1 :
ツイン:
誰か書いてください
2 :
名無しさん@ピンキー:03/07/31 12:43 ID:m/5ck5CV
2ゲッツ
>>1 おねてぃスレがまだ300もいってないからそこでやればいいいべ
てか神マジ希望
4 :
名無しさん@ピンキー:03/07/31 14:05 ID:m/5ck5CV
でも、おねてぃはおねてぃ
ツインズはツインズだから新しいのたててもいいのでは?
>>4 ではツインズ時代の苺の話題は?
おねてぃも過疎スレなんだし、分割することないんじゃない?
6 :
名無しさん@ピンキー:03/07/31 14:59 ID:m/5ck5CV
生徒会長苺タン
あぼーん
9 :
名無しさん@ピンキー:03/07/31 16:03 ID:m/5ck5CV
広告お断り
あぼーん
あぼーん
誰か副会長陵辱、悲恋モノきぼーんするヒトいない?
本編で超黒田ワールドに引き込まれる前に、二次創作で
補完しようと思ってるんだけど…wちょっと歪んでるか?
>>5 個人的には会長&副会長コンビに萌え萌えなのでおっけー
一応別作品だし…苦しい?
13 :
人気無かったら終わるよ?:03/08/01 07:05 ID:TAG+hGTh
それはある日の午後の事である
神城「あー、腹減ったーなんか作るか....」
1階に下りた時2人が寝ていた....
神「たく、こいつら....」
今2人は無防備しかもパンツ見えてる(柄はご想像にお任せします(w
↓
最近抜いてない(こいつ等のせいで
↓
エッチィな世界が待ってるぜ
神「....少しは...」
宮藤を自分の部屋に担いで持って来た
つづく
と思う
あぼーん
15 :
12:03/08/01 10:54 ID:7LATqSJz
「暑いのに呼び出してゴメンなさい、神城クン」
「いえ、気にしなくていいですよ、先輩。仕事も一段落しましたから」
神城麻郁と生徒会副会長・織部椿は肩を並べて誰もいない廊下を歩いていた。
二人の通う県立木崎高等学校は夏休みの真っ只中で、部活や補習のような要件が
無い限り登校してくる生徒はいない。
麻郁が暦の上では残暑に差し掛かったにも関わらず、窓から侵食してくる一向に衰えることの無い
陽射しと蝉の声を体感していると、彼よりやや背の高い椿の背中にぶつかりそうになった。
「さ、入って神城クン。貴方の部屋みたいに冷房は効いていないけれど」
生徒会副会長は自嘲気味に生徒会室の戸を開けながら、麻郁の入室を促した。
「おじゃまします」
青い瞳の少年ははいつものように儀式的に挨拶を済ませて入室すると、馴れた仕種で手短な椅子に
腰を下ろした。
麻郁は、椿が戸を閉めて机を挟んだ向かいの席に座るのを確認すると、おもむろに切り出した。
「…先輩。今日、僕を呼び出した理由はなんです? 休み前に頼まれていた予算編成書は、きっちり
提出したはずですけど」
「ええ。たしかに受け取ったわ、御苦労様。さすが神城クンね。キレイにまとまっていたわ。…けど、ね」
「? けど…なんです? 何か不備がありましたか?」
「不備ってほどのコトじゃないんだけど…。ちょっと、ここを見て頂戴」
麻郁は椿が指し示した個所に視線を移す。付箋の添えられたページには、赤ペンで注意書きのような
ものが記されていた。自分の記憶では、ミステイクは犯していないはずだった。
「この部分が…何か?」
椿はかすかに眉を顰めると、やや上目遣いで神城麻郁を見つめた。
16 :
12:03/08/01 10:54 ID:7LATqSJz
「う〜んとね…。この部分の表なんだけど、たしかにキチンとまとめられてはいるんだけど…。なんて
いうのかな、ちょっとわかりにくいの。いくつかのプロセスが省略されているっていうか、方程式の解法が
暗算で済まされてるっていうか……」
麻郁は椿の言葉を選んだ説明を聞いて、ピンときていた。
プログラムのメモのように麻郁自身が見るだけなら問題は無いが、予算編成書は彼以外の人間が見る
ものだった。麻郁が使いやすいように構成されたものが、他人にも使いやすいとは限らない。
「言われてみれば、たしかにそうですね。この表に至るまでの行程がカットされてる。僕以外の人が
見たら、ちょっと困惑するかもしれません」
「うん、そうなの。だいたいわかるんだけどね…解説が必要になるかもしれないでしょう?」
「そうですね…。え〜と、どうします? この程度ならすぐに修正できますよ」
「そ、そう? じゃあここのパソコンを使って…お願いできる? 迷惑…かしら?」
椿がポッと頬を朱に染めながら、躊躇いがちに尋ねる。
「いえ、何てことはないですよ、先輩。このくらいならすぐに終わりますから。ついでに他のページもリライト
しておきます」
現役高校生プログラマーでもある麻郁にとって、生徒会で使用する文書の修正など仕事の範疇に入ら
ない。
彼が編成書とデータの入ったディスクを手にとってパソコンの前に座りなおすと、椿は高校生にしては
大きめのサイズの胸の上に手を乗せて、ホッと溜息をついた。
(会長、さすがです…。会長のシナリオ通りに進んでいますっ!)
椿はパソコンを立ち上げる麻郁に背を向けて小さくガッツポーズをつくった。一瞬、彼女の眼鏡が白く
不透明に変色して、鈍い輝きを放った。
17 :
12:03/08/01 10:55 ID:7LATqSJz
織部椿はモニターに向かいキーボードを打つ麻郁の後姿をぽ〜っと見つめながら、冷えたアイスコーヒー
をつくっていた。
(ふふふ…。双子…とくに宮藤深衣奈さん、貴方に神城クンは渡さないんだから……)
生徒会副会長はスカートのポケットからあやしい桃色の錠剤を取り出すと、ぽちゃん、とアイスコーヒーで
満たされたグラスに投下した。しゅわっと小さな音と共に、錠剤が溶ける。
(会長…。これでいいんですよね? 効くんですよね?)
椿はどきどきと高鳴る胸の鼓動を感じながら、盆の上にグラスを乗せた。
「まっ、麻郁クン! ちょ、ちょっと、一息入れない? はい、アイス…コーヒー…」
「あ、すみません。いただきます」
麻郁がキーボードの脇に置かれたグラスを手に取り、ごくっと喉を鳴らす。
「先輩の淹れたアイスコーヒーも、おいしいですね」
「あ、ありがとう……」
(「も」って…何よ? 「も」って)
麻郁の何気ない言葉に、椿の唇の端がピクピクと震えた。
「ねえ、麻郁クン。深衣奈さんと樺恋さんは、ここの生活に慣れたのかしら?」
麻郁がカタカタとキーを打つ音が響く室内で、椿は書類の整理をしながら雑談を始めた。
「えっ!? あ、ハイ、そうですね…。だいぶ馴染んだと思います」
「ふぅ〜ん…、それは良かったじゃない。…で、神城クン。けっきょく、肉親は誰なの? 深衣奈さん?
それとも…、樺恋さん…なの?」
18 :
12:03/08/01 10:55 ID:7LATqSJz
「え…と、それは、その〜……。まだ、よくわからないんです…」
「そう…なんだ。はやくハッキリするといいわね」
「え、ええ……」
麻郁は椿と会話しながら奇妙な違和感を感じていた。
キーを打つ指先の感覚がおかしい。いつもと違うレスポンスだ。目の前のディスプレイがぼんやりとして、
遠くに見える。アイスコーヒーを飲んで冷えたはずの身体が、火照ったように熱い。
なにより、椿の声を聞くと心臓が早鐘を打ち、身体の一部が異様に元気になっている。
「あら? どうしたの、神城クン。凄い汗じゃない。この部屋、そんなに暑かったかしら?」
「い、いえ…。そ、それほど…でも…ないんですけど……」
いつのまにか汗だくの麻郁は椿に背を向けたまま、かろうじて口を開く。
「でも…凄い汗よ、神城クン。私が拭いてあげる」
「あっ、い、いえ、そんなっ…。いいですよ、先輩っ」
椿が麻郁の背後に寄り添い、ハンカチを取り出す。慌てて振り向いた麻郁の視界は、椿の大きな胸に
占拠された。
「……!」
麻郁が椿の胸に圧倒されて硬直していると、シトラスミントの香りのするハンカチが麻郁の額の汗を拭き
取っていく。
麻郁は、椿が汗を拭き取る動作をするたびにゆさゆさと揺れる大きな胸に目を奪われていた。普段、
意識したことがなかった先輩の女性らしい一面を見せつけられ、心を揺さぶられた。
不意に、椿は自分の胸を麻郁の肩にぎゅうっと押し付けてきた。
「せっ…、先輩っ!?」
19 :
12:03/08/01 10:56 ID:7LATqSJz
「か、神城…クン…。私のこと…どう、思ってるの…?」
「え? ええっ? ど、どうって…。ええと、あの、その……」
「私みたいな…眼鏡をかけた、年上は…嫌い?」
「いっ、いえ、そんな…ことは、ないですっ!」
「だったら…、ハッキリ聞かせてほしいな」
真っ赤に顔を染めた椿は、豊かな胸を麻郁の背中により強く押し付ける。麻郁は背中いっぱいに椿の
胸の質量を感じていた。深衣奈の胸とは比べ物にならない大きさと重量感だ…と、思考が混乱した
麻郁は不謹慎なことを考えていた。
(か、かいちょおぉ〜! ほ、ホントにこれでいいんですかぁ〜? なんか私、とんでもない女みたいなん
ですけどー!?)
椿は麻郁の背中にぐいぐいと押し付けながら、心の中で生徒会長・森野苺と問答を繰り広げていた。
(「うふふ…。貴方、神城麻郁が好きなんでしょう…? 鈍い彼を振り向かせるには、強引に迫らないと…
ダメよ…」)
(で、でも…。これじゃほとんど『痴女』ですよぉ〜!)
(「うふふ…。いいじゃない…、既成事実を作ってしまえば…。あなたの身体は立派な武器なんだから…。
有効に…使わないと、勿体無いじゃない…」)
(は、はいっ!! 会長っ! …って、やっぱり恥ずかしいです〜っ!)
脳内秘密会議を開いている椿は、麻郁の身体の変調に全く気付いていなかった。
20 :
12:03/08/01 10:57 ID:7LATqSJz
書いてみますた
前フリが長くて、なかなかエロエロにならない…
細かい設定の違いは脳内補完ってことで
(生徒会室にパソコンが置いてあるとか)
ちなみに、副会長萌えなので双子は全く出ません
>>20 どうでもいい突っ込みだけど
アニメの2話からみると椿より麻郁のがちょっと背高いよ(もしくは同じくらい)
あと、椿の前でも麻郁は一人称「俺」だと思う。
なにはともわれ、続きを(;´Д`)ハアハアしながら待ってるんで
ガンガッテください(・∀・)ノ
久しぶりに覗いてみたら神が!
>13さんも頑張ってください。
あぼーん
24 :
12:03/08/02 10:03 ID:jP/27+mE
>>20-21 感想アリガd
麻郁の身長は1話ならすこ〜し低かったんだけど…
個人的には副会長が高いほうがイイ!ので(w
一人称はうぷした後ビデオ見返したら、麻郁はいつでも「俺」でした
専用ブラウザ使ってる人はログをいぢって「僕→俺」に
改変してください……
25 :
13:03/08/02 11:19 ID:KPZUCS9y
>>22 がんばります、って今から書くけどよいか?
>>13 陵辱モノより和姦モノの方が好みだな。
ところで、神城・宮藤より、麻郁・深衣奈の方がわかりやすいかと。
作中でもそう呼び合ってますし。
あと、セリフの前の名前は要らないかと。
話し方で区別は付くので。
あぼーん
あぼーん
31 :
12:03/08/03 10:29 ID:9shoBxjw
麻郁の全神経は、椿の豊かな胸が押し付けられている背中に集中していた。
麻郁は自分の心臓がいままでにないビートを刻み、夥しい量の汗を分泌しながら、椿が下着を着用
していない事実を敏感に認識していた。
激しい自己主張をする椿の乳房の先端が、布越しに麻郁の官能を刺激する。
(の、ノーブラ…ですか、先輩…。え、えげつねぇ〜……!)
副会長が下着を着けていない……。
麻郁の脳内は、椿の生まれたままの姿をフル稼働で想像していた。彼の身体の変調が、加速度的に
進行する。
(こっ、ここまで来たら後戻りはできませんよねっ、会長っ!)
(「うふふ。そうよ、副会長…。押して…押して…、押しまくる…のよ」)
(はっ、はいっ!!)
椿は麻郁の胸の前に両手を回し、ぎゅうっと強く抱きしめた。いままで以上に彼女の胸が麻郁の
背中を圧迫する。
椿は顔を真っ赤にしながら、麻郁の心臓の鼓動を感じていた。
(神城クンも…どきどきしてるんだ…)
麻郁は桁違いの重量感の椿の胸を背中いっぱいに感じながら、彼女の心臓の音を聞いていた。
(先輩の…胸…、すげードキドキしてる……)
麻郁はなんとか椿から身体を離そうと、身をよじって振り向こうと試みた。
椿は振り向いた麻郁の顔が自分の目の前に現れると、衝動的に唇を重ねた。
麻郁の青い瞳には、目を閉じて口付けを交わす椿が映っていた。
32 :
12:03/08/03 10:29 ID:9shoBxjw
「んんっ…! ンむぅ…うん、ぷはぁっ!」
椿に唇を奪われたかたちの麻郁は、なんとか彼女をふりほどくと椅子から立ち上がり、ふらついた
足取りで生徒会室を退室しようとする。
椿は目の前を通り過ぎようとする麻郁の右腕を、がしっと掴んだ。
「ま、待って…神城クン。あの…いきなり、その…ごめんなさい……。でも…」
「すっ、すみません、先輩。俺、帰りますっ」
「あ…。は、はじめて…だったんだけどっ!」
「…えっ?」
「えと…、そのぉ、私…ファースト…キス、なんだけど……」
椿は頬を紅潮させ、潤んだ瞳で麻郁を真っ直ぐに見つめた。大きな胸の前で両手がもじもじしている。
「そ…、そんなこと、言われても……」
麻郁は椿を振り返らずに、床に視線を落としたまま、彼女との口付けの感触を反芻していた。
(先輩の唇って…、あんなに柔らかかったんだ……)
「神城クンは…、はじめてじゃ……ない、よね…」
「え…。そ、それは……」
言いよどむ麻郁を見た椿の胸の奥が、ちくっと痛んだ。
「ううん…。いいの、別に。私の我侭だもの」
椿は麻郁に身体を寄せて、彼の腕を自分の豊かな胸に挟み込むようにしがみついた。
麻郁は再び椿の胸の感触を味わった。柔らかくて包み込むような暖かさと甘い香りに、麻郁の
理性は徐々に衰えていった。
33 :
12:03/08/03 10:30 ID:9shoBxjw
「とっ、兎に角…俺、帰りますっ!」
麻郁は抱きついていた椿を乱暴に引き離すと、そのまま振り返らずに退室しようと戸に手をかけた。
「ま、待って! 神城クンっ!!」
椿が精一杯の力を込めて麻郁の腕を掴み、引き寄せる。
身体の変調が加速していた麻郁は、椿に腕を引っ張られると抗うことができずに、生徒会室の
中央に引き戻された。
麻郁は再び椿から離れようとしたが、身体が熱を帯びて足元が覚束無い。ぐらり、とバランスを
崩した麻郁は、椿に身体を預けるように覆い被さると、そのままの体勢でどさっと床に倒れた。
「あっ…、痛ぅ〜……」
頭上を星が飛び交っている麻郁が起き上がろうと手を突くと、堅い床の感触ではなく、ふにゅっと
した柔らかい感触に遭遇した。
「……!」
椿を押し倒した格好の麻郁の右手が、彼女の豊かな左胸をぎゅうっと鷲掴んでいた。
「うわあぁっ! す、すいませんっ!! 先輩っ!」
麻郁が椿の胸から慌てて手を離そうとすると、椿はそっと麻郁の手に自分の手を重ねた。
「神城…クン…。我慢…しなくて、いいんだよ……?」
「なっ…! そん…な…こと…、先輩……」
麻郁の下半身は、既に限界だった。
34 :
12:03/08/03 10:30 ID:9shoBxjw
麻郁に押し倒された格好の椿のスカートは捲れ上がり、白い下着と引き締まった太股があらわに
なっていた。
(うわ――っ! 私、いま神城クンに押し倒されてる〜!? しかも、彼の手が…、わ、私の…
胸に……。さ、さらに…、神城クンの手どころか…、あ、あの、そ、その……)
臨界点に到達していた麻郁の下半身は、椿の下半身とぴったりと密着していた。麻郁の大きく
膨らんだ股間が、ぎゅうぎゅうと椿の太股の付け根に押し付けられている。
(か、神城クンの……、熱い…)
椿の股間はどくんどくんと脈打つ麻郁自身に刺激され、既に大量に溢れ出した愛液でびしょびしょ
に濡れていた。
混乱した麻郁は、正常な思考回路が機能しなくなっていた。
麻郁の理性は椿の身体の誘惑に力を削がれ無力化し、本能という名の獣性が目を覚まそうと
していた。
(せ…、センパイ……!)
麻郁の中の何かが、プツンと音を立てて切れた。
不意に、麻郁の手が椿の胸を丁寧に捏ねるように揉んだ。
「あっ…! か、神城…クン…?」
麻郁は椿の柔らかく豊かな胸をゆっくりと揉みしだきながら、そっと彼女の胸の谷間に顔をうずめた。
35 :
12:03/08/03 10:31 ID:9shoBxjw
>>15-19のつづきですよ?
ラジオドラマ1、2話を聞き逃したので、麻郁と副会長の関係が
いまいち掴めていないかも…どこかで補完したいなぁ
あぼーん
あぼーん
>12さんイイ!
>13さんも頑張れ!
あぼーん
40 :
ツイン:03/08/04 11:26 ID:wVgVGvfo
おぉ、神様が・・・・
頑張ってください。
age
あぼーん
42 :
名無し@ピンきー:03/08/04 12:11 ID:wVgVGvfo
広告貼るなボケェ
43 :
名無し@ピンきー:03/08/04 12:54 ID:zUqOhQ5M
age
あぼーん
あぼーん
46 :
名無し@ピンきー:03/08/04 19:52 ID:NkaUWL4G
広告貼ることしかできないのか(笑)
低俗な奴らだ>44・45
あぼーん
48 :
名無し@ピンきー:03/08/04 19:58 ID:NkaUWL4G
馬鹿ばっか
あぼーん
あぼーん
>>46 と言いつつ、君のようにageるヤツがいるからさっそく広告が貼り付いたわけだが。
まあ、最近は何処にいても広告は貼り付くからあんまり関係ないかもしれないが。
あぼーん
あーあ、、
レスしたらほぼ間違いなく、
反応してもたまに削除依頼通らなくなるよ。
広告残したいなら良いけど。
と、見て思いました。
54 :
名無し@ピンきー:03/08/04 23:37 ID:NkaUWL4G
広告専門のスレがあればいいのに
>>54 そんなスレに広告を貼り付けても誰も見ないし効果が無いでしょ。
現状で貼られている広告を見てる人がいるかと問われれば疑問だが…
56 :
名無し@ピンきー:03/08/05 00:10 ID:sVvmSxs+
じゃあ、何で貼るんだろうね?
58 :
名無し@ピンきー:03/08/05 00:21 ID:sVvmSxs+
じゃあ、何で貼るんだろうね?
ホントにあるんだね
あぼーん
あぼーん
>>62 いいからsageろ
厨と呼ばれなくなるのはそれからだ
65 :
12:03/08/06 09:53 ID:k7pedXdN
広告だらけだなぁ…
つづきはコミケが終わったら書くヨテーイ
次は苺×椿のレズエロ書いて、お願い。
関係ない話だけど、みいなという名前を聞くと、声優の冨長みーなを思い出してしまって萎えるのは私だけ?
はいぱあないとをずっと聞いてたから…
危ないバイトをするみーなとかれん
副会長はええな。
>13の人は去ってしまったんだろうか?
age
80
職人降臨を信じよう
あぼーん
ねえ、今週のおねがいツインズは放映されないの?
帰ってきてビデオチェックしたら洋画が録画されてたんだけど…
>>76 え?ちゃんと放送されてたよ。
相変わらず前半はエロい・・・
>>77 とくに副会長の…あのシーンが…
あ、思い出しただけで……
>>78 あのシーンでは副会長はひとりえっちをしていた、ということでファイナルアンサー?
こみけ行ってきたぜ〜い
あぼーん
保守
83 :
13:03/08/16 03:23 ID:v/lFuEFz
みなさんへ
マジでついませんスレが落ちたかと思ってほっといてましたついませんでした
だから作りました見て下さい.....俺の妄想を.....
あぼーん
あぼーん
86 :
13:03/08/16 04:08 ID:v/lFuEFz
(ごめんな...深衣奈)
麻郁は、そんなことを考えても所詮やるんだろと、言わんばかりのそそくさと深衣奈のパンツを脱がした
そして....
「...ん..あぅ」深衣奈は少し感じたのか少し濡れてきてた....
(さてと、いただきますか...)麻郁は自分のズボンを脱いだそして、入れた(入れたと書いてありますがどうやっていいかここで迷いました)
(やっぱ..きついな...)少しづつ入っていき、そして深衣奈から血が出ていた。
「あっ..痛..」深衣奈はだんだんと息苦しくなっていた
(∂(←出るっていいます)久しぶりに出すのかよく出た...しかし、ベットは血だらけになっていた....
「俺....何やってんだ...」麻郁は自分のした事に罪悪感になった.....
つづくってー
>>26さんこんなんになっちゃいましたが!!!次のは大丈夫です!!
87 :
名無しさん@ピンキー:03/08/17 21:05 ID:y8huWt9k
神が降ってきますように
あぼーん
あぼーん
あぼーん
コミケは終わった、後は神の降臨をただ待つのみ
今週のもやはりエロかったな・・・
「はぁ・・・あの二人どうにかなんないのかな」
今日の二人は確かに変だ。
わざわざ水着姿を見せに着たり・・・
しかも、反対になってる紐を俺の目の前で直したり。
「いったい、何を企んでるんだ?」
でも、樺恋の肌は確かに白くて綺麗だったなぁ・・・
「いかん、いかん俺は肉親かも知れん相手に何を考えてるんだ!?」
でも、他人かも知れないし・・・
そんな事を考えているうちに夜は更けていった・・・
次の日、深衣奈が男子に体育倉庫に連れ込まれると言う事件があったが
深衣奈は無事だった。
しかし、その時もう一つの大事件が起きてしまった・・・
「俺は樺恋とキスしちまったのか・・・・」
そんな事を考えていると・・・
「麻郁・・・・」
「深衣奈、どうしたんだ?」
いつもと、様子の違う深衣奈に少し疑問を感じ次の言葉を発しようとしたその時
「っ・・・・」
柔らかい物が俺の唇をふさいだ。
俺は、深衣奈にもキスされてしまった・・・・
「私、もう我慢できないよ・・・・お願い・・・・」
続くかな?
あぼーん
∈∋oノハヽo∈
( ・3・)
∈∋oノハヽo∈
( ・3・)
∈oノハヽo∈
( ・3・)
「あ…、か、かみ…しろク…ンんっ……!」
椿は暴走を始めた麻郁の愛撫を享受しながら、夥しい量の愛液を分泌していた。
(かっ、会長っ! つ…ついに、ついに神城クンがっ!)
(「うふふ…。おめでとう…、副会長。あなたの…願いが…叶ったわね…」)
(で、でも…。何か後ろめたいんですけど……)
(「うふふ…。愛に…障害は…、つきものよ…」)
(そ、それはそうですけど…)
椿が苺と脳内秘密会議を開いている間にも、理性の吹き飛んだ麻郁は目の前の少女を蹂躙していた。
椿の豊かな胸に埋められていた顔は、いつのまにか彼女の太股の間に移動していた。麻郁の両手が
ゆっくりと椿の両足を押し開き、愛液に濡れた白地の下着を晒した。
(あっ…! は、恥ずかしい格好を……)
椿の顔が羞恥のために真紅に染まる。
「先輩…。とても…キレイだ…」
「か、神城クン……」
麻郁は彼らしくない台詞を呟くと、椿の太股の付け根におもむろに顔を埋めた。布地越しに椿の急所を
舌で刺激する。
「あっ! い、いやっ…」
麻郁に秘所を責められた椿の身体がビクン、と仰け反った。たぷん、と大きな胸が揺れる。
麻郁は椿の反応を楽しむように、じゅるじゅるとわざとらしく音をたてて秘所を吸った。椿は唇を噛み
締めて嬌声を堪えた。
100 :
12:03/08/22 12:23 ID:s+SIgPZj
「フフッ、先輩。我慢…しなくていいんですよ?」
麻郁がいままでに見たことの無い表情で微笑んだ。椿は麻郁の未知の側面に遭遇して、状況を
わきまえずに胸のときめきを覚えた。
(神城クンが…私に微笑んでいる…)
麻郁は薄笑いを浮かべながら、椿の股間に手を伸ばした。下着の上から秘裂をなぞるように指で
愛撫する。びくびくっと椿の身体が震えた。
「んあっ! そんなっ、ところぉっ…!」
「先輩…。軽く触っただけなのに、凄い反応ですね? 先輩は、感度が良いのかな?」
「い、イヤ…。苛め…ないで…」
「フフフ。その反応も可愛いですよ、先輩」
麻郁は顔を椿の顔に近付けると、彼女の唇を塞ぎ、強く吸った。戸惑う椿に構わず、咥内に舌を
挿入する。
「んむぅ…んンッ……!」
麻郁は唇を離すと、椿の白い下着を両手でするっと引き摺り下ろした。捲れ上がったスカートの下に
愛液で濡れた黒い茂みと桃色の蜜壺が晒された。
(ああっ…! 神城クンに…見られてるっ……)
椿は目をギュッと瞑り、両手で顔を覆った。彼女は引き締まった太股を閉じようとしたが、麻郁に
押さえつけられて大開脚の態勢は解除できない。
「ここも…とってもキレイですね、先輩。」
「い、いやぁ…。そんなに…見ないで……」
「フフッ。結構、濃いんですね…先輩」
椿は今まで以上にかぁっと顔を赤らめた。
麻郁は椿の反応を確認すると、にやっと微笑んだ。
101 :
12:03/08/22 12:24 ID:s+SIgPZj
麻郁は椿の濡れそぼった蜜壺を弄んだ。麻郁の指が桃色の果肉を押し開き、溢れ出す愛液を
舌で掬い味わうと、そのまま唇を秘所に押し付けた。椿の身体がビクンっと大きく仰け反った。
(ああっ! か、神城クンが…私の…、そ、その…、大事な……ところをっ…!)
ぴちゅっ、ぢゅるっ、ずずず…。
麻郁の指と舌が椿の急所を責める猥褻な擬音が、生徒会室を支配する。
媚薬を服用して暴走した麻郁は、本能の赴くままに椿の瑞々しい肢体を蹂躙した。彼の愛撫は
女性を悦ばせる行為にはほど遠かったが、椿は麻郁に責められているだけで、悦楽の渦に呑み
込まれていた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…! か、神城…クン……」
「せ、先輩…。俺は……俺は…」
「神城クン…、いいの…。これは…私が、望んだことだから……」
「せ、先輩っ!」
麻郁は、制服のズボンを下ろすと、限界まで怒張したペニスを解放した。ペニスの先端が
ぬらぬらと光沢を放っている。
(神城クンが…私の身体に…、あんなに反応してる……)
椿はドクンドクンと激しく脈打つ麻郁のペニスを、じっと見つめた。椿は同世代の男子のペニスを
見たことが無いから比較はできないが、かなり大きいかも知れない、とぼんやり考えていた。
椿は上半身を起こすと、自分でも信じられないくらい積極的な行動に出た。
「か…、神城クン……。このままじゃ辛そう、だから…、だから、く、クチで…」
「え? なんですか、先輩?」
「だっ、だからっ! く、クチで…口でしてあげる…」
102 :
12:03/08/22 12:24 ID:s+SIgPZj
顔を真っ赤に染めた椿が、ためらいがちに麻郁のペニスに触れた。赤黒いペニスがびくん、と
反応する。
「先輩…、マジですか…?」
椿は麻郁の問いに答えずに、ペニスに手を添えると濡れた唇を近付けた。
(神城クンの…大きい…! こ、これを…、私の…口に…)
わずかに躊躇した椿だったが、覚悟を決めたように麻郁のペニスをそっと咥えた。
「う、うわっ!」
「んんっ…! まふっ、むふぅっ」
麻郁は自分のペニスが椿の温かい咥内に包まれると、堪らず声をあげた。
椿は麻郁を悦ばせようと、舌や唇を使い、拙いながらも懸命に奉仕した。椿の責めに麻郁が
びくっびくっと震える。
(これが…、神城クンの味…。お、美味しいっ!)
臨界点を突破していた麻郁のペニスは、椿の拙い愛撫に耐えられなかった。絶頂を迎えた
麻郁は、椿の咥内に白濁した精液を一気に放出した。
どくっどくっ、どくんっ!
「んぶぅっ! ごぽっ、ごほっ!」
「うあっ、ああっ……!」
麻郁のペニスを咥えたままの椿の唇から、どろりとスペルマが溢れ出し、彼女の豊満な胸に
滴り落ちた。
103 :
12:03/08/22 12:25 ID:s+SIgPZj
「神城クン…。凄い、量と…勢い……」
「せ、先輩…。その…、すっ、すみま…せ……」
精液を放出した麻郁は、一瞬、自分を取り戻したかのように見えた。
(ごくっ。先輩の…クチから、俺の…アレが……!)
椿の唇から、麻郁の精液がだらりと涎のように溢れ出している。麻郁の心臓はドクンと再び
鼓動を速めた。眠りかけた獣の本性が力を取り戻す。
麻郁は、口から溢れ出す精液を手で掬う椿を強引に押し倒すと、セーラー服を両手でたくし上げた。
椿の形の整った豊かな乳房があらわになる。やや大きめの乳首が、硬く隆起していた。
(あっ…! 胸がっ…)
(先輩の…胸……。で、でかい…!!)
麻郁が椿の大きな胸に見惚れていると、元気を取り戻したペニスが椿の柔らかい乳房をぎゅっと
押した。
「せ、先輩っ。あ、あの…その…、む、胸で…胸で挟んで…くれませんか?」
「…っ! か、神城クンが…悦んで…くれるなら……」
椿は恥らいながらも麻郁の怒張したペニスを、自分の豊かな胸でそっと挟んだ。
「うっ! うわぁっ…!? 先輩、す、凄い…ですっ」
麻郁は、椿の柔らかい圧力に包まれると大きな声を上げた。
「神城クン、気持ち…いいの?」
「は、はいっ。凄く…イイ…です」
(神城クンが、悦んでる…。う、嬉しいっ!)
椿は麻郁のペニスを豊満な胸で懸命に愛撫した。
104 :
12:03/08/22 12:25 ID:s+SIgPZj
どぷっ、びゅるっ、びゅるっ…!
麻郁のペニスは椿の胸の質量感に抵抗できずに、あっというまに精液を放出し、椿の顔と胸を
汚した。椿の眼鏡と艶やかな肌が、麻郁のぬらぬらとした精液でイヤラシく彩られる。
「はぁはぁはぁ…。先輩…、す、すみません…。顔に……」
「ううん、いいの…気にしないで。神城クンが気持ちいいのなら、私も…嬉しいから」
「せ、先輩……。お、俺…俺は…」
麻郁は椿のすがるような視線から目を逸らすと、あられもない姿の椿をまじまじと見つめた。
椿の顔と胸は精液にまみれ、セーラー服とスカートは捲れ上がり大きな胸が露出し、惜しげもなく
開かれた太股の中心に濡れそぼった蜜壺が晒されている。
混乱した麻郁の脳味噌が考えをまとめないうちに、再びペニスがむくむくと復活を遂げた。
「神城クン…。我慢、しなくて…いいんだよ…?」
「で、でも…先輩……。お、俺は…俺は…」
「ううん…、いいの…、わかってる。何も言わないで、神城クン。さっきも言ったでしょう? これは、
私が…自ら望んだ事だって……」
躊躇う麻郁を、椿の悪魔の囁きが揺り動かした。
「お願い、神城クン…。私を…、私を………!」
(私を…抱いて……!!)
椿が上目遣いで懇願するように麻郁を見つめた。涙を湛えた潤んだ瞳が、麻郁の脳幹を刺激した。
「せっ、先輩っ!」
意を決した麻郁が、椿の身体に覆い被さった。
105 :
12:03/08/22 12:26 ID:s+SIgPZj
麻郁は椿の両足を肩に抱えあげて細いウエストを掴むと、いきり勃つペニスを愛液にまみれた
秘所にあてがった。
「先輩…、挿れますよ?」
「う、うん…。来て…神城クン……」
麻郁はゆっくりと椿の蜜壺に侵入した。桃色の肉襞を赤黒いペニスが強引に掻き分けていく。
「痛ッ!! い、いたぁ…いィッ……!」
「先輩、大丈夫…ですか?」
「う…ううん、平気…。平気だから……続けて…、お願い」
麻郁は涙を流しながら痛みに耐える椿に愛おしさを感じながら、ゆっくりと腰を突き出した。椿が
唇を強く噛み締めて、破爪の痛みを堪える。
麻郁はペニスを徐々に椿の膣内に侵攻させながら、真っ赤に充血したクリトリスをそっと抓み、
愛撫した。
「んはぁぁぁっ!!」
悦楽と痛みを同時に甘受した椿の肢体が、ビクンっと跳ねるように仰け反った。
麻郁の腰が椿の腰と完全に密着すると、彼のペニスがこつん、と膣内の奥にぶつかった。
(はあぁぁぁっ…! 神城クンの…、神城クンのが…奥に、当たって……。子宮に…届いてるっ…)
現実にそんなことは有り得ないのだが、椿は麻郁に処女を奉げた高揚感で意識が混濁していた。
106 :
12:03/08/22 12:26 ID:s+SIgPZj
「先輩の中…、とっても…キツイ……」
「はぁっはぁっはぁっ………」
「! 先輩…。初めて…だったんですか…?」
麻郁が椿の太股をつたう鮮血を見て驚嘆の声をあげた。
「はぁはぁはぁ…。あ…、当たり前でしょう? キスもしていないのに…処女じゃない…わけ……
ないじゃない…!」
椿は処女喪失の痛みに耐えながら、麻郁にツッコミを入れた。
(神城クン…。こんなときに…ボケるなんて…。大物だわ……)
「先輩、動いて…いいですか? このままじゃ…俺…」
「ええ…、勿論…よ……。神城クンの…好きなように…、動いて…いいから……」
「なるべく、痛くないように…動きますから」
経験の無い処女に痛みを感じさせないように動くことなどほとんど不可能だが、呼吸の荒い椿を
少しでも安心させようと麻郁は嘯いた。
麻郁は初体験の椿に気を遣いながら、自分の情欲に素直に従うように腰を動かし始めた。
(いっ、痛いっ…!! 痛い…けど…。神城クンなら…、貴方なら…耐えられる……)
麻郁の腰の動きが徐々に速度を増していった。椿の身体を気遣うことを忘れたわけではないが、
彼女の蜜壺にぎゅうぎゅうと締め付けられると、悦楽を貪るように激しく腰を振っていた。
「んあっ、はっ、はっ、はっ…! 神城クン、神城クン、神城クン……!」
「せ、先輩っ! 先輩っ!!」
汗まみれの二人は動物のように互いに激しく腰を振った。
107 :
12:03/08/22 12:27 ID:s+SIgPZj
麻郁はパン、パン、と椿の秘所を何度も強く突きながら、彼女の豊かな胸に赤子のように
むしゃぶりつき、硬く隆起した乳頭をちゅうちゅうと吸った。麻郁が椿のたぷたぷと揺れる乳房を
形が歪むくらいぎゅうっと鷲掴むと、彼女が大きな嬌声を上げる。
「はあぁっ! 神城クンッ!!」
椿は処女喪失の痛みを、麻郁への想いで快楽に変換していた。初体験とは思えないよがり
かたで、麻郁のピストン運動を加速させた。
ぐちゅっ、ぬちゅっ、ぶじゅっ…。
しばらくの間、卑猥な擬音が生徒会室に響き渡っていたが、やがて二人は絶頂を迎えつつあった。
「せんっ、先輩っ!お、俺…もう…、がまん…できない……」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…。いいわ…来て、神城クンッ!! 私の…、私の中に……。私の中に、
ぜんぶ…全部出して…いいのっ…!」
「先輩っ、先輩っ!、先輩っ!!」
「神城クン、神城クン、神城クン―――ッ!!!」
ドクンッ! どくんどくん…。ごぽっ、ごぽぽっ…。
「……!!!」
「あああぁぁぁ―――っ!!」
椿の極上の肢体を存分に堪能した麻郁は、夥しい量の濃い精液を、彼女の膣内に躊躇うことなく
放出した。
「はぁ、はぁ、はぁ……。かみ…し、ろ…クン……の、せい、えき…が…。私の…中に……
いっぱい……。ん…、はあぁ……!」
椿は麻郁と繋がったまま余韻に浸り、秘所からスペルマを溢れ出しながら失神した。
108 :
12:03/08/22 12:27 ID:s+SIgPZj
椿が目を覚ますと、生徒会室には彼女以外誰もいなかった。
(神城…クン……?)
椿は椅子に座り、机に突っ伏した態勢で眠っていた。彼女の目の前には、修正された予算編成書
が置いてあった。
「依頼された仕事はキッチリこなすってこと? 律儀ね、神城クン」
椿の身体は可能な限り汚れを拭き取り、綺麗な状態に回復していた。下着は穿いていなかったが、
秘所から滴った血は拭われ、引き締まった太股はきめ細かい肌が輝いていた。
「神城クン…」
(ホント、誰にでも優しいんだから…)
椿は何気なく予算編成書を手に取り、パラパラとページをめくった。訂正を指摘した個所がきちんと
修正されていた。
「? 何かのメモ…かしら?」
ページの間から小さな紙片がはらりと落ちた。紙片には、麻郁の文字が記されていた。
『先輩。今日のことはお互い、忘れましょう。それが、俺達にとって一番良いと思います。 麻郁』
椿は声に出さずに文面を読み上げると、ふっと儚げに微笑んだ。
「神城クンの…バカ。忘れられるわけ…忘れられるわけ、ないじゃない……。」
椿の頬をつーっと一筋の涙が伝う。
「でも…、忘れてあげる。貴方のために。たぶん、一生、忘れないけど…。もう、忘れたわ……」
椿は紙片をポケットにしまうと、何かを悟ったような表情で生徒会室を後にした。
109 :
12:03/08/22 12:28 ID:s+SIgPZj
「うふふ…。悲しいわね、副会長…。でも…、良いモノが…撮れたわ……」
生徒会長・森野苺の手には、どうやって撮影したのか、椿と麻郁の情事を鮮明に再生している
デジタルビデオが握られていた。
――――――
はい、終了でーす
本編が、二次創作のほんの少し斜め上を行ってるような
気がしまーす
12さん、お疲れさまです。
しかし苺たんもイイ性格になっちゃって…
次はミーナ&カレンの3pものが読みたいです。
>>109 激しくグッジョブ!
一途な先輩に萌えますた。
同人誌が欲しい
あぼーん
誰か跨の妹の小説書いてください。
跨が日曜日部屋に忍び込んでナニをしていたのか気になって眠れません。
漏れは苺×まいくがイイと思う。この組み合わせはグッとくるはず。
職人さま、なにとぞm(_ _)m
>>116 ドラマCDのあれか…
そういえば今月の電撃大王では完璧にカミングアウトしてるようだった。
>>118 付録があるせいで袋綴じになってて立ち読みできない…
麻郁による、妻みぐいな展開は期待するだけ無駄ですか?
>>118 そう、あれです。
オチとして跨がナニやったかしっかり言って欲しかった。
あそこまで慌ててたったことはよほどすごいことだったのだろう。
大王か。時間なくて今月まだ買ってないな。
あきかんさんは自分のキャラに森野会長のコスさせた
ので目をつけられたんだってね。
>>121 部屋に入って下着盗んで逃げた程度にしか考えなかったなあ。
または部屋で出した。
神はいないのか!?
神は死んだ
>>93の続き
口内に響く、いやらしい音。
思わず、唇を引き剥がした。
「私、キス上手いでしょ。」
「こんな事、駄目だよ・・・俺達は兄弟かもしれないのに・・・」
「けど、他人かもしれないじゃない・・・」
確かに、それを言われると困る・・・
「こんな事して樺恋にバレでもしたら・・・」
「大丈夫よ、あの子寝てるから。」
「だけど・・・」
「さぁ、早くしないとあの子が起きちゃうかもしれないし」
そう言って彼女の手は俺の下半身に伸びていく。
ズボンの上から俺のアレをまさぐる。
「堅くなってるよ」
しゅっ、しゅっ、しゅっ...
添えた手を動かすだけだが、それは俺の敏感な部分を刺激していた。
「あっ...やめろ、深衣奈...」
「わぁ、どんどん大きくなってる♪」
嬉しそうに呟く。
やがてズボンの上からじゃ飽き足らず、その中に手を突っ込んでくる。
しゅっ、しゅっ、しゅっ、しゅっ...
深衣奈は俺のモノを直接掴んでしごき始めた。
「うっ...はぁっ...」
これが以外にも上手く興奮せずにはいられなかった。
「麻郁が感じてくれてる...私も嬉しいよ...ほら」
深衣奈は空いてる方の手で俺の腕を掴み、自分の下半身へ導いて行く。
「ズボンの中...触ってみて...」
艶っぽい声だった。首筋にかかってくる吐息が熱い。
「さぁ...お願い...」
つづく
「さぁ...おねがい...」
甘えた声で懇願する深衣奈。
これが本当に自分と同い年の少女なのか?と一瞬考えた。
こいつは十分に大人の女だ。少なくとも性的な誘いをかけている瞬間は...
俺の手は彼女の秘めたる部分へと侵入を始めていた。
ズボンを押し退け、下腹部の柔らかい皮膚を伝って、パンティに到達する。
それすらも押し退けるとなお柔らかい皮膚が続き、
やがてふさふさと生い茂った若草が指先に絡まってくる。
そこは蒸れていて、生温かかった。
生温かい茂みを越えると、たどり着いた。
にちゃ...
ぬめぬめとした粘液で潤った、小さなつぼみ。
「あふ...ン」
ぴくりと反応して声を洩らす深衣奈。
「...ね、嬉しくて...こんなになっちゃった...ン」
俺の指が少し震えただけで、それは彼女の快感を呼び起こす。
「あ...そこ...ア...そこも...あン...全部...イイ...」
ぬじゅっ...ちゅぷっ...くちゅっ...くちゅっ...
濡れたその部分を弄んでみると、いやらしい蜜がどんどん溢れてきた。
俺の手はびしょびしょになる。
「う...もう...限界...おねがい...入れて...」
深衣奈の言葉に俺は悩んだ。
[本当にやってしまっていいのだろうか・・・]
129 :
。:03/08/31 17:15 ID:TVY2oGfq
age
神は生きていた
>129
副会長の中の人スレの「。」?
>127-128
ベネ
大きなお世話かもしれないが、モノローグ(心の中の声)は
( 、) を使ったほうが読みやすいかも?
いや、どんな書式でも読めればうれすぃです
聞き流してくれていいれす
>>128
続き期待してます
133 :
名無しさん@ピンキー:03/09/02 00:20 ID:v9HnYfIr
ニーチェはまちがっていた。
神は生きている。
雑破業が電撃文庫でおねがいツインズを書くみたいだ。
前に書いたおねてぃレベルのものが期待できるのかな?w
確か、エロ同人書いてなかったか?>雑破業
いいえ違います、エロ小説を書いている人です
雑破業は同人でおねてぃエロ小説も書いたぞ、表紙はねたらく、
黒田洋介公認で。
去年の冬に出たはず
今日のツインズも見れなかったし。
小説いつ発売なの?
11月の模様
11月の新刊予定(2003年11月10日発売)
…
●おねがい☆ツインズ(1) 一人と二人
著/雑破 業
絵/羽音たらく&合田浩章
前回と同じく電撃文庫より
今回の跨は全開だったな。
まさかTVでもあそこまで言うとは思わなかった。
テスト
143 :
名無しさん@ピンキー:03/09/03 05:32 ID:EkbK2Jxf
女教師の熟れた肉体を20代の若いオスが貪る図式。
3P回避に必死な主人公。ふつうならとっくにやってる局面を必死に自制。
うーん……よく耐えられるなあ。
144 :
名無しさん@ピンキー:03/09/03 05:34 ID:EkbK2Jxf
で、生徒副会長はモーホー疑惑があるあっちと(過去にコクったけど振られたとかして)よりをもどし、
すけべいなことをばこばこ。苺は、うふふといいつつそれを撮影。
主人公たち三人は、結局あのまま同居継続って感じかな。
にしてもこの話、一歩間違えれば近親相姦オッケー話。
妄想シーンの絵をパステルにしているのは、リアルにすると生々しすぎるためか。
案外、結局、どっちとも肉親でなく、同居は本人の自由意志だからオッケー、なんて
オチだったりしてね。
あぼーん
ここにもっと職人さん呼び込みたいんだけど、どうすればいいかなあ?
自分はこういうのかけないのでパスです
神の降臨を待つべし、または知人をけしかけるべし
>147
MRPだかなんだかだ
C64のは店卸ししてるけど、おねてぃ本は卸してないはず。
へえそうなんだあ
原作がエロ過ぎるから妄想を膨らませる余地がないのかな?
しっ、それを言っちゃダメ!!
ツインズも、あとはいつヤルかという話でしかない
で、3Pでバコバコになるのは確実で、選択肢もほとんどない。
究極の三角関係ではなく、究極の和姦3Pモノでしょう。
そして、いずれまた黒田公認のエロ同人が登場するわけですよ
もしも後一週間職人が降臨しないなら自分が一肌脱がねば・・・
内容はメロン板のアニパロSSスレで掲載していた「ビューティフルレッド」のおねがいツインズVERの
エピローグです。
すぐに脱いでくれ
>>156
このスレに止め刺す気か!?
審判の時が近づいている・・・
だれか、ジャッジメント・デイを回避してくれよー(;´Д`)
回避する必要ないし
な、なんだってー (AA略)
一応今日はおねツイ放送日なんだけどね...
