スターオーシャン3 -Till the End of Time- Part8

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1村人レベル1
ここはスターオーシャン3のエロパロスレです。
前スレはこちらになります。
スターオーシャンTilltheEndofTime Part6
ttp://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053796070/
黒豆ログホカソ庫
ttp://www61.tok2.com/home/kuromame/index.html

なになに?自信がない?
そんなことはお気になさらずに、どんどん自分の思いを文字や絵に託しましょう!!
来る者拒まず、去るものはFD空間だろうと、どこまでも追いますよ〜!!w
なお、残酷すぎるもの(人体切断など)やひどいスカトロは、苦手な人も多いので、
それだけはNGとさせていただきます
2村人レベル1:03/09/24 18:03 ID:dye1sEOp
元倉庫兵氏の絵板が復活しています。
スターオッチャン2
ttp://esteed.hp.infoseek.co.jp/
絵板
ttp://esteed.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/e/bbsnote.cgi

SO3SS 作者別保管庫
ttp://blue.ribbon.to/~yukinone/top.html
3名無しさん@ピンキー:03/09/24 22:37 ID:h36BggxA
33333333333333333333333
4soy ◆6wtmK.nv7. :03/09/24 23:23 ID:9/L6Igt0
>>1さん&2さん乙カレー
来月辺りまた来ます ではでは
5名無しさん@ピンキー:03/09/24 23:59 ID:ezxJ8Nv8
来月には即死しててないかもw
6名無しさん@ピンキー:03/09/25 00:08 ID:2Sk8rajx
>1-2さん乙あまいカレー。

即死させぬようかんがります。
7名無しさん@ピンキー:03/09/25 01:36 ID:GB1JzSjA
虹には立てて一日で落ちたスレもあるから気を抜くなyp
8SS保管人:03/09/25 02:10 ID:DGXhcqLi
(登場人物紹介)

フェイト・ラインゴッド(Fate-Linegot)「大丈夫、なんとかなる・・・いや、してみせるさ」

Sex:男 Age:19 Hight:177cm Weight:67kg Race:地球人 Arms:剣 一人称:「僕」
本編の主人公 銀河連邦でも一二を争うゲノムマテリアライザ(紋章遺伝学者) であるラインゴッド夫妻を両親に持つ
9SS保管人:03/09/25 02:10 ID:DGXhcqLi
ソフィア・エスティード(Sophia-Esteed)「さっき散々待たされたんだもん。お・か・え・し・だ・よ♪」

Sex:女 Age:17 Hight:160cm Weight:49kg Race:地球人 Arms:杖・紋章術 一人称:「私」
地球にあるバークタイン高校に通っている17歳の女子高生 フェイトとは幼馴染の関係
10SS保管人:03/09/25 02:11 ID:DGXhcqLi
スフレ・ロセッティ(Souffle-Rossetti)「あの…あたしあんまり頭よくないからうまくいえないんだけどさ…元気、出しなよっ!!」

Sex:女 Age:14 Hight:132cm Weight:36kg Race:ベルベイズ人 Arms:バングル 一人称:「あたし」
踊り子 宇宙を巡業して回っている旅芸人の一座“ロセッティ一座”に在籍
11SS保管人:03/09/25 02:11 ID:DGXhcqLi
クリフ・フィッター(Cliff-Fitter) 「心配すんな。俺に任せておけば万事オッケーだ。問題なんかねぇよ」

Sex:男 Age:36 Hight:196cm Weight:96kg Race:クラウストロ人 Arms:ガントレット 一人称:「俺」
クラウストロ第3惑星出身のクラウストロ人の男性 竹を割ったような性格だがすこしいいかげんなところがある   
12SS保管人:03/09/25 02:11 ID:DGXhcqLi
ネル・ゼルファー(Nel-Zelpher)「私情を挟む余地なんてないんだよ。それが、任務というものなんだから」

Sex:女 Age:23 Hight:171cm Weight:51kg Race:エリクール人 Arms:ダガー&施術 一人称:「私」
職業は隠密(スパイ)で、日本の忍者のような存在 紅色の髪の毛と、意志の強い鋭いまなざしが印象的
13SS保管人:03/09/25 02:12 ID:DGXhcqLi
ロジャー・S・ハクスリー(Roger-S-Huxley)「うほっ、これはまさしく燃える展開ってやつじゃん」

Sex:男 Age:12 Hight:85cm Weight:30kg Race:エリクール人(メノディクス族) Arms:斧 一人称:「オイラ」
生意気で、元気一杯のメノディクス族の少年 好奇心が旺盛でいつも一人前の「男」として生きていくための努力をおしまない
14SS保管人:03/09/25 02:14 ID:DGXhcqLi
ご近所wのよしみで即死回避のお手伝い。

オフィシャル(?)から転載してきたキャラ紹介でした。
15名無しさん@ピンキー:03/09/25 05:17 ID:mSbths2W
>14ご苦労様でありまつ!!
  
16名無しさん@ピンキー:03/09/26 00:07 ID:RJsPdLJE
捕手と言えば矢野
17名無しさん@ピンキー:03/09/26 02:44 ID:jGsS5xXB
いつのまに!
18名無しさん@ピンキー:03/09/26 17:40 ID:vzlF7neJ
マ                リ                ア
19名無しさん@ピンキー:03/09/26 18:24 ID:XFFdVCLm
   ネ       ル
20名無しさん@ピンキー:03/09/26 19:39 ID:342+xDqr
捕手と言えば出口だろう。
21名無しさん@ピンキー:03/09/27 00:53 ID:osaRvWZt
ノムさんage
22タイネーブの憂鬱:03/09/27 01:14 ID:wQ3XQLyX
即死防止用 エロ無し 流し読み推奨

「それじゃ、行ってきます」
「皆さんにアペリスに御加護がありますように」
「アペリスの御加護がありますよーに」
門を超えて、彼らはパルミラ平原の中へ消えて行く。
もう、当分彼の顔を見る事が出来なくなるのだと思うと、ズキリと胸が痛んだ。
私は少しでもその姿を目に焼きつけようと、青い少年の背中をずっと見つめていた。
(ねぇ……ファリン。あのタイネーブの瞳、もしかして恋かしら?)
(そんな訳ないですよぅ、あのタイネーブが。ただの発情期ですよ)
「こら!ファリン!!聞こえてるわよ、失礼な!」
「相変わらずタイネーブは地獄耳ですねぇ。ホントに野生動物なんじゃないですか?」
「超なんだと!!!」
アペリス様……私にもう少し思いやりのある相棒を下さい……
願わくば……恋ぐらい普通にさせて下さい……
23名無しさん@ピンキー:03/09/28 01:26 ID:/+35utSH
さてと...
24 ◆PzDeastE6E :03/09/28 03:05 ID:rY9YKbxv
あー。
MF4が一区切りついたからなーんか書きたいな。
前文(40行程)は出来てるんだけが・・・
これからどうするかってのを考えてないや・・・
FD世界の住人でハァハァ出来そうなのってブレアさんしか居ませんでしたっけ?
25名無しさん@ピンキー:03/09/28 03:43 ID:CETrm7EY
>>24
FD世界には、あとシャールとレイリアの姉妹くらいしかいないような。
あ、まだオカマがいたか。(藁
でも漏れ的にはオカマは萌えない・・・。
26名無しさん@ピンキー:03/09/28 03:45 ID:bBFXmWSo
>>24

顔は分からんが、ジェミティの受付お姉さんとかジェミティ姫が
27名無しさん@ピンキー:03/09/28 07:23 ID:sFj+3fYK
フらッドママ。
でもこのばばあは、(;´Д`)ハァハァ所かむかついたけどなw
28名無しさん@ピンキー:03/09/28 12:40 ID:njVeVodk
 闘技場のディルナさん(女だよね)
決勝戦に負けてフェイトに犯されるところなんか見てみたいでつね(;´Д`)ハァハァ
29名無しさん@ピンキー:03/09/28 12:45 ID:t2DJyl29
保守死守触手
30名無しさん@ピンキー:03/09/28 19:51 ID:AFm/J4SL
FD世界で可萌キャラがフラッドしかいない俺はダメ人間ですか?
31名無しさん@ピンキー:03/09/28 20:12 ID:IrMokd4G
>サキュバスのお姉さんが好き。
32現場”復帰” ◆kxYQmlzT.s :03/09/28 21:32 ID:p1ViaSWp
ディレクターズカット版、ミラージュがパーティーメンバーにならないかな?そうすれば萌の幅も広がるし。
33 ◆PzDeastE6E :03/09/28 21:53 ID:u//ccwCs
クレア様でしょう。
っつーか一度・・・イベント戦闘、勝手にキャラが動くとかでもいいから、
ネル・クレア・タイネーブ・ファリンのパーティの戦いぶりを見たい。
あとはウォルター様。

んで結局考えた末、ブレア様になってしまいました。
色々意見くれた方すみません(;´д`)
あとかなり勢いだけで、しかも半端に(まだ出来てない)書いてるので、
もしかしたら書く気なくして放置プレイになるかもしれません。
極力無責任なことはしないつもりですが・・・なんか酒入ってもテンションが微妙だ。

「俺のフェイトきゅんはこんなんじゃないやい!ウワァァン!!」・・・という意見は面倒なので脳内あぼーんします。
だって「楽しかったよ」・・・とか、黒の資質持ってるでしょ!?(力説
・・・失礼。取り敢えず投下シマス。
34 ◆PzDeastE6E :03/09/28 21:54 ID:u//ccwCs
「貴方達はエターナルスフィアと呼ばれるゲーム内のキャラクターなの」

ブレア=ランドベルトの放った言葉。
作られた存在。
それは恐らく"神"と呼ばれる世のシステムを構成した者以外はそうなのだろう。
地球圏の科学の向上が凄まじかった。
自分達が絶対的な存在であると言わんばかりに色々な物を開発し―――
いずれは恐らく、エターナルスフィアのような物ですら作っただろう。

その可能性はまず否定出来ない。

そして攻められたら反撃するのは当然の事だ。
無論反撃が可能であったらの話なのだが。
だが、反撃が可能であるという事は既に"神"の手を離れ、次元を同一の物へと変革しきった―――
一つの世界として独立してしまったことでもある。
にも関わらず、FD世界の住人達はそれを認めようとはしない。
あくまでデータなのだ、と。

自分達が同じく作られた存在である可能性も否定出来ぬというのに。
35 ◆PzDeastE6E :03/09/28 21:59 ID:u//ccwCs
「でも、僕達への攻撃手段は所詮『断罪者』なんかのプログラムでやるしかないんだよね」

絶対的に安全な防衛線。
エターナルスフィア内に蔓延る魔物―――執行者などのプログラムは、
最早フェイト達の敵ではなかった。
それどころか、エリクール二号星の住民達もある程度ならば対抗する術を身につけ始めてさえいるのだ。

一切合切完全に成す術も考えさせず消去する方法といえば、エターナルスフィア自体をリセットする事だろう。
ならば何故アルティネイションやコネクションを使ってFD世界に現れたのを確認した後にも、
大した行動を起こさなかったのか。
本来なら手段を選べないはずなのだ。
多くの民の拠り所であるエターナルスフィアを局地的にならともかく、
全体を一旦消去するという行為は"許されない"という事になる。
たとえ社長権限をもってしても、だ。
そして先ほど述べたように、対抗する術を既に持ち合わせているとなれば。

実際の所、「干渉不可能」なのだ。
ならば―――

「FD世界で何をしても、僕等の世界にさしたる影響はないって事だよね」
「・・・ま、そういうこった。で、何しようってんだ?フェイト」
エターナルスフィア端末前。
そこに現れた"住人"達。
フェイトにも暫く戦い詰めだった為か、ストレスが溜まっているのだろう。
一緒に居るマリア達でさえ、ぞくりと恐怖感が走った程だ。
「うん、まあちょっとした復讐さ。悪いかい?」
そしてその恐怖感に上乗せするように、さらりとフェイトの口からでた"復讐"という言葉。
「・・・フェイト・・・?」

「そう、復讐さ。創世者への、ささやかな―――ね」
36 ◆PzDeastE6E :03/09/28 22:01 ID:u//ccwCs
スフィア社。
アザゼルを倒し、ブレアを味方につけたフェイト達一行は大型エレベーターへと向かう。

「侵入者・・・だな」「ああ」
厳つい黒人の投げかけた言葉に対し、肯定の返事を即返す。

「なら始末しても問題ないわよねぇ?・・・覚悟しなさいよ、お馬鹿さん達?
 ああそれと、ブレア副社長。貴女も寝返ったなら―――」
「いや、彼女は人質さ」

剣を抜き、躊躇いなくブレアの喉元に突きつける。
勿論この事はブレアは何も聞いちゃいない。
目に映る恐怖の色も嘘偽りの無い物だ。
「・・・フェイト、貴方っ・・・!!」
この行為に驚いたのはブレアだけではない。
裏切ったと聞かされていたが、目の前に置かれた状況は明らかにそれとは異なる。
そして仲間達も、フェイトの強引な策に動揺を隠せずにいた。

「・・・データに脅されるなんて、癪に障るけど―――」
「社長がお前達に対する警戒態勢を解いた。・・・どこへなりとも勝手に行け」
ベリアルとベルゼブルはエレベーターへの道を空けた。

「・・・どう思う」
一行がエレベーターに乗った後、ベルゼブルに問う。
「如何?はっ、何を言うかと思えば・・・アタシはね、社長も副社長も大ッッッ嫌いなのよっ!
 思う必要もないわ。勝手に妹と苦しめばいいの。分かる?いいじゃない部外者で。何か不満?」
「俺は一向に構わんッッ」
「・・・何でそこで気合入れた台詞言うのよ」
「もう俺達の出番は終わりだろう」
「・・・はっ!!あ、ちょっとっ!待ちなさいよっ!!出番少な過ぎよこれじゃ!!折角のメイクが台無しじゃないのっ!!何時間かけて―――」
さようなら、さようならベルゼブル。ヴァルハラで会おう。さようならベルゼブル。もう出てこなくて宜しい。
37 ◆PzDeastE6E :03/09/28 22:04 ID:u//ccwCs
|゚∀゚) 投下終了。
    まあなんっつーかまだ2週目とかやってないわけで、
    イベント滅茶苦茶うろ覚えなわけで、
    間違ってる所とかあったら教えてくれるとスゲェ嬉しいです。
    毎回そうなんですが小ネタをちょくちょく入れます。
    分かった人はディスプレイの前でほくそえんでください。

|彡サッ
38名無しさん@ピンキー:03/09/29 01:08 ID:hDsGEjBw
>26
…ぁ…ん……やっ…ん……
…お客様………
ん、もっと…
ぁ…ァ……あんっ…や、いやっ……
ぁっ…あ…あんっ…あんっ…あっ・あっ・あっ・ああっっっ
ぃやぁぁぁぁぁぁ・・・・・・…
イっ・・・くぅぅぅぅ〜〜〜〜っ!

ハァッ…ハァッ…ハァッ……

ジェミティの受付お姉さん長短編

  

39名無しさん@ピンキー:03/09/29 15:45 ID:UxZh5C81
◆PzDeastE6E さん乙で〜す
40名無しさん@ピンキー:03/09/30 00:06 ID:DUH4PhR5
◆PzDeastE6Eさんキター
ベリアルとベルゼブルがいい感じですw
黒フェイトも好きなので続きが楽しみです!

ディレクターズカットは、ミラージュが入るなら予約して買う予定。
クリフ&ミラージュとかネル&アルベルのカップルエンディングがあればベスト。
41名無しさん@ピンキー:03/09/30 00:31 ID:q9iaudET
>>◆PzDeastE6E殿
自分は腹黒フェイト推奨派なので、これからの展開が楽しみでつ!
ブレアたん(;´Д`)

ディレクターズカット版、クレアさんとミラージュさん両方が入ると最高。
戦闘でネル・クレアのクリブゾンブレイドコンビとフラッシュ・チャリオットかます
ミラージュたん見るのが俺のささやかな夢だ・・・!
個別EDは無いのが不思議なくらいっす・・・。アルネル萌え。
42名無しさん@ピンキー:03/09/30 00:42 ID:/cA8PlIJ
クレアとミラージュ入ると男3/女5になって激しくバランス悪くなる罠
43名無しさん@ピンキー:03/09/30 00:57 ID:DUH4PhR5
せっかくだから連携技が欲しいかも。
ネル&クレア、クリフ&ミラージュ、フェイト&マリアぐらいで。
クリフが打ち上げた敵をミラージュが叩き落しとか。

>42
本スレにあがってたデモムービー見る限り、カタナ使いの親父がいるみたいです。
あと、男4・女6では…。
ttp://henahenahena.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/source3/ST215W_0035.mpg
44名無しさん@ピンキー:03/09/30 08:33 ID:vdKYzMnR
クレアは無理だろ。
45DC版発売記念 ◆PzDeastE6E :03/09/30 21:17 ID:g9Tl4um2
「マイトハンマーッ!!」
ミラージュの見事な技を見て感心するフェイト一同の中、
たった一人渋い顔をする男、クリフ。
「・・・なぁ、フェイト」
「ん?なんだい、クリフ」
「キャラが被るとよ、どっちか必要とされなくなるよな」
「ああ、そうだね」
「俺とミラージュ、どっちが生き残るんだろうな・・・」

言葉で表現出来ぬ重い間の後、フェイトは言った。
「僕等は今でも使えるし殆ど興味ないだろうけど、新キャラってたとえモーションが同じでも声なんかの楽しみがあるから―――」
気がつくと、隣にクリフは居なかった。
廻りを見回しても姿は見当たらず、一番近場に居たマリアに問う。

「クリフ何処行ったか知らない?」
「ルシファーの所にモーション変えてくれって訴えに・・・」
モーションくらい自力で変えろよ、っつーか敵に助け求めるなよとか思いながら、
出番が出来たと張り切るミラージュを複雑な思いで見るフェイト。
今夜は違った意味で寝かせてくれそうもない。
(どうせ寝かせてくれないなら女の子がらみがよかったな・・・)
横で馬鹿らしい、と呆れかえっているマリアを見ながら溜息をつくのだった。
46 ◆PzDeastE6E :03/09/30 21:20 ID:g9Tl4um2
全く意味のない短編でした。
金髪マリアとか銀髪ネルとか、アドレーとかミラージュとか色々楽しみですね。
なんと言っても黒豆の出番の消されっぷりが楽しみです。
・・・ファンの人ごめんなさい。

(´-`)o0(ストーリー(コネクションとか)に特に絡まないなら嫌いじゃないんだが・・・あと「負けないもんっ!」くらいか・・・)

|彡サッ
47現場”復帰” ◆kxYQmlzT.s :03/09/30 22:29 ID:s0QEm5Wh
♪黒豆まめまめコ〜コ〜ア〜♪
そんな歌を口ずさみながらその黒豆ココアを一口飲んで今日もパソコンに向かう”私”
”私”の楽しみはネット掲示板に自作のエロ小説をUPすること。中身はスターオーシャン3のキャラ同士のエッチである。
「何をやっているんですか?」
一人の少女の声に驚き後ろを振り向くとそこに立っていたのは驚くことにゲームキャラのソフィアだった!!
「なっ!?なんであんたがここにいるんだ!?」
「ソフィアだけじゃないわよ?」
「僕もいるんだけどね」
「げげ!?」
驚いたことに目の前にフェイト、ソフィア、マリアの三人が立っているのだ。”私”は状況が理解できず焦った。
「今日もわたしにエッチな事させるんですか?」
とソフィア。
「フェイトと何回やりまくったのかしら…」
同じくマリアが愚痴をこぼす。
「マリアやソフィアをよくも嬲り物にしてくれたね…」
フェイトが剣を突きつけ”私”は固唾を飲んだ。
48現場”復帰” ◆kxYQmlzT.s :03/09/30 22:39 ID:s0QEm5Wh
「ちょっと待て!”私”がそんなに悪いことをしたのか?」
「わたしのこと黒豆って呼んでましたよね?」
とソフィア。
「違う!それは濡れ衣だ!!」
「黙ってたらやりたいようにしてくれたわね…」
マリアがじっと”私”をにらみつける。
「体力回復してくれたのは感謝してますけど、アイレさんやりすぎですよ」
フェイトのその冷たい視線に”私”は動けなくなってしまった。
「今日はたっぷりお礼をさせて貰いますね」
顔が笑っているが目が笑っていないソフィアがステッキを構える。
「私も協力するわ」
マリアがフェイズガンを構える。
「あなたがいけないんですよ」
フェイトが身構える。
「そんな…イヤァァアア〜〜!!」
”私”アイレは当分入院の憂き目となってしまった。
〜END〜
49現場”復帰” ◆kxYQmlzT.s :03/09/30 22:43 ID:s0QEm5Wh
いかん、即席で描いたらいくつか間違えました。
保管庫に移す際に
スターオーシャン3→エターナルスフィア
に修正できればお願いします。むしろ載せない方がよいかも…。
お恥ずかしい小説で申し訳ないです。
50深夜に貼り逃げ失敗:03/09/30 23:37 ID:DUH4PhR5
アイレがボロボロにされている間、柱の裏で泣く3人。
クリフ「いいよな、あいつらは堂々と文句が言えて…。
    俺なんてフェイトとのやおい書かれてたんだぜチクショウ…」
ネル「…あたしなんてフタナリにされてクレアを…」
アルベル「俺は女にされてヴォックスとシェルビーに…」

壁に拳とダガーとカタナが突き立てられる。
「あとでこいつら皆殺し!!!」
3人は固く誓い合った。

なんちゃって。
ごめんなさい。おもしろかったのでつい。
現場”復帰”さんお疲れ様です。

2作書いたのに(他スレ分も含めると4)フォルダごと吹っ飛んで笑いが止まりません。アーヒャヒャヒャ
51名無しさん@ピンキー:03/09/30 23:49 ID:fHOj/X09
>おもしろいです
52名無しさん@ピンキー:03/09/30 23:55 ID:NfHIVuRI
>>47腹が痛ぇ〜〜(激笑)
マジ笑っちまいました。
53名無しさん@ピンキー:03/10/01 12:33 ID:84jHgmwV
ノノノノ  -___
  (゚∈゚*)  ─_____ ______ ̄
  丿\ノ⌒\  ____ ___
 彡/\ /ヽミ __ ___
    ./∨\ノ\  =_
   .//.\/ヽミ ≡=-
  ミ丿 -__ ̄___________ 

重力の↑(これ)に吸い込まれなさい!byマリア
54名無しさん@ピンキー:03/10/01 13:39 ID:Te+SiVQ5
見た事がないエッチ画像>>このアドレスをエクスプララーにコーピして見てな>>> kagoshima.cool.ne.jp/yoshinoyas/garus/
55名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:05 ID:A/lvEdkb
>前スレ深夜に貼り逃げさん
アーリグリフがシーハーツに侵略戦争をしかけたのは、ここ一年以内だと
思います。ゲーム内でエレナさんがアルゼイに「今年は作物のできが
悪かったせいで冬を越せない、そころヴォックスにつけこまれたんだろう」
みたいな事を言ってましたので。
参考になれば――
56名無しさん@ピンキー:03/10/02 22:10 ID:4uIZLjoF
>>56
一方で「食生活が改善された云々」の台詞がありますから、少なくとも1回以上の収穫期を迎えていることは間違いありませんね。
57名無しさん@ピンキー:03/10/03 00:05 ID:Z+HZioF8
>報告します前スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1053796070/l50
にモポエ氏の小説が追加された模様です。
58もぽえ:03/10/03 00:15 ID:0K5A/pc4
職人の皆さん、お疲れさまでやんす。

>PzDeastE6E氏
非常にレスが遅くなって申し訳ない。
「」内で改行される場合は、改行+全角の空白というパターンがまとめやすいのです。
(氏は以前はこのパターンではなかった……と思う)
とはいうものの、まとめやすさはこっちの都合なので、
書き手諸氏の書きたいように書かれるのが一番です。
それに、こっちでまとめやすい≠スレ上で見やすい、ですから。
59名無しさん@ピンキー:03/10/03 07:02 ID:hw1uvaq9
今週のファミ通は要注目。
ついに、対クリフ戦1036戦982勝11敗43分という最凶キャラ、ミラージュが参戦する。
って既出ですか?
60名無しさん@ピンキー:03/10/03 09:12 ID:cycUcEh/
>>59
やっぱクリフよりミラージュの方が使えるのかな?
2NDもエルネストよりオペラの方が激しく使えたし。
61名無しさん@ピンキー:03/10/03 18:08 ID:fysnMdpv
クリフとマリアの技の使い回しが殆ど(全部?)だそうだし、
戦闘時、マリアはともかく、クリフの出番が完全に無くなりそう。

本当に女性キャラが優遇されているゲームですね。
その割に萌えのツボが分かってな(ry
62名無しさん@ピンキー:03/10/03 19:01 ID:vVn6C0v7
>>61
1〜3全て女キャラだけは仲間にできるんだよな。男は全員加入無理なのにw
63名無しさん@ピンキー:03/10/03 19:18 ID:Lh8pO9NL
>>61
誌上で

トライデント・アーツ
クレッセント・ローカス
カーレント・ナックル
マイト・ハンマー
アクロバット・ローカス
エリアル・レイド
マイト・ディスチャージ
インフィニティ・アーツ

以上の技を使うことが確認されてまつ。
しかしわろたw ミラージュたん、クリフに圧勝じゃんww
64名無しさん@ピンキー:03/10/03 19:24 ID:Lh8pO9NL
ついでにプロフィールも転載してしまえ。

ミラージュ・コースト クラウストロ人 女 27歳
身長181cm、体重53kg
使用武器:ガントレット

クラウストロ4号星出身のクラウストロ人で、反銀河連邦組織”クォーク”設立メンバーのひとり。
クォークにおいてクリフのパートナーを務めている。
実家が武道の道場をやっており、クリフとは彼が入門してきて以来の関係。
また彼女自身も格闘技を習っており、その実力はクリフ以上とも噂されているのだ。
ちなみにこれまでのお互いの戦績は、1036戦して982勝11敗43分け。
どちらがどちらかは、あえて語らないほうが幸せであるだろう……。
65名無しさん@ピンキー:03/10/03 20:04 ID:vVn6C0v7
スゲー!ミラージュ強すぎじゃん!!
ロニキスよりイリア、エルネストよりオペラの方が強いようなもんかw
ところでミラージュたんってタレントどうなると思う?
それみると鍛冶は確実にLV高く設定されそうだ。
あと才色兼備だから頭も良いだろうから執筆LVも高そうだな。
66名無しさん@ピンキー:03/10/03 21:20 ID:syMn+HmK
パワー  クリフ>ミラ
タフネス クリフ>ミラ
スピード ミラ>クリフ
命中   ミラ>クリフ
術    ミラ>クリフ

と、予想
ステータスってこんだけだったっけ。
67名無しさん@ピンキー:03/10/03 22:05 ID:kXjKxXLc
黒豆ログホカソ庫って消えた?
68現場”復帰” ◆kxYQmlzT.s :03/10/03 22:15 ID:qUyeJOM7
>>67
無くなってます。管理人がアカウントを消してしまったようです。
しかし、噂のおっちゃんはいつ正式に公表されるんだろ?まぁマリアと同様ストーリーに絡むキャラなら公開が大幅に遅れるだろうし…。
69名無しさん@ピンキー:03/10/03 22:31 ID:8LbLqrUM
>>68
そういやマリアも発売2年前のTGSMOVEでは出てたのに、
その後一切ゲーム本編まで情報なしで没キャラになったとか言われてたよなw
アドレーは確実に出るだろうけど、どんなキャラなのかいまだに不明だしなぁ。
70名無しさん@ピンキー:03/10/04 00:13 ID:Xg3JYRzG
>>43の「カタナ使いの親父」ってのは
カタナを使うおっさん、という事なんだよな?
カタナ使い=アルベルの父親 かとオモタ(;´Д`)
71名無しさん@ピンキー:03/10/04 00:17 ID:UK2lA5cP
>>70
そういや名前も似てるな。
アルベル
アドレー

でもアルベルの親父ってグラオノックすとかそんな名前だったよね。
それにアドレーはむしろネルの知り合いでシーハーツ側っぽいし。
7241:03/10/04 01:18 ID:WVIysmMw
>>63-64
詳細ありがd
しかし、なんでフラッシュ・チャリオットがないんだ!ヽ(`Д´)ノ ノワァーン
俺のささやかな夢は破れた・・・。

アドレーは、ストーリー的にどう関わってくるんだろ?
確かに服とかシーハーツっぽいが、エリクールにいて
ストーリーに重要に絡むのは難しい気がするが・・・。
スフレの二の舞いにならなきゃいいんだがな。

73名無しさん@ピンキー:03/10/04 02:57 ID:Xg3JYRzG
グリーテンの関係者であるのが一番良いんだけどな。
というか、エリクールにグリーテンが追加されるなら普通はそうなると思うんだが…

74名無しさん@ピンキー:03/10/04 08:49 ID:sG3duzPC
ソフィアいらねー。
75名無しさん@ピンキー:03/10/04 13:54 ID:JJyxEd+r
>>74がいらねー。
76名無しさん@ピンキー:03/10/04 14:14 ID:kwWBlDNu
アンドレーってどこでみれるの?
77名無しさん@ピンキー:03/10/04 16:10 ID:SdTixCcT
ファイナルファイトのラストでいっぱい見られる。

マジレスするとアンドレーじゃなくてアドレー
78名無しさん@ピンキー:03/10/04 16:34 ID:IHj6fOao
すまん。まちがえた
79現場”復帰” ◆kxYQmlzT.s :03/10/04 17:59 ID:hAoDe9MB
昔の名前で出ています。
それはともかく
「DVD2枚組(!!)」
確定のようです。>SO3DC

内容が増えるのは嬉しいがDVD一枚に収まりきれない容量って一体何?エンディングもフルムービー化する気なのですか?スクエニさん。
80ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/04 18:01 ID:hAoDe9MB
げっ?名前変更し忘れてる。

ところで、出回っていた動画キャプしようと見ていたら
「髪の色が違うスフレらしき人物が出てきました」
髪型がスフレそのものですが、動画の一番はじめでピンぼけしまくっているので断言出来ません。
81名無しさん@ピンキー:03/10/04 19:50 ID:u8mU4YgM
>>80
ああ、対戦モードで同キャラ対戦可能なので、色違いスフレでしょう。
上に書かれてるけど今週のファミ通でいろいろわかります。
82ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/04 20:41 ID:aD7e7LXA
>>81
それだけじゃないです。>対戦モード色違い。
色違いのマリアが登場し「フェイトが驚く」シーンがありますから。>プロモ動画
83名無しさん@ピンキー:03/10/04 20:47 ID:OvMClJC6
いややっぱ対戦モードかと。
対戦可能にするアイテムは本編中で入手するので、その過程で色違いキャラが登場するんじゃないかな?
エターナルスフィアだからそれもアリかと。
84名無しさん@ピンキー:03/10/04 23:52 ID:Fb47e8s4
色違いは対戦モードだろう。
あとムービー見る限り服も変えられるっぽいな。黒ドレスのマリアたんミラージュたん萌え。
しかし金髪マリアたんは謎。
85名無しさん@ピンキー:03/10/05 00:02 ID:vLv0JxlT
要するに、まんま格ゲーの1P2Pってやつか・・・。
どうせなら対戦モード以外でも、好きに髪の色変えらればいいのに。
アイテムで変えられるとか、実はジェミティのコスプレのズラとか。(藁
しかし、金髪マリアは最初見たとき新キャラ(しかも男・・・)かと思たよ・・・。
86名無しさん@ピンキー:03/10/05 00:09 ID:8Tm/1/dd
なんか、昔の活気と勢いがあった頃の事を思い出したら、少し目から汗が出てきた。
音信不通の方々が沢山いらっしゃる事……
87名無しさん@ピンキー:03/10/05 03:45 ID:X6jop7mq
結局クレアたんは仲間にできないのか…_| ̄|○
頼むよ、いやマジで…_| ̄|...((○
88名無しさん@ピンキー:03/10/05 04:23 ID:sg7Ko4sA
みんなでAAAにメールしてみれば。
89名無しさん@ピンキー:03/10/05 04:26 ID:DyjtqJCC
まあ、まだ全部の情報が出てきてるわけではないのだが。
ただ開発度80%ということなので、メールするなら急いだほうが良いかと思われ(w
90名無しさん@ピンキー:03/10/05 11:16 ID:KnBEaCR3
>>89
>ただ開発度80%

OKOK!もう仲間にしろなんて無茶は言いません。

せめてEDだけでも…_| ̄|○ノ コノトオリデス
91名無しさん@ピンキー:03/10/05 16:53 ID:jw8KS8ZK
>>85
というか、実際ジェミティのコスプレの悪寒
そういうアイテムが売ってるとかな。 イラネ

>>83-84
対戦モードでフェイトがマリアの色違いを見て驚くのか?
よくわからんが82は「驚く台詞(素振り)がある」って言ってる気がするんだが。
92名無しさん@ピンキー:03/10/05 16:55 ID:jw8KS8ZK
ゴ゙メン、83は違った
93ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/05 18:42 ID:0mcxfF0p
>>91
止め絵が出回っているのでわかりにくい部分もありますが、確かに金髪のマリアを見てフェイト驚いてます。
「何らかのイベントシーンでの出来事」と考えた方が無難なんです。>B(←ブロンドの略)マリアの登場シーン

ちなみに今年のクリスマス(12月25日)発売予定だそうです。>SO3DC
94名無しさん@ピンキー:03/10/05 18:42 ID:JARnROpj
わかった!
スーパーサイな、なにをするきさまらー
95ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/05 18:54 ID:0mcxfF0p
>>94
Bマリアは「カガリ・ユラ・アスハ」ではありません。みなさんお間違えの無いように。
(なんかディレクターズカット版の情報検索したら、キラだカガリだという人が多いことに唖然)
96名無しさん@ピンキー:03/10/05 19:17 ID:nYyu5yIz
ストーリーまで変わってたら面白いな。
97名無しさん@ピンキー:03/10/05 19:41 ID:kCRcSYn2
DLサイトで18禁の丘さんが新作CG集発売でつ。
9894:03/10/05 20:19 ID:JARnROpj
>>95
意味わからん
なんでそれを俺に言うんだ?
99ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/05 21:11 ID:98rqZQK/
>>98
すいません。直接レスする必要なんて全然無かったです。ごめんなさい。
100名無しさん@ピンキー:03/10/05 22:24 ID:tKC03yhr
種とso3って声優とか設定とかが似ているから
(主人公=声優一緒かつ遺伝子改造人間)
同人サイトとかでネタになってるんだよね
101名無しさん@ピンキー:03/10/05 22:34 ID:ThIptPI5
たしかに茶髪フェイト&金髪マリアは
キラ&カガリに見えるなw
設定が被ってるせいもあるしね。
102名無しさん@ピンキー:03/10/06 00:27 ID:UZMi7DXT
見ようと頑張れば見えなくもない、って程度だとおもうがなぁ。
103名無しさん@ピンキー:03/10/06 00:34 ID:+ZdVUwzk
色違いって対戦以外でもありうるでしょ?
104名無しさん@ピンキー:03/10/06 19:29 ID:alM/f0Ld
闘技場での対戦とか。こちらのレベルに対応して成長したり。
トライエースならやりかねない。
105ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/07 22:44 ID:32JgMsJM
「うふふっ」
「どうしたんですか、ミラージュさん?凄く嬉しそうですけど…」
「あら、マリエッタ、居たの?」
ディプロのブリッジ。ミラージュが珍しく思いっきり嬉しそうにしているのをマリエッタが見つけ声をかけた。

「私ね、今度フェイトさん達と一緒に旅に出れそうなの(はぁと)」
「旅ってディレクターズカット版の事ですか?」
「そう!これでフェイトさんは私の物よ〜(はぁと)」

そのセリフを聞いたマリエッタは目を丸くした。
「えっ!?だってミラージュさん、クリフさんのこと…」
「あんな奴のこと言わないでくれないかしら?」
ミラージュに睨まれ黙り込みマリエッタ。

「人が居ない間にネルに手を出して、しかもその上で他の女に手を出してボコボコにされた人の事なんて知らないわ」
「(うわぁ〜ミラージュさん、クリフさんの甲斐性なし相当怒っているんだ)」
106ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/07 22:48 ID:32JgMsJM
「と・も・か・く、フェイトさんは私が必ずゲットするわ!」
グッと拳を握りしめるミラージュ。

「いいんですか?マリアさんだってフェイトさんの事…」
「リーダーのことは尊敬しているけど、フェイトさんの事になれば話は別よ」
「そうなんですか?」
「そう!」

ミラージュの断言にちょっとばかり戦慄を覚えるマリエッタ。
「あなたもね、いざとなったらビシッと行きなさい。リーベルのような鈍感はビシッといかないと振り向きもしないわよ?」
「えっ?あ、はい!!」

ミラージュのアドバイスを受け顔を明るくするマリエッタだった。
〜END〜
107名無しさん@ピンキー:03/10/07 22:53 ID:Gx+jl1UO
>>105
おもろいです。
でもミラージュなら睨むのではなく、所謂「怖い笑顔」という気が(笑
108ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/07 23:18 ID:32JgMsJM
聖王都シランドの片隅にあるバー「魔の巣」
その片隅でクレア・ランズベルトが一人寂しく酒を飲んでいた。
「ミラージュ、あなたは良いわよね、フェイトやネルと一緒に旅に出れて…」
旧友のミラージュのことを愚痴るクレア。

「あの娘は活躍できるのに、私はまた日陰の存在…」
クレアは、自分もそれ相応の実力があるのにフェイトやネルと旅に出ることが出来ないのを悔やんでいた。
その一方で友であるミラージュが活躍することが憎たらしくもあった。
やけになってオンザロックを口に流し込む。

「うっゴホ、ゴホ」
「ダメですよ、無理をなされたら…」
むせるクレアに女性が声をかけた。

「…あなたは?」
「お隣、よろしいかしら?」

黒のマントを羽織り、フードで素顔を隠したその女性はクレアの隣に腰を下ろした。
顔ははっきりとしないが口元だけ見ると結構な美人のようである。
109ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/07 23:29 ID:32JgMsJM
「ずいぶん荒れてますね」
「…」
「あなたの望み、叶えられますよ?」
「えっ!?」
「フェイトさん達と一緒に旅に出たいのでしょ?」

初めてあった女性に図星を突かれ、さすがのクレアも酔いが一気に醒めた。
「いい加減な事を言わないでください!」
クレアはそのマントの女性の言うことが信じられず怒った。

「信じる信じないはあなたの勝手ですが、私なら可能ですよ?」
「…仮に可能だとして、何があなたの望みなの?」
クレアが女性に問いただす。

「金銭の報酬は望みません。ただ一つだけ条件があります」
「条件?」
「私も一緒に連れて行って下さい」
「連れて行く?あなた一体何者なの?」
「そうですね…」
女性はフードを取り、一つの名刺を取り出した。
『ブレア・ランドベルド〜心の隙間お埋めします〜』
そう名刺には書かれていた。
〜END〜
110ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/07 23:30 ID:32JgMsJM
すみません、クレアの名前「ランズベルト」じゃなくて「ラースバード」でした。
なんか連作で阿呆な物ばかり書いて申し訳ないです。
111名無しさん@ピンキー:03/10/08 01:10 ID:4wBZolk/
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112名無しさん@ピンキー:03/10/08 01:30 ID:OWPSVzXv
>111ソフィア好きを強調したい気持ちは分かるが、sageぐらい入れろよ。
113名無しさん@ピンキー:03/10/08 07:54 ID:CvdNnYf2
ユーキさん面白いです。
114名無しさん@ピンキー:03/10/08 13:29 ID:t9H8xx0n
>>106
これだけは突っ込ませてくれ。
ミラージュがマリアを尊敬する、というのは有り得ない
115ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/08 18:45 ID:W7GUATn3
Zwillinge

「撃つなら早く撃ちなさいよ…」
一人の女性が地面にへたり込んでいる。ブロンドのショートヘアーは土埃にまみれ、衣装もボロボロ、体中傷だらけの状態である。

そんな彼女に銃を突きつけるもう一人の女性。彼女の蒼いロングヘアーが風に揺れる。その引き金にかけられた指を引き絞れば彼女は勝利できる。だがその女性はその青い瞳に憂いの表情を忍ばせ銃を下ろしてしまった。
「なっ!?なんで撃たないの?私はあなたの敵なのよ!」
ショートカットの女が叫ぶ。

「撃てる訳無いでしょ…。ここであなたを撃ったら私はあいつらと同じ外道に成り下がるわ。それにあなたは…」
悲しげな瞳でショートカットの女を見つめる女性。

「あなた馬鹿よ、大馬鹿野郎よ!!」
「確かにそうかもね…」

ショートカットの女の叫びに自嘲気味に答える女。そしてショートカットの女は相手が自分にとどめを刺す気がないと判断するや最後の力を振り絞り手にした銃を自分のこめかみに向けた。
そして女は自ら命を絶とうとした。だが…。

閃光が走りショートカットの女は右腕に走る激痛に銃を落としてしまった。
「ううっ、何で、何で死なせてくれないの?」
痛む腕を押さえ、ショートカットの女が叫ぶ。

「馬鹿!ここで死んで何になるの?他人に勝手に運命付けられて、それに流されていくだけで良いって言うの?馬鹿なこと言わないで!!」
「…」
女の叫びにショートカットの女は黙ってうつむいてしまった。

「あなたは誰の物でもない、あなたの運命はあなた自身で切り開いて!お願い、生きて、あなた自身の為に!!」
そこまで叫び感極まったのか女性はぽろぽろと涙を流し始めた。
116ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/08 18:46 ID:W7GUATn3
<自分の、こんな出来損ないの存在である私を心の底から心配してくれる人が居たの…?>
そう思った瞬間、ショートカットの女の瞳から大粒の涙がこぼれ落ちた。

「なんで私のことを心配してくれるの?」
ショートカットの女が弱々しく訪ねた。

「当たり前でしょ、”妹”を心配しない姉がどこの世界に居るっていうの?」
「私が、”妹”?」
女の答えにショートカットの女はキョトンとしてしまった。

「本当なら”自分自身”って事でしょうけど、あなたと私は別個の存在。でも遺伝子レベルではほぼ同じ存在。だとしたら姉妹って考えるのが普通でしょ?」
女は恋人以外にはほとんど見せたことのない笑顔で答えた。

「妹、ね…」
その言葉に不思議な心地よさを感じるショートカットの女。敵であるはずの女が自分を『妹』と呼んで心配してくれる、そのことが凄く嬉しく思えた。



それからしばらく後、ペターニの町の宿屋にて。フェイト・ラインゴットは部屋に戻ろうと廊下を歩いていた。
すると突然マリアが泊まっている部屋のドアが開き、フェイトは誰かの手によって部屋に引きずり込まれてしまった。
ベッドに倒され起きあがろうとするも女性に押さえつけられいきなりキスをされてしまうフェイト。

「…!?」
自分にキスをする女性の正体に気づき驚くフェイト。女性の唇が離れたところでフェイトが叫んだ。
「ジェシー、いきなり何をするんだ!!」

フェイトがジェシーと呼ぶ女性。ブロンドのショートヘアーと衣装を除けばマリアとうり二つの彼女、実はマリアの「妹」なのである。
だが、マリアは天涯孤独の身の筈、実はこれにはやや複雑な事情が絡んでいた。FD世界のゲーム企業でありフェイト達の世界そのものを作り上げたスフィア社。
その幹部であるベルゼブルはフェイト達に敗北し辛酸を舐めさせられた。
117ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/08 18:48 ID:W7GUATn3
復讐に燃えるベルゼブルはある画策をする。フェイトの仲間のコピーを作り同士討ちを企てたのだ。だが開発スタッフの造反もあり結局コピーを作れたのはマリアだけだった。
しかも元々ベルゼブルは開発に関わって居なかったこともあり出来たコピーは完全な物とは言い難かった。

それでも使い物になると判断して送り込んだまでは良かったがマスターであるマリアとの対戦にあっさり敗れてしまう。
だがマリアは、その出生と生きる目的すら歪められたもう一人の自分に自らの意志で生きていって欲しいと願いとどめを刺さなかった。

ベルゼブルもコピーを作るのに手一杯で色々やっかいな要素(自爆・凶暴化・遠隔コントロール等々)をもう一人のマリアに与えていなかったため、コピーのマリアは
マリアの妹「ジェシー・トレイター」(ジェシーは亡くなったマリアの養母の名前である)としてマリアと行動をともにすることになったのだった。

そのジェシーにいきなりキスをされ動揺するフェイト。ジェシーが離れると上半身を起こした。
「ダメだよ、ジェシー。こんな事したら…」
「何かいけなかったかしら?」
一方のジェシーはあっけらかんとしたものである。

「いや、僕としてはそりゃ嬉しいけど…。君の姉さん、マリアが黙ってないよ」
「姉さんが…?」
フェイトが恐れるのはマリアの怒りだった。フェイトに対する想いが強いマリアだったがその嫉妬心たるやかなりのもので、妹であろうと容赦しないことは容易に想像できた。

「実の妹だろうと君の姉さんは容赦しないと思うんだ、こんな事がばれたら…」
「私がどうかしたのかしら?」

その声にフェイトはびっくりして部屋を見回した。部屋の片隅にたったマリアが自分とジェシーを見つめている。マリアを視認しフェイトは背筋が凍る思いだった。
「あ、いやマリアその…」
しどろもどろするフェイトを後目にマリアは歩み寄るとキスをした。互いに自然に舌を絡めていく。その一方でジェシーがフェイトのズボンのチャックを下ろしフェイトのモノを取り出すとしゃぶり始めた。

「…!?」
突然の事に驚くフェイト。だがマリアはまるで気にしていないようにキスを続け唇を離した。
118ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/08 18:49 ID:W7GUATn3
「フェイト、安心して、これは私とジェシー、二人で決めたことなの」
「どういうことだいマリア?」
「ジェシーもね、あなたの事が好きなのよ。だから二人でフェイトに愛して貰いたいの…そうでしょジェシー?」
「フェイト、お願い…」

上目遣いでジェシーが懇願する。
「…判ったよ」
フェイトは二人の願いを受け入れた。

ジェシーがフェイトのモノを亀頭から竿へと丁寧になめ回す。マリアもそれを観ていて興奮したのかフェイトのモノに舌をはわせる。
「凄いよ、二人とも凄く上手だ…」
感嘆の声を上げるフェイト。

二人は夢中でフェイトのモノをなめ回す。フェイトはすぐに限界に達してしまった。
「二人とも、そろそろ出そうだ…」
「いいのぉフェイトぉ〜」
「このまま、私たちの顔にフェイトの精液かけて!!」

そしてついにフェイトは自らの熱い性を解き放った。精液が二人の女性の顔を汚してゆく。
「フェイトの、精液、凄く熱い…」
「ジェシー、勿体ないわ…」

ジェシーの顔から流れ落ちる精液をマリアが舐め取る。ジェシーもまたマリアの顔についた精液を舐め取る。淫靡な女性二人の姿にフェイトの心の奥底に秘めた欲望が頭をもたげ始めた。
「くくくっなんだか凄く楽しめそうだね…」
フェイトが口元を歪ませ笑みを浮かべる。

「それじゃ、まずはジェシーから頂こうかな?」
そう言うとフェイトはマリアとジェシーを引きはがしジェシーをベッドに押し倒した。そして半ば破くようにして服を脱がせジェシーの胸に舌をはわせた。
「ひゃあう、フェイトぉ〜」
ジェシーが甘い声を上げる。フェイトはますます気をよくしてジェシーの躯をまさぐり始めた。
119ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/08 18:51 ID:W7GUATn3
「フェイトぉ〜お願い!」
ジェシーが辛そうな声を上げる。
「どうしたんだい、ジェシー?」
「お願い、フェイトぉ、私もう…」
「ダメだな、マリアはきちんとお願いできるんだよ?自分でちゃんと言わなきゃ…ね?」
「…!」

フェイトの言葉に顔を赤らめるジェシー。だがとうとう我慢できず
「お願いです、私の、ジェシーのオ○ンコにフェイトのオチン○ンをつっこんでください!」
あられもないセリフを言ってしまった。
「いいとも、望み通りにしてあげるよ…」
そう言ってジェシーの下着をはぎ取り、自らの剛直をゆっくりと挿入していくフェイト。
だが自らのモノがすんなり入っていくことに違和感を覚えるフェイト。

「ジェシー、君まさか?」
「ええ、姉さんのデーターが取られた時点で姉さんが非処女だったから、私も…」
そこまで言ってジェシーは言葉を詰まらせた。
「くくくっ」
「フェイト?」
「いや、僕としてはむしろ好都合かな?容赦なくヤレるからね!」
そう言うとフェイトはジェシーを思いっきり突き始めた。

「えっ!?こんな、はぁあああん!!」
甘い声を上げ悶えるジェシー。

その一方マリアは置いてけぼりを食らい、その辛さから自らの胸と陰核をまさぐり始めた。
「ダメじゃないかマリア…」
そんなマリアにフェイトが声をかけた。
「この前おもちゃをあげたろ?あれを使わなきゃ…」
「…うん」

マリアは頷くと荷物入れからバイブを取り出し、自らの膣に挿入した。
120ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/08 18:52 ID:W7GUATn3
「ああん、フェイトぉフェイトぉお!!」
自らの胸をまさぐり甘い声を上げるマリア。
「いい子だよ、マリア…」
マリアのオナニー姿を見て微笑むフェイト。

「フェイトぉ、お願いもっと私を滅茶苦茶にして!!」
淫らな声を上げるジェシー。

「いいよ、ジェシー、君もお姉さんに負けないぐらい凄く良いよ…」
「フェイトぉお〜!」
ジェシーの躯を抱きしめキスをするフェイト。

そんなフェイトにも限界が近づきつつあった。
「ジェシー、このまま中に出すよ!!」
「うん、お願い、フェイト、あなたの精液、私の中に出して!!」
「それじゃ、そろそろ…行くよ!!」

フェイトは激しく突きまくり、そして最後に一突きするとジェシーの中に自らの性をぶちまけた。
「ひゃう、あ、熱い!ダメ、意識が…!!フェイトぉ〜姉さん〜!!私イッチャウ!!」
自分を抱いた男と姉を呼びながらジェシーは絶頂に達した。

「ジェシー…!?ダメ、私も、あああん!!」
妹のイク姿を見てマリアも絶頂に達したのだった。
121ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/08 18:53 ID:W7GUATn3
マリアの膣でふるえ続けるバイブを引き抜き、フェイトが耳打ちをした。
「マリア、かわいい妹のあそこを綺麗にしてあげなよ」
フェイトに微笑まれ頷くマリア。

そしてベッドの上で四つんばいになり、ジェシーの秘部に舌をはわせるマリア。
「姉さん?」
フェイトの精液と妹の愛液が混ざったモノを舐め取ってゆくマリア。

「くくっ、今のマリア、なんだかミルクを舐めている子猫みたいだね」
秘部から愛液を流しながら妹の秘部を舐めるマリアの姿を嬉しそうに眺めるフェイト。

「そのままジェシーを綺麗にしてあげるんだよ、マリア」
そう言ってフェイトは自らの剛直をマリアの秘部に突き立てた。

「ああん!!そんな、イったばかりなのに…!」
「二人とも、まだ夜は長いんだ、もっと楽しまないとね」
そういってフェイトはさらにマリアを突きまくった。

三人の淫らな宴は深夜まで続くのだった。

〜END〜
122ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/08 18:58 ID:W7GUATn3
えー久し振りの新作です。はっきり言って馬鹿です、自分。なんか長すぎて書いてる自分が疲れてしまいました。
変則姉妹丼になってしまいましたがいかがだったでしょうか?

出来がよいので自分サイトで使ってしまおうかなとも思ってます。
123284 ◆/i.AENidYE :03/10/08 21:21 ID:ASmMWS3L
お久しぶりです…
DC発売決定記念にひとつ書いてみます。


「ワハハ、遂に、遂に完成じゃあぁぁ!」

早朝のペターニのファクトリーの中で叫ぶ男が一人。
彼の名はゴッサム。
その年齢を感じさせない溢れんばかりのバイタリティーで
男のロマンを追求する無敵の好色調合師。

彼は今日も飽きずに、日課の媚薬作りに没頭する。
しかし、媚薬作りは難しく、ほとんどの場合は、
相手を不快にさせてしまい、いい雰囲気どころか
逆に険悪なムードを作り上げてしまう。
もしも、純粋に相手を自分の虜にしてしまう、完璧な媚薬を発明できたならば
それは『沈黙のラッセル賞』(エリクール星のノーベル賞みたいな物)が
もらえるようなシロモノなのである。

しかし…今日の作品はかなりの自信作らしい。
ファクトリーの中にしわがれた笑いが響く。
と、そこに…
124284 ◆/i.AENidYE :03/10/08 21:23 ID:ASmMWS3L
「ご機嫌ですね、ゴッサムさん」
同じ調合のクリエイター仲間、ミレーニアだ。
彼女もずいぶん老けてはいるがゴッサムとは違い、清らかで、正に聖女と言った感じだ。
「おう、あんたか。フフフ…今日のは今までの中でも最高傑作だぞ」
「…また媚薬を作っていたのですか?ですからそんなモノは聖なるアペリスの…」
「何を言うか!コイツは世界平和を実現しより良い世界を創造する為に…」
「はぁ…」
まぁ何を研究するのもそれは個人の自由だ。
ただし、他人に迷惑をかけない範囲で…。


「おはようございます〜!」
元気な声とともに工房に飛び込んできたのはマユ。
料理チームは、クリエイターの食事係も兼ねているので、
各工房に1人ずつ、2週間ごとのローテーションで配置されている。
「おはようございます。朝から元気ですね、マユさん」
「おう、マユちゃん。今日もかわいいのう」
えへへ、と照れながらエプロンを着けて厨房に入る。
「さっそく朝ごはん作りますね」
125284 ◆/i.AENidYE :03/10/08 21:24 ID:ASmMWS3L
「ご馳走様。いつでもお嫁さんに行けますよ、マユさん」
「ふふ、ありがとうございます」
マユはテキパキと食器の洗い片づけをしていた。
その時、ゴッサムが思いついたように立ち上がる。
「そうじゃ、マユちゃん。食事のお礼といっては何だが…」
ゴッサムは、後ろのテーブルに置いてある小瓶を取ろうとして、
「ぐえっ!」
隣のミレーニアから脇腹に強烈なエルボーを喰らい、悶絶した。
(何考えてるんですか!?貴方は!)
「えっ、えっ!?どうしたんですか…ゴッサムさん?」
「ああ、気にしなくていいのよ。この人、急に具合が悪くなって…」
「そんな、もしかして私の料理のせいなんじゃ…」
マユが泣きそうな目でのたうつゴッサムを見る。
「いや、違うのよ、マユさん。これは昔からでね、この人の持病なの」
「でも…」
「…」
「ぐはぁっ!」
マユにはわからないように笑顔のままゴッサムの腹に蹴りをかます。
そのままゴッサムは動かなくなった。
「ほら、おとなしくなったでしょう?」
「ああ、良かった…じゃあ、急いでベッドに寝かせなきゃ!」
二人でゴッサムを仮眠用のベッドに運ぶ。

「う〜ん…」
「あ、気がつきましたか!」
「うん…俺は…あ!オイ!ミレー…」
ドスッ!
再び脇腹にミレーニアの手刀がめり込む。
「え?ゴッサムさん!?ゴッサムさ〜ん!」
「…」
「…アペリスの導きのままに」
126284 ◆/i.AENidYE :03/10/08 21:24 ID:ASmMWS3L
出かける用意をしながらミレーニアが言う。
「じゃあ私は、モーゼル砂丘まで材料を取りに行ってくるわね」
「はい、気をつけてくださいね」
「私は大丈夫ですよ。それよりも心配なのは貴方のほうよ、マユさん」
「え、私ですか?」
マユがきょとんとした顔をする。
「そう、気をつけてね。特に、あの人に何か飲まされそうになっても絶対に応じちゃダメよ」
そう言ってベッドに寝ているゴッサムを指差す。
「え…どうしてゴッサムさんが…」
「とにかく…気をつけて。行ってきます」
「あ、はい。行ってらっしゃい…」
何か腑に落ちないものを抱えながら、ミレーニアを見送るマユであった。
127284 ◆/i.AENidYE :03/10/08 21:25 ID:ASmMWS3L
そんな昼過ぎ…
「こんにちは…調子はどう?」
工房を訪れたのは彼らの雇い主である、フェイトだ。
一応ルシファーも倒したし、フレイ姉さんも屠ったので、
暇潰しに各地の工房を視察?しているのだ。
「こんにちは、フェイトさん」
「ああ、マユちゃん。…あれ、他の人は?」
「えっと、ミレーニアさんは砂丘のほうに材料集めに行ってます。
今日はサーフェリオに泊まるらしいんで帰ってくるのは明日だそうです」
「そう。で、えっと…ゴッサムさんは?」
「今まで具合が悪くて休んでたんですけど、大分調子良くなったって言って、
奥で何か調合してますよ」
「そう…調合ね…」
今までの発明履歴を見ても明らかなのだが…
ゴッサムの発明品はその全てが媚薬絡みである。
評価欄に並ぶ1点の列…しかも何回かセクハラ騒ぎを起こしている。
ホントに役に立っているのかすごく不安だ。
だが一度雇った以上は無下に切る事も出来ずにいる。
128284 ◆/i.AENidYE :03/10/08 21:26 ID:ASmMWS3L
「あの…ゴッサムさん?」
「ハハハ…これで完璧じゃ!世界のオナゴはワシの物じゃ!」
「…ゴッサムさん?」
「ん?…おう、フェイトか」
「フェイトか、じゃないですよ…また媚薬ですか?」
「フン!これは男のロマンじゃ、浪漫。オヌシにもわかるじゃろう?」
フェイトはうんざりした。
「…浪漫、ねぇ…」
「そうじゃ!フェイト、頼みがあるのじゃが…」
「嫌ですよ。それをマユちゃんに飲ませろっていうんでしょ?」
(ヌヌ…こやつ、鋭いな…ならば!)
「…違う、違うのじゃ。フェイト…」
「何が…」
「これは確かに媚薬の成分が含まれてはいるが媚薬などではない!このゴッサムが
魂を込めて開発した、スーパー精神回復剤なのじゃ!」
「…」
ひとつの決断をすべきかも知れない。
129284 ◆/i.AENidYE :03/10/08 21:27 ID:ASmMWS3L
「…それもこれも、全てマユちゃんの為なのじゃ」
「あのですねぇ…」
「オヌシは彼女の境遇を知っておるか?彼女は、母親と二人だけで、
カルサアの修練場で荒くれの漆黒どもを相手に毎日毎日辛い思いをしてきたのじゃぞ?」
「それは…そうですが…」
「今でも元気に振舞ってはおるが、身体も、心も、まだ完全に回復してはおらんじゃろう…
ワシが作ったのはそれを癒すための薬なのじゃ…」
「…」
「身体の疲れや表面的な精神力ならベリィでも治せる。じゃが…深層的な心の疲れを取る為には
さらに高度な調合が必要なのじゃ!」
いつの間にかフェイトはゴッサムの話に引き込まれていた。
「ワシは研究に研究を重ね…ついに見つけたのじゃ、その調合法を!」
「じゃあ、今までの失敗作は…」
「そう、この大いなる成功までの過程、栄光への道じゃ!」
「凄い…凄いです、ゴッサムさん!僕、貴方の事を誤解してました…」
「いいのじゃ、いいのじゃよ、フェイト君。さぁ、君の手でマユちゃんにこの奇跡の薬を
飲ませてやってくれ。そうすれば彼女は救われる!」
「光栄です…!是非、やらせて頂きます!」
小瓶を持ち、マユのいる表へと駆けて行くフェイト。
その後ろ姿を見つめてしたり顔のゴッサム。
「フ…若い、若いぞ。フェイト…」
130284 ◆/i.AENidYE :03/10/08 21:28 ID:ASmMWS3L
「ちょっとちょっと、マユちゃん」
「はい、なんですか?」
「これを君に…」
フェイトは小瓶をマユに手渡す。
「わぁ、綺麗…何ですか?コレ…」
「これはね、君の為に作られた奇跡の回復薬なんだ」
「私の…ための?」
「そうなんだ。マユちゃん、疲れてるんじゃない?」
「…ええ、まぁ。でもこういうのって修練場の時もありましたから…」
「それだ!」
ゴッサムの言うとおりだ。彼はやはり天才だった。
あのシリーズ皆勤の爆弾娘など目ではない。
「この薬はそういう…深層的な疲れを解消するための薬なんだよ。
これを飲めば、マユちゃんの疲れも一気に吹っ飛ぶさ!」
「ホント、ですか…」
フェイトを疑うわけではないが、そんな簡単にこの疲れがとれるものだろうか。
しかし、これだけフェイトが力説するのだ。飲んでみる価値はあるかも知れない。
「じゃあ…お言葉に甘えて」
瓶の蓋を開けた。甘い香りが鼻をくすぐる。
そして、瓶に口をつけ、一気に飲み干す。
一仕事した後には丁度いい、ほどよい甘さだ。
後味もしつこくない。確かにこれならこの疲れも取れそうな気がした。
131284 ◆/i.AENidYE :03/10/08 21:29 ID:ASmMWS3L
「ふぅ〜、ご馳走様でした」
「うん、どうだい?身体の調子は…」
マユがそれに応えて手をぐるぐると回す。
「すごく身体が軽くなった感じです…あ〜気持ちいい…あれ?」
「ん、どうしたの?」
「えと、何だか身体が…熱くなって…あれれ、どうしたんだろ、私…」
マユの身体がガクッと倒れこむ。
「危ない!」
とっさに飛び出て身体を支える。
「大丈夫!?」
「あ、ありがとう…ございま…んっ…」
「ちょ、ちょっと…ゴッサムさん!?」
「フハハハハ…」
「え?」
「キタキタキタキタキタキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」
我野望ここに偉大なる一歩を刻まん。
男ゴッサム、花盛り!
「え、何だ?何がどうなってるんだよ!?」
「ふぅ…フェイト…さぁん…」
「マ、マユちゃん…ああ、もう!」

続く。
ホントに何がどうなってんだか。
132名無しさん@ピンキー:03/10/08 21:43 ID:RtdpxhOW
うをををを、いいぞゴッサム!!
でもゴッサム製品には何かオチが付きそうで(^^;
133名無しさん@ピンキー:03/10/08 23:47 ID:RtdpxhOW
ゴッサムの代わりにデジソンでも違和感なし(w
134名無しさん@ピンキー:03/10/09 00:01 ID:gyjK/mVL
あぁぁ、神が2人も降臨された
135名無しさん@ピンキー:03/10/09 00:31 ID:K7koaftD
ちょっとスレ違いですまないが女性クリエイター(ルイド、ミレーニア含む)で唯一
メリルだけが4コマ、アンソロに一度も登場していない気がする。
男性クリエイターを入れても他にそんな奴いたっけ?
ここでもあんまり書かれないし人気ないのかなぁ…。
136名無しさん@ピンキー:03/10/09 00:35 ID:gyjK/mVL
いやあの未亡人もかかれていない気がする。
未亡人好きなのに。
クリエイターになる時、『私を好きなようにお使いください』とか
言って、すごい妄想しちまったし。
137ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/09 00:42 ID:63svCEXA
申し訳ないですが

「sage進行」(メール欄に半角アルファベットで「sage」と記入)

をお願いいたします。上がりすぎは企業広告の格好の餌食です。
138名無しさん@ピンキー:03/10/09 00:59 ID:K7koaftD
ミスティは3巻で結構出てるよ。
139名無しさん@ピンキー:03/10/09 08:22 ID:eN45AhG7
SD更新されまつた。
エロ話は意外過ぎるカップルな上、激しくネタバレなので注意。
140名無しさん@ピンキー:03/10/09 09:29 ID:0MY2qd7G
>>139
SD?
141名無しさん@ピンキー:03/10/09 12:47 ID:DSckjQ23
ttp://www3.to/stardreams/
多分ここです。
142名無しさん@ピンキー:03/10/09 14:00 ID:vQuHE9Qe
なんだ、139は宣伝厨だったのか。
143284 ◆/i.AENidYE :03/10/10 18:36 ID:dOAUFeBW
続きです。

「フハハ、成功じゃ!やはりワシの腕に間違いは無かった!」
「どこが成功なんですか!?マユちゃん、苦しそうじゃないですか!」
「やれやれ、青いのぉ…彼女を良く見てみぃ」
「何を言って…!」
確かに彼女は、床にうずくまってはいるが、顔は紅潮しており、
声も苦しそうと言うより、むしろ色っぽい、喘ぎ声のような…
「だ、だけど!」
戸惑うフェイトを尻目に、ゴッサムはマユに近づいていく。
「うんうん、マユちゃん。身体が熱いじゃろう。
無理せず、服を脱いでしまいなさい」
そう言い、マユのエプロンを剥ぎ取り、上を捲り上げる。
「あ…やぁ、ゴッサムさん…」
「うわっ!何してるんですか!?」
ネコのマークがついたレモン色のブラジャーが露わになる。
「こんな邪魔なものは外してしまわんとのぉ」
ゴッサムはブラのホックを慣れた手つきで外す。
「ひょほほ、どうじゃ、フェイト?小ぶりだがいいムネをしとるのぉ」
…確かに。
「嫌ぁ…見ないでぇ…フェイト…さぁん…」
こんなのを見るなと言うのは無理な相談だ。
小ぶりとはいえ左右整った双丘。綺麗なピンク色の乳首がピンと立っている。
こっちの息子もピンと立ちそうだ。
「ゴ、ゴッサムさん…やめましょうよ、こんなの…」
ゴッサムの手がマユの乳首を弄くる。
「あっ…ゴッサムさんっ…やっだっ、ふぅん…」
「フェイト、よく見ろ。マユちゃんはこんなに感じているではないか。
普段抑圧されている欲望を解放してやることで心身ともにリフレッシュできるのじゃ」
144284 ◆/i.AENidYE :03/10/10 18:36 ID:dOAUFeBW
「でも…」
「やれやれ、仕方ないのぉ。じゃあオヌシはそこでおとなしく見ているが良い。
ワシが女性の喜ばせ方を教えてやるわい」
ゴッサムは、胸から手を離し…マユのスカートに手をかけ、パンティーごと
一気に引き下げる。
「ああっ、やだぁ!やめて…」
丸裸にされたマユ。体中に汗が浮かび、吐息も、
嫌がる声とは裏腹に気持ちよさそうな喘ぎが混じる。
露わになった秘部も、まだ薄い陰毛が光っているように見えた。
「ここはまだまだ育ち盛りかの?」
ゴッサムはマユの足を開かせ、その割れ目に触れる。
ビクッとマユの身体が反応する。
「ダメ、そこはダメですっ…ゴッサムさん…」
そして、ゆっくりと、割れ目に指を差し込んでみる。
「あうぅっ!痛いっ…やめて…抜いてぇ!」
「むむ…こいつはきついの…じゃが…感度は十分じゃの」
汗とは明らかに違う液体が割れ目から溢れてきた。
ゴッサムはゆっくりと指を動かし、刺激を与えていく。
「うあっ…ひぅ…だ、めぇ…」
「痛くなくなってきたじゃろう?薬の効果じゃ」
「あ、あの薬って…」
「今は余計な事は考えなくても良い。おとなしく身を任せるのじゃ」
そう言って、マユの、ひょっこり顔を出してきた小さい突起に指を運ぶ。
「あはぁっ!ソコ、ダメですぅ!嫌、嫌ぁ!」
「ふぉふぉ…気持ちいいか?そろそろワシも気持ちよくさせてもらおうかのぉ。
この老体、そう長くは持たんからの」
そう言って、ゴッサムは自分のモノを取り出す。
そのモノを見て、マユは震え上がり、フェイトは呆然とした。
デカイ。フェイトのモノとは二周りは違うだろう。
「ふふん…これがワシの自慢のモノじゃ!」
そう言いながら、それをマユの秘部にあてがう。
145284 ◆/i.AENidYE :03/10/10 18:37 ID:dOAUFeBW
「いくぞい、マユちゃん」
「だ、ダメですっ!やめて…そんなの入れたら、壊れちゃいます!」
「大丈夫じゃ、人間、そんなにヤワじゃないわい」
一気にマユの中へと突っ込む。
「うあぁぁぁぁぁっ!」
半分ぐらい入っただろうか。
「うお…やはりキツイ…じゃが…」
「あぎぃ…ダメ、死んじゃうぅ…」
「我慢じゃ、マユちゃん。直に気持ちよくなる」
そう言って、ゆっくりと腰を振り始める。
「うぁ、ひぃっ…きっ…はぁぁん!」
「どうじゃ…どうじゃあ!」
段々マユの悲鳴に甘い声が混ざっていく。
(駄目だ…もう我慢できない!)
ずっと見ていたフェイトだが、ついに限界が来たようだ。
(ソフィアは母さん達に会いに行ってしまったし、
マリアはリーベルと一緒に失踪…スフレも公演が忙しくてなかなか会えないし、
ネルさんもヤラせてなんていったら殺されるし…ってかあの人はレズ属性だし…)
頭の中で全てを正当化する理論を展開する。
(…これは仕方ないんだ…クリエイターの健康調査も僕の仕事なんだ、きっと!)
「…あの、ゴッサムさん。やっぱり僕も…」
「ん…なんじゃ?」
「僕にも、『協力』させてくださいっ!」
フェイトが叫んだ。
「もう…耐え切れなくて…」
ズボンを下ろすと、自分のモノが待ちかねたように飛び出てきた。
「フン…立派ではないか。じゃが下の穴はワシが使わせてもらっとるでな、しばし待て」
「…いえ。上の口で十分です」
ゴッサムが豪快に笑う。
「ワハハ、そうかそうか。それなら問題ないのぉ」
自分のモノを握り、それをマユの顔へと近づける。
「マユちゃん…」
146284 ◆/i.AENidYE :03/10/10 18:38 ID:dOAUFeBW
「フェ…フェイトさん!?何を…」
「もう我慢できない…お願いだよ。マユちゃん、君の口で…」
「嫌、嫌ですっ!どうして…フェイトさんまで…ひぁぁ!」
中断していたゴッサムの運動が再開される。
「フェイト、ヤルなら早くしろ。でなければ帰れ!」
「…ごめん、マユちゃん!」
「う、あっ?…ん…んぐぅぅっ!」
マユの顔を持ち上げ隙を突いて口の中に侵入する。
一度線を踏み越えてしまえばもう止まれない。
フェイトは自分で腰を動かし自らのモノに刺激を与える。
「んふぅっ…んあ…」
マユが苦しそうな声を上げる。
「う、くっ…もう、出そう…」
フェイトが限界を訴える。
「なんじゃ、若いモンが情けない!ワシなどホレ!まだまだ…ウッ!?」
「んあああああっ!」
突然、ゴッサムの大砲が暴発した。
抜く暇も無かったため、マユの中に全てをぶちまけることとなった。
「ふぅ…今日は体調が悪かった…ようじゃの」
ゴッサムがそれを引き抜くと、白と赤が混ざった液体がトロトロと溢れてきた。
「あ…あ…」
呆然とするマユ。
しかし、フェイトはそんな様子も知らず、加速を続ける。
「くぅ…駄目だ!僕も…」
「んむぅ!」
マユの顔に精をぶちまける。
最近溜まっていた分、すさまじい量がが飛び出していく。
147284 ◆/i.AENidYE :03/10/10 18:39 ID:dOAUFeBW
「はぁ、はぁ…」
久々の心地よい脱力感。
しかし…ふと下を見ると、あられもない姿でうずくまるマユの姿。
「え、ああ…僕は…」
今になって自分の行動を理解するフェイト。
とんでもない事をしてしまった…どうしよう…
待てよ、元はと言えばあの人だ。…ゴッサム。
あのエロジジイの策略に乗せられて僕は…
と、部屋を見渡す。
…いない。ゴッサムが…いない。
「あああ…」
やられた…逃げられた。
「え、えっと、その…マユちゃん?」
この状況はマズイ。
…逃げよう。と、その時…
「あら?ネル様。どうしてこちらに?」
「いや、フェイトがここに来てるって聞いてね…顔でも見てやろうと思って」
「ああ、そうなのですか?それなら安心ですわ」
…ミレーニアさん!?確か帰ってくるの明日って!?…しかももう一人は…!
「ハハハ、心配ないさ。フェイトはそんな男じゃないしね」
…こうなったら、裏から!
「お〜い、フェイト〜!」
148284 ◆/i.AENidYE :03/10/10 18:39 ID:dOAUFeBW
ガチャッ…
「あ…」
「あ…」
「ああ、なんて事…」
・・・
沈黙。そして…
「フェイト、あんた…」
「違う、違うんだ!これは全部彼が!ゴッサムさんが!僕はただ!」
「そんな格好で何言ってるんだい!」
「え…?」
よく考えると…服着てない。
脱ぎ散らかされた服。精液まみれでうずくまる少女、裸で仁王立ちの男…
これは…これは…
「ち、違うんだ!信じて…この通り」
貴族メンばりの土下座で理解を求めるフェイト。しかし…
「問答無用!」

