みんなでフルーツバスケットのエロ小説を書こう!2

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944名無しさん@ピンキー:04/12/08 00:26:30 ID:R96brJpq
ズボンの中から取り出したモノを見て、アキトはほんの少し躊躇した。
ほんの少し、であるが。
空気に曝け出されたそれは大きく、天上を向いている。
「・・・・・止めるんなら今のうちだよ?」
多少躊躇しているアキトに、わざと紫呉は言い張った。
「・・・・・・・・」
しばし、目の前に突き出されたモノをじっと見詰め、両手をそっと伸ばして手で包む。
「・・・・・・・っ」
上半身を屈め、ゆっくりと口を開くと舌が出てきた。
ちらちらと紫呉を見ながら恐る恐る先端を舐めだした。
舌が先端の割れ目をぐっと、なぞった。
「・・・・・ん・・・ふっ・・・」
裏から舐め上げると、それはより一層大きく膨れ上がる。
「・・・・・・・・?」
突然大きくなったそれを、不思議そうに見て、しばし考えた後、
それを口に咥えた。
「・・・・随分と積極的だね。」
大きいそれで口が塞がって声を出すことが出来ないのだろう、
アキトはうー、と言葉には聞こえない声を発する。
「でも、まだまだ足りないよ?」
一生懸命自分の分身をしゃぶるアキトに笑みを溢すと、
アキトの頭をぐっと押さえた。
「んぐっ・・・ふぁぐっ・・・」
紫呉の手が、乱暴に頭を上下に揺さぶらせる。
「んんぅ・・・んぐふぅ・・・」
息をもとめて口を大きく開けるが、紫呉のそれが邪魔をしてうまく息が出来ない。
苦しそうに顔を歪めるが、そんな苦渋な表情を見ても、相変わらず紫呉は笑ったままだった。
「そろそろ・・・いいかな・・・」
945名無しさん@ピンキー:04/12/08 00:27:40 ID:R96brJpq
アキトはフェラが似合うと思う。
・・・と勝手に言ってみたり。
946名無しさん@ピンキー:04/12/08 05:34:30 ID:jEm4HE+Z
職人さん今日もグッジョブ!
フェラするアキトなんて貴重なものが見られて非常にハアハア(´Д`;)でございます。やっぱりやり方は紫呉が教えたんですかね〜…
947名無しさん@ピンキー:04/12/08 08:19:46 ID:gAtp1a9K
紫呉に教えられてそうですねー。
職人さん素晴らしいです☆紫呉のを一生懸命口でする慊人可愛いです
948名無しさん@ピンキー:04/12/08 21:58:14 ID:R96brJpq
「んっ・・・けほっ、けほっ」
強く掴んでいた頭を緩めると、咽返しながらアキトが頭を上げる。
苦しそうなアキトを心配するでもなく、紫呉はアキトの腰を持ち上げる。
「もう僕のこっちも、君のココも準備万端だよね?」
座った状態のままの紫呉自身の腹の上にアキトを乗せる。
「まぁ、今更聞くことじゃないけど。」
再びアキトを持ち上げ、先ほどアキトが奉仕したそれを、
何ら迷うことなくそこに捩じ込んだ。
「やっぱり、キツイかな・・・」
強烈な中の締め付け具合に紫呉は眉を顰めたが、一気に最奥を突いた。
「うぁっっ!!あ、ああああぁぁぁッッ!!」
そんなことをすれば十分慣らしたそこでも、流石のアキトも傷つきかねない。
だが構わずに腰を突き動かした。
「ッ・・・うあっ!・・・・やっ・・・」
紫呉も引き千切れるような感覚に陥るが、それ以上にアキトは辛そうだった。
少しでも痛みから逃れようと腰を浮かせるが、紫呉が腰を押さえ、それを許さない。
動けば動くほど奥へと突き上げられ、無駄な行為となった。
「・・・うん。相変わらずすごいイイね、慊人サンの此処は。」
耳元にそっと口を寄せて、そう言いながら突き上げることを止めはしない。
949名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:04:08 ID:R96brJpq
慊人は、苦痛に顔を歪め、目尻に薄っすらと涙が溜まっていた。
もう身体は既に紫呉のなすがままになっていた。
「ふっ・・・ああぁっ・・・」
結合した場所からズチュズチュと淫らな音がひきりなしに漏れる。
アキトは激しい突き上げに、揺れ落とされないように肩にしがみつきながらも
上気させた頬を零れた涙で濡らしていた。
紫呉の方からはその表情が見えないのがアキトにとって唯一の救いだったかもしれない。
だがそんなことを考えている余裕は存在しない。
「あ・・・つ・・・あつ、い・・・っ!」
強い突き上げは、最初はキツク、双方に負担を与えていたとしても
そこは動きがスムーズになり、侵入するモノを拒むことなく
何度も何度も、繰り返し突いた。
「やめ・・・もっ、や・・・」
「こんなに濡らしておいて言う台詞ではないですけどね。」
結合したままアキトを布団の上へと押し倒し、
体重を掛けながら、最奥を突くように。
「ふっ・・・んんっ・・・」
びくりと、アキトの身体が震えた。
950名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:32:21 ID:R96brJpq
限界が近いらしい。
離さないと言わんばかりに紫呉の首に抱きつきながら、必死に耐えている。
「イッて良いいよ?」
そんなことを言ってみれば、嫌々と首を横に振る。
だが彼女が正直じゃないのはこの男がよく知っている。
良いは嫌い、嫌いは良い、まるで天邪鬼のようだ。
「我慢は身体に毒だからねぇ・・・」
気に入っているところの1つでもあるけれども。と、紫呉は心の内で呟いた。
そして左手はアキトが逃げないように抱きしめ、空いていた右手で胸の突起を擦った。
「ああ・・・っは、あ、ああっ」
いっそのこと、自分の物に出来ないだろうか?
そんな疑問が駆け巡った。
「慊人さん・・・呼んで。」
ぴたりと、動きを止めて小さく呟く。
「・・・・・・・・・・・?」
この子が由貴を閉じ込めておくように。
自分もこの子を誰の目にも触れさせない処に。
「名前、ですよ。」
閉じ込めて、自分だけを見ていれば良い。
他の何者も見なければ良い。

