ガンダムSEEDエロ総合スレ Part4

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1名無しさん@ピンキー
ガンダムSEEDのエロ小説の総合スレです。
本編に反するようなカプがあっても、それは萌えている人の自由です。
カップリングについて論じるのはやめましょう。 ただし801は全面禁止。
ここで許されるカプは、ノーマルカプか百合だけです。
次スレは>950を取った人が立てましょう。

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ガンダムSEEDエロ総合スレ Part3
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1059225815/
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http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1054652749/
ガンダムSEEDエロ総合スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1034752307/

801ネタを求めている方は下のスレへどうぞ。
ガン種で801 part10
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/801/1060395546/
2名無しさん@ピンキー:03/09/01 23:12 ID:QZE4bTp3
>>1
乙ヽ(´ー`)ノ
3名無しさん@ピンキー:03/09/01 23:20 ID:pBPHgycb
>>1
乙華麗!
4217:03/09/01 23:39 ID:bD1M7DKy
>>1
乙です!
あのSS…落とし…ちゃいます。
とりあえず、フレイたん死んでます。
マンセーな人はスルーの方がいいかも…。
5217:03/09/01 23:41 ID:bD1M7DKy
僕は、ラクスと共にある少女の墓へと向かっていた。
…空は、どんよりとした雲に覆われ、雨がしとしとと降っていた。
ラクスは傘をさして、僕も濡れないようにと、手を高く挙げて、僕を傘に入れてくれた。
「キラ。これ、お花ですわ。さっき、お庭から摘んできましたの」
「ありがとう…ラクス」
僕達が花を受け渡しながら歩いていると、とうとう目的の墓石の前に着いた。
僕は、彼女の墓石の前に、先程ラクスから受け取った一束の花を置き、
石に刻まれた名を見つめた。

フレイ・アルスター…

…思えばいろんな事があったなぁ…
6217:03/09/01 23:42 ID:bD1M7DKy
その名を見て、いろんな事を思い出した。

彼女が僕を憎んでいたこと。

怒りの捌け口としていたこと。

…互いに、気慰みの対象としていたこと。

…僕が彼女を…傷つけたこと。

でも、彼女は…フレイは、あの時…優しかったんだ。
荒んでいた僕のあの時の心には…すごくそう感じられた。
たとえ…偽りだったとしても。
7217:03/09/01 23:43 ID:bD1M7DKy
「キラ…いいのよ…私を…好きにして…」
「うっ…うぅっ…フレイ…」
フレイは優しくキラを抱きしめ、包みこんだ。
フレイはキラが落ち着いたかと思うと、キラから離れて服を脱ぎ始めた。
「…フレイ。やっばり…ダメだよ…こんなこと…んっ…」
「…キラ。…んっ…ちゅっ…んむ…」
服を半分脱ぎかけたフレイが近づいてきて、キラの唇を奪う。
しかし、今までのものとは違い、舌を使ったキスは、ひどく情熱的であった。
さらに、半裸状態のフレイに迫られてると考えると、キラの理性は一瞬にして吹き飛んだ。
8217:03/09/01 23:45 ID:bD1M7DKy
(…フレイが…憧れてた…フレイが…僕に…)
(…ここでキラを…落とせなきゃ…その為なら…何だってやるわ…)
「フレイ!」
「キャッ!?」
キラはフレイを力強くベッドに押し倒して、フレイの唇をついばみながら、
フレイの体をまさぐり始めた。
フレイの脱ぎかけた軍服の胸元を引き裂いて、
フレイの露になった大きめの乳房を激しく揉みしだいた。
胸を揉み回しながら、ズボンの上から既に固くなった肉棒を、
フレイの太股に無意識に擦りつけていた。
早くフレイの中に入りたいという、気持ちの現れだった。
9217:03/09/01 23:46 ID:bD1M7DKy
「はあっ…んっ!ふぁん…!ああっ…はぁ…ん…」
(私…何て声だしてるの…コーディネーター相手に…)
フレイがキラの愛撫に嫌悪感を少し抱きつつも喘ぐ。
キラはフレイの唇から口を離し、フレイのぷくっと膨れた
乳首へと口を移動させ、一心不乱に舐め回した。
フレイの柔らかな太股に肉棒を押し付ける動きにも力が増す。
「ひぃ…ん…ああんっ!キラぁ…当たって…るぅ……はあん…!」
「はぁっ…フレイ…!」
キラは、とにかくフレイを求める。
求めすぎるあまり、愛撫に力が入ってしまい
フレイの胸を思い切り掴んでしまう。
10217:03/09/01 23:48 ID:bD1M7DKy
フレイの顔が苦痛に歪む。
「はぁっ…!痛…い…キラ…」
「…!?ゴ…ゴメン…僕…」
フレイの一言で我に帰ったキラがフレイの体から離れ、謝る。

やっぱり、最近の自分はどこかおかしい。
とにかく、こんなことしちゃいけないんだ。
だって…彼女は…サイの…

ぴちゃっ…
「…!?くぁぁっ…!…フレイ!?」
キラが思いを巡らしてる間に、フレイはキラのズボンのジッパーを下げ、
固く膨張した肉棒に舌を這わせていた。
フレイの突然の行動、舌の感触でキラは現実に帰る。
またもや、キラの理性が打ち砕かれた。
11217:03/09/01 23:49 ID:bD1M7DKy
フレイの赤い舌が、キラの肉棒の上を這いずり回る。
「んっ…キラ…さっきから苦しかったでしょ…?
私に…押し付けて…男の人って…こういうの…気持ちいいんでしょ?
んっ…ぴちゃ…」
「…っ…フレイ…僕達は…」
「キラ…私が…いるわ…私…こんなに暖かいでしょ…?……れろ…」
「そうじゃ…なくって…んっ…く…」
「もっと暖かくしてほしい?…温もりがほしい?…んっ…」
「…うぁっ…!フ…フレ…イ…」
キラの抗う言葉とは別に、フレイは肉棒を咥え込み、顔を激しく前後させた。
(…く…フレイが…僕のを…?)
12217:03/09/01 23:50 ID:bD1M7DKy
フレイがとてもいやらしい顔をして、自分の肉棒に淫らな奉仕を施している。
彼女の口から、卑猥な水音がキラの耳に響く。
その事実が、キラの心を奪っていく。
フレイは、肉棒を口に含みながら、妖しい瞳でキラを見つめていた。
自分の性戯でキラが喜んでいる事が、彼女には嬉しかった。
「んっ…んふ…んくっ…んっ…んっ…ちゅぷ…」
「うぁ…フレ…イ…!」
(ワケわかんないくらい…気持ちいい…)
キラは、フレイの頭を両手で掴み、もっとしてほしいと促した。
フレイも、そんなキラの意を汲み取って、激しくキラの肉棒を唇で扱く。
13217:03/09/01 23:51 ID:bD1M7DKy
唾液で濡れそぼった肉棒が、室内の光を反射して、少しキラには眩しかった。
キラはただただ、フレイの口内に肉棒が飲み込まれ、扱かれる、
その淫靡な光景に目を奪われた。
「ちゅぽっ…んちゅ…ちゅう……ちゅう…じゅる……ん…気持ち…いい?…んっ…」
「んっ…!くああああっ!もう…出…出る!フレイ!」
「…んっ!?んんっ…ぷあっ…ああん…」
キラはフレイの口内で堪まらず果てた。
しかし、余りの勢いに口内から肉棒がブルンと弾け、
そのほとんどはフレイの顔にかかっていた。
14217:03/09/01 23:53 ID:bD1M7DKy
フレイは、口で受け止めた少量の濃厚なキラの精液を飲んでみた。
えぐみがあり、喉の奥に絡み付く。
…でも、別にキライじゃない。
普通は好きな人のものであっても、あまり飲む人はいないと聞いていたが…
フレイは、白く化粧を施された顔でキラに笑いかけて言った。
そんなフレイは、キラには何よりも淫らで美しく見えた。
「ねぇ…キラ…そろそろ…」
「…はぁっ…はぁっ…」
射精の余韻のせいか、キラの息はまだ荒く、理性を働かせる余裕などない。
キラはフレイの服を脱がし、ベッドに寝かせ、彼女の秘所に肉棒をあてがった。

15217:03/09/01 23:54 ID:bD1M7DKy
「来てぇ…んっ…ふぁぁぁん…」
「ん…くっ…フレイ…」
キラはフレイの膣内に肉棒を挿れると、フレイの中を激しく突きこみ、かき回した。
もう、フレイをメチャクチャにしてしまいたかった。
「…んひっ…!ひあああん…んっ…ああん!キラぁ…キラ…」
「フレイ!すごく…暖かいよ…フレイ…!」
「そう…よ!私…だけが…キラに…暖かいの…ふあっ…ああん…!」
フレイの膣内は暖かく、柔らかく…
キラにとってはその暖かさが、自分を苦しめるものをしばし忘れさせてくれるものであった。
16217:03/09/01 23:55 ID:bD1M7DKy
誰も…僕の気持ちをわかってくれない。
僕が…どんな気持ちで戦ってるかなんて…!
友達と戦ってるかなんて…!
しかし、今キラは温もりと言えるかはわからないが、確かに暖かなものに包まれていた。
「んっ…くっ…フレ…イ…出す…よ…」
「キラぁ…ああ…ん…来てぇ…いっぱい…」
フレイがキラを求めるように足をキラの背中にかける。
(キラ…もう…離さない…)
フレイは、この時ばかりはキラへの憎しみを忘れていた。
キラを…自分のものにしたい。
なぜか独占欲だけがフレイの心を支配していた。
17217:03/09/01 23:57 ID:bD1M7DKy
「フレ…イ…くあっ…」
「ひあっ…!ああ…ん!熱…熱いのが…いっぱい…ふああああ!!」
キラがとうとうフレイの中で果てた。
フレイも達してしまったのか、息が荒い。
キラは、そんなフレイに構わず、さらに腰を動かし始めた。
「ひあああ!キラ!そん…な…」
「フレイ!フレイ!」
精液を放出して萎えた肉棒が膣内で扱かれ、再び固さを取り戻す。
そして、十分に大きくなると、最深部に楽々と届くようになり、ひたすらフレイを犯し続けた。
「あっ…!ああん!キラ…!すご…い…奥が…壊れちゃ…ひああん…!」
18217:03/09/01 23:58 ID:bD1M7DKy
「はあっ…はあっ…フレイ!フレイ!」
「んっ…ひぃ…キラ…!また…出す…の…?」
「フレ…イ…出すよ…!!」
キラが再び絶頂を迎え、フレイの最深部に精液で刺激を与える。
「んんっ…んああああ…!また…出てるぅ…い…やぁ…ダメ…イッちゃうぅ…」
フレイも絶頂を迎え、体をビクビクと痙攣させる。
キラは、そんなフレイの様子を見て、さらに腰を前後させる。
「はあっ…はああ…!フレイ…!」
「いやあああ!んあっ…キラぁ…!いいのっ…!もっと…してぇ…!もっと…ちょうだい…!」
19217:03/09/01 23:59 ID:bD1M7DKy
「フレイ!フレイ!」
再び肉棒に固さを取り戻し、キラは腰を激しく前後させる。
既に二度も達した二人が、そんなに長い時間保つハズもなく、
キラは再びフレイの中に精を放つ。
「フレ…イ…僕…イ…ク…」
「うぁっ…!?ああああっ…!…っく…うぅ…また…イッちゃ…うっ…」
フレイもキラが精液を放出する度に凄まじい程の絶頂を感じる。
そして再びキラは…

「うっ…く…出すよ…」
「ひぃ…ん…!ああああ…んっ…はぁ…熱…い…」

「…フレイ…そんな…締めたら…」
「出してぇ…!キラの…熱いの…ああああん…!」
20217:03/09/02 00:01 ID:MuoPea04
とにかく、何回交わったかなんて…覚えていない。
お互いが溶けてなくなってしまいそうなほど、交わったのは…確か。
でも、行為を終えた後、僕は我に返った。
けたたましいほどの自己嫌悪が…僕を襲った。
自分が嫌で…体が…震えた…



何…やってるんだ…僕は…?
彼女は…フレイは…友達の…サイ…の…



――あなたが優しいのは、あなただからでしょう?――



僕はっ…僕は!!
優しく…なんかっ…!!



…結局は、後悔だけが残ったのを覚えてる。
フレイもきっと、そうだったと思う。
21217:03/09/02 00:02 ID:MuoPea04
僕も、フレイも、ただ温もりが欲しくて、
誰かに気持ちを分かって欲しくて、
…慰めて欲しくて。

間違ったんだ。
お互いが、お互いの為に利用し合う…
でもね、君がどんな目的で僕に近付き、抱かれたのかは
何にせよ…僕は君に感謝してる。
あの時、君が慰めてくれなかったら、僕は戦えなかった。
戦わなきゃ守れないもの、また守れないところだった。
だから、例え君が僕を好きじゃなかったとしても。
憎んでいたとしても。
ありがとうを言いたい。
あの時…言えなかった事。
アスランと戦って…生きて戻ったら言おうと思ってた事。
22217:03/09/02 00:03 ID:MuoPea04
「違うわ」
「…フレイ?」
…僕は、幻覚を見ているのか?
僕の目の前に…フレイが…いる。
「…キラ?」
ラクスには…見えていないようだ。
「私は…あなたの事…好き…だった…」
フレイが、口を開いて僕に話しかける。
そして、フレイの言葉を心の中で反芻する。
「…もっとも、それに気付いたのは、キラがいなくなって…サイに…言われて…」
フレイが…僕のことを…好き?
フレイの目的は…コーディネーターの…絶滅。
なら、そんな気持ちは…
「気付くのが…遅すぎたのね…」
「…フレイ」
23217:03/09/02 00:05 ID:MuoPea04
「私…あの時、キラと最後に会った時…何か言おうとしたの…覚えてる?」
「…ウン。僕が…後でねって…言った時。
僕が、アスランと…殺し…あった日…」
ラクスは、フレイの声が聞こえているワケじゃないけど、
僕が言っている事で状況を理解したらしい。
ラクスは、僕を心配そうな瞳で見守っている。
そんな中、フレイが再び口を開いた。
「私…ね。ごめんなさいって…言いたかったの」
「…フレイ」
フレイの今まで言ってくれてる事…たぶん本当だ。
今の彼女に嘘はない…なぜか、そう思った。
素直に信じられた。
24217:03/09/02 00:06 ID:MuoPea04
「あなたに…ちゃんと、謝りたかった。許してくれ…なくても、謝りたかっ…た…
それから…間違いを認めたかった…」
フレイが…泣いてる。
僕はフレイを抱きしめた。
感覚はなかったけど、彼女の気持ちが痛いくらいひしひしと伝わってきた。
「キラ…許して…くれるの?…私…あなたの事…利用して…酷いこと…言って…うっ…えぐっ…」
「もう…いいから、フレイ。いいんだよ…
僕も…君のお父さん…守れなかったし…僕だって…君のこと…ゴメンね…」
「ごめんなさい…キラ」
「ごめんね…フレイ。…そして…ありがとう…」
25217:03/09/02 00:07 ID:MuoPea04
僕も、フレイも、泣きながら謝りあった。
お互いが本当の気持ちを言えて、聞けて、嬉しかった。
本音をこんな気持ちで吐露したのは初めて。
嘘で固めた気持ちで繋がってた僕達だから。
そして、僕はフレイにずっと言えなかった事、あの時言えなかった言葉、
『ありがとう』を言った。
フレイも、その言葉の意味がわかったからか、それ以上何も言わなかった。
「…キラ。私、あなたに言いたい事…言えて…よかった。
ずっと…ずっと…後悔してたの…」
「…僕もさ。それと…僕はあの時、君に同情して両親に会わなかったワケじゃ…」
26217:03/09/02 00:08 ID:MuoPea04
「わかってる。もう、何も言わないで。
ねえ、また…来てくれる?」
「もちろんさ…必ず…来るよ」
僕とフレイは、新たな契りを交わし、お互い体を離した。
「あなたも…元気でね?私…向こうにはパパもいて…すごく、幸せよ」
フレイがそう言って、僕に笑いかけた。
初めて、彼女が作り笑いでない、本当の笑顔を見せてくれたと思った。
「フレイ様、キラは大丈夫ですわ。私がついてますから」
ラクスが見えてないハズのフレイに話しかけた。
彼女もまた、フレイを元気付けようとしていた。
27217:03/09/02 00:10 ID:MuoPea04
「フフ…そうね。私あの時、あなたにもひどい事言って…ゴメンなさいね」
「気にしてないですわ」
ラクスはフレイの謝罪の言葉が聞こえたのかな?
そんな感じにも二人の会話は聞こえた。
「私…もう、行かなくちゃ。キラ、必ず来てね?」
「うん。あ、フレイ…その…トリィを君に持っていって…ほしいんだ」
「私に…?だって、コレはあなたの…友達の…」
「もういいんだ。友達とは…分かり合えたから。
僕は…独りじゃないから」
「そう…じゃあ、私、トリィをあなたと思って大切にするね。
キラ…私、あなたに逢えて…よかった」
28217:03/09/02 00:11 ID:MuoPea04
フレイはそう言うと、トリィと共に空へと昇って行った。
気付けば、空は雲間から光が射し、晴れ渡っていた。
「…フレイ」
僕は、フレイが空に昇って行く様子をずっと眺めていた。
少女が雲間の光に消える様子はとても美しく、神秘的だった。
その時、言いようのない…「刹那さ」を感じた。
その後、すぐに暖かいものがまた僕の頬を伝うのがわかった。
ラクスは、そんな僕を心配してか、僕の肩に手を置いた。
「…ねぇ…ラクス。フレイは…どうして、死ななきゃいけなかったのかな?」
「……」
ラクスは、何も言わなかった。
29217:03/09/02 00:12 ID:MuoPea04
でも…歌を歌い始めた。
平和の…歌を。
その歌声はどこまでも美しく、何だか鎮魂歌の様に聞こえた。
僕の涙が、その歌に触発されてか溢れ出した。

フレイがなぜ死んだかなんて…そんなこと誰にもわからない。
けど、戦争がフレイを殺したんだ。
フレイを変えたんだ。
だって…さっきみたいにフレイは…本当に…いい子じゃないか。
ラクスの歌は、僕の疑問への答えでもあったんだ。
ラクスが歌い終えると、僕は涙を拭ってまた口を開いた。
30217:03/09/02 00:13 ID:MuoPea04
「もう二度と…あんな事起こしちゃいけないんだよね…
いや、起こさせちゃいけないんだよね…
フレイみたいな子が…不幸になるような…戦争…なんか…」
「…そうですわね。その為に、私は平和の歌を歌い続けますわ。
キラは…私を…支えてくれるんでしょう?」
ラクスが僕の手を握って歩き出した。
31217:03/09/02 00:14 ID:MuoPea04
「…うん。アスランや、カガリも頑張ってる。
だから、僕も…頑張らなきゃね。いつまでも、悲しんでなんかいられないよ」
僕も、そんなラクスに置いていかれまいと歩き出した。
彼女に置いていかれまいとしたのは、心。
そしてもう一度、強くなろうと誓った心の中でこの言葉を言おう。

フレイ、ありがとう。僕も、君に逢えてよかったよ…

32217:03/09/02 00:16 ID:MuoPea04
心理描写は特に苦手なんで、今回はかなり苦戦しますた。
いや、描写しきれてないんだが…
…ふぅ。
今回の話は純粋に楽しんでくれればそれで構いません。

フレイ様、勝手に死なせてごめんなさい。
フレイ様マンセーな方、勝手な話作ってごめんなさい。
スレ汚し激しくスマソ
たった今、キララク書き終えますた。
だから、近日中にうぷして、償いを…
償いにもなってないけど…
とにかく、おしまいです
33黄昏の文芸作家:03/09/02 00:47 ID:6BrOIWgR
>>1
乙華麗!

>217氏
リアルタイムでキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(   ゚)━(  )━(゚   )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
こちらも乙華麗! 俺も投下しようと思ったんだが…規制が怖くて…。
34名無しさん@ピンキー:03/09/02 03:19 ID:OMGnjeXd
エロパロは容量足りてないと即死すると認識しているんですが、
どうなんでしょうか。
35名無しさん@ピンキー:03/09/02 10:44 ID:KGKcSUsh
>>32
・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ ハアアアウェアアハッハハッハアアアーン
この時期にんなもん書きやがってゴルア!!何様のつもりだ!













悲しいくらい素敵です・゜・(つД`)・゜・
36名無しさん@ピンキー:03/09/02 12:17 ID:cT6NbFd/
>>32
フレイ様・゚・(´Д⊂ヽ・゚・
本編では死なないといいなぁ
37名無しさん@ピンキー:03/09/02 15:33 ID:L3aTjq2D
>>32
めっちゃ良かったよ感動したよ・゚・(ノД`)・゚・
38217:03/09/02 19:37 ID:MuoPea04
>>黄昏氏
どうもです。お久しぶりです…
黄昏氏の作品ずっと待ってますよ〜

>>35
すいません…ホントにこんなモン書いてごめんなさい…
でも読んでくれてありがとうございます。

>>36
…そうですね。俺も、それをホント切に願ってます…

>>37
ありがとうございます…そう言ってくれると、すげえ嬉しいです。

みなさん、本当にごめんなさい。
今週投下予定のキララクはもうちょっと明るいと思います…
期待しないで待ってて下さい…
…ホントスマソ
39ポチの妄想駄文@カガアス編:03/09/03 16:06 ID:cosnvNX6
私は今、オ−ブの船にある一室で一人の男の看病をしていた。

その男の名はアスラン。

行方不明となったキラを捜索していた時に発見し保護した。

彼とは無人島で出会って一日だけではあるが共に過ごした仲である。

カガリは彼がキラを殺したとは信じられないでいた。

「・・おまえがキラをやったのか?」

今だ意識が戻らないアスランの顔を覗き込みながら語りかける。
40ポチの妄想駄文@カガアス編:03/09/03 16:09 ID:hnW7Dcv/
整った顔立ちと長い睫、透き通るような白い肌にカガリは思わず見とれてしまう。

(こいつ・・女みたいな綺麗な顔してるなぁ)

などと思いながら次は体の方に目を移す。

右手は固定されていて服はシャツとスパッツだけである。

適度についた筋肉にドキリとし次第に彼の体に興味が沸いてきた。

(ちょっと触れてみてもいいかな)

カガリはまず二の腕を触り次は胸とあちこち手を滑らせる。

(男の体はやっぱり女とは違うんだなぁ)

と、当たり前なことを考えながら更なる好奇心がカガリを駆り立てる。
41ポチの妄想駄文@カガアス編:03/09/03 16:12 ID:D++IWmOh
視線の先はアスランの股間。

カガリも年頃の女の子なので異性のその部分に興味があった。

「・・・ちょっとだけ・・いいよな・・アスラン」

当然、返事が返って来ることはないがカガリは構わず掛かっていた毛布を剥ぐと恐る恐る股間の膨らみに手を延ばした。

そっとスパッツの上から触れる。

(わぁ〜なんか柔らかい)

などと思っていると今度はその部分がどうなっているのかと興味が・・・

考えるより即実行

(アスランごめん!)

カガリは迷わずスパッツを半分脱がすとアスランの性器が露になった。
42ポチの妄想駄文@カガアス編:03/09/03 16:14 ID:3iB73G9s
初めて見る男性のそれにカガリの目が釘付けになる。

(へぇ〜、こんな形してるんだ)

そう思いつつアスランの物を触ってみた。

(ふにゃふにゃしてるな)

慣れてきたカガリはアスラン自身を牛の乳搾りのごとく強弱を付け握りその感触を楽しんでいた。

(・・・あれ?)

暫くするとカガリの手の中にある物が大きくなってきてるのに気付きカガリは驚いた。

(すごい!これ大きくなってきた!)

段々と興奮してきたカガリは自分が弄る度に大きさと固さが増すことに気づき夢中でそこに刺激を与え続けた。
43ポチの妄想駄文@カガアス編:03/09/03 16:17 ID:Oiy+0o1F
「・・・っふ・・あっ」

まだ意識が戻らない筈のアスランから吐息が漏れる。

「アスラン・・感じてるのか?」

無人島ではアスランの方が優位に立っていたが今は自分が彼を支配していると思うと何ともいえない優越感が沸いた。

「もっと気持ちよくしてやるよ、アスラン」

カガリの手は自然にそれを上下に擦り始める。
44ポチの妄想駄文@カガアス編:03/09/03 16:20 ID:3BlXO3/M
するとアスラン自身の先端から白い液体がにじみ始めた。

(これが精液?)

人差し指でそれを掬い取ってよく観察した後舐めてみる。

(・・・不味いな)

そうこうしてる間にアスラン自身は完全に勃ち上がっていた。

手を離しても勃ち続けるそれにカガリは思わず感動した。

(すごいな・・支えなくても勃ったままなんて、しかも脈打ってるし)

アスランのを見ていると自分の秘部が熱くなっていくのを感じた。
45ポチの妄想駄文@カガアス編:03/09/03 16:23 ID:7Np1D0/N
(こんなに大きいのがアソコにはいるのかなぁ)

勃ち上がったまま解放を求め揺れるアスラン自身にゴクリと唾を飲み込む。

(試してみよう)

するとおもむろにに穿いていたズボンと下着を脱ぎ捨てアスランが眠るベットに上り跨った。

快感と解放されない熱にアスランの頬がピンク色に染まり息も粗くなっている。

その様子が妙に色っぽくカガリは見惚れてしまう。

「もう少し我慢してくれ」

チュッと彼の頬にキスをするとアスラン自身の上に腰を移し自分の秘部に押し当てた。
46ポチの妄想駄文@カガアス編:03/09/03 16:25 ID:R4UTWibZ
膣の入り口に導き挿入させようとゆっくり腰を下ろす

「・・っんん・・やっぱ無理・・」

アスラン自身がカガリの膣の入り口を広げそれが痛みとなってカガリを苦しめた。

それでも負けず嫌いなカガリは諦めず再度挿入を試みる。

(先端さえ入れば・・)

そう思い少しづつ腰を下ろす

「あぁ・・はぁん・・」

思わず出た自分の甘い声に赤面しながら先端部分が挿入されカガリはその感触にブルっと身震いした。

(アスランの・・熱い)

膣の入り口に異物が入った痛みとアスラン自身の熱でジンジンと疼く。
47ポチの妄想駄文@カガアス編:03/09/03 16:28 ID:+nqFbY4Z
暫く先端だけ挿れたまま無理な体勢をしていたカガリは膝がガクガクし耐え切れず腰を下ろしてしまった。

「きゃあぁ!・・あっ・・ダメぇっ」

一気に残りの部分がカガリの中に入った衝撃で背中がのけぞり悲鳴を上げる。

「・・はぁはぁ・・んん」

(は、入っちゃった・・)

ようやく息が整ってきたカガリは自分の中に居るアスランに今更

(今、私とアスランはSEXをしてるのか)

と、考えて体中が熱くなった。

(・・しかも強姦だな・・アスラン怒るかなぁ)

そう思ったら悲しくなってきたのでもう止めようと腰を上げた。
48ポチの妄想駄文@カガアス編:03/09/03 16:31 ID:NyeXrwqJ
ヌルッとアスランの固い物が自分の中から出る感触が気持ち良かったので全部抜いてしまうのが勿体なく思ったカガリは再び腰を下ろした。

「あぁあん・・っいぃ」

また根元までカガリの膣に入り脈打つアスランの物が内壁に擦れてそれがまた快感を呼んだ。

「・・・っごめん・・アスラン・・・」

カガリは自分の欲望の導くままに腰を上下させアスラン自身を飲み込んでいく。

「ああぁ・・気持ちいいよ・・はぁんっ・・アスランっ」

「・・うっ・・はぁ・・」

アスランもカガリが動く度に声を漏らす。
49ポチの妄想駄文@カガアス編:03/09/03 16:35 ID:dNmhHJeR
段々コツを掴んできたカガリはリズミカルに腰を動かし次第に早くなっていく。

「っあ・あっあっふっあっ・・はっ・・っはぁん」

くちゅくちゅ・・・

部屋中に甘い声とアスランとカガリが絡み合う卑猥な音が響いて、それをも快感になっていた。

ギリギリ先端まで抜いて一気に挿入する行為を繰り返す。

「あぁ・・アスラン!もうダメェ!」

そう言うと最奥までアスランを導きカガリとアスランは同時に果てドクンドクンと熱い物が膣の中に打ち付けられた。



END
50ポチ@駄文職人:03/09/03 16:46 ID:dNmhHJeR
携帯からの投下だった訳ですが・・・

面倒クサ!(;´д`)しかも初SSだった。改行も頑張ってみましたがどうでしょうか。


とりあえず読んでくれた方へ、有り難う御座います(´∀`)ノ
51217:03/09/03 19:59 ID:EyjXBlkB
>>50
乙ですた!
なんか、俺があんなのを投下したせいでみんな落としづらくなってるんじゃ…
とかすごく心配してますた…
しかしカガリたん…キラを殺された怒りや悲しみを性への好奇心が凌駕するとは…w
カガアス編という事は、他のカプの話もあるのかな?
52名無しさん@ピンキー:03/09/03 20:31 ID:fbBxBB4d










女体化イザーク総受けエロSSハケーン
               萌えた自分に鬱だ…












53名無しさん@ピンキー:03/09/03 23:07 ID:vZAsAMRC
>>50
アスランが実は起きていたのかどうかが気になりますた。
54名無しさん@ピンキー:03/09/04 02:37 ID:eWSvWm1i
>52
ああ、最悪だ…



で、どこにあるんだ
55 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 02:49 ID:8oPfpfMo
>>50
自分もカガリたんに襲われてみたいですが、何か?(;´Д`)ハァハァ


以下長めの落とします。カガリたんもの。
文中の「ここ」がどこかとかいつかとかはキニシナイでくれるとありがたいです。
何とか決めようとしてもどうにも決まらなかったんすよ
56 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 02:51 ID:8oPfpfMo
 ここ、どこだろう…。
 カガリはつい先程から道に迷っていた。
 来たことがないわけではない、でもここはどうにも広すぎて全部の構造を把握できていない。
適当に近道しようと思って通った道は入ったこともない場所に通じていた。
 どうしよう。勢いで来たものだから、もときた道ももうよくわからない。カガリは廊下に並ぶ部屋の
ドアを適当にいくつか開け、人を探した。誰かいれば、道順を聞くこともできるはずだ。しかし、なか
なか人は見つからない。カガリが途方にくれかけていた時、少し離れたところから小さく人の声が
聞こえた気がした。

 そっと声が聞こえたと思しき部屋のドアを開ける。中から聞こえてくる声がなんだかおかしいような
気もするが、怪我をしていたりして苦しんでいるのなら、それはそれで心配だ。カガリはそっとドアを
開けた。
 少しだけドアを開けて中を覗き込むと、眼を閉じたマリューが見える。が、長身の彼女にしては
頭の位置がやけに低い。それに、なにか口に入れているようで、美しいコーラルピンクの口紅を
ひいた唇がいっぱいに開けられていてる。何か、咥えているのだろうか?
 カガリは不思議に思って、もう少しだけドアを開ける。
 と、備え付けの机に後ろ手に手をついて荒く呼吸をする男の後姿が見えた。その下半身は、連
合軍服のパンツが下げられ、筋肉質の逞しい脚がむき出しになっている。その男の腰の辺りに
マリューが顔を埋め、うっとりとした表情で何かを咥えこんで舐め上げている。ちゅっちゅっと音を
立てながら吸い、たっぷりと唾液をからめてしゃぶり上げる。カガリの位置からは見えないが、マ
リューは何か、のしたに手をやって動かしているようだった。
 もしかして、あれ、は…と、ようやくマリューの舐めているそれが何であるかと思い至ってしまった
瞬間、カガリの心臓が跳ね上がる。驚きのあまりひっと小さな声を立てて空気を吸い込んでしまった。
それにマリューが気付いてカガリを見る。目が合った。ドアを閉めるのも忘れて、がくがく震える膝
を叱咤して、カガリはその場から一目散に逃げだした。
57 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 02:52 ID:8oPfpfMo
 走りながらもさっきのことがぐるぐると頭の中を駆け巡る。男の方は、髪の色と声から考えると
あれはきっとフラガだろう。マリューさんとフラガさんがそんな関係だったなんて、ちっとも気付か
なかった。そりゃ、仲はよさそうな感じだったけど…ああでもどうしよう。覗いちゃったよ、私。これ、
痴女っていうのか?はしたない以前に、次会うときはどんな顔して会えばいいんだろう。
 ああもう、どうすればいいんだ!

 迷いに迷った挙句に、ようやく元きた道に出られてカガリはほっとした。安心しても、さっきの
光景がまたぞろ頭に浮かんでくる。色っぽく恍惚とした表情で、男の…股間の、あれを咥える
マリュー。その頭に添えられた、骨張った大きな男の、フラガの手。
 他人の情事を覗き見て、しかも相手にばれてしまった。カガリは申し訳なさと覗き見の密やかな
興奮から落ち着かない気分になる。あれが頭から離れない。気に、なる。
 いつも以上に挙動不審なところを皆にからかわれながらも普段どおりの時間を過ごし、ようやく
平時どおりの振る舞いができるようになったころ、当のマリューがカガリのもとを訪れた。
「カガリさん…あの、ちょっといいかしら」
「ぁ…はい…」
58 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 02:53 ID:8oPfpfMo
 卓をはさんで、カガリとマリューはソファに向き合って座った。変にカガリがそわそわしてしまうため、
マリューもなかなか話を切り出せない。妙な沈黙が二人の間をふわふわと漂う。
 けれどこのままお見合いを続けていても意味はない。そう思ったマリューは、大人らしい余裕を見せ
て会話の口火を切った。
「あの…」
 と、即カガリが声を重ねてくる。沈黙を苦しく思っていたのは彼女も同じ。
「あ!あの…あのう、さっさっさっきは、ごめんなさい。えっとその道に迷ってたらいきなり…いや、
 その…人の声が聞こえたから、だから道を教えてもらえたらって思ってっ」
 カガリは顔を真っ赤にしてつっかえながらも早口にまくしたてた。
「ああ、いいのよカガリさん。その…人気がないからってあんなところでしてた私たちも悪いし…」
 子供っぽく、いかにもそういうことに疎そうなカガリがおかしくて、マリューは恥じらいながらも少し
申し訳なさそうに笑って言う。
「こんなこというのもなんだけど、さすがに示しがつかないから人に言わないでほしいの」
「あ、はい。大丈夫です!その、私、誰にも言わないから」
 妙に力んで答える。そんな様子は特有の潔癖さをもつ少女時代を髣髴とさせて、マリューは顔を
ほころばせた。
「それだけなの。ごめんなさいね、時間とらせちゃって」
 席を立とうとするマリューにカガリは思い切って言ってみた。きっと今しか聞けない。
「その、あの、あれって、恥ずかしかったり…しないんですか。あんなの……ええと、舐め…るのは
 嫌だとかは思ったりとかは」
「そんなことないわよ。彼のことを好きだから、同じように気持ちよくなってほしいからするのよ。
 ちゃんといいって言ってくれるし…」
 顔を真っ赤にしながらも、それでも話に聞き入るカガリを見て、マリューは少しばかりおかしくなる。
この娘、からかって遊んだら楽しいかもしれないわ。 「それにね」と悪戯っぽい笑顔を浮かべながら
マリューはカガリの耳元で囁いた。
「…私にしてもらって、彼のする気持ちよさそうな顔とか、イった顔を見るのもなかなか楽しいのよ」
59 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 02:56 ID:8oPfpfMo
***

 夕方に、カガリはアスランに夜を誘われた。相も変わらず不器用な言葉で誘うものだから余計恥ず
かしい気がする。とは言え、スマートな言葉で誘われてもそれはそれで恥ずかしいし違和感がある
のだけれど。…マリューとフラガの情事を見てしまった今日は、特に恥ずかしい。


 まだ、数えられるほどの回数しかアスランと寝ていないが、痛みも薄れて、それなりに、多分、慣れ
てきた。ちゃんと気持ちも、悦い。寝室で押し倒されて、キスをして、一枚ずつ服を脱がされる。裸
の皮膚が現れた先から舌が這って、ぬらぬらと唾液の跡がひく。
「…あ…」
 耳の後ろを舐められて、つい声がでる。アスランは嬉しそうに笑いながらまた、首筋に舌を這わ
せる。背筋にさわさわとくる感覚にびくりとしながらも、カガリはアスランの服に手をかけた。脱がして、
手のひらで硬い弾力のある筋肉に触れる。心地よい感触にうっとりしていると、胸に手がかかって
ゆっくりと揉みしだかれる。自分ではそんなことないのに、アスランに触られると、すぐに熱くなって
しまう。ひ、とカガリは漏れ出でた溜息を喉でとめて、堪える。
「あ、もう、硬い」
 アスランは満足げに少し笑いながら乳首に触れてくる。乳房全体を上に向かってゆっくり揉み上げ、
最後にてっぺんの乳首をきゅっと摘む、それを繰り返す。
「…んっ」
 今度は舌を這わせ、空いた手はショーツの上からカガリの柔らかな尻を撫でまわす。時折指が
脚の間を掠めて、びくりと背筋に快感が走った。
「…あ…は、ぁ…」
 突起があると思われる部分をやはりショーツの上から軽くこすりたて、唇は乳首を噛む。
60 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 02:57 ID:8oPfpfMo
「ん、」
 思わず口元に手をやって声を堪えようとする。と、手は腕ごと優しくアスランに囚われた。彼はカ
ガリのしなやかな腕を自分の肩に乗せ、首に絡ませた。
「駄目。ちゃんと言って」
「……」
 カガリは涙目でアスランを睨みつけた。意地になる。声なんて出してやるもんか。
 ぷいと横を向くと、少しだけ笑ったような声が上から聞こえてきて、尻と秘所をまさぐっていた手に
するりとショーツを脱がされて、カガリは全裸にさせられる。
 アスランは乳首を甘く噛みながら、指が閉じた秘裂をゆっくりと撫で上げる。快感にカガリの眼は
潤み、吐息とも溜息ともつかないようなかすかな声が、彼が望んだように後から後から零れてくる。
「ん、…ぁ、ふ、ぅぁ…ぁ」
「気持ちいい?カガリ…」
 カガリはもう限界だった。
 ああもう、恥ずかしくて聞いてられない。アスランは時々こんな風にいやらしいことを言ってくる。
今日はいつも以上に耐えられないのに、アスランまでもがそれを分かっていて敢えて便乗して自分
の反応を見て、からかって楽しんでいるいるように思えてしまう。我慢できなくなってカガリは腕に
ありったけの力を込め、のしかかっているアスランをぐいと押し上げた。
「…いい加減やめろこのばかっ!」
「……ぇ」
 驚いたような顔。彼が少し傷ついたような表情をしているふうに見えるのは、気のせいだろうか。
罪悪感がちくちくとカガリを苛んだ。

  どうしよう、まずい。何とかしなくちゃ…ああ、そうだ。もうこの際、あれでいいや!

61 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 02:57 ID:8oPfpfMo

「えと、あのな、そうじゃなくてな…」
 おもむろにカガリは体を起こす。そして、アスランのほうに向き直り、
「すわれ」
 とぱふぱふと軽い音を立ててベットを叩く。
「は?」
「いいから、ちょっと座ってくれ」
「はぁ」
 ぽかんとしながら、言われたとおり座る。座ろうとして、立ち上がりかけている雄に気付いて今更
ながらにアスランは気恥ずかしくなり、シーツを引っ張って隠そうとしたもののカガリの手に遮られた。
「そのままでだ。それと、その、えっと…あの、あぐらかいてくれ」
「はぁ? …いやそのそれだとさすがに…」
「いいから」
「…まて、その前に何故だか理由を言ってくれ」
 さすがに唯々諾々と従うことはできない。少し強い口調でいうと、今度はカガリが押し黙った。
「………」
「おい?」
「その…」
「なんだ」
「その、今日、えと、舐めるっていうのがあるって教えてもらって…マリューさんに。なんでかっていうと
 色々あってちょうど現場を見ちゃって…。で、話をしたら、男の人はそうしてもらうの気持ちいいって
 言うから、おまえにもって思って。今日はずっと考えてて、だから、さっき。それで、いつもその、私が
 してもらってばかりだから、悪いかなと思って。…たまには私が…」
 口からでまかせというわけでもないが、8割方口実だといえなくもない。これはこれで申し訳ない
気持ちになる。慣れないことをして、カガリは少しばかりばつが悪くなった。
 が、男の方は女がそんなこと考えているなんて少しも気付かない。のんきに額面どおり受け取る。
62 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 02:59 ID:8oPfpfMo
「そ、そうか」
 そんなことはない、好きなように身を任せてくれるだけでも満足なことこの上ないのに。
 彼女の気持ちがとても嬉しい。アスランがカガリををじっと見つめれば彼女は恥ずかしそうに
そっぽを向く。そんな可愛らしい様子に呆けていて、彼はカガリが黙っていたもうひとつの意図の
方には気付きもしなかった。
「じゃあ、その、頼もう…かな」
 期待と嬉しさに声が上擦らないよう気をつけながら、カガリに言う。
 カガリは黙り込んだまま、あぐらをかくアスランの真ん前にぺたりと座りこみんで足の間へ向けて
体を倒した。正直なところ戸惑いがないとは言えないが、もう腹をくくるしかない。
 眼前に、それ、が迫ってくる。そういえばこんなに間近で見るのは初めてだった。
63 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 02:59 ID:8oPfpfMo
 ごくりと息をのんで、カガリはそれに手をかける。別のところではともかく、手のひらで触るのも
初めてだ。心臓が無駄に早く血液を送り出してくるのが厭わしい。それを握っている指の先まで
血液がどくどくと流れ込んでいく音と動きが響くのが自分でもよく分かる。彼にまで伝わっているの
だろうか、だとしたらなんだかとても恥ずかしい。
 半ば立ち上がっているそれにゆっくりと唇を近づける。恥ずかしくてたまらないけれど、自分で
言い出したことだしやっぱり喜んでほしいし、何よりアスランをがっかりさせたくない。それに彼の
表情からは、隠そうとはしていても隠し切れない期待が滲み出している。
 なんだか少し、恨めしい気がしなくもない。
 取り合えず舌を突き出して、側面のこちら側を下から上へとねっとりと舐め上げてみる。
「ぅあ…」
 頭上で、常にはない上擦った声でアスランが喘いだ。
 あの彼が。どちらかというと自分をからかって遊ぶようなアスランが、こんなことで簡単に反応して
動揺している。それはカガリの悪戯心をいいように擽った。眼だけでアスランを見上げてみれば、
切なげに眉根を寄せている。

  ひと舐めでこんななら、もっとしたら、こいつはどんなふうになるんだろう?

 さっきまで感じていた羞恥心はどこへ行ったのか、うってかわってカガリは楽しげにアスランの
雄を舐め始めた。舐めて咥えて優しく歯を立てる。ぎこちなくとも丁寧に愛撫してやれば、頭に
添えられた掌と呻くような彼の声、そしてびくびくと震える雄から充分に彼の快感が伝わってくる。
 先端にある窪みにも、見せ付けるように舌を這わせてやる。
64 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 03:00 ID:8oPfpfMo
 生温かくぬめったやわらかい舌が、自分の雄を這いずり回る。自分の様子を窺っている
のだろうが、時折上目遣いで見上げられるのにも煽り立てられる。いつもよりぽってりとした唇に
自分が咥えられていて、そのどちらもが唾液でぬらりと濡れて、いやらしい。熱にほてった頬には
細く汗が伝っている。カガリが吐き出す吐息でさえも敏感になったそれを刺激して、くらくらする。
頭の中が熱く、白く困惑する。ふと、置き位置をかえようとしたカガリの掌がアスランの内腿を
滑った拍子に、立ち上がったそれの付け根に触れた。不甲斐なくもびくりと反応を返してしまうと、
それに味を占めたのかカガリは手を使うことまでも覚えた。

  頭は悪くないが、いつもは物覚えがいいといえるわけでもないくせに。
  何でこいつ、今はこんなに物覚えがいい上に察しまでよくなるんだ。
  ちょっとなんかおかしくないか? コレ。

 根元をしなやかな指先が、先端を熱くなった舌が這いずりまわる。
 親指から薬指までを使って根元から中程までをくすぐって、中程から先端までを濡れた舌が
柔らかく包んで擦る。そんな様子から目が離せなくてじっと見ていると、また窺うように上目で
こちらを窺ってきたカガリと目が合った。薄く開かれた金褐色の眼にはしていることとは全く逆に、
淫猥さなどかけらもない。ただ優しく、ひたすら満足そうに細められる。なのに、アスランには
ひどく悩ましくさえ見えてしまう。
65 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 03:01 ID:8oPfpfMo
 形をねっとりと丁寧にたどられて、咥えられているそれがひくひくとするのが自分でも分かる。
「は、ぁ……ぅぁっ」
 喉の奥からも押し出されるようにして声と空気がこぼれてきてしまう。堪えられない。これでは
カガリに同じように堪えないで欲しいとは、いえやしない。
 男としての余裕を見せてみたいのに返って自分が翻弄されている。少し悔しい。彼女の頭に
乗せた手も、もはやただ添えるばかりで何も用を成さない。
 髪を梳いて頬を撫でて、たまには余裕のあるところを見せてやりたいのに。
 はぁ、と溜息とも快感の吐息ともつかない息を吐き出す。と、急に咥えこまれた。全体が生温かい
口内に包まれて、唇で擦り上げられ始めた。何故かやる気のカガリにはなんでそんなに乗り気なん
だろうと不思議には思うが、それでも彼女のそんな懸命な様子を見ていると、余計に体が



 舐めているうちにいつの間にか立ち上がりきったそれを見ていると、体の深いところが疼いてくる。
 触ってほしくなる。今咥えているこれが、今咥えているこの場所でなくて、もっと違うところにほしく
なる。ひくりひくりとそこが疼く。むずむずして、気になって仕方ない。
 きっと、すごく濡れてしまっているに違いない。
 そう考えるとカガリはまた急に恥ずかしくなった。
 これ、が終わったら次は、あれ。その時には間違いなく見られてしまう。その時のことを想像するだけ
で頬までもが熱くなる。熱く、なってくる。
66 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 03:02 ID:8oPfpfMo
 でも、自分も恥ずかしいが、彼にも恥ずかしいと思うようなことがあればお互い様。いざ、いつか
のようにいやらしい言葉で何か言われても、言い返すことが出来やしないか?ついでとばかりに
マリューの言葉も思い出す。口の動きは休めずに、カガリはふと考え付いた。思い至れば途端に
やる気がわいてくる。

『…私にしてもらって彼のする気持ちよさそうな顔とか、イった顔を見るのもなかなか楽しいのよ』

 かぷりとそれを咥えられるだけ咥え込んで、舌を添わせて頭ごと上下に動かす。
「ん、んぅ…ふぅっ」
 つい勢いづいて喉の奥にまでそれを押し込こんでしまい苦しい思いもしたが、また続ける。右手
で根元を刺激して、左手で胡坐をかいた内腿をなでる。カガリはそうされるのが好きだった。だから、
アスランのそこも撫でてみる。悦いと思ってくれたら嬉しいし、彼が意図に気付いてくれればと思う。
思って、ひたすら繰り返す。溢れてくる先走りは、苦さを堪えて飲み込んだ。舌にアスランの味が
絡みつく。たっぷり唾液を絡めて口に含んでいると、それがびくびくと痙攣を始めた。覚えがある。
中、で感じたことのある、この感じ。
 この前兆にカガリは悪戯が成功した子供のようにこっそりとほくそえんだ。あと、もう少し。
67 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 03:03 ID:8oPfpfMo
 ますます乗り気になってくびれから上を甘噛みし始める。と、
「…カガリ……」
 アスランがカガリの頭を撫でた。吐息混じりの声が艶かしい。
「ごめん。もういいよ、ありがとう」
 なんで?と瞬きをして眼だけで窺えば、彼はカガリの意を悟って答えてくれる。
「その…そろそろ、だし」
 最後に手前側全体に舌を這わせてから、カガリは口を離した。
「なにが?」
 意地悪く聞いてやる。たまには許されるだろうとばかりににやにや笑ってやると、珍しくもアスランが
むくれた。
「お前、わざとだろ…」
「だから、なにが」
 なんとかそこまでは言ったものの、ついに堪えきれずカガリは声を立てて笑い出した。
「ぁはははっ、どうだ、お前。自分がしてることをやられてみるって言うのは」
「そんなこと考えていたのかお前は…。というか、滅多にしないだろう…。俺なんて少ない方だ、多分」
「他人のこんなことなんて知るもんか。…その、これは私とお前のことなんだから、私たちの間で、
 その…」
 途中から恥ずかしくなったのか、途切れ途切れになってカガリがつぶやいた。なんの隠し立てもなく、
ぽつりぽつりと言う。
「うん…まぁその、絶対というほどには嫌じゃないんだけど、でもだって…ああもうとにかく恥ずかし
 いんだ、だからだっ、…ばか」
68 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 03:03 ID:8oPfpfMo
でも、とアスランは思う。別に嫌がらせをしているんじゃなくて、ただ恥ずかしがる顔が見たいだけ。
 恥じるという行動が人並み以下の彼女のそれは特にそそられる。反応もよくなるしとも思い至って、
アスランは少しばつが悪くなった。
 けれど、嫌がる言葉をささやかれたカガリの、赤くなって上目遣いに睨みつけてくる様子や唇を
噛み締めてぷいと横を向いてしまう様子は、ただそれだけで胸の奥に何かがわいてくる。見ている
だけで嬉しくて、抱きつぶしてしまいたい気分にすらなる。酷い時には彼女は自分のものだ文句
あるかと大声で主張したくなる程だ。しかし、自分にもそうそう余裕があるわけでもないので言葉を
かけるのは頻繁ではない。
 しない、のではなく、できないだけ、というのが少しばかり悲しいところではある。
69 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 03:04 ID:8oPfpfMo

 いい加減立ちっ放しのそれも辛い。アスランは少し離れたところでぺたりと座り込んでいる
カガリを腕の力だけで引き上げて、自分の方に引き寄せた。
「ぅわ」
 そのまま自分も背後からベットに倒れこんで、自分の上にいるカガリを抱きしめる。胸にあたる、
柔らかく豊満な乳房の感触が気持ちいい。頬に手を当てるとカガリの方からアスランに唇を
寄せてきた。舌を絡めながら、寝転んだ体をごろりと反転させてアスランはカガリに覆いかぶさる
格好になる。と、しなやかな腕が彼の背中に巻きついてきて、ぎゅっと抱きしめられた。
 結局は受け入れてくれる彼女の様子に嬉しくも気が急いてきて、アスランは片手を下腹部へと
伸ばした。裂け目を押し開いて連なった襞をなぞる。そこはもう溢れ出した蜜でたっぷりと濡れて
いて、これをネタにカガリをここぞとばかりに揶揄してやりたかったが、そうなるとさっきのことを
持ち出されるのは目に見えている。アスランは取り合えず今日は、と断念した。
 蜜の溢れたそこにくぷくぷと指を埋める。もう片方の手で、脇腹と腕を執拗に撫でる。埋めた
指を動かすと蜜は指に纏わりついて、ちゅくちゅくと音を立てながら空気と混ざる。
「ぁ、あんっ」
 入り口付近を指の付け根で擦り上げながら、ぐいぐいと奥まで差し入れる。
 擦られて、カガリの喉から喘ぎ声が溢れてくる。彼女が声を上げるたび指は締め付けられ、体はびく
びくとはねる。肩と肩がぶつかり、胸と胸がより密着する。背に回された手にも力が篭って、時折爪を
立てられた。中は絡み付いてきて、ねっとり熱い。外の、指を差し入れているその周りにある襞はひく
ひくと戦慄く。その反応の大きさに思わず上体を起こし、いやらしくひくつく様を凝視しながらまた、指を
出し入れする。しばらくそのまま飽きもせず眺める。飽きはしないが、蜜にまみれながらひくつく秘所と、
眉根を切なげに寄せて目を閉じ、堪えたり堪えられなかったりの声をひっきりなしに零すカガリの表情
を見ていると、下半身に集まってくる熱に耐えられなくなってくる。アスランははぁ、とちいさく溜息を零した。
70 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 03:06 ID:8oPfpfMo
「もう、駄目だ。俺が」
 ずるりと指を抜く。
「…んっ!」
 鼻にかかった声も耳に悦い。脇腹に手を滑らせると蜜は肌の上でぬるりと広がり、また腰が熱くなる
ような声が上がった。

 右半身を下にして、膝下に入れたアスランの手がすらりとしたカガリの左脚を持ち上げる。蜜に濡れ
乱れた金髪の奥、開いた裂け目と襞の向こうにさらに鮮やかな赤に濡れた秘所が物欲しげにわなない
ている。濡れた秘所を彼に向かってぱっくりと露にさせられて、カガリはひどく恥ずかしくもあったが、そ
れよりももう今はただ欲しい。脚の向こうで立ち上がっているアスランのそれから、目が離せない。唇が
乾いてすこし、ひりつくような気がした。あからさまに舐める仕草はさすがにはばかられて、少し視線を
下げて下唇をそっと噛み締めた。そのままカガリがアスランを見上げれば、持ち上げている脚に顔を
寄せている彼と目が合う。彼は少し笑って、脚に唇を寄せた。なんだか、いやに慣れてるような仕草に、
少し、腹が立つ。
 お前だって私が初めてだったくせに、とは心の中だけでつぶやいて、せめて拗ねているのを悟られない
ようにカガリはアスランから目を逸らした。彼はそのまま膝裏から内腿に頬を舌を這わせる。
 カガリのなめらかな肌は、手触りもよければ舌触りもいい。
「ぁ…はぁっ…」
 舌を這わされてカガリはうっとりと溜息をつく。喉を逸らせ、細めた目でどこかを見るカガリは、まるで
大人の女のようだ。アスランはなんだか置いていかれたような気がした。
 たった今も、こんなに近くにこんなに一緒にいるのに、と少し寂しくなった。受け入れて、この寂しさを
満たしてほしい。そう思ってしまえば気は逸るばかり。
71 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 03:07 ID:8oPfpfMo
 立ち上がった雄に左手を添えて、赤く開いているそこへ押し込む。いつもよりも急いている自分に
アスランは気付かなかった。
「…ぁ、ちょっ、ま…、だ、痛っぁ…らんっ」
「ごめん…むり」
 申し訳なくは思う。でも今更止められない。ぬぷぬぷと奥まで挿し入れていく。
 いつもより、きつい気がする。
「…んのばかっ…ぁっ…あっ…あっ、ん!」
 熱くてそしてねっとり絡み付いてくる。ああ、やっぱり、すごくいい。アスランは眼をつぶって根元まで
挿入したそれに神経を集中させて、じっくり感じ入る。右手で持っていた脚を肩に担ぎ上げて、その腿の
滑らかさをまた味わう。頬刷りをして舌を這わせれば、下にいるカガリの、自分を咥えこんでいるところ
がひくひくとし始めた。カガリはというと、痛みも治まって中にいるアスランをゆっくりと噛み締めていた。
これだけでも満たされる。充分に気持ちがよくて、自然恍惚とした表情になってくる。
 その様子に、アスランも欲を思い出す。そういえば自分も、ほしくてたまらなかった。
 アスランは開いた左手でカガリのしまった腰を掴む。カガリの体が期待にかゆらりとうごめいたのに
誘われて、腰を動かし始める。ぬちゅぬちゅと音がして、蜜はアスランの雄に纏わりついてカガリの
内外を出入りしながらも、後から後から内側から溢れてくる新しい蜜に押されて、外へ漏れ出でる。
 そうしてふたりの腿はべたべたに汚れてゆく。
「んっ、ん……ぁんっ…あぅっ」
 一回り太い先端が惜しげもなくカガリの中を満たして擦り上げる。アスランの届く限りの奥を
突くたびに、入り口と中程がきゅっと締め付けられて、ざわざわと中の襞が絡んでくる。熱く。
72 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 03:09 ID:8oPfpfMo
「ふ、ぅ…」
 カガリの体の、上の左腕と下の右腕、両腕の間で挟まれてぎゅうと寄せられ余計強調された
乳房が、アスランの動きにあわせて揺れている。
 そういえば、胸を堪能するのを忘れていた。いつもはたっぷりと触って舐めて顔を埋めるのに。
 腰を動かせば動かしただけ下半身から悦楽が湧き上がってきて、脳の奥までも侵食される。
 思う様抽挿を繰り返して感じ入りながらも、アスランの目は揺れ動くカガリの乳房から離れない。
 むにむにと押しつぶされながらも上下に動く乳房、時折腕の横からちらちらと覗く立ち上がった
桜色の乳首。
 目が離せない。顔を埋めて、むしゃぶりつきたい。
「ぁ、あっあっ…んぅ、あすらんっ」
 腰の下のほうからは、相変わらずぐちゅくちゅと音がしている。
「…なに、カガリ」
 笑って答えるアスランの表情は至極悦さそうで、カガリはそれだけで幸せな気分になる。
 頭の奥まで気持ちよくなっている中、酷く優しい気分になって、自然アスランを咥えこんでいるそこが
きゅん、と締まる。締め付けた分だけカガリにも悦楽が与えられ、また自分の上でアスランが、う、と小さ
く呻いて悦がった。延々と、この繰り返し。突かれれば締め付ける。相手に悦さを与えればその分与え
返されて、ふたりでふたりお互いに浸る。
73 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 03:10 ID:8oPfpfMo

「…っふぅ、あ・んぁ!」
 ひときわ強く突かれて、カガリの背が弓なりに仰け反った。右半身を下にしていた体勢がその拍子に
倒れて仰向けになる。乳房を寄せていた両腕が離れると、寄せられていた乳房もふるりと揺れながら
左右に分かれた。寄せられていた谷間はたっぷりと汗をかいてきらきらと光っている。真っ白な乳房と
濡れひかる胸元の様子に眼を奪われながらも腰の動きは止めずに、アスランはごくりと喉を鳴らした。
 さっきまでのもいいけれど、これもいい。
 腕の間から逃れた乳房はカガリの体の動きにあわせて上下に限らず自由に動く。つんと硬く立ち
上がり鮮やかに色づいた乳首が、動きをよくアスランに伝えてくる。誘ってくる。
 アスランはたまらなくなってむしゃぶりついた。吸って、甘く噛む。舐め上げて、また吸う。
 体を倒して、空いている左手でたっぷりと揉みしだく。胸に没頭してしまい腰が疎かになっている
様子にカガリが不満げにアスラン、と呟いた。カガリにしてみればいいところで中断されたのだから
じれったくももどかしくある。アスランが顔を上げてみれば、彼女は少し不満げに唇を尖らせていた。
 ぷくりとした様子が今まで吸っていた乳首のようだと思ってしまったことは、内緒にしておこう。
 体を伸ばして、唇を重ねた。眼も閉じないで見つめあいながら夢中になってキスをする。繋がって
いる、下、に負けないくらいにこちらも舌を絡み合わせて、上顎と歯の付け根をなぞる。キスに熱中
していればふたりの唾液はぐちゃぐちゃに混じって、溢れるに任せておけば顎の下にまでも伝い
落ちた。

 キスをしながら、アスランはぎこちなく腰を動かしてカガリを突き上げ始めた。今度は声は出ない、
息を詰めるのが口の中に直接伝わってくる。きっと自分がそうするのもカガリに伝わってしまって
いることだろう。自分がいつ感じているか全部カガリに伝わってしまう。でも、代わりにカガリが感
じているということも全部アスランに伝わってくる。
 上でも下でも繋がって、一体感に包まれる。自分と相手との間に感じていた不満もいつの間にか
熱に解けて消えた。これでもかというくらい同じように感じあえば違うことなど何もなく感じる。
動けば膣と雄だけでなく二人の肌もこすれて刺激されてそれがまた余計に熱を煽って燃え上がる。
74 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 03:12 ID:8oPfpfMo

 ああもう、とアスランは思った。どうでもいい。余裕の顔をしていたいけど、どうでもいい。
 そうしたがるのは自分の性格でも習性でもあるけれど、そういえば彼女とは初めて会ったときから
 本音だった。彼女の前では意識して自分を作る必要なんてどこにもないとそう思う。

「…っぷ、ふぁ!」
 流石に鼻だけでの呼吸が苦しくなって、カガリが唇を離す。キスと抽挿と、同時にするには流石にまだ
慣れていないアスランはこれを機会に腰のほうだけに専念し始める。動き始めれば、ひっきりなしに
ぐちゅりぐちゅりと音がする。内股を汚した蜜は腿を伝って滴り落ち、その粘性のせいでなかなか
染み込まれずシーツの上で楕円形の小さな水たまりになる。
 擦り上げるたび、擦り上げられるたび背筋と腰に痺れが走る。痺れに身を任せれば頭が白くなって
もう相手と相手のくれる悦さしか考えられない。浸っていれば、ぐい、と強く突きこまれた。
「んぅ、あっ…ぁっあっ、ぃゃあ、あぁっ!」
 カガリの中でアスランがびくびくと痙攣する。
 射精直前に膣の中で雄がぐっと膨らんで、それの動きとは別に先端が痙攣して一方方向でない
動きにあちこちを刺激される。そして自分、の中に、彼、が熱く打ち広がる。この連鎖の与えてくれる
快楽は、体の隅々にまで焼きついて離れない。彼が焼きついて、離れない。
「く…ぅ、……んっ!」
 間髪入れて注ぎ込まれた精液にカガリも絶頂を迎えた。

 射精し切って脱力したアスランはぺたり、とカガリにゆっくりのしかかってくる。それでも全体重をかけ
ないようカガリの体のすぐ横に手をついて自分を支える彼の優しさが嬉しくて、カガリはアスランの首
に腕を絡めて自分からキスをした。ふたり、すぐにまた夢中になって舌を絡め合わせる。
 唇を舐めて歯を舐めて、舌同士たっぷりと絡め舐めあった。
75 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 03:12 ID:8oPfpfMo
***

 気だるい時間は、うとうととしながら、ふたり、抱き合ってすごす。
 アスランの引き締まった筋肉質の腕に汗の玉を見つけて、カガリはそれをぺろりと舐め上げた。
 優しい塩の味がする。どこか覚えのある味に何かを思い出しかけて、でも思い出せない。
もどかしい。すぐ近くにもうひとつそれを見つけて、同じように舐める。やっぱり思い出せないでいる
と、何してるんだよ、と優しく笑う声が耳元に落ちる。そのまま耳の下、顎関節付近をアスランに舐め
上げられて、カガリはびくりと体をすくませた。
「何するんだよ」
「お前こそ、なに人のこと舐めてるんだよ」
「…別にたいしたことじゃない。ただ、汗があったから」
「じゃあ俺も、汗があったから」
「嘘つけ」
「本当だって。あ、ほらここにも」
「わっ」
 カガリの肩を、少しだけアスランの舌が這う。
「なんだよ、お前だってまだいっぱいあるぞ」
 アスランの胸元をカガリの舌がちろりとなぞった。
「俺のこといえるのか、お前は」
 今度はアスランがカガリの頬を舐め上げる。汗は拭い取られて、代わりに唾液がうっすらと
肌に残る。ついでに鼻先へ優しく、気恥ずかしさに冗談めかして唇を落とした。そうしてだんだん、
お互いに汗を見つけて舐めるよりもキスをすることに気がいってしまう。軽い声で笑いあいながら
相手の顔や体のそこかしこに唇を這わせてじゃれあう。
 笑いあって見詰め合って、唇同士でキスをした。柔らかくそして次第に濃厚に舌を絡めながら
またお互いの体に手をのばして、何度でも繰り返し、そうして夜を過ごす。
 幾夜でも。
76 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 03:14 ID:8oPfpfMo
以上です。

色々ありがちでべたべたですね_| ̄|○スンマセン
自分オパーイ大好きなオパーイ星人なので、書く男書く男、
全部漏れなくオパーイ星人になる罠ヽ(゚∀゚)ノアヒャッヒャッヒャ オパーイマンセー
書いてるて中に変なこと入れようと思ったばかりに一部意味が通らずおかしくなった感が
否めませんが、変だと思った方はその辺はスルースルーで_| ̄|○ドウカヒトツオナガイシマス
77名無しさん@ピンキー:03/09/04 03:20 ID:MPR91/Wz
◆T/HLq95UzM氏乙〜
エ  ロ  イ  (;´Д`)ハァハァ
やたらアスランがフェチ臭いと思ったら、趣味か!
78 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 03:24 ID:8oPfpfMo
>>77
ども。言葉をいただけるのはありがたいことです。また精進します。
限りなく趣味です。しかし奴にもその気がないとは思わないわけだが
オパーイ(;´Д`)ハァハァ
79名無しさん@ピンキー:03/09/04 03:39 ID:La8xcwTh
凄くえがった〜(;´Д`)ハァハァ

>自分オパーイ大好きなオパーイ星人なので、書く男書く男、
>全部漏れなくオパーイ星人になる罠ヽ(゚∀゚)ノアヒャッヒャッヒャ オパーイマンセー
ここで物凄くワロタw
ヽ(゚∀゚)ノオパーイマンセー
80 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 04:06 ID:8oPfpfMo
>>79
アリガトウゴザイマス。精進します_| ̄|○

ヽ(゚∀゚)ノ オパーイマンセー
81 ◆T/HLq95UzM :03/09/04 04:09 ID:8oPfpfMo
連投スンマソン
>>217
フレイ様に(;´Д`)ハァハァしますた。…読んで余計死なないでほしいと思いますた
こないだのは切なかったですよ。アデス艦長の死と共にじわりときますた。・゚・(ノД`)・゚・。
82217:03/09/04 07:04 ID:RJkpDhGB
◆T/HLq95UzM氏
いや〜すげえよかったです。ほんと、文がいつも丁寧で感心させられます。
俺はいつも会話に頼るヘタレだし…
ハァハァ(´д`)させて頂きますた。カガリたんかわええ…
それと、あの話読んでくれてありがとうです。
結構読んでくれた人が多くて、放置と思っていたため嬉しいです。
◆T/HLq95UzM氏の次回作…期待しとります。
83名無しさん@ピンキー:03/09/04 07:05 ID:fnY9+P7Y
>◆T/HLq95UzM 氏のアスカガ(カガアス?)は
やっぱりイイ(・∀・)!!
心理描写がもうなんていうか、素敵ですw
二人がすごく幸せそうなのもイイ(・∀・)!!

個人的には
「彼が焼きついて、離れない。」に特大(;´Д`)ハァハァ

84名無しさん@ピンキー:03/09/04 09:42 ID:cRoxCEeK
う〜む、ねっとり濃厚エロース。

◆T/HLq95UzM氏にはいつもツボ突かれまくりです
アスランもカガリたんも気持ちよさそうだな(;´Д`)ハァハァ
カガ→アスのティクビ攻めなんてのも見てみたいかも…ティクビダイスキ(;´Д`)ハァハァ
 
ヽ(゚∀゚)ノ オパーイマンセー
85名無しさん@ピンキー:03/09/04 10:30 ID:/X/nEpvc
オレはカップルとしてはディアッカ×ミリアリアが一番親しみやすいのだが。
需要が少ないのかな?
ディの「切れると狡猾な性格」とかいうのはとっくになくなったし、
ザフトにいたころは皮肉屋なところもあったがミリ目当てにAAに寝返った様にしか見えない
庶民的な気持ちのいいあんちゃんになったし、ミリについては一番親しみやすいヒロインなので、
ごく庶民的な夫婦生活をおくりそうだ。(生き残ったとしてだが)
86名無しさん@ピンキー:03/09/04 13:29 ID:nirqXebS
あの時のエロキタ━━━━(*゚∀゚)(*゚∀)(* ゚)(  )(゚* )(∀゚*)(゚∀゚*)━━━━!!!!!!
◆T/HLq95UzM氏 乙です!ヽ(゚∀゚)ノオパーイヒャッホーウ
87217:03/09/04 20:31 ID:RJkpDhGB
ども…また217です。
いつもごめんなさい。
でも、キララク投下しときます。
◆T/HLq95UzM氏がアスカガでめちゃ素晴らしいの投下してくださったんで、
やっぱ次はコイツらだろう…と。
興味のある人は読んでやってください。
ホントはアスカガも一緒に書く予定だったけど、挫折しますた。
まあ、名残としてアスカガにはキララクのアクセントになってもらいました。
次こそは…

では、キララク…どぞ。
あまり時間かけてないんで、よくないかもしれませんが…
ネタは46話のifって事で…
88それぞれの涙:03/09/04 20:33 ID:RJkpDhGB
いっぺんに…色んな事がありすぎて…頭がどうかしそうだった。
悲しい事が…多すぎて…

…コーディネーターの…過去。
自分の…出生の…秘密…
やっぱり…僕と、カガリは…
カガリには…話すべきか?
そして…フレイを…また…守れなかった。
僕が…傷つけたのに…!!
守らなくちゃ…いけないのに…!!