なお、数時間後、ほとぼりが覚めたと思って帰ってきたゴッサムも
同じ制裁を受けたのは言うまでも無い…

END。

エロが全然なってねぇ…
やっぱ授業中にこっそり書くのが駄目だったか…
DCまで充電するかな。
149名無しさん@ピンキー:03/10/10 19:20 ID:XMj9V9MO
つか、授業はまじめに受けれ。人として。さすがに。
150名無しさん@ピンキー:03/10/10 19:34 ID:eQKeRYdv
「284氏は女教師で放課後の秘密授業をしながら書いた」
と都合よく読み取った自分が鬱。

284さん、お疲れ様です。「授業中」は荒れワードなので、
書かないほうが身のためスレのためだと思いますよ。
151もぽえ:03/10/10 22:56 ID:h7BNsse+
>284 ◆/i.AENidYE氏

おつかれさまでした。SSは回収させていただきました。
フェイトのヘタレっぷりに笑わさせてもらいました。

自分としてはSSを読めるのはとても幸せなのですが、
どうかご自身をいとうてくだされ。
152名無しさん@ピンキー:03/10/11 03:04 ID:qYOo6Ozg
284氏乙 ネル姉さんがフェイトを束縛してギリギリまで息子を刺激してでも絶対発射はさせないってのを何時間も続けるのきぼん
153284 ◆/i.AENidYE :03/10/11 05:54 ID:BWKnNj16
>>149-151
確かに軽率だったか、スマソ。
154名無しさん@ピンキー:03/10/11 19:24 ID:sNJaWaIC
マユちゃんいい〜〜〜
155 ◆PzDeastE6E :03/10/12 20:14 ID:+QuMR9vK
あー、SS保管の方見たのですが・・・
ブレア様の奴、完結してないんです。(;´д`)ゴメンナサイマギラワシクテ

一応エチーの方向に持っていくつもりにしてます故に。

っていうか、俺陰の有る作品ばっかりだなぁ・・・そういえば。
やはり性格がこんなだからだろうか・・・
156名無しさん@ピンキー:03/10/13 00:22 ID:botdCcXL
>そんなことないです
157名無しさん@ピンキー:03/10/13 00:53 ID:HClE4ZcX
保管庫見れないの俺だけ?
158名無しさん@ピンキー:03/10/13 13:30 ID:oUVBzNWi
159名無しさん@ピンキー:03/10/13 16:03 ID:/bgINngG
>152、154、156、158
「sage進行」(メール欄に半角アルファベットで「sage」と記入)

をお願いいたします。上がりすぎは企業広告の格好の餌食です。
160名無しさん@ピンキー:03/10/14 00:23 ID:2z/UaFga
>>152
そんなあなたには
スターオーシャンTill the End of Time Part6
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1050/10509/1050934332.html
>>390-405がオススメです。
161最低:03/10/15 01:51 ID:hnQBhRoE
「ただいまー」
部活を終え、家に帰って来た僕は、誰も居ない玄関に帰宅の言葉を告げた。
と思ったんだけど。
「あ、おかえりー」と、ソフィアの声がした。
パタパタというスリッパの音と共に、奥から制服の上にエプロンを着けたソフィアが……制服?
「なんのコスプレだ?それ」
「コスプレじゃない〜!!今日、高校の制服が届いたのー!!」
「ああ、そういえば春からバークタイン高校に通うんだったな」
「そうだよー、セ・ン・パ・イ♪」
「気持ち悪い」
「ひどっ!」
彼女はソフィア・エスティード。近所に住んでいる二つ下の女の子で、幼馴染ってやつだ。
彼女は僕の両親が家に居ないとき、よく晩御飯を作りに来てくれる。
それで、今日もここにいるのであった。
162最低:03/10/15 01:52 ID:hnQBhRoE
2人で夕食を食べた後、二階の僕の部屋に行った。
今日はソフィアの家も親が居ないらしく、いつもより少し遅くまで話をした。
「バークタインの制服ってカワイイよね〜、合格できて良かったよ」
「女の子って制服目当て〜、とか多いよな」
「だって、着るなら可愛い方がいいじゃない?」
「制服が可愛くても似合ってるとは限らないぞ〜」
「え?変、かなぁ……私、似合ってない?」
ソフィアは僕の制服の袖を握って言った。
「ダメかな?ねぇ、おかしい?」
グイっと袖を引っ張り、上目遣いで僕の目を見つめる。
「ソフィア……」
「……うん」
ソフィアの肩を掴み、彼女の瞳を正面から見つめかえす。
そして……
「そーいう顔、反則」
「え?えぇぇぇぇぇ!?」
そのままベッドに押し倒した。
163最低:03/10/15 01:53 ID:hnQBhRoE
「フェイト、ダメだよ……」
制止の言葉も聞かず、無理矢理舌を唇の中にねじこむ。
「ん、はぁ……」
リボンをほどき、ブラウスの前を開けると、白いブラに包まれた巨大な双球が目の前にあらわれた。
「やっぱ、お前胸おおきいなぁ」
「あっ……」
ブラを上にずらし、完全に胸を露出させる。
しっかりと胸を掴み、ぐにゅぐにゅと10本の指で揉みしだく。
圧倒的な肉のかたまりが手の平から溢れ、指の間からはみ出した。
「あんっ!だめだよぉ」
「いいじゃないか、今日はこれ見せに来たんだろ?」
「制服だけだよ……んぁぁっ!」
こりこりっと乳首を勢いよく回す。尾を引く押し殺したような細い声を洩らしソフィアは喘いだ。
硬くなった乳首を舌の先で愛撫しながら、パンティへと手を伸ばし、脱がせた。
「……そっちはだめぇ」
「何が駄目なんだよ、もうこんなに濡れてるくせに」
ワザと大きな音をたてるように、指で中を掻き混ぜる。
「ああっ……あっ」
「なんでこんな事になってるんだ、ソフィア」
「ん、あっ、あんっ!……ふぇいとのいじわる」
「ほら、なんでこんな風になってるか言ってみろよ」
「フェイトがこういう事するから……えっちな気分になっちゃったのぉ」
164最低:03/10/15 01:53 ID:hnQBhRoE
「それで、どうして欲しいの?」
「もう……いじめないで、はやく……してほしい」
「それじゃ、僕の方もしてくれよ」
「えっ?」
「欲しいんだったら咥えてよ。ソフィア見てたら僕の方もこんなになっちゃったんだ」
そう言って、大きくなったイチモツをソフィアの顔の前に出す。
ソフィアは少し戸惑った顔をして、それを口に含んだ。
「んっ、ふぅ……んむ」
ちゅくちゅくという音と共に、ソフィアの顔が前後する。
ただ咥えて動くだけのシンプルなものだったが、限界まで張りつめたモノには十分な刺激だった。
「んっ、んっ、んっ、んっ」
「もういいよソフィア、止めて。挿れてあげるよ」
「はやくしてぇ、もう我慢できないよぉ」
切なそうな声ですがるソフィアに、僕はいきりたったモノをさしこんだ。
「あはっ、あぁんっ!」
「くっ、気持ちいいか、ソフィア?」
「あっ、あっ、いいっ!気持ちいいよぉ」
くちゅくちゅといやらしい音を立てながら、腰をグラインドさせる。
さっきまでソフィアに咥えられていたせいか、もう限界が近かった。
「あんっ、スゴイよぉ!あっ……そんなにはやくしちゃ……だめぇ」
「イきそうなの?」
「いっ…………いっちゃ……っあ……」
「んっ……出すぞっ!ソフィア」
「イクっ……あぁっ!ふぇいと……いっちゃうよぉっ!」
出る寸前にムスコをソフィアの中から抜き出し、僕はスカートに白い欲望をぶちまけた。
「んうっ……はぁ」
「可愛いよ……ソフィア」
「ん……」
165最低:03/10/15 01:54 ID:hnQBhRoE
━━━次の日の朝
「フェイトっ!クリーニング代っ!!」
「うをっ!声でかいよ、ソフィア」
「もー!下手したら入学式に間に合わないよ〜」
「いいじゃないか、初日に夏スカートで来た娘って事で注目されるかも」
「そんなのお断りだよっ!」
「冬スカートを履くたびにえっちな気分になれるぞ」
「フェイトのバカ〜!!最低っ!!」

〜おわり〜
166soy ◆6wtmK.nv7. :03/10/15 01:55 ID:hnQBhRoE
DC版発売決定記念というか、ソフィア制服ver登場記念
それじゃ、またいつか
167157:03/10/15 02:05 ID:aG2fNuMm
遅くなったけど>>158
助かったよ。
168名無しさん@ピンキー:03/10/15 20:42 ID:XJi9e7Wd
SOYさん制服いいです。
169284 ◆/i.AENidYE :03/10/15 21:04 ID:MpA7EGaF
『フィッター先生の実践授業』

「ったく…キリがねぇぜ」
ディプロ艦内、クリフの私室。
中では、クリフがぶつぶつ不満をつぶやきながら、
机に詰まれた書類と格闘していた。
リーダーの座を退いたとはいえ、彼はクォークのナンバー2である。
したがって、こういうデスクワークもそれなりに回ってくるのだ。
「チッ…久々に騒げるの思ってたのによ。ミラージュの奴…」
今日はシーハーツの建国祭である。
ネルが国務のためシランドに帰ってしまった為、
その間動くことが出来ず、パーティは久々の自由時間を得た。
祭りを見物しに行く者、ここぞとばかりにクリエイトに励む者、
ディプロでゆっくり過ごす者…そしてクリフは…
酒場で飲みまくろうとペターニに付いた途端、
ミラージュによっていきなりディプロに強制転送されたのである。
そして、お説教と山積みの資料とともに、部屋に軟禁されてしまったのである。
「まぁ、仕方ねぇけどよ…」
適当に目を通しつつ、書類にサインをしていく。
そうして、八割がた仕事が片付いたとき…
170284 ◆/i.AENidYE :03/10/15 21:05 ID:MpA7EGaF
トントン…
ドアをノックする音。
「おう、開いてるぞ」
どうせミラージュが様子でも見に来たのだろう。
「ちゃんとやってるぜ?そんなに俺が信用できねぇか?」
「…珍しいこともあるものね」
「ん?」
入り口に立っていたのはマリアだった。
「うるせぇな、ミラージュはどうした?」
「マリエッタと一緒に下に降りたわよ。エリクールの文化レベルを調査に行くって」
「…つまりは遊びにいったんじゃねぇか、あの野郎!人には仕事させといて…」
「自業自得よ」
「うるせぇ!大体お前は何の用だよ?」
171284 ◆/i.AENidYE :03/10/15 21:06 ID:MpA7EGaF
「えっ…と…私は…」
突然マリアの表情が変わった。
「何だ?」
「・・・」
顔を真っ赤にしてうつむいている。
「あ、あの…」
「お前、熱でもあるのか?」
「ち、違うわよ!」
真っ赤な顔でこっちを睨み付ける。そのあと、再びうつむいて、
ボソボソと告白を始めた。
「…男の人の喜ばしかたを教えてほしいの」
…一瞬の間をおいて。
「ハァ?お前、マジで熱あるんじゃねぇのか?」
だが、彼女は。
「だから違うの!本気なのよ!」
マリアは真剣らしい。
クリフは困惑を隠せず…
「うーん…喜ばせるったって、一体どうやって喜ばせるんだ?」
「…それは、ほら…」
「ほら、何だよ?」
「…だから、えっと…」
「セックスか?」
ボンッ!
マリアの顔が一層真っ赤に染まる。
「…………うん」
ゆっくりと、小さくうなずく。
172284 ◆/i.AENidYE :03/10/15 21:07 ID:MpA7EGaF
「…あのな。男の俺に男の『悦ばせ方』聞いてどうすんだ。
聞くならミラージュに聞いてみたらどうだ?」
「そんな!ミラージュには聞けないわよ、こんなこと…」
「…ミラージュは駄目で俺ならいいと?」
マリアがあわてて弁明する。
「…ほら!ミラージュは真面目で、あんまりそういうこと知らなそうだけど、
クリフならいろいろ経験豊富だろうし…」
勝手なことを言ってくれる。

「ハァ…まぁ、お前も年頃だしな…そういうこと興味あるのはいいんだが…」
「うん、だから教えてほしいのよ、どうすれば…」
「じゃあ実際にやってみればいいじゃねぇか。そばに手頃な相手がいるわけだし」
これもかなりの問題発言だが。
「・・・」
マリアは黙り込んでしまった。
こいつは失言だったと少し反省する。しかし…
「…もうやってみたわ」
「ハァ?」
また耳を疑うような発言が…
「昨日、フェイトと…」
「何だ、お前ら。結構いい関係に…」
「成り行きなのよ、な・り・ゆ・き!…私の部屋に誘ってね、そのまま…」
「上手い誘い方じゃねぇか。何がそんなに…」
「でもね、肝心の…アレが上手くいかなかったの」
「初めてじゃそんなもんだろ?」
「でも!」
「…どういう風に進めていったんだ?」
173284 ◆/i.AENidYE :03/10/15 21:08 ID:MpA7EGaF
「えっと…まずお互いに裸になって、ベッドで抱き合ったの」
「ふんふん」
「それで、私の胸触らせて、フェイトの大事なモノ触って…」
「…ふーん」
真剣な顔で物凄い事を言うものである。
リーベルが聞いたら間違いなく精神崩壊して刻の涙を見るだろう。
「そして…入れたの」
「早ッ!」
「そしたら…」
「そしたら?」
「なかなか入らなくて、しかも痛いだけでゼンゼン気持ちよくならないの。
フェイトのも小さくなっちゃって…」
「プッ…プハハハハ!」
「わ…笑わないでよ!まだ痛いんだから!」
笑いが止まらない。初々しい…初々しすぎる。
「そりゃ当たり前だろ。初めてでロクに準備もせずいきなり入れたんだから」
「悪かったの?」
「悪いって言うかな…もうちょっとじっくりとだな…」
「じっくり…」
174284 ◆/i.AENidYE :03/10/15 21:09 ID:MpA7EGaF
「ところでその時フェイトはどんな感じだったんだ?」
「…『まだ早かったみたいだね』とか言って出て行ったわ」
「今日は会ったか?」
「ううん。今日はフェイト、ソフィアと一緒に祭りを見に行ったみたい。
きっと私じゃ駄目だったからってソフィアに乗り換えて…」
むしろ途中から参加してきたのはマリアの方なのだが…
「乗り換えてってお前…フェイトに失礼だろ」
「でも!現にソフィアと一緒に…」
「幼馴染なんだし当然だろ。そのハンディは覚悟の上だろ?」
「それは…」
まだ黙り込むマリア。それを見てクリフは…

「そうだな、仕方ねぇ。この俺が一肌脱いでやるよ」
「本当?」
「ああ。じゃあ、まずは…と!」
マリアをベッドに押し倒す。
「きゃあっ!?何するのよ!」
「何って…セックスの特訓だろ?」
「ええっ?」
マリアが混乱しているうちに、クリフは慣れた手つきで服を脱がしていく。
「やっ…やだっ!やめてよ、クリフ!」
「じっとしてろ」
「うっ…」
力でクリフに勝てる訳もなく、だからと言って能力を使う訳にもいかず、
あっという間にマリアは生まれたままの姿に剥かれた。
175284 ◆/i.AENidYE :03/10/15 21:10 ID:MpA7EGaF
「大体お前から言い出したんだろうが」
「やっ…私は、ただ上手くいくコツを…」
「習うより慣れろだ。…うーん」
「何言って…!どこ見てるのよ!」
「…まだまだ小っちぇえな」
「バカッ!」
枕を投げつけるが、難なく受け止められる。
「ふん…さてと、始めようか」
「な…きゃあ!」
クリフの手がマリアの小ぶりの胸へと伸びる。
「ひっ、ふあぁ!」
そして、ゆっくりと揉みしだいていく。
「やぁ…だめぇ」
「…お前、意外と可愛い声出すんだな」
「うるさいっ、このヘンタイ中年!」
「中年だとぉ!訂正しろ!せっかく褒めてやってんのに!」
「嬉しくないわよ!」
「どうせフェイトはこんなことしなかっただろ?」
「当たり前よっ!こんな恥ずかしいこと…」
その基準はどこにあるのかと問いたい。小一時間問い詰めたい。
「ったく、何にもわかってねぇんだな…お仕置きだ、我慢しろよ」
「えっ…ひああっ!」
マリアの胸を吸い上げる。
「やぁっ、痛いっ!」
もう片方の乳房への刺激も忘れない。
「ふあっ…ん…」
クリフが口を離す。
「まだ母乳は出ねぇようだな」
「あ…当たり前じゃない!」
176284 ◆/i.AENidYE :03/10/15 21:10 ID:MpA7EGaF
「でもだんだん気持ち良くなって来ただろ?ホレ、ここも」
マリアの胸を指差す。
胸の大きさに見合った大きさの乳首が、頂点でピンと立っていた。
「う…」
図星らしい。
「そんでもって…ここもな」
「あっ、嫌っ!」
両手でマリアの脚を開き、その秘所を露にする。
「やだぁ!見ないでっ!」
青い茂みに守られたそこは、じっとりと何かで濡れていた。
「結構感じてたみたいだな」
「そんなことないわよっ!」
「…ったく、少しは素直になって楽しめよ」
指で秘所をクリフなりに優しくかき回す。
「ひっ、あくぅっ!」
「何だ?まだ完全に膜が破れてないじゃねぇか」
「うくっ…だからっ、途中で…」
「ああそうか。最後まで出来なかったんだっけか」
ならばあまり無茶なことは出来ない。
自分の下半身は正直だが。
(いくらなんでも、な。俺は一応コイツの保護者だし)
そう自分の体に言い聞かせる。
「じゃあそろそろイカせてやるか」
二本の指でかき回しながら空いた指でちょこんとした突起をこね回す。
「んああっ!ひぃぃ!」
「ここも初めてだろ?」
マリアが首を縦に振る。
177284 ◆/i.AENidYE :03/10/15 21:11 ID:MpA7EGaF
「ったく…フェイトの奴。不勉強にも程があるぜ」
(こんな奴に娘はやれん…)と、全く関係のないことを思いついたが、
実際にマリアがフェイトとくっついてクォークから出て行ったら…などと
発想をエスカレートさせて少しブルーになる。
「…どうしたの?クリフ…」
「ん?ああ…何でもねぇよ」
指が止まっていたらしい。気を取り直して…
「あっ、あっ…あふぅ…」
「…気持ち良いか?」
「……うんっ…ひっ、あぁん!」
「そろそろキメるぜ」
指を出し入れするスピードを上げていく。
「あ、あ、あっ…ダメ、ダメぇっ!」
「よぉし、イッちまえっ!」
小さな突起を摘み上げる。
「ひゃぁぁぁぁぁぁっ!!」
マリアの体が痙攣したように跳ねて、そのままベッドに崩れ落ちた。
「…ふぅ、特訓終了かね」
ベッドに腰を下ろす。
マリアはベッドでぐったりしている。
まぁ仕方ないだろう。さすがに刺激が強すぎたか。
178284 ◆/i.AENidYE :03/10/15 21:12 ID:MpA7EGaF
「とにかくな、焦るこたぁねぇんだ。恋もセックスも、じっくりやるのが大事だぜ」
「…うん」
「まぁ…頑張れよってのも変だが…後悔しないようにな」
「うん…ありがとう、クリフ」
と、その時。
ピー…ピー…
ブリッジからの呼び出し音だ。
「…俺だ」
「クリフさん、そちらにリーダー来てませんか?」
「ん…マリエッタ、帰ってきたのか?」
「ええ、ついさっき。みんなにお土産買って来たんですよ」
「…調査じゃなかったのか?」
「え…あはは、まぁ…いいじゃないですか。それはそうと…」
無理やり話を逸らした。
「ああ、マリアならここに居るぜ」
「…何かしら、マリエッタ」
「ちょっと上がってきてもらえますか?少し気になることが…」
「了解。わかったわ」
「じゃあ待ってますので」
通信を切ると、急ぎ早に服を着て、部屋を後にする。
「ホント、今日はありがとう」
「ああ」
179284 ◆/i.AENidYE :03/10/15 21:12 ID:MpA7EGaF
…まったく。フェイトも罪作りな男だ。
マリアには幸せになってほしいと思う。
こんな過酷な運命を背負わせるのではなく、
普通の女性として、普通の恋をして…
その為なら何でもしてやろうとも思っている。
だが…
「人がこんなシリアスな気持ちになってんのにお前は…」
男の下半身は正直別の生き物なんじゃないかと思うときがある。
「ったく…確かに俺も最近溜まってたかもな…」
今日の夜にでもミラージュを誘ってみるか。
「久しぶりに燃えてみるのもいいか…それに…今日のお返しもしないとな」
そう言って、あと少し残っていたデスクワークを再開するのであった。


うーん…やっぱ俺メインキャラ書くの苦手かも。
サブキャラとかクリエイターとかのほうが書きやすいかも知れんね。

ところで、一つ気になってるんだが、ディレクターズカットって
通常版のセーブデータ引き継げるのかね?
バトコレ集めなおしは激しくイタイ…
シールドバグやど根性バーニィバグは対策されるだろうから
隠しボスのバトコレ集めは死ねるぞ…
180152:03/10/15 21:25 ID:kb1xl1UT
>>159
スマソです気をつけます

>>160
ありがトン。さっそく行ってきます。
181名無しさん@ピンキー:03/10/16 00:41 ID:1jUgnLxV
慌てて本スレに誤爆しちまったぜ;

アドレーがクレアたんの父ということが判明しました。
クレアの父ということはネルたん「おじ様…!」とか言うんだろうか萌え(; ´∀`)
アドレーにセクハラされるネルキボンヌ。
182名無しさん@ピンキー:03/10/16 18:01 ID:kfTkXs9Z
>>181
お前が書けや
183名無しさん@ピンキー:03/10/16 21:47 ID:dnJX62RB
>>182は小説書くほどまでには、ネルに思い入れが無いんだろ。
別にそれが悪いとは全く言わないが。
184名無しさん@ピンキー:03/10/16 22:41 ID:SqYa7p6t
思い入れがあったら書けるわけでもなかろうに
185もぽえ:03/10/16 22:59 ID:qCuv70a4
>PzDeastE6E氏
直しておきました。
SSについては書きたいように書かれるのが最良でしょう。

>soyタソ
ハァハァ。

>284 ◆/i.AENidYE氏
お疲れさまです。
大人フィッター先生キター。子供マリアに教授キター。ムハー。

>184氏
あなたのその冷めた文体で書かれた、熱いSSが読みたいです。
思い入れあったら書けるわけでなくても、思い入れがなければ書くのは辛いっすね。
186名無しさん@ピンキー:03/10/17 00:06 ID:4zcOw6KK
クレアの乳ってことは、クレアたんは99%仲間にならないのねん。。。
187名無しさん@ピンキー:03/10/17 00:46 ID:mR5N3g7J
いやまだだ、AAAにメールしまくるんだ!!!
ノルマは1日10通、みんなで送ろう。
188名無しさん@ピンキー:03/10/17 00:54 ID:72G6S4ix
今更クレアたん追加でバグだらけ発売延期になるなら現時点システム強化の方がいいよ…。
どっちにしろアドレー追加でクレアたんの出番でるんだからいいじゃないか。あとは隠しボスとかのほうがいい。
189名無しさん@ピンキー:03/10/17 00:55 ID:wTfKyg/6
>>284
すごーく(・∀・)イイよー!
190名無しさん@ピンキー:03/10/17 05:34 ID:MHpbDW9K
>>188
クレアが隠しボス!?
191名無しさん@ピンキー:03/10/17 18:50 ID:V+AXvtu7
ttp://www.katch.ne.jp/~sima-k/tre_html/fuji_3.htm

ぜたっぃぃぃぃぃぃぃに見ろ!!!!
こうかいするぞ!!!!!!!!!!!!!!!!
192名無しさん@ピンキー:03/10/18 04:54 ID:hoMKVmhv
>>186
乳が入るならいいじゃないか
193名無しさん@ピンキー:03/10/18 16:51 ID:K5y4UXuI
>284氏
マリアがいい。
これからもがんばってください
194名無しさん@ピンキー:03/10/18 17:35 ID:HbvrlapV
>>185
184だが、なんか気に食わないようなことを言ったか?
そんな見当違いの事を言われても困るんだが。
195名無しさん@ピンキー:03/10/18 17:35 ID:WYclc9iI
やっぱマリアたんは気丈な中、どっか弱さを秘めてるのがいいよねー♪
196名無しさん@ピンキー:03/10/18 19:56 ID:4XejAxGn
妄想は限りなくできるが小説にはできん人もいるってことわかってやれよ・・・俺もそうなんだが
197名無しさん@ピンキー:03/10/18 20:12 ID:y1Wy5ewd
>>196
そういうと誰かさんに
「キツイ言い方になるかもしれないけど、
それって逃げてるんでしょ?書かないんじゃなくて、書けないんだよね」って
言われちゃうよ。
198名無しさん@ピンキー:03/10/18 20:13 ID:y1Wy5ewd
あ、スマン、>>197の文章間違えた。
「書けないんじゃなくて、書かないんだよね。」だ。
199soy ◆6wtmK.nv7. :03/10/18 21:06 ID:vPhvHqi1
もぽえさん保管庫10000hitおめでとう これからも頑張ってまとめてって下さい
そんで、たまにはSSも書いて下さい

あと、感想くれた人ありがとう
また10000hit記念SSでも書きにきます じゃ
200もぽえ:03/10/18 22:03 ID:ZcwW+XGN
>194(185)氏
深いことをさらりと書いておられたので、わりと文章慣れしてる方なのかと思ったのですが、
見当違いでしたか。困惑させてすいません。

>196氏
頭の中で構図が描けても、絵が描けるわけでないのと同様でしょうか。
文章を書くことに関しては、妄想さえできれば意外と書けるのではと思うのですが……。

>soyタソ
むしろあなたが題材になって欲しい。ハァハァ。
201ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/18 22:54 ID:+ec81Mj2
「うぇ−ん」
聖王都シランドの一角、銀髪の幼子がしゃがみ込んで涙ぐんでいる。

「なんだよ、クレア、おまえ泣き虫だなぁ〜」
「お父さんが偉いって言うけど俺たち見たこと無いぞ」
クレアと呼ばれた少女の周りを同年代の男の子が数人取り囲んでいる。
「ホントだぜ、おまえの親爺そんなに強いのかよ!」
一人の少年がクレアの頭を小突く。

「ふえぇーん、お父さ〜ん!」
クレアはとうとう大声で泣き出してしまった。
「おい、なかしちゃったぞ」
「構うもんか…、あれ?」
その時、地面が地響きを上げ始めた!
202ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/18 23:04 ID:+ec81Mj2
「こぉ〜らぁあ〜!!」
砂煙を上げて男が突進してくる。
「おい、なんだよ!?」
「うわ、なんか来る!」
そうこうしている内に男が少年達の前に立ちはだかった。
「わしの娘を泣かしたのは、誰だぁ〜!!」
「お、おじさん、誰だよ?」
「わしか?わしはアドレー・ラーズバード、この子の父親だ!!おまえらかわしの娘を泣かしたのは!」

「僕じゃ無いよ!」
「俺でもないぞ!」
少年二人はそう言ってそそくさと逃げ出してしまった。残されたのはクレアを小突いた少年一人。
「さてはおぬしか?」
アドレーににらみ付けられたクレアを小突いたは完全に青ざめてしまった。
「う、えぐ、ごめんなさぁ〜い」
少年は半泣きになって逃げ出してしまった。

少年達が逃げ出した後、アドレーは泣きじゃくっていたクレアを抱き上げた。
「よ〜し、もう大丈夫だよ〜」
今までとは桁違いのでれでれの様子のアドレー。
「あれ、お父さん?」
「そうだよ〜パパですよぉ〜。クレアを泣かす悪い子はパパが退治してあげましたよ〜」
「ありがとう、お父さん!」

クレアに抱きつかれますますでれでれするアドレー、クリムゾンブレイドの威厳もへったくれもない状態である。

これはクレア・ラーズバードがクリムゾンブレイドになる遙か昔の話である。
〜END〜

「」
203名無しさん@ピンキー:03/10/19 00:25 ID:7HoHbP1B
俺の脳内には、闇フェイトと獲物達の物語が・・・・・
204名無しさん@ピンキー:03/10/19 01:10 ID:i7m5iq4D
てーか・・・アドレーって術キャラなんだよな・・・あのガタイで・・・あのツラで・・・
205名無しさん@ピンキー:03/10/19 09:14 ID:Z3ozfT39
どう考えても「ネルにフェイトさんを渡すわけにはいかないわ」
とか言って、クレア参戦のが売れるだろうし、良かったよな。
206名無しさん@ピンキー:03/10/19 10:52 ID:hSYn/ls8
「フェイトさんにネルを渡すわけにはいかないわ」

の方が 萌 え (゚∀゚)



でも実際でてきたらAAA疑うよ。クレアは立場からして無理だっつの。
207名無しさん@ピンキー:03/10/19 13:40 ID:lhstGohY
>>205
>>206
205の言い分は判るが206の言うとおり立場上クレアが出ることは不可能。

『ネルとクレアが入れ替わり』
というのなら話は別だが、そうなるとネルがパーティーに入れなくなります。
208名無しさん@ピンキー:03/10/19 18:30 ID:mB6kLV7l
作戦指揮交渉などに優れるクレア、隠密行動戦闘能力に優れるネル、だからな。
2人は立場、得意能力が違うしお互いの代わりも出来ない。あくまで現場はネル担当。
序盤見ればわかるがネルは短気すぎて交渉ごとは向かないし。
タイネーブファリンのように地位が低ければ自由に動けるがクレアネルは立場もTOPだし。
これでクレアが仲間になるようだったらシーハーツ全体の問題というか構成が崩れるからな。
無理だろう。

その代わりアドレー父参戦でイベント、PAは増えるのは間違いないクレアにはそこを希望しよう。
それとシランドの北東のでかい家(入れない)はネルの家らしいな。母もいるらしいし、そこら辺で
追加PAとか欲しいなぁ。
209ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/19 22:07 ID:dmRuNP9D
クレアのパパさんはズバリ
「娘溺愛の馬鹿パパ」
だと思います。
210名無しさん@ピンキー:03/10/19 22:29 ID:jfJXbqgI
もしかしたら、DC版ではクレアがオリジナル版ミラージュみたいな隠れ攻略キャラになってるかもしれない・・・
211名無しさん@ピンキー:03/10/19 22:39 ID:3apS+1YJ
隠れ攻略キャラ?
メンバーでもないのにEDがあるって事?
212ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/19 22:49 ID:dmRuNP9D
>>211
無茶苦茶難しいですが一応ミラージュエンドが存在するのは事実です。
PAの起こし方などがかなり複雑なので攻略本見るまで知らなかった人が圧倒的です。
213名無しさん@ピンキー:03/10/19 23:01 ID:3apS+1YJ
いや、それは知ってるが。
攻略キャラ、という表現がよくわからなかったもんで
214名無しさん@ピンキー:03/10/19 23:03 ID:OtDMU14D
>>209
思うも何も今週のファミ通アドレーで超既出。
215名無しさん@ピンキー:03/10/20 01:15 ID:myEvVLRy
>>208
 となると、なんだかアドレー父って娘に実権を全て譲って
フェイト達と諸国漫遊の旅に出る、水戸黄門みたいな男な感じが・・・
216ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/20 20:13 ID:Xi2IGjqQ
>>214
書き込んだ時点で見た目が馬鹿パパっぽいと思ってはいましたが、そこまでだろう(根はクールな武人)とは思ってました。
しかし、パパさんの決めポーズが「背中の刺青を見せつける」ようだということが判明し馬鹿パパ確定しました。
217empty:03/10/21 00:31 ID:IghsHXF4
この話は、エリザ×マクウェルです。
この組み合わせが苦手な方は読み飛ばして下さい。


「よし、この薬でマクウェルさんをゲットするのよ♪」

彼女の名はエリザ。シランドの施術学校に通う傍ら、同じ町にある工房で、
とある青髪青年の専属錬金クリエイターとしても活動している、十七歳の少女である。
彼女は、シランドの大通りを工房に向かって歩いていた。

彼女は今恋をしていた。相手は、同じくとある青髪青年の専属錬金クリエイターであり、
これまた同じ工房で活動をしている、マクウェルという青年である。

しかしこの青年は、研究以外に全く興味を示さない、いわゆるお尻にバカが付く人種で、
エリザもここしばらくアプローチを続けていたのだが、全く脈が見られなかったのだ。

しかも、同じ工房にはミスティ・リーアという妙齢の美女がいるのだ。彼女に対しても、
マクウェルはそれらしい素振りを見せた事は無かったが、年齢差、そして一緒にいる時間
の長さを考えても、自分は明らかに不利である。

故に彼女は焦っていた。マクウェルとミスティの間に何か有ると感じた事は無かったが、
大人な二人だ。自分には分からない所で関係が進んでしまうかもしれない。
一度、ミスティにカマをかけて見たが、その時は上手くはぐらかされてしまった。

(二人が恋人同士にならない間に)

エリザは、マクウェルも好きだが、ミスティの事も好きだった。だから、ミスティが
マクウェルに対して好意を持ってしまうと、今の関係が壊れてしまうかもしれない。
それが嫌だった。そこで昨日、彼女は遂に手を出してはいけない物(人?)に手を出して
しまったのだ。
218empty:03/10/21 00:33 ID:IghsHXF4


『あの、ゴッサムさん』
『ん?なんじゃ、エリザちゃんじゃないか。どうしてこんな所におるんじゃ?ヌ、もしや
 転属か!?いや、こりゃあペターニの工房にも華がふえるわい。よし、ここは一つ、
 エリザちゃんの転属を祝ってワシ特製の……』
『え、あの、違いますよ』
『ん?何が違うんじゃ?』
『アタシ転属になったんじゃなくって、ゴッサムさんにお願いがあって来たんですよ』
『な〜んじゃ、転属と違うかったんか。ざ〜んね〜んじゃのぅ』
『アハハハ…。で、お願いなんですけど』
『んあ?な〜んじゃ〜?』
『実は、こういった物が…』


『できそうですか?』
『ま〜、作れんこたぁ〜な〜いがの〜ぅ。今は何かやる気がで〜んのじゃ〜』
『え、やっぱりダメ、ですか?(ウルウル)』
『ヌ、ヌ、ヌオオオオォォォ!!何か急にモーレツにやる気が出たぞぉーい!!』
『え、じゃあお願いできるんですか?』
『おおう、わしに任しとけ!!10個でも100個でもど〜んと来いじゃぁ〜』
『ゴッサムさん、ありがとうございますvvv』
『ヌゥウオオオォォォォ!!』
219empty:03/10/21 00:34 ID:IghsHXF4


そして一日が経ち、今彼女は、その注文した薬を取りに再びペターニを訪れ、シランドに
戻って来たところなのだ。工房では、見た事の無い様な美しい液体が、
ビンの中で揺れていた。その傍らで、薬の製作に根入れ過ぎて動かなくなっていた
ゴッサムがいたが、彼女はそれを見なかった事にした。

(あれだけやる気出してくれてたんだから、きっと大丈夫だよね)

エリザは、薬の効能の確認が訊けなかった事が多少心配ではあったが、媚薬作りの神と
一部の方々(?)から崇められている彼の事だ。惚れ薬、それも効き目の弱い物なんかを
作るなんて朝飯前だろう。実際彼は倒れていたが。

そう。彼女は効果持続性の惚れ薬を頼んだのだ。さすがに媚薬程強力で、淫猥な物を
頼む気にはなれ無かった。薬に頼るというのにもまだ抵抗があった。ただ、きっかけが
欲しかった。彼に、一人の女性として見てもらいたかった。もしそこから、恋人同士まで
なれなかったら、その時は諦めようと思っていた。作ってもらった薬はたぶん完璧。
後は、薬が効いているだろう数日間で、彼をモノに出来るかどうか。自分次第だ。

(ファイトよ、エリザ!!)

エリザは自分を奮い立たせて、夕暮れのシランドの通りを、工房へと進んで行った。

しかし、ゴッサムが張り切り過ぎた薬のせいで、思いもよらない(むしろお約束な)
展開になろうとは、この時のエリザには全く思いつかなかったのだった。

220名無しさん@ピンキー:03/10/21 02:26 ID:QktCBtOh
期待sage
さて、ここにバカパロディエロ投入していいですか?
221名無しさん@ピンキー:03/10/21 11:37 ID:BxLIZeQ+
エリザ×マクウェル(;´Д`)ハァハァ
意外な組み合わせ、でも萌えます!期待sage

>>220
いいよ。つうか、是非してください。
222めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/21 14:59 ID:BmQqCy/+
久々の小説を投下いたします、はい。
いつ以来でしょうか・・・?
タイトルは「戦う変身ヒロインがやられちゃうSO3小説inマリア」で
とりあえずお願いします。
それでは途中までですがどうぞ。
223めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/21 16:13 ID:BmQqCy/+
※最初のみフェイト視点です

昼下がりの商店街。
右手には買い物かごを手に下げて話し合っている婦人達。
左手にはサッカーボールを蹴りあっている少年少女。
正面には腕を組んでじゃれあっているカップル。
皆、楽しそうに笑っている。
この町が平和な証拠だ。
だが、それもここまでだ。
今からここは惨劇の舞台となるのだから。
この触手で破壊するのだ。
モンスターの力を得たこの僕、フェイト・ラインゴットが破壊するのだ。
224めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/21 16:21 ID:BmQqCy/+
「きゃあああああぁぁぁぁっ!」
「た、助けてくれえええぇぇぇぇっ!」
人々の悲鳴が飛び交っている。
建物を破壊されていることに戦慄を覚えている。
「ふんっ!」
フェイトの両手から生えている10本の触手が際限なく伸び、町を破壊する。
  がらっしゃぁぁんっ、どがっしゃあぁぁあん!
鉄だろうがコンクリートだろうが関係ない。建物はまるで豆腐みたいに造作もなく破壊される。
  べごっるぉおおぉぉんっ、ずごごごおおぉぉぉんっ!
「か、快感だ!わかる、今ならモンスターの気持ちがわかるぞ!」
 フェイトは恍惚の笑みを浮かべ、バーチャルルームの世界に満足していた。
 そう、ここで起きていることは現実ではない。ここはバーチャルルームの中の仮想世界
なのだ。フェイトの身体は異形のモンスターとなり、指は触手となるようにプログラムされている。フェイトと分かる部分は、むき出しなっている顔の部分だけだった。
 興奮に身体を震え上がらせながら、先へ進もうとしたその時。
225めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/21 16:22 ID:BmQqCy/+
「待ちなさい!」
 威勢の良い叫び声をあげ、現れてきたのは一人の少女。
黒を主体に、白を補助した色合いの衣装。
 青で統一された長髪に切れ長の目が、凛とした表情を際立たせていた。
 「平和な町を害するモンスター!例えFD人が許しても、このマリア・トレイターが許さないわ!」
 人差し指をこちらに突き出して台詞を言ったマリアという女性は、その指を高々とあげる。
「ストライクデュエルバスターブリッツイージス、アークエンジェルチェンジ!!」
 その辺のスピーカーから勇ましい音楽が流れ、マリアの体が光に包まれていく。
(こっ、小粋な演出だ!)
 フェイトが感心している間にも、マリアの変身が次々に行われていき、そして終了する。
「奥部からの使者、華狩・由良・明日葉ただ今参上!
種を割ったこの姿で、君の蝕んだ心を浄化してあげるわ!」
 光から現れたマリアは金色の髪に緑の迷彩服を着ていた。
226めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/21 16:24 ID:BmQqCy/+
「・・・」
「・・・」
「・・・・・・うーん」
「ちょっと、早く次の台詞を言いなさいよ!」
 右肩に担いだライフルを揺らして、不快感を表す態度をとるマリア。
「ああ、ごめん。やっぱりその格好はやめたほうがよかったかなあと思ってさ」
(なぜだろう、なんか双子の姉を相手にしているみたいだ)
 理由は分からないが、フェイトの脳裏にはエメラルドのドレスを着たマリアが連想されていた。
「どうするのよ、続けるの、続けないの?正義のヒロインと戦うモンスターに
なりたいと言ったのはフェイトなのよ?」
「ごめんごめん。・・・うん、そうだな。マリア、悪いけど元の姿に戻って戦ってくれないかな?」
「しょうがないわね・・・」
 そういった直後にマリアの身体が光り、いつもの姿に戻る。
「それじゃあ、始めましょうか」
 銃を構えたマリアは、不適な笑いを浮かべていた―――。
227めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/21 16:25 ID:BmQqCy/+
※ここからマリア視点になります

 マリアがフェイトと付き合いだしてからそれなりの月日が経つ。そのあいだ、
二人は様々なシチュエーションで愛を育んでいた。
 ちなみに今回は、戦う変身ヒロインがやられちゃうシチュエーションである。
 たまにはベッドの上で普通に裸同士で愛し合いたいマリアであったが、
アブノーマルな性癖のフェイトには聞き入れてもらえない。
「まったく、どうしようもない性格ね。エイミング・デバイス!」
 マリアは銃から出る赤外線のサーチライトをフェイトの身体にあて、トリガーを引く。
「うわああっ!?」
「エイミング・デバイス!エイミング・デバイス!」
「痛いよマリアっ、なんで本物の銃で撃つんだよ!?」
「君がモンスターの格好をしてるからよ、いい標的だわ」
 この後、フェイトに良いようにもてあそばられるだろうマリアとしては、ここで
少しでも憂さを晴らしたかったのだった。
「エイミング・デバイス!エイミング・デバイス!エイミング・デバイス!」
「うわああっ、体力が赤くなった!ま、待つんだ、もうマリアの好きにはさせないぞ!」
 フェイトはそう叫ぶと、触手を操ってバーチャルの一般市民を縛り付けた。
228めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/21 16:26 ID:BmQqCy/+
「なっ、人質なんて卑怯よ!?」
「はっはっはっ、モンスターの僕に卑怯という言葉は、脳内辞書に載ってないんだ!」
「きゃー、助けてー!(ユッサユッサ)」
 人質となったセーラー服の女性は、ソフィアの格好をしていた。
「・・・」
「これでもう、手も足も出せないよねマリア」
「あーん、胸が突き出るように縛られちゃったよー!(タプンタプン)」
 ソフィアは亀甲縛りにされ、悲鳴をあげる。
「・・・・・・」
「さあ、早く降伏しないと人質の命が無いぞ!」
「はやくー、私の巨乳が締め付けられちゃうよー!(プルルンプルルン)」
 ソフィアは身体を揺らして、豊満な胸を揺らす。
「・・・・・・・・・」
「どうしたんだいマリア?早く銃を捨てるんだ」
「んもうー、いくらマリアさんに無いからと言っても、私の胸に見とれてる場合じゃ
ないでしょー(ボインボイン)」
「グラビティィィ・ビュレット!」
 マリアの銃口から青白い球体が発射され、ソフィアを襲う。
「きゃああああ!!」
 哀れバーチャルソフィアは粉々に散布してしまった。
「な、何てことするんだよ!人質を撃っちゃあ駄目じゃないか!?」
「ごめんなさい。あまりにも二つの垂れた物体が目障りなので、つい撃ってしまったわ」
 そのまま照準をフェイトへと向ける。
「さて、デカ乳好きのモンスターには、とっとと消えてもらおうかしら」
 マリアの目は本気だった。
229めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/21 16:27 ID:BmQqCy/+
「ごめんよマリアァッ、ちょっとやってみたかっただけなんだよぉぉぉっ!」
 慌ててフェイトは、白髪に黒装束のキャラを触手で手繰り寄せる。
「助けてネルさん!マリアの怒りを鎮めて欲しいよぉぉぉっ!」
「バーチャルキャラの私で説得できるのかい?」
「ああ、そうだった!ごめんなさいマリア!許してくださいマリア!命だけは助けてよ
マリアァァァァッ!!」
「・・・はぁ〜、もういいわ」
 モンスター姿で泣きじゃくって懇願するフェイトを見て、呆れかえったマリアは
怒りの感情がすっかりくすぶっていた。銃を捨て、両手を上げる。
「ほら、武器を捨てたわよ。早くネルを開放してもらおうかしら?」
「許してくれるの?嬉しいよ、ありがとう!でもまずはマリアの動きを封じなくっちゃ♪」
 嬉々とした表情でフェイトは二本の触手をマリアへと向かわせる。
「ほんっと、立ち直りが早いわ・・・」
 フェイトの変わり身の早さに半ば感心しているマリアだが、その間に触手が両腕を絡めていく。
「気持ち悪いわ・・・」
 粘液がまとわりついた触手から出るヌメヌメとした嫌な感触が、服越しに伝わってくる。
このシチュエーションが終わったら、すぐに洗濯しよう。例え実際の服にはなんとも
なくても気分的に良くなかった。
「うん、これでもう動けないな」
 マリアの腕の自由を奪い、満足そうにフェイトがうなずく。そして次に発せられた
言葉は、マリアの予想外とするものだった。
230めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/21 16:27 ID:BmQqCy/+
「楽しみだなあ、マリアが触手を突っ込まれて悶える姿が見られるんだ」
「なっ!?」
 瞬時にしてマリアの顔に驚愕の表情が浮かぶ。
「どういうことよ、打ち合わせと違うじゃない!」
 この後悪の幹部候補生となったフェイトが現れ(モンスターキャラはそのまま固定)、
街中で白昼堂々とフェイトに陵辱される、そういう打ち合わせだったのだ。
「いやあ、あのシナリオは嘘なんだ。だって触手プレイをしたいといったら、マリアが
断ると思ってさ」
「あたりまえよ!モンスターにやられたくなんてないわ!」
「大丈夫だよ、新鮮な感覚が味わえて気持ち良いと思うな」
「そんなわけないわ!もう帰らせてもらうわ!」
 憤慨したマリアがバーチャルルームからログアウトしようと念ずる。
「え・・・?」
 しかし、状況は変わらない。いつまで経ってもこの世界から抜け出せないのだ。
「おかしいわね・・・?」
「無駄だよ」
 フェイトが勝ち誇った顔で高らかに言う。
「僕しかマリアをログアウトが可能させるように、回線をいじっておいたんだ」
「なんですって!?」
 マリアに焦りの表情が浮かぶ。慌てて触手を振りほどこうにもうまく力が入らない。
231めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/21 16:29 ID:BmQqCy/+
「こ、恋人の嫌がることをするなんて最低ねっ、ドメスティックバイオレンスだわ!」
「うん、僕もちょっとひどいかなあ、やっぱり辞めようかなあと思ったんだ。でも―――」
 フェイトが自分のパラメーターを見やる。体力の数字が赤く、残り二桁の表示だった。
「でも、瀕死のダメージを負ったんだ。これは仕返しをしなくっちゃな」
「う・・・」
 確かにやりすぎだったとマリアは自問した。銃を持つと無性に撃ちたくなるのは、
彼女の悪い癖だった。
「・・・わかったわよ、気の済むようにすればいいわ」
 マリアは観念した。それに本当に嫌だった場合は、フェイトも止めてくれる性格だと
いうのも、承諾した理由のひとつだった。
「ほんと!?嬉しいなあ」
「けど、絶対に感じたりはしないわ。さっさと終わらせてよ」
「それはどうかな?基本的に僕の指なんだから、すぐに気持ちよくなれるさ。それに
マリアはマゾだしね。」
 にこにこしながら語るフェイトに、マリアは即座に反論する。
「わ、私はマゾなんかじゃないわ!」
「そうだったんだ。うん、そういうことにしておくね」
「ほ、本当なのよ・・・」
 だが言葉とは裏腹に、マリアの心の中で被虐心が現れ、大きくなろうとしていた。


本日はここまでです。キャラの性格を忘れかけています(汗
続きはいつ書き上げられるのでしょうか・・・。
232empty:03/10/21 18:05 ID:IghsHXF4
この話は、エリザ×マクウェルです。
この組み合わせが苦手な方は読み飛ばして下さい。


ガチャ

「こんばんは、遅くなりました」
「あら、エリザ」
「あ、ミスティさん。すいません、学校が遅くなっちゃって」
「それは構わないのだけれど、お父様やお母様は心配しないの?」
「あ、それなら大丈夫です。父と母は今アリアスに仕事に行ってますから、
家には居ないんです」
「そう、ならいいのだけれど」
「じゃあアタシ、ダムダさんのお手伝いしてきますね♪」

ミスティは厨房に向かうエリザの後姿を、微笑みながら見ていた。この工房に
出入りしている人間で、彼女だけが家族を持っていた。なので、夕食は当然
家でとることの方が多かった。いつも二人で食事をしているようなものなので、
(マクウェル相手に会話が弾むことはまず無い)今日は楽しい夕食になるだろうと
彼女は思った。


233empty:03/10/21 18:12 ID:IghsHXF4


一つのテーブルを囲んで、四人はダムダ・ムーダの漢料理(笑)を食べていた。

「あー、おいしかったです♪」
「そうかそうか、エリザちゃんにそう言って貰えてうれしいワイ」
「本当にすいません、ダムダさん。こんなに遅くに押しかけてしまって」
「がっはっはっ、気にせんでいいゾイ。わしも作り過ぎとった所じゃ、むしろ丁度
良かったゾイ」
「ウフッ♪、じゃあアタシ、デザート取って来ますね」

エリザは席を立って厨房の方に消えていった。

「あら、今日はデザートなんてあるのね?」
「こないだフェイト君達にレシピを教わってのぅ、試しに作ってみたんじゃよ。
 レパートリーが多いに越したこたぁ無いじゃろう?」
「ダムダさんのイメージが変わりますけどね」
「酒とツマミしか作れんと思われては適わんゾイ」
「ふふっ。あら、やっと来たみたいね」
「ハイッ、お待たせしました♪」

エリザは金属製の器に入ったデザートを配り始めた。

234empty:03/10/21 18:13 ID:IghsHXF4


「へぇ、初めて見る食べ物ね」
「・・・・・・何と言うんだ?」
「ババロア、と言うそうじゃ。イチゴ味じゃゾイ」
「じゃあ頂きましょうか」
「・・・どうじゃ?」
「・・・美味しい。甘さと酸味が丁度良いわ」
「そうかそうか」
「・・・・・・(何故かエリザがこっちを見ているような気がするのだが)」
「マクウェル?むっつりしてないで貴方もお食べなさいな。エリザも、
どうしたの?二人とも」
「あ、ああ・・・。」「え、あ、は、はいっ」

マクウェルはスプーンにひとすくいのババロアを口に運んだ。

235empty:03/10/21 18:15 ID:IghsHXF4
(・・・・・・食べたーっ!・・・・・・)

薬が効き始めるのは明日から。それから数日に内に、何とか彼を振り向かせなければ。
もし無理だったら・・・・・・。いや、そんな事を考えるのはよそう。

とにかく、計画の第一段階が終了し、少し気が楽になったエリザは、
自分のババロアを口にした。

「・・・・・・おいしい・・・」

と言うや、エリザはあっと言う間にババロアを平らげてしまった。
一方マクウェルは・・・・・・。

(・・・何だ、この強烈な甘さは!?・・・)

自分は決して甘いものは苦手ではないのだが、この甘さには容認しかねる物があった。

(リーアは酸味がどうのと言っていたが・・・・・・。この甘さでは酸味も何も無いぞ。
・・・う、気分が悪くなってきた)
236empty:03/10/21 18:22 ID:IghsHXF4
「ふ〜、おいしかったぁ〜♪」

チラッとエリザの方を見ると、見事に器の底が見えていた。

「マクウェル、どうしたの?」
「口に合わんかったか?」
「ん、あぁ・・・。少々私には甘過ぎる様だ・・・。まだ直接口は付いていない。
 欲しければやるぞ、エリザ」
「え、ホントですか?ありがとうございます〜♪」

そう言ってエリザはマクウェルのババロアに手を伸ばし・・・・・・

「あ」

ひょいひょいと二すくい口の中に放り込んだ。
237empty:03/10/21 18:25 ID:IghsHXF4


ガタン!

次の瞬間、エリザは急に立ち上がった。その顔は茹で蛸の様に真っ赤になっていた。

「・・・エリザ?」
「どうした、エリザちゃん?」
「・・・・・・」

三人の疑問の視線に、しかしエリザは何も言わず、二階への階段を駆け上がった。

「一体どうしたんじゃ?」
「・・・・・・マクウェル、あなた、看てきてあげなさい」
「・・・何故だ?」
「私とダムダさんで後片付けはしておいてあげるから」
「それでは答えに「マクウェル!!」
「・・・行ってあげて」
「・・・」

仕方ない、とマクウェルは席を立った。何故か足取りがおぼつかない。
先程から心なしか顔も熱を帯びているようだった。
風邪でもひいてしまったか、と思いながら、マクウェルはよろよろと階段を
上っていった。

「どうしたんじゃろか?」
「さあ、私達は片づけをしましょう。
大丈夫ですよ、彼女のことは彼に任せておきましょう。」
「うん?そうか?それじゃあさっさと洗ってしまおうかのう」

そう言って、ダムダムーダはふらふらと(こっちは酔っ払って)立ち上がった。
238empty:03/10/21 18:29 ID:IghsHXF4


バタン!!

二階の仮眠部屋の扉を閉めたエリザは、ふらふらとベッドの上に倒れ込んだ。

(アタシのバカァ・・・)

ババロアのあまりの美味しさに、惚れ薬の事を一瞬忘れ、
マクウェルのババロアを口にしてしまった。
体中が熱を持ち、淫らな欲望が限りなく湧き上がってくる。
エリザは先程ババロアを取りに行った時、マクウェルのものに薬を振りかけていたのだ。

(でも、どうしてこんな・・・)

どうしてこのような状態になるのか?薬の効能を考えれば、あの惚れ薬を
エリザが口にしようと、たいした変化はない筈だ。

・・・・・・最悪のシナリオがエリザの脳裏をよぎる・・・・・・

エリザはあの時、ゴッサムに薬の効能を確かめなかった事を激しく後悔した。
(もっとも、この時のゴッサムは物言えぬ状態だったが)しかも、立った一口とはいえ、
マクウェルもこの薬を口にしてしまったのだ。一体どうなってしまうのか。

「あっ」

しかし、恐怖と後悔に苛まれていても欲望には逆らえず、
エリザの右手は左の乳房に、左手は彼女の秘部へと伸びていった。
239empty:03/10/21 18:32 ID:IghsHXF4
乳房の上に膨らみは既に、服の上からも分かる程に硬くなっていて、
秘部も愛液で濡れていた。

「あっ、んんっ、はぁっ」

歳相応の大きさの、形の良い乳房を弄る度、そして秘部の中で指を動かす度、
感じた事もない程の快感が押し寄せて来る。

「あ、マクウェルさん・・・。ふぅん・・・」

胸一杯に切なさがこみ上げてくる。服は乱れ、下着には染みが広がっていた。
エリザはベッドの上で快楽に身を委ねかけていた。

コンコン
「エリザ、いいか?入るぞ」

(えっ!マクウェルさん!?)

エリザは思いも寄らない来訪者に慌てふためいた。

「マクウェルさん、待って!ダメッ!!」  ガチャッ

(・・・・・・)

マクウェルは部屋の入り口で固まった。
240名無しさん@ピンキー:03/10/21 18:43 ID:LNPwXhcp
<<223
マジGOOD!!触手モンスターに変身するフェイトっていう所がウマイ!!
そんでもって、それと戦うスーパーヒロインのマリアがイイーーーーーー!!!
この後マリアがどう料理されるのか・・・楽しみでつ☆
241名無しさん@ピンキー:03/10/21 19:11 ID:XtaSsL3F
>>223
バカSSマンセーーーーー!!
笑いながらハァハァしてまつ!!
242empty:03/10/21 20:35 ID:IghsHXF4
今、目の前で起きているのは何だ。
今、自分の中で膨らむこの感情は、いや、
この欲望は何なのだ。

己の置かれた状況に、マクウェルは身動きがとれなかった。

(マクウェルさんに、見られちゃった・・・・・・)

エリザは羞恥と絶望に駆られた。

「あっ、くぅん、っはぁっ」

しかしエリザの手が止まることはなかった。逆に早くさえなっていた。
マクウェルが視界に入った途端、秘部からは愛液がとめどなく溢れ、
体中に電流の如く快感が走った。

(だめ、止めなきゃ、でも、止まらないよぉ)

エリザの体は更なる快楽を求め、遂に手だけでは満足できなくなった。

(もうダメ、ガマン出来ないっ!)

エリザは目をトロンとさせ、ふらふらする体を夢中で動かし、
マクウェルの元へ駆け寄った。
243empty:03/10/21 20:37 ID:IghsHXF4
呆然としていたマクウェルは、急に襲ってきた快感に我を取り戻した。
先程までエリザがいた筈のベッドには誰も居なかった。が、快感に従って目線を
下に向けると、なんとエリザが自分のモノをしゃぶっているではないか。
マクウェルは再び気が飛びそうになった。

「なっ、エリザ、何をしているんだ!」
「んっ、はぁ、んむっ、んっ」

マクウェルの呼びかけにも全く反応せず、エリザは一心にマクウェルのモノを
舐め続けている。

「止めろ、エリザ、止めるんだ!」

マクウェルはエリザを押し倒してしまいたいという欲望を、必死で抑えていた。
しかしこのままでは、いつその押さえがきかなくなるかも知れない。

「止めてくれ、でなければ私は・・・」
「ぷはっ」
「エリ「マクウェルさん」

エリザは切なそうな瞳でマクウェルを見上げた。

「もう我慢できないんです。アタシを、アタシを抱いて下さい!」

マクウェルの中で何かが音を立てて崩れた。

244empty:03/10/21 20:39 ID:IghsHXF4
「エリザッ!」「きゃっ」

マクウェルはエリザをベッドの上に押し倒し、彼女の服の前面を開き、
顕わになったその双丘にむしゃぶりついた。

「あんっ、マクウェル、さんっ、あっ、はあっ」

胸を弄られているだけだというのに、マクウェルに揉まれる度に、
信じられない位の快感が彼女を襲う。

「ああ、いい、気持ちいいよぉ」

その時、マクウェルの左手が彼女の秘部をまさぐった。

「ひゃうん!」

エリザの全身を電流が駆け抜ける

「あっ、うそっ、指だけなのにっ」

マクウェルの指の動きが更に早まる。

「あんっ、ダメッ、指だけでイっちゃうよぉっ!!」

体を震わせて、エリザは達した。そしてクタッとベッドにその身を預けた。
マクウェルはそんな彼女を、息を荒げながら、しかしじっと見つめた。

「入れるぞ、エリザ」
「えっ!?」

エリザが次の行動に移る前に、マクウェルのモノがエリザを貫いた。
245empty:03/10/21 20:40 ID:IghsHXF4
「−−−ったあぁいっ」

エリザの秘部から鮮血が滴り落ちた。彼女は処女だった。
しかし、箍の外れた今のマクウェルには、そんな事を気にかける余裕はない。

「痛っ、マクウェルさん、あっ、お願いっ、ゆっくりっ、あっ」
「くっ、はっ」

エリザの懇願も、マクウェルには届かなかった。
マクウェルは己の欲望のままにエリザを突き続けた。
部屋中に肉のぶつかり合う音が響く。

「くっ、で、出るぞっ」
「えっ、あっ、まっ、あっ」
「くっ」「あーーーーーーっ!」

二人は同時に果てた。

「・・・っ、ひっ、ひっく」
エリザの目から涙が流れた。


246empty:03/10/21 20:44 ID:IghsHXF4
興奮が幾らか落ち着いたマクウェルは、自分のした事を理解し、愕然とした。

(私は・・・・・・一体何という事を・・・・・・)

己のした事は到底許されるものではない。
ゴッサムの媚薬のことを全く知らないマクウェルは、自身に怒り、困惑した。

(エリザ・・・。くっ、一体どうすれば・・・・・・)
「エリザ・・・。本当に、済まない・・・。許してくれとは・・・」
「・・・ごめんっ、ひっく、ゴメン、ナサイ・・・」
「・・・な・・・?」

まさかエリザに謝られるとは思わなかったマクウェルは驚きで声を上げた。

「アタシ、ひっ、マクウェルさんの、ひっく、デザートに、くすりを、ひっ、ゴッサム、
ひっく、さんにもらった、ひっく、いれたんです、っく」

エリザは腕で目を覆い、途切れ途切れに話し始めた。
マクウェルにはまだ話が見えない。ただエリザの話を聴くだけであった。

「アタシ、っく、マクウェルさんの、ひっく、こと、ひっく、すきでした、っ、でも、
マクウェルさん、っ、アタシの、ひっ、こと、おんなとして、っく、みてくれなくて、
っ、だから、せめて、っく、せめて、ひっく、いちどでいいから、ひっ、
おんなとして、マクウェルさんの、いちにんまえの、ひっく、じょせいにみて、ひっく、
なりたかった、っく」

ようやく事情が分かってきた。まだ細かい事までは分からなかったが、やはり、
原因は自分のようであった。
247empty:03/10/21 20:45 ID:IghsHXF4

「エリザ・・・」
「うっ、ごめんなさい、うっ」
「エリザ・・・」
「ほんとに、っ、アタシ、うっ」
「エリザ・・・私も・・・お前のことが・・・好きだ」
「ひっ、・・・ふぇ?・・・」
エリザは、マクウェルが何を言ったのか、すぐに理解できなかった。

「いま・・・なんて?・・・ひっ」
「私も、お前のことが、好きだと」
「え・・・、そんな、ひっく・・・、うそ、だって」
「嘘などではない。お前に会った時から」
「え・・・、っ、・・・」
「エリザ」
「・・・・・・」
「愛している」
「・・・・・・うっ、・・・うっ、うわああああああん」



248empty:03/10/21 20:46 ID:IghsHXF4
(どうやら丸く収まったみたいね?)

下の階で、ミスティ・リーアが、エリザがキッチンに置き忘れていた薬のビンを、
椅子に座って眺めながら、微笑んでいた。
ダムダ・ムーダには、錬金で遣り残したことがあるから、先に帰ってくれ、
と言って先に帰って貰った。
実は、エリザが二階に駆け上がった時に、彼女にはおおよその見当が付いていた。
故に、マクウェルを彼女の元に遣ったのだ。エリザがマクウェルのババロアを
食べる直前、思わず「あ」と発してしまったのも彼女である。

(頑張ってたのはいいんだけど、頼む相手が悪かったわねぇ。でも、結果オーライ、
と言うのかしらね)

彼女がちゃぷんと揺らすびんには、”Gossum”とラベルが貼ってあった。

「さ、私もそろそろお暇しましょうか」

事が収まったことを悟ったミスティ・リーアは、ビンをエリザのカバンの中に
入れると、いつもと変わらぬ微笑を浮かべ、宿へと帰って行った。


249empty:03/10/21 20:50 ID:IghsHXF4
部屋ではマクウェルと、やっと落ち着きを取り戻したエリザが、
並んでベッドに腰掛けていた。暫く無言の時間が流れていたが、
マクウェルが沈黙を破った。

「エリザ、もう遅い。両親が心配するだろう。今日はもう帰りなさい」
「え?お父さんとお母さんはアリアスに・・・」
「学校が遅くなったのも嘘なのら、恐らく親が居ないというのも嘘なんだろう?」
「・・・、うん」
「さあ、なら今から「マクウェルさん」
「・・・何だ」
「もう一度、もう一度抱いて下さい。」
「な!?」
250empty:03/10/21 20:52 ID:IghsHXF4
エリザはマクウェルの隣りから立ち上がり、彼と向き合った。

「今度はちゃんと。マクウェルさん、アタシのこと好きなんですよね?
なら、出来ますよね?それに、さっきのお返しも、して下さい♪」

先程の事情が脳裏に甦り、マクウェルの表情が僅かに曇った。それを見たエリザは、
マクウェルに口付けを落とし、そのまま首の後ろに手を回した。

「痛かったけど、アタシ、嬉しかったよ。初めてがマクウェルさんで、
本当に嬉しかった。本当に。だから、今度は気持ち良くなりたいの。
マクウェルさんを、感じたいの」
 
マクウェルは何も答えない。
エリザはマクウェルの首から手を離すと、。
 
「それに、まだ体が火照っちゃて、このままじゃウチに帰れません♪」

明るく笑ったエリザは、次の瞬間マクウェルの胸の中にいた。

「マクウェルさん?」
「・・・分かった」
「・・・・・・ありがとう、ございます」
「但し」
「え?」

エリザは顔を上げて、マクウェルの目を見た。

「私の事は、マクウェルと、呼んでくれ」
「・・・マクウェル・・・」

そして二人は口付けを交わした。
251empty:03/10/21 20:55 ID:IghsHXF4
一応ここでお終いです。こんな駄文を読んでくれた方、ありがとうございました。

自分で書いてて何だけど、ミスティさん凄すぎです。
252名無しさん@ピンキー:03/10/21 21:01 ID:E+bTYgpW
>>251
うぉぉぉ!エリザ×マクウェルよかったですよ〜。
淫乱で攻め攻めな女子っていいですね(;´Д`)ハァハァ
253empty:03/10/21 21:31 ID:IghsHXF4
蛇足かもしれませんが、上の話について補足しときます。
ミスティさんは、エリザがマクウェルに好意を寄せていたのも、
そして焦っていたのも早い内から気付いていました。
それなのに、エリザのカマかけをはぐらかしたのは、
「困った顔が見たいから」
だそうです。でも、ちゃんと応援してた様です。

余談ですがあの後、ゴッサムは工房で干からびかけていた所を、
他のクリエイターによって一命を取り留めています。
254empty:03/10/21 23:24 ID:IghsHXF4
>>252
ありがとうございます。こういうの自体初めての試みだったので(初めてがエロってどうだろう)うれしはずかしです。後は誤字が無ければ。
255名無しさん@ピンキー:03/10/22 01:00 ID:cGx+FGIl
emptyさん、エリザもうかわいすぎです!!!!!
次回作期待してます。
256めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/22 17:37 ID:5PHLzf1J
ちまちまといきます。
>>231の続きです、どうぞ。

「ネルさん、マリアのプロテクターを外してくれませんか?」
「ああ、いいよ」
 フェイトに頼まれたネルがマリアの下へ歩み寄り、プロテクターに手をかける。
「ここを外すのかい?」
「え、ええそうよ」
 ネルのつり目の下から見上げる表情に、マリアはどきどきしてしまう。
ネルの整った顔立ち、落ち着いた雰囲気、スレンダーな肢体。すべてネルそのものと
いっても過言ではなかった。
「フェイト、ひとつ聞いていいかしら?」
「なんだい?」
「さっきのソフィアといい、どうして仲間の色違いのキャラクターがいるの?」
「よく聞いてくれたね」
 フェイトが得意気な顔をして、アイテム欄から紫のDVDソフトを取り出す。
「これはディレクターズカット版という、このソフトのアップデータを手に入れたんだ。
これを使えば僕たちのクローンが造れるんだよ」

257めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/22 17:38 ID:5PHLzf1J
「そう、私もそのクローンの一人なのさ」
 プロテクターを外させたネルが、続いてマリアの服のチャックをずらす。
「いやっ!?」
「おやおや、ずいぶん色っぽい下着を着けているんだね」
 服の下から現れたのは純白のシルクのブラジャーだった。
「普段はあんなに気が強いのに、フェイトの前では甘えん坊さんなんだね」
 耳元で甘く囁かれ、マリアの顔が赤面する。
「ちょ、ちょっとフェイト、止めさせてよ」
 マリアが助け舟を催促するが、そのフェイトはボーっと成り行きを見守っている。
「ネルさん色っぽいなあ、このまま最後までしてもらうのもいいかなあ」
「ふふっ、フェイトもそう言っていることだし、女同士楽しもうとするかい」
 ブラジャーを脱がせ、マリアの耳たぶをそっと噛むネル。
「え、ええっ!?」
 予想外の展開にマリアが戸惑いを隠しきれなくなったその時。
258めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/22 17:49 ID:5PHLzf1J
「ヒューヒュー、いいぞー、そのままストリップを開始しろー!」
「こいつは面白くなってきたぜ。マリア、ちゃんと喘げよ!」
 外野の一般市民が聞きなれた声で野次を飛ばす。
「どうしてクリフが、それも二人いるのよ!?」
 そう、髪や服の色こそ違えど、紛れもなく二人のクリフがそこにいたのだ。
「ああ、一人につき最大二体までクローンを造ることができるんだ。もちろん本物じゃ
ないから安心していいよ」
「早く消して」
「ええっ、なんでさ!?」
「消さないと、スフレの落書きを君の背中に刺青として焼き付けるわよ」
「それだけは勘弁してくれよ!分かった、消すよ!」
 フェイトが慌ててバーチャルキャラを消去する。どうやら消去するときは、いっぺんに
全ての人を消す必要があるらしい。今、バーチャル世界にいる人影は、マリアとフェイト
の二人だけになった。
「ちぇっ、ギャラリーがいたほうが雰囲気出るのに・・・」
「クリフだけは止めて」
 マリアの顔は真剣だ。例えバーチャルでも、筋肉変態バカにエッチを見られることは、
マリアのプライドにまずいシチューをぶっかけられたような屈辱であるのだ。
「ま、いっか。それじゃあ、人もいなくなったことだし、激しくいくから」
 フェイトの言葉とともに、触手がマリアに襲い掛かる。触手は物干し竿並に太くなっていた。


本日はここまでです。
次からエッチに入ります。触手は難しそうです・・・。
259empty:03/10/23 08:59 ID:LuiV0b+a
この話はエヴィア×スターアニスです。この組み合わせが駄目という方は読み飛ばして下さい。



「ふぅ〜、出来ましたね」
「も〜チリコ肩凝っちゃった〜。ど〜してこんなに靴がいるのかな〜?チリコ分かんない」

ここはペターニの工房。現在、スターアニス、エヴィア、チリコの三人がラインを組んでバトルブーツの大量生産に取り組んでいる。今は製作が一段落したところだ。そこにアクアが、ハーブティーとアップルパイを持ってやって来た。

「みんさんご苦労様なのです」
「どうもありがとう、アクアちゃん」
「わぁ〜アップルパイだ!チリコ、キラキラも好きだけど、アップルパイもだ〜い好き」
「今日のは殺人シェフさんの手作りなのです」
「え〜、チリコあの人ちょっとニガテ〜」
「大丈夫なのです。怖いのは見た目だけなのです。味は一流なのですよ」
「ふふっ、それじゃあ食べましょうか」
260empty:03/10/23 08:59 ID:LuiV0b+a

ガタタ

突然エヴィアが席を立ち、部屋の出口に向かって歩き始めた。

「あ、エヴィアさん、どこに行くんですか?せっかくのお茶とパイが冷めちゃいますよ」
「ああ・・・済まないが、食欲が無いんだ。私の分はみなで食べてくれ」

エヴィアはそう言うと、部屋を出て行ってしまった。

「・・・エヴィアさん、どうしたんでしょう?最近元気が無いみたいですけど」
「パパの事は気にしなくて良いのです。おかしなのはいつもの事なのです。気にするだけ無駄なのですよ。後であたしが活を入れとくのです」
「そう、アクアちゃんがそう言うなら・・・」
「ねぇ〜、早く食べようよ二人とも〜。チリコもうおなかペコペコだよ〜」
「・・・そうですね、じゃあ、食べましょうか」

そう言いつつも、スターアニスは心配を隠せなかった。



261empty:03/10/23 09:02 ID:LuiV0b+a
エヴィアは、工房を出てすぐの低いレンガ塀の上に座って、ぼんやりと人の流れを眺めていた。
最近の自分はどこかおかしい。アクアはいつも通り、目に入れても痛くないくらい可愛いし、仕事の方は、青髪の契約主の無理な依頼で、毎日が目のまわるような忙しさだ。クリエイターとしてペターニの工房に配属されてから、ずっと変わらない日常。
ただ、自分の中で何かが変わっているらしい。しかしそれが何なのか、良く分からない。
あまりここで時間を潰している訳にもいくまい。可愛いアクアの為にも、過酷な仕事場に身を置かなければならないのだ。ああ神よ、何故私達に一生遊んで・・・・・・

262empty:03/10/23 09:03 ID:LuiV0b+a
「こんなところにいたのですか」

エヴィアが工房に戻ろうと立ち上がったとき、横から可愛い娘の声がした。

「また下らない事を考えていやがったのですか?全く、どうしてうちのパパはこんなにクズ人間なのですかねぇ」
「アクア・・・」
「パパのパイはチリコさんが全部食べてしまったのです。何を言ってももう無いですよ」
「・・・そうか・・・」

エヴィアはアクアの頭を優しく撫でながら、淋しいような、悲しいような微笑を浮かべていた。

「こんな事してないで、早く仕事場に戻るのです。二人とももう痺れを切らしてしまうですよ。あたしも後から行くです」
「ああ・・・」

そう言って、エヴィアは工房に戻っていった。アクアはそんな彼の後姿を、いつもと変わらない表情で見つめていた。

(・・・確かに何か変なのです)



263empty:03/10/23 09:04 ID:LuiV0b+a
「アニスちゃん、そっち裁断できた〜?」
「はい、こっちは終わりました。次は縫い付けですね」
「エヴィアちゃ〜ん、底革持って来て〜」
「・・・・・・」
「エヴィアちゃ〜ん?」

スターアニスは向かいの机で靴底の裁断をやっている筈のエヴィアを見やった。ところが彼の手は止まっていた。裁断も途中で止まっており、彼はチリコの呼び掛けにも反応しない。

「エ〜ヴィ〜ア〜ちゃん!!」

彼の瞳はただただ虚空を見つめている。

「も〜、アクアちゃんがいなきゃ全然ダメダメなんだから〜」

そう言えば、何故かアクアは細工部屋に戻って来ていなかった。
確かに彼は以前から娘にベタベタで、彼女がいなければ仕事に手が付かなかった。しかし、それは娘の不在に半狂乱になって騒いだり、泣き喚いたりするという事で、今の様に物思いにふけるということは今まで無かった。
いや、仕事は何とかこなしてはいたが、最近は以前よりずっと、エネルギーを感じなくなったというか、大人しくなっていた。性格が変わったとかいうのではなく、何か悩みを抱えているようだった。
心配になったスターアニスはエヴィアの方に歩み寄った。

264empty:03/10/23 09:05 ID:LuiV0b+a
「・・・エヴィアさん、大丈夫ですか?」
「!!・・・あ、アニス殿・・・あ、す、済まない、考え事をしていた・・・ようだ」
「エヴィアさん、最近、少し疲れているんじゃないですか?あまり、無理はしないで下さいね」
「いや、大丈夫だ・・・済まない、作業が遅れてしまったな・・・急いで作る・・・」
「エヴィアさん・・・」
「済まない・・・心配をかけてしまった・・・」
「エヴィアちゃん、さっきから済まない済まないばっかりだよ〜?疲れてるんだったら〜、無理しなくてもいいって〜。フェイトちゃんたちも解かってくれると思うよ〜?」
「・・・済まない・・・」
「・・・じゃあ、ちょっと早いですけど、今日はこの一足で終わりにしましょう」
「そうだね〜。チリコもちょっとお休みもらいたいな〜」
「じゃあエヴィアさん、私も手伝いますね」
「え、あ、いや、あ、アニス殿の手を煩わせるわけには・・・」
「いえ、気にしないで下さい。私がやりたくてやるだけですから」
「そうだよ〜、甘えときなよ〜。じゃあ〜アタシはこっちで生地の調整やってるね〜」

チリコはそう言って自分の机に戻っていった。
スターアニスはエヴィアの隣に腰を下ろし、靴底の型と生地を手元に引き寄せた。

「アニス殿・・・」
「あの、エヴィアさん・・・」

スターアニスに見つめられて、エヴィアは言葉を続けることが出来なくなった。

「何か悩んでいるんでしたら、良ければ相談して下さいね。私で力になれるんでしたら何でもしますから・・・・・・あ、私、何言ってるんだろ・・・あの、ごめんなさい、変な事言ってしまって・・・」

スターアニスは頬を染めていそいそと作業に取り掛かった。
そんな彼女を見ながら、エヴィアはまた、淋しいような悲しいような微笑を浮かべた。

「・・・済まない・・・」


265empty:03/10/23 09:06 ID:LuiV0b+a

(ナルホド、そういう事だったのですか)

工房の外で、窓から中を覗いている一人の少女が有った。彼女は踏み台にしていた樽から飛び降りて、通りの方に足を向けた。
アクアも、エヴィアの異変には気付いていた。
物思いにふけるというよりは、何か、葛藤をしているようだった。以前はアクアを片時も離さなかったのが、最近傍に居なくてもその事に気が付かなかったり、騒がなくなっていた。
エヴィアにべたべたくっ付かれなくなって、アクアはそれなりに自由な時間が取れるようになり、有意義な日々を送ってはいたのだが、彼の変化の原因も分からないままだったため、何か落ち着けなかった。

しかし今、エヴィアはスターアニスに、先程アクアに向けたのと同じ表情をしてみせた。それは取りも直さず彼の中で、スターアニスの存在がアクアと同じ程になっているという事である。
今までアクア一色だった心に入ってきた別の人物に戸惑っているのか、自分の娘を差し置いて他の女性を愛する事に抵抗を感じているのか。そもそも自分の気持ちに気付いていないのか。
そこまでアクアに判断することは出来なかったが、彼が彼女に好意を抱いていることは確かな様である。

(アホでクズで手がかかっても、それがホントのパパなのです。・・・・・・そう言えば、さっきの様子を見る限りアニスさんにも脈ありのようなのです。でも、二人共こういうのにはとてもニブそうなのです。)

一体どうしたものかと思案しながら、アクアは工房の入り口をくぐっていった。



266empty:03/10/23 09:08 ID:LuiV0b+a
一方細工部屋では、三人が最後の一足を作り終えていた。

「さ、それじゃあ片付けしましょうか」
「チリコ、久しぶりにどこか遊びに行こうかな〜」
「今日はお天気も良いですしね、エヴィアさんはどうしますか?アクアさんとお散歩にでも行くんですか?」
「・・・あ、そう言えばアクアは、娘はどこに?」
「え〜、気付いてなかったの〜?アクアちゃん、ずっといなかったんだよ〜?」
「な、そうだったのか!?」
「・・・エヴィアさん、本当に大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫だとも!アクア〜!アクア〜!一体どこに行ったんだぁ〜!!」

ガンッ!!

