【ガンパレ】アルファシステム総合エロ小説【式神】

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1名無しさん@ピンキー
ガンパレードマーチや式神の城を生み出したアルファシステムの総合エロパロスレです。

<前スレ>
ガンパレのエロ妄想
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1034727695/
【過激さも】〜式神の城〜・エロ小説【紙一重】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1050079425/
2名無しさん@ピンキー:03/08/14 00:05 ID:lgLkRlWA
乙〜。
そして2ゲット。
3前スレ936:03/08/14 00:17 ID:pS7ujhDA
おつかれです。>1

うーん。なるべく早く新しいのを書いて、スレを盛り上げていきたい。
アニメ見ていると、ヤパーシ舞タソ可愛い!!
4名無しさん@ピンキー:03/08/14 00:19 ID:yL/3jRYk
お疲れさまです。

さて、即死阻止に誰かSS投下キボン!
確か292さんがスレ移行を待ってSSを投下されるようなことを書かれていたと思うけど、
せっかくなので式神の城のSSも来て欲しいと思う今日この頃。

ところで、
アルファシステム総合なのだから、

暴れん坊プリンセス
MAGIC:The Gathering
俺の屍を越えてゆけ
ネクストキング〜恋の千年王国〜
リンダキューブ
幻世虚構 精霊機導弾
テイルズ オブ ザ ワールド

も、範疇なんだよな。
あと古い作品なら、

ルナ・シルバースターストーリー
エメラルドドラゴン
龍虎の拳
ドラゴンスレイヤー英雄伝説2
ポピュラス
大魔界村

なんかも。
5名無しさん@ピンキー:03/08/14 00:22 ID:46f2Ieqw
>>3
つか、LUNARとかエメドラにも関わってたんですか!!
これは気が早いけど次スレのテンプレには反映させないといけませんね。
6名無しさん@ピンキー:03/08/14 00:28 ID:yL/3jRYk
http://www.alfasystem.net/
アルファシステムのHPです。
裏方として色々やってたわけですね。

さすがに、他に専用のスレのある作品(龍虎の拳など)はそちらに任せるべきでしょうが。
7名無しさん@ピンキー:03/08/14 00:35 ID:yL/3jRYk
とは言え、いくらなんでも大魔界村のSSを書こうって人はいないだろうなw

即死判定回避のための雑談と思って聞き流してください。
8名無しさん@ピンキー:03/08/14 00:36 ID:46f2Ieqw
>>4
まあ式神スレはまだ余裕たっぷりだから、簡単には来てくれないだろうが。
とりあえず漏れも即死防止SS投下きぼんぬ。
9名無しさん@ピンキー:03/08/14 00:41 ID:5mHNZLgU
セプテントリオンとか、いわゆる裏設定もありなのか?
10名無しさん@ピンキー:03/08/14 00:48 ID:i007nmKm
とりあえずはナシの方向ではどうか。
知らない人もいるだろうし。
11名無しさん@ピンキー:03/08/14 00:50 ID:yL/3jRYk
>>9-10
知ってる人は読みたいだろうから、冒頭に注意書きをしておいたら大丈夫では?
12名無しさん@ピンキー:03/08/14 01:14 ID:+YyI+jS+
http://www.pink-angel.jp/akira/linkvp.html
★満足しました!!(^0^)★最高です!!
13OVERS:03/08/14 01:27 ID:Uk49YHnw
つたないですがちょっとSS投下してみます。エロ無しぎみですケド…
若宮×ののみであります。

ののみは今幸せだった。怖い幻獣も忙しい仕事もなく、新しいお気に入りの場所
でノンビリできるからだ。そのお気に入りの場所とは…

若宮の肩車だった。

幻獣が活動を潜めてしばらくの間、5121小隊はいつもの緊迫した雰囲気から
開放され一時の安息を手に入れていた。そんな中意外なカップルが生まれていた
としても不思議な事ではなかった。
小隊一のデカブツとチビスケのカップルははたから見ると熊と子猫の様に見えた

「ねーねー」

ののみが巨大な背中に飛びつくとその背中はモソリと動き出し振り向きながら
彼女を抱き上げる。

「ん?肩車か?」

問いに対して熊が動く。その小さな体をひょいと抱えていつもの場所に行く。
14OVERS:03/08/14 01:42 ID:Uk49YHnw
体育館の日陰がいつもの場所だった。なぜか若宮は幻獣がでなくなってからと
いうもの、ここでうたたねをする事が多くなっていた。ののみを肩車したまま
カベに背をつけドッシリとすわる。その緩慢なうごきはまさに熊そのもの。と
ても戦場を駆け回っているスカウトの姿とは似ても似付かない。そのうちに彼
のうたた寝が始まる…

ののみが本当に好きなのはここからだった。

[…ッ…っはぁ」
「あんっ…はぁぁ…」

彼がうたた寝で首をカクンカクンと動かし始めると同じにその声は出始めた。
短く刈った彼の頭髪がののみのあらわになっている内腿をこすり始めたのだ。

ジョリ…ズリ……ジョり…
「っあ…っあ…っあ…っあ…」

もうののみの目は焦点さえ合わず、その口からはいつもの愛らしい声の変わりに
幼いながらも娼婦の様な嬌声があがっていた。
15OVERS:03/08/14 01:55 ID:Uk49YHnw
いつもならただただ気持ち良くなり頭の中が真っ白になるまで繰り返し…ただ
今日は少し違う。今日は思い切って若宮の後頭部を股間に押し当てたのだ。彼
のハリのある硬い毛は布地を突き通し最も敏感な部分を直撃した。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」

激痛とも快感とも取れぬ衝撃が声にならない声をあげさせた…

何度果てただろうか?もちろん彼女にはそんな自覚は無い。ただこんなに不思議
で気持ちイイ(?)ことをやめる気にはならなかった。
16OVERS:03/08/14 02:01 ID:Uk49YHnw
「んぁ…寝過ぎたか?」

若宮が目を覚ますと、くてっとののみが頭に覆い被さる様にねむっている。若宮
は根ながら考えていた。生体兵器としての自分がこの娘を幸せに出来るのか、そ
して自分の寿命がどのくらいなのか…

考えてても答えがわからんとかれは自分に言い聞かせ、頭の上で眠っているお姫
さまを抱きかかえ帰路についた。いつ破られるとも知れぬこの平穏をかみしめな
がら…
                           FIN
17名無しさん@ピンキー:03/08/14 12:12 ID:ahMFSpQK
>>13-16
最初のSS乙〜。
18ここにはタイトルを入れるべき?:03/08/14 18:11 ID:v7E+7mfu
 速水厚志にとって、芝村舞は複座のパートナーという認識以上のものは、その時なかった。
 彼女は目立ち過ぎる。彼女の行動と言動、存在そのものが周囲の人間の感情を逆巻かせた。嫌悪や侮蔑、畏怖や
好奇、ありとあらゆる視線の集まる中心にいながら、彼女は自分が既に完成された美術品であるかのようにそれら
を受け流し、孤高とでも言うように佇んでいた。
 恐らく――速水は思った、――彼女は僕らのような凡人とは違う世界にいるのだろう。速水の最初の見解だった。
 神話や寓話の中で語られるような。見たかのように語られ誰も見たことのないような。
 神や仏、妖精、精霊、天使、悪魔、怪物、或いはまだどの語彙にも相当しない形而上の存在。
 芝村舞の持つ現実味の薄れた存在感、それでも圧倒的な存在感の正体はそんなところに繋がるんじゃないか……
速水は何となくそう思っていた。

 係わらない方がいい。早々に速水は結論づけた。
 彼女は目立ち過ぎる。周囲の批判を受けている。そして自分はこの小隊で穏便にやっていきたい。得体の知れない
彼女の機嫌をわざわざ取る必要などないし、彼女に近づくことで自分まで周囲から孤立することは避けたかった。
パートナーとして当たり障りなく接していくだけでいい。
 戦場で自分の生存率を高めるためにも彼女との関係はあまり険悪なものにならないように気をつけなければなら
なかった。
 事実、舞と一番話す男子は速水だったろう。その速水も、舞の個人的な事柄については一切触れたりはせず、ただ
仕事上の事務的なやり取りだけを続けていただけだった。
19ここにはタイトルを入れるべき?:03/08/14 18:12 ID:v7E+7mfu
 舞に関する情報は大抵間接的に入ってくる。殆どは芝村一族に関する悪名だった。はっきりとした悪意を持たない
自分よりも、悪意を持った周囲の方が芝村に通じ、一方的に話してくる様は滑稽だと速水は見ていた。
 一人、舞に対して好意的であったのが東原ののみだった。ののみは舞に懐いているようで、舞の話を勝手にしてきた。
速水はののみから舞が一人では電池が交換できないこと、部屋がすぐに散らかること、亡き父親を尊敬していること
などを聞いた。
 ののみは頻繁に「舞と仲良くして欲しい」と頼んできた。そういう時はお得意の笑顔を浮かべ、「頑張ってみるよ」と
だけ返事を返す。ののみのいる前ではなるべく舞へ自分から話しかけるようにして見せた。子供はそれを見て満足気な
顔をする。誤魔化しはこの程度で充分だった。後は極力舞を避けた。

 結局、速水厚志は芝村舞と複座のパートナーを組んでいながら自分から歩み寄るような真似はせず、また芝村舞も
そのことを気にする様子もなく、日々は過ぎていった。

++
20ここにはタイトルを入れるべき?:03/08/14 18:14 ID:v7E+7mfu
 未だにあの日の出来事が、夢であったか現であったか、速水は自信がない。
 とにかく、あの日を境に速水の中の芝村舞のイメージは崩壊した。触れたら祟りがありそうな彼女の聖性は悉く消失
した。

 あの日。
 他の隊員はとっくに引き上げていた深夜、教室の片隅で甘い喘ぎ声を必死に抑えようとしているのは、確かに芝村舞
だった。
 ……机の中にお弁当箱を忘れて、僕はそれを取りに戻ってきただけだ……。
 速水は教室のドアの前に立ち尽くし誰にともなく言い訳をしていた。
 見てはいけないものを見た、という意識と、この年頃なら自慰ぐらいするだろう、という冷めた気持ちがない交ぜになり、
引くことも押し入ることも躊躇わせていた。
 舞は下半身の衣類を全て脱ぎ、椅子の背凭れに仰け反らせた背中を押し付けながら、きつく目を閉じ這い上がる
快感に集中しているようだった。外にいる速水の存在に気づく気配はない。内股に揃えられた脚が時折跳ね上がって
机を揺らした。太股の隙間に挟まれた右手だけが激しく動き、その動きから舞の絶頂が近いことがわかる。
21ここにはタイトルを入れるべき?:03/08/14 18:15 ID:v7E+7mfu
 ここまでだったら。
 速水は思い返す。
 ここまでだったら、まだ自分は芝村舞に無関心でいられただろう。彼女の知られざる性癖に驚きながらも……
なんてみんな救い難い存在だと、過去の自分の経験からその一言で済ませ、明日からまたいつも通りの関係が
続けられただろう。
 あの日だってそうだった。速水はこれ以上ここにいても仕方ないと思い、空の弁当箱を諦め引き返すところだった。
 教室で、絶頂を迎える舞が口走った言葉が、速水の足を止めた。

「お父さん……ッ」

 ――未だに夢だったのではないかと、速水は思う。

++
2218:03/08/14 18:16 ID:v7E+7mfu
続きます。なんかまだ全然エロくないし…改行長すぎたし…すみません…
夜にまた来るかも
23名無しさん@ピンキー:03/08/14 18:36 ID:mG/neXOg
職人様、お疲れ〜。

そういえば>>1に保管庫のリンクを貼っといたらよかったな。
24前スレ936:03/08/14 18:41 ID:CdgaAcR2
>18-21

雰囲気ばっちりじゃないですか。
続き期待してます。
とにかく、がんがれ〜。
25292:03/08/14 20:59 ID:xL1h5s7G
ゲェ!
新スレ以降は週末かな〜とタカをくくっていたら
まさかの急展開。

すみません全然進んでません。
まだパンスト破いたところです。

>18
彼女の父親と対決するのは男子の務め。
速水に最大限のエロを期待しまつ。
2618:03/08/14 21:08 ID:5azMT/AA
>21
× なんてみんな救い難い存在だと、
○ 女なんてみんな救いがたい存在だと、

「女」の字が抜けていました。あわわ。
励まされて気を良くしたので続きです…
2718:03/08/14 21:10 ID:5azMT/AA
 速水厚志は回想から舞い戻った。
 夕暮れの放課後。職員室からプレハブへ向かう尚敬校の廊下の途中。
 上気した頬で芝村舞が速水厚志を睨んでいた。
「……なあに?」
「……貴様は状況の判断もつかない痴れ者か」
 低い声で睨みをきかす舞に対し、速水は笑顔で続きを促した。
「あんな、教師の目の前で……ッ」
「ああ、良かった。あんまり反応してくれないから入れてくれてないのかと思ったよ」
 納得がいった、と頷く代わりに、速水はポケットに仕込んであるリモートコントローラーの目盛りを動かして
みせた。途端、舞の顔が羞恥に赤く染まる。
 つまり彼女は職員室で本田の話を2人で聞いている最中、速水が舞の中にあるローターの目盛りを動かし、
教師の眼前で快感を堪えなければならない彼女を見て楽しんでいたことに怒りを感じているらしい。
 芝村一族にも一応貞操観念はあるんだと速水は学習した。
「芝村は本当にポーカーフェイスが上手だね。でも……本当に良かった。もし言いつけ破ってたら、ねぇ、
また新しいお仕置きを考えなきゃいけないところだったし。そんなの僕もめんど臭いしねぇ。それにしても
よく耐えてられるね、さすが芝村のお姫様だ」
 コントローラーの目盛りは6段階ほどある。その内舞が受けている刺激は5段階目のものだ。長さ10cmはある
物体がかなりの振動で膣壁を刺激している筈なのに、舞の口からは吐息すら漏れない。
 固く口を閉じ、上目遣いに速水を睨みつけている。
 こんな状況でまだそんな顔が出来るところが彼女らしい、速水は思う。でもそこが気に食わない。
「これでも駄目?」
「んっ……!」
 目盛りを最大まで上げると、舞はとうとう自分の体を自分で抱え、その場に座り込んだ。
 キュロットの股間の辺りも一緒になって微かに震えているのがわかる。それでもだらしなく嬌声を発したりは
しない。
2818:03/08/14 21:14 ID:5azMT/AA
「貴様、まさか、こんなところで」
「別に僕は構わないけど。後回しにされて我慢できなくなって、困っちゃうのは芝村の方でしょう?」
「……学校だぞ!」
「教室でオナニーに耽ってた君に意見されたくないよ」
 速水は冷たく一瞥し、極まりが悪そうに視線を逸らす舞を見下した。
「ああ、もっと人に見つかりそうなところに移動して欲しいの?」
「そんな訳じゃない!」
「なんだったら僕の部屋に来るかい? 君が悦びそうなものもたくさんあるよ。……ただし、当分帰れなくなると思う
けどね。どう?」
「誰が……貴様の部屋などに、上がるものか」
「そう。じゃあ決まりだね」
 視線だけで立ち上がることを促すと、速水は舞が着いてくるかも確かめないまま、廊下の一番端にある倉庫の
扉を開けた。

++

 歩き辛そうな舞を先に倉庫へ押し込み、後ろ手に扉を閉めて鍵をかける。
 舞は奥のソファーに手をつくと、速水の方へ尻を突き出した格好でキュロットを下げ始めた。
「へぇ、自分から脱ぐなんて、する気満々ってこと?」
「うるさい! さっさとこの下品な道具を取り除きたいだけだ……!」
「ふうん。本当に取って欲しいのかなぁ?」
 キュロットが床に落ち、ストッキングに包まれた肉の薄い尻たぶが現れると、速水はそれを両手で荒々しく
掴んだ。
「こんなに大きい染みが出来るぐらい濡れてるじゃないか。ローターが中で暴れるのを感じて濡らしたんで
しょう?」
 速水はストッキングが湿り、色が濃くなっている部分の縁を指でゆっくりとなぞりながら、舞の羞恥心を煽る
ように囁いてみせた。
 ソファーの背に手を置いて俯いたままの舞の表情は汲み取れないが、耳まで赤く染まっているのはわかる。
 速水の視線から逃れたそうに尻が揺らされるが、速水の手で両側から固定されているため逃げることは
出来ない。
「は、はやくっ……」
「『早く』、何? 早く弄って欲しい? 早く取って欲しい? どっち?」
2918:03/08/14 21:16 ID:5azMT/AA
 焦らしたまま速水がストッキングを裂くと、失禁した後のように濡れそぼり性器に張りつく下着のクロッチが
現れた。白の下着は色素の濃い秘裂をくっきりと浮かび上がらせていて、その中心では激しく振動する
ローターが少し突き出している。
 薄布越しに指で押してやるとぬめる襞を割ってローターは簡単に中に入り込み、とうとう速水の指先は
下着ごと膣襞に飲み込まれてしまった。
 奥まで侵入してきたローターの感触に舞の背が戦慄き、甲高い喘ぎが断続的に口から漏れ出すように
なっても、舞は決して自分から行為をせがむような態度は取らなかった。そんな彼女の頑なさが更に
速水の嗜虐性をそそらせる。
「感じてるんでしょう、下品な道具で。本当は奥までグリグリ動かして欲しくてお尻を突き出してきたんだ、
そうでしょう?」
「ち……ちがう、違うっ……!」
「違わないね」
 クロッチをどかし、露わになった秘裂に指を突き立てて奥に埋まったローターを引きずり出す。完全に
出てしまう手前で止め、再び奥まで押し込んだ。ローターの振動で激しく震える陰唇が愛液を撒き散らし速水
の顔に飛沫を飛ばすが、速水は気にせずローターのピストンを手伝った。
 ローターが奥に入り込む度に膣が窄められ、切ない声と共に舞の背中が仰け反る。
「ねぇ、イきそうになってるじゃないか。少し動かす度に腰ガクガクさせてさ。本当に取って欲しい? 今頼めば
本当に取ってあげるよ?」
「あ、あ、いやぁッ」
「嫌なんだ。やっぱり下品な道具でイきたいんだね。ペニス貰う前に一度イっておきたいでしょう。僕の言いつけを
ちゃんと守ってるとしたら、朝からこんな状態なんだからね」
「そ、そうだ……朝から、こんなっ……こんなものに、弄ばれて、私……!」
「いいよイっても。その代わりちゃんと後で僕にお礼をするように。はい、芝村の弱いところほじってあげる」
「あ! あ、あ! あァッ!」
3018:03/08/14 21:19 ID:5azMT/AA
 速水は本格的に舞の膣壁に刺激を与えるべくローターを持ち変えると、円弧を描くように突き立てる。
 初めは腹側を重点的に責めると、次は背中側の壁を激しく擦り上げた。
「ああああッ!」
「あははっ、見つけた……そうか、芝村は背中の方がクるんだねぇ」
 舞の反応の変化は顕著だった。背中側にポイントを移した途端に白い喉を仰け反らせて嬌声を上げると、
啜り泣きにも似た声で言葉にならないことを言い続けた。目の前の女性器は羞恥と快感の狭間で悶える
舞とは別の生き物のようにローターを飲み込み、襞の一つ一つを擦る感触を存分に味わっているように見えた。
「ほら、さっさとイきなよ。後がつかえてるんだから」
 ズボンの前を膨らませる自分の屹立したものを舞の尻たぶに擦りつけながら、速水は後ろから舞の顔を
無理矢理こちらに向けさせた。涙目になった舞の瞳の中に速水の青い光が妖しく映り込む。
「いやらしい顔……ね、そのまま、イく顔見せて……?」
「うあ、あああああッ……!」
 半身を捩れませたまま体全体を痙攣させ、速水に見つめられながら舞は絶頂に達した。

++
3118:03/08/14 21:26 ID:5azMT/AA
 舞が落ち着くのを待ってから、速水は名残惜しそうに締め付けてくる襞の中からローターを
取り出した。愛液に滑るローターの表面は窓からの西日に反射し、淫靡に輝いている。
「こんなにぬるぬるにしてたら擦られてもわからなそうだけどね」
「……余計な世話だ」
 反抗心も露わに起き上がろうとする舞のポニーテールを掴むと、速水は至近距離で囁きかけた。
「芝村は少し自分の立場を忘れてない? 芝村が忘れるっていうのなら、僕も芝村との『約束』を
忘れるよ?」
「く……」
「『約束』をしたよね? 信じて欲しいんだけど、僕は決して君が父親をオカズにオナニーしてた
なんて吹聴するつもりはないよ。僕の最高のガンナーが変態だなんて口が裂けても言えやしない。
……でも、何かの弾みで口が滑るってことはあるかも知れない。時々『話しちゃいけない』ってことを
忘れてしまうかも知れないんだ……そうならないように」
 言いながらズボンのジッパーを下ろし、半透明の液体が滲む性器の先端を舞の頬に押しつける。
「芝村がいつも僕の側にいて、僕に『話しちゃけいない』ってこと思い出させて欲しいんだ……
君はそうするって『約束』したね? そうでしょう? なのに君がそんな態度を取るんだったら
……楽しい『約束』も滅茶苦茶になっちゃうじゃないか」
「何が楽しいもんか!」
 舞は吠えた。
「……芝村ってのは厄介だね……まだ理性が飛ばないんだ」
3218:03/08/14 21:30 ID:5azMT/AA
 速水の性器はそのまま舞の顔を滑り、閉じられた舞の唇に重ねられた。ナメクジが通った
道のように頬から口にかけて速水のカウパー液が光っている。
 なかなか口を開こうとしない舞の頬を親指で押し、無理矢理こじ開けると、そこに性器を
差し込んだ。
「まあ、表向きだけでも抵抗しているように見せないと、自尊心ってものが満たされないんだろう
ね。それはそうと、さっきイかせてあげる時に『お礼をする』って約束したよね?」
 実際のところ舞の返事を確認した訳ではない。返事を確認する前に舞が勝手に達してしまった
のもあるが、あんな口約束が後になって有効になるか無効になるかは、結局この速水だけが
決められることだった。
 舞も観念したかのように性器の表面に舌を這わせ始める。
 それを確認すると立ったままだった速水はソファーに腰を下ろし、舞のポニーテールを馬の
手綱のように操って、彼女の動きに緩急をつけさせた。

 舞は先端に舌を這わせ唾液にまみれさせると、根元に向かうすじに沿って舌が下りる。再び
舌が先端へ戻ると鈴口はいやらしく開き透明な液体を零していた。それを舌先で掬いながら
再度先端を口に含むと、唇で扱くようにして顔を上下させ、脈打つ性器全体に刺激を与える。
 口中から溢れる唾液が陰茎を伝って滴るが、舞はそれを両手で受け止め、口を離した時には
柔らかな手の平でそれを塗りつけるように先端から陰嚢まで撫でてみせる。
 そしてまた先端を口に含み、氷菓を溶かすように舐め上げる、という行為を繰り返した。
「そう……上手だね芝村……、ひょっとしてお父さんから教わったの?」
3318:03/08/14 21:33 ID:5azMT/AA
長ぇよ! ってことで今日はここまで…まだ続くみたいです、すみません…
あまり長くて迷惑をかけるようだったら別のアップ方法を検討してみます。
34SS保管庫の素人”管理”人:03/08/14 21:40 ID:7i7r34Yh
>>33
長い方だとは思いますが、長過ぎるとは思いませんね。
ただこれだけ長いとUPするのも大変でしょうから、
どこかのアップローダーにテキストファイルのままUPしてリンクを貼るという手もありますよ。
ログが流れてしまう前に私の保管庫に移してしまえば永久保存できますし。
35前スレ936:03/08/14 22:08 ID:CdgaAcR2
>18

魔王速見きたーーーー!
文章、鬼です。上手いです。
展開の仕方とか、随分こなれているので、長くても全然らくに読み進めます。
個人的には無問題。ゆっくり書き進めてください。ぐっじょぶ!!
36クエン酸シルデナフィル:03/08/14 22:48 ID:1pBSDTVI
   | \  凄いお久しぶりです……。
   |Д`) 実は前スレに残りを投下しようとしたところ、
   |⊂  「二重カキコですか?」って言われちゃった……。
   |    前スレのSSは前スレで終了したかったんだけど……。


   |
   |ミ サッ!    後日こっちで続きを投下せざるをえないです……。
   |
   |
37クエン酸シルデナフィル:03/08/14 22:52 ID:1pBSDTVI
と、思ったらカキコできました。
見知らぬ支援者さんに感謝を。

で、一応 クエン酸シルデナフィル=勃起不全治療薬=バイアグラ ってオチですた。
あーくだらね。
で、罪滅ぼしもかねて何か一つ短いのを書いてみようかと。
もしもリクエストがあれば……ですが。

次のループに期待……しないでください。
38名無しさん@ピンキー:03/08/14 23:23 ID:IxjyOh8T
中村つかってエロくなるのをやってみて下さい。
リクエストつーか課題かも……でも見てみたいです
39山崎 渉:03/08/15 16:31 ID:4fmQeeOf
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
40名無しさん@ピンキー:03/08/16 02:24 ID:sUTTDe1c
イワッチと原さんのエロが読みたいなあ。

もちろん襲うのは原さんのほうで。
41名無しさん@ピンキー:03/08/16 22:36 ID:O5qdoFgx
>>18
神様ありがとうデス!!
42名無しさん@ピンキー:03/08/16 23:25 ID:gp1KkDJ4

功雄版タロット

┏━━━━━━━┓
┃    XT .  ┃
┃───────┃
┃ソレスキー マジカyo?┃
┃  カコイイ.!  ∧∧ ┃
┃ ,∧_∧ (・ 3・)┃
┃ X ノ ハヘ X/,  つ┃
┃/丿^∀^)(_(_,)┃
┃!!(~~`v'~)  しし' .┃
┃!!ノ~~~~~\ ●.  ┃
┃ (__)_)   ●.┃
┃───────┃
┃6   恋人    .┃
┃    THE     .┃
┃  LOVERS   ┃
┗━━━━━━━┛  
43前スレ936:03/08/17 12:36 ID:A/NCFzb2

 ではでは、新スレ移行記念の新作でございます。いつも、字面の割にはエロが淡泊で申
し訳ない。え〜。今回はわたしの妄想がメインですので、あんまり筋らしい筋はございま
せん。(お前、ただ単にコスプレがやりたかっただけじゃないのかと……)
 しかも速水×舞なのに、なぜだか原姐さん大活躍しちゃってるし。
 そういうわけで、スレ住人の皆様方、よろしければ読んでみてください。


 GPMエロパロ
               学ランぶるまあ×××

 人気のない校舎裏。その中ほどにある用具置き場。普段ならここには大小様々な器具が
所狭しと並べられ、まともに進むことすら出来ない有様だった。それなのに今日ばかりは
穴が空いて使い物にならないマットひとつだけが窓際に敷かれている。中身がすべてグラ
ウンドの端に運ばれていたからだ。
「あ……! や、やめぬか、厚志。そこは……」
 芝村舞は声を潜めて背後の男に懇願した。
「ここ? それともこっちかな」
 わざと間違えた振りをして、速水厚志は舞の下半身をまさぐる指を上から下に移した。
「くっ! そ、そっちは違…う」
 皮を剥いた萌芽を一定のリズムで責め立てる楕円形のローター。振動が不意に離れ、今
度は愛液に濡れた花園の奥へきつく押し込まれる。
「もうぐっしょりだね。もしかして、ここに来る前から興奮してたの? まあ、ブルマの
中にローターを入れっぱなじゃ無理もなかったかな」
 耳元でささやく厚志の声に舞の顔色が一瞬で上気した。図星であると、言葉ではなく表
情で告げている。
「そ、そのようなことがあるわけない!」
 だが、心の方は素直ではなかった。
「そうだね。舞みたいな女の子が人前で感じるわけがないよね?」
 すかさず調子を合わせる。言いながら、空いているもう片方の手を上着の中に忍ばせ、
ブラの上から少女の胸を揉みしだいていった。
44前スレ936:03/08/17 12:37 ID:A/NCFzb2
 二人はいま、用具置き場の中で人知れずに密会を通じている。
 厚志はいつも通りの服装をしているが、このときの舞は一体、何を思ったのか、尚敬女
子戦車学校の体操服である白い体操着と臙脂色のブルマ。その上に黒の学生服を羽織ると
いうトチ狂った格好をしていた。
「わ、私だって、こんなものを入れて人前になど……」
 相手にほだされ、舞も言い訳を重ねる。
「じゃあ、どうして?」
 意地悪く先手を打つ。途端に少女の表情が固まった。振り返ると、敵は微笑みを浮かべ
ながらじっと答えを待ち受けていた。
「お、お主がどうしても頼むから」
 告げた時にはすでに半分、涙声だった。マットの上に腰を下ろし、背中を預けた姿勢の
まま、少女は肩を震わせる。愛しい人に体をまさぐられていく快感と、つい今し方まで浴
びせかけられていた突き刺さるような視線の嵐。羞恥心をくすぐられ、いつしか彼女の体
は熱く火照り始めていた。
「それじゃ、お礼をしないといけないかな。何がいい?」
 いけしゃあしゃあと問いかける。ここまで来て、互いが求めるものと言えばたったひと
つしかない。
「あ、あの……。その…。だ、だったら、お主のを……」
 語尾が不明瞭にくぐもる。
「ん? なに、よく聞こえないよ。もっとハッキリ言ってごらん」
 分かっている。恋というやつは惚れた方が全面的に弱いのだ。そして、芝村舞は完全に
主導権を奪われていた。
「お、お主のを。その、わ、私の中に……入れて…欲しい」
 よくできました。
45前スレ936:03/08/17 12:40 ID:A/NCFzb2
 ではここで、なぜこのようにかくも馬鹿馬鹿しい光景が繰り広げられているのか、少し
ばかり説明していきたい。
 そもそもの発端は、開催が危ぶまれながらも無事に当日を迎えることが出来た尚敬女子
戦車学校体育祭。別名、『尚武祭』である。少女たちの健やかな成長と敢闘精神の発露を
期待して催される競技の数々。グラウンドは女の子の華やかな雰囲気に彩られていた。校
庭に隙間なく設えられたテントの群れ。色とりどりのペナントに自分たちで作ったとおぼ
しき横断幕。紙製の花で縁取られた得点板。
 すべてが郷愁と平和の日々を思い起こさずにはいられない。このようなご時世にいささ
か浮ついた感じもするイベントだが、何と言っても極端に娯楽が制限された戦時下である。
せめて今日ばかりは辛く苦しい人類の営みから人々の目をそらせようと、ありとあらゆる
存在がこの機会を利用した。
 校庭には堂々とテレビカメラが入り込み、軍が発給した報道機関用パスを首から下げ、
大は熊本圏内で最大の部数を誇る新聞社から、小は市内の弱小ミニコミ誌まで、様々な雑
誌の専属カメラマンが報道ブースの最前線でカメラの砲列を形成している。
 そして、ついに皆が待ちこがれていた奇跡の瞬間が訪れる。午前のプログラムの末尾を
飾る、特別参加の5121小隊雄志による応援合戦。まずはその第一陣が披露された。
 整備主任、原素子をリーダーにして事務官、加藤祭が振り付けを担当したというチアリー
ディングが開始される。隊列は上記の原素子を前列中央に右が加藤祭、左には東原ののみ
というフォーメーション。後列には田辺真紀、ヨーコ小杉の両名がWのボトムを形成する
布陣で配されていた。事前に入手した総合パンフレットによるとあと一名、森精華の名前
もリストアップされていたのだが、何らかのアクシデントでも起こったのだろうか? 本
番には姿を見せていなかった。
 現れた全員が衛生官、石津萌デザイン・制作の青と白を基調にしたノースリーブのトッ
プとフレアミニのユニフォームに身を包んでいる。普段の訓練と厳しい整備作業によって
培われたみずみずしい肢体を惜しげもなく晒し、振り付けの途中で大きく足を上げるたび、
下に履いた臙脂色のブルマがちらちらと見え隠れした。多分、陳情していたアンダースコー
46前スレ936:03/08/17 12:41 ID:A/NCFzb2
トが厳しい物資事情の折り、手に入らなかった為の次善措置であるのだろう。しかし、そ
のカラーリングのミスマッチ加減がより一層、見ている者たちの気分を興奮の坩堝へと引
きつけていく。特に後列で控えていた真紀とヨーコは、普段でも目に余る豊満な肉体美が
この衣装よって一段と強調され、カメラの集中放火を受けていた。
 フィニッシュのポーズを決めた瞬間、期せずして会場全体から拍手と歓声が巻き起こっ
た。宴のテンションはいよいよ盛り上がる一方で、さらなるステージを皆が期待に満ちた
眼差しで待ちかまえている。
 そして、ついに伝説の幕が開けた。続いての演目は応援団雄志による三三七拍子。
 まずは5121小隊整備班所属、田代香織が監修・衣装提供との噂もっぱらしきりの団
長、壬生屋未央の颯爽とした出で立ちである。下はボンタン、雪駄。上半身はさらしで胸
を隠し、上にはくるぶしまで裾が届きそうな前時代の遺物、黒い長ランを着込んでいた。
頭に巻いた白い鉢巻きには、赤い縫い取りで『皇国必勝』の文字。
 さすがにここまで男前な服装だと、現れたのが見目麗しい黒髪の美少女だとしても、い
たずらに持ち上げる声はどこからもかからない。ただただ、呆気に捕らわれて全員が食い
入るように彼女を見つめていた。その中でも、野郎たちの少女を眺める視線はどちらかと
言えば驚いて声も出ないといった感じだが、女子生徒たちの何割かは運命の王子様を見初
めたように頬を赤らめ、未央の凛々しい立ち姿を瞳に焼き付けている。
 まずこれで、会場の雰囲気が一変した。端っこで太鼓と団旗を担当するのは来須銀河に
若宮康光。両名とも学生服の着こなしはなかなか堂に入ったものだが、この場所では所詮、
添え物に過ぎない。
 そして、ここからが問題となった人物である。未央の後方、左右に分かれて二人の女の
子が立っていた。新井木勇美、並びに芝村舞の二名で、それぞれの格好は未央に比べれば
簡素きわまりない。下は体操服にブルマ、その上に学生服の上着だけを羽織り、頭には未
央同様に白い鉢巻きをしていた。縫いつけられた文字は新井木が『悪鬼調伏』で舞の方が
『幻獣打倒』である。
47前スレ936:03/08/17 12:45 ID:A/NCFzb2
 これだけでも本イベントがどれだけ本来の目的を見失い、暴走し続けていったことか容
易に推測できた。そして、学生服にブルマという、どっちつかずの見本となりそうな二人
組だが両者の態度は180度ちがった。
 短髪、童顔の新井木は溌剌とした形相で、たとえ今のような格好をしていても少女特有
のかわいらしさを保っている。だが、芝村舞の方はかなり様子がおかしい。まず、異常な
ほど周囲を気にしていた。視線をうつむきがちに伏せ、表情を気取られまいと唇を固く結
ぶ。演技の途中、もじもじと太股をあわせ、まるで尿意を我慢しているような身のそぶり。
吐く息はやけに荒く、遠目にも体調があまり良くなさそうだった。
 その原因は、ここに来る直前、恋人の速水厚志から強要された無理難題のせいである。
彼女はショーツの中に電池で稼働する小型のピンクローターを入れたまま、演目に参加し
ていた。以前の舞であれば、そのようなことは決して認めないだろう。何より、人前で必
要以上に肌を露出するなど、芝村の名を受けた者が取るべき所業ではない。でも、今の彼
女は相手の為すがままに翻弄されてしまう恋の奴隷と成り下がっていた。
 舞はローターの振動に歯を食いしばって耐え続ける。極度の緊張から気を抜くと、すぐ
に絶頂を迎えてしまいそうだった。なにより、自身の秘所から止めどなく溢れ出してくる
水蜜がショーツはおろかブルマにまで浸潤を開始しているのが分かる。こうなると、いや
がおうにも意識は下腹部に集中した。自分を取り巻いている好奇な視線。そのすべてがは
したない股間に向けられているのではないかという錯覚に陥る。肥大化した自意識が過剰
なまでの被害妄想を招き、少女の精神はますます混濁の度合いを強めていった。
 そんな芝村舞の痴態を観客のほとんどは声もなく見つめている。場内に漂うどうにもい
たたまれない雰囲気。何と言っても少女は芝村の末姫と呼ばれ、常日頃であれば顔を拝む
ことさえ難しい存在なのだ。多くの人々は見てはいけないものを見てしまったという畏怖
の念に駆られる。しかし、さすがは戦時下に生きる連中であった。すぐに覚悟を決め、
48前スレ936:03/08/17 12:45 ID:A/NCFzb2
「見てしまった以上は孫の代まで語り継ぐ」とばかり、一斉にカメラのシャッターを切り
始める。途切れることのないフィルムの巻き上げ音に被写体の精神は千々に乱れた。
 すべてが終わったあと、舞は周囲の引き留める声を完全に無視して、厚志が待つ校舎裏
に一目散で消え去った。
 騒然とした余韻を残し、時刻は昼休みを迎える。ブースを離れたカメラマンたちは、こ
ぞって5121小隊のテントに襲来した。けれど、一番の被写体が逃げ出したことを知る
と、彼らは貪欲に次の獲物を求めていく。狙われたのは、チアリーディングの面々であっ
た。当初は全員の集合写真が撮られていた程度なのに、各カメラマンがてんでバラバラな
注文を付けていくうち、いつか個人撮影会へと内容が変化した。対象がひとりずつになる
と、やたらローアングルでカメラを構える人が多くなり、すぐにほとんどの女の子は用事
があると言って足早にその場を離れた。唯一の例外が原素子で、彼女はカメラが自分に集
まってくるのを確認すると、ますます調子に乗り始める。しまいには男たちの要求に従い、
ミニスカートもお構いなしに体を四つんばいにしてレンズに顔を向けた。そして、このと
き撮られた過度に扇情的な写真のひとつが後日、『熊本プレイマガジン』の表紙を飾って
しまい、部隊内で大問題へと発展するのだ。ちなみに、巻頭グラビアも目線を入れた彼女
の写真で、一番最初のページには『魅惑の整備班長。夜のストレッチングはあなたにお・
ま・か・せ』という煽り文がデカデカと貼り付けられていた。
 こうして、原素子がささやかな優越感に浸っていたそのとき、芝村舞は冒頭のように厚
志の元で恥辱の責め苦を味あわされている最中だった。
49前スレ936:03/08/17 12:47 ID:A/NCFzb2
「お待たせ。それじゃ、楽にしてあげようか?」
 じらしにじらした厚志がようやく舞の求めに応じようとする。
「それじゃ、四つんばいになって、お尻をこっちに向けてくれるかな?」
 とんでもない要求に少女の顔色が一変した。
「な、なにを…馬鹿な! そのような真似、出来るわけがなかろう」
 途端に食ってかかる。でも、厚志の方は平然としていた。いまや、彼にとって舞を手玉
に取ることなど雑作もなかったからだ。さらには相手の表情の変わり様を楽しむ余裕すら
伺わせる。
「でも、その学生服借り物でしょ? 床に着けて石灰で白くなったら大変だよ」
「そ、それはそうだが……」
 あっさりとやりこめられる。すでに「脱いでしまえばいい」という至極、根本的な解決
方法でさえ、舞の頭からは失われていた。
「早くしないと、お昼休み終わっちゃうよ。そんな顔したまま、みんなのところへ戻って
もいいの?」
「わ、分かった」
 渋々とマットに膝をつき、お尻を向ける。舞が身につけた学生服は比較的、大きめのサ
イズで、華奢な彼女が着込むと裾が足の付け根付近まで隠れてしまう長さだった。
「うーん……」
 でも、厚志の方は今ひとつ合点がいかない様子で小さくうなる。
 彼の眼前には黒の学生服に覆われ、わずかに下半分だけが顔をのぞかせている臙脂色の
ブルマが確認できた。
「どうせなら、裾をまくってもらえないかな?」
 さらなる要望に舞の思考が停止した。
「そのままだと、学生服が邪魔なんだ」
「だ、だったら、お主が自分で……」
 反論を試みて、首を後ろに傾ける。視界に垣間見えた相手の表情。薄笑いの下に隠され
た狂気。有無を言わせぬ迫力が少女のささやかな抵抗心をあっさり粉砕した。
「早くするんだ、舞」
 男の声に少女は震える指先で学生服の裾をつかんだ。そのまま腕を腰の後ろにまで引き
上げ、自らの愛液に湿った臙脂色のブルマを男の眼前に露出させる。
50前スレ936:03/08/17 12:47 ID:A/NCFzb2
「こ、これで……良いのか?」
 恥ずかしさに堅く目をつぶり、舞は精一杯の勇気を振り絞って相手の要求に応えた。
「ふふ。上出来だね」
 厚志の声がすぐ側で聞こえた。
 目を開けると、相手はいつの間にか自分の近くにまで寄ってきている。
「あっ!」
 不意に厚志の手が腰に添えられた。体操服の内側に指先を滑らせ、そのままゆっくりと
背中をなで回す。熱を帯びた自分の体よりも少しだけ冷たい手の平の感触。舞は身をよじっ
てそこから逃げ出そうとした。
「ほら、じっとして」
 厚志が女の子の背骨を上から強く押しつけ、相手の身動きを封じた。同時にもう片方の
手でブルマの股の部分をずらし、すでに激しく湿り気を帯びている少女の割れ目に二本の
指を突き立てる。
「くっ……! あ、厚志、そこは……」
「すごいね。もうこんなびっしょりだ。舞がこんなにいやらしい女の子だなんて知ったら、
みんなどんな風に思うだろう?」
 わざと小声でささやいて、相手の羞恥心をことさらに煽り立てる。その間にも指先の動
きが一瞬たりとも止まることはなかった。
「い、いやだ。そのようなこと……。み、みんな…には。あうっ!」
 唐突に花弁の中心をえぐっていた指を引き抜く。異物が膣壁をかすめた瞬間、舞の秘所
からおびただしい量の愛液がさらに染み出した。
「もう十分だね。どうせなら、このまましようか」
「こ、このままだと? お主、どういうつもりで……あっ! よせ、いやだ! こ、こん
な……格好のまま…」
 相手の懇願を右から左に聞き流し、厚志は自分のいきり立った怒張を赤いブルマの脇か
ら舞の膣口に押し込んでいく。
「は……! くぅぅっ! い、いや。そ、そんなに……激しく…う、動いた……ら」
 腰のグラインドに合わせて、舞のポニーテールが大きく揺れる。厚志は右手で少女の肩
口をつかみ、左腕でお腹を支えながら何度も何度も繰り返し少女の子宮口を突き上げていっ
た。
51前スレ936:03/08/17 12:48 ID:A/NCFzb2
「そろそろいくよ。どうせなら、このまま中に出しちゃおうか?」
「だ、駄目だ! 中には出すな。そ、外に……」
「でも外に出したら、制服にぼくの精液がついちゃうよ。それでもいいのかな? 確か午
後もこの衣装で応援する予定じゃなかったっけ?」
 意地悪な相手の質問に舞は返す言葉がない。厚志が服にかからないよう気を付ければい
いだけなのだが、これまでの経過からして、どうせ何を言っても無駄だということは分かっ
ていた。少女に許されてはいたのはただひとつ、「すべてを受け入れる」ということだけ
だ。
「……な、中に出して良い」
 幾度となく打ち寄せる甘美な衝動。その刺激に心を奪われながら、舞はようやく答えた。
「ん? 何て言ったのかな。お願いする時には礼儀正しくしなくちゃ駄目だと、舞の方か
ら聞かされたことがあるよ」
 絶頂へ向け、さらに腰の回転を加速していく厚志。その最中にも落ち着いた調子で相手
の言葉遣いに苦言を呈した。もちろん、単なる嫌がらせ以上の何物でもない。
「お、お願いする……。どうか、わたしの中に」
「中に? 一体、どうして欲しいのかな」
「あ……厚志のを出して欲しい」
 まあ、こんなところだろう。男はあっさり妥協した。なにより、この高貴な存在である
少女をここまで淫らに変えることが出来たのだ。それだけでも満足すべき結果だった。必
要以上に下品さを植え付けることは却って少女の価値を下げてしまう。恥じらいを失わな
い程度に快楽を教え込んでいけば、少なくとも舞が自分から離れてしまう恐れはなかった。
 厚志は支配する喜びを十分に堪能しながら、彼女の心と体を自らの欲望で汚していく。
「出るよ、舞!」
 最後に深く腰を突き出し、少女の肉体の一番奥深くへ大量の精液をぶちまける。
 生暖かい液体が子宮の中に広がっていくのを舞は体の内側から実感した。途端に男をく
わえ込んだ膣内が最後の一滴まで搾り取るよう収斂を始める。
「あ……。で、出てる。わたしの、中で…熱いのが……たくさん…」
 男の射精に合わせ、舞の肉体も微細な痙攣を繰り返し一気に上り詰めた。
 快感に思考が途切れる。白く染まりゆく視界の果て、そのまま少女は薄汚れたマットの
上に身を投げ出す。
52前スレ936:03/08/17 12:51 ID:A/NCFzb2
 欲情を一滴残らず浴びせかけ、厚志は血の気の失せた己自身を少女の女性器から抜いた。
彼女のずれたブルマを元通りにする。そうすると、逆流してきた自分の精液で下の方に大
きくシミが広がった。手早く服装を整え、厚志はなおも放心状態の舞に向かい、こう言い
残す。
「午後のプログラムが始まるまで、そのままにしておくんだよ。みんなに舞の恥ずかしい
ところを見てもらわないとね。いい、分かったかな?」
 扉の前で振り返り、まだ起きあがることも出来ない彼女の様子を確認する。女の子は視
点の定まらない瞳をしていた。それでも男の命令に気の抜けた声で、「はい」と短く返事
をする。厚志は満足して室内に彼女ひとりを残し、用具置き場を出ていった。
 午後は真正面から舞を観察できる場所を探そう。マゾヒスティックな微笑みを顔に浮か
べ、男は足早にそこから離れていった。

                                   了


なんか、展開の割には随分と長い……。
やはり、妄想部分が必要以上に容量食ったみたいです。
ちょっと反省。
53名無しさん@ピンキー:03/08/17 12:52 ID:gUpeBknq
イイヨ,イイヨー.
ハァハァ(´д` ;)
5418:03/08/17 20:02 ID:CjzpZJC6
>43
えろーい!何だか舞たん調教祭りですかハァハァ(´д` ;)。

>34
ありがとうございます。
書き進めてたらやっぱり長くなりそうなので、完成したらうぷろだに上げる、という方向で
いきたいと思います。需要があるのかわかりませんが、頑張ります。
55名無しさん@ピンキー:03/08/17 22:07 ID:w3e2oICy
>前スレ936

(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
また書いてくださいおながいしまつ。
できれば続きキボンヌ〜
56名無しさん@ピンキー:03/08/18 00:40 ID:rW3mHteW
コソーリ速水×舞の純愛きぼん、と……。
57名無しさん@ピンキー:03/08/18 00:42 ID:rW3mHteW
ゴメン、上げちゃった・゚・(ノД`)・゚・
58クエン酸シルデナフィル:03/08/18 06:05 ID:Ie67p7u8
 好奇心旺盛で気になったことに何でも首を突っ込みたがるのは彼女の癖だった。
「私、もう少し色々調べてみようと思うんです」
 原素子整備班長にくっついて5121小隊に配属された森精華は士魂号のブラックボックスに興味を持ち、
危ない橋を渡ろうとしていた。
 夜明け前、既に他の小隊メンバーは帰宅し、二人で士魂号の整備をしていた時のことである。
「やめろ、お願いやけん。これ以上アレに首を突っ込まんといてくれ」
 そう言って自分は彼女を抱きしめた。
 自分は下っ端だ。しかし彼女よりは諸々の事情を知っている。「芝村」についてもだ。
 士魂号の秘密に近付いた森をMr.B――芝村準竜師は生かしてはおかないだろう。
 士魂号開発スタッフの原が未だ生きながらえているのは善行司令の尽力の賜物だが、
自分は彼ほど権力も策略も持っていない。持っているのはソックスハンターとしての腕だけだ。
「考えんでよか。気になるんは分からんでもないけど、機密に触れれば俺ら下っ端は消されるだけばい」
 中村は更に力を込めて森を抱きしめた。まるで彼女が消えないように、守るように。
 巨体の中村に対して小柄で細身の森は、それだけで壊れてしまいそうに見える。
「ちょ、力入れすぎて痛いってば。馬鹿……」
 迷惑そうに顔を顰めるも中村の真剣な気持ちを察したのだろう、森はそっと彼の背中に腕を伸ばし
きゅ、と制服の上着を握った。
「でも心配してくれてありがとう。好きよ、貴方のそういうところ」
 にっこり笑って森は中村にキスをする。
 夜明け前、既に他の小隊メンバーは帰宅し、ハンガーには二人きりである。
59クエン酸シルデナフィル:03/08/18 06:06 ID:Ie67p7u8
 森のキスに答えるように中村はキスを返す。キスをしながら彼女のバンダナを外す。
「な……こげな所でなったらこと!」
 バンダナを外すのは情事の合図だった。
 テント内とはいえ屋外での中村の行動に森は驚き素っ頓狂な声を上げる。
 しかし中村はお構い無しに彼女の制服のボタンを外し、やわやわと胸を揉みしだく。
 次第に森の口から熱っぽい吐息が漏れ出し、しな垂れかかるように中村に身体を預ける。
「こんな夜中、誰も来んとよ。心配せんでよか」
 森を軽々と持ち上げ、テント内のシートに彼女を寝かせた中村はニヤニヤと笑った。
「それとも今このまま引き上げるとね?」
 胸をはだけさせ、頬が上気している森に意地悪くそういうと彼女は上目遣いに中村を睨んだ。
「分かりました、すればいいんでしょう! その代わり早めに済ませちゃって下さい」
 やっと整備が終わって帰れると思ったのに……。
 心の中で悪態をつきながらも、中村の愛撫で準備が整ってしまった森は仕方なく彼を受け入れた。
60クエン酸シルデナフィル:03/08/18 06:06 ID:Ie67p7u8
 早めに、というオーダーを受けたので中村は手早く森の弱点を攻めていく。
 元々じらしてゆっくりとろとろ……というのは中村は苦手だった。原や瀬戸口などの
百戦錬磨の強者からは色々言われるだろうが、どうにも気恥ずかしい。
 その点で今回の森の申し出はありがたかったかもしれない。
「んん……あ、そこ……いいの……」
 重点的に弱点を攻められているので早い段階から森の声に艶っぽさが出てくる。
 右手で胸を愛撫し、左手で器用に森のジーパンを脱がしていく。
「ここも、もういいんか?」
 ショーツの上から割れ目を撫でられて、森の身体が一瞬跳ねる。
 そのまま布の上から芽を探り当て、優しく押しつぶすと彼女の腰が断続的にヒクヒクと持ち上がった。
 だんだんとショーツに染みが広がり、ぬるぬるとしてくるのが分かる。
「あ、だめ……いいけど、や……はぅ、んっ」
 森の指が中村の背中をカリカリと引っかく。まるで催促しているようなその動きに彼は
ショーツの脇から指を差し入れた。
 直に肌に触れるとすぐにまとわりついてくる粘液を絡みつかせ、そのまま森の内部へ指を侵入させる。
 太い指が入ってくると緊張のせいで締め付けられるが、気持ちよさに弛緩した身体はまたそのうち
緊張を解いて中村の指を受け入れた。
61クエン酸シルデナフィル:03/08/18 06:07 ID:Ie67p7u8
 二本、三本と指を増やしていき、内部で広げてみせる。
 露わになったそこはひくひくと蠢いていてグロテスクながらも目が放せなかった。
「キチー。ここんとこ、ぐちゃぐちゃに光って動いとっとよ」
 粘液を掻き出すように間接を曲げて指を激しく出し入れし、中村は森の耳元で囁く。
「俺の指ギチギチに締めて、欲しがってごたる」
「そんなこと、はぁ……ん、くぅ、あ……ああ!」
 森の耳たぶを甘噛みしてやるとよりきつく締まる。
 中村の手に自らの下半身を擦り付けるように腰が動き蜜は彼の掌全体を濡らした。
 中村はそれを下半身に塗りたくるように撫でまわし、森は小振りの尻から太股までべったりと
自らの粘液で覆われた。
「だ、だめ……私もうイッちゃう……ぅうん、んぁあっ、あぁ!」
「よかよ、いっぺん一人でイッとき。また俺が挿れるきに」
 いやいやをするように森が首を振るが、中村は一向に手を休めない。それどころか一層指の動きを
加速させ、掌でぐりぐりと円を書くように刺激を与えてやる。
「いい、やぁ……ふぁ……あああぁあっ!!」
 今までよりも激しい痙攣の後、森の身体は脱力して肢体がシートの上にだらりと寝そべる。
 中村が彼女の身体に触れると絶頂の余韻でなおひくひくと震えた。
62クエン酸シルデナフィル:03/08/18 06:07 ID:Ie67p7u8
 中村が自身のものを取り出し森の入り口にあてがってやると花弁が収縮し、
新しい蜜がとろりと溢れる。しばし入り口に擦り付けるように先端だけ出し入れすると、
森の身体が再び強張った。
「や、そんな、続けてなんて……あぁ……」
「悪いけど、俺も我慢できんとよ。疲れたかもしれんけどもうちょっと付き合ってはいよ」
 中村は森の膝の裏を持って足を大きく押し上げる。
 胸の所まで押さえつけられたせいでぱっくり開いた割れ目が簡単に見て取れた。
 先端だけを出し入れしていたものをそのまま勢いをつけて根元まで一気に突き入れる。
 一度達したお陰か、ずるりと入ったそれはすぐさまヌルヌルとした壁面に締め付けられた。
 そのまま出し入れを繰り返し、中村は森の身体を味わっていく。
 大きく開かれて押さえつけられた足の間から、森の羞恥と快感が入り混じった顔が見えた。
「いやぁっ! こんな激しいの、私……ああっ、ん、ふぁあ……ひぁ!」
「激しいのがよかとね? こっちからだと俺のに食いついとるのがよう見えるたい。
 出し入れする度にめくれとるのがたーいがいやらしかとよ」
 わざわざ森が恥ずかしがるように状況を説明し、腰を大きく振りグラインドさせる。
 既に達しているせいで敏感になっている森は何度も軽く絶頂まで上り、
緩んだ口から喘ぎ声を上げっぱなしにし、目が熱っぽく虚ろになっていた。
63クエン酸シルデナフィル:03/08/18 06:07 ID:Ie67p7u8
 中村の動きが激しく速くなり、それに合わせて森の身体ががくがくと揺さぶられる。
「も……ダメぇ……壊れちゃう、くぁ……はあ、あっあっあぁ……!」
「うん……俺ももう無理たい。イッて、よかよ……」
 お互いの身体がぶつかり合う音と、ぬめった水音がテント内に一層大きく響く。
 森の喘ぎ声は既に声になっておらず、僅かな発声が荒い息遣いに混じっているだけになっていた。
 中村の方もまた、不規則な呼吸と共に身体を動かす。
「あ――――――――――……っ!!」
「う、く………………っ!」
 二人同時に絞るような声を漏らし、ピンと身体が伸びたまま強張る。
 その後に遅れて身体が痙攣し、一気に力が抜けたような感覚に襲われた。
 シートに倒れこむ中村だったが、かろうじて腕を伸ばし森を下敷きにするのを防ぐ。
 中村が森から自身を抜くと、どろりと二人の体液が混ざって零れた。
64クエン酸シルデナフィル:03/08/18 06:08 ID:Ie67p7u8
 かろうじて動ける中村は既に気力も体力も使い果たして眠ってしまった森の身体をタオルで
拭いてやり、服とバンダナをきちんと着けてやる。
「俺は気の利いたこと言えんけど、これだけはちゃんと言うとくよ。
 お前のこと好いとお、大事に思っとっとよ。その気持ちに嘘は無か」
 彼女が聞いてはいないだろうが、中村は呟く。
 好きだから大事だから守りたいと思う。
 たとえ彼女に軽蔑されようと、自分は自分の出来る手段で彼女を守ろうと思う。
 空が白んできた。もう家に帰るよりは整備員詰め所で寝かせてしまった方がいいだろう。
 中村は森を抱きかかえて整備員詰め所に運び、自分の制服の上着を掛けてやった。
「さて……やるか」
 久々の貫徹だ、と呟きながら中村は整備員詰め所を後にする。

「こんな早朝になんの用だ? わざわざ手土産まで持って」
「森精華のことだ。あんたのことだから既に知っているだろう。
 彼女は士魂号の情報を握っているがまだほんの触りだけ、これ以上は深入りしないように釘を刺した」
「フ……惚れた弱みと言うやつか? まあいいだろう、彼女の処分は取りやめる」
「感謝するMr.B……」
「生身の女に惚れると苦労するぞ。我々ソックスハンターは忌み嫌われる存在。
 今後も重々承知しておけ、ソックスバトラーよ」
65クエン酸シルデナフィル:03/08/18 06:09 ID:Ie67p7u8
 森が目を覚ました時、そこに中村の姿は無く、代わりに中村の上着が自分の身体に掛けられていた。
 彼の上着を自分の顔に押し当てて深く吸い込む。
 少しの汗と、甘いお菓子の匂い。大好きな彼の匂い。
 不慣れな場所で無茶なことしたから身体がだるい。
 けどもう朝だわ、早くしないとみんなが登校しちゃう。
 きっと彼が運んでくれたであろう整備員詰め所を出ようとしたとき、彼女は気がついた。
「……やられた!!」
 情事の最中までは確かに履いていた靴下が無い。
 迂闊だった、自分の彼氏はソックスハンターだったのだ。
 
 自身の靴下で己の命が救われたこと、それは彼女にとってあずかり知らぬことである。

                                                                〜END?〜

課題提出しました。
熊本弁分からんよ……(;´Д`)
66名無しさん@ピンキー:03/08/18 11:45 ID:ZKAFeHxk
やば!す、すごい萌えた… 純愛ウマー(´д`)
熊本弁よくしらないですが、中村の台詞が逐一やらしくてもえますた。


整備士のほかの連中の話もあなたの文で読んでみたいっす。
67 名無しさん@ピンキー :03/08/19 00:22 ID:2PfxGxFP
>少しの汗と、甘いお菓子の匂い。大好きな彼の匂い。

中村ファンなので、この台詞に特に萌えました。
68名無しさん@ピンキー:03/08/19 00:23 ID:FnFgZHty
わああああ、自分中村スキーなんですよ!
今晩いい夢見れそうです!
69名無しさん@ピンキー:03/08/19 00:53 ID:gdE9jZAv
メールアドレス格安販売
アクセスアップにどうぞ!
http://www.h3.dion.ne.jp/~smz/mail267.html
70名無しさん@ピンキー:03/08/21 21:00 ID:KBuXr1AS
まだ大丈夫と思うが、一応保守る。
71名無しさん@ピンキー:03/08/21 22:46 ID:uLcS+3ue
エヴァ2が出たらこのスレどうなるだ
72SHO ◆SWN/.banJg :03/08/22 16:20 ID:fzJ5D50a
エロじゃないけど急に思いついたので…
士魂号×壬生屋ー

その漢は待っていた。ただ整備室で静かに待ち焦がれていた。幻獣が来るのを…

彼の名は[士魂号1番機」、パイロットは言わずと知れた壬生屋。出撃しては
真っ先に壊れて帰って来る整備士泣かせの色男である。つい先日も先陣切って
幻獣を撃破してきたばかりだ。もちろん大破もした。だが彼は非常に満足して
いた。

「昇進と勲章授与 おめでとう」

未央は不意を付かれ振りかえる。そこには意中の殿方が自分に対して賛辞をのべに
来てくれていた。ひとしきり会話を交えた…とその時どこからか視線を感じた。

「どうしたの?」「いえ…なんでもありません」

会話を終えた未央はハンガーに駆け込んだ。視線も気になったがそれよりもほて
ってしまった体を鎮めるのが先だった。久しぶりの「彼]との会話でいてもたっ
てもいられないのだ。
73SHO ◆SWN/.banJg :03/08/22 16:33 ID:uXZAmyZJ
彼は幸福の絶頂にいた。彼の中で意中の女(ひと)が自慰にふけっているのだ…

[はっ…あぁあっ…あっ……ひぁあっ…」

「彼]の声を忘れないうちに…それが今の未央の精一杯だった。

「は…はや…み……く……」

その時漢の魂が揺れた。
74SHO ◆SWN/.banJg :03/08/22 16:52 ID:x1ZZiOL2
[出撃」

戦場に借り出される5121小隊。整備班の面々から不信な声が漏れる。士魂号
1番機の様子がおかしい…と。不調ならまだしも全ての性能が跳ね上がっている
のだ。

[……!!」

全員が息を飲んだ。いつもと同じ呼吸で踏み込んでいるはずの1番機が、まるで
士翼号のごとく空を駆ったのだ。壬生屋も驚きを隠せない。いつも通りに切りこ
んでいるはずが、力加減が全然出来ない。

「な、何が起きてるというのです?………!?」

======モウ離サナイ ズット一緒ダ======

急に未央の頭の中に声が聞こえた。
75SHO ◆SWN/.banJg :03/08/22 17:04 ID:4rc9At08
操縦が効かない!無線が通じない!多目的結晶も反応しない!脱出しなければ!
未央がヘッドセットを取った瞬間また声が聞こえた。

======ワタスモノカ======

計器類やモニターが割れおびただしい量のコードやケーブルが体を埋め尽くす。





〜急に仕事が入ったのでここまで〜
76名無しさん@ピンキー:03/08/22 19:49 ID:2MPqRY27
(*´∀`*)=3
77名無しさん@ピンキー:03/08/23 00:26 ID:nOlgkk3Y
(;´Д`)ハァハァ
78SHO ◆SWN/.banJg :03/08/23 02:00 ID:Sgeis9P/
〜ただいまー〜

壬生屋の顔は真っ青に血の気が引いていた。元々士魂号には生体部品が使用されて
いることは彼女も知っていたが、線虫のごとくうごめくソレは嫌悪感を通り越して
恐怖そのものと化した。

「ひ…あ…」

叫ぼうにも体が硬直し呼吸すらままならない。それもそのはず、多目的結晶を通し
鋼の魂は壬生屋のココロを、カラダを支配していたのだから…

「あ…何だろう?気持ちいいなぁ…ここどこ?ん…くすぐったいなぁ…でも気持ち
 いいからいいやぁ…いやじゃないし…皆どこいったんだろう?え?みんな?誰?
 え?わたシ?ワタシハココデナニシテイルノ?マァイイヤァ…」
79SHO ◆SWN/.banJg :03/08/23 02:17 ID:Sgeis9P/
[1番機、応答しろ!壬生屋!!」

善行の声が指揮車の外にまで聞こえる。外では士魂号1番機がまるで生き物の
ごとく戦場を駆けまわっていた。

士魂号の中は既にこの世の物とは思えない光景と化していた。コクピットを埋
め尽くす無数のケーブルはあたかも触手のごとく壬生屋の体にまとわり付き、
その四肢を大の字に広げ穴という穴をふさぎ、あるいは嬲っていた。

目は…コードが巻きつき光を遮り
口は…大小様々なケーブルが入り込み声を奪い
手足は…曲げることも伸ばすこともかなわず
胸は…搾り出す様に締め上げられ
秘部は…尿道・陰核・菊門にいたるまで辱めを受け


そこには音を出す肉人形だけがあった。
80SHO ◆SWN/.banJg :03/08/23 02:33 ID:Sgeis9P/
「おごぉ!?おをぉおお!!!!」
線が舌に絡み付き口の外へ引きずり出す。

「えぐぅうっ!んがぁ!」
線が鼻を吊り上げる。

「はぁっ…はへへぇぇぇ〜…」
ソレらは耳の穴の中を蹂躙する。

触る・撫でる・揉む・締める・摘む・突つく・巻きつく…ありとあらゆる方法を
持って肉人形は弄ばれ続けた。閉ざされた体内にはありとあらゆる体液が振りま
かれ甘美な異臭を放ち始めていた。


〜〜眠い…ちとここで一旦お休み。すぐ続き書くからも少し待って下され。〜〜
81SHO ◆SWN/.banJg :03/08/23 12:39 ID:xkvT/wjR
〜おっはー(つーかただいま)〜

「うぎぃぃいぃぃいぃぃいぃぃいいい!!!!」

濡れる肉体に電流が走る。口からヨダレの泡と共に哀れなうめき声が漏れる。
漏電しているのか、それとも声の主の仕業か…壬生屋は既に白目を向いて痙攣し
時折狂った様にあえぐ。体液をしたたらせ、汚物を撒き散らし「ソレ」は士魂号
と一体となっていた。  



「幻獣側…増援です!」
「ユニコーン型だと…!?新種か!!」
「一番機と接触!!」
82SHO ◆SWN/.banJg :03/08/23 13:13 ID:FBjIY9TE
エピ

それは美しい十字架に見えた…ユニコーン型の角は1番機の腹に深ぶかとささり
ながらその巨躯を持ち上げていた。同時に1番機の刃を急所に受けて絶命してい
た。


「げ…幻獣側撤退開始しました…!」
「掃討戦に入る!!」
「きゅっ救護班!!」

===勝利===

壬生屋は病院のベッドで目を覚ました。怪我はほとんど無く、皮膚に無数の引っか
きキズがある程度だった。

「ウォードレス着ていたのに…」

不思議と体は軽い。誰もが死んだと思ったあの一撃の時。士魂号が吼えたと小隊の
面々は言う。士魂号が護ってくれた!?そんな話も出たくらいだ。でも壬生屋には
何が起きたか解っていた。生体部品の暴走による声にならぬ声、伝わらぬ思い……
表現の不器用さはさながら本物の「サムライ」だったかと彼女は苦笑いをした。

当の士魂号はというと整備班によって修復作業が順調に進んでいるそうだ。その話
を聞いた壬生屋はハンガーへと向かった。
83SHO ◆SWN/.banJg :03/08/23 13:15 ID:FBjIY9TE
鋼のサムライはどこと無く気まずそうに、うつむいてる様にも感じた。その頭を拳
で軽く叩く。そして一言。

「…コラっ」

サムライは君主に顔向けできない。

「私のコト…慕ってくれてたのは嬉しく思います…ですが…その…ああいうコトは
 もうお止め下さい …その…もう少し優しくでしたら…お願いします」

彼女の意外な言葉にサムライが頬を染めた様に見えた。

「壬生屋さん!病み上がりなのにそんなトコいたら危険ですよ!整備始めますから
 降りてくださーい!」

森の声で我に返る。振りかえり優しく微笑むと君主は去った。次は調整の時かなぁ
と、鋼のサムライは不埒な妄想を抱きながら整備に入った。
                               =了=
84SHO ◆SWN/.banJg :03/08/23 13:19 ID:FBjIY9TE
あい、ようやく終わりました。前回に引き続き脳内妄想が空回りして、上手く言葉
が出ておりません。反省。でもオレん中のガンパレラヴ!な気持ちが何分の一かで
も表現できてたり、伝わればいいなぁとおもっとりますです。稚拙な文章お付き合
い頂きありがとうございました。
85名無しさん@ピンキー:03/08/23 13:25 ID:rFRYYyn2
>無数のケーブルはあたかも触手のごとく壬生屋の体にまとわり付き
・・・ボーグみたいになっちゃうのかなぁ?
それはそれで(;´Д`)ハァハァ
86SS保管庫の素人”管理”人:03/08/23 19:56 ID:HEYjPbZe
やっぱ触手はいいっす!
87名無しさん@ピンキー:03/08/23 21:21 ID:qqzdwOu5
だれもボーグに突っ込まないってことはみんなネタ元わかってるのか・・・?
88速舞祭りきぼーん:03/08/24 00:13 ID:bMWyDmyx
通りすがりに耳に入った一言。
「芝村って、笑うとすげー可愛いのな」


スタスタスタ。その足で、小隊隊長室へ向かう。
「滝川の部署をスカウトに変更したいのですが」
にっこり。
「…いいだろう。すぐ手配する。」
速水は陽だまりのような微笑を浮かべている。
実のところ、軽すぎるお仕置きかな、と思った。
まったく、滝川のくせに、自分のモノに目をつけるなど、100万年早い。

他の男に向かって笑いかけるなんて。
「もちろん、舞にもお仕置きが必要だよね」
にっこり。
89速舞祭りきぼーん:03/08/24 00:16 ID:bMWyDmyx
「ねえ、舞、ちょっといい?」
「? なんだ?もうすぐ授業が始まるぞ」
「すぐおわるから。ね?」
にっこり。
速水の笑顔、おねだりになんだかんだ言っても甘い舞は、
しぶしぶながら速水と共に歩き出す。
そのまま、整備員詰め所へと促され。
「一体、どうしたのだ?」
「ふふ、お・し・お・き!」
「な、何を突然!第一、そのようなことをされるいわれなどない!」
「舞にはなくても、僕にはあるし、そこまで舞が無自覚だってことも、
許せないなぁ。やっぱり、お仕置きが必要だね」
90速舞祭りきぼーん:03/08/24 00:16 ID:bMWyDmyx
速水の足払い一閃。
「うあぁ!」
突然のことに身構えるまもなく、転ばされて、気づいた時には、速水にのしかかられている。
条件反射とは恐ろしいもので、散々速水に慣らされてしまっている身体は、
至近距離からの速水の視線、速水の息遣い、体温、それを感じただけで
、じんわりと快楽への期待を漏らす。
「よ、よせ…」
「よさないよ」
速水は舞のキュロットの中に右手を差し込む。
ストッキング越しに内腿を撫でさすった。
「や…ん」
舞は自分の意思とはかかわりなく、体の中心が熱を持つのを感じる。
肝心の部分に触れてもらえないのがもどかしい。
「あ、厚志…」
「ん?」
「…なんでもない」
触れて欲しい、そう言ってしまいそうになったが、速水のいたずらっぽい笑みをみて思いとどまる。
多分、それはこの男の思うつぼだ。
「なんでもないの?」
笑みを含んだ声でそう言いながら、中指で舞の秘所をくりくりと刺激した。
「やん!」
「あは、なんだか濡れてるね。このくらいでストッキング越しでも
わかるくらい濡れちゃうなんて、舞ってえっちだよね」
91速舞祭りきぼーん:03/08/24 00:18 ID:bMWyDmyx
というわけで、速舞祭りきぼーんなのです。
続きは速舞祭りの開催が決定したらということでw
92名無しさん@ピンキー:03/08/24 01:02 ID:Gykft5zk
速舞祭りはほっといても、いつでも普通に開催されるだろうけど
森姉弟祭りを待ってる俺はどうしたら良いでつか?
93名無しさん@ピンキー:03/08/24 14:16 ID:hdVjjPoC
折角だからそこらのサイトで見かけないもんが見たいねえ
俺は更紗と売店のお姉さんだな
94名無しさん@ピンキー:03/08/25 00:28 ID:wIui0Gte
つかなー、速水×舞はテンプレでもあんのかってくらい同じテイストなのがな…
まあゲームからして速水の言動が中年オヤジだから、しょうがないのか

前スレに出てた、速水の乳を悔しそうに揉みまくる舞とか
そんなんだったら面白いだろうが
95名無しさん@ピンキー:03/08/25 01:57 ID:sufJSjLj
>>94
揉むほど乳あんのかよw
96名無しさん@ピンキー:03/08/25 19:03 ID:oNsInIzS
困った事に脱走直後辺りの時期には谷間が出来るほどあるのだよ
97名無しさん@ピンキー:03/08/26 00:42 ID:SrrrnP4W
ヒロインの名前は速水。そしてヒーローの名前は舞。
ごく芝村な二人は、ごく芝村な恋をして、ごく芝村な結婚をし ました。
でも、ただ一つ違っていたのは、速水はぽややんではなくてぼよよんだったのです。
98名無しさん@ピンキー:03/08/26 00:46 ID:nj6euV3f
>>97
風船みたいな速水?
…ブータみたいだったりして(^-^;
99名無しさん@ピンキー:03/08/26 01:36 ID:OAqLZpui
>96
あの乳って結局どうなったのかなあ。小説とかドラマCDとか
裏設定よくわかんないよ・・・・

それよか岩田が舞やののみにいやらしいことをしてないか気になる。
100OVERS:03/08/27 13:37 ID:rSF/vrCy
>>99
乳をもげ(ガッシュ)ばりにもいだんじゃろ!
101矢上:03/08/27 23:52 ID:8wh8nfc6
あれですか?適当に出しただけですよ。
それが何か?

