに絡まれていたリジェールの姿が浮かび上がった。彼女もいい大人だが、人より緊張感というものがかなり欠けている。元々ガラの悪い連中もいる町だ。あまり楽観は出来ないかもしれない。そう思い至り、ガストは腰を上げた。
6579/15 empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:34 ID:894cKp20
「あれ〜、皆さんお揃いでお出かけですか〜?」
 が、リジェールはすぐに見つかった。宿の入り口でばったりはち合わせしたのだ。
「お出かけですか、じゃないですよリジェールさん!どこに行ってたんですか!」
 先程の不安がそのまま怒りに転化したマユが、リジェールに向かって怒鳴り散らす。
「お屋敷の人が心配して訪ねてきたんですよ!?」
「ん〜、それは多分うちの執事ですね〜。彼、心配性だから。きっとお母様は心配してないと思いますよ〜。怒ってるとは思いますけど」
 リジェールは事も無げにそう言ってのけた。
「色々やってたら門限が過ぎちゃったんですよ〜。で、どうせ怒られるんだったら皆さんと一緒にいようかと思って」
「・・・どうやら、こういった事は初めてではない様ですね」
 彼女の反応を見てライアスが口を開いた。
「小さい頃は〜、よく遅くまで遊んでいて怒られてました〜」
「ところでその門限というのは何時なんですかの?」
 グラッツの問いかけに、リジェールは少し考え込んだ。
「え〜っと、あ、7時ですね〜」
 その言葉を聞き、一同は揃って手近にあった時計を見やる。
「・・・まだ、三十分しか過ぎてませんね・・・」
 マユが半ば呆然と呟いた。
「ね〜、無駄に心配性なんですよ〜。あ、こんなところで立ち話もなんですし、中に入りませんか〜?」
「え、でもあの執事さん、心配してるんじゃ・・・」
「大丈夫ですよ〜。ほら、私はここにますし〜、安全ですから〜」
「え、そ、そういう問題じゃないような・・・」
 マユの主張も虚しく、結局リジェールは一晩を宿で過ごす事になった。
65810/15 empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:35 ID:894cKp20
「ガストさんって、器用なんですね〜」
「・・・それで、お前は何故ここにいる・・・」
 ガストは昼間の剣の鞘を作りながら、隣で頬杖をついているリジェールに問いかけた。あれからしばらく経ち、もう寝るような時間になって何故かリジェールはガストの部屋にやって来ていた。
「え、だってここはガストさんの部屋なんですよね〜?」
 リジェールは当然じゃないですかといった風に首を傾げる。
「あ・・・もしかしてここ、ガストさんの部屋じゃないんですか?」
「・・・俺の部屋だ・・・」
「じゃぁ大丈夫じゃないですか。何がダメなんですか〜?」
 柄の革を締めながら、ガストは今日何度目かのため息を吐く。
「・・・夜に女が独りで男の部屋に来ること自体が間違いだろう・・・」
「そんなことないですよ〜。だって、ガストさんですから〜」
 ガストは呆れて声も出ない。
「それに、好きな人と一夜を過ごすのって、私の夢だったんですよ〜」
 一体どんな夢だというのか。ガストは生まれて初めて他人に突っ込みを入れたくなった。
「さぁ、もう終わりだ」
 仕上がった鞘の細部をチェックし、机の上に寝かせると、ガストはリジェールの方に向き直った。
「・・・マユの部屋にでも泊めてもらえ」
「え〜、どうしてですか〜?」
「・・・さっきから言っているだろう・・・」
「ガストさんは、私のこと嫌いですか〜?」
「・・・」
「私はガストさんのこと大好きですよ〜」
 そう言って、リジェールは柔らかな微笑を浮かべた。
「・・・そういう問題では無かろう・・・」
「そういう問題ですよ〜。好き合っているんなら、一緒に寝るには十分です」
 やはりこの女の感覚は周りとずれているのか。リジェールの変に力強い主張を聞きながら、ぼんやりとガストはそんなことを思っていた。
「・・・こんな俺のどこがいい・・・」
 自慢ではないが、恋愛に興味も無い上に鍛冶一筋な自分がこんなにもてた事は今までに無い。危ないところを助けられるだけで、そこまで違ってくるものなのだろうか。
「だってガストさんカッコいいじゃないですか〜。特にあの食べっぷりは素敵ですよ〜」
65911/15 empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:36 ID:894cKp20
 その告白を聞いたガストはしばらく無言で立ち尽くした。
確かに人より食べている自覚はあるが、まさかそんな所に惚れ込まれるとは。
「・・・くくっ・・・ははははははっ!」
 ガストはこみ上げる衝動を抑えきれずに笑い声をあげた。
「くくっ・・・お前、本気か?」
「?何がですか〜?」
「いや、いい・・・お前はそういうやつだったな・・・くくっ・・・分かった、勝手にしろ」
「じゃぁ、ガストさん私のこと好きなんですね〜?」
「さあな。俺はそういうのはよく分からん」
「嫌いでなければ十分ですよ〜」
 それを聞いたガストは、小さく笑い立ち上がった。と、リジェールも立ち上がりガストの両肩に手をやると、背伸びをして顔を近づけた。
「・・・何だ・・・」
「キスですよ〜」
「・・・俺に接吻は似合わんだろう・・・」
「そうですか〜?じゃぁ・・・」
 そのままリジェールの唇がガストのそれと重なった。
「・・・私からすれば大丈夫ですね〜」
 リジェールは唇を離してにっこりと笑った。
「・・・そうだな・・・」
 ガストはリジェールの頭に手をやる。
「さぁ、もう遅い。今日は寝ろ」
 は〜い、と返事をして、リジェールはベッドに横になった。ガストは明かりを消すと、床で寝ようと手近なシーツを丸め、それを床に置こうとした。そのとき
「どうして床で寝るんですか〜?」
 リジェールがベッドから身を起こして問いかけた。
「・・・一緒に寝るわけにはゆくまい・・・」
「ゆきますよ〜。だってガストさん私のこと嫌いじゃないんでしょ?大丈夫ですよ〜」
 一体何が大丈夫なのだとか、嫌いだったらそもそも一緒に寝ないだろうとか、もしかして自分は突っ込み派だったのかとか、色々な言葉がガストの頭の中を飛び交う。
「ガストさんがそこで寝るんだったら、私もそこで寝ますよ〜」
「・・・はぁ・・・」
 仕方ない、とガストはそのシーツをしまい、リジェールの隣に身を横たえた。ベッドは、リジェールが宿の人間にこと付けて既にツインベッドになっている。
66012/15 empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:37 ID:894cKp20
「・・・おい、本当に良いの・・・?」
 ガストがリジェールのいるはずの方を向くと、月明かりに照らされたそこには誰もいない。と、彼の腰を締め付けていた紐の感触が無くなった。ガストは上半身を起こして自分の下半身を見た。
「な!?おい何をやっている!!」
 そこではリジェールがガストの腰の紐を解いていた。しかもいつの間に脱いだのか、彼女は何も纏っていない。
「あ、心配は要りませんよ〜。ちゃんとこういった事も習っていますから〜」
「そういう問題では・・・」
「ほとんど独学ですけれど」
 なお更よろしくない。
 そもそも貴族の令嬢が、こんな一介の平民男子と閨事などしても良いのだろうか。ガストに、そんな今更ながらな疑問が浮かぶ。しかしその間にもリジェールの行為は止まらない。遂に彼女の手はガストの男根を捕まえた。
「わ、お〜き〜ですね〜」
「おい、もう・・・っ・・・!」
 リジェールがガストの男根を口に含み、彼の訴えは中断される。
「ん、ん・・・はぁっ、ふふ、もっと大きくなりましたよ〜」
 そう言って、彼女は身体を起こした。
「ガストさんの見てたら、私も興奮したみたいです」
 先程から片方の手で弄っていたのだろう、リジェールの左手の指と、金色の茂みが濡れているのが分かった。彼女はそのまま、そそり立ったガストの男根の上にゆっくり腰を下ろした。
「んっ・・・あぅっ、はあぁぁっ・・・」
 リジェールの膣の熱がガストに伝わり、彼の男根も一層硬さを増す。遂にガストのモノはリジェールの中に飲み込まれた。
「はっ・・・良かった、全部入りました〜・・・凄いですね、入っているのがお腹の上から判りますよ〜」
 自分の下腹部を押さえながら、彼女は艶かしく笑ってみせた。
「・・・もうどうなっても知らんぞ・・・」
 ガストは最後の忠告をした。しかし、リジェールは笑ったままガストの眼前まで顔を近づけて囁く。
「大丈夫ですよ・・・ガストさんですから・・・」
 そしてそのまま口付けを落とした。
66113/15 empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:39 ID:894cKp20
 ガストはリジェールの腰を両手でしっかり掴むと、激しく上下に動かした。
「あっ・・おっ・・奥にっ・・響きっ・・ますっ・・あぅっ!」
 ガストは更に下からも突き上げる。
「きゃっ!あっ、凄いっ、奥まで、当たって、ますぅっ!・・・あっ・・・?」
 急にガストの動きが止まった。流石のリジェールも切ない顔をする。
「ガストさん、どうして止まっちゃうんですか〜?」
「お前の気持ちの良いように動け。そういうのがよく判らん」
「そうですか、判りました〜・・・あっ」
 ガストの言葉に従って、リジェールは自ら腰を動かし始めた。
「あっ、ガスト、さんっ、あの、胸を、んっ、触って、くれませんか」
「・・・こうか・・・」
 ガストの両手がリジェールの双丘を掴む。
「そのまま、んっ、揉んで、あふっ、下さい、あっ」
「・・・気持ちいいのか・・・?」
「あっ、はいぃ、気持ち、んっ、いいです・・・あっ、でも・・・」
 ジェールはガストの男根から腰を引き抜いた。
66214/15 empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:39 ID:894cKp20
「やっぱり、ガストさんの大きいので、突いてもらった方が気持ちいいですよ〜」
 リジェールはそう言って四つん這いになり、臀部をガストの方に向けると自分の指で秘部を広げてみせた。
「もう一回、お願いします〜」
 ガストは身体を起こして、後ろからリジェールの身体を貫いた。
「んああぁぁっ!!」
 加減が判らないガストは、力の限り腰を打ち付ける。
「あっ!すごいっ、こんっ、こんなにっ、ふっ、っかいっ、ふかいですっ!っあぁっ!!」
 リジェールは腰だけを高く上げてベッドにしがみ付く。
「・・・くっ・・・」
 絶頂が迫り、ガストは男根を引き抜こうとした。
「あっ、待って、中で出して、下さい」
「なっ!?」
 爆発寸前の彼の男根がリジェールの膣でびくびくと脈を打つ。
「構いませんから、あっ、そのまま、中に、んっ、下さい・・・」
 半ば出かかっていた自分のモノを、ガストは再び勢いよく突き入れた。
「はあぁっ!」
 頂上に近いガストの動きは、次第に速さを増してゆく。
「あっ、あっ、そのっ、おっ、ままっ、きてっ、あっ、くださいっ!わたしもっ、あっ、もうっ、もうっ、っ―――!!」
 リジェールはぎゅっとシーツを握り締めた。
「あああっっっ!!!」
 膣に熱い精子を注ぎ込まれ、リジェールは果てた。
66315/15 empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:40 ID:894cKp20
「・・・大丈夫か・・・」
「ん〜、ちょっと腰が痛いですけど、大丈夫ですよ〜」
 行為の後、二人はそのまま床に就いていた。相変わらず月の光は部屋を淡く照らしている。
「・・・済まん・・・」
「気にしないで下さい。それより、とっても気持ちよかったですよ〜。またやりましょうね〜」
 そう言ってリジェールはガストの腕に擦り寄った。
 何でこうも開けっぴろげなのだろうかと思っている自分に気が付き、彼女には一生適わないのかもしれないと感じるガストだった。
「好き合っているかどうか判らない男と、よくここまでやれる」
「でも〜、ガストさん私のこと嫌いじゃないんですよね?だったら私はそれで・・・」
 リジェールの言葉は、ガストの口で遮られた。
「・・・嫌いでない、より上でもよかろう?」
 唇を離して、ガストは軽く微笑んでみせた。
「・・・はい!」
 リジェールは一杯の笑顔で答えると、ガストに抱きついて再び唇を重ねた。