エヴィアの眼前に星が散った。

「ここにいるのです。ギャアギャア騒ぐななのです」

後ろを振り返ると、ハンマーを片手に持った(恐!)アクアが机の上に立っていた。

「アクア〜、どこに行ってたんだ?心配したんだぞ〜」
「さっきまで忘れていたくせに良くそんな事が言えるですね」
「うっ(汗)」
「アニスさん、こんなクソ親父放っておいて一緒にお買い物に行こうなのです」
「え、私と?」
「殺人シェフさんが晩ご飯の材料を買ってきて欲しいそうなのです。あたし一人じゃちょっと重いのです。」
「でも、エヴィアさ、あ、お父さんがいるじゃ・・・」
「自分の娘の事を忘れるようなダメ親父は、部屋に戻って反省してろなのです」
「ア、アクア〜(泣)」
「さあ、アニスさん早く行こうなのです」
「え、で、でも・・・」

267empty:03/10/23 09:09 ID:LuiV0b+a
アクアはスターアニスの背中を押しながら、部屋の出口まで連れて行った。
扉の下をくぐる前に、アクアは立ち止まって、エヴィアの方を振り向いた。

「一度落ち着いて、自分の気持ちを良く考えるですよ、パパ」

そう言い残して、アクアは扉の向こうに姿を消した。
エヴィアは暫くその場に立ち尽くしていた。

(・・・・・・、じゃあ、アタシも出掛けてくるね〜)
チリコは、何か疎外感を感じながらも、反対側の扉から部屋を後にした。



268empty:03/10/23 09:10 ID:LuiV0b+a
アクアとスターアニスの二人は買い物を済ませ、大通りを食材店から工房の方に歩いていた。スターアニスには、アクアの真意が掴めないでいた。まさか本当に、ただの荷物要員として連れられてきたのだろうか?しかし、何故かそうではないような気がしていた。

「あの、アクアちゃん・・・どうして「アニスさん」

そう言ってアクアは、突然歩みを止めた。

「え、何?」
「アニスさんは、うちのパパの事を、どう思ってるですか?」
「えっ!?」

いきなりの質問にスターアニスは驚いた。

「どう思ってるって、えと、どういう意味、かな・・・?」
「そのまんまの意味なのです。アニスさんはあのクソ親父の事をどう思ってるのですか?」
「どうって、うんと、優しい人・・・、かな・・・」
「あのクズ人間を優しい人と言えるですか?」
「え、・・・そ、そんな風に言わなくても・・・」
「アタシはアニスさんがママでもいいのですよ」
「・・・・・・え、ええ!?」

269empty:03/10/23 09:12 ID:LuiV0b+a
またもいきなりな言葉に、スターアニスの顔は真っ赤になった。

「え、ちょっ、な、何を、え、ええ!?」
「アニスさんさえ良かったら、うちのパパなんていくらでも貰ってやっていいのです」
「ア、アクアちゃん、何でそんな、だって、私、別にそんな・・・」
「普通の人はうちのパパの事をそんなに前向きな捕らえ方で見れないですよ」
「え、・・・・・・」

スターアニスの鼓動が速くなった。

「さあ、早く戻らないと、シェフさんが包丁振り回して暴れてしまうかもですよ」
「え、あ、うん・・・」

(私、どうしちゃったんだろう・・・)

スターアニスは、自分の中に生まれた気持ちに戸惑いを隠せなかった。
アクアは先程と変わらぬ歩調で歩みを始め、スターアニスはその後を付いていった。



270empty:03/10/23 09:12 ID:LuiV0b+a
夕食は殺人シェフの腕が振るわれ、工房にいたクリエイターはその臭いにつられて集まってきた。ゴッサムとミレーニア、ガストにチリコ。そしてアクア&エヴィアとスターアニス、全員で七人のクリエイターがここペターニで活動している。
しかしこの日、エヴィアが夕食の席に顔を出すことはなかった。
スターアニスは心配だったが、アクアが心配する程ではない、と言うので、とりあえずその場は大人しく夕食をとった。



宿屋の部屋に戻った後も、エヴィアの事が心配だった。最近ずっと元気が無かったのも気にかかった。何より、自分の中の感情が分からなかった。アクアの言わんとすることは分かっていたが、今までそんな風に考えたことがなかったからだ。

(やっぱり、エヴィアさんに会ってみよう)

会って自分の気持ちを確かめよう。そう思い立ち、スターアニスは部屋を出た。



271empty:03/10/23 09:14 ID:LuiV0b+a
一方その頃、アクアはエヴィアのいる部屋に戻っていた。

「まだそんな風にウジウジしてるですか?」
「・・・アクア・・・」

エヴィアはベッドに腰を下ろし、何かを考え込んでいるようだった。

「まだ気持ちの整理が付かないですか?相変わらず優柔不断なのです」
「・・・・・・」

アクアはエヴィアの方に歩み寄った。

「アクア、私は、お前が・・・」

エヴィアの頬にアクアの手の平が触れた。

「・・・アクア・・・」
「パパはあたしの事を気にしないでいいのです」
272empty:03/10/23 09:14 ID:LuiV0b+a
「アクア?」
「あたしは、パパがどんな風にすることにしたって、パパの子供なのです。何があっても、パパの娘なのですよ」
「アクア・・・」

エヴィアはアクアを抱き寄せた。
アクアは父親の腕の中で、今までにないくらい優しい声で言った。

「パパはパパの好きなように行動すればいいのです。あたしはパパに付いていくですよ」

娘に心配を掛けてしまうとは、父親失格だなと思いながら、同時に娘が堪らなく愛しく思えた。

「・・・済まない・・・ありがとう、アクア・・・」
「決めたならすぐ行動するです。善は急げなのです」
「ああ・・・」

そう言って、エヴィアはアクアを部屋に残し、部屋の扉をくぐった。



273empty:03/10/23 09:15 ID:LuiV0b+a
スターアニスは、廊下を歩きながら困っていた。気持ちを確かめるといっても、具体的にどうすればいいのか。会っただけで分かるものなのだろうか。彼の悩みに他人の私が首を突っ込むのも酷く図々しくはないか。
そもそも今の時間、彼の部屋にはアクアがいるはずだ。たとえ着いたとして、扉の前で途方に暮れるだけではないのか。
行くのを止めようかと思い始めたとき、彼女は廊下の角から現れた人物とぶつかった。

「うわっ!」「きゃっ!」

それはエヴィアだった。

「あ、エヴィアさん、済みません、ぼーっとしてて・・・」
「い、いや、私の方こそ、急いでいて注意をしていなかった・・・」

暫く沈黙が流れた。

「アニス殿は、こんな時間に、一体どちらへ・・・?」
「エヴィアさんこそ、どちらへ・・・?」
「私は・・・貴女に会いに・・・」
「えっ・・・!?」
「貴女に会いに行くところでした」
「・・・わ、私も、貴方に、会いに行く、ところでした・・・」

再び沈黙が流れる。

「あの」「アニス殿」

「・・・・・・アニス殿」
「は、はいっ!」
「私は貴女のことが好きだ」
「・・・え・・・」

274empty:03/10/23 09:16 ID:LuiV0b+a
スターアニスの心臓が高鳴った。

「いきなりで貴女には迷惑かもしれないが、気持ちだけでも伝えておき・・・」

次の瞬間、スターアニスはエヴィアの胸の中に身を預けていた。

「な、ア、アニス殿!?」

(・・・暖かい・・・)

スターアニスは、エヴィアの胸の中で、今までにない暖かさと愛しさを感じていた。

(ああ、私、この人のことが好きなんだ・・・自分の気持ち、会っただけで分かっちゃったな・・・)

「・・・アニス殿・・・?」
「エヴィアさん・・・」

スターアニスはエヴィアの胸の中から、彼の顔を見上げた。

「私も貴方のことが、好きです・・・」
「アニス殿・・・」

二人はそのままお互いの唇を近づけた。



275empty:03/10/23 09:17 ID:LuiV0b+a
(・・・美しい・・・)

エヴィアは素直にそう思った。
今目の前には、一糸纏わぬ姿のスターアニスが立っていた。彼女の部屋の明かりは消していたので、明かりは月の光だけだったが、月の光に立つ彼女の姿は幻想的ですらあった。
純白の羽が、恥ずかしそうに彼女の四肢を包んでいた。

「あの、あんまり見ないで下さい・・・。恥ずかしいです」
「・・・恥ずかしがることはない。とても綺麗だ」

エヴィアは、彼女の体を翼ごと優しく包んだ。

「エヴィアさん・・・」

そのままベッドに寝かされたスターアニスは、躰を包んでいた羽を広げ、エヴィアの前に全てを曝け出した。

「あの・・・優しく、して下さいね・・・」
「ああ・・・」

エヴィアの手が、優しく彼女の胸を揉んでゆく。

「あっ(気持ち良い・・・)」

彼女も今まで自慰をしたことはあったが、胸だけでこれ程気持ち良くなったことは無かった。好意を寄せる異性にされるだけでこうも違うものなのか。
エヴィアは更に刺激を与え続ける。そして、桜色の小さな突起を甘噛みした。

「ひゃっ」

スターアニスの腰が僅かに宙に浮く。エヴィアはそのまま、乳首を優しく舐め上げた。

276empty:03/10/23 09:19 ID:LuiV0b+a
「あっ・・・、あっ・・・、あんっ、あっ・・・」

彼女の体は段々と敏感になっていった。明るい青紫の茂みが、徐々に湿り気を帯び始める。切なさに、右手の人差し指を噛み、左手はシーツを掴んだ。
それと同時に、エヴィアが舐める位置が変わり始めた。

胸から     「あっ」

鳩尾      「んんっ」

臍       「ふあっ」

太もも     「あんっ」

そして秘部   「ひゃあっ」

「あん、そんな所、あっ、舐めないで、汚いです・・・」
「汚くなど無い。貴女の体なのだから・・・」

そう言ってエヴィアは、再び陰部に顔を埋める。茂みの奥にあるヒダヒダを、丁寧に舐める。奥からは次第に大量の愛汁が溢れ出るようになってきた。

「あっ、んっ、んんっ・・・、ふぁ、あっ、ふぅん・・・、ひゃっ」

エヴィアは秘部に指を差し入れた。

「ひゃっ、あっ、ダメッ、そんな・・・、ああっ、動かしちゃ、ふぁっ」

クチュクチュという音が部屋に響く。その音で羞恥心を煽られたスターアニスの体は、更に敏感になってゆく。

「んあっ、ダメ、ダメですっ、もう、もう・・・」

277empty:03/10/23 09:19 ID:LuiV0b+a
エヴィアが大きくなった膨らみを口に含んだ。

「あっ、ひああああっ」

スターアニスは大きく体を仰け反らせ、一回目の絶頂を迎えた。クタリとシーツの上に体を預ける。
ベッドの上で荒く息をする彼女を見下ろし、エヴィアは一瞬動けなくなった。月明かりに照らされ、恍惚とした表情の、まるで堕ちたる天使の様なその姿は、この世のものと思えないほどに扇情的であった。

「エヴィアさん・・・」

彼女がトロンと目を開け、半身を起こした。

「私だけ気持ち良くちゃ、ずるいですよね・・・」

そう言って彼女は、エヴィアの男根を口に含んだ。

「くぁっ!」

エヴィアの全身に快感が広がる。スターアニスは彼のモノを、時には丁寧に舐め上げ、時には口内で扱き、愛しい物を愛でる様にフェラチオを続けた。羽をたたんだその姿は、やはり美しい天使に見えた。

「くっ、もういい」

エヴィアは絶頂が近づいたのを悟り、彼女に行為を止めさせる。
スターアニスは、再びベッドに体を横たえ、両の手を広げ、彼を誘った。

「エヴィアさん、来て、下さい」
「・・・スターアニス・・・」

278empty:03/10/23 09:20 ID:LuiV0b+a
スターアニスはエヴィアの首に手を回し、二人は深いキスをした。
エヴィアの男根が彼女の秘部に差し込まれてゆく。

ズブッ

「くっ」「んふぁっ」

「・・・あ、入りましたね。エヴィアさんが、私の中に、いますよ」
「ああ、痛くはないか?」
「はい、大丈夫です」

スターアニスの目には僅かに涙が浮かんでいた。二人は更に深い口付けを交わす。


279empty:03/10/23 09:21 ID:LuiV0b+a
パン、パン、パン

「あっ、あっ、あっ」

月明かりが照らす空間に、肉のぶつかる音と女性の喘ぎ声が響く。
エヴィアは腰を動かしながら、スターアニスの胸を刺激し続けていた。

「あん、エヴィア、さん、あぁっ、凄い、いい、あっ、気持ち良いですっ、んぁっ」

スターアニスは快楽に恍惚の表情を浮かべる。と、突然エヴィアが腰の動きを止めた。スターアニスは、困惑したような、切なそうな表情を浮かべる。

「あっ・・・、エヴィアさん、どうし・・・きゃっ!!」

エヴィアは自分のモノを彼女の秘部に差し入れたまま、彼女の体を180度回転させた。そして彼女の腰を持ち、先程より更に強く、速く腰を動かし始めた。

「えっ、あんっ、そんな、後ろからっ、あっ、でもっ、ああっ、すごっ、いい、んはあっ」

スターアニス自身も快楽を求め腰を動かす。

「エヴィアさんっ、私、もうっ、あっ、またっ、イキますっ!」
「私も、もう出るぞっ!」
「ああっ、中に、中に下さいっ、エヴィアさんのっ、私の中にっ!」
「ああ、分かったっ!」

二人の動きが更に速まってゆく。

280empty:03/10/23 09:22 ID:LuiV0b+a
「あっ、あっ、あっ、あっ、あんっ、あんっ、んっ、んっ、んっ、ん、ん、あっ、あああああああっ!!」

スターアニスの膣内が急激に締まる。

「くっ、くああっ」

その快感に耐えられず、エヴィアは己の性欲を吐き出した。
スターアニスの体内に、エヴィアの精子が注ぎ込まれる。

「あぁっ、熱、い・・・」

二人は重なるようにベッドの上に倒れこんだ。

「エヴィアさんのが、私の中に・・・」
「・・・ああ・・・」

そして、二人はそのまま眠りについた・・・。



281empty:03/10/23 09:23 ID:LuiV0b+a
(帰ってこないということは、上手くいったようなのです)

エヴィアの部屋で、布団に潜っていたアクアは、帰りの遅い父親の事を考えていた。

(それにしてもあたしが言わなきゃ気も付かないなんて、二人とも本当におにぶサンなのです。もう少し大人の自覚を持って欲しいものなのです)

「フフッ」

アクアから、めったに見られない笑顔がこぼれた。

(これで、あたしにもお母さんができるのです)

きっと明日には、あのクズ親父も元に戻っていることだろう。
明日が楽しみなのです、と、少女は期待を胸に眠りにつくのだった。
282empty:03/10/23 09:30 ID:LuiV0b+a
また投稿してしまいました。エヴィ×アニです。
私自身も見た事無いカップリングです。
この話のできた訳は、「エヴィア21歳じゃん。若いじゃん」です・・・。

諸事情で手元に資料が無いので、設定とかがかなり不安ではありますが・・・。
取り敢えず、誤字脱字は減ったかと。

最後に、こんな駄文を読んでくれた方、ありがとうございました。
283名無しさん@ピンキー:03/10/23 17:38 ID:M/fW5p5k
お2人とも神です、いやほんとに!!!!
284めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/23 21:30 ID:ZpLpRmZc
>>258の続きを投下させていただきます。
それではどうぞ。


 まず、2本の触手がマリアの両足首に巻きついた。
「んっ・・・!」
 ストッキングを通して、触手が這っていく感覚がマリアに伝わってくる。
「やっぱり馴染めそうもないわ・・・」
 マリアが小さく嘆息する。触手自体は人間の指とほぼ同じ感触の体温や肌触りなのだが、
いかんせん粘液のヌメヌメした感触が、快感とは遠くかけ離れているのだ。
「早く終わって欲しい・・・」
 そんなマリアの心中を知ってか知らずか、触手はゆっくりと渦を描くようにして上昇する。じっくりと、じっくりと、時間はたっぷりあるといわんかのように。
「まだ触手はいっぱいあるんだ。有効活用しなくっちゃ」
 フェイトの微笑とともに、数本の触手がマリアの服の開けられたチャックから、
中に入ってくる。
「ひっ・・・あっ・・・!」
 触手はマリアを様々な形で包み込んでゆく。あるものはわきの下を、あるものは胸の
谷間を、そしてあるものは腰に巻きついていく。
「や・・・、これ、身体に害がありそうなんだけど・・・」
「そんなことないよ。バーチャルなんだから、身体には無害さ」
「でも・・・」
「心配しないで。大切なマリアの身体なんだ。絶対に傷つけたりなんかしないよ」
「わかったわ・・・、んっ・・・!」
 触手に胸の周りを這われ、マリアは小さくうめく。
「んうっ、ゼリーがまとわりついているみたいね・・・」
 先ほどまでの服越しとは違い、地肌に直接絡んでくる触手。その感触のほうがマリアに
とって幾分ましだった。
285めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/23 21:31 ID:ZpLpRmZc

「このくらいでいいかな・・・、よいしょっと」
「ひゃっ!?」
 マリアが悲鳴をあげた理由、それは空中に持ち上げられたからだ。
「ちょっと、おろしてよ・・・!」
 足をつけている間は、地面から安心感をもらっている気がしたのだが、重力を失った
ことにより、マリアは不安な気持ちになってきた。
「聞いて―――」
「じっとして」
「わ、わかったわ・・・」
 フェイトの小さな、しかし意思のある声に、マリアはしたがった。
「そろそろかな」
 マリアのひざまで巻きついた二本の触手に、余った触手が近づいてくる。一方、
巻きついている触手の先が、膝上の部分のストッキングにひっついた。吸っていると
言ったほうが適切かもしれない。
「慎重にいかないと・・・」
 余った触手が巻きついた触手のそばのストッキングにひっつき、互いの触手が
反対方向に力を入れ、ストッキングを軽く引き裂いた。
「何するつもりなの?」
「こうするのさ」
 訝しげに訪ねるマリアに対して、フェイトは態度で答えた。
286めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/23 21:32 ID:ZpLpRmZc
「あっ!」
 不意に引き裂かれたストッキングの穴に触手が入り込んでくる。
「んんっ・・・!」
 侵入した触手は、太腿を撫でながら少しずつ上昇してくる。
「あ・・・は・・・!」
 敏感な部分を刺激され、マリアの唇から艶っぽい声が漏れる。
「どうやら敏感な部分は触手でも感じるみたいだね」
 フェイトが小悪魔な笑みを浮かべる。
「いやらしい身体だ」
「う、うるさいわね・・・」
 マリア自身も意外な反応に戸惑っていた。だが、そんな心とは裏腹に身体はピクンと
反応してしまう。
「ちょっと足をひろげてもらおうかな」
 腰の付け根まで巻きついた触手がマリアを開脚させる。
「やっ、恥ずかしいわ・・・!」
 マリアが抵抗しようにも、力がうまく入らない。なすすべも無く足を広げられ、
スカートを捲り上げられた。
「へぇ、今日はパンツ履いてなかったんだね、ありがとうマリア」
「ん・・・好きなんでしょ、ストッキングを破いてエッチするのが」
「ああ好きだよ。エッチすることもだけど、すすんでいやらしいことをするマリアもね」
「そんなこと言わないでよ・・・」
 フェイトに喜んでもらおうと今日はわざと下着を履かなかったマリアだが、いざ指摘
されると己の痴態行為に恥じらいを感じる。
「わかった、それじゃあ態度でお礼をするね」
287めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/23 21:33 ID:ZpLpRmZc
 それとともに胸を這いずり回っていた触手が、先端を左右の乳首につけた。
「ひあっ・・・、吸ってる・・・!」
「そうさ、触手の先を僕の口みたいに変形したのさ。どう、気持ち良いかな?」
「それは・・・その・・・」
 マリアは本当は気持ちよかった。だが触手に弄られているという事実が、言葉にする
ことを躊躇わせた。
「ん・・・ふ・・・!」
 胸の触手はあるときは片方ずづ、またあるときは両方一度に、不規則に乳首を吸い上げる。乳首の刺激から逃れようと身体を振るが、そんなことでは触手は離れはしない。
 そして、脚の触手もマリアの敏感な部分を中心に絶えず這いずり回っている。
 マリアの身体は火照り、性感は次々と高められていった。
「ああ、答えなくてもいいや。ここが黒く変色してきたからもうわかったよ」
 余った触手の先がマリアの股間に軽く触れる。
「ふあっ!?」
 だがそれだけでも、マリアには興奮のスパイスとなる。
「感じたね。それじゃ、こうするとどうなるのかな?」
 股間の中心ラインを、触れるか触れないかという絶妙のタッチでなぞる。
「ん、くふううぅぅぅ・・・!」
 マリアの身体に電撃が走り、すぐに快感へと変わる。無意識のうちに腰がプルプルと震えた。
288めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/23 21:33 ID:ZpLpRmZc
「へえ、触手で感じてるんだ。誇り高きクォークのリーダーのマリアが、人外の生物に
触られて感じてるんだ。リーダーとして恥ずべき行為だよね」
「そんな風に言わないでよ・・・!」
「クリフたちに知られたらなんて言われるだろうな」
「嫌!絶対に言わないで!」
 マリアは悲鳴をあげて頼む。いくら特殊プレーとはいえ、このことが部下たちに
知れたら、皆になんと思われるのか。ミラージュには呆れかえられ、マリエッタには
軽蔑の眼差しで見られ、クリフにはおかずにされてしまう可能性がきわめて高い。
「そうだね。彼氏としてマリアのプライベートは守ってあげなくっちゃ」
フェイトはそう言いながら、触手をストッキング越しに股間の間へ通す。
「そのかわり、マリアにはたっぷりと鳴いてもらうから」
 そしてそのまま触手を前後に這わせ始めた。
「ひゃっ、はっ、あぁぁ・・・!」
 刺激に耐えられず、マリアの唇から嬌声が漏れる。ストッキングの黒いシミが少しずつ、
だが確実に広がってゆく。
「うん、マリアの服やストッキングの内側で、触手が蠢いているのがはっきりとわかるよ。
とってもエッチな光景だな」
「んくっ、あ、ああぁ・・・!?」
 マリアは虚ろな目で服の内側を蠢く触手を見て、身体全体が嬲られていることを視覚で
認識し、快感へと伝達する。
「んうぅぅ、身体中を弄られてるぅ・・・」
触手は粘液の滑りを利用し、絶えず動きつづけている。最初は気持ち悪いだけだった
粘液も、耐性がついたのか今ではローションのように感じられていた。
289めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/23 21:34 ID:ZpLpRmZc
「んはあぁぁっ、気持ちいいぃぃ・・・!」
敏感な太腿を擦り這われ、性感帯の乳首を吸われ、愛液が湧き出る泉を刺激され、
マリアの息が荒くなり、艶のある吐息を出す。そして、徐々に快楽の頂点に向かってゆく。
「んふううぅぅ、んあああぁぁっ!もう、もう駄目っ!」
 そして絶頂を迎えようとしたマリアだが、フェイトはその変化を見逃さない。
「ふぅ、ちょっと休憩しようかな」
「ああっ・・・!あ・・・?」
 不意に触手の動きが止まり、マリアの絶頂がお流れとなった。呆気にとられたマリアは
フェイトに尋ねた。
「どうして止めるのよ・・・?」
「どうしてって、マリアは触手でイキたかったのかい?そんなことは無いよね、触手で
無節操にイキたいなんて思うのは、真性のマゾだけだよ。それともやっぱりマリアは
マゾなのかい?」
 訝しげな口調で尋ねるフェイトだが、顔は笑っていた。
「ち、違うわよ!私がマゾなわけないでしょ!」
 自他ともに認める高飛車で女王様な性格のマリアとしては、マゾと認めることは自分の
存在を否定するような意識なのだ。
290めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/23 21:35 ID:ZpLpRmZc
「ごめんごめん、聞くだけ失礼だったね。それじゃあ、引き続きマリアの感じた顔を
楽しませてもらおうか」
 その言葉と終了とともに触手が活動を再開する。
「ああっ!?んううぅぅぅっ・・・!」
 マリアの静まりかけた欲情がまた大きくなってきた。
「恍惚の表情がとても色っぽいよ。そうだ、ここも刺激してあげないと」
 手持ち無沙汰だった触手が、マリアの秘豆に近づいていく。
「んあぁっ、そこは・・・!」
「へえ、ぷっくりと膨れているんだなあ。痛くないように刺激するからね」
 次の瞬間、マリアの秘豆が軽く刺激される。
「んああっ!あ、あっ!?」
 刺激の大きさに驚いたのもつかの間、秘豆を柔らかいタッチで弄られ続ける。
「あはああぁぁぁぁっ!イイイィィィィッ!」
 マリアの喘ぎ声が大きくなり、腰ががくがくと振るえる。
「おっと」
 すんでのところでまたしても触手が活動を停止する。
「そんな・・・、あぁ・・・」
「ごめんごめん、危うくイカせそうになっちゃった。マリアのプライドは守らないとね。
・・・どうしたんだい、マリア?どうして不機嫌そうな顔をしているんだい?」
「はあっ・・・はあっ・・・、わかってるくせに・・・」
 顔を赤く染めながら、マリアはフェイトをにらみつける。しかし、フェイトは軽く受け流す。
「ごめん、わかんないや。ちゃんとマリアの口から説明してよ」
「うぅ・・・、その・・・」
 身体の疼きはもう止められそうにない。これ以上生殺しには耐えられない。マリアは
もう限界だった。
291めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/23 21:35 ID:ZpLpRmZc
「イキたいの・・・」
「なんだい?よく聞こえなかったよ」
「お願いイカせてぇっ!触手でイカせてほしいのぉっ!」
 悲鳴にも近い叫び声でマリアは懇願する。
「そっか、それじゃあマリアはマゾなんだね」
「そうなのぉっ!私は触手にいやらしいことをされてるのに、あそこをヌルヌルさせて
感じまくる卑しいマゾなのおおぉぉっ!」
 そう叫び声を出した直後、マリアは自分の発した言葉の意味に気づく。
「あ・・・、ち、違うの、これは・・・」
無意識のうちに、自らを被虐する言葉を言っていたのだ。マゾのする行動だった。
「すごいなあ、マリアが自分からそんなにエッチな言葉を言うなんて思わなかったよ」
「お、お願い、早くして」
「わかった。マゾのマリアのために、触手をマリアの中に入れてもいいかな?」
「んっ・・・、お願いするわ・・・」
 フェイトにマゾといわれて、マリアの身体がぴくんと反応する。今のマリアは被虐心と
羞恥心で埋め尽くされていた。
そんなマリアをよそに、フェイトは触手を操ってストッキングの股間の部分を破り、
秘裂を剥き出しにさせる。
292めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/23 21:36 ID:ZpLpRmZc
「それじゃあ入れるよ」
「ええ・・・」
 マリアが頷くとともに、今までより太い触手が一気にマリアの膣内に挿入された。
「ふああああぁぁあああっ!」
 異物に膣内を埋め尽くされ、中から押し広げられる感じの圧迫感に、マリアは快楽を
掴み取った。
「そうとう欲しかったんだね、触手がぎゅうぎゅう締め付けられているよ」
「そうなの!ねえ、早く動かして、ぐちょぐちょにかき回して!」
「わかった、それじゃあ一気にいくよ」
 瞬時に触手が前後に動かされ、敏感な場所を中心に激しくかき回す。
「あっ、あっ、ふあっ、あっ、ふあっ、ああっ!」
 触手の出し入れとともに、リズミカルにマリアの口から喘ぎ声が漏れ、涎が垂れ落ちる。
「聞いてごらん、マリアのあそこからいやらしい音が漏れているよ」
「ああぁっ、すごいのっ!ぐちゅぐちゅ聞こえるのっ!いっぱい擦られてるのっ!」
 眼で感じ、耳で感じ、身体で感じ、マリアはあっという間に頂点へ高められていく。
「駄目っ、イクッ、イクッ、イクウゥゥゥゥーーーーッ!!」
 マリアは絶頂の快感に身体を仰け反らせ、大量の愛液を放出した。



今回はここまでです。
二人の性格はこれでよろしいのでしょうか・・・?
293名無しさん@ピンキー:03/10/23 23:52 ID:2asB7QrG
ツマンネ
294名無しさん@ピンキー:03/10/24 00:46 ID:q1AkkgkZ
>>めでぃーな氏
相変わらず良い仕事!
前半のアフォなテンションから後半の濃厚なエッチへの切り替わりが相変わらずお見事。
295名無しさん@ピンキー:03/10/24 02:17 ID:DVisBrJk
>>めでぃーな氏
素晴らすぃーーーーーーーーーーー!!!
なんてGOODなシチュエーションなんでしょう!!
296名無しさん@ピンキー:03/10/24 04:48 ID:tr61abE+
物凄い馬鹿な奴を出します、読めば分かると思いますがあの作品のパロディです
297名無しさん@ピンキー:03/10/24 04:50 ID:tr61abE+
「くっ・・・・トイレトイレ」
今、トイレを求めて全力疾走している私はクリエイターズギルド、フェイトとその仲間達に通うごく一般的な男性鍛冶屋。
強いて違うところをあげるとすれば片手でハンマー持って鍛冶をする事に興味があるってところだな
名前はライアス
そんなわけでトイレがあるファクトリーにやってきたのだ。
「ん?」

ふと見るとベンチに一人の若い女が座っていた。

ウホッ!いい女・・・

そう思っていると突然その女は私の見ている目の前でかわいらしいドレスをぬぎはじめたのだ・・・・!

ふさぁ・・・・

「や ら な い ?」


そういえばここのファクトリーは乱交場となる小部屋があることで有名なところだった。
イイ女に弱い・・・というわけでもないが私は誘われるままにホイホイと彼女についていっちゃったのだった
298名無しさん@ピンキー:03/10/24 04:54 ID:tr61abE+

彼女──
ちょっとヤバげっぽい調合担当でパフィと名乗った、パフィーと言ったら怒られた・・・

彼女はアブノーマルプレイもやりなれているらしくトイレに入るなり私は素裸にむかれてしまった。
「よかったの?ホイホイついてきちゃって?私はノーマルな人間だろうが過去の人だろうがかまわないで食べちゃう人間なのよ?」
「こんな事は初めてだが構わないさ・・・私は貴方みたいな人嫌いではないから・・・」
「うれしいこと言ってくれるわね・・・それじゃあトコトン喜ばせてあげるかね、覚悟しなさい!」
と、言葉半分に彼女は私の性器を舐めだした。
「はむっ・・・・ん・・・」

言葉どおりに彼女は素晴らしいテクニシャンだった。私はというと性器に与えられる快感の波に実を震わせてもだえていた・・・・

しかし、その時予期せぬ出来事が・・・・
「うっ・・・!で、でそうだ・・・」
「ん?もう?早すぎるわ種無し!」
「ち・・・違う・・・実はさっきからおしっこがしたかったのだ!ファクトリーに来たのもその為で・・・」
「あ、な〜んだ、そうなんだ・・・」
彼女はすこし考えるような顔をした、その後、何かを思いついたのかとても淫艶な顔をしてトンデモない事を私に提案したのだ!
「いいこと思いついちゃった♪貴方、私の膣の中でおしっこしなさい!」
「え・・・・!貴方の中に・・・お、おしっこを・・・!?」
「アンタ男でしょ!何でも試してみなさいよ!自慢じゃないけど私のアソコは超一流よ!その中にそんな事ができるなんて光栄に思いなさいよ!」
私は断固拒否した、だがしかし彼女は・・・
「だ〜め!私が決めた事だし、もうここまでした貴方に拒否権なんてないの!どうしても拒否するのなら・・・」
彼女はそういうと素肌にまとった作業用のドレスを脱ぎ捨て淫艶な裸体のまま私を押し倒した、自分から膣の中でおしっこをさせようとするなんてなんて女性だ・・・
299名無しさん@ピンキー:03/10/24 04:55 ID:tr61abE+
「ふふふ・・・それじゃあ入れるわよ・・・・ん・・・!」
彼女の膣が私のモノを包んでいく、彼女の中は暖かく、気持ちいい・・・
「ん〜、いい顔♪、だ・け・ど!これからが本番よぉ!!」
彼女の中の快楽を味わっているその時、彼女は自分から動き出した、快楽と共に自分のモノの尿道を上手く刺激する、なんという女性か
「ん・・・んん!いいよ!!おしっこと快楽、二つとも我慢してる貴方の顔!いいよ!あ・・んん!!」
だ、ダメだ・・・もう・・・私は・・・・・!!
「ああっ!!中に!中におしっこが入ってきてる!!ああ!!いい!気持ちいいの!気持ちいいの!!」
この初めての経験は、ノーマルなプレイでは知る事の無かった絶頂間を僕にもたらした
「だめえ!おなかが一杯で熱いの!こんなの私も初めて!!ああっ!ああああぁ・・・」
あまりに激しい快感に尿が出来ると同時に私のモノは彼女の中であっけなくはててしまった・・・

「はあ・・・はぁ・・・・こ、この分だと相当我慢してのね?私の中・・・もう一杯よ?」
彼女はそういって膣の中にある私の尿、精液等を手を使わず出していた。
「ん・・・・?どうしたの?」
「いや、こ、こんなの・・・私は初めてだったから・・・」
「でしょうねえ、私も初めてよ、それより私の胸を見て?これをどう思う?」
「かなり・・・・小さいですね・・・」
「ち、小さいですって!ここまでいい思いさせたのにもう許さない!このままでは収まりが付かないわ!」
そういうと彼女は怪しい薬を取り出し僕に嗅がせた・・・

────

それからの事は覚えていない、だけど何故かおなかがすっきりしてる・・・が、お尻の方が妙に痛い。
一体何をされたのだろうか・・・私の初のアブノーマルプレイは謎のまま終わってしまったのだった・・・


300過去の人:03/10/24 04:58 ID:tr61abE+
以上です、実は一番盛り上がってたときに2点ほどアホな作品をあげた男です

今日の夜スタオー3の続編が出る事をしって(遅い)久々にこちらに戻ってきました

次はちゃんとしたもの書きます・・・・フェイト×黒豆の鬼畜もんでも書こうかな
301名無しさん@ピンキー:03/10/24 12:32 ID:uCfoix3a
>>300
フェイト×黒豆の鬼畜もんに期待しつつ保守
302名無しさん@ピンキー:03/10/24 17:58 ID:mY0ucB4b
保守。フェイト×黒豆の和姦ものも書いてほしい。
303284 ◆/i.AENidYE :03/10/24 18:09 ID:ay87Xq7+
何かすごい伸びてますな。


ところで誰もアドレー×クレアを書かないのはやっぱり…
304名無しさん@ピンキー:03/10/24 20:43 ID:xB6dsfdi
どんなキャラかもわかってないし。
親子みたいだし。
305めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/24 22:32 ID:l2bM6KeQ
>>292の続きで、今回で終了です。
それではどうぞ。



「んっ・・・、んんっ・・・!はぁっ、はぁっ・・・」
「どうだった?触手プレイは満足してくれたかな?」
「そ、そうね・・・、少しだけ、はぁっ・・・よかったわ・・・」
 まさかいつものフェイトの時以上に感じたとは言えない。絶頂の余韻に身体をぴくぴく
震えさせながらも、マリアは強がりを見せた。
「そっか。それじゃあ、もっと激しく攻めようかな」
「はぁっ、はぁっ・・・どういうこと?」
「こっちも一緒に入れるんだよ」
 一本の触手の先がマリアの菊門に触れる。
「嫌よっ、前と後ろを一度になんて!」
「大丈夫だよ。マゾのマリアならすぐに受け入れるさ」
 マリアの意向は却下され、菊門に触手が侵入していく。
「んうぅぁああっ・・・、あああああっ・・・!」
 菊門は本来、汚物を挿入される器官ではない。だが、フェイトに開発されたマリアの
ものは、粘液を多めに出している触手ということもあり、やすやすと入っていく。
「すごい締め付けだね、とっても気持ち良いよ」
「きついの・・・、んんっ、大きいのが入ってるの・・・!」
「でもとってもお気に入りみたいだね。あそこがキュッと締まったよ」
「あ・・・」
 フェイトの指摘どおり、菊門に挿入されたという被虐心が、マリアの性感情を高ぶらせている。
「どうする、マリアがどうしても嫌だというなら、ここで止めてもいいけど」
「そう?そうじゃあ止め―――」
306めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/24 22:33 ID:l2bM6KeQ
 マリアが拒否の言葉を言おうとした、そのとたんに身体が疼く。
「あ・・・」
 身体が欲していたのだ。前後の穴をいっぺんにかき回されたいと、身体が要求して
いたのだ。触手が動く姿を想像し、自然と腰をふりふり振る。
「どうしたんだい?」
「う、動いて欲しいの・・・、前と後ろの両方を動かして欲しいの・・・んっ」
 恍惚の表情で承諾の言葉を言うと、またマリアの膣内が締まる。今のマリアには、
自分の言葉も興奮の材料になっていた。
「わかった。淫乱のマリアのために動かしてあげるね」
「誰が淫乱、ふああっ!?」
 マリアの言葉が終わらないうちに、触手が動き始めた。
「やっ、擦れて、擦れて、ひああぁぁっ!?」
 前後の触手の互いに違うテンポの長いストロークに、マリアはまともに喋ることができない。
「あんっ、あっ、あっ、あんっ!」
 ビクビクッと膣内が震え、キュキュッと後ろがわが締まり、激しく揺すられた秘裂から
愛液がこんこんと湧き出る。
「あんっ、あっ、ら、らめっ、おかしくっ、おかしくなるのぉっ!」
 膣内をぎゅうぎゅう締め付け、腰をふるふる動かし、やがてそのときを迎える。
「ふああぁぁっ!あっ、あはあああぁっぁぁーーーーーっ!!」
 マリアは2度目の絶頂を向かえ、身体を大きく跳ね上げた。
307めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/24 22:34 ID:l2bM6KeQ
「はぁっ、はぁっ、すご、かったわ、はぁっ、はぁっ・・・」
「気持ち良かったみたいだね。でも僕はまだ満足していないよ」
 フェイトが抑揚のない声でマリアに語りかける。
「はぁっ、はぁっ・・・、まだ続けるの?」
「ああ、すべての触手を一度に動かすよ」
「えっ?ひやあぁっ!?」
 触手たちが行動を一斉に開始し、マリアの身体全身に性交を与える。
「あんっ、ああっ、はふんっ、ひあぁっ、ああぁっ!」
 胸に蠢き、乳首を吸い、太腿に這い、お尻を擦り、そして二つの穴に抽挿を繰り返す。
「くあぁっ、かららがっ、しょくひゅれっ、いっぱいに、ああぁぁっ!」
そんな触手の嬲りを、マリアは全身で受け止める。
「らめっ、すろいっ、すろすいるのおおぉぉぉっ!」
 恍惚の表情したマリアが、ろれつの回らない口調で悶え狂う。
「そうだ、ここをいじるのを忘れていたよ」
 触手の一本が、マリアの秘豆に接近する。
308めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/24 22:36 ID:l2bM6KeQ
「らめぇぇっ、そこいりっちゃらめぇぇぇっ!」
 甘えた声でマリアがお願いするが、当然聞き入れてもらえない。触手が秘豆に触れ、
愛撫を開始した。
「ひああぁっ!?」
「これで身体の性感帯は全部弄っていることになるね。思う存分狂っていいよ」 
「あああっ、きもちひい、きもちひいのぉ!」
 マリアの頭の中が快楽でいっぱいになり、欲情のままに喘ぎまくった。
「そろそろ僕も出そうかな」
 頃合いを得たのかフェイトが射精の準備に入る。
「あああ、らしてぇっ、なかにいっぱいらしてぇぇぇっ!」
 膣内が触手をがっちり咥えこむ。マリアもまた昇りつめようとしていた。
「それじゃあ、出すよ・・・!」
 フェイトの合図とともに、挿入している触手は粘液を中だしし、胸の触手は乳首を
思いっきり吸い、その他の触手はマリアの身体へありったけの粘液を放出した。
「ひああああぁぁっぁぁああーーーーーーっ!!」
 かつて味わったことのない快楽に支配され、絶頂に昇りつめたマリアは、そのまま
意識が薄れていった―――。
309めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/24 22:37 ID:l2bM6KeQ

 数日後。
 マリアとフェイトは再びバーチャルルームへ来ていた。
 二人は再び触手を使ったプレーを行なっている。裸にされ、四肢を触手に巻きつかれて
四つんばいにされていた。
「ふぅ、動物みたいでお似合いね、フェイト」
「マリア、どうしてこんなことをするんだよ?」
 ただし、立場はマリアのほうが上にあるが。
「その前に聞きたいことがあるわ」
「なんだい?」
「ここ数日、精液の出が悪いのはどうしてかしら?」
 最近、終わるのが早かったので、マリアは不審に思っていた。
「え、そ、それは、毎日トレーニングで疲れているからだよ」
「そうなの、そのトレーニングの相手というのは、ミラージュのクローンかしら?」
「ぎくぅっ!」
「へえ、その表情だと、やっぱりメイド服を着たクローンミラージュを使っているのは君ね」
 そう尋ねるマリアの顔は薄ら笑いだ。
「あ、ああそうさ!ミラージュさんのクローンを相手にトレーニングを積んでいるんだよ」
 フェイトがありありと動揺の表情をとりながら答える。
「とぼけないでくれないかしら?君がミラージュクローンと、毎日ご奉仕プレーとして
フェラチオさせていることはわかっているのよ」
「違うよ!僕がしてもらっているのはパイズリなん・・・あ」
 フェイトがしまったという表情をする。誘導尋問に引っかかったのだ。
310めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/24 22:42 ID:l2bM6KeQ
「そうだったの・・・。ごめんなさい、胸が小さくて」
 無感情な声でマリアが話す。
「うわあぁっ、ごめんよマリア!どんなものか試してみたら病みつきになったんだよぉぉぉっ」
 フェイトは頭を地面に擦り付けてへタレた声で謝る。
「別に怒ってないわ。私の愛情が足りないからいけないのよね」
 確かにマリアは笑っていたが、身体から発せられるプレッシャーはフェイトを恐怖に
陥れるのに十分なものだ。
「だから今日は、鞭でたっぷりと可愛がってあげるから」
 鞭をピシィッと伸ばしながら、マリアは冷酷な笑みを浮かべる。
「や、やめるんだ!そ、そうだ、マリアはこの前、自分はマゾだって言ったじゃないか」
「この前?」
 マリアはいぶかしげな表情をする。
「そんな昔のことは忘れたわ」
「うわあぁっ、だれか助けてくれよぉ、本気で怒ってるよぉ!」
 フェイトがなんとか逃れようと身体をもがくが、触手は離れることはない。
「さあ、ゆっくり楽しみましょう」
 この後、フェイトが生ける屍となるまで、乾いた鞭の音が続くこととなった―――。


これにて終了です。ご愛読(?)ありがとうございました。
ちと喘ぎすぎな気も・・・。
311ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/24 22:52 ID:PPm4Kt9B
すごいですな、めでぃーなさん。と言うわけでこちらも久々に新作投下。

窓の外は漆黒の闇。部屋の明かりのせいでまるで鏡のように私の姿が映っている。窓に息を吹きかけると
ガラスがサァーと白くなっていく。

アーリグリフの夜。外は今頃吹雪の筈。命の炎を吹き消しそうな吹雪、窓を叩く風の音と暖炉の燃えさかる火の音だけが周りを支配している。
音があまりにも少ないとついつい色々考えてしまう。そしてその中でも工房の様子を見に行った彼のことが一番気になってしまう。
「フェイト、大丈夫かな?」
いっそ迎えに行こうかと思った時。
「ただいま、マリア」
と彼が元気な声を上げて帰ってきた。
「遅いわよ、フェイト。心配したんだから」
「ゴメンゴメン」
そう言って彼はにっこり微笑む。
312ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/24 22:53 ID:PPm4Kt9B
彼の笑顔をみると凄くほっとする。自分たちの世界が作り物だと知って心がボロボロになりかけた時、彼の笑顔と彼そのものが私を救ってくれた。
彼がいるからこそ自分たちの世界を守っていこうと思えた。それからだろうか?彼との距離をよりいっそう縮めたいと思うようになったのは。
「ねえ、フェイト?」
「なんだい?」
私はそこから何も言わずフェイトに抱きついた。そして彼の唇と自分の唇を重ねる。そして次第にお互いの舌を絡めていく。唇が
離れると唾液が糸を引いた。
「お願い、抱いて…」
「いいのかい?」
とまどい気味に彼が聞く。
「わざわざ確かめる必要があるの?」
ちょっと怒ったように返事を返す私。自分が自ら相手の体を求めるようなはしたない女になるなんて思ってなかった。けど彼、フェイトと1ミリでも
距離を縮めたいと思ったらどうでもよく思えた。

フェイトはにっこり微笑むと私のプロテクターを外していく。そして服のチャックを下ろし胸元に手を入れ乳首をいじる。
「ひゃあん!」
甘い声を上げる私。そして彼の逞しい手は徐々に私の秘裂にのびていく。彼の手がストッキングとパンティー越しに私の陰核をなでる。
「あう、フェイトぉ〜」
自分でも信じられないような甘い声を上げる私。既に股間は愛液でぐしょぐしょに濡れ彼の指が動くたびにいやらしい水音を上げる。
313ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/24 22:54 ID:PPm4Kt9B
「ああん、いいのぉ、もっとクリトリスいじって!」
いやらしい言葉を発しながら私は足に力が入らなくなり、たまらず彼の体にしがみついた。そんな私の痴態をフェイトは喜々とした表情で見つめる。
普段、私が見せない女らしい(そして淫猥な)姿を独占できることをとことん嬉しがっているのだ。
気をよくしたフェイトは激しく私のクリトリスをいじる。
「そんなに、されたら、私…!!」
ビクビクと体を震えさせ、私の意識が少し遠のく。崩れ落ちそうになった私の体を彼が支えてくれた。
「イッちゃったんだね…」
「うん…」
彼の笑顔にもうろうとした意識のなかで答える私。

「それじゃ、そろそろ本格的に楽しませて貰おうかな?」
フェイトはそう言って私をベッドに寝かしつけた。そして怒張した男性器を私の膣に挿入していく。
「ああん、フェイトの、凄い!!」
脈打つ熱い肉塊が私の体を貫く。全身に電撃が走り快感に私は身を震わせた。私の痴態に気をよくしたフェイトは体の動きを徐々に早めていく。
「マリア、君のこういう姿、僕は凄く好きだよ!」
「あはぁあん、ありがとう、フェイト!」
痴態を晒しているのに私はフェイトに抱かれ、痴態を褒められて嬉しくなってしまう。
314ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/24 22:55 ID:PPm4Kt9B
「そろそろ、イキそうだよ、マリア…。膣に出すよ!」
「いいの、フェイトの精液、たっぷり注ぎ込んで!!」
お互いに絶頂を迎える。そして…
「マリア、いくよ!!」
そんな彼の言葉と同時に私の膣を熱い精液が満たしていく。熱いどろっとしたものが私の膣を満たし、収まりきれなくなったものが秘裂から外へ流れ出る。
「熱い、フェイトの、凄く熱い!!私、イッチャウ!!」
彼の精液を受けて私は絶頂に達した私。私は彼と繋がったままキスをした。

「ねえ、マリア…」
フェイトが声をかける。あの後私は結局四回も彼とのセックスに興じてしまった。服を全て脱ぎ捨て二人してシーツにくるまっている。
「何フェイト?」
「マリアってみんなの前だと厳しくしているけど、僕の前だと素直というか凄くエッチだよね」
彼のその言葉、あまりにも図星な言葉に、私は恥ずかしくなってしまった。
「そういうおかしな事を言うのはこの口かしら?」
照れ隠しとしては少々強烈だけど私は彼の頬を思いっきり抓った。
「痛い、痛いよマリア」
「そう言うあられもないこと言わないで…。恥ずかしいじゃない…」
そこまで言うと私は彼にそっぽを向いてしまった。
「ゴメン、マリア。機嫌直してよ、ほら」
フェイトが私を彼の方に向かせにっこり微笑む。
「もう、フェイトったら…」
彼の笑顔には勝てそうにない。私たちはそっと唇を重ねた。
〜END〜
315名無しさん@ピンキー:03/10/24 23:33 ID:T4WbG6rF
フェイマリ…イイ!
316名無しさん@ピンキー:03/10/25 01:17 ID:S7Q+k4AE
めでぃーな氏のギャグ?とユーキ氏の純愛・・・
どちらも対照的ながらGOODな仕上がりだと思いまつ♪
317ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/25 02:00 ID:Vq5xpjU2
「お願いします!」
褐色の肌の少女が必死になって頭を下げる。相手の女性は困惑するばかりである。
「本当にいいの?」
「いいんです!アルベルちゃんの足を引っ張りたくないし、このままだとアルベルさんが…」
「…判ったわ…」
少女の頼みを女性は聞き入れるのだった。

「…ったく、あのクソ虫が…!」
「どうかしたかの?」
カルサアの一角、風雷が拠点にしている館でアルベルが愚痴っている。そこへ風雷の隊長、ウォルターがやってきた。
「あん?なんだ爺さんか…」
「おまえさん、スフレという娘と一緒じゃなかったのか?」
「爺さんには関係ねえだろ!」
アルベルはスフレのことを聞かれると何故か怒って出ていってしまった。
「まったく、困ったものじゃわい」
ため息をつくウォルター。
318ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/25 02:01 ID:Vq5xpjU2
町に出たまでは良かったが実際のところアルベルは途方に暮れていた。アリアスでスフレにせがまれ二人で別行動を取ったまでは良かったがカルサアに来る途中、スフレがモンスターに襲われ
アルベルがそれをかばったのだ。ところがアルベルはスフレを思い注意しようとしたのだが元来のひねくれた性格があだとなり
「俺の足手まといになるな!(訳:危険なマネはしないでくれ!)」
と怒鳴りつけてしまったのだ。
そして町についてすぐスフレが姿を消してしまったのだ。
<…まったく心配ばかりかけさせやがって…>
そう思っていると町の広場から歓声が聞こえる。そして人集りが出来ていることにようやく気づくアルベル。
「…なんだ?」
不思議とアルベルの足はその人集りに向かっていった。

「いいぞ姉ちゃん!」
「綺麗だぞ〜!!」
「かわいい!!」
町の若者達が声援を送る先で、一人の女性が華麗な踊りを見せている。褐色の肌とロングの銀髪、その姿はさながら妖精のようにみえた。
女性の年の頃は二十歳ぐらいだろうか?放浪の音楽家とおぼしき人物の演奏に合わせ華麗な踊りを披露している。
やがて女性が決めポーズを取り拍手喝采となった。人々からお金が投げ込まれていく。踊り子は何故かそのお金を全て音楽家に渡してしまう。
<…見とれてる訳にはいかねえんだ…>
スフレを探そうとその場を立ち去ろうとするアルベル。だが…
「待って下さい!」
突然、踊り子がアルベルに声をかけた。
319ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/25 02:03 ID:Vq5xpjU2
「なんだ?俺は今おまえにかまけている暇もないし、あんたなんか興味ないんだ」
「スフレ・ロセッティという女の子をお捜しですね?」
「何!?」
踊り子のその言葉を聞いてアルベルはとっさに刀に手をかけた。まだ残っていた観客がどよめく。
「てめえ、一体何者だ!?」
「待って下さい。あなたは無力な女性に刀を向けるのですか?」
「ちっ!」
確かに武器を持たない、しかも女性に刃を向けるのは失礼至極な話である。アルベルは刀から手を離した。

「スフレは無事です。ここではなんですから人目のつかないところでお話ししませんか?」
「返答次第ならただじゃおかないぞ」
結局気を許せる場所が無く、その踊り子を風雷の館に連れて行くことにした。

「なんじゃ、スフレがいなくなったと思ったら別嬪の踊り子を連れ込んだか?」
ウォルターが冷やかす。
「うるせえぞ、じじい!!とにかく部屋を一つ借りるからな!」
アルベルはカンカンになって踊り子を連れて部屋に向かった。
「はて?あの踊り子、どこかで観たような…?」
首を傾げるウォルターだった。
320ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/25 02:04 ID:Vq5xpjU2
「…で、スフレはどこなんだ?返答次第では…」
刀に手をかけ踊り子に詰め寄るアルベル。もしもの時は相手が女性だろうと叩き斬るつもりである。
「ゴメンね、アルベルちゃん」
女性の年甲斐もなくかわいらしい、しかも聞き慣れたセリフにアルベルはキョトンとしてしまった。
「なんだ、てめえ?なんで馴れ馴れしい呼び方をしやがる?」
「ねえ、アルベルちゃん、スフレは左の肩に生まれつきアザがあるって聞いているよね?」
踊り子の言葉は事実だった。スフレは生まれつき左肩に特徴のあるアザがあり、整形をしても消えないと話していたのだ。
そしてそのアザをアルベルも観たことがあった。
「やけに詳しいじゃねえか…」
「観て…」
踊り子が立ち上がり左肩の裾を捲し上げる。突然の行動に驚くアルベルだったが、女性の肩にある物をみてさらに驚いた。
「何!?」
その踊り子の肩にスフレとまったく同じアザがあったのだ。
「アルベルちゃん、あたしがスフレなんだよ?」
女性の、スフレの告白を聞いたアルベルはひっくり返りそうになった。
321ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/25 02:05 ID:Vq5xpjU2
「ななな!?あいつはまだ14だぞ?おまえはどう見ても20前後じゃないか!いい加減な事を…!!」
「ブレアさんだよ」
「なに?」
この世界が作り物で、それをぶっ壊そうとしている連中がいる。それを止めるために協力している女性の名をアルベルは思い出した。
「あの女がおまえをこんな風にしちまったのか?」
「誤解しないで!あたしから頼んだんだよ!」
「なんだって?」

「あたし、アルベルちゃんに足手まといって言われたくなくて、それにこのままあたしが大人になるまで待ってたらアルベルちゃんおじちゃんになっちゃうでしょ?」
「だから、ブレアさんに頼んで大人にして貰ったの…」
「馬鹿野郎!」
アルベルが怒鳴ったせいでスフレは涙目になってしまった。
「やっぱりいけなかった?」
「違う!だけどなおまえは本当にクソ虫だ、俺なんかの為にそこまでやることねえだろ…」
自分みたいな非道な奴の為に人生の何パーセントかを犠牲にしたスフレの行動があまりにも嬉しくて切なくてアルベルは言葉が続かなかった。
322ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/25 02:08 ID:Vq5xpjU2
導入部はここまで、エロにはあまり期待しないでください。
323ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/25 02:34 ID:Vq5xpjU2
「アルベルちゃん、泣いてるの?」
「違う!」
涙声で否定するアルベル。
「ねえ、アルベルちゃん」
「なんだ、クソ虫」
「私を抱いて…」
スフレの言葉に固まるアルベル。女性経験がゼロではないが、一方的に言われるのは初めてだったので抗体がまるでなかったのだ。
「あたし、アルベルちゃんのこと、好きなんだよ!」
「いくら体が大人になったからってまずいだろ?」
「そうなんだ…。アルベルちゃんの意気地なし」
スフレの言葉を聞いてカチンと来たアルベルはスフレをベッドに押し倒した。そして強引に服をはぎ取り、年相応のスフレの胸に舌をはわせた。
「ひゃう、なんか変な感じだよ、アルベルちゃん…」
「まってろクソ虫、てめえの言ったセリフを後悔させてやるからな」
324ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/25 02:36 ID:Vq5xpjU2
次第に濡れてきたスフレの秘裂にアルベルは指を差し入れかき回した。
「ああん、なんだか体が熱いよ…」
「そろそろ、いいかな?」
アルベルは服を脱ぎ去るとスフレの秘裂に自らの剛直を突き立てた。だがスフレは処女である。途中で処女膜に突き当たりそれ以上進めない。
「アルベルちゃん、お願い…!」
「いくぞクソ虫…」
アルベルは思いっきりスフレの体を貫いた。破瓜の血がシーツを汚していく。
「いたぁあああい!!」
破瓜の痛みにスフレが悲鳴を上げる。
「だから言ったろうがクソ虫。止めるなら今のうちだぞ?」
そうは言いつつもスフレの事が心配でならないアルベルは動けないままでいた。
「アルベルちゃん、じっとしていると痛みが続くだけだって聞いているから、動いて…」
「わかったよ」
アルベルは徐々に腰を動かしていった。最初苦痛に顔を歪ませていたスフレだったが次第にその表情が和らいでいった。
「アルベルちゃん、なんか凄く、気持ちいい、よ…」
「俺もだ、クソ虫。まさかこんなにしまりがいいとはな!」
アルベルはさらに腰の動きを早めていった。

「アルベルちゃん、なんだか変だよ、意識が…!」
<…俺もそろそろやばいぞ…>
二人とも絶頂に達しようとしていた。
「何、なんか頭の中が真っ白に!いや、あ、はぁああああ!!」
スフレは体をビクッとさせ絶頂に達したのだった。
<やばい、でる!>
膣壁の収縮にうち負かされないアルベルは自分のものを引き抜いた。そして引き抜かれると同時にアルベルも絶頂に達し自らの性をぶちまけた。
白濁液がスフレの褐色の肌を汚していく。
「アルベルちゃんの、凄く熱いね…」
もうろうとした意識のなかで一言スフレはつぶやいた。
325ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/25 02:38 ID:Vq5xpjU2
結局、アルベルとスフレはそのままウォルターの館で一晩を過ごすことにした。スフレの服をボロボロにした上に気がつけば既に夕方だったのだ。
「おまえ、このままフェイト達のところに戻る気なのか?」
アルベルが怪訝そうに訪ねる。
「みんな驚くとは思うけどね。あたしは一向に構わないよ」
「本当におまえはクソ虫だな」
スフレの楽観的な態度に半ば呆れ気味のアルベル。
「アルベルちゃん」
「なんだ?」
「もう一度キスして」
アルベルは返事をせずそのままスフレにキスをしてやった。
〜終わり〜
326名無しさん@ピンキー:03/10/25 05:08 ID:3Q9xwiqG
とりあえずの感想。
>>311-314までのやつね。
なんていうか、夫の帰りを待つ妻、みたいな、ある種所帯じみたものを感じずにはいられない作品でした。
いい意味でね。
とにかく、フェイマリはやっぱり(・∀・)イイ!! ってことです。
327名無しさん@ピンキー:03/10/25 14:19 ID:QmnH94fd
漏れもフェイマリハァハァ(;´Д`)
みんな執筆の才能があって羨ましい…
これからも楽しみにしてるよ
328empty:03/10/25 15:10 ID:jcIqJAZ0
>>317〜325大人版のスフレに萌えました。想像しただけで・・・うわぁ。

えっと、>>302さんのをレス見てフェイ×ソフィの和姦モノを書いたんですが、載せても良いですか?
329名無しさん@ピンキー:03/10/25 16:32 ID:QmnH94fd
>>328
漏れはフェイマリ派だけどフェイソフィも好きだ
どんとこい!
330名無しさん@ピンキー:03/10/25 16:48 ID:o3oq4BxK
久々に着たらめでぃーなさんのフェイマリ触手モノが(;´Д`)最高でつ
331empty:03/10/25 17:26 ID:jcIqJAZ0
この話はフェイトとソフィアの和姦モノです。微妙に鬼畜が入っているような、いないような。



「それ、本当に母さんやおばさん達なのかい?」
「うん、まだはっきりしたわけじゃないけど、その可能性は高いと思うの。だから、希望を持っていいと思うよ。」

ここは銀河連邦最新鋭戦闘艦アクアエリーの、ソフィアに割り当てられた一室。
ムーンベースで父、ロキシの残したデータから驚愕の事実を突きつけられた僕らは、大きなショックを受けながらも、ひとまずこの船に戻ってきた。
一同解散した後、ソフィアの様子が気になった僕は彼女を訪ねたのだった。そこで何かを調べていた彼女に尋ねると、なんと行方不明になっている母リョウコと、ソフィアの両親が無事かもしれないと言うのだ。

「そうか。なら、みんな済んだらクラトスに行かなきゃな」
「うん!」

思ったよりも元気そうだった彼女を見て、少し安心した僕はそのまま、部屋の出口の方に足を進めようとした。その時・・・

ガクン 「わっ!?」

後ろから腰を引っ張られ、僕は危うく倒れそうになった。後ろを振り向くと、ソフィアが左手で僕のベルトを握っていた。

「な、何だよソフィア・・・。そんなトコ握らなくても、用があるなら呼び止めてくれたらいいのに・・・」

しかしソフィアから返事は無く、ベルトも握ったまま放してくれなかった。

「・・・・・・ソフィア?」

ソフィアは俯いていて、垂れ下がった髪で顔は見えなかった。やはり様子がおかしい。さっきまではいつも通りだったのに・・・。

332empty:03/10/25 17:27 ID:jcIqJAZ0
「・・・フェイト・・・私・・・怖い・・・」
「・・・ソフィア・・・?」

弱々しい声でそう呟いたソフィアの肩は、小刻みに震えていた。

「・・・どうして・・・どうして、私達、なのかな・・・どうして私達が、こんな目に遭わなくちゃならないのかな・・・やっぱり・・・解からないよ・・・・・・」
「・・・・・・」

ソフィアは立ち上がって、そのまま僕の胸に顔を埋めた。

「ソ、ソフィア!?」
「・・・私、色々考えたよ・・・ロキシおじさんの話も・・・受け入れようって、思った・・・けど・・・けどやっぱり怖いの。私・・・」

ソフィアは顔を上げて僕を見た。その眼は涙で潤んでいた。
自分の鼓動が速くなったのが分かった。

333empty:03/10/25 17:29 ID:jcIqJAZ0
「・・・フェイト・・・お願いがあるの・・・」
「え、な、何?」
「私を・・・抱いて・・・」
「な、いきなり何言うんだよ!?そんなこと出来るわけ「ダメなの!!」
「・・・・・・」
「・・・ダメなの・・・もう私、自分が、怖くて・・・私の中に、私の知らない力があって、私、自分が自分で無くなってくみたいで、忘れようとしたけど、出来なかった・・・」
「ソフィア」
「分かってる!・・・分かってる、忘れたりしちゃダメだって・・・でももうダメなの耐えられないの!・・・・・・お願いだよフェイトぉ、忘れさせてよぉ、このままじゃ・・・このままじゃ私ダメに・・・」

・・・・・・初めて触れたソフィアの唇は柔らかかった。

「・・・フェイ、ト・・・」
「ソフィア・・・」
「フェイトぉッ!!」



334empty:03/10/25 17:32 ID:jcIqJAZ0
「・・・・・・あっ、フェイト、そこ、あんっ、だめ」
「どう、気持ちいい?」
「うん、気持ち、いい・・・」
「ソフィアってホントにエッチだね・・・まだ胸しか弄ってないのに、ここはもうこんなに濡れてるよ」
「や、そんな事、言わないで・・・・・・ひゃあっ!?」
「へえ、足舐めただけで感じるんだ・・・もうこれじゃあ淫乱、だね」
「やぁ・・・でも、気持ちいいの、フェイトの舐めるトコ、みんな感じちゃうのぉ」
「それじゃぁ、遠慮無く舐めまくってあげるよ」
「え?あっ、ひゃ、あぁん!」

胸、うなじ、耳、指、腿、臍、手、肩・・・・僕はソフィアの体中を舐めた。その度に彼女は、艶かしい喘ぎ声をあげ、そしていつしか彼女の秘部の周りのシーツには、愛液のしみが広がっていた。

「もうそろそろかな・・・」
「フェイトぉ!」
「わっ!?」

ソフィアはいきなり身を起こし、そのまま僕のモノをくわえ込んだ。

「え、うわっ、くっ(な、う、上手い!?)」
「んっ、んむっ、んっんっんっ」
「くっ、う、上手いじゃないかソフィア、はっ、いつ、練習してたん、うっ、だい?」
「ぷはぁっ!毎日してたのぉ、フェイトの事考えて、私、毎日練習してたのぉ」
「(うっ、か、可愛いっ)・・・そう、ソフィアは本当に淫乱なんだね・・・じゃあもっと気持ち良くしてあげるよ」
「え、あ、いやっ、んあぁっ」

僕はソフィアの腰を掴み、そのまま秘部に顔を埋める。

335empty:03/10/25 17:33 ID:jcIqJAZ0
「あぁっ、ふぁっ、はむっ、んっ、んっ」

ソフィアも再び僕のモノを口に含む。

(うわ、ホントに上手いっ、ソフィア実は初めてじゃないんじゃないか?このままじゃ先に出ちゃいそうだっ)
「くっ、なら、これで・・・」
「んっ、んっ、んぱっ!?や、んぁぁああっ!!」

僕は愛液で湿らせた人差し指を、彼女のアヌスに差込み、秘部を弄り続けながら指を前後に動かした。

「んぁんっ、フェイ、ずるひよぉ、ひゃぁあっ!!」
「ソフィア、初めてなのにお尻の穴で感じるんだ?」
「あんっ、だって、いやっ、あっ、イイの、お尻が気持ちいいのぉっ!!」
「もうイきそうかい?じゃぁ、これでイっちゃいなっ!」

僕はソフィアのクリトリスを強く摘まんだ。

「あっ、ダメッ、イクウゥッッ!!」

ソフィアは体を仰け反らせ、絶頂を迎えた。と同時に、彼女の秘部が潮を吹いた。

「うわわっ!」

僕の顔が潮にまみれた。その匂いで、僕のモノが更に大きくなった。

(うっ、い、痛いくらいだ・・・)
「フェイトぉ、もう我慢できないよぉ、フェイトの大きいの頂戴よぉ」

見ると、ソフィアが腰を突き出しながら懇願していた。

336empty:03/10/25 17:34 ID:jcIqJAZ0
(うっ、抑えろ、抑えるんだフェイト!あぁ、でも入れたいっ!!)
「・・・そうだね、でも、お尻で感じるような悪い子には、お仕置きが必要だねっ!」
「え?あっ、そこは違っ、痛あぁっ!!」

僕は堪えきれずに、ソフィアのアヌスに挿入した。

「やっ、痛いよフェイトっ!」
「(く、きついっ)さっき、感じてたん、だから、大丈夫、さ、ほら、もう、締まって、きたぞ」
「あっ、何で、初めてなのにっ、んぁっ、ひゃっ」
「さっきから、言ってる、だろ?ソフィアは、淫乱、なんだよっ」
「あんっ、私、淫乱、あんっ、違う、もん、んはぁっ!」
「ソフィアは、お尻で、感じる、イヤラシイ、娘、なのさ」
「あぁっ、スゴイ、ゾクゾクするぅ、んぁっ」
「うっ、もう、出そうだっ」
「フェイトぉ、そのまま、あんっ、出してぇ!フェイトの熱いの、頂戴ぃっ!!」
「えっ!?だっ、それはっ」
「フェイトを、んはぁっ、感じさせてぇっ!!」
「くっ、もう、出すよっ」
「頂戴ぃっ!私も、イクゥゥッ!!」
「く、ああぁぁっ!!」「んああああぁぁぁっ!!」



337empty:03/10/25 17:36 ID:jcIqJAZ0
「ソフィア・・・大丈夫?」
「うん・・・大丈夫・・・ちょっと、お尻が痛いけど・・・」
「う、ゴ、ゴメン・・・」
「うんん、いいの・・・ありがとう・・・」

「・・・ね、フェイト・・・・・・あの、どうして・・・えと・・・前、に、入れてくれなかったの?」
「え、それはだって、ソフィア、初めてだったんだろ?」
「それは・・・でも私フェイトならよかった・・・あ、えと、よかった、のに・・・」
「・・・ソフィアの初めてを、こんな風に無くしたくなかったから・・・」
「え・・・?」
「あ、いや、えっとその・・・」
「・・・ありがと・・・私、フェイトのそんな優しいところが、好きだよ・・・」
「ソフィア・・・(初めてなのにお尻に入れるのって、優しいって言うのかな・・・)」
「フェイトのおかげで、私、何とか頑張れそう・・・」
「ソフィア・・・」
「さっきもね、何かしてなくちゃ、いられなかったの。忘れたかったから。だから、色々調べてたんだけど・・・安心したら・・・急に、怖くなっちゃって・・・」
「大丈夫、僕が付いてる・・・」
「・・・私・・・フェイトの事が、好き・・・」
「・・・僕もだよ・・・」
「・・・ね、もう一度キス、してもいい?」
「ああ・・・」

そうして僕らは、一夜を過ごした。



後に、ヴィスコム提督の呼びかけで部屋を出た所を、マリアに見つかって白い目で見られたとか、廊下にいた女性兵士に「若いっていいわね」と言われたとか、そんな事が、あったような無かったような。
338empty:03/10/25 17:42 ID:jcIqJAZ0
う、お粗末様です。イベントを絡ませてますが、セリフは全部うろ覚え。ファンの方、おめ汚しスミマセン。
339名無しさん@ピンキー:03/10/25 19:25 ID:Bm3Gp7kr
emptyさん、堪能させていただきました。
フェイトがいい性格をしていて最高です!