「紫呉・・・」

小さく、息を整えることなく、呟いた。
そしてまた、最奥まで一気に突いた。
「・・・イ、・・・あ、あぅ・・・!!!」
全身が硬直して、達したと同時に内部が収縮して、
アキトがイくのと同時に紫呉も中に精を放った。
951名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:43:30 ID:R96brJpq





「・・・・・・・・・」
元々、あまり体調は優れなかった。
情事が終わったとほぼ同時にアキトは深い眠りへと堕ちていった。
全ての後片付けを終えた紫呉はアキトの短く切られた髪を手で遊んでいた。
さらさらと流れる髪は非常に心地よい。
「・・・・・もし、こんな事を言ったら君はどういう反応をするんだろうね?」
すやすやと眠っている顔は、先ほどの情事での顔とは全くの別人だ。
全く別人のように見えるが、それでもアキトなのは変わりない。
決して普段言葉に出さない言葉を、初めて眠っている彼女の前で言った。
「愛しているよ、慊人・・・」
言葉は闇へと消えていった。
952名無しさん@ピンキー:04/12/08 23:45:40 ID:R96brJpq
終わりでつ。
無理矢理終わらせている気もしましたが、とりあえず終わり。
ここまで読んでくれてありがd
また書かせてもらえるのなら書きます。
・・・とは言っても自分、慊人以外書く気ないけど。
953名無しさん@ピンキー:04/12/09 00:05:53 ID:/1nIREnQ
職人さん、素敵な呉×慊をありがとうございました。(*^_^*)
ご迷惑でなければまたお願いします。
954名無しさん@ピンキー:04/12/09 09:55:09 ID:GNoYZ2v7
職人さんGJ!!
慊人が女だと判明して紫呉と・・・の展開で、特にカップリングは意識せず
ぐれさん単独で好きだったフルバが更に好きになりました。
二人とも天邪鬼だから好きw 確かに泥沼ではあるけれど・・・。
またお願いします!
955後日談:04/12/09 18:30:59 ID:nwM2h8Pq
「・・・・・・で。風邪をうつされたのか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そういうことです。」
あはは。と笑う声はいつもより乾いていて、聞いているこっちの喉が痛くなりそうだ。
喉だけじゃなく顔も真っ青でいかにも病人と言った雰囲気が出ている。
見ていて痛々しい。
「馬鹿だな」
「・・・・・・・・・・返す言葉もありません・・・」
そもそも、後片付けをし終えて慊人の傍でうとうとしていたらそのまま寝入ってしまい、
朝になると頭が痛く、身体がダルい。
あの情事の所為で風邪をうつされたらしく・・・こちらが最初に病人に手を出したので誰の所為にも出来ないが。
「頭痛い、身体ダルい、死ぬ・・・」
「・・・・それだけ無駄口叩ければ問題ないな。」
ただの流行りの風邪でこの男が死ぬ訳がない。
予感ではなく確信であり、それを確信だてるのは長年の付き合いというものだった。
「はーさん。何か冷たい・・・・僕がこんなに苦しんでいるのに!!」
「生憎だが、俺はお前に構っているほど暇じゃない。」
擦れた声で、青い顔で言っているものの、紫呉は間違いなく、元気だ。
そう思わずにはいられずに、はとりは立ち上がった。
「なんだ、僕の心配をしてきてくれたわけじゃないの?」
「今朝、本家に呼ばれただけだ。お前はあの子の容体を見にきたついでだ。」
ふーん。と、つまらなさそうに唇を尖らせた。
はとりはそのまま部屋を後にしようとした。
「ねぇ、慊人さんはもう大丈夫なの?」
紫呉の問いに、さぁな。とだけ答えて部屋を出て行った。
956後日談:04/12/09 18:56:26 ID:nwM2h8Pq