 昼間の草原では、月明かりを浴びた白い花達が、小さい、真綿のような種を一斉に飛ばしていた。
664empty ◆7oEFxBolV6 :04/01/31 01:47 ID:894cKp20
お終いです。
文量エラーで分母が・・・_| ̄|○

DC版のコスプレ、是非全部見たいですね。
が!メインキャラのコスプレもイイですけど私はリジェールさんの割ぽう着姿がかなり見たいでy=-( ゚д゚)・∵.パアン

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
665名無しさん@ピンキー:04/01/31 09:36 ID:ajc5PAJ7
保守
666名無しさん@ピンキー:04/01/31 12:10 ID:uSooLkyQ
>>649-663
ネ申。
最高でした。エロ+純愛なとこがイイ・・・
667名無しさん@ピンキー:04/01/31 18:43 ID:il7mY4GL
リジェールたんサイコーですよ(;´Д`)
クリエイターの中では一番イイと思うけど未だに契約した事がない…
668名無しさん@ピンキー:04/02/01 00:05 ID:lRsIuk9+
リジェールあのポーっとした感じがいいですよね。
empty氏 GOOD JOB
669名無しさん@ピンキー:04/02/01 23:12 ID:zmnZ78ea
ソフィアの6Pカラーはヤバイくらいに萌えた
最初の私服姿とバトルシュミレータの姿を使えるようにしてくれたAAAに敬礼

今日から二月だけど豆祭りはどうなるのかね?
やっぱ節分の日からスタート?
670名無しさん@ピンキー:04/02/01 23:44 ID:KzXxUzFA
>669
言いだしっぺの書き手氏のPCが壊れてSS全部書き直しだそうですので、
いまいち予定がわからなくなってます。
2月中に割り込みにだけ気をつけて各自投下ってことになるかと思います。
671名無しさん@ピンキー:04/02/03 01:27 ID:X5kWX29v
なるほど節分にあわせて2月は豆祭りなのか。いいな。
じゃ、ネルたん小説投下しようと思ってたが祭り後にします。
ガンガッてくれ。
672名無しさん@ピンキー:04/02/03 10:49 ID:U/VgkPLK
>じゃ、ネルたん小説投下しようと思ってたが祭り後にします。
誘い受けの見本ハケーソ。新人さんかいー?それとも煽りー?
投下したいならさっさとすればいいんじゃないの。しないならいちいち宣言しなくていいよ。
豆祭りはそれに賛同した人が勝手に書くだけの祭りでしょ?
あんたは「豆祭りがあるから漏れのSS投下できないよウワァアアアアン」
「ネルSS読みたい人は豆祭りを恨んでね」
て言ってるのと同じだ。素で書いたなら反省すれ。
でも、豆祭りは期間がかなり曖昧で長い(2月いっぱい?)だから他のSSを投下しづらい気持ちもわかる。
かといって短くすると都合があったりしてかけない人もいるだろうけど。
673名無しさん@ピンキー:04/02/03 11:00 ID:EbB08ENq
煽りだと思うならスルーしろよ
674名無しさん@ピンキー:04/02/03 11:57 ID:P/0TmPNR
>>672
ヒステリックなキチガイ婆か?何イライラしてんだ。勝手にスレ仕切ってんじゃねーよ何様だ。
最近は細かいことで文句ばっか言うやつが増えてきたな。もっとおおらかにいこーぜ。
675名無しさん@ピンキー:04/02/03 14:36 ID:p13tVMxC
でも、>>271は誘い受けととられてもしゃーないぜ。
投下したいならすればいい。
676名無しさん@ピンキー:04/02/03 15:53 ID:U/VgkPLK
>674
そういう君は何でも女のせいにする人?>593とか何でも女のせいにしたがるレスよく見るねー。
真面目に言うけれど、読み手にも職人様にも口には出さないだけで女性はいる。
実際に気分悪くするかどうかは聞いて見ないとわかんないだろうけれど、
あんまりそういう言い方はしないほうがいいと思うよ。「ヒステリックなキチガイ」だけで止めときなよ。

>672は正直ごめんなさい。豆祭り楽しみにしてたもんで、職人様がそれみたら
気分悪くするだろうなと思ったらついヒステリックになった。
>675みたいにさらっと書けなかったよ…。
どなたかマターリした話題お願いします↓
677名無しさん@ピンキー:04/02/03 16:24 ID:Q9G+1AzY
>671はこれからソフィア祭りなら今はネルのは遠慮しとくって文だろ
祭り中なら他のキャラを遠慮して優先するのは一つの礼儀だしもし新規の職人だったら単なる一つの挨拶だろ
俺も職人だが不愉快も何も別になんとも思わないが…
>672がなんでそんなムキになってるかの方がサッパリだ
人に言う前に自分にな>「あんまりそういう言い方はしないほうがいいと思うよ。」