「見事な精神力ね、神城くん」
更衣室に戻ると、苺は椿にそう呟いた。
「なにがですか?」
発言の意味を問いただす椿。
苺はぐるりと部屋の中を見回し、
「ビキニも眩しいグラマラスな女教師」
話を聞いているのかいないのか、バスタオルを体に掛けて着替えを取り出すみずほ先生を、
「マニアックな衣装に身を包んだ巨乳女子高生」
続いて椿を、
「そしてろり」
最後に自分を指差した。
「これだけバリエーションが豊富なら、どれか一つくらいには反応してもよさそうなものよ」
指を下ろして椿を見上げ、真顔で言う。
「反応ってなんですか! それに、マニアックって」
「なのに、私達と話をした後も前屈みになっていなかったわ。大したものね」
微妙に椿への答えとも取れそうな発言をする。
椿は一瞬その姿を想像してしまい、ぼっと頬を赤らめた。
「それとも、見慣れているのかしら?」
苺にそう言われて、あの二人の顔を思い出す。
「で、でもあの二人は家族かもしれないんだし」
思わず声を荒げてしまう。
「でも、他人かもしれないのよね」
苺の冷静な指摘に、不安はどんどん膨らんでいく。
「まあ、別にあの二人のことだとは言ってないのだけれどね」
その言葉ではっと我に返った。
つまり、苺に遊ばれたのだ。
「もう、いい加減にしてください」
ふう、と一つため息をつく。
目の端にみずほ先生が映った。
もう下着まで着け終わり、ブラウスに袖を通している。
それにはそこそこ時間も掛かるはずで、要するに二人の会話に関係なく、ひたすら着替えに専念していたということか。
その見事なマイペースに、椿はどっと疲れが出たような気がした。
さておき、自分もさっさと着替えないと。
濡れた髪をタオルで挟み、ぱたぱたと軽く叩いて水気を取る。
体についていた水滴は、話をしているうちにかなり乾いてしまっていた。
生乾きで体に纏わりつく水着を、肩紐やお尻の横から滑り込ませた指で一旦引き剥がす。
どのみちすぐに脱いでしまうとはいえ、気になるものは気になるのだ。
その様子を、苺はじっと見つめていた。
なにげなく椿に向かって歩き出し、正面で止まる。
そして、がばっ、とおもむろに抱きついた。
「ちょ、ちょっと会長! 何するんですか!」
椿はいきなりのことにひたすら驚きながらも、苺の肩を掴んで引き離そうとする。
「なんていうか、ムラムラきたわ」
二人の身長差のせいで、お互いが立ったまま真正面から向かい合うと、苺の頭はちょうど椿の胸のところにくる。
ぴっちり体を密着させた苺は、椿の豊満な胸に顔を埋めながら話を続けた。
「こんな素敵な肢体を見せつけられてるんだもの、欲情するのはむしろ当然と言えるわね」
少しだけ視線を上げて、椿の顔をじっと見つめる。
「でも、私たち女同士じゃないですか」
「私は気にしないわ」
「会長が気にしなくても、私が気にするんですっ!」
そうしている間も、水着越しに背筋や腰を微妙なタッチで撫でて刺激を与え続けることは忘れない。
それは着実に効果を顕わしつつあり、椿は腕の力が少しずつ抜けていっているのが自分でもわかった。
体全体が、熱を帯びてきている。
苺の指が動くたびに、小さい波が全身に走り、ゾクゾクと体が震える。
それはまだほんの小さなものだが、このままではいずれ堪え難い大きさになることは明白だった。
167 :
3/:03/09/09 23:13 ID:5ainNdkH
「せ、先生も、見てないでなんとかしてください!」
砕けそうになる膝を懸命に押し留めてなんとか声を上げ、椿は第三者に助けを求めようとした。
しかし、
「あ、あの、先生お邪魔みたいだしそろそろ失礼するわね」
日頃からそのボケっぷりで高名なその女教師は、ここでもその能力を最大限に発揮してくれた。
その割に、きっちり着替えは済ませているところはしっかりしていると言うべきなのか。
とにかくその勘違いをなんとかしないと、自分の貞操が大ピンチだ。
急ぎ言葉を繋ごうとしたが、そこに生徒会長が割り込んできた。
「みずほ先生、別にゆっくりしていっても構いませんよ。私は、見られていても気にしませんし」
顔だけを女教師に向けてそう言い放つ。
「それにきっと、副会長は見られていたほうが」
そこまで言ったところで、
「そ、それじゃ先生、職員室に戻るわね。プールの鍵、ここに置いて行くから」
みずほは普段ののんびりした口調が嘘のように早口でまくし立てると、飛ぶように立ち去ってしまった。
「せ、せんせい……」
椿は自分の置かれた状況も忘れ、呆然となっていた。
「残念だったわね」
苺はそう言うと、改めて椿の胸に顔を埋め直した。
「あ、あんなこと言ったら普通逃げますよ! なんてこと言うんですか」
「あら、先生がいたほうがよかった? もしかして本当に、見られているほうが感じる?」
「そ、そんなわけないでしょう !?」
「なら特に問題はないわね」
いつものように抑揚のない口調は、妙な迫力がある。
その物言いでぴしゃりと断言されてしまうと、なんとなく言い返せなくなってしまうのだ。
とは言え、ここで引っ込んでしまうわけにはいかない。
「問題ありますよ! こんなこと、女同士で」
押し問答の間も、苺の手は椿の下半身を這い回っている。
168 :
4/:03/09/09 23:14 ID:5ainNdkH
正直、椿のほうはすでに立っているだけで精一杯だった。
膝はガクガクで、苺の肩に置いた手は振り払うためではなく、自分を支えるためのものになっていた。
指が内腿やお尻の間を辿るたびに声を上げそうになる。
だが、ここでそんなことをしてしまったら取り返しがつかなくなる気がして、なんとか押さえつけているのだ。
「別に、異性間でなければしてはいけないということはないわ。少なくとも、法律にも校則にもそんな項目はないはずよ」
そりゃあそうだが。
「そ、それは譲るとしても、別に好きでもない相手に、こんな」
そこで譲ってしまうのもどうかという気もするが、椿はすでにそこまで頭が回らなくなっていた。
「そう? 私は、貴方が好きよ」
突然の告白に、椿はその意味を一瞬図り損ねる。
「そ、そんな嘘を」
我に返ると、慌ててその言葉を否定した。
「嘘じゃないわ。ずっと好きだった」
「で、でも私は」
「貴方が神城くんのことを好きだ、なんてことは知ってるわ。でも、そんなことは関係ない」
指が太腿の間を、前に向けて這っていく。
「私は貴方が好き。それで充分でしょう? 他のことには何の意味もない」
いつの間にか、苺は言葉の間に首をそっと左右に傾け、椿の乳房に水着の布越しに口づけを繰り返すようになっていた。
布の向こうから苺が胸に吸い付き、その度に椿はぴくんと体を震わせる。
「別に、受け入れられなくても構わないわ。でも、そうね、ならこの指を」
それまでは会陰の部分で止められていた指が、ついに秘所に触れた。
「んうんっ!」
「神城くんだと思いなさい。それならいいでしょ?」
「神城くん……」
苺の低い声が、体の芯まで響き渡る。
この指は、神城くんの指。
指は布越しに、的確に敏感なところを撫で、擦る。
実際には、その指は正常に発育している高校生男子である神城麻郁のそれとは似ても似つかないくらいに細い。
しかし。
今、私の大事な所を、神城くんの指が弄っている。
そう意識してしまうと、もうダメだった。
169 :
5/:03/09/09 23:15 ID:5ainNdkH
「ふああっ」
膝が砕け、堪えていた声が漏れる。
目には涙が溢れ、唇の端から涎が零れ落ちた。
苺がゆっくりと後ろに下がると、支えを失った椿はぺたんとその場に尻をついてしゃがみ込んだ。
苺はその前に膝立ちになると、
「椿。キスして」
そう言って椿の頬に手を当てた。
椿はゆっくりとした動きで苺を見上げると、ぼんやりしたその輪郭に顔を近づけ、唇を押し付けた。
「か、会長……っ」
苺の唇が首筋を這い、鎖骨を優しく噛む。
椿の水着は肩紐をずらされ、その豊かな胸が完全に露出している。
幾度か苺の口付けや愛撫を受けて、そこはすでに硬く尖っていた。
ゆっくり降りてきた唇が、また乳房に触れる。
「ぅんんっ」
上気して薄桃色に染まった椿の乳房に、苺の小さな唇が吸い付いた。
唇の隙間からちろちろと舌を覗かせ、肌をそっと舐める。
カチカチに尖った乳首を口に含み、軽く吸った。
「くぅっ」
敏感なそれに舌を押し付け、先端でころころと転がす。
苺の触れたところから全身に痺れるような快感が疾り、椿はその度にきつく目を閉じ、口を引き結んで耐えようとする。
唇の端から漏れた涎は、顎を伝わり首筋にまで届いていた。
胸を離れた苺の唇が、鳩尾から腹部へと下っていった。
進むに従って水着も脱がされていく。
170 :
6/:03/09/09 23:16 ID:5ainNdkH
ついに陰部を残すのみになり、そこにもいよいよ苺の手が掛かった。
「かい、ちょお……っ」
さすがに抵抗があるのか、椿が不安そうな目で苺を見る。
「怖がらないで、椿。大丈夫」
いつになく優しい表情で椿を宥める苺。
「で、でも」
「心配しないで。こう見えても私、貴方よりずっとお姉さんなんだから」
その言葉はいつものような起伏のない声ではない、椿を包み込むような慈愛に満ちた響きを帯びていた。
それを聞いた椿の体から、力みが取れていく。
もっとも、緊張が解けた原因は「こう見えても」という言葉と、それにしたって限度があるだろうと思わずにいられない苺の容姿とのギャップにもあるのかもしれなかった。
ともあれ、椿の目から怯えが消えたのを見てとると、苺は水着をゆっくりと脱がしていった。
お尻に手を回し、肌に密着した布を引き剥がしていく。
進むうちに、苺の指が布を通して床に触れた。
ここから先は、椿の協力なしでは脱がせない。
どうしようか、と内心で思いながら苺は椿の柔らかいお尻と床の間に指を忍ばせていく。
すると、椿の腰がすっと浮いた。
苺が視線を上げると、椿は頬を真っ赤に染めてさっと目を逸らす。
苺は少し動作を速めて、床とお尻の間から水着を抜き取った。
お礼の気持ちを込めて、布を引き抜くときにお尻の白い双丘の谷間に指を潜らせ撫でていくことも忘れない。
「ひゃんっ」
思わず腰をさらに浮かす椿。
その動作は、図らずも苺の眼前にアソコを突き出すことになってしまう。
どうぞとばかりに差し出されたそこに、苺は口づけをした。
「か、会長っ。そこ、きたな……」
「あら、椿はお風呂でココは洗ったりしないの?」
「そんなことありませんけど、でもそれとこれとは」
「なら汚いなんてことはないわね」
椿の言葉を強引に遮り、その奥に舌を伸ばす。
ぴちゃ、ぴちゃ、とわざと音を立てて舐める。
171 :
7/:03/09/09 23:18 ID:5ainNdkH
「ああっ」
椿がぺたんと尻餅をついた。
苺は両手を椿の膝の内側に添えると股間に顔を埋める。
更衣室の中に、ぴちゃぴちゃという音と共に二人の放つ甘い匂いが充満していく。
椿のそこはもう充分に湿り、尻を伝った蜜が床に染みを作る。
湧き出す泉の中心を指で押し広げると、
「とても綺麗よ、椿」
そう言ってじっと見つめる。
「あ、いやぁっ」
椿は小さく身を捩るだけで、それ以上は体を動かせないようだった。
「ふふ、可愛いわよ」
苺はそこに唇を強く押し当てると、先ほどまでよりさらに深くへと舌を侵入させていった。
襞を一枚一枚、丹念に舐めていく。
「うあっ、あっ」
椿の腰がびくんびくんと大きく跳ね上がる。
入り口と内側の壁が、苺の舌をきゅうきゅうと締め付けていく。
「そろそろ、かしらね」
苺は舌を引き抜き、体を起こした。
椿の両脚に通されたままだったスクール水着に手をかけると、するすると引き抜いていく。
左脚から完全に水着が抜けたところで、椿が物欲しそうな眼でじっとこちらを見つめているのに気付いた。
「せっかちね。ふふ」
椿にそう応えると、自らも水着を脱いでいく。
下半身のみ脱ぎ去ると、水着と秘裂の間に蜜がつぅっと糸を曳いた。
椿の左脚を持ち上げて、右脚を跨ぎ、露わになった秘部に自らの秘部を重ねる。
ちゅっ、と濡れた肉の触れ合う音がした。
「じゃあ、いくわよ」
椿の返答は待たず、苺は腰を動かし始めた。
媚肉が擦れ合い、じゅっ、じゅっと蜜が泡立てられていく。
椿はきつく目を閉じて、襲い来る快感に耐えようとする。
「ふあ、ああっ、うああっ」
半開きになった口からは喘ぎが漏れ続け、端から垂れ流された涎が床で池を作っていた。
苺が時折動き方を変えると、二人の陰核がぶつかり、その度に椿の嬌声のトーンが上がる。
172 :
8/:03/09/09 23:19 ID:5ainNdkH
次第に、椿も腰を動かし始めた。
その動きはぎこちないものの、新たな快感となって二人を刺激する。
「か、会長っ!」
「つば、き……っ」
椿の脚を抱える苺の手に力が籠もり、体の動きが激しさを増していく。
汗と苺の唾液に塗れた椿の胸が、動きに合わせてたぷたぷと揺れる。
二人の体に、ぶるぶると大きな震えが走り始めた。
「か、かいちょ……かい、ちょおっ!」
椿は全身を駆け巡る快楽の波の大きさに翻弄されてしまっている。
「大丈夫よ、椿……もう、少しだから……」
苺は努めて落ち着いた言い方で椿に話し掛けると、トドメとばかりに一際深く、ぐりっと押し付けた。
「あ、あああぁぁぁぁ……っ!」
がくがくと激しい痙攣が二人を襲った。
椿の上体が、大げさなくらいに跳ね上がる。
苺は椿の脚にぎゅっとしがみついて駆け抜ける波を凌いだ。
くたっと横に倒れ込むのを、なんとか手を床について堪える。
椿は、と見ると、大きすぎる絶頂感に耐え切れず失神してしまっていた。
椿が目を覚ますと、右脚に絡みついていたはずの水着が無くなっていた。
代わりに、素っ裸の体にはバスタオルが掛けられている。
「気がついたようね」
その声にびくっと肩を震わせた椿は、胸のところでバスタオルを押さえて下を隠すと声の方に振り返った。
「会長」
苺はすっかり着替えも終えて、窓辺に置いた椅子に腰掛けていた。
両脚を揃えてちょこんと座っている様子は、まるで人形のようですらある。
「さて、こうして二人で激情に身を任せてみたわけだけれど」
その言葉に、椿は瞬時に現実に引き戻される。
女同士で、とか。
しかも、年上だとはいえ、子供みたいな外見の女の子に、とか。
さらには思いっ切りイかされてしまった、とか。
色々な意味でうちのめされて、椿はがっくりと項垂れてしまう。
「どうしたものかしらね」
「それはこっちが聞きたいです」
言い返す言葉にも力がない。
「そうね、とりあえず」
苺が椅子を降りた。
仰ぎ見た窓の外では、太陽が西の空に沈み始めている。
「定番ということで、お姉さまと呼んでもらおうかしら」
夕日を浴びて全身を真っ赤に染めた苺は、そう言い放つと意味有りげに含み笑いを浮かべたのだった。
これで最悪の事態は回避された・・・
175 :
165:03/09/09 23:23 ID:5ainNdkH
ってな話を考えてたんだが今日の放送分でわやくちゃに……
最悪の事態とかよくわからんが、
ハァハァしますた。
ありがとう。
モーホーたっちの学生が今度は副会長とやりまくる、というわけですな。
あとは、例の二人の同盟が破綻し、血みどろの奪い合い?
とりあえず、夜ばいで男の上に乗ってしまったほうが勝つだろうなあ。
入れてしまえばこっちのもの。
中に出してもらえたら完璧。
それが勝利の鍵だ。
審判は「生存」でしたね...
閑古鳥、閑古鳥ー
181 :
名無しさん@ピンキー:03/09/15 11:06 ID:C7jIhc+K
ジャッジメント・デイは回避されただが本当の戦いはこれからであった・・・
しずか-
本編がアレじゃあ妄想の仕様が無い
184 :
名無しさん@ピンキー:03/09/19 17:09 ID:LiMAscMh
閑古鳥ですー
あぼーん
苺や圭って、精神的には大人って描写されることが多いけど、
ずっと寝てたのなら心の成長もないはずなんだよね。
停滞時って完全に思考停止状態なんだよな?
>>187 脳が活動状態だと栄養の摂取が不可欠だよ。
糖分がないと脳は働かないし。
目が覚めた時に、周囲の急激な変化や体験で精神的に成長(?)するのでは
ないかな。
>>189 無理があるなw
ギャップの差に対応するために、仕方なく
大人ぶる、ということなのかな?
考えてみれば、シンプルに寝て起きただけだから、
周囲の環境が変わってないと「停滞」を意識しない
そしてここは再び雑談スレへと・・・
192 :
ツイン:03/09/22 17:53 ID:1+5ZEMtg
電撃大王にフィギアが付いてたから買ってしまった
プロローグ「ビューティフルレッド布教」
赤川四郎は熱狂的なUFOと特撮ファンであった、この高校に入学したのもただ単にこの町が
UFOで話題になったからである、彼は「ビューティフルレッド」という特撮番組に非常に感動し
主人公「ビューティフルレッド」のあまりの美しさに見ほれてしまい、ついには彼を愛してしまったほどであった
ビューティフルレッドを製作した「タケノコプロ」は公式ファンクラブを設営し、当然赤川もこれに入会した
そして彼はファンなら最もあこがれる会員番号69を得たのだ、会員番号の下2桁が69の会員には
ビューティフルレッドの愛機「シックスナイン」の実物大フィギュアがプレゼントされるのだ。
当然彼はこれを受け取ったとき彼は激しく喜んだ、そして彼はいつしか自分にはビューティフルレッドを
もっと普及する多面にこの世に生まれたのではないだろうかと思い始めたのだ、そして彼は3日後に学校で特別上映される大ヒット映画
「お鳥大走査線」のフィルムを、独自のルートで入手した「ビューティフルレッド2」のフィルムと摩り替えたのであった。
そして運命の日がやってきたのだ・・・
この続きはメロン板で掲載される「ビューティフルレッド2」が終わってからです。
なぜエロパロなのかは次回のエピローグにて明らかになります、エピローグはかなり先になりますので
とりあえず、他の職人様方を静かに待ちましょう
ホモ男のノリが好きだったのに……
委員長とくっついちまうんだもんな
女キャラふたりにいまいちノれない身としては、マイクとの絡みが楽しかったんだよなぁ
しかし、赤と旧友のアレは結構萌えたんで全然オッケーなんだが
やはりふくかいちょはいいんちょと呼ばれる運命にあった。
おーい、SS書き職人さん、頼むー
また彼の人がガマンできなくなってるっぽい〜
と、まぁ、
>>195が折角空気をかえようとしているにもかかわらず
不用意に蒸し返す
>>197みたいなのがいるわけだが
徹底的に放置しる
でも、副会長っていうか、やっぱイインチョと間違えるよねぇ
保全age
ラジオドラマくらい暴走したほうがいいのかな、SS
200!
それでいい、すでに暴走してるやつもいるし...
202 :
ツイン:03/09/27 01:32 ID:wr+ZfvEt
盛り上げていこう〜☆
おねツイの後番組は「まぶらほ」だそうです、トリビアとして「まぶらほ」の原作者は彼女がいるそうです(リア女で)
>>203 ヽ∧_∧
⊂ヽ(・∀・ )
∩ ゝヽ ⊂_ノヽ
ところでおねツイの後継番組って企画はあるのかな?
まぶらほと言う噂を聞いたが。
207 :
206:03/09/27 19:05 ID:esIoshth
>>203を見ていなかったのでとりあえず吊ってくる。
時間枠としての後番組じゃなくて、
おねティ、おねツイに続くplease企画の第3弾はないのかな?
どうでもいいが、まぶらほはステプリの後番になるわけだが
おねがいエンジェル…
ラブやんのアニメ化。
あぼーん
213 :
名無しさん@ピンキー:03/09/29 15:58 ID:2mny833B
職人さんカモン!!
そういや先週のおねツイ見忘れてた!
ボケてる?
裕香と深衣奈の百合モノきぼん
裕香の太ももが……太ももが……
保守
220 :
ツイン:03/10/02 23:54 ID:IO2UUyb4
盛り上がってるな〜
いや、職人さんがいないから盛り下がっているとも言う
もしやおねツイは1ク−ルではなく2・・・
職人さんまだですか、本編は佳境だというのに
ラジオは結構面白いなあ(ドラマもコーナーも)
おねツイ終了後はラジオどうなるんだろうか・・・
227 :
名無しさん@ピンキー:03/10/06 09:51 ID:oZio9o3Y
放送されるだろう、そしてぇもっとやばい内容に・・・
そういえば森野生徒会長が誕生したのもラジオドラマだったな。
跨が先週の日曜日に何をしたのかが気になる。
肉親は・・・
緑のほうだった!!
とりあえず肉親でないほうとは、近親相姦のタブーはなくなるから押し倒してセックス可能
ということで。
でも、予告のタイトル見ると、最後は3Pでは?
だれも困らないし、子どもさえ肉親と造らなければ、セックスだって可という感じだが、あれは。
いよいよ次回はクライマックス!!
おおーい、だれかSSかいてー
マスならかくが
このアニメ、見ててもまるで煩悩が刺激されないし…
もうだめぽ
四話とかあのへんまではエロかったのにねえ
人間関係が固定化して、同盟が成立してから緊張感がなくなった
生徒会長も転向しちゃったし
森野もよくわからない
とりあえず、島崎には真性ゲイであってほしかった・・・・
本編ではいよいよ「恋愛同盟」の真価が問われようとしています
みいなにはマイクの上半身、かれんには下半身ということで解決
239 :
その1:03/10/10 04:19 ID:08gtYugq
「麻郁!落ち着いて、乱暴しないで」
今まで通り、深衣奈もこの家に住むことで収まってまだ浅い日のことだった。
麻郁にはまだ、深衣奈の心の内は知らせていない、今まで通りに日々の暮らしを
軌道に乗せることが最優先事項であった。
樺恋不在の折、深衣奈は麻郁を少しだけからかうつもりで、自分に少し惹き付けるつもりで、
ちょっかいを出したのだった。
風呂上り、樺恋とは違い家の中をバスタオル一枚で闊歩する深衣奈、また何時もの如く
ノック無しで麻郁の部屋に進入する。
何時も苛立っているような口調で話す麻郁だが、契約先の無理な要望でそれはピークに達していた。
そんな状況とは知らずに麻郁から見てはその無神経ぶりにブッツリ太い何かが切れた。
「いい加減にしろ!!」
かなり強い力で麻郁は深衣奈を突き飛ばしていた。バスタオルがずれかかり、かなりきわどいが
最大摩擦係数で留まっていた。が、二回目に突き飛ばされたときにはさすがにずり落ちた。
240 :
その2:03/10/10 04:19 ID:08gtYugq
深衣奈は軽いショックを受け、頭の中が真っ白になってしまった。が、ずり落ちたバスタオルに
足を取られてその場で盛大にすっ転んだ。
ニューロネットワークのどこがどう繋がったか、麻郁のぶち切れた怒りの感情のエネルギーは、
同年代の女子そのものを目にし、前立腺方面関係へと流れていった。
深衣奈は怒鳴り返そうと麻郁の方に目をやると、先ほどとは違う本能的にこれは危険だという
目つきに変わってしまっていた。これは逃げないと危ないと立ち上がろうとしたとき
再び突き飛ばされまた尻餅を付かされてしまった。
立とうとすればまた突き飛ばされる、転がって逃げようとしたが捕まり部屋の奥の方へ
更に引きずられた。足をばたつかせ何とか振り払って立ち上がったところを、今度は
ベットの方へ突き飛ばされた。麻郁のベットの高さは深衣奈膝より少し低い高さだ。
膝下を軸につまずくかたちになり、ベットの向こうの壁に頭を少し打ってしまった。
241 :
その3:03/10/10 04:20 ID:08gtYugq
目が回ったようにグラっとする、視界の上部が少し白く星が多数見える。
深衣奈は軽い脳震盪を起こしていた。そんなものとは関係なく、すぐに麻郁の体が降ってきた。
手足があまり思うようには動いてくれない、麻郁を押しのけようとするが、
その手は虚空を斬るだけだった。麻郁が深衣奈の体を我が物にしようとする。
ひどく荒っぽく扱われる、麻郁の理性を呼び覚ませようと叫ぶが、戻ってきそうにない。
急にその手が止んだと思うと、どうも下半身の武装を取り出すのに苦慮しているようだ。
戻り始めてきた手の力を使って肩口を押しやるが、麻郁が体重をかけてくると潰されてしまった。
麻郁が少し足をばたつかせている、すると急に深衣奈の足が左右に押し上げれる。
下半身の拘束具が取れてしまったようだ。今まで感じたことの無い感触のものが、
深衣奈の性器を狙う。最初の五回ほどの攻撃はポイントを付けなかったが、
直ぐに直撃弾がきた。
242 :
その4:03/10/10 04:20 ID:08gtYugq
「ぅぁぅぅぅ・・・。」
言葉にも声にもならないうめき声が深衣奈の口から漏れる。
深衣奈の体のことなどお構い無しに、バンカーバスターと化した攻撃が体を打ち破る。
しばらく麻郁は自分の体をどう操るか苦慮していたようだが、上体を起こし、
深衣奈の手首をシーツに押さえつけるようにして体勢を整えた。
苦しむ深衣奈に関係なく、麻郁は攻撃を始めた。体の使い方が決まってくるまでは
不定期なビートが深衣奈を悶絶させた。が、やがて元来は異物を対外へ排出しようとする機能が、
徐々に麻郁の分身を自身の体に馴染み順応させていった。
やがて暴れなくなったので、麻郁は深衣奈の手首を離してやった。この時、麻郁も自分の上着を脱いだ。
それに気が付く、コントロールを取り戻したのだ。だが、ここまで来てしまったのだ、
麻郁は最後まで自分の欲望を深衣奈に吐き出しつづける選択を取る。
243 :
その5:03/10/10 04:22 ID:08gtYugq
深衣奈も麻郁が正気に戻った事に気が付いていた。再び動き出そうとまた体勢を作り直そうとして
上体が下がった瞬間に深衣奈は麻郁の首に組み付いた。お互いの肌と肌の接触を強く感じる。
「乱暴なのは嫌だよ・・・。」
深衣奈はそう言うと、手を離し横を向いた。それでも麻郁が止めるようには思えなかったので、
「ゆっくり、ゆっくりなら・・・。」
と、されても一番苦しくないようにさせようと言った。この選択で、深衣奈の体に更に
順応する時間を与えた。加わる苦痛は我慢できる範囲で収まり、性器を刺激される
快感が徐々にい感じられてきた。呼吸が変わる、互いに一体感を覚え始めた。
限界が近づく、このまま深衣奈の中で果ててしまうともう一回人生が滅茶苦茶になると
まだ思考できるギリギリの部分が何とかの生きていた。快感に飲まれかけていた。
暴発する寸前、分身を抜き取ると深衣奈のへそに白い液の溜まりができた。
麻郁は自分の体液で汚れたくないと避けるように転がろうとしたが、ベットの幅が無く
そのまま床に滑り落ちた。
深衣奈はまだ余裕があった、転がり落ちる麻郁を少し首を向けて見ると、へそに溜まった
液を指ですくってみた。初めて見る。
(これが、精子か・・・。)
不意に目の前にティッシュを差し出される、それを受け取るとへその周りと指を拭う。
深衣奈は上体を起こし、麻郁はベットに腰掛けしばし無言の時間を過ごすのであった。
244 :
239:03/10/10 04:23 ID:08gtYugq
とりあえずここまで作った
どう落とすorこの先作るか考えてね
以上
グッジョブ
リレ−小説だったのね
>>244 ブラボー!
もちろん続くんですよね!?
予想。2人とも肉親。よって同棲続行。
249 :
ツイン:03/10/12 00:29 ID:d22Q527L
いよいよ最終回か・・・
最後は3Pです。
どっかが出産しても、法的に結婚可能な方の子どもとして三人で育てる。
というわけで、あとはヤリまくりです。バコバコ。
最終回待望age
何故反応せん!?
最終回がワケワカメだったから
かく言う俺は実を申せばまだ見ていないわけで・・・・
最終回?
要は これから3Pいたすぞ だ
終了
256 :
名無しさん@ピンキー:03/10/15 05:34 ID:N2FNLsSO
緑と近親相姦
赤と普通壮姦
跨の涙はなんだったんだ。
1話の段階ではもっと面白くなると思ったのに…。
という、無念の涙。ついでに黒田氏ね。
13話は何するんですかね。
ってそれを話してるのか。
私は激しく知らなかった<13話
13話はマイクとミーナの初体験の話だと思う。
それか、母親の話。
終わってしまったか・・・
>>259 >>260も書いてるが、母親(両親)に会いに行く、とか。
セクースネタは番外編でもやらない気がする。
おねティは結構SEXネタ満開の13話だったが今回は別物になる予感!!
そろそろ誰かSS書いてくれないかなー
ドラマCDはラジオでオンエアできない内容を含んでいるらしい・・・
期待できるかも・・・
なんだかんだ言って終わっちゃたんだね・・・
誰もSS書かなくなったしね
>>267 ダブルヒロインともにフラットな体型だから、妄想が湧いてこないー。
副会長は彼氏付きだし……。いいけどね、倖せなら。
同人誌では結構扱われているのに・・・
本当に閑古鳥が鳴いている
だれかエロSSのあるサイトうpしてー
跨 『あぁー、やっぱり晴子はカワイイなぁー!』
晴子 『お兄ちゃん、こぉーんなに太くなってるぅー』
跨 『わぁー、やめろよ晴子ー そんなことしたらこうしてやるぞー』
晴子 『あ・・・や・・お兄ちゃん・・?ちょっ・・・・・あぅ・・んふ・・・・』
跨 『晴子ー、もうこんなに濡らしちゃってー・・・・』
晴子 『もー、恥ずかしいよーお兄ちゃんたらー』
ふー疲れた・・・
グッジョブ
おねツイの小説がもうじき発売ですね、そして194がもうじき戻るのですね・・・
それよりドラマCDの発売キボンヌといってみる
ドラマCDは11月6日発売のようだ。
閑古鳥が鳴いたからageよっと
>>277 いい加減、そのサイトもほったらかしになってるな。
ツインズの小説も、既に多少投稿されてるんじゃないかと思うけど。
279 :
名無しさん@ピンキー:03/10/31 09:06 ID:EAoQnkDi
age
マイィィィクさん・・・
ラジオドラマキター!!!
キクチさんは百合だった!!
エピローグ「アクシデンタル」
いよいよだ、いよいよビューティフルレッド2(
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1056183694/l50)
が上映される・・・
四郎はこの上映が終わったとき、この場にいる観客みんながレッドファンになってる光景を想像すると
自然と顔がにやけた
上映のブザーがなり観客のざわめきも落ち着き始めた、そして照明が暗くなるにつれて四郎の
興奮はますます高まっていた、いよいよだ、いよいよレッドがみんなの前で美しき戦いを披露してくれるのだ
フイルムの回る音がし始めた、そして画面には「神城家の性活」
「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!! そんなバカな!!
ビューティフルレッド2が放映されるはずだ!! クソーだれだ!! フイルムすり替えたのは!!
出て来い!! ぶちのめしてやる!!」
四郎は我を忘れてわめきだし、追い出されてしまったそんな光景を無視して
映画の上映は続いていたのだ・・・
はい、この続きは皆さんが書いてください。
果たして四郎はどうするかとか、映画の内容はとかは皆さんが書いてください
それでは私はこれにて
職人がくる気配もないし、立派な過疎スレだな……
ていうか、視聴者の記憶に残ってんのか? この作品は
だから284みたいなリレー小説があるんじゃないの?
>>285-286 そんな過疎スレまで煽りに来るなんて…ご苦労様デス。
漏れはただ神を待つのみ。
>>284 リレー小説だったのか。わけわからんかった…。
四郎って誰やねん。
290 :
名無しさん@ピンキー:03/11/04 17:48 ID:8cjorhYh
>>289 あ、ホントだ
で・・誰か続き書いてくれる人いるの?
誰やねんアニメスレに勧誘をかけたのは…
勧誘するなら虹スレにでもしたほうが。
職人さん方にお願い
作品を投稿される時はageてください、特に今リレ−小説が始まっていますので・・・
ひそかにリレー小説は楽しみだ。
伏線っぽく書いた部分がまるで違った使われ方をしてたり。
職人さん、がんがれ〜!
ドラマCDを買ったやつはいないのか?
>>294 どうやらマルチだったようで。盛り上げたい気持ちはわかるが、
本スレですらスルーされるものを無関係なスレに貼るのは逆効果だよな。
>>295 本スレには何人かいたような。漏れは買ってませ〜ん。
>>291 これはいろんなスレで迷惑ばら撒いている真性。
相手にしないのが吉。
しずかだなあ小説発売されたというのに・・・
Wヒロインのバストが完全に判明しました
跨が一歩手前になってるな。
300GET
リレー小説続きまだー
しかし、跨はなんであそこまで逝っちゃったんだろう?
おねてぃの頃は普通だったのに…
>>301 おねてぃのCDドラマ(「はちみつ授業」)をお聴きなさい!
ところで、おねツイの小説はどうだった?
まだ解禁前だから内容は伏せるけど、
自分的には後日談だったおねティよりこっちの方が良かった。
ただ、文章が説明的に過ぎるような気がした。
家の間取りとか、朝の支度の描写とか、そこまで説明する必要あるのかと。
>303
これから同人を書く人間のための追加資料だと思えば(ry
雑破業は前みたいに冬はおねついでエロ同人だすのかのう
ドラマCDというと暴走する漂介、ネタにされる跨とかだったな。
>304
エロ同人 そんなものあったんだ
田舎はつらいなー
コミケといえば…うちのサークルはツイズのサークルカットで
受かっちゃったよ…。
2ch見てるとショボーンな評判でモニョるな〜。でも、がんがるw
>>307 意表をついてカリフォルニア州知事の方で作るのはどうか。
>>309 「おねがい!州知事」か?筋肉本になりそーだ……。
>310
それだけは〜〜
>307
州知事でだめならリローデッドの方ではどうか
>306
田舎かどうかは関係ない、行くか行かないかが問題なのだ
>312
九州からでもか?
アメリカ・ドイツ・フランスから
アキバのアニメイトにやおい同人買いに来日する白人だっているんだぞ!
それにくらべりゃ無問題
315 :
312:03/11/14 23:08 ID:dit2UHZW
>313
俺は関西だが、知り合いは九州から参加してるぞ
そこまで人生捨てらんないし
人のことより 自分だったら・・・それでも行くかい?
はあ、リレー小説の続き誰か着てくれないかなあ・・・
かくなる上は自分が燃料投下として書くしかないのかなあ・・・
GOGO!
319 :
名無しさん@ピンキー:03/11/21 15:44 ID:Du36W7C6
書いてくれ。てゆーか書け。
副会長と康生のSSきぼん
>>283より・・・
体育館(ここで映画は上映されている)から追い出された四郎は何とかして
フイルムを摩り替えた犯人を突き止めようと体育館に忍び込む方法を探していた。
しばらく体育館をぐるりと回ると、配水管が2階に続いているのに気が付いた。
もしも彼が本当に超人ならこれを伝って2階にいけただろう・・・
だが彼は凡人以下の体力の持ち主である、配水管を上ろうと悪戦苦闘していた
そして彼は体育館からそっと抜け出した人物に気づかずにいた・・・
ヒロインが貧乳ではエロ的アピール度が弱いのは否めないな・・・
>>321は臆病者!!
エロは確かにムズイが・・・
あげ
ホントにage
age
漂介が真性ゲイに!!(FROM:ラジオドラマ)
カウパーとかチンチンとか言いまくってたな。
チン○は駄目みたいだ。
しかし、一気に加速したなあ。
そういえば、みずほと桂は青姦したのだろうか・・・
ドラマCD(おねテイ)のVOL・1の第9話のみずほ先生がよんでいた漫画のタイトル教えて
青姦など比較にならないほどの凄いプレイを楽しんでるようだ。
無重力プレイは楽しんだだろうな。必死に。
さよならジュピターかよ・・・
>332
作用と反作用が・・・
>>330 たしか126ペ−ジで保険の先生が動とか言っていたものだったなあ・・・
みずほ先生にも撃たれる「ポ−ル」哀れ・・・
337 :
名無しさん@ピンキー:03/12/17 01:24 ID:X/C9FXtq
>>321 実際には「お鳥大走査線」が普通に上映されていた。
フィルムを摩り替えたのは森野苺であった、過去に「授業」と称して「性活」を
公衆の面前にしゃべらせた彼女にとってなんでもない行動であった。
「ふふふ、うまくいったわ」
実は苺は四郎の行動に既に気づいていて、−10000PTであった彼に対する最も大きな制裁であった
(というのも、彼の「性活」にはしゃべらせるようなものなど無かったからである)
というのは建前の理由であり、結局神城家の「性活」について何の情報も得られず、このタイトルでカマをかけようと思ったのだ
その結果、どうやら3人は既に「関係」を持っているようであった。
「ふふ、後が楽しみね」
まもなく、映画の内容は本来のものではなく観客各々の「性活」が上映される。
観客達の反応を想像すると苺は自然と笑みがこぼれていた・・・
グッジョブ!!
樺恋
小野寺 樺恋には身寄りがいない。
樺恋はそのことについて、とりたてて悩むことはなかった。優しい友達と大好きな友達。男の人は正直苦手だったがとても幸せな毎日だった。
叔父が事業を失敗するまでは…。
樺恋はバック一つで夏のUFO事件…。それ自体興味も無かった。ただ、その背景に映った風景は赤子の時、たった一つの持ち物に映った風景と同じだった場所に惹かれてしまった。
肉親への強い憧れ、どこかにあるはずだった幸せ。
樺恋は家を出た。
そして今…
樺恋は深い眠りからようやく目が醒めて、はっきりしない頭をやっとの事で起こすと、力無く周り見渡した。
「うにゅぅ」
アンモニアの匂いのする毛布をベットの上においた。まだ、頭がガンガンした。
天井が高く証明には丁寧に鉄格子が嵌めてあった。それが少し影になるんだろう薄暗かった。
壁には窓一つ無い、壁をぐるっと一週見回しても、白い壁には茶色い筋が幾つかあるだけで黒ずんだ白い壁は何も騙らなかった。
調度品すらなく、ベットと毛布だけだった。
そして気づいた、この部屋に出入り口がなく、唯一のドアらしき四角い線にはノブにあたる場所がセメントで塗り固められているのだ。
樺恋はあわててドアの前に立って両手でドアを叩いた。
「誰か! 誰かいませんか!! ここから出してください!!」
樺恋は必死で叫び続けた。
樺恋はこれまでのことを振り返ろうとした。
朝一番の電車で写真の風景のある場所に向かって、電車の外で同じ色の瞳をした男の人がいた。
学校の制服でヘルメットをして、バイクにのっていた。
車が田んぼに落ちていた。
それで写真の場所を探して見つからなくて、降りた駅に戻ってきてしまったから寝ちゃたんだっけ…・
「なんで?」
どうしてあたしは『ココ』にいるの?
「写真!」
唯一の手がかりの写真を思い出して荷物を探す。
「無い、無い」
極端に家具の無い部屋には、確かにあったバックが無い。
「写真が無いよ」
スカートのポケットに感触。
「あったぁ…」
樺恋は写真を大切に抱きしめてその場に涙をうっすら浮かべながらすわりこんだ。
緑色の髪と蒼い瞳の少女はそうすることしかできなかった。
神が降臨した!!
ラジオは苺のニャンニャン声が再び!!
ていうか、かいてて思ったが「白い妖精」は十分なネタになるんじゃ!!
ところどころ白い・・・
sage
同人としてはまだまだ健在でした
夏より多かった
今回のラジオドラマは最低だった!!
350 :
XXX:04/01/04 15:18 ID:tATuam8p
ツインズ!?
マトリックスか?
ディゼルビオンの時よりはマシだったが
保守
>341
つづき キボン
終わりか?
355 :
エロゲ屋正寿 ◆w7Q5ywREpw :04/01/26 15:38 ID:+lY+t8CX
>341 続き
どれくらい時間が経ったのだろう。腕時計すら盗られているし、部屋に時間を知らせる家具など無い。もちろん窓すらないから今何時など樺恋が知る事は出来ないでいる。
諦めて部屋の壁によりかかっていると、ドアノブの無い扉が開いた。
黒いスーツの男と派手な皮製の窮屈な衣装を身に着けた女だ。
樺恋にはわからないが、女はボンテージと呼ばれるSMプレイで使われる卑猥な服だった。目のやり場に困った樺恋は頬を染めてうつむいてしまった。
「おいおい。今時随分とウブな娘じゃないか」
「はい」
女は男に深々と頭を下げた。
この怪しい男女の二人組みから一方的に宣告された言葉は、樺恋にとって何一つ有益なことはなかった。
調教して売り飛ばされる。
馬に代表される家畜を教育することだ。少なくとも調教なんて言葉を人間に向けて使うものじゃないことぐらいわかった。
奴隷市。厳しい訓練。罰。従順。
これから、厳しい訓練を受けて奴隷として売られる。
冗談ではないのは嫌でもわかった。
「いやぁ。ダメです」
樺恋は身体を丸めて抵抗しようとしても、女はプロの調教師なんだろう。
関節を自在に捻り上げ、新しい獲物を後ろ手に縛り上げて転がしてやる。
スカートのホックを簡単に外し、すべる様に足首から抜き取る。おとなしい柄の下着を指の力だけで引きちぎって捨てておく。
わけが解らないうちに裸にされて樺恋はベットの上で丸くなるしかなかった。
女は樺恋の腕を容赦なくねじり上げ、男に向かって胸を突き出させた。
「いたぃ…やめてください」
女は関節を自在に操って樺恋を無視して立ち上がらせる。
太股よじりあわせ、背中を少しでも丸めるようにして秘所を隠そうと無駄な抵抗を試みても効果はまったくない。見ず知らずの男に、素肌を見せるのは、内気な樺恋は気が遠くなるくらい恥ずかしかった。
女は足元にあった麻縄を使って樺恋の腕を縛り上げる。
まず、後ろ手に交差した腕を幾重にも縛り上げて、最初に両腕の自由を奪った。
それから、小さい胸を強調するように胸を引き絞った。
「いやぁ…」
自分でもびっくりするくらい大きな声を出した。
女の動きは一切の容赦なく続いたし、男のほうは、事務的に樺恋の身体を見ていた。家畜や家具と同じ、哀れな少女の人権など考える様子はなかった。
上半身を息が詰まるくらいきつく縛り上げられ、女は最後にほとんど無い胸の谷間に麻縄を通して一つにまとめ上げられた腕と結んだ。
樺恋はうつむくことすら出来ないで胸を張った状態でベットに仰向けで転がされた。
柔らかい髪の毛をつかんで頭を上げさせてから、ボールギャグという開口具を無理やり咥えさせた。SMで使うようなプラスチックの玩具ではなく、ゴム製の本物の拷問具。
口の中から顎を固定させ声すら出せなくなる代物だ。
穴だらけのゴムから延びた鋼線入りの皮ベルトをセミロングの髪を持ち上げて後頭部でしっかり止めてやる。
「んんんんっふぅぅん」
うなり声しか出せない。
「これから奴隷として調教されるの。・・・ここへ連れてこられたらもう二度と普通の生活には戻れないし、戻ろうとも思わなくなるわ。最初にあきらめることを覚えなさい。
そして肉奴隷にしろ性奴隷にしろ、玩具奴隷や家具奴隷になっても、奴隷としての歓びもあるんだからしっかり勉強なさい」
女は樺恋を慰めたつもりだった。かつての自分と比べたのかもしれない。もっとも樺恋にとって何の慰めにもなっていない。
女の手にごつい黒い首輪があった。
鋼線入りで、女の手で持てばずっしりと重く、砂袋のような感じだった。樺恋も最初、それが何かを理解できなかった。おそるおそる目で追うと、ネックレスのように首から回して、三本の細いベルトを止めるとしっかりと固定して装着した。
女は最後に樺恋の首輪に鎖を繋げた。
自由を奪われた樺恋の首から伸びた鎖を引っ張って立ち上がるように命令する。
よたよたと鎖につながれながら裸のまま引き歩かされた。
下半身を覆うものを無く、足元には無残に引きちぎられた衣類が落ちている。嫌でも自分だけが裸でいるのがわかったが、恥ずかしいと思う前に恐怖で考える余裕すらない。
立ち上がれば、小さな含まりを麻縄で強調され、絞られた胸はコンプレックスを感じるぐらい小さい樺恋の胸を若干だが大きく見せていた。その胸に涎が一筋落ちた。開口具によって強制的に顎を固定させられている樺恋の口は、閉じることがない。
立たされた拍子にたまった涎が落ちたのだ。
素肌に落ちた水滴が身体を舐めて蒸発して、ゾクゾクと肌を刺激する。
男女は樺恋が立ち上がるのを確認してさっさと背中を向けた。商品に欲情を覚えるわけでもなく、肉体にはまるで興味が無いようだ。
開口具と麻縄でギチギチ固定されているので、満足に歩くことも出来ない。
いくら、背中を向けたからといって全裸で歩くのは抵抗があった。
細い腰ラインをまるめて、少しでも股間の茂みを見せないようにヨタヨタとついて歩く、くびれた胴に細い腰、女らしい体つきだが、成長が遅いのか、全体的に贅肉がすくなく、細すぎた。
ふとももぜんぜん細いし、股間の茂みも薄く可憐の身体はまだまだ未発達だった。
それが、よけいに貧弱な身体を見られるのを恥ずかしく感じさせていた。
歩きながら樺恋はこれからのことを少し考えた。
奴隷調教…。
たしかにそう説明された。
自分は誘拐された。
だが、捨て子である自分を心配してくれる人が世の中にいるのかを考えると絶望的になった。
今まで、面倒を見てくれた叔父は事業を失敗して、私の生活まで見ることができなくなった。もともと、血のつながりは無い。今までのことを考えれば感謝する気持ちの方が大きい、恨む気にはなれなかった。
肉親。兄弟。
わたしにはお兄ちゃんかおとうとの人がいる…。
だから、ココに来てこうなった。
自分の人生について考えてみた。
あの写真の男の子に会いたい…。
樺恋は絶望の中にわずかな希望にすがっていた。
かび臭く、薄暗い通路を首輪につながれ、鎖で引き歩かされる全裸の樺恋。
窓一つ無い通路は、薄暗く時間を連想することが出来ない。拉致されてどれくらいの時間がすぎたのか…。
革靴は脱がされることはなかったが、全裸に靴下と靴だけの姿は卑猥で非日常をかもし出させていた。
監禁された部屋から幾つかの扉の前を通り過ぎる。先行していた男が立ち止まって、腰にぶら下げていた一抱えもある鍵束をとりだして鍵を開けた。
鉄製の重い扉を開けて聞こえたのは、猫の声…。樺恋にはそういうふうに聞こえた。
「うごぉぉぉぉぎぃうぉおおう」
「んんん・・・・んーんー」
樺恋は、うずくまって腰を引けて逃げようとしても、首輪から伸びる鎖を引いて廊下にしゃがんだまま引きずりいれた。
部屋の中は地下駐車場を改造したのだろうか?
コンクリートむき出しの壁と床。高い天井。広い部屋に太い柱が幾つか並んでいる。ずっと向こうに薄汚れたシャッターが下りていた。
昔は地下駐車場だった場所らしい。
駐車場と違うのは、幾重にも連なっている鉄格子で何十にも区切られており、区画の扉には見たことも無い大きな南京錠がしてあった。
さらってきた女を逃がさないための鉄格子が壁となっている。
天井からは太い鉄の梁から何本もの鎖と鉄環がぶらさがっていた。
樺恋が見たことも無い巨大なジャングルジムのような鉄の塊や、腰ぐらいまでの鉄柱の上に鎮座している三角の塊。
床には幾つかの染みがまだらにあった。ここで何が行われたのか、これから何をされるのか、樺恋はすくみあがった。
鉄格子を幾つか越えて、部屋の真ん中にくると、一メートル四方しかない犬小屋みたいな檻がたくさん並んでいた。その中の一つに黒い塊がぴくぴくと蠢いていた。
『コレ』から声がしていたのだ。
声を出すのは全身を黒いラバースーツで覆われ、頭すら全頭マスクで覆われ髪の長さすら知る事は出来ない。胸のふくらみで、女性であることがわかる。
体格からでは、ある程度の年齢までしか知る事は出来なかった。
両手をアームバインダーという器具でひじを伸ばした状態で拘束され、拳はボールのような手袋をされ指の自由すら奪われていた。
よく見れば股間からしっぽの様に伸びたコードが檻の外にある小型発電機に繋がれていた。
樺恋の頬が真っ赤にそまった。
この女性は、かなり長い時間、股間の中に責め具を押し込まれ、機械的に責められていることを察したのだ。
女は、樺恋の変化に敏感に気づいて、鎖を引いて顔を覗き込んだ。
「んぐぅ…んんー」
首を振っていやいやする樺恋の顎を上げて表情を観察する。涙目になって膝を震わせて女の顔をみあげた。
涎が雫となって女の指先についた。
女は、樺恋の顎先から指をはずして、セミロングの髪で涎を拭いた。
それから、女は肉の塊になっている女の檻から一つ開けた檻の中に樺恋の鎖を引いて入るように促した。
樺恋は麻縄で拘束されているので身体を丸めることが出来ない。狭い入り口に文字通りに、女のハイヒールで押し込められた。
いくら樺恋が小柄でも、一メートルの立方形の中では背筋を伸ばすことは適わない。さらに拘束されているのでかなり窮屈な体制で檻の中で座り込んだ。
女は樺恋の首から鎖を外してやると幾つか伸びているフックにぶら下げ、そして檻の扉を閉めてから南京錠で鍵を閉めた。
「早速、明日から調教を始めます。窮屈だけどしっかり眠っておきなさい。明日からきついですよ」
女はそれだけ言い捨てると立ち上がって男のそばに寄った。
男の手が女の頬打った。
「売り物に傷をつけるな!」
「ひぃ! お許しを」
男は、女が樺恋を檻の中に押し込める時にハイヒールで押し込んだ時に傷ついたことに腹を立てているようだ。
たしかに、樺恋のお尻やふとももといった柔らかい部分は筋のような赤紫色の後がてんてんとついていた。
女は男の足元にひざまずいて、腰を出来るだけ高く、額を擦り付けるようにして男の靴にキスをしていた。
「お許しを…」
男は履き捨てるように女を見るとまるで相手をしないように歩き出し、女はすがるように四つん這いで後に続いた。
樺恋は、その異常な光景をずっとみていた。
一瞬女のと目が合って、ものすごい目つきで睨まれると、ずっと床ばかり見ていた。
それから、暫くして女のうめき声しか聞こえなくなった。
女は、時々全身を痙攣させて声を止める以外変化は無く、ずっと潰れた猫のような声を上げ続けている。
落ち着くと裸なので、寒気を覚えた。寄りかかった檻の鉄棒や冷たいコンクリートにぬくもりは無く、寒さに凍えるしかなかった。
眠ろうとも拘束され、窮屈な檻の中で寒さに震えるばかりで眠れそうになかった。
それに、さっきからずっとオシッコを我慢しているのだ。
状況を考えるとトイレなどいけそうも無いし、朝までといってもどれくらいの時間を待つかも知る由も無い。
「んふーんふぅんんーんんー」
トイレに行きたいと叫びたいが開口具によって言葉にならない。
このままじゃ高校生にもなっておもらしをしなければならない。拭くものもないのだから、
361 :
名無しさん@ピンキー:04/02/05 21:40 ID:GdHIb/Me
age
ツインズ13話 発売日決定 age 4月28日
だれか投下して下さい(T_T)
それで深衣奈の目がなぜ青いかがわかるのかな?