そんなことよりドラマCDの僕って格好いいでしょう?
102名無しさん@ピンキー:03/08/28 00:27 ID:1xAfCGbs
>99
むしろしていてほしい方向で。個人的には田代も。

>101
エヴァにアリアン出ますか
103名無しさん@ピンキー:03/08/28 04:08 ID:75HxEaiw
でもイワッチって性欲とかなさそう。人間じゃねーよ
ソッチ系とか靴下でないと勃たないとかさ

まあ、何はともあれ、イワッチの人間的営みって想像できないんだが…
誰か書いてくれる勇者キボンヌ
104名無しさん@ピンキー:03/08/28 15:26 ID:52c+Djii
スケベなクセに妙に恥かしがり屋のフリーター奈央ちゃんがついに顔出しハメ撮りビ
デオを公開!
http://www.hamedori.net/video.html

61.199.55.48 , p3048-ipadfx01maru.tokyo.ocn.ne.jp ?
105OVERS:03/08/29 03:25 ID:S1YFTlMO
岩田は今至福の境地にいた。集めに集めた靴下の山…その上にルパ○V世ばりに
飛び込む。

「ん〜イイ!すんごぉ〜〜〜〜〜〜くイイ!これぞ究極の快楽!究極の娯楽!」

ひとしきり靴下の山(海?)で戯れた岩田は厳重にロックされた金庫を開ける。
そこには5121小隊の面々の靴下がずらりと揃えてあった。

「きょ・お・は・だ・れ・にし・よ・お・っか・なぁ〜」

エレクトした自身をダーツの矢のごとく狙いを定め…一気に腰を突き出す!

「決定!今日はヨ〜コさんにけってぇぇ〜いぃ!」

突き出した自身にはヨーコの靴下が、あたかもコンドームの様にかぶさっていた。
106OVERS:03/08/29 03:39 ID:S1YFTlMO
ざらつく布の摩擦に岩田は心を奪われていた。もう何者も彼を止めることは
出来ない。自信もはちきれんばかりに怒張し、今か今かと最後の時を待って
いた。
彼はヨーコのソレを選んだのに特別な理由など無い。昨日は芝村だったし更
にその前は滝川…もう全員のソレを何順もしている。自らの精を吐き出して
は丹念に洗い、干し、アイロンをかける…彼にとってソレら、5121小隊
のメンバーの靴下は他の靴下とは別格なのだ。

「いつかは…お別れするんですよねェ…」

行為の真っ最中にふと我に返る。皆にウソをつき身内さえ騙し自分の願い
を叶えようとしている…そんな自分を慕って(?)くれる仲間がいる……
本当はココに留まりたいのかもしれない。

「…ははっ なぁにを似合わないコトを!」

吹っ切るかのように再開した行為。しかしそれ以上続くことは無かった。
107OVERS:03/08/29 03:45 ID:S1YFTlMO
速水が狩谷を救って数日後彼はゲートに飛び込む準備をしていた。そのトランク
には例の靴下達が入っていた。

「見納め…ですね」

そう言った矢先気配を感じ取る…

「ダレです!?」
「おいおい オレだよ」
「オ…瀬戸口…」

驚く岩田に瀬戸口はふろしきを投げてよこす。

「これは?」
「餞別だ 持ってけよ」
「!!」
108OVERS:03/08/29 03:51 ID:S1YFTlMO
その中には靴下が入っていた。しかも名前が入っている。速水・加藤・森・原・
若宮…小隊の皆の靴下だった。

「みんな薄々勘付いてたのさ」
「…………」

岩田はこの世界に来て、始めて他人(?)の前で涙を見せた。止まらなかった。

「これはこれはイイものを!ありがたくいただきますよぉ〜お!」
「おう じゃあオレは帰るぜ?」

それがこの世界で最後の会話になった。
109OVERS:03/08/29 04:00 ID:S1YFTlMO
今、岩田はあの頃と逆の行動を試みていた。(第5世界へもどる)あの仲間に
もう一度会いたい。いまの彼の望みはそれ1つだった。

「戻れんかもしれんぞ?」
「その時は何とかしますよ アリアンお気遣いどうも」

そう言って岩田は迷うことなくゲートに入った。トランクにあの靴下達を詰め込んで…
                           
                             ゲートを越える靴下
                                  =了=       
110292:03/08/29 06:31 ID:RhhrknUz
イワッチ・・・切ない・・・・・・
111名無しさん@ピンキー:03/08/29 07:07 ID:jMZOShNb
岩田キターーーー!!

やっぱり靴下でしかできないんか岩田は(笑)
112名無しさん@ピンキー:03/08/29 10:11 ID:YfwbbLXI
おおう、朝からしんみりといいものを読ませてもらいますた。
靴下はもっとも美しい愛の形なんだな、ほんとに…
113名無しさん@ピンキー:03/08/31 03:43 ID:UCspshk5
靴下を洗っては…
114名無しさん@ピンキー:03/08/31 04:21 ID:QKaT20gM
そういえば今開発中のエヴァもアルファシステムがやってるそうですね。
しかもガンパレ方式。
庵野とアルファが組むとは・・・恐ろしいことになりそうだ・・・
115グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/08/31 04:42 ID:nfN2cxe2
>>114
マジっすか・・・そりゃ凄そうだ
116名無しさん@ピンキー:03/08/31 13:10 ID:JtGsc9zL
それは数年くらいでは完成するわけが無い訳で。
117前スレ292:03/08/31 22:41 ID:1BMOP9xW
都合によりまだ途中ですが坂上×芳野upします。
あうあう…
118前スレ292:03/08/31 22:42 ID:1BMOP9xW
「あの」
「何ですか」
深夜の職員室に坂上と芳野はむかいあって立っていた。
電灯を消しているので窓から差し込む月明かりだけが
ふたりの輪郭をぼんやりと浮かび上がらせていた。
芳野の頬に添えられた指が、頬のカーブに沿って唇へと影を落としていた。
長いながいキスの後で芳野は口を開いた。





「窓を」

職員室にはカーテンはない。ブラインドを下ろすと月明かりすらさえぎられて
滲むように闇が広がった。
まだ生徒の幾人かは作業を続けているようだった。
まさかこの時間に話術の訓練などしないだろうが。
鍵をかけた記憶を確認して振り向くとぼんやりと半裸の芳野が立っていた。
スーツの上は椅子の背にかけ、ニットは衿を表にしてきちんと机の上にたたまれている。
その傍らでタイトスカート姿の芳野が後ろ手にブラのホックを外そうとしていた。
「あ。…すみません。すぐですから」
実際「すぐ」外れたことなど一度もない。坂上は20秒待つと
胸を反らせてホックと格闘する芳野に近づいた。
両肩に手を置いて引き寄せる。
「やりましょう」
「ごめんなさい。いつも」
坂上の胸に体重を預けて芳野は笑った。
119前スレ292:03/08/31 22:42 ID:1BMOP9xW
金具を外しても下着は取らずに背中を愛撫する。
芳野の白くなめらかな肌を坂上の無骨な指が這い回る。
触れるうちに肌が上気するのが夜目にも判った。
背の中央の脊柱の窪みを指で撫で下ろすと
芳野は上体を反らせてくぐもった声を上げた。
タイトスカートの縫い目を辿り、たっぷりとした尻肉を揉むように捏ねまわした。
布地に余裕がないので実際よりも張り詰めた印象だが、
それでも充分なやわらかさと弾力が坂上の指に伝わった。
芳野の呼吸が次第に乱れていく。
揺らめく腰に誘われるように坂上の手が下りていった。
坂上は膝をかがめて芳野の胸元に額をつけた。
芳野はちくちくと痛い頭にほっそりとした腕を絡めて
刺激に耐える準備をする。

スカートの下端に指先をかけ、ゆるゆると尻までたくし上げると
ストッキングに覆われた太腿が露わになる。
手のひら全体を使って内腿を撫でまわしながら少しずつ上らせる。
芳野は力の抜けかかる膝に必死で力を込めて立っていた。
薄い化繊ごしの指の感触がもどかしくて何度も膝をこすり合わせる。
坂上の頭を胸に押し付け、荒い吐息を耳元に吐きかけていた。
「------はぁっ…………」
指がパンティと内腿の境界に到達して初めて芳野はひそやかな声を上げた。
両手の指が股布と肌の隙間を探るように蠢いた。
手のひらは上から尻の感触を楽しんでいる。
緊張していた肉はいつしかより多くの快楽を受け取るために
やわらかく解れていった。
ゆるく膝を開き、尻を突き出して指を迎え入れようとする。
既にストッキングの上からもわかるほどにパンティの股布は濡れていた。
それでも坂上は内腿への愛撫を止めようとはしなかった。
120前スレ292:03/08/31 22:42 ID:1BMOP9xW
「はっ…あ……せ、せんせい…」
「何ですか」
坂上の頭上で耳まで赤く染めた芳野が喘いだ。
ブラジャーの肩紐が落ちて形のよい胸が露わになる。
生徒たちのような十代の張りはなかったが、
成熟した女性の匂い立つような乳房であった。
坂上は掬い上げるようにして乳房を下から舐め上げた。
「……んっ、あ、あのっ」
「……………」
先端には既に硬くしこった乳首があった。
坂上は無言のままためらうことなくそれを口に含んだ。
「はぁん!うう…あ、せんせいっ!
あの、あうっ、や、破いても、いいですからあ…っ、おねがい…あ」
くい、とストッキングの縫い目を持ち上げられて芳野の尻が突き出すような形をとった。
パンティの縦すじにくいこみ、深い皺がよれる。
わずかにできた隙間指をねじ込むと、耳障りな音をたてて化繊が破れた。
両手で左右に開く。
下着のレース地から丸みを帯びた太腿がのぞいた。
「くぅ!」
いきなり下着の横から指を突き立てられて芳野はうめき声を上げた。
うるみきった蜜壷はやすやすと坂上の指を飲み込んでいく。
すぐに指が2本に増え、グチュグチュと音を立てながら
ばらばらの動きで奥をかき回した。
「あ、あうう…いいっ……」
指にあわせてまろやかな腰がゆらゆらと揺れた。
すでに坂上の手首まで愛液が伝わっていた。
芳野の膣は指を味わうようにヒクヒクと坂上の指を食い締めていく。
121前スレ292:03/08/31 22:43 ID:1BMOP9xW
ぬちゅ、と坂上の指が離れた。
「あッ…」
芳野の陰唇が名残惜しそうに糸をひいてひくついた。
「机に」
芳野はそれだけで意図を理解し、机に両手をついた。
腰までまくりあがったスカートのせいで尻が余計に大きく見えた。
ストッキングは大きく裂け、そのしたのレース地は一方に片寄り、
濡れそぼつ陰毛を見せつけていた。
そのあいだに狙いを定め、坂上は一息に貫いた。
「ああッ・・・・・・ああ------っ!」
ずぶりと最奥まで突き上げてまた引き抜く。
はう、と甘く溜め息をついて芳野の背がしなった。
122前スレ292:03/08/31 22:46 ID:1BMOP9xW
中途半端でスマソ。
仕事の合間を見て続き書きます。
123名無しさん@ピンキー:03/09/01 23:53 ID:zDb+BFeI
エロっつーより官能小説キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
乙でございます。
124名無しさん@ピンキー:03/09/02 03:30 ID:Hm+DQdNq
はるかセンセはオパーイよりもむしろお尻が魅力的w
125名無しさん@ピンキー:03/09/05 18:18 ID:5XO1lP52
保守
126名無しさん@ピンキー:03/09/07 02:00 ID:fB56ANOa
はるかちゃん来たー。
舞と壬生屋を熊本城で失った一周目。
彼女だけが心の支えだったよ。

「おばさんでもいいですか?」

そんなこと関係ないよ!
芳野先生マンセー。
そして保守。
127前スレ292:03/09/07 17:39 ID:o/1m/yyc
濡れた音。粘膜のこすれる音と乾いた皮膚のぶつかる音が
同じリズムで職員室に谺する。
部屋の中央に置かれた事務テーブルががたがたと揺れ、
半拍遅れて芳野の吐息が混ざった。

単調なリズムを刻みながら、坂上は遠い記憶の妻の名を呼ぶ。
「春香」
既に両腕は力を失い、上体をテーブルに預けた格好で
それでも芳野は首をねじり坂上を見ようとした。
冷たい机の上で両の乳房が捩れる。
「あ、は・・・・・・ッ、はい?・・・」
細い肩ごしに上気した頬と情欲に曇った目がのぞいた。
芳野の口元に曖昧な笑みが浮かぶ。
坂上の脳裏に生温い絶望の花がいくつも浮かんでは消えた。
128前スレ292:03/09/07 17:40 ID:HC98oEL7
これは妻ではない。この「芳野」は私を覚えてなどいない。
私は妻のイメージをかろうじて脳にとどめ、
彼女はまったく違う役割をもって生まれた。
幾人もの「坂上」と「芳野」がこの国のあちこちで生きている。
ここに配属されたのは単なる偶然に過ぎない。勿論幸運などではなく。

私を覚えていなくても、彼女の仕草は私の感情よりも遥かに原始的な部分を刺激した。
その歩き方が。私を呼ぶ声が。曖昧な笑顔の作り方が。
そして人としてあまりに不完全な記憶の故かその精神は酷く脆弱だった。
生徒が戦場に往くと言っては泣き。帰ってこないと言っては壊れた。
そして壊れ物を繕うように快楽におぼれた。酒に。そして私に。

急に激しさを増した坂上の動きについてゆけず、芳野は苦しげに眉根を寄せた。
開きっぱなしの口から唾液があふれて胸元にすべってゆく。
「あ、あ、せんせ・・・い・・・っ、や、あ、そんなに・・・あぁぁ・・・したら、
きもちいい------------やぁっ!っこ、壊れちゃう-------あぁあ!」
「いいじゃないですか。壊れても。
貴女にはその方が---------似合う」
そして芳野の体が幾度目かの絶頂に震えた頃、坂上も漸く自らを解放した。


幾度のループで何人もの彼女を抱きながら、私は遠い記憶の妻を探す。
私の知るすべての「芳野」を重ねあわせて妻の輪郭を得ようとする。
理由などない。
ただ、妻のイメージが、愛しさよりも懐かしさが、
息づまる甘やかな激情が私をかきたてる。どこかに居る(居た)筈のオリジナル。
彼が触れた彼女は私の脳内に居る筈なのに。
その部分が眩く輝いている。「春香」の座す記憶の玉座。
彼女のしなやかな指が開き、こちらに差し伸べられる。

しかし私は、光が。
光が眩しすぎて身動きができない。
129前スレ292:03/09/07 17:41 ID:HC98oEL7
坂上は椅子に腰掛けている。
腕の中にはぐったりと弛緩しきった芳野の体がある。
両目を閉じて横たわる頬を優しく撫でながら坂上は少し泣いた。
明日には新しい「芳野」が配属される。
---------精神を強化した。
言い飽きたセリフだ。
その「芳野」もまたいずれ失われてゆくだろう。
腕の中の芳野から急速に体温が失われてゆく。
生徒たちの誰も失いたくはなかった。
ただ、一番守りたかったものは最初からこの手の中にはなかったのだ。

たった今自らの手で処分した芳野タイプは今までのどの芳野とも違って見えた。
それは決して手に入らない妻の面影であったかもしれない。

130前スレ292:03/09/07 18:16 ID:HC98oEL7
終劇!

当初はただ職員室でHするだけの話で、
「おっさんだけどイイですか?」「ああっ・・・イイ・・・です・・・」という
阿呆なやりとりが入るはずだったのに
いつのまにか全然違う救いのない話になってしまいました。
エロ少ないし。精進します。
131名無しさん@ピンキー:03/09/07 20:05 ID:ICiFF9ed
>前スレ292
切なくて、よいです!
少し泣きそうになりました
いい話をありがとうございます!
132グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/09/10 13:45 ID:JdMHLJ3D
保守
あと少し・・・
133名無しさん@ピンキー:03/09/10 23:55 ID:fzCxww0c
age
134名無しさん@ピンキー:03/09/14 14:31 ID:mX6tHM7m
age
135名無しさん@ピンキー:03/09/15 01:05 ID:zTU0KETz
>134
sageじゃねーか
136名無しさん@ピンキー:03/09/17 18:44 ID:49bW6cHr
保守 ソレが世界の選択です
137名無しさん@ピンキー:03/09/21 15:06 ID:Kqwg/33t
保守 
138OVERS:03/09/22 00:14 ID:ondZu70i
なんとなく乗り移ってた時の小話を…(滝川に乗り移ってます

その日の滝川は浮かれていた。念願の、「速水を出しぬいてのデート」の日。
(無論そう思っているのは本人のみ)思わず浮き足立ってスキップをふんでし
まう。いそいそと校門まで足を運ぶ滝川。そこにはすでにお相手が待っていた。

「いょぅ!香ちゃんまったー!?」

コケた。思いっきりコケた。モニターの前でハデにコケた。目を離してる隙に
コイツデキてやがった!しかも田代と!?システムのメモリをあわてて覗く…
絶句…以下はその要約っつーか……まぁ…レポート。
139OVERS:03/09/22 00:28 ID:ondZu70i
某月某日出撃…スカウトの滝川は戦場に砂塵で方向感覚が麻痺していた。残段数0
持ってるのはカトラスのみ…しかも援軍なんて期待できない。最悪の状況だった。

「くっそぉ〜こんな時来須センパイか若宮センパイいてくれたらなぁぁぁ;;」

情けないコトに泣き言しか出てこない。そんな自分がさらに追い打ちをかけていた。
そんな時だった。

「ダレかいんのか!?オイ!」
「!?」
「いるなら手伝ってくれ!早くしろ!!」
「あ・あぁ! 今いく!!」

そこには岩に足をはさまれた田代がいた。

「んげっ!田代のアネゴ!!こんなトコでなにやってんのさ!
「んなっ!?滝川!!……まぁいいかこの岩どかすの手伝ってくれ」
「えーアネゴ一人で砕けるっしょー;」
「アホか!崩したら押しつぶされちまうだろーが!!上から1個づつどかせ!」
「人使い荒いなぁ〜」
「なんか言ったか?」
「いえいえ何でも無いです千翼長!!」
140OVERS:03/09/22 00:34 ID:ondZu70i
砂塵も晴れてようやく方向が掴めた滝川は思いもよらぬ荷物を抱えて撤退する
ことになる。田代をオンブしているのだ。骨に異常は無いだろうがなにぶん女性
なワケで歩かせる訳にも、ましてや置いていくことなど出来ない。ならばと上司
から飛んだ命令は…

「よし!オマエオレをおぶってけ!」

モチロン拒否権など彼には無い。あっても消されただろう…まぁそんなこんなで
現在に至る。

==================アリアンが来たので今日はココまで===
141名無しさん@ピンキー:03/09/23 18:44 ID:USvCaOKN
圧縮で式神スレが落ちた模様
142名無しさん@ピンキー:03/09/23 20:58 ID:n6KdDY8/
というわけで式神のSSもここにお願いします。
143名無しさん@ピンキー:03/09/24 19:36 ID:OijUqN5F
Hage
144名無しさん@ピンキー:03/09/26 23:47 ID:1bNN+zST
OVERS氏待ちsage
145OVERS:03/09/28 01:54 ID:deTt1e1x
ううむ アリアンに飲まされるわ仕事押し付けられるわヒドイ目にあった…
さて続きですな。

もともと田代はショタっ気があった様だ。子供っぽさの残る(つーかガキな
んだが)滝川が気になってた模様。また滝川もスカウトの中でも特異な力を
持つ彼女に少なからずひかれていたのでこういう関係になるのもまぁ世界の
選択か…

「香織ちゃんて呼ぶなぁぁぁ!!!」
「じゃアネゴ!」
「………」

=気まずい雰囲気=

「でもさ…2人っきりなんだからいいじゃん…」
「!?////////」

滝川の意外な一言に田代は面食らって真っ赤になった。
146OVERS:03/09/28 02:06 ID:deTt1e1x
その後の2人の会話は驚くほど普通に、そして本当に恋人同士の様に時間を
埋めていった。

夕暮れ時の公園…ブランコに腰掛け今日の幸せを反芻する2人。先に口を開
いたのは田代だった。

「あ あのさ よーへーは…その…戦争終わったら…とかって考えたことあるか?」
「香織ちゃんは?」
「おおおめーの聞いてんだよっ!」
「ん〜 香織ちゃんの旦那になりてぇなっ!」

口にしてた飲み物を一気に吹いた。真顔で言われるとこんなに恥かしいものかと
彼女は実感した。

==またきやがった…また後日==
147名無しさん@ピンキー:03/09/28 19:53 ID:KJ1AKl1F
は、早くカオリちゃんをエロエロに……!
148OVERS:03/09/29 00:16 ID:073mrFKO
でわでわ…

激しくむせる田代の背中を滝川がさする。彼女の過剰な反応に滝側は満足げに
ニヤついていた。

「ナニ笑ってやがる!」
「だぁーって香織ちゃんカワイーんだもんよー」
「!?////////」
「なななななななナニ言ってやがる!上官バカにすっとテメーボコる…」

それ以上田代は言葉が出せなかった。口を…滝川の口でふさがれてしまったのだ。
149OVERS:03/09/29 00:29 ID:073mrFKO
「真紅」という色を見たことがないのなら、今のの田代香織の顔を見るといい。
ソレがどういう色かよく解るだろう。      
                 ==奥様戦隊 オクサマヒゲ(善行)==

「んっな…ナニすん…だ…」

目が点になり、真っ赤な顔でへたり込む田代。ソレとは対照的に真顔の滝川。
その表情に田代の鼓動がどんどん早くなる。

「オレ…大マジメだぜ…香織ちゃんを絶対幸せにするからさ…」

(プツン)

田代の中でナニかが切れた。いや切れたからといって暴れるわけではない。押さえ
が効かなくなったのだ。気がつくと滝川は彼女の胸の中に抱きしめられていた。

人間押さえが効かなくなると一番したいことをしてしまうものだ。
                  ==奥様戦隊 オクサマナイフ(原)==
150OVERS:03/09/29 00:42 ID:073mrFKO
「んもぉ〜かぁわいいなぁ〜オマエわぁ! どぉ〜すんだよマジで好きんなっち
 まうぞ!?いいのか?ん?どーなんだ!?」
「がっかほほひゃん!ぐーひぃー!ぐぅうひぃい〜!!!!」

本当に嬉しいことが起きてる時、人はソレに気づかない。
                ==奥様戦隊 オクサママッスル(若宮)==

田代は嬉しかった。自分を愛してると言う人がこんな側にいたことが。同時に
不安もあった。「コイツを護りきれるのか、この幸せを護りきれるのか…」

「香織ちゃん、今オレのこと護れるかどうか悩んだろ…」
「ぅい!?」
「言っとくけど、オレそんなにやわじゃないぜ? 幻獣の撃破数だってもうすぐ
 200いくんだからな! 逆に護ってやるさ!」

思ってたことを見透かされ、逆に一喝され、護ってくれるとまで言われ…田代は
完全に滝川にやられてしまった。

これ以上の詮索は野暮の極みである。
                        ==奥様戦隊(一同)==
151OVERS:03/09/29 00:49 ID:073mrFKO
むぅ アリアンに飲みに誘われたんでココまで〜
152名無しさん@ピンキー:03/09/29 06:21 ID:8NH9lnVO
アルガナ持ちかよ、滝川…
153OVERS:03/10/01 00:57 ID:U5bvtNj5
>>152
そういうコトもアルガナ…さー次ぎいこかー
 
2人は人気の無い廃墟に来ていた。おたがい家庭の事情…というやつだ。しかも
手持ちの金などたかが知れている。

「え…と こ、ここで…か?」
「しかたないじゃん 金無いんだしさ〜」

何故か慣れてる感のある滝川に田代は戸惑っていた。まさか自分以外にこういう
ことをしてる相手がいるのか?上手くできるだろうか?失敗して嫌われたら…

「あ・あのサ…言っとくけど初めてだから…その…ヘタでも笑わないでクレよ」

田代の心配そっちのけで滝川は言った。そのセリフが田代の不安を一気に吹き
飛ばした。次の瞬間滝川は押し倒されていた。
154OVERS:03/10/01 01:14 ID:U5bvtNj5
一気に口をふさがれる滝川。暴れてももがいても離せない。むこうは神の拳で彼を
掴んでむしゃぶりつく様に唇を味わっている。

「んも!?」

ふいに彼女の下が口の中に入ってきた。初めての感触に彼は戸惑い
なすがままになっていた。はたで見ると逆レイプにも見える。

ちゅる…ぢゅ……んふっ…ぢゅっ…んむぅっ…ちゅぅぅ…

一方的なまでに吸い尽くす音が辺りに響く。滝川は口内の快感・味・感触の虜
になっていた。
155OVERS:03/10/01 01:18 ID:U5bvtNj5
ゴメン 今日ココまで…
156名無しさん@ピンキー:03/10/01 01:34 ID:QS+i10V6
乙華麗!
157名無しさん@ピンキー:03/10/01 06:24 ID:inVo54RY
保管庫が見れなくなってるけど、移転した?
158名無しさん@ピンキー:03/10/01 19:05 ID:TPjWBmMC
>>157
見られますが?
159OVERS:03/10/02 00:52 ID:ILUaY5xO
「!?」

田代はふいに違和感を憶えた。舌が押し返されている。滝川の舌がコチラに侵入
してきている。激しく絡まりあったソレはぴちゃぴちゃとやらしい音を立て続け
辺りに響く。

「ぷぁっ!?」

思わず顔を離す田代。しかし次の瞬間後頭部を掴まれ再び口をふさがれる。攻守
が逆転したのだ。今度は滝川が田代の口内を侵略し始める。今まで自分は攻める
側の人間だと思っていた彼女は不意をつかれた攻撃にある種の新鮮さを憶えた…

………あ なんか イイ………

気がつくと滝川とポジションが入れ替わっていた。
160OVERS:03/10/02 01:04 ID:ILUaY5xO
ひとしきり口内を蹂躙した滝川の舌は、そのまま唇の周り・あごの下・耳の裏…
と攻め続ける。

「あ…はっ ふぁああっ! ちょっ…やめっ…ぁぁあぁああ!」

左手が胸も掴む様に揉み上げる。力任せに、ガムシャラに。舐められる感触に
酔っていたところに急な刺激は彼女の混乱した思考を更にかき混ぜる。

「あはぁっ…あっあグッ…ダメ!もっとゆっくり…うああああああああ!」

両手で一気に揉みにかかられ田代は思わずのた打ち回る。滝川の攻撃はまだ止
まりそうない。
161OVERS:03/10/02 01:04 ID:ILUaY5xO
小出しで済みませぬ。ここまでね。
162名無しさん@ピンキー:03/10/02 23:58 ID:N54xjCjK
>>161
遅ばせながら乙、またアリアンに呼ばれたんデスカ?
163名無しさん@ピンキー:03/10/03 15:55 ID:QNxMhzf/
アルガナ持ちの滝川…
それ以前に戦車とれよ。
164名無しさん@ピンキー:03/10/04 03:10 ID:jiZK6r7V
>163
それ以前に職につける技能とれと小一時間(ry
正直クズキャラに香織たんがやられるのは不愉快
つーことで善行×田代キボンヌ
165OVERS:03/10/04 23:05 ID:TBMbWvhr
>>164
えーと好きなキャラって人それぞれっしょ?そういう言い方はどうかと思いますが…
まぁ不評な様なのでココでやめますね。
166名無しさん@ピンキー:03/10/04 23:53 ID:jWZY9qys
滝川もこの話じゃ撃墜数200(もうすぐ)のスカウトって立派な仕事をこなしてるじゃん。クズ言うなや。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓以下なにごとも無かったかのように小説再開↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
167名無しさん@ピンキー:03/10/05 01:49 ID:yhe7JnT9
舞は乳首を舌先で愛撫されながら
ローションのついた手でティムポをしごきはじめる。
その後岩田は舞にフェラされて顔射を決める。
いった岩田のティムポをやさーしくお口できれいにし
ティムポについたザーメンを美味しそうにしゃぶる。
それで再び脈打つぐらい勃起したティムポをフェラしながら
舞は顔面騎乗しだす。
そしてラブジュースが滴り落ちるくらいに物欲しげな舞の秘密の花びらに
岩田の硬く勃起したティムポを騎乗位で挿入させる。
舞は愛欲に狂った野獣のように自分でクリを刺激しながら腰を激しく振る。
そして舞はのけぞるようにアクメに達する。
岩田はぐったりした舞の脚を抱き正常位で再び子宮深く突く。
そしてまた舞は岩田の射精と同時に絶頂に達する。
甘ーいディープキスをし再び舞を欲しがる岩田のティムポは、
バックで舞を責める。
岩田は舞の後ろ髪を鷲掴みにして敏感な舞の濡れた花びらを激しく刺激する。
そして舞は激しい快楽の虜となりまた快感の絶頂に達する。
岩田は火山の噴火のように舞の子宮奥深くザーメンを発射する。
168名無しさん@ピンキー:03/10/05 01:53 ID:yhe7JnT9
パンティーの上から精華のクリトリスを優しく舌先で愛撫する・・・
精華の花びらは物欲しそうによだれを垂らすように
愛液でパンティに恥ずかしいシミをつける・・・
パンティーごしにも精華の肉ヒダがくっきりうかんでくる・・・
直接愛撫して欲しいのか精華は体をくねらせる・・・
執拗に愛撫し続けると精華の花びらからは洪水のような愛液が溢れ出す。
パンティーをずらし濡れた花びらに指を入れGスポを刺激すると
精華は潮を吹きながらあっけなくいってしまった・・・
中村は言う。
「精華、罰として一時間私のペニスをしゃぶりなさい。」
精華は目の奥に淫猥な光をたたえながら私のペニスをおいしそうにしゃぶるのであった・・・・
169名無しさん@ピンキー:03/10/05 19:53 ID:AGQojmiW
 ついさっきまでの威勢のよさは、既に吹き飛んでいた。
 少年の目に力は伺えない。ふわふわ浮遊しているだけの力はあるようだが、
 それももう限界だろう。
「ぶっとばすんじゃ……なかったの?」
「う……うるせえッ……!」
 馬鹿にしたような声に反論するも、力が感じられない。
 アララは、もうそろそろね、と心中でほくそ笑んでいた。
 玖珂光太郎。少年はそう名乗った。悪をぶっとばす、とも。
 若さの漲る少年の目は明るい光に満ちていた。未来を思い、現在を憂い、
明日へと歩みを進める歩は誰よりも強いのだろう。
 すぅ、と目を細める。
「ねぇ、お馬鹿さん。もう少しで終わりよ、あなた」
「んなこと……まだ分かンねえだろッ!」 
 ぶぅん、と空気が振動する。魂ごとなぎ払うような、怒りの炎が、鋭い刃に
重なる。
「頼む、ザサエさん……」
 両手に包丁を携えた鬼子母神……ザサエさん、と少年は呼んでいた……が、
まっすぐにアララに突進する。
「本当……。馬鹿な子」
 アララは口元に手を当てた。口元の涼しげな笑いは、しかしどこか悲しそうでは
あった。
170名無しさん@ピンキー:03/10/05 20:17 ID:AGQojmiW
 しゅん、と女の姿が消えたのは覚えている。
 そのあとどうなったのかは、まるで覚えていない。
 いや……。
「そうか。俺……」
 ザサエさんが霧散するように消えうせ、同時にあの女の姿も見失った。
 混乱するココロを抑えながら周囲の気配を伺っていた最中、急に背後から
強い衝撃に見舞われた。
 記憶はそこで途切れている。
 光太郎は力なくうなだれた。
「くそ……。情けない……!」
 どん、と拳を床に叩き付けたい気分だったが、それは出来ない。
 動かそうとしても動いてくれないからだ。
 ロープで両手を強く縛られ、ぴくりとも動かない。無理に動こうとすれば、
ぎりぎりと締め付けられる。あまりの激痛に、縄抜けはあきらめた。どんな器用な
縛り方をしたのかは分からないが、迷惑なスキルにはこと書かないらしい。
 まったくもって腹立たしい。
 そういう奴が跋扈していること、何より、そういう奴を倒すことが出来なかったこと。
「あ〜、くそッ! あったまくる……!」
 光太郎は一人、嘆き散らした。
 薄暗闇の中、一人ぽっちの空間に光太郎の声が響く。
「しっかし……。一体どこなんだよここは」
「知りたい?」
 不意打ちのような女の声が、闇の向こうから届いた。 
171名無しさん@ピンキー:03/10/06 08:03 ID:N9k3n4pn
>164
そんなことはない!滝川スキーはいいヤツだぞ!
かおりんとくっついても全然遜色ないのだ!

ということで、OVERSさん、再降臨お願いします。
続きスゲー読みたいっす。
172名無しさん@ピンキー:03/10/06 13:50 ID:7gCTgONb
放課後の体育倉庫に 突然呼び出されて(みたら) お兄ちゃんったら も・う・エッチ!
「それじゃ舐めてみてね」 なんて言われたら 困って恥ずかしくて 視線逸らしちゃう
【千夏】『こんなの、ボク恥かしくて出来ないよ、兄ぃ……』
呆れちゃう お兄ちゃん いつもエッチばかりね 私の気持ちなど おかまいなしなのね
女の子だってエッチなの 弄られたら堪らないの
【ななる】『ふあぁん……お兄たん、ブルマの上から擦っちゃいやぁん』
恥ずかしいレッスンね ブルマを引っ張られて あそこがくいこんで 我慢出来ないダメなの
私達お兄ちゃんの為なら どんな事してもいい 好き 好き 愛してるよ
【彩】『私、お兄ちゃんだったら……いいよ?』
ホントは気持ちいいのに 素直にそれが言えない(なれない)この気持ち ダメね 分かってくれない
放課後の体育倉庫は 私達とお兄ちゃん(だけの) 秘密の場所ね くいこみ・レッスン!
【千夏】『ねえ、兄ぃ……そんなに、ボクとHしたいの?』
お兄ちゃん 夢中だね エッチな指でぷにぷに♪ あそこを擦られて クチュクチュしちゃって濡れちゃう
私達お兄ちゃんの為なら 凄い事してもいい もう だめ たまらないの
【ななる】『お兄たぁん……ななる、もうダメぇ……!!』
切ない心と身体が 私を夢中にしちゃう(させちゃう)この気持ち いつか 伝えてみせるの
だから気づいて欲しいな 湧き上がるこの lovely heart(好きよ) 疼いちゃうのは 心も一緒!!
私達お 兄ちゃんの事 だけが 好きなのよ 本気なの ねえ ねえ 答えてねえ?
【彩】『私、本当は……お兄ちゃんの事……』
勇気を出して伝えたい だけど言葉に出来ない(言えない)臆病ね だから 恋が未完成
そんな事も忘れちゃいそう 感じ過ぎてダメなの(いいの)優しく挿・れ・て お兄ちゃん
こんな私だけど 言って欲しいのよ お兄ちゃんの口から 「好きだ、愛してる」って

173名無しさん@ピンキー:03/10/06 17:18 ID:NZSvj+01
>>172
いもうとブルマはスレ違い
174名無しさん@ピンキー:03/10/06 17:51 ID:rlHGfyyd
「本当にこれでチャラにしてくれるのね?」
田辺真紀はホテルの一室で、中村に尋ねた。
「ああ・・・」
中村は田辺真紀を一瞥すると、蔑むように笑った。
「君の借金、それが全て一晩で返せるんだ。楽なもんだよな」
田辺真紀は嘲りの言葉に思わず視線をそらした。
「じゃ、あんまり時間をかけるのも何だし、取り敢えずその服を脱いで下着姿になって
もらおう」
田辺真紀は一瞬逃げ出すことを考えたが、思いとどまった。
(一晩だけよ、一晩だけ・・・)
体にフィットするワンピースを脱ぐと、まばゆいばかりの白い肌が現れた。黒い下着が
田辺真紀の美肌を一層引き立てていた。ガーターベルトに繋がれた網目のストッキングが、
田辺真紀の美脚を神秘的に包んでいる。
乳房の張りとウェストのくびれに中村の視線が体を突き刺すかのようだ。
「三つ指を突いて、可愛がってくださいと言うんだ」
田辺真紀は再びここから逃げ出すことを考えた。だが、唇の端を噛むと、屈辱的なポーズをとって見せた。
「可愛がって・・・」
(一晩だけ、今夜一晩だけよ・・・)
「可愛がって、ください」
屈辱を受け入れた田辺真紀の肉体には、微妙な変化があった。その変化に田辺真紀自身まだ
気付いていない。
田辺真紀の蜜壺から、一滴だけ蜜が滴り落ちたのだ。

175名無しさん@ピンキー:03/10/06 17:57 ID:rlHGfyyd
「よし、いい子だ。さて、私の服を脱がせておくれ」
田辺真紀は中村のスーツを、シャツを、靴下を脱がせた。下着のシャツを脱がせると、
醜い脂肪の肉体が目に入った。
しかし、田辺真紀の視線は、中村のビキニショーツに釘付けにされた。
まだ勃起していないペニス。田辺真紀は思わず小さく生唾を飲んだ。
(結構、大きい・・・)
そう思った瞬間、田辺真紀はそう思った自分を激しく恥じた。
(私ったら、はしたない。好きでもない男なのに・・・)
中村はショーツ一枚になると、ベッドの端に腰掛け、田辺真紀に命じた。
「立て膝をつけ。両手で、私のペニスを愛撫するんだ」
田辺真紀は命じられるがままに、立て膝をついた。
両手でそっと男の足を開くと、目の前にはペニスの形が浮き彫りになって目に入る。
再び小さく生唾を飲むと、 両方の手の平でゆっくりと、やさしくその輪郭を撫でた。
ゆっくりと田辺真紀の手の平の中でペニスが硬くなっていく。
硬くなり始めたペニスを、手の平や指先で、巧みに愛撫する。
中村のペニスは、いまや完全に勃起していた。
亀頭の部分を人差し指でくりくりと刺激すると、中村のペニスはより一層大きさを増した。
「ああ・・・。うん、上手だ。なぁ、俺のアレはどうなってる?」
田辺真紀は愛撫を止めて中村の目を見つめた。
「止めていいと誰が言った? 続けろ、そして質問に答えろ」
田辺真紀は再び愛撫を始め、答えた。
176名無しさん@ピンキー:03/10/06 20:13 ID:2tIqb5Uh
最悪(;¬_¬)キモすぎる
177名無しさん@ピンキー:03/10/06 23:54 ID:+sHlMgbL
つか、別ジャンルのエロ小説で名前を差し替えただけなんじゃ…
178名無しさん@ピンキー:03/10/07 01:30 ID:gcrd6aN7
中村は靴下の中身に興味を持っちゃいかん。
179名無しさん@ピンキー:03/10/07 02:13 ID:ujCrL/Vx
>>178
それは、言えるw
180名無しさん@ピンキー:03/10/07 05:02 ID:Hve1k17C
「・・・大きくなっています」
「触っていてどんな感じがする?」
「硬くて、熱いです」
「これが、欲しいか?」
田辺真紀は思わずイエスと答えそうになったが、必死にその答えを飲み込んだ。
「答えなしか。まぁいい。じゃ、そろそろ、俺のパンツを脱がせてくれ」
田辺真紀は中村のショーツを脱がせた。押さえつけるものがなくなった中村のペニスが
天を指して聳え立っている。芳恵は、この時自分の中に生まれた衝動に初めて
気付いた。

(私、これが、欲しい、、、しゃぶりたい、くわえこみたい)

181名無しさん@ピンキー:03/10/07 05:06 ID:Hve1k17C
中村は田辺真紀の中で生まれた変化にはお構いなしに、
「俺だけ裸なのはないよな」
と告げると、田辺真紀の胸を覆う黒いブラジャーの乳房を覆うカップを下にずらした。
ぷるん、と乳房がブラから弾け出てきた。
「キャ」
田辺真紀は反射的に両手を胸の前で交差させ、乳房を隠そうとした。しかし、
乳房は細い二の腕では隠し切ることが出来ず、むしろ腕で押さえつけられた乳房は
その柔らかさと谷間の深さを強調していた。
「隠すんじゃない」
中村に命じられると、田辺真紀は頬を赤めつつ男に乳房の全てをさらけ出した。
両乳房の頂上では、控えめな桜色の乳首が控えめに勃起していた。
「ふうむ、すばらしいバストだ。さて、その乳房を自分で揉むんだ。時々乳首を
摘みながらな」
田辺真紀はゆっくりと自分の乳房に手の平を添えた。とてもじゃないが、彼女の手の平で
覆い隠せる大きさではなかったが、それでもゆっくりと乳房全体を揉み始めた。
田辺真紀の白く輝くような肌が、ほんのりとピンク色に上気してきた。親指と人差し指で
乳首を摘んだ。田辺真紀は漏れ出るため息を中村に悟られないよう必死だった。
「質問に答えなさい。君はオナニーをするのかね?」
中村が唐突に尋ねた。田辺真紀はうつむいて質問をやり過ごそうとしたが、中村はそれを許さなかった。

182名無しさん@ピンキー:03/10/07 05:08 ID:Hve1k17C
「質問に答えるんだ!!」
怒気をはらんだ質問に、田辺真紀は答えた。
「・・・はい。時々します」
「何を?」
中村が意地悪そうに尋ねる。田辺真紀は顔を真っ赤にして答えた。
「お、オナニーです」
「君はいやらしい女だな?」
「・・・」
「田辺真紀はいやらしい雌豚です、と答えるんだ」
田辺真紀は目を潤ませて答えた。
「田辺真紀は、・・・いやらしい、・・・め、雌豚です」
雌豚の田辺真紀は、恥じらいの感情の中に、不思議な快感が混ざっているのをはっきりと自覚していた。
183名無しさん@ピンキー:03/10/07 13:36 ID:NFT2G5eJ
流し読みしてたら
”田辺真紀”が
”田中真紀子”に見えた!
184名無しさん@ピンキー:03/10/07 13:51 ID:iPfP5N+z
同じアルファってことで俺屍キボン
185名無しさん@ピンキー:03/10/07 13:52 ID:NFT2G5eJ
>>184
エロ無しスレで連載中だす
186名無しさん@ピンキー:03/10/07 15:02 ID:LXj8IBP1
>183
うぎゃあ!真紀子サンの黒ガーター…ウェエエエ_| ̄|○lll
187名無しさん@ピンキー:03/10/07 19:25 ID:Hve1k17C
「胸を揉みながら答えなさい。いつもオナニーはどんな風にするのかな?」
田辺真紀は顔を真っ赤にしながら答えた。
「こんな風に、胸を触って、そして・・・」
「そして?」 中村がうれしそうに尋ねる。
「あ、あそこに触ります」
「あそこじゃ分からんよ」
「・・・は、恥ずかしい部分です」
「だからそれじゃ分からんのだよ」
「・・・お、おまん、・・・こ、です」
中村は嘲るように笑った。
「で、おまんこをどう触るんだ?」
「ゆ、指で撫でたり、入れたり、します」
「そうすると、どうなるんだ?」
「・・・気持ちよく、なります」
田辺真紀の息遣いが徐々に荒くなり始めた。
「気持ちよくなると、どうなるんだ?」
「・・・はぁはぁ、濡れます」
「田辺真紀のまんこが濡れるんだ?」
「はい、真紀の、その、ま、・・・まん・・・こ、が、濡れてぬるぬるします」
「じゃ、いつものように、まんこを触って見せてくれないか?」
田辺真紀はパンティーを脱ぎ、ガーターベルトとストッキングのみの姿になった。
ある意味全裸よりも淫らな格好と言えるだろう。黒い網目のストッキングで
覆われた美脚の中心には、柔らかな茂みが見られた。びっしりと密生した
黒い茂みは、かわいらしい菱形を形成していた。田辺真紀は、中村に命じられても
いないのに、中村に対して美脚を開き、全てを晒した。既に蜜が染み出てきていて、
襞はぬめぬめと妖しく光っている。田辺真紀は右手の中指をそっと割れ目に添えた。
「あん・・・」
蜜壺に電撃のように走る快感は、田辺真紀の中にあった自制心を吹き飛ばすのに十分な量であった。

188名無しさん@ピンキー:03/10/07 22:09 ID://L4sNKV
マジキモイ(−_−メ)ガンパレは、クソだから『式神』をまってるのだが……
189名無しさん@ピンキー:03/10/07 23:04 ID:edMWjfNW
188の様なバカはこのスレッドには不用
190名無しさん@ピンキー:03/10/07 23:06 ID:9VjtS74N
>>188
欲しければまずネタ振りから始めないとな。
191名無しさん@ピンキー:03/10/07 23:21 ID://L4sNKV
ふみこたんとニーギは微妙だから……小夜たんアララたんの話キボン
192名無しさん@ピンキー:03/10/07 23:55 ID:ptz2NWpV
アララの話は>169タソに期待。光太郎をいたぶるお姉さんハァハァ(;´Д`)

>188
気持ちはわかるが、とりあえずsageれ
おまいさん2ch馴れしてないだろ?半年ばかりROMしてみ。顔文字とか、ネタ振りとか理解してからおいで
193名無しさん@ピンキー:03/10/08 01:14 ID:XMCtJO6A
(借金さえなければ、こんなこと・・・)
しかし、田辺真紀の肉体は田辺真紀の心よりもずっと素直に反省していた。
いまや蜜の滴りは溢れるほどの勢いで、蜜壺をまさぐる田辺真紀の右の指は、
5本ともすべてびっしょりと雫がたれるほどに濡れていた。
「はぁぁん・・・。・・・んん、ん、っん・・・」
口を閉じて必死にこらえるが、もれ出るため息も止めることはできない。
「あそこはどうなっている?」
「濡れています」
「真紀の、とか、真紀は、とか、必ずつけるんだ」
「はい、真紀の、その、あそこは濡れています」
「どうして濡れているんだ?」
「はい、真紀がオナニーをしているからです」
「そしてそれを俺に見られているわけだ。どんな感じだ?」
田辺真紀は中村に答えるのに夢中で気づかなかった。無意識のうちに、
中指が蜜壺の中を探り始めるのを、止めることができなかったのだ。
「見られて恥ずかしいです」
「真紀は、を付けろと言っただろう。で、恥ずかしいだけか?」
(もう自分を抑えられない・・・)
田辺真紀は蜜壺の中で一番感じる部分に指を滑らせた。
思わず口を開き、大きな嬌声を張り上げてしまった。
「う、ううん。はああ。あん、あぁぁん、あん、あん」
「恥ずかしい姿を見られて恥ずかしいだけなのかと聞いただろう?」
「よ、真紀は、あぁん、恥ずかしい、あん、姿を、あぁぁ、見られて、っんん・・・、恥ずかしくって・・・」
「恥ずかしくてどうした」
「ま、真紀は、あぁん、すごく、・・・すごく感じています。こんなの初めてです」
田辺真紀は絶頂に達しようとした。が、そのとき、中村は蜜壺をまさぐる手首をつかむと、
強引に蜜壺から引き抜かせた。

194名無しさん@ピンキー:03/10/08 01:16 ID:tbKY7No+
>>188
頭悪そうだな…。
句読点の打ち方ってそれ(ry
195名無しさん@ピンキー:03/10/08 01:18 ID:XMCtJO6A
田辺真紀は陶酔から無理やり引き戻された。中村を見る目はすでに涙目だ。
「お預けを食った犬みたいだな。な、欲しいのか?」
田辺真紀は少しためらったが、答えた。
「はい、欲しいです」
「何を?」
「真紀は、そのぉ、・・・気持ちよくして頂きたいです」
中村は意地悪そうな目つきで詰問を続ける。
「どうしたら一番気持ちよくなれそうだ? オナニーを続けたいか?」
田辺真紀は中村の股間を指差した。
「これ・・・。これを、ください」
「これをどうしたいんだ?」
「これを、あそこに、入れてください」
「これだのあれだのじゃ分からんよ。さっきから言ってるだろうが」
「あ、あなたのおちん・・・ちんを、真紀の、お、おまん・・・こに、入れてください」
「じゃぁ、もっと硬くしてくれなくちゃな。フェラチオでもしてくれないか?」
田辺真紀は立膝をつくと、中村の近くに寄った。逞しく聳立するペニスが目の前にある。
(これが、欲しい・・・)
今すぐにでも入れて欲しかったが、中村の言葉には従うほかない。
田辺真紀は、中村のペニスをしゃぶった。田辺真紀は我を忘れ、
一つの雌豚になりさがって中村のペニスにしゃぶりついた。

196グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/08 13:05 ID:/Os3/0Jx
>188
ガンパレだからってのは止めてくれ
今考えてるネタがエロ無しスレの俺屍と少し被ってて欝
何とかしないとな
197名無しさん@ピンキー:03/10/08 18:17 ID:oKID2MjV
>177
どうせ差し替えるんなら

田辺→更紗
中村→準竜師
借金→階級差

の方が違和感なかったとオモ
198名無しさん@ピンキー:03/10/08 22:46 ID:Fg7jOmo9
某スレに「俺屍」SSが連載中なのだが、ここじゃダメなのかな?
誘導したい気分。
あと、「暴プリ」SSキボンヌなのだが、スレ違い?
199名無しさん@ピンキー:03/10/08 23:54 ID:TnbKWVvG
別にアルファつながりだから問題ないと思うけど
エロでさえあれば
200名無しさん@ピンキー:03/10/08 23:56 ID:RtdpxhOW
というかそういうの全部内包して「アルファシステム総合」スレなのだが。
大いに誘導してつかあさい。
201名無しさん@ピンキー:03/10/09 00:08 ID:B5a8lhT+
今の課題はEVA2が発売されたらどう扱うか? かなw
202名無しさん@ピンキー:03/10/09 07:50 ID:GgzPgzct
俺屍のエロSS見たいので是非、誘導キボン
無論エヴァヲタもこちらに誘導
綾波タン萌えーとかここでやるワケだ
203名無しさん@ピンキー:03/10/09 09:35 ID:mI/p5wep
綾波タソの靴下萌えー
204名無しさん@ピンキー:03/10/09 20:21 ID:hSELJggc
>>202
あそこの作家さんは、エロ以外の部分を重視して書きたいからあのスレに投下したのではないかな?
ここがアルファシステム総合と気付かなかっただけならスレ無しスレに投下したら良かったわけだし。

205名無しさん@ピンキー:03/10/09 20:36 ID:ffz20BuJ
>202
エヴァは別スレの方がいいと思う。元がアルファじゃないし。
206198:03/10/09 23:11 ID:hqZXWAF9
>あそこの作家さんは、エロ以外の部分を重視して書きたいからあのスレに投下したのではないかな?

そうかもしれないな。前々作はエロなしだったし。
(泣きそうになったのはここだけの話)

前作と、特に今投下されているのはエロエロで(;´Д`)ハァハァ
なんで悩み中。
職人さんの気がそげるような真似はしたくないし。
207名無しさん@ピンキー:03/10/10 02:16 ID:6DKeMj6K
 ぽう、と唐突に場が明るくなる。数個の浮遊する物体が輝きを放ち、灯火となっている。
 魔法……なのかどうかは分からないが、それをした相手が誰なのかはよく分かった。
「て……てめェッ!! 何のつもりだッ!!」
 光太郎は大声で目の前の女性に向かって喚いた。
「何のつもりだと思う?」
 つかつかと足音を立てて、彼女……アララは光太郎に近寄る。
「うふふ。さぁ、答えてみて? どうして貴方を殺さず、こんなところに連れてきたのか。
何でだと思う?」
 アララは身動きの取れない光太郎のすぐ側にしゃがみこみながら、問い掛けた。
「何のつもりって……」
「玖珂光太郎くん。キミの名前に覚えはないけど、お知りあいには覚えがあるの」
「知り合い?」
「オゼット……。いえ、今はふみこだったわね。ふみこ・オゼット・ヴァンシュタイン。
親しいんでしょ?」
「……!!」
 光太郎は愕然とした。ふみこたんの知り合いか。道理で、あの異常な強さだ。 
 それに気付くと同時に、あることを思いついていた。
 彼女と同じ類の人間なら、楽しみながら相手をいたぶることが出来る奸計を最も好むはずだ。
「脅しか。俺を人質にして、皆の動きを抑えるって、そういうことか」
 光太郎は唇を噛み締めた。
 何てことだ。悪人を討とうとして返り討ちにあって、挙句は人質だなんて。最低最悪だ。
 そんな嘆きで脳内が埋め尽くされようとしていた。だが、当のアララの反応は予想に
反して冷ややかだった。
「まさか。そんな野暮はしないわ。そんなことしたってぜんぜん楽しくないもの」
「何だよそりゃあ!」
「私、楽しくないことってキライなの。私の為すべき事は、侵入者を倒すこと。
目の前の敵を蹂躙し、殺し、消滅させること。楽しくないことなないけど、寂しいわ」
「く……!」
「一人じゃできないことをしたくなることもあるのよ。私みたいな寂しい女はね。
こう見えても私、寂しがりやなの」
208名無しさん@ピンキー:03/10/10 02:21 ID:6DKeMj6K
 アララの瞳の奥に潜んでいたものが、徐々に姿をあらわし始めたような気がした。
 楽しいことがしたいと言ったときの彼女の目は、とろんとしていた。
 それは食虫植物が昆虫を捕らえる際に放つ甘い香りのようでもあり、ねずみを前にした
猫の目のようでもあった。
 胸元に手を置きながら、静かに言い放つ。
「お姉さんの服の下、見せてあげる」
「な……」
 すっと彼女は顔を近付けた。
 困惑した光太郎は、思わず後ろにずり下がった。
 結局は満足に身動きが取れず、間接が少し痛む程度の結果しか出なかったのだが。
「きょ、興味ねぇって、言ったろうが……ッ!!」
 あからさまに落ち着きを失った声で、光太郎は反論する。
「本当に?」
「ほ……本当さ」
 そのうわずった声が、彼が正直者であることを何よりも雄弁に語っていた。
「可愛いわ。嘘つきになりきれないのね。可愛らしくて好きよ、キミみたいな子」
 目を細めて、自らの服に手をかける。
「楽しみましょ?」
 耳元で小さく呟きながら、しゅるしゅると徐々に肌を外気にさらして行く。
 薄紅の唇が、光源の乏しい空間で、ひどく艶やかにぬらついていた。
 ふるっ。 
 彼女の形の良い豊かな胸が外気にさらされたとき、そんな音がしたような気がした。    
209名無しさん@ピンキー:03/10/10 08:50 ID:SO9h9VdL
漏れも俺屍のSS読みたいでつ。どこのスレ?教えて君でスマソ
210名無しさん@ピンキー:03/10/10 09:49 ID:le35eKJE
お姉さんの服の下キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
211名無しさん@ピンキー:03/10/10 22:39 ID:XnB3rOSD
>>209
「エロくない」で検索汁
212名無しさん@ピンキー:03/10/10 22:53 ID:4d96TYPt
>>209
保管庫を探せば…

今なら更新履歴にあるよ
213名無しさん@ピンキー:03/10/10 23:52 ID:C1XJuMEE
滝川×田代を前スレで書いたものなんだが不評だったのね・・・

滝川×田代=滝川+田代
の公式が駄目なら・・・

X(滝川×田代)=X滝川+X田代
 Xは男女である事は問わない
の公式では如何か?
214名無しさん@ピンキー:03/10/11 00:02 ID:iv54Jlwk
IDがJu=ユンカース・・・
   MEE=漫画家・・・

ちなみに言っておくけど公式の意味は似非算数ような公式と言う意味だからな
断じて公式という意味ではない

まさかそんな事に拘る人も居ないと思うけど・・・
215名無しさん@ピンキー:03/10/11 00:17 ID:Kv2ZTp46
MEEが「みぃくん」なのか、「みい」なのかにもよるけど。

リンダキューブのエロはありでつか?
216OVERS:03/10/11 02:13 ID:+ZdqRf56
>>213
いやただたんに私のSSが稚拙な文章だったせいでしょう。まったくもって
申し訳ない。前スレであなたの様な方が同キャラでSS書いたのを確認せず
に書いたせいで…申し訳ない。コレ以上言葉が見つかりません。
217名無しさん@ピンキー:03/10/11 08:43 ID:5UJx6A5S
>>リンダありでつ。漏れは読みたい
218名無しさん@ピンキー:03/10/11 08:45 ID:5UJx6A5S
レス番入れ忘れた。>>215
219名無しさん@ピンキー:03/10/12 12:22 ID:ukWXBmmy
>>OVERS氏
自分のも読めば分かりますがそんな大した物ではないでしたけどね・・・(苦笑
保管所いくと読めます・・・
自分のような小物はコテハンが降臨するまで粗悪燃料を投下するぐらいしかできないんですよ・・・

滝川は動かしやすいので気に入ってはいるのだが・・・
220名無しさん@ピンキー:03/10/12 13:40 ID:XoQbuUU6
てか、問題は滝川が人間の屑だってことだろう?
221名無しさん@ピンキー:03/10/12 19:36 ID:RiVvFZD/
>>220
滝川は無能で空気が読めないだけで人間のクズは言いすぎ

















でもないかw
222名無しさん@ピンキー:03/10/13 00:29 ID:q8yLkYhj
滝川叩きは攻略板だけでやっておくれよ…
こちとらエロエロが読みてーんだYO!!

…と、これだけでは何なので。
とりあえず森ちゃんと更紗さんは、あのぴっちりズボンじゃ
Tバックかノーパンじゃないとダメだよねと次の人に同意を求めてみる。
223名無しさん@ピンキー:03/10/13 00:32 ID:4qXyRz61
間違いないね。

そして俺は田代がストッキングなのは奴が潜在的マゾなので
破ってもらいたいからだと思うがどうだろうか次の人?
224OVERS:03/10/13 01:13 ID:LY0YEXY1
香織ちゃんはM確定ですね。でしょ?次の人。
225前スレ292:03/10/13 01:43 ID:bWk93dOR
ゲーム中でMだからな・・・
滝川嫌いじゃないけどSMテイストが少なめで姉弟ぽいイメージがある。
ひっそりと岩田×田代のSMと
こっそりと滝川×石津の初心者カプを推したいが
ダ・・・ダメ?次の人
226名無しさん@ピンキー:03/10/13 13:45 ID:dvaA+UqZ
森たんは女性陣の中では胸は控えめなほうだが
たまにエロ同人漁ってやや大きめ(美乳サイズ)なオパイの森たんを見つけると
なんとなく幸せになる。
次の人が貧乳森たんが好きな人だったらゴメンね。
227名無しさん@ピンキー:03/10/13 13:45 ID:QWblmDOZ
田代がMなのは否定すべくもないが…問題は岩田が靴下以外に反応を示すかだな。書き手の腕次第か。
滝川は新井木とのカプで空気を読まない真性バカップルなんぞもいいかと…どうよ、次の人?
228名無しさん@ピンキー:03/10/13 20:07 ID:JpfOaPRU
滝川と新井木ではエロな雰囲気を醸すのがムズくないか?
漏れは原姐さんにエロエロにいぢられる滝川なんてぇのを見たいがどうかな?次の人。
229名無しさん@ピンキー:03/10/13 21:52 ID:3sm03Unm
むしろ2組女性陣に囲まれるたっきーキボンヌ。意外と質量があるんだよね。
というわけで次の人には1組女性陣の良いところをアッピールして頂きたく。
230名無しさん@ピンキー:03/10/14 00:18 ID:hLarrXOx
一組の良いとこってーと…乳のバリエがきれいに揃ってるとこかな?
こう、横軸に名前、縦軸にサイズを取って棒グラフを描くと、きちんと階段状になるというか。

本田>壬生屋>加藤>舞>萌>ののみ で。

特に、大きすぎず小さすぎない壬生屋と加藤の存在が有り難いと思う。

これが二組だと

ヨーコ>田代=田辺>原>>森>>>>新井木

って感じで、ガックンガックンしたグラフになるし。

ところで、乳の比較はだいぶ前から行われてるけど、尻に関する考察はなされてないよね?
触り心地で順位付けするとどんな感じになるのか、次の人的ランキングが知りたい。
231名無しさん@ピンキー:03/10/14 01:05 ID:TL5kVOQ6
ふと思ったんだけど、ガンパレって生徒キャラは男女そろって11人いるよね。
もしやスタッフがある程度考えてるのか?と思い少しあてはめてみた。

速水=舞/瀬戸口=壬生屋(?)/遠坂=田辺/善行=原
来須=ヨーコ/狩谷=加藤/茜=森(?)

あまったのが、滝川、若宮、中村、岩田、新井木、田代、ののみ、石津
もうここからは全然わからん。

というかあてはまらない予感がしてきた。靴下にしか興味なさそうな奴もいるし。
232名無しさん@ピンキー:03/10/14 01:35 ID:TL5kVOQ6
ちなみに俺的尻さわりがいランク

一組
加藤>本田>壬生屋>舞>萌      ののみ=神

二組
ヨーコ>田代>森=田辺>>新井木   原=ヘッドロココ

でも尻って好みがわかれるから触り心地だとランキングが難しいと思うんだが…
どうなんだろう
233sage:03/10/14 01:58 ID:h3A6B5UH
≫231
若宮は新井木と公式カプのハズ・・・

確か公式設定では
萌は来須に片思い。
中村はダイエットに成功して彼女ができる。
来須とののみタイプが一緒に旅に出る。
だったような・・・・違ってたらスマソ。

個人的には中村×萌が好きなんだが・・・・駄目か?
234名無しさん@ピンキー:03/10/14 03:38 ID:CtUls9Ft
でもこのゲームの公式設定て、
気にしても気にしなくても、無問題というか…
いろんな話をみせられても「おー、人によってそういう可能性もあるのね」と見れるし。

こないだ買った公式シナリオブックでは速水×田代、速水×森の話があっておもろかったが。
もっとも痛さと紙一重の内容だったことも言っとこーと。
235名無しさん@ピンキー:03/10/14 08:21 ID:dVFKisjp
100人いたら100人とも違った感想を持つだろうし。
236何時かの829:03/10/14 09:24 ID:KS+dcu00
いかん・・・
原さんを絡めようとするとなぜか馬鹿ップルの一線超えをリードしていく話になってしまう・・・
原さんと滝川はイメージが掴めやすいのかな?



237名無しさん@ピンキー:03/10/14 14:39 ID:1lFUzGX0
お色気お姉さん+やんちゃ純情坊主って構図は確かに(・∀・)イイ!
整備技能と一緒にイロイロ教え込まれちまうわけですね。裏山しぃ…

>232
ヘッドロココかよ!w)
238名無しさん@ピンキー:03/10/15 00:29 ID:9UbS/FxZ
>233
 おー、ぬしゃも同士ばい。
239名無しさん@ピンキー:03/10/15 01:00 ID:74rlj67+
>>233
俺もそのカプは好きなのだが
確か萌は面食いだそうなので(確か、来須だけでなく瀬戸口にも片想いだったよーな)ちと難しいかもしれん
まあ、そこを何とかするのが妄想な訳だが
240名無しさん@ピンキー:03/10/15 01:08 ID:Gq0U+4gU
まあぶっちゃけ公式なんかあまり気にしてもしょうがないかと。
つーか実際プレイするとなんと同性愛者の多いことかw


>236-7
いやだからこそ原さんをリードしてみたいとか。
茜とか森とか新井木とか壬生屋とか壬生屋とか壬生屋とかでっ!!