678名無しさん@ピンキー:04/02/03 17:31 ID:D32lpxn6
>>672
>>671が誘い文なのかは自分には判断つきかねるけど、
少なくともいきなり「新人さんかいー?それとも煽りー?」
みたいな普通に読んでて気分悪くなるような煽った文を書くのは失礼だと思う。
職人が投下しやすいようにスレをいい状態で保つのもスレ住人の義務。
すぐ後で謝るくらいなら一呼吸してもう一回ちゃんと見直してから投稿しなよ。
>>675みたくさらっと流せばこんなくだらんことで一々口論にはならなかっただろうに…。
もう少しよく考えてな。

>>人に言う前に自分にな>「あんまりそういう言い方はしないほうがいいと思うよ。」



679名無しさん@ピンキー:04/02/03 18:07 ID:O/EaZIKC
>677-678
話題を引きずる貴様らも同罪。
この話題に関わった連中は全員、ただちにDCでいちばんハァハァしたものを申告すること。
俺も関わったので申告。
1.ミラージュたんのメイド(キュロット萌え)
2.ソフィアたんの鉄パイプ(武器のイメージの貧弱さがGood)
3.クリフたんの上腕筋(ハァハァハァハァ)
680名無しさん@ピンキー:04/02/03 18:10 ID:O/EaZIKC
「いちばん」て自分で書いといて3つも書いてるよ・・・○| ̄|_シカモ ネルタン イレワスレタシ..ゴメンネ
681名無しさん@ピンキー:04/02/03 18:37 ID:hnEXy22R
おいおいお前等釣られすぎですよ。>>672の厨房丸出しな口調からして釣りじゃないか。
こんな大漁で今頃672たん大喜びだぞ(・∀・)!え?違う?(゜∀゜≡゜∀゜)
さて黒豆ココア飲みながら神到来を待つとするか(  ̄ー ̄)

おいら今関わっちゃったし
1 ソフィアたんの4P(エロカワイイ好感度大量アプ)
2 ネルたんの3P(唇が…ハァハァハァハァ)
3 マリアたんの4P(クレアたんみたいだしグッジョブ)
4 ミラージュたんの4P(そっちが悪いんですよ萌え〜)
5 マリアたんの2P(カガリたん…)

・てひとつじゃおさまらん!どうすればいいんだ!!
682名無しさん@ピンキー:04/02/03 21:04 ID:+0FqDM8l
絵板もうp板も消えてねーべか?
683名無しさん@ピンキー:04/02/03 21:41 ID:Jg1GrFtE
オッチャンサイトなら1月末に閉鎖したよ
684名無しさん@ピンキー:04/02/03 21:41 ID:O/EaZIKC
>682
スターオッチャンは1月いっぱいで閉鎖したよ。
SS保管庫に専用うp板と、「SO3過去ログ倉庫(URL参照)」に絵板とうp板がある。
ttp://www3.to/starocean3
685節分:04/02/04 00:40 ID:7cQx6o0t
節分って今日か…10日ぐらいだと思ってたわ。おかげでソフィ×マリの予定が二番煎じに(笑 

黒豆。俺は黒豆が大好きなんだ。
黒豆と言っても食べ物じゃない。ココアでもない。
あの、柔らかそうな胸を持った、ソフィアたんが好きなんだっ!
兄貴はマリアたん最強とか言っているが、んなこたーない。時代は巨乳なのだよ。
節分という季節に乗じて、今日こそソフィアたんを手篭めにする計画を実行することにした。

…っていうか目の前に倒れている彼女がソフィアたんなんですが。
上半身にはピンク色の薄布一枚…下のジーンズは誘っているかのごとく前のボタンが外してある。
『ほら、起きなっ!』
ぺしぺしとやわらかい頬を叩き、つねり、舐める。
「うん…って、あなた誰!?」
『あぁ、俺はただのソフィアたんファンだよ。あんま気にしないでくれぃ。』
いそいそとソフィアたんを剥きはじめる。
「きゃぁっ!やめてよ!」
弱い抵抗。施術使いはコレだから…
『あぁ、もう無駄だから諦めて下さい。ここ防音整った地下だし、俺聖剣ファーウェル持ってるし。』
剣をニ三度ちらつかせると、さすがにおとなしくなる。模型なんだけどな…。
俺がソフィアたんを傷つけるわけないじゃないか。まぁ、胎内の膜だけは傷つけさせてもらわないかんが。
上半身を完全に剥き終わり、つんと上を向く大きな双丘とご対面。
『うーん、素晴らしい胸だ。何をしていたらこんなに大きくなるのやら…』
両手を思いっきり広げてつかんでも、なおはみ出る乳房をつかみながら少し感慨に浸ってしまう。
俺の手の動きに従って自在に形を変える胸。
「やだよぉっ!助けてフェイトぉ〜!」
『無駄だっていってるだろ。地下よ地下。しかも完全防音されてるのよ。』
でもさすがに泣かせっぱなしというのは、いちファンとして問題ありだと思う。
686節分:04/02/04 00:43 ID:7cQx6o0t
『媚薬って知ってる?兄貴の部屋からいっぱい見つけたんだけどさ。』
あまり飲む気を起こさせない、どろりとした白い液体をソフィアたんの口に注ぎ込む。
「いやっ…んん…んんーっ!」
『さて、今に熱くなってくるからな。…そうだな、少し残念だが一時間ほど放置してみるか。』
ソフィアたんの両手を背中で縛ると、地下室からいったん外へ出る。今日も快晴のペターニの空。
『あーっ!いいなぁっ!ロリ顔巨乳の幼なじみを監禁プレイ!まさかこの手でできるとはっ!』
…って幼なじみなのは俺じゃねぇけど。
にやける顔を抑えて、ウェルチ嬢のところへお邪魔する。
数分後、俺の手にはウェルチ嬢に却下された誰かの発明品「ヴァイヴレター」があった。
街をぶらつくこと一時間、再び地下室へ戻る。

『ソフィアた〜ん、元気してたかい?』
飛び込んでくるうつぶせのソフィアたん。ごつごつした石床に胸を擦り付けている。いけねぇ、上半身剥いだままだったわ。
俺の姿を見上げてすこし戸惑いつつ、しかし微妙に揺れている身体。あぁ、また涙目になってる。
『どうだ?熱くてたまらないだろ?』
手の縄を外し仰向けにひっくり返すと、足の縄も外して大きく開脚させる。
「あぁっ…!」
『拒否の言葉はなし?こんな俺にOKサイン?』
何も言わずに赤い顔をそむけられた。
『ソフィアたん、ジーンズが変色してますよ?』
一時間の放置と石床での自慰であふれ出た愛液が、股間一帯をジーンズまで濡らしていた。
右手につかんだ発明品ヴァイヴレターのスイッチを入れる。
ヴヴヴと鈍い音を立てながら男性器型の鉄塊が振動しはじめた。
『さて、どうなるかな〜』
ソフィアたんの濃青色に変色した足の付け根に当てる。
「はぁぁあっ!だめぇっ!」
悶え暴れるソフィアたんにのしかかり、身体全体で押さえつけながらなおヴァイヴレターを動かす。
「ああぁぁっ!うあぁっ!ああぁっ!」
687節分:04/02/04 00:44 ID:7cQx6o0t
身体の下で暴れる柔らかな身体の感触を楽しみながら、ジーンズに顔を近づける。
『うーん、すごい匂いだ。ジーンズに染み込んだ愛液。ソフィアたんの香り(;´Д`)』
「はぁぁんっ!やだぁっ!そんなところっ…!」
『もう一枚いきますか。』
ジーンズを脱がせる。これで後1枚。
『白…白パ…パンツー!』
ソフィアたんに白パンツ。たまらねぇ。無意識にむしゃぶりついていた。
「はあぁっ!いやぁっ!やだぁっ!」
『こんなに濡らして…そんな顔して相当淫乱なんだな。』
「あぁぁっ!…ち、ちがうぅっ!はああんっ!」
舐めて吸って噛んで…すべすべした布の感触を味わう。
「やだぁっ!だめぇっ…だめぇぇっ!!」
『ほら、我慢せずにイっちまいな!』
ぐしょぐしょに濡れたパンツを破り取ると、直に吸い付く。
閉じ込められていた湿った空気を吸い込み、温かいピンク色の蕾を舌でつつく。
「はぁぁっ!だめなのぉっ!」
鼻までくっつく程に顔を押し付け、味わう。
そしてラストスパート。舌とヴァイヴレターの二刀で激しく攻めたてる。
やわらかい太腿が俺の顔を強くはさみこんでくる。
「んぅぅぅっ!!んああぁぁぁーっ!」
激しく蕾が脈動し、白っぽい液体が顔にかかった。
『潮吹きか…ソフィアたんマジで淫乱だなぁ。』
「はぁ…はぁ…いやぁ…」
恥ずかしさから丸まるソフィアたん。背中から尻、太腿にかけてのラインが俺を誘う。
688節分:04/02/04 00:45 ID:7cQx6o0t

