エロ絵予告キタ━━(゜∀゜)━━( ゜∀)━━━( ゜)━━( )━━(゜ )━━(∀゜ )━━━(゜∀゜)━━!!!!
売れまくったようで何よりです!!欲しかったですが3日目は行けなかったとですよ……
しかも、地王も元気そうでしたか!!
是非見たいツーショットでした。(脳内イメージはカルドのお二人)
>(脳内イメージはカルドのお二人)
ぼじゃノロイ氏は顎鬚がセクシーなナイスガイ、地王は長身痩躯のナイスガイに擬人化してみてはどうか。
さて、そろそろ容量がSS投下に不足気味になってきてる気もするが・・・
こうなると、次スレのタイミングってどんな感じがいいんだろ?
980以降でいいとは思う。
| (゚д゚)
お忘れかもしれませんが、お久しぶりです。こんにちは。
>732の続きです。ほとんどエロくありませんが。
見捨てずに読んでくれると嬉しいです。
(もう着いてしまった…。いやだ、もう離れたくないのに)
ルシエンは本気でソルティス神に怨みを抱いた。
「ルシエン様、降ろしますから気をつけて下さいね」
「・・・はい」
ジェイクはルシエンを降ろし、ベッドに横たえた。
「ルシエン様。ゆっくりお休みになってくださいね」
そっとルシエンの額に手をあてる。その手は暖かく、ルシエンは目を閉じた。
「熱は・・・無いようですね。一晩休めば大丈夫でしょう」
目を開けるとそこには愛しくて愛しくて堪らない笑顔があった。
離れたくない。そう思う。
いつまでもこの笑顔を見ていたい。しかしそれは叶わぬ願いだ。彼もいつかは必ず神となる。神になることは単なる
権利ではない。いわば義務なのだ。これに背くことは何人たりとも適わない。
それでも離れたくない。いつまでも彼の傍らにいたい。いや、彼を自分だけのものにしたい。
――そうだ。私は持っていたはずだ。肉体より解脱する魂さえも縛り付ける力を。神さえも従わざるを得ない力を。
その力の名前は・・・・・・カルドセプト。
「バインド」
「えっ!?うわぁぁぁ!!」
空より光とともに拘束具が形を成しジェイクの全身に絡みつき四肢より自由を奪う。
支えを失った身体はルシエンのベッドの上へと投げ出された。
「ル・・・ルシエン様!?いっ・・・一体ど・・・どういうことですか?!」
いまだ状況を掴めていないジェイクは半ば涙目でルシエンに対し叫んだ。
ジェイクの言葉で我に返ったルシエン自らの行為に驚きつつも、心の奥底に劣情があることを確かに感じた。
今ならば彼を自由に出来る。彼を自分だけのものに出来る。もう彼を逃がさない……絶対に!
今にして思えばジェミナイの呪いは潜在する欲望を表に出すだけで、
つまり…今この状況はルシエンが真に望むことであったのだ。そしてルシエンはこうも考える。ジェミナイの正体は
未来のジェイクであったという。ならば彼もこの状況を待ち望んでいたのではないのだろうか。ならば迷うことはない。
一方のジェイクは必死に戒めに対し抵抗を試みるがやがて諦め、おとなしくなった。セプターは、いやセプターだからこそ
一度発動したスペルに抵抗することの無意味さを知っている。
(私は何てことを・・・でももう後には引けない。それならいっそ・・・)
ルシエンは意を決して口を開いた。もうその口調に迷いは微塵も感じられなかった。
「ジェイク様がいけないのですよ。私の気持ちを全然分かってくださらないのだから」
するすると身を覆い隠す法衣を脱いでゆく。もともとゆったりとしたつくりの衣服だ。全てが床に落ちるまでに大した時間は掛からなかった。
大きく形のよい乳房。雪も欺くほど白くそれでいてしっとりと張りのある肌。全てが美しかった。
それ以外に形容する言葉を彼は知らない。
「あまり見ないで下さい…あの…恥ずかしいですから」
いくら決心したとはいえ処女であるルシエンだ。雪の肌は見る見るうちに桜色に染まる。
それはまさに冬から春への変貌のようでもあった。
恥ずかしそうに俯いていたルシエンであったがジェイクのいわば興奮を見て取り、まさしく妖艶と呼ぶに相応しい笑みを浮かべた。
「ふふ…ジェイク様?興奮していらっしゃるのですね?嬉しいです」
ルシエンの目がジェイクの下半身にある一点に集中する。そこはジェイクの興奮を具現化したかのように大きく盛り上がっていた。
「ち…違うんです。これは…これは…そうだブックワームですっ!」
我ながら陳腐な答えだとは思ったが今のこの不可解な状況を思えば大した問題ではなかった。
「ブックワームですか?じゃあ…見せてくださいね。ジェイク様の『ブックワーム』を」
ジェイクは目の前が真っ暗になるのを確かに感じた。
オルメク頭神が復活したと思ったら、ルシエン様があっさり一線を越えよったー!!
羨ましいのう。代わりにバインドされたいのう。
ブックワームワロタ
(・∀・)イイヨイイヨー
ほっしゅ?