でも必ず後で反撃喰らうんだけどな。
241名無しさん@ピンキー:03/10/15 01:47 ID:gFQZmPxm
>239
面食いでいて、自分を変な目で見ない優しい人が好みらしい。
本命は瀬戸口の方らしいが・・・
まあ、2次創作なんてかって妄想してナンボなんだから自分の萌えカポーでハァハァできればよし!
242名無しさん@ピンキー:03/10/15 08:48 ID:MqF/kO1P
>>240
俺の凡庸な妄想技能では貴殿の推す壬生屋はどうあがいても受けだ(w
243名無しさん@ピンキー:03/10/15 09:28 ID:6RwJY5SE
壬生屋は古武術の達人ってことで飲み込みが早そうだから、
1ラウンド目の原さんのレクチャーで開花、
2ラウンド目から淫靡に貪欲にエロエロと原さんを喰らう、とか出来そうだな。

乱れ丁寧語娘にハァハァな俺としては、田辺も強く推奨。
244名無しさん@ピンキー:03/10/15 14:53 ID:yNG+m2OQ
>>243
どれほど飲み込んでも受け以外できないところが壬生屋のいいところというか欠点というか。。。

能力と性格(=適性)は別物、ということだと思ふ。
245名無しさん@ピンキー:03/10/15 19:33 ID:hOX1+tIT
副委員長に記録的惨敗を喫した後、その負けん気の強さで再戦を挑む壬生屋。
しかし剣技と性技は別物というか、生涯剣一筋だったので当然知識も技もまだまだ未熟。
加藤や舞の教育を受けていざ雪辱戦に臨みます。

整備班員達の見守る中練習で体得した技を駆使するが、覚えたものを全て尽くした
と見た原さん、頃合良しとばかり攻めというか責めに転じてあっさり決着。

というわけで敗者は罰ゲームとしてギャラリーに引き渡されるのであったりなかったり。
246名無しさん@ピンキー:03/10/16 00:47 ID:i1vMUgYZ
ところで、
お姉さんの服の下マダ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
247OVERS:03/10/16 23:24 ID:O+K0faJn
田 辺:ここですか?ここがイイんですか!?
壬生屋:あぅっ だ・ダメです!そんなとこ触っちゃ…!!
田 辺:フフフッ ココこんなにベトベトにして…瀬戸口さんが見たら何て言わ
    れちゃうんでしょうね?
壬生屋:いやぁ!! そんなこと言わないで下さい!! あぁぁああ!!!
田 辺:わぷッ… まぁ…こんなに吹いちゃって…ビショビショになっちゃいま
    したよ? そんなに良かったですか?(クスクス…
壬生屋:うっうぅうぅうう…

こんな感じ?
248名無しさん@ピンキー:03/10/16 23:47 ID:zIT90IdQ
うん。そんな感じw
249名無しさん@ピンキー:03/10/17 00:08 ID:+Vki2dFa
舞×原とかだめ?
250OVERS:03/10/17 00:11 ID:YGqRYscw
やってみる 5分ほど待って
251OVERS:03/10/17 00:21 ID:YGqRYscw
舞:やや、やめぬか!貴様何をしてるか解っているのか!?
原:あら 気持いい事キライ? 芝村さん(クスクス
舞:そそそそその様な事を言ってるのではない! そもそもこういうコトは
  互いに好意を持つ異性同士で…んむっ!?(キスで口ふさがれる
原:…んはっ 速水君とはもうシたの?
舞:なっ…いきなり何を言い出す!!!!(動転
原:あらぁ まだだったの? じゃ初めてになっちゃおうかしら あ・な・た・の
まい:やっやめろ!よせ!いやだぁぁぁぁ!!
252OVERS:03/10/17 01:12 ID:YGqRYscw
舞:ハァ…ハァ…
原:んふふ もう感じてるのね そのまま力を抜いて…(指入れる
舞:狽、あぁぁああ!!?(のけぞり
原:あらあら まだ指一本よ?
舞:…うっ…うえぇぇ…もゥ…やめろぉぉ…(号泣
原:わぁかったわよぉ〜 泣かないで ネ? そのかわり気持良くしてあげる

…な感じ?
253名無しさん@ピンキー:03/10/17 04:10 ID:1o6m3k/4
そんな感じw
副いいんちょにはぜひ田代さんもむせび泣かせてほしい。
254名無しさん@ピンキー:03/10/17 17:30 ID:ap9GNWd9
せっかくだから
萌×香織や新井木×森もお願いします。
255OVERS:03/10/18 02:48 ID:Lk7YPHqH
田 代:は・はわ!へぇんめごをやろぉ〜!!(は・原!てぇんめぇこのやろぉ〜)
 原 :ハイハイ暴れないの そんなに暴れると縄…食い込むわよ?
田 代:あいぃ? !! あんがこああ!? ほおげっほおぎあがえぇ!
    (なにぃ? なんじゃこりゃ!? ほどけっほどきやがれぇ!)
 原 :ほらぁそんなに叫んでるとヨダレでちゃうわよ? ハイ鏡   
田 代:!!(ボールギャグ(口枷)はめられて亀甲縛りで倒れてる自分を凝視)
 原 :んふふ〜 知ってるのよ? 昨日速水君とナ・ニ・し・て・た・の?
田 代:〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!(赤面)
 原 :廃屋で何してたのかしら? 教えてほしいなぁ〜(田代の口枷を取る)
田 代:覗いてやがったのか!? この野郎!! ひ!?ひああああああああ!!
 原 :バカねぇ 素直に言えばいいのに…
   (田代の胸と股間に付いてる低周波マッサージ器のスイッチを入れる)
256OVERS:03/10/18 03:05 ID:Lk7YPHqH
 原 :んっふっふっふ…(サディスト的快感と共にスイッチを強くしていく)
田 代:やめろっ!!やめっ ぇぇええぇぇぇえぇえああああぁぁあ!!!!?
 原 :ほーらMAXよ!
田 代:あっあわぁぁあああ!!(失禁)
 原 :ぁあらあら 後少しでアルガナもらえるスカウトさんがこんなトコでおもらし?
田 代:も…やめ…止めろぉ…うっ…くぅぅっ…(スイッチ入ったままなので痙攣中)
 原 :まーだ状況わかってないのねぇ?命令できる立場だと思ってるの?(田代の股間を踏む)
田 代:ぐぁうぅぅうっ! ……………と・止めて…くだ…さ……
 原 :そぉねぇー どうしようかしら? 私の速水君にちょっかい出したんだモノ…止める必要は
    …ないわね(ニィっと笑う)
田 代:あ…あぁ…や・ため…いや…

な感じでどお?
257名無しさん@ピンキー:03/10/18 05:14 ID:mc6bp0oS
>廃屋で何してたのかしら?
そのまま田代が速水にナニされてたかの告白にまで
なだれこむのをキボンヌしまつw
258名無しさん@ピンキー:03/10/20 00:59 ID:/Lr/2ayc
電パレかってウハウハ

用語辞典があまり理解できなくて不完全燃焼なので誰か
原さんのエロエロを投下してください
259OVERS:03/10/20 01:11 ID:ebkLlXDg
>>257
すみません;今いっぱいいっぱいなんで脳内保管してくださいませぇ〜;;
260名無しさん@ピンキー:03/10/20 19:04 ID:MY0aG74J
電撃の榊小説だと…

速水=舞 瀬戸口=壬生屋 善行=原 田代=滝川=森 茜=森 遠坂=田辺

で、ある意味王道だなぁ。
一番面白いのが原が壬生屋に悪戯するところだが。 
261名無しさん@ピンキー:03/10/20 22:31 ID:Ofpvf9d5
今のところ森とは浅い両思いで、田代とは田代の片思い(但し石津の占いつき)。

まだ分からないな。来月出るという新刊でその点に答えが出ることを希望。
262名無しさん@ピンキー:03/10/21 00:43 ID:gsH1Xbc+
ブータはやっぱり壬生屋なのかなぁ。
かつての御主人様だから影ながら見守っているのかな。
瀬戸口と壬生屋の正体も知っているようだから。
263名無しさん@ピンキー:03/10/21 01:57 ID:TZI2NpKF
キャラの相性表でみるとけっこういろいろ推測できるけどね。

でも電パレの岩田のLV3紹介文の「好きな人に会いに行く」
っていうのがよくわからんのだが、あれは舞やののみに会いに行くって意味なんか?
264名無しさん@ピンキー:03/10/22 00:22 ID:uzTgtGrU
電パレみたがその記述では第六世界に行くとあるから舞やののみのことではないと思うぞ。

第六世界?式神の世界じゃないか?
第六世界には岩田・新井木・来栖、三人もお世話になっているようで・・・。
あと式神1では隠し機体で田神もいたな・・・。

ところで田神が幻獣共生派という話を昔聞いたんだが間違いだよな?
265名無しさん@ピンキー:03/10/22 01:58 ID:2UM1Y+Tw
>>264 第六世界は今んとこばらけまくって世界「群」になってるから、新井木・来須とアリアンの世界は違うとか。どうも田代も行くらしいな。

田神が共生派っつーか幻獣使いなのは、没シナリオ1〜3(ドラマCD、シナリオブック)
歴史改変を阻止しようとしてあれこれやった挙句に、幻獣一万で直接干渉を図って青の厚志にことごとく吹き飛ばされ、一命を助けられて第六世界へっつー話だった。
ただ没シナリオだから、現状では「間違い」と言って差し支えない。
気になるならガンパレのCD覗いてみたら。ここ
ttp://page.freett.com/codedump/index.htm
あたりが参考になる。
266名無しさん@ピンキー:03/10/22 10:49 ID:hso3z03j
どれか一つが…小説とか、公式HPとか、アニメとか…が正解じゃなくて
どれもがその世界では『正解』だと思えば良いんじゃないかな。
後は個人が好きな設定の世界を選ぶなり作ればよいわけで。
最低限の設定は守るべきだろうけど
(例えばシオネの転生が原…なんてのはナシ。
 シオネの転生は壬生屋、ソックスハンターが靴下集めるのはお約束ってことで)

漏れは榊小説ですが。
267名無しさん@ピンキー:03/10/23 09:39 ID:YKikBm4e
>>4
伝説のファイティングストリートが抜けてるぜよ。
268名無しさん@ピンキー:03/10/24 23:31 ID:aF9iYfNz


       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       |SSだ!!SS!!誰かありったけの自作SS持って来い!!
       \_____  ________________
                ∨
                       / ̄ ̄ \ タマギレニナッチャウ
      /\     _. /  ̄ ̄\  |_____.|     / ̄\
     /| ̄ ̄|\/_ ヽ |____ |∩(・∀・;||┘  | ̄ ̄| ̄ ̄|
   / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|  (゜д゜# ||┘ _ユ_II___ | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
   / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|( ” つつ[三≡_[----─゚   ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
  / ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| ⌒\⌒\  ||  / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
 / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄] \_)_)..||| | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄
              ̄ ̄        /|\

269OVERS:03/10/25 22:22 ID:a3PwRkzM
>>268
そんじゃやっちゃうよぉ〜ん?
270名無しさん@ピンキー:03/10/25 22:52 ID:dn4dE0Jm
うぉ〜う!OVERSさん、おながいします。
…前のかおりん×滝川は、もうボツシナリオになっちゃいました?
気に入ってたのにな…(´・ω・`)ショボーン
271OVERS:03/10/25 23:10 ID:a3PwRkzM
その日田代は授業をサボって屋上にいた。いつものことだ。極楽トンボも
すでにもらっている…でも今日はいつもと少しだけ違っていた。もう1人
側にいた。その名は石津…妙な取り合わせだった。

「なぁー オマエもサボったりすんのな 意外だぜぇ?」
「わたし…だって……出たくない時…ある…もの……」
「へぇ〜 そんなモンなのか?」
「…………………………………」

音の無い時間が過ぎる…たまらず田代が口火を切って話し出そうとした時
石津がこれまた予想外な発言をした。

「好きな人…い…る?」
「!?」
「い…るんだ…」

答えは無かった、と言うより答えられなかった。田代は意外のコンボで
あっけに取られていたのだ。
272OVERS:03/10/25 23:21 ID:a3PwRkzM
そこは既に異質な空間となっていた。普段あまり喋らない石津・他人との接触を
拒む田代の2人が言葉のやり取りをしているのだ。偶然見かけてしまった田辺は
困り顔で後にこう言っていた。

「普段見れないモノを見てしまうのって…幸運なんでしょうか…不幸なんでしょうか…」

「へぇー 石津って瀬戸口好きなんだー」
「田代さんは…速水…君なのね…滝川君とも…仲…いいでしょ?」
「あーまぁーそのなんだー…速水はアレだ 憧れてるってヤツで滝川は…悪友か?」
「…いいな…田…代さんは…言いたい…ことも言えて…怖いものも…無くて…」
「あん?オマエも言えばイイだろ ストレス溜めてたら体にワリィぞ?」
「……」
(ピリピリした雰囲気)
273OVERS:03/10/25 23:33 ID:a3PwRkzM
田代は石津の話を聞いていた。昔いじめられていたこと・瀬戸口に声すら掛け
られない自分のこと・そしてまだいじめられていること…

「ぅあんのいけ好かねぇ女 んな陰険なコトしてやがったのか!」
「…いいの…ガマンすれば…いいか…ら……」

いきり立って駆け出そうとする田代の袖を石津が掴んで止める。その時田代の目に
思わぬものが目に入った。

「…オイ…石津 ちょっと見せてみ…」
「え?…あ…!!ダメ!!」
「いいから!!」
「…」
「なんだこりゃ!」

その目に飛び込んだのは無数の傷跡が刻まれた手首だった。いや手首だけでは無い
腕に続いている、しかもまばらに…思わず石津の袖を捲り上げる…そこに刻まれて
いたのは思いつめた結果のリストカットだけでなく、何者かに付けられた付けられ
た傷がしっかり残っていた。石津はその場に泣き崩れ、田代は彼女を強く抱きしめ
ていた。
274前スレ829:03/10/25 23:33 ID:sD365a4/
ちょいとプレ版

何故こんな事になったのか?5121小隊スカウト田代香織は痺れかけた頭で考えていた。
『確か戦闘が終わって・・・、ウォードレスをハンガーに入れた後・・』
「なーにを考えてるのかな?」
シャワーから流れる水の中、整備班長原素子が田代の体を弄んでいた。水に濡れた制服が
スタイルの良い原の体にぴったりと貼り付きスタイルを際立たせている。
「この程度のことで腰が引けるなんて・・・、あなたもやっぱり普通の人ね」
そういうと田代のまだ誰にも見られたことは無いであろう秘所を攻めていた指を少し休ませる。
「お願いれす・・・、もうひゃめて下・・・」
「少ししか生えていない綺麗なところね・・・。でもその上の口は余計ね」
「やめ・・・、むぅぅぅーー!!」
「精華のお下がりだけど我慢してね」
そう言うとポケットからギャグボールをポケットから取り出し田代の口につける。
「おぶぅぅ!!はひゅへ・・・、はふへぇぇ!!」(訳:はずせ・・・、はずせ!!)
「だめよ。そろそろもっと楽しい事があるんだから」
がちゃ・・・。シャワー室のドアが開きそこから男子が一人入ってくる。
「原さん呼びました?でもここ修理するって・・・え?」
その姿を見て田代の目が見開かれる。
「さあ、これからが本番よ・・・」
原の顔が怪しい笑顔にゆがんだ。

ちなみに268は漏れだ(w。もう少し固めさせてな。
OVERSさんよろしく!!
275OVERS:03/10/25 23:37 ID:a3PwRkzM
>>274
ぅおっとバッティングしちまいましたな。草稿しないでぶっつけ書き込みは
やっぱマズかったか…一旦ココでセーブしますですよ。
276前スレ829:03/10/26 00:15 ID:Zghc+X4v
>>OVERSさん
先に終わらせておくんなまし。
もう少し時間がかかるよう・・・
277OVERS:03/10/26 23:15 ID:vcAP3vjv
>>276
では手短に終わらせますぜ。 あ私信ですが>>270さん。気に入ってくれてたんで
すね…ありがたいです。一応ハッピーエンド予定だったんですが…

田代の拳は震えていた。肩をいからせハンガーに向かっていた。視界に原と森が
入ったその時、田代の感情がハジけた。

「うあぁっ!?」
「がっ…何するの!?」

2人は田代の手にのど元を握られ壁に押し付けられた。
278OVERS:03/10/26 23:54 ID:vcAP3vjv
「今後石津にちょっかい出すんじゃねぇ…いいな 1回しかいわねぇゾ?」
「わ・解ったから…放し…」
「ぐぁ…かはっ…」

すでに森はオチていた。原もむせながら田代をにらむ。田代はにらみ返しながら
最後に言った。

「アイツはオレのダチだわかったな?」


「かおり…ちゃん……おべんと…つくったの」
「お?ありがてぇー!今金欠でなぁー…」
「たくさん…作ったから…いっぱい食べて…」
「…太らせて食う気じゃねーだろーなぁー?黒魔法とやらの生贄もかんべんな」
「そんなこと…しない…わ…と…友達…だもん…」

田代も石津もも友達が出来た。田代は自分が生きて戦いつづける限り、石津は
自分が思いつづける限り消えることの無い友達が出来たのだ。このコトは慣例
に基づきこう締めくくろう。めでたしめでたし…と。

====5分後 OVERSシステム起動====

「エロなしか?」
「マズイかな?」
「皆納得しないぞ?」
「でもなぁ…エロじゃなきゃだめって言われてなかったし…」
「まぁアレか…」

2人:コレが世界の選択ってやつかw(後射殺対象に選ばれたり選ばれなかったり
279名無しさん@ピンキー:03/10/27 02:01 ID:eU5N2Mjf
エロなしも良いかと。 てか、いつになく男前な田代が新鮮だったりw そういや不良キャラだったよなーと思い出してみたw
280名無しさん@ピンキー:03/10/27 17:17 ID:VhNm7vxO
エロなしなのか…
エロなしなのか…_| ̄|○

>「…オイ…石津 ちょっと見せてみ…」
>「え?…あ…!!ダメ!!」
>「いいから!!」

ここでちょっとどころか全身見られてしまったと想像してハァハァするしかないのか…
281OVERS:03/10/27 21:26 ID:UR0bu6G5
>>280
あ・考えてはいたんですがね、長くなっちまうかなーと思って&脳が壊れてたので
こんな結果に…ゴメンよぉ;;
282名無しさん@ピンキー:03/10/28 00:01 ID:KVBf6jeK
>>OVERさん
その内に途中経過も書いてください、おながいします。
でなけりゃ前スレ829さんとリンクして、田代&萌逆襲編。
田代が原さん緊縛して、萌が思い切りエロエロな調教して屈服&奴隷化とか。
(萌のSモードってほとんど見ないけど、素で相当鬼畜な事しそうな気がする・・・)
283OVERS:03/10/29 02:59 ID:edMtDgHJ
とちゅーけいかいれまぁ〜っす!

田代は石津をシャワー室に連れ込んだ。いやがって拒みつづける石津も腕力では
かなわない。観念して言われるままされるままに服を脱ぐ。愕然とする田代。

「…コレ…全部やられた…のか?」
「…………」
「…すまねぇ…」

石津の体には無数の切り傷・擦り傷・みみずばれが残っていた。しかもまだ新しい
ものまである。思わず田代はまだ出来たばかりであろう肩のキズに口をつけ舐める。

「…ゥあっ…や…ダメ…」
「動くな ツバにゃ消毒効果があるんだ」
「で…も」
「いいから!」

田代の舌が傷に触れるたび、石津は今まで感じたことのない感覚に襲われ力が抜けて
いった。でもイヤではなかった。むしろ心地いい。田代も田代で女同士ということと
おとなしく言う事を聞きながらも、まだ抵抗のある者を蹂躙しているという背徳感に
快感を覚えつつあった。
284OVERS:03/10/29 03:06 ID:edMtDgHJ
「ハ…ァ…んっ…んんっ…あぅっ!…」

すでに石津の口からは嬌声とも悲鳴ともつかぬ声が漏れていた。田代はその声に
異様な興奮を覚えた。その声がもっと聞きたい。その一心で舐めつづける。そし
て気づいてしまった。石津が濡れてることに…


…とこんな感じでイイですか?
285OVERS:03/10/29 19:26 ID:oT3DlD+l
ttp://www.42ch.net/UploaderAnime/source/1067422704.jpg
30分程度じゃコレが限界;>>270氏良ければもらってやってくださいな。
>>164の様な感想お持ちの方にはオススメしませんが;
286282:03/10/29 21:07 ID:wDoMMgl8
>>OVERSさん
はうぅ〜、イイ、凄くイィです。続き待ってま〜す!
(あ、282でお名前間違えてました。失礼)
287270:03/10/29 23:43 ID:1o5Ttymq
うぉ〜〜ぅぅ!!
イィ!!スゴクイィ!OVERSさん、有難う。
しっかり戴いて帰りますね、フフフ。
288名無しさん@ピンキー:03/10/30 23:01 ID:XcdI9xO5
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1064501857/l50


―――過去スレにあった誘導したいっていったのはこれかい?
このスレの>41からの俺屍SSに激しく(;´Д`)ハァハァ
289名無しさん@ピンキー:03/10/31 08:46 ID:PIqXnE6w
>>288
出来ればそこはそっとしておいてあげて…
VPスレで叩きが出て引き篭もっちゃった神のSSがコンスタントに読める数少ないスレなのよ
連載が読みにくいから気に喰わないってカキコに傷付く位デリケートな作者だからせめて連載が終わってからにして欲しい…
290グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:40 ID:QdJBL7On
やっと完成
うpします
非常に長いっす
あ〜いいのかこれで?すげー不安だ
291グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:41 ID:QdJBL7On
「おー速水!今日も大活躍だったな!」
「滝川や壬生屋さんの掩護があったからだよ」
「謙遜するなって。あんな数の幻獣に囲まれて、無傷で突破なんて
 お前しか出来ないって。・・・なぁ、何でそんなに頑張れるんだ?」
「う〜ん、幻獣に殺された人達のことを想うと、まだまだ足りないよ。
 倒した幻獣の数も、僕の努力も・・・だからあれこれしなきゃって思うよ」
「は〜、なるほどな。その上目指せお菓子職人だもんなー。
 お前みたいなのが神に愛される者ってやつなんだろうなー」
「・・・いないよ、神なんて、そんなもの・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・あー、悪いこと言ったみたいだな。さて、ゲーセン行こうぜ!
 一回奢ってやるよ!」
「今日は早く休みたいんだ。この夕日をもう少し見たら帰るよ。また今度ね」

滝川、ごめん。嘘だよ。
誰かの為なんかじゃないんだ。
僕の心に深く根を張った孤独感を忘れる為なんだ。戦闘中の高揚は僕を少しだけ
楽にさせてくれるけど、その後は必ずそれを上回る孤独感が襲ってくる。
その孤独感を忘れるにはもっと大きい高揚が必要なんだ。
太陽の光と夜風に晒された大岩が序々に砕けていくように、僕の精神も壊れていく。
小隊の皆に世話を焼いて気を紛らわす時期もあったけど、今は無理になった。
薬に逃げる事も考えた。でもそんなことをしたら、あのポニーテールの彼女は
かんかんに怒ってあの爽やかな笑みを二度と見せてくれないだろう。
そうなったら、僕は本当に終わってしまう。
長くはない、と思う。これは僕が選んだ生き方だ。救いが欲しいなんて言わない。
・・・けど、・・・いや、それだけは避けないと。
目の前の卓袱台には出来損ないにしか見えないクッキーが載っている。
形は歪んでいて、焼き過ぎで硬くて黒くて、味も薄いクッキー。
僕はそれをガリ、とかじり確認する。それだけは避けないと。
292グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:42 ID:QdJBL7On
厚志は変なやつだ。いつも笑みを絶やさない。
隊に来た直後は兎に角人を避ける行動ばかりしていた。
間もなく誰にでも世話を焼き、隊の中心を担う人物の一人になった。
高い戦闘技術も身につけた。判断力なら完全に私を超えた。戦闘中は厚志の補助に
徹すれば間違いはないと断言できる。頼もしい存在になったものだ。無論嬉しい事
なのだが、微量の悔しさもある。
今や頼れる戦友ではなく、一人の男性として意識している。体の一部が触れる度に
恥ずかしさと心地よさが私を動揺させる。その動揺が広がる前に厚志は離れていく。
その度に心がため息をつく。
・・・最近は人を避けているような行動をしている。隊に来た時のように。その笑みも
何か違う種類に変化した気がする。
何かあったのだろうか。
それらと関係があるかどうか解らないが、戦闘中に奇妙な現象が起こるようになった。

左翼に広がる敵にアサルトを二号機と連携して撃ち込む。右翼では一号機がミノタウロス
を数体引き付けている。スキュラはまだ遠い位置にいる。
不意に頭に白い閃きが走り、あるイメージが浮かぶ。
ゴルゴンが二匹倒れ、三号機は一号機に向かって走る。二号機は残った敵を撃つ。
「舞、あと二匹倒したら一号機の掩護に行く。射程に入ったらロックして。
 二号機は残った敵を撃つ」
「了解だ、三号機」
「舞?」
「・・・うむ、了解」
まただ。厚志の指示通りのイメージが、その言葉の直前に浮かんでしまう。
思考が似ているから、というには余りにも精確で、タイミングが良すぎる。
厚志がやっているとしても、このような力は聞いた事がない。東原が持つ同調は受け取るだけのはずだ。
待て、そこまでだ。今は敵を倒す事に集中しろ。終わってから聞けば良い。

そう思っていたが、聞けないでいた。聞いてしまったら元に戻れなくなる、そんな予感がある。
厚志も、私も。今日こそは聞こうと厚志を探すが見つからない。これも偶然では
ないのかもしれない。夜の11時を過ぎた。今日は諦めようか・・・いや、いた。
整備員詰め所で情報技術の訓練をしているようだ。
293グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:43 ID:QdJBL7On
「舞か。まだいたんだ」
中には厚志だけが居た。いつもの笑顔だが、優しさ以外の感情が強く感じられる。
やはり、変わった。そう確信し、躊躇わずに私は言った。
「厚志、戦闘中の、あのイメージは厚志がやっているのか?」
「ああ、そうだよ」
簡単に肯定されてしまい、次の言葉が出ない。冗談、なのだろうか?
端末の電源を切り、部屋の中心に向かいながら厚志は言う。
「冗談じゃないよ。聞く事も出来る。ののみちゃんは同調の変種の力だって言ってる。
 この力が生まれるきっかけなんて見当もつかない、いきなりだよ。
 最初は舞の心が聞こえるだけだった。それも近くに居る時だけ、だった。
 今は聞こえる人の数は随分と増えてるし、範囲も広いんだ。解らない人もいるけど、
 解る人は解る。ぼんやりとじゃないんだ。送る方は舞だけだ。でも何時どうなるか・・・
 聞こえる度にお前は人間じゃないって言われてる気になってしまう。ののみちゃんは
 強い子だよ、こんな状態で変わらずに居られるんだから・・・僕はそうはいかないみたいだ。
 ・・・最近、人間と幻獣の区別の仕方がすごく単純になってる。殺していいか、そうでないか
 くらいの違いしかない。・・・僕は何になるんだろうね。
 ・・・やばい事なってるんだろうけど、どうしようもない」
厚志は私に体を向け、笑みはそのままで視線を落として言う。
「だから、近くにいない方が良い・・・」
長い独白に続いて沈黙する。
厚志の言葉が頭の中で渦を巻いている。受け止めるだけで精一杯だ。上手く思考できない。
何を言ってやれば良いのだろうか。
私は何をしてやれば良いのだろうか。
何故、これほど詳しく言ったのだろうか。
私をも遠ざけるためなのか。
それほどまでに危険な状態なのだろうか。
私の問いが、最後の一歩を踏み出させたのだろうか。
・・・厚志の笑顔が、消えていく。
294グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:44 ID:QdJBL7On
やっと解った。
この笑みの裏には強烈な孤独感が存在していたのだ。放って置けば速水厚志を消してしまうほどの。
最後の笑顔が薄れていく。目から生気が消えていく。滲み出る孤独感が勢いを増していく。
厚志が、どこかに行ってしまう。
駄目だ。行くな。待ってくれ、お願いだ。戻ってくれ。私から、離れないでっ!
厚志の胸に飛び込み、右腕で背中を引き寄せ、左手を厚志の右手に絡ませる。
これで聞こえないなんていわせない。精一杯呼べば厚志は戻ってくる。戻すんだ。
「厚志は馬鹿だ」
私は馬鹿だ。
「もっと早く言えば、それほど苦しまずに済んだはずだ」
もっと早く聞けば、これほど苦しませずに済んだはずだ。
「厚志だけではないぞ」
私も孤独だった。辛かった。
厚志の右手が僅かに反応した。間に合ったのだろうか。
「舞、こんな人妖(ばけもの)からは、離れなきゃ、いけないよ」
言いながら厚志は左腕で私を引き寄せる。間に合った。良かった。
そうだ、私も寂しかった。
芝村の末姫として何不自由なく育てられたが、友と呼べる存在は一人も居なかった。
この名に劣らない能力を身に付ければ自然に出来る、そう信じて勉学に励み、体を鍛えた。
しかし、そうなることはなかった。学校での休み時間や下校途中に聞こえる楽しげな会話や
弾けるような笑い声は、私に辛い現実を突きつけた。
私の周りには誰もいない。これからも、すっとだ。寂しい。
芝村の名がその弱さを見せる事を許さない。寂しい時こそ必死に芝村を演じた。
月日が経つにつれてその状態に慣れるようになった。・・・正確には、寂しさから
目を逸らすのが上手くなったと言うべきか。しかし不意に強烈な寂しさは襲ってくる。
そんな時は抱えた膝に顔を埋め、それが通り過ぎるのをじっと待つしかなかった。
この隊も同じだろうなと思っていた。でも厚志は違った。芝村を知った後でも普通に
接してくれた。待ち望んだ普通。これほど嬉しい事はなかった。
私はまともな人付き合いをしたことがない。だから、厳しい言い方をしたことがあるかも
知れない。もしそうなら許してくれ。私に出来る事があるなら何でもしてやる。
だから、傍に居て欲しい。独りはもう嫌だ。
295グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:45 ID:QdJBL7On
厚志はこの隊に来る前から孤独だったのだろう。だから、人を避けていたのだろう。
過去に何があったのかは知らない。どんな理由なのか聞くつもりもない。
けれど、その寂しさは解ってやれる。私はお前を慰めてやれる。傍に居るだけで良いのだ。
私が居る事を確認したいのなら名前を呼べば良い。実感が得たいなら手を伸ばせ。
厚志の気がすむまで答えてやる。だから、一緒に居て欲しい。
もし良ければ、この腕の中を私の居場所にして欲しい。それ以外は何もいらない。
「舞・・・」
厚志の顔を見ると、辛そうで今にも泣き出しそうな表情をしている。
幾重にも積み重ねられた寂しさや孤独感に隠された、本当の厚志。
私も同じような表情だろう。頬が熱く、目元が震えている。
どちらからともなく唇を重ねる。
その例えようがない暖かさが全身に広がるのを感じる。
唇を離し、厚志を見る。その目には確かな意志が宿っていた。厚志は間違いなく戻ったのだ。
その心を繋ぎ止められるなら、私は・・・
無言で二度目の口付けを求められ、答える。
唇を舌が割って入ってくる。私も必死に舌を動かす。
厚志は私の、豊かとは言えない胸を左手で服の上からゆっくりと揉む。
「ん・・・はぁ、んぅ・・・」
私の息と声を全て飲み込もうと、厚志は口を離さない。その行為が嬉しかった。
もっと、もっと私を感じて欲しい。厚志の中の私をどんな事があっても揺るがない、
確かなものにして欲しい。
ふと唇が離れ、私の耳を弄ぶ。脳髄にその強烈な刺激が叩きつけられ、全身が
振るえ、力が入らなくなる。
「あ、あっ!厚志っ!」
厚志にしがみ付いたまま膝をついてしまう。
やや迷うような目を見せる厚志。
細い声をどうにか絞り出して私は言った。
「大丈夫、だから・・・続けて」
296グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:45 ID:QdJBL7On
制服を脱ぎ、下着姿になる。今更だが恥ずかしさで顔が熱い。厚志も同様にトランクス
だけの状態で、その膨らみは早くも準備が完了している事を表していた。
見ていられず、視線を逸らす。ちらりと見えた厚志の顔は、僅かだが辛さが緩和している
ように見えた。
厚志は何も言わずにやや乱暴に私を両腕に収めた。太ももに厚志の性器が押し当てられている。
こんなに大きくて、熱いものなのか・・・
三度目のキスをする。舌の動きは激しく、とてもついていけない。私のブラジャーを脱がし、左手で
先ほどより大きく胸を揉み上げる。舌と手の動きが同調し、私の体は容易に厚志の支配下に
落ちてしまう。その行為は激しいというより優しさがない、と感じてしまう。
・・・もしかしたら、相手は誰でも良いのかもしれない。厚志が想っている人は私ではないのかもしれない。
促されるままに横たわる。
厚志の右手は私の左手を掴んで離さない。私の両足の間に体を割り込み、空いた手と口で私の胸を
貪っている。吸われる、甘く噛まれる、強く押し込まれ、その周りをなぞられる、指でしこられ、
舌で転がされる。何かされる度に私は声を上げ、性を目覚めさせられる。
私の右手は無意識に厚志の頭を撫でていた。
もっと、厚志を感じたい。もっと私を感じて欲しい。
「厚志・・・」
私は声を掛け、両腕を厚志の首に回した。厚志は顔を上げ、私を見詰める。
やや体を起こし、私から口付けた。
視線が交じり合い、息と唾液を交換し、その行為が高めた快感が私の体から力を奪う。
この行為に何の感情もなく、ただ本能に従っているだけだとしても、許せる。
厚志だから、許せる。・・・聞こえているか?
「・・・ぁ、ふ、・・・っ・・・はぁ・・・」
顔を離し、荒い息を整えているのが精一杯だ。気が付くと寝かされていて、厚志の姿が見えない。
「厚志?・・・っあ!」
秘所を舐められている。そう判断した時には既に侵入していた。
厚志の舌が動く度に訪れる快感に、私は体を反らせ、捻らせる。
「ああ、・・・は、んうっ・・・くぅう!」
今までの包み込むような快感とは全く違う、激しく勢いのある快感が背筋を遡る。
その激流が思考が埋め尽くしていく。
それでも私は呼びかけを止められなかった。
297グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:46 ID:QdJBL7On
厚志の故郷がどんな所なのか知りたい。
春はどんな花が香り、夏はどんな蝉が鳴くのだろうか。
秋はどんな木々が染まり、冬はどんな手触りの雪が降るのだろうか。
季節感が薄い町でも構わない。私は厚志と一緒にそこを歩きたい。
そして、私の故郷も知って欲しい。厚志のそれと比べて面白くないかもしれないが、
四季の移り変わりを見せたい。些細な思い出も全部語りたい。その理由は、
私は、厚志が好きだから。
「・・・っ!・・・あぅぅ!・・・ん、ぁぁ・・・」
軽い絶頂、そして甘美な余韻に浸りながら涙がこぼれているのを知った。
視界は僅かに歪み、ひくひくと揺れる脚の間に居る厚志を見詰め、私は頷いた後に
両手を胸に載せ、目を閉じる。
今日という日があった事を私の体に刻んで欲しい。一生忘れないように、深く、しっかりと。
その痛みは相当なものだと知っているが、怖くはない。だから、早くして欲しい。
・・・不意に水滴が落ちる音がした。目を開けると、厚志が泣いていた。その表情は酷く辛そうで、
涙は次々に床を叩いた。助けなければ。身を起こし、厚志の頭を胸に抱く。その涙は熱く、
体はぶるぶると震えていて、歯も僅かだが鳴っているようだ。
声こそ出さないが、紛れもない慟哭だった。
それまでの快感を忘れ、必死に呼びかけた。
しっかりしろ、私はずっとここに居る。大丈夫だ。どこにも行かないから、どこにも行くな!
数分後、厚志は私から離れた。弱々しい笑顔を浮かべている。私に見られたくない顔を
隠す為の仮面であるのは間違いない。その顔を見ていると、もう一度しっかりと抱いてやりたいという
衝動に襲われるが、駄目だ。耐えろ。何かを伝えようと離れたのだ。邪魔をしてはいけない。
「舞の思う通りだ。・・・僕は、昔、ちょっとあった。その過去をまだ振り切れていない。
 少しだけ、時間をくれないか・・・どんな答えが出るか判らないけど、舞が望む答えじゃない
 かもしれないけど・・・こんな半端な気持ちだと、舞も迷惑だよね。だから・・・
 その答えが、舞の望むものだったら、一緒に居られると思う。けど、そうじゃなかったら、
 諦めた方が良い、と思うよ・・・」
厚志は自分の過去と向き合い、決着を着けると言う。
これは厚志だけの闘いだ。私は何も出来ない。介入せず、待つしかない。
待つしかないんだ。
298グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:47 ID:QdJBL7On
どんな答えであろうと、厚志は変わる。もし最悪の方向に変わったなら、命を犠牲にしてでも
止めなければならない。
その答えを出させたのは私なのだから。
「解った。待ってるぞ」
私は無言で服を着て、ドアに向けて歩く。厚志も服を着終えていたが、その場に立ったままだった。
あらゆる感情が混在するが故の無表情で、意思の宿った目を何もない空間に焦点を合わせていた。
もう始まっているんだな・・・
聞こえていないかも知れないが、声を掛ける。
「厚志、・・・待っているからな」
家に帰り、ベッドに入っても眠気は全く無かった。
目覚まし時計が無音で時を刻むのを見ながら、厚志のことを考える。
自分を崩壊寸前に追い詰めるほどの孤独感や寂しさを成型する過去。
その心の古傷を無理やり開き、手の施しようがない致命傷にしてしまうだけかも知れない。
その結果どうなるのだろうか。
心に鉄壁を張り、外界との接触を一切絶つ廃人になるのだろうか。
幻獣と人間の区別が付かない何かに変化し、凶行に走るのだろうか。
その途方も無い痛みに耐え切れず、自害するのだろうか。
嫌だ、そんなのは、絶対に嫌だ・・・っ!厚志はきっと克服する。勝つと信じている。でも、
どうしても悪い方向に考えてしまう。
私は酷い事をさせている。他にも方法はある筈なのに、最も辛い行為をさせている。
厚志の生還を何よりも望みながら、最悪の窮地に追い込んでいる。
馬鹿だ。大馬鹿者だ。私は、こんなに馬鹿だったのか。
厚志、・・・厚志。
今すぐ傍に行きたい。そして、・・・どうする?邪魔する訳にはいかない。
待つと約束しただろう。厚志はもっと苦しんでいるのだ、私が我慢出来なくてどうする!
でも、何とか、力になりたい。・・・私に出来る事は、それでも待つ以外の選択肢は無いのだ。
・・・厚志もそれを望んでいる筈だ。それならば、待とう。
299グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:47 ID:QdJBL7On
一睡もせず朝になった。
今日は日曜。家に居ると厚志の事を、悪い方ばかり考えてしまう。
このままでは精神が持たない、そう思い士魂号の調整に一日を費やす事にする。
最近の隊の被害は少なく、担当地域の幻獣も狩りつくしたとあって出てきているのは私だけだ。
仕事に集中出来る環境ではあったが、成果は上がらなかった。
厚志の事を思考の隅に押し込みながらの作業が上手くいく筈が無い。
手を休めていると、ふと夕日に染まる校舎が頭をかすめた。
今更のように昨日の事を思い出す。体を重ね、一線を越える寸前までの行為。その興奮も蘇り
体温を上昇させる。頬が熱い。
続きが出来るのはいつだろうか。・・・出来る結果になって欲しい。厚志、負けるな。
私は続きが、したい。だから、必ず勝て。
夕日に、染まる・・・?
顔を上げ、窓を見る。夕方だ。では、厚志は、今のイメージは。
ハンガーを飛び出し、校舎前に走る。厚志は居た。目前まで行くが、何も言えなかった。
優しい微笑みではなかった。口元は硬く結ばれ、強い視線を私から離さない。
闘いの結果は、答えはどうなったのか言って欲しい。私から聞くなんて出来ない。
何故、何も言わない・・・その沈黙は、余りにも重くて、・・・早く言ってくれ、厚志!
厚志は何も言わずに私の手を握り、整備員詰め所に連れ込んだ。
突然の事に声が出てしまう。
「ちょ、っと・・・厚志!」
ずんずんと部屋の中心に向かい、そして振り返った。
優しい笑顔だった。続けて言う。
「一緒に暮らそう」
返事を返す間もなくキスをされる。何の変哲もない唇を重ねるだけのキスだった。
その感触で、私は確信した。厚志は勝ったのだ。私と一緒に居る事を選んだのだ。
嬉しい。本当に、嬉しい。
私も最高の笑顔で感謝の言葉を述べよう。
300グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:48 ID:QdJBL7On
その笑顔が作れない。
今まで押し殺してきた感情が息を吹き返し、私の顔を歪めていく。
心を落ち着かせようと目を閉じると、大量の涙が押し出された。
感謝の言葉など出る筈もなく、
「ううっ・・・」
嗚咽しか出ない。
違うだろう。今、しなければならないのは、そんな事ではないだろう。・・・顔はどんどん歪みを
増し、涙も一向に衰えない。嗚咽も時間と共に大きくなって、止めようがない。止めて、私は、
感謝しなければ、ならない、そう決めて、いるのに・・・っ!
「ううっ!・・・ぐ、ううううう!」
許せ厚志、すぐ終わるから・・・っ!
夕闇の中で私は厚志の胸に顔を埋めて泣いた。
厚志は何も言わずに私の頭を撫で、この行為を受け止めてくれた。
この胸がとても優しく、広く、大きく感じる。
両腕を背中に回し、引き寄せる。それでも物足りなくて、手に制服を握り締めた。
厚志も私の背中に腕を回してくれた。私の外面を吹き飛ばす内側からこみ上げる感情と、
それを抑えようとしない私の気持ちが、私の本心を表していた。
・・・厚志に一番知って欲しかったのは、私が本当は弱い人間であるという事だ。
薄い殻一枚でどうにか成り立っているだけの、脆い存在なのだ。
殻の中ではいつも泣いていた。でも芝村の為にずっと漏れ出さないようにしてきたけれど、
もう限界だった。この胸なら堪える必要がない、そう知ってしまったから、こんな気持ちになって
いるんだ。
これが、誰にも見せた事がない、本当の私なんだよ、厚志。
厚志には隠したくないから、偽りたくないから、見て欲しいから・・・
だから、もっと泣いてもいい?
私は、こんなに、我慢してたんだよ・・・!
「っく、っぐ、・・・うう!あううう!」
しなければならないのは感謝だ。でも私は、私がしたい事を優先させた。
私は厚志の腕の中で子供に帰り、子供の様に泣き続けた。
301グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:49 ID:QdJBL7On
全てを吐きつくし、顔を上げ、体を離す。辺りは暗かった。
厚志の制服が広く濡れている。今まで我慢していた分を出し切った気がする。
「ごめん・・・服、汚した」
何の抵抗もなく謝罪の言葉が出た。
厚志は笑顔で頷いて許してくれた。頭を撫でる手が温かい。
再度厚志に体を任せ、心地よい安堵感に身を委ねる。何故こんなに安心できるのだろうか・・・
そう、なのだろう。私は様々なものに駆り立てられ生きてきた。芝村の名前、士魂号のパイロット
としての立場、襲ってくる敵、周囲の視線、それらに負けられないという感情。
この腕の中ではそれらから私は解放される。安心して足を止めることが出来る。
私は、生まれて初めて休んでいるのだ。休める場所を得たのだ。
厚志は私の髪を指で遊んでいる。その刺激が安堵感の奥底からある衝動を浮上させる。
何の抵抗もなく言葉になる。
「昨日の、続き・・・」
言ってしまってから恥ずかしさで顔が熱くなる。耳まで真っ赤になっているに違いない。
途中で止めたしまったが、意味は通じるだろう。
「ここで?」
厚志も同じように短く聞いてくる。真剣な響きがあった。
私は首から上が更に加熱していくのを感じながら、決心する。
言え、言ってしまえば楽になる。言わなければならない。
「そ、その、わ、私の、部屋に、来い」
「ん、解った」
厚志は涼しい声で答えた。
全く、解っているなら言わせなくても良いだろうに、この男は。
私は無言で厚志の手を引き、ドアに向かった。
302グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:49 ID:QdJBL7On
「お、広いな。さすがって感じだな」
厚志の口調から察するに、私の部屋は平均より広いらしい。
楽しそうに目を巡らせ、ある部分に視線を固定し「あはは」と笑い、続けた。
「舞も女の子なんだね、うん」
枕元に所狭しと並んでいる猫のぬいぐるみを見ながら嬉しそうに言う。
否定はしないけれど、何となく反発する言い方をしてしまう。
「悪いか。芝村にも性別くらいはある」
厚志は優しい笑顔で私のささやかな抵抗を受け流した。
そして私を正面から抱き、口を開いた。
「舞は女の子なんだよ」
私は何度も頷き、確認する。
「うん、・・・うん」
私を女として扱ってくれるのは厚志だけだ。だから、私も厚志を男として扱わなければ、
釣り合いが取れないというものだ。だから・・・
昨日と同じように、どちらからともなく唇を重ねる。
今までの辛かったった日々が次々と思い出され、そんな日は二度と来ないと確信出来る記念すべき時。
寂しさの終わりが嬉しくて、孤独から開放されるのが嬉しくて、厚志がずっと傍に居てくれるのが
嬉しくて、また涙が、出てしまった。
唇を離し、私は言った。
「ごめん・・・私は、こんなに泣き虫だったんだな。・・・知らなかった」
その言葉を受け、厚志は静かに言った。
「いくら泣いてもいいんだよ。隠さなくていい。その涙は、舞が変わっていく証拠
 なんだ。僕は、生まれ変わった舞が見たい」
私も、そう思う。
自分という殻を破られるのを恐れる脆弱な私を変えたい。揺るがない芯を持ち、傷つく事を恐れずに
前に進む新しい私に変わりたい。
厚志には、その手伝いをして欲しい。この古い私を壊し、新しい私に力を注いで欲しい。
ゆっくりと服を脱ぎ落とす。古い殻を一つ一つ外していくように。
厚志も私を見詰めながら服を脱いでいく。
服の擦れる音が私を昂らせた。
303グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:50 ID:QdJBL7On
ベッドの上で唇を重ね、厚志は私の体の隅々まで指を這わせる。
僅かに残った私の殻を落としてくれていると錯覚してしまう。そうではないとしても、
その手はとても温かくて、優しい。昨日とは違い、私を意識して、してくれている。
舌と指で程よく刺激し、私の反応を確かめて更に刺激してくれる。声帯を使わない会話。
浅い息を吐き、その行為がもたらす快感に酔う私を見た厚志は、唯一触れていない部分に、
最も敏感な所に手を伸ばした。
「あ!・・・ああ、んふぅ・・・」
秘所は小さな音を立てて厚志の指を受け入れ、その動きに呼応し、熱い液体を溢れさせる。
熱い気持ちも、溢れさせる。もっと、して欲しい。その指では足りないよ、厚志。
指を染める透明な液体と、私のもの欲しそうな表情を見て厚志は言った。
「舞・・・」
「・・・うん」
私はそれ以上何も言わずに脚を開く。厚志も同じく無言で移動し、私と一体となる姿勢になる。
トランクスから飛び出した予想以上に太い性器に目を奪われてしまう。心臓の音が更に大きくなる。
受け入れられるのだろうか。大丈夫なのだろうか。・・・でも、受け入れたい。きっと、大丈夫だ。
期待と不安が膨らんで、おかしくなりそうだ。ついに厚志は動き出した。
秘所が掻き分けられ、その軋みがそのまま声になる。痛みと圧迫感で、目を開けていられない。
「ん、・・・く、うう!・・・あ、あぁ!」
その痛みに体が勝手に逃げようと身を捩り、腕を伸ばし厚志の胸を押し返そうとする。
しかし厚志は私の腰をしっかりと掴んでその行為を続ける。
体の中で何かが貫かれるような衝撃と、更に大きな痛みが、悲鳴を封じ込めた。
「っ!・・・・・っ!は、・・・っ!」
厚志はそれ以上動かずにいてくれた。しばらくして少しだけ痛みが引き、目をようやく開ける。
厚志は私の手を握り、切なそうな表情で言った。
「痛そうだね、ちょっと、一休みしようか」
内奥の衝動を必死に抑制し、気を抜けば理性が排除されてしまう、そんな顔をしている。
私のことを気遣う顔だった。
また、辛い思いをさせているのか、私は・・・。もうそんな顔をさせたくない。
「大丈夫、だから、・・・いいよ」
表情をそのままに厚志は答えた。
「・・・解った」
厚志は一つ大きく息を吐き、動き始めた。
304グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:51 ID:QdJBL7On
慈しむように、愛しそうに、厚志はゆっくりと動く。私の秘所をこの行為に慣れさせようと、
根気強くその胸の衝動を抑えながら、さざなみの様なゆったりとしたリズムを、私に刻む。
「く、・・・は、んんっ・・・う、あぅ・・・」
痛みは頑強な抵抗を示し、私の中から去ろうとしない。
厚志は諦めずにそのリズムを守り、やがて少しずつ痛みが小さくなっていく。その隙間を埋めるように、
ぼんやりとした快感が大きくなっていく。
厚志が動く度にその快感は鮮明になり、質量を増しながら積み重なって、喉から零れ落ちた。
「あ、あぁん!」
信じられないくらい艶のある声。本当に、私が出したのだろうか?
それを聞いた厚志は意を決した表情になる。そして言う。
「いいみたいだね。じゃ、いくよ」
私の半開きの唇に軽くキスをすると、今までとは全く違う激しい動きを始めた。
荒い息を吐き、低く野太い呻き声を上げながら秘所を奥深くまで貫き、掻き回す。
「っ!う、っ、むぅ、んうぅ!」
それは本能に従う雄としての咆哮なのだろうか。男としての務めを果たそうとする声だろうか。
どちらなのかは解らない。両方が混じっているのかもしれない。
しかしその顔は間違いなく厚志のもので、本気の表情で、私の願いを叶えようとしている。
古い私を壊そうと、その槌を必死に振るう。何の疑いもなくそう信じられる。
私の口は甘く高い声を上げ続ける。
「ああ!は、ああう!ん、ああん!」
雌としての悦びと、女としての歓びが結合した声だった。古い私が崩壊していく証しでもあった。
もっと、丹念に徹底的に容赦なく、壊して欲しい。
この凝り固まった最奥の殻を破壊出来るのは厚志だけだ。早く壊して、力を、注いで欲しい。
新しい私の心、その根幹を創る力は、厚志のものが良い。厚志の強さが欲しい。
辛い過去を克服したその強さ、少しでいいから私は欲しい。
厚志と目が合う。その瞳は深く、私の全てを飲み込もうとしている。その濃密な視線は、私に全てを
与えようとしている。
周囲の空間を震わせ、厚志の溶岩のような心が、近づいてくる・・・
305グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:51 ID:QdJBL7On
舞、あれから僕はずっと考えて・・・そして、決めたんだ。
舞の全てを、僕のものにする。笑った顔怒った顔泣いた顔喜ぶ顔。いいにおいがする黒い髪。
やわらかくてあたたかくてきれいな体。よく通る声透き通った瞳。
僕を救ってくれた優しい心。全部だ。
全て、僕のものだ。誰にも覆せない決定事項なんだよ舞。誰にも芝村にも舞にも、僕でも覆すことが
出来ない、絶対の決まりだ。
そして舞が望むことは全て叶える。この戦争の終結も全ての幻獣の抹殺もこの国の全ての人間の忠誠も
この地球の全ての人間の滅殺も。何でも叶える。
舞が傍に居てくれるなら、僕はどこまでも強くなれる。何があっても何が襲ってきても、舞を
必ず守る。守り続ける。
だから、お願いだから、僕の腕の中にいて欲しい。・・・僕はもう舞なしでは居られない。
こんな言葉が適切かどうか解らないけど、この言葉でどれだけ僕の気持ちが伝わるか解らないけど、
言うよ。何度でも何度でも、伝わるまで言うよ。
「舞、好きだ」
・・・私は、そんな大層なものはいらない。この腕の中に居られるなら、それで良い。厚志が苦しい
時は一緒に戦い、辛い時はずっと支えてやるから、私を離さないで欲しい。
厚志に抱かれている間は、未来に対する不安が一切無くなる。無条件で、明るい将来が訪れることを
信じられる。それだけで私は十分だ。
もし、それ以上何かを望むことが許されるなら、・・・この私にとって心安らぐ時が、厚志にとっても
安息の時間であって欲しいということだけだ。それだけだ。
昨日は聞こえていないかもしれないから、今こそはしっかりと聞いて欲しいから、
言うぞ。何度でも何度でも、伝わるまで言うぞ。
「私も好きだ、厚志」
306グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:52 ID:QdJBL7On
私の手は絶えず厚志のどこかに触れていた。私より太い腕、私より広い胸、大きい手。時折厚志と
唇を重ねるときは、湿った髪をくまなくかき混ぜた。全てが熱かった。
私の内側の、繋がり続けるその部分が最も熱い。
ふと厚志は律動を止め、私の背に腕を回し抱きついてきた。そのまま肩に顔を乗せ、動きを再開させる。
「舞、舞・・・舞」
私だけに向けられ、私だけに聞こえ、私だけの為に存在する言葉。
荒い息と共に、あらゆる意味を込めた響きを私の耳に浴びせる。
厚志の槌はこれまでの愚直なまでの真っ直ぐな動きから変化し、内壁を強く擦りあげ、抉るような
ものになっていた。
導き出される新しい快感。私を呼ぶ声をもっと聞きたくて、厚志を呼ぼうにもその快感がそれを許して
くれない。
「あ!は、・・・ああん!あつ、はああぁ・・・」
声で答えたいけれど、答えられない。何とか伝えたくて、両手で逞しい背中を撫でる。
私の中に沈もうとする、或いは私を自分の中に沈ませようとする厚志の動きがより大きく、深くなって
いく。私の要求に答えてくれている。もっと、して欲しい。もっと、一つになりたい。
その想いは急速に膨らみ、止まることを知らない。いつの間にか厚志のリズムに合わせて私も体を
動かしていた。より深く、より強く結合するように。
またしても厚志は突然に止まる。私の頬を優しく撫で、首筋に舌を這わせる。
普段なら心地よいはずの感触も、くすぐったいだけの感触も、性的な刺激として私を攻める。
「ん、・・・は、あああ、ぁぁ・・・」
私の体はどうなってしまったのだろうか。こんな事に快感を覚えるなんて、とても信じられない。
・・・いや、これが正常なのかもしれない。好きな人に全てを曝け出し、好いてくれる人に
全てを触れて貰える行為が嬉しくないはずがない。気持ち良いのが当たり前ではないか。
厚志は力が抜けた私の腕から身を起こし、直線的な動きを再開させた。
先程よりも更に強く激しい。私の腹に汗を降り注ぎながら、凝縮した視線をそのままにその行為に
没頭している。
その姿が、私を更に昂ぶらせる。
307グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:52 ID:QdJBL7On
厚志が与えてくれる熱さと快感が、私の全てだった。
他にも何か考えていたような気がするけど、よく思い出せない。でも、それでいい。
体はこんなにも熱いのに、胸の奥だけが何故か温かい。温かい何かが、心に打ち寄せている。
厚志に伝えたくて、首に腕を回し抱き寄せる。その波がより強くなった。厚志が送っていたのだ。
形も色もないけれど、確実に私を温めてくれる。その波を受ける度に、気持ち良くてとろけそうに
なる。心がどこかに飛ばされそうになるけど、もっと浴びたくて、必死に身を震わせてその場に
留まる。回数を重ねる程に温かくなって、気持ち良くなって、もっと欲しくなる。
厚志は何も言わずに答えてくれる。力強い波動を、何度も何度も送ってくれる。
ずっとこうしていたいけれど、序々になにも考えられなくなっていく。力が入らない。
もう、保てない。もっとして欲しいのに、もっと感じていたいのに・・・
心が、弾ける・・・!!

気が付くと私達は抱き合っていて、同じリズムで荒く呼吸をしていた。心臓の鼓動も同一だった。
厚志がとくとくと熱い力を注いでくれている。心にしっかりとした芯が存在しているのも感じる。
厚志は私の望みを叶えてくれたのだ。本当にありがとう、厚志。
胸の奥が温かい。厚志にも、私の波は届いていたのだろうか。
口内を撫でられる感触。その感触を十分に味わった厚志は体を起こした。
全てが信頼出来る笑みだった。このひとを好きになって良かった、心からそう思える。
突然恥ずかしそうに視線を落とし、さらに目を横に逸らす。
さっきの顔、もっと見たかった・・・何故止めてしまったのだろうか。
「いや、その、滅茶苦茶、かわいいなって思ってさ・・・」
「ば、ばかっ・・・」
こんな時に言うことか、全く・・・。私まで恥ずかしいではないか。
厚志は私に顔を近づけて、照れながら言った。
「だから、もっと見たい」
「・・・ばか・・・」
何度目か解らないキスで肯定すると、厚志は体を動かし始めた。
私と厚志の匂いが同じものになるのは、そう遠くはないだろう。
308グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:53 ID:QdJBL7On
白。
白い色、白い空間・・・なんだ?
私は、あれから厚志と何度もして、・・・何処だここは?夢の中、にしては何もなさすぎる。
体に目を向ける。いつもの制服と靴。影は殆ど無い。空間そのものが光を放っているからだろうか。
他に何かないかと顔を上げると、少し離れた所に何かが浮いていた。
確かめるために歩いて近づく。床は固く、足を進めるとこつこつと音がする。
ドアのノブ、か。誰かが握っている。手首の辺りで空間に溶けるように消えている。
それを見詰めていると、何かが頭に割り込んでくる感覚があり、序々にそれは強くなる。
そうか、これは、厚志の記憶だ・・・

冷たいノブを掴みながら僕は思い出し、考える。
舞が好意を寄せてくれているのは解っていた。その純粋さに僕も惹かれている。
だから、突き放そうと本当の事を話した。・・・危ない所だった。そして、あのまま最後までしていたら、
距離を取ることが出来ない関係になっただろう。それだけは、避けなければならない。
近づいてはならない。諦めなければ、ならない。・・・でも。
空いている右手を誰かに握られる。・・・やっぱり君か。
爽やかな笑みを浮かべる少女が僕の手を握っている。あの日から姿を全く変えないポニーテールの
少女。僕が創り上げた、ここだけに存在する少女。
実体のない虚像だ。間違いなく偽物だ。それでも僕は決着をつけなければならない。
過去と現在を混在させるのを、終わらせなければならない。
いつものように微笑み返すことは出来ない。目を逸らすのを堪え、膝を折りその小さい手を両手で包む。
君の事は大事だ。君と過ごした記憶も、大事だ。それは変わっていない。これからも変わらない。
でも、舞のことも同じくらい大事になったんだ。
ここに居る限り、舞と一緒に居られない。守れない。
・・・この場所を作って、閉じこもって、君の笑顔だけが全ての速水厚志は、もう居ないんだよ。
僕は、変わってしまった。もう戻れない。
だから、・・・ここには居られないんだ。今の僕には、合わない所なんだ。
舞は君の替わりなんかじゃない。・・・君のことは忘れない。約束だ。
許してくれないだろうけど、許してくれなんて言わないけど、行くよ。
309グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:55 ID:QdJBL7On
立ち上がろうとするが、
「厚志くん」
・・・まさか!ありえない!・・・これは、幻覚だ。喋るなんて出来ないはずだ。
その少女は、確かに口を動かしている。
しかし、微笑みは消えていた。
「許されるなんて、本気で思ってるの?」
本物、だったのか?何故、そんな怖い声を出してるの?
「そんな、虫の良い話が、あると思ってるの・・・!?」
何でそんなに恐ろしい目を、僕に向けるの?
その少女は手を乱暴に振り解き、両手で僕の顔を掴んだ。・・・冷たい手だった。
体が動かない。どんなに力を入れても、びくともしない。
そんな僕を睨みながら、少女は言う。
「他の女に、取られるくらいなら・・・っ!」
止めてくれ、もう、止めてくれよ、お願いだから。そんな君を見たくないんだ。
「まずは、全てを思い出させてあげるね」
嫌だ。あの日の事を掘り返すのは、止めてよ。
あの日の記憶が甦っていく。止められない。やっと封じ込めたのに、どんどん湧き出してくる。
あの痛みは忘れていないから、そんな事はしないでくれ!嫌だよ!
「駄目。・・・見なさい!」
嫌だ・・・嫌だ!
310グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:56 ID:QdJBL7On
やっぱり綺麗だな、うん。
夕日が放つ橙色じゃなくて、その少し前の黄色い光が一番好きだ。
そんな事を考え、母さんにお使いを頼まれて近所のスーパーに行く。
T字路を折れて、後は真っ直ぐ進めば目的地だ。滑るように飛ぶ赤トンボと一緒に歩く。
トンボは少しずつ高度を上げて、左側の鳥居に止まった。
ちょっと惜しいけど、仕方ないか。バイバイと手を振り別れを告げる。
意味ありげにくりくりと頭を動かしていたのが可笑しかった。
スーパーの中では迷うことなく頼まれた品をカゴに入れ、レジへ持っていく。
レジのおばさんも知ってる人だ。少し微笑みながら、何か言いたそうな顔でテキパキと清算する。
仕事中じゃなかったらあれこれと15分は話し掛けられていただろうな。
外に出ると肌寒い風が吹いていた。半袖の出番はそろそろ終わりだな。真っ直ぐ帰ろう。
途中の鳥居にさっきのトンボがまだ止まっていた。何かを訴えるように僕に沢山の目を向け、奥の
境内に飛んで行った。
・・・何だか、気になる。それにブランコの音が聞こえる。こんな時間に?
少し迷って、境内に行ってみる事にした。
10メートル程太い杉が並び、影を落としている。
もう一つの鳥居を通ると左に社があり、右に何故かブランコがある。社の隣にある保育園と関係が
あるんだろうけど、詳しくは知らない。その黄色い支柱のブランコをひとりの女の子が揺らしていた。
生まれてからこの町に居るけど、初めて見る子だ。
ポニーテールも初めて見た。黒い長袖とズボンで、女の子って感じがあまりしない。
・・・引っ越してきたばかり、なんだろうか。でも、そんな話は聞いてないし・・・訊けば解るか。
社に目を向け続けてブランコを揺らすその子に近付き、僕は言った。
「ねぇ、ひとつ、訊いていいかな?」
やや警戒した顔を僕に見せ、言った。
「・・・何?」
「えっと、最近引っ越してきたの?」
「ずっとこの町にいるよ。生まれてから、ずっと」
「君と会うのは初めてだよね?学校でも見たことないけど・・・」
「わたし、隣町の私立の学校行ってるから、・・・保育園も、そこのじゃないし」
「ああ、なるほどね」
「わたしのお母さんって、いわゆる教育ママってヤツに近いの」
なるほどね。
311グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:57 ID:QdJBL7On
その子が揺らすブランコの音が、何だか凄く寂しそうに聞こえる。
って、この近所に友達がいないんだよな。・・・・・・。ま、いいか。
「あの、さ・・・僕で良かったら、友達になろうか?」
「遊ぶ時間なんて、そんなにないよ」
「今日は、日曜なら空いてるんだろ?十分だよ」
「・・・日曜だけ、ね。それってさ、友達って言える?」
「言えるよ。言っちゃいけない理由なんて無いよ」
「他の友達がいるんでしょ?折角の日曜日を潰しちゃうよ?」
「まぁ、あいつらとは学校でいつも会ってるし、・・・それに、親友って呼べる人は、いない」
「何でいないの?・・・言いたくないなら、いいんだけど・・・」
「隠す事じゃないけど・・・僕、小さい頃は体が弱くてね。誰かと走り回って遊ぶのは殆んどなかったんだ。
 今は何ともないんだけど、お医者さんも大丈夫って言うけど、・・・やっぱり気にしてしまうし、
 あいつらも、気にしてる。・・・それで、少し・・・かな、離れた付き合いになった。
 で、あいつらは完全に体育会系になって、僕はその逆って感じだよ。
 何とか近付こうとして色々やってた時期もあったけど、・・・それが、消えない壁になっちゃった。
 ・・・あいつらと僕は上っ面だけの友達、それが一番良いみたいだ。・・・そして現在に至るってね」
「・・・ふぅん・・・大変、だったんだね」
「もっと大変な事なんて、これからもあるさ。もっともっと良い事も、きっとある」
「・・・体、本当に平気?」
「大丈夫。僕が保障する」
「何それ?当てになんないじゃない・・・わたしが、テストしてあげる。それなら安心でしょ」
「はは、・・・そういう事で、宜しく。親友第一号」
「こちらこそ宜しく。親友第一号」
「って、自己紹介してないね。僕は速水厚志」
「わたし、角倉美里」
「じゃ、握手から」
右手を差し出すと、その子はブランコから降りて両手で握ってくれた。背丈は僕よりやや低い。
それまでの硬い表情が一変して、いい笑顔だ。
トンボさん、ありがとう。
312グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:57 ID:QdJBL7On
美里ちゃんとの遊びは体を動かすものばかりだった。キャッチボール、バトミントン、バレー・・・
「活発」がぴたりと当てはまる子で、毎回汗だくになって遊んだ。
今までの分を取り返そうと、ただひたすらに遊んだ。
その合間の小休止に色々な事を話した。
「私立って、どんなの?」
「まぁ、わたしが行ってる所はね、バリバリの進学校なのよ。良い大学に入りたい、って言うか
 入らせたいって親が行かせる学校だよ。宿題が毎日山作ってるし、テストなんて日常茶飯事。
 明るい子が少ないんだよね・・・わたしみたいに遠い所から来てる人も多いから、一緒に遊ぶなんて
 まず不可能だし」
「きついね、それって」
「お母さんは本当にわたしの将来の為にその学校を選らんだみたいだし、わたしも勉強は嫌いじゃない
 し。だから、それほど嫌だって感じはないけど」
「で、僕を相手にして憂さ晴らしするって?」
「あはは。覚悟しなさいよ」
「ま、その辺は僕も似たようなもんだけど」
「えっと、他の友達はここで遊ばないの?」
「あいつらは橋の傍の広場で遊ぶよ。あっちの方が広いからね」
「ひひひ。貸切、占領、独占、独壇場、・・・いい響きだねぇ」
「そう?」
「何よ、ひょっとして冷たい人?」
「君が熱いんだよ。二人合わせてちょうど良い、くらいかもね」
「へへ。名コンビ確定って事で、もう一回やろうよ」
「はいはいっと。今日はこれで終わりだね」
「ほら、いくよー」
こんな感じで遊んで話してを毎週繰り返した。
雪が降る頃にはすっかり仲良くなって、美里ちゃんの家に行ったり逆に呼んだりするようになった。
意外にそんなに遠くなかった。なんで今まで会えなかったのか、ちょっと不思議だ。
彼女のお母さんは、上手く例えが出来ないけど柔らかいって感じを受けた。
パソコンを使って家に居ながら仕事が出来るそうだ。雑誌の編集でそういうのがあるらしいけど、
・・・そんな風には見えないよなぁ。
美里ちゃんは僕と同じくお母さんとの二人暮しで、何だか家族が増えたような気がする。
313グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:58 ID:QdJBL7On
気が付けばクリスマスが過ぎ大晦日、そして元旦。
初詣は一緒に行こうと約束してたけど、・・・振袖。うわ、本物だよ。
「・・・ねぇ、似合わない?」
いやいや、そんな事はないけど。滅茶苦茶女の子してる。目から鱗が落ちまくり。
・・・本当に大事にされてるんだな。
「うん、似合う。吃驚だよ」
「・・・えへへ、良かった」
髪型はいつもと同じだったけど、別人のような雰囲気だ。
「ねえ、毎年その格好してるの?」
「うん。年に一回の晴れ姿ってやつだよ」
「レアな体験ありがとう」
「同い年の男の子と初詣は初体験なのですよ。来年も、こうしたいよ」
「もう来年の約束するの?・・・まぁ、良いけど」
「ありがとう、厚志くん」
「・・・本当に別人みたいだね」
「年一回なら悪くないでしょ」
あれこれと話ながら願掛けを済ませる。美里ちゃんが僕の手を握りながら言った。
「何か買ってよぉ」
僕を上目使いで見詰め、手に込める力を少し強める。同い年の子ではなく、完全に年下の妹に見える。
本気のお願いのポーズだ。この仕草に僕は弱い。いくら抵抗しても結局そのお願いを聞いてしまう。
って言うかこれで断れるヤツっているのか?
「・・・いいけどさ、高いのは無理だよ」
僕はその小さい手を引きお守り売り場に向かう。見た目で男向けらしいのと女向けらしいのを選び、
勘定を済ませる。
「これで良い?」
僕が女向けのお守りを差し出すと、美里ちゃんに男向けのお守りをひったくられた。
「えへへー!さんきゅう!」
・・・。やっぱり、ね。
「要らなくなったら、返してあげるからねー」
年上の姉の様に偉そうに言いながら、ぶんぶんとお守りを振り回す。
その笑顔は間違いなく同年代の女の子だった。ころころとよく変わる表情。
本当に、見てて飽きない子だ。美里ちゃんは僕をどんなふうに見ているんだろうか。
314グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 12:59 ID:QdJBL7On
春。
美里ちゃんとの付き合いは何の変化もなく続いていた。
そんなある日。
「ねぇ、厚志くん」
「何?」
「二人だけの場所、欲しいなー」
「・・・えっと、いわゆる秘密基地ってやつの事?」
「うん。この歳で持ってないなんてどうかしてるよ」
「・・・お嬢さん、どこからそんな知識を仕入れたのかな?」
「ね、いい所、知らない?」
僕の言ってることなんて聞いてない。しかも久しぶりの本気のお願いだよ。困ったな、どうしよう。
そういえば、東の、町のはずれの山に、なにかあったような・・・
「どこなのそれ?ねえってば!言いなさいよ!」
何も言ってないだろ。何で解るんだよ。・・・はぁ、仕方ないか。
「解ったよ。来週案内するけど、遠いよ?」
「うん、約束だよ。流石厚志くん、頼りになるねー!」
行ってみたけど使えないって展開になって欲しいよ。あんな所まで毎週行くなんて、考えるだけで
気が滅入る。それに、出来ることなら危ない目には遭わせたくないし。
「んじゃ、今週のお題はこちら」
美里ちゃんは持ってきたナップサックから羽子板を取り出した。
・・・羽子板?
「はいはい、さっさと始めるよー」
やたらと豪華な羽子板を僕に押し付ける。春に、羽根突き。
やるね、美里ちゃん。
「そー、れっ!」
かんかんと羽根を打つ音が境内に響く。
ちょっと恥ずかしいけど、ま、いいか。
315グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:00 ID:QdJBL7On
僕たちはがしゃがしゃと自転車を漕ぎ、目的地に向かっている。
美里ちゃんの自転車はその服装と同じく完全に男の子仕様だった。
何故か正月の振袖姿を思い出してしまう。・・・極端だよな、どういう教育方針なんだろう?
水入りのペットボトルを用意していた。どんなに遠くても絶対に行ってやる、という意思表示だな。
「まだ見えないの?」
「そこを曲がれば、見えるよ」
信号のない交差点を右に曲がる。右に見える山に、赤い屋根が見える。
う〜ん、思ってたより近い。疲れるからやめよう、という案は却下されましたとさ。
「ほら、あれだよ」
「もうすぐじゃない!遠くなんかないよ」
舗装されていない道路に入り、間もなく林道に変わる。かなりきつい上り坂で、僕たちは自転車から
降りて歩く。左手の林のにちらちらと目的の建物が見え隠れしている。
この道は使われなくなって随分経っているのだろう。タイヤの溝が雑草で埋まっている。
「だれも来ない所なんだね」
美里ちゃんも同じ考えらしい。そして数分後、ついに到着。赤い屋根の正体は倉庫だった。
入り口前には広く空いていて、町の神社の境内の倍くらいはありそうだ。
ま、草が伸び放題なのは当然だよな。
美里ちゃん大喜び。ぽんぽんと飛び跳ねて言う。
「うわー、広いよ!」
倉庫自体はかなり古そうだ。鉄の扉は錆びだらけで、壁のシャッターは動きそうにない。
「中も広いよー!」
扉の前のコンクリートの床にノブが転がっている。壊したのか壊れたのか、どちらにしても
とどめは彼女がやったんだろうな。
中には何もなくてがらんとしている。蹴散らされた埃が美里ちゃんのはしゃぎっぷりを教えてくれた。
奥の裏口はもう空いていて、その向こうから大きな声が聞こえた。
「屋根に上がれるよ!梯子で上がれるよ!」
至れり尽くせり、だな。僕も美里ちゃんの後を追い、屋根に上る。
夕暮れ前の太陽の黄色い光が目に入る。もうこんな時間か。
日が落ちる方向に海が少しだけ見える。しばらく待っていれば、海に沈む夕日が拝めるだろう。
「絶景、絶景。えへへ、いい物件だね。ありがとう、厚志くん」
いつになく嬉しそうな笑顔。僕には出来ない笑顔。僕を満たしてくれる、宝物だ。
ずっと、守っていこう。そうしようと僕は決めた。
316グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:01 ID:QdJBL7On
この場所での遊びは境内でしていたのと大きく変わりはなかったけれど、美里ちゃんは
ご満悦のようだった。倉庫の中にはそれぞれが家からもって来た道具が並んで、いかにも秘密基地、だ。
「夏になったら虫をいっぱい取って、秋はアケビを食い尽くすんだよ。楽しみ楽しみ」
・・・来年は狩りでもするのかな。やりそうだな、うん。
「よし、夕日見て帰ろうよ、厚志くん」
これはいつもの事だ。僕が言い出したんだけど、美里ちゃんも気に入ったらしく、毎週飽きずに
続いている。っと、忘れるところだった。
「えっと、これ食べる?」
僕は言いながら持ってきた袋から手製のクッキーを取り出す。
美里ちゃんは目を大きくしてクッキーを睨む。まぁ、こんなに見た目が悪いのは滅多にないから
仕方ないよな。
「もしかして、厚志くんが作った?」
「うん。お母さんが時々作ってくれるんだけど、真似して作ってきた」
「・・・夢はお嫁さんになりたい!ですか?」
「まさか。何となく、だよ。美里ちゃんも何か作れるようになればいいのに」
「えー!?何で!?」
「もうちょっと女の子らしくしなよ。そんなんじゃ、結婚なんて無理だよ」
「厚志くんこそ、こんな女の子らしいことしてたら無理だよ」
「忠告してるんだよ。全く、君ってひとは・・・」
「あはは、売れ残ったら貰ってあげるよ。安心しなさい!」
「随分な言い草だね・・・ま、その時はよろしく」
美里ちゃんはクッキーを口に入れてがり、と一つ音を立ててかじるのを止めた。
「硬い・・・」
「焼き加減がまだ良くわからないんだよ。味はそこそこだと思うけど・・・」
美里ちゃんはがりがりと強引に噛み砕き、僕の言葉を肯定してくれた。
「うん、おやつ程度なら十分だと思うよ」
「次はもっと上手に焼けるといいんだけど」
「目指せお菓子職人?」
「そこまでは考えてないよ」
「・・・ふぅん・・・ね、余った分は貰っていい?」
「うん。いいよ」
それから少しの間、僕達はクッキーを食べながら夕日を眺めた。
317グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:01 ID:QdJBL7On
夕日を見ていると、不思議な一体感を覚える。木や草、コンクリートの建物さえも夕日に
顔を向けているような、そんな気がしてならない。こんな事を感じるのは僕だけなのかな。
美里ちゃんが口を開いた。
「戦争、いつまで続くんだろうね・・・」
数日前、隣の県に幻獣が現れ軍と戦いになった。
日本への本格的な侵攻はまだだけど、そんなふうにゲリラ的な小規模の襲撃が度々ある。
もう何十年も続いている、幻獣との戦い。こんなに続いている理由は何だろうか。
・・・何だか、現実じゃないみたいだ。
「本当だよね。いつまで、続くんだろう・・・」
「何か、うーん、悪い夢みたいだよね」
「・・・覚めない夢、ね・・・」
「こんな、馬鹿みたいな夢に、これ以上付き合ってられないよ」
僕の手を握って夕日に顔を向けながら、続ける。
「だから、わたし達で終わらせようよ」
「そんな、簡単にはいかないよ」
「やれるってば。わたしはいい学校に入って、一生懸命偉くなる。沢山の人を動かせる権力を、
 きっと手に入れるから・・・厚志くんも頑張って、沢山の人を動かせる強い人になって欲しい。
 ずっと先のことだけど、そうなってからわたし達が協力すれば、きっと戦争は終わるんだよ。
 ・・・終わらせることが、出来るんだよ」
本気で、言っている。間違いない。
「・・・うん。そうだね・・・僕も、そうなって欲しい」
「約束、だよ」
「わかった。約束だ」
僕たちは夕焼けの中で約束した。
318グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:02 ID:QdJBL7On
翌週。
昼ご飯を食べ、さて行こうかと自転車に乗ると警報が鳴り響いた。幻獣の襲撃だ。
「なんだよ」
ついてないな、仕方ないか。
家に戻り、最低限の荷物を持ってお母さんと一緒に非難所へ向かう。
既にたくさんの人が集まっていた。初めてではないから、皆慣れていて混乱は殆どない。
美里ちゃんのお母さんがいた。けれど、美里ちゃんは一緒にいない。
話しを聞くと、昼ご飯を食べてすぐ出掛けて戻らないそうだ。
他にも非難所はあるからきっと無事よって言ってるけど、不安そうな顔だった。
僕も少しだけ心配だ。早く幻獣が倒されて、会えるといいな。
近くにいた大人達の声が耳に入った。
「東の山から下りてきた所を、偶然通り掛かった軍が発見して、即戦闘だとよ」
「へええ、運がよかったな」
「今は北の平野に誘き出して戦ってるそうだ。もうすぐ終わるらしいぞ」
東、いない美里ちゃん、幻獣の襲撃・・・
いやまさかありえないだがしかしもしかしたらひょっとしたら。
美里ちゃん・・・
嫌な、感じだ。どんどん大きくなって、僕を追い詰める。僕に、命令する。
確かめに行こう。今すぐだ。
お母さんにトイレに行ってくると言い、その場を離れる。トイレの窓は小さいけど、僕は何とか通った。
家に寄って自転車に乗りあの倉庫に急ぐ。
大丈夫だ心配ない大丈夫だ心配ない大丈夫だ心配ない。
こんなに言い聞かせてるのに、ちっとも不安は無くならない。くそ、何でだ。
いつもの交差点を曲がり、さらに急ぐ。
舗装してない道路を過ぎ、林道に入る頃には息が上がってしまって、足が動かない。
・・・何だよ、これ・・・木が不自然に倒れている。奇妙な、大きなへこみが道にいくつもある。
自転車を投げ捨て、足を無理やり動かす。
僕が向かう方向にはいつもそのへこみがある。木は相変わらず倒れまくっている。何だろうなこれは。
いそげいそげ急げ!早くしろ!
心臓が、爆発しそうだ。でも、それどころじゃない。
美里ちゃんがいないことを早く確認して、帰ろう。
319グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:03 ID:QdJBL7On
何だ、やっぱりここにいたんだ。はぁ・・・心配したよ。
急げ。
あんなの持ってきてるし。本当に許可をもらったんだろうか。
早くしろいそぐんだ。
ん、珍しく女の子っぽい服だ。何かあったのかな。
どうでもいいだろそんな事は急ぐんだ。
しかも呑気に寝てる。いや、寝たふりかもしれないな。近付いたら大声で「ばぁ!」か?
そうだわかってるなら迷わず傍に。
本当に寝てるのかも・・・それなら起こさないと。風邪をひいてしまう。
だから、急げ!
・・・何で、そうなってくれないんだ。
赤い絨毯だと思いたかったのは、コンクリートの床に広がった美里ちゃんの血。
女の子っぽい赤い服ならよかった。でもそれは白い服が血で染まってただけだった。
寝てなんていなくて、薄く目を開けていて、僕を見詰めている。
大声なんて出せるはずがない。脇腹が裂けていて、すごく痛そうだ。
傍まで行って、血に座る。手を、血だらけの小さい手を握る。
「さすが、親友第一号。一番、会いたい時に、来てくれた」
小さいかすれた声で、美里ちゃんは言った。
ああ、大変だ、すぐ誰かを呼びに行かなくちゃ。僕じゃ、治せない。
「待、て。行かないでよ」
美里ちゃんは僕の手を精一杯握る。ふるふると震えている。
いつもみたいに、強く握ってくれない。お願いだ、放してくれよ。助けを呼びに行かせてよ。
「あはは、・・・れちゃった。まさか、目の前に、・・・るなんて、吃驚・・・」
美里ちゃんの目に、涙が溢れてくる。何か言う度にその量は増えていく。
「厚志、んのクッキー、も、っと食べた、たよ。もっと、遊びたかった・・・にもしたいことあったんだよ」
日の光が、涙を輝かせる。命の輝きが今にも零れそうだ。
「今日、いい夕焼け、・・・そうだよ。わた、の代わり、見て、いてね」
わかったよ。だから、放してくれないか、美里ちゃん。
「・・・うだ、忘れてた、ね。よく、聞いてね・・・」
痛いはずなのに、苦しいはずなのに、美里ちゃんはいつもの笑顔で、普通の声で言った。
「えー、厚志くんの体に、異常は認められませんでした。正常です。おめでとう!」
320グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:03 ID:QdJBL7On
涙が一層増えた。辛そうに息を吐いて、震える声で続けた。
「だから、ね・・・わたしの、分まで・・・」
・・・なんだよ、お願いなら最後まで言ってくれないと。それに、手も強く握ってくれないと。
そうじゃなきゃ、聞いてあげないよ?
涙が輝きながら頬から落ちて、手から力が抜けた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どんなに待っても、言葉は続かない。手も握ってくれない。
・・・神様、よく見てください。美里ちゃん、こんなに顔色はいいんですよ。
周りはちょっと汚れてるけど、すぐ元通りになります、してみせます。
あなたが、その優しい心でその大きな手で美里ちゃんを触れてくれれば、それでいいんです。
後始末は僕が全部やります。だから、どうか、お願いします。
・・・・・・・・・・・・・
わかってる。そんな都合のいい神様なんて、いないんだ。
太陽が雲に隠れた。その肌の色は土色だった。
美里ちゃんは死んだ。死んでしまった。
僕は美里ちゃんの両手を胸の真ん中に重ね、薄く開いたままの目を閉じててあげた。
・・・ごめんよ、美里ちゃん。こんなところに、連れてきてしまったから、こんな・・・
痛かったよね、苦しかったよね、辛かったよね・・・ごめん。僕が、悪いんだよね。
「うう、あ、・・・あああああ!」
心が、痛い。みしみしと、隅々まで、ひび割れていく。血が、流れ出す。
「あああああ!・・・・・・っぐ!わ、あああ!」
真っ二つに割れて、片方が腐りながら、落ちていく。残った方は一層血を吹き出し、がくがくと
震えている。
僕は、半身を失ったんだ。
僕の所為だ。
美里ちゃんを、かけがいのない本物を、永遠に失ってしまったんだ。
ずっと傍にいてあげていれば、僕が強かったら、こうはならなかった。
僕の所為だ。
僕が悪いんだ。
321グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:09 ID:QdJBL7On
えっと、それからどうなったかな・・・
ああ、そうだ、気が付いたら大人がたくさん来ていて、それから・・・お葬式は、もう終わったか。
今日は、何日だったかな。カレンダーを見て、少しだけ驚いた。もうそんなに経ってたんだな。
あれ以来、何をしても遠い感じがする。
見えない壁が僕を囲んでいるような、現実と僕の間にやけに距離があるような、そんな感覚。
・・・また、涙が流れている。あれからずっとこうだ。気が付けば涙が出ている。
食事中に、授業中に、買い物中に、流れる。周りの人は皆心配してくれるけど、僕もどうしたら
止まるのかわからない。
玄関のチャイムが鳴った。お母さんは買い物に行ってるんだよな。玄関を開けると、美里ちゃんの
お母さんがいた。これは厚志くんが持ってた方がいいと思って、と言い小さな袋とノートを一冊
渡された。辛そうに笑って、すぐ帰ってしまった。
部屋の椅子に座ってノートを開く。題名はなかったけど、日記帳だった。
日曜だけたくさんの事が書いてある。僕とどんな遊びをしたか、ただひたすら書いてある。
視界が、歪む。美里ちゃんとの思い出が涙を流させるんだ。割り切ってるつもりなのに・・・
袋の中身は何だろう。
僕があげたクッキー、まだ持ってたんだ。何となく口に入れる。・・・僕の味じゃ、ない。
日記帳の最後のページを開く。
苦労して作ったことが書いてある。お母さん以外の人に食べさせるのは僕が初めてにしたい、
将来はお菓子屋さんになりたい、丁寧な絵だ、美里ちゃんの隣には、僕が居て・・・
この夢が叶っていれば、たくさんの人達が美里ちゃんのお菓子で心を潤しただろう。
なんて素晴らしいものを葬ってしまったんだろうか。
なんて膨大なものを壊してしまったんだろうか。
なんて取り返しがつかないことを、僕はしてしまったんだろうか。
「・・・っ!・・・ぅ、ぁ・・・!・・・ぁぅ!」
何でだろう、僕はこの泣き声を誰にも聞かせたくなかった。
322グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:11 ID:QdJBL7On
机に伏せた姿で目が開いた。泣き疲れて眠っていたんだ。
もう一度目を閉じると、厚い扉があった。振り返ると、美里ちゃんが笑っていた。
僕は、こんなものを作ってしまったんだ・・・でも、いいや。
この部屋とこの笑顔があれば、それでいい。ずっと、ここにいよう。ここにいれば、あんな事は
二度と起こらない。誰にも起こらない。どこにも行かないからね、美里ちゃん。
現実に戻り、決意する。このクッキーを作り続けよう。この痛みを忘れないようにしよう。
323グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:14 ID:QdJBL7On
「はぁ、はぁ、・・・はぁっ」
引きずり出された美里ちゃんとの記憶に、僕は押し潰されそうになる。
いくら胸を掻きむしっても、中々消えてくれない。上体に力が入らなくて、黒い床に顔が
軟着陸した。何で、こんなことをするんだ。あの痛みは忘れていないよ、美里ちゃん。
からからと何かを引き摺る音がする。顔を何とかあげると、美里ちゃんの両方のつま先と、カトラスの
先端が目の前に見えた。美里ちゃんは振り返り、向こうに歩いて行く。その先に、舞がいた。
傷だらけの姿で、僕の方に歩く。片足を引きずり、肩を押さえ、口から血を流している。
息も絶え絶えに、向かってくる。
「舞!どうした!?聞こえないのか!?」
美里ちゃんは真っすぐに舞の前に進み、カトラスを振り上げた。・・・何を、するんだ。
美里ちゃんは顔を半分だけ僕に見せた。・・・般若の目だ。その目ですることは。
「止めてくれ美里ちゃん!舞、逃げろ!」
体が、動かない。僕はなにをしているんだ。早く行って、止めなきゃ。動け、動いてくれよ!
舞には美里ちゃんが見えていない。ああ、早く気付いてくれ!舞!止めてくれ、お願いだよ!
美里ちゃんは顔を正面に戻し、対幻獣用に作られたカトラスを、振り降ろした。
その刃は服を切る皮膚を裂く骨を断つ肺を破る。血を、吹き出させる。舞は、前方に崩れ落ちる。
今ごろになって僕の体は駆け出していた。美里ちゃんは消えていて、僕はやっと舞を支えた。
すぐ上を向かせる。手に温かい血がこんなに、ああ、何てことだ。
「舞、しっかり!舞!舞!」
舞の目はふるふると震えていて、僕に焦点を合わせると、止った・・・もう、動かない。
「・・・ま、い・・・」
僕は、またやってしまったのか。また失ってしまったのか。
「あ、・・・あああ。・・・ぁぁ」
心のひびが、深くなる。なにも、出ない。なにも感じない。もう、どうでもいい。
僕は、僕なんか、消えてしまえばいい。もうこんなのは嫌だ。・・・終わろう。
深くなる傷。繋がろうとする裂け目。割れようとする心。あと少しだ。僕は、終わるんだな。
・・・さようなら、僕。

