現在の屋敷の住人達
(前スレに登場していないキャラに関しては割愛させていただきましたが
再登場を拒むものではありません。復帰する場合はその折に自己紹介をお願いします)
名無しの御主人様
言わずもがな、この屋敷の主。
メイドたちの粗相に対して数々の「お仕置き」を下す。
客人
御主人様の友人伯爵
主人の旧友。屋敷を密かに訪れ、訪れるたびに屋敷の様子を傍観し、
その淫らな欲求を満たしては帰途につく。
安藤 五月@伯爵家使用人
友人伯爵家のメイド。御主人様である友人伯爵に好意をよせているが
関係が進展しないことに悩む。
伊達 雅彦
主人の弟、重臣の大学の後輩で書斎を借りている。宝石学が専門。
志保に関して指示を受けているが、自分でも志保が気になっている模様。
小次郎
絵を描くため屋敷に居候している主人の友人。
不能であるというコンプレックスにより、サディスティックな性癖を持つ。
マスター・カイル
主人の旧友で、屋敷に居候中。見た目は青年だが、全身の傷痕など謎が多い。
過去に何かがあったらしく、ある特殊な体質を持っている。
使用人(メイド)
里村 志保
特に料理が得意なため、厨房を任されているメイド。
伯爵になにやら厳しい躾を受けている様子。
萩野 瑞葉
主人を慕う親戚の娘。一度は実家に帰ったものの家出、
自ら望んでこの屋敷でメイド見習いをしている。
留萌 みかさ
元気で明るい健康的なメイド。
柔道と合気道合わせて三段。北海道出身。
エイダ・ラブレイス
銀髪碧眼の貧乳少女。
屋敷を訪れるや否や、その日のうちに主人に処女を奪われる。
秋山 麗
ここの主人を虜にするため、とある館から潜入してきたメイド。
演技派だが浸りやすく、割と冷静だが考えは薄い。
椿 杏樹
掴み所の無い性格のお姉さん系メイド。
軽い二面性があり、幼い少女と大人の女が入り混じったような言動。
使用人(メイド以外)
名無しの執事
謎多き執事。 屋敷の規律を保つのに一役かっている。
見城 暁
執事見習いの男装の少女。
一見したところ声変わり前の美貌の少年といったところ。
性的な方面については、知識も経験もほとんどない――はずなのだが。
薬物などに対しては非常に過敏な体質。
屋敷の臨時作業員・本名;鬼頭裂矢(きとおれつや)
日本語が変で動作が鈍い青年。
喧嘩は強いが、勉強は駄目。
臨時で屋敷の作業員をやっている。
新規参加ガイドライン
・まずは役作り
役職ガイドラインを参考に、なりきる役柄を決める。
最低でも名前(メイド以外は名無しも可)、屋敷との関係、大まかな性格は決めるように。
容姿やセクース時のスタンス(受け入れる嫌がる優しく強引etc)等、細かく決まっていればなお良し。
(これらは、矛盾しない程度にあとから付け足しても良いです)
今は役を問わず、責め側を切に希望中(藁
・最初から飛ばす必要は無い
なりきる以上、屋敷の人間としても当然新人。
役としてはともかく、演じる方は無理なことはさせません。(と言うかさせないように)
屋敷での生活を描きつつ、他人の行為を覗き見る、おもわず自慰する、という程度でも。
表現しにくい(苦手な)行為があれば、あらかじめメアド欄で言うように。
・時間合わせがカギ
できれば前もって参加できる時間を伝えておけると、早めに開始できるので良い。
できなくても、早め早めに待機すれば終了時間も早くなる。
(むろん、連絡はメアド欄で。本文はできれば一人の動き、ダメなら空欄)
待機者が出てこないと、ずるずると開始時間・終了時間が遅くなるので注意。
【無名で待機するときはメアド欄に役名・新人の旨等を忘れずに。これで手間がかなり省けます】
役職ガイドライン
・屋敷の住人(基本的に常駐)
血縁関係又は養子縁組等 役割は重複可
下の名前は設定可 設定しない場合は「名無しの○○(関係)」
通常プレイ+お仕置き用の部屋を使用可(致命的なプレイは不可)
屋敷の全権を握っているので、いろいろと強要したり行為を許可したりできます
・お客様
関係は何でも(友人、取引先関係などなど)
上の名前は設定可 設定しない場合は「名無しのお客人」とか「名無しの○○(役職)」とか
通常プレイのみ(強制含む) お仕置き部屋は、屋敷の住人の許可が必要
住人にとって大切な人であるため融通が利き、メイドに対してもある程度強制力が働きます
・宿泊客(基本的に一時利用)
識別上、上の名前は設定可 設定しない場合は「名無しの宿泊客」とかいろいろ考えてください
通常プレイのみ
宿泊客の命令には強制力は働きません(どうしてもという時は脅迫を併用のこと)
・メイド
できる限り名前を設定(指名される場合を考え)
性格付けはできる限りしてください。セクース時の対応(受け入れる・嫌がる等)も
メイド同士の挨拶は簡潔に 採用云々の件は不要
暗にセクースへの派生の手がかりとなる展開は容認
受けだけではなく、逆に言い寄ってもかまいません(藁
命令には従属ですが、ひたすら嫌がって強姦役に徹してもかまいません(藁
※素の話はメール欄でお願いします。
(だからといって、素の話をし過ぎないように)
7 :
名無しの執事:03/02/25 01:49 ID:Qd54mc8V
「ま、夢見月には少々早いですが、構わないでしょう」
そう言いながら、屋敷の玄関の脇にはめ込まれた銅製のプレートを磨く。
8 :
留萌 みかさ:03/02/25 01:52 ID:rnToJo2N
「ま、また負けたぁ…悔しい!」
荷物を抱えて木芽館から夢見館に移動してくる。
「今度こそ私が…。それより、瑞葉さんおめでと〜ございます!!」
「1000おめでとう」
そう言うと、残りの荷物運びを続ける。
10 :
萩野 瑞葉:03/02/25 01:56 ID:IFDMdE5F
>>7 「執事さん、いつもお疲れ様です」
埋め立てから戻ると玄関のところで執事に頭を下げ
荷物の運搬を続ける。
11 :
里村 志保:03/02/25 01:56 ID:YdtWJgqD
「埋め立て、お疲れ様です」
12 :
鬼頭 裂矢:03/02/25 01:59 ID:HYG7YjuO
(バイクを走行中に新しい屋敷の近くを通り過ぎる)
「また来れるといいけどな…」
(アクセルを一気に吹かし吹っ飛ばしその場を去っていった)
13 :
伊達 雅彦:03/02/25 01:59 ID:7INHb0Jb
歴代の1000取りの回数を調べている。
14 :
椿 杏樹:03/02/25 02:01 ID:Wnrx1+XM
「お疲れ様です。と、おめでとうございますー」
瑞葉にパチパチと拍手を贈る。
新しい屋敷の自室へ戻っていく。
16 :
里村 志保:03/02/25 02:05 ID:YdtWJgqD
厨房の棚に、食器を戻してゆく。
「茶でも、飲むか・・・・・」
踵を返し、厨房へと向かう。
「さて、無事に迷うことなく移動もできるようですね……」
木芽館から夢見館へ他の者が移ってくるのを書斎の窓から見ていた名無しの執事は
その光景にほっと胸をなで下ろす。
「ま、記録庫への木芽館の資料の収蔵も終わりましたし、のんびりするとしましょうかね?」
19 :
里村 志保:03/02/25 02:14 ID:YdtWJgqD
一息ついたので、厨房の椅子に座って休憩を始める。
すると埋め立ての疲れのせいか、居眠りをしてしまう。
「すー、すー」
20 :
伊達 雅彦:03/02/25 02:17 ID:9VLUQ0Ud
「へぇ……1000取り歴代一位は主人のご子息か。4回は大したものだな」
1000取り表と書かれた書類をどこからか持ち出して読む。そこには聞いたことの無い名前も幾つか見える。
「知ってる人では瑞葉さんが3回、志保さんが1回、伯爵さんが3回か…。俺も次は狙うかな」
そう言い残すと、自室に下がる。
21 :
萩野 瑞葉:03/02/25 02:17 ID:IFDMdE5F
新しい部屋で荷解きをして、猫に餌をやっている。
厨房へ向かってみると、疲れたのか志保が眠っていた。
「・・・・・」
近くの部屋からブランケットを持ってくると志保を起こさないようにそっとかけ、紅茶を入れる準備を始める。
23 :
里村 志保:03/02/25 02:23 ID:YdtWJgqD
>>22 「……」
マスターの行動には全く気付かず、寝息をたて続ける。
>23
あまりにも志保がぐっすりと寝ているので、少し悪戯でもしようかと考えてしまう。
何をしようか考えていると、ふと一つの考えが頭に浮かんだ。
(聞いた事がある・・・・・意識が混濁、あるいは眠りについているような状態だと、素人でも催眠状態に落とせるんだっけか・・・・・)
思い立ったように志保の耳に何か囁き続ける。
しばらく囁いた後、志保の正面に座り、指をパチンと鳴らす。
「起きたかい?志保」
マスターのやった事が成功しているなら、志保の目にはマスターが重臣に見えているはずである。当然、声すらも。
25 :
里村 志保:03/02/25 02:39 ID:YdtWJgqD
「…?」
マスターが指を鳴らすと瞳をゆっくりと開け、眠そうな顔であたりを見回す。
「……!? し、重臣様、どうして……」
正面に座る重臣(マスター)を見つけると、震える声で彼がそこにいる理由を聞く。
(成功・・・・・したのか?)
自分でも驚いていると、志保の声が震えているのに気づく。
「大学の方で少し暇が出来たから、こっちに帰ってこれたんだ」
重臣の口調と似ているかどうかはわからないが、なんとか似せようと話す。
「今まで・・・・・寂しい思いをさせてしまったね」
微笑みながら、志保を抱き寄せる。
28 :
里村 志保:03/02/25 02:56 ID:YdtWJgqD
「重臣様……」
抱き寄せられると、重臣(マスター)の胸に顔を埋める。
「いいんです、帰ってきていただければ」
肩を震わせながらかすれるような声で言う。
しゃくりあげているような肩の動きをしているが、
重臣(マスター)の胸に顔を埋めているため、彼には泣き顔が見えない。
(いつぞやのお礼、させてもらうとするよ・・・・)
「志保・・・・・・」
涙を拭き取ると、志保に口付けをする。
「『今夜は』一緒だよ」
志保に真実を知らせずにこの事を収めるには、次の日にはいなくなったという事にしなければならない。
もう一度口付けをすると、ゆっくりと胸元へ手を動かしていく。
30 :
里村 志保:03/02/25 03:11 ID:YdtWJgqD
「はい…」
『今夜は』の本当の意味に気付かないまま、
重臣(マスター)の愛撫を受け入れていく。
たった一日だけの喜びとは知る由も無く、
その喜びがしばらくは続くものだと錯覚しながら。
「ん、ぁ…」
胸元を露にすると、優しく愛撫を続ける。
時折何かを確かめ合うように口付けをしながらも、愛撫の手は止まない。
乳首を舌と指で責めながら、乳房に吸い付く。
「可愛いよ、志保・・・」
責める度に嬌声を上げる志保を、愛でるように責めていく。
やがてその責めは秘所へと移っていった。
32 :
里村 志保:03/02/25 03:28 ID:YdtWJgqD
責めの場所が秘所へと移ると、より卑猥に声を上げる。
敏感な部分を責める執拗な愛撫に耐えられなくなってくると、重臣(マスター)に
「んんぁっ、ダメっ、いつも私だけが満足して……重臣様、私からもさせて下さい」
と、抗議する。
「それじゃ、お願いしようかな」
一旦責めの手を止め、椅子に腰掛ける。
「さあ、してくれるんだろう?」
わざと自分からは何もしない。椅子に座っているまでである。
34 :
里村 志保:03/02/25 03:42 ID:YdtWJgqD
「……」
わざと自分から何もせず、
ただ椅子に座っているだけの重臣(マスター)のそばに座り、
彼のズボンのチャックを開ける。
そしてまだ柔らかい逸物を指でつまみ出し、口に含む。
「んん…」
唇で締め付けたり、舌で転がしながら逸物が硬さを持つようにそれを刺激する。
「くっ・・・・前より上手くなっているね、志保」
自らの逸物を咥える志保の髪を撫でながら、その刺激を愉しむ。
刺激が強くなり達しそうになると、志保の口から逸物を引き抜く。
そして物足りなさそうな志保に対し、
「さあ・・・・・どうして欲しいか、言ってご覧?」
分かってはいるが、敢えて志保の口から出させようとする。
36 :
里村 志保:03/02/25 04:00 ID:YdtWJgqD
「…下さい、重臣様の精液を。これだけ長い間味わっていないと、
あなたの味を忘れそうで不安なんです」
瞳を潤ませ、懇願する。
口が物足りなそうに開いている一方、
太ももからもだらしなく愛液が伝っている。
「相変わらずだね、志保は」
既に太股まで伝わっている愛液を見ながら、羞恥の言葉を与える。
「それなら、きちんとあげないと・・・」
そうは言っているが、自分から志保を責めようとはしない。
「どうしたんだい?当然、志保がお願いするんだから・・・・・ね」
38 :
里村 志保:03/02/25 04:17 ID:YdtWJgqD
太ももの愛液を指摘されて、
半分ほど捲り上げれたスカートを羞恥に耐えるように握り締める。
「お願いします、口でも、……どこでもいいですからっ、もう我慢できません!」
顔を伏せ、声を小さめに続ける。
「と、とにかく…早く、私の中に重臣様の精液を注いで下さい」
「いいよ。だけど・・・・志保、君が動くんだ」
先ほどと同じように椅子に座り、志保に自分の上に跨るように促す。
そして志保が自分の上に跨ると、ゆっくりと逸物を挿入していく。
40 :
里村 志保:03/02/25 04:29 ID:YdtWJgqD
「ぁ…」
重臣(マスター)に跨り、逸物を挿入される。
逸物が膣口を広げる瞬間、その熱い逸物の感触の快感が脳を溶かしそうになる。
「ぁ、ぁぁ…ん」
ゆっくりと体重を掛けて根元まで挿入していく。
根元まで挿入し終える頃には一段と呼吸が荒くなり、
逸物が膣を拡張している感覚に惚けた表情で陶酔する。
「志保、気持ち良いかい?」
そう聞いた瞬間腰を激しく動かし、とても返せないような状態にする。
「答えられないのかな?」
しかし依然動きは激しくなるばかりで、快楽の虜となっている志保の乳首を強く噛む。
「ほら、志保が動かなきゃ駄目じゃないか」
激しかった動きを止め、志保自身が腰を動かすのを待つ。
42 :
里村 志保:03/02/25 04:44 ID:YdtWJgqD
「んぅっ!?」
激しい腰使いから生み出される強い快楽で意識が朦朧としている中、
突然乳首を強く噛まれて意識が覚醒する。
意識が元に戻ってみると重臣(マスター)の動きは止まっており、
膣の粘膜を擦り上げられた余韻だけが残っている。
その余韻だけでもイキそうになりながらもなんとか理性を保たせつつ、
自分から動かなかったことを詫びる。
「申し訳御座いません、こ、今度はちゃんと私から動きます…」
そう言って腰を自分から上下させ始める。
「あっ、ぁっ、んっ」
振動が伝わり、胸も上下に激しく揺れる。
志保が腰を上下させる度に膣内は逸物を締め付け、強い快感を与える。
その腰使いと膣内の感触を楽しみながら、今度は優しく胸を愛撫する。
「くっ・・・・・志保、そろそろイクよ・・・」
その快感から段々と射精感が高まってくる。それを押さえながら、再び腰の動きを激しくする。
志保自身も達しそうなのか、膣内の締め付けは強くなっていく。
腰の動きは一向に激しくなるばかりであり、その度に嬌声を漏らし身をよじって快楽に溺れる志保を抱きしめる。
「くはっ・・・・・志保!」
叫んだ瞬間膣内に大量の精液が吐き出され、逸物はその度に大きく震える。
44 :
里村 志保:03/02/25 05:07 ID:YdtWJgqD
「ぁん……震えてらっしゃいます…」
胎内で脈打ちながら精液を放出する逸物の震えを感じる。
「ん、重臣様ぁ…」
悩ましげに腰をくねらせながら、重臣(マスター)にキスをする。
そして彼の上から降りると自分の胎内から引き抜かれた逸物を手に取り、
口に含んで尿道内の精液や、肉幹に付着した自分の愛液を掃除していく。
「もしかして重臣様、体調がすぐれないのでは……?」
いつもの重臣とは違う精液の味から、彼の健康状態が悪いのでは?と推測する。
別人であるとはまだ気付いていない。
「いや、そんな事はないさ、志保が忘れちゃっただけじゃないのかい?」
なんとか誤魔化すと、志保を再び抱き寄せる。
「・・・・ごめんね志保」
そして事態が飲み込めていない志保を諭すように、
「もう行かなきゃいけないんだ・・・・・・言ったろう?今夜は一緒だって。・・・・・今夜しか、こうしていられないんだ」
悲しげに告げる。
46 :
里村 志保:03/02/25 05:21 ID:YdtWJgqD
「えっ、そ、そんなっ! また、お仕事ですか…? ぅ…っ、ぅ…
しばらくは、こうしていられると思ったのにっ……」
重臣(マスター)の胸の中で、子供が駄々をこねるように泣きはじめる。
「…浮気しちゃいますよっ!?」
自分の身分を考えていない愚かな発言だとは思いつつも、思わず口に出してしまう。
「志保はそんな事はしないって信じてるよ」
にこりと微笑みながら答えると、ふと志保の目に手をかざす。
「おやすみ、志保・・・・・・」
いきなりの事で何がなんだかわかっていない志保の耳元で囁くと、もう片方の手で指を鳴らす。
催眠を解く合図である。
元々眠っている状態から催眠をかけた為、催眠を解くと志保は眠ってしまう。
穏やかに寝息を立て始めた志保にブランケットをかけ、厨房を後にする。
「は……は……はっくしょ〜んっ!」
ベッドで仰向けに眠ったままくしゃみをして目が覚める。
「うぅ〜さむい〜……起きたくないかも……」
数分間ごろごろと寝転がった末、ばっと起き上がってベッドサイドに立ち
ラジオ体操第一を始める。
「身体を動かせばあったかくなる! ……ハズ」
次第に動きが鈍くなって、電気ストーブをつけると
その前にしゃがみこんで数分間動かなくなる。
「……よし、次は洗面台にダッシュ!!」
65 :
rom人:03/02/26 14:52 ID:2DiPKWDT
料理の仕込みをしている。
「明日の料理はビーフシチュー♪美味しく出来そう!」
仕込みを終えて厨房を出る。
69 :
:03/02/27 00:03 ID:XXTrVNZx
70 :
萩野 瑞葉:03/02/27 00:04 ID:FxH4xinS
残飯の魚をほぐして作った餌を猫に食べさせている。
「とりあえず、おトイレは覚えたみたいですし
あまり動き回る性質でもなさそうですし、特別手のかかる子じゃ
なさそうですけれど・・・・・・早いところ、おじ様にお許しをいただかないと」
猫を撫でながら呟く。
「次は…使ってない部屋の掃除ね。じゃ、まずはあそこの部屋からやろうかな?」
適当な部屋を見つけて掃除に入る。
自室で何かの書類をまとめている。
「ここ…海外留学中?のご主人様の子供の部屋だったよね…」
あからさまに怪しげな部屋を掃除していく。
「帰ってこないのかなぁ?何時帰ってきても大丈夫な様にしとけって言われてるけど」
74 :
萩野 瑞葉:03/02/27 00:18 ID:FxH4xinS
夕飯を食べ終わって口の周りを舐める猫をバスケットに入れて
主人にお伺いを立てに行くことにする。
「でも今夜はいらっしゃいましたかしら・・・・・?」
「久々の論文は疲れるな・・・・・」
書類をまとめ終わり、肩を回したり伸びをしたりする。
しばらくすると、おもむろに部屋を出ていく。
一通り仕事を終え、とりあえず風呂でも入ろうかと廊下を歩く。
77 :
椿 杏樹:03/02/27 00:24 ID:0woZANeS
広間の片隅にピアノを見つけ、こっそり弾いてみる。
78 :
萩野 瑞葉:03/02/27 00:26 ID:FxH4xinS
主人を探して廊下を歩いていると、マスターに出会う。
「こんばんは・・・・・あの、先日はありがとうございました」
バスケットを小さく空けて、増築の際に猫を捕まえてもらった礼を言う。
「この子のことは、きちんと私からおじ様にお話するつもりですから」
>78
「ん?」
特に目的があるわけでもなく屋敷内を歩いていると、瑞葉と出会った。
バスケットを持っており、中には件の猫が入っている。
そして許しをもらうつもりだという話を瑞葉から聞くと、
「そうか。だが、あいつがただで許すと思わんなぁ・・・・・・」
何かやるな、と確信を持ってしまう辺り、当人の人徳である。
廊下を歩いていると、どこからかピアノの音が聞こえる。
「あれ…?誰かな?」
どうするか一瞬考えたが、とりあえず音の方に行ってみる。
81 :
萩野 瑞葉:03/02/27 00:34 ID:FxH4xinS
>>79 >だが、あいつがただで〜
「やっぱりそうですかしら・・・・・・でも私、この子に関する責任は
元々私がきちんととるつもりですから」
マスターの言葉に苦笑して答える。
82 :
椿 杏樹:03/02/27 00:38 ID:0woZANeS
「ソナタはまだ覚えてるんだよねえ、指が…」
呟きながら器用にピアノを弾く。
時折目を閉じる。
>81
「責任感が強いな、君は」
つられて苦笑いをする。
「この猫、相当な悪戯っ子のようだからな。何も起きないといいが・・・・・」
バスケットの中で大人しくしている猫の頭を撫でてやる。
84 :
見城 暁:03/02/27 00:41 ID:x8WmluBJ
「ハウスキープのマネージメント哲学」とかかれた本と
手帳を小脇に抱え、背筋を伸ばして廊下を歩いている。
85 :
萩野 瑞葉:03/02/27 00:44 ID:d/p4Tc/s
>>83 >責任感が〜
「いえ、そんなことは・・・・・・でも、確かにこの子が何か悪戯や
粗相をしたらって思うと・・・・・・」
主人の反応がありありと予想出来て赤くなる。
と、マスターに撫でられて驚いた猫がバスケットを飛び出していってしまう。
「あ・・・・・っ!」
広間に響くピアノの音と、器用に鍵盤の上で指を走らせる杏樹に驚く。
「えーっと、これ何て曲だったかな?私邦楽しか聞かないから…わかんないわ」
演奏を邪魔しないように静かに杏樹の背後に回り込むと、いきなり声をかける。
「杏樹さん、ピアノ上手ですね!」
この事で頭が一杯で、これが相手の邪魔になると言うはあまり考えていない。
「ムッ!」
バスケットから猫が飛び出した瞬間、身を翻して猫を追う。
懸命に逃げる猫に素早く追いつくと、むんずと掴みあげる。
その際、逃げようと暴れた猫に手の甲を爪で傷つけられてしまう。
「人に慣れていないらしいな。もっとも、君には気を許してるらしいが・・・」
猫をバスケットの中に入れると、再び大人しくなる。
88 :
椿 杏樹:03/02/27 00:51 ID:0woZANeS
>>86 「お?」
背後から元気な声がして、思わず指を止め振り向く。
後ろにいたみかさに返事をする。
>ピアノ上手ですね!