「泣いて…いいのですよ。だから人は…泣けるのですから」
その言葉に、キラは張り詰めていたものをすべて、涙で流した。
どうしてだか、ラクスも泣きそうだった。
89217:03/09/04 20:34 ID:RJkpDhGB
そう、ラクスも…泣くまいと耐えて、溜めた涙を流した事があった。
もしかして、自分自身に言った言葉でもあるのかな?
キラは思った。
そう思ったら…涙が止まらなかった。
泣かないって…誓ったのに。
「キラには…悲しい夢が…多すぎます。
でも…ここにいるあなたが…すべてですわ…」
ラクスが優しくて…
優しい言葉をかけられると、逆に涙が溢れる事がある。
キラの涙は、止まる事を知らないように溢れた。
ラクスの膝が、キラの涙で濡れていった。

キラが少し落ち着いて、ラクスから離れた。
「…もう…大丈夫…だから」
90217:03/09/04 20:36 ID:RJkpDhGB
そうは言っても、まだ少し何かを引きずっている様子のキラ。
「…キラ」
ラクスはそんなキラの唇をそっと塞いだ。
「…んっ…」
「…キラ…私が…いますわ…」
(…!?フレ…イ?)
ラクスはそう言ってキラを優しく抱きしめた。
ラクスのそんな姿は、どこかフレイに似ていた。
そんなフレイを思い出すキラ。
(そうだ…。僕は…また、フレイを…守れなかった…)
大切なものを…また、守れなかった。
キラはラクスの肩を手で掴み、ラクスを自分の体からそっと押し返した。
「…キラ?」
91217:03/09/04 20:37 ID:RJkpDhGB
「ダメ…だよ!!僕が君を抱く資格なんて…抱かれる資格なんて…ないんだ!!」
「………」
ラクスは、キラの突然の一言に口を噤む。
「僕のせいで…君のお父さんは死んだ…!!」
「……!!」
キラは、再び涙をぼろぼろと流し、泣きながら鋭い視線をラクスに送る。
「いつも…そうだ…!!大切な人ほど…傷つけて…!!守れないんだ…!!」
「…キラ…!!」
頭を抱えて、キラは一層大きな声を張り上げる。
「やっぱり僕が!!人の欲望の種から産まれ…!!」
「キラ!!」
92217:03/09/04 20:38 ID:RJkpDhGB
キラが言おうとした言葉を遮る様に、ラクスが唇でキラの口を塞いだ。
そしてそのまま、キラを抱き締める。
しかし、キラを抱き締めるラクスの手は、ふるふると震えていた。
「…もう…やめて…ください…キラ…」
「…ラ…ク…ス…?」
我に返ったキラが、呆然とする。
そして、ラクスが泣いている事に気付く。
「いつも…どうして自分を…責めるのですか…?
ここには…私も…アスランも…カガリ様も…いるじゃ…ないですか…」
「…ゴメン…」
また…ラクスを…大切な人を…傷つけた…気がした。
93217:03/09/04 20:39 ID:RJkpDhGB
ラクスの体を、キラが再びそっと引き離すと、ラクスの涙を手で優しく拭い、再び口付けを交した…

「今は少し…待っててやらないか…?何だかアイツ…ボロボロだ」
アスランとカガリが、通路で話している。
「お前はいつも体がボロボロだけど…キラは…いつも心が…ボロボロだな」
「…優しすぎるからな。一人で抱え込んで…いつも、誰よりも傷つくんだ…昔から…変わらないよ」
「ホント…バカだな…アイツ」
カガリが言ったバカは、一種の誉め言葉。
アスランはそう思い、クスッと笑う。
カガリがゆっくり口を開き、写真をアスランに見せた。
94217:03/09/04 20:40 ID:RJkpDhGB
「キラが…この写真を持ってたって事は…私達の過去を…知ってる人に…会ったんだ。
私は…自分の事が…知りたい…けど」
「キラから聞くのが…怖いのか…?キラがあんなだから…よくない話だって…思って…?」
「…うん。それに…またアイツ…それを口にして、傷ついちゃうんじゃないかって…
でも…それ以上に自分が怖がってて…ハハ…情け…ないよな。
自分の事ばっか…考えてて…」
アスランの見たカガリの表情は、どこか悲しげだった。
「…みんなが泣いてる…みたいだな…」
カガリの表情を見たアスランがぼそっと言った。
95217:03/09/04 20:41 ID:RJkpDhGB
カガリがアスランにそっと体を預けた。
たぶん…怖いんだろう。
「もう少し…このままでいて…いいか?」
「…ああ」

キラとラクスは、お互いに着ているものを全て脱ぎ、共にベッドの中に入った。
「…ラクス」
キラがラクスの大きな瞳を見つめて話す。
まだ、彼女の頬には涙の跡が残っていた。
それを見たキラが、胸を締めつけられるような気分に襲われる。
「…ゴメンね。僕…」
「キラ。もう…謝らないで…下さい。
あなたは何も…悪くないのですから」
「…うん」
キラは、ラクスの一言で、少し胸が軽くなった気がした。
96217:03/09/04 20:43 ID:RJkpDhGB
でも、また彼女を傷つけた。
だから、少しだけでもいい。
その傷を癒してあげられたら…
その一心で、キラはラクスを抱く事にしたのだ。
それは、ラクスも同じだった。
少しでも、キラの傷を癒してあげたい。
彼の悲しい夢を、忘れさせてあげたい…
でも、慰め合うとはいえ、フレイとの傷を舐め合うだけの関係とは…違う。
「ラクス…僕…君の事が…好き…だから…」
「キラ…嬉しい…私もですわ…」
二人とも、互いを心から愛し合っている。
偽りの絆じゃないからだ。
「んっ…」
ラクスが、キラにそっと口付けた。
97217:03/09/04 20:44 ID:RJkpDhGB
キラも目を閉じてそれを享受する。
そして、ラクスがキラを全て包み込むように、ゆっくりとキラの口内に舌を侵入させる。
キラも、それに戸惑う事なく、自らも舌を絡ませていった。
二人とも甘美な感覚に酔いしれながら、ゆっくりと、それでいて深く、
溶け合うように舌を絡ませ合った。
しかし、キラの包まれていた幻想の世界が、瞬間現実に戻った。
「くあっ…ラクス…んっ…」
ラクスの細くしなやかな指が、キラの肉棒を包み込み、優しく、ゆっくりと扱く。
しかし、それでいて唇は塞がれていたままである。
98217:03/09/04 20:45 ID:RJkpDhGB
「ん…はぁ…はぁ…んむ…」
キラが、快楽に酔ったくぐもった声をあげる。
しかし、キラもラクスの柔らかな乳房、秘所を片手ずつ使い、弄り始めた。
「ひゃ…う…んむ…キラぁ…は…あ……」
ラクスからも可愛らしい声が唇の隙間から漏れる。
「ん…はぁ…ラクス…もう…こんなに濡れて…」
キラがそう言いながらラクスの秘所を指でさらに激しく責めていく。
「ひぃ……ん…だって…あなただから…ですわ…」
「ラクス…んっ…くっ…」
二人が互いの敏感な部分を指で愛撫している。
99217:03/09/04 20:46 ID:RJkpDhGB
しかし、ラクスの指の中で、一瞬キラの肉棒がドクンと胎動した。
「んっ…キラ…もう…」
「ラクス…もう…挿れていいかな…僕…もう…」
「…はい」
キラがラクスの両足を開く。
すると、濡れて輝くピンク色の秘所が露になった。
「いくよ」
キラが自分を肉棒をラクスの秘所にあてがい、そのまま一気に最奥まで貫いた。
「…あっ…!んっ…!ああっ…」
ラクスがキラの肉棒に貫かれて声をあげた。
そして、そのまま頭を少し、ふるふると左右に振って涙を流す。
「ゴ…ゴメンね…ラクス…そのっ…痛かった…?」
100217:03/09/04 20:48 ID:RJkpDhGB
「んっ…ふぁ…違い…ますわ…キラ。
あなたと…こうして一つになれて…嬉しくて…それで…ごめん…なさい。
フフ…私ったら……でも…夢みたいですわ…嬉しい…」
泣き笑いの表情をキラに見せるラクス。
キラはそんなラクスが愛しくて、ギュッと抱き締めた。
「…キラ?」
「…ラクス…」
互いの鼓動が、胸を伝わって聞こえてくる。
「キ…キラ。抱き締めてくれるのは…嬉しいですけど…重い…ですわ…」
「あっ…!ゴ…ゴメン!その、ラクスが…そんな事言って…くれるなんて…思わなくて…
それで…何か、嬉しく…なっちゃって…ハハ…」
101217:03/09/04 20:50 ID:RJkpDhGB
キラがすぐに片腕をついて、ラクスから体を離す。
(…そうだ。僕を必要としてくれる人がいる…)
ラクスが頬を赤く染めながらクスッとキラに笑いかけた。
キラも、そんな彼女に微笑み返す。
ラクスが少し体を起こして、キラにキスをした。
「キラ。その…動いて…下さい…」
「…うん」
キラがラクスの腰を掴み、抱き合う体勢でゆっくりと腰を前後させ始めた。
「んっ…ラクス…すごく…暖かくて…吸い付いてきて…!!気持ち…いいよっ…」
「わた…くしも…キラの…想いが…伝わってきてっ…ふあっ…ああん…」
102217:03/09/04 20:51 ID:RJkpDhGB
キラが少しずつではあるが腰の動きを早めていく。
ラクスの最奥部を突く度に、ラクスが普段の声とは違った魅力的な声で喘ぐ。
それがキラの性欲、性感を刺激していった。
「…!?ふぁぁ…!キラっ…まだっ…大きくなって…ますわ…はぁ…ん…んんっ…」
「ラクスが…好きだから…!ラクスも…中が熱くなってるの…わかるよ…」
「ふっ…ん…ああっ…!キラぁ…わた…くし…すごく…気持ち…よくてっ…!あはっ……ん…!」
ラクスが激しく喘ぎ、キラの肉棒をさらに求める様に締めつけていく。
103217:03/09/04 20:52 ID:RJkpDhGB
まるで、キラの肉棒を全て吸い込んでしまうかのような動きだった。
好きな人が自分を求める女性の蠢きに、キラは翻弄される。
「っくぁ…ラク…ス…そんな締めたら…僕…」
「はっ…ぁ…んんっ!キ…ラ…ひぁっ…あぁっ…あはぁ…!」
キラがラストスパートとばかりに腰を激しく動かす。
ラクスも快楽に溺れてキラを求める様にキラに腕を回し、彼にあわせて腰を動かす。
「あああっ…!!キラっ…!んっキラっ…!私…ヘン…になっちゃい…そうで…はぁっ…はあん…!」
「ラクス!ラクス!もう…出すよっ…!」
104217:03/09/04 20:53 ID:RJkpDhGB
「ふあああ…ん…!!思いっきり…出して…!下さい…!!
私が…全部あなたの想い…受け取ります…からっ…!」
「んっ…くぁぁっ…」
キラがとうとうラクスの中で果てる。
キラが放出したラクスへの想いは、とどまることなく、ラクスの膣内を瞬く間に満たしていった。
今も、キラの胎動は収まらず、放出を続けている。
「んっ…あぁっ…あはあぁぁっ…キ…ラぁ…熱…いですわ…!!
まだ…出てっ…ひぁぁあああ!!」
キラは、絶頂に昇りゆくラクスを繋がったまま抱き締めた。
ラクスの後頭部を優しく手の平で掴み、美しい髪をそっと撫でた。
105217:03/09/04 20:54 ID:RJkpDhGB
そのまま二人で目を閉じて、互いの肩に顔を置いて、互いの鼓動を感じとる。
まだ、トクントクンと二人の心臓は高鳴っていた。
そして、二人が照れくさそうに上気した顔で見つめ合う。

ああ、そうだ。目の前の人は…こんなにも…暖かいじゃないか。
今、この腕の中に居る人は…何よりも…大切なものじゃないか…

二人とも、考えている事は同じ。
今、目の前に在る存在が…何よりも愛しくて。
いつまでも繋がっていられたら。
…このままでいれたら。

涙が、互いの頬を伝う。
それに互いが気付き、互いが笑う。
106217:03/09/04 20:55 ID:RJkpDhGB
「泣きすぎだよ…僕も…ラクスも…」
「…泣けるから…泣くのですわ…」
「今は…まだ、いつまでもこうしては…いられないんだよね…」
「…でもっ…もう少し…もう少しだけ…このままで…キラ…!!」
「…うん」

まだ、何も終わっちゃいない。
でも、全てが終わったその時…二人とも生きてられたら。
その時は…ずっと…一緒にいたい。
ずっと…抱き締めたい。
107217:03/09/04 20:56 ID:RJkpDhGB
終わりです。短いです。読んでくれると、嬉しいです。
しかし…ラクスたん…かわええなぁ…
46話見てそう思って…書きたくなって…
なんかラブラブな感じになっちゃいました…
けど、キララクってあまり多くないですよね…
今度は、目指すはアスカガ。
それと、自分ばっか投下してて、たいへんウザーで申し訳ありません…_| ̄|○
んじゃ…また…
108名無しさん@ピンキー:03/09/04 21:13 ID://JGFEZt
>>107
読ませていただきました!!
ありきたりな言葉ですが大変素晴らしかったと思います。
本当にお疲れ様です!!
プレッシャーを与えるわけじゃありませんが次の作品も期待して
楽しみに待っております。
109名無しさん@ピンキー:03/09/04 21:13 ID:BNwDRLwB
217氏乙!
萌え萌えです(*´Д`)=3
ウザーだなんてとんでもなかとよ。
むしろ 投下カモーンщ(゚Д゚щ) アンド (゚∀゚)サンクス!
46話はいいよねぇ・・・
110名無しさん@ピンキー:03/09/05 00:31 ID:BVk/gafg
>>50
今更だが、(・∀・)イイ!!
逆レイープ……(;´Д`)ハァハァ
111黄昏の文芸作家:03/09/05 00:38 ID:I8Tg2bcF
久々に別スレに書いたはいいが…種のこと忘れてた。
みんながんがってるのになぁ…今頃になって夏バテだろうか?
だって大宰府暑いんだもん…34℃って何よ何さ何だ?
夜も熱帯夜ですがな…スレ違いスマソ。
112名無しさん@ピンキー:03/09/05 07:37 ID:7/wRKrPg
投下乙。
アンチラクスだった漏れ、今この瞬間からラクス萌えに転職しまつ。
113名無しさん@ピンキー:03/09/05 11:58 ID:9NnZ9QgI
遅レスですが、◆T/HLq95UzM氏のアスカガ、堪能させていただきますた。
(;´Д`)ハァハァしつつ、二人の可愛い会話に笑ってしまた。

汗を舐めて思い出しそうになったことって、潮の味、でしょうか?
114名無しさん@ピンキー:03/09/05 17:59 ID:x6rXqsVS
とりあえずお前ら前スレ埋めろ
115名無しさん@ピンキー:03/09/05 18:05 ID:4IV4q3j4
>>112
わざわざ元アンチだったとかそういうことをいう必要ない。
116名無しさん@ピンキー:03/09/05 18:56 ID:tEC88FuV
>>115
言ってはいけないとか、そういうアレもない
別にキャラを貶めているわけでもなし、
瑣末なことに噛み付いてカリカリするのはやめようや
117 ◆T/HLq95UzM :03/09/06 06:54 ID:V8i2RM1k
>>217氏 
キララク(;´Д`)ハァハァ 自分ラクスたんはラクス様でも可なんですが
このラクス可愛い…(*´∀`)次のカガリたんも期待してます

>>83>>84>>86
どうもアリガトウゴザイマス_| ̄|○
マジ言葉をかけてもらえるのは嬉しいです。・゚・(ノ∀`)・゚・。

>>113
アリガトウゴザイマス_| ̄|○
潮でその通りです。汗→塩→潮・海→羊水→母親のような安心感、と
脳内で作っていたわけですが、あえて書かないほうがいいかなと。
あまりエロにも関係ないし割愛しますたが、気付いてわざわざ言ってくださるのは
なんかめっちゃ嬉しいです。・゚・(ノ∀`)・゚・。
118217:03/09/06 12:52 ID:VXdKwkT6
>>108
ありがとうございます。いや…そこまで言ってくれるなんて…嬉しいです。
プレッシャーなんて…そんな…作品の好き嫌いは読む人の決めることですから、
俺が感じることはあまりないと思いますw
本当、気遣いありがとうです。
>>109
そう言ってくれると、嬉しいですよ…
気が楽になります…
>>112
俺の作品でそうなってくれたんですか…?
だとしたら、とても嬉しいです…
カガリたんが眩しすぎるせいか、ラクスたんが少しワリをくってるようなイメージあるんで。
(たぶん俺だけ)
もっとラクスたん好き増えればいいですね。
119217:03/09/06 12:55 ID:VXdKwkT6
>>◆T/HLq95UzM氏
ありがとうございます!
46話で可愛いラクスたんに萌えたんで、強いラクス様ではなく、弱いラクスたんを書きますた。
でも、天然なラクスたんでもない…
いろんなラクスたん…ハァハァ
それと、ポチ氏もそうですが、埋め立て乙です。
ポチ氏には笑い、◆T/HLq95UzM氏には萌えを頂きますた。
どちらも埋め立てとは思えないクオリティーですた。

新スレばっかでスマソと思い、
俺も埋め立て書いたけど、既にお二人の素晴らしいSSで埋まってますた…
まあ…なんか別の形で落とすかもしれません。
…はう。
前スレのみんな…スマソ
120名無しさん@ピンキー:03/09/06 18:17 ID:Pi0h2PeB
フレイとキラの再会SSキボン。
121名無しさん@ピンキー:03/09/06 19:30 ID:uQUfGf4D
きっと来週はキララク、アスカガで禿しく萌えるんだろうな
キララク、アスカガがもっと見たいです
122名無しさん@ピンキー:03/09/06 22:47 ID:uh2NKaoz
リク厨にならない程度にしとけ
123名無しさん@ピンキー:03/09/06 22:52 ID:hKzyxs+x
ひっそり、こっそりといる少数派の方へ。
マリュムゥです。

いたって普通のエッチです。
124マリュー×ムゥ 1/5:03/09/06 22:57 ID:hKzyxs+x
「マリュー、コーヒー」
ムゥは食堂から運んできた紙コップをデスクにおいた。
「ありがとう、いただくわね」
二人はともに戦火をかいくぐってきた同朋。
ただし、つい最近恋人同士になった。

艦長であるマリューとパイロットであるムゥは、これからの戦闘に対して真摯に意見を出しあう。
「私達だけでどうなるものでもないってことは…」
「みんなわかってるさ。でも、トップの俺達が口にすべきじゃない」
「ごめんなさい」
でもあなたにだけだから、というマリューの言葉はムゥに塞がれて消えた。
「んふっ…」
ムゥは軽くマリューの唇を噛んだ。
「や、だっ…」
マリューはムゥから身体を離した。頬が熱くなる。
……。
マリューはいつもと違う空気に、ムゥの顔を見やった。
口先で『いや』だと言っても、言葉とは裏腹に待っている相手が、
半ば強引に身体に触れてくるはずの手が、唇が、やってこなかったから。

125マリュー×ムゥ 2/5:03/09/06 23:02 ID:dGwu8o9A
「こんなの、弱ってる女に付け込んでる卑怯な男みたいじゃない?」
「ムゥ?」
いつものように情熱的に、とは決して言えない事務的な動作でマリューの衣服を剥いでいくムゥ。
「ほんとに俺の事欲しいと思ってんの?」
いつだって、ムゥの主導で抱き合っていた。男の強引さに流される方が言い訳が立つ。
全てに同意していても、女にはそのための言い訳が必要なのだ。
「俺だって不安なんだぜ。相手が誰でもいいわけじゃない。
身体だけが欲しいわけでもない。なぁ、ホントのとこ、どうなのよ?」
ムゥは、マリューからほんの少し顔をそらした。
ムゥの吐いた本音に、マリューは胸に震えを感じた。
ムゥの優しさに気が付かないで、腹を立てた事もあった。
今までも気が付かずに、傷付けていた事もあったのかもしれない。
「ごめんなさい、ムゥ。いつもあなたの優しさに甘えてたのね」
マリューはムゥの頬を手ではさんだ。ゆっくりと唇を寄せる。
ムゥを労るように軽く、何度も。
「私だって誰でもいいわけではないわ。ながされて抱かれてるわけでもないのよ」
マリューは、ムゥのシャツに手をかけた。

126マリュー×ムゥ 3/5:03/09/06 23:10 ID:jtMKpz7r
「…んっ…んっ」
マリューの呼吸が鼻腔に響いて声になる。
ムゥの熱い自身に、マリューの柔らかい舌が絡む。
「マリュー、見せて」
ムゥは手をのばしてマリューの髪をかきあげた。
マリューの赤い唇に、取り込まれては吐き出される赤黒い雄。
「こっちを、向いてくれないか」
そのままで、ゆっくりと視線をムゥの顔に向け、顎をあげた。
「ああ、たまんないね」
ベッドに腰を下ろしたムゥの股間に、頭を落として座り込むマリュー。
ムゥは、マリューの唇と舌使いに追い込まれていく。
「…乗ってくんないの?」
女より先に達するわけにはいかない、そんな男の見栄がムゥにもある。
長さか、回数か、テクニックか、それは人によって違うのだろうが。
「あまり見ないで」
ムゥの上に腰を下ろそうとするマリューは、バツが悪そうにムゥを見やった。
そんな恥じらう上目使いが、かりにもアークエンジェルを指揮する艦長という立場には不似合いで、
ムゥはマリューをいつもより愛おしく感じた。

127マリュー×ムゥ 4/5:03/09/06 23:17 ID:jtMKpz7r
視界の中で、頬を染めて、肩で大きく息をしながら自分の裂け目を指で広げて、
ムゥの自身を導こうとするマリューの姿は、ムゥが想像していたよりも興奮した。
マリューは照準を合わせ、息を吐きながらムゥを飲み込んでいく。
「んっ…はぁぁぁ…ぁ…」
息をする度、マリューの優しい乳房が揺れる。柔らかくしなやかに揺れる。
「ムゥ…ぅぅん…いつもより、すごく、ない…?」
「かも」
自分が少しも動いていないからムゥには余裕がある。
いつもは気が付かないマリューの姿に気が付いて、煽られているのだった。
じわじわと汗の珠が出来ていく様、
乳房が引力に引かれた反動ではね上がる様、
快楽に飲み込まれまいとする様。
瞳から下半身に伝わっていく。
「ふわぁぁぁあ…ん」
全てを飲み込んで、マリューは喉を出して大きく息を吐いた。
ただ繋がっているだけなのに感じるムゥの大きな存在。
ムゥの脈。
ムゥを全方向から包み込むマリューの温かさ。
マリューの脈。
「マリュー」
ムゥののばした腕の中に、当然のように身体を寄せる。
唇を舐めあって身体の熱を逃がす。
身体を膝で支えて、マリューが動き始めた。

128マリュー×ムゥ 5/5:03/09/06 23:22 ID:jtMKpz7r
「ん…ん……んん…ん」
腰を下げる度に喉が鳴る。
「ムゥ、ムゥ…」
目の前にいるムゥを探すように手をのばす。ムゥの頬に、胸に、腹筋に手をはわせる。
「マリュー、いい、すごく」
ムゥもマリューの身体に手をのばす。
目の前で、身体の動きをおうように揺れる乳房の先端に、先端だけが触れるように。
「ああっ…ムゥ、だめよ、だめぇ…」
マリューは、その手に先端を擦り付けるようにして身体を動かす。
自然とマリューの締め付けがきつくなり、マリューも動くのが難しくなってきた。
ムゥは両手でマリューの腰を掴んで、動かす。同時に自分も楔を打ち込むように自身を。
「ムゥ、ムゥっ、もうっ」
「マリュー、ああ、俺も…」

「マリュー、俺がなんとかするさ、この戦争。大丈夫。俺には勝利の女神がついてるから」
ムゥは、意識を手放しかけているマリューの目尻に決意のキスをした。
129名無しさん@ピンキー:03/09/06 23:36 ID:Ai3EmSPE
>123-128
(*゚∀゚)つ〃∩モエーモエーモエーモエーモエーモエーモエーモエーモエーモエーモエーモエー
130名無しさん@ピンキー:03/09/07 02:23 ID:X4DIQNEU
今回のラストのパトリックがエザリアママンを呼び捨てにしていた事が
原因で激しくパトリック×エザリアに萌えてしまったんだが・・・。

同士は居るのか?居たら返事してくれ。ぐぐったけどさすがに見つからなかったよ・・・_| ̄|○
131名無しさん@ピンキー:03/09/07 03:01 ID:3yuH6B7M
イザークの本当のパパは・・・
132名無しさん@ピンキー:03/09/07 03:15 ID:s80AIDIs
>>130
ここにいるぞ〜
俺もエザリアママンを呼び捨てが気になった。
リアルタイムで見たときに「え?」と思い、ビデオで「良いかも…」
二人は再婚とかしちゃわないだろうか。
133名無しさん@ピンキー:03/09/07 11:12 ID:VknB2mlU
>123-128
Find The Way聴きながら・・・切なくなったよ。
134名無しさん@ピンキー:03/09/07 16:46 ID:IklDAJAe
ようやくまともな戦争か・・・
一作目が懐かしいよ、まったく。

というわけで、漏れも熟年カップルをプリーズ。
135名無しさん@ピンキー:03/09/07 23:53 ID:Gt0+htaE
否定するわけじゃないが、なんで呼び捨てにそこまで反応するんだ?
呼び捨て以外、他に何て呼びようがある?
それとも、今までは呼び捨てじゃなかったのか
136名無しさん@ピンキー:03/09/08 00:23 ID:WjT5XwSg
ジュールじゃなくてエザリアって呼び捨てだったからじゃね?
にしても、一周忌経ったばかりですぜ、パトリックさんよ。
アスランぐれるな。
137130 :03/09/08 23:23 ID:vJ+/oSsd
仲間が居て嬉しい俺 (゚∀゚)アヒャ

同じ女性議員のカナーバさんは苗字呼びの癖にエザリアさんだけ何で下の名前呼び捨てなんだパトリック!
おまけにシーゲル亡き今ママンがパトリックに次いでナンバー2の地位にあると聞いて更に萌え。
アスランとイザークには悪いが熟年オフィスラブ(*´Д`)ハァハァ
・・・しかし果てしなく燃料がない。
138名無しさん@ピンキー:03/09/09 00:06 ID:SB6Cg6c8
>>123
遅くなったが、乙華麗様〜!
やっぱ大人のエチーはいいよなー。同様に>>130にも同意。
139123:03/09/09 01:18 ID:O+p3cpD0
>>129 12モエーありがとうございます。(満モエーはいくつなんだろう…)
>>133 ええ曲ですなあ。せつなくなっていただけて嬉しいやら申し訳ないやら。
>>138 大人いいですよ〜。ああ、マリュータン

きっとまたこっそりやってきます。
140138:03/09/09 05:22 ID:Kd4c1LIh
>>139
待ってまつ(はぁと)
ちなみに漏れも魔乳萌え。
141ある日の艦長:03/09/10 00:18 ID:lsDYBWjN
 昼頃、私はけだるく、目を覚ましたわ。

 裸なの。
朝、あの人と愛し合ったから。
あの人は、私の中で2回射精した後、模擬戦に出掛けて行ったわ。

 あそこに手を伸ばすと、熱い塊が、どろりとあふれてきたわ。
あの人、いつも膣内に射精して…妊娠したらどうするつもりなのかしら?

 と思いつつ、私の手は、割れ目から、クリトリスへと移っていったわ。
あの人の精液を指ですくい、肉の芽に擦り付けていく…
朝方の激しいセックスで、私の割れ目はまだ赤く充血したままだったの。

 「んっ…んっ…はあぁっ…」
反対の手で、ぴんと勃起した乳首をつまみながら、私はオナニーに没頭したわ。
あの人、今日が模擬戦じゃなかったら、一日中私を愛していたのかしら…
私は…いつでもちゃんと受け止めてあげるのに…♪

 あの人が、私の奥深くまで貫いているのを想像しつつ、私はクリトリスをつねったわ。
快感の波が、身体をのぼっていく…

 「ああぁ…あぁ、ムウぅ…いく…いくぅっ…!!!」
私は、身体をひきつらせて、絶頂の余韻にひたったわ…

 あの人に開発された身体、もう他の男とは出来ないわね…そう思ったわ。
142名無しさん@ピンキー:03/09/10 02:24 ID:Fnm3QiZc
3人娘ものはないのか
143名無しさん@ピンキー:03/09/10 03:52 ID:1d5z7rAc
誰と絡むの?
3人で?
144名無しさん@ピンキー:03/09/10 13:35 ID:aaoWVKf3
141
俺痔スレにも同じのあったな
145名無しさん@ピンキー:03/09/10 13:43 ID:ZuYoc1Wg
>>144
そのスレについてはノーコメント。
146名無しさん@ピンキー:03/09/10 17:02 ID:aaoWVKf3
145
すまなかった
逝ってくる
147名無しさん@ピンキー:03/09/10 17:15 ID:rgRhXkru
>>145-146
まあ、どっちのスレも見ちゃいけない訳じゃないし、
マターリ行こうや。
148名無しさん@ピンキー:03/09/10 17:36 ID:eJLS5bVd
>142
漏れの希望としては

1.3人娘がドミニオンの捕虜になって例の薬中3人にヤラれちゃう。
2.3人娘が傷心のサイを慰めてあげる。
3.3人娘はモルゲンレーテのお姉さん(名前忘れた)のペットだった。
149名無しさん@ピンキー:03/09/10 23:55 ID:Fnm3QiZc
>>148 最高な展開じゃねーかw
150名無しさん@ピンキー:03/09/11 22:18 ID:BGe1kVZs
4.3人娘がカガリ様と花嫁修業

も入れて下さい
151名無しさん@ピンキー:03/09/12 01:21 ID:5GbhzLos
>>148の1に1票
152名無しさん@ピンキー:03/09/12 03:36 ID:pFXAgTqB
サイを慰めてあげてください。
しかしあの三人、三馬鹿と同じくらい見分けがつかねえ。
154名無しさん@ピンキー:03/09/12 04:04 ID:Qe+oY3EH
ピンクメガネ ジュリ 黒髪ショートボーイッシュ マユラ 茶髪 ジュリ だったか?
155名無しさん@ピンキー:03/09/12 04:12 ID:14lnTja9
アサギはどれなんだよ(w
156名無しさん@ピンキー:03/09/12 07:47 ID:N8xVbpue
ジュリがふたりもいやる(w
つか、茶髪じゃなくて金髪娘がアサギな。
157名無しさん@ピンキー:03/09/12 08:24 ID:MIOvHeqn
最近人少ない気がするこのスレ
職人様の降臨切に希望
158名無しさん@ピンキー:03/09/12 12:41 ID:KREmPdm+
本当にな…降臨キボン。
一時は多くいらっしゃったのに。どこ行っちゃったんだろう(´・ω・`)
159217:03/09/12 13:24 ID:9gLEXCKH
最近忙しくて…
結局キララクから何も書けんでいてショックですた…
今週、来週は少し暇になるから何か落とせるかも…
アスカガor近親orアスラクorラクカガは構想にあるんだが…
まあ、アスカガが一番固まってきてるけど、頑張って何かしら書いてみまつ。
人が戻って来てくれるよう、拙いながら頑張りまつ(´д`)
きっと神は何処かで見てくれてまつよ。
神々も忙しいとは思いますが頑張ってください。
160217:03/09/12 15:03 ID:9gLEXCKH
連投スマソ。十分で書いたのを一つ


「ラクス、『SEED』を持つ者って…どういう意味なのかな?」
「まあ、そんなコト、とっても簡単ですわ」
「え…?ちょっ…!ラクス…!!」
ラクスがキラのズボンを一気に下ろし、キラの肉棒を指で擦り始めた。
すぐにキラの肉棒からは先走り液が出始め、肉棒も固く大きくなり始めた。
「う…ぁ…ラクス…や…やめ…」
「ふふっ…もう少しですわ」
先走り液が、ラクスの指の動きを早める潤滑油となり、
彼女の指を汚しながら、さらにキラは肉棒を大きくさせた。
「も…もう…!!出ちゃっ…う…ラクス…!!」
161217:03/09/12 15:05 ID:9gLEXCKH
キラの肉棒から大量の白濁液が勢いよく飛び出し、
ラクスの顔に激しく迸り、彼女の顔を白く染め上げていった。
「キャッ…んふ…まあ…すごい…いっぱい出ましたわね、キラ」
ラクスがこびりついた精液を舐めとって言った。
「はぁっ…はぁっ…あ…あのさ…もしかして…」
「ハイ。これが、『SEED』ですわ」
ラクスが白濁液にまみれた顔で笑う。
キラは予想していた答えを聞き、大きな溜め息をもらした。
「…違い…ますの?」
「…絶対…違う…」




逝ってきまふ…
…今度来る時はちゃんとしたの落とします…
お目汚しスマソ…
162名無しさん@ピンキー:03/09/12 18:32 ID:NsVaF7Pk
>217
ぶわっははははっ!
ナイスボケ!面白かったよん。

217タソは携帯からの書き込みだったっけ?
書き込むのに行数制限が携帯側にあるのなら仕方がないが、>>160-161は充分ワンレスに収まる筈だよん?
最近は連投規制が厳しくなったらしいから、ギリギリ書き込んで投下する事でレス数稼いだ方がいいよん? 
ワンレス1行40字前後で30行が目安です。
おせっかいスマソ。
163名無しさん@ピンキー:03/09/12 19:53 ID:qu8LOYBa
>>217
いつかは来ると思っていたが……、グッジョブ!。
164名無しさん@ピンキー:03/09/12 21:08 ID:ciysKQgb
>>217
一発エロギャグ、命中!
さっきラスト2話のあらすじ見ちゃったので、ボケがじんわりと胸のしみますた。

同じく、忙しい中ssを投下してくれた217氏の優しさにもじんわりw
前スレの埋め立ての時もそうだが、やさしい神が多いスレですね。
165217:03/09/12 21:34 ID:9gLEXCKH
まさか十分で書いたモノにレスがつこうとは…

>>162
ありがとうございます。
叩かれてもおかしかないと思ったんですが…
忠告ありがとう。
でも携帯からじゃ256文字しか打てません…

>>163
来ると思ってくれてる方がいようとは…ありがとうございます。

>>164
うぅ…優しくなんかないでつよ…俺なんか。
埋め立ても間に合わなかったし…
わざわざあんなもんを読んで頂きありがとうございます。

書き始めちゃえば、自分はすぐ書いちゃうやつなんで、アスカガそっこー書き終えますた。
この連休中には落とすと思います。
166ポチ@:03/09/12 21:37 ID:anP5dRLQ
アスラク途中までだけど投下していいかな・・。

ここの神よりかなり劣りますが(;´д`)アゥアゥ
167名無しさん@ピンキー:03/09/12 21:47 ID:PgMhAcaE
>>166
良いよ。
168名無しさん@ピンキー:03/09/12 22:00 ID:dt4NzPjL
お待ちしてます。
169ポチの妄想駄文@アスラク編:03/09/12 22:45 ID:QpleTFFz
「アスラン!」

父と決別しプラントを脱出すべくクライン派の者に導かれエタ−ナルに乗り込んだ俺を迎えてくれた元婚約者、ラクス・クライン

「エタ−ナル発進してください」

その表情は婚約者だった時の物とは違う。

強い意思を持ち気丈に指揮を取るその姿に今まで俺は彼女の何を見てきたのだろうと思わずにはいられない。

「・・父が死にました・・」

そう言いキラの胸で泣き崩れる。

君は本当の君を見てくれる人を見つけたんだね。
170ポチの妄想駄文@アスラク編:03/09/12 22:47 ID:tds8fbSF
「・・俺は馬鹿だから・・・」

本当の君を見つけることも守ることも出来なかった・・・。今更気付いてしまったんだ。


俺はラクスのことを愛ていたと・・・。



AA、クサナギ、エタ−ナルがメンデルコロニ−に集結し今後の戦いに向け各々行動を取る中、アスランはエタ−ナルの乗組員用の一室に居た。

ここ数日の間に起こったことを色々考えていたが、その中で浮かんでは消えるラクスの顔。

「・・・はぁ・・」

顔を手で覆い小さく溜め息をつく。
171ポチの妄想駄文@アスラク編:03/09/12 22:49 ID:FDu8YCgx
彼女に未練が無いといえば嘘になるが2年もの間、婚約者という関係を続けてきたにも関わらず婚約解消後なにも無かったかのように、お互いそのことを一切触れずに今に至ることに複雑な想いを抱いていた。

俺は彼女にとって別れを言うに値しない程の存在だったのだろうか・・・。

そう考えていた時、ドアの向こうから人の気配がし、その方向へ視線を移す。

「・・アスラン」

今、自分が気にしていた人物の声が聞こえ慌ててドアを開けた。

「ラクス!?」

突然の訪問にアスランは驚きで目を見開く。
172ポチの妄想駄文@アスラク編:03/09/12 22:51 ID:Wp2cToKL
その様子を気にすることなくピンク色の髪を靡かせ部屋へ入って来たラクスは

「アスラン・・貴方の戦う理由、そして何の為に戦うか、答えは見つかりましたか?」

真っ直ぐに見つめられ、プラントで同じことを問われた時の彼女の姿と重なる。

「・・ええ、見つかりました。だから俺はここにいる。」

その言葉にラクスは優しく微笑みかける。

「俺はこの戦争を終わらせる為に戦います。」

「私も戦いますわ、貴方とキラと共に・・」

誓うように言葉を交わすとラクスは身を翻しドアの方向へ向かう。
173ポチの妄想駄文@アスラク編:03/09/12 22:54 ID:hcUXV+YQ
「ラクス!」

自分の元から離れようとするラクスに声をかける。

「・・キラは・・よく泣いて・・世話が焼けるけど・・すごくいい奴なんです・・」

必死に引き留めて出た言葉

本当はこんなことが言いたいんじゃない

「彼のこと・・宜しくお願いします・・」

それでも言葉を続けるアスランにラクスは

「ええ、私はキラを導き支え愛します」

そう言い振り向いたラクスの表情が一瞬寂しげだったのは見間違いだろうか・・・

「アスランにも心にとめる大切な人がいるのでしょう?」
174ポチの妄想駄文@アスラク編:03/09/12 22:56 ID:NspZXKAs
思いがけない言葉に驚き、ふと金髪の少女の顔が頭をよぎる。

「いえ・・俺にはそんな・・」

彼女にはよく世話になったが特別な想いは抱いていない。

「まだ気が付いていないだけですわ。少なくとも彼女は貴方のことを・・・」

その言葉に戸惑いの表情を見せるアスランにラクスは切なげな笑顔を浮かべる

「・・・アスラン・・最後に一つ聞いていいですか?」

「ラクス?」

「今まで・・貴方は、私のことを・・・どう思っていましたの?」

その問いにドキンと胸が高鳴る。
175ポチの妄想駄文@アスラク編:03/09/12 22:59 ID:Ytc6pbM6
答えは出ていたが今更それを伝えてどうなるのだろうか・・もう遅い、想いを打ち明けた所で昔のように戻ることは出来ないのだから

自分の問いに答えようとしないアスランにラクスは目を閉じ小さく深呼吸した。

「・・ごめんなさい・・また貴方を困らせてしまいましたわね。忘れて下さい」

再び背を向け立ち去ろうとするラクスにたまらず声を発する。

「・・っ俺は!」

アスランの声にピタリとラクスの動きが止まる。
176ポチの妄想駄文@アスラク編:03/09/12 23:02 ID:Sd8BX2wG
本当は言うべきでは無いのかもしれない。しかしこのままでは彼女といた2年間、その事実自体が消えてなくなってしまうような気がして・・・

そして何より自分の気持ちを伝えたい。

「俺は・・ラクス・・貴方のことを愛していました」

その瞬間ラクスの体が僅かに震えたようにピンク色の柔らかい髪が揺れる。

アスランは自分の気持ちにラクスはどう答えるのか緊張しながら待った。

「・・っ・私・・アスラン・・」

ラクスは振り返りアスランの胸に飛び込んだ。
177ポチの妄想駄文@アスラク編:03/09/12 23:05 ID:pnsIFrYL
突然のことで驚いたがアスランはその小さい体を優しく受け止めラクスは腕をアスランの首に回し顔を上げると目に涙を浮かばせた

「私もアスラン・・貴方を愛していましたわ」

ラクスの瞳からはポロポロと涙が流れている。しかしその顔からは悲しさは見られない。

やっとお互いの気持ちを知ることが出来た喜びに満ちている。

そんなラクスの表情にアスランはこの気持ちを伝えて良かったと思った。

「ラクス、ありがとう」

アスランはラクスの体を優しく抱き締め感謝の言葉を口にする。
178ポチの妄想駄文@アスラク編:03/09/12 23:08 ID:QEdoXt6y
初めてのアスランとの抱擁に頬を染めその温もりをもっと感じようと体を寄せながら・・

「ねぇ、アスラン」

「なんですか?ラクス」

「一つだけ私のお願いを聞いてくれますか?」

「・・お願いですか?」

「はい・・私が貴方を愛したという証が欲しいのです」

「・・・?」

愛した証・・・アスランはどうゆうことか理解出来ずラクスの顔を見る

「私の初めてはアスランと決めておりましたの」
179ポチの妄想駄文@アスラク編:03/09/12 23:11 ID:JOD+O42c
そう言うとラクスの唇がアスランのそれと重なり、暫くしてその意味を理解したアスランは顔を真っ赤に染めた。

心だけでなく体の繋がりも残したいと願う彼女の想いにアスランも同調する。

「・・・いいのですか?俺が貴方に触れても・・」

「ええ、貴方でなければ駄目ですわ」


そう言うと2人は2度目の口付けを交わした。
180ポチ@駄文職人:03/09/12 23:19 ID:JOD+O42c
つづく(?)







この後やっとHなわけですが・・・まだ書き途中でし。皆さんの反応見て書くかここで終わっておくか決めまつ。

とりあえず読んでくれた人へ( ´∀`)アリガトン
181名無しさん@ピンキー:03/09/12 23:47 ID:Qe+oY3EH
ジュリ二人いるじゃん、恥ずかC・・
182名無しさん@ピンキー:03/09/13 00:55 ID:4baDNDXJ
数少ないアスラクキター!ウレスィィ!
振りまわされ気味アスランイイ!是非続きキボン!

職人方に希望ばかりしているのも申し訳ないのでちょこっとかいてみますた。
まだ未完なのですが、需要あるのかよくわからんのですがディアッカミリタンで。
先週食堂に一人いたディアッカをミリタンが見てたのに本編で見事スルー
してたので続き?みたいの書いたのですが、初心者ゆえつたない文章お許しを。
駄目とおもたら本編同様スルーしてくだちい。
183名無しさん@ピンキー:03/09/13 00:56 ID:4baDNDXJ
食堂では、ディアッカがたった一人座っていた。普段は整備クルー過ごすことの多い彼が、
その時間もそこそこに休憩していることは珍しかった。
休憩というよりは、思いつめたようなもしくは考えることを放棄したがっているかのようにも
見える表情で、ただ腰をおろしているだけのようであった。
かつて在籍した軍と、かつての戦友と交えなければならなかったからだ。
頭の中を、溶けた鉛のようなものが思考を滞らせているような感覚。
「……ねえ」
過去が錯綜していた中、その声で現実に引き戻される。声の主は、自分の過去と現実を隔てた
少女、ミリアリアだった。
「おう、お疲れ。お前も休憩?」
「うん、そうなんだけど……キラがね、倒れちゃったのよ」
「あららあ、でもみるからにデリケートっぽいもんなあ」
ミリアリアはコーヒーのカップを二つもっており、その片方を手渡しながらディアッカの横に腰を
下ろす。
184名無しさん@ピンキー:03/09/13 00:58 ID:4baDNDXJ
「なに?なんか親切じゃない珍しい」
「ボケっとしてるから、コーヒーでも飲んで眼ェ覚ましたらってことよ」
あーそーですか、と呟きながらカップに口を付ける。
コーヒーの湯気がふたつ、そこに立ち上る。
お互い、言わなければいけない話があるような気がしたが、何からどう話していいのかがわから
なかった。ディアッカの方と言えば、ここにいる明確な理由すら口にしたことが無い。
だがしかしこの沈黙がなんとなく重くて、結局いつものように不真面目な態度で彼女に
接してしまうのだ。
「ひょっとしてさあ、お前俺のこと心配とかしちゃってくれてない?」
「そんなにデリケートだとは思ってないけど?」
ミリアリアもいつものようにそれを毒づいて返す。
「でも、やっぱりちょっと心配した。あんたの昔のこととか知らないから、どう言っていいのか
 わかんないけど」 
本音だった。自分のいた場所と戦わなければいけない辛さは、直接戦場に赴かぬミリアリア自身
ですら苦しいことだから、辛くないはずはないと思ったからだ。
185名無しさん@ピンキー:03/09/13 01:02 ID:4baDNDXJ
優しーねえ?いっつも意地悪ばっかいうくせにどーしちゃったの?」
やはり彼は相変わらずの半笑いで返してくる。まあいつものことだから仕方が無い、と思った
ミリアリアの手を、ディアッカが素早く取り握った。
「……何よ?」
急なことでミリアリアにはよく見えなかったのだが、自分の左手がディアッカの右手にしっかりと
繋がれているのだ。しかも、しっかり指が交互に組み合わさっている。
「いーじゃん。心配ついで甘えさせろよ」
手を握る程度で甘えるなどというのが、普段の彼とは結びつかなくてちょっとおかしかった。
またしばらく沈黙は続いたが、互いの手の温度が同じになるまでそのままでいた。
「俺、部屋もどるから」
ディアッカが腰をあげ、扉に向かおうとする。
「もどるんでしょ?」
ミリアリアは憮然とした顔をする。ディアッカはにこりとしてうなづく。
「だったらなんで手離さないのよ!?」
手を握ったままディアッカは、部屋へと足を向ける。握られた側のミリアリアはそのままずるずる
廊下を引きずられる。
「ちょっと、離しなさいよ!」
「部屋まできたら離すよ」
怒るミリアリアをよそに悪戯じみた笑顔のディアッカは逃げられぬようにその手に更に力を込める。
「こ、こんなとこ、誰かに見られたら……」
「じゃあ早く入っちゃえよ、見られる前に」
背中をとん、と押されあっさりと部屋へと同行することとなった。
186名無しさん@ピンキー:03/09/13 01:03 ID:4baDNDXJ
部屋の中は真っ暗で、扉を閉めてしまうと、ほとんどミリアリアの眼に見えるものはない。
手は確かに解放されたのだが、それよりもきつく自分の体を拘束する力があった。
背中に強く力をこめる腕があって、髪を撫でる大きな掌と、顔の前にはとくとくと音を打つ
広い胸があった。
ディアッカの心音が耳に響く。規則正しく打つその音は心地よかったが、それよりもっと
速く叩く自分の胸に気付いて、急に息苦しくなった。
「冗談なら、やめて」
「冗談?そう思うの?」
質問で返すのは彼の常套で、正直それがとても苦手なのだ。こちらがはっきりさせて欲しい
ことを聞いているはずなのに、いつもこちらが言いにくいことを言わされている。
ミリアリアがなにも言葉を返せないでいると、その頬に触れる指があって、それが軽く
顎を引く。眼に何も見えぬ不安な暗闇の中、軽く開いた唇に、温かい感触がそっと触れた。
唇に柔らかく重ねられる同じ感触のそれが時に吸ったり軽く噛んだりする。更に呼吸が
苦しくなる。ざらりと熱いものが挿しいれられ歯を撫でる。あ、と思っている間にそれは
間を割って侵入し舌に絡む。逃げようとしてもそれは執拗に追いかけて甘く刺激を与えつづける。
「く、ふぅ」
酸素が欲しくて離れようとしてもそれは許されず、息苦しさと熱さで思考がぼやける。
体から力がぬけていくのを感じた瞬間、ふわりと浮いた感じがした。


187182:03/09/13 01:06 ID:4baDNDXJ
すいません。一応続きますが、明日の放送次第では内容変えてしまいそうだ。
和姦ものを予定してますが。
183〜186に名前入れるの忘れてました。いろいろすいません。
188名無しさん@ピンキー:03/09/13 13:54 ID:EYbYXWoF
>183-186
痔_キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
(;´Д`)ハゥハゥ
189名無しさん@ピンキー:03/09/13 15:17 ID:asPG0dvY
ミリタンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
俺も(;´Д`)ハゥハゥ
職人様心よりお待ちしています
190某338:03/09/13 17:16 ID:hrlFf0n+
お久しぶりです。
その上エロなしです、ごめんなさい。
キラカガ・アスカガの前の話しの続きなので、その辺ご勘弁を。
次回はある予定です。キララク・アスカガ・キラカガ…で書けたらいいな。
多分、12レス使うと思います。
191某338:03/09/13 17:17 ID:hrlFf0n+

【戻れない今日を重ね、行き場なくした愛を抱いてる】


薄暗い部屋の中の、ひとつのシルエット。
一瞬でそれが誰なのか分かってしまうことに、キラは思わず唇を噛んだ。
気持ちの整理は付いていると思い込もうとして人前では以前と変わらぬ
振る舞いをしていても、二人きりになるとこんなにも心が揺れる。
沸き上がる、抑え切れない衝動。
『カガリ』と名を呼んで、振り返った笑顔ごときつく抱き締めてしまいたい。
未だ分からぬ『残酷な事実』に対する苛立ちごと抱え込んで。
キラは、触れなければ…身体を重ねさえしなければ、きっとこんなに苦し
む事はなかったはずだと思わずにはいられなかった。
初めて身体を重ねた、フレイ・アルスター…。
フレイに夢中になり、少なくともあの時はフレイがいなければ生きていら
れないとさえ思っていた。必要とされる喜びと、守れる喜びで…ようやく生
きる事を許されている気がしたのだ。
けれど、本当の喜びとはそういう事ではないと気付かされてしまった。
カガリの与えてくれた『癒し』は、未来をも明るく照らしキラを導いていた。
それが当たり前のように…永遠に続く事のように。
192某338:03/09/13 17:18 ID:hrlFf0n+

性行為などなくても、カガリはたくさんの幸せを与えてくれたのだ。
だから、恋愛感情とは違うと思いながらも、カガリを手に入れたかった。
短いかもしれない命だからこそ、もっともっと幸せになりたかった。
カガリが自分を想ってくれているのだと気付いて、それは止められなくな
った。切望した、決して消える事の無い約束が目の前にあったから。
身体を重ねた後、満たされながらも何かが違う事に気付いてもなお、止
められなかった。離れる事は、自分の一部が失われる事のように思えた。
そして、『血の繋がり』が、キラをそう思わせたことを知ってしまったのだ。
今、血の繋がりが二人を遠ざけている。
あの日、カガリを抱かなければ永遠だったかもしれない温かく儚いものた
ちは、きっともうこの手に戻る事はない。後悔が無いといったら嘘になるが、
こうなってしまった今では、ちっぽけな温もりだけで自分が満足出来たとは
到底思えない。そう、今でもカガリが欲しいと思う…。
「カガリ…、アスランは?」
「えっ…」
ぼんやりとしていたらしいカガリは、突然声をかけられて驚いている。
「…キラこそ、どうしたんだ?話し合いはまだ続いてるんだろう?」
「そうだよ、だから迎えにきたんじゃないか」
「…そっか。でも、あの、あの子…ラクスといてあげた方がいいんじゃない
のか…?」
193某338:03/09/13 17:19 ID:hrlFf0n+

カガリの脳裏に浮かぶのは、涙を溜めてキラにすがるラクスの姿。
それだけのことが、こんなにも辛く、悲しい…。頭では理解しているのに、
気持ちがついて行かない。キラの前で涙を堪えるのが精一杯だった。
「…どうして?」
「バルトフェルドの部下が話しているのを聞いた…あの子も、父親を亡くし
たばかりなんだって。だから、キラがそばにいてあげれば少しは…」
キラの声に何故か棘を感じ、カガリは困惑しながら言った。
「それで、何?カガリはアスランを慰めてあげてるの?」
「…キラ?」
キラの手が唐突に肩に伸び、カガリは無意識にそれを避けた。
「どうして、逃げるの?」
「お前、変だ…。何考えてる?」
表情は笑顔。薄暗い部屋の中で、その目の奥に宿るものまでは読み取る
事は出来ない。
「…別に、何も考えていないさ…ただ…っ!」
「……!」
キラは叫ぶような声で言うと、カガリを抱き寄せた。カガリは驚きのあまり
声も出せない。
「…カガリが、どんどん遠くなるのが…いやなんだ…」
押し殺したような声で耳元に呟くと、キラはそのままカガリの首筋に唇を
押し付けた。
194某338:03/09/13 17:20 ID:hrlFf0n+

「…だ、だめだ、アスラン、すぐ戻って…っ」
拒否しながらも、身体が反応し始める。下腹部が疼き、ふたつの膨らみ
が触れられる事を望んで、その中心が痛いほどに硬くなって…もう止めら
れない。身体がキラを求めているのだ、とカガリはどうにもならない自分の
身体を恨んだ。
「知ってるよ、着替えにでも行ったんでしょ、ここから出ていくのを見たよ」
「…キ、ラ」
キラがここに入ってきた目的が自分だと分かって、カガリは愕然とするし
かなかった。あの時、自分たちの関係は終わったはずだ。それなのに、
キラはこんなふうに易々を自分を抱き締めてしまう…。ずっと抑えていた
想いがこぼれてしまいそうで、カガリは身を固くして耐えていた。
「アスランと…キスでもした?」
「…な」
「図星?それで、こんなとこ見られたくないってこと?」
責めるようなキラの口調に、カガリは自分が言い訳をしているような気持
ちになった。
「違う、そんな事は…まだ」
キスはしていないが、抱き締められた。それが上手く伝えられない。
アスランはきっと、そういう気持ちで抱き締めたのではないはずなのだ。
何度もごめん、と言ったアスラン。抱き付かれた瞬間は驚いたけれど、そ
の意図とするところに気付いて切なくなった…。
195某338:03/09/13 17:21 ID:hrlFf0n+

「まだ、ね…」
キラは意味深にカガリの言葉を繰り返す。
「違うんだ、キラ…」
「そんなに必死にならなくてもいいよ。アスランはカガリとキス、したがって
たから…そうかな、と思っただけだよ」
キラはそう言いながら、軽くカガリに唇を合わせる。
「…んっ」
カガリは戸惑いながらも、されるままになっていた。
「気付いてないでしょ?アスランが、あの時して欲しがっていたのは性器を
咥えてもらうことじゃなくって…キスだから」
「…あの時って、あの、3人で」
カガリはそう言いながら顔を赤らめる。思い出すと恥かしくてたまらないの
で、考えないようにしていたことだった。アスランのものを咥え、キラの性器
をアナルに入れて喘ぎ乱れていた、あの時の自分…。でも、キラに抱かれ
るのはもうきっとこれで最後なのだと…そう思ったら、何でも出来た。
そうでなければ、あんな恥かしい事はしない。勿論、二度とするつもりはな
い事だった。
「そう、その時だよ。ぼくがカガリにアスランの咥えろって言ったんだよね」
「…もう、やめろよ。そんな事どうでもいいじゃないか!」
平然とそんな事を口にするキラが理解出来なくて、カガリは瞳を潤ませる。
196某338:03/09/13 17:22 ID:hrlFf0n+

「でも、ぼくは見たくなかったんだよ…この唇をアスランが吸い、舌が絡む
のを見たくなかった…」
キラは静かにそう言うと、ゆっくりとカガリに顔を近付けていった。
「―――ん…ぁ…」
先程とは違い、キラはカガリに深く口付けた。上唇を吸い上げ、舌を割り
入れてカガリの口内を隅々まで味わう。
「……ぁ…っ」
キラが舌を絡ませ付け根に先端を押し付けると、声にならない喘ぎがカガ
リの口から漏れ、その瞳から涙が飛散した。
それに気付いたキラが、ゆっくりと唇を離す…。
「…ごめん、カガリ。自分でもどうしたら止められるか、分からないんだ…」
穏やかなキラの口調の、その語尾が微かに震えていた。
「……キラ、私はお前を…苦しめたくない」
カガリはそう言いながら、そっとキラの頭を撫でる。キラが泣くのを耐えて
いるのだと分かって、胸が苦しくなった。
「……あれから色々考えたよ。別々に育てられ、ぼくは極普通の家族に…
そしてカガリはオーブの姫として」
キラは自分の気持ちを落ちつけるように淡々と言い、ゆっくりとカガリの
身体を離した。
「変だと思う…。普通じゃない事情、としか考えられない」
197某338:03/09/13 17:23 ID:hrlFf0n+

「そう…だな。お父様も他言していないようだし…」
「多分、こんなことがなければ・・・カガリのお父さんは一生話すつもりは
なかっただろうね」
「…そのつもりだったろうな。お前の両親は…本当の私たちの親こと…
知っているんだろうから…地球に戻れば何か分かるだろうが…」
「…う…ぅっ」
唐突にキラが動揺したように首を横に振った。それは真実を知るのが
怖くてたまらないという姿にカガリには映っていた。
「……怖いのか?もし、そんな呪われた子供が出来ていたら…と」
「…!」
弾かれたようにキラの身体が跳ね上がった。目を見開き、カガリに目が
釘付けになる。カガリは、そんなキラに優しく微笑みかけた。
「……だから、中で出さなかった…。分かるまでは中にしか出さなかった
くせに…。そう思ったから…」
カガリが次に何を言うか察したキラはごくり、と唾を飲み込んだ。
「アスランに中に出させた…のか?」
それはまるで、分かっていた事を確認するような口ぶりだった。そして、
その表情は今までとは違う『女性』のカガリで、キラは言葉を失っていた。
「そしたら、もし出来ていても産まれるまで分からないだろうって思った。
そうなんだろ、キラ」
198某338:03/09/13 17:26 ID:hrlFf0n+

「………」
キラはカガリを見つめたまま動けなかった。カガリが何を考え、そう言って
いるのか分かる。しかし、それはキラには受け入れがたいものだった。
「おかしいと思ってたんだ。アスランに触れただけでも嫉妬してたお前が、
あんなふうに言うなんて」
「…ごめん、カガリ…ぼくは…ひどい事を…」
キラは動揺しながらも、やっとそう言ってカガリに詫びた。
嫉妬もそうだが、そうすることによってカガリの気持ちを自分から引き離し
てしまいたかったのだ。そうでなければ、きっとまた自分はカガリを抱き締
めてしまうだろうから…。
「…いいんだ。もういい…。私は、お前が幸せになってさえくれればいい。
それが私の幸せだ」
キッパリと言い放って、カガリが笑みを浮かべる。
「カガリ…」
キラはそれだけ言って絶句した。きっとそれはカガリの勘ではあるのだろ
うが、キラの子が自分の胎内で育まれていると予感しているのだろう。
カガリの言葉はそれに気付いて、一人で産んで育てるから、迷惑はかけ
ない、と言っているかのようにキラには思えた。
「…アスランを迎えに行って、そのまま皆の所に行くよ。お前は先に行っ
ててくれ」
199某338:03/09/13 17:28 ID:hrlFf0n+

困惑した様子のキラを気遣うようにカガリはそう言うと、壁を手で弾いて
勢い良く出入り口に向っていく。
「…カガリ、あの…ぼくは」
「私はいつでもお前の幸せを祈ってるよ…。きょうだい、だもんな」
カガリはキラの言葉を遮るように背を向けたままそう言うと、部屋を出て
いった。
『きょうだい』という言葉が、キラの心に重くのしかかる。
今すぐ誰もいない場所にカガリを連れ去ってしまえたら…二人で幸せに
なることが出来るのだろうか……。


キラが幸せならば自分も幸せだ、とカガリは本気でそう思った。
キラと出会って、自分は『女』になったのだ……。肉体的なこともそうだが、
自分自身こんなふうに思うようになるなんて考えもしなかった。
そして、少し前までの自分がどれほど幼かったかを知る。
「…カガリ?」
部屋の前で、危うく出てきたアスランにぶつかりそうになった。
「あ、アスラン…着替え終わったみたいだな。さっきキラが心配して、様子
を見に来てたんだ。早く行こう」
200某338:03/09/13 17:29 ID:hrlFf0n+

矢継ぎ早に言うカガリを、アスランは少し不思議そうな目で見る。
「キラと、二人きりになった…?」
「…なんだよ、別に何も無いぞ。キラとはもう、普通の…きょうだいだし」
「何も無い、って顔じゃない」
そう言い切られて、カガリはアスランから目を逸らして俯いた。アスランに
見つめられると、何故か何もかも見抜かれてしまうような気がする。アス
ランにも自分の痴態を見られているからなのだろうか……。
そんな考えが思い当たって、カガリは顔を赤らめた。
「……こんなことにならなければ、キラを苦しめることもなかったんだと思
って…さ」
あの時、はっきりと拒絶すれば良かったのだ。口では拒否の言葉を吐き
ながら、自分はキラの事が好きで…そうなることを望んでしまっていた。
「それを今言ったところで、何も変わらない。過ぎてしまった事はもう戻ら
ない…戦争の事もそうだろう?」
諭すような口調でアスランは言い、そっとカガリの肩に手を置いた。
「でも、それがキラを悲しませて苦しませるのなら…いっそ会わなければ
良かったと私は思うよ…」
「…カガリ」
「えっ…」
201某338:03/09/13 17:30 ID:hrlFf0n+

呼びかけられてカガリが顔を上げると、アスランの真摯な瞳がそこにあ
った。吸いこまれそうな、深い緑色の瞳。その中に、戸惑った表情の自
分が映っている。
「キス、してもいいか?」
「…あ…」
先刻のキラの言葉がカガリの脳裏をフラッシュバックする。
――――…アスランがあの時して欲しがっていたのは…キスだから……
「お前とキスしたいんだよ…。オレは、お前の事が…」
「アスラン…」
キラのように無理矢理奪ってくれれば良いのに、とカガリは思う。それが
どれほど傲慢か分かっているが、頷いてアスランを受け入れることは出
来なかった。たとえ誰かの温もりに飢えている自分に気付いていても、
もう誰も傷つけたくなかった。
「…カガリ……」
アスランはカガリが頷くのを待っているかのように、その名を優しく呼ぶ。
しかし、カガリは首を横に振って、アスランの身体を引き離した。
そして、意を決したように口を開く…。
「お前…もし、私がキラの子を産むといっても…同じ事が言えるか?」
「な…」
驚いて絶句するアスランを見て、カガリは苦笑する。
202某338:03/09/13 17:39 ID:hrlFf0n+

「…言えないよな…それでいいんだ、アスラン」
「カガリ、お前勝手に決めるなよ!」
「早く、皆のところに行こう…」
カガリはそう言うとアスランの腕をすり抜け、もう何も話したくないというふ
うに少し前を行く。
「…分かった」
アスランはそう返事をしてカガリの背を見つめ、性急過ぎたのだろうかと
思っていた。突然の言葉に驚いたけれど、『子供』などと言われても全く
現実味が感じられなかった。
いつ死ぬかもしれないからこそ、アスランは自分の気持ちに正直であり
たかった。しかし、アスランはカガリの言葉の真意が掴めずに、当惑する
ばかりだった。
アスランの前を行くカガリは必死に涙を堪え、唇を噛み締めていた。
心の流した涙が凍てつき、胸を突き刺す。
その胸の痛みがキラへの愛情ならば、一生胸に抱きつづけたい。
永遠に溶ける事のない、氷のような心になってしまったってかまわないの
だ……。

                                   (了)
203某338:03/09/13 17:57 ID:hrlFf0n+
鬱な話でスマソ。
エロを書いたらまた来ます。では。
204名無しさん@ピンキー:03/09/13 20:32 ID:xPlCplV4
>>203
乙でした!
相変わらず切ない話ですな。
エロも楽しみに待っております!
205名無しさん@ピンキー:03/09/13 21:03 ID:JYBX2El3
いや〜今週はあっちでもこっちでもまあ熱いこと熱いこと。
206名無しさん@ピンキー:03/09/13 21:08 ID:Avhv4GuL
>>203
規制解除と続きキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(   ゚)━(  )━(゚   )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
最強のコーディの子供(*´д`)
エロも楽しみにしていまつ
207黄昏の文芸作家:03/09/13 21:09 ID:9LGGX1vW
最近忙しくてカキコできなかったが…ようやく一区切りついたんで
記念カキコ。
予告で遺作の決闘が素状態だったんで、ちょっとアイディアが浮かんで
構想中。最終回までには投下したいもんだ。
全然関係ないけど、夏に減量しつづけたらオーガのベルトを装着
できる様になった! …スレ違いスマソ(いつものコトだが)。
208名無しさん@ピンキー:03/09/13 23:53 ID:t+XDSH+S
わかっててやってた事なのね。
まあ、そうだろうとは思ってたけど。
下の2行さえなければ別にウゼエとは思わないよ。
209名無しさん@ピンキー:03/09/13 23:59 ID:1ujzIOz0
せっかく夏も終わったんだから、マターリマターリ
210名無しさん@ピンキー:03/09/14 00:48 ID:Jz48Lovl
キス四連発の中でも、最初の「ママンが遺作のほっぺにチュ」が忘れられません。

母子相姦犯罪、いや万歳!
211名無しさん@ピンキー:03/09/14 01:12 ID:4HrX8sas
212名無しさん@ピンキー:03/09/14 02:44 ID:Kd10I+oq
>>210
あれは家でそれ以上の事やってるね。
キス四連発がそれぞれのカプールを強調しているのだとしたら、
公式見解では遺作の相手はエザリアママンという事なんだろうな。
213名無しさん@ピンキー:03/09/14 05:16 ID:zoofAsob
やっぱフレイ逝くみたいだね来週相当死ぬみたいだし・・・
214名無しさん@ピンキー:03/09/14 05:56 ID:UoxA7NyZ
>213
IDが動物園

エザリア×イザーク禿しくきぼんぬ
215名無しさん@ピンキー:03/09/14 11:05 ID:QbjmVIE4
これ次回予告の完全版らしいけど
http://www.42ch.net/UploaderAnime/source/1063471478.jpg
カガリが種割れしとる!
あいつ、コーディ―だったんかい!?
216電光石火スレちガイ:03/09/14 11:58 ID:erdeMkfJ
種はナチュラルもコーディも人類すべてが持っている、とか?
GXの「NTは幻想」みたいなオチだ。
217217:03/09/14 11:58 ID:XxTDH5xO
>ポチ氏
アスラク…今じゃ少なくなって
ああ…読めて嬉しいっす…是非続きを…

>182氏
ディアミリも…意外に少なくて…
読めて嬉しいっす…こちらも是非続きを…

>某338氏
あの話の続き…待ってますた!
この後の人間関係…めちゃくちゃ気になります
続き待ってます!