昨日の今日のこともあり、部屋の中は慊人が暴れた面影が残っている。
「熱は治まってきたようだな」
まだ微熱が多少残ってはいるものの、顔は元の血色を取り戻していて顔色が幾分良く見えた。
「・・・・・・・・」
相変わらず苦手なのは変わりないが。
今もひたすら押し黙り、はとりの声が届いているのか分からない。
「・・・・・どこか、具合の悪いところは?」
問いても、答えることなく、障子越しに外を眺めている。
一体この子の瞳には何が映っているのか。
そんな疑問を抱いた。
「・・・・・・・・・・・・大丈夫、みたいだな。」
何もないのならそれで良い、
適当な理由を作って、この場から立ち去りたい、
今の自分はこの子を恐れているのかもしれない…そんなことを思いながら。
見た所、なんともなさそうだ。大丈夫ならば、すぐに出て行こう。
はとりは立ち上がり、部屋を出ようと襖に手をかけた。
「・・・・・・・・・・・・・紫呉は?」
ようやく口を開いたかと思えば、第一声がそれだった。
「・・・風邪をひいて寝てる。」
まさか。と、思ったが内心意外な所を突かれた。
「心配しているのか・・・・?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・別に。あんな奴、どうでも良いよ」
長い沈黙の後、ぽつりと呟いた。
「さっさと治して顔出せって言っておいて。」
今日始めて、この子の目に自分が映り、
同時にはとりの抱えた疑問も解けた。
答えは何が、ではなく誰が、というものであったが。
部屋を出て、長い廊下の途中ではとりは小さく苦笑した。
957名無しさん@ピンキー:04/12/09 19:02:26 ID:nwM2h8Pq
我ながら書いていて臭い。
ここでもう1本文書いて良いでしょうか?

百合もの(?)の上に何か透と神楽が暴走気味なやつですが…。
とりあえず冒頭だけ書いておきます。
958名無しさん@ピンキー:04/12/09 20:02:56 ID:EBmd9j+H
後日談まで書いて下さるなんてとても嬉しいです…ありがとうございます!
なんだかんだ言ってお互いを思いあってる二人に萌えました(´∀`*)
今回投下して下さった話を改めて始めから読んでみて、こんなに原作のイメージに近く、かつ切なく、かつエロく文章が書けるなんて本当にすごいと思いました…!
959名無しさん@ピンキー:04/12/09 20:07:17 ID:EBmd9j+H
途中で送信してしまった…orz

しかもまた投下して下さるんですか!なんて神な方だ(´Д`;)
楽しみに待ってます!
960名無しさん@ピンキー:04/12/09 20:08:47 ID:wQt2lsDI
職人さん。素晴らしいです。どんどん書いて下さい。
961名無しさん@ピンキー:04/12/09 20:16:10 ID:nwM2h8Pq
「透くん。透くん。この子すっごく可愛いよ」
「本当ですね。可愛いです。」
今、透と神楽は街にくり出していた。
夾も由貴も紫呉も用事だかで出掛けるというのを聞いて、神楽が透の元を訪れ、
暇つぶしに街へ行こうという結論に達したのだった。
傍目から見ればただの女の子同士のお買い物。彼女2人にもそれ以外に街に来た理由はない。
そして、ショーウインドウ越しに見えるぬいぐるみに2人は魅入っていた。
「私、この子ほしい〜。」
茶色のくまのぬいぐるみと、黄色のくまのぬいぐるみ、
2つとも可愛らしくそこにある。
「でも・・・ちょっとお値段が。」
街中のショーウインドウに飾られているそれは、とてもじゃないが
2人が出せるような金額ではない。
勿論、ただ見て回るだけというのも1つの楽しみであるが。
「・・・う〜ん、さすがにこの金額は・・・ちょっとね。」
何せ0が5つもついている。2人は諦めながらも、様々な所を見て回っていた。

