新規参加ガイドライン
・まずは役作り
役職ガイドラインを参考に、なりきる役柄を決める。
最低でも名前(メイド以外は名無しも可)、屋敷との関係、大まかな性格は決めるように。
容姿やセクース時のスタンス(受け入れる嫌がる優しく強引etc)等、細かく決まっていればなお良し。
(これらは、矛盾しない程度にあとから付け足しても良いです)
今は役を問わず、責め側を切に希望中(藁
・最初から飛ばす必要は無い
なりきる以上、屋敷の人間としても当然新人。
役としてはともかく、演じる方は無理なことはさせません。(と言うかさせないように)
屋敷での生活を描きつつ、他人の行為を覗き見る、おもわず自慰する、という程度でも。
表現しにくい(苦手な)行為があれば、あらかじめメアド欄で言うように。
・時間合わせがカギ
できれば前もって参加できる時間を伝えておけると、早めに開始できるので良い。
できなくても、早め早めに待機すれば終了時間も早くなる。
(むろん、連絡はメアド欄で。本文はできれば一人の動き、ダメなら空欄)
待機者が出てこないと、ずるずると開始時間・終了時間が遅くなるので注意。
【無名で待機するときはメアド欄に役名・新人の旨等を忘れずに。これで手間がかなり省けます】
・破綻しない程度の裏設定は可
実は粗相をしたところに隠しカメラがあった、隠し通路から先回りした、恥ずかしい写真をもっていたetcetc
お仕置きやエチをするための、雰囲気に合うその場限りの設定は、ある程度許可されます。
ですが、それにより住人の続行が難しくなる(あるいは立場が大きく変わる)ようなものは、
あらかじめ当人に確認してからにして下さい。
役職ガイドライン
・屋敷の住人(基本的に常駐)
血縁関係又は養子縁組等 役割は重複可
下の名前は設定可 設定しない場合は「名無しの○○(関係)」
通常プレイ+お仕置き用の部屋を使用可(致命的なプレイは不可)
屋敷の全権を握っているので、いろいろと強要したり行為を許可したりできます
・お客様
関係は何でも(友人、取引先関係などなど)
上の名前は設定可 設定しない場合は「名無しのお客人」とか「名無しの○○(役職)」とか
通常プレイのみ(強制含む) お仕置き部屋は、屋敷の住人の許可が必要
住人にとって大切な人であるため融通が利き、メイドに対してもある程度強制力が働きます
・宿泊客(基本的に一時利用)
識別上、上の名前は設定可 設定しない場合は「名無しの宿泊客」とかいろいろ考えてください
通常プレイのみ
宿泊客の命令には強制力は働きません(どうしてもという時は脅迫を併用のこと)
・メイド
できる限り名前を設定(指名される場合を考え)
性格付けはできる限りしてください。セクース時の対応(受け入れる・嫌がる等)も
メイド同士の挨拶は簡潔に 採用云々の件は不要
暗にセクースへの派生の手がかりとなる展開は容認
受けだけではなく、逆に言い寄ってもかまいません(藁
命令には従属ですが、ひたすら嫌がって強姦役に徹してもかまいません(藁
※素の話はメール欄でお願いします。
(だからといって、素の話をし過ぎないように)
現在の主な屋敷の住人達
(前スレに登場していないキャラに関しては割愛させていただきましたが
再登場を拒むものではありません。復帰する場合はその折に自己紹介をお願いします)
名無しの御主人様
言わずもがな、この屋敷の主。
メイドたちの粗相に対して数々の「お仕置き」を下す。
客人
御主人様の友人伯爵
主人の旧友。屋敷を密かに訪れ、訪れるたびに屋敷の様子を傍観し、
その淫らな欲求を満たしては帰途につく。
安藤 五月@伯爵家使用人
友人伯爵家のメイド。御主人様である友人伯爵に好意をよせているが
関係が進展しないことに悩む。
伊達 雅彦
主人の弟、重臣の大学の後輩で書斎を借りている。地質・宝石学が専門だが医・薬学にも詳しい。
現在はその志保と深い関係だが、一方で杏樹には振り回されてばかり。
名無しの若侯爵
麗を潜入者として主人の屋敷に送り込んだ張本人。わざとなのか無茶な命令多し。
見た目は若いが、妙に落ち着き払った冷静な人物。
使用人(メイド)
里村 志保
特に料理が得意なため、厨房を任されているメイド。
荻野子爵になにやら厳しい仕打ちを受けている様子。
萩野 瑞葉
主人を慕うあまりに、家出をしてメイドとなった親戚の娘。
が、最近瀬名との仲が急接近中。
留萌 みかさ
元気で明るい健康的なメイド。 柔道と合気道合わせて三段。
実家の経営難がきっかけで屋敷のメイドに。地元に恋人がいる。
秋山 麗
名無しの侯爵家からこの屋敷に潜入しているメイド。
メイド歴十年を越え、独自の考えを持つ。昔の自分に似ている瑞葉が気になる様子。
椿 杏樹
掴み所の無い性格のお姉さん系天然メイド。
軽い二面性(裏表)があり、幼い少女と大人の女が入り混じったような言動。
桜庭 奏
真面目で勉強熱心だがまだまだ新人気分が抜けないメイド。
大学中退の経歴があり、まだ勉学への未練がある。
まゆ
開かずの間で生活をしている、元楓専属メイド。よく気絶する謎な病気を持つ。
時折部屋を出ては、あちこちを動き回り、いろいろな痕跡を残す。
使用人(メイド以外)
名無しの執事
謎多き執事。 屋敷の規律を保つのに一役かっている。
柏葉 瀬名
屋敷専属パティシェ&コック兼主人の養子、性格ヘタレな今時の若者。
女癖の悪い義父に若干反発気味。
元学友である同級生の瑞葉に不器用に想いを寄せている。
7 :
秋山 麗:03/06/26 01:07 ID:K6dJ+t6Z
「えっと……よしよし」
新しい館に誰もいない事を確認すると、大急ぎで主人の書類関係の荷物に、こっそりマーキングをしていく。
「メイドはともかく、主人は埋め立てそっちのけでこっちに来るかもしれないから、急がないと……」
麗と入れ違いに新たな書斎へ入ってくる。
書類関係のマーキングには特に気づかないまま
執務机の引き出しを開け、またもボタンを押すと
旧館と全く同じように棚がせり上がってくる。
「ふふふ・・・・・ふふ、ふふふふふ・・・・・・」
よほど満足したのか、一人で不気味に笑い始める。
9 :
名無しさん@ピンキー:03/06/26 01:16 ID:++kampT2
秋初館の周囲を巡回していると、業者を発見する。
「……はぁぁぁぁぁ…えいやぁっ!!」
背負い投げをかまし、さらに首絞めで気絶させると、敷地の外に引きずり出していく。
11 :
秋山 麗:03/06/26 01:34 ID:K6dJ+t6Z
(ふぅっ、鮮やかだったわね)
などと、自分の滑り込みっぷりに浸っている。
12 :
伊達 雅彦:03/06/26 01:34 ID:Qanvl9rH
「はぁぁ…」
とぼとぼと風待館から歩いてくる。
「留萌君と桜庭さんの視線が妙に痛かったぞ…ったく…。とりあえず麗さん、おめでとう」
13 :
柏葉 瀬名:03/06/26 01:36 ID:mz+dFI1J
まゆを新しい屋敷に連れていき、部屋の冷蔵庫に
自作のプリンやフルーツヨーグルトを2〜3個入れておいてやる。
「こうしておけば、明日の朝にでも食べるだろ。おやすみ」
まゆの頭をひと撫でして開かずの間を出る。
「ふむ、今回の1000getは麗か。どんなご褒美をあげるとしようかな?」
しばらく考えた後、おもむろに携帯電話を取り出し、どこかに電話をかけ始める。
15 :
桜庭 奏:03/06/26 01:37 ID:sum1oko4
ワゴンを押しながら移動。
「ふう。思ったより時間がかかったような……。」
16 :
名無しさん@ピンキー:03/06/26 01:37 ID:++kampT2
17 :
椿 杏樹:03/06/26 01:39 ID:mz+dFI1J
「♪〜♪〜」
伊達が落ちこんでいるのを気にも留めず、グラスのアイスレモンティーを飲みながら
新しい屋敷へ入る。
18 :
萩野 瑞葉:03/06/26 01:41 ID:Mm4FuB/X
「さて、そろそろお風呂に入るとしましょうか」
自分の新しい部屋に荷物を運び終えると、着替えを出し始める。
19 :
桜庭 奏:03/06/26 01:42 ID:sum1oko4
屋敷へ入ってワゴンを押しながら厨房へ向かう。
途中で麗とすれ違い、声をかける。
「センパイ、お疲れ様です!そして1000獲得おめでとうございました。」
「伊達さ〜ん?決まった人がお屋敷に居るんなら、浮気しちゃだめじゃないですか?」
ジト目のままで、沈んでいる伊達におにぎりを手渡すと、しつこい業者を蹴散らして屋敷の中へ。
21 :
秋山 麗:03/06/26 01:44 ID:K6dJ+t6Z
>>19 「ありがとうございます」
お礼を述べてから、私はやることがあるから、とそそくさと立ち去る。
おそらく、くつろいでいるであろう他のメイドのところへは行かず、主人の書斎へ直行する。
「……いない? まあ、どっちでもいいけど……」
入り込むと、マーキングしておいた荷物を最優先で開けていく。
(これなら、もし誰かが来ても、片付けている風にしか見えないし)
屋敷の自室でメイドの奉仕中に、携帯電話が鳴ったので出る。
「…こんばんは。え?…ああ、邪魔じゃないですよ。
……そうですか麗が…。…じゃあ今度また誉めてやりに、お邪魔します。ええ」
電話を切ると、自分の上に乗っていた新人メイドを押しのけて立ち上がる。
「君、もう休んでもいいですよ。もっと上達してから、来て下さいね」
穏やかに冷たく言い追い払う。
23 :
桜庭 奏:03/06/26 01:48 ID:sum1oko4
厨房へたどり着くと、とりあえず目に付く人に飲み物を渡していく。
「私は緑茶で。氷入れようっと。」
お肌を気にして緑茶にし、湯飲みに注ぐ。
24 :
柏葉 瀬名:03/06/26 01:52 ID:mz+dFI1J
重いベッドを押して疲れたのか、階段脇で座りこんで
無防備な様子で眠ってしまっている。
25 :
萩野 瑞葉:03/06/26 01:53 ID:Mm4FuB/X
タオルと着替えを持って浴場へ向かう。
「そういえば、今度まゆちゃんを、ゆっくりお風呂に入れてあげませんと」
26 :
萩野 瑞葉:03/06/26 01:54 ID:Mm4FuB/X
>>24 浴場へ向かう途中、階段のところで眠り込んでいる瀬名を発見する。
「あら・・・・・こんなところで眠ったら風邪を引きますのに」
くすりと笑うと、そっと口付けをして目覚めるか試してみる。
(でも、目覚めのキスって女の子からするものじゃありませんわよね?)
廊下を歩いていると、階段脇で寝ている瀬名を見つける。
「わお!…寝顔、カーワイイ♪」
先程の発言は何処へやら、瀬名が寝ているのをいい事にその頬を指でつつく。
ぐはぁ…被った…
29 :
秋山 麗:03/06/26 01:58 ID:K6dJ+t6Z
黙々と目的の物を探していたが、だんだんと不安になってくる。
「……なんか、あまりにも無防備すぎない?」
大切なものなら、それなりの処置をするはず……などと思いながらも、やるより他に無い。
30 :
桜庭 奏:03/06/26 01:58 ID:sum1oko4
しばらくして、飲み物がいくらか残ってしまったことに気付き、アイスティーとアイスコーヒーをタッパーに移しかえて冷蔵庫に入れる。
「もうみんないらないのかな?」
お茶は冷ましておいて、残りのポットを洗い始める。
31 :
柏葉 瀬名:03/06/26 02:01 ID:mz+dFI1J
寝ていると誰かにキスをされたり、頬をつつかれたりして
落ちつかず「ううん」と顔を反対側に向ける。
かと思うと、急に両手で瑞葉とみかさをぎゅっと抱き締める。
「…ゴンタ〜…。コテツ…。ほんとかわいいなお前ら…よしよし…」
寝ぼけて昔飼っていた犬2匹を名前を呼ぶ。
32 :
伊達 雅彦:03/06/26 02:01 ID:Qanvl9rH
「やれやれ…仕方ない、ここでやるか」
休憩室の一角に書類を広げ、仕事を始める。
33 :
萩野 瑞葉:03/06/26 02:06 ID:Mm4FuB/X
>>27 みかさがやって来たので、キスしたところを見られていないかとドギマギする。
「あ・・・・・み、みかささん、お疲れ様です」
しかしみかさが親しげに頬を突付くのをみて若干ジェラシーを感じる。
が、瀬名の反応を見て微笑ましい気分になったのか、すぐに表情を緩める。
>>31 「きゃっ!?」
いきなり抱きすくめられて悲鳴を上げる。
(そ、そんな・・・・・・こんなところで、しかも、みかささんも一緒に!?)
慌てふためいたものの
>…ゴンタ〜…。コテツ…〜
「・・・・・・・・」
なにやらペットのような名前で呼ばれてムッとしたのか
無言で瀬名の頬を引っ張ってみる。
34 :
椿 杏樹:03/06/26 02:11 ID:mz+dFI1J
お茶を飲んで落ちついたのか、伊達のいる休憩室へやってくる。
トントンノックをして顔をひょこっと出すと
「……伊達さん、さっきはごめんなさい。もう言ったりしないから怒らないでね。
…あと……。私を嫌いに…ならないでね?」
寂しそうにぼそりと言うとすぐドアを閉め、仕事の邪魔にならないよう離れる。
35 :
秋山 麗:03/06/26 02:13 ID:K6dJ+t6Z
不安に駆られて、考える必要の無い事を考えてしまう。
「もしこれがわざとで、主人にばれたらどうなるんだろ……
侯爵様に黙ってくれて、しばらく仕えれば仕事達成させてくれる、なんて甘い展開にはならないだろうし……」
だんだんと、嫌な考えがエスカレートしていく。
「……侯爵様が実は主人と繋がってたりとか……だから来て早々正体がばれかけて……
侯爵様に捨てられ、ここの主人に売られた事を知り……
失意の中、意に反して主人に仕え、それでも侯爵様を信じ続ける美しきメイド……」
物語調でなにやらぼそぼそ呟くと、やおら正気を取り戻す。
「……シャレになってないわ……考えるのやめよう……」
「瑞葉さん、お疲れです〜」
そんな事を言いつつ、瑞葉の前で瀬名の頬をつんつんやっていたが。
>急に両手で瑞葉とみかさをぎゅっと抱き締める。
「きゃあん!?せ、瀬名………さん」
瑞葉の前なので「さん」を付けて呼ぶ。…が、ちょっとそれも甘い声だったりする。
>…ゴンタ〜…。コテツ…〜
ムッとして頬を引っ張る瑞葉を見て、こちらもムッとしながら一言。
「瑞葉さん、瀬名さん、このまま締め落としちゃいましょうか?」
37 :
伊達 雅彦:03/06/26 02:21 ID:Qanvl9rH
黙々と仕事をしていたが、杏樹の来訪でそれも中断させられる。
>……伊達さん、さっきはごめんなさい。もう言ったりしないから〜
>…あと……。私を嫌いに…ならないでね?
とだけ言って去っていった杏樹にぼそりと言う。
「俺は…嫌いじゃないよ、むしろ……」
そこまで言って、一度頭を掻いて続ける。
「あの振り回しと読めない行動さえなければ……文句なし、魅力いっぱいの女性だしな」
38 :
桜庭 奏:03/06/26 02:24 ID:sum1oko4
仕事も終わったので、冷えた緑茶の入ったタッパーを持って自室に戻ろうとするが。
「あっ!ウィンブルドン!!」
そのままテレビを見ようと休憩室に入ろうとするが先客がいたので、Uターンしかける。
39 :
秋山 麗:03/06/26 02:25 ID:K6dJ+t6Z
捜索にも手がつかなくなり、はぁ、とため息を吐いてしまう。
「……今、あたし……あの人のこと疑っちゃったわね……
どうしたんだろ……こんなことは無い、疑うなんてバカみたいなことだ、って思ってたのに……」
40 :
柏葉 瀬名:03/06/26 02:27 ID:mz+dFI1J
>>33、36
「いって!!」
突然頬を引っ張られ、痛さで完全に目が覚める。
「あれ、み…瑞葉さんとみかささん?あっ!!まさか」
慌てて自分の下半身チェックをするが、自分も彼女達の着衣の乱れもなく
恐れていた状況では無い事を知りほっとする。
何かをコソコソ話す2人に、心配そうな目線を向ける。
(…なんかわからないけど俺が悪いって感じの流れになってる…。そ、そうだ!
こんな時こそ伊達さんに習ったクソ甘い台詞で何とかごまかしを…
ごまかしを……。)
「…だ、ダメだ!俺、よく考えたら『瑞葉さん好きだ』位しか言った事ねえじゃん!!」
「とにかくごめんなさい!!おやすみ!」
日頃直球でしか口説けないので、いっぱいいっぱいになってその場をダッシュで逃げ出す。
41 :
伊達 雅彦:03/06/26 02:28 ID:Qanvl9rH
「先輩……元気にやっているんだろうか…」
自分にここに来るきっかけを与えた、そして「色々な事」を教えてくれた先輩の事をふと思う。
42 :
桜庭 奏:03/06/26 02:32 ID:sum1oko4
あまり話したことがない人だったので無言でドアを閉めかけたが、あわてて開けなおして伊達に挨拶する。
「こんばんは〜…。お仕事中、ですよね。」
ちらっとテレビを振り返りながら話しかける。
43 :
萩野 瑞葉:03/06/26 02:34 ID:Mm4FuB/X
>>36 >このまま締め落としちゃいましょうか?
「そ、それはちょっと・・・・・・でも、そのくらいしてもいいかもしれませんわね・・・・・・」
一度は引いてみるが、やはりムカムカするので同意しようとする。
と、唐突に瀬名が目を覚ます。
>>40 その場を逃げ出した瀬名をポカーンとして見送る。
「あ・・・・・・瀬名、様・・・・・・・?」
やがて、ふぅ、とため息をつくと、当初の予定通り浴場に向かうことにする。
「ではみかささん、私、お風呂に行きますので、これで」
苦笑しつつも、ぺこりと頭を下げて、その場を去る。
44 :
伊達 雅彦:03/06/26 02:36 ID:Qanvl9rH
>>42 「…ん?ああ、桜庭さんだったよね。今は仕事も一段落したけど…どうしたんだい?」
そう言って、何やら有名大学やら教授の名が入った論文やファイルをまとめる。
(ん〜、やっぱりムーンストーンって所かな、彼女は)
そんな鑑定をしつつ、話に答える。
45 :
秋山 麗:03/06/26 02:38 ID:K6dJ+t6Z
「……一気にやってしまおうと思ったけど……多すぎ……」
全体の1/10くらいを終えた時点で、挫折する。
「……さすがに潜伏期間が長いし……急がないと……」
46 :
椿 杏樹:03/06/26 02:40 ID:mz+dFI1J
「きゃ!」
偶然ダッシュで逃げ出す瀬名とすれ違い、遠ざかる後姿に向けて可笑しそうに笑う。
「不器用すぎでいつも大変ね、あの子も…ふふふっ。…あれ?」
廊下の隅に置かれた精神学の書物が開かれたまま放置されている。
「落し物かな。何々…?
『退行、は幼児期に心に負った傷などが原因で、例として
親の愛情を受けられなかった時などに起こる事があります。
甘えられる対象を探し、大人になって異性に甘えセックスにのめり込み誰とでも寝たりしますが
決して解消される事のない空虚感をいつも本人は抱え、心が満たされる事はありません』…。」
「うーん、難しすぎてよくわからないわ。とりあえず書庫に戻しておきましょう」
閉じた本を手に書庫へと向かう。
>>40 突然逃げ出した瀬名を呆然と見送る。
「ちぇっ…。たまには実践訓練もしたかったのにな…」
指を鳴らしてそんな恐ろしい事を言う。
>>43 「あ、瑞葉さんお疲れ様です。おやすみなさ〜い!」
そう言って瑞葉を見送ると、その足で応接間へ。
48 :
桜庭 奏:03/06/26 02:43 ID:sum1oko4
>>44 「あ、一段落着いたんですか。よかった。お茶でもどうです?
今ウィンブルドンをテレビで見たいな〜と思って来たんですが、先客がいたのでちょっとびっくりしました。」
話しかけながら、たまたま持っていたコップにお茶を注いで渡すが、論文やファイルに目が行く。
(……あ。そういえば伊達さんって大学と関わりがある方だったっけ。)
49 :
伊達 雅彦:03/06/26 02:54 ID:Qanvl9rH
>>48 「ああ、済まないね。…それじゃいただきます」
奏が持ってきたお茶を味わいながら、ふと一言。
「ウィンブルドン…テニスか。私はテニスには縁が無かったからなあ。高校では熱血球児、大学では…」
そこまで言うと、ため息をついて奏に言う。
「まあ、機会があればやってはみたいスポーツだな、うん」
50 :
秋山 麗:03/06/26 03:00 ID:K6dJ+t6Z
「……あきらめよう……」
とても全部は調べきれない、と判断し、普通に片付けて部屋を後にする。
応接間にある、スポーツ新聞を見て悄然とする。
「うちの出身馬、また負けちゃったかぁ。優勝馬はナナシバリュー、か。…ライバルの牧場出身馬、強すぎだよぉ……」
しょんぼりとした様子でソファに座り、記事を読み続ける。
「この牧場、事業失敗とかで潰れないかなぁ…。そうすればうちの牧場だって…」
まだ、ライバル牧場の重要な事柄に気付いていないらしい。
52 :
桜庭 奏:03/06/26 03:02 ID:sum1oko4
>>49 「お。高校野球ですか。私の出身校が在学中に甲子園に行って、応援に行ったんですよ。スポーツは基本的に大好きです。
といっても、するのはテニスとバレエくらいしか無理なんですが。小さい頃からやってたので、結構得意です。」
伊達とははじめて話すと言ってもいいくらいなのに珍しくたくさん話す。
「テニス、する気になったらゼヒお相手してください。」
話しながらソファから立ち上がる。
「そういえば、録画予約をしてたの忘れてました。そろそろ部屋に戻りますね。
おやすみなさい。あ、お茶は飲みたいだけ飲んでいただいていいですから。」
ポットを置いて、頭を下げると部屋を出て行く。
53 :
伊達 雅彦:03/06/26 03:11 ID:Qanvl9rH
矢継ぎ早に話すと、部屋を出て行く奏に「今度テニスの手ほどきでも頼むよ」とだけ言っておく。
奏の置いていったお茶を飲みつつ感慨にふける。
「…懐かしいな。もう十年前になるのか、あの夏の思い出も…」
遠い目をしながら、再び仕事を始める。
55 :
桜庭 奏:03/06/26 03:36 ID:sum1oko4
日記を書きながら先ほどのことを思い出す。
「少し話しすぎたかも……」
しばらく考えていたが、ふと思い立ってノートパソコンを開きメールを打ち始める。
送信完了すると、入浴の準備をして浴場へ向かう。
56 :
まゆ:03/06/26 09:00 ID:l1QstTdq
「・・・ふにゃ?」
後から肩を叩かれ、ほっぺをぷにっとされる夢を見て目を覚ます。
と同時に、見慣れぬ天井が視界に飛び込んできて、数秒間思考停止。
「・・・・・・・・・エート・・・・・・・・・あ、もしかして新しいお屋敷?かな?」
ベッドから上体を起こすと同時に、二日酔いの為激しい頭痛に見舞われる。
「っか!!くぁぁ・・・ぅ〜・・・いちゃい。(T-T)」
こめかみを右手で支えながら、ゆっくりと足をフローリングに下ろし、
のろのろと冷蔵庫の方へ向かう。
「やっぱ昨日のお水がいけなかったのかにゃぁ?・・・あ、まゆ裸だった(照)。
お布団掛かってたから瑞葉おねいちゃんしか見てないかな?だといいなぁ・・・。」
冷蔵庫を開け、中を覗き込む。
「あっ。プリンだぁ〜♪嬉しいっ☆」
頭痛がするのも忘れたかのように、
早速取り出すと小さな食器棚の引き出しからスプーンを取り出し、プリンを掬う。
「んん〜っ。おいひぃ〜。」
カラメルソースとのハーモニーに感激しながら、あっという間に平らげる。
「はぁ〜・・・おいしかったぁ♪
これって瑞葉おねいちゃんが作ったのかなぁ?違うよね?
こないだのチーズケーキを作ったのと同じ人かな・・・ん〜、誰なんだろ・・・。」
57 :
まゆ:03/06/26 09:02 ID:l1QstTdq
ふと、部屋の隅の使いもしない机に目をやると、そこには1冊のファイルが。
「?なんだろ?じゅーにんリスト?」
スプーンを口に加えたまま、ファイルを手に取りベッドに寝転がる。(危ないですw)
パラパラとページを捲っていくと、見慣れた志保の名前を見つける。
「あ〜っ。志保おねいちゃんだ、懐かしいなぁ。また会えるかなぁっ?」
ウキウキ気分でさらにページを捲っていくが、他は見慣れない名前ばかり・・・。
「まゆのコト知ってる人は瑞葉おねいちゃんと志保おねいちゃんくらいか・・・。
みんな何処か行っちゃったのかなぁ・・・くすん。
―・・・あ、そだ。プリンの人も探そう。えーっと・・・。」
『屋敷専属パティシェ&コック・・・柏葉 瀬名』
「あ、この人かな?って、男の人なんだぁ。
お料理上手だから女の人だと思ってた・・・今度ご挨拶出来たらいいなぁ。」
ファイルを眺めているうち、また眠くなってきて就寝。
重要な来客があるという情報が入ってきて、念入りに客室を掃除している。
「こんな天気の悪い日に、一体誰が来るっていうのよ……」
ジメジメした日々に嫌気がさしているので、機嫌が悪い感じで花瓶を拭いている。
……と、その時またも見つけた謎のメモ。
「う〜ん? 『若侯爵様と伯爵様もつながってるでいいの?』……? これって
伯爵様に関係があるメモかな……」
捨てようか悩んだ末、丁寧にたたんでポケットに入れる。
「……そう言えば、名無しの御主人様とずっと会ってないなぁ。
他屋敷のメイドがそうそう会えるお方じゃないけど、あまりにも
姿を見ないから……ご病気とかじゃないわよね……?」
59 :
名無しさん@ピンキー:03/06/26 19:16 ID:PewbEBOL
62 :
里村 志保:03/06/27 00:35 ID:AxTIHUf/
厨房で冷蔵庫の残り物を食べている。
一周年を記念して開かれたパーティーのときの残り物だ。
部屋で書類を整理している。
65 :
里村 志保:03/06/27 00:43 ID:AxTIHUf/
「私も行きたかったなぁ…」
そう呟きながら残り物を食べる。
食べ終えると、空になったタッパーや食器を流しに持ってゆく。
「ふぅ… これで冷蔵庫も少しは空くかな」
「あの、青年・・・・・・柏葉瀬名、か。
まさか主人の養子とは、な・・・・・・」
調査報告書に目を通して呟く。
「引き続き調査の余地はあるのだろうが・・・・・・」
何やら歌いながら廊下を歩いている。
「え〜い遠はいつでも〜形の無い儚い影〜♪」
どうやら今度テレビドラマで使われる、お気にの歌手の曲らしい。
68 :
里村 志保:03/06/27 00:54 ID:AxTIHUf/
洗い物を終えると何か眠気のような倦怠感に襲われ、厨房にあるテーブルに突っ伏す。
「ふあぁ…」
あくびをひとつしながら、虚ろな目で辺りを見回す。
「明日の朝食当番、誰だっけ…?」
>>66のようなことを呟いてから数時間後、
名無しの主人の屋敷へやってくると、いつものように密かに進入する。
「さて、里村君を探すとするか」
娘に見つからないようにしながら進むうちに厨房の近くまでやってくる。
「彼女は料理が得意だったな、確か。あそこにいるのか?」
「ふんふんふふ〜ん♪」
上機嫌で歩いていたが、通りすがりに厨房のテーブルに突っ伏す志保を見つける。
「あれ…。志保さん、どうかしたんですか?」
体調でも悪いのか、と思い志保に近づく。
71 :
里村 志保:03/06/27 01:04 ID:AxTIHUf/
「えっと…」
壁に貼られている食事当番のシフト表を指でなぞる。
同時に、ここに向かってくる足音が耳に入る。
足音を殺して歩いているような違和感のある歩き方の音。
「泥、棒?」
シフト表から厨房の入り口に視線を移す。
厨房の入り口までやってきて、そっと中を覗くと、
志保がいるので予想通りと頷く。
が、すぐにもう一人メイドがいるのに気づいて顔色を変える。
「あれは・・・・・・確か留萌みかさ、とかいったか?」
>>71 「あ…志保さん、大丈夫みたいですね…」
何事もなさそうな志保を見て、ほっとしたような表情を浮かべる。
誰かが近づいてきているのにはまだ気付いていない。
75 :
里村 志保:03/06/27 01:21 ID:AxTIHUf/
「ん? あっ、みかささん。こんばんは、ちょっと疲れちゃって」
覚えのある気配に気を取られ、みかさに気付くのが遅れる。
「確か、防犯設備にはさらに力を入れて新築したお屋敷でしたよね?」
唐突に妙なことを聞く。
しばらく姿を現すべきか否か考えた末に、あることを思いついて
厨房へと入っていく。
「やあ、こんばんは、里村君。それにもう一人の可愛いメイドさん」
いつもとは違い、優しい声と顔つきであるが目は笑っていない。
「勝手にあがらせてもらってすまないね」
そう言うと志保の隣に腰を下ろしながら
みかさには聞こえないように素早く囁く。
「今日は調査のみだ。怯えるような素振りはしないでもらおう。
もしも気づかれた時は、彼女も・・・・・・分かるな?」
そしてまた声色を戻すと、自分の腹部をさすり出す。
「さて、少し腹が減ったな。夜食に甘いものでもくれないか。
私は年甲斐もなくそういうものが好きでね」
どうやら瀬名の素性はしっかりと調べているらしく
話のきっかけを作るためか、そんなことを言う。
>>75 >確か、防犯設備にはさらに力を入れて〜
「…はい。確か部外者はそうそう入れないようになってるはずですけど」
防犯、という言葉に一瞬表情を曇らせるが、しばらく考え込んだ後にそう言う。
>>76 「…っ!?ど、どなたですか…?」
丁度防犯の話をしていた所で現れた見知らぬ人物─萩野子爵に驚くが、どうやら志保は彼と知り合いのようだと分かって、少し落ち着く。
>夜食に甘いものでもくれないか。私は年甲斐もなくそういうものが好き〜
「はい、お客様、甘いものですね。…えっと…瀬名さんは今日は居たかな…?」
甘い物、と聞いて即座に瀬名を思い浮かべたのか、つい子爵の思惑通りにその名を口にしてしまう。
78 :
里村 志保:03/06/27 01:48 ID:AxTIHUf/
>>76 子爵が囁いた言葉に暗い表情で伏せ目がちに頷く。
そして子爵が声色を戻すと同時に自分の暗い表情を戻そうとするも、
なかなか上手くいかずにぎこちない表情になってしまう。
>>77 「瀬名さんは… 今日はいないみたいですね」
シフト表に視線を移して確認する。
「じゃあ、代わりに私が用意しますね」
ぎこちない表情をみかさに読まれまいと、仕事で誤魔化そうとする。
「ええと、確かここに…」
棚からココナッツミルクの缶を取り出して缶きりで開封していく。
次に器に盛ったアイスクリームや白玉団子の上にそれをたっぷりとまぶす。
その出来上がったものを子爵に渡す。
>>77-78 「瀬名くんか。菓子作りが上手いと聞いていたが、
人柄の方はどうなのかな?
何しろこれだけ美人メイドが多いと、よりどりみどりだろう。
やはり節操なく手を出したりしているのか・・・・・」
そこまで言って、あまりに露骨過ぎることに思い至る。
「ああ、いや、これは失礼した。
私だったらそうなってしまうだろうと思ったのだ」
咳払いをして志保から器を受け取る。
(あまり甘いものは好きではないのだが・・・・・仕方ないな)
スプーンで口に運び、顔をしかめる。
(そういえば瑞葉がいた頃は、付き合いでこういうものを
よく食べさせられたものだった・・・・・・)
どこか遠い目になりながら、半ば自動的に白玉を口に運ぶ。
自分は甘い物系の調理は苦手なので、黙って志保の作業を見守る。
>瀬名くんか…人柄の方はどうなのかな…やはり節操なく〜
「……うぐ」
一度慰めでとはいえ、瀬名と散々やった事があるので思わず閉口する。
(それにしてもこの人……どうしてあんな哀しげな目をしているんだろう…言葉の刺もどこか自分に向けているような、そんな感じ…)
遠い目のままで白玉を口にするその「客」を見ながら、そんな事を思う。
81 :
里村 志保:03/06/27 02:10 ID:AxTIHUf/
>>79 「……」
表情から子爵の心情を読み取り、どうしていいかわからならくなる。
子爵の心を汲めば瑞葉の幸せが奪われるだろうし、
瑞葉の幸せを優先したのなら子爵の幸せがなくなってしまう。
現状で瑞葉が十分に幸せだということを伝えることができればいいのだが、
瑞葉を偏愛し過ぎている子爵にはその言葉も届かないだろう。
子爵の弱い心の琴線に触れたような気がして、居た堪れない気持ちになる。
「す、すみません。みかささん…」
ふと溢れてきた涙を服の袖で拭う。
>>80 (やはり主人の養子というだけあって、そういう男・・・・・・なのか?)
黙り込むみかさを見て疑惑を深める。
甘いはずのアイスがやけに苦く感じられ、
無理に飲み下そうとして噎せ返る。
>>81 「・・・・・ぅっく・・・・・・はぁ」
息を整えると器を置いてフラリと立ち上がる。
「また、来る」
そして最後に志保にだけ囁く。
「次はもっと詳しく、その身体に聞くことにする」
厨房を出て玄関へ向かう途中、寂しい苦笑いを浮かべて呟く。
「瑞葉、お前が帰ってきてくれるのなら私は、
一日の食事が全部ケーキでも我慢してやれるのだが、な」
>>81 「あ、志保さん……」
突然涙する志保を見て、自分はあたふたするばかり。
>>82 「あ、あの…お客様、大丈夫ですか?」
むせ返る「客」を見て、思わず心配する。
やがて志保に何か囁きつつ、寂しげに去っていった客を見送ると、胸の奥でわだかまっていた質問を志保にぶつける。
「あの、志保さん…。今の…とても哀しそうなお客様、一体誰なんですか?」
涙を流し、こちらも平静とは言いがたい志保に、すまなそうな小声で聞いてみる。
85 :
萩野 瑞葉:03/06/27 02:31 ID:+ORU+OlQ
眠る前にトイレに向かう途中、
玄関の扉を開ける客の後姿を見てピタリと歩みを止める。
「あ、あれって・・・・・・・あの人は・・・・・・・」
結局後姿しか見られず、確証は持てなかったのだが。
86 :
里村 志保:03/06/27 02:42 ID:AxTIHUf/
>>83 「……」
みかさの問いにすぐには返答できず、十秒ほど沈黙してしまう。
そして、ゆっくりと口を開く。
どんな陵辱よりも辛く、そして自分ひとりでは重く、その重さに耐え切れない。
そんな感情からか、子爵の言いつけを守ることができなかった。
「あの方は、瑞葉様のお父様です。…でも、みかささんはそのことに気付かない振りをしてください」
>>86 「……瑞葉さんの…お父さん……!?」
瑞葉が実家を飛び出して現在に至る経過は聞いていたので、顔色を変えてそう呟く。
「あの人の哀しい表情…。そうですよね、可愛がっていた娘を義兄に取られて…。例え瑞葉さんが幸せだとしても、あの人はきっと…」
ショックを受けていたせいか、志保の話と、自分への注意はあまり聞いていなかったようである。
88 :
萩野 瑞葉:03/06/27 02:58 ID:+ORU+OlQ
「まさか、お父様が・・・・・・・」
ブツブツと呟きながら私室へ戻る。
「でもそういうことも充分にあり得ますわよね?」
ベッドに腰を下ろして考え続けた末に、深いため息をつく。
「・・・・・明日、どなたかに聞いてみましょう、お客様のこと・・・・・・」
89 :
里村 志保:03/06/27 02:59 ID:AxTIHUf/
「そう、どうしたらいいんでしょうね…」
相槌を打つと、再び黙り込んでしまう。
しかし訪れた沈黙に気付き、とりあえずこの場を収めようと口を開く。
「ではもう遅いですし、私は一旦…」
席を立ち、出口で振り返る。
「じゃあ、遅くまでお疲れ様でした。また明日朝食の用意のときにでも」
「……志保さん、お疲れ様です。はい、また明日にでも」
志保を見送ると、一人で厨房の椅子に座り、遠い目をして考え込む。
「大切な人を屋敷の主人に奪われた…か。私の事を知ったら、幸希はどう思うのかなぁ…」
何とも複雑な感情のまま、そこでぼんやりと時を過ごす。
厳重に封が施されている書類を、ナイフで慎重に開けている。
中には二枚の書類。一枚の書類には留萌ファームからだという
証明の判が押されている。
淡々と並んでいる文字を眺めた後、もう一枚の書類に目をやる。
「……フフフ」
一通り目を通してから、再び封筒の中に入れる。
そしてすっと立ち上がり、窓辺に立つと片手を顎に持っていって
黙想に耽る。
「……みかさ殿は、どう反応を示すのかな……」
数分経ってから、突如来客が訪れる。
「これはこれは……どなたかと思えば。わざわざご足労お掛けいたしまして申し訳ない」
慇懃に挨拶を交わすと、客を丁寧にもてなす。
「以前からお話したいとは思っていたのですが、なかなかこちらの都合が
合いませんで、本当でしたらこちらからお伺いするのが筋なのでしょうが……」
かなり身分の高い来客に、少し控えめに会話を続ける。
「ええ、例の主人の屋敷のメイドの件についてです。私の方でも何とか情報を
集めてはいるのですが……何しろガードがかたくて……」
苦笑を漏らすと、引き出しから何枚かの書類を出して、客に提示する。
まじ、このスレのネタでゲーム作って欲しい・・・。
94 :
椿 杏樹:03/06/27 21:12 ID:zSzRuIrt
晩餐会中、
>>93の客に微笑んで接客する。
「ええ、あったら面白そうですよねえ。
…あ。お客様、お飲み物のお代わりはいかがですか?はい、ごゆっくりどうぞ〜」
酒の入った新しいグラスを客に渡すと、空のグラスを数個トレイに乗せ厨房へ。
厨房の椅子で少し休憩を兼ねて、置いてあった薄い本を読む。
「…『昔々、あるお屋敷の御主人様とその友人の伯爵様、そして若侯爵様が
ひとつのテーブルを囲み、大事なものを賭けてカードゲームをしました。
しかし御主人様と伯爵様は自分の大事なものを盗られたくないので、
少々ずるい手を使っても自分だけは負けない様にしていました。
そして一人何もしなかった若侯爵様は、何度も負け…』えーと…」
ページをめくって続きを読む。
「『結局一番負けの込んでしまった若侯爵様は、一番勝ちの多かったお屋敷の御主人様に
自分の大事なものをひとつだけ差し出す事にしました。
"残念ながら愛着があるので差し上げる事は出来ませんが、一時的に楽しむだけなら。
貴方の事だから言っておきますが。遊びすぎて壊したりとかは、しないで下さいよ"』」
そこまで読んで本を閉じる。
「何かしらこの本。変なお話」
95 :
柏葉 瀬名:03/06/27 23:27 ID:pNZWHQG8
皿を下げ、晩餐会の後片付けをしている。
「みんなはまだ映写室で映画上映会か…。客はそのまま帰るし、全部片付けとこう」
96 :
桜庭 奏:03/06/27 23:37 ID:WYbEmfi0
映写室から出てきて伸びをする。
「あ〜…。よかったなぁ、あの映画。やっぱり最後はハッピーエンドが一番よね。」
足取りも軽く残りの仕事をしに厨房へ向かう。
奏に遅れて映写室から出て行き、こちらは客の帰りを見送る。
「…現実は何事もハッピーエンドには行かないよね。…は〜あ」
ついそんな言葉が漏れてしまう。
一足先に映写室から出て、若干不機嫌そうに廊下から庭を眺めている。
「瀬名を映画に呼ばなかったのは正解だったな…。
誰だ、あんなラブロマンス映画のフィルムを倉庫から持って来たのは」
煙草をふかしそんな事を言う。
99 :
里村 志保:03/06/27 23:57 ID:Ns+A33Cb
「瑞葉様…」
暗い顔をしながら、自室で物思いに耽る。
どうやら萩野子爵のことを考えているようだ。
101 :
桜庭 奏:03/06/28 00:00 ID:Dc1wZYmb
「なんだか蒸し暑い……沖縄あたりは梅雨明けしたらしいけど、早くこっちの方も梅雨明けしないかなー。」
厨房で、晩餐会の食事で使った食器を食器洗い機に入れていく。
何かのセピア色写真を手に持ち、煙草を口にくわえる。
「懐かしいもんだ。あれの母親か…彼女のメイド姿の写真がまだ残っていたとは」
締め付けが窮屈だったのか片手でネクタイを緩める。
「やれやれ。…ああいう映画を見たのも久しぶりだな」
そんな事を言いながら、自室へ戻ろうとする。
104 :
桜庭 奏:03/06/28 00:07 ID:Dc1wZYmb
食器洗い機に洗剤を入れてスイッチを入れると、今度はそれには入れられない繊細な食器を手洗いしていく。
「……そういえば、大好きなあの映画も夏にリバイバル上映されるんだよね。
ちょっと遠いけど観にいきたいなぁ……。」
広間のテーブルを拭きながら、客が帰っていくのを窓から見る。
「しかし一体何の映画だったんだろう。俺が絶対見ちゃダメな映画って何だ?」
「…男のものがあると、窮屈ね」
はちきれんばかりに膨らんでいる自分のショーツ。
その膨張部分を撫でながら言う。
「ん!?そう言えば…」
ふと、何か思い出したのか踵を返して広間へ。
108 :
椿 杏樹:03/06/28 00:16 ID:XU1FsaNc
「ううーん。あの映画そんなに面白くなかったかも。
もっとバゴーンとか爆発したりキックパンチ炸裂な映画の方が、私好きだわ〜。」
ラブロマンス映画の良さが全くわからないらしい。
「そういや瑞葉さん、えらく感激した感じで見てたわねえ」
109 :
桜庭 奏:03/06/28 00:21 ID:Dc1wZYmb
「食器洗い完了……かな。」
回りを確認しながらつぶやく。
「どうしようかな。みんな仕事終わったのかしら。」
座った端からポットにカモミールティーを淹れはじめる。
111 :
椿 杏樹:03/06/28 00:28 ID:XU1FsaNc
廊下を歩いている途中で伊達が広間に入ってゆくのを見かけ、
志保の部屋を高速ノックし彼女を引っ張り出す。
「こーんばーんは。ちょっと手が空いてたら、来てもらっちゃっていいですか?」
「えい」
瀬名と伊達しかいない広間に志保を押し込み、戸惑う瀬名を代わりに引っ張り出して
共に広間を離れる。
「貴方は貴方で、奏さんと早く仲直りしなさい」
瀬名に説教し、奏のいる場所へ放り込むとそしらぬ顔で自室に戻る。
>>111 「えっ、え?」
普段はとても耳にしないような高速のノックを聞いて戸惑う。
そして間髪入れずに杏樹が入ってきて、何の用かと聞く間もなく彼女に連れられてゆく。
「な、なんですか一体…?」
わけもわからないまま広間に連れてこられ、その場に立ち尽くす。
>>111 杏樹に奏のいる場所へと投げ込まれ、気まずい表情になる。
「ちょっと杏樹さん!!……え、えーと……。」
この前の件は奏達に対して怒ったのではないのだが、
何気に前のようには話の出来ない雰囲気になっており言葉が続かなくなる。
「…。(どっちも悪くないのに、どうやって仲直りすりゃいいんだ…)」
>>111 なにやら瀬名と会話していたが、突然の杏樹の行動を呆然と見る。
>広間に志保を押し込み〜
「あ…杏樹?……って、志保…さん!?」
何が何やら、という状況のままで、気付けば広間に志保とふたりきり。
(こっ、これは…杏樹、ありがとう……!)
ぐっ、と拳を握ると、そ知らぬ顔で志保に話しかける。
「あ〜、志保さん、今日はどうしたんだい、そんな暗い顔で。折角の美人が台無しだろ?」
とは言ってみたものの、変化しない志保の表情の暗さにふと不安になる。
「…まさか、また悩み事とかかい?…さっきの映写会にもいなかったし」
さりげなく、小声でそう言ってみる。
117 :
桜庭 奏:03/06/28 00:47 ID:Dc1wZYmb
>>115 すっかりくつろいで自分の時間を過ごしていたところへいきなり入ってきた瀬名に驚き目を丸くする。
「せ…瀬名さん……」
この前の件で瀬名に怒鳴られて以来なんとなく気まずくて話せず今まで来てしまったため、どうしていいかわからずとまどう。
「……こんばんは。カモミールティー淹れたんですけど瀬名さんもいかがですか?」
とりあえず挨拶をして立ち上がり、瀬名の為のカップを取り出し、お茶を淹れる。
「それと……この前は、ほんとごめんなさい。」
正面に座る瀬名に深く頭を下げる。
>>116 「ん、ええ…」
伊達に悩みのことを話すかどうか迷いながら言葉を濁す。
ただでさえ口止めされているのにも関わらずみかさに本当のことを言ってしまったので、
これ以上真実をバラすわけにはいかない。
そう思って、適当な嘘でこの場をやり過ごそうとする。
「でも、大したことじゃないんです」
>>118 質問の答えを誤魔化すような志保の言い回しに、少しムッとして側に近寄る。
「君は嘘をつく時、いつもそうやって言葉を濁さないか?…何でも抱え込むのは良くないって、出会った時から言ってるじゃないか。…それとも、俺は信用できない?」
志保をソファに座らせると、ぐっと額を寄せてそう囁く。
>>117 椅子に座ると奏にカモミールティーを煎れて貰い、一口飲むと気分が落ち着く。
「いただきます」
>それと……この前は、ほんとごめんなさい。
「いやそもそもあれは、誰が悪いっていう事じゃないですから。
こっちも突然怒鳴ったりしてすいませんでした。
あ!でもおかげでさ、瑞…」
奏を目の前にして瑞葉の話をしようとする事が失礼だと思ったのか
慌てて止めると苦笑する。
「な、何でもないです。だから…また、前みたいに普通に、話し…」
そう言って座りなおそうとした所で、奏の脚に自分の脚がこつんと当たってしまう。
121 :
桜庭 奏:03/06/28 01:06 ID:Dc1wZYmb
>>120 瀬名がもう怒ってはいないみたいだったので、ほっとして顔を上げる。
自分の足に瀬名の脚が当たったので、邪魔だったかなと思いながら自分も座りなおす。
「よかった。もう前みたいに話せないのかと思っちゃって、寂しかったんです。」
そう言うと、微笑む。
「瀬名さんが誰を想っているのかは、分かってますから、……そんなに気を使わないでいいですよ。
ただ、たまには一緒に話したいな。」
>>119 「い、いえ! そんなことは…」
伊達の問いを即座に否定する。
そして少し間を置いた後、唾を飲み込み、呼吸を整えて言葉を紡ぎ出す。
「実は… 瑞葉様のお父様――萩野子爵のことで…」
事の顛末を簡潔に、そしてわかりやすく話す。
だが、そのことで自分が萩野子爵に犯されていることは隠す。
「…ということです。私、どうしたらいいかわからなくて」
>>121 「たまには?あ、ああ。たまにはね。うん…」
脚が触れてしまった事と奏の台詞で少々心が動揺する。
「それはそうと。奏さんももう屋敷に慣れた?
御主人様があんな調子だから、夜の方ばっかり集中して頑張れって言いそうだよな」
冗談でふざけて、奏に続けると頬杖をつき目を閉じる。
「またしばらく話さない内に、すごいレベルまで上達してたりして。
なんならまた何か練習台になろうか。 俺、黙ってこうやって目つぶってるから」
あくまでも本気ではなくジョークなのだが、新人の奏には本気に取られかねないような
感じではある。
>>122 ようやく話し始めてくれた志保を優しく見つめつつ、要所では真剣な顔で頷いて話を聞く。
「萩野子爵、か…。知ってるよ、その人。丁度…そう、一度戻ってきた瑞葉さんが家出をする直前くらいに、一度屋敷に行った事があるから」
自分をそこに連れて行った人や、その時の状況は割愛して、自分の思った事をぼそりと口にする。
「基本的には礼儀もできた真っ直ぐな人、という感じだったな。…ただ」
やおら心配そうに志保を見て、敢えて視線をそらして一言。
「娘の幸せを奪いそうな男がいたら、そいつの全てを滅茶苦茶にしてやる…と言っていたよ。…君に、そういう事の心当たりはないかい?」
志保が萩野子爵と関わっている以上、彼女にとっての最悪の事態も想定しているのか、心なしか冷たさの混じった言い方で志保に聞いてみる。
125 :
桜庭 奏:03/06/28 01:26 ID:Dc1wZYmb
>>123 >「それはそうと。奏さんももう屋敷に慣れた〜
「え…ええ、ある程度は。そういえばそろそろここに来て1ヶ月だった気がするし……。」
夜の方という言葉に思い切り赤くなりながら話す。
(夜のほうは、まだ全然、慣れないよ〜……)
>「またしばらく話さない内に、すごいレベルまで〜
赤い顔で手を前で振りながら慌てる。
「すごいレベルなんて全然です!……この前、瀬名さんとの時が最後だし、あの時だって恥ずかしくてしかたなかったけど、
瑞葉さんにリードされてっていう感じだったし…。」
ここまで言って、気まずくなる元凶を思い切り話してしまったことに気付き慌てて口を手で覆うが。
>なんならまた何か練習台になろうか。 俺、黙ってこうやって目〜
「…ほんとですか?迷惑じゃ、ないですよね?」
冗談に気付かず、念を押しながら席を立って瀬名に近づき、座る彼の前にしゃがむ。
>>124 「瑞葉様の幸せを奪う… つまり萩野子爵から見て、
瑞葉様の幸せを奪う人間ってことですよね。御主人様か… 瀬名さんでしょうか?」
時折、考え込む仕草を見せながら二人の男の名を口にする。
>…ほんとですか?迷惑じゃ、ないですよね?