「ありがとうございます。
随分前にはもっとショパンとか弾けたんですけど、今じゃほとんど忘れちゃって」
89 :
見城 暁:03/02/27 00:51 ID:x8WmluBJ
微かに耳に捉えた柔らかな音につと立ち止まり小首を傾ける。
「ソナタか……。音楽方面の造詣も深める必要があるんだろうな」
わずかに表情を和らげ、音のする方へ足を進める
90 :
萩野 瑞葉:03/02/27 00:55 ID:d/p4Tc/s
>>87 「あ、ありがとうございま・・・・・あっ、怪我を・・・・・?」
マスターが猫を捕まえた時に怪我をしたことに気付く。
「大変ですわ。すぐに消毒しませんと、猫の引っ掻き傷は・・・・・・」
真っ青になってオロオロとする。
「マスター、すぐに医務室へいらして下さい。応急処置くらい出来ますから。
それと・・・・・・このことへのお叱りは、私が・・・・・・」
それだけ行って、自分は一足先に医務室へ準備に向かう。
>>88 「ショ…ショパンって…凄いんですね。…え?私のできる演奏ですか?あはは…リコーダーなら吹けますけど」
自分と杏樹のあまりの音楽の感性の違いに、言うのも恥ずかしそうに答える。
>90
「やれやれ」
かなり焦っている瑞葉に、思わず笑いが漏れてしまう。
後を追って医務室へ向かう途中、ペロリと傷を舐める。
93 :
見城 暁:03/02/27 00:58 ID:x8WmluBJ
広間の入り口でピアノの前の二人を認める。
じゃまにならないよう足音を忍ばせて少し下がった位置で
演奏を鑑賞しようと立って、一区切りついたらお茶の用意でも
するべきかなどと考えている。
94 :
萩野 瑞葉:03/02/27 01:01 ID:d/p4Tc/s
>>92 医務室につくと救急箱を開けてアルコールと絆創膏と包帯を取り出す。
「マスター、こちらへ・・・・・・」
傷口の処置をしながら再び頭を下げる。
「本当に申し訳ありませんでした。でも、この子は叱らないであげて下さい。
私が代わりに、どんなお仕置きでも受けますから・・・・・・」
涙で潤んだ瞳をマスターに向ける。
95 :
秋山 麗:03/02/27 01:01 ID:UkPh34D4
自室で昨日の移転の後片付けをしている。
「ふぅ、他人に見せられないものが多いと大変ね……」
96 :
見城 暁:03/02/27 01:02 ID:x8WmluBJ
「留萌さま。リコーダーは立派な木管楽器かと思います。素朴に聞こえますが、
あの奥深く、かつ軽妙な音色にはえもいわれぬ魅力があるかと存じます」
思わず、と言った感じで口を開いてから、差し出口を聞いてしまった
ことに気づき、はっと口を押さえる。
「失礼いたしました。ご歓談中に差し出たことを申しまして…」
あわてて一礼。
97 :
椿 杏樹:03/02/27 01:07 ID:0woZANeS
>>91 「あらー、素敵じゃないですかリコーダー。
私も実は得意なんです。チャルメラとか♪」
嬉しそうにまたとぼけた事を言い始める。
>>93 戸口に人の気配がするのに気付く。
「みかささん。どなたかいらっしゃるみたいですよ?」
指差しみかさに伝える。
>96
「別に唾でも付けときゃ治るだろ、こんな傷」
一応、処置は受けておく。
>どんなお仕置きでも〜
「気にしなくていいんだが・・・・・やるべきなのか?お仕置きってのを」
なんだか奇妙な責任感が生まれる。
「とはいえ、お仕置きって言われても何をすればいいのか、皆目見当もつかん」
一呼吸おくと、ふと表情が変わる。
「拷問だったら経験はいくらでもあるんだがな・・・・・・・」
>>98 「いけませんわ、猫の爪にもしもばい菌でも入っていたら・・・・・」
心配そうに包帯の上からマスターの手を撫でる。
>やるべきなのか?
「い、いえ、そういうわけではありませんけれど・・・・・・
でもおじ様はこういう時、そうしてらしたもので」
>拷問なら〜
「ご、拷も・・・・・・!」
あまりのことに絶句し、元々青ざめていた顔から
完全に血の気が引いて、その場にへなへなと崩れ落ちて震えはじめる。
>>97 「チャ、チャルメラって…。あ、いえ、得意な物多くて良いですね…」
ボケなのか天然なのかわからない杏樹の発言に少し戸惑う。
>留萌さま。リコーダーは〜
「あ、見城さん…こ、こんばんは」
先日の事を思い出し、わずかに顔が赤くなる。
102 :
見城 暁:03/02/27 01:15 ID:x8WmluBJ
「申し訳ありません。お邪魔するつもりでは無かったのですが。
椿さまですね。素敵な演奏を聴かせていただきありがとうございます」
杏樹に向けて軽くお辞儀。
「ご挨拶がおくれました。執事見習いとして勉強させて頂くことになった
見城と申します。留萌さまには先日いろいろお教え頂く機会がありましたが
椿さまにお目に掛かるのははじめてですね。いたらぬところが
多いかと思いますが、どうぞよろしくお願いします」
にっこりと、お仕事モードの微笑。
103 :
椿 杏樹:03/02/27 01:21 ID:0woZANeS
>>101-102 「はい、こんばんは。」
見城に微笑み返して、みかさの方を向き両手を頬に当てて照れる。
「なんだか色んな人に聞かれてしまってたみたいですね…」
そして心の中で考える。
(男の子か…。と、いう事は、もう誰かと…な事になってたりするのかしら)
>100
「やった事もあるし、やられた事もあるぞ?」
おもむろに腕をまくると、痛々しい傷痕が露になる。
「これも、それによってつけられた傷さ」
すぐに表情を戻すと、へたりこんでしまった瑞葉を起こしてやる。
「怖がらせてしまったな。ま、これでおしまいでいいんじゃないか?十分お仕置きになったろう」
ぽんぽんと肩を叩く。
「それとも俺に、君に対する性的な事による制裁を加えろと?」
>>104 「そ、そんな・・・・・・」
マスターの傷跡から痛ましそうに目をそらす。
>怖がらせてしまったな。
「あ、い、いいえ、そんなことは。私こそ怖がったりして失礼しました」
>性的な事による制裁を〜
「そ、それは・・・・・・マスターがなさりたいのでしたらそれでも・・・・・・・」
ごにょごにょと、今度は真っ赤になって俯いて何やら呟く。
>>103 杏樹とは違って暁を「ひょっとして女かも?」等と思っているので、やや複雑な表情をする。
(だって…だってこの前の時アレが大きくなってなかったし……)
その瞬間、ふと何かが焦げる様な鼻につく臭いを感じる。
「あれ?何の臭い………ああ!!そういえば私、ビーフシチューを火に付けっぱなしだったわ!!」
失礼します、と二人に一礼すると、猛スピードで厨房へ走り去る。
>105
「ふ〜む、やれやれ・・・・・」
しばらく考えた後瑞葉の顎に手をやり、くいっと顔をあげさせる。
「それじゃ、癒してもらおうかな・・・・・この傷の疼きを」
真っ赤になっている頬を撫でると、長いキスをする。
一旦唇を離すと再びキスをし、ゆっくりと舌を入れる。
108 :
見城 暁:03/02/27 01:33 ID:x8WmluBJ
「……す、素早いお方なんですね。留萌さまは」
焦げた匂いを察知し、厨房へ様子を見に行こうとしたときには
すでに厨房へと消えていたみかさに、さすがに少しあっけにとられる。
「こちらこそ盗み聞きのような格好になって申し訳ありません。
でも本当に素敵な演奏ですね。私、恥ずかしながら浅学で、
お話に出たちゃるめらなる曲も存じ上げません。もしよろしければ
ぜひそのちゃるめらという曲も演奏していただけますでしょうか?」
……あくまで本気の見城である。
>>107 「は、はい・・・・・・どうぞ」
目を瞑ってマスターの唇を受け入れる。
唇が離れて、うっとりと目を開くと再びキスをされ舌を入れられて驚く。
「んっ、んぅっ!?」
しかしすぐに身体から力が抜けてマスターにもたれかかってしまう。
「・・・・・っ、はぁ・・・・・・・」
>109
力が抜けたのか、こちらにもたれかかってきた瑞葉をよそに舌は首筋を這い、
やがて胸元へと辿り着く。
這わせていた舌を耳元へと動かし、ふっと軽く息を吹きかけるように囁く。
「嫌になったらいつでも言えよ?」
服の上から、温もりを確かめるように愛撫していく。
111 :
椿 杏樹:03/02/27 01:41 ID:0woZANeS
>>106 複雑な表情をするみかさを見て、「?」と首を傾げる。
(みかささんの顔見てると…。なんだろ、まだなのかな?)
深くは気に留めず、急いで出て行くみかさを見送り手を振る。
「はい、いってらっしゃー…。って、もう聞こえないかしら」
>>108 「チャルメラはねー。うーん、私リコーダー無いと出来ないんですよ」
鍵盤を試しに叩いてみながら言う。
「…う、やっぱり無理か。ごめんなさい。
ところで見城さんも新人なんですよね。ここには慣れました?」
>>110 「ふぁ・・・・・んっ、ぅあ・・・・・・はぁっ」
首筋と胸を舌や手で愛撫されて次第に昂ぶり始める。
耳元に息がかかって、びくんと身体を震わせる。
「ひゃぅ・・・・・っ、い、いえ、大丈夫・・・・・ですわ。
マスターのなさりたいように、なさって下さい・・・・・」
>112
「それがある意味一番困るかもな」
くっくと笑うと、胸元をはだけさせ愛撫を続ける。
緩急をつけながら責めていき、多少焦らす。
「ここがよろしいのかな?」
乳首を若干強めに摘んでみる。乳房を揉みしだく。
そうしながら瑞葉の反応を見ていき、、愛撫の手を少しずつ変えていく。
114 :
見城 暁:03/02/27 01:48 ID:x8WmluBJ
「そうですか…それは残念です。ですが今弾いて頂いた小節だけでも
どことなく郷愁と諧謔の面白みが感じられて、大変興味深い曲だと
思いました。いずれ機会をあらためて、是非お聞かせ下さると嬉しいです」
あくまでまじめにちゃるめらの音色を評してから
それから一転してお仕事モードじゃないはにかんだような笑顔に。
「はい、ようやく周りを見回せる余裕がでてきたかな、といったところです。
まだまだ本当に不慣れで、皆様へのご挨拶はおろか、ご主人様とも
きちんとお話させていただく機会がなくて、不安は多いのですが……。
ですが皆様いい方ばかりで、本当にほっとしています」
>>113 胸元をはだけさせられて、羞恥に顔を背けながらも
マスターの巧みな責めに腰がくねってしまう。
「ぁん・・・・・ん・・・・・・ひあぁっ!?」
乳首を摘まれ、乳房を揉まれて一際大きな声を上げる。
「だ、ダメですぅ・・・・・っ、そんな、強くしたら・・・・・っ」
なさりたいように、といったことも忘れて、快楽に怯えて抵抗してしまう。
>115
瑞葉が抵抗の意志を見せた瞬間、その手を止めてしまう。
「嫌か。なら止めるとしよう」
呆然としている瑞葉を尻目に踵を返し、医務室を出て行こうとする。
117 :
椿 杏樹:03/02/27 01:55 ID:0woZANeS
>>114 「へえー。それは良かったですねえ。
とか言って、私もまだまだ新人なんですけどね」
ピアノの椅子から立ち上がり、自分より年下(であろう見た目)の見城に
体を近づける。
加えて彼の耳元に近づき、悪戯っぽく内緒話をするように尋ねてみる。
「…でも楽しいでしょ。
ここにいると、綺麗なメイドさんばかりで目移りしちゃいません?」
>>116 「あ・・・・・っ!?」
突然マスターが手を止めて出て行こうとしたので
途端に不安を覚えてすがりつく。
「お待ちください・・・・・・っ、あの・・・・・・イヤでは・・・・・ないですわ。
突然だったから驚いただけで、ですからその・・・・・・続きを・・・・・・」
羞恥に震えながらもマスターの手を、はだけた胸に導く。
>118
「そうか、なら続けるとしよう」
そう言って再び愛撫していくと、ふと不安そうな表情になる。
「なあ・・・・・お仕置きってこんな感じなのか?よくわからないんだが・・・」
どうやらとりあえずやってみたという所らしい。
そんな事を話しているうちに、マスターの手は下半身へと向かっていく。
120 :
見城 暁:03/02/27 02:00 ID:x8WmluBJ
「…っ!」
耳元の声にあからさまにびくっと反応し、瞬間その場で固まってしまったが
すぐさま気を取り直したように頭をふって、背中を走ったその感覚を
振り払う。
「そ、そうですね。皆さん綺麗な方々ばかりで……
正直なところ、憧れてしまうばかりでお目に掛かるたびに
驚いてばかりなんです。椿さまも、留萌さまも、ほんとうに綺麗な
方なので…」
>>119 「え? は、はい・・・・・・でもおじ様は、もっと・・・・・・意地悪ですわ」
マスターに身を委ねながらもくすりと笑う。
が、下半身に手が伸びたところでまた理性を蕩かされていく。
「・・・・・ぅんっ、あぁ・・・・・・・ふぁ・・・・・・んっ!」
マスターの手の動きにあわせて知らず知らずのうちに腰が動き始めてしまう。
>121
「そうか・・・あいつらしいな」
思わず笑ってしまう。
やがて瑞葉の動きが淫猥なものとなってくる。
下着の上から秘裂をなぞり弄る度に腰をくねらせ、嬌声をあげる瑞葉の反応を見ながら責める方法を変え、箇所を変え・・・・・
飽きさせないように責めていく。
123 :
椿 杏樹:03/02/27 02:10 ID:0woZANeS
>>120 >椿さまも、留萌さまも、ほんとうに綺麗な〜
見城の反応を楽しみつつ、彼の言葉に嬉しそうにする。
「あ、お世辞うまい、意外に。ふふっ」
お姉さんらしく笑いかける。
「見城さんとは初めてまともにお話しますけど、男性にしては細くて綺麗な感じね」
見城の前髪をさらりと指ですくって、顔を近づけ唇を奪う。
「アイドルの男の子みたい。かわいい」
>>122 「あはぁ・・・・・んっ! ぁ、や、あっ、あんっ・・・・・あ、あふぁ・・・・・・んんっ」
切なそうな声を断続的に上げてマスターにしがみつく。
「ま、マスター・・・・・・私、もう・・・・・・・」
潤んだ瞳でマスターを見上げて視線で懇願する。
>124
「それじゃあ・・・・・・」
おもむろ下着の中へ手を入れると、秘所を指で責めていく。
「一度、イッてしまったほうがいいな」
容赦なく責めの激しさを増していく。
126 :
見城 暁:03/02/27 02:18 ID:x8WmluBJ
「お、お世辞なんかじゃありません! お二方とも本当に綺麗だ…と…――!!」
火に触れた瞬間に金縛りにあったように硬直し、それから耳まで真っ赤になる。
「…か…かわいい…って、わたし、が、ですか…?」
椿が触れた口元を片手で覆い、一、二歩よろめくように後ずさり、
力無く頭を振る。
「……ま、まだ修行中の…身、ですから……。かわいい、などと言われている
ようじゃ…。み、皆に頼られる立派な執事になんて、なれないわけで……」
>>125 「あっ、ああああっ!?」
マスターの指が直接に秘所に触れて激しく蠢く感触に
たちまち上り詰めてしまう。
「ふぁ、あっ、あんっ、あ、あ、あ・・・・・・・あはあぁぁぁっ!」
マスターの胸に顔を埋め、ぶるぶると震えて達し
その場に崩れ落ちて荒い息をつく。
>127
「いかがだったか・・・・!」
途中で言葉を詰まらせ、その場に膝をつく。
苦渋の表情でポケットから薬を取り出す。額には脂汗がにじみ出ている。
そしておもむろに上着を脱ぎ上半身裸の状態になると、その薬を塗っていく。
「う、ぐ、ぐ・・・・・!!」
どうやら痛みが襲ってきたらしいが、薬によって痛みは段々と引いていく。
「はぁ、はぁ・・・・・・・・どうする?続けるか?」
荒い息のまま、達して間も無い瑞葉に聞いてみる。
129 :
椿 杏樹:03/02/27 02:29 ID:0woZANeS
>>126 >かわいい、などと言われているようじゃ立派な執事になんて〜
「ううん。そんな事ないわ、可愛くても頼り甲斐のある執事にだってなれるわよ」
後ずさりする見城に応援するように言う。
両手は握りこぶしを握っていたが、ぎゅっと彼の手を握り更に付け加える。
「頑張って!私で良ければ、いつでも夜の練習のお相手になりますから。ね」
何かを勘違いしているようである。
>>128 「ま、マスター・・・・・・?」
マスターの顔色が悪くなったのに気付いて
必死にすがりついて声をかける。
「だ、大丈夫ですか!? しっかりなさって下さい!」
やがて何とか発作が収まったのでホッと一息つくと
自分の格好に気付き、慌てて前を隠す。
>どうする?