舞が、消えた。・・・幻、だったのか?途端に痛みが蘇る。
「う、ぐうううう、あ、は、あああ・・・」
思考が、定まらない。痛い。いたいいたいいたい。
こんなのは嫌だ。何で僕は消えなかったんだ。
324グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:15 ID:QdJBL7On
「厚志くんは、何でこの部屋を作ったの?」
美里ちゃんが、すぐ前で訊いている。
それは、僕はもうこんな思いをしたくなかったから。誰かにこんな思いをさせたくなかったから。
「そうだよね。わたし、奥の方にもっと頑丈な部屋を作ってあげたから、そこに行こうよ」
美里ちゃんが指さす先には、いかにも頑丈そうな扉がある。
ああ、流石美里ちゃん。あれなら、きっと大丈夫だね。やっぱり、僕が作った部屋じゃ、駄目だよね。
あの向こうには、きっと揺るぎのない平安があるんだ。・・・そうだな、僕、疲れちゃった。
「早く行こうよー!」
美里ちゃんは僕の手を引いてその扉に歩いていく。
そんなに急ぐ必要はないだろ。せっかちだな。
一歩毎に、心が固まっていく。体も冷えていく。とても心地よい。
楽しげに揺れるポニーテール。揺れる。揺れる。揺れる。・・・
何だろう・・・心の底で、ざわついている何かがある。気分が悪い。何なんだ。
はっきりさせてから、固めてしまえ。それが一番だ。
この、ざわめきは、適切な概念は、ええと、何だろうか・・・
「どうしたの?」
僕の足は止っていた。ちょっと待ってくれ、今終わるから。
もう少しで、はっきりする。ああ、そうだ。この揺れの正体は、・・・
違う、だ。
そうだ。違う。
「ねえってば。どうしたの、厚志くん?」
その言葉を心に浮かべる度に、冷えていた心が溶けだす。体にも温かい血が巡り始める。
そうだよ。違う。違うんだ。
「聞いてるの?」
心と体の熱が結び付いて、大量の力を発生させる。今にも吹き出しそうだ。
「早く行こうよ、厚志くん。奥に行けば、何があっても大丈夫だよ」
美里ちゃんは僕の手を握り、上目使いで見詰めている。
「ごめん、そのお願いは聞けないよ、美里ちゃん」
もう、抑えられない。静かに話したかったけど、無理だ。
325グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:16 ID:QdJBL7On
「違うんだよそれは!間違ってるんだ!さっきも今も、僕は壊れかけた。それが答えだったんだ!
 僕は舞が好きだ!好きなんだよ!もし僕がここから戻らなかったら、舞は一人で頑張って、
 僕が戻ると信じてずっと一人でいるんだ!戻らない事を知ったら、僕と同じ目に合うんだよ!
 そうならないとしても、いつかは疲れ果てて倒れてしまう。そうなってしまったら、僕は
 あの痛みを繰り返してしまう!この先に行けば大丈夫なんて、間違ってるんだよ!
 ここにいるからこそ、あれは繰り返されるんだよ! 
 僕は行くよ。恨むなら恨んでいいよ。君のことは、ずっと大事だ。それは間違いないからね」
くそう、外はどうなってるんだ?どのくらい時間が過ぎたんだ?
早く出ようこんな所から。一分でも一秒でも一瞬でも早く出るんだ。
美里ちゃんの手を離し、出口に向かう。
今行くよ舞。待っててくれ。
外に通じるドア。ノブを握り、回す。ガチャリと音がして、後は押すだけだ。
「厚志くん」
とても寂しそうに、僕を呼ぶ声。・・・駄目だよ、僕は、行くんだよ。
「本当に、大丈夫なんだね・・・安心したよ。じゃ、頑張りなさいよ・・・」
・・・なんだよ、今までのは、演技だったのか?
最後に何か言いたくなって、手を離し振り向く。・・・でも、何を言えばいんだろうか・・・
ノブから手が離れているのに、ゆっくりとドアが開く。橙色の筋が差し込み、太くなっていく。
美里ちゃんはその光から逃げるように奥に走り去り、闇に消えた。
何も言えなかった。やっと言いたい言葉が、浮かんだのに・・・言いたかったのに。
橙色の奔流が僕の背中を暖め、部屋の壁を霧散させていく。
・・・頑張りなさいよ、か。わかったよ。頑張るから、見ていてくれよ、美里ちゃん。
もう後ろを向いて立ち尽くすのは終わりだ。前を向いて歩こう。
橙の世界に伸びる影に背中を向ける。中空の輝きは一層強くなって・・・

そして、目が開いた。夕日が眩しい。
卓袱台に載っているクッキーに目が移る。・・・ずっと作ってきたけれど、もう止めよう。
残ったクッキーを噛み砕き、決意する。舞に会いに行こう。この気持ちを伝えよう。
326グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:17 ID:QdJBL7On
・・・厚志は、こんなに、・・・ああ、よかった。本当に、よかった。
何度も駄目かと思えたけれど、厚志は見事に克服した。これでよかったのだろう。
危ういところだったけれど、これしかなかったんだろう。
膝から力が抜けてしまい、その場に座り込んでしまった。
辺りの様子はがらりと変わっていた。
数え切れない人の顔と風景がトンネルを作っていた。静かだ。すぐ右には裸で喘ぐ私の顔、
すこし左に目を移すと、薄暗い整備員詰め所で抱きついてくる私、昼の教室、一昨日のカレンダー。
奥に行くほど昔の記憶らしい。その色は薄れ、暗くなっていく。
その暗闇のずっと向こうに小さな光があった。ここからでも万色の輝きであるのが解る。
あれが、角倉美里との記憶なのだろう。
首を巡らせ後ろを見る。
白い光が溢れ、出口である事を示しているようだ。その光に入れば目が覚めるのだろう。
ふと気配を感じ、暗がりに目を戻す。
あらゆる色の小さな明かりの中に誰かが座っている。靴と床が創る硬い音を聞きながら私は近付く。
ポニーテールの少女。厚志の大事な人。厚志を大事にした人。
その子は立ち上がり、私を見詰める。私は膝を曲げ、視線を合わせる。
その行為と合わせるように周りの記憶が消え去り、照らす光は明るくなる。
自分と同格に扱わなければならない、そう思えた。
「はじめまして。私は芝村舞だ」
(はじめまして。角倉美里です)
声はない。・・・やはり、そうだったのか。
(伝えたい事があって、待ってました)
「そうか・・・一つ確認したいのだが、厚志のあの力は、貴方が?」
(はい。そうです)
先ほどのあれはまさしく演技だった。口を動かさなくても、意思を伝えることが出来たのだ。
それでも、演技をした。厚志を立ち直らせるためには、それが最も効果的だったからだ。
少女は少し苦しそうに、寂しそうに、辛そうに目を伏せて続けた。
(厚志くんがこの場所にわたしを入れてくれたことは、嬉しかったんです。・・・ずっと、傍にいられる
 から。わたしだけを見ていてくれるから。厚志くんは時々ここにきて、わたしを見て、そして
 現実を生きる。・・・笑顔で励まそうって決めました。
 来なくなるまで、ここにいようって、決めました。そうなって欲しいって思ってました。)
327グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:18 ID:QdJBL7On
(わたしと会うときは、厚志くんも笑顔でした。・・・だんだん、辛そうに笑うようになっていくんです。
 わたしが一生懸命笑顔で答えても、その辛さはちっとも変わらなくて、大きくなっていくんです。
 厚志くんの思ってることが、わたしには判るようになってて・・・厚志くんは、友達を作らないで、
 ひとりで過ごしていて、寂しいのを我慢して、・・・わたし、辛くて・・・
 舞さんの隊に入ってから、表面上でもいいから沢山の友達を作ろうって色々始めたんですよ。
 わたし、厚志くんはひとりじゃないって知って欲しくて、この力を分けてあげたんです。
 そしたら、その力が勝手に大きくなってしまって、厚志くんを苦しめて・・・何とか、止めようと
 したんですけど、・・・どうしようもなくて、折角、友達が出来そうだったのに、わたしが邪魔を
 してしまって、・・・厚志くん、すごく辛そうに、今にも泣きそうに笑うようになってしまいました。
 ずっとここにいるようになってしまいました・・・現実から、目を背けるようになっていくんです。
 わたしの所為なのに、言えなくて・・・何とかしたいのに何もしてあげられなくて・・・
 舞さんは間に合ったんです。ぎりぎりで、届いたんです。
 わたしは、厚志くんを苦しめただけでした。傷つけただけでした。
 ・・・何も、してあげられませんでした。
 厚志くんを助けてくれてありがとう。舞さん)
角倉美里はぺこりと頭を下げる。今にも泣きそうな、真摯な顔で。
・・・それは、違う。
「・・・何もしていないなんて、それこそ間違いだ。貴方がずっと支えていたから、厚志は今まで生きて
 いたんだ。駄目にならずに済んだのだ。そして・・・その力があったから、私は厚志を理解してやれた。
 救うことができたのだ。貴方がした事に間違いはひとつもない。全部正しいことだ。
 厚志はきっと貴方に感謝している。こうして、私が貴方と話しが出来ているのも、
 その力があるからだ。私も、感謝している。
 ・・・今まで厚志を支えてくれて、本当にありがとう」 
角倉美里は少しだけ明るい顔を見せた。
(・・・舞さんと話せて、よかったです。じゃ、わたし、行きます)
328グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:19 ID:QdJBL7On
晴れない表情で言う。このまま行かせてはいけない。何とかしなければ。
「厚志なら、あの通り大丈夫だぞ。・・・行かなくても良いのではないか?」
(厚志くんはやっと前に進むことにしたんです。舞さんと一緒に歩こうって決めたんです。
 わたしがここにいる限り、後ろを向いて足を止める可能性はあるんです。
 厚志くんには明るい未来を作って欲しいから、止まって欲しくないから・・・だから、
 行くんです。・・・もう、戻ってくることもないと思います)
その陰りは一向に変わらない。私が出来ることは・・・それしかないだろう。
「そうか、・・・少しだけ、良いか?」
私は腕を伸ばし角倉美里を抱きしめた。
(何、を・・・)
全く予想していなかったのだろう、動揺してしる。
この時だけは年上の女として接したかった。妹のように扱いたかった。
「厚志なら良かったんだろうけど、・・・今まで、よく頑張ったな。偉いぞ・・・
 もう我慢しなくても良いんだよ。本当に強いな、美里は・・・」
小さい手で私の服を掴み、顎を肩口に乗せた。
(わたし、・・・わたし・・・!)
泣いているはずの声は聞こえない。言葉にならない感情は伝わらないのだろう。
それでも、肩に涙が落ちる感触は確かにある。体もこんなに震えている。
「うん、そうだよ。溜まったのを全部出して良いんだ。堪えなくていいんだよ。
 受け止めてあげるから、もっと出していいよ・・・」
手の力は強くなり、震えも大きくなる。
ずっとこうしてあげたい。ただの自己満足かもしれないけれど、この子を慰めてあげたい。
私に出来ることは、このくらいしかないから。
329グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:19 ID:QdJBL7On
しばらくして、角倉美里は離れた。すっきりとした、爽やかな笑みだった。
(ありがとう、舞さん)
その笑顔を見ながら、ふと思いつく。
「・・・ここに戻らないなら、私の中にならいつでも来てくれ。その時は一緒に遊ぼう。
 私は、貴方と友達になりたい」
驚き、そして嬉しそうに角倉美里は言った。
(そうですね・・・考えておきます)
僅かに混じった悲しい響きが、真実を語っていた。行ってしまったら絶対に戻って来れない。
この少女はその事を知っている。
それでも、いつかは戻ってきて欲しい。心からそう願う。
私達を照らす光が強くなる。
(もう、時間ですね・・・あの、最後に手を握ってくれますか?)
「ああ、いいぞ」
差し出された両手を私は両手で包む。その手に込められた意思も、しっかりと受け取る。
(じゃ、またいつか会いましょう)
「その時を楽しみにしているぞ」
守られない約束。来る筈がない再会。それは解っているが、辛い別れにしたくなかった。
笑って手を振れる別れにしたかった。
手を離す。角倉美里は光に向かって歩き、一度振り向き手を振る。私も同じく手を振り、答える。
光はますます強くなって、少女の体が見えなくなっていく。目を開けていられない。そして・・・
330グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:20 ID:QdJBL7On
目が開いた。カーテンの隙間から差し込む朝日が眩しい。
私は厚志に抱かれるように眠っていた。私の微かな動きに厚志も目を覚ます。
「ああ、おはよう舞」
「・・・おはよう、厚志」
厚志は体を起こし、背を伸ばす。
「さて、今日から頑張らないとな」
言わなくてもいいのかもしれないけれど、私は言った。
「厚志、力はまだあるか?」
「・・・ない、な。何でだろう」
「寝ている間、美里と沢山話しをした。・・・美里は、行ってしまった。
 これを私に託して行ってしまった」
手の中にあったそれを、男物のお守りを見せる。
「・・・まさか、そんな、・・・」
厚志は手を伸ばしかけ、不意に驚いた顔で私に背を向け、ベッドに腰掛ける姿勢で視線を落とす。
「何だよ、全く君ってひとは・・・今まで、ありがとう。・・・ああ、うん。
 そう・・・解った。じゃ、またね・・・」
その言葉は誰の為のものか、考えるまでもない。この震える背中の向こうで流れている涙も・・・
私は無造作に置かれている厚志の左手を握った。余計なことだろうけど、そうしたかった。
「・・・大丈夫だよ、舞」
厚志は涙を拭うと、私に体を向けなおし手を握り返す。
感情があるのかないのか、よく解らない声で厚志は言った。
「舞は、これからどうしたい?」
呆気なく訪れた、これからの世界が決まる時。・・・迷う必要はない。
私の心は決まっている。
「そうだな・・・まずはこの戦争を、私達の勝利で終わらせよう。その後の事は、そうだな・・・
 ゆっくり旅行でもしながら一緒に考えよう」
「・・・うん、わかったよ、舞」
厚志と一緒なら、私は何処までも歩いていける。どんな困難にも立ち向かえる。
そして私達を常に励ましてくれる存在も出来た。戦争の終結くらいなら、簡単だろう。
私と厚志はこれから始まるのだ。もう止まることはない。
331グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:21 ID:QdJBL7On
「良い祭りではないか」
「そうかな・・・小さい頃散々見てるからそんな気がしないよ。北に、もっと凄いのがあるし」
「いや、大したものだ。私は好きになれそうだ。・・・この山車が減ることはもうないのだ。
 参加する人も、それを支える人も・・・それが何よりではないか」
「・・・そうだね。その通りだ」

332グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/10/31 13:25 ID:QdJBL7On
ぎゃー長いですねすんません
話しの流れとしては珍しくない方向なのでいろいろ詰め込んだ訳ですが、
どうかなぁ・・・最後までつき合わせられるものになってればいいんだけど
333名無しさん@ピンキー:03/10/31 21:21 ID:ZVs+/vSD
いや、全然グロじゃないですよ。良い話でした。有難う!
334名無しさん@ピンキー:03/10/31 22:31 ID:3XV50jUG
うむ、面白かった。
けど、一般サイトで公開してもよかったのでわ。
335 ◆YjsWqh8B4w :03/11/01 01:30 ID:7Rl1vLHV
感動しました。良いお話を有難う。
ホント、どこかに投稿なさってはいかがですか? 喜ばれると思いますが。
336OVERS:03/11/01 01:49 ID:BK2oHmTj
凄い人の作品はやはり凄い…これからも頑張って下さい!
337グロですが何か? ◆Tp4FLx87c2 :03/11/02 11:31 ID:C7Wc7/oe
皆さんレスありがとう
一般サイトでの公開や投稿は現在はあまり考えてないです
自サイトを作る可能性は一応あるかなぁ、くらいでつ

そろそろコテハン変えるか
338名無しさん@ピンキー:03/11/02 11:35 ID:C7Wc7/oe
うお?トリップ変わってやがる
PS2で書いたからか?
339名無しさん@ピンキー:03/11/07 01:31 ID:k8sgGej9
芝村にあいさつはない。
覚えておけ
340OVERS:03/11/07 23:28 ID:LlX1Y6HN
うぬぅ…神ならぬ絢爛舞踏降臨後は何を書こうにもかすんでしまうがそろそろ
ネタ出しもしたい…提案コマンド「みんなそろそろ駄文出してもいーい?」;
341名無しさん@ピンキー:03/11/08 00:16 ID:WTTz2IKM
>>340
僕もがんばらないとね!
342OVERS:03/11/08 01:08 ID:9+m0yuxG
やぁ、私の名前は遠坂圭吾。誰だい?ノベボーマンなんて言ってるのは?まぁソレ
はさておき今私はテントの中にいる。だがキャンプというわけではない。えーと…
恥かしい話…でもないか…な?彼女の家に来ている。そう、田辺真紀の家だ。え?
テントは家じゃない?ハハハ…何を言ってるんだい?田辺君の家はこの間の火事で
焼けてしまったのさ。幸い保険で立て直しがきくらしいが、完成するまでしばらく
はテント暮らしなワケだ。で、今私は(彼女の)テントに来ている。家族が年頃の
娘に気をきかせたのだろう、彼女だけのテントだ。言ってる意味と状況、理解した
かな?
343OVERS:03/11/08 01:13 ID:9+m0yuxG
先ほどから田辺君がもじもじしながらあれこれと会話を降振ってくる。イイ。実に
イイ。岩田じゃないが小躍りしたくなる。この娘はウチの両親が紹介してくるいわ
ゆる(両家のお嬢さん)にない魅力がある。いじらしく、いちずに、ひたむきに、
前向きに…あぁ、まさか自分の方から惚れる事が出来る女性に出会えるとは…
344OVERS:03/11/08 01:23 ID:9+m0yuxG
どどどどどども、たた田辺真紀ですっ!いいいいいま大変なことになってますっ。
前の学校で私を助けてくれた恩人…遠坂さんがっめっめめめめの前にっ私のテント
の中にいるのです!いろいろあってその仲良くはなれました、が、まさか私の家に
来ることがあるなんてッ!(テントですが)しかもあちらから「今日そちらにお邪
魔してもいいですか?整備などのこれからのこと話し合いたいのですが」…って言
われた時は舞い上がっちゃって2つ返事で受けたけどいま家無いのすっかり忘れて
て…でも…こんなせまいところで2人つきり…ヤダ、私何考えてるのかしら…ああ
あああ話しのネタが…間が持たないィィィィ!!

以上前振り 誤字1箇所;;
345名無しさん@ピンキー:03/11/08 01:34 ID:fmVaiOw0
いや、まあ、田辺だけに「降」っても間違いじゃないだろう。
346名無しさん@ピンキー:03/11/08 02:44 ID:WTTz2IKM
>>345
テントの中なのに降らせる事ができるのか、田辺は(w
347OVERS:03/11/08 22:37 ID:DPg9G0Xv
…1箇所じゃなかった…自爆です…
348名無しさん@ピンキー:03/11/08 22:47 ID:z37hEEK1
遠坂×田辺 キタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!

丁寧語カップル萌え 遠坂×田辺萌え
なので待ちに待っていましたが
なにげに遠坂タソの人格が違うよーな…
悪い悪寒
…いや、あの、その、えーと…。

…期待しています。
349OVERS:03/11/08 23:18 ID:DPg9G0Xv
>>348
あー…悪い様にはしませんよ…多分…

それはそうと遠坂の一人称何でしたっけ?いまガンパレ友達に貸してて
ど忘れしちゃったですよ。たしか「私」でいいよね?ね?
350名無しさん@ピンキー:03/11/08 23:47 ID:ID7N3UU6
同じく遠坂×田辺キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!

遠坂の一人称は「私」と「僕」の2パターンです。親しけりゃ「僕」。
期待していますよ?
351OVERS:03/11/09 00:28 ID:CceMkNE9
>>350
ふんならがまだすばーい
352名無しさん@ピンキー:03/11/09 19:01 ID:eFvftmLF
>>OVERS殿

ttp://www.ne.jp/asahi/home/textnerd/gpm/words/

参考にどうぞ
353OVERS:03/11/10 00:17 ID:p3ROOQVC
>>352
いやいやありがたい!実は全キャラやったわけじゃないモンで会話パターンとか
見たこと無いのもあったんで…助かります(喜)

前振りの話はあくまで脳内設定での2人、というか自分の中でこうだと良いなァ
くらいのものなので本編SSとは関係無いと思われます。いまネタ整理しますの
でもう少々お待ちをー。
354名無しさん@ピンキー:03/11/10 00:46 ID:BCDYF3ip
次スレからテンプレに>>352は貼っといた方がいいかな。あと式神の会話集。
355OVERS:03/11/11 00:41 ID:tHc7vdf6
2週目 田辺PC もち恋人同志後半のラスボスちょい前くらい…の脳内妄想


遠坂と田辺の2人はテントの中にいた。キャンプではない、田辺の家だ。田辺の
家族は彼女に気を効かせたのか全員外出中だった。

「あ・あのいまお茶入れますね」
「ありがとうございます」

田辺は外に湯を沸かしに出る。残された遠坂はこれから話そうとする内容を整理
し始めた。

「今日放課後お時間取れますか?」
「え?」
「いえ 少しお話する時間でも取れたらと思いまして…」
「は・はいっ大丈夫です!」
「では放課後…場所はどこが良いでしょう?」
「あ…えーと…」
「もし迷惑じゃなければ田辺さんのお家で…あ…失礼!………痛恨です…」
「いえ!そんな気になさらないで下さい!…テントで良ければ…その…私専用の
 テントなんですが…」

コトの起こりは遠坂の一言から始まった。いくら恋人同志になったとはいえまだ
日も浅い。田辺は顔を真っ赤にしながら応対した。遠坂は優しく微笑み、彼女と
放課後に話をする約束を取りつけた。
356OVERS:03/11/11 00:56 ID:tHc7vdf6
「すいません 緑茶しかなくて…」
「いえいえ 緑茶は大好きですから」
「ど・どうぞ」

このテントは田辺の両親が「年頃の娘なんだから」と母屋に使うテントとは別に
用意したものだった。

「良いテントですね 軍で使ってるモノより上等だ…雨風どころか台風もしのげ
 そうですよ?」
「そんなに良い物だったんですか?」
「優しいご両親をお持ちになりましたね うらやましいですよ」
「あ・ありがとうございますっ」

家族の話をする時の遠坂はどこか寂しそうな顔をする。田辺にはそれがたまらな
かった。が、この時は田辺の好きな笑顔のままだった。

「…それで…その…話……なんですが」
「はい? あ どうぞ 何でしょうか?」

急に遠坂がかしこまる。田辺に嫌な予感が走った。コレがいわゆる「別れ話」な
のか!?彼女の脳内を思考が走る。なにかマズイ事をしでかしてしまっただろう
か?気づかないところで彼を怒らせてしまったのか?田辺の顔はどんどん青ざめ
涙があふれそうになる。だがその心配は次の遠坂の一言で砕かれた。が、同時に
戸惑うことになった。
357OVERS:03/11/11 01:04 ID:tHc7vdf6
「申し訳無いです…」

頭を下げて遠坂がいきなり謝った。急な出来事に田辺は反応できずに止まったま
まだ。何かされただろうか?靴下は別にプレゼントしたから盗まれたわけではな
いし…思い当たる節が無い。

「遠坂さん 一体何の事ですか? 別に私…」
「いえ僕はあなたにいくら詫びても許されない…酷い事を言ってしまって…」

遠坂の顔は自責の念・悔しさ・怒り・悲しみにまみれ涙すら流していた…


今日はココまで====SAVE====
358OVERS:03/11/12 01:39 ID:3XiFT1Ug
====LOAD====

「憶えているでしょう? 勲章授与の後あなたは僕に話しかけてくれて…」
「…あ」
「あの時のセリフは…とても…とても酷い事を…」
「き 気にしないで下さい!!私…」
「いいえ 僕は自分で戦車技能を持っていながら士魂号には乗ろうとしませんで
 した。誰かが代わりに乗るだろうと…だけどまさか女性が、あなたが乗る事に
 なるとは…最初はすぐに誰かと交代するだろうと思ってたらどうです?今では
 絢爛舞踏を手にしまさに人類の希望・HERO…僕は自分が戦場に出るのを恐
 れ他人に責任をなすりつけ、あまつさ武勲を上げたあなたに嫉妬していたんで
 す…!!!!」
「遠坂さん…」

普段の遠坂からは考えられない激昂振りに田辺は圧倒された。が、すぐに彼の肩
を抱きこう言った。

「いいんですよ」
359OVERS:03/11/12 01:52 ID:3XiFT1Ug
「遠坂さん 人間生きていれば誰だって他人に色んな感情を持ってしまいます…
 こうやって本音をぶつけてくれて…私…嬉しいんです」

いつしか田辺も泣き顔になっていた。それを見た遠坂は落ち着きを取り戻し彼女
と向き合う。

「私 皆の為にって整備班から戦車兵になって少しでも役に立とうと思って…た
 だ頑張ってみただけなんです。それがたまたまこういう結果が出て…でも…周
 りの皆はだんだんよそよそしくなってしまって…親友だと思ってた新井木さん
 まで…」
「…」
「だから遠坂さん、お願いです…何を言ってくれてもかまいません!私を一人に
 しないで下さい!!」

先ほどと状況が入れ替り、いつしか田辺が遠坂にしがみついて号泣し始めた。


今日はココまで====SAVE====


360名無しさん@ピンキー:03/11/12 12:11 ID:CLOeooD3
やっぱラヴだよな。最後にはラヴだ。

陵辱スキーに唾吐きかけろ!
361名無しさん@ピンキー:03/11/12 12:53 ID:wvCnIXU0
OVERS氏>
このカプにふさわしくシトーリな予感…イィ…
362OVERS:03/11/12 23:31 ID:+iK/QmXM
>>360
ゴメン…陵辱も好きだ…
>>361
喜んで頂けてなによりです。


====LOAD====

どれだけ時間が流れただろうか?本音をぶつけ、お互いひとしきり泣いて、2人は
見つめ合っていた。静寂を破ったのは遠坂だった。

「約束します…いえ…誓います」
「…!?」
「あなたの側にずっと居る事を、あなたを支えつづけることを、遠坂圭吾はここに
 誓います」
「遠…坂さん」
「そんな他人行儀な呼び方、やめましょう。僕達はもう…」
「……………………………」
「ね?真紀さん」
「…はい…そう…ですね………け、圭吾…さん」

すでに涙は乾き2人の顔には笑顔が浮かんでいた。
363OVERS:03/11/13 00:05 ID:MuEL98vd
田辺真紀は気を効かせた家族に感謝していた。今、彼女は今まで生きてきた中で
最も勇気のある行動を取っていた。彼の口を自らの口でふさいでいたのだ。

「…ぷぁっ」
「あ・あの…はしたない女だなんて思わないで下さい…ただ…その…月並みな
 言葉ですが、いつ死んでしまうかも解らないこの身…愛する人に…」

遠坂の人差し指が田辺の口をふさぐ。

「みなまで言わなくてもわかってます。ただ普段のあなたから想像できなかった
 もので驚きました。でも…とても嬉しいです。あなたに好きになってもらえて
 そして好きになって………!?」

遠坂は驚いた上気した田辺の顔がまたたくまに涙に濡れていったのだ。

「あ…なにかまずいことを言ってしまいましたか?」
「違う…んです…とお…さ…遠坂さんがぁ…私のこと…好きになったって………
 言ってくれたのが…う・嬉しくて…ごめんなさい…泣く所じゃないのに…嬉し
 すぎても涙が出るなんて…」

その時遠坂の両腕が天井(?)に向かって勢い良く振り上げられ……(ベコン!)
と鈍い音がする……タライ…特大の金ダライが2つも落ちてきたのを彼の腕が弾
いたのだ。

「ははっ…言ったでしょ?支えるってね」

遠坂の拳は真っ赤になっていたがその顔はいつもより少したくましく見えた。


今日はココまで====SAVE====

次回いよいよ濡れ場…だといいなぁ;
364名無しさん@ピンキー:03/11/13 01:12 ID:N5PLNGsT
ええ話や… ・゚・(ノД`)・゚・。
365名無しさん@ピンキー:03/11/13 02:39 ID:SXx8B2Xa
マッキーとHするときの遠坂の話は常に
タライにどう対処するかがストーリーの肝になるのよねw
366名無しさん@ピンキー:03/11/13 10:00 ID:5wEJk3nt
「タライ様が見てる」略して「タラ見て」
…走るときに変な音のする三歳児が見ているみたいで嫌だな。

ともかく遠坂がんがれ。落下物にも負けずに超がんがれ。
367OVERS:03/11/14 00:10 ID:B0fjAA2u
====LOAD====

ねっとりとした湿った空気が立ちこめる。ぎこちない愛撫が田辺の意識を朦朧と
させ、それによって発せられる嬌声が遠坂の神経を昂ぶらせる。

「あっ…あぁっ!圭吾…さん…圭吾さぁん!!」

夢中で彼女の肌に吸いつく遠坂、異性によってもたらされる初めての快感に悶
える田辺。そこには絢爛舞踏も幻獣共生派も整備士もパイロットも無かった。

ようやく遠坂が声を発する。

「あの…大丈夫ですか? 僕は…その…こういうのは初めてなもので…知って
 ることも…瀬戸口や速水から借りた…その…本とか…その程度なモノで…」
「…いいんです…圭吾さんの思う様に…好きな様に…して下さい……して…欲
 しいです…」

遠坂の理性がとうとう切れた。今まで躊躇していた田辺の下半身に手を伸ばし、
下着の上から荒荒しく撫でまわす。急な刺激に田辺もたまらず声を荒げる。

「うぁぁあっ!? あああぅっ!!!」
「ココを…こうすると…どうです?」
「あぁうっ!!あああああああああっ!!!!」
「ぅわ…いきなりベトベトに…」
「あぅっ…や…そんな…そんなこと…言わないで下さ…あっ!!」
「指…入っちゃいましたよ…ホラ」
「動かしちゃダメ…あくっ…ぅぅあっ!!」
368OVERS:03/11/14 00:38 ID:B0fjAA2u
短い様で長い愛撫は終わりを告げ、いよいよ結合する時が来た…M字に開かれた
田辺の足の間に遠坂が入りこもうとしたその時、彼女は体を起こし彼の分身を手
にした。

「!?」
「私も…この程度しか知りませんがさっき気持ち良くしてもらったお礼です」

田辺は微笑むとソレを一気にほおばった。

「真紀さん…」
「んッ…うむぅっ…」

ぎこちなく慣れない舌使いが遠坂の神経に余計に快感を与える。思わず彼女の頭を
両手で押さえてしまう…

「んっ!?んぶぅ!んもぁっ…」
「あぁ…ダメだ…押さえられない…すいません…」

遠坂の手は彼女の後頭部を押さえ、そのまま分身を彼女の喉の奥へ押し込んだ。

「うぶっ!がっ!え゜ふっ!おふっ…」
「あぁ…出る・・・っ!」

苦しさのあまり田辺が口を離そうと遠坂の腰に手をかけ、力を入れ分身を引き
ぬいたと同時に田辺は白い洗礼を受けた。むせこみながらうずくまる彼女に、
ソレは勢い良く降り注いだ。
369OVERS:03/11/14 00:54 ID:B0fjAA2u
「…! だ・大丈夫ですか!?」

果てて正気に戻った遠坂が見たものは、クラスの悪友から借りたどんなモノよりも
隠微で扇情的な田辺の姿だった。

「あぁァ…なんてこと…すみません今…?」
「いいんです」

慌てふためく遠坂を制する様に田辺が起きあがる。

「あの…上手く出来なくて…いきなり奥まで入ってきて苦しかったものだから」
「いえ すごく気持ち良かったですよ あなたをこんなに汚してしまう位に…」
「もう大丈夫です…その…初めてなので…お願いします…」
「痛くしない様努力します」
「はい」


今日はココまで====SAVE====

ダメだ…イマイチエロくない…文章はムズかしいなぁ…;
370名無しさん@ピンキー:03/11/14 12:56 ID:mjfWIGLg
グッジョブ
371名無しさん@ピンキー:03/11/14 14:58 ID:LkaqxBbU
エロエロなのに純情カポー(*´Д`)ハァハァ
372OVERS:03/11/15 01:46 ID:N2iQ4KZI
こんなんでも暖かく見ていただいてる方々にハァハァ

====LOAD====


遠坂ははちきれんばかりに怒張した分身を田辺の秘部にあてがい、彼女を抱き寄せ
た。そして一言…

「いきます」

田辺は黙ってうなづく。遠坂の体が動く…

「う…うぁ!!?」

思っていたよりも激しい痛みが田辺を引き裂く。しかし遠坂は止まらない。一気に
田辺の中に入ってくる。

「あっあぐっ…ああうっ!!」
「うッ…くぅぅぅぅ!」

痛みのあまり言葉が出ない。いや、もし出てたとしても今の遠坂には聞こえないだ
ろう。


今日はココまで====SAVE====

スンマセンちょっと急用が;

373OVERS:03/11/16 23:57 ID:QWP+vKr5
落ちてると思ったら冬コミ受かってた…なにも描いて(書いて)ないっつーの;;

====LOAD====

遠坂の腰の動きは激しさを増す。田辺は耐えるのに必死になって力を入れる。
ソレが遠坂の分身を締め上げ、余計に刺激を与えるため動きは止まらない。

「はぁっ…はあっ…」
「〜〜〜っ!〜〜〜〜〜ッ!!」

田辺の声はすでに声になっていなかった。遠坂も一心不乱に動きつづける。

「うっ…うぁあ!!」

ずるりとソレは抜け、再び田辺を白い洗礼で汚す…

「ハァーッハァーッ…」
「あ…う……」

静かな静寂の中、2人は静かに抱きしめあった。
374OVERS:03/11/17 00:11 ID:yu0VAvZx
時間が立つのは早いもので、2人が肌を重ねてから既に1ヶ月が立った。今では
月に数回情事を重ねるまで親密になっていた。

「だいぶ慣れましたか?」
「あっ…やっ…途中で止めないで…下さい」
「そんなに良いですか? 喜んで頂けて嬉しいです」
「あうッ…そ…そんな言い方しないで…あふっ!!」

下校時間を過ぎた教室で愛し合っていたていた2人の耳に出撃の非常警報が届く。

「…まったく!幻獣はムードとか風情が解ってない!!」
「うふふ 圭吾さん怒らないで」
「しかし…」
「圭吾さんの整備してくれた士魂号ならすぐに片付けられますよ」

「おい!誰か居るのか!?いちゃついてる暇が有ったら早く準備しやがれ!!」

田代の怒声に方をすくめる2人。

「…行きますか」
「行きましょう!!]

2人はハンガーへ向かって駆け出した。


                   「絢 爛 舞 踏 彼 女  =了=」
375OVERS:03/11/17 00:28 ID:yu0VAvZx






















5分後 OVERS SYSTEM 再起動・・・
376OVERS:03/11/17 00:37 ID:yu0VAvZx
薄暗いラボに白い軍服の男がやってきた恰幅のいいクセ毛の男…芝村準竜師だ。

研究員「! これはこれは芝村準竜師 今日はどのようなご用件で?」
準竜師「うむ…例のアレが気になってな状態はどうだ?」
研究員「ええ 安定してます 最新型のVRシステムに接続し仮想空間でも問題無く
    順応しています…ただ…」
準竜師「なんだ?」
研究員「こういうことを言うのもなんですが…酷い物です…こんな姿になってまで
    生き長らえさせるなんて…」
準竜師「仕方あるまい 幻獣に対抗するには絢爛舞踏クラスの人間が多数必要だ…
    システム維持並びにクローニングの完成を急げ…」
研究員「…はっ!」
377OVERS:03/11/17 00:43 ID:yu0VAvZx
培養液で満たされた水槽の中に脳髄が2つ浮かぶ…その水槽にはまるで墓碑の様な
プレートが張りつけられていた。

5121小隊 田辺真紀万翼長(絢爛舞踏)・遠坂圭吾千翼長
対同小隊狩谷夏樹百翼長(聖銃寄生体)戦にて戦死・・・・・・

研究員の手でVRシステムのスイッチが入ると、2つの脳は嬉しそうに…だがどこか
悲しそうに痙攣した…

=OVERSリポート 完=
378名無しさん@ピンキー:03/11/17 02:03 ID:XocRS5vQ
絢爛舞踏彼女にやられました。
ぐはーそこでサイカノ持って来るかよ!(ノД`)

ちょっと涙出たよ。
ありがとう。感動した。
379名無しさん@ピンキー:03/11/17 13:24 ID:51eFks9U
やった、タライが降ってこな…
ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン

サイカノって知らんのだが、結局、ぜんぶ水槽の中の人のお話だったの?
380OVERS:03/11/18 02:26 ID:wy90WDeH
>>378
絢爛舞踏彼女は田辺でやったときに思いついてずーっと何かに使えないかな?と
温めておりました。

>>379
OVERSリポートはハッキリ言って蛇足です。絢爛舞踏彼女が本編です。オレは
田辺ちょぬには幸せになって欲しいんで〜。ただガンパレの世界観ならばこんな終
わり方もアリかな…と。どうせ発表する場も無いんでココに書いてみました。

さーて、次誰も書かないならまた駄文行きますよー。エロ無しかも;
381OVERS:03/11/18 11:36 ID:1xvIpCRV
さ・下げ忘れてた!! ガ━Σ(゚Д゚;)━ン
382名無しさん@ピンキー:03/11/21 00:15 ID:nZju3/Pw
保守
383OVERS:03/11/21 03:06 ID:nTrpBJHo
うむぅ…誰も書かないみたいなので駄文行きますよー。


戦力は拮抗していた。人類側も幻獣側も一進一退を繰り返す。そんな日が延々と
続いていた…

「来須!来須はドコだ!? くっ はぐれたか… すまないが偵察いいか?」

戦闘中に仲間を見失ったことで焦る若宮は、側にいた小さなカスタム型可憐に
指示を出す。コクリとうなづいたそのウォードレスは猫の様に駆け出した。

「…来るなら来い。まとめて相手してやる…」

その頃来須は大漁のゴブリンに囲まれていた。残弾数0、手持ちの武器は
カトラスのみ。強気なセリフも空しく響く。

「!? しまった!!」

不意をつかれた。岩場を背にしていたせいで心に隙が出来た。岩場の上から
ゴブリンリーダーが攻撃してきたのだ。
384OVERS:03/11/21 03:07 ID:nTrpBJHo
「おおおおおおおお!」

決死の怒号…しかしその怒号はすぐやむことになる。いく筋かのレーザーが
ゴブリン達に襲いかかる。そこには先ほどの可憐がレーザーライフルを4丁
構えて威嚇していた。ココに来るまでに何体か中型幻獣を倒してきたのだろ
うか?幻獣側は撤退を開始する。

「助かった…アリガトな…石津」

カスタム型可憐を着込んでいたのは、驚くことに数ヶ月前では武器すら触った
ことの無い石津だった。

「…ムチャは…ダメ…皆と行動しないと…囲まれるわ…」
「そうだな…」
「若宮君…心配してるから…」
「戻ろうか」
「…ええ…」


プロローグ終
385名無しさん@ピンキー:03/11/21 08:17 ID:pzo74lPF
ガンパレ・逃げちゃダメだ編発売記念w にageてみる。
386OVERS:03/11/22 01:22 ID:oEdQddvO
んでは駄文2弾いきます。


何時だっただろうか。何の覚えも無いのに部署がいきなり変更になった。

「今日からキミはスカウトとして働いてもらう…いいね?」
「………はい」

善行もどうしたものかとばつの悪い顔をしていた。2人とも大きくため息をつく。
突然の部署変更に戸惑いながら石津はグラウンドに向かう。とにもかくにもなって
しまったからには挨拶くらいはと、重い足どりで向かう。

「お?石津じゃねェか!」
「…あ 田代…さん」
「どうしたんだ?何時にもまして暗い顔してんゾ?」
「…私……スカウト…部署変更……で…」
「い!?おまえが!?」
「…………」
「クソッタレが…原か狩谷の嫌がらせだな…ぶっちめてやるぁ!」
「…いいの…騒ぎが大きく…なると…マズイから…」

石津は精一杯の強がりを言って田代をなだめた。落ち着いた田代に石津はスカウト
の面々に挨拶するのに付き合ってくれと頼んだ。1人では心細かったのだ。
387OVERS:03/11/22 01:31 ID:oEdQddvO
若宮・来須・滝川は言葉を失って立ち尽くしていた。まさか石津がスカウトに来る
とは夢にも思っていなかったのだ。

「…てワケでだな 部署変更申請するまで仲間にい入れてやってくれや」

田代の説明で事情は飲み込んだもののどうして良いのかわからないのが現状だ。

「何もしてないとマズイだろうから形だけでもスカウトの訓練には付き合って
 もらうぞ?少々キツイかもしれんがちょっとの辛抱だからな」

若宮が言う。続いて滝川・来須も

「まぁキツかったら言ってくれよ 俺達もできる範囲で合わせるからさ」
「多少なりとも自分のためにはなるだろう…」

と声をかける。コクリとうなづき石津は田代とグラウンドを後にした。


今日はココまで
388名無しさん@ピンキー:03/11/25 00:37 ID:8wfW4RlU
OVERSさんがんばってください。たのしみにしてます。
389名無しさん@ピンキー:03/11/25 14:36 ID:EsH8XZqs
石津がスカウトにもってくるか。
あまりにも可哀想なんで首輪プレゼントしていいでつか?(ノД`)
390OVERS:03/11/26 00:50 ID:FPvlpVMH
>>388
いやすいませんねェ、自分の同人作業とかでテンパっちゃってまして。

>>389
萌ちんも喜ぶと思われ。


つづきー


翌日から石津のスカウトとしての特訓が始まった。田代が付き添うことになっては
いるものの、全員不安そうである。

「よーし じゃあまずは基礎体力からつくらねェとな」
「きそ…体力?」
「そーそー だぁってオメェ部屋こもりっきりでマトモな運動してねェだろ?」
「………うん」
「まずは軽くコレだけ走ってみるか」

…と田代は人差し指を出す。

「………100m?」
「1kmだ」
「…………」
391OVERS:03/11/26 01:00 ID:FPvlpVMH
「若宮センパイ…アレ大丈夫スかね?」

滝川が冷や汗をたらしながらグラウンドに目をやる。話しを振られた若宮もどう返答
していいやら困惑しているようだ。

「まぁ…やらないよりは身になるとは思うがなァ…」
「…大丈夫だ 何かをやれば結果は必ず出る」

来須が珍しく自発的な発言をする。

「今まで何もしてなかったと言うコトはつまり0の状態なワケだ 後はプラスに
 なるだけだろう…もっともガンバリ次第だがな」

グラウンドの周回で近くに来た石津に聞こえる様に言う来須。彼なりの激励と言
うワケだ。ヘロヘロになりながら芝の上にへたり込む石津。田代は小休止を挟ん
んで石津をストレッチに誘う。彼女のやる気は満々の様だった。

「アネゴー!!石津壊しちゃダメっすよー!」

「………私…もう…死ぬかも………」



今日はココまで。
392名無しさん@ピンキー:03/11/26 09:48 ID:FtFzbEdu
>>390
来須が多弁ですね。でも良いです。面白い。出てるキャラも好きだし。

>>389
首輪した萌…………(;´Д`)ハァハァ
猫耳着けて………ボンテージルック…………(;´Д`)ハァハァ
393OVERS:03/11/26 10:26 ID:gxY4vRtm
ttp://akm.cx/2d/img-box/img20031126102029.jpg
>>389
そんなあなたに萌ちんからメールが来とりまつ。
394OVERS:03/11/27 00:59 ID:9mEaKIpS
つづきー



「………んがっ!!」

その朝石津はキャラに似合わない悲鳴で目がさめた。体中が痛い。コレがあの
筋肉痛なのかと歯を食いしばりギッチラギッチラとあるきだす。

「いよ−っす!調子どォよ!?」

勢いよく田代が背中を叩く。もちろん前のめりに突っ伏す石津。眉毛をハの字に
しながら起きあがり、叩いた張本人にぼやく。

「……体中が痛い……内側から絞られてるみたい…」
「そっか でもなその痛み乗りきったらオマエもっとたくさん訓練できるぜ?」
「…訓練…ヤダな…」

そこに割りこんで入ってくる大きな人影。

「萌、カラダ痛いデスか?」
「あ…小杉さん…」
「筋肉が傷付いテルデスね でもそこを補う様に筋繊維が集まっテ筋肉は太くなる
 デス そうすればいつもヨリ大きな負荷にも耐えれるし仕事能力もあがるデス」
「……うん」
「ガンバってクだサイ! 衛生官の場所はいつでもカエッテ来れるようにしてマス」
「…うん」
「やれるだけやってみろよ!な?」
「うん」
395OVERS:03/11/27 01:23 ID:9mEaKIpS
そんなこんなで早くもひと月たち、小隊にわずかな変化が現れ始めた。

「なんだかんだ言って持ってますね」
「…やればできるヤツだったんだろう」
「そーは見えないんだけどなぁー」
「…できるヤツは表にソレを出さないもんさ ま 本人も気づいてなかったんだろ
 うがな」

驚く滝川を来須が流す。そうして来須はグラウンドで100m走りこみをしている
石津に目をやる。

「うおーすっげぇぞ石津! またタイム縮んだじゃねーか!」
「…ほんと!?」

お世辞にも早いとは言えないが、最初の頃に比べ記録は格段に良くなっている。
それが記録として目に見えるのが石津は嬉しかった。

「お〜い 誰か手伝ってくれェ〜!」
「…コレ…持ってくの?」
「お・おう」

弾薬を運ぶ滝川に声をかけ運ぶのを手伝う。以前は銃1丁すら持てなかったのに
今はマガジンラックを運べる様にまでなっていた。

こうなってくると面白くないのが、石津をスカウトに移動させた張本人・原だ。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
「イタイです!センパイ!!おちつい…イタイイタイイタイ!!!」

イライラのやつあたりを森にぶつけるハメになっていた。
396OVERS:03/11/27 01:23 ID:9mEaKIpS
今日はココまでー (入れるの忘れてた;)
397名無しさん@ピンキー:03/11/28 01:21 ID:ApnvLPd5
楽しんでいます。
何気に萌はゲーム中でも早めに宝剣章取りますが(「密会」目当ての訓練やりすぎとも言う)、やはり元々衛生官だけに生理学の知識は一通りあるんでしょうね。
ヨーコあたりのアドバイスで「知識」と「実践」を結合させたら・・・普通人より成長早いはずですな。
398名無しさん@ピンキー:03/11/29 01:00 ID:5GQM788a
アララと光太郎のSS続きないのだろーか・・・・

いや、真剣にお待ちしてますよっ!
399グロですが何か? ◆JeifwUNjEA :03/11/29 02:53 ID:56FkdC8+
↑旧コテ
↓新コテ
400四条 ◆JeifwUNjEA :03/11/29 02:54 ID:56FkdC8+
つーことで
401OVERS:03/11/29 14:31 ID:Tidic5dK
PCのの方がちと逝かれてましてご無沙汰してます。今夜あたり再開します。
402OVERS:03/11/29 23:18 ID:3tzCw3e4
では続きー…も少しお付き合い下さいな>他の職人’s&みなさま

「最近の石津は…なんかこう…変わりましたね?」
「えぇ かなりいい感じですよ」
「ある意味正解だったのかもしれませんねェ…」

善行と若宮はプレハブ前で何気ない会話をしていた。そこに原がいかりがたで向
かってくる。その右手は森を引きずっている。

「指令!ぜひとも聞いてもらいたい提案があるんですが!!」
「ななななんです?いきなり…」
「生徒全員総当りの組み手やってみません?現在の個別戦闘能力測るいい機会だと
 思うんすがいかが!?」
「えーと…若宮戦士?」
「賛成でありますっ!!」
「森君は…?」
「さ・賛成ですぅぅ〜」
「どお!?」
「………わかりました 全員に連絡しておきましょう」
403OVERS:03/11/29 23:32 ID:3tzCw3e4
急な話にみんなの反応は様々だったが、スカウトの部署は蜂の巣をつついたような
騒ぎになっていた。

「若宮ァ!オメぇーがその場にいてなぁにやってやがんでぇ!!」

田代が怒鳴り散らす。

「す・すまない…つい…なぁ」
「まぁオレたちゃいいとして…」

滝川が石津に目をやる。が、意外な光景を目にした。石津が体操服に着替え田代の
袖を引っ張り訓練の催促をしていたのだ。

「…田代さん…組み手…お願い」
「え?お・おう!」
「…早く」
「待てって…待て待て待て…」

田代が引きずられていってしまった。若宮と滝川は呆然とするだけだった。

「来須 オマエどう思う?」
「人が変わる瞬間を垣間見た…ってところだろう」
「いやそうじゃなくてな…」
「アイツにとってココは生まれ変わるための絶好の場所だったんだろうこれから
 オレ達もうかうかしていられないぞ?」

来須はまるでライバルが出来て嬉しいと言わんばかりにニッと笑って見せた。
404OVERS:03/11/29 23:41 ID:3tzCw3e4
田代は驚きを隠せなかった。自分がしりもちをついて石津を見上げるなんて考えた
事も無かった。

「…大丈夫?」
「…おう…ちょっとビックリしただけだ…」

土を払い田代が立ち上がる。だがまだ目は点になったままだ。

「オメーいつそんなに体術覚えたんだ?」
「…放課後…壬生屋さんに習ってたの…」
「い?訓練の後でか!?」
「…私…みんなより遅れてるから…少しでも追いつきたくて…」
「…プッ…あーっはっはっはっはっはっはっは!大したヤツだよ!!」
「?」
「もいっちょ行くぞ 頼むぜ!」
「…あ…こちらこそ…お願い…」

こうして思いがけない歯車が回り始めた。


今日はココまで。
405名無しさん@ピンキー:03/11/30 00:39 ID:jxUeZiZy
OVERSさん(・∀・)イイ!
来須と萌ちゃんのカップルが一押しだったので、
おおっぴらに期待しています
406OVERS:03/12/01 21:57 ID:pu0tU9Zk
ぐぬぅ。PCがイカれましてドリキャスで繋ぐ羽目になりました。

続き〜

事態は異常な盛り上がりを見せていた。速水・芝村や遠坂・田辺
といったベタな組み合わせはもちろん新井木・東原といった組み合わせなど変化に富んだ総当り戦になった。そして・・・運命の
石津・原の組み合わせの番となった。

「いーか 緊張しないでいつもどうりやんだぞ?」
「・・・うん」
「ケガすることなんか考えるなよ?」
「おめーは余計なこと言うな!」
「だってアネゴ相手は整備班長だぜ?考える暇があったら手ぇ出 さないと!」

「あちらさんは賑やかね」
「先輩の圧勝ですよ!」
「と・う・ぜ・ん・よ」
「イタイイタイイタイ!」

それぞれの思惑を秘め、模擬戦は開始された。


ごめん、ドリキャスやりづらいんでネットカフェから書きます。
きょうはこんだけです。すいません;;
407名無しさん@ピンキー:03/12/02 16:00 ID:FjEX/zuQ
OVERSさん大変そうな状況の中乙
無理せずがんばってください期待してます!
408OVERS:03/12/02 23:06 ID:lU4/8iuO
やはり自宅でドリキャスになっております。 トホホ;;

続き


原はサディスティックな感情を秘め一方的に石津を攻める。一方石津は防御姿勢のまま耐え続ける。

「やっぱ無理だったかー 相手悪すぎだよ」
「バカ野郎!まぁだわっかんねぇだろーがっ!!」
「で・でもさぁ・・・」
「・・・あいつ・・・攻めに入るぞ」
「え!?」

田代・滝川の心配をよそに来須の一言で流れが変わった。原の右ストレートをかい潜り、石津のひじがみぞおちに入った。思わぬ一撃にもんどり打って倒れる原。

「・・・っは!!がはぁっ!!!」

見上げるとそこには石津が息を荒げ仁王立ちしていた。
409OVERS:03/12/02 23:23 ID:lU4/8iuO
普段の無表情さとはうって変わって、激昂しているようにすら見えるその表情に原は戦慄を覚えた。やがて石津はいつもと変わらない小さい声で、だがしっかりした口調で足元にうずくまる因縁の相手にいった。

「・・・最初・・・スカウトに配属になった時・・・私はあなた
 の希望どおり絶望したわ・・・でも・・・部署のみんなが私を
 支えてくれた・・・自分の未来なんて・・・明日のことだって 考えられなかった私に可能性があることを・・・教えてくれた の・・・だから・・・私は可能性があり続ける限り・・・進む ことにしたの・・・」

そう言って石津は右腕を降りあげる。

「だから・・・私の可能性を奪うものは・・・可能な限り排除す るわ・・・私が・・・私であるためにっ!!」

今まで貯めこんでたモノを吐き出すように、降りあげた拳は原の
足元に叩きつけられた。そこにはビーチボール大のクレーターが
口を開けていた。

「次は当てるわ・・・」

そう言って審判の方をみる。善行はにっと微笑み・・・

「勝者・石津! 本日の模擬格闘訓練はこれにて終了! 各自後 かたづけをして解散!!!」
410OVERS:03/12/02 23:38 ID:lU4/8iuO
「やぁーったじゃねぇかぁ!!」

石津の勝利を喜んだのは他でもない、スカウトの面々だった。田代に抱き締められ、若宮に頭を撫でくり回され、滝川に背中をバンバン叩かれよろよろと腰を下ろす。

「・・・田代さんが・・・グローブ貸してくれたから・・・」
「謙遜すんなっての! あれがおめーの実力だ! 原のやろーざ まぁみろってんだ!!」

「・・・石津」

盛り上がる中、来須が口を開く。

「今までよく頑張ったな 次は戦場でその力出してもらうことに なるかも知れん 期待してるからな・・・」

そう言った途端石津はダムが崩壊するかのごとく涙を流した。今まで誰かに言って欲しかった言葉が、よりによって一番あこがれている人の口から発せられたのだ。

「・・・おい 若宮 滝川 こっちこい」
「え?なんで?」
「いーから来い!」
「あぁ なるほど・・・」

若宮は相棒に合図を送ると場を読めてない後輩を担いでアネゴの後に続いてその場所を後にした。来須は涙をぬぐう石津をその胸に抱き締めた。
411OVRES:03/12/02 23:47 ID:lU4/8iuO
ゴスっと鈍い音で目が覚める。ベッドから前のめりに落ちている自分に石津は気づく。

「・・・夢・・・だったんだ・・・」

しかし落胆せずにベッドに腰掛け考え込む。遅刻ぎりぎりまで考え彼女は小隊隊長室に駆け込んだ。

「・・・俺だ 用件を言え」
「・・・あの・・・部署の変更を・・・お願いします・・・」
「ふむ・・・誰をどこにだ?」
「私・・・石津 萌をスカウトに・・・」
「!? 正気か?」
「・・・はい」
「まぁいいだろう 好きにしろ」

彼女は思い切ってグラウンドに足を運ぶ。自分の運命を変えるために。可能性を見つけるために。


のちに5121小隊の黒獅子と呼ばれるスカウトの誕生の瞬間だった。


==大きな未来への小さな一歩 完==
412OVERS:03/12/02 23:52 ID:lU4/8iuO
あい、終わりです。長々とすいませんでした。しかもエロくないしね!ほかの職人さんもすいませんでした。皆様お付き合いどうもでした。お疲れ様です。駄文しか書けませんがまたチャレンジしようと思いますので皆様これからも宜しくお願いいたします。
413名無しさん@ピンキー:03/12/03 13:34 ID:BwxxmfV3
おおぅ!OVERSさん!イィ!!スゴクイィ!!

夢落ちで終わりかと思いきや、本当に部署変えしちゃう萌に萌え〜っ。
ほんで、ライダーグローブの萌にも萌え〜っ。

次回作も期待しておりますよ、フフフ。
414OVERS:03/12/05 13:25 ID:xDv6giPz
直った…やっと直った…
415名無しさん@ピンキー:03/12/05 19:00 ID:piHijz8X
>OVERSさん
おめでとー
416名無しさん@ピンキー:03/12/06 02:32 ID:93kVmzvK
文庫発売記念age。
今回はあっちゃんと素子おねーさまが大変なことに・・・?
まだあらすじだけで中身読んでない。
417名無しさん@ピンキー:03/12/06 05:48 ID:Akegz/ZZ
早売り出てる?
418名無しさん@ピンキー:03/12/06 12:32 ID:e4YzjIik
え?文庫て電撃?榊さんの?
ホムペ見ても載ってないよぉ?
何の文庫っすか?
419名無しさん@ピンキー:03/12/06 12:37 ID:e4YzjIik
418ですが、ごめんなさい、判りました。
もちつけ、自分。
420名無しさん@ピンキー:03/12/06 22:23 ID:9X0MgQi5
>417 出てるよ。
直接書いてないが・・・別な意味であっちゃんが大変な事になってるな。流石魔王様。
421名無しさん@ピンキー:03/12/08 00:40 ID:OGvRYQx4
早売りで買った。
遠坂が真紀ちゃんをホテルのスイートに連れ込んでた。











……
………期待してたのに_| ̄|○
422名無しさん@ピンキー:03/12/08 01:38 ID:656RKqvp
家庭用ゲーム板に新スレ立ちました。

ガンパレード・マーチをマターリと語るスレ
http://game4.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1070812189/l50

皆さん、マターリとご利用どうぞ。
423名無しさん@ピンキー:03/12/09 22:26 ID:0UfLdxAC
読了。

まあ収まるところに収まったという感じで良。
魔王が嫌いな人はちょっとだけアレかもな。

成長した滝川にご褒美をあげたいかな。
積極的だけど夜はウサギさんなかおりんと心身ともに整備してしまう森りん。
床上の勝利者はどっち?
424名無しさん@ピンキー:03/12/10 19:17 ID:zAcAT9cd
今回の小説。
ヨーコさんの愛あふれる爆乳に埋もれたい香具師→(1)

お、俺も…(;´Д`)ノシ
425OVERS:03/12/10 22:58 ID:QSsu2Uc9
んじゃ次はヨーコさんでいきますか…
426名無しさん@ピンキー:03/12/11 09:32 ID:bRqobuLU
茜×ヨーコってどっかのドジーンであったねぇ
あんたがたどこさ読んでそれ思い出したよ
427名無しさん@ピンキー:03/12/11 16:31 ID:X3TZiscA
お姉さんの服の下の続きが気になる…

式神は冬眠期みたいでつね
428名無しさん@ピンキー:03/12/12 04:35 ID:FiGG5uQ6
ネタがないのかも あったところで
光太郎x小夜 ふみこx光太郎
あとは日向xニーギ、ふみこx金、ぐらいしか

ロジャー?そんなのもいたn(死
429名無しさん@ピンキー:03/12/12 09:52 ID:0JsHZm4D
ふみこ×アララとか小夜×ふみことかもいいじゃないか
男キャラ?そんなmうわなにをすr
430名無しさん@ピンキー:03/12/12 21:03 ID:AxPfEcIF
ニーギ×小夜のがいい。
431名無しさん@ピンキー:03/12/12 23:35 ID:3XjBlSoM
ブータ×グレーター招き猫はどうだ?
432名無しさん@ピンキー:03/12/13 00:14 ID:tbvFTXNK
それに萌えるの舞くらい。というか何気に801じゃないか?
433名無しさん@ピンキー:03/12/13 00:23 ID:hoFRadmg
>>431
ていうか同一猫だと思ってたよ
434名無しさん@ピンキー:03/12/13 00:46 ID:tbvFTXNK
違う。第六の現時猫。
ニーギが拾ったのに時元の式神がついたってファミ通の公式小説に出てる。
435名無しさん@ピンキー:03/12/13 12:51 ID:VL/CD6TL
グレーター招き猫は♀だとばかり…
だってリボンつけてるみたいだったから
436名無しさん@ピンキー:03/12/14 02:01 ID:IQieRMi+
ありゃリボンじゃなくて真紅のスカーフだ。
437名無しさん@ピンキー:03/12/18 11:28 ID:/y7sya9S
生粋の戦士はどっちかというと受けだよな。
戦いしか知らなかった身体に、色んな事を染み込ませられてゆく……

つまりグレーター招き猫×ブータ
438名無しさん@ピンキー:03/12/18 22:53 ID:ZMXuRz7T
すっかり猫スレになってますが
439名無しさん@ピンキー:03/12/18 23:05 ID:G3V9tKBW
じゃあ女キャラ全員に猫耳つけてハァハァしようぜ
俺はマッキー+白猫耳でハァハァ
440名無しさん@ピンキー:03/12/19 04:21 ID:8UqQWQlO
(猫耳+尻尾+肉球)×原さん=漏れはトロトロ
441名無しさん@ピンキー:03/12/19 21:42 ID:bJ6pxGm7
ヨーコさん−衣服+黒猫耳+尻尾=_ト ̄|○
442名無しさん@ピンキー:03/12/20 19:01 ID:VLlYeyHR
かおりん+うさ耳うさ尻尾でハァハァ
443名無しさん@ピンキー:03/12/21 21:26 ID:YgSwk5wu
式神でなくガンパレで絢爛舞踏新井木はありですか?
中途半端に裏設定にはまってしまった・・・
444名無しさん@ピンキー:03/12/21 22:39 ID:Ac3Du+BN
何がどう「あり」であって欲しいの? サソイウケハ メー(´∀`)σ)´Д`)

この板の住人としては「それがエロであるのなら」としか言えないわけだが。
445443:03/12/23 00:57 ID:FqBlJjfP
>>444
誘い受けより襲い受けが好き。

裏設定は全面に押し出すべきじゃないのかな?と思ったんだ。
いまさら裏も表もないのかもしれないけど。
446名無しさん@ピンキー:03/12/23 01:36 ID:xy5gWEgI
>>443 あり、というか激しくきぼんぬ。
447名無しさん@ピンキー:03/12/23 18:01 ID:jTSgxkuD
襲い受け…相手を押し倒してから快楽を懇願する感じなのか?ヨクワカランガ(・∀・)イイ!