今週は皆…ね
その内の二人、アスカガ書けました。
試験的に一人称です。
フレイたんの話のキラもそうだったけど、今回はカガリたんです。
難しかったです。
…う〜ん…まあ、興味のある人は読んで、ダメ出しでも出してくれると嬉しいです。
今度は三人称に戻そ…
218想い:03/09/14 12:00 ID:XxTDH5xO
ちょっ…お前…何で恥ずかしげもなく…脱いで…るんだっ…
「…?お前も早く脱げよ…」
「お…お前…恥ずかしいとかっ…顔を赤らめるとかっ…」
ほんっと…何でいつも…コイツは…デリカシーがないというか…
それとも…もしかして…
「なぁ…アスラン…お前…その…初めてじゃ…ないっ……のか?」
あぁ…もう、何か言葉がちぐはぐだっ…
私、緊張してるの…バレバレじゃんか…
「いや…俺は…初めてだけど…カガリは?」
何でそこで聞き返すんだよっ!!コイツ!!
219217:03/09/14 12:01 ID:XxTDH5xO
「バッ…初めてに…決まってるだろっ…!!こんなこと…言わすなよ…
けど、私たちにはやっぱ…まだ…早いんじゃ…」
私も、アスランも、まだまだ…子供だし…出逢って間もないのに…
「…言わなかったか?俺達の立場じゃ、次にいつ会えるかわからない」
「そっ…そりゃそう…だけど…」
こんなコトしなくたって…私はずっと…待ってるのに…
んっ…!?
「んっ…」
私の気持ち…ばれてんのかな?
だから、キスしたのかな?
いつまでも…私が煮えきらないから…
「アス…ラ…んっ…ふっ…」
220217:03/09/14 12:03 ID:XxTDH5xO
し…舌がっ…やっ…何か…ニュルニュルして…暖かい…
はぁ…アスランが暖かいってコトは…
じゃあ、私の舌は…私は…冷たいのかな…?
アスランが…したがってるのに…いつまでたっても応えない私。
冷たいのかな?
「…お前が脱がないなら…俺が脱がして…いいか?」
やっぱ…そうなるよな…
ちょっ…お前!私の許可が降りる前に脱がそうとしてるじゃないか!!
…ったく…
「い…いいよ!!自分で…脱ぐ…から。だから…少し…後ろ…向いてっ…」
「あ…ああ」
そう、自分で脱ぐと言ったのは、私も覚悟を決めたってコト。
221217:03/09/14 12:04 ID:XxTDH5xO
…伝わって…くれたよな?
もし、ここでアスランに脱がされたら、私はきっと後悔したと思う。

服…脱ぎ終わったけど…恥ずかしいな。
もういいよって言うの…恥ずかしいな。
でも…ちゃんと後ろ向いてくれたんだから…言わないとな。
「もういいよ。アスラン」
アスランが…振り返った。
ああっ〜やっぱ…見てる…恥ずかしいだろっ…!!
でも…アスラン…少し…顔…赤…
「…お前…すごく…キレイだ…」
「なっ…バッ…バカ…!!」
あ〜私まで顔が火照って…赤く…なってんのかなぁ。
222217:03/09/14 12:07 ID:XxTDH5xO
突然…女の子扱いするんだもんな。
いつも…私のコトなんか女って見てないくせに…
〜〜何か少しイライラしてきた。
ムードなんて関係あるか!!言ってやる!!
「今にして思えば、お前も私のこと最初男だって思ってたな!?」
…言っちゃった。
わかってんだよな、自分の悪いトコロ…ちょっと…後悔…
「…何だ。まだ覚えてたのか。…執念深いやつだな」
「お…お前なぁ…その…一応、私だって女の子なんだから…やっぱ、男と間違えられたら傷付くだろ」
223名無しさん@ピンキー:03/09/14 12:08 ID:eJ6TXBTO
友人兼同僚の脳内ではアスランがカガリとくっつくのは
キラと義兄弟になれるからだということになっている
224217:03/09/14 12:09 ID:XxTDH5xO
「悪かったよ。お前は女の子だって。その証拠に、そんなにキレイなんだから…
それに、女の子じゃなかったら、俺はお前を好きになったりはしないよ」
うぅ…
こんなコト突然言った私が悪いのに、謝られちゃった…
何でいつも、こんなバカに手玉にとられてしまうんだろう?
悔しい…けど…嬉しい…
ほんっと…キラといい、コイツといい、私の回りにはバカしかいないのか…?
けど、私はそんなバカが好きなんだよな。
だから、キラに惹かれて、それ以上にコイツに惹かれたのかもしれない。
ひぁっ…!?
「んっ…ちゅぅ…」
225217:03/09/14 12:10 ID:XxTDH5xO
アスラン…わ…私のおっぱい…吸ってる…
コ…ココはだなぁ…赤ちゃんが…吸う場所で…お前が吸う場所じゃ…
「はっ…あっ…んふっ…」
…!?
私…?何て声出してんだっ…!?
恥ずかしいのに…こんな声…出したくないのに…勝手に…
「やっ…ああっ……んん…アス…ラ…」
「はぁ…お前のココ…固くなってきたぞ…」
「ひぃっ…!!バ…バカッ…」
…私…こんなに乳首大きかったっけ…?
けど…いちいち固くなってきたとか…言うなぁ…
アスランが私の乳首をそっと噛んだ。
少し固くて…舌とは…違った感覚で…あぁ…もぅ…
226217:03/09/14 12:12 ID:XxTDH5xO
「ふっ…んっ……アスラぁン…あはっ…あんっ…」
私は、気が付くと堪らなくなって、アスランの頭を腕で抱き締めてた。
こんなコト…恥ずかしいのに…
けど…今は…コイツを…離したくなかった…
何でだろ?
気持ち…いいから…?
…え?
「…!?そ…そこ…は…ああん…!!ふっ…ん…」
アスランの指が…わ…私の…………を…触っ…て…
こんなっ…予測できない…動きっ…!!
「…んっ…!やんっ…あああ!」
「…もう、かなり濡れてるな…」
「説明…するなぁ…バカ…」
227217:03/09/14 12:13 ID:XxTDH5xO
「お前のそういう恥ずかしがってる顔…俺…好きなんだよ…可愛くて」
「なっ…」
…コイツ…ずるい。
そんなこと…言われたら…何も、何も言い返せないじゃないか!!
…って…指…私の中に…入って…る?
私の中で…動いっ…てっ…
「ああああっ…!!はああっ…ひ…ん…やぁっ…それ…」

くちゅ…くちゅ…ぴちゃ…

ヤダッ…私から…私の………から…このえっちな音…出てるのか?
こんな…こんな…音がっ…!
耳に…響いて…
アスランにも…聞こえてるんだよな…?
もう…何から何まで…恥ずかしい…
228217:03/09/14 12:14 ID:XxTDH5xO
私のこんな姿も…お前は…好きと言って…くれるのか?
「カガリ…泣い…て?」
あっ…れ…気付かなかった…私…泣いてたのか…?
「あっ…いや…そのっ…なぁ、私のコト…好き…か?」
「今更何言ってんだよ…当たり前じゃないか」
「…ホントか?」
「…ホントだよ。好きじゃなかったら…こんなことしないよ」
…そっか。そだよな。
私の方が…バカかもしれない。
でも、そんなバカを好きと言ってくれるコイツ…やっぱ、バカだ。フフッ…
「…嬉しそうだな?」
「何でも、ないよ。何でも…」
229217:03/09/14 12:15 ID:XxTDH5xO
「…カガリ。もう…挿れて…いいか…?」
「…!?あ…ああ…」
そうだ…ここまで来たんだ…
けど、本当に私とアスラン…繋がるのかな?
あんな…おっきいの…入るの…かな?
「…あまり、見るなよ…」
「なぁっ!?私…そんな…つもりじゃ…」
ヤバ…視線の先…見られてた。
だって…不安なんだから…
とは言えなかった。
いっつもコイツの前で強がってたんだ。
最後まで、強がっていたいから。
「…いい…か?」
「…ああ」
「んっ……」
アスランが…私の中に…少しずつ入って…くる。
230217:03/09/14 12:17 ID:XxTDH5xO
ほんの少し入っただけなのに…痛い。
「あっ…ああっ…い…痛っ…」
「大丈夫か…?」
アスランの動きがピタッと止まったのがわかった。
あれ…?そっか、私…痛いって…言っちゃったのか…
「ゴメン。もう少し…ゆっくり…か、このままで…」
「い…いいよ…私は…大丈夫だから…」
「…けど」
「…頼む。このまま…一気に…」
早く…しないと…また…痛いって言っちゃいそうだから。
どうせなら、一瞬で貫いて欲しい。
「…わかった」
アスランがそう言うと、一気に自分の体が貫かれた。
本当に…体が…貫かれた…ような。
231217:03/09/14 12:18 ID:XxTDH5xO
「あああああああ!!」
「カガリ!」
「…大丈…夫…だからっ」
コイツ…優しいから…また、痛いなんて言ったら、抜いちゃうんだろうな…
だから…笑って…やる。
本当はすっごく痛いけど、ただの痛みじゃないから、耐えられる。
想いが痛さ、和らげてくれる。
でも、すごいことだよな。
だって、自分の体の中に、他人の体が入ってくるんだから。
信じられないけど、アスランは今、私の中に…入ってるんだ…
「動くぞ…」
「んっ…んふ…あ…」
さっきより…痛く…ない。
大丈夫。これなら本当に、耐えられる。
232217:03/09/14 12:19 ID:XxTDH5xO
むしろ、痛く…なくなっていくのが…すごく…わかる。
「大丈夫か?」
「ああ…もっと…動いても平気…だぞ」
アスラン、私の中を動きたがってる。
何でか知らないけど…わかる。
トクン、トクンと…胎内で他人の鼓動が…感じられて…だから…かなぁ。
「じゃあ…動くぞ」
「あっ…あはっ…はあっ…ん……」
何か、痛いというより…暖かくて…気持ち…いい…?
そうだよな、私の中に入ってるモノは私への想い、いっぱい詰めてくれてんだもんな。
人の想いが気持ちいいなんて…わかってたことじゃないか。
233217:03/09/14 12:20 ID:XxTDH5xO
砂漠での仲間達、いつも見守ってくれてるキサカ、
いつも優しくて、私が辛くて悲しい時抱きとめてくれたキラ…
命を賭して私を逃がしてくれたお父様…
いっぱい、人の想い…もらってきたからな。
それらが暖かくて、心地よかったの…今でも思い出せるよ。
だから、私もアスランに私の想いで気持ちよくなって…ほしい。
アスランに私の想い…感じてほしい。
「くぁっ…カガ…リ…すご…く…締まって…」
「はぁ…あっ…ん…気持ち…いい…か…?」
「ああっ…最高に…んくっ…気持ち…いい…」
「私…もっ…あっ…ああ…は…んっ!」
234217:03/09/14 12:21 ID:XxTDH5xO
私…も…腰動かして…る…?
だって…気持ち…いいからっ…
もっと、もっと、突いて…ほしい…
「カガリっ…!カガリっ…!」
「アス…ラン…あっ…あぁっ…ふぅ…ん…」
何か、もう…何も…考えられない…
頭の中…真っ白で…気持ちよくって…
「…カガリ…出す…ぞっ…」
「えっ…?あっ…あああああああん!!やっ…やぁっ…こんなっ…熱っ…熱…いっ…」
今までで、一番熱い。
アスランが私への想い…私の中にいっぱい出してる…
すごく、熱くて、体の奥まで届く…熱い…想い。
全部…受け止めてあげたい。
235217:03/09/14 12:22 ID:XxTDH5xO
ギュッと私はアスランを抱き締めた。
暫くして、アスランは私から引き抜いて、私の横にそっと寝そべった。
…もう…いなくなっちゃうんだよな…こいつ。
ずっと…私の側に…居て欲しいのに。
「…カガリ?」
私は立ち上がるアスランの腕を後ろから掴んでいた。
…私はずっと待ってるって…
待ってられるって思ってたのに…!
私って…ヤツは…
「…行かないでくれ…」
…ワガママだってわかってる。
聞いてもらえないってわかってる。
けど…それでもこんな事を言うのは今まで以上にコイツを好きになったから。
236217:03/09/14 12:25 ID:XxTDH5xO
「…必ず迎えに来るよ。なっ…お姫様…?」
いつものように私を手玉に取って、服を着て部屋からそっと出ていった。
もう少し、お前も、何か…『俺も離れたくない』とか…言ってくれたりとか…
してほしかった。
けど…それを言っちゃいけないの…アイツはわかってたんだ。
だから…そっけなく…出て行った。
…わかってたけど…涙が止まらなかった。

…私、待ってるよ。
お前が迎えに来るの…
その時までは、泣かない。
だから、お前の匂いのするこの場所で、今日だけは…泣かせてほしい。
237217:03/09/14 12:27 ID:XxTDH5xO
終わりです
…まあ、拙いながら一応公式カプを二組書いたってことで…
キララク、ディアミリ、ムゥマリュもそうだが、
この二人には幸せになってほしいですね。
あと、神々が戻ってきてくれてよかったでつ。

今度は非公式路線にまた戻そうかな…
この次はなに書こうか…最近、近親が恋しくなってきたり、ラクカガの続き考えてたり…
たぶん、近親の一線を越えるカガキラか、アスラク、前の続きのラクカガのどれかでつね。
でも下手するとまたキララク、アスカガかも…
ま…俺が雑食だからなぁ。
238名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:17 ID:yZR71cFM
>>215
 カガリがコーディーだったら、これからのSSは
コーディー・カガリとかキラ・アスラン・ラクスと互角の腕力を持ったカガリ
を書かにゃならんのか?
239名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:58 ID:5WOWksJM
カガリは普通にニュータイプ(Vならスペシャル)
240名無しさん@ピンキー:03/09/14 14:09 ID:QtuE8jhS
241名無しさん@ピンキー:03/09/14 23:29 ID:+qBctHMB
>215
アスランにさんざん「種付け」されたためと思われ。
242名無しさん@ピンキー:03/09/14 23:35 ID:Dw/Ig/dm
>>215
この予告編だと、もしかしてディアッカついにあぼーん?
243名無しさん@ピンキー:03/09/15 00:21 ID:40X5lvZp
>>238
カガリはナチュよ。
ナチュでも種持っている奴がおる、と種関連本にかなり前に記述されていた。
カガリのことだったんだな。
244名無しさん@ピンキー:03/09/15 01:49 ID:HiriBQfT
ラクスがキラに渡した物って・・・
245名無しさん@ピンキー:03/09/15 02:42 ID:PlIt4edR
マリュナタの百合なんか需要ナッシングかな…?
とか言いつつナタルタンあぼーんの悪寒に投下しちゃえ。
連投規制にひっかかりませんように…(-人-)
246245:03/09/15 02:43 ID:PlIt4edR
『撃てぇーーーッ!』
私は叫び、命じていた。貴女の指揮の下で。愛しい貴女を守るべく。
こんなところで死なせはしない。宇宙の塵にさせはしない。
砂糖菓子のように甘く、頼りない貴女。軍人の資質など欠片も持ち合わせて
いない貴女。だのにアークエンジェルの艦長としてその細い肩に全ての責任
を背負い込もうとしている貴女。
大丈夫、この私が貴女の下にいる限り――私が貴女を守るから。
247245:03/09/15 02:44 ID:PlIt4edR
『ナタル……』
彼女はベッドの上でだけその名で私を呼ぶ。熱っぽく、囁くように。
彼女の手は、私の肌が知っているどの手よりも優しく柔らかく私を愛撫する。
やわやわと乳房を揺すり、そっと乳首を口に含む。思わず彼女の頭をかき抱
いて漏れそうになる声をこらえる。
『や…ダメです…マリュー……』
そんなに甘く噛まないで。刺激されている乳首の奥が、貴女を欲しいと泣い
ているから。
『嘘ばっかり……』
ちゅ、と音をたてながらマリューがクスクス笑う。私から羞恥を引き出そうとし
ているのだ。それが彼女のいつものやり方だった。
『ねぇ、こんなに乳首が勃ってきてる……自分でも分かるでしょう、ナタル?』
もう片方の乳首を親指と人差し指でつまみ、ひねりながら彼女は私の耳に
唇を寄せる。息をそっと吹き込まれる。耳朶を舐められる。
248245:03/09/15 02:44 ID:PlIt4edR
『マ、リュー…お願い…お願いです……裸にしてください……』
ねだらないと、下着もスカートも脱がせてもらえない。脱いでもらえない。
『そうね…。』
女の一番恥ずかしい部分を晒される羞恥より、肌を合わせたい欲求が上回っ
ている。――貴女のぬくもりをください。
最後の衣服がベッドの下に投げ落とされ、私たちは生まれたままの姿で抱き
合った。唇を合わせ、お互いの口腔を貪る。舌を絡めて唾液を啜り合う。
『んっ!あっ……』
マリューの指が私の性器を捕らえた。
『脚を開きなさい、ナタル』
『あぁ…恥ずかしいです……明かりを消してください……』
『脚を開いて、私に貴女の全てを見せなさい、ナタル』
彼女の命令は絶対だ。私は躊躇いがちに両膝を開き、すでに与えられた官能
とこれから与えられる快楽への期待に濡れそぼる股間を露呈させる。彼女は
身体を離して羞恥に震える私の裸身を見ている。
249245:03/09/15 02:45 ID:PlIt4edR
彼女の指が私の肌に降りてそっと両の乳房を撫でる。ああ、もっと強い刺激が
欲しい。何のために脚を開いて貴女に淫らな唇を差し出しているの……。
『あぅ…あ、あぁっ!ん、ああんッ』
淫らに肌の上を這いまわる彼女の指と唇が私の理性を洗い流してゆく。
『あぁっ!マリュー……!』
M字に開脚させられた私の股間にマリューの長い指が差し込まれた。
くちゃくちゃと水音をたてながら荒っぽく愛撫される。
『すごいことになってるわよ、ナタルのここ…。ぐちゃぐちゃいってるの、聞こえる
でしょう?』
『ひ……はぁ、は、あぁ……』
割れ目を何度も何度も指が往復する。でも足りない。もっと欲しい。
『もっと欲しいでしょう?』
私の心を見透かして彼女が問う。
『…ほしい、です……。もっと、もっとして……あぁ』
『淫乱な子ね』
耳元に唇を這わせクスクス笑う彼女の指が私の膣中へ侵入してくる。
『あぁっ!』
思わず背が反る。快楽の炎が私を焼いている。
更に私に挿入される指が増やされ、抜き差しが始まった。
『んっ!ああぁ!』
『ナタル、気持ちいい?私の指…』
『はっ、はい、イイです……!気持ちイイですぅ…!あぁ…んん』
250245:03/09/15 02:46 ID:PlIt4edR
恥知らずな女のように、マリューの腕の中で喘ぎ、悶える。彼女が私を乱すのを
好きだということを身体が勝手に覚えて反応している。
二本の指に犯されながら、私は彼女の唇を求めた。その柔らかさを夢中で貪る。
マリューの親指が遂に私の肉の突起に触れた。
『ひっ!あぅ……!』
『ナタルのクリトリス、固くなってる…。そんなに私に触って欲しかったの?』
『あぁっ!…はい、マリュー……。も、イカ…………お、ねがっ……!』
『なぁに?どうして欲しいの?』
『イ、いかせて……イかせて下さい……!』
涙をぽろぽろと零して哀願する私に、マリューは慈悲深い微笑みを返した。
指の動きが激しくなる。膣壁をこすられながら固く勃起したクリトリスを震わされる。
『あぁん!ああぁー…ッ!イ、イッちゃう……イキます……!』
『いいのよ、イキなさい』
『ひっ!あぁっ!イク、イクッ……!マリュー……!』
がくがくと腰を振り、愛しい名前を呼びながら絶頂へ駆け昇る。
――しばらくして、私達は互いの身体を入替え、私は彼女の股間に顔を埋める……。
251245:03/09/15 02:46 ID:PlIt4edR

ドミニオンのモニターにアークエンジェルが映し出される。私と彼女が幾度となく肌を重
ね、愛を交わし、官能を共にしてきた艦だ。
「お久しぶりです。ラミアス艦長」
私は心にも無い台詞を言う。アラスカで別れて以来ずっと夢の中で逢っていたのに。
「このような形で再会するとは……残念です」
どうして来いとは言ってくれない。どうして私を置き去りにするのですか。

マリュー、私のマリュー。

どこの誰とも分からない者に撃たれるよりは……私が貴女を撃ち落そう。
私が愛したその髪、その唇、その血の一滴に至るまで――この宇宙の大海原にバラ撒
いて、永久に漂い続けるがいい。寂しくなんかないはずです。私が常にそばにいるから。
そして私たちの愛を完結させましょう。
「撃てぇーーーッ!」
252245:03/09/15 02:48 ID:PlIt4edR
終わりです。
「ナタルタンはこんな女じゃないやい」とお思いの方、どーもすみませんですた。
あんがい連投規制に引っかからなくて良かったです。
253名無しさん@ピンキー:03/09/15 07:53 ID:wy5xtcTp
百合イラネ。
254名無しさん@ピンキー:03/09/15 10:09 ID:aP2CGzyY
>>245
good(・∀・)job!
256あたりを見たときはナタルのほうが強いのかと思えばw
マリューさん強ぇぇ!
・・・連投規制、荒らしに有効なのかもしれんが、チョト面倒だよな。
255名無しさん@ピンキー:03/09/15 10:14 ID:oyrCVrPf
まだ残暑厳しいからか?
頼むから自分に合わないSSでもスルーしる
こっちは些細な事だが
カガリが種割れ云々について話し合うのも少し板違いな気がするぞ
職人さんが投下しずらくなってしまう
256名無しさん@ピンキー:03/09/15 18:32 ID:VS40iAPu
>>245
激しく激しく激しくグッジョブ(;´Д`)!!!
エロも良かったがラストがすげえ好きだー
257名無しさん@ピンキー:03/09/15 18:58 ID:AWtBtdIj
>217氏
今回もいがった!ごちです。
217氏の書く、アスカガが好きなので
これからも書き続けてほしい…。
258245:03/09/15 22:23 ID:uyRml+a8
>>253
ごみんに。。。

>>254
このカプってタチネコにちょっと悩むです。
私、邪道カプ好きだからwこうなりますた。

>>256
ラスト、ちょっと暗いっぽいかと思ってたので褒めてもらって嬉しいです。

初投稿ですた。またなんか書けたらきます(^^)ノシ
259フラマリュ1/4:03/09/16 00:15 ID:Z+RaZMGa
フラマリュ、バカップル書こうと思って張り切ってたら
少佐の今後をかんがみてせつなくなり、フラグ立ってる感じで
書いてしまい、エロが短くなってしまいますた。

今回もこっそりうp

***

眠れない。
マリューは休息時間に自室にいた。
当然仮眠をとるためにである。
交代のときに、自分の肩に触れたムゥの手のひらと笑顔を思い出した。
安心するはずの彼の存在に、不安を煽られる。
マリューの部屋にはムゥの香りが残っている。
ムゥが入り浸っていると言うよりは、二人でこの部屋を使っている状況。
ただ、同じ時間にベッドを使うことはほとんどない。
抱き合って眠れるようなシフトになるはずがないからだ。
自分の気持ちに気付かされて深まっていった愛おしさが、マリューの胸を締め付ける。

守りたい人がいる。

「やっぱりねぇ」
ふいに投げられた声。
振り返るとドアに体重を預けて腕を組み、困った顔をしているムゥがいた。

260フラマリュ2/4:03/09/16 00:35 ID:Z+RaZMGa
「俺が指揮とってると交通事故でもおこすと思ってんの? ちゃんと寝てくんなきゃ」
ムゥの調子いい言葉は場を和ますけれど、今のマリューには逆効果だった。
「違いますっ」
いらだちをあらわにした声に、マリュー自身が驚いた。
「わかってるさ、心配なんだろ」
おいでと広げられたムゥの両腕に、マリューは吸い込まれるように倒れ込んだ。
「誰も死なせないさ。そのために戦うんだろ」
もうこれ以上ひとりとして犠牲を出したくはない。
だけど、今のマリューの想いは違っていた。
いつでも先頭にたって戦いにいってしまうムゥ。
「違っ」
ムゥに顔を見られないようにして首を振る。
一番不安なのはあなただと、口にだしてしまえば本当になってしまいそうな恐怖。
いつのまにか流れていた涙を振り払うようにひたすら首を振る。
ムゥは、ヒステリック状態のようなマリューの頬を両手で挟んで、自分の方に顔を向けさせた。
涙と髪がまとわりついたマリューの顔。おおきな瞳に凝視されてムゥは動きを止めた。
「ムゥ、あなたが、大切なんです」
マリューはゆっくりとムゥの頬に手をのばして引き寄せ、唇を触れさせた。
「生きているって、感じさせて…」

261名無しさん@ピンキー:03/09/16 00:39 ID:35mlMgfJ
フラマリュ、キターーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
兄貴、ガンバガンバ!!
262フラマリュ3/4:03/09/16 00:40 ID:Z+RaZMGa
噛み付くようなキスはどちらからだったのか。
中途半端に剥ぎ取られた衣服がぶら下がる。
決して優しくない、決してゆっくりでない、奪うような、
痛みを与えるような愛撫をぶつけるには、ベッドは遠くて、ドアで何度も身体を打ち付けた。
立ったまま、ムゥはマリューを貫き揺さぶった。マリューを支えていない方の手で胸をもぎ取るようにしだく。
声も出さずに泣きながら、マリューはムゥの髪を引っ張り唇に噛み付いた。
あなたを失いたくない。
「もっと…もっと、んんっ」
「マリュー」
ムゥはマリューに自身を打ち込む。これ以上深くは打てないほど。
勢いよく、ストロークをとって。何度も。
二人の熱が上下に揺れる。身体の隙間から、どちらのものとも取れるような濡れた音と呼吸音が不規則に漏れる。
「はぁっ…ムゥ」
ムゥは目の前の大きく揺れる胸に噛み付いた。
「ぅ…っ…」
マリューの瞳からまた涙が流れ落ちる。

263フラマリュ4/4:03/09/16 00:52 ID:Z+RaZMGa
「ちゃんとここに戻って来れるように目印つけとかなきゃな」
暖かく柔らかい肌にムゥの赤い歯型。
不安になる事は信じていない事ではなく、愛情は人を必要以上に臆病にする。
マリューにもそれは避けようのない病。
「ムゥっ…愛しています」
いつまでも、愛し続けたい。傍で。
「ああ、俺も。マリュー」
唇をあわせ、身体をつなげたまま抱き合う。
「だから、心配しないで、眠るんだ」
軽く痙攣を起こしているマリューに、ムゥは最後の気をやる。

ムゥは整えるよりも着替えた方が早いと笑った。
マリューは心は休まらなくても身体の疲れが眠りを誘うだろうと思った。

マリューはベッドへ、ムゥはブリッジへ。

出動を命じるのはマリュー自身。
行かせたくないとは言ってはいけない。
戦争を終わらせるには、戦争するしかない。
この戦争は思うような形で終わってくれるのか…。
マリューは瞳を閉じて、泣いた。

264名無しさん@ピンキー:03/09/16 01:04 ID:6yA0hbem

        '":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
     /::::::::::::::::::::::;:;:;::::::::::::;:;:;:;:;:;::::::::::::;;ヽ
    ./::::::;:;ヾ::::;:;:;_:;:;:;:;:;:;:;:;::::::::::;:;:;:;:;:;:;:;::;;;;;;i
    /:::/:;:;:;:;v^ヾ、`ーヾ"'-、;:;:;:;;: -‐、;;;;;;;;;;;;;〉 
  く::;:;:;:;:;:'"          `v / ベ. i;;;;;;;;/
   !;:;:;:;:;:/| / ̄ ̄ ̄ ̄ーy  ノノ;;;;;/
   `'ー-|> |_/  < ̄ ̄>   |   |-;;_l
      \     ̄ ̄  /|  |  ヽ_,. ‐-、
        ノ_/ ̄ ̄ ̄ ̄ / _/  /     \
         ヽ_,.  _,.ィ`    ̄  ,、'"     _ -''"⌒ヽ
             `ヾー=´  / /    _,.‐ニー- 、、
             `ーォ ' :`y /  / ̄     `
            r '"i  ::::レ    //


キラもフレイもアスランも、兄貴もクルーゼもアズラエルもみんな死ぬ。
この世は所詮、生き残ったものの勝ちさ。

265名無しさん@ピンキー:03/09/16 02:29 ID:Z+RaZMGa
痔?汨アき待ってまつ。禿げ待ち。

ナタリンもよかった〜(*´д`*)ハァハァ 
(魔乳萌えだけれども)
266名無しさん@ピンキー:03/09/16 02:47 ID:6t6awF3g
>>264
もう出てないからってひがむなw
おまいは世間はどうかわからんが2chでは人気者じゃないか。
どうでもいいが仮面似合わないからやめれ。
267名無しさん@ピンキー:03/09/16 05:06 ID:pZsmbeeM
マユラ(*´Д`)ハァハァ
268ポチ@駄文職人:03/09/16 11:30 ID:IMDz1zNV
阪神優勝記念のアスカガ小説を投下します!
(´・ω・`)・・アトデネ
269名無しさん@ピンキー:03/09/16 14:04 ID:6t6awF3g
>>268
アスカガ期待して待っております(`・ω・´)
270名無しさん@ピンキー:03/09/16 14:19 ID:2l+I8hqA
オーブは平和だった上に日本っぽい文化圏みたいだから、
きっとプロ野球やってたんだろうな。
トラキチカガリたんハァハァ。
271名無しさん@ピンキー:03/09/16 14:25 ID:8IQKu9aP
阪神優勝記念の虎×愛車キボン
虎×ラクスでも虎×カガリでもイイ
いっそ虎×魔乳でも虎×(以下略
272名無しさん@ピンキー:03/09/16 14:46 ID:qZJ6t97q
>>271
虎×カガリいいな〜本編でも会話して欲しかった…
そしてアフメドの事を一瞬でも思い出して欲しかったが尺がねーしな…
273ポチ@駄文職人:03/09/16 15:45 ID:B/nzf/UF
予告した阪神優勝記念アスカガ小説投下します(σ^∀^)σオリャ−
274ポチ@駄文職人:03/09/16 15:46 ID:hiS1tNOr
私は何度、アイツと肌を重ねたのだろう。

いつも優しく包むように抱いてくれる彼。
それで満たされて満足していた筈なのに・・

最近、何か物足りないと思っている自分がいる

「どうかしたのか?カガリ」

リビンクてボ−ッとしていたカガリにシャワ−を浴び終えたアスランが声をかける。

「な、なんでもないよ!」

突然現れた彼に驚き慌てて返事をしてチラリと見ると、バスロ−ブ姿が目に入りドキドキしてしまった。

(私はいつもあの身体に抱かれているんだよな)

そう思うと体中が熱くなってくる。
275ポチ@駄文職人:03/09/16 15:48 ID:2413CEqs
「じゃあ俺、もう寝るから」

そんなカガリを知ってか知らずかアッサリ自室に戻ろうとするアスランをカガリは思わず引き止めた。

「ちょ、ちょ、ちょっと待てよ!」

「ん?」

どうした?と自分の顔を覗き込む彼に緊張しながら声を出す。

「・・その・・今日は・・しないのか?」

頬を染めながら話すカガリにその意味を察したアスランはクスッと優しく微笑む。

「カガリはしたいのか?」

そう問われ、いつも自分から求めてる気がして寂しくなった。

行為の最中でもそうだ、私が痛いと言えば止め私が望む抱き方をする。
276ポチ@駄文職人:03/09/16 15:50 ID:TVLQ1Ixa
「・・・お前は私としたくないのかよ」

自分は彼に愛されていないのではないか、そんな不安から知らず不機嫌な口調になってしまう。

「俺は何時でもカガリが欲しいと思ってるよ」

アスランからの意外な言葉に驚き目を見開く。

「う、嘘だ!だったら何でその・・あの・・し、してこないんだよ!」

納得がいかず立ち上がり抗議するカガリにアスランは困ったような顔をしながら答える。

「カガリは公務で疲れているだろうから俺の所為で無理させたくないんだ」

「・・アスラン」
277ポチ@駄文職人:03/09/16 15:52 ID:82slegeM
確かにオ−ブ再建のため代表である自分が力を尽くしていたが、それを気遣ってくれていたのかと少し嬉しくなった。

「でも、お前が私を求めてくれるならいつでも受け入れる。だから遠慮するな!」

そんなカガリの姿に愛を感じてアスランもまた嬉しそうに微笑んだ。

「ありがとうカガリ、愛してるよ」

と、触れるだけの軽いキスをすると、それだけでは物足りないという潤んだ瞳を向けてくる。

「部屋へ行こうか?」

その言葉にパッと花が咲いたような笑顔になるカガリ。

「うん、私もシャワ−浴びてくるから待っててくれ!」
278ポチ@駄文職人:03/09/16 15:55 ID:w/Y5XVLq
そう言うとパタパタと浴室へ走って行った。

アスランがいつも自分を欲しいと思っていてくれたことが判り先程の悩みが嘘のように幸せな気分になってきた。

早くアスランに抱かれたい。カガリはシャワ−を浴び身体をキレイにするとアスランの待つ部屋へと急いだ。

パタン

「アスランお待たせ!」

まだしっとりと濡れた肌のまま駆け込んできたカガリにアスランは苦笑してしまう。

「そんなに俺に抱かれたかったのか?」

図星をつかれカガリの顔が真っ赤になる。
279ポチ@駄文職人:03/09/16 15:57 ID:9SgO1zOq
「わ、悪いかよ ・・私だっていつでもアスランが欲しいんだからな」

そんなカガリの様子にクスリと笑い座っていたベットをポンポンと軽く叩きこっちに来るように促すとカガリは素直に従った。

「なぁ、アスラン」

「ん?」

「こっちも私に気を遣うことはないぞ」

アスランは意味が解らずキョトンとした顔をする。

「だ、だから、アスランが抱きたいように私を抱けと言ってるんだよ」

彼の望むまま抱かれたいとカガリは思っていたが、それを伝えたことに気恥ずかしくなり俯いてしまう。

そんなカガリの頭を優しく撫でる。
280ポチ@駄文職人:03/09/16 16:00 ID:ImdvC75m
「本当にいいのか?痛くしてしまうかもしれないぞ」

痛いと言う言葉にピクリと反応してしまったがそれ以上にアスランの好きにされたいとの欲望が勝り頷いた。

「大丈夫、だから・・」

そう言い顔を上げたカガリの唇をペロリと舐める。

「可愛いな、カガリは・・」

そう言うとカガリが着ていたバスロ−ブを一気に脱がし全裸にさせる。

「やぁん、ア、アスラン、電気消して!」

いつもは明かりを消し布団の中で行為をしていたので彼の前で裸体を晒していることが恥ずかしくなった。

「綺麗だよ、カガリ」
281ポチ@駄文職人:03/09/16 16:04 ID:w82x1mfS
アスランは構わずカガリの胸を両手で包みピンク色の突起を親指でクリクリと弄り始める。

「・・ふぁ・んんっ」

次第に固くなっていくそれに舌を這わせ唇で摘まみ吸い付く。

「あぁ・・はぁん・・いぃ」

ピリピリとした感覚に思わず声が出る。

暫くしてチュッと音を立て唇を離すとカガリの手を既に反応している自分自身に手を添わせる。

「えっ、アスラン!」

今まで何度も抱かれていたがそこに直接触るのは初めてだったのでその大きさと熱さに驚いた。
282ポチ@駄文職人:03/09/16 16:07 ID:pZuhl+KR
こんなモノが自分の中に入っていたんだなと思うとソレを受け入れる場所がジンジンと疼きカガリは無意識に腰を揺らしてしまう。

「俺のを触っただけで感じたのか?」

その様子に意地悪っぽく言われカガリは更に顔を赤する。

「ばっ、馬鹿!変なこと言うなよ!」

恥ずかしさから声を荒げてしまったが優しく見つめてくるアスランの顔を見てドキドキと胸が高鳴る。

アスランは自身に添えられているカガリの手の上に自分の手を重ね上下に擦り始めた。

「わっ!アスランっ、ちょっと!」
283ポチ@駄文職人:03/09/16 16:10 ID:CvhvLDa2
突然のことに驚いたが自分の手の中で固さを増すソレに身体がゾクゾクした。

「カガリ・・舐めてくれないか」

「えっ!?」

(舐めるって・・コレのことだよな・・)

正直、戸惑ったが彼が望むならと思い座っているアスランの前にしゃがみ勃ち上がってるソレにおずおずと舌を這わせた。

「・・んっ、カガリ」

ペロリと舐めるたびアスランのモノが脈打ち、声を詰まらせる。

自分のこの行為で彼が感じてくれていることがわかり、もっと気持ち良くしてやりたいとペロペロと全体を舐め廻した。
284ポチ@駄文職人:03/09/16 16:13 ID:7mfNK07W
次第に先端から白濁の液が滲み出したが、それを舌で掬い飲み込む。

「・・カガリ、もう出そうなんだ・・飲んでくれるか?」

「うん、アスラン」

アスランのなら・・とコクリと頷く
285ポチ@駄文職人:03/09/16 16:15 ID:r/UISjsu
「ここを咥えててくれ」

カガリは促されるまま亀頭部分を咥えるとアスランは自分のモノを激しく擦り射精した。

ドクンドクンと精液が口の中に注がれすべて飲み干そうと喉を鳴らす。

(すごい・・アスランの・・いっぱい・・)

アスランは精液を絞り出すように何度も擦り最後まで出し終えるとカガリの口から自身を抜きアスランのモノとカガリの唇に透明な糸が繋がる。

「良い子だな、カガリ」

従順なカガリに優しく頭を撫でながら声をかける。
286ポチ@駄文職人:03/09/16 16:17 ID:0ZDGZuXb
アスランからの言葉にゾクゾクと身体が震え一度射精しても尚、勃ち続けているソレにカガリの秘部がヒクヒクと疼き濡れている。

「・・アスラン」

物欲しそうな顔をして見上げてくるカガリに何をして欲しいか解ったが敢えて言わず意地悪をする。

「どうした、何をして欲しいんだ?言ってごらん」

「っ・・・!」

(アスランの馬鹿!解ってるくせに!)

そう思ったが逆に彼に支配されてるような感覚が堪らなくカガリ自身に快感を与えていた。

「ア、アスランの・・挿れて・・欲しいっ」
287ポチ@駄文職人:03/09/16 16:20 ID:25uWGgL1
恥ずかしさを堪え、やっと言うことが出来たがアスランはまだ許さない。

「何処に挿れて欲しい?」

優しく甘い口調にカガリはどんどん吸い込まれていく。

「私のココに・・挿れて・・」

自分の手で秘部を触り示す。

「それだけじゃわからないよ、もっとよく見せて」

「んっ・・恥ずかしいっ・・」

そう言いながら、ゆっくり足を開き、その部分を晒す。

「腰を上げてもっとよく見せて」

「・・・うん」

カガリは足を広げたまま腰を浮かし愛液で濡れたピンク色の秘部を露にした。
288ポチ@駄文職人:03/09/16 16:22 ID:JaRQOyLc
(アスランに・・アソコ見られてる・・)

そう考えただけでまた濡れてしまう。

「カガリのココすごく濡れているな」

「だって・・あっ、ひゃあ!」

いきなり両足を担がれアスランの顔の前に秘部を晒す形にされ焦る。

「や、やだっ!アスラン離せっ」

「大丈夫、大人しくしてて」

アスランはカガリのソコを舐め始める。

「あぁん!そんなとこ・・だ、ダメェ!」

丁寧にくまなく舐められ愛液が溢れ出す。

「あぁん・・あっ・・ふぁ」

あまりの気持ち良さに知らず腰を揺らしてしまう。
289ポチ@駄文職人:03/09/16 16:24 ID:czN9EH/6
「くすっ・・すごいここヒクついてるな」

「・・んんっ・言わないでぇ・・」

言葉でも攻められカガリは快感と羞恥心からポロポロと涙を流す。

それに構わず秘部の小さな突起を見つけ舌先で突いてみた。

「ひゃっぁあん!」

その瞬間ビクンと身体が跳ねる。

「ここが感じるのか?」

アスランはその突起を集中的に舐めて吸い付いた。

「いやぁん!あっはぁ・・い、イっちゃうよぉ」

「・・ダメだ、まだイかせない」

そう言い唇を離すと代わりに自分自身をソコに擦り付ける。

「あぁんっ・・熱い・・」
290ポチ@駄文職人:03/09/16 16:27 ID:6PnSebq7
待ち望んだものが触れられたまらず催促してしまう。

「アスラン・・早くきてぇ」

「ああ、挿れるよ」

入り口に押し当てると一気に突き挿した。

「ひぃっ・・ああぁぁっ!」

その衝撃でビクビクと痙攣し快感で気を失いそうになる。

「ふぁあっ・・いぃ・・アスラァン・・」

「くっ・・カガリ」

カガリの身体を押し広げ最奥まで突くと激しく腰を揺らす。

「あっ、あっあっはぁん!」

(すごい・・アスランいつもと違う・・)

腰を打ち突かれる度、カガリの身体と胸の膨らみがそれに合わせて揺れる。
291ポチ@駄文職人:03/09/16 16:29 ID:DoOjVq0S
「はぁっ・・カガリ・・お前のすべてが欲しいっ」

そう言い荒々しく口付けしてくるアスランにカガリもそれに応える。

「あふっ・・アスラン・・愛してるっ」

くちゅくちゅと舌が絡まり合うのと繋がっている部分から卑猥な音が漏れる。

次第にカガリもアスランの動きに合わせて腰を揺らす。

「ぁあっ、はふっあぁん」

「くっ・・一緒にイこうカガリっ」

アスランは更に激しく揺らし絶頂へ導く。

「あぁっあんっはふぁ・・あ・アスラ・・あぅ・・イっちゃう・・」

「・・っカガリ」
292ポチ@駄文職人:03/09/16 16:32 ID:UB36dG5J
最奥を突き上げるとアスランはそのまま射精した。

「ひゃう・・ああぁ・・熱い・・」

膣の中に熱い物が打ち付けられ、その感覚にビクビクと身体を震わせた。

汗で張り付いた金髪を撫でキスをし優しく抱き締める。

「大丈夫?カガリ・・無理させてゴメン」

アスランの優しさに愛されていると実感し心が震える。

「んっ・・平気、大好きだよアスラン」

「カガリ・・」

こんなことをされても尚、自分を愛してくれる少女に愛しさを感じずにはいられない。
293ポチ@駄文職人:03/09/16 16:36 ID:phmZOh5Z
「あっ・・アスラン?」

まだ繋がっていたモノが反応したのが判り声を出す。

「すまない・・もう1度いいか?」

顔を赤くして言うアスランに

「ふふっ、アスランが欲しいならいつでも受け入れるって言ったろ」

「・・そうだったな」

クスクスと2人で笑うと再び口付けた。


END
294ポチ@駄文職人:03/09/16 16:54 ID:phmZOh5Z
投下完了(;´д`)

異様に長くてスマソ
ポチは今日からアスカガ限定駄文職人となります。

以後宜しくお願いします(●^ο^●)
295名無しさん@ピンキー:03/09/16 17:14 ID:r8Uz+LGi
>ポチ氏
乙です。おねだりカガリに萌え〜!
アスカガ大歓迎ですよ。
296名無しさん@ピンキー:03/09/16 18:53 ID:zDbIjw0O
>ポチ氏
幸せそうなアスカガ(・∀・)イイ!!
297名無しさん@ピンキー:03/09/16 18:55 ID:XKZlecvU
>ポチ氏
アスカガ好きにはタマランですたい!
ガンガレーヾ(゚д゚)ノ゛
298名無しさん@ピンキー:03/09/16 19:33 ID:WFr4kXq0
幸せなアスカガ萌へです(*´∀`)アハァ*
ポチさん最高です。こちらこそ以後よろしく頼みますー
299217:03/09/16 19:40 ID:fK4Dxmz+
>>257
ありがとうございます。
今回は自分にとって、かなり冒険でした。
なんか、同じことしてると書き飽きるんでこんな事をしてしまいましたが…
アスカガ希望して下さってありがとうございます
アスカガは三人称で今度はちゃんと書きたいですね。
しかし…既に今、近親モノを書き始めちゃってます…スマソ
アスカガ…必ずやいずれまた書かせてもらいます!

>>ポチ氏
アスカガのみ…ですか。
アスカガ好きな自分にとっては素晴らしい事なんでつが、
以前のアスラクの続きはもう書いてくださらないんでしょうか?
300名無しさん@ピンキー:03/09/16 20:08 ID:zDbIjw0O
>271氏
近親物も大好物であります!
ああ、神がいっぱいいらっしゃって幸せ(*´∀`)
301名無しさん@ピンキー:03/09/17 04:02 ID:2W1tsPuF
age
302ポチ@駄文職人:03/09/17 09:51 ID:1nALxtWE
>>295-298
読んでくれて有り難うございます!こうゆう反応があると小説を書く気力が沸くのでありがたいです( ´∀`)

>>217
自分も激しくアスカガキボンなのですが・・・でもアスラクでもミリアスでもマリュアスでも・・ハッ(;´д`)アスラン好きがバレる・・。

アスラクの続きは今度書きます(多分・・)本編の未練の微塵も感じさせないキラ一直線なラクス様に萎え萎えなもので・゚・つд`)・゚・
303名無しさん@ピンキー:03/09/17 10:49 ID:2/vhn9l4
ギャグだとかほのぼの系はどのスレにあるんだ?
304名無しさん@ピンキー:03/09/17 12:17 ID:XgiN4nRG
もうアスラクはいいんでない?
本編が本編な分、アスラク寄りに脳内保管するのは困難だし、無理にすると萎えそう・・・。









とか言ってみる。
305名無しさん@ピンキー:03/09/17 12:25 ID:rc1D0kc7
>>303
ここはエロパロだから、エロが中心だから少なくともこの板にはない罠。
どこか他のところにあるかどうかはすまんが俺も知らんなあ

>>304
まあその辺は職人さんの自由だし、本編以前のこと書く人もいるだろうし
職人さんたちの好みにまかせときゃいいだろ( ´Д`)y-~~~
306名無しさん@ピンキー:03/09/17 12:36 ID:XgiN4nRG
>>305
けど、本編以前の二人が両思いなら、尚更今の未練の微塵も感じさせないラクスの行動が意味不明にならねえ?
元から恋愛感情0だとしても、今の行動が正当化出来るかと言うと、そうでもないが。






スレ違いな話題はこの辺でいいか。
307306:03/09/17 12:41 ID:XgiN4nRG
sage忘れた・・・。
308黄昏の文芸作家:03/09/17 15:41 ID:0FOxrgxN
>>302
しばらくネットに繋げていない間に新しいネ申キテル━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
それに便乗するかの如く、ちょっと前スレ>>480の続き。久々に書くなぁ。

「フレイを地球軍に引き渡すとは…ッ! どういうことですか、隊長ッ!?」
「どうもこうも…初めから彼女はあちらに所属していた軍人なのだから…捕虜を解放するのは
当然の事だろう?」
「しかし…!」
「いいじゃないか、イザーク…君だってナチュラルである彼女を嫌っていたはずでは…?」
「そ、それは…ッ」
 プラント内ザフト軍基地内の一室にて…イザークは疑念の眼差しを隊長であるクルーゼに
向けていた。何故かは言うまでも無く、クルーゼがイザークに断りも無くフレイを地球軍に
引き渡したためであったのだが…。
「プラントが核の脅威にさらされる可能性も否定できん…君もジュール隊の隊長として、
コーディネーターの未来を守る戦士として尽力してくれねば…困るのだがね」
「…仰りたい事はよく分かりました…失礼します…」
 口では平静を装ったつもりでも、イザークの表情を見れば不快感を露にしているのは明らか
だった。だが、隊長であるクルーゼに進言した所でフレイが戻ってくるワケでもない…。
「(クソが…ッ!)」
 また傷が疼き始めた。キラのストライクにやられた傷…先日ディアッカのバスターと戦った
時にも疼いた気がする…彼女が側にいないから…か?
「(地球軍を倒してプラントを守り、フレイを取り戻せば…全てが丸く収まるはずなんだ…!)」
 例の新型機…カラミティ・レイダー・フォビドゥンの事は報告で聞いている…だが、それが
どうした? 自分が3機とも破壊すればいいだけの話…自分は軍人なのだから。
「(戦争を終わらせるのは…隊長…あなたじゃない…この俺だッ!)」
 
 基地内は広い。プラントにとっても重要なポストを占める科学者や役人、政治家も大人数
があちらこちらのフロアで今後の戦況について危惧する声が聞こえてくる…と。
「イザーク!」
「…母上」
 司令室に向かう途中の母・エザリアとその一向…母と久々に対面したイザークだったが…。
309黄昏の文芸作家:03/09/17 15:43 ID:0FOxrgxN
「あなたも隊長として戦場に赴くのですね」
「…はい」
「けれど心配しないで。未来は私達、コーディネーターのものよ」
 母の言いたいことは分かる。だが…イザークは…。
「ジェネシスを使えば…ナチュラルにも多数の死傷者で出るのでは…ないですか」
「当然の報いです。ああイザーク…母はあなたを誇りに思いますよ」
 この人はいつもこうだ…個人主義というか…だから父親にだって…。
「(母上は分かっちゃいない…俺は、そんな言葉を聞きたいんじゃない…!)」
「…イザーク、どうしました?」
「母上…私が養生中に世話になった女性の件ですが…」
「ああ…聞いています。こんな状況でなければ、その方とゆっくりお話をしたかったのだけれど
…その方もここに非難させているの?」
「…いいえ」
 口が裂けてもフレイがナチュラルなどとは言えない。この母親の事…すぐにナチュラルが
自分達コーディネーターに対して行ってきた非道な行為を持ち上げ、忘れさせようとするだろう。
「私はもう行きます…部下達が待っておりますので…」
「イザーク、気をつけて…」
 あまりに素っ気無い親子の別れだと思う。けれど、昔からこうだったのだ。父もなく、母は
仕事に感けて自分に時間を割いてくれる事など殆ど無かったのだから。けれど…。
「(それでも…あの人は俺の母親なんだ…)」
 今は、戦うしかない…。

 所変わって格納庫。デュエルの搬入及び、新型機・ゲイツが勢ぞろいしている。
「アサルトインバネスの具合はどうだ?」
「完成度80%ってところですかね…でも、ジュール隊長の腕なら100%の性能を引き出せるはずですよ」
「決戦間近に設計を始めて80%か…少々不満は残るが、ご苦労だったな」
「ジュール隊のデビュー戦ですからねぇ…ゲイツの方も出撃準備OKですぜ」
「結構…地球軍にプラントの真の力…見せてくれるッ!」
310黄昏の文芸作家:03/09/17 15:48 ID:0FOxrgxN
 決戦開始。ハッチが開き、眼下に広がる暗黒の宇宙(そら)。闇と静穏が支配する戦場だ。
「(そう言えば…【Generarl Unilateral Neuro-Link Dispersive Autonomic Maneuver】…だったか?)」
 ふと、イザークの脳裏にフレイの発した言葉の一端が浮かんだ。今はフレイがいない。ならば、
せめて彼女の発した言葉をなぞり返すのも面白いかもしれない…。
「…ジュール隊、イザーク機…デュエル【ガンダム】…出撃(で)るぞッ!」
 ジュール隊の兵達は一瞬、自分達の隊長が何を言ったのか分からなかったが、デュエルの発進と
共に次々とゲイツを駆って宇宙へと翔けだしていく…!

「そら――――――――――――――――――――――――――――滅殺ッ!!!!!」
「おらおら、落ちろ――――――――――――――――――――――――ッ!!!!!」
「うら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!」
 すでにプラントに向かっていた地球軍のピースメーカーズ隊と三馬鹿の駆る新型機…。
「…あれかッ!? …各機、散開! 手近なMSを叩けッ! あの3機は俺が落とすッ!」
 部下達に指示を伝達し、カラミティ・レイダー・フォビドゥンへと向かっていくデュエル!
「んぁ? 何かキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(   ゚)━(  )━(゚   )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!」
「面白ェ、あれは俺の獲物だ!」
「うざ〜い…勝手にやってろよ」
 シャニは戦線を離脱し、向かい来るゲイツの群れに切りかかり始める。一方、クロトとオルガは…。
「黒いと僕のと被るじゃん! ほ――――――――――――――――――ら、必殺ッ!!!!!」
「こーいうゴチャゴチャしたのは嫌いなんだよ!」
 レイダーのツォーンとカラミティのトーデスブロックの同時攻撃! だが、イザークは慌てず
騒がず、盾に仕込んだビームトマホーク【デュランダル】を起動させ…。
「当たらなければどうという事は…ないッ!」
 一瞬の差で2機の攻撃をかわし、レイダーには蹴り、カラミティには【デュランダル】の一撃を
加え、トーデスブロックの砲身を叩き割るデュエル!
「あー、こーわしたー! おっさんに怒られるぞー!」
「うっせーよ! まだやられたワケじゃねーだろうがッ!」
311黄昏の文芸作家:03/09/17 15:52 ID:0FOxrgxN
本編ではレイダーにすら敵わなかった遺作の決闘。
俺の脳内じゃあ、はっちゃけまくりですが…。
って、完成度80%って…当たらなければって…。
312名無しさん@ピンキー:03/09/17 16:37 ID:szmquTLf
313217:03/09/17 19:28 ID:UVw/Vt0h
>>黄昏氏
待ってましたよ…長かったでつ。続き激しくキボン


話変わりますが、今の本編とは違うカプを落とすとやはり萎えられてしまうのでつか…?
俺はむしろ脳内で保管できて嬉しいんでつが。
今カガキラという近親を書いてて、夜中にちょっと落とそうと思ってたんでつが…
萎え萎え、しかも受け受けなカガリたんが攻め…?
俺がカガリたんに責められてみたいからそうなったんだが…
やはりみなさんのお目を汚してしまうのでしょうか…
今回はちと、止めた方がいいんでしょうか?
314名無しさん@ピンキー:03/09/17 20:08 ID:7FRhENTt
>>313
遠慮なくドウゾ。設定は作者の自由ですから。
315名無しさん@ピンキー:03/09/17 20:21 ID:+aWqT27Q
>>1にも
>本編に反するようなカプがあっても、それは萌えている人の自由です。
と書いてありますのでOKかと。嫌カプはスルーが基本だし。
316名無しさん@ピンキー:03/09/17 20:31 ID:KrRWWNe0
>>313
217氏、お晩です。

漏れも今まで通りでいいと思います。
自分はもと単体萌えだったけど、神々の作品読んでかえって色んなカプが好きになったよ。
双子もそのひとつ(w
夜中の投下楽しみに待ってます。


317217:03/09/17 21:29 ID:UVw/Vt0h
みなさん、ありがとう…
でも、あくまで途中まででつ…
もともと自分は二回に分けて書いてましたからね…
いつも通りヘタレですが、頑張って投下準備します。
318ポチ@駄文職人:03/09/17 21:39 ID:DlvVVzLt
>>217
自分がアスラク萎えってカキコしたせいで色々波紋があったようでスマソ。

色んなカプ望んでいる人はいっぱいいるしどのカプ書こうが作者の自由なので気にすることないと思います。

ですので投下お待ちしております(^∀^)
319名無しさん@ピンキー:03/09/17 22:32 ID:Yb+hCBAs
むしろ本編じゃ拝めそうもないカプを神がここで補完してくれる・・・
最高だとおもふ。
どんな作品でもお待ちしてます。職人さんがんがって下さい。
320217:03/09/18 01:26 ID:CCCj4A4r
>>ポチ氏
そんな…気にしないでください。
それに、ポチ氏のせいだなんて事ありませんよ。
ポチ氏のせいと思ってませんが、そう思わせてしまってスマソ
つーか、勝手に弱気になった俺のせいですから
アスラクも…なんか無理矢理俺が書かせるみたいで…
謝るとしたら、俺の方でつ…




さて…カガキラ…途中までだが投下すっか…
321twin fault:03/09/18 01:28 ID:CCCj4A4r
キラとカガリが「きょうだい」という事実を突きつけられてから、
カガリは部屋で一人考えていた。
(…私、避け…られてる?キラ…に。
不安だからこそ…傍に…いてほしいのに…)

「…お前、何か…カガリを避けてないか?あの…時から」
アスランがキラに話しかける。
あの時とは、カガリが二人に写真を見せ、事実を知らせた時のことだ。
「前に…さ、言わなかったっけ?
僕が…カガリと一緒にいると、きっとカガリは考え込んじゃうんじゃないかって」
「…じっくり二人で考えてみる事も…必要なんじゃ…ないのか?」
322217:03/09/18 01:30 ID:CCCj4A4r
「今の状況じゃなかったら…戦争なんか起こってなかったら…そうしてたさ」
キラが、どこか、遠くを見つめて話す。
「…けど、お前…それでいいのか…?お前がよくても、カガリはきっとよくないぞ!」
アスランが少しずつ声を大きくする。
「…どう…して…?」
「カガリが考え込むとか…そういうんじゃないんだろ…
カガリがどうして悩んでるか…気付かないフリしてるだけだろ…?」
「違う…僕はっ…!」
「違わない!俺がキラを殺したと言った後のカガリの様子は…普通じゃなかった!!」
自分に、殺意をもった…あの…目。
323217:03/09/18 01:31 ID:CCCj4A4r
今でも、アスランは容易に思い出す事が出来た。
アスランはそんなカガリの目を思い浮かべ、また話を続ける。
「それに…アイツの父が死んだ時…抱きつかれたのは…俺じゃない…お前だ…!!
わかってるだろ…?アイツは…!お前が好きなんだよ!!だからっ!!」
「…!!」
アスランに全てではないが、本心を突かれたキラが動揺して目を大きくする。
「キラは…どうなんだよ…?カガリの…事…」
「僕…は…」
「好き…なんだろ…?それに、どんな気持ちだろうと…それをカガリに伝えるべきだ。
それが彼女を元気にする…方法だと思う…」
324217:03/09/18 01:34 ID:CCCj4A4r
「アスラン…ゴメン…僕…」
「…早く、彼女の所へ行ってやれ…」
「…うん」
キラが部屋を出ようとして、ドアに手をかけた。
「…キラ!」
しかし、アスランに声をかけられ、その動作を止める。
「…?」
「カガリを…悲しませないこと…約束、してくれ…」
「…うん」
今思えば、アスランは、キラとカガリがこれからどうなるか、何となくわかっていたのかもしれない。
「俺…さ、本当に、お前や、カガリが笑っていてくれれば…それで…いいから」
「…アスラン、君は…」
「…早く…行け…」
325217:03/09/18 01:36 ID:CCCj4A4r
キラがそう促され、ドアを開けて外に出てカガリの元へと向かう。
アスランはキラが出ていくのを見て、軽く溜め息をつきながら手を額に当てて天井を向いた。
「本当…俺は…バカだな…」
一人、部屋でそうポツリと呟いた。

キラは難しい顔をしながらカガリの元へと向かっていた。
アスランがカガリの事をどう思っているかなんて、鈍感なキラにもわかっていた。
だから、彼の優しさと悲しそうな表情が、 何よりキラの胸を痛くした。
(僕は…また…大切な人…アスランやカガリを…傷付けたのか…?)
326217:03/09/18 01:37 ID:CCCj4A4r
そして、キラはアスランの言葉を聞いて、カガリが苦しんでいることに
気付かないフリをしていた自分を情けなく思った。
正直、自分が身を引いている事で、アスランとカガリが上手くいけばいいなんて思っていた。
キラも、カガリを好きではいたが、好きになってはいけないのだと思い、すぐに自分の心を閉ざした。
しかし、逆にそれが二人を傷付けた。
さらに、キラはカガリを好きなままでいること、これはまた、間違った恋なのだと思った。
しかし、結局は彼の臆病な心と優しさが二人を傷付けた。
(僕は…!そんな…つもりは…!!くそっ…)
327217:03/09/18 01:40 ID:CCCj4A4r
そして、その臆病な心と優しさが二人を傷付けたのなら、キラのカガリに言うべき事は決まっていた。
しかし、本当にそれでいいのだろうか?
間違った恋の行き着く先は…後悔。
答えも出ないまま、キラはカガリの部屋の前に着いた。

「カガリ、入るよ…」
キラの声がカガリの部屋に響き、カガリがはっとする。
そして、目を見開くと、キラの姿がそこに映った。
キラには、目を泣きはらしたカガリの姿が映った。
「…キラ…!」
「カガリ…?」
カガリはキラを見るなり、そのままキラに抱きついた。
328217:03/09/18 01:41 ID:CCCj4A4r
キラも、しっかりとキラを抱き止め、カガリを抱き締めた。
キラが今、抱き締めているカガリは、普段気骨のある彼女とは裏腹に、
少しでも腕に力を入れれば腰が折れてしまいそうだった。
カガリは、それだけキラがいつも通り傍にいなかったことを悲痛に感じていた。
(今のカガリが…こんなに弱々しいの…僕のせいなんだよな…)
カガリはキラの胸の中で、確かな安堵感を得ていた。
「やっぱり…お前といると…安心…する…」
ずっとこのままでいられればいいのに、とカガリは思う。
「…カガリ」
「私…お前の事…好きなのに…お前は…」
329217:03/09/18 01:44 ID:CCCj4A4r
アスランが言っていた事は、本当だった。
カガリがキラを好きであること…
「僕も…カガリの事…好きだよ…」
「…キラ…!!」
カガリが、それを聞いて、パッと顔が明るくなる。
しかし…
「でも…これは…間違った…恋なんだ…」
「…キ…ラ…?」
カガリの顔が瞬く間に暗くなる。
「僕が、どんなにカガリを好きで、カガリがどんなに僕を好きでいてくれても…
これは…間違ってるんだ」
「…キラ、お前…何…言って…」
「カガリの事…本当に僕…好きだよ。一緒に居ると、本当に安心できるし…楽しいし…楽だし…」
330217:03/09/18 01:46 ID:CCCj4A4r
「ならっ…!!」
「でも…もう間違った恋は…したくない。いや、できないんだ…!!」
キラがそう言うのは、フレイとの事があったからだ。
間違った恋をした二人が行き着いた先は、後悔だけだった。
双子である二人が恋に落ちて結ばれる事など、社会的に見ても明らかに間違っていた。
僕と間違った恋をして、カガリもまた不幸になってしまうのではないか?
後悔するのではないか?
そう思ったからだ。
キラが出した答えは、アスランとの約束を破る事になるが、
それがみんなにとって一番いいと考えた。
331217:03/09/18 01:47 ID:CCCj4A4r
しかし、カガリはそうは思わなかった。
「…私達が…きょうだい…かもしれないから…ダメ…なのか…?」
「…カガリ…」
「この写真が…私達を縛る…鎖なのか…?ならっ…!!」
カガリはキラから体を離し、自分の持っている写真を跡形もなく破いていった。
その行為を目の当たりにしたキラが驚く。
「カガリ!何を…!」
「こんなものは…知らないっ!!
もし真実であっても…私は…お前が…お前が…本当に好きだからっ…」
カガリがキラを涙を溜めた顔で見つめる。
「カガリ、そんなの…ダメだっ…」
332217:03/09/18 01:49 ID:CCCj4A4r
キラは否定してはいたが、カガリの強い想いはひしひしと伝わってきた。
「何が…きょうだいだっ…!!人を好きになるのに…そんなの…関係ない…!!
大体…知るのが遅すぎたんだっ…!!」
「カガ…!!んっ…」
カガリがキラをベッドに押し倒し、そのままキラの唇を奪う。
そのままがむしゃらに舌をキラの口内に侵入させ、激しく絡めあわせた。
「はぁっ…はぁっ…んっ…んんっ…」
「カガっ…んっ…舌…が…はぁ…」
キラの弱々しい抵抗の意思とは裏腹に、カガリは情熱的に舌を絡ませる。
333217:03/09/18 01:49 ID:CCCj4A4r
キラの抵抗の意思が弱いのは、やはりカガリへの想い、そして…
カガリの頬に伝う涙。
それはキラの頬に落ち、その涙の熱が、キラの心を締め付けた。

「カガリを悲しませない事…約束、してくれ…」

さらに、アスランの言葉もキラの心に迷いを生む要因となった。
自分の腕力なら、カガリを引き離し、諌める事も可能だろう。
しかし、それができなかった。
こんなことはしてはいけない。止めさせなきゃいけない。けど…
カガリの暖かい舌の感触がキラの理性を打ち砕いていった。
「はあ…ん…ンっ…んく…」
「あっ…カガっ……リ……んん…」
334217:03/09/18 01:51 ID:CCCj4A4r
やがて…いや、やっとと言うべきだろうか。
カガリがゆっくりと唇を離した。
二人の舌をとろっと透明な糸が繋いで、何とも淫らな光景を造り出していた。
しかし、すぐにその糸はキラの口内へとだらりと落ちていった。
キラはその淫らな光景と、舌を伝うあらたな唾液の感覚に酔いしれ、
ポーッ…とカガリを虚ろな瞳で見つめる。
「んっ…ぷあっ…はあ…はあ…」
「はぁっ…あ…ふ…カガ…リ…」
熱っぽい瞳で頬を紅潮させ、じっとキラを見つめるカガリ。
…彼女には背徳感はないのだろうか?
335217:03/09/18 01:53 ID:CCCj4A4r
写真の破片が悲しそうに二人の脇を流れていった。
カガリはそのままキラの軍服の上着のファスナーを下ろし、キラのインナーシャツをまくし上げた。
「…カガ…リ…何を…?」
すでに長い長い唾液交換で理性の吹き飛びかけたキラが、カガリの行為を怪訝そうに見つめる。
「…ンっ…」
「う…ぁ…ちょっ…待っ…て…」
カガリがキラの乳首にねっとりと舌を這わせ始めた。
(…ダメ…なんだ…こんなこと…止めさせなきゃ…いけない…のに)
キラは乳首から痺れるように走る快感に身を任せてしまい、まるで敏感な女性の様に喘いだ。
336217:03/09/18 01:54 ID:CCCj4A4r
キラは、快楽の為か無意識的にカガリの頭を腕で抱き締めていた。
カガリは舌で乳頭をつついたりしていたが、今度は乳首全体を思い切り吸い上げてみた。
「んっ…ちゅぅぅ…!!」
「…くぁ…ああ!!カガリ…!ダメ…だ…!僕…達…」
「んっ…けど、お前の腕は…そうは言ってないぞ…
私もこれじゃあ…離れられないし…んっ…んんっ…」
キラが抵抗の意思を久しぶりに見せるも、カガリはかまわずキラの乳首を責め続けた。
「あっ…!!ああっ…うあっ……」
キラが快楽に酔っている最中、カガリは腹部に固くて、熱い鼓動を感じた。
337217:03/09/18 01:56 ID:CCCj4A4r
それに気付いたカガリは、おそるおそるズボンの上からキラの肉棒に触れてみた。
一瞬、キラがその感覚にピクッと顔を歪める。
そねまま、ゆっくりとカガリはキラの肉棒を丁寧に指でつつっとなぞってみる。
「は…う…」
それだけでキラは、声にならないような声を上げた。
「な…なぁ…苦しいん…だろ…?」
「んっ…うん…けど」
「じゃ…じゃあ…その…脱…脱が…せるぞ…」
カガリがそう言ってキラのズボンに手をかける。
「ちょ…ちょっと待っ…ああっ…!!」
カガリは、一気にキラのズボンをずり下ろした。
338217:03/09/18 01:58 ID:CCCj4A4r
キラのそそり立った肉棒が、カガリの眼前に晒される。
「ねぇ…カガリ…ダメ…だよ。僕達は…こんな事…しちゃ…」
「私…は、キラとなら…どこまでも…堕ちたって…構わない…」
カガリがまっすぐにキラを見つめる。
しかし、涙はまだ溜めたままだった。
(…フレイの時の間違いと…違うことはある。僕達は…ちゃんと信じ合えてること…けど…)
339217:03/09/18 02:00 ID:CCCj4A4r
「!?カ…カガ…リ…あっ…!?ああっ…そんなっ…」
キラが突然大きく喘ぎ始める。
カガリが、キラの肉棒にゆっくりと、執拗に舌を這わせ始めたからだ。
キラが片手でシーツを掴み、片手ではカガリの頭をぐっと掴む。
背徳感から繰り出される快感。
それをできるだけ抑える為の行動だった。
340217:03/09/18 02:02 ID:CCCj4A4r
今度の投下はカガリたんのフェラーチョからで。
しかし…俺はなんかキラとカガリの比重が多いなあ…
わけへだてなくカプはみんな好きなんだが…
まあ、近親とか書きやすさが俺の妄想力を駆り立てるんでつな。
これ書いてから、次書くものは検討中でつ。

まだ書いてないのはキララクのその後…くらいかぁ
スワッピングも書いたしなぁ…

とりあえず、今は出来るだけ早く、このカプを書きたいでつ。




…やっぱみんなイラネかな…
341名無しさん@ピンキー:03/09/18 02:30 ID:uPpXI/jj
乙です。
リアルで読ませてもらいました。
禁忌と言うものはやっぱり萌えると言う事で(*´д`*)ハァハァ

個人的にはフラマリュ、アスカガ、ディミリが好きですね。
いたって普通なんですが(w

あのフレイがラゥに言葉攻めもいいかもなー
342名無しさん@ピンキー:03/09/18 02:32 ID:bWwizXmh
このスレに関しては大人が多いんで本来苦手なカプも不思議と嫌悪感がない。
どんなカップリングも楽しみに見てます。
なのでどのカプ好き職人も頑張ってください。
343名無しさん@ピンキー:03/09/18 04:14 ID:d3bGoOp5
>>217
乙華麗様〜!

>>341
フレイ×ラゥ? いいすねー漏れも見たいw
344名無しさん@ピンキー:03/09/18 07:08 ID:wIaGOaka
…が多過ぎて読みづらい。
345名無しさん@ピンキー:03/09/18 09:35 ID:KueOETqz
>>340
キラカガじゃなくくてカガキラ?ってこーいうことだったのかー!!
217氏ブラボー!!!
346名無しさん@ピンキー:03/09/18 11:23 ID:h9Lh0OgE
痔ミリ神の復帰を切に望む
347名無しさん@ピンキー:03/09/18 20:41 ID:ei2odaP9
黄昏の文芸作家さま、毎度楽しみにしてます。
がんがってください。
348名無しさん@ピンキー:03/09/18 23:12 ID:mAhuOLlw
キラカガァァァァァァァァ!!!!!!来たぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
349名無しさん@ピンキー:03/09/18 23:17 ID:N0FEE7t/
常夏×ナタルが読んでみたいです。
350名無しさん@ピンキー:03/09/18 23:20 ID:ItgNdVXu
なんで常夏っつーの?
それがいまだにわからない。
351217:03/09/19 00:34 ID:qLII3uT1
>>341
ありがとうございます!
俺も禁忌萌えっす

>>342
自分雑食なんで、がんがります

>>343
ありがとうございまふ!