お久し振りです。
少しばかりまとまった量を書き溜めようとしておりまして、
次スレの立ったタイミングで、即死回避に投下しようと思います。
どうぞだらりとお待ち下さいませ。
なに、オルメク頭氏が素晴らしいSSでこのスレを締めて下さいます、きっと。
私も楽しみでなりません。いいなあ、大胆なルシエンさん。
夏コミ3日目は、ぼじゃノロイさんにご挨拶させていただくためだけに向かいました。
そしてすぐに帰りました。そろそろ体に無理がきかなくなってきています。
顔色が良かったとすれば、緊張のために紅潮していたのでしょう。
じゃあ漏れも便乗期待プレッシャーをば・・・・・・(笑)
ごめんなさい。最近、ルシエン熱が冷めてきたのを実感しております。
だからルシエン熱を取り戻すまで旅に出ます。っていうか今、聖剣3に猫まっしぐら状態に陥ってます。
皆さんオルメク頭は当分の間、忘れて下さい。気に入ってもらえるかどうか分かりませんが
代わりに別のものを用意しました。次スレへの繋ぎくらいにはなると思います。では、さようなら。
追伸:皆さん気付いているかもしれませんが『ユリウスの中の人』とオルメク頭は同一人物です。
いまから投下するのも>915あたりで予告していた作品です。ああ、ごめんなさい。
最後に皆さんのご健勝を心からお祈り申し上げています。
君の名前を教えてくれないか」
これが私が彼に初めて会ったとき投げかけられた言葉だ。
正直言って驚いた。
今まで私を――エルフのカードを使役してきたセプターたちは皆、私を争いの道具としてしか扱わなかった。
なかには下卑た欲望をぶつけてくる者たちすらもいた。
そんな中で私の名前を気にしたセプターなど彼が初めてだった。
彼は私たちが戦いの中で傷ついていくのを決してよしとはしなかった。
私たちが戦闘で傷つくたびに泣きそうな顔で謝ってきた。
――矛盾している。
そんなにも私たちが傷つくのが嫌ならば覇者となる戦いに身を投じなければいいだけの話だ。
それなのに何故、彼はそうまでして覇者になりたいのだろうか。
彼にその事を尋ねたら彼は照れくさそうに言った。
「僕が覇者になりたいのは――もう終わらせたいんだ。こんなくだらない戦いに君たちが使われるのを」
――ああ、そのときからかもしれない。私が彼に一人の女として惹かれはじめたのは。
許されない恋だということは分かっている。今までセプターとクリーチャーのラブロマンスなど聞いたことすらない。
それでも…それでも…私は彼に惹かれている。この身に宿る命は偽物でもこの想いだけは真実だ。
それならば戦おう。彼の剣となろう。盾となろう。
彼の願いが叶うまで。彼が覇者となるその日まで。我が身が朽ち果てカルドセプトの輪から外れようとも。
バルベリトと邪心の三つ巴の戦いにも終わりが近づいてきた。邪心はすでに消え去り残された彼奴の命も風前の灯火だ。
もう勝った。その油断が命取りだったかもしれない。
最後の力を振り絞って呼び出されたドラゴンゾンビ。その爪は確実にマスターの御身を引き裂こうとうなりをあげていた。
足が自然に地を蹴っていた。マスターの前に立ちふさがり鋭い爪を我が身で受け止める。
肉が裂ける音。骨が砕ける音。血が噴き出す音。全てを聞きながら最後の力で弓を引く。
放たれた矢はドラゴンゾンビを突き抜け屠り、バルベリトの胸にも突き刺さる。
バルベリトの断末魔の叫びを聞きながら私は昏い海へと落ちていった。
「…――!…――!」
マスターが私を呼ぶ声が聞こえる。重たい瞼をあげ主を見つめる。
「どうしたのですか…マスター。何を泣いていらっしゃるのですか?」
涙が顔に落ち、弾ける。
――暖かい。
「何をって…?!どうして…どうして…僕なんかをかばったんだ!」
「ふふ…相変わらず可笑しなことをおっしゃいますね。私はあなたの下僕。お守りするのは当然です」
鉄の味に染まる口を動かし私は言った。目も霞んできた。
――本当はそれだけじゃない。あなたが傷つくところなんて見たくない。
マスターは私の血にまみれた腕をつかみ、また泣いていた。
「おやめください…マスター。私の血であなたの服が…汚れてしまいます…」
「僕の服なんかどうだっていい!それよりも…それよりも自分の身体を心配しろッ!すぐにキュアをかけるからッ」
「無駄です…。私の身体は…もうこれ以上耐えられません。さよならです…。マスター」
マスターが腰からカードを取り出すのを諌め私は言った。
「さよなら…?なにをいっているんだ?君はカードへ戻るんじゃないのか?おい…ッ」
「それも…無理です。私の身体、いえカード自体…もう耐えられないのです。本当に…さよならです」
もはや私の身体は限界を超えている。私はもうじきカルドセプトの輪から外れ消え去るだろう。
別れに泣く気など無かったが自然と涙が溢れてきた。もうすぐマスターの顔を見ることも出来なくなるだろう。
「さあ…祭壇へ行って下さい。あなたは勝ったのです。覇者となったのです。……おめでとうござ…い…」
最後まで言えなかった。祝福の言葉も、私の想いも。
私はきっと幸せだ。仲間たちはきっと彼のもとでカルドセプトとしての宿命から開放され自由に生きる権利を得るだろう。
――ただ……彼の傍らに私はいない。それだけが哀しかった。
「…――!…――!」
マスターが私を呼ぶ声が聞こえる。きっと夢だろう。私は死んだのだから。
それを証明するかのようにあれだけ引き裂かれた傷痕はどこにもなかった。
ゆっくりと目を開けマスターの顔を見つめる。夢の中でも彼はやっぱり泣いていた。
マスターが私を抱き寄せ顔を胸に埋めさせる。マスターの胸は温かかった。
夢でも構わない。ただ醒めて欲しくなかった。
「マスター…ァ」
私もいつの間にか泣いていた。涙は頬を濡らしマスターの胸を濡らす。そんな私をマスターはさらに強く抱きしめてくれた。
こんなにも幸せな夢は見たことがなかった。でも夢は醒めるものだ。
もうすぐ醒めるだろう。こんなにも幸せな夢は。
最後に名前を呼んで欲しかった。マスターしか知らない私の名前を。
「…呼んでください。私の名前を…呼んでください」
「――エリス。……好きなんだ。ずっと言えなかった。でも今なら言える。僕はエリス――君が好きだ」
神様、カルドラ様。どうしてこんなにも幸せな夢を見せてくれるのですか?私は涙を溢れさせたまま目を閉じた。
まただ。また私を呼ぶ声が聞こえる。目を開けると先程までと変わらず私はマスターに抱かれていた。
「マスター?どうして?私…まだ夢から醒めていないの?」
「エリス。夢じゃない。夢じゃないんだ。君はまだ生きているんだよ」
「うそ。うそです。……やっぱりマスターは夢の中でも優しいんですね」
マスターが腕に力を入れる。私の細い身体はギシギシと悲鳴を上げた。
「いたい…痛いです。や…やめて下さい」
そう半分涙目で言うとマスターはようやく腕を解いてくれて私の隣に腰を下ろした。
――痛い?
