ゆうきまさみキャラ・エロ萌えスレその4

このエントリーをはてなブックマークに追加
11
前スレ
ゆうきまさみキャラ・エロ萌えスレその3.1
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053469507/
ゆうきまさみキャラ・エロ萌えスレその3
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053133095/
「ゆうきまさみキャラ・エロ萌えスレその2」
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1020778981/
「ゆうきまさみキャラ・エロ萌えスレ」
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/979809165/

関連リンク
ゆうきまさみキャラ萌え・絵かき板
http://cat.oekakist.com/yukimasa/
2名無しさん@ピンキー:03/11/25 21:42 ID:BrmZmS7E
*****5^(n+1)+6^(2n-1)が31の倍数であることの数学的帰納法による証明が>>2をゲット!*****
n=k+1 のとき与式は                >1 ●N個、○N個の合計2N個の玉がある。
5^(k+2) + 6^(2k+1)                    これらすべてを円形に並べる並べ方の総数を求めよ。
である。この式を変形すると           >3 ∫[0≦x≦1]x(log(x))^2dx を求めよ。
5*5^(k+1) + 36*6^(2k-1)             >4 レムニスケート曲線 x^2+y^2=a√(x^2-y^2) (a>0) 上の任意の点(x、y)
となる。この式の5^(k+1)に                での接線の方程式を微分計算により求めよ。
5^(k+1) + 6^(2k-1) = 31m            >5 f(t)=e^(-t)sinwt をラプラス変換せよ。
より得られる                    >6 正多面体が4,6,8,12,20の五つしかないことを証明せよ。
5^(k+1) = 31m - 6^(2k-1)            >7 U_n(cosθ)=sin((n+1)θ)/sinθ とし、母関数展開、
を代入する。すると与式は                1/(1-2xξ+ξ^2)=Σ[n=0〜∞](U_n(x)ξ^n) を証明せよ。
31m*5 + 31*6^(2k-1) = 31*[5m + 6^(2k-1)] >8 D=((X、Y)∈R^2|1<X、0<Y<X^α
となる。                           0<α<1 ならば次の広義積分は収束することを示せ。
よって数学的帰納法により、               I=∬1/x^2+Y^2 dxdy
すべての自然数nの値において         >9 0以上の実数x,y,zが x+y^2+z^3=3 を満たしている
与式が正しいことが示せた。              L=x+y+z とおくときLの最小値mが m<(3/2) であることを示せ
証明終                        >10 5+3=x xを求めよ。

数学板をよろしくお願いします ∫(e^x^2)dx =(e^x^2)/2x
3名無しさん@ピンキー:03/11/25 23:05 ID:2l6J4SjW
1の人乙
4名無しさん@ピンキー:03/11/26 02:30 ID:2mx4VtgC
>>1
乙乙
5名無しさん@ピンキー:03/11/26 04:34 ID:2ARJ5yzB
>>1
お疲れです。
前スレ埋め立て完了です。

で、暫く保守がてらにage進行で行ったほうがいいですかね。
うp出来る物もあるんですが、只今推敲中なんですが。
sageでも大丈夫かな?
6名無しさん@ピンキー:03/11/26 07:06 ID:OrdRLmSE
1さん、乙〜。
7名無しさん@ピンキー:03/11/26 15:46 ID:CdeeSM0o
とりあえず保守。
8名無しさん@ピンキー:03/11/26 17:07 ID:jMDE3CSa
旧OVAの二課の一番長い日前編の冒頭でしのぶタンが後藤に
「アパートに帰って寝てたら?」
って言うんだけど、何でしのぶタンは後藤がアパートに住んでること知ってるんだろう。
(漫画版とは設定が違いそうなのでアパートと言ってます)
住所で分かったのかな?
でも○号室って住所でも団地かアパートかマンションか分からないわけだし。
マカロニほうれん荘○号室とかそういうアパートぽい名前がついてたのかな?
やっぱ連れ込んだんだよね。きっとそうだよね。そう思いたい。

妄想 保守。
9名無しさん@ピンキー:03/11/26 17:20 ID:jMDE3CSa
しかも巨乳なんだよね……この回のしのぶタン……
10名無しさん@ピンキー:03/11/26 17:59 ID:jMDE3CSa
も一回見るか。
11名無しさん@ピンキー:03/11/26 18:05 ID:vuIBLfes
>>1
スレ立てお疲れ様です。
>>スレ埋めSS後藤×しのぶ
前スレ埋め立て乙
ちょっと隠微な感じでGJ

アニメ版はあんまり見たことがなくて知らないんだけど、やっぱり同僚で責任者同士なら
何度かは連れ込まれたのかもと思う。。。思いたい。
そういやDVD廉価版が出るけど買う人いる?
12ちょっと痒い系改め痛い系:03/11/26 20:35 ID:CdeeSM0o
24時間以内に30レスつかないと落ちるらしいので、
覗いた人は保守カキコ宜しくです。
とりあえず明朝くらいに続きをうpします。
13名無しさん@ピンキー:03/11/26 21:08 ID:lz9z+SpZ
良スレにつき、捕手カキコ
14名無しさん@ピンキー:03/11/26 21:11 ID:UWk/WM7H
24時間で30レスですか。厳しいですね。

前スレ埋めSS、堪能させていただきました。
後藤×しのぶハァハァですよ。ありがとうございます。

ホッシュホッシュ
15名無しさん@ピンキー:03/11/26 21:21 ID:2vv4y3XV
ほんとに30レス!? 厳しすぎじゃん?
ということでスキスキ野明保守
16名無しさん@ピンキー:03/11/26 21:34 ID:Dnw87vT4
落ちたら寂しいな、と言う事で保守カキコ。
17名無しさん@ピンキー:03/11/26 21:36 ID:6rFeS0s7
落ち防止保守
18名無しさん@ピンキー:03/11/26 21:41 ID:Ag/QZxVb
>12
> 24時間以内に30レスつかないと落ちるらしいので、

え・・・
スレが立てられた(>>1が書かれた)のって2003/11/25 21:02みたいだけど
もう24時間過ぎちゃってるね。
レス30個も付いていないけど、大丈夫かなぁ。
19名無しさん@ピンキー:03/11/26 22:07 ID:EuVLWQIC
保守代わりに、保存していた2ちゃんのどこかのスレを・・・(もう、最初はどこにあったのか忘れた)


名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2000/08/24(木) 14:23
「野明っ!敵の新レイバーは強すぎる、ひとまず脱出するんだ!」
「遊馬あっ、もうアルフォンスが動かないよお。」
「ち、ちくしょう、野明ごとイングラムを捕獲しやがった・・・
 野明を返せえええええっ、!!」

「これでイングラムのディスクは俺たちのもの、と。
おやあ?このパイロットは女だ!スケだよスケ!!」
「メス犬があ、さんざんてこずらせやがって・・・いい機会だ、
お前らに褒美としてやるから、逆らったことをお仕置きして
後悔させてやれ」
「へっ、ありがとうございます。まずはふんじばれ」
「あ、あなたたちこんな事していいと思ってるの?あたし警察官なんだからね」
「へっ、お前は今からメス豚なんだよ。・・・なんだあ?毛も生えてねえやつが
パイロットたあ笑わせらぁ」
「おっ、ほんとだほんとだ、パイパンパイロットてか、ははは!」
「くっつ・・・・・・い、いやあ、指入れないでぇ!」
「ぴーぴーうるせえんだよ、今から10人のチンポぶち込んで
やるんだから覚悟しな」
「遊馬あ・・・・・・」
「おっ、こいつ処女だぜ処女、恋人とまだやってなかったんか、
じゃあそいつよりもっといいモノ教えてやらあ、そらよ!!」
「ああ、痛いっ!」
20名無しさん@ピンキー:03/11/26 22:11 ID:EuVLWQIC
32 名前:名無しさん@お腹いっぱい。投稿日:2000/08/24(木) 13:28
 近所の牧場の近くでかわいい女の子にイタズラしてしまった。
 きれいに整えられたおかっぱ頭と強気な瞳が印象的なの女の子だった。
すらりとした長い足が、メチャメチャかわいくて絶対いたずらしてやろうと散々付けまわした。
 もし、路地あたりで他の人から死角になったら、あのペッタンコの胸を服の裾から手を突っ
込んで乳首をいじくり回してやろう! そんな事を考えて悶々としながら30分以上も付けまわした。
あきらめる事はできなかった。 
 そのうちに彼女とすれ違い、そのかわいい顔から洋服の裾から伸びる綺麗な足まで舐めるように
見た、少女の匂いを嗅いだ。黒い欲望はMAXを超えた。
 降り返り後を追った。人気のない路地を曲がったところでその女の子に追いついた。その子は
買ってきたお菓子の材料やらを抱きかかえて視線を上げた。目が合った。その目を睨み付けながら、
まっすぐに近づいた、女の子は明らかに警戒していた、その目は怯えていた・・・

「オイ!ちょっと来い!」女の子のか細い手首を力一杯つかみながら低い声で言った。そのまま
力尽くで引っ張った。騒がれたらどうする? 心は超変態モードに入っていた。彼女は騒がなか
った。ただ怯えて引っ張られているだけだった。

 人目に付かない路地の奥まで連れ込んだ。女の子は小声で「いやっ!」と言
ったが、睨み付けて手を強く引っ張った。こんなかわいい女の子を、かわいい
おっぱいを、おしりを、これから、イタズラしちゃうのだ。狂いそうだった。
 路地の奥で首を絞めた、耳元で「抵抗したらコロス!」と脅した。
「おまえ何歳なんだよ?」女の子は眼に涙を溜めながら「・・14です。」
「名前は? 早く言えよ!」軽く殴った。
21いつも楽しく読んでます:03/11/26 22:14 ID:kiUpNhvC
保守〜。
22名無しさん@ピンキー:03/11/26 22:15 ID:EuVLWQIC

「・・・たづなです・・」たぶんこう言ったと思う。
力一杯抱きしめた、洋服の襟から手を入れて胸をなでまわした。裾を捲り上げ股間をまさぐった。
何も付けてなかった。15歳のたづなは、体を折って抵抗した。 ブレーキが利かなくなっていた、
大声で叫びたかった。 たづなの服を破り、上半身を素っ裸にした。地べたに転がし、スカートも
無理矢理脱がした。 15歳の女の子を丸裸にしてしまった。たづなは声を出さなかった。恐怖で
出せなかったのだと思う。 そして15歳のたづなを立たせたまま、ちいさなおっぱいを舐めまわした。
お尻の穴も、あそこもかわいくて全部舐めまわした、全身舐めまわした。キスもしたかったが、
それだけがタブーのように感じ出来なかった。
たづなは、震えて泣きじゃくっていた。 おっぱいを舐めながら、クリトリスをイジッタ。
くりとりすを舐めながら、おっぱいをいじった。 だけどほとんど濡れなかった。
挿入してやろうと思った。 だけどキツク締まって入らなかった。焦っていた、早く射精したかった。

「挿入しないでやるから口でやれ!」たづなに命令した。
「・・わかり・・ません。」たづなは、涙声でそういった。
「いいから口開けよ!」たづなの首に手を当てながら、ペニスまで、かわいい口を誘導した。
そしてゆっくり、ふぇらさせた。 発育途中の15歳の少女が、路地裏で全裸で泣きじゃくりながら
俺のペニスを咥えていた。あっという間にイッてしまった。全裸のたづなは精子を床に吐き出した。
かわいかった。めちゃくちゃ淫らだった。たづなの細い体を抱きしめた。カラダ中、観察して
舐めまくった。何度でもイキたかった。 おっぱいも、お尻も柔らかくて美味しかった。
再び、咥えさせた。また、すぐにイッテしまった。
結局その後4時間、15歳のたづなを全裸のままフェラさせ続けた。何度も射精し続け、たづなは
あごが疲れて、しゃべれなくなった。 その後、たづなの住所を教えさせた。どうやら牧場の娘らしい。
こんなかわいい子を逃がすわけには行かない。 今度こそ処女を奪ってやる。
23いつも楽しく読んでます:03/11/26 22:16 ID:kiUpNhvC
あれ?
保守。
24名無しさん@ピンキー:03/11/26 22:17 ID:J0tqXgDL
なんか急に人が出てきたような?
皆さん何処に隠れていたのでしょうかw
てゆーか、改めて隠れた人気ある作品だなとオモタ。
25名無しさん@ピンキー:03/11/26 22:20 ID:J0tqXgDL
EuVLWQICさん
乙です。

と、自分も今夜は見張っておきます。
26これもどこかにあったやつ:03/11/26 22:30 ID:CdeeSM0o
81 名前: パトレイバーの泉野明 投稿日: 2000/06/26(月) 11:29

「ふあああ。だ、だめだよ。遊馬。そんな、感じちゃう・・・」
「へっ。ぐしょぐしょだな、ノア。おまえ、淫乱になったな」
「遊馬がいけないんだよ。遊馬が、わたしの体、いろいろイタズラするから。・・・ふあぁつ」
「おまえは、おれの奴隷だ。いつか、おまえを、セックスしか考えられないケダモノにまで調教してやる」
「・・・恐いよ、そんな」
「いや、それがおまえの望みだ」
「・・・」
顔を真っ赤にして、否定できない淫乱な野明。遊馬の執拗な指なぶりに、恍惚とのぼりつめていく。
その愛らしい耳に、遊馬はそっと囁くのだ。
「明日は香貫花とつがわせてやる。鎖でつないだ二本のディルドウでおまえたちをつないでだ、
新宿を歩かせてやる」
「・・・いや・・・あ」
どこまで堕ちていくのか。
ふたりの明日は見えない・・・
27名無しさん@ピンキー:03/11/26 22:31 ID:hWVsNl9r
新スレ及び、埋め立てss乙でした!
28名無しさん@ピンキー:03/11/26 22:34 ID:kiUpNhvC
あ〜る話はあまし人気ないのかなぁ?
2928:03/11/26 22:42 ID:kiUpNhvC
あとバーディとか
30名無しさん@ピンキー:03/11/26 22:42 ID:J0tqXgDL
後藤×しのぶです。毎回このカプばかりですいません。
ちょっとdat落ちが、怖いのでうpさせて頂きます。
一応、1つの話として読めますが、前スレ904の続編的な話になっています。
3130後藤×しのぶ:03/11/26 22:44 ID:J0tqXgDL
----あの男ッ!
昼食後、化粧直しをする為に立ち入った女性用トイレの洗面台で何気なく覗いた鏡に向かってしのぶは怒りが込み上げてくるのと、同時に其れを付けたまま今の今までうろついていたのかと思うと全身から火の粉が噴出すほどに赤らんできた。
ほんのりと後れ毛が掛かる襟足、制服のワイシャツでほぼ隠れた首筋に一つだけ薄っすらと残る紅い華の痕。
よく注意して見なければ解らない代物ではあったが、今のしのぶには其処だけが異様なほどに映し出される。
1週間程前、彼の部屋で初めて過ごした一夜を如実にも思い出してしまう。
あの時、明け方に帰ろうとしていたしのぶを呼び止めては、後ろから抱きしめられ囁きと共に後藤によって落とされた烙印。
3230後藤×しのぶ:03/11/26 22:45 ID:J0tqXgDL
「あ、南雲さん」
間の悪さは偶然を装いながらも恰も仕組まれたようにやってくる。
洗面台に突っ伏すようにうなだれていたしのぶに冷静な声を掛けた来たのは野明だった。
「なんだか、顔赤いですけど・・・・具合でも悪いんですか?」
その様子から彼女に悪意はない。ただ何時もと違うしのぶに怪訝そうな表情は見せている。
「べ、べべつになんでもないのよ」
何故か声が裏返ってしまう。焦る気だけが反応してしまう。
「…あの、何かまたうちの隊長が…?」
「………」
野明に悪気はない。そう思っても真意を衝かれて思わず黙りこくってしまう。
後藤が些細な事でしのぶをからかい怒らせてしまうのは日常茶飯事のこと。
多分、今日もまた余計な一言がしのぶを苛立たせたのだろうと考えていた。
「……すいません」
まるで彼女がしのぶに怒られたように謝ってしまう。
「別にあなたが謝らなくてもいいのよ。何もないわよ」
少しだけ冷静さを取り戻したしのぶは何時ものように毅然と言う。
----落ち着いて、しのぶ。いくら後藤さんの部下とは言え、動揺してるなんて悟られたらまた何を噂されるかたまった物じゃないわ。
頭でそう自分を叱咤しながら、片隅では、この場を一刻も立ち去る術を探していた。
「そ、そうですよね。あははは、やだな」
髪をクシャクシャとかき上げながら野明は屈託のない笑顔を見せる。
「うちの隊長、南雲さんだけには甘えてるっていうか、なんか…どう言えばいいのかわかんないんですけど、それに…
なんだか、最近、南雲さん…表情が柔らかくなったっていうか…あ、いえ。な、なんでもないです」
「えっ?」
暫し呆然とするしのぶに野明はここに来た用件を思い出したように、しのぶの答えを待たず失礼しますと言うとトイレへと駆け込んだ。
取り残され、言葉の意味を反芻しては首筋まで真っ赤になっていることにしのぶは気がついた。
3330後藤×しのぶ:03/11/26 22:46 ID:J0tqXgDL
オレンジ色の光は色を濃縮させたかのように漆黒と混ざり合いながら日を落としてゆく。
これといって、たいした出動もなく1日が終わりを告げる。
隊長室の外では、家路に急ぐであろう整備班や部下達の声が聞こえてくる。
野明に言われた言葉、後藤に付けられた痕、その2つがしのぶを不機嫌にする。
周囲に悟られぬよう、始まったばかりの関係にむず痒いほど素直になれない。

『なんだか、最近、南雲さん…表情が柔らかくなったっていうか…』

無邪気な彼女の言葉がリフレインされる。何時までも子供だと思っていた彼女にさり気なく見られていた事。
決して多くはない女性の同僚からそう見られていた事は何処か浮き足だったものを感じさせていたのだろうかと、しのぶは考えた。
女性特有の勘とでも言えば良いのか。
彼女がこの関係を知っているわけではなかろうが、それでもそういった気配を漂わせたであろう自分自身が許せなかった事に、
元来、生真面目なしのぶは考えてしまう。
そして、後藤自身。始終、顔を突き合わせていたというのに何一つ表情を変えぬ姿。
そのくせ、何時気がつき烈火の如く怒り出す自分を待っているのだろう。この男の悪い癖だ。
しかし、そう易々と彼の掌中で踊らされる事も余りにも滑稽すぎる。

昼食後、身嗜みを整えて帰って来てからの態度がおかしい事に気が付かない後藤ではなかった。
不機嫌なのは目に見えてだが、時折、ぼんやりとしたかと思えば、本人は気が付いていないであろう小さなため息を漏らす。
「し・の・ぶ・さ・ん、コーヒー淹れたよ」
極めて穏やかに慎重にしのぶを刺激しないように声を掛ける。
憮然とした表情のしのぶが後藤の顔を射るような視線を送る。
其処には、既に着替えを済ました後藤がマグカップを2つ抱え立っていた。
「あのさ、何かあった?」
あくまでも惚けた風に後藤は尋ね問いただす。その飄々とした風貌がしのぶは余計、癪に障る。
「あ・の・ね.…後藤さん」
「はい、なんでしょうか」
「あの…もう、いいです」
思わず口に出しそうになったが、しのぶは米神をさすりながら黙って息をゆっくりと吐き出した。
後藤の淹れたコーヒーを一口飲むと何故か他愛もない事で半日もカリカリとしていた自分がバカらしくなってきた。
----まるで、これじゃ子供みたいじゃないの。
3430後藤×しのぶ:03/11/26 22:47 ID:J0tqXgDL
例え、肌を重ねたとしても一度きりの始まったばかりの関係。確かに寝屋での睦言には続きがあった。
ただここは曲がりなりとも神聖な職場であり、こなれた男女の睦み会う場所ではなかった。
そう理解しているのは互いの暗黙の了解。性差を意識し始めたらやっては行けない。
この1週間、後藤はしのぶに対して以前と変わらぬ態度で接してきた。
たかが1週間、そう考えてみてもそれはしのぶにとってありがたいものでもあったが、その反面、何処か心許ない不安定な感情が揺れた。

----本当に大丈夫なのかしら…

変えようとしたのは自分の方だったかも知れない。どっちつかずの均衡を壊したのは自分かも…そう考えると何故か釈然としない気持ちが現れる。
そしてその全ては後藤に惑わされる事、その全てが不安を掻き立てる。

「あのさ、何か考え中みたいだけど…はい。これあげるね」

何かを言い出して口を噤んだしのぶに後藤は気にも留めずに小さな物を放り投げた。
それは弧を描きキラリと光に反射し、しのぶの手に落ちる。
「えっ?あっ」
思わず受け止めたしのぶの掌に捕まえたもの。
銀色に光る何処にでもあふれている極変哲もない鍵。
「これって…」
「うちの鍵」
「…いいの?」
「どうして?」
薄っすらと笑いながら尋ねる後藤の顔をしのぶは見つめる。
「その…なんて言うか…」
多分、頬は赤くなっているだろう。夕日が差し込むこの時間帯でしのぶは良かったと思った。
「嫌だった?必要ない?」
「ううん、そうじゃなくて…」
言葉が出てこない。もどかしさと安堵の気持ちが入り混じる。
「それじゃ、お先に。何かあったらよろしくね。明日、俺休みだから」
後藤は満足げにしのぶを見つめると彼女を残し隊長室を後にした。
しのぶには後藤が言った最後の言葉が何故か大きく聞こえた。
3530後藤×しのぶ:03/11/26 22:48 ID:J0tqXgDL
一つだけため息をついてきゅと覚悟を決めるように誰もいない階段を上がる。
街灯の青白さがやけに寒々しさを醸し出す。
さすがに大都市東京であっても住宅街である一角はひっそりと静けさを漂わせる。
ましてや公団が立ち並ぶこの通りは一層物悲しいまでに静まり返っている。
----ここか…
後藤喜一と表札の掛かった何処にでも有り触れた無機質なドアの前に佇む。
バッグの中から光る鍵を取り出して、そっと扉を慎重に開けた。
「えっと…ごめんくださいって言うのもおかしいか…後藤さん?」
しのぶはひょっとしたらもう後藤が床についているのではと思い、静かに足を寝室へと進める。
軋む扉を慎重に物音を立てずにそっと開ける。
点けっ放しのTVからは静かに放送終了を告げる砂嵐だけが映し出され、それが微かな光となり部屋を照らし出す。
微かにタバコの匂いが鼻腔を衝いた。
寝煙草でも吸っていたのだろう、数本の吸殻が残った灰皿、読みかけの本が数冊、まるでしのぶが来るまで無理やりにでも起きていたように枕元に並べ散らされている。
そして、布団に包むように横たわる後藤の寝顔があった。
しのぶはそっと彼の枕元に座ると寝顔を見つめた。
普段は乱雑にかき上げられた前髪が額を隠している。
そっと指で触れるとくすぐったいのだろうか、顔をしかめたように見えた。
起こすつもりは到底ないのだが、神妙なまでに寝入る姿に心なしか笑みが浮かぶ。
3630後藤×しのぶ:03/11/26 22:49 ID:J0tqXgDL
「ンッ…」
どれくらい後藤の顔を見つめていたのか。微かに呻く声を上げると薄っすらと後藤が眼を開けた。
「あぁ…来てたんだ。ごめんね。先に寝てた」
「いいのよ。後藤さんも疲れてたでしょうし」
「何か食って来た?お腹空いてない?」
大丈夫よ。と、しのぶは曖昧な笑みを浮かべながら後藤の顔を見つめる。
些細な気遣いが心に嬉しい。
しのぶの指先にはまだ彼の髪が弄ばれていた。
「ね、さっきから居た?」
後藤はそんなしのぶに視線を投げかける。
「うん、ちょっと前から」
「起こしてくれれば良かったのに」
「寝顔見てたから」
「俺の寝顔見たってなんにも面白くないよ。くたびれた中年男っていう感じだろ?」
「さぁ、どうかしら?」
そう言い淡く微笑むしのぶを後藤は綺麗だと思った。
後藤は、自分の顔を覗き込むようにしているしのぶにゆっくりと顔を寄せる。
何も言わないままで静かに、そっと。
触れ合う唇がやや湿り気を帯びた熱を伝え合う。
初めは唇が触れ合うほどの啄ばむように、何度も何度も繰り返す。やがて頬に触れ軽くしのぶの耳朶を触れるとしのぶが擽ったそうに身を捩った。
後藤の太い腕がしのぶを覆うかのように引き寄せる。
後藤に組み敷かれ彼の匂いに包まれるかのようにしのぶはそっと眼を閉じた。

男と女の関係に言葉は必要なのだろうかとしのぶは漠然と考えた。
1度目は勢いだったのかもしれない。
それなら2度目は…?答えが見つからないまま後藤の手探りによって齎された快楽の箱を開けてしまわれる。
首筋に這わされる唇がなんとも艶かしくしのぶを攻め立てる。
彼の息使いを感じて身震いすら起こしてしまう。
3730後藤×しのぶ:03/11/26 22:50 ID:J0tqXgDL
「…ちょ、ちょっと待って」
ふと後藤の動きを止める。
「今日は嫌?」
余りにもストレートな物言いにしのぶは硬直する。
今更、止めようがないのはしのぶも解り切った事だったがそれ以上に艶のある声に赤くなるのが分かった。
「そ、そうじゃなくて。あのね…」
口篭るしのぶに後藤は普段から彼女に見せる、あの強かな笑みを浮かべた。
「ここでしょ。漸く気が付いたんだ」
くっくっと喉で笑いながら、またもしのぶが半日以上機嫌が悪かった事の真意を理解すると後藤はもう殆ど解らないであろう首筋の華の後を丹念になぞる。
「あ、あのね。こんな場所に…」
必死に押しとどめようと後藤の胸を押し返すが無駄な抵抗に過ぎない。
普段の昼行灯の様子から何処にこれほどの力があるのかと思うほどに押し返された。
「一応、俺の…っていう印。いけなかった?」
「い、良いとか悪いとかじゃなくて…そ、そのね。えっ、ひゃっ、あぁぁっん」
耳元で囁かれては軽く耳朶を弄られる。しのぶからは後藤の顔は見えない。ただ、あの意地の悪い表情をしているのだろうとは理解できた。
「しのぶさん、諦めが悪いね」
もうこの男に良いように扱われるのは以前からだったが、ここまで来てもこの男には敵わないとしのぶは諦めにも似た気持ちで静かに息を吐いた。

3830後藤×しのぶ:03/11/26 22:51 ID:J0tqXgDL
「んくっ……やぁあ…ああっん……」
ぎこちない喘ぎが零れだしてしまう。何度も硬く閉ざそうとすればするほどにその唇から溢れ出してしまう。
後藤の指がしのぶの乳房を揉みくだしては掌から零れんばかりの肉を弄ぶ。
「しのぶさんの胸って柔らかいから気持ち良いね」
弾力を確かめるように捏ねては突放す。その指の動きだけですら快楽を引き起こす。
「そ、そんな…事…言われたって……」
どう答えて良いのか解らずしのぶは絶え絶えの息の中から言葉を継ぐ。
「ん、男と女の違いって感じるから」
しのぶを見つめながら後藤は答える。
「そっそんな、なの当たり前の…こっ、ことでしょ…きゃぁ…ああぁ…はぁん…」
既に後藤によって高ぶられた乳頭を軽く口に咥えられる。滑りけのある口腔がしのぶをさらに刺激する。
舌で軽く突付かれただけなのにさらに硬さを増してゆく。軽く歯を立てられ軽い眩暈にも似た痛みと言いようのない興奮を覚える。
歯と舌先によって十分に愛撫を受けた頂を後藤は名残惜しそうに口を放した。
しのぶはシーツをきゅっと掴んでは、顔を逸らし硬く眼を閉じては、軽く肩で息をしている。
艶かしい程に乱れきった髪が白いシーツの上に流れる。愛撫が一時的に止んだ事を知ると潤んだ瞳を開けた。
虚空を見つめるかのように視線を合わさない。
そして、後藤によって付けられた華の後が上気した身体に一層濃く浮かび上がる。

しのぶは知らない。その姿が乱れるほどに後藤を刺激し欲情を駆り立てる事に。
3930後藤×しのぶ:03/11/26 22:54 ID:J0tqXgDL
物憂げな瞳に後藤は一瞥するとそっと彼女の身体に舌を這わす。
緩やかにカーブを描く腰周りに何度も口付けては、痕を残す。
しのぶが例え嫌がろうともそれだけは後藤自身がしのぶを愛したという証拠を残すように何度も繰り返しては執拗なまでに華を散らす。
後藤はまるでしのぶの身体を隅々まで探求するように彷徨った。
その度に溢れ出る声と湿り気を帯びた花弁が後藤を誘う。
臍の辺りを丹念に舐め取っては、ちらりと顔を上げしのぶを見詰める。
触れるたびに嫌々をするように首を振る彼女が堪らなく愛しい。
その唇から漏れ出る艶やかな声をもっと聞きたくて執拗なまでに揺さぶりを掛ける。
すっと割り込むようにしのぶの脚を開いては身を沈める。
既に溢れ出る蜜は十分なまでに受け入れを望んでいるのだろう。
組み敷いたしのぶをこうやって見詰めるのは2度目の事。
自分でも些か意地悪いなと思いながら後藤はすっとその身を太腿へと沈めた。
白く柔らかい肉は抵抗する間もなく後藤の手によって開かれ固定される。
しのぶはこれから後藤が行おうであろうとする事を察すると、僅かばかりの抵抗をする。ただ徒労に終わる事を知っていても。
そして、頭の片隅で潜めいている本能が彼を欲していることも理解していた。
ゆっくりと後藤は慎重に身体を射抜いては、そっとしのぶを抱く。
しのぶが小さな喘ぎを漏らし、後藤を見つめる。
絡み合う視線。
4030後藤×しのぶ:03/11/26 22:55 ID:J0tqXgDL
2度目であろうが何度肌を重ねようがしのぶはこの奇妙な雰囲気に慣れはしないと思った。
恥ずかしさばかりが先に出てしまう。もう少しだけ素直に彼を受け入れたらと思うが、奇妙なプライドと屈折した感情がどうしてもそれを許さない。
だが、それすら後藤にとっては愛しいと思えてしまう仕草に過ぎない。
普段から凛とした育ちの良さを感じさせるしのぶだからこそ乱れる仕草にもその影が出てしまう。
しのぶは何もしてこようとしない後藤を不信そうに見上げた。
「な、なに?ぁぁっ」
後藤は何も言わずただしのぶの唇を貪る。
啄ばむ様な口付けではなく、激しく舌を絡み合わせ呼吸すら出来ないほどに狂おしいまでに。
「っん、っくぅ…」
漸く、後藤が手放したときしのぶは絶え絶えの息の中から後藤を見上げる。
「しのぶさん、知ってる?しのぶさんが俺を狂わしてるっていうこと」
突然の告白に、しのぶは意味が解らないといった表情で驚く。
「それって…どう…」
「こういう事」
息を整えた事を確認するように後藤はしのぶへと楔を打ち込む。
「きゃぁ…あぁぁん…くっ…やぁぁぁん…ぁあん…やぁぁん」
甘い悲鳴が響く。激しいまでに後藤はしのぶへと想いを叩きつける。
しのぶは混濁する甘い気配の中で、自分を攻め立ててくる後藤を見上げた。1度目の緩やかなまでの愛撫とは違うそれ。
後藤の隠された部分を感じるように全てを受け入れる。
高まりは時に激しく緩慢に蠢く。寄せては返すように何度も何度も激しさが募ってゆく。
水音と絡み合う塊の弾く音、しのぶと後藤の息遣いが激しさを増す。
「やぁぁあん…あぁぁぁあん…ひゃぁん…あぁあっっっ」
甲高くしのぶが嘶いた瞬間に後藤もまたその精をしのぶの中へと吐き出す。
4130後藤×しのぶ:03/11/26 22:56 ID:J0tqXgDL

激しく震える身体を横たえ後藤に抱かれる。
背中越しに後藤がしのぶの残り香を愛しむように襟足からなだらかに続く肩へと唇を沿わせる。
後藤に射抜かれて過敏になっている肌はそれですら感じてしまう。
倦怠感に包まれながらも、まだどこかでしのぶを欲している後藤に不思議な興味が湧き上がる。
しのぶはくるりと向きを変えると後藤を見上げる。
「後藤さんって、その…」
上目使いで見上げてくるしのぶに後藤は普段には見れぬであろう可愛らしさを感じ彼女を引き寄せる。
「ん?何?」
後藤の胸に頭をつけると穏やかまでに落ち着いてくる気持ちにしのぶは気がつきながら言葉を続ける。
「あ、あのね。その…私の何処がよかったのかなって…」
10歳近く離れた男から見れば自分など小娘にも等しいだろう。
彼の過去を知らない訳ではない。噂に聞いた彼の過去。調べようと思っていたわけでも余計な詮索をするまでもなく。
切れ者で通っていた彼を知らないしのぶではなかった。そして彼に付けられた別の名前。時折、その片鱗を見せ付けられる事もある。
どうしても敵わない。何度、それで悔しい思いも味合わされた事もあった。
「ん〜何処がって言われても…」
多分、予想だにしていなかった言葉だったのだろう。
後藤はそう言ったまま暫く黙り込んでいた。
彼に不思議な魅力がある事にしのぶは何時の頃から知らない間にそれを垣間見ることを知っていた。
それが恋と呼べるのかどうかも解らないまま過ごしてきた時間の中で囚われていた事も。
後藤も黙りこくったまま考えてはいた。
容姿で一目惚れという歳でもない。ただ彼女の他愛もない仕草に見せる女性らしい柔らかな表情。
何処か向こう見ずに行動する勇ましさ。自分に対等であろうと果敢に挑発とも取れる物言いまでそのどれもが後藤を惹き付けていた。
二人で過ごす時間の中で、何時の間にか沸き起こっていた感情に後藤ですら持て余すことは度々あった。
4230後藤×しのぶ:03/11/26 22:56 ID:J0tqXgDL
二人で過ごす時間の中で、何時の間にか沸き起こっていた感情に後藤ですら持て余すことは度々あった。
「そうだねぇ…うーん…難しいなぁ…どうしても言わなきゃ駄目?」
珍しく歯切れが悪くなる。
「無理にとは言わないけど…なんとなく…その…そう思って…」
愛される事に慣れていないのかもしれないとしのぶは思う。決して両親の愛情が不足していた訳でもない。友人たちに恵まれなかった訳でもない。
ただ男と女という間の流れる感情には初心なのかも知れない。
不慣れな感情ほど持て余す、何度となく経験をしてもそう容易くこの感情だけはいつも折り合いが着かずに悲しい結末を選んだ過去もあった。
昼間、彼の部下に指摘されたのも少しは起因していたのだろうか。それ以上に言葉や態度に示さない後藤にどこか不安を感じ取っていたのだろうか。考えれば考えるほど不安は募る。
こうして抱かれていても、春の夜の夢のように瞬く間に過ぎ去ってしまうのだろうかと。
意を決した後藤はしのぶの耳元でそっと囁いた。
「ん〜全部って言うのは駄目?」
のんびりとした口調だが甘いほどに通る声が鼓膜を打つ。
「えっ?」
意外な言葉にしのぶは顔を上げる。
「照れるような事何度も言わさないでね。言ってる俺だって恥ずかしいよ」
後藤にしては珍しく照れたようなはにかんだ笑顔を見せては、その続きを告ぐ。
「あのさ、何が不安なの?」
図星だった。
「やっぱりね…」
後藤はそうだろうという表情を漂わせる。
身体の繋がりと心の繋がり。
どちらも大切なことには変わりがない。ただ繋ぎ合う心ほど複雑に絡み合った物はない。
「不安っていうか…どうして私なのかなって」
素直に吐露する言葉が切ないほどに後藤を包む。
「それじゃもう一度言うからね。しのぶさんの全部がいいの。俺は。しのぶさんだからそれ以上でもそれ以下でもないよ」
それだけを言うとしのぶを強く抱きしめる。
4330後藤×しのぶ:03/11/26 22:57 ID:J0tqXgDL
「ん…ごめんなさい」
小さく謝る声が意地らしい程にか弱さを見せる。
「不安なのは俺だって同じなんだから。こうやって居ても夢なのかなって思うことなんだから」
白状するようにしのぶを抱いたまま後藤は続ける。
「しのぶさんの存在が今の俺にとっては全てだとも言えるんだからさ。それとも俺じゃ嫌だった?」
否定するようにしのぶは頭を振る。
「嫌とかそういうんじゃなくて、上手く言えないけど…その、何て言えば…その…」
しのぶは不器用なまでに言葉を捜す。後藤は言葉の続きを待っていた。
纏まりきれない言葉を紡いでは必死に伝えようとするしのぶの姿に、彼女の本来持っている性格である生真面目さが可愛らしく映る。
生温い息を吐き出して、しのぶは後藤の指に自分の指を絡める。
ゆっくりと絡み合う指先に少し力を込める。その力にまた同じような力が跳ね返ってくる。
「ん…もう、いい」
吹っ切れたような笑みを浮かべしのぶは笑う。
「俺は聞きたいけどね」
後藤も同じように笑みを返す。
「結局、言葉じゃないのよね。いくら考えても答えなんて出ない」
「酷いなあ。俺にはあんなセリフ言わせたくせに?」
「そうね。あれは何時もの…これの精神的なお返しとしてとっておきましょうか」
しのぶは襟元に咲いているであろう華にちらりと視線を移す。
「後藤さんのお返しなんて、こっちから強請らないと永遠に返ってきそうもないんだもの」
多分、後藤はいっぱい食わされたような表情をしていたのかも知れない。
ただしのぶはそれを見ずに絡めた指にそっと眼を閉じて口付けては緩やかに後藤の胸元に顔を沈めた。
----やれやれ、やっぱり侮れないかな?
後藤は穏やかに寝息を立てるしのぶを見つめ、またそれも良いかと思うと同じように眼を閉じた。
長い関係を続けていたとしても、互いに知らぬ顔を見せる瞬間は多いだろう。
それもまた彼女を知る楽しみの一つだと思えば決して苦ではないと後藤は眠る瞬間に思った。
4430後藤×しのぶ:03/11/26 23:01 ID:J0tqXgDL
終りです。
10スレ以上も使ってしまいましたが、読んで下さった方
ありがとうございます。

これで一応、保守出来るかなと。

ちょっと痒い系改め痛い系さん。
待ってますよー。期待。

保守SS投下の方も乙です。
ゆっくり読ませて頂きます。
ハァハァできて嬉しいw
45名無しさん@ピンキー:03/11/26 23:25 ID:fkmUcyNw
30さん、ごとしのイイ! すごくイイです!
素直じゃない大人同志の恋愛ええなぁ。
10KB未満の場合は24時間カキコがないと落ちるらしいので、次回こそ気をつけたいですね。
ついでに、即死回避にと書いた小ネタ投下。


「さて! このスレもようやくdat落ちの危機を脱してまいりましたが……
 ここでいよいよ、あ〜るのエロパロが出ますよ」

『バーサーカーとR26号の純愛』

「もけ? もけけ、もけもけ!」
「ぴー、がーぴぴー!」
「もけっ! もけっけ、もけけー!」
「ぴーっ!」


「……おや?」
「どこに需要があると言うのだバカモノッ!」
46名無しさん@ピンキー:03/11/26 23:44 ID:jMDE3CSa
30さん。イイ!!
47ちょっと痒い系改め痛い系:03/11/27 06:10 ID:rC9nmCJm
(その24)

「それでは、状況説明を行なう」
後藤は、手を後ろ手に組んで、すっと背を伸ばした。出動前の『お言葉』が始まる。
「港区台場三丁目の工事現場で、下水道管の破損が原因と思われる道路陥没が発生した」
整列した隊員たちを、後藤はゆっくりと見渡す。熊耳、太田、進士、遊馬、ひろみ、そし
て、野明。
全員が落ちつかない様子で、後藤の説明を聞いている。
「陥没の原因は目下のところ不明。陥没はさらに広がりつつあり、現場では3台の工事用
レイバーが陥没に巻き込まれて、乗員が脱出できない状況らしい。現在、消防庁の救急レ
イバー隊が現場に急行しつつあるが、救助には相当の困難が予想される。我々の任務の目
的は、消防庁レイバー隊の救助活動の支援と、事故現場の速やかな安全の確保にある。何
か質問はあるか?」
後藤は、いつも通りの淡々とした口調で話を終えた。
「…?」
隊員たちは怪訝な表情で後藤を見た。
小隊の編制の変更について、後藤から説明があると思っていたからだ。
一同は顔を見合わせて、一様に首を捻った。
「…あの、隊長」
熊耳が、遠慮がちに手を上げた。
「なんだ?」
「その、泉さん、というか1号機のことですけど…」
熊耳は、ほんの少し言い澱んだ。目の端で、野明が体を小さくするのが見えた。
隊長室での話を、後藤が忘れているとは思わなかったが、訊かないわけにもいかない。
「それで、具体的にどう対処すればいいでしょうか?」
「ん?…あ、そうか」
後藤は、ぽりぽりと顎を掻いた。まるで、たったいま気がついたような素振りだ。
「えーと、泉が体調を崩しているんで、1号機が出動できないっていうのは、皆もう知っ
ているな?」
隊員たちを見回すと、野明を除く全員が小さく頷いた。
48名無しさん@ピンキー:03/11/27 06:31 ID:U7ljCyqx
>>47ちょっと痒い系改め痛い系
お疲れ様です。
文章のテンポが上手い。
スラスラと読めるから続きキボヌ
何時も思うんですが、リアルな文章だなと。
展開気になってます。
49ちょっと痒い系改め痛い系:03/11/27 06:32 ID:rC9nmCJm
「で、まあ代わりと言っては何だが、今回は第1小隊が応援で出ることに決まった」
納得したのかどうかは別にして、一同はもう一つ小さく頷いた。
「隊長、俺たちはどうすればいいですか?」
今度は遊馬が手を上げた。
遊馬は、現場で何かできることがあるんじゃないかと思ったのだろう。レイバー隊員とし
ては当然の考えだ。
「そうだな…」
後藤はちょっと考える仕草をして、遊馬たちを見た。
「おまえたち三人は、とりあえず留守番だ。別命があるまでこの場で待機、ということに
しておこうか」
「いいんですか?」
「起動できないレイバーを持っていって出動しても、格好がつかんだろ?」
「まあ、それはそうですが」
後藤の言うことは尤もだ。遊馬は曖昧に頷いた。
「じゃ、そゆことで、そろそろ出発しようか」
後藤は、敬礼もせずにミニパトの方に歩き出した。隊員たちは後藤を目で見送ると、はっ
と目線を合わせた。
「第2班はただちに出発!二人とも駆け足、急いで」
熊耳は声をかけると、指揮車に走り出した。進士と太田も慌ててトレーラーに走っていく。
トレーラーのエンジンが勢いよく息を吹き返して、耳を聾する騒音が屋内に響きわたる。
パトライトが点灯して、ハンガーの壁を赤く染め分けた。
50ちょっと痒い系改め痛い系:03/11/27 06:40 ID:rC9nmCJm
「山崎、ちょっといいか?」
ミニパトのドアを開けようとした後藤が、ひろみを呼んでいた。
ひろみが後藤のところまで、小走りに駆けよる。
「すまんがな、二人を病院に送っていってくれ」
後藤は、財布から古びた名刺と自分の名刺を出して、ひろみに手渡した。
古い方の名刺は、隊員たちがいつも使っている病院ではない、別の婦人科医のものだった。
「二人って…遊馬さんも、ですか?」
ひろみは顔を上げると、思わず後藤に訊き返した。
訊ねることには答えずに、後藤はドアを開けてミニパトに乗り込む。
ウィンドーを開けると肩を乗り出して、ひろみに念を押した。
「とりあえず、他の者には内緒でな」
「…あ、あぁ、はい」
ひろみは、神妙な顔をして頷いた。
「じゃ、頼んだぞ。くれぐれも安全運転でな」
そう言うと、後藤は手を高く伸ばして、ひらひらと振った。出発の合図だ。
後藤のミニパトが発進すると、熊耳の指揮車が後に続く。2号機のトレーラーが、さらに
その後を追って出発していった。

(つづく)

うあー、推敲にはもう飽きました。
なんか、どんどん泥沼に嵌っているような気が…(@Д@)
この後には問題の受胎告知?のシーンが…ああああ、どうしましょ。ひー。

>48
ありがとうございます。
リアルというよりは、出来るだけ簡潔な文章になるように心掛けていますが、
どうでしょうか?
51名無しさん@ピンキー:03/11/27 08:10 ID:+mCLAnCe
>>ちょっと痒い系改め痛い系
投稿途中でしたね・・・_| ̄|○ダメジャンジブン

リアル=言葉の選び方、運び方が上手いと思うのでセリフが生きてると思います。
と、自分(48なんですが)が、他の方の文章はほんとに読んでいて面白いんですよね。
テンポもさることながら漫画の世界観がよく現れているというか。

パロに置いて思い入れのあるキャラはどうしても書き手がイメージするところの
キャラとなってしまい本来のオリジナルキャラとは別物となりがちでこういうある種
開かれた場所での投稿においては十分に考慮すべき点ではあるのですが、なかなか自分には
その辺の匙加減が難しいかなとは思います。
が、ちょっと痒い系改め痛い系さんはそういう点に置いても、原作を損なわず自分にとっても好みの話なんです。
所で、受胎告知シーンはどうなるんでしょう。わくわく。

ま、皆で泥沼に嵌れば怖くないですw

52いつも楽しく読んでます:03/11/27 15:19 ID:K1nVnpWH
ちょっと痒い系改め痛い系さん、続き楽しみにしています。

私も旧スレ>965の続き投入してよいでしょうか?
53名無しさん@ピンキー:03/11/27 18:51 ID:SfrYEEBA
>>52
投下してください〜
待ってます。
54284:03/11/27 19:34 ID:b0zYdBX0
>30さん 
ごとしのは艶があっていいすねー。ごちそうさまでした。
>ちょっと痒い系改め痛い系さん
復活おめでとうございます。次はいよいよ受胎告知でしょうか?泥沼でも砂漠でも何でもいいので、続きお願いしますw
55名無しさん@ピンキー:03/11/28 00:03 ID:X3oUvjtg
R×さんごキボンヌ

私高2♀なんですが、R大好きでつ(´∀`*)))

ギャルコ仲間でゎR好きな子居ないので淋Cーのでつが…
56名無しさん@ピンキー:03/11/28 00:15 ID:c7zOGzqc
>>55
Rネタは過去スレの「その2」あたりにいくつかあった記憶が。
57いつも楽しく読んでます:03/11/28 01:05 ID:oScM/oh9
>55
んじゃ、投入しちゃいますよ?でもエロがしょぼい。もっと大人の恋が書きたいのに。
旧スレ>965の続きです。

「さんご、寒いですか?」
服を脱がされ下着姿になったさんごに、Rが心配そうに訊く。
「・・・平気、ていうか熱い。Rくんオーバーヒートしてない?」
「そうでしょうか?」Rは不器用にブラを外し、小さな膨らみを手のひらに収めた。
同時にさんごは内腿に押し付けられる熱い塊を感じた。
「?!あっRくん・・・・・・これ、何?」
「何ってことないでしょう・・・男の生理現象ですよ」
「・・・良く出来てるのねぇ」
「良く出来てますねぇ」Rはつぶやきながら下着を全て脱がし、薄っすらとした茂みの奥にそっと指を
伸ばした。
「んっ!」初めて自分以外の指に触れられたそこは、神経が集中したように過敏になっていて、じわり
と蜜をこぼした。首筋を強く吸われ、思わず身体を強張らせたとき、さんごの中につるりと何かが侵入
してきた。驚いて目を開ける。
「Rくんっ、入れたの?」
「大丈夫、指ですよ」Rの細長い指がゆっくりとさんごの中をかき回す。
「ああ、さんごの中、温かくて柔らかくてとろとろだよ」中指を入れたまま親指で肉芽を探り当て、強弱
をつけて圧迫する。
「あああっ」それだけでさんごは身体を痙攣させ、軽い絶頂感を迎えた。
「はあっ、わ、私はどうすればいい?どうして欲しい?」一方的に身を任せていたさんごは初めてRの
剛直に手を伸ばす。が、眩暈のような余韻の中で、握り締めるのが精一杯だった。
「さんご、力を抜いて・・・」Rの先端がさんごの花弁にくちゅっと押し当てられた。
「!」かすかな恐怖感がさんごの意識を呼び戻した。
「Rく・・・」
「いいですね?僕ももう戻れませんよ」
「ん、いいよ。来て」その言葉と同時にRはさんごを貫いた。

「ああーっ!」熱く、焼け付くような痺れが身体を貫く。痛みとは少し違う、熱い熱い刺激。しかしそれ
を快感と認識するにはさんごの身体は幼すぎた。
「痛いですか?」
「う、ううん、大丈夫みたい・・・なんか、変」Rはそのままゆっくりと腰を使い始めた。往復する度に、あ
ふれる蜜の音が部屋に響く。その音に狂わされたようにさんごはRの顔を引き寄せ(首が外れないよ
うに)キスを繰り返した。
「Rくんっ、Rくんも感じる?あたしを感じる?」
「感じてますよ。人間の体温はこんなにも熱いんですね・・・」腰使いがだんだん速くなって行く。突き
上げられる度、さんごの脳裏に赤い華が咲く。
「ああっ、さんご、もう帰しませんよ。家には帰しませんよ!」
「んん、ずっとRくんと一緒にいる!」

果てた後も、繋がったまま眠り朝を迎えた。
60名無しさん@ピンキー:03/11/28 01:19 ID:5wArXw5u
>>55
ちょっと待った ここは21歳未満立ち入り禁止だぞ
「不許可である!」
「あ、Rくん・・・もう1週間だよ、そろそろ家に帰してよ」
「ずっと一緒にいるって言ったじゃないですか」
「じゃ、せめておかず買ってきて!毎日白米ばっかりなんだもん」
62いつも楽しく読んでます:03/11/28 01:26 ID:oScM/oh9
おわりっす。えろは難しい。お目汚し失礼!
63たんぽぽ:03/11/28 02:00 ID:SO90Hj3d
http://kzms2.daa.jp/el.htm
(*´-`)(*´-`)(*´-`)(*´-`)(´-`*)(´-`*)(´-`*)(´-`*)
(*´ω`)(*´ω`)(*´ω`)(´ω`*)(´ω`*)(´ω`*)
   たんぽぽとじゅまの日記見に来てね。
(*´-`)(*´-`)(*´-`)(*´-`)(´-`*)(´-`*)(´-`*)(´-`*)
(*´ω`)(*´ω`)(*´ω`)(´ω`*)(´ω`*)(´ω`*)
64名無しさん@ピンキー:03/11/28 09:20 ID:X3oUvjtg
『(首が外れないように)』にときめきましたvV
あぁ、白米な日々を送ってみたぃ…vV(笑)
ありがとぅござぃました(≧∀≦)!!

まーかせて!!精神的には21才以上ですから!!(ぇ)
65名無しさん@ピンキー:03/11/28 09:47 ID:yDm9uZQo
>>55
お疲れさまです。
エロと笑いのミックスが程好くありGJ。

66名無しさん@ピンキー:03/11/28 10:04 ID:5HWfTrlY
前スレ埋め立て&30です。
レス下さった方、ありがとうございます。
前スレの方は、本当に時間がなく埋め立てたという代物ですので、
稚拙な物なのに感想カキコくださってありがとうございます。
30の方もうp前に改行などを注意してたのですが、うpするPCと書いているPCが
違う為、一部お見苦しい点もあったように思えます。
今後うpする際に注意します。
後、読んでくださった方もありがとうございます。
67名無しさん@ピンキー:03/11/28 12:48 ID:JJK5eqmi
後藤風に読んでね。

ま、ぶっちゃけ君が高校生だろうがどうだろうがかまわないんだけど、
俺としてはここが閉鎖されると困っちゃうわけ。
だいたい精神年齢21歳以上が顔文字、小文字、挙句に高2♀って書かんでしょ。
ま、そこんとこよく考えて>>55はおとなしくおうちに帰りなさい。
おじさんのたわごとは以上。
(#´`)。〇(なんで厨は年齢以下って事を名乗るんかね…しのぶさんに知れたら…ガクブル)

>>58乙。これぞエロパロ!!いかったです。
68名無しさん@ピンキー:03/11/28 14:50 ID:X3oUvjtg
>>67さん
ごめんなさぃ後藤さん…(´`。)゚

白米を求めて逝ってきます
69いつも楽しく読んでます:03/11/28 18:51 ID:oScM/oh9
レス下さった方々、どうもありがとうございます。
どうしても大人の恋は書けません、ううう。で、いつものように
R×さんごのお子ちゃまエロになってしまいました。
708:03/11/30 11:03 ID:oV2Xas9d
保守
71いつも楽しく読んでます:03/11/30 17:28 ID:av4MO7Kf
あ、良かった。落ちてなかった。
72名無しさん@ピンキー:03/11/30 18:45 ID:btCB65+7
一応、念のため保守。
73( ・∀・)つ〃∩ モエー:03/12/01 15:44 ID:b35PoJ3b
場繋ぎ超超ちょ〜短編を一席。

「おい、ここらへんでいいのか?」
遊馬がコタツを担いでフラフラとしてる。今年のクリスマスもやっぱり
準待機になったから、屋上にコタツを引っ張り出して有志でパーティーをやろう!って
事になった。結局そう言い出した私と遊馬が準備をさせられてる。

「やっぱ寒いな〜・・・ったく、オマエも好きだよな。こーゆー事」
文句を言いながら延長コードに接続をしてコタツをつける。私はコタツ布団を
かけて、コタツを仕上げながら答えた

「文句があるならやろう!って言わなきゃいいじゃん。遊馬だって私が言い出した時
 みんなにやろうぜ!って一緒に盛り上げてたじゃないかぁ」
「そりゃー寮で暇つぶしてるより、ここで飲み食いしてたほうが虚しくないからな。
 よし!とりあえず太田がくるまで待つか。」

コタツに入って食料を持ってくる太田さんたちを待つ。
私も風が冷たいからコタツに入る。外でコタツに入るってやっぱり不思議な感じだな〜
しばらくすると太田さんとひろみちゃんが買い出しから戻ってきた。
飲み物を調達しにいったシゲさんはまだ来ない。

「シゲさんを邪険にして始めてる訳にもいかんだろう。待つか。」
太田さんがコタツに足を入れてひろみちゃんも大きい体を丸めて遠慮がちにコタツに
足を入れている。鉄の階段をコツコツと上がる足音がしてきて私たちは振り向くと・・
74( ・∀・)つ〃∩ モエー:03/12/01 15:51 ID:b35PoJ3b
「あら、やっぱりここだったのね。準待機なんだから飲みすぎちゃダメよ?」
熊耳さんが来た。私は遊馬の横に移って席を詰めると太田さんが
「巡査部長殿も少しやっていきませんか?どうぞどうぞ!」
今まで私が座ってたところに座布団を敷いている。行動早いんだから・・こういう時だけ。
「そう?じゃあ失礼しようかしら」
ニッコリと笑い、熊耳さんがコタツに入って座る。

さっきまでひろみちゃんが一番狭そうだったけど、無理やり二人で座ってる
私と遊馬が狭そうになった・・っていうか実際に狭い。
「もうちょっとそっち行けよ。コタツの足に俺の足がぶつかって痛いんだよ」
「私だってギュウギュウだってば。仕方ないでしょー」
小さく言い合ってると熊耳さんがあたりを見回して言った。
「あら・・・お酒は飲まないの?食べ物ばっかりじゃない」
「いや、シゲさんが飲み物は買出しに行って、まだ戻らないのであります!」
「太田くん、準待機だしこういうプライベートな場でそこまで気負わなくていいわよ」
いつも通り・・・という空気が流れる中、私は空を少し見上げて小さく息をつくと
誰かの手がコタツの中で私の手をふわっとにぎってきた・・・・・

手の感触だけで、勘というか、わかってしまった。
・・・遊馬?
私は遊馬をチラっと見たけど、遊馬は太田さんをからかっていてこっちを見てない。
やさしく私の手をにぎっている手・・・思い切って握り返してみた・・・
「ん?どうしたんだよ。きょとんとして」
悪戯をした時の笑いで遊馬が私に話し掛けてきた。やっぱり・・・・・。
「ううん。別になんでもないよ。シゲさんまだかな〜って。」

会話とは全く違う反応・・さらにぎゅっと、私の手をにぎってきた。
もちろん熊耳さんも太田さんもひろみちゃんもこんな事が起こってるなんて
思ってないんだろうな・・・
75( ・∀・)つ〃∩ モエー:03/12/01 16:08 ID:b35PoJ3b
そこから私はみんなの会話が上の空。
だって・・・遊馬ってば、ずっと手を離さない・・・
それどころか、指を絡めてきたり、指で手をなぞってきたり・・・
全身の神経が左手だけに集中しちゃってる状態で私は会話に入ってるフリを必死でした。

思わず私も指を絡め返す・・・遊馬の指ってこんな長かったっけ・・・
手なんてまじまじと見たこともないから・・・頭の片隅でそんな事を考えた。
目の見えない人が顔を触って、その人がどんな顔かわかるってよく聞くけど
なんとなく分かるような・・目を閉じたら、遊馬の手を見つめた時と々くらい
指の長さや、どんな爪か・・なんて細かいところまで、私の指先は感じている。
そうしたら遊馬の手はさらに力をこめて私の手を包み込む。
手とはまったく別に遊馬が言い出した
「シゲさん遅いな〜。ちょっと見てくるか。野明、いくぞ」
「・・・・・・・へ?」
「なにが”へ?”だ。おまえのカブで途中までシゲさん探しにいくぞ」
太田さんが間髪をいれずに
「篠原!それは二人乗りするつもりだろ!道路交通法違反だぞ!」
76( ・∀・)つ〃∩ モエー:03/12/01 16:09 ID:b35PoJ3b
ふわっと指がほどかれ、手が離れた。・・なんだか・・もっと繋がっていたかった・・・
「はいはい。俺は自分の自転車でいきますよ。太田チャン」
「貴様〜いつもいつも先輩に向かってだな、口の聞き方が」
太田さんが話し続けてるけど、遊馬は立ち上がって私を引っ張る。

「じゃ、ちょっと見てきます。ほら、行くぞ。」
「はーい。いってきまーす」
階段を下りて、カンカンと階段の足音だけが響く。
「遊馬、あのね、えっと・・・さっきさ、どーして・・」
言葉にしたらごちゃ混ぜになっちゃった。いいかけた時に遊馬が私の手をつないできた。
「早く行こうぜ。事件起こってメシがお預けなんて嫌だからな」
こっちを見ないで遊馬は私の手を引っ張って階段を降り始めた。

カラダの一部を知った・・・っていったらオーバーかな・・・
そんな事をちょっと思いながら、私も手を握り返して階段を降りた。


おしまいです。
思いつきにつき微妙な線引きでスマソ
77( ・∀・)つ〃∩ モエー:03/12/01 16:12 ID:b35PoJ3b
訂正

手を見つめた時と々くらい = 手を見つめた時と同じくらい

変換ミスかよ。(´・ω・‘)ショボーン
78名無しさん@ピンキー:03/12/01 17:33 ID:DvI0cKkP
>>( ・∀・)つ〃∩ モエータソ

むちゃくちゃ(・∀・)イイ
変換ミスは(゚ε゚)キニシナイ!!キニシナイ!!
直接的なエロ描写なくてもほのぼのがイイけど、何気に指さわりしてる遊馬エロくてイイ
可愛い話ありがd
79名無しさん@ピンキー:03/12/01 18:38 ID:CmX54P9V
>73 ほのぼのこたつ萌え〜

なんかおたけ×遊馬カップルがイイとおもってたら
Lシュンスケつながりだということに気がついてみた。

「遊馬く〜ん大好き!」
80名無しさん@ピンキー:03/12/01 21:08 ID:JiEj2CA6
いつもながら多士済々だな
81284:03/12/01 22:39 ID:OuWkM3mv
イイ!
指の触りっこだけというのも、意外に官能的なものですよ。
P2ラストの柘植×しのぶがそうであったように。
82名無しさん@ピンキー:03/12/02 00:04 ID:eqR0bIgA
もえーーーーーーーー!





野明いいなぁー、うらやましいなぁー。
83名無しさん@ピンキー:03/12/02 02:58 ID:edwqx0Nq
バラエティ豊かでイイ!
84名無しさん@ピンキー:03/12/02 03:28 ID:IYchkUaZ
お絵かき板もカワイイのあったよ。
あれも30日空くとと駄目じゃなかったけ。
直リンクリクするとwww.megapink見たいなとことばされるので
コピペでどうぞ。
85名無しさん@ピンキー:03/12/02 04:58 ID:2114ScFU
お絵かき板の絵はイイ!けど、もっと画像が大きかったり
投稿ができればな。あ、贅沢をいうつもりはないんだけど、
結構コレクションの画像は持ってるから、オリジナルのお絵かき
じゃなくて投稿できるんなら協力できるからさ。
86後藤×しのぶ:03/12/02 14:44 ID:TdVmEzpF
>>( ・∀・)つ〃∩ モエーさんに触発されて書いてみました。
ほのエロのつもり。

ひらひらと舞い落ちる雪が視界の片隅に映る。
ふと顔を上げて見れば、窓枠の外、曇天の中に咲き散る花のように見える。
一服をと思いやって来きては、冷え切った廊下の片隅で煙草を咥えその光景に身を震わした。
「冷えると思ったら…雪だよ。参ったね」
外では子犬よろしくとばかりに部下達の歓声が聞こえて来る。
「ほんとに、無邪気なもんだねぇ」
半ば呆れながら一人呟く。
ふうと深く吸い込んでは吐き出す紫煙がたなびき、淀んだ空間を作り上げた。
3本目を吸い終えたところで、ガサゴソと煙草を取り出そうとするが、生憎、それが最後の1本だったようだ。
----仕方ねぇな。戻るとするか。
重い腰を上げ、寒風吹き荒む廊下をパタパタとふりつあいな音をを立てながら誰も居ない隊長室へ戻る。
----誰も居ない。
そう思っていた筈だった。ドアを開けた瞬間、目にしたのは1週間前から研修という名目で留守にしていた同僚が居た。
87後藤×しのぶ:03/12/02 14:46 ID:TdVmEzpF
長い髪は下ろされ、オレンジ色の派手な制服姿ではない。柔らかな薄いベージュのスーツ姿だった。
スーツに合わせてだろうか、何時も付けている口紅とは少し違う色。そして、少しだけ開かれたシャツの襟元。
無意識に彼女の姿を追ってしまう。多分、彼女は気がついていない筈だ。
「あれ?どうしたの?何してるの?」
矢継ぎ早に彼女に問いかける。
自分のデスクからちらりとも視線を投げかけず、彼女は書類に目を走らせている。
「長いご休憩ですこと」
第一声は相変わらずも皮肉のこもった言葉。
慣れているとは言え、他人が聞けば怒っているかと聞こえる氷のような冷たい声。
「えっ…そんなに行ってたかなぁ」
とぼけるように答えて見るものの何故か口の端に浮かぶものは笑み。
たかが1週間居ないだけなのに、広く感じてしまう隊長室に辟易していた所だった。
「私がここに来てから、もう30分は過ぎてるわよ。それに煙草吸いすぎじゃない?後藤さんが入ってきただけで
匂うもの。煙草」
柳眉な眉をしかめて、ようやく彼女が顔を後藤に向けた。
「そ、そう?」
椅子に腰掛けながら思わず自分の服を嗅いでしまう。
88後藤×しのぶ:03/12/02 14:46 ID:TdVmEzpF
その姿に彼女が笑う。
「意外に早く終ったのよ。それに溜まってる書類も気になってたから…」
「相変わらず、仕事熱心だねぇ」
嫌味ではない。素直な気持ちだった。
「誰かさんみたいに休憩ばかり取っている暇もありませんから」
冷たい一瞥をくべると、ため息を着いては頬杖をする。
心なしか疲労が宿る横顔。
「あんまり根を詰めても、ね。効率がいいっていうもんじゃないし」
そう言いながら後藤はコーヒーを淹れる為に立ち上がる。
決めた訳ではないが、2人で過ごす時はどちらともなく行うこと。
数分後、芳醇な香りが部屋に満ちる。
「はい、熱いから注意してね」
ありがとう、と言うとしのぶはカップを受け取る。
小さな子供のように両手でカップを持つしぐさが可愛らしく見えた。
しのぶは、一口啜っては、大きな息を吐く。
「なんだか、同じコーヒーなのに、やっぱりこっちの方が美味しい」
研修中もこうやって同じように飲んでいたのだろう。
湯気の向こうに見えるしのぶの小さな微笑が綺麗だった。
「そう?同じじゃないの?」
極有り触れたメーカー品だけど、と後藤は改めてカップに浮かぶ黒い液体を見つめた。
89後藤×しのぶ:03/12/02 14:48 ID:TdVmEzpF
「さぁ、どうでしょうね。淹れる人によるんじゃないのかしら」
しのぶは小首を傾かせて、悪戯っぽく微笑んで見せる。
有り触れた言葉のやり取りの中に秘められた感情。
謎解きには長けた後藤が、意地悪い笑みを浮かべる。
「そうだね…俺もかな」
見つめ合う視線がたゆやかな時間を作り上げる。
弾けるような熱さはないにしろ、穏やかな空気が包む。
「雪、降っていたのね」
絡み合う視線の向こうに見えたのだろう。しのぶは立ち上がると後藤が座る椅子の後ろに立つ。
つられるように後藤もしのぶの横に並ぶ。
外では薄っすらと積もり、舞い降りてくる雪を楽しげに追いかける姿が見える。
「これだと、今夜は積もるかしら?」
しのぶは、空を見上げる。
静かに舞い落ちる雪は止みそうもなくただ静かに降り積もる。
90後藤×しのぶ:03/12/02 14:50 ID:TdVmEzpF
後藤は何も言わない。
その姿を壊れ物を扱うかのように静かに、彼女を引き寄せる。
そっと厚く広い胸に頭を持たせかけて、しのぶは目を閉じ何も言わない。
触れ合う唇が熱かった。
舞い落ちる淡雪のようなキス。
ただそれだけなのに唇が熱く感じる。
ゆっくりと味会うように紡ぎ合う行為は僅かな時間。
離れる唇の熱に愛しさを残しては、絡み合う視線が少しばかりの照れを見せた。
「ね、こんな夜は誰かと一緒に居たいのかもね」
やっと本心を吐露するとしのぶはゆったりと微笑んだ。
「ほんと、素直じゃないね」
「さぁ、どうかしら。多分、あなたほどじゃないわよ」
後藤は、抱き寄せた腕に微かに力を込める。
やがては融けてしまう雪、そして、傍らに居る彼女。
その一瞬を記憶の片隅に焼き付けておこうと後藤は思った。
一人よりも二人で暖めあう事を知ってしまえばもう戻れない事を知っていたから。

<終>

何か違うと思いつつも・・・やはり難しい。
91名無しさん@ピンキー:03/12/03 02:22 ID:9ZKlmBdG
いや!イイ!!
ごとしの最高!
92名無しさん@ピンキー:03/12/03 15:07 ID:BKF1+Gld
ごとしの(;´Д`)ハァハァ
まったりと大人ムードで 萌え。
職人さん最高だよ!
93名無しさん@ピンキー:03/12/03 15:38 ID:GYqxTQlN
ゴトシノキタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!
ノアアスマキタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!
まったりエロイイ
ガンガレ職人さん!!
94名無しさん@ピンキー:03/12/04 01:53 ID:d8bbQUkP
期待保守age
どちらも乙
ほんわかマータリエロも良かったです。
95名無しさん@ピンキー:03/12/06 21:30 ID:g49Nul4Z

まったりごとしのイイ!
パトのボトルキャップフィギュアが出てるんですけど、それの後藤さん
あくどい笑顔してます。見るたびに邪な妄想を・・・
96名無しさん@ピンキー:03/12/07 13:43 ID:00vX68di
板違いかもしれんがwx?。のノベライズはまだ出ないのか
97名無しさん@ピンキー:03/12/07 15:09 ID:Hf6yDCsY
>>96
アマゾン辺りで検索してみたのですが、該当する本が見当たらない。
出ていないのかな?

と、どーでも良いんですが物凄くエロいごとしの書きたい〜w
98名無しさん@ピンキー:03/12/07 15:38 ID:g9nEtisQ
>>97
よっしゃ、エロパワーを送っちゃるから書きなさい!!!

