【ゲゲゲ】〜猫娘萌え〜【猫タン2】

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636名無しさん@ピンキー:03/12/20 15:51 ID:tc50YxMo
関連スレは鬼太郎に限ったものだけでオケじゃないすかね。
水木センセとか悪魔くんとか
あげてったら多くなって見づらいかと。

あと、めちゃくちゃ個人的な意見なんだけど
俺、次スレも猫娘スレにしたいなぁ…。
ヒちゃんもユメちゃんも好きだけんどよう。
俺のアイドルはねこちゃんなんだよー…。
637名無しさん@ピンキー:03/12/20 16:16 ID:i2KUAkSW
>632-635乙カレー
結構知らないスレ多くてビクーリだYO

ヌッチャケ俺もそう>636の個人的意見にドウイ
だからこのスレ常勤してんだし(藁

けど他に鬼太郎(猫娘以外ね)・悪魔くん・水木作品のSSスレってないからね。
別立てしたところで両方過疎化するくらいなら共存した方がいいよな。
大人板だから興味ないもんはヌルーするだろうしね。

個人的には水木作品や悪魔くんハァハァ者の猫たんものがみれるかもと希望的観測(w
今までどうり(←何故か変換されない)のマターリスレでイキたいもんでつな。
638名無しさん@ピンキー:03/12/20 16:20 ID:i2KUAkSW
読み返したら結論分かりヅラー(w

【鬼太郎】水木作品でハアハア・3冊目【悪魔くん】に一票ってことでよろしこ。
639名無しさん@ピンキー:03/12/20 18:23 ID:g97PixEm
もともと、猫娘スレなのだから基本は>636に禿同
でもタイトルをジャンル幅広めにしておけば、ヒコタソを投稿してくれた389氏のように他ジャンルで書いてくれる神が降臨するかもしれないシナ
ネタ思いついて投下くれる神が表れたりするかもしんねぇ!って事ですな。

もしくは>1にサブタイトルで「猫タンハアハア」といれるとか(w
640名無しさん@ピンキー:03/12/20 18:26 ID:g97PixEm
結構、50KBって余裕があるっぽいよね。
次スレ検討は、470KBぐらいでも良かったかも?
641名無しさん@ピンキー:03/12/21 01:00 ID:Yshm2qc8
雑談しながらってことでいいんでない?>次スレ検討
揉めるスレもあるからね〜。スレ内容変わるか変わらないかってとこなのにマターリしてるなんて
 こ こ は の ん び り し た イ ン タ ー ネ ッ ト で す ね 。居心地いいゾw

そんな自分はどっちもイイ(・∀・)!!という優柔不断者。
>>636-639に概ね同意。猫娘にハァハァできればいうことナシ(・∀・)!!
642名無しさん@ピンキー:03/12/21 01:23 ID:EZ+UPkBN
>>641 禿同。
ここの住人はみなさんマターリしてるよね。ほんと大人板。
荒らしが無い板ってめずらしいんでない?
漏れも猫娘にハァハァできれば良い。
でも幅広げすぎると猫タソの投稿が減る危険もある罠…
643名無しさん@ピンキー:03/12/21 16:00 ID:7XC5/qvS
>>510
>例の「目目連」のパンモロはコマ送りで見ると2期猫派にはコーフンものです!!!!・・・・ハァハァ
>キャプ機が現在無いので、誰かこちらにコマ送りキャプを貼ってくださることをキボンです。
>http://moe.homelinux.net/cache/res384378c1s1.html

同意!!
2期猫タンのパンモロに
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ・・・・・・・

>パンティに手をかけると、意識的にか無意識か、ねこ娘は一瞬腰を上げてくれたので、するすると脱がすのは簡単だった。
>爪先を抜け落ちた下着はくしゃくしゃに丸まり、原寸を留めてはいない。

・・・・イイ、イイ、イイ!

>しっとりとした陶器のようなねこ娘の足に触れ、ゆっくりとひざを割った。
>「ぁ・・・あっ。」
>初めて見る女性器の複雑な形状に目を見張る。
>まだ未発達でつるりとした一本筋をかき分けると、てらりとした粘液に覆われたピンクの花に釘付けになった。、

2期猫タンの聖域・・・・ゴクリ!


644名無しさん@ピンキー:03/12/21 20:29 ID:xm2tcnSx
【猫タンハアハア】水木作品でハアハア・3冊目【鳥タンハアハア】とか?
645名無しさん@ピンキー:03/12/21 20:49 ID:xRavMldL
関連スレに萌えjpは?
キャプ画像はコチラへ誘導という事で

ttp://moe.homelinux.net/cache/res384378c1s1.html
646411:03/12/22 01:01 ID:YlfVZGiz

>でも幅広げすぎると猫タソの投稿が減る危険もある罠…

|  |  
|  |    。o (ねこタン馬鹿がいるから心配ないよー…モレカミジャナイケドナー) >642氏
|_|ω・`) じ〜〜
|猫| 〆)
| ̄|u'
"""""""""""""""
|  |
|  |    。o (50KBってどの位なんだろう…)
|_|´・ω・`) そ〜〜
|猫|o3部・4部・連 o
| ̄|―u'
"""""""""""""""

|  | 。o (また今度…)
|_|  ピャッ!
|猫| ミ
| ̄|     
""""""""""""""""

|  | 。o (埋め立てなら任して下さい〜)
|_|  
|猫|ノシ
| ̄|     
""""""""""""""""
647毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/22 09:05 ID:pAhCiJl3
>411氏穴埋めと言わずにSSを与えてくだされ
632の時点で448kbで632-646で456kbに増えたのでカナーリ余裕があると思われ

是が非に投下キボング
648毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/22 09:16 ID:pAhCiJl3
なかなか次スレタイトル難しいでつねー
初期スレか現行スレのタイトルをそのまま維持で
>1に追記で水木作品関連ならSSやイラスト投稿可能!と言うのはいかがでつかね?

マターリ語るも好!SS投稿するも好!イラスト投稿するも好!
原作からアニメまで、猫娘・ネコ娘・ねこ娘で萌えろ
他水木作品のSSやお絵かき投稿も大歓迎!

前スレ:http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1029935643/l50
関連スレ:http://game.2ch.net/test/read.cgi/retro/1032545123/l50(げげげの鬼太郎の猫娘にハァハァしたヤシの数→ )

注意事項)SS職人・絵師さんが投下してくださったイラスト等は無断持ち出し禁止ジャ(゚Д゚)ゴルァ!! 大人板で楽しみましょう〜*
     次スレ移動はは950超えるか470kb消費したらぼちぼち準備
     スレ唯一のお約束 【 男 × 男 は N G 】


【ゲゲゲ】〜猫娘萌え:第三部〜【鬼太郎】
【ゲゲゲ】〜猫娘萌え:3冊目〜【鬼太郎】

…む…むずかスィ…(´・ω・`)シャボーン
649名無しさん@ピンキー:03/12/22 22:03 ID:v0ec74HA
毛目玉氏

>「ニャハハハ…鬼太郎ぉ〜くつぐったいよぉ。」

前スレ初体験SSのねこ娘のこの台詞に萌えでつ

650名無しさん@ピンキー:03/12/23 01:56 ID:Mu0b9MnG
>649
同意!いつも思うのでつが毛目玉氏のSSにはアニメシーン思い起こさせられるのでつが
ちなみ猫タンはチョト訛るところとか思い出してモエモエハアハア(*´Д`*)ムラムラハアハアハアハア

