アトリエロSS・part2.5

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1名無しさん@ピンキー
新スレが落ちたので立て直し

前スレ アトリエロSS・part2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045756168/

前々スレ ユーディーのアトリエロSS
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1025550374/
2名無しさん@ピンキー:03/02/27 21:32 ID:pjedPZpx
貴方の勇気にに感動した(・∀・)sageによる1日一回の保存カキコ推奨。

3名無しさん@ピンキー:03/02/27 21:46 ID:PDe/U70Z
>2
いや、確か最初の2〜3日で12kbくらいの書きこみが無いと
落ちるって聞いたんで(数字がうろ覚えで意味ないんですが)
最初だけ頑張らないと。
SSが来れば一番安心なんですが…
43:03/02/27 21:50 ID:PDe/U70Z
ごめん、スレ立ってから24時間以内に1kbいかないとダメらしいです。
5名無しさん@ピンキー:03/02/27 21:57 ID:pjedPZpx
無知で正直すまんかった(´Α⊂

6名無しさん@ピンキー :03/02/27 22:25 ID:wNfaLG/D
とりあえず、>>1さんお疲れ〜
7名無しさん@ピンキー:03/02/27 22:40 ID:pjedPZpx
とりあえず1KBいった。これで大丈夫?かな?

ふ・不安だ……………心のオアシスがまた消えるのだけは勘弁
8名無しさん@ピンキー:03/02/27 23:25 ID:E3Tuo0TC
ああ、復活してたんだ、良かった。
>1たんスレ立て直しありがとう!
9名無しさん@ピンキー:03/02/28 00:35 ID:FBEWCV5D
いくらかでも足しになるのなら、
アイゼルxエリーで良ければ書きましょうか?

最初さえ乗りきってしまえば今まで通り
何日かほっといても大丈夫になると思うんですが。
10あぼーん:あぼーん
あぼーん
11名無しさん@ピンキー :03/02/28 00:46 ID:kfB7rET4
>>9
おながいします。と言うか期待してます。(をい)
12名無しさん@ピンキー:03/02/28 01:15 ID:FBEWCV5D
んでは3部作の真ん中なので変な所で始まって中途半端で終わってますが、
保守って事でご勘弁を。

(1/7)
「…で、あたしの所に来たって訳ね」
夜、と言ってもまだそれ程遅い時間でも無かったが、
突然エリーの訪問を受けたアイゼルは部屋の中で事情を聞いていた。
「うん。いいでしょアイゼル。泊めてよ」
以前とは違い、お互いの気持ちを確認し合っている今は、
寮で睦み合う訳にはいかないから
アイゼルの部屋に泊まる事こそ無かったがその逆はしょっちゅうだった。
だからエリーも気軽に訪れたのだが、
アイゼルの返事は彼女の予想を裏切る物だった。
「だめよ。そんな事している場合じゃないでしょ」
「え…?」
「馬鹿ね。わざわざあなたを追い出すのよ。
よっぽど見られたくない事をするのに違いないわ」
「見られたくない、って?」
「それは判らないけど、きっと私達の知らないすごい秘術よ。
ほら、ぼんやりしていないで、早く見に行くわよ」
「あ、うん…」
マリーがこそこそとそんな事をする性格とはエリーには思えなかったが、
アイゼルの勢いに圧倒されてつい頷いてしまっていた。
13名無しさん@ピンキー:03/02/28 01:16 ID:FBEWCV5D
(2/7)
「ほら、灯りが点いてるわよ。私の言った通りでしょう」
(だっていくらなんでもまだ寝る時間じゃないよ…)
アイゼルに引っ張られるようにして自分の家に戻ってきたエリーは、
裏側からそっと家の様子を伺っていた。
「ここからじゃ良く見えないわね。もう少し近づくわよ」
アイゼルは窓から中を覗きこむが、
窓辺にはエリーの錬金術の道具が乱雑に置かれていて視界の邪魔をしていた。
「もう、だからいつも片付けなさいって言っているでしょう」
「…ごめんね」
小声で謝るエリーには目もくれず、
アイゼルはなんとかして中の様子を見ようと少しずつ身を乗り出していく。
「見つかっちゃうよ…!」
エリーの静止も聞かず、遂にはほとんど頭一つ分も窓から出してしまったアイゼルの動きが急に止まる。
「アイゼル…?」
呼びかけても返事がないので、仕方なくエリーもアイゼルの頭の横から室内を覗きこむと、
そこには一糸纏わぬ姿で睦み合っている二人の女性の姿があった。
エリーは思わず息を呑んで見とれてしまったが、
マリーに組み敷かれている女性の顔に見覚えがある事に気付く。
「マリーさんと…あれって、シアさん?」
昔ここに親友が住んでいたから。
そう言って何度かエリーの家に遊びに来た事があるドナースターク家の令嬢の
親友というのが自分の命の恩人の事で、しかもこんな関係だったとは。
エリーは自分とアイゼルの事は棚に上げて驚いていた。
14名無しさん@ピンキー:03/02/28 01:16 ID:FBEWCV5D
(3/7)
「あてが違っちゃったね」
エリーの囁きにもアイゼルは答えず、口を薄く開いたままじっと室内を眺め続けている。
エリーもそれ以上は何も言わず、初めて見る他人の交愛を良く見ようとアイゼルと肩を並べた。
部屋の中の声までは聞こえなかったが、二人の白い身体が艶かしく絡み合う様子ははっきりと見える。
それは自分たちがしている事よりも激しく、淫靡さに満ちていた。
瞬きもせずに眺めていたエリーは身体の中心が熱くなるのを感じて足をすり合わせる。
(すごい…)
そっと足の間に手を触れさせると、心地よい痺れが全身に広がる。
指を内腿で挟みこんで、アイゼルに気付かれないように指先を軽く曲げて服越しに性器を刺激する。
もどかしい感触がかえって気持ち良くて、
やがて指先に下着が受け止めきれなくなった熱い滴りがまとわりつく。
豊かな胸を揺らし、大きく足を開いて腰を動かすマリーとシアの媚態に
自分とアイゼルを重ねて、エリーの指はどんどん激しさを増していく。
その時突然、すっかり夢中になってしまっていたエリーのお尻に何かが触れた。
「……っ!」
不意をつかれてエリーは思わず声を上げそうになったが、
素早くその口も柔らかい唇で塞がれてしまった。
お尻に触れた手の持ち主はエリーも驚くほど強い力で乱暴に腕を掴み、
そのまま身体を抱きかかえた。
口をこじ開けるように入ってきて中で暴れ回る舌の動きで、
アイゼルも自分と同じ位興奮している事が伝わってくる。
いつもより長く激しいキスが終わり、
呼吸が苦しくなったエリーが一息つこうとした所に間髪をいれず
アイゼルの指が蠢き始める。
「アイゼル…こんな所で、止めようよ…」
エリーはそう言ったものの、忙しく這い回る手を止めるような事はせず、
むしろ身体をアイゼルに押しつけるようにして更なる愛撫を求める。
15名無しさん@ピンキー:03/02/28 01:16 ID:FBEWCV5D
(4/7)
「そんな事言って、あなたもうこんなに濡らしているじゃない」
身体を二つに折って身をよじるエリーに、アイゼルは息を荒げて言葉で嬲る。
「アイゼルだって…同じじゃない」
手を後に伸ばしてスカートの内側に潜り込ませると、
アイゼルは耐えかねたようにエリーを振り向かせて唇を奪った。
口の中に入ってきた舌に絡めようとエリーが自らの舌を伸ばすと、
アイゼルは巧みに唇で挟みこんで動きを封じてしまう。
動きの止まったエリーの身体を強く抱き締めると、
アイゼルは太腿を彼女の足の間に割り込ませて押し上げた。
柔らかくほぐれ始めた秘所を刺激されて、エリーの頭の中は白くなってしまう。
「あなたの方が濡れてるわよ」
舌を解放してやったアイゼルはエリーの耳を甘く噛みながら囁く。
「そんな事…ないってば」
「嘘」
否定するエリーの言葉を一蹴すると、
アイゼルは膝の頭をエリーの股間に押しつけて、ぐりぐりと刺激する。
膣口にさえ触れない、浅く、広い快感は全然物足りず、
エリーは少しでも強い刺激を求めて腰を軽く揺する。
「ほら。こんなにいやらしいじゃない」
「あ……ん…」
アイゼルの言葉通り、彼女が身体を離すとエリーは膝から先に力が入らなくなって崩れ落ちてしまった。
それでもアイゼルは離れようとせず、エリーの上から覆い被さるように身体を抑えこむ。
エリーはアイゼルの愛撫がもたらす快感に身を委ねていたが、
突然足の方から大きな音が聞こえてきて驚く。
それはアイゼルが、彼女の邪魔をするタイツを破いた音だった。
16名無しさん@ピンキー:03/02/28 01:17 ID:FBEWCV5D
(5/7)
「ちょっと…破いちゃったの? ひどいなぁ」
「また後で買って返してあげるわよ」
エリーの嘆きも興奮したアイゼルには通用しなかった。
確かにアイゼルはこうやって破いた後は必ず新しいのを買ってくれたが、
品質がどうとか言って自分で取り寄せた物で無いと渡してくれなかった為、
どうしても幾日か後になってしまい、それまでの数日は表を歩けない。
その事を考えて、エリーは破かれる度にしている、もう何度目の事か判らないため息をついた。
エリーのため息をよそに、
アイゼルは破いたタイツの裂け目から手を滑りこませると素肌を撫で上げる。
敏感な所を触れられて、エリーのため息が甘い吐息に変わる。
昂ぶってきたエリーは、自分もアイゼルに触れたくなって頼んでみる。
「ね、アイゼル…私にもさせてよ…」
「駄目」
アイゼルは答える手間も惜しい、とばかりに短く返事をすると、
それ以上の反論を封じるようにエリーの秘唇に指を差しこんだ。
「やっ、あっ……ん…」
挿入た指をしばらく留めてエリーの身体に落ちつく時間を与えてやる。
頃合いを見てゆっくりと指を動かすと、エリーの腰が妖しくくねる。
「もう…そんなに腰動かさないでよ。はしたない」
「だって…」
ベッドの上ではどちらかというとアイゼルの方がはしたなかったのだが、
それを言うとまたややこしくなるのでエリーは黙っている事にした。
17名無しさん@ピンキー:03/02/28 01:17 ID:FBEWCV5D
(6/7)
途中で言葉を切ったエリーだったが、アイゼルは彼女が言おうとした事を正確に理解していた。
無言のまま、出し入れさせている指に時折肉壁を抉るような動きを交える。
「うぁ……やっ、アイゼル、それ…」
「あなた、ここ弱いでしょう」
身体の中をかき回されるような強烈な快感にエリーは顎を仰け反らせ、
滲み出した愛液でアイゼルの指が熱くまみれる。
「アイゼル…お願い、私、もう…だめ、だよ…」
切なそうに高まりを訴えるエリーの声に、アイゼルは指の動きを一段と激しくした。
「やっ、だめ、イッ…ちゃう…!」
アイゼルが指を目一杯彼女の中に埋め、前後から上下の動きに変えた時、
エリーの蜜壷が強く収縮する。
「アイ…ゼルぅ…!」
エリーは小さくアイゼルの名を呼ぶと、地面に倒れこむ。
アイゼルがエリーの中に埋めた指を抜くと、熱い滴が一緒にあふれ出る。
アイゼルはその蜜を掬い取ると、大事そうに口に含んだ。
じっくりと自分の指をねぶりあげると、感極まったように身体を震わせる。
達したばかりで少し温かくなっているエリーの身体にそっと触れながら、
アイゼルは彼女が起きるまで隣に座って待つ事にした。
18名無しさん@ピンキー:03/02/28 01:18 ID:FBEWCV5D
(7/7)
火照った身体をひんやりとした地面で冷ましていたエリーが
気だるげに身体を起こすと、アイゼルが手を引っ張ってくれた。
そのまま胸元に引き寄せられて軽く唇が触れる。
「…帰りましょうか」
「……うん」
二人とも声に出さずにアイゼルの部屋で続きをする事を決めると、
最初の目的もすっかり忘れて家路につく事にした。
「きゃっ、きゃぁぁ!」
エリーに少し遅れて歩きはじめたアイゼルが突然悲鳴を上げる。
驚いたエリーが振り返ると、彼女の身体に蛇のような物が巻き付いていた。
「これ…!」
解こうと掴んだエリーはそれが何か思い当たったが、その答えを口にする前に
エリーの足元にも別のそれが絡みつき、身体を縛り上げられてしまった。
しっかりと縛られてしまった二人は、否応無しにそれが引っ張って行く方向へ歩かされる。
ぐるりと家の周りを一周して何故か開いている工房の玄関をくぐり寝室に着くと、
そこにはマリーとシアが裸のまま淫蕩な笑みを浮かべて二人を待ち構えていた。
19名無しさん@ピンキー :03/02/28 01:25 ID:kfB7rET4
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
お疲れ様です!今度は4pな予感で、次回が楽しみです。
20名無しさん@ピンキー:03/03/01 00:20 ID:TYGJdcvP
ナイス…(鼻血
いつか3部作の前後も読みたいっす
21名無しさん@ピンキー:03/03/01 06:18 ID:/A+szKPT
書き込みが無いとあっさりdat逝きとは…
こういうときに新作が来るとなんか嬉しいね

保守sage。
22名無しさん@ピンキー:03/03/02 03:46 ID:PD8jKZoZ
前々スレで、ザマスおばさんに嵌められ、
輪姦されるマリー達の話の続き、じっと待ってます…
23名無しさん@ピンキー:03/03/02 04:18 ID:o29mXgkP
グジョーブ(・∀・)

けどなぜかも一つスレが立ってる。
24名無しさん@ピンキー:03/03/02 18:18 ID:dtBmJx6l
どうなるえりー&アイゼル
3月14日 AM8:00
あの屈辱的な2月14日から1ヶ月、今日はホワイトデー………
彼……クライスは決心していた。あの日以来、彼女……マルローネは事あるごとにクライスの
元を訪れては、彼を犯すように快楽を貪った。情事の度に薬を飲まされ、動けなくなった状態を
好きにされることは、それが快楽に繋がろうとも、彼にとって屈辱でしか無かった。

だからこそ、クライスは決心した。『自分もマルローネさんに同じ事をしてやろう』と。
彼はそう決心すると、マリーの元へプレゼントを届けるための身支度を始めた。

身支度にそう時間は掛からなかった。プレゼントを丁寧にラッピングし、その他にクライスは自分の作った
『効力S+』のアイテムをカバンに入れると、自宅を後にした。


 
さてここで、選択肢です。クライスが持ち出した『効力S+』のアイテムは?
中から2つ選んで下さい。住民の方の意見希望

A・生きてるナワ B・ズフタフ槍の水 C・お酒アメ D・ぷにぷに玉
E・魅了の粉   F・ハチミツ    G・温泉水  H・風乗り鳥の羽

前スレ835さん、『復讐編』使わせてもらいますた。
ナンカ『イカニモ』ナセンタクシバカリデスイマセン

調合アイテムじゃないのも混じってた………逝ってきまつ(´Α⊂
28名無しさん@ピンキー :03/03/02 22:16 ID:P3MDo5Pw
>>26
とりあえずべたべたなところで
A:生きている縄
E:魅了の粉
29名無しさん@ピンキー:03/03/02 23:33 ID:hFVV64ta
>26
なんか一見エロくない所で
D・ぷにぷに玉 と G・温泉水 キボン〜
…っていうか、この2つで復讐できるのかな?
30名無しさん@ピンキー:03/03/03 22:50 ID:UA+AEigj
クライスがマリーんとこに持ってくのは、

ホワイトデーのプレゼント・効力S+のアイテム2つ

ってこと?
31名無しさん@ピンキー :03/03/04 02:24 ID:3qWrKGl5
>>30
>>25の引用文より

>身支度にそう時間は掛からなかった。
>プレゼントを丁寧にラッピングし、その他にクライスは自分の作った
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
>『効力S+』のアイテムをカバンに入れると、自宅を後にした。

だから、ホワイトデーのプレゼント・効力S+のアイテム2つの通りでは?
32名無しさん@ピンキー:03/03/05 00:14 ID:pWsz/bgQ
いいなあ、読者参加型SS(w

>26
攻め攻めクライス期待してます。がんがってね〜
33名無しさん@ピンキー:03/03/06 01:18 ID:7XqNjiRy
期待sage
34ホワイトデー復讐編:03/03/06 23:52 ID:XM+vTqrG
どうもです。28・29さんのレスから、
『生きている縄』『ぷにぷに玉』でいってみようかと思います。(というか生きてる縄
は一回は使ってみたい)

ホワイトデーニハマニアウヨウニ………
35名無しさん@ピンキー :03/03/08 11:25 ID:hgvQMIvD
>>28=31ですが、期待してます。がんがれ!
ついでに保存下げ
36名無しさん@ピンキー:03/03/09 03:02 ID:SjMpdISW
AGE。
期待してますヨ
37名無しさん@ピンキー :03/03/10 22:36 ID:I4n/ST7v
保守
38名無しさん@ピンキー:03/03/11 13:26 ID:gT6b4rvi
あげ
39復讐編 前哨戦:03/03/12 21:23 ID:Kgk6pKcs
「あら、クライスじゃない……どうしたの?」

自分でバレンタインデーにチョコをあげているにも関わらず、そのお返しの
ホワイトデーには全く興味がないのか、マルローネはクライスの訪問に
少し驚いた表情を見せた。
「やれやれ………貴方今日は何の日か分かってるんですか?……この前の
お返しを持ってきました。」

「…………あっ、そっか。ま、とりあえず上がってよ。」
本当に忘れていたのか……クライスは少し呆れた。

クライスが持ってきたのは、手作りのクッキーだった。
「今お茶入れてくるから待っててね」
そう言うとマリーは奥へと下がった…………
『クライスったら、私にされたことやり返すつもりかしら?……どの道あの
クッキーには要注意ね』

各々の思惑を秘め、お茶会が始まる………
40復讐編 前哨戦:03/03/12 21:24 ID:Kgk6pKcs
「ね、先に食べてみてよ………」
マルローネが揺さぶりをかける。
「………あのですねぇ……貴方へのお返しを持ってきたのに、私が先に食べる
法は無いでしょう。」
「あら、大した自身ねぇ……けど先に食べられない理由でもあるのかしら?
………もしかして変なものでも入っているとか?」

クライスの顔にあからさまな動揺が走った(かに見えた)。だがそこは流石
アカデミー最優等生、何食わぬ顔で自身が作ったクッキーを口に運ぶ。
『……っえ!?』
次に動揺したのは、それを見たマリーだった。
『なんとも……ない?私の気のせい…………?』
そんなマルローネを横目に、クライスは2つ目のクッキーを口に運ぶ。そして
「食べないのですか?」

「たっ食べるわよ……食べればいいんでしょ!?」
味は……中の上。といった所だった………始めは不信がっていたマルローネだった
が、クライスの様子が変わりの無いのに安心したのか、クッキーを口に運ぶ。

クライスの口元が笑みを浮かべている事にも気づかずに………
41復讐編 前哨戦:03/03/12 21:27 ID:Kgk6pKcs
エロに入るまでちょっと長くなったんで、前哨戦ということでとりあえずカキコ。

トイウカシゴトガイソガシクテショボーン……エロハキットコノツギニ
42名無しさん@ピンキー:03/03/12 21:29 ID:KkI/9Inu
リアルタイムキターーーーーーーーーーーーーーー!!
察するマルローネと騙すクライスの攻防、続き楽しみにしてます。
オシゴトガンガッテー
43名無しさん@ピンキー :03/03/13 13:14 ID:Cnrxk4wJ
sage
44山崎渉:03/03/13 17:37 ID:OxWLo+tw
(^^)
45名無しさん@ピンキー:03/03/14 08:28 ID:OoQYUtJE
渉な
「・・・う・・・」
アイゼルはまるで夢見の悪い朝を迎えたように目を覚ました。
身体がだるく、椅子に座られていたのだが、立ち上がる気力もない。
「目が覚めましたか? お嬢様?」
聞き慣れない声なのに馴れ馴れしく語りかける男の声にアイゼルはやっと顔をあげた。
その男の顔を見てもアイゼルは親しげに語りかけられるような見知った顔ではなかった。が、生理的にその顔つきと声、話し振りがアイゼルに嫌悪感を抱かせる。
「・・・あなた、誰?」
アイゼルの当然な問いに男は気に障ったのか、少し顔をひきつらせた。しかしすぐにまたニヤリと嗤う。
「知らないのかァ・・・。でもひょっとしたら世界で一番近いところにいたかもしれない男だよ。アイゼル=ワイマール」
「なぜ、私の名前知ってるの?」
男はフフンと鼻で嗤った。
「未来の花嫁だったかもしれない人の名前ぐらい、ちゃーんと知ってるさ。君だって知ってるはずだよ、僕の名前を」
アイゼルはやっとその人物が誰かわかった。
「あ、・・・あなたは!」
身体が重くて、ろれつも上手く回らないが、アイゼルは叫んだ。
「あなた、ローネンハイムの・・・」
男は今度は満足げに笑って、背を向けたまま後ろ手にドアの鍵を閉めた。
ガチャリという音にアイゼルはこれから起こることを嫌でも想像させたが、気丈に振舞う。
「あなたと私はもう、関係ないでしょう。それに、ここはどこ? 私は工房にいたはずよ」
「そうさ。工房にいたさ。あのガキのような錬金術士と一緒にな」
「ノ、ノルディスに何かしたの!?」
アイゼルは彼も同じ目に遭っているのではないかと恐ろしくなって訊いた。
「いいや。彼が帰るのを見計らって、君をここへ連れて来たんだ。ダメだなァ・・・女の一人暮らしはきちんと鍵をかけなきゃ」
男はいちいち癇に障る言い方でアイゼルに言う。
「・・・でも私、全然ここへ連れられてきた憶えがないわよ。あなた、どうやって私をここに!」
「僕は錬金術で作られたモンが好きでね。そういうモンを使えばいくらだってやり方なんて、あるもんさ。君らが一番良く知ってんじゃない? 特にこれはよく使わせてもらってるなァ・・・」
男は生きてるナワを二本取り出すと椅子に座ったままのアイゼルに向かって放った。
「なっ、何するのよっ!」
生きてるナワはシュルシュルとうごめいてアイゼルの左手首と左足首、右手首と右足首を括って巻きつく。
「・・・い、いやっ!」
「フフ・・・イイ恰好だね・・・」
椅子の上でアイゼルは両脚を立てて開いた恰好にされた。アイゼルは膝を閉じようと懸命に力を入れるがナワはギリギリと背中の方へいこうとする。
ミニスカートの中が丸見えの状態でアイゼルは恥ずかしさで涙が出そうになりながらも、必死で男を罵倒し抵抗する。
「あ、そうそう! これとコレもよく使わせてもらってるよ」
睨んでいるアイゼルの眼前に男はふたつの瓶を取り出した。
アイゼルは片方の瓶を見て青ざめた。
それは強力な惚れ薬「君しか見えない」だった。が、もうひとつの瓶はわからない。それが余計に不安を煽った。
男はアイゼルが怯えるのを必死で隠そうとしている前で、得意げにそのふたつの薬を混ぜ合わせた。
「な、何よ! その薬はっ!!」
「フフ、大丈夫さ。一緒に飲んでも死なないよ。立証済みだからね・・・さあ、その可愛いお口を開けて・・・」
アイゼルは歯を食いしばって口を閉じていたが、男はそのアイゼルの頬を一発叩いた。
「な、何すん・・・」
ちょっとひるんだ隙に男はアイゼルの鼻をつまみ、あまりいい匂いのしないその液体を彼女の口を開けて流し込んだ。
そして男はアイゼルの髪をひっつかみ後ろへ彼女をのけぞらせ、薬を吐き出さないように液体が胃に流れていくのを促した。
アイゼルはあまりに手慣れた男のやり方に抵抗する間もなく、その怪しい薬を飲まされてしまった。
「・・・何? なんなのよ・・・これ・・・」
アイゼルは恐ろしくなって必死に薬をもどそうとするが、口に手を突っ込もうにも自由が利かないように縛られている。
「ひとつは知っているよね? 錬金術士なら誰だって依頼をされたことがある薬だよ。もうひとつは、なかなか手に入らないからお抱えの奴に作らせたやつさ。君にとっても悪い薬じゃないはずさ。・・・今から起こることを、きれいサッパリ忘れちゃうクスリ」
「・・・この、この悪党!」
「君は貴族の令嬢のクセに威勢がいいなァ。まあ卑しい錬金術なんかやってる娘だから口も悪くなるんだろうけどさ」
「あ、あなたこそっ、・・・貴族のくせにっ・・・品性の・・・かけらも・・・な・・・・・・」
アイゼルは自分の動きが極端に鈍くなり、頭がぼうっとしてくるのを自覚した。
「結構、効くのが早いクスリでね・・・」
アイゼルはおかしなことに目の前の卑しい男がノルディスに見えた。
何度、目をしばたかせても、声はさっきの男なのに目に映るのはノルディスなのだ。
「・・・な、なん・・・なのっ・・・」
アイゼルは残った正気で事態を理解しようとするが、薬で無理矢理、思考を押さえ込まれている感じだった。しかも―――
「・・・どうだい? そろそろ身体が熱くなってきただろう?」
語りかける男の声はそのままなのに、アイゼルには脚を開いたその恰好がノルディスに見られているような気がするのだ。
それにアイゼルの身体は男の言うように、汗ばむほど熱くなって、丸見えのショーツが濡れていくのを感じる。
「・・・んぅ・・・」
アイゼルは何か訳のわからないまま、うめいた。
「もう、グショグショじゃないか・・・。相変わらず君たち錬金術士の作る薬の威力には恐れ入る」
男はそう言いながらアイゼルの下着を面倒臭そうに、貴族がよく持っている護身用のナイフでブツッと切った。
露わになった濡れた部分に、男は今度はハチミツを取り出してきて、そこへ垂らす。
「・・・はっ!・・・あ、あつ・・・っ!」
どうやら薬のせいで、身体が敏感になりすぎて熱く感じるらしい。
男はそのことも知ってやっているようで、アイゼルのドレスの前を開け、彼女のつぶらな胸もはだけると、そこにもハチミツを垂らす。
「・・・んぁっ・・・あぅ・・・んっ・・・」
アイゼルは熱さとその刺激がもたらす感覚に声を漏らす。
男はまだ彼女の身体に触れないで、その悶える姿態をゆっくり愉しんでいるようだった。「・・・そろそろ、限界なんじゃないの?」
男は悶え苦しむアイゼルに、意地悪に訊く。
「・・・はぁ・・・はぁっ・・・」
アイゼルは顔を紅潮させ、ハチミツと彼女自身の液が混ざったものを椅子の上から垂れ流し続ける。
「でも、まだだよ。・・・少し、こっちで我慢してもらおうかな。コレも結構、イケるみたいだよ」
男は今度はホウキを取り出した。アイゼルは残った意識で次にされることに怯える。
「・・・い、いや・・・!」
男はホウキの柄の部分を液がしたたるアイゼルの秘所に突っ込んだ。
「・・・ひぁっ!!」
生きてるホウキは男の手を離れても、ずぶずぶと彼女の深奥へ入っていく。
「・・・んぅっ・・・はぁっ・・・」
アイゼルはたまらずに声をあげてしまう。快感に身をまかせるとその行為はノルディスにされているような錯覚に陥るのだ。
しかし残った正気で声を最小限にとどめようとする。この男に聞かせまいとアイゼルは懸命に唇をかんだ。
男はまだアイゼルの痴態を眺めていたが、なかなか肉欲の虜になるように薬が効いて来ないアイゼルに業を煮やして、指をパチンと鳴らした。
「・・・あああ!」
生きてるホウキの動きが急に激しくなり、アイゼルの中をかき回し始めたのだ。
・・・ジュクッ・・・ズチュッ・・・グプッ・・・
ホウキは液にまみれ、彼女の中を激しく出入りする。
「・・・アアッ、ア、アアアァーッ!!」
男はやっとアイゼルに艶かしい声を出させ、屈服させたという笑みを浮かべた。
「フフ・・・、僕に恥をかかせるからだよ。でも、気持ちいいだろ?」
男はアイゼルのハチミツでべとついた胸を揉む。
「んあッ・・・、ハァッ・・・はん・・・っ!」
アイゼルにはそれがノルディスにされているように感じ、声をあげつづける。
・・・ズリュッ・・・ヌクッ・・・ズプッ・・・
いやらしい音を立てて、まだホウキは彼女を犯しつづける。
しかも柄のフシがアイゼルの感じる部分を捉えたのかアイゼルは身体をひくつかせる。
「・・・ああっ、はあぅっ!・・・だ、だめ、・・・ノ、ノルディスっ・・・!」
薬のせいであたかもその行為が彼によってされているようにアイゼルは達しそうになっていた。
「・・・チ!」
男が忌々しげに声をあげた。
「どうもこの惚れ薬は好きな奴がいる人間に使うとそいつに見えちゃうみたいだな・・・」
ならば、と男は自分のいきり立っているものをアイゼルの前に曝け出した。
「これでも咥えてろよ!」
男は黙らせるつもりでアイゼルの口におのれを突きたてた。
「・・・んぐ!」
「これでもう、あの憎ったらしい錬金術士の小僧のことなんかしゃべれないだろ・・・」
アイゼルは下半身をホウキで突かれながらも、その咥えさせられた男さえもノルディスに感じられてしまって、夢中でそれを積極的に口に含む。
「・・・ふあっ・・・あぐ・・・」
「はは・・・、あの小僧、ガキみたいな顔しやがって、こんなことまでお嬢様に教えてやがったのか・・・」
薬のせいで、導かれるようににアイゼルは男を咥える。その間もホウキで下半身はかき回されていた。
・・・ジュプッ・・・ヌプッ・・・グチュッ・・・
「・・・あ、ああ・・・」
アイゼルは下半身に響く動きに耐えられず、男から口を離し、しびれているような声を漏らした。
「ほらほら、お口が休んでるよ」
男が再び、アイゼルの口にそれを突っ込もうとした瞬間、アイゼルの中の感じる部分にホウキの柄の節目が当たった。
「あああぁ! ・・・ノルディス・・・っ!!」
どうやら、アイゼルはついに頂上に達してしまったらしく身体をガクガクさせ、そのまま意識を失ったようだった。
「・・・くそ! どこまでも!!」
男はアイゼルが自分に陥落しなかったのが、さらに彼女に憎しみを覚えることとなった。
アイゼルが気を失ったのをいいことに彼はドレスだけを脱がし、タイツとアクセサリーだけにして今度はテーブルの上に彼女を横たらわせた。
そして先ほどと同じように生きてるナワで彼女の手足をテーブルの四隅に括りつけた。
アイゼルは両手両足をテーブルの上で大の字にさせられた状態で縛り付けられたのだ。
そして男は喘ぎ声が聞こえなくてもいいから、忌々しい錬金術士の名を呼ばせないためにアイゼルに猿ぐつわをした。
彼女の脚を開かせ、犯しやすいように男はナワに結びなおさせた。
薬がまだ効いているおかげでアイゼルの身体はまだ潤ったままでテーブルの上に淫らな液を垂らし、光らせていた。
「フフ・・・今度は本当に愉しませてもらうよ。お嬢様」
男はそのままアイゼルに彼自身を押し込んだ。アイゼルはまだ目覚めなかった。
「・・・っく・・・! すげェ・・・、ハッ・・・寝てるのにこんなに締りがいいとはね!」
男はアイゼルをそのまま犯し、突き上げた。
「僕はね・・・、お前ら錬金術士が大嫌いだっ・・・。 ・・・はぁっ、・・・随分と恥をかかせてくれやがっ・・・て・・・」
ローネンハイムの息子は婚約破棄になったのが、ノルディスの活躍によるものだと後で知って怒り狂った。
男はアイゼルの中の感触に快感をえながら、怒りをぶつけるように彼女をかきまわした。
そのうちにアイゼルが目を覚まして、一瞬ぎょっとしたような顔をした。
「・・・! ・・・・・・!!」
「・・・惚れ薬の方が切れてきたのか。まあ、いい。今度はこれでも嗅げ!」
ローネンハイムの息子は魅了の粉をアイゼルにふりまいた。
アイゼルの抵抗する力が弱まるが、「君しか見えない」ほどには効かなかった。
しかしここでまたあの薬を飲ませるには猿ぐつわもとかねばならないので、男は面倒になってそのままアイゼルを犯した。
今度は絶望的な瞳でアイゼルはされるがままになっていた。
魅了の粉の効き目は彼女の呼び覚まされた正気を少しだけ残すという残酷な効き目だった。
男はまたハチミツを持ち出してアイゼルの胸に塗り、そしてそれを舐めあげる。
「・・・っ!!」
アイゼルはひくつく。
「僕は痩せた女が好きでね・・・、太った女も肌がすべすべで気持ちいいが、やっぱ痩せてる女の方が感度がいいからね。ほうら、ちょっと刺激を与えると・・・」
と、ローネンハイムの息子はアイゼルのちいさな胸の突起を舌で転がした。
「・・・っ・・・」
アイゼルは目を潤ませ、身体をひくつかせた。
「フフ、例にもれず、いい反応してくれる・・・。ねぇ、お嬢様。一度、君の友人の錬金術士を連れてきてくれよ。あの娘、前からいいと思ってたんだ。
イイ声で鳴くと思うんだけど、あの娘には例の武闘大会で優勝した護衛がついてるし・・・何とか連れて来られないかなァ。
以前、『愛人になれ』って依頼をしたのに見事に断ってくれた・・・。錬金術士のくせに・・・! 君も生意気だ。
貴族なのに錬金術で食ってくなんて・・・女なんか、黙って男に抱かれてりゃいいんだ! 錬金術士が食ってけるのだって、僕みたいな貴族が依頼をするからだろう? 
その恩も忘れやがって!!」
男はべたべたになったアイゼルの身体中を舐めまわしながら、憎しみをこめてつぶやいていた。
「ああ、乾いてきちゃったなァ」
アイゼルの秘所は先ほどの熱が冷め、乾いてきてしまっていた。
そこへまたハチミツを塗られ、男にこじあけられ、アイゼルはまた男に中まで入り込まれる。
「・・・・・・!」
アイゼルは涙を流して、男がする行為を甘んじて受けつづけなければならなかった。
「・・・ふぅ・・・、さっきよりやっぱり良くないな」
男は魅了の粉に何かをまぜてアイゼルにまたふりかける。
「・・・っ! ・・・・・・っ!!」
アイゼルは猿ぐつわをされたまま、くしゃみをした。
そう、男は魅了の粉に胡椒を入れたのだ。
「・・・っく・・・締まる・・・っ!」
アイゼルは涙とくしゃみが止まらなかったが、ローネンハイムの息子は彼女の身体が震えるたび、悦に入って何度もイキそうになった。
「どうせ、君らも薬とか使って何かヤッてんだ・・・ろうッ? ンハァッ・・・、是非ともおすすめするよ、この使い方ッ、まァここで言ったところで憶えてない・・・、だろうがね・・・」
「・・・! ・・・・・・!!」
アイゼルは必死に頭を振って、下卑たことを言う男の言葉を否定しようとした。
そのうちに男は限界が来たのかアイゼルを貶めるような言葉を吐くのをやめ、息だけが荒くなっていった。
「・・・ウッ!!」
男は射精直前に彼女の体内から、自分を抜き出し、肉欲と憎しみにまみれた汚らわしい液体をアイゼルの身体にかけた。
「・・・ふぅ、こんなに液まみれになって・・・お嬢様のお顔が台無しだな。僕と素直に結婚してりゃ、もっとかわいく抱いてやったのに・・・」

ローネンハイムの息子は満足したのか、今度は安眠香をアイゼルに嗅がせ、眠らせた。
彼は自分の服を着込むと部屋を出ていき、おそらくアイゼルを拉致してきたらしいお供の者達に、いつも通りにやっておけと命じた。
男たちがアイゼルの身体を拭いてドレスも綺麗にしているところをローネンハイムの息子は、また部屋に戻ってきて言う。
「お前たち、妙な気を起こすんじゃないぞ。これ以上、やったらバレるからな。あくまで慎重に『元に戻して』おくんだ。お前達には違う女をあてがってやるから、くれぐれも! そのまま返しとけよ」
ローネンハイムの息子はきつく彼らに言い渡して、もう一度眠っているアイゼルの白濁した液にまみれた顔を見てニヤリと嗤った。
(・・・僕に逆らうからさ。顔もカラダもよかったのに、惜しいね!)
そうしてアイゼルに一瞥をくれると彼は部屋を出て行った。

                                   〜おわり?
実は続編があります。次回「トッチャンボーヤ錬金術士の逆襲」。
54名無しさん@ピンキー:03/03/14 21:43 ID:3VVtt2Fl
(・∀・)イイ!
続きキボンヌ
55名無しさん@ピンキー :03/03/14 21:48 ID:G7zSzsKt
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
でもアイゼルが・・・ウワーン 。・゚・(ノД`)・゚・。(←をい)
(ちょうどほかのところのノルxアイを見た後でこちらを読んだため)
内容はめちゃくちゃおもしろかったので、トッチャンボーヤ錬金術士の逆襲も期待してます。
56名無しさん@ピンキー:03/03/15 08:04 ID:w6kGophA
続きはもちっと、待てクレ。うpしやすいよう分割中・・・。
そんなことより!
>ほかのところのノルxアイ
ってエロ?詳細キボンヌ。
57名無しさん@ピンキー :03/03/15 12:25 ID:shjWj+hf
>>56さん
>>55です。すみません、どうやら、こちらの勘違いでした。
「ほかのところ」と言うところを「同じ場所」とさせていただきます。
(初めてあっちのページを見かけた時まさかとは思いましたが・・・)
次の朝―――――。
アイゼルはちゃんと服を着て、自分の工房で寝ていた。何事もなかったように。

(・・・なにか・・・ものすごく嫌な・・・夢を見ていたようだわ・・・)
アイゼルは身体がいつもの朝よりかなり重いような気がして、すぐに起き上がれないことに気づいた。
腰が重い。
(・・・やだな、あの日かしら?)
アイゼルは下半身に手を伸ばしてみて、ぬるりとした感触に、ああやっぱりと思った。
しかし手に付着していたのは血ではなく、愛液で彼女自身が驚いた。
(・・・やだ! ・・・なんで!?)
しかもゆるゆると一晩中、滴らせていたのかドレスもぐっしょりと濡れていた。
それに寝間着ではなく、ドレスのまま、というのもおかしな気がした。が、アイゼルはどうしても昨夜のことを思い出せない。
ただ―――とても淫らな夢を見たらしい―――ということしか考えられなかった。
アイゼルは恥ずかしさのままに別の下着とドレスに着替えた。
「やあ、アイゼル。工房を手伝いに来たよ」
ノルディスがいつものように工房へやって来た。
しかしアイゼルは彼の顔を見た途端、急に夢の内容を思い出してしまって、目をそらしてしまった。
そうだ。アイゼルはノルディスと淫らな行為にふける夢を見たような気がしたのだ。
「・・・お、おはよう」
夢とはいえ、自分の中にあそこまで淫猥な願望があったのかとアイゼルは恥ずかしくて恥ずかしくて死にたい程だった。
「どうしたの? アイゼル・・・具合が悪いの?」
目の前のノルディスはその夢で出てきた彼とは全く違い、潔癖な眼差しを向けてくるのがアイゼルには辛かった。
「・・・何でもないわ。ちょっと調合疲れ、かも。今日は何だか工房を開く気になれなくて・・・。
だからノルディス、せっかく来てもらったけど、今日は工房を休むわ。・・・だからアカデミーに帰って・・・」
アイゼルは今すぐに彼が自分から離れてくれないとどうにかなってしまいそうだった。
「本当に大丈夫?」
それなのにノルディスはサラっとアイゼルの髪をのけて彼女の頬に手を当てる。
アイゼルはノルディスが触れただけでビクリとした。
「・・・あ・・・」
アイゼルは夢のことがあって、その彼の何でもない行為に艶かしい吐息を漏らしてしまい、またあの場所から淫らな液がしたたるのを感じてしまった。
「・・・なんでも、ないのっ」
本当は振り払いたくないのにアイゼルは彼の手をどけた。
まだ心配してエメラルドの瞳を覗き込むノルディスにアイゼルは、たまらなくなる。
「・・・お願い、帰って!」
(でないと、私―――――!)
アイゼルはノルディスを押しのけて彼を工房から追い出してしまった。
ノルディスはそんな彼女がまだ心配だったが、熱はなさそうだったので帰る事にした。
アイゼルはやっとノルディスが行ってしまって工房に鍵をかけると、全身のだるさのままに寝間着に着替えて、ベッドにまた潜り込んだ。
しかし身体がだるくて頭も重いのに、あの場所だけは違うのだ。
(・・・やだ・・・、どうしてこんなに・・・)
そしてアイゼルはどうしても、またあの夢を反芻してしまって、身体の疼きを加速させてしまう。
きっとあの時、ノルディスに求めれば、いつものように応じてくれていただろう。
だが、今日はあまりにも刺激的な夢を見て、最初からもうこんなに濡れてしまっているのがアイゼルは恥ずかしくて、彼にそれを鎮めてもらうのは躊躇われた。

アイゼルは止まらない身体の火照りを自分で鎮めようと考えた。
せっかく着替えた寝間着も下着も脱いで裸になり、アクセサリーも外し、またシーツにくるまる。
そしてアイゼルは昨夜の夢を思い出して、湧き出る泉に自身の指を沈める。
「・・・んっ・・・はぁっ・・・ノルディスっ・・・」
ずぶずぶと何度も抜き差しを繰り返し、入れる指の数も増やしてしまう。
ノルディスが―――私に―――あんな淫らな―――――
アイゼルの大きなエメラルド色の瞳も、そこと同じに潤み、唇から絶えず吐息が漏れ、何度も彼の名を呼び、何度も達した。
彼女は自分が病気なのかもしれないと思うほど、その一日中、淫らな行為にふけりつづけた。
(どうも、アイゼルの様子がおかしかったな・・・)
ノルディスはアイゼルに、もしかしたら気に障ることでもしたのか、言ったのかもしれないと不安になった。
(・・・どうも僕は無神経なところがあるからな。・・・そうだ!)
ノルディスは最近自作したアイテムを取り出した。
これが役に立つのかもしれない。
それは小さな宝石箱のようなもので、アクセサリーなどを入れると持ち主がそれを身に付けていた時の会話を引き出し、聞かせてくれるという物だ。
ただし、それは耳をよく澄まさないと聞こえないし、本人からアクセサリー、
―――特に石を使ったもの―――を直接借りて小箱に入れないと駄目だ。
しかもそのアクセサリーを長く愛用している者でないと、なかなか『声』を聞き出せないのが難点だった。

(僕はアイゼルに何を言って傷つけたんだろう・・・)
ノルディスはそれを確かめたくて、3日後あたりにアイゼルの工房を訪ねた。
彼女はこのあいだと違ってうって変わって、普通の状態に戻っていた。
なんだ、杞憂かとノルディスは思ったが、持ってきた宝石箱のアイテムを彼女に見つかってしまった。
「あら、それ、きれいな箱ね」
アイゼルの言うようにそれは見た目もかわいらしい、変わった鉱物で出来ている小箱だった。
きれいに磨いてあって、蓋の部分の装飾も草花のレリーフが施されていて美しいものだった。
「え、あっ、うん。・・・め、珍しい材料が手に入ったから作ってみたんだ。気に入ったならあげるよ」
ノルディスは彼女に本当の効用を話さずにそれを渡した。
効用を聞けば、プライバシーの侵害だとノルディスはアイゼルに怒られると思ったのだ。それに、それを使うにはもう一つノルディスが作ったアイテムが要る。
そのアイテムはその箱と同じ物質で作ってある結晶状の物で、それを箱に当てて共鳴する作用を使って、『声』を聞きだすのだ。
片方だけでは、ただの宝石箱でしかない。
「ええっ? 本当にいいの? 作るの大変そうじゃない、これ」
思わずアクセサリーを入れたくなるように作ったのだから、ノルディスにしては念入りに女性が好むようなデザインにこしらえたのだ。
「まだ試作品なんだ。第一号だからアイゼルにあげるよ」
「でも気に入ったわ。さっそくいつもつけてるチョーカーとか入れてみたいな」
ノルディスは、あまりに上手く事態が展開していくので、やはりこれで彼女とのここ何日かの会話をそのアイテムで聞きたくなった。
「・・・実はね、これに一日アクセサリーを入れておくとピカピカになるんだ。装飾品を手入れしなくていいってワケ」
ノルディスは嘘をついた。
「本当? やっぱりノルディスね。何も仕掛けがない宝石箱なんか作らないわよね。じゃ、さっそく入れてみるわ」
アイゼルはこの優秀な相方であり、恋人に満面の笑みを浮かべて、チョーカーを外した。ノルディスの方は、何も仕掛けがない物を作るはずがないと言われ、
ギクリとしたが、その小箱にチョーカーを外して入れるアイゼルに内心、悪いと思いつつも上手くいった!という気持ちにもなっていた。
そしてふたりはいつものように調合を始め、夜になって寮の門限が近づいてきたノルディスは帰る時間になった。
「ねぇ、アイゼル。今朝、入れたチョーカー、もうピカピカになってると思うんだけど」
ノルディスは、ある考えが浮かんで言った。
「あ、そうね! さっそく効果を見てみたいわ」
アイゼルは先の小箱からチョーカーを取り出した。
「・・・ノルディス、悪いんだけどコレ、効果がないみたいよ」
アイゼルはがっかりしたように言う。
「そっか。まだ完全じゃなかったんだな。ちゃんと改良して今度、持って来るから、これ預かっていい?」
「ええ、でもそのチョーカーも?」
ノルディスはギクリとしたが、
「こ、効果を見るには普段使い込んでるアクセサリーがないと、さ。僕はそういうの持ってないから」
「ええ、わかったわ。完成するのと、それがピカピカになって返ってくるの楽しみにしてる」
彼は、もっともらしい言い方をして、まんまとアイゼルからチョーカーが入ったままの小箱を取り返すのに成功した。
アカデミーの寮に帰ったノルディスはさっそくその小箱と対に作った、『声』を聞く石を取り出した。
彼はすでにアイゼルと自分がした会話などどうでもよく、純粋にそのアイテムが効力を発揮するのかが気になって仕方がなかった。
ノルディスはアイゼルのチョーカーが入った箱に石を近づける。そして彼は石に耳を当てた。
「・・・な、・・・なん・・・・」
ノルディスはそこから聞こえてくるアイゼルの声に真っ赤になってしまった。
いきなり彼女の喘ぎ声が聞こえてきたのである。彼は困ってしまった。
(・・・最近、そんなに激しいことしたかな・・・)
彼はその声にドキドキしながら、アイゼルとのここ数日間のことを思い出してみた。
そこへまたアイゼルの叫び声ともつかぬ、喘ぎ声とともにノルディスの名を呼ぶ声が聞こえてきて、彼は焦った。
(な、な、僕はこんな・・・!)
ノルディスが驚いていると、自分でない男の声が聞こえたような気がした。
彼はこんなに激しく彼女を抱いた憶えもなかったし、その別の男の声に―――アイゼルが自分でない誰かに―――という恐怖が湧いてきた。
(どういうことだ!?)
【・・・・・・この惚れ薬は・・・は好きな・・・がいる人間に・・・使うとそいつに見えちゃう・・・みたいだな・・・】
男の声は聞き取りづらかったが、このひと言でノルディスは全てを察知した。
【・・・でも・・・咥えてろ・・・! ・・・ほら、お口が・・・休んで・・・】
(・・・・・・・・・・・・アイゼル!)
ノルディスはその男の下品な声に怒りで身体が震えた。
アイゼルは辱めを受けたのだ。許せなかった。
(・・・誰なんだ、こいつ!!)
しかしノルディスは不審に思った。
アイゼルがそのことを憶えていたら、今日のように平然と自分と工房で作業ができただろうか?
彼女が変だと思った日はあったが、こんな酷い仕打ちを受けたなら、工房から彼女は出てこないだろうし、自分とは二度と会おうとしないだろう。
アイゼルの性格を考えるとアイゼル自身が知らない間に彼女は陵辱されたのかもしれない、とノルディスは考えた。
そしてノルディスは嫉妬に猛り狂う心を押さえながらも、もっと遡ってその『声』が聞けないか、徹夜でそのアイテムにかかりっきりになった。
誰が、何を使って、何の目的で、彼女を凌辱したのか―――その決定的な証拠の会話を聞き取れるまでノルディスはその石に耳を傾けつづけた。


その一週間後、ノルディスはアイゼルのチョーカーを磨き、宝石箱と称したアイテムを彼女の工房の前に手紙とともに置いてきた。
それにはこう記してあった。

『しばらく採取に出かけるので工房を手伝えなくてごめん。頑張ったけど、この箱はやっぱり駄目だった。でも一応、アイゼルのアクセサリーは磨いておいたから。帰ってきたら真っ先に工房へ寄るよ』

それからノルディスはある場所へ寄ってから、シグザール城門前へ足を運んだ。

「ダグラスさん。護衛を頼みたいのですが」
城門前にいたダグラスは珍しい訪問客に驚いた。
「珍しいな・・・。でも俺だって忙しい。ヤローの護衛なんてつきあってらんねぇよ」
ダグラスは普段からエリーと仲がいいノルディスに内心、いい気持ちがしなかった。
錬金術士の女にも手を焼いてるのに、錬金術士の男まで面倒をみるのはこりごりだった。
だから、ダグラスはどうしてもノルディスには憮然と答えてしまう。
「ヴィラント山か、エアフォルクの塔か、どっちかに行きたいんですけど魔物が多いのはどっちでしょう? 
そういう所に行きたいから、ザールブルグでも屈強を誇るあなたにこうして頼んでいるんです」
ダグラスも剣の腕を見込まれると悪い気はしない。が、ダグラスは彼の言うことを不審に思う。
「お前、採取に行くんだろ? だったら魔物が多いエアフォルクの塔なんかやめておけ」
「おや? 行きたくないんですか? あなたほどの人が・・・」
ノルディスにしては癇に障る言い方で、ダグラスはカッとなる。
「オレは実際的なコトを言ってんだ! エアフォルクの塔はかなり魔物が多いし、採取しようにも何にも・・・」
「魔物は多ければ多い方がいいな・・・。エアフォルクの塔にしましょう。魔物のドロップアイテムが欲しいんですよ」
ノルディスは、しれっとダグラスに言った。
後ろに、大きなグラビ結晶と生きてるナワに括りつけられているローネンハイムの息子にルフトリングをはめさせ、それを見えない状態にしながら。
もちろん騒がないよう、アイゼルがされたように猿ぐつわもしてある。
ダグラスにも周りの人間にもノルディスが宙に浮かんだ人間をナワでひっつかんでいるのは誰にもわからない。
「ダグラスさん、あなたのような人でないとエアフォルクの塔の魔物から護衛なんて出来ません。お願いします」
ノルディスはしおらしくダグラスに頼み込んだ。ダグラスもそこまで言われて、しぶしぶ引き受けることにした。
「・・・しゃーねーな。じゃ、話つけてくるから」
ダグラスは城の中へ入っていった。
ノルディスは鼻歌まじりでダグラスを待っていた。
横目で、無様に縛られ、透明人間にされたザールブルグ一のドラ息子を見ながら。

「おい。許可がおりたぜ。いつ、行くんだ?」
「今すぐにでも」
ノルディスは見えなくなった生きてるナワを風船のようにひっぱりながら、ダグラスと一緒にエアフォルクの塔へ向かって歩き出した。

「・・・・・・・・・! ・・・・・・・・・・・・!!」

「おい、今、何か声がしなかったか?」
「いいえ」


その後、ローネンハイムの息子が行方不明になったとザールブルグ中で噂になった。
真相を知るのは、一介のアカデミーのマイスターランクの生徒、ただひとりだけだった。

                                〜おしまい〜
68あぼーん:あぼーん
あぼーん
69二日も過ぎた復讐編 中盤戦:03/03/16 21:03 ID:YTmsVeI1
ドキュソ息子は魔物のえさー(・∀・)グジョーブ。けどトッチャンボーヤに(゚Д゚)ガクガクブルブル

二日も過ぎて時事ネタもなにもないけど………ドゾー

マルローネは程無くすると、体の異変に気づいた。体が熱い、下腹部が火照る……。

「おや、意外と早く効いてきたみたいですねぇ」
そんなマリーをみ冷静に口を開くクライス。
「……な、なんで…………」
「自分の作った薬の解毒剤くらい普通は作っておきますよ。」
クライスはマリーの疑問をあらかじめ予想していたのか、素早く切り返す。

「まぁ、今度は私の番という事で観念してください」
そういうと、クライスは薬で体に力の入らなくなったマリーをベットへと押し倒した。
「……ちょっ!……嫌!ヤメテよ!!」
力が入らずとも、そこは流石幾度もの爆発(調合失敗)に耐えた体……マリーは
精一杯抵抗する。………そしてそれは、勉学一筋に励んできたクライスに対して
十二分に効果を発した。

「やれやれ………自分がするのはいいが、されるのは嫌だ。ということですか?」
懸命に抵抗するマリーに対し皮肉な笑みを浮かべ
「まぁ、無駄な抵抗ですがね。」
そう言うと同時に、自分の手荷物から『生きている縄』を取り出した。
70二日も過ぎた復讐編 中盤戦:03/03/16 21:04 ID:YTmsVeI1
ろくに力の入らないマリーはされるがままだった。クライスはマリーの両足を広げ、
右の足首と左の手首を……左の足首と右の手首を縄で縛り付けた………縄は必要最低限
のたるみしかないため、マリーは足を閉じることも、手を動かすこともほぼ出来なく
なってしまった。
「ふふ……いい恰好ですねぇ」
そう言いつつ、クライスはマルローネの割れ目をスパッツごしにこする。
「んぅ………い……や……ヤメ……テ」
準備も無く、薬で敏感になった場所を急に触られ、一際高い声で抵抗する

「………しかし、そうは言っても随分濡れていますが?それでも嫌なのですか?」
「絶対に……イヤ……」
薬を盛られ、尚且つ屈辱的な恰好をさせられているにも関わらず、気丈に振舞う。

「分かりました」
「え?」
そんなマルローネを見、クライスは意外なほどあっさりと愛撫の手を止めた。
「まぁ、私も紳士ですから嫌がる女性に対し無理やりという訳にはいきませんね」
「じゃあ……早く縄を解いてよ、それに解毒剤も……」
しかし安心するマリーを余所に、クライスは次の言葉を続けた。

「じゃあ貴方が素直になるように、少しだけお手伝いしましょうか」
クライスは冷やかな笑みと共に取り出した『何かの液体に浸かっているぷにぷに玉』を。
71二日も過ぎた復讐編 中盤戦:03/03/16 21:05 ID:YTmsVeI1
「見て分かるとおり、ぷにぷに玉です………ただし貴方に盛った媚薬に浸かってますがね」
すると、クライスはハサミを取り出し、マリーのスパッツの股部分に切れ込みを入れ始めた。
「や……やだ……お願い、クライス……やめて」
これからされる事への恐怖に声が震える……だがクライスは決して手を止めない。

「……そうは言いますが、こうでもしないと貴方……いつまでも素直にならないでしょう?」
クライスはそう言うと、ビンの中から取り出した媚薬まみれのぷにぷに玉を、マリーの
膣へと入れ始めた。
「んん!……いやぁ……そんなもの、入れ……ないで……んぅ!」

クライスは一定の間隔で、一つずつぷにぷに玉を挿入していく。ものの5分で
ぷにぷに玉は全て、マリーの中へと埋まってしまった。
媚薬の効果と、異物の膣への挿入感でもだえるマリーに対し、クライスは

「ふふ……全部入ってしまいましたねぇ。まぁしたくなったらいつでも声を掛けて
下さい。私はそこで読書でもしていますから」

と言い、ベットのマリーをそのまま放置し、一人読書を始めてしまった。
ふと、時計を見やると11:00になっていた。
72二日も過ぎた復讐編 中盤戦:03/03/16 21:06 ID:YTmsVeI1
最初の5分は時計の針の音だけが部屋に充満していた。10分経つとそこに
布が擦れる音が。さらに15分が経過すると針の音は完全に消え、部屋には
布が激しく擦れる音と、マリーの喘ぎ声が充満を始めた。

『そろそろですかね………』

マリーの我慢は限界に近づいていた。確かに薬によって感度は十分に
上げられているが、決してそれだけでは達する事は出来ない。刺激が不充分なのだ。
なんとか刺激を得ようと、体を動かすが縛られたままではそれすらも出来ない。

「……ク……クライス……して……」
緊張の糸は切れた………。マリーはシテ欲しい一心でクライスに懇願する。
「私とじゃ、イヤなんじゃなかったんですか?」
そんなマリーの心を焦らすように、聞き返す。
「お願い……イジワルしないで………もう、我慢できないよぉ………」

その表情に偽りは無い……マルローネはこのまま放置されれば、発狂しても
おかしくない状態まで追い詰められていた。
クライスはそんなマリーを見、笑顔で
「分かりました…………
その言葉と共にマリーの顔に歓喜の笑みがこぼれた。
73名無しさん@ピンキー :03/03/16 21:06 ID:SUY+BlWy
支援さげ
74二日も過ぎた復讐編 中盤戦:03/03/16 21:07 ID:YTmsVeI1
が、その笑みはクライスが続けた次の言葉で絶望の表情に変わった。
…………と言いたい所ですが、これから昼の講義があるのですよ」
マリーは一瞬、彼が何を言ったのか理解できなかった。

「大丈夫ですよ、5時には終わりますし、15分も我慢できたんですから、5時間だって
我慢できますよ」
「そ……そんな……お願い!もう我慢できないの!……私おかしくなっちゃうよぉ………」
マリーの必死の懇願を一切無視し、クライスはアカデミーに出かける準備を
進める。そして最後に

「ああ……そうだ、薬が切れると大変ですね」

と言い、ぷにぷに玉の入っていた瓶に残っていた媚薬の残りを、全てマリーの中に
流し込んだ。
「んん!…………!」
軽く絶頂を迎えたのか、マリーの割れ目から媚薬と愛液が漏れ出す。
「じゃあ、いい子にしていて下さいね」
クライスは満面の笑みで、マリーに語り掛けると彼女の工房を後にした。

「……お願い………我慢できないの………イキたいの………」
一人残されたマリーは、誰に言うとも無く繰り返し呟き続けた。
75二日も過ぎた復讐編 中盤戦:03/03/16 21:10 ID:YTmsVeI1
で……まぁ、二日も過ぎるとクライスの持って来たクッキーも流石に湿気る………

たぶん次、終盤戦(完結編)長くなってゴメソ遅くなってゴメソ(´Α⊂
76名無しさん@ピンキー :03/03/16 21:25 ID:SUY+BlWy
>>75さん
リアルタイムキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
時期が来ても気に寸な(次期待しております)
放置プレイのマリーが凄く気になる!

>>67さん
お疲れ様です。確かにいろいろとお悩みでしょうが、漏れは、気に入ってますので、このまま突っ走ってください。(無責任な…)
それと、送りつけたモノの返信の訂正をお願いいたします。(作品ではありません)
×アトリエスレ

○アトリエサイト
77名無しさん@ピンキー :03/03/16 21:27 ID:SUY+BlWy
もう一つ>>76=>>57ですので(汗)
(訂正多いなぁ…)
78名無しさん@ピンキー:03/03/16 21:50 ID:n3Cz9LRJ
75さん、乙! 茶でも飲みやがれ(・∀・)/旦~~モルァ!
クライスはトッチャンボーヤくらいなイイ性格してそうなので長くなるのもトーゼン。
そういや「アニス」で乾燥剤ってアイテムが出てきたからノープロブレム!
がんがれー。

79名無しさん@ピンキー:03/03/19 18:32 ID:4l+sV9BM
保守。
80完結編 復讐完了:03/03/19 23:01 ID:J28ORGBq
「マルローネさん、いい子にしてましたか?」
夕方の5時過ぎ、クライスは再び工房へと顔を出した。
工房の中はむせ返るような愛液のにおいで充満していた………。

「………い……き……たい……よぉ……」

既にベットはマルローネの愛液でビショビショだ。だが、マリーが達して
いないことが分かる。なぜなら、薬の効果が現れてから既に5時間以上は経過している
にも関わらず、彼女の割目からは一層と愛液が溢れ出し、当の本人も終わらない
快楽に憔悴しきっているからだ。
「苦しいですか?………マルローネさん?」
「?あ……ん……おかえりなさい……クライス………………うん……苦しいよぉ……」

「お願い………なんでも言うこと……聞くからぁ………クライスのが欲しいの………
もう我慢できないよぉ」

もうマルローネには、いつクライスが帰ってきたのか考える余裕など無かった。
気が狂いそうだった………そんな彼女の本能が自らを奴隷と落とす言葉を、口に出させた。

「やれやれ………これが賢者の石を作り出して、伝説の人となった女性とはね」
クライスは嫌味を言いながら、自分のズボンを下ろすと、自分のモノをマリーの割目へと
あて、一気に突き刺した。
「んん!…………………………」
その瞬間、マルローネは待ち望んだ絶頂を迎えた。
81完結編 復讐完了:03/03/19 23:02 ID:J28ORGBq
始まってからどのくらい経ったのだろう………マリーの性欲も、クライスの性欲も全く
衰えなかった。
ただクライスに関しては正確に言えば、自分が絶頂を迎える前にマリーが達してしまうので
自身が達することが出来ないでいる。と言ったほうが正解だ。
「クライス………ま・また………いっちゃう!………んぅ!」
そうこうする内に、またマリーが達する。
「ふふ……全くイヤらしいですねぇ………まったく、節操も無く何度も達する
なんてね」
クライスは言葉でマリーを嬲りつつ、自分のものを彼女から抜こうとする。
「やっやだぁ………お願い……謝るから……出しちゃいやぁ………」
自分の両足をクライスの腰に絡ませ、引き寄せる。

「じゃあいい加減に、私もイカせてくださいよ………マルローネさん?」
クライスも強がってはいるが、もう限界に近かった。彼女の中がただでさえ媚薬にまみれて
いるにも関わらず、さらに『ぷにぷに玉』まで入っているのだから、クライスが得る快感
は普段の倍以上はあった。
「うん………私、いっぱい我慢するから……一緒に………イコ?」
82完結編 復讐完了:03/03/19 23:03 ID:J28ORGBq
お互いが達するまでに、時間は掛からなかった……………。マリーからその言葉を聞いた、
クライスは、動きを『彼女を感じさせる動き』から『自分が達するための動き』へと変え、
激しく腰を打ちつける。
「マルローネさんの中………凄く気持ちがいいですよ?………もう、このまま
イってしまいそうです」
「う……ん……私もクライスのが良いの………そのまま出して……」

互いの腰が強く打ちつけられた時、二人に同時に絶頂が襲いかかった。
「ん!………マルローネさん!」
「んぅ!………………ぅ」

クライスの白濁した液が、止めど無くマリーの中に流れ込む………
「ふふ………クライスの、まだこんなに硬い………お願い……もっといっぱい出して……」
「ええ……お望み通りに………何度でも出してあげますよ」
そう言うと、二人はそのまま再び腰を動かし始めた。

ベッドの中で二人は抱き合っていた。窓の外を見ると、日はすっかり暮れ、空には星が
瞬いている。………クライスは満足だった。これで自分は彼女と対等………否、それ以上
の関係になった。という自信があった。
83完結編 復讐完了:03/03/19 23:04 ID:J28ORGBq
そんなクライスの表情を見、微笑みながらマリーは話しかける。
「ねぇ………クライス」
「なんです?」
自身に満ちた表情を向ける。そしてそんな彼に、マルローネは語り掛けた。

「あのね…………………………私……………















…………………今 日 危 険 日 な の 」
84完結編 復讐完了:03/03/19 23:06 ID:J28ORGBq
自身に満ちたクライスの顔が蒼ざめる。そんな彼に満面の笑みを浮かべ、マルローネは
続ける。

「 で き ち ゃ っ た ら 責 任 と っ て ね ? 」

85完結編 復讐完了:03/03/19 23:08 ID:J28ORGBq
と言う訳で………復讐完了………(´Α⊂シテネェヨ…………コンナオチデゴメソ

乾燥剤でクッキーが乾く前に、クライスの乾いた笑顔でクッキーが乾燥する予感……

山にこもってきまつ………
86名無しさん@ピンキー:03/03/19 23:23 ID:+ftcnUM3
ブラボー!!!
あんたすげぇよ!

読み応えもあって、エロくてマリーさん可愛かったです。
また書いて下さいね!
87名無しさん@ピンキー :03/03/19 23:41 ID:OmaECGJJ
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
最後のオチイイ(・∀・)!!
ほんと、マリータンがかわいい!
またよろしくお願いいたします。
88名無しさん@ピンキー:03/03/20 09:07 ID:1SuSjB13
クラマリ書いた人、乙〜。今度はコーヒーでも飲みやがれ( ゚∀゚)ノc■~~ホルァ〜
しかしすごいオチでさすがのクライスもタジタジで・・・ププ・・・らしくて(・∀・)イイ!

じゃ、小ネタ投下。

「・・・・・・んぅ・・・ク、クライスっ・・・もう、産まれそう・・・だよー・・・。・・・あんた、調合失敗したんじゃ・・・。
あ・・・お腹がどんどん大きく・・・なっ、・・・あああー!!」
「な、なんですってぇー(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル!!」(咄嗟にお湯を沸かすメガネ君)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぼとっ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぼとぼとっ!

