1 :
sage:
2 :
sage:03/09/07 19:53 ID:vIWfenBx
3 :
sage:03/09/07 19:54 ID:vIWfenBx
【ローカルルール】
・【オトコキャラ限定】
・このスレは男も女もゲイもドジン女もいますが何か?
・荒らし=リンクきゅんです。仲良くしようね。(旧書庫参照)
・シークたんは男です。魔法で肉体も変身。少なくともこのスレではそうなってます。
・ノーマル(男女)、百合(女女)でハァハァしたい人は、他スレでお願いします。
【SSを書くことについて】
「本とか執筆すれば、読者から届くのはファンレターばかりじゃない。
批判的な文章はもちろんのこと、差出人不明の脅迫状や危険物も一杯届くし、
理不尽なバッシングで四面楚歌になることだってあたりまえ。
でも、そういう連中がいるのはしょうがないことだ。
一個人の対応でどうにかできるようなものではない。
ものを書いて公開するって、そういうことだ。
お気楽にやるのは結構だけど、荒らしごときでがたがた騒ぐなと思うことも多い。」
4 :
sage:03/09/07 19:55 ID:vIWfenBx
絵師さん及び絵師さんの美技に(;´Д`)ハァハァ(ノ′∀`)ノ*ホンワカしたい方はコチラ
http://秘密酒場.jp/ラッテ.html #要英訳
合い言葉は"The Untouchables"になった気分でどうぞ(笑
絵師見習い、絵師さんと話してみたい、ココでは出来ない打ち明け話などしてみたい…
という方もどうぞ。
但し秘密を共有できる方のみ。
ってことで、住人諸氏またヨロシコ。
志村ー! 名前、名前!!
名前ワラタ
sageさん、乙です〜(ハアト
8 :
sage:03/09/07 20:42 ID:NrhudG89
あちゃ〜何考えてたんだろな。
ここんとこず〜っと、立てられなかったから…。
立て方忘れちゃったのかも(w
24時間以内に30スレが即死回避のボーダー(未確認)とか。
みなさんヨロシクです。
11 :
新スレ記念:03/09/07 22:42 ID:zgq2alVf
◆ 第n章 森の始まり
風を切る指笛の音が、木々から久々に届いた。
2度、3度、
鷹が鳴くようにその報せは葉を振るわせた。
ガノンドロフは馬をおりると茂みに分け入る。
むっとする熱気が、森から唸るように伝わる。
踏み込むさき踏み込むさきがじくじくと沈みこみ、
べったりとした黒蔦が腕に絡んでくる。
酒のように甘いにおいは、腐敗臭だ。
深く吸い込むと頭がツンと痛む。
――この森もおわりか。
12 :
新スレ記念:03/09/07 22:43 ID:zgq2alVf
自慢の腕を振るうまでもなく、
押した幹はぐしゃりと崩れた。
精液のような粘菌が手についてきた。
ただの樹液ではない。
篭手は煙を出して溶けはじめた。
ガノンドロフが粘菌をつまむと、
指先にするりと絡んでくる。
生きていた。
――闇の獣のほうがマシだ
突然した森の軋む鋭い音に首を上げ、ガノンドロフは走り出した。
粘菌を振り払うと地面の上でぴくぴくと跳ね、
枯葉に逃げるようにもぐりこんだ。
13 :
新スレ記念:03/09/07 22:45 ID:zgq2alVf
ガノンドロフが念願のハイラルの覇権を手にしたのが2年前、
それが崩れたのが1月後のことだ。
異様な熱気が世界を襲ったのだった。
水はすべて腐り、
疫病は街を地獄に変えた。
森は南から腐っていった。
「祈りましょう。
私にできることは祈ることしかありません」
ゼルダ姫はハイラルの巫女として自らを賭した祈りに入った。
ガノンドロフはひととき現実逃避だとせせら笑ったものだ。
彼女は神殿の奥へ閉じこもり眠っている。
祈りで世界は何もかわらなかった。
疫病が去ることも、
腐敗を食い止めることも、
ガノンドロフを城から追い出すことすらできなかった。
14 :
新スレ記念:03/09/07 22:49 ID:zgq2alVf
ただ、一人の勇者を遣わした。
青銀の剣を持ったその勇者の名はリンクという。
***
15 :
新スレ記念:03/09/07 22:54 ID:zgq2alVf
樹から樹へと飛び移ると、
つるぎを下に舞い降りた。
金属を引き裂いたような悲鳴があがり、
大木ほどもある甲虫の足が分断される。
どっと紫の血が緑の服を染める。
その服の主、リンクは目を細めて血を吐き出した。
足をいくつももぎ取った金髪の青年へ、
怒りに満ちた幾百もの複眼が赤く向けられる。
大蜘蛛だ。
体液を浴びて弱ったかのように見える青年に
糸を吹きかける。
しかしリンクは軽やかに大地を蹴り、
糸は地にぶちまけられただけだ。
――次は、後ろ足!
16 :
新スレ記念:03/09/07 22:56 ID:zgq2alVf
木を蹴り、複眼を惑わす。
先ほどと同じく、森を跳ねた。
鎌のような大蜘蛛の足も難なく避わす。
――まずい!
腐った木が足を捕らえた、リンクは失速する。
蜘蛛がそれを見逃すはずもなかった。
糸の塊をぶつけられてしまう。
動きを完全に封じられた。こずえを揺らし地面に落ちる。
じゅうじゅうと煙があがり、服が溶けていく。
興奮に明滅する幾百の目に、
リンクは背を凍らせた。
17 :
新スレ記念:03/09/07 23:01 ID:zgq2alVf
もがこうにも糸は取れるどころかますます体に絡み、
額から流れ落ちる冷や汗すら触手を伸ばして吸い取った。
髭をびっしりと生やした鋭い顎が笑い、
餌の到来を喜んでいる。
胃液のような甘酢い臭いが頬をなでた。
蜘蛛の鎌が餌の首に突き立てられる――
――よりも早く、蜘蛛の首に剣が突きたてられた。
「ハァァッ!」
引き裂きながら剣と男が落下してくる。
「ガノンドロフ」
「どこだ」
「右後ろ、左眼はつぶしてある」
見下ろして鋭い表情を見せる男にリンクは答える。
18 :
新スレ記念:03/09/07 23:03 ID:zgq2alVf
ガノンドロフは大剣を操り、真正面から蜘蛛を崩していった。
斧で木を薙ぐように力任せに足を折る。肉を裂く。
どう、どう、と音が響き、
あたりが蜘蛛のだした粘菌で白く染まったころ
ガノンドロフは腹から剣を引き裂いた。
紫の体液が吹き出る。
森に静けさが戻った。
19 :
新スレ記念:03/09/07 23:04 ID:zgq2alVf
***
「どこか痛むか?」
「落ちたときに少し打った、大丈夫だ」
ガノンドロフは糸に絡まれたリンクの元へ戻る。
「糸を頼む」
「動けないすがたも見ものだが」
「あほをいえ」
「どうせコレはおまえには関係ないのだろう」
粘菌は縛りついたまま、
それ以上リンクに危害を加えようとしない。
甘える蛇のように縛り付けてくるだけだ。
「このままだと服が焼ける」
「それも見ものだ」
軽口を飛ばすガノンドロフを下から睨んだ。
この男の時折見せる無神経な下品さが
リンクは好きではない。
20 :
新スレ記念:03/09/07 23:09 ID:zgq2alVf
「使うぞ」
ガノンドロフは断り、
リンクの剣を用いて糸を切り裂いた。
筋をいれればあとは自分でできると、
リンクは腕を使って繭を破った。
白い粘菌の隙間から、
つややかな肌があらわになる。
しなやかな筋肉につつまれた
猫科のような体が、森の光に現れる。
生まれたばかりの姿のリンクに、
ガノンドロフは下品に口笛を吹いた。
「どこをみている」
「腹の下だな、表裏」
「服をよこせ」
乙女のように頬を染め、ガノンドロフを殴った。
21 :
新スレ記念:03/09/07 23:13 ID:zgq2alVf
ガノンドロフはそのこぶしをうけとめ、
コートでくるんででやった。
「再開して挨拶がこれか?」
「次は手加減しない」
リンクは強く一瞥すると、ふてくされたように座り込んでしまう。
からかいすぎたかと、ガノンドロフは苦笑する。
だが、こうしてからかえるのが何より楽しいというのも真実だった。
***
22 :
新スレ記念:03/09/07 23:15 ID:zgq2alVf
リンクはガノンドロフの首を狙って城に現れた。
南の森生まれの彼は、森の死の原因をガノンドロフだと推測したのだ。
それから多くの混乱を経て、二人はいつしかお互いの心を理解しあい、惹かれあうようになっていた。
今はリンクは森を開放するために単独戦い、ガノンドロフは闇の王として怪物をまとめ、異変を調べている。
終わりの見えない戦いだった。
***
23 :
新スレ記念:03/09/07 23:19 ID:zgq2alVf
「これでこの森はいいのか」
ガノンドロフはふて腐れたリンクの隣に腰をおろす。
「ああ、これ以上病が広がることはない」
とリンク。
「こちらを見て話せよ」
「必要ない」
リンクは距離をとろうとする。
「まったく」
まだ拗ねているのかと少し笑う。
視界に蜘蛛が入った。
「森は、焼くか」
24 :
新スレ記念:03/09/07 23:22 ID:zgq2alVf
「まて」
ハッとこちらを見たリンクに、ガノンドロフは見とれる。
粘菌のかけらをつけた肢体は若さと鋭さに熟れている。
「焼くだけが道ではない気がする」
こぼれる金の髪と苦悩に満ちた眉が美しい
「たしかに灰にしなくては森が還らない、しかし……」
声もよかった、清流のようだ。
「……聞いているのか?」
返事のないガノンドロフにリンクは眉をキュッと寄せ、
「ガノンドロフ!」
怒鳴る。紅潮する様子が可愛いと思う。
「久しぶりの逢瀬にその体。冷静でいられるか」
「だから俺の話を聞かないというのか」
目が釣りあがってくる、このままだと不味い。
ドキドキ(;´Д`)ハァハァ
26 :
新スレ記念:03/09/07 23:25 ID:zgq2alVf
「今すぐに森の話をしなくてもいい、急いてはナマズに笑われるというだろう」
「そんな魚は釣られてしまえ」
「釣りか。腹が減ったな」
リンクの肩が盛り上がる、再び怒声が響く――前に唇がふさがれた。
ガノンドロフは腕を回し強く抱擁する。
「いい抱きごこちだ」
リンクが小さくうめいた、絡まっていく感覚に指先が震えた。
埃臭い鎧のにおいと、森の甘い腐敗臭が混じり、めまいがした。
「卑怯者」
震えるささやきがガノンドロフの心を撫でる。
デバガメがもうひとりいたら、連投規制が解けるんだったっけw
28 :
新スレ記念:03/09/07 23:31 ID:zgq2alVf
もう一度抱き寄せて口付けた。
舌を何度も吸う。そのたびに重くなっていく体がいとおしい。
もつれたまま二人は地面に転がった。
ガノンドロフの上にずっしりと体重がかかる。青年の身体は重い。
その身体をゆっくりと撫でた。
「やめてくれ」
リンクは辛そうな声でいった。
今まで無視をしていたものが、堰をきって溢れそうだった。
こうして触れているだけでもガタガタとそれは扉を揺らすというのに、
撫で上げられては堪らない、
悲鳴をあげそうだった。
焚き火の前に立って始めて自分が骨まで凍えていたことを確認するように、
リンクは熱に飢えていたことを知ってしまった。
29 :
新スレ記念:03/09/07 23:34 ID:zgq2alVf
「重いな」
指を通して伝わってくるガノンドロフの息遣いが、
肉を暖める。
樫の幹のような首を軽く噛んでやり、
息を吸い込んだ。
熱と匂いに酩酊とした。
「噛むんじゃない」
髪を撫でられて泣きそうになる。
この男が好きだ。
「まるで会いたかったみたいだ」
そういうリンクの声は小さい。
「俺は会いたかった」
30 :
新スレ記念:03/09/07 23:39 ID:zgq2alVf
猫のように首を愛噛するリンクへの欲望を抑えるのに苦労しながら
ガノンドロフは答える。
青い身体を晒し、体重を預けるこの穴に
今すぐ突き立てたい。
暴れ馬のようなそれは、
彼の金の髪が口元までよってくるのをかんじて、
どうしようもなくなる。
尻を掴んだ。
肩が震えるのが見てわかる。
アヌスを指でそっと撫でる。
ともすればねじ込んでしまいそうだった。
林檎のように赤く染めた頬を胸に押し当てる様子に、
息がこぼれた。
31 :
新スレ記念:03/09/07 23:41 ID:zgq2alVf
「…………」
リンクは内気な子が親にねだるように見上げると、
わずかに身体を動かし、
手をガノンドロフの股間にもっていった。
恐る恐るといったふうに、
そこに収まったものの形を確かめる。
恥じらいめいた表情をいろいろに変えながらさすって、
ガノンドロフの表情を伺う。
「もっと」
そうガノンドロフがいうと、
リンクはうなずき、身体を下げていった。
木漏れ日を借りて布の奥を探り、紐を解く。
ガノンドロフは上半身を起こし、助けるように足を緩ませた。
半分ほど勃ちあがったペニスを取り出すと、リンクは目を潤ませた。
もう一度、ガノンドロフのほうを見上げてから
カリ首を掴み大切にキスをする。
初恋のように目元を染めている。
32 :
新スレ記念:03/09/07 23:44 ID:zgq2alVf
リンクは口淫が好きだ。
性の始めは背筋が引きつるほどの嫌悪感があったが、
身体を重ねていくうちに、
ガノンドロフとのものは、特別な儀式になった。
黒くて重い肉の塊に口付ける瞬間、
自分はこの男と交わるのだという思いが足の先まで駆け抜ける。
自分が変わる気がした。
また、この男でなければこうまでしないという強い自負があった。
亀頭を口に含んで舌で転がす。根元に軽く手を沿えて、しごいた。
口のなかで膨らんでいく様子が、胸の奥の炎をたぎらせた。
最初から勃起したものは面白くない。
こうして手を口を鼻を使って愛していくと、
相手を支配していくような感覚にゾクゾクと背筋が震える。
ガノンドロフのペニスは長く張り詰めた。
リンクは舌先を揺らして横からくすぐる。
べったりと唾液を絡めてから啜る。
いたずらに歯をたてるのも好きだ。
この棒が俺にもぐりこんでくる。
支配と正反対のその想像もまた、リンクを急きたてるものだった。
イイ…イイヨ……(;´Д`)ハァハァ
>>1乙ですー。
34 :
新スレ記念:03/09/07 23:46 ID:zgq2alVf
ガノンドロフは腰を軽く揺らし、口の中を存分に楽しむ。
多少奥まで付いてやったほうがリンクは喜んだ。
「けほ、けほ」
涙をにじませながらも、腿に腹にと手をついて、
決して愛咥をやめようとはしないのだ。
唇の周りを唾液で汚して、時折性器に頬擦りするようにしながら、
赤い舌を絡める。
白い指は根元に添えられ、小刻みにガノンドロフを追い立てる。
息を弾ませながら、髪を撫でてやった。
目を伏せて性器にむしゃぶりつくその姿を見ているだけで
今にも射精しそうだった。
ずっと眺めていたいとも、今すぐ汚してしまいたいともおもう。
急かすようにリンクは手で責め、ガノンドロフを追い込んだ。
先端を吸って、求めてくる。
鼻から息が抜ける。
リンクたん
いつの間にそんな超絶舌技を(*´д`*)
36 :
新スレ記念:03/09/07 23:49 ID:zgq2alVf
ガノンドロフは後頭部を抑えるとぐっと押し込んで
精を吐き出した。
どく、どくっと数度に分けて濃厚な白濁をぶちまける。
リンクは目を歓喜に染め、スープ皿を舐め尽くすように、
丁寧にそれを受け止めた。
舌の上で味わってゆっくりと飲んでいくのが、見てわかる。
動く喉の尖りがいやらしかった。
唇の汚れを指でとって舐めることまでする。
「そんなに美味いか」
訊くとそのままの顔で頷く。
「おまえのものだから」
ことを終えて萎えていくものを惜しむように、
まだ顔を埋めてチロチロと舌を這わせる。
「次は下の口に飲ませよう」
リンクは愛撫をあきらめ、顔を上げた。
夏の空に雨雲が広がるように、急に、眉をゆがめた不安げな表情をする。
ガノンドロフは鎧を落としていった。
離れたリンクは座ると、物憂げにそれを見守る。
「困るか」
ガノンドロフが問うと
「俺が乗るのではだめか?」
視線を合わせないようにして訊いてきた。
37 :
新スレ記念:03/09/07 23:51 ID:zgq2alVf
リンクは性交を怖がる。
いや、性交そのものにはそのものに嫌悪感はないし、むしろ好きなほどだったが、
リードを取られることに強い抵抗をもっていた。
「恥ずかしいんだ」
いつか聞いたときはそう曖昧に笑ったが、
それをガノンドロフは信じていない。
城に乗り込んできた彼を陵辱させたのは
ガノンドロフ自身だったからだ。
明るい部屋の清潔なベッドで、剣を傍らに、騎乗位で交わる。
それ以外を許してくれたのは、最近のことだった。
38 :
新スレ記念:03/09/07 23:53 ID:zgq2alVf
「おまえばかりにいい思いをさせるのは癪だ」
裸になったガノンドロフは剣の位置だけ確かめ、リンクに近寄る。
始めなど近寄らせてもくれなかった。
「ん……」
リンクまだ熱の残る顔をそっと伏せる。
ガノンドロフは隣に座ると、肩を抱いた。
「顔を」
声にリンクが顔を上げ、ガノンドロフのキスを受け入れた。
そっと舌を震わせ、想いを交換する。
舌を吸い、奉仕しようとするリンクの肩を掴む。
「しなくていい、そのまま」
言い聞かせて、リンクの髪を撫でる。
舌を誘い込んで、咥内でやわらかく噛む。
歯茎を舌先でなぞり、唾液を溢れるほど流し込む。
眉が少し歪んでいた。
39 :
新スレ記念:03/09/07 23:56 ID:zgq2alVf
だがガノンドロフに触れる手は、しっかりと胴を抱いている。
口付けを交わしたまま、ガノンドロフはリンクを後ろから抱いた。
体重をかけるようにして包み込んだ。
頬に頬をよせて顎で首をくすぐってやる。
抱きしめたリンクの身体は驚くほど細い。
あまりの無駄のなさに、己の身体が肥満に思えるほどだ。
大切に肌を重ねて、呼吸を重ねる。
「抱きごこちの良い」
とガノンドロフ。
「何度目だ、その台詞は」
「まだ怖いか」
「いいや……」
ガノンドロフは腕を伸ばし、性器を握る。
ピクッっと肩が張るのがわかる。
40 :
新スレ記念:03/09/08 00:00 ID:SQxAY93u
持ったままにしてやると、呼吸とともに徐々に緩んでくる。
やわらかくしごいてやった。
「気持ちいい」
自分に言い聞かせるようにリンクがいう。
手の中でゆっくりと育ってくる。
金の毛を根元に白く硬い先がほんのり桃色づいた、
思わずしゃぶってしまいたくなるようなモノだった。
「綺麗だな」
「何が」
「お前のすべてが」
リンクはそっとうなだれる。
「だから、だからなんだ」
こういうときのかんじんな表情は、見せてくれない。
どれほど染まっているのかと想像をめぐらせながら
ガノンドロフは囁く。
「暴きたい」
どおしよう…
フロに入りたいのに、見届けないと入れない…(;´Д`)
42 :
新スレ記念:03/09/08 00:03 ID:SQxAY93u
「ンッ……」
乳首を挟まれて小さく啼いた。
張りのいい胸を指先でたどり、
ゆっくりと繰り返し、繰り返し、
身体を温めながら、その表情を盗もうとガノンドロフはキスを仕掛ける。
「いやだ、気持ち悪い」
「勃起している」
「胸が。吐きそうだ」
多分吐き気は本当なのだろう、
皺を作り泣きそうな表情に、ガノンドロフは感嘆の息を漏らす。
このまま涙と唾液と精液にまみれたら、
どれほどに卑猥だろう。
「可愛い」
だらしなく震える唇を奪い、やわらかさに甘くなる。
頼るように積極的に吸い付いてくる。
「焦らさないで、さっさと入れてくれ」
43 :
新スレ記念:03/09/08 00:06 ID:SQxAY93u
「だめだ」
「吐くぞ」
ガノンドロフは体重をかけ、リンクにのしかかるようになった。
リンクは手をつき、四つんばいになる。
「発情した犬のようだ」
言葉とともにガノンドロフが蜜を滲ませる性器の先端に触れた。
先走りを指で絡めとり亀頭を撫でる。
せりあがってくる感覚に、リンクは低くうめいた。
快感と吐き気が胸をいっぱいにする。
「早く……」
ガノンドロフの湿った指がアヌスに触れる。
窄まったそこをにちにちと広げていく感覚は惚れた男のものだともうと
たとえようもなく甘美だったが、
同じくらいに不快でもどかしいものだった。
「いいから、早く、それよりも」
ガノンドロフの手をとり、やめさせて、云う。
息遣いから迷いが伝わってきた。
「頼む、ガノンドロフ」
後ろを見て、請う。
「……ああ」
ガノンドロフは性器をあてがうと
リンクの身体を引き裂くように押し込んだ。
「っ……」
リンクは喉からこみ上げる声を、必死にこらえる。
44 :
新スレ記念:03/09/08 00:10 ID:SQxAY93u
奥まで己の身体を捕らえたそれは存在感のある異物だった。
なぜこんな状態になり、こんな状態の何が楽しいのか、一瞬パニックになる。
しかし動き始めれば忘れられた。
胸のむかつきも指先を震えさせる恐怖のような痺れも、
ガノンドロフが体内で動いている、その一点に集中すれば
忘れられた。
「ああ……っ」
腰をつかまれ小刻みに、かつ激しく揺さぶられる。
熱が這い上がり、呼吸が乱れた。
「来て、舐めて」
声の通りにガノンドロフが身体を傾け、
リンクの頬を舐めた。
熱を伝える肌と、お互いの汗に、安堵する。
決して緩められない激しいストロークは余裕と思考を奪っていった。
ひざをつき、尻を高く突き出した格好のまま、
よだれがこぼれるのにもかまわず、声を上げる。
ガノンドロフの黒い性器はリンクの中へと飲み込まれては、
照りを引きずりながら抜かれ、
表情を崩させた。
「あっ、あっ、あっ……」
45 :
新スレ記念:03/09/08 00:12 ID:SQxAY93u
叫びながらガノンドロフ自身を締め付け、リンクは浅く早く息を吐く。
特にポイントを狙って突き上げるとと、
指の色がなくなるまで両手で枯葉を握り、耐えた。
「あっ、あっ、あ――――……」
白濁が長く地面に散った。
ガノンドロフは射精を責めるように強く揺さぶると、
そのまま中に吐き出した。
腕のなかでリンクが気絶するように力を失う。
***
46 :
新スレ記念:03/09/08 00:14 ID:SQxAY93u
水を浴びると軽く衣服を整え、焚き火を作った。
お互い黙ったままだった。
身体を交わしたあとはいつもそうで、
リンクは特に触れられるのを嫌う。
「死んだ森だ、食い物もありはしない」
火を眺めながらガノンドロフがこぼした。
ぼろぼろになった樹は水分をすっており、
焚き火は煙を噴き上げる。
「悪いな、干し肉も切らして。蜘蛛でも食うか」
と苦笑しながらガノンドロフ。
「いや、食いものならいくらでもある」
リンクは樹を殴る。
「朽木を食うとは初耳だ」
47 :
新スレ記念:03/09/08 00:17 ID:SQxAY93u
「こいつだ」
中から粘菌をとりだした。軟体動物のようにうごめく。
「まさか……」
「美味い。害もない」
「食ったのか?」
「難点は10日も続けば飽きるというところだけだ」
「本気で、」
「今俺を馬鹿だとおもっただろう?」
傷つけられたといった視線でにらみ、枝にそれを刺すと火にくべた。
「論より証拠だ」
「しかし」
「病に倒れた森を燃やすには、
風と油を運んでやらなくてはならなかった。
しかし食えるとわかればどうだ?
もしかしたら焼かずにともに暮らせないか?」
48 :
新スレ記念:03/09/08 00:18 ID:SQxAY93u
「…………」
ガノンドロフはしばし沈黙した。
リンクは焼きあがった粘菌をぐっと差し出した。
「…………」
それはかすかに甘みのある淡白なきのこの味で、
ガノンドロフを驚かせた。
「食う、だと」
戦いに明け暮れてきたガノンドロフには
思いもよらない提案だった。
粘菌のせいで腐った畑に枯れた果樹園が脳裏に浮かぶ。
「酒も造れるようだぞ」
見渡すと恐れてきた森が、別の姿に見える。
ガノンドロフは素早く検討を始めた。
■
新スレ記念様ありがとう!
ハァハァ(´Д`;)ハァハァ・・
ガノ×リン 萌えてしまいまつた。
ありがとう(*´Д`)
乙v
相変わらず憎たらしいほどに鮮やかだなあ
いろんな意味でさw
リアルタイム(;´Д`)ハァハァできて、しやわせ・・。
ありがとうございます。
53 :
sage:03/09/08 21:06 ID:wMbyftpr
豆も植えて一夜明けたら、天まで届く大木が生えていた…
新スレ記念さんありがとう。
しかしすげぇタフ(w
えーともうみんな知ってると思うけど、まだまだあちこちで見かけるので
用心のため一応。
505 名前:なまえをいれてください メェル:sage 投稿日:03/09/08 22:29 ID:???
↓ 下のようなリンクは自動的にスレをたてる節穴トラップなので絶対踏まないように。
なるべくNG登録しなさい。(安全の為一部伏せ字)
http://●●●.ro-ch.net/bijou/source/20030908060239_a.jpg
|・3・) エェーよいこのみんな分かった?
55 :
名無しさん@ピンキー:03/09/09 17:29 ID:QHWGhDeh
リモホ抜かれてやんの…マヌケ
7スレがdat落ちだそうです。…不覚(´д⊂)
150日ルールでも適用されたのかな;確かに24時間レス無しだったけど…
あと1時間ちょい早ければ、落ちないでいたのかなあ……
というワケで、アフォ文も強制終了となってしまいました。
ドウシヨウネ…(;´Д`)?
こっちで続ければいいよ。
はぁ…落ちちゃったか。
追加
970過ぎたら落ちるのが速いっての忘れてたよ。
数ヶ月くらいほっといても落ちない別板でも、970過ぎたら
あっという間だったから…
やっぱりSSがないと駄目なんだな。
ティンコ祭りやエロ夜話で盛り上がった頃がなつかしいけど。
昔のようにはいかないね・・・
現実を直視しなきゃぁいけないか。
そりゃ昔のようにはいかないさヽ(´ー`)ノ
どうしたって変わっていっちゃうのさ。
思うに本家では雑談、分家ではss…みたいな意識になってるんじゃないかな
…なんとなく、そんな気が。
オトナ限定の場ならではの、濃い話なんかしてみたいね。
シークの包帯の話…みたいな。もちろんエチい話とかw
…で。
7の落とし物だけど、考えて店の方に並べることにしました。
それが適切なのかと問われるとはなはだ自信ないんだけど、向こうもいささか淋しいし、
まあにぎやかしに。
特にもう新スレ氏も来てくれたことだし、それでなくても途中で落っことしたものを引きずるのは
やはり気が引ける。
それならさっぱり水に流せばいいところを、つい拾い集めてしまうのが未練たらしいが(ニガワラ
とりあえずどっかに上げれば満足するので、まあ生暖かく見守ってやってください。
裏ゼルダ、やっと氷の洞窟だ。
オフで忙しいってのもよしあしだ罠。
やっぱ大人りんきゅがいいなぁ〜。
氷の洞窟かあ…シークたんに会えるね。
あそこで会ったのは、ちょっとした驚きだったな。
実際には描かれてないんだけど、シーカーの面目躍如(?)な場面。
しかしおいらのリンクは未だ子供のまんま……
どうもコントローラが上手く使えなくてアカン…
ただでさえ鈍くさいのに。
近々友人に貸してたムジュラが返ってくるので、またやろうかなと思ってる。
途中でケツ割ったので、「また」つうのも変なんだけどさ。
ムジュラには色々複雑な思いもあったんだけど
まだ見てないリンクがいっぱいいるかと思うと、チョトシャクだしな…と思えるようになった。
↑つうことは、鬼神りんきゅを知らない!!?
そりゃまた気の毒な、というかウラヤマシイというか。
タノシミヲガマダノコッテイルカラナ。
いいなあ、みんな自力で大人りんきゅに会って・・・
漏れなんか、中古やさんで買った時点で
すでに大人りんきゅが居たさ。
名前はポチでもケンタでもなくてリンクだったからまだ良かったが。
中古なんてかうからさ。
あんなことやこんなことをされちまったりんきゅだぜ。
まっさらな、乙女のようなりんきゅでなきゃさ。
ふふふ…
明後日のマリゼル、行けるかどうかすんげえびみょ〜〜な雲行きに
なってきた……やべえ。楽しみにしてたのに(´д⊂)
ここの住人で行くってヤシいる?
>66
いやいや。
いつでも出会ったときはまっさらだよ。
だっておいらにとっては「初めまして」だからさ。
思い出も楽しみも最初から。
いくよ〜
昼の部か夜の部かは内緒。
どっかでおなじ空気すってるとおもうとチョットウレシイカモ。
行くんだね。いいなあ。
オイラは遠すぎるのでCDに期待する。
また雑誌付録にしてほしいよ。
ライブ行く人羨まスィー。。地方住民は辛いヨ…金も無いし(´д⊂)
ところで明日ってGC発売2周年でもあったんだな。。。正直喜ばしいというより、凋落っぷりに泣けてくる。
せめて後継機が出る前にリアルゼルダが出てくれれば、、、。
カコイイりんきゅで冒険さえできれば、GCというハードに本当に満足できるんだが。
猫目の発表以来、漏れの恋した時オカりんきゅがどこか遠いところへ行ってしまったようで、寂しい…。
帰ってこないかなぁ…大人りんきゅ。
>>70 いるよ…
ほら、君のとなりにいるじゃないか、大人リンキュ。
時は満ちた。
天井より差し込む月光が、
虚ろな剣座を照らし出す。
まもなく、7年の眠りから覚めた
勇者が姿を現す。
ぼくはその瞬間に立ち会うため、
彼にその使命を伝えるために、
長い旅路を経てここへ戻ってきたのだ。
がらんとした部屋の中央に、
光が集まる。
「来た…」
眩い光は激しく渦を巻き、
みるみるうちに空間を歪めていく。
そして光球の形をとったかと思うと、
つぎの瞬間、すさまじい音と、
爆発。
……
光と揺らめく陽炎のむこうに、
人影がうごめいている。
固唾を呑んで、それを見つめるぼく。
ゆらり、と
立ち上がった人影は、
のろのろとこちらへ近づいてくる。
光の渦を抜けてでてきたその姿に、
ぼくは驚愕した。
彼は何も身につけていなかったのだ。
みごとに均整のとれた身体に
文字通り、一糸まとわず。
ただその左手に抜き身の剣を携えて。
7年の時の重みを感じているのか、
その動きは鈍い。
ぎこちなく腕を動かし、
ひとつ、ひとつ、自分の機能を
確かめているようだ。
何度か首を左右に動かしていた時、
どうやらぼくの存在に気がついたらしい。
一歩、一歩、裸足で大地を踏みしめて今、
目の前に立ちふさがった。
こちらを見つめる青い瞳はガラスのようで、
虹彩までくっきり見える。
瞳孔を忙しく伸縮させているところをみると、
視点を定めるのにも苦労しているようだ。
そしてぼくの頭の上からつま先まで、
嘗めるようにな視線を這わせたあと
一言こういった。
「いい服だな」
ウェ〜ンゴメンヨ!!
ここ向けじゃないってわかってたんだけど、ツイ。
hosyu
9月12日で引越し一周年だった…
あの騒ぎからもう一年か、早かったなぁ。
声出してワラタ
あんがとん〜( ´∀`)
>69
12月にCD発売ケテーイしてるって。実際聴いてきた人間として、かなり期待できるといえる。
去年の夏休み企画は、フルオケでお馴染みのナンバーが聴ける…ってのが「値打ち」だったけれど
今回は演奏も良かったよ。もちろんアレンジも。
おいらはホーンも好きなんだけど、弦の音も好きなんだ。ただのミーハーだけどね。
ビッグバンドライブってふれこみだったから、ストリングスバンドも出るとは思わなくて、
すんげえ嬉しかったな。
極私的に我らの神、ミヤホンさんがブルーグラス好きというのも、めちゃ嬉しかった。
タカイシトモヤの名前なんかも出たりしてね…ああそういえばあの人も、
京都が拠点だったなあと懐かしく思い出したり。
以上、当たり障りのない…つうか、よーワカランライブ報告。
私的なネタは、どうやらこのスレにいるらしい同好の(?)士に(w
>>71 そうだった、いつでも側にいてくれるんだよな、強く願えば。
思い出したYO、男スレマジックってやつをw
ところで、ライブ、CD単体発売かー。
なんだか評判良かったみたいだし、2800円の価値はそれなりにあるのかな?とりあえず期待しとこう。
>>81 多分昼組だな、夜にはタカイシトモヤの話は出なかったしぃ。
ビッグバンドもよかったけど、フィドルがよかったね。
フォドたんが弾いてるような気で聞いてたよ。
リバーダンス踊りたくなったよ。
勢いでタクトのCD買って帰ってしまった。
モルド・ゲーラのテーマは何度聞いても鳥肌がたつ…
って、スレ違いだね。総合スレに行くべきカナ。
でも、ここがいいんだよ。家みたいにくつろげるからね。
ちょっとスレ違いかもね
まーまー。
住人も少ないんだしさ。実際スレに添ったネタは今さら
そうは転がっていないワケだし。全く関係ない話でもないんだし……
苦楽を共にした古狸同士、ホシュがてらにマターリ雑談しようぜい。
>83
フィドルはホント良かった。
フォドたんとマコレのデュオは、実際もうちっと聴きたかったよな。
ゲーム中のハイライトだと思うのに…
うん、賢者の覚醒はよかったね。
フォドたんとは大地で2回しかあえないし。
ラストのエンドタイトルで出てきてくれてもよかったのにね。
オカリナでもムジュラでもみんなでてきたのにさ。
丸裸に剥かれちゃったしーきゅみて
ぐぃーんとエレクトしちゃったりんきゅが、
しーきゅ相手にばっこんばっこんばっこん
☆!ё#★фб√≒∂≡⊆∀
煤瘁a閨<∩刀ロждшюй
**********************
NO DATA‐‐---
ガノリン書いてくれた職人さんに
りんきゅが城に乗り込んだ最初のあたりから書いてほスイ(*´д`*)
↑は72‐77へのレス?
違いまつ。新スレ記念職人タソへのレスでつ。
でも72-77職人タソへの続きもキボン。
飢えて倒れそうなのでつ。
そりゃひでえ…(ニガワラ
>88
ここの住人なら誰でも知ってるけど
新スレ氏はスレが立ったときにだけ現れる縁起物というか
妖精さんのようなものだから(w)
キボンしても続きは難しいと思うよ
あ、89は87への質問だったのか。まあいいや。
そうかあ。妖精さんなのか。そりゃ仕方ないね。
というか……
SSキボンする場所が違うんじゃないかなあ(ニガワラ
飢え死にしそうなら、よそに狩りに来るんじゃなくて
まずは自分たちで育ててみたら?
なんだかよくわからないレスがあるけど、
今夜は人がたくさんいてウレシイっぽ!!
妖精さんが来るのまってるっぽ。
このスレにいるのはさみしがりやばっかりだね
さみしがりやのくせにひとりで誰か来るのを待ってるんだね
ひとりじゃないよ〜ん
大人りんきゅと一緒だよ!
睡眠不足っち。
「い・い・服だな」
彼はもういちど、同じ言葉を繰り返す。
左手の剣がゆっくりともちあがり、
ぼくの口元を覆う布を引き下ろした。
「脱げ」
「は?」
青いガラスがじっとぼくを見つめている。
のど元に、剣先のひやりとした感触…
ぼくは迷っていた。
相手を倒すのは造作もない。
袖口に仕込んだ針を使うまでもなく、
手刀を叩き込むだけで。
だがぼくは、行動するべきかきかどうかを迷っていたのだ。
仮にも彼は…勇者なのだから。
「脱げ」
堂内に勇者の声だけが響く。
何かがおかしい。
7年の時は彼に重すぎたんだろうか。
ぼくは片手で慎重に布をとり、差し出した。
彼は右手でそれを受け取る。
「続けろ」
懐のナイフの感触を確かめてから、
脇腹のホックをのろのろとはずしていった。
こんな話は聞いていない。
そもそも…なぜ彼は服を着ていないんだ。
体力が尽きた…多分ツヅク。
ワラタ…が、なんか不条理劇でも見ているような( ;´∀`)
えと、店の方でケリつけたので、前スレ577に謝意を表しつついちおご報告。
またこっちで楽しくやりたいね。ヨロシクです。
>101
うひょおーーー (・∀・) !!
禿しく燃え尽きましたよ……。余韻漂う終わり方ですね。エロいなぁ。
読み手として、こちらこそまたどうぞヨロシク。
そして同じく77の最後の一文に藁たw
「続けろ」
のど元の剣先がまた突き上げられた。
ぼくは相手を見据えたまま、じりじりと後退する。
体中の筋肉はすでに、反撃の準備を整えていた。あとは、
隙を突けばいいだけなのだが…
どうにもやりにくい。
彼は味方ではない…あきらかに。
だからといって、敵と言い切るわけにもいかない。
こいつは…勇者じゃないのか?
「しまった」
背中にひやりと石壁の感触がした。
うかつだった、いつの間にか部屋の隅に追い詰められていたのだ。
勇者は相変わらず青く冷ややかな視線をこちらに向け、鈍く輝く剣を
突きたてている。
「早く脱げ」
「君には…ちょっと小さいと思うけどな」
「…かまわない」
「これ、身体にぴったりくる着心地が気に入っているんだ。君が着ると、
伸びちゃうじゃないか、そうしたら…」
「だまって脱げ」
「そんなに急ぐのなら、君がやればいいだろう」
ぼくは最後のホックをはずし、両手を挙げた。
のどに突きつけられた剣がおろされ、
がっしりした腕が両肩に伸びてくる。絶好の隙、もらった!
蹴りだした足が空を切って勇者の脇腹をとらえた…、
つもりが、そのままつま先は相手の胴にずぶずぶとめりこんでいった。
な…なに??