(んっ?いや、今のは冗談なんだけど…!!
…ま、まあ奏さんも自分が新人気分が抜けない事気にしてるっぽいし。
いつまでもウブすぎるせいで御主人様に構われなくなるってのも、何だか可哀想だよな…)
「……い…いいよ。いいけど、あの…瑞葉さんにはとりあえず内緒で。お願いします」
苦笑し弱々しく奏に願うと、小さめの声で指示を始める。
「じゃあ俺を御主人様だと思って、イメージして…。最初になんて言えばいい?
黙って手に取って舐めたりじゃなくて」
>>126 「……そうだなあ」
主人と瀬名の事をふと思い浮かべて話し続ける。
「世間体だけ考えるなら、あのコックと結ばれるならともかく…主人とでは、子爵は絶対に許さないだろうな。例えば…」
ふぅ、とため息をついてからこう言って締めくくる。
「例えば、娘が小さな幸せを見つけていても、あの手のタイプの人は復讐心にかられたら、何もかも壊してしまうんじゃないか?
主人のまわりの全てが憎くなり…そう、君達メイドに怨恨の、怒りの矛先が向く…なんてのもあるだろうし。あの人が怒っているなら…そんな事は…無いかい?」
そう言いつつも、志保の方へは常に心配そうな、何か予想しているような、そんな視線を向け続ける。
129 :
桜庭 奏:03/06/28 01:49 ID:Dc1wZYmb
>>127 自分のセリフにどこか悩んでいるような瀬名に、(もしかしてホントに迷惑だったんじゃ…)と不安になるが、
>「……い…いいよ。いいけど、あの…瑞葉さんにはとりあえず〜
「…ごめんなさい。練習台になってもらっちゃって……。もちろん、瑞葉さんには内緒にします!
こちらこそ、お願いしますね。」
弱弱しく言う様子に、とても罪悪感を感じるが、言葉に甘えることにする。
>「じゃあ俺を御主人様だと思って、イメージして…。〜
言われるままに、目を瞑って想像してみるが、思い浮かばずとまどう。
「えっと……えーと……御主人様に、気持ちよくなって欲しいです……?」
うかがうように瀬名を見上げるが、とりあえずそのままズボンのベルトを外して少し下げる。
>>128 「確かに… 瑞葉様以外のことは何も考えられないようでしたし。
どうしたらいいんでしょう、本当に。何か私に出来ることがあれば…」
自分に子爵の怒りの矛先が向く可能性があることをわかっているのか、わかっていないのか。
それとももし、自分に怒りの矛先が向けられることでそのことが解決するのならば、それでいいと思っているのか。
後者の考えがおそらくあるせいか、
冷静な表情(半ば諦めカも知れないが)で伊達の言葉に答える。
>>129 不安そうな奏の表情を見て、軽く彼女の頭を、指の背でノックするようにポコンと叩く。
「ああ!また迷惑じゃないかとか思ってるだろ。いいよ、冗談でも言った以上は俺付き合うからさ。
余計な事は考えず練習しなって」
>御主人様に、気持ちよくなって〜
(やっぱりメイドさんにこうやって脱がされるのは結構…恥ずかしいんだけど。
仕方ない、奏さんにはこの前嫌な思いさせちゃったし)
「頼みます奏さん…」
奏が自分のモノを舐め始めると同時に、頭を手で抱え深く口に肉棒を刺し込む。
「声出して…。奏さん、恥ずかしがりだからあまり出さないけど、聞きたい…」
切なそうな吐息と共に奏に囁く。
「すごく…っ、可愛い声なのに、勿体無いよ…。う、あっ」
>>130 「本当に、どうしたらいいんだろうな…。俺はまあ、やっぱり親子で話し合うしかないと思うけどさ。それよりも…」
困ったような表情で話していたが、急に志保の方に向き直って語りかける。
「もし…。もし…あの子爵がメイド達…君に手を出すような事があったら…俺が志保を守ってあげるよ。真面目な人が復讐心に狂ったら、まず歪んだ力は君達…特に知り合いの志保に向かう気がしてならないし」
そう言うと、志保の後ろ髪から肩口へのラインをすぅっと辿る。
「君の綺麗な身体が復讐で汚されるだなんて、想像さえもしたくないからね。もし何かありそうだったら、隠さず言ってくれよ?」
志保の身体に体重を預けると、ため息をついてそう言う。
133 :
桜庭 奏:03/06/28 02:11 ID:Dc1wZYmb
>>131 優しく接してくれる瀬名に安心し、彼を見上げて微笑む。そして、この前のように舐め始めようとするが、
瀬名に奥まで咥えさせられて少々むせる。
「…んむっ……んっんっ…」
落ち着いてから咥えたまま彼を見上げると、
>「声出して…。奏さん、恥ずかしがりだからあまり〜
優しく言われたその言葉に、困ってとまどうが、咥えて頭を上下させるたびにだんだん荒い吐息と声が出はじめる。
「…んっ………んんっ……んむ……ふむ………」
瀬名の切なそうな声に、だんだん自分も身体が熱くなってくるのを感じてとまどう。
>>132 「はい、有難う御座います…」
俯き加減で礼を言いながら、何か縋るようにそっと伊達の手を握る。
「でも、私一人犠牲になるだけで瑞葉様と瑞葉様のお父様が幸せになれるのなら…
私を汚すだけで復讐心が癒されるのなら…」
伊達にしか聞こえないような小さな声で呟き、ふとこんなことを口に出してしまう。
「割のいい交換だと思うんです」
136 :
椿 杏樹:03/06/28 02:24 ID:XU1FsaNc
一度は自室に戻ったものの、広間の様子がどうにも気になり
閉じられたドアに背をもたれて立ち聞きしている。
しかし、その表情は決して面白がっている訳ではなく切なそうなものである。
「人に好きになって貰える、守って貰えるって、一体どんな感じなのかなあ…」
いまだ味わった事の無い感覚に憧れ小声で呟く。
(御主人様を慕える気持ちが持てても、毎晩誰かに抱いて貰わないと不安が消えない…。
どうしてなのかしら。わからない。くるしい…。)
メイド服の胸部分を自分でわし掴みにして苦しそうに深呼吸する。
>>134 「志保…《御座います》はいらないって…」
身体を寄せて、志保の手を柔らかく握りながら話を聞いていたが、
>私一人犠牲になるだけで〜私を汚すだけで〜割のいい交換だと思うんです
という一連の話を聞くにつれて、見る見る内に顔色が青ざめていく。
「割のいい…交換だって?…志保…。まさか…まさか…そんな…なぜそんな事を…」
志保の言葉から何か感じ取ったのか、両手を志保の肩にかけて大声で言う。
「志保…君はまさか…あの男にそんな事をされてるのか!?…犠牲だなんて…君ならやりかねないって思ってたが…!」
ぶんぶんと志保の肩を揺すって、確信めいた表情で叫ぶ。
「隠したってわかる!君がそんな事を言う時は大体…!くそっ、何で気付かなかったんだ!何で俺に…どうしてそんな…」
感極まった表情で、志保の目から視線をそらさずに半ば混乱した言葉を言い切る。
>>133 奏が段々とその気になってきて、一生懸命モノをしゃぶる姿に
今まで見えなかった魅力を感じ欲情する。
「んっ…うっ…」
甘い声としゃぶる時の水音が混じり、さらに興奮してきたのか
顔を天井に向けて小さく堪えきれないように声を出す。
しばらくずっと唇での愛撫を激しく受けている内に、射精感が高まってくる。
「そ、奏さん…ご、ごめん、俺、口に出…っ!」
がっと奏の頭をまた抱え、押しつけると口内で発射する。
荒く肩で息をすると奏に言う。
「…飲んで。御主人様のなら、きっと最後は飲まなきゃいけないだろうし…。
最後は綺麗にして。それで終わり…。で、御主人様に、何か言う事は…?」
髪を撫でてまた奏に卑猥な言葉を言わせようとする。
今日は薬の量が少なかったのかスイッチが少々入ってしまったらしい。
140 :
桜庭 奏:03/06/28 02:45 ID:Dc1wZYmb
>>138 口内で膨らんだモノが爆発したのを感じて慌てるが、頭を抱えられてるので離れられず、そのまま射精が終了するのを待つが。
口に溜まっている精液の苦さに眉間にしわを寄せ、どうしようと思っていると、
>「…飲んで。御主人様のなら、きっと最後は飲まなきゃいけないだろうし〜
仕方なしにゆっくり飲み始めるが、なかなか進まないので思い切って一気に飲み込んでからケホケホと咳き込む。
そして、言われたとおりに、口で彼の逸物を綺麗にする。
>で、御主人様に、何か言う事は…?」
何て言えばいいのか、(…え?何て言うんだろ。……??)と、本気で悩む。
「……ごちそうさま、……じゃなくて………おつかれさま、じゃなくて……
気持ちよくなっていただけましたか?」
分からないので、とりあえず思ったことを瀬名を上目遣いで見上げながら聞く。
>>137 「ま、待って下さい! 考えすぎですっ」
大声を上げる伊達を宥めるように制止する。
「私では瑞葉様の代わりにはなれませんし、復讐心が癒されるだけで、
それだけでは萩野子爵は満足しないでしょう」
そして一度伊達から視線を逸らし、呟く。
「あと、伊達様、嬉しかったです。こんなに心配して下さって」
言い終えると視線を伊達に戻す。その瞳は潤み、頬は少し紅色に染まっていた。
>>140 >一気に飲み込んでからケホケホと咳き込む。
「うわっ、大丈夫!?ごめんほらタオル」
すぐにスイッチが切れて、呼吸を落ち着かせると共に奏の口元をタオルで拭く。
「…でも。一生懸命で頑張ってて、かわいかった」
微笑ましく奏を見ながら言う。
>……ごちそうさま、……じゃなくて〜
「なったなった、気持ち良くなった。見事に食われちゃったよ」
奏の答えが可笑しかったのか、また冗談混じりに言い頭を撫でると
彼女が顔を洗うのを待ち部屋まで送り届ける。
「奏さんか…なんだか、ほっとけない子だな。瑞葉さんとは違って妹みたいな感じというか」
奏が実は自分より年上だという事を知らないので、そんな事を言いながら
自室に戻って行く。
>>141 「志保…。…そう…か。俺の考えすぎ…か?」
未だ疑心は晴れないものの、「考えすぎ」と言う志保を信じる事にする。
>あと、伊達様、嬉しかったです。こんなに心配して下さって〜
「当然だろう?志保が苦しんだり悩んだりしてるなら俺は…」
そこまで言って、目の前の志保の魅力に引き寄せられるようにそのまま唇を重ね、強く抱きしめる。
「ごめん。…もう、言葉が出ないし…我慢できない…」
志保の耳元でそう囁くと、それでスイッチが入ったかのように、志保の耳元から首筋へ舌を這わせ、熱い吐息を吹きかける。
>>143 「んっ」
唇を重ねられた瞬間、全身を震えのような快感が駆け巡る。
幸福感と言い換えてもいいかもしれない。
>「ごめん。…もう、言葉が出ないし…我慢できない…」
と言われると「私も…」と軽く頷いて伊達の行為を促した。
首筋を舐められ、その唾液で濡れた部分に吐息を吹きかけられて熱いような、
ひんやりとしたような感触に声を上げる。
「んぅ…」
子猫のように身体をくねらせてゆっくりと伊達の股間に手を伸ばし、
彼の逸物のあたりをズボン越しにさすり始める。
145 :
椿 杏樹:03/06/28 03:11 ID:XU1FsaNc
ドアを背に中の様子を耳にしながら、伊達と志保が盛り上がってきたところで
自分もつい我慢しきれずほうっと吐息を漏らしてしまう。
(あ。始まった…)
聞こえる伊達の声を、自分宛のものへと置き換え想像する。
だが相手は伊達でなくてはいけない訳でなく、ぼんやりと頭に浮かぶ想像の男が
自分を犯し始めている所を妄想する。
(2人共ごめんなさい…。ちょっと…ちょっとだけだから…私…)
「当然だろう?杏樹が苦しんだり悩んだりしてるなら俺は…」
「ごめん。…もう、言葉が出ないし…我慢できない…」
(あっ…ああっ…。もっと…もっと言って…!)
ぞくぞくっと両腕を抱えて震え、天を仰ぎ聞き取れない程の小声で喘ぐ。
146 :
桜庭 奏:03/06/28 03:13 ID:Dc1wZYmb
>>142 なんだか年下のはずの瀬名にかわいがられてる感じになってしまって少し恥ずかしくなるが、こういうことに関しては経験が
なく知識も少ないままでここに来てしまったので、まあ仕方ないかと思い直す。
学生時代から、その容姿からか同級生の女の子たちの中でもかわいがられるキャラだったので、どこか慣れてしまっている。
部屋まで送ってきてくれた瀬名にお礼を言う。
「今日は、ありがとうございました。瀬名さんにも付き合ってもらったんだから、がんばらないとですね。」
笑ってこぶしを握って見せる。
「では。おやすみなさい。」
自分が部屋に入るまで去らない雰囲気の瀬名に頭を下げると、部屋へ入り扉を閉める。
(…瀬名さん、なんであんなに優しいんだろう……なんだか胸がぎゅっとなるよ……)
優しくされて余計に瀬名に心を許してしまった奏であった。
考えれば考えるほどどうにかなりそうだったので、汗を流すためにシャワーを浴びることにする。
>>144 思いつくままに、服越しに志保の身体に吸い付き、指を這わせてその弾力性のある肌を愉しむ。
>伊達の股間に手を伸ばし、彼の逸物のあたりをズボン越しにさすり
「くっ…。はは…もう俺のは元気一杯だな…。志保が欲しくて、さ」
大分脱がせなれてきたメイド服を下着ごと脱がすと、既に固くなっている志保の乳首に音を立てて吸い付く。
「おっ…ひょっとして志保もいつもより…」
口に含んだ乳首を丹念に舌で転がし、一方で空いた両手は志保の背中や太腿を自在に這い回る。
>>147 伊達の巧みな舌遣いが生み出す快感で、彼の股間を責める手が時折止まる。
いや、伊達の舌遣いが生み出す快感と言うより彼の舌、唇、
そして身体すべてが自分にとって特別なものだからかもしれない。
仕事で重ねる身体とは違う彼の身体。
「ぁっ、胸、気持ちいい… です」
快感が生み出す偽りの幸福感ではなく、
純粋な幸福感と快感が混ざり合ったものが全身に満ちてくる。
「んぅっ、あぁっ、私、胸だけでっ」
>>148 「志保…可愛いよ。…今すぐ、今すぐにでも、俺だけのものにしたいくらい…」
全身が心地よい痺れを感じ始め、もはや眼前の志保以外からは何も聞こえず、何も見えなくなっていく。
>んぅっ、あぁっ、私、胸だけでっ
「志保、遠慮しないでもっと、さ…。俺といる時は、お互いに素のままの自分でいいから…」
それだけ言うと、空いていた両手を志保の胸に廻し、優しく、しかし時に激しく揉んで高みへと責めあげていく。
150 :
椿 杏樹:03/06/28 03:39 ID:XU1FsaNc
(すごい。人が本当に好きな人に言う言葉って、なんでこんなに興奮するんだろ…。)
志保を好きな伊達が発する言葉は、どれも必死に素直な感情をぶつけるようで
杏樹を更に欲情させる。
>志保が欲しくて〜
(…あうっ…。どうしよう、ひとつひとつがぞくぞくする…)
エプロンの脇から手を入れ、自分で乳房を揉んだり乳首を弄ったりして
ついには自慰を始めてしまう。
下半身の奥からは、熱い何かがどろっと流れる感触が。
>おっ…ひょっとして志保もいつもより…
「…っ!」
(やっ…、あ、ああっ…!?)
体が素直に反応しすぎてしまったせいか、下着を履いているにもかかわらず
愛液が屋敷の床にポタポタ零れ落ちてしまい
脚にも愛液が細い線のようにつたって流れ落ちている。
もう自分でするのには限界が来たのか、よろけつつも床をそのままにして
幸い電気のついている主人の部屋に行き弱々しくドアを叩く。
「…ごめんなさい御主人様…。まだ、起きてらっしゃいますか……?」
>>149 「素のままの自分…」
胸を揉まれるたびに胸中に溢れる快感、幸福感。
次第に表情が恍惚そうに変化し、蕩けるような視線を伊達に送る。
「乳首、噛んでみて下さい」
甘い吐息ととも、伊達の耳元で囁くようににおねだりする。
>>151 自分の手の中で自在に形を変える志保の乳房を弄びながら、志保の囁きにこくりと頷く。
「それじゃ…いいんだよな?…っく…ん…」
片手で胸を刺激するのを続けながら、志保の胸の尖った先端を甘噛みし、反応を見ながら少しづつ噛む力を込めていく。
空いた片手はその間も志保の背中をいとおしむように動き回り、時折形の良い尻にまで手を滑らせる。
>>152 「あぁ…」
乳房の先端に加わる甘い痛みを楽しみながら静かに嬌声を上げる。
深く噛まれるたびに伊達の歯を押し戻すようにして、その乳首が快感のために硬くなる。
「噛み応えあるでしょう? ガムを噛むように咀嚼して下さって結構です」
伊達の頭を両手で優しく抱ながら恥ずかしそうに言う。
「痛いの、好きなんです」
>>153 「志保、君の乳首…俺に噛まれてコリコリしてるよ」
さらに志保の言葉に促されるように、噛む力を加え、もう一方の乳首は強くつまみあげていく。
「痛すぎたら、すぐ言ってくれ…」
自分の頭を撫でられて包まれるような幸福感を感じたのか、心なしか甘い声でそう言う。
そして、乳首を噛んだままでそのまま強く吸い上げ始める。
「あぁ…っ、凄い気持ちいい」
より強い刺激が電流のように身体を流れ、甘美な苦痛に身を委ねる。
「痛いと、私って生きてるんだなって感じるんです」
呟いた後、ハッとなって「…変ですね」と付け加える。
「ただ単に、淫乱なだけかもしれませんね。恥ずかしいのも好きですし」
自嘲気味に微笑しながら惚けてゆく。
「あぁっ、ん… なんか、伊達様にはお世話になってばかりですね」
自分の責めに反応して艶っぽく身体をくねらせる志保を見て、さらに強い衝動に駆られていく。
>ただ単に、淫乱なだけかもしれませんね
「ん…。変じゃないし淫乱でもないさ。…志保は志保じゃないか?それに感じてくれる志保を見ると嬉しいし。だから…」
志保の唇をもう一度吸うと、ちょっとはにかんだ様子でこう囁く。
「それと…様ってつけるの…できればそろそろ外して欲しいな…」
言った後で自分が恥ずかしそうになるものの、にっこり笑ったままで志保の秘所に手を伸ばす。
「もう十分に濡れてるけど…。いいかい?」
そう確認するかのように、勃ちあがった逸物を志保の秘裂に擦り付ける。
「はい… でも、さっきまで責めていただいたので、今度は私に御奉仕させて下さい」
伊達をソファに座らせ、対面座位の格好で彼の逸物を膣にあてがう。
今にも暴れだしそうな逸物が秘裂に触れ、その熱い感触を楽しみながら腰を下ろしていく。
「あ、ぁ…」
伊達の大きくいきり立った逸物が膣を拡張していく。粘膜を押し開き、擦り上げる。
絶え間なく迫り来る快感の波に負けじと腹圧を掛け、膣を数箇所同時に締め付ける。
「ん、う、動きます…よ」
「ああ…それじゃ頼むよ、志保」
志保が腰を下ろし、自分の逸物が待ち望んだ熱い秘所に入っていくにつれて、爆発しそうな歓喜に震える。
「くっ…。いいキツさだ…志保の中がぬるぬる動いて…すごくいい」
熱く湿った志保の中の感覚に、酔ったような表情のままでそう囁く。
「んっ、はぁっ、ぁ…っ」
初めはゆっくりと逸物に愛液をまぶすように腰をくねらせ、
逸物が十分潤ったら腰の動きのスピードを上げる。
「うぅ… ぁっ、あっっ」
卑猥な水音を広間に響かせ、伊達の股間に腰を打ち付けてゆく。
「うあっ…志保っ、そんな急に激しくしたら…」
自分からも腰を動かしたくなってくるが、辛うじて押し止め、かわりに志保の背中に片腕を廻す。
「くは…志保、奉仕もいいけど…一緒に気持ちよくならないか…!?」
とうとう我慢出来なくなったのか、あるいはもう限界が近いのか、志保の腰の動きに合わせて自分も突き上げを始めてしまう。
さらに少しでも志保に感じてもらいたいのか、時折舌や秘所の突起を弄くる。
「はいっ、一緒に…」
秘所の突起を弄くられて快感により腰の動きが鈍る。
その隙に伊達が腰を動かし始め、膣壁をより強く擦り上げる。
「はぁっっ、ぁ、ん、お腹の中が熱いです…」
自分の腰の動きが鈍ると伊達が激しく動き、彼の腰の動きが鈍ると自分が激しく動く。
そうやって交互に快楽を貪りつつ、快感を絶頂へと積み上げていく。
広間の静寂の中に、ただ水音と、身体のぶつかり合う音、そして喘ぎ声だけが響く。
「くっ…俺、そろそろ…」
互いの身体を弄りあいながら絡み合っていたが、志保の中が小刻みに痙攣したのを合図に、こちらも限界に至る。
「っ…ダメだっ…出る、うぁぁっ!」
体位の関係上抜く事も出来ず絶頂に達すると、呆けたような表情でただ志保の中に精を注ぐ。
「ぁっ、ぁ…」
白濁液を放出する逸物の熱い脈動を胎内に感じながら、最後にきつく逸物を締め上げる。
牛の乳を搾るように根元から締め付けて、先端部部へと締め付けを移動させる。
それが終わると、快感の余韻に浸りながら呼吸を整える。
「はぁはぁ、はぁ…」
伊達を見詰め、胎内で逸物が萎えても未だ抜かずに彼を抱きしめる。
「伊達様… いえ、雅彦さん」
潤んだ瞳を閉じ、そっと唇を近づける。
「…あなたが好きです」
「っく…志保……」
達した後も強くなる一方の締め付けに、一滴残らず中で白濁を放出する。
>伊達様… いえ、雅彦さん
「はぁ…はぁ…志保…。やっと言ってくれたね…んっ…」
さらに、唇を離した後の志保の告白に、強く抱きしめる事で答える。
「俺もだよ…。好きだ…志保」
そのままの格好で寄り添って、広間で朝を迎える。
志保タン・・・(*´Д`)
>「痛いの、好きなんです」
……も、萌え死ぬ……(鼻血)
やっぱり志保さんはこのスレの重鎮ですな。(*´Д`)
野球で例えるとして、瑞葉さんがエースなら志保さんが4番?
「きちんと確かめてみませんと・・・・・・・」
父らしき人物を屋敷で見かけたことについて
誰かに話を聞こうと思っているのだが
なかなか機会がなくて果たせずにいる。
169 :
桜庭 奏:03/06/28 22:52 ID:Dc1wZYmb
連日で映画を観て(今日は休憩室で)まだ止まらない涙を拭きながら、部屋を簡単に片付けて廊下に出る。
「うぅ……悲しくて切ないけど、何度見ても泣けちゃう……」
「ん〜。それじゃ…六番でDHくらいってとこ?」
来客の去った応接間の片付けをしつつ、付けっぱなしのテレビから流れている縦縞軍団の快進撃を見て一言。
「そういえば・・・・・・」
夜には映画を見ようとしていたのを
すっかり忘れていたことを思い出すが
どうにも心底がっかり、とはならないでいる。
やはり気になることの方が大きな問題らしい。
172 :
桜庭 奏:03/06/28 23:03 ID:Dc1wZYmb
そばにある鏡の自分の顔を見てショックを受ける。
「うわ……目が赤い…。」
顔を洗ってから仕事を再開するべく一旦自室へ向かう。
昨晩の事を思い出して書斎で一人にやけていたが、何か思い出してふと我に返る。
「いかんいかん。…今日あたりに確か、例のあの書類が届くはず…」
二三度首を振ると、急に真剣な顔になって屋敷に届いているはずの郵便を取りに行く。
「あ、あそこ……もう泣く……うわ〜ん!!」
休憩室で映画を観ながら泣き出し、他のメイドから宥められている。
「だって、だって……」
とりあえず厨房の掃除をしながら誰かが来るのを待つ。
「ふん♪ふん♪ふんふん〜♪ふ〜んふんふんふん♪」
贔屓のチームがまた勝ったのが嬉しいのか、そのチームの応援歌を鼻歌で歌いつつ、テレビを消す。
177 :
桜庭 奏:03/06/28 23:16 ID:Dc1wZYmb
顔を洗うだけなのに、つい先程の映画のサントラをBGMにかけてしまい、映画を思い出してまた泣けてくる。
「うぅー……止まんない!」
しばらく思い切り泣き続けると、やっと泣き止み、今度こそしっかり顔を洗って目を冷やす。
年の近いメイドに引っ張られるように自室へ戻る。
「安藤さんは、もう今日のお仕事しなくていいから」と言われるが
あまりの号泣に頷く事しか出来ない。
そして、部屋に入ってからもぼーっとして、手元にある雑誌をパラパラとめくるだけ。
「……"種付けに失敗した農場の主人は、何が起きているのか理解出来なかった。
だが、その様子をこっそりと見ている人物がいた。
それは……主人のライバルとも言える人間で、呆然としている主人を
怪しく笑いながら見つめていた……"」
何気に雑誌に書かれている文字を口に出して読むが、内容はわかっていない。
ぼーっとしながらテーブルを拭いたり
食器を整理したりしている。
応接間を出ようとした所で、ふと立ち止まる。
「そう言えば、あの種牡馬の話上手く行ったのかなぁ?お父さんか幸希から手紙でも来たらわかるのに…」
こちらから手紙を送るわけにもいかないので、待つしかないか、と判断して応接間を出る。
181 :
桜庭 奏:03/06/28 23:28 ID:Dc1wZYmb
何度も冷やしたおかげでなんとか腫れが引いたまぶたをみてほっとする。
「よかった…あの顔のままだったら部屋から出られなかったもん。」
何度か鏡でチェックすると、残りの仕事をを片付けてしまおうと部屋を出る。
数分経って、ようやく立ち上がって洗面台へと向かう。
冷たい水で顔を洗った後、部屋を出る。
「……私も生きている限り、一生懸命伯爵様に仕えよう……。
そうよ、それがきっと私の運命なんだわ」
そう呟くと、頬を叩いて気合を入れて、厨房へ向かう。
誰もやって来ないので、仕方なくまた廊下に出て歩き始める。
「もうみなさん、休まれてしまっったんですかしら?」
「う〜。それにしても梅雨っていつ明けるの…?」
地元では梅雨未経験のせいか、窓の外を見てうんざりする。
186 :
桜庭 奏:03/06/28 23:42 ID:Dc1wZYmb
エアコンのせいで少し冷えてしまったので、カーディガンをはおって廊下を歩く。
「とりあえず志保さんにでもお話を伺ってみましょうか・・・・・・
お部屋にいらっしゃいますかしら?」
厨房にいたメイドたちに謝ると、残っている仕事にかかる。
「そう言えば、今日の食後のデザートって何ですか?」
頭の中はすっかり、冷蔵庫の中身になっている。
自室で昨晩のことを日記に書いている。
191 :
桜庭 奏:03/06/28 23:54 ID:Dc1wZYmb
「明日は雨じゃないみたいでよかった。まあ天気予報が当たるかはわからないけど。」
最近の洗濯物を思いながら窓から外を眺めてつぶやく。
「ふんふ〜ん♪……あれ?」
何やら真顔で郵便物を読みふける伊達を発見する。
「伊達さん、何してるのかな…?…まあいいか」
そのまま廊下を歩く。
志保の部屋の扉をノックする。
「志保さん、いらっしゃいます? 瑞葉ですけれど・・・・・・」
195 :
桜庭 奏:03/06/29 00:02 ID:6bTcx1TH
「よし。見回り完了。」
最後に開いていた窓の鍵を閉めて、満足そうにうなずく。
自室で、たまっていた書類を整理している。そして、ビデオのインデックスを
見つけて、一人でニヤリと笑う。
「おっと、ここで書類整理を中断しては、またたまっていくぞ。やれやれ……」
最近、退屈しているので何か刺激はないかと妄想しながら
のんびりと手を動かしていく。
やがて、少し休憩しようと鈴を鳴らしてメイドを呼ぶ。
「おーい、何か飲み物でも持ってきてくれ」
197 :
秋山 麗:03/06/29 00:04 ID:kz5UTc7g
自室で服装を整えている。
>>193 「は、はい!」
日記に集中していたので瑞葉の足音気付かなかったのか、
身体をビクッとさせて大仰にノックに驚く。
そして物凄い勢いで日記を机の引き出しに片付けた。
「…瑞葉様?」
ドアを開け、応対に出る。
>>199 「志保さん、ちょっとよろしいですか?」
そう言って志保の部屋へ入室する。
「先日いらっしゃったお客様のことで、お聞きしたいことがあるのですけれど・・・・・」
そしてしばらく言いよどむが、やがて口を開いてはっきりと問う。
「その方が、私のお父様に見えたんです。
志保さん、何かご存知ありません?」
「……どうしたんだ。誰もいないのか……?」
誰も来ない自室で、何度も鈴を鳴らす。
「なんたることだ! 主人よりも先に休んでいるのか!?」
憤慨して立ち上がると、自室を出てメイドの姿を探す。
205 :
桜庭 奏:03/06/29 00:18 ID:6bTcx1TH
しばらくぼーっと廊下を歩いていたが、何度目かの
>>204の鈴の音で我に返る。
「わわ、急がなきゃ。」
慌てて主人の部屋へ向かう。
>>201 「先日いらっしゃったお客様が瑞葉様のお父様に…?」
確かに先日、瑞葉の父である萩野子爵が来邸していた。
しかし今そのことを話すと面倒なことになりそうなので、
まだ話すべきときではないと判断する。
「さぁ… 確かに瑞葉様のお父様によく似た方でいらっしゃいましたが、
似ているだけで本人ではありませんでしたよ」
207 :
椿 杏樹:03/06/29 00:20 ID:RSubtrtL
庭をふらふら散歩しながら、小さく童謡を歌っている。
208 :
秋山 麗:03/06/29 00:21 ID:kz5UTc7g
「さて……と、よし」
身だしなみを整え、ポケットに必要なものを揃えると、部屋を出る。
主人の鈴の音が耳に入っていないのか、そのまま廊下をぶらつく。
>>206 「え? そう・・・・・ですの?」
はっきりと志保が言い切ったので首を傾げて途方にくれる。
が、やがて自分を納得させるように頷く。
「そうですわよね。お父様がここまでいらっしゃるはずが
ありませんもの。変なことを聞いてごめんなさい」
一つ頭を下げる。
「ところで志保さん。もう一つ、今度はお願いがあるのですけれど・・・・・・」
少し志保の顔色を伺うと、おずおずと言う。
「私のこと、そろそろ“様”をつけずに呼んではいただけませんか?
・・・・・も、もちろん、どうしてもダメと仰るなら、無理にとは言いませんけれど」
命令しているのではない、ということが
そのアタフタとした様子からも分かる。
>>205 途中、早足でこちらに向かっている奏を見つけると立ち止まって
腕を組み、奏を睨み付ける。
「……か〜な〜!! 今まで何をしていたんだ!!」
今にも殴りかからんばかりに怒号を奏に浴びせると、何て言い訳するのかを
内心ほくそ笑む。
213 :
桜庭 奏:03/06/29 00:28 ID:6bTcx1TH
>>212 怒っている様子の主人に思わず立ち止まってしまい、身をすくめる。
「申し訳ありませんでした!…えーと……考え事をしながら歩いていたら、音に気付きませんでした。
スミマセン。」
バカ正直に本当のことを話し、もう少しマシな言い訳を考えればよかったかも…と思いながら頭を下げる。
「ぉ……っと……」
ほとんど気配も無く近づいてきたメイドを、物陰に隠れてやり過ごす。
どうやら気付かれなかったようで、そのままそのメイドは、立派な扉の部屋に、なぜかこそこそと入っていく。
「危な……こういう屋敷は何かとヤバいからな……とっとと終わらせるか……」
事前に得ていた情報を元に、金庫のある部屋を目指す。
>>213 「ほほう、主人の鳴らす鈴にも気付かない程、重要な考え事だったのか。
ずいぶんと偉いメイドだな!」
いつもの穏やかさが消え、皮肉めいた言葉を奏にぶつけていく。
「誰のおかげで生活していけるのか、奏には教育していかなくてはいけないなぁ」
そう言って怪しく笑うと、奏の手を引っ張って自室へと戻る。
>>214 あてもなく廊下をぶらついていたが、何やら黒い影を見つける。
「あれ………?何か、居たかな?」
とりあえず、その影の後を全力疾走で追いかける。
「瑞葉さんの飼ってる猫にしては大きすぎるし…」
>>211 「…えっ!? ど、どうしましょう」
突然の提案に驚きを隠せず、瑞葉に負けじ劣らずとあたふたしてしまう。
「う〜ん」
しばらく考え込み、落ち着かない様子で辺りをキョロキョロと見回す。
「やっぱり、瑞葉様は瑞葉様ですし…」
わけのわからないことを口走る。
「でも、どうしてもダメと仰るなら、無理にとは言いませんけど…」
答えが出ず、ついに瑞葉と同じようなセリフを言ってしまう。
ふと、自分を追いかけてくる
>>216の足音が聞こえる。
「やばっ……」
こんなところでトラブルはごめんなので、急いで目的の部屋に駆け込む。
そして、ドアの影に身を潜め……入ってくれば即取り押さえる準備をする。
>>217 志保も同じような反応を返してきたことで
ふいに気持ちが和んで、噴出してしまう。
「・・・・・ふふっ、やっぱり無理やり変えるのも変ですかしらね。
でも、志保さんとお友達としてお付き合いしたいってことだけは
覚えておいて下さいね・・・・・それに志保さんの方が
メイドとして先輩なんですし」
220 :
桜庭 奏:03/06/29 00:41 ID:6bTcx1TH
>>215 キツイ言葉で叱られてうつむいてしまうが、いきなり主人に手を引かれ、そのまま部屋まで引っ張られていってしまう。
(この前、もう絶対失敗しないって心に誓ったばかりなのに〜……)
冷たい感じの主人に、すぐに応対できなかった自分に対しての情けなさで悲しくなる。
部屋へ着くとすぐ、もう一度深く頭を下げる。
「ホントに申し訳ありませんでした……っ」
>>218 「何?…まさか幽霊とかじゃないよね…?」
背筋がぞわっとするが、どうにも気になったのでそのまま追いかける。
「この部屋に…入ったような気がするけど…気のせい」
自分の追いかけたものが入った部屋に自分も入って、念入りに辺りを見回す。
>>221 (……メイド……一人か……? なら何とか……)
相手が後ろを向いた時を見計らい、一気に駆け寄って、メイドの手を掴む。
>>220 「自分が悪いんだとわかっているんだな? だったら今から罰を与える。
文句はないな?」
威圧するようにそう言うと、ベッドに腰を下ろし、舐めるように奏を見る。
「まず、その場で下着を脱いでもらおうか。そしてその下着をその窓の外に捨てろ」
そう言うと、窓にむかって顎をしゃくる。
「♪弱音と言う名の地雷原を 最短距離で走ってこい〜」
シャワーを浴び、髪を拭き拭き温水プール内のシャワー室から出る。
渡り廊下を歩き屋敷へと向かう。
「週末だから屋敷も賑やかだなあ。…それにしても」
汚れた調理服を手に何かに腹を立てている。
「なんだよあの今日来た客。『まずいんだよバーカ』って…。
何も頭にパイ投げることないじゃんか」
さっき訪れた若い男の客に、難癖つけられ料理を投げつけられたようである。
>>219 瑞葉の笑顔と「とお友達としてお付き合いしたい」というセリフを聞き、
彼女の心を汲んで上げられなかったことを反省する。
「ん〜、じゃあ。 …瑞葉さん? それとも、瑞葉ちゃんにしましょうか?」
和んだ雰囲気の中、笑顔で言う。
だが、少し調子に乗ってしまったことにも気付く。
「…いや! ダメです。絶対ダメです。”ちゃん”はダメです瑞葉様! ”さん”にしましょう」
突然後ろから手を掴まれて驚くが、さういう対処は身体に叩き込まれているので、手足が勝手に反応する。
「きゃあっ?!な、何っ!?」
そう悲鳴を上げた頃には、すでに合気道の技で空中一回転させられた泥棒が足元に転がっていた。
「な……あなた、誰…?」
一歩泥棒から後ずさって言うが、何故かぞっとする不快感のこみあげるような、そんな胸の鼓動がだんだん早くなっていく。
227 :
桜庭 奏:03/06/29 00:56 ID:6bTcx1TH
>>223 >「自分が悪いんだとわかっているんだな〜
明らかに自分が悪いと分かっているので、『罰』と言う言葉に恐怖を覚えるが仕方なしに「…はい。」と返事をするが。
>「まず、その場で下着を脱いでもらおうか。そしてその下着を〜
いつもなら、初めから全裸と言われるので、一瞬ほっとするが、続く言葉に青褪める。
「そ…とに、ですか?もし、誰か見つけたら……」
と言いかけるが、口答えしかけたことに気付き、慌てて服を着たままブラとショーツを脱ぎ、窓の前に立つ。
(お風呂上りでまだキレイな下着でよかったけど……、ホントにこれ外に捨てなきゃいけないの…?)
>>225 「“ちゃん”でも別にかまいませんけれど・・・・・・
でも志保さんがそう仰るなら、それで」
にこりと微笑む。
「嬉しいですわ。私、メイドになってから志保さんのこと
なんだかお姉様みたいに思えていたんです」
志保の手を握ってそう言うと、なんだか告白のようにも聞こえる。
>>227 窓の前で動かない奏に近付き、急かせるように窓を開ける。
「ほら、早くしろ。それとも主人の命令に逆らうつもりか?」
スカートの中に手をいれて、尻肉を揉むように撫でながら言う。
「……早くしないと誰かに気付かれるかもしれんぞ……? その下着を
他の人に拾われたいのかね?」
>>226 「……なっ……?!」
気がついたときには、すでに自分の体は宙に浮いており、直後に落下、受身を取ったものの激しく体を打ち付ける。
「……見かけによらず、油断できないタイプだったか……ちっ!」
捕まらなかったことに感謝しつつ、懐からナイフを取り出すと、逆手に持ちつつメイドに近寄る。
>>228 「♪見えない物を見ようとして〜 望遠鏡を覗きこ…。…あれ」
自室に戻る途中志保の部屋が開いている事に気付く。
「ドア開いてるじゃん。伊達さん、イチャつく時はちゃんと閉めとかないとヤバイんじゃないの」
たぶんこんな夜中に志保と話しているのは伊達だろうと
思いこんでおり、教えてやろうと中を覗く。
(と、言っても中で既にアレな状態なら、俺邪魔なだけなんだけど…。どうしようかな)
233 :
桜庭 奏:03/06/29 01:06 ID:6bTcx1TH
>>230 主人の言葉にせかされて涙目になりながらも慌てて下着を窓の外に投げる。
>その下着を他の人に拾われたいのかね?」
「そんなことないですっ」
真っ赤になって首を振りながら、主人から離れて後退してしまう。
>>228 「お姉様だなんて… 瑞葉様、私のこと買いかぶり過ぎですよ」
瑞葉の手を握り返しながら言う。
そして、セリフの間違いにも気付く。
「…あ。いえ、瑞葉”さん”でした。
もう何年も様付けの呼び方でしたから、なかなか直りませんね」
自嘲気味に微笑む。
>>234 「少しずつ変えていきましょう。
・・・・・それとも志保さんは、お仕置きされた方が覚えますかしら?」
悪戯っぽく言う。
「伊達様にでも頼んでおきましょうか・・・・・・?」
>>231 「あ…刃物!!あんた…さては強盗か何かね!!私がとっ捕まえて……あれ?」
刃物にもさほど驚かず、言葉を荒くして構えを取る…が。
言葉とは裏腹に、足は怯えるように竦み、一歩も動けない。
「あれ…何で、あ…ちょっとぉっ!!」
体の方がトラウマが強いのか、「泥棒」というキーワードで体が動かなくなってしまう。
さらに、にじり寄る男の前で自分の意志が手足に通じないまま、ぺたん、と床に座り込んでしまう。
>>235 「瑞葉さん、雅彦さんは関係ありませんよ〜」
悪戯っぽく言う瑞葉にこう答えるが、ハッとなって口を手で塞ぐ。
「いえ、伊達様でしたね。申し訳ありません」
恥ずかしそうに頬を赤らめ、俯き加減に喋る。
>>233 闇に消えていった奏の下着を見て、ニヤリと笑う。
「それはそうだろう。自分で拾いに行きたいと思うのが当然だな。それより……」
自分から離れた奏が癇にさわり、あきらかに不機嫌な表情で奏を見る。
「どうやら"罰を受ける"という意味がわかっていないようだな……。
この屋敷を追い出されたいのか!?」
そう言うと、つかつかと奏に近寄って奏の身体を押して床に倒す。
「どうなんだ? 出て行きたいのか!?」
>>236 「おいおい……ったく、びびらせやがって……」
覇気のこもったセリフとは裏腹に、情けなく座り込む姿を見て、拍子抜けしてしまう。
とりあえず刃物は不要と、ナイフをしまうと、抵抗の薄くなったメイドを、強引に後ろ手に縛り上げる。
「まあ、しばらくそこで蹲ってな」
他の誰も部屋に近づいてこない事を確認してから、部屋の物色を始める。
>>234-235 中は思っていたような状況にはなっていなかったので、ちょっと安心する。
(なんだ瑞葉さんか。なら別にドアくらい開いててもいいか…)
と、思ったところで
>少しずつ変えていきましょう。
>・・・・それとも志保さんは、お仕置きされた方が覚えますかしら?
が聞こえ驚き、ガタっと音を立ててシャンプーなどの入ったマイ湯桶を落としてしまう。
「げ」
(な…なんだ今の台詞は。ありえない言葉が聞こえたぞ…)
>>237 志保のポロリとこぼれた一言にクスリと笑う。
「ほら、やっぱり。隠すことありませんのに」
>>240 「っ!?」
扉の方から物音がしたので、慌てて志保の手を離すと振り返る。
242 :
桜庭 奏:03/06/29 01:23 ID:6bTcx1TH
>>238 自分の行動によって更に不機嫌になった主人を見て、(しまった!)と思うが、既に遅し。
主人に押し倒されて、恐怖でぼろぼろと涙がこぼれ、主人の言葉に否定を示すため思い切り首を横に振る。
「出て行きたくないです…っ……ごめんなさい、ホントにごめんなさいっ……」
謝りながら、涙が止まらず手で拭いながらしゃくりあげる。
(ホントに追い出されたらどうしよう…っ…今日の御主人様コワイ……っ…)
>>239 「くっ…どうして…何で動かなくなるの?」
急に震え始めて動かなくなってしまった自分の体を恨めしく思うが、縛られてしまってはどの道どうも出来ない。
さらに脳裏には以前強姦された時の記憶がちらつき、力の無い目でただ泥棒の方を見るばかり。
おまけに防音性のある扉も閉められているため、叫んでみても声が外に届きそうにも無い。
>>243 とりあえず、何やら意味不明な自問自答を繰り返しているメイドのことは、頭から外しておく。が……
「……参ったな……」
ようやく見つけ出した金庫だが、鍵がかなり頑丈らしい。
(バカ正直に開けてる時間もねぇ……ヘタな事をすると人が来るだろうし……)
しばし悩んだ挙句、ふとこちらを見つめているメイドが目に入る。
「……おい。お前、この屋敷で働いているんだろう?
この金庫を開けてもらおうか」
>>242 「……そうかそうか、出て行きたくないか……」
そう呟くと奏の前にしゃがみ込み、打って変わって優しい態度になって奏の頭を撫でる。
「もうこんな悲しい思いをしたくないだろう? だったら私に忠誠を誓えるね?」
そう言いながら、ゆっくりとメイド服のボタンを外していく。
「これから私に逆らう事なく、どんな命令にも従うと約束出来るか?」
>>241、244
今の音で気付かれたようなので、ドアを開けて中に気まずそうに声をかける。
「すみません。話聞くつもりじゃなかったんですけど、ドアが開いてたから」
それだけ言うと2人にぺこりと謝る。
「だけど、」
瑞葉の前に立ち、志保に何か御仕置きをしようとしていた事を
さりげなく窘めようとする。
「こら。志保さん困ってるだろ、ガラにも無い事して人で遊んじゃダメだよ」
瑞葉の額に痛くない程度の軽いデコピンをする。
>>245 以前の事も含めた二重の恐怖心に耐えていたが、泥棒の命令でさらにびくっ、と震える。
>この金庫を開けてもらおうか
「…っ!で、できません!そ、その金庫の開け方なんて…何されたってあんたになんか言うもんですか!」
声は震えているものの、強がってそう言うと、べーっと舌を出して泥棒を睨みつける。
>>244 >>247 瀬名にデコピンをされて頬を膨らませる。
「むぅ・・・・・・私だって、お仕置きくらい・・・・・・」
ムキになって言い募る。
「少なくとも瀬名様よりは上手く出来ますわ」
>>248 「何をされても……ねぇ……」
メイドの言葉に何を思ったのか、先ほど見つけた近くの戸棚を漁り、そこのものをメイドの前に放り投げる。
出てきたのは、ローターをはじめとした淫具の数々。
「夜な夜なメイドがよがり狂ってるって噂だが……あながち、外れてもいねぇようだな。
どれがいい? どれでもいけるだろ?」
男の中では、すでに体に聞くこと確定らしい。
251 :
桜庭 奏:03/06/29 01:40 ID:6bTcx1TH
>>246 急に優しい態度になった主人に、きょとんとした顔で見つめて涙も止まる。
>「もうこんな悲しい思いをしたくないだろう? だったら〜
ボタンを外されて少し赤くなるが主人の態度にすっかり流されて、ゆっくりとうなずく。
>「これから私に逆らう事なく、どんな命令にも従うと約束出来るか〜
「ちゃんと、御主人様の意に沿えるようがんばります。…約束します。」
ゆっくりと目を閉じて誓うように言い終えると、目を開けて主人を見つめる。
「…だから、だからあんまりコワくならないでください……」
先程の主人を思い出したのか目に涙を溜めながら言ってしまう。
>>249 「瑞葉さん、試しにお仕置きしてみますか?
受けるだけではなく、攻めることも大事ですし」
瑞葉と瀬名のやりとりを微笑ましく思いながら提案する。
>>250 唇をぐっ噛んで泥棒を睨んでいたが、泥棒が投げてよこした淫具を見て目を見開く。
>夜な夜なメイドがよがり狂ってるって噂だが〜
「…!ち、違うわよ。そんな事ないもん…だからそんな…嫌っ…」
スカートがはだけているのにも気付かず、小刻みに震える足腰を引きずって、少しでも泥棒から離れようとする。
>>251 「怖くならないように? それは奏の頑張り次第じゃないかな?」
途中でボタンを外すのを止めて、その場に立ち上がる。
「これから、私の言う通りにするんだぞ。それじゃあ、そのままの状態で服を脱ぐんだ」
途端に冷たい口調に戻って、奏を見下ろすように見つめる。
「脱いだら、奏の恥ずかしい所がよ〜く見えるように脚を広げろ。
簡単な事だ……もちろん出来るよな?」
ニヤつきながら言うと、奏の様子を窺う。
>>249 ムキになる瑞葉を宥めるように、溜息をつき言い返す。
「メイドがメイドを御仕置きなんて聞いた事ないぞ。そんな御主人様みたいな事。
いくら御主人様が好きだからってそこまで真似しなくても…」
面白くなさそうにもごもご喋り、ちょっと嫉妬心が言葉の最後に出る。
>>252 意外にあっさり志保が御仕置きOKのサインを出したので驚く。
「いいんですか?いや、志保さんがいいなら別に俺は邪魔だから出て…。
じゃなかった。薬を貰わないと。あれが切れたら大変なんだった」
スイッチ状態を押さえる薬をもう飲みきってしまったので、
今夜貰っておかないといけず、その場を離れられなくなる。
「……やっぱり事が終わってからじゃないと、貰えませんよね……。あー…」
諦めたように椅子に座り、バスタオルを頭からかぶって2人の痴態を見ないようにする。
>>253 「嫌じゃねぇだろうが……」
下に散らかったバイブの一つを拾い上げると、先ほどの戸棚から何かを取り出し、その中のクリーム状の物をバイブに塗る。
「泣き叫ぶ女を責めるのは、あまり趣味じゃないんでな……」
そんな事を言いながら、無造作にメイドに近寄ると、足を掴んで無理矢理広げさせる。
そのままショーツをずらし、少しバイブの先端でメイドの割れ目を甚振ってから、半ば力任せに押し込む。
>>252 「え? い、いいんですの?