「ね、透くん。あのお店何かな?」
しばらく歩いて、足がそろそろ痛くなりかけてきた頃、神楽は1つの店を指した。
「ピンクの・・・可愛らしいお店ですね。何でしょうかね?」
ピンクはピンクでも、可愛らしいほんわかしたピンクではなく、
濃い色をした、怪しい色合いであったが、
2人は何もわかっていない様子でその店へと入っていった。
962名無しさん@ピンキー:04/12/09 20:39:10 ID:nwM2h8Pq


「何か暗いね・・・。」
店内は薄暗く、怪しい雰囲気が辺りを包んでいる。
棚が高く聳え立っているが、棚の中には何一つ商品が並んでいない。
「すみませーん・・・?」
透が奥に向かって声を上げるが、店員もいそうにない。
「お店、閉まってるのかな?商品何もないよ?」
「・・・そうかもしれませんね。しかたないからでますか?」
少し肩を落としながら入ってきた扉から出ようとした、すると、
「お嬢さん達はここにようかい?」
年輩の男が2人の前に立ちふさがっていた。
『きゃ――――!!!』
2人は声を揃えて叫んだ。何せ、後ろを振り返ったら全然知らない人が立っていたのだから。
気配もなく。透はふと、親友を思い出した。
「す、すみません!と、と、突然声を上げたりして・・・!」
「いやいや、私の方こそ突然声をかけて悪かったね・・・」
年輩の男はモップをもってこの空間を片付けている様子であった。
「えっと、その・・・ここは・・・」
「ああ、すまないね。ココはもう移店するからもうやっていないんだよ。」
陽気に笑うその人を見て、透と神楽はほっとする。
「そうだったんですか・・・あの、ここは一体何屋さんなんですか?」
看板は普通(だと思っている)のに、中は暗くて怪しい雰囲気。
きっと凄いアイテムを売っていたのだろう。と考えて2人の目は光輝いている。
「うーん・・・そうだ!折角来てくれたお嬢さん達に売れ残り品で良かったらあげるよ。」
ちょっと待っていて。と、おじさんは店内の奥へと行ってしまった。
963名無しさん@ピンキー:04/12/09 20:55:22 ID:nwM2h8Pq

1分も経たないうちにおじさんはすぐに2人の元へ戻ってきた。
灰色の箱を抱えて。
「何ですか、これは?」
持っているのは、間違いなく灰色の箱。
「問題は中身さ。お嬢さん達はこれが欲しくて来たんじゃないのかい?」
灰色の箱の中には、何か玩具のような物が沢山入っている。
「えっと・・・これは?」
「こっちはちょっと大きめかな。まぁ、それは人の好みだから自由に選んで使ってね。」
人の良さそうなおじさんは、大量の玩具が入った箱を透に渡した。
「これは無害、無臭なタイプだから安全だよ。」
よく分からない、何か透明の液体のような物を取り出しておじさんは1つ1つ説明してくれる。
けれども、透と神楽にはその玩具の山や謎の液体などの正体は分からなかった。
だが、おじさんがあまりにも熱心に説明してくれるため、2人はそちらに耳を傾けていた。
「まぁ、うちの所は初心者向けにマニュアルみたいなのあげてるからお嬢さん達にも1冊あげよう。」
ピンク色の、小さな冊子が入っている。
「え、あ・・・ありがとうございます。」
「いやいや!お嬢さん達みたいな可愛い子がそれを使ってくれるんなら、おじさんも嬉しいよ。」
無料でこんなに玩具を貰って良いのだろうかと。少し疑問に思った2人だが、
おじさんがあまりにも嬉しそうにしているため、それを受け取った。
「悪いけど、そろそろ運送業者が来るんだ。新しい店の方にも来てね。」
そして、半ば追い出されるように、2人は店の前で呆然と立ち尽くしていた。
「・・・・・これ、何でしょうね?」
「とりあえず、家に帰ってみてみましょう。沢山あるし。」
2人は家へと逆戻りしていった。
964名無しさん@ピンキー:04/12/09 22:06:05 ID:nwM2h8Pq