2部猫SSの「フハッ」には笑わせてもらいましたw

>スレタイ
どれもハアハアなのでつがナンバリングに”第三部”・・・”第三部”・・・
コ レ ハ ! これだけはよろしくおながいします!三田ねこマンセー@411
651『痕』-1(三部鬼太郎×ネコ娘):03/12/23 02:00 ID:Mu0b9MnG


いつも通りの戦い。鬼太郎たちと一緒に戦って夢子とその友達を助けた。
強敵な妖怪の攻撃が肩に残り少し痛んだが、大したことはない。
───鬼太郎さーん、ありがとう♪
鬼太郎に抱きついて頬にキスをした夢子を恨んでなどいない、
ともだちが助かって良かったと心底思っていたけれど・・・。
───いやぁ・・・いつでも言ってよ
でれでれとした鬼太郎の真っ赤な顔を見た時、受けた傷よりもずっと胸が痛んだ。
 「・・・・・・はぁ」
いつもの事だった。人間にとって鬼太郎は強くて頼れる正義の味方。
悪玉妖怪が現れれば戦い、悪玉人間が妖怪たちの領域を侵せば説得する。
妖怪と人間との共存を目指す鬼太郎にとっては当然の戦い。
せめてその力になれればと頑張ってきたけれど、こんな時にはつい溜め息がもれる。
 「・・・あたし・・・何やってるんだろ」
人間たちがお礼に持て成してくれた食事の席から一人帰宅し、ぱたんとドアを閉め、
部屋の電気も点けずに内側からドアに寄りかかっていた。
沈む気持ちを浮上させようとして顔を上げる。こんなのは自分らしくないと自己暗示をかけて、
靴を脱いで部屋に上がり照明スイッチに手を当てると・・・。
 「痛・・・ッ」
左肩がうまく上がらず、受けた攻撃の重さに気付く。
 「ドジっちゃったかな・・・」
鈍痛に耐えながら洗面所に向かうと、鏡の中には泥まみれのネコ娘の顔。
 「・・・酷い顔・・・ウフフ・・・ふふっ」
パシャパシャと洗顔しながらネコ娘は思う。
こんなお転婆じゃぁ誰だっておんなのこ扱いしてくれないよね・・・。
いくら優しい鬼太郎だってそう思うよね・・・。
ネズミ男が言う罵倒の言葉は意地悪ではなく真実の言葉なのだろう。
こんなに泥んこで恐い顔をしていたら、誰だって・・・。
 「・・・・・・」
キュッと蛇口を閉じてずぶ濡れの顔を見上げる。
 「・・・もう寝ちゃお」
652『痕』-2:03/12/23 02:01 ID:Mu0b9MnG