「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・もう! クライスったら、ぷにぷに玉出すの忘れてるんだからー!!・・・ぷー」
「・・・・・・わ、忘れていました・・・(;゚Д゚)」
「でも10ヵ月後も忘れないでね、ウフ!」
「・・・わ、私には研究がー(⊃Д`)」

どうしてもマリーには勝てないメガネ君であった・・・。
89名無しさん@ピンキー:03/03/20 23:05 ID:BNbaqHdm
>88
すっげぇ可愛いんですけど(w<お湯を沸かすメガネ君

でもここは眼鏡ッ漢に萌えるスレではないので何処かへ逝って来ます(どこよ
90名無しさん@ピンキー:03/03/21 23:10 ID:23mdx9iy
保守
9110年越しのレヘルンクリーム:03/03/22 15:21 ID:r+kvMLSN
あたしがほんの小さい頃、レヘルンクリームは一番のごちそうだった。
甘くて冷たくて、おまけに滑らかな口溶けは、そう滅多に食べられるものじゃなかった事もあってか、
よく取っておいたりした。
でも・・・食器棚に入れたレヘルンクリームは、翌日にはすっかり溶けていた。
それを見て、良く泣いていたっけ。
「どうしたんだい?クリスタ」
「うぇーん、あたしのレヘルンクリームが・・・とけちゃったよ〜」
「泣かないで。僕のウチの氷室なら、ずーっと溶けないから。おいで」
そう言ってオヴァールはあたしの手を引いていった。
その途中で、あたしは
「ずーっとって、どれくらい?」
と聞くと、オヴァールは
「ずっとさ。50年前のケーキもちゃんと食べられるからね」
と得意そうに話した。
「へー。じゃあね、じゃあねー・・・このレヘルンクリーム、来年になったらまた食べるのー。」
そう言って預けたレヘルンクリームを、この時まですっかり忘れていた事に気付いた。

なんだろ〜中途半端でつд`;)
スイマセン〜一応オヴァール×クリスタなんですが・・・先行き不安・・・(アセ
少しづついきます〜
9210年越しのレヘルンクリーム:03/03/22 15:46 ID:r+kvMLSN
ある日ユーディットに護衛を頼まれた。
ファクトア神殿へグラビ石を取りに行くそうだ。
「その前に・・・氷室に置いてあったアイテム、取りに行っていい?」
「いいよー」
もともとあんまりやる事もなかったあたしは、ユーディットについて行った。
「うわー。いつ来ても寒い所ねー・・・」
ユーディットは震えながら、倉庫のアイテムをてきぱきと選別していった。
と、ユーディットの視線がある物に止まる。
「これって・・・なぁに?甘い香りがするけど・・・」
「ああ、触らないで。ここにある品は、全て依頼主から預けられた大事な物だって、前にも話したと思うけど?」
「ご、ごめんねオヴァール!・・・でも、何か食べかけっぽいよーな・・・」
オヴァールに怒られるユーディットを苦笑しながらユーディットの見ていた物を見て、何となく子供の頃の映像が浮かんだ。
そしてー
「あ・・・これ・・・!!」
「どうしたの、クリスタ?」
ユーディットがあたしの顔を覗き込む。あたしは首を振って
「ううん、何でもないの。昔氷室に預けたまんまだった物よ。・・・懐かしいなぁ」
そう言って、一瞬よぎった黒いものを取り払うように笑った。
そんなあたしの気持ちを知ってかしらずかユーディットは、
「へぇ〜。クリスタでも忘れ物するのねー」
と驚いた様な表情をした。
「当たり前でしょ・・・じゃ、管理人がまた機嫌を損ねないうちに、早く行こっ!」
「別に僕は歓迎もしないが客を追い払うような事もしないさ」
「あ、そ。んじゃ、近い内にソレ、引き取りに来るわ。じゃあね。」
そう言って、ユーディットを引っ張って行って、氷室を後にした。
9391-92:03/03/22 15:55 ID:r+kvMLSN
・・・書き始めてからこんなん言うのなんだけど・・・需要、ある?
とにかくもそもそ書きます(遅筆ですがね;;
94名無しさん@ピンキー:03/03/23 18:11 ID:LShJCNJd
需要アリ。続き希望。

チョコネタの人と復讐ネタって同じ人?でいいんだよね?
95名無しさん@ピンキー:03/03/24 21:51 ID:XvYfCsO7
保守
96名無しさん@ピンキー:03/03/24 23:12 ID:lcd8WkG7
漏れも需要。続きキボンヌ。
オヴァクリ見たいよ〜!
97名無しさん@ピンキー:03/03/25 20:29 ID:ztqFzDd3
いくらなんでも下がりすぎ。sage保守
9810年越しのレヘルンクリーム:03/03/26 12:50 ID:9nI3EclX
「・・・ねぇクリスタ、あれレヘルンクリームみたいだけど、いつ置いたの?」
道すがらユーディットがあたしに聞いてきた。
「十年前。」
そうあたしはぶっきらぼうに答えた。
なんだかムカムカしてしょうがなかった。なんでかは分からなかったけど。
「クリスタ・・・もしかして、護衛を頼んだくせに氷室になんて寄ったりした事、怒ってる?」
「なんでさ」
実際ユーディットにもそう見えたらしい。でも理由は違う。別に寄り道なんか怒っていない。そう言うと
「良かったぁ〜。あたしクリスタにも怒られちゃうのかと思ったの」
「・・・誰かに怒られたのかい?」
そういうとえへへ、と彼女は笑った。
多分借金取りにでもまた取り立てに来られたんだろう。
だから保存しておいた爆弾類を取りに行く羽目になったのだ。
「ぇえっとさ、さっきのレヘルンクリームだけど・・・あれってホント美味しそうだったね〜。そんなに何年間も香りまで持つなんて、錬金術でも実現不可能なレベルだよね〜・・・て、クリスタ?」
「・・・人までもそんな風に保存できるかもね」
そう言うと、あたしは不意に涙を零してしまっていた。
あたしは・・・それが怖かった。
9910年越しのレヘルンクリーム:03/03/26 12:51 ID:9nI3EclX
「・・・ねぇユーディット、そうやって氷室の中に毎日閉じこもってばかりいたら、・・・やっぱり元の姿のまま、保存されちゃうのかな?」
「ク、クリスタ、何を言ってるの?・・・まさかオヴァールの事?」
「・・・あいつは、仕事熱心だから、あんまり不用意には動かないだろう?
 それはとても立派な事かも知れない。
 でも・・・そうしていたら、あたしはおばあさんになっても、オヴァールはそのままだったら・・・
 ううん、あたしが死んでもずーっとずっと・・・そうやって・・・そうやって・・・」
最後の方は言葉にならなかった。ヒクッ、としゃくりあげる事しか出来なかった。
そんなあたしの背中を、ユーディットはさすってくれていた。
「・・・そっか。それはイヤだもんね。あたしだって、好きな人と同じ時を生きられないのは辛いもん」
「ば、ばか・・・そんなんじゃないよ」
ユーディットは、真っ赤になって否定するあたしを見てフフと小さく笑った。
「じゃぁさ、せめて・・・想いを伝えてみなさいよ?それで・・・少しは出てくるように、言ってみたら?」
それで言う事聞くかなぁ、とぼやいてみたが、まずは行動しなくちゃ!とユーディットが楽しそうに言うので
(それはホントに楽しそうに)、あたしはレヘルンクリームを取りに来た、という口実で再び氷室のドアを叩いた。
100名無しさん@ピンキー:03/03/26 22:54 ID:3JBjx0pe
期待sage
楽しみにしております
101名無しさん@ピンキー:03/03/28 14:55 ID:R41d3Am2
保守
102名無しさん@ピンキー:03/03/31 02:36 ID:RjTDxLW1
あげ
103名無しさん@ピンキー:03/03/31 10:50 ID:RjTDxLW1
氷室の管理人と氷室プレイを。
104名無しさん@ピンキー:03/04/01 13:12 ID:VyeeHI9f
氏ぬよ(w
105名無しさん@ピンキー:03/04/02 23:56 ID:lkScnHFi
>103
スレ1の16たん?(w
なんか懐かしい響きだなあ
106名無しさん@ピンキー:03/04/03 12:26 ID:xEco37TB
ほしゅぅ
107名無しさん@ピンキー :03/04/04 22:38 ID:Spgtwunj
保守
108名無しさん@ピンキー:03/04/05 17:49 ID:CaR5CI1E
クライス萌え
109名無しさん@ピンキー:03/04/06 00:01 ID:ei5XTL8+
ヴェルナー萌え。
110名無しさん@ピンキー:03/04/07 02:18 ID:erDo9kCy
ルイーゼさん(;´Д`)ハァハァ
その日、アカデミーは創立依頼大混乱を向かえた。エルフィールが
重傷を負って、城門の前で倒れたのが発見されたからだ。

アカデミーの救急治療室に運ばれる最中、エリーは事の起こりを説明し始めた。
事の発端は、マルローネが受けた依頼だった。いつもの通り飛翔亭で依頼を
受けてきたのはいいが、肝心の材料が足り無いことに気が付いた。
『銀花の結晶』………この時期、ヴィラント山の更に奥にある雪山でしか採取
出来ない貴重なアイテムだった。

エリーは反対した………何よりも危険だったからだ。今は10月、騎士団も
魔物討伐に向かっている上、馴染みの冒険者も全員他の依頼で出払っている。
だがマリーは………自分で依頼を受けてしまった責任もあったのだろう………
どうしても雪山へ行くことを譲らなかった。………またエリーもマルローネが
一度言い出したら聞かない性格という事を、共同生活で熟知していた為、無理に
引き止めることが出来なかった………代わりに自分も採取に同行することを条件に
二人は雪山へと、向かった。

こうなってしまった直接の原因は一つ………二人の油断と楽観的性格だった。
騎士団の魔物討伐、そして何より二人が過去この山の主『北風の王』を倒して
いる事が、彼女らの油断を誘った。
マリーとエリーの不意を付いたのは、その北風の王の従撲……『雪の乙女』と
『霜の乙女』だった。エリーが逃げおおせたのは偶然だった………結果マリーは
二人の魔物に囚われ、一方エリーは凍傷を被いつつも何とかザールブルグまでの
帰還を果たしたのだった。

この事件はアカデミーにとって死活問題だ………何故なら錬金術界の至宝を
一気に二人も失ってしまうかもしれないからだ。
アカデミーが現時点で最優先で行わなければならない事は二つ『マルローネの
救出』と『エルフィールの看病』だ。………だが今はそのどちらか一つしか
手を付けることが出来ない。大金を払って冒険者を雇おうにも、その冒険者が
いない………騎士団に依頼しようとも、討伐最中ではそれも無理だ。
ならば人員をアカデミーから出せば、今度はエルフィールを看病する人間がいなくなる。

アカデミーは創立以来、最大の選択を迫られようとしていた……………
113と言うわけで参加型SS完結編:03/04/08 22:15 ID:kY16JLvz
になるかどうかは、自分も良く分かりません………が、ここで選択肢です。
アカデミーが選んだ結果は?

A 『マルローネの救出』
B 『エルフィールの看病』

どちらか選んでおくんなまし。
114名無しさん@ピンキー:03/04/09 00:37 ID:wykckmpp
>>113
B。


・・・の方がえろに発展しそうだけどマリーたんが大好きなのでAで!(w

続き期待sage
115名無しさん@ピンキー :03/04/09 22:54 ID:LGuGJ23F
>>113
うわぁ・・・どっちも選べないなぁ・・・(出来れば両サイドキボンヌw)
すみませんが、もう少し情報が欲しいです。
(特にそれぞれのカップリング路線&聖騎士隊の駐屯キャンプ)

どっちかはとりあえず保留・・・


>>114
雪山でも洞穴とかあれば(エルフィン洞窟)暖め合うというネタでどちらもエロネタに入れるでしょう。w
116名無しさん@ピンキー:03/04/09 23:31 ID:C/eFHgKA
>113
B。

エリキシル剤があっても、シアに少しもわけてくれなかった
アカデミーが、危険をおかしてマリーを助けに行くとは思えん。
マリーと同じくらいの実力があって、看病すれば治るエリーが目の前にいるのに。

つーわけで
1 イングリド先生がヘルミーナ先生を(無理矢理)伴って
  (こっそり)マリー救出に向かう
2 クライス単独行動で(こっそり)マリー救出に向かう
117名無しさん@ピンキー:03/04/09 23:42 ID:ZZf23BiV
マリーたんが好きなのでAがいいけど、
マリーたんは放っておいてもメガネ君が勝手に
助けに行きそうなので、Bきぼん。

とか言って自分も両サイドきぼんぬ〜。
118あぼーん:あぼーん
あぼーん
119あぼーん:あぼーん
あぼーん
120名無しさん@ピンキー:03/04/10 20:03 ID:A8OgEy+L
>>113
Aはメガネが助けに行ってエロい発展になる
Bはレズな発展になるかもしれない

レズは苦手なのでA
121時事ネタ……じゃない:03/04/10 20:45 ID:p45rSSkF
レスどうもです。実はカプも内容も未定だったり………(´Α⊂その時の気分で書こうかと……スマソ

なんか、両方キボンというのがチラホラ……じゃあせっかくなんで完結(?)記念に
両方いこうかと(まぁ選択肢の意味が無くなるけどw)

じゃマリーはメガネ君と……の意見があるんでそれで。
エリーは……マリーが男女でいくんで百合にしようか…………カプはどうしようか………

仕事も忙しいんで、遅くなるかも…………(´Α⊂コンナイイカゲンデゴメソ
122時事ネタ……じゃない:03/04/10 20:47 ID:p45rSSkF
もひとつ……120さん、百合が苦手と言ってるそばからゴメソ
123名無しさん@ピンキー:03/04/10 22:39 ID:Mpjc1qAI
>121
出来ればアイゼルとのラブラブかつ意地悪なやつを・・。
124名無しさん@ピンキー:03/04/10 22:53 ID:S6nXVRcg
エリーの男女ものが見たいよー。
相手はダグラスかルーウェンきぼん。
エリーってことごとく百合だからさ……
125名無しさん@ピンキー:03/04/10 23:26 ID:P3YUylYO
>124
そうなん?
このスレは確かにそんな感じだけど、基本的には
ノルディスかダグラスxエリーが多いんじゃないの?
126名無しさん@ピンキー:03/04/11 00:40 ID:64QCqoqj
しかし・・・レイープモノが好きな漏れは、このスレでは少数派なのか?
127名無しさん@ピンキー:03/04/11 01:28 ID:T2aU0WoH
>126
漏れも好きだよ。安心汁。

アトリエロSSの1スレ目の最後の方に書いていた神はもう降臨なさらんのか?
アニスたんがどうなってしまうのか見たいよう。
できれば後ろの口で飲んでもらいたかったザマス。
128名無しさん@ピンキー:03/04/12 16:49 ID:/y+V86su
漏れもザマスが気になってるザマス。アニスたんのエロ少ない。

>レイープモノ
作品的に無理っぽいので薬プレイとかそんなばっかやな。
エリーがダグラスにレイープっちゅーのをみてみたいがホノボノしかみたことねぇ。
129バイクで転倒して:03/04/12 21:04 ID:dMZV+/L2
実のところ
スレの持つ雰囲気がマイルドなエロを求めているような感を受けたので
ああいう内容のものを堂々と曝け出すのは気が引けたんだす。
130通りすがりの者ですが:03/04/12 21:07 ID:dMZV+/L2
途中投稿スマソ
131ageちゃった…:03/04/12 21:08 ID:dMZV+/L2
  ||
 Λ||Λ
( / ⌒ヽ
||   |  
 ∪ / ノ
  |||
  ∪∪
132ズレちゃった…:03/04/12 21:11 ID:dMZV+/L2
ヽ( `Д´)ノ ウワァァァァァァン
133名無しさん@ピンキー:03/04/12 21:42 ID:SDo0Tgsi
バイクで転倒した人ってザマスの人? ケガ直るの待ってます。
何でもありでもいーと思う。書き手いないとただの萌えスレと変わんない。
よく需要がどーのとか雰囲気とかどーのとか言うけど気にシナ―――ヽ(´ー`)ノ―――イで。
書けば誰かが読んで萌えてくれるさ! 漏れはやっぱ男女派だが百合スキーな人もいるわけだし。
まず藻前らの萌えを書いてみてクレ。いろんなの読みたいでつよ?

134名無しさん@ピンキー:03/04/13 00:53 ID:S9KmT6eu
>バイク転倒さん
 災難でしたな…無理しないで、お大事にね。

>133
 何でもありドウーイ。
 読み手が趣味に合わないと思ったら読み流せばいいだけだし。

自分、エリーあんまり知らなかったけど、ここのスレのSS読んで
なんかすっごい可愛く思えてきて仕方ない。
それも書き手さんのお力だと思うし。
135名無しさん@ピンキー:03/04/13 01:05 ID:4eGgQHuY
善良なキャラでも「白と黒の薬」(だったかな?)を
誤飲して性格が反転してしまって…って展開なら
どんなネタでも大丈夫さ。

#結構ネタとして使われているかもしれない
136名無しさん@ピンキー :03/04/13 17:08 ID:Px7SKyTq
>>126
漏れもです。
今度はエリタンにも男女モノキボンヌです。(>>120さんスマソ)
この場合考えられるカップリングと状況は・・・

ノルディスの場合
ネタ的には一番やりやすいと考えられる。(アカデミー内にいればすぐわかることですしw)
ただ、どちらにしても、後の展開がアイゼルの存在により泥沼になりやすい。
(エリxアイ・ノルxアイにしても、ノルとエリーがやったことがアイゼルにばれれば・・・)
ダグラスの場合
ネタ的にうまくエリーの危機がうまく伝わるかが課題となる。
(もっとも、マリーを助けるついでに通りすがりのダグラスに通報するという手段が考えられる)
後の展開はすっきり大団円になりやすい。
ルーウェンの場合
ネタ的には、酒場でのうわさ話で聞いてアカデミーに駆けつけると言うのが考えられる。
こちらも、後の展開はすっきり大団円になりやすい。

>>129
今は怪我を治すことに専念なさってください。お待ちしております。
137ひとりごと:03/04/14 00:09 ID:G8NYEgSA
某サイトでダグラスのいとこの設定な
オリキャラが出張ってる小説があったなー。
あのサイトどこいったんだろ。
あのキャラ後の方はすきだったんだが。

全然関係ないけど>136の書き込み見てたらなぜか思い出した。
138名無しさん@ピンキー:03/04/14 21:20 ID:RTm4LBou
アゲ
139名無しさん@ピンキー:03/04/14 21:20 ID:RTm4LBou
上がってねぇ…
140名無しさん@ピンキー:03/04/15 01:08 ID:h7HruF/y
誰もいないのかな。
141名無しさん@ピンキー :03/04/15 01:15 ID:S7dlp+uk
期待SAGE
142名無しさん@ピンキー:03/04/15 01:22 ID:h7HruF/y
kitaisage
143百合の工房:03/04/15 12:09 ID:6ZY3EhBH
ずっと前にエリミル百合もん、書いたもんです。
もう忘れさられてると思いますが…。

>>128
ダグエリレイプもん、一個かこうか?
昼休み、あと30分しかないから、今日中は無理っぽいが…。
他にきぼー者、おったら2,3日中にがむばる!!

いかがなもんじゃろ??
144名無しさん@ピンキー:03/04/15 12:12 ID:wPaQiXP8
>143 忘れてないよ。ダグエリきぼん!
145名無しさん@ピンキー:03/04/15 19:23 ID:+0HYqc2p
きぼんぼん!
146名無しさん@ピンキー:03/04/15 20:14 ID:D7Ysw3Qe
128ですが、言ってみるもんだなぁーーーー!
百合の工房さん、ぜひヨロシコ!
応援してるぜい!
147名無しさん@ピンキー:03/04/16 00:43 ID:YGkXXqoH
ウルリリきぼんぬ
148名無しさん@ピンキー:03/04/16 02:11 ID:mW+/yurk
百合の工房さん…懐かしい。エリミルの続きをきぼんぬ…
エリーがさらにミルカッセたんを苛める姿が脳内を回る〜

ダグエリレイプもんでもノルエリレイプもん今の状態では
お構いなしに(;´Д`)ハァハァ
149名無しさん@ピンキー :03/04/16 02:36 ID:ocAxqt1E
>>143
こっ・・・こちらもキボンヌ・・・
150あぼーん:あぼーん
あぼーん
151百合の工房:03/04/16 15:44 ID:ZuUs9X+k
何人かおったようなので・・・。
ご期待に添えるかどうかは不明。
(なんせへたれなもんで)

いっきまーーす!!

「じゃあ、また明日ね、ノルディス。」
 ベッドの中からエリーはけだるげに服を身につけた恋人に声をかけた。情事の余韻で動くことさえまだ億劫だった。
「うん、ちゃんとドアに鍵をかけるんだよ。」
 寮の門限はとっくにすぎているのに、この優等生は少しも慌てたようすもなく、それどころか未練たらたらでベッドの中のエリーを振り返る。
「このごろは無用心だから…。僕が泊まってあげてもいいけど…。」
「無断外泊はまずいわよ、主席さん。」
 エリーはくすっと笑って、またベッドに戻ろうとする彼を押し留めた。
「イングリド先生に呼びだし喰らうわよ。」
「それはいやだなぁ。」
 鬼より怖い教師の名前を出されたノルディスは頭をかきながら、不承不承、エリーの寝室を後にした。

152百合の工房:03/04/16 15:45 ID:ZuUs9X+k
 いつの間にかうとうとしてしまったのだろう。エリーがふと気付くと、部屋の中は真っ暗だった。蝋燭も燃え尽きてしまったのか、それとも風でも吹いて自然に消えたのか…?
「ノルディス、戸締りしろって言ってたよね…。」
 ほんの短い睡眠だったが、エリーの体力を回復するには充分だったらしい。腰にけだるさはまだ残るもののエリーはベッドに半身を起こした。手近にあったシャツをはおると、真っ暗な階段を下りていく。
 小さい光球が一個ついただけの工房は薄暗く、その扉には鍵がかかっていなかった。エリーは短く呪文を唱えると施錠した。これで、解呪文を唱えない限り、扉も窓も安全だった。
「さ、明日の為に寝るか…。」
 寝室に戻る階段に足をかけたエリーの背後から手が伸びた。
153百合の工房:03/04/16 15:46 ID:ZuUs9X+k
「……?」
 口元を押さえられて、悲鳴を上げかけたエリーは手の主を認めて力を抜いた。
「ダグラス…。」
 馴染みの聖騎士ダグラスが暗い工房の物影に立っていた。
「お前、無用心だよ。扉の鍵もかけねぇで…。」
 にやっと笑った彼が纏う雰囲気はいつもと微妙に違っていた。
154百合の工房:03/04/16 15:47 ID:ZuUs9X+k
「びっくりさせないでよ。ダグラス…。」
 笑って言いかけてエリーは自分の格好に気付いた。情事の後の乱れた髪、素肌に申し訳程度に羽織っただけのしどけない格好。
 急に顔が赤らんだエリーは慌てて前をかき合わせるとダグラスに背を向けた。
「帰ってよ、ダグラス。こんな時間だよ。」
「ノルディスならいいのか?」
 その口調に含まれた毒がエリーの足を竦ませた。
「なんの話?」
「俺には気を持たせるだけでヤらせてくれねぇ癖に、あのボーヤには足を開くのか?」 
 それだけ言うと、ダグラスは強引にエリーを抱き寄せて唇を重ねた。ねじこまれた舌がエリーの口腔を犯す。
「………!!」
 抵抗しようと振り上げた腕は簡単にダグラスの片手で背にねじりあげられ、その痛みにエリーは背をのけぞらせた。
 ダグラスは思う存分、エリーの口を犯した後、エリーを離した。あまりにも呆気なく手を離されたエリーはダグラスの意図を掴みかねて、じりじりと後退した。
155百合の工房:03/04/16 15:48 ID:ZuUs9X+k
「ここでヤるか?俺は好みだけど、お前は上の方がいいんじゃねぇか?」
 そんなエリーの様子を見て、ダグラスは楽しそうな声をあげた。
「ここの方が大声あげても聞こえねぇから、お前はいいかな?さっきはお前のよがり声が通りまで響いていたぜ。」
「うそ・・!!」
 さっとエリーの顔が朱に染まる。うす暗くてその細かい表情までは読めないながらも、雰囲気で悟ったダグラスが楽しそうに続ける。
「あれほどの爆発もほとんど聞こえないぐらいの、防音だからな、ここは。」
 確かにしょっちゅう起こす調合失敗の爆発音に近所から苦情が続出した時期があった。たまりかねたエリーは工房全体に防音の結界を張っていた。
「うそ、さ。でも、工房ってのは便利だよな。こんなものまであるしよ。」
 いつの間にかダグラスの手には『生きている縄』に加工しようとおいてあった縄が握られていた。
156百合の工房:03/04/16 15:49 ID:ZuUs9X+k
「…や、ひぃ…、あぁ…。」
 逃げようとした足はあっという間にダグラスに止められた。
猫が仕留めた鼠をいたぶるようにダグラスはほんの少しの自由をエリーに与えながら、その抵抗を楽しんでいた。もともと、ほんの申し訳に羽織っただけのシャツはすぐに脱がされて、エリーは全裸のまま、ダグラスの腕に抱きとめられていた。
「どうして俺じゃないんだ?」
 苛立たしげにエリーの唇をその指でなぞりながら、ダグラスはエリーに尋ねた。
「どんな危険からだってお前を守っていたのは俺じゃねぇのか?アイツじゃねぇ!!」
「ぃやぁ…!」
 エリーの瞳から涙が零れ落ちていた。首を振って、ダグラスが寄せる唇を何度も避ける。
「そんなに俺はいやか?」
 何度目かのキスを拒絶されたダグラスの口調が変わった。空いている手でエリーの小ぶりな胸を鷲づかみにする。その痛みにエリーが悲鳴を上げた。その声にも構わず、ダグラスはエリーを硬い床に押し倒した。
157百合の工房:03/04/16 15:51 ID:ZuUs9X+k
「優しくしてやろうと思ったのによ。」
 ほんの少し寂しそうに笑うと、ダグラスは軋んだ声で続けた。
「お前が素直じゃねぇんだから仕方ないな。騎士をなめるんじゃないぜ。」
片手で簡単にエリーの両手を頭上にまとめると、ダグラスは暗く笑って縄に手を伸ばした。

 工房の中に、ダグラスが外す鎧の音が響いた。ゆっくりと着衣を脱ぎながらダグラスは足元に横たわるエリーを見下ろして薄く笑った。
「いい眺めだな、エリー。」
 シャツを引き裂いた猿轡を噛まされたエリーは何か叫ぼうとするが、くぐもった音しか出せなかった。
 頭の上で不自然に腕をひねって拘束された腕は少しでも動かせばいやな痛みを肩に伝える。
 片足は柱にくくりつけられて、エリーの自由になっているのは左足だけだった。その左足をきっちりと右足につけて硬く閉じていたが、ほんの少し前、あっという間にエリーを拘束したダグラスの力なら何の苦もなく開かれるのは明白だった。
「前戯はさっきすんでいるだろから、楽しませてもらうぜ。」
158百合の工房:03/04/16 15:51 ID:ZuUs9X+k
 生まれたままの姿でエリーの頭上に立ったダグラスはそれだけ言うとエリーの脇に跪いた。手を強引にエリーの秘所に割りこませると、エリーの中に指を押し込んだ。
「………!!」
 声にならない悲鳴を上げてエリーが身を捩る。しかし、彼女の意志とは裏腹に彼女の『女』はダグラスの指を受け入れてしっとりと濡れはじめた。
「いい締まりだな、エリー。」
 エリーを辱めるためにそう言うとダグラスはエリーの髪を掴み、彼女の目の前に己を見せつけた。
「お前が銜えこむもんだよ。よくみておけ!」
 その迫力にエリーの目が見開かれた。エリーの知っている男性器はノルディスのものだけ、しかも間近にじっくりと見たことがあるわけではないので、比べようもないが、目の前のソレが並外れたモノであることは理解できた。
159百合の工房:03/04/16 15:52 ID:ZuUs9X+k
「んんんんん!!」
 エリーが言葉にならない悲鳴を上げる。首を振って目の前のモノから視線をそらせたいのだが、髪を掴まれているのでそれも出来ない。ダグラス自身の圧倒的な質感から目を閉じることも出来なくなっていた。
「舐めてもらいたいところだが…。」
 ダグラスは残念そうにエリーの猿轡をなぞると、
「今、これを外すと煩せぇからな…。」
 それだけ言うと、エリーに覆い被さった。筋肉質の男の重みに、一瞬エリーの息が止まる。恋人のものとは比べものにならないほど力強い足が強引にエリーの足を割り開いた。
「挿れるぜ?」
 恐怖に見開かれたエリーの瞳をのぞきこみながら、ダグラスはまた暗く笑った。
160百合の工房:03/04/16 15:52 ID:ZuUs9X+k
 肉を押し分けて入ってくる感覚が恋人のモノと同じだったのははじめの一瞬だけだった。次に感じたのはその圧倒的な量感。
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 猿轡がかまされているにもかかわらず、エリーの口から悲鳴がこぼれ落ちた。
「キツイな…。」
 苦笑しながらダグラスが浅く抽送を繰り返す。入り口付近を巨きなモノで擦られて、エリーはソレがもたらす感覚を押さえこもうとしていた。しかし、すでに男を知っている身体は快楽を追う。恋人を裏切っている自分の身体にエリーの瞳からとめどなく涙があふれ出ていた。
 クチュっとエリーの秘所から濡れた音が響いた。意志に反して腰が揺れ始める。押さえ込もうとしても押さえきれない快感が繋がっている場所からさざなみのように全身に広がっていった。
「濡れてるぜ、エリー?」
 すかさずダグラスがエリーの耳元で囁いた。
「感じてるんだろ?俺に挿れられて…。」 
161百合の工房:03/04/16 15:53 ID:ZuUs9X+k
 エリーは必死で首を振った。肩がぎしっといやな音をたてて軋むのにも構わず、身を捩ろうとする。
「腕が使い物にならなくなるぞ?」
 脅すようにダグラスがエリーの腕を押さえた。
「無理すりゃ、肩の腱が切れる。動かない腕じゃ錬金術師にはなれねぇんじゃないのか?」
 怯えたようにエリーが動きを止めた。まだ流れ続けている涙を見て、ダグラスの瞳が暗くなった。
「おとなしくしているんなら腕は解いてやってもいいぜ?」
 エリーの瞳にほんの少し光が宿るのを見たダグラスは少し笑った。、しかし、首筋に薄く残る他の男が残した情痕を見て、また残酷な思いに囚われた。
「まず、俺が満足してからな。」
 一旦エリーの中から引き抜いた彼自身を、そのまま、一気に最奥まで突きたてた。
162百合の工房:03/04/16 15:54 ID:ZuUs9X+k
…………!!」
 激痛が走ったのだろうか、エリーが背をのけぞらして叫んだ。肩の痛みを気にもせずに身を捩って暴れる。さすがにまずいと判断したダグラスが腕の拘束を解いた。
 腕を自由にしてもダグラスは両手をエリーの頭上で一纏めに押さえつけていた。具合をたしかめるようにゆっくりと抜き差しを繰り返しながらエリーの顔をうかがう。
はじめは首を振って拒否の叫びをあげていたエリーが、だんだんと変わってきていた。突きあげるたびにその口から出るのは喘ぎ声、猿轡に遮られて確かには伝わらないまでも、それは紛れもなく絶頂間近の女の声だった。
腰もダグラスの動きに合わせて揺れている。
「…はぁ…ぁん…、…くっ…!!」
 エリーが喉の奥で咽く声に煽られるようにダグラスの腰の動きも激しくなった。エリーの中が彼を締め上げはじめていた。
163百合の工房:03/04/16 15:55 ID:ZuUs9X+k
「このままイっちまいそうだ、エリー…。」
 うめくように言うダグラスにエリーは怯えたように目を見開いた。今まで、ノルディスとの情事では一度もそのまま出されたことはなかった。
彼は必ず外に出し、その後を丁寧に拭き浄めてくれていた。
 必死で首を振るエリーにダグラスはそれを察してにやっと笑った。
「アイツは中で出してねぇのか?」
 すでにかなり追い上げられている彼にももう余裕がなかった。
「そりゃいいや…。」
 両手でエリーの細い腰を掴んで持ち上げると膝立ちになり、上からたたきつけるように彼自身を打ちこみ始めた。両手が自由になったエリーがその手を引き剥がそうとするが、がっちりと腰を掴んだ手はびくともしない。
エリーも押し寄せる絶頂間近の快感に意識が飛びそうだった。無意識のうちにダグラスの手の甲に爪を立てていた。
164百合の工房:03/04/16 15:56 ID:ZuUs9X+k
 先に達したのはエリーだった。背を弓なりにそらせ、全身が痙攣したようにガクガクとと揺れる。それはエリーが生まれて初めて体験する激しい絶頂だった。
うわごとのようにとめどなく流れ出る言葉は何一つ意味をなさなかったが、ダグラスには充分にその言葉を感じ取っていた。
「イイか、エリー?俺のはイイだろう?」
 満足げにそう呟くと今度は自分の満足の為に動き始める。エリーの中はダグラスを食いちぎらんばかりに締め上げていた。
「イイぜ、エリー。お前のも…、締まる…!!」
 更に奥深くを突き刺した彼はそこに白濁を勢いよくたたきつけた。更に2、3回軽く抜き差しを繰り返したあと、ぐったりとエリーに覆い被さった。肩で荒く息をしながら涙に濡れたエリーの顔をのぞき込んだ。
165百合の工房:03/04/16 15:56 ID:ZuUs9X+k
「…、イっちまったぜ、お前の中で…。」
 エリーは放心したように涙をこぼしつづけていた。ノルディスを裏切った自責の念と、先刻感じた圧倒的な快感の余韻で、その瞳は何も映していなかった。
「…、出来ちまったかも、な…?」
 さらに意地悪く笑いながらダグラスが続ける。その言葉にエリーの瞳がゆっくりとダグラスを見た。自由になった腕がダグラスの胸を押す。しかし、長く拘束されていた腕は痺れてたいした力もなく、彼を押しのけることはできなかった。
「そしたらどうする?ノルディスの子供だってだまくらかして、あいつと結婚するか?すぐにばれちまうだろうな?」
 涙の溜まったエリーの瞳をのぞきこみながらダグラスは続けた。何か言いたげなエリーにやっと猿轡を解いた。
166百合の工房:03/04/16 15:57 ID:ZuUs9X+k
「酷い…。」
 エリーの口から零れ落ちたのはその一言だけだった。
「お前の方が酷いよ。俺に気を持たせておいて、いつも、いざ、って時にはするりと逃げ出す。何年もそれを繰り返されて見ろ、いい加減におかしくなっちまう…。」
 深夜の見回りで偶然エリーの工房前を通りかかったときに、出ていくノルディスを見かけなければこんなことはしなかった、ダグラスは心の中でそう呟く。
自分とは軽い挨拶程度のキスしかしないエリーがまだ子供だと思っていたノルディスに抱かれている、そう思った瞬間に、彼の理性はどこかへは弾け飛んで行った。
「よかったんだろう?あいつはこんなに満足させてくれなかったんだろう?」
 そう言うとダグラスは再び、エリーの唇を求めた。今度はエリーも避けなかった。
「俺は責任とるよ。お前を一生、守っていってやる。」
167百合の工房:03/04/16 15:58 ID:ZuUs9X+k
絶望的な眼でエリーはダグラスをみつめた。その濡れた瞳にダグラスはまた欲情するのを感じた。
エリーの中で力を失っていたモノが育ち始める。
「…ぁ…!」
 エリーがそれを感じて小さな声をあげて身を捩った。ダグラスはそんなエリーに今度は優しく囁いた。
「も一回、ヤらせてくれよ、な、エリー…?」
 エリーは目をそらした。悲しげなエリーの顔に、ダグラスが自棄になりかけた時…。
「…………!!」
 エリーの両腕がダグラスの背にそっと回った。
「エリー…?」
 エリーはダグラスとは眼をあわさない。それでも背に回った指が自分の背をぎゅっと掴むのをダグラスは感じた。
 今はそれだけでいい、ダグラスは心の中でそう呟くと、エリーを満足させるために動き始めた。
168百合の工房:03/04/16 16:00 ID:ZuUs9X+k
すみません、ダグを鬼畜にできんかったです。
山にこもって修行してきまつ…。

次回はエリミル百合の続き、考えておきます。

キボン者がおったらまた書いてみまつ。


お粗末さまでした!!
169(*´д`) イイ・・・:03/04/16 17:04 ID:M3t31NfS
ダグエリレイープきぼんぬした者でつ。百合の工房さん、めっさイイ仕事ですた。
微妙にダグが鬼畜になりきれんトコがまた萌えですた。
エリーたんをめろりんにイカせるダグラスの続きは・・・・・・ないのですね?
ごめんね、どんどん欲がでてきちゃって・・・。でもそれくらいよかったでつ。
また来てねんヽ(´ー`)ノ
170名無しさん@ピンキー:03/04/16 17:33 ID:z0c7NVZg
>百合の公房さん
おっつー!

>軽い挨拶程度のキス
もしかしてエリー二股ですか!? しかもダグラスキープ!?w
やっぱりセックスの相性は男女関係には重要でスなw
171名無しさん@ピンキー:03/04/16 21:57 ID:T17M0oav
>>137
亀だが、そのサイト、知ってるかも。。。
でも行ってももう無いよ。閉じられてる。
172名無しさん@ピンキー:03/04/16 21:58 ID:T17M0oav
あげちった。スマそ。
173名無しさん@ピンキー:03/04/17 05:29 ID:AabT/I6y
イイ…!>百合の工房さん
ダグ、ガンガレ!
174山崎渉:03/04/17 12:17 ID:TKWjnpQP
(^^)
175名無しさん@ピンキー:03/04/18 00:50 ID:OCgO3BRp
百合の工房さん、おつです。よかたです。エリミルも楽しみにしてます。
でも実はレイープ前のノルエリが気になってたり。
ノルエリでエロって少ないので希少価値。
といいつつヘタレながらダグエリレイプ物に自分も挑戦してみます。
176名無しさん@ピンキー:03/04/18 00:52 ID:OCgO3BRp
「おい」
エリーの船室の扉にノックというより殴りつけるような音が響く。
既に寝間着に着替えて書き物をしていたエリーは手を止めた。
「ダグラス? 何?」
「おい、ここ開けろよ」ダグラスの声はろれつがあやしかった。
「酔ってるのね、ダグラス。何しにきたの?」
「いいから開けろって……ととと、」
ダグラスのドアごしの声から、たいしたこと無い船の揺れにもまっすぐに
立っていられないほど酔っている様子がかいま見えた。
「わかった。酔い止めの薬でしょ? じゃ、すぐ出すからとりあえず入っていいよ」
エリーがドアを開けるとゆらりとダグラスが倒れかかってきた。
177名無しさん@ピンキー:03/04/18 00:54 ID:OCgO3BRp
「もうこんなになるまで飲んで!」
エリーは怒ったように言ったが、ダグラスは何も言わずにエリーに倒れかかった。
いや、何か口の中でもごもご言ってはいたがそれは言葉になっていなかった。
「ちょっと抱きつかないでよ…そこの椅子に座って待って…」
言いかけたエリーの唇を急に酒臭いダグラスの唇がふさいだ。
エリーは驚いて首を振って逃げようとするが、頭をしっかり固定されて逃げられない。
両手で体をもぎ離そうとしても全くダグラスは意に介さず、
それどころか彼女の手をまとめて拘束し、アルコール臭のする息と暴力的な舌で
彼女の口中を思うまま蹂躙する。
178名無しさん@ピンキー:03/04/18 00:55 ID:OCgO3BRp
(いや…!!)
長い一方的な唇へのキスからそのままダグラスはほっそりとした首すじへと
その矛先を変えていこうとする。そのときエリーはやっと、この男は
このまま薬などもらって帰るつもりでこの部屋に来たのではない
ということを悟った。
「やだ、やめてダグラス、私たち友達でしょ!?」
「友達ィ? 俺たちゃもう恋人、だろ? 俺はお前のために
海竜まで倒してやったんだぜ?」
言いながらダグラスはエリーをひっ抱えて寝台に押し込む。
「何言ってるのよ! 関係ないじゃない!」
「お前だって言ってくれたじゃねえか、今年は優勝できるってよォ」
「んっ…!」
エリーの反論はダグラスのくちづけに遮られる。
179名無しさん@ピンキー:03/04/18 00:56 ID:OCgO3BRp
ダグラスは酒に酔って焦点の定まらない乱暴な手つきでエリーの
寝間着を脱がせようとする。
突然パシィッと平手打ちの音が響く。
やっと手を解放されたエリーがしびれた手で思い切り彼の横面を
はたいたのだ。
だがそもそも彼女の力では大したことはない上、酔って感覚が鈍った男には
痛みもほとんど感じなかったようだった。
だが、女に殴られたという事実には苛立ったらしくふらりと手を振りかざした。
(殴られる!)
とっさにエリーは首をすくめた。だが予期した衝撃は訪れなかった。
「いけねぇいけねぇ、女に手をあげちゃぁいけネェんだよなぁ…」
ダグラスはアルコールに支配されたまま弛緩した表情を浮かべる。
酔って力加減のできないこの男に思い切り殴られたらどうなるか…それを
考えるとエリーはぞっとした。
180名無しさん@ピンキー:03/04/18 00:57 ID:MLkjh8ZF
>百合の工房さん

乙デス!!

ダグがキープとは・・・。すごいよエリー(w
えー、続きをキボン者でつ。
このままダグにメロメロにされつつも
結局はノルとダグの両天秤をしっかりやってのけるエリーなんてのも見たいような。

山から帰ったら(他の話でもよいので)ガンガってくださいねぇ〜〜♪
181名無しさん@ピンキー:03/04/18 00:57 ID:OCgO3BRp
「ねえやめてよ、ダグラス酔ってるんだよ。薬飲んでよ」
わずかに残っているらしい理性に訴えかけてみるが、効き目はなかった。
「酔って…なんか、ネエ!!」言いざま、エリーの髪をつかんで
また無理矢理に唇を奪う。
「んん…っ!!」
舌をからめて口内をなぶりながらそのままダグラスの手はゆったりとした
寝間着の下にもぐりこみ、エリーの胸をまさぐる。
エリーは、ぞっとするような気持ちとうらはらに初めて感じる快感──
それが快感だということさえ知らなかったが──に戸惑った。
(やだ、何これ…)
ダグラスは大きな手でエリーの小さなやわらかい胸をもてあそぶ。
くりくり、と乳首を転がすように撫でるとエリーの背筋にしびれが走り、
くちづけの下で小さな声をあげてぴくりと跳ねる。
182名無しさん@ピンキー:03/04/18 00:58 ID:OCgO3BRp
「イヤ、もうやめて、ダグラス…!!」
必死に唇をもぎはなして訴えるが、その声は乱れていた。
「イヤだなんていわせネエよ」ダグラスの手はエリーの下ばきに潜り込む。
「イヤっそ、そこは…」エリーの拒否は全く効き目がない。
最初は手元が狂ったのかパンティごしにしばらくそこをなぞっていたが
やがて気づいたダグラスの手は寝間着ごとパンティを引きずりおろし、
エリーの秘所へと潜り込んでいく。
「ああっイヤぁ…っ」花弁をもてあそばれてまたも未知の快感に翻弄されそうに
なりながらそれでも拒否の言葉を口にするエリーの目に涙が浮かぶ。
が、ダグラスの耳目は酔いと欲望にくらんでエリーの言葉はまるで
音楽のように心地よくさえ聞こえていた。「うわ、キツイな…」
ダグラスは意外に器用な長い指でゆるゆるとエリーの秘所を貫いていくが、
まだ男を知らないそこはきしきしと軋み、ダグラスの指を押し返そうとする。
「痛いっ…痛いよ、ダグラス…!」エリーは苦しげに声をしぼりだす。
183名無しさん@ピンキー:03/04/18 00:59 ID:OCgO3BRp
「これじゃ入りそうにネエな」突然ダグラスはエリーの脚を押し開き、
その秘所に顔を埋める。
「やだっ何するのっ…あッ」
ダグラスはぴちゃぴちゃと音を立ててエリーの花弁を味わっていた。
時折敏感な芽をむきあげるような動きも入れる。
「あ、ああん…」感じやすい所を責められてエリーの声に吐息が混じる。
エリーの意志に反して秘所からも愛液がにじみだし始めていた。エリーは何とか
この窮状から逃れたい、とダグラスの髪をひきむしるようにつかんでみたが、
その指にも力は入らず、すぐに滑って空しく空を掻くのみだった。
ダグラスは初めて見るエリーのそこに血眼だった。だんだんとエリーが
感じ始めているのがわかってきてからはさらに夢中になって、むさぼりつくす
ようにそこを舐め、その秘所に舌を差し入れて犯した。
「へへ、感じて来たな…」わざとそう言って愛液をズズッと音を立ててすする。
「あぁッ」エリーの目から涙がこぼれた。
184名無しさん@ピンキー:03/04/18 01:00 ID:OCgO3BRp
「そろそろイイかな」ダグラスは体制を変えて彼の屹立するモノを取り出し、
愛液と彼の唾液で濡れそぼった秘所にあてがった。
「!!やだ、やめてエッ」脚を閉じようにも間に入り込まれて、腰を引こうにも
肩を押さえ込まれてエリーは必死にただ一つ自由になる首を左右に振る。
「遅エよ」ダグラスは全く意に介さずに彼のモノをぐいぐいと押し込んでいく。
「い、痛…、ぁ…うう…」痛みをこらえるのに必死でエリーの声はくぐもる。
「やっぱキツイけど…イイぜ、お前の中…っ」言いながら、ダグラスのモノは
エリーの秘所にぐりぐりと割り込んでいく。
「う…」エリーはただ涙を流すだけだった。やがてダグラスのモノはエリーを
完全に貫き通し、ダグラスはゆっくりと抜き差しを始める。
「はあ…イイぜえ…」ずるり、ぐちゅっ…。エリーが積極的に感じているため
ではなく、女体が自らの体を守るために流す愛液と、ダグラスの先走り液が
混じり合い、だんだんと二人がつながっている部分が潤ってくると、
ダグラスの快感は加速をつけて増していく。
だんだんと滑りが良くなるのに合わせて彼の動きは早まっていく。
体を叩きつける音がずっぷずっぷとリズムを刻む。
185名無しさん@ピンキー:03/04/18 01:01 ID:OCgO3BRp
「なんだかんだ言ってお前もイイんだろ?」
「…」滑りが良くなってきてしまったこともあって、だんだんと痛み以外の感覚が
自分を支配しつつあることに気づいてしまったエリーは今は必死に声をこらえていた。
「俺はお前の事が好きだ。おめえだって俺のことが好きだからこんな所まで
ついてきてくれなんて言ったんだろう?」
言いながらダグラスはエリーの感じやすい芽を彼女の愛液にまみれた指で擦りあげた。
「あはあっ!」ついにエリーは快感をこらえられず声をあげてしまった。
「あ、あぁ、はぁんっ…」一度堰を切ってしまうとあとはもうひたすら
快感に翻弄されるのみ。彼女の内壁をえぐり子宮を突くような
ダグラスの動きに合わせて腰が浮くのをもう抑えることができない。
「いいぜ、エリー…!」ダグラスはエリーの脚を肩に担ぎ上げて彼女を
二つに折るようにし、彼女の朱に染まった顔と結合部分を眺めながら中をかき回す。
186名無しさん@ピンキー:03/04/18 01:02 ID:OCgO3BRp
「はぁっ…あ、んうぅっ」エリーはこんな風に無理やりされて
感じてしまっている恥ずかしさと圧倒的な快感にひたすらあえいでいた。
その目からは涙がこぼれ続けていたが、それが苦しみによるものなのか
快感によるものなのかはもうエリーにもわからなかった。
一方エリーを責め立てていたダグラスも次第に追いつめられつつあった。
二人の間から響くぬちゃぬちゃという淫猥な音、目の前で揺れるかわいらしい
エリーの白い双丘、そして快感に歪んだエリーの顔、絶え間なくあげられる
あえぎ声…全てがダグラスの内圧を押し上げていく。
早く彼女をイカせてやりたい、という思いで激しく突き上げれば突き上げるほど
逆にダグラスの方の限界が近づいてくる。
もっと、もっと、ともう夢中でひたすら腰をピストンのように前後させていく…。
「んあああぁっ…」エリーの声が高まり、その膣が彼を一層締め上げる。
「!!くっ…!」
こらえられなくなったダグラスはエリーの中から猛り狂ったモノを抜いた。
それはびゅくん、びゅくん、と収縮し、白濁液をエリーの上に吐き出す…………。
187名無しさん@ピンキー:03/04/18 01:04 ID:OCgO3BRp
コトを終えるとダグラスはふらふらと自分の船室へ帰っていった。
エリーはしばらく呆然としていたが、今日はもう眠れそうになかったので
きっちりと着衣を整えると、机から何か書きかけていた紙を持ち出し、
船べりから小さく破り捨てる。そのまま夜明け前の海を見つめる瞳は暗かったが、
こんなことになってもエリーはダグラスのことを嫌いにはなれなかった。
(他に好きな人がいたわけじゃ…ないんだし…。ダグラスの言うとおり、
私もダグラスのこと好きだったのかもしれないね…)
白々と夜が明けてくる。
見張りの声が響く。「陸が見えてきたぞー!!」
予定通りなら、陸地が見えればあと数刻で港に入れるはずだった。
(…もうすぐエル・バドールに着くんだ。マルローネさんのいる
ケントニスに私ついに来たんだ…!!)
朝の光はエリーの心にも差し込み、明るく照らしていった。
188名無しさん@ピンキー:03/04/18 01:05 ID:OCgO3BRp

船が入港してもダグラスはまだ眠っていた。
「二日酔いだと思いますから、起こさないで下さい」
まだまだ旅は長いのだ、いつまでもくよくよしても他に護衛の当てもない。
エリーは腰にひどい違和感を抱えつつも、船の渡り板を降りると
しっかりとした足取りで街をめざして歩き出した。

-おしまい-
189名無しさん@ピンキー:03/04/18 01:07 ID:OCgO3BRp
やたら長くなったのでこれでも前半は省略してあります。
処女がレイープされてよがりまくるっつーファンタジイな話ですが
女性の方すんまそん。防音を全く考慮してないのも、以下略。
ダグラスは目の前の物はとりあえず喰って、しかも抗議しなければ
謝りもしねえ男だと思ってます。(ex:白と黒の薬低効力イベント)
定職あるのに高い護衛料とるんだから「危ない!」とか
言いやがるのも優しさとはとても思えねえし。
何で女性プレーヤにあんなに人気があるのかわからんす。
お粗末さまでした!じゃっ!
190180:03/04/18 01:20 ID:MLkjh8ZF
>175さん
まずは、割り込んでスマソ<リロードし忘れ
そして、乙です。

うわ〜!!またまたダグエリレイープものだ〜〜!!
ダグの酒呑んで、理性がぶち切れたってのがまたイイ!!


……でも実は、ダグ好きの女性プレイヤーです(w

191たわごとと感想:03/04/18 06:01 ID:s4f7xOgU
最近、張り込みしてるとイイモン読めるなぁ・・・。とにかく、乙!
>処女がレイープされてよがりまくるっつーファンタジイ
確かにファンタGではあるが、レイープは真面目に書くと悲惨ダゾ。
漏れも女でダグエリ者だが(w 男女で妄想する場合、ヤツが一番妄想しやすいから
人気があるんでねーのか、といってみる試験。
デカイもんを持ってそうで、ガッツンガッツンやってくれそうなのも・・・チガウ?

ところでレイープにおいて男のファンタGは上記だけんど、女のファンタGは
レイープ→俺がキレイにしてやる・・・なドリームだと思う。
漏れは後者のが受け付けられん。
192名無しさん@ピンキー:03/04/18 13:26 ID:8Wc30QYc
そうかなー、レイープに置いての女性のファンタジーって
レイープ→未遂のうちに好きだったヤシが助けに来る→助けてもらった後火のついた体でハァハァじゃないのかなー。
これだとワカーンだと言う罠だが。
(あ、でも、助けたあと女の子のカラダをいぢめまくる話も読んだことあるな…)
193名無しさん@ピンキー:03/04/18 14:21 ID:tlckfiut
age
194名無しさん@ピンキー:03/04/18 21:28 ID:G9KsdB0k
染色体XXですが、
レイプに、夢なんかねいよ……未遂でもヤだよ……
エロパロで架空の話みるのは燃えるけどさ。

ダグラスが人気あるのは、きっと奴が一番まっとうに男っぽいからだと思う
ルーウェンは、年がうえすぎ&落ち着いた雰囲気が。
属性に『パパ』が付いているかほりがするしw(エリーマイスター終了時29だしね)
ってわけでルーウェン(エリー時)の大人の雰囲気なものを所望します。
195名無しさん@ピンキー:03/04/18 23:27 ID:IST/WHOk
>194
そうそう。自分も女なんですが
レイプは現実では絶対嫌だけど架空の話は好き。程度によりますが。
上のダグエリレベルなら全然オケ。萌えさせて頂きました。

ダグスキも、自分的にはレイプものと同じで
架空のキャラだから萌えてるけど、現実世界ではまず惚れる事はない。
"自分が惚れる用"ではなく、あくまで"エリー用"。

ところで、191の 俺がキレイにしてやる っていうのは、意味がよくわからない。
そういう話を読んだ事ないだけかもしれないけど。
196名無しさん@ピンキー:03/04/18 23:41 ID:lPVVbnoN
>195
俺がキレイに、ってのはレイープ犯に汚された身体を
俺(犯られた娘の本命)が白濁液で清めてやる、みたいな感じかな?
どうして白濁液で清まるのかは分からんが801系の話では多…ゲフゲフ

自分はレイープなお話は好きなのですが、女の子を殴るとかそういうのはダメ。
まあ、女性のファンタGっていうか、女性男性って事はなく好みは
人それぞれだと思うので、書き手さんはあんまり気にしないで下さいね。
でもここ女性率多いんですね。漏れも一応腐女子の端くれなんでかなり嬉しい。
197名無しさん@ピンキー:03/04/19 00:22 ID:yNPfcDoj
初代スレの初めのほうにあったやつはイケた。
自分では絶対絶対1億つまれてもお断りだが。
やはり二次元と三次元をごっちゃにしてはいけない。

>194
普段着で休みの午後、子供と遊んでるルーウェンを想像して萌えた。
198名無しさん@ピンキー:03/04/19 00:26 ID:yNPfcDoj
あー、このスレもそろそろ誰かログ倉庫作ってはくださらないか?
探すのが大変…。
他力本願でスマソ。
199175:03/04/19 01:18 ID:d7S0nkZP
なんかオンナ率高! てか野郎はおらんのか?
176の前には、船員たちに飲まされつつエリーとの関係をからかわれてむきになるダグラス、
というシーンがありまして、まー一応ただの鬼畜でもナイちう前提ですた。
ダグラス論議はデンジャラスなのですぐ次非ダグエリ書きますが、どんどんアホな方向に行きますので
まあ一種の保守だと思って無視してください。
かきやーさんとか戻ってこないのかな…。ユーディー未プレイなので自分は書けねー。
200名無しさん@ピンキー:03/04/19 01:31 ID:d7S0nkZP

エリーはいつも、ボルトの店「船首像」の水槽の魚をからかうのが好きだった。
こつん、とガラスを叩くと逃げていくのが面白くて、ここに来ると
ついいつもやってしまうのだ。ユーリカに止められたこともあったが、
ほとんどもう日課のようになっていた。
が。今日、いつものようにこつん、とガラスを叩いたら。
なんと、一匹の魚が腹を見せて浮きあがってしまったのだ!
(うわ、ど、どうしよ…!)
「こらーっ」案の定、ボルトに気づかれてしまった。
「きゃーっ!」エリーは思わずボルトの剣幕から逃げ出してしまう。
「なんてことしやがる!! こいつらはなあ、俺の…俺の…っ」
エリーは遠巻きにへこへこと頭を下げていたが、最初は怒りに燃えていた
ボルトの目がみるみる潤むのが見えた。
「…ちくしょうっ今日はもう店じまいだっ。みんな帰れ帰れっ」ボルトは袖で
ぐいっと顔をこするとエリーごと他の客も閉め出してしまった。
201名無しさん@ピンキー:03/04/19 01:32 ID:d7S0nkZP
(どうしよう…私、大変なことしちゃった…)
エリーはおろおろしていたが、やはりきちんと謝らなければならないと
思い、もう一度「船首像」の扉を押した。
がらんとした店内。ボルトは水槽から死んだ魚を引き揚げたらしく、
水槽のあたりから点々と水がこぼれていた。その跡をエリーがたどっていくと、
ボルトの自室らしき所にたどり着いた。
エリーがのぞき込むと、ボルトが一心不乱にナイフを研いでいる背中が見えた。
「ボルトさん、だめ! 早まらないでーっ」
エリーは思わずボルトに飛びついて羽交い締めにした。
202名無しさん@ピンキー:03/04/19 01:34 ID:d7S0nkZP
「わ! 何だ何だっ」ボルトはナイフをとり落として素っ頓狂な声をあげた。
「ボルトさん、さっきは私、ごめんなさいっ。そんなに大切なおさかなさん
だったなんて私…知らなかった…ワケでもないような気がするんだけど…
でも、でも、おさかなさんの後を追って死ぬなんて絶対絶対ダメですーっ!」
「な、何い?」ボルトは一瞬あっけにとられた。その後ははは、と笑い出した。
「あんた、俺が死のうとしてると思ったのか?」
「え? 違うんですか?」
「違うよ。よく見ろ」エリーはボルトの前に死んだ魚が置かれているのを見た。
心中ではないらしい。すると…。
「た、食べるんですか?」信じたくはないがエリーはおそるおそる聞いた。
「それも違ーう!! お嬢さん、この部屋を見て気づくことはないかい?」
203名無しさん@ピンキー:03/04/19 01:35 ID:d7S0nkZP
あらためてエリーは部屋を見回した。部屋にはたくさんの木彫りが置かれていた。
船や水夫、魚、鳥、馬や千年亀…。「木彫りがいっぱい…」
「そ。俺はこれからこいつの形見に木彫りを作ってやろうと思っただけだよ」
「そうだったんですか。私、てっきり…」
「船乗りのひまつぶしにゃよくある趣味さ。アイツに…フラウ・シュトライトに
やられちまって、船に乗れなくなってから本格的になっちまったが」
「すごい…これなんかまるで、生きてるみたい…」エリーはその一つを手に取り、
自分の木鶏にも生かせる技術を盗めないかと観察する。
ほめられてボルトは悪い気はしなかった。
「いつか俺の店の前に自分で作った船首像を据えるのが俺の夢さ」
「船首像…っていうと、女神像ですか…」
エリーはカモメの彫刻をためつすがめつしながらあいずちをうつ。
「そ。だけどどうしても女は上手く彫れないんだよ。野郎はいけるんだがなあ」
「じゃあ、私がモデルになりましょうか」
「ああ、そうだな…って、ハ?」あまりに何気なくエリーが言うので
ボルトは一瞬聞き流しそうになった。
204名無しさん@ピンキー:03/04/19 01:36 ID:d7S0nkZP
「私、モデルになります。おさかなさんにいたずらしちゃったお詫びに…。
わ、私なんかじゃ女神像にはほど遠いっていうのはわかってますけど、
練習ぐらいにならなるかも…」
やっと自分にできるお詫びが見つかった、そう思ったエリーは
ボルトに詰め寄った。「おいおいいいのか? 女神像っていや…その…」
エリーは顔を赤らめた。
「はい。い、いいんです」言いながら、ボルトの言葉に拒否が含まれて
いないことを感じたエリーは決意がにぶらないうちにブーツから脱ぎ始めた。
「お、おい…」ボルトが目を白黒させている間に、エリーはボルトの前に
一糸まとわぬ裸体をさらした。
205名無しさん@ピンキー:03/04/19 01:37 ID:d7S0nkZP
「ど、どうですか? ええと、女神像ってこんな感じでしたっけ?」
エリーは部屋の中にあった柱に背中をつけて腕を後ろに回す。
「ああ、そ、そうだ…」ボルトの目は扇情的なポーズをとるエリーに
釘付けだった。薄い肩、小ぶりだがつんと張り出した胸、細くくびれた腰…。
船首像に求められる豊満さはなかったが、整った姿態は一つの芸術ではあった。
一瞬ボルトは今の状況を忘れてその体に食らいつきそうになる。
がすぐに、エリーはモデルになると言ったのだ、ということを思い出して
ナイフと大きめの木ぎれを手に取って食い入るようにその体を見つめる。
もちろん死んだ魚を彫る気など霧消してしまった。
206名無しさん@ピンキー:03/04/19 01:37 ID:d7S0nkZP
ボルトの木彫りは船乗り流なので、デッサンなどとらずにいきなり木ぎれを
彫り始めては時折前後左右、あらゆる角度からエリーの体を見つめる。
その真剣な視線がエリーには陽光のように熱を持っているように思えた。
真剣な瞳で体のすみずみまで見つめられてエリーは体の芯が熱くなるのを感じた。
(やだな、ボルトさんはそんなつもりで見てるんじゃないのに…)
木を荒く削りながら力仕事で汗ばんできたボルトはシャツを脱いだ。
エリーはその脇腹を大きくえぐったひきつれた傷跡に目をみはるが、
作業に熱中したボルトは気づかない。裸になると筋肉の動きがよくわかるため、
彼の手足に時々ぎこちない動きがあるのは、その傷跡に未だに残る痛みを
かばってのことなのだとエリーにはわかった。
207名無しさん@ピンキー:03/04/19 01:38 ID:d7S0nkZP
ふと、突然エリーの体にボルトの手が触れた。
「あっ…」エリーは声をあげたが、変わらず真剣な目つきのボルトは
気づかぬ様子で彼女のボディーラインを汗ばんだ節くれ立った手でなぞる。
(あ、これもモデルの仕事…なんだ)
そう思ったエリーは声をこらえるようにした。
ボルトの手はエリーの体をはい回り、時折木ぎれへと向かう。
エリーは声こそ必死にこらえていたが、体の芯から熱い蜜が流れ出して
脚を伝うのを止めることはできなかった。
(声を出しちゃダメ、声をだしちゃダメ…)自分に言い聞かせているうちに、
エリーはなぜ自分が声を出してはいけないのかを見失っていた。
ボルトが彼女の脚を伝う蜜に気づいて、彼女を明らかに愛撫し始めてからも。
208名無しさん@ピンキー:03/04/19 01:39 ID:d7S0nkZP
ボルトは先ほどまで木彫りに熱中していた熱をそのままエリーに振り向ける。
白い肌をくちづけで紅く染め、小さな乳房の頂点を形よくとがらせ、
柱に寄りかかっていた背中を横たえて思うまましなわせる作業は
全く流れ的には同じようなものだった。
そして彼女の蜜であふれた秘所を指で彫り抜いていく。
そこはボルトが指を動かすたびにいやらしく収縮し、新たな蜜をあふれさせる。
「んっ…ふぅっ」彼女の秘所はぴちゃぴちゃと水音を発していたが、
エリーはまだ声をこらえて吐息だけを荒くしていた。
「なあ、いいのかよ?」
すでにこのままではおさまらないほど股間のモノがいきり立って
しまっているボルトはエリーに聞いてみるが、エリーは何も答えず、
ひたすら目を閉じて息をつめては荒い吐息を吐き出していた。
エリーが否定しないのをボルトは肯定と受け取ることにした。
すでに熱くなった彼のモノを取り出して一気に貫く。
「んんっ」
209名無しさん@ピンキー:03/04/19 01:40 ID:d7S0nkZP
コトここに及んで、さすがにモデルの範囲を逸していることにエリーは
気づきはしたものの、こうなった原因もまた自覚できたので
エリーは協力的だった。
ボルトは彼女の中をじっくりと味わう。ずる、ぬちゅっ、二人の間を
彼のモノが抜き差しされるたびにいやらしい音が響き、
ボルトとエリーの快感を高めていく。
「ん…ぁふぅっ…」エリーはボルトの腰に足をからめようとして、
そうすると彼の傷跡に触ってしまうことに気づく。
(こんな大きな傷…船乗りやめなきゃいけないワケだよね…)
エリーはその傷をそっと指でなぞる。
「その傷が気になるか?」ボルトは困ったような顔をする。
エリーはかぶりを振り、その傷跡にくちづけ、そのまま
彼の汗ばんだ胸にもくちづける。
210名無しさん@ピンキー:03/04/19 01:42 ID:d7S0nkZP
そのくすぐったい感触に引き金をひかれたように、
ボルトは腰の動きを早めていった。
汗ばんだ体がぶつかり合う湿った音と二人の荒い吐息が部屋を支配する。
「はあ、はあ…」「んんっ…あ、あぁ…」
ボルトのモノが出入りするたび、エリーの快感は跳ね上がり、
ついに声をこらえきれなくて呼吸のたびにあえぎ声を漏らし続けた。
「ああっ…あ、ああん…ッ」
「い、いいよ、お嬢ちゃん…ッ」エリーの中はぐいぐいとボルトを締め付け、
抜き差しのたびに快感が数段飛ばしに増していく。さらなる高みを求めて
ボルトはエリーを何度も何度も突き上げ、波のように引いては
また突き上げる動きを繰り返す……。
211名無しさん@ピンキー:03/04/19 01:43 ID:d7S0nkZP
「ウッ」短い叫びと共にボルトは彼のモノを引き抜き、
手を添えてどくどくっと飛び散る彼の欲望を出し切った。

「すまなかったな…」ボルトはエリーに謝った。エリーはまだ息を切らしていた。
「い、いえ…それより…おさかなにいたずらしたの、
これで許してもらえます?」エリーは上目遣いに尋ねた。
エリーがまだ水槽の魚のことを気にしていたとは思わなかった
ボルトは苦笑した。
「もちろん。また店に来いよな、もうモデルはしなくていいからさ」
ボルトはくしゃっとエリーの髪を撫でると、下だけ着こんで後ろを向き、
先ほど彫り上げた小さな女神像の仕上げ彫りをし始めた。
「ええ、またお世話になりますね」
いいながらエリーは元通り服を着て、そして通りへと出ていった。

-おしまい-

212名無しさん@ピンキー:03/04/19 01:45 ID:d7S0nkZP
ヘタレですまんです。ひでえ頭悪いエリーだし。
雰囲気のあるエロは他の職人さんに期待。(してますよー)
ところでこんなの書いといて自分、実はエリーのおさかなイベント
見たことナイんだが誰か発生条件をコソーリ教えてくれんか?
(板違いスマソ)
213名無しさん@ピンキー:03/04/19 18:49 ID:K7ZSAx21
メル 〜死闘虚しく〜の続き作ってください>かきやーさん
214名無しさん@ピンキー:03/04/19 23:06 ID:nry2HJsc
かきやーさんとか、初期の頃の書き手さんはいなくなっちゃったのかな。

>212
おさかなイベントは、船首像の水槽の前で○ボタンを押した時に
1%の確率で発生。がんがって○ボタン連打すれ。
215あぼーん:あぼーん
あぼーん
216山崎 渉:03/04/20 04:08 ID:sTzjkZgc
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
217195:03/04/20 22:41 ID:3waBr79x
>196たん
メルシー! 自分男×女以外はダメなんで
読んだ事がなかったみたいです。勉強になりますた。

女率高いのは、元のゲームがゲームだからでしょうねえ。
そういや男の人がやってるアトリエサイトって見た事ないなあ。
218名無しさん@ピンキー:03/04/20 23:31 ID:i+oNJLID
〜キボンはともかく、〜はダメとか止めてくれよ…
それでなくても男とか女とかどうでもいい話続いて鬱陶しいのに。
219名無しさん@ピンキー:03/04/21 00:55 ID:GO7h04MR
218>鬱陶しい
オマエモナー…って一度やってみたかっただけでつが。
まあ男女率がどうでもいいのは事実。話振って悪カタヨ。
マリーでもエリーでもリリーでもヘルミーナでもユーディーでも
はよ来んかな〜。(他力頼み)
220名無しさん@ピンキー:03/04/22 16:58 ID:qv2FqRTt
誰もおらんのかな?
221175=212:03/04/22 20:23 ID:/3mNBaGu
>218,219
男女率の話振ったのはそもそも自分=175のような? 
男性が少ないんなら、汁系な擬音とか無理に入れなくても
いいのかな? とか思ったんで、ちょと知りたかったんですが。
まあ、女性=ソフトエロ好み、と決めつけちゃいかんか。
ダグラス論議はデンジャラスつーのも決め付けでしたな。スマソです。

あと214さん、アリガd
222180=190:03/04/23 21:22 ID:7em/eLu1
>>221
いえいえ、男女比率の話題の原因は貴方へのレスで「女です」と発言しちゃった
私のような気もしますが・・・。