>>344
指摘ありがとうございます。
三点リーダは使い勝手がよく、会話に強弱を楽につけられるんで、
つい多用しちゃいます。
今すぐ直せるとは思ってませんが、少しずつ減らしていきたいと思います。

>>345
ありがとうございます!そうです、カガリたんが攻めという意味です。
カガリたんは受けが多いんで、攻めで書いてみよう…と。
ゴルァされんか不安でしたんで、喜びの声があると嬉しいっす

>>348
やっちゃいました…キラカガ(カガキラ)。
未だこのカプ人気あるから凄い…
うん、近親の賜物でつな。

続き…いつになるかな…
352名無しさん@ピンキー:03/09/19 00:49 ID:gXC5hfPN
三点リーダーはエロだと、どうしても喘ぎに使いやすいからね。
個人的には217氏のは、個性だとおもいまつ。
それで息絶え絶え(w なのがわかってよいではないですか。

ラウ×マリュー(どこで出会うんだ!)
ムゥ×ナタル
なんてのはどうだろうか、皆のもの(w

353名無しさん@ピンキー:03/09/19 02:47 ID:ILXPagy7
かがりんがいればそれで(゚д゚)ウマー
354名無しさん@ピンキー:03/09/19 03:36 ID:r6kmwCLW
なら、かがりんとマードックは?(w
355名無しさん@ピンキー:03/09/19 04:53 ID:l666LdQi
('A`)。o O (かがりんとマードックだと、ビジュアル的になんだか援交みたいだなあ)
356名無しさん@ピンキー:03/09/19 15:50 ID:GzLsFw8G
>>352
> ムゥ×ナタル

なんか真のセクハラって感じ。(・∀・)モエッ
357名無しさん@ピンキー:03/09/19 17:20 ID:dQoN1QCa
キラカガ(カガキラ?)大好きですぃ。頑張ってくらさい
358名無しさん@ピンキー:03/09/19 21:31 ID:/yzZ95RK
>>352
ラウ×マリュ(・∀・)イイ!倒錯的でハァハァ・・・
359名無しさん@ピンキー:03/09/19 21:41 ID:LynYispm
おお!素晴らしいですよ、217さん。
俺はここにきたのは久しぶりなんだけど、あんまり本を読まない俺でもあなたの執筆力が上がってることがすぐわかりましたよ。
360182続き:03/09/19 23:04 ID:MKMms2Kc
どうも。182続きです。待っててくれた方がいたようで嬉しいのですが期待にこたえられるのか
非常に不安ですが。最初の構想と内容が結構変わってしまって先に書いたものと印象変わって
しまってるかもしれないです。あと長いわりにはエロ薄いですスマソ。
ということで趣味に合わぬ方スルーでよろしく。

361182続き:03/09/19 23:05 ID:MKMms2Kc
浮いた感じ、ではなく実際に足が地から離れていた。ミリアリアは軽々と抱きかかえられ、
そして背中が柔らかい感触に包まれて身体が沈む。同時に、自分の上にかかる重みと耳元に
熱い息づかいを感じた。
暗闇の中、ぎしぎしと簡素なベッドが二人分の重みを受けて軋む。
ミリアリアは自分の上にいるディアッカから身を離そうと懸命に彼の胸を押し返すが
びくともしない。表情すら覗えぬ中、肩や腕に強く圧し掛かる力に不安が増す一方だ。
いつものようにぴしゃりと一言、言ってしまえばと思うのに、言葉が喉を通らない。
「あっ……」
それなのに、耳朶を噛まれ熱い息と舌を感じてしまうと、意味を持たぬ掠れた声だけが
出ていくだけで、それがむしろ男を奮い立たせる。
ぴちゃぴちゃ、と耳を舐める音がやけに大きく聞こえた。通らぬ視界が耳に神経を集中
させているようで、思考が止まってしまいそうになる。
カチャカチャと金属のぶつかり合う音がして、制服のベルトのバックルが外される。
ファスナーが下ろされて、アンダーシャツの上から胸の脹らみを撫でられると、一瞬体が
ぎゅっと硬直し、甘く疼いて力が抜けていく。首筋や鎖骨に唇を落とされて、我を忘れて
しまいたくなった。
362182続き:03/09/19 23:06 ID:MKMms2Kc
――駄目。
シーツの端を噛んで声を殺して、なんとか理性を保とうとする。すると耳元でディアッカが
話し掛けてきた。
「なんで我慢すんだよ……」
「……え?」
見えているのだ。ナチュラルの視力では見えない暗闇の中の表情も仕草も、身体全てにおいて
優れているコーディネーターには、見て取れるのだ。
「悪ィ。見えてないとは思わなかったから」
ミリアリアは自分が目隠しをされていたかのような気分で余計に恥ずかしくなった。
変なところで、コーディネーターとナチュラルの差を感じてしまう。
ディアッカがベッドのライトを点けると、薄明かりが灯りぼんやりと壁に二人の影が映る。
それを見て、視力の回復に少し安心し、それと同時に冷静さも取り戻しつつあった。
行為の途中でやるせなさそうなディアッカに、ミリアリアは釘を刺そうとする。
「こういうことって、好き合ってる人同士のすることだから」
触れられて、心臓が激しく鳴ったり、身体が反応してしまったりすることは反論できない、
だが、それを愛情を確認し合う行為だと考えるミリアリアは、みだりに体の関係になることを
好まない。
363182続き:03/09/19 23:07 ID:MKMms2Kc
「お前、俺の事嫌いなの?」
上に乗っていたディアッカが、ミリアリアの横に添って寝転ぶ。ストレート過ぎる質問と拗ねたような
表情と声は普段より幼く映って、なぜか心がちくりと痛む。
「…嫌いじゃない、だけど」
「だけどってなんだよ。俺だって別に誰でもよくてこんな事してるわけじゃねえよ」
ディアッカは好いた相手と繋がりたいと思うことはごく自然な欲求だと考えるし、それが
叶うのならばそうしたい。確かに最初はちょっとした悪戯心だったかもしれない。ただ
彼女を思う気持ちは冗談ではない。
「嫌いじゃないって、好きでもないってこと?生殺しだな」
苛立ちや自嘲を含む声色に、ミリアリアは反論する。
「違うってば……」
違う、とは言ったものの、彼が欲しがる言葉を口にはできなかった。自分の中に芽生えてしまった
認めてはいけない感情に、ちくちくと痛んでいた心が、軋んでどうしようもなくなる。
きっと痛む心のその場所には、かつての幸福な思い出と、それと一緒に過ごした大切だった人、
雨の空に消えてしまった、二度と戻らぬ彼がいるのだ。
ひどい女だ、と心の中の自分がミリアリアを責める。死んだ恋人を忘れることも出来ずに、
性懲りもなくまた人を好きになるなど。しかも元は敵国のモビルスーツ乗りを。
いくら強いコーディネーターでもここは戦場で、いつ何があるか判らない。感情を交わして
先立たれてしまえば、今度こそ立ち直れない。想いを寄せる者の死など考えたくはないのに。
364182続き:03/09/19 23:07 ID:MKMms2Kc
泣いたら駄目だ。そう思ったらぼろぼろ涙がこぼれた。自分に対する歯痒さや悔しさ、
言葉に出来ぬ感情が溢れて流れ出しているように思えた。そんなミリアリアをディアッカは
困ったように見つめ、あやすように頭を撫で、震える肩を抱き締めた。
「怒鳴られてる方がマシだ。泣くな」
ディアッカの指が大粒の涙を掬い取るように瞼をなぞる。涙から、ミリアリアの感情が伝わって
しまったかのように、苦い気持ちになる。指を瞼から離して、両の掌でミリアリアの頬を
はさんで、まだ泣き濡れるその顔をじっと見つめて訊ねた。
「忘れられないからか?」
質問された内容よりも、ディアッカの表情に心がぎゅっと痛くなる。
あの時の顔だ。トールを死に追いやった張本人が現れた時、心配や困惑の入り混じる顔で
何か訴えかけようとしていたあの表情。不器用な優しさが、擦れた心の傷にしみて痛くて、
本当は嬉しかった筈なのに、泣いて怒鳴って逃げてしまった。
きっとあの時から、自分の感情に気付くまいと冷たい言葉や態度で接していたのだろう。
ただそう思った時には既に遅かったのかもしれないが。
365182続き:03/09/19 23:09 ID:MKMms2Kc
ディアッカはミリアリアの答えを待たず、言葉を続ける。
「でもな、同じパイロットとして、軍人として死んだなら同情できない。まして女置いて
 先に逝っちまうようなヤツならなおさら。悪いけど彼氏に遠慮してる余裕ないから。
 俺が、守るよ。お前と、お前の守りたいものを守るよ」
下手な気遣いよりも、自分の正直な本音を伝えた。するとミリアリアは真っ直ぐにディアッカを
見、ぽつりと言った。
「じゃあ、約束、してくれる?」
「何を?まあ、できるのとできないのとあるけどね」
「絶対、生きて帰ってきて」
ミリアリアはそれを口にした直後、首を横に振った。
「できないでしょ……?戦場に絶対なんて、ないの判ってるから……ごめんね」
「できるよ。約束、してやるよ。死なねえよ。なんかそんな気がするから」
確かに絶対は存在しないが、自分の中には間違いなく存在しているもの。それが
自分は戦争では死なない気にさせるものがある。――悪運、というやつだ。
地球に落ちても捕虜になってもナイフや銃を向けられても軍を離反しても。
戦う方向すら変わっていてもまだ生きているのだ。何かを全うしてカッコ良く散る人生も
確かに有りなのだろうが、本質を見ぬまま死ぬことは出来ない。何よりも出会ってしまった。
この少女に、戦争の縮図を見たから。だから守って、生き延びなければならない。
「うん、わかった。約束…ね」
心なしか表情が穏やかになったミリアリアに、ディアッカは最上級の笑顔を返す。
「お前さっき『じゃあ』って言ったよな?約束したからいいんだな?」
「え?なに?……何!」
「続き」

366182続き:03/09/19 23:10 ID:MKMms2Kc
「……いくらなんでも、ムードってものが無さ過ぎだわ」
顔を真っ赤にし俯くミリアリアをなだめるように髪を撫でて額に口付ける。
脱がしかけた上着を剥ぎ、シャツと下着を取り去ると、基目細やかな白い肌が露になる。
まだ成長過程にあるような膨らみきらぬ胸や薄い腹、細い腰が青い色香を醸す。
はだけた前を隠そうとするミリアリアの腕を取り覆い被さる。淡い桜の色をした胸の先端に
舌先で軽く触れ、そっと擦りあげる。刺激、というほど激しくもないのにその部分がじん、と
痺れて体中に甘く広がる。もう片方の胸を掌で覆われて中心部を指の間に挟まれると、もう
堪らなくなってしまう。羞恥と快楽の間で肌を上気させ、いつしか声が漏れ始める。
「ふあ、あ、ン」
身も心も解れつつあるミリアリアにディアッカは安堵し、自身も纏っていたものを手早く
脱ぎ捨てる。浅黒い肌にソリッドな筋肉の浮かび上がる上半身は、精悍かつ獰猛な獣の
ようだったが、その表情は穏やかで真摯であった。
「…ミリアリア」
それまでは躊躇って呼ぶことの出来なかった名前を、耳元で囁く。名前でよんでいいかと
訊ねて断られ、一度も口にすることが無かった。汗ばんで首に纏わりついている跳ねた
くせっ毛を指ではらいながら首筋を舐め、何度もその名前を呼んだ。
それまでされるがままになっていたミリアリアが、ディアッカの首に腕を絡めてきた。
何も隔てるもののない、互いの胸が触れ合う。どくどくと脈打つ二人の心拍音が、
それぞれの体に響きあうほど抱きついた。きっとどんな言葉でも今の自分の感情が上手く
表現できないから、ただひたすらにしがみつくことだけしかできないのだ。
367182続き:03/09/19 23:11 ID:MKMms2Kc

「あっ……」
下着越しに、ディアッカの指が触れる。既に湿り気を帯びたそこに薄布が張り付いて、
くっきりとかたちを浮かび上がらせている。溝をなぞり上げて小さな突起に指がかかると
ミリアリアはびくん、と体を仰け反らせた。
続けざま突起に震わせるように刺激を与えると、ミリアリアは体を捩って喘ぐ。
「はあ、ああん、ああっ……」
下着を横にずらし、潤ったそこに中指が直に触れると、ずるりと導かれるように滑り落ちて
いった。
「あ!……は、あぁぁ」
その中はとろりとして熱く狭く、指を上下させると蜜が絡んで飲み込もうとする。
そしてなおも蜜を溢れさせ続け、苦しげな彼女の表情とは裏腹に、指の動きを求める。
368182続き:03/09/19 23:11 ID:MKMms2Kc
すっかり湿った下着をおろし、汗で太腿に張り付くタイトなミニスカートを無理やり捲り、
震える膝頭を押し広げる。ディアッカはそこに腰を滑り込ませた。
溶けるように滴るミリアリアのそこに、熱く滾った自身を押し当てて、腰を軽く抱き上げて
一気に挿入した。
「ふああああ……っ!」
自分の中いっぱいに、昂ぶったディアッカを受け入れて、最奥に彼自身を感じ、突き下ろすように
挿し込まれると堪らなくなって、彼の金髪をかき乱すように縋りつき、より深く深く、
交わりを求めていった。
「……くぁ」
ディアッカも、言葉にならない声を出す。ひとつになった感慨、その部分から感じる彼女の
温度、反応、感触全てに満たされていく。ゆっくりと腰を動かして、繋がっていることを味わう。
「はぁ、う…う、うぅン、あ、あ、ああ!」
奥を突く度華奢な体は跳ね上がって、全身で懸命に訪れる快楽を受け入れている。
そんな姿が可愛くて仕方が無くて、つい力を込めすぎてしまいそうになる。ただ彼女は
ナチュラルだ。加減がわからないので、せめて理性が働くうちは優しく抱いてやろうと思う。
プラントに一生いたなら、こんな感情があることすら気付かなかっただろう。
369182続き:03/09/19 23:12 ID:MKMms2Kc
律動がミリアリアを揺り動かして、そのつど恥ずかしい程粘着質な水の音と、はしたない声が
響いている。今だけはもう、互いの過去も先への恐怖も、どうでもよかった。
愛するものの昂ぶりを、与えて与えられて、向かい合う体に手と脚を絡めあって共に感じ合う。
もうそれだけで精一杯だった。
ミリアリアは彼の髪を、背中を掻いて、切なげに甘い声を絞り出してのぼり詰めようとしていた。
彼女の収縮を、痛いほどにディアッカは感じる。
「くぅぅっ、うう、はぁ…ああ…っ、あ、あああああっ!」
ミリアリアはほどなく頂点に達し、大きく仰け反った。崩れていくミリアリアをディアッカは
抱きとめようとした直後。
「…でぃ、あっかぁ……」
頬と唇をピンク色に染めて、その表情はうつろなのだけれど。
モニター越しじゃない、耳元で直接囁かれる自分の名前。それと初めて見た、自分の為だけの
笑顔。泣くか怒るか冷たくされるか、それしかされてなかった自分への、初めての笑顔。
「……うぁ!」
天にも昇る気持ちというのはこれなのか。彼女の声と笑顔に一瞬、気を緩めた直後。
あっさりと、暴発していた。
動きを続けようとした感情とはまったく連動していない下半身が、びくびくと軽く痙攣して、
未だ恍惚の最中にあるミリアリアの中へと、精を放ったのであった。
まさかこんな風にイッてしまうとは思いもせず、脱力しながら彼女の胸に頭を垂れた。
そしてそのまま意識を埋没させていった。
370182続き:03/09/19 23:13 ID:MKMms2Kc
ミリアリアがふと我に返ると、ディアッカは自分の体を拘束したまま眠りについていた。
腰と背中に腕が回っていて、身動きが取れない。
何も纏わぬ上半身に赤い痣が幾つもついて、先程の情事を思い出して顔が熱くなる。
ディアッカはまだ、小さく寝息を立てている。精神的にも肉体的にも消耗しているのだろう。
乱れた金髪を整えてやる。以前ナイフでつけた傷は残ってないようで安心した。
冷笑も皮肉もなりを潜めた寝顔は案外無邪気だ。

熱か何か浮かされていたような感覚。現実に戻ってしまえば何一つ問題は解決してはいないけど。

「約束、覚えててね……」
『守るから』と彼は言った。死なない、とも言った。
もし彼が死んでしまった時は、きっとアークエンジェルを守れなかったときだろう。
だから彼の死は、きっと自分の死の時でもあるのだろう、と思えた。
ごく軽く、眠りを妨げぬように、唇を重ねた。
タイムテーブルまでもう少し、彼と温度を共有しながらもう少し眠る事にした。
                                 
                                    (終)
371182続き:03/09/19 23:13 ID:MKMms2Kc
終わります。痔ってキャラ定まってるような定まってないような感じで書くのが以外と
難しいのですな。初めてSSというものを書いて見たのですがなんて大変なのだ…
いろんなカプで書きつつ良作をコンスタントに投下出来る職人さん方まさに神。

217氏にポチ氏、積極的なカガりんはなんてカワイイのだ…それが純愛でも禁断愛でも
ハアハア。野郎共ウラヤマスイ。
372名無しさん@ピンキー:03/09/19 23:17 ID:pL+X1B0S
>>371
リアルタイムキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(   ゚)━(  )━(゚   )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
痔_乙です!
初めてでこれだけ書けるなんて素晴らしい!!次回作期待してます〜!!
373217:03/09/19 23:41 ID:fI0bV1Sd
こんなにレスが返ってくると、嬉し恥ずかしですね。
>>357
ありがとう!頑張りますんで、も少し気長に待っててやって下さい。

>>359
うわぁ…まさかこんなレスが返ってくるとは夢にも思いませんでしたよ…
すげぇ嬉しいです。自分が上手くなってるなんて、自分じゃわかりませんから。
でも、なれるとは思っちゃいないけどまだまだ神の背中は遥か彼方です…
もっと、精進します。

>>371
痔_キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(   ゚)━(  )━(゚   )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
うん、わかります。俺も痔_書いたら痔の性格掴めなくて…苦労しますた
けど、痔とミリィたんの心の動きがすごく伝わってきました。
最高だと思います。
それと、俺も積極的なカガりん萌えっす。禁断愛も萌えっす。
次もその味を出せるかどうか…
次回作期待してます。
374名無しさん@ピンキー:03/09/19 23:42 ID:oG6F1rBf
>>371
エロ薄い、とのことですが、エロ薄くても燃えるものがあるのですよ。
良いものをありがとう。
375名無しさん@ピンキー:03/09/20 00:06 ID:eU8A7aVb
いいねえいいねえ。
俺も薄い方がよりエロい時もあると思う。
376名無しさん@ピンキー:03/09/20 03:24 ID:PGyZwtry
痔ミリ萌えたっ!
地の文うまいと思う。

そんな漏れはムルタ×ナタルを妄想中。
「おやめくださいっアズラエル理事っ」
なんつって。
377名無しさん@ピンキー:03/09/20 09:05 ID:yXd+kzeo
痔ミリ神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
お待ちしてました!!萌えましたっ!!
暴発痔が らしく て 禿げしくイイ!!
俺も暴発しそうです・・・・(*´д`)ハゥハゥ
378名無しさん@ピンキー:03/09/20 15:06 ID:BPdCqZlo
キラカガぁ〜・・・・・・・・・・!!!!!
379名無しさん@ピンキー:03/09/20 16:33 ID:VMX3Fwax
>>371
痔ミリ イイ!
自分もエロ薄でも萌える派なんで、
充分(*´д`)ハゥハゥ しましたが、二人のやりとり&心情にもっと(*´д`)ハゥハゥ
痔の終わり方も、笑えるというよりも感動してしまいますた。
痔ミリは嫌いじゃなかったけど、
激しく萌えでもなかった自分ですが、怒濤の萌えを体験しますた。
乙&ありがとうございました。
380名無しさん@ピンキー:03/09/20 18:42 ID:b0o90lib
まあ豪快に散っていったねえ。。。
3人娘なんてシュラク隊どころぢゃなくあっさりとまあ。。。
381217:03/09/20 19:07 ID:Ag7iATKd
たはは…今回は大分欝になりましたね…
兄貴にマジ惚れした三秒後に欝に…
明るい話題はイザークがいいヤツ、強いヤツになりすぎ、ってくらいしかなく…
今日も筆が進まなさそうでつ。
少しでも明るくしようと、前書いたバカ話の埋め立てSSでも投下しようと思ったけど、
板違いだし、欝なのは俺だけかもしれないんでやめときまする。
382名無しさん@ピンキー:03/09/20 19:49 ID:QWNDBoDI
クロト(とりあえず今週は)生き残りオメデd。
次週誰かを道連れにしてくれるのを切に希望
383名無しさん@ピンキー:03/09/20 19:53 ID:VFl7sN3A
ヽ(`Д´)ノウワァァン!!オルガとシャニが死んじゃったよ〜
来週はクロトも逝くのか・・・
そんなのヤダああああああああああああああ
384名無しさん@ピンキー:03/09/20 20:08 ID:xz0vmJAJ
>>382
遺作か痔の可能性高し
385371:03/09/20 20:14 ID:wOvy80zC

痔_感想頂けてありがたいです。読んで下さった方々ありがとうございます。
是非今後の励みに……なんて思ったのですが、今日の放送なんて展開だよ。
ある程度覚悟はしてたけど、やっぱり辛い……
それに3人娘なんて、殺す必然どこにもなさそうなのに…   ジュリタン・゚・(´Д⊂ヽ・゚・

>>217
なんか今日いっぱいスレがお葬式ムードっぽいのでもしよろしければ
馬鹿話投下していただけたらなどと思います
386名無しさん@ピンキー:03/09/20 20:15 ID:AO0N5+mV
>>380
アサギとジュリは分かったけど、
マユラ(?)がいつやられたのかは分からなかったよ。
最初の方でビームサーベルでブッ刺されてたのがそうだったのかな。
387名無しさん@ピンキー:03/09/20 20:16 ID:xz0vmJAJ
アニメージュの予告編より、最終回ではAAを襲うプロヴィデンスとフリーダムの一騎打ちになるらしい。
アスランは父子対決か? カガリはアスランに寄り添うのか??
ついでにイザークも母子対決か? ディアッカはその道を開くための礎となってガンダム三人衆最後の一人と相打ちか??

そして、、、フレイはもしや、クルーゼに討たれるのか? キラの眼前で??
388名無しさん@ピンキー:03/09/20 20:34 ID:JlUJ1VMM
>>217
おっ、この前言ってた、埋め立てssですかっ!?
自分もよろしければ、馬鹿話投下キぼん!

きっとこの後、追悼ssとか投下されるのでは・・・と、
勝手に予想しているのでその前にテンションを少しでも上げておきたいyo。
389388:03/09/20 20:41 ID:JlUJ1VMM
スマソ、間違えた!
レスが>>318にで、217氏呼び捨てなってしまった!
217氏スマンです、そんで改めてヨロ(ry
390黄昏の文芸作家:03/09/20 21:17 ID:7FJBIpe7
今日の遺作は強かった…まるで別人の如く。そんな遺作が好きだ…。
で、>>310の続きなんだが…またエロなしでバトル中心なんだ…これが。

「何やってんだろ、アイツら…」
 迫り来るゲイツを次々と切り裂きながら、シャニのフォビドゥンの行軍は続く。
が、ピースメーカーズ部隊のお守りとは言え、これでは退屈で仕方がなかった。
「…やっぱ戻ろっかな」
 オルガとクロトの2人なら、いくら相手も同じGでも楽勝…まず負けるはずがない…が。
「ん…あれ…」
 後方から新たな敵機の反応…忘れもしない、アイツだ!
「ハハ…あの赤いの…また来たんだ…!」
 ミーティアを装備したフリーダムとジャスティスの反応を確認したシャニ。特にジャスティス
には前回、ゲシュマイディッヒパンツァーを破壊されて危うく殺されかけたのだ。それに第一次
プラント攻撃も奴らに邪魔されている事もある。
「切り刻んでやる…!」
 周囲のストライクダガーに伝達を回し、シャニはジャスティス目掛けて進路を変え様とするが…。

「このォ―――――――――――――――――――――――――――――――――撲殺ッ!!!!」
「旧型はすっこんでろ―――――――――――――――――――――――――――――ッ!!!!」
 一方こちらはイザークVSオルガ・クロト。
カラミティとレイダーは後方に下がりつつ、デュエル・アサルトインバネスを相手に手間取っていた…。
「確かにデュエルは全てのGの原型…だが、戦力の決定的差がMSの性能の差では無い事を…教えてやる!」
 オルガとクロトを相手に善戦を続けるデュエル。新型3機を倒せば、地球軍にとっても大きな
損失となるはずだ。
「プラントを…やらせはしないッ!!!」
 シールド先端部をオープン、アンカーパーツ【ヨルムンガンド】発射!
 カラミティのビーム砲撃を掻い潜り、機体に勢いよく突き刺さる!
「ぐあッ! な、何だこのワイヤー…は、外れねえッ!」
 カラミティのシールド【ケーファーツヴァイ】の先端は鋭い刺突兵器、何とかワイヤーを切り
裂こうとするが…。
391黄昏の文芸作家:03/09/20 21:18 ID:7FJBIpe7
「! オルガッ、よそ見すんな――――――――――――――――――――――――――ッ!!!!」
「!?」
 巻き上げられたワイヤーを頼りに、デュエルがカラミティの眼前に迫り…。
「消えろ、プラントの敵がァッ!!!!」
「う、うおああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!???」

 ズバシュッ!!!!!!!!!!!!!!!

 カラミティの上半身と下半身をバッサリと切り裂くデュエルのビームトマホーク【デュランダル】!
「オルガ――――――――――――――――――――――――――――――――――――ッ!!!!」
 レイダーのコクピットでクロトが絶叫する。それはシャニにも聞こえていた。
「…バーカ」
 そしてオルガは…。
「(おっさん…俺の…小…説…)」

 ズドォオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 爆発、四散するカラミティ。トランフェイズ装甲とは言え、PS装甲すら叩き切る【デュランダル】
の接近攻撃を防ぎきる事はできなかったのだ。これで、残るは2人…!
「てめぇ―――――――――――――――――――――――――――――――――復讐ッ!!!!」 
 破砕球ミュルニルを振り回しながら、レイダーがデュエルに迫る! 
「(上からの報告が正しければ…奴らの指揮艦は足つきの同型艦…フレイは、そこにいる!)」
 クルーゼによって脱出ポッドに乗せられたフレイを回収したのがドミニオンなら…。
「(フレイを取り戻し、同時に敵首魁を叩くチャンスだッ!)」
 しかし…!
「うら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!」
「クッ!? …ちッ、もう1体が戻って来たのか…ッ!」
 フレスベルグの直撃は避けられたものの、今の一撃で左脚部が少し被弾した模様だ…。
「赤いのを殺るのも面白そうだけど…オルガを倒したオマエを殺るのも面白そ〜!」
392黄昏の文芸作家:03/09/20 21:19 ID:7FJBIpe7
 戦況は混迷を極める中、渦中のドミニオンでは…。
「サブナック機・カラミティ…撃墜されました!」
「引き続きレイダーとフォビドゥンがデュエルの対処に当たっていますが…」
 オペレーターの口から漏れる信じられない、と言った様な口ぶりに笑みをこぼす男が1人…。
「あーあ、オルガが殺られてしまいましたか…でもまだ負けたワケじゃないでしょう?
ピースメーカーズ部隊がプラントに核を撃ち込めば…全ては丸く収まるんですから…」
 部下が死んだというのに、アズラエルは顔色一つ変えない。むしろ、この状況を楽しんでいる
かの様だった。狂っている…彼の姿を横目で見ながら、フレイは恐怖した。
「(イザーク…)」
 デュエルの活躍はモニターを通してフレイの目にも映っている…けれど、何か不安で仕方がない。
自分が彼の側にいないせいだろうか…自分がいないと、イザークは…。
「(ここはイヤ…イザーク…ここはイヤなの…!)」

「おら―――――――――――――――――――――――――――――――――――滅殺ッ!!!!」
「オマエの花火が見たいぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!」
 レイダーのツォーンとフォビドゥンのフレスベルグの猛攻が続く中、デュエルは確実にドミニオン
に向けて侵攻していた!
「(…どうやらプラントは無事な様だな…チッ、奴らに借りができた!)」
 部下からの報告によると、プラントに向かっていたピースメーカーズ部隊の核攻撃はフリーダム・
ジャスティス・ストライク・バスターの攻撃で防がれたらしい。イザークとしては複雑な心境である。
「(…キラとかいう奴にも…借りができたか…フン…すぐにチャラにしてやるさ!)」
 2体のうち、厄介なのはビームを曲げるフォビドゥンだった…ドミニオン攻略にはこいつを何とか
しなければ…! と、何を思ったか、デュエルはビームライフル【レーヴァティン】を構え…。
「くれてやるッ!」
「効かないよ〜!」
 が、シャニの予想を裏切るがグレネード弾発射! ガードするも、実体弾は完全に防げない!
「ッ…ジャマーニトロ搭載弾!? センサーがイカれて…アイツは…!?」
 混乱するフォビドゥンに、デュエルのビームサーベルが振り下ろされる!
393黄昏の文芸作家:03/09/20 21:21 ID:7FJBIpe7
常夏で一番好きなのはオルガだったんだが…あんな呆気なくあぼーんとは…。
シャニも遺作に倒されるとは…強い遺作が見れただけでも良しとしよう。
394217:03/09/20 21:39 ID:Ag7iATKd
>>380
全然気にしないでください…
本当、暗いんで、やっぱ投下します。

>>黄昏氏
乙です。ホント、イザーク強かったですよね。
ちょっと惚れました〜


これから、板違いとわかっていますが投下します。また双子関係でつ…
エロはありません。
笑ってやってくれい。
ウザーだと思う人はスルーよろしく。
395217:03/09/20 21:40 ID:Ag7iATKd
キラとラクスが抱き合っている現場を目の前に、カガリは泣きそうな顔をして、顔をうつ向かせていた。
アスランも、泣きたい気持ちではあったものの、カガリを慰めてやろうと声をかける。
「なあ…そんなに気にするなよ」
「私…は、キラが好きだったからな…
好きになっちゃダメってわかってはいたけど、どこか諦めきれない気持ちがあったのかもな…」
カガリは今にも泣きださんかのような様子であった。
アスランはなんとかしてやりたい、そう思った。
まずは、彼女の笑顔を取り戻そう。
396217:03/09/20 21:42 ID:Ag7iATKd
(冗談でも言って、まずは和ませてあげないと…な。…よし)
「な、なあ!そんなに、気に…するなよ。それに、まだキラの事諦める事はないよ」
「…どうしてだ?」
カガリはまるで方法がわからず、アスランを真っ直ぐ見つめる。
「ホラ…お前がオーブの女王にでもなって、近親、イヤ、親類でも結婚できるようにする…なんて…」
「………」
(ホラ、笑うトコだぞ!そんなのできるかっ!なんて…)
カガリが少し考えて、ゆっくりと口を開く。
「そーか!!その手があった!!」
「…ハイ?」
カガリには確かに笑顔が戻った。
397217:03/09/20 21:44 ID:Ag7iATKd
「そーだよ!私、バカだ!何で気付かなかったんだ!アスラン、エライ!」
(何ィ━━━━━━━━━━!!
つーか、お前、本当に…バカ!!気付かないとかじゃなくて、本気なのがバカ!!)
「じゃあ、私キラの所に行ってくる!」
カガリはそう言い残してキラの元へ走っていった。
(ハッ…いや、とりあえず…あのバカを止めなくては)
アスランも我に返り、カガリを追い掛ける。

ラクスがキラに抱きついていて、キラがラクスを抱き締めようと手を延ばした瞬間…
「キラ―――――!!」
聞き覚えのある声に、その手をピタッと止める。
398217:03/09/20 21:45 ID:Ag7iATKd
「カ…カガリ?って、うわっ!!」
双子である事を知ってからは、軽々しくできなかったスキンシップ。
いつも、キラに抱きついたり、押し倒したりしてキラを困らせてきた。
今回も、キラは走ってきたカガリの抱きついてくる勢いに押し倒される。
ラクスは、目を閉じてキラのぬくもりを待っていたが、目を開けるとカガリに押し倒されたキラが目に入る。
「カ、カガリ!?どうしたの…?」
「キラ、私達は恋人になってもいいんだ!結婚してもいいんだ!」
ラクスは状況を理解できず、不思議な目で二人を見つめる。
399217:03/09/20 21:47 ID:Ag7iATKd
アスランも何とか追い付いてきた。
「カガリ、何言って…」
「私がオーブの女王になって、近親でも結婚できる法を作ればいいんだ♪」
カガリが満面の笑みでキラに話す。
キラは目を大きくして驚いた顔で体の上のカガリを見つめる。
(さあ、キラ!!早くおかしいって言え!!バカだって言え!!)
アスランは、きっとキラがカガリに言い聞かせてくれると思い、二人を見ていた。
しかし…
「…そっか。そうだよ!その手があった!」
(何ィ━━━━━━━━━━!?
ああ…姉弟揃って何てバカな…)
400217:03/09/20 21:48 ID:Ag7iATKd
「じゃあ、カガリ。戦争終わったら結婚しよう」
「ああ!キラ、よかった…私…」
キラとカガリが体を起こしてしっかりと抱き合う。
「キ…キラ、カガリ様、ズルイですわ。私だけ仲間外れだなんて…私もキラと結婚したいですわ!」
ラクスが、状況も見えていない中、口を開く。
「そっか…じゃあ、ラクスも結婚しよ」
「そうだよ!重婚許可法なんてのも…面白いかもな!」
「まあ、嬉しいですわ!」
(…お前ら、自分何言ってるかわかってるか?)
アスランが溜め息をついて、首を横に振る。
401217:03/09/20 21:50 ID:Ag7iATKd
「じゃ…じゃあ、さ…そのっ!キラ、私を抱いて…欲しい」
「カ、カガリ!?」
「ずっと、ずっと、好き…だった。想いを封じても…きた。だからっ…」
「わ、わかったよ。もう、何も言わないで。僕達の門出なんだから」
キラがカガリの肩を抱き寄せて、部屋へと入っていく。
「キ…キラ!私…も、そのっ…」
「うん。ラクスも…おいで」
キラはラクスをもう片方の手で抱き寄せて、部屋に入っていった。
一人、ポツンと残されたアスラン。

何で…こんなに…バカばっかなんだ?
402217:03/09/20 21:52 ID:Ag7iATKd
ハッ、しまった…
つーか…俺一人だけあぶれてる…?_| ̄|○
しかも部屋の中から、何かが聞こえる。

―中略―
「あっ、ふあ…キラぁ、あッ…あはあっ!はぁん…!ひあああ!!」
「んッ…あは…キラ…ひぃんっ、すご…い…ですわ…はあぁぁぁん!!」
「うあ…すごいよ、二人とも…。あ…う…っく…」

何してるかなんて、わかってるよ_| ̄|○

しばらくして、三人が部屋から照れくさそうに出てきた。
キラが通路の隅のアスランを見つける。
「あれ、アスラン…?どうしたの…泣いて…」
「何でも、ないよ。何でも…」


ばあか
403217:03/09/20 21:53 ID:Ag7iATKd
終りです。
ホントバカです。
404名無しさん@ピンキー:03/09/20 22:08 ID:JlUJ1VMM
リアルタイムキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!

217氏、乙彼です。
アスランの心のツッコミに切ないよ。最後、「ばあか」の駄目押しに笑涙(*´Д`)b
双子萌え系スレとSEEDの4人の関係スレをまわる漏れには、最高の味付けです。
405371:03/09/20 22:11 ID:wOvy80zC
リアルタイムで乙ですた!
すげえやキラタソ、いなかっぺ大将の大ちゃんかよ!
(若い人にわからない例えでスマソ)
落としていただいてヨカタです。本スレ「4人の関係」スレみたいだ。
>黄昏氏
今週の遺作カコヨカタですね。
黄昏氏の書く遺作みたいでした。
406名無しさん@ピンキー:03/09/20 22:45 ID:pzvFR7/U
>>403
>気付かないとかじゃなくて、本気なのがバカ!!
ワラタw

4人の関係スレ、自分も思い出しました
あそこほどアスラン蔑ろにされてるわけではないけれど。
キラ、、さすが夜のコーディネイターだw
407名無しさん@ピンキー:03/09/20 23:24 ID:MgNgbtbU
今日の放映を見て>246〜を思い出しますた。・゚・(ノД`)・゚・。
408217:03/09/20 23:47 ID:h01RYWtu
>>404
ありがとうございます!四人の関係を意識したわけじゃないけど、
なんかそれっぽくなっちゃいましたね。ちょっぴりあってもおかしかない話だと思ってます

>>371
ありがとうございます!それと、せっかく投下桶サイン出してくださってたのに、
投下前にレス返さなくてゴメンナサイ。
投下してから気付きました…ちゃんとログ読まないとなぁ

>>406
ありがとうございます!この4人の中で一番感覚がマトモなのは
アスランだと思ってますんで(あくまでこの四人の中で)…他三人はねぇ…
キラなら喜んで二人とも頂くだろうし。

少しはスレが明るくなればいいな。気休めですけどね
409名無しさん@ピンキー:03/09/21 00:24 ID:kn/nAB77
( ´∀`)σ)Д`)  モウアスランッテバ

>217氏 みんなばかだねー(Ww

主要4名はいつも書いてくれる作家さんがいるので、
漏れはそれ以外を書こうと思って、ムルちゃん×ナタりん
書いたら今日の放送で…(もれンち周回遅れだしわかんなくて)
しかもレイープ_| ̄|○ |||
いったいいつうpすりゃいいんだよ…。

落ち着いた頃に声かけて下さい。需要があれば…。
410名無しさん@ピンキー:03/09/21 00:29 ID:eNUU/DDp
>>217
面白すぎ。
本編見て鬱になってたが、吹き飛びました。
411名無しさん@ピンキー:03/09/21 11:04 ID:9riC2dVj
種厨への呪いの言葉で1000逝くスレ
http://ex3.2ch.net/test/read.cgi/shar/1052643304/l50
412名無しさん@ピンキー:03/09/21 11:35 ID:9Eku9hHr
>392
>「オマエの花火が見たいぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!」

これって・・・・                          ( Д )  ゚ ゚
413名無しさん@ピンキー:03/09/21 12:19 ID:1f12mwPY
アストレイ3人娘のエロが激しく見たいです。
あまりにもあっけなく若い命を散らした彼女らが不憫で。 ・゚・(ノ∀`)・゚・。



414133:03/09/21 14:12 ID:fyS0Pi8q
>>123-128

また読み返して切なさ倍増・゜・(ノД`)・゜・
415ポチ@駄文職人:03/09/21 16:04 ID:eeX7lhwY
「ほら、これプラントの土産」

プラントから地球へ遊びに来ていたディアッカが可愛らしく包装された小さな包みをアスランに差し出す。

「ありがとう、ディアッカ」

元戦友からのプレゼントを嬉しそうに受け取るアスランの姿に意味有げな笑みを浮かべ耳打ちする。

「あの金髪のお嬢ちゃんと仲良く食べろよ」

そう言い残し去っていく姿を見送るとアスランは早速カガリの元へ戻った。

トントン

「カガリ、開けるぞ」

カガリの仕事部屋のドアを開けると書類が積まれた机の間から金髪の少女が顔を出した。
416ポチ@駄文職人:03/09/21 16:05 ID:GzbBwDr0
「アスランおかえり!」

カガリは嬉しそうに駆け寄るとアスランの胸に抱き付く。

子供の様なその仕草にクスリと笑うと、それに気付いたカガリがツンと唇を尖らせ不満そうな顔をする。

「お前が居ない間、ずっと1人で書類を片付けて大変だったんだからな!」

「それはすまなかった、お疲れ様。カガリ」

よしよしと頭を撫でて労いの言葉をかけると満足そうに微笑む。その姿があまりにも可愛いので抱き締めようとした時、手に持っていた包みに気付く。

「なんだソレ?」
417ポチ@駄文職人:03/09/21 16:10 ID:aZQvw9ur
カガリも気付き綺麗にラッピングられたその物に興味津々である。

「ああ、これディアッカからのお土産だ」

そう言い包みを渡すと上目使いで開けていいか尋ねてくるので快く許可するとビリビリと包装紙を破き中身を取り出した。

中にはアルミの四角い缶が入っており蓋を開けると小さいキャンディが沢山入っていた。

「うわぁ〜美味しそう!」

嬉しそうに缶の中から一つ取り出すとポイっと口の中に放り込む。

「んん、甘い」

美味しそうに頬張るカガリにアスランは本当に子供みたいだなと思い自然と笑みがこぼれてしまう。
418ポチ@駄文職人:03/09/21 16:12 ID:b73jxSnD
「はい、アスランもあ〜んして」

キャンディを食べさせようと口に近づける。

「ん、あ〜ん」

と、なすがまま口を開けると甘い味が口の中に広まった。

「美味しいだろ?アスラン」

「ああ、美味しいな」

カガリがこんなに喜んでいるんだ、後でまたディアッカにお礼をしなければな。とアスランは思った・・・・が、

「「・・・・・」」

先程とはうって変わって沈黙の2人。

「ど、どうしたんだよ・・アスラン」

「・・お前こそ・・いやに静かだな」

「ばっ・・!それじゃ私がいつも煩いみたいじゃないか!」
419ポチ@駄文職人:03/09/21 16:17 ID:wQd95e7V
もぞもぞと膝を擦り寄せながら怒るカガリに前屈み気味なアスランが溜め息をつく。

「頼むからあまり大声を出さないでくれ・・体に響く・・」

「・・もしかしてアスランも具合悪いのか?」

「って・・カガリもか?」

驚きお互い顔を見ると2人共熱を持ったように頬を赤く染めていた。

身体中が火照り下半身に熱が集中し疼きが止まらない。

(・・これってもしかして・・本で読んだことがある・・媚薬ってやつか?)

(くっ、ディアッカ・・あいつ、毒を仕込んだのか!)
420ポチ@駄文職人:03/09/21 16:19 ID:PVvI7w0S
「カガリすまない!今、医者を呼んで解毒剤を用意する!」

「え、え?アスラン?」

突然立ち上がったアスランの行動に驚き制止しようと近付く。

「待て!アスラン」

「カガリ?」

カガリの制止に振り向いた拍子にアスランの腕がカガリの胸を掠る。

「ひゃあぁん!」

「!!!!」

掠った瞬間、体中に電撃が走ったような甘美な衝撃が走り思わず甘い悲鳴を上げてしまった。

その声はアスランの下半身を直撃し悶絶する。

「カ、カガリ・・そんな声出さないでくれ・・」

「ア、アスランが変なとこ触るからだろ!」
421ポチ@駄文職人:03/09/21 16:21 ID:ao0qJDmv
更に前屈みになり苦しそうにしているアスランにカガリは声をかける。

「大丈夫だアスラン!これはあれをすれば治るぞ!」

「あれって何だ?」

その言葉を真剣に聞き返すアスランにカガリは真っ赤になりながら答える。

「・・あれはあれだ!その・・あの・・いつも2人でしてるアレだよ!」

「?????」

まったく見当がつかないアスランは更に混乱する。

「だ、だから!エッチをすれば治るんだよ!」

「本当か!?」

意外な答えだったが今の自分たちの身体の状況に合った解決方法だなと納得した。
422ポチ@駄文職人:03/09/21 16:24 ID:vIkfgkRL
「じゃ、じゃあ・・するか」

「・・・うん」

そう言いカガリの部屋へ移動する。

「アスラン」

部屋につくとカガリは甘えた顔をし行為をねだりアスランもそれに応える。

「ふっ・・はぁん」

互いの唇を塞ぎ舌で歯列をなぞる。それだけでカガリは力が抜け足がガクガクと震えてしまう。

そんなカガリの腰を自らのそれに密着させ引き寄せる。

既に勃ち上がっているのがカガリにもわかりその熱を解放してあげたいとアスランの前に跪きズボンのジッパ−に手をかける。

「・・してくれるのか?」

「・・うん。辛いだろ、お前」
423ポチ@駄文職人:03/09/21 16:26 ID:RxRjAl61
恥ずかしそうにジッパ−を降ろし取り出すと反り返ったソレを丁寧に舐めあげる。

「くっ・・カガリ」

薬のせいか舐められただけで達しそうになるのを必死に堪えようとする。

カガリは更にアスランのモノを咥え上下に擦り解放を促す。

「ふっ・・カガリ・・もういい、出すぞっ」

その言葉にカガリは先端の割れ目に舌を這わせ吸い付くと熱い液体が口の中に流れ込んだ。

ゴクゴクと喉を鳴らし自分の精液を飲み干すその姿が物凄く淫らに感じアスランはゾクゾクと身体を震わせた。
424ポチ@駄文職人:03/09/21 16:29 ID:F/SP8lJB
「カガリ」

「えっ、きゃあ!」

カガリを抱え上げベッドに乗せると着ていた服を脱がし始める。

「はぁん、アスラン」

露になった胸の膨らみを揉むように触れ小さな突起を舌でチロチロと舐めると物足りないのか切なげにカガリの身体が揺れる。

「あぁ・・はぁ、あぁん・・もっと・・触ってぇ」

言われるままアスランは乳首を口に含み舐めたり吸ったりを繰り返し身体全体を撫で上げる。

「いぃ、気持ちいいよ・・ふぁあっあん」

次に秘部へと手を伸ばすとカガリはたまらず腰を揺らす。
425ポチ@駄文職人:03/09/21 16:32 ID:96ThBeIr
「ああぁっ!アスラァン」

濡れて吸い付くようなそこを触る度、蜜が溢れ絡まる水音が部屋中に広がる。
426ポチ@駄文職人:03/09/21 16:33 ID:ADScBvjs
「ひゃあぁ・・ふぁっあん・・お願いっ早く挿れてぇ」

我慢出来ずに腰を浮かしねだるとアスランは1度放っても尚、固さを保つソレを秘部に押し付け少しずつ挿入する。

「はぁはぁ・・カガリの中・・温かくて気持ちいいな」

「ひゃぁあっ、あふん・・アスランのも大きくて熱いの・・大好きだよぉ」

熱い肉棒が奥まで入ってくる感触がたまらずカガリの身体がヒクヒクと痙攣する。

「ふぁっあっあっあぁん・・」

突き上げる度に出る喘ぎ声はアスランを掻き立てより一層動きが激しくなる。

「・・カガリ・・くっ・・いくぞっ」
427ポチ@駄文職人:03/09/21 16:35 ID:zzMn3MjL
更に大きく足を開かせると限界まで自身を突き上げ激しくピストンを繰り返す。

「ひゃあぁあっ・・奥に・・当たって・・あぁあっひっく」

アスランの動きに合わせてギシギシとベッドが軋みカガリはあまりの快感に声にならない喘ぎを出しアスランにしがみつく。

「ふっ・・く」

アスランは寸前で自身を抜き白濁の液をカガリの腹部に吐き出した。

「あぁん・・アスラン」

熱い精液をかけられ嬉しそうにソレを自分の身体に擦り付け、行為後もまだヒクヒクと疼く秘部に戸惑い濡れた瞳でアスランを見る。
428ポチ@駄文職人:03/09/21 16:39 ID:pJSp80gJ
「・・なぁ、アスラン・・もう1回・・・したい」

「ああ、俺も・・」

そうしてアスランとカガリは第2ラウンドへ突入した。






その頃ディアッカは・・・

(ふふっ、あいつら今頃やりまくってるんだろうな〜)

手の中の小さなキャンディを眺め小さく笑う。

「・・なにニヤニヤしてんのよ、気持ち悪い」

終戦後、初めて再会したディアッカにミリアリアはつまらなそうに文句を言う。

「ここに来たのはついでなんでしょ」

冷たい言葉にディアッカは慌てる。
429ポチ@駄文職人:03/09/21 16:41 ID:SJQLqjPT
「お、おい!なんだよそれ、オレはお前に逢うためにここまで来たってのに」

「・・しらないっ」

一瞬頬を赤くしたように見えたのは気のせいだろうか。ミリアリアはプイっとそっぽを向きスタスタと歩き出した。

「おい、待てよ〜」

慌てて駆け寄るディアッカ。

(オレにはまだ春は来そうにないな)

小さく溜め息をつくとジャンパ−のポケットにキャンディを押し込んだ。


END
430ポチ@駄文職人:03/09/21 16:53 ID:K1tOtT4p
投下完了(´ρ`)
バカ話でスマソ・・

今からバイトだぁ!

ではまた休憩時間に
431名無しさん@ピンキー:03/09/21 18:30 ID:JsILmTE1
ポチ氏乙です!報われない痔にワロタ。
しかしアスラン、毒って…w
432名無しさん@ピンキー:03/09/21 19:07 ID:o4wDO8jf
キラカガァァァァァァァぁあぁぁっぁlっぁっぁぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁっぁあ(壊)
433名無しさん@ピンキー:03/09/21 20:03 ID:yiHykPSG
来週で最終回
434名無しさん@ピンキー:03/09/21 21:59 ID:25PHEGTS
ポチ氏のアスカガ毎度最高です!(*´Д`)ハァハァ
自分ではキャンディ使わない痔が漢らしい。
微妙に天然なアスランと甘えたカガリたん萌へでした。
ラブラブ全快いいなぁ〜
435217:03/09/22 00:08 ID:NHXNZ6EX
>>409
ホント、みんなバカです…
ムルナタかぁ…確かに痛々しい話にはなりそうだ…
ちょっと元気も出てきたし、投下してくださるなら俺は是非読みます。
ただ、他の人はまだ傷が癒えてなかったりして…
>>410
ありがとうございます。その言葉が聞けただけで落とした甲斐があります。
>>432
お、落ち着いて!必ず続き書きますから!
…とはいえあれから一文も書けてない罠。でも、絶対書きますんで、も少し待ってて下さい
>>ポチ氏
毎回素晴らしいSSをありがとうございます。
ポチ氏がアスカガ書いてて下さってるんで、こっちもアナザーなキラカガが、
最終回間際でも安心して書けます。
いつも俺ばっか楽しませてもらってゴメンナサイ。
でも、次回作期待してます!
ポチ氏のカガリたん大好きでっす!
436ポチ@駄文職人:03/09/22 02:51 ID:krZGLRRi
バイト先から帰還したポチです(`・ω・´)ゝ

>>431
やはり痔ミリはくっつきそうでくっつかない関係がいいかなと・・アスランも微天然に仕上げました!お気に召して頂ければ幸いです(^∀^)

>>434
そのお言葉ありがたい!励みになります。なんかラブラブばっかなので今度シリアスなモノを書いてみようかな。次回も頑張りますのでまた宜しくお願いします(●^ο^●)

>217氏
いやだぁあぁ!自分は217氏のアスカガも読みたいんですよぉ〜!いやしかし色んなカプが書けて羨ましい。漏れは他カプ嫌いじゃないけどイメ−ジがわかないから書けないんです。その点、アスカガはスラスラ書ける訳で・・。とにかくお待ちしております☆
437名無しさん@ピンキー:03/09/22 10:31 ID:B99gfp+M
kiracaga!!!!キラカガ!!!!キラカガぁ〜・・・・・・・・・・・頑張ってくらさいでつ
438名無しさん@ピンキー:03/09/22 11:43 ID:dh3UAiYV
アスカガも痔ミリも、めちゃめちゃ萌え〜。
他のスレではエロだけを求めてるんだけど
なぜかこのスレでは、エロ以外のところがツボにくる。

痔ミリ、なにげにめっちゃ好きです。もっと神降臨きぼんぬ。
自分ではかけないへたれですみません。
439名無しさん@ピンキー:03/09/22 12:16 ID:ke41Zvh7
毎回キラカガキラカガ言ってageてんの同じ人?
いい加減ちょっとウザイです
440名無しさん@ピンキー:03/09/22 12:26 ID:B99gfp+M
それはそれは、申し訳ない
441名無しさん@ピンキー:03/09/22 13:29 ID:f6AjTKEW
ageんなよ。
442名無しさん@ピンキー:03/09/22 15:01 ID:B99gfp+M
supejann
443名無しさん@ピンキー:03/09/22 15:17 ID:bQtZOpuj
申し訳ないといいつつあげてますよ
あんまり217氏を急かすのもどうかと思いますし
空気悪くなって他の職人さんが投下しづらくなるのもやだし
444名無しさん@ピンキー:03/09/22 16:36 ID:OXK7oImZ
どう見たって釣りだろ
放置
445名無しさん@ピンキー:03/09/22 19:43 ID:n4mqRaY5
下げ方を知らないのでは?
最近そういう奴多いみたいだし…
下げるにはメール欄に半角でsageと入れるのですよ
446名無しさん@ピンキー:03/09/22 20:54 ID:D2f5+UJn
神待ちの間はエロトークしましょうよ。
447名無しさん@ピンキー:03/09/22 22:33 ID:kmDoaCXQ
フラガ少佐とナタル少佐への追悼記念です。
エロがないけど、ずっとここに入り浸っていたので、
ここでうpしたいと思ってきました。
二人が死んだ直後の話で、台詞ばっかりです。
嫌な方はスルーでお願いします。
448名無しさん@ピンキー:03/09/22 22:36 ID:kmDoaCXQ
「あーあ、俺ってヤッパ死んじゃったのかね?」
フラガの目下に広がる宇宙空間では、砲火の嵐。
粉ゴナになったであろうストライクは、宇宙の塵と消えたようだ。
「アークエンジェルの守護霊にでもなるかな。いや、マリューの背後霊の方がおいしいかもな」
「少佐!?」
驚いた声に振り向くと、そこにはナタル・バジルールがいた。以前アークエンジェルで共に戦った、仲間。
「少佐、どうしてこんな所に…」
「死んじゃったみたいねぇ」
よくわかんないけど、と首をかしげる。
「それでは私も、そういう事なのですね?」
「たぶんねー。で、何で死んじゃったの?」
ナタルは唇を噛んで、仕方なさそうにいった。
「アークエンジェルに撃たれました。でも…これでよかったのだと思います。アズラエル理事を止めきれずに、アークエンジェルにローエングリンを…」
「あ、あれ、ナタりんがやったんじゃなかったんだ」
「当然です。…少佐、『ナタりん』って…」
昔よく見た批難の表情。
「まーいいじゃないのよ。もう死んじゃってるんだから。そうか、俺はブルーコスモスの盟主にやられたのか。カッコわりーな」
「少佐、もしかして…」
確かにフラガはパイロットスーツを着ている。
「そ、俺、ストライクに乗ってたの。カッコイーでしょ?」

449名無しさん@ピンキー:03/09/22 22:39 ID:kmDoaCXQ
二人の間に長い沈黙が流れる。

「俺達、お星様になっちゃうのかねえ?」
「少佐、それは子どもに語る際のたとえで、実際には…」
「えー? 俺死んでも輝きたいんだけど」
「星と言うものは太陽の光の反射で…」
延々と続きそうな会話をフラガが止めた。
「お疲れさま」
ナタルをゆっくりと引き寄せ軽く抱き締めた。
ナタルは横隔膜を痙攣させながら言う。
「ラミアス艦長を、人として好きでした」
「ああ、俺も」
ナタルの涙にはそれだけでない、いろいろな事が含まれているのだろう。
フラガはゆっくりとナタルの背をなで続けた。
「マリューもよく話してた」
「私の事を、ですか?」
「ああ、好きだったよ」
フラガを見上げたナタルの顔がキラキラと輝いていた。
涙が太陽の光に反射したわけではないのに。
フラガの腕の中で輝きながら生まれたままの姿になっていくナタル。
「星になるのは本当だったのですね。少佐にも、感謝しています」
軽く唇をあわせると、ナタルは微笑んでフラガからはなれた。
一瞬強く光り、ナタルはどこかへ消えた。

「俺は、やっぱりマリューの所に戻るかな」
ナタルのおっぱいかわいかったなー、と、ひとりで笑いながら戦火の中へと向かった。
「戦争が終わったら、また会おうな、バジルール中尉。
ああ、マリューに見つかる前にエロ本始末しとかないと!」
450名無しさん@ピンキー:03/09/22 22:41 ID:XObX+fko
。・゚・(ノД`)・゚・。
451名無しさん@ピンキー:03/09/22 22:45 ID:kmDoaCXQ
ご、ごめんっ
でも、ナタルをすくってあげたかったんだよお
452名無しさん@ピンキー:03/09/22 23:25 ID:MXVvNiAn
>447神
イイ!イイよ!感動した!
453名無しさん@ピンキー:03/09/23 00:09 ID:aZq3VO2/
   号  泣    

いや、でも辛い涙じゃないよ。嬉し涙だよ。
本当こんな風であってくれれば二人とも……・゚(ノД`゚)・。
454名無しさん@ピンキー:03/09/23 13:33 ID:VLf12kwd
こんな感じの二人!いいっすね…(ホロ泣き)
455(>_<):03/09/23 14:16 ID:uuUwr6k7
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まずはここでお勉強!
456名無しさん@ピンキー:03/09/23 18:09 ID:49KtRp7r
>447-449

不覚にも泣いた。まさかこの板で泣かされるとは思わなかった。
457夢の重さ抱えたまま 1:03/09/23 19:32 ID:JwMrcG9m

「キラ…うそ…」


「フレイーーーーーーーー!!」


「キラ!キラぁーーーー!!」


----------------------------------


はっとして、フレイは目を覚ます。
…また、夢だ。眠れない。何度、こうして跳ね起きたのだろう。
喉が、痛い。頬に涙の後の感触が残っている。夢を見ながら、泣いて、叫んでいたのだろうか。

……シャワー、浴びよう。

寝台からゆっくりと身を起こし、向かいの寝台に目を向ける。ナタルはいないようだった。
きっとブリッジで指揮を執っているのだろう、その事に少しフレイは安堵を覚える。
もし夢にうなされていたら、叫んでいたりしたら、激務をこなすナタル中尉…今はもう少佐だった、
少佐がゆっくり眠れないかもしれない。
そうなんとなく思いながら、備え付けのバスユニットのドアを開けた。

シャワーの温度をうんと熱くする。寒かった。…部屋の空調はきちんと機能していた。
つまりは、ちゃんと寝ていないのだ。
……あの艦、ヴェサリウスでも寝ることはできたのに…
そんな事をまるで昔のことのように思い出す。まだ、この艦に拾われてから3日も経っていない。
458夢の重さ抱えたまま 2:03/09/23 19:33 ID:JwMrcG9m
寝ることはできた、のではない。寝るしかなかったと言ってもいい。あの仮面の男は芝居のような
言葉回しをするし謎の薬をいつも飲んでいるし、何を考えているのかまるでわからなかったが、
不思議とあの部屋の中では、フレイは身の危険をまるで感じなかったのだ。
だから、寝ている時間だけは、自分の時間だった。
部屋の外は銀髪の傷の男など、幾度も殺されるかも、と感じたこともあったのだ。加えて、
厭らしい視線を感じることも…

と、自分の思考がどんどん気持ち悪い方向に動き、フレイは身震いする。寒い。…寒い。
……もう、連合軍の側に来れたんだもん、あの頃を思い出すことなんて、ないじゃない…
湯気が立つ中、フレイの体だけが、冷え切っていた。


『……フレイーーーーーーー!!』

突然に耳に響いた、通信越しの懐かしい声。もうこの世にいないと思っていた、あの声。
思い出し、びくん、とフレイの体が弾ける。

……キラの、声…生きていた、キラ…

涙が溢れてくる。ぎゅっと、自分の体を抱くように、座り込む。

……キラが、生きてる…
……幻なんかじゃない。聞き間違えるわけない。生きてる、生きてるんだ…

言葉にならない。ただ、泣いていた。熱い涙が、頬を流れる。乳房を伝っていく。
キラのあの叫びが、頭に焼きついて離れない。……ううん、離れなくって、いい…
459夢の重さ抱えたまま 3:03/09/23 19:35 ID:JwMrcG9m
いたい。キラに、逢いたい。
暖めて欲しい。
あの優しいまなざしが、欲しい。
ぎゅって、痛いくらいに抱きしめて欲しい…

吐息が漏れる。手が秘所に触れている。フレイの小さな手では支えきれない豊かな乳房にも、肌も。
その動きは、かつての彼の動き。ほとんど自分が上だったあの寝所の中でただ一度だけ、
彼が私を積極的に抱いた、あの動き。

哀しげで、寂しさを抱え、それでもまっすぐに見つめてくるまなざし。ぎこちない動きで、手が
首筋から胸に流れ、下腹部へと向かう。力強く、乳房を揉む。痛いけれど、痺れる。

フレイの手の通った後の肌が赤味を増していく。鼓動が弾ける。久しく触れられることのなかった
秘所の奥は燃えさかり、じくじくと疼く。溢れる。

……キラ、キラぁ…欲しい…私を…私を…

フレイの細い指が秘唇の中に埋もれていく。1本、2本…3本。

……私を…壊して…めちゃくちゃにしてぇっ!!

滾る男性自身に貫かれたあの感覚が、鮮やかに蘇る。私の中に入り込んでくる。
真っ赤に疼く秘唇がかき分けられ、圧倒的な肉の軋みが、押し寄せてくる。

……フレイ!あぁ!フレイ!

叫びに似た喘ぎが脳に響く。きつく抱きしめられ、厚い胸板が乳房の形を歪ませていく。背中に
回された手が熱と跡を容赦なくつけていく。そして、擦れ合う粘膜が、異常なほどの熱を与えあう。
どこにも逃げ場なんてない。私のすべてが、奪われる。
460夢の重さ抱えたまま 4:03/09/23 19:37 ID:JwMrcG9m
……キラぁ、もっと!もっとぉ!

熱い。熱い。何も考えられない。頭の中が、快楽でいっぱいになる。
触れあう肌の熱さすらどうでもいい。もっと、もっと激しく、私を求めて…!

……フレイぃ!! くぅっ…フレイ!

……あぁ…キラぁ!

キラの滾りが頂点に達し、フレイの一番深い奥で弾ける。その衝撃が、熱が、フレイを貫いていく…
461夢の重さ抱えたまま 5:03/09/23 19:37 ID:JwMrcG9m
……キラ…逢いたい…


思い出すのは、歪んだ関係だったあの頃。

『私の思いが、あなたを守るわ…』

『フレイは、優しかったんだ…』


思い返されるのは、別れ際のあの頃。

『何よ!同情してるの!?あんたが、私に?』

『つらいのはあんたの方でしょ。可哀想なのはあんたの方でしょ。可哀想なキラ。
一人ぼっちのキラ。戦ってつらくて、守れなくてつらくて、すぐ泣いて…だから…』

『僕達、間違ったんだ…』

『ごめん、帰ってから…』


そして、忘れられない、あの叫び…

『キラ…うそ…』

『フレイーーーーーーーー!!』

『キラ!キラぁーーーー!!』
462夢の重さ抱えたまま 6(完):03/09/23 19:38 ID:JwMrcG9m
……キラ…あなたに、逢いたい…
……逢って、本当にあなたに向き合いたい…の…

急速に冷えていくカラダを、またフレイはぎゅっと抱きしめていた。

……ううん、違う。逢うの。
……逢いたい、じゃない。逢うの。
……逢って、そして…

フレイは立ち上がると、バスルームを後にした。ナタルに、自分の想いを伝えるために。
待ってるんじゃなくて、自分から逢いに行く。そう、決めたから…
463夢の重さ抱えたまま 誤植訂正:03/09/23 19:39 ID:JwMrcG9m
>>459 1行目は
いたい。キラに、逢いたい。
ではなくて

逢いたい。キラに、逢いたい。
の間違いです。すんません。
464名無しさん@ピンキー:03/09/23 20:31 ID:BCAPm5H+
>>463
乙です!
本編だと会えずに死んじゃうんだよな・・・
切ない。・゚・(つД`)・゚・。
465名無しさん@ピンキー:03/09/23 21:43 ID:PeF4DwL4
切ない話・・・本編も切ない・・・
466黄昏の文芸作家:03/09/23 21:51 ID:pdtMaCMa
みんな乙華麗。俺も最終回が近いせいか鬱な感じでねぇ…。
久々に>>392の続きでもドゾー。

「せやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」 

 ズバシュッ!!!!!!!!!!

「ひゃ…あああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!」
 フォブドゥンの両腕が切り落とされ、無防備となったコクピット近辺に突き刺さるデュエルの
ビームサーベル…シャニの一瞬の判断ミスが招いた結果だった。だが…。
「はは…ただじゃあ…やられてやらないよ…!」
「!?」
 両腕を切り落とされ、コクピットも爆発寸前のフォビドゥンであったがシャニは最後の力を振り絞り…。
「オマエも…あぼーんだぁ!」
「くッ、こいつ…まさかッ!?」

 ズドォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!

 シャニの最後の悪あがき…コロイド粒子を振りまきながらの近距離間の自爆攻撃。
まさか相手が自爆してくるとはイザークも考えが及ばず、ガードが遅れて爆発をモロに喰らってしまう。
「シャニのヴァーカ! 僕の楽しみが減っちゃったじゃないかー!」
 デュエルとのバトルをそれなりに楽しんでいたクロトは納得がいかなかったが、そんな事を言って
いる場合ではなかった。ピースメーカーズ部隊の攻撃がまたしても失敗した今、自分がプラントに
赴いて作戦指揮を取らなければいけなかったからである。
「オルガもシャニも死んじゃったし…ここからは僕の1人舞台だぁ〜ッ!」
「…もう間もなく幕引きだッ!」
「!?」
467黄昏の文芸作家:03/09/23 21:53 ID:pdtMaCMa
 クロトもまた油断していた。フォビドゥンの巻き起こした爆発から漏れたコロイド粒子に
デュエルがその姿を隠していた事に気づくのが遅すぎたのだ!
「てめェ、どうして―――――――――――――――――――――――――――――――ッ!!??」
 見ればデュエルは先程まで纏っていた装甲を脱ぎ捨てている。シャニの自爆に巻き込まれたのは
本体ではなく、纏っていたアサルトインバネスだったのだ!
「貴様で…ラストだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」
「ち…ちくしょ―――――――――――――――――――――――――――――――――ッ!!!!」
  
 ズッ…ドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

 シールドを失ったためにガードができず、レイダーのツォーンを浴びて左腕を吹き飛ばされるも
デュエルの右手から繰り出された光り輝く拳が、確実にクロトのコクピットを突き破った!

 これまでの状況を静観していたアズラエルだったが…。
「あー、もうッ! 何をやってるんだアイツらはッ!」
 ドミニオンブリッジに響くアズラエルの怒号…ナタルも眉を顰めるしかなかった。もはや…。
「アズラエル理事、月基地を破壊された今…我々は圧倒的に不利です!」
「艦長さんまで何を言ってるんですかッ!? 勝利はすぐ目の前にあると言うのにッ!」
 フレイは内心、イザークの快進撃に息を呑んでいた。もうすぐ彼が来てくれる…もうすぐ自分を
ここから助け出してくれる…そう思うと逸る気持ちを抑えられない。
「(逃げなきゃ…私、この艦から…逃げなきゃ!)」
 そして戦況を察したナタルは決心したかの様に、重い口を開き…。
「…総員、艦からの脱出を…命ずる…!」
「!? ふざけるなぁッ!」
 錯乱寸前のアズラエルの取り出した銃が、ナタルに向けられ…。
468黄昏の文芸作家:03/09/23 21:54 ID:pdtMaCMa
「…! 足つき同型艦から…脱出ポッド!?」
 レイダーを撃破し、フレイ奪還のためにドミニオンに向けて駆けていたデュエルのセンサーが
かの艦から次々と射出される脱出ポッドを捉えたのだ。アズラエルの乱心によって、ナタルが出した
苦渋の決断の決断にしたがったクルー達…無論、その中には…。
「イザークの…ガンダム!」
 イザークの駆るデュエルを見つけ、フレイは狂喜した。急いでドミニオンやアークエンジェルに
連絡した時の様に、通信回線をデュエルに向けて開く…!
『ザ…ザザッ…イザー…わた…ここ…助け…ザザーッ…!』
「!? この通信…どこからだ!?」
 何とも懐かしい声がデュエルのコクピット内に響いた。間違いない、フレイだ。あの脱出ポッド
のどれかに乗っているのか…急いで把握しなければ…!
「くッ…足つきは主砲発射寸前か…ッ! 間に合え―――――――――――――――ッ!!!!」
 電波を辿り、フレイの乗ったポッドを把握…ブースター最大出力で翔ぶ!

「撃て――――――――ッ、マリュー・ラミアス―――――――――――――――――ッ!!!!」
 ドミニオンのブリッジに、ナタル最後の絶叫が響いた。アズラエルを巻き添えに…という彼女の
最後の決断。ムウを失ったマリューの叫びと共に、放たれるアークエンジェルの一撃…!

「あと…もう少しだと…言うのにィ…ッ!!!!」
『イザーク!』
 重力場が安定しない宙域のため、なかなかうまく推進力が安定しない…早くしなければ…!
「(フレイのポッドは足つきの直線上を漂っている…このままでは、主砲の巻き添えに…ッ!)」
 フェイズシフトダウン覚悟で全エネルギーを背部ブースターに回し、フレイのポッドに手を伸ばす
デュエル! もう少し…もう少しで…!
『イザーク…もうダメ! あなたも巻き込まれる…!』
「俺を信じろ…俺が…お前を救いだす…ッ!」
 もう時間がない。アークエンジェルの主砲が、はるか彼方で光るのをセンサーが感知してしまった…!
「最後の…最後の力を貸してくれ…ガンダムッ…!!!!」  
469黄昏の文芸作家:03/09/23 21:58 ID:pdtMaCMa
デュエルがレイダーを倒した「光り輝く拳」…ロウのアストレイの技とも
取れるし、某Gガンの技とも取れるし、∀の御大将の技とも取れる…ね。
遺作が強すぎと思う香具師がいると思うけれども、最終回近いから許しておくれ…。
470名無しさん@ピンキー:03/09/23 22:04 ID:jzvVEeTM
(´-`).。oO(しかし、「ぁ」が多いなァ…)
471名無しさん@ピンキー:03/09/23 22:32 ID:wmPcznls
ここエロパロスレだよね?
472名無しさん@ピンキー:03/09/23 22:38 ID:uaSQcXFG
>>471
>>470
そういう事いうなよ・・・
473名無しさん@ピンキー:03/09/23 23:22 ID:KVVlSF2X
>470には同意。つか、せっかく面白いのに、そういう目先の部分で損したら
もったいないと思う。
黄昏の文芸作家氏の個性といったらそれまでだけど、SSとして
棒線を無駄に長く伸ばしたり、「!」や母音をやたら連打したりするのは
自分で思ってるほどには、視覚的なインパクトは無いよ。厨房臭さが増すだけで。
単なるSSとしてではなくて、きちんと自分なりの世界を構築しようとしている
意気込みは良くわかるから、息切れしないで是非頑張って欲しい。
474夢の重さ抱えたまま@PinkRose:03/09/23 23:34 ID:JwMrcG9m
>>464>>465
感想ども。正直パロ自体書くのが初めてで、感想もらえて少しだけほっとする…
切なさが伝わってもらえたようなので今実験は最低限成功。
次はもちっとエロいのに精進・挑戦しまつ…
475名無しさん@ピンキー:03/09/23 23:44 ID:XWWP1LDO
一番もったいないのは黄昏氏が厨レスを以前書いていたことだとおもう
だから>>473も「厨臭さが増す」と言っているわけで。

最終回を目前に鬱なコトになっているので
最近の作品はスレ主旨に合わないものもあるとは思う。
ただ、これが続きさえしなければいいのではないかな。

同じように連載ものなら時にはエロのかけらもないときがあるだろう。
だけど、それが続くとスレ違いと言われても仕方ない。
自分の事をいっちゃうと、連載するときにはエロ、
もしくはエロ臭さがただようように毎うp度、気は使っている。
(ここでは連載していないが)
読む人はそれを期待してくれていると思ってるから。
476217:03/09/23 23:44 ID:+p9oX3/Y
>>474
乙かれです!フレイ様の切なさが伝わってきました。最近フレイ様、いい子ですよね
フレイ様の切ない話、自分も書いたけど時期外れだったからなぁ

>>黄昏氏
やっぱ自分の世界観を構築してる人のSSって引き込まれます。
続きまってます。

俺も何とか書き終わったけど、投下準備まではもちっとかかりそうでつ。
477黄昏の文芸作家:03/09/24 00:08 ID:btEfnT1Q
>>470-473 >>475-476
意見サンクス。やっぱエロパロだからエロ書かんといけんのよね。
確かに無駄に字数使うと厨臭いわ。ちっと考えてくる。
478名無しさん@ピンキー:03/09/24 00:17 ID:LFJfULE+
>>黄昏氏
個性をなくすのはいけない事だと思います。
欠点をなくすのは良いけど自分のSSの書き方を変えないでほしい。
黄昏氏の小説はマジおもしろいから!!SO3、.hackから書き方はよかったから自信持って!!
これからも頑張ってください!!!
479名無しさん@ピンキー:03/09/24 00:26 ID:1crBPPMm
>>477
よかったよ。普通に見入っちゃってた。
>無駄に字数使う
関智のしゃべり方忠実に表現するとそうなっちゃうよね(w
480名無しさん@ピンキー:03/09/24 00:35 ID:x+igJiTh
ダッシュや疑問符、感嘆符の連発を見て、あか○りさ○るかとオモタ。
481GG蝶...:03/09/24 01:28 ID:WFfkq0o8
皆、、、すごいな。。。。。
482448-449:03/09/24 03:26 ID:qnxQPMhq
>450-456
 すれ違いかもしれないのに読んでくれてありがとうございました。
 なかせてしまった方はすみません。自分も泣いております。
 あとはマリューさんをすくってやりたい…
483名無しさん@ピンキー:03/09/24 12:08 ID:a6ht9on+
>>黄昏の文芸作家氏
いつも楽しませてもらってますよ。
欲を言えばエロも欲しいところだが、あなたの話は魅力的だと思うので
これからもがんがってください。
484名無しさん@ピンキー:03/09/24 18:03 ID:DDIykFgT
3人娘の絡み読んでみたいなぁ・・・
485名無しさん@ピンキー:03/09/24 18:17 ID:Q44DrwGE
エロ無しならよそに投稿して、ここではそのスレへの誘導リンクだけ貼ればいいと思うんだが。
486名無しさん@ピンキー:03/09/24 21:45 ID:p+fXom/A
>>485
細かいことは(・∀・)キニツナイ!
487217:03/09/24 22:55 ID:ugbhCzUO
まあ、一貫して言えるのは書き方に賛否両論あれど、黄昏氏のSSは面白いって事ですよね!
俺は黄昏氏は今の書き方でも好きだけど、自分の納得のいくモノを書いて欲しいと思います。

さて、今日は最終回前に近親を投下しようと思います。
最終回の後はアスカガじゃなきゃイカンのかなとか思っちゃうし。
今から投下準備張り切っときます。
488名無しさん@ピンキー:03/09/24 23:25 ID:BlLjjwYm
489名無しさん@ピンキー:03/09/24 23:29 ID:jvMxhJ0V
>>488
貴様ッ!!!!なんて事を!!!!
490twin fault:03/09/24 23:56 ID:ugbhCzUO
>>321-339の続きです。
興味ある方はどぞ



ねっとりと唾液をまぶした舌で何度も何度も愛しそうに、肉棒の裏筋に舌を這わせていく。
唾液と、とぷとぷと溢れてくる先走り液が混じって、キラには自分のものが何だか光って見えた。
じくじくと流れでる先走り液を、カガリは逃すまいと下から上へとキラの肉棒を舐め上げて捕まえていく。
「はぅっ…うぁ…」
キラは声にならない声を上げる。
カガリはそのまま舌を這わせながら彼の一番敏感な部分に舌をピトッとつける。
491217:03/09/24 23:59 ID:ugbhCzUO
そのままゆっくりと舌を少しだけ離すと、唾液と先走り液の混じった液がヒクヒクした先端と、舌を繋いだ。
キラは目の前の淫靡な光景に目を奪われる。そして、糸を引かせたまま、カガリはキラを見つめる。
(すごくっ…いやらしい…それに、相手が自分の双子、いけないことだって思うと…)
キラは、フレイにされていた時の倍以上感じている自分に気付く。
ビクンッ!!
「!?」
突然、キラの肉棒が跳ね上がる。カガリは少し驚いて目を見開き、キラの肉棒の変化を頬を赤くして眺めている。
492217:03/09/25 00:00 ID:O5YmN494
「お、お前っ!まだ、おっきく…」
「はぁっ…はぁっ…」
キラの肉棒は、有り得ない事にさらに膨張したのだ。
カガリはヒクヒクと痙攣しながらさらに固く、大きくなった肉棒を掴み、
おそるおそる鈴口を口に含み、口内で舐め回した。
「ンッ…んン…ちゅる…」
唇では少し肉棒を吸い上げてみたり、手では扱いてみたり、いろんな動きを加えていった。
「あぅっ…カガリ…出ちゃうよ…」
「んっ…は、ふ…」
キラの言葉を聞き、カガリは唇をキラの肉棒からゆっくりと離す。
493217:03/09/25 00:02 ID:O5YmN494
肉棒が暖かい口内から外気に晒された瞬間、ビクビクッと今にも精を放出してしまわんかのように震えた。
カガリはそれを見て服を脱ぎ、寝ているキラの体の上に跨った。
「なぁ、その、コ…ココまでしちゃったんだし…お前も、もういいだろ…?」
まだ呼吸の荒いキラに、 カガリは最終確認をとる。何だかんだ言って、キラは弱々しくも抵抗の意を見せていた。
もし、ここで繋がってしまったなら、もう後戻りは出来なくなる。だが、ここで否定しても、
キラの体はもう既に限界だった。肉棒はかつてないほどに固く、そそり立っている。
494217:03/09/25 00:04 ID:O5YmN494
とにかく、キラの肉棒はカガリの中に入りたいと一生懸命訴えていた。
(カガリは、僕となら何処に堕ちたっていいと言った。じゃあ、僕は?
少なくとも、間違った恋だ。フレイの時みたいに、悲しみや後悔もいつもつきまとうんだろうな…
でも、今はカガリとなら、越えていけそうな気がする。何があっても…)
「…れたい」
「え?」
キラが何を言っているのか聞き取れず、カガリは聞き返す。
「挿れ…たい。カガリの中…入りたい…」
「私、も…キラに…入って欲しい…」
495217:03/09/25 00:05 ID:O5YmN494
カガリは、キラの気持ちも確認できたので、自分の中に入りたくてウズウズしていた
肉棒を掴み、導いてやった。そして、ゆっくりと腰を下ろしていく。
「ふぁぁぁ…!!」
「うっ…ああっ!!」
二人は待ち望んでいた時が来たかのように、悦びの声を上げる。いけないことをしているのに、
体は共に熱く感じられた。いや、してはいけないと、頭では分かっていたからかもしれない。
キラには、カガリの中は本当に暖かく、カガリにはキラのものは本当に熱く感じられた。
互いの敏感な部分はジンと熱くなっていき、熱を帯びていくのがわかった。
496217:03/09/25 00:06 ID:O5YmN494
少しずつ、カガリがキラの肉棒を奥まで導くように腰を下ろしていく。
「ふぅ…ん…」
甘い声を上げ、カガリはピクッと顔をしかめながら、ゆっくりと体を下ろしていく。
キラは、カガリが与えてくる締め付けに快感を覚え、口を開きながらカガリが自分で肉棒を
挿れていく煽情的な光景を見ていた。カガリの中は、キュウッとキラの肉棒に吸い付いたり、
蠢いたりしてキラの肉棒を愛していく。キラは、少しでも気を抜けば
達してしまわんかのような快楽に襲われる。
497217:03/09/25 00:07 ID:O5YmN494
カガリはキラの肉棒を最奥まで到達させると、先端で奥を刺激するように腰を横に動かし、
ぐりぐりと亀頭を最奥部に擦りつけていく。もちろん、根本ではしっかりと肉棒を咥え込み、締め付ける。
「あはぁ…キ…ラ…ぁ…」
「っ…く…こんなっ!カガリ…」
キラも先端部をそのように刺激され、さらには吸い付かれ、締め付けられ、狂ってしまいそうだった。
カガリは虚ろな瞳でキラを見下ろしながら、とうとう腰を上下させ始めた。
プルプルと快楽に負けてしまいそうに、彼女の腰は震えていた。
498217:03/09/25 00:09 ID:O5YmN494
それでも、カガリは腰を上下させ、キラのものを余すところなく愛していった。
時には小刻みに、時には肉棒の先端部まで腰を上げ、一気に最奥まで下ろしていく。
キラは、カガリの震えた腰を掴み、しっかりと支えて彼女を本能のままに突き上げ始めた。
「ひゃっ、あ…うっ!やぁぁ…もう…」
カガリの声と共に一層キラの肉棒への締め付けが強くなった。
まるで何かが絡み付いてくるような感覚に襲われながら、二人は快楽を求め合う。
失くしたモノなんて、たくさんある。もうお互いは昔の様には戻れない。
499217:03/09/25 00:10 ID:O5YmN494
それでも、二人はお互いを好きでいたい。その気持ちは二人を次第に高みへと登らせていく。
つうっとカガリはおかしくなってしまいそうな快楽のせいか、涙を流していた。
キラは体を起こし、その涙を唇で優しく拭った。
カガリはたまらなくなってキラの背中に腕を回し、抱き締める。
そしてそのまま、キラはカガリに耳打ちする。
「もう…出すよっ…」
「えっ?んっ!?やぁ…あああっ!!熱ッ、熱い!!奥、が…ふぁぁぁぁぁ!!」
キラはカガリの最奥部で腰の動きをピタッと止め、自分の全てを放出するようにカガリの中に精を放った。
500217:03/09/25 00:11 ID:O5YmN494
カガリは、そんなキラの想いに胎内を刺激されて絶頂へと急速に登っていく。
足までもキラの背中に回して顔を真っ赤にして、さらに涙を流す。
まだ離したくないとばかりに、カガリは今もキラの肉棒を締め付けて離さない。
「は…ぅ…カガリ、これじゃ離れられないよ…」
「…もっ…とぉ…」
「!?」
消え入りそうな声でカガリは呟く。キラはカガリの意を汲み取り、そのまま腰を動かしていく。
「ひ、はぁん…!!ふぁぁっ!!あっ…」
再び可愛らしい声で喘ぎ出すカガリを、キラもまた彼女の腰を折れそうなほど抱き締め突き込んでいく。
501217:03/09/25 00:12 ID:O5YmN494
先刻の時よりカガリの中は締まっていて熱い。
あまり長い時間はもたないだろうと考え、キラは激しく腰を動かしていく。
「そっ…そんなッ!!はや…い…キ…ラ…」
「んっ…もっとして欲しいって言ったの…カガリだよ…」
二人とも抱き合っているせいか、あまり大きな動きはできなかった。
ただし、小刻みで早い動きをするには最適だった。早く、激しく、カガリの中を突き込んでいく。
「い…ンっ…私、またっ…」
「もっかい…出すよっ…」
キラの声と共に再び熱いものがカガリの中を駆け巡った。
502217:03/09/25 00:14 ID:O5YmN494
全身までも熱くなるのを感じたカガリは再び絶頂へと登りつめていく。
「あああっ!!ま、またっ…!!ひぃっ…んっ…」
キラはひとしきり放出し終えると、今度こそカガリの中から自分の肉棒を引き抜いた。
まだ息の荒い彼女をしっかりと落ち着くまで抱き締めていた。

