1 :
天目一個:
2 :
名無しさん@ピンキー:03/11/09 22:59 ID:/UG4ALc0
2(σ・∀・)σモッツ!!
遂に単独スレが立ったかw
4 :
名無しさん@ピンキー:03/11/09 23:34 ID:LPR6Wi/h
とりあえずハァハァ
エロく無くていいからSSきぼん!
好きな作品なので期待保守
ブラボー
悠二を寝取る吉田たんで書いてくれい!
脱いだら凄い吉田たんにハァハァ!!!
9 :
名無しさん@ピンキー:03/11/10 04:56 ID:P0U0rIxD
萌えるSSを書いて下さる神はいますか?
燃えるA/BのSSを書いて下さる神もきぼん!
朝一ほしゅ
なんか新しいスレが立ってるではないか!
期待しておこう。
ほしゅ
期待
15 :
名無しさん@ピンキー:03/11/10 16:00 ID:bS8d11Zm
一巻にもあったが、
布団の中に潜り込むシャナたんに
色々いたずらをする悠二のSSきぼん!
V巻のシャワー室でクラスメイトにあれこれされちゃうシャナたんきぼん!!
さすがに女の子たちに本気は出せないだろうから反撃はできないだろうし。
緒方たn×シャナたn
さて、本スレではネタバレ解禁のようですが、
そのネタを使ってSSを書いてくれる人はいませんかねえ。
>>19 おれも即死して欲しくはないけど、他の人の書いた作品を勝手に転載するのはどうだろうか?
>>20 いや、もちろん許可をもらいにいく事を前提で言っているのだが・・・
言葉が足りなくて申し訳ない。
今のところ保守
>>21 どうせなら、新作を書いてと土下座しに行きたい気分だw
さすがにラノベ板の本スレに行くのは問題有るし。
(SS書く人はいるんだけどね…)
AAで容量稼げないかな?
本スレにいくらでもあるんだけどw
25 :
名無しさん@ピンキー:03/11/11 22:56 ID:YNTYgGDc
職人さんが来るまで頑張る
今さらシャナ一巻読んでる、読み終わるまでたえてくれ。
ほしゅ支援
吉田たんがスキーーーーー!
さあ、明日目が覚めたらSSが来てますように。
お休みなさい。
>1
何のネタも無いのにスレたてててんじゃねーよ厨房!!
クレクレ言ってるだけの糞スレに神が降りるわけねーだろ
せめて、キャラ紹介するなり、
>>19の所のスレにSS転載許可もらいにいくなり、
なんかしろよな。
スレ立てるだけなら誰にだってできんだよ!!
>>32 夢幻の冠帯キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
以上、(・∀・)ジサクジエンでした。
「はぁ・・・なんで私こんなことしてるんだろう・・・」
吉田は机に向かって勉強を続けていた。
決して試験期間中というわけではない。
だが彼女は一心に机に向かい英語の読み取りを続けている。
「こんなことしたって勝てるわけないのに・・・・」
彼女が勉強を続けている理由、それは平井ゆかりことシャナの影響だった。
彼女に追いつきたかった。どんな分野でもいいから平井ゆかりを追い抜きたかったのだ。
しかしその決意も二時間を過ぎたあたりで揺らぎ始め、三時間後には
ベッドに倒れこんでいた。
(やっぱりゆかりちゃんはずるいや・・・頭もよくて・・・運動も出来て・・
おまけに坂井君と仲がよくて・・・・)
吉田はスタイル以外完全無欠な友人に思いを馳せた。
(坂井くん、ゆかりちゃんと何してるんだろう・・・?
朝に一緒に家から出てくるぐらいだもん・・・その・・しちゃったのかな・・?)
実際にはそのようなことを許さない保護者が一人いるのだが吉田の妄想は止まらない。
(坂井くん・・胸ちっちゃいほうが好きなのかな・・・?)
そっと自分の胸に触れてみる。
「んしょ・・んしょ・・・」
力を入れて胸を押してみる。だが手を離すとすぐにもとの大きさに戻ってしまう。
「ん・・・んん!」
さらに力を入れる。意外に大きいその胸は形を変えて胸部に押しつぶされる。
(ん・・何か・・・ちょっと気持ちいい・・・)
いつの間にか吉田は力を抜いて自分の胸をも揉み解していた。
(坂井くんに触られたらこんな感じかなのかな・・・?
ゆかりちゃんの胸もこうやって触ってるのかな・・・・?
ん・・・気持ちいいんだろうな・・・・)
そんなことを思いながら吉田の行為は夜中まで続いた。
次の日
(はぁ・・何やってんだろ・・私・・)
結局寝不足のまま登校した吉田は机に突っ伏していた。
「おはよう、吉田さん」
「きゃ!さ、坂井くん!?」
「うわ!ど・・どうしたの?そんなに驚いて・・」
「そ・・その・・ご・・・ごめんなさい・・!」
そういって吉田は教室から逃げるように出て行った。
「ちょっと吉田さん!どうしたの!?」
たったった
(はぁ・・・やっちゃった・・・でも・・坂井くんの顔まともに見れないよ・・・)
「あれ?おまえ、こんなところで何しているの?」
「あ、ゆかりちゃん・・・・」
「なんか顔が赤いけど大丈夫?」
(どうしよう・・・何か言わなくちゃ・・・何か・・・)
「ゆかりちゃんが悪いんだからね!」
「え?」
「ゆかりちゃんの胸がちっちゃいから悪いんだから!」
「な!?なんでそんなことお前に言われなきゃなんないのよ!」
「だって・・・だって・・・・とにかくゆかりちゃんが悪いの!」
そういって吉田は走り去ってった。
そして走りながら吉田は思った。
(絶対に負けないんだから!)
「なんなのよ、一体・・・」
そのころ教室では
「さいてーだな、坂井」
「平井さんだけじゃ飽き足らず吉田さんまで・・・」
「しかも振るなんて・・・鬼」
「なんでだよ!普通に挨拶しただけじゃんか!なんでそうなるんだよ!」
「いや、俺は見た。お前が暗にもう話しかけるなと脅してるのを!」
「してないよそんなこと!捏造すんなよ!池!お前は信じてくれるよな!」
「・・・・・・お前がそんな奴だったなんてな」
「お前もかああああ!」
駄文すみません。何しろSS書いたこと数回しかなくて・・・。
えっちな吉田たんキター!
興奮sage
頑張れsage
さて、面と向かってちっちゃいと言われてしまったシャナタンや如何に!
ブラボー
ティリエルとソラトの淫靡な日常を書いてほすい
さて、50レスを突破すれば即死は回避と断言できるわけだが。
やっぱ吉田たんはイイヨネー!
シャナタンに性教育実践編を施す千草ママンきぼん!
ヴィルヘルミナたんでも可可可!
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・)< SSまだぁー?
\_/⊂ ⊂_)_ \_______
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
| .|/
むー、37さんと同じようなネタを考えていた。やはり思う処は皆一緒か。
しかし、寸止めされると却って妄想が……
似通ったシチュで書いてもいいですかね?
>>46 OKOKOK
妄想をどんどんどんどん
書いちゃって下さい。
>>46 期待に胸を膨らませてます、吉田ちゃんほど。
今の恋に悩むシャナたんを見たら、ヴィルヘルミナは喜ぶのだろうか?悲しむだろうか?
おし!
10kb突破、即死回避完了!
ゆっくりと職人さんを待ちましょう。
50 :
SS保管人:03/11/13 02:13 ID:8XhuPAHd
>37さん、>46さん、
そしてまだ見ぬ職人の皆さん。
当方の保管庫に、このスレに投下されたSSを収蔵しても宜しいでしょうか?
2chエロパロ板SS保管庫
http://a dult.csx.jp/~database/index.html (スペースを抜いてください)
ドクロちゃんの影響がかいまみえる作風だな
きたい
「じゃ、またね」
吉田一美は池と別れ、家路に着いた。
(池君はすごい。何でも思ったことをいえる。私にもあんな勇気がほしいな・・)
そんなことを思いながら彼女がドアノブに手をかけた時だった。
「んむ!?」
突然背後から何かが口を塞いだ
(何!?)
そう思うまもなく彼女の意識は擦れていく。
「思ったよりも上玉だな」
消えそうな意識の狭間でそんな声を聴いた気がした。
夢の中―彼女は悠二と会っていた。
「・・私・・坂井くんが好き・・・だから・・・その・・・付き合ってください!」
言えた。ずっと想っていたこと。やっといえた
しかし悠二の口からは最も聴きたくなかった言葉が飛び出す
「ありがとう、でもごめん・・・僕、平井さんと付き合ってるんだ」
ああ、やっぱり・・・やっぱりそうだった。目から涙がこぼれた。
大声をあげて泣いた。泣きながら家に帰り、そこで目が覚めた。
だがそこはいつものベッドの上ではなかった。
(廃墟・・・?)
どうしてこんなところに居るんだろう・・・必死で記憶の糸を探る、
だがその作業は男の声で中断された。
「お目覚めかい?眠り姫」
驚いてそちらを振り向く。
そこに居たのは吉田の創造を絶するものだった。
全身がライダースーツのようなもので覆われ、黒く光っている。
何よりもそのフルフェイスに覆われた顔が怪しく蠢いていた。
「あ・・・あ・・・」
「そこまで驚かれると傷つくねえ、まあ挨拶だけはしとこうか。俺の名前は
ウィネ。かつて“流眼”のウィネって呼ばれてた男だ。」
何を言っているんだろうこの男は?思考がうまく回らない
「前にあんたのクラスメイトに世話になってな。誰だか分かるかい?あんたの友達だよ」
友達?誰だろう・・・思考が回らない・・・・こんな男と関わっているような人物・・・
「ゆかり・・・ちゃん?」
「ハハハ!中々頭がいいじゃねえか!ご名答だよ!」
ウィネと言った男はフルフェイス震わせ、うれしそうに笑った。
その仕草が吉田には一層不気味に思えた。
「その平井ゆかりなんだがな。以前天目一個って化け物を操って俺のことを殺しやがった。
どうやって生き返ったなんてのはこの際どうでもいい。生き返った以上はあのガキを
殺す!徹底的に痛めつけてな!」
ウィネは声を荒げて言った。
(天・・・何?化け物?殺した?)
思考がうまくまとまらない中、吉田は何とか声を振り絞って言葉を吐いた
「その・・・どうして・・私が?」
するとウィネは楽しそうに目を細めて言った
「いい質問だ、お穣ちゃん。俺はあのガキに殺された。仕えてた人物にも裏切られた。
おまけに力のほとんどを失ったときやがる!もう俺はただ殺すだけじゃ満足できねえ!」
完全な逆恨みなのだがいまの吉田には理解できない。
「だから・・・・あんただ」
「わた・・・し?」
唐突に振られ吉田は体を硬直させた。
「本当は坂井悠二って野郎がよかったんだが奴に手を出すのはまだ後だ。
まずはあんたを痛めつけその様子をあのガキに送りつける。理解できたか?お穣ちゃん」
言葉は頭に入ってくる。だがその内容が把握できない。
「心配すんな、殺しはしねえよ。死んだほうがマシかもしんねえけどな。
恨むならあのガキと友達ごっこなんかやってた自分を恨めよな。ハハハハ!」
(坂井・・・くん)
どうして告白しなかったのだろう?夢と同じ結果に終わってもいい。
こんなことになるのなら・・・・
吉田は、ただそれだけを考えていた。
陵辱物書こうと思ったら。そこまで行きませんでした。
なんかダークになりそうなんで嫌いな人は・・・・ごめんなさい。
ウィネキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
よければ続き書いてください(*´Д`)ハァハァ
お願いします
>>55 シャナたんのためにライバルを消してくれるのか、
親切さんめw
「それじゃ、始めようか」
そう言ってウィネは立ち上がった。
「な・・・なにを・・・ですか?」
吉田は恐る恐る聞き返した。
「おいおい、こんな所に男女がいたらやることは一つだろ」
そういいながらウィネはヘルメットの目を歪ませた。
「ひっ!?」
吉田の瞳の恐怖の色が一層濃くなった。
「いやああああああぁ!」
「おっと逃がしゃしねえぜ!」
必死で逃れようとする吉田の体をウィネは片手で持ち上げ、服を引き裂いた。
「安心しな、俺は人間じゃねえからな、いくら膣内で出しても孕まねえよ!」
膣内で出す。その具体的な言葉が一層吉田の恐怖を刺激した。
「やめてええええ!いやああああああ!」
しかし吉田がいくら暴れようとウィネの体はまったく動かない。
ウィネは自分の男根を吉田の秘部にあて、一気に引き入れた。
ズブッ!
「いやあああ!!痛!痛!痛ああああぁ!」
狂ったように吉田は泣き叫ぶ。
ウィネはその様子を見て嬉しそうに笑った。
「ハハハハハ!いいぞ!お前の体は最高だ!」
ウィネは吉田の体を抑え、ピストン運動を続ける。
「やめてえええええ!いやあああああ!」
声が張り裂ける位に叫び、抵抗してもウィネの体はびくともしない。
それどころかウィネはさらに速度を上げた。そして
「出すぞ、お穣ちゃん」
ウィネが低い声で言った。
「や・・!やだやだ!やめて!お願い!ぁあああああああ!」
ビュル!ビュル!ビュクン!ドクン!
ウィネは信じがたい量の精液を吉田の中に吐き出した。
「あ・・・あ・・・・あ・・・」
吉田は体を震わせ、その場にへたれこんだ
「良かったぜ、お穣ちゃん」
その言葉は吉田の耳には届かなかった。
「しかし勿体ねえな。坂井とかいう小僧は。こんないい体放っておいて
あのガキとヤってるんだからな」
「え・・・・?」
一瞬、聞きなれた言葉を吉田の意識が捕らえた
「なんだ?知らないのか?お前の惚れてる坂井とか言う小僧な、毎晩あのガキと
ヤってるんだぜ。」
ウィネの口から信じられない、いや信じたくない言葉が飛び出した。
「う・・・そ・・・・」
嘘だ、彼女が、平井ゆかりがそんなことをするはずがない。
「まったく、毎晩激しいのなんのって。見てるこっちが疲れるぜ」
「違う!坂井くんはそんな人じゃない!」
吉田は必死でウィネの言葉に逆らった。
「嘘じゃねえよ。なんなら確かめて見るかい?自分の目でな」
そういってウィネは手から炎を出したするとその炎はテレビのように映像を
映し出した。
「!!!」
吉田は目を疑った。そこに映っているのは紛れもなく坂井悠二と平井ゆかりだった。
二人はベッドの上で激しく愛し合っていた。画面では悠二が精液をゆかりの膣内に出し、ゆかりは
嬉しそうに体を震わせていた。そして彼女は悠二のものを口にくわえ精液を舐めとる。
悠二はゆかりの体を嘗め回すと、ゆかりはその綺麗な顔を歪ませて嬌声を上げる。
そして二人はまた交わり始める。その様子はさながら獣のようだった。
「そんな・・・・そんなのって・・・・」
目がくらむ。前が良く見えない。
床に零れる液体を見てようやく自分が泣いていることに気がついた。
「非道い話だよなあ。奴はおまえが襲われてる間中ずっとセックスしてたんだぜ。」
ウィネの声が聞こえる。
「それもお前がずっと想っていた相手とだ。」
なぜウィネがそんなことを知っているのか?
そんなことは今の吉田にはどうでもよかった。
「お前が襲われたのは誰のせいだ?あいつがいたからだ!あいつはお前から
何もかも奪ったんだ!許せねえよなあ!」
「うん・・・・・ゆるせ・・・ないよ・・・ぜったいに・・・ゆるせないよ・・」
そうだ。許しちゃいけない。彼女が自分から全てを奪った。友達も、純潔も、
平穏な生活も、そして坂井悠二も!
「だから、お前に頼みたいことがある。あいつを・・・殺すために」
吉田はウィネに向き直り、躊躇わずに頷いた。
その目にはもう恐怖の色は映っていなかった。
炎の中で平井ゆかりが嬌声を上げる。
ウィネには炎に投影する力があり、そこには偽りのものも移せることなど
彼女は知る由もなかった。
63 :
56:03/11/14 21:07 ID:VJqjiI//
続きです。素人なもんですごいことになってしまいました。
吉田さん萌えの方・・・・・申し訳ありません。
うわあぁん、健気な吉田ちゃんが、吉田ちゃんがあぁ! ……デモケッコウモエ。
56さん、素人と言われる割には妙に書き慣れているような。
で、この後、ダークサイドに堕ちた吉田ちゃんによるシャナへの陵辱はあるんでしょうかハァハァ。
ああぁああああ吉田たんがああぁあああ、
続きは?
お疲れさん。
なんか続きがありそうだねー。
吉田ちゃんのシャナ陵辱SSキボーン
67 :
サザム:03/11/15 08:47 ID:3Ub5dtRY
56さん、割り込み失礼します〜。
>>46でお伺いを立てた、吉田ちゃんの一人エッチねたを投下させてもらいます。
68 :
サザム:03/11/15 08:49 ID:3Ub5dtRY
〜恋する吉田さんは切なくて〜
「はぁ、とうとう言っちゃった……」
精一杯の勇気を振り絞り、平井ゆかりへの宣戦布告を果たした、その日付が変わろうとする頃。
吉田一美はベッドの中で天井を見上げながら、眠れぬ夜を過ごしていた。
静かな部屋の中、一人でじっとしていると、あの時の興奮が蘇り、気が昂ぶってしまう。
もう何度目か分からない溜息をつきながら、一美はころんと寝返りを打った。
「もう寝なくちゃ……。それで、明日にでも、坂井君に……」
好きだと言おう──そこまで口にする事が出来ず、一美の胸が緊張と不安で締め付けられる。
ゆかりの前ではああ言ったものの、時が経って冷静になるほどに、それは無謀な考えに思えてきていた。
「無理かなぁ、やっぱり……」
ゆかりは、同性の一美の目から見ても愛らしく魅力的で、頭脳も運動神経も、自分とは雲泥の差だ。
自身の長所を探そうとしても、元々消極的な一美の思考回路では、どだい無理な話である。
身体の発育に関しても、シャワー室で見た妖精のように流麗な肢体に比べれば、勝っているとは思えない。
むしろ一美は、同年代の平均を大きく上回る自分の胸の膨らみが、却って不恰好なようにも感じていた。
「ううん、駄目! 私、決めたんだから! ちゃんと坂井君に言って、確かめようって!」
ぷるぷると頭を振って弱気な考えを振り払い、一美は自分に言い聞かせるように呟いた。
未だに『さん』付けで呼ばれる自分に対し、ゆかりは『シャナ』と親しげに綽名で呼ばれている。
それはそのまま、悠二の自分と彼女に対する親密度の差の現れだ。
一美が想いを遂げるには、その差を縮め、追いつき、そして追い越さなければならない。
その為にも、この決意が鈍らないうちに、悠二に対して正直な気持ちを伝えなくては、と一美は思った。
69 :
サザム:03/11/15 08:51 ID:3Ub5dtRY
「そうよ。もしかしたら坂井君は、ちょっと太めの方が好みかも知れないし……」
他人が聞けば謙遜に過ぎると言うであろうが、冗談でも卑下でもなく、一美は本気でそう思っていた。
そんな控えめさも大きな魅力であるのだが、当然、一美にその自覚はない。
軽く目を瞑ると、一美は懸命に想像の翼を広げ、実際に告白する場面を想像してみた。
『坂井君』
『どうしたの? 吉田さん』
ゆかりにそうしたように、しっかりと視線を合わせて声を掛けると、悠二はいつもと同じ調子で答えた。
もうそれだけで、一美の胸は高鳴り、耳の先がみるみる熱くなっていく。
『わたし、私……。坂井君のことが、好きなのっ!』
『えっ!?』
思い切って告げると、悠二の目が驚きと僅かな困惑に見開かれる。
多分そうなるだろう。彼の心が向いているのは、自分ではなく、ゆかりなのだから。
『だからどう、って訳じゃなくて……。ただ、ただ、知っておいて欲しくて、それで……』
きっとこれ以上は、彼の顔を見ていられない。
少しでも、彼の瞳が拒絶の色を浮かべたら。そう考えるだけで、涙が零れそうなぐらいに悲しくなるから。
顔を伏せて、身を強ばらせて、祈るような気持ちで返答を待つ。
けれど、想像の中の悠二は優しい声で、どうしようもなく緊張した自分の肩に手を置いて、そっと呟くのだ。
『ありがとう。僕も、吉田さんのことが、好きだよ』
「ああ……っ!」
単なる想像だけで、目が眩むほどの嬉しさが込み上げ、一美はぎゅっと自分の身体を抱き締める。
その時、腕に柔らかな膨らみが押し潰され、そこから痺れるような快感が迸った。
70 :
サザム:03/11/15 08:54 ID:3Ub5dtRY
「えっ!? な、なにっ!?」
いきなり襲ってきた強い快楽に夢想から引き戻され、一美はびっくりして跳ね起きた。
激しい動悸に合わせて、甘い余韻が膨らみの先端からじんじんと響いている。
「何だったの、今の……」
一美は恐る恐る手を伸ばし、もう一度パジャマの上から胸に触れてみた。
しかし、今度は先程のような異常は起こらず、普通に自分の指先を感じるだけだ。
感触を確かめるようにふにふにと握ってみても、静まってきた痺れの他は、いつもと別に変わりはない。
不思議そうに自分の身体を見下ろしていた一美は、ふとその原因に気付き、ぱぁっと顔を赤らめた。
「もしかして、坂井君の事を……考えてたから?」
ぽつりと呟いた途端、その言葉を肯定するかのように、静まりかけていた痺れがじわりと強さを増した。
奥手な一美も、同級生の話や雑誌の記事などで、そういった行為の知識はそれなりにある。
だが、やり方を知ってはいても、自分でそれをやってみる事は、怖くてとても出来なかったのだ。
けれど、今は未知の感覚に対する恐怖よりも、強く心を衝き動かす『何か』の方が強い。
身体に比べて、まるで成長していなかったその『何か』に導かれて、一美はゆっくりと腕を持ち上げた。
(もう一回……。もう一回だけ……)
心の中で繰り返しながら、一美はおずおずと手の平を胸に近づけた。
悠二の姿を思い浮かべ、豊かな膨らみの片方を、掬い上げるようにそっと包み込む。
「あっ……!」
たちまち走る電流にも似た強いときめきに、一美の口から小さな喘ぎが洩れる。
(やっぱり、そうなんだ……)
妙に納得した気持ちになりながら、一美はぽふっとベッドに横たわった。
71 :
サザム:03/11/15 08:55 ID:3Ub5dtRY
「んっ……んふ、ん……ぁ、はぁ……」
(だめ……。一回だけって、確かめるだけって……)
頭の隅で必死に抗いながら、一美はパジャマの上から、二つの胸の膨らみを両手で揉みしだいていた。
残る意識の大部分は、悠二の姿や声を次々と思い描き、身体の中心に灯った欲求の炎に注ぎ込んでゆく。
もうやめなくてはと思っても、目覚め始めた快楽に操られ、どうしても手を離す事ができない。
鼻に掛かった自分の熱い吐息を、一美は夢の中にいるような非現実感の中で聞き取っていた。
「んふぅ……。 んくっ……は、ぅん、んんっ……」
(坂井君の事を考えて、こんなこと……。私って、なんていやらしい子なんだろう……でもっ……)
悠二の事を冒涜しているという罪悪感に、一美の心は申し訳なさで一杯になっていた。
しかし、快楽に酔った身体は、そんな思いすらも背徳的な喜びに転化させ、両手の動きを速めていった。
たっぷりとした量感のある乳房は、蠢く指先に合わせて淫らにその形を変えていく。
パジャマ越しにも分かるほど尖った突起が、柔肉の中に埋まっては飛び出し、掌の下で転がった。
「あ、っふ……。や、ここ、濡れて……」
無意識に擦り合わせていた腿の付け根にぬるりとした感触を覚え、一美は片手をショーツの下に潜らせた。
その場所には触れないよう、身体とショーツの間を空けるように進ませると、指の甲に湿り気を感じた。
下着を汚してしまった事に、情けないと思いつつも、胸を撫で回す手は止められない。
怖い、たまらなく熱い、いけない、でも触れてみたい。
押し止める慎みと、その先に進みたがる欲求の葛藤も、あっさりと後者の勝利に終わる。
「はっ……んんっ!」
熱く濡れた秘所にただ触れただけで、自分でも信じられない位の快楽を得る。
思わず洩れかけた大きな声を抑えようと、一美は桜貝のような唇を枕に強く押し付けた。
72 :
サザム:03/11/15 08:57 ID:3Ub5dtRY
「んんっ……んむぅ! んっ、んきゅう、んうぅ!」
ベッドにうつ伏せになり、腰をわずかに浮かせた姿勢で、一美は切なげな鳴き声を上げ続けていた。
いつの間にか、胸に触れていた手も捲り上げたシャツの中に忍ばせて、素肌へ直接指を這わせている。
股間で動く手つきはまだぎこちなく、揃えた指で表面を上下になぞるだけの単調な動き。
しかし、それでも瞼の裏に浮かぶ悠二の姿が、一美の官能を刺激して止まなかった。
(この手が坂井君のだと思ったら、きっと、もっと……だ、だめっ!)
一瞬、何者かに囁かれたとしか思えない淫らな考えが浮かび、一美の理性は慌てて否定した。
だが本能に従う部分は、その思考を素早く受け取って、望んだ通りの幻影を脳裏に思い描いた。
「んはぁっ! ああっ、やだっ、んっ、ひぅっ!?」
一美の意識は、この手は悠二の手だと、この指は悠二のものだと、夢想の中で木霊のように何度も繰り返した。
初めての自慰の快楽に乱された頭の中では、すぐに想像と現実の区別が曖昧になってくる。
それによって生じた圧倒的な快感に耐えかね、最後まで残っていた彼女の理性が、音を立てて弾け飛んだ。
「んんんっ! 坂井くん、坂井くぅん! 好きっ、好きなのっ、坂井くんっ!」
大人しかった両手の動きは堰を切ったように加速し、一美の意識は荒れ狂う快楽の嵐に巻き込まれた。
悠二への想いを呼びながら、ちゅくちゅくと音を立てて、指先で陰裂の浅い位置を探る。
手で触れていない方の乳房も二の腕に擦りつけ、一美は貪欲に肉の悦楽を追い求めた。
「んあっ、だめっ! いいのっ、坂井くんっ、いいのおっ!」
何を口走っているのかも自覚できず、一美の意識は強風を受けた炎のように、ふうっと頼りなく揺らいだ。
掌の付け根で、包皮に包まれたままの陰核を押し潰す感じで弄り、急速に登りつめる。
掠れた声は蚊の鳴くような細さで、部屋の外には到底届かないほど小さい。
けれど一美の耳には、それが家の外にまで響くような、すさまじい絶叫に感じられた。
73 :
サザム:03/11/15 09:01 ID:3Ub5dtRY
「んっ、だめえっ! こんな、こえ、んくっ、だしてちゃ……! きこえ、んっ、きこえちゃうっ!」
カラカラに乾いた上下の唇を、交互に咥えて湿らせながら、一美は額を枕にぐりぐりと押し付けた。
家族に聞かれてしまう事よりも、それによって行為を中断させられる事の方が、今の一美には耐え難い。
一美はきつく枕カバーを噛み締めて、溢れ出す喘ぎをせき止めた。
(でも本当に、坂井くんに抱き締められたら、キスされたら、こうやって触ってもらったらっ!)
「んっ、んうっ、んぅぅぅぅっ!」
声を殺した分、内に篭った欲望はますます高まり、一気に限界まで駆け上がっていった。
一心に悠二の事を求めつつ、勃起した陰核を指先でくじり、ガクガクと腰を震わせる。
(坂井くん、坂井くん、坂井くん坂井くん坂井くんさかいくんっ!)
眠りに落ちる途中、足元の感覚がふっとどこかに落ち込むのにも似た、ひどく、甘い、感覚。
「んっ、く……ふああぁぁっ!?」
息絶えるような痙攣の中、一美は意識を白く染め上げられ、初めての絶頂に達した。
◇ ◇ ◇
そして、その翌日。
(するんじゃなかった、するんじゃなかった、あんな事、するんじゃなかった……)
一美は学校の自分の席で小さくなって、欲望に負けてしまった事をこれ以上ないほどに後悔していた。
なにしろ、悠二に告白するどころか、その顔をちらりと見ただけで、昨夜の感覚を思い出してしまうのだ。
何でもない朝のあいさつでさえ、顔を伏せた状態で、そんな気持ちを悟られないようにするのが精一杯。
こんな状態で、もしも二人きりで正面から見詰め合ったりしたら、確実に卒倒してしまうだろう。
(ふええぇんっ! 今日のうちに、坂井くんにちゃんと言おうって決めてたのにぃ!)
もうすぐお昼だと言うのに、一向に消え去ってくれない淫らな記憶に、一美はいっそ泣きたい気分だった。
74 :
サザム:03/11/15 09:03 ID:3Ub5dtRY
(言わせない、言わせない! あんな事、絶対、悠二の前なんかで言わせないっ!)
一方シャナは、そんな一美の姿を睨みつけながら、心の中で何度も繰り返していた。
自分の視線に気付きもしない彼女の態度も、今のシャナには精神的な優位の現れとしか思えない。
いくらなんでも、他人の耳目があるところで一美が悠二に告白するはずは無いと、シャナの理性は訴えている。
しかし、一瞬でも目を離したら、その隙に立ち上がって、『あの言葉』を言いそうな気がしてならない。
不安と恐怖と心細さと、そして自覚したばかりの本心に、シャナの小さな胸はきりきりと痛む。
(とにかく、そうよ、何がなんでも、許さないったら許さない!)
シャナは全ての気迫を視線に込めて、最大最強の敵に立ち向かっていた。
(何なんだ、何なんだ、一体何があったんだっ!?)
そして、一人事情から取り残された悠二は、異様な二人の雰囲気に、すっかり惑乱していた。
おそらく、シャナが覗く事を禁じた裏庭で、昨日『何か』があったのだろうとは想像できる。
けれど、これほど異様な状態を形成する内容となると、悠二の頭ではさっぱり理解できなかった。
クラスメイトや教師達も、妙に生暖かい目で見守るだけで、決して誰も当事者たちに触れようとはしない。
田中や佐藤も、時折からかうような視線を投げ掛けるだけで、いつものような軽口すら叩かない。
その上、頼りのはずの池からは、『お前、何をやった?』という無言のプレッシャーをひしひしと感じる。
こんな気まずい沈黙よりも、いっそ正面から言葉を掛けられた方が何倍もましだ。
針のむしろと言うか、完全な晒し者と言うか、0時になる前に燃え尽きてしまいそうな予感すら覚える。
(誰か、誰でもいいから、この状況をどうにかしてくれよぉっ!)
立ち上がって絶叫したい衝動を抑えながら、悠二はただダラダラと油汗を流し続けた。
〜END〜
75 :
サザム:03/11/15 09:05 ID:3Ub5dtRY
本スレと同様、ここも萌え燃えマターリで行けると良いですね。
それとSS保管人さん、こっちでもよろしくお願いします。
ザザムさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
まさか、このスレに来ていただけるとは!!
吉田たんに(*´Д`)ハァハァさせて頂きました。
吉田たんが覚醒した〜〜〜!!
んでもってシャナたんの逆襲も見たい〜〜〜!!!
続編もどうかお願いします。
まったくもって素敵すぎる!
こんなに恥ずかしがり屋さんでセックルはできるのか!
シャナに負けたくない一心で、卒倒しそうな恥ずかしさに堪える吉田たんを…
56さんもサザムさんも(・∀・)イイ!
吉田たん大好きなもんで萌えて萌えて萌え死にます
次の日
一美はいつものように起床した。
朝食の間中母親が何かを聞きたそうな顔をしていたが、一美は大体察していた。
(当たり前だよね・・・・あんなぼろぼろになって帰ってきたんだもん・・・
何をされたかなんて大体想像はつくよね・・・)
一美は自嘲気味に笑い、何も言わずに家を出た。
(ごめんね・・・お母さん・・私・・・言えないよ・・・)
不意に頬を涙が伝った。一美は覚悟を決めるようにその涙を拭った。
学校に着き、いつものように授業を受ける。何も変わらない日常風景だった。
三時間目の体育の時間、一美は気分が悪いといって授業を抜けた。
そしてそのまま保健室へ向かう、はずだった。
しかし彼女は更衣室へ戻りシャナの服を探り、あるものを取り出した。
「これ・・・かな?」
一美はそれを手に取ると、すぐに玄関へ向かった。
一美が取り出したもの。
それは“天壌の劫火”アラストールのはいったペンダントだった。
「娘、我をどうするつもりだ?」
「ひ!?」
突然ペンダントから声が聞こえ一美は戸惑った。
だがすぐに平静さを取り戻し
「ふうん・・・やっぱりゆかりちゃん・・・普通の人じゃないんだ」
そう呟いた。
「吉田・・・一美とかいったか・・これは貴様の独断か?それとも誰かの指令か?」
「どちらも・・・だよ」
一美は答えた。
(ふむ・・・)
アラストールは考え込んだ。この娘は誰かに操られているわけではない。
だが尋常ではない感情が渦巻いている。何が彼女をこうまでさせたのか?
が、その思考は不意に遮られた。
(あの男は!?)
そこに立っていた男、それは契約の際に彼らを襲った人物・・・すなわち
“琉眼”のウィネだった。
(しまった!)
本来シャナは力の源であるアラストールはどのような場合も手放してはいけなかった。
しかしシャナはそれを怠った。慣れすぎたのだ。学校という空間に。
(アラストール!?)
シャナが異変に気づいた時、アラストールはすでにウィネの元にあった。
えっと・・・・エロ無しです。
だったらエロパロ板に書くな!とかいわれそうですが・・・・
次から書くんで勘弁してください・・・。
シャナたん大ピンチ〜!
サザム氏&56氏最高(*^ヮ')b
>>56氏
やべぇ、めちゃくちゃ続きが気になる・・・
そんなこと言わないのでどんどん書いちゃってください。
85 :
SS保管人:03/11/16 02:10 ID:qc78+aoa
保管庫に収蔵させてもらいました。
御自身の作品を転載されたくないという方は仰って下さい、削除します。
>サザム様
吉田ちゃんがかわいいですね。
このまま愛の力でシャナたんに立ち向かっていく続編をお願いしたいです。
>>シャナが異変に気づいた時、アラストールはすでにウィネの元にあった。
一巻辺りで、通信機であるコキュートスはシャナが望めばすぐに戻ってくると書いてあったんだが。
てか、現世におけるアラストールの本体はシャナの中だから、通信機を奪われてもどうにもならんのでは?
>>86 でも着替えを見られないようにするのに枕の下に入れたりしてたし
まったくの無意味ではないのでは?
厳密に言えばゴニョゴニョすればチョメチョメるなり。
でもSSとして面白いからこのまま続けてほしいなり。
原作原作設定設定って言ってるとSSはつまらなくなるなりよ。
89 :
名無しさん@ピンキー:03/11/16 14:02 ID:IR6e/heu
原作の設定は信じられんくらい整合性あって
矛盾や破綻をせずに書くのは至難の業だから
いっそ無視してシチュエーションに凝った方がよろしかろう。
ageちゃった、ごめん。
ヴィルヘルミナたんに縛られたいです。
シャナは学校を抜け、ウィネの後を追っていた。
(アラストールを・・・盗むなんて・・・!)
うっかりしていた。
田中との勝負に夢中になってアラストールの信号をすぐに感知できなかった。
しかも腹が立つことに、ウィネはわざわざシャナに自分が誰でどこにいるのかを
知らせてきたのだ。
(ふざけるな・・・・!)
シャナの髪が怒りで赤く燃え上がる。
シャナがウィネの元に到着すると同時に、ウィネはシャナに見せつけるようにペンダントを
粉々に破壊した。
「なっ!?」
シャナの怒りが頂点に達した。
「貴様!!」
刀を振りかぶり、ウィネに襲い掛かる。
(今だ!)
ゴスッ!
「!?」
斬りかかるシャナの後頭部を突然物凄い衝撃が襲った。
「ヒャハア!」
崩れるシャナを目がけてウィネはありったけの炎を叩き込んだ。
「うああああぁ!」
ウィネのありったけの攻撃を受けて、シャナはその場に昏倒した。
そしてぼやけた視界の中に見知った人影を見た気がした
(・・・一美・・・?)
なぜこんな所に?なぜ自分を襲う?なぜあんな力が出せた?
答えが出る前に彼女の意識は暗闇に沈んでいった。
「なんで・・私・・・こんな・・・?」
一美は、自分の手を見てブルブルと震えた。
何だろう?今の自分の力は・・・・
それに、さっきまで沸いていた平井ゆかりへの殺意がすっかり消え去っている。
「不思議かい?お穣ちゃん。突然体が動いた。突然すごい力が出せた。
何でか不思議かい?」
沈黙が帰ってきた。
「俺と交わったからだ。」
かまわずウィネが続ける。
「俺が力を注ぎ込んでやったんだ。だからあんな力が出せた。
ついでに言うとな、ある程度なら感情も支配できるんだ。
だからお前はこのガキを憎んだってわけだ。」
「・・・・・」
沈黙が帰ってきた。
「ついでに言うとだな、こいつはまだ処女だ。つまりあの映像も俺が作ったってわけだ。」
「・・・・・」
何も返ってこない
「まあこれだけ働いてくれたんだ。報酬はやるよ。ほれ」
ドサッ!
(坂井・・・くん?)
ウィネが無造作に床に置いたのは坂井悠二だった。
「万が一のときの人質だったんだが・・・・もう用なしだ。
お前にくれてやる好きにしな。」
そういってウィネは気絶したシャナを抱え出て行った。
「坂井・・・くん」
一美はそっとその体に触れた。
そうだ。どんな手段にしろ坂井くんが手に入ったんだ。いいじゃないか、どうせただのクラスメイトだ。
いなくなっても時間がたてば坂井くんも忘れてくれる。私を見てくれる
「んむ・・・・」
一美は悠二に口付けをし、そっと服を脱がし始めた。
そしてそのしなやかな指を下半身に伸ばした。
「坂井・・・くん」
ズボンから悠二のモノを取り出すと。一美はそれをそっと咥えた。
「んむ・・・ん・・・ん」
ぺチャ・・・ピチャ・・・
卑猥な音が響き渡る。
悠二の男根は徐々に硬さを増し、大きさを増していった。
一美はその様子を愛しそうな目で見つめ、舌を這わせた。
「ん・・・ふぅ」
突然、男根が大量の精液を吐き出し一美の顔を染め上げた。
ビュク!ビュクン!
「坂井くん・・・すごい」
一美が恍惚の表情を浮かべ、顔についた精液を舐めとった。
スカートの中に手を入れると、湿った感触が帰ってきた。
(すごい・・・たくさん濡れてる)
一美はビショビショになったパンツを脱ぎ、悠二の上にまたがってあそこに悠二の男根をあてがった。
「ん・・・!」
一気に入れると痺れるような感覚が一美を襲った。
「んあぁ!」
(すごい・・・すごく気持ちいい・・)
「動いたら・・・もっと気持ちいいのかな・・・」
ズリュ!ズリュ!
リズムに合わせ、一美は悠二の上で動き始めた。
「あっ・・・さっ・・さかい・・くん!」
一美は眠ったままの悠二と口付けを交わした。
「んむ・・・ん・・」
そして泣きながら叫んだ。
「私・・坂井くんのこと・・・ずっと好きだったの!・・ずっと・・ずっと!
だから今!坂井くんといられて・・・すごい幸せだよ!」
返事は返ってこない。
そして一美が絶頂に達する瞬間、一美の膣内に大量の精液が放出された
「うああああぁ!」
ビクン!ビクン!
気が狂いそうな快感に一美は身をよじった。
「坂井・・・くん・・・」
一美は悠二の体に倒れこんだ。
悠二は起きない。ウィネが何かしたんだろうか?でもいい、ずっと一緒にいられるなら
一美はゆっくりと目を閉じた。
96 :
56:03/11/17 19:30 ID:Q5k98tcm
たくさんの指摘ありがとうございました。
そしてごめんなさい。
SS書くのって難しいですね。反省します。今回もエロ少な目だし
ぬおお、バッドエンド一直線だぁー!
謝る必要なんかないです、ハァハァ。
56氏、イイ仕事でした。
ウィネはシャナを連れてって何をするのか激しく気になる・・・
56氏、グッドです、いやゴッドです。
ところで、女性化悠二のSSとかシャナVSハルヒとか、見たい人います?
私は見たいですが、女体化ダメな人とかハルヒは知らんとか言う人もいるかなぁ。
とりあえず、99さんに期待の一票。ついでに100げっと。
>>99 シャナvsハルヒはラノベ総合スレで書いて欲しいなあ。
前座で一美たんvsみくるたんも見てみたいw
……すまん俺が悪かった。
謝って許されることじゃないぞ!
>>102 お前の注文した抱き枕とヴんこを俺に寄越せ。
その後、朝の新宿駅中央線ホームでドクロちゃんを大声で音読してこい。
そしたら許す。
ホンスレッポク、ウリャ( ´∀`)σ)∀`)アアン <<104
⊂⊃ #ミ
, '"  ̄ ヽ.# ミ
ル)"ノノルλ
ルil ゚∀゚ノリ ヾ ヽ ∵:ガスッ:,
〃 ]]つつ-++#####ヘ∵ グシャッ
/_ 〉〈 ゝ ∵(λ;⌒ ヽ
し'ノ __⊂ つつ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ↑
>>104 ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪
「
>>106せっかくだからこっちのAAでっ!」
_. -‐ ' " ̄`ヽ、
/"/ ⌒ヽ.
/ // ,. ト. i ,i ,、\ ∠_)
/ / / / | .| \ |,ク! //,、 ヽ <_)
.' / // / ! | \ i,ク| ヲ/= ゙、
{ | |、-|-┘ヽ|└---`l- | | i | }
゙| |ヽ.| =ミ` ´r==| r=;! ,! , / }'
.・゚ | | |、"" _ "" u.l トイ,イ /|/
# # # # # #∴#. ヽヾ、| `iァ┴'-ァ⌒レ!,イル' '
#######ll++-ゞニ二 ̄ ̄|].ト _ノ |
# # # #∧# # #  ̄く/。 ̄。{ `7⌒'
(゚∀。;;)∵:。 <7・ ̄・| ̄,ゝ
⊂⊂ ヽ. l ̄ト-┼-イ
>>104(_(_つ |`ニ| |ー;'l
`-┘ └"
今気づいたんだが
ペンダントはあくまで通信機みたいなものだから
盗まれてもさほど支障はないかと
ということは前に書いてあった事にも今気づいたわけだ
>>108 そんなことを今更蒸し返す君の意図は見え見えだよ。
で? どう突っ込んで欲しいんだ?
シャナたんに切られたいのかい?
吉田たんに殴って欲しいのかい?