好みは人それぞれです。あまり追求しても仕方ありません。
皆さんマターリしましょ。

って、これも鬱陶しい話題ですね。再度スマソ。



223175:03/04/23 22:40 ID:2HkoAr48
カスターニェのオットーの雑貨店は海辺ならではの品揃えと、
宅配を売り物にする店だ。その店先でエリーは困っていた。
「うーん…」カスターニェでは出費ばかりがかさんで収入がない。
エリーはもう素寒貧に近い状態になっていた。
(シャリオミルク関係も原石も全部売っちゃったし…もう次冒険に
護衛を雇う資金も無い…どうしよ…)
「どうした? お嬢さん」
財布とにらめっこするエリーにオットーが話しかける。
「ウチの店が高すぎるなんて言うんじゃないだろうな?」
(う…それも言いたいコトではあるんだけど)
「いえ、そんな…ええと、今回はもういいです」
何度見ても中身の増えないお財布を閉じて、エリーは回れ右した。
224175:03/04/23 22:41 ID:2HkoAr48
その背中にオットーが笑いをかみ殺したような口調で話しかける。
「おいおいどこ行くんだよ、かごが満杯だぜエ?」
「あ…」確かにこのままではどこに行ってももう採取はできない。
宅配を頼まないならこのままザールブルグに帰るしかないが、エリーは
やっとシーズンを迎えたばかりの千年亀のタマゴがどうしても欲しかった。
(うう…工房で踊ってるハズの妖精さんたちを解雇できないのかなあ…)
エリーは一瞬やくたいもないことを考えたが、すぐに気を取り直した。
「あ、そうだ、これ! ローレライのうろこがあった!」
エリーは今採ってきたばかりのうろこをかごから出した。
「これって確か買ってもらえるんですよね!」
「あァ? うーん…」
「え? だめなんですか?」オットーの渋い返事を聞いてエリーの顔が曇る。
オットーも困り果てた。
「他の物もだけど、それを売りさばくのは結局ザールブルグだから、
あんたのザールブルグの倉庫にあるから価値があるんだよ。
今ここで出されても困るんだよナァ…いくらでも転がってるんだから」
225175:03/04/23 22:42 ID:2HkoAr48
「ええ〜!」エリーは途方に暮れた。宅配でザールブルグに送らなければ
うろこは売れない、しかしザールブルグに送る資金がない…。
いくら考えても堂々巡りだった。
「ここで買い取るとしたら、砂丘の砂の売値と同じ程度になっちまうよ。
…悪ィけど、こっちも商売なんでね」オットーは気まずそうに頭をかいた。
「どうしよう…うー…ちょっとここにかごを置いていきますから待ってて下さい。
ボルトさんにこの辺で何か仕事がないか聞いてきます!!」
エリーは店内にかごを降ろすと、はかない望みに賭けるべく身を翻した。
その背中にカウンター越しにオットーがあきれたように声をかけた。
「この辺に漁師以外の仕事なんてネエぞぉ?」
「でも…でも、私困るんです…」泣きそうな顔で立ちつくすエリーに
オットーはかける言葉が見つからなかった。
226175:03/04/23 22:43 ID:2HkoAr48
「ねえ、そのうろこ、アタシが買おうか」突然話に割り込んできたのは
ユーリカだった。
「ユーリカ! 本当に?」エリーの顔がぱっと明るくなる。
「ただし。条件がある。その条件を飲むなら、高値で買ってやるよ」
ユーリカはエリーに何事かささやいた。それを聞いたエリーは真っ赤になる。
(どうしようかなあ…)としばし宙を見つめて考え込んだが、
結局エリーはこのままザールブルグに帰るのはイヤだったので、決断した。
「うん、いいよ」「よし決まりだ! じゃオットー、店閉めて」
ユーリカは我が物顔にオットーに指図する。
「おいおい、ここはお前の店じゃねえぞ」渋るオットーに
ユーリカはまた何事か耳打ちして、腰に手をあてて問う。
「エリーはいいってよ? アンタは不満なの?」
「不満って…」ちらりとエリーを見る。
エリーはその場に立ちつくしてもじもじしていた。
オットーは口の端で笑った。「わかった、ユーリカにはかなわねえや」
227175:03/04/23 22:44 ID:2HkoAr48
しばらくして、エリーとオットーとユーリカの3人はオットーの自宅にいた。
「なあ、ここまで来ちまったけど、本当にいいのかよ?」
オットーはエリーに何度目かの確認をする。エリーははにかみつつ答える。
「はい。二人のお手伝いだけ、だよね、ユーリカ?」
「そ。いいじゃん、たまにはさ」勝手知ったる他人の家、といったようすで
ユーリカはどんどん中へ踏み込んでいく。
開口部の大きな明るい屋内。大きなテラスのある寝室に入ると、
「んー、このままじゃ狭いかな?」ユーリカはつぶやいて、ふたつ並んでいた
ベッドの間のサイドテーブルをどかした。
ユーリカの意図を察して、オットーが二つのベッドを寄せる。
228175:03/04/23 22:44 ID:2HkoAr48
「さてと、これでよし。ユーリカ、あれはまだ取ってネエだろうな?」
「うん。…もう、ひどいよ。今日一日ずっと気になってたんだよ?」
オットーはユーリカの頭をぐりぐりと撫でる。
「よっし、いい子だ。じゃあ見せてみな」
「ええ?」ユーリカはエリーの方をうかがうそぶりをする。
「おいおい、お前さんが連れてきたんだろうが」わかってんだぞ、という
口調でオットーがたしなめる。
「お嬢さんだって恥ずかしいんだぜ。てめえから脱ぐのがスジってもんだろうが」
「それもそうなんだけどさ…ちぇ」観念したようにユーリカはブーツを脱いで
ベッドにあがり、腰に巻いた布を外す。
なりゆきを見守っていたエリーは息を飲んだ。ユーリカの黒いスパッツの中心に
濡れたようなシミができていたからだ。
その視線を見ないようにしながらユーリカはビスチェを取って、筋肉質ながら
意外に豊かな胸をさらし、スパッツを脱ぎ、最後にパンティに手をかけた。
229175:03/04/23 22:45 ID:2HkoAr48
オットーはにやにやしながらエリーに話しかけた。
「よっく見てな、お嬢ちゃん」
ユーリカは顔を真っ赤にしながらも、隠そうとはせずにパンティをはがしていく。
透明な液が糸を引いたことに驚く間もなく、
あらわになったユーリカの局部にエリーは愕然とした。
彼女の秘所には張り型が押し込まれていたのだ。
(え、い、一体、いつから…???)エリーの中に疑問が渦巻いた。
「へっ、ずっと感じてたみたいだな?」オットーはほぼすっぽりと埋まった
その張り型をさらに押し込み、ぐりぐりとかき混ぜるようにする。
「ん…っ。あんたが、やらせたんだろうがぁっ…責任取れよ?」
「へいへい。でもそうだな…お前ひとり気持ちいいってのもずるいだろ。
まずはお前がこっちのお嬢ちゃんを気持ちよくしてやったらどうだ」
230175:03/04/23 22:46 ID:2HkoAr48
急に自分に話題を振られてエリーはたじろぐ。
「え? い、いえ、私は、あの」
追い打ちをかけるようにユーリカが上気した顔でエリーを招く。
「あんたもさっさと脱いで、こっち来なよ。
あたし一人にこんな恥ずかしいカッコさせてないでさ」
(…えーい、覚悟はしてきたはずだもんね!)エリーはなかばヤケになって
ブーツを脱いでベッドにあがり、ぽんぽんと服も脱いだ。
「あっちゃー、色気ない脱ぎ方するなぁ…」オットーはちょっと残念そうだった。
一方ユーリカはさっそくエリーの上にのしかかり、その胸をやさしく愛撫する。
「でもやっぱエリーは色白でいいなー。うらやましいよ」
「あっ…」女同士ならではの触れるか触れないかの優しい愛撫に
エリーの快感のスイッチが入る。
231175:03/04/23 22:46 ID:2HkoAr48
ユーリカはエリーの胸についばむようなキスを落とす。
「や…ああ…」エリーは身悶えて、知らず知らずにユーリカの唇に
胸を押し付けてしまう。「あんたも…ほら」
ユーリカはエリーの手を取って自分の胸に押し当てる。
エリーは初めて見る女性の裸体を前にして、何をすべきかわからなくて戸惑った。
でも自分のものよりはるかに量感のある胸に興味が湧いて、
弾力を試すようにもみほぐしてみる。
「んっ…そうそう、いいよ…」ユーリカはうっとりとした声をあげる。
普段服の下になっているユーリカの胸は日焼けしておらず、他の部分に比べれば
ずっと白かったが、エリーと違って肌に琥珀のようなツヤがあった。
エリーがその頂点を撫で、自分がしてもらったように優しく口付けると
みるみるうちにそこは固くとがり、励起した。
「いいよ、エリー…」
ユーリカはいったんエリーの体を離して体勢をもどすと
自分の固くとがった頂点をエリーのそこに押し付けてこねまわした。
「あ…はぁっ…」エリーの背筋を甘いしびれが走り抜ける。
232175:03/04/23 22:47 ID:2HkoAr48
「やっぱり感度いいな、この子は」
突然近くでオットーの声がしてエリーはびくっとする。
「まだ全然触ってネエのにもう濡れてきてるよ」
オットーの視線は知らずに片膝を立てていたエリーの秘所に注がれていた。
「きゃっ」エリーは慌てて足を閉じるが、そこにユーリカが割り込んでくる。
「だめだめ、ちゃんと見えるようにね…ふうん、ホントだもう濡れてる」
ユーリカはエリーの秘部を撫であげて感触を確かめる。
「あ…は、恥ずかしいですよお…」エリーは上ずった声で抗議した。
「恥ずかしがるこたないだろ、お互い様なんだから」
ユーリカは指をエリーの秘裂と花芽の間を幾度も幾度も往復させた。
秘裂から湧き出す愛液でその指はぬるぬると滑り、エリーは羞恥と共に
強い快感を覚え、指の動きに合わせて荒い吐息をもらす。
「あ…だ、だめ…気持ちよく…なっちゃうよ…ああ…」
「んー、エリーってかわいい!」自分の指にあっさりと陥落するエリーが
本当にかわいくて、ユーリカはエリーの唇にキスした。
233175:03/04/23 22:48 ID:2HkoAr48
「ねえ、オットー…アタシもそろそろ…、お願い…」ユーリカはうるんだ声と
共にオットーに振り向く。
「ああ? 何をだよ?」オットーはにやにやしながら問い返す。
「もう…我慢できないよ…」わかってるくせに、と言いたげにユーリカは
腰を持ち上げる。
「そうだなぁ、俺もこんなの見せつけられて何もしねえわけにゃ
いかないと思ってたところだぜ」
オットーはユーリカの秘所から抜けかけていた張り型を一気に引き抜いた。
「ふぅんっ」ユーリカがせつないあえぎをもらす。
「欲しいんだろ、くれてやるよ…」いいながらオットーは後ろから
一気にユーリカを貫く。
「あああっ」ユーリカはエリーの上でのけぞった。
オットーの動きに合わせて目の前でぶるぶると揺れるユーリカの胸に
エリーも愛撫を加えた。(お手伝いお手伝い…)
後ろからユーリカを深く貫きながらオットーはユーリカの敏感な芽を
むいて指で刺激する。
「あっ…そんなに激しくしちゃ…」ユーリカは抗議するが、オットーは
全く気にもとめずに彼女を執拗に責めたて続ける。
ユーリカはけもののように声をあげつづけ、やがてひときわ高い声を
あげて背中を激しくのけぞらせた後、くたっと果てる。
234175:03/04/23 22:49 ID:2HkoAr48
「あーあー、先にイッちまいやがって…」
横ざまに崩れ落ちるユーリカの中からオットーのモノがずるりと抜け出て
反動で跳ね、まとわりついた液が飛ぶ。
「しょうがねえなあ…」
間にいたユーリカがいなくなって、オットーとエリーの目が合う。
(これはひょっとして…そういう展開?)エリーはひるむ。
オットーは悪びれずに彼のモノを手にとってエリーに尋ねた。
「悪ィけどよ、お口でしてもらえる?」
ちょっと違うことを想像していたエリーは一瞬ほっとする…が、
すぐにとんでもないことを言われたことに気づく。
「ええっ!」
「一応本番はナシって言われてるからよ、お口でしてもらうか
後ろでするかなんだけど。…後ろでしたことって、あるか?」
何のコトを言われてるのかはわからなかったが、とにかく
そんなに経験があるわけではないエリーはぶんぶんと首を振る。
235175:03/04/23 22:50 ID:2HkoAr48
「だろうな。じゃ、時間ネエからやっぱお口だ」
「…な、何をすればいいんですか?」
「大体見当ついてんだろが? でもそうだな、ついでだから
ちょっと後ろも開発しとく?」
オットーは逆さまにエリーにのしかかり、エリーの菊の蕾に指をあてがった。
「わ、な、何をするんですかっ!」
「ここ触られんのも初めてか? 慣れればイイもんだぜ?」
「いや…汚いですよ、そこ…」オットーの指がそこをもみほぐすのを
感じて、エリーは激しい羞恥に苦しむ。
「余計なこと言ってねえで、お嬢さんは俺のをくわえな。
念のため言っとくが歯は立てないでくれよな」
「んうっ」有無を言わさず突っ込まれてエリーは返事もできなかった。
(う…間近で見るとグロテスク…それに変な味…)とは思いながらも
そこは錬金術士、未知の物に対する好奇心はそそられたので
積極的に舌を使ってなめあげ、袋にも指を使う。
「意外とうまいな。俺も負けられネエな」そういうとオットーは
エリーの秘裂に舌を差し入れた。
236175:03/04/23 22:50 ID:2HkoAr48
「んんんっ」エリーの芯からじゅん、と蜜があふれ出る。
オットーはエリーが感じているのを確かめて、片手は菊の蕾に、
片手は花芽に、そして舌は秘所に…同時に3箇所を責めたてていく。
「んんっ…うう…ッ」声を出せないエリーの快感はぐんぐんと頂点に
近づいていくが、それでもエリーは必死にオットーのモノに奉仕することを
忘れなかった。夢中で舌を使い、時に手を添えて彼をしごきたてる動きは
とても初めてとは思えないほどで、すでにユーリカで
かなり快感を得ていたオットーが達するのにさほど時間は要しなかった。
「うぉ…い、イクっ」彼は秘裂を責めていた舌を指に変え、
激しくエリーの中をかき回しながらどくどくとエリーの口内に
精液を吐き出した。
「ああああっ…ひ、うっく、」ほぼ同時に激しいオットーの責めにエリーも
達して思わず声をあげてしまったため、エリーは気道に精液を吸い込んで
しまってげほげほとむせ返り、まだびくびくと液を噴出しつづける
オットーのモノを吐き出してしまった。
白濁した液にまみれて汚れた顔を気道の苦痛に歪ませつつ、
しかも快感の余韻に打ち震えるエリーの姿をもしもオットーが見ていたら、
おそらくそのままではすまなかっただろうが、幸いにもオットーも
自分の内部感覚に没頭していたのでエリーは危機を逃れられたのだった…。
237175:03/04/23 22:51 ID:2HkoAr48
エリーがバスルームを借りていると、
オットーとユーリカが話しているのが聞こえた。
「アンタさ、アタシを先にイかせたの、わざとだろ」
「はは、ばれてたか」
「あったり前だっての!」
「まあまあ。どうだい? 明日もアレ挿れて行くか?」
「だめ! 明日の朝はアタシの漁場の潮回りがいいんだ」
ぱしっとユーリカがオットーの手をはねのける音が響く。
(うーん、あの二人、私にはわかんないなあ…人にはいろいろあるんだね…)
元通り服を着込みながら、エリーはひとつため息をついた。

「また店の方に来てくれよなっ」
オットーはにかっと笑って手を振った。ユーリカも笑って手を振っていた。
エリーも手を振り返す。
とにかく、千年亀のタマゴを採取できたら次は自分の手で持って帰ることに
して、そろそろカスターニェを離れよう。
内心ではそう決心したエリーだった。


-おしまい-
238175:03/04/23 22:56 ID:2HkoAr48
…本当にキャラずれすぎとはわかっていても…。ふう。
自分のこれはスレの需要とは全く関係ないので、
これ読んじゃった書き手の方がいらしたら、
スレの雰囲気が変わっちゃったとか言わずに書いてくだちい。
おながいします。
239名無しさん@ピンキー:03/04/23 23:26 ID:Mu7ZcQd6
175さん、乙でした。
ユーリカが出て来た時は百合に走るのかと思いましたが、
3Pでしたか・・・。
よかったです。ジュル!
240名無しさん@ピンキー:03/04/23 23:27 ID:Mu7ZcQd6
あげてしまった・・・。
スマソ
241あぼーん:あぼーん
あぼーん
242くそみそテクニック(1/9):03/04/24 18:36 ID:XrbOXqWI
「う〜〜〜〜トイレトイレ」

今 トイレを求めて全力疾走している私は
錬金術師のごく一般的な女の子

強いて違うところをあげるとすれば
200年前の世界からやってきたってとこかナ――

名前はユーディット・フォルトーネ・・・

そんなわけでメッテルブルグにある
某所のトイレにやって来たのだ

ふと見ると
ベンチに一人の若い男が座っていた

ウホッ!いい男…

ハッ!!

そう思っていると突然その男は
僕の見ている目の前で
ズボンを脱ぎはじめたのだ…!

「やらないか」
243くそみそテクニック(2/9):03/04/24 18:36 ID:XrbOXqWI
そういえばメッテルブルグは
ハッテン場のトイレがあることで
有名なところだった

いい男に弱い私は誘われるまま
ホイホイとトイレに
ついて行っちゃったのだ

彼――
ちょっとワルっぽい
商人で
ヴィトス・ロートスと名乗った

セックスもやりなれてるらしく
トイレにはいるなり
私は素裸にむかれてしまった
244くそみそテクニック(3/9):03/04/24 18:36 ID:XrbOXqWI

「よかったのか、ホイホイついてきて
目はノンケだってかまわないで食っちまう人間なんだ」

「こんなこと初めてだけどいいのよ…
私…ヴィトスみたいな人
好きだから…」

「うれしいこと言ってくれるじゃないの、それじゃあ
とことんよろこばせてやるからな」

言葉どおりに彼はすばらしいテクニシャンだった
私はというと乳首に与えられる快感の波に、身をふるわせてもだえていた

しかし その時
予期せぬでき事が…
245くそみそテクニック(4/9):03/04/24 18:36 ID:XrbOXqWI
ブルブルッ

「うっ…!で 出そう…」

「ん?もうかい?意外に早いんだな」

ち、ちがう…
実はさっきから小便がしたかったんです
公園に来たのもそのためで…

くうっ

「そうか…あ、いいこと思いついた
君、僕のケツの中でオシッコしろ

「えーっ!?
おしりの中へェ?」

「大丈夫!きっといい気持ちだよ、ほら 遠慮しないで入れてみてよ」
246くそみそテクニック(5/9):03/04/24 18:37 ID:XrbOXqWI
彼はそういうと素肌にまとったマントを脱ぎ捨て
逞しい尻を僕の前につきだした

自分の肛門の中に小便をさせるなんて
なんて人なんだろう…

しかし 彼の堅くひきしまったヒップを見ているうちに
そんな変態じみたことをためしてみたい欲望が……

「それじゃ…やります…」

クン…
ズ!ズズ!
ニュグ!

「は…はいりました…」
・・・
「ああ…つぎはションベンだ」
・・・
「それじゃ出します…」
247くそみそテクニック(6/9):03/04/24 18:37 ID:XrbOXqWI
シャ―――ッ
チュチュ―――ッ

「いいぞ、腹の中にどんどんはいってくるのがわかるよ、
しっかりケツの穴をしめとかないとな」

チュ――…

「くうっ!気持ちいい…!」

この初めての体験は
オナニーでは知ることのなかった絶頂感を
僕にもたらした

あまりに激しい快感に
小便を出しきると同時に
私ののマ○コは 肛門の尿の海の中で
あっけなく果ててしまった

「ああ――っ!!」
248くそみそテクニック(7/9):03/04/24 18:38 ID:XrbOXqWI
ドピュッ
チャッ
シャ――ッ

「このぶんだとそうとうがまんしてたみたいだな
腹ン中がパンパンだ」

「はっはっ」

「どうしたい」

「あんまり気持ちよくて…こんなことしたの初めてだから…はあ…」

「だろうな、僕も初めてだよ
ところで僕のペ○スを見てくれ、こいつをどう思う?」

「すごく… 大きい…」

「でかいのはいいからさ、このままじゃおさまりがつかないんだよな」
249くそみそテクニック(8/9):03/04/24 18:38 ID:XrbOXqWI
ヒョイ!

「あっ…」

ドウッ

「こんどは僕の番だろ?」

「ああっ!!」

「いいぞ…よくしまって吸いついてる…!」

「出…出る…」

なんだ? 今出したばかりなのにまた出すのか?
精力絶倫なんだな、君」

「ちっ ちがう…!!」
250くそみそテクニック(9/9):03/04/24 18:39 ID:XrbOXqWI
「なんだって? こんどはウンコォ?
お前 僕をバキュームカーとまちがえてんじゃねえのか!?」

「え、し、しーましェーン!!」

「しょうがないなあ、いいよ、いいよ
俺が栓しといてやるからこのまま出そうよ
クソまみれでやりまくるのもいいかもしれないしね!」

「え―――っ!?」

――――――と
こんなわけで
私の初めてのハッテン場体験は
クソミソな結果に終わったのでした

(終わり)
251くそみそテクニック(あとがき):03/04/24 18:40 ID:XrbOXqWI
コピーネタだ・・・鬱だ氏脳
252あぼーん:あぼーん
あぼーん
253名無しさん@ピンキー:03/04/25 17:49 ID:96JUvc7V
かきやーさんのクリスタ小説の続き書いてみた。

そして軽く10分後・・・

「助けて、開放して…」
「残念だが、貴様は氏ぬまで開放しねェぜ・・・シュルツェの娘だからよぉ・・・」
「もちろん、そこの女もな・・・」
「さあ・・・今度は死姦だ・・・」
「覚悟しな、今すぐ肉奴隷にしてやるよ・・・」

「そんな・・・」
手を差し出して助けを求めるクリスタをみながら、
盗賊達が服を着て微笑んでいた・・・

みなさん、メッテルブルグとヴェルンの間にある
森には、配達には、そして盗賊には気をつけてください。
さもないと・・・二度とクリア出来ませんよ・・・


「イタイヨォ・・・」
「モウ・・・ユルシテ・・・」
「タスケテ・・・」
(終わり)
254名無しさん@ピンキー:03/04/27 18:59 ID:lwN6/x5d
age
255あぼーん:あぼーん
あぼーん
256名無しさん@ピンキー:03/04/29 20:50 ID:V/asGTFx
ひとがいないあげ
257175:03/05/01 00:27 ID:QKmQ11HW
短くまとめる文才がないので、今までのも相当でしたが
今回さらにどえらく長いです。多分20レスぐらい使います。
しかもあまりエロくなかったり。
それでも書くし。
258175:03/05/01 00:27 ID:QKmQ11HW
カスターニェとザールブルグを結ぶ街道。エリーのザールブルグへの帰途、護衛として
雇われたルーウェンは盗賊と切り結びながら逃げていた。
相手はすでにあと二人にまで減っていたが、ルーウェンもそれ相応のダメージを
負っていた。もう一人の護衛であるはずのマリーが、忘れ物を取りに行くといって
戻ったまま、まだ追いついてこないことがもどかしい。2人で行くのは危険だと、
ルーウェンは反対したのだが帰り道だから大丈夫とエリーに押し切られた結果が
今の事態だ。
エリーは盗賊に何かアイテムを使おうとする…が、失敗したらしく相手には
何の変化も現れない。
複数を同時に相手にすれば怪我は避けられない。ルーウェンは目線で逃げ込む場所を
伝えながら、エリーに叫ぶ。
「一気に走りぬけるぞ!」
逃げても追ってくるしつこい相手と少しでも有利な場所で戦うために、ルーウェンは
エリーがうなづくのを確認し、タイミングを合わせて走り出した。
259175:03/05/01 00:28 ID:QKmQ11HW
が直後、エリーは突然何もないところで転び、路肩の斜面を転がり落ちた。
勢いをつけて踏み出していたのと、たまったダメージのために、一瞬ルーウェンの
反応が遅れる。
その隙を盗賊は見逃さなかった。盗賊の方が一瞬早く、路肩を滑り降りてエリーを
とらえる。
「きゃあああぁっ」
「エリー!」
「おっと動くな…こっちの可愛いお嬢ちゃんがどうなってもいいのか?」
盗賊は素早くエリーの腕をねじりあげ、その首に蛮刀を押し当ててルーウェンを脅す。
「剣を捨てろ…余計なこと考えるなよ、このお嬢ちゃんの命が惜しいならな」
首に食い込む冷たい刃の感触に恐怖しながらもエリーは叫ぶ。
「だめ、ルーウェン逃げて!!」
「うるせえ! 殺されたいのかてめえっ!!」エリーの腕をさらに力をこめてねじり
ながら男はだみ声で怒鳴り、もう一人の盗賊に指図する。
「お前、ぼさっとしてネエでそっちの男を縛れ」
260175:03/05/01 00:29 ID:QKmQ11HW
どうやっても反撃に出る目がないと判断して剣を捨てたルーウェンにもう一人の
盗賊が近づき、抜け目無く警戒しながらも鎧を外してめぼしいアイテムを取った後、
彼を荒縄で縛り上げ、猿轡をかませる。
殺されることを覚悟していたルーウェンはいぶかしく思いながらも、この状態を
打開する方法をひたすら考えながらなりゆきを慎重に見守る。

「さてと、お嬢ちゃん…これがどういうことかわかってるよなァ?」
盗賊はエリーの腕と首に押し当てていた刃を離す。あまり手入れが良くないらしく、
エリーの首には赤く跡が残ったのみで、出血はなかった。
「お金はこれだけ…あと売れる物なんてこれぐらいです」
ねじり上げられていた腕を急に放されて投げ出される格好になったエリーは、
震えながらもポシェットとイヤリングを差し出す。
「女はいろいろ隠すところがあるっていうからなァ?
俺に脱がせてもらいたいか? それとも自分で脱ぐか?」
言いながら男がもう一人にあごをしゃくって指図すると、心得ているらしい相方は
ルーウェンの首に蛮刀を突きつけ、じわりと引くそぶりをみせる。
261175:03/05/01 00:34 ID:QKmQ11HW
「…自分でできます! だから、彼を離して!!」
エリーは叫んだ。
「それにはまずおめえが言うことを聞くかどうかだなァ」
エリーは震える手で身につけた物を外し、その場に積み上げる。
自分の判断ミス、そして失敗でルーウェンの命を危険にさらしていることで
エリーの頭はいっぱいで、他のことは考えられない。
下着姿になったエリーに盗賊はさらに命じる。
「それもだ。全部脱げ」
体に触れる外気の感触にだんだんと恐怖をかきたてられながらも、エリーには
逆らうことはできなかった。
がくがくと震えて思うように動かない手足を無理矢理動かして、エリーは裸身になる。
「さ、さあ、もういいでしょう? 解放してください…」
エリーはか細い声で言い切る。
「そいつはできねえ相談だな!」にやにやと愉しんでいた盗賊はやおらエリーに
つかみかかり、後ろ手に縄で縛る。
262175:03/05/01 00:35 ID:QKmQ11HW
「いやあっ!!!」エリーはルーウェンのことも忘れてしゃにむに抵抗するが、
難なくそこらの木にくくり付けられてしまう。男はこういったことには慣れている
ようで、巧みに”やりやすく”エリーを固定する。
「おい、こっちのはもう片づけてもいいかよ?」
もうひとりの男がルーウェンに突きつけた刃をじりじりと動かす。
「わかってんだろ、こっちが済んでからだ。俺は恋人の前で女を犯るってのが
イイんだからよ」
「や…約束が…!」男は殺すという言外の含みに気づいたエリーは蒼白になる。
それに二人は恋人ではない。が、今はそんなことはこの場の全員にとって
どうでもよいことだった。
「そんな約束、してねえヨ! なあ?」
げらげらと盗賊たちは声をそろえて笑った。
「さーてと、おしゃべりはここまでだ。声を聞くのも好きなんだが、こういう
気の強え女は舌噛んだりしやがるからな…」
エリーの口に布のカタマリが押し込まれる。
「!!」悲鳴をあげようしたエリーはむせこむ。
263175:03/05/01 00:36 ID:QKmQ11HW
「よーく見とけよ、お前もおっ立てたら今生の名残にお裾分けぐらいしてもらえる
かもしれネエぜ!!」ルーウェンについた方の盗賊が彼の頬をべちべちと
軽侮するように軽く叩きながら言った。
ルーウェンは盗賊の言葉などはなから聞く気はなく、歯を食いしばり、目を閉ざして
いたが、耳をふさぐことだけはできなかった。
盗賊は、男のことより早く自分も女にありつきたい思いで一杯だったので、
それ以上彼に無理強いしてまで見せようとはしなかった。

見知らぬ男の手と唇がエリーの体を這い回る。
ダグラスに無理やりされた経験もあったが、それでもダグラスは身勝手ながらも
エリーを求めてのことだったし、エリーも少なくとも友達以上の好意は持っていた
けれど、今目の前にいる男たちはエリーをただの獲物としか見ていない。全く種類の
異なる恐怖でエリーは恐慌状態になる。
エリーのくぐもった声にならぬうめきは狂ったように拒否の響きをあげ続ける。
が、それさえも男を喜ばせるだけだった。
無理矢理にエリーの秘裂にぶこつな指を突っ込んで、その感触に男は感嘆の声をあげる。
264175:03/05/01 00:37 ID:QKmQ11HW
「こいつぁ上物だ。なるべくお前も傷つけんなよ、こいつら大して金は持っちゃ
いなかったがこりゃ高く売れるぜ!!」
男はそこをくじりまくり、エリーの体が自分自身を守るために愛液を流し始めるのを
待った。すぐにも女を引き裂き、めちゃくちゃに壊したい残虐な欲望を未来の
金のために我慢する。
やがてエリーの体は彼女の心を裏切り、ぴちゃぴちゃと水音を立て始める。

「へへ…こいつ、感じてやがる…感度もばっちりってわけだ」
エリーは悔し涙を流す。視線で殺せるものならば、という目で男をにらむ。
「どうだ? そろそろ挿れて欲しいか? んん?」
エリーは必死でかぶりを振る。そんなことで容赦してくれる相手ではないことは
わかっていても。
(助けて!! いや! いやーっ!! )声を限りに助けを呼ぼうとしても、
エリーの息が余計に苦しくなるだけだった。
265175:03/05/01 00:38 ID:QKmQ11HW
が、突然、ごつっと鈍い音がして、エリーの上から男の姿が消えた。
エリーにのしかかっていた男は何の予告もなく殴り飛ばされた。
男が倒れたあたりに、すでにもう一人の男ものびていた。
「な…お前、どうやって…」今しもエリーを犯そうとしていた男は信じられないものを
見る目でルーウェンを見た。
すかさず全身で怒りを叩きつけるような女の声が響いた。
「メガフラムッッ!!!」その声に続いてまばゆい光が辺りを包み込み、激烈な爆発が
まき起こり…土煙が去った後には、ルーウェンとエリー、そしてマリーだけが残った…。
266175:03/05/01 00:39 ID:QKmQ11HW
「エルフィール! けがはない?」
マリーがエリーに走り寄り、彼女の口から布きれを取り出し、拘束をほどく。
「なんとか…」エリーは咳き込みながら答える。
服が無事だったのは幸いだった。縛られていたため手がしびれた様子で、服を着込む
手つきがたどたどしいエリーをマリーが手伝う。
「こわかった…」エリーは震えていた。
「もう大丈夫だよ、エルフィール!」マリーはエリーの震える体を母親のように
抱きしめる。エリーはマリーの胸に顔をうずめて弱弱しく安堵のため息をつく。

が。直後なぜか、エリーは突然マリーの大きく開いた胸元をちろりとなめた。
「なな何? どうしたのよ、エルフィール!?」
そおいう趣味だっけ?、というより、こういう状況下でそんな気分になるはずがない、
とマリーは思った。何かが、おかしい。
267175:03/05/01 00:40 ID:QKmQ11HW
ルーウェンもその様子を遠巻きに見守っていて、不審に感じた。
「ごめんなさい…なんか、私、変…ですね」
エリーはマリーの体に腕を回して体をすり寄せていた自分に気づいて、体を離して
自分を抱きしめた。
「なんか…胸が…苦しくて…でも、大丈夫です…」
そう告げるエリーの声は熱っぽかった。
ぱっとエリーの額に手を当てたマリーはすぐに手を放し、考えながら言った。
「エルフィールあんた、魅了の粉かなんかかぶったわね…?」
思わずルーウェンは驚きの声をあげる。
「今時の盗賊はそんなアイテム持ち歩いてるのか!?」
エリーは情けない声で事実を明かす。
「い、いえ、私が相手に使おうとして…失敗しちゃったんです」
逃走に失敗したのも、妙に盗賊を喜ばせてしまった過剰な体の反応も、品質Eクラス、
効力Sクラスといういびつな自作アイテムをエリーが自分でかぶってしまった
結果だった。しかも、緊張の糸が解けて急激に効き出している。
268175:03/05/01 00:41 ID:QKmQ11HW
マリーは頭を抱えた。
「まあ、あたしもやったことあるけどさ…」苦々しげに言う。
「マリーはその時はどうした? どうすりゃ治るんだ?」
ルーウェンはマリーを問いつめる。マリーはエリーの方に答えを言う。
「あたしは解毒薬使ってもらった。エルフィール、持ってる?」
エリーは首を振る。
「じゃあ睡眠薬は? 眠っちゃえば、朝には治ると思うけど」
エリーは力無く首を振る。
「マリーは持ってないのか? そういうの」
ルーウェンが尋ねるとマリーは肩をすくめた。
「…あたしがそういうアイテム持ち歩いてると思う?」
ルーウェンは思わずマリーを見た。
爆弾娘の通り名は、その風体のことだけを指しているわけではないことは、
ルーウェンも重々承知していたが。
269175:03/05/01 00:42 ID:QKmQ11HW
「どっちも持ってない…ってわけか…」
「まあ一晩したら治るわよ、たぶん。今日は眠れなくてつらいだろうけど。あとは
そーねー、あそこに大きな木があるでしょ、あの根方のあたりにちょっとした泉が
あるの。そこで水浴びでもしたら少しは楽になるかも…それでなくてもあんな目に
あっちゃって水浴びはしたいでしょうし」
「じゃあ決まりだ、そこまで行くぞ、マリー」
「勘弁してよ〜。あたしもう動けないよ」
「何でだよ。マリーは馬車で来たんだろ?」
「そうよ、馬車よ…でもついうとうとしてる間にあんた達追い越しちゃってさ〜、
気がついたら行き過ぎちゃってて、ゆうに2日分は戻ってきたところで、
”メガフラム!”、よ……。も、限界〜」
確かにマリーは疲労しきった様子だった。
「ルーウェンがおぶってってくれるなら、あたしも水浴びしたいのはやまやま
なんだけどな〜」マリーは上目遣いにルーウェンを見る。
270175:03/05/01 00:43 ID:QKmQ11HW
「…さすがに二人は無理だなぁ」ルーウェンは動けそうにないエリーを見やる。
「だよね。ふわぁ…じゃ、あたしはここで姿消して寝てるから、後はルーウェン
よろしく〜」
あくび混じりに言い捨てて、すぐにマリーの姿はルーウェンの視界から消えた。
マリーは宣言通りさっさと寝入ってしまったらしかった。

ルーウェンは肩をすくめてエリーに話しかけた。「仕方がない、二人で行こう」
「…いえ、いいです…私、大丈、夫、です…」エリーは体を支配する疼きと
戦いながらかぶりを振った。先ほどよりもつらそうになっているエリーは
ルーウェンにはとても大丈夫そうには見えなかった。
(やむを得ないか…)ルーウェンは有無を言わさずエリーを抱き上げ、マリーの
言った泉に向かう。
エリーは彼の腕の中で、ルーウェンに抱きつきそうになる自分の腕をいましめるように
自分の体を抱きしめたりしながら、荒くなる息を必死で抑えていた。
さきほど盗賊に犯されそうになった恐怖もいかばかりであったかというのに、
媚薬の効果によって、体だけはまるでその続きを求めているかのような反応を
してしまうエリーのその様子は、ルーウェンにとっては扇情的というよりむしろ
痛々しくてならなかった。
271175:03/05/01 00:44 ID:QKmQ11HW
ほどなく、マリーに聞いた泉に到着し、ルーウェンはエリーを降ろす。
「俺はあの木のあたりで周りを見張ってるからさ、終わったら声かけてくれ」
エリーはこくん、とうなずいた。

しばらくして。薄暗かった辺りが完全に暗くなった頃になって、ルーウェンは
不安になってきた。
(遅すぎやしないか?)
立つこともやっとの状態だったエリーを一人で置いてきたことは果たして
適切だったのか? ルーウェンの心に疑念が巻き起こる。
(やっぱりひきずってでもマリーを連れて来るんだった…)
激しく後悔しながら、ルーウェンはエリーがいるはずの方角に声をかける。
「エリー? そっち行っても大丈夫か?」
待っても返事はなかった。
272175:03/05/01 00:45 ID:QKmQ11HW
「おいまさか、溺れてるんじゃないだろうな?」不安をうち消したくて、大声で
呼びながらルーウェンはエリーの姿を探す。
と、エリーの裸体は死人のように水面に浮かんでいる、ように見えた。
「! エリー!!」一瞬息をのんだルーウェンは走り寄り、服のままざぶざぶと
水を蹴たてて泉に踏み込む。近づいてみると意外に浅いところに横たわっていた
だけだったが、明らかに様子がおかしかったのでルーウェンはエリーを抱き起こした。
「…だれ…?」エリーの目はうつろだった。見れば…ルーウェンは見たくはなかったが…彼女の両手は秘所に置かれ…自分を慰めていた…。
自分の愛液にまみれた手を洗いもせずに、エリーはルーウェンの首に手を回した。
「だれでもいいや…たすけて…」
ルーウェンの唇に唇をかさねて、そしてその手はルーウェンの局部をまさぐる。
媚薬の効果はエリーの体を蝕み続け、その意識までも支配していた。
涙に濡れた、光を失った瞳はただ一つの快楽への渇望で苦痛に満ちていた。
273175:03/05/01 00:47 ID:QKmQ11HW
羞恥のためでなく強すぎる欲望のために彼女の手は震え、ルーウェンの鎧や衣服を
はぎ取ろうとしては失敗を重ねる。
「はやく…たすけ、て…」男の腕の中にいてさえ求める物が与えられないことに
絶望したように、エリーの手は再び自分を慰める。
ルーウェンはその手を払いのけて、彼女を強く抱きしめた。エリーの手は彼の
背中に回る。こうしていれば、もう彼女はあさましいことをしなくて済む。
そのまま抱き上げて岸辺に運び、軽く体を拭いてやる。
エリーの苦しみに満ちた痴態を見るルーウェンに欲望はなかった。
だが…このまま朝までもがき苦しみ助けを求める姿を見守り続けることと、エリーの
求める物を与えてやること…どちらが正しいかではなく、どちらがエリーの望み
なのか…エリーの意識が混濁してしまった今となっては、ルーウェンには
彼女の意志を確認する方法はなかった。
わからないまま、ただ彼は近くの木に寄りかかって座り、エリーのなすがままに
任せた。卑怯かもしれない、と思いながら。
274175:03/05/01 00:49 ID:QKmQ11HW
エリーは彼の衣服をすべてはぎ取ることはあきらめ、あちこち中途半端に脱がそうと
したままほったらかして局部だけを露出させると、彼のモノを口に含んだ。
異常なほどの熱心さで彼のモノに奉仕するエリーの白い体が夜の中でうごめく。
直接的な刺激を送り込まれて、彼のモノは彼の意志に関わりなく勃起する。
ある程度の硬度を得るとすぐに、エリーは彼の上にまたがり、腰を沈める。
自ら乳房をもてあそび、秘所に手を添え…みだらな姿で彼の上を上下し、
あられもない声をあげてよがる。
エリーは媚薬の効果で瞬く間に頂点に達したが、その欲望は2度3度と達しても
おさまらず、エリーはまた腰を使いながら懇願するような瞳でルーウェンを見つめる。
何度目かに達した後、汗と涙と涎にまみれながらエリーはぐったりとルーウェンの
首にしがみつくが、その顔にはまだ苦悶の表情が刻まれていた。
もうエリーの体は疲労で動けないのに、その秘所はさらなる快感を求めて
魔物のようにうごめき続けていた。
275175:03/05/01 00:52 ID:QKmQ11HW
このままでもエリーを汚さないことにはならないうえに、彼女の苦しみは
むしろいや増していることに気づかされ、ルーウェンは意を決する。
彼女の体を支え、彼女を下から突き上げる。白い頼りない乳房にくちづけ、背筋を
掃くように撫でる。やっと、自分の動きによるものでない快楽を得て、彼女の声は
甘くせつない響きをまして高まっていく。
ルーウェンは先ほどまでの彼女の動きで自分の限界が思ったより近くに迫ってきて
しまっていることを悟って、必死にこらえながら彼女を責めることに集中する。
エリーはいくつかの軽い絶頂を経て、ひときわ高いところへのぼりつめてゆく。
だが…、(もう、限界だ…!!)射精感をこらえられなくなってルーウェンは絶望した。
「…エリー…!!」
しかしその時、声にならない叫びと共にエリーの全身ががくがくと震え、尽きる
ことはないかのようだった欲望の果てが訪れ、一瞬正気を取り戻したような
至福の表情をたたえてエリーは崩れ落ちる。
崩れ落ちる彼女から彼のモノが抜け出たその瞬間、ルーウェンもまた限界まで
こらえていたものに押し流され、幾度も幾度も白濁液が噴き出すにまかせながら、
彼はきつく目を閉じた……。
276175:03/05/01 00:53 ID:QKmQ11HW
抗えぬ快楽の波が去り呼吸が整うとすぐに、ルーウェンは自分の身支度もそこそこに、
まずエリーの顔と体を拭き清め、覚えている限り元通りに衣服を整えてやった。
それから自分も体を清める。
(意識を取り戻したとき、夢でも見たと思ってくれれば…その方が、エリーには
いいだろう…)
彼女が正気に戻れるのかどうかさえ心のどこかで危ぶみながら、ルーウェンは
祈るような思いと共に、一見安らかに眠るエリーを抱えてマリーがいるはずの場所に
戻り、彼女を横たえて毛布を掛ける。
ルーウェンはそのそばで眠らずにそのまま朝を迎えた。
277175:03/05/01 00:54 ID:QKmQ11HW
「マルローネさーん、早く早く〜」今日も周りをきょろきょろしながら旅をする
エリーは、一人でしょっちゅう街道から外れてしまう。
「エルフィールぅ…勘弁してよぉー、ほんっとにあたし、疲れてんのよぉ?」
「だってだって、これ見てくださいよ! 見たことない植物ですよ!!」
「え! 本当?」マリーも途端に目を輝かせて走ってゆく。
自分の腕とマリーの爆弾があれば大抵のことは切り抜けられるので、
ルーウェンは周囲を警戒しながらも、エリーがふらふらすることは止めなかった。
(エリー、本当に忘れちまったんだな…)
ルーウェンの心をかすかな寂寥がよぎる。
だが、まだ終わりの見えない旅をする自分の身を振り返り、ふっと心にわきあがった
思いを封じ込める。
これでよかったのだろう、と……。


-おしまい-
278175:03/05/01 00:57 ID:QKmQ11HW
長すぎる。そしてあらゆるものがご都合主義。
保守と言い張るには資源使いすぎとは知りつつも…。
279名無しさん@ピンキー:03/05/01 01:47 ID:DRE7UWYv
(・∀・)ウヒョス!!
お疲れでした。
べつだん長いとは思わなかったですけど、
エリーが初めてだったのかは気になったり(w
280名無しさん@ピンキー:03/05/01 06:16 ID:1jMnbIRu
資源はこういうためにあるのです。
175たん、乙〜。ルーウェンの使い方はこうか、こうなのか・・・。
ルーウェンかっこよかったです。

>279
エリーは初めてではないよ(w エロ部分だけ読まないようにね(笑)
ということで前の設定が続いてエリーたん総受けってことでよろしいか>175氏
281279:03/05/01 10:50 ID:VLxqBiT/
失礼、全く読み落としていました。
本当に申し訳なかったです。
282名無しさん@ピンキー:03/05/04 22:21 ID:XJ3ky6sR
だれもいないのかな?
みんなGWでお出かけ?
283名無しさん@ピンキー:03/05/04 22:44 ID:oqO1QBVU
こんな三連休で海外SARSでどこへお出かけしろと。
(居るって意味)
284名無しさん@ピンキー:03/05/05 07:13 ID:2xlIBjHA
リリータンの読みたい。
285175:03/05/05 14:41 ID:T1lnpkR3
おっしゃる通りエリーたん総受けでした。>>280さん
実は勝手に176からシリーズ化してたが、ばれたところで最終回。
ザールブルグでもあと2人はカラますつもりだったんだが
あとはクスリとレイープの繰り返しなのでヤメ。

前の方でルーエリ陵辱物希望されてた方がいたのでルーエリは
ああなったのだが、最後まで犯ってないという半端な出来。
ルーウェンの扱い自体もかなり自分が不満なので、
ネタ思いついたらルーウェンは別口で書いてみたい。

というわけで、まずはダグエリエンドに行くです。
…リリーは自分も読みたい派。
286175:03/05/05 14:42 ID:T1lnpkR3
ダグエリエンド

依頼品の調合を終えて、一息ついたエリーの工房のドアを叩く音がした。
木鶏の告げるその名を確かめ…エリーは一呼吸置いて、ドアの向こうに
声をかけた。ここしばらく、会っていなかった人に。
「…開いてます」
パタン。後ろ手にドアを閉めながら、男は低い声でエリーに話しかけた。
「…いつもながら、不用心じゃネエか?」
エリーはダグラスと目をあわせないまま答えた。
「…そうかもね」
その投げやりな口調に、ダグラスは眉をひそめた。
彼にそんなことを言えるのか? という非難ではなく、危険だったらどうなの?
というような諦めを感じて。
287175:03/05/05 14:43 ID:T1lnpkR3
あれから…ケントニスへ向かう船上での一件があってから、二人がまともに
顔を合わせるのは久しぶりだった。
あの後、ダグラスは前夜の記憶があやふやなままエリーとケンカになり、その場で
解雇されてケンカ別れのままザールブルグに戻ってきてしまっていた。
が、彼は彼なりにその後、ケンカになった理由を思い返し…そして船上での一件も、
今はほぼ思い出していた。
今エリーが自分と目を合わせようとしない理由は、ダグラスにも想像はできた。
だが、今日はエリーに不埒なことをしに来たわけではなかった。
「その…今日は、謝りに、来た…」
その時、コンコン、とノックの音がした。エリーが応対に出るかどうか、
ダグラスはしばらく見守ったが、エリーは動かなかった。
288175:03/05/05 14:44 ID:T1lnpkR3
また来客が来て邪魔が入る前にここに来た目的をすませようと、
ダグラスは切り出した。
「あの、船でのことだけどな、すまなかった。許して欲しいなんてムシのいい
ことは言わねえが、俺がお前のこと好きだってのは本当のことだってことだけは
信じて欲しい…」
エリーは黙っていた。
「あの街で別れちまった時は勢いでこう…ひどいことも言ったが、あの時も
まだ俺は、お前と気持ちが通じ合ってるものだと勘違いしててよ…。
けどお前は、あの後俺の顔も見に来ず…酒場でも俺を避けてた…。
それでやっと俺は、俺の独り相撲だったってことに気づいた」
言いながらダグラスは腕をほどいては組み、組んではまたほどく。真摯に謝りに
来たのに、すぐ腕組みをする癖が出てしまうことがダグラス自身苦々しい。
「とにかくすまねえ。俺に言いたいことがあったら何でも言ってくれ! 
何でも聞く! 俺の顔なんかもう見たくもネエってんならそれでもいい、
はっきりそう言って欲しいんだ!!」
ダグラスは歯をくいしばるように言い切った。
289175:03/05/05 14:45 ID:T1lnpkR3
エリーが彼の顔を見に城門に現れなかったこと、飛翔亭で会っても
半ば逃げるように帰ってしまったこと、そして今現に目を合わせようと
しないこと…全ては、彼を許せずにいるという答えを指していることに、
彼も苦しんではいた。
そしてエリーは、黙りこくったままだった。考えにふけっているような
顔をしたエリーと、言い切ったまま次の言葉が思いつかないダグラスの間に
張りつめた沈黙の時が流れる。

コンコン。また先ほどと同じノックの音がする。
とにかく言いたいことは言ったダグラスはもうこの場にとどまるのはつらかった。
「…帰るよ。こんなんじゃまだ謝りたりねえが、お前は俺の顔なんか
見たくもネエんだろうからな…」
が、くるりと踵を返したダグラスの背中を、突然エリーが引き留めた。
「帰らないで…。私も、話したいことがあるから」
突然口を開いたエリーが何を考えているのかもダグラスには気になったが、
それよりもとりあえず目の前の扉を叩く音が続いていることが気になった。
290175:03/05/05 14:46 ID:T1lnpkR3
「お前の客が来てるんだろ? …いいのか?」
「…いいの。気が散るなら、上に行って話そうか」
エリーはダグラスを手真似でどかせてドアに歩み寄り、聞きなれたノックの音に
一瞬思いをはせる。
それでもゆっくりと静かにドアの内鍵を閉めたエリーは2階に向かう。
ダグラスはとまどいながらもエリーの言うがままにその後に従う。

エリーはテーブルに着き、ダグラスにも椅子を勧めたが、ダグラスはエリーの
背後の窓辺から外をうかがっていて椅子を使わなかった。
エリーも今はまだ顔を見て話したかったわけではなかったのでそのまま
話を切り出す。
「私ね、ダグラスのしたこと、お酒のせいだっていっても許したわけじゃない…」
「……すまなかった」ダグラスはエリーの方をやっと向いた。
「でも謝らなくていい。私もずいぶんダグラスにひどいことしてきたって思うから」
エリーはダグラスを振り返らずに話し続けた。
291175:03/05/05 14:46 ID:T1lnpkR3
「あれからいろいろ、本当にいろいろあって…私、わかったよ。ダグラスは
あの日まで、ずっとずっと我慢してきてくれてたんだって」
「そんなの…当然のことだ、ほめられるようなことじゃネエ!」
ダグラスは激しくかぶりを振った。
「ううん。私って…うっかりしすぎというか、隙がありすぎだから…当然、なんて
言葉では済まされないぐらい、ダグラスは我慢してくれてたと思う。
だから…おあいこかな、って思って」
そんなことでおあいこになるわけはない、ということぐらいはエリーにもわかっている
はずだった。その言葉を言わせたのは、いまさら憎むことのできないダグラスを
恨んで苦しみ続けるよりは自分のせいにしてしまいたい、というエリーの心。
自虐的なエリーの言葉がダグラスには、なじられるよりよほどつらかった。
「エリー…本当にすまなかった! 全部俺が、俺が悪いんだよ…だから、
そんな風に自分を責めるな…!」
頼む、とつぶやきながらダグラスは身をかがめてエリーを椅子ごと抱きしめた。
彼女がどう思うかは知るよしもないが彼にはそうするしか他に思いつかなかった。
292175:03/05/05 14:47 ID:T1lnpkR3
彼はかたく目を閉じ、時間を戻せたなら、と願った。
エリーのこんな悲しい顔なんかダグラスは見たくなかった。こと恋に関してはまるで
尻尾をつかませないエリーをずっとそばで見ているだけだった時も苦しかったが、
今の苦しみに比べれば、そしてエリーに与えてしまった苦しみに比べれば
いかほどでもなかった…なぜ自分の思いだけをエリーに押しつけてしまったのかと、
彼は心底自分に腹立っていた。
「お前が俺の顔を見たくネエってんなら、俺は騎士団もやめてこの街を出るから…。
俺にできることがあるなら、何だってするから…だから、もう…」
293175:03/05/05 14:48 ID:T1lnpkR3
その言葉を聞いた瞬間。エリーの心のなかで、何かがカチリと音を立てて動きだす。
騎士団をやめて、この街を出る…。それは、ダグラスが夢をあきらめるということ。
彼のその言葉を聞いて、エリーの心に彼と二人で眺めたあの海が、その時胸を
埋めていた思いが、潮の香りと共に鮮やかによみがえる。
そしてあの夜からどこか麻痺したままだったエリーの心の時計が動き出す。
突然エリーはダグラスの腕をほどいて勢いをつけて立ち上がった。
「だめ…ダグラス、そんなの、だめ…!」
ダグラスはエリーのいた椅子にしがみついたまま、うつむいて歯を食いしばっていた。
いつもの過剰なほどの自信もプライドも全て失い、軽口をたたくこともできなくなった
彼の背中はいつもより小さく、はかなげにさえ見えた。
「私の夢がかなったのは、ダグラスのおかげだもの…私も、ダグラスの夢を
応援してあげたいんだよ…」
ダグラスのことを憎むことも忘れることもできずにいたエリー。でも、彼の心からの
謝罪を聞いて、失われていた心の一部を取り戻した今、違う選択肢が生まれる。
エリーはその広い背中をそっと包み込むように抱きしめた。
294175:03/05/05 14:48 ID:T1lnpkR3
「あんなことがあったのはつらかったけど、ダグラスは謝りにきてくれた。
私の気持ちも考えてくれた…」
ダグラスの背中に頬を寄せて、エリーはささやく。
「私のこと好きって言ってくれたけど私まだ答えてなかったね…。
私もね、ダグラスのこと好きだった…今のダグラスになら、また好きって言えるよ…」
悔悟の念にとらわれていたダグラスの心に、その言葉はゆっくりとしみ通っていく。
おそるおそる、彼は顔をあげて、エリーを振り向く。
「許して欲しいとは、言えねえ…。俺も自分で自分が許せねえぐれえだ…。
だが、…俺に、もう一度チャンスをくれるか…?」
エリーはこくりとうなずく。
彼だから。ずっと、一緒にそれぞれの夢を追ってきた彼だから。
もう一度、間違った道を引き返して、きっとやり直せる…エリーは思った。
「チャンスとかじゃなくて…私が、ダグラスと一緒に居たいって思うの」
295175:03/05/05 14:49 ID:T1lnpkR3
「エリー!」考えるより先に、ダグラスの体は動く。
彼はエリーを抱きしめ、その唇を奪っていた。エリーはおずおずと応える。
くちづけを交わすうちに彼の熱はどんどんと昂ぶっていき、さらに次の段階へと
進んでいきそうになってダグラスはふと(これじゃ前の時と同じじゃねえか!)と
気づいて体ごと勢いよく唇をもぎ離した。
「す、すまねエ…俺、また…」意味もなくダグラスは口をぬぐった。
「いいよ、やめなくて」エリーは意味ありげな瞳でダグラスを見つめた。
「エ、エリー?」何を、どこまでやめなくていいのか意味を測りかねて
ダグラスは戸惑う。
「私ね、酔った勢いじゃないダグラスを、知りたい…その他にも、もっともっと
知りたいことはいっぱいあるんだけど…」
296175:03/05/05 14:50 ID:T1lnpkR3
ダグラスは一瞬エリーを力一杯抱きしめそうになって、エリーの体を壊して
しまいそうな自分にすぐ気づいて、彼に出来る限りそっとエリーを抱きしめた。
「…今度は、優しくするから、よ…」
柄でもない言葉を言って、顔を赤らめる。意外に幼く見える照れ顔を見てエリーは
くすっと笑ってしまう。
「いいよ、ダグラスはダグラスのままで」
「そういうわけにゃ、いかねえだろ…」言いかけるダグラスの唇をエリーがふさぐ。
初めてエリーから与えられたキスに、ダグラスは耳まで赤くなるほど驚く。
ここに来るまではエリーがまた普通に話してくれるばかりか、こんな風に自分を
求めてくれるとは思ってもいなかった。
彼女がくれるキスに、ダグラスは自分の熱を徐々に加えていく。
エリーの息遣いに甘い乱れが生じる。それが彼に欲望を催させる。
ダグラスはエリーを抱き上げ、ベッドに降ろしながら複雑な服を脱がせていく。
297175:03/05/05 14:51 ID:T1lnpkR3
ダグラスの少しあやふやな記憶の中で、あの時のエリーはいつも泣いていた。
それを思い出すたび、ダグラスは悔悟の念に襲われながらもその都度劣情に悩まされ、
結局いつも眠れなくなっては自己嫌悪に陥るような行為をしていた。
が、今目の前にいるエリーは、彼の存在を受け入れ、頬を紅潮させて恥じらいに
目をうるませている。
そんなエリーを見て、冷静でいられる彼ではなかった。
自分がまだ服を着たままであることも忘れて、エリーの体に触れていく。
エリーの肩口から耳元へ、ダグラスの唇と舌が首筋をなぞる。
首をのけぞらせてあえぐエリーの白いおとがいを眺めながら、ふっくらとした
胸の丸みに彼は手をそわせる。
彼の手にはそれは少し小さくてぴたりとは寄りそわないが、今はエリーが受け入れて
くれているという事実に感動するばかりで、余計なことは何も考えずにひたすら
そのやわらかさを堪能する。
エリーの乳房の先端はすぐに固く充血し、彼女の快感の扉を開く。
甘い吐息と共にエリーは胸をまさぐる彼の手に自分の手を重ねるが、彼の動きを
邪魔することはできない。
298175:03/05/05 14:51 ID:T1lnpkR3
ダグラスは彼女の秘所へと手を伸ばす。
触れた指先で、エリーのそこがすでに熱くなり始めていることを感じて、
彼の欲望はますます高まっていく。
エリーの反応を確かめながらそこを指先で何度もなぞる。
彼の指のわずかな動きにもエリーは反応し、彼女の奥からは充分すぎるほどに
愛液が湧きだす。
くっ、とダグラスは指先を軽くエリーの秘裂に潜り込ませる。
彼がその指をゆっくりと往復させると、エリーのそこは彼の指を幾度もきゅっと
締め付け、また愛液を湧きださせる。
「んん…ぁ…ぁあう…」
ダグラスが次第に指を増やしていくと、エリーは吐息ばかりではこらえきれなく
なって、荒い息の間から次第に高まった声をもらし始める。
彼の指だけでも、もう達してしまいそうな自分が恥ずかしくて、エリーは
ダグラスの首にすがりつく。
299175:03/05/05 14:52 ID:T1lnpkR3
すがりつかれて初めて、ダグラスはまだ自分が服を着ていたことに気づく。
客観的な目で見ればまたも無理に犯しているような光景であることに思い至って、
ダグラスは自分が恥ずかしくなり、あせりを隠そうともせずに急いで邪魔な服を
脱ぎ捨てる。
まるっきりムードはぶちこわしだが、エリーにはそんな彼が愛しかった。
向き直ったダグラスは照れ隠しのようにエリーにキスをする。
エリーは彼のキスに精一杯応えようとするが、すぐにダグラスの熱の方が上回って、
エリーは必死に彼にしがみついて翻弄されるばかりになってしまう。
ダグラスはエリーの秘裂を指で拡げ、ゆっくりと彼のモノを挿入していく。
エリーがダグラスにしがみつく力が強まる。
時折息をつめながら、エリーはダグラスのモノを受け入れていく。
あたたかなエリーの粘膜に包み込まれたダグラスは、エリーさえこの腕の中に
あれば他の物は何もいらないとさえ思う。
300175:03/05/05 14:53 ID:T1lnpkR3
すぐにもめちゃくちゃにしてしまいたい凶暴な欲望の存在を感じながら、ダグラスは
エリーに苦痛を与えないことを優先して、ゆっくりと動き出す。
「ふぅ…は…あ、あぁ…」エリーの表情は苦悶するようにゆがむが、その声は
明らかに昂ぶる。
エリーのどんな反応も見逃すまいとしながら、ダグラスはゆったりとした動きを
繰り返す。その動きにさえエリーはぐいぐいと頂点に向かって押し上げられ、
あまりに早く果てが見えて来てしまった彼女は、あえぐばかりの息の下から
何かダグラスに言おうとしたが、すでに間に合わない。
「ダ、ダグ…ッ、あ、ああッ…!」
ダグラスにしがみついていた手に一瞬力が込められ、すぐにぱらりと離れる。彼女の
背すじが幾度か小さく跳ね、全身にうっすらと汗が浮かび、その秘所にも細かな
ふるえが起こる。
ダグラスは動きをとめ、エリーを見守る。
彼に向かって開かれたその体を、悦びの表情を彼の記憶に刻み直す。
放心したように開かれた唇からもれる甘い吐息が次第に落ち着いていくのを、
そして宙を見ていた瞳がまた彼をとらえ直して恥じらいを見せるのを見守り、
ダグラスは何か言おうとして口を開いた、が、こんな時に何か言うと歯の浮くような
ことを言ってしまいそうで思い直して、黙ってまたエリーに口づけた。
301175:03/05/05 14:54 ID:T1lnpkR3
普段こういう場面でない時にはひとり突っ走るダグラスが今日は冷静で、そんな
ダグラスに達しているところを見られてしまってエリーは恥ずかしくて涙がにじんだ。
何でこんな時だけ冷静なのよ? とエリーはダグラスをなじりたいほどだった。
ダグラスはダグラスで必死に自分を抑えていたのだが。
エリーのその瞳を見てダグラスは、彼女にまだ余裕があることを半ばは確信、
半ば期待して、再び腰を使い始める。
はたしてエリーは再び彼の動きに敏感に反応を見せる。
ぬるりとした愛液が彼を包み込み、彼は思い通りに動いていく。
彼が欲望の命ずるままに動いてもエリーはもう息をつめない、どころかその唇からは
とめどなくあえぎ声が響く。
エリーひとりでは快感の波を受けきれなくて、ダグラスの体に時折爪を立てる。
その痛みでもダグラスをもう押しとどめることはできず、彼は激しくエリーを
責め立てる。エリーの両脚を両脇に抱え持ち、二人の体液が混じり合う音と
彼女のあえぎだけを聞きながら、ダグラスは自分の皮膚感覚の求めるままに
エリーとのつながりを確かめるように抽送を繰り返す……。
302175:03/05/05 14:55 ID:T1lnpkR3
「や…あ、ダグラス…も、もう…っ」エリーが彼に限界の訪れを告げようとする。
恥じらいのためでなく、悦楽のために彼女の目から涙がこぼれる。
その涙にダグラスは、また突っ走りすぎている自分を感じて彼女を抱きしめて
キスをする。だが、もう彼の体は欲望を解放することに向かってしまっていて
動きを止めることはできなくて、抱きしめたまま彼女の中で幾度も幾度も
突き上げるように動いてしまう…。
「…っ、アあああっ…!!」
エリーの声が、体が、同じたかぶりをみせてわななく。
彼女の脳裏を閃光のように快感が突き抜け、一瞬意識が遠のくほどの絶頂に達する。
「エリーッ…!」
急にエリーの中がダグラスのモノを不規則に締め付け、彼もまたエリーの中に拍動と共に彼の熱いたかぶりを送り出す……。
303175:03/05/05 14:56 ID:T1lnpkR3
どっと押し寄せる疲労に一瞬彼は体をエリーの上に投げ出し、すぐにエリーの体を
思いやってその横に横たわる。
荒かった息が整い、全身を包んでいた汗がひいてきた頃、天井を見たまま、
ダグラスはエリーにつぶやく。
「…なあ、武闘大会、応援しに来てくれるか…?」
「もちろん。…あ、でも…」
「何だ?」
「…スケジュール組む時、忘れないようにしないと…。
 いっつも依頼ためちゃって忘れちゃうんだぁ…」
「……わかった。今年は迎えに行くから、冒険だけは入れんなよ?」
「…ん……きおつける…ね…」
言いながら、すやすやと眠り始めてしまったエリーを見て、ダグラスは
幸せでもあったが、彼女がこの会話を覚えているかどうかは少し不安だった……。


-ダグエリエンド完結-
304175:03/05/05 14:57 ID:T1lnpkR3
ラブとエロ、ヘタレがどちらも追えばご都合になるしかない。
不自然とわかっちゃいてもやっちまったもんはしょうがない…。
最後エリー寝てるけど夜なのか昼なのかは考えてない。
ダグラスは多分非番なんだろう。言い訳すればするほどご都合。
次回、ノルエリエンド書くです。ダグエリエンドとは分岐。
305名無しさん@ピンキー:03/05/05 15:23 ID:K8SO3I5w
ダグエリエンド乙かれー。次は何描くぅ?
306名無しさん@ピンキー:03/05/05 15:23 ID:G3u/EmtS
307名無しさん@ピンキー:03/05/05 15:34 ID:9rU9d/xG
ヴェル、リリ ウル、リリ 番外でヴェル、メイド、リリ ゲマ、リリ希望。
308名無しさん@ピンキー:03/05/06 00:26 ID:ZNZ09tHm
>175さん
むちゃむちゃイイ!
最後までしっかり読ませてもらった感に満足です。
分岐ノルエリエンドも待ってます
309175:03/05/07 22:18 ID:LBDbdL+N
待っててくれる人がいるうちにノルエリエンド前後編行くです。
176からの流れだがダグエリエンドとは分岐で、ダグエリエンドは
なかったものとしての話。
勝手に前後編、しかも前編はここでupすべき内容になってないが、
後編も一気にupするのでご勘弁のほど。
310175:03/05/07 22:19 ID:LBDbdL+N
ノルエリエンド・前編

カスターニェから戻ってはきたものの、いくつか受けっぱなしだった依頼を
キャンセルされ、落ち込みながらも新しい調合に挑戦していたエリーだったが、
すでに何度も何度も失敗を繰り返してしまっていた。
くたくたに疲労しきった頃、妖精さんが友達を呼びたいと言い出したので、
自分の休みもかねて、とエリーは快諾したのだが…。
妖精さんに工房を占拠されてしまって、寝ることもできなくなってしまったエリーは
何の展望もなくアカデミーを訪れたものの、アイゼルには当然のごとく断られ、
他の寮生をあたる気力もなくてぐったりと野宿の場所でも探そうとしていたとき、
声をかけてきたノルディスの部屋に泊まりに来ていた。

ノルディスはエリーにベッドを譲った。彼はしばらく読書した後、寝入った頃を
見計らって部屋を出ようと、エリーの枕元に歩み寄って様子をうかがった。
エリーが静かに眠っているように見えたので、ノルディスは少しずれていた
上掛けを掛け直し、しばし瞑目した後、立ち去ろうとした。
311175:03/05/07 22:19 ID:LBDbdL+N
が、気づかぬうちにノルディスの服の裾をエリーがつかんでいたため
引っ張られたかたちとなって、ノルディスは立ち止まり振り返った。
「あ、起こしちゃったかい? ごめん。でもすぐ出てくから…」
ノルディスは動揺して早口になりながら、服にかかったエリーの手をほどいた。
ほどかれた手を力無く落としたエリーは天井を見たままつぶやいた。
「いいよ、しても」
別に今更あと一人男性経験が加わったところでもう何も変わりはしないし、
ノルディスならひどいこともしないだろう…、心身共に疲労しきった
エリーは諦めの境地だった。
「エ、エリー?」
「一緒に寝てもいいって言ってるの。…ノルディスもしたいんでしょ? やっぱり」
「何を言い出すの、エリー! そんなはすっぱなこと言うものじゃないよ」
「はすっぱでいいの。私、もうどうなったっていいし」
「…どうしたんだい? なにかあった? エリー」
「何も。何もないよ。……そっか、ノルディスはアイゼルが好きなんだね。
 じゃ私、こんなところにいちゃアイゼルに悪いんじゃない?」
エリーはのろのろと身を起こした。
312175:03/05/07 22:20 ID:LBDbdL+N
「アイゼル? 今は彼女の話はしてないだろう?」
「だってアイゼルから聞いたよ、工房を持ったら手伝ってくれるって言ってたって」
「それは確かに言ったけど、好きとか何とかいうことじゃないし、
 アイゼルからもそういう文脈で言われたわけじゃないよ。
 …そうじゃなくてさ、どうして、もうどうなったっていいなんて言うんだい?」
半身を起こしたエリーとは逆にノルディスはベッドサイドに椅子を引き寄せ、
浅く腰掛けてゆっくり話す姿勢になる。その彼からエリーは目をそらした。
「…いいよ、ノルディスは知らなくて」
「どうして? 僕じゃ頼りにならないかい?」
「…知らないでいてくれたほうが、いいの。それだけ」
エリーは会話を打ち切ってノルディスの頬に手を添えてゆっくりと唇を合わせる。
ノルディスはどきりとしたが、エリーのすてばちな態度の方が心配で、
でも拒絶するのも惜しくてただ彼女のなすがままに任せた。唇を重ね合わせるだけの
キスをしばらく続けているうちに、伏せられたエリーの目から涙が伝い、
ぱたぱたとシーツに落ちた。
「えへへ…。ごめんね」またゆっくりと唇を離したエリーは涙をぬぐって微笑んだ。
ノルディスが変わらず心配そうに見つめているので、エリーは自分のしていることが
恥ずかしくなってしまった。
313175:03/05/07 22:21 ID:LBDbdL+N
「なんか…やっぱり私、ここじゃ眠れないみたい。せっかく泊めてくれるって
言ってくれたのに、ごめんね。朝までどっかそのへんうろうろしてることにするよ」
エリーは足元にあったブーツに足を入れ、立ち上がろうとした。
その肩をノルディスがひきとどめる。
「だめだよエリー、こんな時間に出歩いちゃあぶないって」
「放っておいてよ。もう私のことは構わないで」
エリーはノルディスと目を合わせていたくなくて体ごと顔をそむける。
「放っておけないよ。君がどう思っていても、僕は君のことが好きなんだから」
少しいらだったように言い放ったノルディスはエリーの肩にかけた手に力をこめて
振り向かせ、二人の目が合ったその瞬間に彼女の頬に片手を添えて唇を重ねる。
エリーが彼に与えたキスをなぞるように、でも少し熱のこもったキスをして、
彼女の立とうという気をくじくことに成功したノルディスはエリーを見つめた。
「どうして君がそんなことを言うのか…理由を言いたくないっていうなら、
 今はそれでもいいけど、僕はいつか全部知りたい。
 何を聞かされても受け止めるぐらいの度量はあるつもりだ…自信はないけど」
314175:03/05/07 22:22 ID:LBDbdL+N
エリーは目を伏せた。彼女が誘っても何もしようとしない彼にとっての好き、
という言葉の意味あいが測りきれなくて、エリーは戸惑った。
肩と唇に残された感触からじわりとせつないような暖かいような感情が
呼び起こされることを自分でも不思議に思いながら、エリーはぼんやりとつぶやく。
「ありがと…」
「とにかく今日は眠ること! とても疲れてるみたいだから」
患者にでも言い聞かせるようにきっぱりと、ノルディスはエリーに命じる。
「優しいね、ノルディスは…」エリーは微笑む。
「優しくないよ。僕はこれでも結構身勝手だし」ノルディスはまじめに言う。
エリーはくしゃっと笑った。「そんなことないと思うけどなぁ」
「まあその話はおいおい、ね」ノルディスも笑った。
「早く元気になってもらわないとカスターニェに行ってた間の補習が進められないし」
さっきは好意を打ち明けておいて、こんな話題にふるノルディスの神経は
どうなってるのやら、とエリーはがっくりした。
「…ノルディスがそんな意地悪なこと言うなんて思わなかったなぁ」
「意地悪で言ってるわけじゃないよ、エリー」
そういいながらノルディスはエリーの背中に手を添えて彼女を横たえる。
315175:03/05/07 22:22 ID:LBDbdL+N
ノルディスはエリーの上掛けを肩までひきあげ、彼女の髪をなでた。
「そうだ、眠れないなら睡眠薬のストックあるけど使うかい?」
「ううん、いらない…。けど、本当に、いいの?」
エリーは上掛けから腕を出してノルディスの手に触れる。
「睡眠薬? 僕は試したことないけどまあまあの評価はもらってるよ?」
ノルディスは触れてきたエリーの指に自分の指をからめた。
その行動と言葉の大きなギャップにエリーは内心ため息をつく。
(ノルディスって、本当にわからない所がある…。そういうこと聞いたんじゃ
ないんだけどなぁ。やっぱりさっきの好きっていうのは友達としてってこと?)
エリーは手を引っ込める。
「ふうん。でも、やっぱり無くても大丈夫。それじゃあ、二回目だけど、
おやすみなさい」
ノルディスはエリーの前髪をかきあげて額に軽いキスを落とした。
「おやすみ」
エリーはそのまま目を閉じていたら、今度はあっというまに睡魔が訪れて
すやすやと眠ってしまった。
その寝顔を見ていたら、言うことは言ってしまったノルディスもなんだか
眠くなってしまって、そのまま壁に寄りかかって毛布をかぶった。
316175:03/05/07 22:23 ID:LBDbdL+N
エリーが目を覚ますともうノルディスはいなかった。
それもそうだ、カーテンごしに差し込む光の加減からすると
すでに昼近いようだった。
(ん…妖精さんたち、帰ってくれたかなぁ…?)
ゆっくりとのびをして起き上がる。
主のいないノルディスの部屋が珍しくてしばらくベッドに腰掛けてぼんやりする。
(そういえば、男の人と一緒の部屋でこんなにゆっくり寝たの初めてかも…)
ここ数日ためていた疲労が軽くなっただけでなく、何か心を重く冷たくしていた
氷のようなものが融けたような心持ちがする…、そう思ってノルディスとの
昨晩のやりとりを思い返したエリーはふと、ため息をつく。
(…ノルディスには、私って女性としては興味の対象外なのかなぁ?)
エリーは思わず自分の服の胸元をつまんで中をのぞきこむ。
と、その瞬間ノックもなしにドアが開いてノルディスが顔を見せた。
「わわっ、な、なんでここにっ」エリーは動転して脈絡のないことを口走る。
「なんでって…ここ僕の部屋だし…。エリー、まだ寝てたのかい?」
一瞬驚いた顔をしたノルディスはすぐにくすくすと笑う。
ねぼけちゃって、と言われたように思えてエリーはふくれっ面になる。
317175:03/05/07 22:24 ID:LBDbdL+N
「でも顔色が良くなってよかった。そうだ、軽く食べるもの買ってきたところ
だけど一緒に食べるかい?」
ノルディスは抱えていた紙袋の中身をテーブルに並べながら言った。
「それってノルディスのお昼ご飯でしょ? イイよ、私は」
胸の高さで両手を振って断るエリーの様子をノルディスは横目で見て、
もう一度勧める。
「少し買いすぎちゃったし、僕の調合品でよければ他にも食べ物のストックが
あるから良かったらふたりで食べない? お腹もすいてるだろうし」
「う…」確かに朝ご飯も食べずに寝通していたエリーはお腹がすいていた。
「じゃあ、じゃあ少しだけ、もらっちゃっても、イイ…?」
遠慮がちに聞くエリーがかわいくて、ノルディスは笑った。
「もちろん。でも食事が終わったらすぐ補習のスケジュール組もうね」
にこやかに手早く、つくりつけの実験台でお茶をわかす準備をする
ノルディスを見ながら、エリーは錬金術のこととなると口調はやさしくても
手厳しい彼の指導を考えると気が滅入ったが、それでも決して揺るがない
彼のやさしさに今はもう少し甘えていたいと願った。