「なぁ…」
「何?」
ようやく落ち着いたカガリが口を開く。
「このまま二人でどっか行っちゃわないか?
この宇宙の果てでも、地球の山奥でも…誰もいない、どこか…」
少なくとも人目のつかない、誰からも咎められる事のない場所じゃなきゃ、二人は生きていけない。
503217:03/09/25 00:15 ID:O5YmN494
しかし、それを承知で二人は繋がったのだ。
「そうだね…けど、今はまだ、ね。やらなきゃならない事いっぱいあるでしょ?」
キラの言葉は、カガリが予想していた通りだった。
「でも、この戦いが終った時には…君を連れて――――」
「…キラ」
これから先、二人はより多くの困難に出会うかもしれない。許されない過ちかもしれない。
けれど、二人ならどんな十字架も背負っていける気がした。
それは、二人が悩んで、迷って、手にした答え――――。

アスランはカガリの部屋の前を通り過ぎようとすると、紙の一切れを見付け手に取った。
504217:03/09/25 00:16 ID:O5YmN494
たぶんドアのほんの隙間から出てきたのだろう。
「これは…」
アスランはすぐにそれがキラとカガリを縛る、鎖であった写真の一部だと気付いた。
そして、カガリの部屋を見つめた。
「そっか…お前ら、見つけたんだな。どうするかを…」
アスランはその写真の切端をポケットにしまい、彼女の部屋の前を通り過ぎる。
俺も…歩き出さなきゃ行けないな。そう思いながら。
涙を手で拭い、前を向いて歩き始めた。
自分もまた、いつか答えを見つけられると信じて――――

答えは、悩んで、迷って手にするモノ。
たとえ、間違ってても…。
505217:03/09/25 00:19 ID:O5YmN494
終りです。次書くのは最終回見てから決めたいと思います。
たぶん最終回の日は祭りになるでしょうが、俺は投下せず…になります。
何はともあれ、今更ですが双子モノはどうでしょうか?
俺が双子書くとこうなりますね。
それではまた後で…
506名無しさん@ピンキー:03/09/25 00:26 ID:167Km5tB
>>505
りあるで見れた〜♪ 乙です〜

双子だってもし知らなかったら、いつか彼らはこういう関係になっていたんだろうか…
と思えるような描写。キラの葛藤がいいなぁ…そして覚悟決めるあたりも
えっちいシーンも勿論わふわふwでした

大s…アスランの行方は何処へ…?
507名無しさん@ピンキー:03/09/25 00:26 ID:zFsgX4WW
>>217
乙!!相変わらず表現がうまくて綺麗です!なんか最終回が近いって事で切なくなってきた・・・w
これからも貴方の文章が読めたら・・・ 贅沢なことはいいませんが、また読みたいです!
508暁闇・1:03/09/25 01:10 ID:3A5lWzHg
【ご注意】

 フレイ中心の話ですが、本編ではありえないイザフレ描写を含みます。露骨です。
 苦手な方はスルーでよろしく。
 エロ以外の部分が長く暗いので、興味無い方も見なかったことにしてください。

***********************************************************************************


 種族の差、誕生の違い、そんなものが一方的に心を遮っていた。
けれど誰よりこだわり続けた自分が今、かつて憎んだはずの少年の面影を追い続けている。
 私は賭けに勝ったはずだった。
あの男は何も知らずに手の中で踊り、私自身が滅ぼしていくのだと、そんな歪んだ優越感を抱いた。
失った痛みにさえ鈍く、傷口が化膿し始めてやっと、与えられる救いは無いのだと気付く。
そう。与えられる救いの手など無いのだと、とっくにわかっていたのに…。
「………パパ……!?」
悪魔が私に囁いて、私の中の悪魔がそれに答える。
幻でも縋りたいと思った。しがみ付きたいと思った。
自分を守ると言ったその言葉を信じるしかなかった…。

509暁闇・2:03/09/25 01:11 ID:3A5lWzHg
 艦内は恐ろしく静かで、ひんやりと冷たい空気が纏わりつく。
自分をこの船に連れ込んだ男は、自室に自分を閉じ込めたきり、一度も姿を現さない。
ベッドに腰掛けたまま、倒錯的な状況にただ身を固くするしかない。
灯りを付けることすらできない。薄暗い室内で、何も無い殺風景な内装が余計に心を寒くさせる。
かつて自分のいたアークエンジェルの部屋とて、とりたてて気の利いた設備があったわけでもない。
軍艦というものには意図せずして、場違いな自分を責め立てる冷たさがあった。
 プシュッ
唐突に扉が開き、フレイはビクリと顔をあげる。
扉の前にいたのは自分を攫った仮面の男ではなく、見知らぬ敵軍の少年だった。
赤い軍服を着た銀髪の少年は、あからさまに怪訝な顔で室内に目をやり、ベッドに腰掛けるフレイの姿を見るや、いっそう顔をしかめた。
顔面のほぼ中央から頬にかけて、生々しく大きな傷が走っている。
フレイが身を強ばらせると、少年はフンッと鼻で軽く笑ったようだった。
彼は部屋の灯りを付けると、無粋な足取りで上司の部屋に立ち入った。
得体の知れぬ怪物が近づくかのごとく、フレイは近づいてくる少年に恐怖を覚えた。
そんなフレイの様子には目もくれず、少年は乱暴にベッドの上に向かって何かを投げ捨てた。
反射的に思わず目を閉じて、そして恐々とそれに目をやる。
「命が惜しければさっさと着替えることだな。隊長からの御達しだ」
緑色の、敵軍の軍服だった。女物である。
510暁闇・3:03/09/25 01:12 ID:3A5lWzHg
フレイは半ば当惑して放り投げられたその軍服を見つめていた。
その様子を、疑惑に満ちた眼差しで少年は見つめる。
疑惑はむしろ、彼の上司へ向けられたものかもしれなかった。
フレイが顔を上げると、鋭く威圧的な青い眼差しにぶつかった。
ギクリと、射すくめられたかのように目をそらしてフレイの視線は宙を泳いだ。
「…あの、でも、私……」
「殺してやってもいいんだぞ」
弱々しく掠れそうなフレイの声を遮るように、低く不穏な声音で少年が言い放つ。
「ナチュラルの捕虜など…同胞の仇などさっさと殺すべきなんだ。なのに隊長は何を考えておられるのやら」
今ここでフレイの首を捻り挙げかねないような、臨場感に溢れた憎悪がその言葉にはこもっていた。
生まれる前に遺伝子を操作され、その頭脳も身体能力もずば抜けて優れている種族。それがコーディネイター。
彼らの超人的能力を、フレイは嫌というほど知っている。
自然と額に冷や汗が滲む。
もはや目の前の男を正視することなどできなかった。
体が小刻みに震えていた。
少年は面白くなさそうに、鼻をならす。まるで下等なナチュラルと関わったことを心底嫌悪しているかのように。
彼は二度とフレイの方に目もくれず、さっさと部屋から立ち去った。

511暁闇・4:03/09/25 01:13 ID:3A5lWzHg
 コーディネイターとは恐ろしい生き物のはずだった。
自分達とは違う、自然の摂理に逆らった、神に背いた人種。
けれどあの少年…キラにはフレイを包む温かさがあった。
利用しつくそうと考えた、父親の命の代償として死ぬべきだった、あの彼の心は嫌というほど真っ直ぐで、ひたむきに自分達を守ってくれた。
できれば気付きたくなどなかった。
優しさになど、気付かなければよかったのだ…。
 フレイを攫った仮面の男は、フレイをあらゆる場に同席させた。
フレイの素性を知らぬ者は臨時秘書官とでも勘違いしていたかもしれない。
唯1人、仮面の男の直属の部下らしいあの銀髪の少年を除いて。
彼はフレイを徹底的に無視していたが、時に険悪な目で睨んでくることもあった。
 汚らわしいはずの敵軍の軍服に身を包み、敵軍の男のもとで言われるままに動く。
なんと屈辱的な光景だろうか。ありえないはずだった。身の回りのコーディネーター全てが憎い敵のはずだ。
それなのに、自分は…。
「恐がることはない。君は私が守る」
『フレイ……』
懐かしい父の声があの男の声と重なる時、フレイは偽りの救いを求めて身を投げ出すしかなかった。
愚かな自分に気付きながら、あえて誤った道を歩んでいく。
そんなものは、今に始まったことではないのだ…。

512暁闇・5:03/09/25 01:14 ID:3A5lWzHg
 仮面の男は、信じられないほどに無防備であった。
薬を飲む水に毒を入れることもできただろうし、寝首を掻くことなどもっと容易いと思われた。
フレイに危害を加えることはもちろんのこと、AA側の事情を問いただしたりもしなかった。
どこまでも温く、甘く、フレイを己の手中に取り込んでいく手段は巧妙だった。
 男が部屋にいないとき、フレイは何度か机の引き出しに手をかけた。
その中には、男が『鍵』と呼ぶものが入っていた。
それはフレイが手にすることを歓迎するかのごとく、甘い罠のようにフレイを招いた。
引き出しの中には、弾の入ったピストルもある。
思わず手にとってみるが、すぐに手放す。自分にはあの男を撃つことはできないのだ。
そしてそのことを、あの男は知っている…。

「おい」
背後から突然声がして、フレイはビクリと肩を震わせた。
扉の前にいつのまにか人影があった。
フレイは振り向きざまに、飛び退るように後退した。
眉間に皺をよせて、銀髪の少年がいかにも不快そうな顔をこちらに向けている。
部屋の主がいないことを知っているかのように、彼はズカズカと立ち入った。
化物を見たかのような大げさなフレイの反応も気に障ったらしく、いっそう眉間の皺が深くなっている。
フレイはしかし一定の距離を保ったまま、少年の様子を伺うしかなかった。
513暁闇・6:03/09/25 01:15 ID:3A5lWzHg
「…隊長はいったい、どうされていたんだ?」
苦虫を噛み殺したような口調だったが、彼は確かにフレイに向かって尋ねた。
「え…」
「メンデルを引き上げる時から隊長の様子が変だった。ゲイツが大破した時に怪我でもされたのか?」
少年はどうやら仮面の男の状態が気になるらしく、毛嫌いしているはずのナチュラルの自分に真剣に問い掛けてきた。
フレイの脳裏に先刻のあの男の姿が蘇る。
喉を掴み、苦しみもだえながら部屋に駆け込んできた男の様子は尋常ではなかった。
うめき声と青ざめた顔色には鬼気迫るものがあった。もっとも素顔を見たわけではないが…。
あの仮面の男は味方にも部下にも何かを隠している。
「…さあ…私には…」
自分が少年に話していいはずもなく、またわざわざ教える義理も無かったので、フレイは曖昧にごまかそうとした。
ドンッ!
「キャッ…!」
少年は威嚇するかのようにフレイの横の壁に拳を突きたてた。
「ふざけるなよ貴様」
「………!」
完全に萎縮してしまったフレイであったが、壁についた少年の腕に遮られて逃げ場はない。
「隊長は真っ直ぐに部屋に戻られた。ずっと部屋にいたお前は隊長の姿を見ただろうが」
514暁闇・7:03/09/25 01:15 ID:3A5lWzHg
恐ろしさのあまり目尻に涙と汗が滲んだ。
目の前にいる驚異的なコーディネイターは、自分の良く知る、あの少年とは似ても似つかない。
キラは決して、力で他人を服従させるような真似は好まなかった。
むしろナチュラルの自分よりもずっと温厚で澄んだ心の持ち主であったのだ。
…どうかしている。
こんな時に、失った彼のことを思い出すなど。正気の沙汰ではない。
フレイはそんな自分自身にもまた、ショックを受けていた。
「…ッ……」
嗚咽を噛み殺し、漏れる涙を止めることができず、フレイは顔を歪ませた。
その態度を畏怖と受け取った少年は、拍子抜けしたように彼女から離れた。
苦々しい表情の横顔で面倒くさそうにフレイを見やる。
つまらぬことをした自分の行いに興ざめしているようでもあった。
「やっぱり、マヌケなもんだ。ナチュラルなんて」
少し遠くを見るような目をして、少年は呟いた。
「それなのに、アイツは、なぜ…」
彼は先ほど再会し、別れたばかりのかつての戦友のことを思い返していたのだが、
フレイには優越感に浸ったコーディネイターの、傲慢な捨て台詞にしか聞こえなかった。
「お前達ナチュラルがいなければ、こんなことにはならなかったんだ。下等なナチュラルなど…クソッ」
少年は忌々しそうに壁を蹴りつける。
515暁闇・8:03/09/25 01:16 ID:3A5lWzHg
なぜ今更そんな少年の言葉が癪に障るのか、自分でもわからない。
気がつくとフレイは目の前の引き出しからピストルを持ち出していた。
 幾度となく手に握ってみた、自分には幾分か重みさえ感じる黒いピストルだ。
いくら心の中でシュミレーションを繰り返しても、自分にはあの仮面の男を撃つことはできなかった。
けれど他のコーディネイターが相手なら……
かつて同じような状況に会った時、結局捕虜のコーディネイターを撃つことはできなかった。
しかしそれは他人の介入に阻まれたからであり、今、自分を止める者などいない。
傲慢で思い上がった、父の仇であるコーディネイターなど死ぬべきなのだ。

 向けられた銃口に気付き、銀髪の少年は一瞬目を見開いた。
震える手元の先に、憎いコーディネイターの顔がある。
「あ……あんたたちが…、あんたたちが殺したから!!」
銃口に目を向けつつ、少年はフレイの言葉にかすかに反応したようだった。
「パパを殺した!!私の目の前で、あんたたちはパパを殺したのよ!!!」
悲願むなしく目の前で撃沈されていった父の乗った戦艦の光景が、今も悪夢のように彼女を苦しめる。
しかし少年は皮肉な笑みを浮かべてフレイを見やった。
「私怨と復讐のための軍隊か?ふざけた組織だな。地球軍も」
「…なんですって!?」
それはどこかフレイの矛盾を指摘する的を射ていて、神経を逆撫でするような物言いだった。
しかし問い返す一瞬の隙をつくように、信じられない素早さで少年はフレイの目の前に回りこんだ。
516暁闇・9:03/09/25 01:17 ID:3A5lWzHg
そして凄まじい力で銃を握る手を易々と押さえ込む。
「………ッ!!」

バアァァァァンッッ!

その勢いで引き金を握る指に一瞬力が入り、床に向けて弾が発射された。
固い床を跳ね返り、銃弾が乾いた音をたてて転がっていく。
突然の爆音に驚愕し、ショックのあまりフレイの体から一気に力が抜け落ちた。
なすがままに首を掴まれ、銃をもぎ取られて全身を壁に叩き付けられる。
「たかがナチュラルの女が…この俺に敵うとでも思ったか!」
目の前に迫った少年の顔を、フレイは恐怖に引きつった表情で見上げた。
その様子を満足げに見下ろしたあと、しかし少年の顔はすぐに陰りを見せた。
なぜか苦しげに顔を歪め、フレイの喉元を掴む手に力をこめる。
「………くっうっ……」
だがフレイの嗚咽を聞くと、すぐにその体を解放した。
「ゲホッゲホッ!!」
むせ返るフレイの腕を掴み、今度はその体を強引に引っ張った。
抵抗する間もなく、フレイの体はベッドの上に投げ捨てられる。
激しくバウンドし眩暈を感じるるが、すぐに何かがのしかかってきて、その重みで体が固定された。
「な…」
517暁闇・10:03/09/25 01:17 ID:3A5lWzHg
目を開くと自分の腹の上に少年が跨っており、真上から見下ろされていた。
フレイはこれまでとは比べ物にならない恐怖を感じた。
見下ろす少年の表情はどこか神妙なものであったが、フレイを押さえつける力は強大で、体はピクリとも動かない。
「……本当に、非力な生き物なのだな。ナチュラルなんて」
フレイがなんとか振り上げようとした右手をあっさりと捕まえながら、少年はむしろ感心さえしたような口調で呟いた。
「なんの力も持たない。けれど数だけは多い。そんな奴らの中に混じって、ましてやかつての同胞と戦う奴など…馬鹿馬鹿しい…」
「……………」
フレイはただ息を殺すように様子を伺う。
少年はフレイに語るわけでもなく、自問するかのように話し続けた。
「…愚かなのはコーディネイターも同じだったとでもいうのか…
 そう言いたいのか、アイツらは…愚かな…」
心なしか、僅かずつではあるが、少年の声から張りのようなものが消えていった。
 この少年が一体何を考えているのかはわからない。
だがなぜかその時、出撃前の作戦会議での仮面の男と少年とののやりとりをフレイは思い出していた。
『今度会えばアスランは敵だぞ。君にアスランが撃てるかね?』
少年は一瞬の躊躇のあと、いかにも苦しげに答えたのだ。
それはいつも自分を冷たく威嚇していた少年の姿とは少し、雰囲気が異なっていた。
518暁闇・11:03/09/25 01:18 ID:3A5lWzHg
『…………無論です。裏切り者など!』
今になって、その言葉のやりとりの意味するところが、フレイにも少し理解できた。
『裏切り者』
ならば彼は、―――『裏切られた者』。
 弱く響くどこか頼りなげな声音に、フレイの恐怖は少しだけ遠のいた。
少年の顔にはむしろ苦悩を忍ばせる表情が浮かび、心なしか青い瞳が潤んでさえいた。
コーディネイターではあっても、その心まで鉄でできているわけではない。
自分が陥れようとしたあの少年が、それを証明していた。
悲しみに付け入るように心の隙間を弄び、思うがままに操作するため、自分は悪魔に身を売ったつもりだった。
けれどいつのまにか自分のほうが翻弄されていることに気付いて………。
そして永遠にそれを失った今、自分はあろうことかキラの面影を無意識に追い求めている。
いっそ憎み続けられたなら、どれほど楽だったのだろう。
父を失った悲しみと悔しさを、憎しみという感情で塗り替えて復讐を果たすのだと決意した自分。
今はなにもかもが儚い…。

 知らず知らずのうちに向けていた同情の眼差しに、彼女を組み敷いていた少年の自尊心は過敏に反応したようだった。
押さえつけていた手を放し、フレイを解放すると、興が削がれたように背をむけて座りなおす。
「…どうかしていた」とだけ、呟いた。
519暁闇・12:03/09/25 01:19 ID:3A5lWzHg
その背中にあの少年の面影などあろうはずもなかった。
容姿も性格も雰囲気も、何もかもがかけ離れすぎていて、似ているところなど一つも無い。
…だから、それはほんの戯れと、自慰行為と、あえて言うなら自分への誤魔化しだった。
どうせ汚れてしまった自分。
二度と綺麗な姿になど戻れはしない…。
彼女は嫌というほど知っていた。こういう時に男が何を求めるのかを。
そして自分もまた…
フレイはゆっくりと、その手を少年の下半身に伸ばした。

 銀髪の少年は滑稽なほど驚いて、フレイを見た。
フレイは何も言わずに、大きなグレーの瞳でただじっとその少年を見上げる。
この男はキラじゃない。キラじゃない、けれど…
伸びた手は迷わず少年の股の間のものを探り当て、服の上から優しく撫でていく。
少年はその手を振り払うことをしなかった。
慣れてしまったその手つきに、内心自嘲しながら、的確にツボを押さえて刺激していく。
少年の顔が戸惑いと屈辱と、そしてしだいに快楽に屈服していく様が見て取れた。
わざと緩急をつけ、力を加減しながら、くすぐるようにそのものを撫で上げていく。
「……クッ……」
手ごたえの無かった感触から、それはあっという間に服の上からもわかるほどに誇張しはじめた。
520暁闇・13:03/09/25 01:19 ID:3A5lWzHg
 苦痛に耐えるような少年の顔は既に、与えられる快楽に夢中だった。
それ以上の刺激を与える間もなく、少年はフレイの肩を乱暴に掴み、再び寝台の上に押し倒していた。
罠にかかったのはこの男か、それとも自分か…。
フレイは銀の髪の向こうに見える天井を見つめながら、初めて自分を抱いた少年のことを思い浮かべようとした。

 急くように緑の軍服の襟を開くと、ピンク色の下着に押さえつけられた大振りの乳房が露になる。
少年は少女の首筋に吸い付き、鎖骨にかけて舌を這わせながらその胸の膨らみに手をかけた。
下着の上から掴むと、それは手の力を押し返すほどに張り詰めた弾力を持っていた。
 徐徐に二人の呼吸が荒くなっていく。
もぎ取るように下着を剥ぎ取り、胸の双丘の中心部を指で弄ぶ。
片方の胸を強く揉みあげながら、もう片方の胸にしゃぶりつき、固く尖った薄い色の乳首を吸い上げた。
「……んッああッ…んッ……」
久々の快楽に、フレイの体は燃え上がっていた。
再び少年の股間に手を伸ばし、いたわるように、しかし確かな刺激を与える。
「………っ」
既に服の生地を押し上げるほどに固く張り詰めていた。
声にならない呻き声を漏らし、少年はいっそう激しくフレイの胸にむしゃぶりついた。
片方の手が、せわしなく少女の大腿部を撫で上げ、局部に向かって這い上がってくる。
521暁闇・14:03/09/25 01:20 ID:3A5lWzHg
タイトのスカートの中に右手が侵入し、薄い下着の布越しに彼の指が触れた。
「…あっ……」
手探りでスカートを捲り挙げると、少年は一気に下着をずり下ろした。
胸の上を執拗に彷徨っていた舌が徐徐に下降していき、フレイはその快感にゾクリと身を震わせた。
指は的確にフレイの大事な部分を刺激し、適度な動きで中をかきまわす。
「ああっふっ…んんっああん……」
浮き上がりそうになる腰を押さえられながら、フレイはその指の感触に翻弄されていた。
グチュッ…グチュッ…
奥からは絶え間なく愛液が湧き出て、指の動きがいやらしく湿った音を伴い始める。
グチュチュッ……
「ああん…あああッ、も…う……んんっっ」
突然指が引き抜かれ、男の体温が一瞬遠ざかった。
薄く目を開くと、自分を見下ろす少年と目が合う。
互いに息は荒く、どちらも表情に余裕は無い。
「……声をたてるなよ」
苦しげな声で警告するやいなや、少年は一気にフレイの中に押し入ってきた。
「………っああああああんっ、ああっはあっっ…」
「………くっうっ」
熱く固い大きな異物が、フレイの中で暴れていた。
ズチュッ、グチュッ……
522暁闇・15:03/09/25 01:20 ID:3A5lWzHg
「はあっ……んんっっ」
少年の動きはしだいに荒くなり、フレイの中は少年のそれに絡みついて締め上げた。
「……くッ…なんだ……ッてんだ……はぁッ……!」
少年はその快楽に負けじと無我夢中でフレイの腰に打ちつけた。
グチュッッ…ズチュン…ズチュン…
「はあんッああんッ、ああッ、あああああッ!!……んむッ」
思わず声の漏れるフレイの唇に少年の唇が覆い被さった。
「んんッむぐッッッ…」
互いの唾液が混じりあい、顎を伝って流れ落ちる。
繋がった下半身を連動させ、互いの性器をこすり付けあった。
この瞬間だけは、ナチュラルもコーディネイターもない。
野生に返るのだ。人肌の温もりと、原始的な快楽に忠実に溺れていく。
ズチュッズチュッ……
「んんッ……、……はあッ……!」
唇を解放され、酸素を吸い込んだのも束の間、一際大きな打ちつけが来た。
「あああああんッッ!!!!」
「………クッ…ッ……」
少年の男根は大きく痙攣し、そのまま勢いよくフレイの中を熱い液体で満たした。
523暁闇・16:03/09/25 01:21 ID:3A5lWzHg

 「…戦争を終わらせる鍵を、君に持たせよう」
仮面の男はそう言ってフレイに小さなディスクを手渡した。
戦争を終わらせる……この男は本当にそれを望むのだろうか。
沸いた疑問はしかしなんの抵抗にもならず、フレイはただ男の言うなりに出撃の準備をさせられる。
殺風景な見慣れぬ部屋とも、父の亡霊の如く自分を惑わす男とも、別れの時がやってきた。
しかし自分に帰る場所はあるのだろうか。
失った人は永遠に戻らず、ありもしない温もりを捜し求めて、空しい世界に身を委ねるだけなのかもしれない。
 遠くに見える戦闘宙域の光に目を向けて、通路の途中で立ち止まる。
背後に、人の気配を感じた。
「罠かもしれんぞ」
振り向かずとも誰かはわかっていた。
「隊長は、おそらく貴様を利用しようと考えている」
「……………」
少年は一定距離を保ったままフレイの横に並んで外の光景に目を向ける。
赤いパイロットスーツ姿の彼もまた、出撃を控えているのだろう。
フレイは彼の顔を見ないまま、答えた。
「私はあの人には逆らえないもの」
少年は無言のまま、フレイに目を向ける。
「あの人は優しかった。パパに似ていて、私を、守ってくれた。だから…」
524暁闇・17:03/09/25 01:22 ID:3A5lWzHg
 しばらくの沈黙の後、覇気の無い声で彼は呟いた。
「…やっぱり、マヌケなもんだ。ナチュラルなんて…」
この男は、あの仮面の男の正体を知った時、どのように反応するのだろう。
ふとそんな疑問がわいたが、しょせんは自分には関係の無いことだった。
「何も、無かったわ」
「………?」
フレイは思いついたように呟いた。
「何も無かったのよ、私達の間には。だって、ナチュラルとコーディネイターなんだもの…」
「…………」
「だからあなたが私を気遣う理由なんて無い。互いに知らない者同士だから」
どうしたってこの男は自分とは違う種類の人間なのだ。
彼が非情でないことをフレイは知っていた。いや、知ってしまった。
非情な男なら恐らく、あんな抱き方はしない。
たとえそれが一時の、それぞれの利害一致による性行為だったとしても…。
だがそれでもこの男はコーディネイターであり、しかもキラとは全くの別人である。
そもそも互いに名前さえ知らないのだ。
…実際には、何度か仮面の男が『イザーク』と呼んでいるのを聞いたことはある。
けれどその名を認識したことはなく、それは彼にとっても同じはずだった。
互いに『コーディネイターの男』と『ナチュラルの女』。
それだけでいい。

525暁闇・18:03/09/25 01:23 ID:3A5lWzHg
「…そうだな」
短く答えて、少年はその場を立ち去った。
ガラスに映る少年の背中は戦士のものだった。
守るべきものを背負っている。
かつて共に過ごした少年もまた、戦士であった。
コーディネイターとて、大事な者を失い血の涙を流しながら戦うのか。
自分は戦う術を持たず、世界を見ることもなく、ただ自分のためだけに生きてきたというのに…。
フレイは手元のディスクを握り締めた。
その手はどうやっても震えてしまう。臆病な自分はどこまでも救いようのない醜態を晒すのかもしれない。
私は多分、最初から賭けに負けていた。罠にかかったのは他でもない、この私なのだ。
 自分が、世界がこの先どうなるのかわからない。
けれどきっと死ぬ瞬間までキラという少年のことだけは忘れられないのだろう。
それはとても、贅沢な報いだと思った。

夢でも幻でも、あの世での再会でもいい。
もう一度会えたなら、そうしたら………






526508:03/09/25 01:24 ID:3A5lWzHg
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稚拙な妄想駄文でお目汚し失礼しました。
あちこちにツッコミどころ満載かと思われますが、大目に見てやってください。
誤字脱字も見なかったことに…。
エロも温くて申し訳無い。
いろんな方面にすみません、とだけ謝罪しておきます。
527名無しさん@ピンキー:03/09/25 01:52 ID:sA/CUg9q
やっぱり原作の補足で戦争が前提だと
せつなくなっちゃいますよね。
ああ、イザークも幸せになってほしい。

乙でした。
528黄昏の文芸作家:03/09/25 02:01 ID:PToZ6X3c
俺を弁護してくれた香具師達、サンクス。特に217氏、アリガd。
ちっとだけやる気出てきた。508氏もイザフレ頑張ってるし…。
が、今回は変化球でアスカガという罠。久々に書くんで続きの番号も忘却の彼方。

「キラは…?」
「ラクスが看てるよ…もう大丈夫みたいだ」
「…そっか」
 宇宙での連合軍との戦闘は熾烈を極めた。特にキラにとっては…アスランの弁を借りるならば
まさに「ボロボロ」の状態、度重なる種割れが招いた心身の疲労…それが原因だろうか?
「な、なあ…」
「ん…どうした?」
「おま…アスランは…大丈夫だよな?」
「…俺か?」
「キラみたいに…ブッ倒れたりしない…よな…?」
「…」
 カガリの言いたい事も分からなくもない。アスラン自身も父との確執でいっぱいいっぱいであり、
すでにキラと同様に種割れを何度も経験している…カガリも言う通り、今は余裕を装っているだけ
で、実際は自分もボロボロなのかもしれない…でも、今はそんな弱音を吐いている場合ではなかった。
「俺の事…心配か?」
「あ、当たり前だ!」
 半ば苦笑い気味に返したアスランだったが、あまりに真剣なカガリの表情に少し気圧され、無重力
の廊下の壁に頭をぶつける結果となった。心配してくれるのは嬉しいのだが…。
「わッ、おい…!」
「俺は…大丈夫だ。無茶はしないから…」
 アスランから伸びる手…けれどカガリも振り解こうとはしない。彼の言葉にはある種の優しさと
重みが感じられる…けれど、とても安堵感のある声。この声を…信じていい…のか?
529黄昏の文芸作家:03/09/25 02:02 ID:PToZ6X3c
「お前こそ…ストライク・ルージュ…だったか…乗るんだろ?」
「う、うん…」
「お前はキラと同じで無茶ばっかりするから…逆に俺の方が心配だ」
「そ、そうかな…って、どーいう意味だよッ!」
「ホントだ…怖くて…眠れやしない…」
「アスラン…」
 カガリは気づかなかった。否、気づいてやれなかった。アスランの瞳は充血し、目の下には隈
までできている。こんな間近で邂逅したのは半日ぶりか…それ以上だろうか?
「…怖いんだよ、俺は。お前を失うのが怖い。キラやラクス、みんなを失うのも怖いけど…
お前がいなくなるのが…一番怖い…」
「…わっ、私も…アスランがいなくなるのは…嫌だ…怖い…」
「お前も俺と同じ気持ち…って事か…?」
「あ、ああ…」
 この勝気な少女も恐怖に苛まれている…自分と同じ境遇にいる…2人とも互いを失うのが怖い。
「なあ…後でお前の…カガリの部屋…行ってもいいか…?」
「え…ッ?」
「…渡したい物、あるから…」
 カガリに一瞥し、アスランは廊下をフワフワと浮きながら行ってしまった。彼が去った後、
カガリは思う。
「(…私に渡したい物…って…何だ? ま、まさかまたヤラしい事をするつもりなんじゃ…)」
 彼女的にも宇宙に上がってきてからはご無沙汰であったし、それならそれで嬉しい。が、父と
死別したばかりでそんな事まで考えが及ばなかった…というのが事実だろうか。
「(待っててやるか…)」
 多少の期待と不安が交錯する中、カガリも自室へと戻って行った…。
530黄昏の文芸作家:03/09/25 02:03 ID:PToZ6X3c
「で…お前は何を渡したいんだ?」
「ああ…コレ、なんだが…」
「…コレって…」
 アスランがカガリに手渡した物…掌サイズで、丸くて、ちょっと重くて…すなわち。
「…ハロ?」
「当たり」
 それはアスランがカガリのために作った新たなハロ。ラクスのハロの目に痛いショッキング
ピンクとは違い、真っ赤なボディのハロ。薔薇より赤く、血より深い色…そんな感じ。
「もっと早く渡したかったんだが…部品が足りなくてさ…動かないんだ、コイツ」
「も、もらっていいのか…? ラクスにあげた方が喜ぶんじゃ…?」
「お前には…これの借りがるからな」
 ジャラっとアスランは首にかけたハウメアの護り石を見せ、ニコリと笑った。いつかこの石の
借りを返そう、返そうと思っていた…それがこんなに遅くなってしまうなんて。
「受け取ってくれ。このハロは…他の誰でも無い…お前のために作ったんだから」
「あ、ありがと…その、何て言うか…すごい、嬉しい…」
 カガリもオーブの姫だ。昔からそれなりに欲しい物があれば手に入った。けれど、これは…。
「…どうした?」
「私…お前に借りばっか作ってる…こんなんじゃ、私の立場が無いじゃないか…」
「俺はそんなの気にしないよ…お前が一緒にいてくれれば…それで…」
「よくない! 私にも借りを返させろ!」
 これにはアスランも参った。カガリは言い出すと聞かない。この辺は彼女の生来の気質とでも
言うべきか…下手に否定しても後が怖いし、ここは彼女の言い分を聞いてあげるのがベストかも…。
「分かった…でも、どうやって返すつもりなんだ…?」
「えッ、いや、それは…」
「考えてなかったのか…お前らしいよ」
「かッ、考えてたさ! 考えてたけど…その、久しぶりだし…ちょっと自信が無いって言うか…」
「…してほしい?」
 雰囲気で彼の卑猥な感情がカガリにも流れてくるのが分かった。これは、その、つまり…。
「いッ、いいけど……あの…部屋の明かり…消して…」
「仰せのままに、お姫様」
531黄昏の文芸作家:03/09/25 02:04 ID:PToZ6X3c
…寝るか。
532名無しさん@ピンキー:03/09/25 12:10 ID:167Km5tB
え、あの…続きは…これからがいいトコなのにぃ…・゚・(つД`)・゚・ジラサレチャッテルヨ
533名無しさん@ピンキー:03/09/25 18:37 ID:lTqz9Lzi
放置プレイでつか・・・ハァハァ
534名無しさん@ピンキー:03/09/25 20:31 ID:TFwdcvIN
マリュー・ラミアスの朝は早い。彼女の目を覚まさせるものは目覚まし時計ではなく、いつも隣に眠っている男の手の温もりだ。
反応してほしいのか、起こさないようにしているのかわからない微妙な力加減で、マリューの膨らみを撫で回す。先端の実を赤くしようとこねる指に意識が覚醒する。
「…ん、またなのぉ…」
瞼よりも先に唇が開く。甘い吐息を吐き出すと、それを吸い込んで男が背後から抱き締めてくる。
「今日はまだゼロ回目」
「昨日の夜も、したじゃない…っん…」
疲れが残る身体なのに、首筋を舐められ、乳房を揉まれて、マリューの身体に痺れたうずきが走る。求められると欲しくなってしまう。
マリューは、後ろにあると思われる硬いものに身体を寄せる。
「って言ったって欲しいくせに」
男は太股の間に後ろから足を割り込ませて、その隙間に手を差し込む。
「ほら、こんなになってんじゃん」
ぴちゃぴちゃとわざと音をたててマリューを辱める。
「はぁ…ぁ…ぁ…」
指先が敏感な芽に触れる度に、息と声がからみ合って漏れる。
熱がそこに集まって張り詰めてくるのが、マリューにははっきりとわかる。
「仕事、行かなくちゃ…はあっ」
「まだ時間あるから、大丈夫」

535名無しさん@ピンキー:03/09/25 20:34 ID:TFwdcvIN
男はマリューに指をくわえさせた。マリューの舌は波打ちながら指を吸う。
マリューの唾液で濡れた指をマリューの胸に塗り付け、
男は耳を噛みながら、しきりにマリューを言葉でいたぶる。
「欲しいんだろ? 硬くなってるよ。マリューのここ」
指で乳首を摘みながら嬉しそうに笑う。
「こっちも、すごく、濡れてるぞ」
マリューの肩を押してうつ伏せにさせると腰を持ち上げた。
「あ、だめ…まだ朝…」
「こっちはだめなんていってないけど?」
朝日でキラキラと輝く濡れた場所に、味わうようにゆっくりと男は愛情を突き立てていく。
「ぁ…あ、あ、あぁ…んん──」
嫌だ、だめだといいながら、身体は言葉に反して快楽をむさぼろうとする。
胸は離れた男の手を誘うように揺れ、刺激を求めるように腰を振り、くわえこんだ部分は離したくないと言うように締め付け、震えている。
「マリュー、動くぞ」
「んん…はぁっ、あん。ああんっ」
マリューは男の動きにあわせて腰を振る。深く繋がれるように、奥までとどくように。
「ねぇ、お願い。…最後まで、最後まで、してっ」
マリューは動きやすいようにどんどん蜜を溢れさせるが、逆に締め付けてもいてそれがどんどんお互いの快感を引き寄せる。
「最後までって…おい」
「中に、だ、し…て」
仰け反るマリューの背中にキスをしながら、律動を速める。
子どもが欲しいと、マリューは思っていた。この男との愛の結晶を残したいと。
「マリュー、愛してる」

536名無しさん@ピンキー:03/09/25 20:38 ID:TFwdcvIN
ほんの少しまどろんで、時間が気になり目を覚ますと、マリューは軽くシャワーを浴びて出勤の支度をした。
「いってくるわね、ムウ…」
写真立てにキスを送って、玄関のドアを開けた。

戦争が終わってカガリが国のトップに立っている。オーブの理念を受け継いで建設された新しい国の政府でマリューは働く。
全てを包み込む癒しの微笑みの中に、ひとすじの憂いが見えかくれする。その理由を直接知っている者は、この建物の中にはもうカガリしかいないのかもしれない。
30歳を目前にした仕事の出来る優しい美人。決して仕事命という風には見えないのに浮いた話がでないのは、相手がカガリの関係者で、国ぐるみで保護されているのではないかと言う噂が立っていた。
「なんだか、私がマリューさんの幸せをじゃましているみたいじゃないか」
もうじき成人するというのに、唇を尖らせてすねた顔をするカガリをマリューは笑った。
「でしたらそろそろ解放して下さい。わたし、のんびりしたいわ…」
窓の外、青い空の向こう側に視線をやっているマリューをカガリは直視できなかった。『向いてない』と言うマリューを無理やり国家建設のメンバーにしたのはカガリ自身なのだから。
「だめだ、もう少し、…いてくれ。いや、いてほしい」
「愛する人がモビルスーツに乗る必要のない、平和な世界を確立するまで?」
自虐的な言葉に笑うマリューは、まるで泣いているようにカガリには見えて、言葉に力を失った。
「そうだ」

537名無しさん@ピンキー:03/09/25 20:41 ID:TFwdcvIN
「私、ここやめて戦争資料館の館長になろうかしら。その方が議会に立つより説得力ありそうね…。さて、この書類にサインもらいに来たんだったわ」
ファイルから紙の束を差し出し、カガリが読んでいる間、マリューはカガリにも聞こえないかもしれないほどの小さな声で話した。
「死んだりしないわ。彼が守ってくれた命ですもの。それに『生きてる限りは生きなきゃいけない』の」
愛している人が存在しているから愛情は深まりもし、また冷めてもいく。
実体を伴わない愛はどんなものなのか、カガリは考える。カガリにも父親がいた。父親を失った後、違う形の愛をえた。マリューとは少し違う。
「彼は、いなくなったりはしない。私と同じ時間軸でちゃんと存在してるのよ」
カガリがチェックした端から書類を束ねていく。早くしろと指で急かす。
「うちで彼が待ってるから、残業はお断りですからね」
話の内容からは想像し得なかった明るい声に、カガリは頭が回らずに、ただ残った書類を渡した。
「彼?」
既に部屋を出ていったマリューに問いかけたが、答えが帰ってくるはずもなく、カガリは髪をグチャグチャとかき回した。
「どうせ、ひとりで泣くんだろ…」

「ムウ、早く帰ってきて…」
彼の残した地球軍の制服にブラシをかける。頬を寄せると彼に抱き締められている気がする。いっそ記憶がなくなってしまえばと思った事もあった。しかし忘れられない、忘れたくない。
「俺は不可能を可能にする男だぜ、マリュー」
マリューの傍にある彼の声が、いつも身体を熱くさせる。

538名無しさん@ピンキー:03/09/25 21:07 ID:167Km5tB
うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ

この話…続くのかな…割り込んじゃったんならスマソ
539名無しさん@ピンキー:03/09/25 21:35 ID:UVMypjXB
>538
スマソ、終わってるので無問題。

そして朝に続く罠…
540名無しさん@ピンキー:03/09/25 21:38 ID:fP0xSit2
マリューさん、切ない…
うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ
戻ってきてくれよ兄貴
うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ
541名無しさん@ピンキー:03/09/25 21:42 ID:167Km5tB
>>539
あぁ、ループするんですね…カガリとのやり取りとか、流れがいいなぁ、と思ったり
マリューの或る一日って奴ですか、なんと言うか、やっぱ、その、あの・゚・(つД`)・゚・
すんません、涙で感想上手くいえません…乙でした…
542名無しさん@ピンキー:03/09/25 21:55 ID:54EFbV5X
ちくしょう!!兄貴は不可能を可n(ryだからきっと帰ってくるんだよ!!
うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ  
543217:03/09/26 01:00 ID:ZakFpgJu
>>506
ありがとうございます!
そう言って貰えると嬉しいです。
アスランはきっとラクスと復縁とか企んで…
>>507
うぁ…自分にはなんともったいないお言葉…
そーですね…最終回の後、やっぱキララクとアスカガを書きたいとは思ってます。
もし書けた暁には、そちらを読んで頂くとありがたいです。
>>508
イザークとフレイ様だけ相手いないからくっつくと思ってたんだがねぇ
本編であり得ない組み合わせだけに、ありがたく読ませていただきました。
心理描写がめちゃ上手だと思います!
>>黄昏氏
アスカガ待ってましたよぉ…黄昏氏のエロ、好きです。
黄昏氏はとても上手なエロを書いて下さるので、期待してます。
>>537
マリューさん…すげぇ切ないですよぉ…
カガリたんとのやり取りとか、本編にないモノなので、その辺もちゃっかり楽しんでたり

つーか…神降臨しすぎっすよ。
みなさんのSS見て、自分のSSの駄目なとこ、下手なとこ見えまくって…
でも、神降臨はいいことなので、ずっとこんな日が続くといいっすねぇ
544名無しさん@ピンキー:03/09/26 01:12 ID:nou1vTkA
種の本放送が終わっちゃうよゥ…(´・ω・`)
545黄昏の文芸作家:03/09/26 01:42 ID:6tDzDpdG
>>539
切ない…兄貴は不滅だ、何度でも甦(ry
>>543
毎度スマソ。じゃ、ひっそりと>>530の続きでも…。

 宇宙は星の海と昔から呼ばれていた。けれど実際は空気も音も光さえも存在しない暗黒の空間。
人工的な光で部屋の中を満たしても、電源を切ってしまえば窓の外に広がるのは無音の虚空のみ…。
「明かりがあった方が…もっとカガリをじっくり眺めていられるのに…」
「バカ…ヤラしい奴だな…」
 ベッドシーツの掠れる音と共に微かに響くのは少女の甘い吐息。
時折、恥ずかしそうに何やら呟いたりもしているけれど…もう1人の少年の優しい笑顔と言葉に
はぐらかされてしまっている様な、わざとそうしている様な…。
「お前の髪はキレイだな…砂漠の砂よりも深い金色…」
「…お前も一度、砂嵐を経験してみるか?」
「いや、結構」
 見事な金色の髪をすくいあげ指先で弄ぶアスランに対し、悪態をつくカガリ。だが、面白い
発見もある。自分の髪が砂漠よりも深い金なら…。
「アスランの髪は…空より深い青…海よりも…?」
「俺の髪か? 母上に似たんだな…きっと」
 クスクスと笑みをこぼしながら、アスランは髪を見せ付けるかの様にカガリの鎖骨に擦り寄って
くる。青い髪がカガリの胸の辺りで揺れ、時折鎖骨から聞こえてくる卑猥な音に連鎖するかの様に
また揺れる。正直、カガリは活動的な衣服を好むために現在のアスランの行為はあまり好きでは
なかったのだけれど…。
「な、なあ…肩に吸い付いて…楽しいか…?」
「ああ、楽しい」
 上ずった声でカガリが尋ねるも、アスランの反応は淡白だった。むしろ、彼女が恥らっているのを
楽しんでいる様にも見える。独占欲の証を付けるという行為より、彼女が困っている様子を眺める
のが楽しい…というのが彼の本音なのだろうか? 普段勝気な分、確かにこういう時の反応は一興である。
546黄昏の文芸作家:03/09/26 01:43 ID:6tDzDpdG
「ぁ…ぅ…無人島に居た時は…こんなにヤラしい奴とは…んッ…思わなかったぞ…」
「そうか? でも、俺がヤラしいのは俺のせいじゃない」
「何だよ…はぁん…それ…」
「カガリのせい」
 紅潮しながら半開きの瞳でアスランを見つめながら攻められ続けていたカガリも、一時だけ(゚Д゚)ハァ?
となった。彼がいやらしいのは自分のせい? この期に及んで何を言うのか、コイツは…?
「お前を好きになったから…俺はこんな奴になったんだ」
 確信的な笑みを浮かべながら、カガリの耳元でアスランは卑猥な言葉を紡ぎ続けた。
その度に彼女は耳と頬を赤くし、「バカ」とか「ヤラしい」という言葉を彼に向けて連発する。
そんなカガリの反応が可愛くて、また愛しくてアスランは何度でも小さな囁きを繰り返す。
「…泣かなくてもいいだろ」
「なッ、泣いてなんか…んッ…ない…」
「俺の言った事…そんなにしてほしい?」
「し…してほしくなんか…きゃぅッ…」
 小さくイヤイヤをしながら抵抗を試みるカガリだったが、あえなく陥落。アスランの巧みな言葉
はいつも彼女を魅了してやまない。強引ではないけれど、少し意地悪…いつもの事なのに、何だか
今日は特別…そんな気がする。
「オーブに居たときより…大きくなったんじゃないのか…?」
「そんな事…ッぁ…言わなくて…いい…んんッ…」
 アスラン的には優しく接しているつもりだったけれど、カガリには堪らない。胸を弄くるその
指の感触や皮膚に伝わる熱が否応無しに自分を狂わせていくのが分かるから…それが理由。
 仮にも一国の王女である彼女…全然王女らしくないとツッこまれたらそれまでだが、少なくとも…。
「(好きな奴の前でくらい…女の子らしくしても…いいじゃないか…)」 
 そんなカガリの気持ちを知ってか知らずか、アスランの行動は更に範囲を広げていく。
「吸うよ」
「あッ…んッ…んん…ぅ…」
 乳離れのできない赤ん坊の様に、無邪気に微笑みながらカガリの胸に顔を埋めるアスランも…
きっと好きな女性の前ではストレートに行きたいのかもしれない。例えそれが意地悪だと思われても。
547黄昏の文芸作家:03/09/26 01:44 ID:6tDzDpdG
「いい声で鳴くなぁ…カガリは」
「だから…私は犬じゃ…んッ…あッ…」
 肝心な部分を言おうとすると、新たな刺激が邪魔をして言えなくなる…アスランがわざとカガリ
が何か言おうとすると、快感を与える事によって妨害しているのだが…。
「もっとカガリの声が聞きたいな…俺…」
「し、知らな…んぁ…きゃぅ…!」
「あ、悪い…聞こえなかった」
「(わッ、分かってて…あんッ…やってるな…はぅ…コイツ…)」
 カガリはもう汗だくだった。アスランはまだ涼しい顔をしているが、もう30分以上も攻められ
続けているカガリはそろそろ疲れが見え始める頃…でも、アスランはまだ満足していないご様子。
「な、なあ…そのぅ、そろそろ…」
「どうした?」
 言えるワケがない。いや、例え言えなくても言わせようとするのが彼の常套手段で…。
「ひゃう…ッ…!」
「カガリ…俺達の間に隠し事は無しだろ…?」
 不意にカガリの秘所に違和感が…また例の如く、アスランが指を滑らせたのだ。今までのプレイ
で十分準備は整っていたので、彼が指を動かす度に…。
「カガリの音…聞こえる?」
「きッ、聞こえ…あッ…ぅ…ない…!」
「俺には聞こえる…俺の指が動く度にクチュクチュって…ホントに聞こえないのか?」
 また見えた。意地悪ように笑う彼の顔。アスランには悪気は無いのだけれど、カガリにとっては
大問題である。どうしてこんな事を女の口から言わせようとするのだろう、彼は?
 彼なりの支配欲や自己顕示欲の顕れかもしれないけれど、それだったらもっと優しい言葉をかけて
くれてもいいはず…カガリはアスランの意地悪がちょっとだけ嫌いだった。でも…。
「指にべっとり付いたな…この前みたいに舐めるトコ…見せてくれよ」
「う…また…私に舐めろって言うのかよ…」
「だって見たいから」
 彼の笑みと言葉には勝てない…これが終わったら必ず復讐してやると思いつつ、カガリは自分の
愛液にまみれたアスランの指を口に含み、舌で丁寧に舐め取っていくのだった…。
548名無しさん@ピンキー:03/09/26 01:44 ID:5khdCo5c
うん。終わっちゃうね。
549黄昏の文芸作家:03/09/26 01:45 ID:6tDzDpdG
さて…と。土曜まで待つ…か。
550名無しさん@ピンキー:03/09/26 01:59 ID:c07efPxe
>黄昏の文芸作家
え、そこで止めちゃうのか??
また放置プレイか…ジラスノガウマイナ…
551名無しさん@ピンキー:03/09/26 02:19 ID:5iy040S2
たまには明るい話を・・・なんて言って見るテスト
552217:03/09/27 01:40 ID:hoSb1Rvd
>>黄昏氏
つ…続きが非常に待ち遠しい…

神々はみな充電中…なのかな
553534:03/09/27 05:38 ID:ZvFAA4o7
マリューさんに泣いてくれたかたがた、
ごめんなさいのありがとうでした。

漏れの脳内設定では、アスランはカガリとの赤子を
おんぶして家でハロカプ職人になっています(w

>>551
 本編終わって生き残った人でならきっと明るい話も出るでしょう。
 きっと誰かが書いてくれるさ。
 亡くなられた人だと、どんなにアホをやらしてもせつなくなってしまいそうですなぁ。ぐすん。
554名無しさん@ピンキー:03/09/27 18:14 ID:cfnRFR3U
最終回で「その後」が描かれなかったのは、ここで妄想せよ!ってことですかね。

それにしても、ディアッカ生き残ったなぁ……死ぬと思ってたのに。
555黄昏の文芸作家:03/09/27 18:22 ID:zmgrHWki
クジラ石は忘却の彼方…鰤のプラモが出ることが唯一の救い…ニコル…。
556名無しさん@ピンキー:03/09/27 18:34 ID:etW0sFgR
こんなときになんなんですが、常夏×フレイって需要あります?
あるなら書いてみようかなぁなどと思っているんですが。
557名無しさん@ピンキー:03/09/27 18:45 ID:ki9zoAYk
フレイが色んな人に憑依してキラをなぐさめに行くシチュでお願い。
558217:03/09/27 18:51 ID:XyZJQRsd
>>556
お願いします。

確かに、自分で書くなり妄想するなりしろってことですよね…
…妄想でもして、その後なキララクとアスカガでもセットで書いてみるか。
個人的にはもうちっとその後があってもよかったかも…
前書いたフレイ様の慰安もあの死に方で無駄になっちゃったしな…
559名無しさん@ピンキー:03/09/27 18:54 ID:PhZQ7K3w
自分は217さんの書いた
アスカガが読みたい
560名無しさん@ピンキー:03/09/27 19:18 ID:XYiE62K0
間一髪で生き残ったディアッカを祝して痔_を!!
561名無しさん@ピンキー:03/09/27 19:47 ID:2WYJSHQt
>>560
エロは難しいなぁ…_がほっぺにキスしてさよなら、っていう妄想は浮かんだのだがね…
562名無しさん@ピンキー:03/09/27 20:25 ID:FU7BPnJ0
何故かカナーバ×エザリアという妙にマニヤックなカップリングに
萌えてしまったわけだが・・・。どうすればいいんだ。
563名無しさん@ピンキー:03/09/27 20:26 ID:2WYJSHQt
>>562
応援してるよ〜♪(無責任
564名無しさん@ピンキー:03/09/27 21:13 ID:XYiE62K0
('A`)カナーバ??
565名無しさん@ピンキー:03/09/27 21:14 ID:DHkVjT8C
カナーバ×エザリア

最高!!!読んでみたいよ
566217:03/09/27 23:26 ID:zpbI0M5/
>>559
ありがとうございます。期待に添えられてるか分からないけど
ただ今キララクとセットで書いてます

度々スイマセン
今キララクとアスカガをセットで書いてるのですが
ラクスがキラに渡したものって結局何だったんでしょうか?
板違いですが、今書いてる話に使えるかもしれないんで、知ってる方いたら教えてくれませんか?
567名無しさん@ピンキー:03/09/27 23:41 ID:Aiy0tGJt
>>566
指輪。噂によると母親の形見らしい。
本編では全く触れていなかったが。
568名無しさん@ピンキー:03/09/27 23:51 ID:XYiE62K0
アスランから渡された婚約指輪を横流ししたんだと思ってた。
569名無しさん@ピンキー:03/09/28 00:30 ID:qnAI5dH+
指三本くらいはいりそうな指輪だったけどね。
570名無しさん@ピンキー:03/09/28 01:08 ID:qQZb5PYx
>>568
んなことしたらラクスはかなりアレな女になっちまう…
571ポチ@駄文職人:03/09/28 04:32 ID:OtwvPDWb
エロ無し50話妄想駄文(アスカガ)を書いたのですが投下してもいいですか?



それにしても最終話のフレイには泣いた。キラフレだよねアレは。OPEDでプッシュしてる割にキララクは薄いとオモタ。




あとなぜかラクスの「アスラン!カガリさん!」に萌えた。3Pいいな(*´д`)ハァハァ
572名無しさん@ピンキー:03/09/28 04:42 ID:g6F33Pbn
571さん是非お願いします。
出来ればちょっと位エロいれてくれればなお幸いですが。
573387:03/09/28 07:24 ID:yyjslTvB
まさか、、、思いっきり的中するとは思わんかった、、、鬱
574名無しさん@ピンキー:03/09/28 07:57 ID:J97LiIz5
ttp://windchime.sub.jp/attntion.htm

なあなあ。ここのパスって分かる?
あー。隠しはうざいー。
575名無しさん@ピンキー:03/09/28 09:30 ID:kbMS0j0y
ヒントでわかるだろう。
答えをローマ字で打ち込め。
576名無しさん@ピンキー:03/09/28 09:48 ID:l6cgRGZF
49話で

「イザーク×カガリ」の可能性が・・・

ないね。
577名無しさん@ピンキー:03/09/28 10:06 ID:C8FlaXhU
最終的なカップリングとしては、
キラ×フレイ(幽)
アスラン×カガリ
ディアッカ×ミリアリア
サイ@恋人が死んだ女に優しくする×艦長
イザーク×ママン
ってところになったのかな。
578名無しさん@ピンキー:03/09/28 10:48 ID:b6uXIeon
キラとフレイのシーンは泣けたよ。(T-T)
579名無しさん@ピンキー:03/09/28 11:45 ID:bCZgUvsx
>>577
後ろ二つがヤバイぞ。
ママンはいいけど。
580名無しさん@ピンキー:03/09/28 12:12 ID:C5lZZuF6
キララクは可能性としては残ってると思うな

>サイ@恋人が死んだ女に優しくする×艦長

その手があった!!(゚∀゚)
581217:03/09/28 12:20 ID:1oEMN6TW
>>567
ありがとうございます。指輪ってのはわかったんだけど…母の形見かぁ…

作中ではキラフレかもしれないけど、流石に幽霊とセク−スできないし
語られてないあの後は普通にキララクになるとは勝手に思ってますが…
そうでもしなきゃ、今書いてる俺はバカだ…

サイ×魔乳艦長見たい…
582名無しさん@ピンキー:03/09/28 12:23 ID:mTxlTiay
いや、サイ×ラクスもあり得るかもしれんと言ってみる。
そして、サイ×ミリも。
583名無しさん@ピンキー:03/09/28 12:27 ID:dcL1CXXR
劇場版 機動戦士ガンダムSEED 逆襲のサイ 
584名無しさん@ピンキー :03/09/28 12:41 ID:F+vRxx2Q
虎×艦長とかはどうですか。
恋人を亡くした事で相憐れむになってしまうけど、
傷の舐めあいからそれぞれの開いた心の穴を塞いで行く…。

駄目ですね。
585名無しさん@ピンキー:03/09/28 12:59 ID:a6SpH6z/
>574
隠すぐらいなら最初から公開するなよ。パスワードまで設定して。


ヒントをネット上の国語辞典にでも入れで検索すれば判る。


「仲代達矢」が「マカロニウエスタン」の「悪役」に挑戦した映画のタイトルの一部。
監督は「トニーノ・チェルビ」。
586名無しさん@ピンキー:03/09/28 13:14 ID:dcL1CXXR
一瞬曙だと思った。
587名無しさん@ピンキー:03/09/28 13:34 ID:noHhmJbt
588名無しさん@ピンキー:03/09/28 14:05 ID:qQZb5PYx
>>585
行ってみたけど、>>574はパス設定するほどじゃないな。
エロのエの字もない。
589名無しさん@ピンキー:03/09/28 14:10 ID:dcL1CXXR
まだ、できたばっかりとかじゃないのか?チラッとしか見てないが
590名無しさん@ピンキー:03/09/28 14:14 ID:qQZb5PYx
>>589
確かに2本しかなかったが、なんとなくエロイのはこれからも増えない予感

そういえば777氏とか306氏とか前スレでアスカガできますたって
言ってた人たちは今頃どうしているんだろう。
591ポチ@駄文職人:03/09/28 15:25 ID:9rpUXtdz
最終話アスカガ妄想駄文を投下させていただきます。

展開早杉な50話のあのシ−ンの間にああゆうことがあってそうなった。という願望SSエロ無しなので嫌いな人と1週遅れの人はスル−お願いします。

エロ無いお詫びに今夜あたりエロ有SSを投下します。では(´з`)
592ポチ@駄文職人:03/09/28 15:27 ID:aWtNVwlw
「逃げるな!!」

ジェネシス内部で自爆しようとするアスランにカガリが叫ぶ。

「生きることが戦いだ!!」

涙ながらに必死に訴えるカガリにアスランの心が揺れる。

その時、ル−ジュのハッチが開きコクピットからカガリが身を乗り出す。

「アスラン!早くこっちへ!!」

ポロポロの泣きながら手を伸ばすその姿にアスランはたまらずジャスティスを降りカガリの元へ飛び出した。

「カガリ!!」

「アスラン!!」

2人の手が重なりカガリはアスランを引き寄せハッチを閉じすぐさまジェネシスからの離脱を試みる。
593ポチ@駄文職人:03/09/28 15:29 ID:QtROx5mH
「絶対死なせない!」

あの時誓ったんだ。お前を死なせないって・・愛してるから・・アスラン

震える手で操縦するカガリをアスランは守るように上から覆い被さる。

「・・ありがとう、カガリ。愛している」

「!!アスラン?」

その瞬間、ジャスティスが爆発しアスランとカガリが乗ったル−ジュが吹き飛ばされる。

「きゃああぁぁ!!」

「くっ!」

爆発でル−ジュの機体が激しく破損していく。その衝撃でカガリは気を失ってしまったがアスランはカガリを庇いながら操縦する。

カガリ・・お前も死なせはしない・・
594ポチ@駄文職人:03/09/28 15:31 ID:moEjhjRR
暫くしてジェネシスの爆発が収まり静けさを取り戻した。

安全域に出たアスランはカガリの見て生きていることに安堵する。

「良かった・・カガリ」

外の様子を確認するためハッチを開け出るとカガリが目を覚ました。

「・・んっ、アス・・アスラン!」

目の前にいるアスランに気付き飛び出した。

生きてる!私たちは生き残ったんだ!アスラン

アスランに飛び付き言葉をかけたいが声が出ず代わりに涙が溢れ出す。
595ポチ@駄文職人:03/09/28 15:33 ID:+VsbnCTW
アスラン!アスラン!

「ふっ・・あぁあ」

声にならない声で泣き抱きつくカガリにアスランもたまらず涙を流す。

ありがとう・・カガリ

そして2人は強く抱き締め合った。

END
596306:03/09/28 16:26 ID:LWDrf5U3
>ポチさん
乙です。
自分は最終回を半分見逃したのですが
書かれている所だけはばっちり見ました。
ああ…いいですね。 (´∀`*)


前スレで尻切れ蜻蛉で終わらせていた306です。
最近の投下の早さについて行くのが一杯で音信不通でした。
前スレの続き、最後まで短いですが投下します。
597名無しさん@ピンキー:03/09/28 16:27 ID:LWDrf5U3
「これで終わりじゃないでしょ? ほら腰上げて」
 自分の指をムゥの手で動かされていかされてしまった身体はいつもよりも感じてしまっ、てうまく力の入らなかった。
 崩れ落ちそうになるマリューの腰をムゥが腹へと腕を回して抱え上げる。
 指を締め付けているままの秘所から指が引き摺りだされて、マリューは声を上げた。
「……ぁ、ン……」
 艦を指示し、てきぱきと厳しく命令を下すマリューの口から出る声とは思えないくらい甘い声にムゥのものは熱く固くなったままで、蜜を滴らせる秘所に擦り付けた。
「あ、はっ、……ぁ、…んん、………」
 蜜で濡れた手をガラスへと置いて快感に頬を上気させているマリューの顔が、ガラス越しに映って見える。
 指で達したのにまら足りないと、擦り付けられるムゥのものを得ようと、マリューの腰が揺らめき片足の爪先を上げて秘所の入り口へとムゥのものを導く。
「……早、っく……入れて……ぇ……」
 秘所の入り口からとろとろと蜜を零しながら、苦しげに乱れる呼吸を繰り返してマリューは腰を押し付けていく。
 早く……欲しい。
 指じゃ物足りない。
 もっと、もっと……熱くて…固いそれを……
 言葉にうまく出せなくてムゥのものへと擦り付けている腰を揺らしながら、マリューは身体で伝えようとした。
 自分からこんなに欲しがっているのを見せるのは恥ずかしくて恥ずかしくて、顔を隠すことも出来なくて、熱く火照っている頬を顔を横に向けて冷たいガラスへと触れさせていく。
 その間も目はぎゅっと瞑ったままで、自分からはその格好を見えないようにした。
「………入れて」
 消え入りそうな声で告げて、漸く、ムゥのものがマリューの中へと押し入れられてくる。
「…、ふ…、ぁ、あ…んっ………あ、…ァ、……」
 内壁がびくびくと震えているのがわかる。
 入り込んでくるムゥの固い熱で少しきつく締まっている内部が押し開かれていき、ぞくぞくと身体を小刻みに震わせてしまう。
 挿れられただけでいってしまいそうなくらい、焦らされていたのだとマリューは知らされながら、押し入れられるものを受け止めた。
598306:03/09/28 16:28 ID:LWDrf5U3
「……マリュー……そんなに、欲しかったのか?」
 ムゥの揶揄うような声がマリューの耳の後ろから聞こえてくる。
 背中をムゥの胸のに抱かれるようにして触れているのがわかって、マリューはドキンと胸を大きく打たせた。
「俺のを締め付けて……動かせないくらいなんだけれど」
「……言わな、っ……ても、っ……わか、ぁ……アン……」
 口では動かせないと言いながら、腰を揺らし始めるムゥのものに突き上げられて、内壁がキュ、と締め付ける。
「ここも……感じてる」
「ふ、ぁ…ッ……ああっ……ムゥ、ッ……」
 ムゥの左手が腹の辺りから撫で上がってきてマリューの左の胸の膨らみを上衣の上から包み込んだ。
 触れるだけでもわかるくらい、さっきの自慰で突起がツンと尖っていてそれを摘まれてしまって、上がるマリューの声が高くなっていく。
「ヤ、ぁ…あ、……ぁ……おかしく、なっ……ちゃ……」
「こんなところ、で…こんなことしていて……今更、でしょっ………」
 頬をガラスに押し付けているために頭を動かせずに声だけでそう言いながらも、自分から腰を揺らすマリューにムゥは腰を大きく動かしていき、マリューの身体を揺さ振っていく。
 目を閉じているマリューにもわかるようにムゥのものを飲み込んでいる秘所から聞こえる濡れた音が更に想像を掻き立てる。
 目を開けて見なくても簡単に想像出来てしまって、またマリューはムゥのものを締め付けては緩めていく。
「ああア、ン……ムゥ、……も、…もう、だ、めぇ……ああ、……また……」
「俺も……も……ぅ……」
 数回身体を揺らされて中へと吐き出される熱を感じてマリューは唇を震わせながら達した。

599306:03/09/28 16:29 ID:LWDrf5U3
「……本当に……毎度毎度強引だったわよね……」
 頭と右肩を壁へと凭れ掛けさせて、ベッドの上に両膝を曲げて座り込んでいるマリューの視線が顔のすぐ近くには小さな窓の向こうの宇宙の闇から室内へと戻ってくる。
「………………ムゥ……」
 身体を重ねていた時のことを思い出してふと名前を呼ぶ。
「……これだから……モビルスーツ乗りは嫌い、……なの、よッ……」
 堪えていた涙が、愛しい相手の名前を呼んでしまったことで溢れ出す。
 ぽろぽろと溢れ出した涙が頬を伝って落ちていく。
 涙が太腿の上に落ちて感じる実感。
 ムゥはもういない。
 マリューを庇護うようにして……逝ってしまった。
 もう、戻ってはこない。
 いきなり唐突に背後から腕を伸ばしてきて抱き締めてくることも
 揶揄う言葉を投げかけながらウインクする顔を見ることも、その声も聞けない。

 身体を合わせることも――ない。

「ふっ、あ…ああっ……あああ、…っ…ムゥ!…ムゥ!……」
 身体を前へと倒してシーツの上に膝を曲げたままで突っ伏す。
 声が部屋の外に響かないように、この泣き声が外には漏れないように。
 この部屋だけが自分の空間。
 誰にも邪魔はされない、何をしてもいい、だから、今だけとマリューは泣いた。


「………………ばかぁ!!…………」


 シーツをきつく握りしめてマリューは声が枯れるまで大声で泣いた。
600306:03/09/28 16:31 ID:LWDrf5U3
ということで終わりです。

長々ありがとうございました。
601名無しさん@ピンキー:03/09/28 17:07 ID:l6cgRGZF
細かい突っ込みは一切なしねw

「俺とグゥレイトな仲間」

戦闘終了・・・

グゥレイトエルスマソ「一緒にくるだろ?」
イザークタン「いや・・母上が・・・」
グゥレイトエルスマソ「あとで帰ればいいだろグゥレイトォ!」

イザーク「んむ。」

そんなこんなであのピンクの船にお邪魔することに・・・
まてよ、ストライクゥのパイロットに殺されたりせんだろうな?
まぁ、そのときはディアッカが何とかするだろ。

メカマソ「おい!デュエルだぞ!」
痔「まて、敵じゃない。」
イ「・・・・。ストライク、じゃなくてフリダムのパイロットは?」
ラクス「昔の彼女が死んだとか何とかで、部屋に閉じこもって鬱になってますの。難なら一緒に来ます?」
イ「(まずい、そんな状態の奴に会うのはまずい・・・)・・・いや」
ラ「そうですか・・・では(ほんとに来るなんて言ったら後で撲殺だったな、なにせ今からキラ様とあんなことやこんなこと・・・ウフフ)」
痔「お姫様、うれしそうだな」
ラ「え?いやそんな・・・ウフフ・・・では・・・」
イ「・・・・。あ、そうだ、アスランは?」
痔「彼女とデートか、正義ガソの修理じゃない?」
イ「彼女?」
602名無しさん@ピンキー:03/09/28 17:08 ID:l6cgRGZF
痔「ホラ金髪の・・・って知らないか・・・あの、赤いストライクに乗ってたんだ」
イ「ハァ?この船では女をMSに乗っけるのか?」
痔「そーだな」
イ「ふーん。じゃぁ赤い髪の・・・ふれーってのは?生きてるのか?」
痔「死んだよ、キラの昔の彼女だよ」
イ「(そうだったのか!危ない!危なかった!いつか殺してやろうかと考えていたが・・・)・・・フゥ、よかった。」
痔「ん?どうした?」
イ「いやぁ、何でもないさー。そうだ、今日は記念に、パァーっといこうぜ!」
痔「(こいつ、性格変わったな) そうだな!そいつはグゥレイトゥ!な考えだ!おいメカニック!バスターちゃんと直しとけよ!」

・・・ん?誰かが近づいてくるな・・・誰だ?金髪の・・・女?
金髪・・・金髪・・・・きんぱ・・・あぁ、アスランのこれか、そうか・・・これか・・・
603名無しさん@ピンキー:03/09/28 17:09 ID:l6cgRGZF
痔「オゥ!アスランとデートじゃなかったのか?」
カガリ「あー。いや、なんつーかさー。そのー、今寝てるんだよ、アイツ。うん」
痔「お!さては早速エンジョイしてきたな!コンノー!!!」
カ「やだなぁ、そんな・・・ははは・・・」
イ「(何しにきたんだよ・・・)」
カ「そいつ・・・青いMSのパイロットだろ?」
イ「(ん?何だ?俺は何もしてないぞ!)」
痔「うん、そーだよ。」
カ「・・・その・・何だ・・・お礼が・・・したくてな・・・その・・・まぁ・・ありがとう。」
イ「あぁ・・・・ハハハ・・・あぁ・・・いや、こちらこそ・・」
カ「こちらこそ?」
イ「(しまった!感謝なんてめったにされないから・・・)・・・ああああ、違う、その・・・着艦を許してくれて・・・な」
カ「お前、深いな。」
イ「(まずいな・・妙なキャラが・・・)そ、そうか?まぁ・・・よく言われる」
カ「お茶でも、どうだ?」
痔「おっと、俺ぁお邪魔かい?じゃ、イザーク、パーティーの準備しとくぜ!あとは二人でごゆっくり。。。」
カガリの耳元で何かささやいている・・・
痔「ボソボソ・・・アスランには内緒にしといてやるよ(はぁと」
カ「ばーか、そんなんじゃないって。そっちこそ、ミリタンといちゃつきに行くつもりだろ、お前の部屋はあっちだぞ、あっち!」
痔「いやぁ・・・ハハハ・・・バレた?そういうことだイザーク、おてんば娘のおもりは頼んだ!」
イ「(俺は・・・何なんだ?つかミリタンって何?)お・・・おう、まかされた!」
カ「じゃぁ・・・行こうか・・・ついて来い、案内してやる」
イ「はーい。」
604名無しさん@ピンキー:03/09/28 17:09 ID:l6cgRGZF
にしても広いな、ハイテクだな・・・

カ「お、そーそー、ここがキラの部屋だ、お前もいろいろ話があるだろ?入るか?」
イ「いやいや!後でいいって!俺は君みたいな美しい人とお茶できるのが楽しみなんだよ、だから、後でいいよ」
カ「(ポッ・・)そ・・・そうか?それならまぁ、仕方ないな・・・美しいからな」
イ「(やれやれ・・・)」

ここは・・・カフェ?
まったく、この船には余分なものが多いな。

カ「さ、飲め、おごりだ」
イ「あぁ。すまない・・・・うむ、旨いな。さすがだ」
カ「ただのコーヒーだけどな」
イ「(コイツ・・・俺の好意を・・・)ははは、ナイス突っ込みだよカガリさん!」
カ「カガリでいいよ・・・」
イ「あ、あぁ、次からは。。。」
カ「ありがとうな」
イ「は?」
カ「だ・か・ら ありがとうな」
イ「お・・おう」
カ「あそこでお前が居なかったら・・・私は今ここには居なかった・・・アスランにも会えなかった・・・」
イ「(アスラン・・・こいつらラブラブだな、俺はお前等のそんな話聞きたくはないんだが・・・」
カ「・・・だから、この体は・・・お前のものだ・・・」
イ「へぇ〜・・・・へ?お・・・おまっ・・・何を(いかん、コーヒーが・・)」
カ「あーあー、こぼしちゃって・・・」
イ「すまない・・・だが・・・そんなこといきなり言われてもだな・・・アスランが・・・」
カ「命を救ってもらった人に恩を返すのは当然だろ?それに、アイツだって私が死んでたらできなかったんだし」
イ「はぁ・・・(何か、何か違うけど納得してしまう・・・いや、ここはもう、どうにでもなれと・・・)」
605名無しさん@ピンキー:03/09/28 17:11 ID:l6cgRGZF
カ「部屋に・・・行こう・・・」

ほぉ・・・ここが女の部屋か・・・特に変わった点もないな・・・いや、変わってたらいやだが・・・

カ「お前・・・私を見たときどう思った?」
イ「さっき言ったが」
カ「もう一回だ!」
イ「美しい人だと思った(あーあー、俺って情けない)」
カ「なら、私としたいんだな?」
イ「(なんでそうなる!?)・・・うむ、もちろんだ(うわ、ぎこちねぇ・・・)」

とか言ってる間に脱ぎはじめてるよコイツ・・・ん?
お・・・なかなか・・・きれいじゃ・・・ないか・・・・着やせってやつか・・・
全く、アスランは羨ましい野郎だ・・・

カ「さ・・・こい・・・」

って思ってる間に既にベッドインかよ!俺はまだ着てるってーの。
606名無しさん@ピンキー:03/09/28 17:13 ID:l6cgRGZF
イ「服が・・・」
カ「服はそのままでいい、全部私がやってやるから・・・」
イ「(おいおい、かわいいぞ!チクショー!アスランの奴め!)・・・。」
カ「照れるなよ、私だって恥ずかしいんだから・・・」
イ「ならなぜ・・・脱いだんだ?お礼って言っても、他にあるんじゃないのか?」
カ「う・・・それは・・・」
イ「アスラン一人じゃ足りないのか?それとも・・・・奴の・・・」
カ「違う・・・アイツ、こっちがムード出してんのにてんで気づかないでさ・・いつもキスどまりで・・・めったにしてくれないんだ。」
イ「(何だ俺、いつの間にかSになってるぞ・・・いや、それはともかくアスランめ・・・もったいない奴め、ますます羨ましい)
   それで俺が奴の代わりに?」
カ「それだけじゃない、ただ本当に・・・感謝してるんだ・・・」

か・・・かわいい!こいつはたまらんぜよ!
イザーク・ジュール!この歳にして!ついに!ついに!母上!申し訳ありません!俺は!今から真の男になります!