「これ、どうやって使うんでしょうか?」
帰った後、2人は箱の中身を全て出してみた。
中には大、中、小の太くて長い玩具が沢山あり、
玩具だけではなく何かの小瓶やら錠剤っぽいのやら色々と入っている。
「そういえば、マニュアルがあるって言ってたわよね。」
マニュアルと称されていたピンク色の本が机の片隅にあった。
「えっと・・・・・・この玩具は大人の玩具・・・?」
「形が変だと思ったら、これは大人の玩具なんですね?」
何か、激しく間違えている2人だが、それにも気付かず
神楽はマニュアルを読みあげる。
「液体は、挿入時のローションです・・・ローションって何?」
「私も分かりません。それに、何を挿入するのでしょうか?」
マニュアルの説明書を読んでもイマイチよく分かっていない。
「これは…小型のバイブで、入り口が狭い人はこれで!・・・だって、透くん何のことか分かる?」
透と神楽は性に関することは小学生並みに無知であった。
965名無しさん@ピンキー:04/12/09 23:25:06 ID:nwM2h8Pq
しばしマニュアルのよく分からない説明書きと
玩具の使い方に格闘していると、
『ピンポーン』
家のチャイムが鳴った。
もし夾、由貴、紫呉の誰かが帰って来たのならば
チャイムなど鳴らさずに鍵で家に入って来るだろう。
来客かと、透は玄関へと向かった。
「あ・・・っ」
扉を開くと、そこには杞紗が立っていた。
小さく揺れる金髪と、彼女の白い肌と、白いワンピースが可愛らしさを引き立てていた。
「お姉ちゃん・・・っ、あの・・・これ・・・っ」
顔を赤らめながら、透の前に持っていたバスケットを差し出す。
「ケーキ、作ったの・・・だから・・・」
「杞紗さん!」
透は杞紗をぎゅっと抱きしめる。この2人の突然の抱擁は今に始まったことではないが、
杞紗のバスケットが透との抱擁によって変形されているということに気付く気配はない。

「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい!せっかく杞紗さんが作ってくれた物を…!!」
バスケットの形が変形したことにより、当然、中に入っていたケーキも見事に変形していた。
そしてそれに気付いた透はこの通り、ひたすら杞紗に謝っていた。
「いいよ、まだ食べれるし。」
皿の上に出されたショートケーキをフォークで突っつきながら杞紗は答える。
「うん。これ美味しい!この大きさが違うつぶれたケーキが可愛い!」
神楽は杞紗が作ったケーキを頬張りながら笑う。
だが、それはフォローをしているのかしていないのか、少々疑問が残る。
「あのね…ケーキの大きさが違うのは、いちごの大きさも違うの…」
数あるケーキの中でも、大きさが違うケーキはいちごの大きさもそれぞれ違っていた。
「・・・・大きさ・・・・・・・・・・あっ!」
突然透は大きな声を上げた。
966名無しさん@ピンキー:04/12/09 23:39:29 ID:nwM2h8Pq
「そうです!大きさです!神楽さん、大きさですよ!!あの小さい玩具は杞紗さんサイズなんです!!」
わーわーっと嬉しそうに透は立ち上がり、神楽の手をぎゅっと握る。
「・・・・・あっ!」
「?」
神楽も透の考えを悟ったかのように握られた手を握り返す。
だが、話題の中心人物である杞紗は、突然何が自分のサイズなのか全く分からなかった。
「杞紗さん!協力して下さい!貴方が協力してくれると、あの遊び方が分かるんです!!」
もはや本田透は、今目の前にある物事に夢中であろう。
透だけではなく神楽も、一緒になって目をキラキラと光らせているが。
「協力・・・?」
「はい!このマニュアルの話では、とっても気持ち良くて素晴らしいことだそうです!」
杞紗は透と神楽の事情を理解していないが、
気持ち良くて素晴らしいこと、な上に、
透のお願いなら、と、
「うん。良いよ・・・」
承知してしまった。
967名無しさん@ピンキー:04/12/09 23:50:49 ID:nwM2h8Pq
紫呉×慊人の時とはうってかわって、
何か間違った方向性に行っている気が…
透&神楽×杞紗のようなノリに…リンや慊人も書きたいと主張してみたり。