エルォ〜〜エルォ〜〜エロ〜〜ル・・・はっ!!
99名無しさん@ピンキー:03/12/09 00:42 ID:zbsUl9mJ
ほしゅ
100名無しさん@ピンキー:03/12/09 04:10 ID:iY6rV2RB
100get

以前に軽井沢ネタで後藤さん視点語り、しのぶさん視点語りで対になった話
ありませんでしたか?全スレみたのだけどないような。
前スレ3,1にあったのかな?もう一度読みたいんだけど保存し忘れてる。
html化待ちで先は長そう…
101いつも楽しく読んでます:03/12/10 00:30 ID:FnFpPKyi
>100さん
前スレにありますよ。
保存してますから皆様の差し支えがないようでしたらコピペしますが?
102いつも楽しく読んでます:03/12/10 00:42 ID:FnFpPKyi
ってか、前スレの
643-652(後藤視点)
664-673(しのぶさん視点)ですよ。
103いつも楽しく読んでます:03/12/10 00:45 ID:FnFpPKyi
前スレの
643-652(後藤視点)
664-673(しのぶさん視点)ですよ。
書き込みダブってるかな。
104いつも楽しく読んでます:03/12/10 00:49 ID:FnFpPKyi
>102-103
すみません。ダブってました。
105名無しさん@ピンキー:03/12/10 01:46 ID:TTw9NdNd
>>101>>102
ありがとうございます。
やはり前スレでしたか。
UPしてもらいたいのは山々ですが、書き手さんに対してやスレ消費も含めて一個人の
ワガママですから、気長に待ってみますね。
106名無しさん@ピンキー:03/12/10 01:49 ID:TTw9NdNd
すいません。途中で送信してしまいました。
>>101
お心使いありがとうございます。
107ちょっと痒い系改め痛い系:03/12/12 14:18 ID:lxPyc1eK
ageときますね。
108名無しさん@ピンキー:03/12/14 01:43 ID:XPPyw89q
ほしゅほしゅ
109名無しさん@ピンキー:03/12/14 16:02 ID:nUMnpTIg
「後悔したくないからね。だから話しに来た。協力してくれるでしょ?」
しのぶを包むようにして助手席のリクライニングが下ろされる。
「え、えっ、っちょっと、何?
あっっちょっと、駄目、こんなところで〜っ、後藤さん……あっ……」
首都に雪が降ったその日、閑静な高級住宅地の路地で上下に揺れる自動車があった。

保守がてらに妄想カキコ
110名無しさん@ピンキー:03/12/14 19:08 ID:V0dYu7Fj
>>109
(*´Д`)つ〃∩ モエーモエーモエーモエー
流されてしまうしのぶさん萌え。
111名無しさん@ピンキー:03/12/14 20:53 ID:rCoAGPPD
www.interq.or.jp/tokyo/patlabor/tobira/novels/under/magritte_01.html

ごとしのじゃないけど…
ガイシュツだったらスマソ
ナカナカモエー
112独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:31 ID:2tfYqTv4
<後藤視点>
「・・・おかえりなさい」
「・・・ただいま」
全身から『疲労』と『不機嫌』のオーラを醸し出しているしのぶさんにとりあえず声をかける。
いつもと違う濃紺の制服を纏った姿に、いつも以上に眉間にシワを寄せた顔。
また本庁のお偉いさん達と一戦交えてきたのだろう。面白いほど分かりやすい人だ。
「落ち着きなさいよ」
乱暴に席に着いた彼女に熱いコーヒーを入れて渡してやる。
「落ち着いてるわよ!・・・まったく、あのタヌキ親父・・・どれだけ人の邪魔をすれば・・・」
ぶつぶつと呪いの言葉を呟きながらコーヒーを一口すする。
その様子を見るふりをして、スカートからのびるしなやかな脚を眺めた。
「いつものことじゃないの」
「それはそうだけど・・・・あーあ、とにかく着替えるわ」
もう一口すするとのろのろと立ち上がって更衣室へと向かう。俺はそれを手で遮った。
「・・・・後藤さん?」
不審そうに見上げてくる彼女ににっこりと笑った。脱ぐなんて勿体無い。折角こんなにそそられる格好なのに。
「いいよ、着替えなくて」
体を引き寄せて唇を塞ぐ。急な動きに対処できないのをいい事に、何度も角度を変えて唇を重ねた。
「ちょ・・・っ!な、なに・・するっ・・・の・よ!!」
角度を変える合間に必死で言葉を紡いでくる。一旦口を離して赤くなった顔を覗きこんだ。
「まぁまぁ、いいじゃない」
「良くないわよっっ!!こんな所で・・・っ」
暴れる体をきっちりと羽交い絞めにする。勢いよく動く唇を舌先でぺろりと舐めた。
「本庁で嫌な思いした分、俺がうんと好い思いさせたげるからさ」
113独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:31 ID:2tfYqTv4
「んんっ・・ちょ・・やめ・・・ふぅっ・・・!」
うるさい口を再び塞ぎながらスカートの裾を腰まで捲り上げる。指先を下着と肌の間に滑らせた。
腰を伝い、尻の間を降りて秘裂に行き着く。指先のぬるりとした感触にわざと耳元で笑ってやった。
「まだキスだけだよ?」
「・・・・!!」
「キスだけなのに、こんなに濡れちゃうんだ」
舌を入れて感じやすい上あごを突付くと、熱っぽい蜜が指先にどんどん垂れてくる。火傷しそうだ。
「すごいねぇ・・・こんなにお漏らししちゃってまぁ」
品のない言葉は大嫌いなくせに、言われると必要以上に感じてしまうのを知っている。
予想通り顔を真っ赤にして身をよじりながらも益々欲情の証しを溢れさせた。
「可愛い」
暴れる体を難なく押さえつけ、指を当てたまま繰り返し繰り返しキスをする。
秘裂を塞ぐ様にぴたりと当てた指の狭間から蜜はこぼれ、下着とストッキングを濡らしていった。
「んっ・・・ふぅ・・・」
キスを繰り返す度に体は段々とほぐれていき、体温が上昇する。秘裂もどんどんと熱くなっていった。
動き回る俺の舌にしのぶさんの舌がおずおずと絡み、合わせた口からはぐちゅぐちゅと音が立つ。
しのぶさんがキスの合間にひどくもの欲しそうな視線を送ってきた。
指を当てられているだけの微妙な刺激が無いがもどかしいのだろう。
ソコもひどく欲しがってビクビクと震えながら指を食んできた。熱くて柔らかい陰唇がぬるりぬるりと指を嘗め回す。
懸命に訴えてくるソコがいじらしくて可愛らしくて、俺は笑いを堪えながら言った。
「くすぐったいよ。そんなに噛まないで」
「・・っ!」
どぷり、と熱湯の様な蜜が溢れ出した。
114独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:32 ID:2tfYqTv4
十分に堪能した唇を解放し、下着をストッキングごと膝まで下ろす。
下着に溜まっていた蜜が蛍光灯に照らされてとろりと光った。
そこに顔を近づけて一嘗めする。しのぶさんの味が広がった。
「ん、おいしいよしのぶさん。いっぱい出しちゃったね」
内股の間に頭を突っ込んで下着を綺麗にしてやる。驚いたように閉じた脚が俺の頭を挟んだ。
「や、やだっ・・やめてそんなの・・・っ」
柔らかい内腿の肉を頭で感じながら、濡れた下着を口に含んでちゅくちゅくと吸い上げる。
髪が触れるのが感じるのか、脚はぶるぶると震えて更なる快楽をねだっている。
「ん・・・ごとう・・・さ・・・」
「んー?なぁに?」
締め付けていた内腿から頭を外して見上げると、欲しくて堪らないといった表情があった。
「もっとやらしいことして欲しいの?」
恥ずかしそうにしながらこくりと頷く。濡れた陰毛をいじるともどかしそうに腰が揺れた。
「どこにして欲しいの?」
しのぶさんの手が俺の手を掴む。ゆっくり茂みの奥へと導かれた。
「ここ・・・・」
「ここにやらしいことして欲しいの?」
再びこくりと頷く。濡れたソコから手を引き抜くと、綺麗な眉が切なそうに寄せられた。
「じゃあね、後ろ向いて壁に手ついて、脚開いて?」
しのぶさんが言われた言葉に従順に従う。震える脚を開こうとするが、膝にある下着が枷になっていた。
「これじゃ脚開かないね」
机の上のハサミを手に取り、下着とストッキングを一緒に掴んで股の部分に当てた。
「あっ・・!!や・やめて、そんなっ!!」
じゃきり、と鈍い音がして下着が真っ二つに裂ける。呆然と見上げてきたしのぶさんに、にっこり笑った。
「はい、これで大丈夫」
115独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:33 ID:2tfYqTv4
スカートは腰まで捲くれ、千切れた下着を膝に纏わりつかせた状態で腰を突き出す。
乱れた下半身に対して上半身は滑稽なほどきちんと着込まれている。
清廉なはずの紺色の正装が、いまはもうどうしようもなく淫靡なものでしかなかった。
「お尻丸見えだね?しのぶさんの一番恥ずかしいあそこもよく見えるよ」
閉じたハサミを秘裂に当てる。指よりもはるかに細いそれは割れ目に沿ってくぷりとはまった。
「あんっっ・・・冷た・・っ」
軽く前後に動かしてやると、途端に脚が閉じてしまった。
「んっ・やだっっやだぁ・・・っ」
「ほら、なに閉じてるの?開いてよ」
丸い刃先で一番敏感な肉芽を突いてやる。先端で包皮を散らし、そっと中に潜り込ませた。
「ひっ!・・・やめっ・・お願いやめてっっ!」
「ほぉら、脚開く」
包皮の中で丸々と膨れた豆部分に食い込ませたまま、細かく振動させる。
蜜が恥ずかしげもなく大量に溢れ、俺の手まで垂れてきた。
「あっあぁ・・・や・・んんっ・・」
悲痛だった声音が少しずつ緩み始める。ほんの少し強く動かしただけで膝ががくがくと揺れた。
「おやおや・・・随分と気持ち良さそうだねぇ・・・もう今日はコレだけにしとこうか?」
しのぶさんが慌てたように振り向く。嫌なの?と訊くとゆっくりとうなずいた。
「じゃあ、ちゃんと言う事きく」
震える足がおずおずと開いていく。腿まで垂れた蜜がにちゃりと音を立てて、幾筋もの細い糸を引いた。
「うわ・・・すっごい糸引いちゃってるよ、しのぶさん?」
再び丸見えになった陰唇や肉芽を刃先で突付く。その度溢れる蜜に陰毛はぐっしょりと濡れ、床に滴るほどだった。
「見ないで・・・お願い・・・」
相当恥ずかしいのだろう、睫毛が震え濡れている。同じように震えて濡れる秘裂に、俺は刃を差し入れた。
116独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:33 ID:2tfYqTv4
「ひぃぃっっっ!!あひ、あっ・・・ひいぃっっ!!!」
しのぶさんの体が激しく跳ねる。動きに合わせて蜜がぴちゃぴちゃと飛び散った。
「大げさなんだから・・・刃は閉じてるし刃先は丸いんだから大丈夫でしょ?」
ひくひくと震える肉に銀色の金属が突き刺さっている光景はひどく淫靡だ。
隙間からこぼれた潤いが刃を伝って床に落ちる。あっという間に小さな水溜りが出来た。
「ああぁ・・・あふぅ・・・・やだ・・・や・・」
「ねえ、しのぶさん?このままなら何とも無いんだけどさぁ・・・コレ開いて閉じたりしたらどうなるんだろうね?」
途端にしのぶさんの動きが止まる。最奥を冷たい先端で突付きながら言葉を続けた。
「多分開くのは何とも無いんだろうけどさ・・・閉じる時にはどうなっちゃうのかなぁ?」
「何馬鹿なこと・・・っ早く抜いて・・・っ!」
潤んだ眼で懸命に睨みつけてくる。可愛いけど・・・可愛くない。こーゆー所が益々苛めたくなるんだよなぁ。
「あーあ、可愛くないの・・・可愛くない子は・・・」
しのぶさんの中でゆっくり刃を開く。眼が見開かれ、体が一瞬で硬直した。
「あ・・・・・っっっ!!」
「これで閉じたらどうなるか・・・試してみよっか?」
しのぶさんが俯いて・・・震えながら首を振る。小さくなって震えてて本当に可愛い。その耳元でそっと呟いた。
「やなの・・・?じゃ、何でも言う事聴く?」
「きく・・きく・・から・・・っ・・おねがい・・っっ」
すっかり可愛くなったしのぶさんにご褒美のキスをしてあげる。唇を触れ合わせたままに告げた。
「じゃ、出したげるね・・・力、抜いててね」
開いたままで固定してゆっくりと丁寧に引き出す。眉を寄せたしのぶさんの喉からは切ながるような声が漏れた。
先端が引き出される時、入り口は柔軟に口を開け異物を吐き出す。後を追うように大量の蜜が溢れ出て来た。
崩れ落ちる様に座り込むしのぶさんを眺めながら、うっすらと血の滲む刃を蜜ごとそっと嘗めた。
117独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:34 ID:2tfYqTv4
「ほんじゃ、言う事聞いて貰おうかな」
しのぶさんの後頭部に手を回して股間に引き寄せる。目の前でファスナーを下ろしてモノを突き出した。
「しゃぶって」
途端に耳まで赤くなる。何時まで経っても物慣れない所はホントいじめがいがあって堪んない。
震える手が伸ばされてしなやかに絡みつく。先端に唇で触れちゅくりと音を立てて咥えた。
「ん・・・・ん・・・」
いやらしく乱れた制服姿で跪いて奉仕する。可愛くて淫猥で見てるだけでイッちゃいそうだ。
両手を擦る様に上下させ、細かなキスを繰り返す。ぐいと突き出すと素直に口を開けた。
「優しくしてね」
開いた口の中に一気に押し入る。喉の奥ギリギリまで犯して腰を引く動きを繰り返す。
苦しそうな表情に煽られ口の中で暴れ回った。噛まない様に必死に耐える姿にまたそそられる。
「んんっ・・んっ・・・んぅ・・っっ!」
「いい・・すごい気持ちいいよ・・・しのぶさんも気持ちよくなって・・・」
感じやすい上あごを先端で弄り回すと苦痛の中にも悦楽の色が滲み出てきた。
「ぅ・・・ふぅ・・・ん・・・・」
「気持ちいいんだね・・・しのぶさんココ弄られるの大好きだもんね・・・」
恥ずかしそうにしながらも動きに合わせて唇を使い、舌を巻き付ける様にしてくる。
いじらしくて可愛くて我慢がきかなくなってくる。絶頂に向けて更に大きく腰を動かした。
「んんっ!ぅう・・・んっ・・んっ・・・!」
しのぶさんの目からは大粒の涙が溢れ、唇と肉棒の隙間からはたらたらと涎が垂れ出す。
「しのぶさん・・・っ・・すごく可愛い・・・もっと、可愛くしてあげるね・・っ!」
熱い口内から急いで抜き、涙と唾液でぐちゃぐちゃになった顔目掛けて思い切り吐き出した。
「あ・・・」
綺麗な顔をこの上なく赤く染めて、そこを更に白い粘液が染めている。
頭を撫でながらとろりと欲情した眼を覗き込んだ。
「どうして欲しい?」
「・・・・これを・・入れて欲しい・・・」
118独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:35 ID:2tfYqTv4
「入れるってどこに?」
「ここ・・・・ここに入れて・・・」
膝立ちのまま俺の手を引き寄せ再び茂みの奥に導かれた。潤んだ眼で必死におねだりしてくる。
「いいよ、おりこうにしたご褒美に入れたげるね」
もう一度壁に手をつかせ尻を突き出した卑猥な格好を取らせた。
制服の前を完全に開き、ブラジャーを押し上げて乳房を露出させる。
スカートを取り払いストッキングを足首まで下ろした格好は全裸よりも余程いやらしい。
顔から精液を滴らせたまま、振り返って挿入を待つ姿は浅ましい程だった。
「しのぶちゃん、ホントやらしい格好だねぇ・・・すごく似合ってるよ」
突き出された尻の肉を掴んで左右に開く。ぐちゅりと音を立てて開いた口に先端を当て一気に貫いた。
「あぁあっっ!・・・・ふっ・・あふっ・・んぁああっっ!!」
「ほら、しのぶちゃんのだーい好きなのが入ったよ?・・・気持ちいい?」
理性を失った目でこくこくと何度も頷く。内壁は異物の侵入に色めき立ち激しい律動を繰り返す。
むき出しの乳首を押しつぶしながら乳房を揉むと、堪らないといった風に腰がうねった。
結合部分がぎゅっとしまり、大量の蜜が内股を伝って行く。腰全体が誘うように淫らに動いた。
「ごと・・・さ・・・おねが・・・っ」
「何を?しのぶちゃんの言う通り入れてあげたでしょ?」
わざと意地の悪い事を言うと、いやいやと首を振る。
「いれるだけじゃ・・・や・・・うごいて・・・ね・・・うごいて・・?」
涙を滲ませながら懸命に腰を振る。触れ合う部分がぷちゅぷちゅと鳴いた。
真っ赤に充血した口がもっと取り込もうと生き物のように収縮をする。
「おねがい・・・いつも・・みたいに・・・して・・・・うん・・と、うごいて・・」
一生懸命に腰をくねらせておねだりを繰り返す。俺はくすくすと笑って細い腰を引き寄せた。
ズンと先端が一番奥まで届き、悩ましい声と甘い音がする。敏感な耳をかりりと齧りながら言った。
「じゃ、やらしいやらしいしのぶちゃんの為に、うんと動いてあげるね」
119独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:36 ID:2tfYqTv4
「あぁあんっ!・・あんっ・あんっ・・・あっ・・もっと・・・もっと・・・っ!」
宣言通りにうんと動いてやる。しのぶさんも崩れ落ちそうになりながらも必死で壁に手をついて腰を回してきた。
「もっと・・・何?」
「もっと・・・おく・・・・・ついて・・・っ!」
「はいはい」
うねる腰を押さえ最奥めがけて何度も突きたてる。甘い悲鳴が絶え間なく響いた。
「ああぁっ・・・いい・・・っ・・・きもちいっ・・・ぁあっ」
「どんな風に・・・気持ちいいの?俺にも、教えて?」
腰を押さえていた手を這い上がらせて、頂点を尖らせて揺れる乳房を掴む。内壁が噛み付くかの様に締まった。
「んぁっ・・・あつくて・・・かた・・くてっ・・・きもち・・いいの・・・っっ!!」
それはそれは、と呟きながら乳房を揉んでいた片手を降ろして肉芽を摘まむ。
「あひっ・・・はんっ・・・はんっ・・・・あ、も・・・だめ・・・っ・・・イク・・イクッッ!!!」
「いいよ、イッて」
胸と肉芽と膣内三箇所を同時に攻め上げる。跳ね上がる体を容赦なく絶頂へと追い込んだ。
「あっあっ・・・・あああっっ!!!」
背中を反らし全身を大きく震わせ快楽を極める。ビクビクと痙攣した後、力を失った秘裂からたらたらと蜜がこぼれた。
「あっ・・・」
しのぶさんがびくりと体を震わせて俺を見る。まあそうだろう、まだイッてない俺のが入ったままなんだから。
入ったままの状態でしのぶさんの上半身を机の上に乗せる。
体を仰向けに反すと敏感になった内壁が硬い肉棒で擦られ、可哀想なほど体が跳ね上がった。
「俺、まだなんだよね」
「あ・・・いや・・・」
子供の様に脅えた目で首を振る。だからさ、と呟いて腰を回すとすがるように手を伸ばしてきた。
その手を捕まえてキスを落とす。手のひらに頬をすり寄せて甘く残酷に囁いた。
「もうちょっと付き合ってね」
120独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:36 ID:2tfYqTv4
「いやぁあ・・おねが・・も・・・ゆるし・・て・・・・っっ」
大粒の涙を流して身を震わせる姿は逆効果だ。死ぬほどいじめたくなる。
足首を掴んで大きく股を広げさせた間に容赦なく肉棒を突き立てた。
一度イッたせいか中は驚くほど熱くてぎゅうぎゅう締め付けてくる。目がくらむ様な快感に溜息が出た。
「そんなに・・・・欲しいの?」
「あっ・・ちがっ・・・!・・あっ・・・もう・・・もう・・・っっ」
揺さぶるほどに豊かな髪と乳房が波打ち眼を楽しませてくれる。過ぎた快楽に漏れる鳴き声も堪らない。
いやらしく跳ね回る身体を再び追い詰め、共に絶頂に向けて駆け上がる。
「あっ・・ごと・・さ・・・っ・・・ごとうさ・・・っっ!」
「し、のぶ・・・さん・・っ!」
達する寸前絡みつく肉筒の中から引きずり出し、裸の胸に欲情の跡を撒き散らした。
「あぁあっ!・・・・あっ・・・・・は・・・」
掛けた瞬間持ち上げた足が痙攣し、しのぶさんもまた達した事を知らせてくる。
散々可愛がったソコからは、こぽりこぽりと蜜が落ち濃厚な香りを振りまいていた。
掴んでいた足を解放し、放心状態で力なく横たわる可愛らしい姿を見下ろす。
はだけた制服、汗でよれたブラジャー。顔から腹は涙と唾液と精液で汚れていて。
下半身は自身の流したものでびっしょりと濡らし、それが足首のストッキングまで垂れている。
涎が出そうなほど卑猥なその様を存分に楽しみながら煙草を咥え火を点けた。
煙を肺いっぱいに吸い込み満足の溜息と共に吐き出すと、愛しい小さな声が聞こえる。
「・・・ここ禁煙よ・・・・・」
「固い事言わないでよ」
両手で腰周りをまさぐりながら顔を覗く。今だ熱の冷め切らない甘えた眼と視線が合った。
「・・・・・私より・・・・煙草の方がいいの・・・?」
・・・・・言ってくれる。思わず煙草を落としそうになった。その様子を面白そうに見ている。
その姿に煽られるまま、俺は再び可愛くていやらしい恋人に伸し掛かった。

<終>
121独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:37 ID:2tfYqTv4
<しのぶ視点>
「・・・おかえりなさい」
「・・・ただいま」
いつもの飄々とした後藤さんの声に、全身から『疲労』と『不機嫌』のオーラを醸し出しつつ返事をする。
いつもと違う濃紺の制服の着心地の悪さが、余計に眉間にシワを寄せさせた。
本庁の亡者どもとのやり取りは、慣れているとはいえ気持ちのいいものではない。
「落ち着きなさいよ」
乱暴に席に着いた私に熱いコーヒーを入れて渡してくれた。
「落ち着いてるわよ!・・・まったく、あのタヌキ親父・・・どれだけ人の邪魔をすれば・・・」
ぶつぶつと呪いの言葉を呟きながらコーヒーを一口すする。
そんな私を呆れたような眼で見つめてきて少し居心地が悪い。
「いつものことじゃないの」
「それはそうだけど・・・・あーあ、とにかく着替えるわ」
もう一口すすってのろのろと立ち上がって更衣室へと向かう。だがそれは彼の手に遮られた。
「・・・・後藤さん?」
不審に思い見上げると彼はにやりと笑った。一体何だと言うのだ。こんな格好では出動できないというのに。
「いいよ、着替えなくて」
体を引き寄せられて唇を塞がれる。急な動きに対処できず、何度も角度を変えて唇を重ねられた。
「ちょ・・・っ!な、なに・・するっ・・・の・よ!!」
角度を変える合間に必死で言葉を紡ぐ。一旦口が離されて赤くなってしまった顔を覗きこまれた。
「まぁまぁ、いいじゃない」
「良くないわよっっ!!こんな所で・・・っ」
逃れようと身をよじるがきっちりと羽交い絞めにされる。唇を舌先でぺろりと舐められ震えが走る。
私の弱点の一つであるあの低い心地いい声で甘ったるくささやかれた。
「本庁で嫌な思いした分、俺がうんと好い思いさせたげるからさ」
122独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:38 ID:2tfYqTv4
「んんっ・・ちょ・・やめ・・・ふぅっ・・・!」
口を再び塞がれながらスカートの裾を腰まで捲られてしまう。指先が下着と肌の間に潜り込んできた。
腰を伝い、尻の間を降りて秘裂に行き着く。すっかり濡れてしまったソコに指が触れた途端、耳元で笑い声がした。
「まだキスだけだよ?」
「・・・・!!」
「キスだけなのに、こんなに濡れちゃうんだ」
侵入した舌が感じやすい上あごを突付くと、蜜が恥ずかしいほど垂れてしまう。いたたまれない。
「すごいねぇ・・・こんなにお漏らししちゃってまぁ」
品のない言葉は大嫌いなはずなのに、言われると必要以上に感じてしまうのを知っている。
顔がどんどん熱くなり、身体もどんどん熱くなり、滲み出す潤いは止まらなかった。
「可愛い」
暴れるが難なく押さえつけられ、指を当てたまま繰り返し繰り返しキスをしてくる。
秘裂を塞ぐ様にぴたりと当てられた指の狭間から蜜がこぼれてしまい、下着とストッキングを濡らしてしまった。
「んっ・・・ふぅ・・・」
キスが繰り返される度に体の力が抜けてしまう。秘裂もどんどんと熱くなっていった。
後藤さんの動き回る舌に触れたくて舌を伸ばすと、合わせた口からぐちゅぐちゅと音が立つ。
キスだけでは足りなくなってきて、必死に眼で合図を送る。
指を当てられているだけの微妙な刺激がもどかしくてしょうがなかった。
刺激が欲しくて自然とソコが蠢き出してしまう。愛しい武骨な指を粘膜で感じて小さな溜息が出た。
そんな私をあざ笑うかのように耳元で声がする。
「くすぐったいよ。そんなに噛まないで」
「・・っ!」
どぷり、と熱湯の様な蜜が溢れ出した。
123独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:39 ID:2tfYqTv4
後藤さんが私の足元に跪き、下着をストッキングごと膝まで下ろしてしまう。
下着に溜まっていた蜜が蛍光灯に照らされてとろりと光った。
そこに顔を近づけて一嘗めされ心底驚いた。彼の頭に蜜が垂れないように自分の指で蓋をする。
「ん、おいしいよしのぶさん。いっぱい出しちゃったね」
その言葉のいたたまれなさについ脚を閉じてしまい、彼の頭を内腿で挟んでしまう。
「や、やだっ・・やめてそんなの・・・っ」
敏感な内腿には強すぎる固めの髪の感触や、下着を吸う濡れた音に感じてしまい蜜が止まらない。
それがこぼれてしまわないように必死で押さえた。もどかしい快楽からもう解放して欲しくて彼を呼ぶ。
「ん・・・ごとう・・・さ・・・」
「んー?なぁに?」
頭が動く気配に急いで指を外す。蜜で光る彼の唇が楽しそうに笑った。
「もっとやらしいことして欲しいの?」
恥ずかしくて堪らないけれどこくりと頷く。濡れた陰毛をいじられ嬉しさに腰が揺れた。
「どこにして欲しいの?」
分かっているくせに。意地の悪い手を掴んで欲しくてしょうがない部分へ導いた。
「ここ・・・・」
「ここにやらしいことして欲しいの?」
再びこくりと頷く。なのに手が引き抜かれてしまい不安な気持ちになった。
「じゃあね、後ろ向いて壁に手ついて、脚開いて?」
後藤さんも・・・・そして私も好きな体位。壁に手をつき脚を開こうとするが、膝の下着が枷になってあまり開かない。
「これじゃ脚開かないね」
嬉しそうな声に眼をやると、ハサミを手に下着とストッキングを切ろうとするのが見えた。
「あっ・・!!や・やめて、そんなっ!!」
じゃきり、と鈍い音がして下着が真っ二つに裂ける。得意のシニカルな表情がこちらを見ていた。
「はい、これで大丈夫」
124独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:39 ID:2tfYqTv4
スカートは腰まで捲くれ、千切れた下着を膝に纏わりつかせた状態で腰を突き出す。
乱れて半裸となった私とは対照的に、後藤さんはいつもの制服を着たままだ。
恥ずかしくて心細いだけのはずなのに、どこか後ろ暗くて淫靡な快感を感じてしまう。
「お尻丸見えだね?しのぶさんの一番恥ずかしいあそこもよく見えるよ」
卑猥な言葉ももう快感しか生まない。腫れたように熱い秘裂にそって冷たいハサミが当てられた。
「あんっっ・・・冷た・・っ」
そのまま前後に動かされる。覚えのない快楽と恐怖に脚を閉じてしまった。
「んっ・やだっっやだぁ・・・っ」
「ほら、なに閉じてるの?開いてよ」
丸い刃先が一番敏感な肉芽を突いてくる。先端が包皮を散らし、そっと中に潜り込んできた。
「ひっ!・・・やめっ・・お願いやめてっっ!」
「ほぉら、脚開く」
待ちわびて丸々と膨れた豆部分には、無機質な金属の感触は強烈だった。とても脚など開けない。
痛みギリギリの快楽が脳天まで突き抜けていき、蜜が一気に溢れ出してしまう。
「あっあぁ・・・や・・んんっ・・」
充血し極限まで腫れたソコを散々捏ねられ膝ががくがくと揺れる。少しでも気を抜いたら失禁してしまいそうだった。
「おやおや・・・随分と気持ち良さそうだねぇ・・・もう今日はコレだけにしとこうか?」
残酷な言葉に慌てて振り向く。嫌なの?と訊かれ素直にうなずいた。
「じゃあ、ちゃんと言う事きく」
漏らしてしまわない様にゆっくりと脚を開く。腿まで垂れた蜜が糸を引くのが見なくても分かった。
「うわ・・・すっごい糸引いちゃってるよ、しのぶさん?」
再び無防備になった陰唇や肉芽を刃先で突付かれる。その刺激の前には蜜が流れるのを止めることは出来なかった。
「見ないで・・・お願い・・・」
精神的な刺激と肉体的な刺激に必死で耐えていると、突然異物が内部に入り込んできた。
125独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:40 ID:2tfYqTv4
「ひぃぃっっっ!!あひ、あっ・・・ひいぃっっ!!!」
余りの事に体が激しく跳ねる。動きに合わせて蜜がぴちゃぴちゃと飛び散った。
「大げさなんだから・・・刃は閉じてるし刃先は丸いんだから大丈夫でしょ?」
理性では大丈夫だと分かっていても、感情が不安と恐怖を訴えてくる。
そこに更に身体が肉欲と悦楽を叫び軽いパニックを引き起こした。
「ああぁ・・・あふぅ・・・・やだ・・・や・・」
「ねえ、しのぶさん?このままなら何とも無いんだけどさぁ・・・コレ開いて閉じたりしたらどうなるんだろうね?」
恐ろしい言葉に動きが止まる。最奥を冷たい先端で突付かれ、背中を冷たい汗が流れた。
「多分開くのは何とも無いんだろうけどさ・・・閉じる時にはどうなっちゃうのかなぁ?」
「何馬鹿なこと・・・っ早く抜いて・・・っ!」
振り向き睨みつけるがまったく効き目はなく。欲情の滲んだ顔が凶悪に笑んだ。
「あーあ、可愛くないの・・・可愛くない子は・・・」
中でゆっくり刃が開いていく。瞬きも出来ず、体が一瞬で硬直した。
「あ・・・・・っっっ!!」
「これで閉じたらどうなるか・・・試してみよっか?」
震える体を叱咤して懸命に首を振った。恐怖で喉が渇く。耳元ではひどく甘い声が囁いた。
「やなの・・・?じゃ、何でも言う事聴く?」
「きく・・きく・・から・・・っ・・おねがい・・っっ」
素直に承諾すると満足そうな様子で優しいキスをされる。唇を触れ合わせたままに告げられた。
「じゃ、出したげるね・・・力、抜いててね」
開いたままの刃がゆっくりと降りていく。恐怖の中ですら身体は浅ましく快楽を拾い声が漏れる。
先端が引き出される時、入り口が大きく開かされ後を追うように大量の蜜が溢れ出ていった。
安堵感に膝が折れ床にへたり込んでしまう。それでも身体は更なる快楽を求めて疼いていた。
126独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:41 ID:2tfYqTv4
「ほんじゃ、言う事聞いて貰おうかな」
後頭部に手を回され股間に引き寄せられる。目の前でファスナーを下ろされモノが突き出された。
「しゃぶって」
分かってはいたがつい赤くなってしまう。実はこの行為が好きな自分が恥ずかしくてしょうがない。
憎らしくて愛しい男の分身に手を絡めて先端にキスをする。舌を絡めながらそっと咥えた。
「ん・・・・ん・・・」
いやらしく乱れた制服姿で跪いて奉仕する。背徳感と羞恥心で快感が加速していく。
両手でいとおしむ様に擦り、細かなキスを繰り返す。促されるままに口を開けて受け入れた。
「優しくしてね」
熱いソレは開いた口の中に一気に押し入ってきた。喉の奥ギリギリまで犯して腰を引く動きを繰り返す。
息もつけない程口の中で暴れ回る。奉仕も出来ず噛み付いてしまわない様耐えるので精一杯だった。
「んんっ・・んっ・・・んぅ・・っっ!」
「いい・・すごい気持ちいいよ・・・しのぶさんも気持ちよくなって・・・」
感じやすい上あごを灼熱の先端で弄り回される愉悦に、理性が溶け出していく。
「ぅ・・・ふぅ・・・ん・・・・」
「気持ちいいんだね・・・しのぶさんココ弄られるの大好きだもんね・・・」
自分だけ感じているようで恥ずかしくなり、せめてもの仕返しに動きに合わせて唇を使い舌を巻き付けた。
快楽を与える事が出来たのか脈動が更に大きくなり、動きはどんどん激しくなっていく。
「んんっ!ぅう・・・んっ・・んっ・・・!」
火傷しそうなほど熱くなった肉棒がもたらす苦痛と快楽に、頭の中が真っ白になっていく。
「しのぶさん・・・っ・・すごく可愛い・・・もっと、可愛くしてあげるね・・っ!」
口内から引き出されてしまったモノを追いかけようとするより早く、顔いっぱいに熱い飛沫が飛んだ。
「あ・・・」
濃厚な男の匂いが広がり、欲情が収まるどころか更に深くなってしまう。
大きな手のひらで頭を撫でられ覗きこんできた眼をうっとりと見返した。
「どうして欲しい?」
「・・・・これを・・入れて欲しい・・・」
127独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:41 ID:2tfYqTv4
「入れるってどこに?」
「ここ・・・・ここに入れて・・・」
膝立ちのまま後藤さんの手を引き寄せ再び茂みの奥に導く。欲しくて欲しくて堪らなかった。
「いいよ、おりこうにしたご褒美に入れたげるね」
もう一度壁に手をつき尻を突き出した卑猥な格好を取らされる。
制服の前をすべて開かされ、ブラジャーを押し上げられ乳房が露出する。
スカートを脱がされストッキングを足首まで下ろした格好は全裸よりも恥ずかしい。
それでも彼がこの姿を喜び、自分もまたその事に快感を覚えているのだと思うと、いくらでも見ていて欲しかった。
「しのぶちゃん、ホントやらしい格好だねぇ・・・すごく似合ってるよ」
突き出した尻の肉を掴まれ左右に開かれる。ぐちゅりと音を立てて開いた口に先端が触れ一気に貫かれた。
「あぁあっっ!・・・・ふっ・・あふっ・・んぁああっっ!!」
「ほら、しのぶちゃんのだーい好きなのが入ったよ?・・・気持ちいい?」
嬉しくて気持ちよくてこくこくと何度も頷いてしまう。全身が喜びに打ち震えていた。
むき出しの乳首と乳房を熱い手で弄られる新たな快楽に、腰がうねるのを止められない。
それでも動かない男に焦れて膣全体が涎を垂らして求める。少しでも多く快楽を得ようと腰を揺らめかせた。
「ごと・・・さ・・・おねが・・・っ」
「何を?しのぶちゃんの言う通り入れてあげたでしょ?」
入れるだけというおあずけ状態に、入れられる前よりも更に苦しくなって何度も首を振る。
「いれるだけじゃ・・・や・・・うごいて・・・ね・・・うごいて・・?」
自分の一番深い部分で脈動を感じながら腰を振る。触れ合う部分がぷちゅぷちゅと鳴いた。
この肉棒で壊れるほど突き上げて欲しい。熱い刺激が欲しくて欲しくて気が狂いそうだった。
「おねがい・・・いつも・・みたいに・・・して・・・・うん・・と、うごいて・・」
一生懸命に腰をくねらせておねだりを繰り返していると、くすくすと笑う声が聞こえ腰が引っ張られる。
ズンと先端が一番奥まで届き、待ち望んだ衝撃に浅ましい声を上げてしまう。耳を齧られた事すら気付かなかった。
「じゃ、やらしいやらしいしのぶちゃんの為に、うんと動いてあげるね」
128独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:42 ID:2tfYqTv4
「あぁあんっ!・・あんっ・あんっ・・・あっ・・もっと・・・もっと・・・っ!」
宣言通りにうんと動いてもらえる。崩れ落ちそうになりながらも必死で壁に手をついて腰を回した。
「もっと・・・何?」
「もっと・・・おく・・・・・ついて・・・っ!」
「はいはい」
熱い熱い肉棒が最奥に何度も突き刺さる。望んだ以上の痺れるような快楽に喜びの悲鳴を上げた。
「ああぁっ・・・いい・・・っ・・・きもちいっ・・・ぁあっ」
「どんな風に・・・気持ちいいの?俺にも、教えて?」
腰を押さえていた手を這い上がり、乳房を掴まれる。卑猥な質問も今は快楽を加速させるだけだった。
「んぁっ・・・あつくて・・・かた・・くてっ・・・きもち・・いいの・・・っっ!!」
それはそれは、とからかう様に呟いた男が片手で乳房を、片手で肉芽を摘まむ。堪らない。
「あひっ・・・はんっ・・・はんっ・・・・あ、も・・・だめ・・・っ・・・イク・・イクッッ!!!」
「いいよ、イッて」
胸と肉芽と膣内三箇所を同時に攻め上げられ、逃げ場もなく絶頂へと追い込まれた。
「あっあっ・・・・あああっっ!!!」
十分すぎるほどの刺激が出口を求めて暴れ駆け抜けていく。きつくきつく緊張した後、抜け殻のように力が抜けた。
「あっ・・・」
体内のありえない熱と硬さの存在に身体が震える。振り向くと何かを企む男の顔があった。
受け入れたままの状態で上半身を机の上に乗せられる。
仰向けに反された瞬間敏感になった内壁を硬い肉棒で擦られ、身体が跳ね上がった。
「俺、まだなんだよね」
「あ・・・いや・・・」
楽しそうな眼で見下ろされ力なく首を振る。硬いままの肉棒で内部をかき回されすがるように手を伸ばした。
その手が捕まえられキスが落とされる。手のひらに頬をすり寄せた男が甘く残酷にささやいた。
「もうちょっと付き合ってね」
129独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:43 ID:2tfYqTv4
「いやぁあ・・おねが・・も・・・ゆるし・・て・・・・っっ」
あまりの強烈な快楽の前に、それを拒んでいるのか望んでいるのか分からなくなってくる。
足首が掴まれ大きく股を広げさせられた間に容赦なく肉棒が突き立てられた。
敏感すぎるソコは壊れたようにぎゅうぎゅうと締め付ける。これ以上感じたら本当におかしくなってしまいそうだった。
「そんなに・・・・欲しいの?」
「あっ・・ちがっ・・・!・・あっ・・・もう・・・もう・・・っっ」
揺さぶられる度に眼も眩む様な快感に襲われる。過ぎた快楽に声を抑えることすら思いつかなかった。
逞しい身体に再び追い詰められ、共に絶頂に向けて駆け上がる。
「あっ・・ごと・・さ・・・っ・・・ごとうさ・・・っっ!」
「し、のぶ・・・さん・・っ!」
達する寸前肉棒が引きずり出され、裸の胸に欲情の跡が飛び散った。
「あぁあっ!・・・・あっ・・・・・は・・・」
白濁液を浴びた瞬間精神的に興奮し、足を持ち上げられたまま達してしまう。
まだ熱いままのソレからは、後藤さんの濃厚な香りが立ち昇っていた。
掴まれていた足が解放されて、だらしなく横たわりながら体中に残る彼の痕跡をゆっくり味わう。
乱された制服、千切られた下着。顔からお腹まで満遍なくたっぷりと精液で清められている。
下半身は彼の太さと熱さをしっかりと覚えていて、未だに硬いソレが入っているかのように錯覚してしまう。
涎が出そうなほど卑猥な快楽の記憶を存分に楽しんでいると、嗅ぎ慣れた煙草の匂いがした。
彼は私ではなく煙草を楽しんでいるのだろうか。煙草に小さなやきもちを焼いてしまう。
「・・・ここ禁煙よ・・・・・」
「固い事言わないでよ」
両手で腰周りをまさぐりながら顔を覗いてくる。今だ熱の冷め切らない甘えた眼と視線が合った。
「・・・・・私より・・・・煙草の方がいいの・・・?」
その口から煙草が落ちそうになる。呆けた様な表情が可愛らしくてまじまじと見てしまう。
煙草から取り返した愛しくて意地悪な恋人が再び伸し掛かってきた。

<終>
130独りしのぶさん制服祭り:03/12/15 00:46 ID:2tfYqTv4
>100さん
   こんなもんですが、ひとつ

>101さん
   ・・・・あんま簡単にコピペとか・・・・・
131名無しさん@ピンキー:03/12/15 01:32 ID:SbZe6QIr
>>独りしのぶさん制服祭りさん
GJ(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
対になってさらにGJ(*´Д`)/ヽァ/ヽァ

>>109さん
続き希望。十分エロイですよ。

感想書くの下手なんだけど、お二方ともサイコーにGJでつ

132名無しさん@ピンキー:03/12/15 13:17 ID:YX/yRJi8
しのぶさん萌え〜
133名無しさん@ピンキー:03/12/15 21:26 ID:Mg8DKXiw

  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )   SS職人さんグッジョブ!!
     /    /

スカート制服なしのぶさん、エローイ!(;´Д`)ハァハァ

>>111
初めて読みました。紹介してくれてありがとう!
裸エプローンでくんずほぐれつハァハァ
134名無しさん@ピンキー:03/12/15 21:27 ID:YX/yRJi8
一人祭りさんのごとしハアハア。制服姿のしのぶさん萌え〜!!
いつも文章上手で楽しみにしてます!!

109です。こんな妄想にハアハアありがとう。
二課の一番長い日の車中の妄想です。
続きはそのうち書けたらいいなっ。
135いつも楽しく読んでます:03/12/16 23:36 ID:ICnOfDOr
>>130さん(あんま簡単にコピペとか)
そうですね、書き手さんのことも考えず安易にコピペなど言語道断ですね。
お許し下さい。
136284:03/12/18 18:01 ID:c4tn81wh
>111さん
ガイシュツじゃないですよ、初公開ですよ。十二分に萌えーでした。裸エプロンは男の最大の萌え要素のひとつですね。
>独り祭りさん
新作よかったです。軽井沢のもそうですが、後藤視点しのぶ視点で分けるのも
いいものですね。
>コピペ
「だいたいSS読者である人間が、上司の許可も得ずにコピペを行うなど、言語同断!!」(福島課長風)
137いつも楽しく読んでます:03/12/18 18:35 ID:v0JM7VYA
>137
>>コピペ
「そんな馬鹿なーっ!それじゃSS読者の立場はどうなるんです?俺だけ処分されて
「軽井沢独り祭り」が読めないなんて、いい作品は後世まで残すのがスジってもん
 でしょうがーーーーっ!!」(遊馬風)

もちろん冗談です。
138課長に浣腸:03/12/18 19:52 ID:+JxC5gYv
>137
「きっさまぁ、エロパロ板を一体何だと心得とる!!
レスは書き手と読み手の喧嘩の手段ではないんだぞっ」
(こちらも冗談です(w))
139名無しさん@ピンキー:03/12/20 18:29 ID:tDoWYVDW
進士さんって、昼間は多美子さんの尻に敷かれてそうだけど、夜は見かけによらず精力絶倫だったりしてW
140名無しさん@ピンキー:03/12/20 19:47 ID:erUm9aPj
器具を使いそうだ
141名無しさん@ピンキー:03/12/22 19:49 ID:zoHdSMXf
ビデオとかもとってそう・・・めちゃ凝った編集とかして
142名無しさん@ピンキー:03/12/22 20:51 ID:O/Tq7Xlm
それを延々と見せられてキレた太田が・・・アムネジア・・・
143名無しさん@ピンキー:03/12/22 21:27 ID:rsBMIYQL
夜も多美子さんの尻に敷かれる進士さん
「多美子さん駄目、駄目ったらっ」
144名無しさん@ピンキー:03/12/25 01:20 ID:kZJ1ZxYS
ほしゅ ついでにメリークリスマス
145いつも楽しく読んでます:03/12/26 22:44 ID:IlAh62Gl
保守。皆様、良いお年を!
146名無しさん@ピンキー:03/12/27 00:47 ID:AE8/Myf/
いっそのことアルフォンス×野明なんてどう?
147名無しさん@ピンキー:03/12/27 18:50 ID:AE8/Myf/
――――――――――――― 愛の劇場 ―――――――――――――

「今日もキュキュと磨きましょっ。よ〜しぴっかぴか!!
って、うわっ。倒れるぅ〜!! きゃあぁぁぁ。重いよぉ!!アルフォンスぅ〜〜〜〜!!

って、死んでない? 
え? 何? 誰?……アルフォンス?
『私は意志を持つレイバーです あ、愛してるから一緒になろう?』
そりゃあたしだってあんたのこと愛してるけど……でも……
でも私とあんたって根本的になにかが違うし……うわ、服がぁ!!
あ、あぁ、アルフォンス、駄目、駄目、駄目だったらぁ〜!!
そんな大きな指入らないよぉ!!あぁん……」

はっ!!夢!!
なんて夢みてるんだろう……最近欲求たまってんのかなぁ私?

電話、してみよっかな……

「もしもし?遊馬?私。野明だけど……今、暇?会える?」

――――――――――――――― 終 ―――――――――――――――――
148名無しさん@ピンキー:03/12/27 18:54 ID:AE8/Myf/
保守がてらに、小ネタ カキコ
149名無しさん@ピンキー:03/12/30 11:09 ID:xgUs4RFN
ほしゅ
150名無しさん@ピンキー :04/01/01 07:36 ID:QzBUrIaa
あけおめage
151いつも楽しく読んでます:04/01/01 20:31 ID:BXNXd/2i
test
152いつも楽しく読んでます:04/01/01 20:33 ID:BXNXd/2i
皆様、明けましておめでとうございます。

>100さん
「その3.1」がhtml化されたみたいですよ。

さっき、一時カキコできなかったよ。
153後藤×しのぶ:04/01/01 22:49 ID:Lp55YFMz
「今日は風がきついねぇ」
誰に聞かせるでもなく思わず出てしまう独り言。
その言葉に余計に寒さを感じてしまう。
海から吹き付ける風が一層、安普請の窓枠を煽る。
一人身に慣れたとはいえ、年の瀬からの人恋しさを募らせるような騒ぎに
後藤は柄にもなく心荒むものを僅かばかり感じ取っていた。
ぼんやりとその光景に首を竦め、ふと休暇に入った同僚の席を見詰める。
今年も後僅かと言うある日、後藤の前で、一応気持ちのものだからと忙しそうに掃除をしていた姿を思い出す。
───そういうとこ、几帳面なんだよな。
ほろ苦く笑いが浮かんだ。

「それじゃ、解散。後、宜しくね」
形式的な任務交代を告げては、後藤は隊員室を後にする。
これと言って予定があるわけではない。それでも、一度は自宅に帰りたかったのは本心。
誰が待つというのでもないのだが、連日の勤務で閉塞感を何処かで身体が感じ取っている。
隊長室に戻り手早く着替えた。
モタモタしていれば何時お呼びが掛かるか分からないだけに、今日だけは急いでしまう。
着替え終わった所で、ふと手にしたポケットの中にある携帯を取り出してみては、
着信履歴とメッセージが残されているのが分かった。
本来なら持ちたくなかった物だったが、任務や立場上そういう訳にもいかず否応なしにただ持ち歩いていた代物だった。、
今日だけは履歴に刻まれた南雲しのぶという名前とメッセージが喜勇させる。
メッセージを聞き終えると、後藤は履歴のあった名前のボタンを押した。
何度かコールする音がたまらなくじれったく感じる。
「あ、後藤です。しのぶさん?どうしたの?」
珍しい相手ではないが、携帯と言えども早々プライベートに利用している訳ではない。
彼からの電話にしのぶは、少しばかり申し訳なさそうに事を告げる。
「うん、分かった。別に予定もないし、いいよ」
154後藤×しのぶ:04/01/01 22:50 ID:Lp55YFMz
後藤が向かった先は自宅ではなかった。
車を走らせて数十分後、着いた先は、瀟洒な家々が立ち並ぶ住宅街の一角。
何度か来た事があるが、普段見慣れている無機質なコンクリートの集合住宅が
集まる自宅周辺の場所とはその雰囲気が違う。
適当な所で路上駐車を決め込むと、門灯が照らされているやや年代がかった
一軒の家の前で、主である表札を確かめた。
もう一人の同僚の名字が刻まれた表札を確認すると、徐にインターホンを押した。
後藤が来るのを計算していたようにすぐさま応答があり、玄関口に出てきた姿に後藤は暫し声を失う。
「な、何じろじろ見てるのよ」
挨拶もなしの言い様だが、そこは同僚という関係以上の気安さを常に手向けている間柄なのか、
憮然とした態度で佇むその人に後藤は普段なら感じない気後れを感じ何処か戸惑う。
「いや、珍しいなと思って…」
それは、普段なら制服に身を包み、隙一つ見せず振舞う彼女を知っている後藤ならではの感想だったのかもしれない。
「だって仕方ないじゃない。こういう時ぐらい母が着なさいって…」
「うん、でもやっぱりイイよね」
何がいいのよと小さく口答えを返すしのぶに、可愛らしさを感じる。
赤味を含んだ柔らかな色地は春の満開に咲き誇る濃艶な桜に似た長春色、布地の紋様に折鶴と花丸紋をあしらえ甘く上品さを漂わせる。
よく見れば、地紋に市松と桜を織り込んでいる。そして、帯に使われた浅緑が全体を引き締める。
薄墨の空の下、春を告げる桜を垣間見たように思った。
「そんなに、じろじろ見ないで上がれば」
「あっ、うん。お邪魔します」
決して、下心があって見ていたわけではない。ただ見慣れぬ姿に見惚れていただけ。
咄嗟に褒める言葉を失うほどに、艶やかなしのぶの姿に後藤は言葉を見出せられなかった。
しのぶの後をついて歩く後藤は、結い上げられた髪に目が行く。
うなじに掛かる後れ毛と白い首筋。春陽色の着物に浅緑色の帯がすらりとしたしのぶの体系を連想させる。
時代がかったつたい廊下を歩く、その後ろ姿に一瞬、何処か別の時間の流れを後藤は感じ取っていた。
155後藤×しのぶ:04/01/01 22:51 ID:Lp55YFMz
「何もないけど…」
後藤が通された部屋には、正月らしく漆黒に金糸で細工されたお重が卓上に置かれ、
その横には飾りに南天や松葉が鮮やかさを彩る。
「いいの?」
思わず口走ってしまう。
「いいのって…せっかく、作ったのに母も今日は居ないのよ。急に昔の友達が京都から来たみたいで…
多分、帰らないってさっき連絡があったところよ。それに、二人きりの女所帯でこんなに食べられる訳もないでしょう」
ふうんと軽くしのぶの説明を流す。
「で、これ全部、しのぶさんが、作ったの?」
「そうよっていいたいけど、私はお手伝い。殆ど母が作ったのよ」
座ればと付け加えながら言い、後藤は促されて腰を落とす。
しかし、しのぶは立ったままだ。
「後藤さん、車よね…?」
「あ、うん。そうだけど?」
後藤の疑問には答えず、暫く考え込むようにしていたが、まぁいいかという表情を作る。
「少しぐらいなら、大丈夫よね」
独り言のように呟き、踵を返すと、しのぶは立ち去った。
「えっ?しのぶさん?」
暫くすると、すっとしのぶがビールとグラスを盆に載せて現れる。
「たまにはね…本当はお屠蘇の用意をしたかったけど、何処においてあるのか分からないのよ。
それに、こっちの方が少しぐらいなら酔いが醒めるまでゆっくりすれば問題もないでしょ?」
グラスにビールを注ぎながら、しのぶは軽く微笑むと意を正すように急に畏まった。
「もう松の内も過ぎようかってゆうんだけど、こういう事はきちんとしなきゃね」
きょとんとしのぶを見る後藤を放置するようにしのぶは続ける。
「えーと、旧年中はお世話になりました。本年も宜しくお願いします。後藤さん」
三つ指をついて挨拶をするしのぶに後藤も慌てて返す。
暫く、顔を見合わせて漸くどちらからとも笑みが零れた。
156後藤×しのぶ:04/01/01 22:52 ID:Lp55YFMz
数年振り、いやもっと長くこのような時間の過ごし方を忘れていたのだろうと後藤は考えていた。
しのぶの母親が作ったと言う御節に舌鼓をうち、しのぶとの他愛のない会話が弾む。
彼女が作ったと言う物に、感嘆した感想を言えば、しのぶが拗ねるように言い訳を返す。
隊長室ではない会話も、気兼ねない関係だから出来るもの。

やがて、疲れも溜まっていたのだろうか、さほど飲んでいる筈でもないのに、ぼんやりと意識が霞むのを感じた。
気がつけば、既に2時間程経っているのだろうか。後藤は眠気を押してしのぶに告げようとした。
「ご馳走様。俺、もうそろそろ帰るよ。お母さんに宜しく伝えてよ」
立ち上がろうとしたが、ふいによろめいてしまう。
「やだ、まだお酒残ってるんじゃない?少し横になれば。なんだか眠そうよ」
「うーん、……いいの?」
しのぶの言葉に裏はない筈。だが、仮にもという意識は根底にある。後藤は何気なくそれを匂わして尋ねる。
「いいのって、新年早々事故なんて起こされたくないわよ。それでなくたってあの特車2課っていうのを見たくないわよ」
言いよどむ素振りは全くない。しのぶは純粋に後藤を思っての事だった。
後藤の懸念は、場違いなまでに滑稽に崩れ去る。
「うん…じゃあ、そうさせてもらうわ」

軽く横に着く筈だったのに、無理やり客間に敷かれた布団で寝入ってしまった。
枕が違うせいか、目が覚めた頃に奇妙な違和感を覚える。
───あ…しのぶさんちか。
天井の木目が段々と陰影を帯びては目に映し出される。後藤は起き上がりハンガーに掛けられていた背広を小脇に抱えた。
そっと襖を開けて明かりが漏れる居間に足を運ぶ。
片付けの最中だったのだろうか、電灯はつけられたもののしのぶの姿が見えない。
あれ?と思うと、階上から僅かばかりの物音が聞こえた。
───まだ寝てるはずはないしな。
腕時計を確認すると、さほど時間は経っていない。
なんとなく躊躇するものの、一向にしのぶは姿を現さない。
意を決して後藤はしのぶが居るであろう階上への階段を上る。
古い家屋のせいか、冬のせいか途中、軋み音を上げる木に後藤は突き当りから
僅かに漏れる光にしのぶの部屋だという事を確認すると静かに佇む。
157後藤×しのぶ:04/01/01 22:53 ID:Lp55YFMz
「ごめん、しのぶさん。いるの?」
ドア越しに声を掛ける。
「……後藤さん?いいわよ。どうぞ」
一拍の間が空いた後、やや気だるげな返答がある。
後藤は、扉を開けると室内を見渡した。
職務に関する書籍やら法律関係などの厳しく雑多に詰め込まれた本棚が不釣合いだと思ったが、
彼女の部屋らしく整理整頓された室内に後藤は足を進めた。
柔らかなベージュを基調にした室内の窓辺に配置されたベッドにしのぶは座り込んでいた。
「俺、そろそろ帰るね…」
それだけを伝えるが、何故か心が詰まる。
後藤がそう告げると、しのぶは立ち上がった。
「あ…う、うん。そうね……」
しのぶも奇妙に歯切れが悪く返す。
その刹那にしのぶの表情に憂いめいた色が浮かぶ。
暫しの沈黙が部屋を満たす。
不意の沈黙に後藤は気まずさを覚えるが、目に留まったしのぶの変化を見逃さなかった。
しのぶも横になっていたのだろうか、僅かばかり結わえた髪に乱れが見えた。
「しのぶさんも寝てたんじゃないの?」
普段通りのからかうような口調で言う。
「そんな事ないわよ…」
「そう?髪、乱れてるよ」
突然、何故か触れてみたいと思った。思考する前に身体が反応してしまう。
指先でついとしのぶのうなじを辿ってしまう。
本来なら、激しい怒りの反撃があろうと思われていたが、しのぶはそのまま眼を閉じた。
後藤は指先で髪を弄ぶ。ゆっくりと片手でしのぶを抱き寄せた。
互いの息使いが聞こえそうなほどに接近し、微かにしのぶの香りが後藤の鼻腔を擽った。
焦らすように指先が頬を伝う。無骨な指が柔らかな頬を掠めては、真紅に彩られた唇をなぞる。
158後藤×しのぶ:04/01/01 22:53 ID:Lp55YFMz
「そう言えば、言ってなかったよね」
「何を?」
「ん…綺麗だって」
「……ばか」
口ぶりとは裏腹にしのぶは怒っていない。さも楽しそうな後藤の反応に薄っすらと瞳をのぞかせる。
絡み合う視線がふいに湿り気を帯び気化する。
言葉もなく触れ合う唇が熱かった。
口唇をなぞるように後藤は唇を這わす。
何度か口付けを交わすと片方の手で帯留めをゆっくりと外し始めた。
「なんか、こういうのって手馴れないよね…」
「手馴れてる方が嫌よ。私」
「そう?」
意地が悪いなと思いながら微かに笑ってみせる。
「そうよ…」
「それって嫉妬?」
「さぁね。どうかしら」
言葉を交わしながらも軽く啄ばむように口付けを交わし、後藤はその手を緩やかに進める。
帯締めから帯揚げとさらさらと衣擦れの音が静かに落ちた。
「なんだか隠微だよね」
くすっと笑いながら手元を手繰る。帯結びを解き、さらりと落ちる帯。
しのぶが今何を考えている事は想像出来ない。
ただ静かに後藤がこれからすべき行いをただ黙って息を潜め見詰めている。

浅緑、萌黄、若苗色…帯に散りばめら色が重なり合い、それだけでも春の野を連想させる。
はらりと前袷から着物がほつれ、長春色の着物がなだらかに滑り落ちる様は一瞬にして咲き散る桜のように思えた。
長襦袢だけに見えた姿に匂い立つような女の艶香りを感じた。
裏地に施された朱赤が、足元に広がり、乳白色の長襦袢が艶やかさを増す。
纏めていた髪留めを最後に外すと、ゆったりと髪が流れ落ちた。

切ないまでに吐息が漏れる。
159後藤×しのぶ:04/01/01 22:55 ID:Lp55YFMz
既に薄衣一枚だと言うのに、何故かこのままにしておきたい、そう感じさせる。
壊してしまいたい衝動にも駆られ、汚そうとする自分が後藤は今更ながらに浅ましく感じてしまう。
だが、それ以上に欲する渇望は止められない。
後藤の微かな揺らぎを感じ取ったのか、しのぶは後藤を抱きしめる。
細い二の腕が厚い胸元に這わされては、視線を絡めあう。
何度も繰り返す口付けは飽きる事がない。
しのぶをベッドの上に組み伏すように横たえる。
髪を撫で付けては、何度も何度も口付けを交わしては柔らかな感触を五感で感じ取る。
しのぶもまた後藤の想いに応えるかのように、その腕を後藤の首へと回す。
「……んっ」
しのぶの唇から甘い声が微かに漏れ始める。
唇を離しては、袂から手を伸ばす。
乳白色の長襦袢よりも更に白い雪のような乳房が露になる。
既に硬く実を結び始めた頂点は紅梅のような色を深める。
自制しているつもりなのだが、赤子が母の乳房を弄るように激しく求めてしまう。
片方を嬲るように激しく攻め立てては、もう片方は微かに触れる。
強弱をつけては何度も攻め上げる。
既に小さな喘ぎがこぼれ始めてはしのぶが後藤の下で身悶え始めた。
桜色に染まりつつある頬に暗褐色の瞳はやや潤み始め後藤に訴えかける。
決して言葉にはしない。否、出来るはずもない。
しのぶのささやかな抵抗ではあるが、それでも一度点けられた灯は消す事が出来ない。
ねだると言う行為がしのぶのプライドからは許されない。だが、寄せる波は、それすら打ち砕いてしまう。
「どうして欲しい?」
160後藤×しのぶ:04/01/01 22:56 ID:Lp55YFMz
普段からは想像もつかない程に甘く耳元で囁く。
耳たぶに掛かる吐息がそれすら刺激を強める。
絶え絶えの息の中から、凛とした眼を後藤に突き刺す。
言葉には出来ない事を分かっていながらの後藤の仕業に無言の返答。
閉じられていた太腿が侵入を許すように開かれる。
既に上半身は露になったため、殆ど身に着けているというよりも包まれているだけとなった長襦袢から
一層白い足がちらりと垣間見えた。
決して答えぬしのぶに後藤は苦笑いを浮かべては、身体を両足の間に潜り込ませる。
「相変わらず意固地だね」
くっくっと喉で笑うと既に溢れんばかりの湿り気を帯びた箇所へと指を這わす。
「んっ。あっん…」
堪え切れないという切ない喘ぎが漏れた。
ねっとりと絡みつく襞を押し分け新たな刺激を与えようと後藤の指がしのぶの中で蠢く。
一本、二本と指を絡めては差し引く。その都度、溢れ出る愛液が絡みつく。
小さく喘ぎを漏らしては、揺れる身体に極みが訪れ始めている事を知る。
ふと後藤は改めてしのぶを眺める。
長襦袢は申し訳程度に身体を包んでいるだけで、胸元からは大きく開かれ後藤が散らした華の跡が薄っすらと咲く。
憂いを帯びた目元に視線が重なった。
乱れ散る醜態をしのぶは恥らうように顔を背けた。
交わす言葉は要らなかった。
激しく濡れそぼる秘所を攻め抜いては、身体中に華を散らせる。
何度目かの愛撫で軽くしのぶが身体をしならせた。
甲高い悲鳴にも似た嬌声を上げては後藤に回された腕に力が込められては、ふいに強張った身体から急速に力が抜ける。
喘ぐように散れ焦れの息をついては、穏やかな呼吸が戻るのを見計らって後藤は言葉を告ぐ。
「しのぶさん、こっち向いてよ」
快楽を与え続けながら、自分でも内心意地が悪いなと後藤は思った。
「ねぇ、こっち向いてよ。お願いだからさぁ」
161後藤×しのぶ:04/01/01 22:57 ID:Lp55YFMz
再度、問いかける。
しのぶは漸くその言葉に反応する。
案の定、意地の悪い笑みを口の端に湛えたいつもの顔がそこにはあった。
「……意地悪ね」
それだけが精一杯の抵抗。
後藤がしのぶを求める時、彼自身は無理強いをしない。
だが一度行為に及べば、普段通りに後藤はしのぶをからかうように翻弄する。
後藤には、そんなつもりは毛頭ないのだが、しのぶはそうは思わない。
だが、今日だけは何時も以上に、後藤も自分自身で理解出来るほどにしのぶを弄ぶ。
人恋しさからなのか、普段とは違う姿に酔わされたのか、それは分からぬが普段とは違う形でしのぶを求めていた。
「今日のしのぶさんは格段に綺麗だからね」
「私は変らないわよ…」
「そりゃそうだけど、ね」
ちらりとベッドの下に脱ぎ散らかした着物をちらりと見る。
後藤が投げかけた視線の先にある物をしのぶは理解すると、瞬時に朱に染まる。
室内に脱がされた散らばる着物の彩りが鮮やかに映える。そして、乱れきった自分の姿を思い浮かべると余計に恥ずかしさを感じる。
「もう…」
怒るつもりはないのだが、それでも何か一つは言いたい。
それでも二の句が告げれない。分かっているのだ。この男をどうしようが喜ばせてしまう事、そして、そういう自分にも。
だが何かしら違う雰囲気にしのぶもまた酔っていたのだろうか、今ならと心に何かを固める。
「後藤さんが、そう思うのなら……今日だけは……好きにしていいわよ」
真っ直ぐに後藤を見据えてしのぶは精一杯の強がりを言う。
162後藤×しのぶ:04/01/01 22:59 ID:Lp55YFMz
一度達した身体は何処かで求めている。普段なら口にしないであろう言葉で後藤を誘う。
素直に口にすることは決してしのぶにとって容易くない。それでも何処かで感じていた。
奇妙に普段の後藤が求める様と今日は何処か違う事。上手く表現が出来ないが,男の性とでも言えばいいのだろうか。
しのぶは自分を支配しようとする後藤の本能的なものを感じ取っていた。
後藤は一瞬、驚いたような表情を見せたが、束の間の沈黙の後、堰を切ったように何も言わず激しくしのぶの口腔内を犯す。
息継ぎも出来ないほどに舌を絡ませては交じり合う唾液を啜る。
一度溢れ出した水が全てを勢い良く浸すように交わりを深めてゆく。
痛いほどにもみ砕かれる乳房は後藤の手のひらの中でその弾力を弾ませる。
「いやっ…はぁん、後藤さん、いやぁ……」
激しい愛撫に箍が外れたようにしのぶは嬌声を上げた。まるで悲鳴のように。
それでも後藤の動きは止まらない。素早く自分の衣類を剥ぎ取ると、大きく開かれたしのぶの足を抱え込む。
しのぶは一瞬、寄上げられる新たな快楽に恐怖し身を捩るが、強固なまでに組み敷かれ微動だにも出来ない。
163後藤×しのぶ:04/01/01 23:00 ID:Lp55YFMz
「ひっ…あぁぁぁぁん」
一層甘い声を上げてしまう。後藤の膨張しきった想いを身体で直に受け入れ始めたのだった。
楔を打ち込むように挿入した途端、激しいまでにしのぶを突き上げる。
空を飲むように引きつる声が出てしまう。鈍い痛みが走るがすぐさま切ないほどに甘い痛みに変化する。
先程の行為とは違うそれに後藤に思わず縋り付く。
後藤を呼ぶ声が切なげに響く。それでも、後藤は動きを緩める気配がない。
後藤の肩に沿わされた、しのぶの指先に自分の手を絡め合わせた。
混濁する意識の中で。後藤が絡めてくる指先の力にしのぶは縋り付く。
止せては返す激しく荒ぶる波のように規則正しく動きに、しのぶは消え入る泡のようにのまれ込む。
のたうつように身体をくねらせては購ってみるが、か弱いまでの抵抗に過ぎない。
先程に上り詰めた高みに再び意識が跳躍する。
しのぶの中で何かが崩れ落ちた。
それと同時に締め上げた刺激に弾かれるように後藤がその精を放った。
ふいに意識が遠のく瞬間、今までに見たこともないような優しい目で見詰める後藤が見えた。
額にそっと唇を這わし、しっとりと水気を帯びた長襦袢を静かに脱がせるとしのぶはそのまま意識を沈めた。
164後藤×しのぶ:04/01/01 23:01 ID:Lp55YFMz
冬の寒さに身を感じ、震えるように温かさを求めて縋り付く。
その動きで後藤が目覚めた。
腕の中で、安息をまどろむ、しのぶに申し訳なさが募る。
大事そうに彼女の身体を包み込むと汗で張り付いた髪をなで上げた。
髪に隠された所々に咲いた華の跡に行為の激しさを知る。
やがて、微かに身動ぎをしてしのぶが浮遊した意識を取り戻した。
「やだ、ずっと見てたの」
ぼんやりとした意識の中、光を結ぶ瞳に後藤が映る。
「うん…」
「何?」
覇気のない口調にしのぶは心配げに問う。
「いや、ちょっと無理させちゃったかなって…」
どう返せばいいのかしのぶは窮した。
身体の鈍い痛みがあるわけではないが、普段と違う後藤に躊躇したのは事実。
だが、それを許した自分に起因している事。
生温い息を吐いて、口付けをする。
触れ合うだけの軽い口付けだが、それだけでしのぶの言いたい事を後藤は理解した。
唇が離れ、暫し見詰め合う。
「今度、また着物着てくれない?」
「どうして?」
「こういうのって男にとって見れば結構いいからね」
にやりと笑う後藤にしのぶは呆れながら考えて置くわと小さく漏らしては、笑った。
165後藤×しのぶ:04/01/01 23:02 ID:Lp55YFMz
終りです。
あけおめことよろ〜
毎度、このカプでスマソ
>>152
情報ありがとうです〜
166名無しさん@ピンキー:04/01/02 03:30 ID:mI/rqwvs
わー!新春スペシャルキター!!!
色付きで想像&萌えですよ。
後藤さんがチョトきょどってんのがイイ!
激しいのに優しさが感じられてイイなぁ。
某ごとしのサイトの和風イラストを思い出しました。(お姉さんのほう)
(1)

暮れも押し詰まった十二月三十一日、あと十数分で、新しい年がやってくる。
警視庁特車2課第2小隊は、今日も待機任務に就いていた。
一般企業の仕事納めから翌年の仕事始めまでの間、都内で活動するレイバーの数はぐっと
減り、特車2課は本来なら暇になるはずなのだが、十二月二十五日から一月五日までの十
一日間の歳末特別警戒期間中は、二つある小隊全員が埋立地の特車2課分署に泊り込みで
交代勤務に就くことになっている。

休息室のテレビに、どこの寺だろうか除夜の鐘を撞く僧侶の姿が映っている。
夕方に第1小隊に勤務を引き継いでから数時間、年越し蕎麦で遅い夕食を済ませた第2小
隊の面々は、何をするでもなくテレビを見たり本を読んだりと、思い思いに時間を過ごし
ていた。
「あー、もう今年も終わっちゃうんだね」
テレビを見ていた泉野明が、誰に言うともなく気だるい声で呟いた。
「なんかこう、侘しい年越しだよな、俺たち」
気の無い様子で篠原遊馬が合槌を打った。
何となくだらけた空気が休息室に漂っている。
肯定する言葉こそでなかったが、遊馬の台詞は全員の気持ちを代弁していた。
なにしろ歳末特別警戒に入ってからというもの、正規の出動はなぜか一回も無し。
暇と言えば暇なのだが、だからといって遊んでいるわけでもない。
通常業務としてのデスクワーク、訓練、一昨昨日(さきおととい)は全員総出で大掃除も済
ませた。
そんなこんなで、やるべきことを全て終えてしまうと本当にやることが無い。
168ちょっと痒い系改め痛い系:04/01/02 04:35 ID:Rvc+sE49
(…こんなことならいっそ、何か事件でも起きればいいのになぁ)
遊馬の頭に、警察官にあるまじき不謹慎な考えが、ふと浮かんだが、さすがに口に出すこ
とはしない。
テレビから聞こえてくる鐘の音が何となく眠気を誘う。遊馬は口に手をあてて欠伸を噛み
殺した。
「それじゃ、そろそろ休みましょうか」
遊馬の欠伸を合図にしたように、熊耳武緒が手に持った文庫本を閉じて立ち上がった。
「一応、確認だけど、朝7時に隊長から新年の訓示があるので、皆、寝坊しないように
ね」
「はーい」「わかりました」「了解です」
気の無い返事と共に、一同がのろのろと腰を上げて部屋を片付ける。
ドアに手を掛けて廊下に出ようとした熊耳が、ふと立ち止まって一同を見た。
「巡査部長、何か?」
何かを言おうとしてふと口篭もった熊耳に、太田功が声をかけた。
「あの、良いお年を、って言おうと思ったんだけど、やっぱり変かしらねえ?」
微苦笑を浮かべた熊耳が小首を傾げた。
その場にいた全員が力の無い笑みを浮かべた。
こんな形の年越しは警察官、とくに特車2課以外ではそうそうあるものではない。
それでも、時節の挨拶は、気持ちを切り替える上で非常に大切だ。
一同は口々に「お休みなさい」「良いお年を」と言葉を交わして仮眠室に向かった。
(2)

仮眠室に太田の鼾が響き渡る。
遊馬は寝返りを打つと、頭から布団を被った。
鼾の音は確かに小さくなったが、一度気になってしまうと、そうそう眠れるものでは無い。
中途半端に疲れているせいか、遊馬の頭はだんだん覚めてきてしまった。
進士とひろみは本当に熟睡しているのだろうか、遊馬がそんなことをぼうっと考えている
と、ポケットの携帯がブルブルと震えた。メールの着信だ。
『件名:遊馬、起きてる?』
『本文:隊員室で待ってる。野明』
携帯のディスプレイに、短い本文が映し出される。
時計を確かめると、まだ午前1時を回ったばかりだ。
朝まで起きているにはまだ少々早すぎる時間だった。
遊馬は布団から抜け出すと、足音を立てないように廊下に出た。

暖房の入っていないハンガーは凍りついたように冷えきっている。
隊員室の照明は点いていなかった。
遊馬がドアを開けて中に入ると、薄闇の中で自分の椅子に座った野明が顔を上げた。
「ごめんね、遊馬」
「んにゃ、俺も寝れなかったとこだから」
後ろ手にドアを閉じて近づくと、野明は椅子から立ちあがった。
パジャマ替わりのジャージ姿で、肩に制服を羽織っている。
「眠れないのか?」
「…うん」
野明は少し俯いて、寒そうに制服の前を合わせた。
遊馬は、野明を抱きよせるとすっぽりと両腕で包みこんだ。
体を屈めて、野明の耳に小さく囁く。
「おまえ、欲しくなったんだろ?」
野明は顔を真っ赤にして頷いた。
「う、…うん」
「我慢できないのか?」
「できるくらいだったら、メールなんてしないよぅ」
遊馬の腕の中で、野明が恥ずかしそうに身をよじった。
「おタケさん、気づいてないだろうな?」
そう訊ねながら、遊馬は野明のジャージのズボンに手をくぐらせる。
「うん、たぶん、寝息が深かったから、ああ」
腕の中で、野明が恥ずかしそうに身をよじった。
遊馬は徐々に手を伸ばして、野明の足の付け根に指を這わせる。
「…あっ、だめ、駄目だよぅ」
熱い愛液が遊馬の指を濡らす。
「ん、じゃあ止めるか?」
遊馬が指の動きを止めると、野明は遊馬の背中を抱いた手を離して遊馬を握りしめてきた。
「ずるいよ、遊馬だって、こんなになってるくせに」
遊馬のペニスは、すでにはち切れんばかりに疼いていた。
野明は愛撫の指を動かしながら、悔しそうに遊馬を睨んだ。
「これはその、なんだ、疲れナントカってやつ」
遊馬は誤魔化し笑いを浮かべながら、中指で襞を分けて野明の敏感な部分を探り当てた。
固くなった先端を指先で何度もこりこりと撫で上げる。
「あっ、ああっ、遊馬あっ!」
野明が小さいけれど鋭い声を上げた。遊馬は慌てて自分の口で野明の口を塞いだ。
舌と舌が自然に絡みあって、二人はそのまま互いの唇を吸い合った。
(3)

『いっそのこと、アルフォンスのコクピットなんてどうだ?』
遊馬の大胆な提案に、野明は戸惑いながら頷いた。
2課の建物の中で、人目を忍びつつ夜中に抱き合うのは、なにも今回が初めてのことでは
ない。これまでも場所と時間を変えて、何度も慌しいセックスをしたことがある。
それにしてもアルフォンスのコクピットで『する』なんて初めてだ。
考えてみると何だか恐れ多いような、罰当たりのような気がする。
そうは思うものの、野明は興奮と期待を感じている自分をなんとなく自覚していた。
「来いよ」
イングラムのシートに腰掛けた遊馬が野明を手招いた。
「だ、大丈夫かな?」
野明は躊躇いながら、ハッチをくぐった。
「大丈夫だって、俺んちの機械だからな。この俺が保証する」
遊馬はシートを目一杯後ろに引いた。レバーを引いてシートの高さをぎりぎりまで下げる。
「…それじゃ、お邪魔しま〜す」
不安そうに野明はそろそろと遊馬の膝の上に座った。
遊馬は野明をぐっと抱きよせると、ハッチの開閉スイッチを操作した。
油圧ジャッキがわずかな音を立てて、ゆっくりと閉じていく。
ハッチが閉じきると、コクピットの中は真っ暗になる。一瞬間をおいて室内灯が、ぱっと
点った。
「思ったより狭くないね」
野明が意外そうに呟いた。
「何言ってんだよ、おまえ、毎日乗ってるだろ?」
「だって、二人でここに入るなんて考えたことなかったもん」
「…そりゃそうか」
なるほど、と遊馬は納得した顔をした。二人は顔を見合わせて笑った。
「ねえ、ほんとうに誰か来ないかな」
息を荒げながら野明が吐き出すように言った。
「うん? そんなに気になるか」
遊馬は野明の首筋に舌を這わせながら、ジャージをたくし上げて小ぶりな乳房を揉みしだく。
「だってえ」
「仕様がねえな」
遊馬が手を伸ばしてコンソールパネルを操作すると、メインと周囲のモニターが次々と点
灯する。
カメラが暗視用に切り替わって、ハンガーの様子がまるで昼間のように映し出された。
モニターを見た野明が、ひゅっと身を縮めた。
「うわぁ、何だか恥ずかしいよぅ」
「大丈夫、向こうから中は見えない」
そう言いながら遊馬は、右手を野明の下着のゴムの下にくぐらせる。
不意に野明が手を伸ばして遊馬の手を押さえた。
「ん?」
「ううん、そこはもういいから」
野明は頬を赤く染めると、唇を近づけて遊馬の耳朶を噛んだ。
『欲しいの、遊馬をちょうだい』
熱い吐息が遊馬の耳にかかった。遊馬はごくりと喉を鳴らした。
「よーし、わかった」
遊馬は野明の腰を浮かせると、野明のジャージと下着を膝まで下ろした。
すべすべとした白い尻が室内灯に照らし出される。
遊馬はコンドームの袋を破ってすばやく装着すると、野明の濡れた中心に先端をあてがった。
「いいぞ、野明」
「うん」
ゆっくりと野明が腰を沈める。
熱さときびしい締め付けが遊馬を包みこんだ。
「ああっ、あす、遊馬っ!」
「んっ、ああ、野明っ!」
そのまま二人は狭いコクピットの中でぎこちない運動に入る。
不自然な姿勢だったが、二人のリズムはすぐに合った。
(4)

1号機のハッチがゆっくりと開いた。
まず野明が顔を出して周りを何度か見回した。続いて遊馬も顔を出して、同じく辺りを窺
った。
誰もいないのをたしかめて、整備用のデッキにそうっと足を下ろす。
モニターで見るのとは正反対に、ハンガーはとっぷりと闇の中に沈んでいた。
非常口の緑色の光だけが、ぼんやりと辺りを照らしている。
アルフォンスのハッチが閉まるのを確認すると、二人は足早にハンガーの回廊を横切った。

「それじゃあ、な。早く寝ろよ」
「うん、遊馬も」
軽く唇を合わせるキスをする。
宿直室に続く廊下の角で、二人は名残を惜しんだ。
「あ、そうだ」
自分の部屋に歩き出した野明が、不意に立ち止まっってくるりと振りかえった。
「どした?」
「遊馬、あけましておめでとう。あの、今年もよろしく、ね」
野明は、にっこりと笑って手を差し出した。
一瞬、遊馬は呆気にとられた。
たった今まで番っていた二人なのに、何を改まって。
でも、野明の初々しい笑顔を見ているうちに、遊馬は気が変わった。
時節の挨拶は、気持ちを切り替える上で非常に大切だ。
「ん、あけましておめでとう、野明。こちらこそよろしく」
遊馬は照れ笑いを浮かべたまま、野明の小さい手を握った。
太田の鼾はまだ続いていた。むしろさっきより大きいかもしれない。
遊馬は、そうっと寝床にもぐり込むと、頭から布団を被った。
布団はとうに冷えきっていたが、心地よい疲れがゆっくりと遊馬の全身を包み込んだ。
小さくなったペニスを掴んで、野明の熱いからだとうねりを思い出す。
遊馬はその余韻を心地よく感じながら、深い眠りに落ちていった。

「何だい、こりゃ?」
アルフォンスのシートの下を覗き込んだシゲが、ビニールの小さい袋を見つけた。
封が破られた、中身が空のその小さいビニールの袋は、決して見間違うことは無い『ア
レ』だ。
「シゲ、どうかしたのか!」
ハンガーのデッキの下から榊の声が飛んだ。
大きな声を出したつもりは無かったのだが、運悪く榊の耳に届いてしまったらしい。
「いっ、いえ、何でもありません!」
シゲは、ぱっと姿勢を正すと、咄嗟に『アレ』の袋を後に隠した。
「そうか? そんならいいんだがな」
榊はぶつぶつと呟きながら整備班の事務所に入っていった。
安心したシゲの全身から、どっと汗が吹き出す。
「まぁったく、もぉ、仕様がねぇなあ、あの二人は!!」
時計の針は午前7時を過ぎようとしていた。
野明と遊馬は、まだ布団の中で、夢うつつの時を過ごしていた。

<了>
妊娠話が滞っているお詫びの気持ちをこめて
スレの皆様にお年玉です。

妊娠話の方も遠からずナントカしますので何卒お許しの程を。

えー、それでは皆様。
明けましておめでとうございます、今年も宜しくです。
176名無しさん@ピンキー:04/01/02 12:12 ID:n9iVN7dY
>>153
ごとしのキターーーーー(AA略)
着物で初っていうのがイイ

>>167
いつも上手いですねぇ
シゲさんの焦りもワロタけど、野明がカワイイ。

お二方も正月ネタGJ
>176様

>野明がカワイイ。

ありがとうございます。なによりのお言葉です。

さて、細かいことですが、

>遊馬の頭はだんだん覚めてきてしまった。
は、
→遊馬はだんだん目が覚めてきてしまった。
でした。とほほのほ。


178名無しさん@ピンキー:04/01/02 23:34 ID:E9LqlTCq
シゲさん、いい人だなぁ。
良作SS堪能しました。
179名無しさん@ピンキー:04/01/03 00:04 ID:nvT8TmXq
>>167-174