「マスターのお体に触るなら、無理はなさらなくても・・・・・・・」
心配そうに顔を覗き込む。
>130
「ああ、大丈夫だ・・・・・くっ」
まだ少し辛いが、再び瑞葉に問いかける。
「俺の体はいい。ただ、君がこの先の事をしてもいいというのなら、遠慮なくやらせて頂く。」
あいつの事もあるだろうしな、と後につける。
132 :
見城 暁:03/02/27 02:37 ID:x8WmluBJ
「あ、あ、あ、ありがとうございます…っ…。その、夜の練習が
何なのかさえ、まだよく分からないほど未熟でなさけないんですけど、
よ、よろしくお願いしますっ」
耳まで真っ赤にしたままぺこりと頭を下げると、どうやらそのまま顔を
あげられなくなったらしい。その理由もわからないまま
なんだか余計に頭の中の混乱に拍車がかかって、
慌てて椿の手をはらって、もういちど頭をさげる。
「その、申し訳ありませんっ、私顔を洗ってきますっ!」
そういうやいなや、口元を覆ってうつむいたまま、真っ赤になって
広間を走り出てゆく。
>>131 マスターの言葉にどうしようかと迷いを見せるが
けじめをつけるためにもと思い切り
下着を取り去ってマスターの前に横たわる。
「どうぞ・・・・・私のことはお気になさらず、お好きなようになさって下さい・・・・・・」
>133
無言のまま覆い被さると、すでに勃起した逸物を秘所にあてがう。
「いくぞ・・・・・」
一言呟くと、ゆっくりと膣内の感触を楽しむように挿入していく。
その後、始めはゆっくりと腰を動かし、やがて少しずつ早めていく。
>>134 「んっ、くぅ・・・・・・ぅあっ! あん、んうぅぅぅっ!」
声が漏れないように襟元の布地を噛み締めて
マスターの逸物を受け入れる。
が、徐々に早くなる腰使いに口元もゆるんで段々と声が漏れ出してくる。
「・・・・・っ、ぅ・・・・・・ぁん・・・・・・んあっ、あっ、あはぁ・・・・・・あんっ!」
それに合わせて腰も少しずつ動き始める。
136 :
椿 杏樹:03/02/27 02:52 ID:0woZANeS
>>132 >よ、よろしくお願いしますっ
「ええこちらこそ!でも道具はちょっと痛かったから使うのは無しの方向でね!」
真面目な表情でそう見城に答える。深い意味は考えていない。
杏樹の言葉に慌てて真っ赤になった見城は逃げだし、足音がバタバタ遠ざかっていった。
「…。」
「あれ。別に執事はご奉仕が上達しなくてもいい…んだっけ?」
ピアノの蓋を閉めながら誰ともなく呟く。
>135
段々と瑞葉自身が腰を動かすようになってくると、今度は彼女を上にする。
その間も瑞葉は腰を動かし、彼女の膣内は自らの逸物を締め付ける。
「流石といった所か・・・・・」
主人も力を入れて調教しているのであろう、外見からは想像できないほどの上手さである。
やがて自分からも腰を動かしながら、胸元を舌で愛撫する。
>>137 「あ・・・・・っ、こ、こんな・・・・・・」
騎乗位にされてあまりの恥ずかしさに
ぎゅっと目を瞑って首を左右に振るが
羞恥のために膣が締まってさらにマスターに快感を与える。
「マスター・・・・・どうですか? 私の身体で、ご満足いただけますか・・・・・っ!?」
マスターに尖りきった乳首を刺激されて息も絶え絶えになりながらも問いかける。
>138
「ああ、満足すぎるほどにね・・・・・」
その言葉の通り、すでに性欲は満たされつつある。
だが何かが欠けていた。マスターの心の中には。
「ところで一つ質問だ。中と外、どちらがいい?君の場合だと尚更、な」
聞いている間にも、腰の動きは激しくなっていく。
>>139 「んっ、あん・・・・・・え・・・・・・そ、それは・・・・・・」
どう答えたものか戸惑うが、結局正直に答えることにする。
「申し訳・・・・・・ありません、あぅんっ! 今日は、膣内には・・・・・・」
首を横に振って答えに代える。
「あの、その代わりにお口で飲ませていただきますから・・・・・・っ」
マスターのモノを締め付けて揺すりあげながら囁く。
>140
「くっ・・・」
予想以上の快楽に声が漏れそうになるが、なんとか抑える。
「そうか、なら・・・・・・そろそろ・・・・・!」
再び正上位になると一気に動きを激しくし、絶頂へとのぼりつめていく。
>>141 「はい・・・・・っ」
マスターのモノがびくりと震えたところで
すばやく腰を引いて身を起こし、股間に顔を埋める。
が、それでも間に合わず、顔を白濁が汚していく。
「・・・・・っ! ぁ・・・・・・・あむぅ・・・・・・っ」
それにも構わずマスターのモノを口に含むと
最後の一滴まで吸い尽くすようにして精を飲み干す。
「・・・・・・んっ、んんっ・・・・・はぁ・・・・・・」
最後に顔に付着した分も指ですくって口に運ぶ。
>142
まだ息が荒いままの瑞葉を、やがてゆっくりと抱きしめる。
まるで、その温もりを確かめるかのように。
「うなされるんだ・・・・・・いつも」
誰が聞いた訳でもなく、ふと口を開く。
「毎晩過去にうなされる・・・」
瑞葉をより強く抱きしめる。
「この傷の痛み、毎晩のように襲う過去・・・俺に、安息はないんだ」
マスターの声が震えて聞こえる。普段の彼なら絶対に無い、不安に満ちた声。
「・・・・・我が侭を言わせてくれ。今夜は・・・俺の側にいてくれないか?」
>>143 マスターの回顧に我が事のように心が痛むのを感じ、
彼を抱きしめて背中を優しく撫でる。
「はい・・・・・・大丈夫、大丈夫ですわ。私が、一緒にいます・・・・・・」
マスターを支えるようにして立ち上がり、部屋へ戻ろうと促し
いつのまにか猫が眠ってしまっているバスケットをそっと手に取る。
「それに、この子も一緒ですわ」
マスターに微笑みかけて医務室を出る。
>144
「ふっ・・・・・そうだな」
そして瑞葉の後をついていく途中、おもむろに包帯を外す。
その傷は・・・・・完全に治っていた。
「代償は、大きすぎた・・・」
瑞葉に聞こえない声で、悲しげに呟く。
自室で本を読んでいる。
洗濯籠いっぱいに入れた洗濯物を運んでいる。
前が見えないのでふらふらと危なっかしく廊下を歩いている。
風呂から上がり、浴場から出てくる。
肩ほどまである髪が後ろで束ねられている。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
洗濯籠を一度床において休憩する。
「っと」
数度深呼吸した後、再び洗濯籠を持ち上げて廊下をふらふらと歩き始める。
以前、前は見えていない。
自室に戻る途中、なにやら大量の洗濯物を抱えた志保が向こうからやってくる。
足取りはふらふらとしており、見ていて危なっかしい。
何か嫌な予感がしつつも、歩いていく。
「!?」
歩いていると突然、壁に正面衝突したような衝撃。
そのショックで洗濯籠の中の洗濯物を廊下にぶちまけてしまう。
そのせいで、閉ざされていた視界が一気に広がる。
「ま、マスター! 申し訳御座いません!!」
頭を深く下げて詫びる。
「やれやれ」
ため息をつきながら洗濯物を籠の中にいれていくのを手伝う。
「大丈夫か?こんなに持っていちゃ仕方なかろう」
気にしていないといった素振りで志保に答える。
「はい、大丈夫です。わざわざすみません。でも、このほうが早く運べるので…」
籠に洗濯物を入れつつ答える。
「お召し物、濡れたりはしませんでしたか?」
マスターに心配そうな顔で聞く。
「ん?ああ・・・少し、な」
多少服と髪が濡れている。
「やれやれ、風呂上がりだったんだがな。もう一回入るとするか・・・」
「申し訳御座いません…… 再度お洗濯致しますので、お召し物を…」
腕時計を見ながら、何か時間に追われるようにせせこましく話す。
「?」
濡れている服を志保に渡しながら、妙に急いでいるのが気にかかった。
「何か急ぎの用事でもおありかな?」
とりあえず聞いてみる。
「ええ、乾いた洗濯物をたたんだり、調理しかけのお料理とか他のお仕事がいっぱいで。
その他にも、お夜食作りや地下室の道具の手入れなど……」
マスターの服を洗濯籠の上に乗せ、再び籠を持ち上げる。
「地下室?一体何が有るんだ?」
マスターは地下室の事を聞いていなかった。
「地下室というと、トレーニング施設か何かか?」
地下室の道具が何であるかという事も分からず、志保に聞いてみる。
「それなら是非見てみたいな。最近身体が鈍っているかもしれんからなあ・・・・・」
すっかりトレーニングか何かの事かと思っているらしく、自分も地下室に連れていってくれ
と志保に頼んでみる。
>>159 「えぇっ!?」
腕の力が抜け、洗濯籠を床に置いてしまう。
「と、トレーニング施設じゃなくて……」
しどろもどろとしているうちに、マスターが「是非見てみたい」と言い出してしまう。
「あ、あの…… はい、わかりました…」
半ば諦め気味に了承すると洗濯籠を廊下に放置して、
マスターを地下室に案内するために歩き出す。
>160
「すまないな、我が侭をいってしまって」
志保が物凄く不安そうな顔をしていたのが気にかかったが、さして考えてはいなかった。
向かう間には、どんな施設なのだろうかと考えているらしく、そのうちに
「使う時はやはり許可がいるんだろう?」
と、すっかりトレーニングの為の物と思ってしまっている。
「それにしても、あいつがそんなのをやるとはあまり思えんのだが・・・」
多少疑問に思うが、「ま、いいか」で済ませてしまう。
「許可は特にいらないのですが…」
マスターの勘違いに重苦しい苦笑いをしながら、廊下をどんどん進んでゆく。
そして地下へと向かう階段を降りて再び少し歩くと、
防音加工されていると思われる分厚いドアが現れる。
「……」
胸の熱い高鳴りと、股間の奥から何かが染み出してくる感覚を覚える。
「ここが、地下室です」
分厚いドアを開けるとそこには天井から下げられたいくつもの鎖、
三角木馬、その上にバイブが数本転がっている簡易ベッド、
卑猥な品々が収められているであろう大きな棚があり、
部屋の片側側面を覆う鏡が妖しく光り輝いていた。
「明かり、もっとつけましょうか?」
卑猥な雰囲気に耐えられなくなり、尋ねる。
>162
「・・・・・・」
あまりにも想像を超えた品々に、開いた口が塞がらない。
「ハ、ハハハ・・・・・・・・」
引きつった笑いを出すので精一杯である。
明かりをつけるかという志保の問いにも答えず、中へと歩を進める。
右をみても左を見ても、卑猥な物ばかりである。
「なあ、俺・・・・・とんでもない勘違いをしていたのか?」
思わず、部屋の入り口で紅潮している志保に聞いてしまう。
「ええ…」
中へと足を進めるマスターとは対照的に、
入り口で胸を押さえて立ち尽くしている。
>164
「ハハハ・・・・・・ハァ・・・」
思わず、大きくため息をついてしまう。
試しに棚に手を伸ばしてみれば、何個もの卑猥な道具が置かれている。
周りを見回してみれば、いくつもの設備が有る。
あいつらしいといえばあいつらしい、マスターは内心呆れた。
ふと、胸を押さえたままの志保に気づく。
「・・・どうした?気分、悪くなったか?」
熱でもあるのかと、互いの額に手を当てて確かめる。
「いえ…」
呼吸が荒くなっているのと
心臓の鼓動が早くなっているのを悟られまいと、軽く息を止める。
しかしこの方法だと心臓の鼓動までは止められず、
マスターの手越しに鼓動が伝わってしまう。
>166
「ふむ・・・」
妙に鼓動が早い。
そしてこの場所と志保の状態から、大体の予想がつく。
「女性にこんな事を言うのは失礼だが・・・・・・」
一呼吸おくと、
「興奮してしまったか?」
「……」
目を伏せたまま黙って頷く。
そしてそのまま壁にもたれ掛かったかと思うと、
足の力が抜けて床にへたり込んでしまう。
>168
「やれやれ・・・・・これも俺の責任だな」
苦虫を潰したような表情で呟くと、へたり込んでしまった志保を支える。
そして俯いた顔を上げさせると、わざと長めにキスをする。
志保の興奮状態が落ち着くのを待つためだ。もっとも、逆効果になってしまう場合もあるが。
しばらくキスをした後に唇を離す。
「どうだ?落ち着いたか?」
「!」
官能に潤んだ瞳を夢遊病者のように半開きにしながらキスを受け入れる。
キスしている間、無意識に内に舌をマスターの口内に侵入させようとする。
「……」
そしてマスターの問いに無言で首を横に振る。
>170
「それじゃ、方法はひとつだな。了解できるか?」
そのままもう一度キスをする。
今度は志保が望んだように舌を絡め、濃厚なキスをする。
それを何度も繰り返しながら胸を揉みしだき、やがて胸元を露にする。
「はい」
甘くかすれた声で了解の意を示す。
マスターのキスの舌遣いに何度も答えながら、
彼が胸を揉んでくるたびに乳首をだんだんと硬く立たせていく。
胸元が露になるころには、もう痛いほどに乳首が立っていた。
濡れたショーツが股に引っ付いて気持ち悪く、太ももを悩ましげに動かす。
>172
乳首を舌で転がしながら、胸を愛撫する。
若干強く噛んだりして、少しだけ痛みを与える、
太股の動きには気づいているが、下半身への愛撫はしない。
「我慢できないか?」
志保の表情と動きから一目瞭然だが、敢えて聞く。
「そうそう、やめたくなったらいつでも言う事だ。無理にやるつもりはない」
無い事とは知っていながら、伝えておく。
「ぅぁ、ぁ……ん、あぁ…」
乳首に走る甘い痛みに、惚けたような嬌声を上げる。
「……んぅ…っ、んっ…ぁが、我慢できません…」
下半身への刺激が一向に来ないため、
自ら手を股間に伸ばして秘裂に指を這わせる。
>174
「おっと」
秘所を這う指を自らの腕で止めてしまう。
代わりに、マスターが愛撫する。
秘裂をなぞりながら、微妙な快感を少しずつ与えていく。
「はぁ、ぁぁ…んっ、ん」
指の動きを止められ、さらに焦らすようなマスターの指の動きに耐えられなくなってしまう。
そしてもっと激しい快感を得るために彼の腕を掴んで無理矢理動かし、
指の動きをもっと早くしようとする。
>176
「そんな風にするとやめてしまうぞ?」
パッと手を離し、さらに下半身へ動こうとする志保の手を掴んで止める。
刺激を失ってもなお、愛液が太股を伝う。
「忍耐力がついていないのかな?」
自分でも不思議に思うくらいの言葉が口をつついて出る。
やめてしまうぞと言われ、仕方なく自分の手の動きを止める。
「はい、よく言われます」
秘裂をかき回したい衝動を必死に抑えながら、マスターの問いに答える。
>178
「なるほど。そして今も我慢できていないわけか」
言いながらほんの少しだけ秘所に触れ、その志保の反応をみると、
「この部分を弄りたくて仕方ないんだろう?いや、言ってくれさえすればその希望は叶えるさ」
冗談混じりに言ってみせる。
「…本当、ですか?」
マスターの冗談混じりの口調とは対照的に、
真面目な顔で真偽を確かめようとしてしまう。
「嘘じゃ……ないですよね?」
まるで麻薬中毒者が薬を欲しがるがごとく、快楽を欲しがる。
>180
「嘘を言っているように聞こえるか?なら止めるが」
言いながら笑いを漏らす。
「い、いやっ、止めないで下さい… お願いします」
マスターに跪くように懇願する。
その表情は、快楽が人生で一番の楽しみであるかのように必死な顔である。
>182
「そこまでされちゃ、答えなくちゃいけないな」
力が抜けた時の事を考え、支えるように志保を抱き寄せ秘裂へと手をのばす。
少し秘裂をなぞった後指を膣内へと入れ、激しくかき回し始める。
志保が敏感に反応する部分を見つけると、そこを中心に責めていく。
「あぁ… ありがとう御座います…」
マスターが願いを聞き入れてくれたことがわかると、一気に表情が明るくなる。
といっても快楽に惚け、陶酔した表情であるが。
「ひっ、ん… あぁっ! んぅぅ… ぁっ、ぁっ、あぁっ!」
胎内をかき回されているうちに敏感な部分を的確に刺激され、
しばらく大きな嬌声を上げたかと思うと突然身体を数度痙攣させて絶頂を迎える。
>184
達したばかりでまだ息の荒い志保の唇に自らの唇を重ね、舌を絡める。
しばらくそれが続いた後、
「満足したか?」
と、恍惚とした表情の志保に聞く。
「はい…… ありがとう御座います」
目の焦点が定まっておらず、中空を見詰めたまま礼を言う。
快楽の余韻がまだ頭を支配しているようだ。
>186
「そうか」
短く答えると、志保の意識がはっきりとするのを待つ。
「マスター、先に帰ってもらってもよろしいでしょうか? 私、やることがありますので…」
床に座ったまま、小声でうわ言のように喋る。
>188
「ん?ああ・・・・そういえば仕事、残っていたんだったな」
そう言って立ち上がる。
「それじゃ、失礼させてもらうよ。お仕事頑張ってくれ」
少し笑いながら告げると、階段を上ぼっていく。
「すいません、ご迷惑をお掛けして…」
聞き取れないぐらいの小声でそうマスターを見送った後、
這うようにして地下室の中の簡易ベッドに横たわる。
そしてそのベッドの中にしまってあったバイブを取り出すと、
膣内に挿入して一気にスイッチを強に入れる。
地下室のドアは開けっ放しになっているため、
嬌声が一階にまで響いた。
「・・・・・やれやれ」
響く嬌声を背中に、彼女の代わりに放置されていた洗濯籠を運んでいく。
(雨の中手にたくさんの荷物を抱えて玄関の近くまで来る)
「はぁ―――参った参った。獣医の雑談まさか聞かされるはめに会うなんて、
チビ猫の予防接種のワクチンとノミ取りの首輪に取りに行っただけなんだけどな(汗」
195 :
Rom:03/03/02 17:20 ID:LFKzE0Hp
マスター氏、複数役でメイド役もやって欲しいな、と言ってみる。
198 :
椿 杏樹:03/03/02 23:53 ID:NNAEruqM
書斎のレコード棚を整頓している。
(外でテントを張り中で寝ている)
200 :
椿 杏樹:03/03/03 00:28 ID:UyVvw1vQ
「よっし終了。綺麗になった!ご主人様誉めてくれるかな〜」
整頓を終え、書斎に鍵をかけて自室へ戻る。
「ついでに200ゲット♪」
厨房で水を飲んでいる。
(テントの中で目が覚める)
「ふぁぁ〜!よく寝た。」
使い終わったコップを濯いでいる。
(テントから外に出て夜空を見上げている)
流しの生ゴミをゴミ袋に入れ、
いっぱいになったゴミ袋を庭のゴミ集積場に置きに行く。
(一端テントの中に入って予防接種のワクチンとノミ取りの首輪に取り一式を袋に入れて取り出し外に出て玄関前で止まりでベルを鳴らす)
「こんな時間迷惑だろうか?」
「はい!」
ベルの音がしたので、庭を回って玄関に直行する。
「鬼頭さん?」
背後から声を掛ける。
(背後から女性の声が聞え驚いた)
「うぁぁ!!―たまげた…志保さん??」
「はい、驚かしてしまってすみません」
鬼頭の持っている袋に気が付き、尋ねる。
「その袋…なんですか?」
(志保に袋の事を聞かれ答える)
「ああ、この袋の事だろ?これは屋敷で買う事になった、
チビ猫の予防接種のワクチンとノミ取りの首輪に取りだけど?