それにしても、こんな駄文ばっかで申し訳ない。
・・・と言いつつうpしまくりなだしな
968紅野と慊人が寝た理由予想:04/12/09 23:55:05 ID:nwM2h8Pq
紫「はーさん…。何で慊人さんは紅野クンとヤっちゃったんだろうね〜?」
は「ぶっ・・・何だ、急に・・・」(やや咽返しながら)
紫「いや〜なんていうか、ふと思ってね」
は「・・・・あの子は何を考えているかよく分からないからな。」
紫「なんでだろうね・・・」(わりと真剣)
は「・・・・・・・・・・・・・・・・お前の方にも原因があるんじゃないのか?お前変態だし。」
紫「ひどいなーそんなこと・・・・・・・・・・・・あ・・・」
は「・・・・・思い当たる節があるようだな。」
紫「あれかな・・・・・やっぱり。」
は「・・・・・・・・聞きたくない気もするが、あえて聞く。何だ?」
紫「いや〜実は、以前にポストに手紙を出しに行こうとしたんだけど、最近慊人さんとヤってないからヤりに行くかって思ってたんだよ。」
は「・・・・その時点で何かが間違っているが・・・・それで?」
紫「まぁ着いたらふつーにおっぱじめたんだけどねー・・・」
は「・・・・・・・・・・・それもどうかと思う。」
紫「ヤってる時にふと、その手紙が当日消印有効の懸賞はがきだったこと思い出してさ〜。ポストに先に寄っていれば良かったんだけど、忘れてて。でも途中で止めたらあの子が怒るだろうから。」
は「・・・・・・だから?」
紫「暴れないように帯で縛って、さびしいだろうからバイブを折角だから後ろの方にも突っ込んで、騒ぎだしたらウルサイからタオルで口を封じて、そのまま放置してきたんだけど・・・」
は「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
紫「ポストにはがきを入れたまでは良かったんだけど、戻ろうとしたらあーやにばったり会ってねー。」
は「・・・・・・・・ばったり、な・・・」
紫「そのまま話し込んだら慊人さんのこと放置したのを忘れちゃって」
は「・・・・・・・・・・ま、まさか・・・」
紫「そのまま忘れて帰っちゃった☆」
は「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
紫「どうしたの、はーさん?」
は「・・・・・・帰ったのか、忘れたまま。」
紫「うん。その次の日の朝に気付いてねー。流石に僕も焦ったよ」
は「・・・・・むしろ今まで見捨てられなかった方が奇跡だな。」
969紫呉が慊人に手を出した頃について:04/12/10 00:01:42 ID:SzPaz0s/
は「その問題(>>968)については全部お前が悪い。」
紫「えーっ、でもさ。この事があってからけっこう後だよ。2人が寝たの。」
は「じゃあその後にも何かやったんだろ。お前が。」
紫「いやいやいや。それは誤解だって。色々やってるのは現在進行形だし。」
は「なおさらタチ悪い」
紫「でもはーさんが考えているほどスゴいことはしてないし。」
は「さっきの放置した時点で俺の予想範囲外だったがな。」
紫「ちょっと色々教えてあげただけだって。」
は「・・・・・・・・・人の情事にどうのこうの言うつもりはないが。」
紫「ん?」
は「お前はいつからあの子とそういう関係になったんだ?」
紫「確か・・・・あの子と初めて会った時だから・・・」
は「ちょっと待て。お前、今、なんていった?」
紫「初めて会った時?」
は「初めて会った時に・・・?」
紫「いやだなぁ。初めて会った時と、初めて見た時は違うよ。」
は「初めて会った時にやるのもどうかと思うが・・・・・まぁ、そうだな。」
紫「んで、初めて会ったのは・・・僕が13か14の時・・・」
は「待て!!!13か14の時って・・・・あの子は2、3歳だぞ!?」
紫「だろうね。小さかったし、今よりずっと素直で可愛かったし。・・・なつかしーなー・・・」
は「・・・・・・・・・・・・・・人の人格、もとい性格は周囲の環境に応じて3歳頃に決まるものらしい。」
紫「そうなんだ?」
は「あの子がああなったのは全部お前のせいだ。」
紫「いや〜あの頃の僕は若くてさ〜。目の前に可愛い子がいたからちょっとムラムラしちゃってねー。」
は「(・・・・・あの子に同情したくなってきた)」