>>99 ハルヒに捕まって無理やり赤ランを背負わされるシャナたんはまだですか?(ハァハァ
シャナが目を覚ましたとき、彼女の手は手錠で拘束され、自在法も封印されていた。
「お目覚めかい?ゆかりちゃん。それともシャナって呼んだほうがいいかい?」
ウィネがからかうような口調で話しかけるとシャナは激昂して叫んだ。
「うるさいうるさいうるさい!お前がその名前を呼ぶな!」
しかしウィネはひるまない。力を全て封印された以上、今のシャナはただの少女だった。
(くっ・・・・!)
シャナもそれを感じ取り、黙っているよりないと判断した。
「どうだい?気分は」
「・・・・・・」
沈黙が帰ってきた。
「だんまりかい、まあいい、これから嫌でも声を出すんだからな。」
「・・・・・・」
拷問にでもかける気だろうか?そう考えていると、想像通り複数の男が
ウィネと共にやってきた。
「シャナちゃんよ、こいつらはな、全員性犯罪で捕まった変態どもだ。」
「・・・・・・!」
シャナの表情が強張った。
「ついでに言うと全員真性のロリコンだとよ、よかったなあ発育不全で。ッハハハハハ!」
ウィネは嘲るように笑った。その笑い声がたまらなくシャナの耳についた。
「・・・・・汚い声をあげるなこの変態が!」
シャナの精一杯の抵抗だった。
「いいねえ・・・その反抗的な目つき、そそるぜ・・・」
ウィネはシャナの服を掴むと一気に引き裂いた。
「おい、犯っていいぜ」
その言葉と同時に後ろの男達がシャナの体に群がった。
「・・・無茶苦茶可愛いぜ・・・この女」
「うわ、手ちっちぇえ・・・・本当に犯っていいのかよ」
「・・・・・・・」
各々シャナの体を触り感想を漏らす。シャナはその恥辱を黙って耐えていた
横に視線を向けると、一人の男が引き裂かれた制服をペニスにあてがい、しごいていた。
(千草が・・・・褒めてくれた服が・・・)
男は制服に汚液をぶちまけ、満足そうに制服こすりつけた。
シャナは不意に涙を零した。だが皮肉にもその表情がますます男達を興奮させた。
「なあ、俺もう入れるぜ・・・我慢できねえよ」
男がペニスをシャナにこすりつけながら言った。
「お〜お〜好きに入れてくれ。いっそのこと孕ませちまってもいいぞ」
ウィネが答える。シャナはその答えに一層恐怖を募らせた
「くぅ・・・・!」
何とか手錠を振りほどこうとするがびくともしない。
遂に男はシャナの中へ進入した。
ズリュ!
「うああぁ!」
あまりの痛みに声が漏れた。
だが男は動くのをやめず、シャナの体を動かした。
「う・・あぐぅ!・・・くぁ・・」
「すっげぇ・・・もう出ちまう・・・・」
「や・・・やめて!」
シャナが叫ぶと同時に男はシャナの膣内に汚液をたっぷり吐き出した。
「いやあああ!熱!っあああ!」
ドグッビュク!
「うあ・・・・・ああ・・・」
「すげえ・・・絞り取られるみてえだ・・・」
男が引き抜くと膣内からピンク色の液体が漏れ出した。
さらにその様子をみてしごいてた男がシャナの肢体に精液をぶちまけていった。
「・・・あ・・・ああ・・・」
髪には精液がこびりつき、見るも無残な状態となった。
さらに髪の毛をペニスに巻きつけ、しごく者もいた。
「つ・・・つぎ俺行くぜ」
次の男がシャナを犯し、膣内に精液を放出した。
次の男はシャナの整った顔に精液をかけペニスをこすりつけた。
どのくらいの時間が経っただろうか。
シャナの体は余すとこなく精液で染められ、それでも男達はシャナを犯すことをやめなかった。
そして不意に、シャナの体に異変が生じた。
「・・・ん・・あぅ」
(なに・・・なんなの?)
認めたくなかったもし認めれば自分はもう戻れなくなる気がした。
だが男達は執拗に攻め、体はそれに答えてきている。
(違う!私はそんな・・・)
何人目か知れない男がシャナを犯しはじめた。
「・・あぅ・・・うぁ・・」
口から漏れる声が色を帯びてきている。
そしてシャナは遂に言ってはいけない言葉を口にした。
「あ・・き・・・気持ち・・いい・・気持ちいいよぉ!」
その言葉を聞き、ウィネは小声で呟いた。
「遂に堕ちやがったな・・・・」
「いいか!俺のチンポが気持ちいいのか!」
男の問いにシャナは笑って答えた
「いい!とってもいいよぉ!お願い!中で出して!」
「おうよ!いわれなくても・・・・・」
ビュルッ!ビュクン!
「ああ・・・いっぱいでてる・・・すごい気持ちいい・・・」
シャナは涎を垂らしながら体を振るわせた。
そこにはかつての炎髪妁眼の打ち手の姿はなかった。
ただ、一人の少女が快感に身をよじらせていた。
ウィネが見守るなか、狂宴は延々と続いた。
(悠二・・・・)
シャナは悠二を思い浮かべた。だが絶え間なく襲う快感の波にその考えは打ち消された。
(私・・・どうしちゃったんだろう?)
その問いに答えるものはいなかった。
115 :
56:03/11/24 15:51 ID:QQ36npBu
鬼畜路線ですw
ここの住人さえよろしければもう少し続けたいと思います。
>>112-114 ∩
( ⌒) ∩_ _
/,. ノ i .,,E)
./ /" / /" .
_n Good job!! ./ /_、_ / ノ'
( l _、_ / / ,_ノ` )/ /_、_ Good job!!
\ \ ( <_,` )( /( ,_ノ` ) n
ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ |  ̄ \ ( E)
/ / \ ヽフ / ヽ ヽ_//
もちろん続きキボンです。
鬼畜でも純愛でも何でも書いちゃってください。w
118 :
名無しさん@ピンキー:03/11/24 22:29 ID:C/3VGuoM
来週,電撃大賞でシャナのラジオドラマがやるらしい
保守
age
>117
ぶっちゃけそういうのいくつか立ったけどさ
すぐ落ちて見れなくなるんだよね
意味ないんじゃないかなぁ
ここでいいんじゃないかなぁと言ってみる
>>121 そこは元々、ラノベ板の住人のために立てられた場所だからなあ。
こっちはついででしょ、たぶん。
それにしたらばだから落ちないよ。管理人が潰そうとしない限りは。
エロ無しはここでもOKというのには同意。
でもエロ無し投下は悪だとまで叩く厨がいくらでもいるからなあ。
>>122 基本的に本スレじゃSSは埋め立てだけにしたほうが無難。
エロパロのスレは過疎状態だからエロなしでも歓迎状態でしょ。
したらばは非18禁もしくは21歳未満でエロパロ行きづらいって人のためだよ確か。
124 :
123:03/12/05 00:02 ID:Pl4wSRtO
ごめん。ここ本スレと間違えた。鬱死
>>123 >エロパロのスレは過疎状態だからエロなしでも歓迎状態でしょ
で、大歓迎の筈のSS書きを、「沢山のSSを書き過ぎた」という理由で追い出したスレもあるわけだが。
(なんでも、できる!!)
その紅蓮の渦は一瞬で燃え広がり、双の翼となっていた。それはまるで、いつかのアラストール顕現の姿を見るような、炎の翼だった。
呆気に取られる悠二をよそに、その翼は紅蓮に煌いて、シャナに空征く力を与える。
ところが、悠二はあることに気が付いた。大声で叫ぶ。
「ふ、服、服が燃えてる! 熱いって!」
二人の着ている服が、翼と同じ紅蓮に燃え上がっていた。
「黙って…。私だって…恥ずかしいんだからっ!」
「って言ったってぇぇぇわあああ――――――っ!!」
悠二の服が真っ黒に焼け、焦げ、燃え落ちた。それはシャナも同じだということを、眼に飛び込んでくる、ほとんど真っ平ら同然という膨らみのない肢体とともに体感する。
悠二の頭が、原子爆発を起こして弾けた。
理性の爆発の中から、欲望の膨張を感じて、シャナと悠二はベッドに転がった。
「悠二…。身体にしゃぶりついて…」
理性の爆発と喪失に呆然としていた悠二を、シャナの声が衝き動かす。
「え…?」
「ぬ、濡れなきゃ…入らないでしょ」
「う、うんっ」
熱い頬に触れられて引かれ、真ん中の平らな胸にゆっくりと口を寄せる。なにも考えられない。
もう、眼前に小さな乳首が、すぐに触れ、一瞬で唇の中に。
この初めての刺激に、今まさに眼を閉じようとしていたシャナが、眼を見開いて喘ぐ。
その右の乳首を、膨張する欲望に任せて、悠二は舌を上へと滑らせ、
既に弾いていた。
「――――ッ!?」
紅蓮とも白熱とも取れる快感の波が身体を一過、
「あ、あぁん、あはっ!!」
愛撫されたシャナは、たまらず仰け反り、声を漏らした。
うっすらと汗をかき、反らせた背中に、紅蓮の双翼を大きく広げた時よりも熱い、快楽の波を受けて。
その仰け反った背中に一気に汗が浮き、流れ始める。
布団に。
今度は左の乳首が、桃色の先端を捕えられ、弾かれた。
はい、すごく適当です。
飛んでたんじゃなかったのかとかそーゆーツッコミはなしです。
エロはありますが、これはエロでなくギャグです。
エロは二の次です。
(本文と比べて読んでね?)
>>127 「シャナもうこんなに濡れてるwかわいいよ」
「うるさいうるさいうるさい!ばかー」
萌え
シャナと事に及ぶ前に悠二に手ほどきをするヴィルヘルミナとか期待しつつ保守
「どうしたの、ゆかりちゃん?」
「先ほど悠二と田中が話していたのだが、『自家発電』とはなんだ?」
>131
ちと、アーブ口調になっていませんか?
「・・・が話してたんだけど、・・・って何?」が俺の脳内では正解。
>>131 「どうしたの、ゆかりちゃん?」
「さっき、佐藤と田中が話してたんだけど、『自家発電』って何?」
「え?」
「なんとなく悠二のことだと思ったんだけど、悠二の家はちゃんと電気が通ってるし、
発電機なんて置いてないの。だから、単に電気のことじゃないと見当は付けられる。
で、しばらくしたら私とあなたの名前が出てきた。どういうこと?」
「私の名前が?」
「うん、よくはわからなかったんだけど」
……ものすごく複雑。
佐藤君や田中君がそんなことを言うことよりも、坂井君がほんとうに私を、その、想
像でも、……していたとしても、それはそれで、複雑なのだけれど。
彼女が、それを、全くわかっていないことも、来るべき最後の手段として実力行使に
でるときには有利に働くかもしれないことも、それはそれで、ひょっとしたらいい材料な
のかもしれないけれど。
心の片隅に、わずかに生じたさざなみ。
−−ゆかりちゃんは、坂井君の家の中まで知ってる。
たったそれだけのこと。
でもそれが、とげのように突き刺さって。
「あ、ちょっと待って!」
後ろからの声も聞かず、駆けだしていた。今は少しだけ、一人になりたかった。
…ごめん、134見るまでマジで自家発電の意味わからんかった。
漏れは正常?異常?
自家発電している悠二を発見するシャナ期待保守
140 :
名無しさん@ピンキー:03/12/21 03:04 ID:ntbqTXer
保守…しない
敗北は時に人を前進させるが、少なくとも現在の坂井悠二には焦燥の種でしかない。
(くそっ、こうも一方的に負けるなんて…)
眼前の少女をにらみつけるが、むこうは意に介した風もない。
むしろ彼女の闘気に圧倒されそうになる。
相対しているのはアラストールのフレイムヘイズ、シャナ。
百戦錬磨の彼女に胆力での勝負は分が悪い。
(落ち着け、呑まれちゃいけない)
深呼吸をひとつ。
焦る気を静めると、さらに大きく息を吸い込む。
必勝の気合を込めて右手を翻す!
「スリーカード!」
シャナの表情は動かない。
ぐっと唾を飲んで彼女の手を見る悠二。
その手の中には――
「フルハウス」
「えええええぇぇぇっ!? また僕の負け!?」
ここは坂井悠二の自室。
常のように学校帰りに坂井家を訪れたシャナを、やはり常のように千草がぜひ夕食に
と引きとめ、現在に至る。
「トランプなら勝てると思ったんだけどなぁ…」
目下8連敗中、見事な負けっぷりである。
「ふふん、勝負の年季がちがうのよ」
嬉しそうにシャナがチップ代わりのメロンパンをひっさらっていく。
暇つぶしにとポーカーを持ちかけたのは悠二のほうだった。
日ごろの鍛錬で一方的にやられている分ここで一矢報いようとひそかに企んだのだが
当てが盛大に外れた。
ちなみに、今彼女の胸元にはコキュートスはない。
アラストールはまた携帯電話に偽装して、千草とおしゃべり、もとい、会談中である。
最近アラストールはよく千草と話したがるようになった気がするが、まあ仮にも紅世
の王が人間の、それも人妻に対して妙な気をおこす事はないだろう……と思う。
「で、どうするの? そっちのお菓子は無くなっちゃったみたいだけど」
「え…、あ,本当だ」
熱くなっているうちに、チップを使い切ったことに気づかなかったようだ。
「ま、今日はこの辺で勘弁してあげてもいいわよ」
その圧倒的優位の微笑みに、さすがに悠二がむっとなる。
「勝ち逃げする気かよ。もう一勝負!」
「でももう賭けるものないじゃない」
「そ、それは…、そうだ! 負けたら何でもいうことをひとつ聞く! それなら
文句ないだろ」
自分で言っててもかなり危険な条件のような気がしたが後の祭りだ。
「ふーん、いいのね?」
「う…」
シャナの浮かべる危険な笑みに、背筋に冷たいものが走る悠二だった。
「ま、当然の結果よね」
「何でここ一番で勝てないんだ僕ってやつは…」
上機嫌のシャナとひたすらヘコむ悠二。明暗くっきり分かれた結果となった。
「さて、なにをさせようかな」
「お、おてやわらかに……」
(まさか市内のパン屋一巡してメロンパン買ってこいなんていわないよな…)
ほとんど気分は刑の執行を待つ囚人の気分である。
しばし考え込んでいたシャナだったが、やがて素晴らしい悪戯を思いついた子供の表情を
浮かべる。
「決めた、お前イスになりなさい」
「イ、イス!?」
よりによって物扱いときた。
「ほらほら、何でも言うこと聞くんじゃなかったの?」
「わかったよ…」
もはや己の軽挙を呪うしかない。
仕方なくその場で四つんばいになる。
「…なにやってるの?」
「なにって…イス」
「それじゃ背もたれがないじゃない。ちょっとベッドへ行きなさい」
「ったく注文の多い…いてっ!蹴るなよ!」
「敗者がぶつぶつ言わない!」
弱肉強食の理をその身にひしひしと感じながらベッドに腰掛ける悠二。
「で、どうするんだ?」
「別に、そのままでいいわ」
「え?」
シャナはその場くるりとで背を向けると、ちょこんと悠二の膝の上に座る。
「これでよし」
(いやいやいやいやよくないよくないいや個人的にはいいんだけどいやそれは決して
いやらしい意味でとかじゃなくてなんかこういきなりというのは僕も心の準備がって
なに考えてるんだ僕はああもうなにがなんだか!)
そんな悠二の胸中も知らず、シャナは戦利品のメロンパンの封を破り始める。
「私がコレを食べ終わるまで動いちゃ駄目」
一方的に言われても困る。
何しろ彼女が居住まいを正そうと膝をもぞもぞさせるたびに柔らかなヒップの感触が
ダイレクトに伝わってくるのだ。こんな状態で欲望を感知されたら本当に真剣で叩き
斬られかねない。
(お、落ち着け落ち着くんだ!)
人知れず死線の間際で格闘する悠二。
と、メロンパンを取り出したシャナが振り返る。
「悠二、息がうるさいんだけど」
「え!? あ、ああごめん!」
心臓が止まりかけた。が、安堵する間もなく凄絶な表情で彼女は続ける。
「言っておくけど、何か妙な真似をしたら――」
「し、しない、しないって!」
ならいい、とシャナはメロンパンに向き直る。
(し、死ぬかと思った)
根本的な問題は解決していないが、とりあえず目の前の危機を脱したことで悠二の体に
脱力感が押し寄せる。
そのとき、あることに気づいた。
(小さいな…。それに軽い…)
学校で教師たちを圧倒するシャナ、徒を討滅するシャナ、心身ともに強さを誇る
フレイムヘイズ。しかし時々思い返す、マージョリーに敗れて自分の胸にすがって
泣いた彼女の姿。
あのときに自分の心は決まった
自分が彼女を守ろうなんて思い上がりが過ぎることはわかっている。
でも少しでもいい、どんなことでも力になりたいというのは、自分の偽らざる本心だ。
だから自分の膝の上で幸せそうにメロンパンを食べる彼女を見ていると胸の奥が暖かくなる。
シャナが幸せになれるなら膝でも何でも差し出そう。覚悟はできているのだから。
(そして僕は……)
(叶うことなら僕は君と……)
膝の上の小さな彼女への愛しさがあふれる。
シャナがそこにいる。シャナのそばにいる。
その幸せを感じたくて、確かめたくて、感情の導くまま悠二の腕は無意識に動いていた。
神降臨!
続きを激しく期待。
おおう、876氏の文体チックでいい!
同じく続きを期待であります。
もう誰も書く人いなくなったのかと思ってました
続きをハゲシクキボン
それがおきるまでシャナはすこぶる上機嫌だった。
メロンパンのカリカリを味わい、モフモフを堪能する。その反復動作はまさにこの世の至福。
それが勝負の末に勝ち取ったものであり、しかも場所が悠二の膝の上とくれば味も格別だ。
このまま2つ目も食べてしまおうか。そう考えたとき、腹部に何か暖かいものを感じた。
(え…、ちょ、ちょっと…)
いつの間にか悠二の両手がおなかに添えられていた。
想定外の事態に一瞬硬直した後、頭が急沸騰する。
(な、なななななっ!)
軽いパニックを起こしたシャナは現状に対応すべくもっとも単純で効果的なアクションをとろうと
する。
つまり悠二の煩悩と頭蓋を粉砕すべく拳を固めたのだ。
(それ以上ちょっとでも動かしたら殺る!)
臨戦体制を整えながら、戦闘で言うならば後の先をとるべく悠二の気配をうかがう。
パニックと同時に併発した胸の動悸はまだ戻らないが、かまってられない。
部屋の中に緊迫した空気が流れる。
10秒……20秒……30秒……。
何の動きもないまま、悠二の手から伝わる暖かさがシャナのおなかを浸す。
(…ま、まあいいかな、これぐらい…)
これ以上の危険はなさそうだ。
悠二が私をどうにかできるわけないし、と自分に言い聞かせながら緊張を解く。
そう、何も恐れる必要はない。なにかあったら千草にいわれたようにぶっ飛ばしてやればいいの
だから。
それに、正直なところこの体勢はお腹がポカポカしてなんだか気持ちよかった。
そうして意識をメロンパンに戻そうとしたとき再び心臓がはねた。
髪の上から柔らかい感触がする。
それが悠二の頬だと気づくのに一瞬かかった。
お腹に回っている腕に力がこもる。背後の悠二の体がやや前傾しシャナの背と密着する。
ちょうど悠二にすっぽりと抱きすくめられる形。
(……………!!)
悠二の真意が読めず先ほど以上に混乱する。
ただの罰ゲームだったはずが、予想もしなかった意味を帯び始めた。
続きが来てるよ!
ものすごく萌えます。
これからの展開に期待。
期待しまくり保守!
GOD JOB!!
153 :
名無しさん@ピンキー:03/12/26 13:22 ID:JT2lkK35
おもしろい、思わずお気に入りに入れてしまったよ。
がんがれ〜
>お腹がポカポカしてなんだか気持ちよかった。
スゴイ体勢で、気持ちよくなってるシャナタン(*´Д`)ハァハァ
876氏のと比べても全然違和感が無い
激萌え
続き期待
強者降臨
メロンパンあげるので続き頑張れ。
神降臨!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
158 :
名無しさん@ピンキー:03/12/30 01:29 ID:QgdTOegq
期待あげ
(ど…どうしよどうしよ!?)
今まで学んだ情報に、想い人から抱きしめられたときの対処法はなかった。
こんなときに的確な助言をくれる千草はここにいない。
アラストールはその千草と一緒に階下にいる。
孤立無援の状態で、心臓の鼓動だけが加速していく。
(な、なんとかしないと)
男女の営みについては生理学の一環として学んだことがある。
そして以前キスについて調べた際に読んだ文献には、抱きしめられた直後に、具体的な描写はなかったもののその男女の営みへと移るシーンがあった。
(つまり、このままいけば私は悠二とその…せっく…)
そこまで考えてシャナの頭はとうとう爆発した。
もはや力技で押し切るという選択肢を忘れ、ほとんど泣きそうになりながら無駄とは知りつつも助けを求めて部屋の中を見回す。
押入れ……誰かいるわけがない。
机……論外。
窓は……と窓を見た瞬間、目が吸い込まれ離せなくなった。
宵闇色に切り取られた窓の向こう。
そこに悠二がいた。
ベッドに座り、真っ赤になった自分を抱きしめて。
目を閉じたその表情は、眠っているようにも、祈っているようにもみえる。
その穏やかな顔の中にかすかに見える何がしかの決意。
敬虔とすらいえるその姿にシャナの中で何かがはじけた。
(あ……)
胸のおくから甘い疼きが疾り、それが全身に伝わるのはあっという間だった。
同時に息が苦しくなるほど切なさがこみ上げる。
窓の向こうに駆け寄って悠二を抱きしめたい、そんな衝動に駆られた。
いつの間にか不安やあせりは消えていた。
悠二に包まれている部分が暖かく、とても心地よいことにいまさら気づく。
ふと、窓に移る自分と目が合った。こわばっていたその表情はすでにほどけ、どこか幸せそうだ。
思わず自分でも笑みがこぼれる。
そのまま目を閉じると、悠二の腕に自分の手を添える。
暗闇に包まれた二人だけの世界で、悠二の鼓動と温もりがシャナを包む。
心の中だけでそっと問いかける。
悠二………私のこと好き?
その瞬間――
フウッ
「ひゃあぁん!!」
悠二の息が耳にかかった。
体の奥をびりびりと何かが駆け抜け、下半身がむずむずするような奇妙な感覚。
股の間から何かがあふれ出す。
(!!)
「ああっ、ご、ゴメン!」
その未知の刺激の正体もつかめぬまま体を上に引っ張り挙げられた。
(ああっ……!)
体を包んでくれていた悠二の温もりから引き剥がされる。
その絶望的な感覚に抗おうとするが、悠二は手の届くところにいない。
部屋の冷気がちくちくと背中を突き刺す。
今まで感じたことのないような喪失感にさいなまれながら、シャナは目を開けた。
(な、なにやってんだ僕は!)
シャナを抱きしめているうちに彼女の暖かさとかすかに漂う甘い香りに包まれ、
いつの間にか意識が飛んでしまっていた。
自分の行為に気づいたのは、悲鳴を聞いてからだった。
とりあえず故意ではないことを示そうと部屋の反対側まで飛び退ったが、彼女から見れば
不埒な行為を働いた愚か者の逃亡にしか見えないような気もする。
恐る恐るシャナのほうを見る。
顔はうつむき加減で表情はわからないが肩がかすかに震えている。
(やばい…間違いなく怒ってる…)
過去の経験から考えると、これはもう大太刀での一撃は避けられないだろう。問題は
それが峰か刃の方かということだ。
いつも「峰だぞ」の一言を入れてくれるアラストールはいない。
シャナがす、と立ち上がる。
(父さん母さん、先立つ不幸をお許しください…)
思わず両親に詫びを入れる悠二。自分がすでに死んでいることは忘れている。
「………わよ」
「……え?」
問答無用の一撃を覚悟していた悠二は、予想外の反応に目を瞬かせる。
「勝負。続けるわよ」
「え、あ、う、うん」
てっきり激怒して襲い掛かってくるかと思っていたが、シャナは無表情のまま
自分が座っていた場所へと戻る。
神キタ━━━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( .)━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
悶絶的に萌える。
エロなしでここまで萌やしてくれるのは神だよ〜
ワッショ━━∩(´∀`∩(´∀`∩(´∀`∩(´∀`∩(´∀`∩)━━イ
グッジョブ!!
グッジョブ!!
/V\
((・∀・/^)
/⌒筆者ノ
γ (,_,丿ソ′
i,_,ノ
/V\n. /V\ /V\ /V\ /V\ /V\ /,)./V\
( ・−・)ノ (^(,, ・−・)) ・−・)(ヽ )')((・−・ /') (・−・/')ヽ(・−・ ,,)
( つ ( ヽ /ヽ ノ ヽ ノ ノ ノ と/ ノ ヾ つ ←脳内萌え物質
ヽ⌒) ヽ ノ r ヽ / | / O | ( -、 ヽ (´ _ 〈 ,ゝ (_)
し' ^ヽ___) (_,ハ_,),_,/´i,_,ノ (,_,/´i,_,ノ し' ヽ,_,) し' ヽ,_,) て_)
r'⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒X⌒ヽ ⊂゛⌒゛、∩
ヽ.__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__乂__ノ ⊂(。Д。)
つぅかそのまま本編にはさまってても違和感なさそうな…
(ど、どうゆうつもりなんだろ…)
トランプを配りながら彼女の表情を伺うが、相変わらず無表情で沈黙を守っている。
これならいっそボコボコにされたほうがまだ気が楽だ。
悠二にとっては針筵も同然のこの状況で勝ちを拾えるはずもなく、あっさり勝負は決する。
「…さっきの条件はまだ有効よね?」
「は、はい」
思わず敬語になる。
「ベッドに横になりなさい」
一瞬、なぜベッドに?という疑問が頭をよぎるが、シャナの気迫に押され従ってしまう。
(これからなのか…?)
ベッドの上で仰向けになりながら自分に降り注ぐであろう『懲罰』を想像する。
(殴るなら立たせたほうがやりやすいだろうし…まさか解体する気か!?)
想像がグロいほうへいってしまう悠二。
「あの…シャナ? さっきのはってちょ、ちょっと! シャナ!?」
彼女が自分のからだの上にまたがってくる。
制服のスカートがまくれて白いものが見えかけるがそれどころではない。
そのままシャナは体をこちらへゆっくりと倒してくる。
(え? え? え? え!?)
今度はシャナが悠二にぴったりと張り付く状態。
悠二の頭はオーバーヒート寸前だった。
私の頭もオーバーヒート寸前です。
どんどん新着キテル━━━━━━(:゚∀゚)━━━━━━ !!
股間の紳士がオーバーヒート寸前です。
焦らされるのも(・∀・)イイネ!!
胸の鼓動は収まらない。体の火照りもひどくなる。
何かが股間にあふれたときから体を支配していた甘い疼きはより激しいものへと変わった。
自分でもそれが何なのかわからないまま、悠二の温もりを求め体を密着させる。
悠二の腕、悠二の足、悠二の胸。だが、まちがいなく悠二に触れているはずなのに先ほどの
ような満足感を得ることができない。
(なんで…どうして…!?)
その苛立ちをぶつけるように詰め襟を握り締め、顔を胸に押し付ける。
「しゃ、シャナ?」
悠二の戸惑った声が苛立ちに拍車をかける。
(もっと…ちゃんとさっきみたいにギュッてしてよ…!)
じれったくなって足をこすり付けるがぜんぜん足りない。
これほど願っているのに伝わらず、かといって口に出すことはプライドが許さない。
八方塞の中、焦燥に駆られたシャナの思考はある危険な賭けを思いつく。
一度混乱した思考は現状を認識する力を奪う。
自分の体の上をシャナが這い上がってきても、その意図に気づくことができなかった。
「あ、あのシャナ…」
眼前に迫った彼女の表情は怒りのせいでこわばっているように見えた。
吹きかかる熱い吐息が、悠二には自らの顔面を焼く炎のように感じられた。
と、突然シャナの顔が迫る。
驚いてとっさに目を閉じた瞬間、歯に何かが激突した衝撃が走った。
口のあたりを何かに押さえつけられる感覚。
何なのか確かめようと目を開けてみて愕然とする。
そこには目を全力で瞑って紅潮した顔を自分の唇に押し付けているシャナの姿。
(こ、これってキスだったのか!?)
密かに想像していた甘いものとは違う暴力的な感覚。
だが驚愕はそれだけにはとどまらなかった。
>(こ、これってキスだったのか!?)
ワロタ。
良いよ、良いよ〜(・∀・)
イ-----------イ!!!!!!!!!!!
最高ですよ
「ふむぅ!?」
何かぬめったものが口を割って侵入してくる。
それは悠二の口内を文字通り蹂躙した。
それがシャナの舌だということを一瞬遅れで理解する。
「シャナ! なにを――」
「うるさいうるさいうるさい!ぜんぶおまえのせいよ!」
たまらずにシャナを引き剥がした悠二が目にしたのは、今にも泣き出しそうにゆがんだ彼女の表情。
「人のことをこんな風にしといて! 人のことをこんな気持ちにさせといて!」
いきなりぶつけられた感情の奔流に狼狽しつつも、なんとかことの原因を問いただそうとするが、シャナの激情がそれを許さない。
「こんな、こんなのって、どうすればいいの!?」
彼女の腕にいっそう力がこもる。
その怪力に戦慄しながら、悠二はこの状況に既視感を覚えた。
それは彼女の涙を初めてみた日。
(僕は…また傷つけてしまったのか? でもどうして?)
今日帰宅してからの出来事がぐるぐると頭の中をめぐる。
千草、トランプ、賭け、チップ、罰ゲーム、懲罰、キス――
とりとめもなく廻り続ける断片的なイメージ。
それらがまったくまとまらないまま彼女と目が合う。
涙に濡れ、吸い込まれそうなほど深い彩をしたその瞳を見た瞬間――
悠二の中ですべてがはまる音がした。
自分でも無茶を言っているのはわかっていた。
それでもこの体を蝕む熱が理性の制御をうばったまま返してくれない。
ディープキスは以前愛染兄妹に見せ付けられたものを見よう見まねで再現したものだった。
(千草からは誓いの証だって教わったのに……)
彼女を裏切ってしまった罪悪感が胸を締め付ける。
そして肝心の悠二に気持ちは届かなかった。
涙でかすんだ視界の向こうで、戸惑っていた悠二の顔から表情が抜け落ちていくのがわかる。
背筋がぞくっとした。今度は間違えようもない、悪寒。
悠二が口を開こうとしている。
紡がれるのは非難、罵倒、侮蔑、あるいは拒絶か。
(いやだ…いやだ、いやだいやだいやだ!)
破滅の瞬間を直視できずに再び体が暴走した。キスの形をとった暴虐で悠二の口を封じる。
(違う、こんなことがしたいんじゃないのに…)
だが過ぎ去った時は戻らずただ無情に流れた……
…………………………………………………………………
くちゅっ
突然舌に何かが触れた。
(え……)
くちゅ…ちゅくっ…
柔らかくて暖かいものがシャナの舌のまわりを滑りながら触れてまわる。
やがてそれは舌をやさしく包み込んできた。
(これって…悠二の…?)
意識した途端、心臓がどきどきと高鳴りだし、頭がじわりと甘く痺れる。
思考が桃色の霞にかかったようになって何も考えられなくなる。
さらさらとした悠二の舌が水音を立てて口内を嘗め回す。
自分が強引に行った乱暴なものとは違う、優しくて深いキスに思わず涙がこぼれた。
胸を締めつけていた絶望を、歓喜が洗い流して幸福感が熱く心を満たす。
(嬉しい……。でも、どうして…?)
そっと目を開ける。
目の前の悠二の顔は赤く染まりかすかに震えてすらいる。
だが、目を瞑ったその表情は静かで透徹な、あの敬虔な表情だった。
すでに限界だと思っていた鼓動がさらに激しさを増す。
後頭部に暖かいものが添えられる。悠二の右手だ。
背中の上を温もりが滑っていく。悠二の左手だ。
(ああ……私はこれが欲しかったんだ……)
身悶えしたくなるような幸福感。
と、重ねられていた唇が離される。
(あ、待って……)
それを追いかけようとわずかに舌を伸ばしてしまい、赤面する。
向き合った悠二の表情は、緊張のせいかやや強張っていた。
口を開きかけたその表情が、怒ったような顔、戸惑いの顔、曖昧に笑うような顔へと
めまぐるしく変化する。
シャナは何か決定的な予感を感じながら、それを見守った。
やがて悠二は意を決し顔を真っ赤に染め言葉をつむぐ。
「あ、あのさ…シャナ、ずっと前から考えてたんだ。シャナと一緒に鍛錬したり、徒と戦ったりいや僕は
ほとんど何もしてないけど、ずっと一緒にすごしてきて、大変な目にも何度もあって、でもそれが全然嫌
じゃなくて、むしろ僕のこれからの時間とか考えたときにいやそれだけが理由じゃなくて、えっと、その……」
心音がやかましく耳に響く。
「シャナ、好きだ。ずっと一緒に居たい」
「私も――」
悠二の表情が驚きのそれに変わる。
だが悠二以上に、口にしたシャナ自身が驚いていた。
「私も好き……悠二が、好き」
今までどうしても言えなかった言葉、どうやって伝えればいいのかわからなかった言葉が、胸の奥から
自然と零れ落ちた。
何か大事な過程を省いてしまったのではないかと不安を感じるほど、あっけない告白。
あっけにとられたような表情で固まっている悠二の沈黙が、すでに『好きだ』と告げられたにもかかわらず、
シャナの不安を加速させる。
その不安が頂点に達そうかというそのとき――
「ほっ、本当!?」
悠二の腕がシャナの頭を抱え込んだ
上ずった声が、興奮した熱い吐息が悠二が本気だということを、自分の気持ちが伝わったことを
伝えてくる。
「うん…本当だよ」
シャナはこの時、初めて喜びの涙の熱さを知った。
自分の腕の中にいる彼女に、自分の想いが通じたことが信じられない。
ひょっとしたら今までのは周到な演技で、顔を上げると「そんなわけないでしょ」の一言で斬って
捨てられるのではないか、恐らく自分よりも長い時を生き、修羅場をくぐってきたフレイムへイズが
僕なんかに――
だが、涙を流しながらも微笑む彼女を見て、そんな疑いは紅世の彼方まで吹き飛んだ。
まだ泣き続ける彼女に、少しでも癒してあげたい衝動に駆られ、涙をキスで拭う。
シャナは少しくすぐったそうにしているが抵抗しない。
彼女の頬はとても柔らかくて、触れているこっちまで気持ちよくなってしまう。
「ねぇ……さっきはゴメン」
唐突な謝罪にキスをいったん止める。
「ん…?」
「だからその……無理矢理……」
そこまで言って顔を伏せてしまう。
いやアレはもういいよ、と言いかけふと思いとどまった。唇の端をにやりと吊り上げる。
「あー、あれはひどかったよなあホント」
「ご、ゴメン…」
「逆レイプされるかと思ったよ」
「ぎゃ、逆レイプ!?」
「だってそうだろ、シャナのほうからのしかかってきて無理矢理キス。誰がどう見たって
逆レイプじゃないか」
「…………」
「いやー知らなかったなあ、シャナがあんなに性欲旺盛なレイパーだったなんぐふぅ!」
密着状態では回避不能のリバーブローが悠二に突き刺さる。
「き、効いたぞ今の! 本当は反省する気無いだろ!?」
「うるさいうるさいうるさい! レイパーって何よ!?」
顔を真っ赤にしてくってかかってくるシャナ。その様子に笑みがこぼれる。
よかった、いつものシャナだ。
気づけば彼女も一緒になって笑っていた。
先ほどまで感じていた不安や焦燥が嘘のように穏やかな気持ちだった。
自分を元気付けようとする悠二の台詞が嬉しい。
改めて自分は彼が好きなのだということを自覚する。
ひとしきり笑ったあと、沈黙が訪れた。
だが、それは決して不快ではない暖かい時間。
どちらからともなく体を起こし、見つめあう。
悠二の両手がそっと自分の両頬に添えられる。
そのぬくもりに導かれるがまま、顔を悠二にそろそろと近づけ目を閉じる。
唇に触れる暖かく湿った感触。何度かついばむように繰り返す。
しかしそれでは満足できず、先ほどのような深いキスがほしくなる。
と、悠二の舌がそっと滑り込んできた。
「ん…んふ……」
悠二の舌が唾液とともにくちゅくちゅとシャナの口の内側を嬲りまわす。
ただそれだけでシャナは自分の体が甘く溶けて行くのを感じた
反撃しようとするも、悠二の舌が自分のそれと触れるたびに心の底までとろとろにされ、
受け入れるがままになってしまう。
悠二に触れられている部分がどこもかしこも気持ちいい。
口の周りが唾液でべたつき始めるが、むしろそれがうれしい。
――悠二のことが大好きな私と、私のことが大好きな悠二がキスをする。こんな素敵なことって
ほかにない!
口内にたまった彼の唾液を飲んでみると、体の奥で自分と悠二が溶け合うような感じがする。
お返しに唾液を送り込んでみる。悠二が嚥下する音が聞こえ、胸が熱くなる。
「ふうっ……んうっ……」
悠二の舌は容赦を知らない。あくまで丁寧に優しく、口蓋の上部や奥歯の裏まで這い回る。
悠二の舌が自分の舌を絡めとり激しく吸い上げる。唾液も想いもすべて悠二に吸い込まれていく。
空っぽになった自分に残ったのはたまらないほどの幸福感。
切なく甘い疼きはいまや全身にくまなく広がり、シャナをアラストールもかくやという炎で包む。
悠二がもっと欲しい。悠二にもっと燃え上がらせて欲しい。
体も心も蕩けるキスを受けて、秘所が熱くぬかるみ下半身から力が抜けていく。
「んむ…ね、ねぇ、ちょっと待って」
キスを止める。もっと続けていたかったけど胸を切なさが締め付け限界だった。
今ならわかる。自分は悠二に発情してしまったのだ。
突然の中断に不満を感じなかったかといえば嘘だ。
だがシャナの切羽詰った表情が深刻な状況を告げている。
「どうしたの?」
シャナはしばし俯いてもじもじとしていたが、ややあって蚊の鳴くような声で呟いた。
「…熱いの」
「え?」
「…体が熱いの」
シャナにとって下手な戦闘よりも勇気を要した告白。
さすがに日頃は鈍い悠二もこのときはその真意を汲み取った。
躊躇を覚える理性と彼女を求める本能が一瞬せめぎあう。
だけどいまさら引き返すことはできない。自分も、彼女も。
急速に干上がった口を湿らせ、悠二はうなずいた。
「やっぱり恥ずかしいから見ないで」
「でも結局は見ることに――」
「いいからっ!」
「わ、わかったよ」
今二人は互いに背を向けて服を脱いでいる。
緊張のあまりボタンにかかった指が震え、何とか静めようと四苦八苦していると
すすっ、しゅるっ、ふぁさっ
背後から聞こえる衣擦れの音がますます悠二を昂ぶらせる。
ようやく上半身を脱ぎ終えたときシャナから声がかけられた。
「…もういいよ」
彼女のものとは思えないほどアンニュイな声。
一度深呼吸をしてから振り向く。
そのとき見たものを悠二は一生忘れることはできないだろう。
窓に切り取られた暗闇をバックに白い裸身をさらす少女。
胸と秘部を手で覆い、恥じらいに顔をかすかに染めている。
一片の無駄もないその肢体は激闘を繰り広げてきたフレイムへイズとは思えないほど華奢だった。
「きれいだ…」
いつかは言えなかった言葉が自然と口をついた。
その言葉を受けてシャナの頬の赤みがいっそう増す。
気づけば悠二はふらふらと彼女に吸い寄せられていた。
あともうちょっとで指が彼女に触れる。
50センチ…20センチ…10センチ…
「あっ、ちょっと待って!」
突然の制止。
見ると、シャナは『夜笠』を取り出し両手に巻きつけ始める。
そして怪訝な表情でその様子を見ている悠二に甘くかすれた声で囁く。
「コレで私の手を縛って欲しいの」
「…え?」
あまりの展開に絶句する悠二。
(まさか初体験からSMプレイ!?)
だが幸か不幸か彼の予想は裏切られた。
「私が本気で悠二を抱きしめたら無事じゃすまないから…」
「あ、ああ、そういうことか」
彼女から夜笠の端を受け取ると、そっと結ぶ。
そのままシャナがベッドに横たわると、手をベッドの柵にくくりつけた。
(な、なんかすごいぞ…)
幼い肢体の少女が両手を拘束され全裸でベッドに横たわっている。
その光景は淫靡や卑猥を通り越してもはや犯罪だ。
その美しさに、これから自分が彼女に触れるという事実に、悠二は眩暈を覚えた。
「いいよ、悠二…」
促され、触れれば砕けてしまいそうな白い肌にそっと指を這わせる。
「んっ……」
ビクンと震える彼女に、思わず手を引っ込めそうになるが彼女の反応が不快さによるものではないことを
確認すると、そのまま右手を胸へと滑らせる。
粉雪のように肌理の細かい肌は、なめらかながらも手にぴっとりと吸い付き、悠二の頭にいっそう血を
上らせた。
なだらかなシャナのふくらみは、かすかな曲線を描きやがて桜色の結実へといたる。
指にかすかに力を込めると、その分だけ押し返してくる。
「ふあ……んっ……あう……」
乳首を人差し指と中指の間に挟むようにして胸を揉みしだくと、シャナの口から耐えられなく
なったように艶っぽい喘ぎ声が漏れた。
(シャナが感じてる…!)
胸のおくから言いようのない喜びが駆け上がり誇らしい気持ちになる。
その反応に勇気を得、手のひらを波打たせるようにして小さなふくらみをより深く揉みこむ。
「ふうっ……ぅあっ、あ…ゆうじぃ……」
頼りなく腰をくねらせ、愛撫に耐えるその姿は幼い容姿とあいまってひどく背徳的だ。
自分の動きの一つ一つに可愛らしく反応してくれるシャナが愛しくて、もっともっと彼女を
悦ばせようと指の動きを激しいものにした。
絶え間なく悠二の手から送り込まれる刺激に、体は汗ばみ始め、足の付け根に熱が渦巻く。
今までに感じたことのない熱さと痺れとそれ以外の不思議な感覚が、触れられたところを中心に
甘い波紋を広げる。
と、胸を愛撫していた悠二の指が、つんと自己主張していた突起をつまんだ。
「ひゃうん!」
やさしく撫で回されていたときとは違う鋭角的な刺激。
快感のあまり弓なりにそらせた体は、図らずも悠二に胸を捧げるような姿勢になってしまう。
(や、やだ……こんなはしたない――)
だが悠二はお構いなしで、乳首をくりくりとつまみ、転がし、なぶり続ける。
「ひゃっ、やあっ、くぅん!」
その刺激の強さに身をよじって逃れようとするが、悠二の指は執拗に追跡し決して離れぬまま弄び続ける。
(こんなの、ひどい)
(でも気持ちいい)
(コレじゃまるでおもちゃ扱いだ)
(もっと悠二の好きにして欲しい)
(こんなのってなんか変)
(悠二のものになってしまいたい)
戦士の自分と女の自分が葛藤する。だがそれは悠二によってあっけなく終焉を迎えた。
「シャナ、愛してる」
たったその一言でシャナの胸が幸せでいっぱいになる。
(もうどうなってもいい!)