イザーク、逝きマース!



前編終了、最初から最後まで無理やりだけど、そこはもう、完全IFっていうかさ・・・
大目に見てください・・・・・・・

やっぱシリアスもんよりギャグもの(そうでもないけど)のほうが難しいね・・・
607名無しさん@ピンキー:03/09/28 18:10 ID:K/9qqS08
>>601
あぁ、細かいツッコミは一切無しっスよ…というか笑いすぎて腹が…まともにレスも
打てないよ…お陰で最終回の鬱な気分が全部ブッ跳んじまったじゃね〜か!(#゚Д゚)ゴルァ!!


…いや、イロイロな意味で最高でしたw
608名無しさん@ピンキー:03/09/28 19:33 ID:KJ1AKl1F
イザークおもろいなw
最終回ではもうちょっと納まりよくなるシーンが欲しかっただけに
痔ともども、こちらに期待。
609名無しさん@ピンキー:03/09/28 20:06 ID:zeIsJFav
>306神
おおお!待ってましたよ!乙でした。泣いちゃったじゃねーか!
610601:03/09/28 20:18 ID:l6cgRGZF
喜んでもらえるとは・・・

後編はもちろんエチーな展開なんですが、
せっかくギャグ路線も(一部の方に?)好評なので
そこらへんとバランスとりながらがんばって書きます。

あまり期待はしないで下さいね。
611名無しさん@ピンキー:03/09/28 20:18 ID:+zIsSCPS
最終回、フレイ様は生き残って欲しかったなぁ・・・
キラ×ラクだと、どうも二人の間の感情薄く感じるし、
中途半端に戦争の悲惨さ伝えるより、
最終的にナチュのフレイとコーディのキラが心のそこからくっつく方が感動できたのに・・・

ところで終盤、どうも最後までラクスの存在が薄かった気がするんだけど気の所為?
存在感ではナタルや魔乳以下、_くらいにしか感じなかった・・・
612名無しさん@ピンキー:03/09/28 20:53 ID:K/9qqS08
>>611
キャラスレあちこち逝ってみればわかるよ…住人さんたちも鬱な方いるっぽいし
613601:03/09/28 20:56 ID:l6cgRGZF
「俺とグゥレイトな仲間」後編。

逝きマース!・・・

勢いよくカガリのモトへダイブ!われながらかっこ悪い!
カ「お・・おちつけって・・・私は逃げないから・・・」
おっと、いつもクールなキャラでもってる俺だ・・・
さすがにここにきてエロキャラはきびしぃな、痔の野郎にも何言われるかわからんしな。
イ「すまない・・・あんまりカガリがその・・・魅力的だったもんで・・・つい・・・な」
カ「お前・・・まぁいい・・・服、脱がすぞ」
イ「ハイ!(コレはマズイな、童貞丸出しではないか・・・」
カ「お前・・・固いな」
イ「へ?」
カ「童貞か?」
イ「(バ・・・バレタッ!・・・まてよ・・・痔にアスラン、キラ・・・童貞俺だけかよ・・)
  悪かったな」
カ「フフ・・このカガリオネェ様が最高の初体験にしてやるから、期待してろよ。」
イ「(ん?コイツは結果オーライか・・・ッ!!)ど・・・はぁっ!!」
カ「お前反応しすぎ、ちょっと握っただけだろ」
イ「(女の手っていうのは・・・やわらかくていいもんだな)・・・気持ち良かったからな・・」
カ「そ・・そうか?」
614601:03/09/28 20:57 ID:l6cgRGZF
イ「あぁ・・・最高だ」
カ「そうか。。。なら。。。」
チュ・・・チュル・・・チュ・・・プ・・・チュプ・・・
イ「い・・・いきな・・いきなり・・・」
カ「ほふ・・はふ・・・ん・・・気持ち・・いいだろ?」
チュル・・・チュパ・・・チュ・・・
イ「おぉ・・・あ・・・こいつは・・・」
ヂュ・・ヂュッヂュッヂュッヂュッ・・・
イ「はやくなった?お・・・出る・・・」
かがりが上目遣いでこちらを見ている・・・まずい・・・コレでは口の中に・・・
イ「・・・・ッ!!!!」
ピュ・・・ドロ・・・・ピュ・・・・
イ「だ・・・出してしまった・・・す・・・すまん、その・・・」
カ「何言ってるんだ?コレくらい普通だろ?」
イ「・・・(アスランめぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!)」
カ「どうした?」
イ「いや、なんでもない。」
カ「お前、面白い奴だな・・・好きになったぞ・・・そろそろ・・・・こっちでしたいだろ?」
じ・・・自分から?開いてる・・・
これは・・・男なら・・・男なら我慢できん!いや!しちゃだめだろ!これは!
615601:03/09/28 20:57 ID:l6cgRGZF
イ「う・・・いいのか?」
カ「ここまでやっといて、いまさら断る必要あるのか?」
イ「・・・そうだな・・・なら・・・・!!」
カ「きゃっ・・・そんないきなり吸い付くな。。。あッ・・・お願い・・・・」
イ「急に女らしくなって・・・」
カ「だってぇ・・・んっ・・あっ・・・気持ち・・良く・・」
イ「フフフ・・・」
カ「いやっ・・駄目・・・あんまり激しくしちゃ・・・」
イ「(そろそろか?)・・・」

俺は・・・俺のものを・・・ついに・・・こいつのここに・・・
母上・・・あなたの息子、イザーク・ジュール・・・今ここに・・・真の男への階段を・・・

ニュルニュルとした感覚、先ほどの口とはまた違い、強烈な快感を伴う・・・
そしてとても暖かい・・・俺・・・マジに・・・

カ「うんっ・・・あっ・・・ううぅ・・・」
イ「うくぅ・・・これほどとは・・・」
カ「いいのか・・・はぁ・・・気持ちいいのか?・・・」
イ「あたり・・・まえだ・・・カガリの・・・中・・・だから・・な」
カ「・・・ふ・・ふぅ・・・ん・・・あ・・ああ・・・あ・・」
616601:03/09/28 20:58 ID:l6cgRGZF
何て・・・何て・・・何て・・・やわらかくて、暖かくて!
そして・・・美しくてぇぇぇ・・・

カ「あぅ・・・あ・あ・あ・あぁぁぁぁぁ・・・早い・・・早いよぅ・・イザークぅ・・・」
イ「こんなときに・・・そんな声で・・・クソォ・・・・アスランめぇぇぇぇぇ!!!!」
カ「は・・・は・・また・・・そんな・・・はげしぃよ・・・ココ・・・が・・・こわれちゃう・・・よ」

俺は・・・無心で腰を振り続けた・・・そう、後のことは何も考えずに・・・

カ「うぐぅ・・・あぁ・・・ああああああ・・・もう駄目・・あ・・い・・・く・・・ぅ」
イ「・・・・おおッ!!!!」

ドピュ・・・ピュ・・・ピュ・・・

カ「ああぁぁ・・・まだ・・・出てる・・・たくさん・・・」

気持ちよかった・・・・

カ「・・・赤ちゃん・・・出来るかも・・・」


な・・・・なんですとぉぉぉぉぉぉ!!!
617601:03/09/28 21:00 ID:l6cgRGZF
イ「き・・・いや・・カガリ!・・・どうしてそうも平然と・・・」
カ「いけないか?平然としてて」
イ「いや、そうじゃない・・・けど」
カ「まぁ、気にするな。」
イ「いいのかそれで?」
カ「あぁ・・・そのかわり・・・」
イ「その・・・代わり?」
カ「また頼むぞ・・・イザリン(はぁと!!)」
イ「な・・・その呼び名は・・痔しか知らないはず・・・」

痔・・・あ、そうだそうだ。パーティーだパーティー。
キラにも・・・いろいろ話しないとな・・・許してもらえるとは思えんが。

イ「痔の手伝いでも、しにいくかな」
カ「?何かあんのか?」
イ「戦いの終わりを祝して・・・な」
カ「なんだそうか!なら・・・私も協力するぞ!イザリン!!」
イ「・・・・・。」


さぁて・・・行くか!


第1話(仮)完

なーんか中途半端な気がしたので続編でも書こうかなぁ・・・
というわけで第1話(仮)です。
618名無しさん@ピンキー:03/09/28 21:28 ID:kbMS0j0y
おもしろかったけど、カガリたんは浮気者なのか…。
そしてアスラン…。
619601:03/09/28 21:35 ID:l6cgRGZF
まぁ・・・そうでもしないとイザ×カガは難しいので
ありえないところを無理やりやってしまいました(汗

レイープだけは避けたかったので。
620ポチ@駄文職人:03/09/28 22:19 ID:bctkTM7i
アスカガしか書かないと宣言しつつキラフレも書いてしまったので投下してみます。






キララク派の人は読まない方がいいかも・・
621ポチ@駄文職人:03/09/28 22:21 ID:fQTaT4VA
終わった・・苦しくて辛い戦いがようやく終わったんだ・・・でも僕は大切な人を亡くしてしまった

「・・フレイッ・・ふっうぅああぁ・.ぁ」

医療室のベッドで1人泣くキラの声がある少女を召喚する。

キラが泣いてる

医療室の天井に光が集結し赤い髪の美しい少女フレイが現れた。

すぐさまフレイは泣いているキラに寄り添い声をかける。

キラ・・キラ・・泣かないで・・

しかしその声はキラには届かない。

どうしょう・・キラを慰めてあげたい・・

そう思うフレイの前にアスランが現れる。

「キラ、大丈夫か?」
622ポチ@駄文職人:03/09/28 22:23 ID:V81Das1A
キラのことが心配で1人病室に訪れたアスランは気遣うようにキラを見つめる。

そうだ、この人の身体を借りれば・・

早速フレイはアスランの体に乗り移り言葉をかけた。

「・・キラ・・泣かないで」

いつもと違うアスランの声色にキラは潜っていた毛布から顔を出す。

「ア、アスラン?」

優しい表情でキラを見つめ次の瞬間、毛布をはぎ取り上に覆い被さった。

「え、え?アスランどうしたの?」

「キラ・・大丈夫・・私がずっと側にいるわ」

そう言いアスラン(フレイ)は唇を近づけキスをしようとする。
623ポチ@駄文職人:03/09/28 22:26 ID:0hcq8bit
ガチャ

その時、金色の髪の少女が部屋へ入ってきてその現場を目撃する。

「アァスゥラァ−ン!!!」

メラメラと燃えるような形相で近付いてくるカガリにフレイは危険を察知しアスランから離れた。

我に返ったアスランは自分の下で怯えているキラを不思議そうに見た。

「どうしたんだ?キラ・・うわぁ!」

突然服を掴まれその相手を見ると怒りに燃えたカガリがいた。

「カ、カ、カガリどうしたんだ!?」

「お前!やっぱりキラのことをっ!!私はキラの代わりだったんだなぁ!!」

「な、なに言って・・」
624ポチ@駄文職人:03/09/28 22:27 ID:wAXqZ8L7
あまりのカガリの勢いにアスランは恐怖で否定する言葉さえ出なかった。

その後、怒りが収まらないカガリはアスランを連れて部屋を出た。

そんな仲睦まじい2人を見てキラは更に落ち込んだ。

「・・フレイ」

キラ!私はここにいるわ!

カチャ

「キラ」

今度はピンク色の髪の少女ラクスが現れた。

この子・・前にAAに保護されたコ−ディネイタ−・・この子がいた時にパパは死んだのよね・・

フレイは複雑な想いでラクスを見つめる

「ラクス」
625ポチ@駄文職人:03/09/28 22:29 ID:igkDLBLU
「キラ・・もう何も心配することはありませんわ。ゆっくり休んでくださいね」

慈愛に満ちた瞳を向けるラクスにフレイはキラに対して恋愛感情があることを悟る。

この子・・キラのことを・・

「ありがとうラクス、暫く1人にしておいてくれないか」

「・・ええ、おやすみなさいキラ」

キラの態度にやはり彼を癒せるのは自分しかいないと思いフレイはラクスに乗り移った。

「・・キラ・・」

キラを包むように優しく抱き締めると頭を宥めるように撫であげる。

突然の行動にキラは不思議そうにラクス(フレイ)を見る。
626ポチ@駄文職人:03/09/28 22:32 ID:F5Z0C4et
「キラ、貴方は何も苦しむことはないわ。私が貴方を守るから」

そう言うとキラのズボンの中に手を入れた。

「わぁ!ラクス!?」

「じっとしててキラ、貴方を苦しみから解放してあげるから」

ラクス(フレイ)はキラの物を取り出すと上下に擦りながら軽いキスを交わす。

「ふぁ・・うぅ・・ラクス」

反応し始めたソレを咥えると激しく舐めたり吸ったりを繰り返す。

キラはその感触に大切な人のことを思い出した。

「フ・・フレイ?」

「キラ・・そう私よ・・フレイよ」
627ポチ@駄文職人:03/09/28 22:34 ID:qvKcrlb9
キラにもようやくフレイのことが見えボロボロと涙を流す。

「フレイ!フレイ!僕はっ・・!」

キラはまだ自分は彼女に謝っていないと必死に言葉を出そうとするがフレイに止められる。

「何も言わないでキラ、私は貴方を恨んでいない・・むしろ感謝しているの・・貴方に優しくされてとても癒されたわ」

「・・フレイ」

「だから今度は私が貴方を癒してあげる」

そう言い優しく微笑むとキラは泣きながらフレイ(ラクス)を抱き寄せた。

「フレイっ・・!」

「・・キラ」
628ポチ@駄文職人:03/09/28 22:37 ID:qzjptkzH
キラはフレイ(ラクス)の体を覆い乳房を貪ように舐め小さな突起を咥え舌を転がす。

「あぁあんっキラぁ」

フレイは乳房を寄せ上げるとキラを促すような瞳を向け、それを察したキラはフレイに跨り勃ち上がっている肉棒を乳房に挟み込み抜き差しを繰り返す。

「はぁはぁ・・フレイ・・気持ちいいよ」

「キラの・・すごく熱い・・」

絶頂が近くなり更に動きが早くなる。

「フ、フレイっ!もうイキそう!」

「キラァ・・お願い・・そのまま・・熱いのかけてぇ」

「ふぁあ・・フレイ」
629ポチ@駄文職人:03/09/28 22:41 ID:lkWgDNdR
次の瞬間キラの肉棒から白濁の液が勢いよくフレイ(ラクス)の顔に飛び散った。

「あぁん・・キラ・・すごいいっぱい」

口にかかった分をペロリと舐めとる姿にまたドクドクとキラ自身に血液が集中し勃ち上がる。

「挿れるよフレイ」

自分の物を見せつけ足を大きく開かせ折り曲げると秘部に脈打つそれを押し当てた。

「ひぁあん・・早くきてぇ」

その言葉にキラは勢いよく自身を突き立てると暫くそのまま膣の中の感触を味わった。

「またこうしてフレイといられてすごく嬉しい」

「私もよ、キラ」
630ポチ@駄文職人:03/09/28 22:43 ID:/Wc5ecfH
そして口付けると少しずつ腰を動かし始める。

「ふぁあんあっあっあぁん」

「うっ・・ふぁ・・フレイの中・・暖かい」

「はぁあん!キラァ」

更に激しく抜き差しをするとフレイ(ラクス)の身体が揺れ、その度に甘い悲鳴が上がる。

「キラァ・・もっと!・・私を壊してぇ!」

キラはその言葉に答えるように最奥を勢いよく突く。

「はぁはぁっフレイ・・愛してる!」

「わ、私もぉ・・キラを・・あふっ・・愛してるぅ!」
631ポチ@駄文職人:03/09/28 22:47 ID:udRXILzb
そして絶頂を迎えキラは膣から愛液に塗れた自身を抜くとフレイ(ラクス)の顔に射精しフレイもそれを受け入れた。

その後シャワ−を浴びラクスの体を綺麗にしフレイは彼女から離れた。

私はいつでも貴方の側にいるから・・

「うん、ありがとうフレイ」

そうして彼女は笑顔で消えていった


END
632名無しさん@ピンキー:03/09/28 22:55 ID:m8E8QgOp
>>ポチ@駄文職人
氏ね。
633名無しさん@ピンキー:03/09/28 23:18 ID:3J44Maw0
>620-631
乙彼さまでした。
フレイあぼーんで傷ついていた自分にとって、
かなりの救いになりますた。
本編見ていて、やっぱキラの相手はラクスよりもフレイだと思ったので…
634名無しさん@ピンキー:03/09/28 23:30 ID:1c7EhViz
>591ポチ氏
 一周遅れなのに読んでしまいました。
 この長さならエロがなくても個人的にはオッケーです。
 長いヤツはやっぱりちょっとと思うので。
 アスカガは純な気がして好きです。

>596 306氏
 やっぱりマリューさんは救われないのでしょうか。
 ムウマリュが一番好きだ。

>601
 かなり笑えました。カガリが超天然だと思えばありかとおもいます。
 あえて、突っ込みはしません。笑えたから。

635名無しさん@ピンキー:03/09/29 00:04 ID:oLWxsc2B
>ポチ氏
自分はカプなんでもOKなんでアスカガ以外のも見れてよかったです。
しかしアスラン、一瞬大佐化しましたな…
636217:03/09/29 00:07 ID:qSv40Oey
>>306
続き気になってたんですよ…しかし…切ないよぉ

>>601
イザカガ…面白かったです。まじで笑えました

>>ポチ氏
フレイ様…うんうん、このままラクスにずっと憑依し続け…

俺も夜中コソーリ投下しようかな。途中までだけど長くなりそうだし。
なんか俺式エンディングみたいなモノになっちゃったけど

637217:03/09/29 00:32 ID:D6iYUZ/f
キラ、アスラン、カガリの三人は、ボロボロになったストライクルージュに乗り、
どうにかエターナルに着艦することができた。ストライクから降りるやいなや、
三人は涙で濡れたヘルメットを投げ、抱き締め合った。
「…生きてる。生きてるよ…みんな…」
「最後まで心配させやがって…!本当、バカだよお前ら…」
「バカでも何でも…終ったんだ。生きてるんだ。」
三人は、生き残った。もちろん、犠牲の上に繋がれた命ではあったが、生きる喜びを噛みしめる。
「キラ!!」
ラクスの声に三人は振り返る。
638217:03/09/29 00:33 ID:D6iYUZ/f
アスランは、ラクスを見て気を利かせたのか、カガリの手を引いて個室へと向かう。
「ちょ…ちょっと!何すんだよ?」
「いいから…」
ラクスは驚くカガリの手を引くアスランに笑いかけて、キラの元へと走り出す。
そのままキラの胸へと飛込んでいき、キラも彼女をしっかりと抱き止めた。
「本当に…本当によかった…」
ラクスは涙でキラの胸を濡らしていく。とにかく、キラが無事で帰ってきた事が何よりも嬉しかった。
「約束、したでしょ?必ず、君のもとへ帰って来るって。だから、もう泣かないでよ…」
639217:03/09/29 00:34 ID:D6iYUZ/f
「本当に、心配したのですよ…? 私、あなたがいなかったら…」
自分を必要としてくれる人がいる。それが、自分がここに在る事の証明となる。
だから、自分がここに在る事は間違いじゃない。
「…ラクス」
キラもしっかりとラクスを抱き締めた。

一方、カガリを連れ、部屋へと入ったアスラン。
「クサナギが直ったら帰っちゃうんだろ?お前…」
「そ、そりゃそうだけど」
「なら、少しでも長くカガリと一緒にいたい」
アスランに真っ直ぐ見つめられるカガリ。そんな事を言われ少し伏せ目がちに照れくさくて目をそらす。
640217:03/09/29 00:36 ID:D6iYUZ/f
アスランはそんなカガリを見てクスッと笑ってベッドに座る。
「俺は、父上の犯した過ちを償わなくてはならないからな…オーブに帰るお前とは一緒に居られない」
父の暴走が、今回の悲劇を生んだと思うと、アスランは胸が痛くなった。
自分に出来る事は、父の過ちを正し、コーディネーターが優れた種だという観念を捨てさせる事。
厳しい父だったが、最後まで宿題を残してくれる…アスランは皮肉をこめて思った。
「そうだな。私、戦いが終って、喜ばなきゃいけないのに…
お前としばらく会えないって思うと、悲しくなるよ…」
641217:03/09/29 00:38 ID:D6iYUZ/f
「俺も…」
「今度はいつ会えるのかな?一年後か?三年後か?戦争の傷が癒えるまで…?
私、不安なんだ…本当にオーブを、お父様の愛した国を復興させられるか…」
「…カガリ」
アスランが立ち上がり、カガリを後ろからギュッと抱き締める。
「オ、オイ!」
その行為にカガリは驚いてしまう。お互いの気持ちを確認できたとはいえ、
やはりまだこういった事は恥ずかしい。でも、本当に彼の暖かさが安堵感をもたらしてくれる。
カガリは彼の腕を手で掴み、目を閉じて鼓動を感じ合う。
「お前なら大丈夫…うまくやれるさ」
642217:03/09/29 00:39 ID:D6iYUZ/f
「…信じていいのか?」
「ああ。最後まで俺を守ってくれたお前ならきっと大丈夫」
それからどれくらいの時間が経ったろうか?三、四分の時間だったが二人には本当に永く感じた。
大切な人と過ごせる時間を、二人は本当に大切に感じ合った。
しかし、アスランがカガリの耳元で囁いた。そうして、この時間は一つの終りを見せる。
「…抱いて、いいか?」
「バッ…い、いや、そのっ…………ウン……」
いつものように反抗するカガリではあったが、最後には耳まで真っ赤にしながらうなづいた。
643217:03/09/29 00:40 ID:D6iYUZ/f
アスランは、そんなカガリを可愛らしく思いながら、彼女の顔を指で自分の顔に向け、唇を重ねた。

キラとラクスも個室で話していた。
「キラ、私…不安なのです。私が声が枯れるくらい歌って、この世界にその声は、想いは伝わるのでしょうか?」
「…大丈夫さ。君の声はきっと世界中どこの人にだって届く。
君を慕ってこれだけ多くの人が集まったんだ。だから…」
ラクスもまた、不安な思いを持っていた。
しかし、それは自分の歌がどれだけ多くの人に受け入れて貰えるか、という事だけでなかった。
644217:03/09/29 00:41 ID:D6iYUZ/f
「あなたは、これからどうするつもりですか?出来れば、私とずっと…」
「…ごめん」
キラの否定の意を聞き、ラクスは溜め息を漏らす。
「何となく、わかっていましたわ。あなたが何処かに行ってしまいそうだって…」
ラクスは俯きながらキラに話す。
「いっぱい、見てきたものがある。普通に暮らしてたら見えなかったもの…
そういったものを僕は見つめ直したいんだ。自分の出生、戦争の起こり、僕達が創る世界、人の成長…」
キラは遠くを見つめる様にラクスをぼんやりと見つめて話す。
645217:03/09/29 00:42 ID:D6iYUZ/f
「アスランやカガリ…好き合ってる人達が会えなかったり、大切な人を失い悲しんでる人がいるのに、
僕達だけが今は幸せになるわけには…いかないんだ。だから、僕は…まずはオーブへ行きたい」
キラの力強い眼差しをラクスは受けて、彼を止めることはできないと悟る。
これからずっと一緒にいたかった。でも、彼が優しいからそれは出来ない。
「…やっぱり優しいのですね。私はそんなあなたが好きですけど…
必ず、また私の所へ戻ってくると約束して下さい」
「約束、するよ。さっきだって守ったじゃないか」
646217:03/09/29 00:44 ID:D6iYUZ/f
キラとラクスは互いに笑い合う。いつかは、一緒に歩き出せるから。
いつになるかはわからないけど、ラクスはキラの言葉を本当に信用することが出来た。
でも、キラが好きだからこそ、もう一つ願いがあった。
「もう一つ、約束してください」
「何?」
「私を…今、抱いてください…お願い…」
再び、涙で頬を濡らしてキラを見つめる。
「うん…」
キラはラクスを抱き締めて唇を重ねた。

カガリは一足先に裸になり、シーツを被ってアスランを待っている。
とは言え、心臓は飛び出してしまいそうなくらいバクバクと脈打っている。
647217:03/09/29 00:45 ID:D6iYUZ/f
アスランもとうとう全て服を脱ぎ終えて、カガリの隣にゆっくりと寝そべる。
カガリの様子をチラッと見ると、顔は真っ赤でこわばらせている。
やっぱり、緊張してるのかな…?アスランは思った。だから…
「コレ…お前に返すよ」
「え?」
アスランが返そうとカガリに差し出した物は、彼女がくれた守り石だった。
今返そうとしたのは、彼女の緊張をほぐす為である。
「い、いいよ!あげるって言ったろ?持ってろ…」
「もう守ってもらう必要もないだろ?それに、お前…不安だって言ってたじゅないか」
648217:03/09/29 00:46 ID:D6iYUZ/f
「お前に持ってて欲しいんだ」
カガリは渡された石を、再びアスランに差し出す。
「どうして…?プラントには、ラクスも、ディアッカも、イザークもいる。俺は、不安なんか…」
「そうじゃなくて!その…私のコト、忘れるなってことだよ!」
カガリの真剣な眼差しに圧倒され、アスランはついそのまま石を受け取ってしまう。
しかし、その後すぐに笑い始めた。
「な、何がおかしいんだよ!?」
アスランが笑った理由を理解できず、カガリは不思議そうな顔をする。
「いや…俺が、お前のコトを忘れると思ってるのか?」
649217:03/09/29 00:47 ID:D6iYUZ/f
「そ…そんなのわからないさ!」
「忘れないよ。これだけは約束する。でも…お前がそこまで言うなら、この石は俺が持ってるよ」
返す時が来るとすれば、それは再び二人が会える時。
アスランはベッドの横に石を置いてカガリに近付く。
そのまま間近にある唇に指で触れて、その唇に自分の唇を重ねる。
口付けを終えると、彼女の首筋に舌を這わせていく。
ピクッと体を跳ね上げて反応するカガリを見て、楽しそうにアスランは舌を這わせる。
「ン…何か、くすぐったい…」
「フフ…」
650217:03/09/29 00:48 ID:D6iYUZ/f
カガリを抱き寄せて、アスランは彼女の乳房に触れ、ゆっくりと揉み始めた。
「あ…ひぁ…ああっ!」
胸を弄られただけで喘ぐカガリを見て、アスランは興奮を抑えられず、自分のモノを固くしていく。
当然、それは密着したカガリの腹部に当たる。
「バッ…お前、何か…当たってッ…ああっ…やっ…」
「イヤか…?お前のせいでこうなったのに…」
「何、で…私の…?」
「お前が、可愛いから」
言葉を言い終える前に、アスランは固くなってきたカガリの乳首に吸い付き始める。
651217:03/09/29 00:50 ID:D6iYUZ/f
カガリは腹部に当たるアスランの鼓動を感じ取りながら、乳首に舌を這わせる彼の頭を抱き締めた。
「ひっ…ん、何か…お前の…熱い…はあっ、あんっ…」
アスランはさらに自分のモノを大きくしながら、ゆっくりと手をカガリの太股へと運んだ。
太股に触れる手の動きを敏感に感じたカガリは驚く。
「ちょ…ちょっと、待っ…あ…」
「…待てない」

キラとラクスもまた、二人ベッドに一糸纏わず入っていた。
「これを君に…返すよ。ありがとう。大切なものだったんでしょ?」
キラはラクスに渡された指輪を手渡そうと手を差し出した。
652217:03/09/29 00:51 ID:D6iYUZ/f
光が反射して、その指輪が二人の目には眩しく見えた。
「最後まで、僕は守られてた。守れなかったのに。死んでもいいって…思ってた。自分が情けなくて」
俯いて、自分の気持ちを吐露するキラ。最後までフレイを守れなかった事が何よりも悔しかった。
フレイを殺したクルーゼを殺して、自分も死にたいと思っていた。
でも…
「死んでもいいって思った時、この指輪が悲しく光ったんだ。
それを見て、生きなきゃいけないって思った。君と約束した事を思い出せたから」

―帰ってきて下さい。私の…もとへ―

653217:03/09/29 00:52 ID:D6iYUZ/f
「これから、僕はしばらく君に会えない。だから、今返さなきゃ…」
キラがかける言葉を遮るように、ラクスはキラの手を掴み、指輪を握らせた。
そのまま両手で、キラの手を胸の前に運び、祈りでもするようにその手を組み合わせた。
ラクスは目を閉じて、キラの手を握る両手に力を入れる。
「だから、あなたに持っていて欲しい…」
「え?」
「大切なものだから、あなたに持っていて欲しいのです。さっき、あなたはこの指輪で
私との約束を思い出したと言いました。私とあなたは、また約束しましたよね?」
654217:03/09/29 00:53 ID:D6iYUZ/f
キラも目を閉じて、ラクスとの約束を思い出す。必ず、またラクスの所へ帰ってくること。
「約束を思い出させてくれる素敵な物だから、また私との約束を守ってくれるように、
忘れないようにあなたに持っていてほしいのです。返してくれるとすれば、次に会う時ですわ」
「わかったよ。大切に持ってる。必ず…返しに来る」
キラはラクスの気持ちを敏感に感じながら、彼女の唇に自分の唇を重ねる。
ゆっくりと、彼女を驚かせないように、優しく舌を絡ませながら、キラはラクスの柔らかな胸を弄り始める。
「は…あ…キラ…」
655217:03/09/29 00:54 ID:D6iYUZ/f
時折、唇の隙間から洩れる甘美な声を聞きながら、キラはラクスを愛してゆく。
胸を愛撫している手を腹部を伝わせてゆっくりと秘所に運んでいく。
キラが触れたそこはもうすでに濡れていた。
「あっ…!!はぁっ…あ…」
「もう…濡れてるよ」
「ひあッ…それは…あなただから…ですわ…」







こんなんでよければ俺的にエンディングを頑張って保管していきます。
つーか…誰かこんな長い妄想文を読んでくれるのか?
エロは薄めで書いていくつもりです。
ではまた…
656黄昏の文芸作家:03/09/29 01:13 ID:l9SSysLj
>ポチ氏 >217氏
乙華麗。俺もやっとやる気っぽいのが出てきたんだけど…まあ、>>547の続きでもドゾー。


「ふぁひふぃやふぃやふぃふぇんひゃひょ(何ニヤニヤしてんだよ)?」
 アスランに促されるままに彼の指に滴る自分の愛液を舐めていたカガリだが…あまりにも
アスランが露骨に笑っているのが気に入らないらしい。
 こっちは仕方なく奉仕してやっているのに、お前は何様ですか? と…。
 ちゅぱっ。
「? どうして止めるんだ?」
「だって…何かお前だけ楽しんでるみたいで…ムカツク」
 カガリが急に指から口を離したので、アスランもキョトンとしてしまった。けれど、カガリの
言い分ももっともだ、と脳内補完で解決。すぐさま彼女のリクエストに応えるところが彼のすごさか。
「何だ…だったら初めからそう言えばいいじゃないか…」
「え…えッ?」
「悪かった。俺ばっかり気持ちよくなっても仕方ないもんな」
「い、いや…そうじゃなくて…」
「俺に借りを返すとか言って…本当はカガリも気持ちよくなりたかったんだろ?」
「そ、そーいう意味で言ったワケじゃ…ぃぁん!?」
 ベッド上でマウントポジション、先手を取ったのは当然アスランなワケで…。
「カガリはこういうの…好きだったもんな?」
「す、好きじゃ…んッ…ぁ…」
 ほんの少しだけ力を入れ始めたアスランに押し倒され、わずかな抵抗を試みるカガリだったが
それも徒労に終わった。この体勢で見つめられると、まるで…。
「カガリのそういう顔も…俺は好きだな」
「う、うるさい変態! 死ね!」
「本気で言ってる?」
「うッ…」
 今のアスランにとってはカガリの罵倒の声も彼自身を高める要因の一つでしかない。要するに
狙ってワザと言わせているのだ。カガリが何か言う度に自分への気持ちの裏返しである事を確認
せ、羞恥心を煽る…何とまあ、さすがはコーディネーターと言わんばかりの巧妙な口述戦法である。
657黄昏の文芸作家:03/09/29 01:14 ID:l9SSysLj
「俺は素直なカガリが好きだったのにな…ひどいな」
「わ、私は十分…んッ…ぁ…素直…だ…っぅ…!」
 相変わらず不敵な笑みを浮かべるアスラン。カガリ的にもこれはメンタル要素が強いと思われた。
彼の言葉を真に受けたら負け…少しでも気を許し、彼の言葉に耳を傾けでもしたら…。
「…そうか…カガリは俺が嫌いになったのか…」
「! …わッ、私は…」
「ごめんな…いくら俺がお前の事好きでも…お前が俺の事嫌いだったら…なぁ…」
 俯き加減に切なそうな表情を作り、カガリを組み伏せていた腕の力を抜いて、アスランは彼女の
腹の上辺りに頭を垂れた。何と情けない…と、普通はそう思うだろう。が、世の中には例外が…。
「な、何だよ! またお前はそうやって私に責任を…!」
「カガリは俺に…『好きだ、大好きだ、愛してる』って言ってくれたのにな…あれも青春の日の
幻影だったのかな…そうだよな…俺みたいな変態…カガリが好きになってくれるワケ…ないもんな」
 自虐モード。あきらかに芝居じみた言動。いくらもう1人の主人公とは言え、アスランも一個
の人間…時に嘘をつく事もある。問題は、その嘘にカガリが引っかかるかどうかだが…。
「あ、あの時の言葉に嘘はない…今だって…私、お前の事…」
「俺の事…何?」
 先程に続けてカガリの腹の辺りでウジウジしているアスラン。表情は髪に隠れて見えない。
「お前…アスランの事…大事だって思ってる…す、好きだって思ってる…だ、だから、な?」
 引っかかった…彼に同情心を見せた時点でカガリの敗北は決定していたのだ。
「それ、本当か…?」
「あ、当たり前だ!」
「そっか、ならいいんだ」
 さっきまで自虐モードだったアスランは急に元の調子を取り戻し、再びカガリの胸に顔を埋めた。
アスランが生気を取り戻した瞬間に気づけばよかったのだが…もう遅い。
「お前…アスラン…私を騙したのか…!」
「人聞きが悪いな…カガリの本心が聞きたかっただけさ…それに…」
「あんッ…っ…ぅ…」
「カガリの胸…また硬くなってきたみたいだし…ひょっとして…」 
658名無しさん@ピンキー:03/09/29 01:14 ID:0QhkFYv5
>217氏
アスカガ、キララクが並行で進行というのは中々おもしろい趣向ですね。
楽しんで読ませてもらってますので続き頑張って下さいね〜。
「約束」と「女性から男性への贈り物」という共通したキーワードも
洒落てるし、あとは既に垣間見えてますが二組のエッチの違いが楽しみです〜
二組ともこれでしばらくお別れってのもなんか納得。
659黄昏の文芸作家:03/09/29 01:14 ID:l9SSysLj
「ひょっとして…ぅ…ぁ…何…だよ…」
「俺の事、大事に思ってるって言った時…コーフンしたのか?」
「バッ、バカッ!」
「アハハ」
 優越感に浸りながら胸を吸うアスランに対し、カガリは顔を真っ赤にしながらポカポカと彼の
肩やら胸を叩く。が、いかんせん主導権を握っているのはアスランであり、彼が音を立てて胸を
吸う音が聞こえる度にカガリの体の奥がゾクゾクし、力が出なくなってしまうのだ。
「アス…お願…ぃ…ぁ…頭…ボーッとしてくるから…んッ…やめ…」
「そういう厭らしい声で鳴くカガリも…悪くないと思うけどな、俺は」
 また涙目になってきたカガリの目尻を指で拭ってやり、アスランはこれまでとは違う笑みを見せた。
目の前の女性を慈しもうという目…自分の前ではカガリに欲望に素直になってほしいと思っていた
アスラン…卑猥な言葉も愛情の裏返しだったのだが…。
「(ちょっとやり過ぎたかな?)」
 あまりにカガリが涙目で訴え、声にならない喘ぎをあげているこの現状…どうしたものか。
「カガリ…泣かないでくれよ」
「だって…ヒック…お前がヤラしいから…ヒック…私もヤラしく…なったんだぞ…!」
「オイオイ…今度は俺のせいか」
 まあ、確かに間違ってはいない。性の知識に疎すぎるカガリをここまで仕込んだのはアスラン
であるし、全面的な責任は彼にあると言っても過言ではない。むしろ、責任大有りである。
「…分かったよ、俺の負けだ。降参するよ…だから…」
「ヒック…だから…?」
「もっと厭らしいカガリが見たい」
「バ…バカッ…どうしてお前はいつもそうな…んッ…ンンッ…」
 これ以上は言葉は必要ない、と彼は判断したのだろう。今にも彼を罵る言葉をその小さな唇から
吐き出そうとしていたカガリに、自分のそれを重ねあわせ、封じる。同時に残った左手をカガリの
右手に重ねあわせ、強く握る。強く、離さないくらいに。そして、静かな戦いは十数秒以上続き…。
「カガリの舌は厭らしいよ…勝手に絡んでくるんだからな」
 唇から引く糸…カガリはもう反論できなかった。まんまとアスランの術中に嵌ったのだから。 
660黄昏の文芸作家:03/09/29 01:22 ID:l9SSysLj
さて、と…。アスランはこんな香具師じゃないよなぁ、と思いつつ寝るか…。
661名無しさん@ピンキー:03/09/29 01:49 ID:LJ08PdZz
>660
カガリかわいいな。

キララクアスカガがくんずほぐれついんぴーしてるSSや画像ってある?
662名無しさん@ピンキー:03/09/29 01:57 ID:zlAqGg99
>黄昏氏
途中で乱入シツレイシマシタ
もう一回リロードしてから217氏への感想出せばヨカッタ(鬱

>>661
あ〜、確かにここまで来ると4P読んでみたい気も・・・・(欲望は果てしない)
663名無しさん@ピンキー:03/09/29 02:30 ID:nMZmoGrM
>217氏
読みながら猛烈に感動してたよ・゚・(ノД`)・゚・
続き待ってるので頑張ってください。

>黄昏氏
萌え転がりまくってますので続きを。続きを。
664名無しさん@ピンキー:03/09/29 02:52 ID:5VqjEZUS
このスレでは書いたことない新人なんですが、
今からキララク投下させていただきます。
少女漫画風ゲロ甘なので苦手な人は要注意でお願いします。
665664(1):03/09/29 02:54 ID:5VqjEZUS
戦争終了からもうすぐ一年になるという頃、
プラントの人々にラクスの平和を愛する気持ちと信念が伝わり、
ラクス・クラインは終戦式典の使者として地球へ降りることとなった。
その前日に突然キラの元へラクスが姿を現したのだ。
「申し訳ありません。発つ前にどうしてもキラにお願いがあるのです。」
急の訪問に驚いたもののキラはお茶を出しながら、呑気。
「うん、いいよ。お願いって何?ラクス。」
「キラ、キスをしていただけませんか?」
『はぁ?』という表情で固まった後、冷静さを取り戻し
キラは赤面しながらも困った様な顔をした。。
その表情を読み取ったラクスは控えめに微笑みながら俯き
「『恋人』のキスではありませんのよ?
 キラの勇気を分けていただきたくて…」
キラはいわば親愛の情でということだろうかと納得する。
戦後、キラはフレイへの想いを引きずり、ラクスもそれを理解していたため、
二人はお互いを平和を願う同志して認め合っていた。
連絡を取り合うなどはしていたが、男女の関係ではない。
「えっと、じゃあ…いってらっしゃい。ラクス。」
キラはラクスの額にそっとキスを落とした。
その刹那にラクスの表情が少しだけ歪んだが、キラには見えなかった。
「キラ、ありがとうございます。
 これで私、頑張れますわ。…さようなら。」
とても綺麗な笑顔を作り、ラクスは去って行ったのだ。
「ラクス、様子が変だったなぁ。
 それにしてもあれから一年か…」
キラは宇宙を見上げた。
666664(2):03/09/29 02:57 ID:5VqjEZUS
ラクスの訪問から二日後、今度はアスランが訪ねて来た。
神妙な顔で話辛そうにしている横でキラは荷造りをしている。
「キラ、真面目な話があるから聞いてくてないか。」
「聞いてるよ、アスラン。只、急いでいるから早く話してくれない?」
アスランは顎の下に手を組むと眉間に皺を寄せながら話し始めた。
「極秘なんだが今、地球ではラクスとナチュラルの有力者との
 婚約話が進んでいるらしい。最初はラクスも渋っていたようだが、
 平和への一歩となるならと考え直していると…」
重苦しいオーラを漂わせているアスランと違い、キラは平然としてる。
「ああ、承諾しそうなんでしょ?知ってるよ。」
キラはスーパーコーディネーターなのでハッキングも簡単にこなしてしまう。
それが重要機密でも問題なく手に入れるのだ。
「そうか、知っていたか…って何!?お前、それでいいのか?」
「良くないよ。だからこうして準備してるんだ。」
667664(3):03/09/29 02:58 ID:5VqjEZUS
「僕たちは頭脳的・肉体的に優れているかも知れないけど、
 ラクスは精神的に優れたコディネーターだと思うんだ。
 彼女はいつも相手が欲しい言葉をくれる。
 僕の迷いを消してくれた時も心に負った傷を癒してくれた時も。
 まるで僕の心が解っているかのように…
 アスラン、君に対しては?」
戦争中、ラクスがアスランに伝えた言葉は理想論ではあったが正しく、
確かにそれはアスラン自身が心の奥で求めていたことだった。
己の弱さから本心を誤魔化し続けて戦いに身を置いていたザフト時代。
そこから抜け出し、自分の正義を見つけ出せたのは、ラクスの言葉と
キラの存在のおかげであった。

戦争前はどうだろう?
いきなりの婚約に驚くアスランを大らかに受け止めてくれた。
天然ではあったけれど、いつも優しく微笑んで…
あの頃の自分には守るべき相手として彼女が必要だったのだ。
「そうだな…彼女はいつも俺が必要とする存在でいてくれた。
 俺はどれが本当の彼女か分からなくて見失ってしまったけど、
 お前は違うんだな、キラ。」

「ラクスは人の心を理解して癒せても、自分の心は癒せない人だから…
 そして、それを我慢してしまえる悲しい人。
 今回のことだって、平和のためになるなら彼女の本望なのかもしれない。
 僕だって彼女の気持ちが全て分かるわけじゃないけど、
 彼女のSOSに気付けたから行くよ。」
アスランはラクスの居場所を記したメモと屋敷の内部配置図を手渡した。 
キラは黙って受け取るとシャトルへと急いだ。 
668664(4):03/09/29 02:59 ID:5VqjEZUS
ラクスは招かれた家の客間に泊まっていた。
そこは将来、結婚するかも知れない相手の家。
ベランダへと出て一人歌い出すが、声が詰まって上手く歌えない。
そんなときに部屋の戸がノックされた。
こちらが返事をしていないのに無遠慮に入ってきたのは、婚約者候補の男。
「ラクス・クライン、美しい歌声ですね。もっと聴かせて下さい。」
「返事もないのに部屋へ入るなど、失礼ではありませんか。
 こんな夜更けに女性の部屋へ来ないで下さい。
 あなたが出て行かないならば、私が出ます。失礼。」
男の横を通り過ぎようとした時、手を引っ張られベッドへ押し倒された。
咄嗟に逃げようとしたラクスを押さえ込むと男はニヤリと笑い
「助けを呼ぼうとしても無駄ですよ。護衛は人払いしましたからね。
 あなたの良い声を聴かせて下さい。一晩中ね。」

たとえコーディネーターと言えども男相手では敵わない。
ラクスの首筋に男が唇を近づける。
「止めなさい!嫌、やっ…キラ、っキラー!」
目を瞑り、呼んでも来るはずがないと知っていても、叫んだ。
さらに男の重みがラクスにのし掛かる。
ズルッ、ズルズル
急に重みがなくなり、体が自由になった。
恐る恐る目を開けるとそこにはキラが立っている。
「…キ、ラ?本当にキラですの?」
ラクスが抱きつくとキラは優しく受け止めて安堵の溜め息をついた。
「警備が手薄でやけに侵入しやすいと思ったら、こんなこととは驚いたよ。」
669664(5):03/09/29 03:01 ID:5VqjEZUS
二人は屋敷を抜け出し、キラが宿泊しているホテルへ着いた。
向かい合わせに座り、お茶を飲んで心を落ち着かせる。
「キラ、どうしてここに?」
「昨日、フレイの命日だったんだ。お墓に行って来たよ。
 この一年間は彼女を偲ぼうと思って…
 ラクスには辛い思いさせちゃったと思うけど、彼女も大切な人だったんだ。 
 簡単に忘れたりなんか出来ない。」
ラクスはキラの頬に手を伸ばしそっと触れた。
「大切な人は忘れてはいけません。ずっと覚えていなければ、
 だって私達は生きているのですもの。
 彼女を大切に想えるあなただから私はあなたが愛おしいのです。」

「ラクス、僕は君を愛している。君がいないと寂しいんだ。
 これからずっと、君と一緒に歩いて行きたい。
 君も僕を必要としてくれるよね?」
ラクスを抱き寄せ、答えを待つ。
体を離すとラクスの瞳から涙が落ちた。
「あなたはいつも私の期待に応えてくれます。
 そして私の心の痛みに気付いてくれるのは、あなただけ。
 私も愛しています、キラ。」
二人はゆっくりと唇を合わせた。
670664(6):03/09/29 03:02 ID:5VqjEZUS
「…っあ。」
ラクスのワンピースをずらして肩に印を付けるとビクリと反応した。
よく見ると小刻みに震えている。
「さっきの思い出しちゃった?怖い?」
「いえ、違うのです。あの…私、こういうことが初めてで…
 どうしたら良いのかわからなくて…」
小さくなっているラクスが可愛くて、キラは彼女の耳を舐めてみた。
「ひゃん!なっ何するのですか、キラ!」
「そうそう、そんな感じで声を出してくれれば良いよ。
 後は僕に任せてね。」

ワンピースを脱がし、自分も上着を脱ぐ。
ブラジャーに手をかけるとラクスは体をよじった。
どうやらかなり恥ずかしいらしいが、ここはお構いなしに外す。
白く張りのある胸は、大き過ぎず小さ過ぎずで手に丁度収まる。
優しく揉み始めると柔らかい胸は、色々な反応を示す。
頂きは鮮やかなピンク色
「ラクスは体中ピンクだね。綺麗だよ。」
キラの言葉に顔を真っ赤に染める彼女だが、キラが彼女のピンク色を口に含むと
更に一層大きな反応を見せた。
671664(7):03/09/29 03:04 ID:5VqjEZUS
「ああっ、あっはぁっ。…嫌っ今、変な声でしたわ。」
初めての快楽より羞恥心が勝ってしまっているようだ。
「そんなことないよ。ラクスの声は本当に良い声。ねぇもっと聴かせて?」
そう言って触られる胸・腰・臍・太股などにそれぞれの反応を見せ、
高い声をあげてしまうラクスは頭がフワフワして羞恥心が薄れていった。
そろそろかな?とキラはラクスの下腹部に手を伸ばした。
「………っ!」
あまりのことに声もでない。
「やっキラ、そんな所に触らないで!」
「何言ってんの?ここが重要なんだよ?もしかして何するか分かってない?」
「さっきからそう言って…ああんっ!キラ!?なっ舐めっ嘘!」

流石にキラもラクスがSEXのやり方を知らないとまでは思っていなかったので、
『どうしようかなぁ』と一瞬だけ考えたが至った答えは
『まぁいっか。いつかはやるんだし。』とのことだった。
お構いなしに次々とラクスを攻めていくと彼女は半泣き状態。
「本当にみんなこんなことをしていますの?アスランとカガリさんも?」
「うーん。多分やってるよ。でも気持ちいいでしょ?これ。」
この質問には答えられなかったが、反応からするとかなり気持ちいいらしい。
「さて、そろそろいいかな。結構潤ってるし。じゃいくよ、ラクス。」
「まだ何かするんですか?キラ?ええっそれをここに入れるのですか?
 無理です。いっっっつぅぅぃあああーーー!」
672664(8):03/09/29 03:06 ID:5VqjEZUS
「ラックス〜、機嫌直してよ。ねっ?」
ベッドの中に隠れているラクスはなかなか出てこない。
まぁ実際、腰の痛みと恥ずかしさで出て来られないのだが。 
「キラ、酷いですわっ。私、何にも知らないのにあんな痛いことするんですもの。」
本当はもう少し優しくしようと思っていたのに、ラクスがあんまり良い声を出すので、
理性の壁が崩壊したとは言えなかった。
「私ばかり変な声が出て悔しいです。キラもあんな風になれば私の気持ちが分かるのに。」
いや、アレとかアレをやれば、キラも声出しますが…
ラクスは何も知らないので一安心のキラだった。
でもカガリ辺りに聞きにいくかも知れない。
「ラクス、愛してるよ。」
「キラ…私も愛しています。」


その頃のアスランとカガリ
「あいつら上手くいったかなー。」
「大丈夫だろ?見取り図も渡したし。それにキラはいざとなると強いしな。」
「それでいったらラクスも強そうじゃないか?あたしは詳しく知らないけど。」
「あっそうか。まぁなんとかなるだろ。話もまとまった所でもう一回しよう、カガリ。」
「うげっ!」



終わり
673名無しさん@ピンキー:03/09/29 03:10 ID:iYrR5LDZ
キララクよりもラストのアスカガが良いです〜♪
リアルで拝見できるとは…グッジョブですノシ
674名無しさん@ピンキー:03/09/29 03:13 ID:guM8dIEh
217さんへ一つだけ。
>>638のラクスが「走っていく」つう表現はちょっとヘンかと。
艦内は無重力もしくは低重力のようだし(生活空間には人工重力がかかってるようだが)
675ポチ@駄文職人:03/09/29 08:37 ID:Kt5qOAt9
>>601
イザカガ最高ですた!この2人がくっつくとさぞや騒がしくなるだろうな。あと微妙にアスラン哀れですな(; ´∀`)

>>633
自分もキラフレの方が好きなので勢いで書いてしまいました。フレイいいですよね〜。

>>634
1週遅れなのに読んでくださってありがとうございます!>634氏が最終話見たらポチはひでぇ妄想しとるなと思うことでしょうw

>>635
本当は書きかけのイザフレもあるのですが需要あるかなぁ・・やはりアスカガが一番書きやすいのです。
676ポチ@駄文職人:03/09/29 08:47 ID:Kt5qOAt9
>217氏
アスカガ最高っす!>217氏のエロは生々しくて好きです(*´д`)続き楽しみにしてます!

>黄昏の文芸作家氏
貴方様の小説がとても好きです。だいぶ前からロムってて名無しで感想書いたこともありました。アスカガの続き待ってます!

>>664
乙です!ああゆうラクスも魅力的でいいですね( ´∀`)また書いてくださいね〜。期待してまつ☆




最後になんかキラフレで不快に思われた方がいらしたようで・・反省しつつ逝ってきます。
у=( ゚∀゚)・:タ-ン
677名無しさん@ピンキー:03/09/29 09:59 ID:FqJmkej1
キラフレもキララクも好きだ〜。
イザカガワロタ!アスカガもイイ!痔ミリみたいです。

ところでこっちのスレで○○のがいいとか、やっぱり○○××しかありえないとか
そういう感想はやめてほしいもんなのだが。
それでもそのカプが好きな人もいると思うんで・・・な。
678名無しさん@ピンキー :03/09/29 10:11 ID:9hQq0tPV
>677
禿堂。
それ以外のカプが好きな人が肩身狭くなっていることに気づいて( ゚д゚)ホスィ……。
679名無しさん@ピンキー:03/09/29 14:16 ID:wHJqVQrR
ここ最近たくさんかわいい新人はいってるよね
http://www5d.biglobe.ne.jp/~eye/
680ポチ@駄文職人:03/09/29 15:28 ID:tt170Whb
漏れのカキコはことごとく人を不快にさせてるようで鬱・・そんなつもりはないのですが(ノД`)゚・

私の発言で不快になられた方、申し訳ございません。以後気をつけます
(´・ω・`)ゴメンナサイ
681名無しさん@ピンキー:03/09/29 15:32 ID:FqJmkej1
いえポチ氏というか611氏みたいな意見があると
書き込みづらくなりそうで・・・ということですな
682カガリ(アスカガ):03/09/29 18:38 ID:MFISljDP
アスカガ前提のカガリを。
途中までですが、投下した方がその後を書くのに
勢いが付きそうなので。

******************


戦後は、混沌と言うよりも、新しい歴史をつくるためせわしなく、それは特に新政府にとっては責務であり、間違わずに進めていかなければならないため、カガリは毎日の重圧に振り回されていた。
プラントにおいてアスランは、オブザーバー的役目を担っているため、カガリとは活動の場所が違い、アスランがカガリの元へ通う形をとらざるをえなかった。

683カガリ(アスカガ):03/09/29 18:42 ID:MFISljDP
「カガリ、行ってくるから」
アスランにとってはカガリのもとが家。プラントは言うなれば単身赴任先か、長期出張先であろうか。
カガリはこの先の寂しさを思い、口を尖らせた。
「私も連れていけ」
「仕方ないだろ」
アスランはカガリの髪を撫でた。なだめるように。
戦争中、カガリは国民のため平和のために戦い、そのためのわがままは何度も口にしてきた。しかし、自分の欲から来るわがままは決して言ったりしなかった。
お姫さまとしては似つかわしくないが、戦争中立国の総帥の娘として戦線に立つ姿は、危なっかしくも立派だったとアスランは密かにカガリを尊敬している。
(俺の腕の中ではちゃんとお姫さまになるんだけどな…)
「何がおかしいんだっ」
カガリの痴態を思い出してこっそりと笑ったのをとがめられた。
「ご、め、ん、寂しくなったらこの箱を開けて。きっとカガリを癒してくれるから」
「寂しくなんかないぞっ、でも、もらっておく。ありがと。アスラン」
1分前に『一緒にいたい』『離れたくない』という意味合いの言葉を言った事は既に忘れているらしい。
「じゃあ、本当に行ってくるよ」
「ああ」
見つめあうと緩やかな空気の中二人は動きを止めた。カガリの頬が赤くなっていく。
(カガリからいってらっしゃいのキスはまだ駄目みたいだな)
アスランはいつでも思い出せるようにカガリの唇を自分のそれで何度もなぞった。

684カガリ(アスカガ):03/09/29 18:46 ID:MFISljDP
(アスラン、早く帰ってきてくれ)
アスランがプラントに行ってから何日も経つ。戻ってくる予定は、まだ何日も後だ。
カガリはアスランから渡された箱が気になっていた。アスランがいなくて寂しいけれど、機械いじりが得意なアスランの事だ、箱を開けたら、自分が寂しがっている事がわかるような仕掛けとかしてありそうでしゃくに触るのだ。
しかし、気になる。だいたいこんなに長くこの箱に触れなかった方が、自分らしくないのだ。いつもならプレゼントなんてもらった傍から包装をびりびりと破いて…。
自分のがさつさに情けなくなったカガリはそっと箱を開けた。
中には見た事があるような、けれども初めて見るものがはいっていた。
「なんだこれ?」
手にとってながめる。ピンク色の、棒。両手のひらに乗るほどの長さ、中途半端な矢印のような形をしたもの。
「うわぁぁぁっ」
それが何かわかったカガリは思わず取り落としそうになった。
「アスランの、と、同じ形だな?」
きっとアスランが自分でつくったのだろう。いったいどんな顔をして…。ばかだな、あいつ。
アスランので例えると根元の部分にスイッチがあるのに気が付いたカガリは、恐る恐るスイッチを一段階入れてみた。ウィーンと、モーターの音がしてブルブル震えている。
「アスランはこんな動きしないぞ、たぶん」
カガリは時に場の空気が読めずに素になる。もう一段階スイッチを動かすと、機械の外側だけが上下に動いてピストン運動を始めた。
「おお、これだこれだ」
『寂しくなったらこの箱を開けて』アスランの意図しない方向に事がすすんでいく。カガリにとってアスランの分身はただのおもちゃになっていた。まさか、アスランもこんな事になっているとは思っていないだろう。

685カガリ(アスカガ):03/09/29 18:50 ID:MFISljDP
ベッドに入ったカガリの目の端に、先ほどまで遊び倒したアスランからのおもちゃが見えた。場所がベッドの上であるからなのか、急にいやらしく見えた。
カガリはゆっくりと手をのばすとそれを手に取った。
「アスラン…これ、お前だと思えって事だよな?」
毎夜のように行われていた行為がなくなって何日も経つ。寂しいのは心だけではなく、身体も。
「練習、するからな」
両手でそっと挟んで矢印の先に尖らせた舌をあてる。冷たくて、硬い。アスランのものとはかなり違う。プラスティックの味もアスランのものとは似つかわしくなかった。それでもアスランを思って舌を動かすと、自分の下半身が潤っていくのが、カガリにはわかった。
(そういえばアスランはこれで私のを擦ってたな)
アスランの分身で自分の中心部をゆっくりと擦る。
「わぁっ」
矢印の肩の部分がカガリの三角の突起を引っ掛けた。驚くほどの電気がカガリの身体を貫いていく。こんな事で声をだしてしまった自分が恥ずかしくて、カガリは顔を真っ赤にした。
しかし、アスランはいつもカガリの声を聞きたがる。『カガリのかわいい声、聞かせて』
「練習だからな」
下半身に着ているものを脱いでカガリの前に現れた茂みに分身を這わせる。恐る恐るスイッチを入れて突起にそっと触れさせた。
「はあああっ…あ」
ブルブルと震える分身が、何度も何度も突起を嬲る。
「だめだっアスランっ」
分身もカガリの手までも既に濡れている。自分はいつもこんなにいやらしくなっているのだろうか。いつもアスランの手を汚しているのか?
686カガリ(アスカガ):03/09/29 18:53 ID:MFISljDP
熱が集まってくる下半身から意識をそらせるために、上半身のシャツをまくった。しかしそれは逆効果で、カガリをより一層追い詰めた。
カガリが触れる前に既に痛いほど立ち上がった胸の丸い突起。
「はぁっ…アスラぁん…」
素直に声をだそうと決めて、実際にそうすれば、快感が高まるのが早くて快感が強くてカガリはどんどん世界に引き込まれていく。アスランが見ていないからもっと素直に、もっと貪欲に、そして乱れていく。
『カガリ、もう入れてもいい?』普段ならアスランのいじわるな問いかけに『勝手にしろ』とでもいい放つのに、練習中のカガリは違う。
「アスラン、お前が、欲しいぞ」
口調はいつものように照れから来る言い捨てるような言葉だが、内容がいつもとは全く違う。
「んぁっ…アスランっ…」
分身を濡れた中心部に埋めていく。
「いいぞ、してくれ」
スイッチをもう一段階進めて分身にストロークをとらせる。
「…ぁ…ぁ…あ…はぁ」
分身が動く度に声がでてしまう。あたりどころを良くするために自然と腰も動いてしまう。アスランにも喜んでもらえるだろうか…。カガリは思ったままを口にする事にした。
「アスラン、気持ち、いいぞ。…ああっ、あ」
そうするともっと気持ちがよくなった気がした。そして急激に高まっていく熱に負けそうになる。
「はぁ、はぁ、あす、ら、ん。ああああっ、いっ、イクぅ──」
その言葉も初めて口にした。その方が気持ちがいい事にカガリは脱力しながら気がついた。

687カガリ(アスカガ):03/09/29 18:54 ID:MFISljDP


アスラン早く帰ってこ〜い
と思いながら

       つづく。
688カガリ(アスカガ):03/09/29 18:55 ID:MFISljDP
↑ごめ、これはただの自己レスね。(SSじゃないってこと)
689217:03/09/29 20:39 ID:5f55zpfr
>>658
ありがとうございます!う〜ん…何か、自分が気を遣った所を全て指摘して頂いて
めちゃくちゃ嬉しいです。ここまでちゃんと読んでくれるなんて…
>>黄昏氏
素晴らしすぎて…やっぱアスランはカガリたんをいじめる役目なのね。
俺もそんなアスカガが書けたらなぁと思います
>>663
ありがとうございます…次はもっともっと感動させられるように頑張ります。
まだまだ序盤ですからねw
>>664
ラブラブなキララク萌えまくりです。いや、めちゃくちゃよかったですよ。
だから、次回作書いてくれちゃったりすると、嬉しいです。
>>ポチ氏
やっとあなたのお気に召すものが、ホンの少しは書けたと思うと嬉しいですよ!
いつも俺ばっか楽しませてもらってますからね。アスカガ頑張ります
>>668
カガリたん…これは続くのか!期待しまくってます
690217:03/09/29 22:08 ID:FScgOwO/
連書きスマソ
>>674
そういやそうだった…気になったならスイマセン…
以後気を付けます
691名無しさん@ピンキー:03/09/29 23:04 ID:2nTO/Cty
このスレでSEED学園モノ(エロなし)に挑戦した方はいまつか?
692名無しさん@ピンキー:03/09/29 23:20 ID:NOa07080
アスランを想ってオナっちゃうカガリ萌え!
693名無しさん@ピンキー:03/09/29 23:29 ID:PZY6UL8N
>>691
いませんが、ここは一応エロパロ板ですよ?
694名無しさん@ピンキー:03/09/30 00:29 ID:zuQYMyG0
>>691
まずはちゃんと男女がエロをしてくれんことには。さらにはレズも。
695名無しさん@ピンキー:03/09/30 00:52 ID:fNsH5KDK
アスカガで、舞台とキャラの性格思いっきり変えてるのはまずいかな。
696名無しさん@ピンキー:03/09/30 01:30 ID:TdcQpmlU
ちょっと疑問なんだが、舞台のみならず、キャラの性格かえてまでそのキャラに固執する
意味って?
いや、文句じゃなくて、単なる疑問。
697601:03/09/30 01:56 ID:e88IHeHx
前回のイザカガ、予想以上の好評を頂き、私感動の嵐でございます。

・・・ですが・・・
イザカガは無理がありすぎたかなーと・・・反省。
次の話書いてる途中なんですが、アスランが哀れすぎて収拾つかなくなってたり
イザーク以下ほぼ全員がギャグキャラっぽくなってたり・・・・
あんまり笑わせようってのが前に出すぎると逆に痛いだけになっちゃうし(おかげでエロが少なくなってしまったり)・・・
妙にキンゲやらなにやらのネタも微妙に(本当に微妙に)入ってたり・・・

とか何とか言いつつ無謀にも続編はアップするつもりでございます。
大した文才などは持ち合わせていませんが、なにとぞ次回も生暖かい目で見守ってやってくださいませ。
698名無しさん@ピンキー:03/09/30 02:42 ID:8JnBZnVa
>>696
上のイザカガみたく、ギャグでやるならいいとは思うけど。
699名無しさん@ピンキー:03/09/30 04:22 ID:I/UJkdVm
>>696
ビジュアルだけ使う予感
舞台も性格も違ったら、ギャグでもない限り
そのキャラを使っている意味がよくわからない。
700名無しさん@ピンキー:03/09/30 07:32 ID:BwuuK59W
>>696
好きなキャラがいる。
好きな性格がある。
好きなキャラは好きな性格であってほしい。
だから性格が変わる。
二次創作を書く醍醐味はここだから、これだけは見逃してほしい。
701名無しさん@ピンキー:03/09/30 09:18 ID:DjlLp3oM
>>698
ギャグなら良いとかって言うか。何々なら良いって言いたいわけじゃなくってさ。
わざわざそのキャラ使っている意味ないよな?って思っただけ。

>>699
そうなんだよ、キャラを変えてまでそのキャラを使う意味がわからなかったんだよ。

>>700
やっぱ良くわかんねーや。
二次創作を書く醍醐味って言うのは、その好きなキャラを例えばこんな風な反応するだろう、
こんな舞台だったらこう動くだろうって、そのキャラを自由に動かす事だと思ってたから。
キャラを変えるならそのキャラじゃなくても、オリジナルでも良いじゃん?
あくまでも個人的に思っている事だから、人各々だろうけどな。


あ、文句じゃないんで。単なる疑問に答えてくれて、サンキュー。
以下何ごともなく。
702名無しさん@ピンキー:03/09/30 13:20 ID:pLF9AU+I
>>697
いやいんじゃないか?
ただアスカガ確定の上でイザカガ展開にするとアスランもカガリも・・・だな。
そもそも遺作は女キャラとの普通の会話シーンも出なかったから
女への対応は創作しがいがありそうだ。
イザフレでもイザラクでもなー
703名無しさん@ピンキー:03/09/30 15:35 ID:3v9J6T+l
ていうか、本編自体キャラの性格が固定されてな…ゲフッゲフッ
704名無しさん@ピンキー:03/09/30 18:32 ID:NAK7oJKj
今更ばたばた人死んでいって・・・
何がしたかったんだ・・サン●イズよ・・・・
705695:03/09/30 19:20 ID:sCwEZBgx
アスカガで、調教モノを書きたくなって、そうすると、
アスランは女の扱いに超慣れた性格で、カガリは気弱で従順な性格に変えたくなって〜、
さらにそうすると、いっそ舞台も普通の日本の高校とかにしちゃえば考えるの簡単だから、
どうしたもんかな〜って思ってちょっと聞いてみたのだよ。
そんだけ。意味ないっつやあ意味、ない。返す言葉もない。
706名無しさん@ピンキー:03/09/30 19:29 ID:hI5wu8tm
それはもうアスランでもカガリでもないと思われ
707名無しさん@ピンキー:03/09/30 19:41 ID:mAAvDz7V
>>705
そこを何とか考えて、アスランとカガリで調教モノにもっていくのが、
腕の見せ所だと思われる。
ってか、カガリは真性Mだし、調教モノだったら比較的簡単にもってけ
るんじゃないか?などと気軽に言ってみる。
24話はなー。
とにかく、がんがれ。
708名無しさん@ピンキー:03/09/30 20:34 ID:DZyYILxE
ひょんなことから昔の記憶がよみがえる。
親父が・・・・そしてアスラン種割れ