-前編おしまい-
318175:03/05/07 22:25 ID:LBDbdL+N
ノルエリエンド後編

さっそく補習をしようということになったエリーとノルディスだったが、
エリーは本もペンも何も持ってきていなかったので、待っててもらうよりは
工房に一緒に行こうと言い出したのはエリーだった。

が…。エリーの工房に招き入れられたノルディスは絶句した。
彼がそこに入るのはかなり久しぶりのことだった。床が見えないほどに
散らばった紙、何かの踏み台にしたとしか思えない参考書の山、
大切な調合器具まで散乱している。
「……エリー、こ、これ…一体…」ノルディスはこういうとき、動揺を隠そうと
はしない。怒っていいのかどうか思案する顔をして、後ずさりしそうになる。
自分ではある程度見慣れてしまってそこまでひどくも思えなかった部屋の様子に
気づかされたエリーは、慌ててその辺の物を少し寄せながら弁解をする。
「これはほとんどはゆうべ妖精さんたちがやっちゃったの! 事情は言ったよね?
 いくら私だっていつもこんな部屋にしてるわけじゃないってば!」
319175:03/05/07 22:26 ID:LBDbdL+N
まだ呆然と立ち尽くしているノルディスに少しプライドを傷つけられながらも、
エリーは次の手を考えた。
「じゃ、2階に行こう! 2階ならちゃんときれいにしてるから!」
エリーは強引にノルディスの手をつかんで2階に続く階段を登った。
「2階なんてあったんだ…」ノルディスはおとなしくついていったが、
その部屋に通されてまた驚いて立ちすくんだ。
ノルディスの手を握ったままエリーはカーテンを開けて部屋に光を入れた。
窓際の小さな丸テーブルを指して言う。
「ここなら文句ないでしょう?」
ノルディスはその問いには答えなかった。
持参した本をばさりとテーブルに投げ出すと、突然エリーが開けたばかりの
カーテンを勢いよく閉め、エリーの手を握り返して強く引き寄せた。
ノルディスの胸に抱きとめられた形になったエリーは驚いて何も言えなかった。
あまりに突然のことにエリーの体が硬直する。
「本当に君は危なっかしいんだから…」ノルディスはエリーの肩に手をかけて
くるりと体の向きを反転させ、二人からベッドが見えるようにした。
「こんなところに簡単に男を入れちゃだめだよ、エリー」
”簡単に”、という言葉がエリーにはその言葉の意味以上に心にぐさりと刺さる。
「……」エリーが黙ってしまったのでノルディスは話を変える。
320175:03/05/07 22:26 ID:LBDbdL+N
「ごめん。ここじゃ余計落ち着けないってこと。とにかく1階の方に戻ろうか」
ノルディスはうながすようにエリーの肩を軽くたたいたが、エリーは動かなかった。
「……ここに人を入れたのは、ノルディスが初めてだよ」
エリーはノルディスの顔を見ないまま硬い声で言い、そして続けた。
「私があんまり危なっかしいから…ノルディスは放っておけないって、思って
 くれてるだけ? ならどうして好きとか言ったりするの? 私を試してるの?」
「試してなんか…」ノルディスは言いかけたが、エリーは彼に背中を向けたまま
彼の手から逃れるように一歩踏み出してテーブルに手をついた。
「からかうようなことはやめてよ。私は……。ううん、危なっかしいっていうなら
 これから気をつけるようにするから…。わかったからもう今日は帰ってくれる?
 勉強だって、自分でやってみるからっ…!」
さっき急に抱き寄せられてどきどきしたことも、ゆうべ聞かされた告白が
嬉しかったことも、もっと前の色々な大切な思い出も全て色あせていってしまう
ような気がして、エリーは彼と向き合っているのがつらかった。
本当のことなんか知らなくてもいい、そんな気さえした。
321175:03/05/07 22:27 ID:LBDbdL+N
ノルディスは彼女を傷つけたことをさとり、慎重に言葉を選ぶ。
「エリー…からかってなんかいないよ。昨日も言ったけれど、僕は君のことが
 好きだ、友人として以上に、一人の女性として」
ノルディスはエリーの横にまわりこみ、テーブルにおかれたエリーの両手をとる。
「まだ君の気持ちはきいてないけど、ゆうべ君の方からキスしてくれたから…
 ちょっと調子に乗りすぎちゃったね、ごめん」
エリーは彼が試していると言うが、彼にとっては全く逆にしか思えないものの、
傷ついたような顔をしているエリーに言うことはできなかった。
エリーはまだ信じられないような気がして、ノルディスを悲しげな瞳で見つめた。
「本当なの…?」
少しうるんだような瞳で自分を見上げてくるエリーと目があった瞬間、
ノルディスは自分の中に言いしれぬ欲望が立ちのぼってくるのを感じ、
引き返せなくなる前に、と急に話を変える。
「そ、それはもちろん本当! エリー、やっぱり1階でいいよ。
 僕も片付けるの手伝うから。そうでなければアカデミーに戻ってもいいし…」
322175:03/05/07 22:28 ID:LBDbdL+N
パッとノルディスはエリーの手を離し、階段に向かおうとする。
問いの答えとまるで裏腹なそのノルディスの態度に、エリーはますます不安になる。
「いや」
エリーは置いていかれる子供のようにノルディスの腕をつかまえた。
「エリー?」
「だって…このままじゃまた、聞き間違いか何かかと思っちゃいそうで…」
ノルディスは微笑んだ。
「じゃあ、これから毎日言うから。君の答えが聞けるまで」
「…それだけじゃ…いや…」エリーはうつむいて言った。
階下が散らかっているから、ではなく、”ここ”にいて欲しい、という意志を
読み取ってノルディスはくすっと笑った。
エリーはまだ一言の答えもくれてはいないのに…と思うが、ゆうべと
同じような投げやりな気持ちで言っているのではなさそうなので、
ノルディスはすこしかがむようにしてエリーの瞳をのぞきこむ。
「じゃあ僕の目を見て、好きって言える?」
323175:03/05/07 22:29 ID:LBDbdL+N
エリーはためらわずうなずいた。が、なぜか声がどうしても出ない。
誰よりも、その言葉を言わなければそれ以上は決して踏み込まないような
彼だからこそエリーは自身を任せたくて、そして彼の体に、その肌の下を流れる
熱い血潮の存在に触れたいのに…、のどに何かが詰まっているように声が出ない。
どうしてなのかわからなくて、エリーはただノルディスの瞳を見つめる。
今エリーの瞳に映るノルディスは、入学したての頃より少し背は高くなった
ようだけれど、その優しい瞳は全く以前のままで…そのまなざしをうけとめる
エリーの脳裏に、出会ってからの自分とノルディスのことがよみがえる。
いつも変わらずにエリーを見つめていてくれた彼、でも、その瞳に映る自分は…?
(私は…変わって、しまった……)
思わず考えてしまったら、エリーの目の奥がじわりと熱くなった。
エリーは目を閉じて顔を覆う。
その指の下から幾筋も涙が伝い、エリーはやがて嗚咽し始める。
「エリー?」ノルディスには何が起こったのかわからなかった。さっきまでは確かに
自分の方を向いていると思った彼女の気持ちが、今どこにあるのかもわからなかった。
でも、自分が原因で泣かせてしまったことだけはわかるので困惑した。
手をさしのべることもはばかられ、かけるべき言葉もわからず…それでも、
何が原因なのかを把握したくて、おそるおそる問いかける。
「どうしたんだい? 何が悲しいの? エリー」
324175:03/05/07 22:29 ID:LBDbdL+N
顔を覆ったままエリーは、しゃくりあげながら答える。
「…ごめんね」
泣かせてしまったのに謝られてノルディスはますます混乱する。
「何、が?」
エリーは答えない。
その沈黙が恐ろしくなってノルディスは言葉を継ぐ。
「僕が、無理強いしたせいなのかい? だったら、もう気にしなくていい。
 無理に言わそうとしたりして、悪かったから…」
「違う、の…」ノルディスが謝罪し始めるのを聞いて、嗚咽の中から
やっとの思いでエリーは否定し、気づいてしまった自分の気持ちを吐き出す。
「何か…私…、どうして、どうして、ノルディスが初めての人じゃない
んだろうって…思ったら…もう…自分がいやで…!」
その声に自責の響きを聞いて、ノルディスはそっとエリーを抱き寄せた。
「エリー…」
325175:03/05/07 22:30 ID:LBDbdL+N
エリーはノルディスの胸に顔を埋めて泣きじゃくる。
「ごめんね。ごめんね…!」
「エリー、初めてか初めてじゃないかなんて大したことじゃないよ。
 何も恥じることはない」
本当のところは、ずっと見ていたのに誰かに先を越された自分に
ちょっと腹立たしくはあったが、それを言うべき時ではないことを
知っているノルディスは子供をあやすようにエリーの背をたたいた。

「違う!!」うつむいたまま、エリーはこぶしを握り締めて激しく否定する。
「ノルディスの言うことは、普通に恋愛してきたひとなら、正しいよ。
 でも私は、私は…はじめはともかく、自分なんかどうなってもいいって…
 男の人なんてみんな同じだって思いたくて…ノルディスのことだって、
 どうせ同じなんだって思いたくて…ゆうべだって…」
エリーはノルディスを見上げた。その瞳には彼女自身への憤りの色。
「私…ノルディスに好きになってもらう資格なんか、ないよ…!!」
326175:03/05/07 22:31 ID:LBDbdL+N
「エリー」ノルディスはハンカチをとり出してエリーの頬をぬぐう。
それでも次から次から湧きだしてくる涙に、口づける。
「僕の気持ちは変わらないよ。どうして君がそんな風に思うように
 なったのかは今はきかないけど…何も恥じることはないと思う。
 僕は君を信じてる。君は今も、男は信じられないかい?」
ノルディスのくちづけがくすぐったくて、どきどきして…そのせいで
やっと涙がおさまってきたエリーは悲しげにかぶりを振った。
「信じられないのは、自分の方だよ…。私がもっとしっかりしてれば…」
「君が信じなくても、それでも僕は君を信じてる。君が好きだよ。
 だから、自分を責めないで…」
ノルディスは、そんなことを言われると自分まで悲しくなる、とでも
言いたげに憂いを含んだ瞳でエリーを見つめた。
エリーの唇が震える。エリーは何度も、何度も迷い、躊躇した。
が、彼の澄んだ瞳に見つめられていると胸にあふれてくる思いを
ついにせき止めておくことができなくなって、見つめ合ったまま、
かすかな、自分にしか聞こえないほどの小さな声でささやく。
「……私も、すきだよ……」
口に出してみたら、今度はちゃんと彼に聞こえたかどうか不安になって、
もう一度声に出してみる。
「私も、ノルディスがすき…」やはり言ってはいけないことのような
気がしてまた涙があふれそうになってエリーは目を伏せた。
327175:03/05/07 22:31 ID:LBDbdL+N
「エリー」呼びかけながらノルディスはそのまま唇を重ねる。
もう悲しい言葉を言わせたくなくて、彼女の呼吸を奪う。
ノルディスの舌はエリーの唇に割りこみ、歯列をなぞり、舌にからみつく。
エリーは体を走り抜ける甘いしびれに力を奪われ、立っていることも
難しくなって必死でノルディスにしがみつく。
いつもの服の下に隠されたほっそりとした体のラインを確かめるように
撫でながら、エリーの呼吸の乱れを聞くノルディスの中に欲望が湧き上がる。
そっとベッドに導いて、くちづけを与えながら彼女の服を滑り落としていく。
「きれいだよ、エリー」
「ううん…私は、」
何か言いかけるエリーの唇をノルディスはやさしくふさぐ。
328175:03/05/07 22:32 ID:LBDbdL+N
ノルディスは自分も服を取り払って、エリーの裸身を全身で抱きしめる。
しばらくの間、何もせずにただ抱きしめて、それからノルディスは口を開く。
「僕を信じて、エリー」
そしてエリーの体を探るように愛撫する。エリーが何か言いそうになるたび、
その唇を唇でふさぐ。声を封じられてエリーは甘い吐息ばかりをもらす。
白い細い指も、薄い肩も、なだらかな曲線を持つ背中も、鎖骨の浮いた胸元も、
小ぶりなまろい乳房も、健康なはりつめた脚にも、ノルディスの手が触れるたび
まるで魔法にでもかかったようにエリーの体は熱くなり、快感と羞恥に、
逃げるように身をよじってしまう。
ノルディスはそんなエリーにつぶやく。
「…それから、自分を信じてあげて…」エリーの心も体も自分に開かれていることを
感じて、そう告げる彼の声も熱っぽかった。言いながらノルディスは彼女の乳房に
くちづけを与え、手を秘所にのばす。すでに熱い蜜が湧きだしていた
そこを指で味わいながら、乳房の先端を舌でなぶる。
男にしては細い彼の指からエリーの愛液がしたたり落ち、彼の口内で小さな乳首が
かたく凝り固まる。エリーの体は早くももうノルディスの思うがままだった。
329175:03/05/07 22:33 ID:LBDbdL+N
ノルディスの唇に封じられていた声を取り戻したエリーは、せつないあえぎばかり
をもらしながらも訴える。
「あ…私…恥ずかしい、よ…」自分の体がいつになく敏感になっていることを
自覚して、体の芯から熱いものがこみあげてもうとめどなく流れ出して
しまっていることを感じて、エリーはどこかに隠れてしまいたい気持ちだった。
「恥ずかしがることはないよ」ノルディスはともすれば逃げるような
動きをするエリーの体を巧みに御して逃がさない。
「いやっ…あ、そこ…」ノルディスの唇が次第にエリーの下腹に近づいてきて、
エリーは口先だけでも拒否を示す。
「何がいやなの、エリー」ノルディスは優しげに問いかける。
「見ないで…は、恥ずかしいから」ノルディスの声も普段より熱を帯びているけれど
自分に比べればはるかに冷静そうなのでエリーはますます恥ずかしくなる。
「じゃあ、目をつぶっててあげるから」ノルディスは本当に目を閉じて、
彼女の秘所にくちづける。
「あぁん!」エリーは抗議したかったけれど、ノルディスの舌と唇が呼び起こす
快感に耐えられなくて、何を言おうとしても言葉にならないどころか
息をするのもやっとで、呼吸するたびに意味をもたない声をもらす。
「あ…ん…はぁ…あっ、あぁ…」
目を閉じることで触感に頼ったノルディスの愛撫はエリーの隅々までも
感じ取ろうとして執拗なまでにエリーを責める結果となる。
330175:03/05/07 22:34 ID:LBDbdL+N
やめてほしい気持ちと、やめてほしくない気持ちがエリーの中でせめぎあう。
すでに彼女には絶頂が見えていて、ひとりでそこへ到達してしまうのが
いやで、それを彼に何とかして伝えたくて、水におぼれる人のように
エリーはノルディスの手をつかむ。
でももう遅くて。
「ん…あ、ああっ!」エリーの背すじが幾度も跳ねるように震え、その秘所も
ひくひくとうごめく。一瞬ノルディスの手に爪をたてた指から全ての力が抜ける。

ノルディスは顔をあげて目を開き、エリーの姿を見る。
彼はエリーの横に一旦横たわってから、少し汗ばんでしまったエリーの肩を
抱きよせてまだ快感の余韻に震えている彼女にキスをする。
「大丈夫? エリー」ノルディスはかすかに笑いを含んだ声で言う。
エリーはまだ何も言えなくて、恥ずかしいことを言う彼の胸をちょっと叩いた。
331175:03/05/07 22:34 ID:LBDbdL+N
一人でよがってしまった自分がバカみたいに思えて、エリーはノルディスにも
同じ気持ちを味わって欲しくて彼のモノに手を伸ばした。
が、彼の口調からは思いもつかなかったほど熱い感触に驚いて、思わず
エリーは手を引っこめてしまう。
「…恥ずかしいのは僕も同じだよ。わかった?」ノルディスはちょっと
照れくさそうに言うと、仕返しのようにまた体勢を戻して
彼女の秘所に指を差し入れた。
「んんっ…」彼の指が与える快感にまた感じ始めてしまうエリーは
必死でノルディスにしがみつく。
その様子を見て、ノルディスはもうエリーが指だけでは足りないと
感じていることを察する。
332175:03/05/07 22:35 ID:LBDbdL+N
ノルディスはゆっくりと、エリーの体の反応を確かめながら体をつないでゆく。
初めて彼とひとつになれた喜びでエリーの瞳にまた涙が浮かぶ。
「痛い?」しんから気遣う声でノルディスが問いかける。
「…う、ううん…」呼吸をするたびあられもない声が出そうになって、
必死にこらえながらエリーはノルディスに答える。
ノルディスはゆっくりと動き始める。
エリーが声をあげてしまう場所を、角度を、体で探りながら、彼は手も唇も
総動員して彼女を悦ばすことに専念する。
エリーはいくつかの軽い頂点を迎えて、何度も、もうだめ、と思ったが
それを彼に伝える前に次の波がきて押し流されてしまう。
体が熱くて、つながった場所からふたりの血流がまざりあっているような気がする。
彼女の喉からはもうとめどなく甘いあえぎが流れ続ける。
一方のノルディスもなるべく彼女を悦ばすだけを考えているつもりだったが
実際彼もまたエリーとやっと結ばれた喜びでいっぱいで、どこかに気をそらしておく
なんてことはとてもできなくて、エリーのかわいらしい顔を見、その声を聞き、
彼の体に吸い付いてくるような体を味わっているうちに
すぐに限界が近づいてきてしまった。
333175:03/05/07 22:36 ID:LBDbdL+N
「エリー…」ノルディスはもう我慢ができなくなって、エリーの体に
自分を打ち込んでいった。急激な責めに転じた彼の動きに、エリーは
また違う快感の波が押し寄せるのを感じる。
「ああっ…ノ、ノル…ディス…」朱に染まった顔で、歓びの涙をたたえた瞳で
エリーはノルディスの名を必死に呼び、何かをつかもうとその手が宙を泳ぐ。
ノルディスは彼女の指を自分の指でからめとってシーツに押し付ける。
名前を呼ばれたことで一気に彼の快感は増してゆく。
二人の間から粘りを帯びた水音が響くことをどちらももう気にもとめない。
やがて…
「ああああっ、ア、ああっ……!!」エリーがひときわ高い声をあげる。
背すじをのけぞらせ、全身にがくがくと震えが走りぬける。
「…エリー…っ」彼女の中が彼を引きずり込むように締め付けた瞬間、彼は
こらえることをやめて全てを解放する。彼の中から熱い液体が彼女に注がれ、
二人は共に同じ歓喜の器を飲み干す……。
334175:03/05/07 22:36 ID:LBDbdL+N
少し眠ってしまって、エリーは目を覚ました。かたわらにノルディスの
体温を感じて、彼に包まれているような気がしてほっと安堵する。

故郷にいたときからずっと憧れていた錬金術士のマルローネに会って、
さらにふくらんだ彼女の夢…錬金術とは何か、を探し求めること…
その夢を、エリーは追っていきたかった。
今はまだ、おちこぼれの域を脱しきれていないエリーの夢を、
いつも誰よりも応援してくれるのはノルディスだ。
ノルディスの夢は直接に人々の役に立つことだから、エリーの途方もない
夢の道行きにずっと一緒というわけにはいかないけれど、
エリーの話を一番目を輝かせて聞いてくれる、そして大切な示唆をくれたり
違う視点からの考察をくれる彼がエリーは好きだった。
(ノルディスと一緒に、もっと高みをめざして行けたらいいな…)
(えへへ…私を好きでいてくれて良かったぁ…)
さきほどの情事の際の彼を思い出して思わず顔がゆるんでしまった
エリーの様子にノルディスが気が付いて、微笑んで頬にキスをした。


-ノルエリエンド完結-
335175:03/05/07 22:37 ID:LBDbdL+N
無事終わりました。何が何でもハピ-エンドに持ってく甘さがイタイ…。
作品外で言い訳するのは見苦しいが、前編でノルが手を出さないのは
エリーがあまりに疲労してるから。通常状態なら誘惑に負けてる。
ノルエリエンドではエリーは起きたものの、速攻掃除補習コース決定。
全編を貫いてるのは「ご都合主義」。どんどん擬音が減ってるし。

どっちも無理な話ではあるがノルエリだとダグがひでえヤシのままなので
ダグエリの方がましのような。
ルーエリエンドも考えたんだが、エロにならずじまいだったので没に。

176から全部読んでくれた人がもしいたら、心から感謝。
お粗末様でしたー。ではリリーのソフトでも買いに行くか…ぢゃっ!
336名無しさん@ピンキー:03/05/07 23:08 ID:FN3JPM75
175さん、あなたはもしや・・・・・・いや、何でもないス。

とにかく乙〜。イイもん読ませていただきやした。
ゲームに忠実にいくと三人とのエンドがあるわけで。エロはご都合主義でオケーなんじゃないのかのう。
これだけ前フリしっかりやりゃーパーペキだと思うが?
ただ、エロだけ読みたい人には前編スルーされるかもしれない、という罠。
337名無しさん@ピンキー:03/05/11 07:30 ID:9OaweqbW
乙〜。ノルってオクテなヤサ男でチェリーなイメージがあったので以外な感覚で読ませていただきました。でも初初しいからオッケ。
338名無しさん@ピンキー:03/05/16 00:11 ID:CVGgvv3S
捕手
339名無しさん@ピンキー:03/05/16 18:16 ID:JkWOLqud
誰も来ないに・・・。


リクでもしたら、神が書いてくれないかな…?
340あぼーん:あぼーん
あぼーん
341あぼーん:あぼーん
あぼーん
342名無しさん@ピンキー:03/05/17 22:38 ID:EoJv+yp2
どうも。初めてこのスレッドに来ました。
現在、テオ×リリーってのを執筆しているんですが、完成したら載せていいですか?
343名無しさん@ピンキー:03/05/17 23:41 ID:Sp/Y083r
>342
激しくお待ち申しております
344名無しさん@ピンキー:03/05/18 00:47 ID:sCZHnPgR
>>342
ぜひともお願いします
345名無しさん@ピンキー:03/05/18 04:43 ID:BaGzCpaj
≫342 楽しみにまったりまつ
346342:03/05/18 08:32 ID:W8dFSeQj
>>343-345
変わりました。では、さっそく張ります。

「誰かー! 誰かいませんかー!」
 薄暗い洞窟の中に、リリーの悲痛な声が響き渡る。
 彼女は全力で叫ぶが、それに応える声は返ってこない。ただ、洞窟の冷たい壁
に反響し、空しくこだまするだけだった。
「ダメだわ。誰も応えてくれない……」
「仕方ないよ。こんな洞窟、滅多に人なんて来ないんだから」
 リリーの傍らで座るテオが、気怠そうな声を発した。
 二人の周囲は、赤茶色の土で囲まれていた。脱出できそうな穴は、どこにも見
あたらない。上方に穴があって、そこからわずかな光が差し込んでいるが、高さ
は10メートルほどもある。壁を登って脱出するのは、ほとんど不可能だった。
 リリーは今日、テオとシスカの二人と一緒に、レッテル廃坑まで採取に来てい
た。三人で鉱物を拾い集めていると、奥の方に珍しそうな石があるのをリリーが
見付けた。それを取ろうと、テオと一緒に奥へ進もうとしたとたん、いきなり落
盤が起こり……気が付くと、こんな場所に閉じ込められていたのだ。
 最初は、すぐにシスカが自分達を助けに来てくれるだろうと思っていた。しか
しいくら待っても、シスカは来てくれなかった。ひょっとすると、彼女も落盤事
故に巻き込まれたのだろうか? だとすると、自分達が助かる可能性は、極めて
低いと言わざるを得ない。ここは廃坑で、近付く者など滅多にいないのだから。
「……まったく、姉さんがくだらないことをするから、こっちまで巻き込まれち
ゃったよ」
 テオがポツリと漏らすと、リリーはキッと目を尖らせてテオを睨み付けた。
「何よ! あたしのせいだって言うの?」
「だって、奥へ進もうとしたのは姉さんじゃないか! オレは最初から嫌な予感
がしていたんだ。それを無理矢理、連れていこうとするから、オレまでこんな目
にあったんじゃないか!」
347342:03/05/18 08:34 ID:W8dFSeQj
「だって、こんなことになるなんて、予想できなかったのよ! だいたい、そん
なに嫌な予感がしていたのなら、なんであたしを止めなかったのよ!」
「何だよ、止めたって無視して奥へ進んだくせに!」
「うるさいわね、ヒステリックに喚かないでよ! 空気が減るでしょ!」
 リリーは、フン、と鼻を鳴らしてテオから顔を背けた。
 二人は、風穴もない空間に閉じ込められている。このままの状態が続けば、や
がて酸素がなくなって、窒息してしまうだろう。二人は、じわじわと迫り来る死
の恐怖に支配されていた。まるで、真綿の紐で首を締め付けられているかのよう
に。
 重苦しく気まずい空気が、二人の間に流れる。二人は何を話していいのか分か
らず、押し黙ってしまった。
 そして、数刻が経過した後。
「うっ……くっ……ううっ……」
 突然、リリーが声を発した。何かを喉に詰まらせたような、苦しげな声だ。
 何が起こったのかと思い、テオはリリーのほうを振り向いた。……と、テオは
ハッと息をのんだ。
 リリーは泣いていた。顔を突っ伏したまま、背中を震わせて泣いていた。
 テオがリリーの涙を見るのは、初めてのことだった……いや、彼女が人前で涙
を流すなんて、初めてじゃないだろうか? いつも気丈に振る舞い、他人には決
して弱気なところを見せないリリーが、こんなに激しく泣くなんて……。
「どうしたの、姉さん? オレ、言い過ぎた?」
「……違うの。あたし、悔しいのよ」
「悔しい?」
「あたし……約束したのよ。イングリドやヘルミーナに向かって、必ずアカデミ
ーを建ててみせる、って約束したのよ。あたしはその約束を果たすために、今ま
で必死に頑張ってきたのに……なのに、こんな場所で、その夢が途絶えてしまう
なんて……あたし、何のために今まで頑張ってきたのよ……!」
「だ、大丈夫だよ、姉さん。オレ達、きっと助かるって」
「気休めはやめてよ! 助かる見込みはないって言ったのは、テオじゃないの!
あたしはここで死ぬのよ! この暗い場所で、誰にも気付かれることなく、寂し
く死ぬんだわ!」
「ね、姉さん……」
348342:03/05/18 08:34 ID:W8dFSeQj
「あたし、今まで何してたんだろう……こんな場所で死ぬのなら、もっと頑張っ
ておけば良かった。イングリドやヘルミーナのことも、もっと可愛がっておけば
良かった……ごめんなさい、イングリド……ヘルミーナ……!」
 リリーは顔を伏せ、堰が切れたかのように泣き始めた。年下の前ということで、
強気な態度を見せていたリリーだが、やはり死の恐怖には勝てなかったのだろう。
抑圧されていた寂しさが拭きだしたかのように、声を上げて泣いた。
 テオはどうすればいいのか分からなかった。考えてみると、テオはリリーのこ
とを守ってあげたことなど、一度もなかった。自分は大して強くないし、弱虫だ
し、年齢もリリーより下だ。リリーに元気付けられたことは何度もあるが、彼女
を支えたり、元気付けたりした記憶は一つもない。
 テオは拳を震わせた。自分はなんて無力で、ちっぽけな男だったんだろう……。
 やがて泣き疲れたのか、リリーの泣き声が止まった。不気味なまでの静けさが、
洞窟の中を支配する。その間も、逃れられない死の恐怖が、二人の頭上を漂って
いた。
 二人は冷たい地面に座り、押し黙った。ただ黙り込むことしかできなかった。
 だが。数刻後、不意にテオが立ち上がると、重苦しい口を開いた。
「……姉さん。オレ、姉さんに話したいことがあるんだ」
「話したいこと? 何よ?」
「それは……」
 テオはリリーの前に立ち、彼女の目を真っ直ぐに見つめた。大きく息を吸って
吐き出すと、テオははっきりとした声で、言った。
「姉さん。オレ、姉さんが好きなんだ」
349342:03/05/18 08:35 ID:W8dFSeQj
「……えっ?」
「面と向かって言うのは初めてだよな。オレ、姉さんのことが好きだったんだ。
初めて出会ったときから、ずっと」
「な……何を言ってるの? こんな時に冗談はやめてよ!」
「冗談じゃない! オレは本気で姉さんが好きなんだ! オレは目的もなく、た
だ毎日をブラブラ過ごすだけだった……でも、姉さんは違った。はっきりとした
目標を持って、それに向かって突き進んでいた……オレは、そんな姉さんに憧れ
ていたんだ! そしてオレは、姉さんのことが好きになったんだ!」
「テオ……その言葉、本当なの?」
「ああ、嘘なもんか。オレは、姉さんを愛しているんだ。愛する人に、嘘なんか
つけるわけないだろ!」
 テオはそこまで言うと、また地面に腰を下ろした。もうすぐ死にそうだと言う
のに、その顔は憑き物が落ちたかのように晴れやかで、清々しかった。
「あー、スッキリした。これでもう、思い残すことはないや。姉さんには、何か
やり残したことはない? 死んでから後悔したって遅いんだから、今のうちにやっ
ておいたほうがいいよ」
「……そうね」
 リリーはふうっと息を吐いた。
 このままだと、自分はテオと一緒に死んでしまう可能性が高い。それなら今の
うちに、出来ることをやっておいた方がいいだろう。テオの言うとおり、死んで
から後悔しても遅いのだから。
 リリーはテオの手を握り締め、そっと囁いた。
「テオ、お願いがあるの。聞いてくれる?」
「もちろん。オレにできることなら、何でも言ってよ」
「じゃ、目をつぶって、あっちを向いててちょうだい」
「分かった。こうだね?」
 テオは立ち上がり、リリーに背を向けた。それを見たリリーも立ち上がり、テ
オの背後で何かやり始めた。
 静寂の中で、ゴソゴソという音だけが聞こえてくる。姉さんは一体、何をしよ
うとしてるんだろう? 何かプレゼントしてくれるんだろうか? それとも、何
か重大な秘密を明かしてくれるんだろうか? テオは胸を躍らせながら、リリー
が声をかけるのを待った。
350342:03/05/18 08:35 ID:W8dFSeQj
 やがて、音が止まった。
「……いいわよ。こっちを向いて」
「はいよ、姉さん」
 テオは言われたとおり、リリーのほうを振り返った。
 ……と。その瞬間、テオは全身が凍り付いたかのような錯覚を感じた。
 目の前に立つリリーは、何も着けていなかった。見慣れた服も、下着も、トレ
ードマークのスカーフもない。生まれたままの姿で、胸元と股間を両手で押さえ
ながら、頬を赤らめて立っていた。
「テオ……あたしを、抱いて……」
「ね、姉さん、気は確かなの! どうして、こんなことを……!」
「あたし、17年も生きてきて、一度も恋愛した経験がないのよ。当然、キスを
したことだってないわ。でも、どうせ死ぬのなら、一度でいいから恋をしてみた
い……だからテオ、あなたに抱いてもらいたいの」
「ダメだよ、姉さん! 好きでもない男に、そんなことを言っちゃダメだ!」
「そんなの関係ないわ! あたしは生きてるうちに、恋の味を知っておきたいの。
例えそれが、どんな形であったとしても……経験しておきたいのよ……!」
「ね、姉さん……!」
「お願い、テオ……これ以上、焦らさないで……」
 リリーは恥ずかしそうに身体をくねらせた。普段は真っ白な顔が、耳まで赤く
染まっている。きっと、リリーは今まで、家族以外の男に身体を晒したことがな
かったのだろう。
 テオは、自分の胸が熱くなるのを感じた。恥ずかしさで倒れそうになっている
のに、懸命に立って、テオを誘ってくるとは……なんていじらしいんだろう……。
 テオはリリーの両肩に手を置いて、自分の方へ引き寄せた。
「姉さん……本当にいいんだね?」
「ええ。お願い、優しくしてね……」
 リリーがそう言うと、二人はどちらからともなく顔を近付け、唇を重ねた。
351342:03/05/18 08:36 ID:W8dFSeQj
 互いの身体を抱き合い、唇を重ね続ける二人。そのうちに、テオはリリーの唇
を割り、舌を差し入れた。その感触にリリーはぴくりと肩を震わせたが、すぐに
冷静さを取り戻し、舌を絡め始めた。
 唾液の絡まる淫靡な音が、二人の理性をとろけさせる。夢中になって舌を絡め
合ううちに、二人の息は荒くなっていき、顔は熱を帯びていった。
「ああっ……」
 リリーの身体がテオの腕を離れ、地面に倒れ込んだ。恋人のキスで身も心もと
ろけたのか、苦しそうに息を吐き、視線を泳がせる。
 そんなリリーの身体を、テオは我を忘れたかのように見下ろした。
 なんて綺麗なんだ……テオは思った。初めて見るリリーの裸体は、雪のように
白くて滑らかだ。茶色の乳首と、うっすらと茂った恥毛が、白い肌の中で眩しく
映えている。それはまるで、芸術家の作った彫刻か絵画のようだった。
 テオはリリーの身体に覆い被さり、胸に顔を埋めた。見た目以上に大きく、柔
らかな胸を、出来る限り優しく揉む。弾力あるリリーの胸は、テオの手の動きに
合わせ、自在に形を変えた。
 テオは乳房に口付けし、舌を這わせた。ツー、と舌を滑らせ、乳首を舌先でな
ぞると、リリーの全身がピクンと跳ねた。
 リリーの乳首は薄茶色で、柔らかかった。だが、テオが指や舌を動かすうちに、
固さを持ち始め、大きくなっていった。
「気持ち良いんだね、姉さん?」
「いや、言わないで……恥ずかしい……」
「恥ずかしがることないよ。女の人なら、当然の反応だよ」
 テオは、片手でリリーの乳房を弄びながら、もう片方の乳房に舌を這わせた。
テオの指が乳房に食い込み、舌が乳首をなぞるごとに、例えようのない快感がリ
リーの全身を包み込む。艶っぽい喘ぎ声が、リリーの口から何度も漏れた。
352342:03/05/18 08:37 ID:W8dFSeQj
 テオは胸から顔を離すと、舌を這わせながらリリーの身体を滑り降りていった。
舌はヘソのあたりで一度止まったあと、さらに下方へと進んでいく。やがてテオ
の頭は、リリーの陰部の真前で止まった。
「……! だ、だめ、テオ!」
 リリーは慌てて膝を閉じ、両手で股間を覆った。
「どうしたの、姉さん? ここは見せてくれないの?」
「だって、ここは……あたしの……」
「心配しないで。乱暴なことはしないからさ」
 テオはそう言うと、リリーの手を払いのけ、亀裂に顔を近付けた。
 まだあまり濃くないヘアの奥から、蜜の香りが漂ってくる。その蜜を味わうか
のように、テオは舌で亀裂をなぞった。
「ああっ……だ、だめ、テオ……!」
 リリーは喘ぎ声を上げながら、白い裸体を波打たせた。まるで電流が全身を駆
け巡っているかのようだ。リリーは必死になって両脚を閉じようとしたが、テオ
の愛撫に負け、力を抜いた。テオはそれを見逃さず、リリーの太股に手をかけて
脚を広げさせた。
 リリーの両脚が開くと、亀裂の入った陰部が露わとなった。薄毛に絡みついた
蜜が、薄光を浴びてキラキラと輝いている。
「ああ……いやあっ……!」
 リリーは真っ赤に火照った顔を、両手で覆った。覚悟はしていたつもりなのに、
実際に見られると、やっぱり羞恥心が沸き上がってくる。なんとか脚を閉じよう
とするが、力が抜けてどうにもならない。もはやリリーは、テオに弄ばれる操り
人形だった。
 指で亀裂をなぞると、リリーの暖かさが指を通じて伝わった。溢れる蜜がテオ
の指に絡みつき、手の甲の上を滴った。
 テオは片手で亀裂を広げ、もう片方の手の指をその中へ差し入れた。その瞬間、
リリーは全身を大きく震わせた。生まれて初めて、他人のものが自分の体内に入っ
てくる。痺れるような感覚に、リリーの頭は真っ白になった。
 テオが指を動かすと、クチャクチャという音が鳴った。さっきまでとは比べも
のにならない量の蜜が、亀裂の奥から溢れ出てくる。桃色の壁に指をあて、奥の
肉芽を摘み上げると、リリーはひときわ甲高い声を発して喘いだ。
353342:03/05/18 08:39 ID:W8dFSeQj
「だめ、テオ……あたし、どうにかなっちゃいそう……!」
「まだ早いよ、姉さん。どうにかなるのは、これからだよ……」
 テオは意地悪っぽく微笑み、ズボンを脱ぎ始めた。下着を脱ぎ捨てると、誇張
したテオの分身が露わとなった。それを見たリリーは、思わずハッと息をのんだ。
友達とのお喋りで、何となくは聞いていたけれど、あんなに大きいなんて……そ
してそれが、自分の中に入ってくるなんて……。
「……姉さん、怖い?」
「うん、ちょっと……でもやめないで。ここまで来たら、最後まで行かせて」
「分かった。それじゃ、力を抜いて、楽にして」
 テオの言葉に従い、リリーは息を吐いて力を抜いた。それを見たテオは、自分
のものを、ゆっくりとリリーの中へ差し入れた。
「うっ……あ、ああっ……!」
 リリーは苦しそうに顔をしかめた。リリーの中は、テオが想像していたよりも
狭く、きつかった。まるで、リリーの意思とは関係なく、入ってくる者を拒もう
とするかのように。
 テオは出来るだけゆっくり、リリーの中へ進んでいった。だが少し進むごとに、
リリーは苦しげに顔を歪め、呻き声を上げる。それを見たテオは、もう止めてお
こうかと思った。愛する人が、こんなにも苦しんでる姿を見るのは、辛かった。
 だが。そんなテオの気持ちを察したのか、リリーはテオの腕をつかみ、言った。
「大丈夫よ、テオ……やめないで、続けて……」
「でも、姉さん……」
「あたし、テオと一つになりたいの……それが、あたしの願いだから……ね?」
 そう言うとリリーは、小さく笑った。
 それを見たテオも、リリーに微笑み返した。怖いのに、痛くてたまらないはず
なのに、相手を気遣って微笑んで見せるなんて……やっぱりリリーは、天使のよ
うに素敵な女性だ……。
354342:03/05/18 08:40 ID:W8dFSeQj
 テオはリリーの腰に手をあて、残った部分を突き入れた。そのとたん、何かが
破れたような感触が伝わり、リリーの口から一きわ甲高い悲鳴が発せられた。
 一つに繋がった部分から、赤い液体が滴り落ちた。それはリリーの太股を伝わ
り、地面を赤く染め上げた。
「テオ……あたし達、一つになったのね……」
「うん。姉さん、動かしてもいい?」
「ええ、お願い……」
 リリーの言葉を受け、テオはゆっくりと身体を動かし始めた。
 いくら必死に耐えているとはいえ、リリーは今回が初めてだ。いきなり激しく
動かすと、苦痛が増すだけだだろう。テオはリリーの様子を確かめつつ、ゆっく
りと腰を動かし始めた。
 テオが身体を動かすたびに、リリーの亀裂が、粘りけのある淫靡な音をたてる。
蜜が赤い血と混ざり合って、二人の身体を朱色に染めた。
「あっ……ああ、んっ……」
 リリーの口から、また声が漏れる。気のせいか、声のトーンから苦しげな感じ
が薄らいでいる。焦らずゆっくりと責め続けてきたのが良かったのか、リリーの
表情から堅さが消え始めていた。
 それを見たテオは、身体の動きを速めた。これまで待たされてきた鬱憤を爆発
させるかのように、腰に力を入れる。テオの額を、一筋の汗が伝った。
 気が付くとリリーは、自分から身体を動かしていた。さっきまであんなに激し
かった痛みは消え去り、心地よさと快感が全身を支配している。もっと責められ
たい、もっと気持ちよくなりたいという欲望が、リリーの心と身体を焦がした。
テオが一突きするたびに、リリーの喉から喘ぎ声が漏れ、豊かな胸が大きく震え
た。
「ああっ、テオ……気持ち良いよ……!」
 リリーはテオの腕を掴み、自分の胸へと導いた。片手では収まりきらないほど
の乳房を、テオはせわしなく揉む。リリーの身体はしっとりと汗ばみ、白い絹の
ように煌めいていた。
 リリーはもう、本能だけで身体を動かしていた。テオと身体が触れ合うたびに、
快楽の波が押し寄せ、リリーの全身を打ち付ける。それはだんたんと高ぶってい
き、身体の中で破裂しそうだった。
355342:03/05/18 08:43 ID:W8dFSeQj
「姉さん、オレ、もう……!」
「ああっ、テオ……お願い、あたしと一緒に……!」
 リリーがそう言うと同時に、二人は絶頂に達した。
 甲高い悲鳴を上げたリリーが、真っ白な裸体をのけぞらせる。と同時に、身体
の中でテオの分身が大きく波打ち、情熱の証を迸らせた。
 永遠に続くかと思われた射精が終わると、二人は全身の力を失って、地面の上
に折り重なった。
 激しい行為のあとに来る気怠さを感じながら、二人は抱きしめ合っていた。胸
焦がす欲情が消えたあとも、互いの身体の温もりを求め、腕を絡ませあっていた。
「テオ……すごく、素敵だったわ……」
「オレもだよ、姉さん。これで、もう本当に、思い残すことはないや」
「あたしもよ、テオ」
 二人は、どちらからともなく顔を近付け、唇を重ね合った。
 ずっと、愛する人の身体を抱きたいと願っていたテオ。一度でいいから、恋愛
というものの味を知っておきたかったリリー。
 その願いが叶えられた二人は、暖かな幸福感に包まれながら、いつまでも抱き
合っていた。
356342:03/05/18 08:44 ID:W8dFSeQj

「姉さん、後悔してない?」
 行為が終わってから数分後。服を着終わったテオは、傍らにいるリリーに向かっ
て問いかけた。
 自分はずっと、リリーのことが好きだった。でもリリーは、自分のことを何と
も思ってない。ひょっとするとリリーには、既に心に決めた人がいたかもしれな
い。にもかかわらず、感情に任せて抱いてしまった……それがリリーを傷付けて
ないか、不安だったのだ。
 だがリリーは、にっこりと微笑みながら、言った。
「大丈夫よ。あたしは後悔なんかしてない。むしろ感謝しているくらいよ。最後
の最後に、こんな素敵な思い出をくれたんだから」
「でも……本当に、オレなんかで良かったの?」
「いいのよ。あたしだって、テオのこと気に入っていたんだから。正直な話、テ
オになら抱かれてもいいって思ってた……その思いが叶ったんだから、嬉しいわ
よ」
「ありがとう、姉さん。オレも嬉しいよ」
 リリーが片手を差し出すと、テオはそれを握り締めた。
 と。不意にテオの頭がフラリと揺れ、地面に膝を付いた。
 なに、どうしたの? と手を差し伸べようとしたリリーも、額を抑えて倒れた。
 二人は胸を押さえ、苦しそうに肩を上下に動かしていた。大粒の脂汗が、顔中
に浮かんでいる。
「テオ……空気が薄くなってきたみたいよ……」
「そうだね。とうとうオレ達も終わりか……姉さん、死ぬときは一緒に死のうね」
「ええ……愛してるわ、テオ……」
 二人は両手を広げて抱き合い、地面の上に寝転がった。その姿はまるで、来世
でもどこかで会って、二人で生きていこう、と表明しているかのようだった。
 と、そのとき。
「リリー、テオ! そこにいるのね!」
 とつぜん、頭上から女の声が聞こえてきた。
 一瞬、天からの使いが来たのかと思った。だが今の声には、聞き覚えがあるよ
うな気がした。ついさっきまで、一緒にいたような気が……。
357342:03/05/18 08:46 ID:W8dFSeQj
「今からここを爆破するわ! 少し下がってて!」
(こ、この声は……まさか……)
 リリーの頭上で、ドーンという轟音が鳴り響いた。
 壁の一部が崩壊し、大量の土砂が落ちてきた。逃げる間も、悲鳴を上げる暇も
なく、二人の頭上に土の塊が降り注ぐ。リリーもテオも、何が起こったのか理解
できないまま、全身を土で汚されてしまった。
 呆然とする二人の前に、赤い鎧を着た一人の女性が降り立った。
「リリー、テオ! 二人とも無事だったのね!」
「シ、シスカさん? どうしてこんな所に?」
「落盤事故が起きてから、ずっとあなた達を捜していたのよ。そしたら穴があっ
て、そばにリリーの杖が落ちていたから、ここに落ちたと思ったの。それで、こ
れを使わせてもらったのよ」
 そう言ってシスカは、懐から爆弾を取り出した。それはリリーが怪物対策に持っ
てきた、ギガフラムの発火装置だった。
「勝手に爆弾を使っちゃったけど、命が助かったんだから、別に構わないわよね。
さあ、早くここから脱出しましょう。二度目の落盤が起きないうちに、ね」
 シスカはそう言って、頭上からぶら下がるロープにつかまり、地上へと登って
いった。
 いきなりの展開に、リリーもテオも呆然としていた。自分達は助かったのだろ
うか? 死を覚悟していたのに、まさか救われるなんて……。
358342:03/05/18 08:55 ID:SGmc2TSG
「助かったみたいだね、オレ達……」
「そ、そうね……嬉しいけど、なんかちょっと複雑……」
 二人は顔を赤らめ、照れ臭そうに頭を掻いた。二人の脳裏に、さっきの激しい
行為が蘇る。
 リリーもテオも、思い出すのも恥ずかしくなるくらい燃え上がっていた。もち
ろんそれは、死が目前に迫っているという恐怖に突き上げられたからだ。しかし
二人は、奇跡的に助かってしまった。テオはリリーのことを、積極的な女と認識
したかもしれない。そう考えると、リリーは顔から火が出るような思いがした。
 と。
「姉さん、どうしたの? 早く行こうよ」
 テオはリリーの肩を叩きながら、言った。
「命が助かったんだから、いいじゃないか。人生ってのは、前向きに考えなくちゃ
ダメだよ。じゃ、オレから先に行くね」
 そう言うと、テオはロープを掴み、シスカの待つ地上へと登っていった。
 まったく、脳天気なんだから……リリーは苦笑して肩をすくめた。だがそれが、
テオの良いところだ。なんでも楽観的にとらえる明るさがあるからこそ、リリー
はテオに抱かれたかったのかも知れない。
 テオが登り切ったのを確かめてから、リリーはロープに手をかける。地上で腕
を振るテオを見上げながら、リリーは心の中で呟いた。
 愛してるわ、テオ。これからもずっと、あたしのそばにいてね。
359342:03/05/18 09:00 ID:SGmc2TSG
>>346-358です。実に13レスに渡る長駄文になってしまいました。

ゲーム内には、リリーとテオが廃鉱の穴に落ちるイベントがありますよね。
あれ見たとき、もし見付かるのが遅かったらどうなってたかなー、と考え
たことがあります。そこから想像を膨らませて書いたのが、このSSです。
あと、欲情したテオが無理矢理リリーを押し倒す、なんて展開も考えてた
のですが、僕は強姦ものを書くのが苦手なので、同意の上という展開に
しました。

もし良かったら、感想をお願いします。
360342:03/05/18 09:02 ID:SGmc2TSG
・・・すみません。たった今気付いたんですけど、>>346一行目にある
「変わりました」という言葉、これは「分かりました」の間違いです。
361名無しさん@ピンキー:03/05/18 21:46 ID:EtlVquiz
≫342さん乙カレ様です。リリテオ甘甘で良かったですよ。次には甘甘ついでにハチミツプレイも見たいなぁと思ったり。 でも、ヴェルメイドリリの3Pとかゲルリリとかゲマイナーリリーエルザの3Pとか何も出来ないウルリッヒの前で黒の乗り手に手ゴメされちゃうリリシスも読みたいなぁ。 神さんお願いします。
362あぼーん:あぼーん
あぼーん
363名無しさん@ピンキー:03/05/19 00:08 ID:Q8ggk5y3
テオって大きいのか…。
342たん乙
364あぼーん:あぼーん
あぼーん
365名無しさん@ピンキー:03/05/20 17:21 ID:Q6B96ATN
ルイーゼさんの輪姦、誰か書いてホスイ・・・
366名無しさん@ピンキー:03/05/20 19:30 ID:FVy1++wK
ルイーゼって、ケントニスにいるメガネ掛けている人だったっけ?
無口というか、寡黙な彼女は本が好きで良い感じに萌えた。
367名無しさん@ピンキー:03/05/20 20:01 ID:NNfuaoot
>>366
それはイクシーだ。
ルイーゼっていうのは、ザールブルグのアカデミーの売店にいる女性だ。
ほんわかしているけど、どーしてあんな胸の谷間を露出しているのかが謎だな。
368名無しさん@ピンキー:03/05/20 21:16 ID:P3DUNYi4
ルイーゼ:[クルクルクルクル]あぁ〜れぇ〜〜〜〜・・・ 回してみた。
369名無しさん@ピンキー:03/05/20 22:04 ID:wV/gijE8
ありゃあ、改行できんかったか。 書きたいネタは沢山あるんだけど、この携帯だと文章つくる際は改行できるんだけど入力すると改行されないんだな。
370名無しさん@ピンキー:03/05/20 22:12 ID:Q6B96ATN
>>367
レイプ願望が強いんだろ
あと、露出狂のケがあるな
美爆乳の四分の三くらい見えるし
371名無しさん@ピンキー:03/05/21 00:24 ID:1yMyU9Md
美縛乳でも良いね〜。
372名無しさん@ピンキー:03/05/21 00:32 ID:VU2H1ona
誰に縛ってもらうかね?
やっぱり校長?

年齢的には酒場の主人あたりもいい鬼畜ぶりをだしてくれるかも・・・。
若者より渋いおじをキボンヌ
373あぼーん:あぼーん
あぼーん
374名無しさん@ピンキー:03/05/21 00:45 ID:Q9aw3/sR
画家の人はどうだろう?
375342:03/05/21 07:09 ID:Aeh87aA1
>>361さん、>>363さん、感想ありがとうございます。3時間かけた甲斐がありました。
次も書きたいんですが、誰を主人公にすればいいのか迷ってます。
次もリリーにするか、それともルイーゼにするか・・・しばらく考えてみますね。
376名無しさん@ピンキー:03/05/21 10:20 ID:uaOHiB6n
≫342さん 両方望むのは贅沢でしょうか?
377あぼーん:あぼーん
あぼーん
378名無しさん@ピンキー:03/05/21 14:37 ID:5JF+P301
ルイーゼがいいッス>342
イクシーでもOッK
微妙なところでナタリエとか。
……フレアさん……
379名無しさん@ピンキー :03/05/21 18:41 ID:R1y5f9p4
ルイーゼたんのレイプキボンヌ
380名無しさん@ピンキー:03/05/22 01:15 ID:XXG96vg7
アイゼル×ルイーゼを望んでみたり。

「年上なのにぼーっとしすぎなのよ。ルイーゼ…さんは!」
「あら、そうかしら?あなたはちょっと気を張りすぎだと思うわ」

エロくならね。
381山崎 渉:03/05/22 02:17 ID:xrMBzNXC
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
382名無しさん@ピンキー:03/05/22 20:18 ID:6fYgG7gd
ノルエリ萌え、といいつつあげ
383あぼーん:あぼーん
あぼーん
384名無しさん@ピンキー:03/05/22 21:40 ID:o99T/9Hd
ひっそりとエンデルク×ルイーゼ(それも和姦)キボンヌ
と、言ってみる・・・。
385名無しさん@ピンキー:03/05/23 19:30 ID:IEzvtwLH
ルイーゼ
386名無しさん@ピンキー:03/05/24 09:49 ID:fjDNM4ZB
ルイーゼタン人気あるな
漏れも大好きだけどw
漏れとしては、ふたなりエリータンにレイープが(;´Д`)ハァハァ
387名無しさん@ピンキー:03/05/24 17:01 ID:Ch/O5dFe
エンデルク×マリー
激しいの(和・強どちらでも)キボンヌ
388名無しさん@ピンキー:03/05/24 19:25 ID:389oaiwD
ノルディス×エリー

でも攻めるのはエリーというのはどうだろうか?
389名無しさん@ピンキー :03/05/24 19:59 ID:WWf9pQHy
怪しげな薬を使って犯されるルイーゼさんがイイ!!
390名無しさん@ピンキー:03/05/24 20:58 ID:n2Z/kzIB
「魅惑の口紅」を唇だけでなく乳首や輪乳、局部に付けて誘うリリーはいかがでしょ?
391あぼーん:あぼーん
あぼーん
392名無しさん@ピンキー:03/05/25 19:16 ID:JKCnsjBG
あー、エリーいいね。
393あぼーん:あぼーん
あぼーん
394名無しさん@ピンキー :03/05/26 15:07 ID:JTMtOTu7
ルイーゼたんの、白くおおきなオッパイがモミモミされるところが読みたい!

≫389おお!たしかにそのシチュエーションは萌える
395名無しさん@ピンキー:03/05/27 00:18 ID:PokJ1P7v
このスレにはじめてきたものですが、
>>380さん。ルイーぜ攻めでよければ、
ルイーゼ×アイゼルを書いてみましょうか?
男×ルイーゼ(純愛、鬼畜)でもいいですが…。
ご希望の多そうな方を書いてみようと思います。

このスレ見てたら、久々にエリーのアトリエがやりたくなった…。
そういえば、ユーディーのアトリエはまだ買ってなかったなぁ…。
今度、中古で買ってこようかな?
396380:03/05/27 10:59 ID:jmqPCBmW
>>395
ルイーゼ×アイゼル、是非お願いします。
ルイーゼさんのが攻め、という点に激しく期待。
397名無しさん@ピンキー:03/05/27 23:56 ID:8xKr8OeZ
妄想。

・嵐により家に帰れなくなったルイーゼは、アイゼルの部屋に泊まることに。
・互いに風呂を済ませた後もなお止まぬ嵐を恐がり、擦り寄るアイゼル。
・「ルイーゼさん、やっぱり柔らかいのね」
 「そう?ありがとう。
  あの、借りておいて悪いのだけどこのパジャマ、胸がきつくて……。
あなたが嫌じゃないなら、……脱いでもいいかしら?」
・「嫌だなんて。でもひとつだけ、いいですか?」
 「なぁに?」
・「おっぱい、触らせて下さい……。
  いつも大きいから羨ましくて……」
「えっ?でも……」
398397:03/05/28 00:01 ID:vhfjJeOy
ええと、アイゼルの口調は一応後輩→先輩な感じで。
胸がはち切れんばかりのパジャマ、から膨らんだ妄想なんで以上です。
職人さんのネタにかぶってたらスマソ。
399山崎 渉:03/05/28 13:21 ID:3MGJJ1xD
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
400名無しさん@ピンキー:03/05/28 19:40 ID:FZxAOS6J
age
401あぼーん:あぼーん
あぼーん
402名無しさん@ピンキー:03/05/28 23:37 ID:O5IAJETB
職人さんは今だ現れず。神更鱗はこの先無いのかッ!
403あぼーん:あぼーん
あぼーん
404395:03/05/29 00:54 ID:nYqPvn/S
現在執筆中ですが、ルイーゼさんってアカデミー住み込みでしたっけ?
いや、住み込みだと、結構訂正しないといけないので、早めに聞いて置こうと思いまして…
405名無しさん@ピンキー:03/05/29 01:26 ID:oaUv1ZkK
>404
判明してない。
が、アカデミーは一応卒業しているらしいので、住み込みではなかろう。
エルフィールがわざわざ外に住まわされているのだから。
406名無しさん@ピンキー:03/05/29 01:38 ID:ktjneOMT
アイゼルは強気な割に
場に流されやすい性格なのでかなりいじりやすそうですね。
期待して待ってまつ!
407名無しさん@ピンキー:03/05/29 17:05 ID:+eeptBhw
つまらんから打ち切ってくれ
誰か他の香具師、ルイーゼさん単独でお願いシマス
408395:03/05/29 20:56 ID:nYqPvn/S
ルイーゼ×アイゼル書き終えたのですが、打ち切り、ですか?
需要がなければ、うpするのをやめますが…。
409名無しさん@ピンキー:03/05/29 21:28 ID:TYS8kCRS
>395
知障はほっといてうpキボン
410395:03/05/29 21:32 ID:nYqPvn/S
では、お言葉に甘えて…。


「はぁ〜…。退屈…」
アカデミーの売店のお姉さんであるルイーゼはため息をついた。
いつもなら、生徒達が代わる代わるお店に来て、それはそれは忙しいのであるが、
今日はめずらしくさっぱり生徒達が訪れない。
いつもここに来ては面白い話を聞かせてくれるエリーもこないし、
時間がたつのがものすごくゆっくりに感じた。
「やだ〜。それでその後どうしたの?」
「いやいや、中和剤かけたら戻るかなと思ったらさ、ガッシュの枝がますます臭くなって…」
一組のカップルと思わしき男女二人がルイーゼの目の前を楽しそうに通過していく。
「あ〜あ、わたしも…彼氏が欲しいなぁ…」
アカデミーの売店は年中無休。しかも、就業時間は朝一番から日が沈むまで。
こんな状態では、なかなかお目当ての男性と出会う機会すらない。
いや、アカデミーにも男の学生は多いが、立場上、彼らとの恋愛は禁止されている。
ルイーゼが一度、国宝虫の糸を買いに来たイングリドにもし破るとどうなるか、
と尋ねたところ、
「そうね…。こういった分野はヘルミーナが担当しているから、彼女に聞けば?」
と言われて以来、その規則も絶対に破らないと心に誓った。
411395:03/05/29 21:33 ID:nYqPvn/S
(命は惜しいものね…)
もう一度、大きくため息をついた。
「ため息ついて、どうしたんですか?」
はっと顔をあげると、そこには不機嫌そうに一人の少女が立っていた。
たしか、貴族の娘でアイゼル・ワイマールという名前だったと記憶している。
「ご、ごめんなさいね。ちょっとぼーっとしてたから…」
「ルイーゼさんの場合、いつもぼーっとしているような気がしますけど…」
「うぅ…」
ルイーゼは痛いところを疲れ、困惑した表情を浮かべた。
「はい、これ、引き取ってもらえます?」
そんな彼女に構いもせず、アイゼルはカウンターの上に何かを置いた。
「あ、はいはい。………あら?」
ルイーゼはそれを手に取り、じーっと見つめた。
キラキラと7色に光る宝石。これはもしかして…
412395:03/05/29 21:36 ID:nYqPvn/S
驚くのも無理はない。
コメートはこのザールブルグでも最も高価な宝石の一つである。
錬金術師の女の子なら、それを作って自分の引き出しにしまうぐらい、
女性に非常に人気のあるものであった。
「…そうです。とにかく、それ、早く売りたいんです」
しかし、アイゼルのほうは、
やや不機嫌そうに早く会計を済ませて欲しそうであった。
「あ、ご、ごめんなさいね。…じゃあ、これ」
つり銭を間違えないよう、入念に手のひらに取った銀貨の数を確認して、
それをアイゼルに手渡すルイーゼ。
「綺麗なコメートね」
「!!」
アイゼルはぷいっと怒りをあらわにして銀貨をもらうと早足で寮のほうへと消えていった。
「…どうしたのかしら?」
ルイーゼはやや心配そうな顔をしながら、アイゼルが売ったコメートを眺めた。
「私でもこんなに綺麗なものは作れないのに…。これでも失敗作なのかしら?」
アイゼルが不機嫌な理由が思い当たらなかったが、
ルイーゼは念のため、売られたアイテムを廃棄する用の袋にそれを入れず、
自分のカウンターの引き出しの中にしまった。
413395:03/05/29 21:36 ID:nYqPvn/S
ザー……
ザールブルグの町に雨が降り注いでいる。
「あ〜、なんで雨が降るのよ〜…」
ルイーゼはその中を涙目になりながら走り抜けていた。
売店の営業時間が終わり、あとは家に帰って食事を作るための材料を買って帰るだけだったのだが、
突如、この雨が降り注いできたのである。
「ぐすん…。前が見えにくいわ…」
もともと視力が悪い彼女にとって、さらに視界を悪くさせるこの雨は地獄だった。
途中、立て看板に躓いてこけるわ、前から歩いてきた人にぶつかるわ…。
「うぅ…。この服、お気に入りなのに…」
足元を見る。
今日おろしたての服の裾は、こけたときや、水溜りに足を突っ込んだ再に跳ねた泥で、
すっかり汚れてしまっていた。
この天のいたずらとも思える雨に恨みを抱きながら、
ようやく自分が住んでいるところにたどりついた。

「もうぐしょぐしょ…」
濡れた服を絞りながら、愚痴るルイーゼ。
さっさと部屋に戻ろうとして、顔をあげると、
(あら?)
軒下には先客がいた。
ブラウンの髪の毛に高級そうな洋服で身を包んだ少女だった。
(たしか、あれは…)
「アイゼル?」
少女はふとルイーゼのほうに振り向いた。
その顔立ちからしてやはりルイーゼの思ったとおり、
その少女はアイゼルであることは間違いなかった。
「やっぱり…」
「ルイーゼさん…」
アイゼルは、濡れた髪をたくしあげ、驚いたような表情をしていた。
414395:03/05/29 21:38 ID:nYqPvn/S
「どうしてこんなところに?」
「あら、それは私のセリフじゃないかしら?」
そう返され、アイゼルはたしかに、というような表情でうつむいた。
「ここは私の住んでいる家なの」
「そう…だったんですか。なんか勝手に軒下に来てしまってすみませんでした…」
アイゼルはルイーゼに頭を下げた。
「いいのよ、別に。それよりも、服、乾かしていかない?」
ルイーゼはアイゼルの足元を見た。
アイゼルのスカートからは水滴が落ち、まるで影のように地面を濡らしていた。
「い、いえ…。そんな…気にしないでください」
「いいのよ。どうせ、私しか住んでいないから寂しかったの。入って入って」
遠慮するアイゼルの腕を引っ張って、ルイーゼは自分の家に入った。



やはり今日の雨は激しいようで、ルイーゼの家の中でもその音が良く聞こえた。
「………」
ある意味無理やりルイーゼの家に連れ込まれたアイゼルは、玄関に立ったまま、
落ち着かない様子であたりを見回す。
可愛いにぬいぐるみで覆われた部屋。
暖炉の上に。ベッドの上に。窓枠に。
いたるところに大小さまざまなぬいぐるみが所狭しと置かれている。
アイゼルもぬいぐるみは好きであるが、ここまで部屋に敷き詰めるほどは集めていない。
「ふふふ、かわいいでしょ?」
ルイーゼは、まだ着替えていなかったが、浴室からバスタオルを持って現れた。
「はい」
「ありがとうございます…」
髪飾りを外し、髪をふくアイゼル。
「…そういえば、どうしてこんなところにいたのかしら?」
「!!」
415395:03/05/29 21:40 ID:nYqPvn/S
アイゼルの手が止まる。
「あなたはエリーと違ってアカデミーの寮住まいでしょう?」
だから、日が沈んだころに街中にいる方がおかしいのである。
「そ、それは…」
アイゼルは唇をかみ締め、視線を彼女から逸らした。
その瞳にはなんともいえない悲しみが伺えた。
「…もしかして、恋愛のことでなにかあったのかしら?」
「!!」
アイゼルが驚いた表情でルイーゼのほうに向き直った。
「…そう、みたいね」
当てずっぽうに適当に言っただけなのだが、アイゼルの態度からすると、
原因がそれだと分かった。
「…ノルディスが……」
アイゼルが重たい口を開いた。
「いえ、ノルディスの部屋にエリーがいたんです…」
アイゼルはそこで一旦、話をやめた。
その目は涙で潤んでおり、ぐすっ、っと嘔吐の声も出していた。
「…ノルディスというと、今のアカデミーの中でも相当優秀な男の子のことね」
いつも試験結果発表を掲示板に張る際、
たしかにその名前がいつも一番上にあったことをルイーゼは思い出す。
「………」
アイゼルはルイーゼの言葉に黙って頷く。
「それで? ただ遊びに来てたんじゃないの?」
アイゼルは首を大きく横に振る。
「遊びに行ってるだけだったら、こんなに悲しい思いはしません!!」
「アイゼル……」
「朝、実験の授業に一緒に行こうと彼の部屋に行ったら、
 部屋の鍵が開いてたんです。そして悪い気がしながらも覗いてみたら…」
アイゼルは一旦唇をかみ締めると、血を吐くように言葉を吐き捨てた。
416395:03/05/29 21:40 ID:nYqPvn/S
「裸のエリーとノルディスが…幸せそうに彼のベッドに横たわっていたんです!!」
「………」
「正直、ショックでした。まさか二人がくっついていて、
 そこまでの関係になっていただなんて…」
アイゼルは我慢しきれずに、大量の涙を流し、それを隠すように顔を隠した。
ルイーゼはようやく理解した。アイゼルがなぜ、コメートを売ったかを。
あれはノルディスからもらったものであろう。
学年成績トップの彼ならば、
あれぐらい素晴らしいコメートを生成することも不可能ではない。
だから、売ったのだ。
彼を忘れるために…。
「そして、今日の最後の授業が終わって部屋に戻ろうとしたら、
 あの二人が廊下にいて…そして…私に気づいていなかったのか、
 まるで私に見せ付けるように…キスを……交わしていたんです……」
そこまで言うと、アイゼルは大声で泣き出し、蹲ってしまった。
「そうだったの…。だから、ショックでこんなところへ来てしまったのね…」
ようやく、彼女の事情を全て察したルイーゼはそんな彼女の頭を優しく撫でた。
「辛いでしょうね…。今まで自分が思いを寄せていた男の子が、
 自分の知り合いの女性と付き合っていることを知ってしまったら…」
「ルイーゼさん…ルイーゼさん…ううう…」
アイゼルはたまらずルイーゼの胸に顔を埋めた。
大きな彼女の胸の中は彼女の穏やかな性格を思わせるくらい暖かかった。
「…お風呂、入りましょうか?」
アイゼルは顔を埋めさせたまま、それに頷いた。
417395:03/05/29 21:41 ID:nYqPvn/S
「湯加減、どうかしら?」
「はい…。とても気持ちいいです…」
ルイーゼとアイゼルの声が狭い浴場に響き渡る。
アイゼルは魔法で暖められた湯船に使ったまま、体を洗っているルイーゼのことを見つめていた。
自分とは違う大人の女性。
その引き締まったヒップに、くびれたウェスト…。
バシャアン!!
「あ〜、やはり気持ちいいわね…」
湯船からお湯をすくい、石鹸の泡を流し、体を振るわせるときに、
ぷるるんと震える豊かな胸…。
(私も、あれぐらいになれば、ノルディスも私のほうに向いてくれるかしら…)
「あ、あの。ルイーゼさん…」
「はい? なにかしら?」
ルイーゼは笑顔を見せて湯船の中に入ってきた。
そのときに、彼女の金色の陰毛が生い茂った秘部を見てしまい、
アイゼルは顔を赤らめた。
「あの…その……。私も…ルイーゼさんのようになれるでしょうか?」
「え?」
アイゼルは湯船の中で勢いよく立ち上がる。
「わ、私…。はやく大人の体になりたいんです!
 大人になれば…ノルディスも……振り向いてくれるかもしれないので…」
やはり最後の方は言いにくかったのだろう。
アイゼルの言葉は徐々に弱くなっていた。
「アイゼル…」
「お願いします…。どうしたら、大人の体に早くなれるんでしょう?」
418395:03/05/29 21:42 ID:nYqPvn/S
「………」
「………」
しばらく二人の間に沈黙が流れた。
ルイーゼはアイゼルの身体を眺める。
やはりまだまだ発展途上、という言葉は外せないが、
すらりとした美しい肢体に、さらにふくらみを増そうとしている双丘は、
彼女も思わずため息を漏らしそうになった。
(若いのって…うらやましいわね…)
ふと、ルイーゼは自分が欲求不満であることを思い出した。
アカデミーの男子生徒に手を出すのはご法度だが、
女子生徒に出すのは、ご法度じゃない。
ルイーゼは思わずつばを飲み込んだ。
「アイゼル…」
ルイーゼはゆっくりと立ち上がると、その成長途中の胸に手を伸ばした。
「あ……」
アイゼルの身体がぴくんと反応する。
その初々しい反応に思わず口を歪めると、その胸を揉み始めた。
「ちょ、ちょっと…ルイーゼ……さん…?」
突然の出来事に、戸惑いを隠せないアイゼルに構わず、
ルイーゼはそのまま彼女の胸を刺激する。
「アイゼル…。私があなたの身体を大人にしてあげる…」
そして、アイゼルの上気したピンク色の乳首を口に含む
419395:03/05/29 21:43 ID:nYqPvn/S
「ああ…そ、そこは…だ、だめです!!」
「ふふふ。気持ちいいでしょう…。ほら、アイゼルも私の胸を揉んで…」
ルイーゼはアイゼルの手を自分の胸の上に乗せた。
「こ、こうですか?」
アイゼルの手が、ルイーゼの胸の形をかえる。
「すごい…柔らかい……」
ルイーゼの胸はさきほど頭を埋めたときには気づかなかったが、
むにむにと柔らかかった。
「あん……いいわよ…アイゼル…気持ちいい……」
ルイーゼは胸の刺激の気持ちよさを味わいながら、アイゼルの胸をしゃぶり続ける。
やがて、アイゼルの乳首が膨れ、こりこりと硬くなった。
「アイゼル…。あなたって結構えっちね…。乳首が硬くなってるわよ?」
「あ…そ、それを言うならルイーゼさんだって……ほら」
「あはぁん…」
アイゼルがルイーゼの乳首をくりくりと指でこね回す。
まるで芯があるかのように、同じくルイーゼの乳首も硬くなっていた。
「くす…。お互い、えっちなのね」
「えっちなのはルイーゼさんのほうだけじゃないですか?」
「それは、どうかしら?」
ルイーゼは意地の悪い笑いを浮かべると、
アイゼルの薄く陰毛の生えてきている秘所に指を割り込ませる。
420395:03/05/29 21:44 ID:nYqPvn/S
「あぁぁ!!そ、そこは!!」
「暖かい…。それに、濡れてるわよ?」
アイゼルの膣内は使っている湯船のお湯よりも暖かく、
そして指に粘り気のある液体が絡みついてくる。
「ルイーゼさん、そんなとこは弄くらないで……」
大事な部分に指を入れられ、恥ずかしいのか、気持ちいいのか、
それが混ざりあった表情でルイーゼを見つめるアイゼル。
「アイゼル、恥ずかしいの?」
「は、はい…」
「じゃあ、私のを触っていいから?」
「え?…あ」
アイゼルが何も言う前に、ルイーゼは先ほどと同様、彼女の手を掴むと、
その指を自分の膣内に入れた。
「あん…」
(あ…すごい……暖かい…)
「ふふふ、アイゼルのココも、こうなってるのよ?」
ルイーゼの言葉を聞き、アイゼルは耳まで赤く染めてしまった。
「そんなに恥ずかしがらないで…。女なら、当然の反応なんだから…」
「は、はい……」
アイゼルはやはり恥ずかしかった。
性行為はしたことはないものの、夜な夜なノルディスを思い浮かべて自慰ぐらいはしたことはある。
だから、同性のルイーゼに色々と弄くられ、『感じている』自分が恥ずかしかった。
「アイゼル…。そこに横たわって」
しかし、アイゼルは恥ずかしいながらも、その好意をやめることはしなかった。
言われるままに、湯船から出て、木製の床の上に仰向けになる。
そして、ルイーゼも湯船から出ると、彼女とは反対の方向を向いて、
そのまま彼女にかぶさるように乗っかった。
アイゼルの視界に、ルイーゼの秘所が入る。
石鹸と、彼女の愛液の香りが彼女の鼻を刺激する。
421395:03/05/29 21:45 ID:nYqPvn/S
「お互い、大事なところを舐めあいっこしましょう…」
「は、はい…」
ルイーゼの腰がさらにアイゼルの顔に接近する。
(こ、ここに舌を入れるのね…)
アイゼルは覚悟を決めて、おそるおそるそこに舌を割り込ませた。
「はぁ…」
ルイーゼが嬉しそうに喘ぎ声を漏らす。
(ちょっと苦いけど…甘い…)
初めて味わう女性の味。
独特の匂いとその味は、アイゼルを夢中にさせる。
ぴちゃ…ぴちゃ…じゅる……
音を立てて、ルイーゼの膣内全てを味わうかのように舌を動かす。
「あぁ…アイゼル…すごい……私も…負けてられないわね」
アイゼルが貪るように自分のを味わう様子を見て、嬉しそうな表情を浮かべると、
ルイーゼもアイゼルの膣内に下を入れた。
「ん……」
アイゼルから切なそうな声が漏れる。
「私も気持ちよくさせてあげるから、ね…」

そのまま浴室に二人の喘ぎ声と、淫らな水音が響き渡った。
「ルイーゼさん…わ、私…」
アイゼルは身体の奥底から込み上げてくるものを感じた。
これが来たということは、そろそろ限界なのであると悟り、
ルイーゼにその旨を伝える。
「イクのね…。じゃあ、いっしょにイキましょう…」
アイゼルのを舐めるのをやめると、ルイーゼは体の向きを変え、彼女と向き合う。
そのまま、ルイーゼは自分のアソコをアイゼルのそこと重ねた。
422395:03/05/29 21:46 ID:nYqPvn/S
「いくわよ…」
ぬちゅ…
「ああ!!!」
ルイーゼが腰を動かし、お互いの性器を擦り始めた。
「はぁ…あ…どう…気持ちいい?」
「は、はい…。とても気持ちいい……」
証拠に、アイゼルは擦れるたびに甘い声を響かせている。
「かわいいわ、アイゼル…。男の子にあなたを渡したくないくらい…」
ルイーゼがさらに腰の動きを早めた。
「ああ!!ル、ルイーゼさん!!も、もう私ダメです!!!!」
「ちょっと待っててね。一緒にイクっていったでしょう?」
ルイーゼは片手を自分の秘所に持っていき、陰核の皮をめくり、直にそこを触る。
「っっ!!ア、アイゼル!!! いいわよ!! イッて!!!! 私も…イク!!」
「ルイーゼさん…あ、あああああああああ!!!」
「あはぁぁぁぁぁぁ!!!」
二人の身体が同時に痙攣し、一際大きな喘ぎ声が混ざり合って響き渡った。

「はぁはぁはぁ…」
「アイゼル…」
ルイーゼが顔をアイゼルに近づける。
「うん…む…」
そして、二人の唇が重なった。
アイゼルも、長い間浴室にいたことでややのぼせていることもあり、
それを拒もうとはしなかった。
少しして、二人の口が離れる。
「アイゼル…続きはわたしのベッドでしましょう?」
ルイーゼが優しくアイゼルの頬を撫でる。
その表情は非常に穏やかで、アイゼルはその笑顔に惹かれた。
「はい」
返事をするアイゼルの目はすでに潤んでいた。
まるで恋人といるように…。
423395 ◆hLn3myZd6M :03/05/29 21:49 ID:nYqPvn/S
トリップつけました。
これで一応おしまいなのですが、
この後、ベッドで二人が愛し合うシーンも書こうと思えば書けるのですが、
(ネタは既に出来ている)
需要ありますか?あれば、この続きも書いてみようと思います。


しかし、このスレのSS書き様は上手い人が多いですね。
自分も頑張ってそれぐらい書いてみたいと思います。
424名無しさん@ピンキー:03/05/29 22:53 ID:o1poxil5
神キタ---(゚∀゚)---!!!
あの、続きがあるなら是非!
いやぁ(;´Д`)ハァハァしますた。
425名無しさん@ピンキー:03/05/30 00:43 ID:m0qhcVXk
リクしてよかった(;´Д`)ハァハァ
乙です。そして、続きを切実に希望。
あ、( ・∀・)つ◎チーズケーキドゾー
426名無しさん@ピンキー:03/05/30 01:28 ID:ERYTsEt4
(・∀・)イイ!
激しく萌えますた、続きキボン
427342:03/05/30 05:45 ID:AdP8OYCw
すげえ! めちゃ×2萌えました!
出番が少なくて、キャラも掴みにくいルイーゼでここまで描くとは・・・僕ももっと精進しなくては、という感じです。
さて、もっかい読もっと。
428名無しさん@ピンキー:03/05/30 09:12 ID:9PM/jLvA
イイッス!! 朝からハアハアしちゃったヨ。
ルイーゼたんはアンダーも金髪なのかのー?
429名無しさん@ピンキー:03/05/30 09:39 ID:0dvYzwh0
そうか・・・百合か・・・
430名無しさん@ピンキー:03/05/30 15:28 ID:1j9fNpVB
百合はキライ!!