終われ
970名無しさん@ピンキー:04/12/10 00:03:14 ID:SzPaz0s/
スマソ。
勝手に予想(妄想)してみたけど…有り得ん。
971名無しさん@ピンキー:04/12/10 00:48:19 ID:fIFZPAqW
慊人が紅野と寝た理由
読んで笑いました☆彡
電車ん中で(爆)
ものすごい笑い方かも…変に思われただろうけど
家に居たら大爆笑間違いなしです。えっと補足ですが慊人は今20歳で紫呉が27?だったと思います。紅野は26です。
972名無しさん@ピンキー:04/12/10 01:09:05 ID:fX/Z0Z8j
ヤバイ。自分も涙出るほど笑った(つ∀`)
そりゃアキトも怒るなぁw自分も似たようなことを想像してたけど(<紫呉がアキトを教育)、神の想像の方が何倍もスゴかった…!
是非また想像を聞かせて欲スィです。
透&楽羅&紀沙の話も、三人の行動・口調など原作の雰囲気そのままでナイスでした!誰が始めに本来の用途に気付けるんだろう…
973名無しさん@ピンキー:04/12/10 06:51:35 ID:SzPaz0s/
>>971年齢差ってそうなってたのか・・・!?
また間違えた
何か年の差は10歳くらいあるとかないとかどっかに書かれてたから
勘違いしてたよ、自分
まぁさらっと流してくれ
974名無しさん@ピンキー:04/12/10 07:01:12 ID:SzPaz0s/
どーでも良いが、
慊人がもし捩れ起こさずそのまま他人と接してたら、
(当主とかそんなの考えずに)
間違いなく綾女、春あたりが苦手そうだな
975名無しさん@ピンキー:04/12/10 08:12:30 ID:fIFZPAqW
由希達と同じ年かと思いきや、この前20歳過ぎだと判明しました。
確かに10歳くらい離れてるように見えます。
何処かの某少女漫画と被るけど、紫呉は慊人が10歳頃からベロチューや愛撫を仕込んでそう。身体自体は生娘なのに、愛撫には過剰反応するとか、初体験は割りかし、早そうかもと妄想してみたり(笑)
976名無しさん@ピンキー:04/12/10 14:06:37 ID:fIFZPAqW
紫呉が慊人に強要した事ありそうなプレイ想像

屋敷にある奥の倉とかでプレイ、屋敷の人通りの少ない木陰とかで、青姦プレイ強姦プレイ、縛り、SM紫呉がSで慊人がM、コスプレ(セーラー、ナース、スク水等)
駅弁とか体位にこだわっていそうな紫呉も想像つきました。慊人は嫌がりながらもアンアン言ってそう。
977名無しさん@ピンキー:04/12/10 15:32:52 ID:FEtOqkpg
>>973
紫呉は蠍座だから現時点で28歳かと思われ。
慊人(蟹座)は発生時に既に律津(山羊座22歳)が生まれてるから多分二十歳。
978名無しさん@ピンキー:04/12/10 16:00:09 ID:fIFZPAqW
紫呉28歳って事は慊人とは8歳差なんかな。
あーやと、はとりも28歳?いや27歳?
979名無しさん@ピンキー:04/12/10 16:27:54 ID:FEtOqkpg
>>978
はとり(蟹座)、綾女(射手座)だから28歳。
980名無しさん@ピンキー:04/12/10 17:45:20 ID:fIFZPAqW
ありがとうございます
つーことは、マブトリと慊人は8歳差なんかな
紅野って26だよね
981名無しさん@ピンキー:04/12/10 23:15:25 ID:FEtOqkpg
慊人・・・良く今まで妊娠しなかったな。
さしもの変態紫呉も避妊してたんでしょうか?
982名無しさん@ピンキー:04/12/10 23:41:43 ID:fX/Z0Z8j
あー確かに(;´Д`)
紅野はその点はしっかりしてそうだけど…紫呉は生でヤりたいがために生理周期とかキッチリ計算してそうな気もする…
983名無しさん@ピンキー:04/12/11 00:35:09 ID:fSOgA4E3
<982
私も紫呉は慊人の生理周期計算して、安全日と危険日把握してると思った。
もうすぐここ1000行きますね
984名無しさん@ピンキー:04/12/11 00:59:18 ID:O47Ey+lM
次スレ立ってないよな・・・?
985名無しさん@ピンキー:04/12/11 02:25:18 ID:uBclse8W
誰か立てて
986名無しさん@ピンキー:04/12/11 14:00:23 ID:9H+wx5lw
>>976
イイッ!青姦や強姦プレイとか良いよ!
透とかリンあたりから制服借りてきて、
それを使って制服プレイ!
その後結局制服汚して返せなくなった…とか。
書きたいでつ。
しかし、透、神楽、きさの3Pがまだ書き上げてない・・・。