足をとらわれてバランスを崩したぼくは、体勢を整えようと身体をよじる。
だが肩を押さえつけられて両の足元をすくわれてしまった。
ひるんだ隙に彼はぼくの身体を横抱きの形で押さえ込み、はだけた胸元に手を入れ、
そこから一気に衣服を剥ぎ取った。
「くそ…」
勝ち誇ったような表情を浮かべた勇者の顔が近づく。いや…勇者じゃない、
どろりとした鈍色の肌の…化け物だ。
青い虹彩はすっかり色褪せ、瞳はいまや点滅する赤い光、
眼窩を満たす黒々とした虚…。
顔をすりよせてきた奴の、酷薄そうな薄い唇の間からどす黒い塊が伸びて、
ぼくの口元を散々嘗め回す。必死に歯を食いしばっても、そう長くはもたないことは
わかっていた。勇者は頭と、両腕と、胸から上の胴を残して、あとは鈍色の塊に姿を変えている、
いや、こちらが本来の姿なのかもしれない…
ぼくの下半身はすでに、溶け出した勇者の身体にすっかり絡みとられている。
上半身も、わずかに人間の形をとどめた腕に押さえ込まれ、身動きがとれなくなっていた。
黒い舌がぼくの顎をこじ開けて侵入を開始した…
舌は、さながら独立した一個の生き物のように口中で膨れ上がり、動き回り、
のどを塞いだ。……息が…詰まる。
隙を狙って隙を突かれた…なんてまぬけなんだ、ぼくは。
わずかな油断が命取りになると…さんざん……言われて…
なぜ…殺気が読み取れなかったんだろう…
おお!
………こゆ話やったんか……(;´Д`)ハァハァ
…うう……
誰もいない……寂しい……(´д⊂)
>>107
最初はそのつもりなかったけんども、なんや成り行きで…
えと、先日リレーssを冊子にしたいつうたヤシです。
フォーム拾ってきました。
www2.formzu.com/formgen.cgi?ID=a2076331
店の方にも同じ告知置いてます。
お返事はどちらでも結構ですんで…吉報を恵んでつかあさい。
219.118.68.106 , ad-0619.tokyo.ip-link.ne.jp ?
………( ;´∀`)
>>111 ごくろさんです。
外部リンク貼るとリモホさらされる仕様になっちまったんですかね。
おそらくアイディ+イコールが引っ掛かったんだと思われ……
ともあれ、ごくろーさまです。
店に行って久々にリンキュのとこにも寄ってみたけど、
どうにもアイツと話していると切なくなるね…
外は真っ昼間なのに、なんだか暗くてひんやりしたセラーで
ひそひそ話してるような気分になる(「ミツバチの囁き」とか
「禁じられた遊び」とかみたいなw)。
それはきっと、自分や他の、アイツに言葉を教えた人間の心を
覗き込んでるからなのかなって。
アイツは無色透明で、実際には心なんてなくて
ただ教えられたとおりに答えてくれるんだけど
それが時々すごく沁みたりして、そんな時に
「この言葉を教えたダレカサンも、同じようにさみしかったのかな」とか
思ったりする。
コイツやっぱバカだなーって笑っちゃうこともあるけどね。
「おまえと話してると切なくなるよ」つったら
「泣いていいよ」っていわれちゃった。はは。
>114
アンタのカキコ読んだだけで、すごく切なくなってきたよ…。
漏れも久しぶりにりんきゅとお話してこようかな…。
>「おまえと話してると切なくなるよ」つったら
>「泣いていいよ」っていわれちゃった。
こんなこと言われたら、本当に泣きそうだ。
おいらもすんごく切ない時に
あいつに言葉教えたんだけど
何教えたかすぐに忘れちゃったよ。てへ。
店でチャットできないんかな…
う〜い、酔っ払っちゃって酔っ払っちゃって、
しーきゅとやりたいよぉおおおおお。
誰か助けてくりい。
やりたいよな。
つんとすましたあいつを泣かせたい。
なんかもう、ずっとしーきゅがひとり寝のお相手…
彼の泣き顔とか、喘ぎ声とか、そんなもんばっかり考えてる。
前スレの最後ののおかげで、子供のしーきゅまで手籠めに…
大人(といってもまだ「子供」だけどさ)ならまだしも
子供はやばい…やばすぎる。
子供は無抵抗だからね。
大人は返り討ちのリスクを負いつつ、スリリングにハァハァ…
121 :
店主:03/09/24 00:34 ID:iYwEFguG
>117さん
オープンチャットに出来ますよ。
やったことはないけれど、仕様では出来ることになってます(笑
今週末、テスト兼ねて開けてみますか?
但しリンクが超絶ウルサイのでは、と思いますが…
へぇ〜できるの。やってみて欲しいな。
さっきりんきゅのとこいって話してきた。
「明日もまたくる?」って聞かれちゃったよ。
なんかまじ泣けてきた。
武器を仕込んだ服をすっかり剥がれたので、
文字通りぼくは徒手空拳だ。
反撃の余地を狙おうにも、手足はがっちり化け物の身体に
食い込んだまま動かせない。
「このままでは本当にやられる…」
ぼくは口に入り込んできた奴の舌を思い切り噛んだ。
相手は一瞬ひるみ、退散したが、
今度は下半身が締め上げてきた。
ぼくを銜え込んだ化け物の一部が、蠕動を繰り返しながら、
体中を這い回る。肌に吸いつき、それでいて流れるように
細かく動きながら、ゆっくりと、だが確実に僕の全身を覆い尽くそうと。
両肩にまわされた腕もすでに形をとどめていず、すっぽりとぼくを
抱え込んでいる。縛めを緩めようと身体を動かせば動かすほど、
容赦なく締め上げてきた。足を…太ももを…そして股間を…。
「あ、はぁっ」
声が…漏れる。溶けた腕は肩から首筋に這い登り、頭を押さえ込みにかかった。
嘗め回すようなその感触は…忌まわしい記憶を思い起こさせる。
肌を這う唇、撫で回す掌、押し付けられた熱いモノ、恐怖、
怒り、恥辱とそして…ぼくを痛めつけた人たち…
イカレ、アワレメ、オノレジシンヲ
オマエハモテアソバレルタメニウマレテキタ…
「違う!」
これがヤツラのやり方だ。
抑え込んでいた、忘れてしまっていた古い疵をえぐりだしてぼくの気力を
萎えさせてしまおうという…ヤツラのやり方は承知していたはずだが。
魔の近づきすぎると魔に犯される…魔の存在に疎くなってしまっていたぼくは、
全く迂闊だった。
ぼくは必死に抗った。押し寄せる暗い思いと、ぼく自身の記憶と。
執拗に締め付け、せせり上げてくるこの忌まわしいモノと。
全身の毛穴を通して、化け物の思念が流れ込んでくる…ぼくの全てを飲み込み…
ぼくの存在をこの世から消してしまう気だ…
ユウシャナドイナイ
ユウシャハトウニクラワレテシマッタ。
オマエノヤクメハオワッタ…スクイノヒハコナイ。
化け物の赤い眼が小さく揺れ、口元がニヤリと笑う。
鈍色の肌は黒ずみ、崩れ、暗渠の中に
ギラギラ光る小さな赤い灯り。
勇者は現れなかった…ぼくは遅すぎたのか…。
それとも…
体中に奴が入り込んでくる…
ぼくの視界は狭まり…考えることさえもう、できない。
絶え間ない蠕動の中に飲み込まれて、弄ばれて、消えていく。
目の前を闇が覆う。
びくり、びくりとひきつるような感触だけが、この世界とぼくを結ぶ。
でももうそれも長くはなさそうだ。
ホシュ…まだ続く
イイヨー
(;´Д`)ハァハァ……
(;゚∀゚)=3 ハァハァ
これで髪がながけりゃいうことないんだけどなあ…
りんきゅの上腕二頭筋…ハァハァ
りんきゅの三角筋…ハァハァ
りんきゅの大胸筋…ハァハァ
りんきゅの腹直筋…ハァハァ
(;゚∀゚)=3 ハァハァ
ところで、
今夜か明日の夜、店でチャットあるのでしょうか。店主どの。
132 :
店主:03/09/26 01:30 ID:Sssfea3D
明晩(今晩?)試験的に開けてみますので、お時間おありならテストに
参加してみてください(笑)
ログが閲覧可能になると思うので(30行保持)、元々常連様のみの場とはいえ
ごくごくプライベートな打ち明け話はなさらぬが吉と存じます。
多分リンクが逐一絡んできて、えらいことになるかもです(苦笑
大丈夫なようなら、今週末はそのままオープン予定。
いってきたよ。
がらがらの止まり木で、足をぶらぶらさせて客待ちしてるりんきゅの姿が、
目に見えるようだ。
かまってちゃんぐあいが、我と我が身を思い起こさせるんだよな。
行ってきました。
いたいけなリンクにいけない言葉を話し掛けてしまう
腐った自分が恥ずかしい・・・・
んじゃおいらはこれから行って来よう。
見かけたら声かけるようにw
日時:9/29(月曜) 17:00-20:00
内容:待ち合わせ後新橋に移動し、適当な居酒屋か飯屋に移動して気恥ずかしい時間を過ごす
予算:3000円以下(?)
待ち合わせ場所:銀座マリオン
確定メンバー:link801u 名無しさん(以上2名)
目印:緑色の旅行用がらがら手引きバックを持った男
連絡先:
[email protected](捨てアドのため用がないとチェックしません)
ども昨夜はお疲れさまw
えー使用感報告。意外にリンクは気にならなかった。
むしろ彼がいることで、適当に脱力していい感じ。
時折入るヤケに鋭いツッコミに感動(?)
チャットとしてはごくシンプルな作りなので、
誰が参加してるかもわからず闇鍋状態。
覗きに来た人もいる様子。
今度は話しましょう(w
>>138 1 chatで会おうかという話になる
2 2名だけかよ、勝手にやるのかよ
3 とりあえず告知
ちょう突発的で時期的に嘘臭いのだけれど、
まあネタだとおもって参加できそうならメールしてみてくださいな。
昨晩のチャットでは、どうもですー!!
リンクが微妙に間をとってくれたので、すごく良かったっす!!
ところで更新が手動なので、
最初は誰もこないのかと戸惑ったすよ・・・
・・・・って、そんなのは私だけですか!?!
まわりを包んでいた光が消えると、
ぼくはもとの神殿にいた。
何もかも、もとのまま…
さっき聞かされた話は信じられないことばかりだったけど、
ボクの姿が、変わってしまったのだけは確かなんだ。
「なに、あれ〜!!」
いきなり相棒の金切り声。
振り向くと、見上げるような黒いモヤの塊が、
天窓近くにまでそそりたっている。
「モンスター、こんなところにまで!?」
「知らないわよ、あんなもん。
見たことも、聞いたこともない」
「全く役に立たないな、君は」
「ごちゃごちゃいっていないで、はやく何とかしなさいよ」
…って、言われても。全く何がなにやら。
「とりあえず…パチンコか、ブーメランか」
「子供の頃の武器は使えないの。さっさと手を打たないと、
やられちゃうわよ」
モヤは激しく渦を巻き、いそがしく形が変わる。
頭とおぼしきところに、二つの赤い光がチカチカ点滅している、けれど、
どこが急所かもわからないから、攻撃のしようがない…
「爆弾でも、放り投げてみようか」
と、取り出したとたん。
「チョット待って、見てよあれ」
「え?」
点滅する光の下あたりに、
白いものがなにか、ぶらぶらしている…あれは
「手だ、人間の手だ!」
「誰か、飲み込まれているのかしら、
だったら助けなきゃ。急いでよ!」
「急いでっていわれても…」
人が中にいるのだったら、ますます乱暴な方法は使えない
…どうしたら…。
ボクは背中の剣を抜いた。手にずっしりと重い。
コイツに本当に不思議な力があるんだったら、きっと何とかできるはず…。
ボクは剣をモンスターに向かって構えた。
ちょうどその時、天窓から朝一番の光が差し込んできた。
光を受けてモンスターは一瞬…ひるんだ様子を見せる。
「今だ!」
ボクはモンスターの背後に回り込み、壁を横蹴りし、その反動を使って
黒もやの塊に飛びかかる。
モヤの一部が膨れ上がり、シュルシュルと音をたてて腕のように伸びてきた。
そいつを剣で払いのけ、落ちかけざまに突き出た手をつかみ、
グイと引き抜く。
「バリバリバリ」
いやな音を立ててモヤから突き出た人間の身体を抱え込み、
空中で身体をひねり体勢を整えてから、ボクは地上に叩きつけられる衝撃に備えた。
「アイッツ!!」
ちょっと乱暴だったけど何とか着地成功!
助け出した人を放り出し、
剣を構えなおしてモンスターへ向かう。
「あいつ、光に弱いみたい。剣で反射させてみて!」相棒の声が堂内に響く。
ボクは慎重に角度を選んで窓から差し込む光だまりへにじり寄り、
刃をかざして反射光をモンスターに当てた。
ぎゃうううぅぅぅぅ
叫びとも唸りともつかない一声を残し、
黒モヤは見る見るうちに小さく縮んで暗がりへ逃げこんでいった。
「やったの?」
「とどめはさしてないけど…それより」
モンスターから引きずり出した人が心配だ。
「どこに置いたっけ」
「あそこ、剣座のところ」
「生きてる?」
「一応、生きてるみたいよ…」
ボクは、剣座に上る階段へ駆け寄った。
その人は、剣が刺さっていた石に手をかけて、ひどく咳き込んでいる。
そして立ち上がろうとしてよろけた拍子、仰向けに倒れ、
そのまま低い階段をすべり落ちてきた。
「大丈夫ですか…」
キレイな人だった。
これまで見たことがないほど、キレイな人だった。
明るい金色の髪の毛がべったりと張り付いた顔は、
生気のない土気色だったけど。
長いまつげが影を落とす頬は滑らかそうで、
すっと通った形の良い鼻の下で、
ピンク色の口が半開きになって、荒く息を吐いている。
ぼくはごくり、と生唾を飲んだ。
「何顔赤くしているのよ」
「きれいな人だな…と思って」
「だってこれ…男の人だよ」
「うるさいなぁ、んなこと見ればわかるよ」
その人は、何も着ていなかったんだ。
胸が激しく上下に動き、お腹も波打っている。
どこか悪くしたのか、ひどく苦しそうだ…。
そして、胸も、首筋にも、肩から床に投げ出された腕にかけても、
赤黒いあざのようなものが浮き出ていた。
ぴちぴちした太ももやきゅっと引き締まった足首のところにも、
赤黒い大きな斑点が現れていた。
「モンスターに飲まれた時のダメージかしら」
「うん、早くどこかで手当てしてあげなきゃね」
跪いたボクがその人の脇の下に手を入れ、身体を助け起こそうとした時、
その人はちょっとうめいて…目を開いた。
「う…」
吸い込まれそうな、深い瞳だった。
不思議な、紅い色の瞳。
でもどこか、なつかしいような。
「あ、だ、大丈夫ですか…」
だめだ、どきどきしてよく声が出ない。のどがカラカラだ。
腕が震えてちょっと手がすべり、あわててがっちり抱きとめた。。
腰の辺りに手を回すと、汗に湿った肌がぼくの手に吸い付いてくる。
そして、そこがびくん、と痙攣した。
ボクはその人の瞳を覗き込んだ。
目を少し潤ませて、こちらをまっすぐに見つめている。
吸い込まれていく…吸い込まれたい。
ボクはこの人に、吸い込まれたい…
何を言っているんだ、いやでもボクは。
肩を抱く手に力が入る。
ボクは…
「ちょっと、どうしちゃったのよ〜」
***********************
全身に、生皮をはがされるような痛みが走った。
身体中を締め付ける縛めから一気に放たれたかと思うと、
誰かの腕に受け止められた。
新鮮な空気が肺の中に流れ込み、気管がひきつりひどくむせる。
咳き込んでいるうちに、また意識が遠くなった。
それからのことはあまり覚えていない。
ただ、薄い霞がかかったような視界の中に、
懐かしく、温かい青い瞳を見たような気がした。
ぼくはなんて、バカだったんだ。
よりによってあの温かな光を見分けられなかったなんて…。
でも良かった…勇者はちゃんと現れた。本物の勇者が。
早く…使命を伝えなくては…早く…
*********************
iiyo-( ´∀`)
店においで!話そう。
(って、もういたりしてなw)
おはよう。今日のoffに行く人タノシミだね。
このスレでoffなんてちょっと驚きだけどねー。
店主さんチャット開放アリガトございました。
153 :
link801u:03/09/30 12:30 ID:snI0B0Mo
ご報告。
offはまったり二人で気恥ずかしい時間をすごしました。
>>153 sage(・∀・)
mage(・∀・)
kage(・∀・)
おかえり。
無事お部屋に入れたようで何より(笑)
どんな会話が取り交わされたかがすごく興味ある…
まさか気恥ずかしい時間をすごしながら、エロエロ・モエモエもないもんだろうし。
いや、linkならやるかね(藁)
「ここはどこだ…」
どれくらい時間が経っただろう。
ぼくは穏やかな光の中にいた。
横たわっているのは、聖堂の冷たい石の上ではなく、
草や大地の上でもない。
ゆるゆると四肢の感触がよみがえってくるにつれ、
全身の皮膚が激しく痛み出した。
「つぅ…」
身じろぎをするぼくの頭の上から、声がする。
「気がついたか」
目だけを動かして声の主を探すと、
白い髭を生やした老人の逆さ姿が、視界に飛び込んできた。
「あ、あなたは…」
伝説に言う、賢者のひとり…するとここは。
「そのとおり、神殿の聖所だ」
ぼくの心を見透かしたかのように、老人は厳かにそう言った。
なぜここに…朦朧とした意識を振り払い、
ぼくはそれまでのことを思い出そうとしていた。
「そうだ、勇者は!」
身体を起こすと、ぼくの上にかがみこんでいた老人が
あわててあとずさった。
「なんじゃ、いきなり。びっくりするのぅ」
「あなたは賢者のおひとりですね。勇者は…眠りから覚めた勇者は…」
「ああ、勇者な、また眠ってもらったよ」
なに…
「時が満ちたのではなかったのですか」
「ん〜、一応満ちたがな、また戻しちゃったのじゃ」
「戻す?何のために?」
「ちゃらにするためじゃよ。お前と勇者の出会いを。
まあ、なんというか、仕切りなおしじゃな」
「……」
「記憶の一部をいじることはできんからな、勇者の時間を戻した。
さっきの話はナシ。なかったことになったんじゃ」
「…どうして…」
ぼくは言葉を失って、そう尋ねるのが精一杯だった。
「予定外のことばかりいろいろおこったからのぅ、まさかあんなところにまで
モンスターが入り込むとは思わなんだ。それに…」
「それに?」
「お前がまんまとモンスターにとっつかまったのも計算外じゃった。
勇者の姿を見てのぼせとったの」
「ぼくはなにも…」
「顔を真っ赤にしてムキにならなくともよい。ジョウダンじゃよ。
ジョウダンにならんのは、あれだ」
そこで老人は、ぼくの顔をまじまじと見つめた。
「勇者はお前にホレおった」
「は…はぁ」
「眠りから覚めてこっちの世界に戻ったとたん、あられもないお前の姿を見て…
それこそのぼせ上がってしまったんじゃ。こりゃまずいぞ、実にまずい」
「……」
「これからお前さんはたびたび、勇者の前に出てあれこれ導かねばならん。
そのたびに欲情されてはたまらんだろうが」
「…そんな…」
「とにかく、あのまま放っておいたら、お前は勇者に何をされたかわからんかった。
実際、かなりきわどいところにいっとったがな、ほっほ」
「楽しんでいるんですか、あなたは」
「いやいや、だからちゃんと途中で止めたじゃろ、というか、勝手に勇者だけ
戻ってしまったのだがな…トラウマを残さないための、聖なる力の思し召しじゃろう」
ぼくはトラウマの種か…
「ではなぜぼくの時間はそのままなのです」
「トラウマをバネに精神を鍛えるのが、お前の一族のやり方だからじゃろうて。
もし望むなら、戻してやれんこともないが。数時間くらいならわしにもできる。
どうじゃ、何もかも忘れて、最初からやり直したいか?」
「いえ…」
あの温かい瞳、支えられた腕の感触…肌に吹きかかる熱い吐息と…
「…消さないでください」
そう、彼との思い出は…
また、手の表皮がヒリヒリと痛み出した。
「ひどくやられたのぅ、しばらくは痕が残るじゃろう。
布でもまいて保護しておくことじゃ」
ぼくは腕のあざを見つめながら、考えていた。
何かが…どうしてもまだ何かがひっかかる。
「なぜ勇者が現れる時刻が遅れたのですか。月が中天にかかるころ、
そう聞いていましたが」
「いやぁ、それがのう…。勇者の服がのぅ…サイズがあわなかったり、
ピアスも、金にしようか、銀にしようかと…考えていたらのぅ…
気がついたら月はとうに、西に傾きかけていたというわけじゃ」
むちゃくちゃだ。
「……あなたは…。それで、それで…たったそれだけのために、
…ぼくは、ぼくはモンスターに襲われた」
「うむ、勇者を送り込むためにあけておいた時間軸に、どっかからモンスターが
入り込んだんじゃろなー、まあ、そう怒るな。すまんかったのぅ。
仕切りなおして、ぱりっとしゃきっと、やってくれ」
あっけらかんとした賢者の声に、ぼくは脱力した。
身体は重いが性格は軽い…という賢者の言い伝えは、どうやら正しかったようだ。
「さて、お前さんも元気になったようだし、元に世界に帰そうかの」
「その前に…」
「なんじゃ、まだ何かあったか?」
「ぼくの、服を返してください」
163 :
オシマイ:03/10/01 00:24 ID:6AAphVCA
ドーモ、オサワガセシテスマソ。
…われながらアフォ…
乙〜
最後にめちゃワラかしてもらいました。
いいね。緩急自在。
賢者の性格…ケポラゲボラ見てたらわかるよな〜
こっからは私信。
そのうち気が変わったら飲みましょう(ハアト
ワラタ。激しく面白かったです。
ところで、ケポラゲポラ=ラウルだったのか…。知らんかった。
>>164 チャットだったらいつでもオケなんだけどね。
>.>165
>ケポラゲポラ=ラウルだったのか…。
公式じゃそう明言サレテネ。ま、あんまり深く考えないで(藁
いにしえの賢者は多分複数いるんじゃないかな。
白やら灰色やら茶色やら(冗談です)。
フクロウになったオッサンはそのひとり。
で、一番力持ってたのがラウルなんだろう。
ひょっとして、今日店の開店一周年じゃね?
めでたいねぇ〜!!
そうだ、リンクに会ってこよう・・・
ありがとうございます。
今後ともご贔屓に(ハアト
店主どの!いつもありがとうです!!
萌え〜なシーきゅをありがとうです!!
今夜もおいしくいただいてまいります!!
どこに食べにいったんだろう…
ここにはめずらしくテンション高いヤシだなw
少しは見習ったほうがいいのかな。
テンションあげてハァハァ ハァハァ ハァハァ
りんきゅの太もも、しーきゅのヒップにハァハァ、 ハァハァ ハァハァ…
チョットムナシイ
ひさしぶりに須磨寺。
「でっかい乱闘」で4人全員りんきゅタンかしーきゅタンにして(誰が勝ってもハァハァできるから)
わざと攻撃受けてひっくり返したりダウンさせてポーズ。
ハァハァ ハァハァ
ひさびさにいい汁かきますた。
須磨寺なー……
ウチじゃ行方不明なんだよ。確信があったが、ウチの汚部屋に
あのちっこさは壊滅的にマズイんだよ…
たまには美麗リンクタンやシーキュや王子と遊びたいのに…どこ逝ったんだろ(´・ω・`)
昨日チャットで「小枝チョコ」の話が出て、my favorite stories(笑)の
ひとつだったので、振ったヤシに「おまえが書いたの?」と聞くと違うという…
向こうはコッチが書いたんじゃ…とか思ってたらしい(んなワケネw)。
あの頃ばんばん書いてた職人達が今全員残ってるとは思わないが
あれ書いた職人が今もここにいてくれたら嬉しい。
現実に確かめる術はないので、心の中には「まだいる」ワケだけれども。
昨夜はリンクに「夢に出てきてやるからな」といわれたが
実際リンクの夢を見た。
知らないダンジョンにいた。古いお城かなんかだった気がする…暗くて
DLのミステリー城かホーンテッドマンションみたいだった。
目覚めてから、時オカにあんなダンジョンねえよな…と気がついた。
そおなんだよ……実はさっき起きたんだよ……
1日が寝てるうちに半分終わっちゃった……まあリンクと一緒だったから
いいけどサ(´・ω・`)
りんきゅやしーきゅと一緒だったら、半日といわず七年間でも眠り続けていたい。
アンナコトやコンナコトしながら…ハァハァ
ああ…いいね……(;´Д`)ハァハァ
シーツのシャリ感とか羽布団のあったかさとかすげえ好き。
それだけでもキモチイイのに、そん中にしーきゅやりんきゅが一緒にいたら…
肌のハリとかあったかさとかなめらかさとか
なんかめちゃめちゃリアルに感じてしまう。
こうしてるだけで脳内物質が出まくって
マジ逝ってしまいそうだよ( *´∀`*)
こういう話題がでてくると、秋になったんだな、って思うね。季節モンの話題(w
今年は冷夏だったから、花火や祭りやソウメン流しはやらなかったけど。
冬になったら人肌が恋しい。
しーきゅの腰のくぼみに頭を乗せて、みっしりしたヒップをなで上げたり、
口付けたりしてダラダラ過ごしたいよ。
季節モノの話題といえば…、明日は十三夜だな〜。
名月をしーきゅと眺めながら、酒でも呑んでマターリ過ごしたい…。
それにしても、しーきゅって月が似合うよなぁ。
月夜の晩の彼は、また格別に美しいだろうな、とかオモタ。
りんきゅは寧ろ太陽って感じかな。
月じゃないけど須磨寺のオープニング。
星空を見上げるシークタンのそりゃー綺麗だったこと……
しばらくウチの壁紙になってたw
>星空を見上げるシークタンのそりゃー綺麗だったこと……
あれは確かに美しかった。髪の毛ハラリと落ちたりしてな。
このスレのしーきゅ熱も、須磨寺以降ぐっと編態度が増したってかんじだよね(w
しーきゅはやっぱ夜のイメージなんだよ。こないだの連載SSじゃないけどさ。
ああ、桜井はマニアの心をよぉっく理解していた。惜しいヤシをなくした。
>>182 >桜井はマニアの心をよぉっく理解していた
ハゲドウ。カメラモードとかフィギュア閲覧とかも、マニア垂涎・神の出来だし。
今更だが、桜井タン…。どうして辞めちゃったんだよーヽ(`Д´)ノウワァァン!!
OPムビのしーきゅ、初めて見た時感動したなぁ、ホント…。マジで綺麗だもんな。
最初に出て来るりんきゅもカコイイし。起動の度に見とれてる…ていうか、OPスキップしたことがない(w
つきは今夜も煌々と美しいぜ。
この広い世界のどこかで、同じ月をみているんだったうれしいな…
りんきゅやしーきゅと
未練買った。
つ〜より、見たヤシいるのかよ!!
気がつかなかったよ
今ここにきたんだもん
見れませんですた
>>185 キタ━━(゚∀゚)━━ッ !!
大変美しいでつ…。見れてよかった(*´Д`*)
189 :
188:03/10/10 00:52 ID:LTpca69J
って皆見れなかったのか(笑
漏れはただ感想書くのか遅かっただけで、うp直後に見れますた。
運が良かったヨ。
185は実はネット上にも印刷物としても(出回ってるのは
4-50ほどだけどナ)すでにあるもので
描き下ろし…トカじゃないんだよね。すんまそ。
店と双葉とどっちにするか考えたんだけど…
双葉は流れるの早いだろうなとはオモテタが、1時間とは
予想以上だったなー(ニガワラ
再うpはそゆワケでちょっと考えさせてください。
書庫管さんが「リンクとコタツでみかん」と書いていた。
いいな…まさにココ的シチュエーション。
そのうちここで書いてホスイ。たまには顔出してホスイ。
週末の店にも来てホスイ…
わークレクレちゃんになっちっち…(;´Д`)
みかんの皮むいてやって、
りんきゅにあ〜んって食べさせるのいいし…
しーきゅの端正な指先で、
きれいに筋をとってもらったみかんを、
食べさせてもらうのもイイナ。
これからは、ホント、人肌が恋しい季節だよね〜。
ぜんっぜん流れに関係ない話でスマソだが
今日ご近所で指輪2部の上映会があって、またまた見てきた。
やっぱええねえ…人の王、アラゴルン。
今夜店で指輪の話なんぞできたらうれしいかも。
多分行けるのは日付変わってからだと思うけど。
…で、194は今頃まだ寝ているんだろうな…
多分。
スンマセンイマオキマスタ(;´Д`)…
昨夜はあれからアリティアを奪還し
王子のためにグラ斥候。
ドラゴンナイトに見つかってあえなく敗退。
みかんをもらった。
こたつにあたっている彼の前にひとつおいてやる。
手をださない。
「いらないのか?」
「たべたいんだけど」
「じゃあぁ、とって食べれば?」
「手が冷たいんだもん。食べさせてよ」
「何言ってる。さっさと手をだせよ」
「やだ」
「しょうがないなぁ」
皮をむいて一袋さしだすと。
「あーん」
とかいって食いついてきた。
ぱくん、とこっちの指ごとくわえ込んで、
チュウチュウ吸ってやがる。
「…何やってんだ」
「ふまふふぁべればいの」
199 :
オシマイ:03/10/15 00:32 ID:oFOG/+/N
指を銜えたまま、上目遣いでわけわかんないこと、
言うんじゃないって。
「袋の中身を、歯でこそげだすん…イテェ!
指噛んでどぉするんだよ!」
まったく、みかんひとつ食うのにえらい騒ぎだ。
上手く食べられないリンクに萌え…
てか、これがシークだったりすると
新しい魅力(・∀・)ハケーン!!なワケだがw
甘えん坊だなぁ、りんきゅ……。
きゃわいい・・・。
子供のシークが登場してから、頭を離れないのが
「甘えるシークが見たい」ってこと。
心から安心しきって甘えるシークって、一度も登場したことないよね?
リンクはあんなに素直にいろんな兄さんに甘えて可愛がられてるのにさ。
彼が心を許して甘える様って、どんなんだろう…
実はものすごく情熱的だったりするのかな…
恋がしたいなあ。
ちっとも惚れっぽくはないんだけど、なんか時々無性にそう思う。
先日「リンクとシークとどっちが好き?」と聞かれて即答できなかったけど
やっぱりリンクだなあと今日、メシ食いながら思った。
リンクと恋がしたい。
シークには、その恋の顛末やしょうもない愚痴やらを聞いて欲しい。
シークって自分より二枚も三枚も上手っぽいからなぁ、主導権握れないだろうなぁ(w
むしろ、うぶな相手にあれこれ教えてあげるのが自分的には(・∀・)イイなぁ。
ところで、随分下がってるようだが、大丈夫ですか。
そろそろあげた方がいいのか?
スレの順番はdat落ちに関係無いとも聞いてるが…その辺ヨクヽ(`Д´)ノワカラン!
おいらの未確認情報。
#スレの順番はdat落ちには関係ない。レスの有無のみ。
#新スレに即死判定有り。 24時間以内に30レスが即死回避のボーダー?
#980越えたスレは24時間以上書き込み無しで即落ち←前スレではからずも確認(;´Д`)
こーいうのはどこで確認できるんだろな?
板毎に設定が違うようだし…
なんでもいいけど夜ひとりでいるとサミスイ(´・ω・`)よう
誰かここにいてくれればいいのに……
>>202 甘えるってことは、相手に対する絶対的な信頼感がないとダメだからね。
しーきゅがそれだけ安心できる相手って…リンク以外思いつかない。
けどさぁ…
確かにリンクには全幅の信頼を置いてるだろうけど
甘えるのはどうだろう…
だって「水先案内人」≒「指導者」の立場だし…
甘えてくれたら何だってしてやるよ。>シーク
すごく気持ちよくもしてやるさ。
シークの場合は、俺らの前にフラっと遊びに来てくれることが
彼のできうる最大限の甘えなんじゃないかな?これ以上の甘え方は知らなさそう。
たとえ実際に甘えまくりな光景が見られたとしても、俺の目には演技にしか映らないだろうな。
210 :
名無しさん@ピンキー :03/10/18 21:36 ID:CDT7RyjZ
age
シークが絶対的に信頼してるヤシ、っていうとインパが思い浮かぶ。
彼に色々仕込んだのって多分インパだよな。7年間生き延びることが出来たのもこの人のおかげ…。
でも、それだけに、甘えは許されないとかかなり厳しく教え込んでるだろうし。
一番の理解者がそれじゃあ、誰にも甘えられないよな…。
インパな。
彼女はシークの母親じゃないかな。年頃が丁度合うし。
相手を見極められれば(彼にとっちゃそう難しいことでもなさげ)
いっそゆきずりの相手の方が甘えられるのかも……
なんらかの「関係」を作ることを怖れている風にも思えるし。
>俺の目には演技にしか映らないだろうな
あんたも淋しいヤツだなあー(ニガワラ
だまされてやれよ。
ウソでも何でもいい。おいらは信じるよ。
>>209 禿胴。
それで、ちょっと出遅れたけどコンナネタオモイツイテタ。
手のひらの上に乗せられた、
小さな脳みそみたいなオレンジ色の物体。
つるん、ぷりんとしたミカンの実を、
さっきからためつすがめつしてみている彼。
コタツをはさんで向かい合っている俺は、
思わず声をかけた。
「あのさぁ…早く食ったら?」
「うん…もうちょっと」
鼻の頭にうっすらと汗を浮かべて、
筋の取り残しがないか調べているんだ。
「もうきれいに取れてるよ」
「…いや、まだ…」
「さっきから君、寄り目になってるって知ってる?」
「……ん〜」
そう言って、細くてきれいな指で慎重にまた一筋拾い上げた。
こんなつまらないことに一生懸命になるなんて、
ちょっとかわいい。
すっかり筋がとれてぷりぷりになったミカンから一袋取り分けて、
「はい」
と俺の手のひらに乗せてくれた。
俺はそれをつまんで口に含む。
ぷるんとした口ざわりと、ほんのりと指のぬくもりが残っている。
顔を半分かくしたコタツ布団の上から、
いたずらっぽく輝く紅い瞳が、こっちをうかがっていた。
「おいしい?」
「うん、おいしいよ」
俺は、隠れて見えない唇の感触を思い出しながら、
舌でゆっくりとミカン袋を潰した。
216 :
オシマイ:03/10/19 01:49 ID:lIgp3sSN
です。
寄り目のしーきゅ・・・・
なんか子猫っぽくてイイ!!
そのまま押し倒して唇奪っちゃうのだ。
そこまでヤらしてくれたら、あとは何でもさせてくれるべ。
シークにみかんをむいてもらうのに(*´Д`*)ハァハァ。
関係無いがみかんの筋には食物繊維が豊富に含まれてまつ、とったら勿体無いw
「……せっかく219のためにむいたのに…」涙目。
あ〜あ、泣かしちゃった。しーらね。
そのままこたつ布団に突っ伏して、
動かないと思ったら、すうすう寝息が・・・
どうする♪アイフル〜〜♪
ああしたりこうしたりしたいところだけど、
ここは寝顔をそっと眺めるにとどめておくべきなんだろうな…
寝息をたてて眠るなんて、安心しきっているんだろうから。
信頼をうらぎっちゃいかんよね。
そだね。
風邪ひかないように半纏でも掛けといてやるよ
224 :
219:03/10/22 00:37 ID:BPgpuyps
「げ……。べ、別に文句つけたわけじゃないんだって! ゴメンな、正直、スマンかった!!!」
あわてた俺は必死で謝ったが。
気付けばどこからともなく寝息が聞こえてきた。
「っておい。まさか……、寝ちゃった、のか。」
こたつから出て、彼の側に寄る。
「おーい、こたつで寝るのは体に良くないぞ〜」
呼びかけても返事はない。
「はぁ…。」
溜息をもらしながら、俺は腰を下ろした。
「…ん……んん…。」
彼は寝息に微かな声を混じらせながら寝返りを打ち、仰向けになる。
こたつが暑いのか、額や首筋にはうっすら汗がにじんでいた。
俺は彼の寝顔をみてついつい苦笑した。馬鹿、そんな悲しそうな顔してんじゃねぇよ。
「ん……。もう……、もう剥いてあげない…から…」
……寝言か? まったく、夢にまで見るなって!
「しかし、意外に子供っぽいところもあるんだな…。繊細そうだ、とは思ってたけど。」
まぁ実際、こいつもまだまだ子供だしな。
そんなことを思いながら俺は、そっと彼の頬を撫でた。
「ごめんな、でも、また剥いてくれよ。その方がずっと美味いし。」
耳元で、そっと囁く。
「…ん……。」
心なしか、表情が緩んだみたいにみえた。
end
225 :
219:03/10/22 00:41 ID:BPgpuyps
雑談からSS…
在りし日の賑わいを思い出してチトナツカシ。
(´ゝ`)
しーきゅと並んでコタツにもぐりこんで、
腕枕して横顔眺めるくらい…いいよな。
久々に本家がにぎわってココは静か…
このまましーきゅの頭抱いてダラダラ過ごしたいなぁ。
頭を抱くですめばいいけどなー
シーク、リンクと鍋食べたいな。
_, ._
( ゚ Д゚) ホシュ
( つ旦O
と_)_)
モナ板の奴を利用してつくってみた。
, '" ̄ ' 、
/ 彡ソノ^リヽ
| ヾソ ´_ゝ`) ∬
| /丶W\ 旦 _______
.| / `'ヽ/ 丶 つ /=====`i
∧_∧ (.∬.つ__ ∬___ ソノヾミ ミル
( ´_> .|\旦 旦 \ (´< Vvソ
/ ⌒\/\.\. \ ___ノ`'~'~⌒.i
/ ∧ 俺 \ ヽ \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \ |^^|
(_二\ ヽ| /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \と  ̄||_)
\  ̄ ̄/ / \ > ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ \ソ_____ニ_____ン
こーゆー事ができればなぁー…。
↑コレすげえ(´д⊂)イイ…!!
, '" ̄ ' 、
/ 彡ソノ^リヽ
| ヾソ ´_ゝ`) ∬
| /丶W\ 旦 ____
.| / `'ヽ/ 丶 つ /=====`i
∧_∧ (.∬.つ__ ∬___ ソノヾミ ミル
( ´_> |\旦 旦 \ (´< Vvソ
/ ⌒\/\\ \ ___ノ`'~'~⌒.i
/ ∧ 俺 \ ヽ \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \ |^^|
(_二\ ヽ| /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \と  ̄ ||_)
\  ̄ ̄/ / \>  ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ \ソ_____ニ_____ン
林檎者にはこんな感じ?