これがどうかしたかい?」
「いえ、なんでもありません。でも猫って、いつの間に飼うことになったんですか?」
エプロンのポケットから鍵を取り出し、玄関を開けて鬼頭を迎え入れる。
(玄関を入りながら訳を志保に話した)
「見捨てる事できなかったんだ…つい癖で拾っちまってさ・・・
瑞葉さんに預けてあるんだその猫」
「まぁ、瑞葉様に。 ……ということは、今は瑞葉様の部屋にその猫がいるんですか?」
「うん!そう言う事になるな!!んで、今夜はこの荷物を置きに来たとそう言う事だ。
まぁ、俺は責任とって屋敷を止めた訳だ。」
「そうですか… でももう瑞葉様はお休みになられていらっしゃいますので、
明日私が渡しておきましょうか?」
「袋重いぞ渡して大丈夫か?」
(志保に袋を渡した)
「は、はい。なんとか…」
鬼頭から袋を受け取る。
そしてその袋を厨房に置いてくると、ウイスキーを一瓶持って戻ってくる。
「これ、いつもお世話になってる御礼です。御主人様には内緒ですよ」
そのウイスキーを鬼頭に渡す。
「大した腕力だな。男顔負けかも…あ、いやなんでもない。おっ!ウイスキーか随分年代物だよ…
どうだ、テントでも来て志保さんも一緒に飲まないか?俺一人で飲むには量が多すぎるからさ…」
「い、いつも重い洗濯籠運んでますからね… 筋肉ついちゃったのかもしれません」
二の腕を揉みながら苦笑する。
「…じゃあ、お言葉に甘えてもよろしいですか? グラス、取ってきますね」
再び厨房に戻ってグラスや氷を用意し、鬼頭と共にテントへ向かう。
(テントにて志保にグラスにウイスキーを注いで貰う)
「わっとと!!入れすぎてないか?まぁ頂くよ!!」
(グラスに注いウイスキーを軽く飲んでしまった)
「わ、そ、そんなに一気に飲んで大丈夫ですか?」
グラスのウイスキーを一気に飲んだ鬼頭に驚きつつ、
自分はちびちびとグラスに口をつける。
「っぁ〜、な、なんだか蒸し暑くありません?」
頬をピンク色にさせて呟く。
「酒の強い奴は甘い物好きってよくいわないか?それにまだ残っているって良くみなよ!!
って…志保さん大丈夫か?頬真っ赤だぜ!!…それに・・・ブラのヒモ見えいるって・・・」
(酔っ払った志保に軽く注意した)
「ボラのキモ? お酒のつまみに良いのはアンコウのキモですよぉ鬼頭さん!」
着衣の乱れも気にせず、陽気に喋りだす。
「…だめだそりゃ!!完全に酔っ払ったっている…ほれ水だ飲めって」
(水を自分の口に含ませ志保の口にそのまま移した)
「んぅぅ… んっ」
口移しで流し込まれる水をごくごくと飲む。
鬼頭の唇の感触に、酔っ払いながらも卑猥な気分になってくる。
「いて…舌カンダ。…大丈夫かい?志保さん?玄関まで送って行くよ」
(志保の乱れた服装を直して玄関まで送って行った)
「今屋敷の人呼んだからからさ。このコート来て暖かくして待ってれば良いよ。
それじゃお休み…」
(テントの方えへ帰って行った)
「はぁはぁ、鬼頭さん…おやすみなさい」
半ば居眠りしながら鬼頭を見送る。
迎えの人が来る頃には、もうその場に倒れて寝息を立てていた。
≪ジジジ――!!≫
(腕時計のアラームが鳴りテントの中に響き慌てて起きる)
「アリャ!!…もう一時30分かよ…腕時計に伝言???
数週間ブリの仕事だ!!こうしちゃいられん!」
(液晶の腕時計の画面に浮び上った文字を読み慌てて外にでて、バイクに
またがりエンジキーを入れマフラーを2回空ぶかしてアクセルを全開にして目的に向う)
233 :
椿 杏樹:03/03/04 00:58 ID:U9L98Ebe
温水プールの掃除をしている。
235 :
椿 杏樹:03/03/04 01:11 ID:U9L98Ebe
プールサイドをデッキブラシで擦っている。
「・・・・・この屋敷、プールなんてあったのか・・・」
廊下を歩いていると、温水プールらしき施設が見えた。
屋敷の広大さを思い知らされる瞬間である。
とりあえず中でも覗いてみようと入っていく。
237 :
椿 杏樹:03/03/04 01:22 ID:U9L98Ebe
「ふう。…ん?」
ある程度プールサイドの掃除を終えたところで、ドア付近の人影に気付く。
「誰だろ。どなたですかー?」
手元を止め、戸口の方に尋ねる。
プールサイドに入ろうと戸口に手をかけた時、椿の声が中からしてきた。
「マスターだ。お掃除の途中だったかな?」
戸口を開けずに、念のために聞いておく。
239 :
椿 杏樹:03/03/04 01:32 ID:U9L98Ebe
>「マスターだ。お掃除の途中だったかな?」
聞き覚えのある声に返事をする。
「あ、別に構いませんよー。ほとんど終わりましたから、マスター…」
(そういや『マスター』っていうのは名前じゃないのかしら。
様、付けたら変?なのかな?)
「それじゃあ失礼する」
椿の返事を聞き、戸口を開けて中に入る。
そして椿がなにやら不思議そうな顔をしているので、聞いてみる。
「ん?どうかしたのか?」
241 :
椿 杏樹:03/03/04 01:44 ID:U9L98Ebe
「えっ?えーと」
マスターが中へ入って来たので、何気に質問してみる。
「あのー、私ずっとマスター様って呼んでたじゃないですか。
『マスター』っていうのは、貴方のお名前だと思ってたからなんですけど…。
実はどうなんでしょ。と思って」
「ああ・・・・・その事か」
なにやら言いづらそうに頭をポリポリと掻くと、別に隠す事でもないな、と呟く。
「確かに『マスター』ってのは正確に言うと俺の本名じゃないんだよ。
だから様付けはなんか・・・な。
しかし、偽名と言うほど大層なものでも無いしなあ・・・・・」
何て言えばいいんだろうと言った風な表情をしてみせる。
「肝心の本名は『忘れちまった』し・・・だから「マスター・カイル」の名を
名乗ってるわけなんだよ。まあつまりは・・・」
そこで一旦詰まるが、すぐに続ける。
「俺ってこの世に存在しない人間なんだよな。戸籍上は・・・」
243 :
椿 杏樹:03/03/04 02:06 ID:U9L98Ebe
「はあ。(戸籍なし…?保険金絡みか何かかしら)」
少々難しい話になってきたような気がするが、とりあえず『様』付けは
気に召さない様子である。
「じゃあ、私も皆さんと同様にマスターとお呼びして宜しいのでしょうか」
「オーケーオーケー。むしろそっちがいいな」
椿の表情から、あまり意味が読み取れていない事を察する。
(まあ、彼女らしいといえば彼女らしいな・・・・・)
内心ではそんな事を考えながらも、軽い口調で椿に返す。
「ところで、今このプールって泳げるのか?」
話が一段落した所で、泳げるのかどうか聞いてみる。
「出来れば泳いでみたいんだが・・・」
245 :
椿 杏樹:03/03/04 02:17 ID:U9L98Ebe
「ええ、温水ですから泳げますよ。水も綺麗にしてますし」
マスターの問いに笑顔で返す。
「待って下さいね。たぶん温度調節も私ちゃんとやった筈…きゃっ!」
プールサイドに膝をつき、温度を見ようと手を伸ばすが
足のバランスを崩しプールに落ちてしまう。
案の定落ちてしまった椿を引き上げようと手を差し伸べるが、気づいていない。
「やれやれ・・・」
仕方なく着ていたレザーコートを脱ぐと、服のまま水の中に飛び込む。
そして多少強引に椿を引き寄せ、プールサイドに上がると、ある事に気づく。
「・・・・・ん?考えてみれば、わざわざ飛び込む必要なかったんじゃないか・・・?」
まさに後悔先に立たずである。
マスターの服はずぶ濡れになってしまっている。
俺としたことが・・・と頭を抱える。
247 :
椿 杏樹:03/03/04 02:32 ID:U9L98Ebe
「す、すいません…。またやらかしてしまいました…」
なんとか助け上げられ、ゲホゲホと咳き込む。
落ちた自分は当然だが、マスターも飛び込んだせいでずぶ濡れになってしまった。
(しまった…。ま、まさかお仕置きとか無いよね…、無いよね?)
「ふ、服、急いで乾かしますね…。そこの更衣室に乾燥機ありますから」
マスターに目を合わさないように慌てて言う。
「濡れたままはいかんだろう。これでも羽織っておくといい」
お仕置きを懸念する椿とは対照的に、マスターは無事だったコートを彼女に差し出す。
そして、上着を脱ぐと乾かしてもらうように手渡す。
249 :
椿 杏樹:03/03/04 02:47 ID:U9L98Ebe
「ありがとうございます」
ほっと胸を撫で下ろし、マスターを一緒に更衣室に促す。
(私は後でいいや。先にマスターの服を、っと…)
「バスローブありますから、乾くまでこれ着てお待ち下さいね」
と客人用のバスローブを手渡し、彼が脱いだ服を乾燥機に入れる。
「ふーむ・・・・」
更衣室でバスローブを渡された後、なにやら考え込んでいる。
(お仕置き・・・・・・ねえ・・・)
以前の事を思い出し少し抵抗が生まれる。が、多少からかってみようかという気持ちも有り、
結局は行動に移す。
乾燥機に服を入れ、スイッチを入れた椿の隙を見ると後ろから肩に手を回し、そのまま首に絡める。
そして顔を耳元に近づけると、
「怖いか・・・・・・?」
腕を絡めた時に体を震わせた椿に対し、軽く息を吹きかけるように呟く。
251 :
椿 杏樹:03/03/04 03:02 ID:U9L98Ebe
「うっ」
すっかり油断していたところに、背後からマスターの腕が伸びる。
お仕置きというのを体験した事が無い為、いつもと違ってすぐには受け入れられない。
(…うう、やっぱり…?)
>「怖いか・・・・・・?」
「…」
無言で顔を赤らめるが抵抗はしない。
抵抗こそしていないものの、微妙に体が強ばっている。
やはりお仕置きというものは体験していないのであろう、
いつもとは違い、頬を赤らめたまま俯くばかりである。
「怖いならやめるぞ?」
そんな言葉とはよそに、その手は徐々に胸元に下りていく。
253 :
椿 杏樹:03/03/04 03:14 ID:U9L98Ebe
「ん、んっ…。でも、私…マスターに悪い事しましたから…」
怖いならやめる、という言葉に甘えそうになるが
それもメイドとしてどうかと考え思いとどまる。
胸に彼の手が触れて揉み始めると、思わず溜息を漏らす。
「お詫びに…この程度なら…」
「あれは俺の独断だ」
言いながら椿にキスをすると、若干強引に舌を絡める。
その間に胸元を露にしながら、濡れた服を脱がせていく。
255 :
椿 杏樹:03/03/04 03:27 ID:U9L98Ebe
「っ!?…んむっ…」
胸だけで済むと思っていたのに、強引にディープキスをされて驚く。
「ま、待ってくださ…マスター…!やっ」
濡れたメイド服も脱がされ杏樹は困惑する。
が、完全に抑え付けられているので彼をはね返す事も出来ない。
「だから言ったろう?『怖いなら止めるぞ』と」
困惑する椿をよそに、するりとスカートも脱がしてしまう。
残っているのは下着のみである。
「ま・・・今でも止めたいなら止められるけどな。どうする?止めるか?」
言っている間に、片方の手が下半身へと動いていく。
257 :
椿 杏樹:03/03/04 03:38 ID:U9L98Ebe
(どうしよう。でも、前みたいに冷たいのや痛いのは…)
前回彼に調合の棒を入れられたので、きっと今度も何か物を入れられるのだろうと
勝手に思い込み抵抗しはじめる。
>どうする?止めるか?