私の頭が一つの結論を導く。
「夢じゃないのですか?」
マスターが涙交じりに頷くのが見えた。
信じられなかった。私の身体は確かにドラゴンゾンビに引き裂かれ限界を迎えたはずだ。
「実は…――」
マスターの説明によれば私は確かにカルドセプトとしての限界を迎えていたらしい。もしあのままだったならば
私は本当に消え去っていたという。しかし祭壇へと登り『覇者』となったマスターが主神ソルティス様のお力を借りて、
すんでのところ、私の身体から魂が消え去る直前に助けてくださったのだという。
私はここで一つの疑問に気が付いた。マスターが『覇者』となったならば何故、この世界――ソルタリアに
未だいるのだろうか。新たな世界を築くために宇宙へと抜け出しているはずではないのか。
これにもマスターが答えてくれた。『覇者』から『新たな神』となるにはその場でなければならず
その時を逃すと再び祭壇に登りなおさなければならないという。
もちろんそれまでに別のセプターに負ければ『覇者』の権利は移ってしまう。
「マスター…どうして…神とならなかったのですか?私など所詮、道具なのですよ。道具は役目が終われば捨てられるもの。
放っておいて下さいましてもよかったのに…」
マスターの顔が強張る。腕が震える。
ああそうだ。彼は私たちをそう思うこと、そう思われることをたまらなく嫌悪しているのだ。
――そして私はマスターのそうした優しさに惹かれたのだった。
「…申し訳ありません。マスター。マスターのお気持ちも知らずに…。お許しください」
しゅん…と私のエルフ特有の耳も垂れ下がる。
マスターは努めて明るく振舞いこう言ってくださった。
「もちろん、僕は神になることを諦めたわけじゃない。ただ僕が覇者になれたのは君たちのお陰だ。なのにどうして
君を放っておいて神になんかなれるんだい?」
「ありがとう……ございます」
耳が感動でさらに垂れ下がる。嗚咽も止まらない。
「そうだ。まだ返事を聞いてなかったよね。――エリス。僕は君が好きだ。……君は僕のことをどう思っているのか、
答えて欲しい」
「でも…でも…私は…所詮カルドセプトですし…それに…」
「――エリス」
「……好きです。ずっとずっとお慕いしていました。でも…」
素直にマスターの想いを受け止めることが出来たならば私はどんなに幸せだろう。
でも私はカルドセプト。マスターはそれを行使する者。そう簡単に越えられる壁ではない。
「でも、は止めて欲しい。エリス。僕は君自身を愛している。カルドセプトとかカードとかそんなことは関係ないんだ」
マスターの言葉で私の瞳から涙がさらに溢れ出てくる。この方とならきっと私はどんな壁も越えられる。そんな気がした。
それでも確かな証が欲しかった。マスターと私とを結ぶ確かな証が欲しかった。
「……抱いて下さいませんか」
マスターは一瞬驚いたようだったがすぐに頷いてくれた。
続きはまた明日の夜にでも。(゚д゚)ノシ
いいじゃない、いい話じゃないですか。
今晩の続きにも期待してしまいますが、しばらくお休みに入られるとは・・・残念無念。
次スレでも気長にお待ちしておりますよ〜。
GJ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
「あっち向いててくださいね」
マスターが私から目を離すのを確認してから服を脱いでいく。半分ほど脱いだ辺りで突然、後ろから抱きすくめられた。
「マっマスター…ァ」
マスターは首筋にキスした後、私の下着に手をいれて指でかき乱しはじめた。
そのまま、いとも簡単に私のクリトリスを探り出し指先で転がす。いきなりの快感に脳髄が痺れる。
がくがくと足が震え、立っていられず私は思わずその場にへたり込んでしまった。
「だ…大丈夫?エリス?」
背中から心配そうな声が聞こえる。振り向き、私は精一杯不満そうに言ってやった。
「見ないで下さいって言ったはずですよね。マスター。それにいきなりあんなことするなんて」
「ごめん。あんまりエリスが可愛かったから……つい」
――嬉しい。単純な言葉だけど嬉しい。それでも私は不満げな顔を保つ。
それは申し訳なさそうに謝るマスターに私は一つのお願いをするから。ずっとしたかったお願いを。
それはキス。今まで数多くのセプターに仕えてきて――そして身体を辱められてきた。
しかし、本当に心を許したのは目の前にいるマスターただ一人。
だからこそマスターに恋人たちがするようなキスをして欲しかった。最初で最後の愛しい人に。
「じゃあ…キスしてください」