でも、どうしたらいいのか・・・・・・ムチでどうする、
とかしか聞いたこともありませんし」
知らず知らずにいきなりディープな選択をする。
>>255 「別におじ様は関係ありません!」
瀬名の言葉に、なおさら反発を覚え、
志保に抱きつくようにして彼から離れてしまう。
そのため「薬」云々ということは耳に入っていない。
「じゃ、志保さん。始めましょうか?」
258 :
桜庭 奏:03/06/29 01:57 ID:6bTcx1TH
>>254 >それは奏の頑張り次第じゃないかな?」
その言葉に「う…」とつまりながらも、立ち上がった主人をそのまま見上げる。
>それじゃあ、そのままの状態で服を脱ぐんだ
冷たい口調に戻ってしまった主人に悲しくなり、見られているのをあまり感じないよう目を瞑って
ボタンを最後まで外しはじめ、なんとか全部脱ぎ終えるが。
>「脱いだら、奏の恥ずかしい所がよ〜く見えるように脚を広げろ〜
顔を赤くして一瞬泣きそうな顔になるが、そろそろと膝を立て、脚を広げていく。
恥ずかしさに唇をかむが、やっと限界まで広げ終えて主人を見上げる。
「…これで、いいですか?」
自分を見ている主人を見つめるのも恥ずかしく、そっと視線を外す。
>>256 バイブに何かを塗りたくる泥棒を呆然と見ていたが、足を広げさせるに至ってようやく弱音が漏れる。
「い、嫌ぁ…やめ、やめてよ…んあぁぁっ!」
ほとんど濡れていない状況で突き入れられたにも関わらず、そこは案外楽にバイブを受け入れてしまう。
「ぐっ…あんた…これに一体何塗ったのよぉ…んくぅ…」
涙ぐんだ目で、泥棒の方を睨む。
>>259 「さぁな。タダのローションか、それとも媚薬か……同じところにあったんだ、どっちかだろうさ」
かなりアバウトな答えが返ってくる。
「どっちなのかは……少し待ってればわかるだろ。
どうだ、金庫を開けるか? 開けるなら抜いてやる」
あえて、抜かなかったらどうなるか、ということは言わない。
>>255 「瑞葉さんの女王様なんて滅多に見られませんよ。
私は構いませんので、ご覧になってはどうでしょう?」
バスタオルで視界を隠している瀬名に、
女王様を演じる瑞葉を一緒に見ようと言わんばかりに誘う。
>>257 「どうぞ、自由になさって結構ですよ」
床にしゃがみ込み、瑞葉を見上げるように言う。
>>258 「う〜ん……中がよく見えないなぁ。自分で開いて見せてくれないかな?」
更に卑猥な命令を下すと、奏の視線の先に移動して見せ付けるように逸物を出す。
「コレが元気なるように見せてくれないと、いつまで経ってもこの部屋から
出て行けないぞ? 早く下着を拾いに行きたいだろう?」
手や口で奉仕しろと言わんばかりに逸物を奏の顔に近付けると、奏の秘部を
覗き込む。
263 :
桜庭 奏:03/06/29 02:12 ID:6bTcx1TH
>>262 「ひ…らくって……」
一瞬何のことか分からずとまどうが理解した途端顔を真っ赤にし、主人に秘部を覗き込まれておずおずと手を
あそこへのばして指で開く。
そして、主人の逸物を見て、昨日の瀬名との学習(?)を思い出し、もう片方の手で主人の逸物を触り始める。
>>260 「……そんなぁ」
無責任な泥棒の一言を聞いていたが…
「……くぅん、はぁ…あぁ…熱くなってくる…はぁん…」
どうやら大量に塗られていたのは媚薬だったらしく、紅潮した顔で荒い息を吐き始める。
>どうだ、金庫を開けるか?
「だ、ダメ!だってそこには御主人様が大切にしてる……あふぁ!」
最後まで言い切れずに、見知らぬ男の前で我慢できずに喘ぎ始めてしまう。
>>264 「まあ、そう言うだろうな……」
そう言うと、無造作にバイブのスイッチを入れる。
そして、メイドを後ろから抱くような体勢にすると、両胸を乱暴に揉みはじめ、
メイドの体を揺らすことで、バイブの根元を床に当ててさらなる刺激を与える。
しばらく無言で責め続けてから、一切の愛撫を止めて、バイブのスイッチも切る。
「……どうだ、開ける気になったか? 今ならこれで終わりだぞ」
「……。(なんで俺が怒られるんだ。もういいや、どうにでもなれ)」
>>257 瑞葉の言い方にムッとしつつも、2人の様子が気になりついタオルに隠れて
様子をチラ見してしまう。
(伊達さんには俺が側で見てたって事、黙ってた方がいいんだろうなあ…コレ)
>>261 >私は構いませんので、ご覧になっては〜
「えっ?いや!でもこんな、の…。…痛っ…。あ…」
志保に言われた瞬間突如激しい頭痛に襲われ頭がぼうっとしてくる。
と、タオルを首まで下げて下を向いたまま小さく呟く。
「……。じゃあお言葉に甘えて、じっくり見せて貰おうかな」
「俺に見られてるのでいいんなら、やってみるといいよ。『御仕置き』。
きっと可愛い女王様なんだろうな…」
スイッチの入った状態で座ったまま頬杖をつくと、偉そうに体を崩して
瑞葉を見つめると意地悪く微笑む。
「いいよ、やってみたかったんだろ?ほら。どうぞ」
>>261 >>266 「う・・・・・ええと・・・・・・」
瀬名がかえってけしかけるようなことを言うので
引っ込みもつかなくなってしまい、赤面しつつも
頭の中で雫の言動を思い返し、
主人が各部屋に置いているお仕置きグッズを
ベッドの下から探ってムチとハイヒールを取り出す。
「さて・・・・・コホン」
一つ咳払いをするとムチの柄で志保のあごを示す。
「志保さ・・・・・いえ、志保。では始めますわよ」
言いながらも、まだなりきれていないので
少し弱めに胸にムチをふるう。
「・・・・・・立派な胸ですわね」
>>263 「ほうほう、いちいち言わなくてもわかっているんじゃないか……それとも
どこぞの誰かと練習でもしたか?」
からかうように言うと、開かせた秘部を見てニヤリと笑う。
「んん? 何だか濡れてきていないか? どれどれ」
奏に逸物を握らせたまま器用に跪くと、秘部に手を伸ばし、指先で膣口を弄る。
「ほほう……奏はこうやって愛撫してやらなくても濡らす事が出来るのか。
良い傾向だ。この調子だと、無駄な動きが省けて済むからな」
そして、指を二本挿入させて、溢れ始めている愛液をかき出すように動かす。
>>265 いきなりバイブのスイッチが入ったかと思うと、荒々しく胸を揉まれ始めて声にならない声を上げる。
「はぁぁっ!!やめてっ!そんなの嫌ぁ、んぁっ…」
口では拒絶の意を示すものの、バイブが入ったままの秘所からは蜜が垂れ、乳首も硬くなり始めていく。
>しばらく無言で責め続けてから〜
「あっ…。…やめな…うぅん。…でも…言わない…」
そうは言っても身体が続きを欲しているのか、知らず知らずのうちに視線は鍵の隠してある、壁に掛けられた絵の方へ向かってしまう。
270 :
桜庭 奏:03/06/29 02:32 ID:6bTcx1TH
>>268 >それともどこぞの誰かと練習でもしたか?」
この言葉に驚いて目を開いて主人を見るが、慌ててそらす。
(…この前も思ったけど、もしかして、御主人様って何でも知ってるんじゃ……
なんでだろう。ってそれじゃ、お酒のことも何もかも分かってるのかも〜……)
顔を赤くしながら、目の前の逸物を大きくすることにだけ集中しようとするが、
>「ほほう……奏はこうやって愛撫してやらなくても濡らす事〜
まだ何もされてないのに濡れている自分に驚き、握ったまま、自分の秘部のほうに目を走らせてしまう。
そのまま指を入れられて、慌てて主人の逸物を舐め始める。
>>267 「…んっ」
軽いとはいえ、鞭を振るわれて感情が昂ってくる。
先ほどまで瑞葉の言動に微笑んでいたが、
感情が昂ってくるとともに表情が切なそうで悩ましげな表情に変化する。
そして胸のことを褒められ、女王・瑞葉にこう返す。
「私めの淫らに熟れた胸をお褒めいただき、有難う御座います」
>>269 背後からでも、不自然なメイドの視線が気になり、そのあとを追うと、先には一枚の絵。
そこに何かがあると知るものの、相手は油断なら無い相手だと認識していたので、安全のため、喋るまで続けることにする。
「言わなくてもいいが……次はこれだ」
言うなり、バイブを抜き取り、自分の逸物を取り出すと、座位の体勢のままメイドを貫く。
そのままメイドの膣中を掻き混ぜ、乳房を乱暴に揉み潰す。
「……言わないなら、もうどうなるかはわかるな?」
>>267、271
瑞葉が戸惑いながら志保にムチをふるうのを黙って見ている。
異様な光景だが、自分は傍観者なのでする事がなく退屈になってくる。
(全く折角大人しい時の俺が必死こいて止めてたのに、本当にやっちゃってるよ…。
それにしても暇だな…ん?)
「デジカメか」
自分が座っている椅子の側にデジカメが転がっているのを発見し、
戯れに御仕置きの様子を、何枚か写真に撮ってみる。
>>270 「おおう、これは気持ちが良いな……。やはり練習しているんだな。
誰を相手に……とまでは聞かんが」
あきらかに全て知っているをいう感じで言うと、だんだんと機嫌が良くなってくる。
「奏が頑張っている姿を見ていたら、こんなに元気になってきたぞ」
奏の口いっぱいに膨張した逸物の先端を、頬の裏側に擦り付けると、
秘部から指を抜いて付着している愛液を舐め取る。
「このまま奏の口に出してもいいが……奏はどっちに欲しい?
こっちだと思う方を、ちゃんと言葉にして言いなさい」
>>272 朦朧とし始めている意識の中で、自分の視線の先に泥棒が気付いたかと思うが、泥棒が隠し場所に行かなかったのでとりあえずは安心する。
しかしそれも束の間、バイブを抜き取られて逸物で貫かれると、それだけで背中をピンと反らして軽く達してしまう。
「あはぁっ!…こんな、悔しいのに…なのに、なのにぃ…やぁん!!」
乱暴な責めさえも少しずつ快感に変わっていき、次第に目の焦点が合わなくなっていく。
>……言わないなら、もうどうなるかはわかるな?
「あぁ…言います…言いますからぁ。…あの絵の額の裏に鍵が、ぁるのぉ…やぁぁん…」
屈辱感にまみれながら言い切ってしまうと、男の逸物をぎゅっと締め付けてしまう。
>>271 >>273 瀬名に見られながら、志保にムチをふるうという異常な状況に
少しずつ気持ちが昂ぶってくる。
>私めの淫らに熟れた胸を〜
志保に悩ましげな表情でこう言われ、ゾクリとした感触が
背筋を這い登るのを覚える。
(雫様は・・・・・いつもこんな感じでいらっしゃるの?)
思わずムチをふるう手に力が入り、思い切り志保の胸を
うって布地を引き裂いてしまう。
「志保、とても可愛いですわ・・・・・・さあ、私は誰?」
心なしか口調もキツめになり、目もすわってきている。
>>275 メイドの答えに目を細め、
「そうか……それじゃあ、コイツは礼だ」
メイドを前のめりに倒すと、抗議を無視して、後ろから思い切り突き上げていく。
そして、メイドが達するのを感じ取ってから、張り詰めていた物をメイドの奥底にぶちまける。
メイドはそのままの状態で、自分だけ後始末をすると、先ほどの絵を調べる。
「……確かに」
絵の裏側に貼り付けられた、複雑な鍵を見つけ、引き剥がす。
278 :
桜庭 奏:03/06/29 02:52 ID:6bTcx1TH
>>274 >「おおう、これは気持ちが良いな……。やはり練習しているんだな〜
全てばれていそうな主人の様子に恥ずかしさのあまり目をそらすが、声が機嫌のいいものに変わってきてほっとする。
だんだん大きくなる快楽に飲み込まれないように必死で口の中で大きくなってきた逸物を頭を動かしたり舌で刺激しながら
愛撫していたが、
>「このまま奏の口に出してもいいが……奏はどっちに欲しい?〜
そう言われて、咥えたまま主人を見上げて思案する。
「……お口に、出してください。さっき、申し訳ないことをしたから、御主人様にはもっと気持ちよくなって欲しいです。」
いい終えると、もう一度口に咥えて先程より激しく頭を前後させ、主人を絶頂へ導かせようとする。
>>276 「あぁっ!」
強めに打たれた鞭に、つい瑞葉の責めの練習ということを忘れてしまう。
そして胸元から立ち上る鞭打の甘美な痛みの余韻に心奪われる。
破けた布地からは硬く勃起した乳首が覗く。
「瑞葉、様です… 」
>>278 「ぬおっ! そ、そうか……わかった……」
奏の奉仕が強くなって、少し言葉を途切らせながらそう言うと、
無理矢理口から引き抜いて、奏の秘部に逸物をねじ込む。
「うむぅ……ちょっとキツイな。何、大丈夫だ……これから滑りが
良くなってくるからな……そらっ!」
一度、強く腰を打ち付けると、万歳をさせるように奏の両手を床に押さえつける。
「……いいぞ。膣内の具合が良くなってきた……」
抽送をより激しくさせて、快感を得て行く。
>>277 主人を裏切ってしまった罪悪感の中、突然前のめりにされて悲鳴を上げるが、直後に逸物が入ってきた為、抗議どころか喘ぎ声を上げてしまう。
「あぁん…ダメ、激しくて、私、私ぃっ…くぅあぁぁぁん!!」
びくびくっと痙攣し、屈辱にまみれた絶頂へ達する。そして、中に放出される白濁。
「うぁぁ…。ご、御主人様…ごめんなさい…あんな、大事そうにしてたものを…」
前のめりの体勢のままで、秘裂からどろりと白濁を溢れさせながら、はっきりしない意識の中でそう呟く。
>>276、279
写真を収めるのにも飽き、2人が楽しんでいるのをまた見つめるだけになる。
(…。ああ、そうだ…)
退屈さを紛らわす術を思いついたのか、椅子から立ち上がると
志保に近づき守るように瑞葉のムチをバシっと一発腕に受ける。
「瑞葉さんも酷いなあ。綺麗な志保さんの体がすっかりムチの痕だらけだ」
「でも苛められる志保さんも、すごく綺麗なんですね…。
初めて見たけど、素敵で驚きました。俺…これで好きになったらどうしよう」
そう言うと瑞葉に見せ付けるよう、志保の両胸を揉みながら彼女に舌を絡めるキスをし
また2人から離れる。
嫉妬でより強い責めをさせようとしているらしい。
283 :
桜庭 奏:03/06/29 03:08 ID:6bTcx1TH
>>280 口の中で爆発する前に引き抜かれ、怪訝な顔で主人を見るが、いきなり秘部につきさされ声を上げる。
「んんっ……」
両手を頭より上に押さえつけられて思わず「え」というような顔で主人を見つめるが、
激しくなる抽送に目を瞑って耐える。
だんだん身体が熱くなってきて快感を感じ、主人のモノを締め付け始める。
「…ぁあんっ……ぁん……っ……」
手を押さえつけられているためいつも以上にどこに力を入れていいのか分からず、
余計に膣に力が入る。
>>281 「ま、人を呼ばれても困るしな、誰か来るまでそうしてな」
縛られたままのメイドにかまわず、先ほどの鍵で、金庫を開ける。……が、中にあった物は、紙が一枚だけ。
「……あん?」
とりあえずその紙をとりだし、めくってみると、そこには一言。
『ハ・ズ・レ』
「……この……!」
怒気をはらんでメイドの方を振り返ると、そこにはいつの間にいたのか、タキシード姿の老紳士の姿が。
反射的に跳びかかった瞬間、どぼすっ! という音と共に、意識が遠のいていく。
かくして、事が終わってようやく駆けつけた名無しの執事の手によって、
あっけなく討ち取られた泥棒は、情けない格好のまま、ずるずると引っ張られていった。
>>279 >>282 >瑞葉、様です…
「いい子ですわね、志保。これは御褒美ですわ」
ムチの先端で志保の尖った乳首を
まるで突き刺すようにして押しつぶして見せると
またも振り上げるが
>志保に近づき守るように瑞葉のムチをバシっと一発腕に受ける。
「っ!? 瀬名様、何を・・・・・・」
一瞬驚くも、瀬名が志保を責め始めたのを見て下唇を噛み締める。
(好きになったらって、瀬名様は私に「好きだ」って仰って・・・・・・)
「・・・・・いいですわ。では志保、もっと素敵にしてあげます。
瀬名様もお気に入りのようですし、そこでストリップをなさい。
なるべくいやらしく脱ぐんですのよ」
冷たい口調は、まるで雫が乗移っているかのようである。
「私も着替えます。確かおじ様はこのお部屋にも・・・・・・」
さきほどのお仕置き用具のクローゼットを開けると
ボンテージを取り出して、対抗心からか恥じらいも忘れて着替え始める。
胸はすっかり露出しており、秘所こそ隠れているものの、ファスナーで
すぐに開けるようになっている緋色の代物である。
「さ、また始めましょうか?」
ムチをピシっと鳴らして二人の方を振り返る。
>>283 「よしよし、奏も気持ちが良いんだな? 急に締まりがよくなってきたぞ?」
そう言って緩急をつけながら、奏の膣内の感触を味わっていく。
「……私の一部分である液体を奏に注ぎ込むから、こぼさないようにしなさい……うっ!」
奏の膣内で欲望を爆発させると、最後の一滴まで放出させてから腰を引く。
「力を込めておかないと、やがて漏れてくるから気を付けるんだぞ。
少しでも廊下を汚したりしたら、また罰を受ける事になるからな……」
自分の衣服を整えると、窓の外をチラリと見遣る。
「早く下着を拾いに行きなさい。まだ、誰にも拾われていないようだよ」
下着そのものは見えてはいないが、そんな適当な事を言って
奏を自室から追い出し、メイド服を投げ付ける。
>>284 「あ…あぁ…」
はっきりしない意識の中で、怒った泥棒が誰かに倒されるのをぼんやりと見つめる。
(私…私…立ち上がらなきゃ。誰かいるのに…私、裸なのに…)
しかし、薬のせいかそこで意識が途絶えてしまう。
数分後に名無しの執事によって後始末をされ、気を失ったままで部屋まで運ばれていく。
>>282 >>285 「んっ、はぁん…」
瑞葉からのご褒美や瀬名からの責めを受け、
胸元を弄られるたびに「有難う御座います、有難う御座います」と丁寧に連呼する。
>そこでストリップをなさい。なるべくいやらしく脱ぐんですのよ
「はい、瑞葉様」
命令を受け、瀬名に流し目を送りながら服を脱ぎ始める。
そしてカチューシャと下着だけの姿になり、
先ほどの鞭打によってボロボロになったブラを脱ぎ捨てる。
次にショーツをゆっくり擦り下ろしながら脱ぐが、秘部から厭らしく粘液が糸を引く。
「あぁん。瀬名様、どうしましょう。どんどん奥から溢れてきます…」
床に座り込んでM字に開脚し、両手で陰唇を押し開く。
書斎で自分に送られてきた書類を読んでいたが…。
「おい、嘘だろ…?確かに兆候は前からあったが…。………くそっ!!」
読んでいた書類の一枚をぐちゃぐちゃに丸めると、力一杯窓の外に投げ捨てる。
「もうあれから10年近く経って…やっと幸せを見つけたと思ったらこれか…。はっ…」
《○○大学病院》と、在籍大学の付属施設から来た書類を全てゴミ箱に捨てる。
「かじった程度の医学…か。所詮、俺なんてそんなものなのか…」
付送された錠剤を飲み、そのまま哀しげにベッドに倒れ込む。
290 :
桜庭 奏:03/06/29 03:32 ID:6bTcx1TH
>>286 >「……私の一部分である液体を奏に注ぎ込むから、こぼさないようにしなさい〜
「はい…っ」と言いながら目を瞑って中で主人のモノが爆発してドクドクと脈動するのを感じながら
自分も共に達する。逸物を中から抜き取られて、そのまま息を整えていると、
>「力を込めておかないと、やがて漏れてくるから気を付けるんだぞ。〜
その言葉を聞いて先程の言葉の意味を知り困惑する。
(そんな……っ…できなかったらどうしよう…!)
「御主人様、おやすみなさいませ…」
まだ下着は無事だと知って安心し、慌てて挨拶をすると秘部に力を入れて締め付け、
投げられたメイド服と共に部屋を出る。
廊下で急いでメイド服を着ると、(こういう場合は急いだほうがなんとかなるかも…!)
と思い早歩きで玄関へ向かう。
屋敷の外へ出ると、主人の部屋の窓を探しながら気を緩めないように歩く。
が、主人の部屋の窓が見つかっても肝心の下着が見つからない。
「あ…れ?あれ?どうしよう、見つからない〜。」
暗闇なのをいいことに格好を気にせず四つんばいになって茂みのほうを探して
みたりするが結局収穫は得られず、真っ青な顔で屋敷へ戻る。
「どうしよう…!とりあえず、夜が明けてからもまた探しに来よう……」
こんなところで誰かに拾われるはずはないと思っていたが、見つからないのでさすがにショックを受ける。
(私、あの時慌ててたから思い切り投げちゃったのかも……)
気を緩めないように秘部を締め付けながらも、とぼとぼと自室へ戻る。
>>285 >さ、また始めましょうか?
「頑張って、瑞葉女王様」
にっこり瑞葉に微笑むと、また椅子に座り、続けて事の成り行きを見つめる。
だがさすがに晩の来客パイ投げ事件で疲れてしまったのか
眠気が襲い始める。
>>288 服を脱ぎ出す志保の様子を見て、うつろな瞳で彼女の頭を撫でる。
頭から額、頬、顎と手のひらをゆっくり滑らせ…
>あぁん。瀬名様、どうしましょう。どんどん奥から溢れてきます…
「俺に頼んでどうするの志保さん。あなたの今の飼い主は、瑞葉さんだよ。
そこが疼くのならムチ入れて貰うなり、バイブ入れてもらうなり
しっかりそこの女王様にイかせて貰うようお願い…しないと………」
言葉責めしながら寝に入ってしまう。
292 :
秋山 麗:03/06/29 03:37 ID:kz5UTc7g
自室のベッドの上にうつ伏せになって、なにやらもがき苦しんでいる。
「……くっ……ぅ……ははっ……ふふあはははははははっ!」
声はやがて笑い声に変わり、一頻り笑ってから、ごろんと仰向けになる。
「はぁ、はぁ、あー苦しい……まさか、あの子が女王様やるなんてもう……はははっ……」
部屋を漁っていると、急に主人が戻ってきた(
>>215)ので、隠し通路を通じて部屋へ戻ろうと思ったのだが、
通路の途中で、志保の部屋のやりとりを壁越しに聞いて、麗的にツボにはまったらしい。
「あの子のことだから、『私にはうまくできませんわ』とか顔を赤らめて言って、お終いでしょうけど」
よもや、女王様の気分になりきった挙句、状況が発展しているなど、考えにも及ばないらしい。
>>288 「志保、いやらしくなさいとは言いましたけれど
瀬名様を誘惑しなさいとは言いつけてませんわよ?」
志保にもう一切の遠慮も手加減もなしに
幾度かムチをふるったあと、ギャグボールを手にする。
「そんないやらしい口は塞いでしまいましょうね・・・・・・」
ギャグボールを噛ませて物が言えないようにすると
秘所のファスナーを下ろして、バイブを手に取る。
「さ、これで下のお口も塞いであげます。
瀬名様のをいただこうだなんて、絶対に許しませんから」
そう言って瀬名の方を見るが・・・・・・
>>291 志保を愛撫しながら眠ってしまった瀬名を見て
途方にくれたような表情になる。
「そんな・・・・・・私、可愛がっていただこうと思いましたのに・・・・・・」
そしてキっと志保を睨み付けると
手にした極太のバイブを一気に突きこんでしまう。
「あなたのせいですわよ!?」
理不尽なことを叫びながら激しくバイブを志保の体内で暴れさせる。
「さあ、早くイってしまいなさい!」
すっきりした途端、片付けの途中だった事を思い出す。
「ああっ! しまった……。これではいつまで経っても片付かないなぁ」
ぶつぶつと独り言を言いながら、部屋の片隅においてあるダンボールを
恨めしく見つめる。
「……まぁ、いいか。片付けていない方が、『アレ』もいろいろと探りやすいだろうしな」
そんな事を呟くと、大事な書類等を収めている金庫の場所を思い出して、
にやっと笑みを浮かべる。
「あそこの場所を知っているのは執事くらいだからなぁ……。
大変だなぁ……『アレ』も」
何の事なのかをハッキリとは口に出さず、くすくすを笑みを漏らしながら
ベッドに入る。
>>291 >>293 顔を撫でる瀬名の温かい手の感触を楽んでその余韻に浸るも、
瑞葉の鞭が激しく振るわれてそれを制止する。
「んっ、ん… んはぁっ、うぅ…」
鞭が一閃するたびに、悩ましげな嬌声とともに身体をくねらせた。
だが、ギャグボールを瑞葉に着けられて呻き声のようなものしか上げられなくなる。
そうしているうちに瀬名が眠りこけて激怒した瑞葉が、極太のバイブ持ってくる。
「んん〜! んっ、んぅぅ…」
その太さに脅えて抗議の声を上げようとするが、
ギャグボールのせいで呻き声にしかならなくなる。
「んんんんっ! んんっ、んぉぉっ、んぅうっ」
膣壁を容赦なく押し広げ、胎内にめり込んでくる極太のバイブ。
そのスイッチを入れられると、先ほどよりも増してより大きな声で呻く。
「んぉおおおおおっ! ふぉっ、ん、んんんっ!!」
バイブが暴れるたびに身体も痙攣させ、
開きっぱなしにされている口から涎を垂らしながら絶頂を迎える。
>>293、295の数分後。
「…んあ?ふぁぁ…。あれ。ど、どうしたんすかその格好…!!」
異様な2人の様子を見、自分の言う事が届かず結局御仕置き決行されてしまった事を知る。
志保から薬を貰うと瑞葉が身支度するのを待ち、
「志保さん本当にすみませんでした!デジカメ画像も消して下さい。
どうも激しくご迷惑おかけしました…。
瑞葉さんもほらゴメンナサイして。そんな顔しないで」
なぜかまだ煮え切らない表情の瑞葉をそう促すと志保の部屋を出る。
部屋に戻る途中、先に瑞葉を送り届けようとしたが
彼女が部屋に入る際にメイド服のエプロンのリボンを引っ張り、引き止める。
「…あの。夢うつつで聞こえてたよ。『私、可愛がっていただこうと思いましたのに』ってやつ。
……今からでも、いい?」
緊張で顔を真っ赤にして瑞葉を誘う。
「さっきちょっと眠ったから、きっともう今晩は寝れないけど…。それに付き合って貰えるんなら」
(そういや今日のパイの客、なんかやたら俺の事知ってたみたいだったけど…誰だっけ?
『司様』って呼ばれてたけど…うーん。司…。)
瑞葉を柔らかく腕に抱きつつ、客の名前を何度も反芻して記憶を辿ってみる。
>>295-296 「ふふ、ムチとこんなに太いバイブでイってしまうなんて
やっぱり志保はいやらしいですわね・・・・・・」
膣から引き抜いたバイブに絡み付いている愛液を
自ら舐めとりながら言うと、ギャグボールも外してやり
その唇を自分のそれで塞ぐ。
「ん・・・・・・っ、でも、楽しかったですわ。またしましょう」
志保の耳を舐めながら囁いていると、瀬名が目を覚ます。
>瑞葉さんもほらゴメンナサイして。
「え? あ、あの、瀬名様・・・・・・?」
わけもわからずメイド服を着させられて頭を下げることになる。
「ごめんなさい・・・・・・おやすみなさい」
夢現の状態で志保の部屋を出て私室へ連れて行かれる。
>今からでも、いい?
「・・・・・・えっ!?」
そこでようやく我に返る。
「わ、私・・・・・あの、でも・・・・・・・」
自分のメイド服の下がどんなに淫らな格好であるかに
思い至ったのか、瀬名と同じく顔を真っ赤にして戸惑うものの
「・・・・・・はい・・・・・・」
心の中で(朝になったらもう一度志保さんにあやまりましょう)などと
考えつつも、瀬名とベッドへ向かう。
すやすやと眠っていたが、突如表情が険しくなり、汗が流れ出す。
「う〜ん……やだぁ……伯爵様死なないでぇ……」
さっき観ていた映画の状況が夢に出てきて、都合よくヒロインが自分になっている。
「……約束するけど……死んじゃうなんていやぁ……ムニャムニャ」
行為を終えた後のボーっとした頭で瀬名と瑞葉を見送る。
申し訳程度にしか着けていなかった衣服を着なおし、着衣の乱れを正す。
しかしこれから床に就くのだから意味の無い行為であったなぁと思いつつ、ベッドに横になる。
「瑞葉…様、凄かったなぁ。誰に教えてもらったんだろう…?」
女王の瑞葉がそれほど魅力的だったのか瑞葉さん、とは言わずに瑞葉様、と言う。
「麗さん、瑞葉様のことをただのお嬢様だと思っているからきっと驚くだろうなぁ…」
床に散乱したバイブを見ながら呟き、改めてそのバイブの太さに頬を赤らめる。
「…今度、瑞葉様に蝋燭の使い方を教えてみようかしら」
瑞葉に蝋燭で責められる自分を想像する。
年下に責められ、虐められる自分。
それを考えただけでショーツを一枚無駄にしてしまいそうだ。
303 :
椿 杏樹:03/06/29 23:14 ID:OnNucIUl
テラスに迷い込んできた黒い子猫にミルクをやり、膝に乗せて撫でてやる。
304 :
桜庭 奏:03/06/29 23:19 ID:6bTcx1TH
懐中電灯を持って、屋敷の外で何度目かになる下着探しをする。
「困ったなぁ…。ショーツはともかくブラは、ここの人に拾われたら誰のか分かっちゃいそう……。
白くてシンプルだけどなんとなくかわくて気に入って買った下着だったのに……。」
あと5分探してなかったらあきらめようと思いながら探す。
(まあ、見つかっても、白だし汚くなってたらもう着れないけど…。)
306 :
椿 杏樹:03/06/29 23:27 ID:OnNucIUl
だが撫でていると突然猫に引っ掻かれ、
猫は膝から飛び降りて茂みの中に消えて行く。
「あ…。」
手の甲から血が一滴、たらっと流れる。
307 :
桜庭 奏:03/06/29 23:30 ID:6bTcx1TH
結局下着を見つけることが出来ず、がっかりしながら屋敷へ戻る。
(もし拾う人がいたら、その人が変な人じゃありませんように……!)
自室へ入り、さっとシャワーを浴びる。
厨房で煮物を作る傍ら、自室から持ち出した古い雑誌を読みふけっている。
サッカー番組鑑賞中、ふと昨夜の志保と瑞葉のあられもない姿を思い出し
顔を赤らめている。
「薬品庫は、確かあの部屋にあったよな…」
自室から厚い本を持ち出すと、疲れた顔で廊下に出る。
311 :
桜庭 奏:03/06/29 23:43 ID:6bTcx1TH
シャワー室から出て、髪を乾かす。BGMに海外の4人組バンドの曲をかけ、あわせて歌う。
313 :
椿 杏樹:03/06/29 23:52 ID:OnNucIUl
手の傷を舐めながらバンソウコウ片手に、薬品庫で消毒液を探す。
314 :
桜庭 奏:03/06/29 23:56 ID:6bTcx1TH
ある程度乾いた髪を見て、「まあこれくらいでいいか」と頷く。
髪を髪留めでアップにまとめて、そのまま廊下へ出る。
「はぁぁ…あの頃は強かったよね…うち」
かなり昔のものと思われる雑誌を見て、そんな事を言う。
その雑誌には「稀代の調教師、鵡川幸乃輔が語る!!最強馬伝説」という見出しと写真。
何やら競馬関係の見出しと文が載っている雑誌のようだ。
「ふう」
書類整理をしつつ、時折休憩を兼ねて座ったままで伸びをする。
昨夜(今朝?)そのまま着て帰ってしまったボンテージを
どうしようかと考えあぐねている。
「うーん・・・・・・やっぱりこれを持って
志保さんに謝りに行くのがベストですかしら?」
318 :
桜庭 奏:03/06/30 00:04 ID:OengG1S8
そういえば、弟から手紙が来ていたことを思い出し、ポケットから開封しただけでまだ読んでなかった手紙を出す。
テラスの椅子に座って読み始めるが、だんだん眉間にしわが寄ってくる。
「何か飲みたくなってきたな。まあ仕事中だし酒は無しとして…」
ベルを鳴らそうかとも思ったが、気分転換も兼ねて
外の風にも当たろうと部屋を出る。
「っと、お鍋を忘れてた…」
煮物を火に掛けっぱなしなのを思い出し、慌てて一旦火を消す。
ボンテージを入れた袋を誰にも見られないように抱えて
廊下を歩いている。
瀬名がよく座っている庭のベンチに腰掛け、珍しく自分で煎れたコーヒーを飲んでいる。
「自分で煎れるとどうも美味くないな。それほど日頃メイドに頼りきり、という事か…」
少し苦笑する。
323 :
桜庭 奏:03/06/30 00:20 ID:OengG1S8
手紙を無造作にポケットにつっこむと、椅子から立ち上がりテラスを去る。
「え〜っと、お酒の補充は……」
酒蔵から幾つか瓶を取り出すと、厨房のテーブルの上に置く。
志保が部屋にいなかったので袋を抱えて部屋に戻ろうとする。
途中でふと窓外を見ると、主人が一人コーヒーを飲んでいるのが見える。
「おじさ・・・・・・」
つい声をかけようとして、自分が人には見せられないものを
持っているのを思い出し、慌てて口をつぐむ。
326 :
桜庭 奏:03/06/30 00:26 ID:OengG1S8
そのまま歩いていくと厨房にたどり着き、そこで何かしているらしいみかさを見かける。
「あれ?みかささん、こんばんは。お仕事中ですか?よろしかったら何か手伝いますけど……」
話しかけながら厨房へ入っていく。
>>326 酒瓶を置きっ放しで雑誌を読みふけっていたが、奏の声ではっと我に返る。
「あ…。奏さん!…えぇと、仕事はもう終わったんだけど…」
そう言うと、「使用人飲用可」と書かれた酒瓶の方をちらっと見る。
「部屋に持っていこうと思ってたんですけど…良かったら…一緒に飲みます?」
奏との前の約束を思い出し、そう聞いてみる。
>>325 背後の窓から聞きなれた瑞葉の声がし振り返る。
「ああ瑞葉か。どうしたんだそんなに慌てて。
丁度いい…月が綺麗だし、お前も来なさい」
仕事と昨夜の奏とのプレイで疲労がかなり溜まっているせいか、
高威圧的な様子はなく、優しく微笑みかけるだけである。
>>328 「う・・・・・は、はい・・・・・・」
仕方なく袋を袋を窓の下に隠すようにおいて外へ出る。
「お月見してらっしゃいましたの?」
取り繕うように主人に微笑を見せる。
330 :
桜庭 奏:03/06/30 00:35 ID:OengG1S8
>>327 「あら。そうだったんですか。」
一瞬考えるようなそぶりを見せるが、すぐに微笑んで返事をする。
「……なら、お言葉に甘えさせていただこうかな。」
棚からグラスを2つ出し、みかさの向かいに座る。
>>330 自分の誘いに奏も乗ってきたので、嬉しそうにワインを開けてグラスに注ぐ。
「それじゃ乾杯〜。……ん〜、絶品ね〜♪」
あっという間にグラスを開けると、おかわりを注いでまた一口。
「ぷはぁ…。ほらほら、奏さんもどんどん飲んでね♪」
奏が来なくても、最初から飲む気満々だったらしい。
>>329 「いや、単なる仕事の息抜きだ。月見はたまたまでな」
瑞葉の袋を一瞥するが敢えて突っ込まず、カップを口につける。
しかし透けて見えた緋色の物体は、自分の見覚えのある物であった。
「……隠さなくてもいい。まったく…昨日はそれで誰と遊んだんだ?瑞葉。
私が仕事で部屋を出られない間、随分と色々楽しんでいるようじゃないか」
最近の瑞葉の様子を知ってか知らずか、言葉で少し虐める。
>>332 「!」
主人が全て見抜いているように思えて
まず顔を赤くし、ついで真っ青になる。
「あ、あの、それは・・・・・・・」
しどろもどろになるものの、答えないわけにはいかない。
「・・・・・・昨夜は志保さん・・・・・が、一緒でした」
とりあえず事実の一部だけを伝えることにしたらしい。
334 :
桜庭 奏:03/06/30 00:47 ID:OengG1S8
>>331 グラスにワインを注ぎ、悩みを吹き飛ばすようにごくごく飲む。
「おいし〜。どこのワインなんだろう……」
うっとりとした表情でまたグラスに注ぐ。
が、あまりこういう風に話したことのないみかさだったので、何を話そう…と話題を探す。
>>333 >・・・・・・昨夜は志保さん〜
の言葉を聞いているのかいないのか、更に続ける。
「最近のお前は見ていて楽しそうだが、どこか前と違って、抱いてやりたいような気持ちになれない。
さて、どうしてだろうな。それは私にもわからんのだが…。」
瑞葉の髪をひとすくいし、見つめているとつい本音が出てしまう。
「面白くない。お前は私の側に仕える為に、家を捨ててまでこの屋敷に来たんじゃないのか。
それとも私をダシにして、子爵の目の届かない所に、男を漁りに来ただけか…?」
頬をがっと両手で挟み上を向かせ、落ち着いた口調だがかなり怒っている様子が伝わる。
>>334 奏が視線を色々な所に向けているのを見て、何を思ったのか先程の雑誌を取り出す。
「奏さ〜ん?そう言えばこれ知ってる〜?うちの牧場出身のサラブレッド…」
そう言って競馬関係の雑誌を奏に見せると、物凄い勢いで講釈を始める。
「うちの三大馬でぇ…これがルモイマツカゼ、こっちがルモイウスイ…で、知ってるよね、これが三冠の最強馬、ルモイセキト〜!」
ニコニコ顔でそう言うと、ルモイセキト、と呼ばれた赤毛の馬の写真を見せる。
いずれも十年以上前のかなりの名馬らしい…が、単に奏に実家の自慢をしたいだけらしい。
>>335 主人がかなり真剣に、深く怒っていることが分かって
蒼白な顔つきでガタガタと震え始める。
>それとも私をダシにして〜
「ち、違いますっ!」
大きく見開かれた瞳から涙が零れ落ちる。
「私、そんなつもりじゃ・・・・・・」
目を背けていた部分に触れられてしまい、何も言えなくなる。
「・・・・・・ごめんなさい・・・・・・ごめんなさい」
しゃくりあげながら虚ろな表情で、ただ繰り返すのみ。
338 :
桜庭 奏:03/06/30 01:04 ID:OengG1S8
>>336 みかさが出してきた雑誌を一緒に覗き込む。
「競馬……ですか??そういえば、住んでた家の近くに競馬場があったんです。私は、あんまりよく分からないんですけど。」
と軽く苦笑するが、ほう、と言う感じで、みかさの講釈に聞き入る。
「へぇ〜…キレイな馬ですね……。牧場出身っていうことは、みかささんも乗馬は得意だったり?」
>>338 奏がまずまずの反応をした事で気を良くしたのか、ますます声が大きくなる。…と言うより、もはや酔っ払いのノリである。
「そうそう、私乗馬得意よ!…私、本当は調教師になりたかったし…三冠馬を育てようって夢があったし、ね…」
そう言うと少し遠い目になるが、テンションは下がらずに話を続ける。
「奏さんは、何か夢とか無いの〜?」
もはや顔は真っ赤である。
>>337 「なぜ泣くんだ。私はただお前に聞いているだけだぞ?別に怒ってるわけじゃない…。
謝らずともそれが楽しいなら好きにすればいい。
今まで私がお前の行為を逆手に取って縛りすぎていた、その反動が来たんだろうし…なあ?瑞葉」
普段ならここで胸を触るなどの行為に及ぶのに、
そう言うと瑞葉の頬から手を離し、またカップを手にする。
「せいぜい私の仕事が終わるまで…無邪気な子供同士で遊んでいなさい。
…しかし瀬名はお前にはかなりいい玩具だったようだな。実に気に入って貰えているようだ」
皮肉なのか冗談なのかわからない言葉ばかりを瑞葉に投げつける。
341 :
桜庭 奏:03/06/30 01:19 ID:OengG1S8
>>339 明るく語るみかさに目を細めながら、グラスにまた手をつける。
ごくごく飲んでいる割には、全然態度にも顔にも出ず、普段と変わらぬ様子である。
>「そうそう、私乗馬得意よ!…私、本当は調教師になりたかったし〜
「そうなんですか?カッコいいなぁ〜…私も、乗馬一度はしてみたいなと思ってたんです。といっても、私って結構何でも
手を付けてみたい人なんですけどね。」
最後の部分で、いたずらっぽい笑みを見せるが。
>「奏さんは、何か夢とか無いの〜?」
そこで一瞬動きが止まり、考えながら、真顔で話し始める。
「私、最近はそれが分からなくなっちゃったんです……。高校生の頃は、無我夢中で勉強して大学に入ったけれど、
今は色々あって退学しちゃったし……。最近、また勉強したり運動したりしたいな、とは思うけど、具体的な夢って
あまり思い浮かばないんですよね……このままで、いいのかなって思っちゃって。」
>>340 主人の言葉の一つ一つが胸に突き刺さるように感じられる。
手が離れた後も、しばらくその場でしゃくりあげていたが
ふいに泣き止むと、主人の方に向き直って
服を脱ぎ捨て始める。
「おじ様・・・・・・おじ様は私の御主人様、です。
もしもおじ様もそう思っていて下さるなら
私が他の人のこと、忘れられるくらいに・・・・・・・」
頭に浮かぶ瀬名の顔を打ち消すように言葉を搾り出す。
>>341 奏の話を聞きつつ、グラスの残りを飲んでいたが。
>私、最近はそれが分からなくなっちゃったんです〜このままで、いいのかなって思っちゃって
「……そうなんだ…。…でも」
残り少なくなったワインを瓶ごとラッパ飲みすると、真っ赤な顔で奏の隣りに座り直す。
「かなちゃ〜ん?あのね、そうやってすぐ落ち込まないの…落ち込んじゃダメ〜!」
口調が変わったまま、奏の肩をぽんぽんと叩き、耳元で囁く。
「奏ちゃんには奏ちゃんのいい所があるでしょ…焦っちゃダメじゃない」
344 :
桜庭 奏:03/06/30 01:37 ID:OengG1S8
>>343 瓶ごとワインをラッパ飲みしたみかさを、驚いて見つめる。
「み…かささん!?……わ、わ…二人で1本空けちゃいましたね。」
今になってやっとみかさが出来上がってきたことに気付き、苦笑するが、奏も普段以上に饒舌なのは、
お酒の力だったりする。
>「奏ちゃんには奏ちゃんのいい所があるでしょ〜
耳元での囁きに、少しびくっとするが、その言葉にうれしくてじーんとする。
「……ありがとう、みかささん。私のことなんかより、みかささんこそ、なんかないんですか?」
気持ちを切り替えて、明るくみかさに振る。
>>342 「……。瑞葉」
泣きながら服を脱ぐ瑞葉を見て、さすがに少し罪悪感が募る。
(どうしたんだ、私も疲れが溜まってるな。あんな子供に嫉妬して、この子にまで当たったりして)
飲み終わったカップを下のトレイに置くと、疲れたように微笑む。
「…いやすまない、悪かった。
最近の仕事の忙しさで、ついお前にきつく当たってしまったらしい。
だからそう悲しそうに脱ぐのはやめなさい」
「私が脱がせてやるから…」
途中までメイド服を脱いでいた瑞葉の手を握って止め、
スカートの裾から手を入れ尻や腿の裏を愛撫する。
と、自然とスカートがめくれ上がり下着まで露になってゆく。
「他の人の存在を忘れさせるくらいに…という事は、そうだな。
他の人間に見られても構わず腰を振る位まで、瑞葉を大きく喘がせてみせる、という事か…?
丁度ここは外で見られやすいから、好都合だ」
>>345 「おじ様・・・・・・」
主人の怒りが去ったのか、逆に謝られてしまい
良心がとがめるのを感じる。
>他の人間に見られても構わず〜
「・・・・・・はい。もうどうなっても構いません。
おじ様に全部、お任せします。全部・・・・・・差し上げます」
主人の愛撫に熱い吐息をつきながら告げる。
積極的に身を委ねるその姿は、何かを忘れて打ち込もうと
必死になっているのが見え見えなのであるが。
>>344 「私?…う〜ん、私はぁ…何だろう…」
上気した顔に手を当て、考えていたが、不意にぽん、と手を叩く。
「そうねぇ〜、[騎乗]も得意だけど…私、最近麗センパイに開発されてきちゃったし…ね?」
段々と妖しい笑みを浮かべると、奏の肩に手を寄せてつつつ…と指を這わせる。
「おかげで、ご奉仕も上手になっちゃって…うふふぅ…かなちゃんにも教えてあ・げ・る」
時折無邪気な笑みを浮かべながら、がっちりと動けないように身体を押さえて奏の衣服を少しずつ脱がせていく。
348 :
桜庭 奏:03/06/30 01:56 ID:OengG1S8
>>347 話し始めたみかさの話を興味津々、という感じで聞くが、
>私、最近麗センパイに開発されてきちゃったし〜
『開発』の言葉がなんのことかよく分からず、首をかしげる。
>「おかげで、ご奉仕も上手になっちゃって〜
「え、え……みかささん?」
なんだか話が怪しげなほうへ進んできて、困った感じでみかさを見るが、すっかり出来上がって、
もうその気な感じなのを見て、あきらめて身をゆだねる。
「お願いします……。」
(昨日みたいにこわくないのなら、まだ大丈夫……)と自分に言い聞かせる。
>>348 「うふふ。奏ちゃん、正直でよろしい〜!」
そう言いつつ、ヘッドドレスと下着を残して、奏の身に着けている物をすべて剥ぎ取ってしまう。
「うんうん。大丈夫、こうやって感じる所を開発すれば、ご奉仕も少しは楽になって何とかなるから、ね…」
怪しげな理論を展開しつつ、下着越しに奏の身体を刺激し始める。
「それと、御主人さまじゃわからないツボも…」
奏を床に倒すと、まだぎこちない手付きで奏の背中や膝裏、耳裏や鎖骨沿いあたりの、一見あまり感じない場所も責める。
「うーん…奏ちゃんは何処が感じるの?…正直に言ってね」
調子にのってそんな事まで言う。
>>346 「よし、可愛い声で鳴くんだぞ」
(表面的には)機嫌良く瑞葉の耳元で囁くと、更に手を進めようとするが
>・・・・・・はい。もうどうなっても構いません。
>おじ様に全部、お任せします。全部・・・・・・差し上げます
という彼女の様子に疑問を抱き、表情を訝しげなものに変え瑞葉を見つめ、
「……。」
何も言わず体を離し、服の乱れた瑞葉を残すとカップを持ち屋敷内へと一人で入っていく。
「…どうなっても構わないような気持ちで無理して私に抱かれるのなら、
私はそうまでして付き合わせる気はないぞ…瑞葉。
悪いが、今日は疲れてもいるしおあずけだ。
先に私は休むから、構って欲しければお前の好きな、他の誰かの部屋にでも行きなさい」
寂しそうに言うとその場を後にする。
「主人とメイドの関係である以上は、またお前の体を楽しむ事はいつでもできるしな。」
351 :
桜庭 奏:03/06/30 02:17 ID:OengG1S8
>>349 自分だけ下着姿で、相手は同性で同い年…などという状況に羞恥心を感じて赤くなる。
>「うんうん。大丈夫、こうやって感じる所を開発すれば、ご奉仕も少しは楽に〜
「…そうなんですか?……私も、ちゃんとご奉仕できるようになるかな…」
と言いながら、うながされるまま床に横になる。そっと目を瞑って、刺激を充分に感じようとする。
今まで触られなかったようなところも触れられて少しびっくりするが、だんだん息が荒くなり、顔が紅潮してくる。
>「うーん…奏ちゃんは何処が感じるの?…正直に言ってね〜
「えぇと…よく分からないけど、……乳首とか、あそこの上のほうとか、……んっ……」
うっすらと目を開けてみかさを見つめながら、かなり素直に答える。
>>350 主人に突き放すようなことを言われ、庭に一人残されて
ガックリとその場に崩れ落ちる。
「私・・・・・・は・・・・・・」
呆然とした様子で呟く。
>構って欲しければお前の好きな〜
「っ!!」
ぶんぶんと、主人はもう見ていないというのに大きく首を横に振る。
(ここで瀬名様のところに行ったりしたら、私は本当に・・・・・・)
中途半端にほてった身体と混濁した意識が、
無意識のうちに手を胸とショーツの中へ誘う。
「・・・・・様っ、・・・・・・! ・・・・・・さ、まぁっ」
愛しい人の名前を呼びながら、徐々に自慰を激しくしていき、ついに達する。
「ふあっ、あ、んぅぅぅっっ!」
やがてフラリと立ち上がると、虚ろな瞳のままで私室へ戻って行く。
ボンテージを入れたままの袋はそのまま放置されてしまった。
>>351 「うんうん。らいじょうぶよぉ、奏ちゃん、おっぱい小さくてもお肌すべすべだし…魅力たっぷりじゃない?」
既にろれつも回らなくなってきているのだが、自分も下着姿になって奏の身体を撫で回す。
>えぇと…よく分からないけど、……乳首とか、あそこの上のほうとか
「…うーん。ちょっとスタンダード…。私は、背筋とかも感じちゃうけど…。ね、良かったら触って?」
奏にも自分に触れるように誘い掛けつつ、自分は奏が「感じる」と言った場所をほぐすように刺激していく。
「うん、奏ちゃんちょっと経験浅そうだけど、この調子なら大丈夫ね!」
何が大丈夫なのかは分からないが、そう囁くと愛撫を続ける。
「――っ、待って!!」
自室で眠っていたが、急に暗闇の中慌ててガバッと起き上がる。
「…あ…。なんだ夢か…」
再びベッドに体を横たえると、天井を見つめたまま心の中で呟く。
(…あんな夢見てうろたえるなんて。
何考えてんだ。今の状態で俺は別に満足だよ。
いいんだ、御主人様には勝てなくても…ずっと2番目でも代用品でも…。
…あの子が寂しがってる時に側にいるだけの存在で……。いい……)
思っているうちに、また深く眠りに落ちる。
355 :
桜庭 奏:03/06/30 02:37 ID:OengG1S8
>>353 呂律が回ってないみかさに、ホントに大丈夫かな、と眉間にしわを寄せるが、みかさの優しい愛撫に
だんだん感じてきて、身体が熱くなってくる。
下着姿になったみかさの胸に目がいき、羨望の眼差しで見つめるが、
>〜ね、良かったら触って
『スタンダード』の言葉に、(ダメなのかな…)と少し不安そうな顔をする。
「はい……よくなかったら、ちゃんと言ってくださいね。」
自分がよくされるように耳元でそっと囁くと、いいと言われた背筋をすっとなぞる。
そして背中に指を這わせたまま、片方の手で胸を愛撫し始める。
>「うん、奏ちゃんちょっと経験浅そうだけど、〜
『大丈夫』の言葉にほっとして、うれしそうに微笑み返す。
みかさにも自分がいつもされるようにそっと愛撫していくが、だんだんみかさの愛撫に翻弄されそうになる。
>>355 気の向くままに奏の身体を弄っていたが、敏感な背筋を撫ぜられて思わず声を上げる。
「んっ…はぁ…。そう、奏ひゃんけっこう上手…。…そうよ、おっぱいももっと触って…」
相手の慣れない手つきを受け入れつつ、奏のショーツの上から秘部をさする。
「えっと、奏ちゃんの一番感じるのはどこなのかなぁ…?ここ?」
分かっているのにわざとそう言うと、下着越しに奏の淫核を強くつまむ。
357 :
桜庭 奏:03/06/30 02:51 ID:OengG1S8
>>356 (いいなぁ…大きくて。やわらかいし、形もきれいだし……男の人がなんで大きな胸が好きなのか分かるような気がする……)
そんなことを考えながら、ぼーっとした頭で胸を揉んだり、乳首を撫でたり転がしたりする。
秘部をさすられ、思わず声が出そうになったのをこらえた次の瞬間、敏感な部分をつままれて大きな声を上げて
愛撫の手を止めてしまい、みかさにしがみつく。
「ぁあんっ…みかささん……そこ、すごい……っ…」
すごく感じてしまい、愛液が溢れてきて下着に染みが出来てくるのを感じて赤くなる。
>>357 「ひゃぁふぅ…か、奏ちゃん…そこ、いい…」
お互いを愛撫し合いながら絡んでいたが…。
「うふふぅ…。ふぅ……ん…すぅ…すぅ…」
やがてぐったりと奏の胸に倒れこむと、酔い潰れたせいでそのまま眠りかけてしまう。
「ん……すぅ…ん、んぅ…幸、希ぃ…」
奏の「開発」はどこへやら、遠くにいる人の名を寝言で言いつつ、完全に眠ってしまう。
359 :
桜庭 奏:03/06/30 03:09 ID:OengG1S8
>>358 すっかりみかさの愛撫に翻弄され、手の動くまま、という感じで自分はみかさを愛撫していたら
急にみかさが倒れこんできてとまどう。
「み……みかささん?」
熱くなっていた身体も中途半端のままでだんだん元に戻り、みかさを必死で起こそうとするが、
寝言を聞いて、手を止める。
(幸希…?誰だろう、みかささんの想い人?)