拘束され、悠二を抱きしめることのできない両腕がもどかしい。
目でキスをねだると、望みはすぐにかなえられた。心と心がつながった喜びに無我夢中で舌を絡め唾液を啜る。
その間も中断されることなくシャナの胸は嬲られ続けた。
「ん……ふむ、んん…」
激しすぎるキスと刺激にあたまがくらくらする。
つながっていた唇がようやく離れた頃には、シャナはどろどろに蕩けきっていた。
悦楽にかすんだ視界の中、やはり熱に浮かされたような悠二の顔が胸元に降りていく。
(……?)
桃色に染まったシャナの思考が答えを出す前に、胸に湿った熱い感触がはしる。
「ふああっ!あああっ!」
悠二が小さなふくらみにかぶりついていた。
そのまま硬くなった左右の乳首を交互に甘噛みされ、たっぷりとしゃぶられる。
「ひあっ、んあっ、あん…はあっ…」
ちろちろと乳首の周りを嘗め回され、ときおり突起にやさしく歯が立てられる。
ちゅうちゅうと根元から吸われ同時に反対側をつままれ引っ張られると、胸の奥で無数の快楽がはじけた。
「いいよぉ…やっ…ゆうじぃ…はああっ…」
塗りこめられる唾液に、舌の熱さに、ふやけて溶けてしまいそうになる。
霞がかった思考で自分から胸を押し付けると、悠二の腕がしっかりと背中に回され、さらに激しく愛される。
身も心も悠二に拘束される幸福が心を満たした。
「ゆうじっ! もっとぉ!」
「シャナ…」
悠二が顔を上げた。口の周りは自分の胸と同じように唾液と汗でべとべとになっている。
その目は今までに見たことがないほどぎらつきながら、奥に暖かいものを秘めていた。
彼の手が太ももにかかる。
「いいよね、シャナ」
その視線の熱さに首肯しかけて、自分の秘所の惨状に思い至る。
そこは悠二の愛撫を受けて、胸以上にどろどろになっていたのだ。
気づいたとたんに新たな恥じらいがこみ上げる。
こんなの恥ずかしい、見られたくない!
「だ、ダメ! やっぱりダメッ!」
両足に力をいれ太ももをぴったりと閉ざす。
突然の拒絶に悠二は困惑した。
未知の世界への期待で、心臓は弾け飛びそうなほど高鳴り、耳の奥で血流が渦巻いている。
もっとシャナを深く愛したいのに、その入り口は目の前で閉ざされてしまった。
「優しくするよ、約束する」
「そ、そういうことじゃなくて…とにかく絶対ダメ!」
懐柔策は効をなさなかった。
かといって無理やりは嫌だ。彼女が泣き出したらとても自分はそれ以上の行為に及べないだろう。そもそも力では
太刀打ちできないが。
閉じられた太ももの内側には妖しく輝く果実が覗いているのに……。
焦れた悠二は、多少の抗議の意味を込めて足の付け根に舌を這わせた。と――
「んああぁぁっ!」
高く湿った嬌声とともにシャナの腰が跳ねた。
それを見た悠二に天啓がひらめく。
シャナの閉じられた部分に顔を近づける。女芯から漂う甘く濃密な香りに包まれるが今は後回しだ。
そのまま下腹部と恥丘の間あたりに吸い付く。
「ひゃん! きゃふっ!」
再び腰が跳ねる。
予想通りの反応に内心ほくそえむと、今度は舌を押し付ける。
「あ、あっ、やっ、やああぁぁぁっ!」
シャナは体をのけぞらせて快感をやり過ごそうとするが、とても受け流しきれず、徐々に
足が開いてしまう。
「ふあっ、へ、へんなこと、んんっ、やっ、するなっ、うあぁっ」
「へんなことってなにが?」
とぼけてみせる悠二。
「僕はただシャナのお腹にキスしてるだけだよ」
そういうと再び顔を彼女の下腹部に沈める。
「ひあ、や、ま、まって、ああっ」
繰り返し責め立てているうちに足に込められた力が緩んでいく。
頃合いを見計らって悠二は顔を上げた。
ギュッと目を瞑り快楽に耐えるシャナの耳元に口を寄せ、優しく堕天の誘いをかける。
「ね、シャナ。僕に見せてよ、もっと気持ちよくしてあげる」
かすかに開かれた瞳には逡巡の色が見て取れた。
だがやがておずおずと足を開き始める。
その聖地を目の当たりにした悠二は感歎のため息をついた。
鮮やかなピンク色に彩られた華が淡い色の花弁を覗かせ咲き誇っている。
その華は愛蜜を溢れさせ淫靡な輝きを放つ。
そしてその蜜は華に収まりきれず、シーツをしとどに濡らしていた。
「…すごい…こんなに濡れてる…」
「う、うるさいうるさいうるさい! 言うなバカー!」
羞恥のあまり真っ赤になって怒鳴るシャナ。だがそんな顔も可愛い。
「意地悪してゴメン」
謝罪のキス。
驚いたことに彼女はそれだけで真っ赤になって黙ってしまった。
そんなシャナに胸を突かれるような愛しさを覚え、陰唇にそっと触れる。
熱く息づくその部分は、ほかとは違う独特の柔らかさをもって指を迎え入れた。
さらに奥まで指を入れてみると、無数の襞が指に絡みつき中へ飲み込もうとする。
可憐な少女の体の一部とは思えないほど妖しい光景に悠二は更なる劣情を感じた。
自分のもっとも大切な部分をさらけ出し、悠二がそこに触れている。
その事実だけでどうにかなってしまいそうなのに、悠二の指使いがさらにシャナを狂わせる。
「あっ……ん……ふうっ!」
自分の中をゆっくりと優しくかきまぜられるたびに、下半身に熱い快楽が渦を巻き、愛液がこぼれる。
(私、こんなにえっちだったんだ…)
自分でも触ったことのない場所を悠二に開拓され、恥ずかしいはずなのに、貪欲にさらに悠二を
求める自分が居る。
ぐちゅぐちゅと淫らな音を立てる秘所と本能は、早く悠二を迎え入れたいと訴えている。
(私は全部悠二のものになっちゃったんだ…)
誇り高きフレイムへイズにはあるまじき思考。
きっと自分はおかしくなってしまったに違いない。
(おかしくなっちゃったのなら…いいよね、もっと悠二を感じても)
桃色の霞で占められた頭が、欲情に狂った自分を正当化する。
力の入らない足を動かし、より深い快楽を求め自ら腰を悠二に差し出す。
それに応えるように悠二が秘所にしゃぶりついてきた。
「あぅあぁっ、くうっ、あぁん!」
ただでさえ自分の恥ずかしい液でどろどろだった秘裂が、悠二の舌に丹念に舐められ、唾液も
混ざっていっそう熱と水気を増す。
一番敏感な場所をぬるりとした舌が這い、舐り、弄りまわされ、シャナはただその快感に悶え続けるしかない。
「ああっ、んっ、いやぁん、あっ、あっ、いい、いいよおっ、ゆうじぃっ!」
愛しい相手の名を呼んで、更なる快楽をねだる。
その望みはすぐにかなえられた。悠二にクリトリスを探り当てられ、愛撫の餌食となってしまう。
「ふあっ、だ、だめ、そこは、あう、感じすぎちゃうっ!」
興奮のあまり硬くなった突起を、悠二は指でこすり、それが終わったかと思うと今度は舌先で
転がし、唇に挟んでしごきたててくる。
「ああんっ、んああっ、くうっ!」
もはや自分の意思とは関係なく腰は跳ねる。だが快楽で力の抜けた腰は悠二にしっかりと抱き
かかえられ逃れることはできない。
悠二の舌が秘裂を割り開いておくまで侵入してくる。
膣内の襞を丁寧に舐められる感触がシャナを新たな悦楽へと誘う。
視界が鮮烈な白に染まり、体の中をびりびりと快感が蹂躙する。
「あっ、ゆうじっ、あっ、ああああぁぁぁぁぁっ!!」
この瞬間、初めてシャナは快楽の絶頂を迎えた。
「うぐ、ぷはあっ」
シャナが絶頂を迎えた瞬間、悠二は突如生命の危機に晒された。
彼女の太ももに強烈に挟み込まれ、顔を陰部に押し付けた状態で身動きが取れなくなったところに、
どっと愛液が溢れてきて窒息しかけたのだ。
何とか頭を振って死地から逃れる。
危うく零時を待たずに消滅してしまうところだった。もっとも、顔面をシャナの柔らかい体で覆われた
あの感覚はまさに天国だったが。
(あの状態で死んだらやっぱり腹上死ってことになるのかな)
照れ隠しに馬鹿なことを考えつつ、一息ついた。
息を荒くしたシャナが気になって覗き込む。
彼女は小さな体をほんのりピンクに染め、絶頂の余韻か、かすかに体を震わせている。
遥か彼方をさまよっていた目の焦点が徐々にはっきりとし、程なく悠二と目が合った。
シャナはしばらくぼーっとしていたが、やがて花の咲くような微笑を浮かべる。
「すごかったよ…悠二…」
これには悠二のほうが赤くなった。
(そんな笑顔でそんなこと言うなよ…)
そんな悠二を見てクスクス笑うシャナ。
ちょっと悔しくなって行為の続きを切り出そうとするが、それこそが二人にとって最も重要な
本題であることに思い至る。
改めて息を整えシャナと向き合う。
どう切り出そうか逡巡し、もっともシンプルな言葉を選ぶ。
「君が欲しいんだ、シャナ」
シャナの答えもまたシンプルだった。
「私も…悠二とひとつになりたい」
その言葉でお互いに覚悟は決まった。
悠二は下着ごとズボンを脱いで下半身を解放した。
張り詰めた肉棒がそり立つ光景にシャナが息を飲む。
「それが本当に私の中に入るの…?」
「怖い?」
「ううん、大丈夫。戦闘に比べたらどうってことない」
そう言いながらも、彼女の顔には僅かに怯えが見て取れた。
シャナを安心させようと軽くキスをすると、悠二は慎重に腰を進めていった。
亀頭がゆっくりと飲み込まれていく。シャナは目を瞑り耐えている。
さらに進めようとしたところで、強い抵抗が進入を妨げた。
(これが……)
シャナと再度目で意思を確認しあうと、下腹部に力をいれ、一気に抵抗を貫く。
「…………っ!」
「……………!」
その部分を抜けた瞬間、陰茎はシャナの最奥までスムーズに達した。
その途端、無数の肉襞が肉棒に絡み付いてくる。
「っ……くううっ」
暖かくぬめる感触に発射しそうになるが、無理やり意志の力でねじ伏せた。
下半身に力を込め、快感をやり過ごす。
「っはあっ、はあっ、シャナ、大丈夫?」
全力疾走直後のような息をしながら、痛みに耐えているであろう彼女の心配をする。
「え…あ、あれ……痛く…ない?」
しかし、彼女は予想に反して、困惑した表情を見せた。
しばらく不審気な表情を見せていたが、悠二と目が合うと必死になって弁解を始める。
「わ、私初めてなんだから、ほ、本当なんだから!」
「信じるよ」
「え?」
悠二は結合部から流れ出た純潔の証をすくってみせる。
「え、じゃあなんで…?」
「僕にもよくわからないけどさ、そういう体質の人っているらしいよ」
「そ、そうなの?」
目をぱちくりさせるシャナ。
そのしぐさがたまらなく可愛くて、悠二は思い切り抱きしめていた。
悠二の体温を全身に感じて不安だった気持ちがあっという間に落ち着く。
受け入れた悠二の肉棒は、体の奥を押し広げ熱を放っている。
「すごく熱いよ、悠二…」
痛みがなかったのは少し拍子抜けだが、悠二と結ばれた喜びはそんなものをあっさりと吹き飛ばした。
「わたしたち、ひとつになれたんだ…」
「うん、シャナの中ってさ、すごく柔らかくてあったかくてきもちいい…」
「悠二も、すごく大きくて、熱くて、硬くって、おくまで届いてる…」
そのまま二人ともじっとして、互いの感触を確かめ合う。
目を閉じると、体の深いところまで打ち込まれた悠二を強く感じられる。
これが自分の中を激しくこすったらどうなってしまうのだろう。
「悠二。動いて…」
求めに応じて悠二の腰が焦らすようにゆっくりと引かれていく。
それに合わせて自分の膣内が引きずられる。
抜けそうなぎりぎりのところまで引くと、ズン、と深く突いてきた。
「はああっ!」
今までの愛撫とは違う、重い質量すら伴う快楽。
腰の奥までしびれるような快感。
もっと、もっと悠二に動いて欲しい。
もっと感じさせて欲しい。
「悠二、ゆうじ、ゆうじぃっ!」
「シャナっ!」
悠二が腰を激しく動かし始める。
肉襞をめくりながら陰茎が引き抜かれ、子宮口に達するまで深々と突き刺される。
「ふあっ、んんっ、やっ、あっ、あっ、あっ、ああっ!」
「シャナ、シャナ、シャナ!」
悠二が何度も自分の名を呼ぶ、彼がくれた大切な名前。
その名を呼ばれるたびに胸に喜びがたまり溢れそうになる。
「悠二、ゆうじ、好きっ、好きっ、大好き!!」
「僕も、僕も愛してるっ!!」
悠二が腰を引くたびに悦楽の波紋が広がり、突きこまれると快楽の電流がはじける。
腕を拘束された不安定な体勢で、シャナの体は揺さぶられ続ける。
「あ、ああっ、あっ、ひうっ、うあっ!」
体の中心に熱がどんどん集まっていく。
と悠二が動きを変えた。
肉棒を奥まで突き立てて抉り回す。
「ひああぁぁぁっ!」
苦痛と紙一重の焼け付くような快感。
いつも、自分にどやされ殴られ、守ってあげなければならないほど弱くて、でもときどき
はっとするほど鋭い悠二。
それらとはまったく違う荒々しい悠二が自分を翻弄している。
けれど、そんな悠二も好きだ。自分を激しく愛してくれる悠二が好きだ。
世界で一番悠二のことを愛してる!
「あっ、うああっ、あくっ、あああっあっ、あっ!」
悠二の動きが激しくなる。
自分からも腰をうねらせて彼に同調する。
いまやシャナの体は拘束された腕を支点にして、ベッドの上から跳ね上がるほど犯されていた。
もう悠二のこと以外何も考えられない。
混濁した世界の中で、全身を荒れ狂う快楽がより熱く昇華していく。
「しゃ、シャナ、もう――」
悠二のほうも限界が近づいているようだ。
「んっ、いい、いいよ、ゆうじ、きてぇぇっ!」
全身で悠二を受け止めて、自分もまた昇りつめていく。
息のかかる距離で狂おしく見つめあいながら、突かれ続ける。
悠二の表情が快感に激しく歪んだ。体内で肉棒が膨れ上がる。
同時にシャナの中で熱が一気に爆ぜ、頭の中が閃光で真っ白になる。
「ふああっ、あっ、はああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
はるかな高みへと打ち上げられた体は、激しい炎に包まれ悦楽の火の粉を散らしながら霧散していく。
遊離した感覚の中、胎内に注ぎ込まれた熱いエキスを感じる。
(熱い……それにこんなにたくさん)
満たされた想いとともに意識が現世へと戻ってくる。
力を使い果たしたように俯いていた悠二が、のろのろと手を伸ばし夜笠をほどいた。
痺れの残る両手を悠二の背に回す。
彼の体がゆっくりとシャナに覆いかぶさる。
(幸せ……)
折り重なるように抱きしめあいながら、心地よい余韻を味わった。
全身のけだるさは抜けないが、それが気持ちいい。
これなら永遠に零時が来なくてもいいかもしれない。
自分の腕の中で、うっとりと目を閉じながら髪を撫でられているシャナを見て、埒もないことを考える。
その安心しきった穏やかな表情はとてもフレイムヘイズとは思えない。
明日学校へ行ってもいつものように接することができるだろうか?
今までのように彼女を見ることができないような気がする。
彼女を一人の女性として愛してしまった以上、それなりの振る舞いが必要なのではないだろうか。
いくら彼女が、女性と呼ぶにはチビっこくっていろいろと未発達で胸がまだまだ小さいとは言っても――
「今なんかお前失礼なこと考えたでしょ」
「い、いいっ!?」
「私の胸じろじろ見てたわよ」
後頭部までぶち抜くような視線でにらまれた。
思わず苦笑がもれる。
前言撤回、やっぱりシャナはシャナだ。
「なに笑ってるのよ」
「なんでもないよ、それよりさ」
身の危険を回避するため、話題を当面の問題へと移す。
「アラストールや母さんにこの事は言っておいたほうがいいかな?」
「うーん、もうちょっと伏せておく。今訊かれると言葉でうまく説明できそうにない」
「じゃあ二人だけの秘密だね」
その言葉の甘美な響きにシャナの顔がほころぶ。
「うん!」
暖かな気持ちに突き動かされ、そっと触れるようなキスをする。と――
「悠ちゃーん、シャナちゃーん、ごはんよー」
『あ』
階下からの千草の呼び声に、二人はあわただしく行為の後始末を始める。
互いの精液や愛液を拭い、下着をはき、悠二がシャツの裏表を間違え、シャナがソックスをはき忘れ、
それに気づいてますますあわてる。
なんとか着終わりおかしいところがないか互いにチェックして、ようやく部屋を出た。
「あれ…?」
一階に降りてみるとテ−ブルの上には何もなかった。
千草のほうを見やると、手に携帯電話(コキュートス内蔵)を持っていつもの笑みをを浮かべている。
「あ、あの、千草?」
「ちょっと待ってね、シャナちゃん」
携帯を受け取ろうとしたシャナの手をやんわりとさえぎる。
「さっきまでアラストオルさんとシャナちゃんの今後のことでお話していたんだけどね」
千草の笑顔は変わらない。
悠二の背にいやな汗が流れ始める。
横のシャナの表情も不安げだ。
「私は二人が仲良しさんになってくれるのは嬉しいんだけど、ちょっと仲良くなりすぎちゃったみたいね」
『……!!!』
緩やかなカーブを描きつつ核心を突く千草に硬直する二人。
悠二は我が家の防音問題の不備にいまさら気づく。
「二人とも立ってお話しするのは疲れるでしょう? さあ、座って」
にこやかにイスを引く千草
アラストールの沈黙が怖い。
そしてそれ以上に千草の笑顔が怖い。
イスに向かう悠二の足取りは13階段を上るそれだった。
それでも世界は、ただそうであるようにあり続ける。
続く?
ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ
すごすぎて誉め言葉が見つかりません。
せめてメロンパンをドゾー( ´∀`)つ(#)
∩
( ⌒) ∩_ _ グッジョブ!!
/,. ノ i .,,E)
/ /" / /"
_n グッジョブ!! / / _、_ ,/ ノ'
( l _、 _ / / ,_ノ` )/ / _、_ グッジョブ!!
\ \ ( <_,` )( / ( ,_ノ` ) n
ヽ___ ̄ ̄ ノ ヽ |  ̄ \ ( E)
/ / \ ヽ フ / ヽ ヽ_//
198 :
141:03/12/31 15:11 ID:Vsr0M8+L
というわけでなんのひねりもなく純愛SS。
何とか年内に完成
展開が急だったり、表現が稚拙なのは初心者ゆえ見逃してくれ。
最初はスレの賑やかしとSS職人さん召還の呼び水になればぐらいのつもりで、技巧もプロットもなしに
妄想力一本で書き始めたんだが、意外に受けがよかったので驚いた。
やっぱりエロパロでも高橋スレ住人は優しいなw
にしてもSS書くのがこんなに疲れるとは思わんかった。
予定よりも長くなったし、やっぱ読むほうが楽でいいなぁ。
といいつつ懲りずに続編構想中。
実生活が忙しいから本当にやるかどうかわからないけど。
季節外れの海水浴話とか時期遅れのクリスマスとか、吉田たんの押しかけ話とか姐さんも捨てがたいなぁ。
……やめよう、できもしないことで自分の首を絞めるのは。
それでは諸君、因果の交差路でまた会おう。
純愛ヽ(´ー`)ノマンセー
あなたのおかげで、いい年越しができそうです。
ブラボー
グッジョブ!!!
メロンパンドゾー(#)(#)(#)(#)(#)(#)(#)(#)(#)(#)
∧∧
( ゚∀゚) GJ━━━━━━━━ !!!!!
⊂ つ
(つ ノ
(ノ
\ ☆
| ☆
(⌒ ⌒ヽ /
\ (´⌒ ⌒ ⌒ヾ /
('⌒ ; ⌒ ::⌒ )
(´ ) ::: ) /
☆─ (´⌒;: ::⌒`) :; )
(⌒:: :: ::⌒ )
/ ( ゝ ヾ 丶 ソ ─
, -──- 、 141さん!
/:::::::::::::: ::\ 純愛書くあんたが好きだからひとつ教えてやるぜ!
/::::::::::: ::∨ト、 おれぁ生まれてからずっとエロパロ板に暮らし、いろんなSSを見て来た。
:::::::::: :: レ'ノ だからエロいSSとそうでないSSの区別は「字面」で分かる!
:::::::::::::: ::: レ'⌒ヽ
ヽ-───i===i─-}ァ' ノ こいつはエロいッー!
、` ー-===-゚---゚==‐' / 876たんの雰囲気がプンプンするぜッ─────ッ!!
、`¨フ>;''ニニゞ,;アニニY´; )
_、;;)¨´,ニ=゚='" ,.ヘ=゚:く {ッリ' こんな萌えエロには出会ったことが
i1(リ r;:ドヽ K ねえほどになァ────ッ
ヾ=、 に二ニヽ `|; )
_,ノ| i. {⌒゙'^ヽ.{ i;; ヽ 表現が稚拙だと?
_,ノ!i ヽ、 ヾ二ニソ ,';;; ;;冫=:、 ちがうねッ!!
_;(|.!. \ ‐っ /!;;; ;;/ 、''"\__
'ト、\. ,ゝ、.二..イリ\ / ー1\'ニゝヽ_ このSSは、スレ始まって以来の極エロだッ!
:ヽ `ニア ,. -┴‐‐' ー-:l :=ゞ=ソ」=ヽ
:::::\ ニ=ト、.i___`ー-┴-、ノ . l __l| ,ニト、くヽ 876スレの皆さん
l::::::::::\ー:ト __}/ト、゙ ー-‐| ,ニ|ゞ=ハ `¨´ー- 早えとこ
;ニ=ー:::::::ヾト、._  ̄ ノ|::ヽ ニ._‐-ゞ=' .ノ ::|::::::::::: ブラボー、ワショーイって叫んじまいな!
:\:::::::::::::::ヽ  ̄ ̄ !:|:::::  ̄ ̄ ::::|::::::::
/ ̄ ̄ ̄ ̄`丶、
,.-''⌒´ \ いらっしゃいませっ………
/ ⌒` ヽ
/ i"'"! !`、 | 876作品エロパロスレへようこそっ……!
'/ イ| | | i i、 \ |
|ィ′ / /ノ j lノ ヽ\ヾト、、 丶 ヽ 当店では神の降臨後であっても、SS職人さんは
l'|.イ ,イ' ``丶、 ×´\\\ i
|へ.| ===。=、 = 。==== ヽ \、 | 誰でもウェルカムっ……!!
|.` ー‐ '/ ー― '" |ト、 |
| / ||,) |ヽ. | ご自由にお書き込みくださいっ……!!
|.く__ - 丶 |!'ノ i||
ハ ー――‐一 /! i |_ |
゙イ,`、 === / ,|||| ~"'''‐-
,. -‐'''"~ヽ. / ノノノ/|
\__/ / |
| \ / |
| ヽ/ |
グジョーブ。
オチまでついてるのが876作品みたいでいい感じですた。
神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
激しくぐっじょぶ!
続編キボン!
吉田たんを激しくキボン!
ー十ー | ー十ー ー¬
「 ̄ ̄ ̄フ 十¬ ーー十ー _| 、 、 、
 ̄フ | | トー | | ー十ー | 十ーー
ー十ー / | 人| _」 | ー十ー | / ーフ
J ノ J ノ \____ノ `ー' □ー `ー' ノ ーー
__,,,,,,
,.-'''"-─ `ー--─'''''''''''i-、,,
,.-,/ , !,, \
( ,' _ノ ヽ-、,,/''ー'''"7
`''| ' }⊃ ``ー''"
! '、 i
'、 `-=''''フ'ー''ヽ、 /ヽ、-─-、,,-'''ヽ
\_/ ヽ--く _,,,..--┴-、 ヽ
``" \>
_,,..i'"':,
|\`、: i'、
.\\`_',..-i
.\|_,..-┘
曙ハケーン
ここは神スレですか?
自分は新参者なんですが、新年早々いいものを見させてもらいましたー。←SS
オレカラモメロンパンドゾー
つ(#)
俺は今、神を垣間見た・・・
2004年か・・・いい年になりそうだ。
>>141氏に万言、いや億言にも尽きせぬ感謝を。
そしてあなたの2004年に天下無敵の幸運を。
2004年の最初に神を見つけました。
今年はいい年になりそうだ
神様発見!
よきかなよきかな、
今年は燃える年になりそうじゃ。
保守
216 :
名無しさん@ピンキー:04/01/05 10:49 ID:E1U9fBwe
すごすぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
完全にノックアウトされますた。
今まで読んだSSでもっとも萌えた。
これからも頑張って下さい(このスレで)
良スレに萌えSSが投下される。こんな素敵なことって
ほかにない!
悠二「そう・・上手いよ、シャナ・・すごく・・・もうドルアーガの塔だよ・・」
時と共に激しさを増すシャナのディープダンジョンに、悠二はエキサイトバイクしていた。
正直、いまだ子供のシャナでは充分満足できるボンバーキングは得られないと思っていたのだが、
シャナの激しいディープダンジョンは思った以上のビックリマンワールド。
シャナ「悠二、どう?月風魔伝?」
悠二「あぁ・・・すごく、源平討魔伝だよ・・」
自分の上で腰をエグゼドエグゼスするシャナのポパイを愛撫する。
悠二「愛してるよ、シャナ・・・こんなじゃじゃ丸の大冒険しちゃった以上、もうシャナをディグダグしたりしないから・・・・・・・」
シャナ「うん・・・ぅ、ん・・ディグ・・ダグしないでっ・・私たち・・もうチャレンジャーなんだから・・・!」
悠二はシャナのピンボールを舌でバブルボブルし、シャナはエグゼドエグゼスを更にマッハライダーする。
悠二「ああ・・・シャナは最高のマイティボンジャックだよ・・!」
シャナ「私・・もう・・・ダメ・・・スペランカーしちゃう・・・!」
シャナの水戸黄門はもうメタルマックスだ。
するといきなりMOTHER千草が急に扉をデビルワールドした。
MOTHER千草「あなたたち・・・ハリキリスタジアーム!!」
怪電波キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
なんとなく意味が分かる漏れがいた。
上に同じく。
良質のネタと極上のエロ萌えSSをお届けする萌え燃えエロパロ876スレ(;´Д`)
ネタすぎだろ(;´Д`)笑えるけど
さて、神の後に続く勇者はいるか?
いたじゃんネタの神が(?)
まあ本スレ同様マターリと待ちましょう
吉田ちゃん分が不足してきた。
それは…シャナたん分とか姐さん分とかみたいなものか?
はっはっは
当たり前だろう
佐藤と田中の筆おろしをするマージョリー様のSSキボン。
それは怖くないかw
本当に三枚におろされたりしてw
(゚| |∀| |゚)
こんな感じ?
/⌒⌒⌒⌒\
彡 (I\)))))/I))
彡 = = \ <三枚に下ろすなんて器用なことはできねーよな、ヒャッヒャッヒャ!
∠⌒/ |\______)
∠⌒/ |(/VVVVVVV
∠⌒/ | ヘ.|l.゚ ヮ゚ノ|! <私は踏みつけるのが好きなのよ!
/| ∠⌒/ \/VVVVV) ∧∧∧
// ∠⌒ | \  ̄ ̄ ̄/( )
( 入 ∠⌒/ \ ⌒\ / ̄__/
ヾ ヽ∧∧∧∧/( ) `VVV ) ̄
\ ⌒⌒⌒⌒ / >ーー-、 >ーー-、
`ーーーー/ (\\\ (\\\
 ̄ ̄ ̄ ̄~⌒⌒⌒  ̄~⌒(;´Д`)/
>>235
なんか、本スレで
>>235 と思しき香具師がボコボコにされているんだがw
早朝、教師が現れるまでの隙間を縫って生徒たちのざわめきが支配する教室
その一画で吉田一美は、持ち主の現れない席を見つめていた。
(どうしたんだろう、坂井君…)
いつもその席で自分に笑顔を見せてくれる同級生の顔を思い浮かべ、そっとため息をつく。
(ふだんならとっくにきているはずなのに…)
「坂井なら休みらしいよ」
「ひゃあっ!」
突然の声にイスの上で硬直しつつ飛び跳ねるという技を披露する一美。
「ごめん、おどかすつもりじゃなかったんだけれど」
「い、池君…」
振り向くといつの間にか背後に立っていた級友が申し訳なさそうな顔を見せていた。
常に如才なく振舞う万能選手の彼だが、あまりにもさりげなさすぎて接近に気づかなかった。
もしそれを本人に告げたらおそらくひっそりと胸中で涙を流すだろう。
そのあたりの彼の複雑な感情に一美は気づいていないが。
「季節外れの風邪らしいよ。あいつも運が悪いというかなんというか」
「そうなんだ…」
一美の胸に少し不安がよぎる。
(大丈夫かな。夏風邪はしつこいって言うし)
悠二の心配をしていた彼女だったが、ふと名案を思いつく。
(そうだ、学校が終わったらお見舞いに行こう)
それなら堂々と坂井家を訪れて悠二と話すことができる。
いろいろと差をつけられている平井ゆかりとの距離を縮めるチャンスかもしれない。
そう思うとやる気と勇気がわいてきた。
「教えてくれてありがとう、でもよく坂井君が風邪だってわかったね」
「ん、ああ、まあ、ね…」
彼にしては珍しく歯切れの悪い返事が返ってくる。
「?」
彼が向けた視線の先にいたのは――
(ゆかりちゃん!?)
おそらくこのクラスで最も耳の早い池よりも先に彼女が悠二の病欠を知っていた。
それが意味するものはまさか――
膨らんでいた気持ちがしぼんでいく。
(!! ダメダメ、坂井君に言うって決めたんだから! 負けないんだから!)
気合を入れなおす一美。
だが思考に気をとられていた彼女は、自分の背後ににじり寄る影に気づいていなかった。
「そりゃ!」
「き、きゃっ!」
突如わきの下から伸びた腕が、一美の胸をわしづかみにした。
突然の出来事に混乱する彼女をよそに、腕の持ち主が叫ぶ。
「緒方キョーカン! 大変であります! これはおそらくDはあります!」
「D!? ま、まさかそれほどのものだったとは…」
「侮れないわね吉田さん」
「くぉら男子! じろじろ見るなっ! 散った散った!」
いつの間にか女子の大群が周りを囲んでいた。思わずなみだ目になりながら中心にいる女子に抗議の
視線を向ける。
「お、緒方さん…なんで……」
「あーごめんごめん、謝るから泣かないでほら。いやね、今日みんなで水着を買いに行こうって約束
してたでしょ。そしたらなんか吉田さんの胸のサイズがどのぐらいかって話になっちゃってさ、つい」
そんな理由で…と言おうとして首をかしげた。
「水着…?」
「あーっ! 忘れてるよこの裏切りモノ! 先週行こうって約束したじゃない」
「あ……」
「もーっ、放課後依田デパ−トに集合。今度は忘れないでね」
「え、えっと、私――」
今日はちょっと都合がと言いかけたところで、間の悪いことに始業の鐘がなった。
「じゃあ待ってるから!」
答える間もなく、女子たちは席に戻っていく。
結局その後も断りの返事を切り出せず、吉田一美の放課後はクラスの女子たちとの買い物と相成った。
「ミステスでも風邪ひくんだなー…」
「たるんでるからよ」
そっけない返事。ある程度予想していたこととはいえ、やはり少し暗鬱な気分になる。天井を眺めながら
坂井悠二はため息をついた。
体調はかなり悪い。関節の痛みやら熱やらで思うように体が動かせない。
(考えてみれば死んだ後でさらに病気になるって理不尽な話だよな……)
その理不尽な状況に対して、となりにいるフレイムヘイズからはいたわりの言葉もない。
アラストールが携帯電話に擬装していて、追い討ちがかからなかったことが唯一の救いか。
それでも一応こうやって放課後に自分の部屋まで来てくれるのは心配してくれている証拠
……だと信じたい。
と、階下から千草の声が聞こえた。
「シャナちゃーん、ちょっといいかしら」
「ん、すぐ行く」
さっさと立ち上がって出て行ってしまう。
きっと心配してくれている……はずだ。
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
久しぶりで感動でつ
一階では千草がなにやらぱたぱたと身支度を整えていた。
「あ、シャナちゃん。もうしばらくしたら私はお買い物に出かけようと思うんだけれど、その間お留守番をお願いできないかしら」
もちろんシャナに断る理由はなく快諾する。が、もうひとつの頼みは少々戸惑った。
「それで万が一のときのためにシャナちゃんの携帯電話を貸してほしいんだけど…」
もともと電話としての機能をなしていないものを貸すべきかどうか、もしばれたら説明がややこしくなる。
それに中にはコキュートスが入っている。
「もし何かあったら私にかけてきてほしいの。私はかけ方がよくわからないし…」
「…うん、わかった」
やっぱり千草の頼みは断りにくい。もし千草が電話を使ったら「使い方がおかしかった」とごまかそう。
望めばコキュートスはいつでももどってくるし。
それに、悠二と二人っきりという状況に心惹かれるものがあったのも事実だ。
(ごめんねアラストール)
心の中で紅世の王に謝る。
二人になったら何をしよう。おかゆでも作って食べさせてあげるのもいいかもしれない。
(でも自分から作るのはなんかまるで私が作りたくてしょうがなかったみたいだし…)
何とか悠二のほうから切り出させる方法はないかと考えていると、玄関のチャイムが鳴った。
「シャナちゃん、悪いんだけどちょっと出てくれる?」
それより少し前
買い物を済ませた吉田一美は,坂井家への道を急いでいた。
(ちょっと遅くなっちゃった…)
胸には買ったばかりの水着が入った袋と、見舞い用の果物を抱えている。
(それにしても…この水着は大胆すぎるかなぁ…)
今年の夏は思い切って大胆な自分を演出しようと思って選んだのだが、レジへ持っていったときに後ろに
並んでいた緒方が
「吉田さんそれホントに着るの……?」
と顔をやや引きつらせていたのを覚えている。
(で、でもこういうのが男の人はすきだって聞いたし…坂井君いいって言ってくれるかな…)
悠二の前で水着姿を披露する自分の姿を思い浮かべる。
(……………………やっぱり別のにすればよかったかも)
それ以前にまだ一緒に海なりプールなりに行く約束もしていない。ちょっと思考が先走っている。
あれこれ考えているうちに坂井家の前を通過してしまったことに気づき慌てて戻る。
(なにやってるんだろう、しっかりしなきゃ)
息を整え、服装を軽く正してからチャイムを鳴らす。
ドアの向こうからおそらく家族であろう誰かの足音がち被いてくる。
はじめて訪れる悠二の家と家族とのファーストコンタクトに、一美の心臓がばくばくと音を立て始めた。
(だ、第一印象は良くしないと!)
開かれる鍵。
回されるノブ。
そしてドアの向こうから現れたのは――
『――なんでお前/ゆかりちゃんがここにいるの!?』
続きが来てる〜〜!!!
緒方たんも引いちゃう大胆水着持参だ〜!
邪魔なアラストールも追い払った〜!
最終戦争勃発!
続きを頑張って下さい。
(゚∀゚)神のヨカーンっていうか神
神 コ ロ 様 が 来 て る !!!!
神コロ様キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
251 :
名無しさん@ピンキー:04/01/18 15:38 ID:8Xyqhg9C
笑いってステキやん
個人的にはアンタのカキコの口調のほうがステキ
期待しとります
素晴らしい。ガンガレ。超ガンガレ
緒方キョーカンはそこまで地位が高かったのか…。
256 :
水差し人:04/01/19 00:00 ID:oP0T19/D
その男は悩んでいた。
どうすれば、あの男(?)を駆逐できるのか。
どうすれば、あの男(?)を引っぺがすことができるのか。
奴は、プロフェッショナルだ。
意思を燃料にした瞬間移動が可能なそいつは、例えどこに閉じ込めようとも、どんなにきつく固定しようとも、なんの苦もなく現れる。
もちろん、奴を根本から無視することはできる。
しかし、それでは材料が足りないのだ。
男が求める材料は、山ではなく平地なのだ。
双つの柔らかい丘ではなく、双つの小さなボタンなのだ。
どうすればいいのか。
そこで男は思いついた。
男「そうだ、アラストールみたいな邪魔なもんひっついてるシャナたんなんか諦めて、新しいナイ乳キャラ作ってSS書けばいいじゃん」
?「もうそれSSじゃねーよ」
876スレはこっちでもネタ満載でつかw
大きくても小さくてもなんで来い!…ってうわ何するんdhcijr
>>261 えっ?
だ、誰だ。誰の許可を得て、そんなことを決定したんだ?
私は聞いていないぞ。
毎日俺が揉んでいたから大きくなりました
負けじとオレがシャナタンをおっきくします
265 :
へかてー:04/01/20 00:38 ID:2uR7pFLE
>>265 ヘカテーたんのAAがなくてショボーン (´・ω・`)
(つд∩) ウエーンウエーン ヘカテーたんのAAが無いよう
(つд∩) ウエーンウエーン 他のみんなのAAはあるのにい
つ・д∩)チラ
(つд∩) ウエーンウエーン ウエーンウエーン
アナテマ氏が前に作ってたよ。↓コレ。
ノ- ーーーーーーヘ
〈\,-ーーー-、/〉 .ノ,从.ノ,从,.ノ.ノ
↓ >,,,-ーーー-、<↓ ,从.ノ,从.ノ,从,)ミ彡ミ彡))
/〆ノハヾヽヽ ヽ ,,从.ノ,从.ノ,从.ノミ彡)ミ彡ミ彡
(((( ゚ -゚ノ)))) ゴオオオオ・・・ ,,..、;;:〜''"゙''"゙゙ ∧ ∧゙,从.ノ 彡ミ彡)ミ彡)
ノノノ [臼・>)))\ _,,..、;;:〜-:''"゙⌒゙ .ノ,从.ノ, ,从.゜∀゜),从.ノ
/ / \つ::::::゙ ,从.ノ ,ミつ つ,从.ノ ←
>>266-267 ノ 人 〉〉\``゙`゙"''〜-、:;;,_ ,从.ノ人 ヽノ ,从.ノ
^^^^^じじ'^^^^^^ "⌒''〜"⌒''〜 し(__),从.ノ メラメラ
モエテ・・・
>>256-268 そういうことは本スレでやりなさいっ!
普通だったら「ネタスレ逝け」って言われるんだろうなあ……。
まだかまだかと急かしてSS書きさんにプレッシャーを与えまいとする、住人の優しさなのですw
えーと、じゃあ本スレではやりにくいちょっとえろネタで。
カップサイズ予想
A シャナたん、ティリエルたん
B ヘカテーたん
C ヴィルヘルミナたん
D 吉田ちゃん、千草ママン
F マージョリー
だと漏れは思うんだが、どうよ?
21歳以上のこのスレの住人の妄想力に期待する。
ママンはCで十分と進言。
あと、AAのツッコミは猛烈にレスが進んでしまうので、自粛の方向でどうか。
シャナに「貧相な胸」と言うくらいだから、ティリエルは少なくともBはあると思われ。
AA シャナたん
A ティリエルたん
B ヘカテーたん
C ヴィルヘルミナたん、千草ママン
D 吉田ちゃん
F マージョリー
緒方タンはどこら辺?
スリムらしいのでA〜Bあたり?
「男なんてみんなこれ目当てみたいなもんよ」
……悠二、対象外宣告(笑)。
マダカナ
マターリ待とう
メロンパンプレイを誰か書いてくれないかな。
悠「シャナ、そこ違うよ」
シ「違うって、何が?」
突然だが、こんなシチュエーション妄想が頭をよぎった。
「わ、わ、ダメですよヴィルヘルミナさん、そ、そんなとこ、されたら……うぅッ」
「この程度で音を上げていては、話にならないであります」
「拙早」
>>280 喜べ、本スレに仲間がいたようだ。
571 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 04/01/22 02:39 ID:3jRqbk78
>>570 ガリッ。
「千草、ナニか噛んだ」
「あらあらまあまあ」
「!!!!!!(声にならない)」
さらにさらに。なぜ向こうの方がエロンパンなんだw
573 :イラストに騙された名無しさん :04/01/22 05:37 ID:Cvwxz/Yt
「あ…っ」
「悠ちゃん、動いちゃ駄目だって言ったでしょ?めっ。」
「そんな所塗られたら、誰だってこうなるよ!」
574 :イラストに騙された名無しさん :04/01/22 05:41 ID:hTQoZijO
「千草、このメロンパン 変わったクリームが入ってるのね」
「あらあら 栗の花の匂いがするわね」
284 :
256:04/01/22 20:15 ID:Klfh/sLi
書いた本人は、オチはどうでもよかった。
ただ、「奴は、プロフェッショナルだ」を自分で書きながら爆笑した。
自分の文章の、しかも的外れなとこで笑う未熟者。
おかしみを感じたのなら笑えばいいのさ。
そして君はもう一度書くんだ。萌えを。
あんたかっこいいな
最後の言葉がなければなw
このスレも本スレ並に賑わってきたな。
なんか嬉しいな。
あとは第二第三の神か職人さんが降臨するだけだ。
ちゃぷん。
何故こんな事になったのだろう。
思い人の家の風呂で湯に浸かり、
彼女−平井ゆかりがシャワーを浴びるのを不躾にならぬよう、横目で眺めている。
彼女は同姓である自分から見ても綺麗と思えた。
自分の様に余計な肉は付いておらず、普段の立ち振る舞いと相まって、
見る者に清冽な印象を与える。
その上、勉学スポーツ共に抜きん出ていて、小さな体と相反して大きな存在感を持ち、
なにより、自分よりずっと多く「彼」と時間を共有している。
そう思うとなんとなく惨めな気分になり、それを隠すために湯船の湯で顔をバシャバシャと洗った。
「………」
風呂に入ってから、一美は言葉を一言も発していない。
しゃわわ〜。
何故こんな事になったのだろう。
いつもの夕食前、いつものように風呂に入り、
だが、彼女−吉田一美の前でシャワーを浴びている。
彼女は同姓として羨むべき存在といえた。
自分の様に貧相な凹凸ではなく、普段の立ち振る舞いと相まって、
見る者に柔和な印象を与える。
その上、自分の思いをはっきり口にする勇気を持ち、
主張の大きい体と相反して常に一歩引く態度を取り、
なにより、彼女と接する時の「あいつ」はとても優しい目になる。
そう思うとなんとなく悔しい気分になり、それを隠すためにシャワーで頭をガシガシと洗った。
「………」
風呂に入ってから、シャナは言葉を一言も発していない。
291 :
290:04/01/23 01:58 ID:bqBWAhWx
序文だけ書いてみた。
需要があればこの先を書いてみようと思うが、どうだろうか。
あ、でも、>>239-
>>245 氏の続きが来るまでうpしないほうがいいか。うむむ…
とりあえず寝てから考える。ノシ
>>291 寝る前にこれだけは言っておく。
GJ!