「…や、やっぱりやめ……あうっ、い、いやっ」
下半身で蠢くマスターの手から逃げるように身をよじる。
「ちゃんと最後まで言ってもらわないと困る」
言葉を紡ぎ出せない椿に悪戯っぽく告げると、下着の中へ手を入れる。
秘裂をなぞったりしながら、時折キスをする。無論、胸元の手の蠢きも止めない。
「俺は君の主人じゃない・・・嫌なら『嫌』と一言告げればそれでおしまいだ」
ある意味最終勧告ともとれない語調で、椿に囁く。
259 :
椿 杏樹:03/03/04 03:53 ID:U9L98Ebe
>嫌なら『嫌』と一言告げれば〜
とは言うものの、マスターが止めてくれる気配はほとんど無い。
それどころか秘所を弄んだり、キスをしたりと次々杏樹を責めてゆく。
「あはぁ…あん、ふあ…っ。んん…」
(嫌だって言っても止めない癖に…)
「いっ…いや…今日は、激しいのは…嫌ですっ…。触るだけで止めて…」
途切れ途切れに言葉を発する。
(どうやら信じてもらえてないみたいだな・・・人徳か)
内心自分を嘲笑いながら、それでも責めの手を止めない。
>激しいのは
「この間みたいな事はしないさ」
前回のような事を恐れている事に気づき、敢えてそれを否定する。
そして耳元で
「安心していい」
と、優しく囁く。
261 :
椿 杏樹:03/03/04 04:08 ID:U9L98Ebe
「本当ですか…?」
少々まだ疑うが、それを聞いて体の力はふっと抜ける。
(でも待って。物入れられなくても…十分激しい事は出来るわよね)
硬さを増したマスター自身が、杏樹の体に押し付けられているのに目が行く。
「…!!ス、ストップ!あんっ、やっぱり今日は…ダメです、止めましょう!」
「了解」
あっさりと手を離すと、乾燥機へ目をやる。
「そろそろ終わるかな?そしたら君の服の番か」
そう言うと、もう何もしないという意思表示のように椿から若干距離をとる。
バスローブの目立っていた部分は、いつのまにか元に戻っていた。
263 :
椿 杏樹:03/03/04 04:29 ID:U9L98Ebe
「私の服は…あわわ、いいです後で乾かします!!」
一刻も早く立ち去りたいのか、脱ぎ捨てられていた服をかき集め
自分もバスローブを身につけ真っ赤な顔で更衣室を出て行く。
「お先に失礼しますごめんなさい!」
プールを出たすぐの廊下で、頭のヘッドドレスをもぎ取り
赤面したまま濡れた髪をグシャグシャとかきむしる。
「ああー…、私、なんて駄目メイドなの…。
『お仕置き』が怖くて逃げちゃったなんて、こんなの御主人様に知れたら…」
困惑したまま自室に戻る。
「やれやれ・・・・・・俺も嫌な男になったもんだ」
自分が椿にした事を思い返し、ため息交じりに呆れる。
しばらくして服が乾くと乾燥機から服を取り出し、着替える。
そしてほったらかしにされていたコートを身につけ、ゆっくりとした足取りで自室へ戻っていく。
自室で寝そべりながら、思いついたように呟く。
「名前の事、あんまり人には言いたくなかったんだけど・・・・・な」
そのまま体を起こし、
「ま、誰も信じないか。俺の体質の事言ったって・・・・・信じるはず、ない」
自室を雑巾がけしている。
「新しいメイドも増えたみたいだし……そろそろ私も潮時かしら」
なんとなく面白くなさそうに呟くと、バケツの水に雑巾をつけて
強く絞る。
ぼーっと昔のアルバムを見ている。
一通り床を拭き終わって、バケツを水場まで持っていく。
「……御主人様のお部屋もついでに雑巾がけしようかしら?」
バケツの水を入れ替えると、その場で少し悩む。
「あの時の遊園地、楽しかったなぁ…。…はぁぁ…」
アルバムをしまうと、ベッドに横たわる。
「……今は御主人様のお部屋より、客間を掃除した方がいいわね。
最近、お客様の訪問が多いみたいだし」
そして、バケツに雑巾を入れて、ほうきを持つと客間へ向かう。
「あー、もうやだ!今日は思い出に浸ろ!」
再び分厚いアルバムを引き出すと、聴いていた音楽の音量を上げて、再び昔の思い出に浸る。
「うぅ……寂しいよぉ…」
≪キキィィィ!!≫
(バイクが屋敷の近くの道路沿いで急スピンした)
「いてーなあの野郎共!!…行くぞ!!」
(バイクの体勢を整え向かって来る2tトラックにウィリー走行で迎え打った)
客間についた途端、どこからか大音量の音楽が聞こえてきて
表情をゆがめる。
「何なの、このうるさい音は……今はお客様がいらっしゃらないから
よかったものの、ここまで聞こえるほど大きな音で……」
持っていたほうきとバケツを客間に置くと、音の鳴る方向へと向かう。
「どうせやる気のないメイドでしょうが……」
「はぁぁ……もう3年以上経つんだなぁ。あの頃が一番良かったよ……ぐすん」
そう言いながらツーショットだらけのアルバムのページをめくる。
音が漏れている部屋を見つけると、扉を強く叩く。
「ちょっと! 誰なの!? 音がうるさいわよ!!」
扉を叩く音に気付き、音量を下げて部屋の入り口に出ていく。
「あ……恭子さん、こんばんは。…やっぱり、うるさかったですか?」
持っていたアルバムを背中の方に隠し、少しすまなそうに答える。
281 :
秋山 麗:03/03/05 00:32 ID:fY8YZqar
辺りの騒音もなんのその、黙々と厨房周りの消耗品を補充していく。
「……気のせいかな……なんか屋敷の人員の割に消費が早いような……」
≪ドカァァン≫
(ウィリー走行で2tトラックの上に乗り運転室を潰し2tトラックを運転していた男は平行感覚
を失い道路で横転すると当時にバイクで芝に飛び降り急停止)
「これで全ての゛仕事゛が終った…奴等の戦力はだいぶ減ったし戻るか」
(バイクをテントに向けて走らせ道路沿いには警察のパトカーが集まっていた)
扉が開き、みかさが出てきて両手を腰にあてる。
「留萌さんだったのね……お仕事はもう終わったの?」
説教をするように言うと、みかさが何かを隠したのに気付く。
「……何を隠したのかしら? 私に見せてごらんなさい」
偉そうな態度で言って片手を差し出す。
外からの音に少し顔をしかめつつ、自室でペンを走らせている。
(テントに戻り怪我した左手に酒のアルコールをぶっ掛け荒治療をしている)
>>283 「あ、…はい。今日の分は全部終わらせましたけど……」
>……何を隠したのかしら?
「え!?あ、いえその、これは…大した物じゃ。その…ただのアルバムです」
挙動不審になりながらそう言って「みかさ&幸希の思い出アルバム」と書かれた面を、出来るだけ見えないようにして恭子に見せる。
みかさが差し出したアルバムを受け取り、表紙を見ずに開く。
どうやら恋人と思われる人物とみかさが写っている写真が何枚かあり
何のアルバムかをさとる。
「こんなものに夢中になっているから、大きな音にも気付かないのよ。
少し気が緩んでいるんじゃないの?」
そして、「みかさ&幸希の思い出アルバム」という文字に気が付かないまま
アルバムをみかさに返す。
「私、今客間の掃除をしているの。お暇なら手伝っていただけない?」
>>288 「こんなもの…ですか。…あ、いえ、掃除ならすぐに手伝いますよ!」
大切な物を「こんなもの」扱いされて少しムッとするが、とりあえずそのアルバムを机の上に置きっぱなしにし、鍵もかけずに部屋を出る。
290 :
秋山 麗:03/03/05 00:55 ID:fY8YZqar
「……あれ?」
ふと、厨房の端っこに見慣れないビンが置いてあるのを見つける。
「何だろ……まさか!」
この屋敷+怪しいビン=媚薬という方程式を思い浮かべ、思わず引く。
>>289 「良かった。客間は広いから一人では大変だわ」
そして、客間に着くとほうきをみかさに渡す。
「取り合えず床を掃いてちょうだい。私は壷とかを拭くから」
そう言うと、バケツの雑巾を絞る。
(怪我した左手の所の傷口をタオルでキツク止め立ち上がりテントから出る)
「ひな祭り終わっちまったけど、ケーキでも良いよな…」
(右手にひな祭り様のケーキを包んだ袋を持って屋敷の近づきベルを鳴らす)
>>291 「はい!わかりました!」
恭子の指示通り、丁寧に掃除をしていく。
>>293 「っ! ……元気がいいのね」
威勢の良いみかさの声に少し驚き、壷を落としそうになる。
「さっきはまるでこの世の終わりみたいな顔をしていたのに
立ち直りは早いのね」
みかさの心境を推測しつつ、壷を拭きながら言う。
296 :
秋山 麗:03/03/05 01:12 ID:fY8YZqar
急ぎ玄関へと向かい、ドアを開ける。
「はい? あら、鬼頭さん……いかがなされました?」
誰に合おうと猫は冠りっぱなしな麗。
>>295 「そうですか?あ、でも私コロコロ気分が変わるって言われますね、そう言えば…」
そんな事を言いつつも、先程の暗さが嘘のように明るく話す。
(私の稼ぎが牧場経営の助けになってるんだし…落ち込んでられないわよね…)
小声でそんな事を呟くと、活発に掃除を続ける。
「ふう・・・」
走らせていたペンを置くと、書類をまとめ始める。
書類には英字で遺伝子がどうたらこうたら書かれており、
論文のようなものらしい。
ペンを握っていて疲れたのか、肩を回したりしている。
>>297 「そうなの……でも、そんなんじゃ好きな人に嫌われるんじゃないの?」
皮肉めいた感じで言うと、くすっと笑って窓を拭く。
「私だったら、そんな気が変わりやすい人をお付き合いしたくないもの。
いつ浮気するかわからないでしょ?」
>296
「おりゃ?秋ちゃん!!今日さ、少し遅れたけど、ひな祭りのケーキを買って来たからさ皆でどうかと思って
さ・・・」(右手に持った包んだ袋を見せた)
>>299 >そんなんじゃ好きな人に嫌われるんじゃないの?
「そ、そんな事ないですよ。そんな事……無いです!」
自分の心配事の核心を突いた発言に対して、精一杯虚勢を張る。
>いつ浮気するかわからないでしょ?
「……っ!…幸希は…幸希は私にそんな事思う人じゃないですよ!だって、だって…私達は…」
挑発めいた恭子の誘いの発言にあっさり乗り、言わなくても良いことまで口走ってしまう。
302 :
秋山 麗:03/03/05 01:33 ID:fY8YZqar
>>300 「あっ、わざわざすいません」
ひな祭りってケーキだっけ? などと心の中でつっこみを入れるが、おくびにも出さない。
笑顔を浮かべて包みを受け取ると、
「鬼頭さんも休まれて行きますか? ……どうやらケガをなさっているようですし」
左手の包帯が視界に入り、そう問いかける。
水でも飲もうかと廊下を歩いていた時、
騒音の次はなにやら大きな声が客間からしてきた。
「一体なんだ?」
さすがに気になり、客間へと歩を進める。
>>301 「へぇ……あの写真の男性、幸希さんって方なのね。写真の様子だと
留萌さんの恋人でしょう?」
事情を聞き出さずとも自分から話してしまったみかさをちらりと見て、
くすくすと笑い続ける。
「たとえ恋人とはいえ、幸希さんが留萌さんをどう思っているかなんて
わからないんじゃないの? もしかしたら、今あなた以外に恋人が
いるかも……?」
更にみかさを追いつめるように言うと、みかさの方に身体を向ける。
>>302 「怪我??別にどうって言うことはない。ただ転んだだけさ!!それよりあの猫元気?」
(包帯の怪我の事より猫の事が気になっているらしい)
306 :
秋山 麗:03/03/05 01:43 ID:fY8YZqar
>>305 「猫……ですか?」
心当たりの無いことを言われ、思わず小首をかしげる。
>>304 恭子の言葉に、口が滑った事を後悔するが、その話の続きを聞くうちに顔が青ざめてくる。
「そ、そんな…幸希は浮気なんか…しないって…私だけだって、言って…だから…」
相当気にしていた事らしく、箒を取り落とすとガタガタと震え始める。
「だって…私家族や幸希の為にここで頑張ってるのに…なのに、なのに…違うよ…そんな事あるわけ…」
目を潤ませ、恭子の方を睨むような姿勢のまま、ぺたん、と床に腰を落としてしまう。
>>306 「ほら、何て言うか全身が黒くて両目が赤色のチビ猫の事だよ!!
…知らないかな・・・知らないなら別にいいって・・・」
(秋山に必死になって猫の事を聞き出そうするが秋山本人は知るはずもなく
困った顔をして、レツヤは急に元気をなくした様な顔をした)
客間が見える位置までくると、なにやらみかさと見慣れぬメイドが話している。
みかさの反応から見ると、どうやら一方的な口論のようなものらしい。
座り込んでしまったみかさを見かね、二人に近づいていく。
「はい、喧嘩はそこまで」
二人の間に割ってはいる。
そして涙目のみかさを一瞥すると、恭子に向き直る。
「随分怖い人だなあ。そんなに他人をいびって楽しいか?」
少々顔をしかめる。
>>309 突然割り込んできたマスターを少し睨みつけながら、軽くため息をつく。
「何を勘違いしていらっしゃるのですかマスター。別に喧嘩なんて
していません。それに……」
持っていた雑巾をバケツに入れると、座り込んでしまったみかさの肩を
軽く叩く。
「いびってもいません。留萌さんがあまりにも寂しそうだったので
話を聞いていただけです」
311 :
秋山 麗:03/03/05 01:58 ID:fY8YZqar
>>308 「(そんな事言われても、ここペットなんて飼ってないし……)」
忘れていないかよく思い出してみるが、それでも思い当たらない。
裂矢がっかりしたのを見て取ると慌てて、
「え、えっと、この屋敷にいることは確かなんですね?
でしたら近いうちに探してみますけど……どなたかそのことをご存知の方はいますか?」
>>310 「ま、マスターさん……」
涙目で座り込んだままマスターと恭子のやりとりを聞く。
>いびってもいません。留萌さんがあまりにも寂しそう〜
「そ、そんな!私は別に寂しくなんか…ないです。ただ、恭子さんがそんな事言うから…」
マスターの登場でようやく、少しは気が落ち着いたのか立ち上がって話し始める。
(少ししてから、下がった顔を上げる)
「知らないで聞いた俺が悪いんだ。気にしないでくれ。それよりこのケーキさ
厨房で分ける?」
(秋山に聞く)
314 :
秋山 麗:03/03/05 02:09 ID:fY8YZqar
>>313 「あ、はい、そうですね……では、こちらへどうぞ」
そう言うと、ケーキの包みを持ったまま厨房へと先導する。
>310
「そうか、なるほどねえ・・・・・」
恭子の言い分を聞くと、突然笑いを堪えるように肩を震わせ始める。
「それでショックを与えてるんじゃ意味ないわな。
まったく、こういう時の女というのは怖くてたまらない」
肩を震わせたまま、からかうような笑みを浮かべる。
>>312 「あら、そうだったの。ごめんなさい、それは私の勘違いだったみたいね」
立ち上がったみかさから一歩離れて、みかさに頭を軽く下げる。
「……マスター、私が怖いんですか? いやですわ、そんな冗談」
今の事を主人に報告されては困ると思い、マスターに取り繕うように
微笑みかける。
>>314 (秋山に厨房招かれ到着して台所のまな板に袋からケーキを取り出し置く)
「さてと…秋ちゃんは皿を何枚か用意してくれ。俺はこのナイフでケーキを分けるから」
(懐のポケットから料理用のナイフを取り出し右手をまず洗面所で綺麗に洗いケーキを分け始めた)
318 :
秋山 麗:03/03/05 02:23 ID:fY8YZqar
>>317 「……ナイフじゃなくて、ここの包丁をお使いになられてもいいですのに」
と、苦笑混じりにそう言うと、手早く皿を並べていく。
>>316 ようやく話が一段落し、ある程度平静を取り戻す。
「あ、あの…今の話、何かあってもご主人様にはしないでもらえませんか?……その、彼の…事を」
主人に彼氏の事がばれるとまずいと思い、懇願するような感じの言い方で二人に言う。
>316
「安心しろよ」
恭子の思惑を見透かしたような発言を、微笑んだままの恭子に返す。
>319
「ん?ああ・・・黙れと言われたら黙るさ。そこまでおしゃべりじゃないしな」
みかさの願いに応ずる。
>>318 (なれた手つきでケーキを切り分けていく)
「いつもこのナイフ愛用にしているもんでつい使うのが癖になっちまったんだよ」
(秋山に笑いながら答えナイフをしまう)
322 :
秋山 麗:03/03/05 02:36 ID:fY8YZqar
>>321 「そうなんですか」
とりあえず、深く聞くのも何なので、それで話は切り上げ、ケーキを取り分けていく。
「……っと、こんなところでかしらね……
あっ、何かケーキのお返しを考えないといけませんね……」
>>320 自分の考えをあっさりと読まれ、少し焦りながらも微笑み続ける。
「ふふ、ありがとうございます……」
そう言うと、マスターに深々と頭を下げてほうきをバケツを取る。
「良かったわね、留萌さん。マスターがお優しい方で……」
そして、二人を残して逃げるようにその場を離れる。
「私はこれで……留萌さん、手伝ってくれてありがとう」
>322
「猫飼って貰っている俺からの゛気持ち゛だからさ。」
>あっ、何かケーキのお返しを考えないといけませんね
「特に俺は望んでないんだけど・・・」
(言葉とは裏腹に手は秋山の紙を撫でていた)
325 :
秋山 麗:03/03/05 02:49 ID:fY8YZqar
>>324 「頂いたらお返しするのが礼儀ですよ。それに……」
そこで言葉を切ると、髪を撫でる裂矢の手に自分の手を重ねる。
「この手は、何かを望まれているようですが……?」
そう言うと、同意の証しか、微笑をもって返す。
>>323 「あ…はい、どうも。おやすみなさい…恭子さん」
自分とマスターに声をかけると、そそくさと立ち去ってしまった恭子を見送る。
>ん?ああ・・・黙れと言われたら黙るさ。
「…先程はどうもありがとうございました。マスターさんのおかげで助かりました。それと…あの件は、宜しくお願いします(ペコリ)」
マスターの側まで行くと、そう言って一礼する。
>326
恭子が去っていってから、ある事に気づくと、険しい表情になる。
「まずいかもしれんな・・・・」
しかしみかさに気づくと、すぐに表情を柔らかくする。
>先程は〜
「確かに危なかったな。ま、おせっかいかもしれんが、何か悩みがあったら
身近の人間に相談なりなんなりしてみるといい。メイドはあんなのばかりじゃないと思うからな」
冗談交じりの口調で言いながら微笑む。
>>325 「…男って奴は気持ちを表すのが下手な生き物だ…特に俺の様な不器用な男は人一倍下手なんだよ!!」
>「この手は、何かを望まれているようですが……?」
「そう思って貰って結構だよ。俺は獣だか良いのかな??」
(左手の包帯を無理やり取って、秋山を左手で抱き寄せて舌を絡ませながらキスをする)
>>327 「はい!ありがとうございます」
何を勘違いしたのかマスターの手を両手で強く握ると、少し明るくなった表情で話す。
「何かあったら、私の相談に乗ってください!お願いします!」
330 :
秋山 麗:03/03/05 03:07 ID:fY8YZqar
>>328 「ふむっ?!」
いきなりのことで一瞬驚いたが、気を取り直して、逆にこちらからも舌を絡ませていく。
「(見たところ、裏側の人みたいだし……好印象持たせておいて損はないはず……)」
などと打算バリバリの誘いではあるのだが。
それはともかく、麗も手を相手の背中に回し、胸を押し付ける。
客間を出たあと、水場に行って荒々しくバケツの水を捨てる。
「……どうしてこんなにイライラするのかしら」
唇を噛み締めると、目を閉じ深呼吸をしてほうきと雑巾を片付ける。
「もうすぐこのお屋敷も去る事だし、何がどうなっても私には
関係ないわね……」
そして、
>>319のみかさの言葉を思い出して、怪しく笑みを浮かべる。
「御主人様がこの事を知ったらどうなるのかしら……留萌さんは
故郷の彼氏の事ばかり気にして、仕事に全然身が入っていない……とか」
くすくすと笑いながら、自室へ戻る。
>329
「俺なんかで良ければ」
段々とみかさの表情が明るくなってくると、つられて自分の表情も明るくなる。
「・・・・・大切な人がそばに居ない辛さは良くわかるさ。それに・・・・・」
そう言うと、明るくなっていた表情が暗くなる。
「その人が手の届かない場所へ行ってしまう事は、もっと辛い」
手を握られたまま、俯いてしまう。
しかしすぐに顔を上げると、
「君の彼はまだ手の届く所にいるんだろう?だったら心配ないさ」
と、再び明るい表情になりながら話す。
>>330 「(この女…何かあるのか…まぁいいか・・)」
(なおも、絡ませながら近づいて来た秋山の豊満な胸を右手で軽く揉み秋山の服のボタンを上から外していき
パンティーを親指で弄くる)
>>332 「はい、ありがとうございます!…私頑張りますから!それじゃ失礼しますね。おやすみなさい!」
励ましととれるマスターの言葉に、思わず敬語も忘れて、ぱあっと表情を明るくすると、笑顔で一礼して自室に下がる。
しかし自室に戻ると、あの「アルバム」が無くなっている事に気付く。
「あれ?アルバムが無い…無いよ……。…どうしよう、あれをご主人様が手にしたら…」
明るくなった表情が再び青ざめ、その場に座り込んでしまう。
335 :
秋山 麗:03/03/05 03:24 ID:fY8YZqar
>>333 「んふっ……んっ!」
しばらく身を任せていたが、あまりに早い展開に思わず唇を離してしまう。
「はぅっ…少し、急ぎすぎてるのでは……?
