>>950 口淫をふと止め、思いつめたように一点を見つめる瑞葉を訝しげに眺める。
そして、何を考えているのか推理し、ある答えが思い浮かぶ。
そっと瑞葉の脇に手を入れて立たせ、目を覗き込みながら困ったように微笑む。
「生きている者として、それは当然の感情なのかもしれん。だが、光があれば闇もある。
逆を言えば、闇がなければ光も生まれないんだよ、瑞葉……」
諭すように言うが、少しだけ天井を見上げてうなる。
「……ちょっと難しいかな?」
そう言って小さく笑うと、己を銜えていた事も気にせず口付けてショーツを脱がせていく。
>>952 「いえ、少しだけ分かる気がします。
でも……それでも……光の中にいても、闇のことを忘れては
いけない気もするんです」
そう言うと主人と唇を合わせる。
「……だからおじ様が忘れさせてくださるなら、そうして下さい」
主人のなすがままにショーツを取り去られ、
裸身を晒したまま前に立つ。
954 :
桜庭 奏:03/09/17 01:42 ID:RtzrGmBp
>>951 >もし何か悩み事が出来たら誰かに相談するのも手だ
その言葉を聞き、少し考えるような表情をする。
「…そのときは、相談にのってくれますか?」
マスターを見上げてそう問う。
>「若い頃はそうなるよなあ」
が、外見はここにいるメイドたちと大して年齢の差はなさそうに見える彼から
またしても謎の発言が出て片眉を上げる。
「若い頃…?
ねえ、マスターっておいくつなんですか?
そういえば、御主人様ともお友達のように話してらしたし……」
地下室でのマスターと主人との会話を思い出して首を傾げる。
「もっとも、あの時は、なんか冷たい視線で見られてる気がして少しショックだったん
で、マスターのことは壁だと思って気にしないようにしてたんですが。」
口を少し尖らせて呟く。
>>954 「もちろん。俺でよければな」
即答。
>マスターって〜
その言葉に肩をすくめてみせる。
「さあ?俺も憶えてない。
百年かもしれんし、普通に二十年くらいかもしないぞ?」
>壁だと〜
「いや、まあ、冷たいというか・・・それなりに心配してたんだけど」
止めようとして止められる主人だろうか。
>>953 「何を忘れたいと思っている? 一時の逃避もたまにはいいだろうが……」
瑞葉を目をどこか鋭い目付きで見つめつつ、何度も口付けを繰り返す。
「闇を忘れ、快楽に溺れるのはちと違うだろう……忘れてはいけない。どんな辛い状況でも」
片足の膝裏を持ち上げ、秘部を開くと、逸物の先端を擦り付ける。
「……と、言うのは簡単なんだがなぁ」
少しおどけた感じでそう言って瑞葉を油断させ、一気に貫いてみせる。
「ふ……いっそ溺れてしまうかな……」
957 :
桜庭 奏:03/09/17 01:56 ID:RtzrGmBp
>>955 「あら、覚えてないんですか……って……」
百年という数字が出て思わず口に手を当ててマスターを見上げる。
「…うぅーん。
なんだか混乱しそうなので、年齢のことは気にしないようにしますね。」
気になるのだが、そう言って好奇心を抑える。
人によっては、年齢の話はタブーになるときもあるのだ。
>・・それなりに心配してたんだけど
「…ホントですか?……よかった。
私、人前でお仕置きされるのって、たぶんはじめてで……。
ふと見えたマスターが、厳しい顔をしてたから、少しびっくりしちゃったんです。」
そう言うと、少し俯く。
「あの時は、少し、御主人様に……言ってくれたでしょう?
見られてたのは、とっっても恥ずかしかったけど、ありがとうって思ってました。」
>>956 「んっ、ふんぅっ!ふ、ぁんっ、く……ぅんんっ!」
口元を押さえるも、開いた秘唇に擦り付けられる肉棒の感触に
どうしても声が漏れてしまう。
>忘れてはいけない〜
「はい……やっぱり、そうですわね」
快楽に浸りつつも頷くが、
>いっそ溺れてしまうかな……
「あっ!? くっ、あ、あああぁぁぁっ!!!」
奥まで一気に貫かれて、大きな声をあげ、身体を反り返らせて
目を見開き、快感を全身で表す。
>>957 「そうそう。第一、俺がそうなってる理由なんか話しても難しくて君じゃ理解できないだろう」
何気に酷い事を言いつつ、慣れてるように笑う。
「遺伝子学や医学レベルでの話なわけだし」
>あの時は〜
「・・・どういたしまして」
自分では思った事を素直に口にしたまでである。
>>958 角度を変えつつ、瑞葉の内側をいたぶるように責めていく。
ぎりぎりまで引き抜いては激しく最奥を突き、瑞葉の身体が宙に浮かんばかりに
突き立てていく。
「瑞葉……可愛い悲鳴をもっと聞かせておくれ」
胸の頂点を口に含み、先程より強く歯を立てる。
「わかるか、瑞葉。私を感じるか……?」
腰に回転を加え、更に瑞葉を穿っていく。
>>960 「ひっ、くぁっ、ぅぅんんっ! す、ごい、です……
壊れ、ちゃいそう……っ!」
忘れてしまいたいことは沢山あるが、今はあえて考えないようにしようと
積極的に主人を貪り、悦楽に浸っていく。
胸の頂点に歯を立てられて、甘い悲鳴をあげ、主人にしがみつく。
>私を感じるか……?