あ〜る 「やあ。新年早々姫始めですか。
    ぼくはコンドームなんて必要ないから、決してばれることはないじゃないか」

鳥坂 「ばっかもーん!部室におかゆを撒き散らすんじゃない!!」


180( ・∀・)つ〃∩ モエー :04/01/03 00:10 ID:G8i8t8JG
>ちょっと痒い系(以下略 さん
正月早々、いいですな〜(*´Д`*)ハァハァ 
二人ともかわいい。
モニターがついて「向こうからは見えない」と断言する遊馬に萌えw
181名無しさん@ピンキー:04/01/03 00:33 ID:nvT8TmXq
>179ワラタ
さんごちゃん、全部飲んであげなさい!
182名無しさん@ピンキー:04/01/03 01:32 ID:qeEO7U24
>>179
おかゆかよっ!!
禿藁w
183名無しさん@ピンキー:04/01/03 06:13 ID:nvT8TmXq
>>179=181
だよ。ジサクジ~ン
そんなことバラしてどうする・・・いや
>182レスがついてて嬉しかったから。
すいません、またROMに戻ります。
184179:04/01/03 06:15 ID:nvT8TmXq
あ、179=181=183
ま、IDでわかるか。
185名無しさん@ピンキー:04/01/03 23:35 ID:nvT8TmXq
ちょっと痒い系改め痛い系さん。
新年、おめでたいところでオメデタ話の続きハヤーク!!
186182:04/01/05 00:33 ID:I+iInbdB
>>183
ジサクジエ〜ン気づかなかった(汗
逝ってきます…。
でもワラタw
187名無しさん@ピンキー:04/01/05 08:18 ID:zQRDjjmL
昨年のコミケでは、パトやじゃじゃ馬や
バーディーの同人どっかになかったですかね・・・
188名無しさん@ピンキー:04/01/05 12:59 ID:ID2kRZN/
あ〜るならあった。エロくないけど。
189284:04/01/06 01:21 ID:3RLnNDnZ
OH〜久しぶりに来てみたら優秀SSが2本も!お年玉だと思えば感涙もんです。
後藤×しのぶは、やはりイメージイラストは「褥」ですよね。和服なしのぶさんに萌えですw。
ちょっと痒い系改め痛い系さんのもよかったですよ。シゲさんのセリフに笑いました。
本編の続きも待ってます。
ところでバーディー3巻を入手してさっそく読破。
感想「同盟の工作員、自爆する前にいい思いしやがったなぁ〜」(爆)
190名無しさん@ピンキー:04/01/09 21:05 ID:xmBX66Ug
ほしゅ
191名無しさん@ピンキー:04/01/13 18:09 ID:ufiMN+eQ
ほしゅ
192いつも楽しく読んでます:04/01/13 19:44 ID:5K9K08KK
寂しい・・・。
193名無しさん@ピンキー :04/01/13 23:16 ID:Vn38e3MI
バーディー読んでいないんですけど、萌えそう?
194名無しさん@ピンキー:04/01/15 14:34 ID:XrnZg7CC
age
195名無しさん@ピンキー :04/01/15 22:46 ID:ZyDb/0zm
>>193
個人的にはバーディーで萌えるのは無理。でもスレ読むかぎり同志はきっといるよ。
196名無しさん@ピンキー:04/01/19 00:44 ID:fjGNddn8
保守
197名無しさん@ピンキー:04/01/20 21:33 ID:8xwWD6HS
保守SSと。
後藤×しのぶです。
198後藤×しのぶです。:04/01/20 21:37 ID:8xwWD6HS
深夜二時、周囲は人気もなく、時おり、海からの風が激しく吹き付けては立て付けの悪い窓を揺らす。
青白い蛍光灯が照らす中で、一人読み掛けの本を閉じては、仮眠を取ろうかと、しのぶは考えていた。
──もうこのまま朝を迎えればいいのに。
年末からの慌しさに付け加え、新年早々と気の休まる事がない。
気がつけば、既に1月半ば。
漸く遅い冬休み休暇を明後日に控えている。
あと1日頑張ればと、疲れが取れぬ身体に無理をさせていた。
ため息を吐いて、今は主のいない机を見つめる。
──今日は、後藤さんに悪い事したわね…

何かと縦の繋がりを良しとする社会。
忘年会だの新年会だのと単なる飲み会に過ぎないのに、表面的にはお堅い名目を掲げながらも、
巷に溢れかえっているようなバカ騒ぎと変らぬものが存在する。
しのぶはこの手合いのものがまったく理解できない上に、嫌悪感すら抱いている。
この時期に限らない事だが、何度、乱痴気騒ぎの末、醜態を晒す人間を冷やかに見てきたことか。
しかし、階級が上がるにつれ、縦と横の繋がりもそれなりに絡み合ってくる。
年末から何度か我慢しては参加していたが、さすがにしのぶも限界を感じてはいた。
そこに昨日、突然の2課に置ける新年のなんとかだという会が設けられたと二人に連絡が回ってきた。
即答で待機を理由に断るしのぶを前に、顔だけでも出してくれませんかと懇願する部下。
後藤はふーんと、言った後暫く考えて込んでいた。
『良かったら俺行くよ。どっちかが出ていりゃそれなりに面子も立つって』
相変わらず、この手の催し物が嫌いな同僚を思ってなのか、単に飲みたいだけなのか真意は掴めぬが、
後藤のお陰で嫌な思いをせずに済んだ訳でもある。
199後藤×しのぶです。:04/01/20 21:38 ID:8xwWD6HS
やや疲れた目を閉じて、迫る睡魔に勝てそうもない、そう判断しては立ち上がろうとした時だった。
「あれ、まだ起きてたんだ」
冷えた空気を忍び入れ、やや酒の香りを漂わせては、後藤が驚いた表情で立っている。
「ええ、もう仮眠を取るつもりだったけど…それより、もう終わったの?」
「うん、さっきお開き。篠原達はまだこれから飲みにいくらしいけど」
「そう…元気ねえ…えーと、その、お疲れ様」
呆れながらも、生真面目なしのぶは自分の代わりに、こんな遅くまで付き合っていた後藤に労いの言葉をかける。
「まぁ、たまにはね」
やや苦笑いのような笑みを浮かべては、後藤は何やら引き出しの中を、ひっくり返している。
「どうしたの?」
「車のキー忘てたんだ」
乱雑に書類を掻き分けて、漸く見付かったらしい。
チャリンと音をさせて、しのぶの前にかざした。
「まさか、今からそれで帰るつもりじゃないでしょうね」
「そうだけど?そんなに飲んでいないよ。もう醒めてるって」
「あのね…」
一瞬でも後藤にすまないと思った自分が浅はかだと知る。
どうみても『飲んでいます』と、顔に描いている後藤が理解できない。
「あのねぇ…曲がりなりにも警官でしょう。少し休んでいきなさいよ……お酒、臭うわよ」
「ええっ?それほど、飲んだ覚えないけど」
呂律も足取りもしっかりしている。ただ寒さで酒が回っているのか、青白い蛍光灯の中でもほんのりと血色が良く見えた。
顔を撫でながら、後藤はしのぶをちらりと見た。
「しのぶさんのほうが、酒が必要じゃないの?顔色悪いよ」
しのぶは呆れ返って二の句が告げない。
200後藤×しのぶです。:04/01/20 21:39 ID:8xwWD6HS
「うーん、じゃあ、しのぶさん介抱してよ。俺って酔ってるんでしょう?このままじゃ帰れないし」
「な、何言ってるのよ」
しのぶをからかう意地悪げな顔つき、しかも、普段からこの口調だ。
こんな時はさっさと無視をするに限る、ましてや今は酒が軽く入っている。
まさにしのぶが嫌悪する酔っ払いの戯言。
そうなると、到底しのぶの手には負えない、そう思い後藤にきつい一瞥を投げる。
「冗談は、やめてよね。私、疲れているんだから、お先に…」
勝手に酔いが醒めるまで、ここで時間潰しを自分相手にされるのも癪に障る。
逃げるように何処かで仮眠を取ろうと後藤の前から、足早に立ち去ろうとした。

その時だった。
強引に腕を捕まえられたかと思えば、突然、唇を塞がれた。
アルコールと煙草の匂いがした。そして、唇に生暖かい感触と僅かばかりの酒の苦味が口に広がる。
一瞬の空白。
状況が把握できず、呆然とするが、瞬時に悟っては抗いを見せる。
拳でその厚い胸板を押し返そうとするが、痛いほど強く抱きしめられては、身動き一つ取れない。
しのぶは拒否を示すように、唇を閉ざすが、無理やり後藤の舌が歯列を押し分け押し入ってくる。
「んっ…うんっ…」
やめてと、小さく呻き抵抗するも、それすら声に出来ない。
何処か頼りなげで飄々としているのに、それでいて思わぬ力強さに押し返される。
繰り返すように口腔内を浸され犯される。
頑として応えないつもりなのに、何時しか目を閉じてはおずおずと応え始めた自分が居る。
やがて、ほのかに焚きつけられたように身体の奥深くが燻り始めた。

201後藤×しのぶです。:04/01/20 21:41 ID:8xwWD6HS
執拗なまでの口付けが交わされる中、急に背筋に冷たさを感じた。
シャツの裾から侵入した手が背中を彷徨っては、不意に開放感が胸元に広がる。
しのぶに焦りの色が浮かぶ。
薄く目を開けると、後藤と視線が合い、にやりとした表情が憎たらしいまでに笑っていた。
からかう目が恥ずかしくて、動揺を悟られるが悔しくて、視線を逸らした。
やがて、背中を泳いでいたと思っていた指が、今度は、しのぶのふくよかな胸元に悪さを仕掛けている。
「やぁっ…や、やめて…お…願い…」
哀願してみるも空しく無視される。既に膨らみを鷲掴みにしたと思えば、
その弾力を楽しむかのように強弱をつけて弄られていた。
「…い…いやぁ…ぁ……あぁん…あぁぁん…」
声とは裏腹に、硬くなりつつある乳首が下着と擦れ、指先でもてあそばれては更に感度を増してゆく。
もうそれだけで、膝が小刻みに震え立っている事すら不可能になってきている。
後藤に身を任せるように力なく崩れ落ちる瞬間だった。
「うん、じゃあ、あっちで介抱してもらおうかな。このままだと辛そうだし」
「い、嫌よ。辞めて」
震える身体とは裏腹に精一杯の強がりを見せる。

202後藤×しのぶです。:04/01/20 21:42 ID:8xwWD6HS
だが、それすら無視をしては、ひょいとしのぶを抱えあげて更衣室に向かう。
仮眠用にと場所を取る寝椅子の上に下ろされて、再び口付けの激しい雨が振り下ろされる。
その隙にだろうか、起用にシャツのボタンが外されては、順番に身に纏うものを剥ぎ取られてゆく。
「はい、これでOKっと」
夜の冷えた空気は、それだけで肌を刺す。既に全裸のしのぶに後藤がのしかかってきた。
「ほんとは、しのぶさんに酔わされたみたいけどね」
艶のある低い声が、耳元で囁かれ、それだけで感じてしまう。
「な…何よ。本当はっ…酔って…いな…あんっ…っく…あぁぁん…」
口答えをしたもののやがて、それは嬌声に変る。気がつけば後藤の指先は既に濡れた秘所を弄っている。
「やぁ…だ…本当に…や、やめて…」
「こんなに濡れてるのに?」
水音を響かせては、ねっとりと絡みついた指先をしのぶの前に差し出す。
薄暗い中、僅かな差し込む灯りを浴びてそれは怪しく光る。
凝視出来なかった。口では否定の言葉を叫ぶのに身体は既に欲しがっている…
「こっち向いてよ…ね」
顎を捉まれ、手に着いた蜜を舐める仕草の後藤が目に映る。
──嘘つき、酔ってなんかいないんじゃないの。
半ば無理やりに乱れさせられ、ぼんやりとした意識で最後の抵抗を見せる。
目がそう語っていたのだろうか、後藤は切なげにしのぶを見詰めていた。
だが、それだけでも後藤の色香に惑わされる。
「今日は…凄く…欲しいんだけど……駄目?」
無言のまま目を閉じて、しのぶはため息ともつかない小さな吐息を吐き出した。
203後藤×しのぶです。:04/01/20 21:42 ID:8xwWD6HS
「はぁぁん……あぁ…あん…あ…ぁっ…やぁん」
途切れ途切れの喘ぎが零れ落ちては、その濃厚さが室内に満ちてゆく。
首筋から胸元、それに続くなだらかに続くカーブを舐めてはきつく吸いよせる唇に刺激を感じずにはいられない。
酔っているのかふざけているのか、しのぶには判らない後藤が執拗なまで攻め立てる。
不意に後藤が身を起こしたかと思えば、足元に跪いては、しのぶの太腿に唇を滑らしている。
「あっ……やっ、やだ……いやぁ……」
必死で後藤を振り払おうとするが、力が入らない。空しいほどに指先が空を掴もうとする。
両足を押さえつけられ、自由にならぬ身に新たな悲鳴が上がった。
ねっとりと潤んだ秘所に舌が這わされている。
柔らかな茂みをかき寄せては、後藤の舌が肉襞をまさぐる。
「き、汚いから…お、願い……ほんとう…に…やめて…」
「だーめ…今、辞める方が辛いでしょ?」
涙混じりの潤んだ瞳と声が、後藤に訴えかける。それでも、容易く否定されては再び繰り返される。
花に誘われるように、ひくひくと震える花弁を舐めては、溢れる蜜を吸い取る、零れ落ちないようにと。
その光景に、全ての思考が麻痺する程に切ない嬌声が空に散る。
「あぁぁ……ああん…んっ…ぁああ…くっ…はぁぁあん……」
その華奢な身体が小さく嘶く。
抗うように襞が侵入を拒んでは、指先で抉じ開けられて、舌が這いずり舐め回される。
何度、迎えようがしのぶはそれに恐怖を覚える。それは、自分が自分でなくなる、高みに登りつめる感覚。
全てを後藤の前に曝け出す事、否定の言葉を吐きながらも羞恥にまみれ恥ずかしげもなく喘ぐ様が消え入りたいほどに。
しかし、その余裕すらない。一瞬の空白の後、襲う強い波。
204後藤×しのぶです。:04/01/20 21:43 ID:8xwWD6HS
「ご、後藤さん……あぁぁっ……」
後藤の名を呼んだかと思えば、身体が強張るのが判った。
溢れる涙をそっと拭われていると気がつく。目を見開いて見上げれば、そこにある顔が凝視出来ない。
恥ずかしさの余り、顔を背けた。
絶え絶えの息を整えている間、後藤が素早く身に着けている物を取り払う。
「しのぶさんの肌って気持ちいいよね」
なめらかに滑るような白い肌に、時々烙印を散らせては囁く。
一度、達しているせいか、軽く触れられるだけで今のしのぶにとっては高まりを煽る行為にしか過ぎない。
「な、なに…馬鹿なこと…」
口にすれば憎まれ口しか言葉に出来ない。
甘い睦言など到底、口に出来る筈もない。漏れる吐息ですら聞かれたくないというのに。
様子を見計らって、しのぶが軽口を叩けるまでに回復したと判断しては、その柔らかな曲線を描く腰を抑えて、身体を滑り込ませる。
後藤の動きに更なる物を感じ取り、しのぶも静かに息を吐いた。
震えては蜜で溢れ返り、待ちわびているであろう秘所に屹立したものを突き立てる。
「んっ…あぁぁん…くっ……あぁぁん……」
柳眉な眉を小さくしかめて、挿入の微かな痛みに耐える。
奥深く突き入いれては、ふうと後藤が小さな息を吐いた。
汗で張り付いた髪を掻き分けてやっては、しのぶに優しく微笑みかける。
薄っすらと眼を明けたしのぶもそれにつられるように、弱々しく微笑んだ。
「しのぶさん、辛い?」
「んっ…大丈夫よ…」
唇を寄せては、啄ばむように口付けを交わす。
しのぶの負担が少しでも軽くなるようにと、何度も繰り返される口付け。
交わされる度に、少しずつ薄らいでゆく羞恥心、それ以上に後藤にこの想いを返したいと願う心。
全てを許すように、しのぶは後藤の背に静かに腕を廻した。
205後藤×しのぶです。:04/01/20 21:44 ID:8xwWD6HS
嫌がるしのぶを無理強いさせた形で、始まった行為。
何時も以上に乱れる様はそれだけで後藤を刺激していた。
打ち震える様ですら、扇情的だというのに、甘く零れる言葉一つで一層、煽られてしまう。
寄せては返す波のように緩やかに規則的な動作。
打ち付けるたびに、快楽に眉を顰め必死に耐える姿が愛しく映り、形の良い乳房が揺れては、頂が後藤の肌と擦れ合う。
その痛みに小さく震える姿にしのぶの全てを貪りつくしたいと衝動に走らされる。
何処にこんな劣情をひた隠しにしているのだろうか。
後藤自身ですら判らない。ただ、目の前で揺らぐ肢体に惑わされては、高まる想いを打ち付ける術しか知らない。
ただ愛しいだけなのに…今は、その行為を許してくれては、受け入れようとするしのぶが夢想の存在に思える。
しかし、それは後藤の中で、現実だと訴えかける。一部の隙もなく張り付いてくるその感覚に酩酊感すら覚え、
しとどなく溢れる愛液がその濃さを増しては、繋がりあった部分以外、接着している肌の全てが熱いほどに熱を帯び始める.
しのぶが嫌々をするように頭をかぶり降る。しかし、もう後藤は止めることすら出来ない。もう引き返せない。
段々とそれは激しさを増す。小さな悲鳴にも似た嬌声が耳朶を掠めては、全てを感じ取ろうと絡み付いてくる。
貪るように肉壁を侵しては、熱く煮え滾った己を抜き差しする。
渦巻く快楽で思考が分断され、ただただ無我夢中で行為に没頭する。
206後藤×しのぶです。:04/01/20 21:45 ID:8xwWD6HS
「あぁ…んっ…あぁぁあああっ…」
後藤の耳に一際高く嬌声が響き、背に廻されていた指先に微かな痛みを伴い強く立てられる。
それと同時に、後藤もまた強く張り詰めていた己を解へと誘う。
溢れ出る精を注ぎ込んでは、しなる身体に最後の一滴まで強く深く浸し込んだ。
訪れた沈黙に、重く気だるさが二人に圧し掛かってくる。
まだ余韻に浸るしのぶの額に口付けて後藤が心配そうにその顔を覗きこんだ。
想いは馳せたというのに、自責の念が湧き上がる。
しっとりと濡れた髪を指に絡ませては、許しを請うような目の後藤にしのぶは小さく頭を振って否定の仕草を見せる。
そして、戸惑うような表情をしたかと思えば、しのぶの方から後藤に軽く口付けを与えた。
それだけで十分だった。
淡く微笑んでしのぶがゆっくりと意識を手放した。
忍び寄る寒さに後藤は備え付けの毛布を取り出すと、しのぶを抱かかえるように胸元に引き寄せる。
無意識のうちに温かさを求め縋ってくるしのぶの頬に、軽く口付けをして後藤もまたその深い闇に目を閉じた。

207後藤×しのぶです。:04/01/20 21:46 ID:8xwWD6HS
翌朝、小さなクシャミと共に後藤は目覚めた。
朦朧とする意識の中、昨夜の事を、ぼんやりと思い出しては周囲に散らばる衣服を身に着ける。
既に昨夜、夢の途中まで一緒にいた人の姿はなかった。
ドアの向こうに居るであろう、同僚がどんな顔をして出迎えるのか、
少しだけ不安になるがそう何時までもここで居るわけにも行かない。
「おはよ、しのぶさん」
努めて平静に、ごく普通に、普段通りに。
「おはよう。後藤さん」
きっちりと整えられ一つに結われた髪、新たに着替えたであろう皺一つない制服に身を包み、
凛々しくもあり澄んだ目が昨夜と同じように優しく応える。
「コーヒー淹れるわね。その間に顔洗ってきたら?」
「うん、お願いするよ」
後藤が出て行こうとした瞬間、これまた小さなクシャミが聞こえた。
振り返っては、目と目が合った。
「……大丈夫?」
「ええ……」
昨夜の事を二人が同時に思い出してか、奇妙な気まずさが漂う。
「えーとさぁ、その…早く帰った方がいいかもね…しのぶさん、明日から休みだし」
「そ、そうね。そうするわ」
うつ向き気味に応えるしのぶは、既に耳まで赤い。
止せばいいのにと警告する声が後藤の頭の隅で聞こえるがもう止められない。
硬直しているしのぶに近づいては、その耳元で囁く。まるで、昨夜の続きのような艶のある声。
「今度は、俺の部屋でね」
しのぶが更に赤くなって俯いたのは言うまでもなかった。
後藤は、意地悪く微笑んでは部屋を後にした。
208197 ◆mSSJL1sAu. :04/01/20 21:47 ID:8xwWD6HS
終わりです。
209197 ◆mSSJL1sAu. :04/01/20 21:48 ID:8xwWD6HS
───
その後のおまけ

時計は7時45分を告げる。後、15分ほどで朝のミィーティングが始まろうとしている。
「おはよ……うー喉痛い。風邪かなぁ」
気だるげな表情で遊馬がドアを開けて入ってきた。
「やだ、遊馬も?」
既に着替えてはお茶を片手に座っている野明が心配げに見ている。
「なんだ、野明もか?」
「うん、なんだか、昨日辺りから寒気がする」
そこに盛大なクシャミを連発する男が到着した。
「きったねー。大田、横向けよ」
「う、うるさい。警察官が、が、こ、これ…」
鼻を真っ赤にしたまま、またも盛大なクシャミが連発される。
「太田さんも?大丈夫?」
心配げな野明をよそに、遊馬は何かいいたげな表情を浮かべる。
「あのう…これ効きますよ…」
一人、顔色がより一層悪い進士が薬を差し出す。
「ああ、ありがとね。進士さん…こそ…」
誰もその顔色に言葉が出ない。
210197 ◆mSSJL1sAu. :04/01/20 21:50 ID:8xwWD6HS
そして、制服の上から分厚いコートを着込み、顔にマスク、首にマフラーを巻着付けた熊耳が赤い顔をして立っている。
「お、おたけさん!」
「だ…大丈夫よ。朝起きたら急に…」
それだけ言うと崩れるように席に着いた。
野明、遊馬始め、そこにいた人間は見なかった事にした。
「ねぇ、そういえばひろみちゃんは?」
「あー山崎君なら風邪でお休みしますって、さっき電話貰いました」
進士が、一体何袋目だという周囲の考えを他所に薬を飲み込みながら答えた。
「えーひろみちゃんまで?」
まだ軽傷の遊馬が驚きの声を上げる。
「飲み会の後からだよね。うちの隊長と南雲さん、二人とも同時に風邪引いてたのって」
何気なくポツリと漏らした野明の一言に、怪しい空気が立ち込めた。
「あれからだったけ?風邪が流行し始めたの」
疑問を素直に口に出した野明と盛大にクシャミをする大田以外の人間は、
やはりという落胆と共に更に違う熱が上がるのを感じていた。
野明は知らなかった。
一部の噂で、寝込んだという後藤のもとに通うしのぶが目撃されていた事を。

これで最後の最後です(終)
211名無しさん@ピンキー:04/01/20 22:33 ID:gWysOViz
197さん、ぶらぼー!
わーい、ごとしのはやっぱいーなー。酔ったフリの後藤隊長が素敵。いいもの見せてもらいました。
212名無しさん@ピンキー:04/01/21 19:20 ID:hCWwNmsT
バド×野明和姦が見たいでつ。

「ちょ・・・ちょっとバド・・だめだってば・・」
「だって、僕お姉ちゃんのこと好きなんやもん、
もう我慢できへんわ・・」

みたいなのをキボンなのだが、検索で引っ掛かるのは
強姦モノばっかりでつ。
213名無しさん@ピンキー:04/01/21 19:29 ID:cnf3zTOU
>197
エチーはもちろん、翌朝のやりとりも禿萌えたよ。GJ!
214名無しさん@ピンキー:04/01/21 21:36 ID:D4lZVQao
ごとしの萌えた(;´Д`)ハァハァ
ふたりの体温が感じられて、最高。
>>197さん、 ネ申 だ。
215名無しさん@ピンキー:04/01/24 19:20 ID:Xsa5TIIt
あげ。
216284:04/01/25 01:20 ID:6Jz0J0HO
>197さん
攻め男な後藤さんと、受け身だけどいざとなるとどっぷり没頭しちゃうしのぶさんに、相変わらず萌えでつw。
>212さん
和姦も読みたいんですがね…書く人は確かに少なさそう…キヴォン
217名無しさん@ピンキー:04/01/25 01:25 ID:ZcOGr0bP
過去スレから読み起こしてやっとここまで戻ってきましたw
このスレいいっすね〜
濃いエロありーの、パロ的笑いありーので萌えた!

あ〜る世代ゆえにR×さんご更にキボーン(エロありなし問わず)
218名無しさん@ピンキー:04/01/26 23:16 ID:lvCN9rUp
同じく読んできました。
こんな素敵なスレがあったなんていやーん。萌。

あのう、ごとしのもいいのですが太田香貫花なんて方います?
同志少ないのでつ。
219名無しさん@ピンキー:04/01/27 01:17 ID:0WW0xGAs
>バド×野明和姦が見たいでつ。

>みたいなのをキボンなのだが、検索で引っ掛かるのは
>強姦モノばっかりでつ

その、検索で発見したところの紹介キボン
220名無しさん@ピンキー:04/01/27 03:36 ID:ijlJ6rFj
>>219
バド×野明 エロ で検索かけたら出てきたYO!
正確にはシャフトに嬲られる野明だったけど・・・
その初めての相手がバドですた。

あとは同人誌?の画像が引っ掛かったりしてたけど
今はあるんだろうか?
221名無しさん@ピンキー:04/01/27 11:19 ID:VmOW833R
>>218
検索済みかも知れませんが、普通の話であるならいくらかは一般サイトさんで
見かけました。ただ、今そのサイトさんが行きてるかどうか判らないんですが。

>>219
>220の言う話は、前スレ1〜2当たりでURL載ってますよ。

>>220
前スレでうpしてくれた物なんでしょうか。
生きてるサイトだと見れるところもあるようですが、うpローダーだともうないかも。

後、上にあるお絵かき掲示板の方にも秀作揃いです。
1月に投下された絵は神です。
描かれた絵師さん、ここごらんになっていらっしゃるんでしょうか。
乙です。目の保養になります。
222名無しさん@ピンキー:04/01/27 16:17 ID:bh9uauOJ
あ〜るの生徒会長の妹、なんて言ったかな?
彼女とあ〜るの純愛、あるいは逆に人柱として陵辱される話キボンヌ
223名無しさん@ピンキー:04/01/27 16:36 ID:9NHgec99
えりかちゃんの名前を忘れるなんてひどいですぅ、ぷんぷん!
224名無しさん@ピンキー:04/01/27 20:56 ID:IKreXE1r
>>219

機動警察パトレイバー・シャフトの復讐
ttp://www.suisen.sakura.ne.jp/~zero-one/zerosight/novel/ss2/pato.htm
225名無しさん@ピンキー:04/01/30 02:41 ID:rAVvyraF
エロ物投下は男性向けエロじゃないとダメ?
純愛モノで投下したい気もするのだが。(もちろんエロ有りだが
どちらかといえば少女マンガ的エロっぽい話)
226名無しさん@ピンキー:04/01/30 07:10 ID:3AVOugHg
>>225
なんでもOKです。つか、書いてください。頼む。

不意に思ったのですが、このスレのSSって上のごとしのなどは女性向けっぽいというか
少女漫画的エロじゃないですかね?

太田香貫花とかも密かに読みたいんですよね。

227197 ◆mSSJL1sAu. :04/01/30 07:21 ID:3AVOugHg
て、すいません。トリップ付け忘れでした。
>>211、213、214、216
ありがとうございます。なんだかもったいないお言葉で恐縮です。

あまり男性向け女性向けと意識していない部分が多いのでエロ=萌え部分が
少ないかなと思うのですが、読んでくださった方サンクスです。

そういうわけで>>225もガンバって書いて欲しいです。
んじゃ、名無しに戻ります。
228名無しさん@ピンキー:04/01/30 13:52 ID:rAVvyraF
225でつ。体調不良により、休んでおります( w
やることがないので、エロ小説書いてます。どこまで書けるか
あやしいのでつが。
229名無しさん@ピンキー:04/01/30 15:49 ID:5qnNSmOF
>>228
無理せずにお大事に〜

230名無しさん@ピンキー:04/02/02 01:02 ID:FZMzHDb5
age
231名無しさん@ピンキー:04/02/06 00:30 ID:+q/6NEDc
000
232名無しさん@ピンキー:04/02/07 15:55 ID:Y+zMYwFt
age
233名無しさん@ピンキー:04/02/07 19:16 ID:PbwGnrlx
ショタはどう?
234名無しさん@ピンキー:04/02/08 04:14 ID:dG58+q9D
>>218
亀レスすまん、見てるかどうか分からんけど。
太田香貫花、禿しくキボン。
できればカヌカはアニメの方で…
235284:04/02/08 12:45 ID:0QXrS+0a
>233
ショタというとバドでしょうか?
小官は後藤ショタ(殴)なんて考えてたりしますが・・・
236いつも楽しく読んでます:04/02/09 00:51 ID:+V05HaUR
>235
そ、それは「後藤少年」という意味?
237284:04/02/09 10:42 ID:T5yGU3Rv
お察しの通り「きいち」です。
238いつも楽しく読んでます:04/02/09 21:40 ID:+V05HaUR
ええeeeeee!見たい読みたい!(殴られますか?)
239名無しさん@ピンキー:04/02/09 22:06 ID:UnxPw6sC
「きいち」萌えですw
240284:04/02/10 00:20 ID:7i7VZwk2
構想中でつ(滝汗
241名無しさん@ピンキー:04/02/10 09:08 ID:smANVGrs
>>240(284さん)
ガンガレ。期待してます。


で、ちとは早めバレンタイン投下してもいいですかね…
後藤×しのぶですけど…………_| ̄|○
242名無しさん@ピンキー:04/02/10 22:21 ID:or99nYX9
>241
投下お願いします
243いつも楽しく読んでます:04/02/10 23:25 ID:UHjQV1Ci
>284さん
失礼ですけど284さんはいつのスレで284に書き込みをなさった方なのでしょう??
差し支えなければ教えて下さい。
244244 ◆n01TXmvOT2 :04/02/11 14:33 ID:jOBKkGd+
241です。
予告しましたが、遊馬×野明でつ。しかもエロなしでつ。_| ̄|○
エロなしなので保守代わりです。
245244 ◆n01TXmvOT2 :04/02/11 14:34 ID:jOBKkGd+
「隊長の所、持って行って来てくれた?」
泉野明が、隊員室に戻ってきた所だった。
熊耳が第一小隊へ配りに行く予定の紙袋を机の上に置いていた。
「はい、『ありがとうって、伝えておいてね』って言ってましたよ。えーと、後はシゲさん達かな」
野明は、置いてある紙袋を見る。
「あっ、整備班は私が行くからあなたは…ね」
熊耳がそれを手に取ると、目配せをしては微笑んだ。熊耳の視線の先に居た人物を理解すると野明は赤くなった。

今日は、バレンタイン。
本来、愛だけを告白をする日ではない筈だが、2月になった途端、街中がバレンタインを表す赤やピンクで彩られる。
それも製菓メーカーや百貨店の販売戦略だろうが、お祭り騒ぎの好きな第二小隊の面々。
嫌が追うまでも盛り上がってくるのは当然のこと。
日頃の感謝を込めて親しい人にプレゼントを贈るという本来の意味に則っては、それに野明たちも便乗していた。

2月になって周囲が騒ぎ出すと同時に、野明はどうしようかと考えていた。
二課に常駐している人間と言えばそれ相応になる。市販品を購入するにしても野明一人では少々懐も痛む。
絶対数としての男女比率は無いに等しいほど圧倒的に男性が多く、男所帯の二課。
その上、相手の選別は確実に、仲間内の軋轢が生じるというありさま。
それは去年、身をもって体験した事だった。
ため息を吐いて考えていた時、熊耳の方から声をかけて来た。
熊耳も普段世話になっているからと言って、今年は彼女の方が乗り気だった。
何度か話し合っては手作りに拘って、試作品を重ねての完成だった。
246244 ◆n01TXmvOT2 :04/02/11 14:36 ID:jOBKkGd+
数日前、熊耳と作りながら野明が考えていた事。
──遊馬にはどうしようかなぁ…
手作りと言ってもこれは義理チョコになる。
かといって特別にまた一人で作るのも一苦労。
熊耳のアドバイスが無ければここまでの物が出来たかどうかも疑わしい。
微妙な均衡を取りながらも、義理チョコを渡す存在になりつつある関係。
一応、一般的には恋人同士、彼氏、彼女という間柄にはなるのだろうが、まだ完全な関係には至っていない。
それでも、非番の日は確実に二人で過ごしては、少しずつその関係を深め始めている。
そんな事も起因してか、遊馬に気がつかれずに買いに行くことも出来なかった。

そうこうしている内に今日はその日。
どこと無く華やいだ雰囲気を感じながら、1日が終わっては、順番にチョコを配っているという最中だった。
結局、野明は少しだけ皆より大き目の箱に、色違いのラッピングをしては渡すチャンスを待っていた。
無論、その中身も皆の分を作った時に作った物ではあったが、野明なりに特別な気持ちを込めて熊耳が見守る中、
なんとか納得しては、一人で完成させたチョコだった。
熊耳が気を効かせたのだろう。あの目配せの意味なのか、今、隊員室には野明と遊馬の二人きり。
──今渡さないと、今晩また出動とかなちゃったら渡す時間ないもんね。
そう覚悟を決めては、遊馬に声をかけた。
「なんだ。なんかようか?」
分かっているのだが、なんだか照れくさい。
わざと知らない素振りをしては、野明の方に顔を向けた。
「えっとね…」
遊馬の隣にある自分の席に戻っては、引き出しを開けた。
机の中に、ピンク色リボンが掛けられた箱がある。
──こういう時、どういう顔すればいいのかなぁ。
可愛らしく、はい。プレゼントと微笑んで渡すのか、少し潤んだ眼で見上げてしおらしく渡すのか、それともチュとかして…
──や、やだ。やだ何考えてんのよ。
「お前、何一人で百面相やってんだ」
「へ?」
待ちくたびれた様に、遊馬が呆れながらこちらを見ている。
247244 ◆n01TXmvOT2 :04/02/11 14:38 ID:jOBKkGd+
「や、やだ。なんでもないんだよぅ」
恥かしいのだが、遊馬は待っている。
「あのさ、これ」
結局は素っ気無いほどに、遊馬の机にそれを差し出した。野明は恥かしくて見れない。
「え?ああ……」
受け取った方も、予想していた展開なのだが、気恥ずかしさで言葉が出ない。
野明は横目で、遊馬がどうするのかを窺っていた。
遊馬は箱を見て、硬直している。
──もう、早く箱開けてよ。食べてみてよ。あたし、頑張ったんだからさあ。
照れるのだが、感想が聞きたい。
暫く固まったままの遊馬が漸く、箱を開け始めた。
「あ、ありがとな」
こちらも素っ気無い言葉。それでも、喜んでいるという気持ちは十分に伝わった。彼もまた耳まで赤くなっている。
「ど、どういたしまして」
野明も同じだった。意識し過ぎなのか、二人とも真正面を向いたまま顔を合わせようとしない。
「食べてもいいか?」
「あ、うん。いいよ」
一粒を手にとっては食べてみた。野明は恐る恐るその様子を横目で盗み見ている。
「あ、美味い」
驚いた声が上がる。
「それって、どういう意味よ…」
褒めていはいるのだが、その声に驚きがあることに疑問がわく。
「これ、いけるね。うん、美味いわ」
気がつけば2個目3個目と口に頬張っている。
「遊馬ってばあ!」
「え?だって、去年悲惨だったろ」
「うーー」
それを言われると野明は反論が出来ない。
248244 ◆n01TXmvOT2 :04/02/11 14:39 ID:jOBKkGd+
「だってさ、去年は歯が折れるほど硬いのとか、味がしないとか、腹が…」
おや、と思った。野明が反論してこない。ふと顔を野明に向けた。
「もう、そんなに言うなら食べなくていいよ」
「ご、ごめん。今年のは美味いっていってるじゃん」
謝りながら、お前も食べるかと勧めた。
「いいよ、味見してるし。せっかく、それだけは特別に遊馬のために作ったんだから、全部食べてよ」
「あ、俺の為にね…え?」
何気なく言った言葉なのだが、二人してその意味を考えてはまた赤くなっては固まる。
──何気に大胆な事いちゃったよね。あたし……
大きな目が落ち着きなく動く。何か言おうとするが言葉が思い浮かばない。
──遊馬の為って言ってたよな。確か……
どうせ、皆に配る分とさしてかわらないだろうと思っていただけに、この一言は効いた。
遊馬はぽりぽりと頭を掻いては、嬉しさがこみ上げる。

この奇妙な空気を感じては、遊馬がぼそりと呟いた。
「えーと、あの、その、あ、ありがと。ほんと美味いしさ」
「ど、どういたしまして」
2回目のありがとうに、初めてお互いが顔を見合わせては笑った。
それが切っ掛けに、漸く打ち解けた空気が漂う。
「ごめんね。ほんとはもっとこった物とかさ、プレゼントも考えてたんだけど、時間なくて…」
野明が申し訳なさそうに呟く。
「いいよ、今度の休みに何処か行こうか。映画してたよな」
「そうだね」
二人で微笑んでは、沈黙。
249244 ◆n01TXmvOT2 :04/02/11 14:40 ID:jOBKkGd+
それが合図だったのかもしれない。
遊馬が野明の肩を掴んでは引き寄せた。野明がその柔らかくも熱を帯びた空気を感じて、そっと目を閉じた。
お互いの吐息が聞こえるような距離を感じては、軽く触れる唇。野明の唇に甘い味が広がっては消えた。
春風が吹くような柔らかで儚く軽いキスを交わしては唇が離れ、同時に野明が目を開ける。
「こういう事、慣れないよね。あたしたちって」
野明が照れ隠しでおどけて遊馬を見上げる。
「そうだよな」
つられて遊馬も笑う。

ふと、通路の方が騒がしくなってきた。多分、太田辺りが帰ってきたのだろう。
慌てて二人が離れては、何事もなかったように素知らぬ顔をして元の席に戻る。
思った通り、勢いよくドアが開いたかと思えば、太田に続いて熊耳たちも帰ってきた。
遊馬は何やら熊耳たちと仕事の話をし始めている。
その光景を見ては、二人だけの秘密に野明が小さく微笑んでいた。
密やかな微笑みは、春浅い日、少しだけまた近づいた距離に野明が少女から大人びた顔を見せ始めていたのかもしれない。

                               終          
250244 ◆n01TXmvOT2 :04/02/11 14:46 ID:jOBKkGd+
訂正
×義理チョコを渡す存在になりつつある関係
○義理チョコを渡す事が違う存在になりつつある関係

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・_| ̄|○マジモウダメポ
251名無しさん@ピンキー:04/02/12 00:38 ID:LKysb4la
ニヤニヤするとともにこういう相手がいないことにショボーン
252名無しさん@ピンキー:04/02/12 13:32 ID:gz4W318P
イウナ
253名無しさん@ピンキー:04/02/13 00:03 ID:soeDke4H
職人さんたちの文章はおもしろいんだけど、正直パトばっかで飽きてきた。ゴメン。
254いつも楽しく読んでます:04/02/13 20:57 ID:nFFSjHFS
あ〜るエロパロ」をR視点で書いてみたいんですが・・・投下しても構いませんか?
255名無しさん@ピンキー:04/02/13 21:31 ID:odi4BxlI
>254
おお! あ〜る楽しみにしてます〜
256名無しさん@ピンキー:04/02/13 22:02 ID:B8J9I1ae
>254
待ってますやう
257名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:06 ID:TORfii+U
>253

そろそろ春休みか・・・
258名無しさん@ピンキー:04/02/13 23:18 ID:2igsRTdM
241さんのごとしのバレンタインを待ち望んでいるんですけど
どうなったんでしょうか。
楽しみに待ってます。
259名無しさん@ピンキー:04/02/14 12:27 ID:PxphoHuY
パトの最初のOVA見た時、遊馬が進士に電気アンマかけたり、風呂場で後ろから
抱き付いたりしたのを見て、「こいつホモだ」と思ったことがあった…。
260名無しさん@ピンキー:04/02/14 12:52 ID:bnjQ3399
なんだ、バレンタイン少佐で上がってんのかと思ったら違った
261名無しさん@ピンキー:04/02/14 15:56 ID:IQ89VhQa
わたしゃ、鰯水&生徒会長ネタであがってんのかとおもたよ。
262名無しさん@ピンキー:04/02/14 19:57 ID:CYNG78Ni
はぁ〜、やっぱパトはいいね。
前スレの職人サン達はどうしたのかな?続きが気になります〜。
昔はコミケでパト本(ギャグと遊馬・野明モノ)出してましたが、今でもパト本って売ってんのかな〜?
263名無しさん@ピンキー:04/02/14 19:59 ID:MfJk5faA
あなたがもう一度出してくれよお。
絶対まだ需要があるはずなんだよお
264262:04/02/14 21:06 ID:CYNG78Ni
>>263
もう物理的に描けないな・・・家族がいるし。
致命傷はb妙な表情が表現できないと思われます。
つまり同じ顔しか描けない!
265262:04/02/14 21:13 ID:CYNG78Ni
続き。
何気に書きこみ多いよね、ココ。
売ってないの?パト本?
昔〜ダンボール数箱分のパト同人(買った物)があった頃がなつかすい。
266名無しさん@ピンキー:04/02/14 21:17 ID:Rku+cTEb

新しくリニューアル!
今話題のモロ無修正ビデオサイトの主観的評価サイト。
もちろん安心して見られるサイトです。
http://www.mx-style.com/adad_01/index.html
267撮影旅行の夜・R視点:04/02/14 22:17 ID:9zwpVyc/
今年も撮影旅行がやってきました。僕が参加するようになってからもう5回目lくらいでしょうか。今日は朝
から海へ行きすっかり泳ぎをたんのうしてしまったじゃないですか。今は、深夜。例によって無人駅で全員
ひしめき合って雑魚寝してるわけです。僕はなんだか妙な気分で目が覚めてしまい、さっきまで鳥坂さんの
いびきやえりかの寝言なんかを聞いていたのですが、突然鳥坂さんが大きなくしゃみをして寝返りをうち、
いびきが止んだため、あたりはしんとしてしまいました。
僕のすぐ隣には、さんごがぴったりと寄りようような形で小さな寝息をたてています。さんごの胸は軽く上下
し、額には汗で後れ毛が2、3本はりついています。柔らかそうな頬はベビーフェイスというのでしょうか。
僕は何故だか、その幼さの残る無防備な寝顔をいつまでも見ていたい、そんな気分になっていました。
268名無しさん@ピンキー:04/02/14 23:08 ID:yw40fct8
で、いつまでも見ていたらよだれをたらしたのか
それともよだれの寝顔を見ながらこう考えたのか(w
269名無しさん@ピンキー:04/02/14 23:57 ID:iYNstzs2
そういえば、ずっと前にもこうしてさんごの寝顔を眺めていたことがありました。僕が初めて
撮影旅行に参加した時。あの晩も今夜のように月明かりが眩しくさんごの表情はもっと幼かった
ように思います。僕は思わずその寝顔をカメラにおさめてしまい、後で彼女に怒られることと
なったわけですが。でもあの時は今夜のような妙な気持ちにはなりませんでした。視線をずら
すと、すらりとしたさんごの両脚が折り重なって投げ出されています。僕は息をつめて、その
膝の裏の窪みにそっと触れてみました。そこで初めて人間の、女性の肌の柔らかさを知ったの
です。さんごは目を覚ます気配はありません。僕はエスカレートする気持ちを抑えきれずに、
ピンと張った腿に掌を這わせました。胸騒ぎのような、胸の高鳴りを感じます。そのままゆっ
くりと撫で上げました。
「んん・・・」
さんごは眉間に少し皺をよせ、重なっていた両脚が大きくずれました。月光に映える内腿の白
さ。うすぼんやりした室内で、そこだけが蛍のように浮き上がり僕の目に焼きつきました。
こんなことは初めてなのですが、僕はさんごを自分だけのものにしたいという征服欲に支配さ
れていました。視線を寝顔の戻し、さんごの上に覆いかぶさるようにしてゆっくりと近づいて
いきます。その薄いまぶたに触れそうになった時
「はああっっっくしょん!!」
鳥坂さんが再び大きなくしゃみをしたので、ショックで僕の首は外れさんごの額にぶつかりま
した。
「ふあ??」
寝ぼけ眼をこするさんご
「うっっるさいわねぇ・・・」
小夜子さんはぶつぶつ文句を言っています。僕はさんごを抱き上げると、そのまま無
人駅を飛び出しました。
270↑撮影旅行の夜・R視点2です:04/02/14 23:59 ID:iYNstzs2
す、すいません
271↑撮影旅行の夜・R視点3:04/02/15 00:14 ID:KWYowRFc
「な、何?ちょっとRくん、あ〜るくん!」
うってかわった屋外の涼しさ。その冷気にさんごは完全に目を覚ましたようです。何故こんな
ことをしてしまったのか。多分、僕はさんごと二人だけになりたかったんです。
「・・・もう、なんなの?一体・・・わあっRくん星がキレイだよ」
「えっ?」
「ホラ、満天の星空!東京じゃ見られないねぇ」
さんごは透明な瞳を見開いて夜空を見上げています。
「・・・・・・そうですね」
僕としては、その首筋に残った細い水着の跡のほうが星空よりも眩しく感じたわけですが。
僕はようやくさんごを離しました。もう、駅から随分離れた所です。
「ちょっと座りませんか?」
僕はそこの草むらに腰を下ろしました。
「ええ、そんな所に座ったら夜露で濡れちゃうよ」
僕は渋るさんごを強引に引き寄せ膝の上に座らせました。自らの身体の反応には気づかれない
ように。
「あのねえ、あたしコドモじゃないわよ!」
振り返ろうとする彼女の首筋の白いラインに、僕は小さくキスを落としました。


おしまい
272名無しさん@ピンキー:04/02/15 00:22 ID:t+9Q0uqm
GJ!数日前からスレ張って待ち侘びてましたw
あ〜るらしいおトボケな二人がよきかなよきかな。

あー…さんごはいい娘だなあ。
273いつも楽しく読んでます:04/02/15 00:34 ID:KWYowRFc
>>272さん
もったいのうございまする。
タイトルを入れ忘れるなどという間抜けな姿を晒してしまいましたが。
R視点って初めてかなって挑戦したくなりました。でもとっくに既出かもね。
274名無しさん@ピンキー:04/02/15 01:48 ID:ARsNnTm9
>244-249 >267-271
どっちの話も(*´Д`)カワエエ... あ〜る視点は新鮮ですた。
275名無しさん@ピンキー:04/02/15 02:38 ID:1lDT+yXo
なんか凄い嬉しいです〜・・・・あ〜るネタ最高デス!!
276名無しさん@ピンキー:04/02/15 17:07 ID:ANnh7+X5
でーす
277名無しさん@ピンキー:04/02/17 17:12 ID:0ciCPzay
鳥坂と小夜子で萌えるという知り合いがいたなあ。
どうなんだろう、あの二人。 
278名無しさん@ピンキー:04/02/17 17:42 ID:QCZFPaxC
あ〜るといえば、たわばさんとしいちゃんだ。後、まりいと鰯水。
鰯水はセクースの時もまりいに主導権を握られそうだな。
279名無しさん@ピンキー:04/02/17 20:36 ID:mlmpT0Ij
妊娠話の続きが読みたい・・・。
280名無しさん@ピンキー:04/02/17 22:11 ID:BnViVQMZ
おたけさん×遊馬のつづき…
281いつも楽しく読んでます:04/02/17 22:32 ID:+w+t5Ueo
鳥坂×小夜子はメジャーだと思ってました。
喧嘩ばかりしてる2人のラブはどんなだろうと私も読みたいです。
あと、妊娠話の続き。
282名無しさん@ピンキー:04/02/18 08:56 ID:IxLy2wZl
暇してる友達(普通一般人?)にパトのマンガ貸してあげたら、後藤隊長と熊耳さんって怪しいと、言われた。
それってアリなのだろうか…?
ごとしの派の自分としてはかなーり複雑なんですがw
283名無しさん@ピンキー:04/02/18 11:05 ID:QpRVqF4i
>>282
へー、人それぞれなんだねぇ。思いつかなかったよ。

高校生の時にCRAT本出した事があります…マニアック?
284名無しさん@ピンキー:04/02/18 11:52 ID:YMF5ImzN
>283
cratって車のですよね?

Backdoor.Cratの方を連想してしまった…〜(・ω・ノ)ノ
(ほら、そんなウィルスに関する本ならマニアだわ…)

知人曰く「プライベートまで突っ込みするのが怪しい。別れた男が犯罪者ならあんなに自由にさせない?」とのこと。
アニメ版などは全く知らないので、懇々と諭してあげたけど、それでもまだ怪しいというてます。
285名無しさん@ピンキー:04/02/18 12:51 ID:QpRVqF4i
>>284
ビデオにあったやつ。
メンバーが外人になってんの。
したがって、車ではないよ。
286名無しさん@ピンキー:04/02/18 14:49 ID:cdnYK0PK
それは、C.L.A.T.=Crime・Labor・Atack・Teamの略だよん。
287名無しさん@ピンキー:04/02/19 20:15 ID:mA0Fa+wh
上げときます♪

今ふと思ったのだけど、ココのメンバーでサークル作ったら面白いかも〜。
そしたらみんなハッピ〜?
288名無しさん@ピンキー:04/02/19 22:40 ID:fBGFE3tq
書き込みがある時とないときの差が激しいと思うんだけど、ここって常時どれぐらいの人が見てるんだろうと思った。
自分だと週2〜3回程度で巡回コースに入れてるんだけど、今、人大杉状態の割合には書き込みがある方じゃないですか?
(他スレとか見てると、人大杉でかきこがないと保守してる所も多いです)
289名無しさん@ピンキー:04/02/19 23:15 ID:/h+Dn7Qm
鳥坂エピソードで久美子の絡むやつの18禁バージョンが見てみたい。
いじめっ子兄弟×とらわれの久美子みたいなの・・・
290いつも楽しく読んでます:04/02/20 21:52 ID:y2c0Rh5U
<たわば×椎子>

椎子「セ、センパイ・・・だめっ」
たわば「なんでダメなんだよ、ほら、乳首反応してるぜ」
椎子「そ、そんなことっ・・・」
たわば「まあ俺も一応大人だ。ヤリ逃げなんかしねェよ」
椎子「そ・・・そうじゃなくて」
たわば「ヤリ逃げはいけねェよな!うん」

バシャッ(冷水)

たわば「なにをする!?」
椎子「少年誌でセクースはご法度です!!」
たわば「それだけのために・・・こーいうマネをするのか!?」
椎子「そうですよ!」
たわば「ここはいいんだよっ!!エロパロスレなんだから!!」

椎子「・・・な、なるほど」
291名無しさん@ピンキー:04/02/20 23:19 ID:QDRrPTbq
ネタに対する反応がいちばんいいっていうのは、BBSpinkのスレとしては問題ですよねェ!
292いつも楽しく読んでます:04/02/21 04:45 ID:nWvYchVw
ネタで申し訳ないんですが、「撮影旅行の夜・さんご視点」を書いてもよろしいでしょうか?
「R視点」の続きとして、結構シリアスで。
「あの話に続きはいらない」ということでしたら、やめます。
293名無しさん@ピンキー:04/02/21 12:06 ID:tVnSnyF6
>>292
おまちしてまつ。

>288
毎日来てます。

294名無しさん@ピンキー:04/02/21 16:07 ID:Az0wFM5B
>293
ちょうど今巡回中の>288です。
何気に思うんだけど、ここ閲覧ロム以外に書き込みしてるのって常時3,4人ぐらいですかね?
なんとなく自分以外の書き込みしている人もダブってそうな感じがするんですが。
一度、コテハンで点呼でも取りますか?w

>いつも楽しく読んでます
おつかれー
Rネタ、好きです。GJ。
感想下手でスマン。でも、ほんといい話だからこれからも頑張ってください。

何気に一般サイトさんの方も地味だけど賑わってる感じはしてるんですよね。
(新規立ち上げとか、新作うpされてるところとか。そういうサイト管理人さんも見てると思うけど、
頑張ってください。自分はサイトも何にもしてないし掲示板書き込みもしないけど、草葉の陰からコーソリ応援してます)
295名無しさん@ピンキー:04/02/21 16:35 ID:Jessvqn9
サイト持ちROM専の巡回者です。
ここは他の比べてマターリしているのと
一般サイトさんでは読めないようなカプや話があるのでいつも楽しみにしております。

職人の神の皆様方どうか無理だけはなされないよう頑張って下さい。
コッソリ応援しております。さぁ、自サイトも頑張らねば(w

296293:04/02/21 18:27 ID:tVnSnyF6
>>294
んじゃ、点呼始め!
1〜。
297名無しさん@ピンキー:04/02/21 19:12 ID:OMJaHQHR
ROMその1です。
298ちょっと痒い系改め痛い系:04/02/21 19:27 ID:qRCprXFo


すいません、進んでません(汗
299名無しさん@ピンキー:04/02/21 19:28 ID:e4kqaSQE
>294の4です。

>ちょっと痒い系改め痛い系
ガンガレ
300293:04/02/21 20:26 ID:tVnSnyF6
なんかみんな素直でいいなぁ〜。
ここならコテハンでもよさげ。
301いつも楽しく読んでます:04/02/21 20:29 ID:nWvYchVw


Rネタしか書けないヘタレです。
302名無しさん@ピンキー:04/02/21 20:57 ID:PVCh6wJg
>301を応援したいR好きな「6」ノシ

ROMですが。巡回先にマークしてます。頑張って下さい。
303名無しさん@ピンキー:04/02/21 22:06 ID:HLjeLToh
7!
304名無しさん@ピンキー:04/02/21 22:06 ID:HLjeLToh
7!
305名無しさん@ピンキー:04/02/21 22:31 ID:lihOYj86
8?
ROMですが……
306名無しさん@ピンキー:04/02/21 23:18 ID:8B1dmrgS
9!
感想書くこともあるけど基本的にROMです
307名無しさん@ピンキー:04/02/21 23:32 ID:BKz9CvWJ
7が二人いるから11!

当方サイト持ちROM。
作品がどれも面白いので楽しみです。
ここでモエを供給しております。
職人さん頑張ってくださいー。
308名無しさん@ピンキー:04/02/22 00:06 ID:uKSAbcuc
前スレ?あたりまでたまーにSS書いてた者です。自サイトやってないんだけど、感想とか雑談ではたまにこのスレでも書いてます。
12?

>サイト持ちの管理人さんたちへ
頑張ってください〜多分、巡回してるところの管理人さんたちだと思いますけど、ロムばっかりですいません。
明子姉ちゃん(だったけ)のように応援してます。

309名無しさん@ピンキー:04/02/22 00:27 ID:Jyt1C0Sh
ROM〜な13です
野明妊娠話の続きが読みたいです
310名無しさん@ピンキー:04/02/22 01:43 ID:TexAI2DU
14♪
ROMですがネタは考えてるんですよ。
でもここで書かれてる方みたいな文章はなかなか書けません…
でもいつの日か!
311いつも楽しく読んでます:04/02/22 02:59 ID:cpLT3gF9
んん〜、まだ点呼の途中かな?
「さんご視点」投下しちゃいます。
312撮影旅行の夜・さんご視点1:04/02/22 03:01 ID:cpLT3gF9
撮影旅行最終日、あたし達は恒例の「山田さん温泉」をたっぷり楽しみました。男湯の方では、またRくん
が服を脱ぐの脱がないのと大騒ぎしてたけど、毎年のことだからあたし達女湯は知らんぷり。今年は山田
さんにすっかりお世話になっちゃって、河原でキャンプをした後、浴衣をお借りしてはなれで寝かせてもらう
ことになったの。もう、何時頃だろう。みんな爆睡してる。温泉でリラックスしたはずなのに、あたしはなんだ
か寝付けないでいた。実は今日一日、Rくんとはちょっと気まずかったんだ。といっても喧嘩したわけじゃな
いよ。昨夜、Rくんとあたしは二人してあんまり寝てないんだ。あたし達は何であんな所にいたんだろう?
そもそも、あたし達は何してたんだろう。
313撮影旅行の夜・さんご視点2:04/02/22 03:04 ID:cpLT3gF9
昨夜、無人駅で寝てたはずのあたしは、気が付いたらRくんに抱えられて夜道を走ってた。最初わけがわか
らなくって唖然としてたんだけど、見上げた星空があんまりキレイだったから嬉しくなって・・・。そのあとRくん
は「ちょっと座ろう」って言ったの。あたしは夜露で濡れるからイヤがってたら、ひょいっと持ち上げられて、胡座
をかいたRくんの膝の上に乗せられちゃった。あたしコドモじゃないのに!振り返ろうとした時、首筋に熱い感触
を感じて、それがRくんの唇だってわかった時、あたしは全身が硬直してしまった。男の子にキスされるなんて、
それも首筋に、そんなこと初めてだったから、びっくりしてもう心臓の鼓動がRくんに聞こえちゃうんじゃないかっ
て程高まってた。でもそのうち、意外に広いRくんの胸板を背中に感じ、長い両腕できゅっと抱きしめられた時、
不思議な安心感に包まれたの。まるで子供みたいに。お兄さんってこんな感じかな?って思ったけど、兄妹じゃ
キスはしないよねぇ・・・。あたしはモヤモヤした気持ちを抱えつつも、Rくんから離れようとはしなかった。二人
でその体勢のまま、お互いの顔を見ずに、部活のこととか星座の話なんかをしてた。そうしているうちに空が白
んできて、どちらからともなく立ち上がって、手を繋いで夜明けの道を帰ったの。無人駅についてからはなんだか
急に疲れちゃってそのまま眠った。おかげで朝は「さんごーーーっ!いいかげんに起きろ!出発するぞ」って鳥坂
さんに大目玉。Rくんもいつもにもまして眠そうだった。相変わらず鳥坂さんに関節技かけられたり、いつも通りの
騒ぎだったけど、あたしはRくんの顔をまともに見られなかったんだ。会話もちょっとぎこちなくて、Rくんも必要以上
のことは話しかけてこなかった。シィちゃんが心配そうに「さんご、どうかしたの?」って聞いてきて、シィちゃんは敏
感な人だから、あたしはつとめて明るく「何もないよ」って笑い飛ばした。
今、隣ではRくんが寝てる。Rくんは昨夜のことどう思ってんだろ。まさかもうメモリからスッポリと抜け落ちて・・・
314撮影旅行の夜・さんご視点3:04/02/22 03:05 ID:cpLT3gF9
「・・・さんご、起きてますか」
あたしはビクッと反応した。寝てると思ってたRくんが小声で話しかけてきた。
「お・・・起きてるわよ・・・」
あたしも小さく答えた。
「眠れないんですよ」
「あたしもよ」
「・・・多分さんごがそこにいるから」
「何それ、どういう意ッ・・・」
思わず声が大きくなって、あたしは慌てて口元を抑えた。どういう意味よ?低電圧のくせに・・・。
「外に出ませんか?」
「また・・・星を見に?今日は曇ってるからあんまり見えないんじゃないかな・・・」
「じゃ、涼みに。オーバーヒートしてるんですよ」
「どうりで暑いと思ったわ」
こうしてあたし達はまた二人だけになることになった。
315撮影旅行の夜・さんご視点4:04/02/22 03:06 ID:cpLT3gF9
Rくんと二人で河原の側をゆっくりと歩く。二人の下駄の音と、水流の音だけが響いていて、それがかえって静けさ
を感じさせる。Rくんの学生服と浴衣の重ね着が不恰好で可笑しくて、あたしはちょっと笑った。
「やあ、今日初めて笑ってくれましたね」
「そ、そうかな?」
「今日は僕にはあまり笑顔を見せてくれなかったから」
「・・・ふふ、そんなに着てるからオーバーヒートするのよ」
「今日は学生服は一枚だけですよ。この下はワイシャツだけです!」
あたし達は、さっきまでが嘘みたいにリラックスして喋った。嬉しい。あんなぎこちないままなんて絶対イヤだもん。
しばらく歩くと大きな木があって、その木の根元に並んで腰掛けた。鈴虫の音がする。
「夏も終わっちゃうねえ」
「そうですねえ」
「昔、Rくんがたわばさんをふっ飛ばして、こんな木にぶら下げたことがあったね」
「そんなことがありましたか」
「・・・何でも忘れちゃうんだから」
「忘れないことだってありますよ・・・」
そう言ってRくんはあたしの右手に自分の左手を重ねた。振り向いたあたしの顎をちょっと持ち上げて、真っ直ぐに
あたしの目を見つめる。
「忘れようったって、忘れられませんよ」
「Rくん・・・?」
Rくんの唇が軽く頬に触れる。額に、まぶたに、そして唇が重なったとき、あたし達はお互いを優しく抱きしめていた。
とても自然に、安らかな気持ちで。
「僕はさんごを忘れませんよ」
「やだ、なんでそんなこと言うの・・・?」
「おかしいですか?」
「だってなんか、そんなこと言うと、Rくん突然どこかへ消えちゃいそうで、怖いよ」
「僕だって怖いですよ。さんごがいつ僕のそばから離れていってしまうか」
あたし達は、今度はもっときつく抱きしめあった。お互いの不安感をかき消そうとばかりに。そしてもう一度、今度こそ
冗談やちゃかしでは済まない、本当のキスを経験した。
316撮影旅行の夜・さんご視点5:04/02/22 03:08 ID:cpLT3gF9
それから、Rくんと少し話して、アンドロイドと人との関係とか・・・あたし達は、身体の造りがまるで違う、でもそんなこと
今二人には関係ないねって。そうして、あたしにとって、多分Rくんにとっても初めてのセックスをすることになったの。
Rくんは着ていた浴衣を脱いで草むらの上に敷くと、あたしをそっと横たえた。そして学生服を脱いで初めてワイシャツ
姿になった。あたしはされるがままになってた。覆い被さるRくんと何度もキスをして、浴衣の布ごしにRくんの手を身体
のあちこちに感じた。
「あっ」
浴衣の隙間からRくんの掌が直に胸に滑り込んできた。ブラをつけていなかったから直接乳首に指が触れた。
「イヤですか?」
「ううん、平気・・・」
あたしは声を押し殺して答えた。
「僕は・・・多分ずっと前から・・・さんごにこうしたかったような気がします」
Rくんはそういうと、軽く胸を揉んできた。あたしはそう言われても、不思議とRくんをイヤラシイとは思わなかった。
「人間は、女性はこうすると本当に気持ちいいんですか?」
「う、うーん、よくわかんない」
Rくんに触れられるとそこがじんと熱く感じるけど、それがあたしの体温なのかRくんのものなのかわからず、正直
それが快感なのかどうかもあたしにはまだわからない。むしろ即物的な刺激よりも、Rくんにこうされている事実その
ものがあたしを官能的な気持ちにさせた。Rくんはあたしの浴衣の襟を大きく開くと、顔を埋めて胸を吸ってきた。
「んっ、んん」
自然に声が出てしまう。Rくんの手は浴衣の裾を捲くり上げて腰を抱いた。
「・・・失礼します」
ちょっと躊躇した後、不器用に下着を下ろした。下着を脱がされたあたしは、下半身に初秋の冷気を感じて急に不安
になった。
「あ、Rくん・・・」
「ねえさんご、僕は」
あたしはRくんの言葉を遮るように彼の腰に足を絡めた。Rくんはそれに応えるように、あたしの局部に指を這わせて
きた。
「う・・・」
なんとも言えない異物感を感じる。でもそれがイヤではない。腰全体が熱を帯びてくるみたい。同時に、あたしの意思
とは関係なく局部はどんどん滑りを増してくる。これが「正直な身体の反応」なのかなあ?あたしは目を閉じた。Rくん
をしっかりと感じよう、そう決めた。
317撮影旅行の夜・さんご視点6:04/02/22 03:09 ID:cpLT3gF9
「ああっ!、ち、ちょっと・・・」
「どうしました?」
「い、今・・・」
Rくんの指がある個所に触れた時、電流のような刺激を感じて、あたしはびっくりして声を上げた。なんだろう?初めて
の感触。生まれてから今まで一度も触れたことのない部分を触られたような感じ。Rくんはあたしの反応を見て、そこを
集中的に圧迫してきた。
「んあっ、あああ、や、やめっ・・・あ〜るくん!」
「さんご、すごく可愛いですよ」
Rくんは止めてくれない。意地悪だ。でも、あたしもここでやめられたくないと心中願っていた。不思議だ。お風呂とかで
自分で触れてもなんともない部分が、他人に、Rくんに触られたことで初めて目覚めたような感じ。Rくんはあたしの唇を
塞ぎながら、確かめるように中に指を入れてきた。その時にはもうあたしはへとへとになっていて、指の侵入に何の抵抗
もなかった。Rくんはいったん身体を離すと、ワイシャツのボタンを外した。ベルトも緩めてるみたい。あたしは観念した。
ああ、あたしの中に初めて入ってくるのは、人間じゃなく、人の心を持った機械なんだなぁって頭のどこかで思ったの。
318撮影旅行の夜・さんご視点7:04/02/22 03:11 ID:cpLT3gF9
「・・・さんご、入りますよ」
Rくんの先端が押し付けられてる。そのままぐいっと突かれた。
「いっ!」
「い、痛いんですか?」
「い、いいから!大丈夫だから早く来て!」
Rくんは今度こそ本当に力強く入ってきた。
「・・・・・・っ!」
あたしは声も出せないでいた。みんな、こんな経験したのかな?シィちゃんとか、小夜子とか・・・。今までバージンなんて
あたしくらいよね。あたしは一瞬上の空で・・・みんなの顔が浮かんでは消えた。Rくんがゆっくりと往復を始める。目を開け
ると、額に汗を浮かべたRくんの苦しそうな顔が見えた。
「・・・Rくん、辛いの?」
「い、いや、そうじゃなくて・・・気持ちいいんですよ、僕は。ただ僕がさんごの身体を傷めてると思うと・・・」
あたしはRくんの頭を抱いた。いままで以上に愛おしく感じた。
「そんなことないよ。そんなことないんだよRくん。あたしはRくんとひとつになれて幸せだよ。だからRくんも、素直にあたし
を感じて」
それからは、二人とも少しリラックスして動き始めた。動きに応じて身体がどんどん熱を発してくる。オーバーヒートだ。人間
の身体だって、こんなにも熱くなるものなんだな。Rくんからも、熱い息が漏れてくる。あたしは全身でRくんを愛した。同時に
愛されてると実感した。痛みも、いつのまにか消えていた。見上げると、さっきまで曇っていた空に星が帰ってきている。
Rくんの動きが激しくなってきて、あたしも声を抑えられなくなっていた。
319撮影旅行の夜・さんご視点8:04/02/22 03:12 ID:cpLT3gF9
「ん・・・っ」
Rくんが小さくうめいたと思ったら、あたしの胸に白い液体が飛んできた。
「・・・・・?Rくん?」
「はあ・・・、さんご、大丈夫ですか?」
Rくんは肩で息をしている。
「ねえ、これって?」
「・・・せ、精液に決まってるじゃないですか」
「ええー!!なんで中で出さなかったのよ?」
「嫁入り前の娘さん相手には、外で出すのが礼儀だと習ったことがあります」
どこで「習った」のよ!もう。変なことばっかり知ってるんだから!
「わあん!浴衣がベトベトだあ!」
「すみません・・・。じゃあ今度からは中で出します」
・・・・・・そっか、「今度」もあるんだ・・・。あたしはなんだか嬉しかった。
「はいはいはいはいはい!!おきたおきたおきた!!」
翌朝、たわばさんの声が頭に響いた。
「さんご!お前はいつからそんなに寝起きが悪くなった?」
「ふあ・・・」
あたしは重い身体を起こした。
「あれ、さんご。なんで洋服で寝てるの?浴衣はどうしたのよ」
シィちゃんの言葉にスッと血の気が引いた。しまった、洗濯しなきゃ!あたしは慌てて丸めてあった浴衣を
隠そうとした。
「ちょっと見せてみなさいよ」
シィちゃんは手早く浴衣を奪い取ってしまった。ああ〜どうしよう、なんて言おう・・・。
「何これ、お米?て言うかお粥みたいねえ、もう乾いてるけど」
「ああー!さんご先輩まさか!」
まことの言葉にあたしはぎくりとして振り返った。
「夜中にお腹が空いて、R先輩の作ったお粥ライス食べたでしょう」
「それで暗くってこぼしたってわけ?」
「ぶわ〜はははははははは!」
一同・・・爆笑・・・。
「ち、違うもん、違うも〜ん!」
あたしは真っ赤になって否定したのに
「あっははははは!食いしん坊ねぇ!」
小夜子なんか涙まで流して笑ってる。あたしはジロッとRくんを睨んだ。Rくんは終始顔を上げられないで
いた。そりゃそうよね・・・。

「お世話になりました!また来年来ま〜す!」
みんなで山田さんに挨拶をした。また来年、か。来年の撮影旅行はどんなだろう。そのころあたし達はどう
しているだろう。未来は全く予想がたたない。わからないけど・・・・・・。あたしは澄み切った青空を見上げた。
「さんご、行きましょう」
Rくんがあたしの右手をキュッと掴んだ。あたしも応えて握り返した。
321いつも楽しく読んでます:04/02/22 03:34 ID:cpLT3gF9
うわ〜!改行とかめちゃくちゃになってしまった。読み辛かったらスルーしてくださ〜い。
322名無しさん@ピンキー:04/02/22 04:01 ID:jM/A5aW/
>いつも楽しく読んでます
乙です。さんごが可愛い。ほのエロぽくってイイ(・∀・)
無理しないで頑張ってください。

(カウント中ですが、さっきカウントは報告してます)





323名無しさん@ピンキー:04/02/22 04:24 ID:jM/A5aW/
可愛いなあ>さんご。オチが凄くいいです。

お絵描き掲示板の方も、個人的に好きな方が新しい絵掛かれてましたから、夜中なのにテンション高くなってるんで
すいません。つーわけで、1度上げときます。
324295:04/02/22 09:29 ID:abxEk7Ms
15 ノ

日曜の朝っぱらだというのに一番にここ覗いてはモエーしてしまいました。
オチも意外だったけど二人らしくていいっす。職人サン乙でした。
325名無しさん@ピンキー:04/02/22 22:53 ID:y4yZzDSR
じゅうろーく ノ
ROM専ですが毎日毎日のぞいてます。
クレクレで申し訳ないですが、みなさんの作品楽しみに待っています。

326名無しさん@ピンキー:04/02/22 23:45 ID:6ffHDXEa

17。ROMでスマソ。
職人様方乙であります。
327名無しさん@ピンキー:04/02/22 23:51 ID:N0Y+1DAO
18。
時々感想を書き込むROMです。
職人の皆様、いつもありがとうございます。

余裕が出来れば自分も絵やSSをかいてみたいものです…。
328名無しさん@ピンキー:04/02/23 00:01 ID:pqlxdQza
ないんてぃーん。結構いるね。

R×さんごに萌えた。ほのぼのエロ、良いなあ。
絵描き板のごとしのに萌えた。鼻血が…
329名無しさん@ピンキー:04/02/23 00:04 ID:vsczDCSa
にじゅノシ
ROM専で申し訳ないでつ。
330名無しさん@ピンキー:04/02/23 20:20 ID:F6C8J1Sd
21
ここではROMデス。
331名無しさん@ピンキー:04/02/23 21:07 ID:4fXPfH1N
22ノシ

ROM専ですいません……。
332独りしのぶさん上祭り:04/02/23 23:17 ID:P4HXkuax

イライラする。毎度毎度の事だけど、本当にイライラする。
あの本庁のアホ狸どもめ!!!
愛車のタイヤを蹴り上げながら腹の中で思い切り叫ぶ。
年寄りはおとなしく引っ込んでなさいよ!!後つかえてるのよ!!
ピリピリしたまま二課棟に入ると隊員達が綺麗に避けていった。
賢明な判断よ。そうしてて頂戴。そうでもないと誰彼構わず殴りそうだわ。
足音も荒く隊長室のドアを開けると、そこにはよく知った男の間抜け面があった。
「・・・おかえり」
引き攣った笑顔が上擦った声を出した。後ろ手に鍵を閉めてから男に向かってまっすぐ歩く。
「ど、どうしたの?何?何かあったの?何で怒ってるの?」
慌てる男に答えを与えずネクタイを掴んで引っ張る。そのまま更衣室へとズルズル引き摺った。
「ね、ねぇ、ほんとどうしちゃったの?ねぇ、しのぶさぁん」
バン!と音を立てて扉を閉め、中央に置かれた長椅子の上に座らせた。
おとなしく座りつつも居心地悪そうに腿を擦る。叱られる子供の様に恐る恐る見上げてきた。
「ね、ねえ、しのぶさん?そんな怒んないでさぁ・・・俺、なんかした?」
怯えた顔を笑みで隠そうとする男に、精一杯にっこりと凶悪に笑ってみせる。
「いいえ、何にも」
ばっさりと切り捨てた物言いに男は気まずそうに視線を泳がせた。
「あー・・えー・・・・そのー・・・・じゃあこれは一体どういうことなんでしょうか・・・・?」
もごもごとしゃべる男を完璧に無視して胸倉を掴んで引っ張る。煙草の匂いが近くなった。
「どうもこうもないわよ?後藤さんは悪くないけど、後藤さんがここにいるのが悪いってだけだから」
「へ?・・・それってつまり・・・・八つ当たり?」
「黙ってなさい」
沈黙を強要するためにぐっと唇を押し付けた。
333独りしのぶさん上祭り:04/02/23 23:18 ID:P4HXkuax

「ん・・・う・・・・」
逃げる様な舌を追いかけて更に深くねじ込ませる。煙草の苦味が一層深くなった。
男のいつもの動きを真似て、歯の裏側から上あごから舌で届くところは全部嘗め回す。
こぼれ落ちそうな唾液を含み、再び深く合わせて二人分流し込む。男の喉がごくりと鳴った。
互いの息が上がる頃、大きな手のひらが背に伸びてぽんぽんと優しく叩かれる。
そっと唇を離すと唾液と口紅で汚れた顔が静かに笑っていた。
「・・・何があったの?」
男の余裕が却って苛立ちを煽った。胸倉を掴んでいた手を離して代わりに男のベルトを掴む。
「えっ?えっ!?ちょ、ちょっと何!?」
おろおろと慌て出す男に眼もくれず乱暴にベルトを外してファスナーを下ろす。
「わぁっ!ちょっと、ねえ、冷静になろうよしのぶさん!落ち着こう!?」
上擦った声にざまあみろと思いつつ、下着を押し下げ中に手を入れる。高めの体温が指先に心地よかった。
「うわっ、ちょ、ちょっとタンマ!ねぇしのぶさぁん!!」
手を滑らせ強く脈打ち始めたものを掴み出す。身を屈めその熱を迷うことなく口に含んだ。
「わ・・・・・」
見上げると男がぽかんとした顔でこちらを見下ろしている。咥えながらも吹き出しそうになった。
視線を合わせたままねろりと舌を這わす。あっというまに熱と硬さが増していった。
「あ・・・ちょ・・・それ・・・・・」
すっかり余裕を無くした男に胸がすっとした。いい気分で舌に唾液を乗せてたっぷりと撫でる。
陰毛に舌先を埋め込んで根元を捏ね回し、陰茎の形状をなぞる様に舐め上げた。
「ん・・・・・いぃ・・・・しのぶさ・・・・・」
くびれた部分を尖らせた舌で丹念に舐めると満足したような溜息が聞こえる。
両手を陰茎に絡めつつ先端を口ですっぽりと包んだ。青臭い匂いが口の中に広がる。
クッ、クッと何度も強く吸い上げては舌先で円を描き、指で絞りつつ強く擦り上げた。
男の息が荒くなり髪を大きな手のひらで掻き回される。手がかすかに震えて快楽を伝えていた。
水音とくぐもった声が部屋を埋めていく。すっかりと立ち上がったソレに軽く吸い付いてから唇を離した。
334独りしのぶさん上祭り:04/02/23 23:19 ID:P4HXkuax