気持ちいいことは歓迎しますが、痛みを伴うのは嫌ですよ?」
文句にも取れる言い回しだが、その顔が待ち望んでいるかのような笑顔では説得力は無い。
>334
すっかり元気を取り戻したみかさを見送ると、再び表情が曇る。
そしてしばらく後、険しい表情のまま自室とは別の方向へ向かう。
歩いていった先は、主人の書斎であった。
ドアをノックし、中へ入っていく。
「よお。いくつか聞きたい事があるんだ・・・・・」
言葉とは裏腹に、表情は険しい。
足早に部屋に入ると、ドアを閉める。
>>335 「おいおい、舌入れいたのに急に離すなって…急ぎすぎか…俺は獣になるって言った筈だ…
しかしここはよくヌメッテいるな。」
(スカートを少しずらしパンティー上の部分を親指で強く押し愛液が噴出してくる)
338 :
秋山 麗:03/03/05 03:39 ID:fY8YZqar
>>337 「んあっ! ……お、押し込まないでください……
……それに、私を興奮させるような事を言ったのはそちらですよ?」
急に離したお詫び、とばかりに、今度は麗のほうからキスを求めていき、
さらに体の力を徐々に抜いて、裂矢にもたれかかる。
>>338 「興奮させる事はお互い様だろ?・・うぅぅんんん!!」
「(意外と押し切るタイプだな…しかし何か蛇の様な人だ・・・)」
(秋山から強引にキスをされつつも秋山の体を押し返してコートを敷いた床に寝かせる)
340 :
秋山 麗:03/03/05 03:54 ID:fY8YZqar
>>339 床(コート)の上で仰向けになると、
「んー……まあ、確かにそうですね」
そう答え、服の間から胸を露出させ、あからさまに誘って見せる。
さりげなく自分を抱くように手を回し、胸元を強調させてもいたりする。
>>340 (キスをされつつも秋山の体を押し返してコートを敷いた寝かせ秋山の服だけを剥ぎ取り
ブラジャーだけの姿にして一端キスをやめて秋山の体系を四つん這いの格好にさせスカートも剥ぎ取った)
「俺が秋ちゃんのアソコ舐めるから俺の肉棒を舐めてくれよ」
(ズボンのジッパーをおろし逸物を出させて四つん這いの秋山の体の上に乗って秘所を舐める)
342 :
秋山 麗:03/03/05 04:14 ID:fY8YZqar
>>341 「ふふっ、わかりました……」
そう答えて、逸物の先端に軽くキスすると、まずは全体を舐め上げていく。
「んっ…はふっ……ふっ! …はぅっ…ぺちゃ、はむっ」
秘所の刺激に時折体を震わせながらも、一通り舐め終えると、先端を口に含む。
>>342 「くっ!!」「(美味いな。それじゃ此方も)」
(ペロペロペロペロ)
(只管秘所を舐めつづけパンティーを口で剥ぎ取り秘所の亀裂に舌をいれて舐めつづけた)
344 :
秋山 麗:03/03/05 04:27 ID:fY8YZqar
>>343 「むふっ、ふぅぁっ! はぅっ! うっ、はん……ふ、ふぁっ!」
敏感な所からの刺激に体をくねらせながらも、口に含んだ逸物に舌を絡ませ、
歯を当てないように気をつけながら、徐々にピストン運動に移行していく。
「んっ、ふっ、むっ、ふっふっ……」
>>344 「おぉぉ!!…」 「(そろそろころ具合だな)」
(秋山に咥えさせた逸物を取り出し秘所の亀裂を両手ので広げそのまま挿入して
両胸を強く揉みながらも徐々に腰の動きを強く動かしていく)
346 :
秋山 麗:03/03/05 04:45 ID:fY8YZqar
>>345 「んくぁっ!! そんな、いきな…はぁっ! 激しっ、いっ、んあっ!」
自分の下に敷かれたコートを強く掴みながら、与えられる衝撃と感覚に酔いしれていく。
そして、少しずつ自分からも腰を動かし始め、モノを強く締め付ける。
「はっ、あ……ああっ! いいです…すごくい…はあっ、あっ!」
>>346 「そらそら、もっと鳴いていいんだぜ!!ほんと秋ちゃんのアソコってユルイな
もう経験済みか…」
(挿入したまま激しく突くの繰り返し両胸を強く揉みながら三度キスで舌を絡ませながら
激しく動く秋山の秘所からは大量の愛液がコートに飛散っていた)
348 :
秋山 麗:03/03/05 04:57 ID:fY8YZqar
>>347 裂矢の挑発に、内心、メイド歴十(ピー)年のプライドに火がつく。
「そ、そんな事、はぁっ! んぁっ、言われ、てもぉっ!」
表面上の反応には変化無いが、じわじわとあそこに力を込めていく。
>>348 「んぐ・・・・そろそろ限界かも・・・しめだ」
(秋山の動きと重なり秘所の中で精子を出してしまった)
「うんぁあ…うんぁあ……すまない中で出させて貰った。そうだそのままの格好じゃ不味いだろ?
これ着て行けって」
(新しいメイド服を渡す)
350 :
秋山 麗:03/03/05 05:12 ID:fY8YZqar
>>349 「あっ! はい、私も…はっ、はぁっ、はああぁぁぁぁぁぁぁっ!」
裂矢と同時に、自分も絶頂に達し、精液を搾り取るかのように強くモノを締め付ける。
>これ着て行けって
「はぁ…はぁ…あ、ありがとうござい……」
荒い息を吐きながらお礼を言いかけて……何故メイド服を持っているのだろうかという疑問が脳裏をかすめるが、
とりあえず聞かないほうがいいような気がして、おとなしく服を受け取る。
(汚れた厨房を綺麗にタオルでふき取り服を着て格好を整える)
「じゃ秋ちゃん気つけて帰れな!!」
「(マスターカイルと何か接点あるのかな??どちらにしろこの屋敷は謎だらけだ…そろそろテントに戻るか)」
(秋山と別れてテントに戻り灯油ランプを消し眠りにつく)
352 :
秋山 麗:03/03/05 05:26 ID:fY8YZqar
>>351 「はい」
一応うなずいてから裂矢を見送り……
「……帰れも何も、屋敷の中なのよね……ここ……」
小さな声でつっこみつつ、自室へと向かう。
道中、ふと先ほどのことを思い出し、
「(相手が動きにくいなら、動けるように誘えばいい……か……あんな感じでいいのかな?)」
と、先日読んでいた本(メイド心得-上級編-)の内容を頭の中で繰り返す。
353 :
ROM:03/03/05 13:02 ID:ZNhw+pv4
>鬼頭
日本語が正しく使えないヤシとデムパは迷惑だろ
355 :
rom人:03/03/05 17:04 ID:8kbzgrfW
>>354 許して、というか日本語変なのをキャラ設定にするのはどうかと。
それ以外は「迷惑」と言うほどでもないと思うが?
>>354 日本語が変なのはキャラの設定(セリフの方)なんだから、状況描写はきちんとすべきかと。
せめて句読点くらい付ければ?長ったらしいと醜い。
色々とご迷惑をお掛けしました。
キャラの本質を見抜けずにすみません。
本日限りでやめます。短い間でしたが楽しかったです。さようなら・・・
360 :
椿 杏樹:03/03/05 23:26 ID:QlJ2Yrkp
談話室で暖炉にあたり温まっている。
363 :
椿 杏樹:03/03/05 23:41 ID:QlJ2Yrkp
棚に古いジャズのレコードを見つけ、プレーヤーにかけてみる。
366 :
見城 暁:03/03/05 23:51 ID:ELzLFiA/
図書室の梯子の上に腰を掛けて古びた洋書の頁を繰っている。
蔵書のチェックをしていたはずが、いつの間にか読書に没頭してしまっている。
どこからか聞こえてくるジャズのリズムにあわせるように小口に添えた
指が静かに拍子をとっている。
自室で本を読んでいる。
368 :
見城 暁:03/03/06 00:00 ID:YjPjrsJ9
気になる記述を見つけたのか、他の書籍を参照しようとして少し離れた
棚に手を伸ばす。少し危なげなバランスだが、落ち着いた所作で
二冊目の本を開き、読み続ける。
本を読み終わり、書庫へ別の本を取りに行こうと自室を後にする。
廊下の窓拭きをしている。
371 :
見城 暁:03/03/06 00:09 ID:YjPjrsJ9
もう一冊、本を手に取ろうとしてバランスを崩し掛け、慌てて先ほど抜き出した
二冊目の書籍を元の位置に戻そうと、本棚に手を掛け体を伸ばす。
少し無謀とは思うものの、一旦梯子から降りて小脇に挟んだ本を置く手間が
惜しくなり、梯子の上でつま先立ちに。
空に向かってひとつ溜息をついてから、覚悟を決めたように呼び鈴を鳴らす。
>>372 ちょうど窓拭きを終えたところで呼び鈴が聞こえ玄関まで出る。
「はい・・・・・こんばんは、どうぞ中へ」
扉を開けて客人を迎え入れる。
>371
「ん?」
書庫についてみれば、かなり危ない体勢の見城が梯子の上にいた。
いまにもバランスを崩しそうで、見ていて危なっかしい。
とりあえず嫌な予感がするので、様子見をしつつ立っている。
>>373 扉が開き、中からメイドが出てきた事に驚く。
「ど、どうも…お邪魔します。あの…」
見た目はどこにでもいる、普通の茶色い髪をした若者だが
手には主人が屋敷に呼び寄せる為に出したと思われる手紙を握っている。
「えーと…俺、今日からここで働こうと思って、来たんですけど」
実際は養子なのだが、そんな事を瑞葉に言う。
>>375 瀬名から手紙を受け取る。
「え? すると新しい執事さんですの?」
そこでふと、どことなく見覚えのある顔であることに気付く。
「・・・・・・ひょっとして・・・・・・柏葉様?」
顔を覗き込むようにして、おずおずと問う。
377 :
見城 暁:03/03/06 00:33 ID:x6jEwVHr
限界まで腕を伸ばし、ようやく元の位置に本を収めてほっとした瞬間、
棚板を掴んでいた指がすべり、重心が狂った。
「――っ!」
落ちると思った瞬間、咄嗟に抱えていた本をかばうように身を丸めたため
受け身もとれぬまま、人の背丈の三倍はある高さから落下。
>>376 >「え? すると新しい執事さんですの?」
「いや、ここに来るまでは菓子職人やってたんで、出来れば料理とかそっち方面で」
(執事って何だ。すごい屋敷だぞオイ…)などと思いながら
笑って瑞葉に答える。
瑞葉に顔を覗き込まれ、しばらく「?」と不思議そうな顔をするが
すぐに気がついて尋ね返す。
「あっ。……。…荻野、さん?」
>>378 「やっぱり柏葉様・・・・・・どうしてここへ?」
不思議そうな顔になる。
「あ、いえ、何か事情がおありなら、仰らなくても・・・・・・
とにかくこれからよろしくお願いしますわ」
瀬名の手をとって握る。
「お料理でしたら、私にも教えてくださいます?」
>377
予感が的中し、見城が落下してくる。
近くで様子を見ていた為俊敏に動く事ができ、なんとか地面に落ちる前に見城の身体を
腕でキャッチする。
見城が身体を丸めていた為、いわゆる「お姫様だっこ」の状態になる。
「ふう・・・大丈夫か?」
異状はないかと、心配そうに顔を覗き込んで聞いてみる。
381 :
見城 暁:03/03/06 00:45 ID:x6jEwVHr
衝撃を覚悟して固く目を瞑っていたが、予期していたものより
ずっと柔らかく受け止められ、怪訝な顔でそっと目を開ける。
思いの外近くにマスターの顔を認め、とたんに頭に血が上った。
「! ……本!……私より、ご主人さまの本は……」
大切な本をおとしやしなかったかと動転したせいか、
自分の体勢にはいまだ気付いていない。
>>379 「驚いた。まさかメイドになってるとは思わなかったよ」
瑞葉がどうしてここへ、と尋ねるのに答えるのを躊躇う。が、
(別に、荻野さん一人くらいなら言っても大丈夫か…?)
「実は俺、最近身寄りが…なくなっちゃって。それでここの御主人に拾って貰ったんだ。
…養子縁組ってやつ」
言う事はヘビーだが、手を握られて少々照れくさそうにしている。
「でもただ居候っていうのもマズイし、何か働く用事でもあればって思って。
料理は得意だから俺でよければ教えますよ。美人は特に大歓迎」
>381
「本?君が持っていた本なら・・・・・」
そう言って、暁の背中に回っている手に握っている本を見せる。
「ここにある。心配しなくていい」
暁に微笑みながら答える。
>>382 身寄りがなくなったと聞いて気まずい表情になる。
「え・・・・・っ、ご、ごめんなさい、私、変なことを聞いてしまって・・・・・・」
が、あまりしんみりとするのもマズいと思い直し
慌てた様子で瀬名の案内を始める。
「え、ええと・・・・・じゃあまず厨房へ案内しますわ。ついて来て下さい」
>料理は得意だから〜
「あ、ありがとうございま・・・・・・」
言葉の途中で「美人」などと言われて恥じらい
無言で俯いてしまう。
385 :
見城 暁:03/03/06 01:00 ID:x6jEwVHr
「良かったぁ。この本はもう向こうでも滅多にあるものじゃないから……!!」
実に嬉しげに笑みを見せたあと、はっとしたように自分の体勢に気付いて硬直。
「ま、マスター・カイル……さま!? わ、私…も、申し訳ありませんっ」
慌ててマスターの腕から降りようと身を捩るが、顔が真っ赤になっている。
>>384 >私、変なことを聞いてしまって・・・
「気にしないでいいよ」
瑞葉の後を歩き厨房へ案内されるまでの間、屋敷内を眺めると
改めて自分がすごい所へ来てしまったのだと実感する。
(ジャズは流れてるし、廊下は広いし…すごいな)
「ところでさ、荻野さんはここでどんな仕事してるの?御主人はどんな人?」
ふと頭によぎった疑問を口に出す。
>385
「おっと、すまなかった」
暁の様子に苦笑いしながら、ゆっくりと立たせる。
「何はともあれ、何も無くて良かった。怪我でもしたら大変だからな」
いまだ顔を真っ赤にしている暁の髪を軽く撫でる。
>>386 「私は・・・・・実家を出て、ここで見てのとおりメイドをしています。
お掃除をしたり、お料理の勉強をしたり、お洗濯をしたり、それに・・・・・・」
そこで赤くなって俯く。
(さすがに夜のことは言えませんわよね・・・・・・)
「おじ様はとても優しい方ですわ。
だから柏葉様も心配なさらなくても大丈夫です」
そうこうするうちに厨房に着く。
「さ、ここですわ」
>>388 「良かった。いい人なんだ」
厨房に通され、広く整ったキッチンに目をやる。
>それに・・・・・・
「『それに』?まさか、漫画みたいに夜のご奉仕いたします、とか…んなわけないか」
瑞葉の言葉が気にかかり、冗談半分に笑って言う。
390 :
見城 暁:03/03/06 01:16 ID:x6jEwVHr
「あ…ありがとうございます」
うつむいたまま、素直に髪を撫でられている。
「マスターの前では醜態を晒してばかりで本当に申し訳ありません。
この程度の高さなら受け身の一つも取れなければならないのに。
覚えることが多いからといって日ごろの訓練を怠っていたら
途端にこれでは、いかに未熟か知れようものですね」
少し気が抜けたような苦笑で呟くように。
>>389 >まさか、漫画みたいに〜
「っ! そ、それは・・・・・・・」
嘘をつくわけにもいかず、しかし本当のことを言うのにも
抵抗があるため、動揺したまま視線を逸らす。
「・・・・・・・その、ええと、か、柏葉様は大丈夫ですわ。
おじ様はそちらの気はありませんから」
混乱のあまり素っ頓狂なことを言ってしまい、さらに羞恥に襲われる。
>390
「この程度って・・・こりゃ5mはあるんじゃないか?」
本棚を見上げながら、大体の高さを言ってみる。
視線を暁に戻すと、うつむいたままの暁の肩を軽く叩く。
「それに、その本を守ったんだろう?それなら充分立派な行動さ」
にこりと微笑みながら、暁の行動を褒める。
>>391 瑞葉がまったく否定しない様子を見、外には出さないがかなりの衝撃を受ける。
「……。あるんですか」
>おじ様はそちらの気は〜
「あ、ああ…そっか、俺もそれはちょっと…」と自分もしどろもどろに言う。
「ごめん、あんまり女の子はそういうの言いたくないよな」
羞恥で顔を真っ赤にしている瑞葉にフォローを入れようと、
自己嫌悪気味に溜息をつき彼女の手を取るが
顔も一緒に近づいたせいで、妙な感覚に襲われる。
394 :
見城 暁:03/03/06 01:29 ID:x6jEwVHr
「5m……そんな低いところから落ちただなんて……」
別の意味でショックを受けたらしいが、いつまでも落ち込んでも
いられまいと気を取り直し、顔を上げて笑顔。
「そうですね。貴重な本を傷つけずに済んだこと、本当に良かったと思います。
マスターに助けて頂いたからこそですね。あらためて、ありがとうございます」
>>393 「い、いいえ。それに、私は別にイヤイヤしているわけではありませんから・・・・・・」
瀬名が誤解しないようにと付け加える。
と、手をとられ、顔が近づけられて、ふと僅かに怯えたような顔になる。
「柏葉・・・・・様・・・・・・?」
>394
「そんな大層な事はしてないさ」
苦笑いしながら返すと、何かに気づいたような表情になる。
「・・・・・笑顔になると、やっぱり女の子って感じだな」
笑顔の暁に少し顔を近づける。
>>395 「…いや、えっと…荻野さん…ホント綺麗になったと思って」
俯いて小声で呟いた後、瑞葉にゆっくり、軽くキスをする。
「…あー…。ヤバイ」
唇を離してからも、無意識でつい瑞葉を抱きしめる。
自分の意思とは関係無く手が勝手に動いてしまう。
398 :
見城 暁:03/03/06 01:42 ID:x6jEwVHr
マスターの言葉にはっとしたように表情を引き締め、
まっすぐマスターを見返して口を開く。
「まだまだ修行不足ですね。女の子に見えてしまってはいけないのに。
少し優しくして頂いたくらいで気が抜けてしまうなんて」
軽く息を吐き出す。
「ところでマスター。何かお探しの本でも?」
>>397 「か、かし・・・・・・んっ!」
キスをされて驚いているうちに、腰にまわされた手が動き始めたことで
口から熱い吐息が漏れる。
「・・・・・んはぁ・・・・・・ふぁっ」
身体の力が抜けて瀬名にもたれかかってしまう。
「柏葉様、その・・・・・・なさいますか?」
真っ赤な顔で上目遣いに、おずおずと問う。
>398
「ん?ああ・・・適当に小説を探しに来たんだが」
そう言って本棚を見回すと、一冊の本を取り出す。
外国の古典小説らしく、多少文字が古ぼけている。
「これなんかいいんじゃないかな」
題名を暁に見えるようにする。
>>399 (うわ、なんか変だ…。どうしたんだ一体)
原因はわからないが、急激に体が熱くなってきたせいで歯止めが効かない。
>・・・・なさいますか?