最近、次々と作品が投下されて、スレが活性化してきました。
DC版発売の影響なんですかね。
340名無しさん@ピンキー:03/10/25 21:48 ID:pIzpa50Z
emptyさん、ソフィア良かったです。!!!
341empty:03/10/25 22:21 ID:jcIqJAZ0
ありがとうございます!!
>>339
私の場合はたまたまこの板を見つけたのが最近だっただけですけどね。ただDCは楽しみにしてます。
342名無しさん@ピンキー:03/10/25 23:36 ID:7gLx5w9m
ソフィアたん可愛い
343soy ◆6wtmK.nv7. :03/10/26 00:05 ID:a44CjXVQ
前スレに10000hit記念置いてきました。
フェイマリです。興味のある方はどうぞ。
344名無しさん@ピンキー:03/10/26 01:25 ID:OAUrp529
ただいま見てきました。
もぉーーーGOOD!!神でつ!
345名無しさん@ピンキー:03/10/26 10:53 ID:/xRNnE3V

フェイト 「行くぞ!」
ズブッ
黒豆  「ほんげ〜」
346名無しさん@ピンキー:03/10/27 16:44 ID:oLJWXA3K
神だ!!!!
347名無しさん@ピンキー:03/10/27 20:55 ID:4Gxfdgmf
めでぃーなさんあなたの作品大好きです次回作もがんばってください!!
348ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/28 22:55 ID:HS7arSU0
新作行きます。

邪眼フェイト−番外編−

フェイトには最近、密かに悩みがあった。その悩みは結果から言えば男なら嬉しいことかも知れなかったが、フェイト自身はそのことに困惑するばかりだった。
そんな中、フェイトはさんと両親とそして幼なじみのソフィアと休暇でハイダに行くことになった。フェイトは自らの悩みである『あれ』が出ないことを祈るばかりだった。

「ほら、フェイト、早く早く!」
ソフィアにせかされフェイトはホテルの中を歩いていた。彼女につき合って別の階に行くために転送ルームに来た時、フェイトはホテルの職員のテトラジェネシスのお姉さんと目があった。
「お客様」
係りのお姉さんがフェイトを呼び止める。
「あの、なんですか?」
「お客様にお電話が入っております」
「え。そうなんですか?」
フェイトは少し驚いた。友人連中にハイダに行くとは話していたが、金のかかる惑星間通信をわざわざしてくる奴がいるとは思えなかったのだ。
「ソフィア、先に行っていてくれないか?」
「もう、フェイトったら!早くしてよ!」
ソフィアが一足先に転送装置に入る。
そして部屋にはフェイトと係のお姉さんしかいなくなった。
そして係のお姉さんの顔を見てフェイトは<しまった!>と思った。
349ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/28 22:55 ID:HS7arSU0
お姉さんの顔が赤らみ、フェイトを艶めかしい瞳で見つめている。「あれ」が起きてしまったのだ。
「お客様、お名前は?」
お姉さんが尋ねた。
「…フェイト、フェイト・ラインゴットです」
フェイトはこの先起こることを思い、暗澹たる気分で答えた。
「それではフェイト様、当グランドティアの、いえ私ミーナ・オーエンスの特別サービスをしたいと思います。さ、こちらへ」
ミーナは持ち場を離れフェイトを誘う。フェイトは従うしかなかった。

ミーナはフェイトをホテルのプライベートビーチの人が来ない一角に連れだした。そしておもむろに彼のズボンのチャックを下ろし、男性器を丁寧にしゃぶり始めた。
フェイトには判っていた。彼女がホテルのサービスみたいなことを言ったけど、本当は違うという事。実のところ、彼女は自分とたまらなくエッチがしたいだけなのだと。
フェイトは最近おかしな「力」を使えるようになっていた。自分と目があった女性を発情させ、エッチをしたくてたまらないようにしてしまうのだ。
その「力」は今のところ自分では制御できないし、いつ発動されるかも判らない。
フェイトはその力のせいで幼なじみのソフィアとも図らずも何回か犯ってしまっていた。実の母相手に力が発動していないのは奇跡だとさえ思っていた。
そして今日、予期せぬ形で力が発動しミーナとセックスすることになってしまったのだった。
350ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/28 22:56 ID:HS7arSU0
「どうですか、フェイト様、私のフェラは気持ちいいですか?」
ミーナが艶めかしく聞く。
「ええ、凄く良いですよ…」
ここまで来たらとことんやってしまうしかない。フェイトは覚悟を決めるしかなかった。
「ミーナさん、僕もう…!」
「フェイト様、構いません。全て飲んで差し上げます」
「くっ!」
フェイトは絶頂に達し、白濁液をミーナの口腔にぶちまけた。力が現れるとフェイトは精力絶倫になってしまう。自分でも信じられないほど射精したのにミーナは全て飲み干してしまった。

「フェイト様、私のいやらしいオマ○コに逞しいオ○ンチンをぶち込んでください」
愛液でべとべとの下着を脱ぎ捨て、秘裂を指で広げてフェイトを誘うミーナ。フェイトはミーナの両手を高さの良い岩につかせ、バックから彼女を貫いた。
「ああん、凄いですフェイト様!もっと、もっと激しく突いて下さい!」
ミーナが悶える。フェイトもミーナの膣があまりにも気持ちいいので激しく突きまくった。そして彼女の胸を制服の上からまさぐっていく。
「はう、フェイト様、もっと私のミーナの胸をいじって下さい!」
あられもない声でミーナは悶えた。
351ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/28 22:58 ID:HS7arSU0
「ミーナさん、僕もう!」
さっき出したばかりだというのにあまりの気持ちよさにフェイトはすぐに限界に達してしまった。
「いいです、フェイト様!私の中にたっぷり出して下さい!!」
「く、でる!!」
そしてフェイトはミーナの一番奥に自らの性を解き放った。
「ああん、良いです、フェイト様、私、もう、ダメ、イッチャウ!!」
ミーナは絶頂に達し、その場にがっくり崩れ落ちた。

その後ミーナは身だしなみを整えるとフェイトに軽くキスをしてその場を立ち去った。
「また、やっちゃった…」
フェイトの心を後悔の念が襲う。どれだけ中出ししてもどういう訳か相手は妊娠しないし、感情的なしこりも残らないとはいえ、フェイト自身は少なからず罪悪感を感じてしまっていた。
<一体どうしてこんなチカラを僕は持っているんだろうか…?>
思い悩むフェイト。だが彼の心の中に
<もし、この力を巧みに使いこなせれば…>
というどす黒い欲望が芽生え始めていた。そして自分でも気づかないうちに口元を歪ませにやりとするフェイト。
そのためにはどうしようかと深く考え込もうとして、フェイトはソフィアのことをほったらかしにしていたことを思い出した。

「いけない、早く行かないとソフィア、怒ってるぞ」
そう考えた直後、フェイトはふ別のことを思った。ソフィアなら格好の練習相手になるかも知れないと。
だが今はともかくソフィアの元へ急ごう。フェイトは一目散にソフィアのいるところを目指した。
<この休暇が終わるまでに力を使いこなせるようになれるか?>
という新しい関心事がフェイトには出来たのだった。
−END−
352名無しさん@ピンキー:03/10/28 23:57 ID:EC/Gia2v
新作をエッチ前まで投下いたします。それではどうぞ。


 ここはアーリグリフ城の地下室。拷問をするために罪人を捕らえておくところだった。
しかし、人権侵害という民衆の声が拡大したために、めったなことでは使われなくなっていた。
「う、ん・・・、ここは・・・?」
「ようやく気がついたか、阿呆」
 だが、現在ここには一組の男女がいる。目を覚ました青髪の女に、つり目の男が
あざ笑うように答えた。
「あなたはアルベル・ノックス・・・、え!?」
 その瞬間、徐々に取り戻していた女の意識がはっきりと覚醒する。
「なんで私がこんな格好なのよ!?」
アルベルと呼んだ男を睨みつけて叫ぶ。女は天井から吊り下げられた二本の縄に
ついている腕輪に、それぞれ手を拘束されていたのだ。
「気が付いたと思ったらいきなり叫びやがって、うるせえじゃねえかマリア・トレイター」
 アルベルは耳に指を入れる動作の後、野暮ったそうに説明を行う。
「貴様が街中をのこのこ歩いてるときに、後ろから殴打して気絶させてやったんだよ
それでアーリグリフ城まで抱えて連れてきてやったんだ」
353めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/28 23:58 ID:EC/Gia2v
「へえ、ずいぶんと乱暴なことをするじゃない。それで、私を縛ってどうする気なのかしら?」
 マリアと呼ばれた女は、圧倒的に不利な立場にいながらも、気丈に振る舞う。
「この状況を見てわからないのか、阿呆。女を拘束してやる事といったらひとつだろうが」
 アルベルは下衆な笑みを浮かべながら、自分の股間を軽く二、三度叩く。
「ふーん、幼稚な考えなのね。プリンみたいなのは髪型だけだと思っていたけど、
脳みそもプリンみたいにすじが無くてつるつるなのね」
「なんだと・・・!」
 アルベルは一瞬こめかみに青筋を浮かべるが、すぐに落ち着きを取り戻す。
「まあいい、これからその減らず口から喘ぎ声を出させてやればいいだけだ」
「残念だけどあなたの思いどおりにはならないわ」
 マリアには勝算があった。彼女にはアルティネイションという物質を改変する力がある。
これを使ってロープを他の物質に変えて自由になり、アイテム欄から予備の銃を取り出す。
そうすれば、アルベルの倍近くレベルのあるマリアにとってはたやすい相手だった。
「ほう、ずいぶん余裕じゃねえか、怖がらないのか?」
 マリアのほうに詰め寄ってくるアルベル。最初は10メートル程あった差が、ゆっくりと
縮まってきた。
「ええ、どうしてあなたごときに怖がる必要があるのかしら」
 マリアは意識を集中し、アルティネイションを発動させ―――。
354めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/28 23:59 ID:EC/Gia2v
「え・・・?」
 アルティネイションは発動しなかった。マリアは再度試みるが何もおこらない。
「そんな・・・」
「くっくっく、さっきまでの威勢はどうした、阿呆」
 邪悪な笑みを浮かべたアルベルは、もうマリアの目の前に来ていた。
「この・・・、どうして発動しないのよ!」
 苛立ちを隠せないマリアから、荒げた声が飛び出す。
「そういえば、貴様は物を変化させる特殊な力があるんだったな」
「なっ、どうしてそれを!?」
「以前、フェイトが教えてくれたんでな。無論、能力を封じる薬があるということもな」
 アルベルはマリアたち一行と行動をともにしていた時期があった。その時に、
ひょっとしたことからフェイトが喋ったのだった。
「あの馬鹿・・・!」
 マリアが歯軋りをするがどうにもならない。自分が気絶している間に、
アルティネイションが封じられたという事実が、マリアの顔を青ざめさせた。
「このっ、なんで私がこんな単細胞に・・・」
 マリアが拘束を解こうとするが、腕輪はびくともしない。
「ふん、前々からその生意気な態度にむかついていたんだよ、阿呆。それに―――」
 マリアを睨んで憎らしげに言うアルベル。そして左手の義手に力をこめる。
「俺のニーソを侮辱した償いをしてもらうぞ、糞虫が」
 アルベルの義手がマリアのプロテクターを砕く音が部屋中にこだました。
355めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/29 00:00 ID:/ye0z4G0
 ―――話は、フェイトがアルベルを再度仲間にしようとした時に移る。
「どういうことだ阿呆、仲間になるなら服装を変えろだと!?」
 語気を荒げて、アルベルが言う。
「ええ、本格的に仲間になりたいのなら、そのダサい衣装を変えてほしいわ」
 マリアにとって、アルベルの服装センスは最悪なものだったのだ。見るだけで
イライラするのだ。
「特にそのニーソ!男が履くなんて頭がおかしいとしか言いようがないわ。気持ち悪いのよ」
「気持ち悪いだと・・・!」
 アルベルの思考が怒りに埋まってゆく。
「これは母方で代々受け継がれている由緒あるニーソだ!これを履くことが家計の
しきたりなんだ!馬鹿にするんじゃねえ!」
「そんなこと私は知らないわ。とにかくそのニーソは脱いでちょうだい」
 アルベルの意見は無視するマリア。もともとアルベルのことがあまり好きではないのだ。
「断る」
「なら別に仲間にならなくてもいいわ。人手は十分足りているのよ」
「そうか、なら帰らせてもらう」
 きびすを返して立ち去ろうとするアルベル。
「そう、せいぜいその辺の雑魚にやられないことね」
 それにたいして、マリアは冷たい言葉をかけて送り出す。
「ふぅ・・・、ニーソを履くしきたりなんて、ずいぶん変な家族もいたものね」
 これはアルベルに聞こえないようにつぶやいたのだが、彼にはしっかり聞こえていた。
「なんだと・・・!」
 家族まで馬鹿にされ、アルベルの心は憎悪に満ちていく。彼は去り際にこうつぶやいた。
「あの糞虫が・・・、絶対につぶす」
 そんなことが過去にあったのだった―――。


今回はここまでです。
356めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/29 00:05 ID:/ye0z4G0
感想を下さったかた、本当にありがとうございます!
皆様方のエールが僕の筆を進ませてくださいます!
でも今回完全な鬼畜なんですよね、期待に答えられるのでしょうか・・・。
ちなみに>>352も僕ですのであしからず。
357めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/29 00:38 ID:/ye0z4G0
後、お願いがあります。
なにとぞ、なにとぞ、鬼畜作品を書いていただく人が現れないでしょうか。
_| ̄|○この通りです・・・。
358名無しさん@ピンキー:03/10/29 00:41 ID:41tP4bRR
>めでぃーな氏
もうすでにかなり笑わせてもらいました。エロが楽しみ。

ハーフトップ・ヘソだし・おさげ・オーバーニーソックス・アームウォーマー。
こう書くとアルベルって女子高生…。
359名無しさん@ピンキー:03/10/29 00:42 ID:jFXpy1Wh
>>356
ではめでぃーなさんに資料提供。
SO3公式設定資料集より

マリア→アルベル 扱いやすく、からかい甲斐のある相手と思っている。
アルベル→マリア そりが合わず生意気なことをいってくる、いけすかない女。

とゆーことになってるようです。
マリアはフェイトに対し、恋愛感情にも近い、連帯感や親近感をひそかに抱いている、ともありますので、
その辺を突いてみるのも面白いんじゃないですか?
(ひそかにソフィアのことを快く思ってない、とあるのは少し意外でした)
360名無しさん@ピンキー:03/10/29 00:57 ID:jFXpy1Wh
そいえばマリアは蹴り技得意なんだよね。
手を封じられただけだと結構危ないかもw
361めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/29 01:01 ID:/ye0z4G0
好意的な感想をありがとうございます!
>>358
そうなんですよね。女性っぽい服装なんですよね。
最初アルベルを見たときに女性キャラだと思った人もいるでしょう。
その一人は僕ですが(苦笑
>>359
おお、SO3公式設定資料集なるものがあったのですか、感謝です。
僕の設定では、マリアとフェイトは恋人同士なので、突きまくりです!
>>(ひそかにソフィアのことを快く思ってない、とあるのは少し意外でした)
これはわかる気がします。マリアとソフィアは性格が対称的ですので、
意見がかみ合わないことが多いのではないのでしょうか?
後、ソフィアは胸にマシュマロ爆弾を装備していますしね。

エロシーンは明日以降になりそうです。なるべく激しくいこうと思っていますので、
生暖かく見守ってください。

追伸:>>360 そういえばそうでした・・・、どうしましょう・・・。
362名無しさん@ピンキー:03/10/29 01:05 ID:41tP4bRR
不都合なら今から足もつないでしまえば…と言ってみるテスト。

そして俺もイラストのアルベルを見て、「セクシー系おさげ爪萌え」と思った一人です。
363名無しさん@ピンキー:03/10/29 01:27 ID:jFXpy1Wh
>>361
>公式設定資料集
こないだ発売されたばかり。
¥2800はちと痛いがDVDも付いてきて結構おトクかも。
364名無しさん@ピンキー:03/10/29 01:30 ID:jFXpy1Wh
>>361-362
せっかくだからいっぺん○玉蹴らせて、
「こ、このクソアマ・・・」くらい言わせて見るてすと。
ついでに足の届かないとこから刀を一閃させて服を肌と紙一重でばっさりやって、
マリアたんに失禁してもらう展開もアリ?←外道
365名無しさん@ピンキー:03/10/29 01:44 ID:jFXpy1Wh
>>364続き
バッサリやってから
「心配はいらねえよ。俺の腕前なら万が一にも仕損じることはねぇ。
 でもあんまり手前が俺を怒らせるようだと手元が狂っちまうかもしれねえなぁ」
なんてね←鬼畜
366empty:03/10/29 02:02 ID:Vk0mgyDR
>>361
いくら蹴りが得意でも、あの部屋の拘束器具で縛られていたら踏ん張りが利かなくて多分十分な蹴りは出せないから大丈夫だと思いますよ。多分ですが。

>>公式設定資料集
あぁ、高かったですねぇ。個人的にはクリエイターについて全く触れられていなくてキレかけましたが・・・。
って言うか、SO3の設定少な過ぎじゃないですか?レナスとフレイの幼女&ネコ耳(フレイにはなかったかな)化の理由は分かりましたが。
367めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/29 02:12 ID:/ye0z4G0
365さんとは波長が合いそうですね!
蹴り問題についてですが、解決方法が見つかりましたので、
何とか先に進むことができます。

公式設定資料集が2800円ですか・・・。
立ち読みできるところがあれば、立ち読みしましょう(W
DVDはどんな内容だったのですか?
368empty:03/10/29 02:17 ID:Vk0mgyDR
>>367
SO1st〜SO3rdまでのPCの解説と各キャラの幾つかの場面集だったと思います。しっかりとは見てないのですが。
369めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/29 02:33 ID:/ye0z4G0
>>emptyさん
情報ありがとうございます。
微妙ですね、・・・やっぱり立ち読みですか。
emptyさんは心情描写がうまいですね、僕も精進しないと。
お互い気が向いたら、ぼちぼち作品を書いていきましょう。
370empty:03/10/29 02:44 ID:Vk0mgyDR
>>369めでぃーなさん
ありがとうございます。そう言われると何かこっぱずかしくてむず痒いです。
私は鬼畜を書けないので(筆が進まないんです)めでぃーなさんの事尊敬してます。
今度挑戦しようと思ってますのでまた堕ちてたら読んでやって下さい。
371empty:03/10/29 06:01 ID:Vk0mgyDR
↑であんなこと言ってますが鬼畜ではありません。カップリングは・・・ノーコメント。ただ、今まで誰も試みたことの無い組み合わせだろうと。
怖いモノ好きな方はどうぞ。クリエイターに対するイメージをしっかり持っている方は危ないかも知れません。



ある日フェイトは、アイテムクリエイションをするためにペターニの工房にやって来た。

(あ、ゴッサムさんがまた媚薬作ってる・・・)

チャラリ〜ン スーパー媚薬(評価1)が出来ました。
名前は立派だが、評価を見れば一目瞭然、失敗作である。

「・・・グヌゥ、何故だ・・・何故出来ん・・・」
「(・・・そりゃLV9だし・・・)・・・あの、ゴッサムさん、何作ってたんですか?」
「ん?おぉ、フェイト君か、いやなに、媚薬を作っとったんじゃが、どうもうまくいかんでのぅ・・・おぉそうじゃ、フェイト君も一緒に作らんか?」
「えぇ!?いや、それはちょっと・・・」
「もし成功すれば、好きな娘とあんな事もこんな事もヤリ放題じゃぞ?」
「え!?す、好きな娘と、あ、あんな事や、こんな事?・・・(妄想中)・・・は、はい!是非一緒にやらせて下さい!!」

「エイミング・デバイス!」「ライトニングブラスト!」

ズキューン!! バリバリバリッ!!

フェイトの両頬を弾丸と雷光が掠めた。

「フェイトぉッ!!」「・・・フェイト・・・」
「げ!?ソフィアにマリア!!」

そこには、鬼の形相をしたソフィアと般若の形相をしたマリアが、それぞれ杖と銃を手にして立っていた。

372empty:03/10/29 06:02 ID:Vk0mgyDR
「「その媚薬、私達のどっちに使うつもりなの!?」」
「え、そりゃぁネルさんに・・・って、怒鳴るトコはそこかよ!?・・・あ・・・」
「「・・・・・・(怒)・・・・・・」」

チャキッ ジャキッ

「ま、待ってよ二人とも!は、話せばわか・・・」
「「問答無用ーーーーっ!!!」」

三秒後、ゴッサムの横には蜂の巣になった上に黒焦げになったフェイトが横たわっていた。

「ふ〜っ・・・(こいつなら腕もあるしいいモンが出来るかと思ったんじゃがなぁ・・・)」

ゴッサムは、出来上がった失敗作を片手に溜息をついた。傍らに横たわるモノは暫く使い物になりそうもない。
この工房に調合クリエイターは、ゴッサムの他にミレーニアがいたが、彼女に協力を頼むことは出来ない。それどころか、作っているところを見つかると調合器具ごと外へ放り出されてしまう。
ここ暫く彼女はアリアスに遠出しており、これ幸いと作りまくっていたのだが、出来るものはやはり失敗ばかりであった。

(んむぅ、どうしたもんかのぅ・・・)

最近ゴッサムは焦りを感じていた。と言っても、媚薬などそもそもゴッサム程度の腕で作れるような代物ではないのだが・・・。

(何かこう、発想の転換が必要なんじゃろうが、そうほいほい出てくるモンでもなし・・・)

ふと、ゴッサムは虚しさを感じた。

(・・・ワシも昔は結構イケメンだったというのに、今ではこんなモンがなけりゃカワイ子ちゃんと話しさえ出来んとはのぅ・・・・・・ん!?)

その時ゴッサムの脳にトライア様(偽)からのお告げが降りた。

「そうじゃ!これじゃ!!これこそ発想の転換!!!」

そう言ってゴッサムは調合場を出て行った。
373empty:03/10/29 06:05 ID:Vk0mgyDR



ガーン!ガーン!

同じ工房の鍛冶場では、クリフとネル、ガストが武器を作っていた。と、そこにゴッサムが現れた。

「クリフ殿、クリフ殿」
「んあ?誰かと思えばゴッサムの爺さんじゃねぇか。何だ、この俺に何か用か?見りゃ分かるだろ、今は忙しいんだがな・・・」
「いや、少々聞きたいことがあっての。なに、時間はとらせんよ。お二人、少々彼を借りても良いですかな?」
「・・・出来れば遠慮してもらいたいね、こうやって話している間にもモノの出来は変わるんだよ」

憮然としてネルが言う。

「十秒だ。それ以上は俺が許さん」

槌を振るいながらガストが言う。

「ぬ、ぬぅ、なら終わってからでよいぞ。特に急いでいるわけではないからのぅ」

数十分後、刀身を叩く作業が終わってから漸くゴッサムはクリフと話が出来た。



374empty:03/10/29 06:06 ID:Vk0mgyDR
「・・・ふぅ、出来たワイ・・・さて、どうしたもんか・・・」

どうやらゴッサムは、クリフの助言を得て未踏の分野に足を踏み入れたらしい。しかし、流石のゴッサムも初めて作った物の実験を自分でしたくはなかった。何処かに良いモルモットは居ないものか・・・。

「あれ、また媚薬作ってたんですか?ゴッサムさん」

そこに、瀕死の重傷から何とか立ち直ったフェイトが、またも運悪く現れた。

「(居た―――――――っ!!)・・・チッチッチッ・・・何を言うかフェイト君。ワシとていつもいつも媚薬ばかり作っとるわけではないぞ?これはな、まぁ言うなれば体力回復剤じゃ。ほれ、一口飲んでみぃ。いつも戦ってばかりで疲れとるじゃろう?」
「え、いや、お、お気持ちだけで結構です・・・(この人が作った薬なんてヤバくて飲めないよ!)」
「そんな事言わずに・・・飲めえええぇぇぇぇぇいっ!!」
「うわがばはぁっ!?・・・・・・げほっげほっ、酷いじゃないですかゴッサムさん・・・あれ?なんだか体が軽くなった気がする・・・凄いじゃないですかゴッサムさ・・・ん・・・?あ、あれ?・・・え?・・・え?え?え?・・・うわああぁぁぁぁ・・ぁ・・」
「むぅ、原液では少々強過ぎたか・・・しかし、取り敢えず成功じゃな。後は薄めればよいだけじゃ。むふふ、これでカワイ子ちゃんとあ〜んな事やこ〜んな事が・・・むふふふふ」



375empty:03/10/29 06:08 ID:Vk0mgyDR
「ふぅ」

白を基調にした聖職者の服に身を包んだ、壮年の女性が工房にやって来た。その表情には少し疲れが見て取れた。

「ミレーニアさん?」
「あら、ソフィアさん」
「今帰ってこられたんですか?お疲れ様です」
「いえ、いつも御免なさいね、あまり仕事もしないで・・・」
「そんな事ないですよ。ミレーニアさんのお陰で助かってるって、よく聞きますよ?」
「そんな、私なんて何も・・・」
「あ、荷物なら私が工房に持って行きます。ミレーニアさんは宿に戻って、休んでて下さい」
「え、でも、悪いわ」
「気にしなくていいですよ。無理しないで、今日一日ゆっくりして下さい」
「そう、ごめんなさいね・・・あ、そういえばフェイトさんはどちらにいらっしゃるのかしら?少しお話したい事があるのだけれど・・・」
「え、し、知らないあんな奴・・・」
「まあ、何かあったの?」
「何でもありません!ミレーニアさんは関係ないです!!」
「そう、でも、夫婦喧嘩も程々にね」
「え、や、そんな、夫婦だなんて、うふふ、やだぁ〜」

376empty:03/10/29 06:09 ID:Vk0mgyDR
すっかり顔を緩ませたソフィアは「無理はしないで下さいね〜」と言って、工房の入り口に消えていった。
手ぶらになったミレーニアは、宿の自分用にあてがわれた部屋に戻り、いつもの正装を脱いでラフな私服に着替えた。
少々若い人向けの服ではあるが、彼女自身、私服なんて着る事は殆ど無く、宿に戻っても寝る時以外は、ほぼいつもの正装で過ごしていた。ただ、今の疲れた体にあの服は少し窮屈だった。

「・・・暇ね・・・」

ラフでもやっぱり白い服を着て、部屋の椅子に腰を下ろした彼女は呟いた。それもそのはず、実はまだ日が南を僅かに過ぎたところ。普段は忙しく仕事をしている生真面目な彼女に、ゆっくりしていろという方が無理なのかもしれない。

「・・・やっぱり工房に行こうかしら・・・」

そう言って、彼女は部屋を後にした。服を着替えるのを忘れたままに。



377empty:03/10/29 06:10 ID:Vk0mgyDR
「・・・変ね、誰も居ないのかしら・・・」

ミレーニアが工房に入った時、何故かそこに人の気配が感じられなかった。いつもなら何人ものクリエイターが作業をしているはずなのに・・・。取り敢えず彼女は調合場へ足を向けた。
そこにもやはり誰も居なかった。自分の居ぬ間に、必ずゴッサムが媚薬を作りまくっていると思っていたのだが・・・。ミレーニアは少々拍子抜けしたが、戸棚を見るとやはり調合材料の補給はされていなかった様で、いくつかの材料が底をつきかけていた。

(何もせずにいても落ち着かないし・・・買出しに行ってきましょうか・・・・・・あら?)

ミレーニアの目が、机の上に置いてあった見慣れない薬に止まり、彼女はそれを手に取った。
ゴッサムの作った薬かも知れない以上、迂闊に手は出せないが。ミレーニアは薬の蓋を開け、臭いを仰ぎ嗅いでみた。媚薬に特有の臭いはしない。一滴人差指に垂らしてみる。特に変化はない。劇薬でもないようだ。
ミレーニアはその一滴を舌につけてみた。痛みや痺れは無かった。寧ろ、体が少し軽くなったようだった。

(フェイトさんか誰かが作ったのかしら・・・)

ともあれ、それ程危険な薬ではないと判断したミレーニアは、薬の瓶を棚に入れ、調合材料を購入する為工房を後にした。



378empty:03/10/29 06:12 ID:Vk0mgyDR
(・・・何なのかしら、周りの人から見られてる気がする・・・)

通りを歩いていたミレーニアは、周囲から不自然な程の視線を感じていた。一体何だというのか。自分の顔に変な物でも付いているのか?

(・・・あ、服!!)

そう言えば服を替えるのを忘れていた。こんな中年女性がこんな服を着ていたら、さぞ異様に見えるのだろう。思い当たった彼女が、急いで宿に戻ろうと体の向きを変えたその時・・・

「お嬢さん」

彼女は誰かに肩を掴まれた。振り返ると、そこには一人の青年が立っていた。

(・・・か、かっこいい・・・)

ミレーニアは彼に一瞬見とれていた。すらりとした長身に、ライトグレイのサラサラとしたセミロングヘアー。そして何より、そのマスク。今まで会った誰よりも整った顔立ちをしていた。

「今、お暇ですか?」

紛れもない軟派であるが、青年の容姿に圧倒されていた彼女にそんな事まで考える余裕は無く、何よりこういった事に対して全く免疫の無いミレーニアは、但々うろたえるだけだった。

「え、あの、えっと」
「もし宜しければ、これからお茶でも如何です?」
「え!?あの、それは、どういう、意味、でしょう・・・?」
「いえ、僕はただ、貴女のような美しい女性と一緒の時間を過ごしたいと思っただけですよ」
「う、美しいだなんて、私のような、年寄りなんか・・・」
「・・・え・・・?」

青年は疑問の表情を浮かべていた。

379empty:03/10/29 06:15 ID:Vk0mgyDR
「あ、あの・・・?」
「えっと・・・それは何かの冗談ですか?貴女が年寄りだなんて・・・こんなに綺麗なのに、周りの女性に聞かれても知りませんよ?」
「え?」

そう言って微笑んだ青年は、通りに面していた店のショーウィンドウのガラスを指差した。

「え、これは・・・」

そこにはこちらを指差す青年がいた。そしてその横には、白いブラウスと白いロングスカートに身を包んだ、目の醒めるほど美しい少女が佇んでいた。
艶やかな栗色の長髪に、美しく細やかな白い肌、ほっそりとした四肢。そして印象的なグリーンの瞳・・・・・・

「これ・・・私・・・?」
「ふふっ、君って面白いね。どう見てもそうだろう?」

自分の上げた手にあわせてガラスの中の少女は手を上げ、互いの指が寸分違わずに触れ合う。
・・・一体何が起きたと言うのか・・・これは夢なのだろうか・・・様々な事が頭の中で飛び回る。

「で・・・でも・・・」
「で、どうかな?これから。あっちにいい喫茶店があるんだけど」
「え、あの、でも、私買い物が・・・」
「・・・そんなに急ぎなのかい?」

青年は少し残念そうな顔をした。その表情にミレーニアは慌てた。

「え、あ、いえ、そういうわけでは・・・」
「そう、なら大丈夫だね!」

一転青年の顔は明るくなり、それに反応してか、ミレーニアの頬に朱がさした。青年にぐいぐい腕を引かれて、ミレーニアは完全に彼のペースに流されていた。



380empty:03/10/29 06:16 ID:Vk0mgyDR
強引に喫茶店に連れてこられたミレーニアは、慣れない雰囲気にもじもじしていた。

「・・・あ、あの・・・」
「ん?どうかした?」
「・・・いえ、えっと・・・」
「あ、もしかしてこういう所に来た事が無い?」
「は・・・はい・・・」
「へぇ、君ってホントに変わってるね。もしかして、どこかのお嬢様、とか?」
「いえ、そんな・・・ただの修道女、です」
「はあ、それで。ここの礼拝堂って、鏡無かったかな?」
「え・・・?」
「あ、いや、何でもないよ」

そこにウェイトレスがコーヒーとケーキを持ってきた。

「さ、食べて。遠慮しなくていいよ」
「え、でも・・・」
「・・・・・・・」
「・・・あの、何か・・・?」
「え、あ、いや・・・ホントに可愛いなと思って」
「な!?」

ミレーニアの顔がボンと音を立てて真っ赤に染まった。若い頃から神に仕え男性関係など皆無に等しかった彼女にとって、可愛いという言葉は顔を染めるに十分なものだった。

「・・・ホントに可愛いよ、その仕草とか特に」
「や・・・やめて、下さい・・・」

ミレーニアは更に顔を赤くして、消え入りそうな声を何とか絞り出した。しかし、その一挙一動が青年には堪らないのだが。

381empty:03/10/29 06:17 ID:Vk0mgyDR
「そうだ、自分で食べられないのならケーキ、僕が食べさせてあげようか?」
「え!?」
「はいv」

青年はフォークにケーキをひとかけら、ミレーニアの口元に持っていった。

「や、やめて下さい」
「遠慮しなくていいから」
「やめてっ!」

キーン

「あっ・・・」

反射的にかざした手で、フォークが青年の手から飛んでいった。

「ご、ごめんなさい・・・私、つい・・・」
「いや、僕も調子に乗りすぎたよ」
「・・・・・・」
「・・・そうだ、食べて済んだら君の買い物に付き合おう」
「え・・・」
「ね?じゃぁ、早く食べちゃおうか」
「・・・はい・・・」

ミレーニアの胸中には、済まない気持ちと、もう一つ、今まで感じたことの無い気持ちが生まれつつあった。



382empty:03/10/29 06:18 ID:Vk0mgyDR
「ここ・・・?」

ミレーニアについて来た青年は、その店を見てあっけに取られていた。お世辞にも若い女性が出入りする様な店ではないと感じたからだ。
それもその筈、ここは彼女がいつも調合に使う材料を購入する玄人向けの店だった。
買い物の内容は勿論、その店のボロボロな外見にも青年は驚いていた。余りにも彼女とミスマッチだ。

「これ、教会のお使いなのかい?」
「いえ、そういうわけでは無いんですが・・・」
「へぇ、じゃ趣味かなんかで薬をいじってるんだ・・・・・・まるであいつみたいだな・・・」
「え?」
「あ、いや何でもないよ。こっちの話」
「はあ・・・」



383empty:03/10/29 06:19 ID:Vk0mgyDR
ミレーニアは買い物を済ませた時には、日がだいぶ傾いていた。

「さ、君の買い物も済んだし、今度は僕の買い物に付き合って貰おうかな」
「えっ!?」

てっきり帰して貰えると思っていたミレーニアは、青年の言葉に驚いた。

「あれ、もう帰してもらえると思ってた?」
「え、だって・・・」
「はは、そんなわけ無いじゃない。だってこれ軟派なんだから」

そう言って青年は再びミレーニアの腕を引っ張り、どこかに連れて行こうとした。何とかしたいと思いながらも、何故か青年の笑顔には逆らえないのだった。



「あ、あの・・・」
「・・・うわぁ、凄い、綺麗だ・・・」

ミレーニアは大きな服屋に連れてこられ、服を着せられていた。大きく胸の開いた、純白のパーティドレスだった。
これまた初めてのパーティドレスを着せられて、ミレーニアの恥ずかしさは頂点に達していた。

「さ、じゃあ、レストランに行こうか」
「え、あ、きゃっ!」

青年は俗に言うお姫様だっこでミレーニアを連れ出した。ミレーニアの頭の中からは、無断外出してしまっている事も、買い物の荷物の事も、何故若返ってしまったのかという疑問も綺麗に吹っ飛び、自分の置かれている状況にひたすら混乱していた。
そして、レストラン、酒場と連れ回された彼女は、酒に弱かった事もあり、完全に酔いが回ってしまった。



384empty:03/10/29 06:21 ID:Vk0mgyDR
ミレーニアは青年に支えられながら、人気の無くなった通りを進んでいた。

「うおっと、だ、大丈夫?」
「う〜ん、だ〜いじょ〜ぶよ〜ぉ。あははは、め〜がま〜わる〜ぅ」
「(フフ、これなら大丈夫そうだな)今から君の家に帰るのは難しそうだから、今日は宿屋にでも泊まろうか」
「ん〜、あたしんちもやどやだよ〜。ど〜あのとびら〜っていうとこ〜」
「へぇ!奇遇だね、僕もそこに泊まってるんだよ。(オォ、ラッキー!!)じゃあ、君の部屋まで連れて行ってあげるよ」
「う〜ん、あ〜りがと〜」

二人は”高級ホテルドーアの扉”の三階にやって来た。

「こ〜こ〜」
「へぇ、一番隅っこの部屋なんだね(こりゃますます都合がいい)」
「あたしにもいろいろあるのよ〜」

部屋の明かりを点けると、青年はミレーニアをベッドに寝かせた。うつ伏せだったにもかかわらず、シーツの上に投げ出されたその四肢と髪は、堪らなく扇情的だった。

(それじゃあ、そろそろ頂くとするか)

青年はパーティドレスを脱がそうと、ミレーニアに近付いていった。が、途中でその動きが止まった。
ミレーニアは泣いていた。

「っく・・・っく・・・」
「・・・どうか、した?」
「・・・みんな・・・みんな、死んじゃった・・・」
「・・・・・・?」
「友達も・・・親切にしてくれた人も・・・みんな・・・何でだろ・・・」

先の戦争の事を言っているのだろうか。青年はぼんやりそう思った。

385empty:03/10/29 06:22 ID:Vk0mgyDR
「私・・・分からない・・・どうして、私は生きてるのかな・・・こっちになんか来ないで・・・みんなと一緒に、死んだ方が、良かったのかな・・・」
「・・・そんなことないだろ」
「どうしてあなたにそんな事が分かるのよ!!」

少女の涙に濡れた鋭い、しかし、余りにも弱々しい瞳が青年を見つめる。青年の心に、先程までとは違う感情が生まれた。

「・・・分からねぇさ・・・・・・俺にはあんたの苦しみなんて分からねぇ。けどあんたが死んでたら、この町に来なきゃ、俺はあんたに会えなかった」
「・・・・・・」
「それに、あんたが生きてるのには何か意味があるんじゃないのか?あんたが信じるアペリス様は、あんたが死ぬのを喜ぶってのか?」
「それは・・・・・・でも、じゃあどうして私の・・・」
「あんたがそいつ等の分まで生きりゃいいじゃねぇか」
「え・・・」
「俺にゃアペリス様のお考えなんてものは分からねぇ。でも実際あんたは生きてんだ。なら生きりゃいい」

少女は暫く豆鉄砲を食らったような顔をしていたが、次第に顔をくしゃくしゃにして泣き始めた。
青年は少女をそっと抱き寄せ、少女は青年の胸の中で泣き続けた。



386empty:03/10/29 06:23 ID:Vk0mgyDR
一頻り泣いた後、涙が枯れたのか、いつの間にか少女は泣き止んでいた。

「ねぇ・・・」
「・・・何だ」
「そう言えば、名前訊いてなかったよね・・・なんて言うの?」
「え・・・・・・」
「・・・ねぇ?」
「あ、っと・・・サム・・・」
「・・・ベタ・・・」
「うるせぇ・・・お前は?」
「私・・・私は・・・」

(・・・・・・ミレア・・・・・・)

親友の声が頭に響いた。

「・・・ミレア・・・」
「お前も十分変わってる」
「ほっといてよ・・・フフッ」

少女―ミレアは顔を上げ、青年―サムの漆黒の瞳を見つめた。

「ねぇ、サム・・・」
「あ?」
「・・・抱いて・・・」
「・・・ああ・・・」

二人の顔が交わった。
口内で舌が絡まる。息苦しさに、ミレアは眼に涙を浮かべた。

387empty:03/10/29 06:24 ID:Vk0mgyDR
「んっ、んんっ・・・ぷはっ、はぁ、はぁ」

決して長いキスとは言えなかったが、ミレアは肩で息をしていた。

「・・・ミレア、もしかして初めてなのか?」
「・・・うん・・・だから・・・」
「・・・ああ、分かってる」

サムは彼女の背中に手を回し、ドレスを脱がせていった。彼の胸にあったのは、性欲ではなく、ミレアに対する愛情だった。
ドレスが軽い音を立ててシーツの上に落ちる。下着に包まれた形の良い乳房が姿を現した。サムが下着の取り外しにかかると同時に、ミレアもサムの服を脱がし始めた。
ミレアがサムの服を脱がし終わると、サムは彼女をベッドの上に押し倒した。
サムはミレアの口に再びキスを落とすと、胸を弄り始めた。

「・・・んっ・・・なんか、くすぐったい・・・」
「初めてなんだろ?だったら・・・そんなもんさ」
「そう・・・んっ・・・・・・ひゃぁっ!?」

サムはミレアの耳たぶを軽く噛んだ。

「へぇ、こっちの方が感じるんだ」
「え、感じるって・・・今のが?」
「あぁ、女は感じたときにさっきみたいな声を出すのさ」
「そう、なの?・・・・・・えっ?きゃっ!!」

サムは床に落ちていたスカーフを拾い上げ、ミレアの目を覆った。続いてベルトで両手も縛った。

388empty:03/10/29 06:26 ID:Vk0mgyDR
「え、な、何するの!?」
「ミレアはまだ開発されていないみたいだからな。手っ取り早く感じさせるにはこれが一番なんだよ」

そう言ってミレアをうつ伏せにしたサムは、彼女の背中に、背骨に沿って舌を這わせた。

「ひゃあぁぁぁっ!?(何、これ、ゾクゾクする!?)」
「ほらな、これだけで気持ちいいだろ?」
「う、うん・・・あっ、ふぁっ、ひゃっ」

サムはミレアの体中を、指と舌でいじり続けた。時に強く、時に触るように。サムの攻めは、次第にミレアの感度を高めていった。そして、仰向けにされたミレアは再び胸を攻められた。

「んぁっ、はぁっ、んっ、んっ」
「どうだ?さっきより気持ちよくなっただろ?」
「え、う、うん・・・んぁっ・・・」
「よし、じゃあそろそろ・・・」
「ひゃっ!!」

サムはミレアの下着の下に手を滑り込ませ、クリトリスを弄った。

「んやっ、んぁっ、あっ、ダメッ、はぁっ」

サムは胸への攻めを止め、ミレアの秘部に顔を埋め、丁寧に舐め回した。

「んぁっ、あっ、あんっ、あっ、あっあっ、んにゃぁあぁっ!!」

ミレアの体が一瞬強張り、力なくベッドに横たわる。それを見届けたサムは、下半身を彼女の前に曝け出した。それを見たミレアの目が見開かれる。

389empty:03/10/29 06:29 ID:Vk0mgyDR
「お、おっきぃ・・・・・・」
「大丈夫、優しくするから」
「・・・うん・・・」

チュクッ、ズ、ズ、ズ・・・・・・

「・・・痛うっ・・・」

サムの挿入でミレアの膜が破られ、血が流れた。サムはミレアをいたわる様に、ゆっくりゆっくり腰を動かす。速く動かしたい衝動を抑えながら。

(くっ、やっぱり初モノは締まるっ)
「・・・どうだ、痛いか?」
「んっ・・・大・・・丈夫・・・もっと、速く動かして、いいよ・・・」
「そう、か、くっ、じゃ、動かすぞ・・・」
「んっ・・・っ、んっ・・・はぁっ、んっ、んぁっ・・・」

ミレアの声に段々と喘ぎ声が混じる。

390empty:03/10/29 06:29 ID:Vk0mgyDR
「あっ、サムぅッ、あんっ、何か、変な、あっ、感じ、あっ、また、キちゃう、んぁっ」
「ああ、俺も、イキそうだっ」
「あっ、キてっ、私も、もう、イクッ」

サムの腰の動きが速まる。

「くっ、もう、出るっ」
「あ、熱いぃぃっっ!!」

膣にサムの熱い精を受け、ミレアも達した。
二人はベッドの上で抱き合う。

「っはぁっ、はっ・・・もう、何も気に病むんじゃ、ねぇぞ、お前は、お前の人生生きりゃ、良いんだからな・・・」
「はぁ、はぁ・・・うん、ありがとう・・・」

二人は抱き合ったまま、眠りに落ちた。



391empty:03/10/29 06:30 ID:Vk0mgyDR
鳥の声が聞こえる。もう朝なのだろうか。酷く頭が痛い・・・。何故だろう。ミレーニアはゆっくり身を起こした。部屋を見回す。自分の部屋だ。昨日一体何があったのか。
確か、とても容姿の良い青年に連れ回されたような記憶があるのだが、それ以上思い出せなかった。まるで記憶に穴が開いたように。それに、やけに体がすかすかする。

「え!?」

彼女は裸だった。が、それだけでは無かった。

「う〜ん、激しいのぉ〜わしの方がもたんわい。ぐふぐふ」

隣には同じく裸で眠るゴッサムの姿。

「・・・・・・」

程なくして、宿にはミレーニアの絶叫が響き、ボコボコになったゴッサムが素っ裸のまま(三階の)窓から通りに放り出された。



392empty:03/10/29 06:31 ID:Vk0mgyDR
「しっかしあの爺さん、本当に騒ぎしか起こしてくれねぇなぁ」

瀕死のゴッサムを医者まで連れて行き、例の薬の処分も済ませた一同が工房でたむろしていた。

「ミレーニアさん、本当に大丈夫ですか?」
「え、えぇ。でもソフィアさん、私よりフェイトさんの方が・・・」
「ホントだよ。全く酷い目に遭った。媚薬の次は”若返り薬”だなんて、あの性格は治らないのかな」

昨日ゴッサムに薬を飲まされたフェイトは、消滅寸前の赤ん坊になっていた所をソフィアに発見され、クリエイターをも巻き込んで大騒ぎになり、全員で町中医者やら薬剤師やらを探し回っていたのだ。
もっとも、翌日何事も無かったかのように元に戻ったのだが。

「そのゴッサムさんと一緒に媚薬を作ろうとしてたのは誰でしたっけ?」
「しかもあたしに使うつもりだったらしいじゃないかい」
「ソ、ソフィア、ネルさん、お、落ち着いてよ・・・あれは、えと、その・・・」
「・・・それにしても、どうして彼、若返り薬なんて作れたのかしら?」

作れないはずなのに、というマリアの言葉に、全員の動きが止まった。

「・・・そう言えば・・・」

ネルの視線がクリフを示す。

「な、何だよ、お、俺のせいだっつうのか!?」
「あのなぁ、あの人に訊かれた時点で何に使う気なのか想像しろよな!僕あとちょっとでこの世から消えてたんだぞ!!」
「なっ、だってよ、俺が作ったのだって偽物なんだぞ!?完成するなんて思わねぇじゃねぇか!!」
「偶然だろうがなんだろうが、現に完成してたじゃないか!!これだからクリフは・・・・・・」

393empty:03/10/29 06:33 ID:Vk0mgyDR
「・・・あの、ミレーニアさん?フェイトに話したい事があるって言ってませんでしたっけ・・・」

フェイトとクリフが五月蝿くやっているのを横目に見ながら、ソフィアはミレーニアに小声で尋ねた。

「え?あぁ、もうその事はいいのよ、ごめんなさいね、気を使わせちゃって」
「そうですか、ならいいんですけど・・・」

『あんたがそいつ等の分まで生きりゃいいじゃねぇか』

あの事情の全てを忘れている筈のミレーニアの頭に、何故かあの言葉だけが響いていた。何か、胸のつかえがとれた様な気がしていた。
ミレーニアは薄く微笑んだ。しかしそれにしても・・・

(それにしてもあの青年がゴッサムさんの若い時の姿だったなんて・・・)

若い時に出会わなくて本当に良かった、と思うミレーニアなのだった。
それから暫く、ミレーニアがゴッサムに怒鳴らなくなったと一部から驚きの声が上がっていた。まあ、あくまで暫くの間の話、なのだが。
394名無しさん@ピンキー:03/10/29 14:03 ID:67uZ6ena
ミレーニアって誰だっけ???
395名無しさん@ピンキー:03/10/29 14:23 ID:dWYAYaky
>>394
クリエイターの1人
396名無しさん@ピンキー:03/10/29 14:28 ID:67uZ6ena
ひょっとして婆さんじゃないの?
397 ◆PzDeastE6E :03/10/29 14:29 ID:/5v8rFqz
妙齢の薬剤師さんです。
まあ確かにあの人は昔は美人だったかもしれぬ・・・

MF4スレと同時進行+↑の若返りネタに触発されて別途書いてるネタ(まあ要するに若返り系なんですが)があるので、
また更に時間が掛かりそうです。
皆さん頑張ってください_| ̄|○
398名無しさん@ピンキー:03/10/29 14:42 ID:67uZ6ena
ユーキサン邪眼良過ぎです、このまま被害者どんどん増やしてください。
399empty:03/10/29 17:04 ID:Vk0mgyDR
あぁ、やっぱ影薄いですかね、彼女。グラッツの次ぐらいに薄いですね。
ゴッサムに純愛をさせてみたかっただけです。
でもゴッサムが元美形と言う設定には少々無理があったかも・・・。
400ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/29 18:24 ID:4I4fiS/t
empty殿、お疲れさまです。余計なお世話かも知れませんが名前にトリップを付けることをお勧めします。
と言うわけで新作投下。ギャグです。

女性の歳を聞くのは御法度です

ここは、シランド城の一室。
「うーん…」
ソフィアが頭を抱えている。
「どうしたんだよ、ソフィア?」
フェイトが気になって声をかけた。
「あ、フェイト、実はねロメリア陛下の事なんだけどね…」
「女王様がどうかしたのか?」
フェイトが尋ねる。
「陛下、ものすごく若いよね、だからあれだけの美貌をどうやったら保てるのかなぁ〜って思ったの」

ソフィアの言葉にフェイトも<なるほど>と思ってしまった。
女性にとって美を保つことは永遠の課題である。ソフィアが興味を持つのも無理無かった。
「お休みのところすまないね」
そこへネルがやってきた。
「あ、ネルさん、女王陛下のお歳ってご存じないですか?」
ちょうどいいとばかりにソフィアが尋ねた。
「陛下のお歳?ソフィア、それは愚問ってもんだよ」
ネルがソフィアを諭した。
「愚問?、でも歳が判らないとお祝いとかも出来ないですよ?」
「そうですよ、何で愚問なんですか?」
ソフィアとフェイトが問いただす。

401ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/29 18:24 ID:4I4fiS/t
「陛下はね、お祝いとかなさらないんだよ。とにかくこの話は無しだよ!」
怒ったネルは話を無理矢理打ち切ってしまった。
そんな三人のやりとりを部屋の外で聞いていた小さな影。
「これは、面白そうじゃん。メラ凄いひみつがあるのかも!」
そして女王の謁見の間。玉座に女王ロメリアが座し、側近のラッセルが脇を固めていた。
「ロメリア陛下さまぁ〜」
そこへやってきたのはロジャーだった。

「ロジャー殿、他のお仲間は?先ほどネルを呼びに使わせましたが?」
女王が尋ねる。
「え?まぁ後で来ると思うじゃん。ところで陛下、ものすご〜く聞きたい事があるのですけど、よろしいですか?」
「こら、小僧、陛下に軽々しく口をきくでない!」
いつものお約束でラッセルがたしなめる。
「黙りなさい、ラッセル!」
「しかし、陛下…」
「黙りなさいといっています!で、ロジャー殿、私に聞きたいこととはなんですか?」
そんなラッセルを女王がしかりつけ、話を続ける。
402ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/29 18:26 ID:4I4fiS/t
「では、ビームライフル反応炉直撃に、陛下はおいくつなのですか?」
その言葉を聞いてラッセルが青ざめた。一方のロメリアは一見何ともないようにしている。
「何故、聞きたがるのですか?」
「だって、女王様のお歳はメラ凄い秘密らしいから、それを知れた俺はメラ凄い男って事になるじゃん!」
「そうですか…」
女王がゆっくりと立ち上がる。
「では、教えましょう…私の歳は『ピー(自主規制)歳』なのです」
「え?ピー(自主規制)歳?ってことは陛下、おばさんじゃん!!」
その言葉にラッセルは青ざめた。そして女王の眉がピクリと動いたことにロジャーは気づかなかった。

「これはメラ凄いことじゃん!陛下がピー(自主規制)歳だったなんて、凄いことじゃん!!」
凄い秘密を知ったと小躍りするロジャー。
「ロジャー殿」
意気揚々だったロジャーが女王に呼び止められて目にしたのは自分に迫り来る木目模様だった。
「なんです陛…ゴフッ!!」
鈍い音と共にロジャーは亜音速で吹き飛ばされた。窓ガラスを突き破り一点の光となるロジャー。
そして女王の手にはどこから持ってきたのだろうか大きな角材が握られていた。
403ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/29 18:27 ID:4I4fiS/t
「…ラッセル」
静かに呼びかける女王。
「は、はい、陛下!!」
「ラッセル、あなたは何も見ていません…。よろしいですね?」
怖い笑顔で部下を見つめる女王。
「あ…」
事態の展開に唖然としていたが為に言葉を詰まらせるラッセル。
「ラッセル!!」
そして鬼のような形相でラッセルを怒鳴りつけるロメリア。
「あ、は、ハイ!!わ、私は何も見ておりません…!」
ふるえる体を必死に堪えて返事を返すラッセル。

だが一連の様子を目撃していたものがいた。フェイト、ネル、ソフィアの三人である。
女王に呼ばれて謁見の間の前まできて惨劇を目撃してしまったのだ。
三人とも謁見の間から離れた一室に身を隠していたのだ。
「…ネルさん、あれってどういう事ですか?」
すっかり顔が青ざめたソフィアが尋ねた。
「…陛下はね、自分のお歳を聞かれるのがものすごく嫌なのさ。しかもロジャーの馬鹿『おばさん』だなんて言うもんだから…」
言葉を返すネルも額に冷や汗をかいている。
「ネルさん、大丈夫ですか?」
フェイトが尋ねる。彼もまたロメリア陛下の行いを目撃しすっかり青ざめていた。

「ああ、大丈夫さ。陛下のお歳を聞くことはタブーと聞いていたけど、まさかああなるとはね…」
自分の仕える女王の別の一面を知り、さすがのネルも動揺を隠せなかった。
「少し落ち着いたら陛下のところに行こう。変な行動をとると怪しまれるからね…」
フェイトのその言葉に深くうなずくソフィアとネル。
その後ロメリアと謁見したフェイト達。ロジャーがいないことを不思議がるマリアとクリフに対し、知らぬ存ぜぬを切り通した三人だった。
その後ロジャーはペターニ南部に着弾しているのが発見された。幸い軽傷ですんだ上、何故そうなったかも記憶を失っていたため
フェイトとソフィア、ネルの三人は胸をなで下ろした。

以後、ロメリア女王の歳については誰も口に出さなかったという…。
−END−
404ユーキ ◆kxYQmlzT.s :03/10/29 18:34 ID:4I4fiS/t
エロ期待していた方々、申し訳ない。
405めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/29 18:38 ID:/ye0z4G0
>>355の続きです。それではどうぞ。


「なっ・・・!」
 壊れたプロテクターが床に落ちた音を聞き、マリアの焦りが増幅する。
「このっ・・・」
 マリアは蹴り技を使うことにした。体勢が不安定で、本来の効き目の何%が発揮
されるかわからないが、何もしないよりはましだ。
「クレッセント―――」
「ラッセル」
 しかし、マリアの作戦は、アルベルの四文字の言葉によって中止される。
「うぐああぁぁっ!?」
 突如、マリアを拘束していた腕輪が縮んだのだ。激痛により技を中断せざるをえない。
「その腕輪はだな、合言葉を唱えると小さくなる仕組みになるんだ。また変なことを
しようとすると小さくするぞ、阿呆」
 そう言うと、もう一度合言葉を言って腕輪を元の大きさに戻す。
「く、うぅぅ、許さない・・・!」
 手首から来る痛みと、何も出来ない悔しさによって、マリアの眼から涙がにじみ出た。
406めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/29 18:39 ID:/ye0z4G0
「さあ、ショータイムの始まりだ」
 アルベルがマリアの服のファスナーを下ろした。
「やっ!」
 マリアは下着を露出された自分の姿を見て、羞恥心が湧き出て悲鳴となる。
「ほう、色っぽい下着を着けてるじゃねえか」
 アルベルはマリアからブラジャーを引きちぎると、マリアに見せつけるように匂いを嗅ぐ。
「くくくっ、雌の匂いがするぞ。男を誘うには十分だな」
「そんな変態なことをして何が楽しいの!きっと脳がゴキブリよりも小さいのね!」
「小さいのはお互い様だろう、阿呆」
 アルベルがマリアの小ぶりな胸を掴み捻りあげる。
「ひぎぃぃいいいいっ!」
「フン、これだけ小さいと満足に揉めやしねえ」
「余計なお世話よ!」
「まあいい、そのぶんこっちで頑張ってもらえばいいことだ」
 そう言ってアルベルは、マリアのストッキング越しに秘部を擦り始めた。
「ひやぁああっ!?」
「良い声だ・・・、昔娼婦をやってたんじゃねえのか?」
「そんなわけないでしょ!馬鹿じゃないの!」
「ふん、そうやって強がっているのもいつまで続くかな?」
 マリアの乳首に、アルベルの舌が這う。
「ひゃん!?や、止めなさいよ!」
「ほう、お前は乳首が性感帯のようだな」
「知らないわよ、いいから離しなさいよ!」
「くくくっ、ほんとに離して欲しいのか?アソコが濡れてきているぞ」
 アルベルの右手には湿った感触が伝わっていた。
「これはただの生理反応よ!」
「そうか、ではこうするとどうだ」
407めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/29 18:41 ID:/ye0z4G0

アルベルはマリアの後ろに回りこむと、マリアの秘所に指を入れた。
「ひゃうっ!け、汚らわしい指なんて入れないでよ!」
「さて、口ではああいってるが、本音はどうなんだ」
その直後、マリアの膣内で指がかき回された。
「んんっ!」
 マリアの身体に疼きが走り、快感となる。そして、口から快感の言葉が発せられよう
としたが、すんでのところで飲み込んだ。
「どうだ、感じているか、阿呆?」
「んっ・・・!くっ・・・!感じてなんか・・・、いないわ・・・!」
アルベルの前で喘ぎ声を出すまいと、マリアは必死に耐えていた。だが、身体のほうは
そうはいかなかった。
「くくくっ、上の口と下の口とじゃ正反対だな。もうこんなに濡れているぞ」
アルベルが秘所に入れていた指を取り出し、マリアに見せつける。指には愛液が
まとわりついていた。
「う・・・、違うの、これは違うの!」
自分の認めたくない身体の反応を見せられ、マリアは眼を閉じて頭を振りながら叫んだ。
408めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/29 18:41 ID:/ye0z4G0
「ふん、まだ否定するのか・・・。まあ、考えてもみれば当然だな」
アルベルは再びマリアの秘所に指を入れて擦りたてる。さらに義手の指は彼女の乳首を
弄っていた。
「くっ・・・!ふ、うっ・・・!」
 マリアの秘所からクチュクチュといやらしい音が、愛液とともに漏れている。
「好意を持ってない男に陵辱されてこれだけ感じるとは、普通の人では考えられないことだからな」
「んっ・・・!んうぅ・・・!」
 ストッキングの黒い染みは、股間を中心に次々と広がってゆく。
「感じるやつがいるとすれば・・・、そいつはマゾだ」
アルベルの最後の言葉は、マリアの耳元で囁く。
「んんんぅっ!」
 その瞬間、マリアの身体がピクリと震えた。
「くくくっ、阿呆の身体は正直だな。マゾといったとたんにアソコが締まったぞ」
「し、知らない!知らないわ!」
マリアは自分が憎かった。犯されて感じる身体も、言葉攻めをされて喜ぶ心も。
「ほう、では試してやろうか」
アルベルはそう言うと、マリアの左足を義手で抱え上げた。
「や、やめてっ!」
 だが、マリアの意見などお構いなしに、脚を広げられたまま、秘所の指は動かされる。
「どうした、さっきより蜜が溢れてきているぞ、阿呆?」
「んんっ・・・!は、んふぅ・・・!」
 マリアの身体に身震いするような快感が襲い、自然と身体をくねらせる。
「まったく、脚を無理やり開かされて感じるとは、この阿呆はマゾ以外の何者でもないな」
「なっ・・・!ん、んくぅぅぅっ・・・!」
 マリアは抗議しようとするが出来ない。抗議の声より快楽の声が先に出そうなのだ。
もはや彼女の身体は、アルベルのなすがままだった。
409めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/29 18:43 ID:/ye0z4G0
「んんぅっ・・・!ダメ、ダメッ・・・!」
 やがて、アルベルの攻めに耐え切れず、マリアの身体が高みの限界にたどり着く。
「締め付けがきつくなったな、そろそろイクのか、阿呆?」
「いや・・・、これ以上は・・・、しないで・・・!」
 このままでは自分の最低の痴態を見せてしまう。マリアとしてはそれだけは避けた
かった。しかし、その願いはかなわない。
「遠慮するな、指の動きを激しくしてやろう」
 アルベルの指使いがこれまで以上に速くなり、マリアの感じるところを重点的に犯してゆく。
「あああぁぁっ!あっ、あんっ、ああっ!」
 マリアの身体中に快楽が走り、喘ぎ声がはっきりと形に現れる。
「ダメッ、イクッ、イクッ、イクウゥゥゥーーーーーッ!!」
 腰をガクガクと揺らし、マリアは絶頂に達した。



今回はここまでです。

410名無しさん@ピンキー:03/10/29 22:35 ID:AhflMFO3
ここで作者方の作品を読んでいると、やっぱりスタオ3はいいなぁと感じる今日この頃。
411めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/30 00:54 ID:6vXwRvwL
>>409の続きを少しだけどうぞ。


「良いイキッぷりだったな、俺の思った以上だったぞ」
 アルベルは下賎な笑みを浮かべながら、指を秘所から離した後、マリアの眼前に
べっとりと濡れた指をみせつけた。義手はなおもマリアの脚を抱えている
「あ・・・、ふ・・・、黙りなさい・・・!」
 快楽の余韻に浸りたいマリアだったが、そんな動作を見せるわけにはいかない。
「例え身体はあなたの好きにされても・・・、私の心は私だけのものよ・・・!」
 絶頂を迎えたことで身体にうまく力がはいらないが、なんとかアルベルを睨みつけた。
「くくく、そうでないとな。抵抗してもらってこそ、犯しがいがあるものだ」
マリアの反応に満足したアルベルはアイテム欄を開き、あるものを取り出した。
「それって電動歯ブラシじゃない・・・?」
 この場面では場違いだと思われる道具が現れ、マリアが怪訝な顔をする。
「いったいどうする気なの?」
「急かすな阿呆、すぐにわかる」
 アルベルが電動歯ブラシのスイッチを入れると、無機質な音とともに細かく振動し始めた。
「では第二ラウンドといくぞ」
 電動歯ブラシを持ったまま、アルベルの右手がマリアのスカートの中に入ってくる。
「そう、そのまさかだ」
 小刻みに震えているブラシの部分が、すっかり変色したストッキング越しに、マリアの
秘所にあてがわれた。
412めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/10/30 00:54 ID:6vXwRvwL
「ひあああぁぁぁっ!」
 一度絶頂を迎えたことで敏感になっていたマリアの秘所に、強い刺激が加えられ、
マリアは身体中に電撃が走る感覚に襲われた。
「ほう、阿呆は歯ブラシがお好みのようだ。一気にストッキングの染みが広がっていったぞ」
「ああっ、やああっ、は、ああぁっ!」
 アルベルの言葉に反応する余裕もなく、マリアは嬌声の悲鳴を連呼する。
「いい鳴き声だ、もっと出させてやる」
 そう言うと電動歯ブラシ、秘所のまわりを中心に、時には秘豆にも、這うようにして
刺激を当てつづける。
「いやっ、激し、イイィィィッ!」
 未知の刺激にマリアは身体をぶるぶる震わせて、口からだらしなく涎をたらす。
「あっ、あっ、あああぁぁぁーーーーーっ!!」
程なくして、マリアは二度目の絶頂を迎えた。
「やれやれ、最後は獣みたいだったな、阿呆」
 電動歯ブラシのスイッチを止めて、アイテム欄へしまいこんだ。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・」
 うつろな表情で、息を吐くマリア。
「どうした、さっきまでの気の強さが無くなってるぞ。俺の肉棒を入れて元気をつけてやろうか?」
 そんなマリアにアルベルが股間を密着させた。
「なっ、ふざけたこと言わないで!誰があなたのなんて欲しがるのよ!」
「くくく、いい目に戻ったな、阿呆。それでこそ嬲りがいがある」
 アルベルがアイテム欄から、多量の道具をばらばらと取り出す。
「道具はたっぷりあるからな、いろいろ試してやる」
 それは様々な種類のバイブやローターだった。
「い、いやああぁぁぁっ!」
 マリアの悲鳴と秘所に最初のバイブが埋め込まれていった―――。



今回はここまでです。
413名無しさん@ピンキー:03/10/30 01:02 ID:Ua5ssv8R
あぁっ!マリアたんが〜(涙)
メディーナさん・・・あんたって人は・・・


           神だーーーーーーーーー(感涙)!!!!!!!!
414名無しさん@ピンキー:03/10/30 01:26 ID:1CV3+Xoc
鬼畜アルベルが最高です!
ものすごく(;´Д`)ハァハァしました!
415名無しさん@ピンキー:03/10/30 14:27 ID:fxQ+vKHi
「ラッセル」って・・・。
416名無しさん@ピンキー:03/10/30 15:13 ID:6vXwRvwL
>>415
黙りなさいラッセル
417ラッセル:03/10/30 23:54 ID:redpEeTt


418名無しさん@ピンキー:03/10/31 00:08 ID:fU8qbBZa
しかし陛下!