虫の声さえも消えいった深夜───。
ネコ娘は真っ暗な部屋に気配を感じて意識を取り戻す。
疲労困憊で寝入ってしまったのだろう、まだ体が重かった。
 「・・・誰?誰か・・・いるの?」
返事はなく、耳を澄ましても物音一つしない。
気のせいかと、もう一度目蓋を閉じると・・・。
 「───ッ!!」
伸し掛かってきた重みにネコ娘は布団に縫いつけられ、起き上がろうとした手首も
捕えられてしまった。
暗闇で抑えつけられる恐怖心にネコ娘は急激に目を覚まし、瞳孔が縦に伸びる。
 「だ・・・誰なのよーッ!離・離してよッ!!」
ネコ娘が叫ぶと、伸し掛かった重みは名残惜しげに離れて部屋の明かりがともった。
眩しさに数度瞬きして見上げると、そこには見慣れた少年の姿。
 「き・鬼太郎・・・」 「・・・・・・」
 「び・・・びっくりさせないでよ〜〜〜、何かと思っちゃったじゃないの」
安心して座り直しながらネコ娘は笑う。また鬼太郎の悪ふざけだと思ったのだ。
しかし鬼太郎は黙ったままにこりともせず、じっとネコ娘を見下ろしていた。
 「どうしたの・・・?こんな遅くに」 「・・・”どうしたの”・・・?それはこっちの科白だよ」
深夜の静けさに潜めた鬼太郎の声はいつもよりずっと低く落ち着いていた。
それが怒っているせいだと、ネコ娘は気付かない。
 「どうして勝手に帰ったりしたんだよ」 「え・・・?」
 「みんな心配してたんだよ。せっかくみんなが僕たちのために食事を用意していて
 くれてたのに・・・。何処に行ったのかと思えば一人で帰ってたなんて・・・、勝手過ぎるよ」
 「・・・ゴメン。けどあたし・・・」
あの場に居たくはなかった。戦いを終えたぼろぼろの格好で可愛い人間の
おんなのこたちと一緒に並ぶのは辛かったのだ。
そんなおとめごころなど鬼太郎に分かるはずはないけど。
653『痕』-3:03/12/23 02:02 ID:Mu0b9MnG
 「ネコ娘は我儘だよ。みんな君にも感謝してたっていうのに・・・人の好意を無に
 するなんてネコ娘らしくもないよ」
 「ゴメンってばぁ・・・」
 「許さないよ。いや・・・そうじゃなくて、僕だって・・・ネコ娘に・・・ありがとうって
 言いたかったのに・・・」
 「え・・・」
ネコ娘の前にひざをつき、その手を取る。
爪攻撃の連続でネコ娘の爪先は酷く痛んでいた。
 「・・・ネコ娘の支援があったから勝てたんだ。ありがとう」 「鬼太郎・・・」
照れくさそうに目を伏せて、ちゅっとネコ娘の指先に口づける。
顔から火が出るほど真っ赤になったネコ娘は弾かれたように手を引っ込めた。
 「ううん、やっぱり鬼太郎が頑張ったから勝てたんだし、それにみんなが手助けして、
 だからあの、あたしの力なんてたいしたことないよ・・・ッ」
 「ネコ娘・・・?」
 「ほら、やっぱり愛の力っていうの?鬼太郎、すっごく強かったもんッ。
 だから勝てたんだよ、自信持っていいよ」 「アイノチカラ・・・?」
 「うん、夢・・・ううん、人間のおともだちを守れて・・・みんな無事で良かったよねッ」
 「・・・うん。そうだね」
こんなふうにじっと見つめられると、自分の心のうちが見透かされてしまうようで
ネコ娘は落ち着かない。叩きつけるように早口で言い続けると、漸く気持ちが治まった。
 「・・・へんなネコ娘」
ふふふっと笑う鬼太郎にはきっと分からないだろう。
好きなひとに見つめられると胸がどきどきして鼓動が高鳴ってしまうネコ娘の
心内など分からない。しんと静まり返った空気が気まずくて、ネコ娘は顔を俯かせた。
 「・・・だからあたしに御礼なんてしなくていいよ・・・」
654『痕』-4:03/12/23 02:03 ID:Mu0b9MnG
もう帰ってよ・・・と言いかけた途端、鬼太郎はゆっくりと身を寄せてきた。
 「御礼はちゃんとしなくっちゃ・・・」
 「いいよ・・・だってそんな仲じゃないじゃない。鬼太郎が困った時はあたし、
 いつだって力に・・・」
 「ネコ娘・・・」
鬼太郎の手が伸び、ネコ娘を抱き寄せる。背中のファスナーを下ろしてブラウスの
ぼたんを一つ一つ外していった。
 「チョ・ちょっと待っ・・・鬼太郎、何・・・ッ」
ネコ娘の制止の声も聞かず、鬼太郎は無言でネコ娘の肩口を露わにする。
 「き・・・」
左肩に唇を沿わせるとぺろりと舌を出して舐め始めた。
生温かく柔らかい鬼太郎の舌の感触にネコ娘は身を震わせる。
しばらくすると、あれほど重かった左肩の鈍痛が軽くなっていくのに気付いて
ネコ娘は目を開いた。
 「・・・ネコ娘の傷を治してあげるよ?」 「そう・・・だったんだ・・・」
そうならばそうと先に言って欲しかった。ネコ娘ははあと安堵の吐息を漏らす。
 「どうしたの?何か・・・他の事を期待してた?」
口元を上げて顔を覗き込む鬼太郎の言葉にネコ娘はまた顔を赤くする。
 「ち・違うわよぅ!そ・・・そんな事しなくったって、このくらいの怪我なら薬草でも
 巻いてればすぐ治・・・」
 「僕の術なら傷跡も残さず治せるよ?ネコ娘だって・・・おんなのこなんだから」
少しずつ肩口を開いて首筋に唇を沿わせる。
鬼太郎が自分を”おんなのこ”と認めてくれていたことが嬉しくて、ネコ娘は緩む唇を噛んだ。
 「・・・だからちょっと我慢して?」 「う・・・うん」
すでに鬼太郎の術中にはまっていることにも気付かずに───。
ネコ娘の肩を上げさせて脇から二の腕、肘を通って指先にまで唇が這う。
特別な薬草でも含んでいたのだろうか・・・鬼太郎が舌を沿わせると腕の傷は
みるみるうちに癒えて傷跡もなくなっていった。
 「今度はこっち側だね・・・?」
655『痕』-5:03/12/23 02:04 ID:Mu0b9MnG
右肩を出させながらブラウスを脱がすと、ネコ娘のひざの上にはジャンバースカートが
すとんと下りた。
恥ずかしいな・・・と思ったが、真剣に治療を続ける鬼太郎にそんな事は言えず、
ネコ娘はぞわぞわと痺れる感覚を遠ざけるように顔を背けて唇をはむ。
 「・・・背中も打ったみたいだね」 「えっ?でも・・・痛くないから・・・大丈夫だよ」
 「ダメだよ。こんなに痣になってる・・・」
背中に目はついていないのをいいことに、鬼太郎は嘯いてスリップを引き上げた。
 「キャッ!」 「どうしたの?」
とぼけて言うと、ネコ娘はふるふると首を横に振って両腕で前半身を覆った。
 「ああ・・・これちょっと邪魔だなあ。外すよ?」 「え・・・あ、ヤダっ」
ブラジャーのホックを外され、慌てて前で押さえる。
その隙に背筋に鬼太郎の舌がべろりと当った。
 「ひゃ・・・」 「・・・くすぐったくても我慢して?」 「・・・・・・うん」
くすぐったいだけではないのだが・・・。
これは鬼太郎の治療・・・、野生動物が傷を舐め合うような行為だと自分に
言い聞かせてネコ娘はぎゅっと目を閉じた。
肩甲骨のくぼみを渡り、念入りに鬼太郎の舌が這い回る。
鬼太郎の舌を追うように鼻の頭や前髪が撫ぜ、いくら押さえていてもぴくりと
肩が跳ね上がる。真剣に続ける鬼太郎の頭がずり下がって腰骨を通り、
そんなところまで打ったかしらとネコ娘は首を傾げた。
早く終わって・・・。そう思った時、鬼太郎の舌が離れた。
 「あれぇ?そのひざ・・・擦り傷じゃないかな?」 「え・・・」
スカートから出たひざ頭に視線を走らせ、今度は足に手を伸ばした。
 「やっ・・・いいよ、もう大丈・・・」 「ネコ娘」
じっと見つめるその目に弱い。ネコ娘は黙って足を投げ出した。
 「うーん・・・これじゃぁやりにくいな・・・。ねえネコ娘、ちょっと横になってよ」
 「う・・・うん」
656『痕』-6:03/12/23 02:06 ID:Mu0b9MnG
くしゃくしゃのスカートとブラジャーをかき抱くようにして仰向けに横たわると、
鬼太郎はひざを立てさせる。
 「あっ」
スカートがももまですり落ち、ネコ娘は慌てて手を伸ばす。
 「どうしたの?」 「あ・・・の・・・」 「邪魔しないでよ」
ネコ娘の手を離させると、自然とスカートのすそがまた足のつけ根まですり落ちた。
いつの間にか着衣は乱れに乱れ、胴回りにもたついた状態だった。
しかし鬼太郎はそんな姿を見ていないふりをして集中してネコ娘の足に唇を沿わせていく。
細くしなやかな足はやはりおんなのこ。鬼太郎の唇と同じくらい柔らかい感触を返してきた。
 「・・・力を抜いて?どうしてそんなに突っ張らせているの?」
 「う・・・ん」 「こむら返り起こしちゃうよ?」
力を抜けばひょいと足首を取られ、ふくらはぎからくるぶしへとねっとり舐められる。
 「ぁ・・・」 「うん?」 「・・・何でもない・・・ッ」
力を抜きながら声を抑えるのは難しい。ネコ娘は顔をそらして口を手で覆った。
それでも鼻から抜ける甘い吐息は抑え切れない。
鬼太郎の頭が内ももに差し掛かった時、ネコ娘は我に返って起き上がった。