「え、ちょっと待ってよ!!これでおあずけ!?」
本気で慌てる男が面白くて愛しい。唾液と先走りで濡れた唇を指先でぬぐい、笑いながら立ち上がる。
「違うわよ」
見せ付けるように自分のベルトを外し、靴を脱ぎ捨ててスラックスを落とす。
薄紫色のショーツとガーターベルト。肌を重ねるようになってから、男の好みに合わせて下着を買い換えた。
今日身に着けているのは特に好んでいた物だ。案の定こちらを見る顔が嬉しそうに緩んでいる。
膝に乗り上げ首に手を回すと、逆に強く抱きしめられ吐息が漏れた。
男の手がいそいそとショーツを脱がそうとする。それをやんわりと止めて耳元で囁いた。
「・・・選ばせてあげる」
「はい?」
きょとんとした顔に鼻先を擦り付けて頬を撫でる。唇を親指でなぞりながら子供に言い聞かせるように説明した。
「だからね・・・・口か下か、後藤さんの好きなほうでしてあげる」
「え?・・・えっと」
「どっちがいい?」
髪をかき回しながら体を押し付けると、面白いほど体を震わせた。同時に内腿に当たる陰茎も震えてくすぐったい。
「どっちって・・・・どっちかしかだめなの?」
期待と不安を混ぜ合わせた声でおずおずとお伺いを立ててくる。探るような上目遣い。
愛しさにほだされて、つい言う事すべてを聞いてあげたくなるのを抑えて返答した。
「だめ」
「そんなぁ」
心底情けない顔で情けない声を出す男の頭をぎゅっと抱えた。子犬のように顔を擦り付けて甘えてくる。
「その代わり」
髪をくしゃくしゃにかき乱しながら、耳元で小さく囁いた。
「どっちを選んでも、うん・・・と気持ちよくしてあげる」

続く
335独りしのぶさん上祭り:04/02/23 23:20 ID:P4HXkuax

23
いやがらせの様にパト。
336名無しさん@ピンキー:04/02/23 23:28 ID:ZXIcXOHP
独り祭りさんキター!
怖い怖い、俺はごとしのは怖くて駄目なんだぁ!
あんまり怖いからログ保存してしまえ。

ついでに24。
337名無しさん@ピンキー:04/02/23 23:42 ID:fAbQMZG0
すげーいいっす!!さいこーーー。
しのぶさぁぁん……
もー、今晩は溶けて寝る……

>336

ナイス。

25ノシ
338名無しさん@ピンキー:04/02/24 00:09 ID:g8Hf7IVA
あいかわらず、GJ!です。
強気後藤×強気しのぶも読みたいっす。
弱気後藤×弱気しのぶも同上。
339いつも楽しく読んでます:04/02/24 00:43 ID:ye+dOGbm
いいなあ〜!>独り祭りさん。
大人だなぁぁぁぁ!GJ!
点呼25人目か、結構いるんだね!
340名無しさん@ピンキー:04/02/24 01:51 ID:rMgwSsQB
独りしのぶさん上祭り
おつですー。やっぱりいつもイイ。
今回しのぶさん積極的だからますますイイ。
ごとしのいいなあ。

341名無しさん@ピンキー:04/02/24 02:04 ID:rMgwSsQB
書き忘れました。

26番目です。
また、ごとしの書きたいなぁ…
最近、来てなかったから人大杉で驚きました。
今回も人大杉期間ながそうだけど、ここ盛況ですね。
342293:04/02/24 13:00 ID:6/Vv6qVk
最近知ったんだけど、バドってインド人だったんだ・・・。
343名無しさん@ピンキー:04/02/24 17:23 ID:d6FOAePR
ログだけとってて最近見てなかったw。
27番目だ。
344名無しさん@ピンキー:04/02/24 21:53 ID:7XDxzthS
28番目です。
押しの弱いしのぶさんが好きだったけど、
ここまでオットナ〜〜!!なしのぶさんも
めちゃ好きになってしまいました。
思えばこういうごとしのって今までなかったのでは?
続き楽しみにしてますv
345294:04/02/24 22:39 ID:sYLdQ/lf
うわ、新作ある。
GJ〜〜〜〜〜〜〜〜〜(*^ー゚)b グッジョブ!!
しのぶさん(*´д`)ハァハァです。
続き待ってます。

(´-`).。oO(カウント言いだしっぺの294です。おまいら今まで何処に隠れてたんだと思ったり(ry )
ただこれだけ反響あったらウレスィ 

346293は点呼で1だったの:04/02/24 22:39 ID:6/Vv6qVk
野明×遊馬モエーSS読みたいよぉ〜。
誰か書き溜めてる人いない??
読ませてー!
347名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:49 ID:tnfj80Ry
こっそり29。
どっかに二課棟の平面図って無い?
ぐぐってみたけど、資料サイトは消えてた…。

なぜなら、お絵かき板の「やだ…今日は課長が来てるのよ…?」は、
課長室の隣の部屋がいいなー…とか思ったりしてw
(隣ってなんの部屋だっけね?と…隊長室なら萌えなんだけどw)
348名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:51 ID:hFTTJwU3
>346

野明×遊馬モエーSSは、結構ググればでてくるよ。>サイト
myお気に入りサイトさんも最近以前よりかは更新減っちゃったけどね
(ちなみに裏アリサイトさまですが)
349名無しさん@ピンキー:04/02/24 22:54 ID:sYLdQ/lf
>346
ワロタ。似たようなのって・・・どんなのw

>347
創作するのなら、脳内変換でも良いんじゃないと言ってみるテスト。
キャッシュでも残ってませんか?>サイト
350名無しさん@ピンキー:04/02/25 10:36 ID:vPje1sYq
>>348
検索したんだけど、いまいち・・・。
おしえてほしいづら。
351名無しさん@ピンキー:04/02/25 16:54 ID:unO+tYoK
スマソ。今巡回中だったけどちょっと「見えない」と言っている方を見たのでカキコ。

今、ここの鯖はかなりの負荷がかってますのでIEなど一般ブラウザーで見れる範囲は限定されてます。
上位20位スレ10程度なら読み書きが出来ますが、一時的にageの状態ですから、下がると【人大杉】で見れません。

P2、ゾヌ、ぎこなびなんかを自分はPCにぶっこんでますが、PC苦手、大丈夫なの?というような方、
ぎこなび、かちゅなんぞ辺りDLしてみてはと個人的意見。あくまでも個人的意見(ただしこれはWinさんよう)
イーパイあるので簡単そうなのをDLしてみてください。

2chブラウザ総合サイト

monazilla.org[w http://www.monazilla.org/

導入方法
http://chiba.cool.ne.jp/earnestness/pop.txt

鯖負荷軽減の為にもご利用どゾ
352名無しさん@ピンキー:04/02/25 21:48 ID:vgzHs3fx
>350

さすがにここに直接サイトさんを晒すわけには
いかないので…サーパラの検索
www2.surpara.com/cgi/search.cgi?type=and&gr=on&show=10&search=%82%E4%82%A4%82%AB%82%DC%82%B3%82%DD 

でどうかご勘弁を。スマソ。



353名無しさん@ピンキー:04/02/25 22:54 ID:vPje1sYq
>>352
そうなんだよねぇ〜、それがつらいとこ。
うを〜!萌えが足らんぞぉ〜!(太田風に)
354独りしのぶさん上祭り:04/02/25 22:59 ID:OGtegOGD

「・・・口は滅多にしてもらえないし・・・いや、でも・・・口だけか・・・・うーん・・・・下・・なら・・・でもなぁ」
頭を掻き毟りながら人生最大の難問とでもいわんばかりに迷った男がようやく決断を下した。
「・・・・よし、下!!しのぶさん、下ね、下♪」
小学生の様に連呼しながらうきうきと押し倒そうとするのを軽く止める。男は不思議そうに見上げてきた。
「・・・?何?」
「そのまま座ってて」
ガーターはそのままにショーツだけ下ろす。ソコはすでにとろりと濡れて糸を引いていて少し恥ずかしかった。
脱いだそれを男がさっと奪い取って匂いを嗅ぐ。濡れた部分に舌を這わせて嬉しそうに舐め取った。
「・・・バカ」
言いながら再び首に手を回して男の上にまたがる。長椅子が鈍い音を立てた。
起立した先端を濡れきった入り口に当てて腰を落とそうとすると、男が慌てたように止める。
「ひょっほまっへ」
「下着を咥えたまま喋らないでよ・・・ってその前に咥えないでよ」
「あへ、つへなひゃ」
「・・・ゴムのこと?」
口からショーツをぶら下げた男がこくんとうなずく。だがそんな物、職場にあるわけがない。
男の口から下着を取り上げてしがみつき、熱い先端をほんの少し中に導く。耳を噛み甘えるように囁いた。
「持ってないし・・・・・・もうダメ・・・待てない」
と、突然語尾にかぶさる様にして男がわあわあと騒ぎ出した。いつにない素早さで腰を持ち上げられる。
「煽んないで煽んないで!ゆーわくしないで!ゴムある、あるの!!ちょっとだけタンマ!」
涙目であらぬ方向を見ながら少しでも互いの体を遠ざけようとする。
あまりに必死な様子に悪いとは思ったけど思い切り笑ってしまった。
「そんな笑わなくても・・・・」
ごめんなさい、と笑い声で言っても説得力はなかったようで。すっかりすねた様子で胸から煙草を取り出した。
まさか腹立ち紛れに一服でもするのかと思ったら、箱とセロハンの間にソレが挟まっているのが見えた。
355独りしのぶさん上祭り:04/02/25 23:00 ID:OGtegOGD

「・・・・なんてトコに入れてるのよ」
職場でも臨戦態勢の男に、自分の行動を棚に上げて少しだけ呆れる。
まだご機嫌は良くないのか、男はほんの少し口を尖らせてぼそぼそと言った。
「だってほら、こないだ車の中でさ、持ってないからって家までおあずけだったじゃない。だからまぁ
『そなえよつねに』って事で・・・・ロバート・ベーデン・パウエル卿の言葉だっけかな?昔の人は良い事言うね」
以前車の中で襲われそうになって、恥ずかしさにゴムを楯にして断ったことを思い出す。まだ根に持っていたのか。
余計な名言を残した紳士に溜め息をついてふてくされた男の上から降りる。少し仕返しをしたくなった。
お預け決定かと慌てふためく手からゴムを取り上げる。ずっと待たされているモノをつん、と突付いた。
うっと漏れた低いうめき声がもっと聞きたくて先端にキスをする。半泣きのヤケクソじみた叫び声が響いた。
「もう、しのぶさぁん!ホントに勘弁してよ!」
くすくす笑って何度もキスしながら封を破る。表面に唇を滑らせながら囁いた。
「いい子にしてなさい。今着けてあげるから」
何度もキスをした先端にゴムをそっとかぶせ、唇と舌で根元まで下ろそうとする。
頭上から聞こえるいやらしい笑い声に目線を上げると、男が笑い声そのままの顔でにやけていた。
「口か下か、どっちかしか駄目なんじゃなかったっけ?」
「!!」
怒りと恥ずかしさとその他諸々の感情で一気に頭に血が上る。勢いよく立ち上がった。
「そういう事言っていいのかしら?いーのよ?私はこれで終わりにしたって?」
本気ではないやけっぱちの言葉だったが、男は必死になってすがり付いてきた。
「ごめんなさいごめんなさい!本ッ当にごめんなさい!もー余計なこと言いません!!」
男が慌てつつも片手をしっかりと腰に回しつつ、もう片方の手でせっせとゴムを装着する。
終わった瞬間、普段の動きからは考えられない素早さで腰に両手を回されがっちりと固められた。
ぐっと腹に押し付けられていた顔がゆっくり持ち上がる。完全全面降伏の弱々しい笑顔を見せた。
「・・・・いい子にします」
「分かればよろしい」
ぽんぽんと頭を撫でてから、肩を押して長椅子の上に押し倒した。
356独りしのぶさん上祭り:04/02/25 23:01 ID:OGtegOGD

仰向けになった男の上にまたがる。薄い膜に覆われた陰茎に指を添え、再び蜜の溢れる入り口に当てた。
「いい?」
「うん、優しくしてね?」
バカね、と呟いて一気に腰を落とした。
「・・・・っ」
「あぁっ!・・・ん・・・・・あ」
内側が灼熱の芯で満たされ一杯になる。待ちわびた衝撃に全身が震え上がった。
そのまま互いの呼吸が落ち着くまでじっとする。内壁がしっとりと隙間を無くしていくのが分かった。
眼を閉じて完全に男とつながった感覚を味わう。体内で脈打つ分身に愛しさが込み上げてきた。
「・・・しのぶさーん・・・このまんまってさ、かなりきついんだけど?」
眼を開けると困った顔をした男と眼が合う。うっすらと上気し、汗が滲んでいた。
ねだる様に腿を撫で回されわき腹を撫で上げられる。背筋を走る悦楽を隠して男の手を止めた。
「いい子にするんじゃなかったの?」
「・・・・さっきの、根に持ってるの?」
くすりと笑って顔を覗き込むと戸惑った視線が返ってくる。その表情を味わうようにぺろりと唇を舐めた。
手を伸ばし男の胸元に手をかける。男のネクタイをゆるめ、ボタンを外し、アンダーシャツを捲り上げた。
現れた腹筋の窪みを確かめるように撫でてそのまま上へと上がる。胸の中心で硬さを増すものにぶつかった。
ゆるゆると周囲を撫で回し指先で押しつぶすと、男は眼を細めて溜め息をついた。
「ん・・・いい・・・・すっごい良い・・・」
胸に両手をついて左右一緒に刺激する。息が荒くなり声が震えていくのが楽しくて堪らない。
夢中になっていじっていると、下から緩く突き上げられた。突然の動きに鼻にかかった喘ぎ声を上げてしまう。
男がかなり切羽詰った表情で見上げていた。飢えた様な、食いつかれそうなその眼。
「もう限界・・・・・欲しい」
乱れた息を整える。蜜が結合部分からどくどくと流れているのが分かった。その感覚にうっすらと笑う。
「・・・・私もよ」

続く
357独りしのぶさん上祭り:04/02/25 23:02 ID:OGtegOGD

↑上記すべての方々に多謝。
パトだからどうかと思ったが。よかった。
358名無しさん@ピンキー:04/02/26 00:00 ID:hLR9taSD
独りしのぶさん上祭りさん、
もしかしてボーイスカウトかガールスカウトの出ですか?
まさかエロパロでベーデン・パウエル卿の名をみるとはw
359名無しさん@ピンキー:04/02/26 00:35 ID:IwZu9cfY
後藤さんの「いい子にします」が可愛いなぁ。
そして主導権を握るしのぶさんに萌え死。
360名無しさん@ピンキー:04/02/26 00:49 ID:oiF241ry
独り祭りさん、GJ!
萌えながらも、「いい子にします」と「優しくしてね」にワラタ。

ところで。
TVアニメ放送時に、野明と香貫花のスリーサイズ(もしかすると身長と体重も)が
発表されていた気がするのだが。(兄目ディアか何かの付録に載ってた)
しのぶさんとおたけさんは見たことないんだけど…
(つか、この二人って年齢のデータも見た記憶がない)
詳しく覚えてる人いたら情報キボンヌ。

ちなみに、香貫花は88・57・86だった、確か。
361名無しさん@ピンキー:04/02/26 01:04 ID:Z37V/Z8B
>独りしのぶさん上祭り
スゴイエロでGJです。
もう後藤さんがエロイし、しのぶさんもだしで全部いい。
車の中で…のとこ、特に笑いました。

362名無しさん@ピンキー:04/02/26 01:06 ID:Z37V/Z8B
>独りしのぶさん上祭り
GJですー。続き待ってますよ。
車の中で…がワロタ。
こういう大人系のエロのも良いです。

363名無しさん@ピンキー:04/02/26 01:14 ID:Hey1bFEB
野明は、79・58・82。
364名無しさん@ピンキー:04/02/26 01:19 ID:Z37V/Z8B
送信エラーで2重になってスマソ
ごとしのイイ(・∀・)から他の職人さんも頑張って下さい。
365名無しさん@ピンキー:04/02/26 14:13 ID:m2SK3yUb
>独りタソ
いやいやキニシナイでお待ちしてますよ。
もう最高にエロだ!





【南極】昭和基地で不倫騒動
http://news9.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1077558069/698

+痛ヌーで見つけてきた。誰だよ、これ書いたの。ワロタ
366名無しさん@ピンキー:04/02/26 22:11 ID:wvpOCu5c
>>365
南極・・・ワラタ。

HPの裏版ってどうやって探すの〜?
367名無しさん@ピンキー:04/02/27 00:41 ID:jC4lAuVI
独りしのぶさん上祭りさん、GJ!
強気のしのぶさん良いですね(*´Д`)
しのぶさんは、強気な方が良いと思います。
368いつも楽しく読んでます:04/02/27 01:28 ID:AMUODqib
ん〜、点呼30人の大台には乗らず・・・か?
369名無しさん@ピンキー:04/02/27 01:39 ID:9N0U/0S1
>355の
>「口か下か、どっちかしか駄目なんじゃなかったっけ?」
っていうセリフに一瞬動揺するしのぶさん、萌え〜!


>347
二課棟平面図、キャッシュも見つからなかったのよぅ…。
つか、リンク集に「平面図アリ」として紹介されてるサイトだったのね。
で、リンク先は消滅……と。
頭の中でシチュエーションとかそういうのは妄想できても、
文章に仕立てるセンスと能力がない…ときたもんだ…_| ̄|○
370名無しさん@ピンキー:04/02/27 01:44 ID:9KdrkGEm
>>368
まぁ、カキコ数の60倍のROM数があるって統計がなかったっけ。
371名無しさん@ピンキー:04/02/27 02:28 ID:iHuhNdcz
まあ、1つ発見したらその3倍いる説ありますから、結構見てる書いてるかも。

>396
リンク先消滅なら、Webアーカイブで発掘できませんか?
ちとそのサイトさんが判らないんですが、残ってる可能性は大きいと思います。


資料集とかいくつか持ってたけど、引越しの時、全部売ってしまって今激しく大後悔中…_| ̄|○
まさか10数年後に出もどりで嵌るとは予想だにしてなかったな。
なんか色々調べてたら絶版になってるとかある。
372名無しさん@ピンキー:04/02/27 03:29 ID:sehZxrm/
遅くなりました〜
ごとしの大好きなROM専30です。

ここは男の人ばかり・・かな?

373名無しさん@ピンキー:04/02/27 04:25 ID:7FlYxDgA
30さんキター(゚∀゚)

女性も多いような気がするんですが。どうでしょう。
374名無しさん@ピンキー:04/02/27 09:10 ID:H0Y3h0/a
このスレ的には、「ROM専は一人見かけたら30人はいる」と言いますからね〜。
そんな訳で開発しました、「ROM専ホイホイ」。
IEを使って入ろうとするROM専の人を、人多杉という表示で捕まえてしまうのでつ。
375名無しさん@ピンキー:04/02/27 20:47 ID:7TK8R63Q
ゆうきエロ萌え会員ナンバー1、一応、女・・・です。

今FM−FUJIでGLAYのヒサシがパトレイバーについて語っておりました〜!
OVAはどうの〜、押井守作品はレイバーが出てこない〜(そうだっけ?)
・・・などなどマニアックな発言をしておりましたよ。
376名無しさん@ピンキー:04/02/27 21:22 ID:Q4dy1/Vi
1にはそこそこ出てくるけど、2には殆ど出てこないね。でも2のほうが面白いと思った
ヒサシってちょっと微妙だけど、そういう話されるとなんか嬉しいね

ROM専31です。最初バドのことを女の子だと思ってました。女の子だったらかわいかっただろうな・
377名無しさん@ピンキー:04/02/27 23:09 ID:7TK8R63Q
野明・遊馬・隊長・しのぶさんの身長は?
背の小さい女のコってあこがれるな〜。
当方巨体なもので・・・(w

378いつも楽しく読んでます:04/02/27 23:16 ID:AMUODqib
野明とさんごはどっちが女の子らしいのでしょうね?
379名無しさん@ピンキー:04/02/28 00:02 ID:h3fx6nhj
こんなところで言うなってのは分かってるけど。

一年。黙祷。
380名無しさん@ピンキー:04/02/28 08:34 ID:FCAGVc/S
…そうか。もう一年なんだ。

続いて黙祷
381名無しさん@ピンキー:04/02/28 09:39 ID:9iXe+zAY
黙祷(-ωー)。
382名無しさん@ピンキー:04/02/28 18:37 ID:MWVWuOMN
ああ、もう1年経ったんだな。
黙祷。
383名無しさん@ビンキー:04/02/28 21:14 ID:7G/TBHDi
黙祷

点呼終了ですか。
32、こっそりと、女…です。
384いつも楽しく読んでます:04/02/28 22:14 ID:Mo8PAT0A
黙祷・・・。
月日の経つのは早いもんです。
385名無しさん@ピンキー:04/02/28 23:34 ID:SjOtvLYA
>>377
野明はたしか155センチだったはずです。
386名無しさん@ピンキー:04/02/29 01:34 ID:9w8Feqql
>371
Webアーカイブって、ローカルに残ったキャッシュをどうにかするヤツですか?
それとも、ネットの海の藻屑となってるモノを、googleなどのキャッシュをどうにか拾ってくるモノですか?
webアーカイブについてぐぐって見たものの、実際に使ったことが無いんで、なんとも想像付かなくて。
ちなみに、特 車 2 課 課 長 室 でぐぐって、一番最初に来るところに平面図があったらしいです。
387名無しさん@ピンキー:04/02/29 02:31 ID:f5h34d8Y
http://web.archive.org/web/20020804204252/http://homepage2.nifty.com/today/2ka/pt1.htm

調べたけど、図面は残ってなかったよ。
テレビの設定で良かったら、どこかにうpするけどいる?
388名無しさん@ピンキー:04/02/29 14:38 ID:3P2OIV0X
パトSSの裏って、仲良くならないと貰えないのかな?
389名無しさん@ピンキー:04/02/29 15:48 ID:9w8Feqql
>387
ありがとうございます。
なるほどー、こういうふうに使うんですね。覚えときます。
うpもお願いしていいですか?
390独りしのぶさん上祭り:04/02/29 21:42 ID:V3AZuMmq

「あぁっ!あん、あっ・・・んぁあっっ!!」
「んっ・・しのぶ・・さ・・・・いいっ!」
男の上で激しく踊る。腰を上下する度に、何度も何度も串刺しにされるような錯覚が生まれた。
抜けるギリギリまで腰を持ち上げては一気に落とす。肉棒が再奥を突き破らんばかりに沈み込んだ。
「しのぶさん・・・すごっ・・・・・深・・っっ・・!」
男が不自由な体勢で身を震わす。椅子の上、背を弓なりに反らせて何度も跳ね上がった。
再奥まで深く飲み込んだまま腰をグルグルと回す。男の陰毛に肉芽をくすぐられてとろけそうだった。
「うぅっ・・・!!・・ちょっと、ど・こで覚えたの・・・こんなことっ」
「ん・・・?あな、たが・・・・いつもする・・・で、しょっ・・・こうして・・っっ!」
胸に手をつき自分でも信じられないほど激しく回した。男の上で髪を振り乱して踊り狂う。
内壁がビクビクと震えて楔を締め付ける。それすらも自分自身への快楽となった。
「うわっ・・!!し、しのぶさんっ・・・きつっっ!!」
「んっ!・・・だめよ・・・うごい、ちゃ・・・いい子にしてなさい・・・っ」
きつく締め付けたまま最も感じる再奥を支点に腰を振る。蜜が栓を失ったように大量に流れ落ちていった。
どろどろになったソコを硬い肉棒でかき回す。右に回したと思えば左に、左に回したらすぐ右に。
そうやって散々焦らし翻弄したあげくに延々同じ方向に回す。内壁が擦れて焼ける様に熱かった。
「あぁっ・・・しのぶさん・・・・・だめだ・・すごすぎ・・・るっ!」 
「まだよっ・・・・・・こんなの、まだまだ・・・だわ・・・っ」
再び抜けるギリギリまで腰を上げ思い切り落とす。同時に内壁が噛み付くように締め付けた。
衝撃に男の背骨が軋むほどしなる。苦痛とも快楽ともつかない乱れきった喘ぎが漏れた。
「くぅっ!!!あ・・・くぅ・・・し、のぶ・・・・・・しのぶっっ!!」
「いいっ・・・すごく、すごく・・・・いいっ・・・!・・・・ごとう・・・・さっ・・・・き・いち・・・さんっ!!」
休むことすら許さずに腰を振り乱す。その度にじゅぷじゅぷと濡れた音が立ち、蜜が勢いよく飛び散った。
男の顔がどんどん快楽に歪み、必死に私の名を呼ぶ。
私は犯される悦楽だけでなく、犯す喜びも覚えてしまった。
391独りしのぶさん上祭り:04/02/29 21:43 ID:V3AZuMmq

「あぁ・・・あっ!・・・しのぶ・・・・・しのぶ・・・っっ」
耳に心地よい低くかすれた声。快楽を隠そうともせずに次々と溢れ出す。
愛しい男を犯し翻弄するという屈折した喜びが更に欲しくて動きを止めた。
「・・・しのぶ・・・?」
上体をかがめ、男の胸に頬を密着させる。激しい鼓動が伝わってきた。
汗の浮く肌を撫で回し、きつく吸い上げる。褐色の肌の上、次々と刻印を付けていった。
「しのぶ・・・頼むッ・・・・これ以上焦らさないでくれ・・・っ」
男が背に手を回しすがる様に抱きついてくる。それには抗わず後ろに手を回し秘裂からのびる肉棒に触れた。 
薄い膜に覆われた裏筋を、指先でわざとゆっくり撫で上げる。男の鼓動が早まり短く荒い息が繰り返された。
「しのぶっ!・・・もう、おかしく・・・・な・・る!」
背に食い込む腕から逃れて身を起こす。涙の滲む目元を拭ってやりながら問うた。
「欲しい?」
「・・・・欲しい」
かすれた、切羽詰った声だった。指先に残る涙を口に含む。塩気のある、男の味。もっと味わいたかった。
「いかせて欲しい?」
「・・・・いかせて欲しい」
考えられないほど素直になっている男をもっともっと泣かせたくなる。頬を両手で包んでキスをした。
「あげない」
「・・・・っ!」
男のきつく閉じた眼から涙がこぼれる。それを舌で追い目じりを吸い上げた。
「嘘」
瞬間、腰を上げて思い切り落とす。男は声にならない悲鳴を上げて仰け反った。うっとりした。
自分でも狂っているとしか思えないほど激しく腰を動かす。男の口から喘ぎと唾液が止め処無くこぼれ落ちた。
ズク、ズクと再奥に肉棒が突き刺さり痺れが全身を駆け巡る。その強烈な快楽が貪欲なまでに。欲しくて。
「もっと・・・もっと欲しい・・の・・・きいちさ・・・・もっと・・・ぉ!!」
これ以上ないというほど腰を振り乱す。全身で男を愛し、犯し、貪った。
「あぁうっ!・・・はっ・・・はぁっ・・・んあっ!・・・き・・いち・・・さんっ!!」
「あっ・・・しのぶっ・・・・しのぶっっ!!」
男の体が限界に震える。その後を追うように、私も果てた。
392独りしのぶさん上祭り:04/02/29 21:53 ID:9SsWwMTD
腰を上げて男の腹の上に座る。腹筋を熱い蜜が流れていくのが分かった。
男が手を伸ばしてすばやく後処理をする。青臭い匂いが立ち昇ったがけして不快ではなかった。
「はー・・・・・すごかったなぁ・・・・」
男がゴムの口を縛りながらぼんやりと呟く。私自身も心地よい余韻に浸っていた。
「夢みたいだ・・・いや、ほんとに夢かも・・・でももうどっちでもいいや・・・」
満足そうに息を吐き、処理を終えた両手をだらりと垂らす。手が床に付き、ゴムが転がっていった。
男の手から落ちた避妊具の残骸。その中にある男の精液。・・・知らず唾を飲み込んでいた。
あれをすすりたいと思うのはおかしいのだろうか。
最後の一滴まで搾り取りたいと思うのはおかしいのだろうか。
この男を骨までしゃぶりつくしたいと思うのはおかしいのだろうか。
転がるそれを見下ろしながら後ろに手を回して萎えた肉棒に指を絡める。
ゆるゆると上下に扱くとすぐに反応を返してきた。息を整えていた男が慌てた声を出す。
「え!?し、しのぶさん!?」
「『しのぶ』、でしょ?」
「え、あ、うん、えと・・・・・・・しのぶ・・・ってそうじゃなくってね!?」
焦る男をほったらかして本気で扱く。震える腹筋を秘裂で感じ取った。くすぐったくて気持ちいい。
「なぁに?」
「いや、その、『なぁに?』じゃなくてね?その、あの、わ・・・・・!」
根元を人差し指と中指でぎゅっと挟む。きつく拘束したままゆっくりと上下に動かした。
「喜一さんのココ・・・熱くて硬くて・・・食べてしまいたい」
「・・・・っ」
絶句した男の乳首を空いた手で弾く。ぶるりと震える体が愛しかった。それだけで蜜が溢れ出す。
「早く大きくなって・・・食べるから」
男を見据えたまま舌なめずりを繰り返す。食い千切られるとでも思ったのか、男の顔がこわばった。
「心配しないで・・・・食べるのはココ」
男によく見えるように秘裂を指で広げる。ぱくりと開いた口から涎が垂れ落ちた。温められていたそれが香る。
「・・・・・・で、でも」
男がやっと、といったように言葉を発する。私はすっかりと立ち上がったモノを握り締めて微笑んだ。
「・・・私はどっちかだけとは言ったけど、一回だけとは言ってないわよ?」
393独りしのぶさん上祭り:04/02/29 21:59 ID:ETCTfGYk
男が完全に呆気に取られた顔をする。手の動きを止めさせるかのように二の腕を掴まれた。
「で、でも、もうゴムないよ?」
「いらない」
「え?」
戸惑う男のモノから手を離し、自分のネクタイに手をかける。
するりと引き抜いてシャツのボタンを外した。露になったブラジャーを上に押し上げる。
先端が痛いほど尖った乳房がふるりと揺れ落ちた。男が息をのむ。
精液のこびり付いた手を、胸からお腹までゆっくりと滑らせた。肌の上に白い線が生まれる。
それを凝視する男に誘うように告げた。
「・・・・・・かけて」
急に視界が反転する。あっという間に上下逆に組み敷かれていた。
「そんなに煽って・・・もうどうなっても知らないからっ!俺、ほんっとーに知らないからね!!」
「いいわよ?・・・・体中真っ白になるまでかけて・・・?」
男がヤケクソの様に首筋に顔を埋める。あまりの愛しさに、目の前の頭を抱えて笑ってしまった。
少しだけむっとしてしまった顔を撫でると、手に頬を擦り付けてくる。仕切りなおしのようにキスをした。
眼を閉じて施される愛撫の心地良さに身をゆだねていると、柔らかい声がかけられた。
「でさ」
「なぁに・・・?」
「・・・ちょっとは気ぃ晴れた?」
驚いて顔を上げると、優しく気遣う男の顔が間近にあった。
覗き込んでくる瞳に、この男は心配しそれゆえに付き合ってくれていたことを悟った。
「これも恋人のつとめってやつです」
さらりと言われて顔が熱くなる。先ほどまでの勢いがしぼみ、急に恥ずかしくいたたまれなくなってしまった。
うつむく私の額にキスをしてくる。それは温かく、やさしく、けして怒っても呆れてもいないことを伝えていた。
おずおずと手を伸ばして首にしがみつく。されるままになっている男の耳元に小さく問いかけた。
「今度は・・・喜一さんがやさしくしてくれる?」
「もちろん。それも恋人のつとめです」
恋人は笑いながら髪を撫で、包み込むように抱きしめてきた。
温かい、私だけの腕。
涙が滲んだ。

<終>
394独りしのぶさん上祭り:04/02/29 22:03 ID:uJCgsuFm

感想下さった↑の方々に再び多謝。
そして黙祷。
・・・・エロ書いといてなんですが。

>358
ボーイスカウト連盟にはどうか内密に。いい言葉ですが使い所間違ってますんで。
しかもベーデン・パウエルの言葉ってわけではないようなんで。
395名無しさん@ピンキー:04/02/29 22:19 ID:xm9hr4rQ
>独りしのぶさん上祭り
キター(AA 略)
つーか、サイコーにGJですよ。
気が強いと見せかけて、素に戻るしのぶさんもイイし、なんだかんだで「恋人」な後藤さんもイイ。
今まで読んだ中で一番いい。
金出して読みたいと思いました。(本出されてますか?)


カウント、ROM専の方もカミングアウトしてみては?


で、黙祷
396名無しさん@ピンキー:04/03/01 19:38 ID:oKe3RfK1
>独りしのぶさん上祭り
・・・すごいね、体験を元に・・・?(W
プロの官能小説家ですな。
397名無しさん@ピンキー:04/03/01 21:55 ID:P/7Y3JSk
ううん、イイなぁ。しのぶさんの「あげない」返しにズキューン!と来ました。
情けないようで実は優しい後藤さんも男前。グーッジョブ!
398いつも楽しく読んでます:04/03/03 00:29 ID:qrjTzu2F
>396(体験を元に・・・?)
そ、そんな、あまり私生活をつつくようなことは・・・
といいつつ、私も気になってしまった一人であります(殴
399名無しさん@ピンキー:04/03/05 08:44 ID:dciHc7PA
大戸島さんご誕生日アゲ
400名無しさん@ピンキー:04/03/05 10:15 ID:ITmf1rwz
実写にするとしたらしのぶさんは鈴木京香ぐらいしか思いつかないなぁ。
401名無しさん@ピンキー:04/03/08 18:35 ID:w9Ahbo49
保守
402名無しさん@ピンキ―:04/03/10 23:34 ID:tl5lIhQo
age
403名無しさん@ピンキー:04/03/12 12:04 ID:rEeeFANJ
最近かみさま来ないねぇ〜あげ。
404いつも楽しく読んでます:04/03/13 03:01 ID:c7bBl9u3
ちょっとつまらないなぁ〜age
405名無しさん@ピンキ―:04/03/14 00:56 ID:l+CWFF2q
野明の妊娠話の続きが気になるなぁ〜age
406名無しさん@ピンキー:04/03/14 17:10 ID:Ht0XYntt
お気に入りサイトさん久々の更新で保守
407名無しさん@ピンキー:04/03/15 09:46 ID:UBpQ3dg0
バーディ4巻、裏表紙のアオリにちょっとエロ妄想。
執拗に身体を狙うバチルス……はぁはぁ。
408名無しさん@ピンキー:04/03/15 21:28 ID:o7gyK1AM
>>407!もちつけ!
     /\⌒ヽペタン
   /  /⌒)ノ ペタン
  ∧_∧ \ (( ∧_∧
 (; ´Д`))' ))(・∀・ ;)
 /  ⌒ノ ( ⌒ヽ⊂⌒ヽ
.(O   ノ ) ̄ ̄ ̄()__   )
 )_)_) (;;;;;;;;;;;;;;;;;;;)(_(
409名無しさん@ピンキー:04/03/16 07:04 ID:DPbgzq1g
最近ここで萌え無いから…つい…半角板でハァハァしてまつ。
410名無しさん@ピンキー:04/03/16 12:34 ID:HLNJ/f8v
人大杉で読めない…
バーディー4巻の表紙絵、ブレザー羽織った全裸のバーディーに激しく萌え………
411バチルス:04/03/16 12:45 ID:HLNJ/f8v
食ってやる…今日こそ「食って」やる!
412名無しさん@ピンキー:04/03/16 20:34 ID:DPbgzq1g
萌えSSがないので皆様に質問。
野明と遊馬はその後、くっつくと思いますか?
答えとその理由を書いてくれると嬉しいな。
もしかしたらそれが妄想文になるかもしれないんで…よろしく。
413名無しさん@ピンキー:04/03/17 00:40 ID:OvvhGE9G
くっつくんじゃないかなぁ。
最終話の「そんときゃおれが……」「はいー?」の処、野明は聞こえててわざと言ってるみたいだったし。
問題は、照れ屋で口ベタな遊馬が告白できるかどうか。
野明ってわりと、そーゆーとこイジワルそうだから、あいまいな言い方だと判らないふりしそう。
「ほれほれ、もっとハッキリ言ってみ?」「ぐぐ、ちくしょー……」とか遊ばれたり。
酒に酔った勢いで言うしかないか?
414名無しさん@ピンキー:04/03/17 00:52 ID:KMMUKd6p
>>413
うわー萌え
415名無しさん@ピンキー:04/03/17 03:08 ID:N0UbNcyb
あ〜るとさんごはどうだろ?
416名無しさん@ピンキー:04/03/17 12:28 ID:vTJamrIQ
てゆか、くっついてくれないと困るよね。(W
野明に猛烈アタックしてくるライバルが出てこないと、遊馬は先に進めなそうだし。
それか何かの拍子に理性がぶっ飛んで進展・・・かな?

野明は最初からABC(←古ッ!)全部やらせてくれるかなぁ〜???
417プロットだけ:04/03/17 14:08 ID:OhHGmVBm
あーるから責めるのは私的に萎え・・なので、

さんごとしいちゃんが、あーるの学生服を脱がそうとして
秘密のスイッチが入って暴走するSSキボン。
タイトルは「あーるくんのナイショの話」でおねがいします。
418:04/03/17 18:46 ID:N0UbNcyb
>417
暴走系だと「サディスティックR」なお話なら一案あるんですが・・・。
んでもまだ構想中。
419いつも楽しく読んでます:04/03/17 18:49 ID:N0UbNcyb
415=418です。
名前欄に上手くはいらなくて・・・スマソ

なんだよ「い」って?
420名無しさん@ピンキー:04/03/17 22:06 ID:5I1fpqUf
野明と遊馬はくっつくほうに1票 ノ
自分の場合はコミックス→劇場版を見て
劇パト2での野明のあまりの変わりように

『遊馬と ヤ っ ち ま っ た の か よ !』

と素直に思いました。

劇パト2は二人結構イチャイチャ(古っ)してるし
最後の突撃前なんぞにお互いの気持ち確かめ合ったりとか
したんだろうなぁと、P2(小説版も含めて)見るたびに
ニヤケてしまいます…。ヤッパダメですかそーですか…


421名無しさん@ピンキー:04/03/17 22:42 ID:3eVPGnEU
>>420
俺もまさに同じ感想をP2で持ったよ
ただしコミックスは世界が微妙に別だと思ってるので、P1→P2の比較だけど。
なんか一抹の寂しさというか、娘を嫁にだした親の気持ちというか(?)、
「ああ、もうそういうふうに時は流れたわけだなあ」と。
422名無しさん@ピンキー:04/03/18 05:14 ID:cClUJFhY
くっつくのに自分も一票。
しかし、告白するにしても、押し倒すにしても、プロポーズにしても
全部モタつきそうだな、遊馬ってw

…いや、何も別に遊馬に限ったことではないか。
423名無しさん@ピンキー:04/03/18 06:53 ID:8MiZQbn7
>>420
激藁!
そーか、皆そんなヨコシマな目で見てたんだ・・・。
当時はそんな事も思いつかなかったな。
424名無しさん@ピンキー:04/03/18 14:21 ID:OZqxgj7Q
くっつく。
娘ができて顔は母親似で眉毛が太い
名前は 「いづみ」
425名無しさん@ピンキー:04/03/18 16:44 ID:x/XgT5Xl
>>424
それ、遊馬が婿に入ったり離婚したりすると「泉いづみ」になってしまうがな。
何で二回言うねん!
426名無しさん@ピンキー:04/03/18 20:13 ID:8MiZQbn7
遊馬以外とヤっちゃうのは嫌でつ。
427名無しさん@ピンキー:04/03/18 20:17 ID:/mIiHefA
>>424
弓道を始めるんだなw
428名無しさん@ピンキー:04/03/18 22:02 ID:y437XKUt
同級生か・・
429名無しさん@ピンキー:04/03/18 23:24 ID:XIWPTZUt
P2の冒頭の野明見た時、
一度別の男とつきあって別れたのかと思った。何となく。
430名無しさん@ピンキー:04/03/19 20:53 ID:53McyXaG
>>429
あのコに限ってそんな事はないだろ〜!(W
男に興味なさそうだモン。

ところで遊馬はチェリーボーイではないよね?
431いつも楽しく読んでます:04/03/20 00:33 ID:1ZUxP2Fv
>>430
違うと思う。連載当初から既に非童貞であったのではと。
432名無しさん@ピンキー:04/03/20 05:09 ID:tg0woW0e
>>429
すんごい昔のアニメディアか何かの付録で。
野明の初恋話?みたいなモンを書いてたなあ。
プラトニック、おそらく野明の片思いで終わったけど。

遊馬はおそらく非童貞で以外に上手いのではと
思うのでつが( w
なかなか野明がねだってもイカせてくれないタイプの
ような粘着性がありそうだ。
433名無しさん@ピンキー:04/03/20 09:05 ID:Dez/LiAY
>>432
そだね。
じゃなかったら、ヤ ラ セ ロ なんて言えねぇべさ。
しかし、粘着遊馬って・・・。(w
434名無しさん@ピンキー:04/03/22 23:30 ID:2DkldZtE
また人いなくなってきたな。
コミクスの遊馬は非童貞っぽいけど、アニメ遊馬は童貞くさい。

ところで、遊馬も太田さんもひろみちゃんも警察の独身寮にいるけど、
やっぱり簡単に女性を連れ込んだりできないもんなの?
435名無しさん@ピンキー:04/03/23 02:42 ID:avHj3Z+a
野明の部屋のように相部屋っぽいから無理?
(リアルの警察寮とかは知らないけど、会社の寮だとかはマンションをそのまま借りて一人一部屋っていうのもありますね)
やっぱりそういう場所とか2課とか帰りとか…?
436名無しさん@ピンキー:04/03/23 20:30 ID:1PBqvap7
寮って管理人いるし、中に入るのも名前書いたりすると思う。
連れ込むのはむりぽ。

劇場版2以降は、遊馬がマンションかマンションタイプ寮にいそうだ。
そこで野明とやつちまつた?
437名無しさん@ピンキー:04/03/24 01:26 ID:5XNlnoqq
野明の女子寮、しのぶの実家、香貫花のマンション。
お好きなところでどうぞ。(おタケさんが思い出せない…)

と書いてて思い出したが、香貫花の送別会を目論んだ連中が
留守中にこっそり入り込んで、って話があったよなあ。
どうやって入ったんだろう。
438名無しさん@ピンキー:04/03/24 08:46 ID:OmMjbilz
野明の女子寮って相部屋だったけど、住んでいるのは野明一人だったもんね。
漫画版だと途中まではおたけんさんが一緒だったけど、
事件後(休職扱い以後)は描かれて居ないからどうなったんだろう…



439名無しさん@ピンキー:04/03/24 23:10 ID:2S+aaLsT
寮といっても結構ズボラな管理に思えたし
(小説版とか)
…男子寮(遊馬の部屋)で二人の初エッチのSSどっかでみたんだけどなー
440名無しさん@ピンキー:04/03/24 23:48 ID:MUpKz1V2
>どうやって入ったんだろう。
太田がドアノブをむしりとった(?)記憶がありまつ。
441名無しさん@ピンキー:04/03/25 00:44 ID:jV6vT5Ye
寮でエッチはドキドキ感があってイイね。
誰かに聞かれちゃうかも…という所が堪らなくイイと思ってしまった。

> 小説版
風邪のお見舞いで野明は堂々と男子寮に入っていったね、確か。
442名無しさん@ピンキー:04/03/25 02:56 ID:W2Gxcf8h
「お、おいっ、声でか過ぎ」
「あん…だってぇ……」
「だって…なんだよ?」
「……そんなの、言えないよぅ」

とか、かなあ・・・・気分が乗らないから萌えねぇ。スマソ。
443名無しさん@ピンキー:04/03/25 12:46 ID:t0Y5g6a1
誰か!ふたりの初エッチin寮をおながいしまつ。
444名無しさん@ピンキー:04/03/25 15:03 ID:BX1wsJG+
>442
> 「お、おいっ、声でか過ぎ」

このセリフでメグタンを連想してしまいました。
ゴメンナサイ・・・ハンセイシテ、ナンキョクマデイッテキマス。
445名無しさん@ピンキー:04/03/27 12:49 ID:7W00+ASg
>>442
俺の脳内では
「お、おいバカ、野明、声。声」
と言って、慌てて口を塞ごうとする遊馬と、
口を塞がれながらも喘ぐ野明に変換されました。

「あん、だってぇ」とねだるような娘は、俺の野明ぢゃないやいっ
446名無しさん@ピンキー:04/03/27 12:58 ID:cWJBWEVo
ぜひ強気な?野明でお願いします。
弱気なのも良いんだけど、よーするにどっちでもハァハァ出来ればイイw
447名無しさん@ピンキー:04/03/27 22:03 ID:kGbtJzDl
野明は甘く「あん」とは言わないな。「あッ」かな。「んくッ」とかもあるかな。
448名無しさん@ピンキー:04/03/28 01:22 ID:U5hvhmSs
甘く「あんっ…」って、思わず出てしまったみたいな感じではあるんじゃないかなと思う。
自分の声に驚いて慌てて赤面有りとか?どうだろ?

449名無しさん@ピンキー:04/03/28 01:29 ID:hwbkAP0+
そこで「へえ(ニヤリ そんなかわいい声もだせるんだw」
と勝ち誇ったカンジで言われたいなあwww
450名無しさん@ピンキー:04/03/28 03:29 ID:8Pp4id8p
いい感じですねw
強気な野明の可愛いとこも有りのっていう感じで。

長編やSSは書けないけど数行程度でセリフ・シチュでリレーしてもと思ったりもする独り言。
451ためしがき:04/03/28 12:45 ID:xhY0tUPX
星も見えぬ漆黒の夜
黒い雲に覆われた空に、稲光の閃光が走る
「ぬは、ぬわは、ぬわははははははは。」
館の窓から差し込む光を受け、高笑いをするこの男
「時はきた!、ゆけ、28号よ、我が世界征服の野望を満たす為に!」
「あい、お父さん。」
もちろん、成原博士その人である
最新の発明品が完成寸前にこぎつけてからはや3ヶ月、ようやく雷光の元で完成を見る事が出来た。
やはり、歴史に残る発明品は、夜の雷光の中で完成させなければならない。

「ところでお父さん?」
「どうした28号」
「これはどのような装置なのでしょうか。」
あ〜るの手にあるのは、およそ30cmはあろうかという、男性器を模った張り型のような代物だった

「なんじゃ、おまえはそんなこともわからんのか。よいか、おまえのここをこうして、あ、こう。」
「あン。」
博士が学生服のズボンのチャックを下ろすと、なやましげな声がw
だが構わず続け、張り型は股間に装着された
「さらに、この根元のダイヤルを回すと」
♪てらりらりら〜ん
オルゴールの音色が流れ出した
「この音色には、女性の種族保存本能を刺激する効果があるのだ。」
「・・・」
なにやらあ〜るの様子がおかしい
「同時に、おまえ自身もモード2に移行し、女性器にこれを突きたて、優秀な遺伝子を植え付けてくるのだ。」
「判りました、父上。必ずや世界中の女性にに、我が子を産ませて見せましょう。」
「うむ、行け28号よ!」
452名無しさん@ピンキー:04/03/28 15:12 ID:vzJaQe+9
>ためしがき
いい感じでGJ。
続きありですか?
「あン」辺りのくだりでワロタ。
453名無しさん@ピンキー:04/03/28 15:39 ID:71UbVjiB
音声付で想像できた・・・w
454ためしがき:04/03/28 15:50 ID:xhY0tUPX
モード2になったあ〜るは、高潔にして攻撃的な性格へと変貌するのだ
「女性サーチャー発動!」
あ〜るの高性能光スペクタルセンサー、つまりただの目は、目標になる女性をサーチした。

「目標発見、突入!」
ぱり〜ん
窓を突き破り、寝室に突入
ベッドに横になっていた女性が驚いて身体を起こす
「誰?、あなた・・・・え、あきら?」
「うきゃ」
チャックを下ろし、股間にそびえる張り型のダイヤルを回し、オルゴ〜ルがながれる
♪てらりらりらら〜ん
「うきゃきゃ」
トローンとした目つきになり、我を失った女性にすばやく近づき、あっというまに服を脱がす
オルゴ〜ルの効果で、彼女の秘部は既に充分に潤っていた
「うきゃきゃきゃきゃ。」
「あれ〜。」
一気に張り型を突き立てたかと思うと、目にもとまらぬスピードで高速ピストン運動
1、2、3、4、5、・・・・10秒
「うっ!」
「あっ」
胎内の奥深くに、熱い液体が打ち込まれた
女性は放心している
あ〜るは・・・放心したように動かない
455ためしがき:04/03/28 15:56 ID:xhY0tUPX
翌日、成原家では、ほほに大きなあざを作り、縛られたままゴミ袋に入れられて
玄関先に放置された博士の姿があった
隣には、同じような大きさのゴミ袋から、ゲタ履きの学生服の足が見えている

ひたすら妻へと詫びの言葉を叫びつづけているが、扉も窓も堅く閉ざされ
ビクともひらく気配は無い。


そして、この日の出来事によって、あきらくんの妹が誕生することになるのであった。



おわり
456名無しさん@ピンキー:04/03/28 17:07 ID:71UbVjiB
あ〜るはアンドロイドだから、使われてるのは博士のセーエキかな。
その上で種族保存云々を言っているって事は、
『子供を欲しがった成原博士が、自分の作った機械(あ〜る)で
妻を責め立てつつ妊娠させる事を目論んだ』
って解釈出来る・・・それはそれで愛だからイイなぁ(*´Д`)タダノギャグナンダロウケド
457ためしがき:04/03/28 17:30 ID:xhY0tUPX
>>456
表現力に乏しい物で・・・
ご推察のとおり、優秀な遺伝子は成原博士の物です
ですが、本来の目的はそのバラ撒きで、世界中に
あきらくんの兄弟を作るのが目的だったのですが
あ〜るの暴走により、あえなく奥さんに間接SEXして
終わると言う・・・
そういう話デス

やっぱり、はさんごとかしいちゃんとかえりかとか
まりいとかの宅にも回った後にすればよかったかな
でもそんなに書けない・・・orz
458いつも楽しく読んでます:04/03/29 01:37 ID:ULldFk6/
うわ〜・・・。ある意味近親相姦ネタっぽい。
圧倒されました。つか、なんだかあきら君可哀相。
現場を目撃しなくてよかったね。(自分が母親を強姦している図)
459名無しさん@ピンキー:04/03/29 22:59 ID:ChZ6wLZ1
母さんの声を聞いて、あきらが目撃した方が面白かったね(笑)
460名無しさん@ピンキー:04/03/29 23:40 ID:gzy3B52A
誰かここ小説の倉庫のアドレス教えてください
461名無しさん@ピンキー:04/03/30 03:06 ID:8BXTY+Hj
あるんだっけ?
462名無しさん@ピンキー:04/03/30 03:34 ID:KqLTAUbe
エロパロ板倉庫はあるけど、ここは保管されていなかったと思う。
専ブラなら過去ログ全部見れますよ。

前スレで保管庫の話が出てたと思うけど、書き手さんによっては
自分のサイトに掲載してる方もいらしてるし、そのまま立ち消えになったような感じでした。
463名無しさん@ピンキー:04/03/30 10:28 ID:LNThuBKU
>>462さんどうも〜
464名無しさん@ピンキー:04/03/30 18:26 ID:7RogT6Yd
だれかSS管理してくれないかね。
絵・画像なんか特に流れやすいからね・・・。
465名無しさん@ピンキー:04/04/02 00:18 ID:teZQ+6yA
x-beat(アダルト鯖)の容量余ってるから入れ物だけは作れます。
(URL削ると別スレの倉庫が出てきてしまうが)
うまく管理していけるかどうかは疑問かも。

ここのSS職人さん&絵職人さんは倉庫収録には賛成なんですか?
466(つд`) :04/04/02 14:24 ID:a9MfMjCQ
時々描いてる絵描きです。収録賛成(・∀・)!
絵もSSがまとめて読めるようになったら嬉しいなぁ。
467(つд`) :04/04/02 14:24 ID:a9MfMjCQ
×絵もSSが
○絵もSSも

訂正。スンマソン
468名無しさん@ピンキー:04/04/02 21:30 ID:3bJNweMM
俺は過去スレで野明と遊馬がプール行く話とか
特車隊の女子がブルマ履く話とか
整備員に野明がやられる話とか書いたものでつが
倉庫を作ってくれたら\(・∀・)/マンセー!

そんなのが出来たら、新築祝いに新しいの書いちゃう。
469名無しさん@ピンキー:04/04/02 22:19 ID:teZQ+6yA
>466-468
ウホッいいこと聞いた!

入れ物は作りましたので、これから過去ログのSS収集に入ります。
(SS編集手伝ってくれる人がいたら…すぐできあがるんですけど)
また、画像うpロダ(カタログ機能付き)も設置したのですが、
このスレに発表してくれたものは全て収録してしまっても大丈夫でしょうか…
(これも、投稿してくれる人がいたら…すぐできあがるんです)

収録拒否はいつでも削除しますので、、、

新築祝いを期待してURL晒して逝きます。
ttp://gegege.s6.x-beat.com/yuuki/
470名無しさん@ピンキー:04/04/03 01:55 ID:wASPfRo6
>>469
超乙!
471名無しさん@ピンキー:04/04/03 05:19 ID:RxKXteBV
>>469
オツカレーです。

なんか自分が書いたものもあるみたい。というか、これは自分だろっていうようなのが混じってる
すいません、これから編集作業中に誤字有り作品が出てきたらソレ自分が書いたのかも…_| ̄|○
472名無しさん@ピンキー:04/04/03 08:24 ID:4IqP1/C2
>>469
ををうをう・・・っ!あなたは ネ申 ですよ 。
大変乙でございます。

専用ブラウザ使ってない人も、これで安心でつね♪
473名無しさん@ピンキー:04/04/03 08:35 ID:4IqP1/C2
それと、作品名・ジャンルのあとにカップリングを追加するとよいかも。
474名無しさん@ピンキー:04/04/03 08:47 ID:KN5SwxtF
俺のところからは入ってるように見えるけど?>カップリング
もし作品名の後に並べろっていうのなら、それはパスして欲しいな
激しく見辛くなりそうな悪寒

何も手伝えないけどがんがって下さい>>469
475独り祭り:04/04/03 14:47 ID:7ddwDamk

>>469

『無題(お仕置き)』『変質者の鬼畜ネタ…かぁ』『…こんな感じ?(即興ですが)』と
タイトルに『独り〜祭り』とあるSSは全部消去&収録拒否で。

前にも書いたが、あんなアホSS載せんでくれ。
見たら載ってたんで驚いた。勘弁してくれ。
476289:04/04/03 20:07 ID:RJFMAUct
おお、遂に裏バビロンプロジェクト成功! 管理人さんに栄光あれ!
477ためしがき:04/04/03 20:17 ID:z5ZSQSVk
ロクなもんじゃないですが、容赦遠慮なくお使いくださいませ・・・
478ためしがき:04/04/03 20:18 ID:z5ZSQSVk
今後とも、期待・支援いたします。
479名無しさん@ピンキー:04/04/03 20:23 ID:4IqP1/C2
>
独り祭りさん
収録なしでもいいので、是非またここでSS発表してください!
待ってます!
480469:04/04/04 00:38 ID:muAQRWaQ
>475 独り祭り氏
該当作品を削除しました。
もし名無しで投稿していた作品がありましたら、指定してくだされば削除します。

他のSS職人も、削除希望・改稿希望・改題希望・改名希望ありましたら、
いつでも当スレか倉庫掲示板やメールなどでお知らせ下さい。
(できることならば、無題の改題・名無しの改名は閲覧者の為にご協力頂ければと…)
改稿はいつでもできますので、>471氏もぜひご希望あれば指定して下さい。

>473-474
そうなんですよね。ここの作品はカップリング表記してないものもあり、
キャラ単体の話(主に陵辱ねた)か、カップリングとしていいのか、微妙なものは、
こちらで勝手に決めるのもなんなので、記載してません。
>作品名・ジャンルのあとにカップリングを追加
そのため、これができませんでした。
記載して下さっている作品もあるので、どうにかいい方法を考えてみます。

サイトトップにも記載しましたが、継続的なSS収録人、イラスト収録人を募集してます。
よろしくどうぞご協力下さい。

長文レスで失礼しました。
ところで裏バビロンプロジェクトって何なんだろう…?気になりますw
481名無しさん@ピンキー:04/04/04 02:19 ID:KwSp0roC
468でつ。.

>>480
以前のスレで、SSの収録倉庫をつくる計画を「裏バビロン・プロジェクト」と
呼んでたんですよ。
結局は立ち消えになったんですが、今回あなたのおかげで実現したと。

さて、公約通り書く準備を・・・
482ためしがき:04/04/04 15:10 ID:FUd/PCj3
>>469
収録ありがとうございます

ためしがき、は一応微妙にハンドル名です
この板専用ではありますが・・・

作品名は「博士の野望な愛情」に、改題いただければ幸いです


あと、拙い新作を一応準備中です
あまりエロくありませんが・・・
少しスタイルを変えて書いてます

今日明日にはupしたいと思っています。
483名無しさん@ピンキー:04/04/05 19:40 ID:7NFCDnE2
おぉ〜!
みんなのエロ倉庫が模様替えしたぞぉ!

管理人サマ、乙です。
PCは開いて閉じる程度しか出来ないもので、お手伝いできず・・・スマソ。
484名無しさん@ピンキー:04/04/07 14:06 ID:yYuiI0WX
書庫管理人さん
オツ。仕事速いですね。
まだ早いけど、次のスレにはここも加えてもと思う。

>ためしがきさん、481さん
待ってます。
485ためしがき:04/04/07 14:21 ID:dvrs7Wpw
実はちょっと仕事がトラブっておりまして、まとまっておりません。
書いているうちに初期のプロットがつまらないことが判明し
大幅に変更して書き進め・・・られていません。
とりあえず導入部だけ、置いておきますね。題「真夏の決戦!あ〜るvs???」

あれは、暑い夏の夜のことでした
あまりに暑くて、オーバーヒートしそうになったわたしは、轟天号に搭乗して、たぎるボディの熱を空冷方式で下げに出かけました
すっかりボディの温度も下がり、気が付くとそこは見知らぬ浜辺でした
「ちょぉっと待て。おまえはいったいどこまで行ったのだ?」
あ、行った場所ですか。すみません、よく覚えていません
前に新幹線と競争したぐらいのスピードで、3時間くらいこいでいたような気が
(げしっ)
あう・・・痛いじゃないですか
ああ、首がイタイ・・・
(カラカラ)
「もぉいいから続けるのだ」
あい
轟天号で砂浜を走っていると、なにやら女の人の悲鳴が聞こえてきました
きゃっ、だの、いや、だの、やめてください、なんて叫び声が
叫び声のする方を見ると、大きな岩の影で3人の男の人が女の人を囲んでいるじゃありませんか。
486名無しさん@ピンキー:04/04/08 22:48 ID:LJ4pi1M+
>倉庫管理人さん
お絵描きBBSの絵もSS同様、とりあえず倉庫に入れてしまったほうがいいような気がします。
新規投稿される度に、古い絵が流れてしまってもったいないので。

>>485
続きワクワク(*´∀`)
487名無しさん@ピンキー:04/04/09 00:40 ID:YyU6at+K
>486
というかもう大分流れてしまってますんで、
補完するのであれば保存してあるので一声かけて下さい。
488469:04/04/09 01:08 ID:0e56hJ9F
裏バビロン・プロジェクト、そういうことでしたか。なるほどなるほど。
過去にプロジェクト立てていた方はいらっしゃるのかな?
住人さんが直接作業した方が細やかな配慮ができると思いますし、
cgi使ってますので、掲示板に書き込むのと同様の作業です。
もしご興味のある方は保管作業をよろしくお願いします。

>482 ためしがき氏
改題しました。ありがとうございます。導入部分からも新作楽しみです。
倉庫ができたからには続きはスレを跨いでも大丈夫ですよ。
(そりゃできれば早く拝見したいものですけどw ご都合に合わせてどうぞです)
過去に未完作を書かれている職人さんも、気が向いたら続きを投下して下さいませ。

>483
ありがとうございます。INDEX用の別ページなのでチョト重くなってしまったかも…
>473-474のご希望に沿えているといいんですが。

>486-487
流れてしまったもの、拾いもの(サイトからの無断掲載など)も多く、
どの作品ならば収録して構わないのか…判断能力ゼロです。
すみません。>487氏どうぞよろしくお願いします。
(絵描きさんからの削除依頼入れば、すぐこちらでも対応できますので)
489名無しさん@ピンキー:04/04/09 07:37 ID:lXxh8xuS
>>488@管理人サマ

エロ倉庫、カプも入って見やすくなりましたね。
未完成SSもひとめで分かるから、忘れていた職人さん達も気づくハズ!
乙ですた。
490284:04/04/11 00:26 ID:JxXVYmkz
管理人さんへ インデックスも見やすくなり、毎度の事ながら頭が下がる思いです。ただ、「藪の中」は分類をバド×野明×遊馬にして欲しいです。お願いします。
491いつも楽しく読んでます:04/04/11 23:42 ID:opNMzGpy
管理人様。いつにまにかわたくしのヘタレSSまで収録して下さっていたのですね。
お願いがあるのですが「夜祭」というタイトルを「4月の夜」と変更して頂けない
ものでしょうか?
以前から訂正したいと思っていた個所なので。
492名無しさん@ピンキー:04/04/12 00:26 ID:6mNQN8On
元ネタは:平野耕太「HELLSING」っすよ〜。管理人さん

「ん〜・・・いい天気だねぇ」
自宅のベランダで伸びをする。ぽかりと煙を吐き出すと青い空に流れていった。
暖かい春の日差しの中で洗濯物がはためく。干していた布団もすっかり温かくなっていた。
「そろそろ込んでおくか」
煙草を消し、太陽の恵みでふわりとした布団を部屋に引き込む。温かい誘惑に負けその上に突っ伏した。
「・・・気持ちいいなぁ」
明るくどこか埃っぽい匂いを嗅ぐと、途端にまぶたが重くなる。我ながら単純なことだ。
一つあくびをし掛け布団を引き寄せて、本格的な昼寝の体勢に入る。
『何でそんなに眠れるの?』という恋人の呆れた声が聞こえてきそうだ。
「これでしのぶさんがいてくれれば最高なんだけどね・・・」
明るい日差しの中、恋しい人を思いながら瞼を閉じた。




夢を見た。イトシイ恋人の夢だ。
恋人がいつの間にか俺のそばにいる。俺の上にいる。
そのきれいな手と唇で俺の全身を愛撫していた。
顔から始まり首筋、胸、腹と降りていって股間に行き着く。
愛しそうにソレを手に取るとぱくりと咥えた。
柔らかく温かな肉の感触。時折触れる歯の硬さに刺激される。
舌が生き物のように表面を這い回り、硬くした舌先がくびれや先端にぐいと入り込んだ。
深くえぐる様に舐った後、唇できつくきつく吸い上げる。
そのまま喉の奥まで飲み込まれると、先端が喉の奥に当たった。
唇が硬い輪のようになり、きつく締め付けながら上下する。
熱く濡れた肉の輪にしごかれると同時に舌で裏筋をざらりと舐められた。
舌で、唇で、歯で、唾液で。その全てを使って追い上げられ。
俺は恋人の口内で達した。

ぼやけていた視界がはっきりしてくる。西日になりつつある日差しに照らされた部屋と天井が見えた。
ほぅ、と心地よさと情けなさに溜息をつく。夢見てイッちまうなんて。中学生か俺は。
のろのろと布団に肘を突き、上体を起こして下半身に眼を落とすと。
そこには口の端からこぼれる精液を拭う恋人の姿があった。
「・・・あ、起きた?」
恋人はなんら悪びれる様子もなく口の中の物を飲み干し指先を舐めた。
・・・これって何事?何でいるの?いつ来たの?何したの?もしかしなくても今の夢じゃなくて・・・
急速回転する思考を他所に、こぼれた声はぼんやりとしたものだった。
「・・・起きた・・・・っていうかなんていうか・・・・・」
中途半端な体勢で自分の状態を見る。再び溜息が漏れた。
ボタンを全部外され乱暴にはだけられたシャツ。
スラックスの前は全開で、唾液で濡れてらてらと光っている肉塊がしっかり見えていて。
いわゆる半裸状態だった。
「これって・・・・どーゆーこと?」
開いた足の間で身を起こした恋人がヘソに指を入れくすぐってくる。
ぶるりと震えた体を笑うように指が降りていき股間で止まった。
「どういうもこういうも・・・・体で分かるでしょう?」
ぐうの音も出ない。心地よい気だるさが全身を支配しているのだから。
寝惚けた状態で口淫を受けそのまま達してしまったのだ。なんともきまりが悪い。
「気持ちよさそうな声出してたわよ?」
追い討ちをかけるかのような発言に天を仰ぐ。とんでもなく恥ずかしかった。
くすくすと楽しそうに笑う恋人が伸び上がってくる。
肘に引っかかった状態のシャツを掴み上へと押し上げてきた。万歳するような体勢のまま押し倒される。
「・・・しのぶさん?」
馬乗りになった恋人は、にっこり笑うと手首まで上がったシャツで素早く両手を戒めた。
「しのぶさん!?」
慌てて手首を動かすが外れる気配すらない。抵抗はあっけなく片手で封じられた。
妖艶な笑みを刻む唇から舌が伸びてきて頬をぺろりと舐める。耳の中に唇が埋められ甘く囁かれた。
「もっといやらしい声・・・・出して」

続く

>>469・倉庫管理人様
削除ありがとうございました。これ↑も同じ扱いで。
諸々の御作業、お疲れ様です。

>>479
こんなもんですが。ネタ使い回しですが。
496名無しさん@ピンキー:04/04/13 23:57 ID:SDaWN8ao
>493
待ってましたー
積極的なしのぶさんが(・∀・)イイ
497名無しさん@ピンキー:04/04/14 00:56 ID:RJmKAGrk
若いな、後藤さん……と思ったらそういうオチですか。
寝てる間にイタズラするしのぶさん視点も読んでみたいなー、などと希望してみたり。
独り祭り氏、相変わらずぐっじょぶです!
498名無しさん@ピンキー:04/04/14 03:38 ID:1dRS4KBu
www12.wind.ne.jp/seven/FRAME.html


ここの作者、間違いなく10年に一人の逸材。オリジナルに
かなり似てるし、ポーズもえろい。

みんなも応援してくれ。リクエストは野明で頼むw
499名無しさん@ピンキー:04/04/14 07:11 ID:+a2P0tGW
18禁サイトさんのようだけど、ここにURL貼るのは…(´・ω・`)
500名無しさん@ピンキ―:04/04/14 20:51 ID:x1lyOHqV
500 ゲッツσ( -_-)σ
501名無しさん@ピンキー:04/04/15 07:27 ID:utNZJEoE
>500
おめ

>独り祭りさん
毎度、乙〜GJ。

しのぶさんに振り回されてる後藤さんもいいなあと。
何気にコイシイ人つーのがツボ。

502名無しさん@ピンキー:04/04/15 12:02 ID:TI7OqpHw
♀です。「ゆうきまさみキャラ・エロ萌え」ならぬ「ゆうきまさみ萌え・エロ」夢を見てしまった。
センセにそんな感情抱いてたのか、私・・・_| ̄|○ナンカ ショック

>独り祭りさん
すばらしー!えろーい!細かい描写に(*´д`*)'`ァ'`ァ
独り祭りさんの文体、すごく好きです。
倉庫に収納されないとの事で残念ですが、これからも楽しみにしてます。
503名無しさん@ピンキー:04/04/15 19:08 ID:wLYQcI8o
本家エロ萌えスレッドがサーバー移転で読めないですぅ。誰か助けて=!
504503:04/04/15 19:13 ID:wLYQcI8o
すいません・・・携帯版から探せました。
505487:04/04/17 03:51 ID:FO0X4ShI
487です。
絵板の流れてしまった分、保管庫にうpしておきました。
作者名不詳の絵が若干ありますので、ご存知の方いらっしゃいましたら
コメントの書き込みよろしくです。

削除依頼等ありましたら直ちに対応いたしますので、
ここか保管庫の方に御一報下さい。
506名無しさん@ピンキー:04/04/17 04:40 ID:sUWC9/VH
>>保管庫管理人さん
おつですー。
507469(長レスご容赦下さい。。):04/04/17 05:17 ID:C1kHwfYg
>506
あ、いやいや。>505は自分ではないです。
487氏画像保管お疲れ様ですた。
着々と保管されていくのを見て壮観でしたよ(見てたんかい)
>505でも書いて頂いている通り、削除依頼は直ちに対応しますので、
どうぞご自由に画像掲示板をご利用下さい。

>490(284氏)
作品分類(キャラ・カプ)変更しますた。
細かいことで恐縮なのですが、数字ハンは289と284とどちらにしましょう?