……って、このネタももうつまんねえな。
419名無しさん@ピンキー:03/10/31 11:42 ID:qUQrNKoC
待ってましたアルベル×マリア。
マリアたんのマゾっぷりが最高です。
続き楽しみにしておりますw
420名無しさん@ピンキー:03/10/31 23:32 ID:B3LwIh6Q
陛下って女王様タイプかな?
鞭もってピシッ!!
黙りなさいラッセル!!
421名無しさん@ピンキー:03/10/31 23:47 ID:+KNtvUwJ
まーやっぱ「ラッセル」はマズかったよなー、と思う今日この頃。
422名無しさん@ピンキー:03/11/01 02:45 ID:ToUykb91
家ゲ板のネルスレにネルのエロ絵がうpされたので報告sage。
423名無しさん@ピンキー:03/11/01 03:11 ID:7xPT2iLB
424名無しさん@ピンキー:03/11/01 03:41 ID:skTgHDZc
>>423
GOOD!!相手はクソ虫プリン男のようですな。
425名無しさん@ピンキー:03/11/01 07:00 ID:M6/dg8Co
>>423
(;´Д`)ハァハァ
糞虫×ネルの鬼畜モノですか。いいですね!!
426名無しさん@ピンキー:03/11/01 14:57 ID:ltbax8Oq
保守
427名無しさん@ピンキー:03/11/01 18:55 ID:bz+edDEA
ttp://www.katch.ne.jp/~sima-k/tre_html/fuji_3.htm
ネル受け
クレア攻め
よすぎだぁぁぁぁぁぁ!!
書いた奴どいつだ?神だよ、いやまじで!!!!
428名無しさん@ピンキー:03/11/01 19:19 ID:I2rl3HRS
だれか427のシチュエーションで小説書いて!
429名無しさん@ピンキー:03/11/02 02:31 ID:fuWCaIrH
>>423
>>427
(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
(;´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \アノ \ア ノ \ア

ネルたん受け激しくヨロシイ。糞虫×ネルたん、クレアたん×ネルたん
小説激しくキボンヌ!!職人さんお願いしまつ!!!
430empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/02 02:34 ID:Utg1S4xV
上の絵を見て書きました。クレア×ネル+αです



「ネル達を助けて頂いて、本当にありがとうございました」
「いえ、僕たちは当たり前の事をしたまでです」

カルサア修練場でネル達を助けたフェイトとクリフ一行は、アリアスのクレアの元に帰っていた。

「ネル、あなたもむすっとしてないで。ちゃんとお礼は言ったの?」
「・・・ここに帰ってこれたのは奇跡に等しい位なんだ・・・そりゃ感謝はするけれど、でもやっぱりあんたたちは来るべきじゃなかった」
「もう、ネルったら・・・。本当に済みません、これでも彼女なりに感謝しているんです」
「あぁ、はい、分かってますよ」
「そうだな、あんたを助けに行ったのはあくまで俺達の勝手な行動だ。もともと礼を望んでやったこっちゃねえしな。
それに、一応身柄を拘束されている時に、勝手に行動させてもらったんだ。礼なら、あんたの事を心配して俺達を自由に行動させてくれた、あんたの相棒に言うんだな」
「・・・・・・あぁ、後で言っとくよ・・・・・・」

ネルは少し頬を赤らめ、その顔をマフラーの中に埋めた。

(・・・・・・ホォ・・・・・・)
「それで・・・繰り返しになりますが、私達への協力についてはシランドまでに「考えてやってもいいぜ」
「「「「えっ!?」」」」

その場にいたクリフ以外の全員が驚きの声を上げた。

431empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/02 02:36 ID:Utg1S4xV
「な、クリフ、お前、このことに関しては僕に一任するって言ってたんじゃなかったのか!?」
「気が変わったんだ。なに、俺が全部決めようってんじゃねぇ。だがちょっとばかし意見を取り入れてくれたっていいだろ?」
「そ、それは別に構わないけど」
「その言葉は・・・信用してもよろしいんですか?」
「ああ、考えてやるぜ。ただし、条件がある。おい、そこのあんた、この二人だけと話がしたい。悪いが席を外してくれないか?」
「え、あ、はいっ」

そう言って、その女性兵士は会議室を出て行った。

「・・・で、その条件というのは?」
「私達にできる事なんだろうね?」
「ああ、もちろんだ。それじゃああんた、クレア、でいいか?」
「はい、構いません」
「じゃあ今から条件を言うぜ。クレア、ネルに礼を言わせろ」
「は!?何言ってるんだい!自分でさっきあんな事を言ったばかりじゃないかい!!」
「あぁ〜まぁ、それはそれだ。で、どうするんだ?」
「カルサアで一応礼は言ったじゃないか!」
「いや、あんな礼だけじゃ不足だな。もっと誠心誠意、言って貰わなくちゃ合わねぇぜ」
「おいクリフ、さっきから聞いてたら一体何てこと言ってるんだよ?ネルさんに失礼じゃないか!!」
「そんなこたぁないだろ。俺達だって命駆けたんだ、それ位かまわねぇだろ?」
「・・・それは本当なんですね?」
「ん?あぁもちろんだ」
「ちょっとクレア!」「クレアさん!?」
(・・・・・・でも、どうすれば・・・・・・)

クレアは途方に暮れた。気の強いネルを、一体どうやったら素直にさせられるのか。

「性格が邪魔なんだったら、取っ払っちまえばいい。」
「取っ払うって・・・一体何を・・・」
「理性さ」
「「「!」」」
432empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/02 02:37 ID:Utg1S4xV
「そのために四人だけにしてやったんだぜ?」
「ちょっとあんた何言って・・・」
「ネル・・・・・・」
「え、クレ・・・んむっ!?」

クレアの唇がネルのそれと重なった。二人の舌が絡み合う。

「んっ、んっ、ん〜っ・・・ぱはぁっ、はぁ、はぁ・・・ク、クレア・・・な、何するんだい?」
「しょうがないわ、あなたがちゃんとお礼を言えたら、私達の国は助かるんだから・・・」
「だ、だからってこんな所で・・・んぁっ!」
「ふふっ・・・もうここ、こんなにしてるのに・・・」

クレアの指がネルの秘所をまさぐり、ネルの顔が赤く染まる。

「そ、それは・・・・・・クレア、どうしちまったんだい!?」
「どうもしないわ・・・私は国の事を考えて行動しているだけよ」

そう言ったクレアの息遣いは荒く、目は虚ろになっていた。

「さあ、貴女も国の為に・・・・・・」
「ク、クレア?・・・・・・きゃっ!」

ネルはクレアに押し倒され、隠密服を捲り上げられた。

433empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/02 02:38 ID:Utg1S4xV
「ちょっ、クレア、止めっ」
「ほら・・・ネルったら、ちゃんとお願いしなければ駄目でしょう?グリーテンの協力が私達には必要なのだから・・・」

幼い頃から淡い想いを抱いていた相手の指が身体の上で踊るたび理性が溶けていく。
目の前の『客』の存在とは無関係に声が漏れ、膣口から溢れた液体が彼女の指と自らの衣服を汚していく。
脳髄まで痺れるような愛撫に身を任せ、クレアと愛し合いたい・・・そんな欲望が心の底から湧き出てくる。それでも。
これはシーハーツの隠密としての任務なのだと、溶けかけた理性が獣のような快楽を否定しようとする、そんな時の言葉だった。

「カルサアでも助けて頂いたのに、お礼の言葉も無い様ではフェイトさん達も呆れてしまうわ」

心の中の小さな傷がかすかに抉られ、追い討ちをかけられる。

「フェ・・・イトぉ・・・うあっ・・・お願い・・・だから・・・シー・・・ハーツに・・・っ力を・・・貸して・・・おくれ・・・ああぁっ・・・」

遠くなる意識の中でそれだけを口にすると、視界がゆっくりと白くなっていった。そこで。

ギリ・・・ッ。

最も敏感な淫芽を包皮から剥き出され、爪先で嬲られる。甘美な海に沈みそうだった意識が現実に引き戻され、電気の走る感覚とともに、身体は蛇のようにのたうつ。

「『力を貸して下さい』・・・でしょう?」

薄いピンクに彩られた唇から紡がれた言葉と双瞳に宿った淫猥な光がただ快楽に浸る事を許してはくれなかった。

「クレ・・・アぁ・・・もう許し・・・」

その嘆願には無言のまま、ネルの双丘のひとつに狙いを定め、その先端を指先で強く握りつぶす。

「ひゃ・・・う・・・あ・・・あああああぁぁぁ――――――っ」

434empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/02 02:39 ID:Utg1S4xV
白濁した汁を噴き出しながらネルが達したのを見届けると、その蕾をいたわるようにそっと口に含み、ネルを汚した液体を舌で舐めとっていった・・・・・・

「・・・はっ!ク、クリフ一体何て事してくれたんだよ!!」

事の成り行きを呆然と見ていたフェイトは、漸く我に帰った。

「あぁ?何って見りゃ分かるだろ?」
「分かるだろって、分かるかよ!・・・あ、ひょっとしてお前、溜まってたのか?」
「はっ、バカ言ってんじゃねぇよ。俺にはミラージュがいるんだ。溜まってるわけねぇだろ?」
「じゃあなんで」
「おれぁちょいとネルの恋路の手伝いを、と思ったんだが・・・まあ、手伝う必要はなかったみてぇだな」

クリフは目の前で愛撫を続ける二人を見ながら言った。

「さて、第1ラウンドも終わったみてぇだし、第2ラウンド開始といくか」
「おい第2ラウンドって・・・って何だよそれ!?」

クリフの右手には黒く太い、両用のディルドーが握られていた。

「これをクレアに着けさせてやるのさ。まぁ、最初は逆のつもりだったんだがな」
「そんなでっかいのどこに入れてたんだよ?」
「ふっ、この俺に不可能は無ぇのさ」
「・・・お前、四○元ポケ○トでも持ってるのかよ・・・」

フェイトの突っ込みも気にせず、クリフはクレアの方に歩み寄り、その秘所に指を突っ込んだ。

435名無しさん@ピンキー:03/11/02 02:40 ID:fuWCaIrH
ところで>>423描いた人と>>427描いた人同じじゃないのかと言ってみるテスト。
色塗りとかソクーリなんだが。マジに神到来だな(;´Д`)ハァハァ
436empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/02 02:40 ID:Utg1S4xV
「んあはぁぁっ!!」
「お、大分いい感じだな。おいクレア、これを着けてネルの奴を可愛がってやりな」
「あ・・・それは・・・」

クレアの双瞳の妖しい光が更に輝を増す。クリフの手からディルドーを受け取ったクレアは、早速それを自分の割れ目にあてがう。

「ん・・・ん、あっ、入ったぁ・・・んぁっ?・・・ふああぁぁっ!?」

片方をクレアにすっぽり飲み込まれたディルドーは、一瞬にしてその色を肌色にかえ、擬似神経がクレアの脳に到達し、クレアに男の快感を与える。

「どうだ、俺達の国のディルドーは?これであんたはもう男だぜ」
「あぁ、これで、ネルを、ネルを愛せるのね・・・」
「ク、クレア・・・お願い・・・やめ、んあああぁぁぁぁっ!!」

クレアのイチモツがネルの身体を貫いた。同時に、ネルの理性が崩れる。

「あぁ、これがネルの中・・・あったかくて、ぬるぬるしてて、凄く気持ちいいわぁ。んぁっ、絡み付いてくるぅっ!」
「んあっ、あっ、クレアのが、私の中で暴れて、あぁ、すごっ、んぁ、いいぃぃっ!!」

クレアはひたすらネルを突き上げ、ネルも快楽を求めて腰を振る。
フェイトはそんな二人をただ見つめる事しか出来ないでいた。

「よう、そんなトコに突っ立ってねぇで、こっちに来てネルにでも舐めて貰ったらどうだ?」
「な、そんなこと出来るわけないだろ!?」
「お前なぁ、前をそんなにして言ったって説得力無ぇんだよ。意地張るなって」
「な、だけど・・・」
「フェイトぉ・・・あんたのもおくれぇっ」
「な、ネルさんっ!?うあっ!」

ネルはフェイトの下半身にしがみつき、フェイトの男根を取り出すと口いっぱいに頬張った。

437empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/02 02:41 ID:Utg1S4xV
「あっ、駄目です、ネルさっ、止めて下さ、くあっ」
「あんっ、ネル、私というものがありながら、フェイトさんにフェラチオするなんて赦さないわよっ」
「んんっ、んっん〜っ、んぱぁっ、あっ、クレアっ、凄い、激しいよぉ〜っ!!」
「うあっ、ネルさん、すみません、僕もう我慢できないっ!」

フェイトは自分のイチモツをネルの口に突っ込み、クレアも負けじとネルをバックから攻め続ける。二箇所を同時に攻められ、ネルの頭の中は完全に快楽で満たされていた。

「さて、そろそろ俺も仲間に入れてもらうとするか・・・」

そう言うとクリフは剛直をクレアのアヌスに差し込んだ。

「んはぁあああぁああぁ!!?」

クレアの脳天を新たな快楽の波が押し寄せる。口端からは透明な液体が流れていた。

「くっ、流石にきついぜっ」
「ああぁ、背中が、んあっ、ゾクゾクするぅっ!!」
「ぷはっ、あぁ、クレアの、さっきより大きくて、あっ、いいぃぃっ!!んぷっ、んん〜っ!」
「はぁ、駄目じゃないですかネルさん、はぁっ、止めないで下さいよっ!」
「あはぁ、前も後も、いいわぁっ!あぁ、ネル、私もう、イキそうよっ!!」
「あぁ、ネルさん、僕ももう、出そうですっ!」
「んぷはぁっ、二人とも私にかけてぇ!二人ので私の体を汚してぇっ!!」

四人は動きを速め、一気に頂点まで上り詰める。

「あんっ、んぁっ、あっ、ネ、ネルぅ〜、私、何かキちゃう、キちゃうよぉ〜」
「僕ももう、出ますっ!」
「んああぁぁっ!!!」「くっ!」「あ、熱ぅいぃぃっ!!!」「うあぁぁっ!!」

クレアの直腸に、そしてネルの全身に熱い白濁液が注がれる。ネルとクレアは恍惚の表情を浮かべていた。

438empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/02 02:43 ID:Utg1S4xV
「・・・あぁ、二人の凄い、熱い・・・」
「ネル・・・、私全然出したりないよぉ・・・」
「あぁ、クレア・・・」
「あ、あの、二人とももう・・・」
「な〜に言ってやがんだお前も付き合えっ!」
「な、クリフ!?うわぁっ」



こうして四人の肉宴は日が傾くまで続き、結局フェイトはもう一日アリアスで過ごすことになったのだった。
439めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/02 02:46 ID:1olvXljN
クレネル
キシャァァァ(゚∀゚)ァァァァァア!!

よーし、励みになりましたーっ!
僕も後一息です、書きますぞー!
440empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/02 02:47 ID:Utg1S4xV
はぁ、終わりました。こういうタイプの話は初めて書きました。心配です。色々と。
>>ユーキさん ご指摘ありがとうございます。トリップつけました。
私は初心者で仕組みとかよく分かってないので、気が付いたらどんどんいってやってください。
441empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/02 02:48 ID:Utg1S4xV
あ、今気付きましたけど、内容が丸写しの部分が著作権にふれるかもしれません。
いや、触れますね。どうしましょう。
442名無しさん@ピンキー:03/11/02 02:50 ID:xdZn8Mys
言われてみれば423の左下のサイン?が「fuji」に見える気がしないでもない
ネルスレに絵師来てるみたいだけどあんま追求しないほうがいいかもな

っていうか、SSキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!
emptyたん、素晴らしい!やっぱネルたん×クレアたんはいいな
443めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/02 02:50 ID:1olvXljN
emptyさん、トリップおめでとうございます。

ttp://blue.ribbon.to/~yukinone/top.html

こちらであなたの作品が掲載されていますので、
それについての意見を、
この中の臨時チャットでレスしていただけないでしょうか?
444435:03/11/02 02:56 ID:fuWCaIrH
おお早速小説キテタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!神ありがd早速ハァハァさせて頂きますた
4Pの酒池肉林の展開に ハ ア ハ ア 

途中邪魔してすんませんでした…リロードし忘れた…_ト ̄|●
445めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/02 02:59 ID:1olvXljN
あの、寂しいので、皆さんお暇でしたら>>443に来てくださいな。
446empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/02 03:36 ID:Utg1S4xV
>>444
いえいえ、大丈夫ですよ。
447めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/02 05:42 ID:1olvXljN
412の続きで今回がラストです。それではどうぞ。



「―――んんっ、ふ、んぅっ・・・!」
 どのくらいの時間が経過したのであろうか。
「んふぅ、く、あっ、はあっ!」
ストッキングの中の、秘所に埋め込まれたバイブから感じる振動により、マリアは
甘美な鳴き声をあげている。
「ほう、このバイブでも感じるのか。何でも感じるいやらしい口だな、阿呆」
これまでにあまたの性道具を埋め込まれたマリアは、優に二桁を超える回数分の絶頂を
強要されていた。その間、休息は与えられていない。ショーツは破りとられており、
ストッキングに直接バイブの根元の形が浮かび上がっている。
「は、あぁ、足がっ・・・!」
マリアの足腰はふらふらで、本来なら立っていられ続けることはできない。しかし、
新たに吊るされたロープにより、右足の膝を上げられて座ることは許されない。仕方なく、左足をガクガク震わせながら、立ったまま刺激を受け続けていた。
「いやっ、またっ、ああぁっ!」
 ただでさえ、マリアは何度も絶頂を向かえて敏感な身体になっている。
「遠慮しなくてもいいんだぞ。阿呆が淫らにイクところなら、何度でも見てやる」
それに加えて股を開かされて、アルベルにスカートの中が丸見えの体勢では、羞恥心を
煽られて簡単に昇りつめるのも無理はない。
「んんっ、んんんーーーーーっ!!」
 一段とオクターブのあがった声が地下室に響き渡り、ぐしょぐしょのストッキングの
染みが一段と広がっていった。
448めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/02 05:43 ID:1olvXljN
「んっ・・・、はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・」
「さてと、これでここにある道具はすべて使ったな」
 アルベルはバイブのスイッチを止め、マリアのスカートの中から取り出した。
「くくく、大量の愛液がつき、こんなにも湯気が立ち込めているぞ」
「はぁっ、はぁっ・・・、そうね・・・、最後まで感じっぱなしだったわ・・・」
 マリアは床に無造作に置かれている、使用済みの道具を見やる。今回のバイブで
すべての道具が使われたことになった。
「もう満足でしょ・・・、さっさとこのロープを離してほしいわ・・・」
 やっと開放されるという安堵感からか、マリアの口調に穏やかなものが含まれていた。
「何を言ってる阿呆?俺はまだ満足してないぞ」
 しかし、マリアの淡い期待は無残にも打ち砕かれた。
「道具はまだまだある。引き続き楽しませてもらうぞ」
 アルベルはアイテム欄から、新しい性道具を取り出した。
それも先ほどより数は多かった。
「う、うそ・・・」
 マリアの顔面が瞬時にして蒼白となった。
449めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/02 05:45 ID:1olvXljN
「さて、次はどれにしてやろうか。この媚薬が塗りつけられたローターか?スライム型の
バイブも面白そうだな」
「お願い、もう許して・・・」
「ほう・・・、許しを請うとは、ずいぶん弱気になったな、阿呆」
 次に使う道具を選んでいたアルベルは、シニカルな笑みを浮かべてマリアを見やる。
「く・・・」
「まあいい、だったら俺のモノを入れてやるとするか」
 そう言うと、アルベルは腰巻きをずらし、下着を下ろした。
「な・・・!」
 肥大化したアルベルのモノを見て、マリアは嫌悪感をあらわにする。
「このままでは入らないな」
 アルベルはマリアのストッキングの股間の部分を裂いて、そこへ肥大化したモノを寄せていく。
「やっ、やめてっ!それだけはいや!」
 マリアが身体をじたばたさせて、最悪の事態は免れようとする。
「いい反応だ、獲物は抵抗してこそ犯しがいがある」
 そんなマリアの拒絶する反応を見て、アルベルは満足そうにうなずく。
「このっ、ほどけっ、ほどきなさいよ!」
 縄から逃れようとマリアは腕をぶんぶん動かすが、そんなことでちぎれる代物ではない。
「安心しろ、足は解いてやる」
 アルベルは義手で、マリアの右足を吊るしていたロープを切る。
「そのほうが動かしやすいからな」
 そしてマリアの腰をつかんで開脚させると、秘所へ一気に挿入を行う。
「いやあああぁぁぁっ!」
 汚物を入れられ、地下室にマリアの悲痛の叫びが響きわたった。
450めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/02 05:49 ID:1olvXljN
「良い締め付けだ、俺を欲情させてくれるぞ、阿呆。」
 さっそくアルベルは腰のストロークを開始する。
「んくっ、んんぅっ、んんんっ!」
「くくくっ、いくら上の口は我慢していようが、下の口は正直だぞ」
マリアの愛液だらけの敏感な膣内は、ジュボジュボと音を立てて、アルベルのモノが抜き差しされている。
「んんっ、んあっ、あっ、ああっ!」
次々と擦られて起こる快楽にマリアは耐え切れなかった。
「上の口も正直になったか、そのまま俺の元で踊り狂え、阿呆!」
アルベルもより深く感じたいのか、腰の動きを速くする。
「ふあっ、ひゃっ、はっ、あっ、ああっ!」
「気持ち良いぞ、阿呆。貴様には性奴隷の素質があるな」
「そんな、もの、なっ、はあっ、やあっ!」
互いの肉がぶつかり合う音と、マリアの快楽の鳴き声がシンクロし、淫靡なハーモーニ
を奏でていた。
 やがてお互いに限界が訪れる。
「俺はそろそろイカせてもらう。遠慮なく俺の精子を受け取れ!」
「ああっ、嫌っ、イッチャッ、嫌あぁっ!」
 アルベルは腰を奥まで叩きつけ、熱い欲望を解き放った。
「嫌あああぁぁぁぁぁぁーーーーー!!」
 マリアも膣内に出された衝撃で、絶頂を迎えることとなった。
「気持ちよかったぞ、阿呆。最高の雌の身体だな」
先ほどのマリアの『嫌』という言葉の意味が、中に出されるのが嫌なのか、自分が
イクことが嫌なのかはわからない。
「あ、ああ・・・」
 わかっているのは、アルベルのものを引き抜かれた秘所から、白濁液が溢れ出て
いくのを、マリアが呆然と見ていることだけだった―――。


これにて終了です。皆様ご愛読(?)ありがとうございました。
451名無しさん@ピンキー:03/11/02 12:33 ID:bU0saxGK
めでぃーな氏お疲れ様ですハァハァ。

ところでさっき気づいたんだけど、
鍛冶ICやらせるとアルベルの腰布の中、丸見え…。
女の子だったらぱんつ取り上げて家事ならぬ鍛冶やらせたり、
地下牢に監禁して部下の前でスカートめくってみたりとか
妄想ネタの宝庫な服装なのに実に惜しい!
あ、クレアたんでも似たようなことができる…(;´Д`)ハァハァ
452名無しさん@ピンキー:03/11/02 22:46 ID:Sj/8t1iy
>>451
鍛冶ならネルも丸見えだぞ。糞虫に関しては見なかったことにしている・・・ボエー。
453名無しさん@ピンキー:03/11/02 23:05 ID:bU0saxGK
ネルは見えまくりなのでありがたみがちょっと薄い。
起き上がるときとか。
スカートが長いほうが見えづらい分萌え。
本音を言うとマリア希望(;´Д`)ハァハァ
454名無しさん@ピンキー:03/11/02 23:18 ID:7jVeHa8X
アルベルが女だったら、多分スタオで一番陵辱されまくる話ばかりだろうな。
455名無しさん@ピンキー:03/11/02 23:22 ID:EHr1Rkxi
>>452
全く同感だ。誰だよ男のパンチラなんか入れたの。
趣味疑うんだが…キモイ同人女受けでも狙ってるんだろうか。
456名無しさん@ピンキー:03/11/03 00:00 ID:NUWI/ay2
>>454
ウルザ溶岩洞でフェイトと、女体化アルベルとのガチンコSEXバトル。
負けて力尽きたアルベルが、口だけ糞虫、糞虫連発しながら、
フェイトにいいように陵辱されて悶える姿なんて見てみたい…(;´Д`)ハァハァ
457名無しさん@ピンキー:03/11/03 00:06 ID:x5Qt9Kez
>>456
女体化はちょっと前に少々荒れかけたからキボンヌはやめとき
いつか何処かでもぽえさんが続き書いてくれるのを待とうじゃないか、な?
458名無しさん@ピンキー:03/11/03 00:13 ID:iJei5kdR
もぽえさんはアク禁で、ここに書けないそうですよ。
459名無しさん@ピンキー:03/11/03 01:28 ID:iiwdoqaY
>>452>>455
激しく同意。女体化しようが元は男。萌えるのは無理どころか キ モ イ 。
やるなら801板か別スレでやってくれ。
男向けにふたなりがあるように腐女子の世界には女体化が当然のようにあるしな…。

で、もうネル受け祭りは終わりか?イラストに激萌えもっと小説読みてぇ。
460名無しさん@ピンキー:03/11/03 05:30 ID:c0iYpd/J
>>459
ネル受け祭り俺も読みたい!!
461名無しさん@ピンキー:03/11/03 05:40 ID:c0iYpd/J
empty さん>>423>>427書いた奴も神だが、あんたも神だよ。
462名無しさん@ピンキー:03/11/03 13:22 ID:Cwg4sW0C
SO3DC版にクレアを仲間として追加させるスレ
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1067827797/l50
一人の力は小さくともみんな集まれば怖くない!!!
463もぽえ:03/11/03 21:55 ID:VrrRYFrW
>empty氏
クレアとネルの組み合わせなら、ネルが受身の方が好きなので嬉しいかぎり。
スレとは関係ない話ですが、いつかチャット等でお話してみたいものだと思っています。

>めでぃーな氏
こういう一対一でじっくり系の陵辱が好きなんで、ハァハァさせていただきました。
詳しい感想はまた後ほど。

>457氏
待っていてくださる人がおられて驚きました。ちょっとうれしいです。
(説得のための言葉のあやみたいなもので、実は待ってないとかだったらすいません)

>458氏
いつの間にかアク禁は解除されてました。

>459氏
女体化ネタは、自分がまたしつこくやりかねないので、
申し訳ないが、今のうちに自分をNGワード等にしておいて頂けないでしょうか。
今度は相手が女キャラなので801板には行けません。
(それ以前に801板で自分が受け入れられるとは思えませんが)
それからこの板内の女体化スレは、基本的にオリジナルなSSばかりで、
版権ものは歓迎されていないので、そっちに行くのも難しそうです。
ところで全角スペースをはさんだ「キ モ イ」という表現に萌えてしまいました。
……ハァハァ。
464腐女子:03/11/03 22:16 ID:H12YHECj
みんな、SO3の男キャラは女体にしてナンボだろ?!
キモイと言われ様が知ったことではないわよ!
男キャラの女体化マンセー☆
アルベルたん(;´Д`)ハァハァ
ttp://so3nyotaika.fc2web.com/
465 ◆PzDeastE6E :03/11/03 22:26 ID:CturgoCU
まあ不快になる系のSS書いた俺が言うべき事じゃないんでしょうけど、
女性向けと男性向けという感じで板が分けられているんだからそれに従うべきではないかと。

なーんかですね、ブレアさんのエロエロ書こうと思ったらですね、
ルシファーとフェイトの議論になっちゃいましたよ。
どういう事ですかこれは、とか思ってまた書き直しですよ。あっはっは。

・・・ウワァァァァン!!
466名無しさん@ピンキー:03/11/03 22:42 ID:jT7ahAtW
>もぽえ氏
女体化は別に構わんが、自分はフェイトが苦手なので
楽しませていただきつつ複雑な気持ちで読んでますた。
でも密かに続きキボンヌ。
467名無しさん@ピンキー:03/11/03 22:56 ID:RrsH7zZf
女体化…個人的にはアルベルじゃなきゃ誰でも嬉しいんだがなあ。
468名無しさん@ピンキー:03/11/03 23:21 ID:yOTolW7r
じゃあアドレーとかボイドとかグラッツでもいいのかと
揚げ足を取ってみるテスト。

女体化、相手が女であれば板違いではないと思う。
少なくとも相手の女のエロ姿がある以上、801はおかしいし。
どうしても嫌いな人が多ければ、外部にアップしてURL貼るとかどう?
469名無しさん@ピンキー:03/11/03 23:54 ID:fKSpl74D
>>468
それはそれで面白いと思うんだが。
少なくとも苦手なキャラのアルベルよりは俺はいいよw
470名無しさん@ピンキー:03/11/04 01:57 ID:D94Rh1CS
>外部にアップしてURL

そうして欲しいな。自分女だけど男性キャラの女体化とかダメダメ。
アルベルとかフェイトとかいかにも狙い系キャラにされると余計に・・・。
>アドレーとかボイドとかグラッツ
これは面白そうだけどねw
女体化系は直接保管庫に送ってそちらのURL貼る、とかどうかな。
保管庫ちゃんと分けてくれてるから安心なんだけど。
ああでも管理人さんに負担かかっちゃうかあ・・・。
471名無しさん@ピンキー:03/11/05 00:04 ID:IAE8POBQ
>外部にアップしてURL

俺もそれがいい。それで頼む。
472深夜に貼り逃げ:03/11/05 01:41 ID:TuaK9nX+
半分貼ります。続きは明日。
5レス消費、内容はアルXネル(?)。嫌いな方は以降5レスあぼーんしてください。
ついでにアルベル好きな方ごめんなさい。
ソフィアXマリアだったはずなのに何故アルネルに…_| ̄|○
アルネルはネタだけ他カプ比5倍ぐらいあるのに、
こいつらなかなかエチしてくれないんですよね。修行せねば。
473深夜に貼り逃げ:03/11/05 01:42 ID:TuaK9nX+
1/5
カルサアの工房でクリエイションに励んだフェイト達一行。
疲れきった皆をいたわるため、ネルとソフィアは腕によりをかけて、
豪勢な食事を振舞った。
テーブルを埋め尽くす料理に皆は夢中になり、空になった食器が下げられ、
そろそろ部屋に引き上げようかという頃。
「あの、ネルさん。これ……」
ソフィアが手にしている皿を見て、ネルは目を剥いた。

「はー。腹いっぱいになったら眠くなってきたな。そろそろ行くとするか」
「うん。ネルさん、ソフィア、おいしかったよ。また食べたいな」
「……行くか」
男3人が出て行きかけたその時。

ひゅん。

ネルは3人に向かって包丁を投げつけた。ドアに刃が突き刺さる。
「わわっ!?」
思わず腰を抜かすフェイト。逃げようとした鼻先にもう一本。
「ネルさん! クリフさんはともかくフェイトに当てないでくださいよ!?」
悲鳴混じりにソフィアが叫ぶ。

戦慄する男3人の目の前で、ネルはさらに包丁を構える。
「アルベル」
「何だ」
「あんた、このまま帰ろうっていうんじゃないだろうねぇ……?」

対峙するネルとアルベルを見て、フェイトは肩の力を抜いた。
「よくわからないけど、僕らには関係ないみたいだね」
「巻き込まれないうちに帰るぜ」
フェイトはクリフと共に、急いで逃げ出した。
474深夜に貼り逃げ:03/11/05 01:43 ID:TuaK9nX+
2/5
「ソフィア」
ネルに言われてソフィアが厨房から皿を持って来てテーブルに置く。
「これは何なんだい? 知らないとは言わせないよ!」
机をドン、と強く叩く。皿が飛び上がって中身が跳ね上がった。

殺気の満ちる室内には不似合いなそれは、カレーのついた星型のニンジン。
つまり、食べ残し。

「あんたね……24にもなってニンジン残すなんて、ふざけんのは服装だけにしときな!」
「あぁ!? 食えねぇモンは仕方ねぇだろうが!」

「アルベル様はニンジン嫌いなんですよねー」
工房に残って作業していた元・カルサア修練場の配膳娘マユが、ソフィアに囁いた。
「だからアルベル様のだけいつもニンジン抜かないといけないからめんどくさくって」
「それ、すごくかっこ悪いね……」

くるっと体の向きを変えて逃げようとしたアルベルに向けてネルは手首を一閃させた。
「どこへ行こうってんだい?」

ぶす。

包丁は逃げるアルベルの腰布を壁に縫いとめ、アルベルは無様に転倒した。
その背中をネルがぐい、と踏みつける。
「ぐっ……!」
「食べ物を粗末にするからバチがあたるんだよ! 全部食べてもらうからね」
食べ終わるまで帰さない。冷たく言い放って、ネルはアルベルを
テーブルへと引きずっていった。
475深夜に貼り逃げ:03/11/05 01:44 ID:TuaK9nX+
3/5
「漆黒団長ともあろうものがなんて情けない……」
「…………」
頭を抱えてうめくネルと、フォークを握ったまま動かない仏頂面のアルベル。
皿を前にしたまま、30分が経過していた。
マユとソフィアはすでに呆れ果てて帰ってしまっていた。
「まさか本当に食べられないとは思わなかったよ」
ネルはため息をついた。
「食わず嫌いとか、苦手なぐらいかなと思ったんだけどね。貸しな」
アルベルの手からフォークを取り上げ、10個ある星型ニンジンのうち5つを
ひとまとめにして口に放り込む。
まずくないことを教えるために、まず親が食べてみること。
達成感を与えるために、最初は少しずつからはじめること。
この2つが偏食に対するしつけの基本だとどこかで聞いたことがある。
……しつけ!?
ネルの手からフォークが落ちた。
24にもなった男を相手に食事のしつけ……かい。20年前に済ませておくべきことじゃないか。
再びアルベルにフォークを握らせてネルはふらふらとテーブルに突っ伏した。
「阿呆、一気にニンジン食うから気分が悪くなるんだ」
隣の男は、何か決定的に勘違いしている。
「あんたと一緒にするんじゃないよ!」

こんなとき、人心掌握に優れていると言われるクレアならどうするだろう。
クレアになったつもりで考えてみる。
きっとこうだろう。笑顔でアルベルの正面に座って、上目遣いで両手など組んでみて。
アルベルさんならきっと全部食べられますよ、とかなんとか言って手を……

「私にできるわけないじゃないか!!」
テーブルに拳を叩きつけた。勢いで隣の男のこめかみに肘が当たったのは気にしない。
将来、ちっとも働かないダメ夫を叱ることがあるとしたら、きっと今と同じ気分だろう。
476深夜に貼り逃げ:03/11/05 01:45 ID:TuaK9nX+
4/5
「じゃあこうしようか」
ネルは少し妥協することにした。厨房に残っている食材を思い浮かべながら言う。
「残りの5つ、全部片付けたら好きなもの食べさせてあげるよ」
見ていてプレッシャーになるといけないので、後ろに回って肩に手を置いた。
「がんばりな。私だって、嫌いなあんたをなんとも思わなくなるようにがんばったんだから」
フォークを持つ手を軽く叩いてやると、ようやくのろのろと手が動き出した。

さらに30分後、ようやく皿が空になった。
「やればできるじゃないか! さ、約束だ、好きなもの食べさせてあげるよ。何がいい?」
アルベルは水を一息に飲み、口を拭ってから腕組みして考えた。
「腹は減ってないが……ああ、これがいい」
ネルの乳房をぎゅっと乱暴につかんで言う。
「ずっと背中に当たって気になっていた。おかげでニンジンの味はわからなくなったがな」
後ろから覗き込んでいたのだから、密着したのは当たり前といえば当たり前だ。
「ずいぶんと贅沢な注文じゃないかい?」
「あぁ? 何でもって言ったのはテメェだろうが」
「確かに言ったさ。あんたのことは嫌いじゃないとも言ったね。
 はぁ……あんたのニンジン食えってことかい……」

まぁ、がんばったからご褒美だよ、とネルは服を脱ぎ捨てた。
アルベルをまたぐようにしてヒザの上に座り、顔に乳房を押し付ける。
「ほら、好きにしな」
首に手を回して挑発すると、すぐに乳首に生暖かい感触が伝わった。
「あぁ……いいよ、んんっ…」
乱暴に吸われ、揉まれるのがたまらない。乳首がつままれるたびに体に電流が走る。
思わずアルベルの頭を抱え、髪に顔を埋めた。
口内で自在に嘗め回される感触に声が押さえられない。
「はあぁっ! ……うぅ……もっと……はぁ…」
ぎゅっと両方の乳房が強くつかみ上げられ、乳首に歯が立てられる。
「はふ…あ……あああああぁっ!」
ネルの体がビクンと跳ね上がり、崩れ落ちた。
477深夜に貼り逃げ:03/11/05 01:46 ID:TuaK9nX+
5/5
「胸だけでイったのは初めてだよ。あんた意外とうまいんだね」
アルベルの長い前髪をかきあげて唇を重ねる。
「ん…んあ……」
少しだけ互いに舌を絡めあい、すぐに唇を離した。
不満げなアルベルにウィンクしてみせると、その口を下に持っていき、
アルベルの腰紐を咥える。
口だけで器用にほどき、下着も口だけで引き降ろすと、床にヒザを付いて
自分の両胸を持ち上げた格好でアルベルを見た。
「これと口、どっちがいい? 選ばせてあげるよ」
唾液で光る乳房と、艶かしい舌が覗く口。どちらも捨てがたい。
アルベルは迷わなかった。
「決められねぇ。両方だな」
「正直だね。じゃ、まずこっちからいこうか」
剛直を両方の乳房で挟み、ぬるぬると前後に動かす。
「どう? ……はぁっ…ん…」
肉棒の刺激でまた感じてしまう。
「悪くねぇな」
口では強がっているが、はちきれんばかりに膨張した肉棒は爆発寸前だった。
「もう限界かい? だらしないねぇ」
竿を口に含み、唇で刺激しながら舌の先でチロチロと先を舐める。
かと思うと喉の奥まで咥え込んで強く吸い上げた。
「ぅあぁっ! 出るぞ!」
ドクン、と口の中で肉棒が脈打ち、白い液体が吐き出された。
ネルはそれを残らず飲み干し、さらには唇を使ってしごきだし、
最後に上目遣いでアルベルを見上げながら、先端に口付けて最後の一滴を吸い取った。
その仕草に、アルベルの欲望が再び立ち上がり始める。
478名無しさん@ピンキー:03/11/05 02:32 ID:4Qe3mYFC
糞虫×ネルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
何気にこの組み合わせ好きだ。ネルたん(;´Д`)ハァハァ
導入部のギャグっぽいノリが凄く好みです。
479もぽえ:03/11/05 03:19 ID:JmzVv1W9
>◆PzDeastE6E氏
女性向けの方ではやっぱり板違いのようです。

>466〜471の各氏
ご意見、参考になります。URL張りつけですか。ふむふむ。
それやると楽といえば楽なんですが、
保管庫をいいように利用することになる気がするんですが……。
やっちゃっていいんでしょうか。

>深夜に貼り逃げ氏
こういうユーモアのある作風好きです。続きを待ってます。
近日中に、氏のディレクトリを開設できるよう努力しときます。
480名無しさん@ピンキー:03/11/05 03:22 ID:vxGIOVdf
>>473
この時間帯まで起きていた甲斐があったヨ・・・。
漏れも糞虫×ネルの組み合わせが大好きだ(;´Д`)ハァハァ
ご丁寧にもページ数までちゃんと書いてあるし・・・。
続きが楽しみ☆
481名無しさん@ピンキー:03/11/05 18:41 ID:8w2WszGh
サキュバスたんを調教したい
482深夜に貼り逃げ:03/11/06 00:27 ID:wOKUB5bZ
>473-477の続きです。読んでくださった方ありがとうございました。
3レスお借りしますね。
エロなのにエロくない…素直にギャグSS修行したほうがいいのかも。
普段はシリアスしか書いてないと言っても誰も信じてくれなさそうですね(苦笑
483深夜に貼り逃げ:03/11/06 00:28 ID:wOKUB5bZ
1/3
「悪ぃな」
下半身の状態とは裏腹に、アルベルから出たのは意外な言葉だった。
ガントレットを外した手でぎこちなく髪に触れてくる。
要するに、口の中に出してごめん、とかそんなことが言いたいのだろう。
「カタナばかり振ってたら、商売女以外はさっぱりでな」
「さっきから妙に静かだと思ったら、そういうことかい」
「うるせぇ」
顔を赤くしてそっぽを向いてしまう。

やれやれ。
ニンジンの次は女の抱き方まで面倒みないといけないのかい。
でも孤高を気取るコイツがそんなことを口にしたというのは、
少しずつ心を開いて、私に歩み寄っている証拠かもしれない。
それなら少しぐらい手伝ってやるのも人情ってもの……なのかねぇ?

アルベルが向こうを向いている隙に、ネルはテーブルの上のコップに手を伸ばして
水を口に含み、口内に残るアルベルの精を流した。
これでキスしてもOK。
準備完了、と判断したネルは、再びアルベルのヒザの上にまたがった。
そのまま腰を降ろそうとしたが、なんとなくためらってしまう。
中腰の姿勢で固まるネルを、アルベルの両腕が支えた。
「どうした?」
「歪のアルベルとこんなことすることになるなんて、って思っただけさ」
覚悟を決めてゆっくりと腰を下ろす。
入り口にブツが当たるところまで下ろしたが、やはりなんだか照れくさい。
「どうした? イヤなのか」
「嫌ってわけじゃないけどさ、なんとな……あああぁあぁっ!」
いきなり両腕で引きずり落とされた。
体内で熱い塊が脈打っているのを感じる。
「好き嫌いはよくねぇぞ、ちゃんと食え」
「バカっ!」
484深夜に貼り逃げ:03/11/06 00:29 ID:wOKUB5bZ
2/3
前後に揺すられて息が詰まる。
深い部分まで貫かれ、アルベルの存在を嫌というほど感じさせられた。
負けじと相手の肩に手をかけ、自分から貪り始める。
「……あ……あっ……あんっ……んんっ!」
「くっ……締まるな」
「当たり……前さっ…! ちゃんと毎日鍛えて……あうっ!」
どこで覚えたのか知らないが、本当に胸をいじるのだけは上手い。
乳首を舐められ、軽く歯を立てられ、腰を動かすのを忘れそうだ。

じゅぷ、じゅぷという淫猥な音と二人の吐息が工房に響く。
「ん…はぁ……あ……あうっ…」
下からも突き上げられて、どんどん上り詰めていく。
体がびくびくと震え、アルベルの上に強く引き降ろされた瞬間。
「ふあっ、あっ、駄目っ、は、ああぁっ!」
頭の中が真っ白になって、膣が思い切り締まる。
背中に回されたアルベル手にも力が入り、熱い精が体内に注ぎ込まれた。

ぐったりとして余韻に浸っていると、顎が持ち上げられて唇が重なった。
「キスは駄目だよ」
男を押しのける。セックスの後のキスは本当に危険だ。
「何でだ」
「惚れた相手だと勘違いしそうになるんだよ」
「フン」
再び唇が奪われる。髪をつかまれているので今度は逃げられない。
歯列を舐められ、舌を蹂躙され、やはり勘違いしそうになる。
……勘違いなら、明日の朝忘れればいいか。
割り切って舌を受け入れ、また胸をまさぐる手に身を任せた。
485深夜に貼り逃げ:03/11/06 00:30 ID:wOKUB5bZ
3/3
さらにお互い激しく貪りあって数回果てた後、ようやくアルベルが離れた。
ガントレットを拾い上げようと身をかがめたその鼻先で、
ネルはガントレットを蹴り飛ばした。
「あぁ?」
「食べ残しはよくないだろう?」
笑いながら男の竿をぐっと握り込む。
「まだこんなに元気なのにさ」
「いや、もうさすがに……うわっ、やめろー!」

その後、アルベルはニンジンを見るたびにネルのことを思い出し、
違う意味で食べられなくなったという。

おしまい。
486もぽえ:03/11/06 02:54 ID:Iext9oVI
>深夜に貼り逃げ氏

アルベルとネルは、先行作品の印象が強くて
「緊張感ある純愛」という固定観念がありましたが、
こういうコミカルな路線もいいですね。

>スレの皆さんへ

さっそくここに投下できないというSSをsoy◆6wtmK.nv7.氏から預かりました。
組み合わせは「ほや×キングドリアン」です。
それではどうぞ。

ttp://blue.ribbon.to/~yukinone/tmp/kyousou.html

なお、このSSは近日中に隔離行きになります。
487名無しさん@ピンキー:03/11/06 18:05 ID:cmbl9tJm
深夜に貼り逃げ さんGOOD JOB
488名無しさん@ピンキー:03/11/07 11:41 ID:ZsOwAdpH
深夜に貼り逃げさん、面白かったです。
お疲れ様でした。
この2人イイ!
489名無しさん@ピンキー:03/11/07 22:32 ID:UkhmRad9
490名無しさん@ピンキー:03/11/07 23:02 ID:IaSNRULB
ふむふむ
491名無しさん@ピンキー:03/11/08 00:37 ID:A3QMD/em
>>489
(・∀・)bグッジョブ!
ネル受身ものいいな。もっと投下してくれ。
492名無しさん@ピンキー:03/11/08 00:54 ID:nBFK+NYy
>>soy氏
題材にビビりますた。エロコメ(・∀・)イイ!!
しかしマイナーすぎて食い物の形が分からなかった。。。
493垢のプリン:03/11/09 01:02 ID:Ixr294Lj
「青の笑」
パルミラ平原に日が落ちていた。草原の草木が垢の光沢を浴び、やがて来る魔物の時を知らせるが如く風に唸る中青髪の少女は同じく青色の髪を持つ少年を見て途方に暮れていた。
「やはりこの場合って私の責任になるのかしら・・・。この歳で人を殺したなんてホント冗談にならないわよね・・。魔物にでもやられたと弁解するべきかしら。いや、むしろ埋める。
埋めてフェイトの木がなればそれこそ大収穫よね。フフフ・・・。」
いつもは冷静な彼女がこれほどの錯乱に陥っていたのは今倒れている青髪の少年、フェイト・ラインゴットの軽薄な行動に因があった。

〜適当なぐらい前シランドにて(お手数ですが読者様が適当に時間を合わせて考えてください。)〜
「やぁ、マリア。」
「あら、どこぞの石ころだと思ったらフェイトじゃない。」
「い、石ころ!?頭からヒド!てかどう考えても間違えないよ!それ!」
「何いってるのよ。フェイトが正に石ころの如き存在って比喩していっただけよ。で、何?」
「成る程・・・石ころその物ッて訳じゃなくて比喩して用いてたわけか・・・さすがマリアだなぁ・・って全然慰めになってないよ。むしろ深く傷を抉ってるよ!」
この時初めてフェイトはスキル「乗り突っ込み」を覚えた。彼が宇宙1の突っ込み芸人と言われた始まりは正にここだったのである。蛇足ではあるが友人間での間でのボケ突っ込みは沈黙を買うことが多くあまりオススメはできない。
やはりボケ突っ込みなどと言う上級技術はプロの任せるべきである。むしろやるな。寒い。
494垢のプリン:03/11/09 01:03 ID:Ixr294Lj
「まぁ、いいや。丁度施術兵器の開発が一段落着いたんだ。一緒に草原でも行って休憩しないかい?」
「どうして?それならこの街でも十分教養できると思うのだけど・・。」
「それは・・やっぱり人が沢山いる所じゃあ、落ち着けないだろ?」
この時点で思春期の少年が何を求めているのかマリアには用意に想像できたが敢えて知らぬフリをして反応を見てみることにした。
(どうせ施術兵器って言っても実質働いてるのミラージュだけだしね・・。それに何より暇だし)
「へぇ・・。それじゃフェイトはそこらのヒューマンに見られるよりは魔物に見られてる方が落ち着くって言うのね。さすがに考える事違うわね、石コロットは。」
「う・・。それは・・・。てか石コロットって何だよ!?妙なあだ名をつけるな!呼びにくい上トしかあってないよ!」
「そう。じゃあコロちゃんね。」
「あげくキ○レツかよ!?てか余計に遠くなってるよ!もはや誰のあだ名かわかんないよ!」
「黙れ小僧。」
「!?」
目に見えて慌て出すフェイト。
(やっぱりね・・。単純すぎるのよね。まぁ、だからこそ遊びがいがあるんだけど。)
自分の予想の的中に内心ほくそ笑むマリア。
「まぁいいわ。コロちゃんの言う通り確かに休養は欲しいかもしれないわね・・。その話乗ってあげるわ。」
「コロちゃんで落ち着くな!!・・・て、ええ!?本当?一緒に行ってくれるんだね。ワーイワーイ。」
喜びのあまり子供の様にはしゃぎ出すフェイト。余談ではあるが街の隅の方でギャル系の女性が馬鹿みたいに笑い声を上げるのは処罰すべきではないか?聴音兵器か。貴様等は。このパラボナアンテナ供が。
「それじゃ、行きましょうか。」
「ああ、じゃあ行こうか。」
そそくさとマリアの手を引くフェイト。どうやら心変わりする前に・・・と思っているらしい。
(さーて、どういう手で来るのかしら。考えただけで血肉沸き立ち踊るわねぇ。)


初投下にして制作途中投稿スマソ。こんぐらいはんちゃけちゃってても大丈夫なのか確認したかったので。
ついでにこれがこのままエロ無し進行で逝くか非常に微妙。作者としてはエロ無しの方が楽なんですが・・。
495名無しさん@ピンキー:03/11/09 01:49 ID:1sBP9Mqa
>493-494
新規職人さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
おつかれさまです。続き待ってます!
あと、このスレはsage進行なので次回からsageでお願いします。
496名無しさん@ピンキー:03/11/09 12:48 ID:PHBzPhhQ
(゚Д゚)ハァ?
テンプレにsage進行とかあるわけじゃないからいいだろ。
なに勝手に仕切ってんだよ。
497名無しさん@ピンキー:03/11/09 13:38 ID:zW6WP46U
>>496
余計な広告が入って欲しくないからだろう。
いちいち目くじら立てず、マターリする!!
498名無しさん@ピンキー:03/11/09 20:17 ID:kmE+TX/1
>>496
お前もう来んなヴォケ
499empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/09 21:42 ID:cR5iS8Dj
次の0時にSSを一斉投下します。
非常に長いです。どれだけ長いかと言うと、普通のSS4話分です。
めちゃ長です。ですので、0時から暫らくの間、SSが投下され続けます。
レスしたい方、及びSSを投下したい方は、誠に勝手ではありますが、
このことをご承知の上、レス及び投下を行って下さい。
500名無しさん@ピンキー:03/11/09 21:58 ID:xffKUZPi
500σ゚Д゚)σゲッツ!!
SS投下するんか。
寝ようと思ってたけど、じゃあ起きてるか。
501名無しさん@ピンキー:03/11/09 22:20 ID:0Ue9XIPn
emptyさんきたいしてます
502名無しさん@ピンキー:03/11/09 23:36 ID:WEn6v+q6
ざわざわ ざわざわ
503名無しさん@ピンキー:03/11/09 23:47 ID:t8KnVXoW
えー、ジュースにビールー、ポップコーンはいかがっすかー!?
504名無しさん@ピンキー:03/11/09 23:58 ID:a+RvTBsb
投下直前sage
505empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:00 ID:y1ggv4uW
いまから掲載するのは、私と、素材クリエイター(笑)モコ氏との合作です。
カップリンッグは読んでからのお楽しみで。
ただし、この話はロリを多大に含みます。苦手な方は注意して下さい。
506empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:01 ID:y1ggv4uW
『舞い降りしは薄蒼の天使』



「・・・くっ・・・」
その体に不釣り合いな槍を抱き、幼い足が膝をつく。
「・・・勝った、のか・・・?」
「・・・まったく・・・シャレになんねぇ強さだったぜ・・・」
ここスフィア社の210階で、フェイトたちは先程一人の少女と刃を交えた。
その強さに圧倒されながらも、何とか勝ちを収めることが出来た。
「さ、いつまでもこんなところにいてもしょうがないわ」
「・・・この上が、最上階なんですね」
「・・・・・・もう、どうなっても知らないから・・・・・・」
薄蒼の双眼が一行を睨み付ける。
幼い体を槍で支えながら、辛うじて彼女は体勢を保っていた。
「・・・で、どうするんだい?一旦戻っても、私は別に構わないと思うけれど」
「おいおい、ここまで来て諦めるってのか?冗談じゃねぇぜ」
「フン、当然だ。ここで引き下がる理由など無いだろうが」
「それじゃあ、行きましょう」
仲間が歩みを進める中、フェイトの足だけが動かなかった。
「ねぇフェイト、どうしたの?」
「ゴメンみんな、先に行っててくれないかな」
「は?お前何言ってんだ?」
「あの子の手当てをしてあげようと思って」
「・・・気でも狂ったか阿呆。さっきまで殺り合っていた相手じゃねぇか」
「だけど、怪我させたままこんな所に放ってはおけないよ」
「・・・好きにしろ阿呆」
「でもフェイト・・・」
「大丈夫だよソフィア、ここならきっとモンスターは出ないから」
「それは・・・そうかもしれないけど・・・」
「さあ、行って。最上階に行くのに、あまり人手は割けない」
「・・・うん、分かった・・・」
507empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:02 ID:y1ggv4uW
仲間を最上階に送り出すと、フェイトは少女の方へ向き直った。
少女の目は未だにフェイトを睨み付けている。
「来るなっ!」
フェイトの足が自分の方に向かってくるのを見て、彼女は右手で槍を持ち直し、フェイトを牽制しようとした。だが・・・
「痛ぅっ―――――――!!」
全身の痛みに耐えかね、少女は槍を落としてしまった。硬い音を立てた槍はすぐに虚空へと消え、支えを失った少女はその場に崩れ落ちる。
「だ、大丈夫?」
「くっ・・・来るな・・・っ」
彼女はなおも右手でフェイトを威嚇し続ける。しかしフェイトは、そんな行動を無視して彼女に近付くと、ひょいっとその体を抱き上げた。
「なっ!?お、降ろしてっ!!」
一転、少女は顔を真っ赤にして、フェイトの胸板をぽかぽかと叩き抵抗した。
「うわっ、ちょっ、止めてよっ、何もしないから」
「うるさい!降ろしてったら・・・っつぅ!!」
「ほら、怪我してるんだから無理しちゃだめだよ・・・」
そう言ってフェイトは少女を運び、彼女の背中を壁にもたれ掛けさせた。
鮮蒼の鎧はいつの間にか消え、彼女の姿はいつもの軽装に戻っていた。
「そう言えば君、名前はなんて言うの?」
「・・・・・・レナス・・・・・・」
少女はフェイトから顔を背けたまま、そう答えた。
「そう、レナスちゃんか。さあ、急いで手当てをしなくちゃ・・・あ・・・しまった」
この時まで、フェイトは大事な事を忘れていた。実はフェイトはヒーリングを覚えていなかったのだ。
508empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:03 ID:y1ggv4uW
(参ったな・・・どうしよう、この子をこのままにして、ここを離れるわけにはいかないし・・・)
フェイトは他の仲間に頼めばよかったかと悔やんだが、既に後の祭りである。
(仕方ない・・・治りは少し遅いかもしれないけれど、薬で手当てをしよう)
「あの、ゴメン僕回復の紋章術使えなくて・・・しみるかもしれないけれど、薬で我慢してね」
そう言って、フェイトは懐から塗るタイプの傷薬を取り出した。
「じゃあ、塗るね」
「いらない」
レナスはフェイトを睨みつけながら言った。
「そんな、いらないって・・・」
「・・・ほっといて・・・」
「そういう訳にはいかないよ」
なかなか意見を曲げないフェイトに、レナスは怒りの視線を投げかけた。
「そんな顔しないで。可愛い顔が台無しだよ」
「!?」
フェイトが微笑みながらそう言うと、レナスは顔を赤くそめて、ふいっと逸らした。
「さあ、我侭言ってないで、塗るよ、いいね?」
「・・・・・・」
無言を肯定ととると、フェイトはレナスの左腕を取り、袖を捲り上げると傷口に薬を塗り始めた。フェイトが薬を塗る度に、レナスは痛みで小さく声を上げていたが、彼女は先程から顔を背けていたため、その表情は分からなかった。

(・・・何だ・・・?)
ふと視線を感じて、フェイトは目線を上げた。すると、レナスが顔を背けながらも、フェイトの事を横目で見つめていた。
(・・・私・・・どうしてこんなにドキドキしてるんだろう・・・?)
「どうしたの?僕の顔に、何か着いているかい?」
「!!・・・な、何でもない・・・」
レナスは顔を赤くしながら、再びフェイトから目線を逸らした。
左手を塗り終わり、右手、首、そして顔。あらかたの傷に薬を塗り終わり、途端フェイトの動きが止まった。残る部分は・・・足だ。
「えっと・・・レナスちゃん、足は、自分でやるかい?」
フェイトの問いかけにレナスは暫らくきょとんとしていたが、やがて薬を取ろうと右手を動かし始めた。
「うっ!?・・・っ」
しかし、暫らく安静にして気が緩んだためか、レナスの右手に先程よりも激しい痛みが襲う。薬が効き始めるにはまだ早かった。
「あ、駄目・・・みたいだね・・・」
509empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:04 ID:y1ggv4uW
フェイトは困った。余りここで時間を潰す訳にもいかない。かと言って、この子をこのまま置き去りにも出来ない。
「仕方ないから、僕が塗ってもいい、かな」
レナスは痛みに耐えながら、辛うじて首を縦に振ってみせた。
「じゃあ、ごめんね」

そう言って、フェイトは恐る恐る、レナスの白いスカートを捲った。そこに現れたものは・・・・・・
傷ついて痛々しくも、さわり心地の良さそうな、柔らかそうな肌。そして、否が応にも視界に入ってきてしまう純白の下着。
フェイトはごくりと唾を飲み込んだ。
「・・・どうかしたの?」
レナスは怪訝そうな目でフェイトを見ていた。
「え、あ、いや、な、何でもないよ」
フェイトは慌てて頭を振った。
「じゃあ、塗るよ・・・」
フェイトは、純白を避けるように、足の先に近い方から薬を塗り始めた。しかし、傷は太ももの方にもついている。結局は同じなのだ。
フェイトは、レナスの下着を見ないようにと、懸命になりながら薬を塗った。
「・・・っ・・・ん・・・んっ・・・」
フェイトの指が足を昇ってくるに従って、レナスの声に、明らかに痛みによるものではないものが混ざり始めていた。フェイトは目を逸らせるのに必死で気付いていなかったが、彼女の頬は、次第に赤みがさしてきていた。

「っ―――――っはあっ!終わったぁ」
やたら息を切らしつつ、全ての傷に薬を塗り終えたフェイトは、急ぎレナスのスカートを元に戻して立ち上がった。
「もうすぐしたら傷は全部塞がると思うから。じゃあ、僕はこれで・・・」
「・・・・・・」
しかしレナスは俯いたまま、何も答えない。
「・・・レナス、ちゃん?」
「・・・・・・」
「まだ、どこか痛むの?」
レナスは俯いたまま、ふるふると首を横に振る。
「・・・痛くは、ないけど・・・なんか・・・ムズムズする・・・」
「ムズムズ?」
「・・・ここが・・・」
そう言って、レナスは右手で自分の股をおさえた。
510empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:05 ID:y1ggv4uW
「ここ・・・って、えぇっ!?」
「・・・悪いけど・・・これも、治して・・・欲しい・・・」
「な、治して欲しいって言われても・・・」
「・・・ダメ・・・?」
レナスの上目遣いで、悩ましげな表情がフェイトの心臓を射抜く。
「だ、だだだ、駄目って訳じゃ・・・あ、いや、で、でも」
「・・・私・・・こんなの、初めてで・・・どうしていいのか・・・」
「・・・っ・・・」
レナスのもじもじとした仕草にフェイトは声も出なかった。
「わ、分かった・・・僕が、何とかするよ」
「・・・ありがと・・・」
ふぃ、と顔を逸らすその仕草に、フェイトの心臓は大きく跳ねた。
「じ、じゃあ取り敢えず、下着を下ろそうか・・・いいかい?」
「・・・うん・・・」

レナスにスカートの裾を持たせると、フェイトはレナスの足を持ち上げ、下着をゆっくりと引き抜いた。露わになった、まだ何も生えていない彼女の綺麗な秘部は、しっとりと湿り気を帯びていた。
(うそ!?・・・もう濡れてるよ・・・)
「・・・どうか、したの・・・?」
動きの止まっていたフェイトに、レナスが尋ねる。
「え、あ、いや、何でもないよ」
どうしようか、とフェイトは一瞬考えたが、まさかこんな小さな子に自分のモノを入れるわけにもいかない。フェイトは指で済ませようと考えた。もっとも、フェイトのモノは既に元気になっていたのだが・・・
「・・・じゃ、じゃあ、始めるよ?」
本当に何も知らないのか、レナスはなんの躊躇いもなく頷く。
それを確認して、フェイトはレナスの割れ目に人差し指を、恐る恐る持っていった。
「・・・ん・・・」
フェイトの指が触れると同時に、レナスの口から声が漏れる。フェイトはそのまま、彼女の秘部を指でなぞった。
「ん・・・んっ・・・ん・・・」
(うわ・・・やっぱり、ちゃんと感じるんだ・・・ここもだんだん濡れてきたし・・・)
フェイトが優しくなで続けていると、レナスの割れ目は一層湿り気を増し、次第に糸を引くほどになった。
511empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:06 ID:y1ggv4uW
「んっ・・・ね、ねぇ・・・あっ、全然、収まらない・・・ん・・・」
「え、あぁ、それでいいんだよ。このまま・・・で・・・」
フェイトがふと目線を上げると、レナスの切なそうな顔が視界に飛び込んできて、再びフェイトの動きが止まった。心臓が、五月蝿いくらいに鳴っていた。
「・・・ね、ねぇ・・・どうして、止めるの・・・?」
上手く身動きのとれない座り方をしていたレナスは、腰をもじもじとさせながらフェイトに問うた。
「・・・え、あ、いや、な、何でもないよ!」
「・・・そう?・・・んっ・・・あっ、あっ・・・んふっ・・・」
理性が壊れそうな一歩手前のところで、フェイトは何とか堪えていた。
レナスはフェイトの優撫に段々と敏感になって、スカートを持った両手を震わせながら、未体験の刺激に耐えていた。その時・・・・・・
「んふっ・・・あっ・・・ねぇ・・・んあっ、そ、それ・・・んんっ・・・」
「へ?それ・・・って」
レナスの声で再び顔を持ち上げたフェイトは、彼女の視線を辿ってみた。そこには、張り裂けんばかりに膨らんだ彼のムスコに突き上げられて、すっかり形を変えたフェイトの下半身があった。
「あ、いや、これは・・・その・・・」
「・・・どこか、悪いの・・・?」
彼女の質問にフェイトは戸惑った。
「別に悪いって訳じゃないけど・・・」
「・・・今の私と同じ?」
「え、まあ、似たようなものかな」
「じゃぁ、私に治させて」
「へ!?な、君にそんなことやらせられる訳・・・」
「これ以上借りを作りたくないの!」
「っ・・・・・・」
「・・・やらせて・・・」
彼女の大きな声に、フェイトは驚いた。真の強そうな眼差しがフェイトを見つめている。もしかすると今まで、敵に親切にされていた事に屈辱を感じていたのかも知れない。
断れない事を悟り、フェイトは彼女に全てを話した。
512empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:09 ID:y1ggv4uW
レナスの眼前に、フェイトの肉棒が姿を現した。
「・・・おっきい・・・」
レナスはその迫力に、つい声を発してしまった。大きくそそり立ったソレは、レナスの顔と同じ位にまでなっていた。
「ねぇ、無理しなくていいよ?」
「いいのっ・・・・・・つぅ」
レナスはフェイトの物を握ろうと、前かがみになった。しかし、まだ傷が完全に癒えたわけではないようで、彼女は痛みに顔をしかめる。
フェイトは、こんな真剣な表情の子を前に大きくなるばかりの自分のムスコが情けなかった。
「はむっ・・・」
「うっ・・・」
レナスはフェイトのモノをくわえ込もうとした。
しかしその小さな口に入る訳もなく、結局ネコの様にちろちろと舐める風になった。が、その刺激はフェイトの予想以上だった。
(うっ、何だ、どうしてこんなに気持ちいいんだ!?)
ネコの様に舌で舐めているだけ・・・手に至っては男根に添えているだけなのに、目の前の少女の奉仕で、フェイトの体中に快感が駆け巡る。
彼女の、薄蒼色の猫の耳と、同じく細長い猫の尾が、更にフェイトの欲望を煽り立てた。
「んっ、んっ、んっ、んっ」
レナスは自分のやっている事を理解せぬまま、一心にフェイトに奉仕を続ける。
「うっ、き、気持ち良いよ、レナスちゃん・・・」
「気持ちいいの?これ・・・なら、もっとしてあげる」
レナスはフェイトの亀頭をひたすら舐め続ける。そしてカリ、尿道、裏筋と舐める場所も移動させ、時には先端をその小さな口に頬張ったりもした。
両手でも、拙いながらフェイトに言われた通りに肉竿をしごく。
「んっ、んっ、はもっ、んん」
「はぁっ、本当に、気持ち、いい・・・」
切なげな表情で、ぴちゃぴちゃと自分の男根を舐め続ける少女に、フェイトのソレは更に大きさを増していく。フェイトには、早くも頂点が見えつつあった。
「んっ、んっ、んっ、あっ・・・これ、大きすぎ・・・んっ、んっ、はっ、んっ」
513empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:11 ID:y1ggv4uW
(うわ、そんなカオしないでくれよぉ)
少女の淫らな行為に加え、その初々しい仕草と、筆舌に尽くし難いほど可愛い表情に、フェイトの限界がいよいよ近付いてきた。一方、やはり本能では感じるのか、レナスの目も段々と虚ろになり、休むことなくフェイトへの愛撫は続いた。
(うぁ、駄目だ、このままじゃ出るっ!)
「レ、レナスちゃん、も、もう・・・」
しかし、レナスはフェイトの静止には答えず、更にフェイトのモノを舐め続ける。
「んっ、んっ、んっ、んっ」
「も、もうっ!!」
「んあっ!?」
肉棒の先からフェイトの精が噴き出され、レナスの顔に白濁が飛び散った。
「・・・これ・・・?」
「・・・・・・あ、ご、ごめんっ」
レナスは両手についた見知らぬ粘液を、ぼんやりと眺めていた。白濁液にまみれたレナに一瞬目を奪われていたフェイトは、慌ててハンカチで彼女の顔を拭う。
「(・・・僕って奴は・・・)・・・ホントにごめん。大丈夫だった?」
「・・・・・・ダメ・・・・・・」
「え?」
フェイトの肩にとさっ、ともたれ掛かったレナスは、ぎゅっとフェイトの服を握ったまま、身体を震わせていた。
「・・・さっきより、ムズムズが・・・もう・・・ガマン・・・出来ないっ」
レナスの秘部は、先程とは比べ物にならない程に蜜で濡れきっていた。
「お願い・・・何とか・・・してぇ」
目に涙を浮かべながら自分を見つめる彼女を見て、フェイトの理性は遂に軋みをあげた。
フェイトは右手で彼女の身体を抱き支えると、そのまま左手を秘所にあてがった。
「んあぁっ!?」
フェイトが割れ目を指で擦る度、先程より数段大きな喘ぎ声がレナスの口から漏れる。
「んあっ、はっ」
「レナスちゃん、気持ちいい?」
フェイトはレナスの、ふさふさとした耳のそばで囁いた。
「ん、分かんな・・・あっ、変な・・・感じ・・・あんっ」
次の瞬間、フェイトの指が割れ目の中へと差し込まれた。
「ひゃんっ!」
クチュクチュという淫猥な音が部屋に響く。
514empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:12 ID:y1ggv4uW
「んぁっ、あっ、んっ、んんっ!」
フェイトは中で指の先を更に小刻みに動かす。
「んっ、んっ、んっ、やぁっ、あっ、んぁ、らめっ!」
レナスの両手が、フェイトの服をきゅっと掴む。そしてフェイトの親指が、レナスの秘豆を刺激した。
「んんぁぁっ!!?」
中と外の刺激が、一斉にレナスの脳に伝えられる。
次々と押し寄せる未知の感覚に、レナスの足は震え、完全にフェイトの腕に身を任せていた。飛びそうな意識に何とかしがみ付く。
しかし、絶頂への快楽の波は容赦なくレナスの幼い身体を襲い続けた。
「あっ、何、これ、はぁっ、んあぁっ、何か、変だよぉ」
「もうイキそうかい?」
「イ、イク?んっ、んあっ、イクって、あっ、あっ、何っ、あっあっあっ、んんっ!?んんんんっっっっ!!」
レナスは身体と尾を一際大きく震わせ、初めての絶頂を迎えた。くたりとフェイトの肩に身体を預けた彼女の頬を、涙が伝う。床には小さな水溜りが出来ていた。



515empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:13 ID:y1ggv4uW
「・・・これで、もう大丈夫だね」
フェイトは、まだ息の荒いレナスを床に座らせると、彼女の服を整えて立ち上がった。
「・・・ら・・・」
「え?」
「・・・今度こそ・・・・冥界送りにして、やるんだから・・・」
「・・・・・・」
涙で潤んだ上に上気した顔で、しかも上目遣いに見つめられて、フェイトは再び大きくなろうとするムスコを抑えるのに精一杯だった。
「・・・じ、じゃあ皆が待ってるから、僕はこれで・・・」
無理するんじゃないよ、と最後に付け加え、フェイトはエレベータに姿を消した。
「・・・・・・」
レナスは暫らく、その場でエレベータを見つめていた。
516empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:14 ID:y1ggv4uW
『蒼天使の純潔』



ここはエリクール、アイレの丘。イセリア・クイーンを倒し、昂翼天使の宝珠を手に入れたフェイト達一行は、エリクールへと戻って来ていた。そこに、一行の後をつける小さな影があった。
(・・・私、何で着いてきちゃったんだろう・・・)
己の行動の不可解さに、薄蒼の双眼が細められる。
自分の警告を無視した連中など、今更どうなろうと構わないはずなのに・・・。
(・・・放っておいても良かったのに・・・)
自分を動かす未知の感情に、少女は戸惑いを覚えていた。
その時、ネルがその小さな気配にいち早く気付いた。
「・・・!そこにいるのは誰だい!?おとなしく出てきな!!」
ネルの警告に、少女は岩陰から姿を現した。
「・・・!!こいつ、また出やがった!!」
「フン、しつこい糞虫だ・・・!」
数人がすぐに戦闘態勢に入る。しかし、少女は全く動こうとせず、彼らもそれ以上動くことが出来なかった。その時、フェイトが一人で少女の方に歩み寄った。
「危ないよフェイト!」
「大丈夫だよソフィア」
仲間が心配そうに見つめる中、フェイトは少女の前で膝を折った。
「レナスちゃん、どうしてこんな所へ?」
「・・・・・・」
レナスは俯いたまま黙っていた。
「・・・できればもう、君とは戦いたくはないんだけれど・・・」
「・・・りを・・・」
「え?」
「借りを作ったままは・・・嫌だったから・・・」
レナスは、目線だけでチラッとフェイトを見てそう言うと、頬を染めながらまた地面を見つめた。
517empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:15 ID:y1ggv4uW
(何でこんなに緊張するの・・・?)
そんな様子に気付かずに、フェイトはレナスに話しかけた。
「借りって・・・別にいいよ、そんなつもりでやったんじゃないし」
「あなたが良くても私が嫌!」
(またか・・・)
フェイトの脳裏に先程の出来事が甦り、再び下半身に血流が集まり始める。
(うっ、や、やばい・・・)
「そ、そんな事言っても、別に手伝って欲しい事なんてないんだけれど・・・」
フェイトの言葉に、レナスの表情が淋しそうに曇る。
(だからその表情を止めて欲しいんだってば・・・)
冷や汗を流しながら欲望と葛藤していたフェイトの後ろから、昂翼天使の宝珠を手にしたクリフがレナスに尋ねた。
「なぁ嬢ちゃん、この珠が何なのか知らねぇか?」
その珠を見て、レナスの表情が神妙なものになる。
「それ・・・やっぱり、あの人を負かしたのね・・・」
「あぁ、嬢ちゃん程凶悪じゃなかったぜ。ちっとばかしタフだったがな」
「・・・それは、この世の災いが封じられた珠・・・絶対に解き放ってはいけない禁断の宝珠・・・」
「災い・・・随分抽象的だね。具体的に何が封じられているって言うんだい?」
「・・・最凶最悪の悪魔・・・いくら貴方達でも適わない・・・」
「ホォ・・・そいつは楽しみだな・・・」
「え、まさか封印を解いたりしませんよね!?」
「阿呆、こんな面白そうな事を放っておけるか」
「ちょっ、何言ってるんだよアルベル!?そんな事・・・」
「なぁ、この嬢ちゃんに手伝ってもらえば何とかなるんじゃねぇか?折角借りを返したいとか言ってるんだしよ」
「お、おいクリフ!お前まで」
「こんなガキの手を借りるってぇのか?」
「そうじゃなきゃ、少なくとも俺は、賛成できねぇな」
「いや、二人ともそういう問題じゃ・・・」
「分かった」
518empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:16 ID:y1ggv4uW
「ほらレナスちゃんもこう言ってることだし・・・え?」
「私、協力する」
「ちょっとレナスちゃん・・・」
「・・・どうやら、決まりみたいね」
「マリアまで」
「そう気にすんな。何とかなるんじゃねぇか?ま、俺のカンだがよ」
クリフの、俺のカン発言を懐かしく思いながら、自分の意見を全然聞いてくれないこのパーティに無常を感じずにはいられないフェイトだった。
「・・・ねぇ」
レナスにズボンの裾をくいくいと引かれ、フェイトは彼女の方を向いた。
「え?何だい?」
「・・・名前・・・何て言うの?」
「え、あぁ、そういえば言ってなかったね。僕の名前はフェイト。フェイト・ラインゴットだよ」
「・・・フェイト・・・お兄ちゃん・・・」
「そう。宜しくね、レナスちゃん」
そう言ってフェイトがレナスの頭を撫でると、彼女はまた顔を赤くして俯くのだった。



519empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:17 ID:y1ggv4uW
(・・・何であんな事言ったんだろう・・・)
レナスはベッドに身体を預け、物思いに耽っていた。
ここはレナスにあてがわれた、カルサアの宿屋の一室。一行は最強の敵に備え、この町で宿をとる事にした。夜空にはもう、二つの月が空高くに輝いている。
レナスは自分の行動が解らなかった。自分は本来あの宝珠の守護者。あれの封印を解き放とうとする者を排除し、この世をあの災いから守るよう定められた者。
その自分が、今その封印を解く手助けをしようとしている。
(・・・一体どうして・・・)
幾らレナスが強いとは言え、あいつに適う自信は正直彼女には無かった。最悪、全員の命は奪われ、世界はあいつの理想の元に消滅させられてしまうだろう。あの人の命も・・・・・・
(・・・フェイト・・・お兄ちゃん・・・)
まぶたを閉じれば、あの青年の笑顔が浮かんできて不思議な感情に襲われる。今まで感じた事の無いような・・・・・・鼓動が速くなり、切ない気持ちで胸がいっぱいになる。
(・・・ダメ・・・じっとしてられない・・・)
レナスはベッドから下り、部屋を出て行った。



520empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:18 ID:y1ggv4uW
(・・・どうしよう・・・)
フェイトの部屋の前まで来て、レナスは一歩を踏み出せないでいた。扉一枚隔てた向こうにフェイトがいると思うと、何故だか緊張してしまう。
その時、レナスの目の前に立ちはだかっていた扉が、勝手に開いた。
「あれ、レナスちゃん?どうしてこんな所に・・・」
「あ、フェ・・・フェイトお兄ちゃん・・・」
フェイトを目の当たりにして、やはりレナスは押し黙ってしまう。
「・・・どうしたの?あ、こんな所でいてもしょうがないし、中に入るかい?」
「え・・・う、うん・・・」

レナスはフェイトに促されるまま部屋に足を踏み入れた。ベッドに座るよう促され、レナスは椅子に座ったフェイトと向き合った。
「で、僕に何か用かな?」
「・・・どうしても、あれの封印、解くつもり・・・?」
「え?」
フェイトは、自ら協力を買って出たレナスからそんな言葉が出るとは思わず、少し面食らった。
「でも、レナスちゃんも協力してくれるんでしょ?」
「・・・私にも・・・勝てる自信は無い・・・」
「・・・・・・」
フェイトは、俯き加減に話す少女から強い切迫感を感じた。
「・・・その、封印されている悪魔って、やっぱり世界を壊そうとしているのかい?」
フェイトの問いに、レナスは無言で頷く。
「そう・・・実はね、これから皆とその事について相談する予定なんだよ」
「え?」
レナスの瞳がフェイトのそれを見上げた。
「僕はこれからみんなの所に行ってくるから。今聞いた話もちゃんと皆に伝えるよ」
そう言うと、フェイトはレナスを残して部屋を出て行った。その背中を見たレナスは、言い知れぬ感情に襲われた。
(何?・・・この気持ち・・・)
レナスは胸の前できゅっと右手を握った。今日だけで一体どれ程こんな感情に襲われただろうか・・・。レナスは自分が分からなくなってきた。
521empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:19 ID:y1ggv4uW
(・・・あ・・・)
ふと気が付くと、あのムズムズがまた甦ってきていた。今この場にフェイトはいない。レナスは仕方なく、フェイトを真似て自分の右手の人差し指を下着の上に持っていった。
「・・・ん・・・」
あの、えもいわれぬ感覚が湧き上がってくる。レナスはそのまま、下着越しに指を滑らせた。
「・・・ん・・・あっ・・・ん・・・」
幼い花弁が次第に湿り気を帯びてくる。レナスはもっと刺激が欲しくなった。
(そう言えば・・・お兄ちゃん、中に指を入れたっけ・・・)
フェイトのしていた行為を思い出し、レナスは下着の中に手を潜り込ませ、自身の割れ目に、恐る恐る指を差し込んだ。
「んんっ・・・!」
先程より一段と強い刺激が訪れる。レナスはゆっくりと指をスライドさせた。
「んっ・・・あっ・・・はぁっ・・・んっ・・・」
レナスの顔が次第に上気し始め、目も段々と虚ろになってくる。しかし、まだ足りなかった。フェイトにしてもらった時ほどの刺激が得られなかった。自然に、レナスの指の動きは激しくなってゆく。
「んっ・・・んんっ・・・んあっ・・・」
より深く、より激しく、レナスの指は彼女の内壁を刺激する。
(あっ・・・まだ・・・足りない・・・)
レナスの指が、秘豆に伸びようとしたその時・・・

ガチャ   (!!)