なんてどうでしょう・・ダメですわな。
709カガリ(アスカガ):03/09/30 20:37 ID:HS42fU90
>682-686のつづきです。

*********


「帰ってこないアスランが悪いんだからな」
そう言い訳をして、カガリは毎夜のようにアスランの分身と寝た。浮気のような、だけどそうではなく、アスランのための練習。練習相手もアスランの分身だ、罪悪感は夜毎消えていった。
「ああああ…ん…アスラ…ンっ、そこ、もっとぉ…」
アスランの分身と自分の指でカガリは快楽を求め、得ていく。
「んあ、あ、あ、あ、やぁああん」
『いや、じゃないだろ』
「あああん、い、いいよぉ」

710カガリ(アスカガ):03/09/30 20:40 ID:HS42fU90
(カガリ…)
予定よりも数日早く戻ってくる事が出来たアスランは、聞いた事もないカガリの声にドアの前で立ち尽くした。
「はああん…きもち、いいよぉ…」
自分と抱き合っているときには言った事もない、いやらしい言葉。そして聞いた事もない、甘い声。まるで、別人のようだ。
アスランは、その場に立ち入る事が罪のような気がしてドアの隙間から覗き見た。
見えるのは全裸のカガリ。虚ろに空を見つめ、片手で自分の手に余る乳房を鷲掴みにし、指先はその先端をつぶしている。その大きく口を開けている横顔。
「はぁ、はぁ、ぁ…んっ」
たてた膝の間でもう片方の手が何をしているかは見えない。擦っているのかつぶしているのか、はたまた中へもぐっているのか。しかし、カガリの声と、イライラするように動く太股が、カガリが感じている事を伺わせる。
初めて見るカガリの恥ずかしいひとり姿。恥ずかしがって声をだせずに、自分が強要すると怒っていたのに、ひとりだと声をだしているカガリ。
可愛いと思うのに誰にでもない嫉妬を覚える。
(俺にはあんな顔、させられない)
快感で泣き笑いのカガリの顔。
711カガリ(アスカガ):03/09/30 20:44 ID:HS42fU90
「ああ…アスラン、欲しい、欲しいよ…お前のが」
ドクン、とアスランの太股の間に熱い血が流れ込んだ。
その熱さをカガリに注ぎ込みたいとドアに手をかけたとき、アスランの目に入ったのは、カガリの太股から現れた濡れた手だった。
自分で触ってあんなにも濡れるのかと、アスランがあぜんとしている間にカガリの手は枕元に伸び、ピンク色の棒を掴んだ。
アスランが、カガリのためにつくったアスランの分身。
アスランはカガリがどう使うのか見たくなった。会わない間にカガリを変えた原因であろうもの。
カガリは片足をベッドからおとして腰を浮かせた。向こうの足は膝をたてているのでアスランの場所からカガリが濡れているのがはっきりとわかる。
カガリはアスランの分身を震わせて分身に蜜を塗りたくるように擦り付けた。
「ん、ん、アスラ…ン…」
カガリは、すぐ傍で自分を見ているとは知らない情事の相手の名前を呼んだ。カガリの痴態に喉が乾いていくアスラン。
カガリは、ゆっくりとアスランの分身を自身に埋め込んでいった。アスランにはそれが、こわごわではなく味わっているように見えた。入り口が分身を包むように飲み込んでいく様が見える。
「はぁ…………ふぅぅ……ん」
大きく息をすって吐き出すカガリは、のぼせたような顔色をしていた。そして分身のスイッチを当たり前のように入れた。
「んっ…んっ……ぁ…あ…ああっ、あ、あ、アスラン、気持ち、い」
分身に突かれる度に身体を仰け反らせるカガリ。動きにあわせて腰を動かす。今まで見た事がないカガリの能動的な動きにアスランは戸惑った。
もしかして自分より、機械の方がいいのかという少しの悲しさと、それでも相手が自分である事の安堵感。そして張り詰めたままのアスラン自身。
「アスラン、好きだ…ぅあっ…」
カガリの声に、アスランは我慢できずに扉を開けた。
712カガリ(アスカガ):03/09/30 20:46 ID:HS42fU90
「カガリっ」
「やっ、アスランっ、やああああ────っ」
カガリはアスランの顔を見た瞬間、最奥をつく分身に導かれ絶頂へ達し、気を失った。
「カガ、リ…」
アスランの目の前でぐったりとしているカガリ。まだ動いている分身に快感の余韻のように身体をびくつかせている。
アスランは痛くなってきた自分のモノを取り出して、カガリの口元に移動させた。
「カガリ…舐めて…」
カガリの口唇をノックするが、カガリは反応しない。
すっかり悲しくなったアスランは、寂しい気持ちで自分のモノをしごき、カガリの口唇へ放った。
「カガリ、目、覚ましてくれよ…」
アスランは複雑な気持ちでカガリの髪を撫でた。

            おしまいでつ
713名無しさん@ピンキー:03/09/30 20:50 ID:I/UJkdVm
>>709-712

  最  高  で  し  た  (;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ

カガリたんがエロイ、アスランが報われなくてオモシロイ!
どんな顔してヴァイブ作ったのかと思うと更に笑えてくるw
まあ、アスランはまた明日相手してもらえっつーことでw
714名無しさん@ピンキー:03/09/30 21:42 ID:mp+TdUJf
アスラン可哀想(;´Д`)
715黄昏の文芸作家:03/09/30 23:35 ID:hsfJ01St
>>709-712
乙〜。さて…需要があるか分からんけど…投下して…みるかな…。

「サブナック少尉…これで何度目だ?」
「あん?」
「個人の待機中の行動に口を挟みたくはないが…」
「だったら挟むなよ」
「なッ…」
 ドミニオン艦内・オルガ専用室…別名・図書館。
ドミニオンにオルガが乗艦する際に溜め込んでおいた様々な小説がしまい込まれた部屋。
いつもはシャニやクロトと同じ部屋で待機しているのが目につくが、実は3人とも専用の
部屋が与えられていた。シャニには防音仕様の音楽鑑賞室、クロトにも同じく防音仕様のゲーム部屋。
 中でもオルガに与えられたこの部屋は別格だ。ずらりと並んだ本棚と、床に散らばる本の山。
オルガの希望でこの部屋だけは重力制御が利いており、宇宙を航行中でも本は床に散らばり続ける。
 が…。
「全く…毎度戦闘から帰艦する度に本を読み散らかし、片付けもせずにまた出撃…
だらしないとは思わないのか?」
「うっせーな、思わねーよ」
 小説を読みふけるオルガは注意しに来たナタルに目もくれず、またパラリとページをめくる。
「大体さぁ、アンタしつこいんだよ…おばさん」
「おッ、おば…」
 この男は…アズラエルはどういう教育をしてきたのだろうか? 彼に関するデータが抹消されて
いるとは言え、見た目からして十代後半だという事は分かる。恐らくはキラ達より1つか2つ年上
と言った所か。だが、ナタルとてまだ24歳…さすがに「おばさん」呼ばわりされればカチンと
くる。元々、オルガを含む3人は日頃から反抗的であるし…。
「ほら、うぜーからさっさと出て…い、いてェ!」
「私はオバサンではない…艦長だ。分かるか、サブナック少尉…?」
 読書に勤しむオルガの耳に走る痛み…静かな怒りに燃えるナタルの仕業であった…。
716黄昏の文芸作家:03/09/30 23:36 ID:hsfJ01St
「オルガ…耳腫れてるぜ〜?」
「うっせーな、ほっとけ」
「こわ〜うざ〜」
 所変わってドミニオン艦内・食堂。いくら強化人間とて腹は減る。普段は薬ばかり飲んでいる
彼らだが、意外と食生活は規則正しく一日三食を貫いていた。と…。
「あ、おっさんとおばさん発・見!」
「…おばさん言うな」
「…あ〜?」
 珍しく、アズラエルとナタルが連れ立って食堂に来たのだ。ここの食堂のメニューには
アズラエル専用のスペシャルランチが存在しており、庶民と同じメニューを嫌う彼らしい配慮である。
「おっさんばっかイイもん食って…屈・辱!」
「食ってる所、見せびらかされるのもうざ〜だし…部屋戻って寝る〜」
「…フン」
 クロトとシャニがアズラエルに注目する中、オルガだけは別の人物を見ていた。そう…。
「(チッ…何で俺があんなおばさん見なくちゃいけねえんだよ…!?)」
 彼の上官にしてこの艦の艦長…ナタルである。
「…おら、いくぞ」
「へ〜い」
「うざぁぁ〜」
 と、いつもなら食器をそのままテーブルに置いたまま去っていくのがこの3人だったが…。
「…待てよ」
「何〜?」
「…?」
「…食器を下げろ」

 あーだこーだ言うクロトとシャニを無理矢理引っ張り、オルガは食器を厨房に戻して去った。
それを見ていたアズラエルとナタルは…。
717黄昏の文芸作家:03/09/30 23:36 ID:hsfJ01St
「へえ、珍しいですねぇ…あいつらが食器を下げるとは…ククク…」
「…アズラエル理事、物を食べながら話すのは下品です」
「おっと…これは失敬、艦長さん」
 アズラエルの食事に付き合わされるナタルもオルガの視線には何となく気が付いていたが…。
「(耳を引っ張るとは…少し大人気なかったかもしれないな…相手はまだ子供であるし…)」
 ナタルなりにいい艦長を演じているつもりだったが、どうやらまだまだの様であった。
特にオルガはMSのパイロット…しかもMSの一部の様な存在である。普通の少年とは違うのだ。
「(彼なりに何か問題があれば…聞いてやるべきだろうか…?)」
 こういうことは軍医に看てもらうのがベストなのだが、ここは当事者である以上、自分に責任
がある気がする…何となくだがナタルはそう思った。
「…アズラエル理事、私はもう失礼します」
「おや、そうですか? せっかくデザートを頼もうと思っていたのですが…」
「結構です」

 再びオルガの部屋。ベッドに寝転んでまた読書。ジュブナイル小説が好きなジャンルという
意外に可愛らしい趣味のオルガであったが、時には感情移入のあまり読書しながら泣いたりする
事もある。どちらかと言うと強化人間であるため、精神が不安定な事による作用なのだが…。
「(…面白くねェ)」
 どうした事か、全然本が面白くない。いつもなら諸説のイメージが自然と頭に浮かんで文章に
花を添えるのだが、今オルガの頭に浮かぶのは…。
「(…さっきから何だ? うぜーよ!)」
 何故か、うざいはずの艦長…ナタルの事ばかりが頭に浮かぶのだ。
「(あの写真のせいか…?)」
 部屋の片隅の机の上…写真立てを凝視するオルガ。アズラエルの提案でナタル・シャニ・クロト・
アズラエル…そしてオルガの4人で撮った記念写真がそこにはあった。シートでふんぞり返って
いるシャニとクロトとは違い、オルガはナタルの隣に(アズラエルもナタルの隣にいるが…)…。
「(何で俺がアンタの隣なんだよ…)」
 そう言えばどうして自分はナタルの隣にいたのか…もしや、無意識に彼女を意識して…いた?
「(はッ、んな事があってたまっか! だろ、ゴローちゃん!?)」
 今読んでいる小説の主人公になりきって脳内でつぶやくも、どうなるワケでもなく…。
718黄昏の文芸作家:03/09/30 23:38 ID:hsfJ01St
ありえないカプ書いて…スマソ。さて…寝よう…か。
719名無しさん@ピンキー:03/10/01 00:09 ID:ZNRVIs7L
>>718
いやん、黄昏氏ってば焦らすのウマ杉ですわ(;´Д`)ハァハァ

>>700
キャラ(キャラクター)ってビジュアルと性格両方込みなものでは
ないでしょうか。
ただ性格って現実でも自分の性格ですら他人から見たものと違ったり
思いもよらなかった一面を発見したりする事もあるので、ストーリー上で
語られている(つまり表面的な)性格の裏にあるものを想像していくってのは
ありかもしれませんね〜。
ただその場合は読み手が一緒に妄想(共感)するためにはやはり腕が必要に
なるのでしょうが。
「舞台を変えて」という話だと環境変わればこうなるのでは?という事で
やはりアリとも思うのですが、それにしても他を納得させるには文力がかなり
必要になるような気がします。パロであるためには。
長文スマソ
720レーザースライサー:03/10/01 00:25 ID:0/wXnaaO
>717
ゴローちゃん……ここは笑うところですねwてか、何を読んでいる?
721名無しさん@ピンキー:03/10/01 00:40 ID:jx8iYj+o
>>705
アスカガは精神的にSM要素が充分あると思うぞ
今までのSSでも言葉攻めとか普通に出てたし
まあいざとなったら種割れあるしな
722名無しさん@ピンキー:03/10/01 00:40 ID:+A5Xikdy
オルガ×ナタル・・・・・っ!!
知らない扉をあけてしまった雰囲気なんでつが激しくイイです(´Д`;)ハァハァハァ
恋愛未満の感情描くの凄いお上手ですねー>>黄昏氏

つ、続きキボン
723名無しさん@ピンキー:03/10/01 00:55 ID:rTB9tSUi
>>705
調教物万歳!
うp激しくキボンヌ
724ポチ@駄文職人:03/10/01 03:45 ID:Konm2pCS
一度やってみたかったんですけど・・どなたか漏れに書いて欲しいカプとシュチュエ−ションのリクエスト下さいな。

申し訳ないですが男はアスラン限定で。


期限は10月1日の15時までにさせて頂きます。


リクくるかな〜
( ;´∀`)ドキドキ
725名無しさん@ピンキー:03/10/01 05:32 ID:vCdY9jIV
>>724
アスランがラクスの家に訪れたら、目の前にラクスが
ラクス「お帰りなさいご主人様」
アスラン「(゚Д゚)ハァ? 頭でも打ったか?」
なんだか知らんがアスランはラクスのご主人様になり、
アスランが命じた命令ならどんな事でも従うようになってしまった。
アスラン「(ラクスの新しい遊びなのだろうか?
     そうだ無茶な命令をすればきっと(アスランの意地悪ですわ。)とか言って
     こんな事を止めてくれるかもしれない。よし)」
アスランが出した命令とは? 

こんなシチュエ−ションでお願いします。
726217:03/10/01 07:03 ID:Vl8Bz+RS
↑それ、イイです。ある意味ツボかも。だから俺もそれに一票。

ポチ氏は陸受付ですか
俺なんか他人の陸に答える余裕すら今はないようなダメ人間なのに…
これからのご活躍期待してます。

>>709-712
めちゃくちゃよかったです!カガリたん(´д`)
黄昏氏
オルナタ見たいですよ!続き待ってます。
727705:03/10/01 07:30 ID:R17k+ArD
父親が会社社長という裕福な家庭で育った、って点を除けばカガリはごく普通の女子高生だ。
双子の弟といっしょに日本でも有数のお金持ち学校にこの春入学し、
これから楽しい高校生活を過ごす、筈だった。

それが父の会社が突然、本当に何者かに水面下で仕組まれたとしか思えないくらい突然に、
倒産の危機に逼迫する事態となった。
経済の世界にはまだ疎いカガリだが十中八九再建できそうもない危機であることは
父の様子を見ていれば嫌でも理解できた。
会社の危機どころかこれから高校に通うことすらもうできなくなりかねないほどの。

そんな時、カガリは高校のクラスメートのアスランに呼び出された。
二人だけで大事な話があるから放課後教室に来いと。
アスランとはクラスメートだが今までほとんど会話をしたことがなく、
ましてや抱えてる事態が事態だったから、なにか話を聞く気分にもなれなかったのだが、
人生に関わるくらい大事だと強調されて、さらになによりも、
アスランに「来い」と命令された時、なぜか断わることができなかった。
結局カガリは暗い気分をまとい続けたまま、放課後だれもいなくなった教室に向かった。

「遅い」
「……ごめん」
アスランのいつも他人を見下す視線と叱咤の言葉に、
カガリはここ数日笑顔を失った瞳を伏せて答える。

カガリの家も平均よりもかなり裕福で(これから「だった」になるかもしれない)、
この学校の生徒もほとんどがそういう家のものなのだが、
アスランの家はそれをさらに凌駕した、それこそ日本を左右するほどの家系らしい。
そしてアスラン個人も、全てに優秀で容姿にも秀でたまさに超上流階級の人間だった。
クラスの女子の間ではクールでかっこいい!という評判と冷酷で恐いという評判で二分している。
カガリはそのどちらの見解にも同感していた。
728名無しさん@ピンキー:03/10/01 07:31 ID:R17k+ArD
「ふん。さて、じゃあ単刀直入に用件を言ってやる」
「うん」
「……お前、俺の奴隷になれよ」
「……………………はあ?何言ってん」
「なるんなら!父親の会社をうちで援助してやるぞ」
「って…………え……?」
「お前の父親の会社の現状はよく知っている。その債務を俺の家が早急に肩代わりしてやる」
話に一瞬ついていけなかった。
今まで親しくことすらもないアスランからいきなり奴隷になれなんて言われたこと。
彼が父の会社のことを知ってて、さらに助けてくれる……?と言われたこと。
普通じゃない。なんの冗談かと思う。

「冗談で言ってるんじゃないぞ」
「……っ」
「この書類を父親に見せてやれ。お前には理解できないだろうが、
 父親が見たら、夢のような内容が記されている現実だと分かるだろう」
バサリとコピー用紙の束を投げ渡されて、見る。
記された固有名詞や部分部分の記述で『全て助けてやる』と書いてある書類らしいことは分かる。
「その援助の条件が、お前が俺に絶対服従の奴隷になることだ」
「そんな、なに、バカなこと……」
「バカか」
アスランが薄く笑った。
「同意せずに他に現状をどうにかすることができるのなら、こんなバカなこと無視すればいいさ」
「……」
「できるのか?」
「……でも、そんな奴隷なんて、おかしいよ……」
「だったら無視すればいいと言っているだろう。何度も言わせるな」
ふいに無表情になったアスランに睨ませて、カガリは萎縮する。背筋がぞくりとした。
729名無しさん@ピンキー:03/10/01 07:32 ID:R17k+ArD
「自力再建できなかったらどうなるだろうなあ。当然お前はこんな学校もいられなくなるなあ。
 確か双子の弟がB組にいたよな。今、同じクラスの女と付き合ってるんだったか。
 お前、その女とも最近仲良くなって、最近は3人で楽しく過ごせてるんだよな」
「な、なんでそんなこと知ってんの!」
「調べたのさ」
平然と答えてアスランは話を続ける。ほとんど脅迫にも近い話を。
「学校を辞めざるをえなくなったら、弟のせっかくの幸せもお終いになるな」
「う…」

「…………な、なんでそんな、ど…そんなこと、私に言うの……?」
「ん?ああ。俺はな、お前のことが入学したときから気に入ってたんだよ。
 いつもクラスの中心で明るく輝いていてな」
「え」
「喜べよ。この俺が愛の告白してやってんだぜ。
 それでちょうど新しい奴隷が欲しくなったからな、その役を与えてみようかってな」
次々放たれる冷たい恐ろしい言葉がカガリの心をいぬく。

「別に断わりたいならこっちは全く構わない。他を当たるからな。
 そうだ。お前の弟の彼女。ラクスとか言ったか。あいつもいい女だよな。
 あいつが同じ立場に立たされたら、断わるかな。お前はどう思う?」
「え」
カガリは今の言葉がよく分からなかった。弟の恋人が同じ立場になるなんて。
彼女の家が同じように、どこかから急に追い詰められる事態にでもならない限りありえない…?
違和感を覚えるカガリを無視して、アスランは帰り支度を始める。
「まあ、ゆっくり考えろ。考える猶予はそんなにないと思うがな。
 その書類を父親に見せてやって、返事を決めてくれ。
 もし応じるんなら特別サービスしてやる。隷属の契約は家族や他人には秘密にしてもいい。
 表面上は、純粋な善意で援助するってことにしてやるよ。じゃあな」
そう言い残すとアスランはさっさと、カガリを振り返りもせず教室を出ていった。
カガリはただ、立ち尽くすしかなかった。
730名無しさん@ピンキー:03/10/01 07:36 ID:R17k+ArD
確かにもはや完全に別物ってのは、まったくその通りなんですよねえ。
世界的にも立場的にも精神的にも肉体的にも、もう、完全に、なにもかもで、
アスランとカガリを思いっきり上下関係で仕立てあげてみたくなって。
どうしたもんかなあ。
731名無しさん@ピンキー:03/10/01 07:42 ID:11u5dg4a
せっかく頑張ってるのに悪いが、
性格も設定も世界観も違うとなると
あまり萌えない。
732名無しさん@ピンキー:03/10/01 07:45 ID:R17k+ArD
やっぱりそうかあ。
うん。
733名無しさん@ピンキー:03/10/01 08:45 ID:hYqCukhZ
確かに性格が少々書き手好み(例えばアスランが積極的等)になってるとか、
ストーリーが本編分岐(例えば仮にフレイが生きてたら等)くらいなら許容範囲、
ってかまんせーハァハァなんだが、本編との共通点が名前だけってのは…。
734名無しさん@ピンキー:03/10/01 10:29 ID:myU16pnv
カガリが、ラクスのような口調じゃあ萌えない。
ラクスが、フレイのような口調じゃ違和感ある。
フレイが、カガリのような口調じゃ引く。
まぁ、そんな感じだ。
735名無しさん@ピンキー:03/10/01 10:47 ID:a6hWJGoR
つまらんツッコミで失礼しますが、ナタル少佐は御年25才であらせられます。>黄昏氏

ナタルスキーなので続き楽しみにしてます。
736名無しさん@ピンキー:03/10/01 12:18 ID:2Jv4FBCQ
やっぱり口調や基本的な性格がありえそうな範囲じゃないと
もう誰が何のキャラかわからなくなると思うw

737名無しさん@ピンキー:03/10/01 14:32 ID:bDEUuYhj
>724
ありがちだが酔っ払いアスランがカガリに甘えまくりのアスカガキボン。
738名無しさん@ピンキー:03/10/01 14:44 ID:GjQoGyeL
>>724
鬼畜アスランがトールのことを忘れられないミリィたんを痔の前でレイプするシチュで頼む
739名無しさん@ピンキー:03/10/01 15:01 ID:IzUhmeqP
ポチ@駄文職人さんへ
 
 つい今しがた読んでいたのですが、もうすぐ15時だと知り、時間がないのと
焦りでどうしたらいいのかとパニックになりました。
見ると今のところリクエストされてる方居りませんし、もうすぐ15時なので
自分がしなければポチ氏の、ムダに終わりそうな予感するので。
今見てなくてリクエストできなくて後から泣く人いそうですね。
他人事や、普段傍観している時ならばたぶんいろいろと浮かぶのですが、
 書いて欲しいカプ=アスランとカガリ
 シュチュエーション=婚約は破談になっても、アスランはラクスのことをどう思っているのか?
           好きだったのか、どうなのか?悩むカガリさん。なんか、それが
           イヤで?アスランを受け入れられず恋愛的な部分だけは拒むカガリさん。
           どうでしょう?急いで考えました。
 
ポチ氏のアスカガ好きです。時間が無いので詳しい感想は言えませんが。
他の職人さんのも好きなのいっぱいあり、毎回うれしいです。
 
ついでに
 
217氏へ
(これはダメ出しではありません)コーディネーターは13歳で一応成人らしいです。
でも、そこまでこだわる必要はないだろう。知っていれば新たな可能性が広がるという
新たな要素の可能性の1つと軽〜く捉えていただければ良いかと思います。
では、さようなら。作品好きです。
740名無しさん@ピンキー:03/10/01 15:12 ID:IzUhmeqP
ショック
 
ダメでしたね。30分前には気がついたのに、1分過ぎてしまった
741名無しさん@ピンキー:03/10/01 15:21 ID:RBIiNBmW
ポチ氏、725氏、217氏、
737氏、738氏すみません。
今落ち着いて読んだらリクエスト着てましたね。
あせりすぎました、消えます。
742ポチ@駄文職人:03/10/01 15:34 ID:yRY7/VOV
皆様リクありがとうございます(´∀`)

>>725-726
具体的なシュチュどうもです。早速アスラク書き始めました。暫しお待ちを〜☆

>>737
酔っ払いアスがカガリに甘え・・・イイ!このシュチュ好きです。

>>738
鬼畜アスか〜。今回のリクの中で一番難しそう・・ちょいアスランの優しさみたいなの出してもいいですかね・・それじゃ鬼畜にならないか。

>>739
1分過ぎちゃいましたね(;´д`)でも必死にリクしてくださってとても嬉しいです。だから739さんはセ−フということにさせて頂きます☆


とりあえず先着順にリクを消費していきます。頑張って書きますがイメ−ジと違うとかその点の相違はご了承ください。
743名無しさん@ピンキー:03/10/01 15:49 ID:u3gWbaLT
(・∀・)ウヒョー! リク全部書いてくれるのか!ありがたやー
744黄昏の文芸作家:03/10/01 18:06 ID:BajTcHmX
意見くれた香具師、サンクス。

>>720
「ボブラ社・少年弁護団シリーズ(8) 仮面の脱獄王」

>>735
ナタルの誕生日が12月24日だったからパッと見で間違えた…鬱。スマソ。
745名無しさん@ピンキー:03/10/01 18:22 ID:nUly1Lrw
ポチ@駄文職人さんへ
739です。満面の笑みが止まりません。嬉しいです!
驚きました。しかも全部書いていただけるとは、ポチ氏の才能は広めのようですね。
ありがとうございます。その時が来るのを耐えつつも、ゆっくりと待っていますね。
746217:03/10/01 20:08 ID:Vl8Bz+RS
>>739
意見ありがとうございます。初めて知りました…ですが、
今のところ俺ってコーディネーターの年齢云々が関わるSS書いたっけ…としばし考えますた。
正直、書いた記憶が定かではありません。
もしかして、急いでいたから739さんはレスする人を間違えたのでしょうか?
それともやっぱ俺がそんなような事を書いてたのでしょうか?

>>ポチ氏
ありがとうございます!
全て書いて下さるのですか!?お気持ちは嬉しいですが、どうか無理だけはしないようにして下さい。

今夜、俺も投下したいな…次スレ逝くまでに完結させたい。
747名無しさん@ピンキー:03/10/01 20:10 ID:chBcuQfq
>739
小説だとコーディは15歳成人とあったけど。
13歳成人というのはどこから出てきてるんだ?
ほとんどテレビと小説しか見てないので13歳の出典がわからん……。
748名無しさん@ピンキー:03/10/01 21:20 ID:Ul/uzMja
すみません739です
217氏へ
747氏の指摘もあり、あせりながらも調べてみました。
やはり、自分的には217氏に向けて書いていたようです。
詳しく伝えられなかったのでスミマセン。
かなり前ですが217氏の「想い」の12行あたり
           ↓
けど、私たちにはやっぱ…まだ…早いんじゃ…」
私も、アスランも、まだまだ…子供だし…出逢って間もないのに…

これを読んでいた時に想った事でした。気にしないでください。
それと、739さんのが正しいようにみえますね。今となっては年齢に関する記憶に自身がありません。
217氏や、見てしまった方、でたらめ教えてすみませんでした。
739さん、ご指摘ありがとうございました。
749名無しさん@ピンキー:03/10/01 21:24 ID:Y9DjjxXb
申し訳ありません。
748さんのことを、739さんと書いてしまいました。間違いです
750名無しさん@ピンキー:03/10/01 21:30 ID:PR382nsT
…ちょっと、もう書くの、やめようかとも思いましたが739です。
 
749の書き込みは無視してください。
正しくは、『747さんの事を739さんと書いた』の間違いでした。
751217:03/10/01 21:49 ID:Vl8Bz+RS
>>748
ああ、一個前のやつだったのか…ありがとうございます。
わざわざ探させてしまった様でお手数かけさせて、本当に申し訳ありません。
自分としても、今長いヤツ書いてるせいもあり、そこまで気が回りませんですた。
本当、ゴメンナサイ。一つ知識を増やしてくれた事ともども、ありがとうございました。
今後もおかしな表現等ありましたら、ご指摘頂けるとありがたいです!
752名無しさん@ピンキー:03/10/01 23:52 ID:yqU1AaB3
>>705
俺は萌えた
続き激しくキボン
(*´Д`) ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア
753黄昏の文芸作家:03/10/01 23:52 ID:BajTcHmX
さて…>>717の続きでも…でも…またエロくない…スマソ、最初に謝っとく…。

「…オルガ・サブナック、出頭したぜ」
「ご苦労、少尉」
 ナタルに耳を引っ張られてから数日後、頭にモヤモヤしたものが残った状態のままオルガは
ナタルによって艦長室に呼び出されていた…。
「で、何で…俺を呼び出したんだよ…?」
「いや…この前の件で…ちょっとな」
「この前…あぁ…アレか…」
 この前の件…ナタルがオルガの耳を引っ張った、アレだ。
「今更なんだよ…俺に謝ろうってのか、艦長?」
「あ、ああ…それもあるのだが…」
「ハ、ハッキリ言えよ! 俺だって暇じゃねーんだからな!」
 艦長と士官…軍規上ならば別に問題ないのだが、何故だか今の2人の会話はぎこちなく…。
「その…なんだ、何か悩みがあるなら…相談に乗ろうと思ってな、少尉…」
「あ、あんだぁ? 俺に悩みなんかねーよ!」
 と、見栄を張ってみるもオルガにはナタルを直視できない…明後日の方向を見てるワケで。
「(何やってんだ俺…カッコ悪ィ…)」
「(普段が普段だけに…やはり心を開いてはくれないのだろうか、少尉は…)」
 オルガは何となくナタルに対する自分の想いに気づいている様であるし、ナタルは艦長として
部下を思いやろうとしている…ただ、互いに不器用な生き方をしてきたため、口には出せないでいるのだ。
「(言いてぇけど…何て言やいいのか…全然分からねえ…『アンタの事を考えると苦しくなる』
ってか…!? ハッ、強化人間の俺がんな訳分からねぇ事言い出したら、とんだお笑い種だぜ!)」
 ジュブナイル小説を読むのが趣味のオルガ…残念な事に恋愛小説の類を読んだ事は皆無なのだ。
「(きっと薬の副作用か何かだ…そうに決まってやがる!)」
 が、ナタルを前にして、オルガの胸の痛みは増すばかり。
「少尉…顔が真っ赤だが…大丈夫か?」
「あ…あん!?」
 先程からナタルの方を見らずに何やら独りで面白おかしく考え込んでいるオルガ。
 それを見て、思わずナタルの顔にも苦笑いが浮かぶ。まるでイタズラした言い訳を考える子供に
微笑みかける母の様に…それを見て、オルガもハッとなってナタルに見惚れて…。
754黄昏の文芸作家:03/10/01 23:53 ID:BajTcHmX
「…どうした、少尉? 私の顔に、何かついているのか?」
「な、何でもねぇ…」
 オルガには母の記憶がない。それどころか過去の記憶すらない。気がつけばアズラエルの元に
いて…MSの一部となってこき使われていた…それだけ。自分は普通の人間ではないのだ。
「…アンタ」
「…?」
「アンタ…御袋みたいだな…」
「それは…私がおばさん、という事か、少尉?」
「ちっ、違ーよ!」
 オルガの口から御袋…つまりは母の様だと言われ、一瞬キョトンとなったナタル。
 確かに結婚していれば既に子供の1人や2人いてもおかしくない年齢だが…いや、そういう
問題ではない。このドミニオンを1つの家だと考えれば、確かに艦長たる自分は母の様な存在で
あろう。あのオルガが自分をそう思ってくれていたとは…これはナタルも素直に嬉しい。
「では…どういう意味か教えてくれないか、少尉?」
「俺はただ…その…アンタが御袋なら……甘えさせえてくれねえかなって…」
 普段からは想像もつかない程、恥ずかしながらオルガは小さく呟いた。客観的な見方をすれば
オルガのナタルに対する気持ちは「恋」と呼ばれるものだったのかもしれない。
 けれど、恋などしたことのないオルガにとっては、自分を注意し、気にかけてくれたナタルは
存在すら在り得ない母の様に感じられたのだろう。時に、少年が初めて恋をする相手は自分の母親
であるという。精神的に離乳のできない未熟児…心が不安定なオルガにとって、ナタルは恋愛の
対象であると共に、母性を感じさせてくれる希少な存在…なのかもしれない。
「フフ…甘えさせてほしい、か…いつもの君らしからぬセリフだな」
「うっ、うっせー! だから言いたくなかったんだよ!」
 口に出してしまった事はもう取り消せない…オルガ的には「マズった…」な気分だった。が…。
「それで…少尉は私にどうしてほしいのかな…?」
「ど、どうって…」
「…私に甘えたいんだろう、サブナック少尉…?」
 意外や意外。気の強い艦長の事、きっと断られると思っていたオルガだが…。
755黄昏の文芸作家:03/10/01 23:54 ID:BajTcHmX
「そ、そりゃそうだけどよ…」
「だったら、どう甘えたいのか具体的に言ってくれないと困るな」
「ん、んな事言われても…甘えた事なんかねーし、分かんねえよ…」
 事実、オルガは誰かに甘えた事、甘えさせてもらった事がない。だから、どう甘えればいいのか
分からないのだ。ジュブナイル小説にもそういうシーンがあると言ったらあるが、こういう時に
限って思い出すことができない。今のオルガの頭を占める単語は「ゾルダ・スーパー弁護士・時間
切れ・ファイナルベント…etc」…ハッキリ言ってメチャクチャであった。
「じゃ、じゃあ…」
「何かな、少尉?」
「抱いて、くれよ…俺を…」
「君を抱く…それでいいんだな?」
「あッ、ああ…それでいい…」
 俯きながらボソボソと呟くオルガを見ながら、ナタルは席を立った。そのままオルガに近づき、
自分より少しだけ背の高い彼の頭を胸に抱き寄せ、両腕で包む…。
「君が納得するまで…こうしていよう…少尉…」
「…ああ」

 所変わって、ここはクロトのゲーム部屋。何故かシャニまで一緒。
「せら――――――――――――――――――――――――――――――――――瞬殺ッ!!!!」
「いちいち叫ぶなよ、うざいから」
 冷淡なセリフと共に、シャニの操るキャラから15HITコンボが繰り出され、無残にもクロト
の持ちキャラを吹き飛ばす。画面に移る「YOU WIN!」の文字はクロトではなく、シャニの
ために表示されたのだ。
「ありえねえ―――――――――――――――――――――――――――――――再戦ッ!!!!」
「うざ〜何度やっても同じだっつーの」
 リーダーのオルガがナタルと親密な関係になろうとしているとは知らず、クロトとシャニの
夜は更けていく(結局、クロトがシャニに勝つまで勝負は続いた…)…。
756黄昏の文芸作家:03/10/01 23:55 ID:BajTcHmX
さて、と…寝るか。
757名無しさん@ピンキー:03/10/02 00:37 ID:jB6XLzKG
黄昏の文芸作家さんありがとうございました。おやすみなさい。
758217:03/10/02 01:14 ID:+yI6D71p
>黄昏氏
ずいぶんと余裕ありげなナタルさんに萌えました

俺も…続き投下させてもらいます。すんげえがんばって最後まで書きました。
ソッコーで書いたからあまり良くないと思いますが、
読んでやってくれると嬉しかったりします
759217:03/10/02 01:14 ID:4lqF8+cj
「あっ…ふぅ…ああっ!はぁっ、ぁぁん…」
こちらの部屋にも一人の少女の淫らな声と、秘所から発する水音が響いていた。
「すごいな…こんなに、濡れて…」
アスランはカガリの足を開き、彼女の秘所を指で押し広げて、観察でもするように見ながら指を挿れていく。
「見る…なぁ…ばかぁ…!あっ、あぁ…」
上気した顔で、目に涙を浮かべながら抵抗の意を見せるカガリ。
そんな顔で見つめられ、『見るな』と言われては、逆に見つめたくなってしまう。
アスランはカガリの秘所に入れている指をゆっくりと動かし、かき回し始めた。
760217:03/10/02 01:16 ID:4lqF8+cj
「ひ…ぃ…それ、やだぁ…や、やめ…」
「どうして?こんなに絡み付いてくるのに…?」
アスランは、やめてと言われカガリの秘所から指を引き抜いて、その指を彼女の眼前に運んだ。
愛液がとろりとアスランの指に絡みついている。
カガリは、それが自分の身体から分泌された液体だと思うと、とても恥ずかしくなった。
しかし、そんなカガリの気持ちも知らずか、アスランは指に絡んだ愛液を見せつけるように舐め取る。
カガリは恥ずかしくて、頭がポーッとしてくる。アスランはそんな彼女を気遣いもせず、再び指をカガリに侵入させていった。
761217:03/10/02 01:18 ID:4lqF8+cj
「あはっ…はぁ…ああッ…」
「カガリの中って…暖かいよなぁ」
指に感じる熱を、アスランは愛しく感じていた。
「どうしてお前はそう…いちいち感想を…私がどれだけ恥ずかしいと、思って、あっ…ああっ!!」
「気付いてるよ…でも、お前こういう事言われるの好きなんだろ?」
アスランは会話を続けながらも指での愛撫を止めない。
「そ、そんなワケ…ああっ!ふぁ…は…」
「だって、そういう事言うと指にもいっぱい絡みついて、締めつけて…ほら、また…」
「バ…カッ…この…スケベ…ふぁぁ…」
762217:03/10/02 01:19 ID:4lqF8+cj
カガリは消え入りそうな声で必死にいつものように悪態をつこうとする。
しかし、逆にアスランから見れば、そんなカガリの姿は何よりも愛しく見えた。
「そういう事言われて喜ぶお前の方が…スケベだろ」
「うる…さいっ…」
「…お前が好きだから、俺はこういう事言うんだよ」
「え…?それってどういう…ンっ…アス…」
カガリには、好きな女の子をいじめたくなる男心は理解できなかったが、
アスランに唇を奪われてそんな疑問もどこかに飛んでいった。
舌を絡めるキスは初めてで、カガリは困惑しながらも彼の舌を受け入れていく。
763217:03/10/02 01:21 ID:4lqF8+cj
舌を絡ませ合い、生じる水音や、アスランの体温を直に感じて、カガリの気持ちは高まっていく。
ゆっくりとその舌をアスランが離すと、二人の舌をねっとりとした唾液の糸が繋いだ。
カガリはその光景に、ただ目を奪われる。
「俺、もう…我慢できない。挿れるぞ…」
「………ウン……」

「はぁぁ…キラぁ…ふぁ…」
キラに秘所を責めたてられ、ラクスは悦びの声を上げる。
キラに後ろから抱き締められる様にして、ラクスは秘所を責められていた。
キラは片手でラクスの長く美しい髪を撫でてみた。すると、ビクッとラクスの体が跳ねた。
764217:03/10/02 01:22 ID:4lqF8+cj
そんなラクスの反応に、キラに一つの疑問が生まれた。
「あ、あのさ、髪も…感じるの?」
「……!!」
「ゴ…ゴメン!」
キラの言葉に、カッとラクスは頬を赤くして俯いてしまう。
キラはラクスの反応にバツが悪くなったのか、ついつい謝ってしまった。
しかし、再び愛撫を始め、次第に指の動きを早めていく。
「あっ…!ひゃぅ…そんなっ…」
もう片方の手ではやはり髪を撫でていくと、ゾクゾクとラクスの体が震えていった。
「…いじわるっ…」
消え入りそうな声でポツリと呟くラクス。
765217:03/10/02 01:24 ID:4lqF8+cj
キラはそんなラクスを可愛らしいと思い、ギュッと自分の体の方にさらに抱き寄せると、
自分の大きくなったものがラクスの背中に接触する。
「あ…の、キラ」
「何?」
「私ばっかりていうのも、何か悪いですから…」
「え?ちょっ…」
ラクスはそう言うと、体の向きを変えてキラのものを口に咥え始めた。
キラは攻守の逆転が生じたせいか、ラクスの秘所から指を引き抜いて、その快楽に身を任せる。
両手で愛しそうにキラのものを支え、先端部をしっかりと咥えて、舌で鈴口を愛撫していく。
「う…あ…」
766217:03/10/02 01:25 ID:4lqF8+cj
キラの口から情けない声が洩れるのを聞き、ラクスは気を良くして、頭をゆっくり前後に動かし始める。
唇でも自分のものを愛撫され、キラはもう必死に刺激に耐えることしか頭になかった。
「ンッ…んんッ…んっ…」
ラクスはキラのものを咥え込んでいく際には吸い付き、キラのものから離れていく際には唇で扱いていった。
「ラ、ラクス!もう、離れて…」
キラが限界を伝えるが、ラクスは彼のものを咥えながら首を横に振り、さらに愛撫を強めていった。
先走り液が滲み出ている事もあってか、彼女の口内から響く音は大きくなっていった。
767217:03/10/02 01:26 ID:4lqF8+cj
「もう、出るッ…出すよっ!!」
「ン…!!ンン………あ…んっく…コク、コクン…」
ラクスはキラが達している間も、手と唇をしっかり締めて、
キラのものを口内から逃がさず、吐き出される白い液体をすべて口内で受け止めた。
その量と濃さに驚いたが、何とか全て受け止めると、喉を鳴らして飲み込んでいった。
ラクスのその姿を見て、キラは興奮を抑えられずに再び自分のものを大きくさせた。
「あのっ…キラ、私…もう…あなたが欲しくて、おかしくなってしまいそうです…だから…」
ラクスは自分で秘所を押し広げていく。
768217:03/10/02 01:28 ID:4lqF8+cj
キラのものを咥えていてさらに興奮したのか、前以上にそこは潤っていた。
「挿れて…下さい…」
当然、キラに否定の意思などなかった。

アスランが、ヒクヒクと固くそそり立ったものを、カガリの秘所にあてがう。
「力、抜いてろよ」
ピトッと肉棒が秘所に付くと、カガリは体を震わせた。アスランは、カガリの様子を敏感に察知していた。
「大丈夫か?怖いんなら無理しなくても…」
「こ、怖くなんかあるか!武者震いだ、武者震い!」
「こういう時使う言葉じゃないぞ」
「うるさい!やるなら、早くやれよ…お前となら大丈夫だから…」
769217:03/10/02 01:29 ID:4lqF8+cj
「わかった…」
カガリは、たぶん本当は怖いのだ。そんな事はアスランにはもちろんわかっていた。
でも、カガリが覚悟を決めてくれたのなら、それに応えなくてはならない。
そうやっていつも彼女の強がりに応えて、助けたり助けられたり…
でも、それ以上に彼女と、本当に大切な人と繋がりたいという気持ちもあった。
あてがった自分のものを、一気にカガリの中へと挿入した。
「あああああ!!い、痛い…アス…ラン…」
「んっく…キツ…だから無理するなって言ったのに。
いいか、まずは力抜け。これからの事といい、お前は気張りすぎだ」
770217:03/10/02 01:31 ID:4lqF8+cj
カガリはアスランの言葉を聞き、素直に力を抜いていく。
すると…
(あ、れ…痛く…ない?)
国を再興するという使命感も彼女の体を固くし、必要以上に力を入れさせていたのも事実だった。
アスランの言葉に、カガリが少し安堵感を覚えると、不思議と貫かれている痛みから解放された。
「痛くないか?」
「あ、ああ…もう大丈夫」
「さっきまでキツくて、俺も辛かったよ」
「わ、私のせいだってのか!?」
アスランはカガリの言葉に答えもせずに、ゆっくりとカガリの中を動き回る。
「んッ、ああっ!ひっ…あ…アス…ラン…」
771217:03/10/02 01:32 ID:4lqF8+cj
カガリはアスランに突かれると、可愛らしい声をあげながら大人しくなってしまった。
「急にしおらしくなって、どうしたんだ?何か…可愛いぞ」
「そんなんじゃっ…ひあ!あはぁ…やっ…」
「大人しくなっちゃうくらい…気持ちいいのか?」
「バ…バカ!何でいつもお前は…はぁぁっ…!あっ、ん…」
アスランの言葉が図星だったのか、カガリは顔を真っ赤にして否定する。
アスランが、カガリに何か言う度にカガリの中は喜んでアスランのものを締めつける。
「気持ちいいって言ってくれた方が、俺も心配せずお前の中動けるんだけどな…」
772217:03/10/02 01:33 ID:4lqF8+cj
「そんな事、言えるワケ…」
「じゃあ、気持ち悪いのか?痛いのか?…やっぱり…もう、抜くよ」
「ちょっ…待っ…気持ち、いいよ…もう、体が熱って…気持ちいいよ…だから、抜かないで…これで、満足か…?」
カガリが恥を忍んでアスランに懇願する。
「ああ、最高だ」
アスランはそう言うとカガリの足を掴んで、激しく腰を打ち付けていく。
あまりの激しさに、カガリはもう狂ってしまいそうだった。
「アッ…アス…早、ぃ…早ぃぃ…あッ、ああっ!ひああん!」
「気持ちいいんだろ?俺だって、もっと気持ちよくなりたい」
773217:03/10/02 01:35 ID:4lqF8+cj
「アッ…ああ…!ひィ、ン…バカッ…!」
「…四回目」
アスランが突然、不思議な数字を口にした。何が四回目なのか。
「ンっ、ふぅ…ん、何…の、数字だ…?」
「お前が、俺にバカって言った回数」
その言葉にカガリは言い様のない恥ずかしさを感じていた。
どんなに彼をバカと思っても、そんなバカな彼に自分は手玉にとられていると思うと、少し悔しかった。
「カガリ…俺、もう出そう…」
「う…あっ…私、も何か…ヘン…」
「中で、出していいか?」
「え…?あっ!?あああ…バ、バカ!もう…出して…るッ、熱…い…ふぁぁぁぁっ…」
774217:03/10/02 01:37 ID:4lqF8+cj
「んっ、く…五回目だ…」
アスランは、カガリが最後にもバカといった事さえも逃さず数えていった。
そして、彼女を抱き寄せて共にベッドへと倒れていった。

「ラクス…挿れるよ」
「はい…来て下さい」
足を自ら開くラクスに、キラは自分のものをあてがい、ゆっくり奥へと進めていった。
「ん…ふ…」
ベッドの上に座り、互いに向き合って、抱き合うようにして、二人は繋がっていく。
「うっ…く、すごい…締まって、絡みついて…」
「あっ…ン…キラぁ…もっと奥まで、お願いします…」
キラはその言葉を聞き、さらに奥へと肉棒を進めていく。
775217:03/10/02 01:38 ID:4lqF8+cj
奥へ奥へと進めていく度に、ラクスの中はキラのものを絞り取るように締めつけ、吸いついていく。
最奥まで到達すると、キラは奥をここぞとばかりに突き込んでいった。
「ひぃん…そこっ…キラ、あなたの思うように突いて下さい…」
「ああ…ラク、ス…」
キラは快感に身を任せながらも、ラクスの中をゆっくりと動き始めた。
ラクスも、キラを抱く背中に回している手に力を入れる。
その行動は、もっと彼が欲しい。彼をもっと感じたいというラクスの心の現れだった。
いつも、何処かに行ってしまいそうなキラ。
776217:03/10/02 01:40 ID:4lqF8+cj
自分がどれだけ彼を好きでいても、側にいて欲しくても…ラクスはそれを思うと胸がつぶれそうだった。
彼だけが本当の私を、泣き虫の私を、強がりな私を、寂しがりな私を真の意味で受け入れてくれた。
クライン派の人が受け入れてくれた自分の姿は、気丈で、毅然としているラクス・クライン。
本当の私は寂しがりで、泣き虫で、強くなんかないのに。
けれど、あの時。父が死んだあの時。彼は受け止めてくれた。私の弱さを…
その時、ラクスは思った。彼が、キラがいないと私はダメなのだと。
けれど、これからは行き先も違う。長い間彼とも会えないのだろう。
777217:03/10/02 01:41 ID:4lqF8+cj
指輪を返しに来てくれる、また会う時も、彼は自分を受け止めてくれるのだろうか?
また、抱き締めてくれるのだろうか?
「キラ、あの…」
「んっ…何?」
「私の事、好きですか?」
ラクスの不安そうな表情を見て、キラは彼女が何を心配しているのかをすぐに察知する。
キラは、ラクスの唇に軽く口付けをして答えた。
「好きだよ。今までも…これからも…君がいなかったら、僕はきっとここにいないと思うから」
「…嬉しい」
キラから返ってきた答えは、すぐに彼女を安心させた。
今までも、これからも…その言葉が不安な心を優しく拭い去っていった。
778217:03/10/02 01:43 ID:4lqF8+cj
キラは、ラクスに笑顔が戻るのを確認すると、腰を激しく彼女に打ち付けていく。
ラクスの細い腰と背中をギュッと抱き締め、二人を割って入るものは空間ですらない様に見えた。
「ああん…ひっ、ん…キラぁ……っ…!」
「ラクス…!っ…くぁ…」
二人の動きは高まり、互いに高みへと登っていった。
今はもう、体の繋がりだけでなく心の繋がりも認識され、快楽もまた倍になっていった。
「ラクス…僕、もう」
「お願いです…中に…なか…に…」
ラクスの言葉を聞き、キラは最奥部に自分のものを到達させると、想いのたくを全て出し尽した。
779217:03/10/02 01:45 ID:4lqF8+cj
「…っ…ああああ…キラぁ…!いっ…ぱい、ふぁぁぁぁ!!」
ラクスもまた、キラの想いをたっぷりと享受していき、快楽と共に眠りに落ちていった。

キラは、寝ているラクスを見て、起こさないようにゆっくりとベッドから立ち上がって服を着た。
彼女の寝顔を見ながらキラは言った。
「行きづらくなるから、君が寝ている間に行くよ。でも、大丈夫。
君の声は世界中の人や、僕がどこにいても届くから…」
キラはそう言ってドアに手をかけた。
「必ず帰ってくる。約束…したから」
ドアが閉まる音を聞いて、ラクスは目を開けた。
780217:03/10/02 01:46 ID:4lqF8+cj
白い背中を震わせながら、皺のあるシーツをギュッと掴んだ。おそらく、彼女は起きていたのだろう。
キラを止めたくても、側にいて欲しくても、止める事はできないのだ。

「じゃあ、行ってくる」
「ああ。頑張れよ」
「お前もな!」
部屋を笑顔で出るカガリを、アスランは見送っていた。
本当は、彼女の細い手を引いて、連れ去ってしまいたかった。そんな事はできないとわかっていても。
カガリも、あえてあっけらかんとしてアスランと別れた。
少なくとも、今の自分の顔を見たら、アスランは心配して自分の成すべき事など手につかなくなるだろう。
781217:03/10/02 01:48 ID:4lqF8+cj
今、涙を流しながら歩いている自分の顔を見られたら…

地球へと向かうクサナギには、多くの人が笑顔で賑わっていた。
カガリは涙が止まったものの、暗い顔をしていた。こんな気持ちで国を建て直していけるのか?
不安だった。アスランも…いない。そんな中、三人の男女の話し声が聞こえる。
「ミリィは…いいの?彼、ディアッカさんの事…」
「な、何で私が!けど…ホントはね、わかんないの…彼の事を受け入れていいか。
だから、トールにお祈りして、じっくり考えて…それから、自分の気持ちを整理したいの」
「そっか…サイは?」
782217:03/10/02 01:49 ID:4lqF8+cj
「まずは、彼女…フレイの墓を立ててやらないとな…キラも、手伝ってくれるだろう?」
「…うん」
キラ?
カガリはその名前に反応する。三人の男女とは、キラ、サイ、ミリアリアだった。
声のする方を見ると、キラがそこには居た。正直、プラントに残ると思っていた。
彼もコーディネーターだし、ラクスもいるし…
そして、キラの方へとカガリは近付いていく。
「キラ…お前、いいのか?彼女、ラクスと一緒じゃなくて」
「少なくとも、君やアスランが会えないのに、僕達だけが一緒にいるわけにはいかないでしょ?
オーブの復興…手伝うよ」
783217:03/10/02 01:51 ID:4lqF8+cj
「お前も、やっぱバカだ…でも、よかった。お前がいてくれて。ホントは、すごく不安だったんだ…一人で」
「何言ってんの。妹を助けるのは、兄の役目でしょ?」
キラの言葉を聞き、カガリはきょとんとする。しかし、すぐに眉間に皺を寄せ始めた。
「何言ってんだ!私が姉に決まってるだろう!お前が兄だなんて、あ・り・え・ん!」
「な…何だよそれ!そっちの方が有り得ない!」
「どうして!?」
「何が!?…ちょっと待って…」
つまらない事で言い争う二人の耳に、優しい歌声が響いた。
「これは…ラクス?」

784217:03/10/02 01:53 ID:4lqF8+cj
「へぇ…聞いた事なかったけど、本当綺麗な歌だな。優しい気持ちになれる…」
カガリが目を閉じてその声に聞き惚れる。
「彼女が歌い続ける限り、もう二度とあんな事は起きないよ…きっと」
「そうだな…」
キラも真っ直ぐ前を向いて、彼女の歌を聞いていた。
ポケットの中で彼女から預かった指輪を握り締めながら…
「どうだ、お前王様にでもなってみるか?」
「…冗談でしょ?」
「まあ、な。でも、私のきょうだいなら、それくらいの権利はあるぞ」

エターナルでは、ラクスが歌を歌っていた。クサナギが見えなくなるまで歌っていた。
785217:03/10/02 01:54 ID:4lqF8+cj
傍らでは、アスランが目を閉じて歌を聞いていた。クサナギが見えなくなると、ラクスは歌を止める。
「…いいんですか?アイツを止めなくて」
「ええ…キラは、自分が何処にいても、私の歌は聞こえると言ってくれました。
ならば、私はそれを信じて歌うしかありませんもの…それに、必ず帰ると約束してくれました。だから…」
「大丈夫。きっと、届いてますよ。アイツはいい加減だけど、約束は必ず守りますから」
アスランは、ラクスに笑いかける。
「ありがとう…」
ラクスもまた、アスランに笑いかける。
786217:03/10/02 01:56 ID:4lqF8+cj
「まだ、これからですよラクス。やらなきゃならない事は、みんな山積みなんだ」
「…はい。頑張りましょう。アスランも、カガリさんに早く会えるといいですわね…」
「あなたも…ね」
アスランはカガリに貰った石をギュッと握り締めた。
(ま、カガリもキラがいるみたいだし…大丈夫だろ)
そんなアスランのもとにイザークが近付く。
「アスラン。俺はまだ、貴様等が正しいかはわからない。
だが、今はザラ議長や母様は間違っていたとはわかる」
「イザーク…」
「だから、今は貴様に力を貸してやる。ありがたく思うんだな!」

787217:03/10/02 01:57 ID:4lqF8+cj
「ああ、頼りにしてる。それと…カガリを、仲間を守ってくれてありがとう」
「…フン!」
イザークは照れくさそうにそっぽを向いて部屋を出ていった。
「まったく…アイツは素直じゃないねぇ」
「ディアッカ…」
イザークの様子を見たディアッカがアスランのもとに歩み寄る。
「ま、俺も今のお前になら全て任せられるよ。色々あったけどな…」
「…すまない」
「頼りにしてるぜ…隊長!」
ディアッカはアスランの背中を叩き、イザークの後を追った。
(…大丈夫。俺にも仲間がこんなにいるんだから)
788217:03/10/02 01:58 ID:4lqF8+cj
アスランは、叩かれた背中の痛みを誇らしく思った。

多くの雛鳥が今、巣立って行った―――

泣いたり喚いたりしても、次に会える日など縮まらない。
だから、誰もがみな前を向き飛ぶのだろう。
四人が大切な人にまた会えるのは、戦いの悲しみの傷の癒えた時。
いつになるかはわからないけど、そう遠くないのかもしれない。
巣立った事を後悔する鳥などいないのだから。

789217:03/10/02 01:59 ID:bhm07ceA
えと…まずは長文な駄文をスミマセンでした
頑張ってエンディング?を保管してみました。
たぶん反対する人もたくさんいるだろうけど、これが俺の精一杯です。
こんな最後になるだろう、あるいはこんな最後になってほしいという俺の妄想ですた。
なんか、最後にサイ、ミリ、イザ−ク、ディアッカが出演してたり…
…それでは。また
790217:03/10/02 02:00 ID:bhm07ceA
連書きスイマセン
どうでもいいかもしれんがタイトルは
「新たなる誓い、そして旅立ち」
…みたいな
791名無しさん@ピンキー:03/10/02 09:03 ID:UMVJw+Bf
>790(217)様

大変素晴らしい文を読ませていただき
心より感謝いたします。

ただラストのラクスが歌うシーンで
何故かマクロスの"愛・おぼえていますか"
が口を付いて出てきました。

_| ̄|○鬱だ,もうダメポ,逝ってきます。
792名無しさん@ピンキー:03/10/02 09:43 ID:4pfJ3jQt
カガリは養子だから、たとえカガリと双子でもキラには王様になる権利は全く無いと思う。
キラもアスハ家に養子入りするなら別だけど……
793名無しさん@ピンキー:03/10/02 11:53 ID:axMt7Ov4
カガリが養子じゃなくてもキラにはアスハを継ぐ権利はないのでは?
ただ、キラならモルゲンに出入りして補佐するってのはありそうだけどな〜
794名無しさん@ピンキー:03/10/02 14:05 ID:uxSRvF4T
オーブが王族制度とってるならキラだってアスハ家の一員として権力を手に入れられると思うけど。
その辺りは書きたいシーン優先でいいんじゃない?種なんだから。
795名無しさん@ピンキー:03/10/02 14:31 ID:5gaFYNaK
ちょっと遅レスだけど…

>705氏
学園モノっていうのが俺は萌えた…!!
制服っていいよなぁ
796名無しさん@ピンキー:03/10/02 15:42 ID:TPxYgL8O
797217:03/10/02 16:39 ID:QuQy74BX
>>791
こんな長い文を読んでくださってありがとう。マクロスはあまり意識はしませんでしたw


え…と、何と言うか、あまり意味もなく書いた文が波乱?を読んでしまい
本当、スイマセン。
まあ、二人とも冗談ととってる辺り、許してやって下さい。
なんか、その場の雰囲気というものを、最後はやはり笑って終わらせたかったのです…
798名無しさん@ピンキー:03/10/02 18:24 ID:n6SPnoHJ
黄昏の文芸作家さまのナタオルイヤッタ━━━━━ヾ(`∀´)ノ゙━━━━━ッ!!こういうの待ってました!
799名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:25 ID:9tREhE9U
マリュー×アスラン いきます。
設定はまだ戦争中で。フラガとの関係はお任せします。(でてこないので)



瞼を閉じると、思い出したくもない光景がよぎって、
アスランは行く所もなく、ジャスティスを眺めていた。
「アスラン、眠れないの?」
「キラ」
たまたま通りかかったキラには、友達のおかれている状況が痛いほどわかった。
自分達が背負った重圧。
「無理する必要はないと思うけど、眠った方がいいと思うよ」
キラはまるで独り言を言うように言葉を続けた。
「マリューさんってさ、すごく、暖かい人なんだ。お母さんみたいだって言うと怒られるんだけど。僕が眠れないときは時々添い寝してくれるんだ」
アスランもきっと眠れると思うよ。
そう微笑んで、元々の目的の場所へと向かってすべっていった。

800名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:26 ID:9tREhE9U
マリュー・ラミアスに髪をなでられながら寝息を立てるキラを思い浮かべて、アスランは、『キラは子どもだな』とフリーダムを見た。
目の前のガラスに映る自分に視線を移すと、その端にマリューがいた。
エターナルでの会議が終わって、まだアークエンジェルに戻っていなかったようだ。
「さっき、キラくんと会ったわ。眠れないんですって?」
そういってふわりとアスランの横にマリューが降りた。キラの言うように暖かい微笑み。
「お母さんだなんて失礼よね。まだそんな年ではないのよ」
決して怒ってなどいない笑顔。アスランはその温かさに触れてみたいと思った。
キラが子どもなら、俺も子どもだ。
マリューはいたわるようにアスランの髪を撫でた。

801名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:28 ID:9tREhE9U
アスランは先にベッドに潜り込み、制服がしわになるからとファスナーを下ろしているマリューをぼんやりと見ていた。
「いつもあなた達に重荷を背負わせてごめんなさいね」
マリュー自身だってつらい思いをしてきたはずなのに、囁く声はとてもやさしい。
ベッドに身体を横たえ、マリューはその腕をのばしてアスランの頭を引き寄せた。アスランの髪の上を滑るようにマリューの手のひらが動く。
アスランの頬にはマリューの柔らかい乳房の感触。つるつるとしたスリップの下にみえる肌。
頬を押し付けると抵抗する弾力、想像よりも大きく暖かいマリューの母性の部分。
身体を寄せてくるマリューに腰を引くアスラン。
アスランの変化に気がついたマリューはアスランの頬を撫でる。
「いいのよ」

802名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:31 ID:9tREhE9U
アスランは口の中にたまった唾液をごくりと飲み下すと、恐る恐る目の前の谷間にくちづけた。
二人しかいないのに、他の誰にも見つからないようにそっと手を動かしてマリューのブラジャーをずらした。
あらわれたそれを隠すように急いで吸い付くとマリューは身じろいだ。
「んっ…」
唇の上で硬くなっていく様子にアスランは興奮した。もう片方は手でただなでていた。胸の中に広がる安らぎと沸き上がる焦り。
アスランは自分がすべき事を必死で考え、マリューの唇に自分の唇を押し付けた。マリューのような大人からすればキスですらないかもしれない。
マリューはお返しのように軽くキスをすると、アスランのシャツを脱がしながら言った。
「無理しなくていいのよ。気持ちよく眠れるようにしてあげるから。あなたはあなたの思うようにしていて」
マリューの唇につられて身体を動かすと、アスランは仰向けになった。マリューの髪が頬にかかる。
視線はやはりマリューの胸にあった。いつのまにかブラジャーは消えていてスリップからこぼれた乳房がときどき身体にあたる。
柔らかすぎる感触。その度に目眩を起こしそうになる。頭に血が上る。
アスランの血液がどんどん集まってくる。一点に集中していく。

803名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:36 ID:9tREhE9U
マリューの唇はアスランの肌をつたい、当たり前のようにベルトをはずして侵入してきた。
「ああっ、マリューさんっ」
「どうしたの? いやだったらそう言って…ね」
相変わらず優しい顔にアスランは抵抗など出来なかった。この後起こると思われる行為に期待すらしていた。
「いやだったら、こんなふうにはなっていないわよね」
嬉しそうに笑うのにいやらしさがないこの人はいったいなんなんだろう。
そう思ったアスランの目に飛び込んできたマリューの赤い舌は反対にいやらしくて慌てて目を閉じた。
アスランの自身に絡み付くマリュー。暖かく這うのはきっと舌。リズミカルに動くのは優しい指。
「…っ」
唾液が絡み付く音が聞こえる。マリューの口がアスランを吸い出すように圧力をかけてくる。
アスランが今まで自分で処理してきたのとは比べ物にならない快感。
マリューが動く度に血液が痙攣を起こしたように押し出される。
マリューの手は引きつってきたアスランの太股と張り詰めたアスラン自身をなでている。
このままいってしまうのは恥ずかしいような気がしてアスランは必死にたえた。
「あ、あの…っ」
「出してしまえばきっと眠れるわ。私の事は気にしなくて大丈夫よ」
口の中の温かさにアスランは追い詰められていく。
「っむっ…」
自身をくわえるマリューを直視した瞬間、アスランは果てた。

804名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:41 ID:9tREhE9U
「ご、ごめんなさ…」
逃げようとするアスランの足を抱えてマリューはアスラン自身をゆっくりと舐めた。
果てたばかりだと言うのにまた張り詰めてくる。
「もう一度出さないと眠れないかもしれないわね」
聖母の微笑みがアスランにそそがれる。
確かにマリューの言う通りこのまま安らかに眠りが訪れるとは到底思えない。
アスランには自分だけが気持ちよくなってしまった申し訳なさに身体を起こしてマリューを見た。
形がはっきりとわかる乳首。硬くなっていると言う事だ。
この人に添い寝をしてもらっていると言うキラ。当然今のようなことをしてもらっていると言う事だろう。
でも、その後は? キラは、彼女にどうしているんだろう。
口でしてもらって、終わり、なのか?
自身はまだ硬い。
「キラ、キラは…」
「キラくんはキラくんよ。あなたはあなた。気にすることもないし、比べたりもしないわ。それより…私がどう思われているかの方が…不安だわ」
眉間にしわを寄せて悲しそうな顔を見せた。
「キラくんに頼まれたからって、友達のあなたにもこんな事…。だけど、あなたにしてあげたいと思ったからよ」
キスしてもいい?
ねだるような目にアスランはマリューを押し倒した。
「俺にも、させてください」

805名無しさん@ピンキー:03/10/02 19:43 ID:9tREhE9U
つづきます。

以前マリュアスを〜といっていた人がいたので、
書いてみました。
後半はアスラン×マリューになります。

漏れの中ではアスランは微妙に童貞キャラなんです。すみません。
806名無しさん@ピンキー:03/10/02 23:47 ID:F6hobGY+
キラvsカガリの王位継承者争奪戦編
『先に世継ぎの子を授かったほうに王位を与える』
それぞろ速攻で結婚して鬼のように子作りに励む2組の争い。
807名無しさん@ピンキー:03/10/03 00:10 ID:IRifC6qo
>>806
イイ(・∀・)!!

昼夜問わずアスランとカガリ、キラとラクスが(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
808217:03/10/03 00:12 ID:wZutIrS8
何というか、たった二、三文でこのような話が出てくるのが怖いw

>>805
乙です。マリューさん…ある意味娼婦なのかな…続き待ってます

放送も終わったし、
俺はヘタクソなのでしばらくロム専に戻ってひっそりと修行でもしようかななどと思ってます
というわけで今しばらくは最後というわけで、ポチ氏のようにリクというか選択?すべてを受ける事はできないけど
↓のうち一つか二つくらい、票の多かったものを書きたいと思います。
受付は今日の16時まで。同一IDは駄目です。

809217:03/10/03 00:14 ID:wZutIrS8
1 キララク
2 キラフレ もしもキラがフレイを助けられて再会できたなら?
3 キラカガ
4 キラマリュ ムゥのいない悲しみに明け暮れるマリューをキラは…
5 アスカガ
6 アスラク 婚約破棄のけじめをつける二人
7 ディアミリ
8 ラクカガ 「二人のヒメゴト」の続き。ラクスへの復讐に燃えるカガリだったが…
9 キラアスカガ 「少女の涙」の続き。キラとアスランは一日交代でカガリを抱いていたが…
10 キラアスラク キラとラクスが再会して抱き合って、部屋に入っていく二人を見たアスランは…?
11 キラカガラク キラへの想いを断てないカガリ。ラクスはそんなカガリに何を言ったのか?
12 アスカガラク カガリと進展がなく悩むアスラン。アスランはとうとうラクスに相談に行き…
13 アホな話
14 その他 (できる範囲で)

シチュのないものは任せてくれれば勝手に書きますが、細かく指定してくれればそちらで書きたいです
シチュがあっても気に入らなくてこうしてほしいと希望があれば、変えられる範囲で変えます
様々なシチュがあれば、どれかしら選ぶか、俺が考えて書きます。
鬼畜は書けません。攻守の逆転くらいならなんとか。
810名無しさん@ピンキー:03/10/03 00:17 ID:LOMbhhGz
>794
オーブは王制じゃないよ。
それにアストレイ読むと養子でも跡継ぎになることは可能みたいだ。
811名無しさん@ピンキー:03/10/03 00:26 ID:x3jBOtzj
>217氏
9を希望(´Д`*)モヘ

しかしそれで最後ってのもさみしいな・・・
217氏のssは激しく好きなんだ(ノД`)
まぁ本人が決めたことなら仕方ないか。リクssがんがってください!
812811:03/10/03 00:29 ID:x3jBOtzj
って復活の可能性もあるってことなのか?(・∀・*)
なんか早とちりしたみたいでスマソ。
動転してたのかね・・・恥ずかしいYO(´Д`;)
813名無しさん@ピンキー:03/10/03 00:30 ID:IRifC6qo
>>217
9キボン
キラアスカガ3P(;´Д`)ハァハァ
814名無しさん@ピンキー:03/10/03 00:32 ID:+5dbSPSm
>>809
4と8を足して
ムゥのいない悲しみから間違った愛に目覚めたマリューはラクスやカガリと・・・

きぼん
815名無しさん@ピンキー:03/10/03 00:38 ID:7i5yHB9K
>>809
7。ディアミリ。戦乱に区切りがついて、離れなければならない二人…
別れの前日の、ただ一度だけの夜の逢瀬…とかいうのを希望だけ出してみますw、
816名無しさん@ピンキー:03/10/03 00:50 ID:0bdP9PRT
217さんのエンディング補完、
正直キララクは好きじゃなかったのですが、これは素直に気持ちよく読めました。
涙を流して頑張るカガリたんせつない・゚・(ノД`)・゚・
いいものを読ませていただきました。乙でした。

修行など言わず、もっと沢山たくさん書いて欲しいです。
217さんのSS、好きです。
817名無しさん@ピンキー:03/10/03 00:54 ID:0bdP9PRT
>217氏

カプですが、5きぼんぬ、ということで
カガリたんが幸せな話が書いて欲しいです。
特に、一部、アスランはラクスに振られたからカガリたんの所に行ったんだ、と言う人がいますが、
ラクスだって、カガリほどアスランの地を引き出せなかったわけで、
アスランはラクスに振られなくても、カガリたんの方に惹かれていたと思うのです。
……というのを、アスラン視点、カガリ視点で補完して欲しいです。
この二人は、誰かの代わりとしてお互いを選んだわけではなく、
一番大事な人としてお互いを選んだんだ、というようなのを……。

つーか全然エロ希望じゃないですな。スミマソン。
あ、あとなにげに9、7も読みたいです。
特に7は、なるべくディアッガが馬鹿な内容をきぼんぬ。
あだち充の漫画ばりに馬鹿なディアッガを。
818名無しさん@ピンキー:03/10/03 00:54 ID:Y7V3gLqW
>809
14!
キララクとアスカガの4P。
なんかほろ酔いでお互いにいちゃつき始めてセクスの見せっこしたり。
819名無しさん@ピンキー:03/10/03 00:59 ID:QObOUPNS
>>809
2。
ここでは極少数派みたいだけど、キラフレ見たいのー。
820名無しさん@ピンキー:03/10/03 01:06 ID:bRj0Hnqc
漏れも2は見たいと思った。フレイはキラになんて言うんだろうか気になる
821黄昏の文芸作家:03/10/03 01:22 ID:y7nDI/oD
俺も…2…かな…。じゃあ、>>755の続きでも…コソーリと投下…するか…。

「んぁ…あ…?」
 いつの間にかオルガはまどろんでいた。見知らぬ天井が目に入り、一瞬だけ困惑する。
「(俺…何やってたんだっけか…)」
 よく見れば自分はベッドに寝かされているではないか…そう言えば、ナタルに呼び出されて
「抱いてほしい」と彼女に告げて、ベッドに腰掛けた状態で抱いてもらったはずなのだが…。
「(…寝ちまってたのか)」
 ナタルに抱かれた瞬間、鼻腔をくすぐる良い香りがしたのをオルガは今でも覚えている。
普段ナタルは任務中に香水などささず、口紅程度の着飾りしかしない性質(たち)だが、
オルガが抱いてもらった時にはたしかに甘い香りがしたはずなのだ。
「(マジでいい匂いだったな…あんま艦長とは話さなかったから気づかなかったぜ…)」
 と、そう言えばそのナタルはどこに行ったのか。自分はベッドに寝かされているし、隣の
仕事部屋にもいる気配はない。寝室にはいないが、彼女の制服が散乱している所を見ると…。
「(何だよ、俺に散らかすなって言う割りには艦長だって…って、そういう問題じゃねえ!)」
 よく見れば寝室の横の艦長専用のバスルームに明かりが…という事は…。
「(ゴキュ…か、艦長…風呂入ってんのかよ…?)」
 よくよく耳を澄ませばバスルームからはシャワーの滴る音が聞こえる…どうして気づかなかったのか。
「(な、何だよ…またドキドキしてきやがった…お、おちけつ! いや、落ち着け!)」
 薬が切れた時とはまた違う苦しみがオルガを襲う…要するに…心の葛藤…?
「(こ、こういう場合はどうすりゃいいんだ…? 黙って帰る方がいいのか…それとも…)」
 確かにナタルは魅力的であると思う。今まで悪態ついていたため気づかなかったが、オルガ的
には何かこう、甘えさせてほしくなる母性の様なものがある。それに自分を人間扱いしてくれた
のは彼女が初めてであるし…。
「(や、やべえ…体が勝手に…)」
 それは作品が違うぞ、オルガ。少尉には間違いないが…。
822黄昏の文芸作家:03/10/03 01:24 ID:y7nDI/oD
「(サブナック少尉も根は純真な少年なのだな…ともあれ、心を開いてくれた様でよかった)」
 寝室では目が覚めたオルガが心の葛藤に苦しんでいるとは知らず、ナタルは艦長としての自分
に少しだけ自信がつき、流れるシャワーをその身で受け止めていた。
「(だが、残るはブエル少尉とアンドラス少尉か…あの2人も個性的な子達であるし…ふぅ…)」
 ナタルに残された課題はまだまだ多い。まあ、ここは1つシャワーでさっぱりした後にでも
考えるとしよう…オルガもまだ寝ている事だし…などと考えていたら…。
 ガチャ。
「(…ガチャ?)」
 バスルームは念のため、髪の毛が排水溝につまったりしてキエルとソシエの二の舞を踏まない
様に設計されている(それ以前にその2人は種には関係ないんじゃ…?)。が、どうしても
設計の関係上、バスルームは内側からのロックができないのだ。
 無論、ナタルはそんな事をお構い無しにシャワーを浴びていたのだが…。
「よ、よぅ…」
「サ、サブナック少尉ッ!?」
 湯気の立ち込めるバスルームへの突然の来訪者…言うまでも無く、煩悩に勝てなかったオルガだった。
顔を真っ赤にしてナタルの方を見つめるも、彼女の方もいきなりの展開で何が何やら…。
「しょ、少尉? 寝ていたのではなかったのか…!?」
「い、いや…目が覚めちまったから…艦長、どこ行っちまったのかな…って…」
「み、見ての通りだ…! だ、だが、上官の入浴中に許可も無く勝手に浴室に入られては困る…!」
「あ…わ、悪ィ!」
 オルガの目に映るのは、シャワーによって塗れたナタルのしなやかな肢体…困ると言われても、
勝手に目がそちらに移るので仕方がない。普段は制服の下に隠れているが、ナタルもかなりの
スタイルの良さである。オルガでなくても興奮せずにはいられないだろう。
「マ、マジで悪ィ…俺…艦長にやましい気持ちがあったつーか、無かったつーか…出てくわ…」
 湯気のせいか上気しながら、しどろもどろに話すオルガ…説得力なさすぎだが…。
「ま、待て、少尉!」
「…?」
 思わずナタルも呼び止めてしまった。タオルが無いため、腕で胸を隠しながらオルガに呼びかけ…。
「その…君の無礼を咎めるつもりはない…よ、よかったら、少尉も浴びていかないか…シャワー…」
823黄昏の文芸作家:03/10/03 01:24 ID:y7nDI/oD
「い、いいのか…?」
「ほ、本来なら消灯時間なので一般兵のシャワールームは使えないからな…まだ浴びてないのだろう?」
「あッ、ああ…アンタと離した後に浴びるつもりだったからよ…」
 お互いにぎこちなく会話するオルガとナタル…こういう状況は特異な雰囲気を醸し出すのかも
しれない。それがロクに異性の事を知らない男女なら尚更である。
「で、では服は外に脱いでおけ…あと、私の分のタオルを取ってきてくれないか…?」
「わ、分かった…」
 オルガにとって、これは喜んでいい事態…なのか? 異性と同じ浴室に入った経験など、無論
ない。しかも今回は上官であるナタルからのお誘いだ。
「(上官からの命令…って事にすりゃ、少しは気が楽かもな…)」
 いそいそと服を脱ぎ捨て、ナタルに言われた通り彼女の分のバスタオルを手に取るオルガ。
自分の腰に巻くタオルを取り忘れなかったのは、まだ理性が残っている証か…?
「…取ってきたぜ」
「ご、ご苦労、少尉」
 オルガの手からバスタオルを受け取り、体に巻くナタル…さすがに未成年には刺激が強いと
思ったのか? が、当のオルガはそんな彼女の一挙一動に目が離せず…。
「しょ、少尉…! あんまりジロジロ見ないでくれ!」
「あ…あぁ」
 取り合えずオルガをシートの上に座らせ、シャワーを頭からかけてやることにする。まずは
頭を洗ってやろうとナタルは考えたのだが…よくよく思うと、男の髪を洗うなど初めてなワケで。
「え、えーと…少尉、熱くないか…?」
「丁度いい具合だと思うけどよ…か、艦長、頭洗ってくれるのか…?」
「そ、そのつもりだ…何分、初めてなもので…痛かったら言ってくれ」
「りょ、了解…」
 高さ的にオルガの頭の位置くらいにシャワーヘッドを固定し、ナタルはシャンプーを十分に湿った
彼の髪に付け始める。普段整えられた髪が、ナタルに手によって泡に包まれていき…。
「(やべえ…マジでやべえ…こんな事艦長にしてもらってるのがおっさんにバレたら…(((( ;゚Д゚))))」
 きっと、おやつ抜きだ。そうだ、そうに違いない。クロトとシャニに取り分が回ってしまう…?
824黄昏の文芸作家:03/10/03 01:27 ID:y7nDI/oD
ナタルが美容院のお姉ちゃんみたいでスマソ…罪悪感に駆られながら…寝るよ。
825名無しさん@ピンキー:03/10/03 02:41 ID:Z1HThJ0I
みつめてTONIGHT
826ポチ@駄文職人:03/10/03 02:42 ID:1T1ruSS5
>>805
マリュアスと書いてたのは多分自分です。まさか投下してしてくれる神がいたとは!
・゚・つд`)・゚・
激しく萌えました!続き楽しみにしています!