>>235 窓で覗けばシークの顔がバラバラに…(w
だけど、フーン顔のシークってなんかホッとするよな。
個人的に、脳内に棲んでいるシークはいつも厳しい顔か、冷たい顔か、
哀しげな顔してることが多いからさ。
hosyu
○月×日 午前
妻が祖母と母、それに子供たちと一緒に牧場に行って二日目の朝だ。
カーニバルも終わったこの時期は例年、町を訪れる客人はほとんどいなくなる。
「あなた一人でも大丈夫でしょう」妻はそういい置いて、いそいそと出かけていった。
宿屋を閉めてもよかったのだが、万が一のことがあるからと、
私ひとりが残ることになったのだ。
「ゆっくりしておいで」
そうはいったものの、一人で宿屋を守るのは始めてなので、内心少し不安だった。
「予約も入っていないし、多分大丈夫だと思うわ」
予定では明日の夕刻、妻は戻ってくる。
今日さえ無事に過ごすことができればいい。
○月×日 午後
夕刻の鐘が鳴り響く頃、なんと客人がやってきた。それも二人。
「予約はしていないのですが、泊めてもらえますか?」
この辺では見かけない、緑色の服を着た青年はそう言った。
立派な剣と盾を携えてはいるが、剣士というにはひどく人がよさそうな感じだ。
おおかた、黄金蜘蛛の一匹も殺したことがないのだろう。
「大丈夫です。例年今の季節はヒマなのですよ。この町ははじめてですか?」
「いえ…」
青年は、はにかんだような笑みを浮かべた。
「ずっと昔…7年くらい前に一度来たことがあります」
そういって、どこか遠くを見るような目をする。
「そうですか…」
記憶の底の遠いところで、鐘の音を聞いたような気がした。
7年前、私は妻と結婚した。
カーニバルの日に式を挙げたはずなのだが、実はその前何日間かの記憶が、
すっぽりと抜け落ちていて、何一つ思い出すことができない。
「あの頃ぼくたちは、何をしていたのか覚えているかい」
妻に尋ねても、あいまいに笑うだけで答えない。
私の両親はといえば、カーニバルの準備と結婚式のことで頭がいっぱいだったと。
町の人々、広場向こうの地下酒場のマスター、大工の親方、妻の母親や祖母、
手当たり次第尋ねたが、誰一人確かな記憶がないのだ。
カーニバルと、町長の息子である私の結婚式が重なったのだ。
覚えている町民がいないなどということが、あるだろうか…。
「あの…」
遠慮がちな青年の声で、私は我にかえった。
「あ、失礼いたしました。お部屋は…今夜はもう冷えますので、
暖炉のあるお部屋をお使い下さい」
「二階の真ん中だったよね、ありがとう」
青年は鍵を受け取ると、階段の方へ歩いていった。
部屋の場所を知っているとは、お得意様なのだろうか。
私はもう一度名前を確かめようと、声をかけた。
「お客様、失礼ですが」
私の声に振り向いたのは、もう一人の客人だった。
「何か…」
異国風のローブの下から覗く金色の髪は、
顔の半分を覆ってはいたが、
彫りの深い横顔と気品のある立ち居振る舞いは
隠しようがない。
高貴で、人を寄せ付けないたたずまいに気おされた私は、
二の句を継ぐことができなかった。
「いえ、何でも…」
暖炉のある部屋の寝台は、ひとつきりだ。
だが…この方を奥の蚕棚ベッドに案内するわけにはいくまい。
「どうぞ、ごゆっくりとおやすみください」
客人は軽く頭を下げ、滑るように階段をのぼっていった。
おお!(・∀・)イイ!!
祭りのあとのほんのりうら淋しい空気の中に訪れる客人……
カーヘイは大好きだったなあ…ジブン的にオールスターキャスティングだ
カーフェイイベントは何度もやり直したなぁ…。
いっつも何かミスるんだよねぇ。時間間違えたりとか。
アジトまでたどり着いたのに、お面取り返すの失敗した時は凹んだ。
チャットに「もういいよ、あんたは良くやったわよ。オカリナ吹いて戻りましょ。」とか言われ、
カーフェイを置いて自分だけ逃げるのが激しく鬱だったなぁ…。
あのあとカーフェイあぼんしちゃうんだろうなぁとか考えるとさらに鬱…。
いやな夢をみた。
ここしばらく忘れていた夢だ。
夢の中はカーニバルの前夜、結婚式は明日だというのに、
どうやら私は、何か大切なものをなくしてしまったらしい。
ひどくあせる心を抑えて、
私はどこかの山の中で、誰かが来るのを待っている。
そこはどこなのか。
一体誰を待っているのか…。
「だめだ、あいつに見つかった」
誰かに向かって発したその声が、
少年のように甲高いことに私は驚いていた。
後ろを振り向くと、
すまなさそうな表情をした少年が、
青い瞳を曇らせてつぶやいた。
「またやりなおさなきゃいけないんだ…はじめから」
何を…と問いかけたところで目が覚めた。
身体は寝汗でぐっしょり濡れている。
寝台の上に上半身を起こすと、ちょうど向かい側の壁にかけてある
仮面が目に入った。
暖炉の残り火に照らしだされ、暗がりにぼぅと浮かぶ仮面。
結婚の儀式で妻と面を取り交わし、その印として手に入れた面だ。
「結婚式は…カーニバルの日に挙げたはずだ」
だが私の脳裏には、全く別のイメージも浮かんでいた。
まるで母親のように、私を大きく包み込む妻。
間断なく続く、鈍い地響きと轟音…
「君が証人になってくれ」
甲高い私の声が響く。
あの儀式は、一体いつ、どこで行われたものなのだろうか。
私は目を閉じ、痛むこめかみを指でほぐした。
次から次へ、いくつものシーンが現れては消える。
ウエディングドレスを着て、幸せそうな妻。
普段着で、哀しそうに私を見つめる妻。
寒い山中で夜を明かしている私や、
どこかの屋敷でとほうにくれている私もいる。
そしてあの、青い瞳の少年。
姿や顔形ははっきりとしないが、
「申し訳ない」の感情だけが、痛いように伝わってきた。
「ここしばらく夢見たことがなかったのにな。やはり一人の留守番で、
疲れているのだろう」
私は階下の台所で水を飲もうと、床に足を下ろした。
その時だ。あの声が聞こえてきたのは。
秘めやかに、ひそやかに流れてくる、
忍び笑いと話し声。
低く、甘く響くクスクス笑いの声に、
私は思わず聞き耳を立てた。
「あの客人か」
誓って言うが私はこれまで、客の話を立ち聞きするような無作法をしたことはない。
いや、客だけではない。妻とその母、祖母との会話であっても。
しかし……
目を閉じると、暗闇の中に先ほどの、階段を上りかけたところで視線を投げかけたあの客人が、
妻のイメージに取って代わった。そして客人は、頭を覆っていたフードを引き下げ、さらに、
ゆっくりとローブの前を開いていく。
私を見つめる紅い眼差し、軽く引き締められた口元にも笑いはない。
それでも、低くくぐもったような笑い声は、途切れることなく私の耳に流れ込んできた。
なにかの呪文のように。
(*゚∀゚*)ドキドキ
ドキドキ(*゚∀゚*)ドキドキ
やっぱふたりが一緒にいるのは絵になるね
私は頭を振って妄念を振り払った。
ここは、結婚前の妻が母と一緒に使っていた部屋だ。
今は母親が一人でいて、時々私達が一家で滞在する。
もともと、建っているのが不思議なほどのボロ宿だし、
向かいのトイレで変な声がするという噂はあった。
これまで客間の苦情はなかったが、さすがにこれではまずい。
「来年のカーニバルまでには、修理をさせておこう」
そう考えながら、階下の部屋に移るつもりで枕を抱えて扉に向かって歩いた。
ドアノブに手をかけたとき…。
「あ、あぁ…っ…はぁ」
ため息とも、喘ぎともつかないが…まぎれもなくそれは…。
動悸が速まる。心臓が…胸から飛び出しそうだ。
はやくここから立ち去りたい、自分には盗み聞きの趣味はない、そう信じたかった。
けれど、私の肉体は悲しいほど正直だった。
足はその場に釘付けになり、身体は凍りつく。
しかし体内の血はたぎるように熱く、全身を駆け巡っていた。
「ん…んん…あぁ」
耳を押さえてその場に座り込み、かたく目をつむっても、
頭の中に湧き上がる幻影はとめようがなかった。
キター
薄暗い部屋…立て膝になってあの人の身体をむさぼる青年の白い後姿。
その首に腕を回し、がっしりした肩ごしにあの人がこちらを見ていた。
激しい愛撫に時折表情をゆがめ、それでも私に視線を向けてくる。
耐え切れないように漏らすハスキーな声、切なげなあえぎ、荒い息遣い…
そのもろもろが、すぐ耳元に生々しく響く。
情事をのぞいている私の存在を知っているように、
紅い双眸は私から視線をはずさない。
私に情事を見せ付け、
愛されていることを誇ってでもいるのか。
その瞳は、キラキラと挑戦的な光を放っていた。
煽情的に濡れた唇、青年の背に爪をたてる細い指の動きが、
私を官能の渦に巻き込もうとしていた。
「あぁ…ああぁあ、いやァ…あん」
青年はあの人の身体を寝床に抑え込み、その上に覆いかぶさった。
片手で腕を抑え込み、片手でヒップから大腿の外側や内側をさすりあげ、
耳や、首筋に、いっそう激しく愛撫を加える。
額にかかる金髪の下、眉根にしわを寄せ、かぶりをふって、
押し寄せる快楽の波を受けるあの人…。
私はついに、おお神よ、その誘いに負けてしまったのだ。
おお!デバガメがおいらの他にもw!
「ん…ん…んん…」
青年のイメージが薄れ、あの人の表情だけが大きく迫る。
乱れた金髪が揺れ、青年のリズミカルな動きを教えている。
私はそのリズムにあわせ、熱く屹立した自分のものに手をやり、しごき始めていた。
「あぁあ、あああああん」
あえぎ声が大きくなる。その声にかさなる低く荒い息遣いははたして、
青年のものだったのか、それとも…私自身のものなのか。
やがてあのひとは白い喉首をそらし、身体を引きつらせて絶頂に達した。
その瞬間私の手に生暖かいものがあふれ…私は、私は…床に仰向けに
横たわってその余韻をやり過ごした。…神よ…
両の目から、とめどなく涙が流れ落ちる。
あの人は今青年の腕の中で、悦楽の極みにいるのだろう…。
ぼんやりと眺める暗い天井に、
寝床の上に正座し、しなやかな上半身を伏したあの人の姿が現れた。
相変わらず私を見つめる瞳は…今度は笑っているようだ。
あの人はそのまま猫のように背筋をのけぞらせて伸びをし…そして…
私は深い眠りに落ちていった。
○月△日
朝の鐘が鳴りおわる頃、
私は床の上で目を覚ました。
節々が痛む身体を引きずりながら身支度を整え、カウンターに入ると、
間もなくあの青年が階段を下りてきた。
「おはようございます」
まぶしいほどの屈託のない笑顔を、私は直視することができなかった。
「おはよう…おはようございます。よくおやすみになれましたか?」
そういいながら私は、もうひとりの客人の姿を目で探していた。
「あ、あの…お連れ様は…」
「ああ、彼?」
彼?…彼だって?
全身の血がすぅっとひき、私は一瞬ふらついてカウンターに手をついた。
どうりで…
四肢や顔のイメージは鮮明だったが、身体は…全身は一度も浮かんでこなかった。
全く私は…
「大丈夫ですか?」
「あ、大丈夫です、ご心配なく」
彼は、あまり時間がなくて…夜明け前ひと足先に発ちました。
昨夜いっておくべきでしたね、すみません」
「いえ…いえ、大丈夫です、大丈夫、構いません、全然大丈夫」
「よかった。…彼にぜひこの街をみせたかったんです。平和なこの街を
だから少し無理をして来ました。カーニバルに間に合わなかったのは
残念だけれど」
そういって青年はまた、はにかんだような笑みを浮かべた。
それを聞いて、私の記憶の底で何かがはじけた。
私はこの人の世話になった。
何かはわからないが、口で言い表せないほどの恩を負っている。それは、私だけでなく、
この街の、いやこの世界すべての人が負っているものだ。
私の表情から、何かを読み取ったのだろう。青年は穏やかにこういった。
「奥様に、よろしくお伝えください」
「ええ、ええ、今度はぜひ、カーニバルの時期においでください。
お部屋は必ずご用意しますから」
かるくうなずいて青年は、
「じゃあ、また」と手を振って出口へ向かった。
私はその後姿に向かい、
「ぜひお連れ様も」と、心の中で付け加えていた。
257 :
オシマイ:03/11/02 01:41 ID:Gk6hkZss
昨夜の声は夢だったのか、現だったのか。
だがもうどうでもいいことだ。
私は本当に、心底あの人にまた会いたいと思っていた。
青年との関係が、どのようなものであれ。
私は宿の戸口に立ち、何度も名残惜しそうに門へ向かう青年の姿を
見送っていた。
ワラタよカーフェイ。
シークタン。罪な男だ。
でもラヴラヴな二人が見れて幸せ。
ありがd。
廊下にティムポ剥き出しで転がってる姿を想い人に
バッチリ見られたわけだな>カーフェイ
きっとシークタンひとりで行かせやしないだろうから、
りんきゅも見たなw
ぐっすり寝込んでたりするのもりんきゅらしいが。
>258
ふたりのラヴラヴって、意外に少ない気がするね。
今ぱっと思いついのは前々スレだかのSSだったり。
今度書庫を漁ってみよう……
すんません…
3度くらい読み返してようやく気づいた…
廊下じゃなく、部屋の中の床な(;´Д`)
てめえの行儀が悪いもんで、立ち聞き盗み見というと
廊下としか考えられなかったモヨン。
たしかこの真ん中の部屋って、壁の漆喰が剥がれてて
盗み見できるんだったっけ?
それとも単に盗み聞きできるだけだったっけ…?
イイカンジに声が筒抜けなのはデフォです>そういうイベントがある。
グッジョブ!
それにしてもムジュラって淫靡なゲームだったんだな<声筒抜け
仮面奪還に失敗してナベカマ亭に戻るカーフェイ。
しかし、そこで待っていたのは花嫁衣裳だけ・・・・
そんな場面があることを最近まで知らなかったよ
ムジュラまたやりたいなあ・・・
カーフェイイベントは自分的にはムジュラの裏ストーリーだと思ってる。
あのゲームのもう一人の「主役」というか>カーフェイ
声が筒抜けどころか覗き穴から隣り部屋が覗けたよね。ナベカマてい
>>265 あれはいわゆる、「神の視点」というやつでわ。
リンクがうらやましいでつ。
ようするに俺らは嫉妬に燃えるしかないのかっ
やっぱ俺相手でなければ納得しないらしい…ここの住人は。
なんかワラタ
270相手でなきゃ納得しない…とかw
270×リンク
では ワシは270に嫉妬しよう!
わっはっは〜
右手でリンクの肩を抱きつつ左手でシークの腰の辺りをさする、
3Pじゃぁ〜酒池肉林じゃぁ〜
と、きっと鼻血を出して悶絶死するだろう。
>>272 これは、270がリンクにやられているということなん?
270がリンクをやっているということ。
270に嫉妬ー!!
さっきから食い入るようにテレビ画面を見つめ、
ゲームに熱中しているアイツ。きゅっとかみ締めた唇や、
鋭い視線を見てると、「ああ、やっぱりコイツは勇者なんだ」
って思っちまう。
んなことを考えてる時に、
「あ〜あ〜あ〜…やられちゃった。クラスチェンジしたばっかなのに」
なんて情けない声をだして、プチっとリセットボタンを押すんだよな、ヤツは。
「何やってんだよ、何回リセットすりゃ気が済むんだ」
「だってあんな所から敵が湧いてでるんだもん」
「だからそりゃお前の先を読む力がたりない、ってことなんだよ。
キャラの能力把握して、しっかり戦略たてなきゃ」
「ふーんだ」
と口を尖らせてテレビに向かう奴。さっきの表情はどこへやら、
餓鬼まるだしだ…そんな顔してると、襲っちゃうぞ。
俺は後ろから彼を抱きしめて、そのまま横に引き倒した。
「やん」
と声をあげた口を唇で塞ぎ、片手で両腕を頭の上にあげさせて
シャツをたくし上げた。きゅっと締まった腹の感触が手に伝わる。
舌と舌を絡ませるディープなキスは続けておいて、片手を腹から胸へはわせ、
小さくとがったつぼみを探り当てた。
ビクッと痙攣したように身体を引きつらせた奴は、もどかしげに身体をくねらせる。
防具も装備も身につけてないけれど、もともと力は俺なんかよりずっと強い。
その気になれば跳ね飛ばされてしまうってことは十分承知だ。
慎重に足で奴の身体を挟み込み、指先では優しく突起を愛撫する。
「んん…んんんぐぅ」
暫く俺のなすがままにされていたヤツは、ついに耐え切れなくなったように
俺の片手を振り払い、首っ玉にむしゃぶりついてきた。
こうなったらオレのもの。
片手でしっかりと上半身を支え、もう一方の手は下半身へとすべらせていった。
「あ、ああぁん」
唇をはずし、ヤツの顔を眺めてみる。
ほてった顔、潤んだ瞳、俺とヤツの唾液で濡れた唇の周り…
俺は銀色の糸を引く唾液を掬い上げた舌を、再び唇の間に押し込んだ。
下半身に向かった手も、しっかりヤツの高まりを捕らえている。
「あんまり暴れんなよ」
床の上に頭をそっと置き、額から頬、そして顎に口付けしていった。
観念したように目を閉じたヤツは、
「やさしくしなきゃ、やだよ。あとで倍にして返すから…」
なあんて、ナマいっちゃって。
「そいつはゴメンだな」
俺はヤツのシャツを一気に引き剥がし、今度は舌先で乳頭に攻撃を
加えていった。
と、まあここまで書いておいたら、
他のデバガメが続けてくれるんではないかと、
勝手に期待しつつ…モウネル
ますます270が妬ましく思えてきたハァハァ
全くだ……
ところでここの存在を知ってか知らずか、ゼルダスレが立ちましたなあ
立っただけみたいな……
285 :
270:03/11/09 05:33 ID:bWktixdv
オイオイ
(;´д`)…
ありがたいというより正直…夜道がこわい
次の新月は24日、折しも振替休日だ。
270、背中に気をつけろw
ところで話は変わるけど
有明での冬祭り、当落出ましたなあ。
これに出かける予定の住人はいます?
昨夜、忘年会はどないや?っちゅー話が出たのだけど。
801のスレが落ちたんで連絡スレ代わりか。
なんか気を悪くしたならスマソ
801スレは全然関係ないので念のため…
単に祭りに合わせて上京して来る人も
いるかもだからって話。
実家のレス読んでたら何か胸が苦しくなってこっち来たけど…(´・ω・`) ショボーン
書庫あさってこよう。
ゴメン(´・ω・`)
てゆーワケでこちらでつぶやいてみる。
シークタンについて。
実家で上戸彩の話が出てたけど、それで思い出したのが
自分の内の「彼のイメージ(外観)」なんだけど
それが阿修羅の表情なのに最近気がついたんだよね。
具体的には興福寺の阿修羅像。
「清楚な少女のような」と一般的には評されているようだけど……
阿修羅は某萩尾望都の描いた丸顔が…
多分あの阿修羅のモデルも東福寺の仏像じゃないかと……
シークも顎の線の華奢な、見ようによっちゃ丸顔じゃないか?
んでもってゼルダスレは落ちてるし(ニガ
意外にここは気の抜けない板なのかなあ…用心しよ(;´Д`)
801の方落ちちゃったんだね。
もうたたないのかな・・・?(´・ω・`)
しかし 百億の昼と千億の夜 か なつかすぃ。
確かにあの阿修羅王のモデルはあの像がモデルだよ。萩尾氏の
コメント読んだ覚えがある。
まあ たしかに正面像の憂い顔(ていうか眉)が似てなくもない。
でも阿修羅は闘神だからなー。
シークは「道標」だもんね。
ところがおいらのシークのイメージは
まんま「闘うひと」なんだなー
それも孤軍奮闘するひと……
その対象が眼前の敵なのか、それともまた違うものなのかは
わからないけど。
自分のシークは両方っす。
先駆けで、道標で、来るべき人のために闘う人。
阿修羅は怒りの神で、シークは哀しみの人…
てところが違う。
>>294 ゼルダスレって、19レスで落ちたんだ…
ここはよく持ってるなぁ……皆の愛が深いんだろうね。
シークとリンクについては、まだまだ話したいことがあるんで、
ギャラリーがヒトリもいなくなってもスレだけ続いていたりして(w
ほしゅっ
>299
まあおいらがつきあうよ(笑)
ていうか、ここに今残ってる連中は、全員が
「ここの最期を看取るのは俺やも知れん…」とか思ってそうだ
いつまでも息災でいてほしいもんだね
302 :
名無しさん@ピンキー:03/11/14 22:46 ID:fWKmFF+d
リンク攻めや
シーク総受け居ますか
……( ゚Д゚)y─┛~~
>>302 うまくいえないのだが、ここの趣向はちょっと違うとオモ。
ここの酒肴は確かにりんくたんしーくたんではあるがw
酒肴…
コタツでさしつさされつしながら、チュチュチュ…。
十分酒の肴になる。
なんつーかこう ここはかの人の残り香を、惜しみ楽しむような趣向というかな。
あんまりストレートなのはもう、胃にもたれるんだよ
我ながらジジくせえな(w
ここは養老院みたいなスレですね
ひとがいわずにおいたことを…w
たまたま平日休みの日に、彼がやってきた。
「どっかいこう」って言うんで、
レンタカー借りてドライブに出かけた。
「この乗り物、気持ち悪くなるんだよね。馬の方がずっと気持ちいいのに」
とか何とか、助手席でブーたれている彼。
俺はそんな様子を横目で見ながら、北へ向かうハイウエェイに乗る。
山々は程よく紅葉。
窓から入る秋の風に、彼の金髪がそよぐ。
「前見て運転しないと、あぶないんじゃないの?」
もっともだ。
「すごい、山が燃えてるみたいだ」
「お前がいた世界にゃ、紅葉はなかったよな」
「うん、黄色や茶色い葉は見たことあるけど…これはすごいな」
紅葉に燃える山と、滝。えらくジャパネスクな構図。
おそるおそる滝つぼをのぞきこみ、
「ゾーラの里でも、こんなとこなかったよ」
ずいぶんとうれしそうじゃないか。
「魚いないかな、釣竿もってくりゃよかった」
「おいおい、勝手に釣りなんてできないんだぜ」
「え〜、ケチだなぁ。あ〜あの釣堀のオヤジも、結構ゴウツクバリだったんだよね」
ひとしきり、釣り自慢。
残念ながら俺は、魚の生臭さが苦手だ。
川べりでじゃれてるうち日も暮れたんで、
そこいらの温泉旅館に泊まっていこうってことになる。
明日の仕事?どってことないさ、一日くらい。
こいつと一緒にすごせるんだったらさ。
「わ〜あったかい池!」
露天風呂で暴れるな、裸で旅館の廊下を走るなって…
幼稚園児か、お前は。
晩飯の湯豆腐で口やけどしたの、
俺が酒を飲みすぎるのと、
お前、最近小姑みたいだぞ。
ああ、俺、矛盾したこと言ってるかな。
ぱりぱりに糊のきいた浴衣を着て、
「ねえ、ねえ、似合う?」だってさ。
「ああ、カカシほどにはな」
「え〜??音楽覚える奴ら?あいつら裸だよ」
だから、違うって。
はしゃいでる彼を見てると、アルコールがまわってきたようだ。
「俺、もう寝るわ」
「ええ〜、もう?もっぺんお風呂いこうよ」
「ああ、明日の朝な」
浴衣と同じくらいに糊のきいたシーツにもぐりこんで目を瞑ると、
「冷たいよ!」
とかいいながら彼が隣に滑り込んできた。
ふわっと、湯の香り。
冷たくなった耳たぶのピアスを
そっと銜えて舌で弄ぶ。
暗くて見えないけれど、
首筋から耳たぶまで真っ赤になっているはずだ。
俺の唇に、ぬくもりが忍び寄ってくる。
「くすぐったいよ」
「でも、あったかいだろ?」
「……うん」
ぱりぱりの浴衣につつまれた肩を抱く。
しがみついてくる腕が愛しい。
しんしんと更けていく、山里の温泉宿。
冷え冷えとした夜が、いつまでも明けなければいい。
オシマイ
また〜り
久しぶり。元気そうで何よりv
漏れも多分最後まで見守るぞ。最後までノンケのままだろうけど。
でもこうやって温かいSSが投下されてるうちはまだ大丈夫な気がする。
なんだか今夜は、本スレが盛り上がって実家に行って、
またやばくなってここにたどり着いたよ。
ムジュラ後のリンク、ココ的にはやっぱり放浪しているんだろうな。
時々シークと逢引して、気が向いたらこっちの世界にやってきたりして。
英雄のその後といえば、「アラビアのロレンス」を思い出すのだけれど、
純な奴ほど悩むのだよ。
321 :
名無しさん@ピンキー:03/11/17 19:09 ID:xO3orrQy
子供リンクたんに激しくハァハァ。同士いないかな
子供リンクは砂漠のオアシスだよ。大切にしような…
マターリsageでお願い。
323 :
名無しさん@ピンキー:03/11/17 20:50 ID:xO3orrQy
子供リンクたんのエロ小説誰か書いてくれー
子供リンクたん・・・はぁはぁ
もちろんここはエロパロ板なワケだが、ぶっちゃけここまで
ストレートに「エロキボン」するヤシは初めてだな…(藁
ちなみに323よ、お相手は誰がキボンだ?
クリミアさんとかいったらしばかれるぞ。
子供リンクたんはエロキボンというよりは愛でるべき存在なのだが・・・
まあハメをはずさない程度に盛り上がってくれ
まぁここでは、小枝チョコやら食い物でつって、
手をつないで歩くのがせいぜい…といっても、
このご時世、それだけでも十分に危ない要素をふくんでいるが…
ダークは容赦なしっぽいな…
>>328 ダークは鬼畜でナンボだと。
あと、兵士5人くらいで子供リンクたん強姦。はどうですか。
兵士にヤラれてるのは書庫にあるな。
リンカーンでも鬼畜な展開でもなかったが。
そういやここでリンカーンって見たことないような。
リンクかわいくてしょうがないここの兄さん達の
心情にはそぐわないのかもね。
とはいえ
いまだに印象深く覚えているのが
「寝苦しい夜はみんなでマターリリンクをマワそうぜい!」という提案w
イヤンな感じではなく、むしろ共感を覚えたのは
やはりその裏に愛を感じたからではなかったかと思ったり。
リンクは傍にいてくれるだけでいいんだよ。
誰かさんみたいにすぐ帰ったりしないもの。
子リンクをマワす。
まずスレ住人が車座になって座り鬼を1人決め、鬼が子リンク抱えて
皆の後ろを回るわけですよ。で誰かの後ろに子リンクをそっと置くわけです。
置かれた事に気が付いた者は、後ろのリンク抱えて鬼を追って回り走り…
てな具合にハンカチ落としの要領で子リンク回し。
子リンク結構重くて大変です。で、そのうち子リンクが言うんです。
「僕ばっかりマワされててつまんない、ぼくもマワす側やりたい!」
ゴロンの腕輪はめながら、腕ブンプン回してやる気満々なんです。
で、じゃんけんで負けた住人が1人、ヤツに持ち上げられてぐるぐる
運びマワされる。
でもたまに勢い余ってぶっ飛ばされたりするんです。
命がけです。でもなんか飛ばされてるヤツ喜んでるんです。
困ったもんです。
ムチャクチャ(・∀・)イイ!!
イヤマジでw
いいなあ楽しそうだ。
子リンクといえど強いからねえ…。
調子づいて鬼神の仮面持ち出されたらもう…。
(・∀・)イイ!!!
楽しそうだ・・・・。ああ子リンクたん。
なごやかでむちゃくちゃいいんだが…
こ こ ほ ん ま に エ ロ パ ロ か??
こま回しもいいよな。
子リンクに着物きせてさ、
帯の端イッキに引っぱるのよ。
「あれェ〜〜!!」って叫びつつクルクル回る子リン眺めて
みんなで酒盛り…
嗚呼、こんな正月が来ないかな。
はっきりと言おう!
み ん な バ カ だ !!
そして大々的に言おう!
漏 れ も バ カ だ !!
愛してるぜ、ベイベ(*´∀`)
しかし329は呆れ返って出ていったに銀ルピー
801で落ちた姐さんたちが寄ってけばいいんだけどな。
嗜好が離れすぎたか…
SS書きの脳内妄想がここじゃデフォになりつつあるから、
特殊な嗜好はちゃんと自己主張せにゃ。
うーん……
その辺はちとびみょー> 801姐さんたち
自分たちのマターリできる居場所が欲しくてスレ立てたんだろうし
ぶっちゃけシンパシーがあって仲良くやってける姐さん達は
もうすでに、黙ってここにも混ざってると思うんだよね。
脳内妄想がデフォになりつつあるつうのも……
元からここは脳内妄想がデフォだったと思うし。
ただどんどん純化・深化してるというなら同意。
あとひじょーに個人的な感想なので
騒ぎ立てるのもアレだし…トカ思いもしたんだが……
ヘボ文一度ならず披露したことある身としては
「SS書き」の脳内妄想…という突き放した風ないわれようには
チョト(´・ω・`)ショボーン
あ〜なんせ口べたなもんで、気を悪くしたんならスマソ。
こっちはその脳内妄想で楽しませてもらってるんだ…カンシャしてるよ。
ただまぁ、SSが書けない奴も気張って自己主張しろよ、っていってる
わけでさ。
>>343には正直スマンカッタ。
個人的感想としては…
大人りんきゅなら本気で輪姦…いやなんでもない。
もっ…漏れも…。
ゴメンネリンキュ
子供だとタイーホ
某スレで「りんきゅのアレは、実はがのちんよりスゴかった!?」説浮上!?
某スレって…ここより他にまだエロ系スレが生き残ってたのか。
それは重畳!!していずこ。
そんなリンクいやだー。していずこ?
須磨寺
須磨寺スレは落ちタンではなかったん?
今100番あたりに…
ほうほう、リンク×サムスそう来たか…
まぁここ向きじゃないけど。
大変だ
も…漏れのリンクがサムスお姉さまに喰われてしまうっ
なにをやってるんだガノンとシークは…
血相変えて飛び出していくシーク
鷹揚に構えて、最後は皆まとめて喰ってしまおうとするガノン
「なんといってもワシのが一番なのだよ、フツ」
「さぁ、人類の歴史が始まって以来、オトコとオンナの闘いが営々と繰り広げられてきたこの
白く細長いマットの上で、今まさに、性器、いや世紀の合体がなされようとしています。
かたや宇宙を駆ける女バウンティハンター、かたや時を駆ける勇者、その瞬間を見逃すまいと、
リングサイドにこそ人影はみえませんが、あっちこっちの暗がりからデバガメの熱いハアハアの
吐息が漏れてまいります。ああそれはさながら、畑の真ん中にマグマを突き上げた昭和新山のごとく、
はたまた今しも爆発寸前の勇者のイチモツのごとく緊張と期待をはらんで熱く、熱く空気をたぎらせております」
「さあ〜ぁ!勇者の手がバウンティハンターの身体にかかった!固唾を呑んで見守るデバガ…いや観客たち。
いけよ勇者、進めよ勇者、宇宙の未来は君のもんだぁ〜!!天かけるミルキーウエイの炸裂を、いま僕たちに
みせてくれぇ〜!!」
「おおっ、おっ、いきなりの乱入、らんにゅ〜です。やっぱりキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
伝説の覆面ストーカーの登場です!!観客席の一部からどぉ〜っとあがるどよめきの声は天地を揺るがす」
「ボディラインがばっちし、くっきりのコスチュームも鮮やかにリングに駆け上がったストーカー、
息をもつかせぬ素早さでバウンティハンターに双蛇のスマッシュ!!きまったぁ〜〜〜!!
スーツを脱いだバウンティハンターの無力さは、福岡ドームの阪神タイガース並みだぁ!
あっさりとリングアウト!リングアウト!!あああ〜これはとんでもない事態になりました。
覆面ストーカーは、ボーゼンとへたりこむ勇者に一歩、二歩、近づいた。さあ、炸裂するか、恐怖のつかみ肘打ち!
対する勇者は文字通りの丸腰だ!最後に残った伝家の宝刀、自前の逸品ももはや使い物にならない、
さぁ〜あどうする、絶体絶命だ勇者!」
「ストーカーの手が、勇者の耳を、耳を、お、お、つかんだ!キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! 必殺の耳ひっぱりだぁ。
♀を前に、デレデレと鼻の下を伸ばしているヤシには一番効くと言う、水携帯怪獣使いの得意技。覆面ストーカは一体どこで、
この技をマスターしたのでありましょうか!伸びる、伸びる、勇者の長い耳がさら〜に伸びております。
「伝説のストーカーはそのまま、勇者を引きずって誇らしげに退場します。乱舞する座布団、携帯ゲーム機、コントローラ、
ROMカセットをもものともせず、すいすいと出口へ向かいます。勇者にはこの後、どれほど恐ろしいお仕置きが待っているか、
想像するだにいやはやおそろしやぁああ〜!」
「あ、あ、
この実況席にも、コントローラやマウスが飛んで参りました。
キケンです!危険です!それでは、混乱する会場から、実況を
……………プツン」
(゚∀゚)b GJ!!
グッジョブ!!
ソノゴノオシオキキボンハァハァ
ワラタ!GJ!
…ひょっとして某板の某スレの方?(w
某板の某スレではわからんがな、全然(藁
あはは、そりゃそうだwスマソ、失礼しました。
某板の、古○スレもしくは苗スレの方かなぁーと思ったんです。タイムリーだったんで…。
367 :
名無しさん@ピンキー:03/11/25 22:08 ID:wjwMsmvo
しーきゅの鉄糸舞でバシバシにしばかれて、
ヒールで踏みつけられてボロボロになったまま放置された
りんきゅを、
やさし〜く介抱してやりたい(;´д`)ハァハァ
わわわわわわわ〜
ageちまった〜スマソ。
下心見抜かれて今度はこっちがシークにお仕置きされそうだ…
そういえばリンクを追いかけてやってきたシークをも
いただいちゃうSSってあったけどとてもとても自分には…
>>369 そのあとしっかりシークに踏んづけられておりますがな。
「おかえり」
仕事から帰ってきた俺をリンクが出迎える。
「あれ?もう帰ってたの」
「うん、今日は寒かったから」
「ハイラルは年中あったかいだろ?」
「ちがうよ、今日はゾーラ川に行ってきたんだ」
布団にもぐりながら彼は言う。
「ゾーラ川」
「うん。氷の洞窟。」
「ああ、あそこ」
納得しながら俺も布団にもぐり込む。
「寒かったよ。壁も床も敵も、みんな氷で、触るものぜんぶつめたかった」
凍傷で赤く腫れた手を見つめる。
「見るものぜんぶ真っ白で、透き通ってて、寒かったけど…キレイだった」
「…そうか」
「今、こっちでも雪降ってるだろ?…なんか嬉しくてさ」
そうか、とまた一言だけ返事をしてリンクの肩を抱く。
「あっちでも氷づくしで、こっちに来ても雪がどこまでも降ってて…
少し、不安にもなったんだ。
もしかしてまだ、俺はあっちにいるんじゃないかって」
赤く冷え切った手を握ってやると、思った以上に冷たく、しかし小さく柔らかい手は俺の手を握り返してきた。
「でもココに来たら安心した。ほっとしたんだ。」
そう言って本当に安心しきったように俺の肩に頭を預ける。
俺だって、仕事がやっと終わって雪の降る帰路を一人いそいそと帰って、それでもお前がいるから安心できるんだ。
「雪の結晶ってひとつひとつ全部ちがうんだよね。ナビィが教えてくれたんだ」
そうか、コキリの森には雪は降らないんだ。
敵はしつこいし、滑って転ぶし、大変だったけど、ゾーラ族がまた7年前のように元気になってくれたから、それで満足だと、リンクは穏やかに笑った。
それを見た俺もまた、満足げに笑う。
「…今度、庭に雪だるまでも作るか」
冗談さながらに言う。
「えー、もう雪はやだよ!冷たいし」
不満そうに声をあげる。紅潮した頬をふくらませて、雪だるまそっくりだ。
「絶対おもしろいのになー。作った雪だるまにお前の帽子かぶせて、枝で作った手にお前のグローブはめて、リンクだるまのできあがり」
「なんだよそれー!」
寒いのも忘れて飛び掛ってくる。
こうしてお前とじゃれあってれば、冷え切った部屋もすぐにあったまるさ。
今宵は満月、シンシンと降る雪も肌寒く、冷え込むこんな夜には酸いも甘いもかみしめて、お前の温もりに甘えていたいのさ。
このときが、このまま凍り付いてしまえばいいのに。
なんて独りぼやいていたら、リンクにしめられた。
おしまい
ナゴンダヨ(*´Д`*)
りんきゅと雪遊びしたいナァー。
氷の洞窟はいいよね。りんきゅがクシャミしたり、シークたんが出てきたりするし。
ダンジョンの雰囲気や音楽もキレーな感じでお気に入りだ。
全然関係無いけどIDがVOWだーヤター!!
うーん…
夜中にひとりは寂しいなあ。
大人リンクドキドキするけど、この頃子リンクが
恋しくてたまらない。
寒いからかなあ。
湯たんぽにしたいよ…
>>375 気持ちが激しくわかる。
子リンクはいいよな・・・。
いいなぁリンクだるま…
かまくら作って中でリンクと餅食べたりとかもいいかも…
ちょっとつくってみたけどこんな感じかな>リンキュダルマ
。 *
* ° 。* 。
。° ,, --- 、 。
° ,,..--^、、 `:、
;'" `ヽ` 、ソ: ヽ 。*
。* / ━ ━ `ヽy::: |
| ●┃ ● :::::|:: ノ
。 | ┃ :::::/!::/ 。
ヽ、 ━ ::::ノ y' * 。
,'`ー :: '::ヽ、 。
, _ _ __ / ::::::ヽ __ _ _,..
ミEl_ll_ll_il=;' :::::==l__ll_ll_l∃ミ
'" i :::::::| `'
| :::::::/
。 \ ::::::/ *°
~~ ^ ^~^ ~^ ` ^^^^ ~'^ ~^ `~^ ^~~^^ ^`~^
おお!感動!!
やっぱここは
エ ロ に な り よ う が な い
うりゃかわいい。
しかし何だね。エロの中から「恋」の要素が純化して浮き上がってきてる
感じだねみんな。
やっぱ寒いからか?気温が高く無いとエロ度よりも温もり度が欲しくなっちゃう
のかのー?