部屋の扉が開き、レナスは、無意識に慌てて手を下着から引き出した。
「あれ、レナスちゃん帰ってなかったんだね」
フェイトはレナスを確認すると、彼女の方に歩みを進めた。
「あの珠の封印、解くことにしたよ」
「・・・・・・え?」
てっきり封印を解くのは止めになると思っていたレナスは、驚いた。
「ど・・・どうして・・・?」
「そんなに危険なのなら、もしその悪魔を抑えられない誰かが封印を解く可能性を残すより、今の戦力に賭けようってことになったんだ」
君もいることだしね、とフェイトは微笑んだ。
522empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:20 ID:y1ggv4uW
「さぁ、そういう事だから、明日に備えて今日は・・・」
フェイトはレナスの右手を取って、そのまま固まった。レナスの指先には、透明な液体が付着していた。
「・・・レナスちゃん、まさか・・・」
よく見るとレナスの顔は既に上気していた。嫌な予感がした。
「・・・さっきから、またムズムズして・・・」
(やっぱり――――――――!)
「で・・・また・・・やって欲しいんだけど・・・」
上気した顔、悩ましげな表情、もじもじとした仕草。それらに再びフェイトのムスコが元気に反応した。
(うわ、まずいっ!)
「あ・・・これ、ムズムズなんだよね・・・」
そう言ってレナスはより強い快感を、あの白濁液を浴びようと、何の躊躇いも無くフェイトのファスナーを下ろして、彼の男根を舐め始めた。
「わっ、ちょっ、レナスちゃ・・・あぁっ・・・」
迫り来る快感に、フェイトはその場で腰をついた。しかしレナスの攻めは止まる事なく続けられる。
(・・・もう一度、あれを浴びれば・・・)
レナスの頭には、フェイトの精液を浴びた時の快感の事でいっぱいだった。あれを浴びればこのムズムズから抜け出せる。その一心でフェイトのモノをしごき続ける。
「ね、レナスちゃ・・・あぁ・・・もう、ホントに・・・くぁ」
もともとこういった体験の少なかったフェイトに、快感への十分な耐性があるわけも無く、彼の感度は絶頂に向かって一直線に高まっていく。
「んっ、んっ、んっ、んっ」
「うぁ・・・すご、気持ちいい・・・」
「んっ、ぱぁっ・・・ねぇ、まだぁ?・・・んっ」
レナスが耐え切れないといった風に顔を上げる。
(うわぁ、だからやめてって、僕こういう顔に弱いんだよぉ)
そんなレナスの攻めに、フェイトの肉棒は遂に限界を迎えた。
「レナスちゃん、ごめんっ!」
「んぁっ!」
523empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:21 ID:y1ggv4uW
レナスの顔が再び白濁の液体にまみれた。レナスはそれを少し、口に含んでみた。
「んっ・・・苦い・・・あっ・・・」
(も、もうこれ精神的に悪いよ〜)
そして、フェイトの苦悩をよそに、レナスの身体が反応し始めた。
「フェイトお兄ちゃん・・・また、弄って・・・」
そういうとレナスは自分で下着を脱ぎ、スカートを持ち上げてフェイトの眼前に立った。精液まみれの少女がスカートを持ち上げてねだってくるという、とんでもない状況がフェイトの前で展開されていた。
「っ、レナスちゃんっ!!」
案の定フェイトの理性は壊れ、レナスの秘所に顔を埋めた。
「え!?フェイトお兄ちゃ、ひゃあっっ!!」
てっきり指でしてくれるものと思っていたレナスはフェイトの行動に驚いたが、次の瞬間には体中を走り抜ける快感に襲われていた。フェイトの柔らかい舌が、レナスの割れ目を貪る様に舐めまわす。
「んあっ、あっ、お兄ちゃん、んんっ、あぁっ、気持ち、いいよっ、んあっ」
レナスは、初めてこの刺激を気持ちいいと思った。フェイトの舌は休むことなく動き続け、両手の指で開かれた彼女の割れ目は、どんどんとその感度を増していく。愛液も前回を上回るほどに溢れ出していた。
「んっ、あっ、またっ、またっ、あっ・・・え、お兄ちゃん?なんで・・・?」
フェイトは突然顔をあげ、突然快感が止まり困惑した表情のレナスに向かって囁いた。
「それをね、イクって言うんだよレナスちゃん」
そう言ってフェイトは、再びレナスの秘部に顔を埋めた。
「え、イク?・・・んぁあっ!」
(もうイキそうかい?)
レナスの脳裏に、以前達する直前にフェイトが耳元で囁いた言葉が甦った。あの、頭の中が真っ白になるような、身体が浮くような・・・あれが・・・
「あぁっ、イク?あれが、んんっ、イクっ、んあっ」
フェイトは割れ目に指を差し込み、舌で秘豆を弄んだ。
「ああっ、やぁっ、レナス、レナス、イクっ、イクゥッッ!!」
524empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:22 ID:y1ggv4uW
レナスの身体と、薄蒼の尾が大きく仰け反り、レナスは達した。腰を折ったレナスは、フェイトの頭で体を支えながら、まだ身体を痙攣させていた。口端から唾液が精液と混じりながら床に落ちる。
「ね、ねぇ、レナスちゃん、大丈夫・・・?」
レナスの叫びに何とか正気を取り戻したフェイトは、まだ秘部を押し付けられたまま、気力で理性を保っていた。
「あっ、はぁっ・・・・・・えっ、なんでぇ?」
レナスの疼きは治まっていなかった。治まるものと思っていたレナスは、混乱と疼でおかしくなりそうだった。
「フェイトお兄ちゃん、もう一回、もう一回してぇ!」
「え、もう一回!?」
やっとレナスのスカートから脱出に成功したフェイトは、彼女からの更なる注文に度肝を抜かれた。仕方なく、もう一度彼女の割れ目を攻めてみた。
「あっ・・・んんっ・・・うぅっ・・・ダメぇ、それじゃぁ、ダメだよぉ・・・」
「え、駄目って・・・」
「足りないよぉ・・・」
レナスはフェイトの腕にしがみつき懇願した。
フェイトは困った。これ以外の攻めと言えば、もう挿入しか思いつかない。しかしそれだけは・・・。フェイトの中で、二つの意思がぶつかり合う。
「お願いぃ・・・これじゃあたし、変になっちゃうよぉ・・・」
フェイトの意思は決まった。
「レナスちゃん・・・」
フェイトはレナスに、最後の方法を話した。

「・・・うん・・・あたし、お兄ちゃんなら・・・いい」
「でもきっと、とっても痛いよ?」
「いいの、このままじゃあたし、だから入れてぇ!」
その言葉を聞いて、フェイトはレナスをベッドまで連れて行き仰向けに寝かせると、顔の精液を拭き取った後、やさしく服を脱がせ始めた。
「お・・・お兄ちゃん、何で・・・?」
「このまましたら服が汚れちゃうからね・・・」
レナスは遂に、フェイトの前で生まれたままの姿になった。流石に彼女も羞恥を感じたが、体中の疼きが収まる事は無かった。
「あの・・・まだ・・・?」
「え、あ、うん」
レナスは改めて、フェイトのモノを見た。フェイトの男根は、再びはちきれんばかりになっていた。
(・・・大きい・・・)
レナスの心は、恐怖と期待が渦巻いていた。あれが、私の中に入るのだ・・・
525empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:23 ID:y1ggv4uW
「本当に、いいんだね?」
フェイトの問いに、レナスは首を縦に振った。
「それじゃぁ、いくよ・・・」
「うんっ」
レナスはきゅっと目を瞑った。
フェイトの肉棒の先が当たっているのが分かる。
(・・・っ、入って、来た・・・・・・痛うっっっ―――――!!!)
レナスの処女膜が破れ、シーツに鮮血が滴り落ちる。レナスの両目から涙が溢れた。
「だ、大丈夫かい?」
「・・・うん・・・大丈夫だから・・・続けて・・・」
「・・・分かった・・・」
ベッドに両手をつきながら、フェイトは極力ゆっくりと動かそうと努力した。だが少女の、しかも先程まで処女だった膣の締まりは凄まじく、フェイトも痛みすら覚えていた。
「うっ・・・んっ、うあっ・・・んあっ・・・あっ・・・」
しかし、レナスの方からは早くも喘ぎ声が漏れ始めた。
(こ、こんなに早く感じ始めるものなのかな・・・あ、でも大分感じやすい体質みたいだったし・・・)
フェイトがそんな事を考えている間にも、レナスの声は大きくなっていく。
「あっ・・・お兄ちゃん、んぁっ・・・もっと、あっ・・・動いてっ」
「え、だって」
「もっと、気持ちよくしてぇっ」
レナスはフェイトを見上げて懇願する。
「・・・分かったよ、レナスちゃん」
そう言うと、フェイトはレナスの体を奥の端まで突いた。
「んあぁぁっ!」
そして、フェイトはスピードを段々と速めていく。フェイトに突かれる度に、全身を突き抜けるような快感が押し寄せ、破瓜の痛みをも飲み込んでいく。
「んっ、んんっ、あっ、すごいっ、ああっ、すごいぃっ!」
レナスは顔を、痛みをも消し去るほどの刺激に歪め、歯を食いしばって快感と衝撃に耐える。その顔を見て、フェイトのモノは更に大きさを増していった。
「あっ、んっ、んあっ、おっ、おっき、おっきいっ、よぉっ、っあっ、っあぁっ!」
フェイトも限界が近付いていたが、レナスはそれに勝る速さで絶頂への坂を駆け上がっていく。それに伴って、フェイトの男根の締め付けもきつくなる。
「レ、レナスちゃん、うっ、凄い、気持ちいいよ」
「あっ、フェイトっ、お兄ちゃん、んあっ、あたしもっ、あたしもっ、気持ちいいよぉっ、んぁぁっ!」
526empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:24 ID:y1ggv4uW
レナスはフェイトの両腕にすがりながら、絶頂を迎えようとしていた。
「んぁっ、あっ、あっ、なにっ、あっ、ダメッ、あっ、こんなっ、あぁっ」
「レナスちゃんっ」
フェイトは、ぱんぱんと腰を打ちつけ続ける。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、んんっ、んあぁぁっ、あああぁぁぁぁっっっ!!」
「うあっ!?」
レナスは絶頂を迎え、膣の中が一気に締まる。フェイトは果てる一歩手前でレナスの膣から抜け出し、彼女の体に精を吐き出した。
「あ・・・あつ・・・い・・・」
絶頂の快感とフェイトの精液を同時に受け、レナスはそのまま気を失った。



527empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:25 ID:y1ggv4uW
「・・・ここは・・・?」
レナスは自分のベッドの上で目を覚ました。辺りを見回すと、ベッド横のテーブルの上に何かが置いてあった。
「・・・!?――――っつぅっ――――」
起き上がろうとしたレナスの下半身に痛みが走った。昨日のあの行為のせいなのだろうか。そんな事を考えながら、レナスはおぼつかない足取りでテーブルまで歩いていった。
そこには、手紙と薬が置かれてあった。
『昨日はあんなことをしてゴメン。きっと起きたら体が痛いと思うから、そのときはそこに置いてある薬を飲んでね  フェイト  』
(・・・フェイト・・・お兄ちゃん・・・)
昨日の事を思い出し、レナスは薬を抱きながら頬を染めた。
この日、一行はウルザ溶岩洞へ向かう。
528empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:25 ID:y1ggv4uW
『緑陽の妖精と蒼月の天使』



疾風に連れられてトラオム山岳地帯にやってきたフェイト達一行は、アーリグリフに向かっていた。その中に、昨日まではいなかった少女がいた。
一行はこの日、あの宝珠の封印を解き放ち、世界の災いを根絶するため、ウルザ溶岩洞に向かった。そこで、この少女と出会ったのだった。


今から数時間前・・・・・・

529empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:26 ID:y1ggv4uW
「みんな、準備はいいかい・・・?」
フェイトは振り向き、仲間に問う。各々、頷いたり、武器に手をかける。フェイトは、クロセルのいた壇上に宝珠を置いた。するとすぐに宝珠が輝き始める。
「みんな、来るよ!」
フェイトの声に反応し、全員が身構える。
宝珠から何かが飛び出した。
「・・・な・・・!?」
全員の目が驚きに見開かれる。宝珠から現れたソレが口を開いた。
「・・・私を解放してくれたのは、あなたたち・・・?」
ソレは少女だった。少女は鮮緑の布に身を包み、ダークゴールドの髪をなびかせ、宙にフワフワと留まっていた。フェイトにはとても世界の脅威には見えなかった。しかし
「・・・ありがとう。お礼に、私のヴァルハラの、最初の生贄にしてあげるわ」
「・・・え、何だって!?」
輝かんばかりの笑顔でとんでもない事言う少女に、呆然としていた一行は再び戦闘体制に入る。そのとき、レナスが少女の前に歩み出た。
「もう止めて・・・フレイ・・・」
「・・・レナス・・・」
フレイと呼ばれた少女は、レナスと対峙する。二人の間に緊張が流れた。
「・・・また私の邪魔をするの・・・?」
「もう止めて・・・でないと私、あなたを倒さなくちゃならない・・・」
「あなたに出来るの?」
そう言ったフレイの手中に光が生まれる。レナスの手の中にもあの巨大な槍が生まれた。
「エーテルストライク!!」「ニーベルンヴァレスティ!!」
二人の技が空中で衝突した。激しい衝撃波が生まれ、レナスの小さな体が吹き飛ばされる。
「くっ・・・!」「うわっと」
その体を、フェイトが辛うじて受け止める。
「レナスちゃん、大丈夫?」
「う、うん」
「その程度の力で私に対抗する気なの?」
フレイは何事も無かったかのように宙に浮き続けている。
「そんなんじゃ私を止められ・・・何?」
後ろから聞こえてきた轟音に、フレイが振り向く。先程の衝撃で、その後ろの崖から大きな岩が剥がれ落ちてきていた。
530empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:27 ID:y1ggv4uW
「危ない!!」
それを見たフェイトが考えるより先にフレイに飛びつく。後ろを見ていたフレイも、とっさの事に対応が出来ない。
ズズウウゥゥゥン・・・
「「「「フェイトッ!!」」」」
今までフレイがいた所が岩に飲み込まれ、粉塵が巻き起こる。
「大丈夫だよ!」
岩の脇からフェイトの声が上がった。
フェイトは持ち前の運動神経で、フレイを抱えたまま何とか岩を避ける事に成功していた。
「大丈夫だった?」
フレイの上に被さるようになっていたフェイトは、自分の下に横たわるフレイに尋ねる。しかし、フレイはフェイトを見つめるだけで口を開かない。
「どうしたの、どこか痛い・・・・・・」
次の瞬間、フェイトの口をフレイの口が塞いでいた。
「!!??!?!?」
何が起きたのかを理解し、フェイトの目が驚きに見開かれる。フェイトから顔を離したフレイは、未だに固まっている彼に向かって輝かんばかりの微笑を向けた。
「・・・フェイト、お兄ちゃん・・・?」
「!・・・あ、レ、レナスちゃん・・・」
横から聞こえた声に、フェイトの意識は現実へ引き戻された。二人のすぐそばに、レナスが立っていた。
「あなた、フェイトさんっていうのね?・・・うん、私決めた!」
「え・・・決めたって、な・・・何を・・・?」
満面の笑みを浮かべるフレイに、フェイトは恐る恐る尋ねる
「私、フェイトさんのお嫁さんになる!」



531empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:28 ID:y1ggv4uW
そして、今に至る。
あれからフレイはフェイトにべったりとくっついていた。
「私、フェイトさんの為にヴァルハラを創ってみせるわ!」
「いや、だからもう世界を壊そうなんて考えないでよ、ね?」
「は〜い!」
フェイトと腕を絡めていたフレイの顔から可愛らしい笑顔がこぼれる。この現状が面白くないレナスは、むっつりしながら一行を後ろの方を歩いていた。
暫らくしてアーリグリフに着いた一行は、宿屋にチェックインした後に自由行動をとる事になった。
「あ〜、俺は酒場にでも行ってくるかな」
「私は、そこら辺をぶらぶらしてくるよ」
「ソフィア、今日こそは貴女を負かせてみせるわよ!」
「ええ!マリアさん、また料理勝負するんですか・・・?」
「なによ、私の勝負を受けられないっていうの?さあ、行くわよ!」
「え、あ、ちょっ、マリアさん!?」
マリアはソフィアの腕を引っ張って宿を出て行った。
「あ〜、またやってるよ、あの二人・・・あれ、そう言えば、アルベルは?」
「あ?あいつならもう部屋に行っちまったぜ」
「あ、そうなんだ・・・じゃあ、僕は・・・」
どうしようかと考えていたフェイトに、フレイが声をかけた。
「フェイトさん、私と一緒に出かけましょう!」
「え、君と?」
「もうっ、フレイって呼んでよっ!ね、いいでしょ〜?」
フレイはおねだり顔でフェイトの顔を覗き込む。
「え、あ、うん、いいよ。じゃあ行こうか」
「やったぁ!」
フェイトはフレイを連れて宿屋を出て行った。そんな二人を、レナスは見ているだけだった。



532empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:29 ID:y1ggv4uW
雪の降る通りを、二人は歩いていた。
「で、どこに行きたいんだい?」
「フェイトさんと一緒なら、私どこでもいいよ!」
フレイはフェイトの腕に、イヌの様に擦りつきながら歩いていた。
「う〜ん、じゃあ、何か食べにでも行こうか?」
「うん!」
二人は通りに面した小さな喫茶店に入った。
「じゃぁ、なにを頼もうか?」
「私、フェイトさんの好きなのでいいよ」
「う〜ん、じゃあ、ケーキと紅茶でいいかな」
ウェイトレスに注文をして、フェイトは水に手をかけた。
「・・・?フレイちゃん、僕の顔に何か付いてるかい?」
水を飲もうとして、フレイがじっと自分の方を見ているのに気が付いたフェイトは彼女に尋ねた。
「うんん、フェイトさん、かっこいいなぁ〜と思って」
フレイはにっこりと笑ってそう答えた。彼女が世界の災いだなんてとても思えない。そう感じたフェイトは、微笑みながら正直な感想を述べた。
「フレイちゃんも、とっても可愛いよ」
フェイトがそう言ったとたん、フレイの顔がボンと音を立てて真っ赤になった。
「え、フレイちゃん?」
あれだけおおっぴらな彼女が、可愛いと言っただけで真っ赤になったのが、フェイトには意外だった。
「・・・どうしたの?」
「え、う、うんん!な、何でもないよ!!」
フレイは顔をブンブン横に振った。先ほどのフェイトの微笑みに、フレイの心臓は見事に貫かれたのだ。フレイの耳の中で、バクンバクンという音が響く。フレイは落ち着こうと、両手でぐいっと水を飲み干した。が、勢いが余ってむせてしまった。
「・・・っけほっ、けほっ・・・」
「だ、大丈夫かい?」
「けほっ・・・うん、大丈夫・・・」
フレイは目に涙を浮かべてフェイトの方を見る。その表情に、今度はフェイトの心臓がドキッと鳴った。
533empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:29 ID:y1ggv4uW
(うわ、ヤバイよ、これは・・・)
「・・・?フェイトさん、どうしたの?」
「え、あ、や、何でもないよ!うん、何でもない」
今度はフェイトが両手をブンブン振る番になった。
そうこうしているうちに、二人の前に紅茶とフルーツケーキが運ばれてきた。
フェイトが紅茶を一口飲んでカップを下ろすと、彼の目の前に一欠けらのケーキが浮いていた。
「はい、あ〜ん」
「・・・え・・・?」
フレイが机の上に乗り出して、フェイトの口元に彼のケーキを持ってきていた。
「あ、あ〜ん、って・・・」
フェイトの恥ずかしさゲージが急上昇する。しかし・・・
「・・・ダメ?」
それもフレイのおねだり顔の前には無力だった。少し俯いてイヌ耳を垂れるその表情に、フェイトは仕方なく欠片を口に入れた。
「きゃっ、やった!」
フレイの顔がパァと明るくなる。そしてそのフォークで今度は自分のケーキを食べた。
「間接キス〜」
フレイは心底嬉しそうに笑った。それでも、やられたフェイトは恥ずかしい。周りの目が気になってしょうがない。
「ね、ねぇフレイちゃん・・・そういうのはちょっと・・・」
フェイトがフレイを諭そうと少し前のめりになった時・・・
「あれ、フェイトさんほっぺにクリームがついてる」
フェイトはまずい、と思ったがとき既に遅し。フレイは再び身を乗り出してフェイトの頬を、子犬のようにペロッと舐め、そして、再び明るく笑うのだった。その笑顔に、フェイトはもう何も言えなくなった。
そんなこんなで、フレイには嬉しさいっぱい、フェイトには恥ずかしさいっぱいのデートは過ぎていった。



534empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:30 ID:y1ggv4uW
(はぁ・・・最近こんなのばっかりだな・・・)
その夜、フェイトはベッドの上に寝転がりながら自分の境遇にうな垂れていた。本当の恋愛関係を望めそうに無い少女からここ数日受け続けている刺激の数々に、フェイトの心臓は大いに疲弊していた。
特にレナスに至っては、本人の同意を得たとは言え処女まで奪ってしまった。
(そう言えば・・・レナスちゃん何か元気なかったな・・・)
先程の夕食の席で、フレイは相変わらず元気だったが、レナスは随分元気が無かった。何か、思いつめたような顔をしていたのを憶えている。フェイトの心労はつのるばかりだった。そのとき・・・
「・・・フェイトさん、いる?」
ノックの音がして、扉の向こうからフレイの声がした。フェイトは上半身を起こし、声に答える。
「フレイちゃん?うん、入っていいよ」
扉が開き、フレイがひょこっと顔を出した。
「えへへ、来ちゃった」
「何か用かい?フレイちゃん」
「フフッ」
フレイは扉を閉めると、まっすぐフェイトの方にやってきて、ペコリ、とお辞儀をした。
「今日はありがとう。私、嬉しかったよ」
顔を起こして、フレイは明るくそう言った。
「そんな、僕も楽しかったよ」
同じくらい恥ずかしかったけど、とフェイトは心の中で付け加えた。
「だから、お礼をしようと思って」
「お礼?何だい?」
そう尋ねるフェイトに明るく微笑み返すと、フレイはフェイトに飛び掛った。
「わっ!?」
その勢いでフェイトはベッドの上に押し倒される。
「フレイちゃん何を!?」
フェイトの目の前にフレイの顔があった。
「お礼に、私をあげる」
「え!んむぅ!?」
フレイはフェイトの唇を奪った。フェイトは抵抗しようとするが、フレイは一向にフェイトから離れない。そのうち、フェイトの口の中にフレイの舌が入ってきた。
(え!?ちょっとちょとぉ!!)
フェイトの心の叫びはしっかり無視されて、フレイの舌とフェイトのそれとが絡め合う。
「ぷはぁ」
535empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:33 ID:y1ggv4uW
漸くフレイが口を離した。フェイトは再び止めるように言おうとしたが、フレイの目をみて動きが止まった。頬を染めたフレイの両目には涙が浮かんでいた。
「・・・フレイちゃん・・・?」
「え、あ、私慣れてなくって、ちょっと苦しかったけど、でもフェイトさんの唾、おいしかったよ」
笑顔でそんな事を言う少女に、フェイトの意思とは関係なく再び下半身に血流が集まる。
「あ、大きくなった。フフ、舐めてあげる」
そう言ってフレイは、固まっていたフェイトをよそにファスナーを下ろして、そこからこぼれてきた彼のモノを舐め始めた。
「え、フレイちゃん!?やめっ、うあっ」
口に含む事こそ出来ないものの、フレイの技術はレナスの更に上を行っていた。口では抵抗しても、フェイトのもモノはやはり感じてしまう。
「んっ、んっ、んっ、んっ」
子犬の可愛らしさで淫らな行為をするフレイの姿に、余計敏感になってしまうフェイトだった。
「うっ、フレイちゃん、もうこんな、あっ、止め、うぁ」
「んぁっ、え、気持ちよくない?もっと頑張るっ!んっ」
(そういう意味じゃないって!!)
最近の子は進んでるんだなぁ、と半ばオヤジのような事を考えながら、フェイトは快感に耐えていた。その時、フレイはフェイトの亀頭を口に含み、前後させながら口内で嘗め回した。
「うわぁっ、フ、フレイちゃ、くあっ、駄目だ、止めっ、もう出るっ」
「んぱはっ、うん、頂戴!」
「え、頂戴って、何言って・・・うあっ」
フレイは目をトロンとさせながら更に激しくフェイトのモノを口内でしごく。もちろん手で竿もしごきながら。
「も、もう、駄目だぁっ!!」
「んんっ、んんんん〜〜〜っ」
達する時、フェイトは思わずフレイの頭を抑えてしまった。そのせいで、フレイは口の中にフェイトの全ての精を受ける。
536empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:34 ID:y1ggv4uW
「はぁっ、はぁっ・・・あっ、ご、フレイちゃんゴメン!」
フレイは再び目に涙を浮かべながら、フェイトの精を飲み込んだ。
「っあぁぅ・・・にが〜い・・・」
それを見て、フェイトのモノは驚きの回復力を見せた。
「あ、フェイトさんまた大きくなったね」
「え、あ、いや、これは・・・」
フェイトは慌てて自分のモノを隠そうとした。
「フフッ、別にいいのに・・・だってほら、私ももうこんなに・・・」
そう言ってフレイは、レオタードの秘所の部分を捲って見せた。そこはもう愛液で溢れていた。
「いぃっ!?フレイちゃん、そんな物見せな・・・」
フェイトの言葉を待たずにフレイはベッドに飛び乗って、自分の秘部にフェイトの顔を押し付ける。
「フェイトさん舐めてぇ!」
いやらしい臭いを嗅がされ、遂にフェイトの理性が欲望に負けた。フェイトはフレイの緑のレオタードを捲りフレイの秘部を舐め始めた。
「あぁっ!フェイトさんいいよぉ!あんっ、そこぉ!」
フレイの秘部は既に敏感になっていて、フェイトの愛舐をしっかりと感じていた。
「あぁ、凄い、いいよぉ、んあっ、んんっ!」
フェイトの舌がフレイの肉壁を舐め、秘豆をチロチロともてあそぶ。
「あっ、クリトリスもいいっ!もっと、もっと舐めてぇ!」
フェイトは溢れ出る愛液を思いっきり吸った。
「んああぁぁっっ!?ふやぁぁっっ!!」
フレイの体が震え、フェイトの口内に大量の愛液が注ぎ込まれる。
「はぁっ、はぁっ、えへへ、潮、吹いちゃった・・・」
フレイは恍惚の表情を浮かべながら、腰をかがめてフェイトから自らの愛液を吸い取る。
537empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:36 ID:y1ggv4uW
「んっ、んっ・・・んはぁっ・・・私の、おいしかった・・・?」
「あ・・・あぁ・・・」
フェイトは目の前の子犬を犯したい衝動を必死で堪えていた。が、その努力も無駄に終わる。次の瞬間、フレイの服が消えて無くなり、目の前には一糸纏わぬ彼女が立っていた。
顔を赤く染め、目と耳を恍惚に垂らし、短めの尻尾を立てながら、股からは愛液を垂らしていた。
(止めっ、もう、限界だ・・・)
フェイトは何とか目を逸らそうとするも、全く逸らす事が出来ない。
「フフッ、我慢しなくていいのに。私フェイトさんの事大好きなんだから・・・」
そう言って軽くフェイトの額にキスを落とすと、フレイはそのままフェイトのモノの上に腰を下ろした。
「んっ・・・・・・んんっ―――――――っ痛ぅっ!!」
何も生えていない、綺麗なフレイの秘所から鮮血が流れる。
「!?フレイちゃん、何て事を!大切な処女なのに!!」
視界に入った赤に理性を取り戻したフェイトは、目の前で痛みに耐えながら震えている少女を見て叫んだ。フレイはそんなフェイトを、目に涙を溜めながら、愛しそうに見つめた。
「フェイトさん優しいね・・・いいの、私はフェイトさんが好きなんだから」
そう言ってフレイはフェイトの上半身を押し倒して、彼の腹に手を置き、腰を動かし始めた。
「っ・・・つぅ・・・んっ・・・うぁっ」
「・・・フレイちゃん・・・」
痛みに耐えていたフレイにやがて快感の波が押し寄せてくる。
「んっ、あっ、はぁっ、凄いっ、フェイトさんのが、あんっ、中でっ、ビクビクしてっ、あっ」
「フレイちゃん、僕も、うっ、気持ちいいよっ」
「あっ、フェイトさんっ、フェイトさんもっ、んあっ、動いてぇ」
フレイの動きが段々と速くなり、フェイトもそれに合わせて腰を突き上げた。部屋に、肉と肉のぶつかり合う音が響く。
「んあぁっ、凄いぃ、奥まで、奥まで届いてるっ、んあっ、すごっ、いいのぉっ!」
フレイは自分の乳首を弄りながら、突き上がってくる快感に酔いしれ、口端に透明な筋をつくる。いまや全身に走り抜ける電流に、彼女の感度は一気に絶頂まで上っていく。
「うっ、フレイちゃん、もう、そろそろ・・・っつあっ」
「いいのぉ、んあっ、フェイトさんっ、中に、中に出してぇっ!」
538empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:36 ID:y1ggv4uW
フレイの要求にフェイトは戸惑う。
「え、それだけは」
「いいのぉ!いいからっ、私の中に、あぁんっ、頂戴ぃぃっ!!」
そう叫んで、フレイの動きが更に速まる。
「うあぁっ、駄目だ、もう、もう、出るっ!」
「いいのぉ!フェイトさんの熱いの、中にぃぃっっ!!」
遂にフェイトの男根は限界を向かえ、フレイの膣に白濁液を噴き出した。
「あぁっ、きてるっ、私も、イクゥ、イクゥゥゥゥッッッッ!!」
フレイの体が大きく仰け反り、尻尾がぴんと緊張する。
「あっ・・・フェイトさんの・・・んあっ・・・まだ出てる・・・」
フレイは息も荒く、フェイトの精をしっかりと受け止めていた。



539empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:37 ID:y1ggv4uW
「・・・んっ・・・あっ・・・」
同じ頃、レナスの部屋から喘ぎ声が漏れていた。彼女はベッドの上でうつ伏せになりながら、自慰をしていた。
「・・・あっ・・・お兄・・・ちゃん・・・んんっ・・・」
夕食の席で、フレイと楽しげに会話をしているフェイトの顔が、脳裏に蘇る。切なかった。
(私、フェイトさんの事だ〜いすき!)
その時の、フレイの言葉が耳に響いた。
(・・・私も・・・おにいちゃんの事・・・好きだよぉ・・・)
レナスの頬を、涙が流れた。
540empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:38 ID:y1ggv4uW
『陽光に舞う羽根』



フレイの出現で自らの気持ちに気付いたレナス。彼女はフェイトの事を思いながら部屋で自慰をしていた。
「・・・んっ・・・あんっ・・・、・・・・・・」
ふと、レナスの指の動きが止まった。
(・・・・・・これじゃ、ダメ・・・・・・)
自分の気持ちをちゃんと伝えようと、レナスは部屋を後にした。



541empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:38 ID:y1ggv4uW
フェイトの部屋の前まで来たレナスは、中から聞こえる話し声を耳にして立ち止まった。
『あっ・・・フェイトさんの・・・んあっ・・・まだ出てる・・・』
(・・・!・・・)
部屋の中から聞こえた声は、紛れも無くフレイのものだった。
何を思うより先に、レナスの体は動いてた。
「・・・え・・・?」
部屋の中の光景を目の当たりにして、レナスの動きが止まる。眼前で、裸のフレイがフェイトの上にまたがっていた。
「レナス?」「レナス・・・ちゃん」
二人が入り口で固まっているレナスに気付き、フレイは慌ててシーツで自分の体を包む。
「・・・二人とも・・・何、してるの・・・?」
レナスが恐る恐る口を開く。
「何って・・・見て分かるでしょ?」
フレイは顔を染めながら答える。
「・・・分かんない・・・分かんないよ、ねぇ、何してるのフェイトお兄ちゃん!」
レナスはそう叫んで、ベッドの横まで駆けてきた。
「レ、レナスちゃん・・・えっと、これは・・・」
上半身を起こしながら、フェイトはとっさに答える事ができなかった。しかし、フェイトが何かを言う前に、フレイが答えた。
「レナス、セックス知らないの?」
「・・・セックス・・・?」
「愛し合うことよ」
「・・・え・・・」
レナスの頭の中で、以前のフェイトとの初夜の事が蘇る。あの時、フェイトは自分の事を愛してくれていたのか?だが、今目の前でフレイは、彼と愛し合っていたと言う。
「お兄ちゃん・・・フレイの事が、好きなの・・・?」
レナスの切ない表情を見て、フェイトは言葉を詰まらせる。
「・・・レナス、もしかして貴女、フェイトさんの事・・・」
好きなの?と訊かれ、レナスは顔を赤くして俯いた。
「ダメよ!私の方が、レナスよりフェイトさんのこと愛してるんだから!!」
フレイはフェイトの左腕に抱きつきながら、レナスに言い放った。フレイの言葉に、レナスの体がびくりと震える。
542empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:39 ID:y1ggv4uW
「・・・しだって・・・」
「フェイトさんのお嫁さんになって幸せに・・・」
「私だって好きだもん!!」
レナスの叫びに、今度はフレイの体が震えた。
「私だって・・・フェイトお兄ちゃんのこと・・・好き・・・だもん」
レナスは両目いっぱいに涙を溜めて、再び俯いた。フレイはレナスの行動に唖然とさせられた。あの気位の高いレナスが、涙を流してまで自分の気持ちを叫ぶだなどと、レナスをよく知っているフレイには考えられない事だった。
「・・・うっ、うっ・・・」
その時、涙を流しながら嗚咽していたレナスの体を、フェイトの右腕が抱え上げ、そのまま彼のほうにレナスを引き寄せた。
「・・・ふぇ?フェイトお兄・・・!!」
フェイトはそのままレナスと口付けた。初めての口付けを。
「フェ、フェイトさん!?」
フレイが抗議の声を上げたが、フェイトはそのままレナスの口に舌を入れた。
「んっ!?んんっ、んんんっっ」
レナスの舌を絡めとり、歯列を舐め、口だけでレナスを攻める。涙を浮かべていたレナスの瞳が、次第に虚ろになり始める。耳は垂れ、手でフェイトの服をギュッと握りながら、フェイトのなすがままになっていた。
「んんっ、んあっ、はぁっ・・・」
漸くフェイトは、レナスとの口付けを終えた。二人の口が唾液でつながる。フェイトの強引な口付けですっかり身体の力が抜けてしまったレナスは、ベッドの上にヘナヘナとへたりこんだ。
二人の激しいキスを見て興奮したフレイは、その場で自分の割れ目に指を差し込んでいた。
「んんっ・・・はぁっ・・・あ、フェイトさん・・・んんっ!!」
フェイトはそんなフレイとも唇を重ねる。先程とは逆に攻められて、フレイの体からも力が抜けてゆく。
「んんっ、ぱはぁっ・・・はぁっ、はぁっ・・・」
フレイとも口付けをし終えると、フェイトは二人に向かって優しく微笑んで、二人を抱き寄せた。
「僕は・・・二人とも、とっても大好きだよ・・・」
「フェイトお兄ちゃん・・・」「フェイトさん・・・」
そしてお互いの唇が近付き、三人の舌が濃厚に絡み合った。



543empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:40 ID:y1ggv4uW
「んっ、んっ、んっ」「んっ、んっ、んっ」
生まれたままの姿となったレナスとフレイは、同じく一糸纏わぬフェイトのペニスを一緒に舐めていた。
「んっ、あ・・・レナス、そうじゃないよ、こうやるの・・・んっ、んっ」
「え・・・こ、こう?・・・ん、ん、ん、ん・・・」
フレイの指導を受け、レナスも必死にフェイトのモノを舐める。拙かった時でさえ刺激的だったレナスのフェラチオに磨きが加わり、更に巧みなフレイの攻めも加わり、フェイトは今までにない快感を覚えていた。
「二人とも、はぁっ、本当に、うっ、上手いね」
フレイが亀頭を舐め、レナスが竿を舐める。幼い二人が一心に淫らな行為をしているのは、何度見てもフェイトの心臓に負担をかける。
「二人ともっ、もう、出るよっ」
「んっ、フェイトお兄ちゃんの、ちょうだい」
「顔にかけてぇ」
「うっ!!」
フェイトの精が少女たちの顔を汚してゆく。
「んあっ・・・熱い・・・」
「ふあぁっ・・・レナス・・・」
「んっ、あっ・・・んっ、フレイ・・・」
レナスとフレイは抱き合いながら、互いの顔に付いた精液を舐めあい、そのまま唇を重ねた。二人の舌を、白濁した液体が結ぶ。そんな行為を見て、フェイトのムスコはまたもや大きくなった。
「んっ・・・お兄ちゃんの、今度は私の中に頂戴・・・」
「え、だってまだ何も・・・」
「いいの・・・・・・もう、してきたから・・・」
レナスは頬を染めて俯きながらそう言った。それを聞いて、フェイトはレナスの体を持ち上げ、そのまま自分の男根の上にゆっくりと下ろしてゆく。
「んっ・・・んああぁっ!!」
レナスの身体が、フェイトのモノをすっぽりと飲み込む。
「あっ、お兄ちゃんのが、私の中で、あんっ、びくびくしてるよぉ・・・」
「フェイトさん、私にもしてぇ」
フレイがもじもじと自分の股を弄りながらフェイトにねだる。
「フレイちゃんも、こっちに来て。レナスちゃん、自分で動けるかい?」
「え?う、うん」
「僕も出来るだけ動かすからね・・・」
そう言うとフェイトはベッドの上で仰向けになり、フレイを顔の上にまたがせて彼女の秘部に舌を差し込んだ。
544empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:42 ID:y1ggv4uW
「ひゃぁっ!」
フレイの身体に電流が走る。
「んあっ、あっ、いいよぉ、あっ」
レナスも何とか自分で腰を動かそうと頑張っていた。そこに、フェイトからの強烈な突き上げが襲う。
「んあぁぁっっ!」
快感が頭まで突き抜ける。いつの間にかリズムを掴み、レナスも自ら腰を振り始めた。
「あんっ、凄いっ、奥までっ、あんっ、来るよぉ!・・・あっ、フレイ〜ッ!」
切なさの余りレナスとフレイは再び唇を交える。
「んっ、んっ、んんっ、ぱぁっ、んんっ」
そのとき、レナスの後ろでゆらゆら動いていた彼女のしっぽを、フェイトの手が捕まえた。
「んあぁっ!?あっ、ダメッ、フェイト、お兄ちゃん、んぁっ、そこは、だめだよぉ」
フェイトの手は構わずレナスのしっぽをしごき続ける。
「あっ、ダメッ、そんなにっ、あぁっ、やぁ、もうっ、イクッ、イクゥッッ!!」
レナスは達し、フレイの体にもたれ掛かる。それを確認して、フェイトは上半身を起こした。
「はぁっ、はぁっ・・・」
「イッちゃったんだね?レナスちゃん・・・イッた時の顔、エッチで可愛かったよ・・・」
「やぁ、はぁ、そんなこと言わな・・・んむっ、んっ、んっ」
フェイトは優しくレナスに口付けを落とし、レナスもゆっくり目を閉じる。
「んっ、んっ・・・!んぱぁっ!?んぁっ、お兄ちゃ、んあぁっ」
フェイトの手が、レナスの腰を持ち彼の身体に打ちつけていた。
「僕はまだイッてないからね・・・レナスちゃんの中に出してあげるよ」
「やっ、んぁっ、さっき、イッた、あぁっ、ばかりなのにっ」
イッたばかりで敏感になっていたレナスの身体を、痺れるような快感が駆け巡る。
フレイはそんなレナスの後ろから、左手で乳首を、右手で秘豆を、口で耳やうなじを同時に攻めた。
「んっ・・・フフ、レナス可愛い・・・んっ、んっ」
「ふぁぁっ、らめぇ、フレイぃ、そんな、弄らないれぇ、おかひくなっりゃうぅ!」
その間もレナスはフェイトの肉棒に身体を突き上げ、時には腰をすり鉢の様に回された。
「きゃうんっ!んやぁぁっ、回さないれぇぇ!!」
身体中を刺激され、レナスの頭は押し寄せる快感でいっぱいになっていった。
545empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:42 ID:y1ggv4uW
「あはぁっ、あっ、またっ、あんっ、またっ、あぁっ、キちゃうぅっっ」
「はっ、レナスちゃん、もう、イきそうかい?じゃぁ一緒に、うっ、イこう!」
そう言ってフェイトは、一層強く腰をレナスの身体に打ちつける。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
激しい突き上げにレナスの限界が一気に近付く。
「あっ、あっ、イクッ、イクッ、イクッ、あっ、んんんっっっっっ!!」
再び絶頂を迎え、レナスの膣が急激に締まる。それに耐えかね、フェイトのモノも絶頂を迎えた。フェイトの愛を受け止め、レナスは彼の身体に力無くもたれかかる。
「あっ・・・んっ・・・フェイト、お兄ちゃんのが・・・私の中で・・・出てるよぉ・・・」
レナスに軽くキスをして、彼女を仰向けに寝かせると、フェイトはフレイを抱き寄せた。
「んんっ・・・フェイトさん・・・」
「どうして欲しい?」
フェイトに尋ねられ、フレイは顔を赤くしながら答えた。
「う、後ろから・・・入れて、欲しい」
「分かった。じゃあ、手をついて・・・そう、いくよ」
「んっ・・・はぁっ、あっ、入ってくるぅ・・・」
フェイトの男根がゆっくりとフレイの身体に飲み込まれてゆく。そして、二人の腰が触れ合う。
「あっ、はぁっ、はっ・・・・・・フェイトさんのが・・・奥まで、届いてる・・・」
「ああ・・・フレイちゃんの中、気持ち良いよ・・・」
そう言って、フェイトは腰を動かし始めた。二人の肉のぶつかり合う音が響く。そんな二人の性交を、レナスは熱心に眺めていた。
「・・・凄い・・・」
「じゃ、フレイ、ちゃん、レナス、ちゃんにも、見せて、あげようか」
「あんっ、えっ、フェイトさん、何を・・・きゃっ!」
フェイトはフレイの身体を抱き上げ、そのままレナスの上に、彼女とは逆の向きで覆い被せた。
「やっ、フェイトさん、恥ずかしいよ!」
「レナスちゃん、どう?見えるかい?」
「うん、凄いよ、二人のが、ちゃんと繋がってる・・・」
「いやぁ、レナス見ないでぇ・・・あんっ、あっ」
フェイトの腰が運動を再開する。
「ほらっ、フレイちゃん、ちゃんと、レナスちゃんも、うっ、舐めて、あげないと」
「あっ、あっ、うん、んっ、んっ、んあっ」
フレイはレナスの秘所に舌を這わし、レナスはその刺激に敏感に反応する。
546empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:43 ID:y1ggv4uW
「あんっ、いいよぉ、あっ、はぁっ、あんっ、凄いよ、フレイから、フェイトお兄ちゃんのが、んんっ、出たり入ったりしてる・・・あんっ」
「あうっ、やぁ、そんな事、んはぁっ、言わないでよぉ、あっ、もう、入れてやるっ!」
フレイは指をレナスの割れ目に差し込み、内壁をグリグリと弄る。
「んあぁっ!はぁっ、気持ちいいよぉ、そこ、もっと弄ってぇ、んあぁっ!」
そしてフェイトは、フレイの腰をしっかり掴み、更に奥深くまで男根を差し込んだ。
「あぁっ!フェイトさんっ、あはぁっ、深いぃっ、いいぃぃっ!!」
「あっ、私も、手伝ってあげるね・・・」
そう言って、レナスはフレイの秘豆を口に含み、更に舌で転がす。
「ひゃぁあぁっ!?らめぇ、そんなにぃ、あぁっ、もうっ、変になっちゃうぅ!」
フェイトの腰の動きが速まり、フレイも自ら腰を振る。
「あっ、私ぃ、もう、イク、イク、んああああぁぁっっ!!」
フレイの身体がビクビクと痙攣し、レナスの顔にフレイの愛液が飛び散った。
「もうイッちゃったのかい?フレイちゃんもエッチなんだね・・・」
「や、言わないで・・・」
「あの、フェイトお兄ちゃん、私・・・」
フェイトとフレイが愛し合っているのを見て興奮したレナスが、もじもじしながらフェイトを見上げる。
「うん、じゃあ最後は三人一緒にイこう。レナスちゃん、・・・そのまま向きを変えて」
「こ、こう・・・?」
「うん、そう」
「フレイちゃんはレナスちゃんの上に被さって」
「うん・・・」
フェイトは二人に抱き合うよう指示した。
「フェイト、お兄ちゃん、あんっ、早くぅ」
レナスとフレイは、お互いの割れ目を擦り合いながらフェイトの男根の到来を焦がれる。
「じゃあ、いくよ、二人とも」
フェイトは、自分のモノを二人の割れ目の間に勢い良く通した。
「ああぁぁっっ!!」「んぁあああぁぁっ!!」
フェイトが腰を動かし、二人の秘部の間を擦れる度に、二人からは悦びの声があがる。
547empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:45 ID:y1ggv4uW
「あっ、ああっ、いいっ、いいよぉっ、気持ち良いよぉっ」
「あんっ、んあっ、擦れてっ、感じるぅ、ああぁっ」
二人は互いに手を握り合い、全身を襲う快感を涙を浮かべながら受け入れていた。互いの乳首も擦れあい、二人の感度はどんどんと増していく。
「どう?二人とも、気持ち良い?」
「うんっ、いいよっ、気持ち良いよっ!」
「もっと、フェイトさんもっとぉっ!」
その時、フェイトが腰を動かしながら二人に被さり、抱き締めた。
「あっ、フェイト、んっ、お兄ちゃん?あんっ」
「あっ、フェイトさん、んあっ、どうしたの?んふっ」
「はっ、二人とも、うっ、愛してるよっ」
その言葉に、二人の胸は愛しさと切なさではちきれそうになる。
「あんっ、お兄ちゃん、お兄ちゃんっ!!」
「フェイトさんっ、フェイトさんっ!!」
フェイトの動きが加速し、二人も腰を振り始める。三人とも既に限界の直前まで来ていた。
「あっ、あっ、あっ、またっ、あっ、あっ、だめぇっ」
「あんっ、んんっ、はあっ、私、もう、あっ、イクッ」
「二人ともっ、一緒に、イこうっ!!」
「「あああああぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!」」
三人は同時に達し、フェイトの熱い精にまみれながら、二人はまどろみ、夢の中に落ちていった。



548empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 00:46 ID:y1ggv4uW
夜が明け、珍しく雲の晴れたアーリグリフには、小鳥の囀りが聞こえていた。
「ったく、あいつ何やってんだこんなに寝坊しやがって」
クリフは、何時になっても起きだしてこないフェイトを起こしに彼の部屋に向かっていた。
「おいフェイト!何時まで寝てるつもり・・・・・・」
目の前の光景にクリフの動きが止まる。ベッドの上には、フェイトと、そしてレナスとフレイの三人が仲良く素っ裸で寝息を立てていた。
「・・・フェイトォ!てめぇ、とうとうやっちゃいけねぇ事に手ぇ出しやがったな!!」
「う〜〜ん・・・何だよクリフ、今日は疲れてるんだか・・・ら・・・」
寝ぼけ眼にも関わらず、目覚めたフェイトの顔から血の気が引いてゆく。
「や、やあ、クリフ・・・おは、おはよう、いや、これは、えっとその・・・」
「朝から騒々しいねぇ・・・一体何が・・・・・・」
「あはは、ネルさん・・・おはようございます・・・」
「フェイト・・・あんたって奴は・・・」
「いや、ですからこれはそのあのですね」
「一体何なの?もっと落ち着いて・・・」「クリフさん、フェイト起こせまし・・・た・・・」
「ソソソフィア、マリア、いやだから、みんな、ちょっと、落ち着いて・・・」
「フン、所詮クソ虫はクソ虫だったか・・・」
「「「「フェイト――――――!!!」」」」
「みんな、落ち着こうよ〜(泣)」


すぐ横でばたばたと大乱闘が起きている中、窓から差し込む朝日に照らされ、愛を受け入れられた二人の少女が、幸せに満ちた安らかな顔で、すやすやと寝息を立てていた。
まるで、神の祝福を、受けているかのように。
549素材クリエイターモコ:03/11/10 00:54 ID:jsZf4er5
萌えろ、萌えろ、萌えろ、萌えろ、萌えr(黙りなさいラッセル
萌えは絶対に勝つのだからなぁっ!!!
と、まあ、empty氏との合同作品。
どうでしたか?萌えれましたか?
とりあえず、私としては
皆さんに萌えていただけたら幸いです。









                          レナスたん(*´Д`)ハァハァ
550名無しさん@ピンキー:03/11/10 01:05 ID:zN+PDQ/A
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
投下中のを始めて見たよ
これは萌えます!萌えないはずがありません!
(*´Д`)ハァハァ
551名無しさん@ピンキー:03/11/10 01:06 ID:zN+PDQ/A
あっsage忘れた
スマソ_| ̄|○
552名無しさん@ピンキー:03/11/10 01:09 ID:zN+PDQ/A
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::::::::::::::::::::::::
       /:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::
      / :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .::::::::
      / :::/;;:   ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄ (_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄
sage忘れた
553名無しさん@ピンキー:03/11/10 01:11 ID:uZpFqYG3
読み応えのある作品だな
554名無しさん@ピンキー:03/11/10 01:22 ID:H1hBKKZl
emptyたんグッジョブ!!レナスたん(* ゚∀゚)=3ムッハーなのだが…
素材クリエイターモコ←この人は何ですかい?
555empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/10 01:26 ID:y1ggv4uW
>>554さん
保管庫の臨時チャットで知り合ったかたですよ。
今回のSSのネタを提供してくれまして、合同でこの話を創りました。
556名無しさん@ピンキー:03/11/10 01:32 ID:Q5jF4snW
俺も思った。
素材クリエイターモコって誰ですか?

気になるけど、感想を。
萌えた──ッ!
けど、ちょっと唐突な印象を受けた。
レナスのほうはまあいいとしても、フレイがわずかに違和感あった。

読んでて、フェイトとレナスの純愛かと思ってたら、3Pかよ!
フェイトとフレイの現場を目撃したレナスが飛び出して、
それをフェイトが追って……ていうのを予想してたら、まあ、いい意味で裏切られたというのか。

そんなとこです。
557名無しさん@ピンキー:03/11/10 01:36 ID:H1hBKKZl
>>555
なるほど。合同で話作ったならわかるんですが
ネタ提供しただけで合作になるものなのかなと
思ったもので。
大作お疲れ様でした。
558名無しさん@ピンキー:03/11/10 02:04 ID:uZpFqYG3
チャットでネタの事職人様方がネタの事話しててのでみんなでネタを考えて協力しよお!!
559自称トライア:03/11/10 02:16 ID:uZpFqYG3
分かる人にはわかる会話です
のぞいてるわけじゃないよ〜〜〜〜。
なぜなら神だからすべてお見通しだよ!!
560名無しさん@ピンキー:03/11/10 18:45 ID:FeNAvE2e
>493-494
誰も作品に対してレスしてないからレスしてみよう。SS投下自体が初めてな人かな?
他スレのSS職人(ここではROM)として少し助言を。

まず言葉の選び方。
光沢は「浴びる」んじゃなくて「帯びる」もの。(これはただのミスタイプ?)
聴音兵器〜パラボラアンテナのあたりはどういう比喩をしたいのか不明。
「血肉沸き立ち踊る」じゃなくて「血沸き肉踊る」
いろいろ本を読んで言葉はたくさん知っているみたいだけど、
うまく使いこなせていないという印象を受けた。
まずは辞書を引きながら自分の言葉でじっくり書いてみたほうがいいと思う。

でも勢いはなかなかいいと思うよ。作品に対する愛も感じる。
愛さえあれば、たくさん書いていればそのうち慣れて来るからがんばれ。
匿名掲示板なんだから、恥ずかしいことなんて何もない。
幸いなことにここの保管庫にはチャットがあって、しかもちゃんと人がいるから、
そこに行っていろいろ聞いてみるのもいいと思う。
(土曜日に少しROMってました、スマソ)
エロなしでもいいかとかね。
とりあえず、オチも気になるし、続きを見てみたいな。
561垢のプリン:03/11/10 19:28 ID:MxkYftWo
>560
わざわざレスどもです。SS投稿自体初めてですね。ハイ。なるほど確かに言葉の使い方違いはどうしようもないですね。以後勉強します。
こういう風に批評してもらえると素直に嬉しいですね。何か少しでも否定的なこというと変に見られる掲示板とかざらにありますし。
後この前わざわざsageしてくれた方ありがとございました。(m−−m)
562名無しさん@ピンキー:03/11/10 19:49 ID:7p9pumpP
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
empty殿
563 ◆PzDeastE6E :03/11/10 23:15 ID:0Lb+kpEL
>垢のプリン氏
個人的にはこういうコメディは大 好 き だ
コロ○ケネタワロタ。
>>560氏も言ってるんですが、たまに文法的に気になる時がありますな。
あーいや、俺も人の事言えんのですけど(;´д`)ヘタレデスカラ
本でも何でもとにかく読んでいればある程度言い回しを覚えられるのではないでしょうか。
次の作品を期待させてくださいまし。

>empty氏
すげーなぁ・・・俺こんな風に長く書けねぇや(;´д`)
VPが大好きな俺としては、願ったり適ったりでした。
読み応えがあって脳勃起ですよ。
ただ・・・ちょっと言い難いですけど、>>556氏も言ってるようにフレイが違和感あるかなぁと思った部分がありました。
まあそれを含めても良作だと思います。
同じく、次回の作品に期待させてくださいまし。


あと関係ないですが、ブレア様ネタがちょっと突っ掛かってしまったので、
気晴らし兼ねて別ネタで書いています。
早ければ今週中に出せるのではないかと思います。多分。
仕事が忙しくなければですが(;´д`)
564名無しさん@ピンキー:03/11/11 00:19 ID:4vvGIGBQ
(;´Д`)ハァハァ
565empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/11 00:51 ID:zMEbgbOh
やはりフレイの性格に違和感を持たれている方が多いようですね。
彼女の性格は最後に3Pを持ってきたかったが為にあんな風になってしまいました。
なので、あまり深く考えずに萌えSSとしてハァハァしてくださいね。
最後に、感想をくれた皆さん、読んでくれた皆さん、本当にありがとうございました。
566自称トライア:03/11/11 01:45 ID:vyduB67B
ここもだいぶにぎわってきましたね。
567名無しさん@ピンキー:03/11/11 22:12 ID:0nohlJXf
久しぶりに来たらすごいことになってる。読むのが大変なぐらいだ。

empty氏
超大作!こんな大量に萌え文かけるとはさすが神。
VPやってないせいか、フレイは別に気になりませんでした。ロリ3Pハァハァ。

垢のプリン氏
こういうぶっ飛んだノリは好きです。エロも見てみたいので続きキボン。

深夜に貼り逃げ氏
このカプ(というよりコンビ)大好きだ…。ネタがあるなら書いてと言ってみるテスト。
番号振ってあるのが読み手に親切ですね。

めでぃーな氏
相変わらずエロエロ!氏のマリアはエロくていいですね。
次は何が来るのか楽しみです。
568名無しさん@ピンキー:03/11/12 17:39 ID:wAxEO8U3
職人さん方が愛を持って創った作品に、ROMびとたちが愛を持って批評する。 スゲーいい流れだと思った。 みんながんがれー
569名無しさん@ピンキー:03/11/12 19:56 ID:aeQQp9TS
はげしく勃起!!!!
570垢のプリン:03/11/12 22:26 ID:fzxzgZWp
>568
激しく同意。この状態が長く続く事キボン。ディレクターズカットがでたらまた活気づくだろうし。
571 ◆PzDeastE6E :03/11/12 22:41 ID:rfJWY5mw
・・・結局ブレア様ネタが先に出来てしまった。
我ながら話に無理があ(ry

今から連貼りします故、ご注意をば。
572 ◆PzDeastE6E :03/11/12 22:42 ID:rfJWY5mw
「・・・ブレア」
社長室で一人、ルシファーは妹が人質に取られているのを確認していた。
ベリアルへと指示を送り、通信を切る。

「忌々しいデータ共がっ・・・!!!」
ディスプレイを思いきり殴り付ける。
拳が切れ、血が流れてディスプレイを汚す。
「随分と舐めた真似をしてくれたな・・・人質だと?馬鹿が・・・自分の力を過信するなっ!!
 所詮はデータ!生殺与奪の全てをこの私の手に委ねざるを得ないデータでしかない癖にっ!!」

「・・・そういう考えを起こしているから僕等はブレアさんを人質にする他無くなったんだけど」
聞き慣れぬ声を耳にし、扉の方を見る。
「貴様等アアァァァッ!!!!」
懐に忍ばせていた銃でフェイトの顔面を狙いを定める。
「貴方が僕達の世界に干渉しなければ、僕等も何もしなかったんですよ」
「造られた存在の癖に創造主に歯向かうかっ!!」
「造ってもらったのは感謝するさ。確かに、真実を知った時はショックだったけどね。
 でも、僕等は僕等だ。お互い触れて、話せて、感情も持てる。
 ただ僕等は僕等の世界を守っているだけさ」
あくまで自衛である。
そう主張するが、当然聞き入れられるはずもない。
573 ◆PzDeastE6E :03/11/12 22:45 ID:rfJWY5mw
「感情を持てる?笑わせるな!データの癖にそんな物を持ち合わせているはずが―――」
「じゃあ聞くけどさ」
ビリビリビリッ!!
「な・・・っ!?」
「フェイト!?」
フェイトは突然、剣で強引にブレアの服を切り裂いた。
ずるずると衣服が落ち、下着だけが残される。

「データの分際で、ブレアに・・・・・・ッ!」
ギリギリという歯軋りの音がフェイト達にもはっきり聞き取れる。
「嫌だろ?目の前で実の妹が犯されるなんてのは」
あまりに"いつものフェイトじゃない"行動に、仲間達は言葉を失っていた。
「ちょ、ちょっと待てフェイト!ルシファーがムカつくのは分からなくもねぇがブレアを巻き込むこたぁ―――」
「・・・黙っててくれるかな、クリフ」
その目だ。人を人とも思わないような、ぞくりとさせられるその目。
まるで何かにとり憑かれているようで。少なくとも芝居には見えない。

「・・・嫌なんだろ?当たり前さ、家族が知らない男に汚されるのなんか誰だって見たくない。
 僕等だって同じさ。知らない相手に村も町も山も川も森も海も、人ですら・・・蹂躙されてる」
「・・・フェイト」
「貴方達は実際"侵略"してるんだ。それを知ってほしかった。でも―――」

「それだけで終わらせる程、僕は我慢強くはないんだ」
ゆっくりと、さも当然のように・・・フェイトはブラのフックを外した。
「きゃぁっ!?」
豊満な乳房が露になり、思わず手で隠そうとするが両手とも捕まれてしまった。
「貴様・・・何をする気だッ!?」
「言ったろ?我慢が出来ないって。どれだけの命が消えたと思ってる?
 どれだけの人が泣いたと思ってる?今現在どれだけの人が震えてると思ってるんだい?
 僕等はその人達の"代表"だ。平和的に解決するにしても―――」
574 ◆PzDeastE6E :03/11/12 22:46 ID:rfJWY5mw
「本当に僕等の事を理解してくれたのかどうか、保障が欲しいじゃないか。
 僕等がここで話し合いで解決して、その後僕等が無事である保障はないんだからさ」
確かに、その通りなのだが。
何かが違う。
求める物は最初と同じかもしれないが、やり方はある種―――

「マリア」
「あ・・・え?な、何?」
「皆で一つ下の階に降りててくれないかな」
「あ、うん・・・え?ふ、フェイトはどうするの?」
「ここにまだ用事があるからね、大丈夫。すぐ戻るよ」
私の心配していることはそういう事じゃない、という言葉は。
無意識の内に塞き止められていた。

「ブレアさん、安心してください。貴方の痴態を見る人は僕と貴方の兄さんだけです」
「フェイト君・・・どうしたの一体・・・貴方に何があったの?」
「何もないですよ。あるとしたら意識改革かな」
「意識改革・・・?」
「・・・殺されかけたのに、遠慮することはない。手段を選ぶ必要性なんてない。
 そう割り切ることが出来るようになっただけです。大した事じゃないですよ」
575 ◆PzDeastE6E :03/11/12 22:47 ID:rfJWY5mw
「さて、どうするんだい?ルシファー"社長"?それとも"ブレアさんの兄さん"?
 貴方はどっちを取るんです?」
「・・・データ如きにィッ・・・私が屈すると思うか・・・!!」
「兄さん・・・!!」
既に口の中から血が溢れている。
デスクの上にぽたぽたと滴り落ちて、円を描いていく。
「そう、それなら貴方の大事な人を貴方の目の前で汚すだけだよ」
くすりと、特に罪の意識もないような顔で笑い―――ブレアの首を横に向けさせ、キスをする。
「んむっ・・・ふうぅっ、んぐぅっ!!」
「ぐ・・・ぐうぅぅうううっ!!」
続いて右拳からも血が零れる。
先に濡らしていた血と混ざり合う。
妹の助けを乞う視線が痛かった。
自らの言葉の所為で汚されつつある妹を正視できずに居た。

ルシファーは最初のブレアとフェイト達の接触態度から、"グル"になって脅している可能性もあると思っていた。
あくまで小さな可能性だが、それでも有り得ない話ではない。
万が一そうだった時の屈辱は計り知れぬと無情な行動に出たが。
・・・今、フェイトと口付けを交わした妹の態度を見て、その疑いは完全に晴れた気がした。

この思いに整理がつくまで、何時間も考えた気さえする。
暫くただ怒りに支配されていたから。
そして改めて、妹に謝りたかった。
ムシが良過ぎると人には言われるだろう、だがこれ以上このままの状況にしておくのは、
社員を預かる一人の社長として、一人の身内として、一人の兄として、やはり出来なかった。
非情になりきれぬ、人間であったということか。
576 ◆PzDeastE6E :03/11/12 22:48 ID:rfJWY5mw
「や、やめ――ー」
「・・・何か言ったかな?」
「!?」
本当に。
「あぐっ・・・ああっ!!痛ぁ・・・!!た、助け・・・兄さぁーんっ!!」
どれだけの間、考えていたのだろうか?
「へぇ・・・こんなに美人なのに、あまり経験なかったみたいですね、ブレアさんって」
ただ一人身内を救うのに、
「あぅっ、く・・・ぁ・・・・はぅっ、ひゃああっ!!」
私は何もせず俯いていたというのか。
「うーん、結構具合いいなぁ。マリアには負けるけど・・・"兄さん"も使ってみます?」

「やめろォ―――――オオッ!!」
ブレアはどうも、前戯も殆ど無しに挿入されたようだ。
涙と汗で顔が濡れて光っている。
「やめろ・・・と言ったんですか?さっきまで―――」
「やめろと言っているッッ!!すぐさま私の妹から薄汚い物を抜くんだァッ!!」
「仕方ないですね・・・やめてあげますよ」

やめてあげる、と言ったわりには腰の動きを止めない。
(まだこの状態で私に見せるというのか・・・!)
「そろそろ慣れてきたみたいですね、だいぶ滑りがよくなったですよ」
久方振りという事もあるのだろう、彼女は暫く掻き回された事で女性の快楽を思い出しつつあった。
「うん、いい顔してるなぁ。この顔を見れば皆嫌でも勃つだろうなぁ」
「み・・・なぃで、はぅっ!!んぁっ、もう・・・らめぇぇっ!!」
「さて、これで終わりです」
「・・・え?」
577 ◆PzDeastE6E :03/11/12 22:49 ID:rfJWY5mw
嫌とは思いつつももう少しで達する所であった彼女は、耳を疑った。
その言葉通り、自分のモノを抜き、デスクに積まれていた書類で適当に拭いて服を着直す。
「ああ、忘れる所だった」
懐から何か液体の入った小瓶を取り出すと、蓋を開けてブレアの口の中へ無理矢理流しこんだ。
「な・・・まさか、毒―――」
「そんな事はしないよ、ただの媚薬ですから気にしないで。
 ―――じゃ、僕はこれで。ああ、また僕等の世界を壊そうとした時は、
 きっと自分から死にたくなるような事をさせてあげますからそのつもりで」
ブレアの耳元で幾つか言葉を紡ぎ、そして後ろを向く。
 「それじゃ、二度とこういうことが無い事を祈るよ」
フェイトはそのままエレベーターで部屋から姿を消した。



「・・・ブレア、すまなかった・・・!」
ルシファーは自分の妹の裸体を軽く抱き、涙を流した。
「・・・兄さん、もう・・・いいの。分かってくれたなら。
 その代わり―――御願いを聞いてくれないかしら」
「なんだ?・・・こうなったのも私の責任だ。出来る事なら何でも―――」
「それなら―――」

「私を犯してください、さっきから疼いて仕方ないんです・・・!!」
ブレアは実の兄の足元に蹲り、ズボンを降ろしていった。
578 ◆PzDeastE6E :03/11/12 22:50 ID:rfJWY5mw
「・・・しかし、フェイト。そこまでやるかって感じなんだが?」
「ん?何がだい?」
「いやほら・・・さっきのアレだよ。予め"酷いことをするけど、驚かないでくれ"とは言われてたが・・・」
「ああ、これは実はブレアさんの発案なんだよ」
「な、何ぃ!?」
「『自分の兄さんだから恥ずかしいけど、あの人シスコンの気があるから・・・少し芝居すれば引っ掛かると思うわ、
 普段は冷静だし見下されるのが大嫌いな人だけど、予想外のことが幾つも重なると理性で対処出来ないタイプだから』・・・だってさ」
フェイトとクリフが話している所に、割って入ってくる。
・・・勿論、先程の件である。
「ねぇ、フェイト。・・・私が見たのはエレベーターを降りるまでだけど。
 まさかあの後ブレアさんと"いたした"んじゃ・・・ないでしょうね?」
「あ、うん。そ、そんな事・・・ないよ?」
「・・・そう、それならいいんだけどね。それならよかったんだけどね」
「な、なーんで引き金に指かけてるのかなぁ、マリア・・・?」
「・・・これ、何でしょうね?」
「なっ!?」
取り出したのは、連邦特製特製の小型監視カメラである。
昔父・ロキシに見せてもらったことがあった。
エレベーターで上がった際、そのエレベーターの出口にマリアが取りつけたものだ。
当然見られてないからとフェイトがブレアに手を出す事を考えてのことだ。
「・・・『うーん、結構具合いいなぁ。マリアには負けるけど・・・"兄さん"も使ってみます?』・・・何なの?この台詞」
母さん、ごめんなさい。
どうも僕は、先に逝くことになりそうだ。

「これからは・・・相手を選んで喧嘩を売ることねッッ!!」
579 ◆PzDeastE6E :03/11/12 22:52 ID:rfJWY5mw
_| ̄|○エーローガーウスイーヨー ヘタレダヨー(吐血