>217氏
もリク受付ですか〜!頑張ってください!ということで私もリクさせていただきます。

どしよ・・いっぱいありすぎて・・w

エザリア×アスラン
エ「息子のイザ−クがお世話になってるお礼に・・」
ア「えっ、あっ!ふ、服を着てください//」ガバッ
ア「ああっ!そんなこと」
ア(あぁもう我慢できない、ごめんイザ−ク・・)

なんてのもいいけど

14で気持ち的
カガリ→アスラン→ラクス→キラ→フレイ でラクスの元へ戻ってしまいそうなアスを引き留めるため奉仕しまくるカガリタンというのでお願いします(*´д`)ハァハァ
827名無しさん@ピンキー:03/10/03 02:48 ID:3kL62a1C
このスレはアスランスキーとカガリスキーが多いと見た。
828名無しさん@ピンキー:03/10/03 03:08 ID:3kL62a1C
しかし漏れはマリュー萌え。
829名無しさん@ピンキー:03/10/03 03:25 ID:Zlncc42K
漏れはフレイスキーだよ。だから2キボーン。

エロくてけなげで生き残ってたらイイ女になったはずなのに・・
830名無しさん@ピンキー:03/10/03 03:26 ID:Yz+48Pts
>>809
9希望
なんか最近消極的な217氏
そう思うのは私だけか
何かあったのか
私たちのせいか
さみしいな〜修行かぁ…
831名無しさん@ピンキー:03/10/03 04:19 ID:cPTGgSFX
やべーオルナタ最高・・・ぎこちない会話萌え過ぎです。
ご自分のペースで全然構わないので
これからも続けて(*´Д`)ハァハァさせて下さいでつ>黄昏氏
832名無しさん@ピンキー:03/10/03 04:24 ID:Jf6LAULo
>>809
俺も7でお馬鹿ディアッカを。

>>824
オルガのファイナルベント大発射を期待してます…w
833名無しさん@ピンキー:03/10/03 07:49 ID:fys2uTA/
8希望。百合ハァハァハァハァハァハァなので11、12あたりでも…
834名無しさん@ピンキー:03/10/03 09:16 ID:rVf2kuxn
>217氏
氏の書かれるアスカガ、カガリの意地っ張りさが非常に可愛くて激萌えです。
なんで5といいたいとこですが、9の3PでFA
いや、しかしディアミリも棄て難い う〜〜ん悩んでしまった。
835名無しさん@ピンキー:03/10/03 09:46 ID:kbWirD2w
>217氏
9キボンといいたいところだけれどやっぱ2で
836名無しさん@ピンキー:03/10/03 10:08 ID:/y4FqDTt
>>217
12・・・が無理なら13で。
ラクスとカガリ、できればフレイとも仲がいいところがみたい。
本編で叶わなかったので
837名無しさん@ピンキー :03/10/03 11:43 ID:e/GxZieH
>>809
もしよろしければ14番で、イザークとフレイの喧嘩しつつも仲が良いという感じの話
をお願いしたいのですが…。
838名無しさん@ピンキー:03/10/03 13:52 ID:ZeunwVuh
>217氏
9希望。一日交代で…というネタなら、さりげに張り合う
キラとアスランとゆーのが見たい
839名無しさん@ピンキー:03/10/03 17:45 ID:GTwI1s/8
イザカガはないかなぁ・・・・・
840名無しさん@ピンキー:03/10/03 18:04 ID:0bdP9PRT
>838
さりげに張り合ってると言う事は、
カガリはやる気満々な二人の間で
毎晩大変な目にあってるわけですね(;´Д`)ハァハァ
841名無しさん@ピンキー:03/10/03 18:06 ID:0bdP9PRT
あ、エロ無しでいいからディアカガが見てみたい。
「グゥレイト!」と「馬鹿!」で構成される会話が見たい。
でもカガリって、ディアッガの存在すら意識してなそうな罠。
842217:03/10/03 18:22 ID:hI13Cq93
なんじゃこりゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
正直、俺だし三、四レスくらい返ってくればいいなぁと思ってたけど…
このスレ、こんなに人居たのか…
一人でたくさん票を入れてくださった方については、文章から判断させて頂きました
なんか、読み手側が何を見たいかがわかってすごく勉強になりました。
今まで俺は何をやってたんだろう…
リクして下さったものは全て…特に14を選んでくれた人の話は書きたいのですが…
スイマセン。時間も、精神力も、たぶん持たなくて書ききれません…
申し訳ありませんが、前に上位二つくらいと書いたので…
5票で一位の、キラフレ、キラアスカガで書こうと思います。
ちなみに、7が2票、5が2票、14が4票、8が1票、12が1票です

>>811
ありがとう…すごく嬉しいです。けど、自分で決めた事ですから。
文章の拙さはやはり否めないから、せめて人並みになりたいのです。
復活も…する、かもしれません。ロムりながら決めたいです。
>>816
ありがとうございます。なんか、あの話は書き終わってから や っ ち ま っ た
と思ってましたんで嬉しいです。たくさん書いてほしいとの事ですが、最近質より量な自分が…
とりあえず、二作品を読んでくれると嬉しいです。816さんのリクに答えられずごめんなさい。いつかは書きたいシチュなのに…

>>830
消極的…か。まぁいろいろ現実でも鬱な事があったからかも。けして、このスレの人のせいではありません
あとは、最近なんだか俺って駄目だなぁと思ってしまうのです。だから、冷却期間をと…
>>841
スマソ、時間切れっす。ゴメンナサイ

どのくらい時間かかるかわかりません。気長に待っててほしいです。
843名無しさん@ピンキー:03/10/03 18:56 ID:3c+4jKOA
キラフレクル━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!
217氏が書いてくれますようにって神社でお願いした甲斐がありますた。
844名無しさん@ピンキー:03/10/03 19:37 ID:bRj0Hnqc
>>217
ヤターーーッ!キラフレクル─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!
冷却期間を経て通常の3倍になって戻ってくるのを楽しみにしてます。
845名無しさん@ピンキー:03/10/03 20:30 ID:JrIgQWEP
>>816
一応誉め言葉なんだろうけどさ、キララク好きじゃないってのは余計だろぉ?
キララク好きもいるんだからさ。
846名無しさん@ピンキー:03/10/03 20:49 ID:t6wgB4ZO
>>845が余分。
847名無しさん@ピンキー:03/10/03 20:51 ID:bRj0Hnqc
>>845は添加物
848名無しさん@ピンキー:03/10/03 22:38 ID:fFj6tpzg
>823
おやつ抜き・・・心配するのはそこか! 可愛いじゃないか。
母性のナタル、初々しいオルガ。続きが気になってしまいます。
さー、夜のファイナルベントは果たして炸裂するのか?
849名無しさん@ピンキー:03/10/03 22:43 ID:NqPYIMRO
age
850名無しさん@ピンキー:03/10/03 23:07 ID:sg2tOte1
>>846-847
そう言う反応ってどうなんだ?

>>845
そう思ってた。何か微妙だよなと思いつつ、ツッコミ入れるのは
よしといたけど、やっぱキララク好きな人がいたら気に障るよな。
851名無しさん@ピンキー:03/10/03 23:08 ID:pk5dttF8
なあなあ。ラクスって処女なの?
852名無しさん@ピンキー:03/10/03 23:32 ID:QWNAwp88
「おまえらっ! 私をどうするつもりだっっ!!」
四肢を拘束された椅子の上でカガリ・ユラ・アスハは高らかに吼えた。
部屋の中は闇に包まれており、唯一剥き出しの電球がカガリの座る椅子の
頭上を照らしていた。周りを取り囲む男達の数は五人。
全員が銃器を携帯し、黒いつなぎを着込んでいる。外には他にもいるのだろうか――?カガリが身体の自由を奪う拘束ようの縄を引きちぎらんばかりの勢いで叫んでも、その中の誰一人として反応を返す者はいなかった。
それが返って不気味で、カガリの背筋に冷たい悪寒が走った。
「何とかいったらどうなんだ!? えぇっ!」
気持ちを暗くする不安の霧を振り払うようにカガリは一層強く叫んだ。

「おやおや…仮にもオーブの姫君ともあろうお方が
ずいぶんと乱暴な言葉使い……平和国家オーブの名が泣きますよ……カガリ・ユラ・アスハ様」

853名無しさん@ピンキー:03/10/03 23:33 ID:QWNAwp88
一条の光が部屋に差し込み、誰かが部屋に入ってくる。
カガリは声の主をきっと睨んだ。
「…お前、誰だ?」
やせこけた頬に、張り付いた様な笑顔を浮かべた一人の男。
「手荒な真似をして申し訳ありませんでした。なにしろ、事は急を要するもので……
手段を選んでいる暇[いとま]はなかったのですよ……そこの所をどうか、考慮の上
ご理解頂けますと、我々と致しましても――」
「お前が誰だか聞いているんだっ!!」
男が口上を言い終えないうちにカガリの怒号が後の台詞を吹き飛ばした。
「―――…」
男は片手の人差し指と中指で眼鏡を直すと、神経質そうに眉を潜めた。
「…失礼致しました。私の名はエリゴール。地球軍の相談役、とでも申しましょうか……あなた方同様、戦乱のない世界を望む同志です。以後、お見知りおきをカガリ様」
薄い唇を左右一杯に歪め、エリゴールはわらった。
「…それで、『戦乱のない世界を望む同志』がこんな平和的な方法でわたしとコンタクトを取って何がしたいんだ?」
皮肉をあからさまにカガリが言う。
854名無しさん@ピンキー:03/10/03 23:34 ID:QWNAwp88
「先程も申しました通り、事は急を要します。…オーブの新政権の方――
キサカ様では埒が開かぬので、オーブ新政権の象徴で在らせられるカガリ様に、
直接合ってお話をと思い…結果、このような手段に訴えた事については私どもと致しましても心苦しい限りです」
(キサカが…)
恐らくは公務に忙しいカガリに余計な負担はかけまいと、
キサカは闇の部分を一手に背負っていたのだろう。
守る事。戦うこと。今のカガリがすべき事はそのどれでもなく、
そのどれよりも辛い道だ。今の彼女に出来るのは、父ウヅミが愛した
オーブを再建すること――
国の再興。そう一口に言っても、無数の困難が付きまとうだろう。
実力者ウヅミ亡き後の親類縁者の策謀。モルゲンレーテ社の遺産。
数万人を超える帰る家を失った流浪の民。

しかし――…それでも、人が戦火に塗れる事の無い国を、世界を――――

『彼』も、見上げた宇宙(そら)の果てで頑張っているはずだから……
855名無しさん@ピンキー:03/10/03 23:36 ID:QWNAwp88
〈SIGN〉
「ちょっと待ってよ、アスラン!」
キラ・ヤマトは前方を行く親友を慌てて押し止めた。
「待ってなどいられるか! カガリがさらわれたんだぞ!?
 場所がわかっているのなら乗り込んで助ける――!!」
「無茶だよ! 敵の規模も分らないって言うのに…
量産機のジンで出撃しても返り討ちにされるだけだよ!!」

「それでも――…あいつを放って置けない……!!」

決意を込めた表情でアスラン・ザラは向き直る。

その胸に、光る石が…彼の苦悩を感じ取った様に輝いた。哀しく……
856ID:QWNAwp88:03/10/03 23:42 ID:QWNAwp88
え――・・・本来ならば、了承を取ってSSを載せるべきだったのですが・・・
書いた勢いで載せてしまいました…反省。

ここしばらく書いていなかったせいか、才能がないせいか、
文章が拙いのですが、こんな作品にもご批評いただけると幸いです……
857名無しさん@ピンキー:03/10/03 23:46 ID:7D1pj1Ct
SSって、了承なしで載せちゃだめなのか?
他の人が書いてるのにリアルタイムで割りこむ、とかでなければ
書いたもんを載せるのは自由だと思うんだが。

それはさておき、とりあえずここまでは萌え。
カガリたん頑張ってる、アスラン格好いい。
けど、エロパロ板だという事を考えると、
カガリたんファンの自分としては不安が……。
なるべく苛めないであげてください(;´Д`)
今後も期待しています。
858名無しさん@ピンキー:03/10/04 00:19 ID:DYigBgQk
>>856
乙。
強気な拘束カガリたん萌え。
一番に突っ込んでいきそうな弟者が引き止め役なのが意外かも。
カガリたんファンとしてはエロパロ板ということで
相当な苛めを期待していますが何か?(;´Д`)ハァハァ
自分も期待しています。
859名無しさん@ピンキー:03/10/04 00:23 ID:Pc5RTDP0
この後輪姦だったら俺はスルーだな。
まあもちろん書くのは自由だから、がんばりや。
860名無しさん@ピンキー:03/10/04 00:36 ID:SzqhAnJz
拘束といえばボンデージ(ハァハァ)
縄師の技に悶えムチにのたうつカガリタソ・・・・
挿入もローターとかだったら快感無間地獄っつー感じ?
壊れた後のリハビリは愛する人の生身で・・・・
って、たぶん全然違うシチュを妄想してしまいますた(;´Д`)
861名無しさん@ピンキー:03/10/04 01:01 ID:K9CBSAto
>>859
そう言うことは、思ってても書込まないでおくべきだろ?
何か最近多いよな。一言多いって言うかさ。
862名無しさん@ピンキー:03/10/04 01:56 ID:p8LJZH75
>>861
なんか俺の行くエロパロ板のスレどこも最近そんな感じなんだがなんでだろ(;´Д`)
863レーザースライサー:03/10/04 02:36 ID:skwKQIyD
>831
一瞬、オルタナかとw
(わからない人のために:オルガの中の人が出演した『仮面ライダー龍騎』に『仮面ライダーオルタナティブ』と言うのが出てきたんです。
ぶっちゃけ偽ライダーですが、某嫌北スレではオルガが成り行きでそれに変身したりw)

皆様、頑張って下さい。僕は三人娘×ロゥが読んでみたいです。
864名無しさん@ピンキー:03/10/04 10:36 ID:M79mwadH
>861 >862
確かに一言多いかもしれないけど、
やっぱ好きなキャラはあんまりひどい目にあって欲しくないんだろ。
漏れは種ではじめてその気持ちがわかったよ。
これまでは、本編は本編、エロはエロで、全く別物として見れたから
エロパロでは、陵辱でもなんでも別にいいよ、という感じだったが
なんか種では、そういうのが見てて悲しい(;´Д`)

例えば他のスレでも、食人系とか、惨殺系が出てきたら
文句言う奴はいるだろ? で、それは変だとは思わないだろ?
リンカーンを嫌だと言うのも、言う方的にはそれと同じようなもんだよ。多分。
865名無しさん@ピンキー:03/10/04 10:41 ID:M79mwadH
> ID:QWNAwp88
で、それはさておき感想ですが、
文章は、会話が多くて読みやすいし
全然文句ありません。

漏れ的にもリンカーンな展開よりは、
脱がされちゃったりぶたれちゃったりはしても
(カガリはMだから、それぐらいは……)
最後の一線を超える前に、アスランが助けに来てくれる展開をきぼんです。
866601:03/10/04 11:15 ID:zPSspxDb
ども、イザカガの601です。
今回はあれの続き書いてたんですが、
これ以上イザークと絡ませるのは面倒なことになりそうだったので(ぉぃ
急遽路線変更してカガラク書きました。
これまたデキが悪い(エロ中途半端、ギャグ中途半端)ものになりましたが、とりあえず載せさせてもらってもいいですかね?
867名無しさん@ピンキー:03/10/04 11:19 ID:G9DomyfN
>>864
だから、その場合は、スルーすればいいんだろ。
虐殺系とか目に余るものなら注意くらいは必要だろうがな。
だいたいリンカーンモノなんて、有りがちじゃん。エロパロのお約束の一つだろうが。
868名無しさん@ピンキー:03/10/04 13:03 ID:UFNVHfhR
>>866
601さんのイザカガ面白かったんでコソーリ楽しみにしてたのですが、
カガラクも是非見たいッス
>>857の言うように、SS投下前にいちいち許可を取る必要は無いと思うんで
ガンガン書いて落としていって下さい。
職人様は皆神様ですからヽ(´〜`)/

カプの話うんぬんは皆種キャラを本当に愛してるんだなぁと思わせられたり。
まぁここは大人板なんで、個人個人理性を利かせてマターリイキマショイ
869601:03/10/04 13:40 ID:zPSspxDb
では・・・本当にガキっぽい文章ですが・・・


第二話   「イザークはほっといてさっさと次いこうか」

最初はやっぱりイザリンです。

うーん・・・ほんの数時間の間に、ずいぶんとフヌケた顔になったなぁ・・・
あのあと、無駄に親切なクルー達の好意で、部屋を一つもらった
もちろん、一人部屋だ、母上も心配だが、多分うまくやっているだろう、帰るのが遅れても何とかなる。
それはともかく、最近は怒ることがなく、俺が俺でないような・・・
いや、いいことなんだけどさぁ・・・なぁ?
痔「おい!」
!!何時の間に!!っていうかどうやって?どこにでも居るな、コイツ。
痔「心配して見に来てやったんだよ、どうしたんだ?悩みでもあるのか?言ってみろ、ホラ。なぁホラ!この俺に!」
・・・俺はまだ何も言ってないんだが。
痔「お前最近おかしいな、いつもの勢いがないぞ?」
イ「いや、なんでもないんだ。」
痔「また出たよ!『なんでもない』そういうときは大抵悩み抱えてんだろうが!!」
イ「・・・本当に何でもない。」
痔「なぁ、俺がどんだけお前の相棒やってるか知ってんだろ?言ってみろって。」
イ「(いつから相棒になったんだろうか・・・)今は言えん。」
痔「ふぅ・・・まぁいいや、でもいつか・・・ん?通信?・・・!!ミリィ!!何何?え?今?・・うん、すぐ行く!
  ・・・・そういうことだ、残念だけど・・・実戦訓練だ!」
イ「あぁ。(幸せそうだな、殴りたいほどに。)」
870601:03/10/04 13:42 ID:zPSspxDb
結局何がしたかったんだかわからんが、気持ちだけは受け取っておこう。
・・・・あぁ駄目だ!また暇だ!何もすることねぇ・・・・寝よ。眠いし

??「おい」

今度は何だよ・・・振り向くと・・・
カガリ「よっ。」
イ「!!!!!!!!」
俺としたことが・・・ベッドから落ちてしまった、うーむ、かっこ悪い・・・
カ「どうした?最近顔見ないぞ、何かあったのか?」
イ「・・・ヨッコイショ(ベッドによじ登る俺)・・・・なぁなぁ。」
カ「ん?何?」
イ「どーしてそう、無神経に明るく居られる?気まずいとか思わないのか?」
カ「ハァ?何の話だよ?」
イ「だから・・・この前の・・・アレが・・・」
カ「何お前、そんなんで落ち込んでんのか?
  お前は何も悪いことしてないだろ?どうしてそんなに鬱になってんだ?」
イ「うむぅ。」
カ「・・・あ、お前、もしかして・・・今したいんだろ?」
イ「あ、いや、俺とていつもいつもそんな・・・」
カ「・・・いいんだぞ・・今、ここでも・・キーロックは最高レベルに上げておくから」
イ「すまん、今はちょっと気分が乗らない」
カ「そ・・か・・・ごめんな、いきなり、じゃぁまた・・・・・はやく元気になれよ・・・・」
何なんだこの半シリアスなノリは!
俺だって・・・俺だって・・・まぁいいや、寝よ。眠いし。ネタもイマイチ冴えないし。
871601:03/10/04 13:45 ID:zPSspxDb
で、このバカが寝ている間は・・・・
カ「ったく、素直じゃないよなぁ。・・・あ、そーだ、キラの奴でもからかいに行くか!」

移動は省略。さぁてついたぞ・・・

ここだったよな?キラの部屋。
カ「あーけーるーぞー」
言い終わる前に開ける。そこには毎度のことながらピンクのお姫様・・・とキラ。
ラ「あらあらいらっしゃい。今ちょうど眠ったところですわ」
コイツのしゃべりは苦手だ、なんつーか、こっちのペースにもってけない。
カ「寝てるのか・・・じゃぁまた今度・・・邪魔しちゃ悪いしな。」
ラ「まぁまぁ・・・そう仰らずに・・・少しゆっくりしていってください・・・」
といいつつちゃっかりキーロックをかけるお姫様・・・え?キーロック?
カ「いや本当にいいって」
ラ「では早速お茶でも・・・」
聞いちゃいねぇよコイツ。
ラ「はい・・・お・ま・た・せ・・・・」
カ「あぁ、ありがとう・・・いただくよ」
ラ「こうして二人っきりというのも・・・・いいですわね・・・」
カ「・・・そ・・・そうですわね・・・」
ラ「こうして見ると・・・本当にそっくり・・・可愛い・・・」
カ「そりゃぁ・・・」
ラ「本当に・・・」
カ「(目がヤバイ、獲物(男)を見る目だ・・・動けん・・)」
ラ「最近はキラも元気がなくて・・・ご無沙汰ですの・・・」
カ「そ・・・そうか・・お・・お互い大変だな(どこも同じか・・・)」
872601:03/10/04 13:48 ID:zPSspxDb
ラ「そこで・・・」
ラクスがゆっくり覆いかぶさってくる・・・回避するわけにはいかず・・・
だけど・・・いい匂いだ・・それに髪の毛もさらさらしてて長くて・・
このままでもいいかな?・・・なんて・・・
ラ「やっぱり・・・そっくり・・・」
私の頭を優しくなでるお姫様。
ラ「あの・・・キスしても・・・」
カ「・・いいよ」
ゆっくりと顔が近づいてくる・・・
唇が重なる、やわらかくて気持ちがいい。
心なしか、ラクスの体温が高くなっているような・・・
ここまできたら・・・やってやるよ、あぁ、やってやるとも!

ラクスを「お姫様抱っこ」してベッドへ。キラが隣のベッドで寝ているが、気にしない気にしない、女同士なら文句は言えまい。
カ「さーぁ・・・どうしてやろうかお姫様・・・」
ラ「お好きなように・・・今の私はあなたのものです・・・」
キラん時もこんな感じなのか?とりあえず裸になってもらおう、まずはモモ太郎コス(以下略
ラクスの白い肌が露になる。
カ「肌、綺麗・・・」
ラ「いやですわキラ様・・・あ、ちがった、カガリ様」
カ「(天然炸裂ですか、そうですか)・・・いいよキラで、今日は私がキラだ」
873601:03/10/04 13:49 ID:zPSspxDb
言いつつもう一度、さらに深くキスをする、舌を絡めて・・クチャクチャと卑猥な音が響く。
ラクスの目は既に涙ぐみ、「もうどうにでもしてください(はぁと」な感じ。
ラ「キ・・カガリ様、そろそろ・・・」
カ「何?何をして欲しいって?」
ラ「あの・・・」
カ「そんな声じゃ聞こえないぞ」
ラ「うぅ・・急にイヂワルになるなんて・・・ヒドイですぅ・・・反則ですよぅ・・・」
カ「そっちから誘ったんだろ?ホラ、早く言えって」
ラ「・・・わ・・・私を・・・気持ちよく・・・してください」
ケケケ・・・奇襲成功w
にしても・・他人を服従(?)させるのはいい気分だ、
世の男達(と一部の女達)はこの感覚を味わってたのか・・・何かムカツク。
カ「んフフ・・・じゃ・・最初は胸から・・・」
うーん、やわらかい・・・さすがに私より胸がある分、やわらかく感じる。
ラ「んっ・・・んっ・・・んぅぅ・・・・ん・・・」
寝ているキラを起こさないように意識しているのか、声を無理やり押し殺している。
いっつも部屋の外に聞こえるほど声だしてキラと×××してるクセに・・・知ってるんだぞ、コイツめ
こうなると、何が何でも声を出させたくなる。
そういうわけで今度は舌で攻撃するわけで・・・わけで・・・
ラ「んーっ!・・・ん・・ん・・・ぁ・・・ん・・・キ・・ラ・・」
お、結構感じてるじゃないか(最後のキラが気に入らないけど)。
さらに今度は乳首を甘噛みしてみる。痛くないように慎重にやってみる・・・やってみる・・・
ラ「あっ!・・・あ・・のっ!・・・それ・・はぁ・・・だ・・駄目・・で・・はぁ・・ん・・・あぁぁ・・・」
面白いように敏感に反応してくれるな、この娘。
ラ「はぁ、はぁ・・・・それは駄目だって、前も言ったのに・・・」
は?・・・あ、あぁ、そうか、今はキラか・・・って・・・アイツも同じことしてたのか・・・兄弟だな、やっぱ(しみじみ)。
カ「よかったかい?ラクス?(多分こんな感じに・・)」
874601:03/10/04 13:50 ID:zPSspxDb
ラ「・・はい・・・」
カ「じゃぁ、こっちも気持ちよくしてくれないか?」
ラ「はい・・・・」
一言言ってうなずくと、いつも通りといった感じで上に乗って来た。
やわらかい体と、めいいっぱい触れ合う、暖かくて気持ちがいい・・・と・・・
カ「!!あぁっ!!ちょ・・・ちょっ・・いきなりは反則・・・い・・あっ・・・」
片方の乳房をなれた手つきで弄ってくる、もう片方は下で乳首を転がされる・・・にしても、上手い・・・
ラ「おやおや・・・さっきまでの強気はどこへいったのでしょうね?」
いつの間にかキャラ変わってるし。
ラ「それに・・いつもよりいい声で反応して下さるのですね・・・うれしいですわ・・・」
そりゃ、女だからな・・・声は高いさ。
カ「あっ・・・も・・もう・・いいって・・・ばぁ・・んんん・・・ねぇ・・・」
ラ「まだまだ・・・」
!!!コイツ!舌がさっきより・・・
カ「ひゃぁ!・・あん・・・・ちょ・・あ・・も・・・だめ_____ッ」
イッてしまった。こんな早くに・・・
カ「はぁ・・はぁ・・・」
ラ「いかがでした?私の『テクニック』は?」
カ「・・・はぁ・・んなろ、今度はこっちだって・・・」
ちょっと強引に押し返す、少し驚いたようだが、抵抗はしなかった。
次はもちろん、あそこってやつを攻撃する。とりあえず指で適当に触る・・・
ラ「ん・・・」
やっぱり、ここは弱いみたいだな。・・・あ
カ「濡れてる・・・ほら・・」
少しなでた程度なのに指に粘液が絡みつく。恥ずかしそうにうつむくラクス。
ふふ・・・今度は・・・口で・・
875601:03/10/04 13:52 ID:zPSspxDb
ラ「い!あ・・ん・・ひぃ・・・」
ぴちゃぴちゃ音を立てて舐める・・・
舌でクリトリスを刺激してみる。
ラ「あ!それは駄目です!それは・・・あっ・・いぃ・・ぃぁ・・・」
効いてる効いてる・・次は指を入れる、もちろん、舌の動きは止めない。
ラ「や・・いぁ・・んッ・・あっ・あっ・・あっ・・だ・・め・・です・・・・・
  い・・いっちゃい・・・ま・・す・・・・ん!んぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!」
ラクスの腰が浮く、どうやらいくとこまでいったっぽい。
カ「いつも・・ここにキラの・・入れてたのか?・・・」
指を入れたまま聞く。
ラ「はぁ・・はぁ・・・それは・・・」
カ「声がちぃさぃよ!」
膣の指を激しく動かす。
ラ「あぁぁっ!!・・はひ・・・はい・・毎日・・・」
カ「私が男だったらナァ・・・(ボソ」  
ラ「私も・・・あなたが男性だったら・・・(ポッ」
男って、どんな感じなんだろ?・・・
ラ「では・・今度は二人で、気持ちよくなりましょう・・・」
カ「へ?」
いきなり本日3回目の同性とのキス。
カ「ん・・・ぷぁ・・何を・・」
ラクスは微笑しつつ・・・自分の性器を私の股間に・・・・
ラクスのここは・・・ぬるぬるしていて、熱くて・・・あっ・・
876601:03/10/04 13:53 ID:zPSspxDb
カ「う・・・ん・・きゃ・・」
ラクスが腰を動かし始める。
ラ「んふ・・さぁ・・・あなたも・・・」
続いて私も・・・
二人の性器がこすれあい、ぐちゃぐちゃと音を立てる、動かす度に愛液があふれる・・
ぐちゃ・・くちゅ・・くちゃ・・ぬちゃ・・
カ「うあぁ・・駄目・・とまんない・・・あっ・・」
ラ「キ・・・か・・・カガリ様・・私も・・・だめです・・」
腰の動きがさらに早くなる。
カ「あ・・・あた・・しっ・・・!!!!!!!!」
ラ「んぁっ・・・あっ・・・・・!!!!!!!!」
今度は二人で・・・
ゆっくり腰を離すと、ふともものあたりまでべっちゃべちゃで、糸を引いている。なんともいやらしい光景だ。
ラ「よかったですわ・・・カガリ様の・・・」
カ「え?・・・そうか、ありがと・・・あ、カガリでいいよ」
ラ「道具があれば、よかったですわね」
カ「道具?・・・まーいーや。シャワーっていいのか?」
ラ「どうせなら・・・一緒にはいりましょ・・・」
カ「あー、そーだな。一緒に入ろう。体中ベトベトだ」



カ「じゃーそろそろ帰るわ。・・・おいキラ、お前のお姫様、ごちそうさん・・・って寝てるよな、ククク・・・」
ラ「また来てくださいね、次は私の部屋で、いろいろ用意して待ってます・・・」
カ「(そういえば、ここキラの部屋だったか)おう、じゃなー。」
877601:03/10/04 13:55 ID:zPSspxDb
キラ「ねぇ・・・ラクス・・・・」
ラ「あら?起きてらしたのですか?」
キ「うん・・でね・・・ここが・・・硬く・・・」
ラ「あ、そろそろブリッジに上がらないと・・・ではまた・・・」
キ「あ・・・・・・ずっと起きてたんだけどなぁ・・・」

久々に、自分の右手と熱く語り合うキラであった・・・


完。

終了しましたー。
カガリの言動に「ー」が多いのは、ガキっぽさを演出するのに一役・・・買ってる?
言動がおかしかったりするのは・・・どうしようもないので指で隠しながら読んでください。

今回も、ことごとく文才のなさがにじみ出る一策でした。
でわー
878名無しさん@ピンキー:03/10/04 15:02 ID:1d6kqB/4
どうでもいいが、書き手が自分のことを卑下しないのもお約束。
「んなことないよー、素晴らしいよー」って言ってもらいたいように解釈されて、
過去いくつものスレが荒れてきた。
879名無しさん@ピンキー:03/10/04 15:27 ID:ljmKrj2n
職人さん乙っす!

>>878
言いたくなる気持ちもわからないではないけどそれも同意だな。

ところでエロじゃなく普通のSSスレってのはないのだろうか。
トーミリの平和なほのぼのとかみたいもんだが。
880名無しさん@ピンキー:03/10/04 15:52 ID:3I2v6J91
十分イイ
881601:03/10/04 16:05 ID:zPSspxDb
そぅすね。

次回はもうちょっとマナーを勉強してから書き込ませていただきます。
ご指摘ありがとうございました。

それでわまたー。
882名無しさん@ピンキー:03/10/04 16:34 ID:7hTvWnTB
お、男、というか、通り越しちゃって粗野?
普通に/lァ/lァだった
883名無しさん@ピンキー:03/10/04 17:59 ID:5GyxcpbO
なんか性格が微妙だなぁ。
884名無しさん@ピンキー:03/10/04 19:39 ID:MEQSdJM9
このスレのコテハン作家さんはみんな誘い受けやってるから
601がそれでも仕方ないと思われ。
885名無しさん@ピンキー:03/10/04 21:37 ID:5yRRVUcD
>799−804のつづき(アスラン×マリュー)です



見下ろすマリューの身体は、柔らかそうで、アスランはむしり取るようにスリップをずらした。
今度はゆっくりと唇を押し付ける。マリューに唇を押し開かれ舌を差し込まれ、
アスランは無我夢中で舌を絡ませた。何がどういいのかはわからなかったが。
キスの味。そんな物がある事に気が付いた。
恥じらうように笑うマリューの唇に、さっきまでの事を思い出して血液が逆流した。
この口で、俺の…。
自分の吐き出したものを飲み下した唇。そして、今、そこに俺は…。
自身をくわえた場所にキス、これが男と女と言うものなのかもしれない。
不器用に舌を這わせて身体を降りていく。最初の目標にたどり着く頃には、マリューにとっていい舐め方が、アスランにはわかってきていた。
「ふぅ…」
マリューが感じて身じろぎする度に震える乳房。アスランを誘っている膨らみ。
掴みきれない大きさをアスランの拳で揺らす。
「…ぁ…」
乳首を噛んだ瞬間に漏れる歓喜の声。そこを執拗に強く舐める。
何度も歯をたて、マリューの声を求める。
マリューの胸は、アスランによって何度も形を変えては戻る。アスランの愛撫をはね除けるようにも感じる弾力。
女の人の胸は優しいのに力強い。これは、マリューだからなのか?
ふと強い気持ちがよぎる。
欲しい。自分のものにしたい。これは、独占欲なのか? 愛情か、それともただの男の欲望なのだろうか。
どうすれば誰も知らないマリューの姿を見る事が出来るのか?

886名無しさん@ピンキー:03/10/04 21:43 ID:5yRRVUcD
アスランは自分の知識を総動員してマリューの胸を愛撫した。
「…アスランくん、上手…なのね…」
マリューは自分の指を噛みながら大きく息をしている。それにあわせて動く上半身。
「そんなこと…。マリューさん、気持ちいいですか?」
呼吸を整え、必死で余裕あるフリをする。子どもだと思われたくない。
「ええ。とても、いいの。困ってしまうくらい…」
マリューの濡れた瞳。困惑に満ちた…。
「あなたがこんなに上手だなんて、思わなくて。癒してあげたかったのに…なんだか逆になってしまったみたいね」
アスランは急に余裕がでた。
「当然です。俺、コーディネーターなんですよ」
「ふふ。関係あるのかしら? ごめんなさいね、わたし…」
かすれていく声にアスランはマリューを覗き込んだ。
「大人の私がこんなこと…だめね…欲しく…なってしまったの」
その言葉に形勢は逆転した。アスランの心に違う欲望が沸き上がる。
「なにが、ですか?」
なにが欲しいの、とマリューにいじわるな目を向ける。
「コーディネーターなのに、察しが悪いのね。それとも…」
マリューはアスランの股間に手をのばして言った。
ただのいじわるで言ってるのかしら。

887名無しさん@ピンキー:03/10/04 21:45 ID:5yRRVUcD
アスランはマリューの膝を開かせた。ショーツの上からなぞると湿り気を感じ、
自分のせいでこうなったのだと思うと興奮し、ショーツを引きずり下ろした。
ショーツとマリューをつなげていた透明な糸がまん中で切れた。
癒される微笑みの中に潤んだ瞳。さっき堪能したふくよかな胸。驚くほど引き締まったウエスト。そこから続く腹部の先にアスランを興奮させるもの。
茂みの中にいやらしい赤さ。焦れるように揺れている腰。確実にアスランを欲しがっていると思える濡れた輝き。
アスランは先ほどのお返しのつもりでそこに口を付けた。硬いけれど弾力のある突起を舌の先で恐る恐るはじく。
「ひゃっ…」
顔を上げようとするアスランの頭をマリューは制した。
「顔、見ないで…」
「なら、教えて下さい。俺に、マリューさんの気持ちいい所」
マリューの手を引いて触れさせる。
「ここ…」
舐められたばかりの突起を同じように下から弾いた。
自分で触れて太股を震わせているマリューに気付かないふりで、アスランは続けた。
「他には?」
マリューは蜜が溢れている部分に指を這わせて示した。
顔を近付けると熱を感じる。突起に尖らせた舌をあてながらマリューに聞く。
「どう、ですか?」

888名無しさん@ピンキー:03/10/04 21:48 ID:5yRRVUcD
「…んんっ…恥ずかしい、から…」
アスランは突起をいたぶるのをやめずにマリューの蜜壷に指を押し当てる。
ぷちゅ
音とともに吸い込まれていくアスランの指。震える内壁が何かもの言いたげに感じた。探るように指を動かすとマリューは腰を動かして、意図したのかどうか、アスランの顔に秘部を擦り付ける形となった。
「ぅぷっ…」
「はあっ…ぁ」
アスランが顔を上げると最初の優しいマリューの顔はどこにもなく、少し伏せられた瞼と、息を吸う唇からのぞく赤い舌が全く違う人の顔に見せた。
これが女の顔なのかもしれないとアスランはひとり納得した。
「んふ」
マリューは身体を起こし、くすぐったそうに笑ってアスランの鼻についた蜜を指で拭った。アスランの身体を引っ張って自分の身体の上に乗せ言った。
「ね、まだ、くれないのかしら」
マリューは頬を染め、アスランに視線を送る。
「してほしいのだけれど…」
マリューの手には既にアスランの男根が握られ、『してほしい』場所に数センチまで導いている。最後はアスランの意志で貫いてほしいのか、それ以上は無理強いをしてはこない。
アスランは自分がマリューに未経験者だと思われているように感じた。どっちにしても男の欲望と意地だ。マリューを頂点に導きたい。自分は一度達している。我慢すれば、きっと大丈夫だ。

889名無しさん@ピンキー:03/10/04 21:50 ID:5yRRVUcD
「まだ、だめですよ」
マリューの暖かい中へ指を滑り込ませる。本数を増やし、暴れさせる。マリューが身体をこわばらせるときはきっと、感じる場所にあたっているはずだ。マリューの顔を見ながら指を動かす。ふと思い付いて、最初に教えてもらった部分にも同時に指をのばした。
「はああっ…だ、だめっ」
アスランが手を動かす度にマリューの身体は揺れ、感じている事を示すようにふくよかな乳房も揺れた。赤い実がアスランの視線を翻弄する。鳥が啄むようにその実を捕まえた。
「んんっ…アスランくん、お願いだから…」
マリューはアスランを求める。もっと激しい快感が欲しいと。
「これ以上、焦らさ、ないで…。あなたので、いかせて…」
アスランはせつないほどに嬉しくなって、マリューにあてがった。自分の手を添えて、確実に挿入できるように確認した。
ゆっくりと押入っているはずなのにマリューに吸い込まれていくような感覚におそわれる。マリューの内壁のうごめきがアスランを求め、引き込む。
「…ぅぅ…」
アスランの想像以上にマリューの中は熱く、その熱はアスランの身体までもを熱くしていった。
ゆっくりと動かすが、マリューの様子にかまってはいられない。頭のてっぺんを突き抜けていく快感が降りてくる頃にはきっと自分が押さえられなくなる予感。

890名無しさん@ピンキー:03/10/04 21:52 ID:5yRRVUcD
「…ぅくっ……」
前後する度に目の前の景色がぼやけていく。神経が一点に集中していく。
「ああっ…はあっ…あ、あ、ああん」
マリューの声に煽られて動きを早め、強く突き刺す。本当の女の人の中がこんなにも気持ちいいのかとアスランはただ必死に腰を動かした。
「そ、そこっ」
マリューが求める声に無意識に答えて動かす。
「ああああんっ」
アスランを締め付けるようにマリューの中が縮み、その反動がアスランを追い詰める。
「ぐぅっ…っ」
そしてアスランの中で何かがはじけ、そのまま吐き出し、マリューを抱き締めた。

「ごめんなさいね、こんなコトになってしまって。でも、とても、よかった…」
マリューはアスランの鼻にキスし、制服を羽織って扉に手をかけた。
「いつでも、忘れてね」
扉と同時にアスランは目を閉じた。


終了
891黄昏の文芸作家:03/10/04 23:15 ID:spD8Ei6F
>>823の続きでも…コソーリと投下…するかな…。

「(わ、私は何をやってるんだろうか…?)」
 オルガを銭湯の浴場によく置いてある小さな椅子(?)に座らせ、ナタルは膝をつきながら
彼の頭を洗ってゆく。その間にも、どうしてこんな事態になってしまったのか整理しようと試みる
も思考がうまく回らない。何せ年下とは言え、成人に近い異性と一緒に浴室にいるのだから。
「艦長…どした…?」
「あ、いや、少尉の髪は意外に柔らかいと思って…」
 顔までは向かなかったが、頬杖をついていたオルガが一瞬指の動きの止まったナタルに呟いた。
とっさに言い訳をしたが、多分、これからが問題だろう…。
「で、では、流すぞ…目は瞑ったか、少尉?」
「ガ、ガキじゃあるめーし、言われるまでねーよ!」
 壁にかけておいたシャワーヘッドを外し、オルガの頭に乗った泡を落としていく…普段は
整えられた彼の髪だが、解かすと意外に…。
「な、何だよ…」
「ハ、ハハ…す、すまん…いつもと違うのでついな…ハハ…」
 きっとこのドミニオンに勤める女性クルーの中で髪を梳かしたオルガを見たのは自分が初めて
だろう…そう思うと、ナタルの口元は自然と緩んだ。
「チッ…そんなに面白ェか?」
「ス、スマン…気を悪くしたなら謝ろう、少尉」
 オルガも何となく嫌な予感はしていたが、まさか髪の事でナタルに笑われるとは思わなかった。
まあ、普段ちゃんと整えてあるだけに風呂場でのギャップは否めないが…。
「だったら…次は体…洗ってくれよ」
「か、体か…う〜その…い、いいだろう…引き受けよう…」
 ナタルにカウンターを返すが如く、オルガは上官である彼女に自分と体を洗う様要求する…要求
と言うには、蚊の鳴く様な消え入りそうな声であったが。
892黄昏の文芸作家:03/10/04 23:15 ID:spD8Ei6F
「最初は背中からで…いい…のか?」
「あ、あぁ…頼むわ」
 タオルにボディソープを少量垂らし、ナタルはオルガの背中を洗い始める。最初はぎこちない
動きだったが、さすが軍人らしく、丁度よい擦り加減である。
「(な、何か…うめぇじゃねえか、艦長…)」
「(少年とは言え…さすがに男だな…随分と広い背中だ…)」
 2人とも互いの顔が見えない中で真っ赤になりながら各々の想いを巡らせている…と、そろそろ…。
「な、なあ…艦長?」
「ど、どうした、少尉?」
「そろそろ…背中以外も頼みてぇんだけど…」
「そッ、そうか…わ、分かった…」 
 タオルをオルガの背中から離し、彼の真正面へと重い足取りでナタルは移動する…やはり抵抗が
あると言えばあるのか? が、ここまで来て後ずさりもできないだろう。
「しょ、少尉…顔が真っ赤だぞ…風邪か…?」
「ア、アンタだって真っ赤じゃねーか…!」
 数分ぶりにお互いの顔を確認した2人…一緒にいたはずなのに、何故だかくすぐったい…そんな感じ。
「と、ところで…少尉はどこを洗って欲しいんだ…?」
「いや、どこって言われてもよ…」
 自然とオルガの下半身に目が行ってしまっていたナタルが恐る恐る確認を取る中、彼も自分の
上司がタオル越しに怒張した自身に注目している事に気づかないワケは無く…。
「……」
「……」
 妙な沈黙が2人の間に流れてゆく…。
「…適当でいい」
「な、なら…そうしよう…」
 流れ的にも「適当」=「ナタルの判断におまかせ」なのだが…。
「かッ、艦長ッ…!? 何でタオル取るんだよ!?」
「しょ、少尉が適当でいいと言うので…ココからキレイにしようと思ったのだが…イ、イヤか…?」
893黄昏の文芸作家:03/10/04 23:16 ID:spD8Ei6F
「いや、別にイヤじゃねーけどよ…」
 ナタルに怒張した自身を間近で見つめられ、オルガは目も開けられなかった。ナタルに至っても
怒張した異性の性器を見る事など初めての経験で、どう触れていいのやら…。
「(ちきしょ…んな目で見んなよ…)」
「(お、大きい…部類…なのだろうか…? そ、そうだな…彼は改造…もとい、強化人間であるし…)」
 いよいよナタルの白い指がオルガのモノに添えられる…ボディソープのついた手でゆっくりと
擦り始めるが…その動きがオルガを葛藤に導くのは時間の問題で…。
「(うわ、艦長…何つー手つきだよ…)」
「(こ、こういう風に洗えばいいのだろうか…? こんな経験はないからな…)」
 ナタルの方もまさか戦時中に男性部下の性器を手コキ…いや、手で洗う事になるとは予想して
いなかった。が、自分からやりだした以上、オルガに満足してもらう他ないのではないのだろうか・
「(やば…辛抱堪らねェ…!)」
 オルガはもう爆発寸前…今考えればこういう状況に陥ったなどないし、相手は憧れにも似た想い
を抱いている艦長のナタルである。それにナタルの不慣れな手つきがまた…。
「か、艦長…どこでこんなの…覚えたんだ…?」
「え…?」
「(ワザとボケてんじゃ…ねーだろうな…?)」
 射精したくて堪らないオルガが何を言っているのか分からず、ナタルは間の抜けた顔で彼を
見つめるも、先程から彼自身がすごい熱を帯びているのに気づき…。
「少尉…その、さっきから…キミがアツイのだが…」
「そりゃ…アンタの手つきが…エロイから…だろ…!」
「…?」
 もう限界。いっぱいいっぱい。何がオルガに起きているのか確かめようとしたナタルが、彼自身
に顔を近づけると…。  
 ピシュ、ペチョ。
「な…な…!?」
「(うわ…ヤっちまった)」
 ナタルの顔にドンピシャでヒットするオルガの精液…。顔を汚されたナタルは何が起きたか
分からずに、指で顔に付着した精液をすくい、指先でテラテラと光るそれを見つめ…。
「(こ、これが精液…か…? は、初めて見た…)」
 何故か感動にも似た感覚に陥っていた…。 
894黄昏の文芸作家:03/10/04 23:18 ID:spD8Ei6F
これって…オルナタって言うかナタオルになってしまっている…かも。
でも、もう書いちゃったから…。
895名無しさん@ピンキー:03/10/04 23:24 ID:Z9zx5QgF
最初は意外なカップリングだったが意外と(・∀・)イイ!!
ナタルのすさまじい鈍感っぷりがツボです。かわええ。
896名無しさん@ピンキー:03/10/04 23:34 ID:/j/bLymX
ファイナルベントまでじらしてくれますなーw
897名無しさん@ピンキー:03/10/04 23:34 ID:Lc//T89j
オルナタ(・∀・)イイ!スゴク(・∀・)イイ!
898名無しさん@ピンキー:03/10/04 23:42 ID:YpUZvc4n
まさか、ナタル艦長処女でつか!?(・∀・)
899名無しさん@ピンキー:03/10/05 00:43 ID:CoSaqNQW
すごいな・・・なんか恥ずかしくなってきた
900名無しさん@ピンキー:03/10/05 00:44 ID:25yr+AVx
ファイナルベント激しく期待!!
頑張れ少年ゾルダ!
901ID:QWNAwp88:03/10/05 00:50 ID:xrDMBwi3
己に課せられた使命を終え、沈黙する機体。
鋭利な真紅の翼は既に取り外され、機体はその色を失っている。
機体が収容された艦内は人々の喧騒や怒号に混じって、
時折、歓喜の叫びが聞こえてくるようになった。その傍ら――
お互いをつなぎとめる様にしっかりと腕を相手の身体に回し、抱き合う一組の男女。
「もう、泣くなよ…カガリ」
自分だって、さっきまでボロボロと泣いて見られたものじゃなかったくせに――
嗚咽の止まらない顔を上げ、自分より背の高い彼の表情を仰ぎ見る。
いつもと変わらない、優しい笑顔がそこにあった。
「だって…アスラン……お前……んんっ!」
科白を遮り、熱い何かがカガリの口を塞いだ。
突然の口付けに驚くが、やがて魂を抜かれたように全身を彼へと預ける。
「…プハッ……アスラン――?」
「“君は俺が守る”…なんて言ったけど、結局俺がカガリに助けられたな…ありがとう」
愛おしそうに、金色の髪を撫ぜながらアスランは再びカガリの唇を奪う。
「お・お前…これからどうするんだ? できれば…私と一緒に――」
キスの合間にカガリは危惧していた質問をアスランへとぶつけた。
できれば、共に――…
「……俺は、君とは一緒には行けない……」
さっきまでの笑顔が急に曇る。胸がざわめく。切なさを感じて。
「――――」
自分は今、どんな顔で彼を見つめているのだろう――?
折角、生き残る事の出来た命。
もう、誰も失いたくない――そばで、ずっと離れずにいて欲しい…捕まえて、いて欲しい。
「そんな顔するなよ、大丈夫だ。俺は生きるよ、『生きる事の方が戦い』なんだろ?」
両手をカガリの顔に添え、話す。言い聞かせるように。
「アスラン…」

「君は一人じゃない…キラだっている。それに――――」
902ID:QWNAwp88:03/10/05 00:51 ID:xrDMBwi3
「…【Generarl Unilateral Neuro-Link Dispersive Autonomic Maneuver】でしたか?
略して【ガンダム】…いい響きだ。あなたの国…あなたの国“だった”オーブで開発された初の地球軍専用のモビルスーツ…ヘリオポリスでのあの事件が起こらなければ戦局はどうなっていた事か――」

「そういえば、あの時…カガリ様もあの場所にいらっしゃったのでしたね。
ご自分の目の前であの四機が強奪される様をご覧になったご感想はどうですか?
 あ、いえ、よろしいですよ…さぞかし悔しかった事でしょうね。
アレの開発にはお父様であるウズミ前代表も深く関わっておられたから…
思えば、【ガンダム】は平和の国が戦争を終わらせる【鍵】として我々に与えて下さった力だったのですな……」

この男…どこまで知っているんだろう?探る目つきで目の前の男を睨みつけるが、その能面のような張り付いた笑顔からは男の心情は読み取れなかった。
「あれは戦争を終わらせる鍵なんかじゃない! 機械が…人の争いを裁くなんて……そんな馬鹿な話があるかっっ!!」
「例えて言ったまでですよ。ご気分を害されたのなら謝ります。ところで、そろそろ本題に入らせて頂きたいのですがよろしいでしょうか?」
「――――…」
カガリは言葉を発する事無く頷いた。
903ID:QWNAwp88:03/10/05 00:54 ID:xrDMBwi3
「どうもありがとうございます。実は、カガリ様を今日、このような場所にお連れしたのはある取引をしたかったからなのです」
「取り引き――?」
意外な言葉にカガリは男の言った言葉を反芻した。
「えぇ。知っての通り、地球プラント間の戦争は一応の終戦を迎え、
現在お互いの代表による和平交渉へと話が進んでいる最中です。しかし――…
我々としてはプラント代表の掲げる要求はとても呑めたものではないのです…
そこで、カガリ様に進言したいお話が在るのです。
モルゲンレーテ…先の大戦で絶大な戦火をあげたGシリーズの雛型を造り上げたその技術、その生産性の高さ。それをこちらへお譲りいただけないでしょうか? 
無論、ただで、とは申しません。こちらとしましても、オーブ再建に出来うる限りのお力をお貸ししたいと思っています」
「それは…オーブにまた人殺しの兵器を作れという事か?!」

「老婆心ながら…オーブの再興は『茨の道』…と形容しても、
決して大袈裟ではない非常に困難な道のりになることは必至。
果たしてウズミ代表の愛されたオーブを取り戻す日はいつになる事やら……
おっと! 失礼。失言でした…ですが、我々に協力すれば
その道は極めて短くなる事は火を見るより明らかな事と思うのですが…」
カガリの動揺を見透かした様に、エリゴールは冷たく笑った。
904ID:QWNAwp88:03/10/05 00:54 ID:xrDMBwi3
国の再興はカガリの悲願だ。
それは何事にも優先されるべき、急務――…
だが、しかし。
「断る」
相手の目を真正面から見据え、カガリはその一言を言い放った。
「オーブは、お前等の世話にならなくても立派に再興させてみせる。余計な手出しをするな。分ったらこの縄をほどけ!」
エリゴールの眉がぴくぴくと痙攣した。
「――それは、結論でしょうか?」
どこか上ずった、怒りを押し殺した様な声で平静を装いながらエリゴールは尋ねた。
「今のを聞いてて分らなかったか? お前、案外バカだな」
「―――――…!!」
その答えが、今度こそエリゴールの怒りの引き金となった。
905ID:QWNAwp88:03/10/05 00:56 ID:xrDMBwi3
「舐めた口叩くんじゃねぇぞ! この小娘がっ!! あぁ――――ん!!??」
いきなりカガリの胸倉を掴み、冷たい地面へと叩きつける。
「ぐはっ!!」
叩きつけられたカガリの身体を見下ろし、エリゴールは続けた。
「こっちが下手に出てりゃいい気になりやがって! 
だから、オーブの連中は嫌いなんだよ! あの時も…てめぇのクソ親父が
『要求は不当なものである、よってその要求には従えない。
オーブは中立を貫く』とほざきやがった! だから、攻撃してやったのさ!!
あいつの国を跡形もなく破壊してやった…ざまぁみろだ!!!」
先程までとはまるで別人の様に口汚く罵りを浴びせる。
「お前が…オーブを!?」
「そうさ! 世界単位で戦争やってるってのに、
我関せずと涼しい顔をしやがって…平和の国だぁ?! 
虫唾が走るんだよぉぉ!! 貴様等も同じだ、あいつ等と!!!!」
上等な革靴に包まれた足でカガリの顔を踏みつける。
「ぐっ! 貴様ぁぁ……」
「フフッ…悔しいか? そうだろうなぁ……でもな、
てめぇをここまで連れてくるのにこっちも色々、無茶やってるんでな…要求は呑んでもらうぜ! 
あいつ等…コーディネーターを滅ぼす道具に使ってやる。お前と…お前の国をな!!」
「貴様等には俺達の理念の元にに生きてもらう――
『アオキセイジョウナルセカイノタメニ…』…ほら、言うんだよぉぉ!!!」
「お前…ブルーコスモスか?」
「そんな事はどうでもいいっっ!!」
「ほら! 言え!! 言うんだよっっ!!」
何度も何度もカガリの顔を足蹴にして、エリゴールは狂った様に叫び続けた。
906ID:QWNAwp88:03/10/05 00:57 ID:xrDMBwi3
『エリゴール様』
不意に、声が彼の科白を遮った。
「何だ!?」
主の、夜叉の様な形相にも驚くそぶりを見せず、
彼の部下は淡々と報告を述べた。
「この領域にモビルスーツ一機の接近が認められました。
恐らく、量産機…ジンと思われますが、いかがなされますか?」
「迎撃しろ! 叩き落せ!! そんなことも分らないかこのクズがっ!
…いや、待て。今、確かジンといったな」
「はい。友軍機ではありません。恐らくはプラント側の…なぜ、この場所に一機で近づいているのかは不明ですが……」
一機での敵陣突破。その様な無謀な暴挙に出る理由はただ一つ。
(まさか…)
彼が――終戦以来会うことのなかった彼が、自分を救いに――…
高鳴る鼓動を感じ、カガリは期待を確信へと変化させていった。

そんなカガリの感情の変化を、エリゴールは目ざとく見抜いた。
「どうやら、まんざら迷い猫というわけでもないようですね…フフフ……
いいでしょう。少し面白い趣向を考え付きました…『招かれざる客』を御持て成し致しましょう…」
907ID:QWNAwp88:03/10/05 01:05 ID:xrDMBwi3
なんか、自分のせいで板の雰囲気を悪くしてしまい、申し訳ありません。
この話はオチから考えているものなんです。
実は、このカップリングでやってみたい…まだ、誰もやってない事が在りまして…
キャラに関しては自分も愛着があるので殺したり犯す真似はしないつもりです。
話の展開上、盛り上げるためのキモはいくつか存在しているのですが……
もう少し、お付き合い頂けると幸いです。
908名無しさん@ピンキー:03/10/05 01:13 ID:38e2Bkmn
読んでてつまんなかったり気に入らなかったらスルーするだけだから気にせず書いていいよ
909名無しさん@ピンキー:03/10/05 01:14 ID:mcL1amya
>>907
俺は期待してるよ
頑張ってな(*´∀`)
910名無しさん@ピンキー:03/10/05 01:20 ID:HMqBVFZA
>>907
続き待ってるよ(*´∀`)
でも、sageてくれるともっと嬉しい鴨
911名無しさん@ピンキー:03/10/05 08:47 ID:6OQZibcZ
>907
ヤバい、めちゃくちゃ燃え&萌える。
アスカガスキーな自分としてはいろいろたまりません。
既にここまでで充分面白いです、期待してます。

しかし、今気づけばこのスレもう900越えか……。
読めないうちにdat落ちされても嫌だから、
そろそろ次スレ立てて、職人さんはそっちに書いてくれるのをきぼんぬ。
912名無しさん@ピンキー:03/10/05 11:15 ID:d29nZANo
>>907
乙です。今までにない雰囲気でいいな!(*´∀`)
カガリがちと痛々しいけどw
先が気になるんで気にせず思うように書いてくだされ〜
913名無しさん@ピンキー:03/10/05 12:10 ID:0pUP6Sun
アスマリュ・オルナタ・アスカガ・・・
ちょっと目を放した隙にこんなに神がヽ(*´Д`*)/
皆さん最高でつ
914名無しさん@ピンキー:03/10/05 18:09 ID:mrNVf3gV
イイモン見ました!乙です!
915名無しさん@ピンキー:03/10/05 18:31 ID:ixlAzikT
今、ほぼ500KBに近いので、(492)
今晩たてた方がいいとおもいます。
即死を防ぐために人が多いときの方がいいでしょうから。

かちゅなどの表示で、512KBまではあまりあてにならない
(500でいっぱいだと思っておいた方がいい)
916名無しさん@ピンキー:03/10/05 18:40 ID:AcZ6H/bp
>>915
…らじゃ。即死防止に何か作っときますか…
917217:03/10/05 19:16 ID:scgjZ7C1
キラフレ書けた…
けど、こちらには投下しない方がいいっぽいですね。
次スレに落とした方がいいっぽいですね…
918名無しさん@ピンキー:03/10/05 19:52 ID:Rin5esLx
取り敢えず、立ててみるか。
無理だったら次ヨロ。
919名無しさん@ピンキー:03/10/05 19:56 ID:Rin5esLx
920名無しさん@ピンキー:03/10/05 20:35 ID:oIGaY20J
以前かいたムルタ×ナタルのレイープをこっちに落とさせて下さい。
どうしても完成させたものを捨てる勇気がないんです。

他の作家さんとロムの方は次スレで楽しんで下さい。
921名無しさん@ピンキー:03/10/05 21:45 ID:sB1BNT5Z
南極へ投稿は?
922名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:30 ID:c1CZoufL
ムルタ×ナタルのレイープです。
苦情はこのスレ内でお願いします。


シャワーヘッドから落ちる水滴がナタルの肌を蹴って跳ねる。
ドミニオンの艦長とはなったが、実際には指揮官は別に存在していると言う現実に、少しナタルは困惑していた。
「お〜やおや、艦長さん、節水しないといけませんよぉ」
シャワー室に、予想もしなかった声が響いてナタルは振り向くと、白い湯気の濃淡の向こうにいたのはアズラエル。
想像をした事もない、アズラエルの薄い筋肉の細みの身体は、決して貧弱と言うわけではないが、特に鍛えられたようには見受けられない。
それが裸であり、アズラエルの言葉で、当然自分もそうである事に気が付くのに、片手で数が数えられるほどかかった。
「思った通りです。艦長さんはおいしそうな身体をしてますねぇ」
ナタルの形よい乳房を、引き締まったウエストを、そして女性の部分を舐め尽くすようにみる。
隠そうとしても隠すものがない場所で、本脳が乳房を両手で覆わせた。シャワーの温度よりも身体が熱くなっていくのをナタルは頬骨のあたりで感じ、アズラエルを力一杯睨んだ。
「非常識ではありませんかっ」
「節水のために、一緒にシャワーを浴びるのがいいと思ったんですけどねえ」
肩をすくめて、ナタルの憤りには動じないと言ったふうなアズラエルは、腕の隙間に顔を覗かせていたナタルの胸の頂きを指ではじいた。
「何を!」
言葉と同時に手を出してしまったナタルは、アズラエルの行為と、自分の反応に驚いて壁にすり下がった。
「だめじゃないですか、僕に手をあげちゃあ」
ナタルにはたかれた頬をさすりながら、反対側の手でナタルの両手首を取って、アズラエルはナタルとの距離をつめた。

923名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:33 ID:c1CZoufL
ナタルの鼻先にアズラエルの眼差し、あらわになった乳房にはアズラエルの胸板が触れ、下腹部にアズラエルの誇張したものが押し付けられていた。頭の上で固定された腕はアズラエルの力が強く、ナタルにはほどく事が出来ない。
起こるはずのない、想像もしえない出来事が今、ナタルの身に降りてこようとしている。ナタルは自分がどうするべきかわからずただ、アズラエルに非難の眼差しを向けた。
「やれ、やれ、キスしたら、噛み付かれそうですねぇ。そそられるんですけど、仕方ありません。僕は痛いのは嫌いなんですよ」
勢いよく伸びてきたアズラエルの舌がナタルの唇を軽く舐めて逃げた。ナタルにはそれがは虫類の長い舌に見えた。
「僕は軍の上部に女の人が座っている事に嫌な気はしませんし、ましてや、あなたのような美人だ。喜んでしかるべきですね。ただ、」
「っ…」
形を確かめるようにナタルの乳房に指を這わせ、時折頂きを弄ぶアズラエルに、ナタルも反応を隠せない。
「僕は、男でよかったと思いますね。こうやって、あなたを抱く事が出来るのですから」
耳もとで囁かれて、乳房の形を変えられて、ナタルはこの屈辱に奥歯を噛み締めた。
「やめてください…アズラエル理事…なぜ…」
アズラエルは、ナタルの耳もとを舌で愛撫しながら言葉を続ける。
「べーつーにー、あなたを抱きたいな、と思っただけのことです。いつも権力のある僕に群がって来る、媚びた女どもとは違うあなたをね」

924名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:37 ID:c1CZoufL
ナタルは自分の身体の変調を感じていた。アズラエルの吐く息が自分の背中をかけ降りていく感覚。そして頭の先まで戻ってくるしびれ。
「奉仕してくれる女には飽きたって感じですかね。ま、ちょっと手強そうですが、それも良しとしましょう」
アズラエルは、タオルでナタルの手首を縛り自分の首にひっかけた。いつものような含み笑いでナタルの表情を伺いながら、ナタルの身体を撫で回している。
アズラエルに膝を割られて片足は中途半端に宙に浮き、後ろからアズラエルの指で嬲られて、ナタルの大きすぎない形のいい乳房は自然と揺れた。
執拗にナタルの敏感な部分をいたぶるアズラエル。
自分を見失いそうになる。ナタルはこの危険な状況を回避しようと唇を噛んで精いっぱいアズラエルから意識をそらして考えた。
この男は最後まですれば満足してやめるのか? 完全にこの手の内に落ちる事だけは避けたい。
私の身体を知っているように触れる。どうして…。
ラミアス艦長、あなたならどうされますか。アズラエルの首を締めますか? それとも…。
ナタルと目が合うと、アズラエルはひょうひょうと言い放った。
「艦長さん? 僕より先にイッちゃったらだめですよ」
愕然と目を見開いたナタルを無視してアズラエルは男根を突き刺した。
「ンぅ…」
「いつからしてないのお? キツイですねえ。ま、僕にはたまりませんが」
ナタルの内壁をえぐるようにアズラエルは侵入していく。
最奥を突かれるとナタルは逃げるようにかかとをあげるが、片足では思うように逃げられず、ふらついてかかとを下ろした瞬間にまたアズラエルに強く突かれてしまう。
「ぁあっ」

925名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:39 ID:c1CZoufL
「欲しいものを手にいれて、勝利を確信したとき、僕はたまらなくいいんですよ。だから、僕の腕の中で最高の顔をみたいんです。あなたの、ね」
「誰がそんなっ、ああぁ、あっ…ん」
口を開いてしまうと止めどなく声がもれてしまう。止められなくなっていく。
「やめて…くださ、い…。あっ…あっ」
「僕、結構いいでしょう? 艦長さん、聞こえますか? ぐちゅぐちゅ言ってますよ」
そういってわざと粘着質な音をたてるように腰を大きく動かす。明かにシャワーとは違う水音に、ナタルは耳の神経を奪われた。ほかにはアズラエルの声しか聞こえない。
「いいって、いってほしいなぁ」
「はああっ…んんっ…」
アズラエルはナタルの腰を掴んでいた手を緩めると嬉しそうに笑った。
「艦長さん、かわいいじゃないですか」
アズラエルは、動きを止めた自分にぶら下がって胸と腰を控えめに擦りつけているナタルの髪を撫でた。もう、ナタルの目は睨んではいるものの色が違う。
「もう大丈夫ですね。僕は、本当はこっちよりも、キスしたかったんですよね」
強く腰を振って『こっち』がどこかを示しながら、ナタルの唇に自分のそれを押しあてた。ゆっくりとナタルの唇を開かせ舌を差し込んでナタルを味わうアズラエル。
「は、ぁぁ…」
「そろそろ限界ですねぇ。気持ちよく、してあげますからね」
アズラエルはナタルを抱き締め腰を動かした。とどく範囲にキスを降らせながら、ナタルの最奥を、ナタルが絶頂を迎えるまで突き続けた。
頭を快感が突き抜けていき、ナタルは意識を手放した。
その途中でナタルが聞いた声は、マリューラミアスの優しい声に似ていた。
「…ナタル…」
926名無しさん@ピンキー:03/10/05 23:46 ID:c1CZoufL
南極へというのは漏れにでしょうか?
投下した後になんですが、南極へ投稿しなおすつもりはないです。

元々は南極の絵版でムルタのパパっぷりがかわいかったから
ムルタ書く気になったんでつが
927名無しさん@ピンキー
アスランってラクスとはなにもやってないの?
(やってたって思わせるような場面とかあったっけ?)