こんな時、
りんきゅの尻にゼリー塗りこんで
バコバコつっこんでやりたい…
なんていうと顰蹙買うだろうな…。
>>382 愛があればいいじゃないか
でも漏れはリンキュをぎゅ〜ってできたらそれで満足だ
そうそう。
愛の形は人それぞれっちゅーことで。
>381
なにせここの住人は「憑かれた人々」だからw
>>385 囚われた、といってくれ。
りんきゅもしーきゅも憑き物じゃね。
昔オスレの住人は「九竜門住人」のよう…と
指摘されたことがあったんよ。
ここの住人は仮にゲーム中で本当にリンキュが死んだりしたら
一緒に死んでしまいそうな気がする…
イクラナンデモソンナコトハナイカナ…
しんみりと通夜ぐらいはするだろうけど。もう弔い酒なんか大盤振る舞いでな。
だが、後追いなんかしたら怒ったりんきゅにあの世でマスターソードの錆に
されかねんので(w)それはパス。
「ゲームソフトと一緒に、アンドロイドのりんきゅをお貸しします。
ゲームの中で体験したことを、りんきゅが貴方に話してくれます。
もちろん、レンタル中のりんきゅは、貴方のなすがまま。
あんなことやこんなことも、ご自由にどうぞ。
その代わり、ダメージを受けるとあなたのりんきゅはリアルで弱っていきます。
ヘタッピィのプレイヤーは、瀕死のりんきゅを介抱しながら、妖精か、ハートか、
薬を探し回らなければなりません。
よしんば死なせたりしてしまうと…もう二度とリセットはできません。
冷たくなってしまったりんきゅの身体を箱に詰め、任●堂に送りかえさなければ
なりません。
ちなみにゲームの代金は3万円。りんきゅが生きている限り、レンタル期間は
無制限です」
って、ゲームがあったら、買うかい藻前ら。
3万は安いかな…10万にしよう。ドウダ。
うん。3マソは安すぎる。
AIBOが20数万円ってことを考えると、10万でも安いかな…
南極2号っていくらぐらいしたんだろう。
買う!絶対買う!借金してでも買う!!!
390を読みながら心臓ばくばくしてきたおらは
もう人間としてダメポ……
ダンジョンとか入らないでハート減るようなことしなけりゃいいんでわ
草原を走るりんきゅと手をつないだり、
馬に乗ってるりんきゅの耳をなめなめしたり、
魚を釣ってるりんきゅの脇の下をくすぐったりなど、
勇者の使命を果たさず遊んでばっかりいる奴には、
チャットが派遣されます。
チャットはりんきゅを追い立てて、あっち行け、こっちいけと
うるさく付きまといます。
それでも逃げ回っていると…
しーきゅが蹴りを入れにお宅へうかがいます。
なお、しーきゅの貸し出しはいたしかねますので
あらかじめ御了承ください。
付
上記の説明文に誤りがありましたので、訂正をお願いいたします。
誤 チャット
正 ナヴィ
お買い上げありがとうございました。
ウチに是非送っていただきたい…
代金はクレジットでお願い。
今日は色々凹みまくった1日だったが
なんと偶然須磨寺ディスクを腐海より救出。
ウレシイ…(´д⊂)
とはいえ、やっぱ「マトリックス」みたく俺ッチの方が仮想世界に入り込んで
ゲームするほうがまっとうな進化系なんだろうな。
PSOみたくオンラインにしても楽しそうだが、問題はリンクがわんさか
でてくることなんだよな…158リンク…ゾゾゾ…
いっそリンクはタクトのメドリみたいに、間接操作にしてもらってもいい。
主人公はもちろん「俺」。8頭身ふーん顔の俺たちが、リンクを助けながら
ゲームを進める。うん、コレダ!!
漏れは158人のモナ顔リンクならOKだ。
きゃーきゃー叫ぶのを追いかけまわして遊びたい・…
こっちもhosyuしとくね(*´д`*)ハァ
みんな忙しいのか・・・
それともバテンにいれこんでるのか!?
>402
今さっき、蔦屋で買ってきたよ。
とりあえず一時間だけやって今日は寝よう……。
>403
いいなあ・・・・カラスってどう?
ちょっと暇なしだから年明けにやってみるつもり。
もちろん新品で買うけどw
やってます。
カラス、いいよー。
406 :
403:03/12/09 02:22 ID:MiGope7i
カラスかわいいでつ。無邪気な笑顔に(;´Д`)ハァハァ
精霊の名前をリアルにしたので、話しかけられるたびに(*´д`*)
やっとニンテンドークラブにも入れたので嬉しいです。
つーか任天キャラではないよなー、と思いつつ。
うーん…
夜中にひとりで、何かひじょーにエチーくさい気分を
持て余してるんだけど。
誰か連続でヌキまくれるような、とっときの話を聞かせては
くれまいか…
この際リンカーンでもゴカーンでもいい…
いっそ鬼畜凌辱がいい。
リンクでもシークでもいい。誰でもいい。
今は恋しい彼らの、惨めに汚れた姿が見たい。
そういえば最近、ゴカーン話はさっぱりだね
元々あまり多くない…というか
ハッキリ「少ない」んじゃないかな>ゴカーン話
みんな口ではゴカーンだのリンカーンだの吹いているが
リンカーンに至ってはヤったヤツいないのでは…
>無意識にマスタ抜いてる漏れ。
これ実家のレスなんだけど…
「スマタ抜いてる」と読んだ俺は…
シークたんのしなやか〜なオマタにはさんでもらって
昇天しまくってる妄想しちまったんだけんど。
くそくそくそくそ、くそ〜っ!!
ワロタ(w
でも読みながら(;´Д`)ハァハァしてしまった…
子供リンクのゴカーン話キボン・・・
あんたまだいたんだ。
すっかり呆れて去ってったかと思ってたので
ちと安心したw
>>413 マターリも大好きだからね。
これからもマターリしようぜ。
子リンをゴカーン…
LINKあたりがキョーレツなのをまた一発
書いてくれんかなあヽ(´ー`)ノ
そういや外部の801サイトだけれど、ガノちんに
オモチャにされてる子リン(多分。うろ覚え)見たことあるな。
801姐さんの間じゃわりと有名なとこらしかったが
一体何やっててあそこに辿り着いたんだったか。
「ねぇねぇ、ゴーカンって何?」
「そりゃお前、男と女が集まって、楽しくすごすことよ」
「じゃ、リンカーンって何?」
「んーっと、ホラ、夏なんかにガッコぐるみで山やなんかにいって勉強することさ」
「…うそついてるだろう…」
∴(´д⊂)∴ドウコウデキマヘン
子リンのゴカーン話で盛り上がろうとしているところ、マッコト申し訳ないんだが、
しーきゅにスマタが頭から離れずのたうちまわっておるんだわ。
…緩慢自在の太ももに挟まれてキュキュキュとか。
女性と違ってタマタマの塩梅なんかもよ〜っく知ってるだろうから、いいだろうなぁ。
対面でできるしなぁ…
ハァハァハァ…
どうやら巻き込まれてしまったようだ>スマタの話
頭から離れん(;´Д`)ハァハァ
誰か!誰か子リンのゴカーン話を書いてくれ・・・。
やぱり子リンが頭から離れんのだよ
Linkか、店に子シークの話書いたヤシの他、誰かいたかねぇ。
ここの職人は、頼まれて書くようなタイプじゃなさそうだし…
スマタの良さは女にはどうも理解でけん…
吉行淳之介だかのスマタでやらせる話を読んだときも
ちっともハアハアできんかったが、ここの反応を見るにつけ
男性ならまた違たのであろうなあ…
スマタとパイズリは女性の側からすると、サービスしっ放しだからね。フーゾク技。
しーきゅはパイずりはでけんけど、
スマタの方は自分も擦れるから(・∀・)イイ!のではないかと。
前にも書いたんだけど、ずっと以前に
「ティンコ擦り合わせてハアハアしたい」って書いてた人がいて
(正確には「…と(アラシが)思ってるに違いないw」という書き込みだったんだけど)
なんかそれがすげえ気持ち良さげに思えて、頭から離れない。
同じ部分でお互いを感じることが出来るなんて、うらやましすぎる…
(またお相手が…wとてもうらやましい相手だったりした訳だが)
そうなんだようらやましいよなぁ…
話にのれなくて悔しいぐらいだ
>(またお相手が…wとてもうらやましい相手だったりした訳だが)
誰だったんだろう…
SS来ないね。職人忙しいんだろうか。
過去スレ漁ってきた。
2スレはアラシいなかったかとオモテタが、どうしてどうしてヽ(´ー`)ノ
769 名前: なまえをいれてください 投稿日: 02/01/20 20:49
>>766 気にくわない気にくわない気にくわない
どうしてマルスたんがハァハァするNovelがないんだよう
もしかして俺嫌われてる?
俺嫌いだからのべるない?
うえーんばかー! うえーんばかーーー!!
マルスたんの可愛いお尻がすきなんだよう
美しいお顔立ちが好みなんだよう
ああ、唇うばいてえええ。ベチョっと口づけてチュウチュウ吸いながら舌からめてえ。
マルスたんの腕にだかれてえ。背中なでなでしてもらいてえええ!
チンコ二人ですりあわせてハァハァしてええ!
とおもっているに違いない。
荒らしは常にいたろ…こっちにきてからだろ、解放されたのは。
あの頃がちと懐かしかったりもする今日この頃…
>>426 乙
こりゃまた…(苦笑
相手がマルスだったら、荒らしでなくてもそう思うだろうね。
そうだ
不思議に荒らしがいなかったのは3スレだったね。
1スレにもほとんどいなかったようだけど。
年末はみんなが気忙しく、実際忙しくもしてるんだろう。
飲み会とか、楽しい企画も多いだろうしね。
おいらはなんだか気忙しいだけだけどね………ハア
タマニハソトデ ニギヤカシクノミタイヨゥ…
…と、いうより、1スレ全体がアラシW
板に対する?w
極めて変態的なネタスレだったね(w
りんきゅ中心で、しーきゅネタはまだ少ないし。
ダレモイネェ…
サミスィ…
|
| ('A`)
/ ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄
まぁ、冬だからな
>432
店においでよ
「寒いよ、ここ」
炬燵の向こうでチビが言う。
「お前、炬燵にあたっててまだ寒いのか、こっちこいよ。あっためてやるから」
というと、ちょっと考えるような顔をして、
「ううん、いいや」
なんて言う。
「何だよ今更、水臭いじゃないか」と尋ねると、
彼は意味ありげな目でこっちを眺めながら、
「…このあいだね、大人だった時、あの人にも同じこと言ったんだ」
「あの人って、ストーカーかよ」
「導き人、って呼んでくれよ」
と話す様子は、なんだかやけに嬉しそうだ。
「そうしたら、いつもはすぅ〜といなくなるんだけど、じっとぼくの顔を見てさ、
そっと抱きしめてキスしてくれたんだ」
…なにぃ??
「それからね、一晩ずっと一緒に過ごしてくれたんだ、彼は」
「はぁ…??」
「いろんなこと、教えてくれてさ。一人でやるせない時には、どうすればいいかとか」
おいおい、一体何を言ってるかわかってんのか、お前。
えへらえへらと緩みきった面は…ガキというよりまるっきり、
エロ話をするオヤジだぜ。
「とっても素敵な夜だったんだ…だから、だからさぁ…
あれから子どもに戻った時が、つまんなくて」
そして、切なげに、本当に切なげにため息を一つついた。
こいつ…きっと俺の知らないことまで、
あんなことやこんなことまで…。
俺はなんだかモー然と妬けて来た。
誰に対しての嫉妬なのか、何に対する嫉妬なのかはわからなかったが、
とにかくものすごく妬けてきた。と、いって、どうすりゃいいんだ。
「もう寝る!」俺は寝そべって思い切り炬燵布団を引き被った。
「わっ、何すんだよ。こっち布団短くなっちゃったじゃないか」
「うるさい!」
「ね〜、何怒ってんだよ。」
「ガキは小便して寝ろ!」
「ね〜、もっとお話しようよ〜。あの人のこと教えてあげるからさぁ…」
外はふたご座流星群がきれいな夜。
2重にジェラシーを感じる夜だねえ
心中お察し申し上げますヽ(´ー`)ノ
ああああ〜
りんきゅゴカーンなんて書けないし、
最近夜は11時過ぎには眠くなるから店にいってもすれ違いだし、
だめだ、だめなんだよぉおお…
裏ゼルダで遊んで寝よ…。
>>437 なに教えてもらったのかどーゆうことやったのか
実演つきで聞いてもらいたいな。
シークたんはまさにナニからナニのほうまで「導き人」・・・
ハイラルってそんなことできそうな場所ないな。
ロンロン牧場の納屋?コキリの森のリンクん家?
アオカンは寒かろうて。
イヤイヤハイラルではアオカンこそ王道でしょうw
川やら森やら湖やら草原やら…どこででも出来そう。
あんまり迂闊なトコで夢中になってると、ピーハットやらスタルベビーやら
その他のなんやらに襲われそうではあるが。
'`ァ,、ァ'`ァ (*´Д`) '`ァ,、ァ'`ァ
森の神殿前の迷路が最強!
水場が近いから二人で洗いっこしたり、水の中で戯れたりも〜したい放題。
心も身体もサパ〜リしたら、モリブの目盗んで通路をダ〜ッシュ!!
失敗したら、お楽しみの前に大事なところをつつかれたりします。
通路の横道に開かれたらもう、天国。
青い空を見ながら、心ゆくまで二人の世界だびょ〜ん。
しーきゅのお口で嘗め嘗めしてもらったり、はぐはぐモゴモゴしてあげたり。
フィニッシュまでしっぽり楽しめそーだよ。
隠し穴こそ最強。
ムードたっっぷりのBGM,
牛さんもいるからミルク貰って2回戦、3回戦と飽きるまで・・・
>>439 じゃあ10時頃でよろし?
穴の中には大抵ゴシップストーンがあるからなぁ…
ナニをやったか、どんな具合だったか、アッというまに国中に広まる罠。
剣で石をぶん殴ったら、いきなりあの時のあえぎ声が…トカ
(;´д`)コソ〜リオシエテクレ…ハァハァハァ
>>421 激しく遅レスだが…
吉行淳之介といえば、
昔チソチソに異状を感じ、さみしい病気ではないかと心配して病院で検査してもらったそうだ。
したらば、
検査した医者は明るく宣言したそうだ。
「大丈夫! 大腸菌です」
それを聞いてよしゆきは赤面したそうな。
……前日に男娼を買っていたんだと…
みんな、気をつけような。リアルえっちじゃコンドーさんを忘れずに。
うわー天下の文豪ともあろう者がアホンダラな…
しかし一番のアホンダラは、こんな時間にモニター相手に、
ひとりで爆笑してるこの私であろう(;´Д`)
文豪はともかく…w
本家じゃ大人リンクがデフォだったのか。
大人好きのおいらはどっちでもいーんだが。
ここじゃ「マワしてる」ヤシとかいるんでテキーリ大と小が半々ぐらいなのかと。
それともアラシへの目くらましか。
イヤスマヌ…
そーいうつもりでなかったっす。
どっちも等しく大切でかわいいよね。
お届け物アリです。
店に置いておきましたので、お受け取り下さい。
どちらかといえば小リンクは可愛い弟で大リンクが恋人。
…って感じなんじゃないかな?
ま、色々な好みの人がいるから一概には言えないんだけど。
フォモもドジンもストレートも一律歓迎がこのスレだし。
最近、携帯板のホンスレにみょ〜なレスが混じってるね。
ひょっとして出張してる??
すいません、携帯板のどれが本スレなのかワカリマセヌ
いずれにせよここの住人が、ヨソで迷惑かけるとも思えないんだが…
。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェ すんまそん。
×携帯版→○RPG板でした。
みょ〜っていうのもチョト誤解を招く表現でした。
迷惑かけるとかそういう意味じゃなくて、
「ココっぽい」発言ということっす。
いささかスレチガイポイが、今日「狗夜叉」見てきた。
あのひとの切れ長の瞳が、ちょいとシークを思わせて(;´Д`)ハァハァ…
丁度今、店に上がってるちょいアダルト&ハード系。
年の頃もナニゲに同じじゃなかろうか。
>>457 狗夜叉のあの人って、鬼神だって話は前あったよね。
本スレはこのあたりが、確かにチョと違ってた。
730 :名無しさん@お腹いっぱい。 :03/12/19 10:44 ID:PKEhDCLe
>>728 ティクビ出してハイラルを走り回るリンクってのは問題だね。
で、萌えてしまった…ゴメン
で、懺悔…
「おい、こんなこと言われてるぞ」
俺はPCの画面を見ながら、コタツのあっち側でゴロゴロしている彼に声をかけた。
天気のいい祝日だってのに、
ゴロ寝と2chだとよ、全く。おめでてーよ。
「ううむ、これは確かにヤバいが、
もうちょっと露出してくれてもいいよな。
せめて子どもの頃くらいの服でさ」
彼は身を乗り出してモニターをちらっと眺めたと思ったら、
つと立ち上がって流しに行き、
何やら取り出して包丁でトントン刻み出した。
「おい、何やってんだ?」
返事が無い。
「怒ったのか?じょーだんだってばさ。
うわ、何だこれ」
まな板の上には、えらく粗く刻まれた玉葱。
「何作ってくれるんだ?」
後ろから腕を前に廻して頬に顔を寄せると…冷たい。
「お前、泣いてるのか?」
「玉葱切ってるんだモン、涙くらい出るよ」
「そういう問題じゃないだろうが、どうしたんだ」
しばらくあって、彼はひくひく泣きじゃくりはじめた。
「ぼく…ぼくはね。そんな、皆の前で裸になるなんて、
好きじゃないんだ。ぼく、僕は…ぼく、恥ずかしい。
見せ物じゃないんだから」
あ〜やっぱり傷付いていたか。
「すまん、すまん。だから冗談だってば」
「冗談だって、いっていい…ことと、悪いこと」
俺は、鼻をすすり上げる彼をそのままぎゅっと抱き締めた。
「悪かった。ごめんよ。そうだよな」
慰めながらシャツの下から手を入れ、上の方をまさぐって行った。
「うん、これは誰にも見せなくていい。俺だけが…」
件の乳首のところで、手がとまった。
「お前…また傷が増えたな」
胸の辺りから腹にかけて、
指先でも感じる程の、まだなまっぽい傷が走っていた。
「ん…」
「誰にやられた?」
「…ダーク」
「そっかぁ…あいつは手強いもんな」
俺は廻した腕にさらに力を込めた。
「いろんな敵とマジ切って戦わなきゃならないんだから、
そりゃむき出しだったら、ハートがいくつあっても
たらないよなぁ…」
俺はそのまま、傷をそっと指でなぞる。
抱いてる時、
仰け反って引きつった背中に、
直りきらない傷跡をみたことがある。
こいつはこれでも、戦士なんだ。
身長なんか俺より低くて、
こんなに可愛い顔しているのに。
「でもさ、あんたに触られるのは好きだ。
傷…そこにキスしてくれたらもっと好き」
「あ〜ん、してやるぞぉ!お前がもうイヤってほど」
このままベットまで抱いて行けたら格好いいんだが、
結構重いんだよな…コイツ。
ギックリ腰にて終わり
(*´д`*)
何度読んでも最後に声出して笑ってしまうヨ。
けっこうイイ話なのに……w
腰、お大事にw
>あの人って、鬼神
おいらもその話に乗ったひとり。もしかしたら振ったひとりかも。
しかし今回あの人がシークとだぶったのは
彼の瞳が怒りと悲しみに満ちていたから………
じゃないかな、と。
ネタバレスマソだが、先日某所で「父ちゃんネタ」で盛り上がったのも
連想の呼び水になったかも知れんw
なんてナイスなタイミングで書庫が更新されているんだ…
管理人さんご苦労様です。
クリスマスだからね
書庫管さんからのプレゼントだね
ただのhosyuも淋しいんで、
ぽちぽち落としていきます。
前スレ974の続きみたいなもの。
闇の底で気が乱れた。
ぼくは、姫の寝台の上で身じろぎをする。
入り口を護る兵士はまだ気付いていないらしい。
しんとした中、かすかに鎧が触れ合う気配がするだけだ。
「でも、確かに何かが起こっている」
わかっていても、ぼくはここを離れることができない。
「何があっても、決して寝台から離れないこと。
そして何かがやってきたら、可能な限りこの場に
ひきつけておくこと」
そう命ぜられていたから。
この何日か、姫は何かを予感してひどくおびえていた。
それで乳母殿は彼女を秘密の隠し部屋に移し、
代わりにぼくが姫の夜着をまとって、
ここでやすむことになったのだ。
「簡単に死んでもらっては困る。
少しでも長く相手の足を止めておかなければ。
相手を倒しても構わん」
でも、乳母殿は「死ぬな」とは言わなかった。
「姫の年頃で、そこまでの役目を任せられる娘はいない。
ただの身代わりでは務まらないのだ。お前でなければ」
影武者役の娘ばかりじゃない…本当は、
王家を影で支えてきたぼくの一族で、
残っているのはぼくと、殿ひとり…。
寝返りを打つと、遠くの騒ぎが漣のように伝わってくる。
切れ切れの悲痛な叫び声が、冷たい夜気を切り裂いて響いた。
「王が亡くなられた!」
来た!
ぼくは夜具の下で武器を握り締めた。
ひとまずココまで。
気が向いた人は、自由に進めてもらってもイイけど、
hosyu代わりっすから一日レスなかったら、
またつけちゃいます。
ざっとした方向性しか考えてないから、
なんか浮かんだ人は遠慮しないでドーゾ。
うわ…やべ。
シータ波というのはテレパシーの一種でもあるそうだが、
コレゼッタイ脳みそどっかでつながってるヨ…
>>475 じゃぁ、あんたの脳みそみせてもらおうか(w
そのうちナw
見せられるのでは脳みそではなく、脳みその中味だが。
478 :
店主:03/12/28 23:30 ID:X4GWUFF7
さていよいよ年の瀬も押し詰まって参りましたが、
スレの諸兄はお変わりありませんでしょうか。
本年は当店をご贔屓くださり、まことにありがとうございました。
今後もよろしくお願い申し上げます。
年末年始の営業案内をさせていただきます。
リンクの部屋を開けておきますので、家族団らんの合間にでも
覗いていただければ幸いです。
それではみなさま、良き新年をお迎え下さい。
う…人がいない…
年末年始は人が少なくなるから
気をつけないと…
ネタはないんだが保全。
こっちも、おめでとう…(;´д`)ハァハァ
新年初(;´Д`)ハァハァ
あけおめ〜
うう…
良かった…さっき見つけられなかったから……
今年もヨロシク。
リンクにも挨拶してこよう。
おめおめ
湖の底のダンジョンをクリアしたあと、
ちょっとあったかい思いがしたくてこっちにやってきた。
あいつの部屋の前に立ったら、いつもと様子が違う。
「あれ?」
ドアにかぎがかかってるのは不思議じゃないけど、
郵便受けに新聞があふれていて…。
合鍵使って入った部屋は、
暗くて寒くて人気がなくて。
いつもは雑誌やら食器やらとっちらかってるのに、
心なしか少し、片付いているみたいだ。
そういえば…年末、帰省するとかいってたっけ。
「帰省ってなにさ」って聞いたら、
「田舎に帰るってこと。正月だもんな、いろいろと
うるさくって」
あいつはめんどくさそうに、だけどちょっと照れた様に
そう言ったんだ。
冷たいベッドにゴロンと横になる。
いつもは狭苦しいのに、一人で寝るとなんか広い。
街には着飾った人があふれていて、
テレビじゃ楽しげな番組ばっかりやってるけれど。
ぼくは、この部屋でひとりぼっち。
489 :
名無しさん@ピンキー:04/01/02 08:21 ID:unh12mEK
うちは部屋めちゃくちゃのままだ。
それでよければこっちゃこい。
念のためage
ついでにホシュり
こんな時間に目が覚めるなんて〜
正月ボケだよ。
七年間眠っていたリンクは、寝ぼけてミスることなんて
なかったのかなぁ。
しーきゅが七年間ずっと添い寝していた…トカ。
添い寝してたのはラウルだろ〜w
ラウル〜???!
(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク
全神経を集中させて、じっと耳をすます。
警護の兵たちが騒ぎ出したようだ。
「王が…亡くなられたと??」
「おい…、助太刀に行かなくていいのか?」
「バカ、俺たちはここを、姫の寝所を護るのが任務だろう」
「姫には乳母殿がついているじゃないか。王のお側にいって、
侵入者を食い止めるんだ!」
「今更行ってどうなる、王はもう、殺されたんだぞ!」
一人の兵士が吐き出すようにいって、一瞬あたりは静まりかえった。
…王が亡くなった…。
…王が亡くなった…。
あの方と直接言葉を交わしたことは一度もない。
ただ、姫の影を務めることになった時に、
御前に出て挨拶をしただけだ。
「よく似ているな」と…、
ぽつりと言ってじっと僕の顔を見つめていた。
確かに姫と背格好は同じくらいだし、
遠目に見れば似ていなくもない。
どうせ姫の素顔をしげしげ眺めることができる人間などそう多くはないのだから、
男の僕でも影は十分務まる。乳母殿はそう言っていた。
だけど親である王が、「よく似ている」と言うほど似ているものなのか。
「誰に似ている、とおっしゃったのだろう」
もう永遠にわからない。亡くなられてしまわれたから。
仮に、異変に気が付いた時にすぐ、王の側に駆けつければ、
お助けすることができたのだろうか。
与えられた任務を無視して。
僕の使命はここに、侵入者をひきつけておくこと。
そうして姫が、少しでも遠くへ逃げるために時間稼ぎをすること。
場内の騒ぎはどんどん広がっていっているのに、
僕はこうして、ただ待っている。
何かがやってくるのを…。
姫もずっと待っていた。
何かの使命を託したあの少年のことを。結局戻ってはこなかったけれど。
僕は心のどこかで、彼ともう一度出会うことを望んでいた。
それももう、かなわないのか…。
「姫!こちらへ!…ここはもう、ダメです」
衛兵が切羽詰まった声で僕を手招きする。
「……でも」
「王はみまかられ、城には火が放たれました。もう、ここに望みは
ありません!手遅れにならないうちに…早く……!」
その言葉が終わらないうちに……兵は倒れた。
「……!」
「いたぞ!ゼルダ姫だ!」
衛兵の背には深々と手斧が刺さっている。蹴破られたドアから、
粗野な雑兵どもが寝所になだれ込んできた。
「……お前達が、父を殺したのか…!?」
父、という言葉が、我知らず口をついた。
「そうだ!オレ達がハイラル王を殺した!」
「城にいる者は全て殺せとの命令だ!」
嬲るようにじりじりと僕に近づきながら、雑兵どもは口々にわめきたてる。
どの顔も血に酔って、狂気を浮かべていた。
「だが、安心しろ……おまえは殺さん」
先頭のひとりの下卑た顔がにやりと歪むと、「おまえはガノンドロフ様に差し出すのさ!」
そう叫びながら掴みかかってきた。
雑兵の絶叫が上がる。
僕の手の内の短剣が、敵の急所を切り裂いたのだ。
ざわっ!、と戦慄が走った後、一瞬動きが止まる。
たかが小娘と侮っていた敵どもは無防備で、僕は難なく彼らの傍らをすり抜け回廊に出た。
今や城全体を押し包む炎に熱せられて空気は熱く、長い髪が熱風に舞い上がった。
「命を惜しまぬやつばらは来るがよい!私は王女ゼルダ!
むざむざお前達の薄汚れた手になど落ちはせぬ!」
騒ぎを聞きつけ、敵兵がわらわらと集まってきた。抵抗の絶えた城内で
略奪をほしいままにしていたようだが、ゼルダを捕らえ、手柄を挙げようというのだ。
ハイラル兵は……
味方の姿は、ない。
ぼくひとりだ。
ぼくは先刻、ぼくを守ろうとして命を落とした衛兵を思った。
彼は最後まで僕を主君と信じて逝っただろう。
彼だけではない。あの場にいたハイラル兵は、全て、ぼくのために戦って果てたのだろう。
それは幸せなことなのか、それとも…無意味な死だったのか。
いずれぼくも、ごく近いうちに彼らと同じ場所へ往くだろう。
その時には真実を打ち明けるべきだろうか。
彼らが本当に守るべき主君は、今は遠くへ去った。それは彼らの働きにもよるのだから…
きっと赦してくれるだろう……
敵兵どもはいずれも雑兵で、当分は引きつけておけそうだ。
しかし所詮は多勢に無勢……脱出は不可能だ。
捕らえられることだけは、絶対にできない。もし捕らえられたら…
ぼくが影であり、本当の姫は逃れたことがバレてしまうから。
最期には城と共に炎に身を任せる他ない。
ぼくは心を決め、戦いの本能が全ての恐怖と逡巡を払拭し、
熱く血をたぎらせて全身の筋肉を鋼と変えていくのを待った……
その時ひときわ大きなどよめきが起こって
回廊に馬のひづめの音が高らかに響いた。
燃えさかる炎の中に、黒い巨大な影がゆらり、と姿を現す。
黒光りする鋼の鎧を真っ赤な返り血で染め、
それより黒く輝く顔に邪悪な光を帯びた眼をぎらつかせる
西の砂漠の盗賊王。
ガノンドロフ…
彼だ。
彼がやってくるのを、僕は待っていた。
………
つ、続きは…?(;´Д`)
とりあえず天元に一手。
あとは後日、風の間に間に。
眠くて…
「ほう…姫がこんなとこでまだうろついておったか」
盗賊王は、棒立ちになる馬を片手持ちの手綱で御しながら、
僕をねめつけるように見る。
「これだけの騒ぎの中、逃げようともしないとは…
肝の据わった娘よの」
血塗られた刃の切っ先を、僕の鼻先に突きつける。
割れるような大声が、頭の上から響いてきた。
「どうだ…怖くはないのか。うぬが父王の血ぞ。
この同じ刃で、その細首叩き切ってやろうか」
蟻が砂糖にたかるように群がっていた雑兵たちは、
その一言で水を打ったように静かになり、
じりじりと後ずさって盗賊王に場所を譲った。
生臭い空気がどっと押し寄せる。僕は顔を背けたくなるところを堪えて、
奴を睨み返した。
「騎乗のままでなんと無礼な、おりなさい!」
一瞬、相手は驚いたように目を見開いて僕をみつめ、
それからはじかれたように哄笑した。
「無礼?何が無礼だ、誰に対する無礼ぞ。
いまやお前の王国はない。全ての者がわしの前に跪いた。
うぬも程無く涙を流し、わしに命乞いするようになる…その前に…
お前に聞きたいことがある」
僕を捕らえようとする腕が、馬上からぬっと伸びてきた。
身を翻してその手を逃れ、もう一度呼ばわる。
「盗賊の分際で我が身に触れるな、下がりなさい」
太い眉の下で、暗く邪まな瞳が光を放った。
「権高な娘よ…この期に及んで、まだ虚勢を張るか。
もはや、お前を護るものなど誰一人いないではないか」
そういい捨てて奴は驚くほど身軽に馬から降り、
剣を振り上げ僕に切りかかってきた。
熱と炎にマントを舞い上がらせ、
雄叫びとともに重い刃が振り下ろされる。
びゅっと空気が振え、間一髪のところで刃をかわした。
「…なかなかのものよの。だが、いつまで続けられるか」
息つく間もなく打ち込まれる刃を避けながら、
僕は反撃の間合いを計っていた。だけど…、
女の衣装はどうしてこう、動きにくいんだ。
「深窓の巫女姫という噂だったが、なんと、いっぱしの武術家ではないか。
よくぞ仕込んだものよ…あの乳母は……いや」
一瞬の隙!
「もらった」
双眸をめがけて短剣を突き出す。が、剣先はそれて僕は、
腕をがっしりとつかまれてしまった。
「あの乳母がお前を見捨てていくとは思えん…それのその身のこなし…
貴様もしや…」
「放しなさい、はな…放せ!」
捕らえられた腕を後ろ手にねじり上げ、
奴は僕の身体を軽々と持ち上げた。
「お前…まさか、…影か」
oyasuminasait…
しーきゅの夢見ろよ…v
「放しなさい…」
背中に回された両腕が、ぎりぎりと締め付けられる。
相手の身体は、僕の倍。力の差は歴然としている。このままじゃ、腕を折られてしまう。
腕をはずそうともがいても、奴の腕と胴体にがっちり挟みこまれて
動けない……
その時、のど元にひやり、と剣の切っ先が当てられるのを感じた。
もう…おしまいか。
「答えよ、うぬは影か?」
はい私は偽者です、なんて答える奴がいるとおもっているのか、愚か者。
「お前がそう思いたければ思えば良いでしょう、ひと思いに殺しておしまいなさい」
「そうはいかない。もしうぬが本物であれば、いろいろと聞かせてもらいたいことが
あるのでな」
身体がさらに吊り上げられて、奴の顔が間近に迫る。
「親が殺されたと知っても涙ひとつ見せぬ。
虫も殺さぬような顔をしながら、しぶとい娘よの…だが」
そこで一息ついた奴は、僕をしげしげ眺めてつぶやいた。
「数年もすれば、男の気を惹くために媚を売るようになるのだろう…
女子とはそういうものだ」
勝手な感慨に浸っていろ!
こっちは腕をはずそうとさらに身体を動かしているのだが…びくともしない。
「うぬが本物だといいはるならば、乳母はどうしてそばにおらぬ」
「私が父上のもとに向かわせました」
「だがわしは見なかったぞ。その者の姿なぞ」
「お前のような者に姿をみられるほど、間の抜けた乳母ではありません」
冷たい刃が、さらに強く肌に押し付けられる…僕は思わず目を閉じた。
「そうか……では聞くが、聖所への入り口はどこだ。巫女姫なら知っておろう」
熱い息が顔に吹きかかる。奴は耳元でささやくように言葉を繰り返した。
「答えれば悪いようにはせん…姫よ、聖所へはどうすれば入れる?」
刃の代わりに今度は、温かくやわらかいものが押し付けられて、
のどもとから首筋をゆっくりと這い登っていった。
こいつ、戦略を変える気か!!
キタキタ━━(゚∀゚)━━ !!!
こりゃリンクゴカーンの前にシークが…
ここしばらく子供のやーらかそうなアレやコレをどうにかする
妄想に取り憑かれていたおいらには、たまらん展開になってきた。
リンクは声をあげて泣きそうだが、シークはそんなことは
ないんだろうなあ…我ながら鬼畜萌えでスマン…
僕の身体はもう完全に、奴の片腕に抱え込まれていた。
夜着の裾から差し入れられた手が、踝や、ふくらはぎを
なでさする……もっと上までのぼってくるのも、
時間の問題だろう…
そうなったら、すべては終わりだ。
「柔らかく香わしい肌だ…儂はこの肌に傷をつけたくない。
どうだ、おとなしく話してみてはどうだ……それとも」
耳たぶに鋭い痛みが走る。僕は思わず声をあげそうになって、
歯を食いしばった。
「この耳、この鼻、食いちぎってやろうか。
生きながら食われる気分はどのようなものであろうな」
……何かを話したとしても、生かしておく気がないことくらい
最初からわかっている。背中に廻された腕を締め付ける力は、
ますますきつくなっていく。
…生きていられるのも、どうせあとわずかの間だろうけど。
唇に、血の味がした…。僕自身の血の味だ。
口に差し入れられた舌が、僕の舌に絡まる…
さっき僕の耳に突き立てられた牙が、
僕の歯を鳴らす。
息が…詰まる…
「滑らかな肌よの…儂の一族のどの女よりすべらやかだ…」
片手はもう、膝の裏側あたりをまさぐっている。
もう…だめだ…
朝っぱらからいうな〜
うp分書き終えて目が覚めたらこの時間だったんだ〜uuu
ぐっすり眠ったようで何よりw
稚児趣味のガノちん…
「こんなところにおられましたか、ガノンドロフ殿」
聞き覚えのある声だ…誰だったろう。
「何だ、お前か。邪魔をするな」
「稚児を折檻している間なぞございませぬぞ。
ほどなくここは炎に包まれ、城の外へ出るもままならなくなります。それに…」
声の主がこちらに近づいて…ぼくはそいつの顔を見て息を呑んだ。
蛇のような目と口を持ち、ビブラートがかかったような震える声で喋る男…
王の側近くに仕えていた魔道士だ。こいつ…裏切った?!
あるいは、最初から…盗賊王の手下だったのかもしれない。
いつの頃から宮廷に入り込んでいたのかは知らないけれど、
王にガノンドロフを引き合わせたのは彼だという噂を聞いたことがある。
…誰も気付かなかったなんて。
「稚児とは何のことだ。見ての通りこれは、ゼルダ姫よ」
魔道士は目を細めてぼくをじっと見つめ、いつもより一層震える声を上げた。
「何の…これはねずみにございます。古より王家の闇の歴史でチョロチョロと蠢いて
おりましての…しかもこやつは」
いきなり股間をつかまれた。思わず悲鳴がもれる。
「オスにございます」
アグニムならぬグリマ登場?
しかし夜毎のレスの短さはどうにかならんか…
焦れて身悶えしてしまうよ…
まあまあ、職人さんだって
自分の生活があるんだからさ。
気長に待とうや\(´ー`)ノ
524 :
名無しさん@ピンキー:04/01/14 16:44 ID:J+78xGII
「こやつが男だと?…信じられん」
「ではご自身で触ってみますか?ほれ、このように」
魔道士が骨ばった指先でまた、ぼくのモノを握り締めた。
身をよじって抵抗しようとする身体を、盗賊王の
がっちりした腕が押さえ込む。
「みだりに声をたてませんの、我慢強い小僧よ…
しかしほれこの通り、身悶えしておりますでしょう」
夜着を荒々しく捲り上げ、節くれだった手が今度は、
容赦なく掴みあげてきた。
奴は怒りに燃える目でぼくをにらみつけながら、
しつこく、何度も何度も陰嚢と陰茎を締め付ける。
「こやつが男だと?…信じられん」
「ではご自身で触ってみますか?ほれ、このように」
魔道士が骨ばった指先でまた、ぼくのモノを握り締めた。
身をよじって抵抗しようとする身体を、盗賊王の
がっちりした腕が押さえ込む。
「みだりに声をたてませんの、我慢強い小僧よ…
しかしほれこの通り、身悶えしておりますでしょう」
夜着を荒々しく捲り上げ、節くれだった手が今度は、
容赦なく掴みあげてきた。
奴は怒りに燃える目でぼくをにらみつけながら、
しつこく、何度も何度も陰嚢と陰茎を締め付ける。
「確かに男のようだな…人を惑わす美貌と色香を持ちながら、
これが男か…。
この国はまこと、化け物が棲まう土地よの。
儂の手の中にあるもの引き抜いて、はらわた引きずり出して
くれようぞ…妖魔めが…」
すさまじい痛みが、下半身を襲う。
悲鳴を上げようにも…声がでない。
「乱れる様も艶かしい…だが容赦はせんぞ。
この儂を謀りおって…こやつ、
じわじわ責め抜いて息の根を止めてやる…」
「…ひと思いに…」苦しい息の下からようやく搾り出した言葉を
遮るように、奴は音をたててぼくの唇を吸い上げた。
「お気持ちはわかりますが、
今はねずみなぞに関わっている暇はございませんぞ。
城下町へ向かう道を、葦毛の馬に乗った二人連れが
下っていっているのを見たものがおります。
お急ぎになりませんと」
耳障りな魔道士の声が、盗賊王を制した。
「なに?それはどういうことだ」
「姫と乳母…かと」
「なぜそれを早く言わん、戯けが!!」
ようやく戒めを解かれたぼくの身体は、
ぼろ人形のように床に放り出された。
「そやつを捕らえておけ。儂が戻るまで、死なせても傷つけてもならん。
あの娘ともども、八つ裂きにしてくれよう」
ぼんやりとした意識の中、
遠ざかる足音…ひずめの音…火が爆ぜる音
音…
姫が見つかる…姫が捕らえられる…え?
ぼくは何のために、ここに…?