すいません。駄作になりました。
ブレアさんで書く事が間違いだったのか俺がエロをやる事自体間違いなのか・・・
出直してきます(つд`)
580名無しさん@ピンキー:03/11/12 23:45 ID:byxSb9Wn
>>577>>578の間が気になる(;´Д`)ハァハァ
581名無しさん@ピンキー:03/11/13 23:06 ID:GxYHHNoC
ルシファーがいい感じ。
582めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/13 23:57 ID:tiIJ703c
アルネルがきりの良い所まで完成しました。
なお、>>423のシチュを参考にしていますのであしからず。
それではどうぞ。
583めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/13 23:58 ID:tiIJ703c
それはフェイトたちが来る以前の、アーリグリフ城の地下室で起きたできごとだった。
「く・・・」
双剣クリムゾン・ブレイドの片割れ、ネル・ゼルファーは苦悶の表情を浮かべる。
「迂闊だったね、私が捕まってしまうなんて・・・」
ネルは壁に取り付けられている4本の鎖に、壁に身体の正面が向くように、大の字に
四肢を拘束されていたのだ。
「それも、こんなプリンになんてね」
ネルが苦々しそうに後ろを振り返った。
「くくく、良い体勢だな、阿呆」
その視線の先には、漆黒団長のアルベル・ノックスがいた。
「まったく、大量の漆黒と戦わせた後に、私を不意打ちするとはね。漆黒の団長は一人
では何も出来ないのかい?」
「ふん、勝てばいいんだよ。それに味方を連れていなかったお前が悪い」
「くっ、しくじったね・・・」
 先日、ネルは父の命日に墓参りに行くことにした。部下達はついていくとお願い
したのだが、独りのほうが気楽でいいからと、断ったのだ。部下達に余計な手間を
かけさせたくないという配慮で言ったことなのだが、今回は裏目に出てしまったのだ。
584めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/13 23:59 ID:tiIJ703c
「さてと、お前には色々聞きたいことが―――」
「あんたに喋るような口は持ち合わせてないね」
 アルベルに最後まで喋らせること無く、ネルは拒否の返事を返した。
「人の話は最後まで聞け、阿呆!」
「はんっ、例え喋っても、あんたのような小さい脳じゃ、記憶できないだろうさ!」
「それは一理あるな・・・、って納得すんじゃねえよ俺!」
 アルベルは首をぶんぶん振ると、アイテム欄から数粒のカプセル型の錠剤を、右手に
取り出した。
「まあいい、喋らないならこいつを飲ませて、自白させれば良いだけだ」
「自白剤かい?私にそんなものは効きやしないね」
 ネルは幼少のころから戦士として鍛えられてきた。そのなかの特訓のひとつとして、
様々な薬を投与され、限界ぎりぎりのところで耐え、そして抗体を作ってきた。
 今の彼女の身体にとって、自白剤というのは、風邪薬と同じような感触となっているのだ。
「そんなもの、飲んでみなければわかんねえだろ。言っとくが拒否すれば、新しく覚えた
技の実験台になってもらうからな」
 技のエフェクトを出しながら、アルベルが不適に笑う。
「ああ、飲んでやるよ。けど飲み物がないんじゃ、うまく飲めないね」
 今は少しでも多く体力を温存したかった。水を取りに行かせたり、薬を飲んだ後でも
その影響が若干出ているふりをしたりして時間を稼ぎ、味方の救援が来るのを待つという
魂胆が、ネルにはあった。
585めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/14 00:00 ID:xjntPHYB
「心配すんな、ちゃんと飲みやすくしてやる」
 アルベルはストロー付きのペットボトル形ドリンクを、左手に取り出した。そして
右手の錠剤を、ネルに強引に飲み込ませる。
「んぐっ・・・」
「ほら、ジュースだ。一気に流し込んで飲めよ、阿呆」
 ドリンクのストローがネルの口につけられる。
「ん・・・、ん・・・」
 ネルは緩慢な動作でストローをくわえると、少しずつジュースを口に含んでいった。
「時間稼ぎすんじゃねえよ、なんなら口移ししてやろうか?」
「っ!?んくっ、んくっ・・・!」
 アルベルの言葉とともに、ジュースの減っていく量が一気に上昇する。戦士としてでは
なく女性として、ネルは口移しというのは避けたい選択肢であった。
「ふん・・・、それでいいんだ・・・」
 ドリンクが空になったのを確認すると、アルベルはぶっきらぼうにペットボトルを
投げ捨てた。
「なかなかの味だったよ。あんたに飲まされなければ、もっと美味しい味だった
だろうけどね」
「ほう・・・、その減らず口がいつまでもつかな」
 アルベルは先ほどとは別の種類のドリンクを取り出し、口へ、食堂へ、胃へ、と移動
させていった。
586めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/14 00:01 ID:xjntPHYB
「く・・・」
 アルベルがドリンクを飲み終わるころ、ネルの身体に異変が起こり始めた。
「これは・・・」
 自分の身体の状態変化を確認すると、ネルは軽蔑の眼で振り返ってアルベルを睨む。
「まったく、媚薬とは随分と姑息な手を使うんだね」
「何だっていいだろ・・・。どうした、疼いてこないのか?」
「生憎だけど、媚薬にもちゃんと耐性ができているのさ」
 特訓で抗体を作るために投与された薬の中には、当然媚薬も含まれていた。確かに
身体に疼きが確認されるが、これくらいの刺激ならネルに刺激へと変化させるには、
弱いものだった。
「悪かったね、あんたの思い通りにならなくて。私をあんたの遊び相手と一緒にしないで
もらおうかい」
「そうだな、確かにお前はそこらの弱いやつじゃねえ。強いやつだ」
 しかし、むしろアルベルはこの結果に満足しているようだった。
「さすがは俺が目をつけただけの獲物だ・・・。だが、これはどうだ?」
 アルベルは一呼吸おき、そして言葉をつぶやく。
587めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/14 00:01 ID:xjntPHYB
「エルメス」
 時間にして約1秒、文字数にして4文字の、どうということはない短い言葉であったが、
今のネルには十分すぎるほどの強烈な変化であった。
「くああっ!?」
 突如、ネルの身体の疼きが大きくなる。そして乳首に、太腿に、股間に、疼きが
快感へと変わっていく。
「はぁっ、はぁっ・・・、いったい、何がおきたんだい・・・!?」
「知りたいか?」
 アルベルが得意げな顔で話す。
「さっき飲んだ媚薬はな、俺が呪文を唱えると効果が増幅する仕組みなんだ」
「なっ・・・!?」
 ネルは驚きの声を上げる。今までにそのような効果のある薬は、試したことはおろか、
聞いたこともなかったのだ。
「どうした、さっきの威勢のよさが消えているぞ阿呆。言っておくが呪文の効果は、
何度でも重複できるからな」
「く・・・、私が薬なんかで負けるわけには・・・!」
 しかし、これからさらに強くなるであろう未知の疼きに、ネルは怯えていた。
「さあ、鳴いてもらうぞ阿呆!エルメス!」
「うああっ!?」
 アルベルが言葉を発するたびに。
「エルメェス!」
「ああああっ!?」
快楽の疼きが大きくなり。
「エルメェェェスッ!」
「ふああああぁっ!?」
 ネルの身体全体を支配していった。
588めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/14 00:02 ID:xjntPHYB
「ははははっ、面白いほど効いているな、この媚薬は!俺の思い通りに喘いでくれるぞ!」
 アルベルの勝ち誇った声が、地下室中に響きわたる。
「ま、まだまだ!全然効きやしないね!」
 言葉で否定するネルだが、身体のブルブルとした震えは隠せない。黒パンツの内側には、
愛液がべっとりと付着していた。
「エルメス」
「んあああっ!」
「そうか?俺には効果抜群としか思えないが」
「はぁっ、はぁっ・・・、そんなこと、はぁっ、ないね・・・」
 何度も媚薬の効果を増幅され、ネルの息遣いが荒くなり、全身に汗の粒をを浮かび
上がらせていた。
「いい反応じゃねえか。性的反応に抵抗する女は、それだけ被虐的な快感を望むからな」
「そんなこと、ないね・・・はぁっ、あんたの思い通りになんて、なりやしないね、
はぁっ・・・」
 ネルはアルベルを睨み返しながら言うが、先ほどより瞳が虚ろになっていた。
589めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/14 00:03 ID:xjntPHYB
「さてと、俺も見ているだけではつまらんからな。阿呆で遊んでやるとするか」
 アルベルはネルのすぐ背後に距離を縮めて立つ。
「何をする気なんだい!?」
「こうするんだよ」
 そしてネルのスポーツブラをずり下ろす。
「くぅっ・・・」
その結果、ネルの胸が晒されることになった。
「ほう・・・、随分と形の良い乳じゃねえか。乳首も上向きについて綺麗なピンク色だな」
「黙りな!あんたの意見なんて聞きたくないね!」
 顔を真っ赤に染め上げて、ネルが叫び返した。
「せっかく褒めてやったのに、失礼な阿呆だ。さて、触り心地はどうだ?」
 アルベルはネルの戦闘服の脇から両手を差し入れ、軽く捕む。
「はっ、あぁっ・・・!」
 媚薬で敏感になっていたネルに対して、胸への優しい刺激は身体に答える。自然と
甘い吐息が漏れた。
「随分と張りがあるな、それでいて柔らかい」
「んあ、ん、ふぅ・・・!」
胸を揉みしだかれ、身を悶えさせるネル。喘ぎ声を出すまいと声を押し殺しているが、
どうしても漏れてしまう。
590めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/14 00:03 ID:xjntPHYB
「それにしても―――」
 アルベルはネルの服装を一瞥する。
「随分と揉みやすいようにできている服だな。娼婦が着ている服なのか?」
「なっ、女王様がデザインしてくださった服を、馬鹿にするんじゃないよ!」
「そうか、なら女王が娼婦並みの思考というわけか」
「女王様の悪口を、んんっ、くぅ・・・!」
 反論しようとしたネルだが、乳首を刺激されて快感を呼び出され、続きを言うことが
できない。
「胸でこれだけ感じるということは、ここを触るとどうなるんだ?」
 アルベルは左手を離し、その人差し指でネルの戦闘服沿いに、胸の谷間からヘソ、
そのまた下へと、ゆっくりとつたわせていく。
「そ、そっちは・・・!」
 ネルはこれから起こる事態に気づき、ドキリと動揺する。
「そっちとはどこのことなんだ、ここのことか?」
 ネルの黒パンツの上を、つつっとなぞった。
「んんっ!」
 頭の中が一瞬蒼白になるような快感の刺激が、ネルの身体中に駆け巡る。
「ほう、ずいぶん指に湿り気がついたな。これだけ全部お前が出した者なのか?」
「う、うるさ、んはあぁあ!」
 黒パンツぞいに、秘所を刺激され、ネルの唇から嬌声があげられた。
「ほう、よっぽど感じるんだな。せっかくだ、もっと弄ってやろう」
 そのままアルベルは、黒パンツを指の腹で押して、ネルの敏感な部分を擦りつづけた。
591めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/14 00:04 ID:xjntPHYB
「くぅ、はぅっ、あ、んん・・・」
「くくくっ、クリムゾン・ブレイドのネル・ゼルファーがこんなに良い声でよがって
るんだ。どうせなら街中で嬲って、住民のオカズにした方が良さそうだな」
「ふざけるんじゃ、ないよ・・・!」
 胸と秘所の刺激に耐えながら、何とかネルは凄みをきかせる。
「もうお前は俺の手の内にあるんだ、どうしようが俺の勝手だろ、阿呆」
「私はあんたなんかに絶対屈しないよ!後で八つ裂きにしてやるから、覚悟するんだね!」
「そんなこといっておきながら、身体はもうイキそうなんだろ」
アルベルは黒パンツの紐の部分をつかむ。
「あ・・・!」
「パンツを引っ張りあげたらどういう反応をするんだ?」
「やめ―――」
 ネルの言葉にお構いなく、アルベルは彼女の黒パンツを引っ張り上げた。
「んあああっ!」
 秘所を擦られ、ネルの身体中に電撃が走る。
「気持ちいいか?ならもっと気持ちよくしてやる!」
 アルベルは義手に強弱を加えて黒パンツで擦り、ネルに刺激を与える。
「離せ、はな、ああぁっ!」
 ネルは快楽から逃れようにも、四肢は拘束され、アルベルに身体を抱え込まれ、
身動きができない。
「これ以上は、んあ、はあぁっ!」
身体が熱くなり、甘い喘ぎ声が濡れた唇から現れる。
「さあ、俺に絶頂の声を聞かせろ、阿呆!」
 アルベルに、秘所を黒パンツで力いっぱい擦られ、乳首を指で捻られた。
「ふあああああぁぁぁ―――――!!」
 強烈な刺激に耐え切れず、ネルは絶頂を迎えた。
592めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/14 00:06 ID:xjntPHYB
今回はここまでです。

|_Λ  
|ω・`)    前回書いたSSと、内容が似通ってしまいました・・・。
| /     申し訳ないです・・・。    
|/   
593名無しさん@ピンキー:03/11/14 00:12 ID:44Jv/9jV
>めでぃーな ◆bmENcnhPjA氏
糞虫×ネルたんエロ最高です!
オヤジっぽい糞虫がいい感じですw
これからどうネルたんを屈辱してくれるのかとても楽しみです(;´Д`)ハァハァ
594名無しさん@ピンキー:03/11/14 00:13 ID:bYu7gFEv
(;´Д`)いや、もうマジで最高。
595名無しさん@ピンキー:03/11/14 00:40 ID:+N1qTTim
糞虫と寝るは、部下救出イベントがファーストコンタクトだろ……という
ツッコミすらかすれてしまうくらい楽しませていただいてます!
596めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/14 00:47 ID:xjntPHYB
皆様、感想ありがとうございます!

|_Λ    >>595
|ω・`)    糞虫は頭がプリンで出来ていますので、
| /      記憶力が非常に悪いんです。   
|/       ネルは記憶を忘れる施術を受けたということで・・・。
          そういうことにしてください・・・。
597名無しさん@ピンキー:03/11/14 00:50 ID:5mpXwFjI
>595
お互いなかったことにしてるとか。
腹の中で「あの時のクソプリンーーーー!!!」と思いながら、
「そのガントレット…あんたが歪のアルベル?」(うろ覚え)とか言ってみたり。
照れ屋のネルたんばんざーい(;´Д`)ハァハァ
598名無しさん@ピンキー:03/11/14 01:07 ID:z/XDvMbw
>めでぃーな氏
イイのキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
ネル最高ですな(;´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \アノ \ア ノ \ア
オヤジっぽい糞虫最高 もっと苛めたってください
続き楽しみに待ってます

その後アルベルが仲間になった時にこのことを脅迫されて(記憶フラッシュバック)
またも陵辱されるネルたんって続きも見たいでつ(;゚∀゚)=3/ヽァ/ヽァ
599名無しさん@ピンキー:03/11/14 01:59 ID:lWzXaE3G
ちょっと前に似たようなシチュエーションの絵あったよね?
600名無しさん@ピンキー:03/11/14 10:22 ID:pR3zr+Hh
でもアーリグリフに施術ってあるのか?
601名無しさん@ピンキー:03/11/14 16:04 ID:gpEugtol
>>600
あるよ
602名無しさん@ピンキー:03/11/14 16:42 ID:6WOrixFv
ないんじゃないのか。
施術過去あったが(シランドとは分家みたいなもんだし)
サーフェリオに封印しちゃったとか会話あったが。
アーリグリフに刺青してる人いたか?
603名無しさん@ピンキー:03/11/14 17:59 ID:1C+dw7RV
アーリグリフは古代シーフォート(だったか?)の正統な後継者だけど
施術の知識はサーフェリオに封印しちゃったから、現在使える人間は居ない
とかそういう設定じゃなかったけ?アルゼイの側近がそんな事言ってたような。
まあ、その辺はハグレ施術士が金に釣られてアーリグリフに協力した
とかの脳内完結で良いんじゃないか?

とにかく俺はヤバイ位ネルたん(;´Д`)ハァハァ
>>598の設定すげぇ萌える・・・!
604めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/14 20:54 ID:xjntPHYB
|_Λ    
|ω・`)    みなさんすいません・・・
| /     自分がSO3の知識を欠いているばかりに・・・    
|/        完成した際は保管庫で修正版を出すようにします・・・
605名無しさん@ピンキー:03/11/14 21:07 ID:bYu7gFEv
まぁ、そんな細かいことはいいじゃないか。
要はみんなネルたん(;´Д`)ハァハァって言いたいだけなんだから。
606めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/14 22:53 ID:xjntPHYB
>>591の続きです、わずかですがどうぞ。


「はぁっ、はぁっ・・・、畜生・・・、こんなやつの前でイってしまったよ・・・」
 敵の前で己の痴態を晒すことになり、ネルは屈辱に打ちひしがれる。
「よかったな阿呆、パンツの色が黒いから、変色しても目立たないぞ。他の色なら、
濡れた部分が丸わかりだがな」
 アルベルの指摘通り、ネルの黒パンツは水分が染み渡り、感じているということが
はっきりとわかった。
「さて、これだけ濡らしている阿呆の中身は、どんな代物なんだ。邪魔な物を取り除いて
みるか」
 そう言って、アルベルのアイテム欄から短刀が取り出される。
「っ、やめな!」
「じっとしてろ、阿呆。身体に刺して動けなくしてもいいんだぞ」
 ネルは抵抗するが、尻をつかまれ脅しをかけられる。
「ぐ・・・!」
 余計な傷を作っては脱出する時に不利だ。ネルは歯軋りしながら動きを止める。
「それでいいんだ」
 満足そうにアルベルがうなずくと、黒パンツの腰にかかっている部分の片側を、
そしてもう片側を切る。
「うぅ・・・!」
 そして、ネルの大事な部分がアルベルの眼に写ることとなった。
607めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/14 22:54 ID:xjntPHYB
「ほう・・・。よっぽど気持ちよかったみたいだな」
 ネルの秘所は愛液で淫らに濡れて、真紅の茂みは湿って肌に張り付いていた。
「うるさいね、あんたには関係ないよ!」
「ふん、上の口は生意気だが、下の口はどうなんだ?」
 ネルの秘所がアルベルによってこじ開けられる。
「ん、あぁ・・・!」
「ほぅ、綺麗なサーモンピンクの色じゃねえか、気持ち良い気持ち良いと涎をたらしているぞ」
「嫌だ、言わないでおくれ・・・」
 アルベルに秘所をまじまじと見つめられ、ネルは恥辱に顔を歪ませ、身体を小刻みに
震わせる。しかし、秘所からは容赦なく愛液がこぼれていた。
「どうした阿呆、弱気になっているぞ。このまま俺の従者になるか?」
 アルベルがネルの秘所に息を吹きかける。
「ふああっ!だ、誰が弱気になっているんだい!勘違いも甚だしいね!」
 このままではいけないと、ネルは心身に気合をいれる。
608めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/14 22:55 ID:xjntPHYB
「良い眼になったじゃねえか。さあ、もっと俺を楽しませろ」
 その言葉を合図にネルの秘所に指が入れられる。
「んああっ!?」
「しっかり俺の指で感じろ、阿呆」
 そのまま膣内を、縦横無尽にかき回した。
「んんっ、んふぅ、んはぁ!」
 ネルは先ほど絶頂を迎えたばかりで膣内は敏感なままだ。
「んあっ、ふあっ、ああっ!」
 しかも媚薬の影響で、疼きは強化されている。
「ああっ、やめっ、んあぁっ、はあぁっ!」
 いくらシーハーツを代表する戦士といえども、この攻撃には耐えられなかった。
「ぐしゅぐしゅいやらしい音をたててるな、そろそろイクか!?」
「ああぁっ、イイッ、だめっ、らめっ!」
 大の字の体勢のまま、艶のある声で、腰を振り、悶えるネル。まもなく高みに上り
詰めようとしていた。
609めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/14 22:56 ID:xjntPHYB
「このくらいにしておくか」
 だが、寸でのところでアルベルが指の動きを止めた。
「ぅあ・・・、なんでだい・・・?」
 ネルは恨めしそうな顔でアルベルを見つめる。
「ほう、お前は俺の指でイキたかったのか?」
 アルベルは大げさに怪訝な顔をする。
「そ、そんなこと、うあっ、ああ・・・!」
 否定の言葉を出そうとしたが、身体が更なる刺激を求めて、喘ぎ声に変化させる。
「どうした、腰をフリフリ動かすだけではわからんぞ、阿呆?」
「イキたくない、イキたくないよ・・・ん、うぅ・・・」
 シーハーツの戦士としての誇りが、敵に媚びる事を否定させるが、それもいつまで
もつかはわからなかった。



今回はここまでです。少しだけですみません・・・。
610名無しさん@ピンキー:03/11/14 23:53 ID:Z5qK8nGL
続きキター!!小出しとは憎いお方ですな>神

>>598の設定俺も萌え ぜひとも続きお願いしまつ
611名無しさん@ピンキー:03/11/14 23:59 ID:bYu7gFEv
寸止めキタ━━(;´Д`)━━ン!!
612めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/15 00:04 ID:6dgrg/Jy
|_Λ     ごめんなさい・・・。
|ω・`)    シナリオを変更したのでここまでしか投下できないんです・・・。
| /      続きは明日(正式には今日)中に書けるように、がんがりますね・・・。   
|/            
613名無しさん@ピンキー:03/11/15 02:34 ID:eqo2slks
ネルいい
614名無しさん@ピンキー:03/11/15 14:00 ID:3E4dQijC
はげしく勃起。
おさまりません
615めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/15 16:19 ID:6dgrg/Jy
>>609の続きです、どうぞ。

「そんなにイキたくないなら、別に強制はしない。俺は休憩してくる」
 そんなネルの態度に、アルベルは突きつける口調で言う。
「え・・・?」
「今日は疲れてるからな、そのまま眠るかもしれん」
 アルベルはきびすを返すと、地下室の出口へと歩んでゆく。
「な・・・!」
 アルベルの言葉にネルが恐怖につつまれる。このまま絶頂を迎えられない蛇の
生殺し状態でいると考えると、頭がおかしくなってしまうのだ。
「んっ・・・ふっ・・・、くぅ・・・!」
 太股をこすり合わせるが、満足するには程遠く、それどころか疼きが大きくなって
しまう。乳首が戦闘服に触れる刺激さえも、快感となり、そして苦痛になる。
「もう、限界だよ・・・」
 ネルの頬に一筋の涙がつたった。
「じゃあな」
 アルベルが出口へたどり着き、階段に足を掛けたその時。
「ま、待って・・・!」
 ネルが搾り取るような声で言葉にする。
「どうした、阿呆?」
「イカせて・・・おくれ・・・!」
 プライドを捨てた女の声が地下室でつぶやかれる。
「どうした、良く聞こえないぞ?」
「イキたいよぉっ、私をイカせておくれよぉっ!」
 そして、欲情を求める雌の叫びが地下室に響き渡った。
616めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/15 16:20 ID:6dgrg/Jy
「ほう・・・、敵であるこの俺に、イカせて欲しいと頼むのか?」
「もう我慢ができないよぉっ!私の中をぐちゅぐちゅにかき回しておくれよぉっ!」
 泣きじゃくって懇願するネル。そこにシーハーツの戦士としての威厳は微塵も
感じられなかった。
「まったく・・・、お前の部下がこれを聞いたらどう思うんだろうな」
「うぅ・・・、仕方がないんだ、仕方がないんだ・・・」
「まあ、そこまで頼むのなら、特別にサービスしてやろう」
 アルベルが自らの下着に手をかける。
「俺の欲棒をお前にくれてやる」
 そして己の肥大化したモノを取り出し、ネルの濡れた秘所へと一気に突き入れた。
「ふああああっ!!?」
 てっきり指を入れられるものと思い込んでいたネルは、予想以上の快楽の刺激に驚き、
そして身体を仰け反らせて痙攣する。
617めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/15 16:22 ID:6dgrg/Jy
「入れただけでイクのか、この阿呆は。よほど淫乱な身体をしているな」
「ちがっ、そっちじゃ・・・」
「遠慮するな、こっちのほうがより気持ち良いぞ」
 そのままアルベルは腰を動かし、ネルを激しく責め立てる。
「ひあっ!?あっ、はっ、はあっ!」
 膣内を擦られる強烈な刺激が、快感へと姿を変え、ネルの全身に染み渡る。
「お前の膣内はつぶつぶがあって気持ちが良いな!」
「ふぁんっ、んあっ、あっ、あっ!」
 愛液がネルの太腿に滴り、床にピチャピチャと跳ねてゆく。
「それに俺のモノを良く締め付けてくれる、まさしく名器だぞ!」
「気持ち良いっ、気持ち良いよぉっ!」
 足をガクガクと震わせながら、ネルは全身で快楽を受け入れる。
「獣みたいに後ろから入れられているのに、腰を使って喜ぶなんて、本当の雌だな、阿呆!」
「ふあっ、あっ、あっ、あああぁぁっ!!」
 程なくしてネルは絶頂を迎えた。足腰に力が入らなくなり、地面にへたり込もうとする。
618めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/15 16:23 ID:6dgrg/Jy
「休む暇はねぇぞ、阿呆!俺はまだまだこれからだ!」
 しかし、アルベルはそれを許さない。ネルの腰を掴んで強引に立たせ、そのまま
出し入れを続行する。
「お願いだよ、一度休ませ、うあぁっ!」
 ネルの願いも虚しく、肉のたたき合う音が続行されていく。
「また、あっ、あああぁぁぁっ!」
 その間、ネルはだらしなく涎を垂らしながら、何度も何度も高みに昇り詰める。
「そろそろか・・・!」
 やがてアルベルにも限界が訪れる。
「ふあぁっ、はやくっ、だしてっ、おくれぇっ!」
「出すぞ阿呆、しっかり受け取れよ!」
アルベルは力いっぱい腰を叩きつけ、欲望を吐き出す。
「ふあぁっ、ああぁ、あああぁぁぁぁぁーーーーーっ!!」
 ネルもまた獣の咆哮のような叫び声で、絶頂を迎えた。
619めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/15 16:25 ID:6dgrg/Jy
「はぁっ、はぁっ、やっと終わったよ・・・」
 膣内にどろりとした生暖かいものを感じながら、ネルは安堵の表情をする。
「何を言っているんだ阿呆。すぐに第二ラウンド開始だ」
 ネルの膣内に入っているモノは、衰えをみせていない。
「どうしてだい・・・、そのままの大きさだなんて・・・?」
「さっき俺も特殊な媚薬入りドリンクを飲んでいてな、一度射精したぐらいでは到底
収まらなくなっているんだよ。これから長く付き合ってもらうぞ、阿呆!」
「そん、うあっ、はあぁっ!」
 再びネルの身体をアルベルが支配する。彼女の快楽地獄は始まったばかりだった―――――。

これにて終了です。ご愛読ありがとうございました。
620めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/15 16:29 ID:6dgrg/Jy
|_Λ    >>619で終了と言っておきながら、 まだエピローグが
|ω・`)    残されているんですけどね・・・。時間があれば書きます・・・。
| /     エッチシーンはご好評を博して、大変感謝です。   
|/        でも、もう少し世界観を勉強しないといけないですね・・・。
621名無しさん@ピンキー:03/11/15 16:40 ID:092fI2ju
激しくGJ。
まぁ、所詮SOなんだから世界観は適当でもry
622名無しさん@ピンキー:03/11/15 16:41 ID:092fI2ju
_| ̄|○  ゴメソ…
623名無しさん@ピンキー:03/11/15 18:30 ID:3E4dQijC
めでぃーなさんは神ですな。

ネル(・∀・)イイ!!
624名無しさん@ピンキー:03/11/15 18:30 ID:UZ/NNOoo
>>620
最高GJ
625名無しさん@ピンキー:03/11/15 22:05 ID:N+LBEibs
>>620
いい仕事!
626名無しさん@ピンキー:03/11/15 23:13 ID:oNyhA7Ba
>620
神キター━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

媚薬飲んでまでネルたんを…糞虫、実はネルたんのこと大好きだなw
627名無しさん@ピンキー:03/11/15 23:47 ID:Rp+CDFVi
糞虫ちょっと情けねーなw 俺だったらネルたん相手だったら連続3発は逝けるぜ
628名無しさん@ピンキー:03/11/16 00:40 ID:SU/zVKP7
プリン→ネルがあったとしても、ネル→プリンはないわけで。
公式でも、ネルはアルベルを敵としてしか見てないみたいだし。
629名無しさん@ピンキー:03/11/16 01:15 ID:oi52Ta1b
>>628
書き手、読者の妄想パワーの前には、
公式設定なんぞほとんど意味を成さんと思いまつ。
630名無しさん@ピンキー:03/11/16 01:21 ID:Ahr0sNPU
>>629
愚か者め。
公式設定から全てを妄想してのけるのがエロの力というものではないか。
最初から無視して何とするか。
631名無しさん@ピンキー:03/11/16 01:22 ID:Qos8mlgX
逆に、ゲーム中では特に敵視してる節も無かったしな。
部下踏まれた恨みは自らこてんぱんにした事で忘れそうだし。

別に俺はアルネルスキーじゃないけど
632名無しさん@ピンキー:03/11/16 01:27 ID:7zgg433Z
このSS、一方的なプリン→ネルで、
ネル→プリンの要素はどこにもないのですが?
633名無しさん@ピンキー:03/11/16 01:29 ID:fnKcNp46
さすがに設定を無視しすぎるのは少し冷めるけどこの程度だったら十分許容範囲かと。
てかぐっじょぶ(゚∀゚)!!!!
634名無しさん@ピンキー:03/11/16 01:31 ID:/O2a2wzT
ちゅーかゲーム中はどのキャラもフェイトとの関係以外は重視されてないし。
クソ虫とネルの確執もクロセル戦ぐらいまで、マリアとソフィアの目立つ確執もほぼ最初だけだしな。
あんまり深く考えない方がいいぞ。
エロ小説だって最終的に俺×ネルたん、俺×マリアたん他に脳内変換されてるし(藁

>>632
そりゃ陵辱だし逆があるわけねーだろよ(w

キャラの性格が破綻してなきゃ色んな設定の小説があっていいと思うぞ。
635名無しさん@ピンキー:03/11/16 01:43 ID:+i1a6HK8
>エロ小説だって最終的に俺×ネルたん、俺×マリアたん他に脳内変換されてるし

あんた最高w
(*^ー゚)b グッジョブ!!
636めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/16 01:44 ID:7zgg433Z
|_Λ     おお、レスがこんなにも・・・!
|ω・`)    すごいです、感謝です、ありがとうです!
| /     ちなみにタイトルですが、チャットで話し合った結果、
|/        「隠密女囚監禁快楽地獄」 になりました。
          なお、保管庫で若干の文章の修正をしてもらうつもりです、では。
637名無しさん@ピンキー:03/11/16 03:30 ID:WBgQp7CB
>>634たんがイイこと言った!
>>634たん・・・(;´Д`)ハァハァ
638名無しさん@ピンキー:03/11/17 01:49 ID:Du9YXoZh
最近アルベルが多いなぁ。
嫌というわけではなく、いろんなアルベルが見られて面白いと
エロパロ板なのに思ってしまった。
639めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/18 01:45 ID:QdMzb6cE
|_Λ    アルネルの「隠密女囚監禁快楽地獄」 ですが、
|ω・`)    修正版が出来上がりました・・・。どうぞ・・・。
| /     これで少しは世界観にマッチしたでしょうか・・・。
|/       他にもおかしい所があれば、どしどし指摘してください・・・。  
    ノシ   http://blue.ribbon.to/~yukinone/medina/al-nel.html
640nameless:03/11/18 04:01 ID:6NL98JdA
初めまして。namelessと申します。
こちらの掲示板には時々お邪魔させて頂いているのですが、これが初書き込みになります。
置き場所に困った妄想小説があったから・・・という、大変失礼な動機ではありますが。
フェイト×ファリン小説を書き込ませて頂きます。さて、どうなりますか。
それでは・・・。
641nameless:03/11/18 04:03 ID:6NL98JdA

 【菫の君】

 「フェイトさ〜〜ん、起きてくださ〜〜いっ」
 下の階から、誰かの間延びした声が聞こえる。青髪の青年はベッドで上体を起こし、
しかし直ぐに倒れ込んだ。
 「……あと……五分……いや五秒だけ………」
 そんなことをブツブツ呟きつつ、目を閉じる。
 ネル、クレア、タイネーブ達は、特別任務があるとかで昨日から外出しており、今こ
の館にいるのはフェイトとファリンだけだ。フェイトは体を丸めると、再び夢の世界へ
と歩いていった。

  ガチャッ……ギイイィィィ………

 ノブが回り、扉が開く音がした。誰かがこちらに歩み寄ってくる。
 「あ……ファリンさん、あと十秒ほど……」
 目を閉じたまま愛想笑いを浮かべ、寝返りを打った。……と。
 唇に何かが触れる。一瞬思考が停止したフェイトの口の中に何かが侵入してきて、そ
れは彼の舌と絡み合った。
 (……へ?)
 取り敢えず目を開けてみると、何かぼやけたものが見える。それが離れ、初めて人の
顔だと言う事が分かった。
 「もう、早く起きてくださいね? フェイトさん」
 ファリンの顔が視界から消える。
 (今のって……へ!? ええ!?)
 寝ぼけが一瞬にして吹き飛ばされ、フェイトは手早く服を着替えると、慌てて部屋か
ら出て行った。
642名無しさん@ピンキー:03/11/18 04:03 ID:TTN0g5t5
http://movie99.e-city.tv/

やっぱりインターネット!
モロ動画見たい放題!

http://movie99.e-city.tv/
643nameless:03/11/18 04:03 ID:6NL98JdA

 (さっきのって一体…………夢にしてはかなりリアル……いや、まず夢じゃないだろ
うし……)
 食堂のテーブルの上には、二人分の食器が並べられている。それ程寝坊したというわ
けではないが、それでもファリンを待たせていたことに少なからず罪悪感を覚え、彼は
物音のする台所へと向かった。
 「あの、ファリンさ……」
 少しだけ開いたドアは、直ぐに彼自身の手で閉められる。フェイトは軽く首を振りな
がら、額に手を当てて目を瞑った。
 HP30%回復はブルーベリィ
 MP30%回復はブラックベリィ
 トミーズ健の父親は発明王
 ………異常ナシだ。
 大きく深呼吸を繰り返し、再びドアを開ける。そこにはやはり、エプロン“のみ”を
着たファリンが立っていた。
 「なっ、どうしたんですか! その格好!!」
 真っ赤になってそっぽを向くフェイトだったが、すみれ色の髪の彼女は至って平然と
している。鍋をかき混ぜていたシャモジから手を離すと、笑顔でこちらを振り向いた。
 「いえ、この頃フェイトさんお疲れのようでしたしぃ、この格好をすれば男の人は喜
ぶって……」
 「クリフが……ですか?」
 「は〜い」
 「あんのボケオヤジ……!! とにかくっ。早く服を着てくださいっ」
 このままじゃ目の毒…いや、決して毒ではないのだが、トチ狂って何かしでかしてし
まうかも知れない。とにかくマズイ。マズ過ぎる。
 「……ぁの……ご迷惑…でしたか?」
 “あの”ファリンさん……“あの”ファリンさんが、落ち込んだような、悲しげな声
を出している。
 「いっいや迷惑とかそーゆーわけじゃなくて! むしろうれし……いや! ですから
その……何と言うか……」
 フェイトは可笑しいほど狼狽えつつ、後ろを振り返った。
644nameless:03/11/18 04:04 ID:6NL98JdA
 と。
 「!?」
 その瞬間ファリンの白い腕が首に回され、彼女の唇と自分の唇が重ねられる。更に先
程と同じように、フェイトの舌にファリンの舌が絡み付いた。
 「んむっ!? ………ん……んん…!!」
 すっかり混乱している彼には構わず、ファリンは尚もフェイトの口の中をかき回す。
訳が分からないまま、フェイトはよろよろと泥酔者のように後退り、壁にぶつかるとズ
ルズルと座り込んだ。その時になって、やっと彼女の唇が離れる。
 「…ぷはっ……。ファ、ファリンさん? 何か変ですよ?」
 「私が…ですかぁ?」
 こちらの目を見つめたまま、悪戯っ子のような笑顔を浮かべるファリン。
 「何で……こんな事…」
 「何でって……私がぁ、フェイトさんが好きだからじゃないですかぁ。だから、別に
変じゃありませんよぅ」
 「……えええっ!!?」
 それはまた急な告白ですね……などと返せる程、フェイトは冷めてはいない。どうい
う返事をしていいのか分からないままではあるが、取り敢えず立ち上がろうとした。の
だが、突然ファリンに仰向けに押し倒され、馬乗りに跨れてしまった。
 「ちょっ、ファリンさ……ん…!」
 再び唇が重なる。今度は軽く触れ合う程度の、柔らかく静かなキスだった。
 「私…おかしいですか? 奇妙な女ですか? ……フェイトさんはぁ……」
 ファリンはフェイトの胸に倒れ込む。そのまま彼の心音を聞くように、そっと胸に耳
を当てた。
 「私のコト……嫌いですかぁ?」
 「………いいえ」
 そうだ。彼女は限りなく本気なのだ。………なら…僕も……。
 「僕も……ファリンさんが好きです。自分の気持ちに素直なところも………いつも明
るく、皆を勇気づけてあげられるところも…」
 そして……と、今度はフェイトから唇を近付けてきた。それに応じ、ファリンもそっ
と顔を近付ける。
 「そして……僕を、好きになってくれたところも……」
645nameless:03/11/18 04:07 ID:6NL98JdA


 朝食は食べていない。でも、空腹だとは思わなかった。
 そんなのはどうでもいい。
 大事なのはこの時間……この一瞬…。



 ベッドの上で、二人はそっと唇を合わせた。フェイトはそのまま頭を下げ、彼女の白
い肌に舌を這わせて行く。
 「ん……」
 小さく呻き声が漏れた。舌は、張りのある乳房、既に硬質化している突起、そして毛
髪と同じ色の茂みへと下っていく。掌で柔らかい双丘を包み込むようにほぐしつつ、下
の甘露を掬うように舐める。
 「ひぁんっ……」
 ファリンは体を仰け反らし、シーツを強く握った。じっとりと体中から汗が噴き出し
てくる。フェイトの舌の動きはまだ止まらず、彼が茂みの向こうで湿った音を立てる度
に、彼女の体は様々な角度へ仰け反った。
 ファリンはシーツから手を離すと、両掌でフェイトの顔を挟み、彼の顔を引き上げ
た。そして今度は、彼女が頭を下げていく。
 「え? ファリンさ……!!」
 ファリンは怒張している彼自身の先端に、そっと唇を付けた。閉じていた上と下の唇
の力を緩め、彼自身をゆっくりとその口の中に納めていく。

646nameless:03/11/18 04:09 ID:6NL98JdA
 「っぅぁ…あ……」
 くわえ込んだまま舌を動かし、口腔の中に納めたまま、様々な方向や角度から舌で撫
でた。そして時折、強く吸い込む。鈴口の割れ目に沿って、舌先をそろそろと這わせる。
 「あっ、ファリンさ……出まっ…」
 ファリンは口を離した。白濁した液体が口から少しだけ漏れたかと思うと、次の瞬間
勢いよく放出される。
 かなりの量が出たのだが、彼自身はまだ屈していなかった。
 「フェイトさぁん。溜まってたんですかぁ?」
 「いや…あの……」
 「フフッ……」
 顔を赤くしているフェイトがとても可愛く感じられ、ファリンは思わず微笑む。
 「……じゃあ、そろそろ……」
 「あ…はい」
 彼女はフェイトの上に乗った。僅かに腰を上げ、彼自身の先端を自分の入り口へと導
いていく。
 「……ぁっ…」
 先端が入った。更に入れようとして、フェイトは異変に気付く。
 「あっあれ? ファリンさん……」
 「ん…な……何で…す……」
 彼女の顔は歪んでいた。
 「しょ…処女だったんですか!?」
 「んぁっ……あ…遊んでいるよ…に……見え…したかぁ…?」
 既に満足に軽口も叩けない。必死で痛みに耐えようとしているのだろう。
 「だ…大丈夫ですか?」
 「んん……は…はぁいぃ…」
 全く大丈夫そうではない。膜が破れるのは、立派な怪我の一つなのだ。
647nameless:03/11/18 04:09 ID:6NL98JdA
 「ひぎ……ぁんんんんっっ………!!」
 フェイトの男根を、一筋の血液が流れた。ファリンは歯を食いしばり、時間を掛け
て、何とか彼自身を全て自分の中に包み込む。
 「ふぇえ……ぜ…全部……入り…」
 涙を滲ませながら“初めて”を捧げてくれたファリンを、フェイトは優しく、しかし
強く抱き締めた。
 同じ初体験でも、男は始めから快感を得られる。が、女性は別だ。文字通り、身を裂くような激痛に苛まれるのである。
 そのままで、暫く二人は動かなかった。だが、やがて痛みが和らいだファリンが、自
分から動き始める。フェイトも始めは慎重に、そして段々と腰の動きを激しくしていっ
た。ギッギッという悲鳴のような音を立て、ベッドが軋む。二人は互いの指を絡ませ、
更に動きを激しくした。
 「…いふぅうんっ…あっあっああっ……はっ……」
 もう、ファリンの顔に苦痛の色は微塵も感じられない。膣内に感じる初めての快感に
戸惑いながらも、それを全身で受け止めた。
 「う……ファリンさん、そろそろ……」
 先程と同じ予感がして、フェイトは彼女から離れようとする。しかし、ファリンは首
を振ってそれを拒否した。その瞬間、カッと体の中が熱くなる。
 暫く彼の胸に倒れ込んだままのファリンだったが、ゆっくりと結合部を引き離した。
フェイトに顔を近付け、微笑みながら口付ける。
 「大好き…ですよ。……フェイトさん…」
 フェイトも微笑むと、彼女の菫(すみれ)色の髪を優しく撫でた。
648nameless:03/11/18 04:12 ID:6NL98JdA
書き逃げで済みません。こうなってしまいました。
大分キャラが変ですかねぇ? 続きでタイネーブも考えているのですが、もし続けてもいいという方がおられれば、メールをお願いします。
いつパソコンに触れるか、まったく不定期でして・・。
失礼しました。
それでは・・・。
649名無しさん@ピンキー:03/11/18 13:19 ID:QFTjfr4W
まあ、メールを送るような度胸はないわけだが。
というか、メアド晒すのはやめたほうがいいですよ?

萌えさせてもらった。ハァハァさせてもらった。
タイネーブも読んでみたい。

だけど、ファリンが処女か……。
隠密ってそういう訓練も受けてんでしょ?
捕まった場合のためにさ。足腰立たなくなるんだっけ?
まあいいけど。
650名無しさん@ピンキー:03/11/18 15:47 ID:xiEMpmlg
>648
まず、ここの掲示板のルールを学ぶことをお勧めする。
メアド書く欄はあっても、メールで交流することはほとんどない。
保管庫のチャットでも行って、他の職人さんたちに教えてもらうのがいいかもねぇ。
と無責任に言ってみる。

>649
エリクール人の処女が地球人と同じとは限らん。
エリクール人の隠密が地(ry
つーか全員が全員足腰立たなくなりはしない。
まぁファリンは非処女のイメージだけど。
651名無しさん@ピンキー:03/11/19 23:59 ID:Ui3xr3F5
一応、age
652垢のプリン:03/11/20 01:21 ID:sgEeYrx4
マターリ書きあがったんでおき逃げしてみるテスト。かなりけずった部分もありますがお気になさらず。
一応何度も目を通してみましたが気になった部分があったら指摘していただけるとありがたいでつ。
653垢のプリン:03/11/20 01:23 ID:sgEeYrx4
〜シランド城下町にて〜
「やぁ、マリア。」
「あら、どこぞの石ころだと思ったらフェイトじゃない。」
「い、石ころ!?頭からヒド!てかどう考えても間違えないよ!それ!」
「何いってるのよ。フェイトが正に石ころの如き存在って比喩していっただけよ。で、何?」
「成る程・・・石ころその物ッて訳じゃなくて比喩して用いてたわけか・・・さすがマリアだなぁ・・って全然慰めになってないよ。むしろ深く傷を抉ってるよ!」
この時初めてフェイトはスキル「乗り突っ込み」を覚えた。彼が宇宙1の突っ込み芸人と言われた始まりは正にここだったのである。蛇足ではあるが友人間での間でのボケ突っ込みは沈黙を買うことが多くあまりオススメはできない。
やはりボケ突っ込みなどと言う上級技術はプロに任せるべきである。むしろやるな。寒い。
「まぁ、いいや。丁度施術兵器の開発が一段落着いたんだ。一緒に草原でも行って休憩しないかい?」
「どうして?それならこの街でも十分休養できると思うのだけど・・。」
「それは・・やっぱり人が沢山いる所じゃあ、落ち着けないだろ?」
この時点で思春期の少年が何を求めているのかマリアには用意に想像できたが敢えて知らぬフリをして反応を見てみることにした。
(どうせ施術兵器って言っても実質働いてるのミラージュだけだしね・・。それに何より暇だし)
「へぇ・・。それじゃフェイトはそこらのヒューマンに見られるよりは魔物に見られてる方が落ち着くって言うのね。さすがに考える事違うわね、石コロットは。」
「う・・。それは・・・。てか石コロットって何だよ!?妙なあだ名をつけるな!呼びにくい上トしかあってないよ!」
「そう。じゃあコロちゃんね。」
「あげくキ○レツかよ!?てか余計に遠くなってるよ!もはや誰のあだ名かわかんないよ!」
「黙れ小僧。」
「!?」
654垢のプリン:03/11/20 01:24 ID:sgEeYrx4
マリアのあしらう様な反応に目に見えて慌て出すフェイト。
(やっぱりね・・。単純すぎるのよね。まぁ・・・だからこそ遊びがいがあるんだけど)
「まぁいいわ。コロちゃんの言う通り確かに休養は欲しいかもしれないわね・・。その話乗ってあげるわ。」
「コロちゃんで落ち着くな!!・・・て、ええ!?本当?一緒に行ってくれるんだね。ワーイワーイ。」
喜びのあまり子供の様にはしゃぎ出すフェイト。余談ではあるが街の隅の方でギャル系の女性が馬鹿みたいに笑い声を上げるのは処罰すべきではないか?聴音兵器か。貴様等は。
「それじゃ、行きましょうか。」
「ああ、じゃあ行こうか。」
そそくさとマリアの手を引くフェイト。どうやら心変わりする前に・・・と思っているらしい。
(さーて、どういう手で来るのかしら。考えただけで血沸き肉踊るわねぇ。)
655垢のプリン:03/11/20 01:26 ID:sgEeYrx4
パルミラ平原は今日も寥々とした風が吹いていた。フェイトの気持ちを掻き乱して遊んでやろうと言う不純な理由でついてきたマリアだったが確かに彼の言う通り街中よりは疲れを癒すにはいいかもしれない。
平原に出てからフェイトは終始無言だった。おそらくは今後の事を考えて辺りとマリアの様子を探っているのだろうが。
(平原に出た途端押し倒すぐらいすると踏んでたんだけど・・。しょうがない、少し仕掛けてあげましょうか・・・。)
マリアは辺りを見回しおそらくフェイトが考えてるであろうソレをしかけるのに適す場所を見つけた。
「フェイト、あそこに妙に丈の長い草が生えてて人目につき難いかつ寝転ぶには最適な場所があるわ。あそこで休みましょう。」
「えらく説明的だね・・でも別に草原に出てるんだしそうまで人の目に付かない場所じゃなくてもいいんだけ・・ゴブゥ!」
マリアのミドルが素早くフェイトの脇腹に打ち込まれ、肋骨を軋ませる。
「そう。賛同してくれてうれしいわ。あんな所に連れ込むなんてだてにナリナリ語尾をつけてないわね。」
「な・・ナリと語尾をつけた覚えは・・・それに連れ込んでるのはマリアの方で・・・ゴバフゥ!」
「さ、私歩きつかれたわ。早く行きましょう。」
「ほ・・骨が折れたナリ・・・もしくは著しく曲がった・・」
なかば引きずられる様な形で草むらに入ったフェイト。意識はもうろうとしていたがここまで来て何もしないなんてアホらしいし何より殴られ損だ。それになぜかマリアの方から積極的に応対してきているのも事実だ。
フェイトはマリアの横に腰を降ろした。
656垢のプリン:03/11/20 01:27 ID:sgEeYrx4
パルミラ平原は今日も寥々とした風が吹いていた。フェイトの気持ちを掻き乱して遊んでやろうと言う不純な理由でついてきたマリアだったが確かに彼の言う通り街中よりは疲れを癒すにはいいかもしれない。
平原に出てからフェイトは終始無言だった。おそらくは今後の事を考えて辺りとマリアの様子を探っているのだろうが。
(平原に出た途端押し倒すぐらいすると踏んでたんだけど・・。しょうがない、少し仕掛けてあげましょうか・・・。)
マリアは辺りを見回しおそらくフェイトが考えてるであろうソレをしかけるのに適す場所を見つけた。
「フェイト、あそこに妙に丈の長い草が生えてて人目につき難いかつ寝転ぶには最適な場所があるわ。あそこで休みましょう。」
「えらく説明的だね・・でも別に草原に出てるんだしそうまで人の目に付かない場所じゃなくてもいいんだけ・・ゴブゥ!」
マリアのミドルが素早くフェイトの脇腹に打ち込まれ、肋骨を軋ませる。
「そう。賛同してくれてうれしいわ。あんな所に連れ込むなんてだてにナリナリ語尾をつけてないわね。」
「な・・ナリと語尾をつけた覚えは・・・それに連れ込んでるのはマリアの方で・・・ゴバフゥ!」
「さ、私歩きつかれたわ。早く行きましょう。」
「ほ・・骨が折れたナリ・・・もしくは著しく曲がった・・」
なかば引きずられる様な形で草むらに入ったフェイト。意識はもうろうとしていたがここまで来て何もしないなんてアホらしいし何より殴られ損だ。それになぜかマリアの方から積極的に応対してきているのも事実だ。
フェイトはマリアの横に腰を降ろした。
657垢のプリン:03/11/20 01:29 ID:sgEeYrx4
施術兵器やバンデーンの動きなど今後のことをひとしきり話した後、フェイトはしばらく黙り込むとやがて口火を切ったように話し始めた。
「あのさ、マリア。ここからはとても個人的な話題になるんだけどいいかな?」
「ん、何?」
(キタキター!!)
胸の内ではどうフェイトが迫ってくるかばかりを考えていたので危うく表情に露骨に期待が出そうになるのを必死に堪えながらフェイトの顔を覗く。
「君に初めて会ったとき話したことがあったじゃないか。そう・・・僕達の素性についてと君についての事。」
「ええ、覚えてるわ。何?今になって質問でもできたの?」
「いや、違う・・。もっと個人的・・というより僕の気持ちの問題なんだけど。」
フェイトはマリアの両肩に自らの両腕をのせる。そして何かを確かめる様にマリアの目を見つめ口を開いた。
「僕は君の力になりたいんだよ。他の誰にもできない部分で。君は僕よりもずっと以前に自分が実験体だという事を知ったんだろう?僕は君やクリフに聞くまでそれを全く知らなかった。普通の人間だと思い込んで・・・と言うより疑うわけもなかったんだけど・・生活してきた。
でも・・自分が遺伝子改造された人間だと聞いてからは周りが変わって見え始めた・・。他人との間に見えない壁ができた様な気さえもするんだ。自分は・・平たく言えば化け物だったとわかってしまったんだから。
そしてもっと以前からそれを知って君は生きてきた。おそらく真に心を打ち明ける相手なんていなかっただろう?自分がどんな風に周りを見ているか。自分がどんなに回りの目を恐れているのか・・。
だからこそ君と同様な立場に立っている僕は君の役に立ちたい他の人にはできない様なようなこともしてあげたいんだ。」
フェイトがさっきまでとはまるで違う真剣な表情を見てマリアは暫く微動だにできなかった。予想通りではあったが何か大きく違う。まさかフェイトがこんなに自分を思っているとは思ってもみなかったのだ。
マリアは心の整理ができなかった。先ほどまでの心の余裕はフェイトの一言で消え去り、素の反応しか出来ない自分に気づいた。
658垢のプリン:03/11/20 01:31 ID:sgEeYrx4
「フェイト・・・。」
「・・・・。」
フェイトは無言でマリアの顔を見続ける。思わず顔が熱くなるのを感じてマリアは顔をそむける。
(な、何で私が顔をそむけてるの・・・。これじゃあ完全に主導権がフェイト側じゃない・・。)
思わぬ感情の高ぶりに焦るマリア。何度か大きく息を吸って心を落ち着かせようとする。
(そうよ・・。主導権はこちらで握らないと。こっちがあせっててどうすんのよ・・。)
長い間互いの沈黙が続き、いくぶんか冷静さを取り戻し落ち着いてくるとマリアはここで不可思議な事に気づいた。自分でいうのも何だがこちらがハッキリと少なからず好意を抱いているという反応を見せたのにあちらが動きを見せなくなっていたのだ。
先ほどからフェイトの両手はずっと彼女の肩に置いてはあるものの特に思い切って押し倒そうと力が込められる訳でもない。かといって今回の事をフェイトが全く下心無しに今のことが言う為だけにしたとすれば今の長すぎる沈黙は何なのか・・・。
(これらのことから考えると・・・もしかしてこいつ・・。)
マリアはもう一度顔をあげ、正面からフェイトの顔を見る。
「フェイト・・あなたこれ以上何も考えてこなかったでしょ・・・。」
ギクッとなって肩が上下した振動が掴まれている肩越しに伝わってくる。ああ、やっぱり。
「おそらくこれ以上はアドリブで繋げばどうにかなると思ってたのね・・・。でも本番になってみると意外に言葉は浮かんでこないし押し倒すあと一歩も踏み出せなくなった。そうでしょ?」
ギクギク。先ほどよりも激しく肩が上下する。図星かよとマリアは顔に手を当て頭を振る。
659垢のプリン:03/11/20 01:32 ID:sgEeYrx4
「全く・・・・興ざめだ!このクソ虫!!」
「ゴバアァ!また・・同じ所を・・・しかも・・どこかで聞いたような言葉を付属して・・」
脇腹を押さえて悶えるフェイト見てマリアは深くため息をつく。
「ほんと肝心な所が駄目ね・・。だからコロちゃんなのよ。」
「で、でも・・さっきの事は本心だよ・・。自分やマリアについて考えた事も力になりたいってことも。」
「そんなのわかってるわ・・。嘘や造りではあんな事いえない。それに・・正直うれしかった。」
ここに来て初めてマリアはフェイトに向かって微笑んだ。
「確かに私も周りの人たちに壁のようなものを感じていたわ。そう・・・同じクォークの仲間にさえも・・ね。」
「マリア・・・。」
「でも・・おかげで少し気が楽になったわ。少なくともあなたは私の本心を語る相手としては十分だってわかったし。そう・・・例えあなたがコロ○だったとしても・・。」
もはや突っ込む気力がわかないフェイトだった。
「それじゃ・・・そろそろ戻ろうか。シランドへ。」
これ以上は話せる事はないしマリアに見抜けれた以上もうアチラの事ももう無理だろうと思いフェイトは立ち上がろうとした。
「待って。例えチンケ並の事であっても今日のあなたには感謝してるわ。本当は散々誘いまくった後に何もさせずに草原に転がしといてやろうと思ったんだけど少しばかりご褒美をあげるわ。」
「転がしとくって・・・ング!!?」
660垢のプリン:03/11/20 01:33 ID:sgEeYrx4
突然の事にフェイトははじめ何が起こったのか認識できなかった。唇にとても柔らかい何かが重なっている事を感じてやっとマリアが唇を重ねてきたのだとわかった。
軽く触れる程度のキスを何度か繰り返し行いマリアは顔を離した。
「マ・・マリア・・。い、いいのかい?」
「いいのかいはこちらの台詞よ。あなたに幼馴染がいると聞いたのを思い出したものだから一応確認しようと思って。どうする?続けますか?終わりますか?」
ニヤニヤ笑いながらマリアはコンピューターのアナウンスの様に尋ねる。フェイトに選択の余地はなかった。
「も、もちろん・・・」
「続けるのね。」
「うわ!?」
返答を待たずしてマリアは覆い被さり、草のベッドにフェイトを組み敷く。そして先ほどより少し強くついばむ様にフェイトの唇吸い上げる。フェイトはまだ形ばかりの抵抗をしていたもののマリアのキスが段々と深くなるにつれ抵抗を緩め始める。
そこを見計らってマリアはゆっくりと熱く湿った舌でフェイトの唇をなぞりあげる。
(う、嘘だろ・・。何でマリアがこんなに上手いんだよ・・・。今までそんな事する相手だってなかったろうに・・)
フェイトが抱いた疑問も行為を続けられるうちにどうでもよくなってくる。今やフェイトの唇はマリアの唾液で濡れ光り、フェイトも今まで感じた事のないキスでの快感に理性をとかされはじめたいた。
(気持ちいい・・ソフィアじゃこうはいかなかったしなぁ・・・)
やがて唇をなぞっていたマリアの舌が口腔内へと入ろうとする。もはやマリアのなすがままとなっているフェイトは唇を軽く開け快楽の使者の侵入を受け入れる。それを感じてマリアは目だけで満足そうに微笑むと一気に舌を口腔内に打ち込む。
すぐにマリアは侵入した舌をフェイトの舌へと絡ませる。
「う・・あ!」
思った以上の快感に思わず声にならない声を上げるフェイト。こうなったらもはや幼馴染など彼の欲望を止める壁の役割を果たせない。フェイトは自分から舌を動かしマリアの舌に絡め始める。
661垢のプリン:03/11/20 01:35 ID:sgEeYrx4
「んぁ・・んん・・・。」
思わぬフェイトの動きに今度は逆に声をあげさせられるマリア。気をよくしたフェイトはさらに積極的に舌を絡め、互いの唾液を交換し合う。
「んあぁ・・ちゅぷ・・・ちゅぴっ・・・ちゅぴっ・・・くちゅっ・・・」
フェイトはそれまで大人しくさせていた自分の舌を今度は逆に一気にマリアの口腔内に入れると甘い喘ぎを漏らす彼女の口腔内をかき回す。
「ふあ・・・んん・・ぴちゃぴちゃ・・」
(フェイトの奴・・思ったよりやるじゃない。それじゃそろそろ攻め方を変えましょうか・・)
マリアは互いの滑りあった舌を軽く擦り合わせた後、縦横無尽に口腔内を動き回っていたフェイトの舌を軽く歯で押さえた。
「!?」
動きを無理矢理止められ怪訝そうなフェイトにマリアはまた目だけで微笑むと押さえていたフェイトの舌を強く吸い上げた。一度焦らされてからの大きな快感で頭に電気が走ったようジーンと震える。快楽により制御がきかなくなった唾液を
溢れ出さないようにマリアが丹念に吸い上げ飲み干してやる。ちゅうちゅうと吸い上げる音が鳴りそれが止むとまた舌を吸い上げられる・・。
反復して繰り返される快感に暫く酔いしれた後フェイトは一度重なり合った口をはずす。
「どうしたの・・?」
「僕ばかり気持ちよくても不公平だろ。マリアにも同じ事をしてあげるよ・・。」
フェイトはそう言って再びキスをするとさっきマリアがした様に今度はマリアの舌を思い切り吸い上げてやる。
662垢のプリン:03/11/20 01:36 ID:sgEeYrx4
「んんんあぁぁ・・」
マリアから甘美の声が漏れ、それに答えるようにフェイトも強く強く彼女の舌を吸い、絡め上げ愛する。そしてまるで泉の様に湧き出てくるマリアの唾液を先ほど彼女がした様に音を立てながら飲み干してやる。
ちゅう・・ぴちゃ・・・ちゅう・・・
幾度となくそれを繰り返されるうちやがてマリアの方から舌を激しく突き出し快感を欲求してくる。フェイトはそれに応じてとどめとばかりに一気に舌を吸引してやる。
「んん!んんんん!!!」
マリアの体はそれに呼応する様に仰け反りまるで達してしまったかの様にビクビクと震えた。
二人は今まで絡めていた舌を離し今度は貪る様に何度もキスをしては唇をはなした。離すたび二人の口には何本もの唾液の橋がかかり、それが切れてはまたキスをし橋をかけなおす。
「んふぅ・・・チュパチュパ・クチュ」
もはやどちらの声と分からない喘ぎ声があがり、嫌らしく鳴る唾液の音が静かな草原に響いた。
663垢のプリン:03/11/20 01:37 ID:sgEeYrx4
「どう。満足したかしら。」
「満足って・・・これからが本番だろう?」
「何いってるのよ。あれだけ人を興ざめさせといてこれ以上続きをやらせるわけないでしょう。」
「な!?」
これからだとベルトに手をかけていたフェイトにマリアは冷たく言い放つ。
「そ、そんな・・・。そ、それじゃあコイツどうするんだよ。こんだけ期待もたせちゃったら時間が経てばもどるってもんでもないんだぞ!」
フェイトはそう言って自分の股間部に・・息子に目を落とす。
「自分でやってあげればいいじゃない。得意分野でしょ?」
「ななな!?」
マリアはそれだけ言うと立ち上がり、シランドへと歩きだした。
「お、おい!ホントにこれでおいてくのかよ!?」
「皆には君はチョウチョを追いかけながら「「待て待て僕のブリーフ!!」」と叫びながら草原で虫取り網を振り回していると言っておくけどできるだけ早く済ませて帰ってくるのね。もう時間も時間だしね。」
そう言われてみればもう既に日は落ちかけている。キスに没頭しすぎていて全く気づかなかった。
「ちょ、ちょっと待て!そんな事より何無茶苦茶訳わからない脚色入れてるんだよ!?それじゃとんだ変態だ!!」
「大丈夫よ。あなたはここでの戦争や自分の出生を知って少なからず心が病んでると皆思ってるわ。そのぐらいの現実逃避誰だってしてもおかしくないはずよ。」
「そ、そんなもんかな・・。」
「まぁ・・・そんな前例は聞いたことないけどね。」
マリアはそう言うと小走りして行ってしまった。
「!?それじゃ、やっぱし変態もしくはすんごい可哀想な子じゃないか!」
マリアを引きとめようとして追いかけようとしたフェイトであったが街中にこのままのビンビンの状態でいける訳もなかった。
こうしてフェイトは自分で自分を慰めさせられた後、急いでシランドに戻ったが時すでに遅く皆に可哀想なモノを見る目でさらに慰められとさ。
チャンチャン(jyojyo風で終わりでふ
664垢のプリン:03/11/20 01:42 ID:sgEeYrx4
655と656同じのヤッテシマッタ・・・すいません(゜д゜)
何か文軽いのに無駄に長々書いた印象。エロも寸止めですし。へタレですんません。
665名無しさん@ピンキー:03/11/20 02:05 ID:2tplQO4u
1番ゲト-
女王様系マリアたん久しぶりで(・∀・)イイ!!
でもそこで寸止めは(;´Д`)カンベンシテクダサイ
ナイスですよ。特に>>658以降。
666名無しさん@ピンキー:03/11/20 02:08 ID:w1b9onXG
>>垢のプリンさん
何だかんだいって面白かった。
二人の破茶滅茶な会話やら、のりツッコミやらかなりつぼでした。
667名無しさん@ピンキー:03/11/20 03:18 ID:0uws+16k
>>垢のプリンさん
二人のキスだけでここまでハァハァ出来るとは!たまらんです!
マリフェイ的(それも女王様)なシチュエーションもGOOD!!
欲を言えば、キスからもう一歩踏み込んで欲しかった・・・。
なにはともあれ、あなたは本当に神でつよ。
668名無しさん@ピンキー:03/11/20 12:55 ID:nYWwXYXH
>垢のプリン氏

失礼な言い方だけど、前回とは比べ物にならないぐらい文章がまとまってる。
この調子で次回作もぜひ!
669名無しさん@ピンキー:03/11/21 13:21 ID:0UkI/Fgi
人のいなくなったスレにへばり付いてても仕方ないと離れて3ヶ月あまり…
ちょっと覗いてみたら活気が戻っている
これもDC版の発売予定のお陰かな!?
670垢のプリン:03/11/21 18:30 ID:OscWF8uc
おお、レスがこんなに。皆さん本当にドウモです(゜▽゜)
今後も精進していきたいと思います。
今回は中途半端に終わっちゃったんで次の作品ではもっと深い部分までやっていきたいと思っております。
今考えてるのでは意外に保管庫にも少ないクレア責めのネル受けを考えておりまふ。
といってもかなりマターリ書くつもりですしあくまで予定ですが。
671名無しさん@ピンキー:03/11/21 20:45 ID:K2Yl0MZz
>>クレア責めのネル受け
キキキキタタタタタタタ━━━(((((゚(゚(゚(((゚゚∀∀゚゚)))゚)゚)゚)))))━━━!!!!!!滅茶期待!!
少しずつでいいから投下お願いしまつ。
言葉で身体でネチネチネルたん可愛がるクレアたんキボンヌ!!ガンガッテクダサイ!!
672名無しさん@ピンキー:03/11/23 14:21 ID:IsFLtqPS
今微妙な所にスレがあるので保守。
673empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:17 ID:cEC/aoFP
久しぶりに投下します。
最近話がどんどん長くなってしまっているような・・・