「な、なさいますかって、何…」
苦しそうにしながらも、瑞葉の腰にまとわりつく手は勝手に動く。
もう片方の手は彼女の胸元を緩めにかかる。
402 :
見城 暁:03/03/06 01:51 ID:x6jEwVHr
ごく自然な所作でマスターの見せてよこした本に手を添える。
「題名こそよく聞き知ってはいる本ですが……随分と凝った装丁がなされていて
趣のある本ですね。どういった内容のお話なのでしょうか?」
軽く小首をかしげているさまは、やはりどうしても少女めいたものである。
>>401 胸元にかかった手をそっと押しとどめ、自分でボタンを外していく。
「柏葉様がなさりたいなら、私は・・・・・・・」
瀬名の手をそっと襟の隙間から中へ導く。
「これもメイドのお仕事ですから」
>>403 「…っ、瑞…」
メイド服の胸元に忍び込み、彼女の胸の体温が伝わる。
瀬名は導かれた手で意思とは逆に、そのまま上半身を剥くように服をはだけさせる。
(やりたいってわけじゃないのに体が勝手に…)
瑞葉をゆっくり床に押し倒し、白い首筋に唇を寄せる。
>402
「ある作曲家の生涯を描いたものだ。ベートーベンがモデルと言われているな」
暁に分かるように、簡単に説明する。
小首をかしげる暁の反応に、多少の可愛らしさを感じ、彼女の顔を見つめている。
>>404 「あっ・・・・・ふぁ、んぅ・・・・・っ!」
押し倒されて敏感な首筋を刺激され、小さく声を漏らす。
こみ上げてくる快感をこらえようと
イヤイヤをするように首を左右にふるが
息はどんどん荒くなっていく。
「・・・・・っ、あん・・・・・・ぁぅ・・・・・・やっ」
407 :
見城 暁:03/03/06 02:11 ID:x6jEwVHr
「ジャン・クリストフ、ですね。一度は読まねばとは思っているのですが…」
未読を恥じるように口ごもり、自分を見つめるマスターに、ものといたげに
目を合わせる。
>>406 声を漏らす瑞葉に刺激される。
「そ…。そんな声出したら、余計…っ」
表情は耐えるように辛そうだが、手は全く逆である。
首筋に跡をひとつ付けた後、瑞葉の服を脱がせながら唇で下へ愛撫して降りていく。
手はスカートをたくし上げ、太股あたりを撫でる。
>>408 「ひゃぅ・・・・・あんっ!」
全身の敏感な部分を次々と刺激されて体がのたうつ。
太ももを撫でられた時には既に秘所が湿り始めている。
「・・・・・・柏葉様?」
瀬名の表情が何処となく辛そうなのに気付き、頬に両手を伸ばす。
「大丈夫ですわ、なさりたいようになさって・・・・・・・」
安心させるように微笑み、頭をはだけた胸に抱え込む。
>407
「機会があったら読んでみるといい。ロマン・ロランの名作だからな」
暁と自分の視線が合うと、珍しく頬を紅潮させる。
そして再び顔を近づけると、視線を外さぬまま暁に口付けをする。
そして唇を離した後我に返ると、申し訳なさそうな表情になる。
「あ、いや・・・すまなかった」
視線を逸らす。
>>409 「瑞葉さん…」
目を閉じて、胸に頭を預けると彼女のいい匂いがする。
半ば抗うのを諦めたように、自分の上着を脱ぎシャツ姿になると
瑞葉の脚に触れていた手を下着の中へと侵入させる。
既に愛液で濡れていた秘所は、かすかに彼の指がふれただけで音を立てた。
412 :
見城 暁:03/03/06 02:22 ID:x6jEwVHr
大きく目を見開き、呆然と立ちつくしていたが、
マスターの視線がそれた途端、何の前触れもなく、かくんと
膝を折り、床にぺたんと座り込んでしまう。
「…あ……あれ…?」
そろそろと腕をあげ、マスターが触れた唇を確かめるように、
そっと指を添えてみる。
>>411 しばらく瀬名のするに任せて彼の髪を撫でていたが
指が秘所に触れて立てた音に激しく反応する。
「や・・・・・・っ、お、音、立てないで下さい・・・・・っ」
羞恥に首まで紅潮させて瀬名の胸にしがみつく。
「恥ずかしい、ですわ・・・・・・」
恨めしそうに、欲情して潤んだ瞳で瀬名を見上げる。
>412
座り込んでしまった暁を優しく自分に引き寄せると、今度は抱きしめながら口付けをする。
先ほどとは違い、背中に腕を回し、濃厚なキスをする。
「・・・・・・嫌か?」
しばらくして、暁に尋ねる。
415 :
見城 暁:03/03/06 02:33 ID:x6jEwVHr
「…ん………あ…ぁ…」
背中に廻された腕にすっかり体を預け、どこか紗がかかったような
眼差しでぼんやりマスターを見上げ、ゆるゆると首を左右に。
「……い…いいえ……嫌、では……ありませんが……」
素直に問いに答えながらも、自分の反応に戸惑うように言葉を濁す
>>413 「ごめん、でも『なさりたいように』って…」
高揚しているおかげで止まらず、そんな言葉が口をついて出る。
「…なら…もう…」
息が荒く話す言葉も途切れ途切れで、瑞葉の下着を下ろし片足にかける。
秘所が露になると、自分の逸物を一気に突き入れる。
>>416 瀬名が下着を引き下ろすと、こくりと小さく頷いてみせる。
逸物が一気に奥まで入ってくると
声を上げて体を反り返らせる。
「あっ、あああああっ! あん・・・・・・んぅっ!」
ぶるぶると快感に震えながらも
瀬名のモノを締めつけて腰を揺すり上げる。
>415
「まだあまり慣れてない、か」
暁の反応に気づき、苦笑いをする。
「嫌じゃないなら・・・・・・続ける」
独り言とも言い聞かせともとれない言い方をしながら、首筋へと
舌を這わせていく。
暁の敏感な反応を見ながらまだ幼い胸元へ手を伸ばし、服をはだけさせ、
さらしを取ってしまう。
>>417 予想以上に慣れた動作の瑞葉に疑問を抱くが、深く考える余裕もなく
腰を揺する彼女に合わせて自分も動く。
「っ、はぁ、はぁ…」
顔は瑞葉の腹部あたりにうずめたまま、体を前後に激しく揺する。
時折、片手で脚を持ち上げてより深く刺さるように動く。
(荻野さんとこんな事するなんて…全然思いもしなかった…)
420 :
見城 暁:03/03/06 02:43 ID:x6jEwVHr
「…ぁ…な、なに、を……マスター…、さ、さらしは、なんで…っ…」
呼吸が上がり始めたのを気づかれまいと無駄な努力をしながら、
逃げるように、誘うように上体を揺らめかせ、慣れぬ感覚を
なんとか逃がそうとする。
>>419 「あ、あ、あああっ、ふ、深くて・・・・・激しいですぅっ!」
悲鳴のような嬌声を上げて瀬名にしがみつき
腰を円弧を描くように動かし続ける。
「柏葉様、気持ち・・・・いいですか・・・・・?」
息も絶え絶えになりながらたずねる。
「いつでも好きなときに、好きなところでイって下さっていいですから」
そう言うと瀬名の唇をふさぐ。
>420
暁の行動をその腕で抑えながら、段々と胸元へ舌を這わせる。
乳首を中心に弄りながら、時折刺激を与える。
「あまり感覚に逆らわない方が良い」
一言告げると、再び愛撫していく。
423 :
見城 暁:03/03/06 02:52 ID:x6jEwVHr
「さ…逆らって、なんか…っ…ぁ…あ、や…ぁっ…」
思わず漏れ掛けた高い声を抑えるように口元を両手で覆い、
首を大きく左右に振る。
「た…ただ…っ…、ど…していいのか…っ…わからな――っぁ…」
なんとかまともにしゃべろうと息を継ぎながら。
いつの間にか目尻に透明な水滴が滲んでいる。
>>421 >柏葉様、気持ち・・・・いいですか・・・・・?
「っ、はぁはぁ…すごいいいよ、瑞葉さん…」
キスを受けて舌を絡ませた後、
今度はその舌で乳房を愛撫しながら絶頂に向けて、腰の動きを早める。
「…う、もうっ…イクかも……。んっ」
瑞葉の中で出してはいけないと思うが間に合わず、
慌てて引き抜く途中の刺激で絶頂に達して射精してしまう。
>423
「身を委ねればいい。それだけだ」
どうすればいいのかわからないという暁にそう言っている内、片方の手がやがて
下半身へと伸びていく。
胸元を舌で愛撫しながら、服の上から秘所を弄り始める。
>>424 「よかっ・・・・・た・・・・・あんっ、んくぅ・・・・・・っ・・・・・・あっ!?」
瀬名の言葉に安堵して膣をきゅうっと締め付けると
内部で弾けたような感覚を味わう。
「・・・・・あ・・・・・あ・・・・・・ああっ・・・・・・ん・・・・・・・はぁ・・・・・・っ」
膣内に迸りを注がれて、控えめな声を漏らしながら達してしまう。
427 :
見城 暁:03/03/06 03:02 ID:x6jEwVHr
「で…できな…っ――ぁ、あ、く…っ――、ど、どうしても…からだ…
体が…逃げちゃ…ぁ…あ、や、なに…っ…?」
マスターの腕に縋り付きながらも突如走った鋭い刺激に
腿をすりあわせるように、伸ばされた手を挟み込む。
>>426 「はぁー……。」
達したばかりで肩で息をしている。
中途半端に抜いたせいか、床と瑞葉を白濁で汚してしまった。
「最悪…俺。来たばっかりなのに昔の同級生にこんな事…」
ひと息つき、瑞葉が着衣の乱れを直している時に
落ち込んだ様子でしゃがんで呟く。
>427
腿で腕を挟まれても、指は秘所を愛撫する。
自らに縋り付いてきた頭を胸に軽く押し付けるように抱きしめ、
腿の力が抜けた瞬間に服を脱がせる。
下着が露になると、今度はその上から刺激する。
>>428 服を着てふと振り返ると、瀬名が落ち込んでいるのに気付く。
「柏葉様・・・・・・気になさることありませんわ。私が誘ったようなものですし・・・・・」
おずおずと声をかける。
「私こそ、御免なさい。この頃寂しくて、それでつい甘えてしまって・・・・・・
かえって柏葉様にイヤな思いを・・・・・・」
少し涙ぐんで言う。
「もし辛ければ、今夜のこと、忘れて下さって構いませんわ。
・・・・・・でも、イヤでなければ、ただ二人の秘密ということで・・・・・」
どちらにします? と瞳で問う。
431 :
名無しさん@ピンキー:03/03/06 03:11 ID:x6jEwVHr
「あ! や、あ、ああっ……ん、…く…っ…は、ぁ、あ、く…っ…」
マスターの胸元にしゃにむにしがみつき、与えられる刺激に反応して
首をひたすら左右に振って、わき上がる感覚をどこかに逃がそうと。
無意識のうちに目の前のマスターのシャツを噛みしめて、
必死に声をこらえているが、あからさまに鼻にぬけるような呼吸へと
432 :
名無しさん@ピンキー:03/03/06 03:12 ID:V/8YKCDY
>431
下着の上からの愛撫をしてしばらくすると、
するりと下着の中へ手を滑り込ませる。
直接秘裂をなぞり膣内を責めながら、息の荒い暁をさらに強く抱きしめる。
434 :
見城 暁:03/03/06 03:21 ID:x6jEwVHr
「や、あっ…! あ、う…うん…っ…ん、く――、あ…」
中に入ってくる感覚に背中が反り、それまで胸元に伏せていた頭が、
まるで口づけをねだるかのように、後ろにかくんとのけぞった。
「あ、あああ、や、いや…、いやあ…っ…あ」
強く抱きしめられたことと上体が反ったことと相俟って、
自然と腰がマスターへと押しつけるような格好となる。
>>430 「…。」
瑞葉が涙ぐむのを見上げ、ますます混乱してしまう。
見た目の割には要領良く振舞えない若者である。
「忘れるなんて、そんな。じゃ、その…
今夜の事は『おじ様』には秘密にしておいて下さい。
居候初日からこれじゃ、追い出されちゃうだろうし」
瑞葉の涙を拭い、バツの悪そうな苦笑いをする。
「部屋は手紙に書いてあったから、俺自分で行くよ。お疲れ様、これからよろしく」
荷物を持ち、厨房を出て行く。
>>435 「え、ええ・・・・・・」
自分でも涙を拭いて小さく微笑み、瀬名を見送る。
「お休みなさい・・・・・」
>434
強く抱きしめていた腕の力を少し弱めると、暁に舌を絡めながらキスをする。
その間に責めは激しくなり、段々と暁を絶頂へと導いていく。
「身体の力を抜いて、こちらに身体を預けろ」
再び抱きしめると、愛撫の激しさを更に増していく。
438 :
見城 暁:03/03/06 03:34 ID:x6jEwVHr
「う…ん……ん…ぁ……あ、は……ぁ…あ…」
キスに力を抜き取られながら急速に体が溶けるような熱さに
おぼれ、声も出せないほどの感覚にあえぐように呼吸を求める。
がくがくと小刻みに揺れる華奢な体は限界の近さを訴えている。
「ま、マス、タ…ぁ……、あ、あ、あ、あああっ――」
>438
暁の反応から絶頂が近い事を悟ると、駄目押しとばかりに動きを速め、
呼吸を求める唇を自らの唇で塞ぐ。
そして暁が達したのを察すると、脱力して彼女の身体が崩れ落ちないように、
両手で支える。
440 :
見城 暁:03/03/06 03:44 ID:x6jEwVHr
「――――っ………!!」
全身を貫く甘く激しい感覚に耐えきれず、声すら出せぬ悲鳴。
二、三度大きく体を震わせると、詰めていた息を吐き出すように
自らを支える男の胸にぐったりと倒れ込み、荒い呼吸を繰り返すばかり。
>440
暁が胸の中で荒い呼吸を繰り返す中、彼女が呼吸を整えるまでしばらく
抱きしめている。
暁の呼吸が少し整ってくると、
「立て・・・・・そうにもないな」
そう呟くと、脱ぎ捨てられた服を持ち、暁を先ほどのような「お姫様だっこ」で抱き上げる。
「誰かいたらまずいかもしれんが・・・ここにいるよりはましだろう」
そう言って、廊下へと出て行く。
442 :
見城 暁:03/03/06 03:57 ID:x6jEwVHr
「…あ………ぇ…」
意識が飛んでしまっているのか、されるがままに体を預けている。
まるで幼子のように胸元に頬をすりよせ、聞こえるか聞こえないかの
あえかな声で甘えるように誰かの名をつぶやいてそのまま目を閉じる。
>442
普段とは違う暁に、やはり女の子だなという事を改めて思った。
何とか誰とも遭遇せずに暁の部屋まで彼女を運び、
部屋のベッドに眠ってしまっている暁を寝かせ、そっと毛布をかける。
自室につくと、書庫から持ってきた小説を読み始める。
444 :
名無しさん@ピンキー:03/03/06 04:26 ID:qv9RVPen
┌───────────────────────┐
│ ( ̄ ̄)
│ ) ( 神 ス レ 認 定 証
│ / 2ch \
│ | ((( )))| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
│ | ( ´Д`)| < おまえらは神! │
│ \__ / \________/
│ .このスレが2ch神スレ審査委員会の定める認定
│ .基準(第8項・神常駐スレ基準)
| を満たしていることをここに証する。
│ 平成15年3月 2ch 神スレ審査委員会
│ 理 事 長 ひろゆき@管直人
│ 認定委員 1 さん
|
│
└───────────────────────┘
444を投げ飛ばして追い出すと、屋敷に戻る。
>445
「でも屋敷の敷居があまりに高くなると…。新しい方が来にくいのよね…何となくそんな気がするけど」
私も最初そう感じたしなぁ、などと言いながら廊下の掃除をする。
447 :
椿 杏樹:03/03/08 23:38 ID:HtbO7uRB
「あーお祭り楽しかったなあ」
近所の祭りで買った屋台の品物を抱えて、屋敷に戻って来る。
( ´D`)
(σ゚∀゚)σ
453 :
椿 杏樹:03/03/09 01:09 ID:tvTSKSkw
暖炉の前にうずくまって、冷えた指を温めている。
廊下を歩いている。
455 :
椿 杏樹:03/03/09 01:20 ID:tvTSKSkw
黒くマニキュアを塗った指に息を吹きかける。
珍しく浮かない顔をして、暖炉のある間へやってくる。
椿に声をかける事もせず、ソファーに腰掛ける。
457 :
椿 杏樹:03/03/09 01:26 ID:tvTSKSkw
背後に人の気配を感じ、立ち上がって振り返る。
「あら、マスター…。どうかなさいました?」
浮かない顔のマスターの隣に腰掛ける。
呼ばれて顔を椿に一瞬向けるが、すぐに視線を戻す。
「いや、なんでもない・・・・・君には関係ない事だ」
言葉とは反対に、表情は暗いままである。
459 :
椿 杏樹:03/03/09 01:36 ID:tvTSKSkw
「はあ…(『関係無い』とか言われると、言葉に詰まってしまうわ…)」
マスターにそっけなく返されてどうしたらいいか弱る。
その後部屋は静寂に包まれ、火がパチパチと燃える音だけが響く。
ソファに足をあげ、足先が冷えているのか手でさすり始める。
しばらく静寂が続く。
そしてふと、マスターが口を開いた。
「・・・・・・今日、友人の命日なんだ」