目を閉じ唇を突き出す。一瞬の間をおき唇にマスターの唇が触れた。
私から舌をマスターの口内に侵入させる。マスターも驚いた気配を見せたがすぐに応えてくれた。
私の舌が私自身の唾液を運ぶようにマスターの舌も唾液を運んでくる。
舌を絡め合わせると同時にお互いの唾液が混ぜ合わされる。ゆっくりと口を離した後。味わうように嚥下する。
――甘い。他人の唾液に味を感じるなんて初めてだった。
マスターとこのような行為をしているという実感がさらに私を興奮させる。
愛液が太腿をつたい床に落ちる。石畳に吸われ、後にはシミだけが残った。
「ありがとう…ございます。マスター…とても…素敵でした」
うっとりと呟く。マスターの顔が赤くなる。どうやら照れさせてしまったらしい。
頬を染めたままマスターが私をそっと私の身体を押し倒す。ひんやりとした石畳が心地良かった。
――思い出したけれどもここはソルティス様の聖域。天空の祭壇だった。
罰当たりな気がするけれども今日くらいは許して欲しい。
今日は記念日。人とクリーチャーが本当に分かり合えた記念日なのだから。
マスターの手が私の胸に触れる。自分で言うのもなんだが大きく形の良いそれはマスターの手に合わせ形を変えた。
「ふゃ…ああ・・・ふぁ…」
「気持ちいい?」
私は小さく頷いた。――気持ちいい。それを証明するように私の胸の頂きは硬くしこっていた。
頷いたのを合図にマスターがまるで赤ん坊のように私の胸に吸い付く。ただ違うのはこの赤ん坊はエッチだということだ。
歯ではさんでみたり、舌ではじいてみたり、吸ってみたりとその度に私の身体に稲妻が走り抜ける。
「ひっ…ああ…あぁん。そんなに…ああ。…やあ…はあ…はぁ」
私の身体はとめどめなく嬌声と愛液を溢れ出し続ける。きっと今、私は蕩けた顔をしている。
もちろん興奮しているのはマスターも一緒。気付いてますか?ずっと私の太腿に熱い塊を押し付けている事を。
突然、マスターが私の胸から口を放す。――やだ。もっと続けて欲しい。もっと気持ち…良くして欲しい。
「やだぁ…やめないでくださいぃ…」
「ふふ…意外とエリスはエッチなエルフなんだなあ。全然気付かなかったよ」
「エッチなエルフは…お嫌いですか……?」
「大好きだよ。――それがエリスならね」
私は思わずマスターの頭を抱きしめていた。私の胸がマスターの頭の形に歪む。
マスターの栗色の髪を眼下に私の瞳はまた涙をためていた。
私の胸から開放されたマスターはそっと私の顔に顔を近づけ、私の髪をのけそのまま耳に口付けをした。
思わず私の耳は緊張を取り戻し、元のように尖った耳になる。しかし、マスターはそれでも口付けを止めようとしなかった。
「ひあ…ああ…そこはっ…やぁぁぁああん……きもひいいですぅ…」
余りの快感で耳が再び垂れ下がる。――それは先の胸への愛撫を遥かに凌ぐものだった。
「ここ弱いんでしょ?」
力無く頷く。マスターにふっと息を吹きかけられる。
「ひゃああ…っ」
唾液で光る耳は吹きかけられた風だけで私に快感を運んできて思わず目を閉じる。
目を閉じて身体が弛緩したのか一気に愛液が溢れ出てくる。それは石畳の吸収能力を超え、水たまりを作った。
もつれた舌で精一杯言葉を紡ぐ。もう限界だった。――早くマスターを直接感じたい。
「マスター…ァ。お願いします。私だけでなく。マスターも服を…」
マスターが頷き服を脱ぎだす。あんな事をした後なのに恥ずかしいのか顔と身体はそっぽを向いていた。
血に染まった上着が床に落ちる。――私の血だ。
――そうだ。あれも証だ。マスターと私を結ぶ証なのだ。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \ オルメク頭がSS中にて950ゲット!!
/ ヽ
l:::::::::. | ああ、まだSSが終わらない。
|:::::::::: (●) (●) | とにかく今スレ中で完結させてみせるッ!
|::::::::::::::::: \___/ | そして新スレで地王様のSSをのんびり読むのだッ!!
ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ
えっ、あの、その、週末というか月末まで待って頂けると大変有り難いのですが……
いや、そこを何とか……私も暮らしていかねばなりませんで、ヘェ。
いや正直、楽しませて頂いております。
これでしばしのお別れとなるのは辛いですが、どうぞまた帰っていらして下さい。
>>953 。゚。 (m) ∧_∧ 。゚。 わーんダメージがないじゃないか!