みかさの寝顔に、カワイイ!と微笑ましく想うが、ここで寝かせるのを戸惑い、服を着せてから肩に手を掛けて
彼女を部屋のベッドまでなんとか運ぶ。
とりあえず、側の机に持ち歩いているメモ用紙をちぎって、
『みかささん、今日はありがとうございました。お話できてうれしかったです。また話しましょうね。
ではおやすみなさい。 桜庭奏』
と書き置くと、自室へ戻る。
「隠し薬品庫は確かここに…ん?」
廊下の隠し扉を開けようとしていたが、杏樹らしきメイドの人影を見て思わず物陰に隠れる。
「今の杏樹…だよな。見られたか?いや…見られたよな、きっと。しかしそれにしてはいつものちょっかいがない…」
そんな事を言って薬品庫に入ると、何やら危険な匂いのする薬品を持ち出す。
「…国内で手に入らない、高価な薬なら…違法でも自分で精製するまでだ」
断固とした決意を胸に、書斎へと戻る。
361 :
まゆ:03/06/30 09:21 ID:WBkGXgB+
朝の空気を吸いに、庭に出る。
軽く深呼吸をしていると、目の前に黒い子猫が現れる。
「あ、ネコちゃんだ。おいでおいで〜。」
にこ〜っと微笑んで手招きするも、黒猫は興味なさげにそっぽ向いて
窓辺の茂みへ走って行ってしまった。
「・・・ま、待ってよぅ。」
猫の後を追いかけ、茂みを這って潜っていく。
と、開けた視界には猫ではなく、違うモノが映った。
「? なんだろうコレ?ネコちゃんの・・・じゃないよねぇ?」
袋のちょっと脇に佇む猫に問いかけると、
「さぁ?」と言わんばかりに小さく鳴いて、再び何処かへ行ってしまった。
「・・・ん〜・・・落とし物かなぁ?どうしよ・・・。」
暫く思案した後、袋をきゅっと両手で抱えて自室へと戻っていく。
泥の付いたネグリジェを着替え、中身を確認する。
「・・・大人用?あ、胸の穴の形とか、女の人用なのかな?チャックがいっぱいだ、かっこいい。」
何に使うかなど、10歳の幼女には全く検討も付かない。
女性物の衣服である事のみ、認識した。
机の引き出しからルーズリーフを1枚抜くと、黒いマジックで
「まどの外のおとし物。中みは女の人のかっこいいお洋ふく。」
と自分が知っている限りの漢字で書いて、テープで袋に留めた。
「これでよーし♪まゆは普段寝てて 返してあげられるかわからないから、
ドアの前に置いておけばいいよね〜♪」
自室のドアの脇に袋を立て掛け、部屋に戻る。
「うん、イイコトしたぁ〜。今日はちゃんとお役に立ったよね。るんるん♪」
朝食のシリアルを食べながらワイドショーを見る。
「最近はモグモグお騒がせなおねいちゃんたちもいるんだねぇ・・・まゆにはどうでもいいけど。」
テレビに向かって独り言。
寂しん坊の兆候であった。
363 :
名無しさん@ピンキー:03/06/30 21:21 ID:EFY43n/c
自室で机の上に工具を広げ、バイブを解体している。
「この程度の故障なら簡単に… いやいやただ直すだけじゃなくて、
電池を入れるスペースをもっと大きく改造しよう」
車の中で、システム手帳のカレンダーを見ている。
洗面所で歯を磨いている。
休憩室で、夢中になって雑誌を読んでいる。
「う〜ん……今週の運勢、最悪……?」
368 :
椿 杏樹:03/06/30 23:45 ID:QigpVsVB
手に包帯を巻いた姿で、画廊の掃除をしている。
「この屋敷はメイドの絵が結構多いのねえ。やっぱり御主人様の趣味なのかしら」
「ええと……ラッキーアイテムは……手錠?!」
とてもラッキーアイテムとは思えない物でびっくりした後、真剣な表情で唸る。
「……手錠ってどこで売っているのかな……」
371 :
椿 杏樹:03/07/01 00:00 ID:FDPCE+1d
「♪〜」
掃除を終え、用具を持って画廊を出る。
厨房の冷蔵庫を開けて何か食べようとするが、自分がすでに歯を磨いたことを思い出す。
「危ない危ない…」
怪しげな目つきで周囲を見回している最中、足元に黒い仔猫が近付いてくる。
「なんだ……気色悪い猫だな……」
そして、遠慮なく仔猫を蹴り上げて追い払う。
雑誌を見ながら新デザートを研究中。
外で猫が虐げられているような鳴き声が聞こえたので、そちらの方に顔を向ける。
自室に戻ろうと厨房を出た瞬間、猫の異様な鳴き声が耳に入る。
「?」
辺りを見回し、泣き声がした方向へと廊下を歩いてゆく。
蹴られたにもかかわらず、再び近付いてくる仔猫に苛立ってくる。
「なんだよっ! 寄ってくんな!!」
仔猫をつまみあげると、近くのゴミ箱に入れてしまう。
>>376 「なっ…」
偶然窓から覗いた光景に表情を変え、玄関から出てゴミ箱から猫を救い出す。
「何やってんですか!こんな事したら殺されちゃうだろ、猫が!
…ったく。誰かいませんかー。すいません、ちょっと」
中にいるメイドの誰かに猫を一旦預けようと声をかけ、
司の方を向くと不信そうに尋ねる。
「…何か用事でも?こんな時間ですから、大体は想像つきますけど」
玄関から瀬名の人手を求める声が聞こえてくる。
「瀬名さん?」
急いで屋敷の外に出て瀬名のもとへと向かう。
「…どうしました?」
息を切らしながら瀬名に尋ねる。
瀬名の向こうには見知らぬ男性が。
>>377 「殺される? どこからそんな発想が生まれるんだよ。
それとも殺すような奴が、この辺を徘徊してるのか?」
馬鹿にするように言った後、瀬名を姿を見る。
「お前……ああ、この間のヘボシェフか。料理の腕は上がったのか?」
そう言って瀬名を嘲笑う。
「用事? 別に。ヒマだったから何か面白い事でも……」
そこまで言った時に、
>>378の志保がこちらに来た事に気付く。
「……これは綺麗なメイドさんだ。こんな人、この屋敷にいたっけ?」
>>378 >…どうしました?
「この猫、なんだか中に入りたがってたみたいなんで、しばらく屋敷で遊ばせてもいいですか。
朝には外に逃がしますから。お願いします」
笑顔でお伺いを立ててみる。
「あとお客様みたいです。
客室に案内してあげてくれます?後から飲み物でも俺、持って行きますから」
目の前の客に不快感を感じつつも、使用人として割り切り案内を依頼する。
>>379 「ゴ、ゴミの車とかのガーッて回る奴に挟まれたりとかするじゃないですか…」
うまく説明できず少々引き気味に、でも言葉で抵抗する。
>お前……ああ、この間のヘボシェフ〜
ムカムカっと来るが、堪えてヤケ気味に司に言う。
「(ムカつく…ムカつく!なんだこいつは!)この間は、素直な感想ありがとうございました。
おかげで頭を洗うのにメチャクチャ時間がかかりまし…」
が、その後に起こった事(瑞葉女王様)を思い出しふいに顔を赤くさせる。
>>380 「わかりました、案内しておきます。
猫はお部屋の中だけということでならいいと思いますけど…」
飾り物の壷や絵画を滅茶苦茶にされたら困ると思い、そう答える。
>>379 >こんな人、この屋敷にいたっけ?
「里村と申します。こんなところで立ち話も難ですので、中のほうへどうぞ」
司を屋敷の中へと案内する。
>>380 必死に説明する瀬名を見て、思わず吹き出してしまう。
「なに一生懸命になってんだよ。そんなだから、まずい料理しか
作れないんだよ」
途中、瀬名が話し止めて真っ赤になったのに気付くが、あえて問わず……
>>379 「里村さん……? 下のお名前も知りたいな」
瀬名からぷいっと志保に顔を向けて、志保の後をついて行く。
「そうだ、シェフさ〜ん。飲み物に毒とか入れないでね〜」
振り返って瀬名にそう言うと、くすくすと小さく笑う。
>>381 >>382 「入れませんよ。どうぞ客室でお待ち下さい」
司の一言一言が頭に来るが、
仕事は仕事なので、怒っていた筈なのだが厨房で
葉っぱの形の模様入りカプチーノを器用に作ってから、客室へ持っていく。
とは言え、さっきの事が頭から離れず文句を少し言いながら廊下を歩く。
「ああムカムカする。なんっか人を小馬鹿にした奴…じゃなかった客だよなあ、もう…。
……あれ?」
まゆの部屋に置かれている過激なボンデージ服を拾い、ついでに志保に渡そうと
袋を空いた手に持つ。
ドアをノックし、中に入ると
「あの志保さん。すいません、これこの前瑞葉さんがお借りしてた服なんです、けど…」
司がいる事を忘れていたのかポロっと口に出してしまう。
(やば…)
「あ、えっと!だ、大丈夫ですあれから俺すぐ脱がしたし、特には汚したりもしてな――」
ますます司を面白くないようにさせる事ばかりを天然で口走る。
>>382 「下の名前は志保、といいます」
司の問いにそう答え、一呼吸置いてから再び口を開く。
「…お料理、得意なんですか?」
司がコックである瀬名を見下したような言い方をするので、
瀬名以上の腕前なのかと思って聞いてしまう。
そう他愛ない話をしながら廊下を進み、ほどなく歩いたところにある客間へと司を迎え入れる。
>>384 「せ、瀬名さん!」瀬名を多少大きな声で制止する。
(そんな大きな声でそんなこと言ったら、その袋の中身がなんだかバレてしまいますよ)
と、小声で瀬名を注意する。
>>385 「志保さん? いい名前だね……。料理? まさか! 俺、全然そういうのダメだよ」
志保の裸身を想像しつつ、それを表に出さないように話を合わせる。
そして、客間に到着してソファに腰を下ろしてすぐ、瀬名が現れる。
目の前に置かれたカプチーノを見て、軽く鼻で笑う。
そして、「瑞葉」という言葉が出てきて、ぴくりと眉を動かす。
「へぇ……その変な袋、瑞葉さんと関係がある物なんですか。
それも、このシェフさんが脱がせたりする奴……」
瀬名を強く睨み付けると、袋の中身が何なのか考え込む。
「……怪しげな衣装だったりして……? 俺にも見せてくださいよ」
そう言うと、袋を無理矢理奪って、中のボンテージ衣装を床に出す。
「ははは! これを志保さんから借りてたんだ。面白いな……。
志保さん。今から着てみてよ」
ボンテージを拾うと、志保に突き出す。
>>385 >>386 自分のせいで司に怪しげな衣装の存在がバレてしまった事を
激しく志保に謝る。
(ごっ、ごめんなさい…。この客ちょっとヤバそうだって解ってたのに。
何か危険な事とかされたらすぐ呼ん……)
そこまで言った所でピリッと額に痛みが走る。
ボンデージを突き付けられ戸惑う志保にキスをすると、
「…この前の瑞葉さんみたいな、綺麗な志保さんが見たいみたいだね。お客様は…。
俺も十分楽しませて貰ったから、是非着て見せてあげたらいいよ。その服」
司の方に視線を向けて挑戦的に言って客室を後にしようとする。
「ごゆっくりどうぞ、お客様。男は邪魔でしょうから出てますよ。
…生憎、こっちはこっちで毎晩可愛い猫が待ってて、忙しいんです」
>>386 「え、えぇっ?」
司に袋を奪われて取り返す暇も無く中身をぶちまけられ、
いきなりその中身を着てみろと言う彼の突飛な行動と言動に混乱する。
プレイとしてそれを着用したことはあったが、ただの見世物として着たことはほとんどない。
だから羞恥心からか、困ったような表情を浮かべたまま黙り込んでしまう。
「ほ、本当に着るんですか?」
392 :
:03/07/01 02:21 ID:Q6hper6g
>>390 「そうだよ。志保さん、スタイル良いし……すげー似合うと思うよ」
そう言って、瀬名をちらりと見遣る。
「……使用人の前でなら大丈夫だけど、客である俺の前じゃイヤなんだ。
へぇ……御主人様に苦情でも訴えようかな……メイドが反抗的だってね」
そして、こちらを見ている瀬名の雰囲気が変わった事に気付くが、あまり気にせず瀬名の胸倉を掴む。
「お前、料理もまずいけどメイドの扱い方もまずいんじゃないの?
さっさと立ち去れよ……鈍い奴だな」
そして、乱暴に瀬名から手を離す。
「"瑞葉さん"の事について聞きたい事あったんだけど……また今度」
そう言うと、扉を開けて瀬名を廊下に追いやる。
「さ〜て……志保さん。早く着てみてよ……俺がここで見ててやるから」
志保を舐めるように見つめると、ニヤリと笑みを浮かべながら扉を閉める。
「あ、そうそう。さっきあのシェフが言ってた「毎晩待ってる可愛い猫」って……
志保さん、誰の事か知ってる? 知ってるよね……教えてくれるまで、俺帰らないよ」
>>393 >御主人様に苦情でも訴えようかな……メイドが反抗的だってね
「そ、それはやめて下さい… お願いします」
主人の名を出されて仕方なく司の命令に従おうとする。
しかし、瀬名が部屋から出て行って司と自分の二人っきり。
乱暴そうな態度の司の前で劣情をそそるような格好をしては何をれるかわからないという恐怖に駆られるが、
彼の命令に従わないほうがもっとひどいことをされそうだと判断して素直にボンテージを着る意思を固める。
そしてボンテージを手にとって着用の仕方を頭の中で確認していると、
「可愛い猫」という言葉が誰のことを指すのかということを彼が尋ねてくる。
瑞葉と司の関係は知らなかったが、こんな乱暴な人間を瑞葉に合わせるわけにはいかない。
「さぁ… 誰のことだか私にはわかりません」
知らないと言い張るが、司のほうも負けじと食い下がってくる。
何度知らないと言っても、司には納得する様子が全く見られない。
彼の醸し出す落ち着いた狂気のような雰囲気に押されて次第に畏怖してしまい、
数度目かの否定を示す声は、涙声のような震えた声になってしまう。
「も、もう許して…」
同意
私室のベッドに横たわり
ぼんやりと虚ろな瞳で天井を見上げて
身じろぎ一つせずにいる。
398 :
桜庭 奏:03/07/01 22:44 ID:k3gzHmlT
メイドの仕事関連の書籍を書庫の机に積み重ねて真剣な顔で読みあさっている。
そばにはハタキがあり、どうやら仕事途中に読み始めてしまった模様。
屋敷のプールの清掃と水入れを終え、一息つく。
「ふぅ。御主人様に[7月に入ったらいつでも泳げるようにしておけ]って言われてたけど、これでいいのかな…?」
命令と同時に主人から預けられた箱を持ちながら、そんな事をつぶやく。
ずっと寝転がったままでいると
子猫がベッドの上にのぼってきて
手の指を舐め始める。
「・・・・・・お腹が空きましたの?」
のろのろと身を起こすと
猫を抱え上げて部屋を出る。
屋敷に届けられた郵便をチェックしている。
自室で、机の上の整理をしている。
「えっと……この本は……いるっ!」
捨てるものと、そうでないものを選別している。
403 :
桜庭 奏:03/07/01 22:56 ID:k3gzHmlT
難しい顔で本を見続けている。
(うーん…どうせメイドになるなら完璧!なメイドさんになりたいのに……
なんて私にはきつそうなことばかり書いてあるの!?)
厨房に入ると、ミルクを皿に注いで猫に出してやる。
「お夕飯忘れていてごめんなさいね」
一心にミルクを舐めている様を見ながらその首筋を撫でている。
主人から預かったその箱を開け、その中身を見て呆然とする。
「これって…これってまさか…?」
開けた箱から出てきたのは、「瑞葉」「志保」等々、メイドの名前入りの水着数着。
「うわぁ…志保さんの大胆…。あ、私のは…ビキニ。奏ちゃんは…これって、スクール水着ってやつ?」
一着一着確認しながら、箱の中身を漁っていく。
「よし! これが捨てるもの……こっちがいるもの……っと」
捨てる方の袋を担ぎ上げると、自室を出て、ゴミ捨て場へ向かう。
「ううう……結構重い……。ためないように気を付けないと」
407 :
桜庭 奏:03/07/01 23:06 ID:k3gzHmlT
「困ったなぁ…」と言いながら、ルーズリーフに要点をまとめている。
そういえば自分も夕飯を食べていなかったことに気づくが
空腹を感じないので、そのまま猫を連れて部屋に戻ることにする。
「そういえば、昔はよく地元の海で泳いだなぁ…」
遠い目をして、またも回顧モードに入っている。
「みんなで泳いだり…ウニや魚を採ったり…」
メイド服が濡れるのも構わず、プールサイドに座り込む。
ゴミを置いて手を叩くと、ハッと顔を上げる。
「……しまった……ディスク届けるの忘れてた……」
そして、慌てて自室に戻ると、DVDディスク入れっぱなしのバッグを取って
屋敷を出る。
「今日こそ、誰かに会って渡さないと……っ!」
早足から駆け足で、名無しの御主人様の屋敷へ向かう。
411 :
桜庭 奏:03/07/01 23:20 ID:k3gzHmlT
ふと時計を見て慌てて書庫の片付けを再開する。
「はぁぁ…疲れた」
主人へのプールの注水完了報告を忘れ、プールサイドで佇んでいる。
屋敷の二階からプールを眺めて一人呟く。
「お、プールの準備も出来てきたな。感心感心。
近々プール開きでもするか・・・・・・メイドたちには
水着の上にエプロンを着せて・・・・・・ふふ」
ニヤリと好色な笑みを浮かべる。
(プール、まだちょっと冷たそうよね…。泳げなくも無いけど)
水面を見つめつつ、そんな事を考える。
415 :
桜庭 奏:03/07/01 23:29 ID:k3gzHmlT
仕事も完了して、机にひじをつきながら先ほどしおりを挟んだ場所を開ける。
息を切らせて、ようやく屋敷に到着する。
「はぁ……はぁ……。ここまでちょっと遠いよね……」
門を開けて、中に入る。
「あれ? 何であっちの方、明るいんだろう?」
顔を向けた方向にプールがある事を知らず、何だろうという感じで
そちらに歩いていく。
「む、あそこにいるのはみかさか?
いつまでたっても報告に来ないと思ったら・・・・・・」
若干顔をしかめると、プールサイドへ向かうことにする。
「みかさ、プールの準備は終わったのか? 報告がないようだが」
突然みかさの背後に立つと、厳しい声で問う。
418 :
桜庭 奏:03/07/01 23:37 ID:k3gzHmlT
「まあ、いいか。今日はこの辺で。3冊くらい読むだけ借りていこうっと。
明日返せばいいんだしね。」
本を抱えると、書庫を出て行く。
向かっている途中、バッグの中身に気付いて後戻りする。
「だめだめ……今日こそ渡さないとっ」
420 :
桜庭 奏:03/07/01 23:41 ID:k3gzHmlT
自室に本だけ置くと、さっさと部屋を出る。
>>417 プールの水際でぼんやりとしていたが…。
>みかさ、プールの準備は終わったのか? 報告がないようだが
「え?きゃあっ!御主人様……あーっ!?」
ざぼぉん。
突然の厳しい声に驚いて急に立ち上がろうとしたせいか、勢い余ってプールに思いっきり転落する。
「…ぷはぁっ…。ご、御主人様ぁ…驚かさないで下さいよぉ…うわぁ…びしょびしょ…」
泳ぎは得意なせいか、濡れたメイド服のままで泳ぎ、何とかプールから出る。
玄関前まで行くと、呼び鈴を鳴らす。
「すみません〜……こんな時間ですけど、どなたかいますか〜?」
>>421 「みかさが勝手に驚いただけだろう。
それとも何かね? 私に報告しに来ずに、
そして私にここまで足を運ばせて、
それで勝手に自分がプールに落ちたのを
私のせいにするのか? みかさは」
渋面を作って言う。
「これは教育が必要だな。それも厳しく、だ」
濡れたメイド服がみかさの身体にぴっちりとくっついており、
ラインがくっきりと見えているのを目で楽しんでいるのだが
そんなことは、おくびにも出さない。
「まずはその濡れた服を脱ぎなさい」
424 :
桜庭 奏:03/07/01 23:48 ID:k3gzHmlT
廊下を歩いていると、
>>422の呼び鈴の音が聞こえ、ちょうど玄関へ向かっていたので
そのまま進む。
「はい、どちら様…って、五月さん?こんばんは。」
うれしそうに微笑む。
>>424 「あっ、奏さん!? こんばんは〜♪」
笑顔で出迎えてくれた奏に、嬉しそうに微笑み返す。
「こんな遅くにすみません。えーと、今日はこれを届けに来たんですけど……」
バッグからディスクを取り出して、奏に差し出す……が。
「あああっっ!! ケースにヒビが……ど、ど、どうしよう……!
これ、伯爵様からこちらの御主人様へのお届け物だったんですけど……」
涙目になって、縋るように奏を見る。
>>423 びたびたと濡れた足跡を作って主人の所まで行くが。
>みかさが勝手に驚いただけだろう
>私に報告しに来ずに、そして私にここまで足を運ばせて私のせいにするのか?
「あ…。…も、申し訳ありません!御主人様のおっしゃる通りです…」
非は自分にあるのがはっきりしていたので謝るが、その後に主人が発した「教育」と「服を脱ぐ」という言葉に思わず硬直する。
「あ、あの…。いえ、ぬ、脱ぎますね…」
誰かに見られたら…と一瞬思うが、主人に歯向かえる訳も無くそのまま服を脱ぎ始める。
エプロンから下着、ヘッドドレスまで全て脱ぐと、プールの照り返す波を背に、一糸纏わぬ濡れた姿でプールサイドに立つ。
>>426 「ふう〜む、いつ見ても、みかさは美しいスタイルをしているな。
運動をしているだけあって、よく引き締まっている」
まずはジロジロと身体の隅々まで目を走らせると
豊満な乳房に手を伸ばす。
「ここはよく膨らんでいるし・・・・・・」
続いてそのまま手を腰に這わせ、片手を秘所に、
もう片手を尻に伸ばして撫で回す。
「腰は細いのに、ここの肉のつき方は、実に魅力的だ」
そして最後に、愛撫に脱力しつつあるみかさの身体を
指でまたプールへと落ちるように押す。
「そら・・・・・・・!」
428 :
桜庭 奏:03/07/01 23:59 ID:k3gzHmlT
>>425 「あら、今日はお遣いだったんですか?」
五月が出してきたディスクを見ながら言うが。
>「あああっっ!! ケースにヒビが……ど、ど、どうしよう〜
(ここの御主人様やあの伯爵様ならお仕置きもしかねないかも……)と考えてしまうが、涙目の五月を見ると、自分もお仕置き
は大嫌いなのでかわいそうに思えてくる。
「ん〜……あ!そうだ。中身が大丈夫じゃなかったら深刻だけど、外側だけならきっと大丈夫ですよ!
何のディスクか分かりませんけど、プレーヤーで再生して確認してみます?
あ、でも、勝手に見たらいけないかもしれませんよね……。」
>>428 「で、でも……もし、このヒビが原因で見る事が出来なかったら……」
その時のお仕置きを想像して、身体が震えだす。
「せめて、見られるかどうかの確認だけ……。そうよ、見たって事は
私と奏さんの二人だけの秘密にすればいいんだし……お願いっ!!」
中身を確認する事に抵抗を感じるも、取りあえずそれしか方法はないと思い、
奏に頭を下げる。
「もしも、ディスクが壊れてたりしたら……その時は、私が責任を持って
伯爵様にご報告します。もちろん、奏さんの事は言いませんからっ!」
>>427 いきなり厳しいお仕置きかと、かなり怯えていたが、
>いつ見ても、みかさは美しいスタイルをしているな
と聞いて、少し安心する。
>ここはよく膨らんでいるし・・・・
>腰は細いのに、ここの肉のつき方は、実に魅力的だ
「んっ…はぁっ…御主人、様…」
敏感な部分を柔らかく愛撫されて切なげな吐息を漏らし、力が抜けていってしまう。
>指でまたプールへと落ちるように押す
「…ぁ…えっ!?…嫌ぁっ!」
ほぼ完全に脱力しかけていたので、主人の一押しで再び水中へと突き落とされる。
「…けほ、けほっ…」
少し水を飲んでしまったのか、それとも愛撫でとろけてしまっていたのか、息も荒い。
431 :
桜庭 奏:03/07/02 00:11 ID:AMUd2PI7
>>429 「でも…再生するのを提案したのは私だし、少しは言い訳に使ってくれても構わないですよ。」
もしものことを考えると五月が気の毒なので、後のことを考えずについついそんなことを言ってしまう。
「じゃあ、こちらへどうぞ。」
五月を休憩室へ誘導する。
>>430 「おやおや、また落ちてしまったな。ほら、掴まりなさい」
親切にも手を差し出してやるが
みかさがそれに掴まろうとすると
素早く手首をつかんで昇降用の梯子に
近くにあった救命用浮き輪の紐でくくりつけてしまう。
「さて、このまま放置していったら風邪を引いてしまうな。
私が暖めてやらないと・・・・・・・」
自分も服を脱いで全裸になると
焦らすようにしっかりと準備運動をしてからプールに入っていく。
「さあ、どこから暖めて欲しい? ここかな?」
みかさの敏感な背筋を指でつうっとなぞる。
>>431 「ありがとう!! そんな……私のせいでこんな事になっちゃったんだし、
もし奏さんの名前を出したら、御主人様に思いっきり叱られるかもしれませんよ」
あえて"お仕置き"という言葉は出さず、そう答える。
「だ、大丈夫……だと思うし……」
そして、休憩室に着いて、奏にディスクを渡す。
「あの、こういう事に私、疎くって……どうやって見るんですか?」
ちなみに、中身は伯爵からお仕置きを受けている奏の映像だったりする。
「…この屋敷…隠れるには良さそうだな…」
目前の大きな屋敷に目をやる。
左腕は肘の少し上から下が無い。血が滴っている所を見ると、まだ傷は新しいらしい。
「ち…無様だな…」
舌打ちをしてから、おもむろに塀を乗り越える。右腕だけで体を支えるのは骨がおれたが、脚力は十分。
なんなく塀の中に侵入し、油断無く周りを見回す。
「メイド…?…フン、金は有るところには有るんだな」
忌々しそうに言葉を吐いて、手ごろな木に登る。
背をもたれかけさせ、気を抜いた一瞬、体力の限界のせいか、眠り込んでしまった。
>>432 またも主人に突き落とされてしまったので、仕方なく全裸で泳いで梯子の所まで行く。
>ほら、掴まりなさい
「あ、ありがとうございます……って、あれれ?御主人様っ!これは…」
手を差し伸べてくれるかと思いきや、梯子に縛り付けられてしまって驚くが、もはやどうにも出来ない。
>放置していったら風邪を引いてしまうな。私が暖めてやらないと・・
「御主人様…御主人様が脱ぐという事は…あっ…」
暖める、の意味を理解して思わず赤面してしまう。
>さあ、どこから暖めて欲しい? ここかな?
「…ぁっ…はああぁっ…。そこは…どうして…?はふぅん…」
どうしてそこが弱いのを知っているんですか、とばかりに涙目で主人を見るが、弱点を攻められているためにほとんど言葉にならない。
436 :
桜庭 奏:03/07/02 00:24 ID:AMUd2PI7
>>433 ディスクを受け取り、プレーヤーの中に入れると、テレビのスイッチを入れる。
「私、たまにここで映画のDVDを見たりしてるので、操作はたぶん大丈夫……」
リモコンを操って、再生させながら話していると。
なんだかいかがわしい雰囲気であるメイド服の女性と男性がうつっているのに眉をしかめる。
「もしかして、これ……」
18歳未満は見てはいけないアレかと想像する。
しかし、人物がはっきりしてくるにつれ、自分といつかの伯爵だということに気付く。
「……!!…え、や、な、なにコレ…!」
慌ててリモコンで停止ボタンを押そうとするが、焦って間違え、ボリュームを上げてしまう。
>>435 「ん? 私はみかさのことなら何でもしっているぞ。そう、何でもだ」
今度は尻の穴を広げたりしながら耳元で囁く。
「だから、みかさがこれから何をして欲しいのかも知っている。
いやらしいみかさは、お仕置き中だと言うのに
私のモノが欲しくて欲しくてたまらないんだ。そうだろう?」
言いながら、既に硬くなりつつある逸物を秘裂に擦り付け始める。
「正直に言ってみなさい、ほら」
>>436 「そうなんですか……私、ビデオの予約も出来なくって……」
そんな事を話している内に、奏がディスクのセットをして再生させる。
「あ、ちゃんと映ってる! 良かった〜……壊れてなかっ……」
安堵して胸を撫で下ろしてながらブラウン管を見つめると、
そこに奏がいて驚いてしまう。
「え? ええっ!? これって……奏さ……ん?」
伯爵に陵辱を受けている奏が鮮明に撮られていて、思わず釘付けになる。
その時、奏の操作ミスで音量が大きくなり、肩を震わせるも、画面から
視線をはずさない。
「は、伯爵様……? これ、いつの事? 教えてよ、奏さん……」
>>437 「んんっ…御主人様、そこは汚いですよぉ……それに何でも知ってるだなんて…」
まだ未開発の尻穴を弄くられて抗議じみた声を上げるが、
>いやらしいみかさは、お仕置き中だと言うのに私のモノが欲しくて欲しくてたまらないんだ
「!…ち、違います…あっ…!?はあぁぁん…」
言い終わらぬうちに、既にじっとりと濡れた秘所に逸物を擦り付けられ、蕩けるような声を出してしまう。
>正直に言ってみなさい
「…あぁ…そ、そうなんです…。みかさは、いやらしいみかさは、御主人様のモノがすぐに欲しいんです…!」
快感に酔った表情でそう言ったのが合図だったかのように、股間からはプールの水以外の液体が漏れ出していく。
440 :
桜庭 奏:03/07/02 00:40 ID:AMUd2PI7
>>438 困惑していたところで五月に声を掛けられて、五月が画面に釘付けになっていることに気付く。
「や、やだ、五月さん、そんなに見ないで……!」
焦ってしまって、今度はリモコンを操作することよりも五月の視線を画面から外そうとするが、
>これ、いつの事? 教えてよ、奏さん〜
そこで思わずつまってしまう。画面がそのままなのはすっかり頭から抜けてしまっている。
「ご…ごめんなさい。五月さん…私、五月さんの気持ちを知ってるのに……。
で、でも、あの時は、仕方なかったんです。御主人様のお遣いで、そちらに訪問して…。」
質問には答えず、言い訳のようなことを言ってしまう。
>>439 「よしよし、よく言えたな。
しかし、して欲しいと言うことをすぐにしてやっては、お仕置きにならん」
みかさの身体を裏返して、腹部が上を向くようにすると
脚を抱え上げて、秘所が目の前にくるようにする。
「このまま小用を足して見せなさい。
少し肌寒いから、すぐに出るだろう?
それが出来たら望みどおりのモノをあげようじゃないか」
股座に顔を埋めたまま言っているので
息が局部に吹きかかっている。
>>440 少しだけ奏を見るが、すぐに画面に見入ってしまう。
「あの時……雨の日に来た時の……? 私の気持ちを知っていて
罰を受けたの……?」
独り言のように言うと、唇を噛み締めて俯く。
「いいえ、いいのよ。お仕置きなんでしょう……? でも、何か……
すごく気持ち良さそうな奏さんね……」
そう言うと、リモコンを遠くに投げてしまう。
「どうだった? 伯爵様のお仕置きって……」
「…声?」
屋敷の方から聞こえる途切れ途切れの声に目を覚ます。
「…そうか…でかい屋敷にいる人間が善人ばかりの訳は無いな…。見つからないようにしないと…後が面倒そうだな…づっ!?」
左腕の傷口を木にすりつけ、おもわずうめく。
「…畜生…」
左腕に巻きつけたぼろぼろの布を、もう一度ぎゅっと縛り直す。
「はは…なんてザマだ…」
自嘲気味につぶやき、頭を木に押しつける。
「…だが、ここで安穏としている訳にはいかない…体力が戻ったら、食料と、できればアシを探さないと…」
>>441 淫らな台詞を言えた事で欲しいものをもらえる、と思っていたが、体勢を変えられた後の主人の言葉に愕然とする。
「しょ、しょ、小用って…そんな、私出来ませ…はぁっ!」
人前では一度もした事の無い行為を強要され、拒絶しようとしたが、主人の息が秘所の突起に当たって悶絶する。
(欲しい…欲しい…!でも、人前でおしっこするなんてダメ…)
首を左右に振っていやいやのポーズをとっていたが、主人の吐息の刺激に負けたのか、やがてちょろちょろと黄金色の液体が漏れ出す。
「嫌ぁ…嫌なのに、汚いし、こんなのダメなのにぃ…恥ずかしいのに…」
涙を流して嫌悪感を露わにするが、それと裏腹に秘所からも大量の愛液が溢れ出す。
>>444 「はは、やれやれ。せっかく準備をしたというのに
これは、もう一度プールの掃除はやり直しかな?」
自分で命令したというのにそんなことを言うと
みかさの拘束を解いて一緒にプールから上がる。
プールサイドに敷かれたマットの上に彼女を横たえると
荒々しくのしかかっていく。
「それでは約束どおり、あげようなぁ、みかさ」
脚を脇に抱え込むと、一気に内部へと侵入を開始する。
447 :
桜庭 奏:03/07/02 00:57 ID:AMUd2PI7
>>442 >「あの時……雨の日に来た時の……? 〜
俯いてしまった五月を見て罪悪感が募る。
いくら仕方なかったとは言え、時間のたった今考えると、何とかなったんじゃないかと思えてしまうから不思議である。
自分もなんだか落ち込んでしまって俯くと、
>「いいえ、いいのよ。お仕置きなんでしょう……? 〜
ほっとしたように顔を上げるが、『すごく気持ち良さそう』の言葉に思わず言い返す。
「そ、そんな…!気持ち良さそう、だなんて…!」
そう言ったところでリモコンを取り上げられて遠くへ投げられてしまいとまどう。
「どうだったなんて……私、もういっぱいいっぱいで耐えるので必死だったのに……っ」
自分の痴態の記録を見てしまったことによる羞恥心と、五月への罪悪感と、自分の気持ちがうまく伝わらないことの
もどかしさに、だんだん目が潤んでくる。
>>447 「嘘! そんなの嘘よ!! ほら、よく見て!」
悲鳴のように言うと、怒ったような表情でブラウン管を指差す。
「嫌でたまらなかったら、こんな顔しないもん」
仕方がなかった事だとわかっているものの、少しずつ嫉妬心をさらけ出していく。
「気持ち良かったんでしょう? 正直に答えてよ。
御主人様のお仕置きと、どっちが気持ち良かった?」
だんだんと突拍子もない質問に変わっていき、じわじわと奏に近付いていく。
「どこ、触られたの……? 教えてよ……」
「…はあ…はあ…」
息が荒い…
血を大分失ってしまった…
「…くそ…」
だが、今、行動を起こす訳にはいかない。
活動している人間の気配が多すぎる…。
がり…
歯で木の幹を削って、中の柔らかい部分を飲み下す…。
少しぐらいは保つはずだ…。
大切なのはタイミング…。
>>446 「あ…あぁ…私……私…なんて事を…」
他人の前で排泄をしたという事実と、あまりの恥ずかしさで泣き顔を覆ってしまう。
主人に促されるまま、半ば放心状態でマットに横たわるが、直後に荒々しく侵入してきた逸物を感じて、歓喜の声を上げる。
「あはあぁっ!…御主人様、御主人様のが…熱いのが…ふあぁぁぁっ!!」
散々焦らされていたせいか、主人に挿入されるだけで軽く達してしまう。
>>450 「うん? もうイったのか?」
みかさの様子を察してからかう。
「まったく。お漏らしをしてまで私のモノを欲しがったかと思えば
挿入されてすぐにイってしまうとは・・・・・・
みかさの愛しい彼には見せられない姿だなあ」
少しずつ動きを早めていきながら続ける。
「しかし安心しなさい。もしも彼に嫌われても
私がみかさを愛してあげよう。
私は自分のメイドは大切にするぞ? こんな風にな・・・・・・っ」
音を立ててみかさの乳房にむしゃぶりつき
激しく乳首を吸い上げる。
452 :
桜庭 奏:03/07/02 01:14 ID:AMUd2PI7
>>448 嫉妬で怒る五月の気持ちもよく分かるので、とりあえず許してくれるまで謝る覚悟をするが、
>「気持ち良かったんでしょう? 正直に答えてよ〜
「…気持ちよくなんてな…っ…御主人様にだってあのときお仕置きされたままお遣いに……!」
否定しようと言いかけるが、言わなくてもいいことまで言ってしまい、その上画面上では紅潮して
感じているように見える自分の姿にとまどう。
「や、ちょっとまって……、いくらでも謝るし、埋め合わせするから……」
そう言いながら近づく五月から後退するが、壁にぶつかる。
「!!……どこって…その、五月さん、画面見てたなら分かるじゃない、いじわる……」
泣きそうになりながら必死に話す。
>>451 主人の声を聞きつつ、達した後の感覚に酔っていたが、その最後の言葉ではっと我に返る。
>しかし安心しなさい。もしも彼に嫌われても私がみかさを〜
「んぅ…違いますっ…!幸希は…幸希はぁっ…御主人様とは…ちが…!」
いくら感じさせられているとはいえ、神経を逆撫でするような言葉に、きっ、と主人の方を見る。
>みかさの乳房にむしゃぶりつき激しく乳首を吸い上げる
「……くぅん…違う、違うもの…」
まだ微妙な快感が残っているものの、涙をぼろぼろと零し、主人から受ける感覚を我慢するかのような表情を見せると、わざと痛みを与える程に秘所を締め付ける。
記憶が戻って以降、どうもこの話題に触れると駄目らしい。
>>452 「お仕置きされたまま……? あぁ、あれって、御主人様が奏さんに……?」
そう言って、バイブにしゃぶりついている奏をちらりと見る。
「バイブ入れられたまま、伯爵様にお詫びをしたって事ね?」
言いながら、奏のスカートの中に手を入れていく。
「……埋め合わせって、何? 奏さんに何が出来るの……?」
そして、ショーツの上から秘裂をなぞっていく。
「ねぇ、どっちのお仕置きが気持ち良かったの?」
奏の耳元で囁きながら、やがて、耳朶に舌先を這わせていく。
>>453 「う、うおっ!?」
引きちぎられそうなくらいに逸物を締め付けられて悲鳴に近い声をあげる。
「ぐ、うぅ・・・・・・」
腰を無闇に動かすとヤバい、と思い
みかさの頬を優しく撫でてご機嫌取りに走る。
「み、みかさ、すまない。あまりにみかさが可愛いので、つい、な?」
乳房もやわやわと揉みしだいて快楽へと誘う。
「・・・・・・私はな、みかさ。自分のメイドが他の男にお熱だと、
ついこうしてしまうのだよ。分かってくれるか?」
そうかと思うと今度は同情を引く手に出たらしい。
456 :
桜庭 奏:03/07/02 01:33 ID:AMUd2PI7
>>454 五月の視線を追うと、ちょうどバイブを必死で舐めている自分がいた。
画面から思い切り視線をそらすと、もう見ないように画面に背を向ける。
>「バイブ入れられたまま、伯爵様にお詫びをしたって〜
壁にもたれかかりながら、コクコクと首を縦に振るが、画面を見て自分の姿に羞恥心を感じ、
だんだん身体が熱くなっていたところに秘裂をなぞられ、思わず座り込む。
「どっちがよかったなんて、お仕置きだと、御主人様コワいんだもん……。
ね、何でも……、私に出来ることなら何でもするから…!」
耳を這う舌の感触に、身を震わせ目を瞑りながら、懇願する。
>>455 逸物を引きちぎるばかりに締め付けていたが、主人のご機嫌取りもあって適度な締めに緩める。
「……御主人様。私、御主人様は嫌いじゃないです。それにこういうのもメイドの仕事なのかもしれませんし…」
涙を拭ってもらうと、表情を緩めて続ける。
「だから…ううん、でも…あはっ…こうする時は、彼の事はあまり言わないで…分かって、ますからぁ…」
まだ混乱したような言い方だが、主人の説得と優しい愛撫のせいか、再び自然体で逸物を受け入れ始める。
「はあっ…ふぅん…んうっ…」
>>456 「そうね。でも、お仕置きの時に優しい御主人様だったらもっと怖くない?」
くすっと笑うと、奏と同じように自分も座り込む。
そして、奏の背後にあるブラウン管を見て、奏を見つめる。
「テレビの中の、奏さんのココ……すごい事になってるよ」
そう言って、ショーツの脇から指を入れて、秘部を弄りだす。
「……あれ、目の前にいる奏さんのココも、テレビと同じになってる……?」
わざと水音を立ててみせる。
「思い出してるの? お仕置きの時の事……すごい喘ぎ声だね」
部屋中に響いている大音量に慣れてきて、小さく笑う。
>>457 (ふぅ、なんとか助かったか。これで使い収めかと思ったぞ・・・・・)
内心胸を撫で下ろしながら、手ではみかさの胸を撫でている(w
「分かった。すまなかったな。お詫びに、もっと気持ちよくしてあげよう!」
座位へと体位を変えると、下から激しく突き上げはじめる。
「好きなときにイっていいぞ・・・・・私もさっきので
大分限界が近いからな・・・・・・っ!」
>>459 >分かった。すまなかったな。お詫びに、もっと〜
「はい…御主人様。…はぁっ…あぁん、あっ、はっ、やぁ……」
さらに自分の好きな下から突き上げられる体位に変えられ、ますます息を荒くして主人の突き上げに応える。
>好きなときにイっていいぞ・・・
「はぃっ、私…私っ…とんじゃう…あっ、はあぁぁぁぁっん!!!」
あまり激しくではないものの、主人の言葉に反応して達する。
と、同時に秘奥は先程よりは緩めに、快感と感じられるギリギリのきつさで主人の逸物を締め付ける。
461 :
桜庭 奏:03/07/02 01:53 ID:AMUd2PI7
>>458 隣に座り込んだ五月の声が、先程より優しいものになった気がしたので気を緩めて微笑む。
「確かに、お仕置きなのにずっと優しかったら、変な感じかもね。」
>「テレビの中の、奏さんのココ……〜
俯いて、「やだ…」とつぶやきながらも、先ほどのように抵抗はせず、五月のするがままにさせている。
>「……あれ、目の前にいる奏さんのココも、テレビと〜
自分の水音に顔を赤くし、聞こえてくる自分の喘ぎ声も聞こえないふりをするように頭を振る。
「五月さん…。私、なんだか……」
紅潮した顔のまま、潤んだ瞳で五月を見つめる。
>>460 「ふ・・・・・くっ」
みかさが悦びを感じているのを見て、ふと微笑むと
奥深くまで逸物を突きこみ、そこで果てる。
「くぅ・・・・・・・っ、はぁ・・・・・・」
射精が終わった後もみかさの背筋をやんわりと撫でてやっている。
「よかったぞ、みかさ。
だが・・・・・・プールの掃除はまた明日やり直しだな。
今度は終わったら、すぐに私のところに報告に来るんだぞ?
そうすれば・・・・・・ご褒美をやろう」
耳たぶを甘噛みし、舌を這わせ、
手では未だに乳房を捏ねまわして後戯を愉しみながら言いつける。
と、ブルっと身震いすると、慌ててタオルを引き寄せ二人で纏う。
「いかんいかん、風邪を引いたら大変だ。
とりあえず風呂に入って温まろう。みかさも一緒に入るか?」
>>461 「ふふ……感じてきちゃった? あれって普通のAVより過激だもんね……。
しかも主演は奏さんだし」
ブラウン管の中の、激しく突かれている奏を見て、強く秘豆を摘む。
「ココなんて、摘んでくださいって言ってるようなものよね」
そんな事を言いながら、爪を立ててみたりする。
「私の指なんかじゃ、全然物足りないでしょうけど……伯爵様を
受け入れられたんですもの……これくらいは平気よね?」
そこまで言うと、奏に深く口付けながら、指四本を無理矢理挿入させていく。
>>462 「はぁっ…あはぁ……はぁ、はぁ……ひゃん!?」
主人が達した後も背筋や耳朶、乳房と、性感帯を柔らかく刺激されて思わず悶え声を上げる。
>プールの掃除はまた〜報告でご褒美〜
「はい。あ、それからお風呂も…私、ご一緒したいです。ただ…」
プールの話では興奮冷めやらぬ様子でコクン、と頷いたが、主人に連れ添って浴室に行く途中でふと耳元に囁く。
「武術で鍛えてる子に多いですけど…人為的になら[さっき]よりもきつく締めれる子がいますから、御主人様も気を付けてくださいね♪」
もちろんやろうと思えば私もできますよ、という無邪気な笑みを浮かべつつ、主人の後について行く。
465 :
桜庭 奏:03/07/02 02:09 ID:AMUd2PI7
>>463 「ぁあん!」
強く秘豆を摘まれ、声を上げる。
五月の言葉攻めと愛撫に耐え切れなくなって、自分のスカートをぎゅっと握る。
>「私の指なんかじゃ、全然物足りないでしょうけど〜
何のことか理解できず、ぼーっとしたまま聞いていると、口付けされた直後に4本も指を挿入され、
驚いて、口付けしたまま思わず彼女に抱きつく。
もう既に愛液の溢れていたそこは、はじめはきつかったが、すぐに楽に抽送出来るようになる。
「五月さんも、気持ちよくなって……」
五月の愛撫のうまさに、目がトロンとしてきて、奏も彼女の胸を愛撫し始める。
>>464 浴場への途上、物騒なことを囁かれて思わず息を呑む。
「そ、そうなのか? そうか・・・・・・」
(とりあえずこれからはメイドに書かせる履歴書には
「武術などの経験」の欄を付け加えるよう、執事に言っておこう・・・・・・)
どうやら警戒心を強めたようである。
そのせいか風呂ではあまり積極的にみかさを責めなかったという。
>>463 挿入した指も、すぐに窮屈感がなくなり、だんだんと抽送が早くなっていく。
「すごい……こんなにトロトロ。お仕置きだったのに、こんなに濡らしていたの?