「はいっ、感じ……ますっ、すごく、いっぱいで……大きくて、
温かい、です……ぅんんぅっ!」
淫らな水音を響かせながら主人に脚を絡め、腰を動かし始める。
962 :
桜庭 奏:03/09/17 02:06 ID:RtzrGmBp
>>959 >難しくて君じゃ理解できないだろう
「そうですね、私、医学や生物はさっぱりなんです。
血や、そういうナマモノを見るのが苦手で、すぐに脱落したから。」
マスターの言葉に気にしないようにそう返す。
「でも、そういう複雑な話なんですね。
弟…といっても、義弟なんですが、彼は今医学を専門に勉強してて、書物を
勝手に拝借して読んだことがあるんです。」
『全く分からないわけでは無いですよ』という感じでいたずらっぽく微笑んでみせる。
>「・・・どういたしまして」
「…あ、でも!あのときのことは、忘れてくださいね。
私も、マスターに見られてたことは忘れたいですから。」
慌ててそう付け加える。
あのときの事を思い出すと、背中やお尻の傷が治りかけでむずむずしてくるようで、
少し身体を動かす。
>>962 「それなら説明するか?」
中途半端に情報を与えたままで、変な誤解をされるのもアレである。
秘密にしても何の意味もないので、この際教えても構わないと思う。
「(ま、今の俺はただの人間だし)」
>あのときのことは〜
「OK、忘れておく」
そりゃあ女性がいたぶられている事なんぞ憶えていても仕方がない。
現在でも、主人の発言が半分程度しか記憶されていないほどである。
>>961 縋りつく瑞葉の脚を心地よく感じ、次第に動きが緩慢になってくる。
「私も温かい……幸せだ。今はとても……幸福だ」
ひくひくと逸物に蠢動が伝わり、たまらず瑞葉の唇に吸い付き、舌を絡めていく。
何度も瑞葉の唾液を嚥下し、息遣いを荒くしつつ抽送を再び開始する。
「くぅっ、み、瑞葉……絡み付いてくるぞ……いやらしいお前の液が……」
965 :
桜庭 奏:03/09/17 02:16 ID:RtzrGmBp
>>963 >「OK、忘れておく」
その言葉を聞いて安堵のため息を漏らし、ほっとした笑みを返す。
>「それなら説明するか?」
「…え?いいんですか?
でも、……話しにくいことなら遠慮しますよ。」
重大な秘密の匂いがするのに、簡単に教えてもらえそうになって何故か焦る。
「ほら、一番はじめに教えるのは、杏樹さん…とか。
……私に教えてもらっていいんですか?」
上目遣いでマスターを見る。
>>964 「はい……私も、幸せ……です」
唇を触れ合わせると、舌を求め合い、唾液を飲干しあって
ひたすらにお互いを求め合う。
「あっ、うんん〜〜っ! ダメっ、いけませんっ!
これ、以上はっ! い、イっちゃいそう……あぅんっ!