ゴメソ!!
431名無しさん@ピンキー:03/05/30 17:19 ID:9sHub8gB
>アンダーも金髪
モエモエ〜(*´д`)
百合は俺もあんまし好きじゃないけどキライ言うのはヤメトケ。
てことで、ルイーゼたんか、アイゼルたんの冒険者とかに犯される
とゆー、シちゅを試しにリクして置きます。
432名無しさん@ピンキー:03/05/30 18:13 ID:oPwL/H1W
夢を壊してわるいが、アンダーはどの人種でも金髪でも染めなければ
金にはならないという人体の神秘。
単にメラニンが多いだけだけれどね。
433名無しさん@ピンキー:03/05/30 18:20 ID:mSoL7jKB
>431
>ルイーゼたんか、アイゼルたんの冒険者とかに犯される

自分は見知らぬ奴に犯される方が萎える。
でもそういう作品が書かれた後にキライとか萎えるなんていう失礼はしない。
431が多分そんな事をしないのは解るけど、他の人への牽制の意味で。
434名無しさん@ピンキー:03/05/30 20:05 ID:bOTFV6HC
ルイーゼ闇夜の帰り道にダグラスと勘違い、レーイプされちゃったの巻。今夜は乱交〜♪ ・・・なんてね。ふふ・・・
435あぼーん:あぼーん
あぼーん
436名無しさん@ピンキー:03/05/31 02:13 ID:gwIRxgmi
あんまり見かけないのでノルディス×アイゼルをキボンしてみる。
437名無しさん@ピンキー:03/06/01 07:41 ID:hmQK8P1E
>432
じゃあ、エロゲーとかエローアニメとかでアンダーがピンクだったり
するのはリアリティがあるようでないんですのね。
エロって、やぱーりファンタG…。べんきょおになったyo。
438名無しさん@ピンキー:03/06/01 12:44 ID:OqjG2oXu
いいぢゃん、創り物の世界なんだからインモーが金だろーとピンクだろーと。それでも金ぢゃない言うならルイーゼは痛いの我慢して脱色したと考えればイイぢゃん。錬金術で毛生え薬が作れるんだから脱色剤も作れると仮定すりゃいいんだし〜。
439あぼーん:あぼーん
あぼーん
440名無しさん@ピンキー:03/06/01 14:04 ID:oX7/K62D
>>438
あんたいいこというね。
武器屋の親父(ゲルハルト?)も育毛剤塗ったら金髪縦巻きロールになったし。
441名無しさん@ピンキー:03/06/03 00:15 ID:x9/UPOrq
自分の部屋で一人でこっそりアソコの毛を脱色している
アイゼルたんを思い浮かべたら思いっきり萌えてしまったでないですか(w
壁の方を向いて床に座って、背中を丸めて目に涙浮かべて
「染みるわ……」とかつぶやいてるアイゼルたん。
442名無しさん@ピンキー:03/06/03 10:43 ID:K+l5Ez/p
セシルって良いよね…、
ダグと兄妹プレイ→エリーに覗かれる→エリー+激しく嫉妬+→
エリー乱入→セシルと争うように3P
なんて話を考えてみたが如何せん筆不精だからな・・・。
443あぼーん:あぼーん
あぼーん
444あぼーん:あぼーん
あぼーん
445あぼーん:あぼーん
あぼーん
446名無しさん@ピンキー:03/06/03 17:08 ID:saXWhtWO
ダグエリHをセシルが覗く→セシルたん、オナーニが俺はイイ…
447名無しさん@ピンキー:03/06/05 21:18 ID:f99+bKHw
アカデミーのショップに忍び込んだ泥棒に
エッチな薬を使って犯されるルイーゼさん希望
448あぼーん:あぼーん
あぼーん
449名無しさん@ピンキー:03/06/08 16:10 ID:sofU9Nhe
>446
それイイ!!
450「目撃」オカズ用抜粋ver.:03/06/09 17:12 ID:RokAgi00
白夜亭での午後―――――
セシルはエリーの宿泊している部屋に兄がいることを知って、何かちょっかいでも出してやろうとやって来た。

(えへ、お茶いれてきちゃった! あのお兄ちゃんがエリーさんと二人きりだったらどんな顔して話してるんだろ・・・。すっごく、気になるんだよね・・・)
セシルはエリーの部屋のドアのノブに手をかける。
(ちょっとだけ覗かせてもらうからね、お兄ちゃん。うふふっ、後で思いっきりからかってやるんだから、覚悟しなさい!)

「・・・あぁっ・・・ふぁっ・・・」

(・・・えっ!?)
セシルはドアの隙間から漏れてくるエリーの声にあわてて手を引っ込めた。
(・・・や、やだ・・・これって・・・)
セシルの動悸が激しくなった。
自分の予想していた以上のことが、どうやらこの部屋の中で繰り広げられているらしい。
セシルは真っ赤になってしまって、その場を立ち去ろうとするが、まだ自分が経験してない世界がそこにあるかと思うと、どうしても足がそこでとどまってしまう。
そして耳も、全身の神経もドアの向こうへと向いてしまうのだった。

「・・・んはっ・・・ああっ・・・・・。ダ、ダグラ・・・」
セシルはさらにドキドキした。
あのエリーが悩ましい声を漏らしているだけでも刺激的なのに、その澄んだ声が兄を呼ぶ。
しかもそれは途中で何かに遮られ―――――
(・・・キス・・・でもしてるのかな・・・・・・)
セシルはとうとう持ってきたお茶も床に置いてしまい、ドアのノブにもう一度、手を伸ばし、ゆっくりと開ける。
451「目撃」オカズ用抜粋ver.:03/06/09 17:13 ID:u0Ta7+QL
(・・・・・・!!)

こっそり開けたドアの隙間からセシルの視界に入ってきたものは、さらに刺激的なものだった。
おそらく兄に裸にされたエリーが、その兄に後ろから抱えられ、揺さぶられている、という姿態だった。

「・・・あ、あぁんっ・・・、はぁっ・・・」

エリーの喘ぎ声と兄の息づかいと、何よりもそのふたりがつながった部分から、かもし出される潤んだ音がセシルの耳に届く。
しかもそのつながって、揺れている部分がセシルには丸見えで、何も経験のない彼女にはあまりにも衝撃的だった。
セシルは驚きのあまり腰を抜かしそうになりながらも、その場を動く事も、それから目をそらすことも出来ずにいた。

(・・・あ、あのエリーさんがっ・・・お、お兄ちゃんとっ・・・・・・)
セシルは優しい兄の顔しか知らなかったが、そこでエリーを抱いている兄はセシルの知っている兄ではなかった。
熱にうかされたように狂おしく、ひとりの女を抱く青年だった。
(・・・こ、恋人同士なら・・・、これくらい・・・・・・する・・・よね・・・)
セシルは兄がエリーと二人きりでいる時にどんな顔をするのか知りたかったが、ここまで知るつもりは全くなかった。
からかおうにも、それはあまりにセシルが想像した以上に情熱的で、触れてはならない禁忌のようにも思われた。
452「目撃」オカズ用抜粋ver.:03/06/09 17:14 ID:RokAgi00
それよりもセシルはエリーの姿態に衝撃を受けていた。
いつも自分と話してくれる彼女は聡明で、あたたかくて、そんな淫らな声を出す女性だとは思っていなかった。
しかしセシルは同じ女として、それがはしたないとは思わなかった。
セシルだってもう子供ではなかったし、エリーは子供っぽく見えるがセシルよりはずっと年上だ。
こういう経験があっても不思議でない、ということも頭ではわかっていた。
そのエリーが兄に抱かれ、歓喜の吐息とともに、兄を呼びつづけている。

(・・・好きなひとに抱かれる・・・って、・・・あんなふうに・・・なっちゃうの・・・?)

それにセシルは自分でも見たことのない、女の濡れそぼった部分を見て、また衝撃を受けていた。
セシルはその光景を見て、そこから動けなくなってしまった。
食い入るように、その行為を見ているうちにセシルは自分の身体もエリーの熱が乗り移ったかのように、熱くなっていくのを感じていた。

(・・・わ、私も・・・あんなふうに・・・なってるのかな・・・)
セシルは自分のその見えない部分に自然と手を伸ばしていた。
「・・・・・・っ!」
指先に触れたエリーと同じ部分が、同じようにぐっしょり濡れているのにセシルはびっくりした。
453「目撃」オカズ用抜粋ver.:03/06/09 17:15 ID:fjsKfTbi
「・・・んんっ・・・やぁっ・・・」
エリーと兄の動きがだんだん激しくなり、それを見つめるセシルの身体も熱さを増してゆく。

(・・・わたしも・・・いつか誰かに・・・あんなふうに・・・)
セシルはスカートの中で自然と指を動かしていた。それもエリーと兄の動きに呼応するかのように。

「・・・・・・っ」
知らずにそこをまさぐっていたセシルは瞳を潤ませながらも、それが思わぬ快感をもたらしたので、やめる事ができないでいた。
(・・・私、何やって・・・・・・!)
セシルは自制しようとするが、目に映るエリーの充血し潤んだ箇所が彼女の指を加速させる。
(・・・っ・・・だめ、・・・・・・こんなことっ・・・・・・でも・・・)

「ああぁっ! ・・・ダグ、ダグラスっ・・・!」
そこへエリーの叫びが聞こえ、セシルの頭をより混乱させる。

(・・・だめ・・・、私も身体が・・・熱くて・・・・・・)
セシルはとうとう立っていられなくて、ドアの隙間から目がそらせないまま、その場で四つん這いになる。
彼女の秘所ももう、濡れそぼって下着はびしょびしょだった。
セシルの指が、熱く盛り上がった自身の突起をあふれる熱い蜜で濡らすたび、エリーが感じているであろう感覚がセシルにも伝わってくるような気がする。
454「目撃」オカズ用抜粋ver.:03/06/09 17:16 ID:fjsKfTbi
(・・・どうしよう・・・とまらない・・・、とまら・・・ない・・・のっ・・・)
セシルは息をつめながら、どうしてもエリーと兄の情事から目をそらせずに、また自身の指もとめることができない。
身体は燃え出すか、というように熱くなり、蜜はセシルの白い太腿をつたうかと思うほどにあふれてくる。
「・・・はぁ、はぁ、・・・・・・んんっ!」
セシルは声を漏らさないように必死になった。
全身が震え、今度は無意識に片手で自身の胸をまさぐっていた。その胸の先端はとがり、触るたびに硬さを増す。
それは目に見えるエリーがされていることと同じことだった。
無意識のうちに、セシルは目に映る光景を真似てしまっていたのだ。

(・・・私も、・・・いつか好きなひとに・・・あんなふうに・・・・・・されてみたい・・・!)

「・・・っ! ・・・・・・っ!!」

そうセシルが心の中で叫んだとき、エリーはそのセシルが初めて切望した絶頂というものを迎えたようで、何か一度叫んでから全身をそらせて足の先まで震わせていた。
セシルはその様子を見ながら、彼女も熱く高まった息を吐く。
455「目撃」オカズ用抜粋ver.:03/06/09 17:18 ID:fjsKfTbi
「・・・んはぁっ!!」

セシルは初めてそんな行為をして、軽い極みに達してしまった。
「・・・ふ・・・ふぁ・・・・・・っ・・・」
セシルは自分のした破廉恥な行為と後ろめたさと、それと反比例する快楽で涙があふれた。

(は、早くここから立ち去らないとっ・・・・・・!)
セシルは息を切らしながら、急いで完全に冷めてしまったお茶を持って、エリーたちのいる部屋の前から立ち去った。


〜end〜
456名無しさん@ピンキー:03/06/09 20:38 ID:sSjokgN1
>450-455
(・∀・)イイ! セシルたんエロカワ(・∀・)イイ!
ちゅーか、あなた>466のレスから4分でそのSS作ったの?
スゲーなー!
457456:03/06/09 20:39 ID:sSjokgN1
じゃなかった
>466じゃなくて>446だよ。
458名無しさん@ピンキー:03/06/10 17:44 ID:87oZOnxz
>450-455
オカズ用と銘打てるほどみなぎる自信に乾杯(チト反感をこめて)
でも何より乙かれー。
ショックを受けつつのめりこんでしまうセシルたんイイ!
459名無しさん@ピンキー:03/06/14 20:11 ID:12vtar1J
 
460名無しさん@ピンキー:03/06/15 12:25 ID:mCx4VbPZ
なんか急に静かになったな。
ゲーム板でデッパッパがSS出してるからこっちに誘導しようか?
461名無しさん@ピンキー:03/06/15 14:26 ID:F6435SS4
いや、それよりももののけ攻略スレの職人さんを誘導するのはどうでしょう?
もののけ駄目な人っていますか?
462名無しさん@ピンキー:03/06/15 14:26 ID:i01IcI/H
 え〜と、ガスト繋がりってことで「大正もののけ異聞録」SS
載せちゃっていいかな? ↓から来たんだけど。
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/gameover/1046299414/l50

 気にくわない人がいるようならすぐ引き上げますが
とりあえず導入部第4話まで(エチなし)載せちゃいまふ。
 うわ、>461さんとタイミングまでめちゃかぶり。さておき、以下SS連貼り失礼。


 松本の古書店。
「はぁ……」
 聞こえた溜息に、本棚を物色していた橘八雲はそちらを向いた。
見ると、店主である鴨居俊祐が頬杖をついて虚空をボンヤリと眺めている。
 それは非常に珍しい事と言えた。この店主は読書好きの八雲に輪をかけた
読書家で、店番中はいつも本を片手に読んでいるのに、今はただ呆けている。
 また、その口から溜息が漏れた。
「ふぅ……」
「どうしたんです、鴨居さん? 元気がないみたいですけど」
 干渉を嫌う相手だとは分かっていたが、さすがに今の様子はおかしすぎた。
心配で声をかける。
 そこで初めて八雲の存在に気付いたように、鴨居はゆっくりと首を向けてきた。
「いや、猫がな……」
 それだけ言って、沈黙する。
「はぁ」
 何がなんだか分からない。鴨居が猫嫌いだという事は八雲も聞いていたが、
なにか猫関係で嫌なことでもあったのだろうか?
「良く分かりませんけど……。何か気分転換でもされた方がいいんじゃないですか?」
「気分転換、か……」
「鴨居さんはこの古書店にこもりがちみたいですから、たとえば旅行とか。
百鬼夜行があると言っても、今は汽車もありますし。結構遠くまで行けるでしょう」
「旅行か……いいかも知れないな」
 顎に手を当て頷く鴨居。少し安心した八雲は、別れの挨拶をして古書店を後にした。
「旅行か……。どこにするかな」
 一人古書店に残った鴨居は、八雲の提案を検討していた。
 自分の調子がおかしいことに自覚はあった。
 先日に北竜温泉で『猫にじゃれつかれて』以来、どうも変だ。気がつくとそのことを
思い出して溜息をついているし、趣味の活動写真鑑賞や読書をする気にもならない。
「どうせ行くならば……」
 いわゆる療養地に行く意味はあまりない。鴨居の住んでいる信濃自体、温泉もある療養地と言える。
 気分転換が目的なら都会がいいだろう。多分に漏れず近代化の波が押し寄せては来ているものの、
信濃はまだまだ田舎である。
「……帝都がいいか」
 帝都には仕入れの関係で行った事が何度かあるものの、観光として行ったことはない。
「まあなんにせよ、来週の話だが」
 今週はもう末。明日には彼の宿命、百鬼夜行の夜が待っている。

 そして百鬼夜行の夜、安積平原。
「今日の相手は鴨井さんですね。それじゃ、よろしくお願……?」
 真奈井四季は軽く会釈し、鴨居に向けて弓を構えようとし−−動きが止まる。
 鴨居は背負った愛刀細雪を抜くことさえせず、四季の方をジーッと見ていた。
 四季は困惑する。
 彼女の鴨居評は『優しい人ではあるが、百鬼夜行の試練に対する姿勢は厳しい』というものだ。
いまだ戦いへの苦手意識が抜けない四季はそういう所を尊敬していたのだが、今の彼からは
戦いを前にした気迫がほとんど感じられない。
 しかもその視線は、彼女と言うより、着けている巫女服に向けられているようだった。
「あ、あの……?」
「……あ、いや」
 ようやく四季の困惑に気付いたのらしく、鴨居が釈明するように言ってくる。
「ただ改めて見てみると、思っていたより大きな胸だな、と」
「…………! か、鴨居さん!?」
 四季は顔を真っ赤にし、慌てて両腕で胸を隠すように押さえる。そんな事を異性に言われたのは
初めてだった。−−同性も含めるなら二人目だが。
「あ、いや、そうじゃない!」
 失言に気付いたらしく、鴨居も大慌てで再度釈明してくる。
「そうじゃなくてな。やはりあいつは特別胸がないんだな、改めて納得していたんだ」
「……はぁ?」

 同時刻、二重奏。
「がるがんちゅあ、かもぉん!」
 ゴガン、ゴガン、ゴガン。チリン、チリン、チリン、ピョン、スチャ。
 ゴガン、ゴガン、ゴガン。
 キュイイーン!
 ドッゴーンッ!
「やられたぁ〜!」
 鈴音操る人造巨人ガルガンチュアの一撃に、篠森狗津葉は吹き飛ばされた。
 これで対鈴音の戦績は0勝12敗である。最近は悔しいので鬼迎行灯で鈴音ばかり選んで
戦っているが、おかげで天降勾玉がまったく集まらない。
「うぅ〜、どうして勝てないんだろ」
 そんな彼女に鈴音が小さく溜息をつき、哀れむように言ってくる。
「おぬし、相変わらず馬鹿じゃのう。少しは頭を使って戦わんか」
「ムカッ」
 鈴音の言い草はいつもの通りだったが、さすがに少し腹が立った。
 そもそも、狗津葉は狗津葉なりにちゃんと考えて戦っているのだ。
最近では『1.鈴音の土属性モノノケに対して有利な風属性モノノケを揃えたり』
『2.相手の陣形をグルグル回して混乱させ、戦いを有利にしたり』している。
(ちなみに『1.』で属性の有利不利の関係を実際と逆に覚えていること、
鈴音が『2.』に備えて前列後列どちらでも戦えるようにモノノケを配置している事に
狗津葉はまったく気付いていない)

 狗津葉は腹立ち紛れに怒鳴る。
「馬鹿って言うなぁ、このペッタンコ!」
「ペッタンコ言うな!」
 鈴音がシッポを逆立てて怒鳴り返してくるが−−すぐにスマした表情に戻る。
「ふん、まあ良いわ。お主に感謝することもあるしの」
 狗津葉はキョトンとして尋ねる。
「へ、なにそれ?」
「ん、聞きたいか?」
「う〜。そう言われるとなんか聞きたくないけど、気になるから聞きたい」
「そうか、では教えてやろう」
 鈴音がその猫耳を嬉しそうにピクピクさせながら説明してくる。
「おぬしのおかげで、ワシの天降の集まりが良いじゃろう?
それで思ったより余裕が出てきたので、今度帝都旅行に行くことにしたのじゃ」
「なにそれ! ムッカ〜!」
「ふふふ〜、念願のでぱーとめんとすとあじゃ〜。楽しみじゃ〜」
 狗津葉が非難の声を上げるが、すでに鈴音の頭は高貴な者達が連日連夜繰り広げる
祭りの舞台へ行っているようであった。
468名無しさん@ピンキー:03/06/15 14:40 ID:fY+oM7Mc
乙です。
469395 ◆hLn3myZd6M :03/06/15 14:43 ID:DKf+eSbQ
>>463さん、乙です。
もののけやってないですが、欲しくなりましたw
今度、アキバで探してきたいとおもいます。
さて、ルイーゼ、アイゼルの続きを書き上げました。
これからうpします。
470395 ◆hLn3myZd6M :03/06/15 14:44 ID:DKf+eSbQ
「ああ!!! ル、ルイーゼさん!! イク、イクゥゥゥゥ!!!!」
「わたしも!! あ、ああああああああ!!!」
夜が更けても、雨は止まなかった。
明かりの消えた部屋でアイゼルとルイーゼがベッドの上で乱れ、
雨の音を掻き消すかのように喘ぎ声を上げていた。
「はぁはぁ…。アイゼル…物足りないの?」
「え?」
これで何度目の絶頂を迎えたのかはわからないが、
アイゼルの目はまだ物足りなさそうだった。
ルイーゼは、ふと、その原因が頭の中に浮かんだ。
「ちょっと、待ってて…」
ルイーゼはベッドから起き上がると、机の引き出しから何かを取り出した。
「ルイーゼさん?」
「アイゼル、これ、何だと思う?」
ルイーゼの手には、竹に穴が複数箇所開いているアイテムが握られていた。
「疾風の笛?」
「さすが、現役のアカデミーの生徒。当たり」
ルイーゼは再びベッドの上に乗ると、吹き口を軽く舐めると、
それをアイゼルの秘所にあてがった。
「アイゼル…。アソコにこういった太くて大きいモノが欲しかったんでしょ?」
「あ、そ、それは…」
図星だった。アイゼルは自室で自慰行為に耽る際、指を入れて自分を慰めていたが、
最近は指程度では満足しなかったし、
ルイーゼとのこの性器の擦りあいも、何回もしているうちに物足りなくなった。
「アイゼルは正直ね…」
その様子を見たルイーゼはアイゼルの頬に軽くキスをすると、
あてがっていたものをアイゼルの膣内に押し込んだ。
「――――――はぁっ!!」
太くて大きいものが自分の膣壁をかき分けて奥に入り込んでくる。
「すごいでしょう? 大きいでしょう?」
奥へ押し込むたびに、アイゼルの身体がびくんと反応するのを見て、
ルイーゼは嬉しそうな表情を浮かべていた。
471395 ◆hLn3myZd6M :03/06/15 14:45 ID:DKf+eSbQ
「さあ、動かしてあげる。男の子とする時の感覚を味あわせてあげる」
ルイーゼはゆっくりと笛を動かした。
「あ…す、すごい…はぁん…」
今まで味わったことのないような快感がアイゼルの全身を走り抜ける。
太く、そして竹のひんやりとした冷たさが膣内を大いに刺激する。
ルイーゼとの行為で身体が火照っているアイゼルにとって、
この相反する温度を持つものは、気持ちよすぎた。
「ふふふ、気持ちいいでしょう?
 私、アカデミーの生徒だったころ、コレを作ったときは、
 よくこれでオナニーしていたのよ…」
昔を思い出し、ややうっとりとした表情をしながらも、
ルイーゼはアイゼルを責める手を休めない。
疾風の笛は、あっというまに愛液にまみれ、
笛を握るリイーゼの手も、その暖かくねばっこい液体に包まれた。
「ルイーゼさん……すごすぎます………こんなの、こんなの!!」
「アイゼル、あなたって本当に可愛いわ。
 だから、イカせてあげる。
 彼の事なんか忘れて、私の快楽の虜になればいいわ……」
ルイーゼは、空いている手でベッド脇の小物入れを空け、
そこから一枚の布を取り出すと、それを指に巻くと、
アイゼルの淫核の皮をめくり、直にその指で擦った。
472395 ◆hLn3myZd6M :03/06/15 14:45 ID:DKf+eSbQ
「あ…ひゃん!!」
笛よりもさらに冷たい感触。
まるで氷をそこに当てられたような、突き刺すような冷たさ。
しかし、それが気持ちいい。
「やっぱり、熱で膨張したものには、冷却してあげないとね。
 今、アイゼルのクリちゃんを『ひんやり湿布』で擦ってあげてるのよ」
「ルイーゼさ…ん。そんなもので……擦られたらますます……」
しかし、アイゼルが言い終わる前に、ルイーゼはそんなアイゼルの顔を見て、
にっこりと笑った。そのあまりにも可愛い笑顔から、
彼女がそんなことわかりきっているようだった。
「アイゼル……さあ、どんどんしてあげるわよ…」
ルイーゼの手の動きがますます早くなる。
「あはっ! も…もうだめです! 私…私!!」
「いいわよ。イキなさい、ワイゼル。あなたのイク顔、私によく見せてね」
「あ、あ…ああああああああ!!」
アイゼルの身体がびくんと大きく痙攣し、
びくびくと小さく身震いしながら、花弁から彼女の愛液がとめどなく溢れてくる。
そして…
ぷしゃああああ…
気持ちのいい音を立てて、愛液とは違う液体が噴水のようにわきあがった。
そして、それはルイーゼの顔を濡らしてしまった。
473395 ◆hLn3myZd6M :03/06/15 14:46 ID:DKf+eSbQ
「アイゼル…おしっこするぐらい気持ちよかったのかしら?」
ルイーゼは、顔にかかったその液体を、戸惑うことなく、
指ですくって口に運ぶ。しょっぱい味がルイーゼの口に広がった。
「あ…」
自分がおもらししたこと。
そして、それをおいしそうに飲むルイーゼの顔を見て、
アイゼルの顔が紅潮する。
「くす。恥ずかしがることはないわ。
 まったく、あなたって本当に可愛いわね…」
ルイーゼがアイゼルに顔を近づける。
アイゼルはだまって目を閉じ、彼女と唇が交わると、
彼女の顔を抱き寄せ、長いキスを味わった。


「…ありがとうございました」
冷たい雨の下で行われた、熱い愛の交わりの夜が明け、
アイゼルは身支度を整えると、
まだベッドにその美しい裸体をさらけ出しているルイーゼに頭を下げた。
「くす。そんな他人行儀なことしないで。
 あなたと私は、そんなによそよそしい関係じゃないでしょ?」
「あ…は、はい」
アイゼルの顔が赤くなる。
そして、朝っぱらから、自分の股間がまた疼いてきたのを感じた。
そんな様子を見て、ルイーゼは再び美しい笑顔を見せた。
「またいらっしゃい」
その一言で、アイゼルの顔が明るくなった。
「は、はい!」
再び、先ほどよりも深く頭を下げると、アイゼルは彼女の部屋を後にした。
窓から覗くと、街の中をうれしそうに歩くアイゼルの姿があった。
474395 ◆hLn3myZd6M :03/06/15 14:46 ID:DKf+eSbQ
「ふふふ。ひさしぶりに…私もすごく燃えちゃったな……」
美しいブロンドの髪をかき分けながら、ルイーゼはそう呟く。
「今度は、だれか男の人を誘惑でもしちゃおうかな?」
彼氏のいないルイーゼは、
同性とはいえ、他人と愛し合うことで、男と狂ってしまうほど乱れ、
愛し合いたいと思い始めていた。
ルイーゼは、ベッドから起き上がると、本棚に隠してあった、
彼女のつけた『ザールブルグのいい男リスト』を開き、
今晩の獲物を考えはじめた。
475395 ◆hLn3myZd6M :03/06/15 14:48 ID:DKf+eSbQ
というわけで、これでお終いです。
長らく間が空いてしまって、申し訳ないです。
さて、これからも続けてもいいのであれば、
これのさらに続編で、
ルイーゼ×ダグラス(ルイーゼ攻め)
を書いてみようと思います。
476名無しさん@ピンキー:03/06/15 16:38 ID:ULdoluNl
>395
ルイーゼさん小悪魔ですね!次回作楽しみにしています

>460
デッパッパ氏ってどんな人なんですか?
SS読んで見たいのでぜひ召還してください
477名無しさん@ピンキー:03/06/15 17:30 ID:3pYomaM1
>476
ttp://game2.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1053405102/l50
ここを見てから召喚するの考えた方が。
478名無しさん@ピンキー:03/06/15 17:56 ID:iQiqG0U/
出っ歯たん知らない人いるんですねえ。
479名無しさん@ピンキー:03/06/15 20:36 ID:LiAxdNnI
そのデッパッパ氏のHPを探しあてたんだが・・・。
すでに瓦礫の山だった・・・。
 とりあえず文句は出てないようですので、以下に
『大正もののけ帝都慕情録(誤字訂正)』第五話〜第七話、貼らせて頂きまする。
まだエチはほとんどなし。第八話以降に乞うご期待!(?)



 翌日早朝。帝都行きの列車の座席にて。
 ポッポー。ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン。
「くふぁぁぁ〜」
 鈴音は汽車に揺すられながら目を閉じ口を開け、大きくあくびをした。
まなじりに浮かんだ涙を、招き猫のように手を丸めてこする。
 さすがに百鬼夜行の翌日早起きはきつい。電車の揺れもあいまって睡魔にさらされていた。
(帝都に着くまで一眠りしておくかのう?)
 そんな事を考えながら、なんとなく周囲に視線を巡らせると−−自分の真後ろの席に、
見覚えのある、火のような赤髪があった。
(まさか……賀茂?)
 立ち上がって回り込んでみると、そこには案の定、賀茂−−もとい、鴨居俊祐が座っていた。
腕組みしたまま眼を閉じ、汽車の揺れに合わせてコックリコックリと船を漕いでいる。
(なんじゃ、奇遇じゃな。こやつも帝都に行くのか)
 鈴音は口元に手をあて、鴨居の顔を覗き込むようかすかに首を傾げる。
と、その口が、何か悪戯を思いついたように「w」の形に変化した。

 鴨居は夢を見ていた。それは、数日前の記憶の再現だ。
『お、おい、こら、やめろ』
 鴨居は、天然の露天風呂、北竜温泉にて、タオルを身体にまいただけの鈴音に襲われていた。
『ほれほれ。ワシはただの猫なんじゃろう? 猫がじゃれついているだけで何をそんなに慌てる?』
 ただの猫呼ばわりが、鈴音の女としてのプライドを刺激してしまったのだろうか。
外見は十歳程度ながら鴨居の数倍長生きである彼女は完全に「初な男の子をからかう女性モード」に突入していた。
 しかし鈴音のそれは勘違いだ。鴨居は慌てているのは、猫が苦手だからだ。
間違っても見た目十歳、しかもモノノケに異性を感じるわけがない−−
『ほれほれほれ〜』
『ちょ、待て、胸を押しつけるな!』
 −−はずなのだが、頬が紅潮するのはどういうことなのか、鴨居には自分に説明がつかなかった。
『これでしまいじゃ〜!』
『どわぁっ!』
 馬乗りになられ、鴨居は温泉の底に押しつけられる。
『どうじゃ、猫呼ばわりを訂正するか?』
『…………(ブクブク)』
 鈴音は言ってくるが、鴨居としてはそれどころの話ではない。だんだん、息が苦しくなり……
「ぶはぁ!」
 そこで、目が覚めた。
 と同時に、自分の鼻をつまんでいる鈴音と目が合う。
「お、ようやく目が覚めたか」
 鼻から手を放しつつ言う鈴音に、鴨居は夢か現実かも把握できずに一瞬混乱する。
が、汽車の揺れでようやく現状を思い出した
「……な、鈴音! どうしてお前がここに!? あと、なんのつもりだ!」
「ん? 帝都観光に向かうつもりで乗った列車で、おぬしを見かけての。
鼻をつまんだのは、あまりに気持ちよさそうに眠っておったからじゃ」
 前半はともかく、後半は理由になっていない。しかし鴨居がそれを抗議する前に、
「それと、粗末なものをおっ立てるでない。見苦しい」
 チラリと、鴨居の股間に目をやり溜息をつく鈴音。
 鴨居は慌てて両手で押さえる。
「ば、馬鹿! これは純然たる男の生理現象で……」
「分かっておるわ、そんなもん」
 鈴音はアッサリ納得したようだったが、鴨居自身、自分の言葉が本当かどうか、
いまひとつ自信が持てなかった。
 そして、帝都の街中。
「もうすっかり夜だな」
 出発したのは早朝だったが、やはり帝都は遠い。列車の到着時、すでに日は沈んでいる。
しかしそれでも星が見えない明るさと辺りを行き交う人々が織りなす喧噪は、さすが帝都という所だった。
「それじゃ、ここで別れよう。お前はお前で適当に観光しておけ。俺は俺で……」
 手を振って離れようとする鴨居の服を鈴音がつかみ、引き留めた。
「なにを言うとる、旅は道連れ世は情け、と言うじゃろうが。
それにワシは帝都は初めてなんじゃぞ? 案内ぐらいせい」
 鴨居は頬を指先でこする。
(お前と一緒じゃ、気分転換に来た意味があまりないんだが……)
 とはいえ、そう言われると断れないのが鴨居の甘さ−−四季言う所の優しさでもある−−だ。
「分かった分かった。それで、どこに行く? やはりデパートメントストアがいいか?」
「いや、それは明日以降の楽しみにしよう。なにせ連日連夜繰り広げられる祭りに参加するのじゃ、
体力は蓄えてから行かんとな。クフフ」
 前から思っているのだが、この猫娘はなにかデパートメントストアというものを
根本的に勘違いしているのではないだろうか? あえて突っ込む気にもならないが。
「今日の所は宿を見つけて休むが良かろう」
「なら、俺がいつも使っている宿に案内しよう」
 が、行ってみると−−
「ニャンじゃ、この貧相な宿は! もっとモダンなホテルにせんか!」
 宿泊代が安いという事で鴨居の愛用していた宿は、アッサリ鈴音の駄目出しを喰らってしまう。
「そう言われてもな。俺も他の宿は知らないぞ」
「むぅ……。ん、あれなんかどうじゃ?」
 言いつつ鈴音が指さした方角を見やる。確かに、ホテルらしき建物があった。しかし−−。
「おい、あれはなにか……本当にただのホテルか?」
 ガス灯の数は信濃の比ではないとはいえ、夜が薄暗い事に変わりない。そのためハッキリとは
分からないが、妙に派手な建物構えのように見えた。
「うむ。看板に『HOTEL』と書いてある」
 鈴音がそう保証する。鴨居にはまったく見えないが、さすが猫といったところだろうか。
「じゃあそこにするか」
 鴨居は頷くが、隣の鈴音が
(『LOVE HOTEL』−−エングリッシュで『愛らしい宿』といったところかの。なかなか洒落た名じゃな)
 などと考えているとは気付けるはずがなかった。
485名無しさん@ピンキー:03/06/16 03:40 ID:eZqws4li
乙です〜続き期待しています〜
エングリッシュで『愛らしい宿』ハアハア
 期待どうも〜。てな訳で第八〜十話うpいきま〜す。
進行遅くて、まだあんまエチくないけど、次回からは一気呵成にいけそうw
 ↓以下、本文

「なあ……」
 案内された部屋に入った鴨居は、続けて入ってきた鈴音に振り返りもせず声をかけた。
「なんじゃ?」
「俺には、この部屋はラブホテルの一室のように見えるんだが……」
 なにしろ、十畳ほどの広さの部屋中央には、軽く二、三人は寝られそうなベッドが一つきり。
しかも色はピンクで形がハート型である。
「うむ、確かに看板には『LOVE HOTEL』とあったが。
……おお。名前に違わん可愛らしいベッドじゃの。しかし二人部屋なのに何故一つきりなのじゃ?」
「……ラブホテルがどういう意味か知ってるのか、お前?」
「ん? 『愛らしい宿』とか、そういう意味じゃろう?」
「…………」
 鴨居は顔を押さえてめまいに耐える。デパートメントストアの事といい、
どうしてこの西洋かぶれ猫娘は、妙な所で知識が欠如しているのか。
「あのな、ラブホテルというのはだ……」
 なんとなく泣きたい気分で説明する。
「−−ニャンと、そうであったのか」
 鈴音が目を丸くして顎に手を当てる。
「愛とまぐわいが同じ単語とは、西洋人はロウマンチックじゃな〜」
「いや、それも違うと思うが……というか、感想はそれだけか?」
「ん、別にただ泊まるだけでも構わんのじゃろう? ベッドは充分大きいし。
宿代は前金で払ったのじゃし、今さら別のホテルに移るなど嫌じゃぞ、ワシは」
 平然として言う鈴音。
 と、何か思いついたように手を打ち、まなじりを下げて鴨居の顔を覗き込んでくる。
「それともワシの魅惑的なぼでぃを前にしては、鴨居俊祐の理性は一晩保たんということかの?」
「……誰が猫に欲情するか」
「なら問題なしじゃな。それでは、ワシは先に風呂に入らせてもらうぞ」
 言うが早いか、鈴音はバスルームのドアをあけて姿を消した。
「まったく……。何やってるんだろうな、俺は……」
 仕方なしに一人ベッドで横になった鴨居は、なんとなく前髪の先をいじりながら嘆息する。
 と、
『ぬう? ニャンじゃ、この、先に頭のついた管は?』
 バスルームの方から鈴音の声が響いてきた。
「……ああ、それは多分シャワーだな。それ用の蛇口を回せば、頭についた細かい穴から
水が出てくるから、それを浴びるんだ」
『ん〜、これかの?』
 シャアアー。
『おお〜、面白い。凄い凄い、なかなか気持ちも良いぞ』
(ほんと知識が偏ってるな、あの猫娘は……)
 なんとなく、バスルーム内の光景を想像する。
 湯煙の中、初めて見たシャワーを興味深げにいじくっている鈴音の姿が目に浮かぶようだ。
 今は当然タオルも着けていないであろう鈴音の、抜けるように白い肌。
 肉体的には十歳程度の華奢な身体は、胸の膨らみもほとんどなく。
 しかしピンク色をした乳頭だけはわずかに突きで−−。
(−−て、なにを考えてるんだ、俺は!? ええい、もう寝るぞ!)
 危ない妄想を振り払うよう、鴨居は毛布を頭からかぶって目をつむる。
 とはいえ変に高揚しかけた精神は早々おさまらず、なかなか寝付けない。
 そうこうしている内に−−
 ガチャ。
「あ〜、いいお湯じゃった。鴨居俊祐、お主も入るか?」
 背中から鈴音の声がかかったが、鴨居は寝たふりを続けることにした。

「なんじゃ、もう寝ておるのか。つまらん男じゃのう」
 いつもの和洋混交の服装を浴衣に着替えた鈴音は、ぶつくさ呟きながら、
鴨居とは逆のベッド端にゴロリと横になった。
「れでぃより先に寝るとは、れでぃふぁーすとという言葉を知らんのか?
大体、いつも人の事を猫だ猫だと、無礼者めが……」
 なんとなく腹が立ってきた。
 また鼻でも摘んでやろうか思い、鴨居のかぶった毛布を掴み上げる。
当然、なんの抵抗もなく彼の寝顔が露わになり−−
「…………」
 鈴音は一瞬既視感を覚え、毛布を上げた体勢で動きが止まった。
「……ああ、そうじゃったのか」
 鈴音は、今まで鴨居俊祐が気にかかっていた理由が、分かったような気がした。
 もちろん、彼の出自の秘密もある。だがそれ以上に−−
(こ奴、鬼眼に似ておるんじゃな)
 本人に言えば猛然と否定するだろうが、考えてみればこれほど似ている二人もない。
 二人とも早くに母を亡くし、事情は違えど実の父を憎む同士。
 孤高を好み、しかし自分も気付かないような心の奥底で愛を求めている。
 意志の強さや一見の冷徹さ、そしてひそやかな優しさも、うり二つと言えよう。
 そして何より、
(この寝顔−−)
 鈴音は少し口に笑みを浮かべる。今の鴨居が見せている、眉間を寄せた寝顔は、
十五年前の夜に見た鬼眼の寝顔にそっくりだった。
 そして鈴音はほとんど無意識の内にに、その十五年前に取った行動を繰り返していた。
「ん……」
 唇の柔らかさと暖かさも、やはり二人のそれは同じだった。

 どでもいいが、
第十話はヘタなエチシーンより書いてて恥ずかしかったのす(^^;
490名無しさん@ピンキー:03/06/17 09:08 ID:MH2s0D7z
鈴音に振り回されて苦労する鴨居に萌え
491名無しさん@ピンキー:03/06/17 21:28 ID:VTw/d+OZ
ここってアトリエスレではないの?
全然話がみえないんだけど。
492名無しさん@ピンキー:03/06/17 22:18 ID:aegmMa8h
ゲーム作ってる会社が同じ
493名無しさん@ピンキー:03/06/17 22:30 ID:dcpPVKgA
>492
一会社一スレッドだったっけ?
494名無しさん@ピンキー:03/06/17 22:53 ID:aegmMa8h
そこまでは知らん
495あぼーん:あぼーん
あぼーん
496あぼーん:あぼーん
あぼーん
497あぼーん:あぼーん
あぼーん
498あぼーん:あぼーん
あぼーん
499『大正もののけ帝都慕情録』:03/06/18 02:29 ID:PHi0X12u
 ん〜、文句(だよな?)が出てしもうた。ある意味仕方ない事だが。
しかしもののけ単体だとどうにもマイナー(悲しいが現実)なのよねぇ。
自分が1になってスレ立て後を盛り上げるだけの気にはなれんし。
誰か立ててくれれば、それに乗るのはやぶさかでないのだが(他力本願と人のいふ……)
 なんにせよ、今日の所はうp控え(つーかそもそも続き書き上がってないし)
500名無しさん@ピンキー:03/06/18 02:45 ID:pITs2cCw
なんつーか、もののけは発売日がマズすぎたからなあ。
501名無しさん@ピンキー:03/06/18 09:27 ID:xhl0r7fn
俺、もののけやったことないけど好きな展開。
次スレで「ガスト総合」にする布石として書き続けて欲しい。
502名無しさん@ピンキー:03/06/18 09:59 ID:11r+0DJj
>>501
スレ違いな誘導するなよ
503名無しさん@ピンキー:03/06/18 18:40 ID:DvwURXD0
じゃあ、もののけSSはどこに書けばいいの?ここじゃダメなの?
504名無しさん@ピンキー:03/06/18 19:28 ID:JyjnLT6f
もののけやったことない人にはわからんから、
別スレ立ててやってくれるといいんだが。
505名無しさん@ピンキー:03/06/18 19:59 ID:xKrI4CEC
何故ココでやっていいのかわからん。
全然話リンクとかもしてないんだろ? 別作品じゃん。
506名無しさん@ピンキー:03/06/18 21:44 ID:ij2Ej+6n
スレが無い作品のエロSSを書くスレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1052910677/l50

はどうですか?
自分は続きが読みたい。
507名無しさん@ピンキー:03/06/18 22:06 ID:hyTqWbeB
≫506 同意。私ももののけは知らないけど、キャラを置き換えて読んでます。 化け猫ちゃん→猫耳似合いそうなミュー 続きを読みたいけど嫌〜って人がいたら506さんが紹介してくれた方に・・・ってのは駄目かな?
508名無しさん@ピンキー:03/06/18 22:57 ID:IEKZbWDV
509ヴェルリリで:03/06/18 23:07 ID:ZIxgltkp

 ザールブルグの日食の日は、街も静かなもので、出歩く人も少ない。
と、なれば当然職人通りも店もどこも開店休業でヒマだ。
いつもはたくさんの客で賑わうリリーの店も、今日ばかりはヒマだった。
カウンターでぼんやりとしながらドアを見つめてみても、鈴を鳴らして入ってくる人はいない。
「仕方ないかぁ、あーあ、アカデミーにでも顔出そうかなぁ」
いつも忙しくしているせいか、時間を持て余す事に慣れていない。
だが、用事もないのにアカデミーに顔を出しても迷惑だろうと思い直し、結局、こうしてカウンター
でぼんやりしているだけだ。
「そうだ!せっかくだし……」
パッと閃いたリリーはいそいそとカウンターの隅に立てかけてあった鏡の前に座り、ここしばらく
作りためていた数々の化粧品を取りだした。
シスカの依頼で試作品として作っていたものの残りだ。
「へへー、お化粧の勉強も大事だって、よくシスカさん言ってるもんね」
年頃の娘らしく、化粧に興味はあったが、忙しさにかまけて、なかなか機会もない。
今日みたいなヒマで時間を持て余している時がチャンスだ。
「んっと……」
慣れていないせいか、なかなかうまくいかなかったが、シスカに教えられたポイントを思い出しつつ、
少しずつ化粧を施していく。
真剣に鏡に向かっていると、まるで鏡に映る自分が自分でないような不思議な気分になってくる。
「できた!」
シスカに見せたい、と思ったが、確か1週間ほど前から冒険に出かけているはずだ。
「うん、まぁ……まだあんまりうまくないもんね。もうちょっと上達したら、シスカさんに見せよう」
化粧を落とそうと、布を手にした瞬間、カラン、と鈴が鳴り、ドアが開いた。
510ヴェルリリで2:03/06/18 23:10 ID:ZIxgltkp

「あれ?ヴェルナー」
「よぉ」
同じ職人通りに雑貨屋を構えるヴェルナーだった。
少し皮肉気な口調が最初は苦手だった。
だが、彼が本当はとても優しい人だと知ってからは、気にならなくなった。
「あれ?リリー、何やってんだ?」
「あ、えと、こ、これね!」
化粧をしている事を思いだしたリリーは両手で頬を多い、パッと目をそらした。
紅白粉より尚、バラ色の頬の理由をヴェルナーに知られたくなくて。
「ちょっとヒマだったから、お化粧の勉強でもしようかなぁ、なんて、あはは」
いつもの皮肉気な言葉が返ってくるかと思ったが、ヴェルナーは何も言わない。
リリーはそれを不信に思いヴェルナーを見たが、彼らしからぬ態度だった。
顔を逸らして、言葉を選んでいるようだった。
「ヴェルナー?」
「……たまには、いいんじゃねぇ?」
ボソリと呟いた声は小さかったが、静かな店内には大きく響いた。
リリーはヴェルナーに誉められているのだと理解した瞬間、頬が熱くなるのを感じ、
思わず顔を伏せた。
「あ、あのっヴェルナー、何か用?」
「あ、いや…今日日食だろ?その、ヒマだから店閉めてきたんだよ。
リリーもヒマしてんじゃねぇかと思ってさ」
「あ、うん、見ての通りヒマだったの。ヴェルナーのお店もだったんだ」
「日食の日は仕方ねぇけどな。朝から真っ暗だ」
「そうね。あの……お茶でも煎れようか?」
身を翻したリリーだったが、瞬間、ヴェルナーに手を取られた。
「ヴェルナー?」
言葉は続かなかった。
柔らかくねじ込まれるようにキスが降りてきた。
511ヴェルリリで3:03/06/18 23:11 ID:ZIxgltkp
「ん……っ」
驚いて逃げようとしたが、リリーの細い腰をヴェルナーが捕まえ、強引に息を奪われる。
歯列を辿る舌の感触にぼんやりとした快感が生まれ、リリーは瞳を閉じたまま、
ヴェルナーのさせるがままに任せた。
やがて唇が離れ、視線をごく近くに合わせ、リリーはクスッと小さく笑った。
「ヴェルナー、口紅ついてる」
指先でヴェルナーの口元を拭うと、淡いバラ色の口紅がリリーの指を汚した。
「どうしたの……?びっくりした」
「したくなっただけ、だよ……」
ヴェルナーの言葉に、リリーはふと、自分のつけている口紅が「魅惑の口紅」であった事を思いだした。
このせいだなんて思いたくないのは、自分がどうしようもなく、この皮肉屋で素直じゃない男が好きなせいだろうか。
「ヴェルナー」
「何だよ」
「この口紅のせいじゃないよね?」
指先のバラ色は鮮やかで、人を魅了する。
ヴェルナーを魅了したのは、この口紅?それとも……。
「あ?何言ってんだよ、おまえは」
リリーの腰を抱いたまま、ヴェルナーはリリーの顔を覗き込んだ。
「口紅なんてつけてなくても、おまえはおまえだろうが」
「もう、あたしの言いたい事分かってくれてない」
「変な事言ってんじゃねぇよ。リリーがリリーだからその、俺は……」
「……うん……ごめん。変な事言った」
信じているのは確かなのに。
 リリーはパッとヴェルナーの腕から抜け出して、ドアの鍵を閉めた。
驚いた顔をしているヴェルナーに向かってにっこりと笑い
「今日は店じまい」
と宣言する。
512ヴェルリリで4:03/06/18 23:12 ID:ZIxgltkp


「いいのか?」
「だってどうせヒマだもの。ヴェルナー、上行こう」
「……」
リリーの誘いが分からないほどヴェルナーも無粋ではなかったが、彼女が無理をしているようにも思えた。
最近お互いに忙しくて、会う時間もなかなか取れなかった。
それが彼女に何か無理をさせていたのだろうか。
「ヴェルナー?」
大きな瞳の中の小さな不安の棘を見つけて、ヴェルナーはつかつかとリリーに歩み寄り、ひょい、と横抱きに抱き上げた。
「きゃっ!?」
「あんまり俺の前で無理するな」
「え?」
答えは返ることなく、ヴェルナーに抱き上げられたまま、2階のリリーの寝室へと連れて行かれる。
日食の日は、昼間でも暗く部屋の中もぼんやりとしか見えない、
外も静かで、まるで一日中、夜の中にいるみたいだ。
「ヴェルナー?あの……怒ってるの?」
「怒ってねぇよ」
ベッドにそっとリリーを横たえ、キスを贈る。
ヴェルナーの優しさに触れたようで、リリーはそこでやっとホッとした表情を見せた。
髪をほどかれ、指先ですくわれリリーはヴェルナーを見上げ手を伸ばした。
それに応え、深いキスを交わす。
ヴェルナーの無骨で大きな手が、リリーの胸に伸びる。
豊かな膨らみを服の上から撫でるように触れると、ビクン、とリリーが反応する。
513ヴェルリリで5:03/06/18 23:13 ID:ZIxgltkp

「や…っヴェルナー……」
むず痒いような感触に、リリーは体の奥深くから生まれ始めた熱に届いていないもどかしさを感じ、身を捩った。
 直接触れて欲しい。
潤んだ瞳でヴェルナーを見上げると、リリーの前髪をサラリと撫で、瞼にキスをする。
「焦るなよ……ちゃんと気持ちよくしてやるから」
「……う、ん」
服の上からの愛撫はもどかしさと同時に焦れったさを煽り、リリーの体は急速に熱くなっていった。
プチンブチンと、音を立ててボタンを外され、服の間から、ヴェルナーの手が滑り込んでくる。
固く尖った胸の蕾に指の腹が触れ、撫で上げ、摘み、刺激を送る。
「は……っ」
ゆっくりと左右に服を開かれ、薄い暗闇の中にリリーの白い体が浮かび上がる。
「ヴェルナー……大好き」
熱に浮かされたような声はどこか泣きそうで、ヴェルナーはリリーの頬に手を伸ばし、その声をキスで奪った。

 そんな泣きそうな声で好きだなんて言うな。

だけど、そんなリリーを心から愛しいと思う。
最初に出会った頃は、こんなに大切な人になるなんて、大切だと思える人間が出来るなんて思っていなかったのに。
「ん……っ」
触れあう体の温度の違いが、少しずつ一つのものになっていく。
優しく胸を愛撫しながら、ヴェルナーはリリーのうなじに唇を寄せ、赤い焦げ痕を散らした。
「あ…っ、だめっ」
リリーが力の入らない指先でヴェルナーの肩を掴む。
514ヴェルリリで6:03/06/18 23:14 ID:ZIxgltkp
「だめ……痕、つけないで…」
「なんで?」
「見えちゃうよ……」
「隠れる服着てろ」
「もう……」
鎖骨、胸へと唇で撫でながら、時折、強く吸い上げ、赤い花弁をリリーの肌に刻む。
「あ……っ!」
固く尖った先端を舐められ、軽く歯で嬲られ、リリーは背を反らした。
顕著な反応は、薄く滲む汗すら香しく思わせるほど甘やかだ。
「ヴェルナー……ッ」
必死にヴェルナーにしがみつきながら、リリーは自分の体を残さず愛してくれる大きな手を愛しいと心から思った。
「リリー、脚開け……」
「あ……」
「できるだろ?」
「……うん」
おずおずと脚を開くと、ヴェルナーはゆっくりと、滴る泉に指を沈めた。
「あ……んっ」
ズブ、と粘着質な音を立てて、第2関節までをリリーの中に沈める。
震える華奢な体に飲み込まれた指は熱く、溶けてしまいそうだ。
「はぁ……っヴェルナー……」
ゆっくり擦るようにリリーの中を掻き回す。
「はぁ……んっ、やっ、もっと……っ」
決定的に届かないものを求めて、リリーは腰を揺らした。
体の奥深くに疼く熱まで、ヴェルナーの愛撫が届かない。
515ヴェルリリで7:03/06/18 23:15 ID:ZIxgltkp
もっと……っヴェルナー……」
「焦るなって……」
リリーの恥ずかしい姿を見ると、いつもどうしようもない満足感を感じ、高ぶる。
彼女の甘い姿はどんな魅惑の錬金術よりヴェルナーを捕らえる。
これは甘えだ。
普段は口にも態度にも出せない、リリーへの深い甘えだ。
「いじわる……」
涙目で睨まれ、ヴェルナーは小さく笑って指先に力を込めた。
甘えている事を気付かれたくないと思う辺り、やっぱり自分はひねくれているのだろう。
「ああっ!」
強い刺激にリリーの声も跳ね上がる。
「あぁ……っヴェルナー!」
「リリー……」
指を抜き、ヴェルナーはそのままリリーを一気に貫いた。
「ああ……っ!!」
一番奥まで届いた熱に、一瞬にして蒸発するような快楽がリリーを捕まえた。
「く……っ」
無数の柔らかな牙に噛み付かれているような快楽に体が震える。
腰を動かし、リリーの中を掻き回し、頭まで突き抜ける快感に眩暈がしそうだ。
「ヴェルナー……ッ!あ、あたし……あたし……っ!」
「もう、少し……っ」
「はぁ……っ!やぁ、もう……っ!!」
シーツをきつく掴むリリーの指を捕まえ、ヴェルナーはリリーに覆い被さるようにして一番奥まで貫いた。
「ああっ!だめぇ……っ!!」
我慢の限界を超えたリリーの悲鳴に、ヴェルナーは彼女の絶頂に導かれ、自らの限界を手放した。
熱く脈打つ熱が体の中で解放され、リリーも自らの絶頂を白く濁った頭の隅で感じた。
力強い腕に無意識にしがみつき「ヴェルナー大好き……」と呟いた事は覚えていられなかったけれど。


516ヴェルリリで8:03/06/18 23:17 ID:ZIxgltkp



 ヴェルナーはすやすやと眠るリリーを見下ろして、まだ時間が午後だと確認した。
日食の日は時間が分かりづらい。
髪をほどき、子供のような顔をして眠っているリリーに微笑みが浮かぶ。
「俺も、本当にどうしようもねぇな……」
彼女に溺れたのは、理由なんてきっといらない。
 不意にヴェルナーはベッドサイドのテーブルの上の小さな小物入れが開いている事に気付き、中を見た。
「これ……」
そこには、かつて自分がリリーに贈った指輪が大切にしまわれていた。
 いつか、リリーに返してもらいに行くと約束した。
その時は、リリーも一緒に、と。
その時はまだ来ない。
だけど、離れないでいれば、いつか必ず彼女に誇れる自分になって迎えに行けるとも思う。
「……」
ヴェルナーは指輪を取り、眠るリリーの手を持ち上げ、その白い指に滑らせた。
起きる気配もなく眠るリリーはどこまでも愛らしく、ヴェルナーは指輪にキスをした。
化粧の残る顔は、色づきも鮮やかで、まるで花嫁のようだ。
「いつか、ちゃんと、な……」
それからリリーを抱きかかえるようにして自分もベッドに体を横たえて目を閉じる。


目が覚めた時、リリーがどんな態度をとるのか、少し楽しみにしながら。


日食の午後を微睡む事にした。


             end
517ヴェルリリで:03/06/18 23:19 ID:ZIxgltkp
今日はザールブルグの日食という事でヴェルリリに挑戦してみました。
ヌルくてすみません・・・。
518『大正もののけ帝都慕情録』:03/06/19 00:04 ID:sC5ooryo
 この場合やっぱ「スレ違いだゴルァ」な意見の方が正当だと思うし、
最初にも「文句言われたら即撤収」宣言してたから、
>>506さんとこに逝く事にしますわ。お騒がせしてソリー。
519名無しさん@ピンキー:03/06/19 03:53 ID:U3qdvqZs
>>518
読んで来たよ
>>517
そういや、アトリエ世界では、日食って不吉な日とされているのかな?
520名無しさん@ピンキー:03/06/19 05:16 ID:NxzYvPHu
アイゼル×ヴィオラート構想中
521名無しさん@ピンキー:03/06/19 05:29 ID:nuFTmBQn
>>519
暦の一日にすぎない。
日食は予測できないから不吉とされたのであって、
予測できるなら単なる天体ショーでしかないよ。

古代を偲んで「日食祭り」とかが開催されてる可能性は十分あるけど。
522名無しさん@ピンキー:03/06/19 09:31 ID:RUnQkENY
ヴェルリリよかったザマス〜。
視点の転換が見事でまた書いて欲しいザマス〜。
これくらいのヌルさがオレ萌えですた。
523あぼーん:あぼーん
あぼーん
524あぼーん:あぼーん
あぼーん
525名無しさん@ピンキー:03/06/19 11:00 ID:FpE81ND1
>521
 ただ、洗濯物が乾かないから奥様方には不評らしいw
526名無しさん@ピンキー:03/06/19 21:06 ID:Ziu29KVc
久しぶりにユーディのアトリエやって
「清められた」「祝福された」
うつろふ指輪つくってもーた(つДT)
527名無しさん@ピンキー:03/06/21 23:26 ID:ezNlQaVu


アカデミーのショップに忍び込んだ泥棒に
エッチな薬を使って犯されるルイーゼさん希望


 できれば林間がいいな♪
528名無しさん@ピンキー:03/06/23 01:11 ID:gbjP8nzT
>>527
問題はドロボーさんが、
「棚に並んでるのの内、どれがエッチな薬なのか」がわかんないことでつな。

それともドロボーさんともみ合ってるうちに棚に当たって、偶然それ系の薬瓶が倒れて
思いっきり浴びてしまったとか・・・
529名無しさん@ピンキー :03/06/23 10:09 ID:Do6WOHiK
>>528
プロの窃盗団ならわかる
ってのはどうよ?
530名無しさん@ピンキー:03/06/23 11:03 ID:S78IJ5P7
例えばどんなえっちぃ薬? 小説描きたいんだけどエリーのアトリエが行方知れずなのでアイテム名とか忘れてんの。
531名無しさん@ピンキー:03/06/23 11:05 ID:2LoPBe6s
それとも森の中でハチミツぷれいとか。
532名無しさん@ピンキー:03/06/23 11:18 ID:Do6WOHiK
『魅惑の口紅』の原材料ってトコで
533名無しさん@ピンキー :03/06/23 12:57 ID:D+eKv/Ri
えっと、(攻略本より…)
『君しか見えない』(強力な惚れ薬。まさにその人しか見えなくなる byエリー)
では…
(そのほか…)
『魅惑の粉』(『ローレライの鱗』をすりつぶして粉末状にしたもの。この粉を吸い込んだらみんなメロメロになっちゃう。人間だけじゃなくて、怪物でもね)

(おまけ)
『白と黒の心』(人の性格が正反対になってしまうと言う薬。使い方を誤ったり、悪用したりすると危険)
534名無しさん@ピンキー:03/06/23 13:10 ID:7ZSw8lw4
「生きてる縄」の使用もお約束でつね。
535名無しさん@ピンキー:03/06/23 22:03 ID:fhYviO2R
う〜ん、話の頭だけストーリーできたけど書き上げる自信が無いなぁ・・・。 ・・・話の頭だけでも読んでみるかぃ?
536ルイ盗編:03/06/23 22:56 ID:WdAidUfp
ソレはじっとりと汗ばむ不快指数の高い夜の出来事。

街外れの森林の中をルイーゼは息を切らせて歩いていた。…いや、彼女自身は走っているつもりなのだろうが他人が見たら「歩いてる」と100%の人が答えるであろう。しかし彼女がたった今まで走っていたのは事実。

事の発端は忘れ物を取りに職場であるアカデミーに戻った時の事。
ショップの裏口を開けた途端、男がショップの中から出てきてまるで関係者の様に会釈して去ったものだからルイーゼはきょとんとしながらも「誰だっけ?」と小首を傾げショップ内に入る。


「…あッ!まさか!」
537ルイ盗編:03/06/23 23:16 ID:pTI73WuI
ルイーゼはしばらくしてからあの男が泥棒だと気付いた。
何を盗まれたのか見当つかないモノの明らかに備品が少なくなってる事が判り、とにかく泥棒を追い掛ける為に外に出ると遠くの方で人影が見えた。


…確かあの先は森林への一本道。追い掛けなきゃ!!