☆ / /__(´Д`゚ .)-、 ))
ヽ (( (_ , (m) i ☆
| ヽ ヽ l ノ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ、_ノ
/ \
/ ヽ スカ
l:::::::::. | ポコ
|:::::::::: (●) (●) |
|::::::::::::::::: \___/ | ポカポン
ヽ:::::::::::::::::::. \/ ノ
期待してます、ガンバリ
衣擦れの音と服が床に落ちる音が続く。今さらだけど恥ずかしい。
何かと交わるなんてそれこそ数え切れない程経験しているはずだがマスターとの交わりを考えると
どうしてだろうか、頭がくらくらして胸の鼓動が収まらない。――まるで処女みたいだ。
そこまで考えて自嘲気味な笑みがこぼれた。処女?私が?馬鹿みたい。
私の身体はそんなに綺麗なものじゃない。薄汚れた欲望に覆われているのに。
やめよう。頭を振り払い余計なことを振り落とす。今はマスターの事だけを考え、感じたい。
「エリス。…エリス?」
「はっ…はい。なんでしょうか」
不覚だ。マスターの声を聞き逃していたらしい。あわてて俯いていた首を持ち上げて
マスターを見上げる。そこにはこれ以上ないくらい自己主張しているマスターの雄の部分が鎮座していた。
びっくりして後ずさる。あれがマスターの……。
「えっ、あああああっ。すっ…すみません」
「エリス?どうかした…?」
マスターが訝しげな顔で私の顔を覗き込んでくる。
「いえ、なんでもありません。それよりもマスター、先程のお返しです」
私はマスターの前に跪きマスターの陰茎をおずおずと口に含んだ。
「エっ…エリス?!」
口の中に濃密な雄の臭気が拡がる。正直言って余り心地良いものではない。
それでもマスターのためだと思えば苦にはならない。
マスターの鈴口から染み出る液を唾液と混ぜ合わせ飲み込む。
舌を操りマスターの亀頭を舐め上げ続いてカリ首。それらは今までよりはっきりと雄の味を感じさせた。
――じゅるり。
思わず音が漏れた。
「うう…」
マスターの切なげな声を目を上げる。
「きもひ…ひいでふか?」
「あ、ああ…」
上目遣いの私にマスターが頷く。私は嬉しくなってさらに奉仕を続けた。
亀頭に舌を走らせ未だ溢れる汁を吸う。
口をすぼめ喉の奥まで飲み込む。
空いた手で陰嚢をなでる。
私の中にある知識、記憶を働かせマスターに奉仕する。
頭上に聞こえる切なげな声に、私は過去の悪夢のような日々が薄れていくのを感じた。
マスターが支えを得ようと私の頭に手をおく。金の糸がマスターの指に絡む。
遠慮しているのだろう、その手は添えられるだけでまったく力が込められてはいなかった。
一旦、陰茎から口を放す。陰茎と私の口、両方から光る糸が垂れ下がった。
「マスター。私の事はお気になさらないで下さい。私はマスターの――下僕なのですから」
途端、マスターの雰囲気が一変する。先程までの優しい雰囲気は哀しみとほんの少しの怒りに変わっていた。
ああ、私は馬鹿だ。結局、マスターのお気持ちなどまったく分かっていなかったのだ。
「もう……止めにしよう」
「えっ…。ど、どうしてですか?」
分かっている。分かっているけど身体が震え声も震える。垂れた耳もぴんと元の形に戻る。
「それは……。いや、いい。エリスも服を着てきてくれ」
マスターが私に背を向け服へと手を伸ばす。もう私には振り向かなかった。
気が付いたら私はマスターの背中を抱きしめていた。
「すみません…ッ。すみませんっ。お願いですから私を…私を捨てないで下さい。マスターは私の―」
――初恋の人なのですから。
――たった一人の主なのですから。
マスターは私の腕を優しく振り解きこちらに向き返って言った。
「エリス。僕は、僕は君が好きだ。愛している。捨てるわけなんか…ない」
「ならば何故ッ…何故抱いて頂けないのですか?!私も…私だってマスターのことを愛しているんですッ!」
最後には涙混じりに絶叫していた。強く握り締められた手は白くなっている。
マスターの口が開かれる。私は身を強張らせた。
「自分のことを下僕だなんて呼ぶのは…もうやめてくれ。嫌なんだ、そういうのは」
「だって、だって…」
言葉が続かない。下僕と言ったのは事実だ。でもマスターを愛しているのは真実なのだ。
「――すまない。カルドセプトの盟約がそんなに甘くは無いということは分かっているんだ。
それでも君にだけはそんな事は言って欲しくなかったんだ。すまない」
静かな空間にマスターの謝る声だけが響き渡る。
たしかに盟約は私たちクリーチャーに召喚者への絶対的服従を強いる。
それを悪用する輩もいるのも事実だ。私もそのようなセプターに仕えた事がある。
それでもマスターを愛しく思うこの気持ちまでもが盟約によるものだなんてことは絶対に無い。
「いえ。お気になさらないで下さい。私があなたを愛しく思う心はいかなるカード、
そしてソルティス様。いえ、たとえカルドラ様のお力でも変わる事はありませんから」
「ありがとう…。エリス」
マスターがゆっくりと私にキスをする。最初は軽いキス。
ふと唇が離れたときマスターが私の顔を見つめ言った。
「エリス」
「あ、はい。何でしょう。マスター」
「ええと。『マスター』って呼ぶのを止めて欲しいんだ。だって僕ら恋人同士なんだから」
マスターが嬉しい事を言ってくれた。飛び上がって抱きつきたいくらいだ。
でもマスターはマスターだから他の呼び方なんて分からない。ましてや名前なんてもっての外だ。
「だから――名前で呼んで欲しいんだ」
「そ、そんな畏れ多いことできません。マスターじゃ駄目ですか?」
ふと虚空を見上げ何か考えていたマスターだったけど何か思いついたのか
軽く笑みを浮かべこちらに向き返った。
「わかったよ。エルフ。嫌ならいいんだ。じゃあ続きをしようか。――エルフ」
エルフ?それは私の事?