 「ヤッ!そそそんなところ怪我してないってばぁ!」
 「見えないから分からないよ。ねえ・・・その服も邪魔だからどけてよ」
 「・・・だめ・・・」
必死でスカートとブラジャーを抱き寄せると、鬼太郎は遠慮なくぺらりとめくった。
 「いやっ!」
 「恥ずかしがってる場合じゃないだろう?ネコ娘はお医者さんの前でもそんなふうに
 するのかい?」
 「・・・しない・・・けど」 「じゃぁ手をどけてよ、ほら」
鬼太郎は医者じゃないじゃないの・・・と口の中でぶつぶつ言いながらそっと手の力を抜くと、
赤い服はするりと腰から足へと抜けて脱がされてしまった。
 「きゃっ」 「うーん・・・。見たところ怪我はしてないみたいだけど」
ほっと吐息を漏らしたのも束の間、ひざを割られて両足を抱え上げられる。
 「ヤぁっ!」 「念のため治しておこうか・・・」 「い・・・いいよぉ、もう・・・やめてっ」
657『痕』-7:03/12/23 02:07 ID:Mu0b9MnG
 「遠慮するなよ」 「遠慮じゃなくって・・・ひぁっ・・・」
内ももに這った舌がぴちゃぴちゃと音を立てて近付いてくる。
白いパンティの淵まであと数センチのところを舐められて、敏感になった肌を
鬼太郎の髪が掃くと、ネコ娘は恥ずかしいのかもどかしいのか分からなくなってきた。
 「・・・ん・・・」
宙に浮いたままの双丘に鬼太郎の手が添えられ、淵に指が入る。
 「あっ!」
 「・・・うん?ああ・・・そういえば尻もちをついてたね?お尻も打ったのかもしれないな・・・」
ぺろりと下着をめくり下げると、それはさすがに耐えられないとネコ娘は両足を
突っ張って鬼太郎の手から逃れた。
 「ネコ娘・・・?」
はぁはぁと息を漏らし、両腕で胸を覆ったネコ娘は鬼太郎と距離を置いて座り込んだ。
頬は紅潮して瞳はしっとりと潤んでいる。
 「ご・・・ゴメンッ。あのあたし・・・」
せっかく鬼太郎が善意で治療をしてくれているのに、こんなふうに感じてしまう己の身を
責めて泣き出しそうだった。
また人の好意を無にしようとしている・・・。また鬼太郎に嫌われてしまう・・・。
一方鬼太郎は笑いを噛み殺してずいっと身を近付ける。
 「どうしたんだい?もう少しで全部おしまいなのに・・・」
這うように鬼太郎が近付けばその分ネコ娘も退く。
 「あ・・・あの・・・あのね?」 「うん・・・?」
一進一退を繰り返しながらネコ娘の背が冷たい壁に当たり、もう逃げ場はなくなってしまった。
それでも鬼太郎は止まらない。そのまま近付いてきて顔を寄せ・・・。
 「鬼太・・・ン・・・」
ちゅっと唇を寄せた。
浅い口づけを浴びせながら鬼太郎の口元は堪えきれず歪んで、唇が離れると
肩を上下して笑いを堪えている。
 「鬼太郎・・・?」
ネコ娘はまだ何が何だか分からず、唇も怪我してたかなと思っていた。
658『痕』-8:03/12/23 02:08 ID:Mu0b9MnG
問いかけると鬼太郎は腰を落としてあぐらをかく。
 「じゃぁ今度はネコ娘が治してくれる?」 「あたし・・・が?」
ネコ娘にはそんな特別な術は使えない。首を傾げていると、あぐらをかいた中心に
テントを張った鬼太郎自身を指差した。
 「!!」 「ネコ娘があんまりえっちな顔をするから・・・こんなになっちゃったよ?」
そこで漸くネコ娘も気付く。
 「鬼太郎〜・・・騙したのねッ」
怒りに身を震わせるネコ娘を見ながら、鬼太郎は堪らず笑い出した。
 「あはは、騙してなんかいないよ。だって肩の怪我は治っただろう?」
 「治ったけど・・・、でも他は別に痛くなかったもん!傷なんかなかったんじゃないの!?」
 「あははははっ」
お腹を抱えて笑い出した鬼太郎に腹を立てて、ネコ娘は益々真っ赤になってしまった。
 「は・恥ずかしかったんだからね〜っ!もう知らないッ」
 「ごめんごめん、だってネコ娘がさあ・・・」
あまりに可愛い反応するから、つい意地悪してしまいたくなってしまったのだ。
 「知らない!」 「ははっ、それより早くこっちを治してよ」
 「治せないわよ!あたしにはそんな能力ないんだからッ」
 「治せるよ。僕と同じように・・・口で治して?」 「え・・・っ」
伸ばした手でネコ娘の唇を撫で、指先を口に突き入れる。
暗喩するように親指で唇をこじあけてネコ娘の舌に絡めた。
歯茎の裏をくすぐり歯列をなぞりながら猫舌の感触を楽しみ、
口端から溢れかれた唾液をちゅと指ごと吸い込まれると、
鬼太郎は胸がとくりと高まるのを感じて指を離した。
 「・・・ふぉ・・・本気で言ってるの?」
 「ああ。こっちの口が嫌なら・・・もう一つの口で治してもらおうかな?」
 「何言ってるのよ、二口女じゃあるまいし・・・。口は一つしかないわよッ」
 「あるじゃない。ほら、もう準備できてるみたいだけど?」
伸ばされた指が今度は下におり、唯一着衣したパンティに触れる。
そこはもう布越しでも分かるくらいにぬるついていた。
659『痕』-9:03/12/23 02:08 ID:Mu0b9MnG
 「!!」 「・・・僕はどっちでもいいんだけど?」 「・・・・・・」
いつの間にか選択肢は二本に絞られていた。
 「どっちがいい?」
ネコ娘は唇を噛み締めたまま考え込んでいた。
どっちも恥ずかしい・・・けど、鬼太郎は自分の肩を治してくれた。
ちゃんとお返しはしなくてはならないと思い、ネコ娘は眉をしかめて決断する。
 「・・・分かったよ」
片手で胸を覆ったまま、鬼太郎の股ぐらに手を伸ばす。
ジジーッとチャックを下ろし、下着の前ひもを寛げれば猛った肉棒が顔を出した。
 「ふふっ・・・服を着たままだけど、いいの?」
 「いいわよ。すぐ・・・終わるから」 「すぐ・・・?」
その言葉には少々かちんときた。いくら子どもとはいえおとこのこ。
早いと言われていい気はせず、むっと口を結ぶ。
ゆっくりと顔を下ろしたネコ娘の後頭部に手を当てて、先端で躊躇している唇を引き寄せた。
 「・・・ン・・・」
唇が当り、おずおずとピンク色の舌を出してぺろりと舐める。
どうしたら良いのか分からずちらりと目を上げると、鬼太郎は目を細めて見守っていた。
もう少し下のほうから・・・と舌を伸ばして裏筋を舐め上げると、ざりざりとしたネコ娘の
舌の感触に鬼太郎の眉間が寄る。
しかし鬼太郎はさっき言われた言葉が耳に残っていて、強気に笑ってみせた。
 「ふふふ・・・ネコ娘?アイスクリームやキャンディじゃないんだよ?」
 「・・・えっ?」 「そんなふうに舐めてるだけじゃぁだめさ」
それならばどうしたらいいのか・・・。
考える間に鬼太郎の手がネコ娘の頭を引き寄せる。
 「口に含んで咥えるんだよ?そうして吸ってみせてよ」
 「う・・・ウソぉ」 「下の口ならそうしてくれるよ?」
うまく口で出来ないのなら、今度は下の口に・・・まだ疼いて熱をもっているところに
目の前のそそりたったものを突きつけられることを思ってネコ娘はびくんと震えた。
普段どおりに叩きつけてかき回されてメチャクチャにされてしまう・・・。
660『痕』-10:03/12/23 02:09 ID:Mu0b9MnG
 「どうする?できないんなら・・・、ン」
頭を沈ませたネコ娘の口が自身を咥え込み、鬼太郎の言葉が止んだ。
クチュクチュと音を立てるネコ娘の口の中、天を仰いだ熱が脈動を伝える。
頭の上から下りてくる鬼太郎の荒い吐息。ネコ娘は羞恥に顔を赤くして
ぎゅっと目を伏せたまま口の中で舌を絡めた。
 「・・・上下してみて・・・?」
言う前にネコ娘の頭を掴んで上下させると、窄めた唇とざりざりとした舌の感触に
鬼太郎は全身を硬直させた。
少年とはいえ連日の戦いについた筋肉が筋張り、歯を食い縛りながらネコ娘の
咥内を愉しむために堪える。
敏感な先端で内側からネコ娘の頬をなぞると、きゅっと頬をへこませて吸い込まれた。
 「く・・ハァ・・・ハァ・・・」
零れた唾液が陰嚢を滑り落ち、ぬぽぬぽと濡れた音を立てるまで続けられた。
 「ネコ娘・・・ッ。だ・・・射すよ・・・」
額に汗して我慢した鬼太郎ももう限界だった。肩を揺さぶって引き離そうとしたが
ネコ娘はそのまま口淫を止めない。
 「・・・出・・・出る・・・よッ」
根元を支えて指先で陰嚢をいじりこりこりと玉を転がしながら、ネコ娘の頭は
続けて上下する。
 「・・・・・・うぅ・・・ッ!」
鬼太郎の全身が筋張り、引き剥がすはずのネコ娘の頭を引き寄せて
ネコ娘の咽喉元まで目一杯の猛りを突き上げた。
爆ぜた解放感に鬼太郎の息が止まる。がくがくと振るえた腰を抱きとめるようにして
ネコ娘は唇を離さず咽喉を上下する。
 「───ハァ・・・ッ」
漸く息をついた鬼太郎ははふっと湯気でも出しそうな蕩けた表情で目を開く。
数度後を追う残液までも飲み干して、ネコ娘は顔をあげた。
 「これでお返しはしたからね・・・っ」