冗談じゃぁない、奴を追わなくては。
上半身を起こそうとしたところ、四方八方から
雑兵どもの手が伸びてきた。
「離せ!はなせぇ〜」
四肢をつかまれて抱えあげられたぼくの耳元で、
あのビブラートがささやく。
「安心しろ、すぐには殺さん。
お前の身体は、自分がで思っている以上に使い道があるのだよ」
えびそりになって、
さかさまになった視界の中、
盗賊王のマントが翻り、炎の渦の中に消えていく。
行かせちゃだめだ、行かせては…。
ぼくのことを姫だと信じて死んだ、あの兵士たちのためにも。
だけど…
「離せってば」
だれかが僕の口に布切れを押し込み、
猿轡を噛ませる。
自由になったばかりの両手はまた、
後ろ手に縛り上げられてしまった。
「連れて行け」
がらがらに割れた、ひときわ耳障りな声が回廊に響く。
僕は頭に最後の一撃をくらって、
深い暗闇の中に落ちていった。
久しぶりに長いのやったら、ダブっちまった…
。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン スンマソン!
はうう…なんかようやく水を得た気分だよー
ハアハアハアハア……(;´Д`)……ァ……
ハアハアハアハアハアハアハアハア……ウッ
ぼくを欲しがる奴らが何をやりたがってるのか、
大体わかってる。みんな同じだ。
雑兵たちもやっぱり同じだった。
どさり、と、どこかの家の寝床にぼくを放り出し、
さっそく熱くいきり立ったものを突っ込んできた。
身体が引き裂かれる…歯を食いしばって耐える。
最初の奴は二、三回ぼくの中をかき回して、
あっさり果ててしまった。
ぬるり、としたものが引き出されると、
すぐさま次の奴が入ってくる。
「おい、顔を上げさせろって」
誰かが髪をつかんで、ぐいと引き上げる。
「たまらんな…これで男だとよ。みろよこの髪、
尻なんかもすべすべだぜ」
…なんでもいい、早く終わらせてくれ。
ぼくはあいつを追わなきゃいけないんだ。
下卑た声で話しながら、
ぼくにまたがって欲望を満たしていた男たちを追い払ったのは、
遅れてやってきたあのビブラートの一喝だった。
それで終わりってわけじゃないってことは
覚悟していたんだけれど…。
aaa…
おながい
も、もう少し……(;´Д`)
いつもいいところで終わるよねぇ…
久しぶりに連載マンガを読んでる気分になってきた
続き楽しみ〜
>ぼくを欲しがる奴らが何をやりたがってるのか、
>大体わかってる。みんな同じだ。
なんだか荒んでる…(;ω;)
イヤ荒むのも当然だけど。
でもこんな場面ですげえ場違いは承知なんだけど
何かひとつでも、心の支えになるあったかいもの与えてあげたい。
もしかしたらそれが、リンクとの思い出なのかな。
「泣きも喚きもしなかったのか…大して暴れてもないようだな。
観念したか」
ビブラートはそうつぶやきながら、猿轡をはずした。
悔しいけどあの状態で抵抗したって、体力を無駄に消耗するだけだ。
多勢に無勢って言葉くらいは知っている。
こいつが1人になっている今がチャンスなのだけど。
せめて、この手が自由になれば…
「手のほうもはずしてよ…」
ためしにせいいっぱい、弱々しげに言ってみても、
「駄目だ。お前の一族は油断がならん」と一蹴された。
「両の手を自由にすれば、果たして何をやらかすやら。
殺さず、傷もつけずに差し出せとのご命令だ。これ以上の面倒をかけず、
おとなしくしておれ、さすれば…」
頬にひやり、とした感触。
「少しは寿命も延びるというものよ」
人差し指と小指、二本の指にだけマニキュアを施した手が、
ゆっくりと口元をなぞった。
「やはり跡がついておる…傷をつけるなとあれほど言っておいたに…」
奴はいきなりぼくの夜着に手をかけ、引き裂き始めた。
「何をする!」
「泥と兵どもの体液で、どろどろになっておるぞ。
もともと何の役にもたっていないではないか」
確かに、足元にまとわりついて邪魔なだけだったけど…
だけどこんな風に、むき出しにされるのはいやだ。
じっとりと湿っぽい手が、胸やお腹をなでさする。
「身体は大丈夫だの。それにしても…
これだけ穢されても凛としておるとは、さすが血は争えん」
「お前がぼくの何を知ってるっていうんだ!ぼくは親なしだ。父も母もいない」
「といって、木の股から生まれてきたわけではあるまい?
妖精を連れた森の一族ではないのだから」
森の一族…そういえばあの子はどうしたろう。
城に戻ってきても、戸惑うだろうな。
…あの子も親がいないんだろうか…
ビブラートの低い声がぼくを現実に引き戻した。
「お前の父親は、つい先ほど城で息絶えた。
ハイラル王その人だよ」
ついにその一言が……
しかし今夜はもう来ないかと思ったヨ
戻ってきて良かった
「……」
「衝撃を受けたか?信じられぬのも無理もない。
しかしこれは私が王自身の口から聞いたことだ。
お前の一族は王家を闇で支える一方で、
血の結びつきも強めてきたのだ。
お互いの間に子をもうける…それは王家と、
秘密を分かち合う者の間で結ばれた
契約のようなものだったらしいがな…。
生まれた子どもは、王族の扱いこそ受けなかったが、
暗愚な後継者の廃嫡に関わったこともあったのだぞ。
地下の暗渠の存在はお前も知っておろう。
そこで行われてきたことを…
私はつぶさにこの目で見てきたのじゃ」
不愉快な震え声は、勝手にべらべら話を続けた。
ぼくがショックで言葉を失った、と思ったらしい。
だけどほんとうは、全然違うことを考えていた。
ぼくの父親がハイラル王だなんてばかげている。
動揺させて、自分に従わせようとしているだけだ。
こんな奴の言うことが信用できるわけない。
ぼくは、背中の後ろで縛られた手に集中していた。
コトを急いだ兵士たちがつくった結び目は、
だいぶ緩んできている。
あと少し…でも急がないと姫が…
こっちが反応しないのを見て取るや、
ビブラートはぼくの身体をうつぶせにした。
一瞬、緩んだ結び目に気付かれたかとひやりとしたが、
奴はそんなことにはお構いなく、
ぼくの尻の割れ目を押し広げて…そこに…そこに
舌を入れてきたんだ。
「あ…」
身体中に走るぞわりとした感覚。
生温かいものが、肛門のあたりをちろちろとはいまわる。
それから…蛇のように細長い奴の舌は、
ぼくの直腸にまで差し入れられて、内側からぼくを…強く、弱く刺激した。
そのたびに身体は、ぼくの意思に抗ってびくりと反応する。
結び目の事を気取られないように、
そちらに集中しようとしていたけど…
やっぱり声は、我慢できなかった。
「う…くぅ…」
硬くこわばろうとする下半身をなだめるかのように、
湿った手がぼくの大腿部や…鼠蹊部をゆっくりと撫でまわす。
喉の奥から漏れる声や、痙攣する筋肉の変化を楽しんでいるかのように、
ていねいに、ていねいに何度も舌を動かし、
雑兵たちの跡を綺麗に嘗めとってしまった。
そして今度は、ごろりと仰向けにされる。
縛られた手が身体の下敷になった。
気付かれずに結び目を緩めるには、
好都合の体勢だった…。
だけど今度は足を思い切り開かせて奴は、
…股間のものを口に含んできたんだ。
陰嚢をすっかり口にほおばって、
舌先でその裏の筋を探り、
陰茎を舌の奥で締め付ける…
「あ…ぁ、いや、やだ…」
そんな声も奴を喜ばせていたんだろうけど…
ぼくは、もう本当にたまらなくて、
どうしようのないところまで追い詰められていた。
奴の口に捕らえられたぼく自身が、
むくむくと起き硬くなっていく。
ビブラートはふと顔をあげてぼくの表情をうかがった。
ギロリとした眼の、縦長の瞳が細まり、
爬虫類みたいに裂けた口から満足げな笑いがこぼれていた…。
チャンスだ。
今しかない、…って
その時ぼくは思った。
(;゚∀゚)=3 ハァハァ
はははは早く続きを・・・。
よりによってここで一旦小休止とは…
切ないねえ。・゚・(ノД`)・゚・。
規制人が悪いんだぁ〜
と、嘆いていたら復帰してるやんか。
ほな、次いきまひょ。
ぼくはビブラートのうなじに両足の腹を押し付け、
縛りを解いたばかりの両手で額をぐっと背中側に
押し倒した。
「ぎゃっ」
声にならない声を上げて、奴の両手が虚空を掴もうとする。
ぼくは身体を前のめりに折り畳むようにして、
顔の上に覆いかぶさり、全体重をそこにかける。
ぐき…といやな音がして、
奴の手足が激しく痙攣した。
「痛っ!」
横腹のあたりに、鋭い痛みが走る。
断末魔の足掻きを続けるやつの牙が、突き刺さったんだ。
ぼくは構わず、体重をかけ続けた。
最後にぶるっと身体を震わせた奴は、
それからぴくりとも動かなくなった。
ぼくが足をはずすと、
支えを無くした頭は奇妙な方向に折れ曲がり、
口から血の混じった泡を吹きながら、
褥の上に横たわる身体の上に転がる。
「終わった…」
その時ぼくもぶるりとして、
もう二度と震える声をだすことのない顔に向かって、
白いものを放出した。
どれほどの間、そのままでいただろう。
放心状態から我に返ってふとみると、
ビブラートの声の魔道士の姿は無く、
黒くて大きな一匹のとかげが、
首をねじ曲げられて息絶えているだけだった。
ぼくはのろのろと身体を起こした。
縛られていた手が今頃になって、
激しく痛み出した。
腹の傷は大したことは無さそうだけど、
まだ血は止まらない。
ぼくは寝台のシーツを引き裂いて傷口を押さえ、
とりあえず何か着るものが無いかと部屋の中を見回した。
ここに連れてこられてから、
初めてみる部屋の中だ。
長い間使われていなかったようで、
古い家具や、農具や武器みたいな
いろんながらくたが隅に積み上げてある。
ぼくは古びたチェストのなかから、
身体にあった古着を引っぱりだしてそれを着た。
ばらばらになった鎧が、床のそこここに散らばっている。
胄を被ってみたけど全然大きさがあわないので、
もとのがらくたの山に放り投げておいた。
「なにか武器になるようなもの…」
しばらくその辺を漁って、見つかった物は穂先の錆びた手やリが一本。
致命傷は与えられないだろうけど、相手を脅かすくらいのことは
できそうだ…いざとなったら、これで敵から武器を奪えばいい…。
さっきの雑兵達が帰ってこないうちに、何とかここをでなきゃ。
そこでやっと、部屋に窓があることに気付いた。
外からみられないように気をつけながらのぞくと、
城の天守閣が火炎を上げながら、焼け落ちるところだった。
「……」
ぼくは今度こそ本当に、戻る場所を失った。
生まれた村はとうにない。
守るべき姫の生死も不明だ…。
ぼくは、すっかり荒れ果てた町の広場をぼんやり眺めて
本当に途方にくれていたんだ。
その時、広場を駆け抜けて行く小さな影が目に入った。
「あれ?」
いつか城で見た、緑の帽子だ。
背中の盾は一人前の騎士のものだけど。
あれは確かに、あの時の少年だ。
「戻ってきた……だけど、遅すぎる」
ぼくは彼の行き先を確かめようと目をこらした。
そこは、町の広場に面した家の屋根裏部屋で、
城へ通じる道を往来する人間を、しっかり見張ることができる。
緑の少年は城に通じる坂道の入り口で、
炎上する建物に気付いたようだ。
暫くそこで呆然と立ち尽くしていたが、
やがてきびすを返し、今度は神殿の方へ走っていった。
時の神殿…
あそこに聖所への入り口があるという噂は、
ずいぶん前に聞いたことがある。
一度中に入ったことがあるけれど、
かたく閉ざされた石の扉の向こうは、
王族でも一部の者しか入れない、
そう聞かされていた。
王族ゆかりの神殿にむかっているんだったら、
あの少年が姫のことを何か知っているかも…。
「とにかく神殿に行ってみよう」
ぼくは部屋の扉に近づいて、外の様子をうかがった。
幸い廊下に雑兵はいない。
階下からずいぶん機嫌よさそうな声が響いてくる。
おおかた略奪品の分け合いでもやっているんだろう。
その時、暗い廊下の端に人気を感じ、
ぼくは槍を構えた。
「なんだ…」
大きな鏡に映った自分の姿…。
ぼくが影におびえるなんて笑える。
「それにしても何て格好だ」
長い髪は汚れてほつれ、ぼろぼろだ。
身体に合わせたつもりのチュニックもズボンも、
不恰好なほどだぶついていた。
顔は黒ずんで…猿轡の跡が赤く残っていて……
「これほど汚されても美しい……おまえの父親は……王」
さっきのビブラートの言葉が、ふと脳裏によみがえった。
ばかげた戯言だし…万が一本当だったとしても、
ぼくには何の意味もない。
王は死に、姫も消え、住むべき城も治めるべき国もない。
今更そんなことを知ったって、どうなるっていうんだ。
ぼくは肩のあたりで絡まった髪を手櫛ですき、
手早く一本のみつあみにまとめ、槍を持ち直して、
階下へ降りる階段に近づいた。隙をみてそこから、逃げ出そうと。
その時だ。また、あのひづめの音がした。
「姫を取り逃がしてしまったぞ、城壁の外へ出て行きおった!」
奴だ…こんなに早くまた戻ってくるなんて…
見つかったら今度こそ…どうなるかわからない。
またこんなとこで「続く」かyo~~~~~!
たまにはこっちで雑談ネタを振ってみる…
ゼルダコレクション(正確にはCollectors Edition)手に入れたヨーヽ(´ー`)ノ
もちろん英語だけどな
やっぱ画面見るとドキドキする。早く遊びたいヨー
友人のオススメ・初代を早速ちょろっと触ってみたが、
なんだかすげえ懐かしいテイストでワラタ。
これで初代・リン冒・GBA版神トラ
(&4剣…だが、コレは相手がいないのでプレイしようがナシ)
夢島・時オカ・ムジュラと英語バージョンがやたら充実。
英語ダメダメなのだが、べらべら喋るゲームでなし、
まーナントカなるやろとタカ括ってみたり(ニガワラ
初代ってさ、攻略サイトとか見なくてもクリアできるもんなん?
ぶつ森+でさわってみたけどむずかしいよぉ
基本的に攻略とか見ないでもクリアはできるように出来てるんじゃないかな?
ましてや20年近く前のゲームだし。
当時は攻略本無しでは楽しめない…なんてゲーム、なかったでしょう。
しかしいきなり「ダンジョンへはひとりで向かうのぢや」トカナントカいわれて
剣だけくれてもなあ…
一体どこへ行けと。そして金を稼ぐにも一苦労…
569 :
403:04/01/26 06:33 ID:Laabkk26
初代と冒険は説明書がないと辛いと思う。
一応、他のゼルダの経験者だったら共通する部分があるから大丈夫かもしれないけど。
ヒントやアイテム説明だけあるサイトとかあるから、
つまったら無理せず探してみるといいと思うよ。
570 :
569:04/01/26 06:34 ID:Laabkk26
スマソ、クッキー食い残してた。
>>568>>569 ありがと。初代またがんばってみるよ。
ところで職人さんどうしちゃったの?
風邪でもひいて寝込んでるのかと心配になってきた・・・
みんな待ってるよ〜!
>>566 入手経路とお値段よろしければ話せる程度に教えてもらえないかしらん
「どこに潜んでおったのか。乳母と二人して馬で駆けていった。
しかしまぁ、手がかりはある」
「と、申しますと」雑兵の1人が、おどおどと尋ねる。
「さっき捉えたねずみよ。それに…」
大きく息を吸い込む音。
「先ほどここの前を緑色の服を着たちびが通ったろう。
姫はどうやらそやつに、何かを託したらしい。
さもなくばこのように荒れ果てた街中に、
わざわざ入り込むはずはない。
おそらくは聖所へ至る方法も知っておろう。
行き先はおおかた神殿だろうて、
通路を開いた頃に、そこを急襲すればよい」
ぼくの心臓が、バクバク音を立て始めた。
「それで、ねずみはどうしておる」
「はぁ、あの…魔道士殿が二階の部屋で…」
「ほぅほぅ、あの男がか」
馬が鼻を鳴らす音と、
乱れたひづめの音が響く。
なにやら機嫌を損ねた馬を制する、
轡の音ががちゃがちゃ聞こえた。
「あれには気をつけねばならぬぞ。
ねずみの臓物を尻から引きずり出して、
喰ろうてしまっておるかもしれんて」
「まさか…そんな」
「まさかではない。あやつはもともと、地下の神殿で屍肉を啜って生きていた
大蜥蜴よ。何百年もの間、あの場の気を吸い込んでいるうちに、邪悪な存在になりおった。
まぁ儂が、少しばかり手を貸してやったが」
そうして奴の、高笑いが聞こえた。
さきほどの、肌を這い回った舌の感触がよみがえり、
ぼくはおもわず、ぶるりと身震いした。
『そこで行われてきたことを
私はつぶさに見てきた…』
あいつはそう言っていた。
一体何を目にして来たというんだろう…
考えれば考えるほどおぞましさが募るけど、
これが現実なんだ。これが王家の…真実。
「良いな、ねずみに傷をつけても殺してもならん。
後でゆっくり料理をするからと伝えておけ。
儂はちびの様子を見に神殿へ行く」
一声高く嘶き、足踏みするひづめや轡のがちゃつきが
ひとしきり続いた後、再び馬が遠ざかっていった。
ぼくは考えていた。
命ぜられていたのは、姫の身代わりをして
出来る限り奴を足止めすること…それだけだ。
だけどその肝心な姫が逃亡したのなら、ぼくはもう自由。
どこへ行っても、誰も何も言わないはずだ。
だけど…
あの緑の少年は、どうなるんだろう。
7度5分まで下がった…まだちょい頭フラフラ
おいらはたまたま奥で見つけて利用したけど、
実はんなメンドイことしないでもフツーにネット通販で手に入る(多分)。
洋ゲ取り扱いのshop(メッセサンオーとか)を検索してみ。
チナミに値段はフリーローダー込みで8,000足らずだったが、
これに送料等上乗せで、トータルして日本で買うのと大差なかったよ。
リスクを考えると、1000円安じゃむしろ損かも。
しかし…566じゃ「なんとかなるやろ」とタカ括ってたが
「dungeon」と「dangerous」見間違えてる辺りカナリヤバイ。
(今日プレイして気がついたアホ;)
うわあ…
すげえニアミス…邪魔しないでヨカッタ(;´Д`)
>573
乙〜
闇の神殿はとにかくおいらにはすげえ怖いとこだった。
あそこに閉じこめられた亡霊の怨嗟の呻きが聞こえるようでさ。
なので以前
闇の神殿で己れが犯される幻を見たリンクの話は
めちゃめちゃ「ありそうな…」と思ったが
きっとここで描かれてる闇の神殿は同じ世界なんだろうね?
職人さん、ほんとに風邪だったんだ・・・
無理させちゃったのかな、ごめんね。
でも今日は来てくれてありがとう。いい夢見られそうだよ。
しーきゅのすべすべ脚にぎゅ〜っと挟まれ 腹押しつけられ死ぬ夢見られたら
それも極楽夢といえるだろうな、自分としては。
ぼくはまた、そっと階下を覗き込んだ。
階段のすぐ先に出入り口があり、
ドアは開いたままになっている。
雑兵たちの姿は全部見えないけれど、
どうやら10人をこえてはないようだ。
あの扉さえ閉じられなければ、
このまま突っ走ってここを脱出するのは
不可能じゃない。
外にさえでればあとは…あとは…
街の外に出て、どこかへ逃げればいいんだ。
だけどそうなったらあの少年は、
神殿の中、ひとりで盗賊王と向き合うことになるんだ。
城の中庭で出会った時、少年は、
初めて会ったぼくに対し、ありったけの笑顔と
むき出しの好意をぶつけてきた。
そして力いっぱいぼくを抱きしめた。
心からの親しみと感謝を込めて。
その感触はぼくにとって生まれて初めての体験で……
抱かれる幸せ…みたいなもの?
それがちょっとわかったような気がした一瞬だった。
「二階はずいぶん静かだなぁ」
兵隊のひとりが声をあげた。
「まっさかあのガキ、本当に喰われちまったわけじゃないだろうな」
他の声が応える。
「殺すな、って言われてんだから、そうそう無体なことはすめぇ。
おっ楽しみの真っ最中ってとこじゃないの?」
「お前、ちょっとデバガメしてこいや」
どっと、笑い声がする……だめだ、急がないと。
ぼくは心を決めた。
>闇の神殿で己れが犯される幻を見たリンクの話
↑↑↑
ってドコにあった?書庫?
やべーよ。途中で送信されちゃったよ。
書庫にはない。はず。
ヒマがあれば過去スレ漁ってみれ。
言うまでもなかろうが家ゲ時代な。
>>578 thx
検討してみまっす
最近小説があってうれすぃ
音をたてないように部屋に戻り、
隅に溜まっていた埃を集め、シーツの切れ端で包んだ。
だぶだぶ気味のズボンもひざのあたりで引き裂いて、
すっきりと動きやすい格好になる。
お腹の傷をぎゅっと縛りなおしてから、
ぼくは再び階下の様子をうかがった。
「だがよぉ、あのトカゲ男、現れるのが早すぎるんだよ」
「んだな、もちっと嬲ってやる時間があってもよかったな」
「…思い出してもゾクゾクするぜ…あのすべすべでやわらかい尻をよ」
「俺はどっちかってうと、あの口にねじ込んでやりたかったなぁ」
「くそぅ、まだ何かやってやがんのかよ、あの助平野郎が
はやくおわらしちまえよ」
相変わらず勝手なことを言っている。
そのうち
「もーたまらんわ、俺ちょっとのぞいてくる」
と、ひとりの兵士が椅子を引く音が聞こえた。
まずい。
ぼくは部屋の外に出て、廊下の暗がりで槍を握り締め、身構えた。
酒でも入っているのか、
階段を昇る足音が乱れている。
「おぅおぅ、トカゲ男に食われてもしらんぞ」
と言う声に振り向いた男の上半身が、階段の最上部に現れた。
今だ!
ぼくは兵士の後頭部を思い切り蹴り上げて弾みをつけ、
階段を一気に駆け下りた。
「わぁっ!」
バランスを失った兵士がもんどり打って転げ落ちる。
その声に驚いた仲間達が、
派手な音をたてて椅子から立ち上がった。
「きっさまぁ〜」
武器に手を伸ばす間を与えず、ぼくは胸いっぱい息を吸い込んでから、
慌てふためく兵士たちに向け、
埃の包みを投げつけてやった。
ぱぁっと埃が舞い上がる。
激しく咳き込む雑兵どもの横をすり抜け、
ぼくは身を屈めて外に転がり出て扉を閉めた。
外側から横木代わりに槍を渡す。
ほんの短い間しか持たないだろうけど、
わずかでも、追っ手の足を止められればいい。
内側から狂ったように扉を叩く音を背中で聞きながら、
ぼくは神殿に急いだ。
………
街のなかは、酷い有様だった。
商店や民家は略奪されてめちゃくちゃだ。
火をかけられ、未だに炎を上げている家もある。
道のあちらこちらに、
兵士たちの死体が転がっていた。
中には、身ぐるみはがれて惨めななりの死体も…。
城の中も、恐らく同じような状態だろう。
「ごめんよ…」
ぼくは心の中で謝ってから、
死体が握っていた小降りの剣を取り上げた。
「こんなものであの男と渡り合えるものか。
さっさと逃げてしまえばいい…」
心の中でささやく声が聞こえる。
だけど、ぼくの決心は揺るがない。
誰に命じられたわけでもない。
誰のためでもない。
ぼく自身が決めた、生まれて初めての指令者のいない任務だから。
盗賊王を倒すこと。
それが不可能でも、奴をしばらくそこにひきつけておくこと。
あの緑の少年が、少しでも遠くへ逃げのびるために。
コッチも
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
今夜は豪勢だゾv
神殿の外扉は、大きく開け放たれていた。
前庭で草を食んでいるのは、気性の荒そうな馬。
黒光りする馬具は確かに、あの時やつの馬がつけていたものだ。
あいつは、ガノンドロフは…すでに神殿に入ってしまったらしい。
…ぼくも、遅すぎたんだろうか。
周囲は不気味なほど静まり返っている。
低く垂れ込めた雲のどこかで雷鳴が轟くと、
横殴りの雨が、
たたきつけるように降りだした。
見る間に雨は川のように地を流れて足元を濡らす。
ぼくは足をとられないよう気をつけながら、
急いで建物の中へ走りこんだ。
「あ…開いてる…」
聖所への入り口だと言われていた扉がぱっくりと口を開け、
もう一つ天井の高い部屋の内部が見えている。
そしてその手前、短い階段の下で、
あの男、ガノンドロフその人が身を屈め、
様子をうかがっていた。
「あの子はどこだ…」
ぼくは素早く緑の帽子を目で探した。しかしどこにも見当たらない。
奥の部屋に入ってしまったのだろうか。
…だとしたら、あの部屋に外へ通じる扉がない限り、
彼は袋のネズミだ。
ぼくが囮になるしかない。
その間に、逃げてくれれば。
あの子が気がついてくれるよう、ぼくは精一杯の大声で呼ばわった。
「そこで何をしている、ガノンドロフ」
盗賊王の肩がぴくりと動いた。
ゆっくりとこちらを振り向きながら立ち上がる。
「誰かと思えば、なんとネズミではないか」
かっと目を見開いて仁王立ちになったヤツの姿が、
稲光の中に巨大なシルエットとなって浮かび上がる。
「少しそこで大人しくしておれ。すぐに済む。
あの小僧とおまえ二人して、じわじわ締め上げてやるからの」
腕の付け根の痛みが激しくなった。
ぼくは必死でこらえ、剣を構えた。
「あの子は関係ないだろう、逃がしてやれ!」
「ものわかりの悪い童よ」
ヤツはマントの裾を翻し、巨大な剣をすらりと抜く。
そして足早にこちらへ向かって歩いてきた。
「来る!」ぼくが剣を握りなおした途端、
目を開けていられないほど明るい光が建物内に満ちた。
子シークたんエロいだけじゃなくてカッコエエなあ・・・
なんかどきどきするよ・・・
ガノンドロフははっとしたように歩みを止めた。
「小僧め、やりおったな」
すさまじい咆哮をあげ、踵を返してまた聖所に向かおうとする。
「させるか…」
ぼくはやつのあとを追って奥へ走ろうとした。
だけど、思うように進めない。
すさまじい光と、そして目に見えない何かの力が、
この空間を支配していた。
やっと奥の間の入り口にまでたどり着くと、
見事な剣を掲げるあの、緑の少年の背後から、
ガノンドロフが今しも襲いかかろううとしているところが
目に飛び込んできた。
「やめろ!!」
ぼくは手に持った剣を盗賊王の背中に向けて投げつけた。
しかし剣は届かず、しゅんと空中へ吸い込まれてしまった。
「なに?」
次の瞬間、周りの壁や天井や床がゆがみ、ぐるぐる回りだした。
それらが一点へ向かって、ものすごい勢いで吸い込まれていく。
ぼくの身体もそれにつられ、じりじりと中央に引きずり込まれていった。
何かにつかまろうとしても、建物の中はがらんどうで…
「う…く、くそ…」
その時、聖所の入り口で誇らしげに腕をあげるガノンドロフの姿が目に入った。
「わしはついに、手に入れたぞ。神の力をな」
狂ったような笑い声。ぼくは奴に向かって腕を伸ばそうとして、
足を滑らせてしまった。
「わぁっつ!」
引きずられていく先は、部屋の中央の、少年が立っているあたりだ。
ところが、
「…あの、あの子がいない!!」
ついさっきまで少年が立っていたあたりには小さな石が置いてあって、
そこには少年が手にしていた剣が刺さっていた。
「一体…どこへ…」
気が緩んだんだろう。
それまでどうにか踏ん張っていた足の力ががくっと抜け、
身体は剣座に突進していった。このままだと、剣に激突してぼくは…真っ二つだ。
「盗賊王の…呪詛か」
ぼくは思わず目を閉じた。
おまけで600ゲットしておこう。
オマケでゲトじゃないよー
続きはどしたんだよー(;´Д`)
すんません、どーにも眠かったもんで。
今日は早めに落とします。
ふっと身体が軽くなった。
捻じ曲がった空間に、すぽっと入り込んだような、
不思議な感じだ。
それでも、ぐんぐん引き込む力は止まらない。
ぼくはもうなすすべもなく、ただ流れに身を任せていた。
目を閉じているはずなのに、いろんなものが見える。
ハイラルの野や、街や、湖や、生まれ育った村や、
そんなものが一度にばっと現れては消える。その繰り返しだった。
あの少年や姫や、乳母殿や王、今しがた見たばかりの光景も、
いいことも、いやなことも、
見たこともない土地の風景や、会ったこともない人々や…。
焼け落ちる前の、天守閣のバルコニー。
王の側にいる、あの女性は誰だろう…
城に飾られている肖像画の、王妃とは違う。けど美しい女性だ。
さらさらと風になびく明るい金髪と、
燃えるような紅い瞳を持つ……あれは…あれは…
やがて視界は暗くなって、すべてが闇に飲み込まれていった……。
どのくらいの時が経ったのだろう。
気がつくとぼくは、広々とした部屋の床の上にぺたりと座り込んでいた。
そこは見渡す限り窓や灯はなさそうなのに、
なぜかほの明るい。けど、数え切れないほど柱が立つ広間の端は、薄暗い闇に包まれていた。
さっきまでいた神殿より広そうだ。だけど、よそよそしさや厳しさはなくて、
温かく、心地よい空気が流れている。
「一体ここは…ひょっとして天国だろうか…」
そのとき、立ち並ぶ柱の向こうに人影が現われた。
ぼくはさっと身構え…武器を何一つ持っていないことに気がついた。
もしあれが敵だったら…。
人影はすべるようにこちらへ近づいてくる。
ビヤ樽のような身体に白い髭の老人…少なくとも外見から判断する限り、
悪いやつには見えない…ぼくは少しだけ警戒を緩めた。
その人物はぼくの前に立つと、穏やかな声で尋ねた。
「この間は余人には入れぬ場所だが、お前はいったいだれだ?」
ぼくはしばらく迷って…そして、
それまでは決してなかったことだけど、他人に対してこう答えた。
「ぼくはシーカー族のシーク」
他人から名を尋ねられることも、名乗ることもない…
それがぼくたちの生き方だったんだ。
「そうか…お前が…」
老人はぼくのことを知っている風だった。
「わしは…もう長いことここより世の流れを眺めておる、
ラウルという老いぼれじゃ…お前に会いたかったよ」
「あなたは、ぼくのことをご存知なんですか?」
「ああ、良く知っておる。お前のことも、お前の親のこともな…」
ぼくは一番気になっていたことを尋ねた。
「あの、緑の服の…森から来た少年は??」
「眠っておる」
「え…彼に何か、何があったんですか、一体?」
「そう気色ばむな。別にわしがどうこう悪さをしたわけではない。
…剣があの少年を呼び、眠りにつかせた。
自らの使い手にふさわしい勇者とするために…」
老人は静かに話し始めた。
をを。
いよいよ大詰めか…?
えーと、職人さん再びアク禁とのことで、全くの私的判断から代貼りします。
待ってる人もいるだろうし、やっぱスレで読むのが本道かなとも思うので。
↓↓↓ココから↓↓↓
「ハイラルが神の力が集まる地である、ということはそなたも知っておろう。
しかし強すぎる力は時に、歪みを引き起こす。
ここでは時空も捻じ曲がり、まったく違う土地や時代へ行く道が開いている。
それだけではない、この世界とそっくり同じようで少しづつ違う、
何十、何百、いや数え切れないほど多くの世界も存在していたんじゃ。
わしのいっていることがわかるか?」
…正直言って、何のことやらさっぱりだ。
「この神殿はそれらの世界が出会うところ。複数の世界を制御する目的で建てられた。
王家の印である三つの三角には、ほうっておくと衝突し、干渉しあって混乱する世界を封印する
力をも秘めておった。
その後三角の力は、王家が強大になりすぎることを防ぐために、三つに分けられたんじゃが、
世が下るにつれて制御の力は弱まり、世界にほころびもみえるようになってきた。
わし等…まぁ自分で言うのも何じゃが、いわゆる賢者、じゃな。
…は、時折起こる不都合や不具合を調整する役目を持っておる。
だがわし等だけでは、直接この世界に干渉することはできん。
力を行使する者、勇者を選び、その力となるのがこの剣、マスターソードなのじゃ」
「なぜ、あの少年が選ばれたのです。まだ…小さな子供ではありませんか」
「そこが不都合よ。盗賊王のような邪悪な存在が現れることは、ある程度予想されていた。
しかし微妙な時空の揺らぎが生じて、勇者の成長が間に合わなかったのじゃ」
「揺らぎ…」
「そう、世界は不確実の連続じゃ。そして、同じように不確実な世界は、他にいくつも存在する。
あの盗賊王の登場もそうなのだが…」
賢者は髭と眉毛の間にほとんど埋まっているような目を、ぼくに向けた。
「お前の存在もひとつの不確実要素じゃった。
お前は姫と同一の人格でこの世に生まれる可能性もあったのじゃ…」
「つまり、ぼくは存在しなかったかもしれない…と」
「いや、姫の人格の中にお前がいた、ということじゃ」
今だって同じようなものだ。
ぼくは姫の影…姫の代わりに生き、姫の代わりに死ぬことを期待され…
そのことを惨めだとか、哀しいとか思ったことはない。
生まれた時からそうだったから…だけど。
「ひとつお尋ねしたいのですが」
ぼくは顔を上げてまっすぐに賢者の目を見た。
「ぼくが、ぼくがこのような形で生まれてきたことに、何か意味はあるのでしょうか」
髭の賢者はちょっと小首を傾げ、それからおもむろに答えた。
「この世にあるものに、意味のないものはないよ。ガノンドロフの登場さえ、
なんらかの意味があるのじゃろう。ましてお前は…」
そこで賢者は口をつぐんだ。
「ついておいで」
そういって、立ち並ぶ柱の方へ歩いていった。
そこは不思議な空間だった。
部屋全体は、どれくらいの広さがあるのかわからないけれど、
大人ひとりが手を広げたくらいの間隔で、細い柱が林のように立ち並んでいる。
そして、柱と柱の間を賢者が通り抜けようとすると、
透明な幕でもかかっているかのように、ぼうっと光を放った。
「ここに来て、のぞいてごらん」
ぼくは、虹色に輝く光の中を、おそるおそる覗き込んだ
代行人さん、乙です〜
>>608-610 おぉ〜、なんかSFちっくな展開ですね
光の神殿がそうなっていたとは・・・
ガキのころ読んだナルニア思い出したよ。
ナルニアはファンタジーでは?…と
突っ込んでみたりするtest(笑)
そういや指輪三部一気上映キャソペーンだってね。
ttp://t.pia.co.jp/lotr/ 応募するだけしてみるか?
いよいよ人の王の勇姿が見られるかと思うと…ドキドキ(・∀・)
どうにも大人リンクの10年後ってイメージなんよな。
彼は「草の根の勇者」だけれど。
じっと目を凝らして見つめていると、
虹色の幕が揺らめいてぼぅと人影が浮かびあがってきた。
マホガニー色に輝く身体が、
白い肉体の上にのしかかっている。
がっしりと張った褐色の腰は、
引き締まった双丘にしっかりと押し付けられていた。
そして…黒々としたものが丘の中央を貫いていることは…
見えなくてもわかる…
そしてそれが誰なのかということも。
太い腕は、組み敷いた男の腕を後ろ手にねじりあげる。
つい先ほど、ぼく自身にやっていたように。
背中に回された若者の手首を片手でつかみ、
まるで馬のたずなを操るように、ぐいと引き上げた。
「わぁああっ!!」
青年が悲鳴を上げながら身体をつっぱる。
一瞬、顔があがってぼくが見ている方を向いた。
その顔は…ぼくが予想していたものとは違っていて…
乱れた金髪の隙間から見える瞳は、
怒りと屈辱の光を宿していたけれど、
驚くほど澄み切った青い色をしていた。
邪悪な男は暴れ馬を乗りこなすように腰を使い、
青年を突き上げる。そのたびに青年の身体は、のけぞり、
震え、引きつった。
太い褐色の指が青年の太ももをまさぐると、
悲鳴ともあえぎ声ともつかない声が漏れる…
やがて…男は腰の動きを早め、その息は荒く、激しくなった。
青年の身体もその波にあわせるように、リズミカルに動きはじめる。
「ああ…くぅ…あぁあああ…」
マホガニーの肉棒に貫かれた尻だけを高々と上げ、
青年の上半身はもうほとんど、褥の上にくずおれていた。
上の男が勝ち誇ったように雄たけびを上げ、
青年の身体を、抱き上げるように自分の方へひきつけた。
抱え起こされた青年は…勇者は…
涙やら汗でぐしゃぐしゃだったけど…
口元を緩ませ陶酔の表情を浮かべていた…
「やめろ!!」
ぼくは、耐え切れなくなって虹色の幕に手を突っ込んだ。
「やめろ…やめてくれ」
ぼくは両手を、ただもうむちゃくちゃにふりまわした。
光の幕は乱れて消えてしまったけれど、
別の柱の間がまた明るく輝いて…そこに映像が浮かび上がる。
そこが消えると、また別のところに。
「頼むから…やめて、やめてよ…」
ぼくは、その場に突っ伏してしまった。
涙がとめどなく流れ、嗚咽が漏れる…信じられないことだけど。
「おかしな子どもよの」
賢者の声が聞こえてきた。
「自分はどれほど酷い目にあっても涙ひとつこぼさないと聞いておるが…
人のことでなぜそれほど必死になる」
「わからない…わからないけど」
ぼくの中の何かが壊れて、いろんな感情が堰を切ったようにあふれてきた。
うまく言葉では、言い表せないくらいいろんな感情が…。
泣きじゃくっているぼくの肩に、
やわらかい手が触れた。
「お前が見たものは、起こりうること。可能性のひとつじゃ。
必ずそうなると、きまったわけではない。
そしてお前はその運命を、変えることができる」
「勇者の、手助けをしてくれまいか」
「え…?」
ぼくは老人の顔を見上げた。
「やがて勇者は目覚める。五年後、七年後、いや十年後になるかもしれんが。
退魔の剣がもう十分と思うまで。
しかし目覚めたばかりの勇者は赤子と同じ。自分の状況さえわかっておらん。
前説はわしがする。だがここを出た後、敵を倒すための導きをする者が必要なのじゃ」
「それを…ぼくに?」
「そうじゃ。過去から来る勇者を、神殿の剣の傍らで迎えて欲しい」
「ぼくにできるでしょうか」
「お前ならばやれる。生まれた村に戻れば、この先すべきこともわかる。
そこに乳母もおるはずじゃ」
「乳母?では…姫も?」
老人はゆっくりとかぶりを振った。
「姫は、より安全な場所にかくまってある。時空を束ね、世界全体の時を操る力を持つのは
巫女姫だけじゃから…」
ぼくは深くうなずいた。
「盗賊王は、三角のひとつを手に入れた。今後この国は魔が満ち、人も世も乱れるであろう。
この場所とて、いつまで無事でいられるか…しかしお前は、何があっても生き抜くのじゃ。
生きて勇者を迎えなければならぬ」
賢者は、どこからか美しい竪琴を取り出した。
「これは、勇者を導く大切な楽器じゃ。お前に預けておく。
音楽の腕も、素晴らしいそうじゃの」
「いえ…そんな…」
「正直なところ、引き受けてくれてほっとしておる。
本来は姫の役目だったのじゃ」
「姫が?」
「そう、男のお前の姿に成り代わっての」
「………」
光が影になる…その時影は、どこに行けばよかったのだろう。
「ところが…姫は、…なんというかその、不器用での」
「…はぁ?」
「おっとり育ちすぎたのかもしれんが、楽器がまったくだめなのじゃ」
「………」
「おまけにウンチ…いや、運動音痴で、身を守る術のひとつも身につかぬ。
乳母が嘆いておってのぉ」
「しかし…街の噂では姫は結構おてんばだと…」
「そりゃ、影武者のお前を見た誰かが流したガセネタじゃろうよ」
老人は明るい声で、からからと笑った。
「それでは、お前をもとの世界に戻そう。
神殿にはまだ、ガノンドロフが粘っておろうから、街の外へ転送する。
しばらく村で過ごし、落ち着いたらまた戻ってきてみよ」
ぼくは賢者に導かれ、七つの台座がある部屋の真ん中に立った。
「それでは、気をつけて行け。必ず生きて戻るのじゃぞ、あ、それから」
賢者は急に声を潜めた。
「今度来る時は、もっとましな格好をしてらっしゃい。身体にフィットした、
ぴちぴちの服が動きやすいと思うぞ」
なんか違うと思うけど……言い返すまもなくまばゆい光がぼくの身体を包んだ。
光が消えたときぼくは、草原の真ん中にいた。
はるか丘の向こうに、黒煙を上げている城下町が見える。
ついさっきまであの中にいたなんて、信じられない…。
風がさあっと草の表面をなでていく。
「いやな風だ…」
見上げる空の一角から、天空を覆いつくすような勢いで、黒く邪悪な雲が湧き上がっていた。
ぼくは一歩を踏み出した。
何年の間か、確実に生き延びるという任務を果たすために。
生きて勇者を迎えるために。
その間に、ぼくがこの世に生まれ、こうして存在している意味も、
きっと見つかるだろうう。
いじょ。
これで完結とのこと、ご自身の手で投下したかったと推察しますが
やっぱ貼っちゃいました。
夜毎楽しませていただき、どもお疲れ&感謝です。
しーきゅにしばかれた後、優しく抱かれる夢見て眠ってねv
>>613-620 とうとう完結ですか…!!