どうして…?
どうして私をエルフだなんて呼ぶの?
エリスって呼んで欲しい。
そこまで思って気が付いた。これはマスターの意地悪なのだ。
私がもし彼がマスターと呼び続ければ彼はきっと二度とエリス、私の名前を呼んでくれなくなるだろう。
なんて意地悪なんだろうか。でも、不快じゃない。
「わかりました。わかりましたよ。マスター、いえアリエス様」
――だからエリスって呼んで欲しい。
――私の名前を呼んで欲しい。
「ありがとう。エリス。贅沢言えば『様』もいらないんだけどね」
「それは絶対お聞きできませんッ!」
思わず首をぶんぶんと横に振る。
なんて事を言うのだろうか、私の主アリエス様は。でも……嬉しい。
そういえば私の名前を知った時に「僕の名前の中に君がいる」ってずいぶんうれしそうにしていたっけ。
そのときの事を思い出すと自然と頬が緩む。
「…エリス」
アリエス様の指が私のあごを持ち上げる。
私は目を閉じ唇を突き出す。
もう一度キス。今度は深いキス。涎が二人の唇から零れ落ちて一本の糸を形作った。
アリエス様が私を再び石畳の上に押し倒す。熱くなった私の身体はさっきより石畳を冷たく感じさせた。
「アリエス様。来て…下さい」
アリエス様が私の中に入ってくる。
私の膣はそれを喜んで受け入れた。肉壁が自然と蠢き陰茎を締め上げる。
愛しい人の背中に腕をまわす。大きく逞しい背中は私を安心させた。
アリエス様の抽送が始まる。淫らな水音を伴いその動きは私の身体に快楽を伝える。
それでも、まだ足りない。もっと激しくして欲しい。
そう思ったときにはすでに私の腰は動き出していた。さらに水音が大きくなる。
しかしそれはアリエス様と私の切なげな声の前に掻き消された。
「はあ…はあ…アリエス様。もっと…もっとぉ」
もっと欲しい。
久しく忘れていた肉欲。あれだけ嫌悪していた情欲。それらが私にもっと貪れと要求する。
「エ、エリス。もっとゆっくり…」
もうアリエス様の言う事も耳に入らない。
「アリエス様ぁ…もっと下さいっ…もっと、もっと私を貫いてくださいッッ!」
身体に刻み込まれた快楽の記憶が私を淫魔に変える。
肉壁がざわめき、さらにアリエス様を締め上げる。アリエス様の顔が快楽に歪んだ。
「エリス。ご、ごめん。もう限界だ…」
「やだ…やだ…やだぁ。もっと、もっと私をいっぱいにしてぇッ!もっと滅茶苦茶にしてぇッ!」
アリエス様がびくんと痙攣して私の中に精子が放出されるのが分かった。
それでも私の腰は止まらない。アリエス様の萎え始めた陰茎をさらに締め上げ快楽を貪る。
やはり萎えた陰茎のままでは充分な快楽を得る事は難しい。
アリエス様の陰茎を解放する。陰茎が私の膣から抜け出すとき、ごぷぅとやけに大きな音がした
「エ、エリス。僕はもう…」
「駄目です。アリエス様。まだです。まだ足りません。アリエス様だってそうでしょう?」
きっと私の顔には妖艶な微笑が浮かんでいるだろう。
「ちょ、ちょっとやめてくれ。エリス」
「それは命令ですか?それともお願いですか?」
アリエス様の目に困惑の色が浮かぶ。どうするか迷っているようだった。
わかっている。私はアリエス様の性格を知って発言したのだ。
アリエス様は私たちに命令する事をあまり好まない。今のような状況なら尚更だ。
「お、『お願い』です。ちょっと休憩しよう。ね?」
「残念ですが、お断りします」
私はやけに楽しげな声でもってアリエス様の『お願い』を退けた。
アリエス様が逃げようと腰を浮かす。私は逃がさずアリエス様の陰茎を両手で包み込んだ。
先制はエルフの特殊能力だ。アリエス様が私から逃れるにはアワーグラスが無ければ無理だろう。
アリエス様の陰茎はまさしく白く彩られていた。それでも構わず舌を這わす。
陰茎。さらに陰嚢の裏まで舐め尽す。アリエス様の精液だ。残す理由が無い。
舐め終わる頃にはアリエス様の陰茎も力を取り戻していた。私の身体が期待に震える。
「アリエス様。どうぞ楽になさって下さい。今度は私が上となりますから」
戸惑うアリエス様を石畳の上に寝かす。陰茎だけがさらに天空を目指して屹立していた。
明晩、完結させます。してみせる。――多分。
>955様。あんまり…叩かないで下さいな。あと二回それをされたら
オルメク頭は崩壊してしまいますから。
ところで次スレの建立の件はどうなっているのでしょうか?