この話はミシェル×メリルです。苦手な方は読み飛ばしてください。
674empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:19 ID:cEC/aoFP
ここはシランドにある工房。そこのダイニングテーブルで、眼鏡をかけた少年がテレグラフの向こうの青年に向かって話しかけていた。
『・・・アーリグリフに転属させて欲しい?』
「はい。お願いできますか?」
『それは構わないけれど、またどうしてアーリグリフに?』
「アーリグリフの蔵書を読んでみたいんです」
『確かにあそこの蔵書はシランドくらい立派だけど、
見せてもらえるかどうかは分からないよ?』
「アーリグリフの工房にはノッペリン伯爵がいましたよね?
彼に掛け合ってみるつもりです。
もっともテレグラフに応答が無いので、行ってからになりますけどね」
『でも、君のお父さんやお母さんは・・・』
「既に許可はとってあります」
『学校の方は・・・』
「そちらも問題ありません。今学んでいる程度の事は、
全て理解している事ばかりですので」
『そ、そう・・・じゃぁ・・・』
「大丈夫です。フェイトさんが思いつく程度の問題は全て対処済みですから」
フェイトと呼ばれた青年は、米神に少し筋を立てたがなんとか笑顔を保ちながら話を進めた。
『・・・じ、じゃあギルドにも話をつけておくよ』
「お願いします。こちらは用意ができ次第、アーリグリフに向かいますから」
『僕らは手が空かないから、道中はくれぐれも気をつけてね、ミシェル君』
「心配には及びませんよ」
そう言って、ミシェルと呼ばれた少年はテレグラフの電源を落とした。
675empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:19 ID:cEC/aoFP
 「あれ〜、今マスターと話してたの?」
後ろから突然聞こえた声に、ミシェルの体が少し宙に浮いた。
 「エ、エリザさん!?やめて下さいよ、びっくりするじゃないですか」
 「ごめ〜ん、ついつい。で、何話してたの?」
エリザは興味津々といった目でミシェルの顔を覗き込む。
 「・・・アーリグリフの工房に移らせてくれるよう頼んでたんです」
 「アーリグリフ?何でまたあんなに遠いとこに?
ここに来てからもあんまり経ってないのに・・・」
 「貴女に言う必要はありません」
 「む〜、ミシェル君のケチ〜!」
頬を膨らませて、エリザは扉の向こうに消えていった。それを見届けると、ミシェルも身支度を整えるために工房を出て行ったのだった。
676empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:21 ID:cEC/aoFP
それから数日後、アーリグリフ工房では、少女とウサギの亜人が二人で爆弾を作っていた。
 「慎重にだよ、慎重に・・・」
 「分かってるわよ!神経使うんだから・・・静かにしててよね・・・」
 「・・・うん・・・」
 「・・・・・・よし、後はここを・・・・・・」
 「出来たぞ〜〜〜〜〜い!!」
ボウン!!
小さな爆発が起き、二人の顔は真っ黒になってしまった。
 「見るがいい!このワシの傑作、女中ふ「「いい加減にしろこの変体ジジィ!!」」
得意気に、俗に言うメイド服を広げていたデジソンの顔面に、二人のハイキックが決まった。綺麗な弧を描いてデジソンの体が宙を舞う。
 「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・っくしゅんっ!」
亜人の少年が心配そうに、くしゃみをした少女を見上げる。
 「メリル大丈夫?」
 「大丈夫じゃないわよ、全く。
どうして私がこんな寒い所に来なくちゃいけないの!?」
 「それはお前達がワシの助手だからじゃ」
 「ぎゃ〜っ!前触れなく起き上がるな顔近づけるなツバ飛ばすな気色悪〜いっ!!
  バニラッ!!」
 「ラジャー」
メリルの号令を合図に、バニラと呼ばれたウサギの亜人が、デジソンのメイド服に火をつける。
 「のあぁぁっ!ワシの、ワシの傑作がぁっ!」
 「あぁ〜、少しは暖かくなったかも・・・
それにしてもバニラ、あんたはいいわよね、地で暖かくて」
 「まあね。こればっかりは役得かな」
 「う〜っ、何が楽しくてこんな寒い所で
あんな変人の助手なんてやってなくちゃいけないのよ!」
メリルは灰になってゆく服を前に呆然としているデジソンを見遣りながら、うなだれつつ愚痴った。
 「助手って言うか・・・・・・実質お守りだよね、僕達」
同じくバニラもうなだれる。
677empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:22 ID:cEC/aoFP
 「共同開発も良いって確かに言ったけど・・・もっとこう違うでしょ?
  そうよ、何かが間違ってるわ!私みたいな華の乙女がこんなジジイやウサギ
  と一緒に青春の時間を浪費するなんてっ!もっとかっこいい人と一緒に
  機械を弄りたいのに!!」
 「・・・こんなウサギ・・・って言うか、
  青春を機械弄りで過ごす事自体、僕はどうかと思うけど・・・」
 「・・・くぅおのぅ、おのれらよくもワシの傑作を・・・」
 「何よ、まだやる気!?」
ゆらりと身体を起こしたデジソンに、メリルとバニラが再び身構えたその時・・・
 「全く、いい歳をした人間がこんな昼間から何をやってるんですか?」
聞き慣れない声がして、三人の顔が部屋の入り口を向いた。そこには、分厚いコートを片手にしたミシェルが立っていた。
 「何度呼び鈴を鳴らしても反応が無かったので勝手に入らせてもらいましたよ」
そう言ってミシェルはコートを脱いで、手近な椅子にかけた。
 「ちょっと、あんた誰よ?」
 「・・・あなたテレグラフを見ないんですか?」
心底呆れた、といった表情で、ミシェルはメリルを見た。
 「な、ちゃ、ちゃんと見てるわよ・・・たまには・・・」
 「君は・・・ミシェル君だね?」
口ごもったメリルの代わりに、バニラが口を開く。
 「フェイト君から聞いてるよ。今日からなんだね、ここに来るのは」
 「はい」
 「何、この子クリエイターなの!?」
メリルが驚きの声を上げる。
 「メリル、君ホントに見てないんだね、テレグラフ・・・」
 「何よ、私はまだクリエイターになって日が浅いんだから仕方ないでしょ!
  ・・・それにしてもこんな子供がクリエイターだなんて・・・」
そう言ってメリルが向けた好奇の眼差しは、ミシェルの怒気を含んだ視線とぶつかった。
678empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:23 ID:cEC/aoFP
 「何をおかしな事言っているんです?あなただって十分子供じゃないですか」
 「な、私はもう十五才で立派な大人よ!」
 「十五才をどう見たら大人だと言えるんです?
  ま、仮に歳で成人していたとしても、
  仕事が出来ないような人間を立派な大人だなどと呼べはしませんけどね」
 「むっか〜!何よ、まるで私が仕事できないみたいな言い方じゃない!」
 「出来ないみたいじゃなくて、出来ないんでしょう?
  さっきも三人でじゃれあっていたようですし、
  何より最近めっきり機械関係の特許申請を聞かなくなりましたから」
 「そ・れ・は!私のせいじゃ無くてこのジジィの・・・」
 「とにかく!・・・僕のことを子供呼ばわりするのは、
  貴女がもっと大人になってからにして下さい」
そう言ってメリルの言葉を遮ったミシェルは、バニラの方に向きなおった。
 「ところでバニラさん、ノッペリン伯爵は来ていらっしゃいますか?」
 「あぁ、伯爵なら二階の執筆部屋にいるよ。あの人滅多に来ないから、運が良かったね」
 「そうですか、ありがとうございます。早速会ってきますね。
  貴方も大変ですねバニラさん、こんな人と一緒に仕事をしなくてはいけないなんて」
 「なっ・・・!」
 「では、また後ほど・・・」
そう言うと、ミシェルはコートを手にとって部屋を後にした。
 「き〜〜〜〜っ!!何よ何よあの生意気なガキンチョはっ!
  ・・・僕のことを子供呼ばわりするのは、
  貴女がもっと大人になってからにして下さい・・・
  なんて事言ってくれちゃってぇっ!」
 「メリルちょっと落ち着きなよ。多分向こうの方が一枚上手だよ」
 「何?バニラもあいつの肩持つの?」
 「いや別にそう言う訳じゃないけど」
 「いいわよいいわよ。あ〜もう、どうして私の周りにはこんな連中しかいないのよ〜!」
 「ほれほれ、そんな風に不幸な自分に酔っとる暇があったら仕事をせんといかんぞ?」
 「・・・お前が言うなこの勘違いジジィィッ!!」
メリルのアッパーがデジソンの顎を捉え、またもやその体が虚空に散った。
679empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:25 ID:cEC/aoFP
それからというもの、ミシェルの癇に障る言葉遣いに、メリルは毎日苦しんでいた。しかも彼の言っている事は正しいだけに、彼女に反論できる余地は無い。悔しさに舌打ちするしか出来なかった。そんな毎日に、彼女がすがるのはやはりバニラなのだった。
 「く〜や〜し〜!!」
メリルの愚痴を、バニラはドライバーを回しながら聞いていた。
 「幾ら言ったってダメだよ。そりゃ、ミシェルの言い方もきついけど、
  君が至ってないのも確かなんだし・・・」
 「だからってあんないい方しなくたっていいでしょ!?
  ・・・貴女は発明を試みるより先に、
  手際の良い作業のやり方を学んだ方がいいんじゃないですか・・・
  きぃ〜〜〜〜っ!む〜か〜つ〜く〜!」
メリルはバンバンと作業台を叩いた。小さな部品が卓上で跳ねる。
 「ちょっとメリル、製品が壊れちゃうよ」
 「あいつだって毎日毎日お城にいって趣味に耽ってるくせに!」
 「でもやることちゃんとやってるから、いいんじゃない?」
 「何とかしてあいつをギャフンと言わせてやるんだからっ!」
 「・・・無理しない方がいいよ・・・どうせ勝てないんだから・・・」
 「初めから決めてかかったら勝てるものも勝てなくなるのよ」
 「それはそうだけど・・・・・・でも具体的にどうするのさ」
 「すんごいアイテム発明して、あいつに私の事を見直させてやるのよ!」
 「そうそう出来ないって、そんなに凄い物なんて・・・」
 「そうと決まれば善は急げね。絶対見返してやるんだから、見てなさいよ〜!」
 「あ、ちょっとメリル、電磁ボムのノルマは・・・ってあ〜、もう聞いてないや・・・」
メリルは既に自分の世界に入ってしまっていた。こうなってはもう誰も止められない。まだいっぱいノルマが残ってるのに・・・と、一人しぶしぶ電磁ボムの製作に取り掛かるバニラなのだった。
680empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:31 ID:cEC/aoFP
 「っくしゅっ!・・・・・・はれ?」
メリルは寒さで目を覚ました。部屋の中は薄暗く、窓の外はすっかり闇色に塗りたくられていた。どうやら居眠りをしていたらしい。机の上にあったランプの油ももう切れかかっていた。
 「うぅぅ・・・寒い・・・」
ストーブが切れているようだ。とメリルが身を震わせながらストーブに火をつけようと身体を起こしたその時、思わぬ者が目に飛び込んできて体の動きが止まった。
 「・・・ミシェル・・・?」
ストーブの前の椅子には、いつぞやのコートを着たまま眠っているミシェルがいた。肩や髪はまだうっすらと湿り気を帯びていた。
外から入ってきたままの姿なのだろう。その手には薪が握られていた。
 「・・・まさか・・・」
自分が寝ている間、ずっとストーブの番をしてくれていたというのだろうか。あのミシェルが。毒舌で自分を悩ませる彼しか知らないメリルには、目の前の光景が少し信じられなかった。
しかしこのまま寝かせておく訳にもいかない。メリルはミシェルの肩を揺すった。
681empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:32 ID:cEC/aoFP
 「ミシェル・・・ミシェル・・・」
 「ん・・・んん・・・あ、メリル、さん・・・!
  ・・・しまった、僕としたことが・・・いつの間にか・・・」
 「いつの間にか、寝ちゃったのね〜。んふふふ・・・」
メリルはしてやったりという表情を浮かべた。
 「あんたでも失敗するのね〜。そうよね〜あんたも人の子だもんね〜」
メリルが自分の居眠りを棚に上げ、にんまりと笑ってそう言ってみせると、その言葉にミシェルは語気を荒げた。
 「な・・・あ、当たり前じゃないですかっ!
それに、僕はバニラさん達に頼まれてあなたを迎えに来たんですよ?
お礼を言われる事はあっても、そんな事を言われる筋合いはありません!」
 「そうだったわね〜、あ・り・が・と。お礼にキスでもしてあげよっか?」
メリルが顔を近づけてそう言うと、ミシェルの顔が耳まで真っ赤に染まった。
 「な、じ、冗談は止めて下さいっ!早く宿に戻りますよっ!」
ミシェルは椅子から立ち上がり、早足で部屋の出口へと向かった。
 「あはは、それだけで赤くなるなんて、やっぱりお子様・・・あれ・・・?」
突然、メリルの視界がぐにゃりと歪んだ。身体がいう事をきかず、そのまま彼女は床に倒れこんだ。メリルは意識の途切れる寸前に、ミシェルが自分の名を叫ぶ声を聞いた気がした。
682empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:33 ID:cEC/aoFP
メリルは暗闇の中にいた。苦しかった。とても苦しかった。そんな中、彼女の右手だけが暖かかった。そんな時間が一体どれ位過ぎたのか、メリルはふと目を覚ました。
 (・・・・・・ここは・・・・・・)
視界に広がるのは、しばらく前から自分にあてがわれていた宿屋の一室の天井だった。メリルは自室のベッドで寝ていた。一体何があったのか。記憶が判然としない。
メリルが記憶の糸を辿っていると、入り口のドアが開いた。
 「あ、気が付いたんだね?よかった・・・」
入ってきたのはバニラだった。
 「・・・バニラ・・・?・・・私、一体、何があったの・・・?」
メリルは未だぼんやりとした頭でバニラに尋ねた。バニラは持ってきた食事を、そばの机に置いて、メリルの方に近付いた。
 「メリル、だから無理をするなって言ったのに・・・風邪をひいてたんだよ」
ようやくメリルの頭の中にあの夜の事が蘇ってきた。
 「あはは・・・ゴメンね、迷惑・・・かけたみたいで」
 「ホントだよ。ミシェルにギャフンと言わせるとか言っておきながら
逆に命を助けられてるんじゃ本当に世話無いよ・・・」
バニラの言葉を聞いて、メリルの表情が強張った。
 「そんな・・・大げさね、唯の風邪だったんでしょ・・・?」
 「・・・・・・」
しかし、バニラは険しい表情のまま口を開かない。
 「・・・バニラ・・・?」
 「危なかったんだよ・・・実際・・・」
 「え・・・?」
バニラは少しずつ、少しずつ言葉を紡ぎだした。
 「症状は、普通の風邪と、同じだったんだけどね・・・
熱が、酷かったんだ。お医者さんも・・・
昨日の夜が山だって、言ってたんだよ・・・」
 「・・・うそ・・・」
 「・・・本当だよ・・・」
メリルの顔から血の気が引いていく。
 「だから・・・彼に、後でお礼を言っときなよ」
 「・・・彼・・・?」
 「ミシェルだよ・・・彼、必死で二晩、君を看病してたんだ」
 「・・・え・・・!?」
683empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:36 ID:cEC/aoFP
メリルは驚いた。あの夜からもう二晩が過ぎていた事もそうだが、何より、あのミシェルが必死で看病をしてくれたという。
 「それ・・・本当なの・・・?」
 「・・・うん。一昨日からメリルの熱が引くまで、ずっと君の傍で看病してたんだ
  僕らも無理しないでって言ったけど、聴かなかったよ」
 「そんな・・・どうして・・・?」
 「それは僕にも良く分からない・・・ただ・・・」
 「・・・ただ・・・?」
 「・・・僕のせいだ・・・って、言ってた・・・」
 「・・・・・・」
メリルには分からなかった。あの、顔を遭わしたらいけ好かない台詞ばかりを並べてきたあのミシェルが、小憎たらしい表情で辛辣な言葉を浴びせてきたあのミシェルが、
他のクリエイターたちの制止すら聴かずに・・・いや、制止を受ける程に自分の事を看病してくれたなどと。それに何が彼のせいだと言うのか・・・。
その時、再び部屋の扉が開いた。
 「・・・ミシェル・・・!」
しかしメリルと目が合ったとたん、ミシェルは部屋に入ることなく走り去ってしまった。
 「ちょっとミシェ・・・痛ぅっ・・・!」
慌てて半身を起こしたメリルの身体に痛みが走る。
 「メリル、無理しちゃダメだよ!」
バニラはメリルを制止すると、ゆっくり布団の上に寝かせた。
 「ミシェル・・・何で・・・」
・・・・・・何であんなに、辛そうな顔すんのよ・・・・・・
そこに、ノッペリン伯爵とデジソンが入ってきた。
 「何かあったのかね?今しがたそこであの少年とすれ違ったが」
 「・・・伯爵に、ジジィ・・・」
 「おぉ、良くなったようじゃな。まぁワシが呼んだ医者にかかれば、
  あんな病気なぞ治って当たり前じゃがな。むほほほほ・・・」
 「風邪をひいた時ぐらいその減らず口は何とかならんのか?」
 「まぁまぁデジソン殿、ここは彼女の回復を祝おうではありませぬか」
そう言って、ノッペリンは胸に刺していたバラを取り、メリルの枕元の花瓶に刺した。
684empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:37 ID:cEC/aoFP
 「これはささやかながら、前祝といったところじゃ」
 「ほっ、なかなかやりますな、伯爵殿は」
 「貴族たるもの、常に女性には優しく在らねばな。むほほほほ・・・」
 「・・・みんな、ありがとう・・・」
 「そうそう、ありがたいと思ったときには素直に例を言うもんじゃ。むほほほほ・・・
  うん?そういえば彼にはもう礼を言うたのかね?」
 「・・・っ・・・」
メリルの身体が強張った。目線が僅かに下を向く。
 「そう言えば、やたらとお前さんに構っとったのう。普段あんな振る舞いをしとるが、
  実のところお前さんの事が好きだったりするかも・・・」
 「デジソンさん、悪ふざけはその辺にして・・・まだメリルは病人なんだから。
  伯爵も、健康な僕らは早く仕事に取り掛かりましょう」
メリルの異変を察知して、バニラは話題を変えた。
 「そうじゃな。では我々の麗しの姫君の為に、最高の職人に仕事をさせようではないか」
 「ちゃんと自分でやらんかい」
 「むほほほほ、冗談じゃよ冗談」
そんなやり取りをしながら、ノッペリンとデジソンは部屋を出て行った。後に残ったバニラも、身の回りを手早くまとめると、再びメリルの方を向いた。
 「じゃあ、僕らは工房に行くけど、まだ本調子じゃないんだから、
  絶対に無理しちゃダメだよ・・・何があっても。分かった?」
 「・・・うん・・・」
メリルの返事を確認すると、バニラも部屋を出て行った。
メリルは、ノッペリンがくれたバラの生けられた花瓶を手に取った。暖かかった。周りのみんなの暖かさが、伝わってくるような気がした。バニラの、ノッペリンの、デジソンの・・・
・・・ミシェルは・・・?
思考がそこまで辿り着くと、メリルの心が軋みをあげた。
周りの優しさに、彼の気持ちが分からなかった。あの、辛そうな表情の訳が分からなかった。懸命な看病の意味するものが分からなかった・・・・・・何も、分からなかった・・・・・・それが、堪らなく寂しかった。
ふと、メリルは自分の右手を見て思い出した。あの、苦しみの中で自分を支えてくれたあの温もりを。あれはミシェルのものだったのではないか。確信じみた思いが、メリルの胸に広がった。そして同時に強い眠気に襲われて、メリルはそのまま目蓋を閉じたのだった。
685empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:38 ID:cEC/aoFP
その日の夕方、城から早々に戻ってきたミシェルは、宿の自室の机で何かをしていた。
・・・・・・コンコン・・・・・・
 「いますよ」
ミシェルの反応に答えて、扉がゆっくりと開かれる。廊下に立っていたのはメリルだった。
ミシェルは一瞬メリルを見たが、すぐに机の物に視線を戻して作業を再開する。
 「ミシェル・・・えっと・・・」
 「やっと良くなったんですか。良かったですね、おめでとうございます」
 「え、うん・・・」
ミシェルは相変わらずメリルの方を見ようとはせずに、ただ口だけを動かした。そんな彼に、メリルは中々切り出せなかった。訊きたい事は山ほどあったが、何故かその話題に触れるのが躊躇われた。
そうこうしていると、ふとミシェルの書き綴っていたものに目がいった。
 「何、書いてるの?・・・手紙?」
 「・・・あなたに僕のプライベートを教える義務はありません」
 「いいじゃない、教えなさいよ」
そう言って、メリルはミシェルの傍までやって来た。ミシェルはしかし、特別それを隠そうとはしなかった。
 「・・・ねえ、ちょっとどういう事・・・?」
手紙を読んだメリルの言葉は震えていた。
 「書いてある通りの意味ですよ。それ以上でも、以下でもありません」
ミシェルは淡々と答える。そこには、シランドにいるミシェルの両親に宛てて、すぐに帰るという内容が書かれていた。
 「どうしてこんな急に・・・だってまだ十日かそこらしか・・・」
 「アーリグリフの蔵書を全て読み終えたので、
  僕にはもうここにいる理由が無くなったんですよ」
 「全て読み終えた・・・って、そんな幾らあんたでもそんなこと・・・」
 「僕が読み終えたと言ってるんですから読み終えたんです。
  あなたにどうこう言われるような事はないでしょう」
ミシェルは初めてメリルの方を向いて言い放った。
 「そ・・・それは・・・」
ミシェルの目は有無を言わせぬものだった。暫らく沈黙が場を支配する。
アーリグリフの夕闇が迫るのは早い。先程まで赤く染まっていた雪雲も今ではすっかり黒く染まっていた。二人の顔を、ランプの明かりが揺らす。
686empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:40 ID:cEC/aoFP
 「・・・ねぇ・・・」
メリルが沈黙を破った。
 「・・・何です・・・」
 「・・・あ・・・う・・・」
何か言いかけようよして、メリルは再び口をつぐんだ。
 「用が無いのなら出て行ってもらえませんか?僕はそんなに暇ではないんです」
そう言って、ミシェルは再び手紙を書き始める。
 「・・・何が、あんたのせいだって言うの?」
ミシェルの指の動きが止まった。
 「・・・気にしないで下さい」
 「気になるわよ!どうして?どうしてあんたが付きっきりで私の看病なんか・・・」
ミシェルは身体を動かす事なく喋り始めた。
 「・・・僕がしっかりしていなかったからです・・・」
 「だからどういう事よ」
 「・・・あの時僕がすぐにあなたを起こしていれば、あなたが風邪をひく事もなかった。
  命の危険にさらされる事もなかった・・・」
ミシェルの告白に、メリルは暫らく立ち尽くしていた。
 「・・・だから僕はもうここに居られないんです・・・」
しかし、彼の次の呟きにメリルは酷く動揺した。
 「・・・え・・・!?」
言って、ミシェルもしまったといった顔をした。
 「一体どういう事よ・・・あんた、お城の本を読み終わったからじゃ」
 「・・・そのままの・・・意味ですよ・・・」
 「何よそんな大袈裟に・・・だって、あれは私の不注意で・・・」
 「・・・僕を、見返すためにあんなに遅くまで創作をしていたんでしょう?」
再びミシェルの双眼がメリルのそれを捕らえた。
 「それは・・・」
 「やっぱり・・・そうなんですね・・・」
ミシェルの表情が更に沈痛なものになる。
 「そんな、気にしないでよ、だって、ね?私、ほらもう治ったし」
酷く落ち込んだミシェルを何とか元気付けようと、メリルは勤めて明るく振る舞おうとした。
687empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:42 ID:cEC/aoFP
 「もういいんです。気にしないで下さい。僕は明日にでもここを発ちます
  ・・・もう僕の事で悩まなくても済みますから」
 「な、明日!?そんな、どうして私の事であんたがそこまで・・・」
たて続けの意外な告白にメリルは驚き続ける。
 「気にしないで下さいって言ってるじゃないですか・・・」
 「気になるに決まってるでしょ!?」
 「僕の事を僕が決めて何が悪いんです?」
 「そういう事言ってるんじゃないわよ!」
 「じゃあ何を言って欲しいと言うんですか!?」
 「どうしてあんたが私の事なんかでそんなに気に病まなくちゃいけないのよ!」
 「それはっ・・・それは・・・それはあなたのことが、好きだからですよ・・・」
彼の言葉に一体何度驚けばいいのだろうか。メリルの思考が再び一時停止する。
 「・・・な、何、変な冗談、言ってるのよ!?
  あ、あれだけ毎日癇に障ること言っといて今更好きだですって?
  そんな下手なウソ・・・信じられる訳ないじゃない!」
ミシェルはただ俯いているだけで何も返さなかった。
 「何とか言いなさいよ!私はそんな下らない冗談なんか聞きに来たんじゃないの!
  だから・・・」
メリルがそこまで言ったとき、ミシェルが急に立ち上がった。
 「な、何よ・・・きゃっ!?」
そのままメリルの身体は、横手にあった壁に押し付けられた。
 「下らない、冗談なんかじゃありません!」
 「ちょっと何すん・・・んんっ・・・!?」
メリルの言葉はそこで途切れた。ミシェルの口付けによって。
688empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:44 ID:cEC/aoFP
 「はぁっ・・・僕は、本気なんです。冗談なんかじゃありません」
メリルの思考はもはや停止していた。あまりの展開に、付いていけていなかった。それでも、その場から離れようと身体は反射的に抵抗を試みる。
しかし二人の唇が離れても、ミシェルの両手はメリルの肩を押さえつけ続けていた。いくら年下とはいえ相手は男。メリルの力でどうこうできるものではなかった。
とその時、ふっとミシェルの力が弱まり、同時にメリルの右手が彼の頬を打った。乾いた音が部屋に響き、ミシェルの眼鏡が床に落ちる。
 「〜〜〜〜っ!ミシェルのバカァッ!!」
メリルはミシェルの身体を突き飛ばし、そのまま走って部屋を出て行ってしまった。
その後姿を見送ると、ミシェルは胸を突く感情に、焦点の合わない目をきつく閉じた。
689empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:45 ID:cEC/aoFP
自分の部屋に駆け込んだメリルは、そのままベッドに身を投げた。
 「・・・初めてだったのにぃっ・・・ミシェルのバカバカバカバカ〜ッ!!」
ひとしきり喚いた後、枕を抱きかかえたままのメリルの脳裏に、先程のミシェルの顔が浮かんできた。
 『僕は、本気なんです。冗談なんかじゃありません』
あれほど真剣なミシェルの顔を、メリルは見たことがなかった。心臓がとくんと音を立てたのが分かった。柔らかな感触が残っている唇に、指をあててみる。
 「・・・バカ・・・」
 「何がバカなの?」
 「きゃっ!?バ、バニラ?ちょっと何よノックもしないで」
いきなり後ろからかけられた声に、メリルの心臓が飛び上がる。
 「何度もしたよ。やっぱり聞こえてなかったんだね。本当に大丈夫?」
 「だ、大丈夫よ!ほら、もう全快なんだから!」
メリルはガッツポーズをして見せた。
 「そう、ならいいんだけど・・・そうそう、晩ご飯はどうする?
  治ってるんだったら、皆と食べる?」
 「あ・・・いいや、なんか、食欲無くて・・・」
 「それはダメだよ。病み上がりなんだから、ちゃんと食べなきゃ」
 「分かったわよぅ・・・ちゃんと行くわ」
 「分かった。じゃぁ出来たらまた呼びに来るから、ちゃんと食べるんだよ?」
 「ありがと。ゴメンね、迷惑ばかりかけちゃって・・・」
 「気にしない気にしない。こんな時はお互い様さ」
 「ねぇ、バニラ・・・」
690empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:46 ID:cEC/aoFP
 「ん?何だい?」
 「ミシェルが、明日、シランドに帰っちゃうって、聞いてる?」
 「うん、お城の本読み尽くしちゃったから帰るって言ってたよ。
  随分急だけどね・・・それがどうかしたの?」
 「うんん、何でもない・・・」
 「そう・・・じゃぁ、大人しくしてるんだよ」
そう言って、バニラは部屋を出て行った。
 (あいつ、明日からいなくなるんだ・・・)
明日からもうあのうるさい小言を聞かずに済む。顔をあわす度に喧嘩をすることも無い。あの生意気な顔を見ずに過ごせる。あの声を聞くことも、あの顔を見ることも無い。
以前の生活が戻ってくる。何事も無いあの生活が、ミシェルが来てから願い続けていた生活が・・・願い続けていたはずの・・・なら、どうして・・・
 (どうして・・・こんなに辛いの・・・?)
そこまで思い至ったメリルは、次の瞬間部屋を飛び出していた。
691empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:48 ID:cEC/aoFP
 「・・・メリル、さん・・・?」
いきなり部屋の扉が開き、そこにはメリルが立っていた。流石の彼もこの来訪は予想しておらず、ミシェルは呆然と立ち尽くしていた。その彼にメリルが駆け寄り抱きつく。
 「な・・・?ちょっ、何やってるんですかメリルさん!?」
 「・・・いで・・・」
 「え?」
 「帰らないで!」
メリルはミシェルに抱きついたまま叫んだ。彼を抱きかかえる手は震えていた。
 「・・・メリルさん・・・」
 「お願い・・・ここに居られないなんて言わないで・・・」
ミシェルはメリルの身体をゆっくりと自分から引き離し、彼女と向き合った。メリルの目は涙で潤んでいた。
 「駄目です。もう決めた事ですから・・・
  それに、僕はあなたの気持ちを無視してあんな行動を・・・・・・!」
ミシェルの言葉が遮られ、とても長いような、とても短い沈黙が流れた。
 「・・・これが、私の気持ちよ・・・どう、文句無いでしょ・・・」
唇を離したメリルは少し頬を染め、ゆでだこの様に真っ赤になったミシェルに言った。
 「だ、だだだ、駄目ですっ!もうっ、決めた事なんですからっ!!」
ミシェルは残りたいと言う気持ちを必死で振り払った。しかしメリルは納得が出来ない。
 「何でよ!?どうして駄目なの!?
私が残ってって言ってるのに、何で残ってくれないの!?」
 「これは!・・・これは、人間としての、ケジメです・・・」
メリルはその場に力なくへたり込んだ。
 「・・・何でよぉ、何でこんな思いばっかりしなくちゃいけないのよぉ・・・」
そんなメリルを見て、どうすることも出来ないミシェルは、ただ彼女を抱きしめる。
 「・・・済みません・・・」
 「じゃぁ・・・帰って来るって・・・約束して。絶対また来るって・・・」
ミシェルの腕に包まれて、メリルはか細い声で言った。
 「・・・良いんですか・・・僕なんかで」
 「何度も、言わせないでよ・・・」
 「分かりました・・・約束します。きっと・・・きっと戻ってきます」
そう言ったミシェルの背中にメリルの手が回る。
 「・・・最後に・・・抱いて・・・」
692empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:50 ID:cEC/aoFP
 「なっ!?」
 「いいでしょ、最後くらい!・・・最後くらい、わがまま聞いて・・・」
「本気、なんですか・・・?」
メリルはコクリと頷いた。
 「・・・分かりました・・・」
 「・・・ありがと・・・」
そして二人の唇は、再びお互いに吸い寄せられた。メリルの帽子がとさりと床に落ちた。

それから一体どうなったのか、ミシェルの手際の良いエスコートで、気が付けばメリルは生まれたままの姿で、自分に覆いかぶさってくる格好になっていたミシェルと、ベッドの中で口付けを交わしていた。
 「んっ、んっ・・・ねぇ、あんた本当に初めて?」
あまりに手際の良い彼の作業に、メリルは疑問を投げかけた。
 「当たり前じゃないですか。異性を好きになったのは、メリルさんが初めてですよ」
眼鏡を外した彼の顔は、普段と違ってずっと大人びて見えた。
 「ミシェルさ、いつから、私のことを・・・?」
 「・・・テレグラフで、貴女の映像を見てからです・・・」
 「え・・・?じゃぁ、もしかして・・・」
 「・・・あなたに会いたくて、ここに来たんです・・・」
 「ぷ、やだ、あんたストーカー?」
 「・・・っ!・・・何とでも言って下さい。自覚してますから・・・」
 「ふふっ、ウソよ。拗ねるな拗ねるな・・・んあっ!?」
ミシェルに胸を弄られて、メリルは思わず声をあげる。
 「ちょっと、いきなり何すんのよ・・・あっ」
 「メリルさんがふざけた事言うからですよ。お仕置きです」
 「あぅ・・・ちょっと、あっ、止めなさいって、んあっ」
 「ふふ、メリルさんって、結構感じ易いんですね」
 「そんなこと・・・ないわよっ、あっ」
 「別に恥ずかしがらなくていいですよ。もっと感じて下さい」
そう言ってミシェルは再び愛撫を続ける。
693empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:51 ID:cEC/aoFP
 「あん、ちょっとミシェル、んんっ、あんたホントに、あっ、初めてなの?」
 「そうですよ。メリルさんこそ初めてなんですか?こんなに感じるなんて」
 「私だって、あっ、初めてよっ、んんっ」
その時ミシェルはメリルの乳首を強く吸い上げた。
 「んああぁっ!?」
メリルは身体を仰け反らせ、軽い絶頂を迎える。
 「はぁ、はぁ、はぁ・・・んんっ!?ちょ、ミ、ミシェル!?」
ミシェルは布団の奥に潜り込んで、メリルの秘部を舐め始めた。
 「んあぁっ!?ちょっ、そんなとこ、汚いよぉ、あんっ!」
 「もうすぐ夕飯ですからね、早めに済ませてしまわないと」
そう言ってミシェルは再びメリルの股に顔を埋めた。うっすらと陰毛が生え始めたそこは、既に湿り気を帯びていた。ミシェルはメリルのそこを、舌と指で絶妙な刺激を与え続け、彼女の身体も、今度は本当の絶頂へと感度を高めて行く。
 「あぁっ、あんっ、あっ、らめっ、そこぉっ、あぁっ、あっ、ああぁっ!」
メリルの中にミシェルの指が進入し、内側と外側の両方から彼女を攻め立てる。
 「やぁっ、もう、もう、だめぇぇっっ!!」
絶頂を迎えたメリルの割れ目から愛液が溢れ出す。
 「はぁ、はぁ、はぁ、あっ、やぁ・・・」
外に溢れた愛液を舐め取ると、ミシェルは布団の中から顔を出し、メリルに問うた。
 「本当に、ここから先もやるんですか?ここで、止めておいてもいいんですよ?」
 「うん・・・だってこのままじゃ、あんただって辛いでしょ・・・?」
 「僕のことは・・・」
 「あんたを感じたいの・・・お願い・・・」
メリルの真剣な眼差しに、ミシェルも心を決める。
694empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:52 ID:cEC/aoFP
 「いいですか、いきますよ?」
 「・・・うん・・・」
メリルの陰壁を押し分け、ミシェルのモノがゆっくりと彼女の体内へと侵入する。
 「・・・っ!」
 「力を、抜いて、下さい。僕も、できる限り、ゆっくり、動かしますから」
ミシェルはベッドに両手を付き、ゆっくりと腰を動かし、メリルは彼の背中に手を回し懸命に力を抜こうと努力した。ミシェルの背中は汗でじっとりと湿っていた。
 「ミシェル、っ、動きたいなら、動いて、いいよ?」
 「そういうわけにも、いかない、でしょう。
メリルさんに、痛い思いをさせてまで、気持ち良くなりたくは、ありませんよ」
 「ミシェル・・・・・・ありがとう・・・」
ミシェルは、ゆっくり、ゆっくり、メリルの反応を見ながら腰を動かした。彼自身、初めて受ける、痛みとも快感とも取れない激しい刺激から開放されたかったが、メリルの為に必死で欲求を抑えていた。彼女の秘部から、血が流れることはなかった。
 「あっ、ミシェル・・・私、あっ、何か、変な感じ、んっ」
 「気持ち、よく、なって、来ましたか・・・僕も、そろそろ・・・」
 「ね、ミシェル、あんっ、お願いが、ある、んあっ、だけど」
 「何です・・・?」
 「あのね、中で、あんっ、中に、はっ、出して、欲しい、のっ、あっ」
 「な、何を」
「お願い!」
「メリルさん・・・」
「私は大丈夫だから、ね?・・・あんたに、愛してもらったって、証が欲しいから・・・」
それを聞いたミシェルは、メリルの身体を180度回転させた。
695empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:53 ID:cEC/aoFP
「え、ちょっ、何するの!?・・・んあぁっ!」
ミシェルの左手が乳房を、右手が秘豆を刺激する。
 「こうした方が、気持ちいいでしょう?どうせ中で出すなら、一緒にイきましょう」
 「それは、っあぁんっ!!」
それに腰の動きも加わり、さらに舌が背骨をなぞる。一度に四箇所を攻められ、一度落ち着いていたメリルの熱に再び火がついた。
「あっ、だめぇ、そんないっぺんに、あぁっ!凄いぃ!!」
全身を快感に襲われ、力の抜けたメリルは腰だけを高く上げたまま、シーツにしがみついて快感に対抗していた。
「あぁ、もう、私っ、私っ、あぁっ!」
「僕も、もう、出しますよっ!」
「きてぇ!私の中に、あっ、出してぇっ!!」
「メリル、さん・・・くっ、うあっ!!」
ミシェルの精液が、メリルの膣に注ぎ込まれる。
「ああっ!熱いぃぃっ!!」
その精を受け、メリルも二度目の絶頂を迎えた。
696empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:55 ID:cEC/aoFP
それから数分後、二人はまだベッドの中にいた。
「・・・ねぇ、ミシェル・・・」
メリルは、隣りで自分と同じく横になっている少年に尋ねた。
「・・・何です?」
「どうしてあの時、すぐに起こしてくれなかったの?」
「・・・内緒じゃ、駄目ですか?」
「ダ〜メ。何?何かやらしい事でも考えてたわけ?」
「そ、そんな訳ないでしょう!?・・・あれは・・・」
少年はふいっと顔を逸らした。
「あなたの・・・寝顔を見ていたかったんです・・・」
メリルは顔が熱を持ったのが分かった。
「・・・そういえば誰か言ってたわね、天才となんとかは紙一重って・・・」
「・・・余計なお世話ですよ・・・」
「あ〜あ、ここにいてくれたら毎日見させてあげるのにな〜、私の寝顔」
今度はミシェルの顔が赤く染まった。
「なっ、何馬鹿な事言ってるんですか!」
「毎日一緒に寝たげるのに。ほら、こ〜んな風に」
そう言ってメリルはミシェルの身体を抱きしめた。
697empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:56 ID:cEC/aoFP
 「・・・済みません・・・」
 「・・・うんん、言ってみただけ。私の方こそ・・・あ、またおっきくなった」
 「・・・男の性です・・・」
 「フフフッ・・・」
 「ふっ・・・」
二人はお互いを見つめ合いながら笑った。
 「ねぇ、私の事看病してくれてたときに・・・手、握ったりした?」
 「え、あの時意識があったんですか?」
 「うんん、ちょっとそんな気がしただけ」
 「そうですか・・・」
 「あ、そう言えば・・・まだ言ってなかったね」
 「何をです?」
 「お礼。あんた、必死で看病してくれたんでしょ?」
 「あれは・・・あれはやって当たり前の事です・・・」
 「フフッ、いいの、言わせて・・・」

・・・・・・・・・・・・ありがとう、ミシェル・・・・・・・・・・・・

698empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:57 ID:cEC/aoFP
翌朝、ミシェルは馬車でシランドに発つ事になった。
 「それでは皆さん、短い間でしたけれど、お世話になりました」
 「城のことならワシに任せておけばよい。またいつでも来るが良いぞ、むほほほほ・・・」
 「そうじゃな、ワシにはお前さんのような、一歩抜きん出た人材が必要じゃからのぅ。おうっ!?」
 「ちょっとそれどういう意味よ」
 「そのまんまの意味じゃわい!年寄りを蹴るなこの小娘が!
こうしてやるわい!ぺっぺっ!」
 「ぎゃ〜っ!体液を飛ばすなぁ〜!!」
 「・・・ふぅ、何をやってるんだか・・・。
バニラさん、色々とありがとうございました。」
 「うんん、そんな事ないよ。僕も色々勉強させてもらったしね。
有意義な時間だったよ。またいつでもおいで」
 「はい」
 「ミシェル!」
 「え?」
 「手ぇ出しなさい!」
 「・・・こうですか?・・・何です?この小さい箱は」
 「プレゼント」
 「・・・でも開かないじゃないですか、これ」
 「箱の鍵は私が持ってるもの。また来るんでしょ?その時に一緒に持ってきて。
  その時開けるの。それまでは開けようと思っても開かないんだから」
 「はぁ・・・いちいち考える事が幼稚ですね、あなたは」
 「あんたはいちいち口に出す事が嫌味ね・・・」
 「・・・ふっ」
 「フフッ・・・」
 「じゃあ、有り難く受け取っておきますよ、このプレゼント」
 「無くすんじゃないわよ」
 「あなたじゃないんだからそんな間抜けな事しませんよ」
 「むか〜っ、さっさと馬車に乗んなさいよ!」
 「はいはい、分かりましたよ」
そう言ってミシェルは馬車に乗り込んだ。
699empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/23 23:58 ID:cEC/aoFP
 「またいつでもおいでよ!」
 「次はゆるりとしていくが良いぞぉ!」
 「今度来たら天才発明家の助手は間違い無しじゃ!」
 「絶対・・・絶対、帰ってきてよ〜っ!」
四人の声を背に受け、ミシェルを乗せた馬車は、粉雪の向こうに消えていった。
 「行っちゃったね・・・」
メリルの横に立ってバニラが言った。
 「・・・・・・」
 「淋しいかい?」
 「そんなわけないでしょ!」
メリルは目に浮かんだ涙を袖で拭った。
 「さぁ、伯爵、ジジィ、仕事するわよ!」
 「だ〜れがジジィじゃ!発明王と呼ばんか!」
 「な〜にが発明王よ、あんたは発迷王じゃない!ほらさっさと工房に行くわよ!」
アーリグリフの空は一面純白の雲に覆われて、今日もいつも通りの一日が始まろうとしていた。
700empty ◆7oEFxBolV6 :03/11/24 00:00 ID:7ZyTetVl
おそまつさまでした。それにしても長いですね〜。
しかもメインが少ない・・・精進します・・・。
701名無しさん@ピンキー:03/11/24 04:20 ID:75SeWZVs
ウホッ、いいSS……
702名無しさん@ピンキー:03/11/24 11:21 ID:gRJBEkqH
emptyたん(;´Д`)ハァハァ
ミシェル・・・存在すら忘れてたな。
703名無しさん@ピンキー:03/11/24 11:49 ID:2tDaes1i
ほのぼの(・∀・)イイ!
クリエイターのセリフなんてちょこっとしかないのに、
ここまでキャラ立てて話が作れるってすごい。
704名無しさん@ピンキー:03/11/25 03:34 ID:E5YgQZDD
ミラージュエンディングあることいましりましたよ・・・
鬱だsnow
どうすればみられるんですか?
705名無しさん@ピンキー:03/11/25 15:24 ID:YOVGeYQQ
SO3の歩き方買ってこいや
706名無しさん@ピンキー:03/11/25 16:58 ID:JpnRSEpZ
ミシェルって誰?
707名無しさん@ピンキー:03/11/25 17:33 ID:8sE2LCEa
>>706
執筆クリエイター 執筆Lv.35 cost+10% 85000フォルで契約
シランドの通りでうろうろしている。

知能指数190の天才少年。その才能は主に文学に向けられている。
周囲の大人が自分に対して腫れ物に触るように接する理由を十分理解している反面、子供らしさも残しているアンバランスさが一部の婦女子に人気のヒミツらしい。
(テレグラフの紹介文より)

シランドの路上で、歩きながらも勉強に励む少年。
IQ190の天才少年とのふれこみだが、エントリーまえの「大人は気楽でいいですよね。僕等のような年代だと、毎日毎日勉強で大変なんですよ」、
エントリー後の「何ですか?僕は勉強で忙しいんです。人の役に立つ本を書き上げるのが僕の使命。貴方みたいな大人と違ってヒマじゃないんですよ」との発言は、聞くものを熱くする。
その鼻っ柱をへし折りたくなるところだが、口げんかでは勝てないだろう、きっと。
(ファイナルガイドより)
708名無しさん@ピンキー:03/11/25 22:24 ID:B0kw5sR8
スタオ3を代表するショタキャラ
709名無しさん@ピンキー:03/11/25 22:38 ID:Hx7Zyho2
>>708
ロジャーじゃないのか…(;´д`)
まぁたしかに下手したらロジャーより
ミッシェルの方が人気有りそうだけどな。
710名無しさん@ピンキー:03/11/26 02:46 ID:ZifSBqa4
ロジャーはガノタ専用
711nameless:03/11/26 04:55 ID:35e8EVJI
やっと…また辿り着けました。投稿作家さんたちの部屋へはどう行けば…。
取り敢えずお久しぶりです。この前の続編、タイネーブバージョンです。
ああ、もう……訳わからん…。
それでは、宜しければ暇つぶしにでもどうぞ。(謎)
712nameless:03/11/26 04:55 ID:35e8EVJI
 【蒲公英の君】

 「……………はふっ…あ……んっっ……」
 薄暗い部屋。黄色い毛髪をショートカットにした女性が、喘ぎ声を上げていた。息遣
いを荒くし、自分の机に片手をついている。
 「ふぁっ……ああ……フェイ…ト……さん………」
 半開きの口から、ある青年の名が零れた。ここにはいない、あの青髪の青年。
 彼女は花弁を弄んでいた右手を止めると、自分の目の前に持ってきた。
 親指から中指まで、自分の体液が恥ずかしくなるくらい糸を引いている。
 (……こんなに濡れるなんて……私……)
 体は未だ快感を欲っしており、半ば無意識のうちに右手を足の付け根に戻した。
 「………っ……」
 声のない叫び。やがて絶頂を迎えた彼女は、そのまま机の上に突っ伏した。



 「………」

 私は……どうなってしまったのだろう。
 自慰行為など、今までしたこともなかった。やり方もよく分からなかったし、それ以
前にしたいとも思わなかったのだ。

 「……ふぅ…」

 領主の館、地下の大浴場。この館の主人は温泉好きだったので、このように10人は
入れるくらいのスペースがある。
 湯船に耳朶まで浸かり、タイネーブはぶくぶくと溜息で泡を立てた。
713nameless:03/11/26 04:56 ID:35e8EVJI

 あの青年…フェイト・ラインゴット。
 初めは、ただの好意だった。空色のさらさらした髪、微かに碧色を帯びた瞳。
 何となく、好意を持っただけだったのだ。よくある例えで言えば、男性が町中ですれ
違った美女に好意を抱く、そんな感情でしかなかった。
 しかし……カルサア修練場……そして銅鉱石運搬の時……二度も助けられた。そして
やっと、自分の気持ちの変化に気付く。それはもはや好意などという生ぬるいものでは
なく、そう……狂おしいほどの愛だった。

 (………こんな……気分だったんだ……)

 恋するということ。とても心地よく、そして苦しい。いや、その苦しささえも、だん
だんと快感に昇華しつつある。

 (………でも……)

 果たして…彼の方はどうなのだろうか。
 知りたい。自分の事をどう思っているのか、とても知りたい。
 しかし、出来ない。恐いのだ。もし自分の勝手な片想いだったら、今の関係さえ壊れ
てしまうかも知れない。

 (…………意気地なし)

 自分で自分を貶しても始まらない。が、覚悟のない自分にいつも呆れてしまうのだ。
 ネル様、クレア様、ファリン…彼女たちの方が、きっとフェイトの目には自分なんか
より魅力的に映るだろう。

714nameless:03/11/26 04:57 ID:35e8EVJI
 考えてみれば、自分に好かれる要素などない。今日だって、話をしていたら無意識の
内に彼を殴ってしまっていた。
 (フェイトさんは気にしなくて良いって言ってたけど…)
 本心ではかなり腹を立てていたのかも知れない。大体、そんな私の癖って一体…?

 「……フェイト……さん…」

 そう呟いた時だった。ガラガラと浴室の戸が開き、誰かが入ってくる。夜目の利くタ
イネーブには、薄暗い浴室でも相手の顔がはっきり見えた。
 (!! フェイトさん!?)
 しまった、入浴中の札を出し忘れていた。
 取り敢えず湯船に潜り、近くの大岩の陰に隠れる。幸い彼は疲れているらしく、細か
く注意を払っていなかった。
 と、再びガラガラと戸が開く。

 「……フェイトさ〜ん」

 (………え?)

 何で…ファリンが? フェイトさんが入浴中だって知ってるのに…。
715nameless:03/11/26 04:58 ID:35e8EVJI
 「ファ、ファリンさんっ!?」
 フェイトは驚き、湯船に飛び込もうとする。ファリンはその腕を掴み、彼の体をスノ
コの上に押し倒した。
 「もぅ、何で逃げるんですかぁ?」
 「いや…だって……。そ、それでどうしたんですか?」
 自分も彼女も、一糸纏わぬ裸体である。フェイトは少し目を逸らすようにして、のし
掛かっている女性に尋ねた。
 ファリンは、何か楽しい悪戯を見つけた子供のように微笑むと、手を彼の下方へと伸
ばす。
 「ファ、ファリンさん。ここで……んむっ…」
 戸惑った声は、彼女の林檎色の唇にかき消された。
 「この前は、色々アレでしたからぁ…」
 「で…でも、ここでやるんですか?」
 「フェイトさんも、それがいいんでしょ?」
 既に硬質化した彼自身を弄びながら、ファリンはずばり言い当ててみせる。勿論フェ
イトに異存はなかった。
 舌を絡み合わせつつ、フェイトは彼女の胸へと手を伸ばす。ファリンの喘ぎ声が、忽
ちの内に激しくなっていった。
 「あふぅっんっ、はっ」
 彼の頭を抱え、顔を自分の胸に押し付ける。フェイトは桜色の突起物を舌先で転がし
つつ、空いた手で乳房を軽く握り、下方の洞窟の周囲を指でなぞった。内部に中指を入
れ、ゆっくりとかき回す。
 やがて二人は、男の余分な部分と女の足りない部分を繋ぎ合わせた。
 フェイトが腰を突き上げる度に、ファリンが恍惚とした表情のまま声を上げる。
 「ひゃんっ…はぁふっっ……あっ…」
 フェイトが小さく呻いた。次の瞬間、ファリンは体を痙攣させ、スノコの上に横たわ
る。暫くぼんやりとした表情のままだったが、フェイトに助け起こされると、そっと唇
を合わせた。
716nameless:03/11/26 04:59 ID:35e8EVJI

 「…………!!!」
 二人は、いつの間にあんな関係になっていたのだろうか?
 タイネーブは、岩陰から一部始終を見ていた。知らず知らずの内に、湯船の中の指が
下方へと伸びている。
 (ファリン…あんな顔して……)
 例え夕食にどんな大好物が出ようとも、彼女はあんな顔をしない。自分が初めて見る
表情だった。
 (……フェイト…さん…)
 やはり…私はバカだった。もたもたしている内に、彼はこうしてファリンと結ばれて
しまったのだ。
 タイネーブは岩陰にもたれると、そっと溜息を吐いた。
 「そーだ、フェイトさん。ちょっと目を瞑ってて貰えますかぁ?」
 ファリンが彼の背中を流しながら、そう言ったのが聞こえた。
 「え? 目を……ですか?」
 「はぁい。少しの間だけ……」
 「こうですか?」
 「そうですぅ。いいですか、良いって言うまで絶対に開けないで下さいねぇ?」
 「分かりました」
 目を瞑り、フェイトは自分で背中を洗い出す。ファリンは湯船にはいると、そっと岩
の陰へと近付いて行った。
 「……タイネーブ?」
 「!!?」
 驚いて声を上げようとした彼女の口を、ファリンが素早く塞ぐ。そのまま、小さな声
でお喋りが始まった。
717nameless:03/11/26 04:59 ID:35e8EVJI
 「…見てましたねぇ?」
 「いやっ私は……」
 「ふふっ、照れなくてもいいですよぅ」
 行為を最初から最後まで覗かれていたというのに、ファリンはにこにこしている。そ
れが逆に恐怖に感じられ、タイネーブは俯いた。
 「タイネーブも、フェイトさんの事が好きなんですねぇ?」
 「………!?」
 「だから、照れなくてもいいですよぅ。他の男の人は狸小僧、ヘソ出しプリンさん、
 若作りマッチョさんとかですしぃ、それならフェイトさんしか残されてないじゃない
 ですかぁ?」
 かなり無茶苦茶なことを言ってのけたファリンだったが、ともかくフェイトのことが
好きだと言う事は、タイネーブにしてみれば図星だった。
 「……もう…いいのよ」
 彼女は首を振る。
 「フェイトさんがあなたと結ばれて幸せなら、私はそれでいいの。…………私なんか
 じゃ、きっとフェイトさんは……」
 そこまで言い掛けて、ファリンは突然タイネーブを湯船から引き上げた。口を押さえ
て声を封じ、そっと彼女の股に手を入れる。
 「っっっっっ!?」
 「ほら、やっぱり濡れてるじゃないですかぁ。顔は大丈夫でも、心とこっちは号泣し
 てますねぇ?」
 「っ! っっ!!」
 頬を真っ赤に染め、手を振り解こうとする彼女に人差し指を突き出し、ファリンはタ
イネーブをフェイトの方へと引っ張って行った。
718nameless:03/11/26 05:00 ID:35e8EVJI
 「ファリンさん? もういいですか?」
 「まだですよ〜う」
 フェイトは辛抱強く待っている。更に暫くして、突然背中に柔らかいものが押し付け
られた。誰かと体が密着している。と、手が体を這い、自分自身に触れた。
 「うっ……」
 誰かの体は前に回り、彼自身が何か温かいものに包まれる。
 「ちょ、ちょっとファリンさ…」
 直ぐに硬度を取り戻した自分に多少戸惑いながらも、彼は止めて下さいとは言えなか
った。
 しかし、やがて違和感を覚える。
 「あ、あの…ファリンさん?」
 「何ですかぁ?」
 耳元で彼女の声がした。
 「え!? じゃっじゃあこれは……」
 「目を開けても良いですよぅ」
 「…!! タイネーブさん!?」
 驚くフェイトだったが、吸い込まれそうな快感に思わず言葉を失う。
 「ぅあっ…出る……」
 タイネーブが口を離すと、鈴口から白い液体が噴出した。未だいきり立っている彼自
身を横から舐め、彼女は恥ずかしそうにフェイトを見上げる。
 「あの…き……気持ちよかった…ですか?」
 「は……いやっ、じゃなくて!」
 首を回すと、ファリンの顔があった。
 「ファリンさん? これは一体どういう……」
 「あのですねぇ、タイネーブもフェイトさんのことが好きなんですよう」
 「へ…? なっ…!?」
 「まだ出来ますよねぇ? だから、タイネーブも仲間に入れてあげてくださぁい」
 「はぃぃぃいいい!?」
719nameless:03/11/26 05:01 ID:35e8EVJI
 つまりは、彼女公認の浮気をしろということか。
 「あの…話がよく……」
 「つまりですねぇ、私がフェイトさんを独り占めなら、タイネーブは失恋じゃないで
 すかぁ」
 「はぁ…」
 「そうなったら、タイネーブは酒場で自棄酒ですよねぇ。そうすると、もうどうでも
 良くなってしまって、そこらの悪い男に引っ掛かって、破滅して……」
 「は、はぁ……」
 「ところが、私たち二人がどちらもフェイトさんの恋人になると、全て丸く収まるわ
 けですぅ。お分かりですかあ?」
 「でも……」
 フェイトの脳裏に、処女を捧げてくれたときのファリンの表情が甦る。
 「ファリンさん…」
 「私は…タイネーブが悲しむところなんか、見たくはないですぅ……」
 ゆっくりとフェイトの上半身を倒し、彼と唇を合わせた。
 「そして…それを知って、フェイトさんが悲しむところも…」
 タイネーブを招き寄せる。戸惑いながら…ではあったが、彼女はフェイトに顔を近付
け、ファリンと同じように唇を合わせた。ファリンはタイネーブの首筋に舌を這わせ、
そのまま小ぶりの、しかし整った乳房へと下る。
 「ウっ…」
 タイネーブは体を海老のように反らせた。しばらく胸を弄んでいたファリンだが、不
意にタイネーブの太股を掴み、広げる。そしてフェイトに向けた。
 「ほら、フェイトさぁん。もうこんなになっちゃってますよぅ」
 「あっ、やっ……」
 彼女の洞窟からは、既に愛液が溢れ出している。一番恥ずかしい場所を露わにされ、
顔を真っ赤にして隠そうとするタイネーブだったが、それよりも早く、フェイトはそこ
に顔を埋めた。
 「やっ…フェイトさ………」
 そう言い掛けたが、彼女の体がビクンと反応する。
720nameless:03/11/26 05:06 ID:35e8EVJI
 (フェイトさんが…私のアソコを……!)
 胸の鼓動が、どんどんと早くなる。
 「んっ…はぁっっ………」
 と、フェイトが顔を離した。少し興醒めな表情になるタイネーブだったが、直ぐに意
味を悟る。
 「タイネーブさん、その……ゆっくりでいいですから…」
 頷いて、彼女はフェイトの上に乗った。指のように細いものではなく、これから挿入
れようとしているのは太長い男根なのだ。
 ゆっくりと腰を沈め、彼を受け入れようとする。直ぐにそれは自分の中の障壁に突き
当たり、身を切るような痛みがタイネーブを襲った。
 「!? ひぐうぅぅぅっ…!!」
 フェイトに抱き付き、殆ど反射的に背中に爪を立てる。
 「タイネーブぅ。力を抜いた方がいいですよぅ」
 彼女の背を優しく撫でつつ、ファリンがアドバイスした。やがてタイネーブの力が抜
けたのを機に、フェイトはゆっくりと腰を上下させ始める。
 「あ…ふぅっ…ひぁんっ……」
 声が色気を帯び、口を半開きにさせたまま、彼女も自分から躍動を始めた。
 「はんっあっ…」
 フェイトの指が伸びる。その指は、こちらをじっと見ているファリンの足の付け根に
至った。
721nameless:03/11/26 05:07 ID:35e8EVJI
 「あっ……」
 既にぐっしょりと濡れていたそこは、彼の指をすんなりと受け入れる。今一番敏感に
なっているところをかき回され、ファリンは体を震わせた。顔を上気させ、フェイトに
顔を寄せて舌を絡み合わせる。
 「んはっ…あああっっ…ひっ……」
 「うくっはっ…あんっ……」
 どちらへの攻撃も、緩められる事はなかった。やがてフェイト自身も終わりを感じ、
腰の動きと指の動きを一層激しくさせる。
 「うくぅっ……タイネーブさん、そろそろ……」
 「あ…な…膣内に……今日は…大丈…ひぁっ…!」
 彼は最後に大きく突き上げた。
 「! 熱……」
 彼女の中に勢いよく、熱い液体が注ぎ込まれる。
 「ふああぁぁぁっ……」
 ファリンも顎を上げて小さく叫ぶと、フェイトの上に突っ伏した。



 自室のベッドの上に横たわり、フェイトは枕に顔を埋めていた。
 (……最低だ…)
 ひどい自己嫌悪感に襲われる。
 何の事はない、弱みにつけ込んで、二人の女性の処女を奪ってしまったようなもので
はないか。
 (最低だ……)
 顔を突っ伏したまま、深く溜息を吐く。
722nameless:03/11/26 05:08 ID:35e8EVJI
 と、ノックも無しにドアが開いた。
 「あ〜〜、やっぱりぃ」
 そんな声が聞こえ、いきなり誰かが背中の上に飛び乗ってきた。
 「うぐ!?」
 「フェイトさぁん。何で落ち込んでるんですかぁ?」
 「ファ…ファリンさん……」
 同じく入室して来たタイネーブが、後ろ手にドアを閉めると、心配そうな顔でフェイ
トを見る。
 「あの…やっ、やっぱり私がその……」
 「違いますよ」
 慌てて彼は首を振った。
 「ただ……これでいいのかな、って」
 「………」
 「確かに、本当の事を言うと……僕はお二人が大好きです。片方だけを選べって言わ
 れたら、きっと迷ってしまうでしょう。でも………僕は…ファリンさんやタイネーブ
 さんの弱みに付け込むようなマネをして……」
 「……確かに…そうかも知れませんねぇ」
 呟いたファリンに、今度はタイネーブが慌てる。
 「ファッ、ファリン……!」
 「ですからぁ、ちゃんと責任は取ってくださいねぇ?」
 「え…?」
 「私もタイネーブもぉ、どっちも絶対に捨てないでくださいね?」
 「あの…それは……」
 「好きっていう気持ちはぁ、どうしようもないものなんですよう。……別に相思相愛
 なら、問題無いじゃないですかあ」
 「でも……」
 「もぅ、くどいですよ〜う」
 自分の唇で、無理矢理フェイトの口を封じた。
723nameless:03/11/26 05:10 ID:35e8EVJI
 「文句ありますかぁ?」
 「いえ、その………………………ないです」
 ファリンはにっこりと笑うと、未だ恥ずかしがっているタイネーブを招き寄せる。
 「あの…ファリンさん?」
 「はい?」
 「まさか……」
 既にシャツのジッパーは下ろされていた。
 「余計な心配かけた罰ですよぅ」
 どうやら今夜は眠れそうにない。直ぐにでも使えそうな自分自身に呆れながら、フェ
イトは溜息を吐いた。

 完。
 とまあ、こんな感じになっちゃいましたけど。詳しく聞かないで下さい!お願いします!
次はどーしましょー………ミラー…えふっえふうっ…。
………。
それでは・・・。
724名無しさん@ピンキー:03/11/26 11:43 ID:dlCBMJ70
>nameless氏
とりあえず、この掲示板のルールというものがあるので、
メール欄には「sage」と入れてください。
他の人の投稿を見れば、ほとんどみんな「sage」なのでお分かりいただけるかと思います。
メアドは必要がなかったら書かないのが無難です。

作家さんたちのチャットはこちらから「臨時チャット」へ。
アドレスは負荷減らしのためにも直接リンクしないのがルールなので、
コピー&ペーストで飛んでください。
ttp://blue.ribbon.to/~yukinone/top.html

作品はよかったです。楽しませてもらいました。
次はエレナがいいなぁと言ってみるテスト。

2ちゃん用語なしで書くの疲れた(ノд`)
725名無しさん@ピンキー:03/11/26 21:58 ID:CYCQFPY1
>724
エレナネタ激しく同意(゜д゜)
726名無しさん@ピンキー:03/11/27 01:30 ID:ux6d3BR9
>>724
「言ってみるテスト」は2ちゃん用語では?
727名無しさん@ピンキー:03/11/27 01:33 ID:x2Z1yVOw
>726
最後の最後で気を抜いたらしい…。
ネルたんのふとももで窒息して逝ってくるよハァハァ
728名無しさん@ピンキー:03/11/27 01:41 ID:D28d5ZL2
んじゃ俺はネルたんのマンコで(;´Д`)ハァハァ
729名無しさん@ピンキー:03/11/27 10:09 ID:QlTUsIfm
>>728
730名無しさん@ピンキー:03/11/28 00:09 ID:8h1kETWU
>>727-728
おまいら人の女に何するつもりだ
731名無しさん@ピンキー:03/11/28 02:08 ID:rWwPwoNm
さて、容量的にそろそろ新スレなわけですが
732名無しさん@ピンキー:03/11/28 23:18 ID:VvKzRkoO
タイネーブさんかわいすぎです!!!
733めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/29 14:16 ID:HGKQP7JS
クレネルがきりのいいところまで完成しました。
それではどうぞ。




 大陸中に多くの信者を持つアペリス教の発祥の地である、シーハーツ王国。
 この国には二人の代表的な戦士がいる。通り名はクリムゾン・ブレイド。
 彼女らなくして、シーハーツを語らないことができないほど、重要な存在だ。
 そんな、クリムゾン・ブレイドの二人の関係に、大きな転換が起きようとしている。
 シランド城の一室の出来事だった―――。
734めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/29 14:18 ID:HGKQP7JS

ベッドの上に仰向けになっている赤髪の女性と、それを見ている銀髪の女性。
「クレア、いったいさっきのプリンに何を入れていたんだい!?」
「落ち着いて、ネル」
 銀髪の女性、クレア・ラーズバードが諭す口調で話しかける。
「こんなことされて、落ち着けと言うのかい!?」
 赤髪の女性、ネル・ゼルファーは身体の力の自由を奪われていたのだ。
「んくっ・・・」
 両腕・両足に力を入れてみても、軽く動かすのがやっとだ。原因を考えてみると、
先ほどスプーンでガツガツ突きながら食した、プリンに原因があるとしか考えられない。
「確かにプリンの中に痺れ薬を入れておいたわ。よかった、効果はばっちりね」
「どういうことなんだい、説明が欲しいね?」
「説明ならこちらが聞きたいわ」
 ネルの上に馬乗りになるクレア。
「ねえ、ネル。ディオンさんのこと、どう思っているの?」
 そして、手のひらをネルの顔の両側につけて顔を近づけた。
「えっ!?」
 クレアの質問を聞いて、ネルが動揺の表情となる。
「な、なんのこと―――」
 視線をそらそうとしたネルの唇を人差し指で制して、クレアが再度尋ねる。
「答えて」
「・・・格好よくて、知的で、頼りになる存在だと思うよ」
 答えていくネルの顔は、多少赤くなっていた。
735めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/29 14:18 ID:HGKQP7JS
「それだけ?」
「ああ、それだけ―――」
「嘘をついては駄目。ネルのディオンさんを見つめる眼は、それだけではないはずよ」
 クレアの口調が厳しいものとなる。ネルは金色の瞳に見つめられ、身体が侵食されて
いく気配を覚えた。
「わかった、言うよ・・・」
 この状態で嘘を貫き通しても、事態は好転しない。それに遅かれ早かれ、友人には
言っておくべき事柄なのだ。ネルはポツリポツリと語っていった。
「最初あった時から・・・良い印象はもっていたんだよ・・・。それで解らないことが
あったとき・・・、ディオンに訪ねてみたら・・・、丁寧に細かく教えてくれたんだ・・・。
そのうち胸が熱くなり・・・、どんどん大きくなっていって・・・」
「ディオンさんが好きになったのね」
「ああ・・・」
 ネルはコクリとうなずいた。
736めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/29 14:19 ID:HGKQP7JS
「やっぱりそうだったのね・・・」
 クレアの眼が厳しいものとなる。
「許さないわ」
「うっ・・・」
 嫉妬にかられたクレアの表情を見て、ネルは判断する。
「クレア・・・、あんたもディオンのことが好きなのかい?」
 それなら自分を動けなくしたのも合点がいく。恋敵を恐喝してあきらめさせようと
言う魂胆だ。
「悪いけど、こんな脅しに屈する私じゃないよ。それはあんたが一番知ってるはずだよ」
しかし、拷問の訓練を受けているネルには、どうということはなかった。かえって、
ディオンへの思いを強固にする結果となろうとしていた。
「そうね、わたしはあなたのことを一番理解しているつもりよ。いえ、理解したかったの。
この世界で誰よりも・・・、うっ、うぅ・・・」
 クレアの瞳に涙が滲んでくる。そして、嗚咽も漏れてきた。
「クレア・・・?」
 突然の態度の変化に戸惑うネル。そんな彼女にクレアは涙声で問いかける。
「ねえ、ネル。わたし達は幼馴染よね?」
「ああ、そうだよ」
「一緒に遊びながら育ってきたわよね?」
「もちろんだよ、クレアと私は幼いころからの友人じゃないか」
 当たり前のことを尋ねるクレアを怪訝に思いながらも、ネルはなだめるように答える。
これで気が済むなら安いものだ。
「友人・・・、そうね、わたしも最初はその関係が当然だと思っていたわ。でもね、
それだけでは満足できなくなってしまったの」
「どういうことだい・・・?」
「もっと深く・・・、貴女と愛しい関係になりたいの」
 告白と同時に涙がネルの顔にかかった。
「な、なんだってーっ!?」
 あまりにも突然のことに、ネルは人が変わったかのように叫んだ。
737めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/29 14:20 ID:HGKQP7JS
「貴女が好きなの、ライクではなくラブとして・・・」
「んむっ・・・!?」
ネルが何かを言おうとしたときには、クレアの唇が重ねられていた。
「はむ、ん、んふ・・・」
「んんっ、ふ、んぅぅ・・・?」
 そして、舌を入れられ、絡み合う。唇同士から発する淫靡な音が、ネルを動揺させ、
興奮させる。
「んぅぅ、んんん・・・、ぷあっ、はぁっ、綺麗な味・・・」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・、あぁぁ・・・」
 唇の交わりが解かれたころには、ネルはすっかり放心状態になっていた。
「ネル・・・、わたしと一つになりましょう・・・」
 真紅の髪を優しく撫でながら、クレアが耳元で囁く。
「だめだよクレア、私たちは女同士なんだよ・・・」
 上に圧し掛かっているクレアの重みが、服越しに伝わる柔らかい肌の感触が、ネルの
鼓動を大きくさせる。
「あら、アペリス教の教えに、同性愛をしてはならないという決まりはなかったわ」
「けど常識として・・・」
「そう、ならネルに重大な質問を尋ねるわ」
 クレアの顔が真剣なものとなる。
「わたしとディオンさん、どちらが好きなのかを、今ここで言って」
「えっ!?」
 それは、ネルを驚かせるのに十分な言葉だった。しかし、さらに驚愕させる質問が、
クレアの言葉から出る。
738めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/29 14:21 ID:HGKQP7JS
「もし、ディオンさんが好きだというのなら、わたしとは永遠のお別れね」
「な、なんでそうなるんだい!?」
「あら、当然よ。自分のことが好きでもない人を薬で動けなくし、押し倒し、そのうえ
キスまで奪った。これは十分な犯罪行為よ。わたしは逮捕され、釈放された後でも、
どこか遠いところへ強制移動させられるわ。ネルに出会って再び犯罪行為をさせない
ためにね。これで納得かしら」
「それは・・・、一応すじは通ってるけど・・・」
 あまりの告白に、ネルは頭がパニックになる。ただひとついえるのは、クレアと二度と
会えなくなるのだけは避けたいことだった。
「それとも、こんなひどいことをする人には答える義務なんてないの?もっともなことね、
痺れを解いてあげるわ」
 クレアが施術を唱える。そして、ネルに対して発動させる。
「あ・・・」
一瞬ネルの身体が軽くなり、そして自由に動けるように神経が伝達されるようになった。
「さあ、ネルの身体は自由よ。これでわたしを捕まえることができるわ。そして、陛下の
下に連れ出してこう言うのよ。『この下賎な者は私を辱めた、憎むべき犯罪者です。重い
裁きを、出来れば死刑をお願いします』とね」
「そ、そんな・・・」
「さあ、早く捕まえて。わたしはいつでも準備が出来ているわ」
 クレアは力を抜き、瞳を閉じ、ネルにすべてを委ねた。
「う、あ、あぁぁ、クレア・・・」
 ネルの頭の中は、クレアとの思い出がフラッシュバックとなり映し出されていった。
初めて出会った記憶、一緒に食事をした記憶、お互いに励ましあいながら稽古を重ねて
いった記憶、夜更かしをして遊んだ記憶―――。
739めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/29 14:22 ID:HGKQP7JS
「どうしたのネル。ちょっと痛いわ」
 いつの間にか、ネルはクレアの身体を、きつく抱きしめていた。
「ご、ごめん・・・」
「いいのよ、気にしないで」
 クレアがやさしく微笑みかける。この微笑みも、自分の選択しだいで二度と見られなく
なってしまうのだ。
「ク、クレア・・・」
「なに、ネル?」
「これからも一緒にいて欲しいよ、クレアのいない生活なんて考えられないよ・・・」
 これからはクレアのことだけを愛していこうと、ネルは決心した。例え女同士でも、
世の中の道理に反することでも、クレアという存在の前にはどうでもよくなった。
「それはわたしを選んでくれたととらえてもいいのね?」
「ああ・・・、クレア、世界中で誰よりも好きだよ・・・」
 先ほどとは逆に、ネルの眼が滲んでいた。
「ありがとうネル、うれしいわ・・・」
 再び二人の唇が触れ合い、舌が交じり合う。ただし今回はお互いに抱き合い、舌を
貪りあっていた。


今回はここまでです、エッチシーンは後ほど・・・。
740めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/29 23:27 ID:HGKQP7JS
「ねえ、ネル・・・」
キスが終わったあと、クレアはネルの髪の匂いを楽しんでいる。
「なんだい?」
「これからわたしのすることを、すべて受け入れてくれるかしら?」
 キスの後ベッドですることといえば、おのずと答えが絞られてくる。
「ああ、いいよ・・・」
 クレアとひとつになりたい。ネルの思考はそれでいっぱいだった。
「ありがとう、ネル・・・」
 クレアはネルのチューブブラを外し、戦闘服を胸の谷間へ寄せる。その結果、ネルの
二つの膨らみがクレアの視線に見えることとなった。
「クレア、服は脱がせないのかい?」
 てっきり生まれたままの姿にされるのかと思っていたネルは、面食らった。
「脱がせるなんて、とんでもないわ。服を着たままするのがいいのよ」
「だけど、この戦闘服は陛下から頂いた、由緒あるものだよ。その・・・、こんなこと
するときに着ておくものじゃないよ」
「だからいいんじゃないの、背徳感が生まれてもえるわ」
「だけど・・・」
「ネル、さっきわたしのすることを、すべて受け入れることに同意したわよね。あれは
嘘だったの?」
「う・・・、わ、わかったよ、着たままでいいよ・・・」
 ネルは心の中でシーハーツ女王に謝罪した。
741めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/29 23:29 ID:HGKQP7JS
「ありがとうネル、それじゃ始めるわ・・・」
 すでにクレアの身体が火照り、顔が紅潮していた。もう待てないといった面持ちで、
手のひらが、ネルの胸を優しく包み込む。
「ん・・・」
ネルの身体が硬直する。
「これがネルの胸・・・、生で触るネルの胸・・・」
 クレアが恍惚の表情をする。
「引き締まった身体にふさわしい張りのある。でも女性らしく柔らかい胸ね。握った
ときに押し返す弾力が心地いいわ」
「は・・・、ん・・・」
クレアの優しい愛撫に、次第にネルの緊張が解き、身体から余分な力が抜ける。
「このピンクの部分ははどう感じるのかしら」
 ネルの先端の突起物が指で押し付け、転がされ、摘まれる。
「んん・・・、あぁ・・・!」
 すると、見る見るうちに突起物が勃起してくる。
「嬉しい、感じてくれているのね」
 気分が高揚したクレアは、手のひら全体でネルの胸をいじりまわしていく。
「はぁっ、はぁっ・・・」
 ネルの体温が上昇し、息遣いが荒くなる。
「これだけ尖っちゃったら、母乳が出るのかしら」
 試してみるといわんばかりに、それを口に含む。
「ふあっ!?」
 ネルの口から嬌声が発せられる。
「ふふふ、コリコリしていて美味しいわ」
 クレアはネルの乳首を、あるときは舌で転がし、あるときは吸い上げる。むろん、
反対の乳首はいじられているままだ。
「はっ・・・ふっ・・・、乳首が・・・おかしく・・・なって・・・る・・・」
 ネルは親指をしゃぶりながら、うつろな眼で愛撫を受け入れていた。
742めでぃーな ◆bmENcnhPjA :03/11/29 23:30 ID:HGKQP7JS
「ふふっ、いい反応よ、ネル。こっちはどうなっているのかしら?」
 クレアの手がネルの大事な場所に向かってゆく。
「ふあっ・・・!?そこ・・・は・・・!」
 黒パンツ越しに大事な部分を刺激され、ネルの肉体は敏感に反応する。
「あらあら、ちょっと染みているわね。感じやすい体質なのかしら」
 ぷにぷにと指の腹で押して弾力を楽しみながら、クレアはクスクス笑う。そしてその
指を割れ目に沿って擦りつける。
「駄目だよ、クレア・・・そんなにいじら、んっ・・・ないでおくれよぉ・・・」
 ネルの全身に汗が浮かび上がる。筋肉が細かく震え、声に艶が出始めた。
「そろそろ指だけでは物足りなくなってきたわ・・・」
ネルの足が開脚され、クレアの顔が割り込んでくる。
「やっ・・・!は・・・恥ずかしいよ!」
ネルは脚を閉じようとするが、時すでに遅し。
「ネルの水分で変色しているのが良くわかるわ・・・。んんっ、んっ・・・!」
クレアは顔を股間へ埋め、鼻で匂いを思いっきり嗅ぐ。
「ひあっ・・・、クンクンしないでおくれ・・・!」
呼吸が濡れた黒パンツを冷たくし、ひんやりとした感触がネルを襲う。
「ネルの汗臭い匂いが充満しているわ・・・酸っぱくて良い匂い・・・」
「ふああぁ・・・、恥ずかしいよぉ・・・!」
恥ずかしがるネルをよそに、クレアは何度も呼吸を繰り返す。
「ネルの匂い・・・気持ち良い・・・」
「クレアァ・・・、もうやめて・・・おくれ・・・」
 ネルは羞恥心で真っ赤に顔を染め上げていた。
「そんな顔しないで、ネル・・・」
 クレアが微笑を浮かべる。
「もっと虐めたくなっちゃうじゃないの・・・」
 施術を使い、指先に空気の刃を作る。そして、黒パンツの紐の部分を切った。


 以上、出来上がった所まで投下しました。
743もぽえ:03/11/29 23:50 ID:erzgf/QP
テンプレート(?)次スレ時の参考にどうぞ。
ttp://blue.ribbon.to/~yukinone/zinfo/template.html
744名無しさん@ピンキー:03/11/30 00:14 ID:WL2fRRLY
745名無しさん@ピンキー:03/11/30 00:32 ID:KBPSW83X
既に最初からクレアたんの話術にはまってるネルたん
(;´Д`)ハァハァハァハァ/lァ/lァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \アノ \ア ノ \ア
クレアたん上手すぎさすが団長!もう2人の関係からしてサイコー(;゚∀゚)=3
クレアたんの攻めが楽しみ つ、続きを〜!!!
746名無しさん@ピンキー
禁断っテすばらしい!!