唇をきゅっと拭い取ってネコ娘は照れ隠しの強硬な表情で鬼太郎を見た。
661『痕』-11:03/12/23 02:10 ID:Mu0b9MnG
まるで挑発するようなその瞳に鬼太郎の背にぞくりと痺れが走る。
脱ぎ散らかされた服をかき集めるネコ娘の姿を眺めながら昂った息を漏らし、
鬼太郎は学童服のぼたんを外し始めた。
 「き・鬼太郎?何してるのよ」 「・・・熱いよ。とっても・・・熱いんだ」
 「だ・・・だったら外に出たらいいじゃない。夜風が気持ちいいよ、きっと・・・」
話をそらす為にネコ娘は鬼太郎から離れ、窓を開けようとサッシに手を伸ばす。
しかし窓を開く前に、背後から羽交い絞めにされた。
背中に鬼太郎の肌の熱さを感じて、ネコ娘はびくりと硬直する。
 「ゃ・・・は・離して・・・ッ」
脇から伸びた手はネコ娘の胸を捕える。大きく開いた指間に揉み上げられて
ネコ娘も上がってくる息を押し込めた。
下着越しに鬼太郎の雄芯が突き当たるのを感じて肩を竦める。
 「ど・・・うして」 「・・・ネコ娘が火をつけたんじゃないかあ・・・」
 「違・・・知らない、知らないもん・・・ッ」 「それに。ココも・・・して欲しそうだよ?」
布を隔てて突き上げられたそこは奥からの疼きに蜜を溢れさせ、
数度なすればくちゅりと濡れた音を立てる。
 「ふ・・・ぁ・・・・・っ」
 「知ってたよ。僕が”治療”してた時から濡れてたよね?」 「・・・・・・ッ」
 「こんなに溢れてはなかったはずだけど・・・おかしいなあ。僕のを咥えてて感じた?」
羞恥心にふるふる震えながら硬直していたネコ娘が身を捩り、正面を向いて鬼太郎の
胸を押す。しかし押しのけられるほど鬼太郎は脆弱ではない。
 「イヤぁっ!そんなこと・・・ない、そんなこと・・・言わないでよッ」
体を返されたせいで行き場をなくした手を双丘に伸ばし、一気に足のつけ根まで下着を下ろす。
 「!!」 「イヤ?じゃぁ・・・これをどうやって治めるつもりなんだい?」
露わになった恥丘が空気に触れ、ネコ娘は心もとない気分でしゃがみこむ。
すると目の前には鬼太郎の兆したものが迫り、退くこともできぬ窓枠へ背を当てる。
 「・・・僕じゃイヤだっていうの?」
662『痕』-12:03/12/23 02:13 ID:Mu0b9MnG
鬼太郎もそれを追ってしゃがみこみ、身を縮めたネコ娘の姿をじっと見つめる。
 「素直じゃないよね・・・ネコ娘は。それとも、僕に対してだけなのかい?」
耳と頬を掴んで真っ赤な顔を上げさせる。
明かりの下、ネコ娘は震えながら瞳を潤ませていた。
恍惚と羞恥と怯えにまみれた表情に堪らず鬼太郎の鼓動は強く昂った。
 「・・・・・・そうよ」 「え?」 「鬼太郎だから・・・イヤなの・・・」
好きなひとだからこそ恥ずかしい・・・嫌われてしまうことが恐くて、不安で・・・。
そんなおとめごころなど解さない鬼太郎の表情は凍りついていた。
 ───僕だから・・・イヤ?他のやつにならいいっていうのか?
欲望のない鬼太郎が触れた唯一の固執に、鬼太郎自身も動揺する。
目の前で己の身を覆い隠しているネコ娘が、自分以外の誰かにはその腕を開くのかと
思うと、とても心穏やかでは居られなかった。
 「・・・ふうん・・・僕じゃぁイヤなんだ。そう・・・」
鬼太郎の声色が変わり、ネコ娘ははっと顔をあげる。
すると乱暴に掴まれた手首を開かされ、すでに固く尖った胸のつぼみに鬼太郎が噛みついた。
 「イッ!痛・・・いよ・・・ヤダぁッ」 「───うるさいよ」
充血した乳首から胸元に強く吸いついて赤い花を咲かせながら、鬼太郎の顔が上がる。
 「こんな深夜にそんな悲鳴あげたら、誰が来るか分からないよ・・・見られたいの?」
 「・・・っ」
唇を噛み締めて息を呑む。
 「そうだよ・・・大人しくしてなきゃね?僕と・・・」
首筋にも強く吸いつきながら、鬼太郎は苦しげな息を漏らす。
 「・・・僕とこんなことしてるの・・・知られるのもイヤなんだろう?」
 「ぇえ・・・?あ、違・・・」
ネコ娘の言葉は寄せられた唇にかき消え、もう何も聞きたくないと口を塞ぐ。
舌と舌を絡み合わせて濃厚な口づけが続く中、鬼太郎はずるりとネコ娘の下着を
ひざ上まで引き上げて、たっぷりと蜜を漏らした秘唇に己の先端を当て挿入の格好をとった。
663『痕』-13:03/12/23 02:14 ID:Mu0b9MnG
 「ン───!!」
突き立てられた衝撃にネコ娘の大きな瞳は見開き、目頭に溜まった涙が頬を伝う。
一息に奥まで挿し込んだ快感に鬼太郎も全身を奮わせ、重ねた唇が離れた。
ネコ娘の締めつけに耐え、鬼太郎の額にも再び汗が滲む。
はあと荒く息をつくと、鬼太郎は恐い顔をしたままで束ねたネコ娘の両足を抱え、
腰を引き、また突き立てる。
 「あぁ・・・ッ!んっ、んっ・・・んくっ・・・ゃ、ぁアァッ!!」
ネコ娘の秘裂へ叩きつけるような腰つきにネコ娘は口を縫い縛ることもままならない。
激しい動きに背中は窓枠の角にごりごりと擦りつけられていたが、
痛みさえも気付かないほどの衝撃が全身に走っていた。
快感であるとは呼べぬ激しい衝撃にしなやかな肢体が反る。
優しさの欠けらもない行為にネコ娘は耐えることしかできない。
玩具のように揺さぶられ、膣内をかき立てられ、不安定な態勢で鬼太郎の律動を受け、
赤く突起した胸のつぼみは柔らかい胸の上で上下して踊る。
 「あ、あっ、ぁッ・・・んんっ・・・ン、んぅ、クッ・・・き・・・きた・・・ろぉ・・・ッ!」
繰り返される抽迭、ネコ娘の尻たぶに鬼太郎の陰嚢がぶち当たる。
足を閉じているせいか慣らしもせず突き入れたせいか、いつもよりずっと狭くきつい膣内に
鬼太郎はもう長くは持たないことを悟る。
玉の汗がネコ娘の胸元にぼたぼたと落ち、獣のような唸り声をあげながら
それでもより奥を目指して鬼太郎の律動は止まらない。
 「んんっ、んっんっ・・・んぁああンッ!」
 「クゥ・・・ネコ娘───」
窓の外からはネコ娘の頭の上、リボンの影が怪しげに上下していた。
重なり合い鬩ぎ合う二つの影が硬直し───ネコ娘の肉襞に締め上げられるままに
鬼太郎の先端から白濁した精液が爆ぜる。
 「ッッ!!・・・は・・・ハァ・・・ハァッ・・・・・・ハァ・・・」
射精後の快感にぶるぶると全身が震え、反り返った上半身を戻してネコ娘を引き寄せる。
664『痕』-14:03/12/23 02:15 ID:Mu0b9MnG
 「ん・・・、ネコ・・・娘?」
しなだれかかった体には力がなく、ネコ娘が気を遣ってしまったことに気付く。
夢中で突き上げていたから、一体いつ気を失ってしまったのかも分からない。
 「・・・・・・」
縋りついた腕はだらりと床に落ち、目を伏せたネコ娘の顔は涙に濡れていた。
酷いことをした・・・。鬼太郎はきゅっと唇を噛んで己を責めた。
 ───鬼太郎だから・・・イヤなの・・・───
ネコ娘の言葉を思い出して、きつく目を伏せる。
 「・・・こんなことしてたら・・・当たり前・・・だよな・・・」
ネコ娘のことを思うと鬼太郎の胸は複雑に騒ぎ出す。
たとえば誰かを助けた時、その感謝や好意を受け取るのは簡単なことだ。
人々を助けて喜ぶ顔を見れば鬼太郎だって嬉しい。
しかし・・・ネコ娘に対しては違う。その笑顔は愛しくて大切なものだったけど、
それが自分以外に向けられた時、胸が騒ぎ出す。
ただでさえこの森で誰からも愛されるネコ娘に対して、自分は一部の妖怪たちからすれば
裏切り者、鼻つまみ者だ。
ネコ娘の母性本能を傘に、鬼太郎はネコ娘に甘えまくっていることも事実だ。
 「・・・・・・」
とても一言では言い表せない気持ちに鬼太郎はぎゅっとネコ娘を抱きしめる。
ひくついた膣壁からずるりと己の強張りを抜き取ると、一瞬ネコ娘の目蓋が震えたが
意識は遠く落ちて、取り戻されることはなかった。
 「・・・ゴメン・・・ネコ娘」
唇を寄せ、頬を伝う涙の痕を拭い取る。
昔はこんなことはなかった。幼い子ども同士、お互いが好きだと言い合えた。
しかしある時から、ネコ娘はそれを言わなくなった。
それがおませな少女が少し先に迎えた思春期ゆえの恥じらいであることなど
鬼太郎は知らない。
いつしか鬼太郎もまたネコ娘に好きだと軽々しく言えなくなっていた。
もし言ったところでネコ娘は顔を背けて逃げていってしまうことが分かっていたからだ。
 「・・・でもね?ネコ娘・・・僕は・・・」
665『痕』-15:03/12/23 02:16 ID:Mu0b9MnG
白い肌の上、己のつけた赤い情交の跡を指で辿りながら鬼太郎が呟く。
少女の胸には似合わず痛々しい。しかし己の占有物である刻印にも見える。
 「君のことが・・・好きなんだよ?」
ずっと変わらない愛情、制止の効かない欲情、複雑な感情に揺さぶられても、
それだけは真実だった。
ネコ娘にはまだ伝わることのない真実だった。