なんかねー
妹として兄が大好きな緑は、過剰な肉体的スキンシップをせまるそうです。
おはようのキス。いってらしゃいのキス。ここぞとばかり抱きしめる緑。
兄妹だから許されるベタベタな関係。
いざ公認の恋人同士になっても恥ずかしさが先立ってイマイチ積極的になれない赤。
初めての恋人どうしの初々しい関係。
今、恋人と兄をめぐって二人の少女は雌雄を決する時がきた!。
13話あらすじ。
目の色なんてふれちゃいねー。
365 :
363:04/02/08 19:59 ID:Ocw0sf1C
そうか
そこが知りたかったんだが・・・
エロくないのかな?
緑がせまりまくってエロエロらしい。
ここももう直ぐDAT落ち
あははははは
370 :
名無しさん@ピンキー:04/02/27 12:54 ID:NOC7sof0
age
過疎化してんだからおとなしく見送ってやれよ・・・
372 :
名無しさん@ピンキー:04/03/12 13:16 ID:zBBNHozu
あげ
過疎化してんだからおとなしく見送ってやれよ・・・
374 :
名無しさん@ピンキー:04/03/23 12:31 ID:LNub30pe
a g e
375 :
○kabe:04/03/29 17:36 ID:IbEMBmgm
age
おねティスレは圧縮で落ちましたので、これを期に統合ということで宜しいですか?
377 :
名無しさん@ピンキー:04/04/02 13:18 ID:1zX+7kqc
848 名前: 名無したちの午後 [sage] 投稿日: 04/04/21 23:19 ID:mYibSz18
>>843 チツもいいね。オマンコはあまりリビドーが働かない。
あまり直球すぎてもね。
ついでにリニュアルしたシュガーボーイの新作コーナーのキャラクター紹介で
直球なサンプルボイスが聞ける。
一色ヒカル、楠鈴音、紫苑みやび、茶谷やすら、他
ttp://www.sgb.jp/sgb/sug_mnu.html
379 :
名無しさん@ピンキー:04/05/04 18:50 ID:WJEyyyrd
age
380 :
239:04/05/05 11:02 ID:8nS7QUyd
藻前ら、久しぶりに見てみたが
い い 加 減 に 続 き を 作 れ ! !
381 :
名無しさん@ピンキー:04/05/06 09:49 ID:A4GszKzF
>>239 この擦れの職人の数が絶対的に少ないからね、まったりと待つのだ
382 :
なんとなく投下:04/06/08 22:32 ID:GzSkVurL
【台本】早朝・木崎湖にて
麻:「ふぅ、樺恋の奴、勝手に布団にもぐりこんで来て落ち着いて寝れやしない」
み:「あら、神城くん?」
麻:「あ、みずほ先生、おはようございます。」
み:「おはよう。どうしたのこんな朝早くに」
麻:「樺恋が・・・、いえ、徹夜の仕事明けで新鮮な空気を吸おうと思って。」
み:「そうなの。大変ね・・・。」
麻:「みずほ先生こそ、どうしてここに?」
み:「それはね。先生、アオカンってしたこと無くって、旦那様に教えてもらおうと思ったの。」
麻:「アオカン?」
み:「なんでもちょっと恥ずかしいんだけど、とっても気持ち良いんですって・・・」
み:「それでやるんなら早朝がいいって聞いて。あ、きたきた、圭く〜ん、こっちこっち。」
桂:「お待たせしました。あれ?神城じゃないか」
麻:「おはようございます。どうしたんですか?首輪なんかもって。」
桂:「あ!いや、これは犬の散歩をしてたんだけど、外れてどっか行っちゃったんだ。」
麻:「それより、先輩。アオカンって?」
み:「せっかくだから、神城くんもいっしょにアオカンしていく?」
383 :
なんとなく投下:04/06/08 22:33 ID:GzSkVurL
麻郁想像・・・
み:(だ、だめよ、桂くん。人が見てるわ。)
桂:(そこがいいんじゃないですか、先生。)
麻:「い、いえ。結構です・・・。」
桂:「せ、先生!?ごめんな。神城、先生ちょっと日本語が苦手で缶けりのこと、
アオカンと勘違いしてるんだ。」
麻:「先生って、国語の教師じゃありませんでしたっけ?」
桂:「いや、先生は宇ちゅ・・・じゃなかった。そう、外国育ちだから
日本の文化にはうといんだ。」
み:「なんだ、アオカンって缶けりのことだったの。そっか、青空の下で缶けりするから、
アオカンっていうのね。なるほど〜。」
み:「たしかに気持ちよさそうだけど、ちょっと大人になってやるのは恥ずかしいわね。」
桂:「先生、缶けりはまた今度にしましょう。」
み:「そうね。銀河連盟のマニュアルにも3人以上でやるものだって、書いてあったし。」
麻:「銀河連盟?」
桂:「そ、そういう名前の子供向けサークルがあるんだ。」
み:「じゃあ、神城くん、今度、宮藤さんと小野寺さんも一緒にアオカンしましょうね。」
384 :
なんとなく投下:04/06/08 22:34 ID:GzSkVurL
麻郁想像・・・
樺:(あーん。お兄ちゃん、はやくぅ、もう我慢できませーん。)
深:(ここよ。まいくぅ。もっと強く蹴ってー。)
麻:「な、何、考えてるんだ。落ち着け、俺・・・。」
麻:「先生、その呼び方は間違ってるみたいだからあまり使わないほうがいいですよ。
それでは、失礼します。」
み:「圭くん、じゃ、私たちも帰りましょう。」
桂:「そ、そうですね。(神城がいなかったら、今ごろ・・・)」
385 :
なんとなく投下:04/06/08 22:35 ID:GzSkVurL
投下完了。
エロじゃなくスマソ。
乙。
普通にラジオドラマでやりそうだな。
387 :
名無しさん@ピンキー:04/06/27 13:30 ID:cjUZvXNL
下がり杉age
388 :
名無しさん@ピンキー:04/07/20 17:19 ID:/k+HBfIc
あで
389 :
名無しさん@ピンキー:04/07/26 14:50 ID:nrcVzGZR
揚げ
へぇ〜
391 :
名無しさん@ピンキー:04/08/02 01:58 ID:wqhtH/vG
nobody is here
392 :
名無しさん@ピンキー:04/08/16 07:02 ID:HNzp/w7B
12話ラストのあの苺は何処へ逝ってしまったんだ……
394 :
名無しさん@ピンキー:04/09/03 12:25 ID:FE3TL1Kh
age
395 :
名無しさん@ピンキー:04/09/23 16:08:54 ID:8TYxAtH3
ほす
あのー、普通にマイトとミイアとカレンの3P書いて
よろこんでちゃ駄目なんでしょうか?(^^;
っていうか、もう既にそういう話は溢れているとか?
それなら、どなたか、そんなSS書いてるHPを教えて下さい mOm
二人ほど誰かわからないのですが。
新キャラ?
新キャラじゃ?
樺恋と絡むんだから同級生とかか。
スマン……_| ̄|○
麻郁と深衣奈と樺恋 だった
今では反省している……
そーだなー。どっか深衣奈・樺恋の3Pあるならおれも知りたい。
ヒロイン二人をはべらせる形が一番わかりやすくて良いよ。
まぁ、試験試作に書いてみっか……
やっつけやっつけー
麻郁は樺恋を正常位で突いていた。
「麻郁さぁん……、そ、それとも、お兄ちゃん……?
んっはぅ……ああっ、あああっ………」
樺恋は、麻郁の肉棒をその小さな膣に一杯にして
少し苦しそうな、しかし、その苦痛さえも喜びに似た歓喜の嗚咽を漏らしていた。
麻郁がピストン運動をする度に、樺恋の愛液がグジュグジュと淫猥な音を立て
樺恋の性欲をいっそう奮い立たせる。
顔を真っ赤にさせながら、それでも体から蠢くように沸き上がってくる快楽に
樺恋は酔いしれるしかなかった。
「ああ……気持ち……いいですっ おに……ううんっ 麻郁さぁんっ
ああ……はぁ…ああ……あ……ああ…ああああ……」
樺恋は寡黙に仕事を続ける麻郁に体を預け、ただ、甘い声を漏らす。
逆に麻郁は必死だった。
恐らく、実の妹を犯しているという状況も、相当のプレッシャーだが、
何より、妹を絶頂に導いても、自分は絶対にそれより後にしなければならないのだ、というのがキツかった。
麻郁の僅かな迷い……つまり、ゴムを付けないといポリシーが、
麻郁を、気持ち良いのか苦しいのか分からない快楽地獄に叩き込んでいたのである。
「樺恋……気持ち……良いか?」
地獄のような快楽に耐えながら、麻郁は樺恋に尋ねる。
小さな胸を手で愛撫しながら、アソコのクリトリスを弄って刺激を増やしながら、
麻郁は、必死に樺恋を攻める。
「ああっ……ああ…はぁ……はぁぁん……、ま、まい…
ああ……あああ…………」
樺恋は麻郁の肉棒を、全身全霊で感じようと下半身に感覚を集中させ
快楽を貪った。 自らの愛液が、だらしなく麻郁の肉棒を滴るのが分かって恥ずかしい。
なのに、それよりも遙かに嬉しかった。
体中を麻郁に嘗め回され、蹂躙されて、樺恋はもう我慢の限度に達する。
「ああああっ!! おに、お兄ちゃ……あああああああああああっっ!!!」
樺恋は麻郁の攻めに、遂に果ててしまって、体をビクビクと痙攣させる。
頭の中が真っ白になって、その快感に樺恋は微笑みを零した。
「くぅっ、こっちもギリギリ限界だ……」
麻郁は、妹がよーやく絶頂に達してくれたのを感じて、あわてて肉棒を抜いた。
それまでが、麻郁の忍耐力の限界だった。
樺恋の肢体の前で、思わず射精する麻郁……。
樺恋の小さな乳房からおへそにかけて、麻郁の精液が勢いよく弾けた。
そして、残ったのは、精液で体をベトベトにされて意識を失っている、血を分けていると思われる妹……。
麻郁は、どっと疲れて汗を流した……。
(やっぱ、ゴムを買ってくるべきだろうか……)
そんな事を考えて、目眩を覚える麻郁。
その時、隣から鳴き声がした。
「麻郁ぅーーー」
涙目になって、麻郁の腕を引っ張る深衣奈……。
深衣奈は、二人がいたす所の横で、自ら体を慰めて、自分の欲求不満を自分で解決していたのであった。
しかし、二人の絶頂を見て自分自身の体の火照りも我慢できなくなり、
涙を浮かべて麻郁におねだりした。
「だからぁ……深衣奈……、1日交代でするから、やってる時に隣にいない方が良いって
言ったじゃないか………」
麻郁は、予想通りの状態に成っている深衣奈に、頭を抱えて項垂れた。
「だって、やっぱり1人になってる時は、さみしいよぉ……」
そう言って自らのアソコに麻郁の手を誘う深衣奈。
麻郁は律儀に、深衣奈のアソコを指でニジニジと弄った。
深衣奈のアソコは、やはり愛液でビショビショになっている。
「もう、これ以上やると、生活が破綻する……今日は、指で我慢してくれ……深衣奈」
そう言って、麻郁は深衣奈の火照った体を指で解決するように務め始めた。
麻郁が、その後、深衣奈を絶叫の悲鳴で倒れさせるのに、更に疲れたのは言うまでもない。
どうして、こんな状況になったのだろう……と、麻郁は考える……。
学校で、ゲッソリとした表情で俯せになりながら、麻郁は悩んだ。
「いけないなぁ、麻郁君……、仕事に励むのも良いが、
そんなんじゃ、あの可愛い二人の親戚達も、寂しがるだろうに……」
机の横から、島崎がいつもの調子でハハンと麻郁をからかった。
麻郁はその言葉に、青筋を立てるが、しかし、本当の事を言うわけにもいかない……。
そんな仕事なんかよりも、さらに激しい性活を送っているなど、言えるハズも無い。
「生きるためだ……仕方ないさ……」
そう言って麻郁は、この状況を誤魔化した。
「生きるためか……でも僕は、椿と、その……な、性活がないと
生きている実感も沸いてこないけどねぇ………」
そう言って目をキラキラさせる島崎。
ああ、1対1の関係は、素敵な事だろうよ……と麻郁は心の奥で毒づいた。
だが、一理ある……。
何故なら、麻郁は、アホな人生街道を選んでしまったために、今ではこんなだからだ。
どうして、こんな状況になったのだろう……と、麻郁は考えた……。
どうして、こんな状況になったのだろう……と、深衣奈と樺恋はニコニコしながら昨日を反芻した。
思わずヨダレが垂れてくる勢いである。
明らかに、並んで恥ずかしそうにモジモジとしている二人。
クラスの人間は、そんな、可愛いけど「変」な二人に、何時も困惑していた。
どうして、こんな夢のような状況になったのだろう? と樺恋は考えてウットリし
深衣奈は、樺恋に悪気を覚えなくて良い状況になった事に、晴れ晴れとした気持ちでいた。
結局、あれから、深衣奈は恋人というか、将来、お嫁さん見習いという名目で家に居座る事になり
樺恋は、実の妹らしい日記の情報で、家に居る事になった。
しかし、そんな、一方だけが麻郁と思いを遂げるようなシュチエーションに置かれると
逆に、お互いに物凄く気まずくなってしまう。
だから、だんだん、あれから二人の関係はギクシャクした。
何より、樺恋が麻郁を諦め切れなかったのが、深衣奈には辛かった。
まかり間違えば自分がその立場だったのである。 いたたまれないという言葉を通り越していた。
そして、そんな新しい微妙な関係で、情事がもつれていく間に、
泣いたり喧嘩したり家を飛び出たりで、すったもんだした最後の結末が、この状態だったのである。
麻郁は、ブチ切れて深衣奈を押し倒し、樺恋を近親相姦してしまった……。
『やっちまった……』 って奴である……。 その、やっちまった…、に
二人は最初は抵抗感を払拭できなかったが、だんだん、めんどくさくなって、今の状況で納得してしまった。
多少、無茶でも、心苦しいよりはマシだ。 ツインズでいこうっ! と……
それから二人は、確かに社会からの歪みは感じながらも、
それよりも分かりやすい幸せな生活を満喫していた。
って感じで、試験的に書いてみたんだけど、どーだろう?
いい感じじゃないすか。エロいし。
色々端折ってる感じはするけど。期待期待。
激しく良いです・・・
超絶に期待。
「たのむ……最初に決めたように、3日に1回にしてくれ……」
麻郁はゲッソリとしながら、そう2人に懇願した。
3人で眠る事にしてから購入した、ダブルベッドの上で、
2人は瞳を潤ませて麻郁に無言でおねだりをしている。
「これ以上、やってると仕事が破綻するんだ……
仕事が破綻すると、この家から3人とも出て行かないといけないんだ……だからさ……」
麻郁は涙を流しながら、更に説得する。
2人にもそんな事情は分かっていた。 十分、分かっていた。
しかし、思いの人と一つ屋根の下、っていうかベッドの上に居て、
その上、麻郁に体中を嘗め回されて愛撫されているという経験を持ってしまうと
我慢するという事を、続ける事が非情に難しい。
ある意味の悲劇だった。
・2人を満足させるために、麻郁は2倍の労働力を必要とする。
・2人は愛情を頂くのに、通常の半分しか貰いがない。
・麻郁は、この一家の家計の殆どを稼ぐ、最重要人物であり、エロ生活に奔走するわけにいかない。
この3点により、3人のラブラブ生活という奴は、順風満帆とはいかなかったのである。
それでも、麻郁は自分の体力の限界地点まで、頑張っていた。
そう、麻郁は見かけよりも、すっごい良い奴だから、本来の能力以上に頑張っていたのだ。
結局、その日は3人で同じ布団の中、麻郁を真ん中に抱き合って眠るだけに終わった。
深衣奈も樺恋も、一緒にいるだけで十分、幸せは、幸せだったのだが……
だが……、やはり、このモヤモヤした後一歩の欲求を埋めるには、
「結合」が欲しいと思ってしまうのが淫乱さを覚えてしまった乙女というものだった。
麻郁は麻郁で、可愛い同居人達と体を、ぴったりくっつけて乳尻ふとももの感覚を感じるたびに
不肖の息子を暴発させないようにするので大変だった。
爆発させればその時はそれでいい。その時だけは。
だが次の日、体も頭も回転の鈍い自分で、ソフトの仕事をこなすのは至難の業なのである。
3人は、愛だけは溢れていたが、現実に体が付いてこなかった。
「麻郁君……我慢は体に良くないよぉ〜」
島崎は机で突っ伏している麻郁に、いつもの調子でそう言った。
椿と上手くいっている今では、麻郁と近似的なBLに興じるのも、更に楽しいというもの。
そんなお気楽な島崎に、麻郁は涙目に成って、こんちきしょうっ と心の中で思う。
見つめ合っている二人は、明らかに心が疎通していなかったのだが、
周囲の女子から見れば一時期話題になっていたモーホー疑惑を再燃させる材料になる。
そんな事を、当人達が知らないのは、学園生活の不思議か……。
「深衣奈、樺恋……、3日ごとに、1日交代というのは、やっぱり疲れるし
お互いに待っている時間が不憫だ……。
2人が良ければ、3人でHして、それを3日ごとのペースにしないか?」
麻郁は「お勤めの日」が来てしまったので、またブチ切れた提案をした。
「そ……それって、常に3pをするって事?」
深衣奈は麻郁の提案に目が点になった。
「深衣奈さん……さ、3pってやっぱり……その……」
樺恋は聞くまでもない事を聞いて、顔を真っ赤に染める。
「結局、3日毎に1日交代って言っても、側でオナニーしている奴が居ると、
時間差3pになって、2日連続時間差3pに成っているのが現状じゃないかっ
このままじゃ、俺はミイラになっちまうっ……お前等を路頭に迷わせたくないんだよっ」
麻郁は現実に起きている現実的な問題を2人提示した。
確かに麻郁の提案は、どっかネジがぶっとんでいる。 確かにぶっ飛んでいる。
しかし、そのぶっ飛んだ提案が通ると、麻郁の「お勤め」は3日に1回になり、
総合労働量は減るのである。 それはより現実的なプランであった。
「私は良いけど……樺恋は………」
深衣奈は、家族3人で愛欲まみれになる構図を思って、思わずドキドキしてしまったが
それは樺恋にはキツイかもと思いを馳せた。
「わ、私は………私も……深衣奈さんが良いなら、 それで良いですよ……」
樺恋は自分の羞恥心を必死になって殺しながら、とにかく2人に置いて行かれまいと努力した。
そんな2人のなんとかしようと言う思いに、深衣奈と樺恋はお互いにお互いを感動する。
よーするに、家族同然の2人でレズプレイにまで興じようというわけだが、
御風呂を一緒にいただいている間柄とはいえ、レズプレイにまで走るのは、かなりの抵抗があった。
しかし、麻郁の言いたい事も分かる。
ここ最近、麻郁におねだりをし過ぎて、日に日に衰弱している事を感じていたからだ。
麻郁の言葉ではないが、このままでは本当に麻郁はミイラになる。
それを危惧したからこそ、この2人の大決心であった。
そして2人はいそいそと服を脱ぎ、裸になって、思わず2人で抱き合って麻郁を迎えた。
「ごめんな……深衣奈、樺恋……」
2人のそんな嬉し恥ずかしな姿を見ると、麻郁は息子を爆発させる勢いと
2人の寡黙な姿に、堪らない純愛を感じる背反2律に苦しむしかなかった。
2人は正面から抱き合って、胸をこすりつけさせ、両足を開いてアソコを重ねながら麻郁に見せた。
そんな、深衣奈と樺恋の綺麗なアソコのご開帳に、麻郁の息子はそれだけで爆発しそうになる。
しかし、麻郁は欲情よりも先に愛情が思いを支配した。
深衣奈を下に樺恋を上にした今の状態で、樺恋の背中にキスをして、下で彼女の背中を嘗め回す。
(;´Д`)ハァハァ
415 :
名無しさん@ピンキー:04/10/01 13:01:34 ID:riZ8e/m7
(;´Д`)ハァハァ age
「あっ 麻郁さんっ」
癖になった呼び方で樺恋は兄の背中への愛撫に震える。
その震えは下になっていた深衣奈に伝わり、お互いの乳首が擦れ合う事で深衣奈にも刺激になった。
「くぅんっ」
深衣奈は、恥ずかしさと樺恋との抱擁で興奮を異常な勢いで高める。
そこに麻郁の良い奴っぷりが炸裂した。
樺恋を舌で刺激しながら、左手で樺恋の乳房を後ろから鷲掴みにし、右手で深衣奈の乳房に手を重ねる。
2人同時に、乳を弄ぼうという麻郁の思惑であった。
こんな状況は、酒池肉林でやりたい放題と言うかもしれないが、
2人を均等に愛撫するというのは、それはそれで頭を使う、絶妙なバランス感覚なのである。
それでも麻郁は、2人を不公平にしないように、寡黙に手を動かした。
深衣奈は麻郁の手を取り、自らの乳房から、自分の顔にそれを誘う。
胸への刺激は樺恋との接触で十分だった。それにアソコがお互いに擦れ合って、妙に気持ちいい。
それならばと、深衣奈は麻郁の指を取り、それを麻郁のおちんちんに見立ててしゃぶり出したのである。
麻郁の指に対するフェラチオであった。
「うっ………」
その深衣奈の意外な小技が麻郁の反応を敏感にする。
指も立派な性感帯である。 それをチュパチュパとしゃぶられると、思わず射精感を呼び起こされる。
「深衣奈それは、ちょっと気持ちよすぎる……そんなにされると直ぐにでちまう……」
麻郁はそう言って深衣奈から手を離そうとした。だが深衣奈はその手を口から逃さない。
不思議な事だったが、好きな人の体だと手だろうがおちんちんだろうが、味わっている事自体で気持ちよく感じた。
それは、物理的な感覚というよりは精神的なものだったが、気持ちよければそんな事はどっちだって良かった。
だから深衣奈は麻郁を虐める。
「くっ……このままでは、だ、駄目だ…………」
深衣奈の愛撫に危機を感じ、麻郁は仕方なく予定よりも早くに息子を投入する事を決めるしかなかった。
ご開帳され愛撫で擦れ合っている2人のアソコに、麻郁は自らの肉棒を突っ込む。
アソコとアソコに上下から挟まれる形になり、擬似的なスマタの様な格好になったが、
その状態で緩くピストン運動をしてみると、押さえつけられたクリトリスが刺激されて効果絶大だった。
「きゃぁんん!!」「ひゃぁぁっ!!!」
2人は麻郁の肉棒のサンドイッチとその刺激に、はしたない声を漏らす。
しかし、麻郁のピストン運動は、急がずにゆっくりと2人のアソコを責め立てる。
「あっ……ああ……ああ、はぁ……」「あぅ、あはぁ……あん…あ…ああ…」
2人は麻郁の思わぬ奇襲攻撃に、体を擦り合わせ、その熱いおちんちんの摩擦や
ふれあう乳首の刺激に急速に、気持ちを高揚させていくしかなかった。
「はぁ……麻郁さん……イイ……」「麻郁……いいの……いいよぉ……」
麻郁の必死の前後運動に、樺恋と深衣奈は嬉しい悲鳴を上げた。
麻郁は前後運動をある程度した後に、徐に樺恋にバックから挿入する。
「えっ!? ああっ!!!」
樺恋は兄が徐に自分の体内に侵入してきた事に、悲鳴を上げるしかなかった。
だが、愛液を既に股からダラダラと流し、兄のおちんちん受け入れ準備が万端だった樺恋のアソコは
じゅぷっじゅぷっと淫猥な音を立てて、喜んで麻郁の肉を受け入れている。
「あう……はぁ……麻郁さん……あ……ああ……」
樺恋は何度も出したり入れたりされる肉棒とその淫猥な音に、
恥ずかしさと嬉しさの嗚咽を漏らすしかなかった。麻郁の肉棒は、樺恋を寡黙に突き立てた。
「はぁ……はぁ……ああ………」
「樺恋ずるーい……」
目の前で、真っ赤になって目をつぶって快楽に酔いしれている樺恋を見て、深衣奈はムッとする。
そんな深衣奈の表情に、ヤレヤレと思って麻郁は樺恋から肉棒を抜く。
「あっ!」
肉棒が自分の体から抜き出された事を感じて、樺恋は不満の声を上げた。
しかし、仕方ない。 3人でツインズなのだ。樺恋ばかりを愛しているわけにもいかない。
麻郁は今度は、深衣奈に正常位の格好で、肉棒を突き入れた。
「あっ 麻郁ぅ……」
今度は自分の膣に麻郁の肉棒が進入したのを悟って、甘い声を漏らす深衣奈。
深衣奈の膣もじっとりと愛液で濡れまくっていて、麻郁の肉棒を容易に受け入れた。
やはりそこでもジュプジュプと淫猥な音が響く。
「あっ…あっ……、麻郁のおちんちん……イイ……好き……好きだよ……麻郁……」
麻郁に前後運動をされて、深衣奈は神経をお腹に集中させてより深く感じようとした。
何度も何度も入れては出される麻郁の肉棒。
しかし、一番、苦労というか快楽というか苦痛というかやっぱり気持ちいいというか、
そういう訳ワカラン状態になっているのは麻郁であった。 麻郁は、イイ奴過ぎた……。
麻郁は深衣奈の体に肉棒を出し入れした後に、今度はまた樺恋の方にズブリと肉棒を挿入する
「はぁぁんっ!!」
お預けを食らっていた樺恋は、また兄が自分の中に帰ってきたのを感じて甘い声を漏らす。
麻郁は樺恋の膣壁の暖かさに思わず出してしまいそうなのを、
寡黙に耐えながらズプズプと樺恋を突いた。
「はう…はうう…はぁ…ああ…はぁ……まい…く……」
樺恋は最愛の人との結合に、涙さえ浮かべて、それを喜んだ。
擦れ合うアソコで深衣奈にも、その振動が伝わり気持ちいい。
だが、樺恋がよがっている姿を見ると、やっぱりまた自分の中にも入ってきて欲しいと思いだす。
「麻郁……私にも……はやく……ちょうだい……」
思わずモジモジして深衣奈は自分のアソコを麻郁に差し出す。
ふー、と溜息を付きながら、麻郁はまた樺恋から肉棒を抜き出し、
その入ってる事をヒクヒクさせながら求めている深衣奈のアソコに、容赦なく肉棒を突き立てた。
「ああああ……、麻郁ぅ……これ…これだよぉ……麻郁が私の中に入ってくれてないと…私……」
麻郁はゼイゼイ息を切らしながら、深衣奈へのピストン運動を強めた。
樺恋と深衣奈の愛液をべっとりと付けた肉棒で、交互に2人を突くと、愛液同士がお互いの膣に進入し
3人は3人ともが、お互いの体液を共有し合う事になる。 それが不思議な一体感となっていた。
「はぁはぁはぁ……麻郁ぅ……麻郁ぅぅ……」
麻郁の肉棒に喘ぐ深衣奈。 そんな深衣奈を上から見つめて、樺恋は表情を曇らせる。
「深衣奈さんだって、ずるいですよ……、私も欲しいのに……」
そう言って、あまりに欲情が我慢できずに、樺恋は深衣奈の唇に自分の唇を重ねた。
「んんんっ きゃれんっ!?」
樺恋のキスに女同士で?と慌てる深衣奈。
しかし胸を擦り合わせ、そして唇を交わされて舌まで進入させられては、深衣奈もお手上げだった。
上半身は樺恋に弄ばれ、下半身は麻郁に突かれまくっているのだ。
深衣奈は泥のような快感に、体をビクビクさせ始めた。
樺恋は唇を離し、深衣奈の唇の中から吸い出した深衣奈の唾液をゴクリと飲み込む。
「深衣奈さん、2人でこんな事するの初めてですが……
やってみると、案外、私達って相性いいですね……」
そんな事っを言って樺恋は深衣奈の体の柔らかさを感じ、フニフニと気持ちよさを楽しむ。
「ひゃう……そんな…事は…どう…か…んっ、麻郁…あ、まい…わかんな…ああっ」
深衣奈は、樺恋の言葉に応えようとしたが、麻郁の肉棒の方が良すぎて満足に答えもできなかった。
麻郁は2人の会話を耳にして、ふっ微笑みを浮かべながらも、深衣奈を寡黙に突き続ける。
が、この中で、一番気持ちいい思いをしているのは、麻郁であり、
と同時に一番我慢を強要されているのも麻郁であったのだ。 だから麻郁に最初に限界がやってくる。
「だ、駄目だ……もう………出すぞ……樺恋……深衣奈……」
そう言って、麻郁は深衣奈から肉棒を抜き出して、その肉棒をまたサンドイッチ状に樺恋と深衣奈のアソコで挟んだ。
その状態になって射精前のラストスパートにピストン運動の速度を最も早くさせる。
「ううっあああっ!!」
ついに我慢の限界点を突破した。
麻郁は、挟まったアソコよりも肉棒を更に深く差し込み、お互いに重ねていた2人のお腹に精液をぶちまけた。
その射精が2人のお腹から胸の方向に向かって伸びていくのを、2人は熱と共に感じる。
「ああああっ」「はぁぁぁぁ」
2人はその精液の暖かさを感じるだけで、心がイってしまった。
麻郁は、樺恋の背中に、そのまま半分気絶して倒れ込む。
ところで、関係ないんだけどさ…
深衣奈と樺恋って、「green 秋空のスクリーン」の
ヒロインとサブヒロイン に物凄く似てる気がするんだけど、それは俺の気のせい?
深衣奈なんか、もう、キャラデザイン、そのまんまちゃうんか? いうくらい
似てると思うんだけど…… どうなんやろ?
キャラデザの人が同じでそ。
>422
確認した……_| ̄|○
だからか…… 見てて
「なんじゃ、この、green モドキは?(汗 」 って気がしたし、
greenの真琴と茜の2人に深衣奈と樺恋が見えたわけだ……(髪の色も同じだし、性格も似てるし
その挙げ句に、greenやってた時に、
「真琴と茜を2人とも頂戴する、素敵なエンディングは無いんですか?」
って、悶えた気持ちが、ここでジャストフィットするわけか……
書きたくなるわけだ……(苦笑
「麻郁ぅ〜」
突かれてゼィハァ言っている麻郁に、2人は上から覗き込むように様子を見た。
お腹に広がった麻郁の精液がしたたり、それを感じる毎に、違う意味で気持ちよくなる深衣奈と樺恋。
麻郁は、全力で頑張ったためにハァハァ言っていた。 そんな頑張り屋さんの麻郁に対して
2人の愛の盲者は、容赦してくれなかったのは……、それが愛の盲目……。(涙笑
仰向けになって転がっている麻郁の、おちんちんをじーっと2人は凝視して
真っ赤になってお互いの顔を見合わせた。
「まだ……麻郁のに、残ってるね? 精液……」
「…は…はい……」
深衣奈はそう言うと、真っ赤になって下を見つめる。何を次に言おうとしたのか? と自分を恥じる、しかし…
「深衣奈さん……、2人で麻郁さんのこれ……綺麗にしちゃいましょうか?」
深衣奈が言おうとした事を、恥を忍んで樺恋が口にしてしまったのだ。
「えっ!?」 あまりの発言に驚愕する深衣奈。
だが、じっと樺恋の顔を見つめると、樺恋は真剣な目で深衣奈に訴えかけているのだ。
2人で、公平に分けよう…と……。 ただし、3人に公平なわけではない。
「いいの?樺恋……」
深衣奈は樺恋の決意に、たじろぎ、念を押してみる。
「深衣奈さんと2人だったら、私、何でも出来るような気がします…」
樺恋はそう言って、なんだか、端から聞いていると無茶苦茶な理由で自分の使用としている事を正当化した。
その言葉を聞いて、笑う深衣奈。
「それじゃ……2人でしようか……樺恋……」「はい……」
「いただきまーす」「いただきまーす」
そう言って深衣奈と樺恋は、麻郁のヘタレた息子にほおばり付いた。
「ちょっと待てっ! いただきますって何だっ!?」
ゼイゼイハァハァ言っている麻郁には、2人の行動を抑止する力さえ残っていなかった。
2人は交互に、麻郁の息子というか、自分の将来的には息子か娘になるハズの大事な肉棒を
嘗め回し始めた。 残った精液を口にして、その苦みを喜ぶ2人……。
自分達は変だと思った。
麻郁の精液なら、お腹に出されようが、膣内射精されようが、口に出されようが
全部が全部を受け入れてしまいたいと思っている。
こんな苦い味ですら、美味しいと思っている。
それは、どう考えてもおかしいはずなのに、その2人にはそうだった。
麻郁の肉棒をくわえてしゃぶり、自分達の唾液で綺麗にしていく……。
していくつもりだったのだが……、そうやってしゃぶり続けると、肉棒だけは元気を取り戻し始める。
深衣奈と樺恋は左右に舌で刺激をくわえ、どんどん元気を取り戻すそれを見て喜んだ。
麻郁は、下半身に血液を奪われて、どんどん青ざめていった。
「深衣奈さん……麻郁さんの精液……独り占めは無しですよ……」
「わかっているわよ……樺恋……」
そんな嬉々とした2人のやり取りで、麻郁のアレはパンパンに膨らんでしまう。
深衣奈と樺恋は、舌で口の中で手でと、交互に、やり方に変化をくわえながら麻郁を一生懸命に気持ちよくさせた。
麻郁は気持ちいいは、気持ちよかった。
ええ、こんな可愛い2人に、ダブルフェラされているんですから、気持ちよくないハズがありません。
しかし、明日の事をふと思うと、今日もやっぱりミイラかなー とか、乾いた笑いを零すしかない。
2人が、側面を左右に舌で舐めているとき、麻郁は遂に限度を迎え、第2の射精をしてしまう。
「うっ……」といううめき声と共に、精液が垂直に飛び散った。 それを顔半分に顔射で受けてしまう2人。
液の発射や顔の付着に最初は驚きもしたものの、少し間が過ぎてしまうと愛する人の大事な液だと思い直し
顔に付いたそれをまた自分の口の中にほおばって味をお互いに楽しむ。
2人は、麻郁の精液を口にして、そのあまりのおかしな風景にお互いに笑うしかなかった。
そして倒れた麻郁の不幸は、倒れしまった故に、またその後で、絞られるだけ絞られてしまった事だった……。
昨日の「お勤め」が散々な状態で終わり、流石に今日はミイラになってゲッソリしている麻郁は、
今日はただ、2人を両胸に抱きしめて、ぼーっと縁側で月を見上げているのだった。
「なぁ……深衣奈、樺恋………」
不意に麻郁は切り出す。
「何、麻郁?」「麻郁さん、何です?」
2人は麻郁の胸に抱かれながら、ぼーっと月を見ている麻郁を見上げる。
麻郁は深い溜息をして、言葉を作り出した。
「俺、お前等2人に……、子供、孕ませたいナァって、時たま思うんだ……変かな?」
麻郁は、ぼーっとしながら、あまりの爆弾発言をその場で吐いた。
「えっ!?」「ええええっ!?」
2人は、全く想定もしていない言葉に、思わず真っ青に成るしかない。
「こ、ここ、子供って、私達、まだ結婚もしていないし、 そ、そのまだ早いっていうか……」
「麻郁さん、麻郁さんは、一応、私のお兄ちゃんなんですから、私達、こ、子供は……えっと……」
2人は麻郁の言葉で、自分達のお腹の中に子供が出来る事を想像して、真っ赤に成るしかなかった。
まだ、肉体関係込みの恋人のような状態が始まったばかりなのだ。
いきなり子供と言われても、慌てるしかない。
なのに、そんな想像をしてしまうと、2人は妙に気持ち良くなった。
2人は思わず、ヨダレが垂れるような顔になってウットリする。
「いや、そりゃ現実にそんな事できねーって、俺も分かっているケドさ……」
そう言って麻郁は、ちょっとその気になり始めた2人の顔をみて、呆れるしかない。
2人は麻郁の言葉で現実に引き戻されて、神妙な顔で麻郁を見上げていた。
「前から、ゴム買って、やりゃいいんだと思ってるんだけどさ……
なんていうかな……生でやってると……、思わずこのまま2人の中にぶちまけたいって思うんだ……
っていうか、そういう思いをさずっとしてたいから、ゴムも買わねーなんて無茶してる俺がいるんだけど…」
そう言って麻郁は赤くなって自分の頬をかく。
「………麻郁……私達と、子供作りたいんだ?」
深衣奈は、麻郁のしどろもどろな言葉に、そういう解釈を入れてみた。
そう言われると、麻郁はくすぐったい思いになる。
しかし、麻郁の言葉は、深衣奈も樺恋も実は同じ所で共通意識になっていた。
何故かと尋ねられると困るのだが、2人も麻郁とゴムごしで結合するよりは、生で合体していたいと思う。
よしんば、麻郁がお腹の中に射精したいというのなら、それでさえいいと思っていた。
それは、子供がもう欲しいという、そういう女の本能とは違うモノだと、深衣奈も樺恋も思った。
まだ、子供を宿すよりも、ようやくできた肉親にたっぷり甘えたいというのが本音である。
それなのに何故、子供が出来てしまうなら、それならそれでも良いと思ってしまう自分達がいるのだろう。
麻郁にそれを尋ねられると、2人もそれは疑問だった。
「子供が作りたいって訳じゃない……訳じゃないんだ………
だいたい、今の食っていくだけで精一杯な俺達で、子供も糞もないよ……でもなー」
そう言って麻郁は目を細めた。
麻郁には分かっていた。 このモヤモヤした感覚が何かを。
それがあるからこそ、子供を作ってみたいと思ってしまう自分が居る。
それは否定できなかった。
「辞めよう……辞めよう……、俺の馬鹿な戯言だよ……、
今はこの生活を維持するだけで十分幸せだから……」
そう言って麻郁は2人を胸にギュッと深く抱き寄せた。
ぐっじょぶ!直球エロに感動した。
妄想吐き出し尽くしてないならまた頼む。
>428
まずは、ありがとうっ!
んで、妄想を吐き尽くしている訳じゃねーんだが…
俺自身もツインズに残された謎にモヤモヤしててな……
謎がちゃんと設定されているかどうかがわからんので、迂闊に続きを書けないのだ…
って事で、泣く泣く、おねがいツインズの小説版を2巻とも買ってきた…
………_| ̄|○
なんで、こんなに分厚いんじゃーーーつДT)・゚・。・゚
これから一生懸命、小説版読みまつ……
(;´Д`)ハァハァハァハァ
>429
そこまでするとはw
頑張ってください!
>430
あの最終回で(第13話も含めて)、納得できますカー!?
貴方はーーー!?(みんなはーーー)
漏れは納得できねぇ… 納得できねぇよぉーー つДT)・゚・。・゚
小説版のツインズは設定とか凄い事になってる訳だが。
(正直モヤモヤが倍増するだけだと思われる)
つーか、今連載中のコミック版がもしかしたらそういう観点では一番マシになりそうだ。
……だといいな:。・゚・(ノД`)・゚・。
小説版、2巻、読み終わった…_| ̄|○
ありがとう、小説版
これで全く何もかもわからなくなったよ 。・゚・(ノД`)・゚・。
もしかしたら、ドラマCDでとか、漫画版でとか、
いろいろな期待が膨らんでいくが……
もうーPlease! のメディア戦略の罠に引っかかるのはたくさんだっ! 。・゚・(ノД`)・゚・。
現在だけの情報で、十分……十分さっ!!
これより、第2次作戦を敢行する……
けど、ちょっと待ってね ♪
ええいっ! 絵描きの再修行をしなければならんというのにっ
書きたい気持ちが収まりつかんわっ!!
こんちきしょうっ!!! つДT)・゚・。・゚
俺は、根の根の髄まで、SS書き属性持ちなんだな……_| ̄|○
俺は俺の妄想を……書くっ!!
すいません、管理人さん、納めるSSの題名、
「おねがい☆ツインズB 三人で3P」
で、オネガイスマスw
麻郁は、校庭のベンチに1人座ってしょげていた。
いつもなら、3人で一緒に居る所だが、
今日は何故かそういう気になれない。
不思議な事に、他の2人も今日は麻郁の側に居なかった。
そんな所在なげにしている麻郁に、不意に1人の生徒が歩み寄る。
麻郁は影が伸び、誰かが自分の前に来た事を悟った。
そして、視線を上に上げる。
「…神城……麻郁君?」
声が麻郁にかけられた。麻郁が視線を上げると、
そこには眼鏡をかけた学校の生徒が立っていた。
両手に缶コーヒーを持ち、僅かにはにかみながら彼を見ている。
「え?」
と、麻郁は声を漏らし、
初めて出会う学校の生徒に自分の名を呼ばれた事に驚く。
しかし、何故だろう……初めてではない気がする……
そうだ、前にその生徒は何処かで見た事が……
「初めまして……になるのかな……
あんまり、まりえから話を聞いているもんで、
僕は初めましてって気もしないんだけど………」
そう言って、その生徒はやっぱり、微笑む。
麻郁は、まりえの事を話しに出されて更に驚いた。
そうだ、あの変な黄色い生き物……。
と、その時、麻郁は目の前の人を段々思いだす。
「横、いいかな?」
そう言って生徒は、麻郁のベンチの横に視線をやる。
麻郁も、断る理由も見つけられず、コクリと頷くだけだった。
「えっと……確か……先輩……でしたよね?」
麻郁は、恐る恐る相手の事を尋ねてみた。
すると、その生徒はコクリと頷いて、先に麻郁に缶コーヒーを渡す。
「えっ………」
「いいから、いいから……」
その生徒は、笑いながら麻郁に缶コーヒーを握らせた。
「僕は……草薙桂……って言うんだけど……」
そう言って、その生徒は自分の名前を口にする。
その時、麻郁はようやく彼が誰かを思いだした。
「あーーーーっ!!! みずほ先生の旦那さんっ!!!」
麻郁は、前に街でみずほ先生と一緒に歩いていた旦那の姿を
そこで思いだしたのであった。
その台詞に、今度は逆に仰天する桂。
「ちょっと、ちょっとっ!! そんな事、大声で言わないでよっ!!」
公の秘密事として、知られているその事に、桂は大焦りになった。
しかし、この学校で、みずほ先生が留年で年を取りまくっている
3年の生徒と結婚している話など、あまりにも有名な話なので、
誰もが知っている事であった。
何を今更な発言であったが、やっぱり桂としては3年生であるという
現実から、その事を大ぴらにしないでほしいとは思う。
無理だ。
みんながそう思った。
「あの……草薙……先輩……その……どうして?」
突然、彼が自分の前に現れた事に、訝しがるしかない麻郁。
そんな彼に、桂は乾いた笑いを浮かべるしかなかった。
「えーっとさ……みずほ先生に……
神代君が何か話しにくい事を悩みで抱えている様だからって……
先生に相談しにくい事だったら、聞いてきてくれないかってさ…」
そう言って桂は自分の頭をかく。
その言葉で、麻郁は桂の出現に納得した。
「ああ………」
担任のみずほ先生が、最近の元気のない麻郁に気を使ってくれたのだ。
それが分かって、尚更、肩を落とす麻郁。
しかし、そんな麻郁に桂は、ポンポンと肩を叩く。
「でも、僕はみずほ先生に頼まれただけで来たんじゃないんだ……
僕自身……神代君に興味があったから……だから………」
そう言って桂は麻郁に微笑みかけた。
「俺に?」
あまりにとっぴな事を言うので、麻郁は思わず、
この人は、あんな美人の嫁さんがいるのに、島崎と同じBL系の人?
と、背筋を凍らせる。
しかし、それは杞憂だった。
「神代君の事…ずっとみずほ先生に聞いてたんだ……入学の時からね…
僕は、こんなんだから……
あんまり、おおぴらな事やれる身じゃないけど……
それでも気になっていた………
なんだか、話を聞いている間に、神代君って僕に似てるなって思ってたんだ」
桂はそう言って、缶コーヒーをそっと飲む。
「俺が……先輩に似ている?」
麻郁は、突然、また突拍子も無い事を言われたので
眉をひそめるしかなかった。
だが桂はコクリと頷く。
「境遇とか、全然違うのは分かるんだけど……
根っこの所で、神代君って僕と同じように思えた……
だから、ほっとけなくなったんだよ……」
そう言って桂は麻郁に視線をやる。
その柔らかい視線に、麻郁はなんと言っていいのか分からなくなった。
「えっと、先輩……」
いきなり話をそう振られたので、
どう答えて良いのか分からなくなる麻郁。
桂はニコニコと微笑んで、
そんな居心地の悪そうな麻郁に声をかけるだけだった。
「………僕自身ね……物凄く大変な事情を抱えていたんだ……昔……
でも、みずほ先生に出会って、励ましてくれて……
みずほ先生と一緒に自分の問題に向かい合って
ようやく、それを乗り越えれたんだ………
その縁でみずほ先生と……その……結婚する事にもなったんだけど…」
そう言って、そこら辺で桂は視線を知らしてアハハハと笑う。
実際には時間軸が多少ズレているが、おおむね間違ってはいない。
「………へー、そうだったんですか………」
麻郁は、初めて聞くみずほ先生の
噂の生徒の旦那さんの話を聞いて目を丸くする。
そんな麻郁に、桂は続けた。
「……だからさ……そういう風に、
人に出会って自分の抱えている問題を一緒に解決して貰って
今の自分があるんだって思うと………、
今度は僕の番なんじゃないかって、思ったんだ………
僕がみずほ先生に、助けて貰って……加速したんなら……
今度は僕が……誰かを加速させる為の、力にならないとって……」
そう言って、桂はまた眼鏡の底から、人なつっこい笑顔を見せた。
そんな言葉を耳にして、こそばゆくなってくる麻郁。
その言葉は麻郁にとって、不思議だった。
何故かはよく分からない。
それでも、居心地の悪さとそれ以外の何かの両方を感じる。
桂は続ける。
「僕の事……話してもいいかな?」
そう言って桂は、缶コーヒーを飲む。
「え?……え…ええ……聞き手が俺で良ければ……」
そう言って麻郁は、貰った缶コーヒーを一口飲む。
桂はふーと息を吐くと、昔の事を懐かしみながら、ポツリと語り出した。
『停滞』って……病気だったんだ……
『停滞』?