>492
あれはやはり誤字ということで改変してしまってよかったのでしょうか?
過去ログから直接転載しているので、作者さんの応答待ちです。。
(勝手に改変もいかがなものかと思ったりしてます)

>495
了解です。
508名無しさん@ピンキー:04/04/19 02:38 ID:KyGFFsNi
ttp://anime.muck.com/~sakura/stories/patlabor/patlabor.lemon.special-vehicle-nights.txt

↑外国のサイトで見つけた香貫花×シゲのエロパロ。
香貫花がボート小屋で一人エチーをしているところに
シゲがやってきて×××という内容…らしい。
英語ダメなんで誰か訳してプリーズ!
509名無しさん@ピンキー:04/04/19 07:42 ID:here6Sau
そんなカプじゃ読む気がせん
510名無しさん@ピンキー:04/04/19 08:04 ID:WxUjqG5L
>>508
エキサイト翻訳汁!
超意味不明になっておもしろいぞ!=英語のまま読んだほうがいい。
511名無しさん@ピンキー:04/04/19 09:08 ID:WxUjqG5L
>>508
オーストラリアの大学生だね、この人。
512名無しさん@ピンキー:04/04/19 21:01 ID:YwKIR40J
香貫花×シゲってまたなんでそんなマイナーカプで(ゴニョゴニョ
513名無しさん@ピンキー:04/04/20 07:44 ID:VUomwgZ0
てゆーか、誰も考え付かなかったカプ。
514名無しさん@ピンキー:04/04/20 20:32 ID:thgZd89v
想像できないカプですね。
久々に海外fanfic漁ってみようかなあ。

王道カプ?が好きだから、軽いカルチャーショック。

「い、いやらしい声って」
「こういう声」
胸に置かれていた手が乳首をきつく摘まむ。びり、と強い快楽が背中を駆けていった。
「うっ・・・・!」
堪えられずに声が漏れる。恋人は突起をこねながら耳をやんわりと噛んだ。舌がねろりと耳の中に侵入する。
「ちょ、ちょっと待って・・・!」
「待たない」
熱い呼吸を繰り返す唇が耳から首筋にこぼれる。お構いなしに唇と舌で撫で上げられた。
ちくりという痛みと共に動脈の上を強く吸われる。跡がついたな、とぼんやり思った。
無遠慮な唇は何箇所も吸い上げ跡を残しながら徐々に下へと下りていく。
その間も指は変わらず怪しく動いていた。捏ね、さすり、爪を食い込ませる。
きつく摘まんだままひねられた時は体が跳ね上がった。そんなに良かった?と微笑まれ更にきつく摘ままれた。
ガクガクと震える体を全身で押さえつけられる。痛みか快楽か、見当もつかない涙が目尻に滲んだ。
唇が鎖骨を捕らえ、その線に沿って跡をつける。赤く色づいたその上に思い切り噛み付かれた。
「ぅ・・・・っ!」
唇が下り胸の突起を前歯で何度もしくしくと噛まれる。快楽に跳ね上がる体を笑うように歯が食い込んだ。
「っ!!!」
唇を噛んで必死に声を殺す。痛むソコを開けとでも命じるように恋人の舌がねっとりと舐め回した。
「どうしたの?さっきまであんなに可愛い声出してたのに」
いたずらっぽい眼をしながら髪に手を差し込まれる。くしゃくしゃと掻き回され軽いキスを繰り返された。
振り回されてる。恥ずかしい。情けない。勘弁してくれ。こんなの俺の立場じゃないだろう?
完全に奪われている主導権を何とか取り返すべく、脳みそをフル回転させた。
「・・・・そんなこと言われても、お手本がなくちゃできない」
恋人はきょとんとした表情を見せた後、納得したように何度も頷いた。
「・・・そうね、お手本は必要よね」
そうでしょだからこれ外して俺を上にならせてしのぶさんの可愛い声聞かせて、と告げようとした時。
恋人は身を起こすと自分のシャツに手を掛けてボタンを外し始めた。

「し、しのぶさんっ!?」
明るい日差しの中、腹の上でストリップが始まる。
恋人はシャツを乱暴に脱ぎ捨てるとスカートのホックを外した。
俺の腹に尻をつき、膝を立てたままの脚に背中を預けてスカートを脱ぐ。
細い脚が宙に浮き、その付け根まで丸見えになった。
ショーツは真ん中からじっとりと濡れ、陰毛と赤々とした秘裂が透けて見えていた。
「そんなに見ないの」
そう言いながらも声音は怒っているものではない。笑いが滲んでいる。
見られることも、見せることも、明らかに楽しんでいた。
ショーツに手を掛け下ろしていく。腰を上げ、脚を高く上げて脱いでいく。
秘裂から垂れた蜜が絡んだショーツが長々と糸を引き、足首まで繋がった所でやっと切れた。
「やだ・・・・こんなに濡れてたのね・・・」
確かめるように秘裂を撫でる。濃く茂った陰毛はぐっしょりと濡れ肌に張り付いていた。
足を開きどろどろになった股で腹にまたがる。へその辺りがどんどん濡れてきた。
「ごめんなさいね・・・・・止まらないの」
恋人は全く悪びれず淫猥に微笑む。ほんの少し体が動くだけでくちゃくちゃと濡れた音が立った。
湿った陰毛が敏感な腹の肉を撫でる。腰を持ち上げると腹と内腿の間に何本もの糸が引いた。
濡れ光る蜜の糸と真っ赤に充血した秘裂。濃厚な蜜の匂いがあたりに広がった。
「こんなに濡れて・・・恥ずかしい」
言いながらもわざと腰を上下する。蜜は太ももを伝って布団まで垂れ落ち、膝の辺りに大きなシミを作った。
満足そうに秘裂を腹になすり付けると、背中に手を回してブラジャーのホックを外す。
締め付けられていた豊満な乳房がこぼれ落ちた。たわわなソレは反動でふるふると揺れ動く。
真っ白な胸の真ん中で硬く立ち上がっている乳首が見えた。濃い桃色に染まり痛々しいほどだった。
「後藤さんのより・・・硬い・・・・」
互いのソレを確かめるように指を這わせる。呼応するように秘裂から新しい蜜が溢れた。
全裸になった恋人は再び背中を立てた脚に預ける。真っ白い脚を俺に向けてゆっくりと開いた。
「お望み通り・・・お手本見せてあげる」

続く

>>513
同感。なんでシゲなんだ。
後藤や大田・遊馬では何か都合悪いのか。
518名無しさん@ピンキー:04/04/20 22:59 ID:aa+zBaxJ
どうせならコンプしようよw
519名無しさん@ピンキー:04/04/20 23:42 ID:ZybiLrwd
>>515
乙です。
毎度、堪能させてもらってます。
後藤さんのキョどってる感じがいい。

投下区切りが、読み手まで後藤さん状態なのは意図してですか?w
次も待ってます。
520名無しさん@ピンキー:04/04/21 04:36 ID:BY6a3VXB
シゲさんて、P1でNYに行ってなかったっけ。技術研修?とか何とか。
その辺をふまえて、アメリカで…とか?
と、読みもせずにマジレスしてみる。
521名無しさん@ピンキー:04/04/21 08:18 ID:iTXiOajN
つーか、学校用のメルアド使うな!>シゲ×かぬか作者
●●●。edu.au ←モロバレ
522名無しさん@ピンキー:04/04/21 14:45 ID:FREl8R5t
夢オチだったがアニメ版でシゲがアメリカ研修に行った時のことを覚えていればシゲと香貫花の組み合わせは何の不思議もない。
意外とか言ってる奴はにわか。
523:04/04/22 12:08 ID:vN4EupVq
なんか変な人がいますよ。
季節がいいからか?!
524名無しさん@ピンキー:04/04/22 12:59 ID:ZblcYmdZ
>>522
TV版44話だったかな。そんなのがあったねえ。
525( ・∀・)つ〃∩モエー:04/04/22 14:38 ID:U7T7Lsj+
>>469タソ

超超〜乙ですた!(´Д`)ゞ
激カンシャでございます。人大杉でこれなかった間に完成していた・・
きちんとブックマークさせて頂きました。
526名無しさん@ピンキー:04/04/22 20:16 ID:xVj4sB+P
独り祭りタソ
(・∀・)イイ
続きまってるヨ

>>469タソ
も乙です。
これでちょっとは読めない人も大丈夫かと思う。

専ブラヴァージョンアップで不具合続出だったからようやく見えて嬉しい。
527名無しさん@ピンキー:04/04/22 22:39 ID:rnfF2DJV
>523も、もちつけー
意外キャラでもいいぞ、神さま、仏さま、どんと来い!!
528名無しさん@ピンキー:04/04/23 00:30 ID:sVbJDGUX
( ・∀・)つ〃∩モエーさんの書き込み見て、?だったけど意味分かりました。
規制解除されたみたいで良かった。
ただ前から専用使ってるから、関係ないけど、今まで見れなかった人帰って来れるね。
529名無しさん@ピンキー:04/04/24 00:50 ID:qwNa3H4/
ゆうき先生のHP見たか〜?
バーディーがアレにナニされてる絵がスケッチブックに・・・
530名無しさん@ピンキー:04/04/24 02:57 ID:JxlPdw08
何を今更。
531名無しさん@ピンキー:04/04/24 05:32 ID:7R4G+4Xu
>>522
てことは、例のシゲ×香貫花はすべてシゲさんの妄想ということに

532名無しさん@ピンキー:04/04/25 00:34 ID:qfllFmw2
どーでもいいが"Ka-Kanuka-san..."は"Ms Kanuka…"の方がいいのでは?
外人サンにも凝った方がいるものだw
533名無しさん@ピンキー:04/04/25 01:10 ID:045i6d3E
k
534名無しさん@ピンキー:04/04/25 08:26 ID:vFuoxZTO
多分、ジャパニーズアニメーション サイコ−デス!
なーんて言っちゃうオタなんでしょう。
あちらの方は、大学で日本語勉強する人多いし。
535名無しさん@ピンキー:04/04/26 10:31 ID:r+297/t+
ttp://gegege.s6.x-beat.com/gallery/data/IMG_000024.png
たづなだと言い張ってみるテスト。

恋人の指がゆっくりと秘裂に伸びる。膣口を掻き分け左右に大きく割り開いた。
赤く熟れた口の奥に淡く潤んだ桃色の肉が覗く。ぱくりと開いたソコからは大量の蜜がこぼれ落ちた。
尻の穴をべっとりと濡らして腹の上に垂れる。濡れた肉門はヒクヒクと蠢いて刺激を待っていた。
「こんなに溢れて・・・・栓をしないとね」
恋人は空いた指で痙攣する肉を撫でる。慣らしてもいない秘裂に一気に三本の指を突き入れた。
「あぁっっ!!・・・く・ん・・はぁぁんっっ!!!」
衝撃に上体を激しく仰け反らせる。指を押し込まれた秘裂はごぼり、と蜜を吐き出した。
「んっ・・は、あ・・んんっ!キ・ツイ・・・あぅっ!!」
ヒクつくソコを押し分け無理矢理ねじ込む。刺激を受けた肉が赤みを増し、肉芽は限界まで膨れ上がった。
根元まで受け入れた秘裂は激しい痙攣を繰り返す。自ら飲み込もうとするかのような動きを見せた。
真っ赤な秘裂に白い指が突き刺さっている光景はなんとも卑猥だ。
恋人は体を火照らせ、荒く息を吐き、口の端からだらしなく唾液を垂らしたままこちらを見て笑う。
視線を合わせたまま指をギリギリまで引き、再び根元まで押し込んだ。
「はふぅっ!・・・ん・く・・・ふぁっ・あぁあんっっ!」
汗と蜜を撒き散らしながら指を激しく出し入れする。強い快楽に髪と乳房が淫らに揺れ動いた。
豊満な乳房を荒々しく掴んで乳首に吸い付く。きつく噛み付いて強く引っ張ると蜜がまた大量に溢れ出した。
親指で肉芽をつぶし、奥まで入れたままの指を激しく揺さぶる。涙を流し全身を震わせながら叫んだ。
「んっ・・欲し・・・っ・・ごと・さ・・・ん・・・のが・・・欲しい・・っっ!!」
手が動かせないのがもどかしくてしょうがない。恋人の全身に掌を這わせて犯したくて、俺はがむしゃらに手を動かした。
「しのぶさん!・・・これ・・・外して・・っ!」
「だめよ・・・・見・てて・・全部・・・見てて・・・!」
恋人は更に凶暴な動きで内部に指を突き立てる。体をがくがくと揺らし甲高い声を上げながら達した。
ハァハァと荒い息と汗が落ちてくる。これ以上ないお手本が終わった。
じんわりと潤んだ瞳が俺を見る。蜜に濡れた指が頬を撫でた。
「・・・・次は後藤さんの番よ」
恋人は蜜を垂らしながら俺の上から降りた。勝手知ったる部屋の中から目当ての物を探し出す。
うきうきと鼻歌でも歌いそうな雰囲気で包装を破る。すっかり立ち上がったモノを掴むと先端にキスを落とした。
器用な指がスルスルとゴムを被せていく。再び俺の上にまたがると、胸に手を付いて顔を覗き込んできた。
こつんと額を合わせて鼻を摺り寄せてくる。唇が触れ合うギリギリの位置で囁かれた。
「・・・好きなの」
にやりと笑った綺麗な唇が音を立ててキスをする。手が下腹部に下り、指先で肉棒をツンと突付いた。
思わず呻き声が漏れる。恋人は楽しそうにゴムの上から愛撫を続けた。
「コレが入ってくる瞬間が好きなの・・・・閉じてるあそこをこじ開けられて串刺しにされる瞬間が」
短いキスを繰り返しながらうわ言の様に呟く。手は休むことなく欲望を撫で回していた。
「次に好きなのがね・・・コレで中をいっぱいにしてもらってる時」
うっとりとした表情で顔を嘗め回しながら手を動かす。強すぎる快楽に俺は体をよじるしかなかった。
頼むから今すぐ入れさせてくれ、と叫ぼうとした唇はじうと甘ったるく吸い上げられる。
唇を包まれ局部を掴まれ散々焦らされ煽られて。もうおかしくなってしまいそうだった。
「その次に好きなのがコレでぐちゃぐちゃに掻き回されてると・・・」
これ以上卑猥な言葉を聞く余裕がなくて、せめてもの抵抗で恋人の唇を塞ぐ。
拘束された手を上げ恋人の頭の後ろに回し、唇にしゃぶりついた。
角度を変えて何度も深く合わせる。飲みきれない唾液が唇の端から溢れて俺の顔を汚していった。
「ふふ・・・べたべたになっちゃったわね」
恋人が顔を撫でながら笑う。顎を伝う唾液を追おうとするのを止めて、視線を合わせた。
「お願いだからしのぶさんの中に入らせて・・・・」
自分でも笑えるくらい必死の声だ。だがしょうがない。本当にいっぱいいっぱいなのだから。
笑われると覚悟していたのに、なぜか恋人は困ったような表情を浮かべた。
頭を捕らえていた手を掴まれ再び押さえつけられる。耳元でかすれた声がした。
「もっと泣いて頼んでくるまで焦らそうって思ってたのに・・・・ダメね、そんな声出されたらもう我慢できない・・・」
細い指が膜に包まれたソレを望みの場所にあてがう。ふ、と息を吐き出すと一気に腰を落とした。
「あぁあっ!!・・・ん・・・あぁっ・・!」
「うっ・・・・く・・ぁ・・・」
声が交じり合う。突然の、しかし待ちわびた衝撃に歓喜の声が漏れた。
恋人は根元まで受け入れたところで動きを止める。短い呼吸を繰り返しながら互いの体がなじむのを待った。
こわばる様だったソコは次第にゆるみ始めしっとりと包み込んでくる。触れ合う肉の隙間から蜜が滲んでいた。
「嬉しい・・・・後藤さんのでいっぱいになってる・・・・」
恋人はつながり合った部分を眺めて呟く。満足そうに溜息をついた。
途端、熱く濡れた内壁がぴっちりと絡み付き、握り潰さんばかりの力で締め上げられた。
「し、しのぶさっ・・!!そんな、締めないで・・っっ!!」
「なぁに?・・・聞こえないわ」
見上げた恋人は不適に微笑む。押さえつけていた手を胸に置くと、きつく絞り上げたまま腰を動かした。
「うぁあっ・・!しのぶさっ・・・しのぶさん・・っ!」
「あぁっ・・・んっ・・・いい・声・・・っ・・・もっと・・・聴かせて・・っっ!!」
激しい交合だった。
抜け落ちるギリギリまで腰を上げて一気に落とす。腰を上げるときは肉棒を締め付け、落とすときはゆるめる。
強烈な快楽に俺は歯を食いしばった。気を入れてないと今にも達してしまいそうだった。
そんな俺を試すように締め付けがきつくなる。根元まで受け入れたまま腰を大きく回された。
右へ、左へ。ぐちゅぐちゅと水音が高くなり、触れ合う部分の熱がどんどん増した。
「あぁあ・・・・っ・・ごと・・・さ・・・・・好き・・・・好き・・・・す・・き・・・」
恋人は仰け反って、髪と乳房を揺らしながら喘いだ。汗が腹の上にポタポタと垂れる。それすらも快楽だった。
明るい日差しの中、卑猥なダンスを踊る恋人に思い切り翻弄される。互いの息が荒くなり、快楽が加速した。
「しの・・ぶ・・さんっ・・・ごめ・・・・も・・・イク・・っ!」
上擦った声で限界を伝えると片手でアゴを掴まれる。もう片方の手で腕を押さえられ視線が合わされた。
「・・・な、に?」
「見せて」
「・・・はい?」
「後藤さんのイク時の顔・・・見せて」
再び激しく腰が動き出す。容赦なく快楽を引きずり出す動きだった。
体を押さえつけられ、視線を無理矢理合わされ、快楽を嫌というほど与えられる。
犯され辱められるような状況であっても、最愛の人の与えてくれるものならばただ良かった。
熱く激しい快楽の中で、俺は恋人の前にすべてをさらけ出していった。
「しのぶ・・っしのぶ・・!・・イク・・・ッ!!」
「んっ・・・きい・・ち・・さん・・いっしょに・・・!!」
絶頂に向かって共に駆け上がる。俺は恋人に見つめられたまま果てた。

恋人がゆっくりと腰を上げる。力を失ったモノがずるりと抜け落ちた。
栓を失った秘裂から蜜が溢れ出す。腹の上にとろりと垂れる甘い感触に体が震えた。
下腹部からゴムを取り外される。外気を感じたと思ったら、再び温かいものに包まれた。
何かと思い視線を落とすと、そこには柔らかい乳房で肉棒を挟む恋人の姿があった。
「・・・え!?ちょ、ちょっとタンマ!!」
恋人は制止の声など聞こえないかのように乳房で肉棒を揉み、収まりきらなかった先端を舐めた。
何だかやばい。寝ぼけた所で襲われて、寝起きにほぼ一方的に食べられた後では正直しんどい。
にもかかわらず余りの光景の卑猥さととろける様な愛撫に、欲望は再び力を取り戻そうになった。
何とか逃れようと体をよじるが、簡単に両肩を押さえつけられ顔を覗き込まれる。綺麗な顔がにっこりと笑った。
恋人の笑顔は好きだが、この笑顔は相当やばい。刺激しないようにおずおずと話しかけてみた。
「あの・・しのぶちゃん?何を・・なさっちゃってるのかな・・?」
返事の変わりに先端にぱくりと食いつかれる。硬いままの乳首を使ってくびれの部分を刺激された。
「うわ、ちょっと待って待って!もうギブ!ギブです!!」
「大丈夫、喜一さんは寝てて。私が一晩中可愛がってあげるから」
恋人がとんでもない事を笑顔でさらりと言う。ただならぬ予感に顔が引き攣った。
「一晩中っていったい何を・・・っていうか何回する気なの?しかもまだ『夜』も始まってないんですが・・」
「そうね・・・今夜はうんと長い夜になりそうね?」
夕日を背にした恋人は、凶悪に笑った。

<終>

やたら時間かかってこの程度。我ながらなんだかなぁ。
541名無しさん@ピンキー:04/04/28 09:07 ID:kZPKE6B6
GJ!です。
堪能しますた
542名無しさん@ピンキー:04/04/28 13:13 ID:R1A5jCJx
最近のしのぶさん、積極的ですねぇ・・・。
543名無しさん@ピンキー:04/04/28 23:03 ID:LQN98u8o
えろ〜なしのぶさんイイ!
普段ストレス溜まってるんでしょーか。
独り祭りさん、ぐっじょぶです!
544284:04/04/30 00:48 ID:WKz56hfO
後藤さんを責める南雲さん萌え〜!
独り祭りさん、またしても堪能さしていただきました(←お前は喜一ショタさっさと書けゴルァ バキィ)
545名無しさん@ピンキー:04/05/01 01:17 ID:pJV4pyL5
ああっ。284様をこんな粗末に扱ってはいけない。
裏庭に埋めてあげましょう。
546名無しさん@ピンキー:04/05/03 12:07 ID:HrzB7fe2
狂気のしのぶさん萌え
547名無しさん@ピンキー:04/05/03 12:54 ID:x/q59tig
しのぶさんの声は、銀河英雄伝説のフレデリカの声聞いておくと脳内補完し易い
パトレイバーだけだと、想像し難い部分があるからな・・・
548284:04/05/06 00:44 ID:MiFrctZo
古本屋で記念すべきスレ1でも話題に出た「ヤマトタケルの冒険」を買った。兄×実妹の近親相姦からレズまであり、かなりエロエロだった。ゆうき先生はやっぱ神・・・
549名無しさん@ピンキー:04/05/06 09:30 ID:3lWBgCIZ
他の女になど目もくれず、一生懸命探し続ければ、いつか必ず
俺だけのあぶみさんが現れる、と信じ…て○年。
もう今生はあきらめたyo。来世できっと会おうね、あぶみさん。
550名無しさん@ピンキー:04/05/06 12:28 ID:gwFG2sOc
>>549
ネタなのか本気なのか分からないけど、(W
気を落とさずにガンガレ!
551名無しさん@ピンキー:04/05/06 12:39 ID:q8W6kdAn
そういえばもうだいぶ待ったけど俺だけの野明は現れないな・・・
もう今生は(ry
って、以前二次板でそういうキモい思いのたけをぶちまける同志のスレが
あったな。
552いつも楽しく読んでます:04/05/10 01:12 ID:JRaeiBr2
ちょっとスレ違いかもしれないけど
あ〜るくんに合掌。

まとめサイト、見られなくなってる?
553名無しさん@ピンキー:04/05/10 02:08 ID:ACkhDH97
>552
見えますよ。
h抜きでURLコピペしてませんか?
554いつも楽しく読んでます:04/05/10 02:15 ID:JRaeiBr2
>533さま
い、いえhは入れているんですが・・・・
555名無しさん@ピンキー:04/05/10 03:25 ID:ACkhDH97
>554さん
もしIEでみてるなら一度、インターネットの履歴やクッキーのクリアしてみては?

DSNエラーならこちらを見たほうが早いかも知れませんので。
OSがわからないのでWin用ですが。(マカーならちょっとわからないのですいません)
ttp://members.at.infoseek.co.jp/tef_tef/trouble/not-found.html

一応、WinXP・98・プロバイダー別(2つ)に見てみましたけど、こちらは全然問題ありませんでした。



556いつも楽しく読んでます:04/05/10 22:08 ID:JRaeiBr2
>555さま
神!!!!
皆様どうもです。感謝!
557名無しさん@ピンキー:04/05/12 14:22 ID:YpefXnAk
鳥坂×久美子SSって需要あるかな?
書いてみたいとは思うんだが…読みたい人いねぇか
558名無しさん@ピンキー:04/05/12 14:26 ID:TXafrn9G
>>557
いいスねぇ
お待ちしてます
559名無しさん@ピンキー:04/05/12 23:25 ID:zEI6Tx4Z
あ〜る イイヨーイイヨー
単行本揃えたのはヤマトタケルとあ〜るとバーディーだけだから
その辺の投下があると嬉しいな
560名無しさん@ピンキー:04/05/13 07:32 ID:6Unf+gAU
>>559
マイナーだなぁ。(W
昔は有機作品全部持ってたよ・・・。
561577:04/05/13 18:48 ID:98ZN9tzJ

そんじゃ投下してみますか、時期的にはコミックス8巻のバレンタインデーの後で。


「とっさかぁー今日は何の日だと思う?」
「はっはっは、久美子…わたしを侮ってはいけない。今日はホワイトデーだろう?ほれ準備もこの通り!」

そう言いつつ鳥坂はズボンのベルトをカチャカチャと外し、ズボンとパンツを脱ぎ捨ておのれの巨大にいきり立ったイチモツを久美子の目の前に差し出した。

「てっ…キャー!何脱ぎだしてるのよ!!」
「なーにを驚いておる、古来ホワイトデーと言えば女性からチョコを貰ったお返しに、男性の真っ白な精子をお返しすると言う…現代用語の基礎知識にも出ているのだぞ?」
「え…そうなの?」
「そのたうり!さぁ久美子、遠慮せずに咥えてみるのだ」
「う、うん…わかった…」

久美子は言われた通りに鳥坂のイチモツを手で掴み、おずおずと口にゆっくりと咥え始める。

「…んっ、うんむ…むぅぅ…あんむぅ…」
「むぅ、いいぞ久美子、その調子だ…ではそのまま中に出すぞ」

そう言って鳥坂は強引に久美子の頭を掴んでは、前後に動かしそのまま口内におのれの精子を吐き出した。

「…んっむぅ!…んん、むぅ…ぷはぁ…」
「ふぅ…良かったぞ久美子」


まともなSS期待した人ゴメソ、SS書くの初めてだーよ。
鳥坂×久美子のカップリングがめっちゃ好きなのでどうしても書いてみたかったんだ。
562557:04/05/13 18:50 ID:98ZN9tzJ
やっべ、番号間違えた。
557でした…どうしようもねぇなorz
563名無しさん@ピンキー:04/05/13 20:01 ID:6Unf+gAU
>557
強引な設定がワラタYO。
またよろしく!!!
564名無しさん@ピンキー:04/05/13 21:30 ID:ioJO+t1j
エロパロで笑えるというのはかなり高度だと思うんですが…
GJ。ワロタ。
頑張っていろいろ書いてください。
565名無しさん@ピンキー:04/05/13 23:29 ID:kQBbpaSe
>>561
乙乙です!鳥坂らしさが出ててイイヨーイイヨー

>>560
やはりマイナーかねぇ。ネットでも見かけねぇわけだわな
他の著作も読むには読んだが、途中でやめてしもた
もう話もキャラも覚えてないわな
559で書き忘れたが、となりの異星人もアッター
566名無しさん@ピンキー:04/05/14 07:22 ID:DDpwnuP7
>>565
おお、なつかすい。
原田ともよ?とかいっぱい書いていた時代だよね。

たまには他のも嫁!(W
567557:04/05/14 08:47 ID:E07nqBgv
となりの異性人なつかしいですねー
くの一あやめの逃走とかえがったぁ…

感想くれた人サンスコ、また久美子パワー充電したら書いてみたいです。
そんじゃノシシ
568いつも楽しく読んでます:04/05/16 23:10 ID:JuTi37T8
>561
久美子可愛いなあ〜。鳥坂さん、犯罪ですよ!

R×さんご+小夜子
という3人デート(さんごはかなり奥手です)っていうの
書いてもよろしいデスカ?
569名無しさん@ピンキー:04/05/16 23:17 ID:o879iUYN
とても好きな三人組ですよ。ぜひに。
これからご執筆ですか?楽しみに待ってます。

こと恋愛ごとになると、途端に本気になってしまい笑ってごまかせず
奥手になるさんごは萌えだー
570いつも楽しく読んでます:04/05/17 00:15 ID:vLVXcG13
>>569
ありがとうございます。
書いてるんですけどね・・・、エロくならなくて困ってるんです。
571いつも楽しく読んでます:04/05/17 23:52 ID:vLVXcG13
それじゃ「3人デート」投下します。
あ〜る・さんご・小夜子の組み合わせが苦手な方や
ちゃんとしたエロをご希望の方はスルーお願い致します。
572怪談・今夜に懸けろ! 1:04/05/17 23:54 ID:vLVXcG13
鬱陶しい梅雨の放課後。光画部の部室では珍しく女の子2人が飲み物を片手に歓談していた。
「んで、どうなの最近アイツとは?」と問いかけているのは、部長の天野小夜子である。
「・・・どうって、別にフツーだよ。時々にアパートに遊びに行くだけ」俯きかげんで応えたのは、
前副部長の大戸島さんごだった。
「学生服の下ってどうなってるの?教えてよ」小夜子は興味深々でさんごの目を覗き込む。
「知らないよ〜、見たことないもん」
「はあ?だって付き合ってるんでしょ?アパート行くんでしょ??」
話題の中心になっているのは前部長のR・田中一郎のことである。
「まさか、家まで行ってHなし?アイツそういう機能ないわけ??」たたみかけるように小夜子は身を
乗り出した。
「え、Hなんて別に・・・しないよ。キスくらいかな・・・」さんごは真っ赤になって小さな声で呟いた。
「あのねえ・・・」小夜子は机に肘をついて、ため息混じりに言う。
「もう、それでも先輩なの!一体いつまで処女でいる気?」
「んなこと言ったって、・・・小夜子は処女じゃないの?」
「当ったり前。ユーレイやる前かな、付き合ってたヤツいたからね。もう別れたけど」
「え〜、高1で?それって早くない?」
「フツーよ、普通」
小夜子はしばらく目を逸らしたあと、ポン、と手を叩き言った。
「わかったわ!今度のデートにはあたしもついて行く。指南してあげるから、絶対押し倒すのよ!」
「えー!ついて来るのぉ?それじゃデートじゃないじゃん」事態を飲み込めないさんごに向かって
小夜子は人指し指を振りながら
「違う違う、『憑いて行く』の。幽体になって一緒に行くから。ムード作りもしてあげる、ふふふ」
「良くわかんないけど、面白がってない?」さんごは不安げに小夜子を見つめた。
「だーいじょうぶ、まーかせて!!!」
こんな訳で、奇妙な3人デート作戦が開始された。
573怪談・今夜に懸けろ! 2:04/05/17 23:55 ID:vLVXcG13
陰謀渦巻くデート当日。
薄暗い校庭から轟天号を押すRと、さんごが出てきた。
デートといっても何の事はない、いつものように部活を終え、さんごがRの家に遊びに行くという流れ
である。さんごにとって夕暮れの道を男の子と2人で歩くのはちょっとドキドキする。しかし今日はいつ
もとは違う胸の高鳴りを感じていた。
「ね、ねぇ・・・小夜子ぉ、ホントに憑いてるの?」さんごは小声で呟いた。
『まーかせて!』
「きゃっ!」さんごの頭の中に小夜子の声が大きく響いた。
「どうしました?」Rは急に悲鳴をあげたさんごを覗き込む。
「な、なんでも!」さんごはとりあえず笑って誤魔化した。
(なんなのよ、これ!)
『テレパシーというか、声を出さずに会話出来るのよ。すごいでしょ』再びさんごの頭に小夜子の声が
響く。さんごも心の中でそれに答えた。
『すごい、ちゃんと憑いてるんだ。でも姿を消しても、外道照身霊波光線で見えちゃうよ』
『あんなチャチな技・・・。だーいじょうぶ!絶対バレないから、あたしの言う通りに動けばOKよ』
574怪談・今夜に懸けろ! 3:04/05/17 23:56 ID:vLVXcG13
「さんご、何ぶつぶつ言ってるんですか?」
「なんでもないの!さあ行こ!」
「急いでるんなら、轟天号で行きませうか?」
途端に小夜子の声。
『ダメーっ!普通の男の子ならともかく轟天号じゃ3秒で家に着いちゃうわ。ここはムードを高めるために
もゆっくり歩くのよ。そうね、腕なんか組んでみたら?』
さんごは声に従い
「いーの、ゆっくり歩いて行こ・・・」おずおずと腕を絡めてみた。
「な、なんですか・・・?」Rは戸惑いながらも応えるようにさんごを引き寄せた。
『ふーん、なかなかいい感じじゃない。じゃあ指で腕をくすぐるように触ってみて』小夜子の指示が入る。
『そ、そんなことしたことないよ。どうやるの?』腕を絡めただけでも精一杯だったさんごには無理な注文
だった。
『しょうがないわねー。じゃ、あたしがやってあげるから身体を離しちゃだめよ』小夜子の幽体はRの腕に
絡みつき、スルスルっと撫で上げた。そしてピンポイントを突くようにあちこちを軽く圧迫する。それに伴い
Rの腕がピクピクッと反応した。
「Rくん、どうかした?」
「い、いや何でも・・・。さんごこそ今日はなんか変ですよ」
『変なのはアンタだっつーの。くすくす』小夜子は面白そうに笑っている。
『小夜子〜、何やったの?』さんごは心配そうに訊いた。
『大丈夫大丈夫、アンドロイドだけど普通に感じてるみたいよ。ふふふ』
3人がRのアパートに着いた頃、日はとっぷりと暮れていた。
575怪談・今夜に懸けろ! 4:04/05/17 23:58 ID:vLVXcG13
「お茶でも入れませう」Rはお湯を沸かしている。いつもの光景だ。そこにやる気満々の小夜子の声が
さんごの脳裏に響き渡る。
『いい、勝負はこれからよ!例の下着つけて来た?』
『う、うん』例の下着とは、この日に備えて小夜子が見立ててくれたレースのセクシーな下着の事である。
さんごの薄い胸を「寄せて上げる」下着を小夜子は自分の事のように一所懸命探してくれたのだ。
『大体さんご先輩はピュア過ぎなのよ。そこがいいんだろうけど、今夜はアイツの性欲を掻き立てるよう努力
しなきゃ』
『セイヨク〜、なんか怖いなぁ。大体あたしじゃ無理だよ〜』
『何、卑屈になってるの。平気よ。さっき腕組んだ時、あいつ結構興奮してたわよ。ま、Hが始まったらあたし
は出て行くから』
「そ、そんなぁ〜」
「何がそんなですか?」Rがお茶を運んで来た。
「ゴメン、何でもない。いただきま〜す」2人は座卓を挟み向かい合ってなごやかにお茶を飲む。
「Rくんて、お茶なんか飲んで胃の中錆びないの?」
「僕の胃は鉄製ではないようですね」
「あはははは」
576怪談・今夜に懸けろ! 5:04/05/17 23:59 ID:vLVXcG13
『・・・・・・ちょっと、何なごんでるのよ。』小夜子の幽体はさんごを軽くつついた。
『今夜の目的は・・・』
『わ、わかってるよ。でもいつもこのペースなんだもん』さんごは困って答えた。
『とにかく、このテーブルが邪魔ね。向かい合ってたってしょうがないでしょ。あいつの隣に座ってよ』
『なんか、不自然じゃない?』
『だあ〜〜〜〜っ!!じれったい!』
「さんご、どうしました?」さんごの目つきがスッと変わったのをRは見逃さなかった。
「あ〜るくん・・・そっち、行っていい?」潤んだ瞳が妖しくRを見上げている。
「ど、どうして?」
「そばに行きたいの」
気が付くとさんごはRにしなだれかかるように座っていた。
「はっ、あたし何してるの?」そう、小夜子が一時的にさんごに乗り移ったのだった。
「さんご、疲れてるんですか?今日変ですよ」
(そう、憑かれてるの・・・なんてシャレを言ってる場合じゃないわ)さんごは思い切ってRの首をくるん
と自分の方に向け軽くキスをした。この程度のスキンシップなら、2人にとって初めてのことではない。
『いーじゃんいーじゃん。その調子!』小夜子はどこにいるのか面白そうに見物しているようだ。
『小夜子、この後どうするの?』
『そのまま押し倒しちゃえ!』
『それが、で、出来ないんだよぉ。恥ずかしいし、あ〜るくん嫌がるかも』
『大丈夫よ。もう半勃ちになってるから』小夜子はけろっと言った。
『そういう下品な単語は使わないこと!大体なんでそんなことわかるのよ!』さんごは一人赤面した。
『今触ってみたらそうなってたよ』
『触ったの?小夜子のH!!』さんごとて、自分のボーイフレンドの股間を他の女の子が触っている
のはいい気分ではない。しかし、今小夜子の助けが必要なのも事実だった。
577怪談・今夜に懸けろ! 6:04/05/18 00:00 ID:Exks10jj
(そっか、さっきからあ〜るくんが変に前屈みになってたのはそういう訳か・・・)
『よしっ!やるぞ!』さんごは心で強くそう思った。
『やっと本気になったわね。あたしも協力するわ』小夜子もエールを送ってくれた。
さんごはRの背中に手を回しもう一度キスをした。そして初めて舌を絡ませた。狭い室内に2人の
水音だけが響いている。そしていつもさんごには優しく接するRが、初めてさんごの身体を痛い程
きつく抱きしめてきた。
『あっ、最大膨張率かな?!』小夜子の幽体はRの局部を握って、さんごにそれを報せた。
『こ、これっ?お腹に当たってるこれがそうなの?』
Rはさんごの舌を思い切り強く吸うと、唇を離し
「さ、さんご・・・今日は、今夜は・・・と、泊まっていきませんか?」と少し俯いて言った。
『やったあ!』さんごと小夜子は2人して心の中で歓声を上げた。
『遂にやったわね。2人ともホント奥手なんだから・・・』
『小夜子、ありがと!』
『よぉーし、大サービスだ!必殺、波動念攻撃!!』
『小夜子。な、なにそれ??』
578怪談・今夜に懸けろ! 7:04/05/18 00:01 ID:Exks10jj
Rの目つきが突然変わり、さんごを抱く腕にも力がこめられた。
「い、痛い、あ〜るくんっ!ちょっと痛いよ!」さんごは悲鳴を上げ、同時にRも苦しそうな声を上げた。
「あっ・・・うう、さんご!・・・・・・・・はうっ」Rは一度身体を硬直させ、そのままがくりとさんごの肩
に顔を落とした。
「あ〜るくん?」Rは大きくため息をつくとフラリと立ち上がった。
「ど、どこ行くの?」
「・・・トイレ」
「トイレ?アンドロイドなのに?」さんごは怪訝そうに訊いたが
「・・・・・・」Rは無言でトイレに消えていった。
同時に小夜子の幽体がポウッと姿を現した。
「あ・・・あはは。ごめん、やりすぎちゃった」小夜子は気まずそうに視線をそらした。
「小夜子、あんた何やったの?あ〜るくん涙目になってたわよ」
「あ、あのね。あいつの下半身にバイブレーションの気を送ったら、そのままイッちゃったみたい」
「そんなこと出来るの?ってバカー!!やりすぎよ!」
さんごはトイレを軽くノックして
「あ〜るくん、あたし今夜は帰るね」と声をかけそそくさとアパートを後にした。
579怪談・今夜に懸けろ! 最終:04/05/18 00:01 ID:Exks10jj
「なにも帰ることないのに、溜まってるみたいだったからあと2回くらいヤレたんじゃない?」
「そーいう問題じゃないでしょ!」
「せっかく協力してあげたのにさ」
「ふんだ。単にあ〜るくんをからかってみたいってのが本音じゃないの?」
「あ、バレた?でもあたしの波動念はもともと肩こりに効くから開発した技なの。今度やってあげる」
「けっこーよ!」
夜道をユーレイと賑やかに喋りながら歩くショートカットの女の子は、一際注目を浴びたのだった。
580名無しさん@ピンキー:04/05/18 00:28 ID:iFUd80iZ
うわあぁあああぁ

3人ともかわいいよ(*´Д`)ハァハァ
ほのぼのエロ大好きです。
作者さんGJ!!
581名無しさん@ピンキー:04/05/19 00:47 ID:69LQwR3l
むむっ! 小夜子よ、新大技の開発とは、中々やるではないくわっ!
……と思わず鳥坂口調になるほど萌え。
ぐっじょぶです!
582いつも楽しく読んでます:04/05/19 00:56 ID:f6keN1Ou
レスを下さった方に感謝。
これからも楽しく読みます。
583名無しさん@ピンキー:04/05/24 01:26 ID:RrTXD/Xe
保守!
584名無しさん@ピンキー:04/05/26 21:12 ID:MxHFUujt
角二板からの誘導で流れ着きました。
早速ですが、「野明×遊馬」のSS、投下させていただきます。
585名無しさん@ピンキー:04/05/26 21:27 ID:MxHFUujt
ピンク色の靄の中。
彼女は苦悩する。その先を求めて。
やがて、その先に微かな光が見え出す。
光は段々その強さを増し…

ばしゃん。
無粋な衝撃が、その甘美な苦悩を打ち破った。
「…あ。」
衝撃と鈍い痛みで、野明は目を開いた。
先ほどまでもう少し高いところにあったはずの視点が、なぜか低くなっている。
特車二課棟のシャワー室。その狭い空間の床に、野明はへたり込んでいた。
それから数秒後、ようやく彼女は自分が床に尻餅をついたことに気づいた。
そのままの姿勢で、ぼんやりと辺りを見回す。
白塗りの壁に囲まれた空間。その壁のひとつに取り付けられたシャワーがとめどなく水を吐き出している。
「…いたい。」
どこか他人事のように呟き、野明は背後の扉にもたれかかる。
水気を吸って重くなった前髪を掻き上げようとして、その指に絡みつく液体に気づく。
「また…か。」
相変わらず焦点の定まらない目でその指を眺め、野明は呟く。
指に絡みついた液体は、まぎれもなく彼女の卑裂から溢れ出した物だった。
586名無しさん@ピンキー:04/05/26 21:28 ID:MxHFUujt
視線を落とせば、その、ボリュームに乏しくも形の良い乳房の先端が可愛く自己主張しているのが見える。
更に下、薄い茂みに覆われた「そこ」は冷たいシャワーの水流を浴びても、水に濡れたタイルの上にあっても、なお火照りを収めることはない。
状況を推測するならば、シャワーを浴びていた野明が自らを慰めているときに膝が崩れ、床にくずおれたのだろう。
「…苦しいよ。」
ここの所、ずっとこの調子である。
その行為自体は、ずいぶん前…中学生の頃から知ってはいた。そしてその頃は、その靄の向こうの光へ触ることもできた。
しかし今は。
靄は様として晴れず、時たま光が見えてもそれに届くことはできない。
要するに…イけないのである。
『気持ちよくても苦しくなれるんだなぁ…』
そんなことをぼんやりと考え、野明は自分の肩を抱こうとする。その腕が、敏感になっている乳房の突端に触れた。
「うぁっ…!?」
全身に流れた予期せぬ快感に、野明は思わず声を上げる。
それを機に、再び何かに火がついた。
心臓が鼓動を早め、視界がぼんやりと歪みだす。
「嘘でしょ…また…。」
荒い息をつきながら、野明は声を絞り出す。
結果など見えている。登りつめるだけ登りつめて、その先はない。また快感という靄の中で溺れ死ぬだけである。
しかし意思とは裏腹に、彼女の右手は勝手に股座へと動き、一番敏感な部分を弄び始める。
そして左手はピンク色に上気した乳房を包み込み、ゆっくりと揉みしだく。
587名無しさん@ピンキー:04/05/26 21:36 ID:MxHFUujt
「んっ…あん…あっ…」
声を出すまいと固く結んだ口から鼻にかかった声が漏れる。
頭がぼぉっとして来た。思考能力が低下する。瞼が閉じようとしている。
今度はイけるかもしれない。今度こそ。このもやもやした気分を払拭できるかもしれない。
短絡化した野明の脳は、そう言って彼女を甘美な苦痛へと誘う。
そして、それを否定するだけの気力も思考能力も、今の野明は持ち合わせていなかった。ただ本能の赴くままに、快楽を貪る。
「あっ…あぁ…ぅあんっ…あふっ」
閉じていたはずの口はいつしか半開きになり、一筋の涎と嬌声を垂れ流す。
内腿を、そこに伸びた手をきゅっと締め付けるように擦り合わせる。
粘性の液体が、卑裂を弄ぶ野明の指を伝い、あるいは指の隙間から漏れ、形の良い尻の下に水とは異なる水溜りを作ってゆく。
「あん…あっ…はぁん…」
今やシャワー室の中には、野明の押し殺した嬌声と濃厚な雌の匂いが充満していた。
―こんな時に出動かかったらどうしよう?―
彼女の、わずかに残った理性の一部がそう考える。
出動。
突然、野明は官能の靄の中から放り出された。
けたたましく耳を打つアラートコール。
どたどたと走り回る人の足音。
『千代田区神田にて四〇五発生!第二小隊出動せよ!繰り返す、千代田区神田にて四〇五発生!第二小隊出動せよ!』
聞き間違えるはずもない。聞きなれた出動要請の無線である。
「…勘弁してよ。」
ふと考え付いたことが現実になってしまったことに、野明は悪態をつく。
しかし自分の体調がどうであれ、仕事はこなさなくてはならない。
「また不完全燃焼、か。欲求不満が溜まる一方ね…。」
愚痴をこぼし、だらしなくへたり込んだ姿勢から立ち上がろうとする。
しかし。
「…あれ?」

ここまで書き込んでふと気づいたことが一つ。…話完結させるのに軽くレス20近く消費しそうでつ。このまま続けてよいものやら…
588名無しさん@ピンキー:04/05/26 22:41 ID:bBOW9Pqg
キタ━━━ヽ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )メ( ゚∀゚)人(゚∀゚ )ノ━━━!!!!
という事で、続き待ってますよ。スレ消費は気にせずに書かれてもいいとおもいますが。

なかなか期待出来そうです。ひとまずオツかれです。
589名無しさん@ピンキー:04/05/26 22:59 ID:nl8/D/HJ
まってましたv
590名無しさん@ピンキー:04/05/26 23:02 ID:JLUJ1zJM
さんごの一人エッチは想像つかないのに
野明だといくらでも想像が膨らむ。
なぜだろう?
591名無しさん@ピンキー:04/05/27 00:58 ID:EPeuLFZc
うお、欲求不満の野明エロい……。
ここで止められたらこっちまで欲求不満になってしまいますがな。
続きを狂おしい程にキボン!
592名無しさん@ピンキー:04/05/27 08:12 ID:FSVuzog4
久々に”長編”の ネ申 登場でつね。
つ・・・つづきを禿あがる程にきぼんぬ!!!
593名無しさん@ピンキー:04/05/27 20:58 ID:B3FAXh7I
では続きをうp。

「…あれ?」
下半身の反応がない。いくら力を入れようとしても脚がいう事を聞かないのだ。
「え?嘘でしょ?」
自由に動く腕をぱたぱたと振ってはみるが、それで立ち上がれるというものではない。
壁に取り付けられたタオル掛けに手を伸ばし、それを手がかりに立とうとしても立てない。
以前に野明はこれと同じ感覚に襲われたことがある。あれは小学生の頃、父に連れられて行ったお化け屋敷でお化けを見たときだったか。
「ひょっとして、腰…抜けちゃった?!」
自慰で腰を抜かしてしまった。そのことに野明は当惑し、赤面する。
「じょ、冗談じゃないわよ!」
大体オナニーで腰が抜けると言うのはイった時に起こるものではないのか、などと考えてみるが、現実として野明の腰は抜けている。イってもないのに。
突如、シャワー室入り口の扉が激しくノックされた。
「野明、何してるんだ?!出動だぞ!」
同時にその向こうから同僚の声が飛び込んでくる。
「うひゃぁっ?!」
その声に驚き、野明は裏返った声を上げる。当然ながら、腰の感覚はまったく戻っていない。
「『うひゃぁっ』じゃない!急げ!」
(あぁ…どうしよう!)
冷や汗を浮かべ、野明は必死に考える。
594名無しさん@ピンキー:04/05/27 21:04 ID:B3FAXh7I
(遊馬を先に行かせて…駄目だ、私が動けないんじゃ同じじゃないか。そうだ、熊耳さんに肩貸してもらって…)
最有力候補と思える選択肢を発見し、野明の表情が明るくなる。
しかし。彼女の尻の下には恥ずかしい液体が水溜りを作っている。同性の熊耳ならそれが何であるか一目でわかるだろう。
シャワーで洗い流そうにも、そのシャワーまで手が届かない。
(…駄目だ!あーどうしようどうしよう…)
考えて考えて…
結局のところ。
「遊馬ぁ、私腰抜けちゃったぁ!」
「はぁっ?!」
彼女は何とも情けないギブアップコールを口にしたのだった。

これで一段落。次のセッションでやっとこさ遊馬との絡みに入ります。
現在鋭意製作中。ゆえにしばらくお待ちください…。
595名無しさん@ピンキー:04/05/27 22:37 ID:/g6rVELE
ワクワクワクワクドキドキワクワク
596名無しさん@ピンキー:04/05/28 07:38 ID:p9McaL/n
みんなの股間をわしづかみした ネ申 光臨
597名無しさん@ピンキー:04/05/28 21:45 ID:Y6rGCYxv
「ったく、何やってんだよお前は?」
それから数分後、野明はタンクトップと制服のズボンという格好で、遊馬の背中におぶわれていた。
野明は『熊耳さん呼ぼうか?』という遊馬の助け舟を『大丈夫!大丈夫だから!』と必死に断りながら、動かない脚にショーツとズボンを、普段では考えられないような労力を使って突っ込んだのだ。
「…にしても普通ゴキブリで腰抜かすか?小学生じゃあるまいし。」
腰が抜けた理由については『ゴキブリに遭遇してびっくりした』と説明してある。自慰で腰を抜かした、などとは口が裂けても言えまい。
「だって本当にびっくりしたんだもん…。」
「それよりお前、頭とか打たなかったろうな?」
「あ、それは大丈夫。」
「そうか、そりゃ良かった。それ以上パーになられても困るしな。」
言って同僚はけらけら笑う。
一応、こいつのこういう言動はいたわりの裏返しであることを野明は知っている。しかし知っているからと言って腹が立たない訳ではない。
「あのね、遊馬…」
パトカーのサイレンの音が、野明の声を掻き消した。
横の窓から外を見ると、二号機を積んだキャリア、指揮車、そしてミニパトが二課棟の敷地を出てゆく。
「本当は俺たちの仕事なんだがな、熊耳さんのチームに代わってもらった。」
背中の野明に遊馬が説明する。
「ふーん…。」
会話がそこで途切れた。
遊馬の靴がタイルをたたく音だけが、がらんとした通路に反響する。
野明は何の気もなしに、自らの頬を遊馬の背中にもたせかけた。制服の洗剤の匂いと、わずかな汗の匂いが彼女の鼻を刺激する。
汗の匂い。

どくん。

突然、彼女の心臓が音を立てて跳ね上がった。
598名無しさん@ピンキー:04/05/28 21:48 ID:Y6rGCYxv
(え?ちょ…冗談でしょぉ?!)
身体が熱い。目の前の遊馬の後頭部がぼやけてくる。
さっきのどたばたですっかりなりを潜めたはずの情欲が、完全に再発していた。汗の匂いで。
「よっこらしょっ…と。」
ずり落ちた野明を持ち上げるため、遊馬が軽く身体を揺すった。
その動きで、彼の背中と密着していた野明の乳房がタンクトップの裏地に擦られる。
「ひゃぁっ!」
「どうした?野明。」
突然変な声を上げた背中の同僚を、遊馬が不思議そうに眺める。
「な、何でもないよ、何でも…。」
マズい。絶対マズい。同僚の汗の匂いで欲情するなんて、ほとんどヘンタイである。
野明は、自分の脚を動かしてみる。まだ動きは鈍いが、動く。これなら歩けるはずだ。多分。
「ちょ…遊馬、降ろして。」
荒くなった息を気取られないようにしながら、野明は遊馬に頼む。
しかし。
「ダメだ。お前まだ脚の感覚戻ってないだろ?また転ばれたら困る。」
「なっ…!い、いいから降ろしてよ!おーろーしーてぇーっ!」
「背中で暴れるなぁっ!」

ヤバイよ、エロがないよ。話の繋ぎだと思って我慢しておくんなまし…
599名無しさん@ピンキー:04/05/28 22:12 ID:VgRs14CU
>598
十分エロいっ
600名無しさん@ピンキー:04/05/28 23:32 ID:wSsmM9Pq
>>598
ドキドキしますた。待っております!
601名無しさん@ピンキー:04/05/29 00:23 ID:rAjGEGuV
良作!
コピペ保存の価値ありとみた
602名無しさん@ピンキー:04/05/29 19:54 ID:lWkrFgjz
「ほらよ。」
四畳半の宿直室。遊馬はそこに野明を降ろした。
「人の背中で思いっきり暴れやがって…。これで満足か、お姫様?」
「…ごめん。」
野明は目を伏せ、遊馬から目を反らす。
その彼女の行動に、遊馬は若干の違和感を覚えた。
「野明、お前どこか悪いのか?」
畳にへたり込み、壁に背中を預ける野明の顔をまじまじと見つめる。
その視線が、彼女にとって耐え難い苦痛となることを知らずに。
「べ、別にどこも。」
(遊馬の汗の匂いで欲情しちゃったなんて言える訳ないじゃない!)
目を反らしたまま、野明は辛うじてそう答える。
その姿勢が、遊馬の違和感を強くする。
そこで彼は、野明の紅潮した頬に気づいた。
「熱でもあるんじゃないか?」
遊馬の手が野明の頬の上を滑った。その指が僅かに反れ、彼女の首筋をかする。
(んっ…!)
ただかすっただけにも関わらず、ぞくぞくっとした感覚が彼女の体内を駆け巡る。
その感覚に野明は思わず身体を固くした。
「あー、やっぱ熱あるな、お前。」
一方の遊馬はそんなこと気づきもしない。野明の身体が火照っているのを確認すると宿直室の押入れに向かう。
「布団敷いてやるから寝てろ。風邪かも知れんぞ。」
603名無しさん@ピンキー:04/05/29 20:01 ID:lWkrFgjz
そう言って敷布団を引き出す遊馬を、焦点の定まらない目で眺めながら野明は考える。
(私ってこんなにエッチだったかなぁ?)
欲求不満がたまり溜まって現在の身体状況が作られていることを自覚していないわけではない。
しかし首筋を指がかすっただけで感じてしまった、という現実を目の当たりにすると嫌でもそれを考えてしまう。
(それに…)
野明は居心地が悪そうに尻の位置を変える。
(…気持ち悪い。)
シャワー室で新しいものに変えたはずのショーツが、野明のそこから溢れ出した蜜でぐしょぐしょに濡れていた。
それに、さっき遊馬の背中で暴れたのと身体が火照っているせいで、びっしょりと汗をかいている。
(何で遊馬の匂いでこんなに濡れちゃってる訳?)
顔が真っ赤になる。やっぱ自分はヘンタイなのかもしれない。

「さてと。野明、布団敷けたぞ。立てるか?」
布団を敷き終わった遊馬が尋ねる。しかし自分の疑問を払拭することに精一杯になっている野明に、返事をする余裕はない。
(しょうがねぇな。)
腰に手をやって嘆息すると、遊馬は野明を抱き上げた。
「わ、ちょっと…遊馬!?」
そのまま数歩歩くと、野明の身体を布団の上に横たえる。
「しばらく寝てろ。隊長には俺から言っておくか…ら。」
「?」
途中で遊馬の声が詰まり、同時に今まで自分を見降ろしていた視線をあさっての方向へ反らした。
その理由は野明にもすぐ分かった。
仰向けになった身体。欲情して張った乳房。薄手のタンクトップ。シャワーを浴びたにも関わらず、再びかいてしまった汗。そして重力。
これらの条件がそろった時、何が起こるか…。
野明のタンクトップの二つの頂点に、小さな、しかしはっきりとした突起が突き出ていた。
604名無しさん@ピンキー:04/05/29 20:45 ID:hb/Xnvxw
>>587の出動要請はどうなったんだよ。
出動要請かかってるのに、遊馬が布団しいたりとかするわけねえじゃん。
605名無しさん@ピンキー:04/05/29 21:04 ID:znLDO4AA
変わってもらった。とあるヨ。
ハァハァなのは分かるけど、モチツケ。

606名無しさん@ピンキー:04/05/29 21:40 ID:+5RaQMgf
誰にどう代わってもらうんだよ。熊耳さんのチーム? いつの間に第3小隊作ったんだ?
大体そんな簡単に遊馬と野明2人も代わってもらえるわけないだろ。
607名無しさん@ピンキー:04/05/29 22:00 ID:NTmCLDxA
>>604>>606
・・・池沼か?
>>597から読み返してみれ。
ごとしのじゃないからってやっかむなよ、大人げねーな。
608名無しさん@ピンキー:04/05/29 22:05 ID:XbhHSKtc
読解力のないやつもいたもんだな。
エロシーン以外は流し読み?w
609名無しさん@ピンキー:04/05/29 22:06 ID:+5RaQMgf
TV版でも漫画版でもいつも1、2号機セットで出動してるからなあ。
2号機だけで出ましたって言っても説得力ないわな。
610名無しさん@ピンキー:04/05/29 22:09 ID:fcPGoC8X
そうだよなあ。野明がよくわからん理由で出て来ないとか言ったら太田が大騒ぎしてシャワー室まで乗り込んできそうだ。
611名無しさん@ピンキー:04/05/29 22:24 ID:4nF2tU9j
ま  あ  い  い  じゃ  な  い  か
とにかく続きをまとうよ
612名無しさん@ピンキー:04/05/29 23:02 ID:307JXCax
続き書いてほしいです。
面白いと思うし、今までなかった感じの書き手さんだと思うから、ここで止めてほしくないです。
実際に、文章力はある方だと思います。

>607さん
そう思うのなら、ごめんね、謝っておきます。
そのカプが好きだけど、もし過去において>607さんにそういう印象を持たせてしまっているのなら、本当にすいません。

かなり前に書いていた者の一人として、そういうイメージを与えてしまった事を謝罪します。
613284:04/05/29 23:54 ID:6Ur2HSso
神降臨!
一息に読んでしまいました。このまま宿直室で遊馬に特攻させちゃって下さい!
614名無しさん@ピンキー:04/05/30 01:08 ID:YbnEAmXA
アニメ版では、二機で出動してることが多いですが、
コミックス版では、よく時間で交代出動してましたよ。

事件の大きさによると、私は認識してましたが…
615名無しさん@ピンキー:04/05/30 01:32 ID:vjCRse9E
うんにゃ漫画版でも殆ど一緒に出撃してる。
時々非番とか当直とかで片方で出動してるが、そういう出動がかかった時に、
シャワー室から野明が出て来ないから交代出動なんてちょっと考えられない。
遊馬はオヤジの会社に行った時に出動がかかって大問題になってたしな。
出動なんかじゃなくて遊馬が夕飯とかおやつで野明を呼びに行って、、、とかならありそうだが。
616名無しさん@ピンキー:04/05/30 01:47 ID:FphZHAEV
つーか、前も沸いてた設定厨かよ。
エロパロ板で詳細設定持ち出して、何をここに来てるんだよ。
オタ談義したいのなら別板に専用スレあるんだからカエレ

そこまでおかしいっていうのなら自分で書けよ。
決め付け厨もごとしのが嫌いならパトでもあーるでもなんでも自分で書けよ。



617名無しさん@ピンキー:04/05/30 04:10 ID:L07bIx21
同意。懐かし漫画板も設定話で荒れてるんで、ここでそーゆーのは勘弁して下さい。
職人の人がそう書いてるんだから、そういうことでいいと思います。
この作品の場合、多少というか、かなーりユルめにしとかんとエロなんて成立しないしー。
618名無しさん@ピンキー:04/05/30 04:45 ID:xpFq8XLf
同意。

せっかく投下あっても、毎回こんな騒ぎになてったら今後誰もかいてくれないよ。
それでなくても初期からいた人も居なくなっている現実がある。
新規者を拒むようなスレや少し自分と違う考えがあれば激昂したような反論されては、
誰も書きたいとは思わないし、雑談ですら参加したいと思わないよ。

言いたいことはあるかもしれないけど、意見の書き方一つでも荒れる要素を持っていることを自覚して発言してほしい。
こんなことでまた離れかけている人だっているかもしれないんだから…(´・ω・`)

せめて意見があるのなら、投下を最後まで待ってあげれませんか?

今回もスルーするつもりだったけど、今後、またこんなことが繰り返されるのならスレ存続にも関わると思って
書き込みしました。いつもは感想レスぐらいしか付けていないけど、書き手・読み手あってのスレなんだから
もう少し余裕を持っていてほしいんですが…(´・ω・`)

619皆様ゴメン。:04/05/30 11:13 ID:DkathNvu
さて、現在このスレが荒れてる原因作った張本人登場な訳ですが。

>>615
気にするな、そんなモン。どーせ瑣末な問題だ、流してしまえ。というのはダメなんでしょうか?ダメですね、はい。
こういう話の流れにしたのは、>>614氏の説明とほぼ同じです。時間で交代してたな、という発想で
書いたのですが…ごめんなさい。

…腰が抜けてイングラム操縦できない、ってのは理由になりませんか?
620名無しさん@ピンキー:04/05/30 11:54 ID:VwiliGUQ
ここ、公式カプ厨(公式なのは進士多美子カップル、くらいじゃ!)とか設定厨とか、大杉。
パトだったら15年前、Rだったらそれ以上前の作品なんだから、
ファンフィク、しかも、エロパロ書いてくれるだけでも、ありがたい。と思う。
本当に神だと思う。投下お願いします。
621名無しさん@ピンキー:04/05/30 12:02 ID:/Tq8UtWe
>619
謝る必要ナッシング。
自力で歩けない状態で操縦できるわけもないわな。
(;´Д`)ハァハァしながら続き待ってます。
622いつも楽しく読んでます:04/05/30 17:41 ID:r931NF+9
>619
ここまで書いてくれたんだから、続き待ってます。

読み手も琴線に触れたら熟読、興味なし或いは自分と考えちがうな〜と思ったらスルー
ということでいいと思うんですが。

>(せめて意見があるのなら、投下を最後まで待ってあげれませんか?)
同意!
623皆様ゴメン。:04/05/30 18:54 ID:DkathNvu
「…っ!」
とっさにそれを腕でかばう。顔が熱い。心臓がばくばくと音を立てている。
「じゃ、じゃあ俺、オフィスに戻ってるから。」
ぎくしゃくとした動きで、遊馬は宿直室の扉へと向かう。
しかし、それを止めたのは野明だった。
「待って、遊馬。」
弱弱しい、熱に浮かされたような声。
「あすま…お願い、抱いて。」

(げ。何言ってるんだろ、私…。)
遊馬の背中を視界に納めながら、野明はついさっき自分が口走った言葉の意味を反芻し、焦る。
(エッチな気分になって口を突いて出た言葉が『抱いて』って…私はアホか?)
欲求不満が溜まっていることは事実。そして現在、それが自分の身を焦がし、正常な判断能力を失わせていることもまた事実。
そして、その収まったはずの情欲に再び火を付けたのは遊馬。
(他の人でも良かったのか?)
遊馬ではなく、太田やひろみ、極端な話、熊耳におぶわれて、彼らの汗の匂いを嗅いでも自分は今のように欲情したのだろうか。
答えは否。遊馬の匂いだったからこそ自分は今、こうして興奮しているのだ。
無論根拠などない。ただ、彼女の何かがそう言っていた。
遊馬だけに抱かれたい。
遊馬だけを愛したい。
野明は深呼吸すると口を開いた。淫欲に浮かされた惰弱な意思ではなく、自分の確固たる意思で。
「遊馬、お願い。抱いて。」
遊馬の背中だけが見える。向こうを向いた彼の表情をこちら側からうかがうことはできない。
「タチの悪い冗談はやめろよ。」
数泊の間を置いて帰ってきた彼の声はやや強張っていた。
「冗談なんかじゃない。私は真剣よ。」
「…。」
彼は動かない。
「一度だけでいいの。私を助けると思って…お願い。」
「…。」
「女の子に恥かかせるの?」
「…。」
624皆様ゴメン。:04/05/30 19:16 ID:DkathNvu
そのまま、数秒の時が流れる。野明にとっては、この上なく長い数秒が。
遊馬が、動いた。
野明の方ではなく、宿直室の扉の方へ。
「あ…。」
遊馬の背中が遠くなる。
彼を止めようと野明の手が伸び…力なく布団の上に落ちる。

そうだよね。
私に遊馬を動かすような魅力なんてないもの。
でも…助けてよ。

布団にうつ伏せになり、涙を堪える。精一杯の勇気でもって発した言葉が、彼に届かなかった。そのことがただ悔しかった。
「あすまぁ…」

かちん。

野明の耳に入ってきたのは、ドアの開閉音ではなく、何かの金属音。
(え?)
「ここまで頼まれといてトンズラこいたら男じゃないわな。」
直後、野明のうつ伏せになった身体を逞しい腕が抱き上げ、布団の上に座らせる。
「あ…あすまぁ…」
野明の目から涙がこぼれた。

思いのほかの反響で、書いてる本人が一番驚いております。皆様サンクス。
さて、作り置きの分は出し切りました。今から濡れ場書かなきゃな…。
625名無しさん@ピンキー:04/05/30 23:20 ID:BHs9NpOh
がんがってください!
626名無しさん@ピンキー:04/06/03 18:27 ID:j8mVwS56
は・・・はよ続きを・・・!
627皆様ゴメン。:04/06/03 21:10 ID:JscNvfbz
えーと。話完結したらうpするつもりでしたが、その完成がいつになるか分からなくなってきたので、書いた分だけうpしてお茶を濁してみます。
文章の中に「エロくしなきゃ、エロくしなきゃ」という自分の焦りが見えて何かイヤー、なのですが。

しん、と静まり返った宿直室。
聞こえるのは自分の早鐘のような心臓の音と荒い息だけ。
(遊馬もこんな感じなのかな?)
自分の背中に当たる彼の身体から彼の、自分と同じような鼓動を感じ取り、野明はふと考える。
「んっ…!」
突然、首の後ろを生暖かい何かが走査した。
指ではない。熱の伝わり方が違いすぎる。指よりも面積があり、指より繊細なもの。
その何かが、汗ばんだ野明の肌の上を滑り、耳の後ろまで到達する。
くすぐったさと断続的に襲ってくる微弱な快感に野明は身をよじる。
「あ、あすま…何してるの?」
「舐めてる。」
「舐めてるって…あうっ」
首筋に舌を這わされる。今まで経験したことの無い感触に敏感な部分を弄ばれ、野明の身体が小刻みに震える。
「ちょっとあすま、くすぐった…んっ」
遊馬の方を振り返って抗議しようとした野明の唇を、遊馬の唇が塞いだ。
「んっ…んふっ…んんっ…」
野明の唇を割り、遊馬の舌が彼女の口内へ入ってきた。
(あ…何かこれ、ちょっとやらしい。)
口内を遊馬の舌に蹂躙されながら、野明はぼんやりと考える。
そして、彼女もそれに習い、遊馬の舌に自分のそれを絡めた。
熱く焼けたような舌が野明の口内で絡み合い、彼女を心地よい陶酔へと誘う。
628皆様ゴメン。:04/06/03 21:14 ID:JscNvfbz
ぷはっ。
唇が離れた。
複雑に絡んでいた舌がほどけ、二人の間に一筋の涎の糸を作る。
「…ふぅ。」
野明が息を付く間に、遊馬は次の行動へと移った。
彼女の肩をつかんでいた手が降り、タンクトップのすそからその中へと入り込む。
「きゃっ!」
双丘を直に触られた野明が軽く悲鳴を上げた。
敏感になった乳房の頂点を、遊馬の指が軽くつまむ。
「んっ…あっ…あうっ…」
その刺激に、野明の身体は面白いように正確に反応した。
声も鼻にかかったようなそれに変質してゆく。
親指と中指でつままれた乳首を、触れるか触れないかの距離で人差し指が擦る。
その微妙な距離が彼女を更なる高みへと押し上げる。
「あっ…あん…んくっ…はぁんっ…」
(乳首でこれだけ感じるってことは…)
自分の指で淫らに悶える野明を眺め、遊馬はふと想像をめぐらせる。
(あそこ弄ったらどうなるんだ?こいつ?)

この次あたりはもうちょっとマトモに仕上げます。しばらくお待ちくださいませ。
629名無しさん@ピンキー:04/06/04 07:40 ID:ZZ71s354
ぬぉを〜!GJでつよ!

(;´Д`)ハァハァ
630皆様ゴメン。:04/06/08 21:29 ID:hoH88oAG
既に遊馬のそこはズボンの中で屹立し、捌け口を求めていたが、彼は欲望よりも探究心を優先した。
左手で乳房を弄びながら、右手を腹、腰へと滑らせる。
ズボンの内部へと手が侵入し…
くちゅっ。
「…何だこりゃ?」
手触りからすると、自分の手はズボンとショーツの間へと入ったはずであった。
しかし抜き出したその手は、野明のそこから溢れ出した粘液でびっしょりと濡れている。
その意図する所は。
遊馬は、今まで自分にもたれかけさせていた野明の身体を布団の上に横たえ、彼女の足元へと回る。
そして彼女のズボンに手を掛け、ゆっくりと引き摺り下ろした。
宿直室に、むわっとした雌の匂いが充満する。
彼の予想通り、野明のそこを覆う薄い布は彼女の卑裂から湧き出す淫液により、本来の目的を失っていた。
ぐっしょりと濡れた白の布地の向こうに、黒の茂みがうっすらと透けて見える。
彼女の、ピンク色のそこも。
「すげぇな野明。パンツぐしょぐしょだぜ。」
「やだ…。」
自分の淫液で濡れた下着を見られることに羞恥心を覚えたのか、野明が両手で顔を覆う。
遊馬はそれに構わず、ショーツを脱がし、彼女の卑裂に舌を這わせた。
「あぁうっ…やだぁ、あすま、やめて…あんっ」
野明が弱々しく抗議する。しかしその声も、遊馬の舌が与える快楽に飲まれて嬌声へと変わる。
「あっあっ…んっ、はあぁっ…」
快楽が羞恥心を吹き飛ばす。顔を覆っていたはずの両手はいつしか、遊馬の頭を自らの秘部に押し付けていた。
631皆様ゴメン。:04/06/08 21:35 ID:hoH88oAG
今まで割れ目をなぞっていた遊馬の舌が、その頂点でぷっくりと肥大した肉芽へと至った。
瞬間、強烈な快楽の電流が肉芽からほとばしり、野明の全身を駆け巡る。
「うぁうっ?!あ、あすま…そこ、だめ、だめぇ…」
その快感の大きさに恐怖すら覚え、野明は遊馬の頭を股間から引き剥がそうとする。
しかし身体はその意に反し、反対に彼の頭をより強く引き寄せた。
熱を帯びた舌が、同様に火照った卑裂をより強く圧迫する。
それは、より強い快楽を彼女に与えることとなる。
「あすま、らめ、もうそこ舐めちゃらめぇ…」
回らぬ舌で、野明は必死に遊馬の与える快楽を止めようとする。
「駄目って…お前、気持ちよくないの?」
雌蜜で口元をべたべたにした顔を上げ、遊馬が尋ねる。
「き、気持ちいいけど…このままされたら…あたし、おかしくなっちゃうよぉ…。」
「そうか。」
答える遊馬の顔に浮かんだのは、人の悪い笑み。
こういう表情を浮かべるとき、彼が何を考えているか。長い付き合いである野明には一瞬で理解できた。
「やだ、あすま、ホントにやめ…あぁぁっ!」
再び、陰核への攻撃が開始された。
舐める、舌の腹で押しつぶす、吸う…。遊馬の舌が繰り出す淫らな暴力に、野明の身体は面白いほどに反応した。
「あぁっ、ひんっ…あすまぁ、もうあたし…」
自分で慰めていた時とは比べ物にならない濃度のピンクの霧。
そこに取り残されることを恐れた彼女の思考回路が、まだわずかに残っていた羞恥心を完全に剥ぎ取った。
「あすま、おねがい!イかせて!イかせてぇっ!」
直後、遊馬の歯が彼女の肉芽の抱皮を剥き、剥きだしになったそこをを軽く噛んだ。
強烈な光がピンクの靄をすべて吹き飛ばし、彼女を貫いた。

仕事に忙殺されるわ、そのせいで風邪引くわで散々でございます。
632名無しさん@ピンキー:04/06/09 00:58 ID:xiEIzqsc
どうにかなってしまった野明が激エロいです。
お体だけはお大事に〜。
マターリ待ってますので自分のペースで投下してくださいまし。
633( ・∀・)つ〃∩モエー:04/06/09 17:05 ID:N6KZSc1Q
(・∀・)イイ!
人大杉からやっと開放されますたw
野明のエロエロ萌えです
落ち着いたら遊馬のエロエロ投下してみたくなったw
オイラ遊馬萌えなもんで・・・(*´Д`*)ハァハァ 
634名無しさん@ピンキー:04/06/10 07:39 ID:y5u4y9Io
>>633
ぉお!期待しております!!
そんなに人大杉なんでつか?専用ブラウザなので分からんよ。
635( ・∀・)つ〃∩モエー:04/06/10 16:09 ID:Wv+C3vkf
思いつき&つなぎ&遊びなので駄作スマソ

「シゲさんはほんっとに洋モノ好きだよね〜」
深夜の電算室で、雑談をしながら遊馬がDVDをPCで違法コピーしている。
その横でシゲさんが暇そうに椅子に座り、コピーし終わったDVDを整理しつつ
「なんて言うのかなー、高嶺の花を妄想の中だけで自由にできるっていう
 男のロマンっつーの?若い遊馬ちゃんにはわからんだろうな〜」
「ほ〜。妄想ねぇ。ほい、焼けた。」
PCからDVDが出てくる。遊馬は”焼きたて”ということでアチアチ、と熱そうに
DVDを触りシゲさんに渡すと、シゲさんもアチチ、とリアクションをする。

「でもね〜、若いから妄想ばっかじゃダメになるよ〜オレっちみたいにさ。
 実は仕事熱心だからね〜遊馬ちゃんは。少しは非番の日に息抜きとかしないと」
PC電源を切る準備をしながらちょっと勝ち誇ったようにニヤっとして遊馬が答えた
「残念ながらその辺は間に合ってるんで。妄想する暇もないくらいにね」
「妄想じゃなくて現実ってこと!?知らないところで実はいろいろって?
 いいねぇ〜いいねぇ〜。・・・でも、職場でじゃないよねぇ?」
からかい口調でシゲさんが軽めにつっこみを入れるが、淡々と電算室から出る準備をしつつ
「は?職場?こんな殺伐とした職場じゃオカズ1品も作れないっちゅうの。
 残念ながらオレはそこまで妄想力が豊かじゃないもんでね。さ、行こうよ。」

電算室の電源を消して一応周囲を見回し廊下に出る二人。
「そっかなー。熊耳さんあたりはストライクゾーンだけどねー。
 泉ちゃんも案外に・・・・って遊馬ちゃん!」
シゲさんの話を無視して遊馬は片手をあげてオフィスへ歩いていた。
636( ・∀・)つ〃∩モエー:04/06/10 16:10 ID:Wv+C3vkf
今日は宿直で暇な深夜。オフィスに戻ると黙々と仕事をする熊耳と退屈そうな野明がいる。
「どこ行ってたのよー」あくびをしながら野明が聞く
「ちょいと調べ物」椅子に座りその辺にある新聞を開いて答えると、熊耳が書類から目をあげず
「電算室のPCのスペックが上がったから、DVDのリッピングも早く終わるようになったわね」
・・・・・冷静な口調でポンと答えられ遊馬はびくーっ!としたが、それを悟られぬように
遊馬はごまかす為に伸びをしながらおおあくびをした。

”・・・・・んさ ・・・のは・・・ん・・・しのは・・・・・篠原巡査”

「あ?」顔を上げると遊馬は自分がいつの間にか居眠りしていた事に気づいた
そしてすぐ横には熊耳が座り顔を覗き込んでいる。
「やっと起きたわね。何回も呼んだのよ」薄く微笑んで言った。その微笑が逆に怖い
「すっ、すいません、ついちょーっとウトウトーっと・・あはは・・」
机に頬杖をつき遊馬の顔を覗きこみながら変わらない微笑みのまま熊耳が続けた
「いいのよ。疲れてたんだわ。」
妙に顔が近い。と思った瞬間に熊耳の手がそっと頬に触れた
「へ?熊耳さん?」
「なにかしら?」
適当に熊耳が答えた次の瞬間、唇で耳へキスをして軽く耳たぶを噛む。
甘い痛みで思わずびくっとすると唇が首筋へと下がっていく
突然のことで遊馬はされるがままになっていた。目で思わず室内を見回すが、野明の姿はない。
くすっと鼻で笑い、至近距離で熊耳がささやく
「泉さんは仮眠にいったわ。やっぱり泉さんにバレるといけないのかしら?」
「そういう・・・訳では・・・」
とっさに否定したが、誰にバレてもいけないだろうとどこかで冷静に自分へつっこんだ。
637( ・∀・)つ〃∩モエー:04/06/10 16:11 ID:Wv+C3vkf
冷静な声とは反対に熊耳の唇と舌が遊馬の首筋への愛撫を続けていた
そして手はベルトへと伸びてカチャカチャを音を鳴らしている
「ちょ・・・熊耳さん・・あの・・・」
「少し落ち着いたほうがいいんじゃないかしら?」
動揺しまくっているのを見透かされ、尚且つ余裕すらある熊耳の声が
なぜか昂ぶりを一層激しくさせている。そしてズボンのファスナーを下げる音。
そして容赦なく熊耳の手が伸びて、触れる。

「オイシソウ」
楽しそうに呟くと、体の一番熱いところを熊耳がふわっと唇でくわえ込む。
「あっ」
展開はわかっていたが遊馬が思わず小さく驚く。その前に今の状況が飲み込めない
それすら見抜いたのか、熊耳は顔をあげ上目遣いで遊馬を見て
「目を、閉じてて。そのほうが落ち着くわよ」そして薄く微笑む。
言われるままに目を閉じる。自然に熊耳の舌が動き回るほうへと神経が集中する・・・・
飲み込めなかったはずの状況の中で、どこか冷静に熊耳の舌使いに驚く自分もいた。
そんなに多くを経験している訳でもないが、こんな動きをされたのは初めてだと思ったり
しかし体は冷静ではいられなくなっている。もうちょっとで・・・いきそうだ・・・

「遊馬!」

野明の叫び声が聞こえて、今まで経験したことのないくらいの驚きを遊馬は感じた
638( ・∀・)つ〃∩モエー:04/06/10 16:13 ID:Wv+C3vkf
驚きすぎて遊馬は椅子から落ちた。目の前には野明がその様子に驚いて目を丸くしている。
「そんなに驚かなくてもいいじゃん。居眠りしてたの起こしただけなんだから・・・」
居眠り?部屋を見回すと黙々と本を読む熊耳がいる。
数秒で気づく。そうか、やっぱりな〜・・・ありえないもんな、あんなの。
どこか安心してふぅっと小さくため息をつくと、それを見た野明がしゃがんで
「大丈夫?椅子から落ちた時にすっごい音したんだけど。頭打った?」
「だーっ!!大丈夫だ、近寄るなっ!」
熊耳は夢だったが、いきそうという感覚はちょっと現実だったらしい・・・
体の反応を気づかれないように野明に強く言ってしまう。
「なにさ?変なの〜」

バン!と机を叩く音がして遊馬と野明が振り返ると、熊耳が立ち上がっていた。
「静かに読書もでないじゃない。ちょっと眠気覚ましに顔を洗ってきます」
居眠りしてるかと思えばいきなり二人で騒ぎ出せば、上司としては怒りたくなる
スタスタとオフィスから出て行ってしまった。
「ありゃ・・・ほーら、遊馬が居眠りするから熊耳さんが怒っちゃったじゃん」
遊馬の様子をみようと床に四つんばいになったまま野明が言った
「オマエが騒ぐからだろーが」
「遊馬の声のほうが大きかったよ。・・ん?なんか、顔、赤い?」
手を伸ばし遊馬のおでこを触る。
「熱はなさそうなのに。寝てたからかな?」
遊馬は手を振り払い、あわてて立ち上がる。
「なんともないとゆっとるだろうが」
四つんばいのままの野明が遊馬を見上げてキョトンとしている上から見ると・・ウエストからヒップにかけてのラインが目立つ
こんなに丸かったか?野明の尻って・・・ 冷静に観察をする自分がいた。

ムネハナイガ スタイルハイインダヨナ

無意識に思ってしまった事を頭を振って振り払おうと思わずぶるぶると首を振る。
「オ、オレも目覚ましに顔あらってくる」
遊馬は早足でオフィスから出て行った。一人残された野明は、その遊馬の後姿を見ながらぼう然としていた
639( ・∀・)つ〃∩モエー:04/06/10 16:14 ID:Wv+C3vkf
おわりでつ。エロ度低くてスマソ (;´Д`)
640名無しさん@ピンキー:04/06/10 16:41 ID:yNqyRHhL
>( ・∀・)つ〃∩モエー

エロい〜十分エロい〜凄くエロい〜(・∀・)GJ!なエロですよ。
つか、1日でこれだけ書ければスゴイです。
641名無しさん@ピンキー:04/06/10 19:17 ID:GyNUlHnV
夢と現実との交錯がテクニカルだよね
またお暇があれば何か読ませて下さい
642名無しさん@ピンキー:04/06/12 15:35 ID:zfxKnFtw
(゚Д゚;=;゚Д゚)
643284:04/06/13 00:47 ID:QlPA8HaX
皆様ゴメンさんも短編投下さんも、どちらも萌えーでしたw。土曜の夜はゆうきキャラエロ萌えに限る・・・
644名無しさん@ピンキー:04/06/16 18:54 ID:E88fKu9z
ついに東京戦争(要・英訳)小説版を入手した。
……しのぶさん、改めて惚れますた。
645名無しさん@ピンキー:04/06/16 19:12 ID:XyT1GT0V
>>644
よかったね。
私は全部ブクオフの100円コーナーで仕入れたよ。
646名無しさん@ピンキー:04/06/16 20:58 ID:D9nN3fQb
>644(東京戦争)
それってしのぶさんは「SINOBU」とか表記してあるの?
647名無しさん@ピンキー:04/06/16 22:53 ID:E88fKu9z
>>645
入手手段は同じですわ。
残すは小説版第一巻のみ。
物理的に少ないのか、なかなか出回らんね。
押井のオサーンも出世したんだし復刻してくれ…

>646
まさかw
お偉いさん相手にキレるしのぶさんが最高にかくいかったですよ。
ごとう&しのぶ派的にはかなーりたまらん。
648名無しさん@ピンキー:04/06/16 23:09 ID:vsFSGeXX
>647
第一弾は伊藤のオサーン著なのであまり関係ないと思われ…
649644:04/06/17 00:51 ID:hJczA27o
>>648
いや、もうこうなったらパト関連まとめて復刻キボンつうことで。
踊る〜に影響与えた作品でもあるんだしさあ…と言ってみるテスト。