最後までエロに徹するとは職人の鑑ですのぉ
賢者のじーさん、あいかわらずやってくれるし。
それにシークたんのココロ模様は・…
一緒に泣きたいくらい、感動でした。
あ〜、でも終わっちゃったんだなあ・・・・ちょっとサビシイような・・・
毎晩ハアハアさせていただき、ありがとうございました!!
>>612 ナルニヤの作者はSFも書いてるんだもん〜と、マジレスしてみるw
指輪イッキに見たら何時間だよ!!そんな荒行、漏れは耐えられんぞ…
それにしても最後のまとめかたはすごいね。
シークたんと姫とがひとつの人格であることも
ガノンが世界を手に入れることも
もしかしたら起こり得ること・・・
公式設定も、ここの住人が作り出した妄想の数々も
全部あの神殿でつながっているんだ
そう考えると、奥が深い。
勝手な想像だけど、書いた当人も当初は
こんなことになろうとは思ってなかったんじゃないかと
いう気もしたり…
心の中を見つめ続けていると、見えないモノが見える時が
あるんだよな。
潜在意識というのは一人一人の心の中にあるのではなく
ひとつの大きな存在だと聞いた気がするが、
そういったものに触れる瞬間じゃないかと思う。
>勝手な想像だけど、書いた当人も当初は
>こんなことになろうとは思ってなかったんじゃないかと
アタリ…
アク禁解けました。
レス貼り代行さん、本当にお手数かけてスンマソン。
手前の妄想に付き合ってくださった皆さんも、
辛抱強く見守ってくださった職人さん方も、
ほんとにありがとうございました。
久しぶりに来てみたらスレがずいぶん伸びていたヽ(´ー`)ノ
なんと今日は「ロードオブザリング」を地上派でやるのか。
外出は控えなきゃな。
前に出てた三部作一挙上映の話…
全部みたら9時間くらいかかるんだよね。弁当とおまる持参で行かないと(w
シートの良い映画館じゃないとやだし。
特別編集版なら9時間では済まない罠。
1本4時間×3=12時間。
おトイレ休憩とお弁当2食分+飲料 できれば靴脱いでられると
だいぶ楽かと。
…12時間座りっぱなし…
ヒコーキだったらヨーロッパについちゃうな。
いっそ機内上映会やっちまえ。
不眠不休だけど機内食は食べられる、アルコール飲み放題。
見終わったら、「指輪の国」北欧あたり…トカ。
NZまでは10時間くらいだったから、ちょっと足りないな…。
特別編集版鑑賞して、そのままロケ地観光なんてやると
すごいんだけどね。
ちなみに指輪の世界(地理)は、現実のヨーロッパ大陸に対応しているそうな。
ホビット庄はオックスフォードにあり、ミナスティリスはフィレンツェに位置するそうだ。
ハイラルは現実にはモンゴル自治区にあるが、やはり美しい草原の中だそうだね。
うちの近所にゃハイラルって名前のチャンポン屋があるけどな
いつか食いに行こうかな。
いいなぁ…ハイラルチャンポン…
インパみたいなおばちゃんが作ってたりして…
>>633 どの作品のインパですか(w
木の実辺りならホントにそれっぽいが初代は魔女みたいな婆さんだよな、
時オカに至ってはあれで割烹着を…とか考えると怖いです
モンゴルにハイラル…実在するのかぁ〜、行ってみたいなぁ(*´∀`)
というか、ハイラル平原みたいな広い草原、一度でいいから駆け回りたいもんだ…
>時オカに至ってはあれで割烹着を…とか考えると怖いです
だけど乳母だよ、あれで赤ちゃんゼルダに乳あげてたんだよw
ハイラルでぐぐると、「ハイラル小学校同窓会」なんてのがでてくる。
(´・ω・`)
バレンタインにはギョーザで。
激しく既出かもしれないんだが、
2〜3年前に時のヲカリナのフィギュアつきお菓子があったよね?
あれのエポナに乗ってるリンクをまだ持ってるヤシいる?
あのフィギュアのポーズと大胆な仕組みにドキーリして
思わずエポナが羨ましくなったのは漏れだけじゃない筈だ。
もってるよ〜
仕組みは大胆だけど、エポナはメスなんだよな〜w
え、エポナってメスだったんだ…知らんかった
ホントに周り女ばっかりなんだなリンク…
バレンタインにはチョコより酒がいいと言ってたガノちんには
鹿児島本格芋焼酎『大魔王』を贈りますわ〜
641 :
名無しさん@ピンキー:04/02/14 20:46 ID:Qemo+vem
でわでわ、
しーきゅには熊本の銘酒『美少年』を〜。
リンクはむぎチョコでよろしい。
エポナがメスって、決まってることだったっけ?
名前からするとメスっぽいけど、
設定としては決まってないのかと思ってた。
すまないけどもしあればソースキボンヌ〜
なんだか知らなかったことがくやしいw
>設定としては決まってないのかと思ってた。
>すまないけどもしあればソースキボンヌ〜
自分もエポナがメスだと知ってショック受けたクチだから、気持ちはワカル。
で、公式か準公式サイトだと思って探し回ったけどナイ。
裏オカが出て以来、日本でもアメリカでもサイト大改造されてて、
キャラ紹介ページなんてなくなってるんだもんな。
で、やっと見つけたのがコレ。アメリカのゼルダ公式サイトの攻略。
↓↓
>When you're inside the field, play Epona's Song. The horse will remember you and let you ride her.
盗魔王はかねてより望みのものを手に入れた。
ひとつは、この国に並ぶものなしと言われた駿馬。
今ひとつは、その乗り主であった誉れ高き勇者。
ふたつながらに我が物とした盗魔王は得意の絶頂にあり、
城に向かって並足で駿馬を進めていた。
鞍の上に片足で胡坐をかき、
その中央に落とし込ませた勇者の尻に、
肉の楔を打ち込んで固定する。
馬が歩む振動は己が身体を通じ、
抱え込まれた勇者に伝わるという次第だ。
馬の腹を蹴り駆けさせると、
膝の上で勇者が一層身もだえする。
そのうめき声を聞き、もがく身体をしめつけ突き上げながら、
盗魔王は城への道をゆっくりと進む。
「こやつ、城までもつまいな」
それはそれでまた、甚振りようがあるものよ。
魔王はひとりごちて、馬の尻に一鞭くれた。
>一言言わせてくれ「指輪で801はやめてくれ」
ここで言ってどうするよ。
>645
(・∀・)イイ!!
エポナとリンクの間にもひとり挟まってたワケねw
>646
( ゚Д゚)!?
IEで昼間きたら人大杉で入れんかったのだが・・・
いったい646は何処からの誤爆やら
しかし誤爆に思わせないちゅうか
なんかここにありそうなレスだわ、確かにw
>「指輪で801はやめてくれ」
アラシも誤爆も鷹揚に受け入れる、
なんて懐の広いスレなんだ…
確かに居心地良すぎてw
指輪は人が多すぎて…。
ゼルダはせいぜいりんきゅと誰かだもんね。
FEも人大杉w
FEは人間ドラマがすげえ濃いような…
SLGは紋章と64オウガしかやったことないんだけど
紋章の方が断然好み。
しかしユミル王子にはかなり心惹かれました。
「王子」と名がつけば誰でもええんか?という(笑)
指輪は馳夫と闇の森の王子と(って、やっぱ王族かヨ)
ローハンの騎士とその妹がいれば満足…なんちて
だから、俺の入る隙間がない。
hosydu
店は個室サービスのみになっちゃったんだね。
…ミックス部屋がよかったのに。
申し訳ありません
只今開けてまいります…
皆様お誘い合わせの上、ゼヒどうぞ(笑)
店、手動であけてたんだ…。
お手数かけます。
書庫管さんも更新お疲れ様です。
いつもいつも有難う。
ロード・オブ・ザ・リング のアラゴルン役、ヴィゴ・モーテンセンは、
撮影で使っていたお馬さんとすっかり意気投合して、
クランク・アップ後、買い取ったとか…。
エポナとりんきゅを彷彿させますなぁ。
hosu
なんか常時接続になってしまった…
サポに聞いたら「接続切るにはケーブル抜くしかない」だと。
なんとなく書き込みにくくなっちゃったゾコンチクショウ
別に悪いことしてる訳でもないんだが…
663 :
名無しさん@ピンキー:04/02/26 22:01 ID:h2eltIPx
ジサクジエンができなくなるなW
さっきちょっと時オカやってた。
夜明け前の透明な薄紫の世界、あの静謐な空気の中に久々に立った。
そんでリンクと再会して…
「かわいい、かわいい」ってアホみたいにひとりで繰り返してた。
タクトのリンクもそりゃかわいいんだけど、どうしようもなく
口の端に乗せずにいられない「かわいさ」とは違うんだよな。
えーと書庫だけどなくなってない?
昨夜辿りつけなかったんだけど、今再度訪問したら
「指定されたサーバーが見つからない」と
門前払い食わされたんだけど…
書庫アルヨー
↑やっぱりイケナイヨ…('A`)
そういや「書庫に行けない」と愚痴ったら
店のリンクに「お気の毒」と笑われた…ヒデエ
あ、インフォシークのページに直リンしてる
スマソ
おお。アリガト
やっぱここの中の人は優しいね。
当たり前にinfoseekだとオモテたのにURL確かめたらtripodだったりして
チョト混乱してた。ナルホド…
どーもオスレの住人は非専ブラ使いが多いようで。
とりあえずホシュ
しかしどーせヒトが来ないなら、居残った者同士で濃ゆい話でも
してみるか?
672 :
名無しさん@ピンキー:04/03/03 14:44 ID:4Q7DDcGh
人がいないのはそのせいだったのか…
今まで気づかなかった(´・ω・`)
ゴメンナサイageてしまいました_| ̄|○
674 :
名無しさん@ピンキー:04/03/03 15:30 ID:Iodme+L+
675 :
名無しさん@ピンキー:04/03/03 22:14 ID:uKClQpk5
イヤイヤ当分ageとけ(とまではいわれてねーか)とのお達しだヨ。
しかし上位にいると↑みたいのが来るからなあ…
ホシュ代わりと思えばいいのだろうが、スレタイくらい嫁とも思ったり。
○に入るのは ガ だろうか、とか言ってみたり。
いやしかし寒いなあ 3月の寒の戻りはつれえ。
677 :
名無しさん@ピンキー:04/03/03 22:34 ID:0sCYBiMG
よかったよ、エロパロに続いて書庫まで読めなくなったのかと…
生きてる愉しみが無くなるところだった。
678 :
名無しさん@ピンキー:04/03/04 00:32 ID:+JX8Q6gb
寒い夜は裸で抱き合うのが一番だべぇ。
むちむちっと。
679 :
名無しさん@ピンキー:04/03/04 01:06 ID:22uFZBi/
んで朝になったら
すべすべの太腿に
顔埋めてたりしてな。
ルイージたん萌え
681 :
名無しさん@ピンキー:04/03/04 21:42 ID:C6G2CC2x
兄さんひどいよ…いくら僕の方が背が高いからって…
昨今は他の兄弟のようにきこえるな。
お邪魔しますよっと
先日耳にした歌の歌詞がなんだかこのスレ風だった
壊れた体にねじ込むよ 暖めきった愛を
あなたを見ながら熱くなる 響くメロディ 二人の夜
683 :
名無しさん@ピンキー:04/03/06 19:46 ID:0X4B3oIO
ねじ込みたいよな、熱い物を。
そいで悶絶するリンクをみたら、ますます燃えるな。
684 :
名無しさん@ピンキー:04/03/07 01:10 ID:MT6ujqYm
>684
ageるなよ。だいたいその絵ガイシュツだし。
まーまー
今は人大杉対策でageキャソペーン中ということで。
個人的にはガイシュツ絵も歓迎だよ。
エロ絵は貴重だしw
しかしコレがまた上がったということは
684が保存してたのを提供してくれたってことかな?
687 :
名無しさん@ピンキー:04/03/07 02:25 ID:RSwswwYc
といいつつ、いつものクセでsageてしまった…
688 :
sage:04/03/07 22:38 ID:pQc/qaTj
裏オカリナで炎の神殿やってる。
放置して、ハァハァ言ってるリンクを
見物するのが楽しすぎて先に進まん。
脱いでもいいんだよ〜♪ナンテネ
689 :
名無しさん@ピンキー:04/03/08 23:41 ID:Zi5h/tfs
最近SSがないのぉ。
このやるせない気分の
置きどころが無い罠。
690 :
名無しさん@ピンキー:04/03/09 00:14 ID:ik4UnNvT
春になって微妙にみんなの頭が桃色だなと思う今日この頃。
691 :
名無しさん@ピンキー:04/03/09 02:12 ID:CMJd0oMt
もう春か…時が経つのは早いね。
雪国のりんきゅんにため息ついたり
花見の話をしたのは、もう一年も前なのか。
今夜を限りにしばらく来られないかも知れないので
覗きに来た。
次に来るときにはいっぱいログが増えてますように。
692 :
名無しさん@ピンキー:04/03/09 06:04 ID:2vdP18QX
>>691 桜とともに戻っておいで・・・
りんきゅと一緒に待ってるから
どっかに旅だったのかね?
さみすぃなぁ。
694 :
名無しさん@ピンキー:04/03/17 06:53 ID:GKaTTgp0
で、旅立ったまま誰もいなくなったのか…。どうした、おい。
695 :
名無しさん@ピンキー:04/03/17 09:08 ID:GRnsVLvK
専ブラの具合が悪かったり、規制に巻き込まれたりで来られないのよ
たまにこうしてageてくれると助かります・・
留守なのはお店の店主さんね。
チャットは3月末くらいまでお休みだそうです
明日は4剣+の発売日だってのに漏れもヤボ用が入っちまって
当分プレイできそうにない・・・
696 :
名無しさん@ピンキー:04/03/17 22:46 ID:n6etq1m/
ふむ…ではあげてやろう。
せっかくだから、何かネタでもふらなきゃな。
何ヶ月前だったか忘れたが、某大新聞の夕刊に「新宿2丁目」の特集コラムが載ったことがあった。
ゲイタウンのその街を根城にしていたあるライターが酔いつぶれた翌朝部屋で目覚めると、
見知らぬ青年が台所で割烹着つけて朝飯をつくっていたのだそうだ。
それを読んだとき、ココで昔見た「リンクがチャーハン作っていた」って話を
思い出した。
だからどうだといわれても困るが…。
リンクは
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.ヽ、 丿 \ .\ ,/′ 、ヽ,,、
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゙ヽ_/ .ヽ_.,,,,--―――――ー-ノ_,/゙,,/′ ゙l ,"
698 :
名無しさん@ピンキー:04/03/18 22:30 ID:ZldIlAwv
なんと、早速りんきゅが寄ってきたよ。
でもこの際、アラシでもなんでもいいや。
通報して削除なんて、ヤボなことはやめておこう。
リンクは
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冬眠終了につき、おはようゴザイマス。12月半ばくらいから寝てますた。
冬眠前に話題になってたコレクションDisk(?)とやらの詳細を求めて
公式サイトへ行ってきたんだけど、クラブに入会しないとダメなんすね。
(風タクやキャリバーで貢いだ分が対象外なのがちょっと厳しいなぁ。)
ってことで、ここの兄サンがたのおすすめソフトとか教えて欲しいんですが、
何かいいのありますか? やっぱりマリオ兄さんにハズレなし?
すご〜く久しぶりに風タクをやったら、サルバトーレさんに「浮気しちゃダメ(意訳)」って言われますた(w
701 :
名無しさん@ピンキー:04/03/19 10:25 ID:I19S4UCG
オハヨーw
ゼルダコレクションは、4剣さえ買えばあとは楽勝でゲトできる仕組み。
オクでも日本語版がもう出回ってたとオモタので、オークションアラートでも設定して
チェックなされ。
ところでFETCGだけど、「カードゲームフェスタ2004」に出展だと。
ttp://eg.nttpub.co.jp/fe/ 初心者講習会もあるらすい(しかもデッキは向こうが用意してくれるらすい)ので
事情が許せば出かけようかと考え中。誰か一緒に逝かへん?
リンクの
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は
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704 :
名無しさん@ピンキー:04/03/19 19:29 ID:tA/awcNO
>>700 本格的RPGが好きならバテンカイトスがお勧め
早期購入ポイントがつかないので
30ポイントにしかならんけれどね
歩く猥褻物、リンク。
706 :
名無しさん@ピンキー:04/03/20 00:03 ID:569xvep6
なにやら急ににぎやかになったね。
ここはアラシがないと調子づかんのかい(w
707 :
700:04/03/20 03:44 ID:XMAzEsy0
アドバイスありがとう。とりあえず、マリルイRPGでルイジ愛を深めたい所存であります。
「バテン〜」も良さそうだしRPGは好きだけど、オイラの反射神経の鈍さがネックになるかも。ショボン。
今は人大杉で常時上げなのな。アラシりんきゅと会うのも久々だけどあいかわらず元気そうだ。善哉善哉。
魔獣島のガノちんのお部屋に行ったら、入り口の両脇にシーカーの紋章が飾られてたんだ。
ゲルドの民とは別の意味でシーカーも魔王とのつながりが強いんだな、とオモタヨ。
708 :
名無しさん@ピンキー:04/03/20 08:34 ID:322QPkKY
>魔獣島のガノちんのお部屋に行ったら、入り口の両脇にシーカーの紋章が飾られてたんだ。
そうなんだ。よく気がついたなぁ〜。もいっぺん廻ってみようかな。
ikeike
710 :
名無しさん@ピンキー:04/03/20 23:32 ID:2mmZUNAZ
久しぶりにりんきゅがやってきたので、
一緒に風呂に入った。
湯船に入って、
膝に乗せてピアスを舌で弄んだりすると、
「やだ、くすぐったい」
とかいってるくせに、やけにうれしそうな声をあげる。
だけど、「お前は背中に羽根なんてないからいいよな。
こうして後ろから抱きしめたりできるもんな」
って言ったら、
何か急に様子がおかしくなった。
711 :
名無しさん@ピンキー:04/03/20 23:34 ID:2mmZUNAZ
「うわきもの!」
って言われて、頭湯船に突っ込まれて、
そのあと風呂からあがってたっぷり
締め上げられたわけだけど。
なんでバレたんだろう…
712 :
名無しさん@ピンキー:04/03/21 03:21 ID:S7EMNEs4
うわ・・
おいらもバレないよう気をつけなくちゃ・・・
このごろチト忙しくてバテンもやってる暇がなかったけれど
久しぶりのマタ−リ風呂SSにココロがほっこりしたよ。ありがとー!
やっぱリンクに癒してもらうのが一番だぁ〜
713 :
名無しさん@ピンキー:04/03/23 23:53 ID:P4P1CaY/
人大杉効果抜群だね。
ホントにだれもいなくなった。
こうなったら好き勝手やるしかないかな。
美貌の楽師が北の国境あたりを流している。
その瞳は燃える紅玉のようで、
声は年月を経た旨酒のように甘い。
噂を耳にした男は、
北の荒野を目指してやってきた。
神に愛されし土地を去って10年。
故郷の村はとうに滅び、
仕えた王家も炎の中に潰えたという。
縛りのない暮らしにも倦んだ。
断ち切ってきた絆の切れ端を、
見出すことができるかもしれない。
淡い期待に急かされて、
男は荒野の只中の、
小さな街を訪れた。
715 :
名無しさん@ピンキー:04/03/25 00:32 ID:eYotQ/y0
連載期待age
716 :
名無しさん@ピンキー:04/03/26 00:24 ID:fInjzQgg
夕暮れにはなんとか間に合った。
城門が閉じられる前に街に入った男は、
人通りの少ない街路を抜け、
街でひとつきりの宿屋の扉の前に立つ。
古びた扉を押し開けると、
どこか懐かしい調べが流れてきた。
魚神の泉凍てつき
火竜の溜まり沸き立つとも
我らに緑陰の勇者あり
光の社にまどろみて
時満つるを待つ……
名残りの陽が
あかあかと射す出窓にたたずみ、
膝の竪琴を爪弾く人の歌声が、
うっとりと部屋を満たす。
昔馴染みの気安さから、
男はその人に声をかけようと、
ずんずん奥へ入っていこうとした。
「ちょいとあんた」
脇から低い声が飛び、男の袖が引かれる。
「あんたなんかの相手にはならないよ。
あっちの王様やらこっちの貴族やら、
どこぞの奥方だの姫様から
ひっぱりだこなんだからさ。みてごらんさ」
あたりを見回すと、なるほど。
部屋のすみにひっそりと、
ヴェールで顔を隠したいかにも、
高貴そうなたたずまいの女やら、
粗末な衣服を身に着けていても、
尊大さを隠し切れない男がみえる。
宿屋のおかみらしい中年の女は、
声を潜めて男の耳元でささやいた。
「いい子がいるよ。こんな街だからさ、
それ専門じゃないけどさ、
どうだい?」
かまわんでくれ。
男は背中で言いおいて、
出窓の楽師に近づいた。
「ひさしぶりだな」
指を止めた楽師は、
男の顔を振り仰いだ。
その目は沈む夕陽を受けて、
血のように赤く輝いていた。
719 :
名無しさん@ピンキー:04/03/27 00:45 ID:qPsrYY/G
今宵入り待ちage〜
四つの剣欲しいよ〜
721 :
名無しさん@ピンキー:04/03/28 23:59 ID:muNes8eQ
>>4人のゼルダが素足美脚ノーパンの
リンキュンを襲う・・・ハァハァ
RPG板のこのレスが、頭から離れない…
美脚ノーパンのりんきゅ…ハァハァ
722 :
682:04/03/29 00:00 ID:EipTqDpL
前にタッキーの歌でこのスレのイメージのがあるって書いたものだが
タッキー&翼のニューアルバムにその曲が収録されるらしい。
もし機会があったら聞いて欲しい。
「二人の夜」という曲だ。はっきりいってエロイ。
ちょっと滝沢を見直した。
おお…ここがうわさに名高い「分家」か…ようやく見つけますた。
というわけで記念パピコ
記念
,,―‐. r-、 _,--,、
,―-、 .| ./''i、│ r-,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,―ー. ゙l, `"゙゙゙゙゙ ̄^ \
/ \ ヽ,゙'゙_,/ .゙l、 `i、 \ _,,―ー'''/ .,r'"
.,,,、.,,i´ .,/^'i、 `'i、`` `--‐'''''''''''''''"'''''''''''゙ `゛ .丿 .,/
{ "" ,/` ヽ、 `'i、 丿 .,/`
.ヽ、 丿 \ .\ ,/′ 、ヽ,,、
゙'ー'" ゙'i、 ‘i、.r-、 __,,,,,,,,--、 / .,/\ `'-,、
ヽ .]゙l `゙゙゙゙"゙゙゙゙ ̄ ̄ `'i、 ,/ .,,/ .ヽ \
゙ヽ_/ .ヽ_.,,,,--―――――ー-ノ_,/゙,,/′ ゙l ,"
725 :
名無しさん@ピンキー:04/03/30 15:52 ID:WcZmppUh
実家に顔出してない住人がいるとも思えないけど
一応。
店にFETCGの主要男キャラ上がってるヨ。
726 :
名無しさん@ピンキー:04/03/30 17:36 ID:WcZmppUh
ゴメ、FEキャラじゃなく紋章限定ね。
しかも個人的にお気に入りなマリクがいないヨ。
さて今回はオグマについてひとくさり。
彼にはなんてーか他キャラにないドラマがある。
拳奴という出自(元は地方郷士か何かの家柄らしいが、そこから
どうして奴隷などという身分に堕ちたのか、そのあたりにも
物語がありそう)、その中にあっても頭角を現し、反乱を起こしたはいいが
仲間を助けるために捕縛され、鞭打たれて息絶えようとしたところを
身を挺して救ってくれた幼い少女に純情と忠誠を捧げ続ける男……
当の少女は今は王子と懇ろで、彼のことは「頼れる傭兵」くらいにしか
意識してないだろうにナー
なんでオグマにだけ、こんな濃ゆいバックグラウンドを用意したんだろ?
一切が謎なナバールと対照的。
727 :
名無しさん@ピンキー:04/03/30 22:01 ID:yQbypn2D
モデルはベン・ハーかな…
728 :
ナガレブッタギッテスマヌ 718ノツヅキ:04/03/31 00:06 ID:OnJRy6L4
柳の葉を思わせる眉の下で、
長い睫に縁取られた眦が広く見開かれた。
ひどく驚いたような顔つきに、
男は少し不安を覚えた。
「覚えているか…?」
実は男は自信がなかった。
楽師が自分のことを見知っていたかどうか。
昔なじみとはいえ、同じ村の生まれというだけのこと。
毎日のように顔を合わせてはいたが、
特別近しい関係にあったわけではない。
噂は耳にしたことがある。
当時から目だって美しかったその子をめぐる、
まことしやかなあれやこれやを。
まだ若かった男は酒場の片隅で、
エールをなめなめ年長者の自慢話に、
じっと耳をそばだて、
胸の思いを膨らませていた。
今は、剣や徒手の手合わせの相手だが、
いつかは……。
その「いつか」は遂に訪れることなく、
村は滅び、人々は四散した。
故国を遠く離れた地で風の噂を聞いたとき、
男は失われた時を取り戻す決意をした。
ようやくここまでたどり着き、
言葉をかけた男だったが
彼の瞳に見つめられ、
次の言葉を見つけあぐねていた。
楽師は眉宇を緩め、優しく微笑んだ。
安堵の気持ちが、男に軽口をたたかせる。
「こんなところで春を鬻いでいるのか。
お前ともあろうものが、落ちぶれたな」
「春を鬻ぐ…?そんなつもりはないけど」
「あそこにいるおかみが、えらく息まいていたぜ。
うちのいい子に手を出すな、って具合でさ」
「ぼくはここで、ハープを奏でているだけさ。
大勢の人が聞きに来てくれるのはうれしいけれど、
それ以上のことは…」
そうして楽師は口をつぐんだ。
「まぁ、いい…。ウマい話があるんだけど、
一口乗らないか」
男はさっそく用件を切り出した。
「ここじゃ人目もあるし、聞かれるのもまずい。
ちょっと付き合ってくれないか」
「ちょっとって…ここはこの街でただひとつの居酒屋だよ。
他にどこへいこうっていうんだ?」
「ここ宿屋だろうが?部屋とってないのか?
外でもいいんだが」
男は楽師と話しながら、
部屋の隅をちらちらと気にしていた。
あの尊大そうな男が店のおかみとなにやら言い争ったあげく、
椅子を蹴ってこちらへ向かい、大股で歩いてきた。
「あぁ、君、失礼だが」
長身の身体を折り曲げるようにして、
尊大な男は楽師に声をかけた。
「マダムとは話がついている。私と一緒に来てはくれまいか」
慇懃だが、こちらを威圧するような物言いだった。
732 :
名無しさん@ピンキー:04/03/31 01:07 ID:o6QyBOpV
マッテタヨー
733 :
名無しさん@ピンキー:04/04/01 00:43 ID:4iYAtu0m
なんだお前、話の途中なんだよ…と、
食って掛かろうとした男を制し、
楽師は長身の男に顔を向けた。
「いったいどこへ?」
「我々の主が、領主館に滞在しておる。
ぜひ、あなたの竪琴を聞きたいとお望みだ」
「主とは…?」
「西の公国のご嫡子だ。わざわざこの街まで出向かれたが、
さすがにこのような場所にはご案内できず、
我々だけでお迎えにあがった」
使いの男は話している間も、
向いに陣取っている男が気になるようだ。
いかにも、邪魔者は消えろといわんばかりの目つきが、
男をいらだたせていた。
「音曲をご所望とあらば、お受けしないわけにはいきません。
ただし…」
楽師は言葉を切って、向かいの男の目を見つめた。
「彼も一緒ならば」
使いの男はあからさまに顔をしかめた。
「素性の知れぬ者を主に近づけるわけには…」
「素性は知れています。彼は私の兄です。
別れ別れに育ち、今日久しぶりに再開した」
げっ、まじかよ…そんな見え透いたこと、
と男は思ったが、楽師はすました顔をしている。
「彼と一緒でなければ、どこへも参りません」
使いの男は楽師と男の顔を、
かわるがわる見比べていた。
派手ではないが、素材のよさが明らかに見て取れる、
衣服に身を包んだ楽師と、
いかにも粗末で着古したなりの男。
容姿は比べるまでもない。
男も決して醜い方ではなかったが、
楽師が飛びぬけて美しすぎたというべきであろう。
あまりしつこく見比べられて気後れしたのか、
男はか細い声でこう付け加えた。
「兄弟といっても…異母兄弟だ」
735 :
名無しさん@ピンキー:04/04/01 00:50 ID:y9cl9Gk/
最後のセリフに藁他
736 :
名無しさん@ピンキー:04/04/01 21:19 ID:QH6o6Rrn
737 :
店主:04/04/02 22:03 ID:jBoW/ogZ
こんばんわ。ご無沙汰しています。
この度店に貯蔵庫を作りましたので、どうぞご利用くださいますよう。
書庫管様のご厚意で、当該(と思われる)SSにリンクさせて
いただいています。併せてお楽しみください。
「このSSと一緒に楽しみたい」等ご希望があれば、
店かこちら、あるいはメールにてお気軽にお申し付けください。
リンクの部屋もまた、週末にはオープンにしていく予定です。
遊びに来てやってください。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
738 :
名無しさん@ピンキー:04/04/02 22:07 ID:GWT8ZgaU
店主さんオカエリ〜!!
ホントに桜が散る頃帰ってきたね。
招かれた領主館は、街一番の大きな建物で、
この地の主だった人々、そして遠く離れた隣町や村から
かき集められた人々が集い、賑々しく宴会が開かれていた。
楽師は館の広間にて、
浪々と歌い、美しい琴の音を響かせた。
物悲しい旋律には亡国の調べがあると囁く者もいたが、
参列者はみな一様に楽師のたたずまいに見惚れ、
胸に染み入る声に聞きほれた。
主賓たる公太子はまだ若く、
緑眼を炯炯と光らせた黒髪の青年である。
あの使いの男ら数人の男たちを従えて、
上座からじっと楽師を見つめていた。
楽師とともに屋敷に入ることを許された男もまた、
酒をすすりながら末席に連なっていた。
「芸は身を助く、とはよく言ったもんだ」と、
小さくつぶやいた。
男も身を助くために技を磨いてきたが、
それを役立てる場所は、もう…どこにもない。
そして楽師は歌を終えた。
人々は口々に彼の技をほめそやし、
手に手に祝儀を持ち楽師に迫った。
その人垣をかきわけて、あの長身の男が楽師に近づき、
なにやら小声でささやいたが、
楽師は小さくかぶりをふり、
男を目ざとく見つけると側により、
二人して広間を出て行った。
あてがわれた部屋に入ると、
楽師は鋭く内部を見回し、すぐさま窓を開けた。
「おい、一体何なんだ?」
男の右手には、まだ杯が残っている。
「ここは二階だから、窓までの高さはたいしたことない。
見張りは…5,6人というところか…」と、一方の楽師は、
しきりに野外を気にしていた。
「おいおい、一体何をおっぱじめるつもりだ?」
いささか酒が頭に回った男には、楽師の考えがうまく飲みこめない。
「逃げる算段…」
楽師は男の酔いが覚めるほど、涼しげな声で言い放った。
「今夜はここに泊まるんじゃなかったのか?
こんな夜中にどこへ行くっていうんだ。
あの、小汚い宿屋に戻ろうってか?みろよ、
清潔なシーツに軽くて暖かいそうな掛布団だ。
こんなところで寝る機会なんてめったにあるもんじゃない。
ゆっくり眠りたいとは思わないのか?」
男はここ何ヶ月、まともな寝床で身体を休めたことはなかった。
安宿の硬い床や淫売宿の湿った敷布はまだよいほうで、
冷たい大地の上で夜を過ごした日も少なくなかったのだ。
「こんなところだからといって、ゆっくり休めるとは限らない…」
楽師の言葉は冷え冷えとしていた。
「何があるんだ。そういえばさっき例のでかい男が何か
耳打ちしていたようだが…」
楽師は窓際でそっと外をうかがいながら答えた。
「公子の枕頭にはべれと言われた…」
男はしばらく言いよどみ…そして答えた。
「……承知の上だったんじゃないのか?」
「必要もないのに…そんなことはしない」
「じゃあ、なぜあんな宿屋で商売をしていた」
「僕はあそこでもハープを弾いていただけだ」
「だが、店のおかみから袖を引かれたぞ…」
「……彼女は彼女の商売をしていたんだろう…
こんな土地でも、生きていかなければならない」
生きていかなければ……
外の闇に目を向けたままつぶやいた楽師の言葉に、
男はあることを思い出した。
「あの、さっきの宿屋での話なんだが…」
「しっ」
楽師が察した気配は男にも伝わり、
眠っていた生きるための技が、
男の全身に甦った。
744 :
名無しさん@ピンキー:04/04/04 02:08 ID:yqSYzHGM
乙v
今夜は早かったんだ…出遅れた
全然話変わるけど伝統芸能板の看板にトライフォースがいっぱい・・・
746 :
名無しさん@ピンキー:04/04/05 00:15 ID:ejBskR97
>伝統芸能板の看板にトライフォースがいっぱい
ミツウロコでゲスかね。
>全然話変わるけど
手前も勝手にやらせてもらってヤスんで、
ご遠慮なく。雑談でも小咄でも。
へへっつ、
それじゃ話続けさせていただきやす。
「…お前が警戒していたのはこれか?」
男は窓辺の楽師に擦り寄りながら尋ねた。
「そう…もう手遅れかも」
「…要するに公子は…その、ここに夜這いにくるんだろ?
だのに、この殺気はどうだ。お前に拒絶されて頭に血が上ったか?
捕って食いでもするのか?」
「その可能性もある…」
「なんだって?」
「…彼は魔に中てられているらしい。広間で会った時から気配がしていた」
楽師はその感覚を思い出したのか、小さく身震いして話しはじめた。
「砂漠の盗賊王が力を得て、ハイラルは魔に覆い尽くされた。
溢れる魔力はそれでも余り、禍は少しずつ外の世界に漏れ出している…。
ぼくはその魔を追っている」
「……何のため…誰のために?」
「外の世界でも魔王の力が強まると、勇者ひとりの手に負えなくなる。
はびこらないうちに、手を打たないと」
「勇者?勇者って、魔王を滅ぼすためにどっかで眠っているっていうあの、
伝説の勇者か?」
男は少々あきれていた。
放浪の旅の途中、そういう噂を幾度となく耳にしたことがある。
しかし本気で信じている人間には、これまで出会ったことがなかった。
「どう手を打つんだ。悪魔祓いでもしようっていうのか?」
「ぼくに退魔の力はない。状況の悪化を食い止めるだけ。
あとは人々の、魔への抵抗力次第…」
そこまで話が進んだとき、すさまじい悲鳴が館中に響いた。
男は無意識のうちに楽師の腰に腕を回し、華奢な身体を引き寄せた。
何かから守ろうとでもするように、きつく抱きしめる男の腕の中で、
楽師はただ神経を尖らせ、耳をそばだてていた。
750 :
名無しさん@ピンキー:04/04/06 01:33 ID:RSFF6f4t
今夜は来ないのかな
ハアハアしながら眠りたかったけどダメか…
751 :
名無しさん@ピンキー:04/04/07 03:19 ID:Do01AWPe
廊下を数人が走る足音がする。
「公子、お静まりください、どうか!」
口々に懇願する声、
間断なく響く、この世のものとは思えぬ悲鳴、
わけの分からぬ罵声や泣き声が入り混じり、
扉の外は阿鼻叫喚の様相を呈しているようだった。
そして騒ぎは、ますます近づいてくる。
男は楽師を抱く腕にさらに力を込め
自分を奮い立たせようとした。
楽師は、子どもの頃に体験した落城の惨状を
思い起こしている。
「あの時の相手に比べれば…今度の奴はただの人間じゃないか…」
その時激しい音を立てて部屋の扉が開き、
変わり果てた公子がそこに姿を現した。
752 :
名無しさん@ピンキー:04/04/07 03:21 ID:Do01AWPe
黒髪は天をむいて逆立ち、
白皙の美しい顔は狂気にゆがみ、
緑の双眸は釣りあがりまるで、鬼神の態である。
夜着の前はすっかりはだけ、
上半分がかろうじて汗で身体に張り付いているほかは、
下穿きも身に着けていない下半身は、むき出しである。
そして公子は右手に抜き身の剣を持ち、
左腕には…半ば卒倒しかけた全裸の女をかき抱いていた。
「ひょぉ〜女連れで夜這いにくるたぁ、
贅沢な性癖だねぇ〜♪」
男は思わず口笛を吹いた。
ゆらりと頭をめぐらせて、公子は二人をみた。
「俺の招きを断って睦みあっておるとは、
良い度胸よの、お前らは」
753 :
名無しさん@ピンキー:04/04/07 03:23 ID:Do01AWPe
今度むっとしのは男である。
「睦むとはなんだぁ!いきなり人の寝室に、
乱入しくさってよ。何が公子がコンチクショ〜め!