体の活動が止まってしまう……病気……
………………そんな……病気が?
うん………
…………
多分ね……原因は、心が止まってしまったから……
心が止まってしまったから体も止まってしまったんだと思う…
……心が?
…科学的な説明は出来ないって言われた……
本当の物理的な理由は分からない……
でも、止まってしまった
僕は3年生だけど……ホントはもう20歳越えてるんだ…戸籍上……
………!!!
姉さんが居たんだ……大好きだった姉さんが……
…………
でも、死んじゃった………、
………!!!
姉さんは……時間が過ぎる事を怖がっていたから……
姉さんは自分で命を止めて……時間が過ぎる事を止めた……
姉さんは永遠に『停滞』してしまった……
…………
僕は、その現実に出会ってその現実を拒んでしまった……
だから心が止まった……
そして、心が止まってしまったから……『停滞』
………先輩……
でも……そんな時にみずほ先生に出会った……
『停滞』していたら駄目だって……言われた……
人を好きになる事も生きている事も
停滞していたら何にもできない……加速しなきゃ……前に進まなきゃ
どんなに辛い現実でも……それよりも、もっと素敵な人生に巡り会うには
前に一歩、歩かないといけないんだって………
………前に……
そして、僕はみずほ先生と恋をして……お互いに好きになって
だから、姉さんにバイバイできた……
心を止める事を……辞めれた……
……………
そこまで独白して、桂はまた缶コーヒーを飲む。
「ゴメン……つまらない話だったよね?
こんな事……神代君に言っても仕方ないのに……」
そう言って、桂は麻郁に微笑む。
そんな桂の顔に、麻郁はブルブルと顔を左右に振った。
「いえっ! いいえっ!! なんか……なんか感動しました……
なんか……なんていうか……どういっていいのか……
わかんないけど……」
そう言って、不思議に赤くなる麻郁。
桂はそんな麻郁を見て、穏やかに微笑むしかなかった。
「ねぇ、麻郁君……お節介な事だと思うけど……
僕に悩みを語ってくれないかな?
みずほ先生との約束なんかじゃないんだ……
僕も、ほっとけないんだ……
僕自身が心を止めた苦しさを知ってるから……だから、僕は……」
そう言った時に、麻郁は手を前に出して桂の勢いを止めた。
「その、先輩……有り難いんです……
俺……すっごく有り難い事言って貰ってる……でもその………」
そう言って麻郁は自分の悩みを思いだして赤面して下を向くしかなかった。
「君の事……事情……知ってる……その……施設の事とか……
でも、今の君は、そんなんじゃ無いんだろう?
せっかくできた家族……なのに、なんで悩んでいるの? やっぱりお金とか?」
そう言って桂は更に麻郁に歩み寄る。
桂の言葉に麻郁は首を左右に振る。
「そうじゃないんです……そうじゃ……お金も問題だけど……
そういう問題じゃ………」
そう言って麻郁は顔を左右に振る。
「……それじゃ?」
桂は麻郁を追った。加速しようと桂は思った。
自分が加速しなければ、誰にも追いつけないと思ったから。
そんな桂の心に、麻郁はようやく違和感を悟る。
施設でこんなに気遣って貰った事なんてない……。
今、自分の家と同じくらいの、
家族の暖かみに触れているから自分は気まずさを覚えるんだと。
それを思って、麻郁は頭を抱えた。
「あの……先輩……ここじゃ……言いにくい事なんです……
学校じゃとても……だから……」
そう言って麻郁は自分の目の前の事に向かい、溜息を付く。
そう、こんな学校で大ぴらに言える事じゃない。
その言葉を聞いて桂の瞳が輝く。
「だったら、公園に行こうっ! 今からっ!!
学校が駄目なら、誰も居ない所なら言えるだろうっ!!」
そう言って桂は立ち上がる。立ち上がったと同時に桂は麻郁の腕を握った。
「ちょ、ちょっと先輩っ!!」
麻郁は積極的な桂の行動に驚くしかない。
しかし、桂は止まれなかった。加速する。 止まりたくない。
目の前に自分と同じような彼が居るなら、止まっては駄目だ。
そう思ったから桂は、学校をフケて公園に行くという、無茶をした。
そして2人は公園に飛び出して、ブランコの上に座っていた。
「ここならいいだろう?……神代君……聞かせてよ……悩み……」
そう言って桂は、ただ、はにかむ。
あんまりにも強引な桂の行動に、麻郁は目を白黒させて付いてきたが
もう、ここまで来てしまってはと思うと、観念するしかないと思った。
そしてポツリ、ポツリと喋り始める。
……あの……俺……今……同居している2人と……
その……肉体関係まであるんです……
………え?(汗
……1人は、ただの居候……もう1人は、血の繋がっている妹……
その2人を、1人は押し倒して…妹は近親相姦して……
その………
………えええ!?(汗汗
不味い……っすよねぇ……こんなの……
……ま、不味いよ……神代君……それは……
ぼ、僕が言えた義理じゃないけど……
血の繋がらない子と、そのHしちゃって……妹さんと近親相姦って……
超ウルトラヤバヤバモードだよ………
……やっぱ……そうですよね………
……………う……うん……
……わかってるんです……俺、人間として糞野郎だって事は……
わかってるんです………でも、でも……止まれなかった……
……………
……だって、そうでしょう!? いきなり2人家族みたいなの出来て……
1人で、誰も信じられない施設で生きてきたのに
自分の事家族だって、寄り添ってくれる人間できて……
嬉しかった……初めて、家族出来て本当に嬉しかった……
……………
でも、2人とも、俺の事、好きに成っちゃった……
俺も、2人の事……好きに成っちゃった………
家族を持たなかった人間同士が、集まって初めて家族になったから……
もう、好きって言葉が押さえられなかった……
俺、ずっと施設で、何処かに居るかも知れないハズの
双子の妹思って……その子に出会えたら、絶対に命を換えても守るって
決めてたんです……決めてた……そして……その子に……出会えた……
……………
2人の時は、どうしようかって困りました……
でも、人数なんて問題じゃない……俺と同じ苦しみ味わったんだ……
2人とも、生き別れの双子の妹だと思った……絶対に守ろうと……
だから、頑張ってた……でも……
……でも?
妹だって思えなかった……無理だったんです………
2人とも……俺の欠けている心……埋めてくれたから………
だから、妹以上に好きになった……
2人とも恋人に……お嫁さんにしたいと思うくらい……
無理だったんです……妹に思うの……
………神代君………
だってそうでしょうっ!?
生まれてからずっと、離ればなれだったんですよ!?
兄妹として過ごす時間もなかった………
初めて出会えば、どっちも可愛い女の子だった……
そして、どっちかが妹なら、妹は俺を諦めないといけない……
2人とも俺の事好きで……俺も2人が好きで……
1人だけしか選べないなんて、無理です……
樺恋が可哀想すぎた……でも深衣奈と別れるのも嫌だ……
だから……だから2人とも……俺は……
………ねぇ、神代君……
はい?
……君や……その2人は……後悔してない?
…………
自分達のやった事……後悔してない?
してませんっ! してませんよっ!! もう、こんなになって
毎日3人で幸せに暮らせるんなら、それで深衣奈も樺恋も良いって
微笑んでくれるんだから、俺は今の俺に絶対後悔なんかしませんっ!!
……それなら……それでいいじゃないか………
………草薙先輩?
……神代君……確かに君のしている事は犯罪かも知れない
やっちゃいけない事かもしれない……
でも、それよりも、もっと大切な事があるんなら……
もっと、守らないといけない心があるんなら……
それでいいじゃないか……
僕だって、滅茶苦茶な理由を通して、みずほ先生と結婚してる
でも、これは僕には誰に怒られたって大切な事なんだ……
引き替えに出来る事じゃないんだっ!
だったら、自分の思い……守らないと……
…せ、先輩は……俺のしてる事……許してくれるんですか?
俺……犯罪者なんですよ? 不純異性行為ですよ?近親相姦ですよ?
でも、愛しているんだろう? そしてお互いに愛し合えているんだろう?
……はい……
だったら、迷っちゃ駄目だっ
そんな事、迷う事じゃない……それで……君は……
いえ……その……
え?
俺の今の悩み……それじゃないんです……それも、ちょっと問題だけど……
それよりも、もっともっと、……苦しい思いが……
え?
俺、2人、愛してます……、もう、今の状態から抜け出せない…
だから3人で納得しました……この状態で…納得した……
だけど、納得すればするほど、自分達の気持ち納得すればするほど
納得できない思いが……生まれるんです……
………神代君……それは?
俺……今、あの2人と、子供作りたい……
えええええっ!?(汗汗汗
俺、何言ってるんでしょうか? ちきしょう……でも止められない……
この俺の心の中で沈んでいる、黒い気持ちが止まらないんですっ
俺、2人に子供産ませてみたいっ
それで悩んでいるいるんですっ!!!
ちょっと、ちょっと神代君っ、それは無茶苦茶だよっ!
早いよっ! いや、その不純異性行為も近親相姦もデッドゾーンなのに
高校1年の女の子妊娠させたいって、ぶっ飛びすぎだよっ!!
それは、マズマズマズマズのマズイの10乗くらいマズイよっ!!
分かってますっ!! 分かってますよっ!!
それに、別に、本当に2人に子供欲しいってわけじゃない……
本当に子供作るんなら、養育費だとか、色んな事
とにかく金が要るから、今は学校を出て就職して
2人のために、家を守るために頑張らないとって、思ってます
そんな常識、分かってるんですっ!!
でも、それを越えて、俺、今、やっぱり納得できてないっ!
納得できないですっ!!
……納得できないって……何が?
2人と、体重ねて、愛を重ねて、2人の事、もっともっと大事だと思うほど
守りたいと思えば思うほど……、俺、納得できなくなるっ
なんで俺のオフクロさん、俺達を捨てたんだってっ!!
!!!!っ
俺達を捨てた事、もうどうでも良いって思いました。
家族を手に入れたから、俺達を捨てた薄情な親なんか、
親なんかじゃねー、今の気持ちの方がよっぽど大事だって……
思いました……
でも、2人と体重ねれば……重ねるほど……違う事、思う……
何で……こんなに愛しい2人と作るだろう子供……
捨てる事出来るんだ!?って
!!!!!!っ
俺、絶対捨てれないっ!! 俺は樺恋も深衣奈も捨てれないっ!!
2人とも真剣に愛しているから、だからどっちも手放せないっ!!
だったら、2人に出来る子供だって、手放せないと思う……
なのに、オフクロさんは俺達を捨てた……
納得できないんですっ! 許せないんですっ!!
どうして俺達に出来ないって思う事…できるんだってっ!!
…………………
だから、子供が欲しいって思う……
思うんですっ!!
…………………
オフクロさんが、どんだけ苦労したか知りません
ええ、わかりませんよっ!!
でも、今の俺達が子供作ったら、やっぱり夜逃げするくらい追いつめられて
そんな思いに成ったときに……
俺は、それでも自分の子供は捨てたくねー
俺のような生活する目に、あわせたくねー
だから、その自分と同じ道を辿る自分かもしれない子供の事、
シミュレーションしてみてー
時間を取り戻したいんですっ! 俺っ!!
!!!!
本当に子供が欲しいワケじゃない……そうじゃないっ!!
でも俺は捨てれない子供が欲しい……捨てたくない自分が欲しい……
オフクロさんに……写真だけ、それでも握らせてくれた
オフクロさん以上に暖かい母さんに…深衣奈も樺恋もしてやりてー
そう思うんですっ!!
……か……か……神代君っ!!!
桂は思わず泣き出して熱く語り出した麻郁を前に
その眼鏡をキラリと輝かせた。
「『停滞(と)』まっちゃ駄目だっ!! 神代君っ!!」
桂は、麻郁の本当の痛みを知って、反射的に叫んだ。
「その思いじゃ、停滞だよっ!! 昔の僕と同じ停滞だっ!!
例え今の幸せを握っても、
神代君、君は過去の自分で停滞しているっ!! 止まってるっ!!
停滞っちゃ駄目なんだっ! 人生も 過去の自分からもっ!!」
桂はブランコから飛んで、麻郁の正面に立った。
「先輩……」
桂の熱い台詞に、涙目になって彼を見上げる麻郁。
「走るんだっ! 神代君……
どんな形で走れるのか分からないっ!!
でも、その気持ちは止めちゃ駄目だっ!!!
そんなんじゃ、何も解決しないよっ!!
だから……」
そう言って桂は麻郁の肩に手をやる。
「先輩……」
麻郁はその桂の力強い言葉に、呆然と成るしかなかった。
「加速するんだ……神代君……
少なくとも、その気持ち……君の大好きな人に伝えなきゃ駄目だよ……
1人だけで越える事じゃない……それは……
同じ思いを抱えている3人だっていうんなら、
お互いに気持ちを合わせて、どんなゴールでも良い……
走らなきゃっ!!!」
言って桂は思わず麻郁を抱きしめた。
その抱擁に麻郁は思わず、また涙を流す。
「走る? 加速する? どうやって、どこへ?」
麻郁は桂の、自分を思ってくれる暖かみに涙し
そして釈然としない、判然としないゴールを示され、
頭を白くさせるしかなかった。
「そんな事、走った後に考えればいいだろうっ!?
ゴールが何処にあるかなんて、僕だって分からなかったさっ!!
でも、走らなきゃ、何にもなんないっ!! だからっ!!」
そう言って桂は、思わずもらい泣きをして麻郁の体を揺する。
「走る……走る……何処かへ…何
処とも分からないゴールに……3人で……」
麻郁は、あまりに突然に出会い、そして突然に示された
自分達のこれからを思って、その場で、ただ立ちつくすしかなかった。
元々、下地の話が良いネタだから、yモード管轄として
レベル4をレベル3まで上げてもいいんだけど…
yの相棒のBモードで描こうかとか思ったら、B絵までこの堕落っぷりか……_| ̄|○
( 謎発言でゴメンナサイ……管理人さんだけわかるかもしれん )
左向きがデッサン破綻した挙げ句に、
塗るまで最終絵の出来が予想できん程、腕が鈍っとるとは……涙しかでねぇ……
ttp://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/clip-board/img/13004.jpg 誰もこんなんじゃ深衣奈と思ってくれねーだろーなー つДT)・゚・。・゚ ゴメンよー ヘタレでー
ここは一発、自分絵のBモードの再修行をかねて、この界隈でガンがらさせて貰うのも手なんだけど
Bは元々yモード専用SSの為に作った絵だし……いくらガンガッテもツインズとは合わないかもしれん……
基礎の基礎の更に基礎に戻って、オフィシャル絵の模写からやり直すのも一興なんですが
どーでしょうか? 3人くらいしか居なさそうな住民様? (^^;
この絵嫌だったら、オフィシャル模写も検討してるんですが、
自分絵でガンガッテみちゃ、駄目です? (^^;
457 :
名無しさん@ピンキー:04/10/08 16:15:31 ID:G/yylGNL
〉〉456
きれいに描けてます、GJ!
>457
ありがたうございます……m(T-T)m
樺恋の方も練習しているんで、もうちょっと待っておくんなせぇ……m(T-T)m
樺恋の方のコンバート…なんですが……フルバージョンの自分絵だと
時間的採算というか時間的資源を果てしなく消耗する事が分かって
マイナーバージョンダウン 本来、決めている量より髪の線を減らしました
ttp://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/clip-board/img/13070.jpg 読者が私を合わせて3人いるかどうか、かなり怪しそうですが、そこはそれ。
好きなモンに読者数など関係ないので、SSと挿絵の同時描画を目指します。
が……、一度、絵を固定しますと、後からオフィシャルに再コンバートは、かなりキツイです。
なので、オフィシャル模倣を目指すか、かなりツインズ絵と違うこの絵で走るか
意志決定をおねがいします。
少なくとも、確実に居るらしい >457様でも結構ですので……
よろしくおねがい致します。
とりあえず漏れはマイナー氏の判断にお任せします。お好きにドゾー
間違えた。マニア氏だった
深衣奈と樺恋は、昨日の麻郁の言葉が気になって
学校で麻郁の側に居るよりは
先生に相談でもしようかと話し合っていた。
といっても、マトモに2人の話題を話し合える先生など
普通、居るモノではない。
居るモノではないのだが、何故かこの学校には居た……。
そして、その先生も……黄色い謎の物体に
偵察させてきた、今までの日々の『超問題』に神経を尖らせ
話をしたいと思っていた所であったのだ。
この3者の利害(?)は一致し、
深衣奈と樺恋が先生に相談事をと、
先生に職員室で話しかけたとき、
先生も、話す事があると言って、いつぞやの体育倉庫に
2人を連れ立っていたのだった。
そして、みずほ先生は、誰も来ない事を見計らって
倉庫の中で口を開く。
「あなた達っ、2人でして居る事が分かっているの!?
不純異性交遊と不正同居と近親相姦よっ!?」
人差し指を前に出し、ちょっと怒った顔でみずほ先生はそう言う。
その叱られた内容に、2人は騒然となった。
「みずほ先生、何でそんな事知っているんですか?」
「みずほ先生、何でそんな事知っているんですか?」
2人の声がハモる。
「あ……」
みずほ先生は、いきなり墓穴を掘った。
慌てて体をのけぞらし、蒼白になるみずほ先生。
「えっと…その……それは宇宙からのパワーっていうか……」
みずほ先生は、受け身っぽく体をくねらせて意味不明の事を言う。
ただし、先生の言っている事に間違いは無かった…のだが…
2人はそんな先生の言葉に、首を左右に振る。
「全然わかりません」「全然わかりません」
わかるわけがなかった。
「コホンッ! とにかく先生は先生独自のルートで
あなた方の私生活の問題を知る事になったんですっ!
いいですかっ!?」
咳払いをわざとらしくしながら、みずほ先生はそう言った。
その言葉を聞いた深衣奈はカチンときて、先生に噛み付く。
「ひっどぉーいっ! それってば私達と麻郁の生活を
先生がデバガメしてたった事ですかっ!?」
深衣奈は歯に衣着せぬ言葉で、そう言った。
また墓穴を掘ったみずほ先生は、ひぇぇっと後ずさる。
そんなとき、
「デ、デバガメですか……深衣奈さん……
そんな……亀さんを使うなんて………動物虐待ですよぉ…」
そんな深衣奈に樺恋は横から彼女らしいボケを入れる。
その場の2人が樺恋の言葉に仰け反った。
「ちがーっう!! デバガメってのは亀の事じゃ無くってっ!」
「そうよっ!小野寺さんっデバガメっていうは、
まりえを使って……」
2人が樺恋に異を唱えようとした瞬間、
みずほ先生は更なる墓穴を掘る。
「………………」「…………………」
深衣奈と樺恋の冷たい視線がみずほ先生を襲った。
みずほ先生は、
2人に事情の説明を否応なしに要求されるのだった。
かくかく、しかじか……
その、ちょっと曖昧に暈かされた情報も含みながら、
みずほ先生は深衣奈と樺恋と麻郁の御乱行を、
随分前から察知していた事を喋らされるのだった。
2人は唖然となる。
「そんなのひどいですぅ」「そーよ、そーよっ!」
みずほ先生のデバガメ行為に2人は抗議するしかなかった。
しかし、その時になって
ようやくみずほ先生も自分の職務を思いだす。
「デバガメをしていた事は、私が悪いわ……
それは謝ります。
でも、それより問題はあなた達よっ!!
幾ら両思いの3人でいるからって、節操がないのは問題よっ!」
そう言ってみずほ先生は、会話の主導権を取り戻した。
その、校則違反っていうか社会的違反を犯している事を
2人は突きつけられて、青い顔になるしかなかった。
こんな事が学校にバレたら、麻郁もろとも施設帰りだ…。
それを連想して2人は、みずほ先生の存在に恐怖した。
みずほ先生は更に続ける。
「良いですかっ!2人ともっ!
Hをするときは、せめてゴムくらい付けなさいっ!!
最優先事項よっ!!」
眉間に皺を寄せたままで、みずほ先生はそう叱った。
ドンガラドッシャン。
2人は、みずほ先生があまりに
ピントのぼけた事を叱ったものだったので、
何も転けるモノなど無いというのに器用にその場でずっこけた。
「ちょっと、せ、先生っ!! 叱る所はそこですかっ!!」
「ゴムさんは、あんまり気持ちよくはないですぅ……」
2人は倒れた所から立ち上がって、声を張り上げる。
深衣奈は真剣に怒鳴ろうとしたが、
隣の天然ボケの言葉を同時に耳にして一瞬、目眩を覚えるしかなかった。
(ああ……このボケはぁぁ……)
しかし何とか意識を保って、樺恋の頭を押さえ込みながら
先生に肉薄する深衣奈。キッと先生を睨む。が、しかし……
「宮藤さん、保健体育でも習ったでしょう!?
最近はゴムも付けずに妊娠して堕胎で困る女子生徒が増えて
社会問題だってっ!」
先生は、あくまでボケを押し通すつもりの様だった…。
(うわぁ……樺恋と同じレベルで天然だぁ……)
深衣奈はみずほ先生との口論が平行線を辿る事を本能的に察知した。
樺恋とのやり取りで不思議モードには随分慣れたからだ。
その為、いつもの様に会話の流れを合わせる事にしてみた。
「ごめんなさい、先生……
次からはちゃんとゴムを付けてHしますから……」
絶対にこの回答は何か違うと深衣奈は思ったが、
ともかく、試してみる。駄目で元々だ。
その言葉にみずほ先生は相互理解が出来たと認識したのか
顔を太陽のようにぱぁっと明るくさせて、
「そうっ♪ わかってくれて、先生嬉しいわっ」
と、そう言った。
樺恋も仕方ないとばかりにコクコクと首を振るので
みずほ先生は、樺恋の手を取って小躍りする。
そんな2人の様子を目にして、やっちゃらんねー、
と深衣奈は表情を歪めて、今の現状に溜息を零すしかなかった。
2人でキャッキャと手を手を取っている光景を見ながら
深衣奈はおずおずと口を開いた。
「あのぉ……先生……不純異性交遊とか…それよりも……
近親相姦とか……それは……問題じゃないんでしょうか?」
深衣奈は、むしろ相手が完全に惚けているその点に対して
完全に惚けられた事そのものに恐怖を覚え、
触れなくてもいいのにそれに触れてしまった。
言って、しまったっ、と自分の迂闊を呪う深衣奈。
しかし、その発言にみずほ先生はきょとんとした顔になる。
「え? そんな事、地球では問題なの?」
みずほ先生は素で返した。
深衣奈はみずほ先生の回答に、更に渋面になる。
「え、先生、地球って……
そんな宇宙人みたいな言い方はないんじゃないですか?
近親相姦なんて、どこの国でも大問題ですよ……」
深衣奈は、なんだかやっぱり話の噛み合わない先生の言葉に顔を左右に振る
「そ、そうなんだっ! ごめんなさいっ
先生、勉強不足で……、宇宙では別に近親相姦とかなんて
特別な問題でもないわけだし………」
そう言ってみずほ先生は冷や汗をかきながら回答する。
その回答は今日、最強の墓穴だったのだが、
流石にその墓穴の意味を深衣奈も樺恋も理解できなかった。
ただ、この天然な先生の言葉に懐疑心を深めるだけである。
その2人の視線を感じて、
ようやくみずほ先生も自分の墓穴に気付くワケだが……、
流石に想像力の翼が幾ら大きな人間でも、
目の前に宇宙人が高校の先生として闊歩しているなぞ、
なかなか想像出来る事でもないわけであって、
平凡な感性の2人は、更に想像力に乏しく、
『そんな事』を思いつくわけもなかった。
「えっとぉ……つまりね…………」
みずほ先生は現在の状況を最大限、
誤魔化す言葉を一生懸命探し始めた。
そして湯気が出るまで考えつくした挙げ句、遂に最強の言葉を見つける。
「愛よっ! 愛っ!!」
みずほ先生は、桂と自分との強い絆を思いだして、
その問答無用の言葉を叩き上げた。
「あ、…愛ですか?」「あいぃ…ですかぁ……」
2人は、いきなりみずほ先生が
でんぐりがえった言葉を吐いたので目が点になる。
「3人は愛し合っているワケでしょうっ!?
これに勝るお互いを結びつける理由なんて無いわっ!!
不純異性交遊も近親相姦も、お互いを愛し合っている気持ちが
本気も本気の本気モードなら、
地球でも宇宙でも、そんな事は些細な事でしかないのよっ!!」
そう言ってみずほ先生は拳をグーにして手を高々と上げた。
「……………」「み、みずほせんせぃ……」
深衣奈は唖然としながらも、恥ずかしげもないみずほ先生の言葉に
息を詰まらせ、樺恋は兄と妹という障壁などモノの数では無い事を
先生に指摘されて感動するしかなかった。
「そうよっ!! 一番大事なのは、お互いが好きって事で、
宇宙ぐらいまでどれだけ隔てられても、絶対に離れたくないって思う
気持ちの高ぶりなのっ!! 愛なのよっ!!」
そう言ってみずほ先生は、
今の自分の立場に至るまでの事を思いだしてウットリした。
そう、桂を求めて公職を辞してまで、この地球に無断駐在で飛び込んだのだ。
これが、愛のパワーでなくて、何だというだろうか!?
それを思って、先生は不適な笑みを浮かべる。
しかし次に瞬間には、みずほ先生は先生の顔に急激に戻った。
「でもね、宮藤さん、小野寺さん、
愛が溢れていたとしても、節操は大切なの……
間違って赤ちゃんでも出来ちゃったら、堕胎とか学校を退学とか
神城君含めて、みんな困る事でしょう?」
そう言って、みずほ先生の言葉にウットリし始めている2人の前に戻り
ぴっと、人差し指を向けて先生はそれを指摘した。
その指摘に、ウットリしていた2人は、急激に現実に戻される。
「せめて20歳になるまでは、ゴムでも付けて用心して欲しいのっ!」
そう言ってみずほ先生は、問題の中心点からやや逸れた所を再度勧告した。
しかし、2人は、そのポイントを指摘された事で
逆に、自分達の相談したかった事の本質を思いだす。
「そ、それなんですっ! 先生っ!」「そうですぅっ!それですぅっ!」
2人は声を合わせて自分達の相談事を口にした。
「え? それ……って?」
みずほ先生は、逆に自分に食いつかれた事に驚くしかなかった。
かくかく、しかじか
深衣奈と樺恋は昨日の麻郁の意味不明な発言に悩んでいる事を先生に告げた。
「えええええっっっ!? 神城君は、宮藤さんと小野寺さんと
子供が作りたいって思っているわけぇ!?」
2人は先生の言葉にお互いを見合わせながら、
多分そうという風に、コクリと首を振る。
「先生が今、危惧してくれた事は私達も十分、意識してますけど……
それよりも、麻郁が、子供欲しいなぁって言ってるんで
私達、どうしたらいいのか、わかんないんです………」
そう言って深衣奈は、麻郁の本当の気持ちを完全に見誤って
先生という人種には、普通は相談して良い類でない事を相談した。
しかし、この先生には、一般の常識は通じない。
そこが2人のかなり救われる所だった。
「マズイわっ!! それはとってもマズイわっ!!
確かに愛は宇宙を越えるパワーですけど……
節操は、生きるための知恵なのっ!!
あなた達が、将来、子供作るのに先生は反対しませんけど
今は絶対に駄目ですっ!! 駄目ぇぇっ!!」
そう言ってみずほ先生はすがりつく。
その言葉に深衣奈は、泣きそうになった。
「そんな事、私達だってわかってますっ!!
でも、麻郁が子供欲しいって言い出している意味がわかんないんですっ!
麻郁が一番、家の家計の事、理解してるのに、
それでもそんな事言うなんて異常だと思いますっ!!
だから、先生に、男の人が子供欲しいって思う時って
どんな時なのか、教えて貰いたくって………」
そう言って、深衣奈は相談したい内容について打ち明けた。
それは、やっぱり先生に、それも女の、に相談するような内容ではなかったが
溺れる者は藁をも掴むという心境だろう。
樺恋ともども、どうすればいいでしょうか? と
涙目になって、みずほ先生に懇願するしかなかった。
それにみずほ先生は、状況の深刻さを悟る。
「ちょ、ちょっとそれは……私にもわからないわ……
でも、これは大問題ですっ!
あなた達2人の人生を壊してしまうくらい大問題ですっ!
その問題は、今度、直接、神城君に問いただします……
ですから、良いですか? 宮藤さん、小野寺さん?
神城君が、子作りを目指して軽挙妄動しようとした時に、
あなた達は、将来の事を考えて、絶対に冷静に対処しなさい!?
情に流されて『出来ちゃいました』じゃ、問題は悪化するだけです。
自分の体は、自分で守るんですよ?」
そう言って、みずほ先生は念を押した。
その言葉を聞いて、深衣奈と樺恋は釈然としなかったが
圧倒的に混迷な状況から、事態が微妙に変化したので
先ずはこれで良しとするしかなかった。
「はぁーい」「はい…わかりました、先生……」
2人は、そうやって、力無い返事を返すしかなかった。
あのーすみません…質問なんですが……
誘惑に負けて、電撃大王の漫画版、おねツイ を参考資料に読んだんですが…
この……母親登場ってのは、アリなんですか?(汗
漫画版おねツイの単行本って、もう出てるんでしょうか?(滝汗
アニメをビデオで見ただけなんで、裏設定がちーともワカランのんですが……
アニメ版だけで公開されている情報で、話を進める訳には、いかんのでしょうか?
どんどん新しく知る情報を吸収すると、当初考えてたプロットが破綻して
プロットの組み直しになるんですが……(滝涙
俺、Please!に踊らされてますか? メディアミックス戦略にまんまとはまった負け犬ですか?
「おねがい☆ツインズ オフィシャルファンブック Lien」 さえ買おうかと悩んでいるんですが…
>>474 アニメと漫画と小説ってパラレルじゃなかったっけ?
どれか一つに絞った方がいいと思うが
476 :
名無しさん@ピンキー:04/10/15 00:17:32 ID:fUrasbEY
>>474 強いて言えばアニメが本筋。
小説や漫画は…
言わば「エロゲのアナザールート」てトコか。
アニメしか見てないなら、アニメの情報だけに絞った方がいいと思う。
「Lien」はアニメ準拠だから、資料としてならそこそこ価値があるはず。
>475
そうなんですよねぇ…パラレルなんですよねぇ……
アニメでは、ぜんぜんそんな風に描写されてませんでしたが、
樺恋が凶悪に料理が下手とか、不思議ッ子モードを持ってるとか
小説版を読んでしまうと、新設定が脳内インプットされてしまって、どうしてしまおうかと……(^^;
深衣奈がAカップだったとか、樺恋はAカップ以下だったとか、
どうしてくれましょううか? この設定……(^^;
貧乳、物凄く苦手なんですが……(描くのが…)
ちょっとまだ話のキリが悪いなぁ……
一段落する所まで、強行軍で進めた方が良さそう…(^^;
家に慌てて帰り、明日の神城君と談判を考えるみずほ先生。
家にのんびり帰り、明日の神城君の行く末が
どー転がっていくのかを想像して楽しんでいる桂。
そんな2人が、その顔を合わせたのは、
時に帝国歴3年、宇宙歴789…ええい違う
だいたい、夕方ぐらいだった。
「桂君っ! 聞いてっ聞いてっ!!、大変なのっ!!」
みずほ先生は、深衣奈と樺恋からもたらされた驚異的情報を
1人心の中に留める事が出来ず、桂に泣きついた。
「ど、どうしたの!? 先生っ!!」
慌てふためくみずほに駆け寄る桂
「どうしたもこうしたもっ 神城君がっ
かくかくしかじか、しかじかかくかくっ!!」
みずほ先生は深衣奈と樺恋よりもたらされた誤情報を
のべつまくなしにまくし立てた。
「………………」
2人の同居人より伝達された、
みずほ先生の誤情報を聞いて目が点になる桂。
「どうしようっ?!桂君っ!!
神城君が軽挙妄動に出て、宮藤さんと小野寺さんに
無理矢理妊娠なんかさせたら、大責任問題よぉぉ〜〜」
そう言ってガクガクブルブル震えるみずほ先生。
「冷静に見える神城君でも、男の子だもん……
あの年齢の男の子の頭の中は、Hな妄想で一杯なのよぉ〜
宮藤さんと小野寺さんの体を使って、
調教、SM、青姦、被虐、放置プレイと……」
みずほ先生は、真っ青に成りながら、
地球の『エロ漫画』という書物で得た知識を桂の前で披露する。
「そんな極端な……」
桂は、エスカレートするみずほ先生の妄想に、苦笑するしかなかった。
いや、陵辱的で無く相思相愛であるという点だけを踏まえると
みずほ先生の言いようも、当たらずしも遠からずではあったのだが…。
ともかくみずほ先生は、自分の想像で自分で震えるしかなかった。
そんな恐慌状態に陥ってるみずほ先生に、
桂はアハハハと乾いた笑いを漏らす。
「えっと……先生……先生に、頼まれて……
神城君と僕も話し合ったんだけど………
どーも、そーいう事じゃ無いらしいよ?」
そう言って桂は頬をかいた。
「えっ!? 桂君、神城君とお話してくれたの!?」
桂に頼んでみた事柄を、
桂がつつがなく執り行ってくれた事を聴き、
みずほ先生の顔は明るくなる。
「うん……神城君の悩み……聞いたんだ………
それは……かくかくしかじか、しかじかかくかく……」
桂は麻郁との語り合いで知った、
麻郁の今の悩みを、微笑みながらみずほ先生に伝える。
「…………………」
誤情報がクリアになり、大大問題と青ざめていた事が
全く180度、反転された事に、みずほ先生は頭が真っ白になる。
そのまま、暫く、数分間……
「……先生?」
桂は固まったままのみずほ先生に、
冷や汗を流しながら反応をうかがった。
「桂くぅ〜ん……」
みずほ先生は、硬直が溶けた瞬間、
突然目の中に涙をたっぷり浮かべて桂にウルウル瞳を作った。
「…先生!?」
あまりにウルウルしているみずほ先生に対応に困る桂。
「桂くぅ〜ん、それは感動的な事よぉ〜、神城君はぁ〜
宮藤さんと小野寺さんと今すぐにでも子供作るべきよぉ〜」
みすほ先生は、リビングでペタンと座りながら、
そう言ってピーピー泣き出した。
「ちょっと、ちょっと、先生っ、今さっきは、
軽挙妄動で、神城君が変な気を起こすのを、
どう阻止すれば良いかって、僕に相談したのに、
そんな真反対な事言って、どうするのさっ!?」
桂は、みずほ先生の可愛らしい泣き顔を胸に抱きしめ
髪を撫でて、よしよししながら、先生の爆弾発言をなだめた。
「だってぇ〜、桂くぅ〜んっ、捨てられた自分達を
自分達で拾いたいって……素晴らしい話じゃない〜〜
先生、感動して涙が止まらないよぉ〜〜」
麻郁の心の中の絶叫を前にして、
みずほ先生は、またピーピー泣くしかなかった。
はにかんで笑いながら、桂はみずほ先生を優しく抱きしめる。
「そうだね……神城君って……
僕と違って、あんな年でも物凄い前向きな子だと思う……」
言って桂は少しだけ嫉妬心を感じた。
桂は、停滞で停まり続けた過去の自分の情けなさを思いだすと、
とにかく、どんな状態でも前を向いて歩いている麻郁が
とても羨ましい人間像だと思う。
自分もそういう面が有れば、停滞なんかする事も無かったのに…
と、そう思うと、それは矛盾だな…と桂は苦く笑った。
「でも、先生、神城君達は、答えを見つけなきゃいけないんだ……
僕たちが見つけたのと同じように……
彼らなりの答えを……」
そう言って桂は、停滞が有ったからこそ出会えた大切な人と
大切な自分達の結論の事を思いだして、先ほどの自分の思いを否定した。
そう、答えは人によって千差万別。
彼らはどんな答えに到達するのか…。
それを想像して桂は、柔らかい表情を作り、みずほ先生を見つめる。
「ねぇ、先生……、僕たちに出来る事は、
それを、ちょっとだけ支えて上げる事……かな?」
そう言って桂は、泣き続けるみずほ先生に、
自分達のあるべき姿勢を考えて伝えてみた。
その桂の言葉にみずほ先生は納得し、
ウンウンと泣きながら首を振って答える。
「ええっ 桂君っ 支えてあげましょうっ……
私達に出来る限りの事でっ………」
みずほ先生も、ちょっと大人になった桂の発言に
感無量に成りながら、
ワンワン泣きながら首を振り続けるしかないのであった。
「おねがいツインズ オフィシャルファンブック Lien」
買いました………
気持ちいいほどのメディアミックスの負け犬やってます…_| ̄|○
樺恋ハァハァ……(かなり駄目ぽ
「ねぇ桂くぅん……」
みずほ先生は布団の上、ネグリジェ姿で美脚にそっと手をやって
太股をなぞりながら、甘い声を桂にかけた。
「…先生?」
今日は妙に艶っぽい声で誘う事に、それだけで心拍数を上げる桂。
桂は、そっとみずほ先生の胸の中に頭を埋め、抱き合った。
みずほ先生は、両腕を回し、少しだけ強く桂の頭を胸に埋めて、
桂の息づかいを胸で感じ、それだけで興奮を高める。
「何だか神城君達の話を聞いてたら、私も急にお腹の辺りが切ないの…」
そう言ってみずほ先生は桂の手を取り、
自分の柔らかいお腹に桂の手の平を誘う。
桂は、無言のまま、何度も愛撫してきたそのお腹をさすった。
「……先生は……どうしたい?」
そう言って桂は、みずほ先生のお腹からそっと手を移動させ
その下部、みずほ先生のアソコにその指を沿わせた。
「あんっ! もぉ桂君っ……、そんなにせっかちにしないで……」
みずほ先生は、桂の性急な性感帯への愛撫に頬を染めながら
それでも桂の手を取って、その手を自らの太股に沿わせて、
体全体を愛撫するように無言で求める。
みずほ先生の潤んだ瞳と、その仕草で、彼女の欲求を理解する桂。
桂はみずほ先生の唇に自らの唇を重ねながら、
みずほ先生を布団の上にゆっくり押し倒した。
そして、お互いの唇を開き、舌と舌を絡ませ始める。
2人のディープキスが行われお互いの唾液と唾液を舐め合う。
桂は同時にみずほ先生の太股をさすり、愛撫した。
弾力のある太股に、手肌の感触だけで胸のドキドキ感を高める桂。
いつもチャーミングな先生だと思っていたが、
今日のいじらし気な先生の姿は、普段以上に愛らしく思えた。
同じような愛撫なのに、どうした事だろう。
今は、変な意識でお互いを見つめているから、
頭の白っぽくなる感覚が強烈だった。
桂は、ディープキスを解き、みずほ先生の首筋にキスを始める。
と同時に、さすっていた手を上に戻して、
みずほ先生の大きな胸に沿わせた。
柔らかい…。
何度揉んでも同じ感想だ。
そして気持ち良い。
桂は純粋にそう思った。
「はぁ…」
みずほ先生は、甘い声を漏らして桂の胸を揉み上げる行為に反応した。
考えてみれば、毎日が同じ事の繰り返しに思える。
みずほ先生の強烈な胸を揉んで舐めて、貪っている。
猿のような本能の赴くままに、それを繰り返しているのだ。
なのに、どうしてだろう、桂は飽きる事を感じなかった。
ただ、巨乳を揉み続けるというだけの事なら、
とっくの昔に飽きてしまっていたのかも知れない。
それでも、毎日、みずほ先生が欲しいと思うのは、
多分、本能が語りかける性の欲求だけでなく……
誰よりも愛しい人を自分の手の中にしているから……
愛しているら……
そう、この何度弄っても、何度弄っても、自分の為だけに反応してくれる
みずほ先生の胸と声だからこそ……飽きる事もなく欲しいのだと…。
桂はそう思った。
「ああぁん……けぃ……く…ん………」
少し呼吸を乱しながら、
みずほ先生も同じように桂への愛しさを胸の中で募らせる。
そして、そっと手の平を桂の手に添え、
みずほ先生は桂の胸への愛撫を辞めさせた。
「先生?」
自分を止める桂に戸惑いながら、桂はみずほ先生の真意を目で問う。
そんな桂に微笑みを返して、みずほ先生は桂の顔に自らの顔を交差させる。
「今日は胸やアソコだけじゃなくって……体全体をめいっぱい愛して……」
そうみずほ先生は桂の耳元で囁いた。
その囁きに、思わず顔全体を真っ赤に染める桂。
だが、みずほ先生の動作は速く、上半身を起こして
桂に自分のネグリジェを脱がすように誘う。
背中を向け、髪をかき上げ、白いうなじを桂に示して、
そこを攻めるように無言で求めるみずほ先生。
そんな、上品な色気を示されて桂は、戸惑いながら
みずほ先生のネグリジェをおずおずとした手つきで脱がした。
そして、みずほ先生のうなじに吸うごとくのキスを送る。
「背中とか……おねがい……桂……」
また呼吸を乱しながら、みずほ先生は桂のキスに興奮を高める。
桂はみずほ先生のおねがい通りに、背中にキスを送る。
先生の長い髪が桂の顔に絡まるが、それが心地よい。
桂は吸うに近いキスで背中を嘗め回しながら、
後ろからみずほ先生の胸を鷲掴みにした。
「きゃんっ、桂くんったらぁ……」
やはりその大きな胸を手の平に納めるという
欲求に勝てなかった桂を思って、みずほ先生は呆れた声を上げた。
それでもすがりついてくるような桂の胸を揉みしごく愛撫に、
堪らない愛欲を先生は覚える。
みずほ先生は、すこし荒っぽい程に背中から胸を求める桂の
手にそっと自らの手を乗せて、一番自分が感じる胸の揉み方をリードした。
そのリズムに修正された事に、少し微笑みを浮かべながら、
桂は、みずほ先生のあまりに甘く感じる背中を吸って嘗め回す。
桂は手の平を胸からお尻に移動させ、
みずほ先生の見事なヒップを鷲掴みにする。
なんとも完璧なプロポーションの女性だなぁ…と
桂はみずほ先生の体を愛撫するたびに呆れかえるしかない。
女性の持つ独特の肉付きに対して、みずほ先生は圧倒的な勝利者だと思った。
なのに、その体を貪る度に桂には不思議な思いも生まれていた。
どこか懐かしい感触。
そう、この柔らかい肉質を食するがごとき行為の中で
桂は、郷愁に近い何かすら感じていたのである。
何だろうか?
桂はみずほ先生のお尻を揉み上げながら、それをぼんやり考えた。
「片手はこっちの方がいいなぁ……」
不意にみずほ先生はそんな事を言って、桂の左腕を取り、
左手を自分のアソコを弄るように誘導した。
「しぇんしぇい………」
背中のキスで音を籠もらせながら、
みずほ先生が淫靡な快楽を加速的に求め始めた事を悟る桂。
だが、桂の指も求められたら停まる事など出来なかった。
停滞できない。
自分達は停滞できない。
だって、こんなに思いが加速しているから。
だから桂は、自分の加速している気持ちに乗るように、
みずほ先生のアソコを指でにじりにじりと弄くるしかなかったのである。
「ああ……桂君……いいわぁ……いいっ………」
体を緩く震わせながら、みずほ先生は吐息を零した。
みずほ先生のアソコはもう既に濡れまくっていた。
指で弄る度に、愛液が桂の指に絡みつく。
何時の頃からこうなっていたのだろうか?
いや、最初のキスをした時から、もう濡れてしまっていたのかも知れない。
だが、何時かという事はともかく、
先生のアソコからだらしなく溢れる愛液の量を感じて、
桂はみずほ先生がどれだけ桂との行為で気持ちを高ぶらせているかは理解できた。
それ桂も同じだった。ムスコがいきり立つ。
それをなだめるだけで、桂には精一杯の仕事になってきた。
みずほ先生は、指を誘導させ、自らのクリトリスを刺激する様に求める。
自分で触るよりも、何かに接触するよりも、
桂に触れられる事で一番体に電撃の様な刺激を生じさせる。
それを知っていたから、みずほ先生は桂の指を貪欲に求めたのだった。
桂は求められるままに、みずほ先生の豆のようなしこりを弄くる。
「桂君……好きよ……、けぃ……」
クリトリスから感じる桂の愛、そして桂への愛を思い、先生は乱れる。
大きな胸をたぷんたぷんと揺らして、桂の指の動きに感応するみずほ。
桂は後ろからだから、そんなみずほ先生の痴態を見ていたわけではなかった。
なのに、頭の中で自分達がどうなっているのか、容易に感じる事が出来た。
だから、己のムスコを更に力強く勃起させてしまう。
凄い興奮で2人は気持ちを加速させていく。
愛撫が続く。
首筋、背中、胸、お尻、そしてアソコ。
桂の手も、みずほ先生の手も、せわしなく感じる所をまさぐり、
その行為に及んでいるという事そのものに、激しく興奮していく。
そして2人は、遂に、愛撫以上の事、お互いに結合し合う事を欲し始めた。
「ねぇ桂君……今日は……付けずにしようか?」
そう言ってみずほ先生はゴム状の輪っかを桂にみせ
それを隣に放った。
「えっ!? でも先生…今日って危険日に近いんじゃ?」
桂は長い間暮らしている間に自然に知った先生の周期を考え
先生のトンデモ発言に目を白黒させる。
しかし、みずほ先生は桂に口づけを1つすると悪戯っぽく笑って言った。
「…ぼ・う・け・ん……して…みよっ?」
言った次の瞬間には桂を両腕で抱きしめて
自分の胸の中に抱きかかえるみずほ。
「先生……ぼ、冒険って………」
全く見事な巨乳に顔を挟まれて、赤面しながら慌てる桂。
恥ずかしさに慌てると言うよりも、
先生の言葉に慌てるという方が正しかった。
しかしみずほ先生は桂を離さず、強く抱きしめる。
「神城君の話を聞いたら、私も赤ちゃんの事、考えちゃった…」
そう言って頬を赤らめて、子宮から伝達される女の本能を感じて
酔ったように桂を見つめるみずほ先生。
「で、でも……僕たち……まだ………」
桂はみずほ先生の潤んだ瞳の前に圧倒されながらも
禁断の恋……のワリには、あまりにもおおぴろげだが、
一応の社会的な禁断の生活を思って、ジタバタする。
「もぉ、結婚生活三年目よ? ちょっとは意識してもいいかなって…」
そう言ってみずほ先生は桂の唇にちゅっちゅ、ちゅっちゅとキスを送る。
「そりゃ、時間はそうかもしれないけど、俺ってまだ高校生だし
無職のっていうか、学生なんだし…
何にも、先生…、支える事できないし……」
そう言って、先生の言葉に真面目に反応してしまう桂。
そんな生真面目な桂の反応を耳にして、みずほ先生は苦笑するしかなかった。
「そうやって、私の事を考えてくれるだけでいいのよ……桂……
生活なんて、私がどうとでもするわ………
でも、私を心から愛してくれるのは、貴方しか居ないのよ?」
そう言ってみずほ先生は我慢出来ずに
思わず桂の立ち上がった肉棒を手にし
己のアソコにあてがって、座位のままで挿入した。
「うわぁっ……」「ああっ………」
濡れそぼるみずほ先生の肉壺にいきなり自分の肉棒を入れられて
桂は情けない悲鳴を上げるしかない。
対称的に、みずほ先生はようやく結合できた旦那の肉に歓喜の嗚咽を漏らす。
ズブブブと子宮口まで、桂に串刺しにされるみずほ先生。
2人は完全結合を、先ずは果たした。
みずほ先生は、桂を見下ろしながら微笑んで問いかける。
「気持ちいいだけの本能で、こんなに幸せになれるの?