しかし男を追い掛けてはみたモノの、木々に阻まれ闇夜に包まれ完全に男の姿を見失ってしまった。

しばらく右往左往し足を止めフッと自分がさ迷っている事に気付き途方に暮れた。
途方に暮れたついでに月の無い夜空を見上げる。


「何処に行ったのぉ?」
「誰が何処に?」
538ルイ盗編:03/06/23 23:52 ID:IdaqPL0d
ルイーゼの背後で男の声、と同時にルイーゼの細首に縄の感触が…

「な、何!?」
「おっと!暴れるなよ。抵抗したらこのうにょうにょした縄がキュっと絞めあげるぜ。」

突然の事にルイーゼは声を出す事も忘れ恐怖に身を震わせた。
恐怖におののく姿に気を良くした男は顔を彼女の肩に押し付け荒い鼻息を頬や耳に吹き付ける。

「はは、イイ眺めだな。」
「?????」
肩ごしから見下げる視線の先には2つの乳が息をする度に上下している。そんな姿を見ていたら…

「…食わなきゃ損だよな?」
539ルイ盗中断:03/06/23 23:58 ID:pjBZwwFo
今夜はここまで…。


と言うかその先のストーリを考えてませんでした。ごめんなさいのすいません。


それよりこんな下手っぴで拙い文章を読ませて申し訳ございません。
540名無しさん@ピンキー:03/06/24 02:33 ID:ei5KwLU1
お預け喰らった〜
541名無しさん@ピンキー:03/06/24 23:19 ID:50RXGkAZ
単純にマリー×シア希望。(シア×マリー)でも可。
542名無しさん@ピンキー:03/06/24 23:21 ID:C32zE4wt
祝・ウ゛ィオラートのアトリエ
543名無しさん@ピンキー:03/06/25 00:24 ID:SaJWo0c2
544名無しさん@ピンキー:03/06/25 01:56 ID:XMP/6BPT
ヴィオラートのアトリエにゃ、22才のアイゼルが!
545あぼーん:あぼーん
あぼーん
546あぼーん:あぼーん
あぼーん
547名無しさん@ピンキー:03/06/25 23:58 ID:el88YGL5
>>543
マリーシアキター!
ハマーン!ハマーン!
548名無しさん@ピンキー:03/06/26 10:25 ID:LUCeusXa
ヴィオラートがニンジン大好きってエロネタになりやすいよね・・・。
上と下の両方のお口で美味しく食べてるヴィオタン・・・。

549395 ◆hLn3myZd6M :03/06/26 17:49 ID:V3R/CsjK
>>548
自分も本日ヴィオ購入しますた。
たしかにそうですね。
ロートフリードとの鬼畜エチィでも書いてみようかな?
もちろん、大好きなニンジンを食べさせてあげる方向でw
550名無しさん@ピンキー :03/06/27 01:06 ID:alTxc/zv
>>549
>ロートフリードとの鬼畜エチィでも書いてみようかな?
>もちろん、大好きなニンジンを食べさせてあげる方向でw
395 ◆hLn3myZd6Mさん是非キボンヌ!!
551名無しさん@ピンキー:03/06/28 12:15 ID:FZuib53I
>549是非キボン! ところで、兄妹とかも萌えなんだが。
552名無しさん@ピンキー:03/06/29 19:20 ID:lcVUDO6h
よく考えたらあの兄妹は二人で暮らしているんだよなぁ。
両親が開拓事業にいってるのをいいことに・…。

ヴィオ「お兄ちゃんやめて!!」
バル「ウルセエ! 俺のニンジンを食らいやがれ! ついでに後ろの口にもな!」
ヴィオ「アヒイイィィィ!」

んで丁度訪れたロートフリードも参加。
553穢れた力:03/06/29 23:55 ID:MSvo2iLd
久しぶりに書かせていただきます。
ヴィオラートはとっても面白いです。と言う訳で、バル×ヴィオです。
(兄妹のキンシンソカーンな上に、無理矢理っぽいので苦手な方はご注意下さい)
554穢れた力:03/06/29 23:55 ID:MSvo2iLd
(1/6)
「きゃああああーっ!!」
部屋の中にヴィオの黄色い悲鳴が響いた。
「えっ、あっ」
開けたドアの取っ手を握ったままで、呆然と立ちつくしているバルテル。
「おっ、お兄ちゃんのスケベ!」

美味しいシチューを作ろうと鍋をぐるこんしていたヴィオは、未だにその技術の
片鱗さえ見いだせずにいる錬金術、ちっとも軌道に乗らないお店の経営の事などを
ぼんやりと考えているうちに煮込んでいた野菜をうっかり焦がしてしまった。
煙で焦げ臭くなってしまった服を着替えようとして二階の部屋に上がり、上着を
脱いだところでバルテルにドアを開けられてしまったのだった。

「いや、これはその」
「スケベスケベ、スケベーーっ!」
「これは事故だって、別に俺は」
しどろもどろになって言い訳をする程に立場は悪くなっていく。
「いいから早く出てってよ!」
脱いだ上着を両手で押さえて胸元を隠し、顔を真っ赤にして怒鳴りつける。
「信じられないわ、お兄ちゃんが妹の着替えを覗くなんてっ」
覗き呼ばわりされて、さすがにかちん、と来たバルテルが言い返す。
「誰もお前の貧相な裸なんか見たくねえよ、不幸にも、偶然ドアを開けちまって、
 仕方なく目に入っただけだよ」
「貧相、ですって!?」
ヴィオがぐっ、と息を飲む。
「ああ。そんなぺったんこの胸見たって、面白くもなんとも……」
そこまで言ったバルテルは、ヴィオの目に涙が滲んでいるのに気が付いた。
「ええ、ええ、悪うございましたね、どうせあたしはぺったんこですよ」
自分の胸元にちらり、と目を落とす。
「貧相で、そんでもって出来が悪くてしなびてて、身長に至ってはミジンコサイズなんだわ」
555穢れた力:03/06/29 23:56 ID:MSvo2iLd
(2/6)
「おい、ヴィオ」
頬に涙がひとすじこぼれる。ヴィオはそれを手の甲で乱暴にぬぐった。細い腕が
動くと前を隠している服も揺れ、しなびた、などと言う形容詞からはほど遠い、
ふっくらとした胸のラインが目に入る。
「何も泣く事ないだろ」
子供の頃は、ただ単にヴィオが騒ぐのが面白く、意味もなくからかって泣かせては
一緒に遊んでいたロードフリードに怒られたものだった。お互いに大きくなってからは
そんな他愛のないじゃれ合いも無くなっていただけに、久しぶりに見たヴィオの涙に
どうしていいか分からなくなってしまう。
「えーっと」
とりあえず、貧相、とは反対の事を言えば機嫌も治るかな、と焦りつつ適当な言葉を探す。
「その、言い過ぎた。お前は豊満でムチムチしてるよ。これでいいか?」
「何よそれっ!まるであたしをデブみたいにっ」
人には腹が出てきたのなんのと好き放題言うくせに、自分の事になると嫌になる程
デリケートになるんだな、とバルテルはため息を吐いた。
「お兄ちゃんなんか大っキライ!」
つかつか、とバルテルに歩み寄り、拳でどん、と彼の胸を叩く。
「おっと」
服から片手を離した拍子に、先ほどはちらっと見えただけだった乳房がぽろりと
こぼれてしまう。
「嫌い、嫌い嫌い」
ヴィオはそれに気付かずに何度もバルテルを叩き続ける。
「おい、ヴィオ」
その度にやわらかそうな胸がぷるぷると揺れる。手触りの良さそうなきめの整った白い肌、
つん、と上を向く可愛らしいピンク色の乳首。目の前にあるなめらかな女性のラインの
誘惑に負け、バルテルはついついそのふくらみに手を伸ばしてしまった。
556穢れた力:03/06/29 23:56 ID:MSvo2iLd
(3/6)
「……?」
乳房を手のひらで覆われ、驚いたヴィオの動きが止まる。
「……き、ぁ」
悲鳴を上げようとして息が詰まったのか、かすかな声が漏れる。
「お、おに」
軽く力を入れると、ふにっ、とたわむ。その感触があまりに心地よく、胸を触って
いるのとは反対の手でヴィオの細い背中を引き寄せる。
「おに、ちゃ……?」
今までそんな風に見た事は一度もなかったのに、バルテルはヴィオの肉体に
欲情している自分自身に気が付いた。腕の中でかすかにもがく彼女を
放さなければならない、頭ではそう思っている筈なのに、気が付くとバルテルの
くちびるは、ヴィオの紅くふっくらとしたそれに重なっていた。
「うっ……うぅ」
ヴィオが弱々しくバルテルの腹を叩くが、きつく抱きしめられて密着した状況で、
その拳には何の威力もない。
「や、やだ」
何とか顔をそむけるが、バルテルに追いかけられてすぐにまた口をふさがれる。
やわらかくしっとりした肌をもっと感じたい。緑色の服に隠されている全てを見たい。
隠されている場所を、触りたい。
バルテルは、抱きしめたままのヴィオを自分のベッドの方まで押していく。
後ろ向きで歩かされてバランスを崩したヴィオがベッドにあおむけに倒れてしまうと、
その上にのしかかった。
「じょ、冗談やめようよ、お兄ちゃん」
彼女の手にかろうじて引っかかっていた上着をむしり取る。ヴィオが両手で乳房を
隠すと、その隙にバルテルは彼女の脚をなでながらスカートをまくり上げる。
「安心しろ、お前はぺったんこでも貧相でもねえよ、こんなに」
そこから先は何を言いたかったのか自分でも分からず、左右に身体をよじる
ヴィオの腰を無理に持ち上げて下着を脱がせた。
557穢れた力:03/06/29 23:56 ID:MSvo2iLd
(4/6)
「いや、いやだぁっ」
兄にされている事を未だに信じられずに、抵抗らしい抵抗もできない彼女の
太ももに手を当てて大きく開かせてから身体を下げ、中心に顔を近づける。
「きゃ……っ!」
まだ幼い閉じた割れ目をぺろり、と舐められてびくん、とヴィオの身体が弾む。
自分の脚の間に顔を埋めているバルテルを押しのけようと彼の頭を手で押しやるが、
「だ、だめ」
そこを両の親指で開かれ、薄い皮の下に縮こまるように隠れている小さな突起を
舌先で転がされると全身から力が抜けてしまう。
「あ、あぁ」
ちろちろ、と舐められたり、くちびるを付けて吸われたりしながらすぐ下の
きつい入口にそっと中指を差し込む。
「な、そこ、ええっ!?」
少しずつ動かしていると、じんわりと蜜が滲み出してくる。ちゅくちゅく、と
湿った音が響くようになるとバルテルは指を抜いた。
割れ目に更に唾液を塗りつけるようにしながらズボンを脱ぎ、
「おにい、ちゃ」
顔を上げ、身体を起こすと固くなっているモノをヴィオの入口に当てる。
「何、なにするの」
「大人しくしていれば大丈夫だからな、ヴィオ」
自分の股間に当てられた太く、大きいかたまりを見てヴィオが息を飲む。
彼女の抵抗が一瞬途切れた隙に、バルテルはぐいっ、と腰を押し出した。
「ひ……っ」
軽い抵抗を押し破るようにして一気に腰を進める。
「あ、あぁ」
ずぶずぶ、とめり込んで来る熱く固いモノに与えられる激痛にかすれた息が漏れる。
それ以上に今兄にされている行為を認めたくなくて弱々しく首を振る。
558穢れた力:03/06/29 23:57 ID:MSvo2iLd
(5/6)
漠然と期待していたよりも遙かに強い快楽に導かれ、熱い胎内の奥まで自分自身を
沈めると、ヴィオの身体の上に重なるようにして、きつく彼女を抱きしめる。
「や、あ、ぁ」
汗にまみれた細い肩に手をかけ、ゆっくりと腰を引く。
「いた、いたい、いたい」
ぼろぼろと涙をこぼしているヴィオを可哀想だと思うと同時に、より激しい快感を
求めて腰を前後させる。
「嘘……こんな、嘘、いやだよおっ!」
痛みに顔をしかめながらもバルテルの下でヴィオが暴れる。
「お兄ちゃん、だめえっ!いやっ」
「うっ」
ヴィオの身体がねじれると中がぎちぎちと締め付けられて、バルテルは急に
登り詰めそうになる。慌ててはちきれそうになったモノを抜き、ヴィオの
おなかの上でしごくと、どぷどぷっ、と熱い液体がほとばしった。
「……」
白濁液にまみれ、呆然としてただ涙を流す事しかできないヴィオの髪をそっとなでる。
「……焦げ臭い、でしょ」
ぽつり、とつぶやくヴィオの頬にキスをする。
「そんな事、ねえよ」
ふと気が付くと、窓とカーテンの隙間から細い光が差し込んでいる。光がベッドに
流れるヴィオの長い髪の端に当たって、そこだけが明るく見えていた。バルテルは
その色を見て自分がカロッテ村に残った本当の理由を思い出した。妹の保護をする、
という口実の下に隠した思い人の存在。バルテルは首を振って、淡い色の髪を持つ
その人の顔を頭の中から払うと、小さくすすり泣いているヴィオの身体を抱きしめた。
559穢れた力:03/06/29 23:57 ID:MSvo2iLd
(6/6)
それから数日、ヴィオはほとんど部屋に閉じこもったきりで、たまに店に
降りてもバルテルに顔を会わせようとはしなかった。さすがに声もかけづらく、
彼女がいる部屋に入っていくのもためらわれ、夜は仕方なしに雑然とした
小間物が散乱している店の隅に寝ていたバルテルだった。

「……お兄ちゃん」
自分で作る単調な食事にも飽き、他に食べ方はないかとキッチンに転がっていた
しなびたにんじんを眺めている時に急に声をかけられ、バルテルは飛び上がった。
「ヴ、ヴィオ?」
「二階。見て」
それだけ言うとすたすたと階段を上がっていく。あわてて追いかけるバルテルが
部屋の中を覗くと、
「うわ」
そこにあった筈のベッドやたんすは取り払われ、床一面は滋味豊かそうな土で
埋め尽くされていた。
「家庭菜園。クラーラさんに教えてもらったんだ」
良く見ると、ヴィオのスカートの端は茶色い土で汚れている。
「菜園、って。おい、俺のベッドは?寝る場所どうするんだよ」
「そんなのどうにでもなるよ……お兄ちゃんのベッドなんか無くてもいいもん」
拗ねたように小さくつぶやく。
「えっと、ヴィオ」
そのつぶやきを聞いて、謝ればいいのか、それとも何も言わない方がいいのかと
戸惑っているバルテルの胸をどん、とヴィオが肘でこづく。
「あたしたち、兄妹二人なんだからがんばらなきゃね」
「ああ、そうだな」
ヴィオは一瞬顔を伏せてから、思い切ったように顔を上げて元気に微笑んだ。
560名無しさん@ピンキー:03/06/30 01:55 ID:/s3lQmsn
キンシンソカーンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
561名無しさん@ピンキー:03/06/30 03:42 ID:d4mVr4NR
バル×ヴィオ(・∀・)イイ!
乙です。ヴィオ面白いね。
ロートフリードキボンヌ
562あぼーん:あぼーん
あぼーん
563名無しさん@ピンキー:03/07/01 12:21 ID:j0G0aSZj
兄妹ロードフリードの3Pキボン
564名無しさん@ピンキー:03/07/01 15:19 ID:aNLuLe+Z
穢れた力氏のバル×ヴィオキタ----!! ちょっぱや!
相変わらずレベル高くてハァハァ…ご馳走様です(*^д^*)
565名無しさん@ピンキー:03/07/04 01:30 ID:oueaKscr
兄妹良いですね…萌えますた(´Д`*)

ヴィオ×ロードとかも読んでみたいので
神様降臨期待保守。
566名無しさん@ピンキー:03/07/04 01:34 ID:7Ol04VB1
(・∀・)キンシーン
567名無しさん@ピンキー:03/07/04 17:43 ID:T27hAVQf
(`皿´)キンシ!!
568名無しさん@ピンキー:03/07/05 12:51 ID:PjagGzrm
ルイ盗続編近日公開!
569穢れた力:03/07/05 23:58 ID:ObL9T6G5
読んで下さった方、ありがとうございます。
ヴィオおもしろいですね。ハマりすぎてヤバい感じ。

>549=395さん
ロードフリード×ヴィオ、自分も見てみたいので
是非おねがいしまつ(;´Д`)ハァハァ
570カロッテ村の密かな楽しみ(1/7):03/07/06 03:35 ID:jHuEclUo
 辺境の、カロッテ村には娯楽が少ない。街灯もなく、ランタン
の油も無駄遣いはできない夜ともなればなおさらである。太陽が
落ちると、訪れるのは指先すら見えぬ暗闇。途端にやることが無
くなるわけだ。
 すると、そんな所で発展するのはなにか。ずばり、『夜這い』
の制度である。
 これは、カロッテ村が特に性風俗的に乱れていたということで
はない。同様の状況の山村では良くある話。若衆のクチコミで、
このしきたりは暗黙のまま続いていく。
 そして、今日、彼ことバルトロメウスは一つの決意を胸に、夜
闇に乗じて家を抜け出した。
 目指すは、村長の家。
(おちつけ、落ち着けよ、俺。そうだよ、別にこれはたいしたこ
とないんだ)そう心に言い聞かせるも、心臓はバクバク。(誰だ
ってやってることなんだ。現に今、ロードフリードの奴は、家の
二階で、ヴィオと…)
 と、出かけに入口ですれ違った彼の姿を思い出す。村長の家へ
と行く旨を話したら、潜めた小声と、変わらぬ笑顔で『がんばれ
よ』。ずいぶんと心づけられたものだ。
(しっかし、あいつもよくも、よくもまぁあんな小娘相手に気分
が出るもんだなぁ。まぁ、確かに、ここ二年くらいで、意外と出
るとこが出て来たというか。胸も良い感じに膨らんで来たし、尻
もまぁ、安産型というか。だけど、中身はあのじゃじゃ馬だぜ?
ホント、いい趣味してるよ……)
 ニンジン好きのじゃじゃ馬か。人知れず、自分の考えに悦。
571カロッテ村の密かな楽しみ(2/7):03/07/06 03:37 ID:jHuEclUo
 村長の家の前、ちょうどいい目印になっている村の名物、大木と向かうバル
テルだったが、酒場の前を通り過ぎようとした時、軒先に人の気配を感じた。
さすがにこの時間では、酒場も店じまいをしているはずだが?
「バルトロメロス、さん?」
 人影の方が先に声をかけて来た。
(クリエムヒルトさん?)
 酒場の横の雑貨店の女店主である。声をかけられてこのまま無視をするわ
けにはいかない。「あ、どうも、こんばんは。妹がいつもお世話になってま
す……」我ながら間の抜けた返答だなぁ、と思いながら、バルテルは彼女の
所へ。
 ワンピースにエプロン。いつも見かけるのと同じ姿のままで、彼女は立っ
ていた。
「はい。お話はヴィオちゃんから良く聞いてます。ところで、こんな遅くに、
どちらへ?」
「いいいいいや、なんってーか、寝付けないで。散歩、かな?」大仰に慌て
て否定。我ながらわざとらしいと思わせるそんな動きを見て、クリエムヒル
トはくすりと笑った。
「でも、注意した方がいいですよ。広場の方にはメラニーさんがいて、バル
テルさんみたいな若い人が来るのを今か今かと待っていますから」
「え……そ、それは」
 一瞬、ばあさんに襲われる自分の姿を想像して、鬱になりかける。(い、
嫌すぎる!広場を通らずに村長の家に行くしかないのか?)
572カロッテ村の密かな楽しみ(3/7):03/07/06 03:39 ID:jHuEclUo
「ねぇ、バルテルさん?」いつも以上に艶のこもった声。
「は、はい?」
「バルテルさん、お相手居ないならば、私はどうでしょうか?」
「い、いや、それは!?」
 バルテルにとって、寝耳に水の申し出だった。柳眉を寝かせて、ねだるよ
うに上目使いでこちらを伺うクリエムヒルト。心が動かないはずはない。
 でも……
「すいません、俺には決めた人が……っつぷ?」セリフは言いきる前に遮ら
れた。身を寄せて来たクリエムヒルトの、意表を突くくちづけ。バルテルの
頭が一瞬スパークする。それも、くちびるをただ合わせるだけのものではな
い。接合した部分から、クリエムヒルトの舌が、バルテルの口内を侵食する。
湿り気と、柔らかさを持ったそれが、蹂躪するように動き、混ざる唾液と共
に、脳内にはあまったるい靄が。
「ぷぁ」しばらく、それこそ、バルテルにとっては数時間とも取れるような長
い時間、キスを味わっていたクリエムヒルトがくちびるを放した。両者の間に、
てろりとした涎の銀糸が垂れる。
「難しく考えることはありません。楽しんでください、バルテルさん?」田舎
娘特有の無邪気さの中に、拭えぬ淫蕩さを漂わせた微笑みを浮かべるクリエム
ヒルトの前で、バルテルの決意は氷解していく。理屈とか、常識とかが下半身
の膨張に流される瞬間だ。激しいキスの余韻で、口を開くことままならなかっ
たバルテルは、問いかけに頷きかえすので精一杯だった……
573カロッテ村の密かな楽しみ(4/7):03/07/06 03:41 ID:jHuEclUo
 二人はそのまま、酒場の中へ。卓上のランプ一つだけに火を灯す。薄明か
りに、両者の影が、揺らいだ。
「その、オレ、こういうの経験少ないから……あんまりうまくいかないかも
しれないけど」
「大丈夫、ですよ。バルテルさんの好きに、してください。でも、一つだけ、
約束してくれませんか」
「は、はい?」
「……今日だけは、この瞬間だけは、私のことだけを好きな貴方でいてくだ
さい」言いながら、エプロンを、そしてワンピースを脱いでいった。形良い
乳房が顔をだし、バルテルが息を飲んだ。
「バルテルさんも」
 上半身だけをはだけさせた格好で、クリエムヒルトがバルテルのズボンに
手をかけた。
「あ、ちょっと、待」
 留めるセリフを口にするが、彼女のしなやかな指は、スムーズにズボンと
いう枷を外す。顔を出したのは、我ながら、嫌になるくらいに主張したモノ
だった。
「わぁ凄い、元気、バルテルさんの」悪戯っぽい口調でそんなことを言うク
リエムヒルト。「バルテルさん、こういうのは、初めてですか?」
 下半身に顔を近づけると、
 くちゅ。
 屹立したそれを、音を立てながら口にした。
574カロッテ村の密かな楽しみ(5/7):03/07/06 03:42 ID:jHuEclUo
「うわぁ」
 暖かいものに包まれている感触、加えて、柔らかな舌が感じる所を上下す
る。初めての感触に仰け反らんばかりに、背を張り、情けない声を上げてし
まうバルテル。
「……うん、くちゅ……れる、ぷは。バルテルさん、可愛い」
 ストロークに、舌の動きが絡まる。先端、亀頭の周り、快感を刺激する絶
妙な動き。ときおり、口からモノを放すと、ハモニカを鳴らすように横に咥
える。トワタリに舌を這わせ、ちゅくちゅくと全体へのライトキス。いちい
ち、脳髄にまで、ぴりぴりとした快感がこみ上げてくる。
「あむ、れる……ちゅぱ、ん、んん、くぷ………ん」
 唾液が上下動にあわせて、いやらしい水音を立てる。息遣いと、じゅぷ、
じゅぷという音だけが、誰も居ない酒場に響いた。
「よ、良すぎ……オレ、もう……」
 絶え絶えにうめいたあと、バルテルは快感の上昇まかせて、奉仕を続ける
クリエムヒルトの後ろ頭を抑えた。喉の最奥がぶつからんがばかりにぐっと
引き寄せると、次の瞬間、バルテルはおのれの精をクリエムヒルトの口内へ
思いっきり放出した。
「んん!」
 多量のそれが口から溢れる。溢れたものは喉を、胸を通って、床へと零れ
落ちた。
「むぐ……ん、こく、こく」
 口内に残ったものを、嚥下する喉の音が聞える。
575カロッテ村の密かな楽しみ(6/7):03/07/06 03:44 ID:jHuEclUo
 放散が終わり、気を抜いてバルテルがへたり込むと、
「まだ。残ってます」口の端に一条、白濁を滴らせたままのクリエムヒルト
が、縮みかけたバルテルのモノにふたたび吸い付いた。ねろりと舌を這わせ
て、亀頭のものを、そして尿道に残った分も吸い上げる。
 若いバルテルは、それだけでむくむくとモノが起き上がってしまう。
「す、すいません、オレ、まだ……」
「わかってます。こんどは、こっちで、ね?」スカートを持ち上げると、
そこに下着はなかった。「バルテルさんのモノを触ってただけで、私もう」
自分から指を這わせた。ソコに中指が飲み込まれると、ちゅくりと小さな水音。
「だから、このまま、いい、ですよね?」
 ゆっくりと、体を合わせてきた。
 熱い。かき分けてそこへ自らを進めると、締め付け、なにより熱さが包み
込んで来た。湿りとあわせ、まるで蕩けるような感触。
 ゆっくり、ゆっくり、埋めていく。バルテルのモノがすべて埋まると、
「ん、あっ、い、いいですよ、うごいて、下さい」見上げてくるのは、熱っ
ぽい視線。
 正常位。お互いの姿が一番密着するその形のまま、バルテルは腰を動かし
た。ぎこちない、慣れているとは言い難い動きだった。しかし、クリエムヒ
ルトが応える。
 ぱちゅん、ぱちゅん。結合部から響くいやらしい音。
576カロッテ村の密かな楽しみ(7/7):03/07/06 03:46 ID:jHuEclUo
「ん、ああ!胸、胸も、触ってくれませんか……」
 乞われるままに手を伸ばす。重みあるそれを、たぷんたぷんと弄び、そし
て時折中心の乳首に触れる。
「んあああ!いい、いいです、バルテルさん、好き、大好きですぅ!」
 再び、キス。ただ、今度はバルテルもされるがままではなかった。お互い
が舌を絡めあう、深いくちづけ。
「お、オレ、そろそろ」
 エクスタシーに向けて、注挿を早めるバルテル。それにあわせてクリエム
ヒルトががくがくと腰を揺らす。
「あん!ね、膣内(ナカ)、ねぇ、膣内(ナカ)にお願い!」
 中は流石に、と最後にモノを抜こうとするが、
「駄目!」
 すかさず、体を寄せてきたクリエムヒルトに阻まれた。
「オレ、もう!」
 次の瞬間には、包まれたまま、どくどくと二度目の白濁を、クリエムヒル
トの膣内に向けて、発射していた……
「ああ、出てる。叩いてます、あなたのタネ……あったかい」
 そしてそれを、彼女は悦にいった表情で受け止めるのだった。
 こぽり、溢れたものが、結合部から滴り落ちた……
577名無しさん@ピンキー:03/07/06 17:24 ID:DhuY5os9
キタ――――――ー(゜∀゜)―――――――――ーーーーー!!
578名無しさん@ピンキー:03/07/07 18:59 ID:5uwOIjwe
すげー
579名無しさん@ピンキー:03/07/09 11:14 ID:/dnH03ij
ヴィオも発売したしもうそろそろ……とショップに足を運んでみたものの
まだユーディー値段下がんね ('A`)タカクテカエネ
580名無しさん@ピンキー:03/07/09 16:55 ID:V1BR3lG4
>579
8月に廉価版出るらしいからそれまで待っとき
581名無しさん@ピンキー:03/07/09 23:56 ID:/dnH03ij
廉価版クル━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!?
そう言えばリリーの廉価版ってまだ出てないような。
まぁもう安くなってるが……買っちゃおうかな
582名無しさん@ピンキー:03/07/10 01:34 ID:jXtbXlL3
+が廉価版だと思ってたんだが…違うの?>リリー
583名無しさん@ピンキー:03/07/10 23:10 ID:W94YmYAj
>579
廉価版は、安くなった分UDたんの露出度が下がります(嘘

>570
エロ━━━━(゚∀゚)━━━━イ!!!!!!
非常に肉感的な文章ごちそうさまですた。
2階でやってるヴィオたんのお話も見たいなあ
584名無しさん@ピンキー:03/07/12 08:16 ID:4WsmMFCH
ルイ盗編、続きが読みたい・・・
585あぼーん:あぼーん
あぼーん
586名無しさん@ピンキー:03/07/13 04:03 ID:H31Vv6r+
しかしヴィオって恋愛とかあわねーよな
587名無しさん@ピンキー:03/07/13 23:41 ID:rynV5eW4
>586
にんじんは似合う。
うさこも似合うと思う。むぎゅ。
588570:03/07/14 03:39 ID:TWZIDXRS
読んでいただいた方、感想を書いてくれた方、どうもありがとうございました。
慣れてないんで、いまでも大ポカしてないか、冷や冷やもんだったりします。

えー、需要とか人気とかあまり考えずに、敢えてミーフィスで一本。
589彼女はクラリッサ(1/7):03/07/14 03:48 ID:TWZIDXRS
「ミーフィスのことが知りたい?」
 樽とワインの街、ファスビンダーの酒場である。飲んだくれや、冒険者風情
の中、浮いた格好のヴィオがカウンターに腰掛けいる。如才なくザヴィットは
ニンジン酒。オレンジ色のそれを差し出しながら、彼女に聞き返す。
「ふぅむ、でも、一体どうしてだい。質問があるなら、本人に聞けばいいじゃ
ないか」
 グラスを手渡されたヴィオは少し気まずそうに微笑んで、
「いや、そういう訳にはいかないんです。なんというか、ミーフィスさんを見
てる、周りの人の評判を聞きたいなぁ、って。実は、今度、うちのお店のお店
番を、ミーフィスさんに頼もうかなと思ってまして」
「…なるほど」思慮深げにザヴィットが頷いた。「客観的に、店を任せるに価
する人間かどうか、聞きたいということだね」
「まぁ、平たく言うとそうなんですけど……でも、そういうの聞いておけば、
仲良くなるのにも便利かな、とかも」
「仲良く、ね」
「はい」
「……まぁ、私のほうからとやかく言うのは好まない。が、聞かれたからには
答えておこう。『ミーフィスは、クラリッサだ』。それが、ファスビンダーで
の彼女の評判だよ」
「『ミーフィスは、クラリッサ?』」
 クラリッサはファスビンダーの名物である、大樽につけられた名前だ。
「つまりは、そんなにファスビンダーの皆さんに人気があるって事ですね?」
「まぁ、ある意味では、そうと言えるかもしれない」
「……?」
 きょとんとするヴィオ。
「まぁ、そんなに気になるならば、それがどういうことなのか、実際に確かめ
るといい。明日の朝にでも、ワイン倉を訪れてみなさい、そうすれば、彼女の
評判のことは、自ずと分かるだろうね……」
590彼女はクラリッサ(2/7):03/07/14 03:54 ID:TWZIDXRS
…その夜。
 ファスビンダーのワイン倉は、熱気に包まれていた。埋め尽くすように殺到
した男達、その円の中心には差し向かい、座りあっている二人の人物。
「ごく、ごく、ごく……ぷふぁ、お〜いし〜!いくら飲んでも飽きないわぁ。
おかわり!次ぎ持って来て!!」
 ダン!空き瓶をテーブルに叩き付けるだに、ミーフィスが快気炎を上げる。
途端、周囲の男達がやんやの歓声。
「うそ、だろ?」
 差し向かいに座っていた、鎧姿の冒険者、自称この国一の大酒飲みが目を丸
くした。二人の間のテーブルには、もうかなりの空き樽、空き瓶が積み重ねら
れていた。
「さぁ、あんたもとっとと飲む!」
「うう、くそっ!わざわざハーフェンから足を伸ばして来たんだ!ミーフィス
を倒して、一番の大酒飲みになるまで、おめおめ帰れるものか!」
 勢い込んだ冒険者がグラスに注がれたファスビンダーを、ミーフィスに負け
じと一気飲み!……したかと思いきや、グラスを半ばまで開けたところで、
「うぅ!」許容量を超え、内腑から沸き上がる衝撃に、思わずうめいた。そし
て次の瞬間、ゆっくり、スローモーにテーブルへ……突っ伏した。
「参り、ました」
 顔も上げられないまま、ぴくぴくと片手を上げて、降参。
591名無しさん@ピンキー:03/07/14 03:54 ID:h0/laWAu
>>589

キター!!
592彼女はクラリッサ(3/7):03/07/14 03:55 ID:TWZIDXRS
「姐さんの勝ちだ!」
 再び、取り巻きの大絶叫があがる。
「ざまぁみやがれ!余所者なんぞに、ミーフィスの姐さんが負けるもんか、
ねぇ、姐さん!」
「と〜ぜん。こんぐらいで私に勝とうなんて、甘い甘い」
 いいながら、またワインをグビリ。
「さ、祝いにみんな、飲みなさぁ〜い!ファスビンダーならクラリッサから汲
んでくれば、飲み放題!く〜ファスビンダー、さいこー!」
 あちこちでクラスをぶつける音が響く。戦勝を肴に、ファスビンダーの住人
達は多いに盛り上がった。
 しばらく、して。
「……なんか、暑いわねぇ」
 人でごった返しているワイン倉の中は、確かに蒸し暑かった。が、この場合
の原因はそれだけではないだろう。かなりの酒量をこなしたミーフィスは出来
上がっており、顔もほんのり桜色。すると、
「やっぱり暑いわぁ。ああん、こんなの着てらんない〜」
 言うが否や、ミーフィスはみずから着ているものに手をかけた。ワンピースを
脱ぐというよりは、ずり下げるような勢いで、一気に降ろすと、いきわたったア
ルコールのおかげで、ほほと同じく桜色に染まった裸身が姿を現した。
593彼女はクラリッサ(4/7):03/07/14 03:57 ID:TWZIDXRS
 形良いお椀型の胸と、スタイル良く締った腰。同年代の少女に比べると、
幾分か成熟の度合いの見える裸身を、惜しげもなく男達の前に曝すと、どよめ
きと、ひやかしの声が沸き上がった。
「さっすが姐さん、待ってました!」
 羞恥心もなく、あるがままに樽に腰掛けて、新しい瓶に手をかけようとす
るが……もちろん、男達が放っておくはずはない。無防備なその裸身に向けて、
周囲の男達がわらわらと手を伸ばす。
「ああん、ちょっと、もう」
 たしなめるセリフを口にしているが、その表情は嫌がっていない。、後ろ手に、
そして前から伸ばされた手により、ぐにぐにと形を変える自分の乳房を、なんだ
か困惑したような微妙な表情で眺めていた。
「ミーフィス姐さんのこの肌、キメ、ツヤ……最高っすね!」
「あん、勝手なこと言わないで。わたしはまだお酒をのんで……って、そんなと
こに手を伸ばすな!」
 下腹部、尻にまとわりりつく手の感食にくすぐったさを感じ、思わず身を躱す
ミーフィス。だが、のがれた場所にも、男達の手が、視線が……気の早いものは
股間の戒めを解き、一物を屹立させて誇示してさえもいる。
「ね、姐さん、俺達……」
 辛抱が堪らない、と今にも襲い掛かってきそうな男達。かれらをアルコールで
上気した頬と共に、淫蕩な笑みを浮かべたミーフィスは一瞥。
「もう、仕方ないわね……でも、その前に!」
594彼女はクラリッサ(5/7):03/07/14 03:59 ID:TWZIDXRS
 先ほど、飲み比べで負けて以降、倒れたままの鎧姿の冒険者が、今、仰向け
に寝かされている。意識は飛んで夢の中、といったところだろうか。
 ミーフィスは全裸のまま、彼の頭を跨いだ。
「……んっ」
 下腹部に手を当てると、力んだ小さな声をだす。
 程なく、彼女の陰部からほとんど透明の迸りが。はじめはちょろちょろとし
た勢い、それはゆっくり強さを増していく。孤を描く軌跡が、寝かされた男の
顔に当る。
「……!?」
 顔もとに水の当る感触で、男が目を覚ました。
「うわ、なんだぁ、水!?」
 訳も解らずに、慌てた声を上げる。
「お兄ちゃん、アンタは幸せだぜ、ミーフィスのそれが飲めるんだからなぁ!」
下卑た歓声。視線を上に移していき、男はモノの正体を知った。あざやかな陰部
から、迸る液体。不思議と、汚いという感触はなかった。むしろ、
「ごく、んごく……」
 口にしたどんなアルコールよりも甘露な存在に思えてさえいた。喉を鳴らして、
飲む。
 水流が弱まるにつれ、ミーフィスが近づいてくる。だから最後は、ほとんどく
っつかんばかりの距離に。男は最後の一滴までのがさんと、自らの口を差し出し
た。やわらかな塩気を持った陰部に、その舌が掻き入っていく。
「ん、凄っ」
 ざらりとした舌の感触に、ミーフィスが喜声をあげた。
595彼女はクラリッサ(6/7):03/07/14 04:01 ID:TWZIDXRS
 たるに手をつき、四つんばいの姿勢のミーフィス。その、あまりにも無防備
な尻に、男達は思わず息を飲んだ。片手を秘芯にのばすと、ぱくりと桜貝色の
中が顔を現す。手を出してこない男達に少し焦れたのか、催促するように腰が
揺れた。
「ねぇ〜、早くぅ」
「……お、俺から!」
 耐え切れず一人の若者がミーフィスにのしかかった。準備万端に反り返った
ものを、導かれるように沈めていく。しとどに濡れた膣内は、じゅぷりと淫音
を立てながら、彼のモノを飲み込んでいく……
「あはぁ!熱っ。いいよぉ、動いて!突いてぇ!」
 ミーフィスの眼前に、別の男たちのモノが。躊躇なく、彼女はそれを手に取
ると、
「はむ。はぷ、んちゅ……」
 手でさすりながら、かわるがわる、咥えていく。舌を這わせ、時に深く飲み
こみ、先端へとくちづける……緩急ある絶妙の攻めに、早いものはもう精を放
ってしまった。
「ん……!!ごく、んごく……ごく」
 一滴も逃さんと、迸った白濁を嚥下する。その喉を鳴らした音すら、いやら
しい。
 後ろを突く男の動きが速くなった。肉のぶつかる音のなかに、淫液の奏でる
水音が混じる。男が腰を強く打ちつけるたびに、ミーフィスは前に押し出され、
口にしている別の男のモノを、喉の奥まで突き立てられることになる。膣と、
喉とをサンドイッチに犯される。アルコールでぼやけた頭の中は、そんな激しい
攻めをすら受け止め、あまつさえ快楽にすらしてしまう……
「んん!」
 後ろの男が絶頂を迎える。どくり、どくり。膣内に勢いを持ったそれが打ち込
まれる。液体に内部を犯される感覚に、ミーフィスは身を震わせた。
 男がモノを引き抜く。ぬぽり、激しい交わりを証明する様に、白濁、愛液の混
じった液体はあぶくとなって零れ落ちた。
 無論、引き抜かれると控えていた次の男が、すぐにミーフィスを突き立てる。
「す、凄い……凄すぎるよぅ、こ、壊れる、わたし、壊れちゃう……ねぇ、き、
きもちよすぎるんだってばぁ……」
596彼女はクラリッサ(7/7):03/07/14 04:03 ID:TWZIDXRS
 歯の根あわぬ歓喜の声。かわるがわる男達がミーフィスの体を貪る。口、手、
胸、膣、菊座……使える部分は全て使いながら、ミーフィスは何時果てるとも知
らぬ男達の欲望の渦の中にいたのだった……


 翌朝。
「うわ!」
 ワイン倉のただならぬ様子に、ヴィオは言葉を失った。
 全裸の男達がそこらじゅうに寝ているのだ。明らかに情交の後である証拠の、
あの異臭が、ワインの香り以上に立ち込めている。
「ミ、ミーフィスさん!?」
 その中央、白濁に塗れた彼女の姿を見つけ、思わず駆け寄った。
「だ、だだだ、大丈夫!?」
「……か、カウント?」
「カウントって?」
 むくり、横の男が顔を上げた。
「123人切り、です」
「……新記録、達成ね」
 そしてミーフィスは満足げに微笑み、再び眠りについた。
(ク、クラリッサって、こういう事だったのね……)

 とりあえず、ヴィオはミーフィスを店番にするのは止めたということだ……
597名無しさん@ピンキー:03/07/14 04:05 ID:h0/laWAu
570さん、おつです〜〜。
リアルでハァハァさせてもらいました。

触発された・・・・漏れも書いてみようかな・・・・。
ネタは出来てるし・・・・。
598名無しさん@ピンキー:03/07/14 04:10 ID:TWZIDXRS
感想、ありがとうございます。
いや、まさかこの時間にリアルで人がいるとは思ってもいませんでしたよ・・・
599あぼーん:あぼーん
あぼーん
600あぼーん:あぼーん
あぼーん
601名無しさん@ピンキー:03/07/14 19:45 ID:ZAjRmnID
レス飛ばしていきなり本文から読んだけど
前のクリエムヒルトSSと同じ作者さんって分かったよ!
文に肉っぽいエロさがただようんだよね。570さんイイ!
602名無しさん@ピンキー:03/07/14 23:10 ID:yAs0Zt3o
570さん乙!確かにミーフィスって、あっちの方もすごく強そうだ

>597たん
書いて書いて!
>601たん
肉っぽいエロさが…って感想に同意。萌えるっすよね。
603あぼーん:あぼーん
あぼーん
604山崎 渉:03/07/15 11:03 ID:vhmwz+RP

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
605名無しさん@ピンキー:03/07/15 23:10 ID:+FfuZTQ6
age
606264:03/07/16 15:25 ID:6OqqDBpC
sage


607名無しさん@ピンキー:03/07/17 21:33 ID:j0Czemen
一応保守
608名無しさん@ピンキー:03/07/20 00:48 ID:dglR0ROp
hosyu?
609名無しさん@ピンキー:03/07/21 18:58 ID:LMHbUvCZ
今ロードフリード×ヴィオを書いてる自分の為に保守。
最中まではこぎつけたんだけど
夏コミ原稿と平行作業なんで終わらない…(´・ω・`)
610名無しさん@ピンキー:03/07/21 20:00 ID:wjo+nK94
>609 無理しない程度にがんが。俺も保守参加
611名無しさん@ピンキー:03/07/21 21:39 ID:5wgQBbAH
>609
攻略スレに誤爆した人?
612名無しさん@ピンキー:03/07/21 23:18 ID:Ivjra07G
>611
あれはコピぺ
613ルイ盗中盤:03/07/21 23:27 ID:EVVjNkHL
激しく遅れて申し訳ない。ルイ盗の続きをどうぞお楽しみください。


「食わなきゃ損だよな?」
男はルイーゼの脇下に手を入れると一気に服をズリ下げた。
「きゃあああぁッ!!っぁぐゥッ…!!」
ルイーゼは恐怖と恥ずかしさの余り悲鳴をあげてしまい、その声に反応したのか生きてる縄が細首を絞めあげる。
「騒ぐなと言ったろ?みずから命を粗末にすんなよ。」
ルイーゼの苦るしむ顔を覗きこみ窒息直前に男は縄をみずからの手でゆるめた。その直後にルイーゼが息を吸い込もうとした瞬間、勢いよく男は唇にむさぼり付き、舌で口内をねぶりまわす。
614あぼーん:あぼーん
あぼーん
615ルイ盗中盤:03/07/21 23:57 ID:j9iPGRC5
ルイーゼの荒い鼻息が顔に吹きかかり男は興奮し口内をねぶったまま夢中でルイーゼの体をまさぐりだした。
「…ぅ…ぁぁ…」
突然の出来事にルイーゼは思考が追い付かず、やっと今になって自分が犯されてる事に気が付いた。
そしてどうする事も出来ないとを悟りながらも生きて帰る事を最優先に考え、今は抵抗をせずに事が終るのを恐いながらも待つ事にした。
616ルイ盗中盤:03/07/22 00:24 ID:ZA3ZwZfO


立ったままで口内をねぶられ頬や耳を舐め上げられ首筋を噛まれてルイーゼの肩から上が唾液まみれになると男は一度、身を離しルイーゼのマントを地面に敷くと今度は前からルイーゼの両脇を掴み男は下に寝転がりルイーゼが覆い被さる体制をとった。
そしてルイーゼの首に絡まっている縄の最後尾を掴むと背中を伝い、尻から股の間を通して腹の位置へ設置させると前後に動かし始める。
「…ふ…ぁ…ゃぁ…ぁ、ぁ、ぁ…」
男の指が縄を離しても生きてる縄はそのままルイーゼの肉芽を擦り続けた。
617あぼーん:あぼーん
あぼーん
618ルイ盗中盤:03/07/22 01:05 ID:yI3WhiR6
ルイーゼが縄の動きに身をよじりいけない快感に身を震わせると男の顔の真上で重量な乳肉がたわわに揺れる。

「いい眺めだぜ。」

ルイーゼは何も言わずキュっと瞼を閉じた。
男はしばらく乳の揺れを眺め楽しみ、おもむろに舌を突き出した。

「…っ!!」

男の突き出した舌は乳首先端を擦った。その瞬間、ビクビクとルイーゼは身を震わせる。


…嫌だ…先ッポが感じちゃうぅっ…!

しばらくすると力尽きてきたのか、はたまたネダっているのか乳の位置が下に下がってくると男はネットリと舐め上げ、もう片方の乳首を指で挟みゆっくりとコネあげる。
619ルイ盗中盤:03/07/22 01:42 ID:KeSe/u/S
揺れた乳房を舌で掬い上げる様に舐め上げると乳首だけが吸いく様に合わさり、離すと濡れた乳首は未練がある様に曲がった乳首が元の位置に戻り揺れ、すぐに舌の元に訪れた。


「…ぁ、っやぁ…、もぅ…ぅっ…」

下半身からくる縄の刺激と上半身の攻めでルイーゼの腕は体重を支える事が出来なくなり男の隣に横倒しに倒れた。

男はソレを待ち望んでたかの様にルイーゼの濡れそぼった下着を脱がし片足の足首にひっかけた。どうやら男の趣味らしい…。



すいません。今日はここまでで終りです。続きはまた後程。
拙い文章ですいませんでした。
620名無しさん@ピンキー:03/07/22 08:24 ID:IUMriY1g
ハァハL
621あぼーん:あぼーん
あぼーん
622あぼーん:あぼーん
あぼーん
623名無しさん@ピンキー:03/07/24 09:49 ID:EPCaSDax
「ミジンコサイズ」って言われたらどうしよう。
624あぼーん:あぼーん
あぼーん
625名無しさん@ピンキー:03/07/24 12:28 ID:2Fz0nb6g
ミジンコサイズ・強烈にクサイ・破壊力低下+3・回復力低下+3・マニア向け

こんなのだったら生きていけない。
626名無しさん@ピンキー:03/07/24 14:53 ID:kmHdmzsR
使い込んだ
627名無しさん@ピンキー:03/07/25 09:44 ID:XTo854OR
ルイ盗、なんつったらいいのかともかく


下手下手下手下手下手          下手下手下手
    下手            下手  下手
    下手                下手
    下手          下手下手下手下手下手下手下手
    下手                下手
    下手下手       下手下手下手下手下手下手下手下手
    下手                下手
    下手                下手
                     下手


誰か替わってやれ





628名無しさん@ピンキー:03/07/25 12:53 ID:GxwNpQEg
はい、下手です。ごめんなさい。
629名無しさん@ピンキー:03/07/25 13:26 ID:uVLs/F/p
>627
…。
630名無しさん@ピンキー:03/07/26 04:01 ID:x6b5V3gb
俺はルイーゼ萌えなのでなかなか良いと思ったが。
631あぼーん:あぼーん
あぼーん
632名無しさん@ピンキー:03/07/26 08:28 ID:4UYxQc5K
>>627
たしかに糞SSだったが…もうちょっと生温かく見守れなかったものか…
633あぼーん:あぼーん
あぼーん
634あぼーん:あぼーん
あぼーん
635名無しさん@ピンキー:03/07/26 20:21 ID:67v4KJHj
マリー「エリーって、甘いもの大好きなわりに細いよね…」
エリー「えー?そんなことないですよぉ!」
アニス「何か特別な運動とかしてるんですか、先輩?」
エリー「別に何も……外に出かけるのも材料採取に行くときぐらいだよ?」
マリー「それはみんなやってることだし……何かやってんでしょ!? 白状しなさいっ」
アニス「わたしもぜひ教えて欲しいです先輩!」
エリー「な、何もやってないですってば!」
マリー「ウソ! ……エリーもアニスも細いから、
   一緒に街歩く時の周りの視線がキツいんだからねっ!」
エリー「えー? マリーさんだってキレイじゃないですかぁ」
マリー「あなた達に比べるとわたし、でぶっちょだもん」
エリー「そ、そんなことないですよぉ!」
アニス「そうです! それにマリーさんには私達にないものがありますっ!!」
マリー「え? なになに?」
アニス「見てるこっちが羨ましくなるぐらいに大きく膨らんだその胸ですっ」
マリー「えぇ?」
エリー「そうですよぉ……そんな立派なものあるのに細くなりたいだなんて
   贅沢ですよぉ」
マリー「別にそんないいモンじゃないよ。肩こりがヒドいんだから…」
エリー「うっ……一度でいいから言ってみたいセリフ」
アニス「同感です……」
マリー「わ、わたしの胸の話はどうでもいいの!」
エリー「いいなぁ。マリーさんおっぱいおっきくていいなぁ……」
アニス「いいなぁ。先輩おっぱい大きくていいなぁ……」
マリー「そ、そんなにジロジロ見るなぁっ!」


(;´Д`)ハァハァ
636名無しさん@ピンキー:03/07/27 01:46 ID:gMTuE+sJ
聞き耳立ててた ヴィオたんが、物凄い勢いで
やるきまんまん
生きている
おばけサイズ

の ぷにぷにだまをチチバンドに入れだしました。
637名無しさん@ピンキー:03/07/27 02:15 ID:fbQ3UvM9
そしてヴィオたんがダメージを受けた時、ものすごい勢いでチチバンドからぷにぷに玉が飛び出して来る、と。
638すいすいパメラさん(1/6):03/07/27 04:07 ID:nTeeTVVe
「よぉ、どうした。って、お前……」
 ある日のカロッテ村。バルテルは村外れにて、ロードフリードの姿を見かけ
た。いつものように気軽に声をかけるが、そのただならぬ様子に、一瞬言葉を
失ってしまう。
「……久しく見てないと思ったら、おいおい、どうしたんだそのザマは……」
 尋常ではないのは、一目見れば分かった。目には深いクマが落ち、頬はこけ、
青少年げな微笑みはなりを潜め、かわりに影の落ちた闇欝な表情を浮かべている。
「やぁ、バルテルか……」弱々しい声が返ってくる。
「元気無ぇなぁ、何があったんだよ」
「いや、何もないよ。僕は大丈夫さ」
「何もないとか、大丈夫ってツラじゃないだろうが!タチワルい病気かなんかに
かかってんじゃねぇだろうな?」
 心配そうな表情でバルテルが詰め寄ると、ロードフリードは気まずそうに、
「そんなんじゃないんだ。ただ、ちょっと……寝不足みたいで」
「寝不足?」思ったより軽い症状に、半ば拍子抜け、そして半ば安心するバルテル。
「なんだよ、そんなんで体壊してんのか。馬鹿だな。んなもん、ヴィオに薬作っ
てもらえば一発じゃねぇか」
「……ヴィオ……」
「最近店の方にも来てないみてぇだし、あいつも寂しがってたぞ」
「……ヴィオには、もう……会えないんだ」
「……はぁ?」
「理由は聞かないでくれ!ただ、僕は、僕はもうヴィオには、釣り合わない、
汚れてしまったんだ!」言うだに、弱った体とは思えない速さで、ロードフリ
ードは走り去っていく。
「あ、おい!なんだそれは、どういうことだ……って、行っちまった」
 一人残されたバルテルは、疑問符を頭に乗っけたまま、途方に暮れるしかなか
った。
「なんだありゃ?」
639すいすいパメラさん(2/6):03/07/27 04:09 ID:nTeeTVVe
 その夜のことである。
 自室で眠りに就いていたロードフリードが、ただならぬ気配を感じ、目を覚
ます。
(また、か……?)
 目を見開くと、そこには、いつもと同じ天井。しかし、体を動かそうとする
と、彼の意に反して、それらは石のように固まってしまっているのだ。俗に言
う、金縛りという奴である。
 そして、
「は〜い、ロードフリードさま、こんばんは〜」
 窓枠に腰掛けるように、ゆったりとしたフリルの、時代かかったドレスを
着た、髪の長い少女が佇んでいた。
「また、君か……」
「うぅん、君なんて他人行儀な。パメラって呼んでくださいね」かわいらしく
小首を傾げて、そんなことを言う。
 そんなしぐさだけとれば、そこらの少女と変わらない。しかし、自分の身に
起っている金縛り、鍵の掛かっている部屋だというのに、造作なく中にいると
いう事実から、彼女が人外のものであるということは知れる。この手のことに
縁とおく、懐疑的であったロードフリードだが、こうも見せ付けられては信じ
ざるを得ない。
「……く、君の無念がどこにあるかは分からないが、生前の君を知らない僕と
しては、きっと君の意向に沿うことは出来ないと思うのだが」
「何のことですか?」
「君が成仏してないのは、未練があるからなんだろう?」
「未練……あったのかもしれないけど、百年も経つと忘れてしまいますね〜。そ
んなことより……」
 パメラが動けないロードフリードに近づいてくる。
「今日も、楽しみましょう?」
640すいすいパメラさん(3/6):03/07/27 04:11 ID:nTeeTVVe
 パメラが指差すと、ロードフリードの上着のボタンが、するすると上から
解かれた。筋肉による厚みのある、胸板が姿を現す。添うように、その横に
パメラが腰掛けると、
「ああん、ロードフリード様、相変わらず素敵な体ですね……」陶酔した声
で、言いながら、胸に手を伸ばした。
 どこか冷たく、それでいて少女らしい柔らかさを持った指が、ロードフリ
ードの胸の上で、いたずらに動く。
 ……本来、実体をもたないパメラの愛撫に対し、ロードフリードが触感を
感じることはない。金縛りを含めた、パメラの精神操作によって、触られてい
ると思いこまされている、というの実際なのだが、受け手のロードフリードに
とっては、その快感、実際の行為と比べて何ら遜色は無い。故に、まだ幼さを
残した少女が、妖艶な手つきで自分の胸を愛撫している、そう認識せざるを得
ないのだ。
 鎧を着込み、打撃に耐えるために鍛え上げられた胸にとって、繊細で性的な
刺激は想定外のものらしく、掻痒感にも似た、じんわりとした快感がロードフ
リードをつつむ。
「くぅ……」
 次第にパメラの攻めは大胆になっていった。手での愛撫に加え、リップと舌
での刺激が、胸、乳首のみならず、脇腹、背中のラインに与えられる。片手は
ゆっくりと降下していき、ズボンに辿り着いた。潜り込んだ右手が、こんな状
況ながらも屹立したロードフリードのモノに添えられた。
「今晩もたぁ〜っぷり、楽しみましょうね」淫靡な意味とは裏腹に、無邪気に
微笑むパメラ。「ホテルで長年、過ごしてますとね、見たくもない人の閨まで
見せられちゃうんですよ〜。あたしいても、気付かないでみんな始めちゃうか
ら。まぁ、おかげで色々出来るようになっちゃいましたけど」
 言うと、フリルのドレスを肩からはだけさせた。その姿、振る舞いからは意
外と思える、ボリュームのある二つの乳房が零れ出た。
641すいすいパメラさん(4/6):03/07/27 04:13 ID:nTeeTVVe
「だから、こういう事をしちゃいますね、よいしょ……」
 両手で胸を挟むと、その隙間にロードフリードのモノを沈めた。
 それは、挿入の閉塞感とは明らかに赴きを違えた、ふわりと包み込むよう
な、柔らかな包容感。吸い付くようにしっとりとしながら、かつ滑らかな肌
は、差し入れられたロードフリードのモノを飲みこむ。
 添えた手を上下させることで、くにくにと乳房はカタチをかえ、挟まれた
モノへの刺激に変化を与える。それは視覚としても、堪らないエロチックな
ものだった。
「くぅ……」
 耐えていながらも、思わず快感の溜め息が漏れる。
 それを胸に挟んだ状態のまま、今だ四肢の自由ないロードフリードの上に、
パメラは乗る。前後にお互いを晒しあう、69の体勢。ロードフリードの視界
に、今度は何もつけていないパメラのお尻が。
 パイズリの動きに合わせて、誇示されるかのように、いやらしくお尻が揺れる。
「先っぽ、舐めたりしちゃいますね〜」
 胸から零れた亀頭、その一番敏感な部分に、ちろちろと舌を這わせる。はじ
めはおずおずと、舐めるように円を描き、そして次第に大胆に、尿道に舌先を
潜り込ませるような積極的な動きへ。
 充分に湿りを伴った、あざやかな秘部が躍る視覚的な快楽も伴い、ロードフリ
ードはとうとう、高まりを迎えてしまった。
「くぅ……!」
 うめくと、快楽に任せて、下腹部のわだかまりを解放した。
……びく、びく。
 すかさず、パメラは射精寸前のモノを口に含み、放散される白濁を迎え入れよ
うとする。
642すいすいパメラさん(5/6):03/07/27 04:17 ID:nTeeTVVe
……どくん、どくん。
 注がれる音、そしてそれを嚥下する音が続いた。
……どくん、どくん。
「うわぁ!」
 酷く、長く。……常人には射精不可能な量の白濁が発せられる。背筋を走り
続けるエクスタシーの快感の中、ロードフリードは薄ら寒いものを感じる。こ
の量は、やはり、尋常じゃない……
「……むく、えぶ……」
 口内に収まりきらなかった白濁が溢れ、顎を、そして胸へと、どろりと滴り
落ちていく。
 ようやく、射精が終わった。
 通常の行為後より、疲労の色濃いロードフリードに比べ、零れて頬についた
白濁を指でそぐって、笑顔と共に、口に運ぶパメラの生き生きとした様が対照
的だった。
「じゃあ、今度は私の方を気持ち良くしてくれないと〜」
「な!もう、無理だ、頼む、これ以上は……」
「うふふ。だ、め、です〜」
 あれほどの量を出したというのに、一向に縮む気配のないロードフリードの
モノに、問答無用でパメラはまたがった。
 そのまま、正常位の姿勢で、グラインド。
「あん、いいですか……ロードフリード様ぁ、あたしの膣内、気持ち良いですかぁ」
 上下動にあわせて、パメラの長い髪がふわりと広がり、そしてロードフリード
のモノは締め付けられる。まるで、実際に挿入しているかのような快感。パンパ
ン、という肉のぶつかる音すらも聞えてきそうな、濃厚な交わり(疑似)だった。
「入ってきてます、ロードフリード様の……おっきぃ……奥まで、突いてますぅ、
はぁん。気持ちイイ……」
「くぅ!」
643すいすいパメラさん(6/6):03/07/27 04:19 ID:nTeeTVVe
 官能を直接刺激するような、劇的な攻めを受けるロードフリードに、早くも
二度目のエクスタシーが訪れようとしていた。
「……?イくんですか……はぁん、ください。ロードフリード様ぁ、私の中に、
せいしん……じゅなくて、せいし、一杯、出してください!!」
 言い切ると同時に、甘い悲鳴と共に、パメラが背を反らした。その絶頂につ
られるように、ロードフリードが二度目の精を放つ。
……どくん、どくん。
 精液の量は衰えない。先ほどと同じく、人間離れした大量のモノが、パメラ
の膣内に勢い良く注ぎ込まれる。
 満足げな表情で、パメラはそれを受け止めるのだった。
 精根尽き、肩で息するロードフリードの耳元で、パメラが小さく囁いた。
「うふふ。さぁ、まだ。夜ははじまったばかりですよ」


 ヴィオラーデン、店内。
「は〜い、今回の売上は、0コールで〜す」
 そこには、笑顔で言われる絶望的なことに、慣れっこになってしまっている
ことが、我ながらちょっと哀しいヴィオがいた。
(う〜、元はといえば、パメラさんに店番頼んだ、私が悪いんだし……)
「♪〜」
「ていうか、パメラさん、なんか機嫌よさそうですね」
「そうかしら?」
「ええ、心なしか、ツヤも良いような……」
「そう?うふふ♪〜」
「?」
 浮かれの原因が分からないヴィオを後目に、パメラは小さく呟いたのだった。
「♪死んでるって、素晴らしいわぁ」
644名無しさん@ピンキー:03/07/27 09:42 ID:odGBxvOr
>643
乙!
まるでサキュバスのようだね。
ロードフリードも可哀想に…。
645名無しさん@ピンキー:03/07/27 10:01 ID:qakSAt0e
日曜の朝から精神吸収(*´Д`*)ハァハァ
646どうでもいいんだが:03/07/27 10:44 ID:ZuGcywzd
ロードフリードの中の人はエロいらしいゾ

ゲームの音声劇場より
647名無しさん@ピンキー:03/07/27 21:43 ID:wMbbosGA
648名無しさん@ピンキー:03/07/27 22:25 ID:T0/8E25r
パメラたんキター!
余裕たっぷりのパメラたん攻めのシチュに萌えますた。
こういうのまた読みたいね
649名無しさん@ピンキー:03/07/28 02:38 ID:XmtoGd+O
>638-643さん、乙です。

パメラ恐るべし…
650名無しさん@ピンキー:03/07/29 00:44 ID:JYVQmpbQ
>613
相変わらずエロいなあ(;´Д`)ハァハァ

>638
走り去っていく乙女なロードに萌え〜
651名無しさん@ピンキー:03/07/29 13:16 ID:rvUfq+5g
ヴィオたんに頼んでMP打撃効果を…

あとは、わかるな。
652名無しさん@ピンキー:03/07/29 21:15 ID:gERQo9ew
例の人より先に
パメラtsんハァハァ
653名無しさん@ピンキー:03/07/29 21:49 ID:J2c5ncna
>652
そんなにあせるなよ。
ちょっと落ち着け。
654名無しさん@ピンキー:03/07/29 21:52 ID:IHe1agxy
そうだよな。長年宿で幽霊やってりゃ学習するよな。
655名無しさん@ピンキー:03/07/30 00:57 ID:lNipZNSx
UDがヴィトスにレイープされている様も観察していただろうしな。
656逆襲のロードフリード(1/7):03/07/30 03:33 ID:M2/Wohuv
 カロッテ村、酒場にて。
 片隅で一人、座っている旅の錬金術師、アイゼル。しばらくすると、酒場の
なかに、ローブを頭からすっぽりと被って素性を隠した、怪しげな人物が現れた。
その人物は、アイゼルの側に来ると、わざとらしい、くぐもった声で、
「頼んだものは?」
「ええ、用意できてるわ」
 言うと、テーブルの上に、何かしらの詰まった麻袋を載せた。
「効果の程は、信用してもいいんですよね」
 懐疑的なセリフに、アイゼルはチョットだけムッとする。
「……いちおう、言わせてもらえるなら、あの子に錬金術を教えたのは、私。
それでも信頼できないようならば、仕方ないわね。これはなかったということで」
 言うだに、麻袋に手を掛けようとする。すると、フードの人物が慌てて、その
手を止める。
「ま、まった。疑っているわけじゃないんです。なんというか……それだけ、切羽
詰まってるというか。それに、もう頼れるのは貴方くらいで……だから、それを、
是非、僕に売ってください!お願いします!」
 顔を隠した人物は、勢いこんで、頼み込まんがばかりに、頭を下げた。
「まぁ、もとよりそのつもりだったけれど……何に使うかはあえて聞かないわ。
でも、悪用はしないでね」
「……悪用?むしろ、自衛ですよ」
 フードの人物は、麻袋を掴んだ。対価として、幾許かの金貨を置くと、礼儀正し
く、お辞儀を一つしてから去っていった。
 残されたアイゼルは一人、置かれた金貨を弄ぶように、手で転がしながら、一人
ごちた。
(なんというか……あの人も、大変ねぇ……)
657逆襲のロードフリード(2/7):03/07/30 03:35 ID:M2/Wohuv
 その夜。再び、ロードフリードの自室にて。
「うふふ、ロードフリードさま、こんばんは〜。また来ちゃいました〜」
 いつものように、訪れるパメラ。そして金縛りのロードフリード。
 だが、今日の彼は少し違った。深夜の来訪に動じるでもなく、まるで待ち構
えていたかのように、落ち着いた様子。
「今晩は何をして楽しみますか〜?胸で、それともお口で?手でもいいですよ〜」
 彼の様子に気付いてか気付かずか、パメラは楽しそうに、肩をはだけさせ、
焦らすように時間を掛けながら、するりとドレスに手をかけ、脱いだ。月光を
背に、女性らしい曲線を伴った、まろびやかな裸体が姿をあらわした。
 少女の顔つきには若干アンバランスに、成熟したそれは、見る人の劣情を刺激
するのに充分すぎる、魅力的なものなのだが……
 だからこそ、ロードフリードには危険なのだ。
「うふふ、それじゃ、今日も、ご奉仕させていただきま〜す……って、きゃ!」
 金縛りのロードフリードにパメラが近づいた次の瞬間だった、
ひゅん、
 空気を切る音と共に、ロードフリードの横から何かが飛び出してきた。
 細長いそれは、パメラをめがけて一目散に飛んでくる。
「な、なんですか、これ?」
 慌てた声を出すパメラに、細長い何かが巻き付く……
「あ、き、きつい、です……」
 一重、二重。ぐるぐると巻き付く何かのおかげで、いつのまにか彼女は身動き
が取れなくなっていた。
 縄、なのだろうとすぐに理解できた。
 巻き付いた縄は彼女の手足の自由を奪うと、形良い胸へと這い、ことさらにそ
れを強調するように、乳房のぐるりを取り囲み、締め付けた。秘芯を含んだ淫裂
も、逃れられず呪縛の餌食となり、臀部の窪みに沿うように、一本の縄が回され
た。
「こ、ここのが、食い込んで、いた……」
 濡れてもいない秘所に、縄のごつごつとした感触は、強烈すぎる。その痛みと、
緊縛感に彼女は身を捩らせた。
658逆襲のロードフリード(3/7):03/07/30 03:37 ID:M2/Wohuv
 加えて、気を抜けば、秘芯が縄にすれ、痛みの中に、これまた耐えられぬ快
感を走らせる。
「は……ぅん」
 耐え切れず、甘い吐息と共に、パメラはその場に崩れ落ちた。
 その間、ベッドの上では、いつのまにか、ロードフリードの体に自由が戻って
いた。窮屈さに耐えていた体を、こきこき動かし、もだえるパメラを見下ろしな
がら、彼は言う。
「特注の『生きている縄』ですよ。アイゼルさんに作ってもらいました」
「うう、ロードフリードさま、ひ〜ど〜いです」
「……こうでもしないと、いつまでたっても、あなたのペースになりますからね。
そうでは、僕の体がもちません」
「ロードフリードさま、あたしのご奉仕、気持ち良くなかったですか?その、至ら
ぬところがあったら、努力しますから」
「……そういう問題ではありません」
 動けないパメラと、見下ろすロードフリード。まるっきり、いつもと立場が逆転
したことになる。
「女性を縛るというのは不本意ですが、今回は心を鬼にさせていただきます。もう、
僕の元に来ないと約束してくれたならば、この縄は解いてあげますが」
「そ、そんな……嫌です!!」
 うずくまったパメラが、潤ませた目で訴える。
 ……さっそく、心が痛むロードフリード。だがここはぐっと堪えて。
「そうですか……ですが、ここで折れるわけにはいきません。頷いてくれるよう、
仕向けるしかないようですね」
「な、何をする気なんですか……」
659逆襲のロードフリード(4/7):03/07/30 03:39 ID:M2/Wohuv
 そこで出て来たのは、真っ赤な蝋燭だった。何かしら禍禍しいその大きさに、
目にしたパメラの表情に怯えが走る。
「それは……」
「これまた特注の蝋燭です」
 燭台からそれに火を移す。オレンジ色の炎がともり、その下のロウ溜りに半固
形の真っ赤なロウが溜まる。
 緊縛され、身動きの出来ないパメラは、ロードフリードにお尻を突き出すよう
な形で固まっていた。窮屈ながらも後ろを振り向き、彼の動きに目を凝らす。
「もう来ないと、約束してくれますか?」
「……嫌です」
 仕方ない、とふるふる首を振ったロードフリードが、ゆっくりと蝋燭を傾けた。
 熱された真っ赤な液体が、白くキメ細かいパメラの尻に滴り落ちる。
「……っつぅ!」
 下腹部に襲い来る熱さに、パメラが小さな悲鳴をあげた。
 白い肌に、赤の滴状が良く映える。熱さのせいか、その周りの肌も、ほんのりと
桜色を帯びていた。
「約束、してくれますか……」
「嫌、です……ああ!」
 次は背中に。縄を避けるように、肌の大きく晒された部分をめがけて、蝋が垂ら
された。
「ロードフリードさまぁ……いやです、こんなのは……普通に、いつもみたいに愛
してください……」勢いの弱まった声。
「駄目です。そうしたら、オシオキになりませんから」
 ……ロードの様子に、若干サディストげなモノが混じりつつあった。
660逆襲のロードフリード(5/7):03/07/30 03:41 ID:M2/Wohuv
「そもそも、本当に嫌がってるんですか?」
「え……?」
「口では嫌だと言いながらも、先ほどから、垂らされるたびにいやらしく腰を
動かして。本当は気持ちがいいんじゃないですか」
「……そ、そんなことは、ありません」
「さて、本当にそうでしょうかね」
 言うと、ロードフリードは蝋燭を置き、パメラの後ろについた。
 そこはパメラの視野の外だった。何が起るのかわからない不安に、彼女の顔
が曇る。
 そして、次の瞬間。
ぱぁん。
「ひゃぅ!」
 肉を叩く音が高く響いた。パメラの尻へ、ロードフリードが掌を落としたのだ。
 一瞬にして突き抜ける痛覚に、パメラがふたたび身を捩った。叩かれた部分が
熱を持ち、じんじんと痺れる。
「……もう説明は要らないかもしれないですけど、特製の皮の手袋です」
「はぅ、痛いのは嫌です……許してください……ひゃぁん!」
 二撃目が打たれた。衝撃に、ぴくんと背を反らせる。
「口では嫌と言っていますけど……」スパンキングの後も、体を小さく震わせて
いるパメラ、その淫裂に彼はゆっくりと手を伸ばす。「こんなに濡れているのは、
どうしてですか」
 添えて開くと、ぱくりと秘貝が糸を引く。とどまらず、溜まっていた愛液が
つぅっと垂れて、床に落ちた。
「……そんなぁ」
「縛られて、蝋燭を垂らされて、叩かれて……それでこんなに濡れているのは、
どうしてなんでしょうかね」
「んんっ、そんなこと、言わないで……」陰部をまじまじと見られている、羞恥に
パメラは顔を真っ赤にした。
661逆襲のロードフリード(6/7):03/07/30 03:43 ID:M2/Wohuv
「さぁ、抵抗せずに認めなさい。あなたは叩かれて感じるマゾだって」
 ぱぁん、三発目が振り下ろされた。
「くぅん!……わ、わかりました、認めますぅ、あたしは、縛られて、叩かれて
感じちゃう、淫乱マゾなんですぅ、だから、だから……焦らさないで、ロードフ
リード様のそれを、あたしのなかに入れてください!!」
 絶叫にも似た調子の告白に、満足げな表情のロードフリード。
「良く言えました。それでは、御褒美にお望みのモノを……」
 縄をずらし、もはや十二分に潤ったそこに、同じく準備万端な自らの物を挿し
入れた。行為の影響か、膣内(疑似)は普段以上に熱を帯びていた。
「はぁん……入って、きたぁ…」
 パメラが歓喜の声を上げる。
「うふふ。動いて、ください……ロードフリードさまぁ」
 乞われるに従い、彼は腰を動かした。いつもの事ながら、そこの反応は、本物
とまるで遜色ない。突き入れれば、全体をきゅうっと締め付け、引き抜くにつれ
カリ首に刺激が走る。
 いつもは受け身だったロードフリードは、ここぞとばかりに、パメラに腰をぶ
つけていく。
「いいですぅ、はげ、しくて……素敵ですぅ……きゃう!」
 最奥への一突きがトドメとなり、パメラがのぼりつめた。四つんばいの姿勢のま
ま、きゅうっと背を伸ばす。すると、瞬間、締め付けが強まり、
「う、僕も……!」
 と、ロードフリードも精を放っていた。
……ドクン、ドクン。
 長い、長い、まるで何かを吸い取られるような膣内射精。
「あれ……?」
 というか、ここに来て、根本的なことを忘却していたことに、ようやく気付い
たロードフリード。
(何故、結局、いつも通りにやられてるんだ僕は……?)
「素敵でした……ロード、フリードさまぁ……」
 引く抜くと、こぽり、収まりきらなかった白濁が零れ落ちた……
662逆襲のロードフリード(7/7):03/07/30 03:45 ID:M2/Wohuv
「というわけで、やはり男の方から積極的に求めてくるのも、なかなか刺激的
なんだなぁと思ったわけですわ」
「……そ、そうなの」
 誰もが聞いたら間違いなく赤面する、赤裸々な性体験告白を聞きながら、アイ
ゼルは若干苦い顔。
「いやぁ。これも、アイゼルさんのおかげですねぇ」
「まぁ、とりあえず、そう言ってもらえて良かったわ……」溜め息と共に。
 しかし……アイゼルは思う。
 まさか、パメラさんが彼女の先生と知りあいだったなんて(※ユーディーのア
トリエ参照)。なおかつ、いまだに定期的に連絡を取り合っていたなんて……
 いまだに先生に頭が上がらないのか、それとも何か、周りには知られたくない
過去の事実を握られてでもいるのか……パメラの頼みに嫌と言えない彼女は、仕
方なしに今回の企みに手を貸すこととなった。
「で、次回お願いしたいのは、魔法のギャグボール……もしくは魔法のバラムチ
とか」嬉々として、そんなことを語るパメラ。
「はぁ……」呆れるしかなかった。
(ロードフリードさん、大変ねぇ)
663名無しさん@ピンキー:03/07/30 03:52 ID:M2/Wohuv
パメラさん、反応が良かったので、調子に乗ってもう一つ書いてみたり。
感想を下さった方々、どうもありがとうございました。
若干、今回のは色を変えたので、前回のSSを好んだ人には、系統違いかもしれませんが・・・
あと、651さんのアイデア、ちょっと生かさせていただきました。
重ねて感謝させてもらいます。
664名無しさん@ピンキー:03/07/30 03:54 ID:UeEH+S1U
眠れなくてスレ覗きに来たら…