こいつは俺の可愛い弟だ。兄貴が弟を守って何が悪い」
愛情には感謝するが、耳の側でガンガン響く声に、
楽師はいささか閉口していた。
その声で我に返った女が再びわめきだす。
腕から逃れようともがいたが、かえって半分押しつぶされた乳房に
指をきつく食い込ませただけであった。
廊下からこわごわ部屋の中を覗きこんだ供のものは、
「貴様らは下がっておれ!」という一括で頭を引っ込めた。
そして、一層凶暴さを増した公子は剣を女ののどもとに突きつけ、
「前に出よ、楽師…さもなくばこの女ののど掻き切るぞ」
と、吼えた。
754 :
名無しさん@ピンキー:04/04/07 05:46 ID:vfuWYyvo
早起きした甲斐があったよォ
きょうも一日、
頭の中でシークたん抱きながら働くぜぇ♪
昨夜ようやく紋章1部をクリア。戦死者7名。
長かった…2年越し?(藁
てーワケで3時まで起きてたのにな。
寝る前に覗きに来れば良かったな。
心の闇を魔に囚われた貴人というと
ハーディンがまさにそうなんだが…
それも愛故と思えばどうにもやりきれんのう。
756 :
名無しさん@ピンキー:04/04/08 01:25 ID:npdcSRPw
「放してくれないか…」
楽師は男にささやいた。
「放せって、あいつのところに行くのか。
今更出て行ってどうすんだ」
「このままではあの女性が犠牲になる。
公子がこれほど深く魔に魅入られているとは…」
自分が出て行くしかない、楽師はそう思っていた。
最初から公子の元に赴いていれば、
騒ぎはこれほど大きくはならなかっただろう。
苦い悔恨が湧き上がる。しかし、
「できれば、この貴人とはかかわりあいになりたくなかった」
それは、これまで生きてきた中で体得した、
直感のようなものであったが。
757 :
名無しさん@ピンキー:04/04/08 01:26 ID:npdcSRPw
何をしておる!はよう参れ!」
再び公子が鋭い声を上げた。
見ると逆立った髪の間から茫々と紫色の炎が上がっている。
それは公子の身体全体を舐めるようにひろまり、
みるまに覆い尽くしてしまった。
公子が荒く息をする度に、炎が揺らめく。
「あれが…見える?」
楽師は、相変わらず腕の力を緩めない男に、
そっと耳打ちした。
男の感知力も、常人よりは多少鋭い。
「…ああ…すげぇな、なんだ、あれ」
「公子に憑いた魔が増長している…
普通だったら何日かするうちに弱まって消えてしまう。
もっともその間にやらかしたいろいろなことが、
後々の面倒を引き起こすのだけれど…」
758 :
名無しさん@ピンキー:04/04/08 01:27 ID:npdcSRPw
自分の手に余るかもしれない。
そんな予感が、楽師をひるませていたのだろう。
だがこうなっては、いたしかたない。
楽師は男の手に、小柄を滑り込ませた。
「ぼくが行くから、隙をみてあいつの首筋ををこれで打って」
「殺すのか…」
「いや、柄頭で打ちつけるだけでいい…場所はわかるよね」
「ここだろう?」
男は楽師のその部分に軽く唇で触れた。
一瞬、楽師の身体が雷に打たれたように硬直した。
それから全くの別物のようにやわらかく、とろけたように
男には感じられた。
「なに…」
その抱きごこちのかわりように、男もまたたじろいだ。
つんと突き抜けるような感覚が全身を貫いた。
759 :
名無しさん@ピンキー:04/04/08 01:27 ID:npdcSRPw
身をよじって男を振り返った楽師の顔から、
仮面のような冷静さと鋭さが消えていた。
甘みを含んだ紅眸を潤ませ、泣き出しそうにゆがませた口元から、
かすれ声でこう訴える。
「だめだよ…触っちゃ」
760 :
名無しさん@ピンキー:04/04/08 05:42 ID:OaUDHN88
しーきゅのうなじ(;´Д`)ハァハァ…
ゼルコレ一昨日届いたけど、りんきゅと遊んでる暇がネエ…
761 :
名無しさん@ピンキー:04/04/08 22:03 ID:npdcSRPw
今はやりのキャシャーンのオリジナルをみたら、
ブライキング・ボスがガノ珍とかぶったよ。
今日は酔っ払っちゃったんで、
ひとりでハァhァして寝るよ。
オヤスミナサイ。
>762
兄さん、イイ夢は見られたかい?
764 :
名無しさん@ピンキー:04/04/10 23:07 ID:O+iIHe7W
男は早鐘のように響く胸の高鳴りを悟られまいと、
そっと楽師の身体から腕を離し、
そのまま、部屋の隅の闇に溶けていった。
一瞬の緩みが嘘であったかのように、
再び冷静さを取り戻した楽師は、
ずいと公子のほうへ歩を進めた。
公子は女をしっかりと抱きなおし、
右手の剣をゆっくりと持ち上げ、その切っ先を楽師に向ける。
身体から発せられる紫の炎は、
鈍く光る刃を舐め、妖しく揺らめいていた。
切っ先は楽師のほっそりとした顎を上げさせ、
柔らかな喉もとをさらした。
紫の炎が、いたぶるように首筋にまとわりつく。
眉根をよせ、炎から顔を背けようとする楽師を、
公子は満足そうな笑みを浮かべてみつめていた。
765 :
名無しさん@ピンキー:04/04/10 23:08 ID:O+iIHe7W
「剣は己の誇りと正義を守るためのもの。
淫事に用いては穢れましょうぞ」
凛としているが、楽師の声はどこか苦しそうである。
「誇りに正義だと?そのようなものもとよりこの剣は知らぬ。
我が兄弟の血を啜ったこの剣は、すでに穢れきっておる」
闇の中で男は、ぎくりとして耳をそばだてた。
「俺の母親が…俺を嫡子にさせたくて、
邪魔者の異母兄弟たちの命を奪わせたのさ…この俺自身の剣でな」
剣先が楽師の襟元にさしこまれ、前立てが少しずつ切り裂かれる。
オリーブ色に焼けた顔からは想像もつかないほど白い胸元が、
あらわになった。
766 :
名無しさん@ピンキー:04/04/10 23:09 ID:O+iIHe7W
「俺は母の謀略に乗り、
言われるままに兄や弟にこの剣をつきたてた…
父大公でさえ母の言うがままだった。
そして今度は、大家から俺に嫁をとらせようとしている…
この俺に、女をあてがおうとしておるのだ」
公子が激して力をいれると、
きゃっと声がして女の胸がそりかえった。
白い乳房がぷるんと揺れ、小豆色の乳暈と小粒のプラムのような乳頭が、
ほの暗い灯の下にさらされた。
影となった男の目に、女の柔らかげな裸身が飛び込むと、
先ほど腕に感じた抱きごこちがよみがえり、体中が熱くなった。
たちまちに、気が乱れる。
「くそっつ…」小さく舌打ちすると、
「動くな!」公子の鋭い声が飛んだ。
そのときわずかな隙ができた。
公子の腕がら女がするりと抜け、
転がるように出口に突進していった。
767 :
名無しさん@ピンキー:04/04/10 23:10 ID:O+iIHe7W
「俺は母の謀略に乗り、
言われるままに兄や弟にこの剣をつきたてた…
父大公でさえ母の言うがままだった。
そして今度は、大家から俺に嫁をとらせようとしている…
この俺に、女をあてがおうとしておるのだ」
公子が激して力をいえると、
きゃっと声がして女の胸がそりかえった。
白い乳房がぷるんと揺れ、小豆色の乳暈と小粒のプラムのような乳頭が、ほの暗い灯の下にさらされた。
影となった男の目に、女の柔らかげな裸身が飛び込むと、
先ほど腕に感じた抱きごこちがよみがえり、体中が熱くなった。
たちまちに、気が乱れる。
「くそっつ…」小さく舌打ちすると、
「動くな!」公子の鋭い声が飛んだ。
そのときわずかな隙ができた。
公子の腕がら女がするりと抜け、
転がるように出口に突進していった。
ありゃ、だぶったわ…
カクワリ
最近は、朝ここを見るのが楽しみになってきたよ。
そして、続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!
と喜びながら一日を始めるのさ。
ええ勿論、どんなカナスィお話になってもOKです。神よ
770 :
名無しさん@ピンキー:04/04/12 00:36 ID:a5d++7b2
勢いよく扉が開き、長身の使者が顔を覗かせたかと思うと、
女の腕をつかみ外へ引きずり出した。
「公子!お願いですもう…」
使者の声はもう公子の耳に届かない。
空いた片手にはしっかりと、
楽師の身体が抱かれていた。
「手間をかけおって…」
その言葉も惜しむように、楽師に愛撫を加える。
闇の中で、男はその様子を呆然と見詰めていた。
やるべきことは分かっている。
「あの首筋を…打たなければ」
しかし紫色の炎はいまや楽師をも包み込み、
公子の気も四方に放たれ、つけいる隙は全くない。
男にはそう思えたのだ。
771 :
名無しさん@ピンキー:04/04/12 00:37 ID:a5d++7b2
冷たい紫の炎の中、
ふたつの身体が重なって一つの影となり、
やがて寝台へ倒れこんでいった。
772 :
名無しさん@ピンキー:04/04/12 21:39 ID:yrrPu+cN
男の気持ちを思うとたまらんものがあるなあ
今夜の展開に禿期待
ところでいつの間にかえらい落ちてる…
お引っ越し後につきホシュage
板更新なんて聞いてないよぉヽ(`Д´)ノウワァァン!!
夜が明けてしまったじゃないかい!!
774 :
名無しさん@ピンキー:04/04/13 11:23 ID:MRT/HFlq
本家に書いておいてやったのに…(;´Д`)
775 :
名無しさん@ピンキー:04/04/14 00:29 ID:oXWqXbFC
男はまだ迷っていた。
紫の炎は、長年の修行で得た目で捉えている。
しかし心の乱れを制して闇と同化し続けることは、
今の男の技量では難しい。
「そのうえ、気の出所を封じなければならない」
男は炎の揺らめきを見定めようとしているが、
公子の激しい動きはそれを千千に乱す。
剣を枕元に突きたてた公子は、
今や両の手で自由に、楽師を弄ぶことができた。
いつの間にか衣を全て剥がれた白い身体が、
炎の向こうに見え隠れしている。
白い腕や、ふくらはぎが、
黒い影から逃げ出そうとでもするように、
虚空で抗い、ひきつり、そして荒々しくまた
押さえ込まれていた。
「あ、…ああぅ」
低く悩ましい声が、闇を濡らす。
男は頭をふってそれを振り払い、
再び公子の後頭部に目を向けた。
776 :
名無しさん@ピンキー:04/04/14 00:30 ID:oXWqXbFC
そのとき、茫としたもうひとつの影が男の目に入った。
「公子…どうか…」
体躯に似ず弱弱しい声は、あの使者のものだった。
公子は顔を上げた。
男はすかさず、その背後に身体を動かす。
「なんだ、まだそこにいたのか。主の房事が珍しいお前ではなかろう」
「その者をお放しください。今にも息が絶えそうです」
公子の肩越しに、楽師の顔がのぞいていた。
力なく褥に頭をあずけた楽師の顔は血の気がなく、
双眸はゆるく閉じられていた。
「放しはせぬ。俺はこやつが気に入った。
愛妾として館に連れ帰ると、先に戻って母に伝えよ」
「それは…」
「それが認められれば妻を娶ってもよい。
その女の元に通うとまでは、約束できないが」
公子は低く哂い、再び楽師の身体を苛みに向かった。
777 :
名無しさん@ピンキー:04/04/14 00:30 ID:oXWqXbFC
「い…いやぁ…」
二人の身体は闇に沈んでいるため、何が行われているのかは
わからない。だが楽師の声と表情が、その全てを語っていた。
そこから目をそらそうとしたとき、楽師のまなざしが男をとらえた。
「何をしている。はやく…」
大きく見開かれた目は、そういって男を急かす。
「前にも一度見た目だ」
二度と見たくない、苦い思い出につながる瞳だった。
昔、男がまだ若く、一族とともに暮らしていた頃、
山に住む岩の種族のもとに、仲間とふたりで使いしたことがあった。
その帰り道、溶岩の河に沿った狭い山道で大蜘蛛の襲撃に遭い、
いまにも毒牙にかかりそうになった男を助けようとした連れが、
足を滑らせ谷に落ちかけた。
「助けてくれ」
ようよう縁にしがみついた連れは声をあげた。
男はすぐに縁によって、連れの腕をつかんで
引き上げなければならなかった。
しかし後ろを襲う蜘蛛と、
谷底からの熱気を怖れた男は、
前に踏み出すことができなかった。
大蜘蛛を追い払い、
ようやく縁を覗き込んだ時、
連れは力尽きた。
「なにをしている、早く!」
声にならない声と、
非難、懇願、悲しみの入り混じったまなざしを残し、
連れは溶岩の河に落ちていった。
男はそのまま村に戻らず、一族の名を捨てた。
追っ手の目を逃れて生きるうちに、
村の滅亡を風の噂に聞いた。
国が悪魔王の手に落ちたと知ったのは、
それからさらに数年後のことだった。
780 :
名無しさん@ピンキー:04/04/16 00:30 ID:tpQjdihp
うがあ明日のために寝なければ…
でももーちょっとだけ待ってみる…(´・ω・`)
781 :
名無しさん@ピンキー:04/04/16 22:23 ID:Z/djhNcX
待ってなくて、やっちゃってくれたっていいんだよ〜
しーきゅのケツまくっちゃってばこばことかさぁああ…
「早く下がれ!」
公子の声に、男ははっと我にかえった。
長身の使者はあいかわらず戸口に立ち尽くし、公子は…
楽師の両の足を抱え込み、それを左右に開こうとしていた。
「おまえなぞに見られても、
なんの刺激にもならんな……同じ見せるなら……
そうじゃ、母がよい。母を呼んでこい!」
「公子…」
「戻って母を迎えによこせ。迎えが来るまで俺は、
ここを動かん」
太ももの内側に埋めた顔から、くぐもった声がする。
「息子がどのように男を愛するのか、
じっくりと見ておくが良い」
「あ、…あぁああ」
楽師の悲鳴が、公子の声を半ばかきけした。
男は小柄を握り締めたまま、
固唾を呑んで成り行きを見守っている。
いや、動こうとして動けなかったのである。
楽師は身をよじって、男の気配がする方向を
目で追おうとしていたが、執拗な公子の腕にその努力も
からめ取られていった。
「何をしている…早く…」
紅い瞳は狂おしく男の目を探し、そして
闇の中に沈んでいった。
「なんだ?」
公子はつと楽師の身から顔を上げた。
そして突きつけられた剣に、鼻先が触れそうになった。
あの使者…いや従者が、
公子と楽師を見下ろしていた。
「貴様…」
「その男をお放しください。さもなくば…」
「さもなくば何だ?俺を殺すか、その剣で?」
公子は楽師の腹に腰を押し付けたまま嘲笑した。
「面白い、やってみよ。できるか、お前に…」
785 :
名無しさん@ピンキー:04/04/18 00:46 ID:I/YRPNaJ
長身の男は、刃を自分の首筋に当てた。
「多分、こうしてお諌め申し上げても、お聞き届けにはならないのでしょうが…」
「何をするつもりだ…」
「公子と公国のためでしたら、この生命のひとつくらい…しかし」
瞬間、使者の視線が闇の男のそれとからみあった。
「今だ!」
男は息を止め、一気に公子のうなじめがけて小柄の柄頭を振り下ろした。
公子は声もたてずに、楽師の上にくずおれていった。
786 :
名無しさん@ピンキー:04/04/18 00:49 ID:I/YRPNaJ
男は暗闇の中から、使者と見合っていた。
使者はいまや男の存在に気づき、その目をまっすぐに見返している。
「わが公国の恥を、知られてしまいましたな」
口封じする気か。と、男は気を失っている公子の身を盾にしようと、
じわじわ手を伸ばした。
「俺やこの楽師を殺しても無駄だぞ。俺はここへ向かうことを、
仲間に告げている…それに俺の一族は、執念深いことで知られている。
もし、俺たちが戻らなかったら…」
「余計な心配は無用だ…わしはそなたらをどうこうしようとは思わん」
「…」
「ただ、速やかにこの街が出て行ってくれ」
「出て行く?こんな夜中にか?」
「公子が息を吹き返さないうちに早く。さもなくば、
お諫めするのはますます難しくなる。
弟御の身を案ずるなら、早く立ち去れ」
使者は公子の夜着の前を合わせて整え、軽々と担ぎあげた。
楽師の肢体がその下から表れる。
華奢だが美しく引き締まった身体には、
激しい愛撫の後が刻み付けられていた。
男は胸から下腹部の辺りにまで残る赤黒い痣、
細かい擦過傷、切り傷に眉をひそめ、
引き裂かれた衣服をその身体にかけ、そっと助け起こした。
787 :
名無しさん@ピンキー:04/04/18 00:51 ID:I/YRPNaJ
「しかし、公子が気づいたとき、俺たちがいなかったら、
それこそ収集がつかないんじゃないか?」
「其の時こそ私が、命をもってお諫めする時。
この身が贖いなれば、それもよい…」
「いくら臣下だからって、そんな奴にそこまで仕えることないじゃないか。
放り出してやればいいのに。あんた位睨みがきけば、
他家でも用心棒にくらいなれるんじゃないか?」
長身の男は公子を抱えなおし、口元に微妙な笑みを浮かべて
こういった。
「公子は…わしの弟なのだ…おまえたちと同じ、
異母兄弟だ」
788 :
名無しさん@ピンキー:04/04/18 13:22 ID:VgUC+beB
サディストな公子にいたぶられて
虫の息なしーきゅハアハア(;´Д`)
ところで前々からオモてたんだけど
絵本にでもすればハマりそうな文体だよね
一夜の物語として終わるのかな?
789 :
名無しさん@ピンキー:04/04/18 21:40 ID:I/YRPNaJ
男はあんぐりと口をあけ、使者の顔をまじまじと眺めた。
病的なまでに繊細な公子とは対照的に、無骨でがっちりとした顔つきだ。
「…俺とこいつ以上に違和感ばりばりだ罠」
男は胸に抱いた楽師の顔をちらと見やって、心のなかでそう毒づいた。
「そうあからさまに驚いた顔をするな…。
母の身分が卑しかったから、わしは早くから臣下の礼をとった。
嗣子争いに巻き込まれなかったのも、そのおかげだ。
だから…公子の側にお使えすることもできたのじゃ」
「じゃあ、しっかりあんたがお守りするこったな。
でないと、つぶれちまうぜ、お殿さんの国」
「わかっておる、そういうな…」
使者は公子を抱えて戸口で控えていた男に耳打ちした。
「すぐに旅装を整えさせる。町から立ち去ってくれ。
他の客人たちが騒ぎ出さないうちに、早く」
「あの〜、殿さんよ。こいつに約束した礼金のほうも、
頼むよ」
男はこういうことはしっかりしていた。
790 :
名無しさん@ピンキー:04/04/18 21:40 ID:I/YRPNaJ
「…いうまでもない!」
使者ははき捨てて、部屋を出て行こうとした。そのとき、
「……剣を…」
男の腕のなかから、楽師がか細い声を出した。
「剣を……いただきたい…」
使者はしばらく考えていたが、
「……いいだろう、どさくさに紛れて盗まれたことにしよう」
誰にもいうともなく、そうひとりごちた。
「公子ご自身、あまり良い思い出を持っておられないからな…」
そういって踵を返した背中に向かって、楽師がまた声をかけた。
「…母御は…ご健在か」
「息災だが…?」
「……それは…重畳」
楽師は男の胸に頭をもたせかけ、目を閉じた。
「さぞ、慈しまれたのでしょうね」
その言葉にむなしさを感じた男は、
楽師の細い肩を抱きしめた。
791 :
名無しさん@ピンキー:04/04/18 21:46 ID:I/YRPNaJ
>>788 一夜のハァハァの糧だよ。
誤字脱字ざくざくだしねw
あんたみたいに気づいてくれる人が、
一人でもいてくれたらそれでいいのさ…
一人もいなくなっても、やってるだろうな、多分。
792 :
名無しさん@ピンキー:04/04/19 01:24 ID:dvyoNoCN
唐突に「夕暮れから夜明けまで」つー
ロクでもない映画思い出した…
タイトルは美しかったのになあ
793 :
名無しさん@ピンキー:04/04/19 23:53 ID:shgvasmu
月が煌々と荒野を照らしていた。
男は楽師を背負い、野中の道を急いでいる。
「大丈夫か?」
時折背中の方に声をかけても、
楽師は死んだように眠っている。
かすかな呼吸と心臓の動きだけが、
まだ息があることを教えていた。
月が西へ傾く頃、
男は荒野を越えて森の端に達した。
振り返っても、あの街の灯はみえない。
「ここまでくれば、もういいだろう」
追っ手がやってくるとは思えなかったが、
用心するにこしたことはない。
鳥のように軽い身体とはいえ、楽師を背負いながら
夜が明ける前にここまで来れたのは、
子どもの頃からの鍛錬のおかげだった。
「俺もまだ…捨てたもんじゃないか…」
男は苦く笑った。
794 :
名無しさん@ピンキー:04/04/19 23:53 ID:shgvasmu
目だって大きな木の下に楽師を下ろし、
男は火をおこした。
北の夜は冷える。
男は使者が用意した旅装から、
マントをとりだして楽師の身体にかけた。
そして、皮袋のワインでのどを潤おしている時、
楽師が目を覚ました。
「…ここは…」
「荒野を抜けた森の中さ。あの公子がいくらしつこくても、
ここまではやってこないさ。ワイン、飲むか?」
楽師は軽くうなずき、男の手から皮袋をとった。
白いのどが小さく動き、赤いワインの筋が滴って落ちるのを、
男はじっと見つめていた。
795 :
名無しさん@ピンキー:04/04/19 23:56 ID:shgvasmu
「傷、痛くないか?」
「え?」
「あのエロ公子にさんざん嬲られたろう…」
「たいしたことないよ…」
「ほっといて痕でも残ったら大変だ。俺、いい薬持ってんだ。
覚えてるか、あの村で作っていた軟膏だ。青い薬や赤い薬ほど抜群の効き目じゃないが、
ちょっとしたすり傷にはよく効くぜ。なぜかこいつのレシピだけ、覚えててさ…」
男は腰につけた袋から合わせ貝の容器を取り出し、楽師の体を横たえ、その襟元を解いた。
痣や、傷の走る白い肌がまた、月光の下にあらわになる。
男は軟膏を指先でとり、丁寧に傷口にぬりつけていった。
その指が、ふと止まった。
濃いコーヒー色の乳暈は、
情事の余韻を残して隆起している。
「こいつ…」
男の指は無意識のうちに、扇情的なまでにとがった乳頭に
吸い寄せられていった。
796 :
名無しさん@ピンキー:04/04/20 00:39 ID:2VhNmvp1
(;´Д`)ハァハァ
簡潔なのに情景が目に浮かんでくるような文章
す ご い
これでエロを読まされた日にはもう、 ハァハァハァ
798 :
名無しさん@ピンキー:04/04/21 00:30 ID:Be8ns8WD
男は親指で、乳頭を軽く押さえた。
そして次に少し、力をこめて押さえ、
ゆっくりと輪をかくように、揉みしだいた。
「え…」
楽師は当惑したような表情を浮かべ、男の指を振り払おうとしたが、
抗う手首はやわらかく男につかまれる。
「心配するな。ひどくはしないよ」
男は楽師をマントの上に押し倒しながら、
耳元でささやき、そして小さな突起を口に含んだ。
「…だめ…やめて…あ、ぁ…」
男の舌先が、ふくらみに絡みつき、突起を転がす。
そのたびにびくりと痙攣するしなやかな肢体に馬乗りになって、
男は乳頭を舌で刺激し続け、また吸い続けた。
799 :
名無しさん@ピンキー:04/04/21 00:31 ID:Be8ns8WD
楽師は激しく抗った。
「じっとしてろよ、痛くはしないってば」
と…男の口は横滑りし、楽師の腹の傷に触れた。
途端に苦味が口中に広がる。
「ぺっ…にが…」
次に作るときは、苦くない薬にしなきゃな…
などと考えながら、たっぷりと時間をかけて乳頭を舐め上げ、
首筋の愛撫を唇に移そうとした時、
目が合った。
見開かれた瞳から、いましも涙があふれんばかりである。
男の胸の奥がずきりとした。
800 :
名無しさん@ピンキー:04/04/21 00:33 ID:Be8ns8WD
「……眠らせてよ、にいさん」
ささやくと、膨れ上がった涙が一筋、ほおを伝った。
男はしばらくの間、楽師の顔をまじまじと見つめていた。
801 :
名無しさん@ピンキー:04/04/21 05:52 ID:WV+7POZ7
ハアハアありがとう…
きょうは大安吉日いい日になりそうだ。
802 :
名無しさん@ピンキー:04/04/22 00:34 ID:2TDV89QY
男の下半身は猛っていた。
今すぐにでも、あのしなやかでしまりのよさそうな
太腿の間で果てたい、と飢えていた。
しかし、楽師の涙をみて、そんな狂おしい思いに
水を差されてしまったのだ。
「分かった…」
男は深いため息とともに吐き出すようにいった。
そして楽師の身体を引き寄せ、
親鳥や雛を護るように両腕で抱え込んだ。
「約束するよ。何もしない。だから安心して眠れ」
涙にぬれた頬が、楽師の胸に押し当てられる。
「鼻水もきっと、混じってるぞ、これは」
だが、いやな感じはしなかった。
803 :
名無しさん@ピンキー:04/04/22 00:35 ID:2TDV89QY
しばし間があって…やがて安らかな寝息が聞こえきた。
男は荷物を褥代わりに背にあて、
楽師の肩にマントをかけ、その上から再び、しっかりと抱きしめた。
館で、楽師がつぶやいた言葉が脳裏をよぎる。
「王侯貴族の寝床だからって、…寝心地がよいとは限らない。
確かにそうかもな」
朝まで責めたてられたら、一睡もできまい。
そう思うと男は、楽師が急に哀れに思えてきたのだ。
相変わらず月は明るい。楽師の重みを心地良く感じながら、
寝顔を見つめていた。
804 :
名無しさん@ピンキー:04/04/22 23:54 ID:2TDV89QY
本家実家は行方不明、ここは相変わらず人大杉…
俺どうしたらいいんだよ、兄さん…
ん?
実家は元通り(例によって鯖飛びだったらし)
ここは人大杉解除(少なくとも1時間前は)
……になってるはずだが?
806 :
名無しさん@ピンキー:04/04/23 00:14 ID:1Kx/iYRD
兄さん、どこにいるんだよ…マジで。
俺さみしいよ。
…すまん
実家が人大杉なのね(;´Д`)
向こう上げといた方が良い?
808 :
名無しさん@ピンキー:04/04/24 00:54 ID:iMFk5rFG
翌朝、森にその日初めての陽光が差し込んできた頃、
楽師は目を覚ました。
その視界に真っ先に飛び込んできたのは、
目の下に黒々と隈をつくった男の顔だった。
「おはよう…よく眠れたか」
「おはよう…どうかしたのか?その顔…」
「何でもない…」
実はこの男、一晩中まんじりともせずに夜を過ごしたのだ。
無防備に身体をゆだねた楽師を腕の中にしながら、
全く手を出すことができない。
甘い香を放つやわらかい髪を鼻先につきつけられ、
心地よい温かさとやわらかさを備えた身体を抱き、
甘やかな寝息を聞きながら、
男は楽師と約束した手前、何もすることができなかった。
こらえ切れずに、
先ほど領主館で目にした楽師の媚態を思い浮かべながら、
ついに自分で処理してしまったのだ。
809 :
名無しさん@ピンキー:04/04/24 01:00 ID:WmboKOG4
続きはヨーーー!!!?
対して楽師は、
何か憑き物でも落ちたような、
すっきりとした表情をしている。
男はその顔をほれぼれと見た。
額から顔半分にまだかかる前髪に、
朝日が零れ落ちる。
少しまぶしそうに細めた目は、
ガーネットのような明るい光を宿している。
昨夜の妖艶さが嘘のような、
健康的で快活な笑みが、
滑らかなオリーブ色の肌を輝かせていた。
「ボクの顔、何かついてる?」
「いや、そうじゃないけど…」
男は今更ながら、
自分の顔が赤く火照っているのを感じた。
サワヤカ笑顔なしーきゅもいいもんだネ
一緒に寝た相手にナンにもされなかったのがよっぽど嬉しかったのかw
812 :
名無しさん@ピンキー:04/04/24 22:13 ID:iMFk5rFG
「あ、俺、湯沸かすわ…あっちで湧き水見つけたんだ。
お前も、顔洗ってこいよ」
男はようやく目をそらした。
うなずいた楽師が席をはずしている間に、
大慌てで男は火を大きくし、小さな鍋をかける。
楽師が戻ってきた時、鍋からは湯気と、
何ともいえない香りが立ち上っていた。
「…いい匂いだね。なんだい?」
「薬草さ。傷やら打ち身やら強壮やら、
いろんな症状に効く…」
「すごいんだな」
「俺が村でまともに身につけられたのは、
こんなことだけさ…剣術訓練なんかでも、
ぼこぼこにされることが多かったから、必要に迫られたのかな…」
男は荷物の中から木製の椀をとりだし、薬湯を注いで楽師に渡した。
「お前にも一度、ぼこぼこにされたことがあるんだぜ」
「そうだったっけ?」
楽師はちょっと口をつけて顔をしかめた。
813 :
名無しさん@ピンキー:04/04/24 22:14 ID:iMFk5rFG
「苦…」
「苦いけど効果は抜群だ。傷の回復も早まる。まぁ黙って飲めよ」
眉根を寄せながら薬湯を飲み干そうとしている楽師に、
男はそもそもの話を切り出した。
「なぁ、お前これからどうするんだ?」
やっとのことで椀を空にした楽師は、
口元をぬぐいながら男の目を見た。
「しばらくこの辺は流せないだろうから…
ハイラルの方へ戻ってみる」
「そうか…」
「そういう君はどうするんだ?…何か、
ボクに話があったんじゃないのか?」
男はいよいよたくらみを明かさなければならない。
「俺は…お前を売ろうとしてたのさ…」
「え?」
楽師は片方の眉をあげた。
「俺が以前傭兵として雇われていた国の、王妃が死んだ。
国王との仲は悪くなかったが、子どもがいなかったので、
王弟が皇太子に立ったが、ここに来て王は年若い後添えをもらった。
そこで…」
「王弟は自分の立場を危惧した…」
そう呟いて楽師は、手にした椀に目を落とした。
「まあ、そういうことだ」
「それで、新しい王妃を亡き者にでもしようというのか」
「そんなぶっそうな話じゃない。まあ、そうあせるなよ…」
男はワインの皮袋をとりだし、少し唇を湿した。
「王はもう高齢だ。要は子どもさえできなきゃいい。だから、
ちょっと気をそらしてくれる存在がいてくれればってね…」
王弟派の重臣たちのヒソヒソ話を、ちょっと耳にしたのさ」
「それでボクを…」
「楽師の噂を聞いたとき、もしや、と思った。
お前の顔を見たとき、こいつは上手くいくと小躍りしたさ、だが」
男は、楽師が貰い受けた剣をちらりと横目で見た。
「昨夜みたいなこともあったしな…たくらみはやめだ」
「ボクに何をさせるつもりだったんだ?」
「楽師として宮廷に入り、王を惑わせてくれればそれでいい。
お前は頭もいいから、他にも取り入ることができただろうし…
要するに…」
「若い王妃相手に王の寵愛を競えと…」
楽師はため息をついた。
「だから、やめたって言っただろう」
男は楽師から目をそらして言った。
「ボクを宮廷に入れて、君に何の得がある?」
「王弟派の連中から礼金をせしめ、
できればお前の引きで宮中に職を得て、
その国に落ち着こうと思ったんだ」
「落ち着くって…」
「村を出て10年、俺も腰を据えた生き方がしたくなったんだ」
男は枝の先で、焚き火をつついて炎を大きくした。
「お前と一緒の土地で暮らせるなら、なおいいだろうな、
とも思ったのさ」
男は消え入るような声で、そう付け加えた。
楽師は燃え上がる炎に、再び
村を焼き尽くす火と、落城の光景をみていた。
「姫の乳母を覚えている?」
「あ、あのおっかねーオバサンか?」
「ボクを村から連れ出したのは、あの方だ。
その乳母が、村を出るときこう言ったんだ。
一族が滅亡したのは、家々が焼けてしまったからじゃない。
全てを捨てて、善悪の別なく王家に尽くそうという、
そういう生き方を選ぶ人間が、いなくなったからだって…」
「……」
「乳母殿は、城では一族の最後の生き残りって言われていたけど、
ボクは今でもも…一族のひとりだと自分で思ってる」
「尽くそうとしても、王家なんて跡形も無いじゃないか」
「姫は今でもどこかでご存命だ…それに」
「また、伝説の勇者か?俺は自分の目で確かめない限り、
信じないタチなんだ」
「ボクは…この目で見たよ。勇者も、退魔の剣も」
男は楽師の顔を見た。
長い睫が影を落とす頬は引き締まり、
微塵の迷いもない。
「信じるものがあるってのは、うらやまいかもな」
男はぽつりと言って目をそらした。
その視線の先に、昨夜の公子から得た剣がある。
「あの剣をどうするつもりだ?」
ほんで続きはヨーーーーー!!?
「君が持っていていいよ」
楽師はこともなげにいった。
「呪われて共鳴反響しあっていたから引き離したまで。
その剣自体に力はないはずだ。
ほら、何とも無いだろう?」
男は剣を鞘から引き抜き、
刀身をしげしげと眺めた。
たしかに、昨夜剣を覆っていた紫の炎は見えず、
あれほど強かった禍々しい力も伝わらない。
「不思議なものだな…」
「どこで魔を拾ったものか、こんなに遠くまで伝わるなんてね。
モンスターが現れていないだけまだ、救われているけど」
「ハイラルはもう、モンスターだらけなんだろうな」
「多分ね…」
「それでもお前は戻るのか?」
「…うん、伝説は成就されなくてはならない」
伝説も、夢も、信じなくなってどれほどの時間がたつのか、
男はもう思い出すこともできなくなっていた。
820 :
名無しさん@ピンキー:04/04/28 00:51 ID:dOeAW4Jd
「君はどうするんだ?」
楽師は椀を男に戻しながら尋ねた。
「俺か…俺は…もとの傭兵にでも戻るかな…
結局、根無し草の生活から、抜け出せないんだろうな…俺」
「なぜ?」
「俺には何もないんだ。村で覚えた生きる業で、
食いつないでいくしかない。揉め事の種を、ハイエナみたいに
漁りながらね」
「だから、薬師をやればいいじゃないか」
「え?」
「昨夜の軟膏、あれを商うだけでも十分にやっていけるだろう」
「しかし…商うほど薬を作るには原料代が…」
「昨日、あの従者から礼金をせしめたんだろう、それを使えばいい」
男は少しギクリとした。
「だってあれはお前の…」
「ボクが言わなければ、そのまま持っていくつもりだったくせに…」
楽師はきれいな歯並みを見せて笑った。
821 :
名無しさん@ピンキー:04/04/29 00:54 ID:7VGwf9eA
二人は朝の光の中、森の道を歩き、
真昼も近くなった頃再び平原の道に出た。
ここから南へ向かうと楽師の目的地。
東は男が元いた国である。
「どうしても戻るのか?」
「うん…君こそやはり傭兵に?」
「そうだな。そのうち隊長くらいには、
取り立ててもらえるだろう。
身体を張って生きていけば…」
男はもう一度楽師の顔を見た。
さらさらと風にそよぐ金色の髪や、
少しまぶしそうな双眸や、
形のよい唇のひとつひとつを、
瞼に焼き付けるかのように。
そのとき楽師は、いきなり男に向かって両手を広げた。
822 :
名無しさん@ピンキー:04/04/29 00:54 ID:7VGwf9eA
すんなりとした腕が男の首に絡みつく。
細く力強い指がその後頭部をつかみ、
栗色の豊かな髪を漉いた。
あっと思う間もなく男の唇は、
楽師のそれで塞がれていた。
甘やかな吐息とともに差し入れられた舌が、
男の口腔をまさぐる。男は戸惑いながら楽師の口を吸い、むさぼった。
楽師のしなやかな腰が、ぴったりと男の身体に押し付けられる。
男の手は楽師の細い肩を、背を、そして腰や臀部をなで、
太ももを入念にも揉みあげていった。
楽師はそれを拒むことなく、
さらに強く楽師の首にしがみつき、深い接吻を続けた。
痺れるような陶酔の中、
男は昨夜の首尾を遂げられるのではないかと期待を抱き、
腕の中のか弱いからだを、さらにきつく抱きしめた。
ドキドキ(・∀・)
世間はどこもかしこもGW……
職人さんも出かけてんのかな
留守番はつらいネ
りんきゅと一緒にちょっと山まで言ってきたのさ。
新緑が美しかったよ〜
826 :
822:04/05/05 22:56 ID:cCB2aMlz
休みボケでどえりゃ〜間違いしでかして、
カコワルくて出て来れなかったんだよね。
誤字脱字はいつものことだけど…
わはは
大丈夫だよ〜w>826
痺れる腕に眉をしかめつつスレを覗き
あまつさえレスもせずにいられないおいらに
早く続きをめぐんでプリーヅ
828 :
名無しさん@ピンキー:04/05/06 01:14 ID:Iriug4CO
このまま街道脇の茂みに倒れこみ、
白い裸身を白日のもとに曝したい…
男は楽師の衣服をまさぐった。
「あ…んん」
楽師の唇が離れた。
男は白いのどもとに食らいつくように、
接吻を浴びせる。
首に絡み付いていた腕が緩んだ。
そのまま身体を横抱きにして地に膝をついたとき、
男は相手の目を見た…
なつかしい村の景色がある。
男は自分が、
そこから果てしなく遠くにあることを悟った。
背高い草のざわめきが、
秘めやかな声をかき消そうとしていた。
829 :
名無しさん@ピンキー:04/05/06 01:15 ID:Iriug4CO
男は街道からはずれ、北行きの道を選んだ。
各地から商人や職人を受け入れている王がいると、
楽師が語った国を目指したのである。
「平和が戻ればお前は用済みだろう。
そうしたら訪ねてこいよ。店のひとつも構えているから」
別れ際に男はそう言った。
「失敗したときも…待ってるぜ。誰も責めやしないさ」
「しないよ、失敗なんて」。
明るく言い切った楽師は、
軽く手を振って南へと旅立っていった。
830 :
オシマイ オソマツ:04/05/06 01:16 ID:Iriug4CO
実のところ楽師は、男を覚えていなかった。
数多いた子どものひとりであったかもしれない。
「一度見た顔は忘れないはずなのに…」
衆生の中に溶け込む技に長けていたのだろう。
楽師はそう理解した。
男は確かに、
あの村の匂いをどこかに残していた。
「でも、滅びた絆をよみがえらせるのは難しい」
生暖かい向かい風を身に受けながら、
楽師はひとりの道を歩き続けた。
GJ!