いやらしい瑞葉には、は、激しすぎですぅっ!」
途切れ途切れに言葉を並べながら高まっていき、
そしてついに膣内の襞を痙攣させながら達してしまう。
「くぅん……や、ひゃ、んああああっ!!」
>>965 「・・・彼女に話しても、「何いってるんですかマスター」なんて笑われながら
返されるだけだ。・・・まあいいや。今度また暇があったらにしよう。長くなるし」
あながち間違ってないのが人徳である。
まあ、マスターがこんな事を簡単に話せるのには理由があるのだが。
968 :
桜庭 奏:03/09/17 02:26 ID:RtzrGmBp
>>967 マスターの、杏樹の口真似部分で思わず噴出す。
「に、似てる……!」
口に手を当てて少し笑ってしまうが、
>・・・まあいいや。今度また暇があったらにしよう
コホンと小さく咳をして落ち着かせる。
「はい。だって、私とマスターってまだ会ったばかりなのに、もう秘密を知っちゃうなんて
悪いです。もっと、仲良くなったら教えてください。
そのときは、きっと私ももっと色々話してるだろうし。」
そう言うと、何かを思い出して微笑む。
「また一緒に飲みましょうね。」
椅子から身を乗り出して、マスターの耳元で囁く。
>>966 「ぬぅ……っ!?」
蠢動と共に強い締め付けに耐えられず、それを追い込むかのような瑞葉の
甲高い声を聞き、瑞葉に続いてついに果ててしまう。
「出る……まだ、出るぞ……瑞葉にたくさん注いでやるからな……」
逸物を脈打たせながら膣内で白濁液を迸らせ、名残惜しげに逸物を引き抜く。
「ふう、瑞葉……後始末をしてくれ」
目の前でぐったりとしてしまった瑞葉の頬に逸物の先端を押し当てて、残りを
口で搾り出すよう促す。
「これが終わったらワインとグラスを片付けをしよう……私も手伝う。そもそも
私のせいで割れてしまったのだからな」
そう言うと、はにかみつつ、ちらりとグラスの破片と床に広がるワインを見る。
>>968 >に、似てる・・・・・!
「そうか?」
意外な特技発見の瞬間。
「ああ、はは・・・まあ、そうだな」
仲良くなるのが前提条件か。
頭の中も幼いというか・・・・と考えている。
>また一緒に〜
「今度はとことん、な」
まるで好敵手を見つけたような表情で、酒を飲む動作をしてみる。
「さて・・・そろそろ部屋に戻るか」
>>969 「あはぁぁぁんっ! い、いっぱい……いっぱい、
熱いのがぁ……っ、おじ様の、白いのが……っ」
内部に納まりきれないくらいに大量に射精され、
腿まで白濁が伝い、汚してしまう。
>後始末をしてくれ
「はい……ん、むぅ……ちゅ、はぁん、むぅ……っ」
主人と瀬名とのこと、志保のこと、父のこと……
今はそれらのことを忘れて、目の前の「御主人様」だけに奉仕をしよう。
絶頂後の気だるさの中で、それだけを考えて
精と愛液に汚れたモノをしゃぶる。
>これが終わったら〜
「え……いえ、そんなわけには……
割ってしまったのは私ですし、おじ様にこんなことを……」
自らの後始末をすると、箒を胸元へ引き寄せて
一人で手早く掃除を始める。
972 :
桜庭 奏:03/09/17 02:44 ID:RtzrGmBp
>>970 自分の発言で『幼い』と思われているとも知らず、無防備に微笑む。
>「今度はとことん、な」
「ふふ、いいですよ〜。今度はおつまみを持って遊びに行きますね!」
すっかりマスターの部屋で飲む気になっているのか勝手にそう言う。
>「さて・・・そろそろ部屋に戻るか」
「あ、…そうですね。もうこんな時間。」
少し悲しそうな目でピアノを見つめ、名残惜しげに鍵盤にカバーを掛け、蓋を閉める。
椅子から立ち上がり、元の場所へ収めると、マスターと共に部屋を出る。
「……不思議。ここに入ったときとは全然違う気分です。
お別れは悲しいけど……みんな、出会いもあれば別れもありますもんね。
伊達さんは、それがちょっと早かったんです。」
廊下をマスターと並んで歩きながら自分に言い聞かせるようにゆっくりと話す。
「いい人でした。私にも、優しくしてくれて…。
絶対、忘れません。伊達さんっていう人がいたことを。」
どこか吹っ切ったような表情で呟く。
「それで、いいんですよね。」
自分に納得させるようにそう言うと、マスターを見上げる。
「ありがとうございました。
マスターのおかげで立ち直りが早かったかも!」
そう言うと大きく頭を下げ、「おやすみなさい」と頬に軽く口付けをする。
はにかんだように小さく手を振ると、しっかりとした足取りで自室へ向かう。
>>972 「大歓迎だ」
この屋敷に来て初めて対等に飲み比べられる人物の出現のため、どことなく
嬉しそうである。
「・・・・・」
ポケットに手を突っ込んで、奏の言葉を聞きながら歩く。