誰か次スレ立てて…!!
987名無しさん@ピンキー:04/12/11 14:15:09 ID:9H+wx5lw

「でも、このサイズが杞紗さんのは分かりましたが、どうやって使えば良いんでしょう?」
大人の玩具を力一杯握り締めながら、透はマニュアルを読んでいる神楽に尋ねた。
「うーん・・・『童貞にも分かるステップ1、2、3』っていうところがあるんだけど。」
「どーてい・・・?」
「どーていって何でしょう?」
知らない用語がありすぎて、3人共しばし黙するが、
すぐに気をとりなおしてマニュアルを読み上げる神楽の声に2人は耳を傾けた。
「えっと、まず愛撫?をする際に、相手の服を脱がせます・・・」
3人はえっ!?と、驚きながら顔を見合わせた。
「でも、服を半分脱ぐだけでも良いです。だって…どうする?」
「じゃんけんで、全部脱ぐ人、半分脱ぐ人、脱がない人を決めるのはどうですか?」
自分の全ての運をかけて行われる、じゃんけん。
これは昔からずっと行われてきた勝負方法であり、
もっとも短い時間で、かつ簡単に決着をつけれる方法であった。
「では・・・・・・・・いきますよ?」
「ええ。」
「う、うん・・・。」
出さなきゃ負けよ、最初はぐーじゃんけん・・・
よく見られる光景であるが、彼女達は真剣であった。
988名無しさん@ピンキー:04/12/11 14:35:07 ID:fSOgA4E3
実は初心者で
スレの立て方知らないんです(・・;)誰かお願いします。
989名無しさん@ピンキー:04/12/11 14:45:14 ID:9H+wx5lw


「や、やりました!!」
「あっ・・・・・・透君、じゃんけん強いね〜」
「負けちゃった・・・」
勝敗は透、神楽、杞紗の順で決着がつき、
透は服脱がず、神楽は半分脱ぐ、杞紗は全部脱ぐという結果に終わった。
「とりあえず私と杞紗ちゃんは脱がなきゃ。」
「は、恥ずかしい・・・」
杞紗はまだ脱いでこそないが、その顔は真赤に染まっている。
「恥ずかしいと考えると、もっと恥ずかしくなっちゃうよ〜」
神楽は笑っているが頬が少し赤い。
「さ、さ、早く脱いで次のステップに行ってみましょう!」
わくわくと、嬉しそうに笑いながら透はマニュアルのページを捲った。
「そうよね。さ、早くさっちゃんも脱ごう?最初は恥ずかしいかもしれないけど、きっと楽しいよ!」
しばし思い悩んでいた杞紗だったが、
ようやく決心をすると白いワンピースのスカートの裾を自ら捲った。
杞紗を見た神楽も自分の服のボタンを丁寧に外して行く。
透は脱ぎ始めた2人をドキドキしながら見守っていた。
「(こんなに、お二方の着替えを見てドキドキしてしまいます…何ででしょうか?)」
杞紗は緊張して少し悶えながらもワンピースのファスナーを下ろし、一気に脱ぐ。
白のワンピースと同じ白のスポーツブラと白いパンツがやたら鮮明に見えた。
「(やっぱり、私、何か変です・・・)」
神楽の服のボタンが全て外され、緑のチェックのブラジャーが顔を出した。
「・・・・・・・・恥ずか、しぃ・・・」
肌、下着は真っ白だというのに、顔はこれまでに無いくらい真赤である。
あまり見ないでほしいと言う様にしゃがんでしまう。
神楽もブラジャーを露わにして恥ずかしそうである。
「そんなこと、ないです!お2人ともすごく綺麗です!」
更に恥を増加させることとも知らずに透は言い切った。
990名無しさん@ピンキー:04/12/11 16:20:18 ID:9H+wx5lw
次スレ…
991名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:42:46 ID:fSOgA4E3
次スレ立てようと思って、やったら無理でした(泣)
992名無しさん@ピンキー:04/12/11 19:51:09 ID:ucuJhi2p
993名無しさん@ピンキー
ネズミ状態で…