続きをカモーンなのだ。
神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!?
ぐっじょぶ!
続きを期待するのであります。
起きたら神が降臨していたという喜び
続きを期待します
296 :
290:04/01/23 19:00 ID:bqBWAhWx
ヤベ。もしかして期待されてる?うう、プレッシャーかも。
これから続き書くんで…えーと、あんま期待せんで待って下さいな。
297 :
245:04/01/23 19:55 ID:gCdm8sTM
>>290 こちらの製作状況が遅れているので遠慮せず投下してくれ。あとちなみにこちらのSSはアナテマ氏が以前SSスレに書かれた作品をリメイクしたものです。告知が遅れて申し訳ない。
298 :
245:04/01/23 19:56 ID:gCdm8sTM
>>290 こちらの製作状況が遅れているので遠慮せず投下してくれ。あとちなみにこちらのSSはアナテマ氏が以前SSスレに書かれた作品をリメイクしたものです。告知が遅れて申し訳ない。
プレッシャーかける気はないので各氏マターリマイペースに製作して下され。
本音的にはチョトずつでもあれば嬉しいですがw
あんまり気にせずにマターリ書いて下され
おそらくここの住人はSSの続きが出るまでは
抱き枕をおかずにするので無問題。
事の起こりはいつものごとく、である。
帰ろうとした一美に池が声を掛けたのだ。
曰く、明日は小テストだというのに、悠二はノートを忘れていってしまった。
ついては、これを届けて恩を売ってやれ、と。
毎度ながら池の抜け目のなさと気遣いに感謝しつつ、一美は坂井家を訪ねた。
初めて訪れる思い人の家である。
期待に胸を(いつも以上に)膨らませ、些か浮かれるのも無理からぬ事だろう。
だがそれも居間兼応接間に通されるまでだった。
そこに、彼女−ゆかりが居たのである。
妙な事になった、シャナは思った。
自分を見た時の一美の表情は、「なぜ」と言っている様に見えたし、
「やっぱり」と言っている様にも見えた。
それからの一美は前を向いたり下を向いたり、悠二に語り掛けようとしたり押し黙ったり。
ノートを渡してさっさと帰ろうか、
それとも自分がいる内は帰る訳にはいかないのか、逡巡している風情だ。
と、そこに千草が紅茶を勧めながら、夕食を食べていってはどうか、と申し出た。
「あ、はあ。」と要領を得ない返事を返す一美に、
「じゃ、決まり。」とはしゃぐ千草。
その事自体には特に感慨はない。シャナが慌てたのはその後だ。
「お夕飯にはまだ掛かるから、二人でお風呂に入っていらっしゃいな。」
二人って事は、自分と悠二が…そんなコトそんなコトそんなコト…
いやまさか、一美と悠二が…許さな許さな許さな…
ってそんなわきゃないか。と言う事は、自分と…
「え?ゆかりちゃんと…?」
一美も同じ考えに至ったらしく、控え目に不満を表す。しかし、
「ね?」
二人の不満は一瞬で封じられた。
人生経験の乏しい(年数の問題ではないらしい)二人が、
千草必殺の「微笑みプレッシャー」に抗えるはずもなかった。
盆と正月が一緒に来た時はただ喜べばいいが、天国と地獄が一緒に来た時はどうすればいいか。
憎からず思っている女の子二人が自分の家の風呂に入っているのである。
悠二としては、いや健康なオトコノコとしては、通常ならヒャッホウな状況であるのだが、
問題は、その二人も悠二の事を憎からず思っているらしい、ということである。
という事はつまり−自惚れを混ぜて言うなら−ライバル関係にある二人が、
顔を突き合わせているのである。
しかも、仮に一触即発の事態になったとしても、今風呂場は禁断の地と化している。
近付こうものなら痛い目を見るどころか、自宅も学校も今後は針のムシロとなるのは確実だ。
悠二は今、嬉しくて仕方がないのに気が気じゃない、という極めて稀な精神状態にあった。
母に頼るかと台所を覗いてみると、千草はシチューを煮込みながら、
携帯電話片手にアラストオル氏と子育て談義に花を咲かせていた。
彼を援護する者は、いなかった。
きゅ…
シャワーを止め、立ち上がる。
「空いたわよ。」
「う、うん…」
視線を合わせることなく入れ替わる。
もし合わせてしまったら別の部分に目がいってしまい、さらに悔しい気持ちになるから、
とはシャナ自身気付いていない。気付いたとしても認めない。
湯に体を埋め、全身にじんわりと熱が染み入ってくるのを感じると、思わず吐息が漏れる。
胸の中の小さなモヤモヤが解けていくのを感じながら、ふと目を横に転じ…シャナはギョッとした。
しゃかしゃかしゃかしゃか、ぷるぷるぷるぷる、
しゃかっしゃかっしゃかっしゃかっ、ぽよんっぽよんっぽよんっぽよんっ。
一美が髪を洗う動きに合わせて、胸が、震えている、揺れている。
しまった。見てしまった。
頭では見たくないと思っているのに、目が離せない。
そういえば、男子達が横目でちらちらと一美の方を見ては、
小声でほくそ笑んでいるのを何度か見かけた事がある。
男はこういうのがいいのだろうか。悠二も例外ではないのだろうか。
それに、同性異性を問わず友人が多く、そばには常に複数の者がいた。
それは彼女が持つ独特の「柔らかさ」故だろう。
外見的にも内面的にも、自分には持ち得ないものを持っている一美に、
シャナはただ見とれていた。自分が今どう動いているか気付かない程に。
「彼」の家でシャワーを浴びる。
その点だけなら、一美は今幸せの絶頂である。
だが実際はそうではない。
シャワーの滝の向こうに、凛とした美しさがあるからだ。
湯船の中で次第に薄桃色に染まっていくゆかりは、つくづく可愛らしく、綺麗で、艶かしい。
誰もが彼女を敬愛し、誇らしく思い、頼りにした。
しかもゆかりの可愛らしい外見と凛とした態度により、決してあからさまでない形で。
そういえば、クラスの皆が、いや場合によっては教師までもが、
彼女を憧憬のまなざしで見つめているのを何度か見かけた事がある。
坂井悠二もそうなのだろうか。
彼も自分の知らない時に自分の知らない所で、彼女にそんな視線を向けているのだろうか。
性格的にも能力的にも、自分では追い付けっこないゆかりを、
一美はあえて視界に入れない様にして髪を洗っていた。
だからゆかりが今どう動いているか気付かなかった。
むにゅ。
ゆかりちゃんが、私の胸を、さわっている。
その事実は、一美をパニックに陥れるには充分だった。
そのサイズ故か、友人(女子限定)に胸を触られるのは一再ではない。
時には鷲掴みさえされることもある。
だから普通の女子よりは、一美は触られ慣れていると言える。
だが、最もそういう事をしなさそうなゆかりが、
しかも普通はそういうことをする時はおどけた表情でするものだが、
ゆかりは至って大真面目に、何かを調べているかの様な表情でいた。
一美はすっかり固まってしまっていた。ゆかりも触って何をする訳でもなく、
ただ湯船から体を乗り出して一美のふくらみに手を当てている。
「ゆ…かり…ちゃん…」
ようやく声を絞り出すと、ゆかりの瞳に色が戻っていった。
そして、そこで初めて自分が何をしていたか気付いたかの様に、びくんと手を引っ込める。
ただその際に、ゆかりの指先が、先端に付いている、薄桃色の小豆を、さらりと撫でた。
「んっ…は…」
一美があげた吐息はわずかだったが、背筋に戦慄えが走ったのを見逃しはしなかった。
なぜそうなったのかシャナには分からない。
なぜかは分からないが、そうすればそうなるという事は理解できた。
だからシャナは、一旦引っ込めた手を再び一美へと伸ばした。
「ちょ…ゆかりちゃん…何を…」
一美は肘で手を払いのけようとする。
だがシャナにとっては湯船から出て、座っている一美の背後に回り、
肘をかわして手を潜り込ませるなど造作もない事だった。
むにゅ、むにゅ、もにゅ。
「や、やめ…やぁっ!」
この期に及んでなお控え目に抵抗する一美。
それが何となく気に入らなくて、シャナは指の動きを尚一層速くする。
「や…は…ん、んんっ…」
一美の反応が次第に変わってきた事を見て取ると、シャナの表情は
初めて犬の頭を撫でる幼児のそれから、カブトムシの群れを見つけた小学生のそれへと変わっていった。
ここで、さっきの反応はさっきのあれのせいかどうか確かめてみようと思い立つ。
「ゆかりちゃ、やっ!そこは…」
シャナの指が、すでに桃色となって息づくそれを、捉えた。
「んくぅぅ!」
先端に軽い電撃が走る。
一美は今、ゆかりの指がもたらす快感に翻弄されつつあった。
自分の部屋で自分を慰める時に「彼」の指を想像しながらそこを弄ぶ事があるとはいえ、
感じたくもないのに感じてしまう自分が恨めしい。
くりゅ。(あ、ま、また…)
またも電撃が走り、肩がガクンガクンと上下する。
ゆかりは飽きもせずに指先でそこを転がしている。
「ん…むぁっ…ゆか…り…ちゃ…ゆかぁぁぁ…」
自分はどうなってしまうのだろう?
最も思う人の家で、最も屈託を以て接する相手に、こんな事をされるなんて。
ゆかりの手が、指が、「思い知れ!」と言っている様な気さえしてくる。
…と、ゆかりの手が止まった。
「…?」
背後を見遣ると、ゆかりは自分の身体を見下ろし、なにやら気難しい顔をしている。
一美の反応が面白くて、シャナはそこばかりを弄んでいた。
右にひねれば一美の身体は左に跳ね、上に転がせば下に捩れる。
こんな小さな部分で人の身体がこうも動くとは。
指先で隠れてしまう様な…と、そこでシャナは一つの事に思い至った。
一美のそれと自分のそれを見比べてみる。
大きさは共に小豆大、色もさして変わらない。
だが一美のそれはいかにも小さく、目立たない印象を受ける。
翻って自分のそれは妙に目立つ。
その違いが「土台」によるものであるのは考えなくても分かる。
その事が、シャナの一美に対するある種の思いをじりじりと焦がす。
シャナは唇を突き出し、眉根を寄せて立ちつくしていた。
チャンスだ。
何のチャンス?
逃げるチャンス、とは一美は考えなかった。
普段の自分なら逃げ出していたかもしれない。
だがこの時の一美は、ゆかりに対する憧憬(負けたくない)、
劣等感(負けない)、「彼」への思い(ゆかりちゃんには、負けない!)など様々な感情が相俟って、
やりかえすチャンス、としか思い浮かばなかった。
だから、一美はゆかりの胸に突進した。
虚を突かれた。
正面からドン、と衝撃を受け、我に返った時にはシャナは一美の体の下にいた。
さてどうしたものか。
抜け出るには殴り倒してしまえば話は早いのだが、相手は普通の人間であり、しかも女の子である。
そんなことをする訳にもいかない。
…などと冷静に考えていたのが悪かった。
シャナは相手の狙いに思いを巡らせるべきだった。
一美はシャナの上に乗ったまま、あるかないか分からない様なふくらみの頂にある突起に唇を寄せ、
はむっ、ちゅるるっ。
「くぁぁぁっ!」
生まれて初めての感覚がシャナを襲う。
なおも唇を蠢かす。
「んあっ、はぁ…は、ふぁぁぁぁっ!」
目の前にパチパチと火花が飛んだ様な気がした。
一美を跳ね除けようにも、これだけでシャナは既に腕に力が入らなくなっていた。
どうして?どうして…こんな…
さっきまで自分がそうしていたのに、それを自分がされた時にどうなるか、
という事に思い至らないのがシャナのシャナたる所以である。
こと色事に関しては。
効果絶大を知った一美は口を総動員して、転がし、舐り、吸上げ、甘噛みする。
そのたびにシャナは、反り返り、髪を打ち振るい、戦慄き、力無い嬌声を漏らした。
一美は、ゆかりのあまりの反応の良さに少々驚いていた。
自ら慰める事を知っている一美は、色事に関してはゆかりに比べてかなりの上級者である。
いや、相手が初心者過ぎるだけなのだが。
だから、ここで当然の疑問が湧き上がってくる。
女の体には胸以上に敏感な所がある。
胸でこれだけ乱れるならば、そこを愛撫したらどうなるのだろう?
一美は肩を押さえつけていた右手を、そろそろと下に伸ばした。
311 :
290:04/01/24 01:26 ID:X+Q7mx/N
うう、むちゃくちゃ長くなってしまった。
初喘ぎまで何レス使ってんだ自分…_| ̄|○
しかも改行数とかなーんにも考えないで書いたんで
うpするのに何回も組み替えなあかんかったし。
広く占領して申し訳ない。
おっぱい編wはここまで。
もし続きの需要があるなら、この先は…ふっふっふ
次からはもう少し考えて書く事にするよ。
ヨシでもゴルァでも反応してくれると嬉しい。
んじゃ明日も仕事なんでもう寝るよ ノシ
ふふふ、まさかVSがこんな対戦だとは夢にも思いませんでしたよ。
前置きが長いのも、一つの場面をねっとりどっぷり描くのも、むしろ大歓迎ですよ。
改行も推敲しただけあって読みやすいですし、量的にも何の問題も無し。
続きを期待して私も寝ます。
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
リアルタイムで見せてもらいましたよ(*´д`*)
続きは明日か?明日か?明日なのかー!!!
とりあえず期待しとりますよ。
き、きゃっとふぁいと……。
どうしてそんなに萌えさせるんだゴルァ!
続きの需要? そんなもの、あるに決まっているではないかぁ!
ヨシ、さっそく抱き枕にダイブして妄想開始だ!
……いやほんと、マジ続きお願いしますよ。
神
降
臨
!
この後悠二を含めて3P…なんてこともあったりして(;´Д`)ハァハァ
>>316
それはそれで面白そうだが、収拾がつかなくなる気がス
どう収拾がつかなくなるかは突っ込まないでくれ。
なので作者さんにお任せキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!
激すく萌えぇ(;´Д`)
ヒャッホウわらたよ(w
320 :
290:04/01/24 17:56 ID:/3yysZJc
今出先なんで携帯からで失礼。
皆様反応トンクス。
今日は戻れそうにないんで、うPは無理そうっす。
申し訳ない。明日がんばるっす。
3Pかあ、考えてなかったなあ。
お部屋でvsでも書こうかな。っていつの話やねん。
お好きなように書くのがよろし
のんびりやってくださいな
今、ヴェドゴニアやってて、ふと思ったんだけど、
フレイムヘイズや徒は存在の力で傷を治すことが出来るんだよな。
という事は存在の力を使うと膜も再生することができるって解釈をしてもいいのかな?
>>323 難しいな
ちょっと朝まで語らないか?
お互いにとって有意義な時間になると思う
>>323 『吸血鬼のおしごと』じゃ
吸血鬼化する前に残っていれば、
その後破っても再生するようなこと書いていたが。
……そういえば『零時迷子』搭載の"永遠の恋人"は毎晩再生していたことになるな。
>>323 「こんなに痛いの、もうやだ。」
できるけど再生してくれません。
>>327 まあシャナタンの場合は膜の有無に関わらず狭すぎて…
シャナタンは何回やっても処女
そおか
>>329は後ろが好きか。
, '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
| |ミ、、_ ii _彡| 「 や ら (以下省略
シャナは膜を破られる度にイク様になるまで調教されまつ
千草ママンに
一美の手が、肩から脇、腰、腿へと滑っていく。
それだけでゆかりはぎくん、と固まってしまう。
予想通りの反応に内心ほくそ笑みながら、腿のすべすべした感触を楽しむ。
そう、この時の一美には楽しむ余裕すらあったのだ。
だから完全に力の抜けた脚を開かせても、すぐに核心を突く事はせず、
腿の内側、股関節のすぐ下を、円を描く様に撫で上げる。
「う、く…く…くくぅぅ…」
ゆかりは身体を這い登ってくる何かに必死に堪えている様に見えた。
ゆかりの表情を微笑ましく眺めつつ、先ほど覚えた興味がまた頭をもたげてきて、
一美は親指と中指を添えると、先程まではただの線一本だったそこを、くつろげた。
くちゅり。
可愛らしい音と共に粘りけの少ない雫が、一筋こぼれ出し、緩やかな曲線を描く。
「ひっ…ひ、はぁぁ…」
小刻みな震えがゆかりの全身を走る。
続いて、くつろげたままの花弁を人差し指でくすぐる。
「ふぁっ、はあ…んんっ…」
すると、秘唇の上端から桜色の米粒がおずおずと顔を出した。
一美はその情景に、
─産毛しか生えていない恥丘に─
─手を離せば一本線に戻ってしまう秘唇に─
─そこから零れ出た雫に─
─ほんの微かに顔を覗かせる陰核に─
─シンプルな放射を形取る菊紋に─
目を奪われ、引き寄せられ、
ちゅ。口づけた。不思議と嫌らしさも汚らしさも感じなかった。
「ひあはぁぁぁ!」
今までにない程にゆかりの身体が波うつ。
舌で全体を舐めあげ、唇をすぼめて吸ってみる。
ゆかりの波はさらに大きくなり、一美は予想以上の反応に満足した。
しかし一美は気付いていない。自分が既にゆかりの上から退いてしまっていることに。
悔しい。
これ程までに自分の中に自分の知らない感覚があった事が、
それを自分に知らしめたのが悠二ではなく一美であった事が、
その一美に翻弄され、自分のものとも思えない声を聞かれている事が。
反り返り、捻れ、波打ちながら、シャナは唇を噛んだ。
そうしたところでその感覚が薄れる事はない。
それどころか、一美の指と唇が下がって行くに従って、
痺れに似たものから熱さを伴ったものへと変わっていく。
知らず、シャナの腕が掴む事のない何かを求めるかの様に、中空へと延びて行く。
未だ自分ですら触れた事のない場所で一美の唇が蠢く毎に、手が頼りなく開閉を繰り返し─
待て、何故腕を伸ばせる?
涙に濡れる瞼を無理矢理開くと、霞がかった視界の中に一美の下肢が見えた。
それは既に自分の上にはない。
それを知ったシャナのどこかで、何かに火がついた。
─負けない─
どうなれば負けなのか、どうすれば勝てるのか、そんな事は分からない。
ただ、このままにはしておけない。
手を伸ばし、脚を強引に割り開き、後ろの双丘をがしりと掴む。
「ひゃあっ!え?え?ゆかりちゃん?どうして?」
突然の逆襲に面食らったのだろう、脚を閉じようとするがその動きは鈍い。
構わず、先程胸に対してした様に指と掌を使って揉みほぐす。
「あぁ、ん、んは…」
一美が漏らす吐息が、最も敏感な場所をくすぐる。
思わず気が遠くなりながらも、シャナは横向きに寝たまま双丘を引き寄せる。
あごのすぐ下に、まだ淡い繁みを感じる。
今二人は互いの左腿を枕に、互いの急所を眼前に見ていた。
335 :
290:04/01/26 03:54 ID:SgAEfbT8
すまん、これだけしか書けなかった。
つーか週明けの晩に何やってんだ俺_| ̄|○
さすがにむっちゃ眠いんで寝るよ。
ワーイヽ(´ー`)ノ…って、俺も何リアルタイムで読んでるだろうねw
・・・・・・裸族になってティッシュ片手にスタンバイしていた俺はどうすれば?
>337
脳内で続きを補完して、すっきりしたら派生しましたと文章化して貼り付けろ。
やあ、意外に短いスパンで来てくれましたな。
続き楽しみなので頑張ってください。
何故か「バッチコーーーーイ!」って心の中で叫んだ
ガンガレー
控え目な蹂躙を受けたゆかりのそれは、溢れ出た雫で輝きを増している。
眼前の眺めとそこから発せられる酸い香りににクラクラしながら、
一美は指先の感触に今更ながら驚く。
すべすべと滑らかで、瑞々しさを湛えている。
しかしながら硬いという訳ではなく、鍛えられた故の張りと思われる。
強靱なバネの様に、触れる者を受け止め、押し返し、寄せ付けない強さを持つ、
そんなゆかりの心身の何たるかを見た様な気がした。
翻って自分を顧みれば、さぞ頼りないものであるだろう。
それが悔しくて、だから一美は「攻撃」を再開した。
触れてもいないのに一美のそれは、何かを期待するかの様に蠢き、息づいた。
眼前の眺めとそこから発せられる甘い香りににクラクラしながら、
シャナは掌中の感触に今更ながら驚く。
ふにふにと柔かく、少し力を入れると指は容易くめり込んで行く。
しかしながら少し進むとたおやかな抵抗に遭い、指が押し戻される。
つきたての餅の様に、柔らかくしなやかでしかし踏込み過ぎを許さない強さを持つ、
そんな一美の心身の何たるかを見た様な気がした。
翻って自分を顧みれば、さぞ融通の利かないものであるだろう。
それを認めたくなくて、だからシャナは「攻撃」を開始した。
シンプルなスリットに舌を差し込み、舐る。
と同時に甘い衝撃が下半身から上半身へと駆け上ってきた。
思わず、小刻みに震えながら身体が捩れる。
ゆかりが攻撃を開始した事を悟り、一美は負けじとさらなる攻勢を加える。
肉芽を唇で啄みながら、指で入口を円を描く様にくすぐった。
「ひ…」
ゆかりの動きが一瞬止まる。
それを機に一美は指をじわり、と差し入れてみる。
狭い。何という狭さだろう。
動かし方を少し間違えれば、指の骨がみしりといってしまいそうだ。
一美は指を小刻みに前後させつつ、内部のひだを傷つけない様に気を付けて
じわじわと奥に進ませる。
「ひ、ひっ…ひくぅ…くぅぅぅ…こ、このっ!」
戦慄いていたと見えたゆかりが動き、ちゅぷ、という音と何かが侵入してくる感覚が一美を襲った。
「くっ、くっ、くくっ!」
食いしばった歯の間から声が漏れる。
ゆかりの指の動きはたどたどしく、強かったり弱かったり、浅かったり深かったり、
一美を翻弄するためと言うより、単に加減が分からないだけの様に思える。
だが一美は翻弄された。
指が動くたびに身体は右に捻れ、左に捻れ、額をゆかりの恥丘にこすりつけた。
「んはっ、はあ、あぁぁぁっ!」
自らを慰めた時でも、ここまで大胆に中をかき回した事はなかった。
次第に頭の中にもやがかかってくる。次第に目に映るものが滲んでくる。
それが恐くて、不安で、何かにすがりたくて、
一美は赤ん坊の様に、目の前にあるものにしゃぶり付き、吸い上げた。
慎ましやかなクレバスから桜色の縁側が僅かに覗いている。
それを両親指で押し開き、くすぐってみると、唇の下端から、とぷんと露が溢れ出てくる。
と同時に腰から後頭にかけての筋が、弾かれた弦の様にびいん、と跳ねる。
同時に攻撃を開始したシャナに、さらなる攻勢が加わった。
「ひ…」
シャナの動きが一瞬止まる。
すると身体の中にじわり、と何かが押し入ってくる。
それはシャナを焦らすかの様に、あるいは様子を探るかの様に、
進んでは退き進んでは退きを繰り返しながら、じわじわと奥へ向かって来る。
「ひ、ひっ…ひくぅ…くぅぅぅ…こ、このっ!」
それ以上の侵攻を抑えたくて闇雲に動かした指先が、ちゅぷ、とぬかるみにはまった。
「くっ、くっ、くくっ!」
一美が何かに耐えようとしているのが分かった。
一美が自分にしたのと同じように、自分も一美の中に侵攻しているのは分かったが、
そこから先のやりようが分からず、ただ粘液の滑りにまかせて指を動かしてみる。
そのたびに一美の身体は右に捻れ、左に捻れ、額を恥丘にこすりつけて来る。
「んはっ、はあ、あぁぁぁっ!」
シャナの指は、次第に大胆に中をかき回す様になっていった。
(これなら、勝てる。)
どうなれば勝ちなのか分かっていないのに、いや勝ち負けがあるかどうかも分かっていないのに、
朦朧とする頭でそう思った、その時、
下半身が何かに吸い込まれた様な気がした。
「ひはぁぁぁぁぁぁ!」
遠くで叫ぶ声がする。
すでに一美はなぜこんなことをしているか分からなくなっていた。
─負けたくない─
その思いはずっと持っている。
こんな事に勝ち負けがあるか分からないのに、
勝ったところで「彼」が自分のものになる訳ではないのに。
─でも、負けたくない─
だから一美は、指と唇と舌を動かし続けている。
その間にもゆかりがもたらす快感が襲ってくる。
このままでは自分が先に気を遣ってしまうかもしれない。
─負けない─
だから、トドメを刺そうと思い、一美は矛先を花弁の後ろで息づくすぼまりに向けた。
つぷっ。
「くあ…う…かはっ…」
思いも掛けない後門からの襲撃に、シャナは呻くしかなかった。
同時に前門への攻勢も続いている。
萌芽を吸い上げられ、花弁を舐り回され、菊門を蹂躙されている。
快感と気味悪さが、喜びと悔しさが、熱さと悪寒が、
頭の中にマーブル模様を描いている。
体は横になっているはずなのに、なぜかふわりと上昇しているかの様な感覚に陥った。
自分が未だ見ない高みへと達しつつある様な気がした。
それはすなわち負けを─
いやだ、いやだ、いやだ!
瞼に悠二の顔が浮かぶ。
負けと悠二と何の関係があるのか分からないけど、でも、いやだ!
だから、シャナは勝負に出た。
頭の中の悪い想像は増していくばかりだ。
教室での二人の間に流れる不穏な空気を知っているだけに、悠二の心配は尽きる事はない。
浴室の中で何が行なわれているか知らないので、
悠二の心配とはもちろんバイオレンス方面のものだ。
とはいえ一美がシャナに敵う訳がない。
鍛え抜かれたフレイムヘイズと普通の女の子、どうなるかは考えるまでもない。
結果は違えど、それが二人にとっていいものであるはずがない。
ついに悠二は腰を上げ、千草に気付かれぬ様にそろりそろりと脱衣所に近付き、耳をそばだてた。
シャナは一美を組み敷くと、一美の股間に自分の股間を差し入れた。
花弁と花弁が合わさり、体重を掛けるとひしゃげる。
「ああっ…」
「んく…」
すでに火がついて久しい身体は、また高みへと向かい始める。
構わず腰を動かすと互いの潤滑液が混ざり合い、ちゅくちゅくと音を立てる。
「あ、あ、あ、あぁ、んあぁぁっ!」
「くはっ、はん、はん、はん、はあぁぁっ!」
二人の嬌声も混ざり合う。
腰を前後に動かせば襞と襞が絡まり合い、円を描く様に動かせば萌芽と萌芽が擦れ合う。
一美も腰を浮かせ、より強く押しつけるかの様に動く。
「あぁ、あぁ、さか…いくん、さかっ、あぁぁぁっ!」
「くあっ、はあっ、ゆう…じ…ゆう、じぃぃぃぃぃっ!」
一美の脳裏には坂井悠二に抱きしめられる情景が浮かび、
シャナの脳裏には悠二を抱きしめる情景が浮かぶ。
それが二人にとどめを刺した。
「ふあぁぁっ!私、もう…だめぇぇぇ…」
「はあぁぁぁっ!ふ…くあぁぁぁぁぁっ!」
ほぼ二人同時に、「それ」は、来た。
一美はぷるぷると細かく震えると、脱力し、ぐったりと果てた。
シャナは雷に打たれたかの様に全身を張りつめさせ、そのまま前に倒れ込んだ。
それをシャナにはない天然のクッションが優しく受け止める。
荒い息の中で目を開けると、二人の視線が合う。
二人は朦朧とした頭で、勝てなかった悔しさと、負けなかった安堵と、
相手への敬意をぼんやりと感じていた。
そこへ、どたどたどた、と足音が聞こえてくる。
誰かがここに近付いてくる!
ガラッ
「二人とも大丈夫かっ!?」
脱衣所の外で中の様子を窺っていると、二人の声が聞こえてくる。
内容までは聞き取れなかったが。
まさか、まさか…
最悪の事態を思い浮かべる悠二の耳に、
シャナの気合い(本当は嬌声)と一美の悲鳴(これも嬌声)が飛び込んでくる。
いよいよたまらなくなって、悠二は脱衣所に駆け込み、浴室の戸を開いた。
ガラッ
「二人とも大丈夫かっ!」
だが、中の光景は思い描いたものとは全く違ったものだった。
二人は浴室の床で横になり、重なり合い、可愛らしいお尻をこちらに向けていた。
それはつまり、二人の大事な所が、未だ悠二が見た事のない所が、
ばっちりと、それはもうばっちりと…
鼻から迸る血潮は、シャナの放った洗面器によるものか、
それとも網膜に焼き付いた白色と肌色と鴉の濡れ羽色と栗色と桜色と薄桃色によるものか。
「ばっ、ばかっ!見るな!」
手で隠そうとするが、腕を背中から回しているので隠しきれるものではない。
むしろ、より淫靡な光景になっている事にシャナは気付いていない。
一美はあまりのショックに固まってしまっている。
「あらあら、どうしたの?」
声にギクリと振り返ると、そこには微笑みの中に柔らかな驚愕を浮かべている母親。
そしてその右手には携帯電話─
悠二には携帯電話から赤い気が立ち上っている様に見えた。
351 :
290:04/01/28 06:44 ID:QchFvKTi
うあー、つっかれたー。
初めてまともにSS書いたけど、いや、こりゃしんどいわ。
あ、↑まともってのは質じゃなくて量的にってことね。
876たんをはじめプロの方々はもちろんだけど、
同人とかでSS書いてる人も尊敬するよ。
レスくれた皆さんに感謝。むちゃくちゃ嬉しかったっス。
今日は仕事休みなんでなんとか徹夜で終わらせたけど、
これから寝る事にするよ。ノシ
352 :
290:04/01/28 06:51 ID:QchFvKTi
あ、それと、
>>331 様、そのネタ使いたいんですけど、よろしい?
ママンが二人に手ほどき
する振りして楽しんで楽しんで楽しむ、みたいな。
神は朝降臨する。モツカレのモヤスミ。
次も期待してますー・・・
つか、いよいよママンクル━━━━(゚∀゚)━━━━!?
うわっ早くも続きが。お疲れ様でした
っていうか、激しくハァハァ(*´Д`)
355 :
331:04/01/28 14:43 ID:GUCewLul
>290氏
堪能させていただきました
すべすべと滑らかなシャナハァハァ
ネタに関してはどうぞお使いください
期待しております
本スレが次スレチキンレースに入りました。ここでハァハァしつつマターリ。
ママンまででつか・・・素晴らしい。いや、ここは876スレ住人らしく一言。
「ブラボー」
俺の股間のワルサーPPKが暴発しそうです。
俺の股間のデリンジャーも暴発寸前です。
僕のマグナムは暴発しました。
俺の股間のM95が…ごめんなさぃ、言いすぎました
362 :
名無しさん@ピンキー:04/01/28 18:43 ID:Ni5laEJw
俺の股間のポークビッツが茹であがりました。
ふむ、
>>362のブツは長さが3cmくらいで皮がすべてをおおっている、と
シャナ「あっ、あっ、あっ、ゆう、じぃ、ゆ、あっ、あああっ!」
悠二「くっ、くっ、シャナ…くくっ!僕、も、もう…」
シャナ「ま、待って、もう、もう少し…」
悠二「ご、ごめん!くっ、くうぅぅぅっ!」
シャナ「あんっ、ん、んんん…」
悠二「はあ、はあ、はあ…」
シャナ「はあ…はあ…はあ…」
千草「だめよ悠二。シャナちゃんはまだ慣れてないんだから、もっとやさしく動いてあげなきゃ。
でないと気持ちよくなってくれないわよ。」
悠二「いやそうは言ってもこれがなかなか…かかかか母さんっ!
どうしてここに今の見てたのて言うかなんで服着てないのっ!?」
シャナ「…………(硬化中)」
千草「シャナちゃん、あなたもよ。今はまだ経験が浅いから仕方ないけど、
もっと慣れて自分も相手も気持ちよくなれる様にしなくちゃね。」
悠二「聞けよ人の話っ!」
千草「それにしても本気で好きな娘を満足させられないなんて、我が子ながら不甲斐ない…
そこへいくと貫太郎さんは…」
シャナ「…本気で…好きな…」
悠二「ノロケ話は長くなるからよせっての!シャナも変な所で感動しない!」
千草「見かねて、母さんが一肌脱いであげようかなって。」
悠二「だからって服まで脱ぐなーっ!」
365 :
290:04/01/28 23:08 ID:QchFvKTi
とりあえず一本うpしてみますた。
実はこの先なーんにも考えてないんで、
できればネタ…もとい、要望やツッコミを頂けたらありがたいっす。
んじゃ今日は早めに寝るよ。ノシ
ママン、最強だな…
とりあえず、悠二を弄ぶママンに嫉妬するシャナキボン、とか言ってみる
ところで、アラストールは?(笑
>>366 コキュートスをバイヴ代わりにシャナタンを攻めるママンw
感動した。
神百合萌え。
モヤスミ神よ
みんな忘れかけているようなので一応書いておくが、
ここは【A/B&シャナ】のスレである。
……なんでスレタイにA/Bの名前がなかったんだろう……
いやだって、ねえw
神よ、ママンは悠二のことを「悠ちゃん」と呼びますぞ。
是非今後の作品に生かしてくだされ。
373 :
290:04/01/29 13:07 ID:co5kgaCk
>>372 うお、なんてこった!
俺ってヤツぁあ、なんて間違いを…
「悠ちゃん」の方が萌えるのに、萌えるのに、萌えるのにっっ!
ツッコミd楠。気を付けます。
>>370 高橋弥七郎総合とした辺りに配慮の跡が認められますw
なんか本スレ同様温かいなあ、ここ。
マターリと言いたまえ
377 :
370:04/01/29 18:54 ID:af482yDb
>>374 本スレに準拠するなら
高橋弥七郎総合[A/B&シャナ]燃え萌え小説
ってのがよかったんじゃないかな……と。
まあ、すでにシャナの萌え萌え小説スレになっている事実もあるからなぁ。
そう、ここはマターリと萌えるスレです
>>377 さて、「A/B&シャナ」となっている本スレでのA/Bの扱いは…
次スレを立てるときに言えばよろしかろう。
適度な神の降臨さえあればそれも遠い日のことではありますまい。
A&Bの存在は言わばトーチ。そのうち忘れさr(撲殺)
>>375 弥七郎スレは「サーチ&デストロイ」ならぬ「マターリ&燃え萌え」でやってきてるからな。
末永くこの調子でやって行きたいよね。
なんか、ここも本スレのように賑わいが出て来たよね。
しかし、時々どちらが大人のスレなのか分からなくなるよなぁ?
神がいなかったら、むしろ本スレのほうがえろい気が...
ゴルァ!!
本スレにこっちのレス誤爆するんじゃねえ!!(爆笑
なるほど、そういうことかw
こっちも負けずにエロンパンスレにせねば・・・!
住人被り過ぎ(w
387 :
290:04/01/30 12:12 ID:AomeI+zr
やってしまった…_| ̄|○
それもよい子の板にエロレスを。
…気を取り直して、改めて
亀レスですまん。
>>366殿、それは
「千草、私にも…して。」と
「だめっ!悠二は私とするのっ!」の
どちらを指すんでしょうか?
>>386 いや、ここの住人であっちを知らない香具師なんてイナイだろw
そう。だが本スレでは口にするべからず。
ここはあくまで暗黙の了解の元に存在するのだよ、ふふふ。
390 :
366:04/01/30 15:11 ID:u2COLsZ9
>290氏
後者、であります
吉田さんのこともあるしシャナは悠二に対する独占欲は強いような気がするので
どう頑張っても千草ママンの掌の上のような気もしますが(笑
391 :
名無しさん@ピンキー:04/01/30 16:50 ID:UBg9qkKN
全てのエロの黒幕は千草ママン
ageた…………………
あやまりますごめんなさいすいませんゆるしてくださいつい忘れていたんですもう二度としません
罰として君はエロエローンな話を書きなさい!
エロンパーンチ( ´∀`)つ(エ))∀`)イヤン <<392
シチュはどちらがシャナの保護者にふさわしいかを争うヴィル様と千草ママンの対決で
ヴィルヘルミナたんはやはり縛りが中心でつか
・灼眼のシャナ外伝T 「悠二は、絶対わたさない。」
・灼眼のシャナ外伝U 「悠二、これが私よ。」
・灼眼のシャナ外伝V 「悠二、きて…。」
・灼眼のシャナ外伝W 「悠二…もっと…。」
・灼眼のシャナ外伝X 「悠二…そっちは、いや…。」
・灼眼のシャナ外伝Y 「千草……すごい…。」
・千変のシュドナイT 「やらないか。」
サイゴノハヨミタクナーイ、エロンパンチ( ´∀`)つ(エ))∀`)ホカハイイノー? <<398
>>398 予告しちゃったんだから、
責任は………とってね……?
というか、散々悠二で体験しておいて
最後は千草たんですか、悠二ほっぽりだしてw
>>400 そんなこというと、千変のシュドナイから書き始められそうな悪寒。
Xは外伝の外伝、過去編なのです。
目覚める前のシャナたんにママンが・・・
405 :
290:04/01/31 23:25 ID:JJF6ZTFP
うおー!
外伝Wだけ書きてー!
シュドナイTでなくて良かった・・・
>>406 お望みとあらばw
ゴメンナサイウソデスモウシマセンユルシテクダサイ
>>406 「貴様俺をペテンにかけたな!」のあとから続く凌辱が想像されてしまいますた。
……文章化するのは躊躇われるなあ……。
(;´д`)
ティリエル×ソラト×シュドナイの三角関係?
シュドナイ×シュドナイ(右手)×シュドナイ(左手)×シュドナイ(股間の紳士)の4つ巴で
変するシュドナイはせつなくて悠二くんを想うとすぐHしちゃうの。
なぜ悠二なんだ。
せめてヘカt(ry
シュドナイどいて!悠二殺せない!!
誰も「変する」には突っ込まないのか
おまいら、おぞましい事ばっか言ってないで吉田さんの乳について語ろうぜ
>419
独占禁止法違反でつ
ノリが全然本スレと変わらんなあw
>>421 だって住人が同じなんだもん。
変わりようがないよ。
>>422 えー、本スレなんて知らないよ!
自在法、単語登録なんて知らないよw
コノ、ウソツキー( ´∀`)つ(エ))∀`) <<423
これで新刊が出たときにはネタバレ専用スレも使って同時多発エロ状態になるわけだw
>>419 乳だけでええんか。
んじゃワシはおめk(ry
エッチナヤツニエロンパンチ、ウリャ( ´∀`)つ(エ))∀`)エー、オメカシダヨー? <<426
吉田たんのオパーイもいいが、俺は貫太郎氏の不在の千草たんを狙って
「奥さんどうでっか?」プレイに興じることにするかな。
§
§
▲
(゚∀゚)< 私の、、、もとい、千草どのに不埒な真似は許さぬ!
▼
§
§
◆=3 パタン
この板での不穏当な発言には、是非実行して責任を取ってもらわねばw
>>430 責任取って
・千変のシュドナイT 「やらないか。」
が連載されたらどうするつもりだw
投下を前提に書いてみる気になったはいいが、4巻どこいったんだろう……。
ガンガッテー
本棚に無かったら普段本を読む場所の付近から探すべし
期待して待っております
悠二「出てってくれよ!息子の…その…そういうことに口出すなんてどうかしてるよ。」
千草「あら、悠ちゃん冷たいわね。母として年長者として、悠ちゃんと未来のお嫁さんに
できる限りの事をしてあげたいだけなのに。」
シャナ「お嫁…さん…」
悠二「してあげる事を激しく間違ってる気がするんだけど。」
千草「だって二人が初めて結ばれてからもう二週間が経つっていうのに、
未だにシャナちゃん入れる時に痛がるでしょ。」
悠二「…なんでそんな事知ってるんだよ…」
千草「だから母さん、あなた達に感じ方感じさせ方を教えてあげようと思うの。」
悠二「まったく、さっきからなに言ってんだか。シャナも嫌がる通り越して呆れてるじゃないか。」
シャナ「私…嫌じゃない。」
悠二「だろ?ほら母さん、シャナもこう言って…いぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」
シャナ「あ、内場。」
千草「でしょ?ほら悠ちゃん、シャナちゃんもこう言ってるじゃないの。」
悠二「な〜ななななんでっ!?」
シャナ「私、もっと…その…感じたいし、感じさせてあげたい。お嫁さん…だから。」
悠二「いや、そんな母さんの口車に乗っ…」
千草「はいはい悠ちゃんどいて。さ、シャナちゃん、じっくり教えてあげるわね。」
(うふふ、久しぶりに楽しめそう。)
悠二「…今、何て?」
千草「ううん、何も。さあシャナちゃん、リラックスしてね。」
シャナ「え?ちょ、ちょっと、ちぐ…ん…んんっ…」
千草「ん、ちゅ…んむ…ちゅ、ちゅ、ちゅ…」
悠二(うわあ…なんて言うか…すごく…エッチだぁ…)
シャナ「ん、んくっ…ぷあっ。え…キス…?ど、どうして…」
千草「うろたえちゃって、初々しいわね。でも、キスより色々してるのに、ちょっと驚きすぎよ。」
シャナ「でも…まだ…キスは…した事ない…」
千草「…は?」
シャナ「キスは…今の、千草が…初めて。」
千草「…悠ちゃん…どういう事?」
なんかエロいことになってる
内場ってなに?