違うと思うわ……桂君……ああっ……もぉ……凄いのぉ……」
「せ、先生っ……そんな、いきなりされたら……」
みずほ先生は、堪えられないとばかりに、
座位のままで自らが膝を立てて腰を上下に動かし、桂の肉棒に貫かれ始める。
ジュッジュッと軽く、お互いの肉が擦れ合う音がした。
既に愛液で濡れまくっていたみずほ先生の膣は、
その上下のピストン運動の摩擦に、リズムの乗った淫猥な音を響かせる。
桂の肉との結合、そして最も弱い部分に相手の最も弱い部分を入れている感覚に
何より、三年の間に発達した膣に入れられただけで感じる感覚に
みずほ先生は自分の頭に性の激しい刺激を感じずにはいられなかった。
「あーん、このおちんちんがあったら、私、他に何も要らないーー」
言って、ピストン運動の速度を更に速めるみずほ先生。
その言葉に桂は気持ちよさと同時に、首を捻るしかなかった。
「……ぼ、僕の価値って、このおちんちんにしか無いのかな?」
桂はそう囁いて、無理にアハハハと笑っては、
社会的完全紐状態の自分に心から涙するしかなかった。
みずほ先生の肉壺と激しく擦れ合う時に聞こえるグジュグジュという音。
それだけが、規則正しく2人の間に繰り返された。
そして、その音を聞くだけで、快感が立ち上っていく。
しかし、そんな気持ち良さとは裏腹に自分の価値がチンチン一本の
この現実に、桂は、何かやりきれない思いになるしかなかった。
そんな言葉を聞いて、少し弾けるみずほ先生。
「桂君のバカァ!!、このおちんちんはね………
他の誰かのと換えは効かないモノのよっ!! はぁ…はぁ……
ねぇ……、これは……世界の中で、宇宙の中で、
たった一つ、私のためだけの貴方のモノなの……
貴方と私と、心が通い合った2人だからこそ、価値があるものなのっ!」
そう言って、みずほ先生は桂の肉棒の熱く堅い感触を喜ぶ。
自分の膣圧を上げて、ギュッギュと締め上げては、
そこにある確かな桂を、みずほ先生は確実に自分のお腹で抱きかかえる。
愛液がだらしなく、どうしょうもなく、だらしなく滴る。
だが、それが自分の隠しようもない本当の思いの代弁だとみずほ先生は思った。
だから、そのまま桂の肉棒を伝えて、
桂を自分の液で濡らしてしまえばいい、とみずほ先生は思った。
「僕だから……僕だからっていうの? はぁ……ううっ……」
みずほ先生の激しい責めに耐えながら、それでも問い返す桂。
みずほ先生は、問いに返事するよりも先ず両腕で桂を押して寝倒し、
座位から騎上位に体位を変更して、そのまま腰を上下させた。
立ち上った桂の肉棒に貫かれるたびに、
先生の見事な巨乳が、たぷん、たぷんと揺れる。
その乳の動きと、ビンビンに勃っている乳首のピンクを
ボンヤリ眺めては桂は、自分の興奮を更に高めた。
自分と合体する事だけで、これだけ乱れている先生を見る事が出来る。
それは桂だけに与えられた特権だ。
そう、自分だけの……特権……。
それを思って、桂は奇妙な嬉しさを感じるしかなかった。
「せ…せんせぃ……」
桂は小さく呻いた。
「はぁ……けい……はぁぁ……いいの……いいっ!」
みずほ先生は、熱心に腰を上下させながら、
それでも緩急を入れて膣圧で桂の肉棒を縛り上げるのも加えながら、
桂の興奮と自分の興奮をシンクロさせる。
「ああんっ……桂君……好き……好きなのぉ………
全部……全部、大好きぃぃっっ!!」
みずほ先生は桂の片手を取り、
それを自分の胸にあてがって揉ませ、刺激を更に増やす。
思わずよだれされ口から零して
桂の肉棒をくわえ込んだ膣の快感に、頭を白くさせて行くしかなかった。
「先生っ……僕……もう……ヤバイカモ……
でも……この……ままじゃ……ううっ……マズイよ先生……
出ちゃう………」
桂は先生の激しい攻めに、段々、自分の限界を垣間見始めた。
こんなんで直ぐにギブアップするとは情けない限りだが、
いつもよりも更に積極的な先生の攻めと、刺激的な愛撫に
我慢の限界が思ったよりも早くに来てしまったのだった。
「膣(なか)に出して……桂………、今日はお腹の中にたっぷり欲しい…」
みずほ先生は頬を赤らめながら、桂にそう甘く囁いた。
その言葉に背筋を凍えさせる桂。
「せ、先生……だ、駄目だよ……間違って…赤ちゃんできたら……
僕たち2人……マズイ……マズイよ……先生……」
桂はみずほの言葉に青ざめ、必死になって膣から自分の肉棒を抜こうとした。
しかし、みずほはそんな桂を追撃するように自分の下半身を押し込み、
桂の肉棒を何処へも逃がさないようにする。
膣の圧力を上げて、その状態のままで桂の肉棒を締め上げた。
「そのギリギリのスリルを楽しむから冒険でしょう?」
そう言ってみずほ先生は、快感で顔を歪ませながらも微笑みを作り
そのまま桂の体の上に寝そべって、筏茶臼の体位になって桂にキスをした。
「しぇんしぇい………」
唇を塞がれ、籠もった声で喋る桂。
みずほ先生はキスを放すと、片目でウインクをして
違う方向でまた微笑んだ。
「まぁ、もし出来ちゃったとしても、
いざとなったら、宇宙人の力で何とかしちゃう事もできるから、
そんなに心配しないでっ♪」
そう言ってみずほ先生は、ここまで高まった桂の緊張感を一瞬で瓦解させた。
「ええっ!? そんなのアリなのぉ〜!?」
あまりに不意を突かれた言葉に桂の頭は真っ白になり
緊張感さえ、ほどけてしまった。
そのせいで桂の我慢は限度に達する。
緊張が解けた衝撃は自分の堅い肉棒にも伝わった。
みずほ先生は、そんな膣の中でビクビクしだした桂の肉棒を感じ、
自分自身も絶頂に同時に行こうと反射的に思う。
そして桂の射精感に合わせるようにより激しく腰を振りまくり
高まりをどっちも同じように最高の所に誘った。
「あ…ああっ……せ、せんせぇぇっっ!!!」
「桂っ 桂君っ け、けいぃっぃぃいいっ!!!」
桂とみずほ先生は一緒に絶頂を迎えた。
と同時に深く結合した子宮前で、桂はビュルビュルビュルと、
濃厚な精液ををみずほ先生に叩き付ける。
桂は射精感で頭を真っ白にさせた。
「はぁぁ……桂君の……桂君のがぁ……………」
みずほは、自分のお腹の中に広がるなま暖かい異物の液感を感じて
そのまま、またイってしまうしかなかった。それは精神の絶頂。
堪らない快感だった。
2人は、絶頂を迎えたままその場で倒れ込み、
結合したままお互いのボンヤリとした顔を見つめてニヘラァ〜と
微笑み合うしかなかった。
生で中出しと、物凄いデンジャー行為を行ったのに、
どうしてなんだろうか……、物凄い満足感が2人を満たしていた。
ただ、簡単に言ってしまえば、嬉しかった。
それだけだった。
そして、荒い呼吸が整って、さっきの行為の興奮が冷めやった頃、
「じゃ、桂君、2回目いこっか?」
そう言って、あっけらかんとした軽い調子でみずほ先生は2回目を催促した。
「えーー、先生…、あんなに頑張ったばかりじゃないーー」
全力で走ったような脱力感が冷めない間に、
そんな事を言われて突っ伏す桂。
しかし、みずほ先生は容赦無かった。
「今夜は、寝かせないわよっ♪」
そう言って桂の手を取って、また自分の乳房を握らせるのだった。
そんな……2人の性活を見守っている何かが居た……。
地球の衛星軌道上、娘の立派な性長をレコードするべく
日夜、盗撮盗聴を繰り返す宇宙船とその女性。
その女性は、2人の痴態を見守りながら、ニヤリと微笑んだ。
「そう……、そうなの……みずほ……
いざとなったら……
『宇宙人の力でなんとでもしちゃえる』ワケなのね……」
そう言って、不適な笑いを暗いモニタールームで響かせる彼女。
そんな不敵なというか、不吉な微笑みを
横で嫌そうな目で見ている、少女も居た。
オフィシャルファンブック Lien の
雑破業先生の後日談、
「おねがい☆ツインズB 3人で3P」って話じゃ無くって良かった……(苦笑
あー、怖かった……_| ̄|○
時間は戻って、麻郁の家。
学校から帰った麻郁と深衣奈と樺恋はその場で出会った。
お互い、日中の事があったので、少しばかり3人はいそいそしながら
2人は夕飯の支度、麻郁はその間に仕事に取りかかっていた。
やがて夕飯の支度が済み、2人が麻郁に声をかける。
3人の食事での団欒。
麻郁は桂に妙な事を言われたので、今日は妙に2人を意識してしまった。
それはみずほ先生に釘を刺された深衣奈と樺恋も同じだった。
(走れ……かぁ……)
(体だけは守れかぁ…)(守れですかぁ……)
3人は3人なりに自分の考えを浮かべながら、溜息を付く。
今日は、会話という会話もなく、黙々と食事が進む。
3人とも、それに「妙だ」という気持ちが働く。
いつもは、明るい深衣奈がたわいもない事を言い、そこで笑いが浮かぶのだ。
が、今日の3人は自分で自分の思惑があり、どーにも会話が気まずい。
3人が3人とも、3人を意識して赤くなっている。
それに3人とも気付く。
体まで一緒にさせてる間柄で何を今更意識してるのかと、
笑ってしまうのだが、そこはそれ、性欲と純情は別腹なのだ。
何か誰か喋ってくれと、心の中で思いながら3人の箸が進んだ。
そんな時、深衣奈はうっかりポロッと
自分のトンカツの切れ端を落としてしまった。
「あっ……」
「あっ深衣奈さん………」
「ドジ…」
畳に落ちたトンカツの切れ端を見て、深衣奈はコンと頭を叩く。
「私ってば、どうしたんだか……」
そう言って、深衣奈は自分の今日のボンヤリぶりを呪った。
そのトンカツを箸で拾うが、流石にそれを食べるには……。
深衣奈はその有様を見て、閉口した。
「深衣奈さん、それは残飯にして捨てちゃった方がいいですねぇ……」
樺恋は、深衣奈のその有様を見て、
無理に食べ無い事も出来なくわないと思ったが、
流石にそれもあさましいので、そう言った。
「そうね……あーあー、せっかくのトンカツのお肉だったのにーー」
深衣奈は、落ちたトンカツの切れ端を別の場所に分けて、食事を再開した。
生活事情が苦しい神城家では、お肉は大切なオカズなのである。
体の成長もそうだが……夜の一時を頑張るにも………。
とか、何とか、しょーもない事を深衣奈は考えながら溜息を付く。
「深衣奈さん……、何だったら、私のトンカツあげましょうか?」
そう言って樺恋は自分の皿を指す。
溜息を付くほど肩を落としている深衣奈を思いやっての事だった。
その仕草に、深衣奈は肩を上げて、首を左右に振った。
「いーの、いーの、樺恋も気を使ってくれなくって……
私、諦めるのには慣れているから……、このぐらい平気だよっ……」
言って深衣奈はいつもの空元気な微笑みを浮かべる。
それは食事中の会話の何気の無い一言だった。
そう、誰もが聞き流してしまう、何でもない言葉の流れ。
しかし、その言葉が麻郁の心の琴線に触れた。
(……諦めるのには……慣れている………)
その何気ない言葉が麻郁の魂を揺さぶった。
その時、麻郁の過去の自分が、じっと麻郁を見つめていた。
(お父さん、あれ買ってよ〜〜)
(しょうがないなぁ〜、このオモチャか?)
(うんっ)
そんな店の前で談話している親子が居たのを思いだす。
自分もそのオモチャを欲しいと思っていた。
だが、どうしょうも無いから諦めた。
自分には父親も居なければ、満足なお金も無かったから。
諦めた。
(おかーたん、だっこ、だっこ……)
(もうっ、しょうがない子ねぇ……)
小さな子供が母親に抱擁をねだっていた事を見た事があった。
羨ましいと思った気持ちを消す事は出来なかった。
でも、どうしょうも無いから諦めた。
自分には母親が居なかったから。捨てられたから。
諦めた。
(…まったく、授業参観なんって迷惑だぜ……)
(ホント、ホント…、親に授業見られるのなんか恥ずかしいよ…)
(あーあー、早くおわらねーかなー)
何時か授業参観日で、周りの生徒達がそんな事を言い合っていた。
その気持ちが分からなかった。
麻郁は彼の授業している姿を家族に見て貰う事がないから、
親がうざったいという彼らの気持ちすら、全く分からなかった。
その気持ちを知りたいと思った。
でも、どうしょうも無いから諦めた。
そう、諦めた……。
家族が居ないのだもの……だから……どうしょうもない……。
だから……慣れたのだ……諦める事に……。
その気持ちが怨念の様な塊になって麻郁を襲った。
『アキラメルノニハ、ナレテイル』
それは自分の中で絶対になっているルールだった。
それが生きるための手段なのだと、体の髄まで染みこんでいるハズだった。
なのに、その言葉がこの世の何よりも憎悪の対象になった。
麻郁の心が懸命にそれに藻掻く。
それから逃れようと懸命に藻掻く。
何故かは分からない。それでも自分の絶対に溺れないように藻掻いていた。
その時、桂の言葉が麻郁の心の中に浮かんだ。
(走れっ! 走らなきゃ、何にもなんないっ!!)
……走れ………
…………………
……はしれ……
…………………
……ハシレ……
麻郁の中で、その言葉が浮かんだ。
意味不明の脈絡もない言葉だった。
なのに、今の藻掻いている麻郁には、
その言葉は自分を何より揺り動かす原動力になった。
そして、その言葉は自分の衝動に変わった。
そうだ、走ろう。
麻郁はそう思った。
自分が言った言葉だ。
『大切なのは今』なのだと。
怨念を持った過去じゃない。
少なくとも、今は目の前に守るべき家族がある。
だから、その為に、馬鹿になって走らなければ。
どんなに馬鹿になったとしても、一歩でも足を前に出して走らなければ。
麻郁はそう思った。
だから、思わず言葉が出た。
「深衣奈っ、諦めるのに慣れてるなんて言うなっ!!」
箸を強く握りしめたまま、麻郁は叫んだ。
「え? 麻郁……何?」
2人でえへへと笑っていた時に、突然、叫ばれたので
思わず麻郁の方を向く深衣奈と樺恋。
「諦めるのに、慣れるなんて、そんな哀しい事言うなよっ!!」
そう言って麻郁は思わず食卓を叩いた。
「ま、麻郁…ってば、どうしたのよ?」
深衣奈は、突然、怒られ始めて慌てふためくしかなかった。
だが、驚嘆する深衣奈を余所に、麻郁は続けるしかなかった。
「そんな事に慣れちゃいけないんだっ!!
欲しい事に欲しいって言えるようにならないといけないんだっ!
だから、諦めるなんて言うなっ!!」
麻郁は視線を下にしながら、熱っぽくそう言いはなった。
「………ま、いく?」
あまりに突然の事に、驚きを禁じ得ない深衣奈と樺恋。
だが、麻郁の方が遙かに早かった。
「なぁ、世の中には確かに色んな諦めなきゃいけない事はある。
それは現実だ。
でも、ならば、せめて、俺の事だけは、絶対に諦めないでくれっ!!」
麻郁は胸を押さえながらそう言った。
諦める事に慣れる自分がそこにいて、それが自分を引っ張る。
だが、麻郁はそれでもそれからひたすら走った。
それじゃ駄目だと思ったから。
目の前にそんな自分では駄目だと思える2人が居るから。
だから、麻郁は叫ぶしかなかった。
「俺、お前達2人が大好きだっ! 深衣奈も樺恋も……
2人とも、俺にはかけがえのない、大好きな女の子なんだよっ
そして、ようやっと出来た、俺の大事な家族なんだっ!!!
だから、俺は2人を諦める事には絶対できねーっ!!」
そう言って麻郁は、ワナワナと震えた。
「ま、麻郁………」
「麻郁さん……」
あまりに突然に、あまりに唐突に、それもあまりに思わない場所で
愛の告白を直球ストレートに放たれた事に、2人は唖然となるしかなかった。
瞬間的にその場が硬直する。
どうしていいのか、2人とも分からなくなって狼狽えるしかなかった。
そして、唖然となったその次の瞬間には、自分達を好きだと
恥ずかし気もなく言ってくれた麻郁に、顔を赤らめる深衣奈と樺恋。
やはり、どうしていいのか分からずに狼狽える。
何より、何故いきなり食卓で、そんな会話になるのか?
そんな異常な日常の1コマに2人は混乱を極めるしかなかった。
だが、麻郁は停まらない。ただ、がむしゃらに走る。
「なぁ、深衣奈、樺恋……、2人とも……俺の事……好きか?」
麻郁は今更な事を、今更のように2人に聞いた。
その質問を受けて、耳まで赤くして麻郁を見る深衣奈と樺恋。
「そ、そんなの当たり前でしょうっ!?
体まで一緒になって、今更、好きも嫌いも無いわっ!」
「麻郁さんは、私のお兄ちゃんですっ、好きなのは当たり前ですっ!
でも私は、そんな血の関係なんか関係なく、麻郁さんの事大好きですっ!!
正直、麻郁さんの事、お兄ちゃんってホントは思えませんっ!!
私の中では、麻郁さんは大好きな恋人なんですっ!!」
2人は、麻郁の直情的な言葉に、同じように直情的に答えるしかなかった。
食事時、何を言っているのかと自分達でも迷うが、
それでもそれは、何より2人には大事な事だった。
2人の最優先事項だった。
それを聞いて、麻郁は、ふぅっと柔らかい溜息を漏らす。
「それなら……、2人とも、絶対に俺の事だけは諦めてくれるな……
俺は……俺は絶対に、お前達の事、諦めたり、捨てたりしねーからっ
だから、深衣奈も樺恋も、ずっと俺の事諦めずに側に居てくれ……」
麻郁はそう語って、顔を真っ赤にさせながら視線を反らした。
「頼むから……ずっと俺の側に2人とも居てくれ……ずっと……」
言った後に、お茶を口にして、熱すぎる愛の告白に
自分自身でも湯気が出るほど狼狽えて体を熱くする。
そんな麻郁の愛の告白を耳にして、2人は体を固めるしかなかった。
「な、いきなり、何言って……」「……………」
2人は、急転直下の麻郁の絶叫に、混乱の極みになった。
それなのに、頭が呆然として明瞭な思考が出来なくなる。
2人の耳の中で『ずっと側にいてくれ』の言葉が木霊する。
それが、2人の思考能力を恐ろしい勢いで奪っていった。
と同時に、激しく揺さぶられる熱い思いが胸からこみ上がり、
それが涙になって瞳の中から溢れ出す。
「ま、麻郁ぅ……」「麻郁さぁん〜」
それは、あまりに直情的で、あまりに直線的な愛の言葉だった。
それは、あまりに馬鹿っぽく、あまりにも短慮な愛の言葉だった。
でも、それが一番2人が麻郁から聞きたい言葉だった。
そう、その言葉が…。
『愛している』という単語よりも……なによりも…
『側にいて欲しい』『好きな者を諦めるな』
その言葉が、麻郁と同じ家族を諦め続けてきた2人が
一番欲しがっていた言葉だったのだった。
それを思って、深衣奈も樺恋もボロボロと涙を零し続ける。
「ちょ、ちょっと、な、何も、泣く事無いだろ!?」
自分で恥ずかしい言葉を散々言っておいて、
麻郁は泣き始めた2人を前にして狼狽した。
しかし、そんな麻郁の物言いに反発して、2人は叫ぶしかなかった。
「これが泣かずにいられますかっ!」「駄目です……涙止められません……」
そう、精一杯我慢した後に、2人は自分の気持ちを抑えつけられずに
わぁーっと強く泣き出す。麻郁は、より慌てるしかない。
2人は気持ちの整理を上手く付ける事が出来ず、
欲求のままに麻郁の方に向かって飛び、
両方から麻郁の体に抱きついた。
そのまま、ぎゅっと麻郁を抱きしめ、ピーピーと2人は泣き続ける。
あまりにも2人が抱きしめる力は、強く、気持ちが籠もっていた。
涙は麻郁の服をたっぷり濡らし、
それが如何に2人が嬉しかったのかを物語る。
そんな2人を抱きしめて、2人の髪をそっと撫でてやる麻郁。
髪を撫でるたびに、2人に対する愛しさが膨らんでいく。
自分は走った。
加速して走ったと思う。
好きだ、抱きたい、結合したい。
そう言って2人を求めたときよりも、更に深く走った様な気がした。
行動の根っこにある気持ちは、何も変わらない。
側にいて欲しい…ずっと側に居させたい。
だから、肉体関係に刻み込んでまで、それを拘束するようにしたのだ。
でも、それは一面の気持ちとしては正しいとしても、
自分自身をさらけ出した事には成っていない。
気持ちを行動で示しただけだ。
この、怨念の様な気持ちを……本当に停滞から飛び越えるには……
体で行動するだけでは駄目だ。
3人で……自分達を真っ直ぐ見つめて……
3人で自分達の心の棘を、言葉と一緒に越えなければ……。
だからこそ麻郁は、ゴールの見えない何かに向かって、
とにかく走ろうと思った。
この3人で……一緒に……。
そう思った。
泣いている2人をギュッと抱きしめたままで、麻郁は2人に囁いた。
「後で、2人に伝えたい事があるんだ………
それはきっと大切な事だと思うんだ……俺達3人には……
だから……月が綺麗に出る頃に、縁側で抱き合って……
俺の伝えたい事、聞いてくれないか? 深衣奈、樺恋……」
麻郁はそう言って優しく囁いた。
その言葉を上手く聞けたのかどうか分からないが、
深衣奈と樺恋は麻郁の胸の中で、泣きじゃくるしかなかった。
l∀・)コソーリ GJ!
>510
ありがとうございますっ つДT)・゚・。・゚
ちーとも反応がねーんで、
「ヤヴェー、全然エロシーンもねーし、エロシーンも急造でイマイチだし
話が中心になりすぎて、まじいなぁ………」
とか焦っていたんで、読んでくれる方がおられるだけで、精神的にかなり助かります。
本当に、ありがとうございます。
いやそう言って貰って良かった。
連続連夜のうぷ乙です。正直間に入って邪魔になってしまってるのではと思っていたので…
これからも応援してますよ
513 :
名無しさん@ピンキー:04/10/22 00:32:25 ID:TIte9kVL
俺も応援してますぜ。頑張ってください!!
お風呂場で2人、体を洗いっこしている深衣奈と樺恋。
今日は、心なしかお互いを洗う石鹸の泡の量が多いような気がする。
麻郁の急転直下で唐突すぎるラブコールだったが、
しかし、それを好きな相手にされて嫌なワケがない。
恋愛同盟 第5条:『私達はずっと麻郁の側にいる』
それを信条にしてきた2人である。
それが麻郁の方から『ずっと側にいてくれ』と、
考えようによってはプロポーズの様な言葉を貰ったのだ。
これが、はしゃがすにはいられようか?
無理である。
ついつい、珠のお肌を綺麗にして、この高ぶる気持ちのままに
3人で官能と愛欲の世界へ突っ走ろうと思ってしまう2人。
今日は、どんな愛欲のプレイに走ろうか?
何時も麻郁に頑張って貰ってるから、
今日はこっちから麻郁を気持ちよくさせてあげるべきかも…。
麻郁のアソコを2人であーしてこーして、
気持ちの高ぶった所を思い切り深く合体して、
合体しまくって、家族バンザーイ!、恋人バンザーイ!
ラブアンドピースッ!! とか、ハァハァを朝までずっととか…
そんな妄想で目を輝かせながら、準備(?)を整えていた2人は
そして最後の最後は麻郁の…………とか思った時、
その瞬間、ハッと、『そして麻郁の……』の後の言葉に硬直する。
「み、深衣奈さん………」
「か…樺恋……」
お互いの大事な所を洗いながら、2人は微笑みが引きつった。
2人は、昼のみずほ先生の言葉を思いだす。
『自分の体は自分で守るんですよ!!』
その言葉が、妄想に喜んでいた2人前に急激に立ちはだかったのだった。
2人はお互いの笑みの引きつりに、お互いが意識を同じにして項垂れた。
そして麻郁の可愛い赤ん坊を身ごもるのだ……
と、少女漫画ちっくな言葉を続けただけに、
それが如何に自分達に不可能な事かを思い起こす。
次の瞬間には、2人は、ああああっ、と頭を抱えてしまった。
昨日の今日に麻郁に、
子供が作りたい、だの、ずっと側にいてくれだのと言われたのだ。
もう、この流れだと今日の夜は、中出しバンバンの、
ラブラブ一直線としか考えられないではないかっ!!!
マズイッ!! マズマズマズッのマズマズイッ!!
2人は今の自分達の勢いに超危険を感じた。
こんなに胸が高鳴っている今の自分達が、
どうして麻郁が朝まで生でやりまくりの、
中出しバンバンバンを求めて来たときに
それを拒絶できるだろうか!?
否っ!
出来ないっ!
出来ないって言うか、むしろ、自分達がしたくないっ!!
もう、ダブルフェラだろうが、ダブル中出しだろうが、
ダブル顔射だろうが、ダブル口内射精だろうが、
何でもやってやるの気持ちな今の深衣奈と樺恋だったのだ。
どうやって、それを止めろと言うのかっ!?
「ど、どうしましょう……深衣奈さん………」
「ど、どうしよって言われたって樺恋………」
2人は力一杯、頭を抱えて唸るしかなかった。
あああ、なんてこったい、今の自分達。
2人は同じような格好で、頭を抱えて唸り続ける。
そして1人ではどーにもならないので、隣の相棒に話しかける。
2人は、そうして女の子の秘密談義にそこで華を咲かせた。
そして色々と会話が迷走した挙げ句に、最後に短絡思考な結論を出す。
『 愛の前に、人は盲目っ!! この思い、止まれませんっ!! 』
2人はアホだった。
既に風呂を終えて、縁側で涼んで月を見上げていた麻郁は
直ぐにでも脱げそうな感じの少し色っぽい寝間着の着方をした
深衣奈と樺恋がやってきたのを見て、怪訝な顔をする。
側に歩いてくる2人の瞳は、ウットリしてウルウルしていた。
顔は真っ赤で艶っぽく、その表情だけで『何時でもいいです…』
と、代弁しているようなものだった。
そんな2人は、麻郁を真ん中に寄り添うように縁側に座り込む。
そして、じーっと、頬を赤らめながら麻郁を見上げる深衣奈と樺恋。
(……何を勘違いしているんだ……この2人……)
麻郁は、自分がこれから話そうとしている事に対して、
完全に、あっちの方向に行っている2人を思い、顔を青くするしかなかった。
それはどっちかというと、麻郁の方が悪いのである。
麻郁の今までの言葉は2人の頭をあっぱらぱーにするには十分だった。
愛の泥沼に落ちて大喜びしている2人に、
更に、一番欲しい言葉を言葉のまま与え続けたのだ。
それで、あっぱらぱーに成らない少女が居ない方が不思議だろう。
それに気付けない麻郁が、経験不足だったのだ。
しかし、情事のもつれというのは
順序が間違って起きるから、もつれなのだろう。
少なくとも、麻郁の会話の順序は、
2人をこんなにしてしまうのは当然の流れだった。
その「もつれ」を感じ、麻郁は、ふー、と深い溜息を零す。
「麻郁?」「麻郁さん?」
深衣奈と樺恋は、期待を胸に膨らませたので、
何時でもガバァっと押し倒されるのかと心待ちにしていた。
しかし、とてもそーではない、冷静な表情と仕草の麻郁に、
ハテナマークを作るしかない。
「えーっと、……深衣奈、樺恋……その、なんだぁ……
話したいって事はさぁ………」
そう言って、2人の愛に飢えている少女を前に、
自分が桂に向かって話した、
自分の中にある蟠りをなんとか話そうとした。
かくかくしかじか、しかじかかくかく
かくかくしかじか、しかじかかくかく
麻郁は月を見ながら、ポツリポツリと思いを語る。
2人に話そうと思った思い。
3人で共有していかなければ成らない思う、気持ちを。
麻郁は語った。
自分達の心の中に燻っている、捨てられたという痛み。
その痛みを心の奥にしまわないで、せめて家族3人でだけは
真っ直ぐ向き合っていこう…と。
この痛みを、自分達で埋めるように、頑張って生きていこうと。
そんな、これからの3人の生き方の姿勢というか、
心の踏ん切りを、やがて自分達が子供を成して、
その子供だけは絶対に守れるように、自分達を成長させて、
捨てられた自分達を、もう一度拾い直そうと。
昨日、子供を作ってみたいと思った気持ちの
その根っこの気持ちというのは、そんな自分の心の後ろ暗い気持ちなのだと。
そんな事を、言葉も上手く整えられずに、2人に語った。
その淡々とした麻郁の言葉に、2人は呆然となる。
ラブラブ生活一直線で臨んだ麻郁の隣だっただけに、
2人は物凄いカウンターパンチを食らった気分になった。
そう、その麻郁の告白は、物凄いカウンターパンチであったのだ。
2人の心には。
しかし……、それは今日の食卓以上に2人の魂を熱く貫いた。
「うわぁぁぁーーーんっ、麻郁ぅっ 麻郁ぅっ!!!」
「麻郁さぁぁんっ!!あぁーーーんっ!!!」
2人は麻郁に告白された気持ち感激し、その腕をぎゅーっと両腕で抱きしめた。
そして、さっきと同じようにボロボロと涙を零し出す。
「そっか……そうだったんだ………
私が、無意識に麻郁の子供欲しいって思っていたの……
そういう理由だったんだ………」
深衣奈が泣きながら、
自分の中にも確かに在った昨日の麻郁の気持ちを、ようやく理解した。
それを思ってグズグズと泣きじゃくる。
「麻郁さん……麻郁さん………、私……私……
もう駄目です……諦めるのも堪えるのも耐えられません………
もう、捨てられたくないっ…… 捨てられたくないっ
そうなんですね………
この気持ちが……この気持ちが私達の本当の姿なんですねっ」
樺恋も、麻郁の言葉の正確さを思い知り、
自分の曖昧なそれをようやく見つけた。
そう、離したくない腕、失いたくない暖かみ。
それは自分の過去という痛みそのものなのだという事。
樺恋はそれを自覚して、麻郁の腕を強く抱きしめて泣きじゃくるしかなかった。
そんな、そんな自分と同じ傷を負っている2人を思い、
麻郁は2人を胸の中に抱きしめて、好きなだけ泣かせるしかなかった。
3人は抱き合って、泣く。
麻郁は涙は流さなかったが、
両隣で泣きじゃくっている2人を思って心の中で涙を零した。
(これでいいんだ……、俺だけで抱えているんじゃ駄目なんだ……
この気持ちの整理は、3人でしなけりゃ、駄目なんだ……)
そう思って、麻郁は月を見上げる。
月は美しく麻郁達を照らす。
麻郁はその月光が、妙に美しいと感じた。
「だったら、麻郁ぅ……今作ろうっ……赤ちゃんっ
これから作ろうよぉ……私の私をぉ〜……」
泣きじゃくって瞳をうるうるさせながら、深衣奈は麻郁に叫ぶ。
「なっ……」
ボロボロ泣きながら、そう言って迫り始め、
寝間着を脱ぎ始めようとする深衣奈。
「私も、もうお腹の辺りが切なくって仕方在りませんっ
麻郁さんの赤ちゃん欲しいですっ! 麻郁さんの赤ちゃんを産んで……
その子を…私の……私の過去の替わりに………」
今度は逆の樺恋がボロボロになって麻郁の腕を引っ張ってそれをせがんだ。
「あ、あのな……樺恋……」
逆の樺恋も深衣奈と同じ事を言いだし、
深衣奈に釣られて服まで脱ぎ出そうとしていたので
麻郁は目眩を覚えるしかなかった。
「お前等、俺の言う事、ちゃんと聞いていたかっ!?
将来的には、俺は、深衣奈と樺恋と、生活安定させて子供とか作って、
過去を越えようって言っているわけで、
今、そんな事したら、親と同じでまた夜逃げになるだろっ!?」
2人のウルウル顔に対して、逆に物凄く冷静になっている麻郁は、
2人の激しい求愛行為に、脱ごうとしている服を元に戻そうとして
せわしなく2人を押しとどめた。
「そんなぁ……こんなに気持ちが震えているのに……
今じゃ駄目って言うのぉ……嫌だよ麻郁ぅ………」
深衣奈は、両腕をだらんと前に落としてピーピー泣き始めた。
あまりに、だらしなく、情けなく涙を流す深衣奈。
そう、今は気持ちに正直に成れる人が居る。
目の前に、こんな弱い自分をさらけ出しても、
微笑んで抱きしめてくれる人が居る。
だから深衣奈は、過去の自分が出来る事の無かった、
あまりにも弱い自分をさらけ出す事が出来た。
それは、代償行為の一つだった。
「後、3年なんて、長すぎますぅ〜〜、
そんなに待たないといけないんですかぁ〜!? 嫌ですぅ〜」
樺恋も深衣奈と同じように、麻郁の前でピーピーと泣く。
あまりにも弱々しい、自分の今。
それでも、それが樺恋には気持ちよかった。
こんな弱さを、吐き出せる『家』がある。
何時も申し訳なく、良い子を演じなくても良い、自分の家が…。
2人は泣いた。過去の自分に。そして今の幸せな自分達に。
ただ、可愛らしい少女の様に、ピーピー泣くしかなかった。
それを見つめて麻郁は、妙な微笑みを浮かべる。
こんな場所が欲しかった。
こんな泣いたり笑ったりする家族が欲しかった。
そして、過去のねじれた自分を精算する為の、大事な場所が。
その意識を、告白で共有できる様になった事は、
大切な事だと思った。
桂の言ったように、自分だけで抱えるんじゃ無くて、
3人で一緒に走り出す事こそ、大切な事だという事、
それが、一番、自分達に必要な事だったという事を。
そして、麻郁はとにかく、この場をまとめて
自分達の今を再認しようと声を張り上げる。
「あーもうっ! 子供作るのだけは、将来に棚上げっ!
これはしゃーない事だし、当たり前の事だ……
経済的にもう無理無理無理の絶対無理な事だし、
お前等の体も大事なんだ……
うっかり間違って妊娠でもさせて、堕胎なんて事になったら
一生モノの傷だろうが? ホレ……」
そう言って麻郁はポケットからまるーいゴム状のモノを取りだした。
それを折りたたまれた状態から長く伸ばす。
「かっなりハズイ買い物だったけどな…、ちゃんと買ってきた……
俺も今日まで生でやるなんて無茶した事、謝る……、
明日からは、ゴム付けてお前達の体を守ってやるから……
だから、これを使って気長に愛し合っていこう………」
そう言って麻郁は、
ハァ……と溜息を付いて近藤さんをブランブランと振った。
2人は感激の渦に居たのに、その目の前のゴム状のモノを見て
急激に現実に引き戻され、気持ちの高ぶりが萎縮した。
「ええっーーーーーー!!?」「えええええっっっ!!?!?」
麻郁の言葉と目の前のそれに絶叫する2人。
2人は今の今まで風呂の中で、
中出し妊娠の妄想でヨダレを垂らしていたのである。
それが急転直下に、真反対の方針を打ち出されると、
騒然となるしかない。
「嫌だよぉぉっ!!麻郁ぅっ!!
麻郁に中出しして貰わないと、私、生きていけないよぉっ!!」
深衣奈は意味不明の事を言って騒ぎ立てた。
「ゴムなんか付けたら、麻郁さんの感触がぁぁ……
嫌ですぅ……、生身と生身で繋がりたいですぅっ!!」
樺恋も無茶を平然と騒ぎ立てる。
「……お、お前等……アホか?」
そんな無茶苦茶な事を言いまくる深衣奈と樺恋に、
麻郁は絶句するしかなかった。
麻郁の話を聞き、泣き叫び、ともかく一息つく2人。
せっかくの胸の高鳴りがフイになったので、
恨み半分で麻郁を見上げる。
しかし、それはそこ、麻郁の常に現実に目を向けているクールさである。
このクールさが、危うい自分達の生活を支えているのだ。
そこは、有り難し、と感謝する所だった。
それに、自分達の体の事を心配しろと、みずほ先生に言われて
恐々としいた所で、そんなにハズイ買い物までしてもらって
深々と心配して貰っていたわけである。
好きな人に、そんなにも自分の事を考えて貰っていて
どうしてそれが嫌だと感じるだろうか?
本当の所は、ただ、麻郁の好きな部分が更に増えていくだけだった。
多少の不満は残るが、気を取り直し
2人とも麻郁の両腕に腕を絡ませ月見を一緒に楽しむ。
こんなに側に居れる。
それだけでも、十分だった。
愛されているのだもの。
しかし、不意に深衣奈が思いついた様にそこで喋り出した。
「でもさ……麻郁……、将来、結婚でも何でもして……
赤ちゃんとか作るのは、私は何にも問題無いけどさ…
樺恋は……どうするのよ?」
深衣奈は口にして、それは出来れば触れるべきではない内容の様な気がした。
しかし、逆に、やはり、先送りにするべきでなく、
真正面から、触れなければならない問題の様な気もした。
だからこそ、それをあえて口にしたのである。
その言葉を耳にして、瞬時に顔を歪める麻郁と樺恋。
2人は血の繋がった兄妹……。
兄妹なのである。
近親相姦、近親相姦。
Hやってるだけなら、まだ世間的にデンジャーなだけだが
子供を成すとなると、話は新たな局面を迎える。
近親相姦は生命的にデンジャーなのである、母子共に。
それを深衣奈は鋭くツッこんだのであった。
「そこなんだよなー」「それなんですぅ……」
麻郁と樺恋は深衣奈の言葉に、同じように肩を落とした。
「樺恋……結婚も出来ずに、ずっとこの家で麻郁と居て
その上、子供を作るとなると、色々、問題よ……」
深衣奈は、将来起こるであろう色々な問題を
歯に衣着せぬ言葉でブチ上げた。
言葉で回り道をしていても意味がないから。
「これがなー、実のトコロ、
樺恋とだって、結婚は出来るんだよなぁ
俺達……って………」
「え?」「え?」
麻郁のいきなりな発言に、虚を突かれて呆然とする深衣奈と樺恋。
そんな2人に左右に視線を送って、言葉を口にする麻郁。
「だってさぁ……、俺達、戸籍上は他人だぜ?」
そう言って、麻郁は溜息を付きながら2人に語る。
「あ、そういえば………」「……そう…ですね……」
麻郁の盲点と言えば盲点の指摘に、2人は目を点にさせた。
麻郁は続けた。
「戸籍上は、他人って事だかんなぁ……俺達……
DNA鑑定でもして、兄妹の関係をハッキリさせない限りは、
手がかりは、オフクロさんの残してくれたあの日記だけだったわけで……、
それも、日記情報だけで、俺達が肉親だとは証明しきれないからなぁ……
その上……日記、焼いちまったし………ついつい勢いで……」
そう言って、麻郁は自分の過去なんざとはと決別だ!
と勢いのあまりにやってしまったアクションが、
今になって深刻な問題を抱える種となった事に
迂闊さを覚えずには居られなかった。
「だから、深衣奈と樺恋と、どっちとも結婚できたりするわけだ…
ま、騙しみたいな方法だが……」
そう言ってアハハハと空笑いする麻郁。
「えーー!!」「うにゅぅ……そうだったんですかぁ……」
人間関係上、恋人として圧倒的有利な状態にいたと
思いこんでいた深衣奈はその点に絶句し、
樺恋は、どこまで行ってもあやふやな麻郁と自分との関係に目眩を覚える。
「あの日記ですら本当か?とか、疑いだしたらキリが無いんだが……
でも、まぁ、恐らくは樺恋とは血の繋がっているハズなわけで……
今はともかく、子供って話になると……困るんだよなぁ……」
そう言って麻郁は頭を抱えた。
「そっか、戸籍上他人なら、結婚も子供の認知も出来るんだ……」
深衣奈は、他人の状況を利用したウルトラCを思いつき
麻郁のその激しい頭痛の種に感心してしまった。
やぱり麻郁は頭がキレて頼りになるなぁと、変な所ではにかむ。
「戸籍上の問題をクリアしたからって、
血縁の問題がなんとかなるわけでもなし……
近親相姦で発症する奇形児や母への体の負担を思うとなぁ…」
と言って麻郁は、それに樺恋自身の発育不良による母胎不安定も心配だよなぁ
という言葉だけは飲み込んで、頭を左右に振った。
「うううう………私、やっぱり麻郁さんの子供産むのは
無理っぽそうなんですねぇ………」
そう言って、樺恋は以前から意識しないようにしていた事を
改めて意識させられた事に、肩を落とすしかなかった。
結局、麻郁が常識からブチ切れて愛に走ったから、
恋も出来るようになったし、Hまでしてしまったのだが……
恋人から更に次の存在に自分が成れない事を思って涙ぐむしかなかった。
「ううう………」
少し、ポロポロと鳴き始める樺恋。
それを見て、麻郁は樺恋をギュッと抱きしめるしかなかった。
2人とも、不思議な感じだった。
本当に今の3人は恋人の様に振る舞える。
麻郁は深衣奈にも樺恋にも同じ、思慕の思いを抱いていた。
それは肉親ではなく、やはり女の子としてのである。
そんな記憶も定かでなかった頃に兄妹でした等と言われても
これだけ時間を隔てて巡り会って、今更、肉親をしろと言われる方が無理だ。
深衣奈も樺恋も体つきこそ貧弱だったが、
学校では相当の隠れファンが出来てる程に可愛い娘なのだ。
ちょっといつも2人でコンビ組んで不思議少女(麻郁のせいだが)入ってなければ
ラブレターが殺到しても可笑しくない少女。
そんな少女らに側に居られて、
好きだと言われて好きにならない方がどうかしている。
だから、こうして3人で抱き合っているわけなのだが……。
「樺恋をもし妊娠でもさせて…母子共に危険にさせるわけにもいかず…
もし子供が生まれて未熟児だったら、それも困るわけで……」
麻郁は頭の中でつらつらと思う事を口にしてみた。
「わ、私は……麻郁さんの子供だったらっ……
命に代えても生んでみせますっ!!」
樺恋は麻郁がつらつら言ってしまった事に過敏に反応した。
その言葉に随伴神経で反射する麻郁。
「馬鹿っ!! 命に代えてなんてそんな事いうなっ!!」
そう叫んで麻郁は更にギュッと樺恋を抱きしめる。
そうやって、大事にされている樺恋を見て、
ちょっと嫉妬を感じてムッとする深衣奈。
しかし、話題が話題だけに、
そこは我慢して麻郁のもう片方の腕にさばりつくしかなかった。
「私……例え生まれてくる子、未熟児でも、奇形児でもいいんですっ!!
私の命に代えたって、一生面倒見ますっ!!
どんな子だって、もう捨てたくないもの……捨てたくは……
それに……やっぱり麻郁さんの子供……欲しいもの……」
そう言って樺恋は泣きじゃくるしなかった。
そんな樺恋の言葉に麻郁は視線を反らして
覆い被さるように背中を抱きしめると
「馬鹿野郎……その時は俺だって命に代えても一生面倒見るさ……
どんな子供だって………2人で………」
そう言って、深い溜息をするしかなかった。
その言葉を耳にして、一瞬にして目がつり上がる深衣奈。
「……2人で?」
麻郁の反射的な言葉に怒りを覚え、腕にさばりついたまま
深衣奈は麻郁の頬をつねった。
「何、2人だけで世界作ってくれるのよ!?
樺恋が大変になったその時は、私だって他人事じゃないわよっ!!
子供が大変になっちゃたら『3人で』でしょう!?」
言って、ぎゅうっと深衣奈は麻郁をつねった。
「いはい……いはい……みゅーな……ぎょめん……」
反射的に言ってしまった言葉に怒られて、頬をつねられる麻郁。
そして樺恋は深衣奈の本当に家族と思える言葉に感激し
また涙を溢れさせるしかなかった。
3人は、そんな行動の中でお互いの繋がりをより深く感じた。
欲しかったもの……家族……
それを何より感じる。
だから、ただ嬉しかった。
麻郁は、少なくとも深衣奈と樺恋に子供が出来たとして2人。
最悪の場合、樺恋の子供が奇形児で一生面倒が必要だとしてと
パチパチ脳内ソロバンを弾いて、結局、しょーもない結論に至って涙する。
(とにかく、どーにかしてでも、金なんだよなぁ……現実……)
今の生活だって、十分、不安定だっていうのに、
世の中、本当に生きていくだけで金、金、金、金であった。
将来の事を考えてとか、色々、考え続けると、
どーにか生活を安定させて、お金作りながら、
大学入って、良い所に就職してと……
麻郁の人生の課題は山盛りであった。
(結局、俺が頑張らないといけないわけか……)
そう思ってシンミリし、やっぱり2人をギュッと抱きしめる。
麻郁は頑張ろうと思った。
とにかく、この愛しい家族を離さないようにするために…
この2人の涙顔を作らないようにするために……
笑顔で2人を居させるために……
やっぱり、頑張ろうと決意する。
それを言葉を介さずにでも感じ取ったのか、
2人は麻郁の眉間の皺と抱擁に、ただ幸せを噛みしめる。
そんな月の夜の下で……
「そう言えば、深衣奈……」
「え?何?麻郁?」
突然、麻郁は深衣奈の方に語りかけた。
麻郁に語りかけられて、驚く深衣奈。
「何か、ずーっと深衣奈は、俺達と他人だから、
自分は余裕って顔をしているわけだが……」
「え?」
麻郁は続け、深衣奈は怪訝な顔をする。
「よく考えろよ、深衣奈……、
俺達は、オフクロさんという朧気な意識を共通に持っているが…
俺達のオヤジという大事なファクターを見失っているわけだ……」
「ふんふん……」
麻郁の語らいに、ただその話を頷いて聞く深衣奈。
「日記にも特に記載されて居なかったしな……
だからアウトオブサイトだったわけだが…………
俺達のオヤジって、どんな人だったと考えられる?」
「え?? 何言ってるのよ? 麻郁……」
麻郁の一言一言に理解が及ばず、顔をしかめ続ける深衣奈。
樺恋は、突然、麻郁が何を言い出したのかと
呆然となって彼を見上げるだけだった。
そんな間にも、麻郁は話を続ける。
「所詮、仮定の話だから、確認できるハズもねーが……
俺達、兄妹があのボロ家に住んで居てだ、
その隣に深衣奈とその母親が住んでいてだ……
で、プールに入っていたのは、俺と深衣奈だったわけで……」
「ふむふむ………」
麻郁は今の自分達に至る前、その状況を説明する。
深衣奈は、ただ、何を言わんとするのか
麻郁の話に耳を傾けるだけだった。
「はい、俺達の最大の問題をもう一度思いだそう……
俺達は、同じ写真を持って捨てられ……そして……」
パンと、軽く手を叩き、麻郁はその点に注意を施した。
「そして?」
深衣奈は、相変わらず興味深々で麻郁をじっと見る。
麻郁は深衣奈の瞳をじーっと見つめて、
その瞼に手を当てて、瞳を樺恋にも注視する様に指摘した。
いきなりの行動に、目を大きくして驚く深衣奈。
樺恋もじっとその瞳や行動を見て呆然としていた。
麻郁は続ける。
「俺達は、同じ瞳の色を持っているから、写真に写っていた片方を
自分の肉親だと思いこんでいたわけだ………」
麻郁は、自分達の本当に最初の最初の状況を口にした。
「そうそう、それが最初の出会いじゃない………」
深衣奈は麻郁に瞳を触られていた手を振り払って、
あんまりにも当たり前の過去を麻郁が口にした事に、
ムッとした表情を作った。
しかし、麻郁は更にじっと深衣奈の方を見て言葉を続ける。
「さて、これまでの経緯で、
俺と樺恋が青い目なのは、兄妹だからって事で説明ができた……
じゃぁ、深衣奈の目が青い理由は、結局、何だったんだ?」
「…………え?」
ピッと深衣奈の瞳を指さし、麻郁はそう言う。
そう言われた深衣奈は、あまりに唐突な発言に目を点にさせた。
麻郁は正面に向き直し、自らの腕を組んで眉をひそめる。
「この街のどこら辺を見渡せば、他に青い目の人が居た?