『さて、本番は今から。だろう?』
未だに無機質に振動を続ける鉄のモノを捨て、肉のモノを取り出す。
ソフィアたんの両手をそれぞれ両胸の上に置いてあげる。
『ほら、自分で好きなだけ揉みな。どうせ逃げられないんだからさ♪』
両腿をつかみ、挿入する。
すでにしっかりほぐされており、最奥まで一気に入った。
「ああぁぁぁーっ!あぁんっ!あぁぁぁっ!」
今までの想いの結晶。兄貴よ、俺はいまソフィアたんを犯しているぞっ!
「はぁぁっ!やだぁ!動かないでぇっ!」
戸惑う表情を浮かべるが、突き上げているうちにだんだん表情が柔らかくなってゆく。
次第に両手が動き始め、自分で両胸を揉みしだき始める。
「フェイトぉー!はあぁぁんっ!フェイトぉー!」
『……俺の名前を呼べぇぇぇえ!!!』
怒りで激しく突き上げる。ソフィアたんの手の上から胸を強く握る。
「あぁぁあっ!だめぇぇっ!おかしくなっちゃうよぉっ!」
握る手が振り払われるほど、激しく悶えるソフィアたん。
締め付けがさらに強くなり、強靭なはずの俺の息子が限界を訴えはじめる。
『危ないお兄さんその2だ!』
「はあぁっ!お…お兄さんっっ!あああぁぁぁっ!」
…ん?こ、コレは…
『お兄ちゃんだ!』
「はぁぁんっ!おにいちゃぁんっ!んあぁっ!」
くそっ…俺にこんな属性が…
『パパっ!』
「ぱぱぁっ!ああぁっ!だめぇっ!イっちゃうよぉぉっ!」
あぁ…やべぇ。一気に限界が…っ!
「だめっ…だめぇっ!」
689節分=Alpha:04/02/04 00:48 ID:7cQx6o0t
『イけぇぇぇっ!』
胸を力強く掴み、胎内の最奥で射出する。
「ああぁぁぁーーーっっ!!イっちゃうよぉ!フェイトぉーーっっ!」
最後に思いっきり締め上げ、意識を失うソフィアたん。
『フェイトじゃないっつーに…』
まぁ、おいおい調教をしていけば正直になってくれるはずだ。

その時、誰も訪れるはずのない地下室の扉が開いた。
「…ここか?俺の超発明品を持っていった"危ないなんとか"ってヤツのいる場所は…」
目に入るのは隆々とたくましく膨れた筋肉。若作りしたオヤジ。
『ク、クリフさん…どうも…』
「またコレか…俺もこういう役目は勘弁して欲しいんだが…」
鉄のような足を眼前に迎えながら、俺は気づいた。
あぁ…これで兄貴のもとへ逝ける…

==
ネタがないのでエロ重視で(結局短いけど…
ソフィア4Pと5Pが好きなのでソフィア5Pverでした。
しかしこのタイプは早く書けますね…もう書けないだろうけど。
690名無しさん@ピンキー:04/02/04 01:44 ID:KK7hpMTD
691名無しさん@ピンキー:04/02/04 02:41 ID:WaHz8iIh


マリアたんもいいけど黒豆ハァハァ
692名無しさん@ピンキー:04/02/04 15:31 ID:l9FMDxwi
>>これで兄貴のもとへ逝ける…
ワラタ
693名無しさん@ピンキー:04/02/04 17:18 ID:kwdX/445

キャラ×キャラじゃなくて、こういう妄想全開の文章でもいいわけなの?
694名無しさん@ピンキー:04/02/04 18:37 ID:CECNkzbc
祭りだからなんでもありだろ
695名無しさん@ピンキー:04/02/04 18:46 ID:PhGqrWl+
>693
いいんじゃない? おもしろかったし、気に入らんかったらNGワードにID突っ込んどけばいいんだし。
だいいちそれを言い出すと、エロパロ自体が妄想全開だから。
696名無しさん@ピンキー:04/02/04 22:26 ID:oOsLQjCK
>節分=Alpha氏

激しくワロタwマリアたんに続くお兄さんシリーズサイコー。
エロより先に普通に読んでて笑えるw
機会があったらネルたんとかスフレたんのもヨロシク!
ネルたんには実際ペターニにファンのお兄さんいたよな。
最初クレアたん派だったのにネルたん派に傾きかけてたヤシ。
ネルたんはそう簡単にやらせてくれなさそうで難しいかもしれんが待ってます。
697682:04/02/04 23:13 ID:Ob5HL6I/
>>683-684
そうなんだ。サンキュ。
698名無しさん@ピンキー:04/02/05 23:29 ID:zR2rPhws
Alpha氏面白かったですこのまま、女キャラみんなして欲しいです。
699名無しさん@ピンキー:04/02/05 23:35 ID:Cnge7xgv
職人さん達頑張って下さいヽ(;´Д`)ノ妄想全開にしとりゃす
700名無しさん@ピンキー:04/02/06 00:24 ID:DTCsLU7d
Alphaさん(・∀・)イイ!

ネルたんやスフレたん、ミラージュたんあたりで返り討ちにあって嬉し恥ずかし逆レイプ希望
701名無しさん@ピンキー:04/02/06 18:58 ID:H7jb3KHe
あのさ〜対戦やってて気づいたんだけど
マリアたんの3Pカラーの黒パンツってTバックじゃね?
4Pカラーの白パンツはお尻を全部覆っているけど3Pカラーの黒パンツは
お尻に食い込んでる…
702名無しさん@ピンキー:04/02/06 20:16 ID:Q7bGqO3f
節分=Alpha氏乙。ネルたん陵辱もキボンヌ

>>701
まず写真はウプしる!!
703名無しさん@ピンキー:04/02/06 23:26 ID:WeNzuvS7
701じゃないけど
ttp://noh18.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/dat/img20040206174517.jpg
正直、1番下のは白パンツは( ゚д゚)ポカーン…カボチャパンツ?
704名無しさん@ピンキー:04/02/06 23:28 ID:WeNzuvS7
上げちまった・・・_| ̄|○
705名無しさん@ピンキー:04/02/07 03:10 ID:RSZ4W+v/
702じゃないけど
マリアたんのパンティラハァハァ
4Pのパンツは衣装の雰囲気からしてかぼちゃパンツなんだろうな。
もしくはムーニーマンだな。
706名無しさん@ピンキー:04/02/07 11:10 ID:lf4DmnmH
ナプキンだね・・・マリアたん生理だね・・・。
707名無しさん@ピンキー:04/02/07 14:58 ID:1oF+IrnR
ムーニーマン(σ・∀・)σゲッツ
708名無しさん@ピンキー:04/02/08 00:55 ID:/jR2DQFv
え? パンツがずり落ちてるんじゃないの?
709名無しさん@ピンキー:04/02/08 01:15 ID:CYkv10Qz
黒豆祭りって何時からなんでしょうか?
たのしみにしてるんですが。
710名無しさん@ピンキー:04/02/08 01:26 ID:HvPsYqcT
知らん。もう始まってるのか?
とりあえず、>>671は落とせよ。
711名無しさん@ピンキー:04/02/08 02:41 ID:/jR2DQFv
2月中、としか言われてないので書き手が示しあってない限りは
いつ投下か不明だと思います。
でも節分に絡めてるならそろそろ来ないかなーと思いますが
Alphaさんのからスタートしてるんではないでしょうか。
今のところスレが静かなので>671さん、投下できますよ。
7121/6 empty ◆7oEFxBolV6 :04/02/08 03:05 ID:U47NmWzD
豆祭り参加SSです。
この話はマリア×ソフィアで、陵辱要素が入っています。