奏さんって結構エッチなんですね」
そう言って、唇を舌先で舐める。
「あんっ! か、奏さん……っ!」
突然、奏が胸に触れてきて、電撃が走ったように身体を跳ね上げる。
「やだ……私も感じてきちゃったのかな……ほら……んんっ!!」
奏の片手を自分のショーツの中に導き、濡れている事を確認させる。
「私のも弄って……気持ち良くなりたいの……っ」
>>466 自分の話を聞いて少なからず動揺した主人を見て、内心ほくそえむ。
(うふふ。御主人様、実は嘘ですよ。…私は単にそう開発されてただけ…でも…)
「…くしゅん。…御主人様の身体、暖かいです…」
一度くしゃみをすると、冷えた体を主人の身体に摺り寄せて浴室まで行く。
469 :
桜庭 奏:03/07/02 02:25 ID:AMUd2PI7
>>467 「エッチって……恥ずかしい、私……」
五月の言葉に赤くなって反応しながらも、そういう言葉にも愛液を溢れさせてしまう。
自分の愛撫で感じてくれることがうれしくて、導かれた左手をショーツに入れると、愛液を指に絡めてから
秘豆をこねる。もう片方の手は、服の上からでも目立ってきた乳首を摘んでみる。
「一緒に……気持ちよくなりましょう、五月さん……
なんか、もう…はずかしいけど、エッチでもかまわないかも……」
快感に流されて、とんでもないことを口走ってしまったことに気付かず愛撫を続ける。
>>469 「ふぁあぁっ! そこ……やぁあんっっ!!」
奏の愛撫に敏感に反応するように、何度も肩を跳ね上げる。
「奏さんも私も、本当はすごくエッチなんですね……。お仕置きされてるのに
びしょびしょに濡らしちゃうんだもん」
そう言って、照れ隠しのように笑う。
「……今日、ここで起きた事は二人だけの秘密ね。あのディスクの事も全部」
そして、奏を床に押し倒すと、頭を奏の秘部に向ける。
「奏さんの味見をさせてもらうわ……。さ、奏さんも私の味見をしてね」
ショーツから片足を抜くと、奏の顔をまたぐように膝をつく。
「すごい……ヒクヒク動いてる……」
奏のショーツをずらして、秘部を見つめながらそんな事を呟き、舌を這わせていく。
471 :
桜庭 奏:03/07/02 02:51 ID:AMUd2PI7
>>470 五月と一緒にくすくすと笑うと、(これで、仲直りできたと思っていいのかな)と、一応安心する。
>「……今日、ここで起きた事は二人だけの秘密ね。あのディスク〜
「もちろん。…私も、バレたら恥ずかしいし……。」
ディスクがこんな内容だと知ってから、自分にも関わることなので余計に誰かに話す気はない。
そのまま押し倒され、そして五月の秘部が目の前に来て真っ赤になる。
内心慌てている間に五月に秘部を舐められて、思わず背中を反らす。
「あぁんっ……私、女の人のここ、舐めるの初めてだけど……五月さんのここ、なんだか私を
誘ってるみたい……」
うっとりとつぶやくと、自分も五月の秘部を舐め始める。気付かぬうちに、鼻が秘豆に当たって
ぐりぐりと刺激してしまっている。
「あぁん、そこ、すご…いっ……」
この状況に興奮したのか、だんだん自分ものぼり詰めて身体を反らして思い切り達してしまう。
「……あぁんっっ………」
まだビクビクと痙攣しながら、五月を見つめる。
「五月さん…ホント、ごめんね。」
>>471 「あ、ひゃあぁっ! そ、そこ気持ち良い……」
奏の舌が自分の秘部を這う度に、腰を何度も落としかける。
そして、負けじとこちらも奏の愛液を音を立ててすすり、秘豆を吸い上げる。
「やあぁぁっ……わ、わた……し、イクっ! もうイっちゃうぅぅっ!!」
そう叫ぶと、奏と同時に達してしまう。
荒い息遣いの状態で、ゆっくりと顔を奏に向けて笑う。
「ううん、本当にいいの……謝る事なんてない。だって、これは仕方がない事だもの。
……ちょっとは妬いちゃったりするけど」
舌をちょっと出して言うと、そのまま口元についた奏の愛液を器用に舐め取る。
四つん這いのまま、リモコンがある所まで行って再生を止めると、ディスクを
取り出して、ケースに入れる。
「これ、ケースだけ取り替えてまた持ってくるね」
そう言うと、身づくろいをして、休憩室を出て行く。
「……私たちって、悪いメイド……かもね。ふふっ」
473 :
桜庭 奏:03/07/02 03:15 ID:AMUd2PI7
>>472 すっかりいつもどおりに笑ってくれた五月に笑みを返す。
「よかった。このまま気まずくなったらどうしようかと思っちゃった。
なんかうらやましいな。想う相手が御主人様だったら、仕事もはかどるのかも…。」
どこかズレたことを言う。
乱れた着衣を元に戻すと、五月を見送るために部屋を出る。
「えへへ。そうかもね。私たちって悪いメイドかも、御主人様に隠れてあんなことして。」
と二人でいたずらっぽい笑みを浮かべる。
「今度は気をつけてね。宅急便で壊れ物とかに巻いてあったりするプチプチしたのがついたビニールで
巻くと、絶対大丈夫かも。」
自分の痴態がうつっているものだというのに、丁寧にアドバイスをして、ある意味間抜けである。
「またゆっくり話そうね〜」
手を振って玄関で見送ると、自室へ戻る。
奏に見送られ、こちらも笑顔で手を振りながら屋敷を出て行く。
「そっか〜。あのプチプチってこういう時に使うんだ。あれってすぐに飽きるんだよね」
いつも潰し終わらせずに捨ててしまっている事を思って、妙に納得してしまう。
「……あれ? これ……なに?」
ふと、門の手前付近で血液らしき染みを見つけて、ピタッと立ち止まる。
「ちょっ……これって……冗談でしょう……?」
少しずつ、血の跡を辿って行き、やがて木々が茂る闇に紛れ込んで行く。
そして、血が途切れた辺りでゆっくりと頭上を見る……が、物凄い恐怖を感じ、
あまり確認せずに急いで門に戻り、外に出て行く。
「何なのあれ……怖いよ〜っ!」
>>春日井氏
テンプレとある程度の過去ログ見るとよろし。
あと、メル欄読めなくても自分で書いた方が良いと思うよ。
折角好意的に受け入れてもらえそうなんだし。
朝食はごみをあさった。
15の時に家を奪われてからの三年間を思えば、苦にも思わなかった。
ごみとは言え、食事の質はいい。
左手の布を代えたかったが、危険なことは避けた。
気付かれるのはあまり良好とはいえない。それに、左腕にはまっていた手かせを思えば、この程度の痛みなど安いものだ。
「……」
自慢の赤髪を撫でても、血がぱりぱりと崩れ落ちるだけだった。
…あの男は…。
殺すつもりは無かった。逃げられれば、それで良かった筈だった…。
あたしは、不意にさした木漏れ日に目を細めた。
少しだけ…休むか…。
あたしは、ゆっくりと目をつむった。
頬を撫でる風は心地よかった。
俺は兎だ。なんで人間みたいな思考を持っているのか俺はわからん。
でもわかるコトは一つ
─何故か前世の記憶を持っている─
前世は20の大学生。バイクで事故って死んだんだ。
できることなら生まれ変わりたいって思ったものだがまさかホントに生まれ変わるとはな・・・
長所は人間じゃ知らないこともこの身体で知れるし何せ、足が速い。
それに他の動物とも話せる。
だが、身体が小さいのでよくものにぶつかる。人間ならまだいいのに兎だと痛いのなんの。
だが、虐待を受けてこの館の前で野垂れ死にそうになったとこを
ここの主人に拾って貰った。
とても優しい主人で、ここに住ませてくれるし、自由に中を歩ける。
といっても、理性はあるんだからそれなりに失礼がないようにしてるが・・。
まぁ客人と宿泊客との中間みだいだな・・・
とにかく腹が減った・・・・
兎になると生人参でも旨いもんだ。
食堂は遠いから少し走るとするか・・・
しかしここは広い。広すぎる。
だから当然廊下も長いのだが・・・
・・・次からあまり食堂から離れない方がいいかもな。
???
483 :
椿 杏樹:03/07/02 19:42 ID:AGk9HIT3
お使いの途中、近くの公園の階段で
メイド服のまま小学生数人と懐かしい遊びをしている。
「じゃんけんぽん、チ・ヨ・コ・レ・イ・ト。じゃんけんぽん」
・・・・・ま、迷ったァ!
いつのまにか外にでてる・・・あ、地図落としちまったァ!やばい!やばい!
とにかく俺は無我夢中で走った。(が、館から離れてしまう。)
ドゴッ!
公園の階段を駆け上ってたところでメイド服の女性に激突した。
イタイ・・・
485 :
椿 杏樹:03/07/02 20:22 ID:AGk9HIT3
>>484 「メイドのおねえさんばいばーい!!」「あんじゅ、また一緒にあそんでやるからなー!!」
「はぁい、さよなら〜」
暗くなってきたのでそろそろ子供たちに手を振り別れ、屋敷に戻る事にする。
が、階段を登りきったところで何か柔らかいものが
メイド服の長いスカートめがけて突進してくる。
「あら?」
ウサギを抱き上げると、じっと顔を見つめた後嬉しそうに微笑む。
「ウサギかぁ。御主人様に見せて差し上げたら、お仕事中の和みになるかしら」
胸に抱くと、屋敷にガルフを連れて行き主人がどこかに居ないか探して歩く。
や、やばいかも・・・なにせ言葉が通じない。
ここはジェスチャーで説明するしか!
俺は館の兎だという証の金色の首輪を必死に指差した。
あー畜生、夏だってのに・・・まだ毛完全にぬけてないのに・・・暑い・・・ッ!
487 :
椿 杏樹:03/07/02 20:58 ID:AGk9HIT3
>>486 >館の兎だという証の金色の首輪を必死に指差した。
「…あれー。これ、御主人様のお部屋にあった首輪…かな?
うささんは御主人様のウサギなの?」
ウサギが話せないのは解りきっているが、そんな事を尋ねてみたりする。
抱いたまま主人の部屋に入ると、お使いで相手の屋敷から預かった包みを机に置き
椅子に座って主人を待つ。
「御主人様、最近本当にお忙しいみたい…この書類の束が片付くまで私、おあずけかしらね」
膝に乗せたガルフを撫でつつ、目を閉じたまま小さく呟く。
「早く可愛がって貰いたいのになぁ…」
>うささんは御主人様のウサギなの?
そう!そうだよ!もの分かりのいい人でよかった・・・
言葉が通じないのでコクコク頷く。
・・・何か忘れ・・・あ!
・・・俺腹へってたんだ!
ぐぎゅるるるる・・・・
思い出したように腹の虫が鳴る。
か、かっこわる・・・・
489 :
椿 杏樹:03/07/02 21:15 ID:AGk9HIT3
>>488 >ぐぎゅるるるる・・・・
ガルフの腹の音を聞いて目をぱちくりさせると、ガルフを残し突然主人の部屋を出て
どこかに行く。
「ただいま。はい」
数分後戻ってくると、笑顔で皿にてんこ盛りのメイド用バニラアイスをつきだす。
ご丁寧に激甘のチョコソースがけである。
「お腹すいてたんでしょう?たっぷりどうぞ。」
目の前にしゃがんで食べるかどうか様子を見る。
ば、バニラアイス・・・
アイスなんて中学生の頃依頼・・・
もふもふ・・・(擬音w)んまい!久しぶりに甘いもん食べた・・・・
でも兎ってアイス食っていいんかな?下痢にならないかな?
まぁいいか。
─それにしても・・・御主人ホントに忙しそうだな。
ここんとこ、客人多いみたいだしな・・・
それにしても御主人は凄い。何せ俺の言葉がわかる。
前はよく相談をしていたが・・・・
もっと相談したいことがあるのにな・・・
492 :
椿 杏樹:03/07/02 21:29 ID:AGk9HIT3
>>490 物凄い勢いでアイスを食べるウサギをはじめて見たので
興味深そうに眺めている。
「おおー?すごい、アイスを食べるウサギなんかはじめてだわ。
他にも何か食べるのかな…紙なんかも食べる〜?」
いらない白紙の紙を机から取り、ガルフに差し出す。
が、その途中でバランスを崩してしゃがんだ姿勢から座りこんでしまい
「きゃっ」
ガルフの体はすっぽりスカートの中に入ってしまう。
か、紙なんてたべ・・・
ぐおぉぁっ!?
・・・っつぁあ!?パパパパパパパパパイヤ(謎的誤魔化し)!
思わず古典的に鼻血がでるかと思った・・・
二十年+α、ずっと女に関連がなかった(=駄目じゃん)のにここでこんなことになろうとは!
とりあえずここを抜け出・・・ゴブッ!
さらに(彼にとって一番)ヤバイことに床のハエに驚きコケて尻に顔をつっこんでしまう。
494 :
椿 杏樹:03/07/02 21:44 ID:AGk9HIT3
>>493 スカートの中でもぞもぞ動く柔らかい物体の感触に、思わず声が出てしまう。
「んあっ…、ちょ、ちょっと待ってー。あんまり動かないで…、んっ」
それでも動くガルフが尻に顔部分を埋めると
「ひゃあっ」
微妙な感触に顔を赤らめ、恥ずかしそうに身をよじる事しかできない。
(でも…ここに今御主人様がお帰りになられたら、もしかしたら可愛がって貰える…かも…?)
ちょっと打算的な事を思う。
主人の部屋なので常に隠し取りカメラが回っている、という事には気付いていない。
ガルフは隠しカメラの存在を知らされいたのでものすごく焦った。
(ヤバイ、やばすぎだろ!御主人に不甲斐ない姿は見られたくねー・・・)
スカートのすきを狙って出ようとするが出るのは前足ばかり。
それどころか急に動きが少し止まった為、ひるんで狙いが下着にそれ、
下着が脱げてしまう。
んでもって再びコケたものだから顔が今度は秘部に直撃(?)、口の部分が当たってしまう。
496 :
椿 杏樹:03/07/02 22:02 ID:AGk9HIT3
>>495 こっちの言う事も伝わらず、中で暴れるガルフによって
下着もずらされてしまって益々力が抜けてくる。
「あ、あぁ…。うささんお願いだから暴れないで…きゃんっ」
>今度は秘部に直撃(?)、口の部分が当たってしまう
「やっ…あん、あはぁ…!」
口元に手を当てかすかな声で喘ぎ、はぁー…はぁー…と苦しそうな吐息を漏らす。
やっとの思いでガルフをスカートの中から逃がし部屋から出すと、
しばし困惑したような様子で床に座りこむ。
必死でペコペコ謝って俺は御主人の部屋を出た。
そして俺の寝どころをやっと見つけるとそのまま寝てしまった。
「はあ…はあ…はあ…」
夢を見ていた…
何の夢だったかは分からないが、ひどく恐ろしい夢だった…
左手で汗をぬぐおうとして、無いのに気がつく。
「……」
見えない左腕を冷めた目で見つめ、それから、小さくため息をつく。
腰には飾りものの短剣がある。少し刃物を見慣れているものには簡単に気付かれるだろうが、使用人くらいなら騙せるだろう。
木の上は疲れる。
あたしは用心しながら木を降り、手ごろな草むらか、何か、隠れる場所を探す事にした。
499 :
椿 杏樹:03/07/02 22:16 ID:AGk9HIT3
しばしぼーっとしていたが、ようやく我に返り立ち上がる。
「……あ。御主人様に、お使い終わりましたのメモ、残しておかないと…」
机の上にペンでメモを残し主人の部屋を出る。
「…で、包みを置いておきます。』あとえーと…。
『御主人様のお仕事が終わったら、また甘えさせてください。
ちょこっとだけ寂しいけど。我慢して待ってますね。 杏樹』と。よっし」
扉を閉じると遅い夕食をとろうと厨房へ向かう。
「我慢我慢。まあ伊達さんもいるしね〜♪」
何気にそんな事を言いながら廊下を歩く。
>>498 とりあえず自分はもう落ち時間なので、すみませんがしばらく待機をお願いします。
参加する上でメル欄読めないのはチョト御本人さんもしんどいかな…
倉庫で、適当なCDケースを探している。
「なるべく綺麗な物がいいんだけど……」
あちこち探し回っているものの、目的の物が見つからず
だんだん嫌気がさしてくる。
506 :
まゆ:03/07/03 08:36 ID:bPQYTB+i
「ふんふふ〜ん♪」
鼻歌を歌いながら、なぜかメイド服に着替える。
507 :
まゆ:03/07/03 08:56 ID:bPQYTB+i
「今日は体調いいし、お庭の草むしりでもしちゃお〜♪」
部屋を出る。
「あ、袋なくなってる。持ち主さんにちゃんと返ったのかなぁ。」
長い廊下を渡り、庭へ出る。
そこで、初めて尋常じゃない広さである事を思い出す。
「―・・・エート・・・やっぱ執事さんとか庭師さんとかに任せようカナ・・・。
って、ココ庭師さん居るっけ???ま、いいや。」
踵を返そうとしたが、目の端が何か紅い物を捕らえたのでそっちを見てみた。
草の中にわずかに浮かび上がる赤。
幼いまゆは、ソレを花だと思って徐々に近付いていった。
508 :
まゆ:03/07/03 09:07 ID:bPQYTB+i
近付くにつれ、それが人の髪の色であったと気付く。
蒼白な肌。
失われた左腕。
「いけない・・・この人・・・っ。」
過去、医者を目指していた頃の記憶が一瞬だけ蘇る。
何かに弾かれるような衝動に駆られ、医務室へと駆け出す。
部外者だとか、どう見ても危なそうな人だとか、
そんな事は慈愛の精神の前ではどうでも良くなってしまう。
ただ、<人を助けたい>。
その思いだけになる。
医務室から応急処置が出来そうな物をいくつかと、水差しを取る。
そしてその足で厨房へ駆け込み、水差しに水を入れて
簡単に食べられそうな物を篭に詰め、庭へ駆け戻った。
傷口に消毒液を垂らすが、透は痛みでも目覚めない程憔悴していたようだ。
気にせず、処置をしていく。
小さな手には似合わず、テキパキと包帯を巻いていくその姿を
他の人間が見れば、誰もが不審に思った事だろう。
509 :
まゆ:03/07/03 09:12 ID:bPQYTB+i
処置を終え、水差しで透に水を飲ませてやる。
一瞬だけ薄目を開けたが、自分にそんな事をしているのが
幼い少女だったので、彼女は夢だと思ったのかまた瞼を閉じた。
透のすぐ脇に食料の入った篭を置き、そっと立ち去る。
地面を見下ろし、その近さに気付いてぽつりとつぶやく。
「―・・・私は・・・まだこんな姿のままですのね・・・。
まだ、彼への想いに縛られているのだわ・・・。」
疲れが出たのか、自室への道がかなり遠く感じられ、
茶褐色に汚れたエプロンを居間に脱ぎ捨ててソファで眠り込んでしまった。
504ワラタ。若造は幸せ者ですな。
「う…」
草むらの中で目を覚ます。
「気を…失っていたのか…」
手ごろな草むらの陰に隠れた時から記憶が判然としない。
草葉の陰なんて冗談にもならない…。
あたしは独りごち、まずは自分の状態を確認しようとした。
「…?」
左腕に適切な処置が施されているのに気付く。
「…?…無意識に屋敷に忍び込んだのか…?」
最初はそう思った。だが、傍らに置いてある食べ物を見て、もう一度驚く。…あたしはこんな跡が残るような真似はしない…。
「まさか…っ!?」
おそってきたのは戦慄だった。
まずい…。医療措置を施して、そのままにしてくれた所を見ると、あたしを見つけたのは、悪い人間ではなかったようだ。
だが、篭を残していくような子供が、あたしの足跡を隠していってくれると思うのは、さすがに楽観的すぎる。
「…?」
そこまで考えて、あたしは不意に自分の考えに戸惑った。
「…子供…?」
…何故、あたしは治療した人間が子供だと断定した…?
もう一度、治療された傷口を見る。あまりに適切な治療だ。自分にもできないかもしれない。
「こんなこと…子供にできる訳は無いな…」
あたしは、『治療者』を大人と仮定しなおして考えを修正した。
一番まずいのは、動けなくなった事だ。おそらく、屋敷の人間は侵入者を警戒している…。だが、早めに行動しなければ警戒のレベルは際限無く上がっていくだろう。
「…せめていつ気付かれたのか分かれば…」
あたしは歯噛みした。
行動は今夜だ。
金や武器は望めない。
車を探そう…キーが無くてもエンジンをかける方法はあった筈…。
一度だけ間近で見た事がある。多分…できる。
「……」
あたしは少し迷ってから、篭のリンゴをかじった。
>>春日井
このスレではトリップは不要と思われ。
俺はこの屋敷の番鳥だ。
退屈なもんだから身体を鍛えていた成果が出ているというわけだ。
それに昨日、御主人に新しい能力を授かった。
三つのタイプに変形できるっていうロボみたいな薬。
ロクなもんじゃなさそーだが結構役に立つ。
ハチドリタイプ、クワガタムシタイプ、トビウオタイプ。
基本的にハチドリは警備の仕上げ、クワガタは敵を怯ませる、トビウオは
敵を捕まえるといった感じだ。
今夜もいつもの警備をしているところだった・・・・
ハチドリタイプ中に不審人物を見つけた。
まず俺は観察に入る。
女性・・・のようだ。
篭のリンゴをのん気にかじっている。
だが客人とは何か雰囲気が違う。
俺は一旦軽い警備を終え、
丁度近くに池があったのでトビウオタイプで監視することにした。
「水音!!」
ばッ!!
飾り剣を池に向かって構える。
辺りを見回すが、誰もいない…。
あたしは、注意深く池の縁へとにじり寄った。
こっちにやってくるな・・・
開けておいた穴で遠くの方に泳いでいく。
ぷはっ・・・
そしてクワガタムシタイプに変形して
羽音を全くせずに接近した。
この色と暗闇という状況の所為か、まだ池を警戒している。
うかつに元のタイプには戻れない・・・。
「……」
池に不審な所は見当たらない。
考えてみれば、あたしを襲うために池を迂回する意味もよく分からない。
「気のせい…か…」
あたしは額に手を当てて、嘆息した。
よし、どうやらバレていないようだ。
俺は監視を続けることにした。
そてにしても飾り剣・・・
・・・怪しいな。
神経が過敏になっている…。
このまま神経衰弱するのはまずい…。
少し早いが…行動に出るか…。
まず、篭を塀の近くの木の下の草むらに放る。これで、見た人間は多分木の上にいると思うはずだ。
あたしは、明かりのついていない部屋に向かって、音をたてないように歩き始めた。
ほ、ほぎぎぎぎぎぃぃぃ・・・・
腹の虫再び登場の悪寒!
なんとか堪えようと踏ん張るが謎のポーズになってしまい月に照らされ余計目立つ。
や、やべぇ!
バレるとやばいので木の蜜を探り出し、舐めてることにした。
嗚呼、昨日のアイスの方が甘かったなァ・・・・
兎に角今日はもうダメだろう・・・隙を見て逃げ出すしかない。
ん・・・バレてない。
ヤツが動き出したのに気づかなかったか。
む、アレはヤツがもってた篭だな。カモフラージュのつもりか・・・
バレてないと知ったらこっちのもんだ。
あそこは明かりがついてない・・・
まぁ侵入するなら当たり前だけどな。
お陰でクワガタムシの身体での任務が遂行しやすい。
小型録音機を腹に隠し、俺はヤツの後を追った。
窓の下まで行き着くと、姿勢を低くして、壁をつたって玄関とは反対方向に進む。
目的はあくまで脱出…。他にこだわるものなどない…。
「……」
不意に左腕の包帯が視界に入る。
「…ふ」
脳裏を瞬間横切った考えにほほえみ、また進み始める。
このぐらいの屋敷なら、車庫くらいはあるだろう…
……
・・・何するかしれないからな、
試したことは無いが一年に一回だけ使える「能力」を使うことにするか。
・・・成る程、脱出の為車を盗むのか。何の脱出かはわからんが・・・
とにかく追うんだ、そして捕まえるんだ・・・俺・・・!
ウマイ飯を食うため・・・って違う!
「……」
車庫…。
車庫はすぐに見つかった。闇の中に黒く浮かんだ建物…。
自分の浅はかさを呪った。
…想像以上にでかい。車をすっぽりと包むタイプ。入り口には鍵がかかっているようだ。
かろうじて、小さな窓から車が見える。
「…ち…」
舌打ちする。
屋敷の人間に気付かれないうちに、窓を破り、鍵を開けて、車に侵入し、門をぶち破る…。
…できるか…?
・・・させるかっ!
とうとうあの能力の出番だ・・・
ふう・・・疲れるな。衣装はクワガタの黒色に兎の名残か、灰色のベルト。
手には剣らしき武器・・・・
「貴様、此処の車に何の用だ・・・」
年に一度の生前の俺の姿で侵入者の前に姿を現した。
「……」
一瞬、剣をかざすのも忘れた。
…なんだ?この変態じみた格好をした男は…?
言葉は発した。状況に合ったセリフ。馬鹿ではないらしい…ならば…!!
あたしは、眼前の男の首をとるために、男に向かって足を動かした。
黒い衣装の所為で背後がとりやすい。
剣を使うのは危機一髪時にしとくか。
ヤツが動いた・・・・と、同時に軽く背後に回り首に手刀を当てる。
中級の人殺者ならこれで気絶するが雰囲気でわかる。
16歳の頃から番人をやってたからな・・・
と、同時にあることに気づいた・・・
「・・・・俺の親父を殺したのはお前、か?」
「ぐっ…!?」
首筋の衝撃にうめく。
速い…。
倒れたいと訴える体を叱咤し、すんでの所で足をつける。
>「…俺の親父を〜」
…?
こいつ、何を言っている…?
あたしが人を殺したのは一度だけ、それは昨夜逃げるときに、だ。
知るものがいるはずは無い。
「人違いだ」
にらみながら、そう言う。
最悪だ。どうすれば切り抜けられる…?
>人違い
成る程な・・・じゃあこれはどういう事だ?
俺は紙切れをヤツに見せた。
親父の名前・・・・それに死亡時刻は昨日となっている・・・
そして昨日目撃してしまった事実・・・
テープレコーダーのスイッチを入れる。
ヤツのかすかな声。親父の断末魔。
今日のところは見逃してやる・・・
そして俺は第三の能力・・・・
青く変化した拳を額につきつけた。
これは記憶を破壊する拳。
ヤツの車の盗難方法を完全に削除し、気絶させ、外まで運んだ。
もうだめぽ
新しいCDケースにDVDを入れて、ニコニコと笑っている。
「いいのがあって良かった〜。これで安心だ♪」
一緒に見つけたパッキングシート(プチプチのついたビニール)を
厳重に巻きつけてテープでとめると、バッグに入れておく。
「早く持っていかないとなぁ……まだ気付かれていないよね」
536 :
椿 杏樹:03/07/03 22:27 ID:H/3I+EC2
当番制のメイド日誌を書き終わり、ほぼ一日の仕事が終了。
廊下の窓をひとつ開け、ゆるい巻き髪を風にふかせて庭を見つめている。
さっきの戦いで寝床の場所を忘れてしまった・・・
それにうまくうごけん。
丁度昨日の人がいたので
ペコペコ謝るようにして泊めてくれとジェスチャーをする・・
が、眠くて眠くて。とうとうそのまま寝てしまった。
538 :
ROM:03/07/03 22:33 ID:daoUgawM
よっぽどのことがない限り、他キャラの伏線封じは如何なものかと
あと、ご都合主義過ぎる自キャラの運びも、なんかねぇ
飼い兎と言うキャラの目の付け所とその次の展開には、多いに笑わせてもらったけど
その後の展開が、なんかもにょる
「あ、そういえば……」
先日、ドレスアップしていた瑞葉と一緒だった瀬名の姿を思い出す。
「あの人誰なんだろう……。今もお屋敷にいるのかな……?」
休憩室でぼんやりとしている。
「ええと、血液型に即したダイエット法か……ふむふむ」
どうやら主人に依頼されたらしく、机にはダイエット関係の雑誌や本が山と積まれている。
542 :
椿 杏樹:03/07/03 23:02 ID:H/3I+EC2
「あれ、うささん…」
ウサギが寝ているのに気付き、風通しの良い奥の空き部屋に連れて行くと
柔らかいクッションを探し寝かせておく。
「気持ちいい?そう。…おやすみなさい。」
窓際で気持ち良さそうに眠る姿を確認すると、部屋を出てまた廊下を歩き始める。
が、何か辛い事でもあったのか少々冴えない顔をしている。
休憩室のソファーで居眠りを始めている。
「……ま、いっか。早く届けにいこ……」
大きなため息をつくと、よろよろとバッグを取って屋敷を出る。
「なになに、農耕民族から派生したA型は《米や麺類等の炭水化物を中心に摂って、乳類・肉類は避ける》か」
俺はO型だしな、と呟きながらページをめくる。
「遊牧民族系から派生したB型は…《蛋白質を重視し、肉や乳を摂る。炭水化物はとりすぎない》か。…ふむ」
遊牧民族系と聞いて、牧場の娘であるあのメイドを思い浮かべる。
「彼女は…B型だよな、おそらく」
546 :
椿 杏樹:03/07/03 23:12 ID:H/3I+EC2
気分転換に物語本でも読もうかと書庫へ向かう。
「あれの続きにしましょ。外国の魔法学校のアレ…題名忘れちゃったけど」
ふと目を覚まして起き上がる。
「お部屋に戻りましょうか・・・・・・」
外に出てみれば、雨が降っていて「はぁ……」と、再び大きなため息をつく。
「……明日にしようかな」
「よし、これで完了。…主人に報告に行くか」
書類をまとめると、重い腰を上げて廊下に出る。
550 :
椿 杏樹:03/07/03 23:23 ID:H/3I+EC2
書庫の電気をつけ、梯子に座って本を読んでいる。
丁度レコードプレイヤーも備え付けてあったので、クラシック曲を流す。
「眠る前にお風呂に入りましょう・・・・・」
一度部屋に帰ると着替えをとって、また出て行く。
結局、名無しの御主人様の屋敷へは行かず、自室へ戻って来る。
「……多分、明日でも大丈夫でしょう。うん!」
勝手に決め付けて、バッグを置くと浴室へと向かう。
ぼんやりとしていて、ネグリジェを忘れたのに気づき
部屋にまた戻る羽目になる。
主人に「各メイドに適した食と健康法」というレポートを提出すると、その足で資料を戻しに書庫へ行く。
「…あとは例の病気の資料を借りて。……それと」
何やら呟きながら書庫に入るが、書庫にはクラシックが流れているのに気付く。
「……誰かいるのか?まあ、まずは資料が先だな」
とりあえず自分の探していた資料を手にすると、音のする方へ行ってみる。
雨が降っているにもかかわらず、傘も差さずに歩いている。
名無しの主人の屋敷前を通り過ぎようとして、ふと屋敷を見上げる。
「……ひっひっひ。今夜はここでいいか」
掠れた声でそう言うと、怪しげに含み笑う。
門をくぐり、玄関まで行くと呼び鈴を鳴らす。
>>555 呼び鈴がなったので、浴場に着替えを放置して玄関へ向かう。
「はい、どちら様でしょう・・・・・・?」
多少の警戒心とともに扉を開ける。
557 :
椿 杏樹:03/07/03 23:41 ID:H/3I+EC2
>>554 考え事をしながら本を読んでいる所、人の気配がしたので
びくっと肩を震わせて驚き慌てる。
「!…だ、誰ですか…?」
黒い影だけが近寄ってきたので、身を乗り出して覗き込むと
バランスが見事に崩れ梯子から落ちてしまう。
「あのうー…あっ、きゃああっ!」
「…。…あれ。伊達さん?」
周囲に本が散乱する中、なんとか伊達に体を受け止めて貰い、全身打撲を免れる。
>>556 出てきたのが若いメイドだったので、都合がいいとばかりに口元に笑みを浮かべる。
フードが付いているマントで全身を覆っているため、瑞葉からこちらの表情は
わからない。
「……すみませんが、少し雨宿りさせていただけませんか?」
俯いたままで弱々しく言うと、肩の雨水を払う。
「我が家までもうちょっと距離があるんです……だんだんと雨も強くなって
きていますので……雨が弱くなるまででいいんで」
>>557 とりあえず音の方へ歩いていくと、梯子に登っている女性の影を見つける。
「あれ……杏……おぉっ!?」
相手が杏樹だと分かり、声をかけようとした瞬間に彼女は転落してしまう。
「…っ!危ない!!」
落ちてくる本が何冊か身体に当たったものの、何とか杏樹を受け止める。
>…。…あれ。伊達さん?
「痛たた…やあ、杏樹。……俺のファインプレーが無かったら危なかったんじゃないか?」
そう言いつつも、自分の資料が散乱する本にまぎれてしまったのに気付き、ふとため息。
>>558 「あ、は、はい!」
びしょ濡れの格好と、弱弱しい口調に心を痛めて
すぐに男を屋敷に迎え入れる。
「どうぞ、もう遅いですから雨が止むまでなんて仰らずに
明日の朝まで泊まっていって下さい。
客室は空いていますし、おじ様・・・・・・ご主人様も
きっと許して下さいますわ」
「私、タオルと着替えを持ってきますから」
客室へ案内するとそう言って一度浴室へ行き
駆け足で戻ってくる。
「どうぞ、着替えてください。そのままでは
風邪を引いてしまわれますわ」
そして着替えを見ないように、くるりと後ろを向く。
>>560 「これはどうも……ありがとう、お嬢さん」
客室に招かれて、着替えを渡されると素早く着替えを済ませる。
「……本当にすみませんねぇ。年だから、歩くのが応えましてね」
瑞葉が背を向けている間に、濡れてしまった衣服から何かを取り出して
急いでポケットにしまうと、瑞葉に声をかける。
「あ〜いやいや。お嬢さん、もうこっちを向いてもいいですよ」
そう言って、近くの椅子に腰を下ろす。
562 :
椿 杏樹:03/07/03 23:59 ID:H/3I+EC2
>>559 「ありがとうございます」
先ほどまで浮かない顔をしていた癖に、無理をしているのかにっこり笑い
伊達に礼を言う。
「ホント危なかった〜。この前も手怪我したばっかりなんです、ほら。
これ以上傷とか増やしたら、ただでさえお馬鹿で変な女なのに
誰にも抱いて貰えなくなっちゃいますよねえ」
包帯を巻いた手を見せると冗談っぽく苦笑し、他人事のように言う。
「ところで、伊達さんは何かお仕事の調べ物ですか?」
>>561 最近沈んでいた気持ちが、見ず知らずの人に親切をしたことで
少しだけ上向きになるのを感じる。
>もうこっちを向いてもいいですよ
「はい・・・・・・それではお客様、何か暖かいお飲み物をお持ちしましょうか?
コーヒーですとか、お紅茶ですとか・・・・・・日本茶やココアもありますけれど」
にこりと微笑んで言う。
>>563 「あ、いや。お構いなく……それよりもお嬢さん」
にこやかに話し続ける。
「こう見えても私は占いをやっていてね。しがない占い師だが
キャリアは長いんだよ……。それで、今夜のお礼にお嬢さんを
占ってあげたいんだ。これでも当たるんだよ……」
そう言うと、瑞葉の全身を観察するように眺める。
「……お嬢さん、今悩みがあるでしょう? それも恋愛関係」
>>563 「えっ!?」
いきなり自分の今の悩みを言い当てられて
すっかり気圧され、男のことを信じてしまいそうになる。
「え、ええ・・・・・・・そう、ですけれど」
ギュッと自分の胸元のエプロンの布地を握り締める。
「あの、失礼ですけれど、本当に?」
興味津々、といった様子で身を乗り出してくる。
>>562 抱きかかえていた杏樹を床に下ろすが、そのあとの言葉を聞いて再びため息。
「馬鹿で変な女…?抱いて貰える…?…何言ってるんだよ…やれやれ…」
相変わらずの様子の杏樹に苦笑しつつ、散乱した本を片付け始める。
>ところで、伊達さんは何かお仕事の調べ物ですか?
「……!」
ようやく目当ての医学関係の本を拾い上げたが、核心をつく杏樹の発言に驚いて思わずそれを足元に落とす。
「…調べ物?…あ、ああ、主人に頼まれて《惚れ薬》でも作ろうかと思って。…その資料さ」
誤魔化すようにそう言うが、何故か顔は引きつっている。
>>565 「えぇ、こう言っては驕っていると思われるかもしれませんが
自分の占いには自負しています。一応、これで食べていますからね」
こちらを見つめる瑞葉に苦笑してみせると、コホンと咳払いする。
「……よければ、手相なんか拝見させていただけませんか?」
そう言うと、手のひらを差し出す。
>>567 「そ、それでは・・・・・・・お願いします」
神妙な顔つきで男に自分の手を差し出す。
「どう、でしょう?」
>>568 瑞葉の手を見て、それらしく唸ってみる。
「……う〜ん……おやっ!?」
険しい表情で、大きな声を上げる。
「お嬢さん、これはあまり良い状態とは言えませんよ」
そう言って瑞葉の手を放す。
「もしかして……好きな人が複数いるとかではありませんか?」
当たり障りのないように、適当な事を言ってみる。
>>569 「な、何でそれを・・・・・・」
嘘をつけない性格なので、正直に反応を示してしまう。
「本当に、当たるんですのね」
尊敬の眼差しを男に向ける。
「あの、じゃあ、今の状態を解決する方法ってありませんかしら?」
今度はすがりつくようにして問う。
571 :
椿 杏樹:03/07/04 00:29 ID:wAQox9c1
>>566 (この医学書…すごく専門的なものじゃない。
伊達さんって何かの病気なのかなあ。言われてみれば顔色が悪いような気もする…)
突然伊達が少し慌てた様子を見せたので、目をぱちくりさせて何事かと
心配そうに屈んで顔を覗きこむ。
>主人に頼まれて《惚れ薬》でも作ろうかと思って
しかしこの言葉にニヤリ笑い、面白がってからかう。
「本当に御主人様に頼まれたの〜?惚れ薬、自分用だったりして。
…あ。でも伊達さんと志保さんにはもう必要ないか…」
「私のこの前の作戦、大成功だったでしょ!ふふっ、良かった〜。」
伊達の手を握って笑うと座ったまま目を閉じる。
「よくできました?」
より体を近付け彼の懐に潜りこむと、恥ずかしそうに伊達に誉めて貰おうとする。
>>570 「ほほ……当たりですか」
あまりにも上手くいったので、内心ほっとしてしまう。
「解決方法ですか……いいでしょう。今夜は特別に良い解決方法を教えてあげます」
そう言うと、少しの間無言になる。
「……運気を良い方向へと運ぶために、別の、良い運をお嬢さんに
もたらさなければいけません」
真剣な表情で言うと、仕方ないという感じで口を開く。
「さしあたって、私の運をお嬢さんに差し上げます。
大変言いにくいのですが……衣服を脱いでいただけますか?」
>>572 占い師の言うことに一つ一つ、フムフムと頷いていたが
>大変言いにくいのですが……衣服を脱いでいただけますか?
「え・・・・・・ええっ!?」
見る見るうちに真っ赤になる。
「どうしても・・・・・・・の、よう・・・・・・ですわね」
既に男を信じきっているので
(これは別にいやらしい意図があってのことではないのだから)
などと自分を納得させると、エプロンから脱ぎ始める。
「あの・・・・・・恥ずかしいですから、なるべく早く・・・・・・」
男の目を気にしながら、おずおずとメイド服を脱いで下着姿になる。
>>571 杏樹が拾った医学書を読むのをハラハラしながら見ていたが、とりあえず気付かれた様子がないので安心する。…が。
>…あ。でも伊達さんと志保さんにはもう必要ないか…
>私のこの前の作戦、大成功だったでしょ!
「……なっ。ま、まさか杏樹、見てたのか!?」
杏樹がセッティングしたのに感謝はしていたが、あの時の自分の台詞や態度を思い出して狼狽する。
(第三者に聞かれたら恥ずかしい事この上ないぞ、おい…)
などと考えているうちに杏樹が擦り寄ってきたので、柔らかくその頭を撫でて一言。
「よく出来ました。…いや、本当にありがとう。あれだけいい思いが出来たんだ、俺はいつあの発作で死んでも……!?」
杏樹を褒めるつもりで話し始めたのだが、うっかり自分の事まで喋ってしまい、慌てて口を塞ぐ。
>>573 「良い運をもたらすために、お嬢さんの悪い運を追い払わなくてはいけません。
そのための手段ですよ」
当然のように言うと、瑞葉がメイド服を脱いでいく様をじっと見届ける。
そして、脱いでしまった後、瑞葉の背後へと移動する。
「まず、両手をこうやって左右に広げて……」
瑞葉の両手を取ると、高く持ち上げていく。
「悪い運気が逃げやすいように、お嬢さんの緊張を解いていきます。ちょっと失礼……」
そう言って、瑞葉の胸を揉み始める。l
「おとなしくしていないと、悪い運がいつまで経ってもお嬢さんから離れませんよ」
釘をさすように、瑞葉の耳元で囁く。
>>575 「ん・・・・・・はい・・・・・・きゃぁっ!」
羞恥に震えながらも男のなすがままになっていたが
さすがに胸を揉まれて悲鳴を上げる。
>おとなしくしていないと〜
「そ、それは・・・・・・それは困ります・・・・・・・でも、これで本当に?」
男の顔を覗き込むこともできずに
ただ胸を弄ばれ続ける。
>>576 「そうですよ。じっとしていれば、より良い運がお嬢さんを満たしていくでしょう」
もっともらしく言うと、下着の中に手を入れて、直接触れる。
「……ほら、逃げ出そうとここが膨らんできているでしょう?」
尖り始めている乳首を、指先で摘んでコリコリと扱きながら
瑞葉の首筋に軽く吸い付き、うっすらと浮いてきた汗を舐め取る。
「こうやって私も、お嬢さんの悪い運を取ってあげるからね……」
(……完璧に騙されているな……ひっひっひ)
そんな事を思いながら、次第に愛撫が下半身へと向かう。
>>577 「ひっ、あ・・・・・・あっ、あん・・・・・・ふ、ぅん・・・・・・んっ」
男の刺激に声を漏らすまいとするも適わず
かえって悩ましい声をあげてしまう。
「こ、こんな・・・・・・違・・・・・います・・・・・・」
さすがに疑いを持ち始めたのか
占い師の腕の中で身もだえするが
その時男の手がショーツの中へ侵入してくる。
「い、いやああっ!」
579 :
椿 杏樹:03/07/04 00:58 ID:wAQox9c1
>>574 >ま、まさか杏樹、見てたのか!?
「見てたというか…その…。ごめんなさい。私……。
2人の会話を聞いて…自分で慰めてしまおうとしてたんです。
すごくぞくぞくして、誰かに触れてほしくて…結局最後は御主人様のお部屋に押しかけて…」
もじもじしながら答える。
頭を撫でられ、嬉しそうに更に擦り寄るが
>俺はいつあの発作で死んでも
に反応し驚きで表情を固めてしまう。
「死んでも…?ね、『死んでも』って、どういう事ですか…。
今の本といい…何か死んでしまうような重い病気を持ってるの?ねえ」
遠慮せずに沸いた疑問をどんどん投げかける。
が、何かを思ったらしく寂しそうに質問をぴたっと止める。
「言いたくないのなら聞くのはやめる…。でも……」
伊達の胸に耳をつけ、無言で子供のように胸板に抱きつく。
「まだこんなにこの心臓はドキドキしてるのに。
貴方の頭だけが死ぬ事をずっと考えてるなんて、変な感じ…。」
>>578 「いや……ですか? 私はここで止めてもいいですよ?」
そう言うと、秘裂まであと一歩の所で手を引っ込めてしまう。
「だけど、このままじゃあ……お嬢さんが不幸になるだけですよ。
それだけじゃない……あなたの大切な人にも害が及ぶかもしれません」
瑞葉の腰にしっかりと手を回し、逃げられないようにしたまま
恐ろしげにそんな事を言う。
「なんとしてでも良い運をお嬢さんに差し向けないと……悪い運がどんどん
流れて、それが最後にはあなたの大切な人に向かっていきます……どうしますか?
止めますか?」
>>580 「そ、そんな・・・・・・」
疑わしいとは思っていたが、まだ完全にインチキだとは言い切れずに
しばらく逡巡するが、やがて弱弱しく頭を振る。
「いいえ・・・・・・続けて、下さい。お願いします・・・・・・・」
そして身体の力を抜いて、すっかり占い師に身を委ねてしまう。
>>581 「そう……ですか。お辛いでしょうけれど、少しの間ですからね」
あくまで申し訳なさそうに言うと、再びショーツの中に手を入れていく。
「……ほほ、ほうら……悪い運が逃げ出しているよ」
秘裂に指を埋めて、くちゅっと音を立てると秘豆を転がし始める。
「お嬢さんも、少しずつ声を出して……悪い運を追い払っていくんだよ。
そうすれば良い運も入ってきやすいからね」
胸への愛撫も同時に続けながら、やがて、屹立し出した肉棒を
瑞葉の尻肉の谷間に擦り付ける。
>>582 「ふあっ! あんっ、あっ・・・・・・だ、ダメ、です・・・・・・ぁ、ああっ!」
最も敏感な部分を刺激されて、占い師の腕の中で
身体をその都度撥ねさせる。
やがて尻に硬いモノが押し付けられたのを感じとって
恐怖に怯えた表情で後ろを振り返る。
「あ、あなたは、やっぱり!?」
しかしその行動とは裏腹に、秘所に進められた
男の指に、さらに多くの愛液が伝い始めている。
>>579 >見てたというか…その…。ごめんなさい。私……〜
ひょっとしたら杏樹に見られていたかも、とは思っていたものの、想像の範疇を超えた話に、思わず呆然とする。
「そうか、杏樹、君はもしかして…」
以前から多少思い当たる事があったが、本人の事を考えて口ごもる。それよりも問題は自分の事。
>今の本といい…何か死んでしまうような重い病気を持ってるの?ねえ〜
>まだこんなにこの心臓はドキドキしてるのに。貴方の頭だけが死ぬ事をずっと〜
「俺は…俺は……」
本来なら答えるべきではない事。…しかし、志保には告げられず、自分一人で抱え込んでいたせいか、それとも救いが欲しかったのか、杏樹を抱き寄せると先程の本を開く。
「…ハラノ・ソルヴァン氏病。それが俺の病名だ」
そう言うと、付箋のついたぼろぼろのページを開く。
「遺伝病の一種でさ。俺は高校の時に発病したんだ。…心臓と肺が少しずつ弱っていく病気で、まだ直し方は…発見されてない」
我慢の糸が切れたのか、そこで小刻みに震え始める。
「正直…とても怖い。それと…医学をかじったのも病気のせいだしな。直せるわけないが。…でも、これは志保には黙っていてくれよ?」
そう言うと、震える手で、縋るように杏樹を抱きしめる。
>>583 「やっぱりとは? さきほど言いましたでしょう?
『私の良い運をお嬢さんに差し上げる』と……」
言いながら、するするとショーツを脱がせていく。
「修行を積んでいる私の運は、必ずお嬢さんを幸せへと導きます。
それは、直接お嬢さんの肉体へ注いだ方が効率もいいんですよ」
そして、秘部を弄っていた手を瑞葉に見せる。
「……これが、お嬢さんの悪い運です。私にはハッキリとそれが見えるのですが
お嬢さんには……わからないでしょう」
愛液にまみれた指先を瑞葉に突き付けると、それを丁寧に舐め取る。
「取りあえず、私のコレを口に含んでみてください。あ、大丈夫です……。
男性のソレとは違う液体が出ますので……」
>>585 「ウ、ウソ・・・・・・嘘です」
怯えながら泣きじゃくるが
占い師のあまりに堂々とした様子に、また不安が頭をもたげる。
「・・・・・・いえ、ごめんなさい」
男の前にひざまずくと、モノを手にとって
そして若干の躊躇の後に口に含む。
「言うとおりにしますから、ですからどうか・・・・・・んっ」
>>587 「謝らなくてもいいんですよ……これは善意でやっている事なんですから……っと!」
己の肉棒に瑞葉の舌が巻きつくと、くぐもった声を上げる。
「ほほ、これはすごい……そうそう、そこをもっと……」
瑞葉の頭を持って、気持ち良さげに腰を動かしていく。
「むむっ……きましたっ! さ、しっかりと受け止めるんですよ。私の運です!」
一際大きな声を上げると、瑞葉の口内に深く肉棒を打ち込んで精を放つ。
「飲み込まないとだめですよ……最後の一滴まで……」
589 :
椿 杏樹:03/07/04 01:32 ID:wAQox9c1
>>584 >震える手で、縋るように杏樹を抱きしめる。
母親のように穏やかに笑うと、杏樹の体を包む伊達の腕を外す。
これだけだとまるで見捨ててしまっているようだが
「…伊達さん。
約束したでしょう?私達の間に起こる事は何ひとつ…志保さんには絶対、言わないって。
それは体の関係であっても、貴方の病気であっても同じ事なの。」
まっすぐ彼を見据えてそう言うとエプロンを乱し、
メイド服から自らで乳房を露出させて伊達の前に両胸を晒す。
「…好きにしてください。私の体。それで心が少しでも癒されるのなら…。
……私みたいな人も愛した事ない、からっぽな女なんか抱いても志保さんみたいには
満足できないかもしれないけど、それでも、構わないなら…」
いつもの誘惑的な台詞よりもっと甘く優しい口調で、手を広げてゆったりと誘う。
「来て…」
>>588 「んんんっ! んぅ・・・・・・っ」
男のモノが膨れ上がって暴発すると
苦しそうに呻きながらも頷き、噴出した液体を飲み干していく。
「んく・・・・・・んっ、んんぅ・・・・・・はぁ・・・・・・ちゅ、ん」
言われたとおりに、尿道に残った分まで吸い尽くすと
占い師を見上げて問う。
「これで・・・・・・もう大丈夫でしょうか?」
>>590 しゃがみ込んで、瑞葉の顔をじっと見つめる。
「……う〜ん、これほどしぶとい悪運は初めてだ。まだだよ、お嬢さん」
そう言って、下半身を瑞葉の前にさらけ出す。
「最終手段と取る事になるけれど、何をするかは……わかっているね?」
安心させるように瑞葉の肩に手を置いて、穏和な口調で言う。
「上下の粘膜に注ぎ込むと、効果がより一層高くなるんだ……決して
下心があって言っているんじゃあない。お嬢さんを幸せにしたいんだよ」
そう言うと、小さく微笑みながら瑞葉の様子を窺う。
>>591 「・・・・・・はい・・・・・・・」
そうなることを予期していたのか
それとも、もう逃れられないと観念したのか
大人しくその場に横たわる。
「どうぞ・・・・・・」
目を閉じると、そう言って微動だにしなくなる。
>>589 ずっと抱え込んでいた重い悩みを解き放ったせいなのか、縋るように杏樹を抱き続けるが、不意に離れられて驚く。
>…伊達さん。約束したでしょう?私達の間に起こる事は〜
そう言って誘うように乳房を見せた杏樹に、ふらふらと近寄る。
「杏樹…俺は、俺は…」
志保の事が頭にあるのだが、それでも足は止まらない。
>…好きにしてください。私の体。それで心が少しでも癒されるのなら…。
「…空っぽなんかじゃないよ。君だって輝きを秘めた立派な宝石なんだから…。…今日だけでも…俺を…」
そのまま誘われるように杏樹に抱きつくと、甘えるように、そして貪るようにその乳房を吸い始める。
>>592 「もう少しの辛抱ですからね……これが終われば、きっとお嬢さんも
生まれ変わったような感覚を味わう事が出来ます」
瑞葉の足首に絡み付いているショーツを取り去ると、ゆっくりと両足を広げ、
肉棒を挿入させていく。
「ふぉおっ! お、お嬢さんの悪運が……私の運と闘っています!」
ぬめる瑞葉の膣内に、心の中で悦びの声を上げる。
(これはいい……何せ、久々の若い女だしな……)
「お嬢さんも、悪運をはねのけるための声を出すのです!