俺達がここら辺で青い目で生まれたって事は、
それだけで珍しい事なんだぜ? 周囲を見ると……」
そう言って、自分達の特異性に頭を振る麻郁。
「……うん……それはそうだけど………」
麻郁の言葉に、深衣奈は頷くしかなかった。
青い目で闊歩している人間など、自分と麻郁と樺恋くらいしか
この周囲には居ない。これは既に周知の事実だ。
そこの点を持ち上げて、麻郁は人差し指を振って言葉を吐く。
「なぁ、深衣奈……青い目の人間が、『何故か』血の繋がりも無く、
家が両隣で生まれあった……なんて偶然が、あると思うか?」
麻郁は、しれっとそう言った。
その言葉を耳にして、深衣奈の顔が一瞬の間に曇る。
「………ちょっと、どういう事よ!?
私、馬鹿だからわかんないよ麻郁っ!!もっとハッキリ言ってよっ」
麻郁のもったいぶった言葉に深衣奈は焦れ、
腕にさばりついて明快な言葉を求めた。
その食いつきに麻郁は視線を深衣奈の方にやり、
深衣奈を見下ろしながら口を開く。
「じゃぁハッキリ言うぜ、深衣奈……
ここで最初の疑問に戻りましょう、俺達のオヤジって誰?」
麻郁はまた疑問系を投げた。
「ううう??」
麻郁の意味不明の謎かけ言葉に、頭を抱える深衣奈。
しかし、今度は麻郁は回り道をせず、単刀直入に自分の疑念を口にした。
「もしかしてだ……、俺達のオヤジって全く存在が不明な奴が
青い目の外人さんか何かで……、
この両隣に住んでいた俺と樺恋のオフクロさん
そして深衣奈のオフクロさん2人に俺達子供作って、
トンズラしたか、あの世に逝ったかで、いなくなったという
そういう可能性は、考えられないか?」
麻郁は、ここ最近ずーっと疑問に思っていた事をそこで言葉にした。
「……は?」
あんまりに、あんまりな言葉に深衣奈の思考は硬直する。
そんな深衣奈の表情を見て、そんなもんか、という様な表情を作って
麻郁はそっと深衣奈の髪に手を触れた。
「つまり、俺達の目が同じ青なのは……
俺達のオヤジの遺伝で……俺と深衣奈は………
腹違いの異母兄妹かもしれない可能性が、まだ残っているわけだよ……」
麻郁は、『その可能性』を口にした。
「………はぁぁっ!? 何言ってるのよ麻郁っ!」
深衣奈はようやく思考の硬直から解け、麻郁のトンデモ発言に目を丸くする。
そんな深衣奈の当たり前の反応に、麻郁は少し溜息を付いた。
「確かに、憶測でしかない……、可能性だけの話だ……
しかし深衣奈……、生まれた家が隣で、何故か同じ青い目で、
捨てられたときに同じ写真持たされて、
オフクロさんの記憶はあってもオヤジの記憶がないのなら……」
麻郁は自分達に与えられた情報を前に、どーしても拭う事の出来なかった疑念を
忘れてしまおうとか思っていたのだが、ちょうどいい機会なんで全部ぶちまけた。
そんな麻郁の言葉に青ざめるしかない深衣奈。
「そ、そんなっ! そんな事、言われてもっ!!」
深衣奈は自分が麻郁と完全に他人だと思いこんでいたので、
麻郁の物凄い言葉のカウンターパンチを食らって、
ただ頬を両手で抱えて震えるしかない。
「そう、可能性だけの話でしかないが………」
麻郁は、チッチッチと指を手で振りながら、言葉を口にする。
「……そっか……そういう仮定の話なら深衣奈さんって私達の……」
樺恋がようやく麻郁の言わんとする事を理解し、
確かにあり得る話に納得した表情を作った。
「そう、深衣奈は俺達とは、他人かも知れないけれど………」
麻郁はボンヤリと言葉を口にする。
「もしかしたら、深衣奈さんは麻郁さんの異母兄妹かもしれない………」
樺恋がその言葉の後を、補って口にした。
その言葉が口にされて、3人の間に思考の硬直が生まれる。
月がずーっと3人を照らしていた。
チッチッチッチ……チーンッ。
「そ、そんなぁぁぁぁぁっっっ!!!!」
ある時間を越えた後、思考の硬直が解けた深衣奈は
近所迷惑も考えずに、ありったけの声量で叫び声を上げた。
>512 >513 さん、ありがとうございます。
返事も数日ロクに出来ずに申し訳ないでした……。
はい、ちょっとここで、テキストの方は一旦停止です。
ちょうど、考えてたプロットの内容的には半分の所まで来たので
(文量が半分かはワカリマセンが……(汗 )
ここで一旦、キリにさせて、本業の方に文章作成能力を返して貰います…(TT
ちと、締め切りに追われている仕事がありやして、11月17日までは、どーころがっても
文章作成能力を返還させてもらわにゃーならんワケです。
プロット的には、ようやくここでお膳立てが整って、
後半に怒濤のエロシーンまみれに突入だったのですが… ちきしょう…… 現実は厳しいなぁ……(TT
てなわけで、前々に言ってた様にリハビリも兼ねて、挿絵のお絵描きモードに
17日越えるまではモードシフトさせて下さい。
しかし、お絵描きの方はお絵描きの方で、ちょっと色んな所に貰い物のお礼周りをせにゃならんのと
お絵描きとなると、どーしても制作に3日〜4日はかかるので
タイムラグが激しいのは、勘弁ご容赦 mOm
も一つ管理人様に、私信ですが、できればこの3号型の時は、挿絵描いてる人間は別名義にして下さい。
『例のアレ』用にリハビリする側面もあるんで、青豆の方の名前(3号型の本当のHN)と絵描きの名前を分離したいのです。
青豆にうっかり間違って放ってしまった1号型創作SSの征伐は、3号型で制圧しますので
「SSと挿絵が同時に書ける職人」という、同じ「キーワード」を作りたくないのです。
まだ、正式に描いてないんで、鬼が笑うという所ですが、絵師名は「LBT」でおねがい致します。
539 :
LBT:04/10/28 10:08:57 ID:cei7mjed
試作絵原画ーその4ー
ttp://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/clip-board/img/13473.jpg あーもう自分で描いて言うのもアレだけど、不満しか出てこない絵だのう……
ポーズは色っぽく無いわ、バスタブにかかる腕に体の体重をかけている力感が見えないわ
下半身の尻のラインにかけて肉感が薄いわ、バスタブの床までと足の長さが合ってないわ
etc,etc,etc ……_| ̄|○ 練習だからリテイクしても意味がねーし……ええいっ!
最終目的がSS用挿絵なんだから、スルーしても塗っても良い、微妙な代物なんですが
どうしませうか?
1色塗りで、深衣奈だけなら、多分1〜2時間
2色塗りで、深衣奈だけなら、2〜3時間
3色塗りで、深衣奈だけなら 3〜4時間
3色塗りで、背景込みで塗りだすと、5時間越えと予測されるのですが
5時間越えになると、仕事の都合、3日かかるかもしれねーんで、
挿絵にもならん練習に3日も奪われるのは、相当悩むんですが……
どうでせうか? 読者AさんBさん? ( 勝手に2人しか居ないと決めつけてます(w )
540 :
513:04/10/29 19:04:45 ID:plCPQK0k
GJです!頑張ってくだされ。
541 :
LBT:04/10/30 07:27:13 ID:KnRrgP37
保守
543 :
名無しさん@ピンキー:04/11/14 11:45:53 ID:c5q/mT4x
age
544 :
LBT:04/11/14 21:37:16 ID:c0wJJoqT
>542 >543
ゴメンナサイ……今、仕事でちーとも動けません……_| ̄|○
ええいっこのフォークリフトめがっ!!!(泣き
545 :
ヘタレ:04/11/17 05:04:10 ID:g3OK5JzG
546 :
513:04/11/19 18:00:40 ID:becgQW6O
もう少し顔が丸めの方がいいかも。頑張ってください!
お初にお目にかかります。
マニアさん4号さん、LBTさん、へタレさん、拝見しました。
小説版の後書きにあった、三人で3P、激しく読みたかったので、
うれしいです。
絵描き道は深遠ですね。みなさんがんばって下さい。
>547
なんか、コメント読んで、嬉し哀しくって涙が出ました。つДT)・゚・。・゚
くそっ、何でこんなにアホみたいに忙しいですか自分っ!!
おのれ、フォークリフトめっ!!
そんなわけで、動きがかなり、にぶーいですが、それなりにそれなりで
ゆっくりボチボチ、後半を続けさせて頂きます……
ありがとう……つДT)・゚・。・゚
次の日、朝っぱらから麻郁はみずほ先生に呼び出され、
個人面談でお小言を言われた。
しかし、それは形式的な事であり、麻郁の本心を聞いていた
みずほ先生は深衣奈や樺恋に言った事以上の事は言わなかったし、
その部分は、麻郁の方がむしろよく認識していた。
故に、ちょっとしたお小言で、昨日の件は早々と終わる。
その後、麻郁は机の上で唸っていた。
しかし、そうは言っても、今日の夜は「お勤め」の日だ。
それも3人で同時に頑張ろうと言い出したのは自分なのだから
有言実行バンババン。
頑張れ自分。頑張ろう自分。
麻郁は自分に言い聞かせた。
2人の美少女を相手に、あんな事やこんな事をやりたい放題で
あげくに、全員了承の上での情事に
一体何が不満なのかと問いつめたいぐらいであるが、
つまり要するに、頑張れ自分、頑張ろう自分なのであるから
やっぱり、しんどい事に変わりはないのである。
気持ちいい事は、素晴らしい事なのかもしれないが
それに等価する疲労をいただくというのは、
本当に気持ちいい事なのだろうか?
難しい………。
とにかく、今日が、とっても疲れる事は気持ちよく確定だった。
そんな時であった。
「煮詰まってるわね……神城君……フフフ」
そこに突然、生徒会長が現れた。
チャラララララーー。
「せ、生徒会長っ!?」
1年の教室に突如現れた、在る意味「モンスター」に
麻郁は奇声を上げる。
「素敵に嫌そうな声で、とても不愉快な気持ちだわ。
哀しいってこういう気持ちなのかしら? 神城君?
でも今の神城君の哀れな現状を鑑みて、
その点については不問にしてあげるわ。
ありがたく思いなさいね神城君……フフフ…」
麻郁の反応に不愉快極まりないという意味合いの言葉を
3年の(といっても、どー見ても自分より年上に見えないが)
彼女は言ったのだが、あまりに抑揚の無いその口調は
本当に不愉快に思っているのかどうかさえ、判断が付かなかった。
ともかく、麻郁は、この学校の影の支配者のプレッシャーに怯えるしかない。
だが、当の森野苺は無表情のままに、麻郁の机にカバー付きの
何某かの本をどさっと置いた。
「会長!?」
突然のあまりのアクションに、驚き続ける麻郁。
「交換条件としては、破格の恩情と思うけど、どうかしら?」
そう言ってニヤニヤする苺。
麻郁は、苺の言葉で差し出された本が何某かの報酬という事を悟った。
思わず、そのカバー付きの本のカバーを少しめくって中身を覗いてみる。
麻郁は、本の中身を確認して、サーっと血を引かせるしかなかった。
『女の子の全て☆』とか『絶倫王秘技』とか
なんか、物凄くいかがわしそうなタイトルが書かれてある。
麻郁はその文字を理解して、電光石火にカバーを元に戻した。
「こっこれはっ!?!?」
麻郁は、生徒会長の突然のスーパー贈与物に、滝汗をかくしかなかった。
「フフフ………、プレゼントよ………
この生徒会の書類を処理してくれる報酬としての………」
そう言って今度は片手にプリントの束を取りだす。
と当時に、森野苺は、目を十字星型に、
なんかどっちかというと怖い方の勢いで輝かせた。
「要するに、つまり、交換条件……と?」
麻郁はその、背中からオーラを出している様な
生徒会長の勢いに、おずおずと問いかけをしてみる。
「いい交換だと思っているけど、駄目かしら?」
言った次の瞬間、さらに苺の視線がギラッと輝いた。
「もし、……断ると?」
滝汗を更にかきながら、麻郁は問いを重ねた。
「断ったら?……そうね……断ったら…………『凄い事』するわよ?」
苺は、とても怖く微笑みながら、そう返した。
「あ……有り難く頂戴致します……生徒会長……」
麻郁は、『Hな事について色々書いてある教本』を手に入れた。
チャラララ、チャララララ、チャラララ、ラー。
麻郁は、人気の居ない所に速攻ダッシュして貰ったモノ全部を広げた。
まずは、会長のくれた宿題。
ざーっと目を通し、どれほどの労働量かを確認。
思わず、目を通しながら書類にチェックを入れ始め
『処理』を行い始める麻郁。
随伴神経とは恐ろしい習慣であった。
前々の生徒会助力の経験もあり、
超高速で赤線、黒線、修正範囲を区分けしていき、
確認が、いつの間にか『処理』となる。、
ようやく理性がそれを認識して、そこで手を止める麻郁。
「何やってるんだ俺はっ!! システム処理病かっ!?」
日頃の切迫したプログラム事情と、
納期、日程、スケージュール進行表、
それらの力配分を無意識処理までしてしまう麻郁には
そんな無意識行動が「精神病」だと思い、溜息を付くしかない。
それでも、その確認処理で
貰った宿題は、既にたいしたものでは無くなっていた。
それに少し安堵する麻郁。
前を思いだすと、これだけの宿題なら、本当に『恩情』と言えるモノだった。
そんな彼の無意識習慣を、影で見つめているピンク色の何かがあり
その向こう側には瞳があった。
『へぇ……あの文章類をこの時間内に処理してしまうのね……』
その、麻郁の一瞬の光景を見つめて、彼女は思わず舌なめずりをした。
「で、もう一つの貰ったものは……」
麻郁はそれを確認した。が…………
「うわぁ………」
麻郁はカバーの後ろ側を全部確認して、呻き声を上げるしかなかった。
要するに「うわぁ……」という本が6冊も並んだわけであるが、
それらは買うだけで、こっぱずかしくなるものばかりであって、
まぁ、考えようによっては破格の報酬と言えなくもないが、
とにかく、やっぱり気持ちは「うわぁ……」と言うしかなかったのである。
『キーンコーンカーンコーン』
「あ、やべっ」
その中身を見ようとしたわけだが、
チャイムが鳴ってしまい麻郁は仕方なく高速ダッシュで教室に帰るしかなかった。
オンジアザーハンド
「ルンルンルンルン、ルン、ルルー♪」
「深衣奈ちゃん、樺恋ちゃん、今日は何時にも増してご機嫌ねぇ〜〜♪」
親友(?)の四道晴子は、同じように笑顔を満面に浮かべながら
2人の机の上にどさーっと乗っかかっていた。
「だって今日は、ねー樺恋ーー」
「そうですよねーー深衣奈さんーー」
2人はお互いの人差し指を合わせながら、
ウインクして「愛と情欲に溺れる日」に歓喜の微笑みを浮かべるしかない。
そんな『異様な』3人の光景に、
やっぱりその教室のその他の人々は「引く」しかなかった。
つまり、彼女らは何時も通りだった。
次の休み時間の合間。
高速ダッシュでまた人気の無い所に移動。
麻郁は「学習」に勤しみ始めた。
・男の子の気持ち良さだけで焦って頑張ってはいけません。
・女の子の体は時間をかけて愛撫していきましょう。
・愛撫は胸やアソコだけでなく、体全体を……
etc,etc,etc,etc
麻郁は、妙に情報ベクトルが女の子側に偏っている内容に
少し渋面になりながら、それらを読んでいった。
と言っても、チョイスしたのは森野先輩である。
女性優位な情報源になるのは、致し方のない事か…。
と、情報源の性質を脳内修正しながらも、
本の内容を踏まえて、じーっと考えてみる。
確かに、こういう情報は今の麻郁には、重要な事かもしれない。
麻郁は、そう考え直してみた。
1人ですら大変なのに、2人を同時に愛撫して
挙げ句に、できれば同時に3人でシンクロて果てようという、
壮大で遠大な計画なのである。
男側が、相当、愛の時間の過ごし方に関して効率改善を行わなければ
一方的に麻郁が倒れて終了ーーにしかならないのだ。
そう思えば、会長のくれたこの本は、
麻郁の必要としている情報の的を得ている所だった。
「恐るべし……生徒会長……、
ホントは、俺達の事、デバガメでもしてるんじゃないだろうなーー」
麻郁はそう言って、乾いた笑いを浮かべるしかかった。
…まぁ、してるんだけどさ。
麻郁は馬鹿になっていた。
いや、精密に言えば本当に馬鹿になっているわけではなく、
今まで通り優秀な生徒ではあるのだが、なんというかこう、
馬鹿にでもならなければ、この圧倒的不利状況をひっくり返せないというか
必要に迫られて、常識的人間性を逸脱するしかない状態になっているというか
まぁ要するに、一言で言うと、麻郁は馬鹿になっていた。
麻郁は、少なくとも休み時間の合間に
荒く学習した事を踏まえ趣向を考える。
・時間をかけて、相手の気持ちを高ぶらせよう。
・体全体を愛そう。
・性的に興奮するシュチエーションで、お互いの気持ちを高ぶらせよう。
・言葉を巧みに使って相手を酔わせよう。
この4点の情報をピックアップして、麻郁は作戦を練った。
麻郁の脳内が激しく回転する。
スーパースカラ方式とスーパーパイプライン方式という
情報処理の方法が、麻郁の脳内を激しくブチ叩いた。
『時間差並列処理っ!!』
麻郁の脳内にその言葉がスパークする。
そうだ、お勤めの時間を「夜」という時間に限定するから
トラフィックはコンフュージョンするのである。
情報伝達は、空いている時間を有効利用して、
重量拡散させるのではないのか!?
つまり、「今日」という1日そのものを「お勤め」全体時間と考えると
この空いている「真っ昼間」の時間を有効活用せねば、勿体ないっ!
そして、「時間をかけて気持ちを高ぶらせる」という項を
最大有効利用するならば、昼間には散々焦らして、
夜への期待感と情欲をかきたてる時間差方式は、
アイデアとしてどうであろう?
麻郁は、そう考えて、ナイスアイデアと自分で突っ込む。
麻郁の馬鹿っぷりのボルテージは上昇する一方であった。
つまり、真っ昼間には、同時に2人を相手にするのではなく、
真っ昼間は、樺恋と深衣奈1人1人を時間軸をずらして、弄び、
散々、期待させた状態の後に、夜に2人同時に相手をする。
こうすれば、労働量が夜に極大集中する事無く、
時間平均として、労働っていうか、つまり動く量が減るのだ。
更に、理想的には、真っ昼間にどちらも、舌技や指技だけで
イかせてしまえば、その勢いで体が疼く夜に、
2人はスタートダッシュの段階で既に出来上がった状態になり
夜の運動量の低減に繋がるのではないか?
麻郁は、すげーアホな事を真剣な表情で考え続けた。
「うーん、舌や指の技を鍛える必要があるな……」
麻郁は、この構想の現在のボトルネックを分析した。
気持ちよくするための独特の舐め方や、指使い等、まだ全然学習範囲ではない。
そこを何とかするには更に時間が必要になろう。
だが、逆転の発想をするなら、相手の急所を知ってしまえば
多少、技がお粗末でも十分な効果を期待出来る。
「深衣奈と樺恋の体を、まんべんなく触りまくって、
2人の弱い所を調査するという方針を盛り込んだ方が良いな……」
麻郁は自分の脳内作戦ノートに、その項目を書き入れた。
後は、「言葉責め」という気になる項……
「言葉かぁ……確かに喋るだけだから、楽は楽だが……」
しかし、エロイ言葉を次から次へと浮かべるのも才能といえば才能である。
「ま、これは駄目モトで、やってみるか……」
こうして、麻郁の今日の方針は決定された。
>549-556
ここまで濃密な麻郁の脳内描写、圧巻でした。
会長ぉーーーー。どこで入手してくるんですかぁーーー。
おねてぃの桂に迫る回をおもいだしてしまいました。
晴子ちゃんは、樺恋と深衣奈の夜の生活は知らないんですよね?
あああ、楽しみですね。ありがとうございます。
558 :
ヘタレ:04/11/26 00:24:31 ID:q10M03Lv
面影でてますよ。うん。シャツとバンツ?水着?
次作も楽しみにしてます。
昼ー、休みー、昼休みー。
麻郁は午前の決定通り、作戦を開始した。
「目標(ターゲット)……、樺恋…確認……
深衣奈とは現在離れて行動中の模様………
これより作戦を開始する、
アクション……ショータイムッ!!」
とは言わなかったが、気持ちはそんな感じ。うん。
「よう、樺恋……」
麻郁は、白々しく手を振って、
学校をウロウロしている樺恋に声をかけた。
「あ、麻郁さん……、もぉー、探したんですよー
お昼一緒にって思って………」
と言っては樺恋は、お弁当を両手に麻郁の方に向かってくる。
「そっか……、お弁当を一緒にか……」
そう返し、樺恋を迎える麻郁。
麻郁はじーっと樺恋の体全体を上から下へと眺めた。
「えーっと、深衣奈さんも同じ様に、今、探してますから
合流して、そこら辺の木陰で、一緒に食べましょうっ」
樺恋は、笑顔一杯でお弁当を差し出した。
そんな樺恋の腕を麻郁は一瞬の間に握る。
「え? 麻郁さん? どうしたんです?」
「うーん、説明は……難しいな……、まぁ、こうするしか無いんだ……」
麻郁は樺恋の呆然とした問いかけに、流石に理性が今の自分の無茶に
『オチツケヲレ』と自己弁護を入れるしかなかった。
そんな、ちょっとした理性を振り払って麻郁は、今度は無茶を敢行する。
「えっ!? えっ!? 麻郁さんっ!? ちょっとっ!?」
いきなり、グイグイと腕を引っ張られ何処かに向かわされて始め
樺恋は慌てて今の状況に、声を上げるしかない。
しかし、麻郁は樺恋を連れてスタスタと人影の無い校舎裏、
旧校舎っぽい(ものがあるかどうかは知らないが、在る事にして下さい)
に樺恋を連れた。
「ま、麻郁さん……、こ、ここでお昼を食べるんですか?
ちょ、ちょっとここは、あんまり見晴らしが良いとは……」
樺恋は少し身を庇う格好になって、樺恋を連れた麻郁に声をかける。
「それに……深衣奈さんも居ないですし……えーっと……」
そう言って声をかけるが、
麻郁はじーっと黙ったまま樺恋を見つめて
何か、奇妙なオーラを背中から漂わせていた。
その見えないオーラを感じて、腰を引かせ顔を引きつらせる樺恋。
それは、何とも言えないオーラであった。
しかし、どっちかというと悩んで戸惑っているオーラにも見える。
(……俺は何をやっているんだ?)
麻郁は意を決して樺恋を連れ込んだものの、
今の状況のあまりのアホらしさに、理性が戻って自分を粛正しようとし始める。
が、今更ここまで来て後に引いてしまえば本当のアホである。
麻郁は溜息を付きながら、再度、意を決した。
「今日は、お弁当よりも樺恋の方を食べたいんだ……」
ずいっと樺恋を壁まで追いつめて、麻郁は開口一番そう呟いた。
言って自分で真っ赤になる麻郁。
「ま、麻郁さんっっ」
まるでエロ漫画の様な台詞とシチュエーションで追いつめられて
心底焦る樺恋。
しかし、自分の言葉に自分で違和感を感じて赤くなっている麻郁を見て
何かこう、やっぱり違和感の様なものしか感じられない樺恋は
現在の状況に呆然となるしかなかった。
「へっへっへ、樺恋は何時でも美味しそうだからなぁ……」
麻郁は一生懸命覚えた台詞を口にして、それを吐く。
「……………は?」
樺恋はそのぎこちない台詞に目を点にさせるしかなかった。
流石に、状況に乗れない樺恋と、
自分自身想定した状況にちっとも乗れない麻郁は
今の台詞のやり取りにお互いに今の状況に眉をひそめるしかなかった。
「あのー、どうしたんですか? 麻郁さん………」
両手で麻郁の頬に手をやり、麻郁の異常な行動を問いただす樺恋。
麻郁も、そう真面目に返されて、今の台詞の無理に肩を落とすしかなかった。
「『何時でも美味しそうだからな』は、ちょっと無理のある台詞だったかな…」
素に戻って自分で考えた台詞に頭をかく麻郁。
「……麻郁さん……それはどーいう意味ですか?」
樺恋は麻郁の素の言葉を耳にして、思わず目が横に細くなる。
今までの麻郁の行動は意味不明だが、その言葉だけはいつもの麻郁のモノであり
また、かなり樺恋の現実を反映した言葉に聞こえた。
女の勘は鋭いモノ〜♪
「えーっとだなぁ……とにかく口で説明するのは難しいんだ樺恋……
まぁ、今日1日が終われば、何か1つの答えは出るだろう……
今は、頭で考えるよりもやってみる事だな……」
思いっきり素に戻り、麻郁はいったそのまま直ぐに樺恋を抱きしめ
徐に樺恋の唇を塞いだ。
「ひぇっ!? まいきゅしゃんっ!?」
意味不明の言葉、行動を重ねられて、いきなり唇を重ねられては
頭が真っ白になる樺恋。
いや、誰であってもそうであったろうが、樺恋の場合は後少しで
例の気絶性が発症する寸前の興奮度合いであった。
しかし、麻郁は強く樺恋を抱きしめ、思わず緑色の綺麗な髪を撫でたので
その愛撫で樺恋の気持ちは一瞬の間に麻郁の方に整列した。
糸を引きながら、麻郁は樺恋の唇から自分の唇を離す。
「本当に……どうしたんですかぁ? 麻郁さん……
ま、まだ……昼の日中ですよぉ……」
麻郁の本気のやる気度合いをキスで感じ、耳まで真っ赤になった樺恋は
その豹変というか、突然というか、まったく思いもしなかった展開に
瞳をとろかせながら問いを返すしかない。
何分、今日の夜が「3人の日」なのだから、何故昼の日中にこうなのか
樺恋は皆目見当も付かなかった。
「下手な台詞で考えた奴だけど、『樺恋を弄びたい』って事かな?
でも、この台詞は……嘘じゃないな……」
樺恋の返事に、麻郁は最初に考えたエロ漫画な台詞の構成を破棄して
やっぱり自分の素で話せる言葉で会話をしようと考え直す。
『言葉で気持ちを高揚させる』という奴を頑張ろうとしたが
どーも、慣れない事はやっぱり駄目な様である。
麻郁は、それを悟って肩を落とし、
そのまま樺恋の後ろのスカートをまくって彼女のお尻をなで始めた。
「ひゃっ! ま、麻郁さん……ここでっ!? ほ、本気なんですか!?」
麻郁の言葉通り、『食べられ始めた』事を感じた樺恋は
あまりの急転直下な展開に、同じ事を同じ様に聞き返すしかなかった。
「うーん、樺恋を『弄ぶ』事は本気だな……」
樺恋の言葉に、無愛想な感じで声を出し、
麻郁はそっと樺恋の頬にキスをする。
「弄ぶって……その…昼から……なんて……えっと……
それに……深衣奈さんだって居ないし………
これからはずっと、3人でって言い出したのは麻郁さんじゃないですかぁ……」
麻郁の尻と頬への愛撫に、少しずつ気持ちが高ぶりながらも、
今日の夜の事と、今のこの異変に声を上げるしかない。
「うーん、だから……夜は3人でって事な……わけだから……
昼はこうなわけなんだけど……、
ほら、口で言ってもやっぱ説明し辛いだろう?」
麻郁は、このいきなりの展開の難しさに頭をかかえながら、
ストッキング越しから撫でていた樺恋のお尻を鷲掴みにする。
秋から冬にかけての今の季節。
深衣奈や樺恋達の様な短いスカートでは寒かろうと
女子達には黒茶のパンストをはいて寒さをしのげとのお沙汰であり
それに習って、樺恋は冬服仕様であったのだが……
夏服の短いスカートで生足を晒しているのも色っぽいものであったが
冬服の様にストッキングで隠してしまうと、
逆にそれが脚線を色っぽく見させてしまうのが学園7不思議であった。
「ストッキング越しの樺恋のお尻のさわり心地って、
なんかいいな………」
麻郁は樺恋のお尻をさすりながら、
ストッキングの妙な抵抗感とお尻の弾力のさわり心地を楽しんだ。
「そ、そんな事……言われても……」
樺恋はまだ状況が飲み込めず、意識の方が納得できていなかった。
それでも好きな人に抱きしめられている事に
抵抗したくないという本能、あるいは体が麻郁の愛撫に疼き出し
言葉とは裏腹に、麻郁の行為に抵抗しようという力が
次第に薄れていった。
麻郁、足りなかった「覚悟」を獲得した後ってところですね。
どうなるかわくわく。でも気を失ったら重いよ。
鬼畜な展開にならずに、和キボンヌ
刮目鶴首して続きお待ちしております。
麻郁は樺恋のストッキング越しから彼女のお尻を丹念に撫で、
頬から耳にかけてキスを交わす。
「あう……あっ……麻郁さん……その……私1人でなんて……」
ただ1人で麻郁とこんな事になって、深衣奈に悪いと思いながらも
1対1の愛撫に体の疼きを止められない樺恋。
どさっと、持っていた弁当を落として、両手で麻郁の体にさばりつく。
そっと麻郁は樺恋の頬にもう片方の手をやって、彼女の頬を撫でる。
「今の時間に樺恋とこういう事終わったら……今度は深衣奈と……
って不埒な事を考えている訳だけど……、
こういう事、やってる最中に言ったら、やっぱ樺恋、萎えるかな?」
ちょっとバツの悪そうな微笑みを浮かべて麻郁は樺恋の瞳を見ながら
こんな今の状況を自己弁護してみた。
そんな麻郁の言葉を耳にして、少し呆然となる樺恋。
「……なんだ……そう言う事だったんですかぁ………」
麻郁の考えを瞬時に理解して、目の前の不器用な優しさの塊が
自分1人だけに思いを集中してくれるという、
違和感を晴らし、思わず溜息を付く樺恋。
がっかり半分、嬉しさ半分。気持ちは複雑だった。
しかし、その違和感が消えると樺恋も少し気持ちが大胆になってくる。
樺恋はギュッと麻郁の制服を握りしめた。
「こういう強引なの……やっぱり駄目かな?」
少し頭をかきながら麻郁は樺恋に、
行為が相手の了承を得ていない事に、思わず同意の催促までしてしまう。
連れ込んで強引に押し倒すつもりが、この有様では情けないだろうか?
でも、こういう言い回しの方が、やっぱり自分らしいかなと、
麻郁は乾いた笑いを浮かべるしかなかった。
「……その……相手によります……きっと…………」
「……相手?」
樺恋は顔を真っ赤にしながら返事する。
麻郁はその返事に惚けた。
「……えっと、私は……麻郁さんだったら、
麻郁さんがしたい時に、強引に押し倒されても……平気ですよ……」
樺恋はますます顔を真っ赤にさせて、自分の気持ちを言葉にする。
「そ、そっか……、それじゃ……こんな無理矢理でも……いっか……」
麻郁は樺恋の一生懸命な告白に、自分まで恥ずかしくなって赤くなる。
相変わらずストッキングを擦りながら、彼女のお尻を愛撫し続ける麻郁。
「……でも……あの……できるなら……押し倒す時は、この一言だけは
囁いて、抱きしめてもらえませんか?」
樺恋は顔を真っ赤にさせながら、麻郁の方を見上げて真剣なまなざしを送った。
「一言?」
麻郁は、あんまりに予想外の樺恋の言葉に、何だろうと彼女の瞳を覗き込む。
「…もう……麻郁さん、そういう所は鈍感です………
私が麻郁さんから聞きたい言葉は一つだけです………好きだって…言葉……」
そう言った後に、今度は樺恋から麻郁にキスを送った。
2人のキスがほんの少し続いた。
「そっか………秘密の呪文だ………」
キスを離し、瞳をとろけさせては、樺恋の瞳を見つめる麻郁。
「そうです、秘密の呪文です………」
麻郁の表現に心が妙に躍って、顔を赤らめながらも微笑む樺恋。
麻郁は樺恋の頬に手を添えて頬をさすりながらそっと耳元で囁いた。
「……好きだ……樺恋……愛してる………だから樺恋の事……
気持ちよくしてやりたい…………」
麻郁はそう囁いた。
その言葉に、脳味噌をとろけさせる樺恋。
自分のアソコが溢れ出して来るのを感じて真っ赤になった。
「麻郁さん……もう一つ、お願い在ります………」
樺恋は我が儘ついでにもう一つだけ、麻郁におねだりをする。
「何だ? 樺恋………」
麻郁も優しい表情になって、樺恋のして欲しい事に耳を傾ける。
「今だけは………、私達2人………その…………
私だけ………の事………考えて………抱きしめて欲しい……です……」
樺恋は真っ赤になって、この一瞬だけ深衣奈を忘れて
麻郁の気持ちを独占させてほしいと懇願する。
そんな、樺恋の純情な言葉を耳にして、
麻郁は苦そうに微笑みを浮かべるしかなかった。
「分かった」の一言と同時に、麻郁は樺恋のストッキングの中に
手の平を滑り込ませて、直に樺恋のお尻の肉を鷲掴みした。
>566
何て遅筆進行なんだ………_| ̄|○
スマン………。
571 :
名無しさん@ピンキー:04/12/06 10:20:32 ID:PmLepQmF
パンスト萌え〜。
樺恋の気持ちを想像すると、
このあと深衣奈と予定があって、
でも私と、
というのが複雑な気分ですね。
3Pで和ものにしようとすると
このあたりが難しそうですね。
乙ですぅ〜。
「あはぁ……あっ………はぁ……」
樺恋は自分の人差し指を甘く咬みながら、小さく喘いでいた。
麻郁は正面から樺恋の後ろ側に回り、その場で2人で座り込んで
指で樺恋の秘部を愛撫していたのであった。
スカートをまくられて、ストッキングやショーツに手を入れられ
大事な所をグリグリと弄られたり、穴に指を入れられたりと
フィストファックに興じられる。
樺恋はその行為の中、快楽に溺れるしかなかった。
「まいく……さん………」
それ以下の言葉がうまく続かず、穴の中に2本指を入れられるたびに
快感と、更なる快楽の期待が自分の頭に広がっていく樺恋。
大好きな人……、そして一番安心できる人に、体を弄られている事に
樺恋はただ喜びを噛みしめるしかなかった。
学校の真昼、人気のない旧校舎での情事。
それだけで異常な状態の元、緊張と興奮が高まるというのに
むしろ安心を覚えている自分が可笑しい。
樺恋はそう思った。
麻郁は、今度は樺恋のセーラー服の中に
服の下側からもう片方の手を入れ
非常に起伏が緩やかな樺恋のブラジャーに手をかけた。
「あっ……麻郁さん………」
自分の自信ない胸に手をかけられて、真っ赤な顔を更に赤らめる樺恋。
麻郁はブラジャーの更に下側から手を入れて樺恋の乳房を揉んだ。
といっても、なんとか揉めるという程度の樺恋の胸に
麻郁は四苦八苦したが…。
その場で胸を鷲掴みに揉むという事が、体積上、非常に苦しいので
麻郁は柔らかく揉める肉の部分を上下にゆっくりスライドさせて
胸への刺激を強める。
と同時に、胸の小ささに精一杯抵抗するかの様に、尖っては堅くなった
樺恋の乳首を手の平の中に感じ、それを指でコリコリと刺激する。
「んんっ………はっ…………」
何時もの様に乳首に刺激をされているだけというのに、
樺恋は胸の先から感じる感覚に思わず目を閉じた。
胸とアソコの両方から麻郁の愛撫が伝わってくる。
でも、それが指を2本、膣穴の中に出し入れされたりとか
少し強く乳首をつままれたりとか、積極的な愛撫であったのに
どうしてか、樺恋にはその全てが受容出来た。
相手による……という自分の言葉は言い得て妙だと
意識が朦朧とする中で樺恋は思った。
もう、麻郁の愛撫で、したたった自分の愛液に
ショーツは濡れまくっているというのに、それが気持ちいい。
これだけ短い時間に、自分がだらしなく液を零しているという姿が
今の自分の感激を言葉無く物語っている。
それは、多分、この愛撫のリズムなんだろうな……
と樺恋は不意に思った。
野暮ったいながらに、強く激しく自分の秘所を攻める麻郁。
でも、その攻めようとするリズムが独特で、
強く指を入れた後には
柔らかく入れたり弄ったりと緩急が突然生まれ、規則性が無い。
そんな動作が、麻郁の気持ちの躊躇そのものと感じられるから
だから樺恋はウットリするのだ。
(ヤヴェ、今のはきつすぎたかな?
ちょっと、もっとソフトにした方が?)
(このやり方は、樺恋、気持ちよく無いのかな? ここはどうかな?)
そんな、麻郁の頭の中でめまぐるしく回る思いが
指の動きに直接現れて、樺恋に感じられるから……。
押し倒して襲う、強姦の様なもの、と麻郁は言うが、
こんなに躊躇いながらされる強姦はあるのだろうか?
真っ赤な吐息を零しながら、樺恋はそう思う。
そしてこれが強姦だというなら、だったら麻郁になら
何時だって強姦して欲しいとさえ思ってしまう。樺恋はそう思った。
相手が居て自分が居る。
そして行為の中で相手の意識の中に確実に自分が居る。
自分をとても思ってくれる相手の愛撫がある。
この一体感。
そして言葉を交わさなくてもそれが抱き合うだけで伝わる事。
そんな、気持ちの上での快感が、樺恋を痺れさせた。
「あの……あのさ……樺恋……、ど、どこが一番気持ちいいかな?」
遂に意識が焦れて麻郁は樺恋に直接、それを尋ねてきた。
そんな言葉を耳にして、喘ぎ声を漏らしながらも
樺恋は満面の微笑みを浮かべるしかない。
(麻郁さんの触ってくれる所なら、どこでも気持ちいいですよ)
樺恋は心の中でそう答えた。
それでも今のこの瞬間、樺恋はより貪欲になった。
「おへそから……アソコにかけて……欲しがるように触ってくれたら…」
樺恋は自分の弱い所を、そのまま口にした。
「OK……」
麻郁は樺恋のおねだりを耳にして、
そっと後ろから樺恋の耳たぶを甘咬みしながら、また腕を動かし始めた。
ハァ………ようやく仕事の1つの山場が終わった……_| ̄|○
ちゅーても、暫くしたら、またフォークリフトとの熱いバトルが第2ラウンドですが…(涙
そんなわけで、ちょっとした休みの合間に続き……
まだ…樺恋が終わらん……
この後、深衣奈とやって
夜に3Pですか……何時になったら、そこまで行けるんだろう………_| ̄|○
うーん。それだけ先が長いと、その分たのしみ。
tksです。
保守〜
>578
保守ありがとーつДT)・゚・。・゚
スマンーー、全然、続き書けなくてーー、スランプとかじゃないんだけどーー
他の所でSS書いてるからとか、言い訳にもならない理由もあるんだけどーー
とにかくスマンですーーーー
なんか、集中力が拡散して、どーにも、やる気の籠もってない続きですが、
こっちも保守ついでに、投稿ーー つДT)・゚・。・゚
ゴメンよぉーー
麻郁は樺恋に言われたとおりに、おへそからアソコにかけて
丁寧に撫でた。そしてそのまま樺恋のクリトリスを弄る。
「ひゃぁぁ………」
自分の弱い所から尖ったクリトリスにかけて伝わってくる感触に
思わずうめき声を上げる樺恋。腰をよじらせる。
麻郁は連続してクリトリスを弄り、
そして指をまた穴の中にジュプジュプと出し入れし始めた。
ジュプジュプと音が鳴るほどに樺恋のアソコが濡れそぼっているのが
彼女の感度を麻郁に教える。
揉みにくい胸を、それでも一生懸命に揉む。麻郁は必死だった。
樺恋は無意識に自らの舌を出してしまい、息を荒げた。
気持ちいい…。
ただそれだけが樺恋の思いだった。
好きな男に好き放題体を蹂躙されている、という事が樺恋の頭を麻痺させる。
「ハァ…ハァ……ぁ……あぁ……」
瞳を閉じて麻郁の愛撫を体全てで感じる樺恋。
樺恋は座り込んでいる麻郁の股間が
自分のお尻に堅く当たっているのを感じていた。
「ま、麻郁さん……私……そろそろ麻郁さんのコレが……」
そう言って樺恋は空いている手で麻郁の股間に触れた。
「わっ……そこに触れられると困る……」
麻郁はいきなり樺恋に棒を捕まれて、小さく悲鳴を上げるしかなかった。
「え? で、でも……その……もう私……我慢できないし……」
樺恋は麻郁の意外な反応に少し眉をひそめ、
その手で上下にさすって麻郁の棒を愛しそうに触った。
麻郁は、情のこもったその仕草に、驚くほど感じてしまい
直ぐさま樺恋の手を取ってそれを止める。
「え? ……どうして?」
胸を揉まれていた方の手で自分の手を止められ、
それでももう片方の手でアソコは愛撫を続けられながら、
樺恋は麻郁の行動に首を捻るしかない。
そんな樺恋を見て、麻郁は柔らかく囁いた。
「今は、樺恋だけをイカせたいんだよ……」
言って麻郁は樺恋の後ろ首にふうっと息を吐いた。
「きゃんっ……」
麻郁の悪戯な吐息に甘い声を漏らす樺恋。
アソコに入れられている指は、穴の中を指が届くギリギリまで
上に下にとせわしな動き、その快感が断続的に樺恋を襲う。
それでも、麻郁の言葉の不思議に、
意識を保とうと必死になって樺恋は声を上げた。
「どうして私だけ……
私だって……麻郁さんを気持ちよくしてあげたいし………
それに……やっぱり……麻郁さんに
私の中に入ってきて……欲しい…し…」
息を途切れ途切れにさせながら、樺恋は自分の思いを打ち明ける。
そんな寡黙な樺恋の言葉に麻郁は股間を思わず刺激された。
いっそ、この流れのままに、ズボンを脱いで樺恋のアソコにバックから…
(いかん、いかん……それでは、泥沼だ………)
麻郁は不意に自分の中に生まれた衝動に急激に理性の停止を働かせた。
(耐えろ自分、耐えよう自分……ここが我慢のしどころだ……)
麻郁は心の中で血の涙を流しながら、樺恋の誘いを振り払った。
「いいんだ……今は……樺恋の可愛い悲鳴が聞けたらそれで……」
言って麻郁は樺恋のうなじにキスをする。
「うっ……で、でもぉ………」
樺恋は麻郁の言葉にやはり不満を募らせた。
そんな樺恋に微笑みながら、
麻郁はこれでもかとばかりに樺恋のアソコを攻める。
「ここに入れるのは、夜までお預け……だ……」
言って、フィニッシュとばかりに麻郁は激しく樺恋の穴をジュポジュポした。
「ふわぁ……あっ、ぁあぁぁぁあぁぁぁああ……」
その指の動きで樺恋の体に小さく電撃のような刺激が走る。
あるいはその後から襲ってくる浮遊感というか…。
ともかく、樺恋は麻郁の愛撫と囁きだけで、小さくイッてしまった。
「あはぁ…はぁ…はぁ…はぁ……」
アソコを愛液でびしょ濡れにさせながら、樺恋は瞳を虚ろにさせる。
今がどうなっているのかさえ、定かではなくなった。
「可愛い声だぜ…樺恋……、こっちも思わず出そうになっちゃったじゃないか…」
ぐったりと体を麻郁に倒した樺恋の耳元で、
麻郁は偽らざる自分の気持ちを口にする。
「ま、麻郁…さん………」
麻郁は、ぐったりする樺恋の唇にそっとまたキスをした。
体の浮遊感も醒めやらぬ間に、感じる唇への感触。
樺恋は思わず麻郁をギュッと抱きしめる。
麻郁は、樺恋の唇から唇を離して、微笑んだ。
そして、意地悪そうにいやらしそうに囁く。
「本番は、夜だぜ? 樺恋……。それまで、ここをたっぷり濡らして
俺の事だけ考えて待っててくれよな?」
そう言って麻郁は樺恋を抱きしめ返した。
その抱擁に、樺恋はもう何も考えられなくなる。
麻郁の言葉にコクンと頷いて、またもう一度キスをねだるのであった。
ふにゅ〜。
GJ
終わるまで書き込んでないだけでちんこ握ってromってるやつは一杯いると思う
>>586 そうでつか……ありがとう……つДT)・゚・。・゚
今、デスマーチの真っ直中でそれこれ所じゃ無かったんだけど
わかりやした、あんとかします………
ええ、深衣奈と樺恋へのハァハァな愛が消えた訳じゃありませんものっ!
しかし……樺恋の所、書いてると
思わず茜ちゃんをイメージして書いていた俺は、相当、汚染されていますか?
樺恋は甘〜い一時を終え、教室に腰も軽く帰る。
するとそこには深衣奈が……
「あら樺恋……お昼どうしたのよ?麻郁も見つからないし………
先にもう1人で食べちゃったわよ?」
深衣奈は、散々2人を捜した挙げ句に、
全く見つからないので1人でふてながら
弁当を食べていたのであった。
そんな深衣奈を見て、ちょっと罪悪感にさいなまれる樺恋。
しかし、別れ際に次は深衣奈と、と麻郁も言っていたので
複雑な気持ちではあったが、深衣奈に悪びれる事を辞めた。
「ちょっと、用事があったんですぅ〜」
そう言って心なしか体を浮かせて深衣奈の肩に手をやる。
「ん? なんか変な感じね?」
深衣奈はそんな樺恋の違和感に気付き怪訝な顔をする。
「なーんか怪しいなぁ……、妙に嬉しそうだし……」
深衣奈は女の勘という奴で、樺恋に疑惑を沸き立たせた。
そんな鋭い目になった深衣奈を見て、少しびびる樺恋。
しかし、ま、自分だけじゃないしとか思い直し、
ニコニコしながら深衣奈の手を取る樺恋。
「いいじゃないですかぁ〜、それに次は深衣奈さんですよぉ〜」
そう言ってニパーと笑う樺恋。
深衣奈はそんな変な樺恋の仕草にますます違和感を覚えるしかなかった。
「樺恋……大丈夫? 頭?」
深衣奈は、頬を引きつらせた。
麻郁は突っ伏していた。まぁこの次の授業前の短時間に
樺恋の運んでくれた弁当をパクついていながらであったが…。
「いけないねぇ〜麻郁君……昼はもっと早くに食べないと〜〜」
島崎が相変わらずやってくる。そして麻郁に抱きつこうとする島崎。
「うるせーー!! 俺は忙しいんだっ!」
弁当を腹に詰め込みながら変態相手に叫んでその場から退避する麻郁。
まさかエロに忙しいでした、とは言えないし……
(くそっーーーー)
いつもの涼しげな変態フェイスを横に置いていると
腹が立つのもますます倍増される。
「仕事も良いが、愛は大事にしないといけないよぉ〜麻郁君〜」
そう言って背後に薔薇のスタンドを広げる島崎。
そんな仕草に、女子の黄色い声がどよめく。
「ええいっ俺に近づくな変態っ!!」
麻郁はとにかく高速で食事を行いながら、島崎を足で牽制した。
しかし、こんなやり取りで助かってる今の自分に
麻郁は目眩を覚えるしかない。
さっきまで、樺恋をバックからチンチンで突きまくりたい衝動を
必死に堪え続けていたのだ。帰り際にはいきり立つムスコに
パンチの1つ2つお見舞いして、痛みでシクシク泣いたりもしたのである。
その我慢のフラストレーションは、思った以上に大きかった。
だからこうやって、アホ相手に意識を拡散出来る事は有りがたい事であった。
(くそっ……誤算だったな……俺の欲求ってのは………
今度は深衣奈相手か………我慢出来きれるのか……俺………)
麻郁はその「次」を思って暗澹たる気持ちになるしかなかった。
そしてネクストステージ〜なわけですが、
流石に5限の昼休みに情事を……というわけにはいかない訳で
6限まで経過して放課後をミッション時間に設定する麻郁。
事前通達で5限の休みに深衣奈に放課後に一緒に帰ろうと通達してある。
当然、樺恋には目配せして口裏を合わせて貰った。
まぁ、当の樺恋は昼のハニャーンな行為の後なので、
麻郁の予定通り目を潤ませ、
5限の間中、脳内妄想で出来上がっていたみたいであり、
まずまずの成果と見て取れたが、やはり問題は深衣奈であった。
怪訝な顔をひたすら浮かべる深衣奈。
一緒に3人で帰ろうという話は当然納得できたが、
麻郁と樺恋の2人の態度が明らかにおかしいと感じていた。
「なんか私に隠してない? 2人とも?」
ジト目で2人を深衣奈は詰問したが、2人は惚ける。
そんな感じで適当に誤魔化して、放課後を迎える麻郁。
先に樺恋と合流する。
樺恋は6限も脳内妄想でハァハァしていた様で、
麻郁の顔を見るだけで瞳を潤ませ、顔を真っ赤にさせていた。
「夜にたっぷり期待出来てるか?樺恋……」
ちょっと嫌らしそうに微笑みながら、聞いてみる麻郁。
そんな麻郁の意地悪な問いかけに、
変に笑顔を浮かべながら樺恋は答えた。
「もう、今でも濡れちゃって、
ショーツ凄い事になっちゃってますよぉ〜麻郁さん〜」
言って顔を真っ赤にさせているのに、それでも笑顔が止まらない。
思わず麻郁の腕に腕を絡ませてしまう樺恋。
そんな樺恋の仕草に愛らしさを感じ、髪をそっと撫でる麻郁。
そっと耳元で囁く。
「夜になったら……その……なんだ………
やりたい放題……やってやるから……覚悟してくれよ……」
自分でも無茶言ってるな…と思いながら麻郁はハズイ台詞を口にした。
その言葉に、樺恋は
「はいっ! ものすっごく期待してますからっ!!」
と更に目を潤ませるばかりだった。
そして、先に1人で家に帰って食事の準備でもしてくると告げる樺恋。
今日はバイトもオフなので、さっさと帰れるのだ。
「その……1人で帰るって……大丈夫かな?