新井木=ニーギはもう式神のゲーセン+家庭用で一般公開されてるからねえ。
アルファの公式に出入りしてなくて分かる範囲ならいいんでない?
448名無しさん@ピンキー:03/12/25 23:47 ID:5qI2ox8A
クリスマスの終わりに保守。
サンタさんは嫌がる靴下に女性を詰めていったのだろうか。
449四条 ◆JeifwUNjEA :03/12/28 09:43 ID:KUzQuMYk
>襲い受け
ぐぐってみた所
「犯ってくれゴルァ!」
な感じらしい
○○さんのデフォかよ
450名無しさん@ピンキー:03/12/31 01:28 ID:A89qmfZW
>襲い受け
「恋のおまじない」に失敗して媚薬くらったのと同じ状態になってしまった田辺が、
半泣きになりながら遠坂を押し倒してる図が頭に浮かびました。

「ごめんなさい、でも、身体…おかし、い…んですっ…からだ…身体が、切ないんですっ…助けてくださいっ…!」
「――って、なんでそれで人のネクタイ解いてるんですかーっ!!」

 二時間後、遠坂はお婿に行けない身体にされました。
 ――田辺的には成功 ちゃ〜ちゃらちゃらちゃらちゃっちゃっちゃ〜♪
451OVERS:03/12/31 01:45 ID:gKtVx+Fb
>襲い受け
新井木が指令で絢爛舞踏、相手はお約束(?)で若宮。(しかも階級差2個くらい)

「若宮センパイ 今日は時間あります?」
「え あ はい授業が終わった後は自主トレであります!」
「そんじゃさ ちょっと付き合ってもらうよ?」
「指令のお手伝いでありますか?」
「ん そんなとこ」

小一時間後…

「しししししし指令!ここはここここココは一体!?」
「え 知らないの?ホテル街」
「そーいうコトでなくなぜ我々はこのような所に来てるのでありますかっ!!」
「あれ?言わなかったっけ…ボクの処女膜破る手伝いだよ」

若宮その場で悶死…

こんな感じでしょうか?
452四条 ◆JeifwUNjEA :04/01/02 02:01 ID:djM6fT1q
元旦過ぎましたが
あけましておめでとうございます

ネタあるんですけど他のスレのを書いてる最中でつ
453名無しさん@ピンキー:04/01/02 11:22 ID:Qxs1WHMX
若宮(戦士)×新井木(指令)de階級差襲い受

「一緒に仕事・・・ですか?事務は得意ではないのですが」
「あーいーよ別に。んじゃソコ(机の上)座って」
「ハイ」
「脱いで」
「ハイ・・・ってええ!?」
「なに?何かヘン?若宮『戦士』」
「・・・なんでもありません。『指令』どの。(ぬぎぬぎ)・・・つ、次は」
「脱がして」
「・・・・・・」

〜〜2時間後

「ねーもう厭きたよー『ディスクロージャー風プレイ』」
「え〜楽しいのに〜」

・・・・・・若宮はけっこう女王様に命令されるのが好きなのでは?
454名無しさん@ピンキー:04/01/02 16:14 ID:8fArcFnu
「ディスクロージャー風」ワロタ

司令の指令になすがままだなこの忠犬めが(*゚∀゚)=3
455名無しさん@ピンキー:04/01/03 19:10 ID:UidCSWb9
遅まきながら、あんたがたどこさ、やっと読了。
>>421 どうはげ
いくらなんでもあそこまでアホじゃないだろ遠坂…。
はげしく空しくなったので自分でラヴラヴなSS書くことにするよ。
456443:04/01/04 01:23 ID:9fbtCZC+
襲い受け若新(絢爛舞踏)行きます。
裏設定に関しては逃げる所存です。ええ。
457きみのいちばんに 1/4:04/01/04 01:24 ID:9fbtCZC+
 「300」という数字が。ボクを変える。



全部脱いで布団にもぐりこむ。夜這いってこういうのだっけ?
すぐに大きな背中にぶつかった。丘のような肩甲骨を抱いて露骨な言葉で強請った。
あまり意味はないと思うけど胸を押し付けてみた。
裸なのはわかってもらえたかもしれない。
「しよう」

寝返りを打つようにゆっくりとこちらを向いた肩を掴んで引き寄せる。
すぐに唇が唇を、舌が舌を捉える。
唾液を絡め合いながら忙しなく手を下に移動させた。
下着を指先で押し下げる。先は足の親指に引っ掛けて膝まで下ろした。
さすがに驚いて離れた口に指を突っ込んで封じる。
「んッ…」
胸の上に馬乗りになって指で舌を弄った。
膝で彼の両肘を押さえ込む。圧点と角度で関節を極めるだけで
ボクの足より太い腕はびくともしない。
戸惑っていた彼はすぐに諦めて舌を使い始めた。
458きみのいちばんに 2/4:04/01/04 01:25 ID:9fbtCZC+
じゅぷじゅぷと指が唾液にまみれていく。
もう一方の手を肌の隙間に向ける。
ちゅく、とまだひかえめな音をたてて指が滑り込む。
若宮の胸筋と、ボクの一番柔らかい肉の間に。
「あ…はぅ……」
驚きに彼が目を瞠った。
微笑して指を口から引き抜いても唾液を引いたまま顔が固まってしまった。
濡れた指先を胸にそえる。
外から手のひらで搾り出すように揉み、先端は指で挟んでクチュクチュと転がした。
上と下から同時に淫らな水音があがる。
「……んっ…は…あぁ…」
自ら与える快楽ですぐに体がいうことをきかなくなる。
びくびくと崩れかかる背を腿で必死で支えて指の動きを速めた。
同時に腰を前後に擦り付けて強い刺激を得ようとする。
若宮の胸がいっそう濡れて、なんだか汚していくようでゾクゾクした。
ふと顔を見ると驚いた表情のまま、すごく興奮した目をしていた。
興奮した目で食い入るようにボクの行為を視ていた。
彼の視線がボクの顔とか胸とかもっと下で動いている手首に移動するたびに
ソコが火照るようだった。
だけどあふれる蜜が潤滑油となって摩擦による快感をかえって弱めてしまう。
焦れて指を奥まで潜らせてみたけれど、柔らかく締め付けるばかりで全然足りない。
足りない。
「……イれて、イイ?……」
膝立ちになった太ももの間から彼の顔を見下ろして、ゆっくりと指を引き抜く。
ソコに釘付けになった視線に満足してもっと腰を突き出す。
ぬるぬるの指で開いて見せた。
「……………ね?」
459きみのいちばんに 3/4:04/01/04 01:25 ID:9fbtCZC+
「っ……!ア…待っ…」
まだ慣れない体をなだめなだめやっと全部入ったと思ったら
下からガンガンに突き上げられて悲鳴まじりの声をあげた。
もっとも次の瞬間には全部嬌声になってしまったけれど。
「あ…いい…よお………ボク…もう…」
「早いな」
まるで別の生き物のように腰が動く。
若宮と一緒になってボクを気持ちよくさせるために。
「おねがい」
涙目と舌足らずなおねだりがツボに入ったのか。
乱暴ともいえるような動きで一気に追い詰められた。
それは彼のほうも同じで。
眉根を寄せ、荒い呼吸を繰り返す。
余裕を無くした動きが好きだ。彼の全神経がボクを感じている気がするから。
「……お前、変だぞ」
「そーゆー気分なの」
最後の短い吐息も。

明日には全部ひっくり返ってしまうから。
今日撃墜数が300を超えたことはオペレーターじゃない整備員でも知っていた。
士魂号の回収作業のあいだ、ボクと目を合わせた人はほとんどいなかったから。
例外はほんの数人。
赤い目の姫様はいつもどおり。
青っぽい司令の表情はいつも読めない。
白いクネクネした奴は化粧が濃くてよくわからなかった。
ああ、猫が少し悲しそうだったけど気のせいだ。

あともうひとり。
浅黒い肌の随伴歩兵がじっと見ていた。
あれは。あのアイスブルーの眼は。
あれはきっとさよならだ。
460きみのいちばんに 4/4:04/01/04 01:31 ID:9fbtCZC+
「明日…」
「なに?」
事後の気だるい空気のなか、彼は汗で湿ったボクの髪を撫でながらぼそぼそとささやいた。
「明日どっか行くか」
「どこ?」
「海とか公園とか」
「学校は?」HRは?
「サボリ」
そのあとは?
彼の声が少し緊張しているのに気付いた。
髪をつまみあげてさらさらと落とす。
太い指先がひたいを撫でるようにたどって鼻先で止まった。
そのとき閃いた。このひとはこうして全部覚えておくつもりなのだ。
−−−−絢爛舞踏は
彼が次の言葉を口にしようとした瞬間、体をひるがえして胸の上によじ登った。
「行かない」
暗闇の中、体半分重ねてじっと目を見つめた。
手のひらの下の胸の鼓動がやけにひびく。
「そうか」
薄く笑って目を伏せた彼の顎に両手をかけて唇を重ねる。
ちくりと肌を刺す髭と、鼓動と、背中に回される腕を
なによりも守りたい現実だと思った。
ふいに来須先輩の背中を思い出した。
目に見えるものよりも遥かに多くを背負いそびえたつ背中。
大きくて、強くて、カッコよくて、それから−−−
涙があふれた。
それから、唇を離してぐしょぐしょの顔で笑いながら宣言した。
「どこにも行かない。ここにいる」

さようなら。さようなら。大好きだった。

ボクは、ここで「一番」になる。
461443:04/01/04 01:41 ID:9fbtCZC+
おしまいです。
改行大杉に泣かされました。
そのせいではありませんがエロ短かい。
ごめんなさい。精一杯のエロです>444
462名無しさん@ピンキー:04/01/04 04:31 ID:L97bYZ8W
>461
。・゚・(ノД`)・゚・。
せつない……いい話しをありがとう
463名無しさん@ピンキー:04/01/04 23:30 ID:Nk3a79fU
…いい話でした。有難うございます。
464名無しさん@ピンキー:04/01/06 07:03 ID:lDFCBBHW
465四条 ◆JeifwUNjEA :04/01/08 23:49 ID:V8a8B4XB
>461
グッジョブ!
こういう文は書けないっす。羨ましい・・・
466443(前スレ292):04/01/09 08:19 ID:YuCCZ2Mf
規制のためにはしょったラスト部分を訂正しました。
ここに出すのも何なのでss保管庫の方です。
管理人様ありがとうございました。
467444:04/01/09 23:28 ID:q7w1oIft
>443
遅レススマソ。保管庫行って読んできたよ。
なるほど、これが襲い受けか!のしかかって一人エチーとはなんとエロい。アリがd
こないだはホッペつついてすまんかった…。

改訂版、最後の行間がほつ、ほつ、といい味だしてるね。脳内音読するとテンポが綺麗。

468443:04/01/10 21:28 ID:5NTSCt0F
>444
わざわざ保管庫まで・・・ありがとう。
気分は444を屈服させた女王様・・・(イメージ:原素子)ホゥ・・・

ところで正しい襲い受けがどんなのかは知りません。
騎乗位しか無理なのか?
相手が最後まで抵抗したら逆レイプ?
「ホ〜ラホラ入っちゃうわよ〜」
「やめ、ろ・・・、くうっ・・・(でもキモチイイ)」は襲い受け?逆レイプ?
などなど悩んでしまう夜勤明け(晩酌中)です。

>457-460のタイトルはリンドバーグから
歌詞「きみのいちばんに 本当はなりたかった」ですた。
469名無しさん@ピンキー:04/01/11 03:44 ID:WEOo0nkW
すまん、式神の方なんだけど
誰かエロ小説で結構長編の光太郎×小夜で挿絵が何枚もあるヤツがあるサイト知らない?
前アドレス残してたはずなんだけど消えてて
多分式神エロ小説スレで見つけたんだけどもうスレ残ってなくて・・
HPタイトルすら思い出せなくどう探しても見つからん(つД`)
470名無しさん@ピンキー:04/01/11 03:50 ID:WEOo0nkW
・・・あ。見つけた・・

スイマセンデスタ今のは見なかったことにシテクダサイ
471名無しさん@ピンキー:04/01/12 00:37 ID:LRniwySx
>461
すまん。マジでちょっと泣いたよ。保管庫行ってさらに泣いた。切なさ全開いい話だー。
もーすこしーもーすこしだけーの曲だね。

襲い受けとか逆レイプとかってどっちにイニシアチブがあるかなのかな?
個人的に「ほーれはいっちゃうわよー」は逆レイプかなとおもう。
襲い「受け」というからには、主導権とられちゃうのか?
襲ったつもりが途中で取って代われてガンガン突かれちゃってあれれれーとか…。
472名無しさん@ピンキー:04/01/12 01:26 ID:1MoCNoSi
単純に考えて、

襲い受け … 男→女の愛情評価≧気になる、
逆レイプ … 男→女の愛情評価≦先輩(後輩)

で定義付け出来る希ガス。
でも

更紗「ほら、こうして貴方の靴下を…うふふ、脱がしてあげたわ。最高の屈辱でしょう…?」
勝吏「やめてくれ、頼む、あああああっ…」

な場合はどっちに判定されるんだろう。教えてエロい人!
473名無しさん@ピンキー:04/01/16 00:10 ID:UbTdcaTQ
>>472
それはただの羞恥プレイでわ。

ベストオブ襲い受けor逆レイプカップリングは何ですか?
田辺→遠坂はベタとしても
原様に誰を犯していただくかに悩んでしまうのですが。
474名無しさん@ピンキー:04/01/16 12:22 ID:qDtW6R/q
多分、まだ一度も話題に上ったことがないであろう茜は?

「お姉さんと私、どっちがイイ…?」
「やめっ…やだよ、助けてよ姉さんっ!」

 原の下で暴れる弟を、ごめんねと言いつつも押さえ付けてハァハァする森も追加キボンヌ。
475名無しさん@ピンキー:04/01/16 21:55 ID:f+YTh9bs
書き込みテスト
476OVERS:04/01/17 00:02 ID:Gz6QqC+t
えーと…今更聞くのも何なんですが…保管庫って何?;
477名無しさん@ピンキー:04/01/17 00:57 ID:bRMZ3Nrb
478OVERS:04/01/18 13:37 ID:NKpDYkKG
>>477
ご親切にどうも…って…わぁ…私の稚拙な文まで保存してもらえてるとは…嬉しい
やら恥ずかしいやら照れるやら。今後も暇が有ったら何がしか書かせていただきま
すんでよろしくお願いします。
479ぶる:04/01/20 01:40 ID:SyBCy5IY
OVERSさん!
新作楽しみにしてますよ!
じっくいゆっくり読みたいです。
途中の滝川×田代ちゃんも気になる…
480名無しさん@ピンキー:04/01/21 01:12 ID:cPev4JPU
ガンパレはエロSSのっけてるサイトが少ないな。
だいひまじんてーこく・あいいろのはなかんざし・でぃんぐどんぐどんぐ
くらいでしか見た事無いよ。
481名無しさん@ピンキー:04/01/21 10:13 ID:MpWWMYQY
特定キャラ、特定カプのファンサイトを探せば、それなりに多いんだけどね。

速水×舞、瀬戸口×壬生屋はよく見かける。女性の書き手さんが多いせいか、ほぼ全部ワカーンだが。
482名無しさん@ピンキー:04/01/21 16:44 ID:xtY6f1ff
ガンパレSSサーチサイトが最近閉鎖しちゃったのが痛いなあ。
あそこではかなりの量が見つかったのだが。
おまけにSSに直接リンクしてる親切設計だったのに(つД`)
483名無しさん@ピンキー:04/01/21 19:36 ID:p3aBF+wF
484名無しさん@ピンキー:04/01/22 09:37 ID:lhrB+JqL
ゴカーンは引かれるとオモテ、書いてもサイトにウプできないよ__| ̄|○
485名無しさん@ピンキー:04/01/22 10:46 ID:/IXg/E2Z
同人だと普通に描かれてるけどな。
486名無しさん@ピンキー:04/01/22 14:01 ID:xKcXRbzj
外出かも知れない話題だが、
ガンパレの世界観って、貞操感が薄そうな感じがするよな。
ヤッてもできないワケだし、日常に戦争がある世界だし。
交友の一つとして、性行が普通に行われていそうだ………

まあ、そう言う退廃感が良い訳だが。
487名無しさん@ピンキー:04/01/22 17:45 ID:iJECiYyD
なんせ8歳児でも同性でも猫でもHな雰囲気になりまくりですから。
場所だって購買前でも裏マでも味のれんでも(ry

(;´Д`)ハァハァ
488名無しさん@ピンキー:04/01/22 17:51 ID:NxWBFW54
なんでもありか………
凄い世界だ。
489名無しさん@ピンキー:04/01/22 21:47 ID:BAKoi7xY
>>484
なんの為にこのスレがあるとお思いかッ!!
490名無しさん@ピンキー:04/01/23 02:48 ID:g/+XvK/Y
岩田と田辺とか、原さんとかで
薬漬けエロとかそういうのを見てみたい…

ガンパレってゴカーンができそうなキャラって少ないよね…
覚醒速水か準竜師くらいしかうかばんし
491名無しさん@ピンキー:04/01/23 09:55 ID:rqJB67Ij
善行と岩田あたりは、目的の為に飄々とやりそうだが………
若宮は量産型のコンプレックスから。滝川、狩谷、茜、遠坂は心の弱さから。
瀬戸口は一人のみ可能性。速水、準龍師は言わずもがな。

やりそうもないのって、来須とブータと中村ぐらい?
492名無しさん@ピンキー:04/01/23 10:35 ID:KOh2lI0B
昔々に同人誌向けに書いた速水の未完ネタがある。(そのときは別のを採用)
だけどこれってさ、

速水が滝川を犯した挙句、滝川が森のバンダナ持ってるのを見つけて
滝川と森が付き合っているのを知って一計を案じて、
森をはめて犯してさらにその場に滝川を呼び出しておいて二人同時に犯す。
さらに薬品を使って理性飛ばした挙句さらに・・・。

という物。
今あるのは森をはめるところまで。だけどゴカーンのカテゴリには入らんなこれ。
しかももれなく速水滝川のォソロシいシーンつき・・・。
493名無しさん@ピンキー:04/01/23 11:11 ID:rqJB67Ij
むしろ、そっちの方が書きたかっただけダロ?
魂胆見え見えだぜ!!
494名無しさん@ピンキー:04/01/23 14:21 ID:CCDGSVPN
遠坂の「別れてくれ」失敗時のアレ、まさに…
終わった後に自分の心もズタズタになってそう。アチャー(ノД`)
495OVERS:04/01/23 23:50 ID:8lbFlmZU
久しぶりに妄想投下。

夜遅くにパソコンのキーを叩く音とHDの書き込みの音が響く。山のように積み
あがったプログラムディスクを見てその人は微笑む。

「コレだけ有ればミンナハッピー…幸せになれるデス」

茜は放課後、何をするわけでもなく校舎前の木に寄りかかっていた。正確には呼び
出されたのだが呼び出した本人がまだこない。

「ったく何なんだ…嫌がらせか?まぁソレに乗ってやる僕もお人好しなもんだ…
 速水のぽややんがうつったかな?」

その時左手首に不意に何かが巻きついた。

「うわッ何だ!?」
「大声出さなくてもイイデスよ?」
「な・なんだ小杉か 脅かすなよ!呼び出したのもアンタだろ?何のよ…」

左手に巻きついたリストバンドをよく見るとコードが付いている。それをたどって
いくと小杉が持ってるポーブルCDプレイヤーの様な物につながっている…
496OVERS:04/01/23 23:56 ID:8lbFlmZU
「オイ…一体何の真似だ?」

茜はすぐにそれが簡易プログラムリーダーだという事がわかった。

「イイモノですヨ?」

微笑んだとたん小杉はスイッチを入れる。

「うっ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」

ガクンとヒザを付きブルブルと震え出す。しかも…射精している…性的興奮も無く
勃起のしていないのに、だ。茜はなおもその場でうめきながら射精を続ける。

「ンフゥー イイ気持ちデスね?」
「おっおま…うぁがぁっ!!」

まるで失禁した後のように茜の下半身は体液まみれになっていった。


続く
497名無しさん@ピンキー:04/01/25 00:40 ID:u2xFJlug
>495-496
 ゾクゾクする。ハァハァ
498名無しさん@ピンキー:04/01/26 00:07 ID:6ysGnbVm
>>490
幻獣にヤってもらうとか
499名無しさん@ピンキー:04/01/26 00:21 ID:QCE0Uu1y
>>491
来須はとてつもない勘違いから淡々とヤりそう。
上官の命令には絶対服従だし。

舞「よよよせ!今のはそういう意味では・・・!
やめろ!脱ぐな脱がすな〜〜(アーレー)」
家令来須「・・・・・・」

・・・だめだ。ギャグだ。
500名無しさん@ピンキー:04/01/26 00:29 ID:fXihH1Jg
上司なの?

500ゲト
501名無しさん@ピンキー:04/01/26 16:12 ID:6ysGnbVm
階級は上かもー
502名無しさん@ピンキー:04/01/26 16:18 ID:GqvrB8Ic
異世界からやってきた男芝村舞が、子供産めるやつを探してヤリまくる話はどうだ?
503名無しさん@ピンキー:04/01/26 23:55 ID:j4D0yVyM
男舞ってサーガで出てきたの?買ってないから知らんのだが。

話は変わるが、同調能力ってエロだと思う。離れた場所にいるおにゃのこの尻を撫でるだけじゃなく
あんなことやこんなことまで出来るんだよな?多分。
504名無しさん@ピンキー:04/01/27 00:18 ID:zZyow8Sp
>>503
出ねーよ。
ところで、同調能力で思い出した。どうよ。
ttp://www.jah.ne.jp/~mituru/gpm/create/adult_novel/GPM_SSH12.html
505OVERS:04/01/27 02:03 ID:9s94LVC9
話の流れとめてゴメンねー、続き〜。


「あら?大介どうしたの…」
「えへへぇ〜 ねぇさぁん こっちきてくれない?」
「ちょっと待ってね 今行くから」

士魂号の整備中、不意に聞き覚えのある声に森は異変を感じ取ることが
出来なかった。普通に考えれば茜がこんな所まで来て笑顔で話しかけて
くるはずが無いのだから。

「何、どうかしたの?」
「あのね ねぇさん 左手出して」
「え?何?何なの?」

答えを聞く間も無く、茜の左手は森の左手をつかみ強引に互いの多目的結晶を
擦り合わせる。

「あっだ大介何する…あぁあああぁぁああああ!?」
「えへ…えへへへへへへ…」
「あがぁっっつぅっいっ…がぁっぁぁあぁ!!??」

情報が流れ込んでくる…大量の「快感」の情報…手首からじわじわと流れ
込んでくるソレは、以前に原とふざけて使ってみたブレイン・ハレルヤの
比ではなかった。倍以上の快楽が半分以下の速度でジワジワと身を焦がす…
506OVERS:04/01/27 02:08 ID:9s94LVC9
「ねぇ ねぇさん きもちいいでしょ? ね?」
「あっぐ…はぁぁあ…あんっ!! あうっ!!」

ガクンガクント何度も痙攣し下半身を湿らせながら森は何時終わるとも知れぬ
絶頂の嵐に放り出された。下の方も緩みきってしまい、排泄物を垂れ流している。

しこうがとまる いつもどおりにかんがえられない きもちいい すごく…

ぷつんと何かが切れるのを感じたと同時に森は失禁していた。その目は宙を
見つめ焦点は無い。頭の中には「このきもちいいものをだれかにわける」コト
しか無くなっていた。
507OVERS:04/01/27 02:11 ID:9s94LVC9
…とこんな感じで感染するブレイン・ハレルヤ(改)でなんちゃってバイオハザード
をやってみます。収集付かなかったりして…
508名無しさん@ピンキー:04/01/27 12:34 ID:pAtlKC8b
>>507

えろ  うま
509名無しさん@ピンキー:04/01/27 15:38 ID:J774JJf7
もちろん、感染者同士による共食いもアリだよな?

森しゃん きたー
う まかっ た です
510名無しさん@ピンキー:04/01/27 22:30 ID:zZyow8Sp
芝村に感染したら自動増殖するウィルス作ったりして。人類滅びるな。
511OVERS:04/01/27 23:19 ID:Bc4R1qe8
さて続き続き。


「厚志 何か解ったか?」
「ん・んー 解ったって言えば解ったけど…」
「どうした?」
「舞には言えないよぉ…」

司令室のPCを前に速水と芝村はもめている。校内に蔓延した異常プログラムの
解析をしていたのだ。説明を求める芝村に口ごもる速水。

「いいから言え!言わねば解らぬ!!」
「えーとつまりぃ…ブレイン・ハレルヤって知ってるでしょ?」
「む?あの麻薬まがいのプログラムか?」
「うん コレってどうやらソレの発展型みたいなんだよ」

速水はココで芝村が納得してくれないかなぁと祈ったが、その祈りは神に
届かなかった…
512OVERS:04/01/27 23:48 ID:Bc4R1qe8
「で・どのような効果があるのだ?」

速水の脳裏に某掲示板の名台詞「キターーーーーー!」が響く。

「聞くの?」
「異なコトを言う はやく説明せよ」
「つ・つまり 元々のB・Hって気持ち良くなるプログラムなのは解るでしょ?
 この間試したアレ…」
「!!!!!! バ・バカモノ! アレは後学にとお前が持ちかけて…」
「でー どうだった?気持ち良かったでしょ?」
「……う・うむ」

顔を真っ赤にしながら芝村は答える。気まずくもHな雰囲気のまま話は続く。

「で コレは多目的結晶を介して他人に伝染するんだ」
「う・うむ 厄介なシロモノだな」

「…………」

きまづい。
513OVERS:04/01/27 23:49 ID:Bc4R1qe8
主役が速水と芝村?さぁドぉーなるんだか…で続く。
514ぶる:04/01/29 21:11 ID:sIl7kSbp
うをー!
引く!
続きが気になりますOVERSさん!
515OVERS:04/01/30 00:59 ID:2Dpa/Vhd
>>514
あんまし期待されると困っちゃうゥ〜; つづき


知らず知らずのうちにプログラムは公舎内に蔓延していった。森から原へ、原から
善行・田代(!?)へ善行から石津へ、田代から田辺へと徐々に、だが確実に感染
していった。感染した者はただひたすら性欲を満たそうと相手を探す…

「とおさかさぁん…とぉおさかさぁぁん!!」
「な!?」

遠坂は既に手遅れだった。プログラムの噂自体は聞いてたが、まさか意中の相手が
関わっているとは…

「ミンナ気持ち良くなれバ ハッピーで幸せデース」

屋上からその現場を覗いていた小杉は本当に幸せな顔で微笑んだ。

続く
516名無しさん@ピンキー:04/01/30 01:28 ID:6Skf1rOs
田辺の逆レイープ
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
517名無しさん@ピンキー:04/01/30 22:38 ID:+DS1CPXI
期待しちゃうよー期待しちゃうよー?
518OVERS:04/01/30 23:05 ID:T0BHdzMg
ひぃ ぷれっしゃーには よわいですぅ; つづき


遠坂の焦点は既に失われ、目の前の肉壷に肉杭を打ち込む機械に成り果てていた。
田辺も突き上げられるリズムに合わせてうめくだけの肉塊と化していた。

「はぁっはぁっはぁっ…」
「あふっあはぁぁぁ!!!」

見境無く交わる2人に忍び寄る影…遠坂の鼻と口を異臭を放つ布が覆う!

「ふがっ!?んがああああ!!!!」
「いいかげん目ぇ覚まさんかいっ!!!」
「そうですよ タイガー!あなたはこの程度で終わる男じゃないでショおお!?」
「うがああああああああああ!!!!!」

ドサリと倒れた遠坂の後ろには…中村・岩田・そして…あられもない田辺の姿に
前かがみになってる滝川だった!
519OVERS:04/01/31 00:02 ID:9OTrV8VH
=ソ ッ ク ス ハ ン タ ー 再 び=       (開始)


長ぇ前振りだなぁとか言わないでもー少しだけお付き合いくださいませ。

続く
520名無しさん@ピンキー:04/02/01 00:46 ID:suQf+UWg
滝川以外、田辺の裸をみてもなんともないのなw

さすがソックスハンターというべきか…
前かがみになってる岩田や中村もみてみたいといえばみてみたいが。
521ぶる:04/02/01 01:02 ID:MKkqgF7D
ソックスハンター!(笑)
単なるエロだけじゃなくて面白いっす!
話読んでて滝川好感度上昇!
田辺ちゃーん!
522名無しさん@ピンキー:04/02/01 18:59 ID:04D1lrd9
田辺をあのまま放置するとは…靴下と漢の友情以外はほったらかしなのは流石だ。



ところでみんな、sageないか?
523OVERS:04/02/02 00:06 ID:uokyCHXl
続きー


「ありがとうございます お陰で助かりましたよ」

靴下の臭いを嗅がせて気絶させた田辺を保健室のベッドに寝かしつけ、遠坂は振り
返り3人に例を言う。

「気にするコトなか 仲間ばい」
「ま 昼間っからあーいうのは困りますがね」
「おめー…いや何でも無い…」

それぞれが受け答えしてる間に滝川が鼻血を吹いた。若い。困り果てた顔の遠坂も
苦笑いをこぼす。しかしすぐに岩田は真顔になり、話を切りかえた。

「どうやら一連の騒ぎの元は…強い外部刺激で解除されるみたいですね?」
「どう言うことたい?」
「タイガーを御覧なさい 強烈な靴下の臭いで正気に返ったでしょう?」
「おい岩田! じゃあ田辺さんも戻るんだな!?」
「恐らく…」

恐る恐る田辺の顔を覗きこむ…

「とお…坂…さん…ごめ……なさ…」

うなされながら詫びる田辺の手を、遠坂は強く握り言った。

「大丈夫 全部元通りにして見せます」
524OVERS:04/02/02 00:19 ID:uokyCHXl
「今回の件 私達にも協力させてくださいな」
「で・我らにどうしろと? どうせ裏があるのだろう?」

岩田と芝村が真正面から向き合う。ある意味レアな風景だ。

「今回の犠牲者を助けるすべが我らにはあります そこで…」
「お前達(ソックスハンター)の存在を認めろ…と?」
「さすが芝村…話が早い いかがです 悪い話じゃないと思いますよ? このまま
 だと小隊はおろか女子高にまで被害が及びます…」
「…わかった こちらも出来る限りの事をしよう このままでは幻獣と戦うことす
 らままならん」

交渉成立、すぐさま岩田は仲間に報告・原因究明にかかる。

「つまりこの校舎内でプログラムが作れる場所があやしーってことか!」
「そうです なかなか物分り良くなってきましたね」
「へへへー」

得意げな滝川をよそに中村が眉をひそめる。

「じゃあ先にプログラム作ったヤツはどこにおるばい?」
「我々も良く知ってる人物ですよ…」

岩田の一言に一同…

「な・なんだってー!!?」
525OVERS:04/02/02 00:21 ID:uokyCHXl
…っと今日はココまでっすー。早めにおわらすよう善処します;

中村の熊本弁かなりいいかげんですわ。
526名無しさん@ピンキー:04/02/03 16:44 ID:zxnPKDJJ
中村は熊本弁だが、バトラーは標準語で行動するからいいんでない?
ΣΩ ΩΩナンダッテーな一同、頑張れ。
527名無しさん@ピンキー:04/02/06 10:54 ID:oAsuKF0T
朝から保守ってみる

OVERS氏も靴下連中もガンガレー
528OVERS:04/02/07 11:23 ID:ALlL1QYJ
引越し準備に手間取っております;


一同は自分達がいつも訓練で使うPCの前にいた。

「ココで…作られたって言うわけ?」

速水が怪訝そうに尋ねる。その言葉に岩田が答える。

「そうです 人目に付かずに作製するにはココが一番!! そしてココを使う
 人間はおのずと限定されてきます…」
「…! 小隊の中にいるというわけか!?」

芝村が思わず食いつく。

「そういう事です 最近PCを使ったと思われる人物をしらべましょう 指紋
 でも取ればすぐに…」
「あ き・昨日電子妖精作るのに使っちまった…」

滝川の一言で雰囲気が変わる。



気まずい雰囲気…


今日はココまで;
529名無しさん@ピンキー:04/02/10 17:29 ID:D+RRvESH
捕手
530名無しさん@ピンキー:04/02/12 23:17 ID:/YOWUes3
矢野捕手
531名無しさん@ピンキー:04/02/13 00:46 ID:AwRVRzAJ
それより貴様ら知ってますか?
コスプレモノのアダルトビデオで、女優さんが舞コスしてオナニーするのがありましたよ!
532名無しさん@ピンキー:04/02/13 00:53 ID:XQkoAy57
>>531
知ってる。忘れたい・・・
533ぶる:04/02/13 02:00 ID:21Uzuh2e
引越し頑張ってくださいねー、OVERSさんっ

そんなんあったんすか…>仇√
534名無しさん@ピンキー:04/02/13 03:44 ID:Qj1Eg9b/
さて、OVERSさんは少し時間がかかりそうだが同時進行可だっけココ?
最近不眠症にかかって昼夜兼業で眠れないから落とそうと思うんだが?

まあ自分は前スレ829で書いた人のわけだが。w
535名無しさん@ピンキー:04/02/13 19:57 ID:1UlxwkvG
>534
いや、落とすもなにも歓迎。大歓迎。
無理せず病院で安定剤もらっておいでな。眠れないって言ったらくれるよ?

舞コスAV、恋人に見せられたのでアッパーしてやりました。萎え。
あんな巨乳で威厳がない女なんか舞じゃない…。
536OVERS:04/02/15 18:38 ID:L1vtgE6A
いやすんません;思ってたよりてこずってまして>< ヒィィィィィ


小杉は夢見ごこちで屋上にいた。例のプログラムで理性を失った来栖が貪るように
自分の肉体を欲しているのだ。思っていても叶わぬ願いが形だけでも実現したのだ。

「アァ ギンガ…もっとキてくだサイ 何度も…何度でもイイですヨ…」
「うぅ…あぁぁ…おおぉぅっ…!!」

「…私のカンはドンピシャでしたね」

階段そばで岩田が自身たっぷりに言う。どこかの誰かがヘマをしたので最初は確信
出来なかったが「彼女だけ意識がハッキリしている」のを見てうなづく。

「…で 2人とも何をしている?」
「い…いやその…ねぇ?」
「女にゃわっかんねぇよ!」

滝川・速水は前のめりにうずくまっていた…

続く
537名無しさん@ピンキー:04/02/16 00:30 ID:ESVS0/kn
続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
前のめり続きの滝川に激しくワロタ イ`
538名無しさん@ピンキー:04/02/18 23:44 ID:9DhDSk56
どっかにさ、原さんがツナギからナイフだして、「殺らないか」って森を誘ってるマンガなかったっけ
539四条 ◆JeifwUNjEA :04/02/23 11:11 ID:FAWYNP7J
保守
540名無しさん@ピンキー:04/02/28 00:11 ID:z2SO64J1
ほしゅ
541名無しさん@ピンキー:04/02/28 00:43 ID:qX74IYFq
>>538
バトロワ魂だけど、もうとっくに消えてるよ>やらないかの漫画
542名無しさん@ピンキー:04/02/28 02:21 ID:rilxb7yu
消えてるって事は無いだろ。1の方にあるんじゃないのか。
トップページを一番下にスクロールすると、古い方の倉庫が出てくるよ。
543名無しさん@ピンキー:04/02/28 23:15 ID:1ClRruJh
>542
 いんや、1にもなかとよ
544名無しさん@ピンキー:04/03/03 04:41 ID:s1bhqUUB
最近少し沈み気味。少しネタを。

「髪の毛から火薬の匂いがする。後泥の匂いも」
「そんな事いったってスカウトなんだからしょうが・・・」
些かむっとしながら滝川は反論する。
「シャワーを浴びたのに?」
原はそういいながら拭いていたバスタオルの勢いを強める。
「痛い、イタイ!!後は自分でやります!!」
原からバスタオルを引っ手繰ろうとするが逆にいなされ、滝川は押し倒される。
「あら?トランクス一丁の男の子が言っても説得力無いわよ?」
「だから早く服着てきます!!」
「ココはこんなにしてるのに?いまさらそれは無いでしょう?」
「ひっ!!」
暴れる滝川を抑えながら原の手はすばやく滝川の股間へと伸びていた。
「やめ・・・て・・くだ・・・さい」
「さあ、今日のお楽しみはこれからよ・・・」

これから仕事なんで本編は今日の午後にも・・・。
545名無しさん@ピンキー:04/03/04 01:32 ID:MLiFUECL
>>538
コスプレ写真でやってるの見たことあるけど個人サイトだし教えない
546OVERS同志:04/03/05 21:31 ID:NmDMekI/
OVERSがお世話になっております。彼の友人です。
先日、彼はやむない事情で急に引越しをしてしまい、
現在カキコが出来ない状況にあります。
プロバイダの契約の関係でしばらく接続できそうにないそうですので、
SSの続きはしばらくお待ちくださいとのことです。

また、そういう事情ですので、ネタのある方は、
気にせず投下して欲しいとも申しておりました。

彼が戻ってきたときに、また温かく迎えてくだされば幸いです。

以上伝言任務終了。


……えっと……私も何かネタを投下したほうがよろしいでしょうか?w
547名無しさん@ピンキー:04/03/07 01:00 ID:eKE/Uuly
最近カキコ少ないので保守ついでに自作田辺

ttp://www.42ch.net/UploaderAnime/source/1078588690.jpg
これで2時間・・・トホホ
548名無しさん@ピンキー:04/03/08 18:03 ID:p+3Ku43+


       ↑
このへんに今まで見たこともないような賛美レス
549名無しさん@ピンキー:04/03/11 12:26 ID:7gn7IEZO
ほしゅ
550名無しさん@ピンキー:04/03/14 01:03 ID:AD+cOtqJ
「・・・コラ。そんなにがっつかないの」
「だってっ・・・>544がっ・・・>544がじらすからっ・・・」
「仕方ないでしょう?人にはそれぞれ事情があるのよ」
「でも俺、もう我慢できねーよ・・・原さん」
「そう?じゃあ・・・ちょっとだけよ」


ttp://www.42ch.net/UploaderAnime/source/1079192993.jpg
みたいな感じ。
551名無しさん@ピンキー:04/03/14 03:35 ID:AebpGRxM
うほ、いい原さん
552名無しさん@ピンキー:04/03/15 02:08 ID:Q94DhjO9
取り合えずなかんじで駄文逝きマース。

滝川が二番機を壊した。
戦線を突破してきたミノタウロス3体と渡り合って撃破されたのだから滝川としては会心の出来であったろう。
だがそれですまないのが小隊指揮官、善行忠孝とフロント全員そしてバックアップとそれを束ねる整備長、原素子である。
「二番機の補充は暫らくは無理よ、絶対」
整備班の会合で開口一番、宣言した。
「何でです?」
「何でも何も此間は派手にやりすぎたみたい。こんな紙切れを憲兵隊が一枚よこしてきたわ」
誰からとも無く出た質問に対しポケットから紙切れを出しながら答える。
「何だと思う?首都の憲兵隊本部から直々に届いた警告書。私達が捕まえられないからここの憲兵隊が中央に
泣きついたみたいね。西部方面軍支部では無く中央に、ね」
書面を回している間に原は説明する。
「これは最後通告よ。次やったらどんな手段を持ってしても全員を逮捕する。そういうことよ」
「でもどうします?こんな大事な時期に滝川は無職で遊ばせるんですか?」
「大丈夫。その点は善行司令と話をつけたわ」
何の話をつけたのかと整備班の面々は顔を互いに見合わせた。
「二番機を壊した落とし前はキッチリつけて貰わないとね!!さ、お茶話は終わり。一番機と三番機の整備にかかりなさい。
二番機の人は他の機体を手伝うこと。いいわね?解散!!」
生返事、空返事を返しながら整備員は自分の仕事場に散っていった。
553名無しさん@ピンキー:04/03/15 02:11 ID:Q94DhjO9
同じころ、そんな善行と原の取引を知らないまま司令からの呼び出しを受けた滝川はお気に入りのアニメソングを
口づさみながら意気揚揚と歩いていた。近接戦でミノタウロス三体を撃破したのである。他のパイロットはそれを平気とは
言わないまでもギリギリの所でやってきたのであるが・・・。
自身は92o対物ライフル、160oジャイアントバズーカを使用した遠距離からの狙撃で撃破していたミノタウロス。
それを20o機関砲を使って、しかもミノタウロスの目の虹彩が判断できるような至近距離で!!
気分が良くなければ嘘である。しかも呼び出しである。褒められるに違いない。そう考えてもいてもおかしくない。
「滝川、出頭しました」
「ああご苦労様です。こっちへ」
小隊長の善行はいつもと変わらない雰囲気を漂わせていた。事務官机では事務官の加藤が書類整理をしている。
だが加藤は滝川を横目で見るとクスクスと笑った。
そんな加藤を訝しげに見ながら小隊長用机の前に立つ。
「滝川君」
善行の声も普段とは変わらない。
「何ですか?」
「今日から懲罰目的としてスカウトとして働いてもらいます。詳しい仕事の詳細は若宮戦士から聞いてください。おそらく校庭にいるでしょう。以上です」
一瞬で空気は凍りつき重くなった。どん底に突き落とされた滝川は頭の辺りがが痺れるような感覚に襲われ、必死に言葉をつむごうとするがまるで石津のようにうまくいかない。
「なな・・、なんで・・・、ですかか??士魂号はぶぶっ・・・こわしましたけど・・・、ちゃんとミノ助は三体・・・」
「知りたいですか?」
善行は滝川が言い終わる前に最後通牒を突きつける。よく聞いてみると声は冷たく重苦しい。
「いえっ!!結構です!!」
逃げるように滝川は司令室から逃げ出した。
554名無しさん@ピンキー:04/03/15 02:12 ID:Q94DhjO9
「スカウトで働けと言われても・・・、何すればいいんだ?俺は?」
滝川は逃げ出すように司令室から出てきたくせにプレハブ校舎の屋上で日向ぼっこである。
「やだなー、体育会系の若宮さんと働くの・・・。でも来須先輩といっしょに働けるて・・それもいいかな?」
起き上がるが顔はにやけている。
「へー、そんなやましい考え持ってるんだ?」
「わ!!・・・って、速水か。驚かせるなよ」
「驚かせたつもりはないけど・・・。そういえばスカウトやるんだって?がんばってね。応援してるから」
「何で知ってんだよ」
「新井木さんから聞いたよ。だからもうみんな知ってるとおもうけど・・・」
にやけ顔は一気に落ち込んだ顔に変わり頭を抱えうなだれる。
「でも大丈夫だよ。来須君や若宮さんがいるからそんな危ない目を見ることも無いと思うよ?」
「そんなものなのかな?でもなんでスカウトなんだよ・・・」
スカウトは通常二人で作戦する。いくら懲罰目的とはいえスカウトにするのは考えても分からない。
「今は重要な時だし人をあそばせてる余裕は無いんだよ、きっと。それとスカウトになってもっとましな戦
闘技術を身に付けて来いというのも含まれてるんじゃないかな」
今までのスタイルじゃいけないということかよ、そう反論しようとして口を開こうとしたら大きな声が割り込んでくる。
「滝川、こんなとこにいたな。さ、行くぞ。付いて来い」
「あ、若宮さん。」
噂をすれば何とやら、小隊の体育会系、そして善行の世話女房、スカウトの若宮である。
「行くってどこにです?」
「補給廠だ。装備を整えるのを手伝うように司令から頼まれている。すぐに済ますぞ。今日からみっちりやってやる」
「がんばってね。帰ってきたら僕の焼いたクッキーあげるから」
速水の励ましの言葉に見送られ、背中押されて渋々若宮の後ろに引きずられるようについてく滝川であった。
555名無しさん@ピンキー:04/03/15 02:14 ID:Q94DhjO9
取り合えず今日はココまで。続きはまたいつか・・・。
短くまとめんのは苦手です。



まるでそびえたつ糞だ!!
まるで現代芸術並の醜さだな。貴様の文章は!!
556名無しさん@ピンキー:04/03/15 23:29 ID:v9VwwTUE
……あのさ
ここまでオナゴが一人も出てこないんだけど、まさかヤオイじゃあるまいな……?
557OVERS:04/03/16 00:29 ID:/xmQuBqZ
あいー 長々と間を空けて失礼しましたー 続き行きますですハイ


小杉と来栖の情事を一同は食い入るように見ていた。何のカンの
言っても彼らは多感な年頃なのだ。

「うっへぇ…来栖センパイすげぇな…」
「…」
「なんだよ 速水まさか出ちまったとか…」
「ち・ちがうよ!ただ…」
「どどどどうした厚志!なな何かわかったのか?」
「……ヨーコさん…泣いてるみたい…」

ちゃかす滝川とあまりの出来事にパニック寸前の芝村をよそに、速水は
小杉を見つめていた。
558OVERS:04/03/16 00:39 ID:/xmQuBqZ
「ギンガ…ギンガァ…ずっとこのままでイて…私を放さないで…」
「うっく…おお…あ…」

その大きな体とたどたどしい日本語のタメにつらい思いをした日々も
今だけは忘れることが出来た。「あのプログラム」のお陰でも、小杉は
かまわないと思っていた。

「みなさん!今です!!善行の靴下を!!」
「え!?OH!NO!!」
「う?ぐあぁぁぁぁ!!」

「ぐっは!指令の靴下苦げぇぇぇぇ!」
「ぬぅっ!目にしみるッ!厚志早く2人を押さえろ!」
「うはぁぁぁぁぁぁぁ!国宝級とはいえすさまじかー!!」

さすがのソックスハンター達ももんどりうつ始末。が、数分後無事2人を
押さえることに成功した。

「さて…後は聞くだけですね 張本人から」

岩田の眼光が鋭く光った。


つづく
559名無しさん@ピンキー:04/03/16 02:02 ID:uMrGp5dD
止める奴がいないので暴走各停行きマース。

「これなんてどうだ?7.62oミニガン。小隊機銃だな。それともほら、こっちの12.7oのほうがいいか?」
「そんな化け物、持てる訳ねーよ。大体何に使うんだよそんな化け物を」
「何に使うかって?決まってるだろ、ゴブとかの群れを薙ぎ払うんだよ。撃ちまくって薙ぎ払うんだ。すげー気持ち
いいぜ?俺は昔いた小隊で腰だめにして撃ちまくったがスッゲー気分がいい・・・って、最後まで聞けよ滝川」
補給廠の整然と並べられたコンテナの間の通路で上機嫌に説明し続けるのは元随伴歩兵の田代香織である。
それについていけない滝川は黙々と若宮に渡されたリストと付け合せながら装備を選ぶ。
「経験者の話は聞くもんだぞ」
「経験者といってもお前は随伴歩兵じゃないか。俺はスカウト。正面切って交戦する訳じゃない。それにあんなもん
持ったら俺はつぶれるか動けなくなる。大体なんでお前がここにいるんだよ」
「別にいいじゃないか。正規のルートでの部品調達に来たんだよ。小うるさい係りとの書類の確認は森や中村とかにやらせて
おけばいいしな。それにトラックで送ってきてやったろ?」
そういいながらまるで昔に戻ったかのように眼を爛々と輝かせてコンテナ詰された火器類を手にとっている。
そんな田代を横目で見てやれやれとあきれた滝川である。だがそう思いながらも口には出さず黙って手元のリストに目を落とす。
若宮が作成したリストだが必要なものは大体揃うようである。増加装甲、短・中の無線機二つ、多様途ベストにウエストパック、
各種手榴弾、その他細々した物まで・・・。まるで本物のスカウトの装備品の数である。
おそらく自分が使わなかった場合は自分のものにするつもりだろうな・・・と滝川は邪推した。
だがそんな邪推も吹き飛ぶような問題がある。手持ち火器に関して若宮は指示していない。
いわく、『自分で選んでみろ』・・・これだけである。
560名無しさん@ピンキー:04/03/16 02:04 ID:uMrGp5dD
(中略)
田代の助言(?)を右から左に流し散々迷った挙句、選んだのはどうって事は無い、7.62oの多用途機関銃だった。
やや重いがバランスはいいという補給廠の武器係のアドバイスを受けての選択である。田代の助言は基本的に無視した。
そのことに不満を募らせている田代を連れて受け取りの手続きを済ませた後、トラックに戻ったときにはもう全員は集合していた。
「遅いです。とっくの昔に時間は過ぎてますよ。子供じゃないんだから・・・」
そんな姑みたいな小言をもらす森をなんとかなだめすかし、意気揚揚と部品を満載したトラックは学校へと出発する。


今日はココまで。
OVERSさんが復活おめでとうございます。期待してまっせ。
561名無しさん@ピンキー:04/03/16 21:46 ID:kf5K4fkO
久々に長いのキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
562名無しさん@ピンキー:04/03/16 21:54 ID:IriYAGYA
とりあえず(中略)がものすごく気になるのだが。

それより何より、よよよよヨーコさん切ねえ…。・゚・(ノД`)・゚・。
563名無しさん@ピンキー:04/03/17 00:49 ID:X8D5P91x
>560
>556に答えて下さい。

原さんか田代がヒロイン?
564名無しさん@ピンキー:04/03/17 02:21 ID:eqyikGzc
トラックが学校に到着後、整備員が積み込まれた荷物の梱包を解くのを横目に自身の装備を詰め込んだ
バック二つに汎用機関銃を入れたガンケース、弾薬箱を取り出すと一人プレハブ校舎へと向かった。
「お、重い・・・」
何しろ機関銃だけで六・七キロ、バックには200発入りの弾薬箱、10o弾使用の拳銃、給弾用のベルト、
交換の銃身束、防弾鋼板製の自衛軍採用の防片アーマー二枚、馬鹿でかい背負い式中型無線機、各種
手榴弾・・・。軽い方が嘘と思えるような荷物の重さである。
一組の教室のドアを開け荷物を降ろし最前列の机を少し下げ、電気をつけ荷物を広げれるぐらいのス
ペースを確保する。
ハンガー内で開げればいいものだが人に見られるのにはなにか恥ずかしさがある。
「やれやれ・・・、とりあえず必要なものは揃えたと・・・」
バックの中から受け取った装備品を並べながら一人ごちる。
もし出撃があればこれらをつけて戦場に向かうのである。少々感慨深いものを感じていた。
士魂号の中でではなく、初めて生の匂いと風をじかに感じる戦場に出るのである。
「まあ、大丈夫・・・、だよな」
独り言をつぶやきながら装備品をチェックしているところに若宮が乱入してくる。
「お、早速やってるな。何だこれを選んだのか?滝川、お前にしてはいいところだぞ。これは」
そういいながら重量のある機関銃を手にとり、軽々と扱ってみせる。
「しかし、これだったら5.56oの軽機でもよかったな」
いまさらそんなこといわれても・・・、そんなことを思いながら黙々と装備品と説明書と付き合せて使い
方を試してみる。それを見ていた若宮だが、
「よし、今日はランニングは勘弁してやろう。だが、これらを選んだ以上、扱い方に習熟しなけりゃならん」
ランニングを勘弁されたことよりも大変不吉な予感が頭をよぎる。
「弾倉や銃身の交換にかける時間は短いぞ。以下に短時間で交換するか、これが重要だ。目をつぶっ
てでも出来るようになるまで今日はやらせるぞ」
今日は部屋に帰れるだろうか?そんな心配を滝川はし始めていた・・・。
565名無しさん@ピンキー:04/03/17 02:22 ID:eqyikGzc
荷台には二番機ではなく消耗品を満載したトラック。その荷物に寄りかかりながら口をへの字に結んだ滝川が居た。
結局昨日は朝の三時まで機関銃の扱いを習わされた。しかもその後ベルト弾帯を徹夜で何組も作っていた。
弾薬が足りなくなるとハンガーに行き、7.62oの弾薬箱を七・八個失敬して作った。さらに機関銃につける弾帯を
入れる弾倉箱を弾薬箱を加工して作らされた。
部屋に帰れず、シャワー室で水浴びをした後、結局整備班の詰め所で毛布を被り眠りをむさっぼたのである。
そんな眠りを貪リ夢を見ている処にまた若宮が乱入してきたのである。
『おい、行くぞ。昨日の装備品を持ってトラックに乗れ』
何処にです?そう聞く前に若宮は出て行ってしまった。急いで枕にしていた機関銃ケースを引っ掴み、バックを下げ
ついて行くとトラックが待っていた。
『お前は荷台に乗れ。急いで乗れよ』
そう言われて訳も分からず飛び乗るとトラックは動き出した。行き先はわからなかった。
だが周りの景色を見て予想できた。たぶん郊外の演習場への道だ。三月中は何度も足繁く通ったのだ。
一番機と三番機を乗せたトラックが見えないのはおそらく一番機と三番機はもう先に向かったか着いているのだろう。
三十分ぐらい荷台で揺られていると予想通り演習場の敷地内に入っていった。一番機と三番機の機影が遠くに見える。
だがトラックはそこまで行かず演習場の管理施設の前で停車した。停まると同時に降りた若宮は滝川に向かって怒鳴りつける。
「早く降りろ。ウォードレスに着替えて弾薬を受け取るぞ」
「あ、はい。でも弾薬って持って・・・」
「今あるだけだとぜんぜん足りん。補給係から受け取るんだ。今日は射撃音が耳に残るぐらい撃たせてやる」
建物の中に入っていく若宮について行きながら滝川は今日もしごかれるのだと二日目ながらにして暗澹たる気持ちになった

566名無しさん@ピンキー:04/03/17 02:24 ID:eqyikGzc
「よく似合ってるじゃないか、滝川」
「かっこいいね、陽ちゃん」
「ふむ、格好だけは一人前だな」
「似合ってるよ、陽平」
「えっと、すごく・・・似合ってますよ」
「まるで宣伝写真から出て来た見たいやな?今度写真とらせてな宣伝部隊に高く売るへん」
「呪うわ・・・」
「よく似合ってますよ。頑張ってくださいね」
「・・・・・・」
遅れて姿を現した滝川を見てフロントの面々はそう言うがあの舞ですら顔は笑うのをこらえているのがありありと見えた。
だが今の滝川の姿を見れば多数の人は笑うのをこらえてしまうような格好である。
ウォードレスの装甲に追加で防片アーマーを付け、さらに多用途ベストを重ねている。ベストの左胸にはマイクつき個人間
無線機、腹の部分には特製の二百連弾倉を入れたポーチを二つ、腰周りのベルト左右には破砕手榴弾を四つに煙幕手榴
弾二つ、右足太腿に10o拳銃を入れたホルスターを括りつけさらに予備弾倉をいくつか。左足太腿にはフットポーチ、中
身はファーストエイドキットにこちらも予備の弾薬。左右の膝にはパッドをつけて防護している。背中にはネ小隊無線機、
後ろ腰につけたバックには来須や若宮の分の予備弾薬を詰め、さらにポケットに予備の手榴弾・・・。そして7.62o機関銃。
極めつけはバックに無理やりくくりつけたようなLAW三本・・・。
戦闘は火力、だがウォードレスでもかなり無理をした装備である。
おそらく誰かが――そんなのはいないだろうが――タバコを滝川に投げつければ爆弾のように破裂する。まさに火気
厳禁の火薬庫である。
「おまえは基本的に俺と来須の予備弾薬を持ってもらうからな。今日一日はそれで動けよ」
「・・・了解ッス」
頭部の自衛軍型のヘルメットに無線機のヘッドセットを気にしながらも返事をする。
そんなことも次ににやりと笑う若宮のいった一言で気にならなくなった。
「今日はお前が嫌といってもたっぷりと撃たせてやる。まずは拳銃だ。勿論全部持ったまんま、な。標的に弾倉一個分が集
弾するまでやるぞ。その後アサルトライフルに機関拳銃もだ。勿論弾倉の交換もやらせるぞ」
若宮の笑う顔を見れなくなる・・・、本気でそう思う滝川であった。
567前スレ829 :04/03/17 02:25 ID:eqyikGzc
今日はココまで・・・

一応540は自分ですよ
やっと纏めたその日にぶっ倒れたよ・・・。医者の判断は疲労からくる貧血・・・
一応540に続きますけど長くなりそうだからエロまで端折りますか・・・
568四条 ◆JeifwUNjEA :04/03/17 04:36 ID:b3ac9slq
軍事系の知識が豊富なんでしょうか
すげー細かい所まで書いてますね

端折るんですか?漏れは長くても良いですが・・・
とにかく身体には気をつけて下さいな
569名無しさん@ピンキー:04/03/17 10:53 ID:cC51FOWY
>567

540 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:04/02/28 00:11 ID:z2SO64J1
ほしゅ

…続きは>544でいいんだよな?ゆっくり身体治してこいや。話はそれからだ。
570名無しさん@ピンキー:04/03/18 00:02 ID:zHP2mCCB
軍事っぽいSSは嫌いじゃないが、エロはいつ始まるんだよ。

ここ、エロパロ板のエロ小説スレだぞ
571OVERS:04/03/18 22:04 ID:qKENNXDa
ぅぬぅ、さっさと終わらせた方が良いですね;


「ふっふっふっ…今頃高校とプレハブはパニくっているはず (あの)プロ
 グラムで男共は骨抜き 女は自ら寄って来る…女子高生の靴下取り放
 題っ!!」
「そこまでだ!!」
「誰だ!?」
「私だ…」
「ま・舞!?」

芝村準竜師のプライベートルームに5121小隊の面々が舞を先頭に押
しかけた。

「なぜ お前達がココに…」
「私が通しました」
「更紗!一体どういう…」
「それはこちらのセリフですっ!!!」
572OVERS:04/03/18 22:16 ID:qKENNXDa
「己の欲のタメに小隊のPCにプログラムを設置し使用した者から感染
 する様に仕向けたそうですね 5121小隊の小杉さんの証言とプログ
 ラムの出所からこの事実が発覚したわけですが…」
「ぐ…」
「そもそも靴下の件は前回で反省なさったんではなかったのですか?」
「靴下の魅力にはかてんのだよ…」
「なぁにを開き直ってるんですか!! 今回は高校敷地内ですんだから
 よかったものの外に出たらどーするんです外に!!」
「ははは 心配性だなぁ そんなことになる前に手は打つさ」
「…勝ちゃん…………………ミサイル部前へ!!!!!」

一同の顔が青ざめた瞬間閃光と爆音が走り、どこかで見たことの有る
ドクロ型の煙がもうもうと立ちこめていた。
573OVERS:04/03/18 22:28 ID:qKENNXDa
エピローグ

数日後、小隊はいつもの通りに機能し始めた。多少の気恥ずかしさが
残るもそれぞれ思い人同士(?)だったこともあり弊害は出なかった。

「ま・めでたしめでたしばい」
「まさか身内が原因なんてなぁ〜」
「まったく…あきれると言うか大胆と言うか…」
「色んなコトもうやむやになってしまいましたしねぇ…あの副官意外とヤリ
 手ですね」

ハンターの面々もいつも通り味のれんで食事をしながら活動内容などを
話し合っていた。

「ちょっとイイかな あのさ 次ぎ狙う靴下さ ヨーコさんにしない?」

滝川の提案に一同顔を合わせうなづく。味のれんを出た彼らは新たな
ターゲットに向けて駆け出していった。

                       ==ソックスハンター再び 了==
574前スレ829:04/03/19 01:33 ID:2wxFHnto
長いとまずそうなんで戦闘を割愛したほうがよさそうですね。

「原さん!!大丈夫ですか?」
「あら、滝川君じゃない、久しぶりね。元気にしてた?」
「そんなこといってる場合じゃないでしょう・・・。俺が援護しますから補給車を下げてください。
Uターンしたら荷台に俺、乗りますから停まってくださいよ」
「分かったわ。よろしくね」
・・・
「うわ危ねえ!!・・・っておい、ちょっと、原さん!!森さん!!停まって下さいよ!!・・・げ!!」
・・・
「そうだ、加藤!!」
「なんや?そなでかい声出して!!」
滝川が耳栓をしているの知っているのと、石津のつく銃座の射撃音にそれに合わせて空薬莢が転がり込んでくるためつ
い加藤も大声で怒鳴り返した形になる。
「いいか?指揮車で俺を轢こうとするなよ!!」
「なんでやねん?」
「”なんで”でも、だ!!」
滝川は指揮車の後部ドアが歪むのではないかと思えるぐらいにたたきつけて閉じ、若宮に指示された位置につこうとした。
・・・
「滝川」
「何だよ・・・?」
「機関銃から弾を抜いて安全装置をかけておけ。お前の銃の暴発で死んではかなわん。それと・・・」
舞の話は右から左に流すことに決めた・・・。
575名無しさん@ピンキー:04/03/19 01:39 ID:2wxFHnto
今日一日の出来事を滝川は頭の中で反芻してみる。だがここに帰ってきた道程が思い出せない。
「確か・・・」

舞の注意を右から左に流し、学校への帰到する準備を整えた整備班のどのトラックに便乗させて貰おうかと
考えながらトラックヤードに向かったところで補給車上から原に話し掛けられた。
「帰りの足を探してるなら乗っていかない?安くしておくわよ」
「・・・・・・」
滝川はあのことがあったためか返事をしなかった。が、そんなことを知ってか知らずか、原は続ける。
「置いてけぼりにしたことは謝るから。早く乗りなさい、出発の時間よ」
それを聞いた滝川は慌ててタラップに足を架け後部座席に転がり込む。補給車の中の後部座席に座りなお
すと同時に運転席についている森が口を開く。
「滝川君、今日はごめんね。指示を原さんにしっかり聞いておくべきだったね・・・」
本当に申し訳なさそうに森が謝る。
「いや別に・・・、謝らなくてもいいけど・・・」
「嘘おっしゃい。あるんでしょ?言いたい事が山ほど」
「そりゃあ・・・」

その後、今日の戦闘での出来事に対する愚痴を語っていたはずだ。どうやらその後の記憶が途切れているよう
だ。どうやら途中で眠ってしまったらしい。
「やれやれ・・・、今何時かなと・・・、げ!!もう二時かよ!!」
乗車時と同じように補給車から飛び出て急いで整備テントに向かう。
整備テントの中に入ると整備班のつなぎを着た原と鉢合わせになった。
576名無しさん@ピンキー:04/03/19 02:13 ID:2wxFHnto
「原さん、こんな遅くまで整備して大丈夫なんですか?」
「あらやだ、心配してくれてるの?でも大丈夫よ、いつもの事だから・・・」
そう言うと原は滝川の頭をくしゃくしゃにする。
「ほら、早く装備を外してシャワー浴びてらっしゃい。いろんな匂いがつくわよ」
そういわれて滝川は初めて気付く。汗の匂いがつくのは勘弁だ。しかも今回は硝煙に泥の匂いおまけがつく。
「はーい」
生返事を返すが先にやるべきは装備品の整備に報告書の提出だ。若宮からきつく言われている。
「作業やってからでも大丈夫っすよね?」
「じゃあ早くやりなさい。匂いは一度つくとなかなか取れないわよ」
そんなことを言われても慣れていない装備品の整理だ。時間がかかる。
・・・
結局装備品の整備を終わらせるのに一時間かかった。その後、適当に報告書を書いてシャワー室に入ることができた。
「失礼します」
先客がいた。だが湯気であまりはっきり見えないし疲労からかあまり気にしなかった。
「疲れた・・・。今日も帰れそうに無いな・・・」
服をかごに放り込み、先客がいるようなので腰にタオルを巻く。そのとき何かおかしいことに気が付いた。シャワーを浴び
いる人間、よく見ると男ではない。
「ちゃんと外にある札読んだ?『女子使用中』って」
原だった。どうやら整備の仕事は終わったようだ。だが滝川にとって今そんなことは問題ではない。
「えっといや・・・、でも・・・って、失礼しました!!」
急いで逃げ出そうとする。だが出て来た原に手を掴まれ、引っ張られる。
「ほらこっちに来なさい。これは助けてくれたお礼と置いてけぼりにした・・・」
悪戯をして逃げ出そうとして暴れる弟をたしなめる姉のように原は滝川の手を引き自分のスペースに引き入れる。
577前スレ829:04/03/19 02:16 ID:2wxFHnto
今日はココまで・・・
もう寝ます・・・。

ツーかとんでもないところに誤爆したよ・・・
578名無しさん@ピンキー:04/03/19 03:32 ID:Cppeacjz
お。いい感じに活気づいてるね。
みんなガンガレ!
579名無しさん@ピンキー:04/03/20 01:05 ID:UODFP09g
戦闘シーンは端折って欲しく無いなあ。

エロくない作品はこのスレに2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1073364639/

こういう場所もあるんだけど
580四条 ◆JeifwUNjEA :04/03/24 04:21 ID:NYKmLc1x
581前スレ829:04/03/26 00:40 ID:/fh6zdil
個人的なことでちょいとばかし家を開けることになりましたんで続きは暫らく待ってくださーい。

スンマセン・・・。
582名無しさん@ピンキー:04/03/26 17:29 ID:n9aMOM0P
期待してお待ちし取ります
583名無しさん@ピンキー:04/03/30 23:33 ID:YYNvbE+3
あえて式神キボン
584名無しさん@ピンキー:04/03/31 20:29 ID:FgxGdo0Q
光太郎×ふみこキボン
ふみこ×光太郎キボン
585名無しさん@ピンキー:04/04/03 20:41 ID:gw5jHtSc
俺屍はないかにゃあ・・・?
586名無しさん@ピンキー:04/04/03 23:40 ID:KHJKaFDk
>585 小説は思い当たらん・・・角煮スレ行った?
ttp://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1071714957/l50
587名無しさん@ピンキー:04/04/08 23:38 ID:FXZ8YrnZ
         |Д`)  ダレモイナイ…
         |⊂   ガンパレスルナライマノウチ…
         |>

       (;´Д`)    今なら私はは信じられる 
        ( \ \   
          ) V )    あなたの作る未来が見える♪

      ヽ(´Д`;)ノ    あなたの差し出す手を取って
         (    )        
       <V \    私も一緒にかけあがろう♪ 
          从从    
 
      +  ( ´Д`)>
        <(    ) +   幾千万のわたしとあなたで、あの運命に打ち勝とう♪
      +   <V \

        |
        |彡 サッ
        |
588名無しさん@ピンキー:04/04/09 09:39 ID:kGfMYUAJ
ホントニダレモイナイ…(´;ω;`)
589名無しさん@ピンキー:04/04/09 09:48 ID:ZeKWr9YX
>>588
イ`
590名無しさん@ピンキー:04/04/10 08:04 ID:MRIV9MJx
何かupしたいが、携帯だから時間がかかるんだよな…

気長に待ってくれるなら、かおりん×ゆーみを考えてみる。
591名無しさん@ピンキー:04/04/10 21:43 ID:qKJ9NmPC
>590 そりゃ読みたい。期待してるよ。
592名無しさん@ピンキー:04/04/11 14:36 ID:Pk1n/qw9
携帯から書き込みするための2チャンブラウザってある?
593名無しさん@ピンキー:04/04/11 16:04 ID:4jIA56Xr
>>592
スレ違い
594名無しさん@ピンキー:04/04/11 20:25 ID:+I6zS9W1
>592
=590でいいのかな。期待してます。
携帯用ブラウザならiMonaは?
http://news6.2ch.net/test/read.cgi/appli/1078396443/
595名無しさん@ピンキー:04/04/12 13:05 ID:KLukfdXz
期待アゲ
596名無しさん@ピンキー:04/04/13 23:39 ID:YPcdY4D1
このスレの過去ログを今日初めて読んだんだが、
>>291からの厚志話を読んでマジに泣いた。

特に過去シーンの
「痛かったよね、苦しかったよね、辛かったよね・・・
ごめん。僕が、悪いんだよね。」
のくだりで完全にボロボロと。

エロパロで泣いたなんて生まれてはじめてだよ俺……。
597前スレ292:04/04/17 01:13 ID:w1lhbARD
それは、いつもどおりの戦闘だった。
いつもと同じように幻獣を倒して。
いつもと同じように士魂号を回収して。
整備して明日からの先頭に備えて。
…だったはずなのに。


リノリウムの無機質な足音の響く病院の
5階の病棟の
一番奥の部屋に彼はいた。
誰の目にもつかないようにひっそりと。
それが善行のはからいだとボクが気づかないように。
モニタリングされている彼の心拍と呼吸の音が
耳障りなほどに彼の生命活動を教えてくれる部屋の中に。
598前スレ292:04/04/17 01:14 ID:w1lhbARD

リノリウムの無機質な足音の響く病院の
5階の病棟の
一番奥の部屋に彼はいた。
誰の目にもつかないようにひっそりと。
それが善行のはからいだとボクが気づかないように。
モニタリングされている彼の心拍と呼吸の音が
耳障りなほどに彼の生命活動を教えてくれる部屋の中に。

「よぉ」
機械音よりもいくばくか肉肉しい声で若宮はボクに笑いかけた。
屈強な筋肉の名残もないほどに白い包帯に包まれて。
すこしだけ右腕を上げて見せる。
その腕は肘より先がなかった。
「ん」
ボクはどこに視線を落とせばいいのか判らない。
かろうじて見えている彼の顔面の右半分なのか。
包帯の下の、へこんだ左の眼窩なのか。

規則的な機械の音が若宮の心臓の活動を告げて
ボクは少しだけ虚無から救われる。
呼び出されて意味もわからないままボクはこの病室にいて。
個室にしてはやたら広い部屋で。
若宮の吐息より機械が支配するこの部屋で。
ひょっとするともうすぐ消えそうな若宮タイプのひとりと対峙している。
599前スレ292:04/04/17 01:16 ID:w1lhbARD

「ちょっとドジった、な…。」
右腕と、それ以外にもいろいろのびているチューブについて説明しているのだろう
彼の声がやたら遠い。でもモニタの警戒音を切ったら看護婦がダッシュで来るのだろう。
壁からは酸素の管が伸びていて、彼の胸や太ももからはモニタにつながる管が伸びていて。
殺風景な部屋の、一面だけ窓として開放されている壁からの夕焼けが
血のような赤で彼を照らしていた。

きっと彼が。呼んだんだ。ボクを。

ベッドサイドのパイプ椅子に座ったボクは判っていた。
腕とか身体のパーツは再生できることとか。
戦況が思わしくないこととか。
スカウトである彼が、その中でどのような判断をするのかとか。
ただ、見ないようにしていたんだ。

誰が死んでも、それは戦争だから。

ボクは黄昏の中にまぎれて消えてしまえると思っていたんだ。
たとえ若宮が。
「好きだ」
若宮の腕が何度ボクを抱いていたとしても。
それは幻だと。
600前スレ292:04/04/17 01:17 ID:w1lhbARD

「わたしも」
それでも若宮。若宮。あなたにナンバーがあったとしたら。
この新井木にナンバーがあったとしたら。

運命だと思ってはいけませんか?

「へっ?」
「あれっ?」
ボクと若宮は同時に顔を見合わせる。
「…いや、まだ言ってなかったと思って」
ちょっとだけ照れる彼の頬にキスして。
唇を舐めて。

「…バカ」
顔を離して。驚愕の彼の表情を確認して。
「何?なにか変?」
「いや。」
ボクだけが泣いているのはちょっと不公平かな、とか思ったりして。
でも「今生の別れ」みたいなキモチにはぴったりだと思ったりして。
しょっぱいのは彼の唇のせいにして。
それでも今のボクにはこの1/何千の若宮がすべて。

わたしもね。
言えないうちにあなたが居なくなるのは
身を切られるよりつらかったの。
月並みだけど「つらかった」の。
601前スレ292:04/04/17 01:19 ID:w1lhbARD

ちょっとだけ冒険なキスの後の。
彼の変化に気づかないフリとか。
笑顔が小悪魔的に見えたかどうかとか。
ボクのぎこちない愛撫がどうとかどうでもいいや。

「……ッ…お、まえッ…」
前言撤回。
やっぱどうでもよくない。

「…きもち、いい……?」
ぷは、と彼自身から唇を離しながら問う。
そんなこと指に捕らえられて
ボクの唇から唾液の糸引いている彼には関係ないことかもしれないけど。
物欲しげにうごめく彼自身に再び口をつけて。
彼の目の前で腰を振る。

見える?

ボクや---いろんな人が見ないようにしていたものが。
あのね。ずっと寂しかったんだよ。
でも見えなくてもいいや。
ゆっくり教えてあげるよ。

彼の舌が尖ったボクを見つけて。一番感じるところを刺激し始める。
「ん!!…ッつ!・・・・・・い、やっ…アーーー」
602前スレ292:04/04/17 01:21 ID:w1lhbARD
病院でこんなこと、と思うし
病人にこんなこと、とも思うよ。
でもキミは、あしたには居ないかもしれなくて。

ボクの中でキミはとても熱くて。
放たれた熱のまま死にそうで。
そしたら小さな「新井木」はただ昨日までの熱を探すよりほかないじゃない?


「若宮」を繋ぎとめておけるのは「善行」よりももっと
熱い伝説のような気がして。
「新井木」は選択する。黄昏よりも絶望の青を。

あのね。
他人のために泣いたのが二度目だなんて思わないでね?


2日後。
「パイロット」新井木が任命される。
603前スレ292:04/04/17 01:34 ID:w1lhbARD
終劇!
絢爛舞踏(前)新井木と若宮でした。

本当はもっとねちっこい
新井木×若宮の予定だったのですが諸般(酒)の事情でこうなりましたよってんだ。

フフフあとはねちっこい瀬戸口×ののみとか
瀬戸口×壬生屋のネタがありんすよ。と。

でもさーののみはロリその他の事情がさー。
アニメの「すてきな恋がしたいです」は名セリフだと思うんだけど。


ヌヲをー(葛藤)
604名無しさん@ピンキー:04/04/17 03:50 ID:w1lhbARD
そしてサイズ大間違い新井木

ttp://www.42ch.net/UploaderAnime/source/1082141275.JPG

トホホ。
605名無しさん@ピンキー:04/04/17 23:58 ID:vZ5yxwOw
>前スレ292
GJ!!相変わらず泣かせるねぇ。うまいねぇ。
こういう作風大好きよ。
606名無しさん@ピンキー:04/04/18 02:53 ID:AZnQ836k
絵もSSもNICEですYO!!
607名無しさん@ピンキー:04/04/18 10:21 ID:FFUnDDwJ
個人的にロリはアレなので瀬戸壬生キボンヌとか言ってみたり。
いやGJでつ。
608前スレ292:04/04/18 18:32 ID:3XgSFi4p
読み返してあまりのエロのなさに涙。
絵で補完は卑怯ですかそうですか。
ttp://www.42ch.net/UploaderAnime/source/1082278640.JPG
609名無しさん@ピンキー:04/04/19 23:20 ID:y8UNNfQV
|・ω・`) 。o(お絵かきだったら角煮の方へ来てくれないかな…過疎なんだ…あっち…)
|o o
610名無しさん@ピンキー:04/04/25 22:49 ID:oB9gRzmN
保守。
ついでに流れに逆らうように
滝新キボンと言ってみるテスト…。
611名無しさん@ピンキー:04/04/25 23:43 ID:TOObwxV3
今しがた、書き手の控え室で田辺とののみの豊乳化っつー言葉が出てたんだが…
ののみはともかく田辺をあれ以上豊乳化さしてどうするんだろう。搾乳か?搾乳なのか!?
612名無しさん@ピンキー:04/04/26 00:09 ID:6eIrfU8F
細身の貧乏娘=貧乳と認識してるのかな? 舞並みの薄さとか。
(ヨーコ>原>田代≒壬生屋>田辺>加藤>森>舞>萌>新井木>ののみ だと思うがどう?)
613名無しさん@ピンキー:04/04/26 00:47 ID:XXXQHc+E
>612
ヨーコ>本田=田代>原=更紗>田辺=壬生屋>以下同意、かな。

恐らくその書き手さん、田辺をプールに連れて行ったことがないんだろうなあ。
あと電パレのP.192、下から3行目の左から2列目のカットを見てないとか。
ありゃぜってーDカップはあるよ。
614OVERS:04/04/28 14:40 ID:TWscIfSG
うわー、やっと規制解除されたわ;次の大作来るまでつなぎやらせてもらいます。
(ダメって言っても書く)

晴れた午後の昼下がり、滝川はぼーっと空を眺めていた。小隊の活躍で
幻獣どもの出現も減り、今では小隊の全員がのどかな日々を過ごしていた。

滝川はぶらっと店に足を伸ばした。店長と誰かがもめている。

「こんなんウチでも扱えないぞ? だいたいどっからこんなモン持ってきたんだ…」
「そちらの言い値でかまわない」

息をヒュッと吸った所で呼吸が止まる。動けない。その目に飛び込んできたのは
「青い髪の東原ののみ」だった。
615OVERS:04/04/28 14:47 ID:TWscIfSG
「あー…う?」
「わかったわかった コレでいいか?」
「協力感謝する…」

アレはののみではない。ののみタイプ…あの作戦の時いた娘だ。ソレが何故
ココに?滝川の頭はパニックを起こしその場を動くことが出来なかった。

男が去る。すれ違いざま目が合う。男はニヤリと笑いその場を後にする。

「ちょっ…どーすんだよそれ!!」
「おぉ オマエか」

店に入るなり滝川が店長に食いつく。話によるとあの作戦の後「壊れてしまった」
この娘を下取りに出してきたというのだ。その場はあまりの出来事に何も出来ず
滝川は帰路についた。が確実に「彼の知らない自分」がその時芽生えたのを滝川
は知る由も無かった。

続く
616名無しさん@ピンキー:04/04/29 19:38 ID:Gef6mgMq
じ、人身売買ですか!?