ではお休みなさい(゚д゚)ノシ
GJGJ、ラブラヴしやがってコンチクショウ。
次スレ建立=地王様のSS投下 なので、月末あたりに地王がGO出したら誰かが立てますか。
966 :
地王:04/08/29 23:16 ID:eCQbakL5
そこそこの長さなら投下できそうですので、月末以降にレスが980を越えていれば、私が立ててみようかと思います。
ただ、困ったことにほとんど濡れ場がありません。無駄に長いのに。
即死防止SSだと思ってお許し下さい。もう少し進みますと、濃いシーンがある予定ですので。
オルメク頭氏への感想レスをしたいものの、容量を考えて、完結時にすることに。
アリエス様の腹筋に手を突き陰茎と膣口を合わせる。膣から垂れた白濁液がアリエス様の陰茎を汚した。
少しづつ腰を下ろしていく。ゆっくりと確実にアリエス様の陰茎を私の膣に飲み込ませていく。
「あ、あぁ」
満たされていく感覚に思わず口からと息が漏れる。
一つになっていく、それも私から。そう考えるとなんだか嬉しい。
「エリス」
「は、はい」
途端、アリエス様が私の手を自身の腹筋から払った。払われる瞬間、私は確かに見た。アリエス様のやらしそうな顔を。
私の身体が重力に負け地面へと吸い寄せられアリエス様の陰茎が私の膣の奥の奥まで突き刺さる。
気持ちいい。痛い。気持ちいい。痛い。気持ちいい。痛い。気持ちいい。痛い。
相反する二つの情報に私の脳は焼き切れそうだった。
「ひゃああああああああッ!」
私は悲鳴を上げアリエス様の胸へと倒れこんだ。アリエス様はそれを見計らったように私を抱きしめる。
「エリス。どうだった?」
アリエス様がにやにやとした表情で私の顔を覗き込む。
私はまだアリエス様の胸に身体を寄せたままだ。顔だけをアリエス様に向け話を聞く。
「うう。アリエス様、ひどいです」
少し涙目で不満げに言ってみる。あそこはじんじんしてなんだか変な感じだ。
「そろそろ動いてもいい?」
アリエス様は私の答えを待たずに下から突き上げた。全身を快楽が駆け巡る。
「ひゃ、アリエス様ぁ」
主導権を取ろうと騎上位に持ち込んだのにいつの間にか主導権はアリエス様に移っている。
悔しいような嬉しいような、そんな気持ちでアリエス様の突き上げを受け止める。
――どっちでも構わない。アリエス様を感じられるならば。
「アリエス様。お願いがあります。やはり…ゆっくり私を愛して頂けませんか?」
下からの突き上げの合間にアリエス様にお願いする。
先程までのような淫魔のような交わりではなく愛し合う者同士の交わりが欲しい。
アリエス様もそれを望んでいたようで頷いてくれた。
「じゃあ、僕がまた上になってもいいかい?」
肯定の合図にアリエス様に唇を寄せる。
アリエス様は私をその胸に抱き、繋がったままの身体をごろりと180度回転させた。
私が再びアリエス様を見上げる格好になる。これはいわば正常位と呼ばれる体位らしい。
「いくよ。エリス」
アリエス様が汗や体液で私の頬に張り付いた髪を除けて言う。頷く私。
抽送が始まる。ヒダをかき分ける感触と子宮を突き上げられる感触がそれに伴う快楽と一緒に運ばれてくる。
私の肉壁も再び蠢きアリエス様の陰茎を締め上げ、肉ヒダは陰茎を絡めとリ、奥へ奥へと誘う。
「ああ…ひゃああ…私は気持ちいいです。ああ…ア、アリエス様は…?」
アリエス様は何も答えてはくれなかった。ただ唇で応えてくれた。それだけで充分だった。
淫らな音が木霊する。二人の喘ぎ声も木霊する。もしかしたら天空の祭壇にいらっしゃるソルティス様にも
聞かれているのかもしれない。さらにはカルドラ様もお聞きになられているもしれない。
私は思う。それならば聞かせてやろうと。
カルドラ様、あなたがお造りになった『玩具』はいまこうして一つの生命として愛されている。
たった一人きりのあなた様には決して叶わぬ夢。なぜならばあなたは究極絶対神。
あなたと対等かそれ以上の存在なんてありはしないのだから。
アリエス様が訝しげに私の顔を覗き込んでいる。私を心配しているのだろう。抽送も止まっていた。
「大丈夫です。アリエス様。さあ続きをしましょう」
アリエス様を精一杯の笑顔で迎える。ようやく安心したのかアリエス様が動き出した。
それに合わせ私も精一杯腰を振る。結合部から聞こえる水音がさらに大きくなった。
下半身から伝わる快楽で頭が蕩ける。
「ひゃ…いいです…いいです…きもひいいですぅ…」
さらにアリエス様が私の耳に唇を寄せ、一舐めする。
長い耳はエルフ族共通の性感帯らしく私も例外ではないようだ。
私の身体はわななき、さらにアリエス様の陰茎を締め上げた。
「エリス…。僕は、僕は、もうっ」
アリエス様が切なげな声をあげる。どうやらこの交わりも終わりのときが近づいてきたようだ。
「アリエス様ぁ…アリエス様ぁ…」
「エリス…エリス」
お互いがお互いの名前を熱に浮かされたように連呼する。
アリエス様の抽送の動きが早く、そして雑になってきた。それは私の腰の動きにも言えることだが
二人とも限界なのは間違いなかった。
アリエス様が最後に一気に陰茎を突き刺した。それと同時に二人の身体が上り詰める。
「ごめん。エリス僕はもう限界だッ!」
「アリエス様。一緒に、一緒にぃ…。あああああッ!」
二人同時に身体が弾け精液が私の中に注ぎ込まれる。
二度目とは言えその量は多く、入りきらなかった分がごぷりと音を立てて溢れ出た。
「はあ…はあ…。アリエス様…。ありがとうございました」