<了>




次スレ案中ぶった切り失礼すますた(´・ω・`)
666毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/23 09:13 ID:ArKqa5Yh
>649氏
ソ…ソリハ、漏れがはじめて書いてしまった鬼チック太ロンのΣ( ゚Д゚)!!
最終的に合意とは言え猫タンにはチョピーリ怖い思いをさせてしまいますた・・・

>411氏…のSS何時も何時も(・∀・)イイ!! でつなぁ〜*
あとチョトで通じ合わない、すれ違ってしまう想いが切ないでつが
後一歩お互いが言葉にして素直になればラヴンラブンなのに・゚・(つД`)・゚・

あと、17KBになりましたがイイ(;´Д`)ハァハァさせてもらいますた
そんな漏れですが
>───鬼太郎だから・・・イヤなの・・・───

と言われて、息子まで…(´・ω・`)としてしまった鬼太ロンを想像した漏れは逝って良し!でつか?

関連スレで一つ忘れてますたが
ttp://comic2.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1064547248/l50
で、5部の話が出てるんでつが本当だとしたらウレスィ…
667毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/23 09:21 ID:ArKqa5Yh
初代スレタイ:アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」猫娘萌え〜
現行スレタイ:【ゲゲゲ】〜猫娘萌え〜【猫タン2】

で、時期候補

【猫タンハアハア】ゲゲゲの鬼太郎【第三部】
【鬼太郎】水木作品でハアハア・3冊目【悪魔くん】
【猫タンハアハア】水木作品でハアハア・3冊目【鳥タンハアハア】
【ゲゲゲ】〜猫娘萌え:第三部〜【鬼太郎】

スレの数は「第三部!」と禿しい要望があるので三部でイイでつかね?
関連スレは鬼太郎関係と言う事で、訂正

※ 関連スレ

ゲゲゲの鬼太郎スレ其の3
  http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1064547248/l50
懐かし漫画:鬼太郎
  http://comic.2ch.net/test/read.cgi/rcomic/1021736853/
漫画:アニメの鬼太郎しか知らない人へ
  http://comic.2ch.net/test/read.cgi/comic/1045827860/
レトロゲーム:げげげの鬼太郎の猫娘にハァハァしたヤシの数→
  http://game.2ch.net/test/read.cgi/retro/1032545123/
占い性格診断:ゲゲゲの鬼太郎は何型!?
  http://hobby2.2ch.net/test/read.cgi/fortune/1044695251/
668毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/23 09:24 ID:ArKqa5Yh
あとはマターリ語らいながら490kbを越したら何方か神スレを立ててホスィ
SS職人様は是非にSSを書き溜めてくだされ
お絵かき職人様も是非に降臨キボング