良い運を……身体中に満たしたいでしょう?」
言いながら、やがて激しく腰を動かしていく。
>>594 「あ・・・・・ああああっ」
身体の内部へ侵入されて、快感を示すとも
絶望しているともつかぬ声をあげる。
「お願い、です・・・・・お願いですから・・・・・・・幸せに、して、下さい・・・・・・」
必死で男にしがみつき、ゆっくりと腰を動かし始める。
「・・・・・っ、ぁん、んぅっ、きゃ、ふぁっ、あはああっ!」
徐々に声も大きく高くなり、男を誘うようなものになっていく。
>>595 「ほほ、心地よい声……あ、いやいや、その調子です」
やがて、瑞葉の膣内をかき混ぜるように動かしていくと、目の前に揺れている
乳首に吸い付く。
「私にはわかります……お嬢さんの悪運が逃げ出していく様子が……」
そして、鎖骨や首筋に舌先を這わせると、瑞葉の両足首を持ち上げて
深く穿ち始める。
「お嬢さんの中心に……私の運を……注ぎ……ううっっ!」
そこまで言うと、瑞葉の膣内で再び精を爆発させる。
「……お嬢さんも……しっかりと受け止めているようですね」
肉棒を強く締め付ける感触に、そんな事を言ってみる。
>>596 「本当に・・・・・・本当、ですか?」
一縷の望みにすがって涙を流しながら腰を使う。
やがて体内で男が暴発したのを感じて
自分もぶるりと身体を震わせ、軽く達する。
「ひゃ、あ・・・・・んあぁ・・・・・っ」
秘所をきつく締め付けながらも
ぼんやりとした瞳を天井に向け、忘我の状態になる。
598 :
椿 杏樹:03/07/04 02:05 ID:wAQox9c1
>>593 >杏樹…俺は、俺は…
「うん、うん…。ずっと一人で抱えて、辛かったのね…」
辛い『何か』を一人で抱える気持ちは自分にも痛いほど理解し共感できるものであり、
子供をあやすように伊達の髪を両手で撫でる。
と、そのまま、まだ本の散らばる書庫の床に2人で倒れ込む。
>…今日だけでも…俺を…
「本当は私が愛せるような人は、まだ誰も出会えてないけれど…。
上辺だけの嘘でもいいのなら…あん…今夜だけ、フリで言わせて…伊達さん。」
>甘えるように、そして貪るようにその乳房を吸い始める。
「ふぅん…。あぁ…あっ」
乳房を吸われつつ、本来は心にも無い事なのだが彼を気分良くさせるためだけに言う。
「好き…。貴方が好きなの……。離れちゃ嫌…お願い、ずっと…今夜は抱いてて…」
>>597 軽く息を吐くと、瑞葉から肉棒を抜く。
「ほうら……私のココにも、お嬢さんの悪運がまとわりついています。仕方がないですね」
苦笑すると、瑞葉が持ってきたタオルで肉棒を拭く。
「あ、お嬢さん! このタオルはなるだけ早めに処分するんですよ。
弱っている今なら、誰かにこの悪運が行き渡る事はありませんからね」
そう言うと、タオルをたたんで床の上に置く。
「はぁ、今晩は疲れたなぁ……すみませんが、泊めていただけますかねぇ。
家まで行くのがしんどくなってきました」
照れ隠しのように笑うと、いそいそと服を着始める。
>>599 「はい・・・・・・・ありがとうございました・・・・・・
どうぞ、ゆっくりなさって行って下さい・・・・・・」
虚ろな表情で告げると、タオルを受け取り一礼して部屋を出る。
「・・・・・・・あ・・・・・・私、お風呂に入ろうとしていたんでしたわ・・・・・・・」
誰にでもなく呟くと、フラフラと浴場へ向かう。
「これで・・・・・・本当にみんな幸せになれればいいのに・・・・・・」
その頬には一筋の涙が流れていた。
>>598 「杏樹…済まない…。俺は…」
辛うじて理性を保っていたが、書庫の床に倒れこむと堰を切ったように杏樹の身体を愛撫し始める。
物音ひとつしない書庫で、ただ杏樹の身体を舐めまわす舌の音、服を脱がせていく音だけが響いていく。
>上辺だけの嘘でもいいのなら〜
「上辺…か。…いや、今日はもう……」
何か言いたそうな様子だったが、もはや杏樹と交わりたい衝動の方が強くなったのか、無言で杏樹の内太腿に手を伸ばす。
>好き…。貴方が好きなの……。離れちゃ嫌…お願い、ずっと…今夜は抱いてて…
「あ、杏樹…」
わかっていても思わずドキリとする発言だが、「好き」という言葉に答えるわけにもいかないので、ただ杏樹の全身を荒々しく弄っていく。
瑞葉が出て行った後、ベッドサイドに腰を下ろし、
ポケットから小さな本と煙草を取り出し、最初に煙草に火をつける。
「若い女は占いに弱いって本当だな……」
煙草を吹かしながら、本をペラペラとめくる。
「"大抵の女性は、恋愛について大いに興味を持ち、その多くが悩みを
抱えています。それはいわば弱点とも言えるでしょう"……か」
くすくすと笑うと、次第に笑いが止まらなくなってきて
煙草の火を消してベッドにゴロリと横になり、大声で笑い出す。
「まさかあんな簡単に引っかかるなんてな! こりゃ笑わずにいられるかってぇの!」
部屋中に笑い声が響くが、それが外に漏れる事はなかった。
603 :
椿 杏樹:03/07/04 02:35 ID:wAQox9c1
>>601 荒く服を脱がされ、肌を曝け出された後ただ激しい愛撫をされる。
「ふぁ…。ああ…ん…あぁ…。伊達さぁん…」
甘い声を出しながら、伊達の内腿に触れる愛撫から逃げるように体をよじり
書庫の棚に手をひっかけてなんとか立ち上がる。
「んぅ、うう…!」
彼に背を向けて本棚にもたれると、吐息を漏らしつつ哀願する。
「はぁ…はぁ…。今日は…今日はこっち……。また乱暴にしても、いいですから…」
既に脚からは愛液が流れており、べとべとの下着をわざとずらして尻を見せ付ける。
どうやらバックをねだっているらしい。
>>603 本能のままに杏樹を激しく責めていたが、突如立ち上がったかと思うと尻を見せ付けて自分を誘う杏樹を見て、ごくりと生唾をのむ。
>はぁ…はぁ…。今日は…今日はこっち……。また乱暴にしても、いいですから〜
「綺麗だよ。…極上のアメジストのように、深く美しい……」
それだけ言うと、杏樹の要望に応えるように既にいきり立った逸物を荒々しく杏樹の秘裂に突き刺す。
「く、ぁっ…。いい感じだ……」
中が潤っているのを確認すると、激しく腰を前後させ始めていく。
605 :
椿 杏樹:03/07/04 03:02 ID:wAQox9c1
>>604 「はぁ…あうんっ、あっあっ…あ…。やあぁ…っ!」
酸欠なのか突かれる度口で必死に喘ぎ、自分でも深く快楽を求めようと
前後に体を揺さぶる。
「もっと…、もっと動いて…!あんっ……。ああんっ!」
>綺麗だよ。…極上のアメジストのように、深く美しい……
「ほんとに…綺麗、私が…?あはぁん!そ、そこいい…いぃっ…」
(この人は私が体を開けさえばすれば、全力で誉めて、欲しい言葉も全部くれる…)
「伊達さんっていい人ね…。御主人様と同じくらい、やさしい…」
傍から聞くと全く意味のわからない事をかすれた小声で言いながら
その後も誰もいない明かりを消した書庫で、伊達が完全に達するまで何度も喘ぎ続ける。
杏樹の不可解な言葉は聞こえず、絶頂に達するまでひたすら杏樹を責め続け、やがて白濁を杏樹の背中に放つ。
後始末を終えると眠り込んでしまった杏樹を自室まで運ぶと、静かにベッドに寝かせてその場を立ち去り、広間のソファに一人座る。
「……彼女も何か抱え込んでいるのかもしれない。…だが、俺はそこまで相手をしてやれるのか…?」
二三度急に咳きこみ、ポケットから錠剤を取り出して飲む。
数分後にはゆっくりとした足取りで、資料片手に自室のベッドへ。
「…あとどれくらい時間があるのかな。ふっ…やっぱり、死ぬのは怖い…」
俺が死んだら何人の人が悲しんでくれるだろう…蒼白な顔でそんな事を考えつつ、やがて眠りに落ちる。
( ゚Д゚) ウボァー
ん・・・ここは・・・・
痛っ!
頭が痛い・・・・昨日・・・パトロールしてて・・・その後・・・どうなったんだっけ・・・
とりあえずここは一昨日の部屋だ。どうやら寝かせてくれた見たいだ・・・
さて、と・・・・
昨日は変な夢を見たなぁ・・・
杏樹さんと伊達さん(別の日に名前を聞いた)がなんかエロティックなことしてる夢。
そうか、あの人杏樹さんっていうのか・・・と自分の中でごまかすことにした。
・・・人間にはもう戻れないんだろな。
とりあえず、近くの紙(前に不用の紙といってた紙)に
口で「アリガトウ」と書いてクッションの上に置いておいた。
そして俺は食堂に向かって走り始めた・・・・・
思ったより早く食堂につく。
にんじん三本を貰って寝床に戻・・・・
・・・・どこだっけ・・・・・
えーと・・・僕はどうなったんだっけ・・・
いきなり言動が幼くなるガルフ。必死に記憶を思い出す。
そうだ!一ヶ月!
それは寝床を捜してる途中のこと。
彼は自分と同じようにカラスに生まれ変わった旧友と出会う。
そして、お前の体質では人間に戻るまでにこれを飲み続けないと
死ぬという。
それは記憶の大部分を幼くさせる錠剤。
彼はそれを遠慮せずに飲み込んだ。
「いいか、一ヶ月たったらまたここにこい。」
でもあいつったら余計なもんものこすんだからなぁ・・・
ヤツの悪戯なのか(その可能性が高い)副作用なのか、
エロい記憶だけは残っていた。
杏樹さんとこでごちそうになった時秘部に顔をうずめてしまった事故、
昨日の変な夢。
それに性知識
それにしてもコトダマかぁ・・・不便のようで使えるのかな?
ガルフは生まれ変わった時からコトダマという能力を見につけていた。
名前を知ってる人と「話す」ことができるのだ。
ただしフルネーム。
612 :
ROM:03/07/04 20:22 ID:qLGG1YXo
オナニーストーリーを披露したいのか、
住人とエロロールプレイしたいのかはっきりしろや。
いい加減ウザイ
今の所、御主人サマと杏樹さんしかフルネームは
知らない(部屋の中にフルネームが書いてあるモノがあった)。
おなかすいたぁ・・・・ごはんっ、ごはんっ、
先ほどの記憶に加え、屋敷のコトについての記憶も残っているので
食堂の場所はわかる。
幼いガルフは走りだす─・・・
(中の人
こんなことなら変な伏線いろいろ作るンじゃなかったですな、
当分はこのままでいこうと思います。
(某スレのなりきりで大人なりきりになれないなんていえないよなぁ))
>>614 612氏はそういう事を言いたかったわけではないと思われ。
もっと重要な問題点が…。
>615
(中の人
要するに1人で走り続けるなDQNってことっすよね
とりあえず今後はこれで落ち着く予定ですがやっぱ
吊ってきます・・・)
617 :
名無しさん@ピンキー:03/07/04 23:37 ID:diQSVI0x
618 :
名無しさん@ピンキー:03/07/04 23:47 ID:diQSVI0x
「なんだか前来た時と雰囲気が違うわね…。日を改めた方がいいのかしら?」
腰に手を当てて言うと、屋敷の周囲をしつこくうろついている業者の尻を
革製ローファーで背後からおもいっきり蹴り上げる。
「何よあんた、邪魔よ。
…折角メイドの格好してきたのに。残念だわ」
デジタルカメラを手に取り、何やら妖しい笑みを浮かべている。
「さて、どこに仕掛けるかな…」
瑞葉が最近元気がないのを心配しつつ
彼女の夕食時食べ残したチョコムースをゴミ箱に捨て、皿を洗う。
「まだひとつ残ってるから明日にでも、改めて食べてくれたらいいんだけど」
「トイレもなかなかいい感じだな」
自室で、ポッキーを食べている。
「……はっ! だめだめっ! これ以上食べたら……」
しかし、中身はほとんど無くなっている。
急に明かりのついた屋敷から、声が聞こえ始め不思議に思う。
「なぁーんだ、人いたんじゃない。…どうしよっかな、ここは一発行ってみようかしら」
鞄の中にはいつものバイオリンに加えデジカメが入っており、
屋敷の内部を自分で偵察するつもりらしい。
だが格好こそ一応(奏から奪った)メイド服をお直しした物を着ているが、
黒ハイソ&ローファー着用で女子高生っぽいのはどうしても隠せていない。
廊下を適当にぶらついている。
残りわずかのポッキーを片付けると、喉の渇きを覚えて
厨房へ向かう。
「……あ、作りおきのお茶とかって、まだあったかな……?」
呼び鈴は鳴らさず、こっそりと玄関から屋敷内に入ってみる。
書類の整理を終えて一息ついた後、窓の外をちらりと見る。
「……そうだ。主人からアレをいただいていないな……」
そう呟くと、素早く外出の準備を始める。
「主人の所へ出かける。後の事は宜しく」
執事にそう言い付けると、車に乗って主人の屋敷へ向かう。
何か可愛い獲物はいないかと廊下を徘徊する。
掃除を終え、自室の前の廊下に立つ。
「あ〜、今日も疲れたぁ……」
「まーずはぁ、『御主人様』のお顔とやらをチェックしないとね。
ギトギトオヤジだったら最悪だけど…あの資料を見る限り、それはなさそうかな〜」
指を口元に当て、入口付近で誰か歩いていないかを見回していたところ
背後で玄関の扉が開かれる音がし、振り返る。
>>638 自室の前に立つみかさを見つけ、話しかける。
「ほう、メイドの中で一番体力のある君が疲れたとは。何かあったのかね?」
ニヤニヤしながら言う。
>>640 屋敷に到着して、門をくぐった後、ゆっくりと玄関へと向かう。
「……この屋敷も、すいぶんと立派になったものだな」
屋敷を仰ぎながらそう呟くと、小さく笑う。
玄関前に着いて呼び鈴を鳴らそうとするが、あえて鳴らさず
勝手に扉を開けて屋敷内に侵入する。
「……誰だ?」
少し距離を置いた場所に梓紗を見つけ、訝しげに問いかける。
643 :
名無しさん@ピンキー:03/07/05 01:11 ID:RocXGKfb
>>641 自室のドアを開けて部屋に入ろうとしていたのだが、突然の主人の声にぴたりと動きが止まる。
>一番体力のある君が疲れたとは。何かあったのかね?
「え…?…あ、いえ。…わ、私疲れてませんよ!まだまだお仕事できますから!」
疲れていたのは今日一日、何故か精彩を欠いていた瑞葉の分も頑張ったせいなのだが、それはおくびにも出さず気丈に振舞う。
「えぇと…御主人様、何か仕事はありますか?それとも、私の部屋で良ければお茶でもいれますけど?」
主人の企みには気付かず、とりあえずそんな事を言ってみる。
>>644 「いや、ちょっと護身術を教えてもらいたくてだな…」
廊下の窓から覗く
>>643の業者を指差す。
「ああいう業者を撃退できるのはこの屋敷にみかさ君一人というの現状。
それではちょっと心もとないと思ってね」
奇妙な笑みを浮かべつつ、両手を構えてシャドーボクシングしてみせる。
しかし動きは遅く、みかさの目には一般人のお遊び程度にしか映っていない。
>>642 麗のようには機転も利かず、用意周到ではないので顔写真も見ないまま潜入している、
というなんともアバウトな入りこみ方である。
故に偶然出会った伯爵を風貌から主人かと思い込み、潜入演技を開始する。
>……誰だ?
「あっ。え、えーと…私、この度メイド派遣協会の学生バイトで…不定期で、こちらへ来させて頂く事になりました。
名前は……梓紗です。宜しくお願い致します。御主人様」
さっきまでのじゃじゃ馬ぶりを上手く隠し、ぺこりとお辞儀をし微笑む。
「何か御用がありましたら遠慮無く、お申し付け下さいませ。
お部屋のお掃除でも何でも致しますので」
647 :
桜庭 奏:03/07/05 01:20 ID:04WGCPUd
最近あまり眠れないので、眠り薬に濃いお酒を飲んだあと、自室に向かうが、
主人とみかさが立ち話をしてるのを見て思わず影に隠れる。
>>646 突然、自己紹介を始めた梓紗に驚くも、主人と間違えている事に気付いて
何やら企みが思い浮かぶ。
「……そうか、そうだったな。君がバイトのメイドか。少し……若いな」
梓紗の足元を見てそう言うと、少しだけ梓紗を疑い始める。
「年はいくつだ? 梓紗ど……君」
>>645 「業者退治は…確かに、私だけの仕事ですねぇ」
とりあえず立ち話もなんなので、主人を部屋の中へ導く。…ドアは開けたままだが。
>護身術を教えてもらいたくてだな
「護身術、ですか…。それじゃあ…御主人様、ちょっと待っててもらえますか?…えと、その前にちょっと後ろ向いててください」
ぽん、と思いついたように手を叩くと、そそくさと例の柔道着に着替えてくる。
「御主人様。私、柔道と合気道しかできませんけど…それでもいいですか?」
心配そうに言いつつも、久々のこの格好にどうにも嬉しそうである。
>>648 >年はいくつだ?
「16です。普段はバイオリンのレッスンがあったり、全寮制の学校に入っていますから
お休みの時くらいしかバイトも出来なくて」
苦笑などしてみせ、今度は伯爵に問う。
「派遣協会の方からは、今日はとりあえず御主人様に職務内容を教えて頂くよう
聞いて来たんですが…。えっと。何をすれば良いか、教えて頂けますでしょうか」
伯爵の後について廊下を歩く。
(まずはお姉様がどんな仕事をしてるのか、身をもって体験しないとね。
どうせ家事手伝いばーっかなんだろうけど。…正直苦手なんだよなぁ)
どうやら夜伽の存在を知らないらしい。
651 :
桜庭 奏:03/07/05 01:40 ID:04WGCPUd
ボクシングの構えをしてみている主人を見て、思わず噴出しそうになる。
(御主人様…か、かわいい……。)
こんなことで噴出しそうになるなんて、酔いがまわっちゃったのかしらと思いながら二人の様子を見る。
部屋に入った二人を追って、こっそり中の様子を伺う。
(おお、みかささん、御主人様に護身術を教えるのね!柔道着に着替えてするなんて、本格的だわ。)
>>649 「ああ、かまわんよ。…とりあえず私がレイプ魔ということで技を軽く掛けてみてくれ」
そう言ってみかさに服の袖を差し出す。
「あっ、それとこの服は安物だから気にせずにな。そこらへんは気にしなくていい」
柔道着姿のみかさ――特に胸の辺りに魅入られて、
デジタルカメラを持って来ればよかったと後悔する。
>>650 「そうか、まだそんなに若いのか……果たしてこの屋敷のメイドが
勤まるのかな?」
そんな事を言って梓紗をからかうと、軽く咳払いする。
「宜しい。では基本的な仕事から教えていく事にしよう」
そう言うと、梓紗の前を歩いていく。
「……所で梓紗君。君が考えるメイド像とは、どのようなイメージだね?」
ちらりと後ろを振り返りながら、不自然にならないよう梓紗に尋ねる。
>>652 「レ…レイプ魔ですか…あはは…」
とりあえず苦笑するが、主人から一歩引いてしまっている。
>技を軽く掛けてみてくれ
「あ、はい。…それでは、御主人様が痛くないように…」
ベッドから布団をひきずり下ろして床に敷くと、主人に近寄る。
「…では…失礼します!!えいっ!!」
掛け声と共に主人を思い切り背負い投げし、豪快に布団の上に叩きつける。
「…これが背負い投げです。締め技や寝技もありますけど…」
そう言って少し主人から体を離す。
「次は御主人様が投げ技やってみます?」
655 :
桜庭 奏:03/07/05 01:54 ID:04WGCPUd
>>649 (…レイプ魔?そういえば、私も昔痴漢に追いかけられたことがあったからなぁ……。
聞いておく価値ありかも。)
興味津々な感じで聞きながら隠れているが、少しクラクラしてきたのか座り込む。
(やば…。テニスを見ながら飲んでたけど、結構瓶のお酒減ってたもんな。梅酒と言えどロックで飲んだし…。)
>>653 >……所で梓紗君。君が考えるメイド像とは、どのようなイメージだね?
「え?えーっと…。掃除洗濯、料理とか…。例えるなら家政婦さんみたいな事…かな?」
思わず自覚なく素の自分で答えてしまう。
「それ以外にも何かありましたっけ。メイドって、単なる洋風のお手伝いさんですよね」
通りがかった客室の中を覗き、誰か客が使用したらしい
シーツの乱れているベッドを指差し言う。
「ほら、ああいうののベッドメイクとか」
>>654 「〜〜ッッ」
豪快に背負い投げを食らって背中を強打する。
布団が敷かれているので大して痛くも痒くもなかったが、
衝撃で数秒間息が出来ない振りをする。
「ん〜、効くねぇ」
>「次は御主人様が投げ技やってみます?」
「いや、締め技と寝技を教えてくれ」
待ってましたと言わんばかりの笑みを浮かべるが、懸命に笑みを堪えながら頼む。
>>656 「ふむ、確かに"普通"のメイドであれば、そのような雑務をする者という事になるな」
何かを含むように言うと、口元に笑みを浮かべる。
「だが、この屋敷ではその他にもまだたくさんやらなければならない事がある。
まずはそれを知っていただければな」
そこまで言った時、清掃されていない客室の前を通る。
「……それでは、早速だがその部屋の清掃でもしてもらおうかな。
きちんと出来ているかどうか、私は近くで見ている事にしよう」
そう言うと、扉を開けて、中に入るよう部屋に手を差し出す。
660 :
桜庭 奏:03/07/05 02:06 ID:04WGCPUd
>>654>>658 背負い投げされた主人を見て、思わず一瞬目を閉じてしまう。
(うわ〜、みかささんすごい!)
>>658 >豪快に背負い投げを食らって背中を強打する。
「あ…ご、御主人さま、大丈夫ですかっ!?」
あまりにも完璧に技が決まってしまい、慌てて主人の背中をさする。
>いや、締め技と寝技を教えてくれ
「え…?締め技と寝技、ですか…」
きょとんとして少し考えながらも、とりあえず主人を軽く押さえつけて、その喉に柔らかく手をかける。
「締め技で落ちるのに慣れると…締め落とされるぎりぎりの浮遊感が快感になっちゃう人っていますけど…」
締め技使いだけあって、そんな危険な事(実話)を呟くと、まずは寝技とばかりに主人の腕を固めに掛かろうとする。
「痛かったら言って下さいね。覚えやすくしますから」
>>659 伯爵の『普通の』をやけに強調する言い方に首を傾げる。
だが日頃から我侭単純で考えが浅いので、その後の台詞にも疑問を持たない。
>……それでは、早速だがその部屋の清掃でも〜
「はいっ。お任せくださいな」
(げえ。いきなり掃除なのー…?私、自分でベッドメイクなんかやった事ないよ〜)
元気な返事とは裏腹に内心は冷や汗もの。
結果手つきも悪くシーツも綺麗に直せず、ほとんど変わらない状態で
目立つゴミだけ拾って捨てて終了してしまう。
「…。あ、あは、は…。ご、ごめんなさい。これじゃ、ダメですか…?」
指をもじもじさせながら、伯爵に恥ずかしそうに見つめ笑って誤魔化そうとする。
>>662 梓紗の仕上げた部屋を見て、露骨に表情が厳しくなる。
「……君は本当に派遣されてきたのかね? このままでは君は用無しだな」
そう言うとため息をついて、梓紗が仕上げた、お世辞にも綺麗とは言えないベッドに
遠慮なく腰を下ろし、足を組む。
「仕方ない……君には他の仕事を任せよう。だが、とても重要な仕事だ」
ばつが悪そうな梓紗を見て、ニヤリと笑うとこっちに来るよう手招きする。
「……これから教える事は、いわゆる『接客』にあたる。それは同時に
私への慰安ともなる仕事だ」
>>661 「わかった、ありがとう」
みかさの気遣いにお礼を言いながら、腕を固められていく。
するとちょうど手が彼女の股間の辺りに当たり、その柔らかな感触が柔道着越しに伝わってくる。
「いい感触だ…」
みかさの股間の感触に、変態のボルテージをさらに上げていく。
次に彼女の足の匂いを嗅ぎ、舐め、その指を口に含む。
665 :
桜庭 奏:03/07/05 02:30 ID:04WGCPUd
>>661-664 物陰から見ていたが、『護身術の指導』のはずなのに、主人が
>>664のような行為をはじめたのを見て慌て、
変な動きをしてしまったため、ドアに頭をぶつけてしまう。
「ったー。」
頭を押さえてうずくまる。
>>664 ほぼ完全に主人の腕を固めていたが、なにやら笑みを浮かべる主人に、何となく嫌な予感を感じ始める。
「ち、ちょっと…御主人…様?」
主人の手が股間に当たっているが、柔道ではよくある事なので何も言えない。
>彼女の足の匂いを嗅ぎ、舐め、その指を口に含む。
「ひゃぅっ!?」
足の指を舐められる…そんな突然の、そして初めての感覚に思わず声を上げる。
「御主人様…だめです…。そんな所汚いですよぉ。私、まだシャワーも浴びてないのに…」
主人の腕はまだ固定したままだが、次第にその力は抜けていってしまっている。
>>663 >……君は本当に派遣されてきたのかね?
マズイ!と思ったのか必死でコクコクコクコクと頷き、
>仕方ない……君には他の仕事を任せよう〜
の言葉に安心する。
「こ、今度は大丈夫ですとも御主人様!…たぶんだけど…。
…でも、接客?とか御主人様にとって慰安?って…どんなお仕事なんでしょうか」
手招きされるまま伯爵の隣に腰掛けると、素直に体を近付け顔を覗きこむ。
>>667 「……おそらくだが、梓紗君はまだ経験が浅いな?」
何の経験かはあえて問わず、こちらを見つめる梓紗を見つめ返す。
「まぁ、いい。その方が価値としては上かもしれないからな……」
そう言うと、不意に梓紗の肩を抱く。
「私への慰安は、マッサージの類も含むが、大体がそれ以上の事を
やってもらう事になるだろう……心配には及ばない。私がじっくりと
教えて差し上げよう」
そして、梓紗に口付けながらスカートの中に手を入れていく。
>>666 「こらこら、力が抜けてしまっているぞ」
力の抜けたみかさの腕を振り解き、技を解く。
そしてそのまま彼女の股間や胸を触りながら体勢を変え、覆いかぶさってマウントポジションを取る。
「ダメだな、みかさ君。快感に負けているようでは修行が足らんな」
ズボンのジッパーを下ろし、逸物を露出させる。
>>665 「誰かな? 入って来なさい。護身術の練習は楽しいぞ〜」
足音や人影などから奏だということはわかっていたが、あえて知らない振りをする。
>>669 「ご、御主人様…あっ…」
力が抜けていたとはいえ、あっさりと技を外した主人を呆然と見る。…が、逆に体を押さえつけられての愛撫に、次第に声に甘さが混じってくる。
「だ、駄目です…っ。…こんなの、反則ですよぉ…はぁぁっ…」
どうやら、柔道着プレイは経験済みらしく、道着の襟を乱れさせながら頬を染めていく。
>ズボンのジッパーを下ろし、逸物を露出させる。
「…あ」
露出された逸物に、あきらめのような、物欲しそうな、どちらとも取れる声でそれを見る。
>誰かな? 入って来なさい。護身術の練習は楽しいぞ〜
「…えぇっ?誰か…誰かいるの?」
奏の存在に気付いていなかったのか、そんな事を言う。
671 :
桜庭 奏:03/07/05 02:53 ID:04WGCPUd
>>666>>669 頭を押さえて少しうずくまっていたが、思い切り存在がばれてしまったので、仕方なく立ち上がる。
「失礼します。」
うずくまる直前の二人の様子から大体予想はついていたが、部屋に入って改めて二人の様子を見て真っ赤になる。
みかさに、覗いてしまったことを目で謝り、主人のほうを向く。
「ご…主人様、これは、護身術の練習…ですか?」
>>668 >そう言うと、不意に梓紗の肩を抱く。
「経験っていうのは…えっ?何?」
>……心配には及ばない。私がじっくりと教えて〜
「御主人様?やだ、ちょっとあの、待って下さ……。…んう!?」
予想もしなかった口付けと、スカートの中に忍び込む手に驚きを隠せず
逃げようと体を引き気味に動かして少々抵抗する。
「あ、あぅ…。や、そんなところに手…入れない…で…くださ…」
頬を染めて言葉でも抵抗するが、下半身が触られた事で急に熱を帯びてくる。
>>672 「……君に残された仕事といえば、もうこれしかないだろう?
厨房を任せられるとも思えないし、ベッドメイキングも満足にこなせない……」
やがて、首筋に唇を落としながらスカートを捲り上げる。
「ふむ。下着ももう少し派手な方がいいだろう。私だけでなく、客を愉しませる
意味も込めて」
ショーツの上から秘裂をなぞると、梓紗の反応を確かめる。
「言葉では良いが、本気で抵抗してはいけない。さぁ、君も積極的に
私のモノに触りなさい」
そう言うと、梓紗の片手を取って、自分の股間に押し当てる。
>>670 「ほら、舐めたまえ」
逸物をみかさの口に押し当ててやる。
「柔道着も同じ白だからな。汚れても気にすることはない」
身動きできずに頬を染め、逸物を口内に埋めてゆくみかさ。
彼女の劣情をそそる表情により逸物が固さを増してゆく。
>>671 「ああ、護身術の練習さ。私がレイプ魔の役をやって、
みかさ君がそれを撃退するという設定だったんだが…
彼女の研鑽が足りないせいか、レイプ魔が勝ってしまったよ」
面倒なので適当に説明する。
>>674 「そんな…一緒の色だなん…んむぅ!!」
抗議をする前に逸物で口を塞がれ、仕方なくそれをくわえ込んで奉仕を始める。
しかし、「奏に見られている」と言うのがあるせいか、羞恥プレイにはなっても、どうも口での奉仕にいつものキレがない。
>>671 (奏ちゃん…見ないで、見ちゃ駄目…!)
どうやら、奏に見られているのがとてつもなく恥ずかしいらしい。
676 :
桜庭 奏:03/07/05 03:15 ID:04WGCPUd
>>674 他人の行為を見るのは初めてなので、できるだけ見ないようにみかさの部屋を見渡しながら主人の話を聞く。
>「ああ、護身術の練習さ。私がレイプ魔の役をやって〜
「あー、なるほど!それで、こう、なったんですね。」
あまり長居をするといいことがないような気がして、わざとらしく主人に答えながら、そろそろとドアのほうへ後退する。
>>673 「嘘、こんな…のもっ…。ここのメイドの仕事なの…?あぅんっ」
首筋を舐められると力がどんどん抜けて行く。
普通の女子高生が履くような水玉模様の下着をじっくり見られるのを嫌がり、
どうにかして蠢く手から逃げようともして片膝を立てたりしてみるが、
却って挑発的な格好になってしまう。
>ショーツの上から秘裂をなぞると、梓紗の反応を〜
「きゃあんっ、や、やめてぇ…。やだやだぁっ」
伯爵の体を押して更に抵抗するも、
>言葉では良いが、本気で抵抗してはいけない。さぁ、君も〜
で自分の立場を思い出す。
(しまった、私今潜入してたんだった。抵抗しちゃダメ、梓紗。ここは素直に言いなりに…)
「う〜…。ご…御主人様の熱いのを…私に食べさせて…ください…」
恥ずかしさを必死で堪え、股間に顔を埋めるとジッパーを下げて伯爵の逸物を取りだし
舌でつうっと舐め始める。
>>677 「ふふ……そう。君は物覚えが良い」
反発気味だった梓紗が素直に従うようになって、満足げに頷く。
そして、初々しく己の肉幹を舐める姿に、次第に興奮を覚えてくる。
「梓紗君は……まだ十六だったな。率直に尋ねるが、君はまだ処女かね?」
ゆっくりと梓紗の胸元をくつろげ、愛らしいブラをずらして
小粒の乳首を指の腹で弄りながら、返答を待つ。
「正直に答えないといけない。ここで嘘を付いても、後が辛いだけだ」
>>675 「ほら、どうした? いつもなら亀頭を唇でキュッと締め付けてくれるのになぁ。
恥ずかしさで上手く咥えられんのか?」
奉仕が不十分なみかさの口の動きに苛立つ。
「では、自分からするとしよう」
中腰になり、みかさの喉奥に打ち付けるようにして腰を激しく動かす。
>>676 「こらッ! レイプされている同僚を見捨てるつもりか?
私はそんな薄情なメイドを雇った覚えはないぞ」
この場から逃げ出そうとする奏を一喝して引きとめようとする。
680 :
桜庭 奏:03/07/05 03:29 ID:04WGCPUd
>>679 (やっぱり…?うう、覗きなんて慣れないことするもんじゃないのね。)と思いながら、
しぶしぶという感じで2人に近づく。
「スミマセン……、そこまで考えられなくて。私は何をすればいいでしょうか。」
頭を下げて、床を見つめながら2人の行為をできるだけ見ないようにする。
>>678 あまりに突然で、最初はたどたどしかった口腔奉仕も、一生懸命やっている内に意識がとろんとしてきて
そんなに嫌ではないものへと変化してくる。
(これが外からじゃわからないメイドの仕事…。どうしよう、そんなに…)
「ん、ふぅ…ぺろっ。んっ、んっ。あはぁ…。あ…。んむ…」
固さを増してくる肉棒に鼓動が早くなり、のめり込んで
口に咥えて何度も唇で擦らせたり、空いた手で睾丸をさすったりしてみる。
(そんなに嫌じゃないかも…しれない…)
「あ…あぁん…」
伯爵に今度は胸を弄られ、吐息で絶え絶えに質問に答える。
>率直に尋ねるが、君はまだ処女かね?
(正直にって、16にもなって処女なんて、全然男に相手にされないみたいで
恥ずかしくって言えないよ…)
妙な意地を張り、男性ではなく過去寝た女の先輩を思い出し
嘘をついてしまう。
「ちがいます…。んっ…。何度か、学校で先輩に…強引にされて……」
>>679 >恥ずかしさで上手く咥えられんのか?
奉仕が不十分であるのは自分で分かっていたが、主人に言われた事でびくっと震える。
>中腰になり、みかさの喉奥に打ち付けるようにして腰を激しく動かす
「…んぐぅ…!?んー、んんー!!」
激しく喉を突かれて呼吸困難に陥り、こんな苦しい思いをするなら…と覚悟を決める。
「ふぉしゅいんはまぁ…。わらひ、やりまふ…」
決意したように主人を見ると、いつも以上のテクで主人の逸物を責め立て始める。
「んぐ、んんん…んちゅ…ちゅぅぅぅぅぅ…」
上目遣いのまま唇をすぼめ、もはや奏の事など関係なしに逸物の先に刺激を与えていく。
>>680 「そうだな… 私を誘惑しなさい。服を脱いで、厭らしくな。
そうすればレイプ魔は標的をみかさから奏に変えるかもしれないだろ?」
屁理屈を言いながら奏に命令する。
>>682 「んっ、くっ… いつものキレが戻ってきたな…」
みかさの口を動かす速度が上昇してくると、
快感のためかそれに反比例して自分の腰を動かす速度が鈍ってくる。
「いいぞ… 口の中なのに膣の中にいるような感覚だ」
>>681 梓紗の返事を頷きながら聞く。
「ふむ……こちらの奉仕に関しては、全くの素人ではないのかな?
それか、元々才能があるのか……しかし、残念だ」
大胆に舐めまわす梓紗の行為に小さく笑いながら、やがて頭を持って
口内から抜いてしまう。
「経験の方も、合意の上ではないようだがあるのだな……。
もし、処女であれば、私の手で優しく教えてさしあげようかと思ったが」
そして、ベッドの上に梓紗を押し倒すと、晒されている乳首を舌先で
転がしながら、ショーツを脱がせていく。
「……経験があるのなら、苦もないだろう」
そう言うや否や、いきり立つ肉幹を梓紗に突き立てていく。
>>683 「んふっ…んぐ…んっんっんっーっ…」
時折強弱をつけ、口の動きと連動させて手で逸物を扱き、たっぷりと唾液を絡めて奉仕を続ける。
>いいぞ… 口の中なのに膣の中にいるような感覚だ
「ん…いふとひは…んっんっん…へんりょひないで…ふださいね…」
逸物を咥えながらそう言うと、とどめとばかりに深く咥え込んで、吸い込むように主人を絶頂へと導く。
686 :
桜庭 奏:03/07/05 03:51 ID:04WGCPUd
>>683 みかさの
>>682の言葉で、二人の様子を見てしまうが、みかさの奉仕の上手さに、つい見つめてしまう。
主人の言葉にとまどうが、ここまで来たら仕方ないとあきらめて、着ているメイド服に手をかける。
メイド服を脱いで下着姿になると、みかさの愛撫に夢中になっている主人にこちらを向かせるため話しかける。
「御主人様……私のほうも、見てください…。」
上目遣いで見つめながら、焦らすようにブラのホックをはずし、ショーツを見えるか見えないかのぎりぎりのところまで
下げる。そこで、目を伏せてくるっと後ろを向き、ショーツを脱ぎ終える。
>>684 「あうー…」
逸物を抜かれると残念そうな表情をし、唾液が細い糸を引いて口から出て来る。
(折角楽しくなってきたところだったのに…)
が、押し倒され乳首を責められると喜びの混じった声を漏らし始める。
「はぁん、う、御主人様ぁ…。」
ショーツを脱がされて挿入される事よりも、胸の方ばかりに意識が集中し
「御主人様、もっと舐め舐めして…ここの胸…の、……っ!?」
突如肉幹を刺しこまれる感覚に大きく息を吸って反応する。
中に入れる経験がゼロではないので入口が狭く辛い、などという事はないのだが
初めての肉棒の温かさに戸惑いつつ喘ぐ。
「ああっ!あ、あう…。おっきいの…がっ…入っ…。あん、あんっ」
>>685 「くっ、息継ぎの回数が少ないからここまで連続で…」
並みのメイドとは段違いの肺活量を誇るみかさのフェラチオに賞賛の声を上げる。
「私は、みかさ君のようなメイドを…持って幸せだよっ」
快感のためか、途切れ途切れで話す。
「そろそろ…だっ」
みかさの喉奥まで深く咥え込まれた逸物から白濁液を放出させ、
彼女の頭を掴んで身体を小さく震わせる。
「…っ、気持ちいいぞ」
>>686 「こちらのほうも素晴らしいな… 幼子のような柔らかな肌。
実に汚したくなる。だけど奏、あと一歩遅かったな」
奏の身体を舐めるように観察するが、その途中みかさの口内で逸物が果てる。
「結局、奏は薄情なメイドってわけだ」
>>687 「……ほう、まぁまぁかな?」
梓紗の膣内の感触を味わうように、緩急をつけて抽送し始める。
「梓紗君はここが弱いのかな?」
そう言うと、尖りきった乳首に吸い付き、軽く葉を立ててみる。
「私ならば良いが、客だった場合、その言い方はあまり良いとは言えないな。
あくまで奉仕している身である事を忘れずに……」
喘ぐ梓紗の耳元で囁くと、上体を起こして梓紗の腰を掴んで
より深く、肉幹を埋めていく。
「うむ、奥が少々きついな……これは……」
薄々と梓紗が嘘を付いているのではと疑い始める。
690 :
桜庭 奏:03/07/05 04:09 ID:04WGCPUd
>>688 「そんな…!」
不服そうに眉間にしわを寄せるが、『薄情』の言葉を頭で繰り返すうちにショックが大きくなる。
「みかささん…、薄情な同僚で、ごめんなさい。」
座っているみかさに視線を合わせるためにしゃがみこんで頭を下げる。
>>688 「んぅん…んっんっんっん…っ!!」
主人の賞賛にわずかに頷くと、直後に絶頂に達した主人が放つ白濁を一滴残さず飲み込む。
「…っ、ぷはぁ…。今日は御主人様の…一本勝ち、ですね」
他のメイドに見られなが奉仕する、という極度の緊張状態から解き放たれたせいか、主人の逸物を綺麗に舐めとった後にぐったりと主人にしだれかかり、半ば気を失う。
やはり奏に対するライバル心もあったのか、主人の賞賛を得た事もあり、その顔は心なしか満足気であった。
>>689 (お姉様もいつも…こんな事してるの?すっごい…メイド…)
「御主人様っ、お願いもっと頂戴…っ……。あはうっ!
あん、あぁんっ」
>私ならば良いが、客だった場合、その言い方は〜
「んぅぅっ。ご…ごめんなさい…。」
伯爵の注意を受け、高飛車な口調をメイドらしいものに変えてまたねだる。
「御主人様ぁ…。お願いします…梓紗を…。
こんなにいやらしい梓紗のここを、もっと滅茶苦茶にして下さい……」
秘所から溢れる愛液を指ですくい取り、見せて囁く。
奥で突かれる痛みもかなり感じるが、
それ以上に激しくされる事やこの状況(メイドと御主人様)によっての快感の方が勝ってしまっている。
>>691 「いや、君の勝ちだよ。私は君の性技に勝てなかった」
みかさを抱きかかえてベッドに寝かせる。
そっと彼女の額を撫でてやりながら、奏のほうへと視線を向ける。
>>690 「これは謝っても許されることじゃないだろう…」
みかさは全然気にしてないと自分も思うが、あえて深刻そうな表情で奏を責める。
694 :
桜庭 奏:03/07/05 04:26 ID:04WGCPUd
>>693 主人のみかさへのほめ言葉に、自分の奉仕のつたなさを思い出して少し落ち込む。
寝てしまったみかさを運ぶ主人を、ぼーっと見つめていたが。
深刻な主人の顔にホントに悪いことをした気分になってきて俯く。
「……ごめんなさい…そうですよね。御主人様…私、どうしたらいいんでしょう。」
>>692 梓紗の指に絡みついた愛液を舐め取ると、ふっと小さく笑みを浮かべる。
「もっと滅茶苦茶に……か。
不用意にそんな事を言うと、後で後悔するかもしれない。だが、
相手の劣情をそそるには十分過ぎる言葉だな」
そう言うと、梓紗の両足を限界まで開いて、更に強く打ち付けていく。
「……細かい事は一時置いて、今はこの時を愉しむ事にするか」
小さな声で呟くと、嬌声を上げる梓紗の口を塞ぐように口付けて
唾液を流し込んでいく。
>>694 「そうだな… どうしたらいいんだろうなぁ?」
意地悪そうに口篭る。
だがそうしていると次第に表情が曇り、今にも泣き出しそうな表情になる奏。
悲哀にくれる彼女も可愛いと思いつつ、今度は優しく言葉を発する。
「…本当に悪かったと思ってるかい?」
697 :
桜庭 奏:03/07/05 04:41 ID:04WGCPUd
>>696 >「そうだな… どうしたらいいんだ〜
あまりはっきりしない言葉に、とんでもないことをしちゃったのかも…とだんだん目が潤んでくる。
(みかささん、今度から話してくれなかったらどうしよう…)
どんどん悪い方向へ考えていきそうになるが、
>「…本当に悪かったと思〜
優しい言葉に、顔を上げてすがりつくような視線で主人を見つめる。
「はい。もちろんです。」
>>695 >梓紗の両足を限界まで開いて、更に強く打ち付けていく
「…あ、ああ、んんっ!痛っ、やんっ…。んー、んんぅっ」
口を塞がれ、流れてくる唾液を吸うように、自分からも舌を絡める。
片腕を伯爵の首に回して一心不乱に、初めて味わう男のモノに酔う。
「ん、んんー、……ん、いふっ…。…んうっ!」
体を痙攣させて達すると、シーツの乱れたベッドにそのまま力無く身を静める。
(なんか頭がぼーっとして…きもちよくて、全然動けないよ…)
仰向けで息を弾ませ、伯爵の顔を恍惚の表情で見つめる。
>>697 「じゃあ、大丈夫。みかさ君は怒ってないと思うよ」
奏にゆっくりとキスをし、ガラス細工を扱うかのように優しく抱いてやる。
「ごめんな、奏があまりにも可愛かったからちょっと虐めてみたくなったんだ。
悲しそうな表情もまた可愛いからな」
そう耳元で囁き、まるで幼児を抱きかかえるかのように奏を抱っこする。
「部屋まで送るよ。虐めた償いだ」
700 :
桜庭 奏:03/07/05 05:01 ID:04WGCPUd
>>699 >「じゃあ、大丈夫。みかさ君は怒〜
「…ホントですか?」
そう言うと、すぐに信じたのかほっとした顔をする。
>「ごめんな、奏があまりにも可愛かったからちょっと〜
『可愛い』の言葉に照れてしまって赤くなる。
「…もう、御主人様ったら。本気にしちゃいました。」
顔を隠すように主人の胸に顔をあずけるが、そのまま抱っこされて驚く。
「え、え…?御主人様、私重いですよ。抱っこなんて…、腰が…!」
と言いかけたが、いつもより優しい主人に、(まあ、部屋はそんなに遠くないし…)と思い直し、
甘えてしまうことにする。
首に手を回して、主人の耳元でささやく。
「ありがとうございます。今度、お礼、させてください。」
自分で言っておきながら、その言葉の大胆さにまた真っ赤になっているのだが。
>>698 梓紗の積極的な行為に応え、抱きついてくる梓紗に構わず
やがて、絶頂を覚る。
「……いいだろう。そんなに欲しいのであれば存分に差し上げよう……っ」
そう言うと同時に梓紗が達し、こちらも膣内に白濁液を迸らせる。
わずかな間、梓紗と抱き合っていたが、やがて身を起こして
身づくろいを始める。
「ふふ、どうした? あまりの快感に我を失ったのか?
その調子では、これから先が危ぶまれるな」
梓紗の頬を撫でながらそう言うと、口元に唇を落とす。
「……さぁ、今日のレクチャーはこれで終了だ。もうここの清掃はいいから
君も早く着替えて帰りたまえ。今宵、ご苦労であった」
そして、梓紗の頭を撫でると、客室から出て行く。
>>701 伯爵が去ると、とろんとした目で起き上がり
身支度を整えて乱れた髪を撫で付ける。
屋敷の人間に気付かれないうちにこっそりと出て、ずっと待たせていた黒塗りの車に乗り込む。
「お待たせ。いいわ出して。……え、一体あの屋敷に何の用事だったのかって?