余計に眠れないワァ〜 ヽ(*`Д´*)ノ オツカレー
665名無しさん@ピンキー:03/07/30 05:07 ID:fRJFoRNc
>>663 乙です!SMとってもイイ(・∀・)!!
でも、たまには生身の女ともやらせてやってください。というわけでヴィオ×ロードをキボンヌ。
666名無しさん@ピンキー:03/07/30 12:29 ID:uJx7i60e
ヴィオ攻めですか…
667名無しさん@ピンキー:03/07/30 13:07 ID:j7yRgmHT
パメラタソは行為の際は実体化してるのかしらん
668名無しさん@ピンキー:03/07/30 19:22 ID:o29F8Ha0
>663
毎度乙です。
コミカルでまとめ方が巧いっす。
次作にも期待しておりやす。
669名無しさん@ピンキー :03/07/31 00:11 ID:m2jz3nU+
>>663
毎回萌えるようなお話お疲れ様です。
個人的にはパメラxロードフリードに気づいたヴィオ&ブリギットの乱入きぼんぬ!
670名無しさん@ピンキー:03/07/31 10:08 ID:fuE/Gm+/
>667
いわれて気が付いた。
てっきり、ロードの霊体を犯してるんだと思いこんでた。
671名無しさん@ピンキー:03/07/31 18:27 ID:S5qMRS7U
>667 >670
>640によると、擬似的にそういう感覚を与えている、
強制バーチャルリアリティ(?)みたいだな。
672名無しさん@ピンキー:03/07/31 21:43 ID:U6KAmDRh
鰤たんの
エリキ汁剤プレイを熱烈希望ですわ(゚∀゚)オホホ
673名無しさん@ピンキー:03/08/01 19:34 ID:w2p9WIii
やっぱヴィオたんがやる気マンマンアイテムにやられちゃうのをキボンでつ。
674堕文:03/08/02 02:43 ID:QEUy1FIg
妹「ちょっと、ダメ…や、やめて、そこはだめぇえ」
兄「おい、なんだよコレ。もうデロデロじゃないか…」
嫌がるヴィオを無視し、強引に中を探り始める兄。
兄「うわ、なんか一杯出て来たぞ!?」
ヴィオは兄の視線に耐えれず、目をそらしてしまった。
兄「おまえ。コンテナ、ちゃんと整理しろよな!」

〜終劇〜
675ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 04:46 ID:e3EGd7L5
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
676名無しさん@ピンキー:03/08/02 09:24 ID:RrQ5+GQH
>>674
ワラタ
全然エロくねぇw
677名無しさん@ピンキー:03/08/02 23:11 ID:rVJ5UImY
て言うかオチバレバレ
678名無しさん@ピンキー:03/08/02 23:38 ID:5cvFsBBt
でも笑えたので良し

俺のところも同じようなことになってるからなぁ
679名無しさん@ピンキー:03/08/03 00:24 ID:KO5NrQQH
内容が定番であっても、良いものは良い。
作品発表がなされないのが、一番読み手にとって( ´・ω・`)だし。
次回の(*´Д`)ハァハァ話期待してます
680名無しさん@ピンキー:03/08/03 22:24 ID:KQnGXJT/
「嘘。こんなに大きいの!?」
「ほらぁ、大丈夫。こんなに湿ってるんだからイけるよ…」
割れ目を出来るだけ拡げ、オバケサイズの物を宛てがう。
「や、やめ。無理、壊れちゃう…お願いヴィオ!」
「ん〜。コワレちゃうかな?」
半泣きのブリギットにヴィオが笑うと、
無理矢理押し込み、火を付ける。
「いやゃあぁぁ!」
「あ…やっちゃった」


ヴィストリヒナーヴェル崩壊。

〜沈〜
681名無しさん@ピンキー :03/08/05 09:31 ID:Cgm11XY5
保守です。
(680さんの作品イイ(・∀・)!!のですが後半部分のオチがわかりにくい。
多分どこかの割れ目の部分にテラフラムをぶち込んだと思われるが…)
682名無しさん@ピンキー:03/08/06 13:02 ID:teGYyIVw
hosyu
683名無しさん@ピンキー:03/08/07 22:28 ID:+adOIKj+
「おいヴィオ、メシ〜・・・」
一日の畑仕事を終え、帰宅しようとしたバルテルはドアの前で立ち止まった。
家の中からヴィオの微かな泣き声が聞こえてきたのだ。

「ご、ごめんなさい・・・・」
「泣かないで。ヴィオ・・・・・」
続いてロードフリートの困ったような声がした。
どうやら、ヴィオを泣かせたのはロードフリートで、その涙に動揺しているようだ。

「だ、だって・・・・こんなの・・・・・急にこんな・・・
もっと優しくしてくれたって良いじゃないですか・・・・」
「ごめん・・・まさか本当に初めてだとは思わなかったんだ・・・」
「だ、だから最初にちゃんと言ったじゃないですか・・・し、したことない・・・って・・・」
「いや、ヴィオの言葉を信用しなかったわけじゃないよ・・・・」
「ど、どうせ、私は・・・・いつも錬金術ばかりで・・・・
それ以外の事なんて何も知りませんよお・・・・・」
「いや、そういう意味じゃないんだ、ヴィオ。こんな事信じられなくて・・・」
「・・・・・でも、本当に、最初から何をして良いのかわからないんです・・・・・・」
「大丈夫、最初は皆そうさ。・・・慣れれば、自然にできるようになるよ・・・」
「な、慣れるまで・・・やります。また。・・・でも・・さっきのは痛かったです・・・酷い・・・」
「ごめん、つい・・・(苦笑)あまりにあっさりと陥落するものだからせめるのが楽しくて。」
「うぅ・・・ロードフリートさんの意地悪・・・・」
「おや、そんな事言って良いのかい・・・・・?」
「う〜・・・・」
684名無しさん@ピンキー:03/08/07 22:32 ID:+adOIKj+
「・・・何やってんだお前ら」
バルテルがドアを開けると、部屋の中には泣き顔で頬を赤らめているヴィオと、
彼女を優しく慰めるロードフリートが・・・
間にチェス盤を挟んで向かい合って座っていた。
「・・・・・お、お兄ちゃん!」
驚いたヴィオが椅子から立ちあがった。
「やあバルテル。お帰り」
ロードフリートは椅子の背にもたれて足を組み直している。
テーブルの上に置かれているチェス盤はどう見てもロードフリート側の圧勝だった。
ヴィオ側にはキングしか残っていなかったのである。

話は溯って1週間前・・・・・
毎日の食事当番をチェスで決めようと突然バルテルが言い出したのだ。
もちろん、彼は自分がやりたくないから、得意種目を持ってきただけだったのだが・・・
無論ヴィオは反対したが、ハンデをつけてやるので、
そんなに勝敗が分かれる事はないだろうと言う事だったのだ。
それが・・・・・

「お前、そんなに気にしてたのか?!6連敗×7日・・・」
バルテルが髪の毛を掻き揚げつつ呆れ顔でヴィオを見た。
「しっかしまさかチェスだとは・・・声だけ聞いてたらとてもそうとは思えねぇな、
初めてとかなんとか・・・」
「あ、あれはチェスの経験がないって言うだけで・・・・」
「でも、痛いとかぁ・・・キャーはずかし!」
バルテルがわざとらしく甲高い声を上げながらヴィオとロードフリートを見比べる。
「だ、だって!クイーン取られたんだよ?!ビショップもナイトも取られて・・・
もう、クイーンしか残ってなかったのに、痛恨の一撃でしょ?!」
いや、キングとクイーンしか残ってない時点でもう概ねだめだと思うが・・・
とヴィオ以外の二人は思ったがヴィオの必死な様子を見て、敢えて何も言わなかった。
685名無しさん@ピンキー:03/08/07 22:34 ID:+adOIKj+
ロードの名前間違えた…逝って来る
686名無しさん@ピンキー:03/08/07 23:32 ID:zseIcfeJ
俺もヴェストリヒ攻略するまで、”フリート”だと思ってたヨ。気にすンナ。
グッジョブ!!(*´∀`)b
手加減できなかったロード&ヴィオ(*´Д`)ハァハァ
687名無しさん@ピンキー:03/08/08 00:50 ID:I5WsgwCc
なんか最近楽しいなここのスレ。
エローもいいけど、短くて笑えるのも良。
職人さんどうもありがとう!
688名無しさん@ピンキー:03/08/08 22:05 ID:Kh8Mr7it
面白い…
689にゃん:03/08/08 23:30 ID:q7NJPUUD
ヴィオ「はぁ…はぁ…。」
ロード「気持ちいい?ヴィオ。」
ヴィオ「き、気持ちいいよ、ううっ。」
ロード「強がりだね、ヴィオは…。」
ヴィオ「そ、そんなことないよっ、まだイける…。」
ロード「やっぱり生きてる縄を使うのはきつかったかな。」
ヴィオ「そんなことないよ…ほら、もうこんなに昇りつめてるもの。」
ロード「フフ、元気だね、ヴィオは。でもココからが本番だよ。」
ヴィオ「だ、大丈…夫、だよ…あぁっ!」
ロード「本当に大丈夫?ヴィオ。」
ヴィオ「痛い…縄がこすれて血が…」
ロード「辛かったらやめてもいいんだよ?」
ヴィオ「ココまで来てやめられないよ…あっ!」
ロード「大丈夫?最後まで耐えられる?」
ヴィオ「はぁっ、はぁ あ、ふ…ぅ」
ロード「さぁ、ラストスパートだ、行くよ!」
 ぶつっ、 ぶちぶち…
ヴィオ「あっ、そんな、縄が、だめ、あっ、こ、こんなの初めて…ぇ、
    うわ、だめ、私…私っ、堕ちちゃううっ〜〜!!」
ロード「大丈夫だ、ヴィオ、僕がしっかり抱いててあげるから…。」
ヴィオ「うっ、うわぁ、もう、だ…っめ…」
ロード「ヴィ、ヴィオ…そんなに動いたら、僕も…限界…うっ!」

 ぶちん。

690にゃん:03/08/08 23:31 ID:q7NJPUUD
ひゅるるる〜どさっ!

ロード「イタタタタ…だから槍が峰を生きてる縄で登るなんてやめようって言ったのに…。ほら、手も縄ですりむいてこんなに血が出てる。」
ヴィオ「う〜ん、まさか途中で生きてる縄がちぎれて落ちるなんて、こんなこと初めて。」
ロード「大体、僕が支えようとしてるのにヴィオがあんなに暴れるから。」
ヴィオ「へへ、ごめーん、慌てちゃって…。でも、言ったとおり空気が気持ちよかったでしょ?」
ロード「ほんとに強がりなんだから、ヴィオは。」
ヴィオ「さぁ、もう一回チャレンジしようか!」
ロード「フライングボード作ってから出直そうよ…。」
691名無しさん@ピンキー:03/08/09 02:00 ID:quU7tg6G
>>689-690
good!!
>ロード「フライングボード作ってから出直そうよ…。」
思わず同意してしまった
692名無しさん@ピンキー:03/08/11 13:56 ID:2zrYkeuM
神の船が降臨しますようにage
693名無しさん@ピンキー:03/08/12 13:07 ID:dNov/zpY
エリー物が読みたい…
694(´・ω・`):03/08/12 15:36 ID:V4qoOh0d
「こんにちは… エリー?」
「やぁ、アイゼル。丁度良かった、手伝ってよ。」
「な、なに造ってるのよ?」


「ヴァルキリースカート…。」


「 !!! Σ(゚Д゚;) !!! 」

その日、ザールブルグに記録的な二人の涙雨が降り注いだ。

(ノД`)
695あぼーん:あぼーん
あぼーん
696名無しさん@ピンキー :03/08/12 20:54 ID:bAT7FXUz
>>694
スマソ、ネタオチが全然分かりません。
(ヴァルキリースカートで、何で2人とも涙するのでしょう…)
697名無しさん@ピンキー:03/08/13 01:12 ID:J4+fLaQW
個人的に、アトリエキャラでは王子が一番エロいと思う。
698名無しさん@ピンキー:03/08/13 04:16 ID:IN4SNwOG

 スレの賑わい
 武装錬金>>アトリエ
    ↓
 対抗意識( ゚ω゚)=3
    ↓
 餅は餅屋、不憫でしかたない、泣く。
699山崎 渉:03/08/15 16:47 ID:4fmQeeOf
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
700名無しさん@ピンキー:03/08/16 19:22 ID:1UUPnmcb
神降臨待ち保守
701名無しさん@ピンキー :03/08/17 18:35 ID:8npvLGL2
ほしゅ
702名無しさん@ピンキー:03/08/18 13:39 ID:nMcRVe6j
age
703あぼーん:あぼーん
あぼーん
704名無しさん@ピンキー:03/08/18 20:10 ID:hm8BHRKx
>>697

王子=ブレド流布?
705名無しさん@ピンキー:03/08/18 21:46 ID:u6qiRprk
ドジーン祭どうだった?
706名無しさん@ピンキー:03/08/19 23:44 ID:X+tq1b6s
>206
最後の1行で笑ってしまった。みんな良く読んでるね。

夏祭り行ってきました。アイシノレスペースを遠くから見て、
「わっ、ヒル魔がいる!」と思ったら本人(コスプレ)でした。
アイシノレ本は相変わらず丁寧な出来。801色濃厚でした。
707706:03/08/19 23:49 ID:X+tq1b6s
誤爆スマソ
708名無しさん@ピンキー:03/08/20 01:48 ID:gEuGgoHI
祭行ったことないんだがアトリエ同人の現状ってどんなもんなんだろう。
地方即売会じゃ見かけたことないし。
ヴィオ本とかゲトできた?
709名無しさん@ピンキー :03/08/20 03:43 ID:OqXjBUrB
>>708
計10スペース程度
ヴィオ本については合計4冊あったと思われる。
ついでにコスプレの方は数は少ないながらもアトリエ関係はありました。
(3つは確認2つは未確認情報でした)
710名無しさん@ピンキー:03/08/20 13:00 ID:Txjl8oWw
>>709
カタログで見た限り20以上アタゾ
711709:03/08/20 13:37 ID:I2K4M4pF
>>710
スマソ
1机2スペースとして数えなければならないところを
1机1スペースとして数えてしまったので
>>710さんの指摘通り20以上でした。
712神サマへの御供物:03/08/20 21:11 ID:NcKPZvTt
「あ、も、もうちょっ…、んっン」

一心不乱。手を激しく動かすヴィオ。
指に絡まる粘性の汁が、粒になって滴り落ちる。

「んあぁっ!」

叫び声と同時に、白濁乳の液体が勢い良くこぼれた。
アトリエ一杯に、なんとも言えない香が広がる。

「あ〜ぁ、辺り一面ビショビショね…」
肩で息をするヴィオに、呆れ顔のアイゼル。

「遠心分離器があれば、ミルク振り回さなくて済むんだけど…」


シャリオチーズ 調合失敗。
713名無しさん@ピンキー:03/08/20 22:09 ID:JsvN6oqA
ワロたヨ。実際大変そうだ
714697:03/08/20 22:18 ID:f/mi6acJ
>704
>王子=ブレド流布
そうっす。
なんとなくなんだけど、そんな気がしてて。
715名無しさん@ピンキー:03/08/21 00:49 ID:tZw0A17F
シャリオチーズワラタ

708だが情報ありがd
20以上か…タノシソウジャン
716名無しさん@ピンキー:03/08/21 10:03 ID:i/WQb1mv
>>715
ドジーン誌欲しいのならネットオークションでも見れ
○○ウル○のも出てたYO!

今回の○撃○ルフタンのアトリエ見た香具師いる?
どんなの?
面白かった?
717名無しさん@ピンキー:03/08/21 10:52 ID:D9WbSwil
>>716
ウルフルズのか
そりゃすげーや
718名無しさん@ピンキー:03/08/22 23:42 ID:LYq4j5/B
>716
突○ウ○フの今回のは、今までの総集編みたい。
719名無しさん@ピンキー:03/08/23 18:33 ID:cQqtz9wd
>718
あの高騰してリクされてた再録本ですか?
720名無しさん@ピンキー:03/08/24 10:53 ID:D4vRjvCK
>>708
ヴィオの同人誌ならヤフオクで出てるよ。
出品者自身の本みたいだけど・・
721名無しさん@ピンキー:03/08/24 16:11 ID:kSZPaqPh
自分の本をヤフオクで出すのって痛いな…
一件も入札無いしw
722名無しさん@ピンキー:03/08/24 23:16 ID:/8QVgpwE
おお…オク見てきたがなかなかイイ!
しかし、上で出てるサークルのエリ本見つけたが高いよ。絵はウマーだが。
723名無しさん@ピンキー:03/08/24 23:36 ID:2P57rQz2
高いね。完全に転売屋の食い物にされてる。

ところで新作のSSはまだだろうか?
またヴィオの濃いのが読みたいと言ってみるテスト。
ショートなネタも面白いんだけどね。
724名無しさん@ピンキー:03/08/24 23:41 ID:UaeFizim
>609たんはどこに行ったのだ。と行方を捜してみるテスト。
夏コミ疲れと冬コミ申し込みのバタバタでそれどころじゃないかな。
725名無しさん@ピンキー :03/08/26 18:03 ID:F3pjQP/d
保守
726名無しさん@ピンキー:03/08/27 12:13 ID:/eH83Uus
ほしゅ
 
727名無しさん@ピンキー:03/08/27 13:42 ID:uT+KltnV
北海道富良野市で、にんじん異常豊作だそうな。


それを見て連想

ヴィオたん出動だ!!

728名無しさん@ピンキー:03/08/27 21:56 ID:zJtK4Z/G
にんじんブームうまー
729名無しさん@ピンキー :03/08/28 19:14 ID:89IleF0D
ほす
730名無しさん@ピンキー:03/08/28 21:55 ID:JUWPHCRg
ただいまバル×ヴィオ書き中。
お目汚しですが、出来次第発表させて頂きますー……
731こっちを向いてよ 1/2:03/08/28 22:51 ID:JUWPHCRg
バルヴィオです。投下ー。

「っあ、ぁんっ……」
壁際に積まれたコンテナにぶつかった声は、跳ね返って部屋中に響き渡る。
深夜。部屋の隅に置かれたベッドの上で、ヴィオは一人自慰に耽っていた。
秘肉に指を埋めながら、ヴィオは時折ちらりと視線を一点に送る。
ヴィオの視線の先、薄い布の衝立の向こうには、今もバルテルが寝ているハズだった。
「ぁぁっ……気持ち、イイ……よぅっ………」
ヴィオは声を抑えようとはしない。むしろ、聞かせたがっているようにすら見える。
兄が起きはしないか。自分の痴態に欲情はしないか。
そんな事を考えながら、ヴィオはぶるりと身体を震わせた。
「……うぅん……く、うぅっ」
下肢を弄る手を片方離し、胸にも手を伸ばす。
小振りかも知れないが、両親が出ていった三年前から比べれば、確実に膨らみを増した胸。
いつだったか起きたあの事故。あの時のバルテルの視線を思い出し、ヴィオの熱は更に高まる。
「っあ、あ、……お、」
お兄ちゃん。
その台詞が零れる前に、ヴィオは枕に顔を埋めた。
止められない台詞を、柔らかな枕に全て飲み込ませる。
偶然に期待はしても、自分から動く勇気はなかった。
「も……ダメ、イッちゃう……イッちゃうよぉっ………!」
ヴィオの背はしなやかに反り返り、爪先がピンと伸びる。
激しい衝動と軽い喪失感が過ぎ去り、代わりにじわりとした睡魔が襲って来るのを感じながら。
ヴィオは小さな声で一度だけ「お兄ちゃん」と呟いてみた。
「こっちを向いて、よ……」
732こっちを向いてよ 2/2:03/08/28 22:56 ID:JUWPHCRg

ヴィオの寝息が聞こえてきたのを確認してから、バルテルはのそりと上体を起こした。
「……情けねー………」
呟き、情けなくも濡れた掌を見つめる。自分の掌から目が離せなかった。
ねっとりと絡み付く白い体液。情欲の証。誰に向けての熱なのか、方向ははっきりしている。
ただ、自分から禁忌を犯すような、そんな勇気はなくて。
「ったく、まだ……まだ、あんなガキのくせに」
幼かった妹。三年で、見違える程に綺麗になった、自分の妹。
黙っていれば、いつかは誰かの物になってしま事くらい判り切っているけれど。
「俺がそっち向いちまったら……」
溜息を付く。一度は引いた衝動と熱が、また身体の奥で燻り出したような気がした。



お粗末様でした。お目汚しスマソ
733名無しさん@ピンキー:03/08/29 00:35 ID:rUV+Ll7O
ネ甲キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!

バル×ヴィオイイ!
ストイックなのが好みなので、ネタ的にもヨカッタ。

続き出来たら是非。
734名無しさん@ピンキー :03/08/30 20:33 ID:qLVVEBbM
『ルイ盗編・真章』 近日公開! 乞うご期待!!
735名無しさん@ピンキー:03/08/31 00:14 ID:wU3CW+np
>731
(・∀・)イイ!
お互いの身体に触れない情欲っつーのもいいですな。

>734
待ってます〜。
736名無しさん@ピンキー :03/09/02 16:46 ID:b+LqIQff
ほしゅ
737名無しさん@ピンキー:03/09/03 22:11 ID:FNrteoFG
>731
イイ!凄くエロい
738名無しさん@ピンキー:03/09/04 09:49 ID:scQXMf9R
>>734
待ってました、期待してます!
今度は煽らずにちゃんと見守れyo>ALL
739名無しさん@ピンキー:03/09/04 12:22 ID:sXL9+6jX
>734
おまちしてます
740名無しさん@ピンキー:03/09/06 23:00 ID:HZgPyc9x
にんじんほしゅ
741名無しさん@ピンキー:03/09/08 23:30 ID:6B3as8Vn
最近書き手さんって減っちゃったのかなあ、
と思いつつ保守
742名無しさん@ピンキー:03/09/09 22:18 ID:83RzxgPZ
いや、ルイ盗の人が書きに来るの待ってるだけでつ。
順番待ちの間にバルヴィオ書きためとこうっと。

>734 楽しみに待ってるからねー
743名無しさん@ピンキー:03/09/10 14:05 ID:bCD02Kg5
煽られても、書かなきゃ上手くもならないのにね…ルイ盗の人、早くこないかな
744名無しさん@ピンキー:03/09/10 19:15 ID:boNayqHc
>>743
きっと次は超大作なんだよ。
真章って言ってるぐらいだし。な?
745名無しさん@ピンキー:03/09/12 10:23 ID:AnO0sBw4
たのしみだ
746名無しさん@ピンキー:03/09/13 01:20 ID:LD2IHtCR
かなり前に書きかけで止まっていたやつの続きデス、
覚えている人居ないと思いますが…。
747名無しさん@ピンキー:03/09/13 01:54 ID:LD2IHtCR
「行くよ…、テオ…」
リリーはテオの上に跨り一気に腰を落とした、
「んぐぅ!」
初めて入る女性の中の感覚に驚き思わずうめき声を上げてしまう、
自分でするのより良いのは言うまでもなく、
予想していた感覚、いや、快感とは比べ物にならないものだった、
動いてもいないのに熱く絡みつき、搾り取るような感触、
今まで拒んでいた気持ちなど最初から無かったかのように消え去った。

リリーはテオの口から下着を抜き取り首に手を回し
軽くキスした後に妖しく微笑みながら耳元で問い掛けた、
「ね、自分でするのと私の中、どっちがいい?」
「あ…? あ…、姉さんの方が…」
凄まじい快感を与えられているせいか、ろくに舌も回らずたどたどしく答えるテオ、
完全に自分に酔っているのを見て嬉しそうに言った、
「ありがと、テオ、お礼にもっと気持ちよくしてあげるわ」
ぐっ、と腰に力をこめる、
「ああうっ!」
締め付けが強くなり悲鳴にも似た歓声を上げる、
「どう…?」
快感のあまり答えるのももどかしいのか首を必死に縦に振る、
絞り上げるような快感にテオはもう限界だった、
「ああぅっ!!」
予告も無くリリーの中に放ってしまった。
「きゃっ!…ってもういっちゃったの?」
「姉さんの中、凄く…」
息も絶え絶えにテオは呟いた。
「ふふっ、じゃあこれから動くね」
嬉しそうに微笑みテオに告げた、
テオはこれから起こるであろう快感に身を震わせた。
748名無しさん@ピンキー:03/09/13 01:59 ID:LD2IHtCR
とりあえずこれ位で、
皆さんが続きを望んでくれたら書きます。

タイトルは『甘い、甘いミルク』にしようかと…。
749名無しさん@ピンキー :03/09/13 16:08 ID:U5bYguI4
>>LD2IHtCRさん
乙!
続きキボン!!
750609:03/09/14 21:34 ID:OfcE5WVE
もう忘れられているとは思いますが。
ロードフリード×ヴィオ投下します。
ちょっと長くてすみません。
751ロードフリード×ヴィオ:03/09/14 21:37 ID:OfcE5WVE
「ヴィオ、もう店じまいの時間だよ」
店番をしていたロードフリードは、調合中のヴィオラートに声をかけた。
「うそ、もうそんな時間ですか?」
ヴィオラートは調合の手を止めて、窓の外に目を向けた。
既に日は沈みかけて、空は茜色から夜の色に変わり始めている。
「はい、これが今日の売り上げ」
ロードフリードは人の良い微笑みを浮かべ、売上金の入った箱を手渡す。
その際、しっかりとヴィオラートの手に手を添えることを忘れない。
「ありがとうロードフリードさん。本当に、いつも何から何まで」
「いいんだよ。ヴィオのお役に立てれば俺も嬉しいから」
「そうだ! お礼に…というのもなんですけど、今日お夕飯食べていって下さいよ!」
「それは嬉しいけど…いいのかい?」
ロードフリードがプラターネ家に長居する事を、
バルトロメウスはあまり好ましく思っていない。
その理由が分かっているだけに、ロードフリードは少々決まりが悪かった。
「いいんです。お兄ちゃんったら、
ちょっと目を離した隙にまたぶらっとどこかに行っちゃって…」
「畑にいるんじゃないのかい?」
「だったらとっくに帰って来てますよ。どうせ村の外をほっつき歩いているんです。
こうなったら2・3日は帰ってこないし…遠慮しないで食べていって下さい」
「そういうことなら。遠慮なくいただいていくよ」
「じゃあ、支度してきますね」
ヴィオラートはにっこりと笑って、ぱたぱたと台所に駆けていった。
(ようやくチャンスが来た…)
ヴィオラートの後ろ姿を目で追いながら、ロードフリードはうっすらと笑みを浮かべた。
752ロードフリード×ヴィオ:03/09/14 21:39 ID:OfcE5WVE
バルトロメウスは、ロードフリードがヴィオラートに気がある事に感づいていて、
最近は露骨に警戒している。
ここ最近は、長時間ヴィオラートと2人きりになる機会など訪れたことがなかった。
この絶好の機会を逃しては、次にいつチャンスが訪れるか分からない。
今夜、ヴィオラートを自分のものにしよう…
そう決意すると、どうしようもなく気持ちが高揚してきた。
「ヴィオ、今夜はこの家に1人なのかい?」
ロードフリードは2人分の皿をテーブルに並べるヴィオラートに声をかけた。
「え? まあ、そういう事になりますね…」
「もし迷惑でなければ、俺が今晩ここに泊まろうか。
最近カロッテ村も人が増えて物騒になってきたし」
「えっ? いいんですか?」
「もちろん、他ならぬヴィオのためだからね」
「わあ、ありがとう!ロードフリードさんがうちに泊まるのって何年ぶりかな」
ロードフリードは嬉しそうにはしゃぐヴィオラートを微笑ましいと想いながらも、
少しも警戒心を抱いてもらえなかった事には軽い失望も感じていた。
どうやら自分はヴィオラートの中で男として認識されていないらしい。
(好都合ではあるけどね…)
顔にはいつもの紳士的な笑顔を浮かべながら、
ロードフリードは今夜ヴィオラートをどんな風に抱こうかと考えていた。
(悪いなバルテル…でも家を空けたお前が迂闊なんだからな…)
「じゃあロードフリードさんのお泊まりする所用意して来ますから、
お鍋ぐるこんぐるこんしてて下さーい」
「あ、はは…ぐるこんね…」
 ロードフリードの思惑にはまったく気付かず、
ヴィオラートはうきうきと2階へ上がって行った。
753ロードフリード×ヴィオ:03/09/14 21:41 ID:OfcE5WVE
夕食後、2階に案内された。
お兄ちゃんのベッドですみません、と言いながら
目の前でバルトロメウスのベッドのシーツを替えてくれる。
「ヴィオ」
「はい?」
振り返るヴィオラートの肩を両手で掴まえる。
無警戒な少女をベッドに押し倒すのは、驚くほど簡単だった。
ヴィオラートは何が起きたのか分からない様子で、
キョトンとした顔でロードフリードを見上げていた。
組み敷かれて、覆い被さられてキスをされても、現状を把握していないようだった。
服をはだけられ、露わになった胸に触れられて、
ようやく彼の様子がいつもと違うことに気付いたらしい。
「ロ、ロードフリードさん…?」
初めてヴィオラートの目に怯えの色が浮かんだ。
(鈍いよ…ヴィオ…)
ロードフリードは苦笑した。なるほどバルトロメウスが警戒するわけだ。
ヴィオラートはまるっきり無防備だ。
恐らく自分がロードフリードの目にそういう対象として映っているなど、
考えたこともなかったのだろう。
「や、やだっ…」
「ヴィオ…」
「んん…っ」
もがきだしたヴィオラートの両手首を押さえ付けて
首筋に舌を這わせると、ビクンと身体を震わせた。
そのまま鎖骨を伝って、控えめにふくらんだ胸へと舌での愛撫を進める。
754ロードフリード×ヴィオ:03/09/14 21:42 ID:OfcE5WVE
「やっ…ロードフリードさん、やめて…っ!」
ヴィオラートは身体を捩って逃げようとするが、
そんなわずかな抵抗など鍛えられた男には何の意味も為さない。
ロードフリードはヴィオラートの抵抗を軽々と押さえ込むと、
骨張った両手で柔らかい胸をゆっくりと揉みしだいた。
「やだああっ」
ロードフリードの両腕に縋り付いて、ヴィオラートがいやいやと首を振る。
ヴィオラートは目尻に涙を浮かべている。
「ヴィオ…」
胸をやわやわと揉みながら、両方の可愛い乳首をキュッと摘んでみる。
「や…っ…!」
ヴィオラートはビクッと身体を震わせ、ロードフリードの腕に爪を立てて感覚に耐える。
「……つ…っ」
「あっ、ご、ごめんなさい…」
ロードフリードが腕の痛みにわずかに顔をしかめると、ヴィオラートは慌てて手を離した。
「いいんだよ別に。爪を立てたって…」
爪を立てられる痛みも、ヴィオラートに与えられるものだと思えばどうということもない。
755ロードフリード×ヴィオ:03/09/14 21:42 ID:OfcE5WVE
「ど、どうして、こんな…ロードフリードさん…っ」
「ヴィオ…俺は前からずっと、ずっとこうしたかったんだよ…」
「う、うそ…だって…」
「すまない、ヴィオ。俺はヴィオにとっては『優しいお兄ちゃん』なんだよな…」
優しいお兄ちゃんでいてあげられなくてごめん、と囁くと、
ロードフリードはヴィオラートのスカートに手を掛け、下着ごと一気に引き下ろした。
「きゃああ! ちょっ…待って……!」
悲鳴を上げてもがくヴィオラートの脚を大きく開かせると、
茂みの奥の、まだ幼さを残しているそこをつぅっと指で撫でた。
「あ…っ」
ビクッとヴィオラートが身体をすくませる。
「可愛いよ、ヴィオ…」
ロードフリードは、軽くヴィオラートの頬にキスをすると、大きく脚を広げさせて間に顔を埋めた。
そして、ぴちゃぴちゃと音を立て、ヴィオラートの性器を舌で愛撫し始めた。
「ひゃっ、あっ、ああっ…あん…っ」
ヴィオラートの口から嬌声が上がる。
(う、嘘…なに…この声…?)
ヴィオラート自分の声に驚き、慌てて口を手でふさいだ。
「だ、だめ…ロード…フリードさん…っ」
身体を震わせながら、ヴィオラートは必死でロードフリードを脚の間から押しのけようとする。
「ヴィオ…」
ロードフリードは、自分の頭を押しやるヴィオラートの手を取ると、
うやうやしくその甲にキスをした。
「あう…」
ロードフリードの仕草に、ヴィオラートの顔がカーッと真っ赤に染まる。
抵抗がわずかにゆるんだ。
756ロードフリード×ヴィオ:03/09/14 21:43 ID:OfcE5WVE
その隙にロードフリードは中指をヴィオラートの中にそっと差し込んだ。
「や…っ…いた…っ」
「少しガマンして、ヴィオ…」
「やあ…っ…ああ…っうう…っ」
ロードフリードは、ヴィオラートの中を傷つけないようにゆっくりと指を動かす。
ヴィオラートは抵抗を諦めたのか、両手で顔を覆ってすすり泣きを始める。
ロードフリードは怯えるヴィオラートを可哀想だとは思ったが、
もう衝動を押さえ込めるような段階ではなかった。
差し入れる指を2本に増やして、そっとかきまわす。
「う…んん…っ…ふわ、ああ…っ!」
そこから濡れた音が聞こえ始めたのを見計らって、
ロードフリードはヴィオラートの脚の間に身体を割り込ませた。
「ヴィオ…もういいかな…?」
「え……?」 
ヴィオラートが恐る恐る指の隙間から覗くと、
今まさに、ロードフリードがいきり立った物をヴィオラートの脚の間に押しつける所だった。
「やっ!! いやあああ!」
初めて見る男性のそれに、ヴィオラートが悲鳴を上げる。
「入れるよ…ヴィオ…」
「っ!…やだ、待って…っ! やだあ!」
「大人しくして、ヴィオ…っ!」
ロードフリードはもがくヴィオラートを押さえ付けると、先端をねじ込むように突き入れた。
「いやああっ!」
「う…」
締めつけのきつさに、ロードフリードは眉をひそめる。
ヴィオの身体は、男を受け入れるにはまだほんの少し幼いのだ。
757ロードフリード×ヴィオ:03/09/14 21:44 ID:OfcE5WVE
「…い…た…っ…痛い…ロードフリードさん、痛いです…」
「ごめん、ヴィオ…ごめん…」
ぽろぽろと涙をこぼすヴィオラートの髪をなだめるように撫で、額にキスを落とす。
「本当はヴィオがもう少し大人になるまで待つつもりだったんだ…
それまでに俺が正規の騎士になって、それからヴィオを…でも…ごめん…」
「……ロードフリードさん…?」
「ヴィオ…ッ!」
「あああ…っ!!」
ヴィオラートが身体のこわばりを少しゆるめたのを見計らって、
ロードフリードは一気に奥までヴィオラートを貫いた。
「はあ……ヴィオ…」
痛みにのけぞるヴィオラートを抱きしめながら、ロードフリードは歓喜のため息を洩らした。
騎士鍛錬所を卒業し、カロッテ村へ戻ってきた彼を出迎えてくれたヴィオラート。
6年会わない間に、すっかり娘らしくなっていたヴィオラートを見た時から、
いつかこうして自分の手で抱こうと思い描いていたのだ。
ヴィオラートに深く突き入れていた物を少し引くと、
それが破瓜の血をまとっている事を確かめ、ロードフリードは眼を細めた。
当然だ。バルトロメウスと2人で大切に大切に守ってきたのだから。
もっとも、ロードフリードは自分がそれを手に入れるために守ってきたのだが。
758ロードフリード×ヴィオ:03/09/14 21:45 ID:OfcE5WVE
「大丈夫…? ヴィオ…」
「う…あんまり、大丈夫じゃないです…いた…い…」
「ごめん…ヴィオ…でも、俺…」
「………」
「ヴィオの事が…」
「…………」
「好きなんだ、ヴィオ…」
「………」
「ヴィオ……」
「……ひどい……」
「え?」
「ひ、ひどいですよロードフリードさん。
普通最初に『好きです』って言って、
それからキスしたりするんじゃないんですか!?
いきなりこんな…順番めちゃくちゃです!」
「ご、ごめん…」
「ロードフリードさんいつもと違うし、怖いし、おまけに痛いし…」
「ご、ごめんよ、ヴィオ…」
「悪いと思うなら……もう少し優しくして下さい…」
「ヴィオ…」
「………」
「嫌…じゃないんだね…?」
「……嫌…じゃないです…」
でも怖かったんですからね、とヴィオラートは真っ赤になってそっぽを向いた。
759ロードフリード×ヴィオ:03/09/14 21:46 ID:OfcE5WVE
「分かった、優しくするよ。だから泣かないで、ヴィオ…」
ロードフリードはヴィオラートの頬に手を添わせると、親指で涙をそっとぬぐった。
ヴィオラートは泣きはらした目で精一杯笑ってみせると、
ロードフリードの背中に腕を回して、ぎゅっとしがみついた。
ヴィオラートの柔らかい感触と、甘い髪の匂いに、ロードフリードは眩暈を覚えた。
「す、すまないヴィオ…ちょっと…我慢できそうにない…」
「え?」
「動くよ、ヴィオ」
「えっ? ちょっと待ってロードフリードさん…あっ…いた、た、…」
慌てて逃れようとするヴィオラートの細い腰を押さえ付け、ロードフリードが動き始めた。
ヴィオラートは新たに生まれて来た痛みに悲鳴を上げた。
「痛…いた、い…っいた、たたた…い…うご、かな、…っ」
「ごめん、止まらない…ヴィオっ!」
ロードフリードはヴィオラートの腰をつかみ直すと、激しく腰を叩きつけた。
「あああっ…!」
激しい突き上げにヴィオラートは大きく揺さぶられ、
ロードフリードの肩に額を押しつけて感覚に耐える。
きつい締めつけにロードフリードは限界を感じた。
「ヴィオ…ヴィオ…いくよ…っ」
「んん…っ」
ぐっと奥まで突き入れて、昇りつめるままに熱いものを注ぎ込む。
「あ…ああッ…」
ロードフリードのものを受け止めて、ヴィオラートは身体を2.3度びくつかせた。
760ロードフリード×ヴィオ:03/09/14 21:48 ID:OfcE5WVE
翌日、ロードフリードは昨日までと変わらず店番をしていた。
違っているのは、今日はヴィオラートもレジに並んでいる事だった。
ヴィオラートはカウンターに頬杖をついて傍らの青年を見上げた。
「ロードフリードさんは騎士になりたいんですよね」
「ああ」
「騎士になったらカロッテ村を離れないといけないんですよね」
「そうだね」
「でもカロッテ村を離れたくないんですよね」
「俺がなりたいのは、この村を守る騎士だからね」
「思いっ切り矛盾してません?」
「してるね。無茶苦茶だと自分でも思うよ」
ロードフリードは自嘲気味に笑った。
「いいじゃないですか、無茶苦茶でも」
「え?」
「要は、カロッテ村がもっと大きな都市にすればいいんです。
そうしたら、この村を守る騎士が必要だってことになりますよ!」
「そんなに上手くいくかなあ」
「いくかなあ、じゃなくて、するんです!」
ロードフリードは、強い意志を秘めたヴィオラートの瞳を眩しい気持ちで見つめた。
カロッテ村を大都市にする、なんて大それた考えを、この少女は現実にしようとしている。
「そうだね。無茶な夢だって、かなえてしまえば無茶じゃないんだ」
「そうですよ、2人でずっとこの村に住めるように頑張らなきゃ!」
ヴィオラートはにっこりと笑った。ロードフリードもつられて微笑む。
そこに、ドアのベルが来客を告げた。
761ロードフリード×ヴィオ:03/09/14 21:48 ID:OfcE5WVE
「アイゼルさん、いらっしゃ〜い!」
「おめでとう、ヴィオ。聞いたわよ、あなた結婚するんですって?」
「ええええっ!? ど、どういうことですかそれっ!?」
「どういうことって…村中その話でもちきりよ」
「ど、どうして…?」
「…俺がこの家に泊まったのを誰かに見られてたんだろうな…」
「それだけで、結婚、ですか?」
「なるほどね。大体分かったわ」
「何が分かったんですか、アイゼルさん?」
「多少大きくなったといっても、この村はまだまだ田舎だってことよ…」
アイゼルはじろっとロードフリードを睨んだ。
「ちょっとは計算に入れてたでしょ」
「…否定はしません」
再び、ドアベルが鳴った。ギイッと地獄の扉の様な音を立ててドアが開く。
「ロードフリード…」
「バ、バルテル…早かったね…」
「ちょっと面ァ貸せ」
「わ、分かったよ。ごめん、ヴィオ。すぐに戻るから…」
頬を引きつらせながら、ギクシャクとドアに向かうロードフリードに、
アイゼルは事も無げに言い放った。
「命だけは守りなさいね」
762名無しさん@ピンキー:03/09/14 21:50 ID:hzfhyoOn
キタヨ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
(;´Д`)ハァハァウッ…ドピュ
763609:03/09/14 21:54 ID:OfcE5WVE
長々とすみませんでした。これで終わりです。
男女エロを書くのは初めてだったのでドキドキです。
普段は男同士でうふーんあはーんしてるのばかり書いてますが、
オパーイのあるエロもいいですね。
ではこれにて801の世界に帰ろうと思います。
764名無しさん@ピンキー:03/09/14 23:41 ID:y6hMm66q
>609=751たん乙!
初々しいヴィオと、策士なロードが良かったです。エロかったし。
801の世界に帰っても、たまにこっちにも顔出して
また書いてくれると嬉しいでつ。
765名無しさん@ピンキー:03/09/15 01:49 ID:GDIQA/WO
マタキテネー
766名無しさん@ピンキー:03/09/16 01:32 ID:F8Kf/GIT
時間掛かっちゃうかもしれないけど 今度書いていい?

胸でかいヴィオになるかもだけど。相手まだ決めてナイヨー
767名無しさん@ピンキー:03/09/16 05:43 ID:BeROZc85
ローラントとかどうだ?
768名無しさん@ピンキー:03/09/16 07:13 ID:RF6oZf6A
グレールがいいな。
769名無しさん@ピンキー:03/09/16 08:47 ID:G9Qj07YG
自分もローラントにイピョーウ
770名無しさん@ピンキー:03/09/16 12:23 ID:sKVzY8jc
ザ…ザヴィット…
771766:03/09/16 14:18 ID:YIfvnehN
>>767.769
んじゃローラントで。

一生懸命ハァハァしてたら家族に「砂利ーちゃんのパパもどき」「でみ撮り」とか言われてハァハァ吹っ飛んだ つ´Д`)
772名無しさん@ピンキー:03/09/16 17:55 ID:G9Qj07YG
>>771
ローラント━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!
萌が戻ってくるまでいつまでもお待ちしております。
773名無しさん@ピンキー:03/09/16 19:03 ID:e68hv7u8
でみ撮りワロタ
確かに似てる。
774766:03/09/16 22:54 ID:ztUuLp7d
ローラント萌のために最初からやり直してたらママンにPS2蹴られて…データ消えた。
_| ̄|○セーブシロモレ

チョイと捏造気味になるかもしれんが現在まとめて執筆中。
775名無しさん@ピンキー:03/09/17 00:37 ID:ldlavlj6
>766-774くらいのやりとりが妙に笑えるんだが。ホホエマシ
776名無しさん@ピンキー:03/09/17 02:25 ID:LHiYfwKZ
>>774
ワロタ
のんびりやってくれ。
777名無しさん@ピンキー:03/09/17 03:17 ID:nG/7DkGS
776ゲットおめ
778名無しさん@ピンキー:03/09/17 10:17 ID:RewFjfgq
777ゲットおめ
779名無しさん@ピンキー:03/09/17 19:08 ID:4yanfphG
778ゲットおめ
780名無しさん@ピンキー:03/09/17 19:17 ID:neQ1KvFB
800ゲトー
781名無しさん@ピンキー:03/09/17 20:17 ID:J5j3HgY+
突っ込んだ方がいい?
782名無しさん@ピンキー:03/09/17 23:00 ID:MYMSd8jw
そっとしておいてやろう。
783名無しさん@ピンキー:03/09/17 23:21 ID:ejLlKHGI
笑ってすませるのが大人
784766:03/09/17 23:48 ID:NLqB1Hrf
えっちなシーンだけ出来てそれ以外のところが出来ません。
それでもいいですか。


_| ̄|○ ファーストプレイで二年目突破でメッテルブルグか妹よ。
785名無しさん@ピンキー:03/09/18 14:57 ID:VgADL57o
ばっちしOKでつ。
786名無しさん@ピンキー:03/09/18 19:28 ID:yiP/qQp8
OK。щ(゜o゜щ)カモーン

スコンと話変わるけど、だいぶ上の方にあったパメラさんSSかなり良いな。
萌えたよ(;´Д`)
787名無しさん@ピンキー:03/09/18 20:12 ID:VgADL57o
ここはグラムナートのSSが読めて(・∀・)イイ! グラムのサイトってあんま無いからな
788名無しさん@ピンキー:03/09/20 08:54 ID:32+MMg2u
期待保守
789名無しさん@ピンキー:03/09/21 04:03 ID:3yUjktLz
>>746
続き楽しみにしていました!
さらなる続き、マジでお願いしまつ
790妄想:03/09/22 03:14 ID:/d4D1Ih/
意気揚々とザールブルグに乗り込んできたものの、
リリーのへっぽこぶり(笑 から忽ち資金難に陥る。

目の前でああもう終わりだと、わざとらしく苦悩してみせるドルニエ。
責任を感じたリリーは思い立ち、女の武器を使って資金稼ぎすることになる。
ドルニエは売春で稼いだ金だとおそらく知っていながら、そしらぬ顔で受け取る。

「一晩私を買ってください」
ある夜リリーがいつものように男に声をかけると
「あっ、お前…」
なんとヴェルナーだった(笑
「このバカ野郎!」ぺしんとぶたれるリリー。
「ごめんなさい、ごめんなさい…!ヴェルナーの胸にすがりついて泣きじゃくる。

そのまま純愛Hへ。
「汚れた私で抱いてくれる?」とかいっちゃって、純愛モード前回(激藁

…というSS投稿きぼんぬ(爆


791766:03/09/23 02:20 ID:Aba87nnQ
紳士ローラントさん 1/2

「あっ…はう」
「ここだろう?お前はここが好きだろう?」
 中指と人差し指を揃え、柔らかでぬめった割れ目に埋め込む。
 指を折り曲げ軽くかき回すと、目の前の白い下腹部がぴくぴくと痙攣する。
「ヴィオ」
「………」
「こっちを向くんだ」
 顔を真っ赤に染めた少女が少し体を起こし、こちらを見る。見せ付けるように
指をゆっくりと出し入れすると再び体を寝かせて目を閉じる。
 先程反応が強かった部分を再び捏ね、親指でぬめりを掬って少し上の小さく膨
れた肉球を転がす。
「ひゃぁ!・・・や!ローラントさ・・・」
 こらえきれなくなったのか、シーツを掴んで腰を浮かせ、揺らし始める。
「イきそうか?」
 こくこくと大きく頷くヴィオラートに意地悪く笑みを含んだ声で問う。
「誰に、どうされてイくのか言ってごらん」
 さらに畳みかける。
「ロっ…ローラントさんにぃ…ゆ、ゆ、指で弄られてイッちゃ…イッちゃう」
 庇護欲がそそられると同時に、嗜虐心も刺激する声。かなり切羽詰っているのか
ヴィオラートは体を起こし、私にすがり付く。
「イけ、気が済むまでな」
 肉芽への刺激を強め、内部の指も捏ねる動きから掻き出すような動きへ。
792766:03/09/23 02:21 ID:Aba87nnQ
紳士ローラントさん  2/2

「っく!くぅ!!・・・・・・・ッッ!!!は!」
 元々きつめの膣がさらに締まり、指を食むように締め付ける。肩にしがみつき
爪を立てるヴィオラート。ガリ、と爪が食い込んでも気にはしない。
 下腹部同様、白い足がぴんと張っている。快感をよく表していると思う。
「ぎゅって!ぎゅってしてぇ!!」
 ヴィオラートはいつも、イくとき抱きしめられることを強請る、そして。
「ろーらんとさぁん…」
 私の顔を、目を見つめたままイきたがる。
 ああ、目が揺れているな。泳いでいる。私を見ている。私の奥底から向こう側へと
視線は動き。一瞬にして涙が滲み、目をギュッと瞑り。
「あ―――――――――――――――…ッ!!」
 悲鳴に似た、高らかな嬌声を上げ上り詰める。
 強く瞑った目をゆっくり開き。微笑を浮かべてベッドに沈んだ。


「フム、ずいぶん慣れたようだな」
「ほえ…まだフワフワしてます」
 流石にいきなり挿入、というわけにも行かずこのように指で幾度も慣らしているが
もういいのかもしれないな。
「…なんか恥ずかしいですねぇ」
「恥ずかしいとか思う前にヘロヘロになるから大丈夫だろう。『ぎゅってしてぇ』
だろう?」
「!!! もうっ!そういうこと言わないでくださいよっ!!」
「ハハ、すまんすまん」
 …次は挿入れる…!
793766っていうか「おでんダネ」:03/09/23 02:22 ID:Aba87nnQ
すみませんすみません
遅くなってすみません。 そしてエロだけですみません。_| ̄|○|||
どこが紳士なんでしょうね。
794名無しさん@ピンキー:03/09/23 18:11 ID:4gmmZnKb
ぶらぼ〜〜〜〜〜!!!!
795名無しさん@ピンキー:03/09/24 01:07 ID:0hUPMvjB
>790
文章も分かりやすいし、説明も上手いしさ、
いっそ790たんが自分で書いてみちゃどうだ?と思ったんだけど。
そしたら790たんは自分で萌え文が書けてウマー、
スレ的には新しい書き手さんGETでウマー、なんだが(w
796名無しさん@ピンキー:03/09/24 02:54 ID:DYML2g2+
>793
乙です。
「ぎゅってしてぇ!!」に激萌え(´Д`*)
続編キボンヌ。
797名無しさん@ピンキー:03/09/24 12:26 ID:F33VvRkg
ローラント武骨だなぁ。ハァハァするよりもつい笑ってしまった。
798790:03/09/25 01:17 ID:dLNvTWFN
>>795
漏れにそんな文章力ありません。
リリー好きなんで、とりあえず>>746氏の続きに期待してまつ。
799名無しさん@ピンキー:03/09/26 23:07 ID:D6Tow8pU
ヤバそうなので保守。 神後輪きヴぉん
800名無しさん@ピンキー:03/09/28 02:32 ID:xkytDFUM
萌え
801名無しさん@ピンキー:03/09/29 02:35 ID:tumyB5/E
age
802名無しさん@ピンキー:03/09/30 00:02 ID:5IBa4TOh
最近、エロパロスレ圧縮厳しそうだから心配hosyu

ヴィオのアンソロ読みましたが、ヴィオ×鰤漫画ばっかりですた。
803名無しさん@ピンキー:03/09/30 22:29 ID:fkDkpM5n
ロードや兄は少なめですか?( ´・ω・`)ショボーン>案ソロ
804名無しさん@ピンキー:03/09/30 23:42 ID:2s4Wk/Zo
カタリーナでェロ希望
805名無しさん@ピンキー:03/10/01 10:05 ID:y7RmVsAP
復活後の鰤は、もろそれ系だからな
806名無しさん@ピンキー:03/10/03 12:28 ID:2I0BsR3b
みんなの萌えシチユってどんな感じ?と聞きつつ保守
807名無しさん@ピンキー:03/10/05 17:57 ID:aIPMBnwm
10/25にファミ痛PS2ユーディー漫画単行本発売!
というわけで、あれの後半のシチュエーションで、
夢に出て来るヴィトスを想い自慰に走るユーたんキボンヌ!!
あ、俺は無理。……あの絵じゃ妄想は広がらない。
ラブコメを妄想するのにあれ以上いい絵はないけど……
808名無しさん@ピンキー:03/10/06 11:07 ID:13kOvzx5
>>807
漫画って誰が描いてるの?
809名無しさん@ピンキー:03/10/06 20:29 ID:bu17Xlrk
>808
飛鷹ゆうきっていう人。
普段はDNAや火の玉のスパロボ系アンソロに描いている。アトリエも何度か。
作風はラブコメで絵は綺麗。
昔はジャンプ作家で「タイムウォーカー零」っての描いてたらしい。
ちなみに女性でどうやらヴィトス萌えの様子。
810名無しさん@ピンキー:03/10/06 22:02 ID:em//cqsE
>>808
一応風ザナUのイメージボードも描いてたよ。
元ファル社員らしき記述が画集にあった。
811名無しさん@ピンキー:03/10/06 23:16 ID:Fj0Ego4b
懐かしいな、おい>タイムウォーカー
やたらに女の半裸が出てくるんで、てっきり男だと思ってたんだが
女の人だったんだ。
結構面白かったんで(タイム〜が)、楽しみだな>単行本発売
812名無しさん@ピンキー:03/10/06 23:17 ID:Fj0Ego4b
あ、半裸がでてくるってのは、タイム〜の方の話ね
813名無しさん@ピンキー:03/10/06 23:55 ID:2Qp8qwlV
>807のシチュに1票

>812
<半裸がでてくるってのは、タイム〜の方
 分かっていながらも、やたら半裸な女の子が出てくる
 ユーディー漫画を想像して逝ってきます。
814名無しさん@ピンキー:03/10/07 09:07 ID:H4rqKnQl
思い出した。自分の意志で血圧下げれるんだったよな、確か。
消防のときに必死に自分の血圧下げようと念じてたよ。
815名無しさん@ピンキー:03/10/07 12:04 ID:7dw5mP7g
タイムウォーカー零
確か本能寺の変に乱入して火事場ドロしたり、過去に干渉して未来を変えたりしてたな。
816名無しさん@ピンキー:03/10/07 18:35 ID:gvMwJf2w
でも今は男5人で温泉で騒いだりする漫画や、少年の裸を堂々と描いている罠w
連載の方も“ヴィトスが”触手に絡まれたり髪がほどけたり、
とにかくヴィトスを萌えにかつかっこよく描く事に命を賭けていたような……
あ、女のコ萌えな話も描くよw相手に振り向いてもらいたくて頑張る女のコとか良く描くし。
817名無しさん@ピンキー:03/10/07 21:28 ID:kt0FiuFv
アトリエアンソロではノルエリとウルリッヒ&テオ×リリーだったな。
マリーはイラストのみでユーディーはエンブレのヴィトユディ(雑誌再録…)か。
ヴィオも火の玉から出てりゃ描いたかもしれないのになぁ…
818名無しさん@ピンキー:03/10/09 23:28 ID:zufpH21h
ホッシュホッシュ
819名無しさん@ピンキー:03/10/12 16:46 ID:fs9bDE5a
ほしゅー
820名無しさん@ピンキー:03/10/13 14:36 ID:zXR8RY6Z
沈みすぎだよー、
エアドロップもそろそろ切れそうなので浮上するよ
821名無しさん@ピンキー :03/10/14 19:19 ID:HnESkj4O
hosyu
822名無しさん@ピンキー:03/10/15 21:29 ID:A8R67hLH
飛鷹ゆうきって昔ジャンプに描いてたんだよな〜。

当時はジャンプの黄金時代で、ドラゴンボールはじめるろ剣とか幽白とかスラムダンクとか、

強豪揃いだったのが不運ではあった。打ち切り。

以後、アンソロ系のマンガばっかり描いてる。

暖かみのある女っぽい作風で実際女の人。

ちなみに地獄先生ぬ〜べ〜1巻のアシもやってて背景や脇役書いてる。

律子先生は本名だという。

漫画板にアンソロのスレがあったなたしか。
823名無しさん@ピンキー:03/10/16 00:10 ID:DapwlM7j
公式ページでちょっと読めるみたいよ<ユーディー漫画

個人的にはオリキャラ出過ぎかな?とも思ったけど、
連載読んでくうちにいい感じになったので買うつもり。
ユーディーのゲームの中でも、これくらい200年前の
話が出てたらなあ。
824名無しさん@ピンキー:03/10/16 03:04 ID:0EkIjDHK
半角板のスレは落ちたな。
825名無しさん@ピンキー:03/10/16 10:26 ID:TkY2d1nO
>>824
今更、何を言っているのやら…
826名無しさん@ピンキー:03/10/16 15:19 ID:Z3+pvoE4
本編ではラスユディだった残留EDが、
見事なまでにヴィトユディになっているので百合スキーには向かんぞw
つーか全編ヴィトユディ。
好きなカプだし飛鷹ゆうきもアンソロでチェックするが、少々やりすぎな気もする部分ありw
827名無しさん@ピンキー:03/10/16 22:55 ID:d90WXhQV
マリーの露出度は異常
828名無しさん@ピンキー:03/10/17 06:17 ID:rAAn4Oo3
正直飛鷹ゆうきの絵も話も好きになれん
829名無しさん@ピンキー:03/10/17 22:56 ID:hcF1ZDS1
まあ所詮腐れ同人女、所詮越智の代役だw
ブロスでマリエリをやってなかったら、あるいはもう少し早く廃刊になってりゃ越智だっただろうさ。
残念だったな、>>828
830名無しさん@ピンキー:03/10/17 23:46 ID:S1ASC8vO
>827
だが、それがいい
831名無しさん@ピンキー:03/10/18 00:08 ID:fzIk/gNB
せめて双羽が漫画描ければよかったのになー。
双羽絵に不満はないけど前の2人が描けただけに残念なんだよな。
832名無しさん@ピンキー:03/10/18 01:07 ID:R4jr/be0
桜瀬はよかったが、伊さえ門の漫画は、正直…
833名無しさん@ピンキー:03/10/18 01:29 ID:lMU8G+os
意さえ門のサライは、正直かなりヨカッタと思うが。
834名無しさん@ピンキー:03/10/18 08:45 ID:8v9Qb/oH
エンタ脳のアンソロってユーディーのときは飛鷹とか須田とか居たんだな。
ヴィオのアンソロは…

ヴィオって他会社からアンソロ出ないのか?
835名無しさん@ピンキー:03/10/18 10:20 ID:eOemSzvX
UDはDNAからも出たがヴィオはどうなんだろう。
正直DNAの作家の方が面白いんだよな。
エンタ脳とガストは深いつばがりがあるから他社は入りにくいと思う。
836名無しさん@ピンキー:03/10/18 13:41 ID:Fvm7jxl7
エンブレは一人称間違いとか口調間違いも平気でやるような奴がいるしな。
火の玉(DNA)は結構マトモ。絵も綺麗。
これはアトリエだけじゃなくて他のアンソロでも言えることだが。
多数の出版社から出ている場合は火の玉とDNAだけ買っとくのが鉄則。
スクエニはどうなのか知らないけど(スパロボ者だから
まあヴィオアンソロについてはご愁傷様ということだ。

ちなみに火の玉の編プロはDNAなので作家陣はほぼ同じなのだが、
何故か火の玉の方が微妙に面白い気がする。
まあ作家コメントはDNAの方にしかないけど。
837名無しさん@ピンキー:03/10/18 17:05 ID:sE8VWCT0
江にのガンパレ四コマは結構面白かった。
遺伝子よりいいと思う。あとは知らんが。
838名無しさん@ピンキー:03/10/18 23:49 ID:k5ngGXOc
UDのアンソロは、脳の方が好きだな。
まあこれは完全に個人的な好みなんだけど

ヴィオのアンソロは、なんだかブリたんがめちゃめちゃ可愛い
話があったからいいや。
839名無しさん@ピンキー:03/10/19 01:04 ID:4LxTzVXX
>834
飛鷹については元々遺伝子系作家で、
まあ遺伝子系で他所でも描く作家もいるが、彼女はあまり描かないから。
UDアンソロに載ってたあれは今は亡きファミ通ブロスに読みきりで描いた奴の再録。
840名無しさん@ピンキー:03/10/19 23:36 ID:PFSpHZar
>>829
ん、ブロス廃刊になったんスか?Σ(´Д`;)
アニムンサクシスどうなったんだ・・・
841名無しさん@ピンキー:03/10/20 11:42 ID:dIjM7zJp
そういえば、ルイ盗の人どうしたんだろ?
なんだかんだで一ヶ月位経つのだが…挫けちゃったのかな?
842名無しさん@ピンキー:03/10/20 19:06 ID:6ztrVnRK
≫841
ルイ盗続編宣言したのは別の人です。
ん?続編か?
843名無しさん@ピンキー:03/10/21 06:48 ID:GZ8xGL12
真章ですな。
宣言した人が描くのか、それとも単に続きが読みたかったのかは知らないけれど当本人はまったく描く気が無いので宣言した方ガンガって書き直すなり続きを描いてくれぃ。
844名無しさん@ピンキー:03/10/21 22:51 ID:GZ8xGL12
もぉ、神は現われないのかねー?