えっと、4,5人の悪漢に囲まれて襲われてとか………」
麻郁も麻郁で、いざ愛しくなると妙な妄想が沸くようだった。
そんな言葉に、思わず吹き出してしまう樺恋。
「もぉ麻郁さん〜、そんなのおかしいですよぉ〜
こんな、のんびりした田舎の中ですよぉ〜〜〜」
ちょっとした、たわいもない会話なのに、
そんな言葉が出てくるのを思うと、妙に愛されている事を感じる樺恋。
やっぱり腰が軽くなる。
「今はまだ私1人の方が、良い思いしてますから………
今度は深衣奈さん……、ちょっとやっぱり…妬けるけど……
それでも頑張って下さいね……麻郁さん………」
樺恋は無理に笑ってそう言う。そんな言葉に思わず頭をかく麻郁。
じっと考えると公然と浮気しますと言ってるわけなのに、
それが2人の間でまかり通っているのがおかしい。
それでも樺恋は続けた。
「確かに、私達……おかしいですけど………
でも……私……1人で麻郁さんに独占されるより……
麻郁さんが深衣奈さんも愛してくれないと嫌ですよ………」
樺恋はそう言ってはにかんだ。
「女の子って、独占欲強いって言われてるけど……違うのかな?」
麻郁は樺恋の言葉に耳年増(?)な事を言って頭をかく。
その言葉に思わず吹き出す樺恋。
「男の人だって、独占欲強いじゃないですか……すっごく……
そんなの、一方の勝手な思いこみですよ………たぶん…」
樺恋は言っておかしそうに笑うしかない。
「そっか……」
麻郁は樺恋の返事に、妙に納得してしまった。
「私……深衣奈さん……とっても好きです………
何時も一緒に悩んで騒いで…楽しく過ごせる相手だから……
麻郁さんを好きなのとは全然違いますけど、大好きなんです……
深衣奈さんは…私の家族だから………
だから、深衣奈さんにも麻郁さんと幸せになって欲しいし、
私だって、麻郁さんに幸せにして欲しい……
私は……そうなんです………」
瞳を滲ませながら樺恋はそう言った。
そんな樺恋の言葉に、思わず胸が熱くなる麻郁。
「そっか……じゃ……3人で幸せに成れるように頑張らないと……
やっぱいけないな……俺達………」
そう言って、今度は麻郁がはにかむ。
「はいっ!」
そんな麻郁の台詞に、胸を弾ませて樺恋も答え返すしかなかった。
GJ
人もいないから言うが俺はマニアさんのSSをいつも心待ちにしている。
だんだん家族のいけない感が。いいですね。
「で? 私はこの状況に説明を求めてもいいわけなの?」
場所はいつぞやの体育倉庫の中、麻郁と深衣奈は向かい合い
深衣奈はしらーっとした視線で麻郁を見つめていた。
「やっぱり説明が必要かな?」
麻郁もかなり疲れた表情で、その視線を受けて頬を引きつらせる。
麻郁は、3人で合流した後、深衣奈に用事があるのだと言って
樺恋に先に帰らせ、そして深衣奈を連れてきたのである。ここに。
説明を求められるのは当然だった……が……
深衣奈の眼は既に全てを悟りきっているようにも見えた。
「5,6限の樺恋のあの浮かれようと、
こういう場所に連れてこられた今の状況を合わせると、ね…
だいたいどういう事なのか想像がつく訳よ……そこは…」
深衣奈はしらーっとした眼を麻郁に送り続けて彼をいたぶった。
麻郁も思わずハァーと額に手を当てる。
「じゃ、何も聞かずにこのまま……という、
俺の労力短縮は……やっぱり駄目かな?」
麻郁は自分でアホな事を言っていると思い、
溜息を連射するしかなかった。
深衣奈も麻郁の言葉に肩を上げる。
「難しい所ね……やっぱ納得のいく説明が欲しいわね……
こういう事するに至った……」
深衣奈は、これから起きる事に関して、
一つの諦めにも似た境地に陥っていたが、それはそれとして
思考回路の方がこの状況を納得できる理由を欲する。
ま、当然の事だった。
「3人で夜に一緒にって決めたのは麻郁じゃん……
なのにどうして、しかもわざわざ学校で1対1なのよ?」
深衣奈は率直に自分の疑問を麻郁に言った。
その言葉は既に樺恋から問われた言葉である。
「ハァ……1日に2度、同じ説明をするのは疲れるな……」
深衣奈の言葉を聞き、麻郁は思わず率直な感想を口にする。
「それでも説明して貰わないと困る…」
深衣奈は2度目という言葉に、1度目が樺恋であるという事は
容易に想像が出来たが、それなら尚更、説明してもらわなければ
ワリが合わないとムッとした表情になる。
「まぁ、端的に言えば、時間差で2人を愛でまくって
盛り上がった所で3人でラブラブ大作戦と、そういう訳なんだが…」
麻郁は自分で自分の思考の要約をして目眩を覚えた。
「………麻郁………馬鹿じゃないの?…アンタ……」
深衣奈は、麻郁の知能指数の低そうな作戦名を聞いて、
引きつった顔を更に引きつらせるしかなかった。
「俺も自分で、自分が馬鹿じゃないのかと思い始めた……」
深衣奈に一撃で魂を刺し抜かれて、鬱を感じる麻郁。
なんだか泣きそうになってきた。
そんな、妙に哀れに映る将来の旦那の姿を見て、
同情を感じ始める深衣奈。
馬鹿は馬鹿だが、それでも一生懸命考えたんだろうなぁと
そう言う事は分かるので、どう言って良いのかさえ分からない。
微妙な『間』が2人の間に漂っていた。
「なんか……アホらしくなってきたな……辞めて家に帰るか……」
麻郁は深衣奈に言われた言葉に、鬱が激しくなり、
もう深衣奈と2人でイチャイチャとか、
わざわざ疲れる事は辞めて
家で夜中に3人でくんずほぐれつにしようかと
妥協の思考を巡らせ始める。
「それもヤダ………」
麻郁の諦めの言葉を耳にして、今度は深衣奈が尖った。
「へ?」
服を深衣奈に握りしめられて、体育倉庫を立ち去ろうとするのを
止められた麻郁は、深衣奈の行動に眉をひそめる。
そんな麻郁に、深衣奈は少し必死になってすがりついた
「だってしょうでしょう!? 樺恋には特別に2人でHしてたのに
私は辞めて家でだけって、不公平だよっ!!
私だって2人だけで麻郁とHな事したいよっ!」
深衣奈は、樺恋がどんなに麻郁と素敵な時間を過ごしたのかと
想像してしまい、それを思って激しく嫉妬を感じるしかなかった。
これでは樺恋が1回得をしたようなもので、
ここで帰ってしまったら深衣奈は物凄く不満が残る所である。
「じゃ……すっか? ……ここで?」
麻郁は深衣奈の真っ直ぐな気持ちを聞いて、
やっぱり腹をくくるしかないかと息を吐いた。
「うーー、なんか……、気持ちの高ぶりというか、
気持ちの経路が滅茶苦茶な気がするけど………
しょーがないよね……私としては………」
深衣奈は現状が完全に選択の余地の無い状況に追いつめられた事を思って
物凄く複雑な気持ちになるしかなかった。
そりゃぁまぁ……、好きな男に抱かれる事が嫌なわけではないのだが…
「でも……H……するのは……納得するからいいけどさ…麻郁……」
体育倉庫のマットに腰を下ろし、どうぞ押し倒して下さいと
言わんばかりの姿勢になってから、深衣奈は少し心細げな目で麻郁を見上げた。
「何だよ? 深衣奈……」
そんな深衣奈の、少し不安げな表情を見て、
ルパンジャンプをする勢いも失せて
同じように、しなっと深衣奈の隣に座り込む麻郁。
「ちょっとだけ、不安だから……教えてよ……」
「ん? 何?」
深衣奈の不思議な言葉に表情を歪める麻郁。
「どうして……先にHしたのが樺恋で、後が私だったの?」
その言葉と同時に深衣奈は麻郁の服をギュッと掴んで、瞳を潤ませた。
「え? ど、どうしてって……得に意味はないけど……
たまたま昼に先に見つけたのが樺恋なだけで………
順番はサイコロでも振って決めようかなとか…
思ってたって…その程度だけど……」
深衣奈の不可思議な問いかけに、頭を振りながら答える麻郁。
その言葉に更に迫る深衣奈。
「ホント?」
深衣奈の瞳が不安げに潤んだ。
「ホントって……どうしてそんな事、そんな不安そうに聞くんだよ?」
麻郁は深衣奈の仕草に心苦しさを覚え、首筋に手を回して
深衣奈の髪に指をからめた。
そんな麻郁の手の感触に、思わず顔を赤らめ反応する深衣奈。
「だって心配なんだもんっ…私が2番目って事……
それって…麻郁は樺恋が1番好きで、2番目が私なのかって……」
「は?」
麻郁は深衣奈の思いを聞いて、思わず呆然となった。
「他にも、麻郁が樺恋が血の繋がってる妹だと気を使って
樺恋の事、優先してるのかなって……そうも思えるし……
そう言う事考えると……私……不安なんだもん………」
言って深衣奈は、思わず麻郁の胸の中に自らの頭をうずめた。
そしてその場で肩を小刻みに振るわせてしまう。
そんな深衣奈の独白を聞いて、ポカンとしてしまう麻郁。
「深衣奈って…、結構、細かい事で不安になるんだな……」
麻郁は思わず、真っ直ぐにそう返してしまった。
その言葉にカチンと来る深衣奈。
「細かい事じゃないよっ!! 私には大事な事だよっ!
私が麻郁の1番好きな人になるのは……そりゃ…樺恋に悪いと思うけど…
でも、麻郁の2番目に好きな女の子になるのは耐えられないよっ!」
少し頭を離して、思わず瞳に涙を潤ませて迫る深衣奈。
そんな必死な深衣奈の姿が、思わず麻郁の心の琴線に触れる。
「そっか……2番目って……耐えられないか……」
麻郁は深衣奈の言葉をなぞった。
なぞられる言葉に、深衣奈の気持ちも揺れる。
「そうだよっ! 耐えられないよっ!」
深衣奈はまた叫んで、頭を左右に振った。
激昂する深衣奈の仕草に、麻郁は何故かその時
過去の自分の姿を見たような気がした。
いや、こんなに素直に自分の思いをぶつけた事など一度もない。
なのにどうしてか、そこに居る深衣奈が
自分が今まで心の何処かで押さえつけていた、
もう1人の自分の姿に見えたのだった。
だからこそ、その深衣奈の姿に物凄い愛しさを覚えてしまった麻郁。
「そんな心配しなくていいさ深衣奈……
俺…深衣奈も樺恋もどっちも好きなんだ……」
そう言って麻郁は深衣奈の手の平に
自分の手の平を重ねて指を絡ませる。
その麻郁の言葉と仕草に、深衣奈の激昂が思わず止まる。
麻郁はじっと優しい瞳で深衣奈を見つめた。
「大事な家族だから……愛してるんだ……
だから…家族に1番か2番かなんて……ないよ……」
そのまま深衣奈を抱き寄せて、キスをする麻郁。
「あっ………」
強く抱き寄せられて唇を塞がれ、驚きの悲鳴を上げる深衣奈。
「好きだぜ…深衣奈……」
そっと唇を離して、麻郁は深衣奈にそう囁いた。
その言葉を耳にしたから、深衣奈の気持ちは一瞬でとろけてしまった。
「ま、麻郁……」
深衣奈は顔を赤くして、潤んだ瞳で麻郁を期待した。
>>594 ありがとう……つДT)・゚・。・゚ こんな、ちーとも動けないオラに
マジでありがとう…… 涙出てきたよ、コンチキショウ……
辛いなぁ……自由が束縛されてるってのは……_| ̄|○
心の琴線に触れマスタ……
ま、前に貰った感想で、エロSS書きとしての些細な自信を全て破壊された感想に比べると
マジ嬉しいです……_| ̄|○
>>595 家族のイケない感ですか? それとも家族のいけない感ですか?(w
前者だったら、ちょっと嬉しい……
一つ屋根の下・近親、どきどきしますね。
麻郁ん家に来たころ、台詞で深衣奈も樺恋も「肉親」って
繰り返していいますよね。「肉」がなまなましい感じがしたんですよね。
保守〜
俺も楽しみにしてますよ、貴方のSS。
>>604 >>605 ちょっと、も少し待って下さい。
ほんの少しだけ暇が出来たので、続き書く時間が確保できそうな感じですが
不思議とエロシーン書くのって疲れるので、2,3日ぐらいちょびちょび書いて
繋げますけん…
「ちょっと麻郁……その…、どうして腕を縄跳びで縛るのよ!?」
深衣奈は、体操用のマットに寝かされ
万歳の格好で両腕の手首を緩く縄跳びで縛られていた。
いきなりのセッティングに唇を尖らせる深衣奈。
そんな深衣奈の言葉に、麻郁は微妙に眉を歪ませた。
「うーん、なんていうか……今回のテーマは強姦っぽくだから…」
そう言って麻郁は自分でもワケの分からない返事を返す。
「『っぽく』って何よ!?『っぽく』って!?」
深衣奈は麻郁の返事を聞いて、目を棒線の様にして見返すしかない。
「いやぁ、なんていうかさ…ちょっと気の強い女の子を
力ずくで押し倒すってシュチエーション、燃えるというか…
やっぱこう興奮するんだよ…俺だって…こういうの…」
麻郁は続けてアホな欲情を理論立てて説明する。
「そーいう事を説明している時点で、根本的に何か間違ってない?」
深衣奈は間抜けな麻郁の返事に、呆れるしかなかった。
「まぁ間違っている様な気は確かにするな…
でも、こう…、いつも勝ち気な深衣奈を好き放題できるって
この雰囲気は、本当に燃えるからなー」
言って麻郁は深衣奈の髪に手を伸ばし、彼女の髪に指を深く絡めた。
「ちょ、ちょっと…、麻郁…、そんな事言われても……
なんていうか…、こういの…まだ慣れてないから…」
言って深衣奈は自分が自由を奪われながら、いたされる事に、
僅かな恐怖を覚えて身を強ばらせた。
「まだっていうのは、そのうち慣れる予定があったのかよ?」
深衣奈のこれまたアホな欲情言葉に、呆れ返す麻郁。
「そりゃ…、そういうプレイもアリかなって…
色々、日々、考える事はあるわけで……」
言って深衣奈は日頃のエロ妄想の一部を麻郁に披露した。
そんな深衣奈の言葉に閉口してしまう麻郁。
「お前、まさか、授業中とかもそんな事考えないだろうな?」
麻郁は、これからエロエロな事をいたそうというワリには
情欲を盛り上げるよりは、呆れを膨らませるしかない。
「いけない? 私にとっては大事な事よ?
これから、何年も麻郁のお嫁さんとして、
尽くす日々の事を考えると、将来のマンネリにも備えて
色々と……」
そう言って深衣奈はウンウンと唸る。
「…そんな事ばっかしてると成績落ちるだろ?
こんな事これからしようかっていう時になんだが…、
勉強もちゃんとしてないと、何処の大学も行けなくなるぞ?」
麻郁は深衣奈の言葉に呆れかえって
思わず真面目な事を口走ってしまった。
その言葉に尖り返す、深衣奈。
「馬鹿っ! 私は高校卒業したら、
そっこー麻郁と籍を入れるんだから、大学なんてどうでもいいのよ!」
麻郁の言葉に、超反応して未来構想を口にする深衣奈。
その深衣奈の反射的な発言に、麻郁は思わず驚いて目を見張った。
「ちょっと待てよ深衣奈! お前、大学進学しないつもりなのか!?」
深衣奈の爆弾発言に、麻郁は慌てる。
しかし深衣奈はそんな麻郁の発言に更に尖るしかなかった、
「何言ってるのよ! 当たり前でしょ!?
今のウチの家計で、どーやって3人大学に行くなんて、
物凄い人生設計立てられるのよ!?
家計は今でもあっぷあっぷなんだから、
麻郁1人が奨学金か何かで大学行くしか方法ないでしょ!?」
深衣奈は、神城家の物凄く切実な状態を、誤魔化し無しに口にした。
その現実というヤツに、目眩を覚える麻郁。
「まぁ…そりゃ…そうなんだけどさ……」
麻郁は深衣奈の現実的現実感に思わず溜息をつくしかない。
「でもその…深衣奈は大学に行ってしたいこととか無いのか?
いや、大学じゃなくってもいいさ…、その、夢とか……」
麻郁はその時、迂闊にも深衣奈にそれを聞いてしまった。
そんな麻郁のささやかな心使いと忘却に、過敏に反応する深衣奈。
「馬鹿っ!! 私の夢は麻郁のお嫁さんになる事しか無いわよっ!
何言ってるのよっ!!」
そう言って、深衣奈は手を縛られながらも上の麻郁に向かって暴れた。
端から見ている者がいたら、本当に強姦行為に陥っている
男女に見えたことだろう。誰も居なくて良かった…ほっ…。
と、ところがその時、ピンクの何かとその奥にいる人は、
ちゃっかり2人を隅から観察していたのであった。
「ふーん…大変なのねぇ〜、地球人ってのも……」
その女の人は、ポツリとそう呟いた。
「えっと、そりゃ…いつかは俺と深衣奈と樺恋で籍を入れるっての
分かるけど、そんな卒業して直ぐって…
人生は長いんだし、結婚する以外にもしたいこととか…」
間抜けにも麻郁は、その時、気持ちよく
深衣奈の問題を忘却の彼方に捨て去っていたのだった。
「馬鹿っ! 麻郁の馬鹿っ!! 馬鹿っ!!
もう私は、したい事なんて出来ないのよっ!!
推薦を取るための足だって壊れちゃったしっ
走ろうにも、走ることも出来ない私に、何がやりたいことあるのよ!」
その時、思わず深衣奈は自分の苦痛を思い出して、
麻郁の胸を叩き付けた。
そのドンという衝撃が、麻郁の胸というよりも心を貫く。
「あ…ゴ、ゴメン…深衣奈……、
最近すっかりそういうの見なくなってたから…
俺、そんな事…ど忘れしてた……ゴ、ゴメン……」
麻郁はその時、ようやく自分の迂闊さに気付いて本格的に焦った。
深衣奈は陸上の選手を目指していたのだ…
足が壊れてしまうまでは…。
そんな肝心な事を、麻郁はこの数ヶ月の深衣奈と樺恋の
2人の気持ちの揺らぎというか、頻発した家出事件云々の
すったもんだで、すっかりど忘れしていたのだった。
「ゴ、ゴメン……深衣奈、お、俺……その…」
どう謝ってもフォローにならない状況に心底焦る麻郁。
そんな麻郁を見上げて、深衣奈は涙目のまま僅かに笑みを浮かべた。
「もう、いいんだよ…麻郁…。私の足の事は…
私は走る事に拘りがあったんじゃなくって
この足だけで、生きていこうって、生きていくしかないって
そういう生活の為に走っていただけなんだから……
もういいんだよ……」
言って不意に麻郁の胸に顔を預ける深衣奈。
深衣奈は瞳を閉じて続ける。
「私は、この足で欲しいモノを探していただけなんだから…
家族を……、麻郁を……、だから……
足は壊れちゃったけど…、代わりに麻郁に出会えたから…
だから…、もう麻郁以外、欲しいモノないんだよ…
だからね……」
そう言って深衣奈は思わずその瞳に涙を浮かべる。
精一杯突っ張って、精一杯強がって、そうしながら微笑んだ。
そんな深衣奈の強がりを見て、気持ちを振るわせる麻郁。
麻郁は思わずギュッと深衣奈を抱きしめて、声を震わせた。
「その、そのな…深衣奈…、俺に…、俺に出来る事って何かな?
俺が居る事で、深衣奈が幸せに成れる事って何かな?」
麻郁は分かり切っている事を、馬鹿馬鹿しくも彼女に問いかけた。
そんな不器用というか、生きるのが下手な麻郁を感じて
やっぱり微笑みを浮かべるしかない深衣奈。
深衣奈は、頬を少し赤らめて、小さく微笑んだ。
「慰めて……、
せめて足が壊れてしまったのを埋め合わせるくらいに…」
深衣奈は、腕を縛られたままで、そう言って微笑んだ。
そんな気丈な深衣奈の姿に、麻郁は言葉を返すまでもなく
彼女の唇に唇を重ねてマットに押し倒すしかなかった。
ってコレが今日のキリって事で、
これからってシーンですが、明日書けるかとか微妙です……すんません
それと、管理人さん〜、見ておられるなら、ちょっと業務連絡(?)させてください〜
あのー、LBTで描こうと思ってたんですけど、
絵的にやっぱあの絵はこっちのオリジナルSS用に調整しているので、
ツインズには合わないのと、他の理由多々ありますんで、回収させてくださいー
つまり、挿絵入れてるの、外して欲しいわけですー
時間が取れるかどうか微妙ですが、初心に戻って再修行の意味合いも兼ねて
ツインズの元絵の模写で挿絵の描き直しを目指しますんで、ちょっと面倒な話ですが
よろしくお願いいたしますー
乙!イイヨーイイヨー
とりあえず速筆じゃなくてもいいから完結まで頑張ってくれると俺は嬉しい
保守
やっべ、今日、初めて知った…
どんな順番の所に居ても、
数日書き込みが無かったらDAT落ちするんだ・・・
スレって・・・
それも、カテゴリーでDAT落ちの時間も違うんだ・・・
やっべやっべ・・・(汗汗
息をのんでいたら、スレ落ちるんだね。
じゃ、保守保守。
3Pかわいいよ3P
行く行くLuckywave。
ツインズの3人の生計ってどう立ってるんだろう。
縁川商店のバイトだってそんなに時給でてないだろうし。
深衣奈をあずかっていてくれた親代わりの人は、
ひょっとしてわかってくれたら仕送りしてくれるかもしれないけど。
関係ないけど、漫画版終わって色んな意味で泣き
前々回を見たのに、前回を見逃したのが一番泣き。
ラストであーなっちまったけど、どんな展開であーなったんだ!?
チキショー 単行本化まで待つしかないのかーー_| ̄|○
>>618 だよねー、麻郁1人でほとんど3人養ってる&学費出してるわけだから
驚異的な給料を稼いでいるとしか・・・
同じプログラマーとして、尊敬してまう・・・
『ざ、在宅プログラマーの高校生は、化け物かっ!?』
ツインズで一番好きなキャラは、麻郁だなー、モーホーとか、そういう意味でなく・・・
>麻郁の仕事
発注してくれている社長は、
麻郁が成人するまでは、
育成のつもり・足長おじさんのつもりで
面倒見てくれているのかもしれないですね。
>漫画版
家かえったら探してみるね。
>619
『電撃大王』1月号。P339-354全一色16P片起こし。
P01:みずほ先生・山田先生・麻郁の3人で「神城クンの肉親が宮藤さん」「小野寺さんのお母様」「今朝になって間違いが判明」
P02:扉、プールに男の子と女の子
P03-06:畔凪と深衣奈、神社。血縁の解説。
3人の子供のうち、施設でなく知人夫婦の家に預けることができたのは、姉夫婦の双子のうち女の子一人だけ。
畔凪の姉と小さい頃遊んだ近所の男の子が結婚。その子供が樺恋と麻郁で、樺恋一人だけが「叔父様」の家に預けられた。
P07-10:樺恋とまりえ。自宅。落ち込む樺恋。
P10-12:廊下。麻郁-康生-苺-椿「一人は妹、一人は従兄妹(ママ)」「宮藤さんが学校やめるって本当なの?!」
P12-13:「どういう事だ 深衣奈!」
P14:BL団3人組に対して、「ごめん…みんなの事は忘れないから…」
P15:「樺恋には話さなきゃって思ってたから」
P16:麻郁が畔凪に「深衣奈に何を言ったんですか!」
で、つながります?
>621
ありがとう・・・
これで漫画版の構成は分かったケド・・・
この設定、どう扱えばいいんだ・・・(汗笑
話を、TV版と小説版のグチャグチャ混ぜにして進めて来たのに
従兄妹事実発覚になると、「うひぃぃぃっ」 なわけですが
そもそも樺恋は、叔父さんに預けられていたのなら
家族の消息は分からなかったんだろうか・・・_| ̄|○
叔父様は、親の兄弟という意味ではなくて、
「知人夫婦」という表現なので、
どのくらいの交流がある間柄なのか、
想像の余地がありますね。
「叔父様」いくつくらいなのかなあ。
経営していて破綻して夜逃げという設定でいいんですかね。
麻郁は深衣奈の唇に唇を重ね、自らの舌を口の中に入れた。
深衣奈の舌がそれに答えて、求めるように吸い付く。
深衣奈は顔を真っ赤にしていた。
腕を緩くとはいえ縛られて、セーラー服はたぐられて
胸を露わにさせられている。
まだブラは外されていないが、そうやって焦らされる事で
胸に手の感触を欲しがる事を誘われているのだ。
今の体勢なら麻郁に蹂躙されて滅茶苦茶にされるだろう。
でも、深衣奈は体から力を抜き、むしろそれを待ち受けた。
蹂躙されるなら欲望の赴くままにして欲しい。
それが深衣奈の純粋な気持ちだった。
麻郁はキスを辞めた後に、深衣奈の胸をブラ越しから触った。
樺恋よりは手応えはある。
それが救いだったろうか?
しかし、微妙な違和感とはいえ、麻郁は深衣奈の胸の感触に眉をひそめた。
「あれ? 深衣奈・・胸、大きくなったか?」
何となく、揉むのにさえ苦労していた昨今に比べ
胸らしきものを掴んで揉んでいるような気がする感覚に
麻郁は率直な意見を口にした。
「あっ、やっぱり麻郁もわかる!?」
深衣奈は麻郁にそう言われて、思わず表情を輝かせた。
「最近はよく麻郁に揉んで貰っているからかな?
水澄先輩も好きな人に揉まれると大きくなるって言ってたし・・
そうなのです! AカップからBカップに格上げになりました!」
言って、ニッと唇を半月に広げる深衣奈。
胸が大きくなっている事がよほど嬉しいらしい。
「そんな・・・非科学的な・・・好きな人に揉んで貰えば
胸が大きくなるんなら、世の中巨乳まみれになるだろ?
迷信だよ、迷信・・・」
麻郁は深衣奈の言葉に呆れて、苦そうに笑うしかない。
「あーー、馬鹿にしたー!
もうっ! そう言う所、麻郁は駄目っ!
デリカシー無いっ! 女の子はね、迷信だって何だって
自分に大事な事は一生懸命なんだよっ!」
そう言って深衣奈は麻郁に食らいつく。
「ふーん、そっか・・・
深衣奈、胸小さいのコンプレックスなんだな・・・」
深衣奈の言葉を耳にして得心したとばかりに、
思わず粘土を練り込むかのように丹念にブラを揉み始める麻郁。
迷信とはいえ、駄目モトで大きくなればラッキーなのだ。
家族である以上、コンプレックスに協力するのは愛かなと麻郁は思う。
「そうだよ・・・ 胸小さいのって、すっごく凹むんだから・・・
雑誌で彼氏にパイズリしてあげたら、凄く喜んでくれて
頑張ったかいがありました、とか見ると、
女として凹んでしまうしかないじゃないっ!」
麻郁の胸の愛撫に興奮し始めながら、深衣奈は力説した。
「そんな、深衣奈が胸でコンプレックス感じてるんなら
樺恋はどうなるんだよ?
・・・俺は別にお前等の胸が大きかろうと小さかろうと、
そんな事どうだっていいぜ? 2人とも幸せになってくれればさ・・」
麻郁は、まるで単純作業の様に深衣奈の胸を揉みながら
しらじらと愛の台詞をのたまった。自覚症状無しに。
そんな素の言葉を投げつけられて、赤い顔を更に赤くする深衣奈。
「うう・・・そう言ってくれるの、すっごく嬉しいけど、
でもやっぱり胸大きくなりたいんだよっ!
それは女の本能みたいなもんっ!
樺恋だって、きっと同じだよっ! 麻郁に胸揉んで貰って
大きな胸で麻郁を喜ばせてあげたいに決まってるよっ!」
深衣奈は、ブラジャーをたくし上げられて
いよいよ肉の生掴み揉みに移行した麻郁の仕草に、
心臓の鼓動を高めながら、それでも会話に意識を寄せる。
「うーん・・・まぁ・・俺の事思って
胸大きくなりたいって気持ちは、嬉しいは嬉しいけどな・・」
そう言って、麻郁は思わず自らの頬をかいた。
「何? その引っかかる言い方・・・」
麻郁の連れない言葉や仕草に、唇をすぼめる深衣奈。
そんな深衣奈に麻郁は率直な意見を送った。
「でも、仮に好きな人に揉まれて大きくなるんなら、
要するに俺が2人の乳、毎日のごとく揉んでないといけないんだろ?
毎日、毎日、作業のように乳揉みするんなら・・・
どんな大きな胸揉む事になっても飽きると思うんだが・・
それも、ゆっくり大きくなる胸を成長させるんだから
大きくなったかどうかを自覚するの、難しいぜ?」
「あ・・・」
麻郁が突いた盲点に、深衣奈は思わずポカンと口を開け
遅筆進行で、スミマセン・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
もう少ししたら、きっと、もうちょっとは余裕が・・・
ごめんよぉーー
>627
ほほえましいですね。ぽかんとした深衣奈。
>>616 それはガセビア
圧縮でも来ない限り、一切書き込みが無くても落ちない
>>610 みずほ先生なら異星人の先端医療でちょちょいのちょいで脚を治してくれたりして。
もちろん眠ってる間にアブダクションで。
黒みずほ先生がいて、深衣奈の股間にそそりたった逸物をつけてしまう・・・
妄想モードになっちゃうじゃないか。
保守。待ってるぞ〜
>633
ありがとう・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
でも、今はマジで駄目、動けない・・動きたくても・・・
ゴメン・・・
ああ、ちきしょうめっ!!
何で世の中には仕事なんて、くだらねぇもんがあるんだっ!
>>634 書かなくていいよ
あんたのSSは、つまらん
漏れは続き読みたいよ。
仕事一段落したら、休んで、
それからよろしく。
俺も続き見たい。
遅筆でもいいからぜひとも完結させてほしい。
保守
スレ汚してすまん
これって現地?鑑定よろ
注意:18禁アダルトサイト
www.p-cos.日本/gallery/ex002/index.htm
640 :
名無しさん@ピンキー:05/02/22 07:18:22 ID:mCQyd9Om
>639
おねツイと銘うってるけど、おねティこだわりのロケーション選択ですね。
ううう、会員になりたくなるじゃないか。
定期保守sage
再び保守
>>636 >>637 >>638 >>641 >>642 す、すいません……
ちょっと仕事終わって、3月いっぱい暇になったんですけど
2chトーナメントの1次予選終わるまで、
もうちょっと待っていただけませんか?(汗
間と間が空いた隙間が見えたら、時間を割く気持ちなんですが
ちょっと、トーナメントはネタ的に面白すぎるんで
ちょっと、そっちの方に行かせて下さい、すみません… mOm
待ちます、待ちます。ありがとうです。
hoshu
保守
保守ありがとう…。・゚・(ノД`)・゚・。
チキショウ、2回戦まで進みやがったよ、馬鹿野郎……_| ̄|○
何故、勝つか……_| ̄|○
高校野球ですか?
649 :
マニアな人:皇紀2665/04/01(金) 01:16:04 ID:ZOY35hdZ
オレが保守する!! (涙
650 :
マニアな人:2005/04/02(土) 22:04:30 ID:hCqvyxcd
電話回線が・・・・無くなった・・・
どうすればいいんだ・・・・_| ̄|○
こんなときどんなことをいえばいいか、わからないの。
おくやみというわけでもないし・・・
電力会社系の光ファイバーという案は?と思ったが月5500円くらいするしな。
652 :
マニアな人:2005/04/03(日) 22:31:00 ID:bMf4n815
給料日までの辛抱だ・・・
辛抱だ・・・
そうすれば、電話線が引ける・・・ハズだっ!
・・・・・アト30ニチモアルヨ、ガクガク・・・_| ̄|○
保守
おねがい☆ツインズとフレンズ、6人で6Pってのは・・・
いかん、脳みそ腐ってる。空間転移してくる。
655 :
マニアン:2005/04/17(日) 23:32:11 ID:0+TbblmM
やべっ
トーナメントなんか集中してたら、ここが真下に落ちてるやんっ!!(汗
656 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/20(水) 15:17:54 ID:Zd2KcdNt
test
657 :
マニアな人:2005/04/23(土) 00:25:48 ID:SOM9TPZm
くそっ、間話で、死守と保守で引き延ばしだ!!(っT▽T)
間の話
深衣奈:「麻郁〜〜、コンピューターで何やってんのよ?」
麻郁:「おわっ!!」
深衣奈:「何ーかくしてんのー? あー、もしかしてやらしーゲームでもやってたわけ?」
麻郁:「ノーノー!! ソンナコトハアリマセンヨミーナサン!!」
深衣奈:「隠すところが怪しすぎる!! ええいっ!!」
麻郁:「うわっ!!」
深衣奈:「何これ? 『Green-秋空のキャンパス-』 ???? こんなのやってんの?」
麻郁:「ま、ちょっと島崎に是非やれって勧められてな・・・(赤面」
深衣奈:「やっぱやーらしーゲームだったんだーー」
麻郁:「お、オレだって男だし、少しは興味あってもいいじゃねーか・・・」
深衣奈:「そんなに溜まってるんなら、私が処理してあげるのに・・・」
麻郁:「そういう言い方は止めろ!深衣奈!! あーもうテンション下がりまくりー
辞めた、辞めたー」
深衣奈:「何、麻郁、もう辞めちゃうわけ? つまんないのー」
麻郁:「深衣奈の前でやるゲームじゃねぇや・・・はいはい、ごめんさいね、オレには二人という存在がありながらね」
深衣奈:「殊勝で宜しい・・って、なら麻郁、この続き、私がやっちゃ駄目かな?」
麻郁:「ああ???」
658 :
マニアな人:2005/04/23(土) 00:33:28 ID:SOM9TPZm
深衣奈:「やっぱ、3人の夜を充実させるには、新しい刺激というか
色んな所からネタを仕入れてくるのが、いいんじゃないかなーと思って」
麻郁:「・・・そ、それはどうかと思うのだが・・・」
深衣奈:「最近は、女の子だってやらしーゲームする事もあるんだから
問題無いって!!」
麻郁:「オレは問題にしたいと思うぞ・・・それを・・・・」
深衣奈:「ま、堅いこと言わずに、やり方教えてよ!」
麻郁:「やり方って言われてもな・・・えっとな・・・
マウスをクリックしながらひたすら文章を読み、
分岐点が来たら、どっちかを選択するだけだ・・・・」
深衣奈:「は?」
麻郁:「だから、やる事は文章を読むことだけだ・・・」
深衣奈:「それってゲームなの? 遊ぶところ無いじゃん」
麻郁:「やらしーゲームってのは、そういうモンなんだから、しょーがねーだろ!」
深衣奈:「ふーん、じゃぁ、絵付きの小説みたいなもんなのね・・・」
麻郁:「ぶっちゃけて言うと、そう言うことだ・・・」
深衣奈:「OKOK、じゃ、麻郁の替わりに私が小説読んであげるから、
大船に乗った気持ちでそこら辺で寝ててください!」
麻郁:「もう好きにしてください・・・」
マニア氏乙。
激しくワロタw
660 :
マニアン:2005/04/24(日) 18:04:44 ID:R+eJ77Ao
(T▽T)
サブタイトル……
あ、「−秋空のスクリーン−」だった……=□○_
ほしゅ
深衣奈の大尻に乗られてエロ小説読まれたい。
越中はどうもな。
665 :
663:2005/05/04(水) 22:48:28 ID:tHyOROu8
>664
越中じゃなくて締め込みだからTバック状になってるよ。
ほしゅる
数時間後か十数時間後
深衣奈:「麻郁ぅ〜〜(うるうる)」
麻郁:「のわぁぁ〜、何泣いているんだ、深衣奈っ!?」
深衣奈:「だぁってぇ〜〜、赤髪の馬鹿女に男寝取られた、茜ちゃんが可哀想でさぁ〜 うぇぇぇん〜」
麻郁:「………えー、えーっと? ナンデスカ?(汗」
深衣奈:「つまり、Greenー秋空のスクリーンーで 何だかよく分からない自作映画作ってる男の子と
赤髪巨乳で元気者の馬鹿女との、見てる方が恥ずかしくなるようなエロストーリーだったんだけど
主人公の男の子に恋している後輩の茜ちゃんって娘が、馬鹿女の真琴に主人公を寝取られて
思いを遂げることなく、1人で寂しくするってオチが、悲しくてさぁぁ……」
麻郁:「あーーゲームの話ねーー (=_=; 」
深衣奈:「聞いてよ麻郁ーー、もーぉ、ヒロインの真琴って馬鹿女が見てて蹴り入れたくなる女でさぁ……
1回目の初めては初々しいのに、2回目はもう、おちんちん嘗め回すような淫乱女なのよーー
3回目はパイズリまでしてるのよー、ちょーっと巨乳だからっていい気になりやがって、
破廉恥っていうか、淫乱にも程があるよーーー」
麻郁:「………いや……えーっと、深衣奈も十分負けてないと思うが………」
深衣奈:「ん? なんか言った?」
麻郁:「いえ?何も?」
深衣奈:「それに引き替え、茜ちゃんの、健気さと言ったら……分岐ルートの茜ちゃんのHシーンなんか
馬鹿真琴のフェラチオ真似して、一生懸命おちんちん吸ってるんだから、もぉ、もぉぉぉ可愛くてっ!!」
麻郁:「……深衣奈……確か、お前って女だよね?」
深衣奈:「どーいう意味よ? 麻郁?」
麻郁:「いえ?何も?」
深衣奈:「だいたい、真琴の赤髪ってDQNな色設定が、馬鹿よねー
茜ちゃんの緑髪と合わせて、補色関係のツインズですかいなってーの!!
日本人に赤髪も緑髪もいるかってんだっ!!」
麻郁:「……そういうお前も、赤髪だろ?」
深衣奈:「………何いってんのよ麻郁っ! あたしがあんな原色色の髪な訳ないっしょ!!
私は目は青色でも日本人よ!? 髪は綺麗な黒に決まってるでしょっ!?」
麻郁:「ほぉ……そうなんだ………」
深衣奈:「だいたい、赤髪の人間なんか学校に居たら、みんな面白がって話題になるに決まってるじゃない!!
なーに言ってるのかなーーー麻郁はーーー」
麻郁:「ふーん、そうなんだーー」
深衣奈:「あーー、なんかその言い方ムカツクなーー もぉーー 麻郁にはわかんないかなーーこの気持ちがっ!
ああっあの真琴も馬鹿女っ!! 元気一杯で好きな男に猛烈ラブラブなのは、いいけどさっ!!
もっと節度ってものがねぇぇっ!! あんな女じゃ、みんな引くってっ!!」
麻郁:「それは近親憎悪ってヤツか?」
深衣奈:「どーいう意味?」
麻郁:「別に?」
樺恋:「あれぇ? どーしたんですかぁ? 深衣奈さん、麻郁さん〜?2人で楽しそうに話しててー」
深衣奈:「あっ! 樺恋、聞いてよっ聞いてぇぇ!! つまり、かくかくしかじかでねっ!! エロエロ萌え萌えなのよっ!」
樺恋:「……ふーーん、そうなんですかぁ…… 私もその茜ちゃんって娘には同情しちゃいますねぇ……」
深衣奈:「でしょ!? でしょでしょぉ!? だから、モノは相談だけど樺恋……、
貴方、その髪をアップにして茜ちゃんコスプレして麻郁に押し倒されてHされまくりとかしてみないっ!?」
樺恋:「………絶対に嫌です」
深衣奈:「えーーーーーー」
669 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/18(水) 19:44:20 ID:d7mreq1O
ageかもしれないsageかもしれない
マニアさん3号氏
なかなか通ですな、このネタを出してくるとは。
オイラも分かったんで、大いに笑かしてもらったよ。
続き、待ってるからな〜
>>671 ありがとん〜 つДT)・゚・。・゚
もー、トーナメントに関わってから、ずーっと
あっちの板逝ったり、こっちの板逝ったりの毎日でそ…
でも、よーやく、5/30日に、終わりが見えたんで、
そっからまたボチボチ、続けてラストスパさせてくださいーー_| ̄|○
保守
674 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/02(木) 22:49:46 ID:k5m47QsK
ageるわ…うふふ
675 :
マニア3号:2005/06/09(木) 00:39:37 ID:XuJXsDwI
今、何処のシーン書いてたんだっけ?(汗
お久〜
なるべく早く帰還を。
お待ちしております。
マニアさんがんば!!
678 :
マニア3号:2005/06/16(木) 23:58:35 ID:/Z4zxZwj
なんかもう今さぁ……、アホみたいに忙しいんで、
ストーリー作ろうとするより、俺が、深衣奈と樺恋で、ハァハァしたいわっ つДT)・゚・。・゚
こんちきしょうっ!! 仕事の大馬鹿野郎ぉぉぉっ!!!!
679 :
マニア3号:2005/06/17(金) 00:14:24 ID:LuGl2p9z
その上、俺のエロ妄想書いて鱈、回線落ちして、書いたの全部ロストだとっ!?
ちきしょぉぉっ!!!!!!!!
深衣奈を犯す妄想書いてたのにぃぃっ!!!! つДT)・゚・。・゚
680 :
マニア3号:2005/06/17(金) 00:26:27 ID:LuGl2p9z
俺:「おらぁっ!! 深衣奈っ!!! 俺のちんちんが気持ちいいわっ!!!」
深衣奈:「いやぁぁっ!! 入れないでっ!! 入れないでよっ!!!」
俺:「この貧乳女がっ!!
下の口はヒダヒダのヌルヌルでめっさ気持ちいいじゃねぇかっ!!
もっとズポズポやってやるっ!!!」
深衣奈:「麻郁っ!! 麻郁っ!! 助けてっ!! こんなの嫌ぁぁっ!!!」
俺:「おらっ!! 一発目っ!!! 中出しだっ!! 食らえっ!!!」
深衣奈:「イヤァァァァッ!!! 駄目ぇぇっ!!!!
何か出てるっ!!! おなかの中に何か出てるよぉっ!!!」
ちんぽ抜いて、深衣奈の愛液とべとべとの精液にヘラヘラ笑いながら
俺:「今度は、口で嘗めろゴルァッ!!!」
深衣奈:「うっうううっ!!!」
俺:「髪を切ったからって俺の目は誤魔化せんぞ水野さんっ!!!!
てっちり、パイズリのフェラチヲしてもらおうかぁぁっ!?!?
元気よくっ!!!」
深衣奈:「うーーっ!! ううっ−!!!」
ちんちん頬張りながら、深衣奈、貧乳をなんとかチンポに押しつけようとする
俺:「ちーとも乳がとどかねーよっ!!! 前より肉が減ってるとはどうい事だっ!?
いや、しかし、この微妙に当たる乳の感覚は俺的にOK!
乳首がカリカリ当たるのには、感動すら覚えるっ!!!」
深衣奈:「うーーーっつ!! うううううっーーー!!!!」
俺:「おおっ!! ええ感じだっ!!! そろそろ2発目っ!!」
ちんちんを深衣奈の口から取り出して、その場で深衣奈の顔にビューッビュっと射精
白濁液で顔をべとべとにして惚ける深衣奈。
俺:「ウキャキャキャキャ!!! たまんねーなっ!!!!」
こんな駄文、2度書きする俺が、もっと絶望的だっ!!! つДT)・゚・。・゚
お帰り&乙。
まぁ、その…
無理すんなや…
お帰りなさい。
ゆっくり休んでください…
とりあえず熱い風呂に入って酒呑んで寝ろ
ケーブルTVでいまさらながらおねてぃ見てきた。
第10話あたりの話で自分の中で桂×苺フラグが立ったので
SSを書こうと思う。
ここに載せられるのはいつになるかわからないが。
7月にはツインズもやるみたいだからそのうち書くかも。
…とただでさえ書きたいのたくさんあるのに自分の首を絞めてみるテスト。
俺の脳内妄想は、苺×麻郁
そのあと、生徒会室に拉致、椿&康生にしこたま犯される総受け麻郁ハァハァ。
686 :
マニア3号:2005/06/21(火) 22:54:21 ID:l5G5xgJA
鼻血が出るほど、アホみたいに仕事がきやがった… つДT)・゚・。・゚
ちゅーか、締め切り月末って死ね言ってるやろ!?