うるさいわね。余計な事言ってるとクビにするわよ」
車中、カーテンで仕切った後部座席で唇に手を当て、先ほどの情事を反芻する。
「あれが『御主人様』…か。まあまあ…うん。素敵かも…」
が、伯爵に抱かれながら注意された場面ばかりがなぜか頭に蘇り、
下着をじわっと濡らす。
「…私…。あの人にならまた、御仕置きとか躾とか…何か、もっとされてみたいなぁ…。」
自分の中で新しい感覚が目覚めていくのを感じて、思わずそんな事を呟く。
屋敷を出て、門をくぐる手前で適当な木陰に身を潜める。
そして、梓紗が屋敷から出てきたのを確認し、自分の存在が
気付かれないよう後を追う。
やがて、高級車に乗り込む梓紗を視認し、壁の陰に隠れたまま
その車をやり過ごす。
「……メイド派遣協会の学生バイトか。果たしてどこまでが真実でなのだろうか」
そう呟くと、携帯をポケットから出して屋敷に繋げる。
「……取り急ぎ、調べてもらいたい事がある」
ここ最近、杏樹さんと会ってない。
せっかくコトダマなんていいもの持ってるんだもんなぁ。
早く話したいよ。
まぁいいか。もっと廊下ぶらついてよっと
でも暇だね、館ってのもー。
もうおなかいっぱいだし・・・・
ていうか僕うかつに動いたら迷子になるし・・・・
707 :
名無しさん@ピンキー:03/07/05 22:07 ID:9mXyeLLr
ふむ、無人か
708 :
桜庭 奏:03/07/05 23:03 ID:04WGCPUd
アイロンを掛けたら汗をかいてしまったため、本日2度目のシャワーを浴びる。
気分転換に洗顔をしまくるがえらく時間をかけている。
あ?誰か入ってきたぞ・・
女の人じゃん・・・メイドさんだろうね。
それにしても酷いなぁ。きづいてよね!小さいからってバカにするなよな(ある意味被害妄想)。
「ちょっとぉ!入ってるんだよぉ!うさぎだからって見落としたりしないでよっ!」
名前を知っていたことも忘れてちょっと怒ったように声をあげる。
コトダマ、名前を知ってる相手を会話できる能力。
「まったくもー・・・いくら小さいからって酷いじゃないか・・・ってぁ・・・・」
・・・僕この人の名前知ってるヨ・・・・・・
711 :
桜庭 奏:03/07/05 23:20 ID:04WGCPUd
浴場から出て、脱衣所で着替えているが、どこかから声が聞こえて辺りをきょろきょろと見回す。
むぐっ。危ない危ない。あんまバラさない方がいいよね・・・
713 :
桜庭 奏:03/07/05 23:25 ID:04WGCPUd
声が聞こえて慌てて服で身体を押さえたが、誰もそれらしき人は見当たらず、首をかしげてからまた着替えだす。
「なんだろう、今の。」
独り言をつぶやく。
厨房で、大量の食器類を洗っている。
「高級品だから手洗いなのかな……」
食器洗い機が欲しいなぁ……と思いながら、ため息をつく。
716 :
桜庭 奏:03/07/06 00:06 ID:ojak7J3l
ジャズピアノをBGMにアロマを焚きながら髪を乾かしている。
あやうくクリスタル仕様のグラスを床に落としそうになる。
「!! あぶないあぶない……」
自室で自分の洗濯物を畳んでいる。
719 :
椿 杏樹:03/07/06 00:16 ID:7bCeBHnN
娯楽室のライトアップピアノで、一人何か静かな曲を弾いている。
720 :
桜庭 奏:03/07/06 00:19 ID:ojak7J3l
髪を整えカチューシャをつけてから自室を出る。
なんとか洗い終えて、のんびりと椅子に腰掛ける。
「はぁ〜疲れた……神経使うよねぇ……ふぅ」
立ち上がりグラスを一つ取ると、水を注いで一気に飲む。
整った足のラインを交差させ、その先端のミュールで後部座席から前部座席のシートを小突く。
「急ぎなさい」
723 :
桜庭 奏:03/07/06 00:32 ID:ojak7J3l
書庫で、メイドの仕事関連の本を2、3冊取り出す。昨日のみかさの奉仕に圧倒され、更なる勉強の必要性を感じたらしい。
といっても、趣味で読む洋書も取り出すのを忘れていないが。
「……あ、休憩室の雑誌、まだ片付けてなかった!」
慌てて休憩室に向かう。
「早く片付けないと、また叱られちゃうよ〜っ!」
メイド長のお冠顔が頭に浮かんできて、廊下を走り出す。
一日姿の見えなかった瑞葉を今日もヘタレに心配している。
ポケットからメモを出し、汚い字で何かのメッセージを走り書きし
閉じたドアの隙間に挟んで部屋を離れる。
「…あ、もしもし?先輩、今度いつでもいいですから店、貸切りにしてくれませんか。
……高くつくのは承知済ッスよ。はい、はいどーも」
何処かに電話を架け終わると自室へ戻る。
726 :
椿 杏樹:03/07/06 00:50 ID:7bCeBHnN
憂いのある表情で、指を滑らかに動かす。
727 :
桜庭 奏:03/07/06 00:52 ID:ojak7J3l
書庫の机で本を読みながら、そういえば、と、ポケットから1枚の紙を取り出す。
「うふふ。映画の試写会当たっちゃったー。誰と行こうかな。」
「…? 何この格子。面倒ね」
屋敷の前に車を止めさせ、降りて屋敷の中に入ろうとするが、
入り口には格子戸が設けられていて玄関まですぐに行くことが出来ない。
どうやら屋敷の防犯設備を強化した結果らしい。
「ああ〜っ、もう!」
格子戸横のインターホンを連打し、屋敷の者を呼び出そうとする。
腹癒せに格子戸を何度か蹴っておくことも忘れない。
休憩室を片付けた後、のろのろとした足取りで自室に向かう。
「……あ、そうだ。今日こそ名無しの御主人様のお屋敷に行かないと」
自室に着いてバッグを取ると、急ぎ足で外に出る。
731 :
桜庭 奏:03/07/06 01:02 ID:ojak7J3l
インターホンの音に気付き、本にしおりを挟んで立ち上がり、玄関へ向かう。
「あーあ。読み始めたばかりだったのに。
それにしても、インターホンを連打するなんて、どんなお客様なんだろう。」
「たまにはこちらにでも、顔を出しましょうか。何か面白い物があるかもしれない」
車から降りると、伯爵家の呼び鈴を鳴らす。
734 :
椿 杏樹:03/07/06 01:09 ID:7bCeBHnN
一度手を止め楽譜をめくると、再度ゆっくり続きを弾き始める。
外に出た途端、メイド長に呼び止められ、渋々屋敷内に戻る。
「んもう……。早く届けたいのに……」
そして、あれこれ注意を受けている途中呼び鈴が鳴り、メイド長に
客人を出迎えるよう言い付けられる。
「はい。行ってきます」
メイド長に頭を下げ、玄関へ向かう。
(ラッキー♪ いいタイミングでお客様っ)
そして、扉を開けて若侯爵を出迎える。
「こんばんは。お客様ですか?」
「帰るときは連絡するから。そのときに迎えに来て頂戴」
リムジンの運転手にそう告げ、屋敷の者が出てくるのを待つ。
そしてものの十秒も経たないうちに舌打ちし始める。
「ったく… ここのメイドは何を考えているのかしら。誰を待たせているかわかってるの!?」
739 :
桜庭 奏:03/07/06 01:19 ID:ojak7J3l
インターホンの画面で雫がいるのを確認し、あわてて格子戸をリモコンで開ける。
(うわ…、雫様だったんだ。なんか、画面の様子だと機嫌が思わしくなさそうだったような……。)
予感が当たらないように祈りながら、玄関を開ける。
「雫様、こんばんは。」
不安を隠しながら笑顔で挨拶する。
(大丈夫よね、きっと。この前の感じでは、優しかったし……。)
>>735 「ええ、お客様です。こんばんは。夜分遅くにすみませんね」
少々からかうように言って微笑むと上着を脱いで預け、五月に尋ねる。
「時間が時間だ。伯爵はもうお休みになられてしまいましたか…。
実はお借りしていた本を返すのとご連絡があって、来たのですが」
五月の容貌を一瞥すると続ける。
「折角ですから一晩こちらに泊めて頂こうかな。明日の朝なら、お話もできるだろうし…
可愛いメイドさん。ついでに何か飲み物でも御馳走して頂けますか?」
>>739 やっと開かれる格子戸。
出てくるメイドに一言文句を言ってやろうと、玄関に駆け寄る。
「…? あら、奏ちゃんじゃない」
だが、出てきたのは幼児体型で小中学生と見紛うようなメイド――桜庭奏。
瑞葉や他のメイドなら応対の遅れに託けて虐めてやろうと考えていたが、
応対に出たのがお気に入りの奏なので、語調を寸前のところで和らげる。
「ハァイ。何か笑顔がぎこちないわよ。何か悩み事?」
奏の笑顔がぎこちないのは自分のせいだとはいざ知らず、的外れなことを尋ねる。
>>740 改めて若侯爵の姿を見て、少し慌ててしまう。
「し、失礼いたしました。てっきり業者の方かと……」
深く頭を下げて謝ると、上着を受け取る。
「はい、最近お仕事の方がお忙しいみたいで、今日はもうお休みに
なられています……」
そう答えると、若侯爵が宿泊を願い出たので、笑顔で承知する。
「あ、はい! ただいま客室の準備をして参りますのでこちらでお待ちください」
そして、応接間に案内すると、上着をハンガーにかけて厨房へ向かう。
厨房にいたメイドに声をかけ、客室の準備をしてくれるよう頼む。
「私、お客様にお飲み物を持っていくから」
そう言って、お盆の上にポットとティーカップ等を乗せて応接間へ戻る。
744 :
桜庭 奏:03/07/06 01:34 ID:ojak7J3l
>>741 雫の優しげな口調に、いらない心配だったとほっとし、中へ導きながら話す。
「笑顔、ぎこちなかったですか?お久しぶりなのに、申し訳ないです。
ところで、今日は何か御用事ですか?」
>>744 「特に何も。暇だから来たの」
奏の問いに、返答に困るような答えを返す。
「う〜ん、どうしようかしら」
顎に人差し指を当て、しばし考える。
「そうだ! あなたのお部屋に案内して頂戴。どう? いいでしょ?」
>>743 応接間で待っていると、若干緊張した面持ちの五月が
ティーセットを持って入って来る。
「ああ、そんなに緊張しなくても。
取って食べたりはしませんから大丈夫ですよ。五月さん。
どうぞ君もこちらに座って、少し話し相手にでもなって下さい」
なぜか五月の名前を知っているようである。
応接間のソファの隣をポンポンと叩き、彼女に座るよう促す。
「しかし、こちらの屋敷も随分愛らしいメイドを抱えているようですね…。
例の主人の屋敷も、美しいメイドばかり揃えているようだし。
…僕はそういう事にはあまり凝ったりしませんから、見ていて驚くばかりです」
747 :
桜庭 奏:03/07/06 01:51 ID:ojak7J3l
>>745 >「特に何も。暇だから〜
「あら。そうなんですか。」
一瞬目を見開くが、悩む雫が何をするか決めるまで待つが。
>「そうだ! あなたのお部屋〜
「え、私の部屋ですか?…大したことのない部屋ですけど……、どうぞ。」
(今、自分の部屋片付いてたっけ……)と考えながら答える。
「こちらです。」
雫を先導し、自室にたどり着く。ドアを開け、さっと横目で部屋の状態を確認した後に雫を先に中へ入れる。
「どうぞー。あまり、キレイじゃありませんが。」
アロマが焚いてあったので、嫌味でないくらいのさわやかなオレンジの香りが漂う。
机には置きっぱなしのMDウォークマンとメイド関係の本と洋書が立ててあり、ベッドにはテディベアが置いてある。
>>746 カチカチと音を立てながら、テーブルの上にティーカップを並べていく。
「え? あ、は、はい……」
若侯爵の放つ独特のオーラにおどおどしていたが、若侯爵の言葉に
少しずつ緊張を解いていく。
「……どうして私の名前を……? まだ私、名乗っていないのに」
ふと、疑問に思いそう口にするが、隣へ座るよう言われ、緊張しつつも
軽く頭を下げて、若侯爵の隣りに腰を下ろす。
「……あ、あの……失礼ですけれど、例の主人の屋敷って……もしかして
名無しの御主人様のお屋敷の事ですか?」
>>747 「あら」
奏の部屋の中に入ると、オレンジの香りが漂ってくる。
さわやかな柑橘系の香りに気分が晴れる。
「いい香り… オレンジかしら」
アロマの香りを楽しみながら辺りを見回す。
すると机にあるメイド関係の本が目に入り、
図々しくもそれを勝手に手にとって中をパラパラと流し読みする。
>>748 >名無しの御主人様のお屋敷の事ですか?
「そうです。僕もこの間、遊びに伺ったんですが…まあなかなかのものでしたよ。
基本的にメイドとして仕える以上は、主人の命令には逆らえない。
あの方の事だから、きっと夜な夜なあそこのメイド達に"色々"教育しているのでしょう。
そうですね…君も。」
五月の顎をくいっと掴むと、その端正な顔で彼女を見つめる。
口元や目は微笑んでいるが温かさや感情があまり感じられなく、
却って表情からは、何を考えているのか理解し辛い感じである。
唇が触れそうなほどに顔を近づけて、小さく囁く。
「伯爵の前では、普段のこの表情をいやらしいものに変えて、淫らに喘いでいるのかな…。」
751 :
桜庭 奏:03/07/06 02:08 ID:ojak7J3l
>>749 机に立ててあったメイド関係の本を手に取った雫を見て、一瞬気まずい顔をする。
「その本…書庫から、借りてきたんです。少しでも勉強しなきゃと思って…。
それでも、まだまだなんですけど。」
何か話さなきゃと思い、雫の様子を伺いながらしゃべりだす。
「あ、…お茶でもお飲みになりますか?」
沈黙がつらく、ミニ冷蔵庫をのぞき、タッパーに入ったアイスティーを取り出す。
>>750 主人の屋敷のメイドについて、いろいろと話す若侯爵を見ていられなくなってくる。
(色々と……教育……? 夜な夜なって事はやっぱりあっちの接客だよね)
「……そ、そうですか……って、私?」
俯いていたところを、突然顔を向かせられ、固まってしまう。
「あ、あの……えっと。私はその……全然ダメなメイドでして。
失敗も多いし……あのっ」
若侯爵の考えが読み取れず、しどろもどろで返答する。
その時、伯爵の名前が出てきて、若侯爵を睨んでしまう。
「そ、そんな事ありません! 淫らにだなんて……っ!」
>>751 「ふぅん…」
生返事をしながらも、どんどんページをめくって読み進めていく。
>「あ、…お茶でもお飲みになりますか?」
と聞かれても、視線は奏に向けずに 「ええ、戴くわ」とだけ答える。
そしてお茶の用意をする彼女を尻目に、本の内容から彼女の悩みを推測してみる。
「なるほど… 夜伽に自信がないのね?」
本を閉じて訊いてみる。
>>752 >そ、そんな事ありません! 淫らにだなんて……っ!
「…そう?君だって女性なら、ああいう時は別の表情になるのかと思いましたが」
五月のメイド服の上から首・胸の谷間あたりを指で縦にゆっくり何度もなぞると
「じゃあ五月さんは、こういう事をしても全然平気なんでしょうね。
面白そうだから客室で休ませて頂く前に、実際に見せて貰おうかな。」
服の上から胸を揉みしだき、耳に息を吹き掛け五月の反応を見る。
「我慢しきれなくなって僕にしてほしい事でもあったら、遠慮無くどうぞ。」
やはり何かからかっているようである。
755 :
桜庭 奏:03/07/06 02:27 ID:ojak7J3l
>>753 生返事ばかりで本のページをめくっていく雫に、どうしたんだろう…と少し不安になりながら、
2つのグラスにアイスティーを注ぐ。
「あの、私は普段砂糖もミルクも入れないのでここにないんですが、大丈夫ですか?
アイスティーです。」
雫に片方のグラスをソファーの前の小さなテーブルに置いて差し出すが、
>「なるほど… 夜伽に〜
本を閉じていきなり悩みを言い当てられて驚くが、あの本はそういう本だったと思い、赤くなる。
「…はい。そうなんです。私、ご奉仕も下手だし、御主人様の愛撫にも上手く反応できないみたいだし…。」
>>754 睨み付けたにもかかわらず、それに対して怒る事もなく淡々としている
若侯爵に、だんだんと不可解な感情が溢れてくる。
「……別の表情だなんて、私は……や……っ!」
顔が近付いていてドキドキしているところに、服の上からではあるが胸元を触られて
思わず身体を引いてしまう。
「そ、そんな。あの、私そんなつもりで言ったんじゃ……きゃあっ!」
胸を揉まれ、やってはいけないとわかっていても若侯爵を反発する。
「我慢って何をおっしゃって……あんっ! いやっ、そこはだめっ……」
弱点である耳を責められて、途端に力が抜けてしまう。
>>755 砂糖とミルクが必要なのではと懸念しながらアイスティーを差し出す奏。
そんな彼女に「大丈夫よ」と言い、差し出されたものを少し口につける。
冷たい液体が口内と喉を冷たく潤し、紅茶の麗しい香りが鼻空を満たす。
「ご奉仕が下手、愛撫に上手く反応できない…か」
手に持ったグラスをテーブルに置いて呟き、視線を奏に戻す。
「まぁ、経験を積むことね。当たり前だけど」
またグラスにひとつ口をつけた後、向かえに座る奏の傍に寄って彼女を淫靡な視線で挑発する。
>>756 >弱点である耳を責められて途端に力が抜けてしまう
「抵抗して元気が良い割には、素直に反応しますね。…でも、それでいいんですよ。
ほら、もっと君の可愛い姿を見せて。」
そう言って五月に微笑む。
首筋を舐めると、五月の体を抱えて後ろ向きにし膝で立たせ、
ソファの背もたれにしがみつかせるような格好にする。
背後からメイド服のスカートをめくると、ショーツを腿までずらし
指を数本、秘所に入れてかきまぜるように遅く動かす。
「まだ眠気が来ないので、折角だからこちらの相手もして頂こうかな…。」
759 :
桜庭 奏:03/07/06 02:50 ID:ojak7J3l
>>757 当たり前といえば当たり前な意見にうなずきながら、自分もグラスをテーブルに置く。
「そうですよね。私、何もそういうことを経験しないでここに来ちゃったから、下手でも仕方ないって
自分に甘えてたんです。でも、周りのセンパイたちと比べると、自分だけ出来なかったら、御主人様に
認めてもらえないし…。それに、…『お仕置き』の時の御主人様はちょっと恐くて引いてしまいそうに
なるんです。」
雫の視線を感じるが、話の内容が内容なので、うつむきかげんのままここ最近の悩みを一気に語りだす。
>>758 優しく微笑む若侯爵に高鳴る胸を押さえきれず、頬を紅潮させながら
視線を逸らす。
「……反抗的ですみません。だから私じゃなくて他のメイドと……その、した方が」
逃げるような言い訳をしていると、首筋に愛撫を受け、肩を震わせる。
「私、ちっとも可愛くないです……だから伯爵様にも……」
身体を後ろ向きし、膝を立てるよう言われ、唇を噛み締めながらそれに従う。
「お願いですから……もう、許して……ふぁあっっ!!」
ショーツを脱がされ、秘部に指が差し込まれてソファにしがみつく。
「いやっ! く……あ、あぁっ……」
次第に下腹部が熱くなってきて、いやいやという感じで腰を振ってしまう。
>>759 「へぇ… お仕置きの時の御主人様が怖い、ねぇ」
背後から奏を優しく抱く。
だが豊かな両胸の膨らみと逸物の膨らみが彼女の背中に当たり、妙な感覚を奏に与えてしまう。
「でも、お仕置きの時なんて誰でも怖いものよ。それにここの主人は優しすぎるぐらい」
奏の頭を撫でて、悩みを語る彼女を慰める。
「あと、夜伽が下手でも悩むことなんかないわ。だって練習すればいいじゃない」
耳元で囁きながら奏の胸やスカートの中に両手を移動させる。
>>760 >私、ちっとも可愛くないです……
>私じゃなくて他のメイドと……
「君は十分愛らしいですよ。これだけで、もうこんなに濡れてる。実に素直でいい」
くちゅ…と水音を立て、わざと五月に聞こえるように指を出し入れする。
「全く、意外に伯爵も見る目がありませんね。明日にでも僕が、叱っておきましょう」
五月の耳元で囁き、胸を露出させて空いた手で乳首を摘む。
>次第に下腹部が熱くなってきて、いやいやという感じで腰を振ってしまう
逃げようとする腰の動きを捕らえるように、膨らんだ自身を出すと
容赦無く、強く打ち込むように挿入する。
「ん…」
763 :
桜庭 奏:03/07/06 03:15 ID:ojak7J3l
>>761 後ろから抱きしめられ、背中に当たる感触になんだか変な感じを覚える。
(ああ、そういえば、雫様って…アレがあったんだっけ。)
頭を撫でてくれる手の心地よさに目を細めながら後ろの雫を見上げる。
>「でも、お仕置きの時なんて誰でも怖いものよ〜
「ホントですか?…みんな、怖いと思ってるのかぁ。少し安心しました。」
わずかに笑みを見せるが、
>「あと、夜伽が下手でも悩むことなんかないわ。だって〜
「そう…ですね。……えっ、雫様…?」
(もしかして、雫様が練習につきあってくださるの?)と、驚いたような、申し訳ないような
表情で雫を振り返ろうとする。が、急に胸やショーツを撫でられ、ビクッと反応する。
>>762 水音が聞こえ、強い羞恥を感じる。
「……ゃあぁっ! いやらしい音……っ」
頭を振って嫌がるものの、愛液はどんどん流れてくる。
「は、伯爵様を叱る……? だ、だめっ! お願い……私、何でもいたしますからっ!」
今にも泣きそうな顔で若侯爵に訴えるが、乳首を摘まれた瞬間
背を反り返らせ、悲鳴のような嬌声を上げる。
そして、腰を掴まれ、身体をすくませる。
「あ、いやっ、ま、待って! い、挿れない……やあぁぁっ!!」
止める間もなく挿入され、ソファに爪を立てて耐える。
「ふあぁっ! あ、あぁっ……やぁぁ……っ」
>>763 「ふふ… 感度が低いわけじゃないのね。むしろ敏感…」
左手で奏の胸を服越しに弄ってその先端を探しながら、右手でショーツの中を弄る。
薄く茂った陰毛をひと撫でし、奥にある小さな豆を指で軽くつまみ上げる。
そうして彼女の背後から胸や股間を何度も愛撫すると、
次に自分の逸物をショーツから取り出して見せ付ける。
「舐めてみて。練習には丁度良いかも。私のコレ、白いものは出ないから」
>>
>は、伯爵様を叱る……? だ、だめっ!お願い……私、何でも〜
「…そうですか?元はと言えば君の為に……いや、伯爵は幸せな方だ。
じゃあ今回は見逃してあげましょう。君が…」
自分と引き換えに哀願する五月の表情を見て気を良くし、
ソファの背もたれに彼女の手を自分の手で押さえつけると激しく動き始める。
耳が弱い事をさっきで知ってしまったので、耳朶をしゃぶるように
何度も唇で愛撫しながら、腰を打ち付ける。
「僕を少しでも満足させてくれたらね。さあ。もっと僕を誘惑してみて…」
もう抵抗はしないと悟ったのか、押さえていた手を離すと
五月の手を取り乳房に導いて自分で両胸を揉ませる。
「やめたら駄目だよ、五月。手を止めたらさっきの約束は無しです。」
767 :
桜庭 奏:03/07/06 03:39 ID:ojak7J3l
>>765 「…んっ……ん……」
雫の動きに一瞬身を固くしたが、その愛撫に感じてきてだんだん力が抜けていく。
「ぁんっ」
秘豆を軽くつままれ、思わず小さく声をあげ、秘部から愛液が溢れるのを感じる。
しばらく雫の愛撫に身を任せていたが、
>「舐めてみて。練習には丁度良いかも。私のコレ〜
「はい。お願いします。」
どこかかしこまったかんじで言うと、雫の前に座り、彼女の逸物をそっとつかむ。
そして、先端に口付けると、まずは裏側をそっと舐めていき、そのまま先端をチロチロと舐める。
頃合を見て、口に逸物を押し込む。
「ん…っ」
>>766 「ふぁっ! ほ、本当に……? あ、あぁっ、ありがとう……ございま……っ」
激しく揺さぶられながらも若侯爵に礼を言う。
「ひゃうぅっ!! 気持ちいい……の。私もう、おかしくなっちゃうくらい
あ、あそこが熱くって……だからっ!」
再び耳を責められ、若侯爵につい本音を言ってしまう。
「え、やっ! 自分で……?! やあっ……」
自分で胸を揉むよう言われ、最初はただ触れているだけだったが
気を失いそうな快感に身悶えし、我を忘れ、恥をも忘れて自ら愛撫し始める。
「ここも感じすぎて気持ちいいっ! もうだめぇ……っ」
>>767 「んぁんっ、そう… 上手いじゃない。本で勉強した成果かしら?」
温かい奏の口腔の感触を楽しみつつ感想を述べる。
「ペニスを咥える時にね、唇を窄ませながら口の中に埋めていくの。
そうすると、膣にペニスを入れる時の感覚っていうのかしら?
狭い肉壁を押し開くような感覚をペニスに与えることが出来るわ。
ペニスを咥えるところ、もう一度やってもらえるかしら」
快感に負けじと顔を軽く引きつらせながらそうアドバイスする。
770 :
桜庭 奏:03/07/06 04:01 ID:ojak7J3l
>>769 『上手』という褒め言葉に、ホントに感じてくれてるのか不安だったのがほっとする。
昨日、みかさの奉仕の様子を見たのも大いに参考になったようである。
そのまま続けてみようとするが、雫のアドバイスに動きを一瞬止めて目線を上げる。
>ペニスを咥えるところ、もう一度やって〜
「はい…」
先ほどまでは、どこか勢いでやっていたところもあったので、改めてしようとすると
まじまじと逸物を見つめてしまい、赤くなる。
もう一度覚悟を決めて、アドバイスどおり唇を窄めて入れていってみる。
自分で入れているのだが、狭いところに押し込んでいく感じに、先ほどの雫の話もあってか
自分の中に入れられるときのことを思い出してしまい、身体の芯が熱くなるのを感じる。
口の中に入れ終えて、舌も使いながら頭を動かし始める。
時々、雫の様子を伺うように上目遣いでちらっと見る。
>>768 「ちゃんと止めずに揉んで、偉い偉い。ではいい子には当然、御褒美、かな…。」
五月の頭を撫でつつ速度を速めると、笑いを含んだ声で呟く。
苦しそうに喘ぐ五月の口を手のひらで強引に塞ぎ
わざと秘部を締め付けさせ、逸物を絞るように密着させてから内部に射精する。
「零さず全部受け取りなさい。抜いたらちゃんと僕を綺麗に舐めて。
…ソファを汚したら、またメイド長に酷く叱られるのは君ですからね。」
五月の情報は伯爵から聞いて知っているらしく、そんな言葉をかけたりする。
着衣を直すと客室への案内を五月にして貰うが
廊下の壁にかけてある時計をチラリと見ると、
部屋についたので帰ろうとする彼女の手を引き、自分の胸へ抱き寄せる。
「…ああ、大変だ。
君と遊んでいたらつい楽しくて、こんな時間になってしまいました。
どうせもう眠る時間も少ないのなら、朝まで君と遊んでいようかな…。」
冷淡に微笑み、戸惑う五月をまた弄ぶ為にベッドへと押し倒すと
額を撫でて抵抗できないように口をキスで封じる。
>>770 「んぁ…っ、はぁあぁっ… おちんちん熱い…」
唇を窄められたことによって肉と肉との間の摩擦が大きくなり、
そこから生まれる熱のような快感に心奪われる。
逸物の根元のすぐ下にある膣からは止め処なく愛液が溢れ、奏の部屋の床を汚す。
「あぁっ、奏ちゃん、もうダメぇっ!」
天井を仰ぎながら恍惚そうな表情を浮かべて絶頂に達し、奏の口内で何度か逸物が痙攣する。
だが、精巣を持たないふたなりペニスのため精液は出ない。
「あぁ…」
逸物の先に残る快感の余韻に浸っていると、奏のこちらを見る視線に気付く。
「…な、何よ」
自分の達するときの表情を見られ、多少頬を赤くする。
>>771 息も絶え絶えにしていたところに、突如口元を押さえられ
若侯爵の手を退けようと自分の手を重ねる。
「むぅぅっ……うくぅぅっっ!!」
涙を一筋流しつつ首を振るが、それも次第に弱くなって
若侯爵が果てた後、背を引き攣らせて自分も達してしまう。
そして、逸物を引き抜かれて、膣内に放たれた精液が漏れないよう
力を集中させながら、若侯爵の精液と自分の愛液にまみれた逸物を
綺麗に舐め取る。
(……どうして私がいつも叱られている事を知っているんだろう……)
その後、衣服を整えて客室に若侯爵を案内する。
「あの、こちらになっております。明日、朝食の準備が整い次第、お伺いさせて
いただきます……」
憔悴しきった表情でそう言うと、お辞儀をしてその場を下がろうとする……が。
「え? あ、う、うそっ……い、いやあ……っ」
774 :
桜庭 奏:03/07/06 04:28 ID:ojak7J3l
>>772 >「あぁっ、奏ちゃん、もう〜
だんだん動きを早くして、必死に刺激を与えていくと、膨らみきった逸物が口の中で大きく
震えるのを感じ、達している様子の雫を目で堪能してしまう。
口の中で、ある程度落ち着くのを感じると、そっと口から出し、溢れている愛液を舐め取っていく。
(…恥ずかしいけど……あの時出る精液って飲みにくいから、それよりは甘いし、雫様は私の
悩みを聞いてくれたし…)
いつもより積極的である。すべて舐め取ると、口の周りについた愛液を舌でぺロっと舐める。
そのまま、視線を雫に向ける。
>「…な、何よ」
「…雫様、とても色っぽくて素敵で、綺麗でした。ほんと、うらやましいくらい…」
思い出しながら話していたが、だんだん赤くなってくる。
「……私の…今日の練習、どうでしたか?」
批評を聞きたくて、不安そうに見上げながらたずねる。
>>774 >「…雫様、とても色っぽくて素敵で、綺麗でした。ほんと、うらやましいくらい…」
「……」
照れくさそうに視線をずらしながら奏の感想に耳を傾ける。
そして今日の練習の批評を尋ねてくる彼女にこう答える。
「…とっても良かったわよ。ただ… 達した後すぐに私の顔を見るのはやめて頂戴」
いつもの荒れたり、冷ややかな語調ではなく、どこか温かみのある語調で話す。
「…恥ずかしいから。男の人なら尚更だと思うわ。でも、フェラチオ自体は上手かったわよ」
776 :
桜庭 奏:03/07/06 04:49 ID:ojak7J3l
>>775 照れくさそうな雫の様子が少し珍しく、微笑む。
頷きながら、批評を聞く。
「…そうですよね。私も、…色々されたりするときに見られてるのって恥ずかしいのを忘れてました。
でも、なんだか、見とれてしまって。」
少しいたずらっぽい表情をして微笑みながら肩をすくめる。
「上手って言ってもらえて、うれしかったです。今度、同じように出来たらいいですけど…。
ありがとうございました。」
「お、お礼なんかいいわよ。…それより、アイスティーありがと。じゃあね」
柔和な雰囲気が耐え難くなったのか、そそくさと会話を終わらせて立ち去ろうとし、
そして最後にこう付け加える。
「…あと、送りに来なくていいから。何か恥ずかしい」
奏の部屋を出て廊下を歩きながら呟く。
「ったく… 私ったら何やってるんだか」
778 :
桜庭 奏:03/07/06 05:04 ID:ojak7J3l
>>777 去ろうとする雫を、玄関まで見送ろうと立ち上がるが、制されてしまい、仕方なく自室の
扉で見送ることにする。
「お気をつけて…」
さっと手をふるが、気恥ずかしそうな感じのまま早歩きで歩いていく雫を見て、なんだか微笑ましい気分になる。
(雫様も、…あんなのがついてるけど、やっぱり女の人なのね。当たり前だけど。
美人だし、…さっきみたいに少しかわいらしいところもあるし。
麗センパイとは少し違うタイプだけど、また憧れちゃうかも〜。)
色々考えていたが、今日のことを日記に書かなきゃ、と机に向かう。
あまり寝られないと今日の仕事がつらくなることまで考えが及ばず、ついに貫徹してしまうことになるのだが。
珍しく天気が良いので、洗濯物を外に干している。
「あーあ。昨日は危なかったなぁ。」
「・・・でも、今度は大丈夫だ!何せほぼ全員の名前を覚えたんだ!
つまりこれで話かけない方がいい人がわかるってこと!」
かなり上機嫌・・・。
そして腹に手を当てながらついうっかり
「おねえさーん!食べ物しらない?」
といってしまう・・・・(=コトダマで話すことができてしまう)
僕ったらまたヤッチャッター!
781 :
椿 杏樹:03/07/06 13:31 ID:AL0L1gVo
みかさと一緒に洗濯物を干す為、新たな洗濯籠を持って来る。
「晴れて良かったですよねえ〜。今のうちに、いっぱい干しちゃいましょうか」
「ん…?何か聞こえたかな?」
どこからか聞こえてきたような言葉に首を傾げるが、杏樹が来たので仕事を続ける。
「そうですよね!御主人様が怒らないうちにぜんぶやっちゃいましょう!」
あー・・・杏樹さんも来てるじゃん。
ふふふ。もう迷わないよっ(謎)!
ちょっとカッコヨク登場しようか・・・
物干しざおにとびのり挨拶しようとするが
「おブッ!」
洗濯物の下敷きに。
「なにすんじゃー!うさぎだからって馬鹿にするなよ!
・・・あっ、おちるっ、おち、重っ、ぎゃぁぁぁぁ!」
洗濯物ごと墜落。
784 :
椿 杏樹:03/07/06 13:44 ID:AL0L1gVo
>>782 籠を地面に降ろしたところで、どこかから聞こえる声と物音に「…?」と同じく首をひねる。
中から洗濯済のシーツを取り出すとみかさに手渡す。
「御主人様に怒られる?…た、大変!頑張らなきゃ…。…んんっ」
慌てて自分も干そうとしたところ、急に甘い声を上げる。
「…?どうしたの?杏樹さん…」
急に甘い声を上げた杏樹を不思議に思う。
んしょ・・・っと。
「ねーっ!いーかげん僕に気づいて!・・・ぇぇぇえ?」
普通に聞こえるぐらいの声をやっと姿が見える状態でだしたが
杏樹の甘い声に驚く。
そしてシーツを完全にごかし今度はハッキリ見えるようになる。
「・・・・・あら・・・・・」
789 :
椿 杏樹:03/07/06 13:58 ID:AL0L1gVo
>>786 「な、なんでもな…ぁんっ、御主人様…。駄目ですぅっ」
朝、主人を起こしに行った際戯れに挿入されたバイブが、急に動きを早める。
どうやら主人が遠隔操作で強にしてしまったらしい。
『前のみかさのように、スイッチを入れないままで居る事もあるかも
しれないからな…。それでは面白くない、今度は私が操作しよう』との
主人の言葉が脳裏に蘇る。
(そういえば…予備のバイブも貰ったんだっけ。私一人だけじゃあれだし、
みかささんにも…入れちゃおうかしら…)
ポケットのバイブを出し、みかさに手渡しながら正直に打ち明ける。
「実は…っ。御主人様に、今…私……。」
(・・・・あれ!?気づいてない!?)
(・・・・・あ・・・あれは確かばいぶっていう道具だったよねぇ・・・
どっかの誰かがいれたのかな・・・・)
兎に角気づいてもらうため杏樹の手の上を
飛び越したり前足で手をつっついたりする。
「お願いっ・・!」
ピョン ツン ピョン
「気づいて・・・・ ゼェゼェ」
>>789 「ちょっとちょっと!杏樹さんどうしちゃったの?大丈夫…?」
わずかに震えながら喘ぎ声さえ上げる杏樹の様子に、戸惑った様子で対応する。
>ポケットのバイブを出し、みかさに手渡しながら正直に打ち明ける
「なっ…!!こ、これって…」
以前に自分や麗がされた事を杏樹もされているのだと知り、慌ててバイブを受け取る。
「こっ、これでどうしろと…ねぇ、杏樹さん!?」
しどろもどろになりつつも、杏樹の肩に手をかけてそう聞く。
(中の人
実は最初の一声以外自分の行動は夢オチ
→とりあえず見ている
で・・・・嗚呼、やっと昼組の方に会えたと思ったら・・・)
798 :
椿 杏樹:03/07/06 14:17 ID:AL0L1gVo
>>794 手の周囲を飛び跳ねる兎をひと撫でした後、干されたシーツに囲まれた位置で
みかさの胸にもたれかかる。
>こっ、これでどうしろと…ねぇ、杏樹さん!?
「これ…遠隔操作なんです。…あっ、んっ、それ…で…。
……今の私達、御主人様に見られてるんです…。でっ…」
みかさに縋るように下から涙で潤んだ瞳で見つめる。
もう朝から6時間以上も挿入されているので、そろそろ道連れが欲しくなったらしい。
「みかささぁん〜…。いくら大好きでも、私一人じゃ…もうっ…。
何かここで一緒にいやらしい事して、御主人様を満足させてあげてください〜…。
でないと私…ずっと夜までこのまま、あぁんっ」
>>798 「え、遠隔操作って…。きゃぁっ!?」
杏樹がもたれかかってきたのと、足元で何かが動いたのが重なってバランスを崩し、押し倒されたように転ぶ。
>何かここで一緒にいやらしい事して、御主人様を満足させてあげてください〜…
「そんな、見られてるってわかってて…あっ、ちょっと杏樹さん……」
同僚を助ける為とはいえ、流石に昼から見られているのを承知でするのは恥ずかしいらしい。
…が、縋るようにしている杏樹が体中を触ってくる事で、身体は徐々に熱くなっていく。
801 :
椿 杏樹:03/07/06 14:36 ID:AL0L1gVo
>>800 倒れたのをこれ幸い?に、震えながらも、みかさの下着の中に手を突っ込み
秘部にバイブを沈める。
「おせんたくものは干し終わったけど…。こんな明るいのに、
どなたかお客様や…あう!…屋敷の方に見られたらどうしましょ…。
でも…でも御主人様が止めるのを許して下さらなくて……。ごめんなさい…」
みかさの脚に自分の脚を絡めると、切なそうに上に圧し掛かりキスをする。
「んん…んふぅ…っ。みかささんごめんなさい…っ」
動き始めたバイブに悶えるみかさを見て、道連れの罪悪感からか何度も謝る。
>>801 >震えながらも、みかさの下着の中に手を突っ込み秘部にバイブを沈める。
「あ…ちょっとダメっ…。杏樹…ん、ああぁぁっ!」
それなりに濡れてしまっていたせいか、それほどの痛みはなくバイブを受け入れる。
>切なそうに上に圧し掛かりキスをする
(もうダメ…。でも、女の子となら…同僚を助ける為なら…裏切りじゃないよね…)
段々と思考が甘美になっていく中で杏樹にキスされ、そんな事を思うと杏樹の背中に手を廻す。
「はぁっ…大丈夫、そんなに謝らないで。私が…んっ、…助けてあげるから」
そう言うと杏樹の服を捲くりあげ、既にコチコチに硬くなっている乳首に舌を這わせる。
803 :
椿 杏樹:03/07/06 14:55 ID:AL0L1gVo
>>802 こちらの様子は物干し竿の隠しカメラで全て主人に覗かれているが、
主人に指示を受けたり、話すような手段は何ひとつないので
カメラの前で積極的に絡んで主人を満足させるしかない。
「あぁ…みかささんっ…。
私達、昼間からお仕事中にこんな事して…なんていけないメイドなんでしょう…。
でも…」
>杏樹の服を捲くりあげ、既にコチコチに硬くなっている乳首に舌を這わせる。
「あはぁっ!…でもいいっ、やっぱり…きもちいい…っ。」
バイブの振動に加えて胸の刺激で、頭が更にぼうっとしてくる。
>>803 >私達、昼間からお仕事中にこんな事して…なんていけないメイドなんでしょう
「…そうね…。でもどうせいけないメイド同士なら、一緒に気持ちよく…なっちゃいます?」
そんな自分の台詞に酔ったかのように顔をますます赤らめ、大胆にも覚束ない足取りで杏樹とともに立つ。
「あぁん…ほら…あそこの道は時々お客様も通るから、私達の姿、見られちゃうかも…」
外に置いてある木のテーブルに杏樹をしだれかからせると、後ろからその胸を強めに揉みあげていく。
805 :
椿 杏樹:03/07/06 15:13 ID:AL0L1gVo
>>804 「ええ…みかささんも、気持ち良くさせてあげる…。
女の私で嫌だったら…あぁ…誰か心に想う…好きな方の事でも思い出して…?」
そう言うと交代で、今度は自分からみかさのメイド服をはだけさせ乳房にしゃぶりつく。
「んっ、ちゅうっ…む、むっ…」
>あそこの道は時々お客様も通るから、私達の姿、見られちゃうかも〜
木製テーブルに場所を変えると、囁かれるみかさの言葉が欲情を誘う。
「え、ええっ…?み、見られちゃうんですかぁ…?
やだ…お願い誰も通らないで…あん、あっ…うふ…、んん…!」
悶えている内に、目前の道の遠くに人影を見えたような気がして
みかさの目を見つめたまま秘所を締め上げる。
「あっ…?あそこ誰か、来たかも…?」
>>805 >女の私で嫌だったら…あぁ…誰か心に想う…好きな方の事でも思い出して…?
「好きな方…?…ああっ、だめっ…そんな事言ったらぁ…」
杏樹の言葉と胸への刺激に、秘所からはさらに大量の愛液が溢れ出す。
>あっ…?あそこ誰か、来たかも…?
「う、嘘っ!…あっぁあっ…恥ずか…んんんん〜っ!!!」
杏樹の声に反応して、びくびくっと身体を震わす。
810 :
椿 杏樹:03/07/06 15:32 ID:AL0L1gVo
>>807 みかさと戯れている内に安心してきたのか、段々早く抜きたいという気持ちから
まだこの状況をもう少し楽しみたいと思ってくるようになる。
(みかささんの手つきが気持ちいいからかも…。誰かに、教えてもらったのかしら…?
女の子なのにすごく積極的…っ。あっ…)
>好きな方…?…ああっ、だめっ…そんな〜
「そういえばみかささんって…地元に付き合ってる方、いるんでしたっけ…?
なんて名前なの…?いいなぁ。その人にも時々、抱いて貰えたりしてるんでしょ…
羨ましいなあ」
彼氏に激しいプレイで抱かれているみかさを想像し、秘所をまた濡らす。
みかさのバイブを半分ほど引き抜くと、男性がするように出し入れさせてみる。
「こうやって…何度も、好きだよって言われながら、突かれたりとかしてるんだぁ…」
811 :
中の人:03/07/06 15:36 ID:PTBqVPA8
>>810 杏樹と絡み合いながら、高まる快感を貪っていたが…。
>みかささん…地元に付き合ってる方〜その人にも時々抱いて〜
「いやぁ…。だめぇ…杏樹さん、そんなに言わないでぇ…。幸希の、幸希の事は今は……あぁぁ…」
秘所から溢れ続ける液体が膝まで濡らし、今度はこちらが立っていられなくなる。
>こうやって…何度も、好きだよって言われながら、突かれたりとかしてるんだぁ…
「…!ああっもうだめっ!私そんなに言われると…。はあっ、いくぅ!いっちゃ……ふぁぁぁん!!」
杏樹の言葉責めと激しいバイブの動きに、失禁したかのように愛液を噴き出して達してしまう。
813 :
ROM:03/07/06 15:47 ID:D8af6Chj
814 :
中の人:03/07/06 15:52 ID:PTBqVPA8
815 :
椿 杏樹:03/07/06 15:57 ID:AL0L1gVo
>>812 先に達したみかさのバイブの速度が自分より遅い事に気付き、主人に伝えるため
物干し竿に向かって言う。
「御主人様ぁ。みかささんの、私のより優しくしてる〜…。
ずるいですぅっ、あ、ああっ、あん!もっとこっちだって強くお願いします〜。」
速度が上がり、ぐったりとしているみかさを再度果てさせるまでバイブが責める。
「もう仕方ないなぁみかささんは…でも私も…もう、また…イッちゃう……あああっ!」
朝から何度目かわからない絶頂を感じると共に、
蠢いていた激しいバイブの動きがやっと止まる。
「はぁはぁ…はぁ…。お許し、していただけたのかしら…。
もうだめ、今ので脚もいっぱいべとべとになっちゃった…」
青空の下、スカートを引き上げ露出した白い脚は、愛液にまみれてしまっている。
「ふふっ…。みかささん、これはさすがにお風呂入らないと…
皆に何事かと思われちゃいますわね。うん…っ。おやつの前に、一緒に行きましょうかぁ…」
バイブを抜くと洗濯籠に入れみかさの手を引く。
816 :
ROM:03/07/06 16:00 ID:n9VM+f8Z
>>815 一度達したにも関わらず、さらに激しさの増したバイブの動きで再び高みへと導かれていく。
「はぁっ…。急に激しくなってっ…ダメ…。私またっ、また、いっ…くぅぅっ!!」
ぴんと身体を反らせて再度達すると、杏樹が達する様子をぼんやりと見つつ、淫らな姿のまま芝生の上に横たわる。
>ふふっ…。みかささん、これはさすがにお風呂入らないと…
「…はぁ…。そう、よね。…お風呂入らないと…体中汗とあそこの液でぐしょぐしょ…」
力が入らない状態のまま、杏樹に手を引かれていく。
818 :
椿 杏樹:03/07/06 16:13 ID:AL0L1gVo
>>817 片方で籠を持ち、もう片方の掌はみかさの手を握り一緒に屋敷へと戻る。
「幸希くん…かあ、彼の名前。…きっとかっこいい人なんだろうな。
私、同じ屋敷で働いててもみかささんと話したりこうして歩くの久しぶりだから、
巻き込んで悪いことしちゃったけど…なんだかちょっと嬉しかったです。
またこれからも…年も同じだし、仲良くして下さいね。」
みかさににっこり、無邪気に子供のように微笑む。
「さ!お風呂の後はおやつが待ってるぞう〜。今日は瀬名くん特製、桃のシュークリーム〜♪」
819 :
日太 橡:03/07/06 16:16 ID:PTBqVPA8
「・・・・・・・・あの二人・・・」
緑の服を着た子供は二人の後をつけていった。
>>818 籠を持ちつつ、ちょっと危なげな足取りで杏樹と歩く。
>幸希くん…かあ、彼の名前。…きっとかっこいい人なんだろうな
「えへっ…ちょっと鈍いけど強くてかっこよくて優しくて…って、そんな事言わせないで下さいよっ!」
慌てて口を塞ぐが、顔はやや自慢気だったりする。もちろん杏樹のとある事情は知らない。
>巻き込んで悪いことしちゃったけど〜またこれからも
「うん、大丈夫!…えっと、改めてよろしくね。…それじゃ、早くお風呂入って、その後シュークリームいただきましょうか♪」
「よしよし、昼間ならではのいい映像が撮れたようだ。
メイド同士の交流も深まったみたいだし…私も良い事をしたな。うむ」
自己満足で納得すると、録画の終わったビデオを巻き戻す。
廊下に出ると、呆然と2人の様子を見つめる瀬名の頭をニヤリと笑って小突く。
「どうした瀬名。子供のお前には刺激が強すぎたか。ん?」
822氏が何かと言われているのは、538、612、816氏の言われている事のせいでは、と思うのですが。
確かに最初の発想は結構面白いと思います。ただ、516〜533あたりのくだりや、それ以外でのルール無視・自分本位の行動と展開などが叩かれる一因ではないでしょうか。
ここは他の人との関わりが重要ななりきりスレであって、自分の好きなように話を展開させられるスレではないはずです。
>>2のガイドラインや、春日井氏と絡んだあたり・それと過去スレを見直す事をお勧めします。例えば第9スレの中盤あたり、読んでみてはどうですか?
それと文章やなりきり、レスの速さの上手下手は、最初はあまり問題ではない…と思っています。現行の住人の皆さんだって、最初は今ほど慣れていなかったはずですから。(自分は慣れるまでは大変でした)
「郷に入れば郷に従え」とまでは言いませんが、そこそこ歴史があるスレである以上、慣例やルールには従って、最初は協調を重視しつつやっていくのがいいと思うのですが…。
内面や過去とかもある程度経ってから(スレに溶け込んでから)明かされるのが普通ですし…。
折角参加されるのですから、ちょっと考えてみてはどうでしょうか。
って、本来他の住人とエチ等で絡んで楽しむなりきりスレで、自分何堅い事言ってるのやら…。
「…言い過ぎた点もあるかも知れないが…」
部屋で論文をまとめつつ、そんな事を言う。
「折角新しく二人も屋敷に来ていただいたのに、このままの荒れた状態というのも何だからな」
「わかりました、じゃあ近いうちに。はい、はい。ありがとうございます!」
電話を切ると伊達に何か共感したような表情で抱きつく杏樹を横目に、
主人の部屋へ。
とある洋菓子店の電話番号と住所を書いたメモと鍵を主人に渡す。
「…俺が前修行してた店、夜ならいつでも貸切っていいそうです。
甘いモノなら何でもありますから、時間できたら瑞葉さんを連れて行ってあげて下さい。
あんな事しといてふざけた事言ってるのは十分わかってます。
…でも…お願いします」
深々と頭を下げ依頼すると部屋を出る。
休憩室で、他のメイドとおしゃべりしている。
「……えぇ〜っ!? 昨夜のお客様って……そんなに偉い人だったの!?」
黄色い声で若侯爵の事を話しているメイドたちに、思わず叫んでしまう。
「だ、だって……見た目がすっごく若かったから……どこかの御曹司か何かかなぁって
思って……」
若侯爵の正体を今更ながら知った事を他のメイドから馬鹿にされて、
少し拗ねた感じでそう言い返す。
「え? 夜通し可愛がってもらったくせにって? そ、それは……あくまでお仕事っ。
それ以外には……何もないわよ……」
そう言うものの、メイドたちに羨望の眼差しで見つめられ、いても立ってもいられなくなる。
「わ、私は伯……好きな人一筋なんだからっ! もう、からかわないでよね」
真っ赤になったまま、休憩室を後にする。
「……そう言えば、お帰りの際に頭を撫でてもらったっけ……」
若侯爵を見送る時、労いの言葉と共に、よしよしと頭を撫でられた事を思い出し、
嬉しそうに小さく笑う。
ここ数日、主人や瀬名を避けるようにして過ごしていたが
部屋の扉に差し込まれていた
>>725のメモを見て
つい涙ぐんでしまう。
ベッドの上で膝を抱え込み、メモを握り締めてすすり泣いている。
831 :
桜庭 奏:03/07/06 22:45 ID:ojak7J3l
鼻歌を歌いながら食器を洗浄機に入れている。
心配そうに擦り寄ってきた猫に気づいて
胸元に抱き寄せると、優しく撫でて温もりを味わう。
833 :
桜庭 奏:03/07/06 22:51 ID:ojak7J3l
洗剤を入れてふたを閉めると、残りの洗浄機では洗えない繊細な食器を洗い、そのあと布巾で拭いていく。
若侯爵にあれこれとたしなめられた事を思い出している。
「やれやれ……まだまだ私も半人前だな……」
そして、ため息をつくと書類整理を始める。
836 :
桜庭 奏:03/07/06 23:05 ID:ojak7J3l
食後の後片付けが終わり、冷蔵庫を開けてると、おやつの桃のシュークリームがまだ少しだけ残っていた。
「…一個くらい、いいよね?」
周りを見回し、誰もいないのを確認すると、ぱくっとかぶりつく。
徹夜が今頃応えたのか、厨房でグラスを持ったままうとうとしている。
838 :
桜庭 奏:03/07/06 23:13 ID:ojak7J3l
仕事チェック表と自分のスケジュール帳を見比べながらメモをとっていく。
>>825で瀬名から受け取ったメモと鍵を眺めてブツブツ呟く。
「・・・・・・まったく子供のくせに、変なところで気を使いおって・・・・・」
はっとなって、目をこする。
「う〜ん……お風呂行ってこよ……」
グラスをテーブルに置くと、厨房を出て行く。
明日の朝出すゴミをまとめる仕事があったのを思い出し、
涙を拭いて、しゃくりあげながらも部屋を出る。
欠伸をしながら屋敷を訪れる。
呼び鈴を鳴らさず、屋敷内へ侵入。
周囲に誰もいない事を確認しつつ、厨房へ行く。
そして、勝手に冷蔵庫を開ける。
「お、シュークリームじゃん。いただき〜」
瀬名が作ったものとは気付きもせず、美味しそうに全て食べてしまう。
>>844 ゴミをまとめるために厨房に行くと
いつの間にか司が入り込んでいたため
涙の後が残ったままの顔で愕然として立ちすくむ。
「司・・・・・様・・・・・・」
846 :
桜庭 奏:03/07/06 23:30 ID:ojak7J3l
貯蔵庫で、必要な物などを確認し紙にメモをとっていく。
>>845 ふと、誰かの声が聞こえたので振り返る。
「あ、瑞葉。久しぶり」
それだけ言うと、喉が渇いたのか、洗い終わったばかりのコップを取って
再び冷蔵庫を開けてお茶を注ぎ、一気に飲む。
「ふぅ……ん? なんだ瑞葉、泣いていたのか?」
横目で瑞葉を見ながら、あまり興味なさげに言う。
>>847 >泣いていたのか?