その表情から、奏への感心とどこか誇らしげな感じが読み取れる。
>「それで、いいんですよね。」
「ああ・・・それでいい」
瞳を閉じ、ゆっくりと頷く。
「・・・・お休み」
挨拶と同時に頬にキスされ、軽く固まる。
がすぐに微笑むと、奏に手を振り返した。
「これで・・・いいんだな、・・・・。
お前が教えてくれた通りに、俺は人に伝えていこうと思う」
何か女性の名前を呼んだようだが、聞き取れない。
どこかすっきりしたような表情で、自室へ戻る道を進む。
「(人の死は辛い・・・だが、こうして誰かを成長させてくれる。
いなくなる事は、決して悪い事ばかりじゃないんだ・・・)」
そう、心の中で思いながら。
「……ふぅ、疲れたぁ」
食器洗いを終え、一度背伸びをする。
一応、気持ちは持ち直したようである。
975 :
秋山 麗:03/09/17 22:22 ID:GfwH37hh
つい先ほど完成した、引越し時の食事用のバスケット(×2)を前に、
どこか平然とした表情で、紅茶を一口飲む。
「……ふぅ、今日引越ししなかったら、無駄になっちゃうわね、これ」
「あ、麗センパイ、お疲れ様です〜」
紅茶を飲んでいる麗に、声をかける。
977 :
秋山 麗:03/09/17 22:31 ID:GfwH37hh
>>976 「こんばんわ」
声をかけてきたみかさに返事をして、さらに紅茶を一口。
「顔が戻ってきたみたいね。昨日はとても見られない顔してたけど。
……もっとも、あなただけじゃなかったけどね……」
世界の終わりでも連想させるかのような、昨夜のみんなの顔を思い出す。
>>977 麗に明るく挨拶したが、返ってきた言葉で一瞬表情が暗くなる。
「センパイは…平気だったんですか?あ、私は…ちょっと、電話で励ましてもらって」
二三度頭を振ると、微笑して話を続ける。
「私達が暗くなっていても、戻ってくる志保さんが辛いだけです。何とか、支えになってあげないと」
なにか暇つぶしになる物はないかと
その辺を漁っていると、一冊のノートが出てくる。
「お、いいもんめっけ……えっと何々?今日は初めてごしゅじ……」
と、そこまで読んだ所で、どこからともなく凛香が飛んできて喧嘩になる。
980 :
秋山 麗:03/09/17 22:47 ID:GfwH37hh
>>978 「……あれで何も感じないようなら、人間終わったも同然よ」
一瞬言いよどむも、表情は変えずにそう答える。
>私達が暗くなっていても、戻ってくる志保さんが辛いだけです。
「そうよね。こういう時こそ、普段通りの時間を送らないと。
皆で暗い顔をしてても、悲しみを煽るだけだし」
そう言いながら紅茶を飲み干すと、ティーセットを片付け始める。
>>980 「そうですよね…。私達がしっかりしないと」
返ってきたその言葉に頷くと、麗に付き添って片付けを手伝う。
机に向かい、宿題を済ませてテニスのテレビゲームをしていると、奏に今日引越しらしい旨
を伝えられてランドセルに学校のもの、大きなテニスバッグにその他を詰め始める。
緊張した面持ちで、自分の紹介文を届けに行く。
桜庭 俊
奏の義弟で私立小学校に通う11歳の美少年。
家庭の事情で姉の働くお屋敷でしばらくお世話になることに。
「まったく、油断も隙もあったもんじゃない」
腕組みをして何かを見下ろしている、その目線の先には
ベッドの上で正座をさせられている悠斗の姿がある。
「もぉ〜〜!ちゃんと聞けー!……は〜〜〜、いいよもう、でも今度からは絶対にだめだかんね!」
どれだけ真剣に言っても、へらへらしている悠斗になにを言っても無駄…
と、悟ったか日記を持って、再び仕事に向かう。
「ふぅ……」
電話を切ると、改めて机の上の書類に向かう。
「次の館名は…どっちにすべきかな」
「…はい、新館ですか。……ええ、わかしました」
感情の起伏がないような淡々とした口調で話す。
そのトーンはいつもより小さかった。
里村 志保
孤児だったのを主人に拾われてメイドに。料理が得意なため、主に厨房を任されている。
恋人を亡くしてその後を追おうとするが、彼の意思や身に宿す新たな命により生きる決意を固める。
「わたしの項目はこう変更しておいて下さい。
……はい、すみません。あと数日でお仕事に戻りますので…」
マスター・カイル
以前屋敷に住んでいた主人の旧友。
恋人の死などの過去と決別を果たし、性格も明るくなっている。
お酒に異常に強かったり年齢を憶えてないなど、まだ謎がある人物。
「この混乱に乗じて1000は頂くか・・・」
すでに建っていた新館に驚く面々を横目に、黙々と埋め立てをする。
「1000〜♪」
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。