甘いのも大好きだけど、バッドENDっぽいダークなのも見てみたいとか言ってみる。
3巻〜4巻を背景に、
シャナはティリエルとソラトに完全敗北し、悠二と共に捕らえられてしまう。
監禁される二人。
ティリエルは兄を楽しませるためにシャナと悠二に交尾をさせる。
日夜繰り返される二人への「しつけ」。
やがて二人は互いを求め合うことしか頭に無い、雌雄一対のペットと成り果てる。
怖いもの見たさというかなんというかw
ガンガッてください。
443 :
290:04/02/02 18:56 ID:a9nkeNKv
今帰ってきました。今朝は挨拶なしで出かけてしまい、申し訳ないッス。
>>439 某新喜劇の内場勝利氏(字違うかも)の事ッス。
大阪人の性かエロやシリアスに徹しきれず、
つい下らんギャグを挟んでしまいました。
その内場だったのかw
てっきり誤植だとばかり思ってた。
誤植じゃなくて誤字だった・・・
446 :
名無しさん@ピンキー:04/02/03 02:45 ID:UwHmNqOe
いつもの食事風景。
田中と佐藤の馬鹿話に池と僕が突っ込む。
吉田さんがそれを見て、くすりと笑う。
シャナは気にしないでメロンパンをぱくついている。
そんないつもの風景。
ふと、佐藤が何気無く
「平井ちゃんって、いっつもメロンパン食べてるよな」
なんて言ってきた。
「…好きだから」
モフモフの所(彼女いわく)を堪能しつつ、シャナが返す。
メロンパンの味を逃すまいと、しっかりと飲み込んでから
返事をするあたりがシャナらしい。
「よく分かるよ。色んな菓子を食べてるのを見てるけど、絶対メロンパンが
その中に入ってるからね」
…池、よく見てるな。
話がシャナのことに及ぶと、僕は閉口するしかない。
迂闊に踏み込めば地雷(佐藤、田中、池+吉田さんの視線)に
当たるのが目に見えてるから。
出来る限り危険区域には近寄らない。
それにシャナはメロンパンに夢中だし。
こんな対処法を身に付けるようになった自分に涙していたら、
佐藤が、僕なりの対処法を、シャナのご機嫌な思考を、瞬時に吹き飛ばす一言。
「メロンパンと坂井、選ぶんだったらどっちを取る?」
447 :
名無しさん@ピンキー:04/02/03 02:58 ID:UwHmNqOe
「…………」
シャナがメロンパンを口に運ぼうとしたまま固まってる。
「…………」
吉田さんの手から箸がこぼれ落ちてる。
「…………」
田中が、面白そうだと言わんばかりに、ニヤついた顔をしてる。
池は少し真剣な、佐藤は会心の笑みを顔に貼り付けてる。
「…………」
僕はどんな顔をしてるんだろう?
表情も分からないまま、顔はシャナの方に、向けられたまま。
動かせない。シャナの取る行動から目が離せない。
448 :
446:04/02/03 03:44 ID:UwHmNqOe
シャナの視線が、メロンパンにゆっくりと降りる。
ジッと見つめて、ゆっくりと、今度は僕に目を合わせる。
ゆっくりと、メロンパンへ。
ゆっくりと、僕へ。
「…………」
メロンパンへ。
「…………っ」
僕へ。
「…………っっ」
メロンパン。
「…………っ!」
僕。
「…………っっ!!」
何度も視線が行き来していくうちに、その瞳が揺らいでいく。
あの強大で雄雄しいシャナが、頬を赤らめて、思い悩むさまは可憐な様
(って、何を考えてるんだ僕は!)
突っ走りかけた思考を一途の理性で遮断して、
思い悩む(?)シャナに救いの手を差し伸べる。
「シャ…じゃなくて平井さん?」
ビクッ!
シャナが僕の声に反応して、彼女らしくなく、
捨てられた子猫みたいに、こちらを伺うように視線を合わせる。
「あんまり気にしなくていいよ。僕は平井さんが悩んでくれたってだけでいいから」
「う、うるさいうるさいうるさい!
別に、そんな、悩んでなんかいないわよ!!」
「うん、わかってるよ」
「なによ、その笑った顔!!悩んでなんかない!!」
そんな僕らの様子を見て、佐藤と田中が腹を抱えてるし、池は苦笑い。
吉田さんの背後に炎のオーラをそこはかとはく感じるけど、
今は、目の前で顔を真っ赤にして詰め寄る彼女の姿に頬が緩んでくる。
そんな、いつもの食事風景。
449 :
446:04/02/03 04:56 ID:UwHmNqOe
初の2chカキコがシャナSSとは…。
ども、ハジメマシテm(__)m
色々と創作意欲を掻き立てられて、書いてみたものの…荒いな、我ながらw
初めて書いたので、エロは無理ですたごめんなさいm(__)mm(__)m
気付かずにageてしまったのにも反省。
ただメロンパンと悠二に揺れるシャナを書いてみたかったんだよ…。
駄文につき失礼。
>>449 GJ。
ここからエロ展開キボン、と書き手の苦労を考えずに言ってみる。
もしエロなしでいくつもりなら、
そのためのスレがあるから利用してみては?
萌え萌え
なんでもあります876スレ・・・の一部なんだよなあ、ここもw
「う〜〜〜オルールオルゴール」
今、宝具『オルゴール』を求めて封絶の中をさまよっている僕は、御崎高校に通うごく一般的な高校一年生。
強いて違うところをあげるとすれば、『零時迷子』を中に入れてトーチやってますってとこかナ―――
名前は坂井悠二。
そんなわけで、御崎大橋の主塔の下までやってきたのだ。
主塔の頂に置かれている『オルゴール』をどうやって取ろうか考えていると、
周囲に身の毛もよだつフェロモンを漂わせる、ダークスーツにサングラスの紅世の王が、
目の前に佇んでいた。
(ウホッ!いい紅世の王)
そう思って見ていると、突然その紅世の王は僕の見ている前でズボンのチャックを開き始めたのだ!
「やらないか」
そういえば、シャナから聞いたことがある。こいつの名や特性、それにどれくらい腕利きかってことを。
強い紅の王に弱い僕は、彼―――シュドナイに誘われるままホイホイとついて行っちゃったのだ。
寸止め
455 :
454:04/02/03 15:11 ID:+ProqQiG
脱字発見
や っ ち ま っ た w
いっいきなりこれかw
とりあえず壺にはまったw
>>453 >なんでもあります876スレ・・・
そして
>>454 なんでもや・り・ま・す、876スレw
>周囲に身の毛もよだつフェロモンを漂わせる
(;´Д`)ヤダー
続かないよね・・・?ね?
続かないと言ってよママン!!
エッチな水着の吉田タンは何処…
すまん、なかなかパソコンに触れられる機会がない。先々週の日曜に出来たぶんだけ投下しようとしたらアクセス規制くらった。もうしばらく待ってくれ。
マイペースにどーぞ。待ってます。
ガンガッてください
>>454 GJ。爆笑。・・・悠二がモーホーになったら吉田たんもシャナたんもぶっ壊れるな・・・
466 :
433:04/02/06 02:39 ID:M0mx4c7W
実は俺、
>>408だったんだ………。
でも4巻見つかったからにはがんばろう……。
801の方向には行かないようガンガってくらはいw
>>465 そりゃもちろん、シャナたんと吉田たんが互いに慰m(ry
もしくはママンの牝奴r(ry
>>465 そこで、悠二を元に戻すための二人がかりの色仕掛けですよ
くそみそテクニックか!!!
ぱ ん つ は い て な い ! ?
>>471 やはりのいぢタンにはローレグを貫き通して欲しいと思うのは
漏れだけか?
>472
同士よ
おまいだけじゃない大丈夫だ
>472-473
そうとも、はいてないのはこつえーにまかせておけばいい。
それよりもローレグのおしりだ。
ローレグをおしり側から見ると、萌える前に今にもずり落ちそうで、心配してしまうわけだが。
抱き枕はすごかったね
のいじタンもまさかこんなところで自分がセクハラされているとは夢にも思うまい…
実はのいぢたん自身をセクハラしているのは本スレの方で
こっちはのいぢたんの書くシャナたんを話題にしているという罠w
本スレはママン&吉田さん神戸屋アルバイト編に移行しました。
あ、それと、ローレグ云々で本スレでのいぢたんセクハラしたの俺death。
マヂで読み間違えたんだって…
実のところのいぢタンはローレグでした。
なんてことになったら、
>>479 は神だな。
誰が確かめるんだw
本スレとの距離の近さがこのスレの特徴だな。
マターリ神の降臨を待つにはいい感じ。
>>481 本スレの方がエロいというのは俺と君だけの秘密だ!
>>482 ただの秘密ではない、公然の秘密である。
>>482 本スレではなんかSFに似合うファミレス制服は!?
で盛り上がってたな…馬車道関係者まで現れたし。
やりすぎで半ば自主鎮火したが。
しかし、ファミレス制服モノというのは、
文字+脳内補完
をフル稼働する上でよいアイディアだと思うのだが、どうか?
悠二にプレゼントを買おうと思うシャナ。
カツアゲで得た金では悠二が喜ばないと思い、バイトを始める。
事情を知らない悠二は、半ば自分の(と言うより俺の)趣味から馬車道を勧める。
なんだかんだで何故か悠二もバイトを始めてしまう。
それを知った吉田さん、対抗意識から自分も馬車道で。
そして様子を見に、千草ママンまでバイトに。
閉店後、薄暗く、そして広い鹿鳴館風の店内で繰り広げられる、
はいからさんチックエロエロストーリー!!!!
今ヤマジュンの作品集のページ行ってきた…
ごめん、ちょっとシュドナイで見たくなった…
[仮装舞踏会]ってのは、実は世界制服を企んでるんだよ。
俺は制服より浴衣が
浴衣+うなじでならジャー二杯は軽いね
>486
シュドナイはヘカテーたんにスク水勧めた前科もあるしなw
悠二「いや、よく分からないんだけど、キスだけはだめだって…」
シャナ「だって…本当に私が認めた人とだけしなさいって…
悠二が迫ってきたらぶっとばしてやれって…」
千草「そういえば、先週悠ちゃんが頬を腫らして帰ってきたのって、そういう事なの?」
悠二「う、うん…まあ…」
千草「学校帰りにシャナちゃんにキスを迫って、ぶっとばされちゃったわけね。」
悠二「そこまで分かってるなら、もう追求しないでよ。」
千草「…まあいいわ。それよりほら、悠ちゃんもスキルアップしなきゃいけないんだから、
母さんを気持ちよくさせてごらんなさい。まずはキスからね。」
悠二「ええっ、僕も?」
千草「あら悠ちゃん、母さんとキスするの嫌?」
悠二「嫌って言うか、母子なんだから。」
千草「あら、私とシャナちゃんはこの先母娘になるけど、シャナちゃん嫌がらなかったわよ。」
悠二「どういう理屈だよそれ。」
千草「ほら、早く。」
悠二「…分かったよ。…ん…」
千草「ん…ちゅ、ちゅ、ちゅ、…んむ…」
シャナ「…むぅ…」
千草「(あらあら、悠ちゃんも大変ね。)ん…悠ちゃん、吸うだけじゃなくて、舌も使ってみなさい。
シャナちゃんのあそこにしてあげるみたいに。」
悠二「だから、なんで知ってるんだよ…んく。」
千草「あ、ふ…ぬ…るろ、るろ、るろ…」
ぐっ
悠二「?何?シャナ。」
シャナ「え?あ…えと、何でもない。」
千草「ふふっ。」
千草「悠ちゃん、シャナちゃんにキスしてごらんなさい。今母さんにしたみたいにね。」
悠二「えっ…でも…」
千草「大丈夫よ。シャナちゃん、さっき私とキスして、どうだった?」
シャナ「え、えと…何か、ぽーっとして、ふわっとして、ええと…」
千草「気持ちよかったって事?」
シャナ「ええと、そう…かも…」
千草「それなら、悠ちゃんとするともっと気持ちよくなるわよ。」
シャナ「で、でも…」
千草「それとも、悠ちゃんと私がした方がいい?」
シャナ「!それは…!」
千草「だそうよ、悠ちゃん。優しくしてあげなさい。」
悠二「う、うん。えと…シャナ…いくよ?」
シャナ「ばかっ。いちいち断らないでよ。」
悠二「ご、ごめん。それじゃ…んっ…」
シャナ「ん…んむ…んく…」
悠二「んっ…もう少し、口あけて…」
シャナ「え…んむっ…ちゅ…」
悠二「ぬ…るろ、るろ、るろ…ぬむ…」
シャナ「…!んく…ぬろ…んぷ…ぷあっ、あ、ふあ…は…」
千草「ふふっ、とろんとしちゃって。どれ、こっちは?…あらあら、キスだけでこんなに?」
シャナ「あ!千草、そこは…」
千草「だーめ。閉じちゃだめよ。うん、シャナちゃんのお露ってさらさらなのね。
それにこんなに慎ましやかで、翳りも全然ないのね。」
シャナ「やだっ、千草、言わないでぇっ!」
千草「嫌がるわりにはどんどん溢れてくるわよ。シャナちゃんって言葉に弱いのかしら?
ほら悠ちゃん、動きが止まってるわよ。もっと気持ちよくさせてあげなさい。
触るだけじゃなくって、言葉でもね。」
悠二「え、ええと、可愛いよシャナ。」
シャナ「うっうるさむぐ…う…ぬろ…んちゅ…」
悠二「ここも。すごく…ん、ちゅ、ちゅ、くりゅっ。」
シャナ「んぁっ!は…で、でも、私…吉田一美や…千草…みたいに…大きく…んんんっ!」
悠二「大きさじゃないよ。シャナのだから、いいんだ。」
シャナ「そう、なの?…そうなんだ。…あ、は…悠二…あ、んっ、んあっ!
千草…そ、そこっ!指…入れないでぇっ!」
千草「ふふっ、こんなに濡らして何を…あ、あら?」
悠二「…母さん?」
シャナ「くはっ!くはっ!や…あ…んくうぅぅぅ!」
千草「すごく狭い…ううん、それだけじゃないわ、この感じ…まるで、まだしたことがないみたい。
…どういう事?」
悠二「そうなんだ。何度かしてても次にする時には、また元に戻ってるみたいな感じなんだ。
(やっぱりフレイムヘイズだからかな。
母さんに何か感づかれなきゃいいけど、母さん妙に勘がいいからなあ…)」
千草「そうなの。ま、世の中色んな人がいるからシャナちゃんみたいな娘もいるかもね。」
悠二「それだけかよっ!」
千草「え?なに?」
悠二「あ、いや、なんでもない。」
千草「ごめんなさい、シャナちゃん。母さん性急にし過ぎたわ。」
シャナ「え?う、ううん。」
悠二(ま、いいか。これで母さんももう変な事言い出さないだろう。)
千草「まあ、それならそれでやりようはあるわ。」
493 :
290:04/02/07 23:44 ID:u/B7Tkn/
新刊ゲトして、パラパラと眺めているうちに、
俄然やる気が出てきて、ここまでダーッと書いてみますた。
やっぱり新刊は住人にとって最高の燃料ですな。
つーかちゃんと読みもせんで何やってんだ自分_| ̄|○
とりあえず区切りまでもう一息なんで、残りを書いてから
マターリ読む事にします。
こ・言葉責め・・ハァハァ
ヤバイよヤバイ、
フレイムヘイズの再生能力ヤバイよ。
>>494 言いたいことは分かる気がするが、11日の0時に
なるまで待ったほうが...
>>495 え?
290氏へのレスのつもりだったんだけど…
新刊のネタバレになるようなことあったっけ????
>>497 スマソ。
どうやら妄想が爆発して、深読みしすぎていたようだ。
漏れって奴は…_| ̄|○
はっはっは、何のことか分かったがネタバレなので言うまい。
876スレ住人は皆、とてもデリケートで、少し優しい(本スレも)。
あ、忘れてた。>290氏、期待してます。
>>497 お気になさらずw
って本スレでも言ったばっかだよw
_| ̄|〇
悠二「…なんだって?」
千草「だから、初めての娘でもちゃんと感じさせる方法はあるってこと。
(ふふふ、面白くなってきたわね)」
悠二「母さん…なんか恐いよ…」
千草「シャナちゃん、ちょっとうつぶせになってくれるかしら?…そうそう。そのままでいてね。
さ、悠ちゃん、してあげて。まずは膝の裏にキス。」
悠二「ん…」
シャナ「ひゃっ!」
千草「ただキスするだけじゃなくて、舌も使って。あ、それじゃ強すぎるわ。もっと優しく、くすぐる様に。」
シャナ「う…く、ひゃん、くすぐったい!」
千草「そのまま少しずつ上に向かって。そう。ゆっくり、焦らすようにね。」
悠二「ん…ちゅ…ぬ、ぬ、ぬ…ちゅく…」
千草「シャナちゃん、悠二の舌が今シャナちゃんのふとももを舐め上がってるわよ。
あ、もうすぐ唇がシャナちゃんのおしりに届く、おしりに着いちゃうわ。」
シャナ「あ、あ、あ…う、ううっ、うはぁぁぁ…」
千草「うふふ、効果絶だーい。そう。そうよ悠ちゃん。
そのまま上がって、尾てい骨のあたりをちろちろってくすぐって。」
シャナ「ひ、は、あぁ…あぁ…あぁ…っ!」
千草「いいわ。それじゃもう一方も。そうよ。優しく、優しく、焦る事ないのよ。
上手いわ悠ちゃん。それじゃまた尾てい骨をちろちろって…」
シャナ「ああ…くあ…くあ…あ、あ、あ…」
千草「よくできました。それじゃ手を胸の下に差し込んで、持ち上げる様にゆっくり揉んであげて。」
悠二「いや、揉める程なぐがごっ!」
シャナ「う、うるさ…」
千草「ん、もう。せっかくシャナちゃんがいい感じになってきたのに。
ごめんなさいね、悠ちゃんたらデリカシーなくって。ん、ぬ…るろ…んちゅっ。」
(ごろん、かぱっ)
シャナ「ぷあっ!ちっ、千草!?」
千草「悠ちゃん、今度はこっち。…いいえ、そこはまだ。腿の付け根にくぼみがあるでしょ?
そこを舌でくすぐってあげるの。そう、円を描くように…そう、そうよ。」
シャナ「う…んきゅぅぅ…んくぅっ!」
千草「そうしながら、もう一方の腿の内側を手で撫でて。…そうよ、そのまま続けて。」
シャナ「くあぁぁぁ…ゆう…じぃ…」
千草「素敵よシャナちゃん。ここも、ふふっ、さくらんぼみたい。」
シャナ「ああっ…で、でも、わたしの…」
千草「もう、また大きさのこと?そんなことないわ。だって…はむっ、ちゅ、ちゅ、ちゅ、くりゅ。」
シャナ「はぁぁぁ…あっあっあっ、んくぅ。」
千草「ほら、こんなに感じるんだもの。とてもすてきなおっぱいだわ。」
シャナ「やぁ…やぁっ!言わないでえ…」
悠二「わぷっ、ぷあっ!」
千草「?どうしたの?」
悠二「いや、今急に液が…」
千草「あらあら、口がどう言っても、身体の方は盛り上がってるみたいね。」
シャナ「………」
千草「さ、悠ちゃん、もういいわよ。そこにキスしてあげて。最初は小鳥がついばむみたいに、ね。」
悠二「う、うん…ちゅ…ちゅ、ちゅ、ちゅ…」
シャナ「うあ…あ、あ、あ…」
千草「そのまま舌で割れ目に差し入れて。そうよ、なぞるように動かすの。」
シャナ「ふあ…は、はぁぁぁ…」
千草「そうしたら、ほら、お豆がちょっとだけ顔を出したでしょ?それを…」
シャナ「…!そこは、そこは…」
千草「それはまだほとんどが皮の中にあるでしょ?そう、それ。それをむいてあげて。優しくね。
…はい、戻して。むいて、戻して。むいて、戻して。」
シャナ「ひはっ!はあっ!はあぁぁぁぁぁっ!」
千草「どう?悠ちゃん、シャナちゃんのそこはどうなってるの?」
悠二「すごい…どんどんあふれ出してきて、熱くて、だんだんほぐれてきて、
最初は薄いピンクだったのに今は真っ赤になって…」
シャナ「やだっ!やだやだやだぁ…ああっ!あああああっ!」
悠二「うわっ!うぷ、ま、また…」
千草「もう一息ね。悠ちゃん、シャナちゃんの中に指を入れてみて。少しずつね。」
悠二「こう…かな?」
シャナ「は…あ、くは…」
千草「もっと小刻みに、もっと早く動かして。そう、そのままじわじわと奥へ進んでいくの。
そうしながらお豆の皮をむいて、口でついばんであげて。」
シャナ「ひはぁ!ひはぁ!ふぁぁ!ふぁぁぁぁぁっ!」
悠二「うわ、だんだん奥へ引き込まれて…」
シャナ「あ、あ、あ、あ、あ、くぁはあっ!はあぁぁっ!」
千草「シャナちゃんのここ、もうトロトロよ。シャナちゃんの身体でここが一番素直なのね。」
シャナ「こっ、こんなの…知らない…なに?こわい…こわいのぉっ!」
千草「頃合いね。悠ちゃん、もういいわよ。してあげて。」
悠二「え?う、うん。…シャナ…」
シャナ「え、あ、そんな…ああっ…今されたら…」
悠二「行くよ…くっ!」
シャナ「!くあっ!ああっ!んあぁぁぁぁぁっ!………ふあ…は…は…」
悠二「え?ええ!?…もしかして、入れただけでイッちゃいだだっ!」
シャナ「ばかばかばかっ!はっきり言うなっ!」
悠二「ご、ごめん。でも、痛くなかったの?」
シャナ「痛かった!…でも、痛みより、もっと別の何かが─いやじゃない何かが押し寄せてきて…
ううん、痛みさえ…なんとなく…よかったような…」
千草(きゅぴーん!)
悠二「…?なに?母さん。」
千草「い、いいえ、なんでもないわよ。」
千草「それより二人とも、いつまでそのままでいるの?悠ちゃんはまだまだこれからなんでしょ?」
悠二「え、あ、そうだね。シャナ、動くよ。」
シャナ「え、ちょっ…んあっ!わたし、ん…今、イッた、くあっ!ばっかぁっ!あああっ!」
悠二「すごい…すごいよシャナ。狭くて、温かくて、ううっ、僕の一番イイ所を、締め付、くくっ!」
シャナ「そ、そんなこと、ああっ、言わなぁっ、あああっ!」
悠二「う、うわっ!今、また、引き込まれ…くぅぅっ!」
千草「ふう。二人を見てたら、私まで熱くなって来ちゃったわ。何か…あ、そういえば、
これっていつもシャナちゃんが掛けてるペンダントよね。外側のドアノブに掛けてあったわ。」
【………】
シャナ「!!アラスト…」
千草「あらす…?アラストオルさん?そっか、このペンダント、アラストオルさんからのプレゼントなのね。」
シャナ「いや、それは…んんっ、くあっ!ゆ、悠二…ちょ…待っ…ふあぁぁぁっ!」
悠二「ご、ごめん!ううっ、止められないよ!く、くくっ!」
千草「二人がしてる時はいつも、これを外側のドアノブに掛けておくのね。
最初に見かけた時、私に見て欲しいってサインかと思ったわ。」
シャナ「やだっ!やだっ!見ないで!見ないでぇっ!」
悠二「くうぅっ!また、締め付けが、キツく…」
【………#】
千草「変なシャナちゃん。ここには私達三人しかいないのに。でもどうしてこれをドアノブに?」
シャナ「そ、それは、見られたく…くくっ…ないから…んあっ…」
千草「?よくわからないけど、シャナちゃんはこれでいつもアラスさんを感じてるって訳ね。
ちょっと妬けちゃうぞ。ちゅっ。」
【………!】
千草「あら?今震えたかしら?それに心なしか熱くなっているような…?
ふふっ、まるでアラスさんが照れてるみたい。…あ、そうだ。」
【………?】
千草「これでしてみようかしら。ふふっ、アラスさんのもこんな感じだったりして。」
千草「私もいつのまにかこんなになっちゃった。シャナちゃん、アラスさんを借りるわね。」
シャナ「え…?あ、は、ふあっ、はあっ!ゆっ、悠二!ゆうじぃ!」
千草「ん、あ、は…入ってくる…入って…きちゃうぅ…」
ぬっ、ぬぬぬぬっ
【…!…!…!】
千草「ああっ!はあっ!ああ…何…これ?熱い…熱いのぉっ!」
シャナ「あ、あらすぁぁぁっ!ああっ!はぁん!はぁん!」
千草「いい…いいのぉ…ああ…貫太郎さん…ごめんなさいぃぃぃ…」
悠二「んくっ、んくっ。いいよ…いいよ、シャナ。
シャナの中が、奥に、導いてっ…くくっ…僕を、欲しがってるのが、分かるよ。」
シャナ「ああっ、ゆう、じぃ…わたし、もう…もう、だめぇぇぇぇぇ!」
千草「え?あ、あら、いけない!悠ちゃん、ひっくり返ってくれる?
いや、悠ちゃんだけじゃなくて、二人いっしょに。…ん、しょっと。
いいわよ。そのままシャナちゃんを突き上げてあげて。腰を回してかき回すのもいいわ。
…いいの、ラストスパートなんだから。少しワイルドなところも見せてあげなさい。」
シャナ「はぁん!ああ!ああ!こんなっ、こんなのって…やっ!千草!そんな、あぅぅぅ、そんなトコ…」
ぬっ、ぬぬっ、ぬる、るろ、るろ、るろ
シャナ「あぅぅぅ…そんなトコ、きた、汚いぃぃぃ…」
千草「汚いことあるもんですか。赤ちゃんのおしりみたいで、とっても可愛いわ。
それに、シャナちゃんのここ、期待に震えて、ひくひくしてるわ。」
シャナ「やぁっ!そんな…あうっ!ううっ!ああうっ!」
千草「それにほら、もう指を飲み込めるくらいにほぐれているわ。」
悠二「くうっ!シャ、シャナッ!ぼくも、もう…!」
千草「んっ、んんっ。」
ちゅぷ、ちゅるん
【………(ホッ)】
千草「悠ちゃん、もう少し我慢して。さあ、保護者思いのシャナちゃんに、アラストールさんをプレゼントよ。」
シャナ「な、なにを…」
千草「もちろん…こうするのっ!」
つぷぅ!
【qざwcrfvtgbyhんじゅkみl。p!!!】
シャナ「ひはあぁぁぁぁぁぁぁっ!くあぁ…かはっ…んくあぁぁぁぁぁ!」
千草「あら?今なにか聞こえたような…?」
悠二「くうううっ!シ、シャナッ!そんなに…締めたら…も、もう、ダメだっ!」
シャナ「んはあぁぁぁっ!熱い!熱ぅいぃぃぃぃぃ!んくああっ!あああああああああっ!」
悠二「くあああっ!うう、くっ、くぅぅぅぅぅぅぅっ!」
シャナ「……………!!!」
悠二「……………!!!」
シャナ「う、あ、はぁ…」
悠二「くあ、はぁ、はぁ、はぁ…」
千草「ふう、なんとか一緒にイケたわね。私も楽し…もとい、頑張ったかいがあったわ。」
悠二「ん、んん…」
シャナ「ん…」
悠二「あ、あれ?シャナ…?」
シャナ「え…あ…!」
べちんっ!
悠二「いだっ!?」
シャナ「ばかっ!見るな!見るなっ!」
千草「あら、二人ともお目覚め?」
悠二「え、あ、か、母さん…」
シャナ「ち、千草…」
千草「二人とも子犬の兄妹みたいに仲良く寝てるんだもの。起こすのためらわれたわ。」
悠二「………」
シャナ「………」
千草「はい、ペンダント。ちゃんと洗っておいたわよ。」
【………】
千草「で?シャナちゃん、昨日はどうだった?」
シャナ「どうって…よくわからない。あんなの初めてだったから。」
千草「でも、今までみたいに痛さや辛さはあまりなかったでしょ?有り体に言えば、よかったでしょ?」
シャナ「それは…そう…かも…」
千草「そう。よかった。それじゃ、もっともっとよくなるためにも、これからもお互い頑張りましょう。」
悠二「これからもって、まだやる気かよ!?」
千草「もちろんよ。昨日はほんの第一歩なんだから。」
悠二「…何と…」
千草「それはそうと、昨日悠ちゃん中で出してたけど、大丈夫だったの?」
シャナ「大丈夫…って?」
千草「つまり、ええと、シャナちゃんのそこから血が出たことはあるかって事なんだけど…」
シャナ「え?そんな…そんなことあるわけない。ここを怪我したこともないし。」
千草「いえ、そういう事じゃ…ま、いいか。そう、ないのね。
(そう。そうなのね。これはイイコトを聞いちゃったわ。ふっふっふ…)」
509 :
290:04/02/08 08:53 ID:910wIU9L
なんとか一区切りつきました。
調教と呼ぶにはあまりにほのぼのしているような気がしますが、
どうも自分は鬼畜には向いてない様で、これで勘弁して下さい。
読むのは好きなんで、いつぞやのダークネタの方、
ご降臨をお待ちしております。
では封印していた新刊を読むとします。ノシ
ママン続きキテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
ぐっじょぶですが、気になる点があったので一つだけ。
セリフオンリーのせいか、やや状況描写に欠ける部分があるように感じられました。
少し間があれば分かる程度ではあるのですが、
贅沢ながら次に降臨なさる時にはその事に関して一考してくだされば幸いです。
つかアラストールのパニクりぶりにワロタ自分が言っても説得力0か…次も頑張ってください。
おお、神よ・・・新刊でママンの偉大さを噛み締めただけに
よけいに笑ったというかハァハァしたというか。
うわっ、神が降臨してる!
ママン、やはりあなたが最強です。
Gjであります
まさか漏れの一言からこんなことになるとは思っても居なかったであります
アラストールの扱いが最高ですた
これじゃ悠二を叱ろうにも叱れないな…
そういえばドラマCDにはコキュートスが付いてくるんだよな!
>>510 えっと、この作者が「お風呂でvs」を書かれた方と同一人物と言うことは御存知かな?
そしてこのネタにはこの書き方、セリフのみでグイグイ押していく書き方が合ってると思いません?
/ノ 0ヽ
_|___|_
ヽ( # ゚Д゚)ノ >514!俺のコキュートスををどうするつもりだ!!
| 个 |
ノ| ̄ ̄ヽ
∪⌒∪
>516ワラタ。
これがホントのマザーファッk(ry
〜じらし&口内責め&服従〜
深夜、月明かりの差し込む暗い部屋の中で、悠二はシャナにその行為を行っていた。
「どう、シャナ。そろそろ欲しくなってきたんじゃない?」
そう言い、悠二はメロンパンをシャナの面前に突き出す。
(!…お、おおきい…)
シャナはあまりの大きさに顔を赤くしつつも、
甘い香りを放つクリーム色のそれから目を逸らすことができなかった。
「ほら、シャナの口、もうこんなになってる。」
言われてシャナは、―さんざん焦らされていたのか―自分が今にも涎を垂らしそうなことに気がついた。
慌ててメロンパンから顔を背ける。
「黙ってちゃわからない。欲しいの、欲しくないの?」
再度聞く悠二。
シャナはもう疼く体を抑えることができない。乱れる吐息。
「……しい……」
つぶやくような小さな声。
「ん?よく聞こえないな。もっと大きな声で言ってくれないと、シャナ。」
笑う悠二。
「…欲しいって言ったの!」
羞恥に耐えかねシャナは怒鳴る。が、
「そんな言い方じゃ駄目。まさかさっき教えた言い方、忘れたわけじゃないだろ?」
「なっ……!」
とっさに抗議の声をあげるシャナ。
しかし悠二はじっとシャナを見つめたまま、手を動かそうとしない。
シャナはとうとう観念し、今にも泣きそうになりながら、紅潮させた頬をさらに真っ赤にして
その言葉を喉から搾り出す。
「ど、どうか…その、大きくて…丸くって…カリカリモフモフのメロンパンを…
私、シャナの………はしたない口に…食べさせてくださいッ……!」
悠二は満足気に頷き、
「はい、よく言えました。じゃあご褒美、食べていいよ。」
許可を出す。
シャナは途端にメロンパンにかぶりつく。
夢中に味わうその姿は、フレイムヘイズとしての凛々しさや力強さなど微塵も無く、
貪欲にメロンパンを求めるだけの、メロンパン欲に溺れた一人の少女であった……。
爆笑!
最高です!
>メロンパン欲
どんな欲求だよw
そうか、今俺の手元にメロンパンがあるのは
メロンパン欲の所為なのかっ!
ここはとてもエロンパンなインターネットですね
俺の贄殿遮那もビンビンです。
ああ、ものすごく
>>525 を斬りたいんですが。
AAダメ?
○
>>526 .∵ ● ノ
':. | ̄
_| ̄| / >
これくらいの簡略版で我慢しよう
529 :
526:04/02/08 21:30 ID:WphrE53n
レスはや!!
で、漏れが斬られるのかぁー。
不条理だ・・・(つД`)
○
>>527 .∵ (エ) ノ
':. | ̄
_| ̄| / >
本スレに対抗して快傑エロンパン仮面惨状・・・もとい参上。
それでも世界(スレ)はあるべき形でただ動いていく…。
(エ) X (#)
| ̄  ̄|
/ > < \
俺としてはあっても言いと思うんだけどな〜
でも、なしの方向でw
AAはあると賑やかで楽しいけど
一気にレスを消費する諸刃の剣だからねえ。
軽いツッコミ程度ならいいんじゃないかな。
このスレは神がイパーイですな…。 悠二×シャナの純愛物を書いていたんだが、昨年末に先越されてショボンヌ(´・ω・`) それ以来SSは放置…_| ̄|〇
>>537 純愛大好きです
お願いします。
読ませて下さい。
さて、トゥルー3つ見終わったし、明日中に残り埋めて
SS制作にかかろうっと。
誤爆キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
実は合ってたりしてw
シャナたんSS書いてくれるなら、誰でもウェルカムっ・・・・・・!!
Hな水着の吉田タンを待つ、ひたすら待つ、僕だけのマーメイドを待つ。
>僕だけの
それはエゴだよ!
ここはネタバレは駄目か…。
Mタンのエロエロキボン
>>547 801の人たちを煽る気ですかアナタは(笑
なんかアメコミ張りの画風でムキムキになった池を思い浮かべちゃったよ
ちょっとマジな質問。
SSって本編で登場してない場所(設定がない、もしくは未発表)の部分は個人の想像で描写していいのかな?
もしおKならちょっとSS書いてみようかなと思ってるんだけど。
ガンガレ-。
もし間違ってたり雰囲気の違う箇所とかあっても
ここの住人ならマターリ指摘してくれると思うよ。
>>553 そうか?
本スレでのツッコミ方を見てたら激しそうなんだがw
まあ愛を感じられれば多少の間違いはキニシナーイ
555 :
550:04/02/09 23:30 ID:CGcm1ezC
…SS書かせていただきますw
もっとも遅筆&携帯からの投下なのであらゆる意味で時間はかかりそうですが…。
>>554 愛?愛がなければSS書こうなんて思いませ(ry
556 :
550:04/02/09 23:44 ID:CGcm1ezC
ちなみに一行目の微妙な間はあっさりおKが出たので驚いてたのです。
他意はないので誤解した方がいたらご容赦。m(_ _)mゴメンゴ
さて、ちょっとだけ書くかな…
>>555 そうだ、確かに愛がなければ2つの板の住人などやっていない。
だが、愛の対象は1つじゃないんだ。
無残な平面を愛する香具師、脱ぐとすごいんですよを愛する香具師、
若作りな熟女を愛する香具師、メイド服を愛する香具師。
藻舞はどれだい?
漏れは全てだけどなー。
>>557 >若作りな熟女
これは誰のことかしら? (AA略
>>557 無表情な少女を愛する香具師は無視ですか?
>555
肩肘張らずにマターリ書いてくださいな
フン!フン!フン!フムゥン!!!
563 :
446:04/02/10 11:31 ID:hn9bMcpe
四巻終了直後の月並み妄想純愛SS。
『千変』のシュドナイ、『愛染』の兄妹を退け、シャナと吉田一美が
対立を鮮明にした、激動の一日。そんな超然とした日が、真っ当に終わる訳も無く、
『それ』は確実に悠二の体を蝕んでいた。
「………っ」
「悠二?」
全てを片付け、学校から帰宅する途中、悠二がしきりに胸に手を当て、息苦しそうに
しているのにシャナは気付いていた。始めは、あれほどの戦闘の後で緊張の糸が緩んだ
のだろう、とも思っていたのだが、どうも様子がおかしい。
「どうも……体が、ね……。熱いような……寒い……ような……」
「っ!!」
そう答え、その場に膝を突きそうになる悠二を、慌てて支える。
直接触れ、そこから感じる体温は、明らかに異常な、危険と言ってもよいほどの熱だった。
「悠二!悠二っ!!」
「……っ」
もはや返事をするのにも億劫なのか、苦しい息遣いしか返ってこない。
「アラストール!悠二が、なんで!?」
「落ち着け。想像は付くが後で説明する。まず平井ゆかりの家に運ぶのだ。
奥方には説明出来ぬだろう」
「うん。すぐ運ぶ…!」
聞き、即座に、躊躇無く悠二を抱えて屋根へ飛ぶ。そこにあるのは、周囲に見られない
ための微かな注意力と、揺らさず気を遣い、しかし全速で向かわなければ
ならない焦燥感だった。
564 :
446:04/02/10 11:32 ID:hn9bMcpe
「坂井悠二の中に取り残された『千変』が悪影響を及ぼしている」
平井ゆかりの家に着き、いつもはシャナが寝ているベットに悠二を横たわせると、
アラストールは、そう結論付けた。
「『戒禁』によって千切れ、残った『千変』の残存思念が坂井悠二の存在そのものと
反発し、ダメージを与えているのだ」
意思の表出たるコキュートスから紡がれる、シャナの心に衝撃を与える言葉。
「このままでは零時を待つ前に、坂井悠二の体力が尽きる」
永遠の別離。冷酷とも取れる宣告。
悠二を失うかもしれない。足が竦むような、身体が震えるような、非情な事実を前に、
(絶対、絶対に悠二は死なせない!)
息遣いも荒く、汗ばんだ悠二の手を握り、決意を新たにする。
「悠二を助ける。どうすればいいの?」
「…………うむ、……それは、だな……」
アラストールが言い淀む。普段は見せないその態度に、打開の困難さを改めて認識し、
胸に秘めた決意で心を奮い立たせる。
その重い、遠雷が響くような声が、予想だにしない答えを言い放った。
「…
……
………射精だ」
「…………………………………………………………………………ふぇっ!?」
565 :
550:04/02/10 14:13 ID:f/Ipxv7G
あああ、今過去ログ見たら書こうと考えてたネタが290氏のお風呂VSと被ってる……。
どうすればいいんだ…_| ̄|〇
>>565 似たシチュの中から己の個性を磨いていくが良い。
つまり書いてってことさ!
アラストールが関与しているというのは「ママンの手ほどき」で巻き込まれたのを除けば、表裏を通してお初。
この立派な個性を貫くのもまた一興。
というか、こんな所で止めるなんて新刊並みに殺生ですぜ。
続きプリーズ!
569 :
290:04/02/10 15:05 ID:rESgvDVU
>>565 気にせずにやっちゃって下さいな。
もしツッコミやゴルァ!が来てもそれをネタ…もとい、参考にしてまた書けばいいわけで。
作中人物と同じで、前向きに前向きに。
ところで、このスレ的に以前書いたSSの続き(と言うかちょっと繋がってる程度)は
アリでしょうか?