ちなみにまだ伊藤のオサーン著の方が手に入ってないよorz
横手のオバチャンのがあと一冊…。
650名無しさん@ピンキー:04/06/17 01:02 ID:GjM8l3bt
一時的にパト熱が冷めた時期があり、ちょうどその頃引越しも重なって小説やら設定本、同人誌全部処分したことあったよ・・・・
651名無しさん@ピンキー:04/06/18 08:20 ID:mH2FXdJy
>>650
今となっては・・・勿体ね===!!!なんだよね?
私も同人誌全部捨てちゃったYO.
652( ・∀・)つ〃∩モエー:04/06/18 13:39 ID:8n4UYM3y
おいらも単行本を全部捨ててしまい、数年前に禿げしく後悔して
文庫本で全部揃えましたw
653皆様ゴメン。:04/06/18 21:23 ID:XJXlvfdl
「あ…。」
あれから何分ほど経っただろうか。
心地よい快感の余韻に浸りながら、野明はゆっくりと遊馬の方を見た。
彼は、野明が絶頂を迎えたときに顔にかぶった淫液を自分のシャツで拭い取っていた。
「あー、ったく。思いっきり潮吹きやがって…。」
そんな遊馬の姿に苦笑し、野明はふと自分の下腹部に手を這わせる。
(あ…。)
彼女の中で燃えている欲求不満の炎は、未だ終息の気配を見せていない。
むしろ遊馬の愛撫でその勢いは強くなったようにも思える。
そして、その炎は身体の奥…指などでは触れることもできない位置で燃えていた。
「あすまぁ…。」
「ん?」
艶っぽい響きを含んだ野明の声に、遊馬が視線を上げる。
「あ、あのさ…あたし、その…」
一度は捨て去った羞恥心も、ある程度落ち着けば回復する。
自分の言わんとすることのはしたなさに、野明の顔は真っ赤になった。
その野明の表情を眺めていた遊馬の顔が、また人の悪い笑みを浮かべる。
「何?まだイき足りないか?」
こくん。
真っ赤にした顔を小さく縦に振り、恥ずかしそうに肯定する。
野明の意思を確認した遊馬は、再び彼女の陰裂に指を這わせようとした。
しかし、野明はその手を遮る。
「あすま…あたし、もう指じゃ駄目なの。あすまの…あすまの・・・・が欲しいの。」
遊馬の動きが止まった。
完全に虚を衝かれたという表情で、眼前の野明を凝視する。
「いや…俺はいいんだけどさ。お前、その…初めてだろ?」
「そうだけど…いいよ、あすまなら。」

マジでいつ書き終わるか分からなくなってきたので、作り置きを投下してお茶を濁してみるテスト。
完結まで今しばらくお待ちを…
654名無しさん@ピンキー:04/06/19 00:58 ID:29JR/vT2
おーっ、待ってました! GJ!
655独り遊馬野明で乱入祭り:04/06/23 20:13 ID:eGLxipGl
「・・・で、俺んトコ連れて来たってわけか」
「はい・・・・すんません」
いつもの眠そうな顔を更に眠そうにした後藤隊長に俺は謝った。
深夜の上司宅。寒々しい玄関口で相対する。溜息はどちらからともなく漏れた。


明日は非番という嬉しい夜に、俺と野明は飲みに行った。
いつもならセーブしつつ飲むのだが、何時に起きようが構わないという条件にお互いピッチが上がってしまい。
終電も終わった頃、俺はべろんべろんに酔っ払った野明を抱えて立ち尽くしていた。
自力で立てていたとはいえ、同じ様に酔った俺の脳みそも上手く回るはずもないわけで。
気が付けば一番最短距離にあった上司宅のチャイムを押していたのだった。


「ま、いいや。とにかく上がんなさいよ」
言い訳交えつつしどろもどろに説明する俺に、隊長はあっさりと言い放つ。
「え?いいんですか?」
「いいもなにもそう思って来たんだろう?・・・・それに泉はこれ以上動かせんだろうし」
その言葉に小脇でぐんにゃりしている野明を見る。今手を離したら間違いなく玄関で寝るだろう。
とにかく家に上げようと悪戦苦闘していると、隊長が手を伸ばし野明を軽々と抱き上げた。
「あっ!!」
「何だ?」
「あ・・・や・・・その」
口ごもる俺を放って、隊長は抱きかかえたままスタスタと歩き出す。
二間続きの奥、寝室として使っているらしい部屋に敷かれた布団に野明を寝かせた。
「んー・・・・うにゃーっ!」
「・・・・・ほら泉、奇声上げてないで手ぇ上げる」
手馴れた様子で動かない野明から上着や靴下を剥ぎ取る。
気持ち良さそうにすやすやと寝息を立て始めた体に布団を掛け、明かりを豆電球一つにしてふすまを閉めた。
656独り遊馬野明で乱入祭り:04/06/23 20:13 ID:eGLxipGl
「あー・・・えーっと・・・・ホントすんません」
一仕事終えて溜息をついた隊長に謝る。隊長は苦笑したまま台所に入っていった。
「コーヒー、インスタントだけどお前も飲むか?」
肩越しに振り返ってマグカップを軽く振ってみせる。頷くと程なくして熱いコーヒーを渡された。
同じ様にコーヒーを啜る上司の横顔をじっと見ていると、その顔が再び苦笑の形に歪んだ。
「そう睨みなさんな・・・・俺に妬いてどーすんのよ」
空になったカップを弄びながらにやりと笑う。図星をさされた俺はうっと詰まった。
分かってやがる。この中年男、全部分かっててその上でおもいきり楽しんでやがる!
「なんでココ連れてきたの」
「あ・・・え、と・・・・・」
「ウチはホテルじゃないよ」
もはや二の句も継げない。最善の選択をしたつもりで最悪の家に来てしまった。
「決心つかなかったのか?」
このクソ中年!分かってんなら訊くな!!・・・って分かってるからこそ訊いてるんだよな畜生!!
何も言えずに心中で呪詛の言葉をぶつぶつ吐いていると、隊長はカップを置いて立ち上がった。
寝室のふすまを開けて奥に引っ込む。しばらくして開いたそこには私服に着替えた隊長がいた。
思いもしなかった展開にぼんやりする俺に、小さな箱をぽんと投げてくる。咄嗟にそれを受け取ってしまった。
「んじゃ俺出てくるわ。それ、好きなだけ使っていいから」
「へ?あ、あの、隊長ッ!?」
車のキーと財布を手に玄関に向かうのを慌てて追う。
「あ、あの、出てくるって!!」
「んー?そうだな・・・戻りは明日の夕方・・・・・ぐらいでどうだ?」
「ぐらいでどうだって、隊長!あ、あのですね!!」
動揺する俺などお構いなしにさっさと靴を履き終える。すっと立ち上がると胸元を掴まれ顔を引き寄せられた。
「篠原」
その眼が細められ声音が低く甘いものになる。
「優しくしてやれよ?」
ぽい、と俺をその場に放り捨てて扉の向こうに消える。後にはコンドームの箱を持って呆然とした俺が残された。
657独り遊馬野明で乱入祭り:04/06/23 20:14 ID:eGLxipGl
いつまでも玄関に立っていてもしょうがないので部屋へと戻る。
そうっとふすまを開けて寝室に入り、無防備に眠る野明の傍らに座った。
手を伸ばして小さな額にかかる髪をかき上げる。さり、さりと柔らかい髪が指先をくすぐった。
それを何度か繰り返すとまぶたが小さく痙攣し、その下から大きな眼が覗いた。
「んー・・・・あ・・・すま・・・・?」
寝起きの舌ったらずの声が俺を呼ぶ。途端湧き上がる衝動に勝てず、その唇にキスを落としてしまった。
抵抗するかと思ったが唇は素直に開く。驚きながらもはふ、はふと静かに貪った。
何度も何度も角度を変えているうちに、野明の手が伸びて俺の後頭部に回る。
くい、と引き寄せられ繋がりがより深くなった。しばらくそうしていたがさすがに息苦しくなって唇を離すと眼が合った。
「・・・・あすま・・・」
顔を両の掌で確かめるようにぺたぺたと触ってくる。ちょっと痛いが子供のような可愛らしさに好きにさせてやった。
「あすま・・・・・あすま・・・?」
不思議そうに鼻をクニクニ弄る。指先が頬に移ったかと思うと両手で思い切り引っ張られた。
「いははははは!!はひをふるんだおはへは!!!!」(いたたたたた!!何をするんだお前は!!!!)
酔っ払いはまったくもってお構いなしに引っ張り続ける。結構な痛みに大慌てで手を外させた。
「やめんか!!」
「・・・・ほんものくさい」
「本物だ!!!」
ぜえぜえと肩で息を吐きつつ叫ぶ。限界以上に伸ばされた頬はまだジンジン痛かった。
「おー、ほんものかぁ」
なんら悪びれることない様子に一気に脱力する。俺のさっきまでの緊張はなんだったんだ。
「おー、本物だ。・・・どうだ?気分悪くないか?」
額に手を当てつつ顔を覗く。すると再び手が伸ばされ引き寄せられた。首筋に顔を寄せ子犬の様に匂いを嗅いでくる。
「ほんもののにおいだぁ」
「・・・・匂いで人を判断すな」
くしゃくしゃと髪を撫で回してやると気持ちよさそうな顔をする。その表情の可愛さに、つい口が滑った。
「なぁ、野明」
「なんだよぅ?」
「・・・・・・抱いていいか?」
658独り遊馬野明で乱入祭り:04/06/23 20:19 ID:IwSfHzAd
「・・・・・・・へ?」
だらけきっていた野明の表情が固まる。お陰さまで冗談だと流す道が無くなった。
「あ、いや、なんだ、その、そういう案もあるっちゅーかなんつーかほら、あれだ、あの、な!!」
「・・・・・・・」
黙るな。辛くてしょうがなくなるから黙らないでくれ。あぁあ誰か時間を巻き戻してくれ〜っっっっっ!!!!
「・・・・・・いいの?」
「・・・・・・・へ?」
今度は俺の表情が固まる。見れば野明は酒のせいだけでなく顔を真っ赤にしていた。
「いいの・・・・ってお前、それ、どういう」
「だから・・・・その、あたし胸とかお尻とかそーゆー良いトコ本当小っちゃいし、それにその、
くびれとかもう辛うじてあるってくらいだし、幼児体型なのに筋肉質だし!!」
「・・・・まぁ事実ではあるが、それが何だと言うんだ?」
べちん、と顔面を叩かれる。正直痛い。それはもう。何だっつーんだ自分で言ったくせに。
「それと・・・あー・・・そのぅ・・・・エッチ・・・初めてだし・・・・」
そうか、やっぱり初めてか。それは・・・・俺にとっちゃかなり嬉しいんだが?一体何が言いたいんだ?
「だから・・・遊馬のこと喜ばせられる事何にもないし何にもできないし・・・遊馬だってそんなの嬉しくないでしょ?」
「それはつまり何か?俺が勃つわけないとでも言いたいのか?」
659独り遊馬野明で乱入祭り:04/06/23 20:20 ID:IwSfHzAd
俺が簡潔に分かりやすく内容を纏めると、野明は眼を逸らしてしばらく黙った後こくんと頷いた。
あー・・・こいつ可愛い。マジで可愛いなぁ畜生!!まったくンな訳ないだろーが!!!
野明の手をぎゅっと掴む。こーなりゃ身を持って分からせてやるしかない。
掴んだ手を引っ張って、さっきからどんどんやる気を出している息子に触らせた。
「・・・・!!」
その感触にかびっくりした顔で見上げてくる。何だか急に恥ずかしくなった俺はやけっぱちで叫んだ。
「こういうことだ!だ・だからお前を抱くからな!分かったか!!」
「・・・・わ・わかった」
照れくさくてしょうがないけど眼は逸らさない。野明も照れてはいたけれど、俺の事を真っ直ぐに見上げてきた。
「は、初めてなんだったっけな。ま、優しくしてやるよ」
「何だよ、威張っちゃって!」
照れ隠しに軽口を叩いてじゃれあう。そうして互いに視線を逸らさないままありったけの思いを込めてキスをした。
660独り遊馬野明で乱入祭り:04/06/23 20:20 ID:IwSfHzAd
「ん・・・・んん・・・」
ぐちゅぐちゅと音を立てながら唇を合わせる。舌を押し込むと、押し返すかの様に舌が絡んできた。
何度も何度もキスしながら服を脱がせていく。悔しいが隊長が緩めてくれていたので、楽に脱がせられた。
片側によっていた掛け布団を蹴りやって場所を作る。下着だけになった野明はただおとなしくしていた。
・・・なんだよ、こいつ結構着痩せするタイプじゃんか・・・。
思ってた以上の大きさの乳房を下着の上から掴む。揉まれる度に形を変えるその様子を楽しんだ。
「んっ・・・くすぐったいよ、遊馬」
馬乗りになって両手で勢いよく揉む。弾みでブラのホックが外れ、締め付けが緩んだ。
布の下から形のいい乳房がこぼれる。驚くほど白くて、先端は淡い淡い桜色だった。
小さく立ち上がった乳首が堪らなく艶かしい。指先でツンと突付いただけで細い腰がうねった。
敏感なソコを両方とも摘まんでしまう。親指の腹で捏ねる様に刺激すると悩ましい声を上げて悶えた。
「あぁ・・・んっ・・・あ・・すま・・・・やだよ・・・んんっ・・・・すご、い・・・・・だめだ・・よ・・っ!!」
「いいぜ・・・感じろよ」
ビクビクと震えながら体を仰け反らせる。更に力を込めてやると声が一段と高くなった。
「ん・んっ!だ、だめっ・・・やっ・・・あ、あ、あぁああっっ!!」
二本の指で挟み飛び出た先端を親指の爪で押すと、背を浮かせ涙と唾液を垂らしながら喘いだ。
シーツを散々乱し、体を苦しそうにくねらせる。思う存分弄って最後にぎりりと爪を立ててそこを解放してやった。
「はっ・・・・あ・・・・・はぁ・・・っ」
全身を汗で湿らせて荒い息を吐く。白かった肌は薄赤く染まり、乳首は濃い血の色をしていた。
あれほど押しつぶしほぐしてやったのに、まだ硬いままピンと立っている。
指先で軽く突付いてそのことを教えてやると、顔を耳まで真っ赤にした。
恥ずかしいのか手を胸の辺りで交差する。その手を離させようと掴むといやいやと首を振った。
「やだよ、遊馬・・・・」
鼻をグズグズ言わせながら俺の上着の袖をクッと引っ張る。何かと思うと小さな声で囁いた。
「遊馬も脱いで・・・」
661名無しさん@ピンキー:04/06/23 22:31 ID:zEJMSmtR
・・・・・・・・・・・ゴクッ・・・・・・・・・・・・
素晴らしい乱入でつ! つ・づ・き! つ・づ・き!

しかしここはなんて至福なスレなんだ
662名無しさん@ピンキー:04/06/23 23:53 ID:JeNOi82M
初々しい感じがすんごくいいねえ。「そういう案もある」にはワロタ。

>653さんの続きもマターリ待ってるヨー
663名無しさん@ピンキー:04/06/24 09:14 ID:HMiUstXC
すんげー萌えました。
初々しい感じとお笑いがあってイイ。
野明と遊馬が可愛い。

後藤さんにワロタ。
どこかに行った後藤さんを書いてみたいと思ったw

>653タソもまってる。
664名無しさん@ピンキー:04/06/24 09:53 ID:Z1nvPC0K
独り祭りさんスゲーよ!
皆様ゴメンさんの小説ともどもハァハァしてお待ちしてまつ。

てゆーか、たいちょのゴムはやはりシノブさんと・・・?
665皆様ゴメン。:04/06/24 20:43 ID:r+xBovFn
>>660氏の流れを私のへタレSSでぶった切るのも気が引けるので、660氏の方が一段落するまで待ちます。
何か私の方は数字を重ねるごとにクオリティ落ちてるし…ダメダメですな。

666名無しさん@ピンキー:04/06/24 21:25 ID:XTCCcGIZ
いや、そんなこたーないっス
クオリティ落ちてなんかないっスよ!
667独り遊馬野明で乱入祭り:04/06/25 23:41 ID:GjzMNRqj
「あ・・・・・ああ、ワリィ!今、今脱ぐからっ」
慌てて服を脱ぐと野明がほっと息をつく。ぐしぐしと目元を拭って少し睨んできた。
「あたしだけなんて、恥ずかしいだろ・・・・それに」
今度は手を顔の前で交差してしまう。隠された奥からくぐもった小さな声が聞こえた。
「あたしだって・・・・・遊馬の裸・・・見たいんだから」
・・・・・何?何が見たい?裸?誰の?俺の?俺のか?・・・・・く──────っ!!!殺す気かお前は!!!
服も下着も靴下も全部脱ぎ捨てる。ちょっと乱暴になったが手を払って裸を見せ付けた。
「ほれ、脱いだぞ。隠れてないでちゃんと見ろ」
気まずそうな、それでいて好奇心が抑えられないといった顔でちらちらと見ている。それだけでくすぐったい感じだ。
「これでいいだろ?」
「ん・・・・」
顔を真っ赤にしてこくんと頷く。眼が合うと嬉しそうに笑った。
上体を倒し、肌を直接触れ合わせる。温もりと滑らかな感触をダイレクトに感じて溜息が漏れた。
「お前もコレ脱ごうな・・・」
手を下に滑らせてショーツを掴む。ぐっと下に引っ張ると従順に腰を上げた。
股の部分に足を引っかけて完全に脱がせようとする。が、それは叶わずぬるりと足が滑った。
「・・・?」
何事かと体を起こそうとすると、野明がしがみついてきた。肩に顔を埋めふるふると首を振る。
「見ないでいいよ・・・!自分で脱ぐから・・っっ!」
じたばたするのを押さえて膝の辺りまで脱げかかったそれをみる。
その中は濡れた、というより濡れすぎて布が吸い込みきれずに蜜が溜まった状態になっていた。
これじゃあ足も滑るだろう。見れば足の指もすべて、べっとりと濡れていた。
「お前、どんだけ漏らしたらここまでになるんだよ」
「・・・・ばかぁ・・・」
ちょっと胸を揉んだだけでここまで濡れるとは。先が思いやられるっちゅーか、先々非常に楽しみっちゅーか。
かろうじて濡れていないところを掴んで引き下ろすと、内股との間にとんでもない太さの糸が引かれる。
「や・・・だぁ・・・・」
わざとおしめを替えるような体勢をとらせて足首から抜く。はずみでショーツからは蜜が垂れ下がり野明の股間にぼたぼたと落ちた。
668独り遊馬野明で乱入祭り:04/06/25 23:42 ID:GjzMNRqj
「すげぇな・・・これ絞れるんじゃないか?なぁ野明?」
脚を開かせてソコを覗く。濡れてさらに濃さを増した陰毛と、今だとろとろと蜜の溢れ出す秘裂が見えた。
「触ってないのにまだ涎垂らして・・・いやらしいな、お前は」
「そんなに見ないでよぉ・・・」
懸命に膣口を締めて溢れるのを抑えようとしているのだろうが、その度に却ってこぼれ尻の穴まで垂れていった。
初めて見るソコはもうすでに真っ赤に熟していて俺を誘う。刺激を欲しがるソコにそっと指を伸ばした。
濡れ光る割れ目を外し、その外側に指先を置く様に当てる。皮膚の下、トクトクと脈打つ感触があった。
決して秘裂に当てないよう注意しながら周りを押す。細い体は決定的な刺激が与えられないもどかしさに震えていた。
「あすま・・・・あすま・・・・」
「ん?何だ?」
触れるか触れないかの距離で割れ目を下から撫で上げる。それだけで感度のいい体は跳ね上がった。
じゅん、と濡れるソコをもう一度ギリギリの距離で撫で上げる。指先をイイ所に当てようと懸命に腰を振ってきた。
「あすま・・・お願いだから・・・・!」
「何をだ?」
必死のおねだりも軽くかわす。敏感な箇所には決して当たらない様に何度も何度も攻め立てた。
「どうして欲しいんだ?」
「・・・・あすまに・・・いやらしい所・・・触って欲しい・・・・・いい気持ちに・・・して・・欲しい」
震える涙声で懇願される。全身で俺を欲しいと言っていた。まったくこっちが堪らない。
「いいぜ、じゃあ自分でココ開いてみろよ」
少しの躊躇いの後、野明の指先が秘裂を大きく割る。誰も触れた事のない内側のピンク色まで丸見えになった。
俺は開いたソコにびちょびちょになったショーツを押し込む。途端びくりと体が跳ねた。
「やっ・・!何・・・っ!?」
「ほれ動くな・・・栓してやってんだからな」
野明の秘裂は何の抵抗もなく布を飲み込んでいく。奥へと押し込む度腰がガクガクと揺れ、入り口が開いていった。
異物を詰められ一杯になったソコを撫でてやる。赤くぱくりと開いた口と白い布のコントラストが綺麗だった。
「これでこぼれんだろ?好きなだけ濡らしていいからな」
669独り遊馬野明で乱入祭り:04/06/25 23:43 ID:GjzMNRqj
何か言いたそうに見上げてくる野明の頭を撫でてやりながらゴムを一つ取り出す。
箱を掴んだ瞬間浮かんだ上司の顔を必死で追いやって包装を破った。絶対いつかなんかしてやる。
始めて見るのか、野明が興味深そうにじっと手元を見ていた。にっと笑って中身を引っ張り出す。
「これ使っていい気持ちにしてやるからな」
取り出したゴムを野明の胸の谷間になすり付け、塗布されているゼリーを塗り広げた。
「んっ・・・何・・?何するの・・・?」
「いいからじっとしてろ」
谷間全体に満遍なく、ついでに乳首まで塗ってからゴムを放る。それから野明の腹の上に跨った。
「お前、胸感じやすいからな・・・ここで一緒に良くなろうな」
胸の間に俺の肉棒を挟ませる。急に目の前に来たソレに驚いた顔をするが嫌悪の色は無かった。
「熱いよ遊馬・・・」
「ほら、お前の手で押さえろ・・・そうだ、いい子だな。そんで乳首をこうするんだ」
野明に自分の乳房を掴ませて乳首を内側に折り曲げるように押さえさせる。俺の肉棒と野明の乳首が触れ合った。
「動くぞ・・・いいな?しっかりついて来いよ」
腰を揺らしてふわふわした乳房に挟まれたソレを前後に動かす。最初はゆっくり、そして段々と大きく早く動かした。
「気持ちいいかっ・・・・?野明・・?」
「あ、あ・・・んっ・・くすぐったいよ・・・・あ、すま・・・だめ・・・っ」
「もっと、強く押し付けてみろっ・・・・ほら・・・っ」
恥ずかしがる指を思い切り押さえる。上からは乳首がつぶれる程押し付け、下からは肉棒で擦り上げた。
「んんっ!あ、あぁ・・っ熱いっ・・・あす、ま・・・こすれ、てる・・・・・あついっ!!」
直接的な快楽と、卑猥な状態に興奮した様子で悶える。更に激しく動かすと全身を震わせた。
「いいっ!・・・・あすまっ・・・・いいっ・・・!」
「俺も、熱く、て・・・い、いぜ・・・・・・っ」
俺の言葉に野明がふわりと笑う。
「ほ、んと・・?・・・・うれ、し・・・・っ!」
乳房がぎゅっと強く押しつけられる。突然の刺激に耐え切れず、野明の顔めがけて白濁液を撒き散らした。
670独り遊馬野明で乱入祭り:04/06/25 23:44 ID:GjzMNRqj
「あ・・・・・あは・・ぁ・・・」
野明の顔を俺の精液が垂れていく。赤く染まった顔が白いモノで汚されてめちゃくちゃいやらしかった。
その様子をもっとしっかりと見ておきたくて、立ち上がって電気をつける。すると野明は顔ではなく股間を隠した。
「やっ!・・やだよ・・・あすま・・・・電気、消して・・・」
精液の飛び散った顔では無くて何で股間を隠すのかはすぐ分かった。
尻の下、お漏らしでもしたかのようにシーツが濡れていた。栓をしても追いつかない程濡れ続けていたんだ。
手を除けて嫌がる足を開かせる。詰めておいた布は水分を含みすぎて重く小さくなっていた。
はじを摘まんで内部から引きずり出す。後を追うようにどぼりと蜜が溢れ出て染みをさらに広げた。
「お願い・・・お願いだから見ないで・・・・・・っ」
恥ずかしがる野明の顔を、どろどろに濡れた温かいショーツで拭ってやる。精液が拭われ代わりに蜜が塗り広げられた。
「野明、口開けろ」
震えながらおずおずと開かれた口の真上で布を握る。野明の蜜と俺の精液の交じり合ったものが大粒の雫になって口の中に垂れた。
「あ・・・ひゃ・・・ひ・・・」
開けっ放しの口から垂れる唾液に構わず絞り続ける。ある程度垂らした後、口を閉じさせるとごくりと飲み込んだ。
「いい子だな・・・次は自分でシーツを綺麗にするんだ」
四つん這いにさせてお漏らしの中心に顔を埋めさせる。少し戸惑ってからシーツを口に含みちゅうちゅうと吸い上げた。
立てた尻の真ん中で丸見えになった割れ目に沿って肉棒の先で擦ってやる。刺激に再びお漏らしが始まりシーツに垂れていった。
ぱんぱんに膨らんだ肉芽を捏ねると滝のように溢れ出す。前に滑らせ陰毛の茂みを掻き分けざらざらとした感触を楽しんだ。
動きを激しくすればする程お漏らしは酷くなる。動きに合わせてもどかしそうに尻が振られた。
「お前こんなにいやらしかったんだな・・・・今までどうしてたんだよ」
自分でしてたのか?と訊くと、蜜を吸いながらこくんと頷く。与えられる快楽への従順さにますます興奮した。
肩を掴み引っ繰り返して仰向けにさせる。じゃあな、と驚いた顔に笑いかけて更なる欲望を口にした。
「自分でするトコ見せてくれよ」
671独り遊馬野明で乱入祭り:04/06/25 23:44 ID:GjzMNRqj
「だ・・めだよ・・・・そんな・・・・!」
「何でだ?いつも俺のこと想いながらしてたんだろ?」
顔を真っ赤にして小さく頷く。自分で自分の肩を抱くように手を回した。
「俺もいつもお前のこと想いながらしてたぜ・・・・見せてくれよ・・・こんなふうにさ」
俺は小さな尻を撫で回しながら自分のモノを軽くしごいた。
それを見て体が火照ったのだろう。野明もゆっくりと自分の体に手を這わせ始めた。
「は・・・あ・・・」
片手で乳首を揉み、もう片方でヘソを弄る。それだけで感じるのか腰が揺らめき背が浮いた。
「あ・・・・ん・・・・あすまぁ・・・」
「もっとだ・・・野明」
秘裂に指が伸びる。焦らされすぎてむっちりと膨れ上がった肉芽を指の腹が捏ねた。
「あぁっんっ!あ、すまぁ・・・きもちい・・・・っ」
もう一方の手が尻に回り、後ろから膣口に指を入れる。慣らすことなく一気に三本押し込まれた。
肉芽を乱暴なぐらいに捏ね繰り回し、後ろからは膣口を掻き回す。動きの激しさに蜜は泡だっていった。
「なに考えてんだ?野明・・・俺にどうされてんだ?」
「あすまが・・・あたしのココに・・・***入れてるの・・・っっ!!」
言葉にしたことで余計に興奮するのか指の動きが更に激しいものになる。入り口の肉がめくれて蠢く内部を晒した。
「あすまぁ・・・っ・・・して・・・っ!・・・もっと入れて・・・もっと突いて・・・もっと・・・・犯して・・・っ!!」
「ああ、いいぜ・・・もっと犯してやるから・・・イけよ」
肉芽を弄っていた手が奥へと滑る。両手を膣に入れると堰を切ったように交互に突き込んだ。
「あぁっ!!うぅんっ、うんっ・・・・んあぁああっっっ!!!!」
全身を激しく震わせ仰け反らせながらも、膣口にはめられた指が外れることは無い。
手は痛めつけてるとしか見えない程激しく秘裂を犯した。尻を振り、蜜を飛び散らせ狂ったように快楽を貪っていく。
尻も腰も、下半身全てが頂点に向かって淫猥にくねりだす。引き攣れた様に腰が上がっていき、すべてが丸見えになる。
「あふっ!あふんっ!あ・あ・あ・・・・・・っっっ!」
両手を同時に突き入れた瞬間、野明は声にならない悲鳴を上げて果てた。
672独り遊馬野明で乱入祭り:04/06/25 23:45 ID:GjzMNRqj
緊張しきった体が弛緩し布団の上に落ちる。荒い息を吐き出しながらぼんやりと天井を見上げていた。
体力を使い果たしたのかぴくりとも動かない。指も中に入ったままだった。
「いつまで咥えてるんだ・・・本当にいやらしいな、お前は」
手を掴んで指を引き抜く。すると指先と秘裂の間にぬらぬらと光る無数の糸が引かれた。
とろりと垂れ、重みにぷつぷつと切れていく。その光景にもう我慢も限界となった。
膝の裏を掴み持ち上げて顔の横にくるほど折り曲げる。柔らかい体はその体位を難なく受け入れた。
「入れるぞ、野明」
「あすま・・・」
ふわっと伸びた腕が首に巻きついてくる。ぎゅっと引き寄せられ耳元で囁かれた。
「・・・・すきだっていえ」
そういえばちゃんと言ってなかった。そんな基本的なことすら忘れる程、手に入れる事に必死になりすぎてた。
顔を傾け耳元に唇を寄せる。間違えないように、真っ直ぐに言葉が届くように直接耳に囁いた。
「・・・好きだ。お前が好きだ。めちゃくちゃ好きだ。こんな事しちまうぐらい、もうどうしていーか分かんねーくらい好きだ」
首に回された手がぎゅっと締まる。同じ様に耳元で囁かれた声は、掠れてはいたが甘く濡れたものだった。
「いれて・・・」
ずん、と一気に腰を進める。瞬間仰け反りながらも必死になってしがみついてきた。
「んあぁっ!!・・・あっ、あっ、んんっ!!」
やっと繋がることの出来たソコはものすごい熱さだった。痙攣しながらぎりぎりと締め上げてくる。
それでいて尽きることなく蜜を流すのでキツク締められながらも好きなように犯すことが出来る。
焦げる様な熱と、きつい締め付けと、強い摩擦を同時に感じておかしくなりそうだった。
「すげっ・・!・・いいぜ、の・あ・・・・すっげぇイイッ・・!!」
「あぁんっ・・・ほ・んもの、のっ・・・・・あ、すまが・・・・ほんとに・・はいって・・・る・・・っ・・・あああぁっっっ!!!」
最奥に突き立てたまま腰を回すとびちゃびちゃと蜜が飛び散った。それでも入り口は根元に心地よく食い込んだままだ。
狭い内部を一杯にしてやってもまだ、肉壁が奥へ奥へと誘う。繋がっている部分を指でなぞると締め付けはより一層強くなった。
673独り遊馬野明で乱入祭り:04/06/25 23:52 ID:8eNczPC0
「入り口も、中、も、奥も・・・っ・・・食い千切られそうだ・・・・・っ!」
「おっき・・・い・・っ!・・おっきいよ・・ぉ・・・あ、すまの*****おっきいよ・・ぉっ!!!」
足を大きく開かせ再奥を何度も突き刺す。肉壁全体が吸い付くように包み、どんな動きでも柔軟に受け止めた。
肉と肉の隙間は常に潤み、動きを加速させる。抜けそうになる程濡れながらも肉筒は貪欲に咥え、解放を許さなかった。
「こ、われちゃう・・・・こわれ・・・ちゃう、よ・・・・あすま・・・っ!!」
「こんな、に、咥え、といて、何言ってん・・・だっっ」
「しらな・・・っ・・しらな、い・・っ!・・・そ、なの・・・しらな・・・い・・・よぉっ・・・!!!」
暴れる体を二つに折り曲げ淫猥に繋がっている部分を見せ付けた。野明の眼が見開かれる。
入り口はおろか肉芽の包皮まで広げきって肉棒を咥える様は、明らかに犯される喜びを表していた。
「野明・・・分かるか・・?お前ん中、ナマで、入ってんだ・・・中出し、し放題だ、な?中で、出してやろうか・・・?」
さすがに必死になって首を振る。なのに体はその言葉にも喜びを示していて、そのギャップに淫靡な満足を覚えた。
674独り遊馬野明で乱入祭り:04/06/25 23:52 ID:8eNczPC0
「イヤか?・・じゃ、どうし、て欲しんだ?どこ、に、出して・・・欲し、んだ?」
「か、お・・・・かおに・・・かけて・・・っ・・あんっ・・・・あ、すまの****を、かお、にかけて・・・・っっ!!」
入れたままの野明の腰を掴んで大きく回し、それとは逆方向に自分の腰を回す。
どんなに大きく掻き回しても肉が離れることは無かった。どんなに乱暴に動かしてもすべて快楽に変換させてしまう。
野明の体が痙攣し、限界を訴えてきた。間近に迫った絶頂に向かい互いの動きを揃えていく。
「ふぁっ!ああんっ!!あ、すまっ・・・もう・・・イ、ク・・・・イク・・・イッちゃう・・よぉ・・・っ!!」
「いいか・・?野明・・?・・いっしょ、に、イク・・ぞ・・・っ!!!」
「んぁああっ!!あすまっ・・・すきっ・・・すき・・・・っ・・!!!・・・・ああああああんっっっ!!!!」
イク瞬間絡みつく秘裂から無理矢理引き出す。涙と涎でぐちゃぐちゃになった野明の顔めがけて勢い良くぶちまけた。
精液は肌を伝い半開きの口の中にも垂れていく。唇はそれを抵抗無く飲み込み、口の端に付いた物も舐め取っていった。
「どうだった・・・?野明」
絶頂の余韻に浸る恋人に問う。幸せそうに上気し、うっとりとした顔で答えてきた。
「・・・もっとかけて・・・」
675独り遊馬野明で乱入祭り:04/06/25 23:53 ID:8eNczPC0
俺が眼を覚ました時、野明はまだ眠りの中だった。明け方近くまで抱き合ってたため体はだるかったけど心は満ち足りていた。
目の前のくしゃくしゃになった前髪をいじる。しばらくしてから大きな眼がゆっくりと開いた。
「起きたか・・・おはよう」
「・・・おはよ」
照れているのかどこかぶっきらぼうな口調だ。頬を赤らめて眼を合わせようとしない。
「昨夜は良かったぜ?」
「・・・・ばかっ!!」
からかってやるといつもの調子を取り戻した。そのまましばらく布団の中でじゃれあってから起き上がる。
「?・・・・遊馬・・・ここ、どこ」
「えー・・・あ・・・・隊長ん家」
「あ、そう。隊長ん家・・・・・・・って、えぇっっ!?隊長ん家!?」
野明が素っ裸で立ち上がって辺りを見回す。あんだけやりまくって立てるとは。さすがフォワード。
「何で!?何で隊長ん家なの!?」
「何で・・・・って・・・・・あー・・・とにかく色々あったんだ!」
さわやかな朝日の中で見る部屋は眩暈がしそうなぐらい酷いものだった。
散乱したティッシュや好きなだけ使ったコンドームの残骸。二人分の汗やら色々な体液やらを含んだ布団。
タイムリミットの夕方までそう時間があるわけではないし、こんな事の後では絶対に顔を合わせたくない。
「あー、後で説明すっから、と、とにかく掃除して洗濯して、そんで隊長が帰ってくる前にとっととズらかるぞ!」
「う、うん・・・・・って遊馬、ここの鍵預かってるの?」
「へ?鍵?・・・・・・・あ──────っ!!!」
そうだ、ゴム以外何にも預かってない。しかも公団にオートロックなんて浮かれたモンはついてないわけで・・・
「じゃあ・・・あたしたち隊長が帰ってくるまで・・・待ってなきゃいけないわけ・・?」
惨状の中、二人で静まり返る。あの上司と顔を合わせた後の惨劇を思い描いてさらに静かになった。
あのクソ中年・・・・・ッ
「呪ってやる────────────!!!!!」

<終>
676独りおまけの後藤しのぶ祭り:04/06/25 23:54 ID:8eNczPC0

「何で夜中に急に来るのよ」
「だって3Pする訳にもいかないし。してもよかったんだけど、後でたっぷりからかう方が楽しそうだし」
「は?何言ってるのよ。それにどうしてラブホテルなのよ」
「え?アウトドアがいいなんてそんなしのぶさん大胆な」
「誰もそんなこと言ってないわよ!!」
「でも今ちょっと季節的に辛いから、もう少しいい陽気になるまでお預けね」
「・・・やりたければ止めないから一人で勝手にやってちょうだい」
「まてよ・・・車の中ならいけるか!?ねえ、しのぶさん!!どう思う!?」
「私、帰るから」
「そんな今から張り切っちゃうの!?ちょっと待ってね今車のキーを」
「殺されたくなければ今すぐお黙りなさい」
「そんな腹上死させるだなんて!!!たしかにしのぶさんの中ってば窒息しそうなくらい良く締ま・・・」
「そんなにお望みなら窒息死させてあげるわよ!!頚動脈はどこだったかしら!?」
「いやんしのぶさん騎乗位なんて・・・!!あわてんぼうだなぁ・・そんなに待てないの?
しょうがないなぁ、ほんじゃしのぶちゃんの大好きなのいーっぱいあげるからね」
「え、や、やだ、ちょっと待って、さっきあんなに散々・・・っ!!」
「大丈夫、さっき以上にうーんと気持ち良くしたげるからね?そんでもって車ん中でも色んな体位試してみよーね♪」
「や、やめっ・・・・きゃーっ!!!」

<終>
677名無しさん@ピンキー:04/06/26 00:10 ID:bxUH0yb6
>独り遊馬野明で乱入祭り
メチャ萌え。
上手く感想かけれないけど、むちゃくちゃイイです。
二人がすんげー可愛いです。
おまけもGJですよ。
隊長組み好きだけど、野明遊馬。めちゃめちゃ良かったです。
678名無しさん@ピンキー:04/06/26 00:18 ID:74gfWkmz
GJ!!!遊馬カコ(・∀・)イイ!!
679名無しさん@ピンキー:04/06/26 00:25 ID:F96/OJAh
禿しくハアハアさせてもらいました!GJ!
挿れる前の野明の台詞、
もうどうしてくれようかってくらい萌えた。

扉の鍵どうするんだろうと思ってたら、そうきたかー!
これはこっ恥ずかしいなw
680名無しさん@ピンキー:04/06/26 12:06 ID:M+Oj/ZQV
野明が可愛くて(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
二人のやりとりがお笑いありエロありで(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
隊長の勝手な解釈に(*´Д`)/ヽァ/ヽァ

GJでした。
681名無しさん@ピンキー:04/06/26 17:55 ID:FTQlbPj+
w
682名無しさん@ピンキー:04/06/26 20:56 ID:8AG1Sifl
一人祭りサン、毎度GJ!

オチまで完璧w
683名無しさん@ピンキー:04/06/26 21:46 ID:WZFvc6ax
堪能しました 最後のワンシーンで締まりましたね(イロイロと)、さすが!
684名無しさん@ピンキー:04/06/27 08:02 ID:ai76PkvE
生きてて良かった!
685皆様ゴメン。@へタレ野郎:04/06/29 21:14 ID:xpCqMn4t
…さて。675氏の後、私はどの面下げてあのへタレSSをうpすればよいのでしょう?
686名無しさん@ピンキー:04/06/29 21:54 ID:P2hjk/6b
「それはそれ、これはこれ。」(←失礼な表現で済みません)

皆様ゴメンさんの続き楽しみにしています。
毎日チェックしてますから、続き書いてください〜!!
687皆様ゴメン。@へタレ野郎:04/06/30 21:15 ID:GGkoTAe6
ぬぢゅっ。

肉のささやかな抵抗を押しのけ、遊馬のそれが、野明の内部へと浅く侵入した。
(くっ…キツい。)
火傷するのではないかと思うほどに熱を持ち、粘性の液体でぐちゃぐちゃになった柔肉が、遊馬の肉茎をきつく締め上げる。
先端部分を入れただけで達してしまいそうになる自分を何とか抑え、遊馬は更に奥へと侵入する。
(…ん?)
何かが遊馬の侵入を拒んだ。膣奥はもっと奥のはず。とするとこれは…。
(これが処女膜…ってやつか。)
遊馬の知識によると、その薄膜を貫くときには相当な痛みが発生するはずである。
そして、快感を求める行為にその無粋な感覚を持ち込むことを、彼は躊躇した。
「あすまぁ…」
遊馬の迷いを悟った野明が切なげに彼を呼ぶ。
「大丈夫…そのまま私の奥に…来て…」
「でもお前、これって相当痛いらしいぞ。」
「いいからお願い…お腹の奥が熱くて苦しいの…」
遊馬はそのままの姿勢で数秒黙考し、
「…泣いても知らねぇぞ。」
腰を一度引き、一気に自分の侵入を阻むものを貫いた。
何かが切れる感触と、愛液とは違うぬるっとした感触が遊馬の肉茎に伝わった。
「はぁあっ!」
野明が悲鳴を上げ、彼に抱きつく。
「うっ…ほら、言わんこっちゃな…」
「き…気持ちいいっ…」
「はぁっ?」
膜が破れた時、野明は確かに『痛み』を感じた。
しかし、同時に腹の奥から湧き上がってきた膨大な量の『快感』は、そのささいな痛みをあっさりと押し流してしまった。
ひとえに、つもり積もった欲求不満の為せる業であろう。
688皆様ゴメン。@乗りかかった船:04/06/30 21:16 ID:GGkoTAe6
「野明、大丈夫なのか?」
「大丈夫…。気持ちいいよ…」
処女の証であった紅は、結合部からとめどなく溢れ出た淫液によって押し流され、布団の染みと化している。
「…動くぞ。」
遊馬の腰が、ゆっくりと動き出す。
膣から肉槍が引き抜かれ、あと少しで抜け切る、というところで止まり、再び内部へ入ってくる。
「はぁっ…んっ…ふあぁっ」
陰部から襲ってくる未知の領域の快楽に、野明は為すすべもなく翻弄される。

こつん。

最深部まで侵入した肉槍が、彼女の行き止まりを軽く小突いた。
「あぁんっ!」
そのわずかな衝撃の生んだ快感に、野明の身体が反り返る。同時に膣がきつく収縮し、遊馬の肉茎をこれ以上ないほどに締め上げる。
遊馬の両脇に投げ出されていた両脚が、彼の腰に巻きつく。膣の奥から淫液が溢れ出る。
抗う事のできない悦楽に、野明の身体は従順に反応していた。
「はっあ…あっ…あすまのが…奥まで来てるぅっ…!」
理性など、とうの昔に吹き飛んでいた。安普請の建物の一室だという事も忘れ、野明は嬌声を上げる
689皆様ゴメン。@乗りかかった船:04/06/30 21:19 ID:GGkoTAe6
「あっ…あすまぁっ!気持ちいいっ…気持ちいいよぉっ!」
そこから発せられるぐちゃぐちゃという淫靡な水音と、二人の荒い息が、狭い四畳半を埋め尽くす。
(あ…。)
野明の視界が桃色に霞む。これまで幾度となく体験してきた、絶頂を阻む快感の霧。
それは、先ほど遊馬の指で達した時よりその濃さを増していた。
と。その霧が晴れ始めた。その隙間から、目を焦すような光が差し込んでくる。
(くっ…野明、もう駄目だ…!)
どこかでそんな声が聞こえた。直後、その光が弱まり、再び桃色の霧が濃くなる。
膣内に自らの欲望を吐き出すことを憂えた遊馬が、それを自分の中から引き抜こうとしている。
そこまで考えが追いついた瞬間、野明は何かを叫んでいた。
(なっ…お前、いくら何でもそりゃマズイだろ!)
狼狽した遊馬の声。
しかし、ここで彼がそれを抜いてしまえば、自分はかつて体験したことの無いほどの濃度の霧に巻き込まれることになる。
それだけは、絶対に避けたかった。
ここに取り残されたくない。
その一心で、野明は叫ぶ。
(バカ言え!もし出来ちまったら俺は責任が…うぁっ!)
遊馬のうめき声。
同時に、野明の胎内に熱い奔流が注ぎ込まれる。
野明が膣内にそのほとばしりを感じた瞬間、目の前の霧が吹き飛び、光がそこを支配した。

まぁ、作ったまま放置するのも何なので投下。今しばらく私の独りよがりにお付き合いくださいませ。
690名無しさん@ピンキー:04/07/01 00:17 ID:xkE1j9aV
おぉ、続きだ!!
この勢いで頑張ってください
691皆様ゴメン。@これにて終了:04/07/01 20:58 ID:WPR1kOlK
あれから何分経ったのだろう。
絶頂の余韻にひたりながら、野明はふと考えた。
しかし、彼女の視界の範囲に時を告げるようなものは無い。あるのは遊馬の背中だけ。
反対側を向けば目覚まし時計があるはずだが、弛緩しきった彼女の身体はその運動を許さなかった。
(まあ、いいか。しばらくこうしていよう。)
筋肉同様とろけ切った頭で結論を出し、野明は目を閉じた。
視覚を遮断すると、その他の感覚が鋭敏化する。
裸の身体に密着する布団の感触。
自分の横でもぞもぞと動く遊馬の気配。
そして、自分の陰部から流れ出る液体の感触。
(…液体?)
イくだけイッた今、彼女のそこが粘液を吐き出すことはないはずである。
鉛のように重い右腕を動かし、野明は股座を探り、目の前にかざす。
その手にべったりと付いた粘液は、彼女が分泌するそれとは明らかに異なる色をしていた。
つまり、これは。
「あ、あ、あ、遊馬ーーーーっ!」
緩みきっていたはずの身体が飛び上がった。
「あ、あんた中で出したのっ?!」
「『出したの』って…。『中で出せ』って言ったのはお前じゃないか。」
「言ってないわよそんなこと!どーすんのよ赤ちゃんできちゃったら!」
「覚えてないのか自分が言ったことを!」
「それ以前に私はそんなこと言ってないわよ!」
「いーや、言ったね!」
「言ってない!」
先ほどまで淫靡な空気が満ちていたはずの宿直室は、舌戦のリングと化していた。
692皆様ゴメン。@これにて終了:04/07/01 21:02 ID:WPR1kOlK
「…。」
『第二宿直室』と書かれたドアの前。
その前に立っていた後藤は、苦笑交じりのため息を漏らした。
扉の向こうからは野明と遊馬の口論がクリアに聞こえてくる。
(もーっ!いきなり中に出すなんてサイテー!)
(だっからお前が『中で出せ』って言ったんだろうが!)
(言わないわよそんなこと!)
現場から帰ってきてすぐに、『ゴキブリで腰を抜かした』という野明をからかうべくこのドアの前に立ったのだが…。
「…若いってのはいいねぇ。」
一人ごち、後藤は廊下を歩き出した。スリッパの音がドアの前から遠ざかってゆく。
扉の向こうの舌戦は、しばらく終わりそうにもない。

ようやく恥さらし終了でございます。
693名無しさん@ピンキー:04/07/01 21:20 ID:9UQWj7+s
ん〜GJ!
森前総理の言った神の国とはこのスッドレのことだ。乙!
694名無しさん@ピンキー:04/07/01 23:49 ID:nQlF5ssX
皆様ゴメンさん、良いもの読ませて頂きました。
超絶多謝。またお気が向きましたら、新作マターリお待ちしております!
695名無しさん@ピンキー:04/07/02 20:37 ID:67dStSb/
ホントマジでサイコーでつ。
696名無しさん@ピンキー:04/07/03 02:22 ID:71mSjat9
正直、作品よりも書き手の独り言に萎える。



697284:04/07/04 00:28 ID:pv7xbQSJ
宿直室完結マンセー!
オチも最高でつた。
698名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 20:17 ID:KSPXOGG0
手前の煩悩をメモ帳機能にだらだらと垂れ流していたら…SSが一つ出来てしまったじゃないですか。
さて、私はこれを投下するべきなのでしょうか?
ちなみにじゃじゃ馬の駿平×たづなでございます。
699名無しさん@ピンキー:04/07/11 22:43 ID:mgZlKy5R
ぜひ!
じゃじゃ馬大好きです♪
700名無しさん@ピンキー:04/07/11 23:46 ID:JxSESqqO
うpきぼん!
701名無しさん@ピンキー:04/07/12 15:42 ID:+Bqq7UKe
698さん、投下プリーズ! 煩悩プリーズ!
702698:04/07/12 20:36 ID:VycGSfem
では投下致しましょう。少々前フリが長いですが、気にしない方向で…。

「支出がこれだけだから、結果としての収益は…。」
私のひとり言と共に、ブラウン管に配置された表の中に数字が入ってゆく。
この、さして広いともいえない事務所の中に、私の打ち込むキーボードの音だけが響く。
寮の維持費、この家の維持費、馬の飼葉代、etc、etc…。
それらを表す数字が全て入ったその表の示すところは。
「ふぅ。今月は何とか黒字ね。」
そう言ってため息をつき、自分の肩を軽く叩く。
「たづなちゃ〜ん、ご飯できたわよ〜。」
事務所と家とを繋ぐ扉の向こうから、我が家の長女の呑気な声が聞こえてくる。
「今行くわ。」
パソコンの電源を落としながら、私はそう答えた。

「ふむ。」
夕食のあと。
将棋板を前にした父さんが、時計を見て唸った。
時計の針は、刻がもう深夜に差し掛かっていることを告げていた。
「駿平くんとひびきははまだ帰ってこないのか。」
「しばらく無理なんじゃないの?」
テレビに繋がれたPSに向かっていたひづめが口を開いた。
「だーってほら、『響平が生まれた記念』で寮のみんなに引っ張られてったんでしょ?待つだけ無駄だと思うなぁ。」
ひづめの言葉を聞いた瞬間、私のイライラに拍車がかかった。
今日の夕方ごろのこと。梅ちゃんが『子供も生まれたことやし、何かイベントせぇへんか?』と切り出し、駿平とひびきちゃんを飲みに誘ったのだ。
押しの弱い駿平はあっという間に梅ちゃんに押し切られ、響平を置いて飲みにいくことに後ろめたさを感じていたひびきちゃんも、母さんの
『行ってくればいいじゃない。響平は私たちが面倒見ておくから。』という言葉に押され、結局街に繰り出すことになってしまった。
それを聞いたときから、今の私の心の中にはイライラが渦巻いている。何に対する、なのかはいまいちはっきりしないが。
703名無しさん@ピンキー:04/07/12 20:37 ID:VycGSfem
「子供をほっぽって酒を飲みに行くとは、たいした親だわ。」
「いいじゃないか。子育ては結構大変なんだ。一日くらいこういう日があってもいいさ。」
私のひとり言が聞こえたらしい。父さんがそう言い、板の上に駒を置く。
「それに、あれは祝賀会なんだろう?主賓がいないんじゃ寮のみんなもつまらないだろう。」
「あれは何かと理由つけて酒飲みたいだけだわ。」
私は、イライラに任せて言葉を紡ぐ。この訳の分からない衝動を吐き出してしまわないと、私がどうにかなりそうである。
「とにかく、父さんと母さんがいいと言ったんだ。今日一日はみんなと楽しんできてもらうさ。」
「育児も結構大変だからね。どこかでガス抜きしとかないといけないのさ。」
キッチンから母さんの声が飛んでくる。
五人の子供を育て上げた経験者が言うのだ、そうなのだろう。
しかし、それでも私のイライラが消えることは無い。
「たづなちゃんが心配しなくても大丈夫よ。えーと、ほら、何て言ったかしら…。」
洗い物を片付けたお姉ちゃんが顎に指を当てて黙考し、やがてぽん、と手を打つ。
「あ、思い出したわ。『親は無くとも子は育つ』って。」
「…。」
ため息しか出ない。まったく、お姉ちゃんは天然というか頭弱いというか…。
「たづなちゃ〜ん、何かカリカリしてませんかぁ〜?」
ひづめが、人を小ばかにしたような笑みを浮かべてこちらを振り返る。
こういう目をしたときのコイツの発言は大抵ロクなもんじゃない。
「あー、ひょっとしてたづなちゃん、まだしっぽにみれn」
ひづめが皆まで言い終える前に。
私は手近にあったクッションを投げつけた。
704名無しさん@ピンキー:04/07/12 20:38 ID:VycGSfem
「何をいまさら。」
自室。
パジャマに着替えた私は、ベッドの横でひづめの言いかけた言葉を反芻し、失笑する。
確かに駿平には一時期、好意を抱いていた。
何だかんだと理由をつけ、お菓子を作って持っていったこともある。
勉強を教えてもらうために、ほとんど毎日あいつの部屋に押しかけた時期もあった。
しかし、あいつは私ではなく、ひびきちゃんを選んだ。
そこまで思考が進んだ瞬間、私の中のイライラが膨れ上がった。
「…。」
自己嫌悪に陥り、ベッドに倒れこむ。
どうやら私のイライラの原因には、多少なりともひびきちゃんに対する『嫉妬』という感情が混じっているようだ。
思えば駿平に自分以外の女性が近づくたびに、この類の苛つきは発生していた気がする。
東京から二階堂とかいう人が来たときも。
マギーさんが一時期寮に滞在していた時も。
そして、ひびきちゃんが駿平と一緒にいるときも。
「やな女だな、私…。」
ききききっ…ごしゃっ。
鬱々と自己嫌悪に陥っていた私の耳に入ってきたのは、そんな音だった。
705名無しさん@ピンキー:04/07/12 20:39 ID:VycGSfem
パジャマのままで玄関のドアを開ける。
「…。」
外を見るなり、私は頭を抱えた。
街に繰り出すときに梅ちゃんたちが乗っていった軽自動車が、牧場の柵に突っ込んで止まっている。
車と柵の修理代も今日の帳簿に含めなければならない。赤字確定である。
「だから言うたやないか、そんなに飲んで大丈夫なんかって。」
「大丈夫ですよ!俺が大丈夫じゃなかったことがありますか?」
「あー、君に酒飲ませたのは間違いだったかもしらんわ。」
その軽自動車から、梅ちゃんが駿平に肩を貸して降りてきた。
顔の赤らみがちょっと尋常ではない。完璧に酔っ払っている。
「ちょっと梅ちゃん!どーなってんのよこれ!」
私はとりあえず、この宴の首謀者を怒鳴りつけた。
「いやー、思いのほか駿平くんの飲みっぷりがすごくてなぁ。気づいたらこの体たらくや。」
梅ちゃんはそう言って頭を掻く。
「あーもう…。で?ひびきちゃんは?」
「車の中で熟睡しとるわ。」
「そ。悪いけど、駿平を家の中まで運んじゃってくれない?あとは私がやるから。」
「はいな。」
ひびきちゃんを運ぶべく軽自動車に足を向けながら、梅ちゃんに頼む。
「あ、そうだ。梅ちゃん?」
「はいっ?!」
足を止め、呼び止めた梅ちゃんの背中がびくっと震えた。
「この車、運転してたの誰?」
柵に突っ込んだ軽自動車を指差し、尋ねる。
「あー。その、僕が思うに不可抗力というものが存在してやね…」
「梅ちゃんなのね?」
背後の梅ちゃんを、肩越しに、恨み混じりの視線で睨みつける。
「…はい。」
「柵と車の修理代、梅ちゃんの給料から引いとくからね。」
まったく、人がどれだけ苦労してここの財政管理をしていると思っているのか。
駿平に肩を貸したまま呆然と立ち尽くす梅ちゃんを尻目に、私は車のドアを開けた。
706名無しさん@ピンキー:04/07/12 20:45 ID:/k5E9cAt
をを
707名無しさん@ピンキー:04/07/13 20:43 ID:R3HfYX0k
「くー。」
「ちょっとひびきちゃん、こんな所で寝ないでよ。」
居間。
私はソファの上に横たえるなり寝息を立て始めたひびきちゃんを揺する。
反応なし。完全に熟睡している。
「…。」
どうやらあの衝突音に気づいて起きて来たのは私だけらしく、この居間には私と二人の酔っ払いしかいない。
かと言ってこんなことで父さんやお姉ちゃんを起こすのも気が引けるので…
って何で私がこんなことしなきゃならんのさ?
嘆息し、椅子に座ってコップの水を飲んでいる駿平に視線を移す。
とりあえず、こいつだけでも部屋に運んでしまうか。
そう判断し、駿平の服の袖を引っ張り、肩を貸してやる。
「ほら、ちゃんと歩きなさいよ。あんたたちの部屋まで行くわよ。」
「あい?」
ぼやっとしていた駿平の視線が私の顔で止まる。
「ひびきひゃん?」
この馬鹿、人の顔の区別も付かないレベルまで酔っ払っているらしい。
「お酒臭い息吹きかけないでよ。それに私はひびきちゃんじゃないわよ。」
「あー、やっぱりひびきひゃんじゃないかぁ。」
「だから私はひびきちゃんじゃないっての!」
708名無しさん@ピンキー:04/07/13 20:45 ID:R3HfYX0k
「きゃあっ?!」
ひびき夫婦のドアを開け、駿平をベッドの上に放り出そうとした私は何かに躓き、バランスを崩した。
私だけなら何とかなったものを、今の私の肩には駿平というお荷物が乗っかっている。
二人分の体重を支えることなど出来るはずもなく、駿平に押しつぶされるようにベッドに倒れこんでしまった。
「あいたた…。」
思わず閉じてしまった目を開くと、アルコールで赤くなった駿平の顔が、びっくりするほど近くにあった。
「ちょっと、どきなさいよ。重いじゃない。」
一瞬跳ね上がった心拍を気取られぬよう、ぶっきらぼうに吐き捨てる。
「ひびきひゃん。」
「…はい?」
嫌な予感が頭をよぎった。
ベッドの上。
酔っ払って私とひびきちゃんの区別の付かない駿平。
そして、その酔っ払いにマウントを取られている今の私。
ヤバイ。
絶対にヤバイ。
私は全力で、自分に覆いかぶさる駿平をはねのけようとした。
「あぁ、そんなご無体な…」
しかし、駿平はその抵抗を受け流すと、私の腕を押さえつける。
「ちょ…駿平!私はひびきちゃんじゃないって…あぁんっ!」
変な声が喉の奥から飛び出し、同時に私の背中が、意思に反して反り返る。
駿平の右手が、パジャマとショーツ越しに私のそこに触れていた。
「ほら、ひびきひゃん、ここがいいんでしょ?」
駿平の指が、布の上から的確に私のそこを撫でさする。
「ひゃっ、あぅっ…や、やめてぇっ!」
その刺激がゆるやかな快感の電流と化し、私の身体を痙攣させる。
709名無しさん@ピンキー:04/07/14 00:21 ID:JQR8frZ6
そ、そう来たか!  ワクワクワクワク
710視点が変わってるのは仕様です。:04/07/16 20:46 ID:m+qSzsJt
「ほら、もうここが硬くなってるよ、ひびきひゃん。」
駿平の指が、意思とは無関係に充血した陰核を軽く走査した。
「はぁあっ!」
布の上からの鈍い刺激にも関わらず、彼女の身体がベッドから軽く持ち上がる。
そこが与える快感の大きさは、彼女が知識として知っていたそれを遥かに凌駕していた。
「ひびきひゃんはここが弱いんだよね〜。」
「ああぁっ!しゅ、駿平、だめ、そこいじらないでぇ!」
たづなの懇願を聞き流し、弱点を執拗に責める。
その度に、淫らな快楽に疎い少女の身体はベッドから浮き上がる。
「…あれ。」
たづなの陰核を弄り、彼女の反応を楽しんでいた駿平が、急に愛撫を止めた。
「ひびきひゃ〜ん、これ何?」
強烈な快感が止み、荒い息をつくたづなの前に駿平の指が差し出される。
その指は、粘性の液体でべっとりと濡れていた。
「なっ…!」
目の前に突き出された指にまとわり付いた液体を見、自分のそこの状態を確認したたづなの顔が真っ赤に染まる。
淫らな快感に反応したそこは粘液を分泌し、その液体はショーツだけでなくパジャマの布地にまで染みを作っていた。
「パジャマの上からこんなに感じちゃうなんて、やらしいなぁ、ひびきひゃんは。」
「…。」
反論することも出来ず、ただただ赤面する。
始まりがどうであれ、駿平の愛撫に反応し、快楽を得ていた事は否定できない。
「そんなやらしいひびきひゃんには…」
駿平の手がたづなのパジャマのズボンにかかる。
「きゃあっ!駿平、止めて!止めてったら!」
思考を色欲に汚染されかかっているとはいえ、まだ理性はある。
たづなは自分の秘部を晒そうとしている腕をつかみ、抵抗を試みる。
しかし少女の腕力が男のそれに敵う訳も無い。
パジャマのズボンは、濡れたショーツを巻き込んでベッドの傍にほうり捨てられた。
711名無しさん@ピンキー:04/07/16 20:49 ID:m+qSzsJt
「ををぅ。」
たづなの秘部を見た駿平が歓声を上げる。
薄い茂みの向こうに見える、男を知らない桜色のそこは、溢れ出した愛液の反射する光で艶めかしい光を放ち、ひくひくと息づいていた。
「やっぱり綺麗だなぁ、ひびきひゃんのここは。」
「いい加減にしなさい!」
怒りと羞恥心で顔を真っ赤にし、たづなは駿平の頭を蹴たぐろうとした。
「えい。」
「ふあぁっ?!」
その直前に再開された肉芽への刺激が、蹴り脚の力を奪った。
布越しの時とは比較にならない量の快楽の電流が、ダイレクトに快楽中枢へ飛び込んでくる。
「あぁっ、くっ…はぁんっ!」
喉から飛び出る嬌声を堪えようとベッドのシーツを噛み、失敗する。
駿平の指の動きに連動し、腰が浮き上がる。
初めて性の快楽を知った少女は口の端から涎を垂らし、機械仕掛けの人形のようにがくがくと腰を突き上げた。
突如、今までたづなの秘裂を弄んでいた指が止まった。
「え…?」
急停止した愛撫に困惑する。
「どれ、ひびきひゃんの蜜はどんな味かなぁ?」
「ひゃうっ!?」
直後、たづなの太ももの間に駿平の頭が割り込み、舌による愛撫を開始した。
ざらざらとして熱を持った広面積の物体がスリットを走査する。
その感触が指による愛撫とはまた違う快感を生み、たづなの腰を浮き上がらせた
「あぁあんっ…駿平、だ、だめぇ…汚いよぉっ…。」
秘部を舐められることに対する恥ずかしさとその舌がもたらす快感に身をよじる。
「ほら、ひびきひゃん、聞こえる?こんなやらしい音立ててるよ、ひびきひゃんのここ。」
舌が愛液を舐め取る淫靡な水音が、たづなの羞恥心を更に煽り立てる。
「やだぁ…そんなこと言わないでぇ…」
712名無しさん@ピンキー:04/07/16 20:53 ID:m+qSzsJt
「えい。」
「あんっ!」
駿平の口がスリットを離れ、たづなの充血しきったクリトリスを含んだ。
そのまま唇でやわやわと肉芽を挟み込み、舌で先端をつっつく。
そこを指で弄ばれた時とは桁の違う、膨大な量の快楽の電流がたづなを襲った。
「やだっ…駿平、あたし、おかしくなっちゃうよぉっ!」
自分が何かを突き抜けようとしていることに気づき、たづなは恐怖心を覚える。
その瞬間こそが、女性としての歓びを最大限に感受できるポイントなのだが、初めてそこに到達しかかった
少女には、それがとてつもなく恐ろしいことに思えた。
「ほらほら、怖がらずにイッちゃいなよ、ひびきひゃん。」
そんなたづなの内心など知った風も無く、駿平は陰核を舐り続ける。
「あああぁっ、何か、何か来るよおぉっ!」
「うりゃ。」
「あああああぁっ!」
駿平が、軽く肉芽に歯を立てる。
瞬間、彼女は突き抜けた。
713名無しさん@ピンキー:04/07/18 01:44 ID:d2eDHiQi
あげ
714名無しさん@ピンキー:04/07/18 10:57 ID:d2eDHiQi
誰か私のマンコ舐めてください
715名無しさん@ピンキー:04/07/20 18:28 ID:Y5a4oDP5
バーディーないね
716名無しさん@ピンキー:04/07/20 23:52 ID:Km8O1w5H
土ワイ、マリワナはスレ違いですか?
717名無しさん@ピンキー:04/07/21 07:08 ID:IifL37ox
ばーでぃー:(誰か私のマンコ舐めてください)
718名無しさん@ピンキー:04/07/22 15:52 ID:N8mcwvdn
>>717
その、御好意はありがたいんですが…僕には頂けません。

最中に変身でもされたら大変な事になりますしー
719名無しさん@ピンキー:04/07/24 12:08 ID:sWRsPhDD
ウホ
720名無しさん@ピンキー:04/07/24 13:25 ID:8PR6CKRQ
>>698
投下マダー(AA略
投下途中なので感想つけなかったけど。イイ感じなので待ってる。


ところで、夏の祭典、今回パト、じゃじゃ馬、バーディ、あ〜るとかで参加するとこあるのかなぁ。
押井氏関連は別物が盛況らしいけど、ネットを見てる限りではゆうき氏関連はないのかな。
知人が参加するんで頼もうかと思ってるんだけど。
721名無しさん@ピンキー:04/07/24 20:22 ID:yDxkHVg8
普通のパロやSSならいつもあるけど、エロはかなり少ないだろうね。
しかもそういうのってカタログじゃわからない場合が多い。現場を歩いてて
目についたら儲け物、って感じ。
722712:04/07/24 21:42 ID:3nmDyn17
>>720
すみません、書き直し+仕事+雑用でしばらくほったらかし、書き直しの片手間スレを覗いてみたら何だかスレが閑散としていたので、
「あぁ、こりゃ私のSS要らないな。」と勝手に判断して投げておりました。
早急に書き直し作業に取り掛かりますゆえ、今しばらくお待ちを・・・。
723名無しさん@ピンキー:04/07/24 22:05 ID:2+SqQN+p
>>721
なるほど。情報サンクスです。
知人はカタログもってるんだけど、「ないかもしれないよ」との返事だったのでちょっと諦め。
なにぶん、知人が参加するジャンルはこっち系じゃないから余計に無理っぽいかなあ。

>>722
投下途中の作品にはレスしない事が多いので、待ってますよ。
ここロムオンリーの人が多いから読みたい人は大勢居る筈。

夏祭典で今どこのスレも閑古鳥っぽいからキニシナイ。
724名無しさん@ピンキー:04/07/25 22:23 ID:wj2TobiN
>>722
楽しみにまってますよ。
725名無しさん@ピンキー:04/07/26 11:15 ID:+cEj/eG7
>>722
待ってますよー
ちょっと切ない感じでハァハァしたい。
726名無しさん@ピンキー:04/07/26 17:09 ID:UTn8V4aF
ええ、いつまでも待っておりますよー
727712:04/07/27 21:44 ID:NaCid8CA
「う…」
絶頂の後の、まどろみのような感覚から覚めたたづなの聴覚を刺激したのは、かちゃかちゃという金属音だった。
足元にいる駿平が、ズボンのベルトを外している。
(あ…マズいなぁ。姉の旦那に犯られちゃう…)
頭の一部に、ぼんやりとした危機感が芽生えた。
しかし。
(…ま、いいか。)
快楽のために溶けきった脳は、その一言で危機感やら貞操観念やらを押し流してしまった。
駿平の脚からズボンとトランクスが落ち、屹立した肉茎があらわになる。
「げ。」
自分の前に突っ立つ男性自身は、彼女が想像していたよりグロテスクで、大きかった。
(うそでしょ?あんなのが私の中に入る訳ぇ?)
頭から血の気が引き、同時に思考能力が戻り、押し流したはずの危機感が蘇る。
「ちょっ…駿平!やっぱ駄目!やめて!」
「あぁっ、ひびきひゃん、今さら何を…」
「馬鹿ぁっ!そんなでかいの入るわけ無いじゃないっ!」
たづなの中に侵入しようとする駿平。それを阻止しようと抵抗するたづな。
ベッドの上でしばらくの間、二人はじたばたともがき続けた。
728712:04/07/27 21:45 ID:NaCid8CA
「ひびきひゃん、入れるよ。」
結局のところ。
筋力において圧倒的に劣るたづなは易々と駿平に組み伏せられていた。
「ひゃうっ?!」
熱を持った肉茎の先端が、たづなのそこの入り口を軽く突付く。
「ちょっと待って!まだ心の準備とか…」
「うりゃ。」
「ああああぁぁっ!」
ずぶん、という音と共に駿平の肉茎がたづなの純潔を押し破り、一気に最深部まで侵入した。
そして、入ってきたときと同じ勢いで後退し、再び侵入。今まで男を知らなかった膣内を蹂躙する。
「いっ…痛っ…駿平、抜いて!抜いてぇっ!」
破瓜と無遠慮な抽送の痛みにたづなは悲鳴を上げ、駿平を自分から引き剥がそうとする。
「ひびきひゃん、痛いの?」
「い、痛いに決まってるでしょ!何でもいいから抜きなさい!」
「いつもはあんなに気持ちよがってるのに…。」
ぶつぶつと呟き、駿平は腰の動きを止め、それを膣から引き抜ける直前で止める。
「じゃあゆっくり動かすからね。」
その言葉と共に、再びたづなの中に駿平のそれがゆっくりと侵入する。
最初ほどの痛みは無いものの、腰の奥から発せられる焼け付くような痛みに、たづなは顔をしかめた。
「いや、動かさなくていいから抜い…てっ!」
それの先端が、たづなの膣の行き止まりに軽くぶつかった。
じりじりとした痛みの直後、しかも何の前触れもなく発生した快感に、たづなの言葉の語尾が跳ね上がる。
「ほーら、ひびきひゃん、ここも弱いんだよねー。」
「ああぁっ、駿平、だめ、駄目ぇっ!」
口の端に意地の悪い笑みを浮かべ、駿平が腰を軽く揺する。
その度に肉槍の先端がたづなの行き止まりを突付き、そこから発せられる快感がたづなの腰を浮き上がらせる。
「ひびきひゃん、どう?気持ちいい?」
「はぁあっ、あうっ、ああんっ…。」
駿平の声も耳に入らない。
嬌声を上げながら駿平の動きに合わせて淫らに腰を突き上げる。
729712:04/07/27 21:46 ID:NaCid8CA
「ここも一緒に弄ったらどうなっちゃうのかな〜?」
駿平の指が、自らの肉槍を銜え込んでいるたづなの秘唇の上部、充血しきった肉芽に触れた。
包皮を剥き、露出したそれを指で軽く掃く。
「ふあぁっ!」
たづなの身体がびくんと痙攣し、ただでさえ狭い膣が更に収縮し、ぎりぎりと駿平の肉茎を締め上げる。
「駿平、やめて!そこ一緒に弄られたら、あたし…」
「え?なに?聞こえな〜い。」
「ちょっと、本当にやめ…ああああぁっ!」
膣の奥と秘唇から与えられる大量の快感に、たづなの身体はびくびくと痙攣する。
少女の快楽中枢は、もう限界に達しようとしていた。
「駿平、またっ…また何か来るよぉっ!」
絶頂の片鱗を感じ、たづなはベッドから身を起こして駿平にしがみついた。
彼女の、ボリュームに乏しい乳房が駿平の胸板にぶつかる。
「ひびきひゃん、もうイくの?俺まだなんだけど…」
「もう駄目、もう駄目ぇっ!ああああああぁっ!」
駿平の言葉など聞かず、たづなは再び快楽の絶頂に達した。
身体が激しく痙攣し、口から嬌声が垂れ流しになる。
同時に彼女の膣がこれ以上ないくらいに収縮し、クリトリスを弄ったときとは比べ物にならないくらいの力で肉茎を締め付けた。
やがて痙攣が終息し、全身から力が抜ける。
駿平の身体を掴んでいた腕からも力が抜け、たづなはベッドの上にころん、と転がった。
その勢いで彼女の膣から駿平の肉茎が抜ける。
「あのー、ひびきひゃん…。」
一人イき損ねた駿平が物足りなそうに声をかけるが、すでにたづなは快楽の後の心地よい眠気に誘われ、規則的な寝息を立てていた。
「ちぇっ…。」
運動をしたせいか、再びアルコールが回ってきた。
こちらは不健康な眠気に負け、駿平はたづなの横に転がった。
(それにしても。)
薄れ行く意識の中で、駿平はふと思う。
(今日のひびきさんのおっぱい、何だか小さかったような…。)
730712:04/07/27 21:49 ID:NaCid8CA
「あ…あんた何やってるのさ?」
早朝。
駿平の聴覚を刺激したのは、ひびきの困惑と怒りの入り混じった声だった。
「ふぁい?」
二日酔いでがんがんする頭を押さえ、声の方向を向く。
ぼんやりした視界の中で仁王立ちするは、昨日飲みに出た格好のままのひびき。
しかし自分の傍らには愛妻の温もり。
「…まだ酒が残ってるのかな?ひびきさんが二人いるや…。」
目の前に立っているひびきを幻覚だと判断し、駿平は再び枕に顔を埋めようとする。
「起きろこの酔っ払い!」
「あいたっ!」
ひびきの振り回したショルダーバッグが駿平の後頭部を強打した。
「な、何するんだよっ!」
「少しは酔いが醒めたかい?」
「幻覚のひびきさんに殴られたかないよっ!」
「ほーぉ。したらあんたの横に寝てるそれは誰なんだい?」
「誰って…決まってるじゃないか。」
頭をさすりながら、駿平は自分の傍らに目をやる。
そこで生まれた姿のまま、安らかな寝息を立てているのは、自分の愛すべき妻
……の妹。
「・・・・・っ!!!」
声にならない悲鳴を上げ、ベッドから転げ落ち、部屋の壁際まで後ずさる。
「なっ…えっ…何でたづなちゃんが俺たちのベッドに…」
「どーいうことか説明してもらおうじゃないの、駿平。」
「いや俺はひびきさんと…」
「まだ言うかっ!」
「くー。」
自分の横で始まった口論など知る由もなく、件の少女は幸せそうに眠り続けるのだった。
731名無しさん@ピンキー:04/07/28 08:15 ID:yVkKAt/5
>>702-712>>727-730
乙でした。
激しく(・∀・)イイ!!
732名無しさん@ピンキー:04/07/28 20:57 ID:Mz5zUct6
あーあ、修羅場だw
733名無しさん@ピンキー:04/07/28 21:08 ID:NqaC53xG
おつです
たづなだいすきなんで楽しめました
734名無しさん@ピンキー:04/07/28 21:10 ID:JInSyZDX
たづなちゃんのカラミみたかったので
すごくよかったです。GJ!
735名無しさん@ピンキー:04/07/29 04:03 ID:gohH3vl1
乙。
面白かった。
ラストがワロタよ
736名無しさん@ピンキー:04/07/30 22:45 ID:EfFzQB4x
GJ!!
737名無しさん@ピンキー:04/07/31 11:35 ID:efkKtGSI
乙でした!!
この後はどーなっちゃうのか…w
738名無しさん@ピンキー:04/08/04 04:27 ID:JnC56GBq
ほかによさげな場所が無いのでここでいいますが
南雲さんが延々男性器の名称を読み上げていく映画がありますた
739名無しさん@ピンキー:04/08/04 13:29 ID:xTnEehpm
タイトルキボンヌ
740名無しさん@ピンキー:04/08/04 16:27 ID:GM0f5Z3+
おー寂れとる。独り祭さんも大祭参加されるのかなあ
同人あるならほしいなあ…
741名無しさん@ピンキー:04/08/04 17:29 ID:SqkmvsRo
>>738
STのFC?>映画
そんなシーンあったけ?
742名無しさん@ピンキー:04/08/04 20:22 ID:u5a2XZjq
>>738
まったく何のことかわからんが俺も禿げしくタイトルキボンヌ
743名無しさん@ピンキー:04/08/05 14:31 ID:Msyd6Zzt
南雲さんの声優をやってる人が他の映画でそういうことをしてたのか?
744名無しさん@ピンキー:04/08/05 19:28 ID:EZnIcBJy
吹き替え見てないから分からないけど、映画「フォールームス」で
フラッシュダンスの主役を演じていた女優が、
「延々男性器の名称を読み上げて」ました。