…滝川がんばれ。超がんばれ。
617名無しさん@ピンキー:04/04/29 20:10 ID:R+2u3BGN
青髪ののみタイプってことは、降下作戦じゃないんだよな。
壊れるほどハードな作戦…なんか激しくエロの予感がするぞ(*゚∀゚)=3
618前スレ829:04/04/30 00:28 ID:mzX+KTFY
学校からの帰り道、二人が一つ屋根の下で住んでいる以上同じなのは当然のことである。
「ところで姉さん、滝川となんか合ったみたいだけどなんかあったのか?」
「んっとね、実は・・・」
歩きながら森は戦闘時に起こった事と帰り道にあった事の両方を話した。
それを一通り聞いた茜は眉をひそめた。
「戦闘時のことは良いとして・・・、それじゃ何か?滝川は補給車の座席に置きっぱなしか?
戦闘で汗かいたはずだからほっとくと風引くぞ」
「でも原さんが帰るときに面倒を見ておくって・・・」
「原さんが?それはそれで・・・」
心配になる――茜は言おうとしたその言葉は飲み込んだ。もう遅い。
619前スレ829:04/04/30 00:29 ID:mzX+KTFY
| ∀・)カエッテキチャイマシタ・・・。イラナイナンテイワナイデネ・・・
620名無しさん@ピンキー:04/04/30 00:35 ID:fwc05w5g
>前スレ829
|∀・)ノシ オカエリー
621名無しさん@ピンキー:04/05/02 04:46 ID:Lrvyjfnu
>前スレ292さん
以前にも瀬戸口×ののみで食いついた私ですが…
ねちっこい瀬戸口×ののみ、読みたい…読みたいのですが…!
ロリが駄目な方の気分を害することなく解決する方法は何か
ありませんかね…(´・ω・`)
瀬戸口×ののみが無さ過ぎて(エロ無し含む)干からびています。
メアド晒して送っていただくとか駄目かしら…

ヌヲをー(悶絶)
622名無しさん@ピンキー:04/05/02 04:47 ID:Lrvyjfnu
ギャーーーッ!久しぶりすぎて間違えてあげてしまいました…
ごめ…ん…なさ……
623瀬戸壬生@前スレ292:04/05/03 02:03 ID:d/oa+RHb
GW中に仕上げようと思ったけど結局仕事なので小出しです。
挫折しないようにがんばります。

624瀬戸壬生@前スレ292:04/05/03 02:04 ID:d/oa+RHb
「いっしょに仕事・・・しませんか?」
そう壬生屋に提案されて、
意外に思いつつも承諾したのが運の尽きだったのかもしれない。
少なくともオペレーターの仕事を手伝うと言い出した時に気づくべきだったのだ。
様子がおかしい。
いつもの壬生屋ではない---そう思ったときにはとっくに押し倒されていた。

「ずっと・・・好きだったんです」
そう言って目線を逸らした壬生屋の頬は紅く染まり、
その紅を映して潤んだ瞳がおずおずと愛しい男の姿を映し出す頃には
空気がピンクに色づいたかのような---Hな雰囲気完成。
625瀬戸壬生@前スレ292:04/05/03 02:05 ID:d/oa+RHb
さすがに瀬戸口もここまであからさまな雰囲気に動揺を隠し切れなかった。
(マジかよ・・・)
女子校生と軽口を叩き合っているだけで木刀を振り回す女が。
朱色の袴の純和風(美)少女が。
戦車を駆って文字通り最前線で刀を振るい血煙の只中に立つ戦士が。
「お願いです。このまま・・・」
恥じらいながら壬生屋は一瞬で前をはだけている。
胴着も袴も結局は一本の腰紐で纏められてるから可能な芸当だ。
サラシに押さえ込まれた胸元が存外窮屈そうで瀬戸口はごくりとつばを飲み込んだ。
壬生屋は四つんばいに瀬戸口を押さえているためにちらりとしか見えないが、
膝までずり落ちた袴と日焼けしていない太もものコントラストもまた格別であった。
体育の時間に見るブルマーとはまた異なる種類の色気がある。
クソ狭い司令車の中である。無機的な無線機器の中にあって、
壬生屋の肉体(とコスチューム)は一層艶かしい香りをはなっていた。
626瀬戸壬生@前スレ292:04/05/03 02:05 ID:d/oa+RHb
「・・・ん、ふっ・・・んんう」
落ちてきた唇を受け止めて舌を絡め合う。
ただしほとんど壬生屋の舌が瀬戸口の口内を蹂躙しているようなものであった。
唇が触れ合った瞬間に反射的に軽く吸った瀬戸口の動きに合わせて
壬生屋の舌が侵入していた。
盛大な音を立てて。
それは、長い恋情の末に愛しい男に触れた女の熱情のように思えなくもなかったので
瀬戸口はあえてされるがままにしていた。
(うーん・・・若いっていいねぇ・・・)
このような時、司令車は便利だ。
外からはほとんど見えない。それだけにこの堅い壬生屋も大胆になれるのだろう。
千年も生きていると多少のことには動じなく
「なっ・・・あぁ?」
「あうう・・・っくぅ・・・」
気づくとジッパーが降ろされていて
その直上に壬生屋が座り込んでいた。
長い髪が胸の上で揺れている。
結い上げた額にはくっきりと苦痛が刻まれていたが、
それは同時に極上の快感を瀬戸口へ与えていた。
627瀬戸壬生@前スレ292:04/05/03 02:06 ID:d/oa+RHb
「く・・・きつっ・・・」
いつの間にかヌレヌレの秘所に収められてその上痛いくらいに締め上げられて。
瀬戸口の肉体はとてもとても正直に反応していた。
「ご、ごめんなさい。やっぱり、痛いです・・・ね・・・くぅッ」
痛みに耐えて涙すら流しながら、それでも壬生屋は苦痛に耐えていた。
様に見えた。
無理するな、といたわろうとした時。
壬生屋の腰が揺らめくように動いた。
「うわ」
そのままプロ顔負けのグラインドを開始した。
ぬちょぬちょと盛大な音と共に抜き差しされる。
仰向けに寝ている瀬戸口からも結合部が見えそうな勢いだ。
きゅうきゅうとリズミカルに収縮する膣壁が
壬生屋の快感を伝えていた。
先ほどまでの苦痛はどこへやら。
壬生屋は髪を振り乱し、制服の上から瀬戸口の乳首を指でこすりあげつつ
自分の好い所へ当るように腰を躍らせていた。
予想外の感覚に瀬戸口のモノが中で一際大きくなる。
無意識のうちに下から突き上げていた。
「ああッ・・・瀬戸口さぁん・・・・・・イイ・・・すごく、いい・・・ですぅ」
ちろりと舌を覗かせて喘ぐ。
口角から垂れた唾液がサラシの胸元へ吸い込まれていった。
628瀬戸壬生@前スレ292:04/05/03 02:18 ID:d/oa+RHb
なるべく早く書き上げたいですが
・・・GW中に終わるのかコレ・・・


>621
ど、どうしましょう・・・
書いてから考えまつ。
629前スレ829:04/05/03 15:27 ID:Su5E+qG1
「火薬の匂いがする。それに泥の匂いも」
「そんなこと言ったって弾いっぱい撃ったし・・・。泥まみれで転げ回るし・・・」
「言い訳しないの。ほら、髪の毛洗ってあげるからおとなしくなさい」
言い訳しようとする滝川を黙らせるように原は手に力を加えて髪の毛を泡だらけにする。
「イタイ、イタイ!!もういいです!!自分でやりますから!!」
滝川は必死に抵抗しようとした。だがその抵抗も空しく軽くいなされる。
抵抗は軽くいなされたがそれでも抵抗を続けようとする滝川だった。
だが・・・。
「あら・・・、滝川君たら・・・」
抵抗した拍子に滝川は前にこけた。何とか体勢を整えようしたがその拍子で原と正面から向き合う形になる。
「あんな疲れてたのにもう回復したの?あ、それともあれは嘘?」
滝川は原と正面から向き合わないようにしていた。その理由は簡単だった。原に手を引かれスペースに引き込まれる際、
湯気越しに少しだけ見えた原の裸体である。
滝川も一応は思春期の少年である。そんな年頃の少年が女性の裸体――しかも憧れの女性の裸体である。体が反応し
ない方がおかしいと言える。
「ぐす、見ないで下さい・・・。ひ・・・!!」
滝川は顔を真っ赤にしながら手で必死に自身の肥大化したモノを隠そうとする。
だがその行動よりも早く原が滝川の顔に近づいていた。
「そんなに怖がらないの。憧れのお姉さんが相手なんだから」
そんな滝川の羞恥心に訴えるような言葉を発すると自身の唇と滝川の唇を合わせた・・・。
630前スレ829:04/05/03 15:34 ID:Su5E+qG1
「むうぅ、ふぅ・・」
滝川の口から僅かな息が漏れる。口の中では歯がカチカチと小刻みになっている。
「ぷはぁ、そんなに怖がらないの」
原はそういうが滝川は真っ赤になった顔をうつむかして何も言おうとしない。
「あら、もしかしてはじめのキスだったの?」
くすくすと笑いながら原の手が滝川のあごに回され顔をあげさせた。だが滝川はぷいっと横を向
いたまま喋ろうとしない。そんな滝川の反応を楽しむようにもう一度キスをした。今度は深く、口
の中を蹂躙するように舌を入れる。
滝川はそれに抵抗しようとした。舌は原の舌と絡み合い嬲られている。必死に口から出そうともがき
勢いをつけて口を閉じようとした。だが勢い余って原の下唇を歯で切った。傷口から血が流れて滝川
の口に流れ込んだ。それほど多くは無い量、それでも味は感じられた。原の血の。
はぁはぁと息をつきながら滝川は口を離した。とはいえ大した距離は取れていない。匂いも感じれる
ぐらいの至近距離、二人の口は血を含んだ唾液でつながっていた。だがそれもすぐにシャワーの蛇
口から流れる水で断ち切られる。
唇を切られた原は傷口に指を当てると流れた血をそっとすくった。
「そんなに怖がることは無いでしょう?でも・・・」
血をすくった指を滝川の目の前に動かす。滝川はその血を付けた指を凝視した。
だがその後ろに見えた原の顔を見て顔が青ざめた。いつもの意地悪をする顔ではなかった。それだけは分かった
「何すればいいか分かるでしょう?」
そう言われ滝川は目をつぶりながら両手で手を握り血に汚れた指を舐め始めた。
「きれいにしなさい。勿論傷口のところもね・・・。もし今度こんなことしたら・・・」
滝川の乳首に爪を立てる。押し込んだ爪を少し横に動かした。
631前スレ829:04/05/03 16:19 ID:Su5E+qG1
「痛い!!」
「そんな痛がってる余裕は無いわよ。早くしなさい」
怯えたような目で自分の方を見る滝川を睨みつけるように言い放つと観念したのか顔を近づけた。
自身のつけた下唇の小さな傷口を確認するとその部分に舌を伸ばしまだ少量流れ出ている血を舐めはじめた。
何度か舐めさせておく。暫らく経つと大した傷ではなかったのか血はとまった。だが滝川は目を硬くつぶってい
る為かそれには気付かず舐め続けていた。
「もういいわ」
滝川の顔を離させて突き放すように言う。滝川は怯えた表情で伏せ目がちに原のほうを見ている。
「こんなことさせられても元気なものね、あなたの体は・・・?」
そういわれて又隠そうとするが原に肩を掴まれ壁に押し付けられた。そのまま力を加えると滝川はへなへなと座り
込んだ。足を閉じようとしたが力が入らない。
「まったく、いやらしい子ね。憧れのお姉さんにこんなことされてこんなになってるんだから」
原は足の指を器用に使い滝川の張り詰めた肉棒を軽くしごいてやった。本当に少し・・・。
「うぅぅ、やめて下さい・・・!!出ちゃいま・・・」
「あらもう?ところで何が出ちゃうのかな?はっきり言いなさい」
そう言うが早いか指の動きを強くさらに早くする。
「うわぁぁぁ!!」
滝川の肉棒が規則正しく脈動し体がのけぞった。それにあわせて大量の白濁液が先端から飛び出る。
一部は原の足にかかった。それをシャワーの水で流れ落ちる前に掬い取ると味見するように舐め取る。
「あらあら、こんなに濃いのを一杯出したくせにあんまり衰えてないわね。まだ行けるでしょ?いやらしいスカウトさん?」
「うぐ・・・、ぐす・・・。もういやですよ・・・。やめて・・・ください・・・」



632前スレ829:04/05/03 16:39 ID:Su5E+qG1
「だめよ。まだまだ。ほら今度はこっちよ。しっかり舐めなさい」
滝川の哀願を退けると自身のクレパスを滝川の面前に持っていく。その滝川が鼻でその部分を嗅いでるのが分かる。
じっと目線を向けられさすがの原も顔を赤くした。さらに滝川が恥ずかしそうの顔を赤らめて自身のあらゆる匂いを嗅い
でると思うとさらに嗜虐心がくすぐられる。
「ほら、女性の香りがして綺麗でしょう?ね・・・、あん、もうがっつかないの」
いままで命令に従わされ、さらに原の女の匂いに鼻腔を刺激されたのも影響したのか滝川は簡単に命令に従った。
むしゃぶりつくように原のクレパスに顔を埋めた。二人しかいないシャワー室に滝川が原の秘所を舐めるいやらしい音が響く。
「いいわよ・・・。もっと舌を入れて強く吸い上げて・・・、ん、そんな感じよ・・・」
鼻で息をしながら必死に顔をうずめて言われるがままにさらに奥へと行こうとする。それを補助するように原の両手は
滝川の頭を強く押し付ける。
「うん・・・、イッちゃいそうよ・・・。特別に飲ませてあげるからしっかりと味わいなさい・・・。」
滝川の舌が秘所の内壁を舐め始めた途端だった。滝川にはそのような前兆を感じるすべは無かった。
「うえわっぷ!!」
「口を閉じちゃだめよ。しかっりと飲みなさい」
突然のことに驚いて顔を離した。だがそれが間違えだったことにすぐに気が付いた。まともに原のクレパスから流れ出る
液体をまともに顔に浴びた形になったからだ。開いていた口にはそれが容赦なく流れ込んでくる。思わず口を閉じようと
するが原の一言で口を開け広げたまま流れ込んでくるのに任せた。
「いい子ね。しっかりと飲み込みなさい。そう初めての女性の味は?おいしいでしょう?」
目をつぶりごくごくと飲みこんでいく滝川を見ながら次は何をしようかと考えてみる。これぐらいで許してあげるか・・・。
そう考えてみるがもう少し楽しんでみようとする心理のほうが勝った。
「よく出来ました。今度は私がしてあげる・・・。もう、そんなに警戒しないの」
原が屈み込んで滝川と同じ目線の位置まで腰を落とした。滝川は次に何をされるのか、本能的に体を硬くしたがまったく
考えが回らなかった。
ただ涎をたらしながら靄のかかった頭でもっと味わいたいという欲望のみが心の大半を占めていたから。
633前スレ829:04/05/03 16:42 ID:Su5E+qG1
滝川陽平物語、あと少しで終わりますのでもう少しお付き合いくださいな。
しかし社会人となると本当に時間がなくなるな・・・。
634瀬戸壬生@前スレ292:04/05/03 23:25 ID:d/oa+RHb
昨日の続き。

その壬生屋の姿を見て、瀬戸口の脳裏にある相関図が浮かんだ。
それは最初に感じた違和感と結びつき――瀬戸口は氷水に放り込まれたほどに一気に冷めた。
どこかで見た貌だと思ったのだ。
確か前に一度だけ・・・

<イイ。すごくイイィ!>

「・・・・・・っわぁぁぁぁ!!」
耐え切れずに瀬戸口は叫んだ。
「おや?どうしました?」
壬生屋の姿をしたソレはにやりと笑ってみせた。
腰を大きく回すようにうねらせ、両手でひらひらとバランスをとる姿がまるで踊っているようだった。
まんま岩田である。
当然狙っての行動だが。
「お前アリアンだろ!どういうつもりだ!」
「・・・このぐらいで萎えないでくださいよ。愛の狩人が聞いてあきれる」
瀬戸口は一度アリアンに遭ったことがあった。岩田の体を借りていたが
岩田とは顔筋の使い方が異なる(というか岩田が常人離れしている)ので随分違った容貌に見えた。
目の前の壬生屋はその岩田と同じ貌をしていた。
アリアン=岩田しか知らないためによりにもよって岩田を連想してしまったのだ。
「一万年生きても絶対無理だ!それよりなんで壬生屋に」
よっこいしょ、と瀬戸口の上から降りてアリアン=壬生屋が床に座り込んだ。
悪びれる様子もなく飄々と説明を始める。
635瀬戸壬生@前スレ292:04/05/03 23:26 ID:d/oa+RHb
「たまにはこういう『介入』もいいかと思いまして。本人の意に添わぬ行動をしたつもりはありませんよ。
この娘は意地っ張りで頑固で素直じゃない。
明日生きているかどうかもわからないのに。
だからたとえ記憶に残らなくても想いを遂げさせてやろうと思ったんです」
「そのあとどうすんだよ」
「貴方のことだから冷たくあしらったりはしないでしょう。
それどころか情がうつって優しくしてくれるかもしれない。彼女の夢です」
確かに。俺ならやりそうだ。
壬生屋は一度だけ寂しそうに目を伏せた。
「・・・・・・まあ、今回の『介入』は失敗したわけですが。
明日からは少しはこの娘を労わってあげてください。
・・・それでは」
「え?おい、ちょっと待っ・・・」
せめて着衣の乱れを直してから、と引きとめようとして壬生屋の両肩に手をかけたが遅かった。
一瞬脱力したように瞼が下り。ゆっくりと開いた。
「あ・・・あれ?・・・え?」
間違いなく壬生屋の貌で壬生屋が瀬戸口を見ている。
(殺される。絶対殺される)
比喩ではなくそう思い、全身総毛立った。
壬生屋は瀬戸口の顔を認識したのち自分の姿と背戸口の姿(両者下半身丸出し)をしっかり見た。
636前スレ292:04/05/04 00:01 ID:F0IZXxyX
今日はここまでです。

>前スレ829殿
原×滝いいですね。
命令しつつしっかり楽しんでる原さん萌え。
強制させておいてしっかりイカされてそれでもお姉さん。エロ。
シャワー室覗いてハァハァしてきまつ。
637名無しさん@ピンキー:04/05/04 03:25 ID:uJMstV+f
292タン最高です!
アリアンオチイイ!
みぶやんの逆襲待ってます!
638前スレ829:04/05/04 13:21 ID:35Fd6feq
原が滝川の肉棒へと手を伸ばす。一度大量に精を放出したにもかかわらずそれは最
初に見たときと殆ど大きさは変わっていない。
だが原にはそれがさらに大きくなっているようにも見えた。
『まだまだ楽しめそうね・・・』
そう思いながらゆっくりと手でしごいてやる。それに反応したのか滝川の肉棒はさらに熱
を帯び大きくなった。
「正直な子ね・・・。こうしたらどうなるのかな?」
「うわぁ・・・。ちょっと原さん・・・まって」
原は肉棒の周囲を舐め上げる。あわせて口に含んで舌でもてあそんでやる。
滝川は口ではそういうが抵抗のそぶりは見せない。最初の抵抗が嘘のようだと原は思った。
むしろ少し刺激を与えてやるだけで滝川はそのつど体を痙攣させる。よほどこの感触が気
持ちいいのかそれとも慣れ始めたのか腰を動かし始めた。
「もう、焦らないの。そんなにがっついちゃ駄目と言ってるでしょう?」
「でもオレ・・・オレもう・・・」
滝川が腰の動きを早めた。もどうしようもなくなった。の肉棒が規則正しく脈動した。それにあ
わせ又大量の精を吐き出す。
今度は立場が逆になった。滝川の液は原が亀頭の部分を舐め上げている途中だった。原の
顔はまともに滝川の精を受ける。だが原は顔についたそれを掬い取ると怪しい笑みを浮かべ
ながらそれを舐め取る。
「うふふ、さあ、逞しいんだからもう一回できるでしょう?さあ、メインディッシュよ・・・」
639前スレ829:04/05/05 02:11 ID:EOS6b2tU
「え、原さんちょっと・・・」
「ほら、分かるでしょ・・・。入っていくのが・・・」
原が腰を落とし自分の膣中へとうまく誘う。滝川は原の中へと簡単に入っていく自分のものをじっ
と見つめていた。
「わかるでしょう?奥まで入ってるのが。どう?私の中は?」
「あったかくてぬるぬるして・・・なんか変な感じ・・・うわ!!」
滝川が言い終わる前に原が動き始めた。始めはゆっくりと、だがしっかりと咥えこんではなさい。
初めての感触。滝川は下半身に痺れるような感覚に襲われた。
「まだ始まったばっかりよ。でもこれが仰け反るほど気持ちいいのかしら?」
「だってだって・・・」
「もうそんなに気持ちいいの?じゃあこれはどう?」
原がさらに激しく動く。だが初めての滝川には刺激が強すぎた。簡単に絶頂に迎えようとする。
「もうダメです!!・・・ひっ!!」
下半身に力をこめてきつく締め上げた。原はもう少し粘らせようとしたのだが逆効果だった。
また大量の精を吐き出す。まるで無尽蔵のタンクでも持っているのだろうか?こんな小さな体をし
てるくせに・・・。原はそんなことを考えてしまった。一度繋がりあっている部分を離す。膣内から
入りきらなかった滝川の白い精が滴り落ちる。
「気持ちよかった?こんなに一杯出して・・・そんな顔しないの。妊娠なんてしないんだから」
「うっく・・、ごめんなさい・・・」
涙目になって謝る滝川を無視して原は滝川の前に四つん這いになった。
640前スレ829:04/05/05 03:20 ID:EOS6b2tU
誘われるように滝川は自分の肉棒を原の膣内へと差し込む。
もう滝川は止まらなかった。原が背を向けたのが本当の合図だったのか
手で背中をなでていた両手で原の豊かな乳房を揉みはじめた。
それだけでは足りなかったのか原に覆い被さり舌で首筋や背中を舐め始める。
「さあ、もっとして頂戴な・・・。ああん!!いいわ・・・、また奥まで届いて・・・」
「ふうぅfぅ・・・」
滝川が覆い被さるように体を倒した。背中と腹が密着し汗と水が混ざり合い押し出
されていく。そして顔は丁度原の顔の横に来るようにしていた・・・。
「滝川君たらキスしてほしいのかな?いいわよ口でも私をたっぷり味わいなさい・・・」
腹の舌と滝川に舌が絡み合う。最初は遠かったがそれはすぐに解消された。
滝川はもっと深いキスを望んだ。だが腰の動きは停まらない。むしろ早くなっていく一方だった
「あら、まだまだいけそうね・・・。満足できそう?」
少し焚きつけてみる。案の定滝川は予想どうりの反応を示した。
「オレ・・・何度でも・・・、何度でも・・・!!」
「いいわよ。もっとして頂戴・・・あああん!!」
さらに滝川は動きを早めた。まるで獣だ・・。原はそう思った。しかし原もそれに合わせて動くのは
荒々しいその動きが気に入ったからなのか。
シャワー室の二人の行為はさらに続いていく・・・。
641前スレ829:04/05/05 03:32 ID:EOS6b2tU
「久しぶりで気持ちよかったわ。あらやだもう、そんな顔しない。男の子なんだから」
「・・・・・・」
十回近い行為が終わった後、滝川は最初のように体中泡だらけにされて洗われていた。
だがその表情は恥ずかしかったのかそれともレイプ同然に犯されたのに怒っているの
か良く分からない混ぜこぜの表情である
「もうしょうがないな。あ。そうだ。もし・・・」
滝がの耳に耳打ちした。それを聞いた滝川の顔に見る見る生気が戻る。
「ホントですか?ホントに手配してくれるんですか!?」
「大丈夫。約束してあげるから、嘘はつかないわよ」
「じゃあ・・・!!」
滝川が右手の小指を差し出す。
「うん、いいわよ指きりげんまん。さあ約束したらしっかり体を綺麗にしなさい。分かった?」
「ハイ!!!!」
そんな大声出さなくても、聞こえるわよ・・・。そう言おうとしたが原はやめた。
『さっきまであんなにこんがらがってたくせに・・・、立ち直りが早いんだから』
正直な感想である。
642前スレ829:04/05/05 03:50 ID:EOS6b2tU
その後、滝川は技能をとったりランク上げを行ったり、壬生屋の一番機の火器管制装置
を借りて火器管制装置の設定の練習をし始めた――無許可で。
最初は三番機のを借りようとしたのだが芝村に断られただけである。
『いじくられて又設定を元に戻すのは手間がかかる。断る』
『参考にしようとしたんだけどな・・・。』
そういわれてすごすごと引き下がった。がそれでも設定の練習はしたかった。そんな時閃いた。
『・・・あ、一番機があるじゃん!!壬生屋の奴はどうせ火器使わないから黙ってればわかん
ねーし・・・』
だが次の日にはばれていた。知らないのは無論滝川だけ。黙認なのかそれとも許可なのか・・・。
一応はスカウトとして出撃はこなした。そこでも色々技術を吸収した。
機関銃の標準器をしっかり調整すること、残弾は常に意識すること、そして狙いをとにかくキッチリ
つければ必ず当てれる事・・・。兵士としては普通のことである。気付くのが遅いぐらいである・・・。
だが滝川は何とかその遅れを取り戻そうとしていた。
・・・
出撃命令。聞きなれたアナウンスが響き学校は途端に殺気立つ。
そんな中、滝川はいつもの装備をチェックして取り付けていく。少し前は人に手伝ってもらった
のだがこれも成長であろうか。
「よっしゃ!!今日もガンバルか!!」
そう自分に言い聞かせるとトラックに便乗しようとハンガーに向かった。
そこで待っていたのは原であった。滝川の姿を確認すると手招きした。
643名無しさん@ピンキー:04/05/05 04:08 ID:EOS6b2tU
「なんです?」
「これなーんだ?」
原がヒラヒラと滝川の目の前で書類を泳がした。何かなと思って滝川がそれに食いついてみる。
補給関係の書類だった内容はというと・・・。
「これってホントですか?まさか悪戯じゃあ・・・」
一応疑い深くなっているようだ。
「正規の書類よ。そうね、早ければ明日には着くわ。着いたら懲罰スカウトは終わりにしてあ
げる。どう?うれしい?」
「ハイ!!よっしゃーーー!!!」
「感謝なさい。色んなところに手を回してあげたんだから・・・」
「ハイ!!ありがとうございました!!」
そういいながら体は小刻みに震えている。よほど嬉しかったのだろうか、かろうじて自制が聞いて
る状態だ。
「さあ、喜ぶのは後よ。車に乗った乗った」
「はーい・・・」
滝川は現実に引き戻されたのが不満なのかふてくされ顔で答えた。
644前スレ829:04/05/05 04:15 ID:EOS6b2tU
簡単な作戦だった。金床役を引き受けた5121や戦車小隊の戦隊戦線で幻獣を受け止めて
る間にハンマー役の左右の戦隊が包囲し殲滅する。
結果は最高だった。5121や他の部隊は追撃し十分な損害を与えれた。
・・・
5121は戦線の塹壕陣地に戻ろうとしていた。ここを通って整備班の仮設陣地に帰到、必
要な整備弾薬補給を行い暫らく警戒待機する。その予定だった。
滝川は先頭の指揮車の右後方大体三メートルのところを歩いていた。心はウキウキだった。
明日になれば危険なスカウトは終わり。士魂号乗りに復帰できる・・・
「でも楽しかったよなー、スカウトも」
誰も聞いていないことをいいことに独り言を喋る.。他のスカウトや士魂号は指揮車から結構
離れている。聞かれる心配は無い。
一歩歩くたびに士魂号が近づいている。そんな感覚だった。勿論後ろの二機ではない。
「ふふんふーん」
終いには鼻歌まで歌い始めた。
その時だった。何か音がした。虫が飛んでるような音・・・。
なんだろうと思って耳を澄ました。その瞬間、何かが突き刺さるような感覚が一瞬・・・。
その次の瞬間、ほんの一秒にも満たない時間で滝川の意識が飛んだ・・・。
645前スレ829:04/05/05 04:28 ID:EOS6b2tU
最初に異常に気がついたのは一番機の壬生屋だった。後続の先頭であったので滝川
が突然飛んだ思うと転がり対戦車壕に落ちていった。
「滝川さん?どうしたんです?滝川さん!?」
応答無し?どうしたんのかと思いもう一度交信しようとした時瀬戸口が割り込んだ。
・・・
「どうした壬生屋?滝川がどうかしたか?あいつなら後ろにいるぞ」
『いえ、・・・滝川さんが・・・』
『若宮だ。味方から射撃されてるぞ!!早くやめさせろ!!』
味方から撃たれてる?そういわれてもピンとこなかった。しかし次に聞いた音で分かった。
銃弾が指揮車の装甲板にあたる音・・・。
「石津さん、信号弾を!!」
善行が指示を出した。無線機から若宮から罵声が飛んで来ている。石津はそんな
怒鳴り声を気にせず雑具箱から信号弾拳銃を出すと砲塔ハッチから手を出し打ち出した。
赤と青、それに緑を二つ。
これで大丈夫・・・。瀬戸口はそう思ったが装甲板をたたく音は一向にやまなかった。
・・・
「壬生屋、滝川のいる地点に前進して一番機を盾にしろ。12.7o程度なら装甲を貫通されまい」
『でも・・・そんなことしたら・・・』
「良いから行け!!大丈夫だ!!若宮、来須、そなたらは一番機の陰に隠れて進め。滝川を
対戦車壕から助けてやれ。それと厚志、機体を右の陣地に向けて前進させろ」
「了解。でもどうする・・・」
「こうするんだ」
速水が機体を動かし始めたときには20o機関砲の標準がつけられていた。次の瞬間には引き
金が引かれた。塹壕線の兵士の目の前に着弾していく。
兵士に当りませんように・・。速水は機体を動かしながらそう思わずにいられなかった
646名無しさん@ピンキー:04/05/05 04:31 ID:4cXOfArH
(;´Д`)ハァハァ
647前スレ829:04/05/05 04:40 ID:EOS6b2tU
銃撃が終わったのカン、カンという音がやんだ。瀬戸口は止んだのを確認するのもも
どかしくすぐに壬生屋に滝川の位置を聞く。
「壬生屋、滝川の位置は何処だ?」
『指揮車の後方、大体7メートルです!!』
「加藤さん、バックして下さい。石津さんは担架の準備を、滝川君を収容します」
善行の指示が又飛んだ。加藤と石津が返事をするのと同時に指揮車がバックし始めた。
・・・
指揮車が到着した。ほんの数メートルであるので早いのも当然である。
到着したと同時に後部ハッチから石津が猫のように飛び出てくる。右手に折りたたみ担
架、左手には医療用のバックを持っている。
「こっちだ石津!!担架を頼む!!」
すでに滝川の体は壕内から引き上げられていた。
「来須、そっちを持て、担架に乗せるぞ」
担架を持ちながら石津は考えた。
『ひどい傷・・・』
来須が担架を持つ。慌てて石津が担架の片側を持つと指揮車へと走った。
648前スレ829:04/05/05 04:57 ID:EOS6b2tU
「ようちゃん・・・」
東原が悲しそうに呟く。瀬戸口と善行は顔を見合わせた。あっちはたぶん同じことを考えている。
絶対に助からない。滝川の傷はレベルや助かるとかの問題ではなかった。
おそらく12.7oが直撃したのだろうか?左腕は肩から根こそぎ無い。胸に傷はないように見える。
だが左の腰部分に命中している。腹の内臓は衝撃でばらばらになっていた。右足にはすねの部
分に命中していた。無論吹き飛ばされている。
だがさすがは第六世代というべきなのかまだ意識があった。だが完全に混濁している。右手が
空をさまよいはじめた。東原がその手を握ってやる。力なく握り返しているのが分かる。
「・・・しれー・・・」
か細い声。口元に耳を近づけなければ後の台詞は聞き取れそうに無かった。
「なんです?」
「おれ・・・また・・・のれま・・・か?」
「ようちゃんしんじゃやだよ・・・」
それを見ていた東原が泣き出した。泣く東原を瀬戸口は滝川から引きはした。
善行は最後の言葉を選んだ。どういってやるべきか?
だが言葉を選んでいるうちに意識は混濁の海に沈んでいった・・・。
・・・
滝川は最後に沢山の声を聞いた気がした。最後に右手を握られたような感覚がした。殆ど意識の
無いときにかけられた最後の声と、とうに感覚を失っていたはずの右手を握った手の感触・・・。
どこかで感じたような気がした。だが思い出す前には意識と世界を結ぶ糸は断ち切られた。
649前スレ829:04/05/05 05:04 ID:EOS6b2tU
次の日の戦死広報に滝川陽平の名前が載った。長くなる一方の戦死者リストにはたった
2行の記録しか残されなかった。だがなぜかそこには戦車搭乗中に戦死したと記載されている。
補充された二番機は他の隊員が乗り、戦後射爆場の標的として使われ後に廃棄処分となった。
戦後、熊本城内に立てられた熊本攻防戦の慰霊碑にも同様に戦車搭乗中に戦死と掘り込まれた。
そしてそこには必ず花が添えられていた。
650前スレ829:04/05/05 05:06 ID:EOS6b2tU
長文駄文、スイマセンデシタ・・・。記録が消えて最後の方はかなり端折りました・・・。
さあエロ無しスレの続きをやらんとね・・・

又ネタができたら来ますんでそのときはよろしくお願いいたします・・・。

651瀬戸壬生@前スレ292:04/05/05 16:45 ID:ZkRtB9ty
>前スレ829殿乙。
まさか戦死するとは!
自分は滝川戦死イベント見たことないのですが
せせ切ねぇー!
エロなしスレも楽しみにしてますです。
これ保管庫には完全版として収録できないかなぁ。

さて私の瀬戸壬生も終りです。
壬生屋逆襲せず。のまっき♪
652瀬戸壬生@前スレ292:04/05/05 16:47 ID:ZkRtB9ty
「き・・・っぃやぁああああああ!」
絶叫。
壬生屋の顔は赤を通り越して青ざめていた。
「こ、こ、こ・・・な・・・」
ひとしきり叫んだのち混乱と酸素不足で口をぱくぱくさせるが言葉にならない。
「こないで」か「これはいったい何ですか?」と言おうとしたのだろう。
しかし双方ふるちんであり、壬生屋の肩に手をかけて今まさに押し倒さんとする瀬戸口に
上品な言い訳などあるはずもなかった。このまま壬生屋が平常心を取り戻したとき――
一刀両断である。

「悪かった!!」
瀬戸口は大げさに両手をついた。もうこうなったら混乱に乗じてうやむやにするしかない。
「すまん!一緒に仕事してたらムラムラして・・・
壬生屋があんまり綺麗でかわいい(ここ強調)から我慢できなくなってしまったんだ!」
ありえねえ。と瀬戸口は心の中で目と同じ幅の涙を流しながら思った。絶対ありえねえ。
でもまさか「お前のほうから誘ってきたんだ」などと言えるはずもない。
アリアンのことを話しても話し終える前に殺られるのがオチだ。
しかしこの程度で丸め込まれる壬生屋ではなかった。混乱していた感情は結局激怒に落ち着いた。
「あ、あなたはいつもこんなことをしているのですか!不潔です!!
しかも見た目がよければすぐにこんな、ふ、ふしだらな」
壬生屋は左手で胴着の前を掻き合わせた。右手の人差し指でまっすぐ瀬戸口を指す。
混乱から怒りにシフトしつつも「綺麗でかわいい」を否定しないあたりは流石というべきだが、
怒らせてしまった以上瀬戸口も「ハイ。いつもしてます」などと正直に申告できる場面ではない。
「違う!!!」
瀬戸口、もう自棄である。
「お前が、好きなんだ!」
653瀬戸壬生@前スレ292:04/05/05 16:48 ID:ZkRtB9ty
「・・・はっ?」
思いもよらない発言に壬生屋は白くなった。
ここで信じてもらえなければ生命の危機である。
一瞬の隙を突いて瀬戸口は一気にたたみかけた。
「本当だ!初めて会ったときから好きだったんだ!!
愛しているんだ!!」
背中一面びっしょりと冷や汗でぬらしながら必死で叫んだ。
ここまで切羽詰っていてもすらすらと台詞が出る自分が少し悲しいと愛の伝道師は思いながら。
「・・・そうですか・・・」
魂の叫びのような愛の告白を、壬生屋はぽかんと口をあけたまま最後まで聞いて、
それだけをつぶやいた。
あっさり流された格好の瀬戸口は目を血走らせ、口と肩で息をしている。
額といわず顔といわず、汗まみれで制服を張り付かせてまっすぐに懇願する男を見て、
壬生屋はなぜだか笑いたくなった。
目の前の情けない男も、意地っ張りな自分も、とても可笑しいと思ったのだ。
「お、おい」
壬生屋は急にクスクスと笑い出した。瀬戸口が不安そうに見上げる。
「わかりました。許してあげます」
笑い声にあわせて長い髪が揺れる。その中からすっきりとした笑顔が瀬戸口を見下ろした。
「私も、貴方が好きです」
今度は瀬戸口が唖然とする番だった。
本気でかわいいと、綺麗だと思ってしまったのだ。
「ふつつかものですがどうぞよろしくお願いします」
まだ笑ったまま降ろされた頭を引き寄せて、軽く口付ける。意外と抵抗はなかった。
「こちらこそ」
どこかでファンファーレが鳴った。

※瀬戸口と壬生屋は恋人同士になりました※
654瀬戸壬生@前スレ292:04/05/05 16:49 ID:ZkRtB9ty
――まぁ、いいか。
結局はアリアンの思う壺かと思ったが、着物をなおしている壬生屋が幸せそうなのを見ると
腹も立たなかった。
「なぁ、ところで」
「・・・続きは終業時間の後です」
「はいはい」
「はいは一回。さ、仕事を終わらせてしまいましょう」
「はーい。と、その前に。お前ちょっとおでこ変だぞ」
「えっ?」
と振り返ったおでこに
ちゅ。
「これでよし」
「・・・・・・ズルイ」
真っ赤になる壬生屋。怒っているのではなく照れている。

・・・やべえ。本気ではまるかも。ま、それも・・・


655瀬戸壬生@前スレ292:04/05/05 17:00 ID:ZkRtB9ty
瀬戸口×壬生屋でした。
最後もう1ラウンドの予定だったのですが
意外に瀬戸口が乙女で少女マンガになってしまいました。
ラブいSSが書きたかったのでこれでもいいや。
「終業時間の後」はいつか書きたいですがいつになるのやら。
656名無しさん@ピンキー:04/05/05 21:07 ID:s5KV2Why
お二方とも良作ありがとー。堪能しました。
657名無しさん@ピンキー:04/05/06 01:31 ID:aoSYlX9B
瀬戸×壬生は最高だと思います。

壬生屋視点も見たいなー。(マテ
658OVERS:04/05/08 01:16 ID:rggKGmop
んじゃ穴埋め〜

しばらく日を挟み、滝川はてに数枚の万札を握り店に訪れた。「あの娘」は
店の奥にいるようで声は聞こえる。

「店長!」
「ん?あぁオマエか どうした?」
「…そのコ いくらなんだ?」
「!?」
「いくらだって聞いてるんだ! 今コレだけしかないから足りない分は後で払う!」
「正気か?」
「あぁ!」

数分後人目を盗んで人影が2つ、店から駆け抜けて行った。店を出る際、店長
から聞いた言葉を滝川は反すうしていた。

「壊れたって言ってもな (リセットがかかった状態)だ つまり赤ん坊同然だって
 のを忘れんなよ? コイツは一人じゃ何も出来ねぇんだ 間違ってもオマエが
 考えるようなこと…すんじゃねぇぞ?」

同時に何年か前に十数年監禁された女の子のニュースを思い出した。
659OVERS:04/05/08 01:24 ID:rggKGmop
「なぁ速水 戦車関係の勉強とか教えてくれないか?」
「え・どうしたの今更?」
「いいから教えろよ!」

「あ・若宮センパイ 来栖センパイ カトラスの上手い使い方教えてください!」
「おう いいぞー」
「…?」


「なぁなぁ指令 最近タッキーみょーにはりきっとらん?」
「今まで何もしてなかったことに反省でもしたんですかねぇ? ま・ヤル気がある
 のは良いことですよ 3日坊主にならなければ良いですがねぇ」

はりきるのも当然だ。今の滝川は2人分の生活を切り盛りしなくてはならないの
だ。あの娘を自宅に連れて帰ることが出来なかった滝川は、誰にも秘密でアパ
ートを借りそこで2人で暮らすことを決めた。どうせ家にもいたくない…それなら
いっそと思い切った行動に出たのだ。
660OVERS:04/05/08 01:37 ID:rggKGmop
「ののぉー 今帰ったぞー」
「よーへー おかえりぃー」
「今日はカレー作ってやっからなー」
「よーへーの作ったカレーすきぃー」
「嬉しい事言ってくれるじゃねーかぁー」

元々頭が良いのか「のの」と名づけたその娘は言葉をどんどん憶え、わずか
一ヶ月足らずで「年の離れた妹」並に会話が出来るようになっていた。

「子供育てるって…こんな感じなのかなぁ〜 大変だけど悪い気分じゃねぇーな
 ………母さんも…そうだったのかな…」

ののが寝返りを打つ姿を見て滝川は一人涙した。その時寝巻き代わりにと着せ
てたYシャツがおもむろにはだけた。

「!!」

白くキレイな肌があらわになり、ふくらみかけの乳房に目が釘付けになった。


続く
661ウルソas前スレ292:04/05/09 23:42 ID:8pj7nwT1
いちいち「前スレ」が面倒なので名乗ります
また細切れですが瀬戸壬生いきます
瀬戸のの前提瀬戸壬生なんで暗い話ですが
どうぞおつきあいくださいませ。
662瀬戸壬生’@ウルソ:04/05/09 23:43 ID:8pj7nwT1
司令車の窓には砲弾よけの金網がついている。内側はカーテンで覆われほとんど光が入らないようになっている。
計器類への光の反射を防ぐためらしいが、それならいっそ窓を無くせばよかったのにと文句をつけたことがある。
――まぁ、元は普通の車ですから。
善行はあっさりと認めた。
――装甲車じゃないんですよコレ。なんとか繕ってはいますがね、ハリボテもいいとこです。
ごてごてと貼り付けられた鋼板を手の甲で叩いてみせた音は、たしかにその下の「普通の車」の響きがあった。

光を通してはいけない窓。無駄な透明。
瀬戸口は眉をしかめた。何かに苛立ったことを覚えている。

壬生屋は閉め切った司令車の中で腕をのばした。
ステップにほとんど爪先立ちになり、膝を軽く曲げて腰を突き出した格好で支えているためひどく不安定だったからだ。
つかまる場所を求めて窓枠に指を掛けた。
カーテンが動いて金網模様の光が司令車の中を揺れる。
壬生屋のすんなりと伸びた腕が、丸い肩が、肩から背中に落ちる艶やかな髪が、白い両の乳房が、
その下に続く滑らかな肌が一定のリズムで揺れているのが一瞬浮かんで消えた。
壬生屋は全裸である。
一人ではない。
まだ明るいうちから司令車に連れ込まれ半ば無理矢理脱がされたのだ。
慣れた手は性急な愛撫でも充分すぎるほどで、壬生屋はあっさり陥落した。
瀬戸口は上着を脱ぎ、下は前だけをくつろげた状態で壬生屋を責めている。
663瀬戸壬生’@ウルソ:04/05/09 23:47 ID:8pj7nwT1
えーこんな感じですが
瀬戸壬生のラブラブがお好きな方は読まないほうが吉です。

>621
瀬戸ののはこの瀬戸壬生’の後の話になります
どうか気長に待ってください。
がんばりますので。
664名無しさん@ピンキー:04/05/11 00:42 ID:swxguc7f
現在アルファシステムサーガからアルファシステムが関わった作品リスト製作中。
近々うぷするが、意外すぎる作品にも関わってまつ。
まだ気が早いが、次スレテンプレに採用できるようなのを作り上げたいものよ。
665瀬戸壬生’@ウルソ:04/05/11 23:31 ID:nFe1VWuK
壬生屋は窓枠に取り縋った指に顔を押し当てた。
「・・・っ・・・う・・・・・・」
ぎりりとカーテンを握り締めた指に歯を立てた。そうでもしないと声が出てしまう。
こんなに狭い場所では声の逃げどころがない。自分のそんな声は聞きたくない。

そんなことになったら彼の気配が薄まってしまう。
折角そばにいるのに。

かたくなに反応を抑える身体に焦れたのか、瀬戸口は片腕で壬生屋を抱き寄せた。
前に回した手で片方のふくらみに触れた。下から捏ねるように柔らかく揉みあげる。
汗ばんだ肌が指に応えるように吸い付き、紅い先端をわななかせた。
それは白くなめらかな肌に揺れる可憐な蕾のよう。
数度強く揉み込んで先端を絞るように摘み上げた。散らすようにしごくとたまらず背がしなった。
背に流れる髪が左右に割れて朱に染まったうなじと白い背があらわになる。
瀬戸口は吸い寄せられるように背に唇を寄せた。
びくり、と壬生屋が上体を緊張させた。
「っふ・・・う・・・はぁ・・・」
声は殺せても、感じている体は誤魔化しようもない。
塞いだ口端から唾液が溢れ、透明な筋となって腕をつたう。
そのように懸命に息を殺すのを無視して舐めあげられた。
肩甲骨の内側を舌でじっくりとなぞり。首の付け根を強く吸い上げて。
いやいやをするように左右に振られる首を手のひらで捕らえて耳元まで唇を這わせた。
薄い耳たぶに歯を立てたとき、壬生屋はついに音を上げた。
噛まれた場所が火のついたように熱かった。
思わず首をそらせてしまい、戒めを解かれた唇からは涎と濡れた声が溢れおちた。
「はぁう!・・・――あぁ、あっ――」
666四条 ◆JeifwUNjEA :04/05/12 15:36 ID:7FcdlhhG
(;´Д`)ハアハア ガンガレウルソ氏!

前にうpした長編の続きみたいのなをやっとこさ書き始めた訳ですが
式神のエロネタも一緒にうpするんでガンパレの方はエロなしでもいいでつか?
ヤっても新鮮味なしのカポーばっかりなのですよ
667名無しさん@ピンキー:04/05/12 16:00 ID:daWwE5VS
どぞどぞ四条どの。
いくらでも投下してくだされ。
欲を言えばエロパロ板でございますから、エロなしなら風味だけでも漂わせていただけるとなおありがたいですが。
668OVERS:04/05/14 22:53 ID:wUdpyXKU
やっぱ終わってからの方が良いみたいなんで終わるまで休みます〜。
四条さんの邪魔になってしまってスマンです;;
669四条 ◆JeifwUNjEA :04/05/15 03:08 ID:pq3eksxe
>OVERS殿
邪魔ではないっすよ
漏れのが完成するのは当分先なんでネタがあるならガシガシ投下してくださいな
「今月中は無理」に300万ペリカってくらいですよ
670瀬戸壬生’@ウルソ:04/05/15 20:52 ID:2vYZo1Jo
咄嗟に口元へ引き寄せられる手首を瀬戸口は背後から捕まえ、
もう一方の手と一まとめにして引きあげた。
震える腰を片腕で支え、ぎりぎりまで引き抜く。
「声」
「うぅ…っふ…や」
壬生屋は必死で首を振った。
装甲のせいかやけに音が響くのだ。床のきしむ音、もちろん濡れそぼつ秘所からも。
瀬戸口は苛ついたように壬生屋の白い尻へと自身を突き入れた。
「あふぅ!あぁ、っく…いやぁぁ」
「コエ、出せよ。無駄だって」
ヌチュ、ヌチュッと長いストロークで最奥を突かれる。肉棒が埋まる度に透明な体液が溢れ、
それは壬生屋の引き締まった太ももを伝い足元に脱ぎ捨てられた朱袴に染みを広げていった。
「…っ…も…終わらせて……」
壬生屋は饒舌な体を否定するように唇を引きしばり、肩越しに瀬戸口をにらみつけた。
671OVERS:04/05/15 23:33 ID:iVhUh6Dk
ウルソさんもすまないです。どんどん頑張っちゃって下さいね!
672瀬戸壬生’@ウルソ:04/05/16 03:07 ID:sohPdmaW
気丈に振舞ったつもりだが、潤んだ瞳はむしろ壬生屋の限界が近いことを主張していた。
(そのくせ最後までキレイでいるつもりかよ)
瀬戸口は小さく舌打ちをすると、腰を掴んでいた手を前へ滑り込ませた。
「い…いや!そこはッ」
ずっぷりと瀬戸口を咥えこんだ場所に指を感じて壬生屋は思わず腰を引いた。
いきおい尻を突き出す格好になり、より受け入れやすい体勢となったそこが
瀬戸口の視線にさらされる。
暗闇に慣れた目には、ヌラヌラと濡れ光る淫唇と
直上の仄暗いすぼまりまではっきりと見えていた。
腰を打ち付けるたびに溢れる愛液は肌の摩擦によって割れ目全体に広がり、
蟻の門渡りを越えてアヌスの表面まで濡らしていた。
「…やらしい」
「なに…」
「尻まで濡れてる」
「!…嘘…やめて…あぁ」
結合部に添えた指を前後に動かす。
未だ肉付きの薄い秘唇を左右に開き、真っ赤に充血した粘膜を直接弄った。
ヒダを肉棒と指の間で挟むと摩擦のたびにクチュクチュと鳴った。
「ホラ聞こえるだろ?これだけ濡れてるんだぜ」
「いやぁ…あぁぁぁ…うぅ…」
言葉では拒絶しているが、明らかに嬌声が混じっている。
壬生屋はいつしか自ら腰を動かし瀬戸口の指へ淫唇をこすり付けていた。
673瀬戸壬生’@ウルソ:04/05/16 03:26 ID:sohPdmaW
壬生屋が快楽の階段を登り始める。腰の動きが激しくなり、
それにつれて水音が高まってきたとき、不意に瀬戸口は指を引き抜いた。
「や、やめて…ああ…ん…?…」
壬生屋は急に物足りなくなった刺激を求めて無意識に腰を動かした。
秘裂の上の淡い茂みで指を遊ばせながら瀬戸口が笑った。
「腰振ってるくせに何言ってんだよ。ココも」
そう言い放つと両の秘唇の合わさる場所−最も敏感な器官を指で摘んだ。
「あはあぁぁぁ!」
「やっぱり。スゲエ勃ってる」
肉芽は充血しぷっくりと起ちあがっていた。
瀬戸口はその包皮をめくり上げ、左右と上から3本の指で挟みこむとコリコリと捏ね回した。
「あふぅぅ…あぁ、だめ…だめですぅ…」
快楽に耐え切れず壬生屋の膝ががくがくと揺れた。
刺激が強すぎる。
「何?何が駄目なんだ?」
壬生屋の手首を拘束していた腕を放し、腰をわし掴みにして激しく突き上げる。
親指の力が強すぎて尻が引かれ、快楽にヒクつく秘所とアヌスが露になった。
「こ…あぁぁぁ!こんな…こんなッ、あくぅ!されたら…
いっちゃ…う……あ…い…く…いく!いくぅ!」
瀬戸口は壬生屋の限界を知り、一気に堕としにかかった。
クリトリスを指で押しつぶすように弄り、その裏めがけて肉棒をたたきつける。
壬生屋の膣内が急に絞るように蠕動した。
瀬戸口を受け入れた秘唇から、また新たな蜜が流れ出る。
それは瀬戸口の指を伝い垂れ落ちていった。
674瀬戸壬生’@ウルソ:04/05/16 03:28 ID:sohPdmaW
しかし壬生屋が絶頂を迎えても、瀬戸口の責めは緩まなかった。
「イった?」
「いやぁ…もう…許して…はぁっ…くださ…あう!」
絶頂のまま、あえぎ声を隠そうともせず懇願する壬生屋を無視して
瀬戸口は指の力を強めた。
「俺はまだなんだよ」
そう言って、尻を掴んでいる手の親指をアヌスにあてがう。
ぬちゅ…と微妙に濡れた音を立てたそこは、膣内と連動してヒクヒクと収縮を繰り返していた。
「い…いや!いや!」
未だ触れられたことのない排泄器官を撫でられ壬生屋の身体が拒絶を示す。
しかしそれは更なる締め付けを呼び起こし、より強い官能となって壬生屋を苛んだ。
「…っく…そ、そんな…いや…あぁぁ…」
「締まってるぜ」
「やめてぇ…言わないで……あぁ」
3点を同時に攻められ、達したはずの身体がより高い絶頂を上り詰める。
「キツ…そろそろ…ッ」
「また…いっちゃ…うぅ…いっちゃう…ッ!」
ひときわ強く子宮口を突き上げられ、最奥に熱い精が注がれた瞬間、壬生屋は2度目の絶頂を迎えた。
「あぁ…中…が」
中でビュクビュクと瀬戸口が残りの精を吐き出している。
それを感じ、壬生屋は数度身体を痙攣させた。
吐精の熱だけで軽く達するほど敏感になっていた。
675瀬戸壬生’@ウルソ:04/05/16 03:40 ID:sohPdmaW
終わりじゃないぞ。もうちょっと続くんじゃ(ただしエロ以外

>OVERS殿
気を使わせたようで申し訳ない。
週末なのでなるべく進めようと思います。
676名無しさん@ピンキー:04/05/18 22:30 ID:rEBQJIiP
絢爛舞踏祭ネタはないものか・・・
677名無しさん@ピンキー:04/05/19 03:13 ID:CZBt8Iii
保管庫作ってもいいですか?
678瀬戸壬生’@ウルソ:04/05/20 22:27 ID:8AF/Nat5
「続く」といったもののまだできてません。

お詫びといってはあまりにお粗末ですが壬生屋

ttp://www.42ch.net/UploaderAnime/source/1085059524.JPG

画像が表示されない方、安心してください私もです
679名無しさん@ピンキー:04/05/20 23:07 ID:PPIVXwV+
>678
 ?
680瀬戸壬生’@ウルソ:04/05/21 00:01 ID:HPU6+tAz
やりなおし
ttp://uploader.org/adult/data/up1878.jpg

果てしなくスレ汚しな気が。
681名無しさん@ピンキー:04/05/21 20:50 ID:gbfO/5qJ
ウルソさんガンガレ
続き楽しみにしてまつヽ(´ー`)ノ
682名無しさん@ピンキー:04/05/23 20:33 ID:eHBq02xi
>>677
2chエロパロ板SS保管庫
http://adult.csx.jp/~database/index.html
「ゲームの部屋その1」に保管されています。
683瀬戸壬生’@ウルソ:04/05/25 00:20 ID:KzL7ly8l

そもそも二人の関係は最初から険悪なものだった。

瀬戸口は初対面で潔癖な壬生屋を激怒させ、以降なにかと小言(たまに鉄拳制裁)を食らっていた。
壬生屋が瀬戸口に突っかかる。瀬戸口が逃げる。
それが二人の付き合い方といえばそうだったし、ある程度のバランスは取れているように見えた。
しかしその関係はある日を境にぐらつき始めた。そう。
ののみが瀬戸口の恋人となった時に。

きっかけは他愛ないことだったのだ。ただし以前の二人なら、だが。
休日女子校の生徒と二人で歩いていたところを壬生屋に見られ、翌朝校門前で怒鳴られたのだ。
うんざりした瀬戸口は逃げ出して倉庫に隠れた。
壬生屋はそれを執念で見つけ出して感情のままにまくしたてた。
いつものことだからとへらへら言い訳をしていた瀬戸口だったが、壬生屋の一言で表情を一変させた。
「こんなことではののみさんが可哀想です」
「勝手に決めるな。お前には関係無い」
静かに、だが一瞬で顔つきを険しいものへと変化させた男は
殺意すら押し殺したような声で言い放った。
「俺には何を言っても構わない。好きにすればいい。
だが、俺とののみのことに口出しはするな」
「な…」
あまりにも身勝手な言い草だが、瀬戸口の気迫に圧されて壬生屋は口篭った。
瀬戸口はそれをつまらなさそうに見やり、さらに凍るような口調で言葉を重ねた。
怒っていた。
「俺が誰と居ようと、どれだけ汚れていようと、あの子には関係ない。
お前にも、誰にも関係ない。大体俺は――」

「お前が嫌いだ」
全身で正義を主張するお前が。妥協を許さないお前が。
遠い昔に失われたひとにどこか似ているお前が。

684瀬戸壬生’@ウルソ:04/05/27 00:58 ID:7cDX5sCf

壬生屋は唇を噛んでうつむいた。
理由はわからないが悔しかった。自分が間違っているのだとは感じていたが、それを無意識下に押し込めた。
謝罪のかわりに出たのは、低いひくい声。
「私が嫌いなら・・・同じようにすればいいでしょう」
憎んでいるならできるでしょう?
「ほかの女の方たちと同じように、身代わりにすればいいでしょう。ののみさんの――」

どうしてあんなに下劣な台詞が口にできたのか、壬生屋には今でも解らない。

「抱けないあの子の、代わりに」


そのまま、手荒に犯された。
ほとんど抵抗はしなかった。
埃っぽい倉庫の床の上で背骨が軋んでも、無理に開かされたソコが紅い涙を流しても。
それでも壬生屋は声を上げなかった。
瀬戸口が、泣いているような気がしたからだ。

685名無しさん@ピンキー:04/05/28 01:31 ID:V4gK1EOK
絵師の方もいらっしゃるみたいなので思いきって絵板借りました。

ttp://www14.oekakibbs.com/bbs/x-gpm/oekakibbs.cgi

ウルソさんお話の途中にごめんなさい;
686瀬戸壬生’@ウルソ:04/05/30 23:55 ID:KzjXweCR
関係を持ってからも瀬戸口は態度を変えることは無かった。
ただばれるような女遊びはしなくなったようだった。
壬生屋が瀬戸口につっかかることも無くなり、
どことなくよそよそしい丁寧語で仕事の話をするとき以外は話しかけなくなった。

瀬戸口は時々思い出したように壬生屋を抱いた。
最初のように乱暴なことはせず、じっくりと壬生屋に快感を覚えさせていった。
行為の場所はいつも学校で、どちらかの家に行くことはなかった。
瀬戸口は誰も来ない場所を確保するのが上手かった。
慣れたように一定の手順を踏み嬌声を引き出す。
反応が熟れたころに欲望を吐き出して終わる。
細々とした関係だった。

(自分は瀬戸口に恋をしているのだろうか)
壬生屋は時折自問する。
彼の隣にいるののみが羨ましかった。その代わりにすらなれない自分が嫌いだった。
こんな醜い感情は恋とは違うと思う。ただ
――この関係もいつかは倦む。
そう言いたげな瀬戸口が悲しかった。
彼にとってはののみ以外は本当にどうでもよいのだ。
ただ彼女が綺麗でありさえすれば。

身づくろいを終えて壬生屋が立ち上がった。
「…仕事に戻ります」
「ああ」
「あなたも早く服を着たほうがいいですよ。もうすぐ授業が終わりますから」
彼女が来ますから。
瀬戸口に背を向けてひっそりと自嘲の笑みを浮かべる。

貴方と私は共犯。ののみさんを透明にしておく罪の―――
687ウルソ:04/05/31 00:04 ID:aQedeVCX
お・・・終わりました。

壬生屋の気持ちがわからなくて途方に暮れました。
こんなに苦労するとは思わなかった。
エロは楽だったのに。

しかし前スレであんなことさせといて
いまさら「ののみ」=「純粋」は詐欺ですね。ええ。
688OVERS:04/05/31 23:50 ID:v/7YcYes
ウルソさんおつかれさまー!〆の部分の

>貴方と私は共犯。ののみさんを透明にしておく罪の―――

に、ちょいとゾクリというか上手く言えない、あの「ガンパレ的感覚」を
覚えました。次回作も楽しみにしとります〜。
689ウルソ:04/06/03 23:45 ID:tizXJuxD
>OVERS様

どうもありがとうございます。恐縮です。
どうぞ滝のの再開してくださいませ〜
ていうかむっちゃキボン。
690OVERS:04/06/04 03:02 ID:UsyEXgYx
ぅい〜。ではでは…

ゴクリ…

滝川は思わず生唾を飲み込む。月明かりに照らされた「ソレ」は、まるで
やわらかな宝石のようにすら見えた。

手を伸ばす…理性が邪魔をする…煩悩が暴れる…

「よーへー…」
「んがっ!? の のの…起こしちまったか?ゴメ…」
「いーよ よーへーなら」
「え?」
「よーへーなら…のののおっぱい…さわっていーよ」
「s。hl。srjg・lsjけrm・;えrk・¥sk・;えrbkl;・!!(解読不能)」

まるで成人向け漫画の一コマをそのまま持ってきたかと思う出来事に滝川
は硬直しっぱなしだった。

「よーへーこれみてたんだよね?」

ののが取り出した本は…「ア○ス倶楽部」…遠坂に借りてそのままだったの
が荷物にまぎれてたのだ。
691OVERS:04/06/04 03:06 ID:UsyEXgYx
固まったまま動かない滝川に後ろからののがしがみつく。

「あのね よーへー」
「う…」
「よーへーならいーよ?」
「!?」
「そのほんと おなじことしよ」
「な・何を…」
「ののはしたい…」

振り向きざまに柔らかい物体が言葉を消した。


続く
692名無しさん@ピンキー:04/06/06 00:27 ID:gizVLWJx
絢爛のグラムXエノラか、小カトーX恵でどなたかお願いできませんか?
693名無しさん@ピンキー:04/06/07 22:16 ID:YXxu1/P9
聞きたいんだけど速水×田代って人気無いのかな
速水×森の組み合わせなんかも好きだが
いや速水との組み合わせなら誰でも良かったりするのかも
694名無しさん@ピンキー:04/06/08 19:01 ID:vHWxTEFX
自分はどっちも結構好きですよ 特にはやもり。
速水が青かぽややんかによるかもですが
695OVERS:04/06/09 22:47 ID:HqswwMFM
速水×田代は好みなんでやってみようかしら…

続き〜


もう2人は言葉も無く絡み合っていた。衝動に任せて貪る滝川。得た知識の
みののの。粘つく体液と小さな吐息、荒い息遣いだけがその空間を埋め尽
くしていた。

「よ よーへぇー…きもちいいよぉ」
「ん んじゃもう少し…」
「ひゃあ!?」

滝川の行動にののは急にのけぞった。秘部に入った指がそのまま中をか
きまわす。

「あっやっ…ひゃぁぁぁああぅっ!!」
「んっんむっ」

ぢゅうぢゅうと吸い付く唇に、ののはのけぞりながら果てた。

「…やりすぎたかな」

いくら本で見てたとは言え、2人とも実践するのは初めてだ。加減がわから
ない。頭をかきながら困惑しているとののが起きあがり、滝川の分身を口に
含む。

「おわぁああ!?」
「んっんっんっ…」

口に含んだままののは規則正しく唇と舌でしごき始めた。分身が果てるのに
そう時間はかからなかった。
696OVERS:04/06/09 22:53 ID:HqswwMFM
「うあっ も 駄目だっ!でるっ!!」
「んむぅあっ?」

口から弾け飛ぶように子種がほとばしる。白いすじがののを汚す。本や
ビデオで見た光景が目の前に再現される。

滝川はゆっくりとののを抱きしめ、まだいきり立っている分身を、ののへ
埋め込み始めた。



 
ごめんもー少し続く
697名無しさん@ピンキー:04/06/13 21:48 ID:0kqSlTgL
hosyu
698OVERS:04/06/16 01:08 ID:UN4POvLt
ぬぅ、仕事の都合であまり書けなくなりそうなんで少しはしょり気味;


ののは痛みをこらえながらも滝川にしがみついて離れなかった。滝川も
また、それに答えるように出きるだけゆっくり、時間をかけてののを愛した。

「はぁ…ん…くっ……あっ!…はっ…ぅウッ…」

静かに時が流れる。自分で手に入れた、自分の空間に大切な存在と居ら
れることに滝川はこの上ない幸せを感じていた。いや、幸せ以上の充実感
といっても良いだろう。この時を得るまでに滝川は変わった。自分以外の何
かを守ることを覚えた。生きていく苦労を知った。苦労の後の幸せを喜んだ。
そしてそれを維持する覚悟を身につけた。こんな時間が永遠に続くと思って
いた。その瞬間までは…

[バタン!]と激しく戸が開くと同時に数人の黒服が部屋になだれ込んできた。
彼らは二人を無理やり引き離し、ののを連れ去っていった。

「まちやが…!!?」

怒声と共に飛びかかろうとした滝川に麻酔銃の針が刺さる。

「…のの…くそっ…まち……れ…」

瞬く間に意識が遠のく。目が覚めたときには何事も無かったかの様に独り
部屋に取り残されていた。
699OVERS:04/06/16 01:26 ID:UN4POvLt
時は無常に流れ、いつしか滝川は「鋼鉄の狩人」と呼ばれる程の随伴歩兵
に成長していた。

「頼まれてた物 用意しといたよ」
「…ありがとな速水」
「滝川 どうしても行くのかい?」
「あぁ 取り返さなきゃならねぇモンがあるからな」
「正直つらいよ 次に会う時は…『柴村』としてキミを討たなきゃならない」
「遠慮すんなよ じゃないと勢い余ってオマエの姫さんまで巻き込んじまうぜ?」
「…それはさせないよ」
「…」
「…」

ニッとお互い笑って背を向けて歩き出す。滝川の顔は臆病で逃げ腰の少年
だったあの頃の顔ではなく戦士の、父の、そして大切な人を取り返す勇者の
顔になっていた。



                       ==リサイクル・プリンセス 了==
700名無しさん@ピンキー:04/06/16 06:31 ID:I/zuJsN6
「のの」や「よーへー」はまだしも、「柴村」はないだろ。

ゲームやってこい。
701名無しさん@ピンキー:04/06/16 10:57 ID:49AK/wt6
つーかOVERS氏、この頃文章が急ぎすぎててチョト読んでて寂しい(´・ω・`)
のんびり待ってるから、はしょらないでじっくり書き込んでくださいな
702OVERS:04/06/16 13:02 ID:FlAsyl/S
>>700
ぶっは!やっちまった;…2週目からでいい?