全然ありでしょう。
むしろ読みたいです。
572 :
446:04/02/10 17:23 ID:hn9bMcpe
【射精】精液を射出すること。
【精液】男性生殖器から分泌する液。
【生殖器】生物の有性生殖を営む器官
シャナの脳内辞書が物凄い勢いでページを捲り、
『パーーーーーーンッ!!』と、検索結果に思考回路が
悲鳴を上げショートを起こし、ヒューズが弾け飛んだ。
顔中は赤く染まり、何度もアラストールの顕現たるコキュートスと、悠二の顔に
激しく視線を行き来させる。悠二の手も握っていられず、シャナの両手は自分の膝を抱えている。
実際の男女の営みは、書物で知識は得ている。が、当然経験はおろか、異性の
生殖器すら見たことがない。もはや認識外。無敵のフレイムヘイズとしての範疇を
遥か彼方まで超越している。
「『千変』は坂井悠二と同じく男に属すると考えられるゆえに男性生殖器からの
射精により『千変』の残存物に溜まっている思念を精液ごと体外に射出してしまえばよいが
討滅の道具たるフレイムヘイズがその行為を行なわなければ思念は消えぬ」
もはや口をパクパクとさせるしか、己を表現できないシャナに、
怒とうのようにアラストールが畳み掛ける。そして、
もう一度たりとも言葉にしない、してたまるか汚らわしい、とばかりに口を閉ざした。
573 :
446:04/02/10 17:25 ID:hn9bMcpe
一階のリビングにコキュートスを置き、ベットの上に仰向けで
苦しげに寝ている悠二の前に、シャナは何故か正座をして座る。
外はもう夕暮れに闇の帳が掛かり始めている。もう日も暮れる。
(………どうしようどうしようどうしよう)
ずっと思考がループする。
悠二を助けたい。でも助けるには、しゃせ『パーーンッ!』
何べんもループし、ショートし、立て直し、またループする。
それでも、
「……っ!」
意を決して、掛けていた布団を剥がす。学生服のまま横たわる悠二。
そして、その勢いのままベットに乗り、悠二の足の上に跨り、ベルトに手を掛ける。
カチャッカチャッ
「…あぅぅ」
手が震えて上手く外せない。それでも何とかベルトを取り外す。
すでにフレイムヘイズとしての荘厳な風格はなく、そこにあるのは、ただ顔だけでなく
体中も真っ赤にした、半分泣きそうな、一人のか弱い女の子だった。
574 :
446:04/02/10 17:27 ID:hn9bMcpe
「こ、これを、下ろせば…」
ズボンに手を掛け、震える手を叱咤して、一気にずり下ろそうと…。
「シャナ?」
「ひゃわゎっ!?」
下ろしかけた手をそのままに、ギギッと首を悠二の顔に上げていく。
ばっちりと目が合う。
「……ゆ、悠二?」
「……あれ?シャナ??」
ボケっと答えていた悠二の視線が己の下半身に注がれる。ズボンに伸びている手。
「………」
「……あ、あの、悠二、その」
「……夢?」
「え?」
「そっか、夢か。シャナがズボンを脱がそうとするなんて、夢でしかないよな」
「いや、その」
いきなり夢扱いされ、否定しようにも、自分のしている行為を説明する訳にもいかず、
どうしたらいいか途方に暮れていると、
ぎゅぅっ
「っ!!」
「でも、せっかくの夢なんだし…」
身体を起こした悠二の胸の内に抱かれていた。
575 :
446:04/02/10 17:31 ID:hn9bMcpe
抱きしめられている。
そう理解できたのは、いつもは意識していない、悠二の匂い。
汗を掻いていて、少し鼻をつく、それでも、それゆえに忘れえない匂い。
息をつく間もない展開に、思考が追いつかない。
抱きしめられているうちに、身体から力が抜け、悠二に包まれる。
胸の鼓動がこんなにも激しいのに、この触れられる暖かさ、心地よさに、心が溶かされていく。
(ダメっ!悠二を助けないと)
何とか使命を遂行しようと、身体を離そうとし、
すぅっ
両頬を、悠二の手に、優しく包まれ、上を向けられる。
ただ、それだけで、動けなくなる。
「……やっぱり、シャナって可愛いな……」
ただ、その一言だけで、身体の力を抜かれてしまう。
そして、悠二の顔がゆっくりと、近づいてくる。
視えるのは、迫る悠二の唇。
唐突に起きる衝動。
数時間前、悠二へのご褒美の前に起きた、『どうしようもない気持ち』。
それが胸一杯に溢れ、そして、
――悠二とキスをした。
576 :
446:04/02/10 17:47 ID:hn9bMcpe
初めてのキスは、魔法だった。
悠二の温もりが、熱く強い気持ちを生み出してくれる。
「………はぁっ」
悠二の唇が離れ、気づかぬ間に止めていた息をゆっくりと吐く。
そして、またキス。
悠二の手が頬から後頭部と腰へ移り、そっと添えられる。
キスしたまま、悠二に導かれるように、ベットに横たわった。
(夢ってすごい)
夢だと思うと、強気になれるものだ。
シャナを抱きしめて、キスまでしてしまうくらい。
夢とはいえ、とても、極めて現実的な、柔らかく暖かい感触に、普段は言えない言葉が出てくる。
坂井悠二は、夢の力(本人の考えでは)を借りて、その言葉を、口にした。
「……シャナ、好きだよ……」
「……私も、私も悠二が好き」
自然に溢れ出る言葉。悠二の気持ちがはっきりと今、理解できる。
シャナ、『炎髪灼眼の討ち手』は坂井悠二の事を愛しているのだと。
「んっ…」
もう一度想いを唇が紡ぐ前に抱きしめられ、悠二のそれによって再び塞がれる。
ちゅっ
何かがそっと唇を割って入ってくる。
ちゅっ……ちゅくっ
それが悠二の舌と分かったのは、自分の舌を絡めとり、転がし、さらに強く吸い上げられてからだった。
577 :
446:04/02/10 17:48 ID:hn9bMcpe
「んふ…ちゅっ…ふぅ」
悠二の舌が一方的にシャナの口内を蹂躙していく。
「ふぁ…んくっ…」
導かれるように、シャナの舌が悠二の口内にも入っていく。
そこでまた嬲られ、唾液と共にシャナの口内に戻る。
歯茎を撫でまわし、口腔に踏み込み、舌をねぶる。
「んむ…んんぅ」
悠二の舌が動くたびに心が溶けていくのを感じる。
悠二の舌が動くたびに身体が火照るのを感じる。
この、甘く切ない身体の疼きが全身に行き渡り、さらに激しく燃え上がる。
「あっ…ひぁっ…んんっ」
口から首筋へキスが移り、舌での愛撫に変わる。
ちゅっ……ちゅっ
悠二に抱き抱えられ、自由に身動きが取れないまま、唇が首筋を這っていく。
背に手を当てシャツを握り締め、身がよだつ感覚に、さらに身体をすり寄せる。
「んっ…悠二っ」
シャナの要望に応えて再び唇を合わせる。
578 :
446:04/02/10 17:49 ID:hn9bMcpe
悠二の手がシャナの胸にそっと当てられる。
ピクンっ
震えるシャナに、
「大丈夫だよ」
と、耳元で囁く。そしてカプっと耳たぶを甘く噛み、耳に息を吹き掛ける。
「ひぁ!んっ!!」
身をよじって、刺激に耐えようとしても、悠二の手が伸びてくる。
「あ、あの、悠二」
「なに、シャナ?」
胸に手を当て、もじもじしながら(悠二にとっては、殺人級の可愛らしさ)、
本人にはとても重要な問題を打ち明けた。
「その、私、あんまり、胸が、その」
その、あまりにも不安そうな顔で、あまりにも可愛すぎることを言われると、もう降参するしかない。
「シャナの胸が好きだよ」
「…………っ」
ボッ
ただでさえ赤い顔がさらに染め上がり、ギュッと悠二にしがみつく。
579 :
446:04/02/10 17:50 ID:hn9bMcpe
弾力を確かめるように、指がセーラ服の上から胸を押し、滑らせる。
服をキャミソールごと捲り上げ、そこにはなだらかな曲線を描いているふくらみ。
目に付くピンク色の突起。ゆっくりと、撫でまわすように揉みしだく。
「ん、んん……あっ……」
乳首を指で軽く挟み込むと、
「ひゃうっ!んんっ!!」
自分の喘ぎ声に驚いたのか、右手の人差し指を咥えて声が出るのを防ぎ、左手で顔を隠す。
そんなシャナの振る舞いに愛しさを感じ、さらに愛撫を続けようと、
右手で小さなふくらみを乳首と擦るように揉み、もう片方の乳首を口に含む。
全部口の中にふくらみが入ってしまいそうな、そんな大きさ。
舌が乳首を舐めまわし、指がやさしく擦り摘む。
「んくっ!やぁ、くぅん!」
絶え間なく与えられる快楽は、シャナを快感の高みへと押し上げていく。
「はぅっ、ダメっ!なんか、くるっ!!んんっっっ!!!」
ビクンっ
シャナの身体が大きく震えると、その場でクタっと倒れこんだ。
「…はぁっ…はぁっ」
「……シャナ、大丈夫?」
「……頭が、真っ白になって、身体が、壊れちゃうって、でも、すごく、
気持ち、よかった…うん、気持ちよかったよ…」
まだ、身体中を走る電気のような刺激が残っているが、
悠二の胸に擦り寄りながら、そっと呟く。
580 :
446:04/02/10 17:51 ID:hn9bMcpe
その答えに一層刺激を受け、手をスカートに伸ばしていく。
「んっ…んむ…」
激しいキスをしながら、右手でスカートをたくし上げ、左手で綺麗な、
純白のパンツの上をゆっくり撫でる。
熱い。そこがさらに別の熱源のように。
指をスライドしたり、太ももをサワサワと撫で回す。
「あっんっ、んん」
緩急をつけた刺激に、下半身から力が抜けていく。
「シャナ、下ろすよ」
「…………(こくん)」
すでに羞恥のあまり、両手で顔を隠している。
制服の上下とも、ずらしてはいるものの、脱がしてはいない。
その背徳感とも相まって、妖艶ともいえる光景だった。
シャナが頷くのを見て、そっとパンツを下ろしていく。
片足に引っ掛けておいて、シャナの足を撫でてゆっくりと開かせる。
「……ぅ」
シャナの秘所が縦に開いて、綺麗な、可憐なピンク色をしていた。
眩むほどの淫靡な、劣情を感じる情景。
そして秘所には蜜が溢れ、すでにお尻を伝ってシーツにまで零れ落ちていた。
「すっごく、綺麗だ…」
人差し指で少し、秘所に触れてみる。
「んっ…」
触れたその部分は柔らかくて、濡れてて、熱かった。
上下にゆっくり指を動かしてみる。
「…くぅっ、うぅ」
また指を噛みながら、ひたすら羞恥に耐えつづける。
そして、秘所を舌で刺激されたとき、抑えていた声が、一気に吹き出た。
「ふああぁっ!?ひぅ、んぅっ!」
581 :
446:04/02/10 17:52 ID:hn9bMcpe
こんな自分は知らない。
こんなに淫乱で、快楽に身を任せる、エッチな女だったなんて。
でも、触れてくれる人がいる。
知らない自分を見つけてくれて、知らない悠二を見ることが出来て、互いがもっと大切な部分、
心で通じ合ってるのが分かる。感じる。もっと、もっと、悠二を感じたい!!
「……はぁっ、はぁっ……悠二」
「シャナ、シャナの全部が、欲しい……」
シャナの想いと悠二の想いが一致している事に、自然と頬が緩む。
「うん…、私の全てを、悠二。受けとめて……」
その言葉を受け、キスを交し、悠二は下着も含めて全て脱ぎ捨てた。
「えっ、そ、それが、私の中に入る、の……?」
はちきれそうになってる悠二の怒張を見て、シャナの顔色が変わる。
「そうだけど、だ、大丈夫かな?」
「…っ、わからない、けど、…頑張る…」
不安そうな顔を浮かべながらも、グッっと握り拳を作るシャナが愛くるしくて、
抱き寄せて、またキスを交す。
「…それじゃ、いくよ」
「んっ…」
寝転がるシャナの腰を抱え、悠二の怒張をゆっくりとシャナの秘所にあてがう。
そして、腰を押し進めていく。
「………っ!」
シャナが小さな身体で、一生懸命に身体の中に入って来ようとする怒張を受け止める。
「……っ、……ぅぅ」
何度もシャナが深呼吸をして、その度にゆっくりと怒張がシャナの中に入り込んでいく。
秘所から、赤い血が滴り落ちる。
「…………あぅ!!」
ずるり、と根元までが一気に、シャナの中に沈んだ。
582 :
446:04/02/10 17:52 ID:hn9bMcpe
「悠二…」
「…シャナ」
互いに抱き合い、頭や背中をさする。身体を気遣うように。
「シャナ、大丈夫?」
「うん、痛いよ…。でも、嬉しい…嬉しいよ、悠二…」
少し涙顔で、だから笑った顔は綺麗で、健美で。
そんなシャナに少し申し訳なくて、すごく愛しくて、キスで涙を拭う。
「少し動くよ…」
怒張を包む肉壁がとてつもない快感を生み、少し腰を揺すってみる、といった事しか動けない。
しかし、そんなわずかな刺激でさえも、
「ああぅっ!んくっ、ん…」
シャナの悲鳴に似た喘ぎ声が響く。
まだ痛みを感じさせるその声も、この快楽の前には、逆に潤滑油となってしまう。
腰の動きが少しずつ、少しずつ大きくなっていく。
「あっ、あっ、あっ、あっ!」
リズムに慣れてきたのか、シャナがそれまでの刺激とは違う感覚、快感に、リズミカルに喘ぐ。
悠二も動きが加速していく。シャナの腰を掴み、大きく打ち付ける。
思ったよりも大きい音が、部屋に響き渡る。
「んっ、んくぅ、ふぁっ、あっ、ひゃんっ!!」
シャナの両手はシーツを握り締め、刺激に耐え忍ぶ姿に一層、腰を激しく動かす。
揺れて戻るセーラ服を、再び捲り上げて、胸を揉みしだき、乳首を摘み上げる。
空いた手で、スカートを捲って、秘所にある、小さな突起を指で転がす。
「やっ、そこはっ、あんっ!は、んあんっ!!」
もう、限界が近い。
子宮の入り口なのか、コツコツと先端に当たる感触が伝わる。
そこに何度も打ち付ける。腰を激しく揺すりながら、シャナに覆い被さる。
「悠二、もう、んくぅ、だめぇっ!」
「シャナ!」
シャナが悠二の背中に抱きつく。その背に爪を立て、自我を押し流す快楽に抵抗する。
583 :
446:04/02/10 17:53 ID:hn9bMcpe
「もう、もう!っふぁぁぁぁぁぁ!!」
ぎゅうぅっと締め付けられ、震えるシャナの一番深い場所に、我慢していたものを、
大量に吐き出した。
「…あぁぅ…、熱い……ふぁぅ」
びゅくん、とシャナの中に、精液を送り込んでいく。
お腹を満たしていく暖かさが、心にも染み渡る。
やがて、すべて出し終えた悠二が、受け止め終えたシャナが、
「悠二ぃ、大好き……」
「好きだよ、シャナ」
キスを交した。
長く、長く。
584 :
446:04/02/10 17:54 ID:hn9bMcpe
坂井悠二が目を覚ましたのは、もう日付が変わって幾ばくか経った真夜中頃。
それほど目覚めの良い方ではないが、今回の夢は飛び起きるほど強烈過ぎて。
(シャナが僕のズボンを脱がそうとしてて)
ボンっ!
夢の序盤を思い出しただけで、顔が真っ赤に染まり、思わず顔に手をやる。と、
「っつ!」
背中に鋭い痛みが走る。手をやると、引っかき傷が出来ているようだ。
ふ、と思い出す。確か、夢の中でも、引っ掛かれてた、ような…。
「…………すーっ……」
自分の左手から、人の寝息が、聞こえる。
理性が声を枯らして『ヤバイ!』と連呼している、そんな凶悪な予感を抱きつつ、左手を振り向く。
「…………」
そこには、シャナ。心地よく、安らかに。
しかも、シーツの上から見る限り、肩まで裸である。
その様は繊細可憐。その穏やかな寝顔が、パニック一歩手前の悠二を正気に返らせる。
周りをゆっっっくりと、見渡す。自分の知らない、殺風景な部屋。
外は闇。夢。見知らぬ部屋。(たぶん)裸のシャナ。総合すると…。
「あれは、夢じゃ無かった……?」
585 :
446:04/02/10 17:55 ID:hn9bMcpe
「……うぅん……」
悠二の問いに対する、明確な解答を保持しているだろう眠り姫、シャナが目を覚ました。
悠二の気分は判決を待つ被告の心境である。
万が一、下手をすれば………………死ぬ?
「……悠二ぃ、おはよ」
そんな考えを吹き飛ばす、今までで最高の、坂井悠二しか見ることの出来ない、笑顔。
その笑顔に、全ての答えがあった。見つけ出せた。
安堵し、不甲斐無い自分を叱咤する。
そして、鼓舞する。
それは夢から現実へ。
夢を、夢の続きを、現実にするために。
ここで宣言をする。
「シャナ……、好きだよ」
寝起きからの、いきなりの好意にシャナは頬を真っ赤にしつつも、
「……うん。悠二、大好きだよ」
と、華やかな、とても華やかな笑顔で、答え。二人は、キスを交した。
586 :
446:04/02/10 18:02 ID:hn9bMcpe
ども、以前に全年齢版を乗っけてしまったものです。
お詫びってことで、とりあえずSS書いたんですが…、エロは大変。
SS書きさんは凄いですね、いやホントに。
ネタが浮かべばまた、と考えてます。
駄文につき、失礼しましたm(__)m
ハァハァシマスタ、アリガトウ・・・(*´∀`)
GJ!
これで君も晴れてエロンパンマンだ!
>>586 あれもまた良いモノだ!
表ステージでの活躍も望む。
エロ無しはエロ無しでとても良いものだ。いつも柿の種では飽きる。時にはピーナッツも(ry
それはそれとして446GJ。
グジョーブです
/ // || l ヽヽlllll|||||||llllll////
|ノ ノ // .|| .l ヽヽ /
/' / |.| .|| l \ 取 8 /
( / /|.| || ヽ \ れ 7 /
\| ├H- -H─── \ な 6 /
l\ .| V V \─ か ─
ノ ヽ|━ ━━━ ─ っ ─
ノ .|━ ━━━ ─ た ─
/ /⌒ゝ. F======ョ ./⌒ゝ─. | ─
.| ( (⌒ .| l / /⌒─... | ─
ヽ ヽ `\ | クワッ .l | | ─. | ─
\ヽ、_ \ l \ ̄ / !!! \
` /ヽ、 l \ / \
/ `'─┴ ///lllllll||||llllllヽヽヽ
595 :
594:04/02/10 22:57 ID:OdCOE1Wj
すまん。誤爆した。
597 :
550:04/02/10 23:54 ID:f/Ipxv7G
只今文章推敲中…。
近い内に投下します。
さてネタバレ戒禁ということで。
田中×真竹キボンーーーー!
SF同盟準加盟者緒方真竹たんで萌えさせてくれぇえぇえぇぇ!
今回は緒方キョーカンが数少ない萌え分を供給してくれましたな。
ああしかし、薄幸の吉田ちゃんに愛の手を差し伸べてくれる神は
いないかなぁ?
もう吉田ちゃんが不憫で不憫で...(つД`)
ところでこのスレでも876げと合戦が起こるのか?
もしSS展開中だったら自粛の方向で
やっぱり本スレはえろいなー。
ここ用のネタと思って取っておいたのにあっさり語られている。
> 118 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 04/02/11 01:47 ID:1X00t9lW
> つか、お前ら漏れは、大切なことに気がつきました
> 戦いで負った傷をあえて残すフレイムヘイズが登場したってことはだよ
> シャナたんの処女まぼぁっ!?
>
>119 名前: イラストに騙された名無しさん [sage] 投稿日: 04/02/11 01:50 ID:qzYaHgPP
>
>>118 > そうか、そうだよな。
> これで何度もシャナタンを泣かせないで済むよ。
604 :
537:04/02/11 04:22 ID:97/GaLam
何とかSS完成しました。
今日の昼頃にうpしようかと思います。
神と職人、続々降臨ですな。お待ちしてます。
606 :
550:04/02/11 09:12 ID:ik/NTSNx
>>604 一人の876住人として楽しみに待ってます。
そしてあわよくばネタをいただい(ターン
スマソ、最近調子に乗りすぎです、漏れ…。
>>606 まあガンガレ
ネタなんか本スレ覗いてたらゴロゴロ落ちてるよw
608 :
537:04/02/11 14:27 ID:97/GaLam
予告したSS、投下いたします。
注:長いです。
新刊前に書き始めた物なので新刊とは一切関係ありません。
エロ薄いです。
では、ドゾー。
609 :
537:04/02/11 14:28 ID:97/GaLam
シャナと悠二は、平和な日々を送っていた。
最近は徒の襲撃も無く、これといった事件もない。
もちろん、いつ何があってもいいように鍛錬だけは怠っていないが。
そんな穏やかな日々は、吉田一美を発端としたささやかな出来事によって、粉砕されてしまうのだった。
それは、ある日の放課後のこと。
吉田一美は、今日こそ自分の思いの丈を打ち明けようと決心していた。
最強の恋敵である平井ゆかりとの決着をつけることも考えていた。
意中の相手、坂井悠二を呼び出そうと吉田一美は彼に声をかけた。
「あ、あの、坂井君。ちょっと、いい?」
「ん?」
「あの…今から屋上に来てほしいの。大切な、とっても大切なお話があるから…」
とっても大切な話とあっては聞かないわけにはいかないだろう、と悠二が肯定の返事をしかけたそのとき、彼の後ろから声がした。
「とっても大切な話って?私も興味あるわね」
声の主は、平井ゆかりことシャナである。
シャナはわざとらしく話に割り込んだのだが、その後の発言には彼女も驚いた。
「うん、ゆかりちゃんも一緒に来て。来てもらわなきゃだめなの」
610 :
537:04/02/11 14:29 ID:97/GaLam
三人は屋上にやってきた。
中に入って扉を閉めると、吉田一美はこう切り出した。
「…坂井君。私は、あなたが、好きです。坂井君は、私を、どう思ってる…かな」
ほとんど不意打ちのような言葉を受けて、悠二はその場に凍り付いた。
「…え、と…」
いきなりどう思ってる、と聞かれても答えが出せない。
彼女のことは可愛いと思っていた。しかし、彼女に対する気持ちを言い表せる言葉が出てこない。
悠二が返事に窮していると、シャナが言った。
「なっ、いきなり何を言うのよ!お前にだけは絶対に言わせたくなかったのにっ!!」
シャナの剣幕にも物怖じせず、一美は言い返した。
「言ったでしょ。ゆかりちゃんには負けないって」
「私だって、悠二が好き!大好きなんだから!!」
「……えっ?」
シャナの言葉を受けて、悠二は再び凍り付いた。
(シャナが、僕を…?)
戸惑う悠二に、一美は言った。
「坂井君、私とゆかりちゃん、どっちが好き?坂井君に選んでほしいの…」
いきなり選べと言われても、選べるわけがない。
ただでさえ二人の告白を受けて戸惑っているというのに、選べと言われても困る一方だ。
611 :
537:04/02/11 14:30 ID:97/GaLam
二人のことは好きだ。
しかし、それは恋愛感情なのかと聞かれればそうだとは言い切れない。
やはり悠二には答えられなかった。
どちらかを選べば、どちらかが傷つくだろう。
なんとかどちらも傷つけずに済む方法はないものか。
(………)
そんな方法などあるわけがない。
どちらかを選ばなくてはいけないのだ。
(吉田さんを選べば、シャナはどうするだろう…また泣いてしまうだろうか…
シャナを選んだら、吉田さんは…)
いくら考えを巡らせても、答えは出てこない。
(ああ、もう!考えるのはやめだ!僕は、僕は…!)
悠二は迷いを振り切り、一人の少女に歩み寄った。
自分の命運を大きく変えた、その少女の名は───
「シャナ…」
無意識にその少女の名を呼び、抱きしめていた。
思考の迷路を抜けた後、自分の脳裏に浮かんだのは小柄な少女の姿だった。
抱き寄せられた少女、シャナは顔を真っ赤にし、瞳を潤ませた。
もう一方の少女、吉田一美も瞳を潤ませていたが、彼女の目からは涙がこぼれていた。
「そっか…。ごめんね、坂井君…迷惑だったよね…。じゃあ私、帰るね…」
震える声で言うと、彼女は屋上から去っていった。
612 :
537:04/02/11 14:31 ID:97/GaLam
(これで、いいんだよな…僕は自分に正直になった…その結果なんだ)
また女の子を泣かせてしまった…と後悔に似たものを感じつつ、彼は帰宅の途についた。
「…お前、どうして私を選んだの?」
彼女の問いに、悠二はこう答えた。
「難しく考えずに、単純に考えて…これからも一緒にいたいって思ったのが、シャナだったんだ」
そのはっきりとした言葉に、赤面するシャナ。
「……そう」
シャナはやっとそれだけ言うと、また黙ってしまった。
それから二人は無言のまま、自宅に到着した。
「ただいまー」
「…ただいま」
二人が言うと、台所から母が返事をした。
「おかえりなさい、二人とも。遅かったわね。晩ご飯できてるけど、食べる?」
二人は肯定して手早く着替えを済ませ、夕食を取った。
夕食の間、千草はシャナの様子がいつもと違うことに気づく。
いつもなら他愛ない世間話などをするのだが、今日の彼女は口を開かない。
それに、いつもは出された物を完食しているシャナも今日に限ってはあまり手をつけず、早々と夕食を終えてしまった。
さては悠二と何かあったかと思い、悠二に訊ねた。
613 :
537:04/02/11 14:32 ID:97/GaLam
「悠ちゃん、シャナちゃんに何か変なこと言ったり、したりしてないわよね?」
変なこと、の意味を掴みかねる悠二だが、告白のことはなんとなく言いづらかったためとりあえず否定した。
「し、してないよ」
「そう?ならいいんだけど…」
千草は続けて言った。
「シャナちゃんみたいないい子、なかなかいないわよ。大切にしてあげなさい。お母さんも応援するから」
母の激励を受けた悠二は、しっかりと返事をした。
「うん。ごちそうさま」
やがて悠二も夕食を終え、シャナの元へ向かった。
食器の片づけをしつつ、千草は祈る様に呟いた。
「悠ちゃんが、シャナちゃんとうまくいきますように…」
悠二が部屋に戻ると、シャナがベッドに腰掛けて待っていた。
彼女が身につけているはずのコキュートスは、携帯電話に偽装したままシャナの通学鞄の中である。
悠二がシャナの隣に座ると、びっくりしたような表情を見せた。
「…シャナ?」
鈍感な悠二から見ても、シャナの様子がおかしいのは明らかだった。
どうしたのか訊ねようとすると、シャナが口を開いた。
「悠二…。さっきから私、何かおかしいの…。聞いてくれる?」
614 :
537:04/02/11 14:33 ID:97/GaLam
悠二が頷くと、シャナは続けて言った。
「さっきから頭がぼうっとして、何にも考えられないの…。それに、すごく胸が苦しくて…」
訥々と言うシャナに悠二はこう答えた。
「…それはきっと、シャナが僕を好きだからだよ」
「そうなの?」
「うん。僕も同じだから」
自分も同じだと言われ、シャナはびっくりした。
「悠二も?」
「…うん。シャナといるだけで、胸がドキドキするんだ」
つまり、悠二も自分が…。
「好きだよ。僕も、シャナが好きだ」
そう言われたシャナは、顔だけでなく全身が火照っているような感じがした。
「悠二…」
「シャナ」
お互いの顔を見つめあう二人。
自然と顔が近づく。
そこへ、コンコン、とドアをノックする音が。
二人は慌てて顔を戻し、背中合わせに向き直った。
入ってきた千草はくすりと微笑(わら)って言った。
「あら、お邪魔だったかしら?お風呂が沸いたわよって言いに来ただけだったけど…」
「そ、そう。じゃ、私お風呂入ってくるね」
「う、うん」
悠二は心底残念そうにシャナを見送った。
シャナはシャワーの軽い水音の中、悠二の言葉を思い返していた。
615 :
537:04/02/11 14:34 ID:97/GaLam
『僕も同じだから』
『シャナといると胸がドキドキするんだ』
『シャナが好きだ』
言われて嬉しかった言葉。
それを離さないと言うようにシャナは自分の胸の辺りを抱いた。
(悠二…今も同じ気持ち…?)
そうあって欲しいと願って、シャナはゆっくりと入浴を楽しんだ。
一方、置いて行かれた悠二はというと。
(シャナ……)
自分の気持ちを反芻していた。
自分は、シャナが好き。
どこが好きかと言われれば、迷わず答えるだろう。
全部、と。
『贄殿遮那』を振るう、強くて格好いいシャナ。
時折、可憐な表情を見せてくれるシャナ。
メロンパンを美味しそうに頬張るシャナ。
全部ひっくるめて、彼女が好きなのだ。
自分は、これからも彼女の役に立てるだろうか。
自分は、これからも彼女に守られているだけなのだろうか。
自分は、これからも───。
あれこれと考えてしまう。
人を好きになると言うことは、こんなにもいろいろ考えさせられることなのか、と悠二は感慨にふけっていた。
そんなことを思っているうちに、シャナが入浴を終えたらしく、部屋に戻ってきた。
616 :
537:04/02/11 14:35 ID:97/GaLam
シャナは母が買ってきたものとおぼしき新しいパジャマを身につけていた。
いつのまにか泊まることになっているらしい。
しかも、自分の部屋に寝ることになっているとか。
先ほどのこともあって、悠二はかなりドキドキしていた。
「悠二もお風呂入ってきたら?」
「……」
「悠二?」
「…え?あ、ごめん。何?」
シャナは呆れたようにため息をついた。
「お風呂入ってくれば?って言ったの」
「あ、うん。入ってくる」
悠二はそそくさと部屋を出て浴室へ向かった。
シャナは以前千草から聞いたことを思い出していた。
先ほど未遂に終わってしまった、キスのこと。
キスは誓いの証。
相手を信頼できるようになるまでしないこと。
ざっと思い出して、シャナは思った。
(今の悠二となら、いいかな…)
考えているうちに恥ずかしくなってきて、考えるのをやめた。
(何考えてるんだろ…私…)
ベッドに寝ころんで恥ずかしさを紛らわす。
そんなことをしているうちに悠二が戻ってきた。
「お待たせ」
「あ、悠二…。今ちょうど、悠二のこと考えてたところ」
「どんなことを?」
「えっと……」
シャナはすぐに答えられなかった。
617 :
537:04/02/11 14:36 ID:97/GaLam
「ん?」
「……前ね、千草からこんな話を聞いたの」
シャナは悠二に千草から聞いたことの一部始終を話した。
「キスは誓いの証、か…」
「今の悠二なら、してもいいかなって思って…」
「シャナ…」
思わず赤面する悠二。
「悠二は、誓える?」
「もちろんだよ。シャナとなら…」
「じゃ、して…」
「う、うん」
先ほどのように向かい合い、ゆっくりと顔を近づける。
そして、唇が触れ合った。
「………」
唇を触れ合わせるだけの軽いキス。しかし、とても心地よかった。
悠二はゆっくりと唇を離した。
「…しちゃったね」
「うん…」
「…もう一回、したくない?」
「…しようか」
もう一度唇を重ねる二人。
悠二は、啄むようにシャナの唇を吸った。
シャナもそれに応える。
「んっ、んっ…」
お互いの唇を求めあい、やがて深いキスになる。
「ふ、ちゅ…」
「んっ、ふ…」
そして、どちらからともなく唇を離した。
「キスって、こんなに気持ちいいんだ…」
「うん…すごく、いい感じ…」
二人とも惚けた表情で言った。
これほどまでにキスという行為が甘美だとは思わなかった二人。
618 :
537:04/02/11 14:37 ID:97/GaLam
ふと、悠二が言った。
「シャナ…これからもずっと、一緒にいられるって、誓える?」
「え?」
「これも、誓っておきたいんだ」
「うん、きっと…ううん、絶対一緒にいる。悠二も、私から離れないって誓って?」
「うん」
誓いを交わした二人。
しかし、その証をたてる方法はキスではなかった。
「どうするの?」
「お互いの…全てを見せ合うんだ」
そう言うと悠二は服を脱ぎ始めた。
「ほら、シャナも」
「あっ、悠二…」
悠二はシャナのパジャマのボタンを一つ一つ丁寧にはずし、上着を脱がせた。
シャナも悠二の寝間着を脱がす。
お互いの服を脱がし合い、いつしか二人は全裸になった。
悠二はシャナの裸身に見とれてしまう。
磁器のような白い肌。ほっそりとした肢体。それは今まで見た物の何よりも美しかった。
「きれいだ…」
自然に言葉が漏れた。
「…ありがとう」
シャナは率直な悠二の言葉に照れながらも、なんとかそれだけ言った。
「それから、どうするの?」
「僕に任せて、楽にして」
シャナは悠二の言うとおり、身体の力を抜いて楽にした。
悠二はシャナをベッドに横たえ、そっとキスをした。
619 :
537:04/02/11 14:38 ID:97/GaLam
唇から首筋、胸元にもキスをする。
「……ぁ……」
悠二の唇がシャナの肌に触れる度、じぃんと何とも言えない心地よさがシャナを包んだ。
悠二はなだらかなふくらみに触れ、さすってみた。
「ん……ぁ……」
(シャナが、感じてる…感じてくれてるんだ…)
それを嬉しく思った悠二は、僅かなふくらみを揉むように手を動かした。
「……ぁ、悠二……」
「?」
「悠二は、胸が大きい方が好き?」
「嫌いじゃないけど…あ、もしかして気にしてる?」
「う、そうじゃないけど、悠二は、どうなのかなぁって…」
悠二はくすりと微笑して言った。
「シャナくらいの胸だって、可愛くていいじゃないか」
「……そうかな?」
「うん。僕はシャナみたいな胸、好きだよ」
そう言われると悪い気はしない、と思うシャナ。
「じゃ、続けるよ」
「うん」
悠二は愛撫を再開する。
揉んだりさすったりしているうちに、先端の桜色がしこっているのが分かった。
それを指先で摘んだり軽く抓ったりして弄ぶ。
「あっ、んっ、んぅ…」
続けて悠二は、一頻り弄んだ乳首に口づけ、舌を這わせた。
「ひゃっ、あっ…くぅ…」
620 :
537:04/02/11 14:39 ID:97/GaLam
そこを吸われる度、シャナの口から媚声が漏れる。
(何で…?声が、勝手に……)
シャナはそれが不思議で仕様がなかった。
悠二に恥ずかしいところを触られているというだけで、身体が反応してしまう。
抑えようとしても、どうしても声が溢れてしまう。
(なんで…?)
分からないことばかりで戸惑っている間にも、悠二の愛撫は続く。
悠二は乳首から口を離し、腹部から臍、下腹部にかけて唇を這わせた。
「ん……ふ……くすぐったいよ、悠二…」
「今から気持ちよくなるから、我慢して」
そう言うと悠二は、シャナの中心に触れた。
そこは温かく、僅かに湿っていた。
「きゃっ!…あ、はぁ…」
割れ目に沿ってそこをなぞると、サラリとした液体が漏れてきた。
それを潤滑油代わりに、悠二はさらにそこを指先で擦った。
「ひゃんっ!あっ、はっ、ふぁぁっ!」
「ふふっ、敏感なんだね。シャナは」
「ばかっ、言うなっ、あぁっ!」
シャナの言葉を無視して、悠二はそっとそこに指を入れた。
そこを傷つけないように慎重に指を動かす。
すると、シャナの矯声もこころなしか大きくなった気がする。
「くぅんっ!ふぁっ、うぁぁっ!」
621 :
537:04/02/11 14:40 ID:97/GaLam
指を動かしているうちに、悠二は小さな秘豆を見つけた。
それを指先で撫でると、驚くほど大きな反応が返ってきた。
「はぁんっ!ふぅっ、あぁはっ!」
「気持ちいいんだね、シャナ…。もっとよくしてあげるよ」
悠二は割れ目に触れていた手を離し、代わりに口をあてがった。
そして、そこから溢れる液を舐め取ったり、啄むように吸ったりした。
「やっ、そんなっ、とこ、舐めちゃ…あぁっ!はぁ、汚いよぉ…」
「大丈夫。汚くなんかないよ。すごく綺麗だ」
羞恥に震えるシャナを宥めるように悠二は言う。
「ここ、舐められたら気持ちよくない?」
「よく…わかんない…」
「嫌じゃなければ、それは気持ちいいってことだと思うよ」
「そう、なの…?」
「うん」
言い切って、悠二は少し強めにそこを吸った。
「あぁぁっ!ゆ、じぃっ!」
ふと、悠二の愛撫が止まった。
「……?」
「ごめん、シャナ。僕も、もう…」
悠二はシャナから顔を離し、一度身を起こした。
そのとき、シャナの目に見たことのないモノが飛び込んできた。
「なに……これ……?」
興味津々な目つきで悠二の一物を見つめるシャナ。
622 :
537:04/02/11 14:41 ID:97/GaLam
まじまじと見つめられ、照れながらも悠二は応えた。
「それがシャナの中に入るんだよ」
「ほんと…?」
「うん」
信じられないと思いながら、なおもシャナはそれを見つめる。
「ねえ、悠二」
「ん?」
「これ、触ってみていい?」
「えっ?い、いいけど…」
悠二の一物に興味を持ったらしいシャナは、早速それに触れてみた。
「わ……熱いんだ…それに固い…」
「う……」
自分の分身を触られ、思わず呻いてしまう悠二。
悠二の呻き声に驚いたシャナは、とっさに手を離してしまった。
「あっ、大丈夫?痛くなかった?」
「大丈夫…むしろ逆だよ」
「え?」
「その…そこ、触られると、気持ちいいんだ…」
恥ずかしげに言う悠二に、シャナはにっこりして言った。
「じゃあ、もっとしてあげる」
「えっ…でも…」
「私ばっかりじゃだめ…悠二も気持ちよくなって…」
そう言われて悠二は、シャナに一物を預けた。
シャナはそれを撫でてみたりくすぐったりした。
すると、ぴくりと動いてさらに固さを増した。
「わ……おっきくなった…」
「…そこはそういう風にできてるんだ」
「ふーん…」
さらにシャナはそこを撫で、反応を楽しんだ。
623 :
537:04/02/11 14:42 ID:97/GaLam
「くすっ…なんかおもしろい」
そう言いながらそこをさするシャナを見て、悠二は何だか妙な気分になった。
(シャナ……本当にこれを見たことがないんだ…)
でなければこんなことを言うはずがない。
シャナの愛撫(?)は続く。
(これ、触ると気持ちいいんだよね…それなら…)
シャナは悠二の分身に口づけた。
「わっ…」
(ふふっ、やっぱり…)
悠二の反応に気分をよくしたシャナは、それの先端を舐めてみた。
「……っ」
(ここがいいんだ……)
悠二のいいところを見つけたシャナは、そこを舐め続けた。
「れろ、れろ、れろ…」
「う……」
悠二が気持ちよくなっていることを確認すると、今度は口を一杯に広げてそこを咥えた。
「わ……っ!」
こんなにシャナが積極的だとは思わなかった悠二は、ただただ驚いていた。
(悠二…ゆうじ…)
シャナは『悠二に気持ちよくなって欲しい』ということだけで行為に及んでいた。
そのためなら、どんなことでもできる気がした。
「ん…ん…んむ…」
「……っ!」
そこをしゃぶると、悠二の反応が強くなる。
もっと、気持ちよくなって欲しい。もっと、もっと。
シャナはそんな気持ちを乗せて唇を動かした。
624 :
537:04/02/11 14:43 ID:97/GaLam
「……っ、シャナ…」
シャナのそんな気持ちを知らない悠二は、ただされるがままになっていた。
やがて、悠二に限界が訪れようとしていた。
「シャ、シャナっ、ちょっ、待っ…!」
「?」
「このままじゃ、シャナに…」
悠二が言おうとしていることが理解できないシャナは、一旦口から悠二を解き放った。
「何?」
「このままじゃ、僕だけが…」
「あ…そっか…」
悠二も自分と同じ気持ちだったらしい。
「シャナ、そろそろいくよ…」
体勢を入れ替え、挿入の準備をする。
(悠二が…来る…)
シャナも悠二を受け入れる覚悟を決める。
そして、それは来た。
「っ、きつい…」
「……ぁ…く…」
なかなか挿入は進まない。
だが少しずつ確実に、悠二はシャナの中に収まっていった。
やがて、悠二の全てが収まった。
「…入った…」
「…はぁっ…入った…の…?」
「うん。シャナ、大丈夫…じゃないか。なるべく早く終わらせるから」
「うん…」
愛しい人を労りつつ、悠二は律動を開始した。
最初は、ゆっくりと。徐々に、早く。
「ん…んっ、んっ、んうっ…」
(悠二がいる…私、悠二と一つになってるんだ…)
シャナはそんな充足感を味わっていた。
625 :
537:04/02/11 14:44 ID:97/GaLam
「シャナ…シャナっ」
愛しい人の名を呼び、激しく腰を打ちつける悠二。
「悠二…ゆうじ……」
シャナも悠二の名を呼び、自分の内を蹂躙する物に翻弄される。
やがて、二人に絶頂が訪れようとしていた。
「シャナっ…僕…もうっ…!」
「わたしっ、もっ…なにかっ、くるっ…!」
二人同時に、『それ』は来た。
「うぁぁっ……!!」
「はぁっ、あぁぁぁぁっ……!!」
荒い息づかいを残しつつ、ぐったりとベッドに横たわる二人。
眠りに落ちる直前、シャナはこう呟いていた。
「大好き…」
そして翌朝。
『……ろ、……二』
「?」
『起きろ、坂井悠二!』
悠二は聞き覚えのある声で目が覚めた。
「わぁっ!」
『ふん、起きたか』
かなり不機嫌そうな声。
声の主はもちろん、『天壌の業火』アラストールである。
「え、と…その…昨日の、ことは…」
『全て知っている』
「やっぱり…」
死を覚悟する悠二だが、彼(?)の次の言葉に悠二は驚いた。
『合意の上のことだ。そう硬くならずともよい』
「…はぁ」
意外すぎる言葉に拍子抜けしてしまい、間抜けな返事をする悠二。
626 :
537:04/02/11 14:45 ID:97/GaLam
アラストールは続けた。
『シャナは心から貴様を愛している。貴様も同様…シャナを愛しているようだ』
「…うん」
『それを見込んで、貴様に頼みがある』
「?」
自分に何を頼むのだろう、と不思議に思ったが、アラストールの次の言葉を待つことにした。
『…シャナを、これからも支えてやってはくれまいか。あの子が愛した男だ、こんなことはないと思うが…』
「?」
『…シャナを悲しませるようなことがあれば、貴様の存在はないと思え』
重々しいその言葉は、決して冗談ではない、という迫力がある。
「大丈夫。昨日誓ったから、絶対に大丈夫だよ」
『うむ。これからもよろしく頼む』
アラストールからこんな事を言われるとは思わなかったが、それに関しては十分に留意しているため問題はない。
(僕も少しは認められたって事かな…)
と、ちょっと自惚れた気持ちはあるが、アラストールの言葉は正直、嬉しかった。
「ん、んん…アラストール…?」
シャナが起きたらしい。
『起きたか、シャナ』
「ん…お早う、アラストール」
まだ眠そうな声で言うシャナ。
ふと、アラストールは悠二に声をかけた。
『悠二、少しシャナと話がしたい。席を外してくれまいか』
627 :
537:04/02/11 14:46 ID:97/GaLam
「う、うん」
取り合えず悠二は居住まいを正し、部屋を出た。
悠二がいなくなったことを確認すると、アラストールはシャナに言った。
『シャナ、愛する者は、決して手放すでないぞ』
「…うん」
『これからも、奴の力になってやれ』
「うん!」
シャナも着替えを済まし、部屋を出る。
そして、部屋に取り残されたアラストールはこう呟いていた。
『ふ……我も甘くなったことだな…』
こうして、二人の『日常』が始まる。
一つだけ違うところは、二人の気持ちが通じあっていること。
『日常』は誰にも平等ではない。
少しずつ変貌を遂げ、違った『日常』になる。
二人の『日常』も変化するだろう。
しかし、二人はそれを受け入れ、新たな『日常』にするだろう。
様々に『日常』を過ごす人々。
人の数だけある、『日常』。
世界は、それらを全てとして、動いていく。
〜Fin〜
628 :
537:04/02/11 14:48 ID:97/GaLam
以上です…。
四苦八苦しながら書いた割に、下手くそで(´・ω・`)ショボーン…
シャナもなんかキャラ違うし…。_| ̄|〇
閑話休題(それはさておき)。
この話の続編に、池×吉田タンを構想中。
いつになるかは分かりませぬが、マターリ待っててくだされ。
ではこのへんで。
|彡サッ
ぐッじょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぶううううううう!!
リアルタイムよいものを拝見させていただきましたよ!!
グジョーブ。本編で怖さ爆発の分、こっちでラブラブ展開を補充ー。
マターリ見させていただきました。
グジョーブですw
次作も期待させていただきます。
物分りのいい荒巣徹がw
萌えさせていただきますた。
ェエーキサイティング!!ェエークセレント!!