そんなわけで、哀れな俺の為に、
>>684 >>685 おねがい系のSSを、どうかひとつ、よろしく……mOm
687 :
マニア3号:2005/07/01(金) 00:23:30 ID:0zOnX4Kb
樺恋に俺様のマグナムを嘗めさせている……。
すっぱの裸で、少し涙目になりながらも、一生懸命、俺のダイレクトを嘗める樺恋。
舌が俺のに絡む度に、俺の背筋がゾクゾクした。
まったくにして、貧乳の貧弱肢体が俺様の目の前にあるというのに、
それが一生懸命奉仕する姿が、また、たっ…たまらんっ……。
そして、そんな乳がない体に、肉棒を突き刺して、泣いてよがらせる瞬間は、
これもまた格別の快感だ…。
正直、乳が無くても下半身の具合が良ければ、それはそれだし、
何より、可愛い悲鳴で啼いて俺のチンポを愛液でジュルジュルにするのが心地よい。
今日は、何回樺恋の口に射精し、何回樺恋の膣に中出ししようか……
そんな事を思いながら、樺恋の緑色の髪と頭を掴み、
俺のマグナムを樺恋の喉元奥深くまで入れた。 今日の俺達はまた長い夜になりそうだ……。
age
ここで…保守…
保守〜
691 :
tomato:2005/08/12(金) 00:14:21 ID:KKAarHtE
ハジメマシテ。
tomatoと言います。
なんか書きたくなって、最初の部分だけ書いてみました。
仕事しながらなんで作成ペースは遅いんですが、取り合えず書きつづけてみようかな。
692 :
tomato 「あれから 1」:2005/08/12(金) 00:15:52 ID:KKAarHtE
―――――カタカタカタカタ――――――――
キーボードを叩く乾いた音が部屋に響く
薄い紫がかった髪の毛に、蒼い両目
この家の主人である、神城麻郁だ
「ふーっ。」
深いため息を吐きながらキーボードを叩く両手を休める
今日はテンポが良くないな・・・・
彼の仕事であり、この家の収入のほとんどを占めるプログラミングのペースが、今日はあまり良くない
締め切りは1週間後だが、途中でのプログラム変更や訂正版の作成など、やるべきことは山積みなので、あと3、4日で完成の目途を出しておきたい
と、いうのが麻郁のスケジュールだった
「深衣奈・・・・・・・」
ふと、恋人であり同居人の名前を口に出す
1週間前・・・・・・・・・・
近くのキャンプ場でテントを張り、集中的に仕事を進めようとしていたが、結局いつもの学校のメンバーが集まってしまい仕事は思うように進まなかった。
その中で、深衣奈は麻郁との仲を、一歩前進させようとした
麻郁の頭から、深衣奈のあの姿が離れない
693 :
tomato 「あれから 2」:2005/08/12(金) 00:17:44 ID:KKAarHtE
麻郁と同じ蒼い瞳・・・・・
その瞳が潤んでいた・・・・・・・
自らシャツを肩まで下ろし、小さな肩にかかるブラジャーの肩紐が深衣奈を妖艶に魅せた・・・・・・・
ボーッとなって、深衣奈の姿を思い出す
「ハッ、いかんいかん・・・・何を考えてるんだオレは・・・」
無理もない
思春期真っ最中の男子が恋人と同居しているのだ
想像や妄想が膨らむのは自然の摂理というものだろう
「コーヒーでも飲むか」
ヘッドフォンを外し、椅子から立ち上がり後ろを向くと
麻郁は自分の目を疑った・・・・・・・・
「樺恋・・・・・・・・・・」
そこには、麻郁の実の妹であり、同居人の樺恋が立っていた
694 :
tomato 「あれから 3」:2005/08/14(日) 11:27:47 ID:HVEKSg3D
「麻郁さん・・・・」
「か、樺恋、、、、、、いつからそこに?、、、、、」
「10分程前からです」
聞かれてた________
麻郁の脳裏に戸惑いが浮かぶ
「そ、そうか、何か用が有ったのか?」
「麻郁さんは、、、、、、、、、、深衣奈さんのことが好きなんですよね?」
突然の樺恋の質問
「な、なんだ、、、、、、突然、、、、、何を、、、、、、、」
何と言って良いかわからず、戸惑いを隠せない
「答えて下さい」
いつもの弱気な樺恋とは思えないほど、はっきりとした口調で麻郁に問い掛ける
何て言えばいい?オレはどう答えたらいい?オレの気持ち・・・・・
麻郁は答えられなかった
「私は、麻郁さんのことが好きです」
はっきりと、まっすぐに麻郁の目を見つめながら樺恋は告白した
樺恋の告白は2度目だ、しかし、1度目は兄妹だから好きなのだ、という意味だった
だが今回は違う、兄妹になって2週間後に改めて告白しているのだ
この告白が持つ意味は、、、、、、、、、、
695 :
tomato 「あれから 4」:2005/08/14(日) 11:28:57 ID:HVEKSg3D
「私は、麻郁さんのことが、世界中で一番好」「言うな!!」
樺恋の告白を麻郁は大声で制した
「頼むから、言わないでくれ」
麻郁は恐れていた
樺恋の告白によって、今まで隠していた自分の気持ちを抑えきれなくなることに
ホントは気付いていた
自分の気持ちにほんとはずっと前から気付いていた
オレは、深衣奈と樺恋、二人を愛してしまったことに
同時に二人の人間を愛してしまったことに
「麻郁さん・・・・・・・・」
泣きそうな瞳を麻郁に向けながら樺恋は麻郁の胸に飛び込む
思わず樺恋を抱きしめる麻郁
樺恋の身体が折れると思えるくらいに力強く樺恋を抱きしめる
696 :
tomato 「あれから 5」:2005/08/14(日) 11:31:06 ID:HVEKSg3D
もう麻郁には、自分の気持ちは抑えきれなかった
「麻郁さん、、、、、、、私、、、、、嬉しいです」
「樺恋、、、、、、」
「オレは、樺恋のことが、好きだ、、、、、、」
樺恋の目を見つめながら、麻郁の告白が部屋に響く
「う、うぅ、、、、、う、、ひ、、、ひっく、、、、、」
「お、おい、泣くなよ」
「い、いえ、、、、うう、、ち、違うんです、、、、」
「う、、、うれ、、嬉しくて、、、、」
10分くらい、そうして樺恋を抱きしめていたが、麻郁の頭の中ではある覚悟が生まれていた
「樺恋、そのままで聞いてくれ」
「は、はい」
「オレは樺恋のことが好きだ」
「はい」
「しかし、深衣奈のことも好きなんだ」
「、、、はい」
「節操の無い奴だと思われるかもしれないが、俺は二人のことが好きなんだ」
「・・・・・・・・」
「世間一般には許されないことだと思う。でも、これがオレの正直な気持ちなんだ」
「だから樺恋、オレはこの気持ちを正直に深衣奈に伝えようと思う」
「麻郁さんが決めたことなら、私は、、、、、」
「もしかしたら、樺恋にも深衣奈にも辛い想いをさせてしまうかも知れない」
「大丈夫です、、」
「えっ・・・・・」
「深衣奈さんも必ずわかってくれます。だって、深衣奈さんも麻郁さんのことが大好きなんですから」
「そうか、、、、、、ありがとう、、、、、」
697 :
マニア3号:2005/08/16(火) 01:46:47 ID:BzA0S/tU
いや、読んでるから、続きをキボンよ
うん……
どしどし… ( ^_^
698 :
tomato 「あれから 6」:2005/08/16(火) 23:30:26 ID:tsG68GJU
「そういうわけでぇ、今日のバイトは暇だったのよ」
「そ、そうだったんですか、深衣奈さん」
「ま、まぁ、たまにはそういう日もあるだろ」
三人で夕食を囲みながら団欒中
「・・・・?」
「なんか樺恋と麻郁、様子が変よ」
「えっ、そ、そんなことはないですよ。ね、ね!麻郁さん!」
「あ、あぁ。別にいつもどおりだろ」
「やっぱおかしいわよ。、、、だって、樺恋の麻郁の呼び方が元に戻ってる・・・」
「あっ、、、、、、、」
顔を赤くしてうつむく樺恋
「ねぇ、二人とも、私に何か隠してるでしょ」
「えっ、、、、、、、、、、、、、」
思わず顔を見合わせてしまう樺恋と麻郁
「ねぇ、何も私に言ってくれないの?
やっぱり、、、、、、、、私が他人だから?」
ハッとなって樺恋が顔を上げると同時に麻郁が怒鳴った
「バカ野郎!! そういうことは言うなって何度も言っただろ!」
699 :
tomato 「あれから 7」:2005/08/16(火) 23:31:17 ID:tsG68GJU
「な、何よ!麻郁と樺恋が何も言ってくれないからでしょ!」
涙目になりながら深衣奈も声を上げる
・・・・・・・・・・・・・・・
しばしの沈黙から、樺恋が喋りだす
「ご免なさい・・・・深衣奈さん・・・」
「樺恋・・・・・・?」
「私が、はっきりと深衣奈さんに言えば良かったんです。」
「何を?私に何を言いたかったの?」
「深衣奈さん、、、、私、、、麻郁さんのことが好きです。
兄妹としてではなく、1人の男性としての麻郁さんが大好きなんです!」
「か、樺恋、、、、、、そ、それは前から知ってるわ、、、でも、麻郁と肉親だって解ってからは、兄としての麻郁を好きになるって言ってたじゃない・・・・・」
「ごめんなさい、深衣奈さん。私、気持ちをもうごまかし続けることができなってしまいました・・・・・・」
泣きながら樺恋は自分の気持ちを告白した
「深衣奈、、、、、樺恋は、今日オレに今のと同じ告白をしたんだ」
「そして、オレももう自分の気持ちに嘘はつけなくなってた・・・」
「麻郁・・・・・」
「深衣奈、、、、オレは、深衣奈のことが好きだ。
そして、、、、、、、樺恋のことも、1人の女の子として好きなんだ」
「いきなりこんなことを言っても、解ってもらえないかも知れない・・・
でも、これがオレの正直な気持ちなんだ・・・・・・・・・」
「解んないよ・・・・・そんなの、解んないよ!!」
「私は、私は、、、、、、ごめん、少し考えさせて・・・・」
席を立った深衣奈はバスルームへと走っていった
「麻郁さん・・・・・・」
「大丈夫だ、深衣奈はきっと解ってくれる」
「樺恋、深衣奈と二人で話がしたいんだ。今夜は、みずほ先生の所に泊まってくれないか?」
麻郁の言葉の裏にある真意に気付いているかは解らないが、樺恋はだまってうなづいた
いい感じなお話ですね〜(^^
続き、期待しております。
701 :
tomato :2005/08/22(月) 00:16:28 ID:lLAPFrRV
>700様
ご感想有難う御座います〜。
こんな稚拙な文章で楽しんでいただけて嬉しいです。
執筆ペースが遅いうえに、仕事が立て込んでいて続きが書けない状況ですが、なんとか来週の土日には続きを、と考えています。
保守
703 :
tomato:2005/08/29(月) 23:47:46 ID:4H2+nenM
遅れましたが、続きです。
しかし、全然進んでません・・・・。
704 :
tomato 「あれから 8」:2005/08/29(月) 23:48:53 ID:4H2+nenM
「はぁ〜・・・・・・
なんでいきなりあんなこと言うのよ・・・・・」
湯船につかりながら深衣奈は呟いていた
「麻郁、、、、、、、、、、、、、、、、」
のぼせているのか、それとも別な理由なのか、深衣奈の顔は真っ赤になって、どこか艶っぽい
「深衣奈」
突然、バスルームのくもりガラスの引き戸越しに麻郁が話し掛ける
「えっ!えっ!ま、麻郁!?」
驚いた深衣奈は思わず身体を湯船の深くまで沈めた
「そのままでいいから、話を聞いてくれ」
静かに、しかし、しっかりとした口調で麻郁は話し始める
「・・・・・さっきは、突然だったから、きちんと話せなかった・・・」
「麻郁・・?」
「深衣奈、俺は、・・・・・深衣奈のことが好きだ。心からそう思っている」
「・・・・・・・・・」
「俺は、ずっと欲しいものがあった・・・
この家に住み始めて、1人で暮らしながら、ずっと求めているものが・・・」
目をつぶったまま、少し上を見上げる麻郁
「そして突然、その欲しかったものが目の前に現れた・・・・」
「・・・・・それは、・・・深衣奈・・・お前と樺恋なんだ・・・・」
「俺は嬉しかった。ただ単に、肉親が見つかったことだけじゃない・・・」
「俺が、心から大切にしたいと思える人間に出会えたことが、、、、嬉しかった・・」
「麻郁・・・・・」
705 :
tomato 「あれから 9」:2005/08/29(月) 23:50:18 ID:4H2+nenM
麻郁は、こぶしを握り締めながら、ある決意を口にした
「深衣奈、、、、、今夜、、、俺の部屋に来てくれないか・・・・」
時が止まる
何て答えてよいのか、深衣奈は言葉が出なかった
麻郁の言葉の意味については、深衣奈は気付いていた
1週間前、深衣奈自信が決意したことを、今度は麻郁が決意していた
「か、、、、樺恋は、、、、、、、?」
長い沈黙から、深衣奈がやっと搾り出した言葉は、樺恋への気遣いだった
深衣奈にとっても、樺恋はかけがえない存在なのだ
「樺恋は今日、みずほ先生の所に泊まってくる・・・・」
麻郁の言葉に、深衣奈はどこか心がホッとしたが、少し心に痛みを覚えた
樺恋が了承しているという事実が、どこか申し訳ない気持ちを生んだ
そんな気持ちを振り払うように、湯船のお湯で顔を一度流す
「深衣奈、、、、、、、今夜、、、、、、、、、、待ってる、、、、、、、」
706 :
マニア3号:2005/08/30(火) 03:44:10 ID:fiT01Gf1
>703
遅れることなんて、俺は気にしない…
待ってるよ…
いつまでもずっと……
707 :
tomato 「あれから 10」:2005/09/11(日) 22:08:13 ID:c2QPCDuW
ベッドに寝転がりながら、麻郁は一点を見つめていた。
これから深衣奈と結ばれることに対する覚悟と、一線を超えてしまうことの不安。
その二つが複雑に混ざり合い、麻郁は落ち着くことが出来なかった。
「あれからまだ半年も経ってないんだな・・・・・」
麻郁は独り言を言いながら、今までの出来事を整理していた
施設を出て、一人暮らしを始めた4月、深衣奈と樺恋がきてからあっという間に過ぎ去った5,6,7,8月
たった数ヶ月の出来事が、こんなにも強く、暖かく心に残ったことは、今までの人生では無かった
「俺は、深衣奈と樺恋に会えたことで、こんなにも大事なものを貰っていたんだな」
そう言いながら麻郁は右手を握り締める
その右手には、コンドームが握られている
夕飯の前に、隣町で買ってきたものだ
さすがにこの小さな街では、買っている最中に知り合いにあう確立が非常に高いので、
わざわざ電車に乗って買いに行った
おかえりなしゃい
おつかれさま。
漫画出たね
やっぱ、この作品思い入れがありすぎて、エロパロ書けないわ…
いつか桂×苺を書くと言ってた香具師です。
ツインズ見終わったのでSS書くかもしれません。
他所でも書いてるのでいつになるかはわかりませんが。
って、これじゃ誘いうけだ( ̄▽ ̄;)
前も似たような事を言ったような・・・orz
とにかく、また戻ってくるので待っててください。
(*'-')ノシ
713 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/02(日) 03:52:18 ID:ONXatB9C
おまちしておりやす
714 :
名無しさん@ピンキー:2005/10/04(火) 11:53:02 ID:GmBZyXqW
マンガの方は雑誌掲載時よりもかなりイケてた。つーかあれからもう二年経つのね。
>>712 干からびるまで待たせていただきます〜ヽ( ・∀・)ノ
716 :
tomato:2005/10/13(木) 22:54:54 ID:sXhCjpog
皆さんこんばんわ。
最近まで、「あれから」というタイトルで書いてた者です。
まるまる1ヶ月放置してしまいました。
仕事に追われ、ストレスに潰され、気付けば神経性による胃潰瘍で入院・・・・
激痛でのたうちまわり、生まれて初めて死を覚悟した瞬間でした
さて、まだ体調も全快してないので作品の続きを書けないのですが、近いうちに必ず続きを書きます。
皆さんも、健康にはホントに気をつけましょう。
717 :
マニア3号:2005/10/14(金) 05:53:58 ID:jnyGuh7U
>>716 まったくです……つДT)・゚・。・゚
ストレス性胃炎に倒れて、胃腸薬ばかり飲んでる日々です…
いろんな意味できついですなぁ……健康管理は……
ピロリチェックも忘れずにね
お大事に〜
応援
720 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 19:31:48 ID:uXTXq9XH
あげあげ
721 :
名無しさん@ピンキー:2005/11/27(日) 09:14:13 ID:OfUAZt5L
age
待ってます。
723 :
マニア3号:2005/11/29(火) 00:56:45 ID:n4t5TVlG
待っていろっ!! みーなっ かれんっ!!
………_| ̄|○
変換登録も吹っ飛んでるヨーー つДT)・゚・。・゚
今いくいくツインズのCD聴いてるけど、元気でますよ。
725 :
tomato:2005/11/29(火) 23:23:21 ID:0fgLxY1D
お久しぶりです。
結局病院から出勤停止処分を受けたtomatoです。
1ヶ月間の出勤停止、会社側も1ヶ月の病気療養休というシステムによってクビにならずにすみました。
昨日、会社に復帰しまして、やっとこの続きを書くだけの状態を取り戻しましたので、投稿を再開します。
726 :
tomato「あれから11」:2005/11/29(火) 23:24:40 ID:0fgLxY1D
――――――――――コンコン――――――――
静かな部屋に控えめなノック音が響く
「どうぞ」
この家には深衣奈と麻郁しかいないが、自分の存在を確かめる様に優しく答える
スッと引き戸を開けて湯上りの深衣奈が部屋に入ってきた
少し頬が赤いのは湯上りの為かそれとも別の理由か、上気した深衣奈の顔は、
幼さを感じさせつつもどこか艶っぽい
「ここに座れよ」
「うん・・・」
いつもの元気さを感じさせず、深衣奈は麻郁の隣に座る
・・・・・・・・・
お互い何を話せばいいのか解らずに沈黙が訪れた
「さっきさ、深衣奈たちが来てからのことを思い出したんだ」
沈黙を和らげるように麻郁が優しく語りだす
「俺たちは、出会ってからまだ数ヶ月しか経ってないだろ?」
「でも、そのたった数ヶ月で、ホントに俺は多くの大切なものを深衣奈達から貰うことができた。
・・・だから、・・・・・今度は、俺が深衣奈達に何かをしたいんだ。」
727 :
tomato「あれから12」:2005/11/29(火) 23:25:40 ID:0fgLxY1D
「麻郁・・・・・」
「深衣奈、俺はまだまだ子供で大したことはしてやれない、だけど・・・
深衣奈を大切に思うことだけはだれにも譲れない」
「麻郁・・・私・・・私、嬉しいよ。
ずっと居場所を探しつづけた、その居場所を守ることだけに専念して、結局失って・・・・・。
でも、この家で麻郁に出会えた、樺恋に出会えた。
わたしの居場所はここなんだって信じていたい・・・・・」
麻郁は涙ぐむ深衣奈を強く抱きしめる
「あぁ、深衣奈の居場所はここだ、この家だ、俺の腕の中だ。」
「麻郁・・・・私たちは間違ってないよね?私たちの気持ちは間違ってないよね」
「当たり前だ、俺たちは間違ってない!俺たちは正しい方向に進んでるんだ」
保守
729 :
マニア3号:2005/12/10(土) 03:24:21 ID:2fwx6VV5
欲しいと思って何が悪い……
俺達は家族なんだ……
俺はそう思って、樺恋にのしかかっていた。
深衣奈は昨日、散々、ヤリまくって今日はお疲れモードだ。
愛撫で1時間もイカせ続ければ、程なく意識を失った。
どちらも俺の大事な女の子……
でも、樺恋は実の妹……
いや、そんな事、関係ない……
片方を頑張ったら片方が泣くなんて、そんなの俺は見たくない……
だから樺恋のパジャマを破いて、俺は樺恋にのしかかっていた
「このまま樺恋を犯す……いいな? 樺恋……」
その言葉に抵抗する様子もなく、樺恋はじわっと涙を浮かべた。
「私もぉ……お兄ちゃんに抱かれたかったんですぅ……」
そう言って、無い胸をこっちに差し出して嗚咽を続ける。
「樺恋……食べるから……今日は全部……お前を……」
そう言って、俺は樺恋の無い胸にしゃぶりつき、サクランボウのような乳首を
ちゅーちゅーと吸った。
「はぁっ……」
樺恋が、甘ったるい声を上げる。
同時に、俺は樺恋のパンツに手を伸ばすが……
「なんだ樺恋…、もう濡れまくってるじゃないか……」
俺は樺恋のパンツにサワサワと触れ、樺恋が既にすっかり準備OKな事に驚きを禁じ得なかった
久々の投下、乙であります。
体の調子は大丈夫なんですか?
樺恋が気絶した間に犯されて
ボロボロにヤられた後に目が覚めるのを読みたい
わたしはラブラブが好みです。
ノーパンスカート朝立ち騎乗位起こしなんかツボです。
起こしてくれるのは、きっと苺さんです
「すごいことするわよ・・・・うふふ」とか言いながら
734 :
マニア3号:2005/12/17(土) 04:58:44 ID:IcNJ545K
樺恋と深衣奈
どっちも幸せなエンディングにしてやりたいと思う俺って
駄目男かなぁ……_| ̄|○
昨夜は、11Rまで対戦してしっかり寝こけている麻郁と深衣奈。
しのびよる影は、妹・樺恋。
学校に遅れるからと、起こしに来てみればこのていたらく。
未だに堅く突き上げた深衣奈の乳首には
麻郁の左の二の腕が乗り、
左を向いた顔を麻郁の脇腹のにおいをかぐようにうずめる深衣奈。
深衣奈の鼻息と髪の毛は麻郁にかかっていた。
怒りのあまり、樺恋は、音を立てないように、
制服のスカートをたくし上げ、ぱんつをおろす。
息をつめて片足ずつぬくと、
深衣奈の髪をふんずけないように、
麻郁の朝立ちしたナニをまたいで
麻郁の腰の両側に膝立ちする。
逆さの深衣奈の横顔と、
ねこけてまのぬけた麻郁の顔が憎らしい。
そおっと腰を下ろしただけでは角度が合わず、
朝立ちのスジ側が樺恋のスジにあたる。
しっかり握りなおして、
自ずと汁の垂れた樺恋の大事なところに… (つづくかな?)
736 :
マニア3号:2005/12/19(月) 22:27:48 ID:o4sVgd+C
続けて欲しいの……
キボンヌー つДT)・゚・。・゚
麻郁は、夢が長く続いているような感じがしていた。
この家に来て以来、気になっていた女性が次々と回り燈籠のように現れる夢だった。
風邪の日に行った江田島診療所の看護師さん。
ワンピースの看護服で座った麻郁の膝をまたいでくれる空想。
買い物にいったコンビニのバイトの女の子、今思えば、あれが
樺恋と深衣奈が世話になっている小石先輩だったのだが、
エプロン姿でテキパキとはいてないお尻の間から手を伸ばし
堅くいきりたったものを導いてくれる願望。
前あての部分のわきから手を入れて胸のふくらみを愛しながら
ほとぼしりを迎えるところまで…
生徒会副会長の織部先輩。先輩自身は、麻郁のことをどう思って世話してくれるのか。
麻郁が求める家族の絆とは別の彩りを感じて、先輩のすばらしいプロポーションを
眺めたり鑑賞するような気分にはなれなかった。
世話してくれ、好意を示してくれる年上の女性。家族になれるかもしれない距離感。
それを裏切り、後先考えない股間の欲望につながる視線を持つ自分に劣等感のようなものを抱いていた。
いけない、欲望。すばらしいプロポーションの実姉が、もし、麻郁にいたなら、
同じような複雑な感情を抱いていたのだろうか。椿姉さん、とこっそり右手を上下しながら
椿先輩のことを呼んでみたのは、樺恋や深衣奈が突然あらわれた日からそう遠くない
仁科地方の晩春の日であった。
うってかわって、何歳なのか、どういう人生を歩んで来たのか、
不思議な迫力を伴う、クールなロリーの森野会長。
本質を見抜き、隠微な性癖をも瞬時に見て取られそうな深いまなざし。
洞察力と緻密な情報収集で、どんな趣味も知られずにはいないような恐ろしさを感じていた。
会長の的確な指示で、自分でも捉えられずにいるような、
身体の深淵をのぞき込まされて、想像もつかない快楽のいただきに導かれるようなそんな恐ろしさ。
ほとんどうぶ毛以上とは思えない柔毛(にこげ)に続いて、慎ましやかに閉じる一筋の線。
それを裏切るように見下ろす会長の、しかし傲慢ではなく真摯なまなざしは、
麻郁の心を混乱させた。想像の中の森野会長は、麻郁の口に体重をかけ、
口舌の技を要求する。命じられるままに、まだ本来の役割とかたちを得ていない乳腺と脂肪のあたりに
両手を伸ばす。そして後ろ手に乱暴につままれる麻郁の急所は、
痛みとともに充血を覚えるのだった。
みずほ先生につづいて、毎夜の麻郁の想像の中では、麻郁の右手が森野会長の小さな手や、
閉じた一筋の線の奥の窮屈で、強く締め付ける若すぎる膣を体現するのであった。
担任のみずほ先生のスーツの内側から突き上げるように、
自己主張する豊満なからだ。やさしい声音。なにかと気にかけてくれる心遣い。
毎日自家発電を欠かさない10代後半の男子にとって、
入学前に手続きで学校を訪れて、言葉を交わして以来、最初のおかずだった。
想像の中のみずほ先生は、つややかな肢体をひらき、全てを受け入れてくれる。
豊かな胸、潤う谷間、ナイフを受け入れるバターのように、抵抗無く…
入学式でクラスメイトや先輩たちに出会うまでは、みずほ先生が麻郁の脳内妻だったのだ。
夢の中の時間は、次々と手すさびの記憶を訪れながらさかのぼっていくようだった。
UFO騒ぎを報じていた街頭テレビで、現地からレポートしていたアナウンサー。
持っていた写真の家が見つかった喜びにサポートされながら、何度かおかずにさせてもらった。
一足先に就職して施設を去った先輩。やさしかった。施設にいるときは朝方何度も
「いっしょに休んでいい?」「そっちへいってもいい?」と夢の中で幻聴のような声を聴いた。
目覚めるといつも、現実に引き戻され、先輩との間には、家族の絆も、世界に一つしかない愛も
存在しないことに枕をぬらした。
麻郁が中1の頃、ボランティアで2ヶ月間通ってくれた女子大生。
まだ中年にもなっていないとはいえ、常勤の寮母さんたちには、
園生への愛とともに、あくまでも仕事での関係を感じさせられた。
女子大生が園にくると、なんだか日常から離れた華やかさを感じた。
人生で2人目の精夢の出演者となった。
気づかれないように自分で洗った下着とともに思い出す洒落たジャージとエプロン。
それまで堅くなり自己主張をする息子の意味もわからずにいた幼い頃、
喜怒哀楽の豊かな、泣き虫でよく機嫌の変わる若い寮母さん、
ほどなく結婚退職した彼女が、初めての麻郁の射精を彩る夢のヒロインであった。
家庭、家族、父、母、兄弟、姉妹。
世の中の大多数の人にとっては空気のようなこれらの存在。
知らずに育って来た麻郁は、
掘り進んでも掘り進んでもしっかりとした土台に届かない不安にさいなまれ、
まだそう長くもない生涯で、幾度となく、
記憶の限り、ぬくもりを求めて、遡る作業を繰り返していた。
それは、まだ見ぬよりどころ、存在すべき絆、あるはずの根っ子を求めて
空をつかむような、しかし、求めずにはいられない作業であった。
夢の続きは、記憶を意識してたどっていたときには届かない領域に達していた。
誰か、愛着のある誰かと切り離されるようなうっすらとした記憶。
姿形も思い出せず、人というより、思いだけ、感情だけしか形を取り戻せない記憶。
会えなくなるという思い、別れてしまいたくないという気持ち。
ひょっとしたら生まれる前に、顔も知らない母から離れたくなかった気持ちが
跡をひいているのか、と思うような気持ち。
でも、記憶・経験の一部である感情がよみがえる。
同じくらいの幼い誰かと切り離されたそんな感情がよみがえる。
GJ!!
懐かしいような、誰だかわからない、幼い頃の誰かに、
また会えたような感情が心の中をいっぱいにしたときに、
目が覚めた。
麻郁の器官は熱く律動するものに包まれていた。
腰の上に乗ったものが重かった。
昨夜の記憶がよみがえる。
「また…す、る、の、か」しわがれた声で、
まぶたも開けずに聞き返す(つもり)。
深衣奈。
近頃の深衣奈の求め方は、覚え立ての楽しみとしてでは到底理解できない。
切迫した感情をぶつけるように、麻郁のからだをむさぼりにくるようだ。
離れていたくない。
できるだけつながっていたい。
なにか、つながっていることそれそのものが目的のように。
そう、つながっていないと、離ればなれになって会えなくなるかのように。(つづくだろうか、>735に)
まだ、夢のつづきとも、朝の一こまともわからない心地のまま、
麻郁は、腰の上の重みがゆっくりと、時にしゃくるように、
石臼のようにろくろのように、円を描いているのを感じた。
付け根を中心に、回転させられるすりこぎのように、
操縦桿のように、ゆっくりとした運動を下腹部に感じていた。
注意がそれると、短時間くっと喰い締めるような感触。
充血する充実感。わずかな粘膜のずれが、ぬめりを思い出させる。
インタバルが次第に変化していく。
握られる、ゆるむ。握られる、ゆるむ。
その都度わずかに支点が移動する運動。
#終わる世界で巨大なあ○な○に見守られながら、
#みやむー声できもちわるーいと言われた時のような
#他者の存在を実感する瞬間。
握られる、ゆるむ。
握られる、ゆるむ。
生き物の営みが、繰り返しでありながら、次第に様相を変えるように…
ボレロの旋律が、繰り返しつつも、新たな音色が加わり、大きくなるように…
深衣奈、今朝はせっかちじゃなくなったな、と
麻郁は醒めきらない意識の中で、声にならない呼びかけをした。
人の目覚めには段階があるのだろう。冬の朝の布団の中のように、
まだぬくぬくしていたい麻郁の意識は、霧に覆われていた。
背中からもやもやとしたものが腰に凝ってゆく。
形のない感覚が、次第に形になってゆく。
麻郁の意識に、性器それ自体の重要性をアピールするように、
はっきりした触覚・温覚・重み・運動とずれが、形になってゆく。
喰い締める、んんん、ゆるむ。
締まる、んんんんん、ゆるむ。
とっくに、麻郁の側からも潤滑液は漏れていた。
食いつく、んんんんんんんんーんー、ゆるむ。
付け根を押さえつける、んーんーんー、ゆるむ。
ぷにぷにした感触が左肘の外側にある。
すこし冷えた、さらさらした人肌が、現実を呼び寄せる。
無意識にまさぐった左手は、さらさらした直毛の髪に触れる。
ん、どうなっているんだ。頭は柔らかい筒のようなものに
当たって抑えられている。
へび女? なんてよりによってこの家に現れて俺を誘惑するのか……
突如として、それまでの世界が夢の中だったと悟らされた。
胸に当たる重みが、一人寂しくたたずむ屋上の柵でもなく、
親友と信じた人が飛び込んできた肩でもなく、
別れを惜しんで抱きしめる、一度は母と呼んだ人の腕でもなく。
絆。
深衣奈にとって、その言葉は、なんともろいものだろう。
あると信じて、触れた瞬間泡のように無くなってしまいそうだ。
ぬくもり。
言葉ではなく、気持ちではなく、約束でも、規則でもないもの。
たしかにあると信じられるもの。
ぬくもりだけでなく、ぬめりや、ざらざらや、
しめつけや、ほとぼしりや、そういうものも、確かに感じられるものとしてあった。
この家に来てから、ずいぶんと遠くまで来たような気もする。
でも土台、根っ子、切っても切れない縁、そういったものは、
相変わらず、深衣奈には、月や火星の世界のものだった。
確かに信じられるぬくもりや湿り気や動きやぶつかり…
そういうもので、紛らわせることができるかのように、
ここのところ夜となく昼となく求めて来た。
改めて振り返ると、自分のことながら赤面しそうだ。(実際には赤くなりゃしないが)
深衣奈は、自分の乳房を美しいと、かわいいと、自分で思ってあげないと応援する気持ちだった。
その乳房は、夏から秋に変わりつつある朝の空気に、冷えてしまっていた。
何か胸に当たる夢の中の重みは、現実の変形だったことに思い至った。
腕。
昨夜も自分から麻郁を求めていた。求めて求めて求めて離れたくなかった。
何度も……(回数なんか数えてないわよ)
首筋から逆撫でするように髪の毛をまさぐられる。
自分がここにいることが確かめられるような、
腕の持ち主がそこにいることが実感できるような、
そんな気持ちが心地良い。安心感の支えがある。
右頬を力無い手がかすめる。
起きてるのかな。まだ寝てるのかな。
でもまだ起きてしまいたくない思いだった。
しかし、聞き慣れたような場違いなような音がする。
ぬちゃらぬちゃらぬちゃら。
息をつめたような、んっんっという声。
高い声の持ち主が声を漏らさないように
のどをつめているような声。いや、音。
別のぴちゃぴちゃいう音もする。
深衣奈の頭のてっぺんに誰かの体が擦りつけられるような感覚まで………
自分が麻郁の妹だとわかってから、ずいぶんといろいろなことがあった。
夏の湖畔の合宿もどきからこちら、深衣奈と麻郁との三人の生活は、
新しい時期を迎えていた。
わたし、かなり我慢強い子でしたよ、麻郁さん、深衣奈さん。
樺恋は心の中なのに丁寧な調子のまま、不満をぶちまけていた。
朝な夕なとはこのことだったのですね。
夜も昼もなくとはこのことだったのですね。
実演してくれなくてもいいんですけれど。
麻郁さんは樺恋のたったひとりのお兄ちゃんです、
と抱きつくパフォーマンスに、仲を見せつける二人への抗議の気持ちが入っているのに
気がついていてくれるでしょうか。
二人のHをいやおうなく見せつけられている間に、
樺恋は、こんなに、好奇心旺盛なえっちな子になってしまいました。
女の子の大事なところに、あんなのがはいるんですね。
最初のころは、入るところが見えたとたんに、ふにゅ〜となって、
気がついたら、二人とも眠ってました。
だんだんふにゅ〜となりかけても耐えられるようになって、
深衣奈さんが背中をそらすところや、あ・・・・・・んと声をもらすところ、
麻郁さんがうっと息をつめるところは、毎度おなじみの眺めになりました。
樺恋だって負けたくない気持ちはあるのです。
最初は、ふにゅ〜となって覚えてない自分が負けている気がして、
最後まで見届けたいとがんばってきました。
でも、だんだん、女の子の大事なところには、
深衣奈さんも樺恋もかわりがないはず、と変わって来ました。
隙間から二人をみながらそーっと自分の指を伸ばしてみる。
踵に押しつけてみる。
うっかりマリエさんにおしつけてしまったこともありました。
入るはずのところには入れてみたい。
指一本から二本、二本から三本へ、もう止まりません。
そんな今朝。もう二学期も始まったから、いくら麻郁さんのプログラムの仕事の
締め切りが済んで、寝倒したあととは言っても、二人だけであんなに熱心に
何度も何度も愛し合うなんて、ちょっとは同居人のことも考えて欲しいものです。
もう我慢できません。
麻郁さんは、樺恋のたったひとりのお兄ちゃんです。
お兄ちゃんのものは、妹のわたしのもの。
もうこれは、私の中に入れてしまいます。
ん。
ぬるっとした感触、簡単には求める方向には向かない。
気持ち悪いようにも思うけど、お兄ちゃんの体なんだからと
自分に言い聞かせ、逆手にしっかりともち、
樺恋は女の子の大事なところに、麻郁のからだの一部分を
差し込んで、腰を下ろして行くのだった。
痛いかもしれない。おびえはあったが、指三本の時の
痛さはもうなかった。
ずるずると中を擦る感覚。当たる感覚。突き上げる感覚。
大事なところの周りを飾る襞襞の皮膚が、
じょりじょりするお兄ちゃんの毛とすれる。
体重をかける。はまった。はめた。その感触をじっくりと味わった。
長文おめよごし失礼しました。一息入れます。
樺恋のお尻、いかがですか。と心の声をかけながら、にじり、こすりつけるんです。
麻郁さんの毛がじゃじゃりじゃりと音を立てます。
ときどきは奥に届かせたい感じがして、んーと腰を落とします。
つながっているところに自分で指をとどかせて
はいっていることを確かめます。
敏感になってむけている小さな芽。
知らずに力がはいってひくっとして
お尻の中がひきつれる感じ。
だんだんひきつれる力が知らず知らず強くなって行きます。
気をつけないと声がでちゃいます。
麻郁お兄ちゃん、わたしたち、してるんですよ。
なんだか頭の上で、わさわさする音がする。
小さな風が髪の間に吹き付ける。
まぶたを開いて上目使いに見てみると、
制服?誰?何やってるの?
目の前には浅黒い腰骨。
ぬちゃぬちゃ音までさせて。
深衣奈じゃない。別の何かが俺の腰に乗っている。
目を開いて、開いたその目を麻郁は疑った。
「樺恋、何やってんだ。」思わず両手を突っ張って上体を起こす。
繰り返し締め付けられた股間の堅い突起は、もう破裂しそうな自己主張をしている。
勢いでキスしそうになる。兄妹でキスなんかしちゃだめなんだぞと思いながら、
それどころじゃない事態が、二人の腰の間ではすでに起こっていた。
これじゃ対面騎乗位のお手本じゃないか。
「麻郁さんっ ふにゅう〜」
「樺恋、気を失ってなんかないで、説明しろっ」制服の肩を揺らしたとたんに、
強い締め付けに、情けなくも吹き出る快感に、我を忘れてしまった。
・
・
・
虚脱感。
・
・
ようやく、
上半身を後ろにのけぞらせる樺恋の姿に、
寝ている間に樺恋に犯されたという事実が現実感を帯びて来た。
なんで、なんでこんなこと…とりとめもなく空回りする思念を
「いたーっ」左下からの抗議の声が中断した。
胸に肘つかれた痛みに怒りを込めて
「誰よっ、何やってんのよ。麻郁ーうっ。」
麻郁の肩をつかんで引き倒して
見ると、
「樺っ恋〜、あんた麻郁の妹でしょうっ」
と怒鳴って肩を揺すったが、意識がない。
「樺恋。樺恋。」
ようやく目が覚めてきたようだ。
「深衣奈さんん。がっこ う、おく れ ます よ。」
「こんなことして、何言ってんのよ。この近親相姦。」
「麻郁さんは、樺恋のものでーす。」
樺恋と正面から向かい合おうとして、
麻郁の顔面を跨ぐ格好になった。
ぐちゃっ。ぶくぶく。
やな音がする。
そうだ全裸のままいつのまにか寝てたんだから、
何もはいてない。
深衣奈さんに肩をゆすぶられながらも、下はささっている感じ。
なんだか優越感を感じて、深衣奈さんの右手を肩からはずし、
斜めに引き寄せて、だきついちゃいました。
いつかのキスマークの仕返しです♥
深衣奈さんの大事なところだって、なでちゃいます。
「だめーっ。樺恋、エロエロ空間から帰ってきなさいってば。」
「ずるいです。深衣奈さんばっかり。仕返しです。」
「いやいや、どこさわってんの。やめて。」
「麻郁さんにはさわらせてるくせに、いいじゃないですか。」
「あん、麻郁もどさくさに紛れてぺろぺろしない。」
へるもんじゃなし、って付ければよかったっすねw
757 :
マニア3号:2005/12/21(水) 21:09:36 ID:A5H9O5pw
Good Job!!!!!!
759 :
マニア3号:2005/12/25(日) 02:10:19 ID:vzXMyzIk
ところで、前から気になっていたわけなんですが…
ここのスレ、あと容量どれくらい?(^^;
ホスト上のサイズはどうやって調べればいいのか知らないんですが、
俺が、gikoNaviで保存している1059621704.datファイルは、361kBでした。
このはさんの経歴をいろいろ考えてみました。みのるさんとどこでしりあったのか、とか、
みのるさんもたじたじの性力はいつみについたの、とか。
よく桂に手出しせずがまんしたなとか。
はつほさんは、風見航宙士と出会う前はどんな生活してたんだろう。
まほちゃんは、赤紫のウィンウィンで、学校の課題って言ってたから、
銀河連盟所属の学校に通学中なんだよね。
寒中お見舞い申し上げます。厳寒の折皆様どうかご自愛くださいますよう。
冬の木崎湖で、桂とみずほ先生が遊ぶのはあったけど、麻郁たちが冬を迎えるところ、雪下ろししたり、
そういうのはなかったなあ。暖房費を節約するために3人で1つの布団に、とか、風呂は一緒に、とか。
保守
こたつみかん……オーケンの声が脳裏に…
snow angel聴いて口直ししよ。
age
age
3人で幸せになるってテーマ、
古くは、雑破先生があとがきに冗談書いてたし、
このスレでマニアさん3−4号さん、tomatoさんのを
楽しませてもらったし。
自分なりにも書いたのですが…
やっぱり、思いつく時は、何か降りてきますよね。
>735-のは、ゴール設定を騎乗位と顔面騎乗の3Pにして、
そこに至る展開をああでもないこうでもない、と考えて、
実質、朝の十数分の出来事にしちゃったんですが、
スタートとゴールを考えたら、あとはキャラが降りてきた。
age
771 :
マニア3号:2006/02/08(水) 01:04:30 ID:BOLisITH
マイクはナイト2000とイチャイチャしていたわけではなく
ミーナとカレンの二人を弄んでいた。
エアウルフの様な雄叫びを上げようとするも、そこでとどまり
カレンの膣に3発目の中出し。
もはや、従妹だろうが兄妹だろうが関係ない。
マイクは、愛の為に、ナイト2000と一緒に鬼になる。
「ハローマイケル」
「よう、今日も全開でとばすぜっ!!」
とか会話は無かったが、マイクの下半身のナイトライダーは
今日も夜を駆け抜ける。
既に中だし3発を食らっているミーナの髪の毛を緩く掴んで顔を向けさせ
おもむろに顔射する。 ミーナの顔が一瞬にして白濁化した。
だが、ミーナは夢心地でそれを受け止め、幸せそうに見えた。
今日もナイトライダーに励む、マイク。
もはや二人の妊娠は時間の問題であるが、それが3人の幸せなのだから
この3人は今日も愛と欲望渦巻く夜の世界をひたすら走り続けるのであった……
って事で、スレ維持に貢献できたでしょうか?
772 :
名無しさん@ピンキー:2006/02/10(金) 20:03:13 ID:x+weXSIW
>>771 ナイト2000とやったのかと思ってしまった…orz
『お紺昇天』を思い出したじゃねーか。>772
b
「ミニルピオン、お、お前が悪いんだぞ、そんな弱々しげな顔で誘うから」
「プチルピオン、だめだよ。僕たちまだ子供なんだから、そんなことしちゃ」
m
「今までいっぱいうそはつかれてきたけど、
こんな酷いうそははじめてだ。」
「信じて。本当は、秋那の気を引きたかったの。」
「えっ。」
「ミニルピオンの気持ちは、私の気持ちそのままだったの。」
「双葉…」がばっ。
778 :
マニア3号:2006/03/12(日) 21:44:16 ID:vm86Tscu
好きだっ!!
>778
って黒板にかいちゃいけないそうだ。
総合スレで、椿談議が盛り上がってた。
深衣奈・樺恋が来るのがちょっと遅かった、
パラレルツインズを考えると面白いかも。
783 :
名無しさん@ピンキー:2006/04/12(水) 12:57:33 ID:ns5OqGUu
あげ
「椿、その高校生離れした素晴らしいプロポーションを
県立木崎高校の生徒会のために活かしてみる気はない?」
「か、会長……」
「すごいことするわよ。」
「わかりました。生徒会主催、水泳大会、ですね。」
790 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 23:47:23 ID:fnJpTMCN
791 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 07:13:28 ID:/K+v56WO
792 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 18:32:16 ID:z/AzTcCB
793 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 15:08:20 ID:h0kNZe7q
794 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 15:10:08 ID:h0kNZe7q
あと一時間書き込みがなければ
深衣奈と樺恋はおれの肉奴隷。
だが、断る
796 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 16:00:08 ID:T9hWE+5M
あと二分書き込みがなければ
オレはさっきの
>>794を実行
せめて『やはり
>>794が現実に』とか表現しろよ。
頭悪いな
798 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/03(土) 16:04:40 ID:T9hWE+5M
だって人がいないんだ!!
オレは人に来てほしかっただけなんだよぉ
うっうぅぅぅ(泣)
わかったわかった。
この頃、繰り返し、ドラマCD聞いてるよ。
なにかネタのインスピレーションわかないかなあ。
ティのCDは、エピローグ座談会で希望を言うと
望みが叶うらしい=>小石が秘密会議に参加の
ところまで、聴いた。
桂が、四国の陶芸家に弟子入りってのは、夢オチでしたよね。
ということは、あのラジオドラマのみんなの進路は全部、夢?
漂介:東京にあるトップの国立大学を目指す。官僚になって腐った政治を糾す。
楓:東京の洋裁の専門学校で、いつか自分でデザインした洋服を発表。
小石:地元の短大。
苺:自由に羽ばたく。
跨:忘れられていた。
夜な夜なリサイタルを開く苺を、
だれか目撃してませんか?
それともおねがい☆シリーズは、
コスプレアイドルシンガーから、ラジオパーソナリティー、
構成作家、プロデューサーになって、苺が作った作品だったとか…
801 :
名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 19:42:44 ID:mx9U/tzf
802 :
すごいプレイ:2006/07/01(土) 13:02:54 ID:PUFq34eY
どうにかこうにか三人とも高校を卒業して、
早くも7年が経った。
樺恋は演劇科の専門学校に進学し、在学中か
ら売り出し。今や売れっ子の声優になった。
深衣奈もナレーションの専門学校に進学し、
やはり声優として売れっ子だ。
二人とも経歴も本名も明かしていないようだ
が、共演する機会も多かったらしい。一番驚い
たのは、先輩声優さんたちと、アニメの監督や
スタッフのみんなと一緒に木崎湖までバス旅行
に来ていたことだ。縁川商店で一行と出会った
時なんか、俺のことは、皆さんの手前シカトし
やがって…
この前は、久しぶりに帰省して来て、うちに
二泊していったが、何でも、このあいだ、二人
が共演したアニメでは、女の子どおしで仲良く
する役柄だったそうだ。歌もレコーディングす
るし、プロモーションビデオのようなやつの演
技を練習するんだって、せっかく帰省している
のに、二人だけで部屋で何かやってる。プロ根
性だか、「役者だから」だか知らないけど、何
だか妖しい物音がするように思うのは気のせい
か。気になって、プログラムの仕事手に付かな
いって、これは二人がうちに来てからずっとだ
けど。
803 :
すごいプレイ:2006/07/02(日) 20:14:15 ID:Y5D4Fm+p
はじめて、二人が、それも同じ日にうちに来
た時は、本当に面食らった。でもずっと欲しか
ったもの、家族ってものに、だんだん、なって
いった。深衣奈は、自分の才能を見いだしてく
れた人に引き取られた。しかし、その才能が事
故で発揮できなくなったことで悩んでいた。し
かも親友と思っていたその家の子の気持ちを考
えるといたたまれなくなってしまった。
なあ、家族って、無条件で、ここにいてもい
いよって関係だよな。深衣奈は、たったの15
歳で、才能がなければ居場所を確保できない過
酷な人生を生きてきたんだ。…俺もだけど。
樺恋はピアノのコンクールに出るくらいのお
嬢さまとして育てられていた。「おじさま」は
事業に行き詰まって、樺恋を旅に出してくれた。
肉親だったらどうなんだろう。苦労しても惨め
な思いをしても、一緒にがんばろうってものじ
ゃないのだろうか。本当のところ、世間一般の
家族がどうなのか、あの夏まで、家族がいなか
った俺にはわからないけど。
樺恋の「おじさま」元気でいるといいな。も
う今までの生活は続けられないから、ここを頼
って行くといいよって別れ方。おい、まだこど
もの俺たちは、こどもで居させてくれよ。どこ
かでみている神様とやらよっ。
804 :
すごいプレイ:2006/07/03(月) 09:26:52 ID:lffX9Gs8
あれから七年が経った。あの夏は本当にいろ
いろなことがあった。夏は終わらない。あの頃
のことを思い出す度に、この言葉を、思い出す。
椿先輩が仕事できるように配慮してくれたの
にいつの間にか、生徒会の合宿なってしまって
いたキャンプ場でのテント生活。高校生で同い
年の女の子二人と同居なんだから、実は、いろ
いろな面で、不便だったり、面倒だったり、す
るよな。今でこそ、あんな役得ないんだから、
楽しめば良かったのに>当時の俺、なんて、思
えるけど、「さびしいさびしい童貞君((c)
跨先輩)」だったんだぞ。女の子の気持ちなん
かわからないし。…それに、せっかくできた家
族ってものをつまらない一時の感情で失うよう
な失敗したくなかったし。臆病になってたとし
ても、しかたないだろ。
なのに、あいつらったら、好き勝手しやがっ
て……と、あの頃は思ったものさ。縁川先輩が
配慮してくれて、避妊用のあれ、ゴム製品を差
し入れしてくれたときは、目を剥いたよ。勝手
に何相談してんだよっ、深衣奈。
それがこの間なんか、樺恋と二人で、何が、
「いけーないっわっ、奪ーわれっるっ」だよ、
今さら何奪われるんだよっ、ほんとに。
>803
素敵よ、神城くん。ふふふ。
>804
四道くんのことを名前で呼ぶように
なるまでに、どんなことがあったのかしら?
please!のサイトが閉鎖されたな
807 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 23:04:19 ID:n3QRIiFY
エエエエエエエエエエエエエ
808 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 03:55:07 ID:w9O2fFt7
しばらくだれも来ない。
続きを書こうか、別のをかこうか。
通過はしてるがな
Linuxザウルスって… 使ってるけど。
>812さん、>804=>810っす。
ストーリー肉付け中です。
DVDメイキング特典映像も見たし。
815 :
名無しさん@ピンキー:
続きキボン