 ソフィアは今、シランドの外れを歩いていた。マリアから、個人的な話があると呼び出されたからだった。
 場所は町外れの、白い石造りの長い階段を下りたところにある小さな原っぱ。普段余り人気の無いところだ。
(マリアさん、私に一体何の用なんだろう・・・?)
 普段余り話が出来ない分、こんな提案はソフィアにも嬉しかったのだけれど、どうして二人だけにならなくちゃいけないのか、ソフィアには不思議だった。などと色々考えている内に、いつの間にかソフィアは階段のところまでやって来ていた。
 階段を中程まで下りたところで、なんとなく落ち着かなかったソフィアは手すりにつかまる。少し身を乗り出して待ち合わせ場所を見下ろしてみた。そこには、既に蒼い髪をなびかせて立つマリアの姿があった。
 ソフィアは覚悟を決めて、再び歩みを始めたのだった。
7132/6 empty ◆7oEFxBolV6 :04/02/08 03:06 ID:U47NmWzD
「あの、マリア、さん・・・?」
 恐る恐る掛けられた声に、マリアはゆっくりと振り返った。いつもの様に、細い左手で肩に掛かる髪を掻き揚げる。その手にはいつも付けているグローブはなく、白く美しい指の間を蒼い髪が流れていく。
「ああ、来てくれたのね。ごめんなさい、急に呼び出したりして」
「い、いえ・・・で、あの、私に用って、何ですか?」
「ええ・・・」
 マリアはソフィアの方に歩み寄り、彼女の目の前までやって来ると柔らかく微笑んだ。
「これからは大変な戦いになるでしょう?きっと今まで以上にパーティの団結力を問われると思うの。でも私は貴女の事をよく知らないわ。貴女も私の事を知らないでしょ?だから、もっとお互いをよく知るために、ね」
 その微笑を見て、ソフィアの緊張もいくらかほぐれ、その表情も柔らかいものになる。
「は、はい!そうですね!・・・あ、あのじゃあ、何のお話からしましょうか?」
「そうね、話すのも良いけど・・・」
 ソフィアの問いかけに、マリアはしばらく考え込む素振りを見せながら、視線だけでソフィアの身体を舐めるように見続けていた。その仕草に、ソフィアは嫌な感じを覚えて後退る。
「あの、マリアさん・・・?」
 マリアの右手が、距離を置こうとするソフィアの頬に触れ、ソフィアの体がビクリと震える。
「・・・折角なんだから、もっと良いことしましょう?」
7143/6 empty ◆7oEFxBolV6 :04/02/08 03:08 ID:U47NmWzD
「い、良いことっ・・・」
 次の瞬間、マリアの白い肌がソフィアの視界を覆っていた。そして唇には僅かな熱。あまりに急な展開に、ソフィアの思考は停止する。
 しかしすぐに、マリアの舌がソフィアの口内に入ってきた。
「!!んっ・・・んんっ、はっ!ちょ、何するんですか!?」
 柔らかいモノの侵入で我に返ったソフィアは、マリアを突き放すと潤んだ目で彼女を睨み付ける。そんなソフィアの視線を嬉しそうに受け止めながら、マリアは妖艶な笑みのまま人差し指で自分の唇をなぞって見せた。
「ふふ、何って・・・さっき言ったじゃない?もっとお互いのことを知らなきゃ、って」
「だ、だからってこんな・・・っ!」
 今度は両手がソフィアの頬をゆっくりと包み、しなやかな指はそのまま頭の後ろで交差する。
「今もね、一つ分かったわ。ソフィアの唇は柔らかいって・・・」
「そんな・・・んっ!んんーっ!!」
 今度は付き返せないほどしっかりと捕らえられ、ソフィアは再び唇を奪われる。ゆっくりと入ってくる舌を拒みきれず、ソフィアは遂にマリアの進入を許してしまった。
自分の体内を蹂躙されていると言う事実、唾液と唾液の交じり合う音、そしてそのいやらしい感触がソフィアの脳に直接響き、彼女の肢体から徐々に力を奪っていく。それでもソフィアは、目に涙を浮かべながら陵辱に耐えていた。
「んっ・・・ん・・・ぷはぁっ・・・はぁ、はぁ・・・」
 ようやく開放され、ソフィアはマリアの口と透明な糸を引きながらその場にがくりと膝を折る。
「あら、音を上げるのは早いわ。まだこれからなのに」
 ソフィアは懇願するようにマリアを見上げた。彼女もその場に膝をつくと、一すくいのソフィアの髪に口付けをする。
「マリア、さん・・・もう、止め・・・あっ・・・!」
 しかしマリアは、ソフィアの言葉が終わる前に彼女を押し倒すと、そのまま上に覆いかぶさった。緑の草むらに栗色の髪が広がる。
「だめよ、まだこれからって言ったじゃない?」
 そう言って、マリアはソフィアの目じりに溜まった涙を舐めとる。その瞳に宿らせた妖しい輝きを一層増しながら。
「ふふ、それじゃあ、そろそろメインにいきましょうか・・・」
7154/6 empty ◆7oEFxBolV6 :04/02/08 03:09 ID:U47NmWzD
 マリアはソフィアの服の前だけを手際よく剥いでいった。程なくして、彼女の目の前に大きなふくらみが姿を現す。
「へえ、もうこんなに勃たせてるなんて、私のキスがそんなに良かったのかしら?・・・それとも・・・」
 マリアはソフィアの両胸の小さな膨らみを指先で弄んだ。ソフィアはその刺激に小さく声を上げる。
「ソフィアがエッチな娘、って事かしら・・・?」
「マリアさんお願いもう、んあっ!」
 マリアの指がソフィアの秘部をまさぐり、ソフィアの抗議の声はまたも遮られる。
「あっ、マリっ、さん止めっ、んあぁっ!」
 ぐちゅぐちゅと響く淫猥な音に、ソフィアは顔を高潮させながら、両手で必死でマリアの行為を止めようとする。と、マリアはあっさりと指を引き抜いた。
「ふふ、止めてだなんてよく言うわ。キスだけでこんなにしてるのに・・・」
 マリアはそのまま、指をソフィアの目の前まで持ってきた。差し出されたマリアの指にまとわり付く透明な液体がねっちょりと糸を引く姿が、ソフィアの瞳に映し出される。
「あっ・・・」
 ソフィアの視線はその液体に縛り付けられてしまった。
「随分熱心に見てるんじゃない?やっぱりソフィアも好きなのね・・・」
「!そ、そんな事ありません・・・!」
 目を瞑り顔を背けたソフィアの耳を、マリアは甘噛みした。逆にソフィアは声を上げまいと必死に歯を食いしばる。彼女の反応を楽しむようにマリアは、今度はうなじに舌を這わせ、同時に上着を完全に解いていった。
7165/6 empty ◆7oEFxBolV6 :04/02/08 03:10 ID:U47NmWzD
「あっ、ダメっ!」
 完全に曝け出された双丘に、マリアは勢いよくしゃぶりつく。その細い指で時に強く、時に優しく揉みしだく。舌は白い肌のに唾液の道を残し、小さな突起を吸い上げる。緩急をつけたマリアの愛撫はソフィアの性感を更に高めていった。
 マリアの頭に添えられた彼女の手も、もはやそれを押し返す程の力はなく、ただマリアからもたらされる快感に細かく反応しているだけであった。
「あっ、マリアさ・・・んっ、あっ・・・おねが、もぉ・・・あっ・・・」
「んっ、何かしら?もうガマン出来ない?」
「ちがっ・・・んああっ!」
 マリアは再びソフィアの陰部に指を埋めて、先程より更に奥の方まで掻き回す。
「あら、ココもこんなに大きくしちゃって・・・可愛い・・・」
 マリアはソフィアの白い下着を膝までずり下ろすと、今度は現れた茂みに唇を堕とした。
「やっ!そんな、汚いっ、んんっ・・・ああっ!!」
 マリアの舌と指が、ソフィアの大きくなった秘豆と陰部、更にアナルを同時に刺激する。
「やあっ!もうっ、止めてくだっ!変にっ、変になっちゃ・・・!」
「良いのよ、ガマンなんてしないで・・・私に貴女のイヤラシイところ、全部見せて・・・ね?」
 そしてマリアの攻めが一段と激しさを増し、ソフィアの体が大きく反り上がる。
「やっ、もうっ、来るッ、来るッ!来ちゃうのぉッ!!」
「良いわよ、イきなさい!」
 その言葉に、ソフィアの中で、最後の何かが崩れた。
「んあああぁぁッッ!!!」
 達したソフィアの茂みから透明な液体が勢い良く飛び出し、マリアの顔を濡らしてゆく。
「!・・・ふふ、潮まで吹いて。私を感じてくれたのね、嬉しいわ・・・」
 マリアは自分の顔に付いたソレをおいしそうに舐め取ると、その場に立ち上がって、まだ絶頂の余韻の中を漂っているソフィアを淫靡な瞳で、満足そうに見下ろした。
7176/6 empty ◆7oEFxBolV6 :04/02/08 03:11 ID:U47NmWzD
 それからしばらくした宿屋の前で、フェイトはソフィアを待っていた。
「全く、自分から買い物に付き合えって言ってきたのに、ソフィアのヤツいつまで待たせるんだよ・・・」
 そんなフェイトの視界に、見慣れた栗色の髪にピンクの服の少女の姿が映った。
「あ、やっと来た。おいソフィア!自分から言っといて待たせるなんてどういう・・・」
 フェイトの呼びかけに、ソフィアはおぼつかない足取りのまま、ゆっくりと頭をもたげた。
「あ、ふぇいとー」
 その虚ろな瞳にフェイトは異変を感じとった。
「・・・ソフィア・・・?」
「ゴメンね、遅れちゃっ・・・んっ!」
 ソフィアは、差し出されたフェイトの手を取ろうとしたとたん、そのまま彼の胸の中に崩れ落ちた。
「!おい、ソフィア!?」
「ん・・・大丈、夫・・・えへへ・・・」
「熱、あるんじゃないか?」
 フェイトはそう言って上気した彼女の額に自分のソレを当てる。
「んんッッ!!」
「ソフィア?」
「ゴメン・・・ホント、大丈夫、だから・・・ね・・・」
 ソフィアはそう言うとフラフラとフェイトから距離をとり、傍の壁に手をついて息も荒く何とか立ち上がった。
「大丈夫ってお前・・・そんなにふらふらなのに・・・」
「ちょっと・・・貧血になった、だけ、だよ・・・休んだら、すぐ・・・んっ、治る、から・・・あっ・・・」
「本当に大丈夫なのか?・・・じゃあ、今日の買い物は取り止め、かな」
「うん・・・ゴメンね、私から・・・っ、頼んどいて・・・ぁッ」
「いいよ。その代わりちゃんと治しとけよ?じゃあ買い物は明日にしようか?」
「あ、もうお買い物はいいよ・・・予定が、入っちゃったから・・・」
「予定?」
「うん・・・これから、ずっと・・・ね・・・」
 この時、うっすらと微笑んだソフィアの瞳に揺れる淫らな光と、彼女の太ももを伝う液体に、フェイトが気付く事は遂になかった。
718empty ◆7oEFxBolV6 :04/02/08 03:15 ID:U47NmWzD
百合にも萌えー
最後まで読んでくれた方どうもです。