その吹き替えを南雲さん担当の方が当てていたのかな?
違っていたらすみません。
745名無しさん@ピンキー:04/08/06 00:27 ID:dG/j988o
これだね。
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/7560/inumaru/cast_h.html#fourrooms
『フォー・ルームス』(ビデオ版)
アンジェラ(ジェニファー・ビールス 榊原良子)



746名無しさん@ピンキー:04/08/06 11:50 ID:TruE2FUl
テッド(ティム・ロス 田代まさし)
747738:04/08/06 11:55 ID:ekB20ZTB
その映画っす。
タランティーノ目当てで借りてきたらそんなシーンがあったんで笑いました。
748独り後藤しのぶ祭り:04/08/08 23:35 ID:CbcrB59o
「ねえ」
うるさい。
「ねえしのぶさん」
邪魔しないで。
「しーのーぶーさーんー」
ああもういい年して語尾を伸ばさないで頂戴!
「こっち向いてよー」
向いてる暇は無いの。この書類は目を通しておきたいの。
「ねえせっかく彼氏の部屋で二人っきりなんだよ?」
か、彼氏って・・・!!そりゃ彼女ではないでしょうけど・・・・。
「いちゃいちゃしよーよ」
もうちょっと年相応の言葉は使えないの?
「キスしたいなぁ」
そんなの自分の指でもしゃぶってなさい。
「ついでにもーっとエッチなこともしたいなぁ」
そんなの自分でしなさ・・・・・あ。な、無し!!今の考えは無し!!間違い!!
「ねーえー・・・・しーのぶさーん」
あーもー・・・・しつこい!!
「二人なのに一人ぼっちなんてさみしいよ・・・・」
あ、拗ねた。壁に向かって寝転んで泣き真似って幾つよまったく。
「しのぶちゃんの愛がお出かけ中だよ・・・・?」
明日大きい病院に連れてったほうがいいのかしら・・・。
「どこにいるの・・・?喜一は愛の迷子だよ・・・?」
明日大きい病院にしまってもらったほうがいいのかしら・・・。
さすがにこうなった男を目の前にして、書類は見ていられない。
後藤さんは今だ壁を相手に愛だのアムールだのジュテームだのジュヴゼームだの言っている。
認めたくは無いけれど、私はこうなった彼にすごく弱い。
だいたいこの男がこうやって拗ねたりごねたりわがまま言ったりする相手が私だけって言うのが問題なのよ!!
そんなの・・・・そんなの・・・・嬉しいじゃない!!!!
ああもうくやしい!!
私は書類を放ってしぶしぶ(を装って)立ち上がった。
749独り後藤しのぶ祭り:04/08/08 23:36 ID:CbcrB59o
壁に『の』の字を書く後藤さんの後ろに膝をつく。ちょっと深めに拗ねてるのかこっちを向かない。
溜息をついて髪を撫でてやる。お風呂上りの少し柔らかい髪が指先に心地よかった。
「ほら迷子。見つけたわよ」
あぁ恥ずかしい。何言ってるんだろう。でも冷たく対応すると、よけい意固地になるからしかたないの!!
この男、器用に立ち回るように見せかけて本当はものすごい不器用で頑固なんだから。
「・・・・・・・・・仕事は?」
髪を撫でる手から逃げるように縮こまる。それを追いかけるように少し覆いかぶさった。
「終わりました」
嘘だけど。まぁそんなに急ぐものでもないし、こうなった恋人のほうが最優先事項だって事ぐらいは分かる。
「ウソ、終わってないでしょ・・・いいよ別に・・・独りで生きてくもん・・・・」
この程度のことで今後の人生設計までしないでちょうだい。何だか今日は根深いわね。
「・・・・私は後藤さんと一緒がいいんだけど・・・?後藤さんは嫌なのかしら・・・?」
あぁもう本当に恥ずかしい。こんな事言わせないでよ。まぁそんなに嫌ってわけじゃないんだけど。
その言葉に頑なに壁に向かっていた後藤さんが本当に嬉しそうな締まりの無い笑顔で振り返った。
「・・・・・ううん」
・・・・まったく。これぐらいでそんな幸せそうな顔しちゃって。
後藤さんは顔を起こして私の膝の間に顔をこすり付けてきた。腰に手を回してしがみついてくる。
その頭をぽんぽんと撫でてやりつつ背中を愛撫した。
広い背中。実はすごく逞しい。いつ鍛えているんだろう?この人結構影で努力するから。
後藤さんは顔を埋める以外は特に何をするでもない。さっきまであんなにうだうだ言ってたのに。
どうしたの?何て風には訊かない。そんな訊き方して正直に言うような男なら今までの苦労の九割五分は存在してない。
「・・・・なにしよっか?」
耳元で出来るだけ優しく呟いてやる。腰に回された手がぎゅっと締まった。
「ん?」
もう一度。髪に手を入れて掻き回しながら訊いてやる。ちゅっと音を立ててキスしてやるとやっと口を開いた。
「しのぶさんといちゃこらラブラブあへあへクチュクチュあぁーんイイわーんイクわーん・・・・ってなことしたい」
・・・・・・・たしかこの家出刃包丁あったわよね・・・・
750独り後藤しのぶ祭り:04/08/08 23:37 ID:CbcrB59o
いそいそと布団を敷き始める男の背中を見て溜息が漏れた。
こんなぶっちぎった変人を選んでしまうなんて・・・人生って・・・人生って・・・・。
いつも通り新しいシーツを取り出して丁寧に寝床を整えていく。が、いつもとちょっと違うことに気付いた。
何だろう・・・・いつもだったらもっと・・・・
「しーのぶさーん」
満面の笑みで『で・き・た・で・き・た♪』と言わんばかりにぽふぽふと布団を叩く。
もう、埃が立つじゃないの。まったくしょうがないんだから。
立ち上がって畳まれた洗濯物の中からバスタオルを取り出す。お風呂場に向かおうとすると大きな手にがしりと掴まれた。
「・・・・・・・・・Quo Vadis?」(いずこへ?)
犯罪者でもとっ捕まえるようなドスの効いたバリトンで訊かれる。しかもなぜかラテン語。
ヘンリク・シェンキエヴィッチ(Henryk Sienkiewicz 1846.5.5-1916.11.15 ポーランドのノーベル賞作家。代表作『Quo vadis』等)かお前は。
「・・・・お風呂」
やっぱりこういうことの前にはきれいにしたい。だというのに目の前の真顔の男にひょいと抱えられた。
ぽい、と布団の上に投げ出されてあっという間にふすまが閉められる。素早い動きで覆いかぶさってきた。
「ちょ、ちょっと。後藤さんは入っただろうけど、私はまだなのよ?」
後藤さんは目を閉じて静かに首を振る。何なのよ、そのキャラは。
「そのままでいいです。その方が興奮するので」
あー別れたい。本気じゃないけど。何なのこの男は。
眩暈を起こす私を尻目にとっとと自分の服を脱ぎだす。いつもだったらギリギリまで脱がないのに・・・・。
珍しいこともあるもんだわと見上げている間に全裸になっていた。
・・・・えーと・・・・・うん、まあ・・・・いい体よね・・・・・贔屓目じゃないわよね?逞しいし、引き締まってるし・・・・。
「・・・視姦ですか」
うわ、殺したい。警察と日本と人類の未来の為にも殺しといた方がいいのかもしれない。
いえ、待ってしのぶ。落ち着きましょう。こんな男でももしかしたら、万が一、何かの間違いで、何らかの貢献をする可能性が・・・・
「感じちゃうな」
・・・・・・・やっぱり殺しておこう・・・・
751独り後藤しのぶ祭り:04/08/08 23:38 ID:CbcrB59o
今度は私の服が脱がされていく。ゆっくりゆっくり、丁寧な動き。
いつもこうやって、壊れ物でも扱うかのように脱がされる。それは決して、嫌な気分じゃない。
大切にされているのがよく分かるから。
慣れた手つきで服も下着も脱がされる。この男は今までこうやって何人の女を脱がしてきたんだろう?
そう思う時、いつも焦げ付くような嫉妬を感じる。過去の全ての女達に殺意にも似たものを覚える。
これだけの男だ。一人や二人なんてものじゃないだろう。私以外にもこの男の肌を知る女がいるなんて。
そして自分自身の独占欲の強さに驚く。本当はいつもこの男を独り占めにしたいと思っている。
悔しいけど。腹立つけど。ものすごく認めたくないけど。
目の前の男は何にも気付かない顔でうきうきと服を脱がしている・・・・と思ったら。
「・・・・しのぶさんが一番ですよ?」
あ―――――――腹立つ。全部お見通しって言いたいわけねこの男。
何が一番腹が立つって、その言葉にものすごく喜んでる自分自身によ!!!
「・・・・私は違うから」
悔しいから憎まれ口を叩いてやる。後藤さんは静かな瞳で苦笑していた。
752独り後藤しのぶ祭り:04/08/08 23:38 ID:CbcrB59o
下着とストッキングが足から抜かれ、私もまた全裸になる。いつもこの瞬間は少し心細い。
その後力一杯抱き締められるからすぐに吹き飛んでしまうんだけど。
今日も強く抱き締められる。でもいつもと少し違う気がする。何だろう。ちょっといつもより・・・
「しのぶ・・・・」
う。お願いだからその声で耳元で囁かないで。そんなに熱い声を出さないで。
嫌って訳じゃないのよ?そうじゃなくて・・・その・・・・あの・・・・声だけで腰が抜けそうっていうか・・・・
「・・・・しのぶ・・」
呼び捨てされるのも実は弱いのよね。いつも『しのぶさん』って呼んで、こういう時だけ『しのぶ』って呼ぶから。
分かってやってるのかしら?仕事中に急に『しのぶ』なんて呼ばれるともう本当に大変なんだから!!
あ、えーとその。何が大変かって言うと、その・・・仕事中なのにこういう時の事考えちゃうっていうか・・・・。
次はいつできるのかな・・・・とか、今ここでしちゃいたくなるっていうか・・・・って!いえ、そこまでは思わないわよ!?
「しのぶ・・・・」
あ・・ん・・・耳を噛みながらなんてズルイ・・・。でも、どうしたのかしら?いつも呼び捨てにするのは入れる時なのに・・・って私のバカ!!!
753独り後藤しのぶ祭り:04/08/08 23:40 ID:CbcrB59o
「しのぶ・・・」
降りていく唇がものすごく熱い。いつもは気を使ってあまり残さないキスマークがどんどんつけられていく。
首筋はもちろん、うなじや耳の下、鎖骨まで濃厚に刻まれていく。
あぁ、明日どうやって隠そう。困ったなぁ・・・なんて思いながら全然困っては無いんだけど。
本当は後藤さんに跡つけられるのは好きだから。『俺のものだ』って言われているみたいで。
私も後藤さんにつけたいけど、ちょ・・・・っと恥ずかしいからなぁ。でもいつかつけてみたいなぁ。
後藤さんの顔が延々跡をつけながらおへそまで降りていく。くり、と舌が入れられて体が跳ねてしまう。
そこは私の性感帯の一部でしかも結構敏感だ。だからあんまり刺激されると・・・・・
「あ・・・んっ、あんっ、や・・・・あぁっ!」
ぬめった舌がぐりぐりと刺激してくる。ここは敏感ではあるけれど、快感に直結はしないからすごくもどかしい。
いい気持ちなんだけど、キスなんかの気持ちよさに近いからかえって焦らされている感じがしてしまう。
「あ、あぁんっ、はぅっ・・・・やんっ」
もっと、もっと気持ちよくなれる所も触って欲しい。ここだけじゃもう・・・
754独り後藤しのぶ祭り:04/08/08 23:40 ID:CbcrB59o
「あふぅっ、ご、とうさっ・・・もっと、お願い、もっと・・・・」
後藤さんはおへそへの刺激は止めないまま言葉を発する。それがまたもどかしさを生む。
「どこ触って欲しいの?おっぱい?お尻?背中?脚?それとも・・・・お***?」
そんな卑猥な言葉言わないで・・・・・そんなこと言われたら・・・私・・・私・・・
「・・・・・全部・・・」
「しのぶはいやらしいね」
恥ずかしい・・・でもそれが本当の気持ちだから。全部、この人にすべてを触って欲しい。
「しのぶは俺におっぱいもお尻も背中も脚もお***もぜーんぶ触って欲しいんだ・・・・それに俺知ってるよ?」
何・・・?もう、これ以上卑猥な言葉でいじめないで・・・お願い・・・・
「熱くて硬くて長い棒でしか届かない所も触って欲しいんだよね・・・?このおへその奥が壊れちゃうぐらい突き刺して欲しいんだよね?」
ひどい・・・・そんなこと言わないで・・・・あぁ・・・
「欲しいわ・・・後藤さんの***が・・・欲しいの・・・」
「いやらしいな・・・・俺、***なんて言ってないよ?そんなはしたない言葉が言えるなんて、本当にしのぶはいやらしいね」
そうしたのはあなたなのに・・・・
755独り後藤しのぶ祭り:04/08/08 23:41 ID:CbcrB59o
>>740
パトの長編エロ小説本出します。
カップリングは後藤×しのぶと遊馬×野明。
後藤×しのぶはP2後の拉致監禁調教話。(「俺から離れられなくしてあげるよ」「もう殺して…」)
遊馬×野明はP2前の無理矢理お初話。(「俺がお前に男を教えてやる」「やだよ遊馬…っ」)
女性陣はとにかく陵辱されまくりで、男性陣は好き放題犯り放題。
おまけSSは不破×しのぶで下品ギャグ&エロな話を。













・・・・・ってすいません、真っ赤なウソです。
そんな本あったら金握り締めて買いに行くんだがなぁ・・・・
756名無しさん@ピンキー:04/08/08 23:46 ID:7qTE/InJ
>独り後藤しのぶ祭り タソ

キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
毎度、しのぶさんハァハァですよ。
今回のGJ!!!
ちょうど、リアルタイム投下途中で遭遇。
ギャグっぽいけど、えろくてイイ。

本ほすぃ。出してくれ。
757名無しさん@ピンキー:04/08/09 00:00 ID:HIopRbkd
そんなの・・・・そんなの・・・・嬉しいじゃない!!!!

↑このくだりがものごっつぅ萌え。なんかもうぎゅってしたくなるですよ。
しのぶさん可愛いなぁ。相変わらずぐっじょぶ!
758名無しさん@ピンキー:04/08/09 00:05 ID:vYXj7031
もうやば。
名前で呼ばれるとか、裸になって不安とか過去の嫉妬やらもうツボ多すぎ。
ほんとイイ話で萌え。
759名無しさん@ピンキー:04/08/09 23:06 ID:hNBl3JD+
「しのぶ」って、あの声で囁かれて感じてしまうしのぶさんに萌え。
全てしのぶさんの視点ってのもイイ!
760名無しさん@ピンキー:04/08/10 00:24 ID:MlNU+dtV
全然エロなしだけど、コソーリ投下。で、ごとしの。

アイドリングを短めにして走り出す車の音。
ぱたぱたと動いては止まり、また小さく動きだすバイクの音。
どこからか聞こえる鳥の声。

しっとりとした空気に頬を撫でられ目覚めたしのぶの耳に心地よい音が聞こえてくる。
ゆっくりと目を開け、閉め忘れていた窓の隙間から覗く景色を眺めた。
水の中にほんの一滴インクを垂らしたような瑞々しいもやの中に青白い光が見え隠れしている。
数時間前まで埋め尽くしていた闇の世界と新しく始まろうとする光の世界が交じり合う瞬間。
しのぶは枕元で頬杖をつきながら、その風景にしばし見とれていた。

761名無しさん@ピンキー:04/08/10 00:25 ID:MlNU+dtV
「いつから起きてたの」
物憂げな恋人の表情に心が曇る。
「ついさっきよ。ごめんなさい、起こしちゃった?」
「いや・・・」
後藤がしのぶの髪を一房持ち上げて唇を寄せた。
そしてそのまましのぶを自分の懐に抱き寄せる。少しばかり冷えた肩が震えている。
その肩にも唇を寄せ、朱い所有印を残す。

数ヶ月前から始まった二人のあらたな関係。
壊すのが怖かったのは二人とも同じだった。

また大事な人を失うのが怖くて、踏み出すことをためらった。
けれど一度壊れてしまうと驚くほど相手を求めた。

後藤の唇が鎖骨に触れる。
敏感になっている肌がぴくんと反応した。
あれだけお互いを繋ぎあっていたのに、心の不安は消えていくことがない。
二人を繋ぐ、切れてもいない糸を手繰り寄せるように更に求め合い続ける。

762名無しさん@ピンキー:04/08/10 00:31 ID:MlNU+dtV
「怖いわ」
しのぶが洩らした一言に後藤が答える。
「それは俺だって同じだよ」

抱きしめるたびしのぶの新しい一面を知るがそれでも物足りない。
もっと、彼女を自分のものにしたい。
そんな狂気じみた感情が沸いてくる。
「どんどん深みにはまって抜け出せなくなるから」

「このまま、地獄にでも堕ちていくのかしら」
しのぶのしなやかな指先が後藤の輪郭をなぞる。
「快楽を求める仏教的に悪い場所のことを悪所・・・地獄って言うって、知ってた?」
頬に触れるしのぶの手を掴み覆いかぶさると、しのぶの唇を塞いだ。
吸い付くように何度も押し付けしのぶの口腔をまさぐる。
舌と舌が執拗に絡み合い昨夜の出来事を連想させる。
「んっ・・・」
しのぶの口から甘い吐息が漏れた。

「堕ちちゃおうか、二人で」
後藤がしのぶの頬を掌で包み込みながら耳元で囁いた。

以上です。オソマツ。

763独り後藤しのぶ祭り:04/08/10 21:37 ID:VNjxEMJ3
「しのぶ、こっちきてごらん」
座った後藤さんの股間に頭を引き寄せられる。すぐ目の前に男の肉棒が迫り、熱く湿った空気が顔を撫でた。
「ほら、しのぶの欲しがってた***だよ・・・・・ご挨拶は?」
硬くなったソレでぴたぴたと頬を打たれる。そっと両手で掴みその先端にキスを落とした。
そのまま口を開けてゆっくりと飲み込んでいく。喉の奥まで含んでから唇をきゅっと締めた。
「ふふ・・・・いいね、すごくいい・・・」
初めての時から口に含む事に抵抗は無かった。愛しい男の最も敏感で脆弱な器官。
嫌悪感などまったく湧かず、満足感と心地よい背徳感だけがあった。
唇できつく締め付けながら喉で吸い上げて、頭を上下させる。離れる寸前に先端を舌先で転がして再び口に含む。
飲みきれなかった唾液が顎を伝って胸に流れ落ちる。頬を温かい大きな掌が撫でていった。
「しゃぶるお顔見せてごらん?」
咥えながら目線だけを上げると後藤さんの嬉しそうな顔が見える。
喉まで含んでいたソレをゆっくりと吸い上げてから解放した。今度は唇と舌とで包皮を愛撫し始める。
顔がよく見えるようになるべく上を向きながら懸命にしゃぶる。くちゅくちゅと濡れた音がして益々興奮した。
「美味しそうだねぇ?しのぶはコレが大好物だもんね?」
卑猥な言い方に顔が赤くなる。それでもやめる事は出来ずしゃぶり続けた。
口腔に伝わる感触と男の息遣いで限界が近い事が分かる。
「ああ・・・もう終わっちゃうなぁ・・・つまんない・・・・」
髪を撫でる男の手に力がこもり始める。追い詰めるために唾液が飛ぶほど性急に舌を動かし先端を含もうとした。
が、上手くタイミングが合わせられず、吹き出したものすべてが顔にかかってしまった。
「あ・・・・・・・・」
それだけで背筋を快楽が駆け上がっていく。共に絶頂を迎えた様な気だるさがあった。
顔の上を垂れていく液を指ですくい舌先で舐め取る。濃い男の味に安堵し愛しさが増した。
「顔にかけられて喜ぶなんて・・・・呆れた淫乱だ」
くっと顎を掴まれ精液まみれの顔で後藤さんを仰ぐ。男の心底嬉しそうな顔が嬉しかった。
764独り後藤しのぶ祭り:04/08/10 21:38 ID:VNjxEMJ3
見上げた男がくっくっと笑い出す。何かと思うと指先で頬を突付かれた。
「食いしん坊だねぇ?」
突付かれた感触で気付く。いつの間にか無意識に肉棒にしゃぶりついていた。
自身のあまりの浅ましさに顔が紅潮する。だが口を離す気にはなれなかった。
「何て淫乱なんだろうねぇ・・・・まだ足りないの?」
そうだ、何度しても足りない。何度だってしたい。いつまでも男のモノをしゃぶっていたい。
夢中でしゃぶっていると、後藤さんは上体を倒して横になった。ぴしゃぴしゃと頬を叩かれる。
「こっちにお尻向けてごらん?しのぶのいやらしいお***舐めてあげるから」
思わぬ嬉しい言葉に急いで尻を向ける。脚を大きく開いて男の顔を跨いだ。ぬちゅっと腿の間に糸が引く音がする。
「たくさん舐めて・・・」
「はしたない子だこと」
ぬる、と熱く弾力のある舌で押し潰す様に舐められる。待ちわびた感触に短い悲鳴が漏れた。
尻を掴まれ左右に割り開かれる。ぱくりと口を開いた秘裂を上から下までものすごい勢いで舐め回された。
「あふっ!ん、んあっ・・・おねが・・・もっと・・ゆっくり・・・!!あんっ、あん・・・・・あぁんっ!!」
「ほら、鳴いてばっかいないでちゃんとしゃぶって」
765独り後藤しのぶ祭り:04/08/10 21:39 ID:VNjxEMJ3
両手の指が膣に差し入れられ思い切り左右に開かされる。入り口から最奥まで丸見えになっているのが分かった。
「だめぇ・・・っ!裂けちゃう・・・っっ!!」
「そうかなぁ?こーんなだらしなくおっきなお口開けといてまぁ・・・・奥のやらしいピンク色まで丸見えだよ?」
淫猥にうねる中はおろか陰毛もヒクつく肉芽も尻の穴もそのすべてを男に見られる屈辱と・・・・・快楽。
押し広げられても満たされているわけではないもどかしさに腰がうねるのを止められなかった。
「そんなにおケツくねらせないの・・・ちゃんと舐められないでしょ?」
膣を開かせたまま肉芽も左右に割られる。包皮のなかに舌をねじ込まれ激しくかき回された。
「ひあぁっっ!!だ・・めぇ・・・っ・・・お願いえぐらないでぇ・・・っっっ!!!」
舌が無防備な秘裂を容赦なく蹂躙する。男の股間に顔を埋めて無様に喘ぐ事しか出来なかった。
「熱い・・・・・お***が熱い・・・っ・・・・お***だめになっちゃ・・・う・・・・・っ・・・あぁああっっ!!」
残酷な逃げ場の無い快楽に、私は蜜を溢れさせながら絶頂を迎えるしかなかった。
766独り後藤しのぶ祭り:04/08/10 21:40 ID:VNjxEMJ3
力尽きて崩れ落ちた体。自分自身のはぁはぁという犬の様な息遣いと心臓の音がうるさい。
体勢を立て直すことも出来ずに尻を立てたままの淫らな姿で喘ぐしかなかった。
「ひっ・・・!ア―――――――――ッッ!!!」
ひどく敏感になっていた秘裂に信じられない衝撃が走る。男が何の予告もなしに指を三本纏めて突き入れてきたのだった。
痙攣する肉壁を無視して乱暴に突かれる。途端に蜜が溢れ出して指の動きを助けた。
「そ、んな・・・だめ・・・っ・・・!ゆび・・へら・・してぇ・・っ!!」
「こんなに涎だらだら垂らしながら言っても説得力ないよ?」
指が内部でばらばらに動き出す。肉棒ではけしてありえない動きに、体は浅ましく反応して指を締め付けた。
「ふふ・・・ホントにしのぶはどこもかしこもいやらしいね」
きつい内部で指がさらにうねりだす。肉壁が吸い付くように収縮し指の動きをよりリアルに感じた。
高まる快楽はもう後戻りできない所まできている。指の動きに合わせて尻を振り、絶頂を迎えようと快感を貪った。
「ひぅっ・・・!・・・・き、て・・・・っ・・・その、ゆびで・・・おくま・・・で・・・きて・・っっ!!」
男の股間に突っ伏して涎を垂らしながら叫ぶ。だが指はイク寸前で無理矢理引き抜かれた。
突然の動きについていけなかった肉壁は指に引き摺られる形になる。
その摩擦の大きさに背中が弓なりに反るが達する事は出来なかった。
767独り後藤しのぶ祭り:04/08/10 21:41 ID:VNjxEMJ3
「ひぃい・・っ・・・はぁ・・・・・っ・・・・・・・どうし・・・て・・・?」
ギリギリまで高められただけの体が狂おしいほど快楽を求めている。秘裂は咥え込む物を求めて収縮を繰り返した。
後藤さんは私の体の下からするりと抜け出すと尻をぴしゃりと打つ。刺激にくぅんと鼻が鳴った。
「・・・入れて欲しそうだねぇ?」
立てた尻の真ん中をじっと見ながらそう言う。私はもう恥じらいも何もかも捨ててこくこくと頷いた。
「ここに俺の***欲しい?」
またぴしゃりと打たれる。私もまたこくこくと頷いた。立てた尻を顔に見立て何度も何度も往復して打たれる。
ぱん、ぱん、と肉を肉が打つうっとりする様な音が響く。絶頂を待ち侘びる体にはどんな刺激でもご馳走だった。
いや、この男が与えてくるものならばこの体は何でも快楽に変換してしまうだろう。
シーツを握り締め肉の奏でる音に聞き惚れながら、私は仔犬のように鳴き続けた。
768独り後藤しのぶ祭り:04/08/10 21:42 ID:VNjxEMJ3
両の尻が赤く染まる頃、ようやく解放された。カタカタと体は震え続ける。だが心は倒錯した心地良さに満たされていた。
腫れた皮膚に触れるか触れないかの距離で尻を撫でてくる。かすかな痛みと快楽に欲求はより一層高まった。
「おねがい・・・・中出ししてもいいから・・・・・もう入れて・・・・」
もうどう扱われようとよかった。今考えられるのは後藤さんの肉棒に貫かれる事だけ。
早く熱い肉を押し込んでつなげてもらいたかった。男と一つになりたかった。
「欲しいの・・・・あなたとココでつながりたいの・・・・おねがいこれ以上焦らさないで・・・」
犯してもらおうと懸命に尻を振る私に後藤さんが覆いかぶさってきた。後ろから目を覗き込まれる。
「俺もしのぶとつながりたいよ・・・・さ、いつもみたいにおねだりしてごらん?」
興奮に乾いた唇を舌で湿らせる。肩越しに振り返っておねだりの言葉を紡いだ。
「・・・・喜一さんの・・・熱くて硬くておっきい***で・・・・・しのぶのお***を串刺しにして・・・・」
ずん、と肉棒が根元まで一気に押し入ってくる。眩暈のするような強烈な刺激に体が仰け反った。
「ひ・・・い・・・っ・・・・あぁあああ――――――っっっ!!」
散々焦らされ待ち侘びたソコは差し入れられただけで果ててしまった。どっと蜜が溢れ出て一時の終焉を飾った。
「・・・・入れただけでイッちゃったの?・・・かわいいね、しのぶは・・・っ」
769独り後藤しのぶ祭り:04/08/10 21:42 ID:VNjxEMJ3
腰を力強く掴まれ強く引かれる。押し込まれた肉棒と正反対の動きに最奥が沈み、突き抜けるような快感をもたらした。
「はぁんっ!!だめぇっっ・・・!!よすぎ・・る・・・こんな・・・・奥・・まで・・・だめ・・・・深すぎる・・っ!」
後ろから手が回され肉芽と乳首をつままれる。のしかかられた男の重みで肉棒がより深く入った。
「くぅうっ・・・これ・・・・い・・じょうは・・・もう・・・・むり・・・・くずれちゃう・・・っ・・・お***くずれちゃう・・・っっ!!」
「・・・俺も結構限界・・・っ」
深くめり込んだまま男の腰が八の字に動く。と思えば激しく突き上げられ、その予測のつかない動きに体は歓喜した。
乳首と肉芽と秘裂を同時に攻められもう何も考えられなくなっていく。容赦ない動きで絶頂へと追い詰められていった。
「イク・・ッ・・・イクッ・・ぜん・・ぶ・・・イッちゃう・・っ・・・・くうっ・あぁああああっっ!!!!」
膣が激しく痙攣した後、肉棒をぎりりと締め付けてから弛緩する。再び蜜が失禁でもしたかのように溢れ出した。
男の肉棒が勢いよく抜かれ、熱いしぶきが背中に振りかけられる。その愛しい感触にうっとりと目を閉じた。
770独り後藤しのぶ祭り:04/08/10 21:42 ID:VNjxEMJ3
ふわりと意識が浮上する。いつの間にか眠ってしまったのだろう。パジャマを着せられて布団に寝かされていた。
「起きた?」
声に頭をめぐらすと、缶ビールを手に枕元にいた男と眼が合う。
喉渇いた?と訊かれたので頷くと口移しにビールを飲まされる。こんな甘いビールは初めてだった。
「おいしい・・・・」
喘ぎ過ぎたせいか声がひどく掠れている。唇に残ったビールを舐め取っていると後藤さんが真剣な顔で覗き込んできた。
「・・・・・あれ、取り消して」
酷く深刻な声だが何のことを言っているのか分からない。何を?と首を傾げると、顔の両脇に拳が打ち付けられた。
「・・・・俺はしのぶさんが一番って言ったのに・・・しのぶさんは『私は違う』って言ったでしょ・・・!?」
・・・・・・あ・・・・あれ・・・本気にしたんだ・・・・それで・・・・・まだ拗ねてるんだ・・・・・
そう気付いた途端、おかしくなって思い切り笑ってしまった。後藤さんはきょとんとした後、珍しく顔を赤くして声を荒げた。
「な、何!?ちょっと何なの!?俺これでも本気で怒ってるんだよ!?何爆笑してんの?ドリフのコントやってんじゃないんだよ!?」
何と言われようと笑いは収まらない。後藤さんが必死になればなるほどおかしかった。
過去の女達はこの男のこんな姿見た事あるんだろうか?いや、きっとないだろう。そう思うとざまぁみろという気持ちになった。
後藤さんはすっかり機嫌が悪くなっている。ようやく笑いが納まった頃、男の頭を抱き寄せて最大限の愛情を込めて囁いた。
「愛しているわ。あなたが一番よ?」
途端に空気が緩む。真っ赤になって照れた顔をする男に胸がすっとした。恥ずかしそうにごそごそと胸に顔を埋めてくる。
小声で俺もだよとか、しのぶさんが一番綺麗だとか、愛だのアムールだのジュテームだのジュヴゼームだの言っていた。
「あとね・・・・あのね・・・・話しかけた時、無視しないでね・・・・」
「そうね、あれは私が悪かったわ。ごめんなさい」
こもった声がくすぐったい。髪に手を差し入れてくしゃくしゃと掻き回すと顔を摺り寄せてきた。
「お仕事ならそれでいいの・・・・・・・だけどね、返事だけはして・・・?」
「約束するわ」
そうやって拗ねてごねてわがまま言って甘えてきなさい。全部受け止めてあげるから。

<終>
771名無しさん@ピンキー:04/08/10 22:11 ID:NZbRscXW
760さん、独り祭りさん、GJ!

わーいリアルタイム投下はじめてだ〜
772名無しさん@ピンキー:04/08/11 00:06 ID:53NOLnRP
エロいくせに終わるとイジケ虫な後藤さんがぷりちぃ。
何だかんだ言って、結局しのぶさんが主導権握ってんのが良いですな。
760さんのピロートークもしっとりしてて萌え。
両氏ともぐっじょぶです。
773名無しさん@ピンキー:04/08/12 20:36 ID:seAplluL
>>760さん 独り祭りさん
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
というわけで乙&萌えさせすぎですよ。
>760
エロなしでも十分えろい。次もガンガレ

>独り祭りさん
後藤さんのいじけっぷりがイイ。
エロイけど可愛いんだよなー。



最近、エロ系は書いてないからまた書きたいなーと想うけど、これだけ
神が多いともう十分満足。
774名無しさん@ピンキー:04/08/15 23:38 ID:2Qf/VfpZ
>773
そんなこと言わずに書いてくださいよ。
待ってます。
775名無しさん@ピンキー:04/08/16 23:09 ID:d6PKagsi
続いているようですけど、ごとしの投下させてください。
エロ物初挑戦なんで読み苦しいところも多いですが・・・
776775:04/08/16 23:11 ID:d6PKagsi
電気も点けないでどうしたの?」
後藤が勤務を終え自宅に戻ると、居間のテーブルの前で背筋を伸ばし正座をしているしのぶの後姿が目に入った。朝から本庁での会議に出席していたしのぶに今日会えるとはうれしい誤算だ。
「会議、お疲れさん。どうだった?」
くたびれたスーツとネクタイをハンガーに掛けながらしのぶに話しかける。
「・・・・・」
「またあのたぬき親父達とやり合った?」
「・・・・・」
「言わせておけばいいいじゃないの」
「・・・・・」
しのぶからの返事がない。
(ずいぶんご立腹だなぁ。こりゃ、相当やったね。こんなときは温かい愛情で包み込んであげましょ♪)
「俺が慰めてあげるから、機嫌直そうよ、ね、しのーぶさんっ」
身動き一つしないしのぶを後ろから抱きしめようとして手を伸ばしたその時
「触らないで!!」
「はいぃっ?」
突然の大声に思わず両手を後ろに隠してしまった。
(いや、別に変ないたずら心があるわけじゃないんだけど・・・・・・今は、って付け加えなきゃダメかな。ほら、せっかく会えたんだし、色々したいことあるじゃない・・・まさか下心がばれたから・・・ってわけじゃ、なさそうなんだけどなぁ・・・)
「あのね、しのぶさん」
しのぶから静かな怒りを感じつつ、思い切って訊ねる。
「触らないでちょうだい!汚らわしい」
「へっ?」
(汚らわしいって・・・俺に対して怒ってるのかな。・・・う〜ん、今日はちゃんと仕事してたし、昼ににんにく入りのラーメン食べたわけでもないし、最近は靴下も毎日取り替えてるし・・・・・・・隊長室でタバコ吸ったこと?・・・まさかぁ)
いくつかしのぶの怒りの種になりそうな事を思い浮かべては、思い当ることがない事柄を潰していく。
しのぶに頑な部分があることはすでに百も承知だが、今日ぐらい硬い鉄の扉で囲われたしのぶの心を解きほぐす事はさすがの後藤といえどもお手上げだ。
(まいったなぁ・・・)
777775:04/08/16 23:40 ID:d6PKagsi
気まずい沈黙を破ったのは以外にもしのぶだった。ポケットの中から銀色に光るものを取り出し、机に置いた。
後藤にはそれがなにかすぐにわかった。しのぶに渡していたこの部屋のスペアキーだ。
「これ、お返しします。じゃあ、帰るわね」
「ちょっ、っちょっとまってよ」
しのぶが立ち上がろうとするのをすぐさま引き止める。すると、しのぶの足元に派手な表紙の雑誌が隠すように
置かれていた。数日前にシバと交わしていた話が浮かんだ。
 『あ、後藤さん。い〜の手に入ったんすよ。・・・見たいでしょ〜?だ・い・じょ〜・ぶ!・・・へ?いらない
・・やだなぁ冗談は足元のサンダルだけにしといてください。これ、いつも世話になってる後藤さんへのささやか
なプレゼントですから・・・・・・・・ほら、夜中とか、無性にさびしくなっちゃったりするでしょ。・・・・・
・ささっ、どーぞ、どーぞ』
一瞬にして後藤は全てを悟った。
しのぶの腕を力ずくで引き寄せると自分の懐に入れた。
これが犯罪者かなんかだったらみぞおちに一発入れられて終わりなんだろうけれどさすがのしのぶも後藤にはしない。
「いやよ、離して」
「やだよ」
後藤がしのぶの耳朶に吸い付いた。じゅぶじゅぶと音を立てながら耳の穴に舌を入れて掻き混ぜる。しのぶが身を捩り
ながら抵抗を試みるが、そんな事は構わず耳から首筋の辺りを攻め続ける。
「・・・・・・本気でもないくせにこんなことするのやめて」
778775:04/08/16 23:42 ID:d6PKagsi
「何言ってんの、俺は本気だよ」
「嘘よ、私のことなんか好きじゃない」
「違わないって。どうしてそう思うわけ?」
「・・・・・・・・・・・だって・・・」
言葉に詰まったしのぶを横目に、後藤は雑誌を手に取ってめくると、
声に出して読み始めた。
「るな17さい、3度の飯より○○が好き。あやみ20さい、わたし
のテクでイカせてあ・げ・る」
「・・・ごっ、ごとうさん!!」
「これのこと?」
「・・・・・・・・・・・・・・今日会議が早く引けたから掃除してたの。
そしたらお布団の下にこれが・・。・・・・・後藤さん、本当はこーゆー子
が好きなんでしょ?」
「はぁ?」
「だって・・・もう私なんか胸も垂れてるし、肌にはりも艶もないし、
すっかりオバサン体型だし・・・こんな恥ずかしいこと、できる年頃じゃないし」
拗ねているのか後藤と視線をあわせようともしない。
後藤は手に取った雑誌をパラパラと眺めた。若い子が好きといってもここまで
若いと犯罪を犯してる気分になるし第一これを見て喜ぶほどあまり性には興味
がない。かといって、全く興味がなくなるほど枯れてはいないと自分では思っ
ている。特に最近はしのぶとのセックスが充実しているせいか欲求不満とは程
遠い生活を送っていた。とはいえ、事はしのぶが合鍵を返すと言い出すぐらい
深刻だ。早急に解決しなければならない。
779775:04/08/16 23:46 ID:d6PKagsi

「ね、しのぶさん。こっち来て」
後藤はしのぶを寝室に招き入れると、満面の笑みを浮かべてプレゼントボックスを
手渡した。
「これ着てみて」
訝しく思いながら箱を開けると中からラベンダー色のキャミソールとパンティが出てきた。
「これを・・・・着るの?」
深い関係になって日がたったといえどもまさか後藤からこんな贈り物をされるとは
予想もしていなく、しのぶは戸惑いながら「本当に着なきゃダメ?」と聞きなおした。
「こっちで布団用意しておくから・・・・・俺の気持ち、確かめたいんでしょ?」
「・・・・・・」
つくづく自分で性格が悪いな、と思ってしまう。あえてしのぶのプライドに揺さぶりを
かけた上でさも選択の余地がないように錯覚させる。後藤がもっとも得意とする戦術と
でもいったらいいのだろうか。

程なくしてしのぶが顔を出した。
オーガンジーのように透けたキャミソールは胸元と裾に豪奢なレースが施され、腰周りの
シャーリングで胸元を強調している。服の上からでも見える下着のラインももちろん
後藤を喜ばせるものだったが、そこから伸びたすらりとした脚が何より魅惑的だった。
後藤はしばしその姿に見とれていた。
「・・・・あんまり、じろじろ見ないで」
耳まで真っ赤になったしのぶは後藤に背を向け布団にぺたりと座った。
780775:04/08/16 23:48 ID:d6PKagsi
つづきます。また後日
781名無しさん@ピンキー:04/08/17 00:28 ID:kqp4lYVC
新しい神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
続きを楽しみにしています…ハァハァ。
782775:04/08/17 23:04 ID:HVzUcDuW
温かい励ましありがとうございます。調子に乗って続きです。

「じゃ、見ないで触るのはいいんだね。しのぶさん」
「また、そういう屁理屈言って・・」
後藤はキャミソールの裾を弄びながら俯いているしのぶを強引に引き寄せ、
覆いかぶさると、胸を揉みしだきながら額・頬・鎖骨と順に唇を這わせた。
「・・・・・・はぁ・・・ん」
我慢しているのだろうか、いつもより喘ぎ声が小さい。
服の上から唾液でぐちゃぐちゃになるまで胸の頂を舌で攻めたり、裾をめくって
脇腹をなめてやるとようやく可愛らしい艶声が聞こえてきた。
「だめぇ・・・あっ、あっ・・・・んん・・」
だめ、と言われて『はい、そうですかと』辞める後藤ではない。顔を陰部に近づけ、
下着の中心部にある細い1本の紐を解くと、閉じられていた秘所の扉が開いた。
「ごっ、ごとうさんっ??これって・・・」
しのぶが身体を起こした。わざわざ脱がさなくても事が行えるようにできている
機能性に驚いている様子だ。
「ね、便利でしょ」
「そーゆー事じゃなくって・・・・って、・・・ひっ、ひゃあぁぁぁん・・・あぁんっ」
しのぶににやりと笑いかけながらそこに指を滑り込ませ、ゆっくりと掻き混ぜた。
しのぶが寄せてくる快感に身を捩じらせている姿を確かめるとふいにその動きを止め、
ドリンク剤とグラビアを差し出した。
「ね、このビン入る?」
「えぇぇぇっ・・・!?」
「ほら、このグラビアみたく」
後藤は言うか早いか、「壁にもたれて・・・そう、股開けて、片足立てて」と説明を
加えながらか弱い抵抗を見せるしのぶの肢体を自由に操る。
「いやよ、見えちゃう・・」
「いいの。・・・そうそう。片手でソコを開いて、入れてごらん」
「こっ・・こう?・・・・・ひゃあっ、つめ・・た・・い。・・・・・んっ」
なおも顔を赤く染めながら後藤に嫌われたくない一心で、グラビアを真似ながら
ドリンク剤の瓶を身体に挿入した。
783775:04/08/17 23:05 ID:HVzUcDuW
・・・・・・・くちゅ・・ぬちゃ・・・・・・くちゅっ、くちゅっ・・・
しのぶが一生懸命手を動かした分だけ粘液が混ざる音がいやらしく響く。
恥ずかしいはずなのに、後藤に見つめられているせいか身体が熱く感じる。
「どう・・・・欲しくならない?」
にゅるりと抜いた瓶にはしのぶの粘液がたっぷりついて糸を引いている。
さも楽しそうにそれを見せ付けた後、敏感になっているしのぶの蕾を指で
転がしながら後藤が聞いた。
「もっとほしいでしょ」
「・・・・・・ほしい・・わ。後藤さんの・・・ちょうだい」
しのぶがやっと顔を上げて後藤を見つめた。快感のせいなのかうるんだ瞳
が請うような目線だった。後藤は仰向けになってしのぶを腹の上に乗せると
汗で肌に張り付いたキャミソールを脱がせた。そして両手でしのぶの腰を
支えると下からずぶりと貫いた。
「あぁ・・・っ!」
下から突き上げるとしのぶは声を上げながら胸の上にへたり込んだ。
「・・・・・・んんっ・・・あぁぁ・・ん・・・・・・だめっ・・・苦しい」
「これぐらいでイカれちゃ困るなぁ。今度はしのぶさんが動く番だよ」
しのぶの上体を起こし、腰に手をやりしのぶの動きを促す。しのぶが静かに動き出した。
「ね、後藤さん。・・・・・気持ち、いい?」
落ちてくる髪を幾度となくかき上げながらしのぶが聞いた。
「いいよ。しのぶさんだから」
後藤の優しい微笑を見て、少し安心したのかしのぶの腰の動きが少しずつ激しいものになってきた。
「・・あ・・・あっ・・・・んっ・・・はぁん・・はぅ・・・ぁぁん・・ぁん・・・」
先端がしのぶの奥の壁に届いたと思うと根元をぎゅうぅぅぅと痛いくらいに絞られる。繰り返される振動と締め付けで自身がどんどん膨張していくのがわかった。
激しく揺れるしのぶの胸に手を伸ばしながら後藤はそろそろ限界を感じていた。
「・・しっ、しのぶさんっ・・・・」
784775:04/08/17 23:07 ID:HVzUcDuW
強く抱きしめてから、汗で頬に張り付いた髪をよけてやると、しのぶは自らの激しい行為に照れているのか慌てて後藤から目をそらした。
男の性に対してどこか理解できずにいるしのぶのささやかなやきもち、自分がどれだけ愛されているのかわからずに不安を露にしてしまうその純粋さ。そのどれもが後藤が愛してやまないものであるということに気がついてくれただろうか。
後藤の胸の中にすっぽり顔を埋めてしのぶが言った。
「後藤さん、あーゆー雑誌って時々読むの?」
「たまたまだよ。シゲさんからもらっただけ。やっぱり俺、本物がいいからね」
「本よりはマシってこと?」
いまだ拗ねた口調でしのぶは問い続ける。後藤はしのぶの耳元で「しのぶさんが1番に決まってるでしょ」と囁いた。
しのぶの顔が綻び、唇にキスのご褒美を受ける。後藤に向ける微笑は限りなく優しかった。

〜おまけ〜
「そうだ!しのぶさん、せっかくだからさ、今度メイドさんの格好とか、ナース姿とかでプレイしようよ。俺今日えらく燃えちゃったもん」
「ごっ、ごとうさん・・・・」

おわり

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
エロシーンって書くの難しいですね・・・。
785名無しさん@ピンキー:04/08/17 23:20 ID:3VbsDXlJ
(*´Д`)ハァハァ
775さん、良かったですー。
またよろしかったら是非書いてくださいね。
786名無しさん@ピンキー:04/08/17 23:58 ID:TKLtdCM1
エロ下着とか小物に凝ったシチュが良いですな。
メイド姿を野明あたりに見られてあたふたするしのぶさんとかも見たいなあ。ぐっじょぶ!
787名無しさん@ピンキー:04/08/18 01:03 ID:JdhDaatS
GJ!GJ!エローイ!(*´д`*)'`ァ'`ァ
自然だけどぎこちない2人が最高。
775さんの文章って、優しくてすごく好き。エロシーンも違和感なし!
次回作もお待ちしてます。
788289:04/08/18 21:01 ID:M3a+1Wqa
イイッ!
後藤さんの「便利でしょ?」に萌えたw。
789775:04/08/21 03:28 ID:tI1Akobe
>775です
ありがとうございます!
意外な萌え所があったりなかったり。勝手に参加しましたが、楽しめました。
しのぶさんに変なコスプレさせちゃったよな。(汗
790名無しさん@ピンキー:04/08/22 00:53 ID:IC2v0t72
神祭りだ……サイッコー(*´∀`)
791289:04/08/27 00:55 ID:NL+5Bn/u
遥か昔に少し触れた後藤ショタ短編を手慰めに書いてみようかと思います。
792名無しさん@ピンキー:04/08/27 01:03 ID:ozA5TWEJ
ふぁいとー
793289:04/08/27 02:01 ID:NL+5Bn/u
「喜一の夏」

セミがやかましく鳴きまくる、暑い夏だった。
後藤喜一は小学校からの帰り道で、いつものようにいじめに遭っていた。
原因は、かなり以前から患っている水虫だった。
以前は仲のよかった友達も、今ではその幼い残虐さを喜一に集中させていた。
「やーいやーい、ミズムシ喜一あっち行けー」
悪童の集団に近寄る気など、彼には最初からなかった。
「うつるぞ、うつるぞ」
「うえー、きんもちわりー。喜一のミズムシなんかうつされたら、オレ生きてらんねぇー」
水虫が近寄っただけで伝染しないことも、知っている。
「こいつ、さっさとゴミ捨て場にうっちゃっちまえ」
悪ガキの誰かが棒で小突いてくる。
だが、喜一は言い返すこともやり返すこともできない。
やってみたところで、いじめがひどくなるのを知っていたから。
やがて大声で泣き出した。
「うえ、ミズムシが泣きやがった。オレたちにうつす気だ」
「こっち来んじゃねぇよ。さっさと消えちまえ」
泣きながら喜一は走った。
嗜虐心を満足させた悪童共の黒い笑い声が聞こえた。

(導入部は全くエロはありません。申しわけありませんでした。)
続く
794289改め284:04/08/28 01:30 ID:czNAC3W8
「えーん! えーん!」
喜一は泣きじゃくりながら、古い純和風の家の前で立ち止まった。
「ぐしゅ……ぐしゅっ……」
半ズボンのポケットから鼻紙を取り出し、嗚咽を続ける顔に押し付け、鼻をかんだ。
涙と鼻水とよだれで目も当てられなくなった顔を、何度も何度も拭いた。
「坊や、どうしたのその顔?」
突然した声の方向に、喜一は振り返った。
日傘を差し、肩まである髪を後ろで結い、和服を着込んだ大人の女性が、心配そうな顔をこちらに向けていた。
喜一は、思わずその女性の姿に見とれた。自分より明らかに高い背、整った白い細面、赤みを帯びた唇。
「あ……あの……ごめんなさい。な、なんでもないんです……」
もじもじしながら答えた。
「何でもないわけないでしょ。こっちへいらっしゃい。お顔、洗ってあげるから」
喜一は少し慌てながら、その女性と一緒に家の門をくぐった。(つづく)
795284:04/08/28 02:09 ID:czNAC3W8
家に上がった喜一の鼻を、古い木の匂いが包み込んだ。
だがその中でも、女性が放つ不思議な甘い香りが喜一の嗅覚を支配していた。
縁側に出て待っているように言われた喜一は、取り敢えずランドセルを下ろし、あざの残る顔を撫でた。
少しばかりして、女性がお湯を入れた大きめの桶を持ってきた。
「ひどいわね。誰かにぶたれたの? 駄目よ、ちゃんと先生に言わなきゃ」
女性は素手で喜一の顔の汚れを落としていた。
喜一は女性に背を向けながらも、その柔らかく優しい感触に安らぎを感じていた。
「あら、いやだ。服も汚れてるわ。それにその下も。お風呂で洗おうか?」
喜一はドキリとした。
「……い、いいよ……」
「そう。じゃあ、ここでお脱ぎなさい」
「えっ……!?」
振り向くと、どことなくきつい印象を与える女性の目が、喜一の目を見据えていた。
「もう一度言うわ。いい子だから脱ぎなさい」
それに気圧されたのか、喜一はおずおずと服を脱ぎ始めた。(つづく)
796名無しさん@ピンキー:04/09/04 21:26 ID:ld89YUmY
光画部ネタで何か書こうかな、と考えていて真っ先に思いついたのが『真垣とまことの801』…。
暑さで脳みそがやられたな、と感じたある昼下がり。
797名無しさん@ピンキー:04/09/05 00:28 ID:qnnVqPnn
ごとしの萌えSSがあったサイトさんをようやく探し当てたが、どうすれば
読めるのか、分からない……。
798名無しさん@ピンキー:04/09/05 13:09 ID:H/YF93oY
ネ申サイトさんが久々に更新をしてた
けど前のようにエロはもう書かないのかな?と

…いやエロじゃなくてもモチロンハァハァなんですがw
799名無しさん@ピンキー:04/09/05 23:53 ID:GJKd7rfg
>>797
閉鎖(削除)してる部分なら、グーグルキャッシュかwebarchive使えば残ってるのはある程度は読める。
一度、web上に上げたものは、webarchiveが拾ってる。


ちょっと気になるんだけど、こういう版権物扱うところなににロボ避けしていないところもある。
せめて裏を置いているサイト(ページだけでも)はロボ避けタグ入れたほうがいい。
ロボ避けタグもたまーに拾うときがあるから、あんまり効力がない場合もあるけど、
しないよりかはましかと思われ。
独り言なんで聞き流してくれ。


800名無しさん@ピンキー:04/09/06 11:24 ID:teah+Rn/
一方そのころ
土ワイ殺人事件はこのスレですっかり存在を忘れられていた
作品数の多い作者のスレではよくあることである
なっ
801名無しさん@ピンキー:04/09/07 00:06 ID:+kbT0XQ8
なっ、じゃないだろー!?
だが振り返ってみれば、Rとパトとじゃじゃしか出てない気がするぞ。
バーディもKUNIEもマジカルルシィもアッセンブルインサートもヤマトタケルの冒険も出ておらん。
802名無しさん@ピンキー:04/09/07 00:58 ID:W5Vf94ff
ヤマトタケルはエロかった、しみじみエロかった
兄妹物+百合物に目覚めた15歳の春ですた
803名無しさん@ピンキー:04/09/07 03:51 ID:IxSbiWXr
ヤマトタケルかー
これ読んでるリアル世代だと確実に30代?

804名無しさん@ピンキー:04/09/07 06:31 ID:A0SuQHot
ヤマトタケル、この前古本屋で買ったが、アレはアレで十分エロかった。
マユラの騎上位シーンが好き。
805名無しさん@ピンキー:04/09/07 11:47 ID:m+/631nm
>>801
>>Rとパトとじゃじゃしか出てない気がする

その3作がこの人の代表作だからねぇ。
それ以外は短すぎたり打ち切りだったりするじゃん。
バーディーは設定が悪いんじゃない?
エッチの最中にツトムの突っ込みが入ると思ったら萎えねぇ?
806名無しさん@ピンキー:04/09/07 20:38 ID:WKCzfhO+
>>805

>エッチの最中にツトムの突っ込み
立場が逆なら可。

『なーにヌルい攻め方してるのよ。ここはこうするのよ、こう!』
「人の身体を勝手に動かすなぁっ!」
807名無しさん@ピンキー:04/09/08 00:36 ID:eH2eKXoI
バーディーはなぁ・・・対象がバーディーと早宮と千明(笑)しかいないからじゃないのか?
で、バーディー⇒設定が難、早宮⇒いまいちセクースの匂いがしない、千明⇒801。
だからいまいち萌えで盛り上がらないのかも。
808名無しさん@ピンキー:04/09/08 00:41 ID:yecLRy8s
一見オナーニのバーディ×つとむなんてどだ?※外見はつとむ
『へーここってこうなってるんだ…よっと』
「人の身体で勝手に遊ぶなぁっ! あっ…」

自分の手じゃ萎えるか_| ̄|○
809名無しさん@ピンキー:04/09/08 01:05 ID:h6v19QDJ
バーディがもっと恥らうタイプならいろいろ考えられそうなんだが
810名無しさん@ピンキー:04/09/08 03:30 ID:rfSigyo1
既出だったらスマソだけど、この前虎の穴に、かなりの有名作家
「があらんど」さんが、一冊丸ごとじゃじゃ馬のエロパロ誌
「馬っ気」っての出してたね。絵はすごく上手かったが、
ケコーンして純愛でなんの後ろめたさもなくエチしてるんで
俺は残念w
811名無しさん@ピンキー:04/09/08 20:30 ID:7cc0EkYn
よろしい。萌えない萌えないと言われる鉄腕バーディーで、諸兄らが萌え死ぬようなSSを考えてやろうではないですか。
…萌えなかったらスマソ_| ̄|○
812名無しさん@ピンキー:04/09/08 21:08 ID:jhlVXAQi
今から弱気でどーする(*´ー`)σ)д`)

楽しみにしてるからががれ
813名無しさん@ピンキー:04/09/09 01:19 ID:FfOY+7aL
いっそ、バーディー(つとむ)×千明というのはどうか?

「お、おねえさん……」
「大丈夫、わたしに任せておきなさい」
『あ、おい! ズボンとパンツ脱がせてどーすんだよ! ま、まさか千明のソレを……あーっ!』

しかし友のナニをナニするのを見せられ続けるつとむは、複雑極まりない感情になるんだろうなぁw。
814名無しさん@ピンキー:04/09/09 04:26 ID:kKHFHfP0
>>811
щ(゚Д゚щ) カモーン
バーディにイマイチ萌えれない自分としては、待ってる。


815名無しさん@ピンキー:04/09/09 04:31 ID:kKHFHfP0
途中で送信してしまった。

>810の言葉を借りると、
>ケコーンして純愛でなんの後ろめたさもなくエチしてるんで
>俺は残念w

有名作家に限らず、あっけらかんとしたエロさ(設定)が萌えないのかなと自分で思ったりもする。
816名無しさん@ピンキー:04/09/10 05:56 ID:exxonyJB
もうすぐ・・・もうすぐ・・・。
胸がドキドキしてる。
『もうすぐ着くから。』
いつもの帰るコールから20分。
そっと覗いた窓からあなたがすぐ下に着いたのを確認して。
レースの裾を握りしめながら目の前のドアが開くのを、あなたを待ってる。

ドアの向こうに聞き覚えのある足音が近づく。
やがて、ガチャガチャとキーを回す音がして、目の前のドアが・・・開く。

「ただいまぁー・・・・ええっ?!」
「みきちゃん、おっかえりなさいっ♪」

私の姿を見るなり持ってたバック落としちゃって一瞬固まって。
その後でもの凄く慌ててドアを閉めるあなた。あ、指挟んだ。

「やだ、みきちゃん大丈夫?」
「だ、大丈夫、大丈夫、だけど・・・たたたっ・・多美子さんっ?その格好は・・?!」
「・・・えへ♪」

今夜はみきちゃんのお誕生日。
今夜は何もかもスペシャルのつもりでお掃除も頑張ったし、晩ご飯の準備も完璧。
そしてお出迎えも完璧なつもりだったんだけど・・・・・?

817名無しさん@ピンキー:04/09/10 05:59 ID:exxonyJB
・・・・やっぱり・・・やっぱり裸エプロンはやりすぎだったかしら?
それもこんな白いフリルたくさんの甘いエプロン・・新婚さんじゃあるまいし。
・・・・みきちゃん、顔真っ赤にして口開けたまま固まってるし・・・。
・・あ・・・・やだ。私も恥ずかしくなってきちゃったーーーーーー!!!
どうしよう!!・・とりあえずは・・。

「・・ごめんなさーーーーーーーーーーーい!!!」
「あ、あ、あ、多美子さん、待って〜〜。」
 
待って、と云われても駄目,待てない。恥ずかしすぎるもん。
くるっと右回れして逃亡しちゃう。あ、やだ、お尻丸見え。
バタバタうるさい音たてて寝室に飛び込んで、頭から毛布かぶってみの虫になる。
ほんとにこのままみの虫になっちゃえたらいいのにー。
この間美容院で読んだ女性週刊誌の

『彼をびっくりドッキリさせていつもと違ったスペシャルなふたりの夜』

なんてえっちぃな記事、真似なんてしちゃいけなかったんだわっ。
恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしいよぉぉーーーーーーーー!!・・・うーーー・・。

818名無しさん@ピンキー:04/09/10 06:02 ID:exxonyJB
「多美子さん、どしたの、それ?」

後から寝室に入って来たみきちゃんがみの虫の私をそっと抱きしめながら聞く。
恥ずかしいけど顔を出すと優しい顔でみきちゃん笑ってた。

「・・・えーと、その。あのね、みきちゃん、お誕生日でしょ?」
「うん」
「だから、今日はちょっとかわいくしてみよっかなって思って・・その・・ごめんなさい・・。」

やだ、涙出て来ちゃった。ほんと、馬鹿だあたし。

「多美子さん、泣かないの。」

頭なでなでしてくれて、おでこに優しいキス。唇にもキスが降りてくる。
あったかいみきちゃんの唇。気持ちイイ。

「みきちゃぁん・・」
「びっくりしたけど、可愛いよ多美子さん。・・・もっと、ちゃんと見せて?」


続きはまたあとで。

819284:04/09/10 23:57:45 ID:zwOQCxLi
純愛夫婦の王道・進士夫妻キター!
後藤ショタの続き考えつつ、楽しみに読ませていただきまつ。
820名無しさん@ピンキー:04/09/14 18:44:44 ID:znLCRg27
萌え
821名無しさん@ピンキー:04/09/15 00:51:46 ID:1uVmiqW5
意外&ほのぼのでGJ!!
続き待ってるよ
822816:04/09/15 03:00:36 ID:ldIDPAOQ
みきちゃんの両手がそっと毛布を開いてく・・・ぺたんと座った膝の間に涼しい空気が入ってくるのが分かって、なんか恥ずかしくてぎゅっと膝を閉じた。

「多美子さ〜ん、手どけてくれなきゃ、可愛いエプロン見えないよ?」

毛布をどける時に少しずり上がっちゃったエプロンを慌てて両手で押さえてたんだけど。
だって・・見えちゃう・・。
あたしは恥ずかしくて顔をあげられなかった。心臓がもの凄く早くて苦しい感じ。
・・なんか、でも、嫌じゃなかった。でも恥ずかしいの。
そっと顔を上げると、いつの間にかネクタイも外してたみきちゃんがニコニコしてるし。
怒って、ないんだよね?

「多美子さん、立って。」
「・・・ぃゃぁ・・。」
「だーめ、立って下さい。」
「・・きゃっ!!」

みきちゃんがあたしの両手をぐいと引っ張り上げて・・全部みきちゃんの目の前に。

「はい、手,どけて。隠しちゃだめです。見せてくれる為に着てるんでしょ?」
「うぅ〜〜・・・」

823816:04/09/15 03:12:51 ID:ldIDPAOQ
凄く嬉しそうなみきちゃんにおっぱいと裾を押さえてた手を外されちゃった、そのまま「きょうつけ」の姿勢で立ってなさいって。
みきちゃんたら、下に座って腕組みして『んー、なるほどなるほど』なんて云ってあたしの身体見てる。恥ずかしいんだってば。
『はい、後ろ〜向いて』素直に云われるがままにくるっとUターン。エプロンの裾がちらっと捲れて、やだ、恥ずかしい所見えちゃってるの・・かも。
思わず裾に手が伸びたんだけど、駄目,手は横です、って。
『はーい、前向いて〜』くるんっ。あぁ、もぅ。ホント止めとけば良かったぁぁ。

「んー、ひらひらでふわふわで可愛いねぇ、多美子さん〜♪」
「みきちゃん、見たよね、もぉ着替えてもいいよね?ほら、ご飯食べなきゃ、ね。」

早く早く,この恥ずかしさから逃げ出したくって。
立ち上がったみきちゃんに身振り手振りで訴えてみた。

「頑張ってご馳走作ったんだよ、みきちゃんの大好きなものたーくさん、だから」
「多美子さん」

そのままぎゅっっと抱きしめられた。
片手は背中に片手はお尻に・・・撫で回してるぅ、ぃゃーーん。

824816:04/09/15 03:31:29 ID:ldIDPAOQ
「お尻、すべすべだね。」

やぁんっ、耳元で囁かないでぇぇ、・・・知ってるくせに。意地悪みきちゃん・・あん。
ね、ちょっと手に力入ってない??撫でるってゆーより、揉んでるみたいだよぉ。
お尻、ぐにぐにぐにってしてるぅ。なんか、こぉ・・・変な感じ。気持ちいい・・かも。

「多美子さん」

−−−キャッ!! 痛いっ!!
ひどい、みきちゃん、お尻叩いたぁ!! じんじんするよぉぉ、痛ぁーいっ。
なんてことすんのよーと睨みつけちゃおうと、みきちゃんの顔を見ようとしたその瞬間、

「・・ああっ!!」

パン! パン! パン! パン! パン!  

思いっきりお尻を打たれた。

みきちゃんの左手がしっかり腰を抱いてるからどうしても逃げられない。
痛い痛い痛い痛い痛い!! お尻痛い、痛いよぉぉぉ〜〜。

825816:04/09/15 03:37:09 ID:ldIDPAOQ
「みきちゃん、痛いぃぃ、やだやだやだやだぁぁぁぁぁ!!」

パン! パン! パン! パン! パン! パン! パン!  

リズミカルにお尻を打つ音とあたしの涙声だけがお部屋に響いてる。

「あぁ!!みきちゃ・・っ! ぁ、痛っ!!」

みきちゃん、なんで?なんで?なんで?? ああっ!!熱いよぉぉ。
もう、やめてやめてやめて。

「―ふう。」

終わった・・?

みきちゃんの手が止まって、あたしにはお尻のじんじん痺れたような熱い感覚だけが強く残って。
自分の呼吸が熱くて苦しくて、涙は止まらなくて。
なんでこんな事されるのか分かんなくて、悲しくて切なくて。
腰を抱いていたみきちゃんの腕があたしから離れて、あたしはすがるようにみきちゃんを見た。

「み、みきちゃん・・」

「お仕置き、したの。」
「え?」
「えっちな奥さんにお仕置き。さ、ご飯にしよっか?楽しみだなぁ♪」

見上げたみきちゃんの目はいつもと変わらない位優しく笑ってた。



826816:04/09/15 03:41:32 ID:ldIDPAOQ
ほのぼのからちと遠ざかってごめんなさいです。_| ̄|○
らぶらぶ純愛、みきちゃん一途な多美子さんが大好きですが、私の中での進士さんはちょびっとS気味なもので・・・でも基本はらぶらぶなんですよ、ほんとに。

続きはまた今度。遅くてごめんなさいです。
827名無しさん@ピンキー:04/09/15 07:56:15 ID:W9RYHUzZ
おしおき萌え
828名無しさん@ピンキー:04/09/16 19:26:46 ID:vus+6rVH
>>826
いや、フツーの流れで違和感なく読めたですよ。
このカプの本格的なSSは今までなかったように思えるから、期待してるです。
( ,_ノ`)bGJ!!!
829名無しさん@ピンキー:04/09/18 00:24:01 ID:GND+vY4j

「今日の鰯水君なんかすごい」
「眼鏡かけたら」
「テメー鴨池」
830名無しさん@ピンキー:04/09/18 01:23:39 ID:JRxnWrbN
>>829
ヤベー、ワラタ。
831暫定投下。:04/09/22 21:10:04 ID:jS8RRD1l
「うー。」
『何で私の身体使ってて風邪引くかな、つとむは。』
「うるさい。」
普段であれば学校に残っているであろう時刻にも関わらず、つとむは自室のベッドにへばっていた。
ベッドの横には真新しい風邪薬と水の入ったコップ。
彼の身体のフリをしているバーディーの身体は地球人のそれよりもはるかに頑丈に出来ているはずだが、
病原菌に対する抵抗力は地球人と対して変わりがないらしく、こうして彼はきっちりと風邪をひいていた。
彼のほかにこの家にいるであろう彼の母は、先ほど買い物に出かけていった。
動く者のいない家の中はひっそりと静まり返っている。

(おーい、千川ぁ。)

ふと、つとむの聴覚を聞き覚えのある声が刺激した。
この家の中では聞こえるはずの無い声。
それゆえ、彼はその声を、聴覚の誤報と判断した。
「あー…幻聴か?早宮の声が聞こえる。」
『ねぇ、つとむ。質問なんだけどさ。』
「何?」
『その幻聴って、私にも聞こえるものなのかしら?』
「なにぃっ?!」
「千川ー、生きてる?」
直後、つとむの部屋のドアが開き、声の主…早宮夏美が顔を出した。
今の今まで幻だと思っていた、ここにいるはずのない相手の出現に、つとむの頭は混乱する。
832暫定投下。:04/09/22 21:11:26 ID:jS8RRD1l
「な、何でお前が家の中にいるんだっ?!」
「さっきここにくる途中でおばさんと会っちゃってさ。鍵借りてきちゃった。」
「なるほどね。…で、何の用だよ?」
「あら、ご挨拶ねぇ。人がせっかく今日の分のプリント持ってきてあげたのに。」
言って自分の鞄から数枚のプリントを引っ張り出す。
「そーいう言い方するなら持って帰るわよ。」
「ありがとうございます…。」
「分かればよろしい。」
『なっさけないわねー。』
(うるさい。)
「それで千川、熱は下がったの?」
つとむのぼやきは聞こえなかったらしい。
勉強机から椅子を引っ張り出し、ベッドの横に置きながら夏美が尋ねた。
「自分じゃ分かんね。」
「ふむ。」
やおら、ベッドの上で半身を起こしていたつとむの両頬を夏美の手が捕らえた。
「お、おい!」
「あーもう、動かないでよ。」
夏美の顔がつとむのそれにゆっくりと近づく。
「は、早宮?!」
(ちょっと待てこれは俗世間でいう『キス』なる儀式じゃないのかでも何でこんな突然)
『をー、パニくってるパニくってる。』
ぐるぐると意味の無い演算を続けるつとむの頭。面白がるバーディー。
そうしているうちに彼女の顔は近づき…
833暫定投下。:04/09/22 21:12:09 ID:jS8RRD1l
ごん。

彼女の額とつとむの額が軽くぶつかった。
「熱は無いみたいね。」
「そ、そうかい…。」
(何だよ、そういうことかよ!)
バクバクする心臓を押さえ、辛うじてつとむはそう答えた。
反射的につぶっていた目を開ける。
視界の端に、桜色の唇が見えた。
それを認識した瞬間、つとむの心拍数がまた上がり始める。
「も、もういいだろ。離れろよ。」
夏美の肩を掴み、引き剥がす。
「あー、ひょっとして千川、照れてるぅ?」
「う、うるさいっ!」
顔が真っ赤になっているのが分かる。
何でこんなことになっちまったのか…。

『ふーむ。』
ふと彼の頭の中で、バーディーが心底面白そうに呟いた。
(…何だよ、バーディー。)
『いつだったか、バスの中で彼女と接触した時と同じ症状が出てるわよん。』
(なっ!?)
その症状を、以前バーディーは『発情』と表現した。語弊はあるが、間違ってるかと聞かれるとさに非ず。
『いいんじゃないの?押し倒しちゃって。今お母さんいないんだし。』
(じょ、冗談じゃない!)
『男はちょっと強引な位がいいのよ。いっちゃえいっちゃえ!』
「ふざけるなぁっ!」
「な、何よどうしたのよ?」
夏美が目を丸くしている。
「あ…いや、何でもない。」
自分が大声を出したことに気づき、つとむは慌てて口を押さえた。
『ばーか。』
834暫定投下。:04/09/22 21:13:46 ID:jS8RRD1l
(うるさい。)
『でもつとむ、彼女としたいんでしょ?』
(なっ…!)
バーディーのストレートな表現にたじろぐつとむ。
(いやしたいとかしたくないとかそういう問題ではなくてさっきのはただ健康な男子として当然の)
『煮え切らない男ねぇ。』
彼女の呟きが聞こえるや否や、つとむの身体が彼の意思と無関係に動き出す。
(ちょ…おい!バーディー!)
『悪いようにはしないわよ。』
身体の制御を彼女に奪われたことに気づき、つとむは慌てる。しかしバーディーがつとむの身体のコントロールを奪うことが出来ても、つとむがその逆を行うことは出来ない。
『早宮。』
バーディーが、つとむの声で夏美を呼んだ。
夏美がこちらを振り向く。
瞬間、自分の腕が『彼女』の意思で動き、夏美の腕を掴み。
気が付くと、彼女はつとむの視界の下で、驚いたような表情でこちらを見つめていた。
『それじゃ、あとは任せたわよ。』
(えっ?!ちょっと待てよ!)
『ここまでお膳立てしてあげたのよ。あとは自分でやりなさい。』
(そもそもおれは早宮とするなんて一言も…)
「えーと…千川?女の子を押し倒してどうするつもり?」
夏美が強張った笑みを浮かべて尋ねる。
その視線につとむはたじろぐ。
「いや俺は別にそんなつもりじゃ…」
『…じれったいわねぇ。』
バーディーの声が聞こえると同時に視界が急降下する。
夏美の顔との距離が一瞬で詰まり、次の瞬間ゼロになった。つとむの唇に、柔らかい何かが押し付けられる。
視界には、驚愕と、少量の恐怖に染まった夏美の瞳がいっぱいになっていた。
(なっ…!)
自分の身体がが今何をしているのか。それを判断するのに数秒かかった。
その数秒の間に、舌が夏美の口の中に入り込み、怯えたように縮こまっている彼女のそれを絡めとる。
「んっ…んん…んっ」
口内を蹂躙される奇妙な感覚に、夏美の身体が小刻みに震える。
835暫定投下。:04/09/22 21:14:58 ID:jS8RRD1l
ぷはっ。

一筋の涎の糸を引き、唇が離れた。
『ま、こんな所かしらね。』
(『こんな所かしらね』ぢゃないだろぉ!)
そこはかとなく満足げなバーディー。頭を抱えるつとむ。
(どーしてくれんだよこの状況!)
『どーするも何も…やっちゃえば?お膳立てはしてあげたんだし。』
(ふざけるなよ!だいたい俺は早宮とは…)
『「据え膳食わぬは男の恥」ってのは君たちの世界の言葉じゃないの?』
(どこで覚えてくるんだよそんな言葉っ?!)
「ねぇ、せんかわぁ…。」
「はいっ?!」
頭の中の住人との口論で忘れかけていた夏美に名を呼ばれ、つとむは裏返った声を出す。
(ああそうだよな怒ってるよないきなり押し倒してキスまでしちまってでもこれは僕の中の宇宙人が)
再び意味のない演算を始めるつとむの頭。
「あのさ…その…。」
夏美は口元まで出した言葉を飲み込み、顔を赤くしてごにょごにょと何か呟く。
「?」
「あ、あのさ…もう一回…キスして。」
「なっ?!」
『ををぅ。』
「何か…気持ちよかったんだよね。」
顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに視線をそらす。
普段活発な彼女からは想像できない表情である。
『よーし、私の勝ちね。』
(勝ちって何だ勝ちって…っておい!)
身体が、バーディーの制御のまま動き出す。
唇が重なり、再び舌が侵入し、夏美のそれを絡めとる。
今度は夏美も舌を絡めてくる。
片方の身体の持ち主の意向を完全に無視した淫靡な接吻は、その後数分に渡って続けられた。
836暫定投下。:04/09/22 21:17:25 ID:jS8RRD1l
以前『バーディーで萌えSS作ってやるよ!』と言ってしまった人間です。
中々筆が進まず、かと言って『出来なかったじゃねーかよ』と言われるのも癪に障るので暫定投下いたします。
837名無しさん@ピンキー:04/09/22 22:51:19 ID:o0iEHsB6
「あ、あのさ…もう一回…キスして。」
禿げ萌え 

GJ!です 
838284:04/09/23 01:22:55 ID:PSBog7ew
>暫定投下。さん
いいじゃないですか! スレ史上初のバーディー萌えSS誕生っスよ!
バーディーのセリフ、三石琴乃の声で脳内再生しちゃいましたw。
しかしやはりこの場合、事実上はバーディー×早宮になるのかなあ?
839名無しさん@ピンキー:04/09/23 01:40:42 ID:m1SYVnKm
三石琴乃ってYAIBAのさやかの人?
840名無しさん@ピンキー:04/09/23 16:18:06 ID:LEH1vhZC
むしまるQの人
841名無しさん@ピンキー:04/09/23 19:49:10 ID:ylFDFqsJ
はれときどきぶたの和子先生の人
842名無しさん@ピンキー:04/09/23 19:51:07 ID:Qi8np8L6
月野うさぎと言ってしまう俺はもうジジイ
843名無しさん@ピンキー:04/09/23 23:43:49 ID:0/fRLvW1
にゃも先生の人。

PCエンジン版のぷよぷよ&ぷよぷよ通ではアルルの人でもありました。
844名無しさん@ピンキー:04/09/25 00:21:43 ID:5vRqYVmo
ヲイマテw。
OVA版バーディーの声やった人じゃん。
新バージョン作って欲しいなぁ。
845名無しさん@ピンキー:04/09/25 01:38:50 ID:TThkEB/I
さやかでいいんだな?
にゃもってほんとか?
846名無しさん@ピンキー:04/09/25 16:01:37 ID:EP00Q04H
にゃもじゃないしゆかりでもない
声としてはゆかりライクだがあれは平松ナントカ

NOIR(綴りあってる?)のミレーユとか
昔エヴァのミサトさんとか。
847名無しさん@ピンキー:04/09/29 15:23:30 ID:sNBfM7gu
ミサト萌え漏れとしては、あの声+性格じゃなかったら興味示さなかった…おrz