あれ、なんでこんなにも神が舞い降りるのだろう。
すばらしい良スレだ、ありがとう。本当に。
635 :
550:04/02/11 23:03 ID:ik/NTSNx
|ω・`)キオクレシチャウヨー
| ⊂)
でも前向きに、誰もいない内に(オイ)SS投下逝きます。
個人の事情でまずは前半から。
・警告
時間かかります。携帯からなので。
後、エロ薄いです。
>290氏
辛うじて被りは回避しました。
多分(ヲ
636 :
550:04/02/11 23:15 ID:ik/NTSNx
既に西日も沈み、藍と橙の綾模様が織り成す空の下。
シャナと悠二はある建物の前にいた。
天を突くような長い煙突。そこから立ち上る黒煙。
懐古感を思わせる瓦付きの平屋と、それを囲う白塗りの塀。
そして、『ゆ』とだけ書かれた濃紺の暖簾。
「ここが銭湯…」
シャナがどこか感慨深げに呟いた。
そもそもの経緯は、凡そ一時間前。
「お風呂が壊れた?」
学校での一日も終わり、いつものように坂井家を訪れたシャナは千草からその言葉を聞き、落胆した。
「ええ、昨日からどうもガスボイラーの調子がおかしくて…」
637 :
550:04/02/11 23:25 ID:ik/NTSNx
今日の昼に調べてみたところ、あっさり壊れた、というのだ。
既に坂井家での入浴が慣例且つお気に入りとなっているシャナにとって、それは死活問題だった。
「千草、なんとかならないの?」
「ごめんなさいね…明日になれば業者の方を呼んで直してもらえるんだけど…」
千草の無情な答えにシャナはあからさまにしょんぼりと肩を落とす。
「…………」
そんなシャナの様子を見かねたのか、暫しの間をおいて、
「…シャナちゃん、銭湯って、行った事ある?」
千草が頬に手を当てて微笑み、問掛けた。
そして現状に至る。
「で、何で僕も」
638 :
550:04/02/11 23:34 ID:ik/NTSNx
「いいじゃない、ほら行くわよ」
「観念しろ」
常にシャナの味方であるアラストールと、先程とは打って変わって喜色満面なシャナに内心苦笑しながら、悠二は暖簾をくぐった。
「ふう…」
悠二はまだ優に十数人は入れるだろう浴槽で一人、独占感を満喫していた。
他に客の姿はない。
今日だけたまたま客がいなかったのか、それとも極端な穴場なのか。
なんであれ、見事なくらいにさっぱりとしていた。
誰もいない静かな一人だけの空間。
(たまにはこういうのもいいかな…)
そんな事を考えながら、悠二は体を深く湯船に沈めた。
639 :
550:04/02/11 23:48 ID:ik/NTSNx
と、不意にガララ、と入り口のガラス戸が開いた音が聞こえてきた。
(誰かお客さんが来たのかな)
悠二は少し残念に思いながら、気を遣い隅に移動しようと立ち上がる。
が、湯煙を割り入ってきた人物を視認するなり、悠二は目を疑った。
「シ、シャナ!?」
目の前にバスタオルで体を隠し、長い黒髪をタオルでまとめたシャナが立っていた。
悠二はザバン、と逃げるように湯船に潜り込む。
「ななな、なななな」
赤く染まる頬、仄かに色付く肌、そして浮かぶ感情は…緊張。
「悠二…」
何でシャナがここに?ここ男湯だろ?いやそれよりも…
640 :
550:04/02/12 00:07 ID:HGWyHeYD
悠二の脳裏に様々な思考が浮かんでは消え、混迷の様相を高めていく。
そして、いつしか悠二の視線はバスタオルに隠された部分へと。
「っ」
それに勘付いたのか、微妙に眉をひそめるシャナ。
だが、意外な事それ以上は何もなく、ただ黙って悠二の浸っている浴槽に近付いていく。
そして、目の前に。
『………』
無言の時間。
そして唐突にシャナはバスタオルの結び目を解いた。
「っ!」
悠二は二律背反の感情に苛まれながらも、辛うじて理性を優先させて顔を伏せようとする。
だが一瞬遅く、バスタオルはフワリと浴槽の中に落ちていた。
641 :
550:04/02/12 00:17 ID:HGWyHeYD
「っ〜〜〜〜〜」
シャナは"学校指定の水着姿"で肩を震わせ、必死に感情の露呈を抑えていた。
片や頭を洗っている悠二はむす、とした表情で、
「そんなに笑う事はないだろ」
とぼやく。
タオルの下から現れたのは肌色ではなく、紺色。水着の肩紐だけずらし、その上にバスタオルを巻いていたのだ。
ペテンにかけられた。
赤面の数秒後、それにようやく気付き唖然とする悠二をシャナはしてやったりの笑顔で見つめていた。
「だっておかしいったらない、あの時の悠二の顔……っ」
再度その様子を思い出したのか、またも肩を震わせるシャナ。
642 :
550:04/02/12 00:22 ID:HGWyHeYD
その様子にばつの悪さを感じた悠二は、シャナが落ち着いたタイミングを見計らって、苦し紛れの反撃を試みる。
「…でも別にシャナのない胸を見ても嬉しくなうごっ!?」
が、全てを言う前に飛んできた洗面器に残りの言葉を封殺された。
643 :
550:04/02/12 00:26 ID:HGWyHeYD
ここで一区切り。
駄文スマソ。
文削りすぎると展開に脈絡がなくなる良い例です。
神は遠い…。
続きは又明日のどこかで。
では誰もいない内に
|彡サッ
またしてもリアルで遭遇!
GJ続き期待しておりますです!!
いやいや、なかなかよろしいですぞ。
お風呂水着ハァハァ
吉田タンもやって来て銭湯で戦闘開始
SS職人さん達にお願いが。
投下されたAAにバッチグーなタイトルを付けてあげて欲しい。
今のところ、カップリングがシャナ×悠二ばっかなので分類が…
名無しさんの中からゴッドファーザーも募集してみたりw
649 :
名無しさん@ピンキー:04/02/12 02:04 ID:V+BBb8hc
藻前ら最高の休日をありがとう
しかしスク水は破壊力が強すぎます.
頭を冷やしてきます
>>647 ええと、SSってどこかに保管してるの?
初めて知ったんだけど。
651 :
290:04/02/12 02:25 ID:xhXCEo53
ぐあ、名乗ってない上に途中で書き込んでもた。
改めて。
>>647 ええと、SSってどこかに保管してるの?
初めて知ったんだけど。
もしそうなら、保管する前に誤字を直させてもらいたいっス。
652 :
537:04/02/12 02:34 ID:0vsJvqmu
>>647 「シャナの誓い」でお願いします。
m(__)m
盆と正月が一気に来たようなスレッドだなここは。
感動した。
「ん…んんっ…んふぁ…」
止まらない。背筋から後頭部へかけての痺れが、止まらない。
「くっ…くくっ…くうぅぅぅ…」
止まらない。下腹からじんわり広がる快感が、止まらない。
「ふあっ…は…はうう…んくっ…」
止まらない。自らをかき回す指が、止まらない。
「ああ…坂井君…坂…いっ…くふうぅぅぅん…」
止まらない。彼への想いが、止まらない。
昨日、ゆかりと一戦を交えた(少なくとも一美にとってあれは「戦い」だった)後、
早々に坂井家を辞し、夕食も摂らずにベッドへ潜り込んだ。
(どうしてあんな事したんだろう。坂井君、驚いただろうな…)
脳裏に浮かぶは、彼の驚愕の表情。
後悔と、恥ずかしさと、情けなさで、一美はまんじりともせずに膝を抱えて一晩を過ごした。
そうしている内に夜は明けたが、あんな事の後で二人と顔を合わせられる訳もなく、
起きてきた母親に体調不良を主張し、生まれて初めてずる休みをした。
その母親も今は家にいない。午前中は一美を気遣いつつ家事をこなしていたが、
大したことはないと分かる(そもそも悪くなどないのだが)と、買い物に出かけていった。
戻るまで井戸端会議込みで二時間、といった所か。
静かになった部屋で、一美はもう一度昨日の事を思い返す。
それだけで、一美の顔は灯が点ったように赤くなる。
その原因の一つは坂井悠二とその母親に見られた時の恥ずかしさ。
もう一つは、快感。
それは、ゆかりの指や舌がもたらしたものではない。
それはそれで感じるものがあったのだが、それよりもっと大きい快感を一美は得た。
それは「彼」の、視線。
(見られた…坂井君に…見られちゃった。)
その時の悠二の眼が克明に思い出される。
(坂井君、驚いてた。真っ赤になってた。)
ゆかりと重なり合っていたとはいえ、その時の一美は脚を広げ、
風呂場の入口に向かって「ご開帳」していたも同然だ。彼の目に入らない訳がない。
(坂井君、どう思ったかな。私のここ、変じゃなかったかな。)
なにより、一美はその時自分の花弁に灼け付くような感覚を覚えた。
(坂井君が、私を見てた…私のここを…)
その時の、身体がふわりと舞い上がるような快感が忘れられない。
知らず、手がパジャマの中に伸び、気付いた時にはその部分が発する熱を手の平に感じていた。
656 :
290:04/02/12 05:22 ID:xhXCEo53
お風呂の後の吉田たんってことで、こんなん考えてみました。
ネタ的に
>>34氏やサザム氏と被りまくってしまったんですが、
>>550氏の背中を押した者としては気後れしてる訳にもいかないので、
迷惑も顧みずに投入してみました。
とはいえ、途中からマニアックな方向へ逸れていくつもりですが。
マニアック(゜凵K)イラネな方は、ゴルアしていただければまた別に
考えてみます。
658 :
550:04/02/12 06:42 ID:HGWyHeYD
ぐあ、リアタイで読んでくださった方が一人いたのね…。
レス早。
タイトル?む、考えてないな…。
次に投下するときに名前欄に書けば良いですか?
>>657 d楠です。あんな色々入ってる所があるとは。
ちょっと逝ってきます。
>290
序盤だけで激しくハァハァ。
マニアックとは、後ろに目覚m(ry
なんだか、神が沢山降臨してるなぁ。これはやはり新刊の効果なんだろうか?
何にせよグッジョブです、続きのある方もガンガッテください。
後は、角煮に弥七郎スレが建ったらさらに最高だろうな、とかいってみるテスト。
あんまり拡大しすぎると怖い人も寄ってきそうで怖い。
そっち方面はあんまり知らないから偉そうに言えないけどね。
>290
すばらしくグジョーブ(*´Д`)
吉田たん、まさか羞恥プレ(ry
「いてて…でも何でいきなりこんな事を?」
「こんな事って?」
素の反応。
「僕のこと騙した事だよ!」
「いつまでも過ぎたことを引っ張るのは男らしくないわよ、悠二」
「…………」
いともあっさり黙らされる。
男の沽券を持ち出すのは何か違うんじゃないか。
半ば憮然とした心持ちで悠二は頭からお湯をかぶり、二度目の洗髪を終えた。
と、
「ねえ、悠二」
先程とは違い、どこか躊躇いがちな様子でシャナが声をかけた。
「なんだよ」
対する悠二は苛立ち混じり。
その様子にシャナはやや戸惑いを見せるがそのまま言葉を繋げる。
「背中流してあげる」
ぴちょん。
一瞬で苛立ちも忘れ、(少なくとも悠二の)世界が止まる。
聞こえたのは蛇口からこぼれる水滴の音だけ。
「…えっと」
何と答えるべきか迷う。
先の失態も手伝い、悠二は真剣な筈のシャナの申し出に疑念を抱いてしまっていた。
無論、そんな悠二の内心など知る由もなく、歯切れの悪い返答にむっと眉を寄せる。
「何よ、いやなの?」
「あ、嫌って言うか…」
「言うか?」
「又騙すんじゃな痛っ!?」
石鹸がクリーンヒット。
「うるさいうるさいうるさい、人の厚意は素直に受け取りなさい」
怒声の中に僅かに混ざる照れの感情。
珍しくその感情の動きに気付いた悠二は、
(…悪かったと思ってるのかな?)
と思う。
事実、口にこそ出さないが、これはシャナの先の悪戯に対するお詫びのようなモノだった。
「わ、わかった、じゃ、頼むよ」
痛む頭を抑えつつ訂正する。
「うん」
シャナは湯船から立ち上がり、悠二の側までいくと、背後に中腰になる。
シャナの背中流しが始まった。
しゃこしゃこ、と泡立ったタオルでシャナが悠二の背中を擦る。
「どう、悠二?」
「うん、気持ちいい」
先のわだかまりも捨て、素直に答える。
もっとも、意外にもシャナの背中流しの技巧はかなりのもので、悠二自身虚偽の感想など思い付きもしなかったが。
疑問に思った悠二はシャナに尋ねる。
「シャナ、人の背中流すの初めてだよね?」
「?うん、どうして?」
「あ、いや、ただ本当に上手いからって思って…」
「…そう」
素っ気ない返事で返すシャナ。
だが内心はと言えば、
(悠二が褒めてくれた)
その思いが反芻されていた。
もっと悠二に喜んでもらいたい。
もっと悠二の嬉しそうな顔が見たい
そんな純粋な想いが浮かび、共鳴し、大きくなり、シャナの心を満たしていく。
そして、気付く。
「悠二、背中大きいね」
「え、そ、そうかな?」
「うん」
いままで気付かなかった少年の大きさ。
それは少女に不思議な気持ちを抱かせた。
昴る気持ち。それは少女を大胆にしていく。
もっと、何かできることは?
シャナは考え、思い出す。
そして、行動へ。
「…悠二、ちょっと暫く後ろ向かないで」
「え?どうして?」
「いいから」
「わ、わかった」
有無を言わせないシャナの口調に、悠二はただ前方だけを凝視する。
背後でシャナが何かしているのが分かったが、断腸の思いで耐えた。
そして数分後。
沈黙にも飽きて、後ろにいるシャナに何か話しかけようか、と思っていた矢先。
「うわっ!?」
柔らかい、ぬめる何かがいきなり背中に触れた感触に、悠二は体を震わせ、反射的に振り向いていた。
「…………」
悠二は言葉を失った。
シャナは裸だった。
いや、正確に言えば水着自体は着ているが、上半身だけが裸だった。
驚いているシャナを尻目に、悠二の視線は自然とそこへ。
ささやかなふくらみ。そしてその両の頂点にある桃色のトップ。
それは芸術と例えても異存など出ないと思わせられるほどに綺麗で美しかった。
そして見ればその胸を覆うようにソープの泡が張り付いている。
それを見て悠二の中で全てが繋がった。
「っ、馬鹿!見ないで!」
「!ご、ごめん!」
一瞬の間の後、我に返ったシャナが叱責を飛ばし、その声で遅れて我に返った悠二も慌てて前を向く。
「…………」
「…………」
幾度目かの沈黙。互いにただ赤面していることにも気付かず、時間が過ぎる。
そして、
「…始めるから」
不意にシャナが沈黙を破壊した。
何を、と悠二が問いかける暇もあらばこそ。
両の二の腕にシャナの指が添えられ、先の感触が背中に触れた。
671 :
550:04/02/12 13:51 ID:HGWyHeYD
続きます。
後編は今夜にでも。
ぐぼあ!
阿波踊りか?阿波踊りなのかっ!?
クチュクチュでヌルヌルでスッチャスッチャクァwsデrftgyhジュイコlp;@
>550
それを仕込んだのが千草ママンなのかヴィル様なのかが気になるんだが(笑
いかん、マジで興奮してきますた
676 :
446:04/02/12 14:31 ID:SwTib1OJ
>>651 >446のタイトルは、「二択」
>563-585のタイトルは「長い長い一日」でお願いします。
SSは収めて頂けるだけでも有難いです。
>550
ネタが被った!シャナとお風呂で洗いっこSSが〜…。
続きを期待してます。
(…っ)
不慣れでこそばゆく、それでいてどこか拒みがたい感覚に体を震わせる悠二。
背中に押し付けられたそれはゆっくりと上下に動き始め、二人に快感と呼ぶべき感覚を与え始める。
「っ…ふぅ…」
徐々に息が荒くなっていくことを実感するシャナ。
摩擦を緩和するソープの泡がいやらしい音を辺りに響かせ、より二人を昴めていく。
「…悠二…、どう…?」
どこか光惚とした声色でシャナが問いかけ、
「柔ら、かくて…気持ちいい…!」
何かに耐えるような声色で悠二が答える。
「ん…ぅ…」
"満足のいく"悠二の答えにシャナはより昴ぶる。
そして動きも緩急織り混ぜられ、中にある昴ぶりを行動へ変える。
「はぁ…、は…!」
間近で吐きだされるシャナの吐息。
背中で直に感じる少女の胸の柔らかさ。
そして公共の場で行うには余りに大胆な奉仕に、悠二は自らの中で抑えようのない衝動が生まれつつあるのを確かに感じていた。
「あ…」
不意にシャナの動きが止まった。
思わず振り返れば、紅潮したシャナの顔がすぐ側にあり、その視線は一点に注がれている。
その視線を辿り、悠二も今更ながら気づいた。
自らの"男"であるものが腰に巻かれたタオル越しに屹立していることに。
「悠二…これ…」
自分の"モノ"に集中しているシャナの視線。
その視線に、悠二は先の興奮も忘れた。
自分がシャナに欲情している。
そう現状を認識し、同時にその認識を嫌悪する。
シャナ。
フレイムヘイズであり、自分よりも"大きくて"、とても"強い"少女。
そんなシャナに欲情してしまった自分が堪らなく嫌だった。
暗澹たる気持ちで今すぐにでも逃げ出してしまいたい、そう悠二は思う。
だが、次の瞬間悠二に、意外な言葉がかけられた。
「うれしい、悠二」
悠二は一瞬自分の耳を疑う。
今、シャナは確かにうれしい、とそう言った。
その意味を図りかね、
「どうして…?」
振り返らずに呆然と問いかける。
「…だって、悠二が気持ち良くなってくれたってことなんでしょ?」
その答えに悠二は振り返る。
そこには確かにシャナの微笑みがあった。
「だから、うれしい」
シャナは、男性のこの現象が何を示しているのかを知らない。
『天道宮』にいた頃に一通りの教育は受けていたが、ヴィルヘルミナの親心か、単に不要と感じたのか、"その手"の教育は一切行われていなかった。
今の胸を使った奉仕でさえ、先の"自分の胸に対する指摘"を"思いだし"、それを悠二に知らしめるための合理的な行動だった(初めて感じた戦いとは違う昴ぶりに内心は戸惑いこそ覚えていたが)。
だからこそ、シャナは嬉しかった。
悠二の体の部位の明白な変化。それが気持ちいいことの証と理解できた事、またそう確信出来た自分が。
そして何より、悠二が気持ち良くなってくれた事が。
「………」
そんな"小さな少女"の純粋な姿を見て、悠二は自らを激しく悔いる。
悔いて、例えようのない気持ちをシャナに感じた。
今すぐこの少女をぎゅっと抱き締めてあげたい。
抱き締めて、たまらなく甘えたい。そんな気持ちを抱く。
そして、それだからこそ悠二は下手な笑顔を見せ、
「ありがとう…背中ながしたら、もう出ようか?」
そう答えた。
「…うん」
シャナも頷いた。
今の二人の中には暖かい何かが芽生えていた。
満点の星空の下、シャナと悠二は隣り合いながら雑踏の中帰路に就いていた。
二人は自分の中にある、新しく創られた想いを感じながら、歩く。
それは他から見れば瑣末なもの。
けれど、二人にとっては少しだけ大きなもの。
「少し寒いね」
「うん」
「コンビニにでも寄っていく?」
「余り遅くなると千草が心配するわよ」
「メロンパンで何が欲しい?」
「…デラックス」
互いの想いを知りながら、それはまだ形にはならない。
無数にある感情の中から、二人は違う何かを選び、時に淘汰し、時に受け入れ、ゆっくりと近付いていく。
ただ世界は在るべき形で二人の行く末を見つめ続ける。
了
685 :
550:04/02/12 22:51 ID:HGWyHeYD
終了です。
いや全くもってSSは難しい…。
少し文を削っただけでこっちと読み手の理解の錯綜が起きる…。
本当に大変です。
オリジナルの設定で進めた報いか…。
後エロ薄でごめんなさいm(__)m
まだ二度目なので容赦してください。
もし次が許されるなら次は吉田ちゃんでもあMPさを29なiWD
>SS保管人様
こんな拙作でよければどうぞ保管してやってください。
グジョーブです。胸だけでここまでハァハァ。
な、なぜそこで押し倒さない!・・・というお約束のツッコミは置いといてw
グッジョブですた。
偶然、男湯へ入るゆかりちゃんを見つけて、こっそりと男湯を覗く吉田タン。
そこで悠二とゆかりちゃんの怪しげなプレイを見つけた吉田タン、
意を決して裸で男湯突入。
ってな展開だったら漏れは萌え死んだね。
そしてそこへブーメランパンツでシュドナイが乱入。
ってな展開だったら漏れは笑い死んだね。
グジョバ!
>689
シュドナイはすっかりオチ要員だな。・゚・(ノД`)・゚・。
誰かヘカーテたん×シュドナイのエロSSキボンヌ!
広い浴室。その一角で、少女が湯船につかっていた。
少女の見つめる先。壁が見えないのは、湯気のせいだけではない。
頭上を見上げれば、湯気の向こうに広がる星空。
「このようなところに何の用ですか? "千変"シュドナイ」
背後から突然現れた男に対し、少女は感情の起伏に乏しい声で問いかける。
「俺だってたまにはゆっくり風呂につかりたいのさ、俺の可愛い"頂の座"ヘカテー。」
言って、シュドナイはヘカテーの横に座る。
「それに、裸のつきあいってのも悪くはないだろ?」
「何度も言うように、私はあなたのものではありません。それに、零時迷子はどうするつもりですか」
相も変わらず、抑揚のない声に、思わず苦笑するシュドナイ。
「それと」
とヘカテーが続ける。
「ここは女湯です」
「くっくっく……ここを使うのは君だけだろう? だったら別に構うことはないさ」
苦笑するシュドナイ。
「それに、あのミステスの戒禁と、周りにいるフレイムヘイズは厄介でね。一度退いて体勢を立て直してから、というわけさ。だから」
湯船を移動し、ヘカテーの正面に回るシュドナイ。
「それまでの間、君と愛の語らいをしようかと思ってね」
692 :
691:04/02/13 01:31 ID:/Uq5Hg9e
>>690のリクエストに応えて、冒頭だけ書いてみた。
初めて書くSSなんで駄作なのは勘弁して貰う方向で。
続きは随時。週末にまとめて書こうかな(時間さえあれば)。
>>690 ぐはあ!
暖めていた物を先に言われてしまった。_| ̄|○
100年に一度レイープ、みたいな。
695 :
693:04/02/13 01:39 ID:of/uUotB
ネタ振りどころかSSを先に投下されちまって_| ̄|○
逝ってくる…
696 :
691:04/02/13 01:39 ID:/Uq5Hg9e
>>693 ぐはあ!
考えていた方向性を言われてしまった。_| ̄|○
>100年に一度レイープ、みたいな。
さて、どうしたものか……。
698 :
691:04/02/13 02:09 ID:/Uq5Hg9e
「しません」
言って、シュドナイに背を向けるヘカテー。
「そういうなって。君も、嫌いじゃないだろ?」
背を向けたヘカテーを、後ろから抱きしめるシュドナイ。
小柄なヘカテーは、シュドナイの腕の中にすっぽりと収まった。
「……」
透徹な氷像を思わせる少女に、わずかに走った動揺を、シュドナイは見逃さない。
「将たる身が、色事にうつつを抜かすようでは困ります。あなたは果たすべき大命をまだ一つも果たしていないのですから」
変わらず抑揚のない声ではあるが、それが彼女の照れ隠しであることをシュドナイは十二分に理解していた。
彼は、ヘカテーの胴に回していた手に少し力を込め、ヘカテーの右肩に顎を乗せる。
「残念ながら、俺は君と違って盟約に忠実じゃないのさ」
「煙草はやめなさい、と何度も言ったはずです」
互いの距離が近づいたことで気付いた匂いに、ヘカテーはわずかに顔をしかめる。
「ああ、今度こそやめるさ」
心にもないことを言いながら、シュドナイは自らの手をヘカテーの胸へと移す。
「……っ!」
氷像を思わせる冷たさを持った声に、わずかながら熱がこもる。
そしてシュドナイは、自らの両の手の熱で氷像を溶かすかのごとく、ゆっくりと、ゆっくりと、ヘカテーの胸を愛撫し始めた。
699 :
691:04/02/13 02:10 ID:/Uq5Hg9e
第2弾完成。今日はもう寝ます。続きはまた今度〜。
700 :
691:04/02/13 02:18 ID:/Uq5Hg9e
両想いってのは正直意外だったけど良い感じだす。
ヘカテーたんの先駆者として頑張って下さい。
なんだなんだ風呂ブームかこの野郎w
本スレに誤爆した香具師挙手!w
704 :
690:04/02/13 03:33 ID:Y62/t9cx
おおお! ま、まさか本当に神が降臨するとは(゚∀゚)
シュドナイはこのまま良い目を見れるのか、それともやっぱり壮大なオチが待っているのか…
とにかく激しく続きを期待しております。
>701
確かに意外だったw
705 :
550:04/02/13 05:55 ID:4Kw6MWNv
スマン少しだけ愚痴らせてくれ。
>>688 最初はその予定だったんだけど収集つかなくなる&投下の際に面倒だったんでやめますた。
今となっては真面目に後悔。・゚・(ノД`)・゚・。漏れの馬鹿
やはり妥協はイクナイな…ちくせう。
あんだけ大仰に言っておいて漏れの愛はこの程度のものだったのか…_| ̄|〇
愛ってなんだ?
あきらめないことさ。
というわけで次を楽しみに待ってまつ。
>>705 途中からの分岐バージョンを書くのもまた愛?さ!
708 :
688:04/02/13 08:27 ID:F/7Lqf3M
>>705 ホントにその予定あったのかよ!
ネタのつもりだったんだが……
「うそから出たまこと、そして始まる愛。」
ここは愛に溢れたインターネットですね(w
711 :
691:04/02/13 12:48 ID:PidKGZqf
>>701 シュドナイがヘカテータンを無理矢理……というのも考えたのだが、
個人的にそういうの好きじゃないし、ヘカテータンがかわいそうなんでやめました。
>>704 えーと、方向性は2,3考えているんだが、
シュドナイはやっぱりオチに使わないとダメでつか?w
このスレは ほ わ ほ わ したスレですね。
シャナたんのほわほわ顔を想像して、思わずマターリw
714 :
550:04/02/13 15:04 ID:vkkVGe5i
>>709 えと、その意味ありげな文末はもしかして
>>707氏の言った分岐版を書けという遠回しな催促でつか?
ごめんなさいごめんなさいまた調子に乗りましたごめんなさい
2日ほど来て無かったら山ほど神が
激しくGJ!だ
そして636の一行目
「らん」と「チェン」と読んだやつ手ぇ挙げれ
(´・ω・`)ノ
ノシ
719 :
688:04/02/13 19:35 ID:9hZGT2Wc
第三者が
>>550氏の分岐を書くのはありでつか?
いや、勢いだけで冒頭書いちゃったが、うpしていいかわからないもんで……
720 :
550:04/02/13 20:07 ID:vkkVGe5i
全然ありです。
無問題です。
むしろ感激です。
明日は薔薇色です。
すみません少し取り乱しました。
えー、真面目に言わせてもらうと、自分が分岐もの(シャナタンと吉田ちゃんとのアワワ)を書いてしまうと先の作品の投下した意味がなくなってしまうので丁度悩んでいた所です。
そのため>688氏の提案は自分にとっては僥幸です。
遠慮なくどうぞ。
了解です。
今ちょっと出掛けてて携帯からなんで、うpは深夜になりまつ。
今夜は徹夜でSS書くぞー!w
神続々降臨。ガンガッテー
(な、なにがどうしてこんなことになったんだ……)
部屋の中に漂う不穏な空気に、風邪とは無関係の汗が背中に流れる。
一美は見舞い品を袋から取り出し、シャナはベッドの傍らでメロンパンをかじっている。
一見二人ともくつろいでいるように見えるが、互いに殺しの気配を放っているのが風邪で弱った感覚でもわかった。
壮絶な神経戦の中間で、自分の存在の力が加速度的に削られていく気がする。
帯電すら始まりそうな空気を和らげようと、悠二は一美に声をかけた。
「吉田さん、わざわざ来てくれてありがとう」
「う、ううん、いいの。あの、調子はどう……?」
「さっきよりはだいぶ良くなったよ」
「あ、あの良かったら何か作りましょうか……? おかゆとか……」
グシャ!
シャナの手の中でペットボトルがひしゃげる。
悠二の顔面が蒼白になる。一美も一瞬ひるんだ様子を見せたが、すぐに気を取り直して話を進める。
「あ、あの、果物なんかも持ってきたから、何かほしいものがあったらいってくださいね」
「あ、ありがとう……」
こっそりシャナをみると今にも焔髪灼眼化しそうな勢いでこちらをにらんでいる。
(そこまでおこることないだろ!?)
きっかけさえあれば爆発しそうな状況に戦々恐々としながら、ベッドの中で冷や汗を流す。
そんな緊迫した空気に気づいているのかいないのか、千草がのんびりと入ってきた。
「ごめんなさいね吉田さん。せっかく来てくれたのに何もお構いできなくて」
「い、いいえ! 連絡もしないできた私が悪いんですし……」
「ふふふ、いいのよ、悠ちゃんなんかの為にわざわざ来てくれたんですもの。感謝しなくっちゃ」
「なんか」扱いされたのがひっかかるが、とりあえず場の空気が少し和らいだ。
これなら何事もなく済むかもしれない。
だが悠二の期待はあっけなく裏切られた。
「それじゃあ私はお買い物に行ってくるから、シャナちゃん、後をよろしくね」
(そりゃないだろ母さん!?)
悠二の心の叫びは閉じた部屋のドアにむなしくはじかれた。
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ !!!!!
お久しぶりです!お待ちしてました!
(どうして、私ってこうなの……?)
吉田一美は、銭湯の男湯の入り口で、立ちつくしていた。
身につけているのは、バスタオルのみ。
その場所が不特定多数の男性が集まるところであることを考えれば、危険きわまりない格好である。
数分前。
自宅の風呂釜の故障により、近くの銭湯へやってきた吉田一美は、男湯の方へ入っていく平井ゆかり
を見かけた。
(ゆかりちゃん、どうして……?)
不審に思い、男湯を覗く。
そこには、全裸の坂井悠二(風呂だから当たり前ではあるが)と平井ゆかり、ただ二人しかいなかっ
た。
平井ゆかりが、坂井悠二の背中を流している。坂井悠二もまんざらではなさそうだ。
(ゆかりちゃんには、負けない)
その思いに駆られ、脱衣所で服を脱ぎ、バスタオルを身にまとい、男湯の入り口まで来た吉田だった
が。
隙間から再び覗き見た扉の向こうには、二人だけの官能の世界が、始まろうとしていた。
――負けない――
吉田一美は、常にそう思い、そしてそれは平井ゆかりにも告げていた。
(でも)
目の前に広がる光景は、彼女の負けと同義でもあった。
自分の入り込むことの出来ない、二人だけの世界。
(でも)
その現実を突きつけられたとて、彼女はあきらめられなかった。
あきらめられるはずがなかった。
彼を思うだけで、苦しいほどに胸が痛む。
彼を見ただけで、体が火照っていく。
(でも)
これは最初から勝ち目のない勝負かも、という漠然とした不安はあった。
あまりにも自然すぎる、二人の在り方を幾度となく見てきたのだから。
(でも)
二人はまだ、恋人同士という結びつきではない。
そして、垣間見える微妙な二人の距離。
だからこそ、吉田一美は希望を持っていた。
(でも)
きっかけがない。
池速人のお膳立てにより、坂井悠二との距離を縮めようとしたことは何度もある。
けれども、その度に平井ゆかりの存在が邪魔をする。
そして今も。
平井ゆかりがいなければ、坂井悠二と二人きりになるチャンスだったのに。
進む勇気を持てず、されど退く――負ける――わけにはいかない。
吉田一美は、逡巡する。
727 :
245:04/02/14 00:43 ID:5xCKIayy
す、すまん。また規制だ
どうなってんだocn!?
神が入り乱れて乱交状態の週末を如何お過ごしでしょうか?
規制って、他の人が書き込んだら解除されるの?
729 :
688:04/02/14 00:45 ID:05kvNCTS
とりあえず、こんな感じでいいんですかね……駄作でスマソ。
ここで「進む」を選べば3P編
ここで「退く」を選べば
>>550氏のエンドへ、かな。
「進む」の続きはもう少し時間かかりまつ。
進め進めどんどん進め!
花も嵐も踏み越えて、茨の道を突き進め!
目指すは遙かな理想郷、3Pの里…
ごゆるりとお願いします。
731 :
691:04/02/14 01:08 ID:05kvNCTS
決して大きくはないが、しっかりと自己主張するヘカテーの胸の感触を、シュドナイは楽しむ。
「……っ! ……ぁ……」
優しく、そして激しい愛撫に、ヘカテーの吐息は次第に熱を帯びていく。
(そろそろ、か……)
シュドナイは、右手をヘカテーの秘所へと動かす。
「……ふぁっ!」
先ほどまでとは明らかに違う、熱のこもった声。
(くくく、そそるねぇ……)
その声を聞いたシュドナイは、背筋を走る快感に身を震わせる。
ヘカテーの秘所には、風呂のお湯ではない液体の感触があった。
「あ……っ! いい……っ! ぁあ……!」
普段の、抑揚のない声からは想像できないような、艶っぽい喘ぎ声。
そこには、零下を思わせる透徹の氷像などはない。
あるのは、身体を熱く火照らせた、一人の少女の姿。
「実は、今日はもう一つ、君にとっておきのプレゼントを持ってきた」
身体をくねらせ、愛撫に耐えるヘカテーに、シュドナイが囁く。
「俺の道楽も、まんざら捨てたもんじゃないってことを、分かってもらえると思うんだがな」
言いながら、自在法を繰る。物質転送の自在法。
そして彼は、虚空から"それ"を取り出した。
gjです、続きキボン
ガラガラッ!
誰かが入ってきた。そのことに、悠二は心臓が飛び出さんばかりに驚いた。
銭湯なのだから、誰かが入ってくるのは当たり前なのだが。
悠二は思わずうつむく。
「何で、お前が、ここにいるのよ!」
シャナが、二人の世界を邪魔する乱入者に怒号を浴びせる。
おそるおそる悠二が目をやったその先にいたのは――
フレイムヘイズではない、一人の少女・シャナの『最強の敵』。
ある決意を胸に秘めた、吉田一美。
――自らの胸をスポンジ代わりに使うと、世の男性は喜ぶ――
吉田も、そんな話を聞いたことはあった。
だがしかし、その光景を目の当たりにするとは……
しかもそれが、自身の想い人と最大のライバルによるものだとは……
長いようで短い逡巡の後、吉田は、勇気を振り絞り、二人の前に進み出ていた。
「ゆかりちゃんには、負けない。絶対」
いいながら吉田は、自身の身につけたバスタオルに、ボディーソープを染み込ませ始めていた。
「胸だって、私の方が大きいんだし」
事実、プール授業を繰り返すうちに、市立御崎高校一年二組の男子生徒(悠二含む)の中で、一年二
組女子バストサイズランキングの「一位・吉田一美」及び「最下位・平井ゆかり」は不動のものとなっていた。
「ぐっ……」
明確にして、最大の弱点をつかれたシャナは、反論することが出来ない。
その隙をついて、吉田は悠二へと近寄る。
濡れたタイルの上、それにソープが加わると、足下は滑りやすくなるものである。
自然、早足となっていた吉田も、例外ではなかった。
あと一歩で悠二に触れられる、その距離で、吉田は足を滑られ、倒れ込んだ。
坂井悠二のいる方へ。
734 :
688:04/02/14 13:48 ID:vXB+YFqm
あらら、変なところに改行入ってしまったか。スマソ。
むねむねパニック
フオオオオ!
こんな所で切るなんて殺生な!
続行だ!
朝日新聞夕刊にシャナキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
それは本スレで言いなさいよw
帰りに買おうと思って忘れてた━━━━(T-T)━━━━!!!!!
電撃本スレにうpされてるよ。早めに保存せよ。
>>741 アレを大辞典に収蔵するのは著作権上問題あるよなw
文章だけ抜粋すればいいのかな?
他は特別何があるわけでもないんだし。
本スレはプチ祭りだったなw
いつもお祭りみたいなもんだけどねー
746 :
690:04/02/14 23:40 ID:M0W4kCpM
>711
自分的にはシュドナイがただ美味しい目を見るなんて許せねぇって感じですがw
気にせずどうぞお好きに書いてください。
731とかもう萌え萌えなので(*´Д`)
イケてるシュドナイ…新境地だw
うんうん、風呂でょぅjょと、か…。
シュドナイのノーマルプレイってのも新鮮でイイ!な
>>691に激しく期待
748 :
550:04/02/15 12:48 ID:SaeqsZLq
規制オワテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
で来てみれば…688氏キテタキテタキテタキテタキテタ━━━━━(゚∀゚≡゚∀゚)━━━━━━!!
激しくグジョブ!!
偉そうな言い方ですが自分が成せなかった夢を果たしてやってください。
漏れは次の愛の形を探しに逝きます。
749 :
550:04/02/15 15:23 ID:SaeqsZLq
スマン、カキコ凄い厨臭いな…_| ̄|〇
とって付けたようで恐縮だが他の神様方も激しく期待しております。
…ところでヴィル様×メリヒムは需要ありますか?
>550
( ´∀`)キニスルナ、キタイシテルヨー
ついにヴィルたんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
思いっきり乱れさせて下さい。
期待してまつ。
ヴィルたんのSFはどんなかな?
ちっちゃいかな?
おっきいかな?
楽しみだな!
ところで、包帯プレイはありますか?
ヴィル様がメリヒムをがんじがらめにして、身動き取れないメリヒムを…
>>753 お、おまっおまえ!!
よく言った!それだよそれ!!
がんじがらめでがんじがらめでg」ぱjぢふぁpgはp
もうロシアンルーレットだなltじゅあ:がん!!!!
なあなあなあ!
ヴィルヘルミナたん大年増説から展開してお姉さまタイプでメルヒムをお仕置きして…
むしろ大人な関係でもオッケー。
つか、要望は要望として好きに書いてくださいな。
保管庫さんに自分の作品が拾われてると、なにやら気恥ずかしいですな……。
そういえば、作品にはタイトルつけた方がいいんですかね?
つけるのなら、ヘカテータンの方は
『ヘカテー、 や ら な い か ?』
とかになるんだけどw
まあ要望というかなんというか、本スレと同じに暴走してネタってるだけという説もw
>>757 ヘカテーたんが頬を赤らめながら
「うほっ…」
悠二を押し倒すような形になってしまった吉田と、倒れながら吉田を受け止めた悠二。
眼前に広がる光景に、思わず硬直してしまうシャナ。
が、その硬直も悠二の鮮血を見ることにより、憤怒へと変わる。
「私の、悠二に、何、してんのよ!」
悠二の鮮血は、倒れ込んだ衝撃そのものではなくバスタオルがはだけた吉田を見たことによる鼻出血だったのだが、激高しているシャナは気が付くこともない。
そして、吉田もシャナにひるむことなく言い返す。
「私の方が、坂井君を気持ちよくさせられるんだから!」
決して豊富とは言えない知識の中から、吉田はもっとも効果的な方法を導き出す。
すなわち――自分の最大の武器を使うこと。
悠二に覆い被さったままだった吉田は、わずかに身体をずらし、悠二の分身を自らの胸へと導く。
先ほどから屹立したままだった悠二の分身は、さらなる快楽に精を放出しそうになる。
「うぉっ……!」
その反応に見て、吉田はさらに攻勢をかける。
おぼつかないながらも、身体を前後させ悠二の分身をゆっくりと胸でしごく。
シャナは、行為を続ける吉田と一瞬視線が合う。
――ゆかりちゃんにはこんなこと出来ないでしょ?――
『最強の敵』にそう言われたような錯覚に陥ったシャナは、強い敗北感から、微動だにすることが出来なかった。
同時刻、脱衣所。
置き去りにされ、浴室で繰り広げられている状況にやきもきしながら、とりあえずすべての怒りはあとで坂井悠二にぶつけることを心に決めているアラストールは、自分の方へ近づいてくる人影に声をかけた。
「このようなところに何のようだ? "屍拾い"」
「私も、中の様子が気になってね」
そこには、相も変わらずクラシックなスーツに身を包んだ、紅世の徒の姿があった。
「こそこそ尾けていたのか。悪趣味な」
「ただ、声をかけそびれてしまっただけさ。まあ、好奇心でついてきたことは認めるがね」
ラミーはさらに続ける。
「それに、このような状況で無関係な人間が来たら、何かと困るだろう?」
つまりは、人払いをしようと言うのだ。
「う……む」
このような状況を他者に見せたくはない。
その一点だけは同意できるため、アラストールは唸った。
「年寄りは若者達を黙って見守ろうではないか」
言うラミーが、何らかの自在法を繰ったのを、アラストールは見逃さなかった。
(まさか、透視か千里眼の自在法ではあるまいな……?)
"シャナパパ"アラストールの心配の種は尽きそうもない。
763 :
691:04/02/16 01:31 ID:e26n8fgO
「なん……あっ……で……すか……?」
喘ぎ声混じりで、ヘカテーが問う。
シュドナイの左手に握られていたものは、黒光りするバイブであった。
自分の知らない物体に、わずかに恐怖の色を見せるヘカテー。
「怖がるなよ、俺の可愛い"頂の座"ヘカテー。天国へ連れて行ってやるぜ」
シュドナイは、右手でヘカテーの秘所を広げ、左手でそれをヘカテーの中にゆっくりと挿入する。
「ひぁぁっ!」
初めて体験するその感覚に、今までにない、ひときわ甲高い嬌声が、ヘカテーの口から漏れる。
(……何……これ……)
バイブの振動が、彼女を快楽の高みへと誘う。
「人間てのは、こんな便利な道具を使ってるんだとよ。ある意味じゃ、下手な宝具よりも貴重かもな」
「ダメッ……やめ……ああっ……いやぁっ! 止めてっ!」
恐怖のためか、強すぎる快感のせいか。拒絶を口にするヘカテー。
だが、シュドナイはやめようとはしない。バイブが、ヘカテーの一番奥にたどり着く。
「うああっ! ひぁっ! あっ! はぁっ! だ、ダメッ……ああっ!」
シュドナイの腕の中で、快楽の喘ぎ声を上げながら、身もだえするヘカテー。
「ああっ! かはぁ! ひっ! いやぁっ! も、もう……はぁっ! イクっ! ああっ!」
「もうイキそうかい? 君には刺激が強すぎたかな?」
追い打ちをかけるように、シュドナイはクリトリスへの愛撫を始める。
「くはぁ! ひあっ! ああああああああああああああああああああああぁっっ!!」
今までたどり着いたことのない、快楽の高みのさらに上へ、ヘカテーは登りつめる。
「はぁっ、はぁっ……はぁ……」
すっ、と、ヘカテーの身体から力が抜ける。
「おっ……と」
それを、しっかりと抱きとめるシュドナイ。
「気絶したか……まだ、お楽しみはこれからなんだがな……」
そう言うと、シュドナイはヘカテーを抱き抱え、浴室をあとにした。
764 :
550:04/02/16 20:53 ID:ABLS2YEc
む?誰もいない……マターリモードか?