フェイソフィのSS貼っときました。非エロでよろしかったらドゾー
ttp://www.mint.aisnet.jp/~sss/upfiles/9.txt
719名無しさん@ピンキー:04/02/08 06:16 ID:mXsl5RBk
エロー━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ キタ
大人びたマリアたんに(;´Д`)ハァハァ
ソフィアたんが最後まで拒否してたのに、
最後はしっかりマリアたんにやられていたのは最高っす!
720名無しさん@ピンキー:04/02/08 13:31 ID:/jR2DQFv
フェイソフィに萌えーーー!!
やっぱりフェイトとのラブラブっていいですねー。
いいものを読ませていただきました。感謝。
721名無しさん@ピンキー:04/02/09 00:19 ID:nFFIWSw2
ソフィア2つとも反応がいい。
っていうか可愛すぎ!!
722名無しさん@ピンキー:04/02/09 00:29 ID:NTVNrBYu
empty氏グジョーブb
百合百合んでたまりません
723名無しさん@ピンキー:04/02/09 15:15 ID:T3c56/O0
empty氏あなたは神だ!
(;´Д`)ハァハァ
724名無しさん@ピンキー:04/02/11 00:09 ID:9mLUzjk2
マリア×ノキア 投稿して欲しい。
725名無しさん@ピンキー:04/02/11 00:28 ID:9mLUzjk2
empty氏おもしろかったです
726名無しさん@ピンキー:04/02/11 00:36 ID:1SiqPxy8
くろまめ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
727名無しさん@ピンキー:04/02/11 00:42 ID:1SiqPxy8
>724
昨日チャットに書かれていたやつですね?
自分はユーキ氏に邪眼の続きとか書いて欲しいです。
728ユーキ ◆kxYQmlzT.s :04/02/11 01:14 ID:C1bGYGZG
「お久しぶりね、ノキア君」
「あれ?あなたは確かフェイトさんの…」
ここはヴァンガード二号星の辺境にあるウィプル村。エクスキューショナーの襲来もこの惑星までは及ばず、村は平穏そのものだった。

その村の一角にある小さな家、そこにノキアとミナの二人の兄妹は住んでいた。かつて両親をノートンという悪人に殺され、ノキア自身も危うい目にあったがフェイトに助けられ今は兄妹慎ましくも平和に暮らしていた。
そこへやってきた一人の女性。
「マリアさん、フェイトさんは元気にしていますか?」
「ええもちろんよ」
その女性はノキアがかつてフェイトから仲間として紹介されたマリアだった。

「あの今日は一体どんな用で?」
「そのことなんだけど、あらミナちゃんは今留守なの?」
「ええ、ちょっとしたお使いに出ているんです」
「(それは好都合だわ…)」
「どうかしましたか?」
「ううん、なんでもないの。ねえノキア君、ここじゃなんだからちょっとお外に出てみない?」
「えっ!?別に良いですけど…」

そしてノキアがマリアに連れて行かれた先はコーファの遺跡の奥にある廃屋だった。かつてその地下室をノートンが根城に使っていたが、今では誰も寄りつかなくなっていた。
「マリアさん、こんな所に何しに来たんです?」
「ノキア君、あなたに良いことを教えたいのよ」
「良いこと?」
マリアの言葉にキョトンとするノキア。そしてマリアは間髪入れずにノキアの唇を奪った。
「…!!?」
突然の事に驚くノキア。そしてマリアは舌をノキアの口に割り入らせ彼の舌と自分の舌を絡めた。
そんなキスが数分続き、マリアは唇を離した。
729ユーキ ◆kxYQmlzT.s :04/02/11 01:15 ID:C1bGYGZG
突然のキスに呆然となるノキア。
「マリアさん、これって…?」
惚けた表情で尋ねるノキア。
「ノキア君、今から君にとっても気持ちいいこと教えてあげる」
「気持ちいいこと?」
「そう、フェイトも私といつも気持ちいいことしているのよ」
「フェイトさんが…?」
「そう」

そういうなりマリアはノキアのズボンの前閉じを開け、彼の逸物を取り出すと丁寧にしゃぶり始めた。
「わわ、ダメですよ!僕のオチンチンなんてしゃぶったら汚いですよ!」
「黙って…!」
マリアににらみ付けられ黙り込むノキア。その間にもマリアはノキアのものを丁寧にしゃぶり続けた。
やがてノキアは不思議な感覚に襲われた。鼓動が早くなり、自分の体から何かを解放したいという焦燥感に駆られ始めたのだ。
「マリアさん、なんだか体が熱いです。何かオチンチンが変な感じです…」
「どう?こういうの凄く気持ちいいと思わない?」
「ええ…」
マリアの言葉に虚ろ気に答えるノキア。

「マリアさん、もうダメ!何か出そうです!」
やがて絶頂が近づき悲鳴を上げるノキア。だがマリアはノキアの男根をぎゅっとつかむとしゃぶるのを止めてしまった。
「マリアさん…!」
涙目になるノキア。
「ダメよ、ノキア君。初めて出すんでしょ?だったら…」
マリアは立ち上がると自分のストッキングと下着を丁寧に脱いでいった。
「お姉さんのここにあなたのものをツッコミなさい。その方が何十倍も気持ちいいわよ?」
自らの秘部を指で広げて見せ、ノキアを誘うマリア。
730名無しさん@ピンキー:04/02/11 01:15 ID:8WUarZ0E
ソフィア祭りってのはいつまでなの?
>>671のを待ってるんだけれども。

ソフィアSS落とす予定の人は、とりあえずでいいから落とすってのを言ってほしい。
あとどれだけいるのか、それとももういないのか。
それすら分からんし。

それと主催者。
PC壊れてるのなら携帯からでもいいからなんか言えよ。
無責任な奴だな。
731ユーキ ◆kxYQmlzT.s :04/02/11 01:16 ID:C1bGYGZG
ノキアは頭の中が真っ白になりながら自らの剛直をマリアの中に差し入れていく。
「なんですか?これ?凄くからみついてきます!」
今までに感じた事のない感覚にあえぐノキア。
「どうお姉さんのアソコは?凄く気持ちいいでしょ?」
喜々とした表情のマリア。

ノキアは何も考えることが出来なくなって、体が求めるままマリアをつきまくった。
「マリアさん、凄く気持ちいいです!!」
「ノキア君、あなたのオチンチン、最高よ!」
廃屋に二人の嬌声が響き渡った。

「マリアさん、今度こそ、もうダメ!何か出そうです!!」
「いいのよ、ノキア君、思いっきり私の中に出して!!」
そしてノキアはとうとうマリアの一番奥で自らの若く勢いのある性を初めて解き放った。

「何、これ、凄い!出てる!凄く気持ちいい!!!」
「私もダメ、イッチャウ!!」
二人同時して果てるのだった。
732ユーキ ◆kxYQmlzT.s :04/02/11 01:17 ID:C1bGYGZG
「ねえノキア君あなた達生活はどうなの?」
「え?実は…それほど楽ではありません…」
行為を終えた後ノキアの家に戻った二人。マリアが最初に話を切りだした。