同じ事を何度もスレ消費スマソ…
669●引越注意●:03/12/23 18:55 ID:VNYTuSLq
このスレの現在のログ容量は485KBです。
7日間書き込みがないとDAT落ちします。
500KBになると書き込みできなくなります。
新スレを立てて移行願います。
670建てますた:03/12/23 22:28 ID:LCtyA0Is
悪魔くんgt;ゲゲゲの鬼太郎・猫娘萌え:第三部lt;水木

http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1072185963/

スマン・・・初スレ立てで、変な風になってしまいますた
671名無しさん@ピンキー:03/12/23 22:33 ID:LCtyA0Is
       /ゝiコべ>
   /´ ̄ ⌒⌒ヽミゝ
  ,/      ヾ V
  |_、_ハ_i___  _>  
   !(・>v<・ノ〃 リフyヽ、
 .__i´  ゙`   へノi  <、 新スレに移行よ!
彡ノヽ、_^ ___幺山 )\, /|
   \_/\\∞ \__/´|
       >  ̄ ̄   |
      /  /ノ   |
      /_____」
        ヽ |  ノ
         ヽL ゙Y⌒`
          `>>ツY⌒`
         (⌒(⌒ ノ
          ̄  ̄
672名無しさん@ピンキー:03/12/23 22:34 ID:LCtyA0Is
                 ,..、                 
              / -、ヽ、_ ,. --―‐- 、       
           ,. -‐' ̄ ⌒ヽー` -、-―-.:゙!
          /:::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヽ . .:::ノ
           ,!::/!:i!::::ノi!::::i!:::::i! !::::ヾ::::::::Y´
        'ー',.‐、‐'`ー、_j、_;ノ::|::i!::::!::::::::゙!
          ,|(  ・ヾliレ'・  `フ゛`‐'、;r‐、,! 
         ,'´! `ー‐' `ー--‐',r'⌒ヽ. 6ノヽ  <引越しニャさいな!
       ,ノ⌒ l     `´   / , ,ノ ,ゝ! 〈ヽ
     m'r'ノ) 〉、  ^  (//〈 くトー'  \, ト.:!
     ``´ 'ー'ヽ `ー-,-― ``ー゙ー'\ ノ  |':::} 
            \_,ノ   \ヽ、___ヽ  /::::::゙!
                 /::::::::::::::::::::`ー':::::::::::゙!
                   /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙! 
                /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙!
              `ー-、_:::::::::::::::::::::::_;;;:: --‐'
                   | ̄`T" ̄´ノ
                   ヽ.  |  く 
                   ゙ーヽ、_ `ヽ、    
                           ,ゝ `ゝ‐'^;
                   ,r'⌒ヽr'⌒ヽ' /
                   `==`===='
673名無しさん@ピンキー:03/12/23 22:36 ID:LCtyA0Is
              , -─-、       _
                 / , -─-、ヽ∩__  /   ヽ
              { { '⌒ }⊂ しJ/      !
        , ──- 、.ヽ. ー-‐' ノ-‐∠_ __     |
      /      >7レ'-‐<‐-      `ヽ、 !
       {     /   ̄`             \
      ヽ  /                      \
        /                        ヽ-、
       /                          ヽ \
        /                            !  ヽ
     _/                     ヽ        | |   !
   / !         i   i | |ヽ  ヽ      !      ||/⌒7
 ∠_  || |        |   || ||  | |  |     |  |  ___」!
   | | | |   |   |  || | |  || | |i     _」L⊥レ'レ!  |
   | /!. | |   |   ||  || |   | L」L⊥-二-─┐  |イ !
   レ !ハL||   |   || |  |!__         /     |   ! /
      └¬-L___」!└‐┘ \       / ┃   /  レ'
         \ \ く    ┃ >      `ー‐ ´    /
           ヽ_ヘ `ー‐一'    ヽ '          /
             ヽ                /
              \         r‐'フ     / _ -''" ̄ ̄ヽ<新スレで萌えてね!
                ` ‐-      `   ∩/ `/´ /
                 ___   7¬─‐'|│  / /
               /  厂 T! /´┌‐ヽ !  !
              /   /  / `┘O「「二 | .,'  |
              /   |  |    ヽL_! ∨  /
674名無しさん@ピンキー:03/12/23 22:38 ID:LCtyA0Is
新スレ建てますた
あと、10KBほど残っておりますので、マターリ消費してくだちい

【悪魔くん】ゲゲゲの鬼太郎・猫娘萌え:第三部【水木】

http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1072185963/

SS職人様おまたせしますた
思う存分、SSの投下をよろしこ
675毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/25 09:27 ID:O931be9Q
あと、10kbありまつので穴埋め投下
しかも非エロでつ


ネコ娘―――改めて鬼太郎を意識する

「ありがとう。ネコ娘」

全裸の鬼太郎に、服を渡した時の・・・
地面に擬態していた姿からもとの姿に戻った時に見てしまった鬼太郎の全て

妖怪代裁判の間違った裁決も見直され、真犯人の百ん爺が捕まってから大分経ったの・・・だが
当の鬼太郎親子は元より、砂賭け、こなきも変わりなくしていた。
只一人、様子が変わってしまっていたのがネコ娘だった。

もともと異性としてスキだったはずなのに
鬼太郎を改めて男の子と認識したせいか、させられたせいか
あの日以来、どうにも恥かしくて鬼太郎の顔をまともに見られないで居た。

名前を呼ばれただけで、飛び上がるほど驚き
心配されて顔を覗き込まれると、心臓が早鐘を打つ
頬は耳まで赤く染まってしまい、どうにも困る。

治せるものなら治したいのだが、こんな事誰に相談して良いのか
砂かけ?いいや・・・駄目だ。
ユメコちゃんは・・・もっと駄目だ

兎に角、鬼太郎の気配がするだけでこうなってしまうので、ネコ娘はゲゲゲハウスに、事件や何かで呼び出されない限り、いつか無くなってしまった。
そうなると、ゲゲゲハウスにもっぱら入り浸るのは、ネズミ男なわけで

「ふぁ〜平和でいいねぇ。ネコの居ぬ間に昼寝・・・なんちって。グフフフフ」

前々からでは有るが、まるで自宅で寛ぐかのような振る舞いのネズミ男。
いままでなら、何時も隣に有った花の存在は無く、色気も無い無粋な男の存在に鬼太郎は句作さしていた。

「おい、ネズミ男。おまえ、ネコ娘に何かしたんじゃないだろうな?」
「あらっ、鬼太郎ちゃんたら怖い顔して・・・俺様が、んな事するわけねぇだろう?」

半分チャラけて、半分真面目に、うかつな事したら返り討ちにされるよ・・・と、ひらりと手を仰ぎ、寝返りを打つ。
確かに・・・ネズミ男の言う事はもっともなのだが、なら、何故ネコ娘は訪れてくれないのだろう?

ふむ・・・暫し考えてみても、全く見当がつかない。
ならば、ここのところたいした騒ぎも無いし、自らで向いてみるか・・・ということで、ネコ娘のところへ遊びに行く事にした。
はっきり言って珍しい事なのだが、今まではネコ娘が常に居た為に出かける必要性が無かった・・・というだけのことなのだが。

「父さん・・・僕、ちょっと散歩をしてきます。」

茶碗風呂でまどろむ父に行って来ますと言い残し、カラコロとゲゲゲの森に下駄の音が鳴る。
何時も通り慣れた道からちょっと外れて、わき道を辿ればそこにネコ娘の家がある。

久々に訪れる懐かしさと、顔を見られるという安心感からか、どうも顔の表情が綻んでいけない。
さぁ、この林を抜ければすぐそこがネコ娘の家だ―――

ショッキングピンクのリボンが、林を抜けてすぐ目にとまった。
鬼太郎の風下に居るせいか、気が付いておらず、背を向けているような感じで

(・・・何をしているんだろう?)