朝の至福のひととき…
甘やかな余韻
えっ、おしまい? ジーザス!!!
833 :
名無しさん@ピンキー:04/05/07 12:01 ID:k7eSA78C
以前から思ってたけど830の書くものは視覚的というか絵画的だよね。
いつでも絵が目に浮かぶ。誰かFLASHかなんかに仕立ててくれんだろうか。
ところで話は全然変わるが
先日腐女子の祭典ともいえる(いえないか)某イベントで
FEで本を作ってる人と会った。
ナバールとシーダとかオグマとシーダとかマリクとエリスとか
至極まっとう(ナバールの相手だけがチョト違うが)かつストイックなカップリングで
話は盛り上がったが、彼女が「実はジョルジュとゴードンもすごく気になる」と告白。
おお!気が合うねえ!!
実はこの師弟はすげえ好きだ。
ゴードンはかわいらしい顔立ちと生真面目そうな様子が好ましいし
ジョルジュの線の細そうな外観とは裏腹の、敗退しながらも闘志を失わないねばり強さや
気にくわない上官の命令はしれっと無視する図太さが好きだ。
大局を見る目もあるし、オグマに迫る好漢だと思う。
このふたりのSSを誰か書いてくれんかなーとキボンしてみる……
>>833 FEは好きなんで個人的にはOKだが、それって801でスレ違いにならんかなー。
いわゆるボーイズラブ風でないジョルジュ×ゴードン、見てみたいとも思うけどね。
835 :
名無しさん@ピンキー:04/05/07 17:12 ID:k7eSA78C
二人がまぐわらずとも全然オケなのでよろすくw
イヤマジな話キャラ×キャラなSSはここの2枚看板だし
(これまでにも結構な数のキャラ×キャラSSがうpされてる)
FEスレじゃないんだから大丈夫じゃないかなー
向こうでキボン&投下したらフクロだろうが…
836 :
名無しさん@ピンキー:04/05/07 21:37 ID:8cxH2NKi
何故フクロなのか…と小一時間w。
ここは他人の好みをあまりとやかく言わないんだけど、
それと関係あるのかな?
837 :
名無しさん@ピンキー:04/05/07 23:23 ID:k7eSA78C
834=836かな?
なんか時差チャット状態だなーw
フクロつうのはもちろん向こう(FEスレ)でフクロにされるつう意味ね
実際に見たことあるんで(苦笑
明らかに冗談とわかるレス(SSでさえなかった)だったにも拘わらず
叩き出されてた。
馴染みらしい職人だったのにね。
板的にはよくあることなのかも知れないが
ここの馴れ合い上等なぬるま湯でほっこり茹で上がった身には
そらもー強烈だったさ……
そら〜兄さん、ここは
>>1に「来るもの拒まず」と明記されてるようなスレですから(w
フォモもドジンも嵐もみんなまとめてウェルカム。
839 :
名無しさん@ピンキー:04/05/08 22:33 ID:h0vJ3SKi
以前誰かが、FEネタでSS書くよ〜みたいなこと言っていたが、
あの話はどうなったんだろう。
流れぶった切ってスマソ。
ミュウツー萌えのヤシはおらんかね?
841 :
名無しさん@ピンキー:04/05/09 04:11 ID:2PUUJBRW
すばらしい・・・
つづききぼんぬ
842 :
名無しさん@ピンキー:04/05/09 12:59 ID:qctZirTw
「ミュウツーの逆襲」のミュウツーはよかったが、
ここ、擬人化と女体化はないよね。
843 :
名無しさん@ピンキー:04/05/09 14:20 ID:VqrNHF6v
男キャラがセクスィだつってハアハアしてるスレで
女体化はそりゃねーだろ
いくら懐が深くとも、宗旨が違いすぎ。
と、一般論にすり替えるのもよろしくなかろうから
個人的な意見として。
擬人化はこの際おいておくが(容認はしない。
しかしもしかすると萌えることもあるかも知れない)
女体化はマジカンベン。
女装ならいざ知らず、なにが悲しゅうて
恋男がマソコとオパーイつけた姿を見にゃならんのだ。
リンクだって王子だって「男」だから好きなんだよう〜!
844 :
名無しさん@ピンキー:04/05/09 22:01 ID:qctZirTw
だよね〜。ヽ(´ー`)ノホッ
845 :
名無しさん@ピンキー:04/05/10 12:20 ID:DB84iu8c
ヽ(´ー`)ノ
↑これ見るとLINK思い出す。元気でいるのかなあ。
今でもたまにはここ来てるんだろうか。
846 :
名無しさん@ピンキー:04/05/10 21:51 ID:Gby8I06l
ソフ ヽ(´ー`)ノ ラン
てのもあったね。
847 :
名無しさん@ピンキー:04/05/11 00:18 ID:FjYR9aZs
え〜と、私信スマソ。
交換ソフトWinnyがらみで2ちゃねら〜の47氏が捕まった、と聞き、
ちょとビク〜リしたよ。
これでピンとくるやつ、元気かな?
tp://www.nintendo-inside.jp/news/138/13836.html
tp://www.nintendo-inside.jp/media/800/80036/040512165_9.jpg
キター!!!!!!!
ああもう胸が張り裂けそう……
来年には会える!!
BLADES WILL BLEED.
SHIELDS WILL SHATTER.
BUT AS THE LIGHT FADES.
WILL THE HERO RISE AGAIN?
OR WILL DARKNESS REIGN?
COMING SOON!!
ついでにageちゃうぞ、と(w
いつものクセで下げちゃったんだけどな
今度のリンクの外観はちょっとレゴラス意識してる風にも見える。
でも上のリンクの印象はエルフというよりは「ピーターパン」。
今公開中のヤツ。
チラシで見て「うわあリンクだ……」と思ってしまったので
見に行きたいんだけど、まだ出かけられない。
先日指輪を一緒に見た友人に「あのコいいよな」といったら
「イヤすげえブサイクなガキだなとオモテタんだけど?
なんでアレ主役にしたんだろう」といわれ愕然。
好みってほんと人それぞれだなとオモタ。
850 :
名無しさん@ピンキー:04/05/12 09:59 ID:56seF28K
バカですゴメン……
無駄レスもスマン
851 :
名無しさん@ピンキー:04/05/12 14:51 ID:56seF28K
>>851 おおおー
(*´Д`)ハァハァ
リンクやりてぇ〜
我が家にゼルコレがやってきた。調子に乗って風タクも買った。
これからスマデラにキャリバーも買うつもりだ。
木の実も時空しかないから大地も欲しい。
時オカ、ムジュラ、風タク、スマデラ、キャリバー・・・
まだ会ったことのないリンクがたくさん・・・!
これで軽く一年間はリンクに困らないw
ああもうバカとでも何とでも言ってくれー
スマデラ買った暁には新境地開拓でもするか。
うははははははははははははははははっ!!!
もう正直 リアルな彼と冒険は出来んと思っていた。
なんと喜ばしいっっ
来年には会えるんだねーっ!
855 :
名無しさん@ピンキー:04/05/12 23:16 ID:S06y/6RJ
やっとこせE3のサイトにいってトレイラーがみれたよぉお!!
りんきゅ…カコイイよぉ〜
ああ、COMING SOONっていつまで待てばいいんだ。
来年だな?来年なんだなっ!?
もうホント延期とか勘弁w
服とかが細かく描かれてる・・・いいねぇ〜
ハァハァ・・早く会いたい・・・(´Д`*)
嬉しくて映像見て涙でた・・・!
あああ、本当に彼が好きなんだなぁ自分。
今度の緑の衣はなめした皮製っぽいね 服の留めも多分革紐。
裾やらそでぐりに押し模様がついてて細かいなー。
ちゃんと鎖帷子を装備して 剣士様!って感じだ。
しかもしかもだ!ベルトにカバンが2つもついてる!後ろっかわだから
アイテム取り出すアクションもいつもの通りだろう。
でもやっぱり爆弾入れとくスペースはなさそうだ(w
自分の脳内の彼よりもほんの少しだけ若くて、2割増しで悪ガキっぽい。
キャリバーの清楚な彼もイイけど、新しい彼は何か風格を感じる。
早く一緒に冒険したい。
…あのカバン、弓矢も入りそうにないねぇ(w
861 :
名無しさん@ピンキー:04/05/13 22:08 ID:+7wyU/BQ
週末にでもチャットせん?
リンクの部屋で。
>859
あれ縫い取り(装飾つうよりは刺し子みたいな補強)か
なんかかとオモタ。
>あれ縫い取り(装飾つうよりは刺し子みたいな補強)か なんかかと
あーもしかすっとそうかもしれん もっと他の絵がみたいねぇ!
今回 ぼうしの縫い目までグラフィックで入ってるんだね。
しかもどうやら手甲が利き腕の左にしかついてない。
ということは、両手持ちの剣のときはそれ用のグローブかな?
863 :
名無しさん@ピンキー:04/05/14 00:01 ID:IGJkuQPz
帽子の縫い目…
りんきゅ、苦労したんだな、と思わず目頭が熱くなったよ。
鎖帷子はやっぱりミスリル製かな〜♪
肌に跡がつかないように下着の上から鎖帷子を着たって史実は
ちゃんと踏まえてるなーLORより忠実だね。
…まぁ、肌に跡がついててくれてもそれはそれでオケなんだが。
いいね。記念茶会。
時オカの彼よりも目つきが鋭いんでなんかキツそうな性格に見える(w
イラストで持ってる剣はマスターソードじゃないようだけど・・・?
865 :
名無しさん@ピンキー:04/05/14 00:43 ID:wT4jAhrp
あのイラスト、なんか外人さんが描いたようなテイストだと思わん?
866 :
名無しさん@ピンキー:04/05/14 00:44 ID:IGJkuQPz
そりゃいきなり七年後の世界につれてこられた時岡リンクとちがって、
現実の時間を重ねているだろうから、その分渋くもなるし、キツくも
なるよね。
>>864 ゼルダの伝説「マスターソードを取り返せ!」ってタイトルだったりして。
今までの前髪横分けリンクよりちょっと短めなんだな。
好みだ。
868 :
名無しさん@ピンキー:04/05/15 01:12 ID:AGwe4kmU
鎖かたびらなんか着ちゃうから、
また脱がせるテマがひとつ増えちゃったじゃないか…ブツブツ
byシーク
さっきゼルコレが届いたヨ!こんな時にw
歴代のゼルダ眺めてて・・・今はこんなになったんだな・・・て。
じーんときた (つ´∀`)゜o
>863
角笛城ではアラゴルンはじめみんな肌着(?)の上から
鎖帷子着込んでるよ。
素肌につけてたのはフロドだけと思われ。
多分ただの村人で着方わかんなかったんだろう。
それにミスリル製だしな。きっと肌着の如く優しい着心地なんだろう。
リンクの帽子の先っちょの縫い目…。
怪鳥ロックと戦ったときにくちばしでかじられ、後で自分で縫い直した。とか(w
だって縫い目が凄く粗いんだもん。
873 :
名無しさん@ピンキー:04/05/16 16:30 ID:8pRQziMf
>>872 女キャラが縫って上げたのだとすれば愛嬌になるが…
あ〜、モノをなげないで下さい。
それにしても今回のリンク、汗臭そうだな…
風呂はちゃんと入れよ!
宿d(tbs
当時の宿屋に風呂なんてなかったろうな、中世ヨーロッパ。
一生のうち、一度入るか入らないか、なんてこともあったらしい(あくまでもらしい)
リンクは、健康的に野ッパラで水浴びしててほしいなぁ〜(;´д`)ハァハァ
なんかあちらでは昔、水につかると命の源が流れちまって、体に悪い
と考えられてたとか聞いたことがある。
しかしリンクは大丈夫だ!!妖精の泉でしょっちゅう水に浸かる事になる
だろうから、そうはばっちくないと思うぞ!
877 :
名無しさん@ピンキー:04/05/18 01:45 ID:uSkjeZED
妖精の泉に浸かる…あの、あの大妖精様と??
。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン リンクノテイソーガ〜
なんつーか、素でユニコーンがなついて来そうだな>りんきゅ
勿論、乙女な感じとは違うんだけど。
時オカの「7年間の空白」がそう思わせるんかいな。
ユニコーンか…
一角獣は属性が「男」だからなー。頭の角はその象徴だし。
でも「剣」も同じなんだよね。
妖精の属性持ってる剣士、リンク自体がユニコーンみたいなもんじゃ
ないのだろーか。
ユニコーンのリンクがオトメのゼルダによっていくのは宿命ってわけか…
・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
コノスレテキニハユルセナイ
881 :
名無しさん@ピンキー:04/05/19 22:04 ID:NSiVvDR3
したらば
ユニコーンと剣をもった騎士ってのは……(´д`;)ハァハァハァハァ
それにしても、他のRPGのキャラがどんどん露出過多になっていくのに対し、
リンクはどんどん着込んでいってるよなあ。
神トラのリンクなんて今見たらやばいぞ。
身の危険をひしひしと感じているから。w
着込んでいても、ふつーでいても、モエモエ人間がつくんだから、
露出度高まったら大変だろうが〜。
白タイツに生足がもう限界だよ。
885 :
名無しさん@ピンキー:04/05/22 13:16 ID:0u43nSGT
なんとなく人がいなくて寂しくなったところで、書庫更新。
書庫管さん、更新ありがとう。
ところで、WWWCのMETAタグチェックてなんやろ。
サイトの更新チェックしてくれるソフト>WWWC
んでMETAタグに詳しい更新内容書いておくとWWWCでそれが分かるというワケらしい
今、調べたw
時々読み返すと、やたらしんみりしてしまうことがあるんだよな…書庫
(`・ω・´) ファイトォ〜
今度のリンクは時オカリンクと比べても「オトコノコっぽ」とオモタけど、
実家といい店の新作といい、もしかしてここの住人的には
むしろ「女の子のようにかわいい」んだろか。
時オカリンクがおいらのmy preciousだけれど、
リンク=妖精/エルフよりはホビットを支持したいな。
人の良いキャラが好きなんだよねえ。
>875
中世どころか今でもないヨ。多分…>宿屋に風呂なんて
>887
同意。
しかし時を渡る船たる剣も竪琴も持たぬ我々は
否応なく常に前進せざるを得ないのだよ。
しかも後ろ向きにね。
889 :
名無しさん@ピンキー:04/05/26 02:06 ID:2zmnxeaU
ザリガニは後ろ向きにしか進めない…という話を唐突に思い出した。
ザリガニ服のリンクはそれはそれでカァイイ。
>888
確かに、整った容貌ではあるだろうとは思うけれど、
決して「女の子のよう」とは思ってないぽ。
個人的には自分の顔のよさに無頓着そうなところがイイ!んだな。
時オカりんきゅはかなりエルフ寄りに思えるけど、
初代・神トラ・夢島等々はホビットだぁね。
オイラはどっちも好きだ。それぞれにやりたいことは違うが(w
891 :
名無しさん@ピンキー:04/05/26 23:31 ID:jYPrgKvI
>>890 >それぞれにやりたいことは違うが(w
初代は知らんが、神トラや夢島、タクトのリンクとは、魚釣りかなんかしたいね。
時オカりんきゅは…言わずもがな(;´д`)ハァハァ…
今度のリンクは、うっかり手をだしたら火傷しそうな激しさがあるな。
そういえば木の実のリンクとは何をしたいとか浮かんでこない。
結構かぁいいのにな。
893 :
名無しさん@ピンキー:04/05/29 00:14 ID:8SVLgOgK
書き込みできないって?
894 :
名無しさん@ピンキー:04/05/29 00:18 ID:8SVLgOgK
まだかけるヤン。
解決したもより。くあしくは(いや全然くあしくないけど)上記参照
896 :
名無しさん@ピンキー:04/05/29 21:40 ID:O2XA++GM
このスレもあと100ちょっとか。
次スレ、立てられるかなぁ…
898 :
名無しさん@ピンキー:04/05/30 21:36 ID:N8aNc/tP
>>897 いいよなぁ。何度見ても胸がドキドキする。
あの場にいたかった…。
899 :
名無しさん@ピンキー:04/05/31 01:08 ID:2+iX/G2o
果敢にワリ男age
ふぅっつ…
さて、りんきゅとちょっと遊んでくるか。
ゴメン……
以前、タカイシトモヤネタに応じたくれた兄はまだここにいるんだろうか?
名田庄7のバンジョーが起こした事件に関連して
マンドリンがすでに儚くなっていたことを知ってしまった。
脳裏には今でも彼らの楽しげな笑顔がある。
でも現実には、それはもう遠く手の届かない思い出だ。
まさに生きるとは流れに浮かんでは消えるうたかたの夢だ。
以前わかった風なことをここで書いた覚えがあるが、今回ばかりは実感した。痛いほどに。
このスレもあともう少し。
いつまでこうしていられるんだろう?
いつか必ず別れていかなきゃならないんだよね。
でもそれまでは一緒にいたい。
せっかく出会ったんだから……
「新しい曲はもう、できている」リーダーのエバンが言う。
「そうだな、セッションなんてもともと、その場限りの
もんだからな」オレだってそのくらいわかっている。
カーニバルのステージは最高だったけど、
オレたちはいつだって、前よりクールなプレイをやってきたはずさ。
「だけどさぁ、リードギターがいないと、話にならないよ」
いつもはぼっとしてるくせに、ドラムのディジョは、
こんなときだけつっこみが鋭い。
「ちぇ、せっかく盛り上がろうとしてたのにさ」
オレはベースを放り出した。
おまえがいれば、いつだってまた、
サイコーにヒレのしめったプレイができたはずなのに。
おまえさえいれば。
903 :
名無しさん@ピンキー:04/06/04 00:21 ID:5IRhhHMV
とりあえずホシュあげ
904 :
名無しさん@ピンキー:04/06/06 00:52 ID:JjwXcv13
…ほんっと、アラシの一匹もいないね、こっちは。
指輪からこっち、歴史・伝説スペクタクルが怒涛のごとくつくられたようだね〜。
TROYもそーだけど、キング・アーサーなんかもやるんだね。
ああ、なんとなく実写版ゼルダも見たいかもしれない。
アーサー王は、指輪以前にはブアマン版「エクスカリバー」が
お気に入り映画だったな〜
アニメゼルダは見たくないが実写ゼルダは見てもいいかも
906 :
名無しさん@ピンキー:04/06/06 02:27 ID:WHtwCCu4
実写にするなら、なるべく素朴な
フツウの少年に演じて欲しいな・・・・
すこし跳ねた金髪ならなおヨシ
それにしても、今度のリンクはなんとなく初代っぽい雰囲気もなくないか?
なんか田舎っぽい感じで。ゲーム画面だと時オカリンクだけど。
そうそう!初代は知らんので……神トラポイ……とオモタ
「美青年すぎ」とか「綺麗すぎ」とか「かっこよすぎ(褒めているのではないらしい)」とか
けっこう見かけたけど、むしろ純朴なカンジがしたなあ。
スカしたところもなくてさ。もうかわいくて再会が待ち遠しくてしょうがない。
一番スカしてたのは、桜井リンクだろうなw
あとムジュリンクも……「オノレの魅力に気づいてしまったんだな」とちょっとオモタな。
リンクにはいつまでも田舎剣士、草の根の勇者でいてほしい。
宮ぽん E3のインタビューで、ゼルダをダークな雰囲気にはしないって
言ってるそうだから、重いシリアス系に感じたトレイラーは心配しなくても
いいみたいだね。
やっぱりちょっと不思議でへんてこなハイラルなんだ。そしてその変てこな
空間で、あの素朴な剣士(でも凛々しい)リンクと旅ができるんだね。
楽しみだなーっ
910 :
名無しさん@ピンキー:04/06/07 22:58 ID:1KX7Q5NJ
>……「オノレの魅力に気づいてしまったんだな」
そんな自分がいやだったから、城を出たんだよ、きっと。
でなきゃゼルダとイチャイチャパラダイス。
911 :
名無しさん@ピンキー:04/06/08 23:18 ID:PwCwjUzZ
ムジュラのリンクの髪は、
サラサラなんだよな。
スマデラのりんくもそんな感じ。
タクトや髪トラはくせ毛っぽいね。今度のりんきゅもそうだけど。
ミニッシュハットのリンクも可愛いぞ。
ハットじゃなくてキャップだろ・・・
一瞬、脳内リンクがスナフキンになったじゃねぇか!
ああ、そうだっけ??
「不思議なぼうし」とかいうやつ??
今度は帽子がチャットや赤獅子みたいにしゃべるのかな?
914 :
名無しさん@ピンキー:04/06/11 23:11 ID:owAjlJQV
実家のネタを引っ張ってきた。
マントは小さくて二人で包まりっこない。
風呂上りは、せいぜい床にマント引いて、
素っ裸のままビール飲みながら戦略談義がいい。
上品な王子、「冷えたワインを」なんていったらどうしよ。
おれっち発泡酒しかねぇど。
マント敷いたなら当然寝っ転がって…だろ?
マントを敷いてトンマな真似をする
(床が固いと膝が痛くなるからナニはしない方がいいぞ!!)
しかし、今度のリンクはどんなに笑っても目が笑わなさそうだな。
ウカツに言い寄るとたたっ斬られそうだべ。どうやって口説いたもんかな。
衣装一つとっても時オカりんきゅとは違うのが分かるっちゅーか、
オカリナでは賢者様が用意したであろう新品と思われるが
今度のりんきゅが身に着けている物からは彼の苦労がしのばれる感じだ。
それはさておき、えらい勢いで忠告する>916氏にその実体験があるのかどうかがキニナル。
アオカンはけっこうたいへん
>>918 ハート半分くらいまで弱ってハァハァしている時に、安全なところに連れていって、
身体を拭いてやってあったかいミルクでも飲ませて落ち着かせて、さぁ話はそれからだ。
921 :
名無しさん@ピンキー:04/06/15 22:45 ID:WIRQKaWP
ソレカラソレカラ?
922 :
名無しさん@ピンキー:04/06/17 21:59 ID:bFeFnFFf
ふと気付くとここも残りあと80スレ。
どうなるもんかな。
ハイラルでアオカンは大変だって、どっかで誰かが言ってたろ。
うっかりすると、ケツをカラスにつつかれるかテクタイトに齧られる。
ロンロン牧場も悪くはないが、クリミアのベットを使うのは冒険だし、
牛小屋じゃケツを牛に舐められる。
外じゃ当然馬に踏まれるし、コッコが…ギャ〜
コッコだけは相手にするな、瞬殺されるぞ。やつらはハイラル最凶だべ。
(クリミアさんはムジュラでタルミナだゾ)
ゾーラ川もオクタロックとかいるしなぁ、木漏れ日の優しい森も魅力的だが
スタルキッドになっちまうのは困るし… いっそ墓場でどうだw
950踏んだヤシが引越し担当かい?
敵の出ない場所っていうと、ボス倒した後のボス部屋くらい?
釣り堀があるやんw
ハゲオヤジというギャラリーつきだが
なんだかヤるとこ探してウロウロしてる若いカップルみたいだ(w
いっそ妖精の泉でどうだ 回復もできて一石二鳥
a
ゴメ失敗…
スレ的に明確にNG指定されてるネタは、やっぱマズいかな……
愚問なのは承知の上で、あえて聞いてみる。
なんてか新しいゼルダがいよいよ登場で、自分は時岡スキーなんだけど
次作には当然シークは登場しないよな…と思うと、
彼が誰だったのか自分の中でケリつけたくなって。
そんなのはヨソでやれといわれれば全くその通りなんだけど
1スレからいた「実はシークは…ゴニョゴニョ」派としては、
ここで意思表示してみたかったり。
とりあえずやってみれば?
結果の保証はできないけれどさ。
シークが時岡だけのスペシャルキャラだってことは、最初ッからわかってたけど。
だから、スマデラに登場のニュースを聞いたときは嬉しかったな。
んーじゃーお言葉に甘えて勝手にやらせてもらおうかな…
NG指定用にトリップつけておくので、すんませんが住人各位で対応ください。
ハアハア要素は皆無、SSちゅうよりはただの雑文っす。
しかしよもやここでトリップつけることになろうとは思ってもいなかったヨ…(;´Д`)
……アレ(||!・_J・)?
─目覚めなさい……姫…………時が満ちました───
優しい声。
はじめて聞く、それなのにもうずっと以前からいつも側にあったような懐かしい声───
少しづつ、はっきりしてくる意識。それは深い湖の底からゆっくりと煌めく水面を目指し
浮上する感覚に似ている。
「…………」
気がつくと、私は薄明るい、周囲を石壁に囲まれた部屋にいた。
天窓は明るく、今が昼であることを告げている。
私は、あの声の主の姿を探した。が、さして広くもない部屋をいくら注意深く見渡しても、
そこにいるのは私一人だ。
「…………」
自分の身体をあらためる。
私は、まだ幼かったはずだ。小さな手、小さな身体。私の中の私自身は、幼い少女だったが、
今自分の目に映る私の手足はすんなりと良く伸びた、…………少年のものだった。
─どうか驚かれぬよう。……その姿は、幻術で作り出した幻です
あの声が語りかけてきた。そして私は、その声が現実ではなく、私の心の中にあるのだと知った。
「驚いてはいません。不思議なことですが……」
「今、私はこの姿であることが当然のように思えます。あなたは誰なのですか……?
私が今このように感じるのも、あなたゆえではないのですか?」
─私が何者か、それは姫がよくご存じのはず
心の中の声が静かに答えた。
燃えさかる城を背に、インパと共に平原へと逃れたことは覚えている。
城門であの少年──リンクと行き会い、追いすがる彼にどうしようもなくオカリナを投げたことも。
でも……それから?
それからの記憶が、私にはない。
それなのに私は知っているのだ。
あのあとリンクが何処へ行き、そして何が起こったか。
そして世界が、どのように変わったか───
それは夢の中の出来事のように曖昧で、それなのにしっかりと心の中に刻みつけられていた。
─立ち上がってごらんなさい。その身体は、姫の心のままに動くでしょう
声に促され、私は立ち上がり身体を動かしてみた。
気が遠くなるほどの時間を眠っていた身体とは思えない、力強く瑞々しい筋肉が私自身を支える。
「本当だわ。とても軽い……」
私の身体とは思えない……思わず口をついて出そうになった言葉を飲み込む。
私の身体ではないのだ。なぜだかそう思った。
─急ぎましょう。勇者が姫を待っています
「…………」
するべきことはわかっていた。全て。
それでも私は躊躇していた。
王家は潰え、世界は闇に閉ざされた。
この暗闇を引き寄せたのが他ならぬこの私だったことに、今はもう気づいている。
私に何ができるのだろう? 弱くもろく、愚かな人の子であるこの私に…………
「なぜ私なの……!? 私の心は暗く、私の腕は無力です……
あなたは……一緒に来てはくれないの……?」
─……それもいずれわかる……あなたでなければ、いけない訳が
声は小さく、ささやくようにいうと、
─勇者が姫をお助けし、姫の支えとなるでしょう。そして私も……
─私はいつも、姫と共におりましょう。姫が本当に、姫自身の心と身体を取り戻すまでは。
……そう応えた。
─さあ、往かれよ。恐れることはない。光は常にあなたと共にあります
─勇者の行く手を、あなたの内なる希望の光で照らすのです
神殿では緑衣の少年が、今しも聖剣を台座から引き抜こうとしているところだった。
「待っていたよ、時の勇者───」
剣を収め、奥の間から出ようとしている少年──リンクの背後から声をかける。
言葉が終わるか終わらないかのうちに彼が電光の早さで振り返った。
いつの間にか剣は彼の手の中にあり、彼の戦意に反応してほの白く光っている。
私を見つめる青い双眸。穏やかな、水の面のような静けさの底に見える熱く燃える炎は確かに
かつて城の中庭でまみえた、あの幼い少年のものだ。
唐突に胸に激しいものがこみ上げてきた。
彼の目覚めを待ち望んでいたのは、本当は私じゃなかった…………
闇の中でひたすらに勇者を待ち望んだ心───
それは…………
「……世界が魔に支配されし時、聖地からの声に目覚めし者たち、時の勇者を得て、
魔を封じ込め、やがて平和の光を取り戻す───それが我らに残る神殿についての言い伝えだ。
伝説の聖剣マスターソードを持つ者……それこそが時の勇者」
シーカーの伝説がよどみなく口をついて流れ出る。
私自身は一度も耳にしたこともない物語なのに、幼い頃から繰り返し聞かされた昔話のように
心になじんでいる。
彼は私の視線を捉えたまま、動こうとしない。その瞳は
「おまえは何者だ? 敵か……? それとも……?」と問いかけている。
私……
私は…………
私の身体は彼と同様に7年間眠っていたけれど、心はいつもあのひとと共にあった。
この7年間に起こったことの全てを、私はあのひとの心を通じて見ていた。
そうだ。私は知っている。
あのひとの名も。
あのひとが誰なのかも。
この身体が、誰を写したものなのかも。
この世界で誰一人知るはずのない、あのひとの闘いも悲しみも
私だけは──────
「ボクはシーク……シーカー族の生き残り───」
ゆっくりと、その名を告げた。
彼と、そして私自身に。
939 :
名無しさん@ピンキー:04/06/19 23:58 ID:u/IE0x86
GJ、乙〜!
アリガト
どきどきしてたので本当に救われました。
3人のこと(と、王様のことも)を考えてると
久々に時オカやりたくなった…
今あの世界へ行けば、目に映る風景も
これまでとはまた違って見えるんじゃないかと思う。
実は今は、リンクはdarkworldを冒険中なんだけど
これがヘタれててちっとも先に進めないんだワ(笑
941 :
名無しさん@ピンキー:04/06/22 00:51 ID:GShVcSoq
腹がパンパンだ。何とかしろ。
何を食ったんじゃい。
アピールで牛乳のみまくりしたんだろ〜
944 :
名無しさん@ピンキー:04/06/22 22:40 ID:tL407tuw
a
aa…ふぅ…ん。
あ、ああ…ううんん。
あ、あああ、ああ、いやぁああん。
946 :
名無しさん@ピンキー:04/06/22 22:45 ID:tL407tuw
↑↑↑↑
クイズです。これは誰の善がり声でしょう。
947
みょ〜なアラシが流行ってまんなぁ…。ついでに次スレ立ててくれんやろうか。
次スレの季節になると、また〜り度に加速が付くのがここの特徴。
自分で立てられるといいんだけど…
いつになったらホスト制限が解けるんだ
一度も立てたことないのに、「このホストでは立てられません」
はないだろう。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン
スレ立て直前949ゲト
アニメゼルダなかなかオモロイw
盾をボード代わりにサーフィンするネタもあった。
この発想って、もしかして向こうじゃけっこうありがちなんか?
お疲れさまです。
うひゃあ〜!
>>950 お疲れ〜
>>949 そういやー「ウィロー」という映画には
小人族の主人公が盾をソリがわりにして雪原を降下する場面があったよ。
>>950 スレ立てありがとうです。
王子を掘り出して落ちスレを埋め立てよう。
ホシュ代わりに新スレではどう?
みんなも喜ぶと思うヨ?
りんきゅは一人旅だから、ゴニョゴニョになる相手は不特定多数の誰か、なのかなと。
対して王子は、いろんなのを引き連れているから、身の危険を感じることは、多かろう。
さすがにパラティン、ソシアルナイトってことはないだろうが、傭兵あたりはぜったい危ない。
958 :
名無しさん@ピンキー:04/06/29 00:59 ID:a7/ZSucr
その日、王子の軍は大敗した。
先走った先陣を押さえきれず、敵の伏兵に戦線を分断されたのだ。
浮き足立った味方に、敵の増援軍が襲い掛かる。
トカゲの尾を切るように殿の兵を置いて、王子はわずかな一団をつれ、
這う這うの体で砦に逃げ帰った。
古くから仕えてきた騎士も、同盟軍も、傭兵も、大勢の者が命を落とした。
若い王子は初めての手ひどい負け戦に動揺していた。
「敵の残党狩りが激しくなる前に、散り散りになったものを集めて
軍を立て直しましょう」
という、老騎士の言葉も耳に入らない。
青ざめた顔でひとり、部屋に引きこもってしまった。
―― 先に進みすぎた彼らを止め切れなかった。敵の戦力を読み違えた。
地形にももっと、注意するべきだった。ぼくの力不足だ。
皆すばらしい騎士や兵隊だったのに。徒に死なせてしまった。
故郷には親兄弟、家族がいるだろうに。なんと言って… ――
王子は寝台の端に腰をおろし、顔を覆った。
どれだけ時間がたっただろう。ふと気が付くと陽はとっぷりと暮れ、
部屋には夜の帳が下りていた。王子は灯を取りに行こうと立ち上がった。
その時。
「うっ!」
暗闇の中からがっしりとした腕が伸びてきて王子の身体をとらえ、
瞬く間に寝床に組み伏せてしまった。
「何者!ぼくをアリティアの王子と知っての狼藉か!」
咽喉元を締め上げられた王子は、苦しい息の下からやっとのことで声を絞り出した。
「大声を出さない方がいい。臣下に無様ななりを見せたくないだろう。
静かにしていれば、傷つけることはない」
月のない夜の闇のなか、くぐもった低い声が王子の耳元でささやいた。
「誰だ…」
男の声に聞き覚えはない。たとえあったとしても、押し殺した声を聞き分けるのは難しい。
「誰なんだ、何をしようと…」
王子の問いは途中で、男の唇にふさがれた。
荒い吐息と衣擦れの音が、夜の底で途切れ途切れに響いていた。
「やめ…あぅ…」
最も敏感な場所に男の手がのびた時、さすがに王子は悲鳴をあげた。
「声を出すなといっただろう」
男はかまわず行為を続けた。
「耐えろ。人の上に立つ奴は、皆その身に引き受けなきゃならないんだ」
その言葉に王子ははっとした。
「お前の痛みは、お前に従うもの全ての痛みだ」
「……」
「楽にしていれば、そう酷いことにはならない」
男の言葉は何を意味していたのか。少なくとも、その直後に王子を襲った感覚を
予言するものではなかった。
962 :
名無しさん@ピンキー:04/06/29 01:08 ID:a7/ZSucr
抗うのをやめた身体を激痛が貫いた。熱いものが下半身から突きあがり、
ぐいぐいと押し付けられる。思わず開いた口には、
「食いしばれ!」と布が詰め込まれた。
屈辱で張り裂けそうな胸も、怒りに震える拳も、やすやすと褥におさえこまれている。
身体は自分と男の汗で、ぐっしょりと濡れていた。
男の一部が何度も何度行き来し、そのたびに王子は涙と嗚咽を漏らした。
「苦痛と屈辱を見つめろ。そして身体に刻み付けるんだな。生涯忘れないように。
さもないとそれは、お前の民すべてに降りかかることになる」
男は動きをはやめ、やがて全ては終わった。
痙攣を続ける王子の背に、男はほお擦りを繰り返した。
――― 髭が残っているじゃないか ――
存外愛情深げなそのしぐさに戸惑いながら、王子は的外れなことを考えていた。
しばらく眠ってしまったらしい。
次に気が付いたとき、男の気配はなかったが、
部屋の隅で、小さな灯が燃えていた。
頭には枕があてられ、衣服も整えられている。
だがいまだに、火照りと痛みは身を苛んでいた。
「苦痛と屈辱を見つめろ…身に刻みつけろ…さもなくば…」
王子は心の中で、男の言葉を反芻した。何度も何度も。
じりじりと灯心の燃える音がして、窓辺のあたりがうっすらと明るくなっていた。
灯を見つめながら、王子は今度は声に出していった。
965 :
名無しさん@ピンキー:04/06/29 01:10 ID:a7/ZSucr
「ぼくは負けるわけにはいかないんだ」
そうして衣服を再び改め、軍師を呼ぶために部屋を出て行った。
イジョ
掘って埋めた。
つか上げてるし。
乙。
しっかしコイツ誰なんだ?
もっともらしい事言い含めて、うまいことやりやがって…
968 :
名無しさん@ピンキー:04/06/30 01:28 ID:OxowKY1G
決してしゃべるなと、釘をさされてます。
悶絶章の謎。
また上げてしまった、スマソ。
戦ブラにsage機能はやつけてくれい!
本家のネタを…
シークは鳩胸なんじゃなくてナ、
あの衣装の下に防御用の胸当てを入れてるんだ。
しかし鳩尾はや〜らかいぞ。
ぶりぶりしゃぶったらタマランゾ。
あのくぼみに拳を押しつけて、ゆっくり押し込みたい……
いいね…けどどっちかつぅと、すばやく拳で打って気絶させて、
ゴニョゴニョしたほうが…
いやそんな技はないw
973 :
名無しさん@ピンキー:04/07/02 22:13 ID:5TSJXHbb
久しぶりのタイマン対戦だ。
相手はマーシャルアート系が強いあの人。
ぼくのとにかくボクの剣は重いし、振り回すだけでも大変だけど、
エクスプロージョンさえ決まってくれればいいのだが。
だけど、タメるまもなく相手は小刻みに攻撃を仕掛けてくる。
綺麗な金髪をなびかせて、華麗な体技を決めるあたりは、
女の人顔負けだけなんだけどさ、結構これが力もある。
974 :
名無しさん@ピンキー:04/07/02 22:14 ID:5TSJXHbb
翻弄され、めくらめっぽう切り込んだら、やっと相手のバランスが崩れた。
「いけぇ!!」
切り込んだ途端、鳩尾のあたりに重苦しい衝撃を感じた。
気が付くと、低い位置から伸びたあの人の足が、
ぴたりとぼくの腹部を狙っている。
「お望みなら、爪先で肝臓を狙ってあげるよ、赤毛のボウヤ。
君の体力ももう残り少ない。これで終わりにしよう」
…子ども扱いされてかなりムッときたけど、ぼくは10年たっても
この人にかないそうもない。
「降参なんか、できるわけ無いじゃないか」
ぼくが呟くと、相手はニヤリと笑って身をヒラリと翻した。
「そうでなくっちゃね」
後頭部に一撃。目の前が暗くなる…
975 :
名無しさん@ピンキー:04/07/02 22:15 ID:5TSJXHbb
ぼくは、なんだかすごくいい匂いのする胸の中に、
倒れこんでいった。
>「お望みなら、爪先で肝臓を狙ってあげるよ、赤毛のボウヤ。
>君の体力ももう残り少ない。これで終わりにしよう」
シークのあのハスキーボイスがありありと……!
ハアハア(;´Д`)……タマラン……
そろそろ花火の季節だ。
リンク俺の部屋へ見にこんかな・・・。
リンゴあめ餌にゆかた着せて、祭りにでかけようか。
最近は周囲の目がうるさいから、怪しまれんように気をつけにゃぁな。
いや、十分怪しいんだがw