「出来ればミナを学校に連れて行きたいとも思ったんですが、細々と食べていくのがやっとの状態で…」
「私が援助しましょうか?」
「そんな、ダメですよ!大体そこまでして貰う理由が…」
「気持ちよくしてくれれば良いわ」
「え!?」
マリアの言葉にとまどうノキア。

「私をさっきみたいに気持ちよくしてくれればいいの。それに対する報酬と考えてくれればあなたも気が楽でしょ?」
「でも…」
返事をためらうノキア。だが…
マリアがノキアの長い耳を甘噛みし、ノキアは
「あっ」
とうわずった声を上げた。
「あなただって気持ちよくなりたいんでしょ?だったら悪い話じゃないでしょ?」
「…はい」
真っ赤になった耳をぴくぴくさせながら頷くノキアだった。
733ユーキ ◆kxYQmlzT.s :04/02/11 01:20 ID:C1bGYGZG
ここに話書いたの何ヶ月ぶりだろ?SO3DCも全然進められていませんが、勢い余ってこんなの書いちゃいました。
734名無しさん@ピンキー:04/02/11 01:21 ID:8WUarZ0E
>>733
ごめん。
途中で割り込んじまって。
735ユーキ ◆kxYQmlzT.s :04/02/11 01:25 ID:C1bGYGZG
>>734
気にせんで下さい。

しかしなぁ、なんでノキアなんだろ?(自分でも↑カップリングを思いついたのが謎です)
736名無しさん@ピンキー:04/02/11 02:02 ID:4o/xsrCG
>>671周辺読んでて何となく思ったんだけど
読み手も偉くなったもんだよなぁ…と
737名無しさん@ピンキー:04/02/11 02:25 ID:7wv/MvM0
>730他祭りにうだうだ言ってるヤシ
まず過去ログ嫁。>594
主催は2月中にSSを投下すれば責任を果たしたことになる。
ついでに>671はネルSSなんて書いてないに100チェイン
>671「小説」>677「職人」いずれも書き手が自分ではあまり使わない言葉。

>736
激しく同意。書き手と読み手は対等、しかしそれは立場上の話であって投下していただ
いたことに関する感謝とはまた別物。
しかし>671に関しては投下もしてないし過去の実績もわからんのでただの誘い受けと言
われても仕方がないかと。
738名無しさん@ピンキー:04/02/11 02:29 ID:7wv/MvM0
>737
>594じゃなくて>549だったNE!豆タソみータソゴメソー
739名無しさん@ピンキー:04/02/11 13:11 ID:H/LM0fy8
ログ容量474KB
740名無しさん@ピンキー:04/02/11 20:17 ID:4RAn45bE
お、今回は早いな。そろそろ移動か?

>>737
まあお前も憶測でウダウダいうのはやめとけよ。
741名無しさん@ピンキー:04/02/11 22:50 ID:TB9evY6L
だからこれ以上>671キボンキボンて言うなってことじゃないの>740

ところで次スレは何KBで立てる?
ソフィアたんの白(4)パンツ(82)ってことで482KB?
レス750とかできりよく移動する?
742名無しさん@ピンキー:04/02/11 23:08 ID:D5UlwQe2
白パンツにイピョーウ。
まだ早いだろ。
743名無しさん@ピンキー:04/02/11 23:45 ID:3gzTlvAK
ユーキ氏異色のカップリングが良かったです!!
744724:04/02/11 23:49 ID:3gzTlvAK
後、わざわざ投稿して頂いてユーキ氏本当にありがとうございます。
745名無しさん@ピンキー:04/02/11 23:52 ID:TB9evY6L
とりあえずテンプレだけ作ってみた。どうかな?

ここはスターオーシャン3のエロパロスレです。特別な事情がある場合を除いて、sage推奨です。
前スレはこちらになります。

スターオーシャン3 -Till the End of Time- Part9
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1070118750/

なになに?自信がない?
そんなことはお気になさらずに、どんどん自分の思いを文字や絵に託しましょう!!
来る者拒まず、去るものはFD空間だろうと、どこまでも追いますよ〜!!w
なお、残酷すぎるもの(人体切断など)やひどいスカトロは、苦手な人も多いので、
それだけはNGとさせていただきます。
保管庫のうpろだをお使いください。

関連リンク
保管庫:ttp://sss.mint.aisnet.jp/so3/
うpろだ:ttp://www.mint.aisnet.jp/~sss/so3/zcgi-scripts/upboard.cgi
チャット:ttp://www.mint.aisnet.jp/~sss/so3/zcgi-scripts/chat.cgi
黒豆板:ttp://jbbs.shitaraba.com/game/5682/
746名無しさん@ピンキー:04/02/12 01:10 ID:joN0u0aj
関連リンク、h抜く必要ないんじゃない?
747名無しさん@ピンキー:04/02/12 01:20 ID:WzMhJTG8
>746
リファラの関係ではなく、負荷の関係で抜いた。
詳しい話はエロパロ板ガイドへ。
ttp://hhh111.s4.x-beat.com/eroparo.html
本当は前スレも
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1070118750/l50
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1070118750/
このどちらかにしたほうが、専用ブラウザ使ってない人にはいいんだけど、どうしよう?
負荷がかからないのは下のほう。
「職人さんへの質問はチャット行った方が早いよ」みたいな細かいのはなくてもいいよね?
748名無しさん@ピンキー:04/02/12 01:29 ID:WzMhJTG8
ごめん、上のエロパロ板ガイド間違い。
ttp://hhh111.s4.x-beat.com/
総合情報分室の「人大杉状態」と「MEGAPINK.TVに飛ばされる!」参照。
要するに
・負荷がかかる
・コピペしないと飛べない
・hがあるとコピペもしづらい
って感じかな。
749名無しさん@ピンキー:04/02/12 01:44 ID:JE8Tcd8T
立てる気満々?
まだ容量残ってるのに。
750名無しさん@ピンキー:04/02/12 01:56 ID:WzMhJTG8
480KB越えてから放置するとスレが落ちるから、そのぐらいで建てればいいんじゃない。
もうSS貼るには容量が足りない。貼ってすぐにスレごとdatでは悲しいよ。
そういうわけで、テンプレ貼ったのはもう雑談するしかないからだよ。
あとはうちのホストじゃ立てられないのがわかってるから、このスレ大好きだしせめて役に立ちたいなと。
751七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :04/02/12 02:18 ID:VRYZP2Ib
豆祭りのためのSSを書いては居ますが小ネタが先に浮かんだので投下しまつ。
これは、以前書いた3作のオマケのようなものです・。

「フェイトさん…居ますか?」
「ん…?ああ、いる。用があるなら入っていい。」
はい、と言う返事と共に入ってきたのはレナスだった。フェイトさんなんて呼び方をするのは彼女かミラージュぐらいなものだが。
「どうしたレナス。何かあったのか…?」
「はい……実は、私…………ったんです」
その言葉がどういう意味か認識できなかったらしい。
「……なんだって?もう一回言ってくれ」
「だから…フェイトさんが抱いてくれたときに中へ出すように御願いしましたよね…。」
「……あぁ…。」
「それで…妊娠……しちゃったみたいなんです…。」

しばし、沈黙

「ちょ、ちょっとまて!お前肉体年齢いくつだ!?」
「……7,8才くらい…ですね」
「……………。」
遥か昔、8才で子供を産んだ子が居たという…だがそのようなことが自分に起ころうとはフェイトも思っていなかった…。
752七使夜 ◆IZ5lDVE9Ko :04/02/12 02:19 ID:VRYZP2Ib
「それで…フェイトさん。」
「……………あ…あぁ、なんだ…?」
「この子を…産みたいんです…」
その言葉に、フェイトの視線が冷たくなる。
「………もし、反対だと言ったら…?」
「え…。」予期せぬ返答にショックを受けるレナス。だが、彼女にも覚悟はあった。
「で、でも…私は貴方のことが好きです。その貴方の子のためなら…何でも出来る、だから…。」
どもりながらも必死で気持ちを伝える。そして…。
「…冗談だ。」とたんに破顔するフェイト。
「お前の思いを聞きたかっただけさ。」
「…じゃぁ…」
「無論賛成だ。まぁ、多少問題はあるかもしれないが…俺だって、お前が好きなんだからな。」
その言葉に安心したのだろう。レナスは
「フェイトさん…ありがとうございます!」というと、甘えるようにしがみついてきた。

この約1年後、2人に新しい家族が生まれることになるが、それは未だ先の話である。
753ユーキ ◆kxYQmlzT.s :04/02/12 22:12 ID:nQalXbpq
七使夜さん、お疲れさまです。