>>701
了解です。次回はもう少し練ってからUPしますです。
703名無しさん@ピンキー:04/06/16 15:55 ID:IugylqwH
ガンパレもいいけど、式神も読みたい・・・
704名無しさん@ピンキー:04/06/16 21:04 ID:H1wmD09+
誰か、暴れん坊プリンセスも・・・。
705名無しさん@ピンキー:04/06/21 01:05 ID:v3OvwDvX
魔王×森が読みたい…
706名無しさん@ピンキー:04/06/26 17:08 ID:FTQlbPj+
a
707名無しさん@ピンキー:04/06/29 00:16 ID:qKcYfUUt
アルファシステム総合エロ小説
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/otaku/2051/1088272994/

携帯でのまったり書き込みのため、避難所を利用して投下された式神SSの転載です。
708代理転載:04/06/29 00:16 ID:qKcYfUUt
4 名前: 月の綺麗な夜に/1/えろガキ 投稿日: 2004/06/27(日) 03:22 [ vAGEBu0M ]

……煙草が切れた。
日向玄之丈は軽く舌打ちして、張り込みを中断した。どうせ標的は今夜は動かない。
標的、ね。苦笑しながら彼は小銭をポケットから出す。昔ならいざ知らず、現在の仕事内容からはとてもそぐわない言葉だ。
「…………」
十円、足りない。
妥協して安い煙草にすれば済むが、それはそれで癪だ。
「……チッ」
自動販売機を軽く蹴飛ばし、返却レバーを捻ろうとした瞬間。
「貸しにしといてあげるわ」
ちゃりん、という音。聞き覚えのある声。
「……何してんだ、アンタこんなトコで」
「あら、散歩よ。いけなかったかしら?」
日向は黙って煙草のボタンを押す。
向き直ったソコに立つは、間違い無く。
第四帝国の英霊を背負う美貌の魔女。
ふみこ・オゼット・バーンシュタインであった。

709代理転載:04/06/29 00:17 ID:qKcYfUUt
5 名前: 月の綺麗な夜に/2/えろガキ 投稿日: 2004/06/27(日) 03:39 [ vAGEBu0M ]

「今夜はどこのワンちゃんをお探し?」
くすくすと笑いながらふみこは指の先にぽう、と光を灯す。
「あちらの子猫ちゃんだ」
自らの手に雷球を作り煙草に火をつけ、ふみこの指をやんわりと拒絶する。
「浮気調査?相変わらずつまらない事をしてるのね」
軽く指を振り光を消す。たったそれだけだが、この女がやると、ぞくぞくするような色気がある。
「そうだ。だからこんなつまらん男には関わらん事だな」
ふっと吐き出した煙の塊。その周りを輪になった煙が軽く覆い、そして消えた。
「だいたい光太郎ならココにはいねえぞ?あのお嬢ちゃんに連れられて歌舞伎を見に行ってる」
あの馬鹿が歌舞伎なんざ見に行ったところでどうせ眠くなりはたかれるのがオチであろうが。再び煙を吸い込み、彼は魔女に背を向けた。
「待ちなさい。こんな佳い女を放っていく程甲斐性無しのワンちゃんだったかしら、貴方?」
ぴた、と足を止め、玄之丈は振り向く。
「誰がワンちゃんだ。大体そういうのは光太郎にやれ」
「その光太郎がいないから貴方に声をかけているのよ。光栄に思いなさいな、この私に声をかけてもらえるのだから」
「…………」
無言で肩をすくめ、煙草を投げ捨て、靴で踏み消す。
710代理転載:04/06/29 00:17 ID:vWre0Mcz
6 名前: 月の綺麗な夜に/3/えろガキ 投稿日: 2004/06/27(日) 03:56 [ vAGEBu0M ]

「……禁煙か?」
ふかふかのシートに腰を降ろし、向かいの美女に貰った歯に染みる程に冷えたシャンパンを軽く飲み干す。
「禁煙よ。私は吸わないもの」
美女は妖艶に微笑みながらシャンパンに口をつける。
ラブホテルが乱立する繁華街に突如ロールス・ロイスが止まり、その中に消えた美女と銀髪。明日以降は張り込みの場所を考え直さねばなるまい。
玄之丈は軽くため息をついた。
「レディといる時にため息とはご挨拶ね」
「……実際、何の用だ」
恐ろしく揺れの少ない車内から窓の外を見る。皆、楽しく週末の夜を過ごしているようだ。
「貴方、鴨は好き?」
突然何を言い出すのかと玄之丈は振り向く。
「良い鴨が手に入ったのよ。折角だから光太郎やあのお嬢ちゃんにでも振る舞ってあげようかと思ったのだけれどね」
……なるほど。何のことは無い。
「折角だ、御馳走に預かろう」
この女も、人相応には寂しがりやという事か。
「貸しにしといてあげるわ」
「踏み倒すぜ。もしくは光太郎に体で支払わせてくれ」
「あら、それは素敵」
夜の帳を、黒い車が走り抜ける。たまにはこんな週末もアリだろうか、と玄之丈は思った。
711代理転載:04/06/29 00:18 ID:vWre0Mcz
9 名前: 月の綺麗な夜に/4/えろガキ 投稿日: 2004/06/28(月) 10:52 [ gZIvqguI ]

……実際、美味かった。ただてっきり鴨のローストとかと思っていたら鴨南蛮だったのは予想外だったが。恐らくは玄之丈に合わせたのだろう。
「御馳走様」
素直に礼を述べ、懐から煙草を取り出し、そして気づく。
「……禁煙か?」
「まあいいわ」
苦笑しながら執事に命じ、豪華なつくりの灰皿を運ばせる。
「吸うのか、アンタも?」
「私は吸わないけど、客の中には吸う人もいるわ」
「そりゃどうも」
パリッ。雷球で火をつけ、深々と紫煙を吸い込む。
「くぅーっ、食後の一服はこたえられんね」
「煙草を吸う男はみんなそう言うわね」
「経験が?」
「ご想像にお任せするわ」
と、そこで電話のベルが鳴り、執事が受話器を持って現れた。
「はい、あら光太郎。……ええ、ええ。それは災難……迎えは?……そう、わかったわ。ええ、……気をつけてね」
「ウチの相棒は何だって?」
煙で輪を作りながら玄之丈は聞く。
「人身事故で電車が止まってしまったみたいね。なんでもあのお嬢ちゃんが何か感じたらしく、調べて来るそうよ」
「やれやれ。……って、こりゃ今晩は帰らないかな」
若い男女が一夜を過ごすとなっても、あの二人ならば余計な勘ぐりもいらない。
712代理転載:04/06/29 00:18 ID:vWre0Mcz
10 名前: 月の綺麗な夜に/5/えろガキ 投稿日: 2004/06/28(月) 12:11 [ a4l1kRpQ ]

「……ねえ」
「ん?」
胸元の大きく開いた薄墨色のドレス。普段はおさげにしている髪を結い上げているが故に見える艶めかしいうなじ。美人だし、佳い女には間違いない。
「ちょっと付き合わない?」
ワイングラスを二つ取り出し、ちん、と澄んだ音をたてる。
「……まあ構わん。どうせ事務所の鍵を開ける必要も無さそうだしな」
グラスを受け取ると、玄之丈は煙草を灰皿に押しつけた。


「……あら、もう酔っちゃったの?」
化け物だ、この女。呻くように思いながら玄之丈はふかふかとしたソファに腰を下ろした。
既にボトルを四本も空にしていながら、ふみこは殆ど酔った様子が無い。ただクスクスという笑い声に妙な意地でグラスを開ける。
「……強いな、あんた」
煙草を咥え、雷球で火をつける。
「普段は光太郎も飲めないし、たまにはね」
軽やかに言い、隣に腰を下ろす。
「さすが年のこ、うぉッつッ!!」
思いきり手をつねられた。
「何か言った?」
「……いいや何にも」そう言った次の瞬間、ふみこは玄之丈の肩を軽く突き、上に覆い被さる。
「ぅお!?」
酔っていたとはいえ、あっさりと押し倒され、玄之丈は魔女の瞳を見つめた。

713代理転載:04/06/29 00:18 ID:vWre0Mcz
11 名前: 月の綺麗な夜に/6/えろガキ 投稿日: 2004/06/28(月) 12:26 [ a4l1kRpQ ]

「オイ、……どーゆーつもりだ」
「さあ?」
くすくすと笑うその姿は、余りにも淫美だ。
「……誘ってる、って思っていいのかな」
「どうかしら」
ふみこの手袋につつまれた細い指先が、スッと玄之丈のサングラスを外す。
「……酔ってるのか?」
「お互い、そうしておきましょう」
その言葉を最後に、お互い、どちらともなく唇が重なり合った。


「んッ、ふ……さすがに立派ね……」
結い上げた髪は乱れ、ボリューム満点の状態で左右に流れる。
眼鏡を外し、より一層その美貌が際立つ。
そんな女が、自らの一物を咥える様は、ひどく背徳感に溢れている。
「くッ、……上手いね、どうにも」
絡みつく。啄ばまれる。ねっとりとした刺激と、鋭い刺激が重なり、硬度と大きさを確実に増す、玄之丈自身。
「んッ、んッ、んッ……」
奉仕されているのか。
吸い取られているのか。
女の髪をかきあげ、開いた手で胸を愛撫する。既に下着とガーターベルトしかつけていないその身体は、どんな娼婦より淫美で、どんな女神より崇高で、何より肉感的だ。
「お行儀が悪いわよ」
「やられっ放しは性に合わないんでね」
豊かな乳房と、その中心で硬度を増す乳首。玄之丈の手が、それらをいやらしくいじり回す。
714代理転載:04/06/29 00:19 ID:vWre0Mcz
12 名前: 月の綺麗な夜に/7/えろガキ 投稿日: 2004/06/28(月) 12:40 [ a4l1kRpQ ]

「……ねぇ」
「あん?」
「このままここでスるの?」
玄之丈はひょいとふみこを抱き上げる。
「きゃ、ちょっと……」
「寝室は?」
「……あっちよ」
年甲斐も無く照れて、と言ったらまたつねられるだろうか。
玄之丈は軽く苦笑いしながら扉を足で開けた。



「んッ、んあッ、……あッ、〜〜〜〜ッッ!!」
既に二人は一つになっている。おそらくとんでも無い値段のするであろうベッドの上、互いに身にはもう何もつけていない。
一突き毎に、ぞくぞくと快感が玄之丈の背筋を走る。
普段は圧倒的な「強さ」を誇り、冷静にして冷酷な女が、今自分の下でみせる恥態は、余りにもギャップがあり、
故に愛おしい。
「はぁッ、はぁッ、……んッ、んァあッ、……上手ね、とッ…ても……んあッ!!」
快楽に眉をしかめながらも。
この女は美しく。
そしてこの女足り得る、その余裕。
玄之丈は少し癪になり、突然遮二無に責め上げる。
「んンッ!?やッ、ちょッ、キつ、んんッ、駄目ッ、あッ、ああッ!!やッ、駄目、……ふぁッ!!」
軽く達し、上半身がのけぞる。それでも玄之丈の責めは止まらない。
715代理転載:04/06/29 00:19 ID:vWre0Mcz
13 名前: 月の綺麗な夜に/8/えろガキ 投稿日: 2004/06/28(月) 12:53 [ a4l1kRpQ ]

「くゥ……んァッ!!」
ふみこの中の締め付けが徐々に強まっている。絶頂が近いようだ。
玄之丈も最早限界である。
「イクぜッ、……中で良いのかッ……」
「んっ、んはッ、か、まわないッ、そ、のま、ま……ッ!!」
息も絶え絶えにふみこが答える。と、間もなく、
「ふぁあッ!!」
「ッ、くォっ!!」
二人は同時に達した。余韻に暫く身体を震わせた後、二人はどっとベッドに倒れた。


「……これで俺は光太郎と兄弟になっちまうのかな?」
煙草をふかしながら、玄之丈は呟く。
「さぁね、どうなるのかしら……ふふ」
うつぶせになりながらふみこが答える。
「酒ってのは怖いな」
「ええ、そうね」
二人してクスクスと笑う。と、玄関が開く音がした。
「ふみこたーーん、ただいまーーっ……てもう寝てるか」
「お静かに!!何時だと思っているのですっ」
「わーったって。あ、オッサン、ふみこたんは?」
「既にお休みになられています」
「そっか、なら仕方ねえなー。フロだけ入りたいんだけど」
「かしこまりました」
「ちょ、ちょっと!!こんな所で脱ぎ始めるなど……はしたない!!」

階下からの賑やかさに、思わず顔を崩す。
「はしたないそうだぜ」
「まだまだお子様ってコトよ」
そういうとふみこはすっ、と起き上がる。
716代理転載:04/06/29 00:21 ID:qKcYfUUt
14 名前: 月の綺麗な夜に/9/えろガキ 投稿日: 2004/06/28(月) 13:03 [ a4l1kRpQ ]

「おい?」
「本命が帰ってきたのよ?出迎えてあげなくちゃ」
「やれやれ。見上げたモンだ」
「ふふ、でもね」

すっ、と顔を両手で抱え。

「誰でも良いわけじゃ無いわ……貴男が素敵だから誘っただけ」


「……そりゃどうも」
煙草をふかし、灰皿に押しつけ、スーツを着込む。
「あら、帰るの」
「間男は逃げるモンさ」
「あらあら。忘れ物よ」
と、サングラスをふみこはかけながら、
軽くキスをする。

「……どうも」
「いえいえ。また楽しみましょう?」

717代理転載:04/06/29 00:21 ID:qKcYfUUt

玄之丈はベランダに立つ。見上げた先には雲一つ無い満月。
「……やれやれ」
呟き、彼は夜の闇へとその姿を躍らせた。
次の瞬間。眩い光を放ちながら、銀狼が空を走る。
「ふふ」
軽く見送り、月を見るふみこ。
「貴方のせいかしらね?こんな気分になったのは」
そう、一人ごちると。バスローブを羽織り、彼女は扉を開けた。
「光太郎?帰ったのかしら?」



<END>

718代理転載:04/06/29 00:22 ID:qKcYfUUt
以上です。
719代理転載:04/06/29 00:25 ID:qKcYfUUt
しまった、前書きを忘れてた

3 名前: えろガキ 投稿日: 2004/06/27(日) 03:10 [ vAGEBu0M ]

はじめまして。
アクセス規制中と言うことで、いきなり投下という形になりますが、一応式神SSです。
カプはふみこ×玄之丈。……ええ、どマイナーでしょうとも。
できるだけ原作の世界観を壊さずに書くつもりですので、よろしければ御一読&感想を願います。
では。
720ウルソ:04/06/29 00:36 ID:1NvvEOpr
…鼻血拭いてきまつ

テンポよくて読みやすいです。雰囲気がよく伝わってイイ!
以外なカプでしたがしっくりきますね。
お互い本命は他所にいる、オトナの関係って感じが好きです。
721四条 ◆JeifwUNjEA :04/06/29 03:01 ID:2mxK4q6O
>>708-717
GJ!

式神を先に書けという指令でつか?
722えろガキ:04/06/30 09:13 ID:R7fqb7eb
感想くれた方どうもです。式神スキーなので、式神SSは今後も投下させて頂ければと。
希望カプや希望シチュ等ありましたら是非リク下さい。拙いながらも書かせて頂きマス。
ちなみに俺屍ってアリですかね?
723名無しさん@ピンキー:04/06/30 15:37 ID:t/+TEXot
イツカたん(*´Д`)
724名無しさん@ピンキー:04/06/30 22:16 ID:eNPwTR02
ふみこ×光太郎をきぼん。
725名無しさん@ピンキー:04/07/01 00:11 ID:2ZT/pFm5
俺も724のをひとつ。
726えろガキ:04/07/01 04:07 ID:AUlBuiyQ
ふみこスキーに公認凌辱カプを書けとw
いや、間違いなく「超」ふみこ攻め攻めですが。
それでよろしければ脳内錬成に入ります。
727名無しさん@ピンキー:04/07/01 15:44 ID:OuMmxtdY
というかファミ通小説版の小夜がふっくらしてて(*´Д`) なんだが誰も受け入れてくれない・・・・・
728名無しさん@ピンキー:04/07/02 22:33 ID:aAeNCc4S
光太郎×ふみこキボン
729名無しさん@ピンキー:04/07/03 02:32 ID:HPDSsjnf
>>726
(* ´Д `)/lァ/lァ
730前スレ829:04/07/03 15:05 ID:Y0Xfh+mm
熊本空港。暫らく前まで――とはいっても2・3年前までの話である。三千メートル級の滑走路が一本だった地方
空港だった。それが今では・・・、と思いながら大型機用格納庫の前に立ちながら周りの光景と騒音を森精華は
考えてみた。
A滑走路にはナパーム弾に収束爆弾を満載装備した攻撃機が管制塔からの離陸許可を待ち、B滑走路には四
発ジェットの輸送機が着陸し、少し視線を動かすと滑走路の向こう側にあるヘリパッドには攻撃ヘリ型のきたか
ぜが特徴的な二重反転ローターを回して出撃していく。それが出撃したと思うと今度は自衛軍の大型輸送ヘリ、
スーパースタリオンが自衛軍の長距離挺身隊を載せて出撃する。
騒音は整備班のテントでも大きい。気にならないといってもいい。
だが何故自分がここにいるのか?そう考えると分からない。
・・・
始まりは前日の朝礼だった。士魂号を空挺降下させると聞いたときは冗談かと思った。しかも三番機を単機で。
他の二機はどうかというと、一番機は重量上、輸送機に乗せれないのでトラックで指定された戦域の端で
待機させる。二番機は三番機の空挺降下後、輸送機に乗せたまま上空で救難チームを乗せたCSARヘリと共
に待機、緊急時に降下させる・・・。
とんでもない作戦だ、三機でやれば確実に殲滅できる。そう考えたが噂ではバックに準竜師が絡んでおり、根は
深い所にあるようなのでやめた。
此間は危ういところで止められた。あれをもう少し深く調べていればどうなっていたか、はっきり言って分からない。
彼は似合わないくらいまじめな顔で止めた。だがまだ興味は失っていないのは確かだ。
「でも・・・、」
彼は知らないことがある。自身と彼の関係は誰でも知っている。だがもう一人の彼との関係は誰も知らないはずだ。
その関係を知らない彼は無邪気に自分との関係を持っている。しかしもう一人の彼は他にも関係を持ってい女子がいる。
あらゆることを考えている森の肩が叩かれた。後ろに振り返るとそこには彼が無邪気に笑顔をしながら立っていた。
731前スレ829:04/07/03 15:08 ID:Y0Xfh+mm
流れは式神ですが逆行しまくるアホということで。

あ、こらそこ、石を投げないで・・・。
732名無しさん@ピンキー:04/07/04 22:50 ID:nr09kcgg
石は投げんから、続きを
733四条 ◆JeifwUNjEA :04/07/05 15:58 ID:hDtxwNla
流れを戻すSSは前スレ829氏のが完結後でok?
734前スレ829:04/07/06 12:17 ID:s9bI2sG9
ごめん、これ無し!!
土曜日か日曜日にしか書き込め無いから終わるまで時間が掛かりすぎます…。とりあえず出来てるエロなしの方を済ましまつ。

流れ切ってスンマセン…。
735名無しさん@ピンキー:04/07/06 16:50 ID:UtelLR8x
さておまいら、光太郎×ちびの話でもしようか。
736名無しさん@ピンキー:04/07/08 22:49 ID:yYdGDmyu
絢爛のキュべ×べスが読みたくなった。
737名無しさん@ピンキー:04/07/09 09:35 ID:SDUqPp9n
>736
ものそい同意だ。神降臨を願おう…
738名無しさん@ピンキー:04/07/11 00:39 ID:kpJunrkm
>>737

絢爛舞踏祭にエロを求めてる人の10人に9.8人が思いつくネタ。

「先程の話を覚えているか?」
「え?あの、私にRBをくれる話かっ?」
「乗りこなせるならそれもいいだろう。だが、別の話だ」
思わず下がるベス。
「『借りは返す』そう、言わなかったか?お嬢さん」
「言った。だが、今の私には何もない」
「あるじゃないか、その、立派な体が!!」
「!!」
「さて、どうしてもらおうかな」

++
続きはあなたの心の中で補完をお願いします。
まぁ、キュベルネスの船の廊下にベッドが置いてあるのは
どこでも致す事が出来るようにだと思うわけだが(w
739名無しさん@ピンキー:04/07/12 20:38 ID:tck+WXVp
角煮のガンパレスレ落ちた?
740名無しさん@ピンキー:04/07/12 23:06 ID:wImY3uIS
>>738
(;´Д`)ハァハァ
741名無しさん@ピンキー:04/07/14 00:30 ID:lECHBRO8
>740
同じく(;´Д`)ハァハァ
キュベベス読みたい…
742名無しさん@ピンキー:04/07/14 05:43 ID:QHexrRto
>>740
>>741

リライト?
743738:04/07/14 21:01 ID:QHexrRto
キュベス仲間イタ━━(゚∀゚)━━!!!!
>>742
はただの誤送信だから気にしないで下さい_| ̄|○
今週のアヌメでこの設定使えなくなる前に>738リライトしました。
ヘタレ御免。

**
モニターを見据え、グラスを傾けながら問い掛ける。
「先程の話を覚えているか?」
「え?あの、私にRBをくれる話かっ?」
なんの疑いもなく嬉しそうにしているベス。
世間知らずのお嬢様、か…それだけではなさそうだが。
「乗りこなせるならそれもいいだろう。だが、別の話だ」
突然立ちあがったキュベルネスに妙な威圧感を感じて思わず下がるベス。
「『借りは返す』そう、言わなかったか?お嬢さん」
ベスが下がった分だけ距離を詰める。
「言った。だが、今の私には何もない」
口惜しそうに顔を歪める。いい表情だ。
こういう女は、泣かせてみたい。
「あるじゃないか、その、立派な体が!!」
「!!」
744738:04/07/14 21:01 ID:QHexrRto
自分の体を抱きしめるベス。
そんな風にしては余計扇情的に見えるぞ。
「さて、どうしてもらおうかな」
くっくっく。笑いが止まらないとはこの事か。
あんなに根拠のない自信に満ち溢れていた女がこうも変わるとは。
さて、どういう事を望まれているか、解らない訳ではなさそうだが…?
「わっ、私をどうするつもりだ」
声が上擦った。
微かに震えている。
いいねぇ。随分とそそられる。
「解らないか?借りを返してもらうんだ」
言って距離を詰める。
壁に追い詰められ、もう下がれずに俯くベス。
「…知っているか?男が女に服を贈る時は“それを脱がせるのは自分だ”と思っているものだ」
ベスの髪に触れる。
「ふむ、長いのも良かったが…まぁ、これも悪くない」
そのまま髪に口付ける。
「なっ…!」
驚いたベスが抗議の声をあげようとする。
745738:04/07/14 21:02 ID:QHexrRto
それも計算の内だ。
こちらを向いたベスの口を口で塞ぐ。
「んんっ…」
いやいやをするように身を捩って逃れようとするベス。
ふっ。誰がこんな美味しい獲物を逃すものか。
舌を侵入させる。
歯列をなぞり、口が開いた所で舌に絡ませる。
もちろん舌を噛まれないように右手で顎を固定する。
空いた左手で…何をしよう?
この、手に余る胸の感触を楽しむのもいいし、
むっちりとした尻を撫でるのも楽しい。
ベスは既に抵抗する力を失ってくたりとこちらに凭れかかり、
荒い息を吐いている。

頃合か。

「おい!現在の状況はどうなってる?」
ロボット副長に声を掛ける。
「イジョウアリマセン、キュベルネスドノ」
「よし、では現状を維持。何かあればすぐに知らせろ…俺はこれからお楽しみだ」
「カシコマリマシタ、キュベルネスドノ」

ベスの体を肩に担ぐ。
746738:04/07/14 21:03 ID:QHexrRto
「どこへ、行く気だ…?」
ほう、まだ気丈に振舞うか。
「ここでは、体が痛いだろう。場所を変える」
ふと悪戯心が起きる。
「なんならここで、立ったままでも、甲板でも構わんが?
 ローレン家のお嬢様はどれがお好みかな?」
はっはっは。
「キュベルネス!!」
ドンドンと拳で背中を殴られる。
そんなもの、痛くもない。

これからお前に味わってもらう痛みに比べればな、お嬢さん。

**



エチまでいかなかった…_| ̄|○
読んでくれた人乙でした。
747名無しさん@ピンキー:04/07/14 22:13 ID:mI+OjsBH
>>743-746
寸止め残念(;´Д`)ハァハァ
748名無しさん@ピンキー:04/07/15 01:45 ID:hZR8RllC
>>743-746
キュベス仲間イマスヨ━━ヽ(*゚∀゚)ノ━━!!!!
わーい萌えだー!乙です…!
アニメの方でキュベス的展開、やらないかなぁ…
749738:04/07/16 23:30 ID:7yvkGHls
ヒソーリ投下。続きです。
あまりエロくない…_| ̄|○

**
「キュベルネス、放せ!」
相変わらず人の肩の上でじたばたとよく動く事だ。
シュン
キュベルネスの私室のドアを開ける。
あまり家具のない部屋が沈黙を持って主を迎える。
ドアをロックし、更に続き間のドアを開ける。
部屋の中には大きめのベッドと、サイドボード。
寝室だ。
ただ、寝る為だけの部屋。
そう思った時、急にベスの動きが止まった。
やっと、今自分がどのような状況に置かれているか解ったのだ。
寝室のドアが、ロックされる。
「さて、お嬢さん。望み通り放してやろう」
言うが早いかベッドの上に投げ出される。
「私を、どうするつもりだ…」
上体を起こしながらベスが問う。
おやおや、最初より元気がないな。
でも、もう少し、楽しませてくれなくては。
「答えは自分が一番よく知っているのではないかな?」
ベッドを軋ませながらベスの隣に座る。
と、睨みつけられた。
瞳は潤んでいるものの気丈な娘だ。
750738:04/07/16 23:31 ID:7yvkGHls
だがそこがいい。
逃げ出されては適わないが抵抗されないのも面白くない。
まぁ逃げたところでどこに行けるわけでもないが。
「さて、どうやって楽しませてもらおうか」
体ごと、向き直れば
「ま、待て!キュベルネス、話し合おう!」
ベッドの上で後じさりながらベスが言う。
往生際が悪いな。
「今更何を話し合うんだ?」
左手でベスの右腕を捕らえる。
「…海賊の戦い方、とか?」
なんとか腕を外そうともがくベス。
「ふっ、そんなものは教わるものでは無い、肌で、感じるものだ」
肌で、と言われた時にベスの肩の辺りがぞわりとした。
「い、いやっ」
本能的な恐れを感じてベスが抵抗する。
随分とかわいい事だ。
もちろん力をこめるまでもなく、腕は動かない。
「一人で海賊をやるには色々と、な」
ハッとしたようにキュベルネスの腕を見て項垂れるベス。
「痛い…」
少し強すぎたか。
手を離すと赤い痕がついている。
「痕がついてしまったな…」
痕の上をベスに見せつける様に舐める。
「ひゃっ」
嫌なのか、イイのかわからないような声。
今は必死で噛み殺しているのか。
あと、1歩。
751738:04/07/16 23:33 ID:7yvkGHls
ベスが顔を上げる。
顔が赤く、目には涙がたまっている。
「嫌だ、キュベルネス。止めてくれ。私は、私は……初めてなんだ」
なるほど。
慣れてはいないと思ったが…これは思った以上の上物だったようだ。
「くっくっく。これはお笑い種だ。そういえば男は面倒くさがって行為を止めるとでも?」
顔を至近に近付ける。
「…逆だよ」
ぞっとするような低い声。
「そういう嗜好の男もいるかも知れんがね。この行為を止める手立てには成り得ないな」
恥かしさを堪えてした告白も、男を止める事は出来なかった。
ベスは、望みが断たれたのを知った。
752738:04/07/16 23:34 ID:7yvkGHls
「さて、借りたものは返す。まず服を脱いでもらおうか」
「そんな…!」
「出来るだけ淫らにな。観客が一人で申し訳ないが」
拳を握り締めて屈辱に震えるベス。
こんな男に気を許したのか、とでも自分を責めていそうだな。
気を許されたとも思えないが。
「自分でできないのなら手を貸そうか?」
手を差し出しながら出来るだけ笑顔で言ってみる。
「結構だ」
ジッパーを下げ、ベストを脱ぎ捨てる。
なかなかいい脱ぎっぷりだが…
「もう少し艶めかしくならんか」
溜め息が出る。
下には体にフィットする形のスーツ。
ボディラインが丸見えだ。
「取り敢えずそれでいい」
なかなか次の行動に出ないベスに焦れて言う。
服を着たまま、というのもいいだろう。
「こちらへ」
手を差し伸べる。
この手を取るという事は、どういう事だろうな、お嬢さん。
753738:04/07/16 23:36 ID:7yvkGHls
**


今日はここまででゴメソ
ヤパーリ自分にはエロは書けないよ・゚・(ノД`)・゚・
読んでくれた人乙でした。
754四条 ◆JeifwUNjEA :04/07/17 15:06 ID:2qlvweY1
ガンガレ738氏
この勢いなら書けると思われ

絢爛舞踏祭見れぬのだ
ゲーム版とっとと出やがれ
755名無しさん@ピンキー:04/07/19 20:52 ID:m+S8vrvt
>>749-753
挿入まであと少し(;´Д`)ハァハァ
756738:04/07/21 22:28 ID:hwDPcFP4
一応続きです。
これは合意エチーなのか陵辱なのか…_| ̄|○
長文御免。

**
1歩、2歩。

それがどういう事か、ベスには分かっていた。解っているつもりだった。
しかし自分が実際にこんな所でこんな事になるなんて。
聞くと見るじゃ全然違うように、それは本当に未知の感覚だった。

ベッドの上で、後ろから抱きしめられる。
「いやだ!!止めろキュベルネス!」
そう言って体を強張らせるベス。
やはり抵抗するか。
まぁ次第に言葉だけの抵抗になって行く様を見るのも楽しいものだ。

キュベルネスの手が、スーツの上から体中をゆっくりと撫で回し、時々思い出したようにつねる。
唇は首筋をなぞり、耳朶を優しく噛む。
それだけでベスの体の強張りが緩み、温度を増していく。

知らない手が、唇が触れる。「次にどこに触れてこられるか」の予測がつかない。
それだけでこんなにも感じ方が違うのだろうか?
「…ふぅっ!」
口を少しでも開けば、自分のものではないような声を上げてしまいそうな気がして、
ベスは唇を強く噛み締める。

それでも漏れ出る息が、体が熱い。
757738:04/07/21 22:29 ID:hwDPcFP4
その熱い息を楽しみながらキュベルネスの手がベスのスーツの袷に伸び、そこから侵入する。
ブラジャーの中からたっぷりとした胸の感触を楽しみ、尖りかけた頂を軽くつまむ。
「やっ…!」
きつく結ばれていた口から声が漏れる。
開いた口へはキュベルネスの舌が侵入し、口腔を蹂躙する。
唇の端からは銀糸が垂れ、息とも喘ぎとも知れぬ音が部屋中に広がる。
「…っは、んんぅ」
初めてにしては感度がいい。
それにお嬢さんは私の唇がお気に召したようだ。
体の強張りが緩んでいる。
前の時のように無理矢理に口を開けさせなくても舌を噛まれたりは無さそうだ。
大人しく腹を決めたか…初めての快楽に溺れたか。
どちらにせよ、相手も乗り気な方が楽しめるだろう。
そのまま、ベスを押し倒す。

一体どこをどうしたものか気付いた時にはベスのスーツはすっかりキュベルネスの手に納まっていた。
そのまま床に投げ捨てられる。
ベッドの上にはほてった体に淡いグリーンの揃いの下着だけのベス。
少しでも隠そうと腕で体を庇おうとするがどう見ても逆効果だ。
仰向けに寝ているベスに少々意地悪な選択肢を投げてやる。
ここで無理矢理に抱かれるか、多少なりとも自分から身を任せるか。

「この船には服の換えはあるが下着は無いだろう。
 私は邪魔なものはこの剣で切る。
 …嫌なら自分で脱ぐといい」
758738:04/07/21 22:30 ID:hwDPcFP4
右手を振って、剣を出して見せる。
一瞬で、ベスの体が強張る。
今までほぐしたのが台無しだ。
ふと見ると、ベスの下着にはうっすらと染みが出来ている。
気持ちはどうにせよ、体は案外従順だが、…どうするか。
剣をしまい、優しく聞こえるように囁く。

「抵抗すればお互い痛いだけだと思うが…?」
下着の上から胸と尻をそっと揉む。

体が熱い。
下着越しの感触が直接触られるよりもいやらしい。
「いや、止めて」
膝を立て、体を丸めて顔を覆うベス。
大事な所は守らなくていいのかな?
ゆっくり、染みの出来ている下着のラインをなぞると、傍目にも解るほど反応があった。
息をのみ、丸めていた体を一瞬反らす。
「キュベルネス、や、やめて…」
上気した頬、潤んだ瞳。
そんな顔をして「やめて」と言われてやめる男がいたら見てみたいものだ。
ベスの息が上がり、体が弛緩する。
下着を取る気はないようなので、そのままそっと胸に当たっている部分を下にずらし、胸を露出させる。
つん、と上を向いたままのたっぷりした胸。
すっかり盛り上っている頂を舌でつつきながら、当たるか当たらないかという微妙さで下への愛撫も続行する。
すると、触れるか触れないかといった感触に我慢しきれなくなったのか、ベスが自分から腰を動かした。
「は、あっ…ん」
指がイイ所に当たったのか今度ははっきりと喘ぎを聞かせてくれる。
759738:04/07/21 22:31 ID:hwDPcFP4
「随分と、気持ちがいいみたいだな」
くっくっく、と意地悪そうに笑ってみても、解っているのかいないのか。
今、ベスは快楽に押し流されようとしていた。
下着の上からぐっと指を押し入れてみる。
既にかなりの部分が濡れているようだ。
ぐちゅ、ぐちゅっと、粘性の音が響き、それに合わせて声が上がる。
「やァっ…んっ、はぁ…だめ、あん」
嫌がっているのか誘っているのか。
既に後者にしか聞こえない。
そっと下着の脇から指をさし入れて直接掻き回す。
「やぁん」
侵入した異物に驚いて膝を閉めようとするがその間に体を割り込ませる。
1本、2本は入るか。
邪魔な下着を取り去る。
そして徐々に、徐々に入り口を広げていく。
その間に胸や、わき腹への愛撫も忘れない。
ベスが時々手で庇おうとするが、その時は他の場所に触れればいいだけの事。
結局、漏れ出る声を抑える為か、口元に落ちついた。
残念だ、声を聞かせて欲しいのに。
右手で入り口を愛撫しながら左手でベスの腕を掴み、口付ける。
震えている。
この快楽の先に何があるか、知っているのだろう。
出来るだけ和らげてやりたくて丹念に口内に舌をはわせる。
すっかり抵抗をやめたベスの腕を放し、自らのズボンに手をかける。
ズボン越しにも解るほど、はっきりと存在を主張していた物を取り出す。
とろんとした目で喘ぐベス。
気づかれないようにそっと入り口にあてがう。
760738:04/07/21 22:32 ID:hwDPcFP4
「ん、ふぁ」
己の限界が近い事もあって、ベスが力を抜いた瞬間に一気に突き入れる。
「いやぁぁっ!!!」
ベスが叫ぶ。
微妙な抵抗があり、奥まで突き入れる。
初めてという事と、体が強張った事できゅうきゅうと締めつけられる。
「動くぞ」
一応断りをいれてからゆっくりと律動を始める。

快楽から一転しての痛み。
体を強張らせて身を守ろうとするベスの胸を乱暴に捏ねる。
痛みとは裏腹に嬌声が上がる。
潤滑油も締めつけも充分。
そのまま腰を打ちつけ、抽送を繰り返す。
「あッ…や、いっ」
痛いのか、イイのか。動きに合わせてベスが声を上げる。
肌蹴られたブラジャーを着けたままの胸が揺れる。
そろそろか。

ベスの中に己の精を解き放つ。
「う、ゃっ」
声にならない声が上がる。
自分のものだったか、ベスのものだったか。

悲しいのか、いやなのか、気持ちいいのかベスにはわからなかった。
ただ、ひどく涙が出た。
761738:04/07/21 22:33 ID:hwDPcFP4

「終わった…のか?」
服を整え、出ていこうとするキュベルネスに
泣き疲れ、蚊の鳴くような声でベスが呟く。
振向き、それに応えるキュベルネス。
「おやおや、これで終りとは。お前の借りとは随分と安いものだな」
1歩、部屋に戻る。
「それに、私の船に乗った以上、全て私の物だ。違うかな?」
勝ち誇った笑み。

ベスの夜明けは、まだ当分来そうになかった。

**


長過ぎでゴメソ
読んでくれた人、乙でした。
レスくれた人、補完庫の中の人、物凄く励まされました。
どうもありがd
762名無しさん@ピンキー:04/07/22 11:13 ID:FDL67Ami
誰かエステルネタをくれ。
763名無しさん@ピンキー:04/07/22 13:52 ID:BSEbGRXJ
キュベス(;´Д`)'`ァ..,'`ァ..,
738氏、乙でしたー…!
764名無しさん@ピンキー:04/07/22 19:46 ID:9EP1jfH3
>>756-761
(;´Д`)'`ァ..,'`ァ..,

>>738
最後まで書ききってくれて乙。
あんたはいい人だ。
765名無しさん@ピンキー:04/07/23 22:31 ID:6yVOoH+6
>738
   _、_
 ( ,_ノ` )      n
 ̄     \    ( E) GJ!
フ     /ヽ ヽ_//
766四条 ◆JeifwUNjEA :04/07/24 03:46 ID:zPeVcQzj
>>738氏乙!
>これは合意エチーなのか陵辱なのか…
どちらとも言えないところですが、微妙なバランスがナイスですた。
正直萌えますた
767名無しさん@ピンキー:04/07/29 22:33 ID:6V+AxyMa
エスп~ヤガミもええですな。
768名無しさん@ピンキー:04/08/05 01:06 ID:YOiqRUcu
hosyu
769名無しさん@ピンキー:04/08/05 19:44 ID:I1abKGN8
職人の皆様乙です。

絢爛舞踏祭今日のアヌメキュベスキタ━(゚∀゚)━!!!!
二人の距離とか次回予告でうっかり妄想しそうだ。
(所で絢爛アニメはこのスレで生息してもOK?微妙にαじゃないポ)
ところでエノラ×死神も案外(・∀・)イイ!と思わないかおまいら。
Sрヘ相手がcなら多少思いつくんだが、ヤガミとカプれそうなシーンあった?

久々に式神も(・∀・)イイ!な。
玄乃丈×小夜→バカとか。
770名無しさん@ピンキー:04/08/11 19:23 ID:j01myR4T
ほしゅ
771名無しさん@ピンキー:04/08/12 22:47 ID:AVANUZuI
絢爛キュベス風味、エロなし。
cとベスラブラブ派の方はスルー推奨で。
アニメ見る前に書いたから既に設定がおかしいです。
それでも良ければドゾー


**

Ves Note 〜 ベスの航海日誌

*
海賊に成り下がったら、もう後はない、か。
自分で言った言葉だけど。

どうやらグラムは生きているらしい。
私も…死んではいない。
*
今日はキュベルネスに「ログをつけろ」とこのノートをもらった。
データににすると自分に読まれる恐れがあって嫌だろう、とか。
何を考えている…?
奴はまた私を抱いた。
毎晩というわけではない。
気の、向いたときだけ。
そういうことがどうでも良くなってきている。
この広い船には人間二人。
ロボットの副長を入れても三人。
頭がおかしくなりそうだ。
*
772771:04/08/12 22:48 ID:AVANUZuI
私は(…グラム、と書いて上から消してある、その他は判別不能)
私はこの船に慣れた。
昨夜は奴が私を抱いた。
もうどうでもいい。
疲れて眠ろうとした私は体にこもった熱を追い払おうと寝返りを打った。
その先には先ほどまで私を抱いていた男の手があった。
冷たかった。
*
いつも行為の後、私はすぐに眠っていた。
が、今回は少しの間だけ目をあけていた。
奴は腕の剣をだしてみたりしている。
作動チェックだろうか。
さっきまで私をあんなに…(以下判別不能の文字と上書き)
*
また、少しだけ目をあけていた時。
奴は、暗い部屋の中でぼんやりとしている。
どこかここではない所を見ているような、そんな目をしていた。
どこかへ消えてしまいそうだ。
一人で海賊をやるには色々大変らしい。
まず最初に忍耐力だ。
この広い船に一人きり。
話し相手はロボット副長のみ。
私だったら耐えられるだろうか?
(小さな字で「弱気になっちゃだめよ、ベステモーナ」と書いてある)
*
773771:04/08/12 22:49 ID:AVANUZuI
あの夜から時々奴の様子を見ていると頭の上の方を見て、
ぼんやりしていることが多い気がした。
最近はRBの操作などには付き合ってくれるが夜はこない。
…寂しい。

私は情が移ったのだろうか。
*
ここには相談できる友もいない。
もっとも私はこの性格だから友は少ないが。
グラム…
私は変わってしまった。
生きている以上人が変わらないなどあり得ない。
だが…
私は生きている。
日々変化している。
私はこの状況を受け入れようと思う。
私は、たぶん…
私は…

グラムが好きだ。人に渡したくないほどに。
誰かに殺されるくらいなら、自分の手で送ってやりたい。

その、筈なのに。
私の意志は揺れている。
774771:04/08/12 22:50 ID:AVANUZuI
私はどうするべき…いや違う、どうしたい?
これが海賊のやり方。
やりたい事を考え、その為にあらゆる手を打つ。
私のやりたい事?
グラムを倒す準備は整いつつある。
*
さっきまで奴はこの部屋にいた。
明日は出撃らしい。
それを知らせるとあっさりと出ていこうとする。
この男は明日の戦いで死んでしまうかもしれない。
そう思ったら体が勝手に動いていた。

「休むことは大事だ」と。
私は…私は、眠れそうにない。
明日はここを出られるかもしれない、出られないかもしれない。
…私は出たいのか?わからない。
*
『早く行け』そういって微笑んでいた。
私にはそう見えた。
なぜあの男は最期の時に笑ってなどいられるのだ。
私は…!
*
775771:04/08/12 22:51 ID:AVANUZuI
グラムに抱きしめられた。
キスも。家族のキス。
でもそれだけ。
それ以上はなかった。
グラムは私が生きていたこと、ここに、グラムの隣に在ることを喜んでくれているのだ。
嬉しい。

だが、私の居たいところは。
やりたい事は。
*
『海賊船004号、海賊キュベルネス。 RBマーメイド、共に消息不明。
 ただし海賊船夜明けの船との戦闘における予測被害値は危険領域を示しており、98%以上の確率で…』
MAKIの数値では絶望的。
でも、それでも1%の可能性があるのなら私は信じたい。
私のやりたい事。
明日、グラムに話そう。
海賊船、夜明けの船。
いい船だ。
でも私には、ここは優しすぎるのかもしれない。
夜明けの船のクルーにという話も断った。
居候は早く出ていかなければ。

私は今日旅に出る。

ただの海賊、ベスとして。

**
776名無しさん@ピンキー:04/08/15 03:30 ID:xTy0Z18e
寂れたの自分のせいかもゴメソ。
多分需要無いけど絢爛舞踏祭c×エノラを投下。
木曜日のネタばれ…は一応大丈夫だと思います。
**

エノラは夜明けの船の廊下を怒りながら歩いていた。
なによ、おにーちゃんったらでれでれして!
原因は先の流氷墓場での一件である。
私の方が、おにーちゃんを、好きなのよ!
ふと立ち止まる。
「……」
私、おにーちゃんに、好きだって、ちゃんと言った事ない。
走り出す。
おにーちゃんなんて言っていつも誤魔化してたけど…私は、グラムが好き!
扉が開くのを待つ間ももどかしく、グラムの部屋に駆け込む。
「グラム!」
ベッドに寝そべって本を読んでいたグラムが起き上がる。
「なんだよエノラ、妹ごっこはもうお終いなのか?俺、結構気に入ってたんだけど…」
「そんな事より、大事な話があるの!聞いて!!」
「どうしたんだ?エノラ。そんなに怒らなくてもちゃんと聞いてやるから」
手を引いてエノラをベッドの端に座らせるグラム。
ポンポン、と頭を撫でられる感触が気持ちいい。
こんな風にされると妹のままでもいいかなって思ってしまう。
777776:04/08/15 03:31 ID:xTy0Z18e
きっと優しい目をして私の事を見ていてくれてるんだろうと思うと顔が上げられない。
そっと、グラムの胸に凭れかかる。
「なんだよ、寂しいのか?」
そう、かも…私は、グラムが私から離れていくのが寂しい。
「ねぇ、私…」
意を決して顔を上げる。
そこにはやっぱり優しく微笑む“おにーちゃん”が居て。
急に泣きたくなってしまった。
他に、好きな人が居ても、一番近くに居られればいいと思ってた。
だから「おにーちゃん」なんて呼んで、自分を誤魔化して。
恥ずかしい。
自分が好きな人に好きって言えないような根性なしだと思わなかった。
でも、言わなくちゃ。
言わなくちゃ、私はずっとグラムの「妹」のままなんだ。
そんなの、嫌!
「私、グラムが好きなの」
やっと出した声は、小さくて、震えていて、みっともなかった。
私の頭を撫でてくれていた手が止まった。
「自分で“おにーちゃん”とか言い出しといてアレなんだけど…」
きっと困った顔をしてる。
「もう、妹じゃ嫌なの!」
「私、グラムが好き」
今度はまっすぐにグラムの目を見て言った。
778776:04/08/15 03:31 ID:xTy0Z18e
真剣な瞳で見つめ返してくるグラム。
でも次の瞬間にはいつもの笑顔に戻って、
「俺もエノラは好きだよ」
…え?ホントに?
「でも俺の中ではもうエノラは妹なんだ」
天国から地獄。
「そうじゃないでしょ!…他に、好きな人が居るんでしょ」
「え?あ、いや、その…参ったな」
そうやって照れる所がむかつくのよ!
決めたわ。
「グラム・リバー!」
ベッドの上に立ちあがって、徐に服を脱ぎ始めるエノラ。
「一度でいいわ」
ブラウスを脱ぎ、スカートを取り去り、下着に手を掛ける。
「私を女として見て欲しいの」
「ちょ…待てエノラ!そんな事、おにーちゃんとしては…」
「一番近くに居られるなら妹でもいいって思ってた。そうやって自分の気持ちを誤魔化してたの」
ブラを外す。あまり大きくない胸だけど、結構形はいいと…思う。
「でも女として見て欲しい、女として愛されたい」
気持ちの押し付けだってわかってる。
一晩だけの情けに縋る女なんて馬鹿だと思ってたけど。
それでもいいって思っちゃったんだから仕方ないじゃない!
「抱いて下さい」
「エノラ…」
グラムが困ってる。
でも、どうしたらいいのかわかんないッ

**


続くかもしれません。
779名無しさん@ピンキー:04/08/21 01:21 ID:x7wbgf93
age
780名無しさん@ピンキー:04/08/21 11:40 ID:NIZfZT1B
なーに、ここはもともとこんなもんです。
新作きたらじっくり読み、それ以外のときは閑散としたもんですよ。

GJ! お疲れ!
781名無しさん@ピンキー:04/08/21 23:18 ID:NIZfZT1B
式神コミックス2巻発売age
782名無しさん@ピンキー:04/08/26 08:57 ID:MpbwGmFM
ヴァンパイアパニックのある?
783名無しさん@ピンキー:04/08/28 23:45 ID:atylOaXT
人、居ないね〜
保守
784名無しさん@ピンキー:04/08/29 02:15 ID:snN9f+FU
エノラの御奉仕小説キボンヌ。
785784:04/08/29 02:18 ID:snN9f+FU
あるじゃん。
776氏、続きを激しくキボンヌ
786名無しさん@ピンキー:04/09/04 23:47 ID:BgswvESn
たまに保守。
787名無しさん@ピンキー:04/09/07 21:49 ID:tZXCm1y/
職人さんいないのかな?
ホシュ
788名無しさん@ピンキー:04/09/07 22:13 ID:G8l0HuAS
保守age
789前スレ829:04/09/11 17:27:06 ID:BZ0u4JKz
投下したいけど暇が無い・・・。
最近BHDを久しぶりに見て市街戦ノリの滝川×新井木思いついた。
790名無しさん@ピンキー:04/09/12 00:40:17 ID:QfKgmyEV
ガンパレの茜×ののみをキボンヌ
791名無しさん@ピンキー:04/09/12 02:25:33 ID:8YGNBXzc
瀬戸口×舞で瀬戸口が死んで、速水が舞を振り向かせる・・・っていう長編SSがあるサイトを知らないかな?
かなり昔に読んだんだがサイトを忘れてしまった・・・
確か速水×森の茜作戦の長編も一緒にあったような(舞が死んでる話だった気がする
792名無しさん@ピンキー:04/09/12 20:36:48 ID:HdlhfFDI
>>791
速舞系サイトではたいていリンクされてるからすぐ見つかると思うよ。
793名無しさん@ピンキー:04/09/13 04:20:27 ID:GgDfmHQI
>>789
俺もあれに感化されて仁川攻防戦にて、特殊部隊がソウル市街地で戦う話を書いたなあ。
でも長すぎるし、それ以前にエロじゃないし。
誰か原さんのエロエロ小説書いて。
794名無しさん@ピンキー:04/09/13 05:16:03 ID:RqxmS8NA
>>791 今も見てるガンパレサイトはそこだけだなぁ
795791:04/09/13 23:01:41 ID:gehpjXbJ
>>792
おお、サンクス。見つかったっぽい
でも前述したSSは無くなってる?もしかして
796名無しさん@ピンキー:04/09/14 01:20:58 ID:TuyE4WXN
>>795 novel>gpm>ページ一番下のゴミ箱では?
797791:04/09/14 15:42:01 ID:QRZbXBy/
>>796
うあ、気づかなかった_| ̄|○
ありがとう
798名無しさん@ピンキー:04/09/22 13:15:48 ID:Xaqh2nvC
保守。
799四条 ◆JeifwUNjEA :04/09/26 23:32:00 ID:oBcCtp3+
筆遅くてスイマセン保守
投下予定のガンパレは前編1,2と後編の構成になるんですけど、
全部で前のSSよりも長い…orz
更に前編3のネタとかも湧いて来やがりますた。
……時間買いたいです本当に。誰か売って。
800名無しさん@ピンキー:04/09/27 03:29:56 ID:y4fbtXoB
>>799
ガンパレ、がんぱれ、がんばれ、頑張れ、負けるな!
801名無しさん@ピンキー:04/09/28 15:22:24 ID:VgOMM6wW
ヴァンパイアパニック書けよ、糞ども。
802名無しさん@ピンキー:04/09/28 21:24:05 ID:thDC31+l
続き、楽しみにしてます。
保守
803四条 ◆JeifwUNjEA :04/09/29 13:18:12 ID:2WF2l1BL
書くの忘れてた
本編とラストのミニエピローグの間にこんな事もあったのよ、
みたいな流れなので正確には続編とは言えないような

やっとこさ前編1の終盤な訳ですが、既に前作の7割近い量になってます
次スレ行きケテーイ?
804名無しさん@ピンキー:04/09/29 21:10:30 ID:fotqnbcc
長い話は読み応えあって好きだ。
ありがたい事に別に保管庫に収録してもらえるし、
投下初めても構わないのでは?
他に職人さんいなければ。
805四条 ◆JeifwUNjEA :04/09/30 04:28:35 ID:k4+45eIg
れ、連載ですか……ッッ!!(((;´Д`)))ガクガクブルブル
『超』がついてしまう気まぐれ筆なのでそれだけは無理……ッッ!!
更には一気に最後まで読ませるモノしか書けないんで、気長に待っててくらはい
806名無しさん@ピンキー:04/10/04 18:35:37 ID:ceLontrI
とりあえず来須×原なんかに萌えたりしてみる
807名無しさん@ピンキー:04/10/05 19:53:18 ID:XJOkao++
>806
何気にいいかも。
808名無しさん@ピンキー:04/10/08 18:54:21 ID:WJq0ZGND
新刊発売age
キスシーンに萌え萌えw
809名無しさん@ピンキー:04/10/09 03:39:02 ID:RrPC0Gp/
陵辱モノの投稿はOKですか?
スカウト2人に弄ばれる萌りんを書いてるんですが
810名無しさん@ピンキー:04/10/09 04:25:01 ID:SExlRanR
>>809
ぜんっぜんOKですぞ。
来たれ勇者よ。
811名無しさん@ピンキー:04/10/11 22:54:04 ID:yAR9isOJ
>808
もう新刊出てるのか…本屋にいかねば。
教えてくれてありがd

>809
自分的にもOK
投下時に「陵辱モノ」と但し書きをどっか入れて下されば完璧。
楽しみにしてます。
812809:04/10/13 02:26:53 ID:Q7EzAAa+
途中で詰まったので書けた部分だけ投下します。
スカウト(若宮・来須)が萌に薬を盛ってH
一応陵辱系?
813809:04/10/13 02:27:41 ID:Q7EzAAa+
 衛生官の仕事には密かに噂される裏業務があった。
メンタルケアと言えば聞こえは良いが、実際は性欲処理。
ここ5121小隊でも衛生官を勤める石津萌はしばし、小
隊男子の性欲処理に使われることがあった。
 萌の持つ独特な背徳的な雰囲気は、男子の劣情を誘うも
のがあり、小隊発足時には男子生徒全員が一度はその体を
試したのだが、まるで人形のようにただされるがまま息も
顔色も変えない上に凹凸に乏しい体とあって、抱くに値せ
ずと評価した者が大半であった。
 しかし中にはそれでもいい者、誰でもいい者もいたため
彼女の裏業務は今も続いているのだった…
 その日、業務時間終了間際に現れたのは若宮と来須。
2人ともここの常連で、個々に訪れることもあれば一緒に
相手をすることも珍しくなかった。
ズカズカと詰め所に上がり込むと表向きは仮眠室になって
いる奥のコーナーへと消えて行く。
萌は小さく溜息を吐くと、救急箱の蓋を閉め詰め所の扉に
鍵と「繁忙中」の張り紙をして奥へと消えた。
………
「石津、今日はおもしろいものを持ってきたんだ。裏マー
ケットの品だが、効果は見てのお楽しみってやつだ」
そう言うと若宮は萌の左手首を掴み、強引に多目的結晶へ
プログラムを流し込んだ。
814809:04/10/13 02:28:18 ID:Q7EzAAa+
「…ひゃ…ぐ…」
萌は敏感な部分を刺激されおかしな声をあげる。
否定するように首を左右に振り喉を押えたかと思うと急に
ぐったりとその場に崩れかけた。
 若宮が空になった手でとっさに背中から支えると、彼女
の体の変化が既に始まっていることに気付いた。
「どうやら本物らしいな」
普段は冷たい萌の体が熱を帯び、凪のようだった息遣いも
荒々しく変化している…
体を震わせながら何かに耐えるように声を押し殺す萌。
「……苦しいのはここだろう?」
来須がおもむろに彼女の胸をわし掴みにした。
「うあぁぁぁ!」
 萌のものとは思えない大きな悲鳴が室内に響く。
本来かなり控えめなサイズの彼女の胸はかろうじて掴める
サイズに成長していて、制服もブラジャーも胸を抑える拘
束具でしかない。
そこにいきなり来須の責めが入ったのだから、その痛みは
計り知れない…
「おいおい、ものごとには過程ってものがあるだろう?」
そう言って若宮は乱暴に萌の制服を脱がせる。
開放された萌の胸はスレンダーな体とはアンバランスで、
整備主任の原のそれを思わせる豊かさがあった。
815809:04/10/13 02:34:37 ID:Q7EzAAa+
 サイズの合わないブラジャーから反抗するように溢れた
バストをストラップが抑える様はSMプレイを思わせる。
ついにはアジャスターが悲鳴を上げて千切れ、紐が若宮の
顔に当った。
「フッ…」
思わず来須が吹き出す。
「ッ…薬の効果が切れる前に終らせるぞ」
若宮は表情を隠すように乱暴にローションを手に取った。
プレイボーイの瀬戸口や熟練の猛者善行、変態プレイの岩
田をもってしても萌の花弁が潤うことが無かったため誰が
置いたかは定かでは無いがいつのまにか置いてあった物で
ある。その間に来須が萌の残った衣服を脱がせる。
見事な連携プレイだ。
「……!」
仕上げに萌の体を後ろから両膝を抱えM字開脚で固定し、
いつもは若宮を待つのだが、今日は萌の様子がいつもとは
変わっていた。
膝の上に乗せた萌のパンティを脱がそうと手を伸ばすと、
まる漏らしたように水分を含んでいるではないか。
指で確認するとすんなりと受け入れ卑猥な水音を立てる。
「…あっ」
そして室内に響く切なげな声。
指を出しいれするたびに規則正しく萌は声を漏らした。
「あ…あっ…うぁ……あぁぁん…」
彼女にとって始めての快感だったらしくあっというまに1
オクターブ高い嬌声と共に指を締め付けると果てしまった。
816809:04/10/13 02:39:34 ID:Q7EzAAa+
とりあえずここまで。
後半は現在執筆中です。
展開は思いつくけどうまく書けない(泣)

スレ汚し失礼しました。
817名無しさん@ピンキー:04/10/13 19:06:11 ID:98Wqq97C
絢爛舞踏祭って、アルファシステムとなにか関係あったっけ?
公式サイト見てもわからなかったんだが、ガンパレなんかとリンクしたりしてるのならば見てみようかなと思うのだが・・・。
818名無しさん@ピンキー:04/10/14 20:57:11 ID:nM9ocxKr
>890
乙でした!!
この先の展開が気になるよ!
詰まってるって事見たいだけどゆっくり投下して下さい。
待ってるよノシ

>817
「企画」アルファシステムでゲームがでます。
アニメはゲームのパラレルワールド。
一応第6世界っぽいような気もしたけどその辺は
考察スレ行って下さい。
819追加:04/10/14 21:23:07 ID:nM9ocxKr
>817
参考スレ 

絢爛舞踏祭ザ・マーズデイブレイク 考察スレその2
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1083681014/l50

ゲームスレ 絢爛舞踏祭 その3
http://game8.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1094928958/l50
820809:04/10/17 19:46:19 ID:wo+nh4nZ
続き投下します。

 来須はガマンできず指を抜くと間を置かず自分のモノを
萌の中へ入れた。
「胸を大きくするだけの薬と聞いていたが、こんな効果も
あったとはな、ってずるいぞ」
背後から体を貫かれ言葉にならない悦びの声を上げる萌の
姿は、人形のような面影はない。
「…ひっあひぃ…あぁ…!」
髪を振り乱し、逃げるどころか更に深く貫かれようと腰に
体重をかける萌に来須は逆に戸惑う。
腰の動きが自然に緩やかなものに変化した。
昇りつめそうな快感を味わっていた萌は、言いようのない
焦燥感に襲われた。
「…ぁ……まだ…いける…わ…」
そういうと自ら腰を動かし来須の肉棒を支配した。
ぎこちなく腰を上下にグラインドまだコツがつかめず、萌
の焦燥感はさらに募っていく…
さらなる快感を求めようと片手が胸に伸びた。
「おっと、もう一人いることを忘れてないか?」
萌の手首を掴んで若宮が言った。
彼の掌いっぱいでもまだつかみきれないくらい大きな胸を
両サイドからこすり合わせるように両手でもみしだく。
むにむにとした感触が若宮の掌いっぱいに広がった。
「…んっ……へ…んなの…ぉ…ぅあ…」
柔らかさが失われたかと思うと、脈打つと共に彼女の胸は
さらに大きくなった。
ゴクリと若宮が生唾を飲み込んだ。
室内は急に静寂を取り戻す…
821809:04/10/17 19:46:47 ID:wo+nh4nZ
「……続ける」
沈黙を破ったのは来須だった。
彼は再び腰を動かし始めた。
すると胸は若宮が揉まなくても勝手に弾ける。
若宮はそこに自らの肉棒を挟み込んだ。
「これはマジでいいぞ」
口や性器、手とはまた違う、マットで柔らかい感触。
胸にかなりのボリュームを必要とするプレイだが現在の萌
の胸はすっぽりと若宮のモノを包み込んでいた。
萌の胸の触感と挟んでいる自分の手の動き、これに来須の
腰と連動する予測できない動きが加わりあっという間に若
宮は達しそうになった。
来須の方ももう限界らしく先程から突き上げるリズムがよ
り激しいものに変化している。
「うぁぁ…ひ…いぐぅ…」
喘ぎすぎて掠れた嬌声がけれども力強く室内に響いた。
それは彼女のギブアップ宣言だった。
ぐったりと若宮の体に萌が倒れ込んだ。
慌てて若宮が萌を受け止めようと胸から手を離す。
急に開放された肉棒はその瞬間あっけなく溜まっていた欲
望を開放した。
来須も萌と同時に果てていたらしく彼女の体から離れた。
822809:04/10/17 19:47:16 ID:wo+nh4nZ
 オルガニズム後の倦怠感も萌にとってははじめての体験
だった。今までは行為の後、何事もなかったかのように衛
生官本来の仕事を再開するのだが、今日はとてもそんな気
分にはなれない。
若宮と来須に挟まれ川の字で横になり静かに休んでいる。
「…これ…このまま…なの?」
冷静になってくると重く体にのしかかる爆乳に疑問が生ま
れてきた。
 服のサイズは合わないし、こうして仰向けで寝ていると
息苦しくって肺が潰れそうなのだ。
「……」
来須が無言で胸を揉み始めた。
「…このままじゃ…困る……あっ」
「別に俺達は困らない、だろ来須?」
若宮ももう片方の胸を揉む。
すっかり敏感になった萌の体はバカバカしいと思いつつも
感じてしまう。
「…やだ…よくな…っ…ぃ」
ぴゅっ
ぷしゃぁぁぁ
萌の胸から勢いよく白濁液が噴出された。
それと同時に彼女の胸はみるみる萎んでいき、あっという
まに半分くらいのサイズに落ち着いた。

 この日以来萌はこの仕事も悪くないと思うようになり、
小隊男子たちはその恩恵にありがたくあやかったという。
<完>
823名無しさん@ピンキー:04/10/17 23:19:28 ID:vvhOtphe
>820
お疲れさまー
GJでした!
ちゃんとエロいよ。
萌りんかわいいよ(*´Д`)ハアハア
824名無しさん@ピンキー:04/10/18 00:56:15 ID:WHzM3r8n
>809
乙&GJ。
最初暗い雰囲気と思って読んでたら(2本挿しとか責め責めな展開を予想してた)
ハッピーエンドで意外でした。
冒頭部分読んでまさか3人で川の字で寝るなんて想像できない…!
しかも射乳デスヨ?なんかほのぼのしてるし。
正直やられたと思いました。

825名無しさん@ピンキー:04/10/18 01:28:41 ID:k+TDiOtO
>>809
萌分補給完了。乙でした。
いろいろされちゃってあくまで受身な萌に愛。
826名無しさん@ピンキー:04/10/23 16:05:53 ID:0Jn68Jar
久しぶりにSS倉庫?見ようと思ったら表示されなかった。
お引越しした?それともたまたま見られなかっただけかな・・・
827四条 ◆JeifwUNjEA :04/10/24 03:40:57 ID:Cympj9Wx
トップページの鯖が潰れたらしいです
現在のトップはこちら
http://sslibrary.gozaru.jp/
828名無しさん@ピンキー:04/10/24 08:21:09 ID:P+VGWk/1
>>827
そうだったのか、教えてくれてありがとう。
829名無しさん@ピンキー:04/11/01 23:34:30 ID:MH6+GN9e
ほしゅ
830名無しさん@ピンキー:04/11/03 00:45:08 ID:kb5BbQ1n
原点回帰で舞が見たくなってきた。
職人様おながいしまつ。
831名無しさん@ピンキー:04/11/04 20:42:47 ID:uORGO6aO
岩舞か来原…絢爛も式神もいいな。
832名無しさん@ピンキー:04/11/05 22:48:41 ID:/xxMJ0PP
お膳立てされて光太郎と小夜がらぶらぶエチーする話が読みたい。
833名無しさん@ピンキー:04/11/13 12:13:10 ID:ZspswjFJ
ガンパレ漫画版を読んだ。
あからさまにエロい。ソニー監修なのにいいんか!?
834名無しさん@ピンキー:04/11/14 01:47:38 ID:VcMOwOc9
あれはアルファがづらに丸投げしたからな…
(舞の胸でか杉ってチェックは入ったらしいけど)
835名無しさん@ピンキー:04/11/18 18:40:23 ID:iqV3tVt1
http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n9756951
ガンパレのエロといえばこれよ〜
石津萌萌え〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これでぬいとけや
836名無しさん@ピンキー:04/11/22 01:03:41 ID:7iBwMlc0
ここって保守必要だったっけ?
837名無しさん@ピンキー:04/11/22 09:48:08 ID:MS1+KCZV
一月近く書き込みがないけど消えてないスレがあるな
838名無しさん@ピンキー:04/11/24 02:53:06 ID:IJHEIiKZ
>>837
そうなのか。
じゃあまめに保守しなくていいんだな。ありがとう。
839名無しさん@ピンキー:04/11/29 16:51:10 ID:jEpuS8Ex
とはいえついつい保守する俺・・・・・
840名無しさん@ピンキー:04/11/29 18:38:42 ID:ZObA/NKS
職人さんは今頃原稿かなぁ…
841名無しさん@ピンキー:04/12/05 00:48:00 ID:K00kJHat
たまに保守!
842名無しさん@ピンキー:04/12/11 02:30:58 ID:lF/7KPJ5
そしてほしゅ。
843名無しさん@ピンキー:04/12/13 14:33:22 ID:BmiEpAY7
hosyuage
844名無しさん@ピンキー:04/12/14 01:42:52 ID:ABwGuSAh
速水×少女幻想のロリ舞とか需要ありますか?
本番無しなんだけど…
845名無しさん@ピンキー:04/12/14 04:11:07 ID:wT/ESbOm
>>844
投下キボン。
速水はぽややんだっけ?青?
846名無しさん@ピンキー:04/12/18 00:26:36 ID:WHwBIbLx
>>844
需要あり!待ってまつ

>>845
青じゃない方だ
847名無しさん@ピンキー:04/12/19 01:10:33 ID:alAee4l9
"ザサエさん"だったんですね。
以前から知っていたのに裸足でドラ猫追いかける人と同じ名前だとばかり。
すっきりしたようなしないような。
848名無しさん@ピンキー:04/12/20 00:54:41 ID:wcV2SL/D
>846
わーい、回答ありがとう。
スッキリしたよ。
>844
投下待ってる。
エロ無しの話もあるよ、このスレ。
849OVERS:04/12/22 23:47:01 ID:lOJA5B4A
ガンパレってすごいゲームだなぁ…と、つくづく思う。もし今現在のポリゴン技術で
PS2版で出たらシナリオ追加なくても買いそうだ。

久しぶりにちょろっと書いてみます。あ・プレイし直して来たんで誤字は無いと思います;


萌は夕暮れの校庭で走り込みをしていた。スカウトに移動になってから毎日の日課だ。
最近は体の調子もすこぶる良い。ゴブリン程度ならカトラスで追い払えるようにもなった。

「石津ーっそろそろメシ食いに行こうぜ」
「…うん 今行く」

校舎の窓から瀬戸口が呼ぶ。この上ない至福の時だ。走り込みの後で味のれんに
瀬戸口と行くのも日課になっている。

「…ふぅっ…」

大きく深呼吸をする。全てが上手く行っている…友達ができた。イジメが無くなった。
瀬戸口とも付き合うことができた。後はコレを維持する「自分」を鍛え上げるだけだ。
維持する力が無ければまた元の…あの頃の…イヤな自分になってしまう。

「…おまたせ」

軽くシャワーを浴びて瀬戸口を迎えに行く。手をつないで歩く石津に恐れる物は何も無い。

「何かイイコトあった?」
「…イイコトだらけ」

はにかんで微笑む。石津の自分との戦いはまだまだ始まったばかりなのだ。


=石津 萌のちょっといい日々  了=
850名無しさん@ピンキー:04/12/24 23:53:54 ID:Z+46X1NL
>>849
乙!
何気ない日常の風景イイ!
851名無しさん@ピンキー:04/12/25 00:05:22 ID:5bg2yeag
次スレ用。
アルファシステムサーガよりアルファシステムが関わった全仕事。

ファイティング・ストリート (PCエンジン−CD)
 格闘アクション ハドソン 88.12.04
凄ノ王伝説 (PCエンジン−Hu)
 RPG ハドソン 89.04.27
マネーダイアリー (PC−9801)
 ビジネス サムシンググッド 不明
SCD (X−68000)
 ツール SHARP
No・Ri・Ko (PCエンジン−CD)
 アイドル ハドソン 88.12.04
ダウンロード (PCエンジン−Hu)
 シューティング NECアベニュー 90.06.27
モンスターレアー (PCエンジン−CD)
 シューティング ハドソン 89.08.31
イースT・U (PCエンジン−CD)
 RPG ハドソン 89.12.21
大魔界村 (PCエンジン−SG)
 アクション NECアベニュー 90.07.27
バトルスタジアム (ファミコン)
 スポーツ I・G・S 90.12.20
852名無しさん@ピンキー:04/12/25 00:05:48 ID:OU+mWBqk
サイバーコア (PCエンジン−Hu)
 シューティング I・G・S 90.03.09
ノーブルマインド (X−68000)
 RPG アルファ・システム 不明
パワーリーグ (X−68000)
 スポーツ ハドソン 不明
上海2 (PCエンジン−CD)
 パズル ハドソン 90.04.13
上海2 (X−68000)
 パズル ハドソン 不明
ポピュラス (PCエンジン−Hu)
 シミュレーション ハドソン 90.04.13
バイオレントソルジャー (PCエンジン−Hu)
 シューティング I・G・S 90.12.14
イースV ワンダラーズ・フロム・イース (PCエンジン−CD)
 RPG ハドソン 91.03.22
ダウンロード2 (PCエンジン−CD)
 シューティング NECアベニュー 91.03.29
Float2 (X−68000)
 浮動小数点パック SHARP 不明
853名無しさん@ピンキー:04/12/25 00:06:18 ID:OU+mWBqk
Float3 (X−68000)
 浮動小数点パック SHARP 不明
サイバーコア (X−68000)
 シューティング SPS 不明
トリッキー (PCエンジン−Hu)
 パズル I・G・S 91.07.06
財テク家計簿 (PC−9801)
 ビジネス サムシンググッド 不明
ポピュラス ザ・プロミストランド (PCエンジン−SCD)
 シミュレーション ハドソン 91.10.25
天外魔境U 卍MARU (PCエンジン−SCD)
 RPG ハドソン 92.03.26
アドベンチャークイズ カプコンワールド (PCエンジン−SCD)
 クイズ ハドソン 92.06.19
Float2 (X−68030)
 浮動小数点パック SHARP 不明
Float3 (X−68030)
 浮動小数点パック SHARP 不明
サイキック・ストーム (PCエンジン−SCD)
 シューティング 日本テレネット 不明
854名無しさん@ピンキー:04/12/25 00:06:44 ID:5bg2yeag
ハテナの大冒険(PCエンジン−SCD)
 クイズ ハドソン 92.06.19 ※カプコンワールドとカップリング販売
超英雄伝説ダイナスティックヒーロー (PCエンジン−SCD)
 アクション ハドソン 94.05.20
キアイダン00 (PCエンジン−SCD)
 シューティング 日本テレネット 92.10.23
エグザイルU 邪念の事象 (PCエンジン−SCD)
 アクション 日本テレネット 92.09.22
ドラゴンスレイヤー 英雄伝説U (PCエンジン−SCD)
 RPG ハドソン 92.12.23
クイズキャラバン カルトQ (PCエンジン−SCD)
 クイズ ハドソン 93.05.28
ゴジラ爆闘烈伝 (PCエンジン−SCD)
 格闘アクション 東宝 94.02.26
CD−ROMカプセル2 (PCエンジン−SCD)
 オムニバス 小学館 93.05.21
エメラルドドラゴン (PCエンジン−SCD)
 RPG NEC HE 94.01.28
CD−ROMカプセル3 (PCエンジン−SCD)
 オムニバス 小学館 93.08.09
855名無しさん@ピンキー:04/12/25 00:07:06 ID:OU+mWBqk
龍虎の拳 (PC−エンジン−AC)
 格闘アクション ハドソン 94.03.26
CD−ROMカプセル4 (PCエンジン−SCD)
 オムニバス 小学館 93.11.
ゴジラ怪獣大決戦(スーパーファミコン)
 格闘アクション 東宝 94.12.09
GODZILLA(DESTROY ALL MONSTERS) (Super NES)
 格闘アクション 東宝 95.
CD−ROMカプセル5 (PCエンジン−SCD)
 オムニバス 小学館 94.03.
エメラルドドラゴン (スーパーファミコン)
 RPG メディアワークス 95.07.28
CD−ROMカプセル6 (PCエンジン−SCD)
 オムニバス 小学館 94.07.
ホーンドアウル (プレイステーション)
 ガンシューティング SCE 95.12.29
リンダキューブ (PCエンジン−SCD)
 RPG NEC HE 95.10.13
MYST (プレイステーション)
 アドベンチャー ソフトバンク 95.01.27
856名無しさん@ピンキー:04/12/25 00:07:28 ID:OU+mWBqk
MYST(Play Station the Best) (プレイステーション)
 アドベンチャー ゲームバンク 97.03.28
ドリームチェンジ 小金ちゃんのファッションパーティ (Loopy)
 着せ替え カシオ 95.
わんわん『愛情物語』 (Loopy)
 アドベンチャー カシオ 96.
シミュレーション・ズー (プレイステーション)
 シミュレーション ソフトバンク 96.11.29
シミュレーション・ズー (セガサターン)
 シミュレーション ソフトバンク 97.02.07
タクラマカン 敦煌傅奇 (プレイステーション)
 アドベンチャーパズル パトラ 96.11.22
タクラマカン 敦煌傅奇 (セガサターン)
 アドベンチャーパズル パトラ 96.12.27
ネクストキング〜恋の千年王国〜 (プレイステーション)
 恋愛SLRPG バンダイ 97.06.27
リンダキューブ・アゲイン (プレイステーション)
 RPG SCE 97.09.25
リンダキューブ・アゲイン(Play Station the Best) (プレイステーション)
 RPG SCE 99.06.03
857名無しさん@ピンキー:04/12/25 00:07:53 ID:OU+mWBqk
ネクストキング〜恋の千年王国〜 (セガサターン)
 恋愛SLRPG バンダイ 97.11.20
拡大越前 (Windows)
 アプリケーション パトラ 不明
幻世虚構 精霊機導弾 (プレイステーション)
 ガンシューティング SCE 97.12.11
ルナ シルバースターストーリー (プレイステーション)
 RPG 角川書店 98.05,28
ルナ シルバースターストーリー(Play Station the Best) (プレイステーション)
 RPG 角川書店 99.04.28
リンダキューブ 完全版 (セガサターン)
 RPG アスキー 98.06.18
サイバー大戦略 出撃!はるか隊 (プレイステーション)
 シミュレーション システムソフト 99.02.04
サイバー大戦略 出撃!はるか隊(Super Lite 1500シリーズ) (プレイステーション)
 シミュレーション サクセス 00.09.28
俺の屍を越えてゆけ (プレイステーション)
 世代交代RPG SCE 99.06.17
俺の屍を越えてゆけ(Play Station the Best) (プレイステーション)
 世代交代RPG SCE 00.07.06
858名無しさん@ピンキー:04/12/25 00:08:23 ID:5bg2yeag
プチぷちコレクション(i−mode)
 セルフチェッカー ハドソン 01.01.22
高機動幻想ガンパレード・マーチ (プレイステーション)
 学園戦略シミュレーション SCE 00.09.28
Magic:The Gathering (ドリームキャスト)
 トレーディングカードゲーム セガ 01.06.28
式神の城 (アーケード)
 シューティング タイトー 01.09.13
暴れん坊プリンセス (プレイステーション2)
 RPG 角川書店・ESP 01.11.29
式神の城 (Xbox)
 シューティング キッズステーション 02.03.14
式神の城 (プレイステーション2)
 シューティング タイトー 02.06.27
式神の城EX (Windows)
 シューティング キッズステーション 02.08.08
テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2 (ゲームボーイアドバンス)
 コスプレRPG ナムコ 02.10.25
式神の城 EVOLUTION 紅/藍 (Xbox)
 シューティング キッズステーション 02.12.19
859名無しさん@ピンキー:04/12/25 00:09:10 ID:5bg2yeag
式神の城U (アーケード)
 シューティング タイトー 03.04.22
式神の城 (ゲームキューブ)
 シューティング キッズステーション 03.10.24
新世紀エヴァンゲリオン2 (プレイステーション2)
 ワールドシミュレーター バンダイ 03.11.20

他に新しく、アニメのガンパレ他もやってますな。
860OVERS:04/12/27 23:16:57 ID:h2Xf9F62
誰も書かないとワタクシが駄文書きますよ?
861名無しさん@ピンキー:04/12/27 23:31:28 ID:9bJdIH8C
>860
駄文じゃないよ―
投下待ってますノシ
862OVERS:04/12/28 00:43:54 ID:CiMgmpdw
んじゃ微妙なのをいってみますかね…


轟…轟…疾風が行く…黒いつむじ風…
轟…轟…音がする…骨を砕く音…

幻獣と交戦・退却した翌日の放課後、小隊の面々は「敗戦」の重い空気にのしかかられ
ながら復旧作業に集中…授業など後回しだ。
一息つきそれぞれが休息を取る。ようやく和んだ空気が流れ始める。その空気を強める
かの様に色事の話で盛り上がる男衆。もちろん中心は瀬戸口隆之その人である。

「しっかし師匠はモテモテでいいよなぁ〜」
「だよね 顔だけじゃないってのは強いよね」
「お・ウレシイこと言ってくれるじゃないか」

滝川・速水・瀬戸口は士魂号の足元で休息を取っていた。その時見なれない妙齢の女性
がハンガー内に入ってきた。

「あ・関係者以外立ち入り禁止だぜ!!」
「誰かに用ですか?」
「あの…瀬戸口さんをお願いしたいのですが…」
「ん………!! アンタか 今行く わりぃけどちょっと抜けるぜ」

声を聞くなり瀬戸口は駆け出し、神隠しで起きたかのごとく女性とその場から消え去った。

「人妻かぁ…イイなぁぁぁぁ…」

滝川のうらやむ声が響いた。
863OVERS:04/12/28 01:01:59 ID:CiMgmpdw
「明日香さん 用がある時は携帯にって言っておいたよな?」

瀬戸口は女性に食ってかかるように言い放つ。

「で 次はどこだ?」
「球磨戦区がかなり旗色が悪いのでそちらに…」
「解った んじゃ…」
「待って!」
「…何の真似だ?」
「瀬戸口さん つれないこと言わないで… 伝言のためだけでココに来たんじゃないのよ?
 解ってるでしょ?私はアナタのこ…んむっ!」

瀬戸口の口が言葉を遮る。舌が明日香と呼ばれた女性の口内を乱暴にこじ開け蹂躙する。
ピチャクチャと粘液質の音があたりに響き渡る。

「あふっ…」
「なんだ ちょっと口ん中かき混ぜただけでコレか?」
「ぅあうっ!!!」

手がスカートの中に滑り込み、下着の上から秘裂を弄る様にこすりあげる。そのさまは
いつもの瀬戸口からは想像もできないほど乱暴な物だった。

「ハっ! なんだこりゃ ベトベトじゃないか そんなに欲しいか?」
「ほ…欲しィ…」
「こっちゃ急いでんだ 欲しけりゃ自分で入れ易い格好になれ そうすりゃその淫乱なメス
 の『気』を全部吸い取ってやるからよ…」
「はぃ…ハィィィィっっっ!!」
864OVERS:04/12/28 01:17:16 ID:CiMgmpdw
明日香は四つん這いになり不恰好に尻を突き出す。蜜でベトベトになった秘部に瀬戸口
の肉槍が勢いよく突き刺さる。

「アひぃぃいいぃい゛!?」
「オラ これが欲しかったんだろ?どうだ? ソラっソラっ!!」
「あぅっ!あぅっ!あふぅっっ!!!もっと…もっとぉ!!!!」

瀬戸口の腰が乱暴にグラインドする度、下卑たメスの嗚咽が壊れたCDプレーヤーよろしく
繰り返される。

「イクっイクっ『鬼』のチンポでいくぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
「!」

その瞬間瀬戸口は分身を蜜の谷から引き抜き、だらしなく崩れてるメスの顔へ白濁液を
ぶちまけた。

「はぁ…はぁ…な…なんで…抜いちゃ…ったの?」
「………『鬼』の子を孕ます訳にゃいかないだろ んじゃ『気』も喰らったし もう行くぜ」

既に遠くを見つめたまま瀬戸口は歩き出す。

轟…轟…疾風が行く…黒いつむじ風…
轟…轟…音がする…骨を砕く音…

その日球磨戦区は謎の戦力出現により幻獣を退け防衛に成功したという。
865OVERS:04/12/28 01:20:40 ID:CiMgmpdw
「師匠!昨日の戦果はどーだったぁー!?」

ハンガーの上から滝川が大声で入今来たばかりの瀬戸口に聞く。

「はははっ まぁまぁかナ」

瀬戸口は苦笑いで答えた。



===哭いた赤鬼  了===
866OVERS:04/12/28 01:44:35 ID:CiMgmpdw
おまけ

なんか頭の中で「田丸ピロチのガンパレードマーチ」が止まりません。
もしくは」「雷句 誠のガンパレードマーチ」
867名無しさん@ピンキー:04/12/28 23:50:30 ID:AQEuCMZE
>OVERS氏
いつも乙です。
868OVERS:04/12/29 00:25:52 ID:njJnwdZZ
田丸ピロチのガンパレードマーチ

壬生屋「このロリ!ペド!」
瀬戸口「はっはっはナニを根拠に…」
東  原「たかちゃーん!」
瀬戸口「ののちゃん萌え萌え〜」
壬生屋「コイツモノホンのダメ人間だー!!!」


いや…その…書かずにおれなんだ;
869名無しさん@ピンキー:04/12/30 00:59:37 ID:M35y92oq
ワロタ
870OVERS:04/12/30 01:30:19 ID:60r7GPlR
おや、エロ抜きなんでちょっと心配だったけどピロチはOKっぽい?