ネコ娘は、草原に座り唯ぼんやりと空を眺めているだけだった。

「ネコ娘」
「にゃがぁっ!」飛び上がって驚いて
本当に虚ろだったのだろう。
鬼太郎が肩を叩くまで、ネコ娘は気がついていなかった。

「最近家に来なくなっちゃったからさ・・・どうしてるのかと思って様子見に来たんだ。」
「・・・ぇっと・・・あの・・・ゴメンなさい・・・」

鬼太郎に背を向けてしまった。

「何してたの?」
「あ、うん・・・空・・・見てた・・・」
「だったら家に遊びにくればいいのに・・・」

そう言うと、鬼太郎名ネコ娘の隣に腰掛けた。
ボ・・・っと全身に熱が回ったように感じたネコ娘は、逃げようとして
それを察知した鬼太郎に腕を捕まれてしまった。

「・・・何処へ行くのさ?」
「あの・・・その・・・」

まさか鬼太郎の隣に座っているのが恥かしいだなんて
顔を見ることが出来ないだなんて、言える訳が無い。

「ネコ娘に、そんな風にされると・・・僕が傷つくって・・・知ってた?」
「・・・」
「それとも・・・僕の事が、嫌い・・・だから?」


ネコ娘の力が緩んだ所で、掴んだ腕をぐいと引き寄せると、鬼太郎の腕の中にその細い身体はすっぽりと収まった。
わきの下から両腕で身体をしかと抱き、背中に頬を押し付ける。

「ねぇ、知ってた?ネコ娘に触れると、僕の心臓はこんなにドキドキするんだよ?」
心臓が早鐘を打っているのはネコ娘も同じ。
鬼太郎に顔は見えないものの、瞳は潤み今にも泣き出しそうで、頬は耳まで紅く、紅く染まっていた。

「でもね、凄く切ないんだ。苦しくって・・・何故だか解る?」

今度はフルフルと、小ぶりに首を振る。

「それは、僕がネコ娘のことを、凄くスキ・・・だからなんだけど。」
ハァ・・・と一つ小さな息をつく。

「だから、さっきみたいに背を向けられると、苦しくて仕方が無いんだ。」

――― 鬼太郎も?鬼太郎もあたしと同じ・・・なの?
ドキドキしたり、苦しかったりしたの?

胸がキュンとなる。

「あの・・・あたし・・・あたしもね、スキ・・・鬼太郎のことが・・・大好き・・・」

恥かしくても逃げられなくて、ただ顔を俯かせる事しか出来なくて

「嬉しいな。でも、どうしてさっきは逃げようとしたの?」

あの時改めて、鬼太郎を異性と感じた時からただ恥かしくて
捕まれた腕の力強さ
今抱かれた腕の逞しさが恐かったのだ。


「ご・・・ゴメン・・・ね。あたし・・・見ちゃったの。それで・・・恥かしくて・・・」

ポツリポツリと話しはじめたネコ娘の想いに、等の鬼太郎も頬を紅く染め上げて
でも、とても穏やかな安心感に心が満たされる。


――― いつか
僕の夢が叶ったら、もうお転婆しなくていいから・・・
ずっと僕の傍に居てくれるかい?


鬼太郎の腕の中で、ネコ娘が小さく頷く。


さっきまで一人で見ていた空は、ただ遠かったのに
二人で見上げた空は、とても綺麗で青空が夕日に染め染められるまでずっと
ずっとそうしていた。

今日は、二人の想いが初めて通じた最初の日


おわり
3部イメージでつが、4部でもいけるかも(゚∀゚)!


ゲゲゲハウスに姿を表わしたのは紅いリボンに赤い服のネコ娘。
鬼太郎の家には、ゲゲゲの森に住む妖怪たちがよく訪れること
何ら珍しい光景でもない。

「鬼太郎。またたび餅作ったんだけど・・・」

手土産・・・と言うよりも、ここへくる為の口実で作ってきたまたたび餅の袋をガサリと言わせるが、部屋の中はシ・・・ンとしていて何の反応も無い。
目玉のオヤジの姿は無く、鬼太郎といえばまだ万年床で眠ったままであった。

「あ、まだ寝てたんだ・・・」

切り株の机にまたたび餅を置き、鬼太郎の枕もとでお膝する。
あどけない寝顔はまだまだ鬼太郎が子供である事を物語っているようで
柔らかそうな頬を、ムニムニと指でつついてみた。

「う・・・ん」

眉間にしわを寄せ寝返りを打ったものの、熟睡しているのか起きる気配がまるで無い。
ネコ娘は、しなやかな指を鬼太郎の唇に這わせ、その指を自分の唇にそっと触れる。

「鬼太郎と間接キス・・・なんちゃって・・・」

ニャハ・・・と笑ってみるが、何だか凄く自己嫌悪に陥り、がっくりと肩を落す。


「・・・帰ろうっと」

ハァ・・・とため息を漏らし立ち上がろうとして、腕を捕まれた。

「ギャッ!」

「・・・ネコ娘・・・今の」
「や・・・やだっ・・・鬼太郎起きてたの?ひ・・・ヒトが悪いなぁ・・・」
(ヒトではなく妖怪だと言う突っ込みはご勘弁を)

自分がした事が恥かしくて、何より鬼太郎が寝ていた振りをしていただなんて・・・

「・・・どおゆうつもり?」
「ゴ・・・ゴメンね。寝てると思ってて・・・つい・・・」
「”つい”?」
「き・・・気分悪くしたよね。あたしなんかが・・・」
「―――そうじゃなくって。僕は・・・」
「えっ?」
「僕はこの腕を引き寄せてもいいのかな?」

ヘンな事をして、鬼太郎に嫌がられたんだと
嫌われたんだと思ってしまったネコ娘は、目尻に涙を浮かべながら鬼太郎を見た。

「ネコ娘に”ウン”って言って欲しいのだけれど?」にっこりと微笑んで
ネコ娘は黙ったまま頷いた。


「”間接”じゃなくって、今度からはちゃんと唇で・・・ね?」

鬼太郎はそのまま腕を引くと、寝たままの自分の上に抱きかかえるようにして、ネコ娘の後頭部に手を添えた。
一瞬驚いて、目を見開いていたネコ娘も、やんわりと唇を重ねられると、瞳を閉じた。

胸の上に程よくかかる重みが心地よい。
少女の香りが、柔らかな唇の感触が、少年に一時の安らぎと休息を与えてくれる。

おわり。
684毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk :03/12/25 09:42 ID:O931be9Q
SS後半追加分っでツ

鬼太郎×ネコ娘(3期)『痕』>>651-665
鬼太郎×ネコ娘(3期)3部「妖怪代裁判」ヨリ>>676-680
鬼太郎×ネコ娘(3期):非エロ:間接キス>>681-683
685毛目玉 ◆.QnJ2CGaPk
              , -─-、       _
                 / , -─-、ヽ∩__  /   ヽ
              { { '⌒ }⊂ しJ/      !
        , ──- 、.ヽ. ー-‐' ノ-‐∠_ __     |
      /      >7レ'-‐<‐-      `ヽ、 !
       {     /   ̄`             \
      ヽ  /                      \
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