というわけでバーディオネエプレイ鼻血出るほどチボン
848名無しさん@ピンキー:04/10/04 00:01:58 ID:nHg+eMdV
バーディーおねえたまに優しく筆下ろしされる千明タソ萌え…。
ついでに野獣化千明タソ×バーディー、氷川×千明タ(PAM! PAM! PAM!)
849名無しさん@ピンキー:04/10/10 16:59:27 ID:mtevOfGJ
850暫定投下。:04/10/10 21:40:09 ID:9HIjrvkl
再び唇が離れたとき、夏美の表情からは普段の活発さは消えうせていた。
熱に浮かされたような潤んだ瞳で、ぼんやりとつとむの顔を見上げている。
『んー、いい表情よねー。』
(バーディーっ!)
やっぱり満足そうに呟くバーディーを、つとむが怒鳴りつける。
(何やってんだよ君はっ?!)
『何って…ナニに決まってるじゃない。』
(そーゆーことを言ってるんじゃなくてっ!)
『だーって仕方ないじゃなーい。私がせっかくお膳立てしてあげたのにつとむはやる気ないって言うし。』
「…せんかわ?」
ぶつぶつと呟くつとむ(バーディー)に、夏美が声をかける。
「あー、何でもない。ひとり言ひとり言。」
夏美の不審げなまなざしを軽く流し、つとむは彼女の首筋に舌を這わせる。
バーディーの制御のままで。
『さー夏美ちゃん、あんなイ○ポ野郎放っといて、私と気持ちよくなりましょー。』
(誰がイ○ポだぁっ!)
「んっ…。」
首筋に舌を這わされ、夏美が身体をよじり、微かな吐息を漏らす。
その間にもつとむ(バーディー)の手はするすると動き、夏美のYシャツのボタンを外していく。
Yシャツの前がはだけられ、白のブラジャーが姿を現す。
そのブラジャーを押し上げると、小振りの、しかし形のよい双丘が露わとなった。
丘の桜色の頂点を、つとむ(バーディー)の指が軽くつまむ。
「んっ…。」
夏美が眉を寄せ、身体を小さく振るわせる。
しばらく指で弄ぶうちに、桜色の頂点はしこりを持ち始め、その感覚をますます鋭敏にしてゆく。
「あっ!…あんっ…あぁっ…!」
その敏感になった乳首を口に含み、舌で突付き、押し転がす。
刺激を与える度に、夏美の身体が小刻みに震える。
この類の感覚を経験したことのない身体は、与えられる刺激に従順に反応していた。
851暫定投下。:04/10/10 21:40:42 ID:9HIjrvkl
『さて、そろそろいいかしらね。』
つとむ(バーディー)の手がそろそろと下がってゆく。
しかし、乳房への刺激に悶える夏美がその動きに気づくことはない。
『ふっふっふ。ここからが本番よ、夏美ちゃん。』
ミニスカートの中に手が侵入し、ショーツに覆われた夏美のそこを軽く擦った。
「ひぁっ!?」
予想外の快感に夏美の声が裏返り、身体が大きく反り返る。
「へぇ…敏感なんだな、早宮。」
「…ばかぁ。」
自分の身体の反射とつとむ(バーディー)の言葉に、夏美は手で真っ赤にした顔を覆う。
『はぁ〜っ…。』
その仕草に、バーディーが感極まったようなため息を漏らす。
『可愛いわぁ…。』
(バーディー…君にはそっちの趣味があったのか?)
『あら、こんな仕草されたらそのケが無くてもぞくぞくするわよ。何でこんな可愛い娘に手ぇ出さないのかしらね、つとむは。』
(…いいから俺の身体、返せよ。)
『却下。』
つとむの要求を、バーディーは即決で拒否した。
『こんなことになっちゃった原因は私にあるわけだから、私が責任持ってこの娘の相手するわよ。』
言葉とは裏腹に、彼女の語調は非常に楽しそうである。
『それに、ヤる気のないつとむ君にこんなことをさせるのは忍びないしねー。』
(自分が楽しみたいだけだろぉっ!)
「…せんかわ?」
「あ、何でもない。時々電波が入ってくるんだよ。」
(デンパって言うなぁ!)
852暫定投下。:04/10/10 21:43:21 ID:9HIjrvkl
えー…白状します。さっぱり筆が進んでおりません。
しかしこのスレ存続のため、何とか形になっている部分だけ投下させてもらいます。
完成まで今しばらくご辛抱のほどを…。
853名無しさん@ピンキー:04/10/11 11:06:50 ID:PbEUgO7c
イイヨイイヨー 
いつまでも待ちますよー 
854名無しさん@ピンキー:04/10/12 19:26:34 ID:S6OOnkny
イイ感じでGJ
待ってますよー



855名無しさん@ピンキー:04/10/14 08:10:16 ID:jNd7lGQ2
保守
856名無しさん@ピンキー:04/10/16 22:27:27 ID:gPYumKOs
hosyu
857名無しさん@ピンキー:04/10/17 19:54:26 ID:2i1fTAPt
バーディ、エロいな
858名無しさん@ピンキー:04/10/20 21:21:01 ID:BwpKq+PX
保守age。

859名無しさん@ピンキー:04/10/22 08:09:27 ID:yz8XM2gn
保守点検
860名無しさん@ピンキー:04/10/26 11:23:12 ID:gPBXpc1R
保守点検
861暫定投下。:04/10/28 21:18:30 ID:kLB6OdBR
あぁ、もう保守の嵐が吹いているではありませんか。
バーディーのSS,ぼちぼちと進んではいるのですが、、一区切り付くまで後しばらくかかりそうです。
同志諸君、今しばらくご辛抱くだされ。
862名無しさん@ピンキー:04/10/29 00:53:55 ID:LvfmOp84
まつよーまつよー 
863名無しさん@ピンキー:04/10/29 23:02:37 ID:fjOIt2O/
待つモトキヨシー
864名無しさん@ピンキー:04/10/30 05:20:15 ID:+XA+VCzW
バーディのSS投下中なので、お伺いをば。
たづなと駿平なんですが、思ったより長くなってしまい
いま出来上がった区切りのいい場所までだとエロなしなんですが、
投下OKでしょうか?
86515周年ですって:04/10/30 07:45:35 ID:fmo0swOZ
祝・原泉展開催保守。
行けたら行きたいなー。
866名無しさん@ピンキー:04/10/30 10:10:35 ID:i0d5klSb
>>864
イイヨイイヨー 
エロなしでも読みたいよー 
867GBH ◆WoueFxyFoA :04/10/31 01:07:10 ID:dnLWqqnZ
864です。
それでは>>866 様からの返事だけですが投下させていただきます。
__________

ぽじてぶ?乙女


 渡会牧場の従業員寮のドアが開いて、一人の少女が入ってきた。
黒い髪が肩にかかるより少し高い部分まであるセミロングで「、前髪はカチューシャであげられていた。といっても、額を全部見せるようなあげ方ではなく、邪魔にならない程度には髪がおりている。
「来てあげたんだけど、駿平はいるの?」
 ちょうど夕飯が終わって、部屋に戻る最中のウメさんが玄関の辺りにいたため尋ねた。
「部屋におると思うけどね。駿平くん、そっちにはおらんやろ?」
「いないよー」
食堂のほうを仰ぎながら聞き、返事がかえってきた。
「そう、それじゃ、お邪魔します」
 靴を脱いで、駿平の部屋のある2階へいくための階段をあがっていると、ウメさんが階段わきから、顔をのぞかせた。
膝のわずか上までといった長さのスカートを気にして、少し手で抑えながらふりむく。
「なに?」
「お茶持ってったるよー」
 たづなは呆れたような顔をした。
「いいけど、この間みたいなのをやめてよ」
「この間みたいのってなんやねん」
 ウメさんのにやけた顔を見て、言い返すことに無意味さを感じ、冷たい視線を投げると無言で階段を上がった。
868GBH ◆WoueFxyFoA :04/10/31 01:07:45 ID:dnLWqqnZ
久世駿平の部屋の前まで行き、扉をノックした。
「はーい?」
「勉強、手伝いに来たわよ」
「え?」
 バタバタという音が中からした。ドアをあけようとこっちへむかって……きていない?
部屋の中を動き回っているようだった。
しばらく待とうかと思ったが、たづなが来ているということはわかっているようなので、ドアを開けた。
「わぁああ!」
「なにをびっくりして……」
 駿平の騒ぎっぷりは納得だった。
床にあるのは下着やら水着の女が表紙をかざる雑誌。これを片付けようとしていたのだ。
「きょ、今日も来てくれるとは思ってなかったんだよ」
 そのうちの一冊を右手の人差し指と親指でつまみ、胸の高さまでもっていく。
「来ないほうが良かった?」
「いや、助かるよ……ハハ、ハハハ」
 たづなの手から本を奪うと、押入れにもっていく。
その予測どおりともいえる反応にたづなは苦笑交じりに微笑んだ。そして、少し、疼いた。
869GBH ◆WoueFxyFoA :04/10/31 01:08:21 ID:dnLWqqnZ

 渡会家には4姉妹がいる。長女あぶみ、次女ひびき、三女たづな、四女ひづめ。
久世駿平は、長髪を後ろで縛った気弱そうな青年である。
彼がここ渡会牧場に転がり込み、働くようになるまでは奇妙な偶然が重なった結果といえた。
そして、彼は次女ひびきへの恋心を成就させ、子供まで授かった。
ただ、彼がここに来て四年の月日が経ち、ひびきとの関係が進展するほどに、
 彼は自身の根無し草といった部分を気にするようになっていた。
彼が考えた先にある資格は、牧場での仕事にダイレクトにいかせる「獣医」だった。
最終学歴が、高校中退になっている駿平は大検を通ることを最初の目標とした。
高校一年の範囲から勉強をやり直すことにした駿平ではあったが、ブランクが開きすぎていた。
苦労している様子をみたひびきは、現役女子高生で妹のたづなに、駿平の家庭教師を頼んだのだった。
870GBH ◆WoueFxyFoA :04/10/31 01:09:12 ID:dnLWqqnZ

「で、今日は昨日の続きでいいの?」
「うん、あ、英語の単語のテストとか作ってもらっていいかな?」
 差し出された単語帳をうけとる。パラパラとめくりながら見ていく。
「何番辺りから出せばいい?」
「200から300で、二十問」
「了解。問題作っている間は……」
「こっちの問題集を解いておくよ」
 薄い本を駿平の左手が叩いた。
「そ、じゃあ、ちょっと待っててね」

 ペンを走らせる音が、部屋に二つ。
問題を半分ほど作ったところで、たづなは視線を上げた。
『やっぱり真剣なときの顔は……』
よぎる気持ちを押し消した。
駿平に好意を抱いていた。それは事実だ。
つい数ヶ月前まで、ひびきよりも駿平の部屋に来ていた回数が多かった。
だからこそ、ベッドの枕もとにひびきとのツーショットを飾っていることにも気づいていた。
871GBH ◆WoueFxyFoA :04/10/31 01:11:08 ID:dnLWqqnZ
『それなのに、私は好きになっちゃったんだよね』
 略奪愛など考えるわけもない。ひびきと駿平が気持ちを交じらせた以上、もう入る余地なんてないと思っていた。
「……づなちゃん」
 駿平の声が鼓膜を揺らした。
「え?」
「手が止まってたみたいだけど」
『なによ、その言い方』
 たづなが不愉快さを顔に出すより早く、駿平が言葉を繋げた。
「疲れているなら、無理しないでよ。俺が無理言って、っていうかひびきさんが頼んだからって言っていたけどさ。
 出来るときだけ見てくれれば良いんだから。……あんまり見てくれないのもこまるけど」
 いつもの気弱な笑い。
 優柔不断だけど、彼の優しさが出ている笑い方。
「あ、えと、それであがりでもいいんだけどさ。ここだけ教えてくれない?」
 駿平の手が、テキストの一部分を指差す。少しぼやける文字を見るために駿平のほうへ身体を乗りだす。
872GBH ◆WoueFxyFoA :04/10/31 01:14:57 ID:dnLWqqnZ

「お茶持って来たでー」
 ウメさんの能天気な声と共に緑茶の香りが部屋へ流れ込んできた。
「っと、駿平くんあかんよ!」
 お茶を乗せてきたお盆を置いて口元に手を当てる。
「なにが、あかんよ、なんですか。お茶置いたら早く行って下さいよ」
「はよういけ、ってのがあやしいところやねぇ」
 たづなは座布団の上に座りなおし、ウメさんと駿平のやりとりを人事のように聞く。
「怒りますよ」
「いけずぅ」
「いけずぅ、じゃない!」
 はりのある声が飛んだ。
「邪魔するんじゃないよ、なぁ、駿平くん」
 ガタイのいい男がウメさんの後ろに立っていた。ケンさんだ。
「ええ、まったく」
「じゃあ」
 ひょいとウメさんを担ぎ上げ、
「コレは連れて行くよ、ハッハッハ」
 そのまま連れ去った。

「ウメさんもなー」
「まあ、分かってることだし。だからって、私の部屋に来るわけに行かないでしょ?」
873GBH ◆WoueFxyFoA :04/10/31 01:15:51 ID:dnLWqqnZ
 駿平は一応考えるそぶりをした。
「そりゃねー、ひびきさんに怒られるだろうからねー」
 ごく自然にひびきとのつながりを示されて、たづなはすこし意地悪をしたい衝動に駆られた。
「ひびきちゃんに怒られなきゃいいんだ?」
「ウメさんがいないっていうメリットを考えればね」
 たづなは小さな魚の骨が突っかかったような苛立ちを覚えた。
「まぁ、そりゃそうよね。別にどっちでも二人きりなのはかわらないんだし、それを許可しているのはひびきちゃんだもんね」
 ツーショットの写真を見て、駿平の気持ちに気づきながらそれでも好きになったのだ。
 二人がうまくいっていることを祝福したい反面、
 心のそこに小さく残っていた気持ちに無神経な言葉がたづなのまだ収まっていない湖面は激しく波立てた。
 自分の発言がたづなのなにかの引き金を引いてしまったのだと気づき、しきりに手を振ってなにか弁明をする駿平。
「ご、ごめん。あ、なんていうか、俺の勉強見てくれなんて……デリカシーなさすぎたよね、俺達」
874GBH ◆WoueFxyFoA :04/10/31 01:16:59 ID:dnLWqqnZ
『俺達≠ゥぁ……。困らせたいんじゃない。でも、ひびきちゃん……私、やっぱり……』
 たづなは困り果てているような駿平を見て、返答した。
「勉強は見るわよ」
「え、あ?ありがとう。あ、でも、本当に無理なら……」
 駿平の言葉を切って、たづなは手の中でペンを転がす。
「ひとつ提案があるんだけど」
 たづなが少し落ち浮いた様子をみて、駿平はすこし安心した。
「どういう?」
「家庭教師代をさ、貰いたいんだよね」
 駿平は両手を頭にして、抱えるようにした。
深刻な雰囲気ではなく、彼のいつもするオーバーっぽいパフォーマンスなのは分かっている。
「で、でも、俺、あんまりお金出せないよ」
「そんなの分かってるわよ」
 ペンをくるりと回す。
「じゃあ、なにで払えば……ハッ!身体で払えって言うのねぇぇ」
 駿平がひとりで、ノっている。、突っ込んでほしいのだ。だが、残念ながら突っ込みは来なかった。
「その通り、かな」
875GBH ◆WoueFxyFoA :04/10/31 01:17:41 ID:dnLWqqnZ
 たづなの言葉に目を点にする駿平。
「別にひびきちゃんを裏切れなんて、言わないよ」
 ふぅと、駿平は息を吐く。
「じゃあ、荷物運び、とか?」
「そういうのとも違う。……うーん、裏切れなんていわないけど、すこし裏切ることになる、かも」
 駿平の顔が強張る。
『こんなに緊張するなんてさ。妬けるよ……、ひびきちゃん』
 回していたペンをきゅっと、つかむ。
 たづなと駿平の視線がまっすぐ結ばれた。
「無理強いしないから、聞くだけ聞いて」
「う、うん」
「ひびきちゃんには絶対に言わないし、駿平の気持ちが変わるなんて思ってない。思ってないから……」
 たづなが言いよどむ。張り詰める空気。たづなが手にもっていたペンを置いた。
「一度だけでいい。その……キス、してくれる?」
 切ないほどまっすぐな瞳で、駿平を見つめる。
 駿平の顔に緊張と安堵が混ざりあって流入した。
「たづなちゃんが、ひびきさんに言うとは思わないし、俺が傷つけたのも確かだよね」
 そこまで言って、息を短く吸い込む。
876GBH ◆WoueFxyFoA :04/10/31 01:19:35 ID:dnLWqqnZ
「だけど、前以上に俺はひびきさんのことを好きだよ。わかるよね?」
「わかってる」
「それでもいいんだね?」
「うん……」
 たづなの目に浮かぶ色は、あまりに哀しかった。
彼女自身の放った言葉に実際の意味が伴うかは甚だ疑う余地があった。
だからといって、駿平は彼女の願いを聞かないでいられるほど
理性的ではなかったし、冷たくも無かった。
ひびきへの愛情が彼にとってもっとも大切であることと、
 目の前の慕ってくれている女の子の願いを聞いてあげることを秤にかけたりできなかったのだ。
「目、つぶって」
「うん」
 机越しに目をつぶったたづなへ、顔を近づけると、そっと駿平の唇がたづなの薄く塗ったリップに触れた。
「……ありがとう」
 ゆっくり瞼をあける。たづなが右手の薬指で唇をなぞった。そして、儚い花びらのように微笑んだ。
877GBH ◆WoueFxyFoA :04/10/31 01:23:53 ID:dnLWqqnZ
駿平が視線をはずした。照れとわずかな後悔からかもしれない。
彼は、行動自体は早い。そして、その後のフォローが下手で、行動自体を悔やむことが多い。たづなとひびきとの関係でも然り。
 もぞもぞと動いてから、駿平がお茶をもってきた。
「あ、ぬるくなってる」
たづなも茶碗をもってから、人肌より少しだけ温かいことからそれを感じた。
「入れなおしてこようか?」
「いいよ。飲めないほどぬるくないっしょ」
 二人ともぬるいお茶をすする。
たづなは茶碗の中身を飲み終えると、受け皿に置いた。
立ち上がると、スカートについた癖をポンポンとはたいた。
「今日は、あんまり勉強できないでごめんね。
明日からはしっかり見るから」
「あ、うん、よろしくおねがいします」
 ぺこりという表現がぴたりとくるように頭を下げる駿平をみながら、たづなは自分の気持ちを整理した。
「じゃあ、おやすみー」
「じゃあねー」

 寮の扉を出て、家へ戻るまでの数十メートル。
 たづなは自分のバッグについた駿平にもらったキーホルダーを手で包み胸元へ近づける。
878GBH ◆WoueFxyFoA :04/10/31 01:32:25 ID:dnLWqqnZ
「ひびきちゃん、ごめん。私、やっぱり駿平のことが好き」
 子供までできた姉と駿平の仲を引き裂くようなことなんて、考えていない。
 自分の心のポジションを決めたということだ。
「もし駿平の気が変わったら、受けいけるよ。それが私の気持ち」
 言葉にして、うなづくとたづなは歩き出した。
こちらからなんて、付け入る隙間は無いとつくづく感じたし、同時に自分の気持ちをはっきりとわかった以上、
 これが妥当じゃないかとたづなは結論付けたのだった。
 

ちなみに、
ひびきの妊娠は現在3ヶ月とすこし。
 男のサガと優しさの複合物が導きだすものは、

 ――いまのところ、人も馬もわからない。
879GBH ◆WoueFxyFoA :04/10/31 01:34:41 ID:dnLWqqnZ
以上です。
エロがなくて、もうしわけないです。
もし続きを許されれば、続きが出来次第投下させていただきます。

暫定投下様、流れブッタギリでもうしわけありませんでした。
では。
880名無しさん@ピンキー:04/10/31 20:33:36 ID:4JVp7/vM
GBHさん
イイネイイネー
続き読みたいっす
881GBH ◆WoueFxyFoA :04/11/02 01:13:36 ID:gZlW3nez
>>880 さん
ありがとうございます。
またここから続きを打つ形になるので、ちょっと時間がかかると思うので
しばらくしたら、また投下させていただきますね。
882名無しさん@ピンキー:04/11/03 17:15:15 ID:6bE7ex5N
ヨイネヨイネー

暫定投下氏も引き続き期待ナリ
883名無しさん@ピンキー:04/11/03 17:15:57 ID:6bE7ex5N
ウヒィ!

あげてしまったごめんょ
884暫定投下。:04/11/05 21:25:59 ID:pDhqQQN2
(デンパって言うなぁ!)
ショーツの上から秘裂に指を這わせ、その裂け目に沿って指を上下させる。
その単純な運動のもたらすゆるやかな快楽の電流に夏美は翻弄される。
そしてその電流に、彼女の身体機能も反応を始めていた。
「んっ…あっ…。はぁっ…。」
『あら。』
布地の上から夏美の秘部を弄んでいたつとむ(バーディー)が、その動きを止める。
その指先にはねっとりと糸を引く粘性の液体。
夏美のショーツのその部分は湿り気を帯び、その向こう側、桜色の秘部がうっすらと透けて見えるほどになっていた。
(は、早宮…。)
『んふふー。こーいう敏感な娘ってやりやすくて好きよ。』
幼馴染みの痴態を目の当たりにし、言葉の出ないつとむ。心底楽しそうなバーディー。
「せんかわぁ…。」
そこに与えられていた刺激の中断に、夏美が弱々しい抗議の声を上げる。
「なぁ、早宮。これ、何だと思う?」
その夏美の抗議を聞かず、つとむ(バーディー)は彼女の目の前に彼女自身の粘液でべとべとになった指を突き出す。
「エッチだなぁ、早宮は。」
「…せんかわのばかぁ…。」
初めて秘部に触れられた時と同じくらいに顔を真っ赤にし、涙目でつとむ(バーディー)を睨む。
885暫定投下。:04/11/05 21:26:51 ID:pDhqQQN2
(…バーディー。)
『何かしら?』
つとむが、何かを決意したようにバーディーを呼ぶ。
(代わってくれ。)
『あら。』
バーディーの声に、愉快そうな響きが混じる。
『それはつまり、したくなったってことかしら?』
(…悪いかよ。)
ストレートに「YES」と答えられないつとむに、バーディーは苦笑する。
『素直に「はい」って言えばいいのよ。…でも、駄目〜。』
(なんでっ?!)
『私が楽しくないから。』
(おいっ!)
言い切り、バーディーは夏美への愛撫を再開する。
ショーツを脚から引き抜くと、薄い茂みと、乳首と同じ桜色のそこが、粘液に濡れて淫靡な光を放っていた。
「あ…だめぇ…」
秘部を晒されたことに恥じらいを覚え、夏美が脚を閉じようとする。
しかしそれより速く、つとむ(バーディー)の指が脚の隙間に入り込んでいた。
そしてその指は、恥蜜に濡れて充血した夏美の肉芽を軽く掃き上げる。
「せんかわ…やっぱり恥ずかし…ふあぁっ!?」
今までのゆるやかな快感ではなく、全身を震わせる強烈なそれが、つとむを止めようとした言葉の後半を裏返らせた。
「せ、せんかわ、そこ…そこダメ…あぁっ!」
親指と人差し指で肉芽を軽くつまみ、くりくりと転がすと、喘ぎ声と共に夏美の腰がベッドから浅く浮き上がる。
その刺激に、膣の奥から新たに愛液が溢れ出し、彼女の秘唇を艶めかしく光らせてゆく。
『指でこれだけ感じるのね。じゃあ、これはどうかしら?』
「あぁ…んっ、はぁっ…あっ…ひっ?!」
突然、指とは異なる何かが夏美の秘唇を走査し、彼女の嬌声を再び裏返らせる。
その広面積の熱を持った何かは、一しきりそこを走査した後に、夏美の秘壷へと侵入を図る。
夏美の知る、人の『女のコのそこ』に触れられる部位に、こんな感触のものは存在しない。
886暫定投下。:04/11/05 21:27:48 ID:pDhqQQN2
「はぁっ…やだ、中に…はいってくるぅ…」
それは膣口から浅く侵入した辺りで肉圧に負け、その位置でにゅるにゅると動き回る。
しかしその微妙な位置と動きが、彼女に指とは違う、更なる快楽を与えることとなった。
「はぁっ、んっ、くっ…!せ、せんかわぁ…なに…なにしてるのよぉっ?!」
じぶんの卑裂を蹂躙する何かの正体はいまだに分からない。
抗いがたい快楽でどろどろに溶けかけた頭の片隅で、その何かに対する恐怖が沸き起こる。
その恐怖が、夏美に嬌声と荒い息の間に、何とか言葉を紡ぎださせた。
「舐めてる。」
「なっ…!」
つとむ(バーディー)の返答に驚き、自分のそこに目をやる。
彼(彼女)の口が自分のそこに密着し、舌を這わせていた。夏美の知識の中に、こんな愛撫の仕方は存在しない。
「せんかわ…だめ…き、きたないよぉ…」
恥部を口で愛撫されているという事実に、消えかかっていた羞恥心が再び沸き起こる。
舌のもたらす快感に負けそうになりながら、夏美はつとむ(バーディー)の頭を引き剥がそうとした。
「大丈夫。」
つとむ(バーディー)が目を上げ、夏美を見つめる。
「早宮に汚い所なんてないさ。」
「…っ!」
正面から見つめられてそんな事を言われ、夏美の動きが完全に停止する。
(うげーーー。)
一方、バーディーの歯の浮くような台詞に、呻き声を上げるつとむ。
(どこで覚えてくるんだよ、そんな台詞…。)
『どこだっていいじゃない。』
887暫定投下。:04/11/05 21:34:46 ID:pDhqQQN2
これ以上の投下遅延はいくら何でもマズいんじゃなかろうか、と考え、出来上がった分だけでも投下致します。
何故か今回上手く話を作れないんですよね…。
それなのに『バーディー×千明』もしくは『熊耳×遊馬』のSSを作りなさい、という神の啓示まで聞こえてくるし…。
888名無しさん@ピンキー:04/11/05 22:44:06 ID:A13DqMI7
バーディーエロいなあ
べつに自分のペースで好きなもの書いていいと思うよ
期待して待ってるよ
889名無しさん@ピンキー:04/11/06 00:25:21 ID:/6JslmZB
エローい(*´∀`)σ)Д`)
時間かかってもいいんです。
>>887さんの文体が好きなので、頑張ってください。
続きも楽しみにしてます。
890名無しさん@ピンキー:04/11/08 01:10:15 ID:W4fwnzEH
おまいら源泉展いってきますた!

ゆうきセンセの原画等、中々見応えあって良かったです。
版画も売ってあって見事な原画の再現振りだったけど・・・
如何せんローンの利率が高すぎる!!!
これから行くヤロー共は何が何でも一括で買うように・・・。
891名無しさん@ピンキー:04/11/08 14:52:55 ID:G6NoRljW
>>890
版画っていくらくらい? (まあ高いのも安いのもあるだろうけど)
892名無しさん@ピンキー:04/11/08 16:21:14 ID:/MR3Ilqe
>>891
高田センセの版画が一枚17万が3点
ゆうき、出渕、高田各センセの3点セット一枚が20万ほど
893名無しさん@ピンキー:04/11/08 20:12:04 ID:W1F7F/KZ
>>892
一括もへったくれもなく買えませんorz
894284:04/11/10 18:39:14 ID:WOb0kBki
バーディー、両刀使いなのがイイネ!

>「早宮に汚い所なんてないさ。」
萌えッ!!!
895独り朝から後藤しのぶ祭り:04/11/11 22:12:04 ID:Q502m1t7
目覚ましでも、コーヒーの香りでもなく、煙草の匂いで目覚める朝が好きになったのは何時からだろう?
それが彼の燻らせる煙草の匂いであるなら尚更だ。愛しさに泣き出しそうになる。
夢の中にまで入り込んでくる匂い。包まれ捕らえられて離してはくれない。まるで彼のような。
その流れに導かれるようにしてゆっくりと意識が浮上する。開けた瞼の先には昨夜散々愛した男の姿があった。
「起きた?おはよう」
「おはよう・・・・いつも早いのね・・・」
シーツに半分顔を埋めたまま彼を見上げる。もうシャワーを浴びたのだろう。髪が少し湿っていた。
タオルを腰に巻いただけの状態でこちらを見下ろしている。その目は限りなく優しい。
「しのぶさんと一緒だと、眠りが浅いんだよね。だからかな?早く目が覚めちゃって」
「ごめんなさい・・・私寝相悪かった?それとも寝言とか・・・・」
彼は笑って違う違うと手を降る。
「しのぶさんがいるってだけで嬉しくてさ・・・何か興奮しちゃってるんだね」
ガキみたいだよなぁと目を細めて笑う。滅多に見せない素直な笑顔が嬉しかった。
「私も嬉しいけど・・・だめね、終わるとすぐ寝ちゃう・・・いつも勿体ないなぁって思うんだけど・・・」
彼が嬉しそうな顔のまま身を屈めてキスをしてくれる。煙草の味がするいつものキス。
無精ヒゲの感触すら愛しくて舌を伸ばして舐め取った。ざらりとした感触。彼はそのまま舐めさせてくれた。
「俺も勿体ないなぁって思うけど・・・でもさ、すぐ寝ちゃうってことは・・・・・・」
すごく良かったってことでしょう?至近距離から見つめられてそんなことを言われる。
その目の強さにくらりとしながらも微笑んでみせた。
「そうねぇ・・・・もう少し手加減してくれれば、起きてられるんだけど?」
強かった目が子供のようになる。再び伸ばした舌を舌で絡め捕られ強く吸われた。
「・・・ごめん、そんなの無理。しのぶさん前にしてそんな芸当できません」
「あら?案外子供なのね?」
「情熱的といってください」
再度激しいキスに没頭した。
896独り朝から後藤しのぶ祭り:04/11/11 22:12:51 ID:Q502m1t7
散々貪られた口は甘く気だるい。男は再び煙草に口をつけていた。
あれほど嫌いだった筈の煙草を愛しく思う日が来るなんて。
元凶となった男に恨みの一つもぶつけてやりたいが、ついその横顔に見惚れてしまう。
彼の煙草を吸う姿が好きだ。恐ろしく色気がある。
ましてや今は、半裸の姿に無精ヒゲでこれでもかという位に濃厚な色気を漂わせている。
半開きになった唇から紫煙が吐き出される様は何度見ても飽きなかった。
「・・・・・・・そんな色っぽい目で見ないでよ」
急に掛けられた声にどきりとする。壮絶な流し目を送られて震えが走った。
・・・・・・・色っぽいのはどっちよ。
それにしても少しまずい。今のはこの男が本気になる時の眼だ。
初めて向けられた時は恐怖におののいてしまったが、慣れとは怖いもので。
今ではこの眼を向けられる事に歓喜すら覚えるようになってしまった。
「見ないでって言ってるのに・・・・意地悪だね、しのぶさんは」
それこそどっちよ、まったく。
よっぽど言ってやろうかと思ったが、そんな危険は冒せない。それこそ何をされるか分かったものじゃない。
男から逃れるために布団にもぐりこむと急に掛け布団を引き剥がされた。
夜明け前の青い明るさの中で男に全裸を見られる。視線を感じるだけでとろけそうになるのを必死で耐えた。
「そんなに見ないで・・・・」
「仕返しだよ」
男がゆったりと煙草を燻らせながら、頭のてっぺんからつま先まで舐めるような視線で犯す。
それだけで蜜が溢れ出し、尻の谷間を伝ってシーツに落ちた。両胸の突起も待ちきれないとばかりに硬く尖りだす。
反応を隠したくてうつ伏せになると、敏感になった突起が擦られ押し潰されて余計に感じてしまった。
前へと垂れ落ちた蜜が今度は茂みを濡らす。あっという間にびしょぬれになるのを感じた。
男は溜息をつくと荒々しく煙草を消して覆いかぶさってきた。肩を掴まれ再び仰向けにされる。
「・・・・自分で自分の首絞めちゃった」
「策士、策に溺れる・・・・・じゃないの?」
憮然とした男にくすくすと笑いながら手を伸ばす。頑強な腰に巻かれたタオルを掴み、男がした様に剥ぎ取った。
897独り朝から後藤しのぶ祭り:04/11/11 22:13:22 ID:Q502m1t7
「あ・・・あん・・・そん・・な・・・はぁん・・・」
男の指が秘裂を這う。形を確かめるように表面を散々撫で回してから膣内にゆっくりと差し込まれた。
その熱さにぶる、と震えると蜜が隙間から溢れ出る。隙間を埋めるように指がもう一本増やされた。
二本の指は自在に動いて肉壁と絡み合う。蜜ごと激しくかき混ぜられ跳ね上がる下肢を抑える事ができない。
そのまま親指の腹が肉芽に押し付けられ強く押される。潰れてしまいそうな程の強さに秘裂がヒクヒクと痙攣した。
「あ・・あ・・・ん・・・そんな・・いっぺんに・・・・だめぇ・・・っっ」
こうやって手だけでされるのは本当はすごくすごく恥ずかしい。
後藤さんはひどく上手だから。いつもほんの少しいじられただけであっという間にイッてしまう。
焦らされた時なんて指を入れられただけでイッてしまうこともあった。
イクのもイかされるのも好きだけど、私だけなんて少し寂しい。後藤さんと一緒がよかった。
「あぅっ・・・ふかい・・・だめっ・・・よすぎる・・・・・っっ!」
深々と埋められた指が高みへと向けて激しさを増す。そしてまさに絶頂を迎えようとする瞬間、突然指が引き抜かれた。
「やぁっ・・・!ごと・・さ・・・・なんで・・・・?」
彼は手首まで滴った蜜を美味しそうに舐めていた。舌の甘い動きに見惚れる。
彼の口の中に私の体液が飲み込まれていく。私の一部であれ彼と一つになれるのが嬉しかった。
「・・・・・なぁに?」
指を口に含んで意地悪く訊いてくる。咥えられた指が心底羨ましかった。
あの指のように全身を舐められたい。あの器用な舌で、おかしくなるほどに攻められたい。
「して・・・・」
震える手を伸ばして彼の唇に触れる。その柔らかさに触れただけで泣きたくなった。
「ここでして・・・・」
伸ばした手を痛いぐらいぎゅっと握られる。男は本当に嬉しそうな顔で指先にキスをした。
「いいよ・・・俺のここでしてあげる」
898名無しさん@ピンキー:04/11/11 23:22:22 ID:a7EXod5f
うををを 
899独り朝から後藤しのぶ祭り:04/11/13 21:28:58 ID:8FbuV/LA
腰の下に枕をあてがわれ、下肢の位置を高くされる。大きく開かされた脚の中心に彼の頭がくる。
卑猥な体勢と夜明け前の光の所為で、何もかもが丸見えだった。
イク寸前で放り出された秘裂は刺激を欲しがってビクビク震えている。膣口は咥えるものを探してうねっていた。
内腿に彼の手が添えられ閉じられないように固定される。すべてを彼に見られる喜びに私は完全に酔っていた。
「して・・・・・・して・・・・・・」
何もしてもらえない苦しさに腰が揺れる。我慢しきれずに伸ばした手はやんわりと遮られた。
「ごめんね、見とれちゃってた」
そう言うとびっしょりと濡れた陰毛に吸い付いてきた。じゅ、と蜜が吸い上げられる。
「んん・・・っ!あつい・・・っ」
「熱いのはしのぶさんだよ・・・」
大きな口が溢れ続ける蜜を器用に吸い取っていく。その度敏感になっている肌にヒゲが当たり、ちくちくと刺激された。
尖らせた舌先で秘裂を下から上へ何度も何度も舐め上げる。時折膣に舌が沈められ、堪らない快楽を生み出した。
その卑猥な行為のすべてが眼前に晒される事に、羞恥は覚えるが嫌悪感はなかった。
むしろこの男が夢中になって覆いかぶさってくる優越感に笑みがこぼれる。
「・・・・・くすぐったかった?」
突然笑い出した私に、冗談めかしながらも心配そうに尋ねてくる。
「ううん・・・・すごくいいの・・・」
首を振って微笑を向けると、曇っていた顔があっという間に晴れた。どこか得意そうな顔で行為を続ける。
「よかった・・・・じゃあもっと気持ちよくしてあげるね・・?」
次の瞬間、肉芽を思い切り強く吸われる。キツイぐらいの快楽に、私は蜜をいやらしく吐き出しながら絶頂を迎えた。
「・・・・あ・・・はぁ・・・・・ごと・・・さ・・・・・・えっ、あ・だ、だめっ、だめ・・・んぁああっっ!!」
ぱんぱんに腫れ、極限まで敏感になった肉芽をもう一度吸い上げられる。
男は心底楽しそうに目を輝かせながら私の痴態を眺めていた。それすらかまってはいられない程激しく身悶える。
「ひ・・・・ぃいっっ!!!!」
ごぼり、と痙攣した秘裂から蜜が溢れ出る。あられもない声を上げて、私はもう一度達してしまった。
900独り朝から後藤しのぶ祭り:04/11/13 21:29:58 ID:8FbuV/LA
余韻で体が動かない。私は秘裂を丸見えにした状態で震えているしかなかった。
短時間で激しい絶頂を二度も迎えた秘裂は痙攣が止まらない。締まりを失った膣口からはだらしなく蜜が垂れ落ちた。
その流れを追うようにして彼の視線が動いているのを感じる。その視線だけでまたイッてしまいそうだった。
しばらく見物していた彼は二本の指で蜜をすくうと飴の様にねぶる。そしてその指で私の唇に触れてきた。
「俺のも・・・・しのぶさんのココでして欲しいなぁ」
彼の唾液が絡んだ指に舌を絡める。ちゅっと吸ってから上目遣いで彼を見上げた。
「させて・・・・」
本当に嬉しそうな顔をした彼は、私とは天地逆に横になる。動かない体を叱咤して彼の上に乗り上げた。
目の前に来る彼の分身。そのたくましさに唇を寄せる。口を開けて思い切り奥まで飲み込んだ。
「んん・・・ぅ・・・・・・うぅんっっ!」
彼もまた再び私の股間に顔を埋める。秘裂に歯を立てられびちゃびちゃと蜜を垂れ流してしまった。
口の中で脈打つ肉棒。最初は石鹸の香りしかしなかったソコは、しゃぶるうちに彼自身の匂いに変わっていく。
彼自身の汗と私の唾液の匂いが交じり合って堪らなく愛しい。先走りすら一滴もこぼしたくなかった。
睾丸にも惜しみなく愛撫をほどこす。表からも裏からも丁寧に舐め、キスを繰り返した。
気持ちいいのか時々目の前の内腿がひくりと震える。感じてくれているのが嬉しかった。
肉棒は今や完全に凶悪な姿となっていた。もうすぐこの熱い凶器が私に向けられる。その恐怖と期待に狂いそうだった。
「しのぶさん、今エッチな事考えたでしょ?・・・すっごい溢れてきた」
陰唇を指で摘まんでめくり上げる男はいやらしく笑う。蜜をじゅるりと吸い上げられてあさましく鳴いてしまった。
「・・・・・多分・・・・」
「多分?」
「後藤さんが思ってるより・・・もっともっといやらしい事考えてた・・・・」
肉芽に彼の犬歯が食い込んだ。
901独り朝から後藤しのぶ祭り:04/11/13 21:31:02 ID:8FbuV/LA
再び仰向けになり腰の下に枕があてがわれる。彼らしくない性急さで脚の間に体を入れてきた。
「ごめん・・・・ゴムしてる余裕ない・・・」
切羽詰った声と共に肉棒が押し込まれる。途端、秘裂は歓喜の涙をたっぷりと流した。
だが膣は肉でみっちりと埋められていたため、溢れる事も吐き出す事も許されず、苦しく内部でうねるしかなかった。
「抜いてぇ・・・・おねがい・・・いちどだけぬいてぇ・・・」
内部で起こるあまりの混乱に必死になって懇願するが、許されるはずもなかった。
恐ろしいほどの大きさは肉筒を限界まで押し広げる。二つの肉に隙間はまったくなく、蜜の一滴もこぼれる事はなかった。
彼が体を押し入れる度、奥に溜まった蜜ごと突き上げられ、流した蜜が体内に逆流するような感覚を覚える。
その刺激に更に溢れ出すが、どこにも行き場もなく溜まるしかない。そこをまた突き上げられ益々溢れる。
苦痛と快楽の繰り返しに、なす術もなく喘ぐしかなかった。
「ひぃい・・っ・・・・あひ・・・・ぬいて・・・・・ぬいて・・・・・ぬいてぇ・・・・・・」
男の前に体をすべて開きながら拒絶の言葉を繰り返す。理性はとうに焼き切れ、本能のみで何とか保っていた。
それを笑うかのように肉の動きが激しくなり刺激を繰り返す。肉の硬さを感じたまま、私は絶頂を迎えた。
「イッっちゃった・・・?でもごめんね、もう少し一緒にいようね・・・・!」
嬉しそうな声に被せて無理矢理根元まで押し込まれる。肉塊が内部で更にむくりと膨れ上がった。
「おねが・・・っ・・・も・・・おっきく・・・しな・・い・で・・・っっ!」
「そうやって誘うんだから・・・・っ!」
奥の、更に奥を突き上げられる。声にならない悲鳴を上げて弓なりに仰け反った。
ぱんぱんに膨れた肉棒が、充血して厚ぼったくなった内壁を強烈な熱さで擦る。
幾度も幾度も押し寄せる快楽の波。耐えられず彼の肩に手を伸ばして引き寄せる。濃厚な男の匂いが心地よかった。
「愛してるよ・・・しのぶさん・・・愛してる・・・・」
私もだと返したいのに、喘ぐのに精一杯で言葉にならない
再び肉棒を奥まで咥えたまま達する。次の瞬間男は勢いよく抜くと、自分の掌に精を吐き出した。
902独り朝から後藤しのぶ祭り:04/11/13 21:31:32 ID:8FbuV/LA
芯を失った秘裂から溜まりに溜まった蜜が溢れ出す。失禁していると言っても過言でないほどの量だった。
男は本当に満足そうな溜息を吐いた。後処理をしようとティッシュに手を伸ばす。
宙に浮く精のこびり付いた手が眼に入ると、考えるより先に手が伸びていた。
「しのぶさん・・・?」
大きな掌を掴んで自分に引き寄せる。口元へと運んでその手に滴る白濁液を舐め取った。
「し、しのぶさん!?」
彼が私の蜜を散々舐め取った様に、私も彼の精が欲しかった。彼の一部でいいから私と一つになって欲しかった。
顔に滴ってくるのも構わず、指の股に舌を這わせ指先を口に含んで綺麗に舐め取る。
「はん・・・・・ん・・・・ん・・・・・あぁああんっっ!!!」
夢中になってしゃぶっていると、突然強い衝撃に襲われた。
いつの間にか力を取り戻していた彼自身に何の予告もなく串刺しにされたのだ。
私は口の周りを白く汚したまま、身を捩ってよがった。救いを求めるように掴んだままの大きな掌に爪を立てる。
「も・・っ・・はなし・て・・・ゆる・・・し・・てぇ・・・っっ」
「いやだね」
動きのあまりの激しさに、何度も肉棒は抜けてしまう。その度に荒々しく舌打ちをしては乱暴なまでの力で突き入れてくる。
再奥を突き破るかの様な勢いで揺さぶり続ける。たくましい腰骨に尻の肉を打たれるいやらしい音が鳴り響いた。
「ほら見て・・しのぶさん・・・こんなに吸い付いてきて・・・っ可愛いね」
膝が顔の横にくるほど体を曲げられる。腰の位置が一層高くなり、彼と繋がる私の部分が丸見えになった。
グロテスクな彼の器官。苦しめられている。なのに愛しい、愛しい、愛しい。
「愛してるよ・・・しのぶさん・・・愛してる・・・・」
「あ・ぁん・・っ・・んっ・・・わ・たし・・も・・・・あぁあっっ!!」
途切れながらも今度はちゃんと伝えられた。抜かれた竿から再び精が吐き出される。
熱く焼けるようなそれが顔中に降りかかるのを感じながら、私は幸せな気持ちで意識を手放した。
903独り朝から後藤しのぶ祭り:04/11/13 21:32:02 ID:8FbuV/LA
そうして再び夢の中で煙草の匂いに包まれる。すぐに分かる彼の匂い。導かれ、眼が覚めた。
「起きた?おはよう」
「・・・・・・」
布団を引き寄せて頭から被る。男が慌てた様子で布団を捲ろうとするのを必死で阻止した。
「え?何?どうしたの?」
「ごめんなさい・・・・」
男の動きが止まる。それでも布団はぎゅっと掴んだままに言葉を続けた。
「その・・・・朝からあんなことさせて・・・」
「え?なんでしのぶさんがあやまんの?それ俺の台詞でしょ?」
「だって・・・その・・・・・・あ・・・っ」
布団の隙間から彼の手の甲にきつくついた爪の跡が眼に入った。血が流れたのかかさぶたになっている。
慌てて手を伸ばしてその傷に触れる。すぐ近くにあった顔を見上げると、優しい眼で苦笑いをしていた。
「ごめんなさい・・・・血が」
「なんてことないよ。俺のほうが無茶させたんだからさ」
ひょいと抱き上げられて膝の上に乗せられる。
「やっと顔見れた」
「・・・・・あんなことしちゃって恥ずかしかったんだもの・・・」
「俺は起きた瞬間にぶっ飛ばされると思ってた」
そんなことはいたしませんと男の額にチョップを与える。痛い酷いと揉みあっていると、お腹が空腹を訴えた。
「お腹すいちゃった」
「朝からたーっぷり運動しちゃったもんねぇ?」
ニヤついた顔に再びチョップを与えて、反省の証に朝ごはん作りなさいと台所に追い立てる。
その背中を見ながら、男に触れただけで再び感じてしまった自分自身に溜息をついた。

<終>
904名無しさん@ピンキー:04/11/13 23:13:28 ID:exYb22A2
くはぁ! 淫靡過ぎて吐血してしまいそうだ。
相変わらず台詞回しが秀逸ですな。「もっといやらしい事かんがえてた」とか、すごくイイ!
朝からえっちというのも爛れた感じで萌えました。ぐっじょぶ!
905名無しさん@ピンキー:04/11/13 23:40:36 ID:UBOLj89Z
いつも独り祭りさんを心待ちにしております(*´Д`)
可愛さ余ってついついしのぶさんを攻め倒す後藤さんと、
攻め立てられて理性を失い、本音が出てしまうしのぶさん。

いつもながらGJ!!!!です。ハァハァ。
906名無しさん@ピンキー:04/11/14 00:05:28 ID:1oyHG1t1
独り祭り氏はやはり神ッ!
907名無しさん@ピンキー:04/11/14 00:29:21 ID:MIlc5L5z
秋の夜長、いいものを読ませていただきました。
908名無しさん@ピンキー:04/11/14 23:12:52 ID:7pqKHf6T
うはー今回はまた格別。しのぶさんも後藤さんも色っぽいー
後藤さん若いなあー
909名無しさん@ピンキー:04/11/15 19:55:49 ID:E0BEUpIG
よいもの読ましてもらいありがとうございました。
ほかの続き書いている方のも期待してお待ちしてますので
よろしくお願いしますね。
910暫定投下。:04/11/18 22:02:05 ID:z4/s9NAU
『どこだっていいじゃない。』
つとむの問いを適当にはぐらかし、バーディーは舌による愛撫を再開した。
秘裂の最上で充血している陰核を舌で軽く掃き上げる。
「ひっ?!」
途端に夏美が嬌声を上げ、腰が弾かれたように持ち上がる。
「やっ…あぁっ、せんかわっ、やめ…あぁうっ!」
継続的に脳に流れ込む膨大な量の快感の奔流。
それが彼女の理性を押し流そうとする。
そしてその理性の一片が、彼女にこの快楽からの脱出を促した。
夏美は、ともすれば自分の意思とは無関係に浮きあがる腰を動かし、つとむ(バーディー)の舌から逃れようとする。
しかし、すでに彼(彼女)の愛撫で完全に骨抜きとなった下半身はまるで言う事を聞いてくれない。
結果として腰を弱々しく左右に振るだけとなる。
「せ、せんかわ、そこ、そこダメ!舐めないでぇっ!」
「んー?」
つぷっ。
「あっ!せんかわ、やめ…」
夏美の懇願を聞き流し、つとむ(バーディー)は彼女の膣に指を差し込んだ。
そして舌で肉芽を転がしながら、その指で膣壁を…ちょうど陰核の真下を擦りあげる。
「ああぁっ!だめ、だめぇっ!」
身体の内側と外側から敏感な肉芽を弄られ、夏美の頭に飛び込んでくる快楽の量はさらに増大する。
そして、彼女の快楽中枢は限界に達しようとしていた。
「せんかわ、だめ、やめてぇっ!あたし…あたしおかしくなっちゃ…ああぁっ!」
絶頂の予兆を知らない夏美は、その迫りくる『何か』に怯え、つとむ(バーディー)を止めようとする。
911暫定投下。:04/11/18 22:02:31 ID:z4/s9NAU
「おかしくなっちゃっていいんだよ、夏美。」
ピンクの靄に霞む、彼女の視界の中でつとむがそう答える。
普段、彼が見せない優しい言葉で。
しかし、現実はと言うと…。
『んふふー。ええのんか?ここがええのんか?』
(だからどこで覚えてくるんだよ、そんな表現…。)
絶頂の予兆に怯える夏美。それを見て愉しむバーディー。呆れるつとむ。
『さてと。仕上げにかかりましょうか。』
言って、バーディーは指を動かす速度を速めた。
秘壷に溢れかえった蜜が立てる淫媚な水音がその大きさを増す。
同時に、つとむ(バーディー)の口が動き、肉芽の包皮を唇で剥く。
「せ、せんかわ、むいちゃらめ、そこ、剥いちゃらめぇ…っ」
速度を増した愛撫に溺れかかる夏美が、呂律の回らない舌で最後の抵抗を試みる。
その稚拙な抵抗に苦笑し、つとむ(バーディー)は剥き出しになった肉芽を二度、三度と舌で舐め上げた。
「はあぁっ!あっ、ああ、らめっ…もうっ…何か来ちゃうよぉっ!」
迫り来る絶頂に、夏美の全身が小刻みに痙攣し始める。
『もういいかしら?』
「あああああぁぁっ!」
自分の陰核がつとむの歯に触れた、と感じた瞬間。
彼女の意識は、白の中に放り出された。
912暫定投下。:04/11/18 22:07:20 ID:z4/s9NAU
ふぅ。とりあえず、ここまで出来上がりました。何だか完結させる前に新スレに移行しそうでちょっと不安です。
913名無しさん@ピンキー:04/11/18 22:24:59 ID:SOc09HS4
萌え GJ
914名無しさん@ピンキー:04/11/21 00:09:53 ID:o2WSyTom
ネ申後輪!!!

915あらかじめ土下座します(1):04/11/21 02:23:18 ID:Vdpv5WV2
え〜っと、遊馬×野明っす。ヘタレですんません・・・。


ほんっとに・・・こいつは俺の事を男だと思ってないんだろうなぁ。
めちゃくちゃ落ち込みながら、俺は女子寮の入り口にいた。
「なにボンヤリしてんの、遊馬。早く入ったら?」
野明は笑って俺の腕を取り、自分の部屋へと招き入れた。
あのなぁ!俺はとても健全な20代の男で、しかも酔ってるから理性のタガが少しゆるんでんだぞ!!そんな状況でだなぁ、寮とはいえ、ほぼ一人暮らしに等
しい部屋に、泊まって行けって言うか普通!?俺がヤバい男だったら、この場で押し倒して、据え膳美味しくいただいちまうんだからな。
「・・・遊馬?あーすーまー?・・・やっぱ、そ〜と〜酔ってるみたいだねぇ」
人の懊悩を知りもしないで、野明は俺の目の前で手を振りながらケラケラ笑っている。
「いいのかよ?寮の管理人さんにバレたらヤバイだろ・・・男、引き込んだりして」
「あ、大丈夫ダイジョウブ。私たまに友達泊めたりしてるし、管理人さんの信用あるし。第一、遊馬は何回もここ来てるじゃん。・・・ほい、お水。こたつ
入ったら?そこで立ったままじゃ寒いよ?」
(それは他の奴らと一緒に、鍋パーティーした時とかの話だろがぁ!)
と言いたいのを、俺は水でごくりと飲み込んだ。しぶしぶと、勧められたこたつに入る。
横目で野明の様子を伺うと、酔って紅潮した頬にほんのり潤んだ瞳がいつもより色っぽく・・・なのにこいつは、ぼーっとリラックスしながら玄米茶などすすっている。
こん畜生。この場で俺が押し倒したいと思ってる事なんぞ、全然気付いていやがらねぇ。
お前の隣にいるのはなぁ、今まさに狼になろうとしている男なんだぞ。隙あらば喰っちまうんだぞ。
「何?あ・・・ひょっとして、水よりお茶の方が良かった?」
がくうっ。
・・・なんつうか今俺は、ロードランナーという鳥を喰おうとしていつもとんでもない目に遭う、コヨーテの気持ちが判った気がした。
916あらかじめ土下座します(2):04/11/21 02:25:26 ID:Vdpv5WV2
「あ、ちょっとあっちで着替えて来るね。見ちゃ駄目だぞ」
「誰が見るか、そんな色気のない体」
憎まれ口を叩きつつも、『もしや、俺の為にちょっと色っぽい格好なんかしたりして』という妄想を、長Tシャツにちゃんちゃんこ&グレーのスエットパンツという色気も素っ気もない格好でぶちこわしてくれてありがとう、野明。しかも着替え3分かかってねぇし。
「はぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜っ・・・」
俺は、心の底からため息をついた。
「なにさ?」
「いやぁ、お前ってほんっとに色気ないな〜、と思って」
「しっつれいねぇ!あるわよ、年頃の色気ぐらい。遊馬の前で見せてないだけだも〜ん」
「年頃の色気のある女は、ニッ○ンで5枚1990円、しかもヘソまであるボクサーパンツ頼まねぇだろが」
「げ!な、なんで知ってんのよぉ?」
野明がうろたえた顔で赤くなった。
この件に関しては、野明が、ではなく特車課女子全体が俺達を男扱いしていないのだが。
皆がたむろす食堂の片隅に、ポンと置いてあったニッ○ンのカタログ。所々に付箋が付いていて、表紙に『○日にまとめて注文出します』との南雲隊長の字が書いてあって。
なんとはなしにペラペラっとめくって見ると、名前は付いてないが三色の付箋に注文番号と数量。様々な注文に混ざって、下着の欄にも思いっきり付箋が付いている訳だ。
まぁ、俺達も男だというか、離れ小島で女日照りっつうか。
いやぁ、何ですな。警察官として常日頃鍛えられている、洞察力とか推理力とか筆跡鑑定とかをフル活用してっていうの?野郎ども一同、盛り上がる盛り上がる。
917あらかじめ土下座します(3):04/11/21 02:26:58 ID:Vdpv5WV2
「す、す、すると何か?この黒のブラ&ショーツセット、E70は南雲隊長のっ!?」
食堂に、うおぉぉぉ!と雄叫びが上がる。意外に胸でかいんだなとか、いつ使うんだ?俺の誘いを待ってるのかぁ!?とか、鼻血吹きそうな勢いの野郎どもである。
「このD75、ミントブルーのバルコニーブラ&ショーツセットはおたけさんのか?」
「おおーっ、結構可愛いのするんだな〜、おたけさん」
「普段は素っ気ないのに下着はこれか〜・・・くぅ〜!タマラン!」
「・・・で、やっぱり、このへそまでくるボクサーパンツ5枚セットが、野明ちゃんの・・・?」
シーン、と空気が萎えそうになったが、気を取り直して他の注文品を見なおすシゲさん。
おいおい、やっぱりって何だよやっぱりって。・・・俺もそう思うけどな。
「あ、ちゃんと可愛いのも注文出してるぞ!ホラ、このオレンジの『低反発パット付きハーフカップブラ&ショーツセット』!サイズが・・・B65・・・」
・・・場が一気に盛り下がったのは言うまでもない。
いや、スレンダーな体もそれなりに良いと思うんだけど。その場でそう言う訳にいかんしなぁ、俺の立場として。
その後、こっそりニッ○ンのカタログを手に入れて、パステルオレンジの下着セットを着て微笑むモデルを野明に置き換えてオカズにしたなんて、さらに誰にも言えん。
いやぁ、あの時は俺もなんちゅうかコノ、終わった後『人として大切な何かを失った』気がして落ち込んだが、すでに2日目には気にならなくなった。慣れというのは恐ろしい。
ちなみに『○日目って事は・・・』などとツッコンではイカン。武士の情けとして、ひとつ見なかった事にしてくれ。
まぁ、そんな話は置いといて・・・。
918あらかじめ土下座します(4):04/11/21 02:28:37 ID:Vdpv5WV2
「知られたくないんだったら、食堂にカタログ置きっぱなしにしとくなよなぁ〜」
「やだッ、見たの?遊馬のエッチ!」
「ばぁ〜か。エッチと言う言葉はだな、欲情を伴ってこその言葉なんだぞ。こんな色気も素っ気も出っ張りも無い女に、誰が欲情するかってんだ」
「そうやって馬鹿にしてー。アタシだって、その気になったら色気あるもんっ」
「いや、ないね」
「い〜や、ある!」
「いやいや、全然ないから」
「いやいやいや、ちゃんとあるから!」
「いやいやいやいや、絶対なーいーねー!例えばだな、お前が下着1丁で俺にセマって来ても、俺は絶対勃たねぇし」
つるっと出た俺の言葉に、野明がすごい勢いで立ち上がった。目が座っている。
『殴られる!』ととっさに身構えたら、スッと着替えた部屋に消えて行った。
なんだ?・・・怒ったのかな。
いっそこのまま、怒ってこの部屋から俺を放り出して欲しいんだが。
口先とは裏腹に、今夜このままお前に手ぇ出さねえ自信がないし。
だが、俺を男として見てない事実よりも、ヤっちまう事でこの先気楽にじゃれ合う関係が崩れるのが嫌だから、正直安易に手出ししたくない。
目の前でお前の無邪気な笑顔がこわばるのが、はっきりと今一番怖い。
(・・・んっとに情けねぇなぁ、俺。やっぱ本気で惚れてんだろうなぁ・・・)
部屋に入った時より、いくぶん酔いが覚めて来た。歩いて帰るか。
立ち上がった俺は、野明が消えた部屋のふすまに向かって声をかけようとした。
「おい、野明。俺かえ・・・」
バッ!とふすまが開いて、そこには、例のオレンジの下着を付けた野明が立っていた。
919あらかじめ土下座します(5):04/11/21 02:33:05 ID:Vdpv5WV2
『ざぁぁーーーーっ』と、すごい勢いで頭のてっぺんから血の気が引く音がする。
そこにあるのは『据え膳ラッキー、狼に変身な俺』ではなく、『殿中で浅野内匠頭が吉良上野介に切り掛かったのを間近で見てしまった梶川与惣兵衛』な気持ちしかない訳で。
まさに、止めたくないけど止めねばならん状態。
「どうよ?」
と勝ち誇ったように野明が、腰と首の後ろに手をあて、胸をそらせるポーズを取った。
「お、お前・・・小学生が考えるセクシーポーズだよ、それじゃ」
心の中でうろたえつつも、つい脊髄反射で憎まれ口を叩いてしまう俺。
擬音付きで野明がムカッとしたのが、手に取るように判る。
「いやいや、そうじゃなくて・・・。お前、完璧に酔ってるだろ?いいかー落ち着けー。人間はー、やって良い事と悪い事があるんだー。クニのお袋さんが泣いているぞー」
「アタシャ立てこもり犯かいっ!」
ズンズンズン、とBGMにゴジラのテーマが聞こえそうな勢いで、野明が俺に迫って来た。
その迫力に押されて、尻餅を付きつつ部屋の隅に追い詰められる。
天国のお母さん、アナタの息子が貞操の危機です。
っつうか、神様。
確かに俺は、この格好の野明の妄想で○回ヌキました。
でもね、それはこんな状況を想定してじゃなくて、、、。
ちゃんと告ってOKの返事貰って、付き合い始めて一ヶ月ぐらい経ったら、どっかのホテルで恥じらう野明を一枚づつ脱がせていって、この下着だけになった涙目のこいつにこ〜やってあ〜やって・・・って、俺今相当混乱してますか?探し物は何ですか?見つけにくい物ですか?
放っておいたら、目の前に水玉模様のシマウマが見えて来そうな勢いで混乱している俺の目の前に、ぺたんと座った野明が呟いた。
「・・・やっぱ、色気、ない?」
いや、そうじゃなくて。だーかーら、上目遣いに潤んだ瞳で俺を見るなっ!このまま押し倒して、思う様犯したくなるやんけ!俺はお前と、ちゃんと手順を踏んでまっ当にヤリてぇんだよっ!大切にしたいんだよ!お前に惚れてるから・・・あ〜、もうっ!!
「・・・野明、良く聞け・・・俺は・・・俺はな。・・・お前、鳥肌立ってるぞ」
だぁぁ〜〜〜っ!俺って、どうしてこんな時まで素直じゃないんだよ。
920あらかじめ土下座します(6):04/11/21 02:34:40 ID:Vdpv5WV2
ああっ!ひょっとして俺、火に油注いじゃいましたか?野、野明が睨んでます。
そのまま、俺の首に手を添えて・・・こ、殺される。
・・・っ!

キス、してきた。
野明が、俺の唇に。
そっと触れるだけのキス。

今まで浮ついて混乱していた俺の頭が、すうっと冷えた。
キスされたのが嬉しくなかった訳じゃない。
ただ、野明の唇も、首に回された手も、すごくふるえていたから。
黙って、野明の手が触れるがままに任せてみる。って、やっぱり指先が震えてるし。
その指は、少しも手慣れてはいない。やっぱこいつって処女か。
実は俺、処女って苦手なんだけど。
ぎこちなく、頬やシャツの内側をなぞって来る手。触れて来る唇が柔らかいな〜。
う〜ん・・・このまま、なすがままだと、男として卑怯な気もする。
しかし、ここで止めてしまっては、野明の心を不用意に傷つけてしまいそうだ。
これって、野明も俺と同じ気持ちって思って良いんだよな?
酔っ払いのイキオイと違うよな。ヤリ慣れてるようには、間違っても思えんし。
よし、ここは一丁覚悟を決めて告白して、エッチは後日仕切り直すか。勿体ないけど。
本当は、むちゃくちゃ今すぐヤリたいんだけどな〜、とほほ。俺って損なほど真面目。
「おい、野明・・・止めろ。止めて、俺の話を聞いてくれ」
「・・・やっぱダメ?じゃあ・・・これは?」
おいおいおい!人の静まりかけてた***を触るんじゃねぇ!!
アナタ本当に処女ですか?幾ら服の上からっつっても、大胆すぎるんじゃねえの?
微妙にぎこちない指が俺をなぞって、こらまた・・・ヤ、ヤバイですよ、オイ。
俺も、野明も、息が荒くなって来る。
921あらかじめ土下座します(7):04/11/21 02:36:05 ID:Vdpv5WV2
「・・・したい?・・・ねぇ・・・私の中に・・・これ、入れたい?・・・」
馬鹿野郎、入れたいに決まってるじゃないか。今すぐお前の奥まで入りたい。でも・・・
「・・・いいよ・・・遊馬のしたいように・・・して」
最後は聞き取れないほど小さな野明の囁きに、俺の理性の回路が焼き切れた。
抱き締めて、どん欲に唇を奪う。舌を差し入れて、口腔内を蹂躙する。
野明の舌が、とまどいながら絡まってくる・・・キスの経験も、あまりなさそうだ。
とりあえず、少しでも力が抜けるように持って行かないと、こっちまで痛いからなぁ。
角度を変えながら深いキスを繰り返すと、野明の体の力が少し抜けて来た。
あ、今言わなきゃならんか。男として。
「野明・・・一回しか言わないから、良く聞けよ。俺は、お前に迫られたから抱くんじゃない。・・・お前が嫌いじゃないから抱くんだ」
「それって・・・遊びって事?」
「あーもー、違うっ。・・・う、あの〜・・・つまりだなっ。お、俺がっ・・・俺がお前に惚れてるからだよっ」
「・・・聞こえない・・・もっかいゆってみ?」
「お前、わざとゆっとるだろ。・・・もう言わんぞ」
「・・・ふふ・・・聞こえないから、止めようか・・・ね?」
「これで止めるなんて無理だ。ヤラせろ。・・・第一だな、俺はちゃんとした手順を踏まえて、しかる後にシたかったんだよっ。なのに・・・お前と来たらさんざっぱら、俺を挑発しおってからに」
自分の服を脱ぎながら、俺は文句を言った。
「してないも〜ん。遊馬、アタシじゃ勃たないってゆったじゃない」
「・・・バカップルか、俺達は」
パンツを残して脱ぎ終わってから、ため息をついて、俺は野明を軽く抱き締めた。
「覚悟しとけよ」
「うん。痛いんだよね?・・・実は、アタシ初めてなんだ」
「いや、痛くはしない」
「へ?」
「痛くはしないが、覚悟はしとけ」
「???へ???・・・あの〜、それってど〜ゆ〜・・・」
俺はにやりと笑いながら、野明の耳元に囁いた。
『どう覚悟が必要かは、自分の体で確かめるんだな・・・夜は長いぞ、野明』
ひょええ、という悲鳴を無視し、俺は野明を押し倒した。
922名無しさん@ピンキー:04/11/21 02:41:54 ID:Vdpv5WV2
とりあえず書いた分でした。
エロくないわ、寒いお笑いだわ・・・申し訳ないっす。
遊馬&野明、こんなん違うとか、設定面間違ってたらごめんなさい。
923名無しさん@ピンキー:04/11/21 02:51:40 ID:F/TwhP+G
いえ、面白いです!!
是非続きを!!
924名無しさん@ピンキー:04/11/21 11:47:40 ID:Wgmzn7zP
925名無しさん@ピンキー:04/11/21 11:50:21 ID:0jes95GV
おたけさんの下着に萌え ハァハア
926924:04/11/21 11:57:54 ID:Wgmzn7zP
つうか、もっと高価な下着つけてくれよ・・・>南雲さん&おたけさん
上下セットで1990円だの2190円だの、安すぎ。orz
927名無しさん@ピンキー:04/11/21 12:35:22 ID:/qjaM15M
きっと使い捨てなんですよ。

ゴミ箱に捨てられた下着は、整備員がこっそり回収し、
高値でオークションにかけられるのです。
928名無しさん@ピンキー:04/11/21 14:56:30 ID:9i8KQfqb
>>924よ・・・・
勝負下着という言葉を知っているか?
女はな・・・使い分けるんだよ。
ある日だけインポートなんだよ。





でも、油断してショボ下着のまま襲われるのも萌え。
「やだっ!後藤さん・・私今日はそんなつもりじゃ・・・」みたいな。
929名無しさん@ピンキー:04/11/21 15:18:07 ID:QZTttP+0
>>922
面白かったし笑える部分もあるエロでイイ感じだと思うよー。
ガンガレ

>>928
>でも、油断してショボ下着のまま襲われるのも萌え。
それイイ
930924:04/11/21 17:30:38 ID:Wgmzn7zP
>928
> 勝負下着という言葉を知っているか?

知ってるYO!
ただ日常用&合うサイズがあったとしても1990円のセットなんて
買ったことないので、チョット驚いただけ。


> でも、油断してショボ下着のまま襲われるのも萌え。

はあ、なるほどねぇ。
931名無しさん@ピンキー:04/11/21 19:47:07 ID:ww6gAWs1
>>915
続き楽しみにしております。

…私は2000円前後のセット買ったりするよ、スマヌ(´・ω・`)
932915:04/11/22 00:02:26 ID:uFFam3dI
温かいお言葉、皆さんありがとうございます。

漏れの中の遊馬の人、ちっとも素直じゃ無いわ、ヤル気満々なのに筋通したがるわで、ここまで進むのが大変ですた。
暫定投下。氏の続きもありますし、このまま新参者のヘタレ作品でスレ埋めるのが正直心苦しい&この後も遊馬一人称エロでは『ちっともオカズにならんエロ道』をばく進しそうな為、ちょっとばかしネタ熟成のお時間を下さい。ガンガってみまつ。
お待ち下さる奇特な方へ感謝を込めて、ヘタレおまけ投下しまつ。
っつ〜か、このシチュで、一人祭り氏に続きをおながいしたいのでつが・・・。

>924
正直スマソ。漏れの知り合い夜勤勤務蟻お姉さんが、
『忙しい時に限って、ローテーションの下着がボロっちくなったのに気付いたり汁。繋ぎに通販下着使ってるYO!』
とかゆ〜てはったのを、鵜呑みにしてますた漏れ・・・orz
933ヘタレおまけ。:04/11/22 00:07:37 ID:uFFam3dI
隊長室に、後藤が入って来た。
「ほい、これ」
ポン、と机に置かれた通信販売のカタログを、しのぶは報告書を読みながら横目で見た。
「あら、丁度探してたのよこれ。どこにあったの?」
「食堂。駄目だよ〜しのぶさん、女日照りの連中にこんなモン見せびらかしちゃあ。個人名書いてないからって油断しすぎ。連中騒いでたぞ、下着の注文欄見て」
隣に座りながら発せられた後藤の言葉に、しのぶの眉間がゆがんだ。
「いやだ・・・誰か見た後、女子更衣室に持って来るの忘れたのね」
「まぁ、そんなこったと思ってました。あいつらにはちゃ〜んとクギ差しておいたから大丈夫、『上司はオカズに使うな』ってね」
そう言いながら、後藤はしのぶに軽くちょっかいを出した。本気じゃないのは気配で判る。軽く手で遮りながら、しのぶは笑って答えた。
「あら、貴方は良い訳?オカズにしても」
「俺?俺は良いんだよ。オカズじゃなくて美味しくいただいてるし、第一同僚だもん」
と囁きながら、後藤はしのぶの耳朶に口づけを落としてゆく。
「でも珍しいよね、しのぶさんが通販で下着買うなんて。結構似合いそうだし俺としては嬉しいけど・・・黒い下着って、しのぶさんの白い肌にとっても映えそう・・・」
ちゅっ、ちゅっ、と軽く啄むように、唇をしのぶの首筋に落とす後藤。
頬を赤らめたしのぶは、後藤を押し返した。しぶしぶ離れた後藤は、それでも物足りなそうにしのぶの束ねた髪を弄ぶ。
「嫌だわ、そんな色気のあるモノじゃないわよ。貴方も判ってるでしょう?再来週の日曜、父方の叔父の一周忌があるからって、私休みを取らせて貰ったじゃないの。略式喪服用に響かない下着を、忙しくて買う暇が無かっただけ」
「なんだ、やっぱりそうか。ふ〜ん・・・下着って事は、着物じゃないんだね。ちょっと残念」
「喪服と言っても、一周忌ですもの。略式だし、単なるブラックスーツよ」
髪に鼻を埋めて香りを楽しみながら、後藤がしのぶを上目遣いに見て言った。
934ヘタレおまけ。:04/11/22 00:13:22 ID:uFFam3dI
「ねえ、喪服って響きちょっと良いよね・・・背徳感があってインビで。俺見たいなぁ〜、喪服のしのぶさん。ちょ〜ど俺、次の日が休みなんだよなぁ・・・」
やられた、としのぶは思った。この男が、何も考えずに自分の翌日に休みを合わせて来るはずがない。
そして、愛しい男のおねだりをはねつけるなど、自分がしないであろう事も知っている。
(それじゃ宜しく)とでも言うように後藤がしのぶの肩を軽く叩いて立ち上がり、部屋から出ようとした。
「あ、そうそう。ついでに、それに合いそうなガーターベルトとストッキングも注文出しておいたから」
間一髪、バタンと閉められたドアに、しのぶが読んでいたはずの報告書が舞った。


『しのぶさん喪服祭り。鏡もあるでよ!(センス皆無だ・・・)』みたひな感じでしたら、鼻血で水芸の舞いが出来るほど喜びまつ。
935名無しさん@ピンキー:04/11/22 01:55:24 ID:YYjiDpO9
わ〜〜〜いオマケが付いた!
936915:04/11/22 20:11:57 ID:uFFam3dI
あわわわわっ(TΔT)
スレ終わりかけなのに、漏れのヘタレ長文のせいで落ちかけてるではないですか。orz
スレ立て初めてでつが、挑戦してみまつ。よろしいでしょうか?
暫定投下。氏に合わせる顔がないよ・・・orz
937名無しさん@ピンキー:04/11/22 20:46:53 ID:WM6po4Uv
オマケも最高でした。続き楽しみに待ってます!!早く、早く〜。
938名無しさん@ピンキー:04/11/22 20:56:41 ID:gAYkedl8
>>936
スレ立ては950辺りでも大丈夫なはず。
あんまり早すぎても新スレ保守で大変だから、まずは様子見てみたら?
939915:04/11/22 21:13:40 ID:uFFam3dI
>935,937
感想サンクスです。少しでも萌えエロ諸先輩&神々の足元に近付けるよう、世界の果てにあるかもしれんエロの穴で修行して来まつ。お待ちくだされ。

>938
了解!ありがとうございます。ちと様子見る事にしまつ。
940( ・∀・)つ〃∩モエー:04/11/23 00:12:49 ID:Ht+gP4D9
>あらかじめ土下座します氏
途中の「俺今相当混乱してますか?探し物は何ですか?見つけにくい物ですか?」
かなりワラタwwwww
941( ・∀・)つ〃∩モエー:04/11/23 00:34:55 ID:Ht+gP4D9
って、久々カキコしたらageちまいました。スマソ(´・ω・`)
謝りついでに一口分だけネタ書いて逝きます


「あぁ〜っ、んもぉ〜!」
野明がイングラムのコックピットから出てくるなり不機嫌丸出しでヘッドギアを脱ぐ。
ハンガーの階段をくだりならがも髪をぐしゃぐしゃとかいて、ため息をついた。
その様子を見て呆れ顔で遊馬が追いかけながら話しかける
「そんなに怒っても仕方なかろうが。太田の暴走はいつもの事で
作業自体は野明はちゃんとやってたし上手くいってただろ」
「でも結局は太田さんがイラついて撃っちゃったからアタシの努力は無駄っ」
早足で歩く野明に小走りで遊馬がついていく。
繁華街にATM荒しの犯人である盗難レイバーを追い詰めて、野明は周囲の被害を
出さないためにジワジワと繁華街から出すように追い詰めていってたのだが
2号機が我慢できず発砲、周囲の建物に被害・犯人レイバー大破という結果だった
「んもぉ〜!アタシがもっと手際よくやってたらこうならなかったんだよぉっ」
発砲した太田じゃなく、自分に腹が立って仕方ないという感じで野明は言った

942( ・∀・)つ〃∩モエー
堤防のほうへと相変わらずイライラを表現したはや歩きで歩く。
ドカッと堤防にすわり、ふうっと大きく息を吐いてまた髪をぐしゃぐしゃと掻く
「お前なあ、そんなに悔しがるなよ。今日はやけに引きずるじゃないか」
遊馬が顔をのぞきこむと、ふんっと野明はそっぽを向いて
「今日はなんだかムシャクシャするって言うか、なんかそんななのっ!」
「へー。ムシャクシャねぇ」
野明の不機嫌を楽しむように遊馬がにやりと笑って言った
「何面白がってるのよぉ〜」
じろり、と野明が遊馬を見て言うとケラケラと笑いながら遊馬がいった
「わりぃわりぃ。でもオレは野明のそのイライラを解消してやれるぞ?」
「上海亭おごるとかじゃこの機嫌は直らないからねっ」
野明がしゃべりおわると同時に遊馬は隙をついて唇を寄せて寸前で止めた。
視線が至近距離でぶつかり、息がかかり、唇が触れるまで数センチ
たぶんほんの2、3秒だが野明には何十秒にも感じられた。と、遊馬との距離が
離れて、自分が空気を吸ってなかったことに気づいたと同時に驚きの硬直もとけた
「なっ、、な、何よ今のっ、えっと・・なにっ!?」
勝ち誇ったニヤリで遊馬が得意げだ。
「ほら、今もう忘れただろ?イライラ。」
「・・・あ。でも違う意味でイライラするぅっ!何よいまの距離の近さはっ!」
「ほいほい、戻るぞ〜」
逃げるようにハンガーへと歩く遊馬を野明が追いかけていく。


みんなの投下が濃厚なのでたまには軽い口当たりなものでww