慌てて目元を擦るが、そのくらいでは涙の筋や
目の充血は消えない。
結局その問いには答えず、別のことを言う。
「・・・・・・司様は、今日も私を抱きにいらしたんですの?」
司から目をそらして続ける。
「どうして・・・・・・・私を・・・・・?」
849 :
桜庭 奏:03/07/06 23:45 ID:ojak7J3l
貯蔵庫から出て、もう一度厨房へ向かおうとするが、話し声が聞こえ、入り口からこっそり覗く。
(瑞葉さんと…、あの男の人誰だろう?カッコいいけど、なんか恐そうな雰囲気…?)
覗きはいけないと思いつつも、またしても興味津々である。
>>848 「……別に」
コップをテーブルの上に置くと、適当な椅子に腰掛ける。
「あのな、俺を悪者扱いするなよ。それと……話す時はこっちを見ろ」
瑞葉を睨み付けながら言うと、ふんと鼻をならして横を向く。
>>851 「・・・・・・ごめんなさい」
視線を下げたまま謝罪した後、ハッと気づいて顔を上げ、
司の顔を見てもう一度謝る。
「ごめんなさい・・・・・」
椅子に腰を下ろした司に少しだけ歩み寄る。
「そう、ですわよね。いつも私がハッキリしないから
皆さん、怒ってしまわれるんですもの」
853 :
桜庭 奏:03/07/07 00:04 ID:UVw9MjQ+
相変わらず2人を隠れて傍観中。
(うーん。二人は顔見知りのようね。私ったら、なんだか探偵さんみたい。)
>>852 「何言ってるのか聞こえない。もっとこっちに来いよ」
近付いてきた瑞葉の手を強引に引っ張ると、膝の上に座らせる。
「はっきりしないから怒る? 誰が怒ってんの?
御主人様か……それともアイツか」
そう言うと、瑞葉の顔をこちらに向かせてじっと見つめる。
「目、真っ赤じゃん。何で泣いてたの? 怖い俺には話せない?」
無愛想な感じで瑞葉に尋ねる。
自室の窓から外を眺める。
>>854 「きゃ・・・・・・」
引き寄せられて抱え込まれ悲鳴を上げる。
>誰が怒ってんの?
「司様だって怒ってらっしゃるから、私を・・・・・・何度も・・・・・・」
>何で泣いてたの? 怖い俺には話せない?
しばらく司の目を見ながら沈黙していたが、やがて口を開く。
「おじ様に嫌われてしまったのかもしれません。
でも、何処かホッとしている自分もいるんです。
瀬名様と、どちらかを選ばなくても済む、って・・・・・・それがイヤなんです。
ごめんなさい。司様にこんな話・・・・・・・」
項垂れると、自分のメイド服のボタンを外し始める。
「もうこの話は終わりにしましょう・・・・・・お詫びに今夜は何でも言うことを聞きますから」
857 :
桜庭 奏:03/07/07 00:18 ID:UVw9MjQ+
誰も奏の思考につっこむ者がいないため、覗きながら勝手な考えがどんどん発展させてていってしまう。
>>856 ボタンを外す瑞葉の手の上に自分の手を置いて、外していくのを止める。
「へぇ……なるほどね。そりゃ本末転倒ってヤツだな。
だってお前、御主人様の事が好きで、この屋敷でメイドやってんだろ?」
そして、重ねていた手を離す。
「それにお前、勘違いしてる。俺はな、純粋にお前が欲しいワケ。
わかるか? 怒ってるから乱暴にしてるって思ってんの? とんだ被害妄想だな」
そう言うと、嘲笑気味に笑う。
「お前が何の抵抗もせず、ただ素っ裸になっちまったら面白くないだろ?
俺は人形を抱きに来てんじゃねぇっつーの」
喉が渇いたので誰かメイドを呼び出そうと思い、
机の上にあるボタン――ナースコールならぬ、メイドコールを押す。
>>858 >だってお前、御主人様の事が好きで
「そう・・・・・そうです。今でも好きです。でも・・・・・・」
ボタンを外すのを止められて意外そうに司を見るが
>それにお前、勘違いしてる〜
「え・・・・・・? で、でも、始めていらしたときは?」
混乱しきった表情で狼狽する。
861 :
桜庭 奏:03/07/07 00:28 ID:UVw9MjQ+
まだ2人の様子が気になったが、メイドコールがなったので、仕方なくという感じでその場を後にする。
主人の部屋へたどり着き、扉をノックする。
「御主人様、奏です。」
>>860 「始めて来た時? そんな昔の事覚えてない」
あっさり言い切ると、にやにやと笑いながら、瑞葉を見つめる。
「お前だって御主人様が好きだったけど、アイツが現れてから
好きになったんだろ? 人の気持ちなんてすぐに変わるんだよ」
そこまで言うと、瑞葉を膝から下ろして立ち上がる。
「今日はな……御主人様に苦情を言いに来たんだよ。志保さん……だったかな?
あの人が『毎晩待ってる可愛い猫』の事を教えてくれなかったからさ」
そして、
>>373-394の事をざっと瑞葉に話す。
「じゃ、俺御主人様に会いに行かなきゃいけないから」
怪しげな笑みを浮かべながら、厨房を出て行こうとする。
>>861 「…奏か。入れ」
奏を部屋の中に入れると、用件を告げる。
「喉が渇いてな。何かお茶でも淹れてくれ」
>>862 「そ、そんなの違います! 今でも私はおじ様のことを好きでいます!
ただ・・・・・・瀬名様も好きに・・・・・なって・・・・・・」
自分で言っていて情けなくなり、段々声が小さくなる。
>じゃ、俺御主人様に〜
「だ、ダメぇっ!」
主人に瀬名とのことをこれ以上話されるのは避けたいし、
何よりそれでは志保にも迷惑がかかってしまう。
「司様、お願いします。いつもみたいに、私を犯して・・・・・・」
後ろから抱きつくようにしてすがりつく。
「それで、お許しください・・・・・・っ」
865 :
桜庭 奏:03/07/07 00:39 ID:UVw9MjQ+
>>863 「はい。分かりました。」
用件を聞くと、主人の部屋にあるポットからお茶葉を入れた急須にお湯を入れる。
湯飲みにお茶を注ぐと、コースターとともに主人の机に置く。
「どうぞ。日本茶ですけど、よろしかったですか?」
>>864 「……放せよ。お前に用があって来たんじゃないんだよ!」
抱きついてきた瑞葉を強く突き飛ばすと、フッと笑って振り返る。
「今日、アイツ居ないみたいだし、屋敷の事なら何でも知ってる御主人様なら
その猫の事もわかるだろ? まぁ、猫の正体は大体わかってるけどな」
そう言うと、壁にもたれかかり、腕を組んでニヤニヤ笑いながら瑞葉を見下す。
「それよりも瑞葉は俺に犯されたいんだ……そんなに俺と御主人様を
会わせたくないの?だったら、もっと俺の気を惹くような事をしろよ」
>>865 「ああ、喉を潤せれば何でもいい」
そう答えてお茶をひと啜り。
「…奏はどんなお酒が好きかね? 私は最近北海道の富良野ワインにはまっていてな」
刺すような視線を送りながら奏に尋ねる。
酒の話で賑やかに談笑しようというのではないらしい。
>>866 「・・・・・・はい・・・・・分かりました・・・・・・」
消え入りそうな声で答えると
スカートの裾をつまんでたくし上げ、ショーツを膝上まで下げて
ベソをかきながらも司を誘ってみせる。
「ぐす・・・・・・司様、瑞葉を犯して・・・・・ひっく、犯して下さいませ・・・・・・っ」
869 :
桜庭 奏:03/07/07 00:54 ID:UVw9MjQ+
>>867 刺すような視線にとまどうが、考えながらゆっくりと質問に答えていく。
「…そうですね、どこのメーカーの何が好きっていうのは特にないんです。
お酒は、飲んだときに、喉がカッと熱くなるようなのが好きです。
あ、でも、ウイスキーはにおいが苦手で、飲んだことがありません。」
(学生のころは、みんなお金がないから、外で飲むとチューハイばかりだったしなぁ。)
それにしても、主人の視線が気になる。何か変なことをしてしまったのだろうか、と記憶をさかのぼる。
>>868 「はぁ? お前、本気で俺の気を惹こうとしてる? 興ざめだな」
眉を寄せてそう言うと、大きく息を吐いて、瑞葉の目の前に立つ。
「男を誘惑しようって時に泣く女がいるか? 馬鹿じゃねぇのお前」
瑞葉の顔を覗き込むように、不機嫌な顔を突き出す。
「次、退屈させたら俺は本当にここを出て行く。わかったか?」
そう言うと、再び椅子に腰を下ろし、瑞葉を見つめる。
>>870 「っ!」
司の言葉に見る見るうちに顔色が蒼白になる。
最早言葉も出ずに、その場にへたり込むと
脚を抱え上げるようにして秘所を露わにし、
手で肉襞を開くようにして見せる。
さらに余った指で花芽を刺激しながら
しゃくり上げるのを堪えて誘惑を続ける。
「司様、早く下さいませ・・・・・・あなたの・・・・・・アレ・・・・・・を」
死ぬほど恥ずかしい思いをしているうちに
被虐の快感が頭をもたげ始めたのか、頭がぼうっとしてきて
秘所からも淫液が漏れ始める。
「お願いします・・・・・・・早くぅ・・・・・・」
>>869 「なるほど…」
奏の表情の変化を見落とさないように注意する。
「厨房には色々お酒があるけれども、どれか飲んでみたかね?
どれも至高の一品ばかりでな。よほど偏屈な好みでも持たぬ限り美味しいと感じると思うが…」
話の内容自体は至って普通の世間話。
だが、自分が奏に送る視線によって漂う雰囲気が異様なものになってしまっている。
>>871 目の前で、秘部を露わにした瑞葉を見ながらくっくと笑う。
「まだ何にもしてないのに……ココ」
そう言うと、椅子に座ったまま靴を脱いで素足になり、足先で
瑞葉の秘部を弄りだす。
「濡れてきてるぜ? 見られてるだけで濡れてくんの? 変態だな」
足の親指を小刻みに動かし、くすぐるように秘部を嬲る。
「俺の何? 何が欲しいのか言ってくれないと……ずっとこのままだよ?」
>>873 「ひあっ!? あっ、ひゃうぅ・・・・・んっ」
足の指で秘唇を弄られることで、被虐心も伴って
いつもの何倍もの快感に身体を貫かれる。
さらに「変態」呼ばわりされたことで、ゾクリとした感触が背筋を這い上がり
精神のタガを外してしまう。
「あ・・・・・・あの、司様の・・・・・お、おちんちん、です・・・・・・・・」
荒い息の下から卑語をつむぎ出す。
「司様の逞しいおちんちんを、ここに入れて欲しいんですぅっ!」
875 :
桜庭 奏:03/07/07 01:12 ID:UVw9MjQ+
>>872 「ええ、飲んでみました。今までは手が届かなかったような高くておいしいお酒ばかりで、
舌が肥えてしまって、安いのはもう飲めなくなりそうです。」
目を見て話さないと失礼だと思いながらも、視線が気になり、たまに視線を漂わせながら話す。
(う〜…。なんなんだろう。またお仕置きになったらやだなぁ…。)
ふいにそんなことを考え、眉根を寄せる。
>>874 「……くくく。元お嬢様がそんな卑猥な事、言っていいのかな〜?」
そして、椅子から立ち上がって瑞葉の身体にまたがりしゃがみ込む。
「悪いけど、今日はお前をぶち抜きに来たんじゃないから
そんな気になれないんだよね。これで我慢して」
途中まで外れていたボタンの残り全てを外しながら言うと、冷笑を浮かべながら
肉棒を晒す。
「先っぽのところ……しっかり銜えろよ?」
そして、瑞葉の胸の間に肉棒を挟むと、腰をゆっくりと動かしだす。
「ったく、相変わらず小さい胸だな……志保さんの巨乳には
絶対勝てないよな……瑞葉は」
>>875 「ほほう… 確か厨房のお酒は私用で飲んではいけないはずだったが…?」
誘導尋問に引っ掛かった奏を見詰める視線は、
冷ややかな視線から哀れむような視線に変わる。
「少し前にお酒の味が微妙に変わったことがあったが、奏の仕業だね?」
奏に歩み寄り、彼女に顔を近づけて言う。
>>876 「あぁ・・・・・そんな・・・・・・お願いします・・・・・・」
懇願しながらも、命令に従っていれば御褒美をもらえるかもと
懸命にパイズリを始める。
逸物の全てを包み込むには乳房のボリュームが足りないので
時折身体の角度を変えては、ぎこちなく擦り上げていく。
>相変わらず〜
「ふぁ・・・・・ん、むぅ・・・・・っ、はぁっ、
ごめんなさい、もっと大きくなるようにしますからぁ・・・・・」
実際「小さい」というほどではないのだが
何分周囲に巨乳メイドが多いため、引け目を感じていた部分を刺激され
一層懸命な奉仕でそれを補おうとする。
879 :
桜庭 奏:03/07/07 01:30 ID:UVw9MjQ+
>>877 主人の言葉に、思わず『しまった』というような顔をする。
「あれ…?でも、でも、初めてここで飲んだ日本酒は、ちゃんと同じ新しいのを買ったし…。
それに、この前みかささんと飲んだのは、メイド用って言ってたし……」
うつむいて、今まで飲んだお酒をカウントする。
「あれ…、味、変わってましたか?」
同じのを用意したつもりなのでそんなことはないはず、と思い、引きつった笑顔で答えるが。
顔を近づけられ、一歩引いてしまい、どちらにしろ自分が飲んでしまったのだしと観念して頭を下げる。
「申し訳ありませんでした。今後は気をつけます。」
(あーん。御主人様が、これで見逃してくれたらいいけれど…。)
困った顔で、主人をちらっと上目遣いで見上げる。
>>878 「……舌の使い方は、異常なくらい上達してるよな……それだけ
練習してるって事なんだろうけどさ」
上体を前後に動かしながら片手を後ろに回して、瑞葉の秘部を弄りだす。
「俺のために頑張ってる瑞葉って、大好きなんだよな〜。だから
お前も気持ち良くしてやるよ」
わざと膣内に指を挿入させず、秘豆を引っ張ったり、潰したりとしながら
瑞葉の反応を愉しむ。
「瑞葉の乳首が……時々当たってくすぐったい感じ……気持ち良いよ。
そうそう、その調子♪」
まだまだ余裕ありげな感じで、瑞葉をからかう。
>>880 「んんぅっ、ひゃんっ! あぁん・・・・・・ありがとうございます・・・・・」
大好き、という言葉だけに反応して
奉仕を続けながらもお礼を言う。
「ひ、くううぅんっ、んっ、だ、ダメぇっ、もう、そんなにされたらぁぁっ!」
秘豆や乳首を弄られて、イくにイけない程度の刺激に悶えまくる。
そのせいで胸の動きも激しくなり、さらに快感が増してしまう。
「あんっ、つ、司様ぁっ! お願いですから、司様ので、イかせてぇっ!
私を、司様のものにしてくださいませぇぇ・・・・・・っ」
数日振りの情事であることも手伝って、まるで媚薬でも
使われたかのように乱れまくっている。
>>879 「これ以上言い逃れをするようだったらお酒で軽く浣腸してやろうと思ったが…」
鋭い視線で奏を睨みつけるが、すぐに普通の視線に戻す。
「素直に罪を認めたな。えらいぞ、奏」
まるで幼児や動物を褒めるように奏の頭を撫でてやる。
「だがまぁ、えらいとは言っても罪は罪。罰は受けてもらうぞ」
ぬるくなったお茶が入った湯のみを弄びながら宣言する。
主人の指令で、伯爵家から銘酒を数本受け取って帰ってくる。
「とりあえず言いすぎでなくて良かった」等と呟く伊達を尻目に、厨房にその酒瓶をしまう。
「これは…富良野ワインね。私は富良野の山葡萄ワインが珍しくてお勧めかなぁ。余市や夕張、池田や小樽のワインもおいしいし♪」
まるで未成年時からかなり飲んでいたような口ぶりでローカルな話題を口にすると、瓶をワイン蔵へ運ぶ。
>>881 「今日のお前……なんかすげーな。どうせ御主人様とアイツの前でも
同じ事言ってんだろ……引っかかるかよ」
狂ったように求めてくる瑞葉にそう言うと、先走り汁で肉棒をぬるつかせ
動きを速めて、冷酷にも先に達してしまう。
「ほら、これでも舐めて我慢しろ。今日はおあずけだよ」
精液を瑞葉の顔にぶちまけると、秘部の愛撫も止めてしまう。
「……どうせ俺はアイツらの代わりにはなれねぇし。
続きをしたいんなら、どっちかの部屋にいって"猫"みたいに甘えてみれば?」
そう言い放つを、立ち上がって背伸びをする。
「一応、スッキリしたから御主人様のところに行くのは止めとく。
面倒くさくなってきたしな……」
885 :
桜庭 奏:03/07/07 01:49 ID:UVw9MjQ+
>>882 『お酒で浣腸』という想像も出来ないような言葉に思わず唖然とするが、すぐに主人の視線が普通に
戻り、少し緊張が解ける。
(よく分からないけど、よかった、素直にあやまっておいて。
浣腸もしたことないのに、『お酒で浣腸』なんて訳分からないことされたら……)
想像できず、少し首をかしげる。
頭を撫でられた心地よさに主人に微笑むが、
>「だがまぁ、えらいとは言っても罪は罪。罰は〜
予想できないことではなかったが、やはり軽くショックを受ける。
「…分かりました。」
少し悔しそうにうつむき、唇を噛む。
(ああん、またお仕置きなのね…。今日は怖くありませんように……!)
>>885 「よし、じゃあこれを」
手に持った湯飲みを奏に渡す。
「ぬるいお茶は飲む気にならなくてな。口移しで飲ませてくれ」
>>884 「あ、んっ、んんぅぅっ!!」
達する直前のまま顔面に精の迸りを受けて
切なそうに目を細める。
「ん、ちゅぷ、ふぁ・・・・・・んむぅっ」
司のモノをしゃぶって綺麗にすると、顔に付着した分も
指で掬い取っては口に運ぶ。
>続きをしたいんなら〜
「そ、そんなこと、できません・・・・・・だから司様に・・・・・・」
腰をくねらせて求めるものの、
司は立ち上がって身づくろいをしてしまう。
>一応、スッキリしたから〜
「・・・・・・ありがとうございます・・・・・・」
司がこれ以上のことはするつもりがないことを悟って
未だ身体の中を駆け巡っている快楽に身悶えしながらも頭を下げる。
>>887 「……俺の嫌いな事、一つ教えてやる」
快感が抜けきっていない瑞葉をちらりと見た後、壁際に瑞葉を追い込む。
「好きな女が誰かにヤられた後、すぐに他の男のところに行って慰みを受ける事だ」
顔をギリギリまで近付けて言うと、戸惑う瑞葉に深く口付ける。
「……だけど、ヤられた事を思い出しながら自慰する事は大好きだ。
わかったか? わかったんならさっさと部屋に戻れ」
そして、一歩下がると瑞葉が厨房から出て行く様を見つめる。
厨房から出てくるみかさとすれ違うと、直後に瑞葉が、そして司が入ってくるのを物陰から見る。
そして始まったその光景。
「加虐心を煽るような口ぶりの彼女と、あの随分乱暴な男…。…それにしても、主人は瑞葉君をどう思ってるのやら」
瑞葉が厨房から出る様子を見ると、素早く厨房から離れて何食わぬ顔で歩き出す。
890 :
桜庭 奏:03/07/07 02:03 ID:UVw9MjQ+
>>886 主人の言葉を聞き、渡された湯飲みを2,3秒見つめてしまう。
「く…口移し、ですか。でも、私、歯を磨いた後にデザートを食べちゃっ…」
思わず言いかけるが、素直に聞かないと、というのがふいに頭をよぎり、口を閉じる。
「分かりました。じゃあ…すみません、少しだけあごを上げていただけますか。」
そう言うと、湯飲みに入ったお茶を口に少し含み、主人の肩に手を置いて唇を合わせる。
>>888 「んっ? ・・・・・ん、ふぅ」
司の接吻に戸惑いながらも舌を絡める。
やがて唇が離れると、こくりと頷く。
「はい・・・・・・自分で、します」
司に「好きな女」と言ってもらえたことが何処か嬉しく、
フラフラとした足取りながらも厨房の出口に差し掛かったところで
振り向いて、フワリと微笑んでから出て行く。
「ありがとうございました・・・・・・」
>>890 「……」
奏に言われたように顎を少し上に向け、彼女の唇を受ける。
「んっ…」
柔らかな肉の感触に、そこから流れ込んでくる生暖かく渋いお茶。
だが奏の言いかけたとおり、渋みの中に不自然な甘味がある。
どうやら彼女が食べたデザートの味のようだ。
「こりゃ、病み付きになりそうな味だ。…もう一度だ、奏」
>>891 瑞葉が厨房を去った後、コップを床に投げつける。
「……つまんねぇな。何やってんだ……俺」
そう呟くと、靴を履いて床に散らばったコップの破片を踏み潰す。
「そろそろアイツにもわからせないとな……どっちが瑞葉を可愛がって
やれるかって事をな……」
ニヤリと笑みを浮かべると、コップをそのままにして屋敷を出て行く。
894 :
桜庭 奏:03/07/07 02:18 ID:UVw9MjQ+
>>892 「はい…。」
また少し口に含み、主人に口付けする。
その後も何度か湯飲みのお茶が無くなるまでそれを繰り返す。
さすがに何度も唇を合わせている間中息を止めていたため、顔が上気して赤くなり、
息を整えながら主人を伺う。
部屋へ戻ってベッドへ倒れこむと、命令されたとおりに自慰を始める。
「んっ、んぁっ、んんぅっ! あっ、あふぁっ! ひゃ、あああっ!」
声を出さないようにするものの、どうしても漏れ出す嬌声を抑えきれない。
直に乳房を揉みしだいて、頂点を捻り上げ、
秘所に指を突きこんで、秘豆を押しつぶし、
愛しい男の顔を思い出しながら激しい自慰に耽る。
「ひゃ、ふあ、は、ひゃぅんっ、あ、あふあぁぁぁっ!」
やがて部屋の外まで漏れるような声をあげると
ようやく達し、そのまま意識を失ってしまう。
>>894 「…おや、もうお茶がなくなってしまったか」
奏の動きが止まったので湯飲みの中を覗き込み、お茶がなくなったことを確認する。
そして次に視線を彼女自身に移すと、軽い呼吸困難のためか奏の顔が赤くなっている。
「ありがとう、もういいぞ」
赤い顔でこちらを伺う小さなメイドにそう笑顔で答える。
だがそれだけでは飽き足らずに奏を抱きかかえて持ち上げ、お姫様抱っこしてしまう。
「部屋まで送るよ」
「随分屈折したガキだな…。…まあ、俺も人の事言えた柄じゃないが」
どうやら司が気になっていたのか、厨房に戻って様子を見ていたようである。
「それに、これ放置していたら担当のメイド…彼女がお仕置きになるだろうが。…もっとも、主人は喜ぶかもしれないけどな」
司が出て行ったのを見届けると、わざわざ箒を取り出してきれいに清掃を済ます。
「さてと、それじゃ…行ってくるかな」
ガラスの破片を片付け終わると少し楽しげにそう呟き、とある部屋へ向かって歩いていく。
898 :
桜庭 奏:03/07/07 02:35 ID:UVw9MjQ+
>>896 これで『終わり』と知り、あっけないようなほっとしたような気分になるが、とんでもないことを言われないでよかった、
と安心する。
「今度から、気をつけます。」
頭を下げて去ろうとするが、抱きかかえられて驚き、首にしがみつく。しかも、お姫様抱っこである。
「御主人様!?お気持ちはうれしいですが…私、重いですよ。腰…大丈夫なんですか?」
色々言ってみるが、そのまま部屋にたどり着く。
>>898 「何、腰のことは心配しなくていい。もう治った」
年の割りに強がりを言いながらも無事に奏の部屋に着き、彼女を腕から降ろす。
その瞬間、どこからともなく大きな喘ぎ声が聞こえてくる。
「…!?」
多分瑞葉だと思われる喘ぎ声に唖然としながら、奏と顔を見合わせる。
「誰、だろうな…?」
8割方瑞葉だろうと予想はついているが、あえて知らない振りをする。
900 :
桜庭 奏:03/07/07 02:48 ID:UVw9MjQ+
>>899 自室にたどり着いて下ろしてもらいながらお礼を言おうとしたところで、
>>895の声が聞こえる。
思わず主人を見上げると、目が合って、真っ赤になる。
「…誰かと誰かが、なにかしてるんでしょうか……。」
この部屋の近くで誰かがそういう行為をしてるんだと想像してしまい、赤くなる。
まさか、自慰(奏は今までしたことがなかったりする)だとは思っていないが。
>>900 「…そう、みたいだな」
気まずい雰囲気に言葉が詰まる。
「もうちょっと声を殺すとかしろよ…」
こめかみの辺りを人差し指で掻きながら呟く。
「あの声のせいで変な雰囲気になってしまったが… おやすみ、奏」
背の小さい奏のために腰を屈め、軽くキスをして別れを告げる。
902 :
桜庭 奏:03/07/07 03:02 ID:UVw9MjQ+
>>901 困ったように呟く主人に、苦笑を返す。
「…そうですね。おやすみなさい、御主人様。送っていただいてありがとうございました。」
腰を屈める主人に対して、少し背伸びをして合わせ、唇を合わせると、去っていく主人を見送る。
主人が廊下の角を曲がるのを見止めると、部屋の中へ入る。
904 :
緑井 欅:03/07/07 19:16 ID:+mW2RmFt
へっくしゅぃっ!
流石に夏でもどしゃぶりの日は寒いよ〜。
服がびしょびしょ・・・どこかで乾かさないとなぁ・・・
僕の服どこいったっけぇ・・・
…
907 :
緑井 欅:03/07/07 20:02 ID:+mW2RmFt
908 :
rom人:03/07/07 20:40 ID:0lu79ZCj
909 :
緑井 欅:03/07/07 21:04 ID:+mW2RmFt
910 :
rom人:03/07/07 21:34 ID:0lu79ZCj
「まあ、問題が起こってなかったら今日は本来帰ってこなかったからな」
どうやら、大学から急いで帰ってきたようである。
「この屋敷もそろそろ引越しが近いとはいえ・・・・・・
荒れ放題になるのだけは避けたいものだな」
「はぁ。今日も一日頑張ったわ〜」
そんな事を言いつつ、浴室掃除をしている。
気疲れが溜まりすぎたのか、早くも私室で眠りについている。
自室でなぜか「一人暮しに最適!格安賃貸お部屋探し」などと書かれた雑誌を
ボールペン片手に眺めている。
仕事を終えて浴室から出てくる。
「ふぅ〜。あ、麗センパイお疲れ様です!」
他のメイドとの挨拶もそこそこに、自室へ戻る。
ふと目を覚まして、寒気にぶるりと震える。
夏とはいっても、うたた寝するのはよくない。
気分転換に夜風に当たりたくなったのか、
本とペンを手にし、湯上がりタンクトップ姿のまま屋根裏部屋へと向かう。
「外じゃ誰に見られるかわかんないしな。あそこの窓でも開けてちょっと涼もう」
一度シャワーを浴びているのだが、もう一度温まりなおそうと部屋を出る。
浴場へ向かう途中、珍しく屋根裏部屋への扉が開けられているのを見て
訝しげに中を覗きこむ。
屋根裏部屋の出窓に片膝を立てるようにしてやや斜めに腰掛け、
窓を開けて風を浴びる。
膝に雑誌を乗せて、ページをめくりつつ呟く。
「なんかどこも家賃高いなあ。ワンルームでこんなにすんのかよ…」
何となく気になって屋根裏部屋へ
足音を忍ばせて上ってみると
瀬名が一心不乱に何かの雑誌を読んでいる。
声をかけ辛くて、そのまま立ち去ろうとしたときに
月光が差し込んできて、表紙の「一人暮らし」という文字が
鮮明に見え、瀬名が何を考えているのかが分かってしまう。
「瀬名様っ!」
つい声を出してしまい、慌てて口を押さえるが、後の祭り。
「あ・・・・・・」
いたたまれなくなって、その場を逃げ去ろうとする。
瑞葉の声に驚いて、雑誌を裏返しにして内容を隠すと
逃げようとする瑞葉を追いかけ呼び止める。
「?瑞葉さん待って待って!どうしたの」
考えている事は表面に出さず、あくまでも普段と変わらない様子で接する。
「今日昼間雨降ってたのに、ほら。月が綺麗だよ。良かったら、一緒に見よう」
月光を背に瑞葉へ手を差し出す。
>>925 月を見ようと誘われるが、
瀬名が何処かへ行ってしまうかもしれないという考えで、気が気でない。
「瀬名様・・・・・・引っ越してしまわれるんですの?」
涙で目を潤ませて、すがりつくようにして聞く。
「私の・・・・・・・わたしのせいで・・・・・・私が瀬名様のこと、好きになんてなったから」
>瀬名様・・・・・・引っ越してしまわれるんですの?
「引っ越す?何、急に。ほらおいで」
雑誌を背後に隠すよう出窓へ座り直すと、泣きそうな瑞葉を膝に乗せる。
笑顔で瑞葉の髪を撫で、夜空を見つめ話をはぐらかす。
「今日七夕だったんだっけ。その割には、星あんまり綺麗じゃないよな。
月が出てるから余計わかりにくいのかも」
>>927 「瀬名様・・・・・・」
何も話してくれないことに心の痛みを感じながら夜空を見上げる。
「・・・・・・短冊・・・・・・・七夕の短冊に願い事、書くのを忘れてました。
だから、ですかしら」
今度は瀬名の顔を見て続ける。
「ちゃんと願い事をしておけば、瀬名様は・・・・・・
ずっと側にいて下さったんですか?」
「しかし贅沢だなー。使用人の中でも一番下っ端の分際で、こっそりメイドさん独り占め」
悪戯っぽく笑ってまだごまかそうとするが
>ちゃんと願い事をしておけば、瀬名様は〜
の言葉に笑顔を消す。
「…まだ決めたわけじゃないよ。漠然と思ってるだけ。それだけ。もうこの話はストップ」
ひとつ溜息をつき瑞葉の体を抱きしめ、キスをする。
「んぅ・・・・・・」
心地よさげに瀬名に体重を委ね、目を閉じて唇を受け入れる。
慎ましやかに舌を絡めながら長い時間唇を重ねる。
「・・・・・・・はぁ・・・・・・」
唇が離れると、また引越しについて問いつめようとしてしまい、
虚しく口を開きかけて閉じ、黙り込んでしまう。
(「いっそのこと連れて行って欲しい」とさえ、言えないなんて・・・・・・)
唇を離すと、瑞葉を抱きしめたまま首筋に顔を埋める。
「…あーあ…。でも、結局何をやっても泣かせるだけなんだよな。どうしたらいいんだろ」
久々の口付けで我慢していたやりきれない気持ちが溢れたのか、
しばらく無言の後、表情を隠すように強く瑞葉を抱き締めると
「…。」
声を殺して泣いてしまう。
自分の視界の外で、どうやら瀬名が泣いているらしいことを悟る。
(私、自分のことばかりで・・・・・・ごめんなさい、瀬名様)
また泣きそうになってしまうが、ぐっとそれを堪える。
「ずっと一緒、ですわよね」
不安を打ち消すように、瀬名を強く抱きしめ返す。
「・・・・・・瀬名様が好きです。すごく好きです。
おじ様と比べてどうとかじゃなくて、
瀬名様という人が、死ぬほど好きなんです」
耳元で優しく囁きながら瀬名の背筋をゆっくり撫でる。
「合うたびに好きになって、こんなになってしまったんですから
もう、ずっと一緒にいてくださいませんと」
無理に冗談めかした明るい口調で言う。
>合うたびに好きになって、こんなになってしまったんですから
>もう、ずっと一緒にいてくださいませんと
「…。うん。ごめん」
初めて泣き顔を見られてしまったのを恥ずかしく思い、何度も強く手で目をこする。
瑞葉の顔が見られずに目線をやや下へ背けるが
「……そういや俺も今日はなんにもお願いしてなかったんだっけ。
どうしようか。今からでも間に合うかな」
そう言うと明るく苦笑し、夜空を見つめると
「俺の一番好きなこのメイドさんが、いつまでも誰よりも幸せに暮らせますように。」
目を閉じ、瑞葉の両手を自分の両手で包み願い事をする。
「あともう一つ。今日、寝る前に膝枕をお願いします…」
おずおずと恥ずかしそうにちゃっかりそんな煩悩的な願い事も付け加える。
瀬名の願い事を聞いて、思わず涙が溢れそうになるが
ギリギリのところで何とか堪えて微笑む。
「ありがとうございます」
瀬名の手の暖かさを感じながら、自分も願い事を口にする。
「じゃあ私の願い事・・・・・・瀬名様の幸せが、いつでも私と共にありますように。
・・・・・・なんて、勝手ですかしら」
>今日、寝る前に膝枕をお願いします…
無言で瀬名の身体を横たえ、部屋の隅に折りたたまれていた
大き目の毛布を引っ張ってきて、自分と瀬名で共用にすると
瀬名の頭を膝に乗せて、眠りにつくまで優しく頭を撫で続ける。
やがて瀬名が寝息を立て始めたところで
大粒の涙がポロッと零れて、毛布からのぞいた瀬名の額を濡らしてしまう。
「良かった〜♪ 七夕の夜が雨なんて最悪だもんねぇ」
薄い雲から月光が見え隠れしてしているのを、嬉しそうに眺めながら歩いている。
「今日こそディスク、渡さないと……って、んん??」
名無しの御主人様の屋敷に到着し、屋敷を仰いでみたら、一番上の小さな窓が
開いている事に、ふと気付く。
「? 換気でもしてるのかな?」
そう呟いた瞬間、誰かがそこに居る事に気付き、何故か目を逸らす。
「……も、もしかしたら……ううん、考えちゃうのも野暮よね〜」
頬を少し赤くしてそう言うと、窓が開いている部屋の斜め下をちらりと見てみる。
「……あれ、御主人様……」
テラスに出て、憂鬱な表情でため息をついている主人の姿を見て
再び小さな窓に目をやる。
「じゃあ、あそこにいるのって……誰?」
想像していた状況と違う事を知り、腕を組んで首を傾げる。
「……何か、今日はお邪魔っぽいかも」
誰かに呼ばれ、部屋へ戻っていった主人の姿を認めると踵を返す。
「短冊にお願い事しても……叶わないお願いもあるよね……と、いうか
私の場合は、どう頑張っても無理なんだけどね……」
がっくりと肩を落として口を尖らせた後、少し表情を緩ませ
織姫と彦星を探しつつ、伯爵の屋敷へ戻る。
936 :
名無しさん@ピンキー:03/07/08 14:51 ID:boa/S3KP
937 :
緑井 欅:03/07/08 18:13 ID:Ob9gQY1Q
938 :
緑井 欅:03/07/08 18:13 ID:Ob9gQY1Q
ミスッタ
939 :
938:03/07/08 18:23 ID:Ob9gQY1Q
最近寝不足で調子悪いから12時前には寝るようにしてる。
んで某テレビで寝る弐時間前にパソすると脳波に悪いらしいから九時半にはやめてる。
・・・・しかし、そうしてしまうと参加者に合えない・・・
・・・夕方参加者カモォォォン
ワインセラーで、在庫のチェックをしている。
「……御主人様のお屋敷のメイドさんが何本か持っていったんだよね。
えっと……富良野のワインと……?」
941 :
緑井 欅:03/07/08 20:32 ID:Ob9gQY1Q
僕は今「1人かくれんぼ」の真っ最中だ。
ここのワインセラーに隠れて誰かに見つかるまで何時間かかるかって。
他の遊びをしようとも思いつかないんだよねぇ・・・1人でできるの。
ふむふむ、現在三時間突破かっ!
本三冊片手に腕時計をじっと見つめる。
本読むならこんなスリルがあった方が面白いよね。
あ・・・誰か入ってきた?
もし見つかったら三時間以上見つからなかった連続記録ここでストップだ・・・!
942 :
緑井 欅:03/07/08 20:34 ID:Ob9gQY1Q
っていってることおかしくない!?
あ、まだ二時間四十分だったぁ・・・
943 :
緑井 欅:03/07/08 20:59 ID:Ob9gQY1Q
ポカーン
945 :
緑井 欅:03/07/08 21:09 ID:Ob9gQY1Q
947 :
946:03/07/08 21:25 ID:Ob9gQY1Q
ポカーンの意味をわかってるのかと小一時間…
949 :
946:03/07/08 21:43 ID:Ob9gQY1Q
>>948 わかってるさ・・・呆れられるよりも笑われたり叩かれた方が気が楽なんじゃい・・・・
「欅くーん。もう皆集合してるわよ、どこにいるのー?…どうしよう。
新任早々遠足で行方不明を出しちゃったりして学年主任のお局に何て言われるか…。
あ!いたぁー!」
欅を見つけて同じ目線まで腰を落とすと優しい声で注意する。
「あのね欅くん。いつも言ってるけど、まず先生や他の大人の話や直前のレス・ログを
よく読んでから気持ちを落ち着けてから今度から書き込みしてね。
それをしないから、こんな風に失敗してしまうの。わかるかな。
そして先生も参加者の一人だけど、折角来てくれた欅くんをきつく排除したい・カエレ!!とは思っていないの。
誰だって嫌な気持ちにはなりたくないし、させたくないわよね。」
欅の手を取ると他の生徒が待っている場所へとつれていく。
「でも、『この時間に来て』『僕中心に話を合わせて』というような自分本位な意図が見えてしまう
自分都合押しつけスタイルを改めてもらえない限りは…。
こちらもお相手として絡むのは難しいし、悲しいけれどスルーするしかなくなってしまうの。
その辺はわかってちょうだいね。みんながあなたを中心には、残念だけど動けないのよ。
…さ、先生とお手々つないで。お友達があっちで待ってるわ。行きましょう」
手を繋いだ欅に微笑む。
「色々あったが…もう引越しの季節か」
煙草を取り出して吸おうとするが…。
「…っと。ただでさえ短い寿命縮めてどうするんだ。…禁煙しなきゃな」
高そうな煙草をゴミ箱に捨て、部屋を出る。
自室で先日の伯爵との交わりを思い出しつつ自慰をしている。
「…ん、んうっ、…うぅんっ…。あぁ…!」
寮なので隣人に聞かれぬよう両手で必死に口を抑え、苦しそうに小さく喘ぐ。
ワインセラーから、残り少なかったワインを自室に持ってきて
こっそりと飲んでいる。
「……ぷは〜っ、美味しいなぁ……」
どんどんと酒が入っていき、次第に酔いがまわってくる。
「もう引越しの季節か……」
テラスで涼みながら、そんな事を言う。
「…あはぁ、御主人様ぁ!」
大声で達してしまい隣の親友が訝しげな赤面顔で訪問してくる。
「ごめんごめーん。え?御主人様って何って…、な、なんでもないわよっ。
違うよ、怪しいバイトなんかしてないしてない」
バイブを背後に隠し慌てる。
「新しい秋初館の建設、進んでるけど…」
引越しの準備をまとめながら、思い出したように部屋を出る。
部屋でコーヒーを飲みつつ読書中。
添い寝のメイドが入って来るが、集中していた為邪魔そうに冷たくあしらう。
伊達 雅彦
主人の弟、重臣の大学の後輩で書斎を借りている。地質・宝石学が専門だが医・薬学にも詳しい。
現在は志保と深い関係だが、一方で杏樹には振り回されてばかり。難病持ちらしい。
「……ふふふ……ん? あれぇ、もうないよ〜」
かなり酔っ払った状態で、ビンをさかさにして振る。
「んもう、いいや……喉乾いちゃった……」
ふらふらと自室を出て、厨房へ行く。
962 :
椿 杏樹:03/07/09 00:02 ID:9QNCArX1
「…じゃあえっと。今回は伊達さんの変更くらいかなあ」
鼻歌混じりに住人名簿の書類整理をしている。
「この作業結構好きなのよねえ、実は。どれどれ〜♪
あ。そっか、病気の事を追加なんだ…」
改めて現実を知ってしまい少ししょぼんとする。
「みかささーん、この位でもういいのかな。他に忘れ物、ありましたっけ?」
資料室のダンボールを持ちみかさに尋ねる。
里村 志保
特に料理が得意なため、厨房を任されているメイド。
伊達に想いを寄せているが、彼と杏樹の関係についてはあまりよく知らない。
「無いと思いますけど…。あ、杏樹さん、伯爵様からもらったお酒運びましたっけ?」
主人の書類を持ちながらそう答える。
壁にぶつかりながらも、なんとか厨房にたどり着く。
「……やだぁ、喉が「乾いた」じゃなくて「渇いた」じゃん!」
意味不明な独り言を言った後、グラスに水を注いで飲み干す。
「……はぁ……」
967 :
椿 杏樹:03/07/09 00:19 ID:9QNCArX1
「お酒?お酒の在処なら奏さんの方が詳しいかもしれないですね…。
そうだ、私も書き換えましょ」
椿 杏樹
掴みどころのないお姉さん系天然メイド。
主人を慕い娘のように夜毎甘えている。が、一方で伊達と体だけの関係を持つ。
退行癖?があり、幼い少女と大人の女が入り混じったような不可思議な性格。
「ふふふ。…またコレクションが増えたな」
自室で一人にやけながら一言。
「うーん。しかし次スレも荒れ気味でお送りします、っていうのはちょっと避けたいよな…。」
頭をぽりぽり掻きつつ言う。
「あ、そうだ……御主人様のお屋敷って、もうそろそろ改築するんだよね……」
どこで仕入れた情報なのか、そんな事を呟くと、倉庫へ向かう。
「私も埋めるぅ! スコップスコップ……」
「今回だけ、という特例で…新館に引越しはしつつも、この屋敷は一日だけ埋めきらない、というのはどうだろうか?」
誰とも無しにそう呟く。
「そう!俺はそれが言いたかったんです!」
伊達の手を握り爽やかに笑みを浮かべる。
974 :
桜庭 奏:03/07/09 00:39 ID:xfRojbOC
みんながバリバリ働いているというのに、どこかマイペースで作業をすすめる。
廊下の一角に飾ってある彫像の埃を払う。
「……あれ? スコップがない……」
かなづちとのこぎりが見つかり、肝心のスコップが見つからず
他の場所を荒らすように探している。
978 :
椿 杏樹:03/07/09 00:50 ID:9QNCArX1
「あれ…変ねえ。新館が建つ迄、休憩にテレビでも見てましょうか。」
そう言うと休憩室のテレビのスイッチを入れる。
/⌒\ ,一-、
/ ノ^\ i, ./ ̄ l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ,i´っ`i, .| ■■-っ < 誰が言ったか知らないが
| / ∀ | i. ´∀`/ | 言われてみれば確かに聞こえる
/|ノ \T/ i,/i, /|Y/\. | 空耳アワーのお時間がやってまいりました
( |/ | / | / , i, \__________
| | ,,| | | .| | У.. | |
|\
/ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
| どうも 安斎肇です
\________
「はいはいは〜い!私が挑戦しま〜す!」
やおらスコップを担ぐと、屋敷の外へと駆け出していく。
名無しの御主人様の屋敷を訪れている。
「こんにちは。どなたかいらっしゃいますか……?」
人気が感じられず、次第に不安になってくる。
(待機してみるテス
「……仕方ない。失礼しま〜す……」
そう言うと、玄関の扉をそっと開ける。
「本当に誰もいないのかな?」
周囲をきょろきょろを見回しながら、奥に進んでいく。
ん・・・あぁ眠・・・
あ、そうだ。昨日一日中寝てたっけ・・・・
ごろごろしてると誰かが入ってくる。
え゛〜〜〜と・・・あの人は誰だったっけナァ・・・・・
・・・そんなことよりもう起きなきゃなぁ・・・。
>>984 歩いていくと、厨房付近で小動物を見つける。
「ん? あ! うさぎさんだ〜♪」
そして、ガルフに駆け寄ると抱きかかえてしまう。
「かわいい〜っ! どうしてここにいるの? 迷子になっちゃった?」
ガルフの頭を撫でながら、独り言のように尋ねる。
あら・・・えーとこの人は確か・・・・
五月さんだったっけな・・・・
「あ、いや、僕寝てたの・・・」
またもや声を出してしまう。
>>987 突然、手の中の兎が人語を話して、廊下に落としそうになる。
「きゃあぁっ! ど、ど、どういう事!? なんで兎が人間の言葉を……?」
恐る恐る、兎を自分の目線を合わせるよう持ち上げる。
「……兎さん? あなたは本物のの兎さんですか……?」
ガルフの目を見つめながら言う。
しまっ!しゃべっちゃった・・・あ、ここは説明を、
「あ、僕兎だよっ、えー、こにはワケがあってぇぇぇ!」
僕はとりあえず名前を知ってる人とはしゃべれること、
何かの生まれ変わりでヒトの意志をもってることを手短に説明した。
>>989 ガルフが話す事を、うんうんと頷きながら聞いている。
「へぇ〜、そうなんだ……何だか込み入った事情があるのね」
『人語を解する兎』に抵抗を感じつつも、御主人様のペットなので
あまり嫌がらないよう気を付けて再び抱きかかえる。
「……でも、何で私の名前を知っているの? まだ私、名乗っていないよ?」
「ご主人さまが教えてくれた。」
「話せるんならちゃんと人の名前を知っといた方がいいっていってたよ。」
素直に言われたことをキチンと説明する。
そして
「あとメイドさんたちって「せっくす」っていうのが好きなんだって、御主人さまいってた!」
彼はH関係の知識はある。
が、それはヤるとき、本能的にこうするのがいいってわかるだけで
実際はそんなに詳しくは知らないのである。
だからこそ、間違った知識(?)を平然と口にしてるわけである。
彼女の表情が曇るのにちょっといってはいけなかったのかということを感じる。
「あれ・・・いっちゃダメだったかなぁ・・・僕なんか間違ってた?」
全く知らないガルフはおどおどしながら質問をかける。
>>991 主人に教えてもらったと告げられ、納得しつつ話に聞き入る。
「……えぇっ!!? せ、せっく……ってな、何よそれっ!?」
真っ赤になって、思わず悲鳴のような感じで言ってしまう。
「う〜……御主人様ったら、そんな事を話しているの……?
あのね、ガルフくん。そういう事はメイドさんの前で言っちゃだめだよ」
そう言うと、優しくガルフの頭を撫でる。
「メイドさんの大部分が「お仕事」で、そういう事をやっていると思うの。
そりゃ、一部違う人もいるんだろうけど……っていうか、ガルフくんは
知っているの? その……せっくすって」
「え、あ・・・ごめんなさい・・・・」
やっぱり、と申し訳なくなりうつむく。
>知っているの〜
「え?え、えーと・・・なんとなくはわかるかなぁ・・・。」
だが以外な質問に少し驚くが一応返事はする。
「ちょっとだけ、教えて貰った」
うめ・たていきまふw
新館にガルフを置いてくると、慌ててこちらに戻って来る。
「う〜ん……勝負相手がいないとちょっと寂しいかも」
と、言いつつも嬉しそうにスコップを取り出す。
「埋め立て〜」
「埋めるわよ〜! ここの屋敷のメイドさんじゃないけど〜」
うめるのだ
ふと、背後に人の気配を感じる。
「誰っ!?」
しかし、誰もいない。
やった! 1000!!
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このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。