さて、フェイクレ一つ書いたのですが、全部で100行近くあるので次スレが建たないと投稿できそうにないです。
754ユーキ ◆kxYQmlzT.s :04/02/12 22:33 ID:nQalXbpq
ここはシーハーツの国境の村、アリアス。かつて戦争で荒れ果てたこの村も両国の和平締結後徐々に復興しつつあった。
その村の中心部に建つ領主の館。戦争時に主が失われ、今ではシーハーツの隠密クレア・ラーズバードが復興の指揮の為にその館を使っていた。

その一室を生活の場としている一人の青年、それがフェイトだった。世界を滅亡の危機から救った後、身を隠す為もあってこの地に滞在し続けていたのだ。
様々な施術技術の研究の傍ら、この村の復興にも力を貸していた。

夜も深まった頃、そのフェイトの部屋を一人の女性が訪ねた。
「フェイトさん、よろしいですか?」
「あ、クレアさん大丈夫ですよ。今ちょうど暇ですから」
フェイトにそういわれてクレアは部屋に入った。部屋の中は整理されているが机の上だけは設計図や機械の部品が散乱している。
かつてなら
『未開惑星保護条約が云々』
と口やかましくいっていたフェイトだったが今ではそんな事お構いなしに色々な技術を提供していた。
今日も今日とてその研究の真っ最中だったのである。
755ユーキ ◆kxYQmlzT.s :04/02/12 22:34 ID:nQalXbpq
「相変わらずお忙しそうですね」
「そんなこと無いです。こうして色々やっていると楽しいですから」
クレアの言葉に陽気に答えるフェイト。
「ところでクレアさん、なんの用ですか?」
「それなんですけど…」
そこまで言ってクレアは部屋にあるある物を指さした。それはフェイトが持ち込んだ地球の暦だった。
本来このエリクール2号星にも独自の暦があるのだが、他の惑星にいるマリアやソフィアと連絡を付ける時にどうしても地球の暦で調整をとる必要があったのだ。

「地球の暦がどうかしましたか?」
「ねえ、フェイトさん、地球では2月の14日に女の人が愛を告白して男の人にプレゼントをお渡しするのですよね?」
そういわれてフェイトはかつて暦を見せながら地球の行事についてクレアに教えたことを思い出した。
「そうですよ…。でもクレアさん、なんでそんなことを?」
確かに地球の暦から行けばもうすぐバレンタインデーである。しかしクレアがバレンタインデーについて聞いてくる理由がフェイトには理解が出来なかった。
「まさか、だれかプレゼントを渡したい人がいるんですか?」
「ふふっフェイトさんって結構鈍感なんですね」
フェイトの言葉に微笑むクレア。フェイトはますます訳が分からなくなってしまった。

すると突然クレアは自らが纏っていたものをするすると脱ぎ始めた。瞬く間に一糸まとわぬ姿になるクレア。
「わわっクレアさんいきなり何をするんですか!?」
当然のように驚くフェイト。だが一方のクレアは真剣な眼差しでフェイトに語り始めた。
「フェイトさん、私が好きな人はあなたなんです」
「えっ!?」
突然の告白に驚くフェイト。
756ユーキ ◆kxYQmlzT.s :04/02/12 22:35 ID:nQalXbpq
「でも私にはフェイトさんにお渡しできるプレゼントが思い浮かびませんでした。どんな高価な宝石も装飾品もフェイトさんの輝きに比べたら劣ってしまいます。だから…」
「だからフェイトさん、私の躯をあなたに捧げます。永遠の愛の誓いとして」
世界を救う戦いの間、フェイトは恋愛事とは無縁に近い状態だった。周りに女性は多くいたが
『共に戦う仲間』
という以上の認識をフェイトは戦いの中で持つことが出来なかったのだ。
『鈍感』と言われればそこまでかもしれないが、実際身近に自分を好いてくれる人がいることに全く気づいていなかったのだからやはり鈍感と言う他はない。
「クレアさん…、僕なんかで良いんですか?」
「もちろんです、それとよそよそしくさん付けしなくていいです。『クレア』って呼んでください」
「クレア…」

フェイトはクレアの躯を抱き寄せるとそっと口づけをかわした。そしてその間にも右手を彼女の秘部へと持っていく。既にクレアのアソコはしっとりと湿り気を帯びていた。
蔭核を親指のこねるようにしながら指を中に差し入れていく。クチュクチュといやらしい音が部屋に響く。
「あん、フェイトさん…」
甘い声を上げるクレア。フェイトは気をよくしてさらに指でかき回した。
「フェイトさん、お願いです。フェイトさんの熱いのを下さい…」
半ば涙目になりながら懇願するクレア。
「判ったよクレア…」
そういってフェイトはクレアをベッドに寝かしつけて自らの剛直をクレアに突き立てていった。
「あ、はぁああ、フェイトさぁああん!」
嬌声を上げるクレア。フェイトはゆっくりと挿入すると徐々にグラインドさせるスピードを速めていった。
757ユーキ ◆kxYQmlzT.s :04/02/12 22:37 ID:nQalXbpq
「クレア、クレア…!」
相手の名を呼びながらつきまくるフェイト。
「ああ、いい!フェイトさんの凄くいい!」
悶えるクレア。
そしてフェイトに限界が近づきつつあった。
「クレア、中に出すよ!」
「いいです、フェイトさんのをいっぱい中に出してください!!」
フェイトは腰の動きを早めラストスパートに入った。
「クレア、イクよ、もう、ダメ!出る!!」
どくどくどく
フェイトの熱い性がクレアの中に流し込まれる。
「あつ、フェイトさんの熱い!もうダメ、私イッチャウ!!」
クレアはフェイトの性を受け絶頂に達したのだった。

膣にこれでもかと出し続けた後、フェイトは自らのものを引き抜いた。だがしばらく自慰もしていなかったせいかフェイトのモノは衰えを知らず堅さを誇っていた。
「フェイトさん…」
息を切らせながらクレアがフェイトを呼ぶ。
「なんだい、クレア?」
「お願いです。まだ躯が熱いんです。フェイトさんのをもっと下さい…!」
クレアもまた女の躯の疼きが収まらずフェイトを求めていた。
「今度はこっちに下さい…」
愛液で濡れ濡れとなった菊門をつきだし悶えるクレア。
758ユーキ ◆kxYQmlzT.s :04/02/12 22:38 ID:nQalXbpq
「判ったよ…」
そういうとフェイトはクレアのアナルに剛直を鎮めていった。
「ひぎぃ!フェイトさんの、大きい!」
アナルを犯され悶えるクレア。フェイトはそんな彼女を抱きかかえるようにするとさらにクレアをついた。そして自分の精液とクレアの愛液でぐしょぐしょになった彼女の膣を指でかき回した。
「いいのぉ、ふフェイトさん、もっとクレアを犯してください!!」
「判ったよ、気が済むまで犯してあげるよ!!」
フェイトは気をよくしてさらにクレアをついた。
「フェイトさん、私もう…!」
「クレア、僕も!!」
そしてフェイトはクレアのアナルに勢いよく自らの性をはき出した。
「あ、熱い、もう意識が…ああああん!!」
フェイトの性をアナルに受け、クレアはとうとう気を失ってしまった。

翌朝何事も無かったかのように挨拶を交わす二人。個人的な思いとは別に救国の英雄とクリムゾンブレイドの一角が恋仲になったとなれば大騒ぎになってしまう。
そうならない為にしばらくは表向きは静かにいようと二人で決めたのだ。
この日以来フェイトはますます研究に励み、クレアは復興の仕事を精力的にこなすのだった。
全ては二人の明るい未来の為に。
759ユーキ ◆kxYQmlzT.s :04/02/12 22:41 ID:nQalXbpq
今回はこれにて終了。なんとかバレンタインデーまでに間に合ったぞ。
760名無しさん@ピンキー:04/02/12 23:54 ID:ZJ0N+AiV
キタ────(゚∀゚)────!!!!
フェイクレ(・∀・)イイ!!
761名無しさん@ピンキー:04/02/13 00:27 ID:VuOVYBPH
クレア様がキテタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
ネルたんとのカポーがフェイバリット萌えでしたが
えろえろなクレアたんもよいでつね。
762名無しさん@ピンキー:04/02/13 08:55 ID:HtGaOD7i
スターオーシャン3 -Till the End of Time- Part10
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1076630031/

新スレ。
763名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:37 ID:WTlD+6NI
クレアいい、今月は黒豆だけかと思ってた。
764763:04/02/13 23:41 ID:WTlD+6NI
すまん、まちがえた
765名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:49 ID:4mkVrBYR
冗談は顔だけにして欲しいもんだね!
そこから来るわけ!?
見るな書くな上げるな阿呆!
766名無しさん@ピンキー:04/02/14 11:00 ID:WIG3MHjU
ソフィア祭りの癖に、フェイソフィが来ない・・・
767名無しさん@ピンキー
圧縮が近いので移行済みのスレは書き込みしないでください。

マジで。