>688=691氏
乙ですー。
続きもがんがってくださいヽ(´ー`)ノ
それにしてもここまで反響があるとは思ってなかった…。
愛されてるな、ヴィル様は。
正直失敗できんではないかw
見〜て〜る〜よ〜〜
楽しみにしてますんで!
>>764 どうも人大杉になってて普通では読み書きできない状態になっているようです
767 :
290:04/02/16 21:29 ID:VbdqMKXi
携帯からは入れるのに、パソでは入れない…
768 :
691:04/02/16 21:50 ID:ZgVXK+2P
スレが淋しいと思ったら人多杉だったのか。
漏れのせいで止まったかとびくびくしてたよw
かちゅを使ってるので何も気付かなかった。
漏れも
771 :
290:04/02/17 01:16 ID:7xsLbZrV
読んで〜もらえぬ〜SSを〜
規制〜こら〜えて〜書い〜てます〜♪
>>771 待ってますよう
かちゅう使いからでした
この規制はしばらく続くようだし、どうしたら…
774 :
SS保管人:04/02/17 01:54 ID:UbwXsz74
専用ブラウザ導入するのはためらったけど、
IEでも使える壷という便利なものが世の中にはあるようでよかった。
壷の中の人ありがd。
776 :
名無しさん@ピンキー:04/02/17 18:43 ID:UbwXsz74
自慰に耽る吉田タンの続きはまだですか?
パイズリ吉田タンの続きはまだですか?
Hな水着装備の吉田タンはまだですか?
ヴィルヘルミナタンの緊縛プレイはまだですか?
シュドナイにメロメロなヘカテーたんはまだですか?
職人さん達は何処に行きましたか?
やたらと元気な住人達は何処に行きましたか?
みんな封絶の中に入れないのですか?
人大杉なんて大嫌いだあぁぁぁぁっ!
>>776 安心汁。何とか今日中に続きは書く。と思う。多分。きっと。
>>776 スマソ、只今文章構成に苦悩&煩悶中。
少し時間かかりそうでつ。
つーかヴィル様SSはもう緊縛プレイ確定でつか(・・;)
メリ緊縛じゃダメ?
ダメだよな…。
⊂⌒~⊃。-。)⊃ドウシヨ
>>778 本人の魂の赴くまま書いて下さい。
ベッドの上では別の顔を持つヴィルたんハァハァ
人大杉はつらいねえ。
「久々に来てみたらそこは楽園だった」状態目指してガンガッテください>職人さん方
最後の思い出にと佐藤&田中の筆おろしをする話をキボン(おろす前に折られそうだがw)
ミサゴ祭りの夜、
田中がマージョリーと二人で遊んでいるのを見て(誤解)ショックを受けた真竹たん、
吉田さんと悠二が楽しそうにしているのを見て(真実)ショックを受けたメガネマン、
二人は傷を舐め合うように、慰め合うように境内の暗がりで…
というのキボン
いやしかし、単なるサブキャラだと思っていた緒方キョーカンを
こんな可愛いキャラにしてくれるとは876タンやってくれますなー。
784 :
名無しさん@ピンキー:04/02/17 23:51 ID:75wtvZP6
封絶を突破してこれる人が少ないのかなあ
785 :
691:04/02/18 00:33 ID:ZRF6AHN5
「……う……ん……」
「目が覚めたかい? 俺の愛しきヘカテー」
星黎殿にある、ヘカテーの寝室。
ヘカテーが普段眠るベッドの横にはシュドナイの姿があった。
「……ぅ……」
身体を起こそうとして、快楽にも似た気怠さに襲われる。
起きあがって初めて、ヘカテーは自らの着ている衣服に気が付いた。
「何のつもりです? シュドナイ」
「お似合いですよ、お姫様」
ヘカテーが身に纏っていたのは、紺色の衣。いわゆるスクール水着と呼ばれるものである。
ご丁寧に、胸の部分には「へかてー」の名前入り。
浴室で気絶したヘカテーを連れてきたシュドナイが、目を覚ます前に着せたものだ。
「何を考えているのです、と聞いているのです」
わずかに怒気を含んだ声で問うヘカテー。
「もちろん、さっきの続きさ」
いいながら、ヘカテーの肩を抱くシュドナイ。
「あっ……」
ヘカテーも、逆らわずシュドナイへ寄りかかる。
そして、軽い口づけを交わし。
「ヘカテー、や ら な い か ?」
「ウホッ……って、何を言わせるんですか」
シュドナイのジョークに、赤面しつつ乗りツッコミで返すヘカテー。
満足そうな笑みを浮かべ、シュドナイはヘカテーの水着の肩紐に手をかけた。
「あれ? 池君、一人?」
ミサゴ祭り会場。
アテもなく人混みの中を歩いていた池速人は、クラスメイトの緒方真竹に声をかけられた。
「……ああ」
沈んだ声。
「ホントは来るつもりなかったんだけどさ、何となく」
冗談とはいえ、誘いを断ってた手前、少しばつが悪そうに池は答える。
「ふーん」
池に会う少し前、緒方は二人で並んで歩く坂井悠二と吉田一美を見かけていた。
沈んでいる原因がそれであろうことは、容易に察しが付いた。
「何だ、約束があるのかと思ったら、実は浮いちゃってたんだ」
「ねぇ、せっかくだから一緒に回らない?」
「そうよ、どうせ一人じゃ寂しいでしょ?」
そんなクラスメイト達の誘いに、池は首を縦に振った。
「話って?」
祭りも終わりに近づき、人通りもまばらになった神社の境内を。
池は、緒方と並んで歩いていた。
二人きりで。
花火が終わったあと、緒方が「池に話がある」といい、クラスメイト達に別れを告げていたからだ。
祭りの途中、突然涙声になっていた緒方を心配していたクラスメイト達も、「池ならば」とその申し出に従った。
「話っていうほどのものはないんだけどさ、ただ……」
池の問いに、曖昧に答える緒方。
「もしかして、田中のこと?」
「ははっ、さすが正義のメガネマン、お見通しですか」
「なんとなく、ね」
寂しい笑いを浮かべる緒方と、沈んだ声で返す池。
そして、しばしの沈黙。
「……やっぱ男ってのは、胸がデカい方がいいのかな?」
「え……」
先に口を開いた緒方の言葉は、池の予想だにしていないものだった。
「いや、一美がどうとかじゃなくてさ。一般的に」
「……どうだろうな……」
考えながら池は言う。
「人それぞれ、じゃないのかな」
「そっか……ま、そうだよな……」
再びの沈黙。
「ちょっと、休んでいかない?」
しばらく歩いた後、緒方はそう提案した。
「あまり、人のいないところへ……」
しばしの逡巡の後、池は。
「うん」
首を、縦に振った。
ぐぁぁ。我慢できずに書き始めちまったぞゴルァ!
池×緒方ってこんな導入でおk?
>>788 素晴らしいッス!
このまま青臭い感じでお願いします。
790 :
290:04/02/18 01:24 ID:PsLFmdCb
職人の皆様に聞きたいんだが、
SS書いてるのと、本スレやここに小ネタ書いてるのと、どっちが楽しい?
私はどちらかというと後者なんだが。
つーか、携帯からしか入れないから、小ネタしか書けねえよ!ウワァァァァン!
人それぞれじゃよー
自分は読み手だけど、
SS読んでるのもネタ雑談してるのも楽しいぞ。
磔にされたシャナタンの前で、濃厚淫靡な男女も交わりを見せつけるティリエルとソラト…
本スレではとてもこんなことは書けないような(大嘘)妄想も自在だ。
793 :
池×緒方:04/02/18 01:58 ID:ZRF6AHN5
「うぐっ……ひっく……うう……」
緒方の嗚咽が、誰もいない境内の暗がりに響き渡る。
周りから人の気配が消えたとたん、緒方は池の胸で泣き出した。
「……」
池は、励ましも、慰めも、何も言わず、ただ彼女を抱きしめた。
どれほどの時間、そうしていただろうか。
緒方が、ようやく泣きやみ、口を開いた。
「ごめんね、池君。泣かないようにしてたんだけど、やっぱり、ダメだったみたい」
言って顔を上げ、ほほえむ緒方。その目には、涙がにじんでいた。
「いや、いいよ、このくらい」
「そっちもいろいろあるのにさ、私ばっかり……ごめんね」
ふと。
二人の目が合う。
しばし、見つめ合う二人。
そして。
同じ傷を持つ池と緒方は、どちらからともなく惹かれあい、そして口づけを交わした。
794 :
池×緒方:04/02/18 01:58 ID:ZRF6AHN5
芝生に仰向けになり、豊をはだけさせた緒方に覆い被さるような体制で、池は緒方の胸を愛撫する。
「……あっ……私……結構……スタイル、いい……でしょ?」
「ああ、綺麗だ」
バレー部で鍛え、引き締まった身体は、お世辞抜きでそう思わせるほどのものであった。
「んっ! ああぁっ!」
池は、愛撫を胸から秘所へと移す。
そこは、下着の上からでも十分にしめっていることを確認できた。
「ひ……や……はぁ……ん……」
池の手つきは、ぎこちないながらも確実に快感を与えていた。
「だめ……下着……ああっ!」
「え……あ、ああ、ご、ごめん……」
抗議の声に、慌てて愛撫をやめる池。
「じゃ、じゃあ、ぬ、脱がすよ……?」
「……うん……」
池は、ゆっくりと下着をおろす。
そして、池は。月明かりに照らされたそこに、ゆっくりと口づけた。
料理の腕が壊滅的なシャナ、でも吉田一美には絶対負けたくない。
そんなシャナに秘策を授けるママン。
「私だってシャナちゃんくらいの頃には−」
「10歳も年上だった貫太郎さんを、この手で落としたのよ」
そう。腕前関係無しに作れる最強の料理、その名は女・体・盛・り!
実はシャナの料理の腕がアレなのは、
炎を友とするフレイムヘイズの宿命で、微妙な温度調整ができないからではと考察してみる。
操る炎が無意識のうちに高温になってしまうとか、細かい温度感覚が鈍ってるとか。
刃物の扱いは上手いだろうしね。
なんか876たんなら、そういうどうでもいいところにも
設定作ってそうだから、有り得ないとも言えないw
おっと、職人さんへの敬意を忘れないように・・・萌え萌えです>池×緒方
800 :
690:04/02/18 05:20 ID:Mb7BsEpA
>785
キタ━━(゚∀゚)━━!!!!!
素晴らしいオチです。ナイスです。
やっぱりシュドナイはこうでないと!(偏見
自分も何か書けるといいですなぁ。
801 :
名無しさん@ピンキー:04/02/18 09:05 ID:areslnIC
>>792 そして興の乗ってきた二人はその欲望を身動き一つできないシャナに向けた…
アンアンハァハァなシャナタンもイイ!
”艶上の自在法”を掛けられてヨガるシャナタン!
すんでの所で踏み止まり魔の手から逃れ、原作通りに二人を撃破。
しかし体に残った”艶上の自在法”の効果は消えず欲望に心が焼き尽くされそうに。
これを解除するには”存在の力”を注ぎ込まなければならない、そしてそれは男でなければならない!
そして”存在の力”をわずかにでも使える男と言えば…
こうしてアラストール指導の元で悠二とシャナは…
>>802 いや、トオル父さんは出てこんほうがイイ!気がする。
本スレの恐ろしさがよくわかりますw
>>762 ラミーって吉田タンの味方ってイメージあったけど、よく考えたらシャナが勝った方が都合がいいんだよね。
「炎髪灼眼の討ち手」が気力充実お肌つやつやの状態でいてくれた方が身の安全が保証されるし。
807 :
688:04/02/18 22:22 ID:4f3ScBO/
>>806 全くもってその通りだとは思うが、エロパロSSで、
割とネタよりのポジションで登場させたラミーにそんなマジレスしなくてもw
>>807 気にされたならスマソ
ふと思い付いただけで深い意味はないっす。
”恋愛指南者”のラミーがこのトライアングルにどう介入するか興味津々なのです。
まさか覗いてハァハァしてるだけだったらそれはそれで笑えますけどw
やはり自在法で吉田たんフォローの足長おじさまか?
810 :
688:04/02/18 23:46 ID:4f3ScBO/
>>808-809 うーむ……ラミーの扱いか……
とりあえず、浴室→脱衣所→浴室→脱衣所……の順で少しずつ絡ませてみますね。
……ま、未来は誰にもわからないんだが……w
811 :
550:04/02/19 00:07 ID:4OZeX7oT
うむ、未来は誰にも分からない。
…ヴィル様SS緊縛なしでベタな純愛もの&お約束なオチになりそうですがよろしいでしょうか?('A`)
それでよければ明日にでも冒頭を…
「はぁっ……はぁっ……」
喘ぎつつ、悠二の分身を胸でしごく吉田。
対する悠二にも、限界が近づいていた。
悠二の様子からそれに気が付いた吉田は、悠二の分身の先端を舌で舐め始める。
「よし……だ……さ……も、で、でる……」
それを聞き、さらに動きを早める吉田。
「だ、め……うああっ!」
悠二の腰が一瞬跳ね上がり、それと同時に吉田の顔が悠二の精にまみれる。
「すご……い……」
あまりの量に一瞬呆然とする吉田であるが、すぐ我に返る。
「綺麗に……しなくちゃ」
まだわずかに痙攣している悠二の分身をくわえ、精を舐め取る。
吉田の口の感触に、萎えかけていた悠二の分身が再び固さを取り戻す。
「ぷはぁっ」
一息つく。
「凄い……また、こんなに……」
うっとりとした表情で悠二の分身を見つめる吉田。
だが。
「私だって! 悠二を! 悠二の! 気持ちよくさせるんだから!」
今まで沈黙を守っていた(鬼のような形相で吉田をにらんではいたが)一瞬の隙をついて、シャナが悠二の分身をくわえ込んだ。
>>811 ベタベタあまあま純愛大好きです!
期待
同時刻、脱衣所。
「炎髪灼眼には性教育が足りないようだな」
浴室の方を眺めていたラミーが、口を開いた。
「……どういうことだ?」
明らかに不機嫌なアラストール。
「吉田一美といったか……あの少女に押されっぱなしではないか」
「……」
返答に困り、沈黙するアラストール。
「だがしかし、見よう見まねとはいえ、いきなりくわえるというのは、その辺の度胸はさすがに炎髪灼眼といったところか」
「な! くわえ……どういうことだ!?」
「だが、未熟な技で、しかも2回目をイカせることが出来るのかどうか……見物だな……」
「おい! 説明しろ! 螺旋の風琴!」
コキュートスから発せられる叫びに答えるものは、残念ながら脱衣所には誰もいない。
>>811 全然オッケーッす。
思いのままに書いて下さい。
どうせ、読んだ香具師は勝手に妄想を
拡大させるんだろうからw
割り込みゴメン…
ラミー師匠、豊富な知識と熟練した技、いまだ衰えを知らぬ猛者って感じだな。
果たして悠二に教えてくれるのか…
二本に増える自在法を教えてくれてハッピーエンドさ。
てゆーか、職人さん方グジョーブです。
早く封絶解けるといいな。
すいません、今日明日と、SSの続き書けなさそうです。
ところで、SSってのはある程度量を書いてから投下した方がいいんですかね?
マターリマイペースにドゾー。
投下方法は、お好きなようにすればよいのでは。
個人的には急がないし
いきなり多めにドバッと来る方が嬉しいタイプですが。
>>819 小出しにされても、それを肴に雑談を楽しめますから大丈夫。
じき876だがやっぱこのスレならば取得者には「○スレの876」のコテハンとSSの著作「義務」を差し上げたいな
823 :
550:04/02/19 23:12 ID:4OZeX7oT
そこは、どことも知れない場所。
知らないようで、知っている場所。
薄暗い、カーテン越しに柔らかい月光だけが射しこむ部屋。
そんな場所に、"二人"はいた。
「ぁ…」
ヴィルヘルミナはされるがままに、ベッドの上に仰向けに倒れこんだ。
『彼』の真摯な視線を前に、小さな動揺だけを声にして。
ヘッドドレスのないメイド服がその衝撃で微かに乱れ、色気のないズロースが露わになる。
「……」
『彼』はその有り様に何も言わず、ただ微笑み、そっとヴィルヘルミナに口付ける。
「ん……」
彼女もただ、その行為を受け入れる。
824 :
550:04/02/19 23:22 ID:4OZeX7oT
受け入れ、応える。
普段の彼女からは想像もできない、恥じらい、そして恋慕と言う感情が確かにそこにあった。
「ん…ちゅ…、ぅ……んむ、ぷぁ…」
絡み合い、そして離れ、二人の間に細やかな唾液の橋が架り、途切れる。
『…………』
顔を離した二人は無言で見つめ合う。
やがて、『彼』の手が服越しの膨らみにそっと触れた。
「っ…!」
その感触に思わず身を引くヴィルヘルミナ。
「…痛かったか?」
『彼』からかかる優しい声。いかにもヴィルヘルミナの事を気遣っているのがわかる、そんな声。
「……大丈夫で、あります…」
825 :
550:04/02/19 23:32 ID:4OZeX7oT
この期に及んでも変わることのないヴィルヘルミナの口調に、ふ、と『彼』は苦笑する。
だがすぐに真剣な表情に戻ると、ゆっくりと、労るように、その感覚を確かめるように胸を愛撫しはじめた。
「ん………ふ………ぅ……」
艶やかに息を乱しはじめるヴィルヘルミナ。
そして、
「っ…!?」
『彼』の左手が、指が、ヴィルヘルミナの秘所に、ゆっくりと布越しに触れた。
(…っ……)
その感触に彼女はようやく気付いた。
自分のそこが既に熱く熱を持ちはじめている事に。
826 :
550:04/02/19 23:36 ID:4OZeX7oT
一応冒頭&エチ前半だけ投下してみましたが。
ヴィル様SSの難易度に今更ながら気付かされますた('A`)
827 :
550:04/02/20 00:07 ID:y24sEF0s
遅れたけど追伸
>SS保管人様
これの保管は少し待ってください。
場合によっては打ち止めも考えてますので…。
>>827ナンデストー
_ (⌒Y´ ̄ヽ ∧_/( ̄)) ∧_∧
γ´ `ヽ_`と.__ )( ・ ∩( 《 ( ・∀・) ゴロン
)) ,、 , ) <、_,.ノ ヽ、.__,ノ l つ つ
((_/し∪V Å .ヽ.__ノ!__)) ゴロン
∧__∧ / \ ∧_∧
( ) ( ;´Д`) (・∀・ ) もっと書いてよ〜
( つ (U_U )つ (つ と)
.ヽ___ノj 550 (⌒Y⌒)
∧__∧ . / ̄ヽ ̄
(・ ) __ ( __ ) ( ゴロン
と ヽ ( ̄))∧_∧ /´ `Y⌒) VUVJ_)
(__ト、__丿 〉 》∩ _) ( .__つ´
ヽ、.__,ノ ヽ、__,.>
ガンガレる所までガンガッテー
一人身の寂しさを自ら慰めるママン、その目に止まったのは一台の携帯電話…
>>831 いやむしろ、
「……アラストオルさん、テレフォンセックスってご興味ありません?」
(ななななななななっ!?)
こっちの方ではないかと。
封絶が解けなくてさみしい〜
>>831-832 貫太郎はカモフラージュで悠二は養子、ママンは処女だろ?
妄想を広げるのはいいけど、公式設定を無視するのはいただけないなぁ
処女受胎って生まれるとき破れるのかな?
脇の下からという可能性もある。あきらめるな。
帝王切開なら何の問題もないと思うが。
ママンのおなか切るなんてヤダー
>840
なぜそこまでしてマクを守ろうとするんだw
843 :
550:04/02/21 15:24 ID:uplNoIA0
マー様風に言うなら書くことはできる、だが燃えないんだ…
ちとネットから離れて自分を見つめ直してきまつ。
途中で止めて激しくスマソ。
残念。
他の題材でも、書きたいときには遠慮なく戻ってきておくんなさい。
>>550氏が休止宣言直後に悪いが、風邪でダウンした……
もうしばらく待って欲しい……
846 :
550:04/02/21 17:27 ID:uplNoIA0
>>844 ありがとうございます。・゚・(ノД`)・゚・。
やっぱりここの住人さんは優しい…。
中途半端投稿&打ち止め、本当に済みませんでした。
心から謝罪します。
それでは、このスレ住人さんと本スレ住人さんに天下無敵の幸運があらんことを…。
しばらく快調だったから職人さんにプレッシャーになったかな。チョト反省。
今は封絶中で訪問者も減ってるだろうから、本スレ同様マイペースマターリにドゾー
書いてみたい、そう思いはする。
しかしここのレベルに恐縮してしまうヘタレです。
>>848 みんななかまだともだちなんだ
あたたかくみまもってます。
>848
どんなものであれ、書いてくれれば嬉しいですよ
「うっ……ひあああぁっ!」
他者に秘所を舐められる。その初めての感覚に、嬌声を上げる緒方。
「え? あ? ご、ごめ……い、痛かった?」
相手の反応にとまどう池。
「あ、いや……その、き、気持ちよくて……」
「そ、そう……じゃじゃあ、続けるね……」
初心者故、どうしてもスムーズに進まない。
池は、緒方の反応を確かめながらクンニを続けていた。
だが、緒方にはそのもどかしさがさらなる興奮へ繋がっていく。
「くぅ……ひっ……あ、あああっ!」
そして、軽い絶頂。
「はぁ、はぁ……ねぇ池君……私も、してあげるよ」
「え、あ、ああ……」
体制を入れ替え、シックスナインへ突入する二人。
互いの喘ぎ声と、唾液の音だけが夜の境内の隅で響き渡る。
「ひぁっ……うん……そこっ、そこが、いいっ!」
相手の弱点を見つけ、其処を中心に攻め続ける池と。
「うっ……ああ……はぁ、はぁ……」
舌と手を使い、全体をまんべんなく愛撫する緒方。
そして程なく。
「も、もうそろそろ……で……」
「はぁっ、はぁっ、わ、私も……もう……」
「ふぅっ……はぁ。はぁ……」
「池君、一緒に、一緒にぃ!」
「ぁああああああああああっ!」
「やっ、はっ、い、いいっ、ああああああああああっ!」
池は一度目の、緒方は二度目の絶頂を迎えた。
>>851 おお、職人さん来てる!
続き期待してます
あんまり職人さんにプレッシャーを掛けないようにしないとね。
エロネタの雑談を繰り広げながら、
思い付いたネタを1レスでも2レスでも気軽に書いて貰えたら嬉しいな。
本スレではエロネタなんて、恥ずかしくてとてもできないからねw
>>853の嘘つき! 嘘つき!
本スレだって十分エロいじゃねーか!
というか、本スレのほうがむしろエロンパン
よくよく考えてみればこっちで発言した方がよかったね、と反省中であります。
…まぁ、ここでもちょっとアレかな。
まぁ、埋め立てだしさほど気にしなくても良いのでは?
甘い?
結構幅広い年齢層が見てるみたいだからね。
自重したほうが良いかな、と個人的に思った。
せっかく21禁のスレがここにあるわけだし。
使い分けは大切だよね、てことで。
自戒レススマソ
チューイセヨw
よし、本スレに負けないようエロい雑談で盛り上がろう!
じゃ話題振り
「カムシンは責めか受けか?」
人生経験を生かして楽勝で責め。
つか、かなりのサドのようにも見えるw
無数の傷痕をわざと残してるんだから相当のマゾでは?
私の上を通り過ぎていった幾多の女たち(w
両方いける気も。
おとぎ話の王(?)って、口調からして女っぽいから
なんだかいろいろエロエロ想像はできるねえ。
「さあ、おじょうちゃん、私を撲つんだ!」
カムシン「さあ僕を殴って!(もっと!)」
うそつき!
大丈夫って言ったじゃない!私が悠二を守るから大丈夫だって!
あんた…自分も紅世だからって、本気で戦ってないんでしょーッ!!
867 :
866:04/02/23 11:16 ID:0g22EjoE
誤爆した…
>>867 いったい何処にカキコしようとしてたんだ?
ちょうど嫌台詞が話題になってた本スレですなw
タネはやだー
>>869 確かにw
種はやだな、恐怖の完結してない最終話
871 :
691:04/02/24 00:56 ID:mmzkUpj3
水着の肩紐をずらし、ヘカテーの両の胸があらわになる。
わずかに、シュドナイの手がヘカテーの胸の突起に触れる。
「……はぁっ……」
先ほどまでの余韻か、ヘカテーはいつも以上に敏感になっていた。
程なく始まった胸への愛撫で、ヘカテーの秘所は男根を迎え入れるのには十分な湿り気を帯びていた。
「く……ふぁっ!」
水着の上から秘所を愛撫し、そのことを確認したシュドナイは、ゆっくりと衣服を脱いだ。
シュドナイの男根もすでに、はち切れんばかりに膨らんでいた。
「……いくぞ」
正常位になり、秘所を覆う水着をずらす。
あらわになったその部分に、ゆっくりと挿入する。
「ひあ、やあっ、あ、あ、……ああああああああっ!」
シュドナイを受け入れた、ただそれだけでヘカテーは絶頂を迎えていた。
だが、シュドナイは止まらない。
「最高だよ、俺の可愛い"頂の座"ヘカテー」
激しい前後運動。
「あっ、やあっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、あああぁっ!」
次第に甲高くなるヘカテーの喘ぎ声。
それに合わせるように加速していくシュドナイの動き。
「シュ、ド、ナイ……! もっと! もっとぉ! はぁっ! はぁっ!」
「ヘカテーっ! ヘカテーっ!」
「あっ、あっ、いいっ! イクっ! イクぅぅぅぅぅーーっ!」
ヘカテーの身体が大きくはねると同時に、シュドナイは自分の精――存在の力――をヘカテーの中に放っていた。
「もう、こんなことはやめてください。"千変"シュドナイ」
ひとしきり愛し合った後。ヘカテーは、そう告げた。
「あなたには果たさねばならぬ役割が――」
「8つある、だろ?」
「だったら……」
「つれねぇなぁ。君を喜ばせようと思ってアレを手に入れたというのに」
と、シュドナイが近くのテーブルに目をやる。そこには、浴室で使われたバイブ。
「あの時の君は可愛かったぜ?」
「……!」
思わず赤面するヘカテー。
「ま、他ならぬヘカテーの頼みだ。盟主殿に言われた役割とやらも、頑張るとしますか」
そういって、ベッドから立ち上がり、そのまま何処かへ消えていった。
「役割が終わったら、また可愛い声を聞かせてくれよ」
そんなセリフを残して。
「シュドナイも、ああいうところさえなければ素晴らしい"王"なのですが……」
呟くヘカテーの声は、元の、抑揚のないものに戻っていた。
そして、しばしの間。
ヘカテーは、シュドナイの残していった"それ"を見つめていた。
(……身体が……熱い……)
気が付けば、ヘカテーは。それを握りしめ、いつ終わるともしれない自慰を始める……。
873 :
691:04/02/24 00:59 ID:mmzkUpj3
一応これで完結、ということで。
駄文、ヘタレ文でスマソ。
>>873 お勤めご苦労様っす。
あなたのお陰でシュドナイがギャグキャラから渋い男にレベルアップしましたよ
乙です。
実はイケてるシュドナイを見るのは珍しいw
ラ板のスレでも平仮名でも、めっきりギャグ担当ですからな。
691さん、萌えさせて貰いました。ぐっじょぶ!
877 :
691:04/02/24 19:22 ID:vkf+Rkj7
>>877 う、無自覚に876ゲットしてしまいまった。
ネタは考えていたのですが、ラ板スレの124氏に先に言われてしまったので。
「坂井くんのこと、忘れたくない!」と身体の繋がりを求める一美たん(ちょっと壊れぎみ)でいいですかね?
>>878 OKです。
このスレでも本スレでも、雑談で出てきたネタはみんなの共有財産と考えて良いでしょう。
これをスワッピングの法則と名付けましょうw
やな法則名だなあw
ところで、千草たんの○○を あ き ら め な い
って言ってる人達は、やっぱり千草たんとシャナたんとの
目くるめく百合の世界を望んでたりするのかな?
そうかもしれないし、俺が散らせてやる!
と意気込んでるのかもしれない。
まぁ、そんな事いっても既に俺の隣で幸せそうな
顔で寝ていたりするわけだが。
とかかくと、食われたり切られたりしますw
>>882 もちろんそれは
>>882のお手製の抱き枕なわけで、
本物はうちの台所で料理してたりするのだが。
もちろん裸エプロンで
>>878 そういえば、あの場面から書かれるなら、
当然に浴衣ですよね!
そして浴衣といえば下着無しがデフォですよね!
チョット壊れ気味なら悠二を悩殺するために「パンツはいてない」もしごく当然ですよね!
ハァハァしてきました。
ふむ。俺としては、
------ここから------
透けている下着に悠二気付く
「……吉田さん、言いづらいんだけど……下着が、その……」
「へ……あ、ああーーー!」
一美タン真っ赤
浴衣って下着が透けるから困りもんだよねー、とかいいながら
二人のそばを通り過ぎる見知らぬカッポー
「さ、さ、坂井くん、ちょっと待ってて」
トイレに駆け込んで出てきた一美タン
「ご、ごめん、お待たせ」
あれ?今度は下着透けてないヨ?不思議そうな悠二に
「……脱いできたから」
蚊の鳴くような声で言う一美タン
------ここまで------
の方が、こう、いろんなところに グ ッ と くるんだが。
こんな時間から何書いてんだ。入院してくる……
>>884 ぱんつは(ry、じゃないだろ!ローレグだろ!!
…じゃなくて、どうか
>>878の好きなときに好きなように書いてください。
こんな時間に他にもいたりするから無問題
シャナたんはローレグ一択だが、吉田たんは普通のぱんつの方がいいなあ。
(若本規夫)
開いている窓に悠二気付く
「……シュドナイ、言いづらいんだけど……ズボンのファスナーが、その……」
「む……ああ」
悠二タン真っ赤
ここらってハッテン場で有名なんだよねー、とかいいながら
二人のそばを通り過ぎる見知らぬカッポー
「悠二、ちょっと来い」
トイレに悠二を連れ込むシュドナイ
「さあ、やろうか」
あれ?今度はズボン脱いでるヨ?不思議そうな悠二に
「……おれっちのガーター…どうだい…」
セクシーボイスで言うシュドナイタン
。・゚・(ノД`)・゚・。 せっかくクールガイに昇格したシュドナイがまた堕ちていく…
>>889 やっべ、禿藁だ…w ところで、これって「やらないか」の続きですか…?
あのAAが出来た瞬間に、彼のイメージは確定してしまったのですよ
893 :
691:04/02/26 23:32 ID:cl17ftPf
使用済みの紐パン置いておきますね
~▽~
パステルグレイなんてのもいーなー。
濡れるとそこだけ黒くなるっと。ハァハァ。
藻舞ら全然分かっていない。
淡いピンクはティリエルたん。
パステルグレイはママン。
黒は当然マー姐。
紐パンはヘカテーたんだ。
ジュドナイの趣味だがなー
シャナは赤で。
赤フンシャナたん
>>893 そうですか、dクス&スマソ。
>>899 紐パンキター!
やっぱりヘカテーはシュドナイの玩具なんだ。
実はこのヘカテーたんはシュドナイの一部で、
シュドナイ本体と細い紐で繋がっていてシュドナイが一人二役を頑張っている…という落ちだとクールガイでもなんでもなくなるな
>>903 シュドナイはhpのせいで単なる変態ということが暴露したのでクールには戻れません。
もしくは渋い変態。
どっちにしても救いようがねえw
『おじさんの名前はシュドナイ。そして、彼の想い人の名前はヘカテー。
ごく普通の二人は、ごく普通に出会い、ごく普通に恋をしました。
でもただひとつ違っていたのは、そのおじさんは、
へ ん た い だったのです。』
「恋をしました」の前に「おじさんが一方的に」が抜けてるぞ
なんか、ジュドナイの話題が出ると「逢えば変する奴ら」を
意味もなく連想してしまうんだが、漏れだけ?
アラストールを擬人化して…とネタを振ってみるテスト
アラストールと喧嘩したシャナがコキュートスをペンダントからキンケシに変化させてしまった、とか
キンケシってなんですか?
と、歳を詐称するようなカキコをしてみる。
>>913 ちなみにもっと前の世代って言うとどのあたりになるんだろうな?
40代?
>>914 そうか、だから本スレはおっさんクサイんだな。
>>915 キンけしの前ってぇとスーパーカーかウルトラマン…
いいとこ40手前くらいでは?
ッテ、ナンカジブンデクビシメテナイカ? on_
キンけしってーと、首をもいだりこねてこねてラーメンにしたり。
キンけしの後はガンけしだろうか?
あの、そろそろそのネタ、
や め ま せ ん ?
じゃあ、
>>909のネタを引っ張って。
♪だけ〜どシャナたんAAサイズ
♪Aカップブラでも余裕であまる
♪あるのかないのか判らな〜い だが
♪む〜しろそれがイイ〜
♪ラーラララーラララーラララララー ( ゚∀)
スレからえろが消えた。
止まった。レスが止まったぞ!
ジャンル問わないから、職人さんたちカンバーック!
封絶も解けないようだし進行も止まってしまったのう
雑談なら毎日やってるんだけどね。
一抹の期待と共にここを覗く日々。
>>925 雑談すら無くなった他のライトノベル系のスレに比べたら!
ところで、そろそろ次スレの用意をぼちぼち始めましょう。
タイトルとテンプレ、関連リンクなどを考えませんか?
「♂×♀・♂×♂問わず大歓迎!」
↑これを追加して欲しい
( ;´Д`)イヤーン
>>929 ヴィルヘルミナたんに実践的性教育を受けるシャナたんハァハァ
一応「A/B」をスレタイに追加し・・・必要ないか
本スレに準拠するなら、
高橋弥七郎[A/B&シャナ]燃え萌え小説2
とかになるんだろうが……
>>932 それは駄目だ!
専ブラを使ってると似たようなタイトルは紛らわしい。
本スレに誤爆連発の悪寒w
悠ちゃん×池で妄想してるのは俺だけとみた。
>>933 試しに同じようなスレタイにして、どっちに誤爆が多いか数えてみたい。
もっとも、誤爆があっても気づかない可能性が高いような気もするんだが(w
>>934 田中×佐藤を想像しているのはオレだけか?
リアル政治家のほうのをな.
>>937 池田勇人なら緒方竹虎との吉田茂の後継争い
>>938 つまり吉田たんを諦めて緒方たんに乗り換え?
いや、吉田たんをめぐって池と緒方たんが対決だろう。
941 :
786:04/03/01 22:59 ID:xkEg3yCf
>>939 つまりそれは、早く続きを書けということですか?
スマソ……ガンバリマツ……
>>941 貴様! オレ様の心を読んだな!
などと冗談はさておき、
できればお願いします
943 :
938:04/03/01 23:41 ID:+JSqQXro
とりあえず簡単に説明しとくと
吉田茂の後継と目されていた池田勇人を差し置いて緒方竹虎が自由党党首になった。
その後、緒方竹虎は党内クーデターを起こし、吉田茂を追放する。
944 :
786:04/03/02 00:17 ID:vD5iue8q
>>943 何!?
緒方真竹がおっぱいクーデターを起こして吉田一美他巨乳クラスメイトを追放!?
実は”平井ゆかり”はクラス一の巨乳だったという笑劇の事実
946 :
786:04/03/02 00:43 ID:vD5iue8q
池は、緒方の顔にかかった精液をハンカチで拭う。
そして。
「続き……いい?」
「え……? ……うん」
池の申し出を、ためらいながらも受け入れる緒方。
「はじ……めて?」
無言で頷く緒方。
「じゃあ……最初は、上になるといい。その方が……自分で調整できるし……」
「池君、詳しいんだね……」
「僕だって……初めてだよ……ただ、本で……」
「あ、そ、そうなんだ……」
言って、思わずうつむく二人。だが。どちらからともなく顔を上げ、そして。
芝生に横たわった池の上に、緒方がまたがる。
「ゆっくりと、降ろすといい。辛かったら、やめればいいから……」
自分も極度の緊張状態にあるのにもかかわらず、相手を気遣うことを忘れない池。
一方緒方は、無言のまま、ゆっくりと腰を降ろしていく。
「いぁ……っ!」
「あぁぁ……」
緒方の秘所に池の分身がわずかに包まれた瞬間、緒方は苦痛の、池は快感の声を上げた。
そして、緒方は動きを止める。
「だ、大丈夫かい……?」
「うん、平気……」
目に涙を浮かべながらも笑顔でそう答えた緒方は、そのまま、腰を一気に降ろした。
「ああああぁぁぁっ!」
「緒方さん!?」
破瓜の痛みに耐えきれず、悲鳴に近い声を上げた緒方に驚き、思わず身体を起こそうとする池。だが。
「動か……ない……で……今、ちょっと辛い……から……」
しばらくの間、痛みに耐えて微動だにしない緒方。
そして、どれほど経ったろうか。意を決して、緒方は腰を少しずつ前後に動かし始めた。
あいかわらず本スレと微妙にリンクしてるな
前回身体測定の記録「平井ゆかり:胸囲93」
それを聞いたクラスの心は一つになった
「あ り え な い」
こんな深夜なのに、一般人向けなのに、
オッパイ談義で盛り上がる本スレってどうよ?
まあ俺もその一員なんだがw
>>946 更新GJです。
無理しない程度にぼちぼち頑張って下さい
>>946 GJ。気のおもむくままに頑張ってください。
ところで緒方さんSSはまだこれが初じゃない?
ところで950なんだけど。
953 :
950:04/03/02 12:29 ID:/nLyCXLb
これでいい?初めてなのでよくわからない…。
センスも無い。
>>922 禿同。
スレイヤーズの本編自体は、テーマが暗いのが多いな。
955 :
950:04/03/02 13:12 ID:/nLyCXLb
>954は誤爆・・・?
即死があるかもしれないので職人さん方は新スレの方に投下ヨロ
そういえば即死の条件ってなんだっけ?
立ててから24時間後のレスが50以下、だっけ?
そこまで厳しくは無いんでは。
いつものようにマイペースに書き込んでれば大丈夫かな?
このスレがたった時は
即死確実と言われていたが、
なんとな〜く回避してたしな。
961 :
786:04/03/02 20:05 ID:nC3tDeMF
その……何だ。
誤爆してたみたいだ。漏れ。しかも、今まで気が付かず……
スマソ、逝ってくる……
誤爆と言えば本スレの自演云々って誤爆なのかな?
誤爆でしょうな。
本スレからの誤爆(というか、意図的な誤爆)はあったと思うけど、
ホントの誤爆はこのスレでははじめて見たような?
>>962 本スレの流れが速すぎてどこのことだかw
春休みになって新しい人が入ってきたら色々とあるわな。
上手いこと折り合っていきましょうや。
微妙な新コテハンたちにもキツい言葉で返さない
本スレ住人たちが大好きさ。
人大杉で携帯でも新スレに入れなくなってしまった…
宝具を導入しようとしてもワケワカンネーし。
書いたSSどうしよう…
>>968 thx。
ひょっとしたら一方通行(貼れるけど読めない)になるかもしれないけど、
とりあえずはSS書き続けてみるよ。
ガンガッテー
携帯からですが、自在式「クラシック」でも宝具「iMona」でも新スレに入れます。
しかし、入って読めるけど問題の根本的解決にはなってない罠
_| ̄|○
>>972 実のところ、掲示板のリソースの無駄遣いになるから無意味な埋めは荒らし認定、との公式見解もあるんだけど。
でも立てられるスレ数にも限りがあるから役目を終えたスレには引退して欲しい。
倉庫格納依頼って手もあるけど何時になるのか不明で当てにならないからなあ。
何かネタで進行したいところだが
>>973 むむ、ならばやはりここはSS投下、か?
スレ埋めるより、マー姐&吉田ちゃんの肉布団に埋もれたい…
シャナタン&緒方タンのせんべい布団にも捨て難いものがあるが。
シャナたんは布団ではなく抱き枕
吉田たんは膝枕、これ最強
そしてママンの子守歌、これで安眠は約束されたも同然
添い寝をせがむヘカテーたん
朝になって、何故か叩き起こしに来る緒方ちゃん
982 :
969:04/03/04 09:38 ID:IHGqMNUl
励まし&御教授に感謝。がんばってみるよ。
…と思ったら、さっき新スレ普通に入れちゃったよ。
なんでっ!?
台所にてはだYでスクランブルエッグを焼くティリエルたん。
ギ、ギ、ギシギシ ♪
\アン、アアン、ア、アン/
♪ ('A`) ♪
_ ノ )>_ キュッキュ♪
/.◎。/◎。/|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
埋めずとも自然に会話とネタで続いてしまう876スレw
角を曲がったところでメロンパンをくわえたヴィルヘルミナタンとぶつかって…
>>985 , '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
| |ミ、、_ ii _彡|
N|‐-■^{■lリ
ト.i ,__''_ !
/i/ l\ ー .イ|、
>>986 いい雰囲気になったところをティリエルタンに締められる。
>>987 いい雰囲気になったところで便意をもよおす。
それはプレイの内です
そしてその隙に漏れが1000を貰う訳だが
千征令モナーw
本スレの恨みをエロパロで晴らす
千草もいるんだよなw
千変:やらないか
千征令:集団プレイ
千草ママン:人妻属性
素晴らしいな
そいじゃ、此処に千草連れて来ときますね
_,. -‐- 、
_/ ~ \
/ / /Yヽ ト、 ))
| { | i | | N レイ
. { ヽ i |'⌒、 lル ,⌒{.|
,ゝ、(| トレ'⌒ ⌒`)|
/ (ノイ| ト 、 _ ヮ _..イ |
 ̄ / ヽ. | /ヽ ̄/Yゝ.| /
{ ト|//  ̄ `Y |レ'
WW [|| | |
_.. -c[`ー- イ_ゝ'~7
< __  ̄ ̄_/
なんか、本スレとの差異が全然分かりません(w
(^Y)
V⌒ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「いざゆかん」
ijjjjjjjjjjjjjj
| /
| /| |
((( // | |
U .U
1000 :
名無しさん@ピンキー:04/03/04 23:19 ID:8HjWVVSW
, '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
| |ミ、、_ ii _彡| 「紅世の王『千変』ことシュドナイが1000ゲットだ
N|‐-■^{■lリ
ト.i ,__''_ !
/i/ l\ ー .イ|、 次スレで や ら な い か」
,.、-  ̄/ | l  ̄ / | |` ┬-、
/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
_| |.|-< \ i / ,イ____!/ \
.| {.| ` - 、 ,.---ァ^! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
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___`\ __ / _l - ̄ l___ / , / ヽi___.|
 ̄ ̄ ̄ | _ 二 =〒  ̄ } ̄ / l | ! ̄ ̄|
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