田丸ピロチのガンパレードマーチ〜味のれん編〜

ガラガラガラ…
おやじ「ヘィラッシェー!!なんにする?」
芝 村「えっと…(メニューを見る」

和風焼きそばパン
和風コロッケ
和風サンドイッチ
和風抹茶
和風ポテトチップ
和風コーラ
和風クリームコロッケ…………

速 水「ぬぅ…どうしたものか」
おやじ「おっと忘れてた パカパーン!おめでとう今日3人目のお客さん!」
2  人(絶句)
871 【吉】 【1865円】 :05/01/01 16:02:57 ID:C767vox8
毎回乙です。
>844来ないねー
872 【1516円】 sareta:05/01/01 20:19:07 ID:ryMLQAL9
田丸ピロチって誰
873名無しさん@ピンキー:05/01/03 23:41:45 ID:T4m4wBtS
>870
速水と芝村の台詞逆の方がよくない?
元ネタ解らんからかも知れんけど。
874OVERS:05/01/08 22:07:27 ID:JLDAE/Bu
>>872
「田丸ひろし」でググってみ。ネラー好みの濃いィ漫画家。
>>873
今見てそう思ったよ。修行不足ですた;
875OVERS:05/01/13 21:12:10 ID:SDAnvkef
おいおい誰もいないのかい?また駄文投下しちゃうよ?ん?
876名無しさん@ピンキー:05/01/13 21:19:51 ID:2mwCbd9W
祭夏なんかをキボン
877名無しさん@ピンキー:05/01/13 21:20:24 ID:2mwCbd9W
あげてしまったよ・・・・・・
878名無しさん@ピンキー:05/01/13 22:02:17 ID:FaZ4LYeM
森さんで一つお願いします。
879名無しさん@ピンキー:05/01/13 23:40:17 ID:hl+jMbVg
三人はいるのだね…
880OVERS:05/01/13 23:46:03 ID:uHsYwZwu
いいねいいねー。ちょうどそのキャラ達で何か書こうと考えてたんよ〜。
かっちゃんまっちゃんとかっちゃん森どんでやってみようかすぃら…
881OVERS:05/01/14 01:06:26 ID:c9ivW7Zb
「あ・あれ…生きてる?」

聖銃にとり付かれて暴走した狩谷が正気に戻って初めて目にしたのはボロボロに
なりながらも微笑みかけるクラスメート達だった。

「大丈夫か?狩谷」
「なっちゃん!ケガ無いか?どっか痛ぁないか?」
「あ・う・うん大丈夫だ なんともないよ…」

「!!!!!?」

一同息を呑む。

「た……立った………」
「え?」
「なっちゃんが…立ちよった!!」
「え? あ!」

加藤は涙をこぼしながら狩谷にしがみついた。自分が原因で動かなくなった狩谷の足が
どう言う訳か普通に機能してるのだ。

「ど・どうなってるの?」

速水もめをぱちくりさせ、今までの疲労も忘れて立ちつくす。

「わ・解らないよ 確か僕は幻獣に食われてそれで…だめだ…そこから先がまったく
 思い出せない…」
「ええやん…なんでもええやん! なっちゃんの足治ったんや!!」
「…そうだね きっととり付いてた幻獣ごと悪い患部も消えたんじゃないかな?」
「非科学的だけど…ロマンチックではあるね 速水 ありがとう」
882OVERS:05/01/14 01:20:47 ID:c9ivW7Zb
それからというもの狩谷は日増しに快活に、積極的になっていった。
歩けるようになってからは随伴歩兵の訓練も受け、ウォードレスも着れるようになり、
今では来栖・若宮・田代の三強に迫る勢いにまでなった。また士魂号の操縦もあっと
いう間にマスターし、小隊の戦力として申し分無い力を手にいれた。事故で失った物を
取り戻すかのように…

「ハイ なっちゃんお疲れ〜」

加藤が訓練を終えた狩谷に缶ジュースを渡す。狩谷はニコリと微笑んでそれを受け取る。

「なぁ祭…ちょっと時間…いいか?」
「え?どしたのなっちゃん…」

狩谷は夕焼けのプレハブ校舎の屋上に加藤を連れてきた。

「なぁなぁなっちゃんどーしたん?こんなトコ連れてきて」

加藤は内心ウキウキしていた。告白でもされるんじゃないかと…しかしその期待は大きく
裏切られた。



続く
883876:05/01/14 21:32:14 ID:Pf7aPvYH
え、何、なんなの?
あんまり祭を不幸にしないでね・・・・・・
884OVERS:05/01/16 00:15:44 ID:M4zNKzOI
ウヒ、がんばる。


狩谷は真顔で、でもどこか責めるような目で加藤を見つめる。車椅子の生活の頃の目で…
加藤は思わず息を飲む。

「最近 幻獣に食われる前の記憶が少しだけ戻ってきたんだ…」
「ナニか思い出してん?」
「祭 正直に答えてくれ」
「え?え?な・なんやのん?」

狩谷の目がキツくなる。こぶしまで握り締めて身震いしている…悲しみ?怒り?加藤には
想像もつかない。

「ボクの……のために…ぅしてたって…本当なのか…?」

狩谷が苦しんでる?絞り出すような声で聞き取れない。

「え?なに?なんやねん!?ハッキリ言うてや!」
「ボクの足の治療費のために…援交してたってのは…本当なのか!?」
「!!」

目の前が真っ暗になる。もちろん加藤はそんなことはしていない。身に覚えが無い。しかも
最愛の人にそう疑われてるという事実が加藤の気力を一気に奪った。加藤はその場に
倒れこんでしまった。


続く(やべぇ エロないかもしれん;
885OVERS:05/01/17 23:07:40 ID:4raK37L/
次の日から加藤は学校を休むようになった。理由を知らないクラスメートは皆心配そうに
ウワサする。

「ヨクナイ病気にデモなったデスか?」
「事故ったんじゃねーの?」
「まつりちゃんがいないと静かすぎるのよー」

狩谷は放課後の教室で独り頭を抱えていた。その時だ。

「どうしたの?」

自分を救ってくれた英雄が声をかけてきた。狩谷はたまらずコトの成り行きを吐露した。

「…狩谷 キミは彼女のコト知らなさすぎだよ」
「でも…」
「ふぅ… いいかい?あの娘はそりゃ金に関してはとてつもなくがめついさ でもその理由
 はキミの足を治す治療費にするためだったんだ それなのにキミが悲しむようなことする
 訳無いじゃないか!」
「え…? ボクの!?」
「知らなかったのか!?」

教室の空気が止まる。狩谷は初めて自分の質問が加藤を傷つけたかを理解した。

「速水 キミのテレパスで祭がどこにいるか教えてくれ!早く!!」
「がんばってね きっと待ってるよ」

その頃加藤は町をふらついていた。自分の居場所を見失ったかの様に…



もちっと続く
886名無しさん@ピンキー:05/01/18 20:28:51 ID:tRpTRA+P
ttp://hibinoccc.s7.x-beat.com/up/img/1150.zip
これをネタにして一本頼む。
887名無しさん@ピンキー:05/01/18 20:37:36 ID:7Ztcgju5
>>886
IDがトラップ
888名無しさん@ピンキー:05/01/18 21:23:51 ID:pn5bR4yb
おかんの側で開けて焦った
889名無しさん@ピンキー:05/01/19 12:49:52 ID:STDVMzd0
続き期待
890名無しさん@ピンキー:05/01/20 01:08:51 ID:izsEH6I1
まだ待ちますよ
891OVERS:05/01/20 23:48:20 ID:yhaBliOT
ややや、待たせてスンマセン;でわでわ…



「ウチ…なっちゃんにそんな軽い女だって…見られてたんか…」

うつむきながら当ても無く歩く加藤に不意に声がかかる。

「お そこのオネェチャン何してんのー?ヒマならオレらと遊ぼうぜぇー」

見たところ地元の悪ガキと他の隊の人間のようだ。

「こんなトコいるってことは…探してんだろ?相手」
「オレらなら充分楽しませてやれるぜー?ハハハハ…」
「ハゲしいのからソフトなのまでなんでもござれだぜぃ?」

頭の悪いセリフに何も言いたくなかったはずなのに思いもよらぬ言葉が口をついた。

「ホンマに満足させれるんかいな?ウチ祖チンはお断りやでぇ?遊んでくれるんなら
思いっきしヒィヒィ言わせてーなぁ なんや3人か?ほな1人5発は搾り出してもらうで?」

まるで3流レディースコミックにでも出てきそうな言葉…言ってしまってから加藤は
我に返る…マズイ。しかしもう後の祭だった。

「へ ヘヘヘ言ってくれんじゃん イイぜー気が狂うくらい楽しませてやんよ」
「…おい イイのか?アレ5121小隊の制服だろ?」
「構うこたねぇだろ 行こうぜオネーチャンよぉ!」

男の手が加藤の手首を乱暴につかむ。訓練してるとは言え悲しいかな、男の力には
かなわない。
892名無しさん@ピンキー:05/01/20 23:54:46 ID:Q3kwmq3C
>886
みれない。
893OVERS:05/01/20 23:59:16 ID:yhaBliOT
「ちょっ…イタイ!離しぃーやぁ!!」
別の手が乱暴に髪をつかみ顔を上に向かせる。

「搾り取ってくれんダロ?あ?」

初めて見る欲望剥き出しの異性に加藤の全身は凍りつく。全身の毛が逆立つ。急に
頭の中に絵が浮かぶ。男達になぶられる自分の姿…

「い…いや…」
「あ?今更何言ってんだ ォイ オレらからかってんのか?」
「た…たすけ…」
「オラこっちこいや!…なんだおまえ?」

3人の内1人が誰かに話しかける。

「その娘を離せ その娘はウチの小隊の隊員だ」
「な…なっちゃ…」
「うるせぇ!邪魔しよってのか?お?」
「オネェチャンと遊ぶ前に準備運動だなオイ」
「オマエら日本語が解らないのか?」
「んだコルァ! あ…」

狩谷は鈍く光るカトラスを男達に突き付けた。

「もう一度だけ言う その娘を離せ さもなくば今まで倒した幻獣の仲間に入れるぞ…
今のボクには貴様らが幻獣にしか見えないからな!」
894OVERS:05/01/21 00:00:27 ID:6GYEMy3Y
初めて聞く狩谷の怒声、いや今までに聞いたことはあったが今回は「重さ」が違う。
男たちも気おされて動けない。

「祭 帰るぞ」
「な なっちゃ…」
「早く来い!」
「なっちゃん!待って!なっちゃん!!」

「命拾い…したな」
「あ・あぁ」

男達はその場にへたり込んだ。



続く 次こそ濡れ場…だといいな
895名無しさん@ピンキー:05/01/21 00:09:13 ID:YolAe+JO
>>892
心の目で見るんだ。
896名無しさん@ピンキー:05/01/21 00:20:39 ID:q23pgnDo
やっとキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
でもまだか・・・・・・

ゆっくりまったりお願いします
897ガンパロ(浴室):05/01/22 16:45:28 ID:YA6peseq
熱い湯で火照った裸身が湯船から出てくる。
肌はやや桃色に染まり、お湯が少女の体を滑り落ちる。
胸を。腹を。背を。腰を。臀部を。足を。
お湯はタイルに落ちて水へと変わる。
彼女の象徴であるポニーテールも今はほどいて黒くて綺麗な長髪になっている。
その体は女特有の丸みと、トレーニングで鍛えられたしなやかさが
同居している。その上水に濡れて光って魅惑的だ。
胸の大きさは平均以下だが、成長途中だと本人は断固している。
少女から大人の女性に変わるそのひとときのあでやかさ。
だが、本人は女の子だと言われるのを嫌うだろう。
芝村であるからには。
りりしさと冷徹さを兼ね備えた瞳。
その一族は世界を征服するらしいと豪語してならない。
898ガンパロ(浴室)2:05/01/22 16:49:23 ID:YA6peseq
だが。
その芝村は湯船から一気に出たせいか、少し立ちくらみを起こした。
「く、芝村とあろうものが・・・」
「舞ちゃん、おふろから急いで上がっちゃめーなのよ。」
そう言うともう一人湯船から、ゆっくりと出てきた。
特定の嗜好を持つものなら気絶しかねないその容姿。
陶器のような白い肌(もっとも、いまは火照っているが)。
芝村と違って、太ってはいないものの、丸みを帯びている体。
リボンを解いている髪は芝村と同じように長い。
背も芝村よりずっと小さい。胸もない。
まあ、ようするに子供体型。
8歳なのだから当然なのだが。
東原 ののみ。二人は今、舞のアパートにいる。
たまに芝村はののみを家に呼ぶ。
理由は時計の電池とか、そんな理由。
もちろんその理由は表に出ることはない。
それはおいておいて
二人はお互い向き合うように腰を下ろした。
火照った体にやや冷たいタイルが心地よい。
体を洗っているとののみが背中を洗ってくれた。
前を洗おうとしてののみが芝村の前に座るとやっとそれに気づいた。
899ガンパロ(浴室)3:05/01/22 16:53:29 ID:YA6peseq
見えないように隠していた芝村の顔が一気に赤くなる。
「まいちゃんそれ」「言うな・・・」
ののみはそれに触ろうとするが、芝村は触らせない。
座ったまま手先の攻防が繰り広げられる。
少しして、ののみの手がそれに触れる。芝村は敗北した。
「えへへー。まいちゃん。つかまえたー。」
「東原・・・わかった。好きにするがよい・・・・」
それをののみの手に掴ませる。
かたい感触。やや、肌の温度より冷たい。
最初ののみは興味深そうに見ていたが、両手でそれを挟むと、
強く握ったり、上下にこすったりしていた。
舞は自分の秘密に触れられている感覚にぞくりと震えた。
ののみが口元にそれを近づけようとしてさすがに東原を止めた。
「ひ、東原、な、何をしようとしている・・・?」
「でないときはこうするといいってかいてあったのよ。」
「・・・東原、それはやめてくれ・・・・」
その一言でののみは諦めたのか、手で出すことに決めたらしい。
さっきよりも、強く、激しく。
両手で挟む。握る。こする。
芝村もそれを手で握るとののみの手の動きを支えてやる。
やっと効いてきたのか、それは少しづつ膨らんでいく。
その先端から少し濁った液体がゆっくりと出てののみの太ももにポトリと落ちる。
「まいちゃん。やっとでそうだよ。」
「あ・・・・ああ」
浴室の中には、シャワーの音だけ。
二人だけの荒い息遣いさえ外には響くことはない。
900ガンパロ(浴室)4:05/01/22 16:59:42 ID:YA6peseq
その中で。
ののみの手の動きが強く、激しくなり、そして。
「!!!!」
びゅ。ぶびゅびゅう。
それの先端から。
ののみの顔に大量の白濁したものがかかる。鼻に。頬に。髪に。どろりと。
白濁したものはゆっくりとののみの顔をつたっていく。
思わず閉じていた目を開けたののみは鼻をひくひくとうごかすと
「ふえ?舞ちゃん、これにおいがすごいね。」
「う、うむ・・・・」
それを指に絡めてにちゃにちゃと、音を立てて遊ぶ。
指が絡むたび、白いものが糸をひき。また にちゃり と音がする。
口に入れるのは芝村がやめさせた。
出したそれはまだ先端から液がとろりとでていた。
まだ、膨張したままだ。
浴室には相変わらずシャワーの音しかしない。
違うのはその中に濃密な、匂いがただようこと。
その匂いはしばらく二人の体を包んでいた・・・。
901ガンパロ(浴室)5:05/01/22 17:00:19 ID:YA6peseq
 それはタイルの上に置いてあった。
かわいい猫がプリントされたシャンプー。芝村の宝物だ。
しばらく使っていなかったから出が悪かったのだろう。
さすがに、使わせないのは大人気なかったか。
芝村は諦めて、シャンプーを手につけるとののみの髪を洗ってやる。
シャワーをかけてやると、
顔にかかったシャンプーも全て流れ落ちていった。
次は隠さずに使わせてやろう。
ののみが浴室から出ていった後。
芝村は湯船に再び体を入れるとゆっくりと目を閉じた。
今はもう、シャワーの音も、シャンプーの匂いも感じなかった。
湯気の中。
タイルの上の猫が舞を見て笑っていた。
 終わり
902ガンパロ atogaki:05/01/22 17:02:38 ID:YA6peseq
駄文長文すいません。後書きよりも・・・
900get! 以上。
903名無しさん@ピンキー:05/01/22 21:17:03 ID:Oxhxl4h8
乙ですが、次回からは一応属性注意お願いします…
904名無しさん@ピンキー:05/01/22 21:29:11 ID:gvGZuPiA
GJ!
オチに禿ワロタ
905OVRES:05/01/22 22:10:14 ID:01vYrMvS
>>ガンパロ氏
ええのぅ…それええのぅ…エロじゃないのにエロいのぅ…はっふぅ〜!



無言のまま歩きつづける狩谷の後を加藤は小走りについていく。狩谷は歩調を緩め様とはしない。

(アカン…なっちゃんメッチャ怒ってる…どないしよ…)

狩谷はその足をプレハブ校舎に向けていた。誰もいない詰め所に入っていく。

「腕 大丈夫かい?」
「うん…あのななっちゃんさっきのは…」

言いかけたところで狩谷の指が加藤の口に止まる。

「何も言うな…解ってるさ 祭がそんなコトする訳無いんだよ」
「なっちゃん?」
「僕が悪かったのさ いじけてひねてヘンに先読みして…ゴメン」

狩谷の目から涙が流れる。後悔と自責の涙。加藤はこらえきれず狩谷にしがみつく。

「なっちゃん!ウチな…ウチな…」
「祭…」

すれ違いつづけた2人が今、ようやく「出会えた」のだ。 
906OVRES:05/01/22 22:34:03 ID:01vYrMvS
「あ…あのな…初めてやねん だからな…」
「わかってる ボクもだから」

詰め所の布団の中で2人は生まれたままの姿で抱き合っていた。
ぎこちなく肌に触れる狩谷の指。その指の動きに敏感に反応する加藤。
雑誌などで手に入れた情報で可能な限り相手に触れようとする。

「祭 結構胸大きいんだ」
「あん! そないに強く揉んだらアカンて…」
「ご・ごめん!」
「もっと優しく…包むように…な?
「こ…う?」
「んっ…そ…そや…あっ!!」

「なっちゃんのココ カチンカチンや…」
「あんまりジロジロみるなよ…ぅわ!?」
「ココ こーやって握るとええんやろ?」
「ちょっまてって…うわっ…」
「なっちゃんも気持ちええやろ?な?

お互い相手の体を確かめるように触り合う。そしていよいよ…
907OVRES:05/01/22 22:39:49 ID:01vYrMvS
「痛かったら言ってよ?」
「だ・大丈夫やて ウチ強い女やで!」
「ヘンな時に強がるなよ」
「…や・優しく…してぇな?激しく動いたりはカンベンな?」
「強い女じゃなかったっけ?」
「いぢわる言わんといてぇな…あ!」

狩谷の分身が加藤の秘部に押し当てられる。
熱く脈打つソレを受け入れるべく蜜がトロリと溢れる。
不意に狩谷の体が加藤にのしかかる。

づるっ…ブヅンぷちぷち…

「あああああああぁぁああぁあ!!」

加藤は身を裂かれる痛みに耐え兼ね悲鳴を上げる。思わず腰を引く狩谷。
しかし加藤の両腕はしっかりと狩谷の肩を抱きしめていた。
908OVRES:05/01/22 22:42:11 ID:01vYrMvS
「祭!大丈夫か!?一回抜くよ?」
「ぐ…あ…なっ…なっちゃん…ええねん…このままでい…てぇな…お願い…」

息も絶え絶えに加藤は涙目で微笑む。たまらず狩谷は抱きしめる。

「なっちゃん…ちょっとだけ…動いて…」
「こう?」
「あうっ!ア…ん!!」
「やっぱりやめ…
「ええねん やめんといて 今 逃したらウチ一生後悔する…」

狩谷は加藤の頭を抱きしめできっるだけゆっくり体を動かした。



今日はココまで スマヌ 後もう一回くらい続きますです。
909ガンパロ 諸注意:05/01/23 16:45:33 ID:SztbuPgk
*この話の属性はふたなり・陵辱です
 苦手な人は読まないでください
910ガンパロ 姫陵辱1:05/01/23 16:47:09 ID:SztbuPgk
速水 厚志と芝村 舞 。
熊本城での激戦の後、5121小隊公認のカップルになった二人は互いのことを意識しつつも
何故か一線を越えられないでいるらしい。奥様戦隊筋だか、確実に。
空が真っ黒になって日が変わる頃、二人は士魂号の前で整備をしていた。
誰もいない、ただ機械の音が響く中。
二人は仕事を放棄していた。
今の雰囲気は既にピンク色。
怪しいBGMが聞こえそうな空間で二人はどちらともなく見詰め合い、お互い抱き合うと
唇を重ね合った。
最初は鳥が食べ物を取るように。軽くつつきあい。
何回か触れた後速水の舌が、芝村の口の中に侵入してくる。
芝村の口の中で異物がのたうっている。ちろちろ。ぞろり。
やがて芝村の舌も速水の舌に絡み合うように、動き出す。
口の中で二人は交わっている。
少しして、苦しくなった芝村が重なっていた唇を離す。
速水の舌と芝村の舌が、別れを惜しむように唾液の糸を引いて離れた。
愛しのカダヤは舞の顔を見て、嬉しそうに笑う。
この顔に芝村は弱いのだ。
911ガンパロ 姫陵辱2:05/01/23 16:47:55 ID:SztbuPgk
舞の後ろ側に回り込んだ速水はまた抱きしめる。
その速水の手が、あまり自己主張しない胸に触れる。
制服の上からはわずかながら柔らかい感触が感じられる。
さすって。押して。指でつついて。
速水の行為に芝村は息を殺して耐える。
よく耳をすませば、わずかに芝村の口から漏れ出した喘ぎが聞けるだろう。
「舞・・かわいいよ・・」
「ば、ばかも、の。・・・・んん・・」
速水の顔が芝村のうなじに移動する。
「ひ・・・」
舌が皮膚の表面を滑っていく。
その感覚に芝村は頭の感覚が麻痺しそうになる。
速水の口が舞の耳を軽く噛む。耳を愛しい人に噛まれる快感。
体が内側から熱を帯びてゆく。
耳を噛んだまま速水の手が、下に移動していく。
手がそれに触れる寸前。
   ぐい
途端に芝村の体が速水を拒絶するように離れた。
いつも速水がそこに触れようとすると芝村は、行為全体を拒絶する。
速水にはその理由がいまだにわからない。
芝村はどこか、悲しそうにうつむいていた。
「舞・・・・・?」
一言恋人を呼ぶ。
顔を見ることができない。見れば悲しげな顔がそこにあるだろうから。
それは芝村にはどんなものよりも苦痛を感じるものだ。
背を向けると芝村は一言「すまぬ・・」と言うと整備テントの階段を降りていった。
士魂号の前に速水は取り残された。
夜風にさらされても体はまだ、行為を求めているのか疼いている。
その上、速水の悲しそうな顔が頭から離れない。
それらを振り切るように芝村は校舎の前を通りすぎようとしていた。
その声がかかるまでは。
912ガンパロ 姫陵辱3:05/01/23 16:51:14 ID:SztbuPgk
 声はプレハブの2階から聞こえてきた。
と思ったら、あっという間に芝村の前に走ってきた。芝村の顔がそれを見据える。
その背は芝村よりも小さい。
「あれー?芝村さん、顔が赤いよ?どうしたの?あ、速水くんと何かしてたんでしょ。
 あ、もっと赤くなった。やっぱりねー。そうだろうね。恋人だもん。
 でもその分だとまたシテないんでしょ。アハハ。世界の芝村も形無しだよね。」
ほっておけばいつまでも喋りかねない口。
少年のような容姿。
この小隊における問題児。
新井木勇美はにやにやとこちらを見て笑っていた。
「新井木、どうしてここにいる?」
「どうしてここにって言われてもキミには関係ないでしょ。
 だって僕が何しようとね・・・・えい!」
突然新井木の手が芝村の股間に伸びる。
「!!!!」
その手には確かに手応えがある。よく見れば、前の部分が膨らんでいるのがわかる。
新井木はその膨らみをつかんだまま、喋る。
「やっぱり硬くなってる。ホント、変態だよね。芝村がち○ぽ立てながら走ってんだもん。
 さすが芝村ってかんじだよね?うわ、また硬くなった。変態だ。こんなにすぐ勃っちゃうのにさ、
 よく速水くんにバレないよね。クローン世代じゃないたった一人の女の子にこれがついてる
 なんておかしいよね。これじゃー速水くんとできないだよねー。」
芝村の顔が朱に染まる。
「ああ、おかしい。ほんと変態だよね。こんなに言われてんのにガッチガチだもん。
 よっぽど欲求不満なんだ。」
芝村の顔が屈辱に歪む。
913ガンパロ 姫陵辱4:05/01/23 16:53:41 ID:SztbuPgk
その顔を見ている新井木は笑ったまま、
「あれ〜?そんな顔するんだ?せっかく溜まったものを僕が出してあげようかと思ってたのに。
 まあ、いいけど?家に帰っても抜くことができないのに。カワイソー。
 夜中の教室でオナニーをしてるんだもの。しかも速水君の机の前で。芝村がふたなりだって
 小隊にばらそうか?今は僕しか知らないんだよ。だいたい今までの行為のこともあるし、
 その体験談を速水君に話してあげてもいいんだけど?」
言いつつさらにソレを弄ぶ。
芝村は屈辱に体を震えさせつつも、新井木の顔を見つめると。
「・・・・・・・・」
新井木は耳に手をつけるしぐさをして、
「聞こえないよ〜?ほらほら、ハッキリ言いなよ!」
「・・溜まったものを、抜いてください。」
「え?どこにナニがたまってるの?僕バカだからわかんな〜い。」
「私のち○ぽに溜まった精液を抜いてください!」
かつての芝村には考えられないほど下賎なセリフ。
だが、その顔は屈辱ではなく欲求に我慢できなくなった淫らな女の顔。
声は震え、目は潤み、息が荒いその姿は完全に発情したメスだ。
そして自ら股間のモノを掴んで哀願する程に芝村は変わっていた。
その姿に新井木は満足したのか、芝村の手を引いてプレハブ校舎の階段を登っていく。
階段を登る芝村の顔には笑みがひろがっていた。
恍惚の笑みが。
914ガンパロ 姫陵辱5:05/01/23 16:55:26 ID:SztbuPgk
2階の暗い教室の中、衣擦れの音が微かに聞こえる。
新井木は机に腰を掛けたまま、芝村が教壇の上で制服を脱いでいくのを見ている。
表情は楽しげに。その奥にサディスティックなものを覗かせつつ。
上着を脱ぎ、ブラをはずすと小さな乳房が闇の中、白く光る。
「あはは、芝村って意外とかわいいもの着てるんだね。」
「・・・・」
動物がプリントされたパンティーを脱ごうとしていた芝村の顔が真っ赤に染まる。
全てを脱いだ芝村は大事なものを新井木から隠すように立った。
新井木は裸になった芝村を上から下へ舐めるように眺める。
パイロットとしてトレーニングを欠かさない芝村の裸身は女の丸みと程よくついた筋肉が
一体となって彫刻のように教壇の上に存在していた。
新井木にとっては見慣れたものだが。
新井木が芝村の方に近づいてくる。芝村は行為を予感して息を呑んだ。
だが。
新井木は芝村の方を無視してたった今脱いだ下着を掴みあげる。
まだ芝村の体温が残るパンティーに顔を近づけた新井木は鼻を動かした。
その顔を歪ませると、芝村の方を見ると
「うわ・・・くさ・・・やっぱり出してたんだ。変態。ちょっと掴まれただけで愛液
 出すなんて。これはお仕置きが必要だよね?芝村さん?」
そう言うと命令して芝村が隠しているものをさらけ出させる。
女の急所にあるはずがないもの。
そこには自身の存在を示すかのように巨大な肉棒が屹立している。
カリのはった亀頭が緊張で震えている。
一般の男のそれよりもずっと大きいモノがそこにはあった。
915ガンパロ 姫陵辱6:05/01/23 16:56:45 ID:SztbuPgk
手は頭の後ろで組ませているので隠すものもない。
新井木はそれをじろじろ、とゆっくりいろんな方向から見つめる。
股間の間から、とろりと愛液が流れ出していく。
「あ、ああ・・・」
芝村から、耐えきれず声が漏れる。
その声に新井木はぞくぞくしたものを感じながら、さらに嘗め回すように見る。
視線で芝村の肉棒が犯されていく。芝村の呼吸が荒くなった。
「あの・・・そろそろ」
芝村の陶酔した顔が新井木に抜いて欲しいと言っている。
その一言で見るのに飽きたのか、新井木はネクタイを解く。
解いたそれを、芝村のペニスにグルリと巻きつける。
巻きつけたそれを思い切りきつく締める。
「あぐぅっ!」
芝村が痛みに声をあげるのを耳にしつつも、さらにきつくする。
締められたペニスは苦しそうに脈打っている。
新井木は自身で締めたそれを見つつ
「じゃあ、自分で一回抜きなよ?ただし、ネクタイは絶対外さずに。」
「・・・!」
許可が下りた途端芝村の両手は自身の肉棒をしごき始めた。
ネクタイで締められたペニスはなかなかしごけない。
芝村の顔にはやく出したい焦りが浮かびより強く、激しくこする。
愛液は床に水溜りを作っている。
懸命に精液を出そうとしている芝村の姿はなんとも滑稽だと新井木は思った。
「う・・・あ・・・ふ・・・」
だんだん芝村の息が荒くなる。
高まってきた欲望がようやく昇華されようとしている。
芝村の手がぴたりと止まる。その途端
「あ・・・・・ああああああ!」
びくりと体が震え、股間から愛液が勢いよく飛び出す。
体に電撃がはしったように快感が伝わり、それを解放する。
916ガンパロ 姫陵辱7:05/01/23 17:01:01 ID:SztbuPgk
そのはずだった。
射精する感覚は確かにあったのにペニスからは何も出てこない。
締められたソレは芝村の射精を完全に食い止めていた。
解放できない苦痛が芝村を襲う。
「ああああああ・・・!」
新井木はそれを見て笑うと、
「あはは、それが罰だよ。女でイケたとしてもそのち○ぽからは絶対出ない。
 イク快感とイッタのに射精できない感覚するが一緒になる感じってどう?」
芝村は我慢できずにネクタイを解こうとする。
新井木はその手を掴むと、舞のネクタイで後ろ手に縛り上げた。
そのまま床に倒す。芝村の背に自身の愛液がぬるりと触れた。
新井木は芝村を睨むと
「なに勝手に外そうとしてんのさ!せっかく出してあげようと思ってたけど
 気が変わった!限界まで我慢させてあげるよ!」
そういうと新井木は靴を脱いでソックスの片足で芝村のペニスを踏んだ。
「あうっ!」
グリグリと、芝村の肉棒を責める新井木。
ソックスが動く感覚に芝村は声をあげることもできない。
踏んで。つまんで。擦って。
持ってきた椅子に座った新井木は両足でペニスを擦り上げる。
「変態!変態!変態!あんたなんか足で十分だよ!」
シュ・・・シュッ・・・シュ・・・
教室の中にこする音が響く中
「!!!!!!」
芝村が体を弓なりに背を反らせて痙攣した。
がくがく震え、肉棒の下のクレバスから勢いよく愛液が噴出した。
当然肉棒からは何も出てこない。
パンパンに膨らんだ肉棒に片足を置きつつ、
「あ、またイッたでしょ。でも出ないもんね。あーあ、今のでソックスが汚れちゃった。
 どうしてくれるのさ。お気にだったのに」
新井木は汚れたソックスを脱ぐと芝村の顔に投げつけた。
べシャリと教室に音が鳴った。
917ガンパロ 姫陵辱8:05/01/23 17:04:21 ID:SztbuPgk
「うう・・・うぁ・・えっく・・」
「・・・芝村?」
芝村の顔は眼から涙と鼻水とよだれがダラダラと流れ、クシャクシャになっている。
さすがに新井木も罪悪感を覚えのか、
「ああ、もう、わかった。出させてあげるから。」
「ほ・・・んと・う?」
芝村の顔に喜びが浮かぶ。
新井木は芝村を立たせると、腕を縛ったネクタイを解く。
そして自身も脱ぎ出した。
芝村よりさらにスレンダーな裸身が闇の中に現れた。
肋骨がやや透けて見えるぐらい細い体。
その股間にもそれはついていた。
芝村のものにも負けないぐらい大きいペニス。
ただし、こちらは裏マーケットから入手した使い捨てタイプのものだ。
見た目はやや作り物のよう。
だが、擬似精液も出るように、さらに多目的結晶とリンクさせて自身にも感覚が来るように
新井木が改良したものだ。
新井木は芝村の臀部をピシリと叩く。
「ひん!」
「もっと高々と腰をあげなさいよ。ほらほらほら!」
ピシリ!ベチン!ビタン!
お尻を叩かれつつも新井木に向かって尻を突き出す。
自由になったその手で隠れていたものを押し広げた。
グイッと広げられた尻肉。ピクピクと震える秘所は愛液がとめどなくあふれ、
足を伝い、また水溜りを作る。
しかし、新井木の手はそこを触れようともしなかった。
918ガンパロ 姫陵辱9:05/01/23 17:10:11 ID:SztbuPgk
その手はクレバスの上の小さなピンク色をした皺に触れる。
「あぅ」
指でこねくり回し、さらに指先を中に入れる。新井木は大きな声で
「芝村はお尻が大好きだもんね。指先を入れただけで吸い取られそうだよ。
 まったく速水君に見せたいよね。この変態っぷり。
 処女なのにお尻を弄られて喜ぶなんてホントヘンタイだね。」
言った途端指先がさらに締まる。その反応に満足した新井木は、
「これだけ濡れてればもういいでしょ。じゃあ、今から芝村の
 変態アナルを犯して上げる。ほら、いつものは?」
芝村の顔が恍惚に染まる。
めいいっぱい尻肉を広げた芝村に
「いつも私の汚い肛門を犯してくれて感謝します。この芝村にそのたくましい肉棒を
 どうか、恵んでください。」
擬似ペニスの先端を肛門の入り口に当てた新井木は笑うと
「ご・う・か・く!」
言うなり一気に突っ込んだ。
怒張が芝村の腸内を暴れ狂う。
「あぐぅう!あふん!うあ・・・!」
ピストン運動のたびに芝村の口から喘ぎ声が響く。
さらに芝村のペニスも呼応するように上下に揺れる。
腸壁が擬似ペニスをギュウっと圧迫する。
「ああ!やっぱり芝村の尻穴気持ち良すぎ!締めてくる!」
新井木も擬似ペニスから伝わる快感に声をあげる。
「ひぃぃ!お尻、お尻、おしりぃい!」
芝村は自分のメスの本能に従うままよがり声をあげる。
そこにはただの獣しかいない。
919ガンパロ 姫陵辱10:05/01/23 17:14:13 ID:SztbuPgk
教室の中2匹の獣は絶頂を迎えつつあった。
「いくっ!イグゥ!ち○ぽ、ち○ぽが破裂するぅぅぅう!」
「うあっ!締まるうっ!じゃあ、今度こそイキなよ!!」
お尻に挿入したまま、両手で芝村のペニスを掴むと一気にそれを解いた。
「うああああああ!!出るでるデルううう、汁がでるうう!」
びゅっ!びゅぶぶぶ!びゅううう!
芝村のペニスから信じられないような量のスペルマが出てくる。
机に。椅子に。床に。
白濁した液体がおしっこのように排出される。
同時に絶頂をむかえた芝村の肛門が一気に締めた。
新井木の擬似ペニスは感覚を余すことなく体に伝え。
「僕も出る、芝村の変態アナルに出ちゃう!イクううう!」
ビュクビュク ビュウ
芝村の腸内に一気に擬似精液が注ぎ込まれていく。
その感覚に芝村は更なる絶頂を体感した。
「あああ、お尻があっついよおおお!またち○ぽ汁がでるぅううう!」
脳の中が真っ白になり、視界が暗転する。
芝村はスペルマと潮を噴出しつつ、気絶した。
崩れ落ちた芝村は精液と愛液のど真ん中に、びしゃりと倒れた。
ペニスからはいまだ精液が流れ出し、肛門からは擬似精液が下痢のように尻から出ている。
白目を剥きつつも口が笑っている表情はそれが快感だった証だ。
芝村の肛門が音をたてて、擬似精液が池を大きくしていく。
920ガンパロ 姫陵辱 last:05/01/23 17:15:44 ID:SztbuPgk
その異様な光景の中、新井木は笑って床に池を作っている芝村の精液を舐める。
にちゃ・・・・にちゅうぅう・・・
指先の濃い精液を舌で丹念に味わい、嚥下すると、新井木は軽くイッた。
精液をからめた手で机の上に座りオナニーが密かに始まった。
倒れている芝村の周りには今までの行為を収めた写真が置いてある。
新井木は気絶している芝村を見下ろしつつ、
「だから言ったじゃん。速水君は将来僕のお嫁さんになるって。
 なのに勝手に横取りしてさ!最悪だよ、コイツ!
 次はナニしてやろうかな♪あ、教室でお漏らしとか!あはははは・・・!!」
新井木の笑い声はいつまでも続いていた・・・・・。
 終わり。
921ガンパロ 姫陵辱 atogaki:05/01/23 17:19:38 ID:SztbuPgk
駄文長文すいません
とりあえず属性とやらは書いておいたので。
OVERSさんも頑張ってください。
922903:05/01/23 21:32:48 ID:hf4bB376
乙です。激しく萌えました。新井木のキャラ立てがイイ!
923名無しさん@ピンキー:05/01/24 00:01:11 ID:RcMeyQuO
乙!
新井木コワイ・・・・・・
924名無しさん@ピンキー:05/01/25 22:14:44 ID:eVUrVQMG
OVRES氏待ち保守
925OVRES:05/01/26 20:20:52 ID:ElkoZN0t
狩谷が一突きするごとに痛みが走る、が加藤はその痛みが薄らいでいく中で妙な感覚を覚えた。
痛くは無い。痛くは無いが…むずがゆいようなくすぐったいような…最もソレが「快感」だと気づくには
回数と慣れが必要なのだが。

「祭 大丈夫か?」
「う…ん……もう痛くはないねん でもな でも あっ!」
「!?」

急に加藤に力いっぱいしがみつかれ身動きできない。

「お おい!?」
「あんな…なっちゃんがな…動くたんびに体がきゅうううってケイレンするねん」
「え?」
「何やろ…ウチおかしゅうなったんかな?」

顔を赤らめて疑問をぶつけてくるいとしい女性のしぐさに狩谷は当てられる。

「…いや…いいんじゃ…ないか?」
「そやろか?」
「痛くは無いんだろ?」
「…うん」
926OVRES:05/01/26 20:31:14 ID:ElkoZN0t
…たまらん。もっとも狩谷じゃなくてもそう思うだろう。いつも活発な娘が自分の元で
しおらしく不安がっているのだ。興奮が狩谷の理性を焼く。

「なっちゃん!?あぅっ!はや…腰早いて…あぁああ!なっちゃ…」
「…………」
「なっちゃん!ゆるめて!こしっ…早過ぎ…あぁっあはぁあああ!!!」

びゅるっ…

白いほとばしりが結合部から溢れ出す。我を取り戻し加藤を見つめる狩谷。息も絶え絶えに
体中がピクンピクンとけいれんしている。

「ま・祭?おい!」
「はぁーっはぁーっはぁーっ…あ゛はぁっ…はぁーっなっちゃん…」
「ん?」
「ウチ…はぁっ…ケフッ…ウチ初めてでイッてしもたみたいや…はぁーっ」
「い?あ・あぁ・そ・そうか…」

ぜいぜいと肩で息をしている加藤に寄り添って、狩谷は自分の幸せを噛み締めた。


1ヶ月後…
927OVRES:05/01/26 20:38:54 ID:ElkoZN0t
「祭ぃ…ぜぃぜぃ…まだ…するのか?」
「なぁに言うてんのー!今日はなっちゃん1回もいかせてくれて無いやん!」
「でももぅ…5発…」
「しっかりせーやー!男やろー!!」
「でもな祭…」
「ホレ!コレ飲んでがんばってや」

微笑みながら滋養強壮剤を渡される。アレからというもの加藤はすっかりSEXに
目覚めてしまったようでヒマがあると行為に至っている、が。当の狩谷は体力が
追いつかない。1回につき3発以上はせがまれる。このままでは戦死の前に複上死
するだろう。それでも大切な人のため、狩谷は死ぬ気で今日も戦うのだ。

「くっそぉ!これでどぉだぁぁぁ!!」
「あぁああ!イクぅっ!」


==彼氏彼女の情事 了==
928OVRES:05/01/26 20:41:17 ID:ElkoZN0t
…ちょっとイマイチだったかすぃら;
929名無しさん@ピンキー:05/01/26 20:54:34 ID:Jcsi0IUT
GJ!
ごちそうさまでした
930名無しさん@ピンキー:05/01/27 01:40:22 ID:Tgll4fAL
>927
 うん、このオチイイ!
 加藤らしくてイイ!
931名無しさん@ピンキー:05/01/27 02:11:07 ID:BoR8u8pE
GJ!面白かった!

特に最後の狩谷の頑張り具合にワロタ。これでどうだぁああ!ってw
932OVRES:05/01/27 21:21:01 ID:714QPBXS
>>929-931
良かった…今日仕事遅刻するハメになってまで書いて本当に良かった。報われますわ。
ぶつ切り投稿、読みづらくてすまないねぇ。

>>ガンパロ氏
書いてる途中にYouの良作が上がってきて正直必死だったのはキミとボクだけの秘密だ!w
933名無しさん@ピンキー:05/01/28 00:04:13 ID:2nmvWKaG
>932
いつも乙です。よかったですよー
これからも期待してます。
遅刻は大丈夫でしたか?(w
934OVRES:05/01/28 20:52:39 ID:TbGXr0AR
>>933
アリアンにぬっ殺されそうになりますた;

次誰も書かないなら森行きマスよ?
935名無しさん@ピンキー:05/01/28 21:19:31 ID:P9/H97zo
>>934
是非。
936名無しさん@ピンキー:05/01/28 21:28:53 ID:w+2uovgr
頼みます
・・・・・・で、相手は?
ナイショですか?
937OVRES:05/01/29 02:27:11 ID:8JcFjNHN
プロローグ

目が覚める。あぁ今日も士魂号の整備かぁ。まったく持ってたるイッ!
(ガバっと起きる)
歩くだけで壊れるなんて整備する意味が無い。整備した次の出撃でまた壊れる訳だし…
(髪をとかしながらバンダナを巻く)
しかも壬生屋・滝川は派手に壊してくれる。壬生屋はほぼ全壊、交換ですむけど滝川は
中途半端に壊してくる。まったく整備する身にもなってみ…………………………………
(服を着てジーンズをはこうとする)

「ひっきゃあああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!??」

ななななナニコレなんでこんなモンがアタシの股間に生えて…だだだだ大輔のよりおっきい!?
いやそそそんなコトはどうでも良くてちょい待ってやー!なんで…なんで「チ○コ」がアタシに
生えてんの!?なまらおかしいっしょー!?え?え?昨日なんかあったっけ?ヘンな薬のんだっけ?
いやいや病気?でもなんの?ええええええええ!???

そんな森の部屋を覗きこむ望遠鏡…

「…うまくいった…わ」

石津はまるで獲物を見据えた蛇のごとく微笑んだ。



こんな感じ。
938名無しさん@ピンキー:05/01/29 16:07:09 ID:FD3+7HFV
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
939名無しさん@ピンキー:05/01/29 23:51:44 ID:Mwpl13Ql
>937
森さんの方言と、弟の名前の漢字。
もったないと思います。
940名無しさん@ピンキー:05/01/30 00:18:27 ID:u/B2TBa9
>>937
>ななななナニコレなんでこんなモンがアタシの股間に生えて…だだだだ大輔のよりおっきい!?


>大輔のよりおっきい
>大輔のよりおっきい
>大輔のよりおっきい
>大輔のよりおっきい
>大輔のよりおっきい
941OVRES:05/01/30 23:11:48 ID:4c2+jKhB
…まぁーたやっちまったい…orz

勢いでSSやるとこういうことになるからみんな気をつけようね!
942名無しさん@ピンキー:05/01/31 00:40:53 ID:niump5L0
気にせずどんどん書いていってください!
943名無しさん@ピンキー:05/01/31 23:47:19 ID:h8fbpfIm
待ってるよ―ノシ
944名無しさん@ピンキー:05/02/01 22:44:35 ID:IehdNNp4
待ってるノシノシ
945ガンパロ:05/02/02 00:41:50 ID:u6jv8X0n
ののみと石津

どっちがいい?
946OVERS:05/02/02 03:17:29 ID:HwTibt7d
さて、顔を真っ赤にしながら書きますかTT


歩きづらい…股にこんなものがあるだけでこうも歩きづらいものなのか。よく男は平然と歩けるものだ…

そんなことを思いながら森は教室へ向かう。竿を尻の方に向け下着で押さえ、その上からジーンズを
はいて固定てみた。が、逆に固い生地がこすれて刺激をうける。その刺激で半立ちになるも生地の固さ
ゆえ反り返ることができない。ソレは痛みを伴う快感を発し森の理性を焼き始める。

「顔色…悪いのね…」

不意に小声が耳に入る。振り向くと石津がいた。

「な・なんでもないわ」
「…でもすごい汗よ?」

ククッと笑って石津はその場を立ち去る。森は直感で石津がこの事に関わってると理解した。慌てて後を
追う。プレハブの角を曲がって渡り廊下に…いこうとして頭に強い衝撃を受ける。目の前が暗くなる。声が
聞こえる。

「…かかった…フフフ…」
947OVERS:05/02/02 03:36:43 ID:HwTibt7d
あー頭痛い…病気かなぁ〜…今日学校休もうかなぁ…体も動かな…い?
違う!縛られてる?見えない…目隠し…くっ口っ何か咥えさせられてる!声出せない!!

自分が置かれてる状況を可能な限り認識する。

服…着てない!足が…ナニコレ…M字に開いて…縛られてる…後ろ手に縛られて…ぅあ!?

股間に生えた例のアレを生暖かい何かがまとわりつく。

ああああぁあぁぁあぁぁあ!?き・気持ちイィイィイイぃぃィ〜〜………あ・歯?コレ…口?
私のアレ誰かが咥えてる!?ウソ!見られた!!

そんなことを思ってる森を無視して口と思われるソレはものすごい勢いで吸い付いてくる。

ぅいぃぃいい!ダメダメダメだめぇぇぇえ!!吸っちゃダメッ駄目だってば…あ…あ…いぃ…すごい…

いつのまにか腰をくねらせ鼻息も荒くなってる。いつだったか原に見せてもらったレディースコミックに
拘束されて嬲られる女を描いたシーンがあったのを思い出しながら、森は無様に果てることになった。

「んもっ…んぶぅううううううう!!!!」

白濁液がビチャビチャと音を立て床に飛び散る初めての異常な絶頂に、森は気絶してしまった。
薄れる意識の中…聞き覚えのある声の会話…

「…さ…今日の…エサよ」
「あをっあおおおおっ…」
「…もっと舌伸ばして…そう…無様に這いずって舐めなさい…」
「おぉん…おおおお…」



==深淵 第1話 了==
948名無しさん@ピンキー:05/02/02 04:38:37 ID:3PpwPLnS
>>945
>>946-947
((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガクガクブルブル
949名無しさん@ピンキー:05/02/02 11:33:00 ID:r9+ddr8H
このシリーズが終わるまでスレ立て待つ?
それともすぐ立てちゃう?
950名無しさん@ピンキー:05/02/02 11:57:04 ID:3PpwPLnS
こと調子だと多分まだまだ大丈夫
951名無しさん@ピンキー:05/02/02 13:59:10 ID:r9+ddr8H
>>851-859
最近の追加をよろしく願います。

ガンパレと絢爛舞踏のアニメもか?
952OVRES:05/02/05 01:47:15 ID:X1ujSmdw
ぬぅ、ガクブルしてる人もいるし続けていいものやら;
953948:05/02/05 12:09:46 ID:1AYsEAzj
続けてやって下さい
954名無しさん@ピンキー:05/02/05 18:27:54 ID:4R3F1P45
>OVRES
怖面白れぇーって合いの手と思われ。>ガクブル
否定的な意味合いで使ってる人はいないぽ。
955ガンパロ:05/02/05 22:36:27 ID:DaysTobJ
>OVERS氏
期待してますよ
956OVRES:05/02/05 23:19:16 ID:pigGvw1p
よかったー;でわ…


目が覚める。自分の部屋だ。けだるい…おきたくない…昨日の「アレ」は何だったのだろう…
答えが出ない内に体を異変が襲う。

「ぅくっ!?」

股間には相変わらず例の物が、しかも朝とあってゴチゴチに憤っている。ヘンに寝返りを
うつと下着にこすれる。こすれるたびに頭にもやがかかる…

「はぁーっ…はぁーっ…」

いつしか森は布団の中で這いつくばったままソレを握っていた。強弱緩急をつけながら下着の
中をまさぐる。右手でソレを、左手でアソコを…

「んっんんんっっ…あぁっ!!!」

布団の中で急にうずくまる。アルマジロのように丸まったまま、その両手は精液と愛液にまみれた。
957OVRES:05/02/05 23:36:42 ID:pigGvw1p
目の焦点が合わない。頭に何も入らない。ダメ…これ…気持ち良すぎる…

プレハブ校舎屋上の隅で四つんばいで自慰にふける。放課後なら誰もこない。

びゅっびちちちっ

勢い良く放出した瞬間何物かに口と鼻を布で押さえられる。

「なっ!?やめっ…」

抵抗空しく意識が遠のく。

…あれ…は…石津…と…田…代……?

-----------------------------------------------------------------------------------------

あ…また縛られてる…

昨日と同じように無様な格好で縛り付けられているのがわかる。ただ昨日と違うのは…目隠しが無い。
口も開ける。と同時に羞恥の極みが目に入る。

「な…なにさ…コレ…」

それ以上声が出ない。首輪をつけられ手首と膝には揃いの革ベルト拘束具。手首は首輪の後ろにつけられた棒に。
大きく開かれた足は膝の拘束具に棒を付けられた上に首輪の棒と鎖でつながっている。上半身はW、下半身はMの
字をかたどりまるで解剖前の蛙だ。しかも最悪なことに服は何も着ていない。アレは丸出しになったままだ。
958OVRES:05/02/05 23:48:18 ID:pigGvw1p
「気が…ついたの…ね」
「い石津!アンタ何考えてんのさ!」
「復讐…」
「え…?な…!?」
「ふ・く・しゅ・う…」

目を見開いて復唱する石津に気おされ森は言葉を失う。

「私が…受け…た屈辱を…その身を持って…受けなさい…」
「まさかこのチ○ポ…あんたが!?」
「似合ってるぜぇー整備士どの!ククク…」
「田代っ!アンタまで!!」

まるでSMの女王様のようないでたちの田代がニヤニヤしながら覗きこむ。

「整備班長とまぁいろいろやってくれたんだってなぁ?オレの萌に お?」
「くっ…2対1なんて卑怯よしかもこんな…」
「私の時…は2対1だったわ…私は何…もしてないわ…」

反論できない。大概イジメなんてそんな物である。

「頭がおかし…くなるくらい…嬲って…あげる…」
「やめ…て…」
「やめない…今日はそのまま夜…を明かしなさい…じっくり…自分が置かれ…た状況を…理解しなさい…」
「じゃあそう言う訳だ また明日 な」

バタンと戸が閉まり光一つない空間に取り残された森。出来ることといえばすすり泣くことだけだった。



==深淵 第2話 了==
959名無しさん@ピンキー:05/02/07 01:19:19 ID:o7LRo8ww
おぉ、萌&田代が嬲る側。とことんエロエロな展開に期待出来そうな。
(森&原を嬲る前に、萌×田代で出来てるとか…)
960OVRES:05/02/09 20:27:57 ID:hEDkGije
やぁっと規制解除だよ。ふーヤレヤレ;


あぁ…臭い…生臭い…それにヤな臭い…ん?この臭いは…

「ホラさっさとケツあげろ!」
「んふっっ!」
「コレで叩いたら…出して…いいわ…」(すぱぁぁぁぁぁん!!!!)
「おほぉお゛お゛お゛〜〜〜〜〜〜っっ…あ゛がぁあ!!!」(ブリュ…バブヂュッ…ブヂャアアアアア…)

目が覚めて声がした方を見る。信じられない光景が目に飛び込んでくる。頭部を黒革のマスクで覆われ、
全身もソレににた拘束具で締め上げられた女が這いつくばり、田代に蹴り上げられて尻を高く上げ、石津の
鞭を合図に汚物を噴出している。常識では考えられない行為…SMプレイにも似た(いやむしろそのもの)ソレ…
を目の当たりにして森は言葉も出ない。しかしその行為対象が、次は自分だと考えるのに時間はいらなかった。

「や…イヤ…やめて お願いやめ…て」
961OVRES:05/02/09 20:28:50 ID:hEDkGije
「なに…言ってる…の?」
「あぅ…あ…あぁぁ…」

バンダナをむしり取られ髪をつかまれる。そしておもむろに股間のモノを捕まれる。

「ひぃっ!!」
「ココ…こんなにして…言えたセリ…フじゃないわ…ね」
「コイツみてコーフンしちまったか?あ?」
「安心して…」
「えぅ…うっ…?」

「もっと酷い事…してあげる…」


==深淵 第3話 了==  ちょっと短め。
962OVRES:05/02/13 22:37:35 ID:NcczphNw
ガチャガチャと見慣れぬ器具を持ち出す石津に、森はただ悲鳴を上げて拒絶を示すしかできなかった。
そんな森を見て田代が言い聞かせるようにゆっくりと話す。

「いーかー?これからオマエを責めて責めて責め嬲ってくれる道具の名前を教えてってやるから
 忘れねー様に復唱しろよ?」
「なっなんでそんなことっ…ひっ!?」

森の目に鞭?と思われる道具が眼に入る。

「言コト聞かね−ってんならコイツで体中メッタ打ちにしてもイイんだぜ?」
「あ…あぁ…やめ…やめて…」
「じゃー言うこと聞くんだな わぁーったか?あ?」
「あ…あぁぁ…うっ…うぇっ………ぃ…」
「聞こえねぇぞ?」
「…………はぃ……」

石津が森のアレをおもむろに握り何かを巻きつけようとする。

「な・何?何!?」
「特注の…ペニス…ニッパー…よ」
「ニッパー!?」

(ニッパー)という単語で工具を思い浮かべる森。引き千切られる!?そんな!まさか!!

「安心して…」
「……………」
「もっと凄い…物だから」
963OVRES:05/02/13 22:48:38 ID:NcczphNw
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁうううううぅぅぅううっっ!!!痛い痛い痛いい痛いぃぃ!!!!!」

部屋中に森の絶叫が響く。革で出来たペニス用拘束具は、内側に金属の鋲が尿道に沿って
並んでいる。それを田代が力任せにソレのベルトを締め上げて装着したのだ。

「〜〜〜っっ!!〜〜〜〜〜〜〜っっっ!!!!」

歯を食いしばりのけぞる森に容赦無く田代が質問する。

「オラ コレ この道具なんて名前だ?ん?」
「ぐっ…ぐっっぎぃいぃいぃぃ…ん゛っっ…」
「き い て る だ ろ が  あぁ?」

亀頭部分を指先ではじく。

「ぎゃああああああ!!! やっめ……てぇ…」
「んじゃ早くこーたーえーろーよー」

ローションを塗った指で亀頭を撫でまわす。

「いっっっいぎぃぃぃっっっ…」
「思った…より…楽しめそうね」

冷たく石津が微笑む。その顔が森には死神の微笑みに見えた。

==深遠 第4話 了==  仕事がなけれヴァ…TT
964名無しさん@ピンキー:05/02/14 21:08:02 ID:tMy0ilK3
職人さん以外(・∀・)ダレモイナイカ‐
OVRES氏いつも乙です
965名無しさん@ピンキー:05/02/14 22:25:46 ID:oD/q1y5M
そろそろ次スレ立てようか?
966名無しさん@ピンキー:05/02/15 00:22:33 ID:kEqb57Uj
ここで来萌をキボンヌしていいですか?
俺の仲ではこの二人がめっちゃつぼ。っつーか銀河は漢だと思う人

967名無しさん@ピンキー:05/02/15 00:38:29 ID:oArk3U/q
【GPM】アルファシステム総合エロ小説2【式神】
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1108395431

たてた。
968名無しさん@ピンキー:05/02/15 10:21:45 ID:AbqJjox6
969名無しさん@ピンキー:05/02/15 11:37:24 ID:jq5Yxm5W
>>963
(;´Д`)ハァハァ
970名無しさん@ピンキー:05/02/17 02:11:25 ID:8tAvnEq0
うめ
971名無しさん@ピンキー:05/02/17 20:41:04 ID:Re9thnUX
>>970 まだ埋めるな。OVERSさんの連載はこっちで継続の筈だ。
972名無しさん@ピンキー:05/02/17 22:26:38 ID:FABmDZKW
楽しみだけど、今スレ中に連載完結できるのかな?
973OVRES:05/02/18 01:21:44 ID:Jm7SXE/C
うひぃーすまねぇ〜今書く今書くー!!;


「う…うぅうぅぅ…ペニ…ペニスニッ…ー…」
「聞こえネェっての! ハッキリ言えよハッキリ!!」
「うぐあぁあぁ!!!」

田代の指が森を責める。かつて石津に向けた言葉で責めたてられ、森の頭の中は後悔と絶望で溢れていた。
なんでこんな恐ろしいことが出来る娘をイジメの対象に選んでしまったのか…

「…なにで…どこをどうされて…るの? …答えな…さい…」
「ぁう…あぁっぁあア…言います…言いますっ! だから…触らないで…お願い…」
「あなた…の指図を何故…受けなきゃいけないの?」
「あぐあぁああああああ!!」

怒声にも似た声で顔をこわばらせ、石津はローションを塗りたくった手で森のアレを力いっぱい握り締め
強引にしごき始めた。

「あぐっ!あぐぁあああ!!い・い・いぎぃいいいいいい!!!」
「オマエはよ オレらの言う通りにしてればいいんだ 解ったか?」
「はいっはいっっ言うこと聞きますっっ!!聞きますゥッッ!!」
「もう一度聞くわ…なにで…どこをどうされて…るの?」
「うっ…うぅううっっ…ペ・ペニスニッパーで…ち…チンチンを締め上げられっ…うぅ…しごかれて…ますぅっ!!」
「違うでしょ?(しごいていただいてます)でしょ?」

石津の目がかっと開き、手に持っていた鞭で森の尻をメチャクチャに引っぱたき始める。

「ぎゃあああっ!痛いっ!やめてぇっ!痛いィィ!!」
「いい加減っ立場をっ理解しなさい…! このメス豚ぁ!!」

すでに石津の目は陶酔の極みに達していた。森の悲鳴など耳に入っていない。田代も思わず息を飲む。
舌なめずりをしながら次の器具を取り出す石津。もうそこには(いじめられている石津)の姿は無かった。
974OVRES:05/02/18 01:38:08 ID:Jm7SXE/C
ぶぢゅっ ぶびゅぅっ

森は信じられなかった。いや、信じたくなかった。こんなに責められて射精=イってしまったのを。

「う…うそぉ…うそぉぉぉぉぉ…」
「な・なんだよ 森さんわいぢめられてイっちゃう変態さんだったんだー?」

石津に気おされてた田代が我を取り戻した様に森を嬲り始める。

「本性を現したわねメス豚さん…コレからが本番よ?」
「次どうするんだ?石津」
「そうね…田代さんコレつけて」
「ん・ディルドーじゃん…犯すのか?マンコ?ケツ?」
「ソレの上にコレをかぶせてその汚いケツハメたおしてやって」
「お尻…?やっやめてお願いやめて…」
「うーるせーなーもー これでもくわえてろ!」

ボールギャグをかまされまともに発音できなくなる。そして田代が渡されたのは黒いコンドーム。
しかしソレを見て田代もにやりと笑う。手早くソレを装着しローションで森の尻をほぐし始める。
森はこれから起こる陵辱が、どうあがいても逃れられない事実に身震いした。



その身震いが、隠された己の本性であることも知らずに…


==深遠 第5話 了== 
975名無しさん@ピンキー:05/02/18 20:41:31 ID:v6TNAq61
黒…ぎく。
第五世界特有のアレ(メル欄)責め具にするネタ、先越された鴨。
976名無しさん@ピンキー:05/02/20 21:52:06 ID:WAol8iHU
980まではいっといた方がええかな。
977OVRES:05/02/20 23:19:25 ID:N6oCA9gZ
>>975
大丈夫。オレそういう知識全然無いから何のコトだかさっぱりだ!w(いやホントに


何時間?いや何分たったのだろう…口を動かす自由さえ奪われ何回も強制的に射精させられる…

「うっ…!うっっ…!」
「んー? なぁそろそろヤバいんじゃねぇかな?」
「そうね…このまま発狂させるのも面白いけど…トドメは派手にいきたいものね」

おもむろに全ての拘束が解かれる。ぐったりと倒れこむ森。ぜいぜいと肩で息をしていると
石津がニィッと笑いこう言った。

「趣向を変えるわ…アナタはコこのメスブタを…私が言う通りに…嬲りなさい…」
「は…はひ…はぃぃ……」

逆らう気力も失せ言われるがままに返事をする。田代に無理やり立たされ手に何かを握らされる。
…SM用の鞭だ。

「それで…このブタの尻を叩きなさい…思い切りね…」
「ぅ…はい…解りました…」

道具を使って人を叩くなど森には初めての経験だった。仮にあったとしてもノートで叩いたり程度だろう。
しかし今はそれどころではない。言うことを聞かないと次は何をされるか解らない…その恐怖だけが森を
縛り付けていた。
978OVRES:05/02/20 23:29:34 ID:N6oCA9gZ
パァァーンと乾いた音が響く。ソレに合わせて「ブタ」と呼ばれる全身拘束具の女が悶え狂う。

「んぶっんんんんぐぅぅぅぅ!!」
「…そう…そんなにイイんだ…変態ね…」
パァァーーン!
「んぶぅぅぅぅぅ!!んぶぅ!!んんぶぅぅぅぅ!!」
パァーーン!!
「んぶぃぃぃぃ!!んぶぃぃぃぃ!!」
「まるで…本当のブタね…森さんも…このブタをなじってやって…」
「え…?で・でも…」
「昔私に言ったような勢いで言ってやればいいの…それでこのブタは大喜びするわ…」
「…」
「…言葉が思いつかない?…フフ…田代さん…教えてあげて…」
「おーっし! いーかこう言ってやれ…………とか…………てな」
「え・あ・えぇ!?そんな…コト」
「いーんだよ ソレで喜ぶ変態女なんだよこいつはサ」
「んーふ…んーふぅぅ…んーーー…」

選択の余地は無い。逆らえば恐らくこの女と同じ状態にされるだろう。森はもう後先など
考える余裕も無く半ば叫びながら鞭を振った。
979OVRES:05/02/20 23:39:12 ID:N6oCA9gZ
「この意地汚い変態がぁ!!」(パァーン)
「ん゛ぎぃぃぃぃぃぃぃ!!」
「そんなに鞭が欲しいかマゾブタぁ!!」(パァーン!)
「んぶっうんぶぅぅんぶぶぅぅーーー!!」

命令されてやってるだけなのに何故か昂ぶる物が森には有った。さっきの身震いの時とは別物だ。

「はぁっはぁっ…まだ鞭が欲しいの!?ブタ女!!」
「んぶぅぅぅぅ!!!んぶぅぅぅぅぅぅ!!」
「…まったく酷い人ね…自分の保身の為に…他人を傷つけるなんて…最低……」
「なっ!?コ・コレはアナタ達が… …………!!!?」

石津がブタと呼んでいた女の革マスクと口枷をはずす。そこにはとてもよく見なれた顔が、うつろな目で
体液という体液を噴出しながら絶頂を迎えていた。


==深遠 第6話 了==
980名無しさん@ピンキー:05/02/25 23:00:14 ID:fe846reB
新スレ移行
981名無しさん@ピンキー:05/02/26 12:43:25 ID:odvGX99O
test
982OVRES:05/02/26 23:23:32 ID:zjlcf3PS
何かが切れそうになる。ダメだコレが切れたらきっと私は私で無くなる…発狂してしまう…必死に
理性を保とうとする森。しかし、今自分が責めていた女が「原 素子」であった事実が、今までの
仕打ちの中で感じた奇妙な感覚が、森の精神を一気に絡めとる。そして駄目押しに…

「せいかぁ〜…せいかの責め すぅっごいぎもぢいいよぉ〜」
「せんぱ…」

ずりずりと這いずりながら原が近づいてくる。

「先輩 すいません!先輩だって気づかなくて…」
「せいかぁ〜 わたしのご主人様になって…ね? いっしょにきもちいくなろ?」

コワレた原が森のモノにむしゃぶりついた。

プツン………

切れた。ギリギリまで頑張っていたのについに切れた。人として大事な何かが…次の瞬間

「あ゛おぉぉおおぉぉおっ!お゛ほぉあああああぁああ!!!いぐっいぐぅぅぅうう!!!」

森は白目を剥き狂ったように叫びながら腰を振るわせ射精し続けた。満足げにそれを見る石津と田代。
不意に石津の携帯に着信が入る。

「…えぇ…今終わったわ…取りに来るなら早くして…ね」
983OVRES:05/02/26 23:31:07 ID:zjlcf3PS
程なくして一人の男が姿を現した。

「よー オメーの注文通りだぜ?」
「早くつれていって…あと…代金も…ね」
「解ってるって ホラ報酬だ」

そこに現れた男…茜…は、四つんばいで首輪をつけ、焦点の合わない虚ろな瞳の森を見て
満足そうに微笑んだ。

「あー らいしゅけだぁ〜」
「さぁ行こう姉さん」
「んー?らいしゅけときもぢいーコトするのぉ?」
「そうだよ…ずっとね」
「ずぅっとぉ〜?やったぁ〜 せいかねぇーおかんちょーされたまんまでおしゃぶりしたいー」
「何でもしてやるよ やっと…やっと手に入ったんだ…」

森の頭をまるで愛犬をなでるように撫で回し、茜はこれからの欲望の日々を頭に描き始めていた。



==深遠 了==
984OVRES:05/02/26 23:32:14 ID:zjlcf3PS
やっと終わった…みんなホントゴメン;もー今コレしか言えないや…
また頭に沸いたら書かせていただきヤス〜。
985ガンパロ :05/02/27 02:31:19 ID:bSpGv2+R
>OVERS氏
GJでした!やっぱエロスレは鬼畜がいいです。
次の作品も期待してますよ。
986名無しさん@ピンキー:05/02/27 21:34:01 ID:Pgs1JziM
>OVERS氏 GJ!
次スレにも良作期待!
987名無しさん@ピンキー:05/02/28 14:01:44 ID:FsjmXCaD
>OVERS氏
GーJーっ!
988名無しさん@ピンキー:05/02/28 20:38:32 ID:hLI1/LN/
  _n
 ( l    _、_
  \ \ ( <_,` )
   ヽ___ ̄ ̄  )   グッジョブ!!
     /    /
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 ̄     \    ( E) グッジョブ!!
フ     /ヽ ヽ_//
989名無しさん@ピンキー