私はアリエス様の隣にうつ伏せで寝ている。当のアリエス様は仰向けで顔だけをこちらに向けていた。
あれ程火照っていた身体は清涼な空気に冷やされてしまっている。
「…エリス。ごめん。中で出してしまって、本当にごめん」
「あら…。どうして謝られるのですか?ひょっとして気持ちよくなかったんですか」
前髪をかきあげアリエス様に問い返す。
「う…。気持ち…よかったです」
押し黙る。正直な人だとつくづく思う。
「ご心配には及びません。妊娠の危険性などありませんから」
そうだ。どんなにアリエス様と私の子供が欲しくてもその願いは叶うことはない。
いくら愛し合うようになったとはいえアリエス様は人間。私はエルフでありカルドセプトなのだ。
その溝はまったく変わってはいないのだ。
「あー、エリス。言いにくいんだけどね。エリスは、えっと妊娠の可能性があるんだよね」
「はっ…?」
我ながら間抜けな声だとは思ったがそれは大した問題じゃない。重要なのは今のアリエス様の言葉だ。
どうして本人も知らないことをアリエス様が知っているのか。
それに今までだって一度たりとも身ごもってしまった事は無いはずなのに。
「アリエス様…?妊娠の可能性とは一体?」
「実は…――」
アリエス様の説明に耳を傾ける。なんだか既視感を覚えるがきっと気のせいだろう。――多分。
とにかく説明によるといくらソルティス様のお力でも一旦、カルドセプトの輪から外れたカードを元の状態に
戻すのは不可能だったらしくソルティスさまは私をカルドセプトから切り離しすんでのところで転生させたというのだ。
「でも。アリエス様。エルフという種族はカルドセプトの中だけの種族ではないでしょうか」
いくらソルティスさまでもカルドセプトの中にしか存在しない種族を現世に創り出せるものなのだろうか。
その問いにもアリエス様が答えてくれた。
「いや、ソルティス様のお話によると、こことは別の世界にはキギたんっていうエロカワイイ娘を始めとして
エルフが人間と並んで生活しているらしいんだ。ソルティス様もそこのご出身らしいしね」
人間とエルフが一緒に生活している世界。きっと素晴らしいところだろう。
いつか行って見たい。そこには私たちのような存在もいるのだろうか。想像しただけで心が躍る。
でも…。
「エロカワイイってどういうことですか…?ねぇ…アリエス様」
ジト目でアリエス様を見やる。
「ぼ…僕じゃないよ。えっとソルティス様が言ってただけなんだ。だ、だから、その目だけは止めて…ください」
アリエス様は傍目からも分かるくらい畏縮していた。そんなに怖い目をしていたのかしら。少しショックだ。
「とにかく、浮気は許しませんよ。もししたら分かってますよね…」
先程の反省を元ににっこりとアリエス様に微笑む。アリエス様は無言のまま顔を青ざめさせて頷いていた。
どうやら私の笑顔と左手に持った自慢の弓の効果らしい。
そうだ。肝心な事を忘れていた。妊娠する可能性があるという事は…当然だけど子供が出来てしまうという事だ。
慌ててアリエス様に確認を取る。今になってあの時の軽率な自分が恨めしく思えた。
「ア、アリエス様」
「はっ、はいッ。僕はどんなにそのキギたんとやらがエロ可愛くても、ふとももがハァハァでも、エリス一筋だから。ね。」
「そうではなくッ。まあ、今の言葉も聞き捨てなりませんが……。妊娠の可能性は本当にあるんですか」
「だからそう言ってるじゃないか…」
先程の交わりが思い出される。中で出させてしまったのだ。それも二度も…。
「ど、どうしましょう…」
「ああ。そうだ。嫌ならリバイバルで時間を戻す?天空の祭壇にたどり着いたあたりからになっちゃうけど」
「それは…駄目ですッ!そんなことしたら今の私たちの関係も無かった事になってしまうじゃないですか」
アリエス様がさらりと冗談にならない事を口にする。リバイバルだなんてもっての外だ。
ふとアリエス様の顔から笑みが消えた。真剣な眼差しで私を射抜く。
「エリスは僕の子供を生むのは嫌かい?」
首を横に振る。嫌な訳なんか無い。むしろこれ以上無いくらい嬉しい。
「僕も嬉しい。エリスが傍にいてくれるだけでも幸せなのに、こんなに嬉しい事はないよ」
「ア、アリエス様ぁ」
思わずアリエス様に抱きつき胸に頬をすり寄せる。
アリエス様のぬくもりが再び私の身体をあたためる。
「もう…一回いいですよね」
「ええッ?またするの…?」
普通なら、男性から求めるものなのにどうやら私たちの関係はそうではないらしい。
それでもそんな関係も心地良い。
「今までのは『恋人』のセックスです。今度のは…」
「今度のは…?」
「教えてあげませんっ」
不思議そうな顔で私の顔を見つめるアリエス様に微笑みを一つ返す。
教えてあげない。アリエス様が気付いてくれるまで。
私たちの関係が『恋人』から『夫婦』になるまでは。
――ああ、私は今、幸せだ。そしてこれからもっと幸せになるだろう。この方と共にあるのならば。
皆さんの書き込みを制限させてしまって申し訳ございませんでした。
後、なんかカルドセプトとはかけ離れた話になってしまっています。
許してください。
それでは皆さん。さようなら。
地王様や他の神々の方のご活躍を心からお祈り申し上げます。
追伸:バルベリトの死体の近くでヤラせてごめんなさい。
くはぁ、もう甘甘でたまらぬわ!!
女性一人称は照れ萌えだと再確認。GJ。
また来て下され。
さて、もうすぐ次スレか・・・・・・地王の続きも気になる俺。
エロ抜きでもいいから、続きが知りたい。
ってか大長編ですよね?3スレにまたがってるし。