ヴィオロード読みたいなぁー
845名無しさん@ピンキー:03/10/22 01:37 ID:Cmm40QP0
まあ、マターリ待ちましょうや。

>844
ヴィオ攻め?(w
846名無しさん@ピンキー:03/10/22 09:42 ID:dQjJ3g8s
リリーのヘルミーナイベントであった、
「カコイイお兄さんやお金持ちのおじさんに誘われた」
続き(突いてイッた)の話が読みたいなあ…(;´Д`)ハァハァ
847名無しさん@ピンキー:03/10/23 10:33 ID:uBGwoMG6
このスレにいるのは野郎が多いかね?
848名無しさん@ピンキー:03/10/23 20:06 ID:E8ogaWcP
前スレではやたら女が多かったのを記憶しているが・・・
849名無しさん@ピンキー:03/10/26 01:33 ID:uyxwumwC
飛鷹ゆうきさんのコミックス買いました。なんだか・・・話は詰め込み過ぎだし
登場人物に偏りありまくりで別物すぎるとしか思えないんですけど・・・。
誰か買われた人はいませんか〜?正直アデルベルトに出てほしかったな・・・。
な、婦女子でした。
850名無しさん@ピンキー:03/10/26 05:42 ID:+tQtbui4
美少女たんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
851名無しさん@ピンキー:03/10/26 20:43 ID:n6dCiDfs
 ユーディー未プレイ者ですが、買いました>飛鷹コミックス
 個人的には、ゲーム系漫画では久々のヒット。原作知らずとも
大いに楽しめました。

 ただ、一言。
 …ヴィトス出すぎw
852名無しさん@ピンキー:03/10/26 21:27 ID:mlIdmTuU
連載全部読んだんでスルー予定だったけど、作家コメントとかあった?
あるなら買う。

ヴィトスが出張りすぎなのは同意w
853名無しさん@ピンキー:03/10/26 22:53 ID:LhcnEC4b
>>829
ブロス廃刊だったのか、知らなかった・・・
カラーページ減った割には値段そのままだったあの本。
結局マリー×メガネ エリー×隊長(だっけ) だったのだろうか。
854名無しさん@ピンキー:03/10/26 23:04 ID:n6dCiDfs
>>852
ありますよー。巻末にカラー2P。
ヴィトスへの愛があふれてました(笑)
(コメントは登場キャラ全員分あります)
855名無しさん@ピンキー:03/10/26 23:18 ID:DxA275Gr
UD本買いますた。
オリキャラ出すヒマがあったらクリスタを出せと。
せっかくだから、誰か発売記念にUDもの書いてくれないかなー
アデル辺りがいいな。
856名無しさん@ピンキー:03/10/27 07:19 ID:NQ75FhdW
また美少女たんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
857名無しさん@ピンキー:03/10/27 20:52 ID:zbF/MMrl
UDはエリーとかヴィオとはストーリーの流れが違うわけで、
一話完結形式の連載ならオールキャラも楽だろうがあの連載でそれは酷と思われ。
それでヴィトスを掘り下げる方向になった……と。
描写方法には飛鷹ゆうきの趣味が出てると思われるがw
シナリオ担当の意向もそれでいいと思。
858名無しさん@ピンキー:03/10/29 18:45 ID:xa2WjQI3
期待上げ
859名無しさん@ピンキー:03/10/29 19:49 ID:xa2WjQI3
リリーたん(;´Д`)ハァハァ
860名無しさん@ピンキー:03/10/30 03:06 ID:qspou1/8
ヘルミーナタンは自分の中で天使のような存在なのでエロとは結びつかない。

でも書いてくれたらハァハァします。
861名無しさん@ピンキー:03/10/30 14:14 ID:1bEM/RqY
ノルエリ(;´Д`)ハァハァ

少ないのじゃよー!
862名無しさん@ピンキー:03/10/31 14:12 ID:oXcTcIX+
ロードヴィオ投下。
ボキャ貧でアマアマでヌルエロでスマソ。
嫌いな人はスルーしてくれ。
863壁耳1/6:03/10/31 14:14 ID:oXcTcIX+

「クラーラさん。今回もファスビンダーまで一緒についてきてもらっちゃって、ありがとうございました!」
ヴィオラートが嬉しそうな笑顔で言った。
「いいのよ、私もヴィオの村おこしに協力できるのが、うれしいから」
宿屋の一室で、ベッドに腰掛けて髪をとかしながらクラーラも微笑む。
二人の泊まっているところはファスビンダーの、ザヴィットが経営する酒場兼宿屋で、
それほど広くない部屋の左右対称にベッドがしつらえられており、
クラーラの向かい側のベッドではヴィオラートがスプリングで遊んでいる。
子供好きなクラーラは、そんな彼女が微笑ましくてたまらない。
「ヴィオ、いるかい?」
ノックの音がして、ドアの外から今回の彼女たちの護衛役であるロードフリードの声がした。
「あ、ロードフリードさん!」
ヴィオラートがベッドから飛び起きると、ドアを開けに行った。
ドアの向こうには、いつもの紳士的な笑みを浮かべた青年が立っていた。
「やあ、ヴィオ。下の酒場でザヴィットさんがいい酒をご馳走してくれるそうなんだ。
よかったら君も一緒にどうだい?あ、クラーラさんも、どうですか?ご一緒に」
「いいえ、私はあんまりお酒は好きではないし、今日は疲れましたからもう先にお休みします」
夜更けて出歩くことに慣れていないクラーラが、すまなそうに応える。
「じゃあ、いってきますね」
部屋の鍵を持ったヴィオラートがロードフリードの後ろについていったのを見届けて、
クラーラも部屋の内鍵をかけると、眠るための準備を始めた。
864壁耳2/6:03/10/31 14:16 ID:oXcTcIX+
すっかり暗くなった部屋で、クラーラは誰かのうめくような物音に、目を覚ました。
体を起こして向こう側のヴィオラートのベッドを見ると、彼女の姿はまだなかった。
「まだ酒場にいるのかしら…」
少し心配になりながら、クラーラが寝返りを打つと、目の前の壁の方から誰かの声がするのに気づいた。
よくよく耳を澄ますと、それがよく知っている人物の声なのに気づいて、驚きをあらたにする。
ーあっ…ん、や…やだぁ…
ーどうして嫌なんだい?ヴィオ…こんなになってるのに…
ーい、いや…、恥ずかしいよ…
ー可愛いよ、ヴィオ…もっとよく見せて…
ーだ、駄目です、だめ…あ、ああああぁっ…
静まり返った夜中だからだろうか、隣室の睦言が、
まるで耳元で囁かれているかのようにはっきり響いてくる。
しかも、それがよく見知った人物たちのものだとわかって、
二人が睦みあっている光景まではっきりと脳裏に描き出された。
ーヴィオはとっても感じやすいんだね…うれしいよ…
ーや、やだ…そんなこと言わないで…あっ…あうぅ…っ
ヴィオラートの涙声が、切ない喘ぎ声に変わっていく。
いつも子供っぽい彼女の、意外すぎる一面を垣間見てしまい、クラーラの鼓動は早鐘を打っていた。
ファスビンダーまでの道のりでも、ロードフリードのヴィオラートへの愛情あふれる気配りは、
礼儀正しい自分へのものとは一線を画しており、同行しているのが、
ヴィオラートの兄バルトロメウスだったならと、ついうらやましく感じてしまっていた。
しかし、まさか二人の関係がここまで進んでいたとは、少なからず衝撃であった。
ーはぁ、はぁ、も、もう…
ーもう、どうしたいのかな?
ーもう…やめて…んっ…うぅ…

865壁耳3/6:03/10/31 14:18 ID:oXcTcIX+
ー本当に、やめて欲しいのかい?
ーっ…あっ…う…ん…
ーヴィオは普段はあんなに素直なのに、どうしてこんなときだけ意固地になるのかな?
ーい、やぁっ…そこ、だめぇ…っ
ー体のほうは、こんなに正直なのにね…
ーあっ…んくっ…ううっ
ーほら、こんなに溢れて、気持ちいいって言ってる…
ーロ、ロードフリードさんこそ、こういうとき、どうして意地悪なんですかぁ…昼間はあんなに優しいのに…っ
ーヴィオが素直になってくれないから…
ーそんな…
ーいいのに、駄目って言ったり、欲しいのにいらないって言ったり、どうしてだい?
ーだだって、は、恥ずかしい…んっんんっ…んー…っ
会話が途切れて、断続的なヴィオラートのくぐもった呻きだけがしばらく続いた。
どうしてだろうと考えかけて、クラーラは二人が口付けをしているのだと思い当たり頬を上気させた。
時折ヴィオラートの甲高い悲鳴のような声が混ざり、
長いキスの合間にも絶え間なく愛撫を受けているのだと思われた。
ーんっ…あっああああぁーーーっ!!
ー…っ…はぁ…ヴィオ……ッ
切羽詰った二人の声がひときわ大きく響き、二人が同時に上り詰めたのだと知った。
ーはぁ、はぁ…もう、あたし…
ーまだ、だよ…


866壁耳4/6:03/10/31 14:21 ID:oXcTcIX+
ーやっ…これ以上は、もう無理だよぅ…っ
ー久しぶりだからね、もっとヴィオが感じてるところが見たいんだ…
ーこ、これ以上されたら、あたし、どうにかなっちゃう…
ーいいんだよ、もっと乱れているところ、俺に見せて…
ーんんっ…あ、いやああぁっ…ああーーっ!
ーヴィオ…あんまり大きな声を出すと、隣の部屋のクラーラさんが起きるかもしれないよ?
ーはぁ、はぁ…ひ、ひどいです…ロードフリードさん…
ーごめん…じゃあ、こうすれば、いいかな?
ーんんっ…んーーっ…
再び言葉にならない声だけが、壁の向こう側から響いてくる。
自分の存在が意識されていると知って、クラーラは体中が熱くなり、
下腹部にじんわりした痺れが這い登ってくる感覚を覚えた。
何度も何度も、ヴィオラートの上り詰めた嬌声が聞こえる度に、
クラーラも体の中心が疼くような感覚に襲われて、毛布の中で自分の体を抱きしめた。
どのくらいの時間が経ったのか、隣室の物音が途切れてしばらくすると、
ロードフリードの声が聞こえた。
ーヴィオ…もう眠ってしまったのかい?無理をさせてしまったね…ごめんよ…
優しく恋人に語り掛けている声に、クラーラの胸も熱くなる。
自分にも、こんな恋人がいてくれたなら……
ー…クラーラさん、俺の声が聞こえていますか?
突然の語り掛けに、クラーラは大きな衝撃を受けた。
867壁耳5/6:03/10/31 14:23 ID:oXcTcIX+
ー突然のことで驚いたでしょう?けっこう以前から、ヴィオとはこういう関係なんですよ
ロードフリードは明らかに、クラーラが起きていると知って話していた。
クラーラは衝撃のあまり声も出せずに、じっと毛布の中でうずくまる。
ーこれだけ薄い壁だと、俺も向こう側の相手の気配くらいは悟ることが出来るんです。
ロードフリードがクラーラの疑問に回答を出してくれた。
ーこれでも一応、俺たちは結婚を前提としたつきあいですから、どうかご心配なく…
たしかに、村でも品行方正で通っている彼が、自分の評判を貶めるまねをするとは考えにくかった。
ーですから本当は隠す必要は無いのですが、これがバルテルに知れると、
 俺はヴィオの家に出入り禁止にされかねませんからね、仕方ないんですよ…
ロードフリードの声には苦笑が聞き取れた。
ーあいつも、自分の恋愛がうまくいかなからといって、こちらに八つ当たりするのはやめて欲しいですよ
「えっ…?」
思わず声が漏れてしまい、クラーラは自分の口を手でふさいだ。
ー可哀想に、あいつは高嶺の花とやらに恋焦がれていて、自分からは行動に移せないらしい…
 ああ見えて、奥手で奥ゆかしい奴ですからね…俺とは違って…
ロードフリードの笑いを含んだ声に、クラーラの胸の鼓動は早くなる。
ーあいつにも可愛い恋人が出来てくれたら、俺もヴィオも安心できるんですが…
 クラーラさん、どうですか?子供っぽい奴ですが、腕は立つし体力もある、お勧めしますよ?
しばらくの沈黙の後、またロードフリードの声がした。
ーヴィオは朝になったらそちらの部屋に帰ると思いますが、
 どうか気づかない振りをしてあげてください…お願いします。
868壁耳6/6:03/10/31 14:24 ID:oXcTcIX+
ロードフリードの声がしなくなってからもしばらくの間、クラーラは眠ることができずにいたが、
いつの間にか意識がなくなっていたらしく、外が明るくなって、ヴィオラートのベッドに動く影を見つけた。
「あ…起こしちゃいましたか?」
クラーラが体を起こすと、身支度を整えているヴィオラートと目が合った。
「こんなに朝早く、どこかへ出かけていたのかしら?」
クラーラが尋ねると、ヴィオラートは照れ恥ずかしそうに笑って答えた。
「あはは…ええと、その、早く目が覚めてしまったので、ちょっと散歩してきたんです…」
「そう…まだ朝早いみたいだから、もう少し眠るといいわよ?」
ヴィオラートの言い訳めいた言葉を疑いもせずに、クラーラは微笑んで見せた。
ヴィオラートはよほど疲れているのか、再びベッドに入るとすぐに眠ってしまう。
クラーラはヴィオラートの寝顔を眺めながら、何かを考え込んでいた……

ファスビンダーからカロッテ村へ帰る道中に、クラーラがヴィオラートにこう言った。
「ねぇ、ヴィオ。今度の冒険では私、バルトロメウスさんと一緒に行ってみたいわ」
「いいですよ、クラーラさんと一緒なら、お兄ちゃんはりきっちゃうから、あたしも助かりますし!」
嬉しそうなヴィオラートの笑顔に、クラーラも微笑んだ。
彼女たちの後ろにいるロードフリードも、うっすらとその口元に笑みを浮かべていた……

869862:03/10/31 14:27 ID:oXcTcIX+
おそまつ。
870名無しさん@ピンキー:03/10/31 14:52 ID:P3uc1G7Q
壁越しってところがイイ!!
(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ(*´Д`)ハァハァ
ありがとうございましたーーーっっ!!(ティッシュをとりにダッシュ!!)
871名無しさん@ピンキー:03/11/01 16:47 ID:nU/NsVD6
ルイ盗まだ〜?
872名無しさん@ピンキー:03/11/03 00:33 ID:D1HRSVqv
>862たん
むちゃむちゃ萌えますた。ヴィオ可愛いなあ。
873名無しさん@ピンキー:03/11/04 22:20 ID:Yny0AZWp
>869
乙です(´Д`*)

この続きで兄×倉をちょっぴり期待してみたり…
874名無しさん@ピンキー:03/11/06 23:30 ID:WvR3CIgT
hosyu
漏れも兄×倉読みたい。
875名無しさん@ピンキー:03/11/10 18:10 ID:SUCG8LoJ
倉×兄でもイイ
876名無しさん@ピンキー:03/11/10 22:19 ID:fRxuphM3
以前UDたんとメガネのSSかいてた人ここでかいてた人とおなじかな?
サイト閉じちゃったみたいだけど
冬のドジーン祭には来るんだろうか。
誰か知ってる人いる?
板違いだったらゴメソ
877インキュバス:03/11/10 22:20 ID:SIXeVsoi
「チッ、顔を見られたか?」
男は自分の迂闊さを呪いながら床下に横たわる若い女を見下ろした。
普段ならこの時間には、アカデミーのショップに人など居る訳が無かった。
かつて自分が通っていた母校である。勝手はよく知っているし、余裕をもって物色出来る筈であった。
盗む物も(希少品とはいえ)一見して高価な物は避け、原材料に留めておくつもりだったから
ちょっとした細工を施すだけで、後は月末の棚卸まで盗難が発覚しないようにすることも可能だった。
男はこう見えても将来を嘱望される錬金術師だったこともあるのだ。
ところがいざ目的を果たして脱出しようとしたその時になって、この女があわただしく駆け込んで来たのだった。
とっさに当身をして眠らせはしたが、目を覚まされたら厄介なことになるのは間違いない。
それにこの女の顔には見覚えがあった。確か・・・名前はルイーゼ・ローレンシウムといったか?
直接の面識は無いから、自分の事を知っているかは分からないが、だからといって楽観できる気にはならない。
どうしたものか・・・男は途方にくれてルイーゼの姿を眺めていたが、その視線がある一点で止まった。
グリーンのスリップドレスの大きく開いた胸元から、こぼれんばかりの豊かな乳房。その深い谷間からムッとした色香が匂い立つ。
「・・・そうか。女の口を封じる一番いい方法があったじゃないか」
男は口元に悪魔の微笑を湛え、彼女の胸の膨らみに手を伸ばした。むにっとした、充分過ぎるほどの手ごたえが返ってくる。
「これはこれは・・・凄いモノをお持ちでいらっしゃる」
とろけそうな柔らかさと、若々しい張り。その絶妙のブレンドに男の股間が熱く首をもたげてきた。
「せっかくこのお嬢さんの方から来たんだ、ちょうどいい。新しい薬の実験台になってもらおうか」
878名無しさん@ピンキー:03/11/11 01:24 ID:ZGBzKaxQ
キタワァー
879名無しさん@ピンキー:03/11/11 02:34 ID:St65ifOu
おお、来ている。

エンデルク×ルイーゼに挑戦してみたが、エロどころかただのピクニックで終わってしまったので封印して盗ルイに期待。
880名無しさん@ピンキー:03/11/11 12:03 ID:AhncP7xq
>876
1スレからの転載もあるサイトなら復活してるよ。
4コマやイラストは無いけど。
881インキュバス:03/11/11 19:26 ID:SMYWl+mk
「・・・あ・・・ン・・・」
墨を流したような暗闇の中で目覚めたとき、ルイーゼは自分がどこにいるのかわからなかった。
彼女は普段、眠るときにはちいさな灯りをつけている。だが今はまるで物質化したかのような重苦しい暗黒の中だ。
いや、重苦しいのは部屋が暗いせいだけではない。なにかこう、言葉にしがたい、えもいえぬ違和感が、彼女を包んでいた・
腹部には鈍痛がかすかに残っている。身体中が熱く、けだるく力が入らない。
何か・・・変・・・だわ・・・。上体を起こそうとしてルイーゼは決定的な異変に気が付いた。
自分が横たわっているのは、暖かい自室のベッドなどではなく硬い木の床であり、その上で両手を後ろで縛られている。
そして手首に纏わりつくこのおぞましい感触は・・・『生きている縄』!
「・・・ひ・・・何?これ!」
自由の効かない身体をよじってルイーゼはうろたえた。そこへ氷のように冷たい、男の声が聞こえてきた。
「クククッ、お目覚めですか?美しいお嬢さん」
わざとらしいまでに慇懃無礼な口調の底に、ぞっとするような悪意が感じられた。
「!?誰?・・・ですか?ここは・・・何処?どうして真っ暗なんですか?灯りを・・・灯りをつけてください!」
「ここですか?貴女のお仕事場ですよ、正確に言うならば控え室ですね。フフフ
ちなみに灯りはさっきからついていますよ。その証拠に貴女の素晴らしいスタイルがよく見える。ククッ」
ねちっこい声が蛇のようにルイーゼの全身をいやらしく這い回る。
そうだ。確かわたしは忘れ物をとりにショップまでやってきて、そこで見知らぬ人影に出くわして・・・
ルイーゼはやっと自分の置かれた状況を飲み込んだ。この人、泥棒だ!わたし・・・どうなるの?
「ね、ねえあなた、助けてください。この縄をほどいてください!」
かつて体験したことのない恐怖にルイーゼは小鳥のように身を震わせた。
882名無しさん@ピンキー:03/11/12 11:00 ID:aEEzz6ty
>>881
ルイーゼタソの処女は、ボクきゅんのものなのに・・・(´・ω・`)ショボーン
883インキュバス:03/11/12 17:22 ID:fzxzgZWp
「心配はいりません、すぐにほどいてあげましょう。別に危害を加えるつもりもありませんし。
それに辺りが暗いのも、もう5〜6時間の辛抱です。貴方に飲ませた薬の効き目はそれくらいですからね」
「・・・『ぬばたまの帳』?」
思わずルイーゼはある薬の名を口にした。それを服用すると一時的に視力を失うという。
「ほほう?よくご存知でいらっしゃる。正解です、まあべつにたいした副作用もありませんから安心していいですよ?」
そこまで言ってから、男の声が一段と底意地の悪い響きを帯びる。
「『ぬばたまの帳』だけならね、クククッ」
「どういう意味ですか?ほ、他になにか・・・」
「お嬢さん、貴女は美しいだけでなく、なかなか聡明でいらっしゃる。当ててごらんなさい。
ヒントを差し上げましょうか?先程からあなたのそのセクシーな身体が、どこか変じゃありませんか?」
そういえば・・・目覚めたときに感じた熱っぽさが強くなっている。それも単純に体温が高くなっているのとは違う。
何だろう?身体の奥底から湧き上がってくるこの熱い火照りは・・・?
「なに・・・これ、身体が、あつい・・・ねえ、なにをしたんですか?」
「フフ、分かりませんか?思い当たらないのも無理はありません。よろしい、正解を教えてあげましょう。
これは禁じられた錬金術の秘薬『夢魔の誘惑』またの名を『インキュバス(淫魔)』!
『夢魔の誘惑』・・・確か『魅了の粉』を主成分とした、強力な催淫薬の名前である。
これを飲むと、どんな貞淑な女性でも性欲が高まり、最も淫らな娼婦のように男を求めてよがり狂うという。
古に禁じられた秘薬中の秘薬であり、製法はおろか、その名を知るものすら稀なのだ。
このおぞましい薬を使いこなすような男が只者であろうはずがなく、それを自分に飲ませたとなると、目的はひとつしかない。
「い・・・いやぁああああああああああっ!」

884インキュバス:03/11/12 18:11 ID:fzxzgZWp
犯される!!これまでたいせつに守ってきた純潔が、このような卑劣極まりない男に、最悪のかたちで汚される。
「何をそんなに嫌がってるんですか?これから私は貴女を天国へと導いてあげるのですよ、フフ」
「わ・・・わたしは負けません。あなたのような卑怯な人を、求めたりなんかはしませんっ!」
見えない瞳に涙をいっぱいに溜めて、ルイーゼは声のするほうをきっと睨みつけた・
「そうかも知れませんね、私もこの薬を使うのは初めてなものですから。どれだけの効果があるのかは存じませんのでね。
しかしお嬢さん。ひとつお尋ね致しますが、先程からあなたの魅力的なふとももがモジモジと動いてるのは、いったいどういう事でしょう?」
男の言葉にルイーゼは、自分が両脚を落ち着き無くこすりあわせている事に気がついた。
「・・・ぁ・・・こんな・・・これは、これは違うんですう!そんなんじゃありませんっ」
嫌だ・・・わたし、もよおしちゃってる・・・。見知らぬ男の前で淫らに腰を動かしている自分が信じられない。
しかし、誰も見ていなくて両手が自由であれば、熱く潤った蜜壺に指を入れて、狂ったように掻き廻してしまいたい。その衝動に耐え切れるだろうか?
「あぁぁぁ・・・駄目ぇ・・・こんな、こんなのわたしじゃない・・・」
懸命に否定しても淫靡な情欲は昂ぶるばかりだ。
「わた、わたし負けません・・・たとえ身体は奪えても、心までは自由にできませんよっ!」
「結構結構、ごりっぱです。しかしどうやら『女』としての貴女はそうじゃないらしい」
男がパチン、と指を鳴らすと、彼女の両手首を縛っていた忌々しい毒蛇のような『生きている縄』がゾクリとする甘い感触を残してほどけた。
「さあ、遠慮はいりませんよ?出口は貴女の右側です。勝手知ったるご自分の仕事場、眼が見えなくたって帰る方向くらいはわかるでしょう?
どうぞ、わたしはお邪魔しませんのでお逃げなさい。逃げられるものなら、ね?」
不意に与えられた逃亡のチャンス。男の真意は判りかねるが、こうしている間にも恐るべき性感は高まっていくばかりだ。
あれほどまでに嫌悪感を抱いていた男の声が、ややもすると美しい悪魔の、危険で甘美な囁きに思えてくるのだ。
885インキュバス:03/11/12 19:11 ID:fzxzgZWp
だが、ルイーゼは残された僅かな理性と勇気を振り絞り身体を起こそうとして・・・バランスを崩した
両脚に力が入らない。やむなく膝を立て両手をついて出口とおぼしき方角へ這い出していった。
それは、ちょっとした見ものだった。アカデミーの男子学生の憧れを一身に集めるルイーゼ・ローレンシウムが、犬のように四つんばいにして床を這っているのだ。
エメラルド・グリーンのスリップドレスを汗でびっしょりと濡らして全身貼り付かせ、優美な曲線を描くボディラインを際立たせている。
彼女がゆっくりと歩を進める度、大きく開いた胸元から、たわわに実った豊かな乳房がゆさっ、と揺れる。
あまりにエロチックな光景に、男はごくり、と喉を鳴らした。
「・・・ああっ!」
汗に濡れた掌が滑るのか、狂おしいまでの性の昂ぶりに力尽きたか、ルイーゼは不意に転倒した。
「ハア・・・うっ、く・・・」
懸命に起きようとするのだが、どうしても腕に力が入らない。上半身を持ち上げたところで、そのまま横向きの姿勢で崩れ落ちてしまった。
澄んだ宝石のような瞳から大粒の涙が溢れ出し、頬をつたい、床に流れ落ちた。
「・・・フフフ、どうやらここまでのようですね?」
興奮を隠す為か、つとめて丁寧な口調を崩さないが、眼下に横たわるルイーゼの艶めかしい姿にさすがに声がうわずっている。
「そろそろ楽になっては如何ですか?怖がることはありません。女性に生まれた悦びを教えて差し上げるのですから」
ルイーゼの傍らに歩みより、剥き出しの肩に手をかける。と、ぐったりとしていた彼女の肢体が、電流に触れたようにビクン、とはねた。
「ふぁ・・・!」
「おやおや、肩に触れただけですよ?そんなんじゃその素敵なバストに触ったらどうなるんですかね?」
ピタリと貼り付いたドレスの胸元の、ぷっくりと浮き出たその頂を指でツン、と突く。
「や、やめ、あうううううンっ!!」
誰にも触らせた事の無い乳首を突かれたとき、ルイーゼは両腿のあいだ、秘密の場所に電撃のような快感が疾った。
886名無しさん@ピンキー:03/11/13 15:25 ID:b2ObvXOA
期待保守
887名無しさん@ピンキー:03/11/16 00:57 ID:6fjPc4wH
保守〜
888名無しさん@ピンキー:03/11/18 13:16 ID:hZ/oR+vY
捕手
889名無しさん@ピンキー:03/11/18 19:37 ID:OpDkHtoT
ワタシ>>790ですが

誰も書いてくれないので(;´Д`)
とうとう自分でなにやら書いてしまいました。

エロシーンがどうしても上手くいかなくて、誰かに引き継いでいただきたいのですが
ここにアプしてよろしいでつか?
890インキュバス :03/11/18 20:29 ID:dNotW5N/
「フム、胸の大きな女は感じにくいと言うのは俗説に過ぎないようですね。それともこう見えて意外とセックスが大好きでいらっしゃるとか?」
男性経験のないルイ−ゼにはこの程度の揶揄が酷く屈辱的に響く。
「ち、ちがいます、わたし男の方なんて・・・」
平常心を失っているためか、言わずもがなのことを口走りそうになり、あわてて赤面する。
「ホ〜ウ?すると自分は処女だとおっしゃる?こんなりっぱなバストをお持ちで、しかも半分オッパイが見えそうな服で男を挑発しといてですか?」
だが、事実ルイーゼは処女であった。露出の多い服にしても、引っ込み思案な性格を直す為と、友人がコーディネイトしてくれたものだ。
「そんな!本当ですゥ、わたしそんなつもりで・・・」
「まあまあ、貴女がどうおっしゃっても真実はじきにわかりますからね。そろそろその素敵な胸の膨らみを拝見させていただきましょうか?」
男は笑うと、ルイーゼのドレスのストラップに手を掛けた。汗ばんだ丸っこい肩をゆっくりとなぞり、美女の上半身が次第に露になっていく。
「い、いやあああっ、やめてえ・・・」
力なく抵抗を試みるが、所詮男の力には敵わない。薄い布切れに隠された豊かな半球型の膨らみが徐々に姿をあらわしていき・・・ついに
プルン、と想像以上に大きな乳房がこぼれ出た。
「・・・これは・・・なんと素晴しい・・・」
男は一瞬我を忘れた。透き通るような白い肌がそこだけ急な曲線を描いてはちきれそうに隆起している。
スイカのような豊かな柔肉の頂には、意外に小さな薄桃色の輪があり、中心に小粒のサクランボを思わせる可憐な乳首が儚げに震えている。
「驚きましたよ・・・大きさもさることながら、これだけ美しいかたちをしていらっしゃるとは・・・」
「あ、あううう・・・見ないでぇ・・・」
誰にも見られたことのない乳房を見知らぬ卑劣漢の眼前に晒す屈辱。それは「ぬばたまの帳」で目隠しをされていることとあいまって、死ぬほどに恥ずかしい。
「ど〜れ、感触のほどは、と」
剥き出しの美巨乳に男の指先がムニュッと喰い込む。
「ヒ、ひイィィィ・・・!」
「おお!これはなんと・・・柔らかい。まるでとろけるようだ」
891名無しさん@ピンキー:03/11/19 00:16 ID:VmG+Bcl/
ウヒョー
892名無しさん@ピンキー:03/11/20 12:15 ID:EluFIi/8
>889 アプしてヨシ。 ていうか待ってまつ(・∀・)
893889:03/11/21 18:33 ID:obVkRfcr
じゃあお言葉に甘えて。

燭台の炎が揺らめきながら。
アトリエには重苦しい空気が流れていた。
ドルニエは長くかすれたため息を吐いた。
これで何度目だろうか、とリリーは思った。
「だめだ、どうやってもこれ以上は無理だ。」
リリーは黙って聞いていた。大きな瞳が今は憂いに暗く翳っている。
「来月までに資金を用意できなければ、アカデミー建設は中止だ。」
ザールブルグに錬金術のアカデミーを建設するため。
海の向こうのケントニスからはるばるとやってきた一行。
しかし、現実はリリーが思っていたよりずっと厳しかった。
一生懸命働いたものの、資金繰りは日に日に悪化。
二年目を迎えたいま支払い遅延のためにアカデミー建設工事の中止を勧告されたのだ。
894889:03/11/21 18:34 ID:obVkRfcr
「ああ、もうお終いだ…」
うなだれて泣き言を繰り返すドルニエを前にして、リリーは重大な責任を感じていた。
元はといえば自分のいたらなさが原因である。
依頼は失敗の連続であるし、たまに上手くいっても、
出来上がった物の品質は最低で評判は下がる一方だった。
いまやリリーに仕事を頼むアホはいない。
全てはリリーのへっぽこぶりのお蔭である。
「――あたしが…」
うなだれていたドルニエはわざとらしく、急に口を開いたリリーに驚いたように面を上げる。
(みんなの夢を壊してはならない。自分がいたらないばかりに先生を苦しめてはならない。)
「あたしが何とかします。」
瞳に悲壮な決意を秘めてリリーはそう宣言した。
895889:03/11/21 18:36 ID:obVkRfcr
リリーはどうにかしようと思い詰めていた。
しかし、とってつけたように纏まった金がつくれるはずもない。
今までうまくいかなかったのだ。
まっとうなやり口でそれだけの大金を手にする術はなかった。
いまのリリーの取り柄と言えば若い肉体くらいのものである。
必然的に女の武器を使って金を稼ぐしかないという結論にいきつく。

ただ一つ気になるのは…ヴェルナーのこと。
誰からも見放されたリリーだが、ヴェルナーだけはぶつくさと文句を言いながらもよく依頼に来てくれていた。
しかし、今はそれを気にすることができる状況ではなかった。
これは自分の夢でもあるのだから、と何度も自分に納得させようとした。

リリーは夜の街に立つようになった。
896889:03/11/21 18:37 ID:obVkRfcr
大金は確かにみんなの夢を救っただろう。
ドルニエは最初こそはわざとらしく驚いていたが、今ではそしらぬ顔でお金を受け取るだけである。
たぶん、最初から何をして稼いだお金かは分かっているのだろうけど、何も言わない。

こうして欲望やストレスのはけ口を求める男たちが何人もリリーの体の上を通り過ぎていった。
綺麗なピンク色だったリリーの花びらも、いまや爛れたように黒ずんで、だらしなく口を開けている。
少しずつ、戻れなくなっていくのを感じた。
今まで関わっていた人々とも、少しずつ離れていった。
たまに思い出したように泣いた。
897889:03/11/21 18:39 ID:obVkRfcr
ある夜のこと。
リリーはいつものように街角に立った。
ザールブルグ中心部からやや外れたところにある繁華街である。
喧騒と通りを行き交う人ごみとはもはや見慣れた光景でしかなかった。
いつものように、リリーは過ぎいく人の背中に声をかける。
「私を…一晩買ってください。」
その後ろ姿がゆっくりと振り向いた。
その瞬間、リリーは凍りついた。
どうしてよく確かめなかったのだろう。
一番、こんなところで会いたくなかった人――
「お前…!」
――ヴェルナー=グレーテンタール。
「この…馬鹿が!」
甲高い音が夜の街に響いた。
898889:03/11/21 18:41 ID:obVkRfcr
リリーは驚いたように大きく目を見開いて、ぶたれた頬に手を当てた。
「最近見かけねえと思ったら……お前は、こんなところで何をやってやがるんだ!」
凄まじい剣幕にリリーは身を竦ませた。
頬の痛みがじんわりと心に染み入ってきた。
「ごめんなさい…」
おさえきれなくて涙がこぼれる。
「ごめん…なさい…っ」
リリーは、ヴェルナーの胸にしがみついて泣きじゃくった。
ヴェルナーは憮然とした顔つきだったが、やがて幼い子供を慰めるように、嗚咽する彼女の背中を擦ってやった。
899889:03/11/21 18:42 ID:obVkRfcr
「なあ…本当にいいのか?」
リリーは黙ってコクン、と頷いた。
ここは繁華街にある逢い引き宿の一室。
休ませるのもかねて連れ立って入ったが、いざとなるとどうも気が引ける。
「リリー、やっぱり止そう。今からお前を送り返すから」
「どうして?」
「なんか、弱みに付け込んでものにしてるみたいじゃねえか。今夜はもう…。」
ヴェルナーは絶句した。
リリーは身にまとっていたものを次々に脱ぎ捨てていく。
止めるまでもなく、リリーはいまや全てをさらけだしていた。
「お、おい!」
スカーフを解き、髪を下ろしたリリーは幼げにみえて、
夜の煌きに映えた成熟した裸体にアンバランスな危うさを添えていた。
「抱いて。」
リリーは一糸まとわぬ姿でヴェルナーにもたれかかる。
濡れた瞳がヴェルナーを見上げた。
「お願い抱いて!あたしをヴェルナーで清めて!」
「リリー…」
900889:03/11/21 18:43 ID:obVkRfcr
ヴェルナーは、もう何も言わない。
リリーの瞳がそっと閉じられる。
少しの間をおいて、二人は始めての口付けを交わした。
はじめは優しく、やがて濃厚に互いの舌を絡め合う。
「んぅ……んっ……」
ヴェルナーの節くれだった手がリリーの胸に伸びた。
指先が豊かなふくらみに触れ、やさしくもみしだくと、ビクン、と震えてヴェルナーに応える。
閉じていたリリーの目から一筋の涙がこぼれていく…。

「あぁ…っ、ヴェルナー…っ」
指が触れるたびに、リリーの体の奥深くから熱が生まれる。
長い口付けから開放されると、リリーはせつなく身をよじった。
ヴェルナーは潤んだ瞳で見上げるリリーの前髪をサラリと撫で、瞼にキスをした。
「もう泣くなよ……うんと愛してやるから。」
「……うん」
服の上からの愛撫は、安らぎとともに心地よい刺激を与え、リリーの体は急速に熱くなっていった。
901889:03/11/21 18:45 ID:obVkRfcr
ここまでです。じゃ、奇特な人がいたら後はよろしく( ̄。 ̄)/
902続編:03/11/22 21:51 ID:wpG0lsG+
ヴェルナーの肉の棒がリリーの蜜壷を狂ったように掻き回す度
精液の混じった愛液がほとばしり、淫靡な匂いが宿にたちこめる
「ンあああああああああああああああっ!」
「もっと・・・もっと奥まで突いてえぇぇぇっ!!」
めくるめく官能の嵐にヴェルナーは翻弄され、飲み込まれていった




何回果てたのかわからない
明け方、獣の交わりを思わせる匂いのついたベッドの上でヴェルナーは目覚めた
いつしかリリーの姿は消え、残されたものはヒリヒリと痛む己の一物と
「りっぱなお説教を聞かせてくれてありがとう。口先ばっかりじゃないことを信じてるわね」
というメッセージとともに一枚の請求書だけだった
ヴェルナーは呆然とつぶやいた








「・・・・・ローンは利くのかな?」
903名無しさん@ピンキー:03/11/22 23:22 ID:eg1kXOyc
そこはもう、一生大切にするから、とか(w
でもちょっと高すぎる気がするなあ、それだと。
904名無しさん@ピンキー:03/11/23 04:07 ID:DUfOqQMI
(1/9)
続編書いてみますた。
 純愛路線で行きます。チトハズカチイ(*´∀`*)
 エロは(5)までです。790=889たん、気に入らなかったらスマヌ。

「リリー、これを」
ヴェルナーはリリーの胸元を隠している服を引っ張った。
「う、うん」
先ほど、服を脱いだ後に、このブラウスだけはもう一度手に取ってしまっていた。
彼と、直接抱き合うのが怖い。汚れてしまった自分を見られるのが怖くて、
一度彼の前に裸を晒した後、無意識に胸元を服で覆ってしまっていたのだった。
しかし、ヴェルナーはリリーの気持ちを知ってか知らずか、そのブラウスを
彼女の手から奪い去り、床に落とした。
「や……っ!」
ぷるん、とこぼれた胸にヴェルナーが口付ける。
「ヴェル、ナ……、んんっ」
くちびるで乳房を柔らかく愛撫され、舌で乳首をなめ回される。だんだんと
胸の頂点が硬くなっていくのを感じ、それと共に甘い声が漏れそうになる。
リリーは思わず口元を手で覆った。
「いいから、声聞かせろよ」
しかし、ヴェルナーはそれを許さずに彼女の手をどけさせる。
「我慢しなくていいから」
その一言を聞いて、今までリリーが抱えてきた辛い思いが一気に弾けた。
905名無しさん@ピンキー:03/11/23 04:10 ID:d4f4GA7a
(2/9)
「ヴェルナー、ヴェルナー」
胸を吸っている彼の頭を抱き、泣きながら何度も名前を繰り返す。
「あたし……、ずっと、ヴェルナーの事を」
それから先の言葉を彼に告げる資格は、今の自分には、もう無い。
そう思ってリリーは口を閉ざす。
「俺、を?」
「……」
言葉の代わりに、ただ涙だけがこぼれて行った。
ヴェルナーは小さく舌打ちをすると、リリーの股間にいきなり指を滑らせる。
「やっ、やあっ」
先ほどの胸への刺激だけで、そこはすでにしっとりと濡れてきている。
何人もの男に抱かれ、快楽を憶えてしまった身体。
「あ、ん」
割れ目に沿ってヴェルナーが指を動かすだけで、いやらしい声が出てしまう。
「やっ、ヴェルナー、やめ……」
「我慢するな、そう言ったろう?」
指が動くたび、くちゅくちゅ、と濡れた音が響く。
「だって、私、もうこんな事言えな……、私、汚れ……て」
涙はあふれ続けているのに、ヴェルナーの指に応えて腰が勝手にくねってしまう。
906名無しさん@ピンキー:03/11/23 04:11 ID:bd1x3G3t
(3/9)
「いいか、お前は」
真っ直ぐリリーの目を見つめると、たまらずに視線を外す。そんなリリーを
感じさせている指は止めずに、反対の手で優しくリリーの頬を包んで
正面を向かせた。
「お前は、汚れちゃいない。お前が清めて欲しい、と言うなら、それでお前の
 気が済むならいくらでもそうしてやる。でも、お前は汚れちゃいないんだ」
「ヴェルナー……」
消えそうなリリーの声を飲み込むように深く口付ける。
「んくっ……、ん、ん」
リリーの手がゆっくりと持ち上がる。ためらいがちにヴェルナーの肩に触れ、
そして彼にしっかりとしがみつく。
「ヴェルナー、私」
長いキスの後、今度はリリーの方からしっかりと彼の目を見据えて。
「ヴェルナーが」
ヴェルナーは優しくリリーの脚を広げさせた。充分に濡れた秘所に
自分の硬くなった肉棒の先端を当てる。
「ヴェルナーが、……好き」
「ああ、俺もお前が好きだぜ、リリー」
一番聞きたかった言葉と共に、一番愛している男が身体の中に入ってくる。
「ん……っ!」
がくがく、とリリーの身体が震える。熱い気持ちが喉に詰まって、声が出せない。
「はあ……、っ」
「すげ……、気持ち、い」
腰を揺らしながら、ヴェルナーが奥へ、奥へと侵入してくる。
907名無しさん@ピンキー:03/11/23 04:13 ID:+lArgOJ5
(4/9)
見知らぬ男に抱かれる時、固く、固く目をつぶって考えていたのは、いつでも
彼の事だった。
自分は、今ヴェルナーに抱かれている。ヴェルナーに身体を任せている、
無理矢理にそう考え、そんな妄想にすがって辛い夜を何度もやり過ごしてきた。
快楽を感じると、彼の名を呼びそうになる。もちろんそんな事をしては
いけないのは分かり切っていたので、くちびるを噛んでこらえていた。
熟れた肉体を持った清楚な少女が、抱かれる時にはまるで処女のように
儚く身体を震わせ、嗚咽をこらえて涙を流す。その姿はひとときの欲望を満足させる為に
目をぎらつかせている男達の情欲をそそった。
経験も、テクニックも持ち合わせていない彼女が夜の街で客に不自由しなかったのは
そんな理由からだった。

「ううっ、あ」
それでも、今は目を開ける事ができる。
「ヴェルナー……」
思い続けていた彼の姿を見ながら、彼の名を呼ぶ事ができる。
「リリー、リリー」
そして、彼のくちびるから何度もこぼれるのは、リリーの耳に聞こえてくるのは
愛おしそうに彼女を呼ぶ声。
908名無しさん@ピンキー:03/11/23 04:14 ID:+lArgOJ5
(5/9)
「ヴェルナー、私、私、っ」
ゆっくりと、探るようだったヴェルナーの動きが、徐々に大胆に、大きいものへと
変わっていく。
「気持ち、いいか?リリー」
こくこく、と何度も頷く。
絶頂、へと導かれた事はある。それでも、今彼に全身で与えられている快楽とは
全然違ったものだった。
「こんな……、の、初めて、私」
自分から首をあげ、キスをねだるとヴェルナーはすぐにそれに応えてくれる。
ヴェルナーの動きに合わせて、自分からも腰を振る。お尻がほんの少し浮き上がり、
そして落ちるとシーツにたっぷりと染みこんだ自分の愛液の存在を改めて感じてしまい
身体が熱くなる。
「気持ち、いい……好き、ヴェルナー、私、いくっ!い、っちゃう」
「いいぜ、来い、俺の所へ来い、リリー」
「キス……」
くちびるを合わせる、ほんの一瞬前。
「愛してるぜ、リリー」
ヴェルナーがそうつぶやき、それを聞いたリリーが登り詰める。
「く、っ」
びくびく、ときつく締め付けてくる粘膜に搾り取られるように、その後すぐにヴェルナーも精を放った。
909名無しさん@ピンキー:03/11/23 04:15 ID:+lArgOJ5
(6/9)
数日後、アトリエでもう一度最初から錬金術のレシピを見直しているリリーに、
「あの〜、先生、これ」
イングリドとヘルミーナの二人がずっしりと中身の入った袋を差し出した。
「何?えっ、こ、これは」
中にはかなりの額の銀貨が入っていた。
「あなた達、これ」
「イングリドがランドージャムの調合する時、配合を間違えたんです。本当にガサツなんだから」
「うるさいわね。それで、すごく甘く濃くなっちゃったから、あのいつも甘いもの欲しがる
 冒険者の人いるじゃないですか、あの人の所に持って行ったら高く買ってもらえて」
同時にぺこり、と頭を下げる。
「先生、ごめんなさい!それで、バッチ依頼、って言うんですか?それ、受けちゃって」
「勝手にレシピ書き換えて、先生に内緒で依頼受けてごめんなさい!」
「あなた……達」
驚いているリリーの前で、二人はぼろぼろ、と涙を流した。
「でも、せんせ、お金無くて、元気も無い……から、元気になって欲しくて」
「私達、なんでも先生の言う事聞きます。お手伝いももっと一生懸命するから!」
二人はリリーに抱きつき、わあわあ、と大声で泣き出した。
「うん……、ありがとう、ごめんね、ごめんね。私、頑張るから。もう大丈夫だから」
イングリドとヘルミーナをしっかりと抱きしめ、にっこりと笑って見せた。
「良かった……、せんせぇ、笑って……る」
910名無しさん@ピンキー:03/11/23 04:16 ID:+lArgOJ5
(7/9)
「リリー、いる?」
アトリエのドアを開け、入って来たのはイルマだった。
「ねえリリー、あなた病気だったんだって?」
リリーの顔を見るなり、心配そうな顔で駆け寄ってくる。
「はあ?」
「ヴェルナーさんに聞いたのよ。体調が悪くて、錬金術も失敗……、あ、ごめんなさい。
 錬金術も上手くいってなかったって」
「あ、ええ」
もごもご、とごまかすように口の中でつぶやく。
「でも、もう良くなったんでしょ?それで早速だけど、依頼をお願いしたいの。
 オニワライタケと、マッシュルーム、三十個ずつ。期限は早い程いいわ」
「ね、ねえイルマ、いつも思うんだけど、キノコなら雑貨屋さんで売って……」
イルマはリリーに歩み寄ると、彼女をしっかりと抱きしめた。
「あたしは、リリーの用意してくれたアイテムが欲しいの。どうしてもリリーじゃなきゃ、
 イヤなのよ。分かる?」
そう言っていたずらっぽくウィンクする。
「イルマ……、ありがとう」
少しずつ、自分の方から距離を置くようになってしまった人々。
それでも、相手の方から自分の元へと戻って来てくれる。
「本当にありがとう、イルマ」
911名無しさん@ピンキー:03/11/23 04:17 ID:+lArgOJ5
(8/9)
「お邪魔するわよ」
レシピの書き換えも大分進んだ頃。シスカがアトリエを訪れた。
「リリー、ルージュの制作を依頼したいんだけど、いいかしら?」
「は、はい、でも」
以前作ったルージュを渡した時、シスカは不満そうな顔をしていた。
それを思い出してリリーは口ごもってしまう。
「それで、差し出がましいようなんだけど、調合をしている所を見せて欲しいの」
「えっ?……は、はぁ」
突然どうしたのだろう、と思ったが、言われるままに材料、機材を準備する。
「はっきり言わせてもらうけど、あなたの作るルージュは、色と伸びが悪いの」
「は、はぁ」
いきなり品質の悪さを指摘されたリリーは肩を落とした。
そんなリリーを安心させるようにシスカが微笑む。
「ごめんなさい、差し出がましいとは思ったんだけど。錬金術は分からないけど、
 化粧品の事なら少しお手伝いができるかもしれないと思って」
テーブルの上に用意された材料を指さす。
「多分、宝石草のタネの砕き方が足りないんだと思うわ。使用感がザラついているから。
 肌に乗せるものは粒子が細かければ細かい程いいのよ」
言われた通りに、いつもより丁寧にタネをすり潰すと、いつものくすんだ赤ではなく
深みのある紅色へと変化していく。
「そうね……、この色なら合格」
シスカはまだ水分を飛ばしていないルージュの元を薬指に取った。
「これくらい薄付きだったら、あなたにも似合うわね」
その指でリリーのくちびるをそっと撫でた。
912名無しさん@ピンキー:03/11/23 04:18 ID:+lArgOJ5
(9/9)
自分用に作ってみた、薄付きのルージュ。それを塗って、ドキドキしながら
ヴェルナーの店へと向かう。
「よう」
階段を上がると、いつものぶっきらぼうな挨拶。
「ありがとう」
「あん?」
「いろんな人に、私の工房の宣伝してくれてるから」
「ああ」
少し照れたような表情を隠すように、ぽりぽり、と頬をかく。
「まあ、宣伝するだけはしてやったけど、品質の悪いモン作って泣きを見るのはお前だ。
 せいぜい頑張るんだな」
「そんな事言われなくても、頑張ってるわよ」
ふっ、とヴェルナーがリリーの顔を見る。
「……ちょっと、こっちへ来い」
「何よ」
ちょいちょい、と手招きをされ、誘われるままにカウンターへ向かう。
「……何よ」
まじまじ、と顔を見つめられ、照れ隠しに怒ったような声でつぶやく。
「何だか、いつもと感じが違うか?まあ、同じ、って言えば同じだが」
「だから、何だって言うのよ……!」
ヴェルナーは椅子から立ち上がり、カウンター越しにリリーの肩に手をかけた。
「いつも、いつでも。ずっと、お前はお前だ」
そう言って、カウンターに身を乗り出してリリーに甘いキスをした。
913889:03/11/23 17:02 ID:JWeXoeqr
>>904
うおおっ、スゲエ!マジ感動しますた!

コンセプトを引き継ぎながら、ここまで絶妙に表現するとは。
格の違いを感じました。即コピペ・永久保存です。

いやぁ、神さまありがd(´∀`*)
914名無しさん@ピンキー:03/11/23 17:25 ID:tyat8D4h
なんといい話…・゚・(ノД`)・゚・
最後のヘルミーナ&イングリドも凄くかわいいッス!
神様に感謝(*´Д`)
915940:03/11/23 23:56 ID:yGKRkyc4
>913=889=790
そう言って頂けると嬉しいです!書いてヨカッタ(*´Д`)

私、実は>795なんですが(w
なんか無責任な事言っちゃったかなあ、と気にしてたんですが
本当に889さんが文章書いてくれたので、
こっちも頑張らねば、とか思ってしまいまして。

文章分かりやすいし、なんかすごくイマジネーションがわきました。
今度、気が向いたら是非!エロエロにも挑戦してみて下さい〜。
916904:03/11/23 23:57 ID:yGKRkyc4
ごめん、940ではなく904ね。

ところで新スレは950くらいでいいのかな?
917889:03/11/24 19:56 ID:WZPOhJbE
いいんじゃない。

っていうか、>>904=>>915たんありがとう。っていうか褒めすぎw
そんなに文章褒められたのはじめてだ( ノД`)

実はまた妄想考えててな。メロドラマ好きだけどどうもエロは苦手みたいなので
もし投下できたら是非続き書いてもらいたいと。
何より、あなたのリリーネタをどうしてもまた読んでみたい。

馴れ合いするのもなんだが、君ほどのネ申ならみんな満足だろう。
もし甘えさせていただければ、次スレでよろしくお願いしたいな。
918名無しさん@ピンキー:03/11/25 19:44 ID:obeSRSks
ルイ盗マダ〜?(・∀・)
919名無しさん@ピンキー:03/11/27 11:20 ID:6b+O99lU
>>918
確かにルイ盗は待ち遠しいがw
今は、新たなる神>>904の光臨を祝うべきではないだろうか?
920名無しさん@ピンキー:03/11/27 11:58 ID:4Fyzhp26
ここって百合書いていいんだっけ? 良かったら、ロード×ヴィオ×鰤とか書きたいんだが。
921名無しさん@ピンキー :03/11/27 13:08 ID:TjHRmdEW
>>920
どうぞ!
922名無しさん@ピンキー:03/11/28 01:33 ID:8n4p/OTx
薔薇は駄目で百合はいいのか・・・
923名無しさん@ピンキー:03/11/28 08:23 ID:GVZGHzWU
>>922
801板はあるが百合板は無いからいいんでないの
924名無しさん@ピンキー:03/11/28 12:28 ID:37n1wGNk
>923 超納得。
925インキュバス:03/11/28 20:00 ID:1Y3ry1rt
なんという甘やかな手触りだろう。そっと力を込めるだけで、フワリとしたマシュマロのような感触が指先を包み込み、
力を抜くとみずみずしい弾力が掌をはじきかえす。
これだけ豊かで柔らかな乳房は、横になったらだらしなく形を崩しそうなものだが、
内部から何かはちきれそうなくらい膨らんでいる為、仰向けになっても、まるでボールのような半球形を保っている。
男は我を忘れて、鷲掴みみしたルイーゼの双乳を揉みしだき、その都度、甘美な柔肉がその美しい形を変える。
「あ・・・ふァ・・・」
視力を奪われた大きな瞳に涙をいっぱいに溜め、ルイーゼは息を荒くする。
「ああ・・・いい、いいですよ、あなたのオッパイ。最高だ」
掌からたっぷりはみ出す膨らみの、その頂点にあるごく薄いピンクの乳首を口に含み、軽く吸う。
「んっ、ンン!」
「どうです?なかなか感じてらっしゃるじゃないですか」
小粒の果実のような乳首をそっと噛み、舌で転がす度、ルイーゼの肢体はビクン、と跳ね
愛らしい唇から愉悦と恥辱の入り混じった喘ぎ声が漏れる。
「そんなァ・・・あァン!」
「おや、どうしました?そんなにお尻をモジモジさせて?」
緩急つけた男の愛撫を受け、身体の奥底から湧き上がってくる疼きを、ルイーゼはどうにも抑えきれないでいた。
それは彼女自身想像だにしなかった、たまらなく暗く危険な欲望を一瞬ごとに呼び覚ましていく。
926名無しさん@ピンキー:03/11/29 21:36 ID:FOCUTOTC
たぷたぷオパーイがたまらん(;´Д`ハァハァ
927920:03/11/30 01:01 ID:8hDaC0ZL
んでは書かせていただきます。
ロードフリード×ヴィオ×鰤(という表記でいいのかな?)
挿入無しのヌルぽSSです。
百合苦手な方は、「百合」をNGワードに指定しておくといいと思います。
928秘密のスタンプ帳(百合含む):03/11/30 01:02 ID:8hDaC0ZL
(1-11)
「ぱんぱかぱ〜ん、おめでとうございます!ヴィオラーデンのお買い物スタンプが
 十個たまりました〜!」
カウンターのヴィオが、ぱちぱちと手を叩いた。
「そんなに騒がなくてもいいわよ。どうせ、もともとあなたに押し付けられたものだし」
スタンプ帳の持ち主、ブリギットはヴィオの隣で店番をしているロードフリードが
気になるらしく、ちらちら、とそちらばかりを伺っている。

『お得意様だけにこっそり配ってるんだよ』、そう言われてもらったスタンプ帳。
お買い物一回につき、にんじんの絵のハンコが一個押される仕組みになっている。
「で、これがたまると何かあるのかしら。別に何か品物が欲しい、って訳じゃないのよ。
 ただ単に少し興味があるだけで……」
そう言いつつも、ブリギットは嬉しそうな顔でそわそわしている。
「えっとねえ、ヴィオラーデンからの感謝の気持ちとして、スペシャルワンダホーな
 サービスが受けられるの。ねっ、ロードフリードさん」
「そうだよ。店もそろそろ閉店の時間だし、丁度良かったね。お店を閉めるまで、
 少し待っててくれるかな、ブリギット?」
サービス、とやらの内容はわからないが、ロードフリードに笑いかけられたので、
ブリギットはこくん、と頷いた。自らも閉店作業を手伝い、ヴィオラーデンの
ドアの鍵はすぐにきちんと閉められた。
929秘密のスタンプ帳(百合含む):03/11/30 01:04 ID:8hDaC0ZL
(2-11)
「ブリギット、こちらへどうぞ!」
ヴィオはとんとん、と軽快に足音を立て、二階の兄妹の部屋へと向かっていく。
「え?」
「ほらほら、遠慮せずに」
どうしてそんな場所に連れて行かれるのか疑問に思ったが、
「さあ、どうぞ」
紳士然としたロードフリードにうやうやしく手を取ってもらうと、ぽーっとなってしまう。
ヴィオがドアを開け、ブリギットを押し込むようにしてロードフリードも部屋に入る。
「それで、あなたのお部屋とスタンプ帳のサービス、どんな関係が……」
突然ロードフリードに抱きすくめられ、ブリギットの呼吸が止まった。
「ロ、ロードフリード、さ、ま……」
弱々しい声はロードフリードのくちびるにふさがれてしまう。
「でも、良かったね。ブリギット、ロードフリードさん大好きだもんね」
驚きのあまり、抵抗も忘れているブリギットのドレスをヴィオはどんどん脱がせてしまう。
「あ、あなた、何してるの」
愛しい人に突然与えられたキスのせいで火照った身体が空気にさらされ、
少し身震いしてからブリギットはヴィオを振り返った。
「何、って。サービス、サービス」
「サービス、って、あなた」
落ちそうになっているドレスを両手で押さえようとするが、その手は
ロードフリードにつかまれてしまう。
930秘密のスタンプ帳(百合含む):03/11/30 01:05 ID:8hDaC0ZL
(3-11)
「あ、っ」
きめの細かい白い肌から、真っ青なドレスがするり、と滑り落ちる。
「きゃ……あっ!」
手を押さえられて、乳房を隠す事もできずにブリギットは小さな悲鳴を上げた。
「ブリギット、きれい」
ヴィオがうっとりとため息をつく。
「本当だ。とってもきれいだよ、ブリギット」
「あ……、あ、あ」
かたかた、とブリギットの脚が震えている。頬は赤く染まり、固く閉じられた
目の端には涙が滲んでいる。ロードフリードは少し背をかがめると、首を傾けて
ブリギットの薄桃色の乳首にくちびるを近づけた。
「く、んっ!」
乳首をくちびるに含まれ、ブリギットの細い身体が緊張する。
「ロードフリードさん、ブリギットが倒れちゃう〜」
脚に力が入らず、へなへな、と今にも崩れ落ちそうなブリギットを後ろから
支えているヴィオが困ったような声を出した。
「ああ、それじゃあベッドへ行こうか?」
返事もできないブリギットを抱き上げ、ロードフリードはヴィオのベッドへ向かう。
すぐその後をヴィオがちょこちょこ、と追いかけた。
931秘密のスタンプ帳(百合含む):03/11/30 01:06 ID:8hDaC0ZL
(4-11)
「あ、あの、私に、何をするつもりなんですの……?」
服を全て脱がされ、ベッドの中心に座らされたブリギットは、おびえて自分の身体を
抱きしめている。
「何、って。だから、ヴィオラーデン特製のサービスですよね、ロードフリードさん」
自分から服を脱いだヴィオは、いたずらっぽく笑っている。
「そう。たっぷり楽しませてあげるからね、ブリギット」
ロードフリードがブリギットの前で服を脱いでいく。男の裸を初めて目にして、
思わずブリギットは目線をそらせた。
「ブリギット、緊張してるなあ。はい、リラックス、リラックス」
ブリギットの背中にヴィオがぴったりと貼り付いた。後ろからいきなりブリギットの
胸を押さえ、たぷたぷ、と揺らす。
「きゃっ!」
「ヴィオ、ダメだよ。そんなにいきなりじゃ、ブリギットが驚くだろう」
今更驚くも何もあったものではないが、
「怖くないからね、ブリギット。身体の力を抜いて、俺達に任せていればいいから」
優しい声で語りかけられると、ほんの少しだけ安心できるような気がした。
932秘密のスタンプ帳(百合含む):03/11/30 01:07 ID:8hDaC0ZL
(5-11)
「ん……、っ」
顎に指をかけられ、ロードフリードに甘いキスをされる。
「はあ、っ」
ちゅっ、ちゅっと何度も軽いキスを繰り返しながら、ロードフリードの手が
ブリギットの胸に伸びた。肌の表面だけをゆっくり指でたどっていくと、
そのかすかな刺激にブリギットのくちびるからは物欲しそうな吐息が漏れる。
「ブリギットの髪、いい、にぉい……」
ヴィオはブリギットの首筋や敏感な耳元に熱い吐息を吐きかけながら、手の届く限りに
だんだんと汗ばんでくる彼女の身体をそっとなで回す。肩のラインを手のひらで
なぞり、ロードフリードが口を付けている乳首のすぐそばをくすぐり、くびれた
ウエストから太ももまで伝って下りていく。
「う……、あっ!」
ヴィオとロードフリードの手が、同時にブリギットの脚の付け根に伸びていく。
「あ、あぁ」
身体全体、特に胸を念入りに攻められ、ブリギットのそこはじんじん、と熱くうずいていた。
(は、早く……、早く)
ぼんやりと心地よく痺れていく頭の中で、ブリギットはそこに触れてもらう事を望んでいた。
それなのに、どちらの手も決して肝心な場所には訪れようとしない。
「や……、あぁ」
ブリギットの腰が、より一層強い快楽を求めてくねり始める。
「もう、私、私」
933秘密のスタンプ帳(百合含む):03/11/30 01:08 ID:8hDaC0ZL
(6-11)
ブリギットの中心からは、シーツを濡らす程の愛液がこぼれていた。
「どうしたんだい?ブリギット」
じっと、ロードフリードに目を見つめられる。
(憧れのロードフリード様に、こんな淫蕩な私を見られてしまうなんて、でも)
今まで、身体の中にこんな淫らな刺激を求める自分が住んでいたなんて、知らなかった。
「もっ……」
もっと、と言ってしまいそうになり、ブリギットは、ぐっ、とくちびるを噛んだ。
「ブリギット、我慢しなくていいんだよ。どうして欲しいの?」
いつもは無邪気なヴィオの声。普段と同じ可愛らしい声なのに、今日はなんだか、
少しだけ意地悪に聞こえてしまう。
「今日は、大切なお客様であるブリギットへのサービスだからね。して欲しい事は
 なんでもしてあげるから、言ってごらん」
ロードフリードの指が、愛液をあふれさせている中心、ブリギットの膣口にそっと触れる。
「あ……っ」
ぬるぬるしている愛液をたっぷりと指先に絡め、くるくる、と小さく円を描くように
指を動かすが、ブリギットが一番触れて欲しい場所、一番感じる場所だけは避けている。
「ロードフリード、様」
紅潮したブリギットの頬に涙がこぼれた。
934秘密のスタンプ帳(百合含む):03/11/30 01:09 ID:8hDaC0ZL
(7-11)
「どうしたんだい?ブリギット。君は今日の主役なんだから、なんでも望むまま、
 希望を言ってくれていいんだよ」
とろとろに濡れたロードフリードの中指が、ブリギットの中に少しだけ入ってくる。
そして、すぐに出て行ってしまう。
「そう。素直になって、ブリギット。欲しいでしょ?」
ロードフリードが弄っている場所のすぐ上、ブリギットが刺激して欲しい場所を、
ヴィオが触れるか触れないかくらい、かすかに指先でつついた。
「あっ!」
がくがく、とブリギットの身体が震え出す。
「うあ……っ、あぁっ」
しかし、快楽を与えられたのはほんの一瞬。またロードフリードとヴィオは
ゆるやかに、間接的な愛撫を続ける。
「ロ、ロードフリード様、ヴィオ……」
涙で喉が詰まりそうになりながら、ブリギットはかすれた声を出す。
(今日の主役、なんて言って……、希望を言え、だなんて。まるで私の方から
 恥ずかしい事を言い出すのを待ってるみたいじゃないの)
ふっ、と気づく。
みたい、ではなくて、二人はブリギットにねだらせようと、もったいぶって、焦らしている。
935秘密のスタンプ帳(百合含む):03/11/30 01:10 ID:8hDaC0ZL
(8-11)
(そんな事、私の口から言える訳……)
心の中では葛藤しているが、身体はどんどんと高められていく。
(そんなはしたない事……、でも、でも)
閉じようと思っているのにだらしなく開いてしまうくちびるからは、自分のものとは
信じたくないようないやらしい声がこぼれている。
(でも……、もう、だめ!)
「お、お願い、します」
ひっく、ひっくと泣きながら、耐えきれずに懇願の言葉が口をついてしまう。
「どうしたんだい、ブリギット?」
「このままじゃ、私、おかしく……、お願い、どうにかして」
ぶるるっ、と身体が震える。
「ねえ、ブリギット、それじゃわかんないよ。気持ちよくなりたい、とか、
 ……いかせて欲しい、とか、きちんと言ってくれないと」
ふふっ、とヴィオが笑う。
「そうだね、ヴィオの言う通りだ。もう一度、はっきりと君の希望を言ってみて
 くれないかな、ブリギット?」
ロードフリードの手がブリギットの膝に当てられる。細く形のいい脚を
ゆっくりと開かせていく。
936秘密のスタンプ帳(百合含む):03/11/30 01:11 ID:8hDaC0ZL
(9-11)
「ああっ……、お、お願いします」
大きく開かれた脚の間に、ロードフリードが顔を入れる。ひくひくしている中心に、
ふっ、と息を吹きかけると、それだけで新鮮な蜜がこぼれ落ちてくる。
「ロードフリード様、気持ちよく、して……ううっ、私をいかせて、下さいまし」
頬から火でも噴き出したかのように、まるで燃え上がってしまうかと思うくらいに
恥ずかしさが全身を駆けめぐる。
そして、羞恥が満たされている身体に確かにこみ上げる、ゾクゾクするくらいの期待感。
「ヴィオにも、お願いしないとね」
ロードフリードが両手の親指でブリギットのやわらかい肉を広げた。
「ヴィオラート……ヴィオラートにもお願いするわ、だから私を気持ちよくして……」
首だけ後ろを振り返り、はあはあ、と息を荒げながら切なそうな瞳で訴える。
「うん……可愛い、ブリギット」
ヴィオが首を伸ばし、ブリギットに口付ける。同時に、ずっと待ちわびていた場所に
ぺちょり、とロードフリードの舌が押し付けられた。
「……!」
親指でそこに被っている皮を剥き上げ、同時にその突起が一ミリも逃げないように
しっかりと押さえつけ、濡れた舌で丹念にねぶる。
(私……、ヴィオラートに、女の子にキスされて……、それなのに)
ヴィオは舌を絡めながら、やわやわ、とブリギットの乳房を揉みしだいている。
937秘密のスタンプ帳(百合含む):03/11/30 01:12 ID:8hDaC0ZL
(10-11)
ロードフリードはブリギットに聞こえるように、わざとぴちゃぴちゃと大きな水音を立てる。
ぴくぴく、と痙攣しているブリギットの身体中に玉のような汗が浮かんでくる。
(気持ち、いい……、こんな、こんなの、初めて)
自分から脚を大きく開いて、片手でロードフリードの頭を押さえつけている。
もう片方の手はヴィオに取られ、ブリギットと同じようにぐしょぐしょになっている
彼女の股間を弄る事を強要されている。
(あつい……、熱くて、気持ち、い……)
びくん、とブリギットの身体が跳ねた。
「いっちゃうかな?」
ヴィオがブリギットのくちびるから口を離す。声も出せないブリギットは、ヴィオの
目を見つめ、ただこくこく、と何度も頷いている。
「いいよ。いって」
ヴィオが、ふっくらとしたブリギットの上くちびるの中心を、ぺろり、と舐めた。
「ふ……っ!」
それが引き金になったのか、途端にブリギットは頂点に到達した。
「あ……っ、あっ、あぁ」
愕然としたようなブリギットのあえぎ声。
「ああ……、ん」
それでも、すぐに満足そうなため息を漏らした。
938秘密のスタンプ帳(百合含む):03/11/30 01:13 ID:8hDaC0ZL
(11-11)
「スペシャルワンダフルな、サービス……ねえ」
「ワンダホーだよ、ワンダホー」
ぐったり、とベッドに横たわっているブリギットの額に滲んでいる汗を、ヴィオは
やわらかい布で優しく拭いてやっている。
「まあ、今日はここまでだね。最初からあんまり過激な事しても疲れてしまうだろうし」
「あ、そう言えば、もうすぐロードフリードさんもスタンプたまるんですよね」
ヴィオは服を着ているロードフリードに微笑みかける。
「ああ、そうだった。今やってる店番が終わったら、ゆっくり買い物に来るよ」
「えと、あの、ヴィオラート?」
「ん?」
ブリギットは、真っ赤になった顔の熱も冷めないままに上半身を起こす。
「ロードフリード様がお店番終わったら、その……、私がお手伝いしてもよくてよ」
(そうすれば、今度は私がロードフリード様にご奉仕できるのかしら)
ドキドキ、と高鳴る胸を押さえる。
「うん、だったらお願いしようかなあ」
ヴィオもブラウスを取り、袖に腕を通している。ブリギットはそのブラウスの裾を
そっとつまんで、
「それと……、新しいスタンプ帳は、早速頂けるのかしら?」
すました声でささやいた。
939名無しさん@ピンキー:03/11/30 18:04 ID:0dm6AERh
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!!
キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!

まとめ方がうまい!
焦れるブリタンと小悪魔なヴィオタンにハァハァさせて貰いました。神様アリガトウ。
禿しく続編きぼん!むしろシリーズ化きぼん!
940インキュバス:03/11/30 18:32 ID:FkF+QmzP
「ああ、これは、これは・・・知りませんっ。あ、あなたが変な薬を!」
「確かに『夢魔の誘惑』は女性の性欲を強くいたしますがね、元々存在しないものを高めることはできません。
その欲望はね、お嬢さん。貴女が元々隠し持っていらっしゃったものです。フフフ」
そう言って男はルイ−ゼの硬くなった乳首をつまんで、かるく捻った。
「ひゃ!あアァン!」
意思に反して、一秒ごとに強くなってくる暗く、妖しい疼き。なんで・・・なんで自分はこうなっちゃったんだろう?
股間が疼くたびに、じわり、と身体の奥の方から得体のしれない分泌物が染み出し、蜜壺を濡らしていくのがわかる。
(ああ、あそこがこんなになっちゃってる・・・わたし・・・女なんだわ・・・」
熱く濡れはじめた秘所に男性自身を受け入れて、激しく突かれたらどんなに気持ちがいいだろう。それはおぞましくも狂おしい、危険な衝動だった。
「さあ、あまり待たせてもいけませんね。そろそろ素敵な裸を拝見させていただきましょうか」
男の手がはだけたルイーゼのドレスをゆっくりと剥ぎ獲っていき、雪のように輝く白い裸身が次第にあらわになっていく。
「い、いやァ・・・」
未だかつて他人の眼に晒したことのない裸を、こんな卑劣な男に見られてしまう!その羞恥心がルイーゼに微かな抵抗を命じた。
「やめて、やめてェ、これ以上見ないでェ・・・」
ありったけの力を振り絞って身をくねらせ、腰下までずり下げられたドレスを掴む。
「フウ、全く強情なお嬢さんだ。我慢のし過ぎは身体に毒ですよ?ま、そちらがその気なら」
男がパチン!と指を鳴らすと、シュッと床を這う音と共に、何か細長いものがルイ−ゼの手首に絡みつき、強引に頭の上の方まで引き上げる。
「ヒ・・・ヒイイイイッ!」
『生きている縄』の毒蛇のような動きに、ルイーゼは完全に動きを封じられた。
941インキュバス:03/11/30 19:33 ID:FkF+QmzP
「あまり無粋な真似はしたくないのですが、仕方ありませんね。あまりに素敵なお身体を隠そうとなさるからいけないんですよ?さあ、続きです」
「あああ、やめてェ・・・」
けぶるような金髪を揺らしていやいやをすると、ルイーゼの剥き出しの巨乳がブルルン、と揺れた。
こんな形で生まれたままの姿を男性の前に晒されるのは耐え難い屈辱であったが、男の手は容赦無く彼女の曲線に富んだ肢体からつややかなスリップドレスを剥ぎ取っていった。
「・・・おお。なんて綺麗な裸なんだ!・・・」
透きとおるような白い肌のなかで、激しく揉みしだかれた乳房がほんのりと紅い。
信じられない程細くくびれたウエストが、小さな純白のショーツに包まれた腰に続き、そこから適度にむっちりとした太腿がまっすぐに伸びている。
「本当に素敵なカラダだ・・・」
きつく抱きしめたらポキンと折れてしまいそうな華奢な身体なだけに、豊かに隆起した乳房が男の劣情をそそる。
「下着も可愛らしい・・・うん?これは・・・」
細かな刺繍の施された純白のショーツのデルタ地帯が、ごく、うっすらとだが確かに湿っているではないか。
「いけませんねえ。口では嫌だとおっしゃっていますが、貴女の一番恥ずかしい部分は、もうこんなに濡れてらっしゃいますよ」
「そんな!う、うそっ」
「嘘なもんですか、ホラ」
ふっくらと盛り上がったその部分を男が撫でると、かつて感じたことの無い衝撃がルイーゼの全身を疾った。
「はうゥッ!!」
『ぬばたまの帳』に奪われたはずの暗黒の視界が、真紅の稲妻に紅く閃いた。
「・・・何ですか。はしたない。それでも処女だと言い張るんですか?」
ルイーゼのあまりに過敏な反応に一瞬呆然とした男だったが、嬉しそうに笑うと滲み出した薄い布から透けるクレヴァスを、中指でゆっくりとなぞった。
「ククククッ。その純情そうなお顔にすっかり騙されてしまうところでしたよ」
「ちがーーーんふうっ!・・・そんな・・・あンッ!やめて・・・変になっちゃーーームグンンンンッ!」
942928:03/12/01 23:23 ID:aTBH0hhz
>939
どうもありがとうございます。
また何か思いついたら書かせてもらいますんで、ヨロシコー。
943名無しさん@ピンキー:03/12/03 07:04 ID:gyfOhEaK
ほしゅ。
944名無しさん@ピンキー:03/12/04 00:22 ID:xyZp+Bqx
『テンプレ』
前スレ アトリエロSS・part2.5
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1046342179/

前々スレ アトリエロSS・part2(途中で倉庫落ち)
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1045/10457/1045756168.html

前々々スレ ユーディーのアトリエロSS(初代スレ)
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1025/10255/1025550374.html

 …ガスト統合スレにするんだっけ?
  ゲーム板のスレとかは別に書かなくてもいいよね?
945名無しさん@ピンキー:03/12/04 07:42 ID:TUt+AaXV
スレタイは「アトリエロ」を継承する形でいいと思う。
元ネタが何なのかわかりやすいというのもあるし、
……というより、「ガスト総合」にしてもアトリエシリーズ以外は、
ネタにしにくいかと。他作品では「黒い瞳〜」ぐらい?

個人的には「アトリエロ」を冠して、
テンプレに「ガストの他作品もOK」と一行付け加えるぐらいでいいように感じた。
946名無しさん@ピンキー:03/12/04 12:51 ID:61hW92No
今回のスレ埋め立てではザマスおばさんの続きは読めるだろうか・・・
947名無しさん@ピンキー:03/12/04 16:14 ID:Bsz1WhyU
【ガスト統合】アトリエロSS・part3
948名無しさん@ピンキー:03/12/05 23:59 ID:ky4fhs1D
>947
 スマートでいいな、それ

ザマスおばさんの続き読みたいザマス!
949名無しさん@ピンキー:03/12/06 00:05 ID:/Q+jJwZk
↓↓↓次スレ↓↓↓
950名無しさん@ピンキー:03/12/06 01:06 ID:QpWSBXRI
>>970でいいじゃん
951名無しさん@ピンキー:03/12/06 16:21 ID:EPBGkEZu
この前もののけうpしてた人がいたら追い出されてた。
是非ガスト総合でよろしく!
952名無しさん@ピンキー:03/12/07 05:04 ID:2lwsd9Cx
【ガスト総合】アトリエロSS・part3
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1070740940
たててみますた。
953名無しさん@ピンキー:03/12/10 19:06 ID:3wrtVHzH
レス953で容量は470KB・・・。微妙・・・。
954名無しさん@ピンキー:03/12/18 21:15 ID:3fkO4LWk
何とかなるさ。
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