視線は外さぬまま、独り言のように呟く。
「俺が死なせてしまった、な・・・・・」
続く言葉には、確かな「重み」があった。
461 :
椿 杏樹:03/03/09 01:53 ID:tvTSKSkw
「…。お線香とかあげに行ったんですか」
>俺が死なせてしまった
の部分に触れてはいけないような気がして、自分も目線を合わさず言う。
だがうなだれているマスターを見て、思わずポツリと一言漏らす。
「…あの。もし引きずってるんだとしたら、良くないと思いますけど。
人間死んだら終わりだし、生きてる人が泣こうが笑おうが何も出来ないもの」
>お線香とか〜
「そんな事をする資格は俺には無い」
吐き捨てるように返すと、続く椿の言葉に自嘲的な笑みを浮かべる。
「そうだな。だが、俺はそんな過去に縛られている弱い男なのさ」
俯いているため詳しい表情は読み取れない。
463 :
椿 杏樹:03/03/09 02:06 ID:tvTSKSkw
「ふうん。普段あんな態度取ってる癖に、実は弱いんだ」
思った事をそのまま口に出してしまった後、ハッと我に返って口を手で覆う。
(しまった。メイドの分際で口が過ぎたわ、私…)
椿の言葉にピクリと反応し、突然ソファーに彼女を押し倒す。
腕を痛いほどに掴んでいたが、やがて力が抜ける。
彼女を見つめるその眼差しに、不思議と憤りは感じられなかった。
その体勢のまま、言い聞かせるように言葉を紡ぐ。
「俺に過去を清算する事は出来ない。だから・・・」
言葉が詰まり、段々と顔を近づけ、やがて口付けをする。
「それを忘れる為に今を生きる。その為の強さだ」
465 :
椿 杏樹:03/03/09 02:24 ID:tvTSKSkw
「っ、痛っ…!」
マスターにソファへと押し倒され、腕を掴まれる。
痛みに声を上げてしまうが力はすぐに緩まった。
「んぅ…」
黙って言葉を聞いていたが、唇を封じられて少々戸惑う。
空いた両手がピクリと反応して動く。
「たとえば・・・・・もし、ここで俺が君を辱めたとしたらどうする?」
キスをしたあと、覆い被さった体勢のまま聞く。
「女性として抵抗するか、メイドとして仕方なく受け入れるか。どちらだ?」
その眼には冷酷な物が含まれている。
背中がゾクリとするような視線を与えながら、椿の答えを待つ。
× 背中
○ 背筋
468 :
椿 杏樹:03/03/09 02:41 ID:tvTSKSkw
>女性として抵抗するか、メイドとして仕方なく〜
「…」
冷酷に自分を見下ろすマスターを見て、軽く背中がぞくっとする。
が、杏樹の頭にひとつの考えが思い浮かぶ。
(私も言い過ぎてしまったし、別に今日はこのままなし崩しでも構わないけど…。
こんな事したらこの人、どうするかな)
「!」
瞬間、マスターの体を全力で押しのけ無言で逃げ出し、ドアの方へと走り出す。
椿が自分の体を押しのけ逃げた瞬間、腰から何かを取り出す。
瞬間的な動作で「それ」を投げ、「それ」は椿の頭のすぐ横を通り過ぎ壁に突き刺さる。
マスターが投げた物・・・・・それは一本のナイフだった。
暖炉の炎に照らされ、鈍い光を放っている。
「質問の答えを聞いていないが・・・・・?」
表情を変えないまま、椿に言い放つ。
その言葉のひとつひとつに恐ろしいほどの重圧がある。
470 :
椿 杏樹:03/03/09 03:00 ID:tvTSKSkw
「!?(刃物!?)」
髪を若干かすめてナイフが飛んできた事に激しく驚く。
おかげで腰が抜け、手をドアノブにかけたままその場にへたりこんでしまう。
「うえー、正直ど、どっちでもないんです〜」
マスターに怖さを覚えつつ、続ける。
「ごめんなさい、マスターをちょこっと試そうとして逃げただけなんです…。
お詫びに何でもしますから、怖い事はやめて下さい〜」
半泣きで懇願する。
「・・・・・・ふ」
椿がへたり込んでしまうと、マスターの顔に穏やかな笑みが浮かぶ。
先程までの冷淡さ、それは完全に失せていた。
「すまない、こっちもついムキになってしまって・・・怖がらせちゃったな」
申し訳なさそうに笑うと、力の抜けた椿をソファーまで抱きかかえていく。
そしてそのまま寝かせると、さっきのような体勢になる。
「それと・・・・・「何でもします」ってのはあんまり使わない方が良いぞ?
何せ、頭に乗る男が多いからな」
今度は舌を絡めながら、椿の胸元へ手を伸ばす。
472 :
椿 杏樹:03/03/09 03:17 ID:tvTSKSkw
>「何でもします」ってのはあんまり使わない方が良い〜
「そ、そうでしょうか……。」
また改めてソファに寝かされ、マスターに深く口付けられる。
「ん…んう…ふっ。はぁ…」
最初こそ怖がっていたが、舌を絡めて胸元を開かれると段々気分が乗ってきたのか、
自分でもマスターのシャツを脱がしにかかる。
やがて胸元が露になると、絡めていた舌で愛撫していく。
片方は舌で愛撫しながら、一方は指で摘んだり揉んだりする。
いつのまにか自分のシャツを脱がされるが、気にせず続ける。
474 :
椿 杏樹:03/03/09 03:31 ID:tvTSKSkw
「あっ…。う…んん…、胸…なんか気持ちいいです…」
顔を上気させ、胸への愛撫に反応を示す。
目線はどこか別のところを見ているようだが、乳房を揉まれる度にかすかな声を漏らす。
「ん…ん…」
いつのまにか怖さは消え、自分の脚をわざといやらしく絡め始める。
「それは光栄だ」
そう言った矢先、わざと乳首を強く摘む。
「少し痛い方がいいかな?」
徐々に愛撫の強さを増していく。
しばらくして、椿の脚がわざとらしいほどにいやらしく絡んでくるのに気づくと、ふっと笑みを浮かべる。
「疼くか?」
にやついた笑みではないが、分かりきった事を聞いている分、そんな風に見えてしまうのも
無理はない。
476 :
椿 杏樹:03/03/09 03:44 ID:tvTSKSkw
「痛いのは…あ、ああん、嫌です…っ。もっと優しく…」
少々乱暴に扱われる事に反発する。
>「疼くか?」
マスターにそう尋ねられて、彼の耳元にいつもより低い声で囁く。
「…わかってるなら早くして…」
吐息混じりで言う様子は、時折見せる『大人』の杏樹だった。
「その君が一番色気が有るな」
様子の変わった椿に対し、不敵に言ってみせる。
乳房を揉んでいた手を、するすると下半身へ動かしていく。
下着に触れてみると、もう十分に濡れていた。
するりと下着の中に手を滑り込ませると、蠢くように秘所を愛撫しはじめる。
478 :
椿 杏樹:03/03/09 03:55 ID:tvTSKSkw
「どうせいつもは…うんっ、ボケてて色気なんて無いって…ああっ」
下半身で水音を立てながら蠢く指に翻弄される。
「言いたいんで…しょっ…。やっ、そこ…いじっちゃ痛いですうっ…」
指の動きが激しくなると、声が段々大きくなる。
>どうせ〜
「色気はないが、可愛さはある」
椿がその言葉を返す前に唇でその言葉を途切らせ、さらに舌を絡め続ける。
椿の声が大きくなっていくのと呼応するように、指の動きも激しくなる。
膣内の的確な場所を責め、休みない愛撫を続ける。
やがて椿の嬌声が激しくなるとさらに動きを早めていく。
480 :
椿 杏樹:03/03/09 04:08 ID:tvTSKSkw
「え…?んむっ。ん…ふは…、あう…」
舌を絡めているうちに、指の動きはどんどん激しさを増す。
「駄目です、そんなにやったら…!あっ、あっ…!」
自分が出している声が部屋の外に漏れるのを案じてそのように言うが、
手先は言葉とは逆に、求めるように彼の股間あたりをつたなく探っている。
「駄目かどうかは俺が決める」
そんな事を言って椿の心配を一蹴すると、ゆっくりと指を引きぬく。
困惑する椿をよそに、すでに勃起した逸物を秘裂にあてがう。
「さ・・・・・行くぞ」
ゆっくりと挿入していく。
482 :
椿 杏樹:03/03/09 04:19 ID:tvTSKSkw
「そんなぁ…うっ」
強く言うマスターに戸惑っていると指を引き抜かれ、ずぶりと逸物を挿入される。
「あ、あはぁっ!あ…か、かたいのが入って…くっ…!」
ゆっくりと全て入れられると、溜息を漏らし体を軽く揺らす。
「激しいのは嫌なんだっけか?じゃあ慎重にやらないと・・・」
快楽に浸る椿を焦らすように、ゆっくりと腰を動かす。
しばらく経っても依然その動きはゆっくりとしたままで、むしろ遅くなっている。
椿が腰を動かそうとしても腕で動かないようにしてしまう。
484 :
椿 杏樹:03/03/09 04:30 ID:tvTSKSkw
「ちっ、違いますっ…道具とか…そういうのがまだちょっと嫌なだけで…。
こういうのは別に…、いい…ううんっ」
焦れて自分で動こうとしてもマスターの腕に阻まれてしまう。
「…う、や、やだぁ…やだやだ!も、もうっ!動いてぇ…!」
今度は駄々をこねるようにイヤイヤをして半泣きで動くようねだる。
「悪い悪い。ちょっといじめすぎた」
眼から零れそうな涙を苦笑しながら拭き取ると、段々と動きを早める。
ある程度動きが激しくなると、椿の腰の拘束も解除する。
時折突き方を変え、より強い快楽を与えていく。
486 :
椿 杏樹:03/03/09 04:43 ID:tvTSKSkw
「う…ぐす…。…ん…ん…あん、あっ!あぁ!」
動きが望み通りに早くなり、待っていたかのように杏樹も腰を動かす。
「あっあっ…ああん!そうですそのくらいっ…あ、あはぁんっ!」
突き方を色々変えられると、更なる快感が杏樹を襲う。
「ふあ、い、いいですぅ!マスタぁー…」
出し入れされるたび、愛液が彼女の太股をつたって流れ落ちる。
椿が嬌声を上げながら快感に溺れる中、動きがやがて激しくなっていく。
「イキたくなったら・・・言ってくれると助かる」
聞いているのか分からないが、とりあえず伝えておく。
突く度に淫靡な水音と椿の声が部屋に響きわたる。
先刻の恐れはもう頭にないのか、ただただ身をよじらせ喘ぐばかりである。
488 :
椿 杏樹:03/03/09 04:57 ID:tvTSKSkw
>イキたくなったら・・・
夢中で快楽を追っているせいかよく聞き取れなかったが、なんとか
「もうちょっと、でっ…あう、は、あん!ああ!いきますっ…」
と返事をする。
「ああっあっ……。いやあっ…んぁああっ!!」
ビクビクと秘部を締めつけ、高い声をあげて達する。
489 :
椿 杏樹:03/03/09 05:26 ID:tvTSKSkw
「…。すー、すー……」
体に堪えたのか、達したまま疲れ果てて眠ってしまう。
「ん・・・・?」
眼を覚ましてみると、自分は半裸のまま眠ってしまっていたようである。
椿はいまだ寝息をたてている。
「疲れてたのか・・・?いや、その前に誰か入って・・・・・ないらしいな」
そのまま眠ってしまった自分に後悔しながら、服を整える。
「とりあえず、このままはまずいわな」
椿に毛布をかけると、件のナイフを引き抜いて部屋を出ていく。
厨房に、補充の食材を運んでいる。
私室でぼーっとしながら何となく子猫の肉球を弄くっている。
せっせと厨房用の食材を種類分けしていく。
猫が不機嫌そうなうなり声を上げたので
ハッと我に返って手を引っ込める。
「あ・・・・・っ、ご、ごめんなさいね」
慌てて猫の頭を撫でて立ち上がる。
「そろそろお仕事に戻るとしますかしら・・・・・」
仕事をほとんど終え、一段落させてそのまま厨房で休憩する。
「はぁ……そういえばあのアルバム誰が持っていったんだろう…。あれがご主人様に見つかったらただの[お仕置き]じゃ済まないよね…」
憂鬱そうにそう言うと、先程煎れたお茶をすする。
部屋で音楽を聴いている。
厨房に猫の餌を探しに行く。
お茶のお代わりを茶碗に注ぐ。
音楽を聴きながら物思いにふけっている。
「さて、このアルバムなんだが、どうするべきかな・・・・・・」
私室でみかさのアルバムを前に腕組みしている。
「とりあえず彼女を問いただしてみるとするか」
まずはいつも通りに厨房へ向かう。
「ふぅ、このお茶美味しかった〜♪」
厨房に近づく主人の気配にも気付かず、使った食器を片付け始める。
>>509 厨房の入り口に顔を覗かせると、突然声をかける。
「あ〜・・・・・・みかさ、このアルバムのことなのだが・・・・・」
>>510 「は、はいっ!?」
突然声をかけてきた主人に驚き、思わず「気を付け」の姿勢になる。
「何かご用……で…!!」
タイトルもはっきり見えるように突き出されたアルバムを見て、途端に顔を青ざめさせ始める。
「ご、ご主人様…そ、それはその…何でもないんです。ただの私のアルバムで…はい」
混乱し、そんな自ら墓穴を掘るような発言をしてしまう。
>>511 「君のアルバムであることは知っている。
・・・・・・悪いが中も見せてもらった」
淡々と告げる。
「何でもない、というわけではなさそうだな。
一応聞くのだが、ここに君と一緒に写っている
親密そうな男、これが君の兄弟だというオチはあるのかな?」
引き出しを整理していると、何かに気づく。
「あの薬草を厨房に置いてきたままだったか・・・・・後で取りに行くか」
そう呟くと、整理を続ける。
>>512 「………!!」
主人の「中を見た」という言葉の重さから、主人が何を言いたいかをほぼ察する。
「その…男の人は、私の…幼なじみ。いえ、私の…私の、恋人…です。この屋敷に務める者には、やっぱり不要な…存在なんですよね」
自分の心に嘘をつけず、誤魔化せずにありのままに言ってしまう。その後、主人と目を合わせていられずに頭を垂れて主人の発言を待つ。
>>514 「やれやれ、やはりそういうことか。
どうして先に恋人がいると言ってくれなかったのかね?
・・・・・・いや、言えるはずもないか」
ため息をつく。
「すまないな。恋人がいる君に、その、色々としてしまって」
みかさの肩に手をついて頭を下げる。
>>515 「……え?」
予想と違った主人の反応に、思わず目を丸くする。
「あ、あの…てっきりお仕置きでもされるかと思っていたのですが…。その、主人に嘘をついていたかどとかで…」
頭を下げている主人の顔が見えず、少しほっとしてしまい、うっかりそう言ってしまう。
「よし・・・こんなもんだな」
一通り整理すると、自室を出て行く。
>>516 「むぅ・・・・・そう言われると何となくお仕置きをしなくてはいけない気分になるな」
みかさの反応が思ったよりも深刻なものでなかったので
ついそんな軽口を叩いてしまう。
(しかしなあ、事の真相が分かったのに我ながらそれもどうだろう・・・・・・)
「そうだな、ではここに次に来た人間に審判してもらおう。
君がお仕置きされるべきか否か」
>>518 「え!?いえ、私そういう意味で言ったわけでは…無いんですけど」
とんでもない失言を言ったことに気付いて慌てて訂正するが、主人の発言を聞き終えて、諦めた表情でがっくりと肩を落とす。
(お仕置きすべきでない…そう言ってくれる人が来ますように…)
心の中でそう考える。
厨房に向かっている。
「はてさて、誰が来るかな。
けじめはつけるべきだ、と言うか
可愛そうだから見逃した方が、と言うか・・・・・・
誰が何と言うか考えるだけで楽しみだよ」
やや悪趣味な笑いを浮かべて、みかさを観察する。
厨房へ着いてみると、神妙な面持ちのみかさと何やら笑みを浮かべる主人がいた。
「・・・?どうした?何かあったか?」
自分への何か意味深な視線に気づき、二人を視線に入れながら尋ねる。
「………」
楽しげにさえ聞こえる主人の言葉を聞き、自分の考えの甘さを思い知る。
「…私は、その、…その結果に従いますから。それと、今日の事は申し訳ありませんでした」
それだけ言うと、目を閉じてやがて来る来訪者を待つ。
>>522 「お、ちょうどいい人材かな。実はかくかくしかじかで・・・・・・・」
マスターに事情を手短に説明する。
「後は君の判断に任せようと思うのだが、どうかな」
>>523 (う〜む、そういう顔をされると少しやり難いな・・・・・・)
お仕置きまで含めて誰かにまる投げしてしまおうかなどと
日和見なことを考え始める。
二人のやりとりをはらはらしながら見守る。
>524
「はぁ!?一体どんな理由で・・・・・」
思わず呆れてしまうが、理由を聞いてしかたなく承諾する。
「とはいっても、俺は口出ししない。代わりに、実に簡単な決め方がある」
そう言って、ポケットから一枚のコインを取り出す。
>525
「コイントスだ」
見守るみかさに視線を向けながらコインを弾くと、コインが高く舞い上がる。
「表ならしない。裏なら・・・・・する」
言いながら目の前まで落ちてきたコインを手でキャッチし、ゆっくりと開く。
コインは裏面を向いていた。
「これが結果だ、恨みっこなし。それじゃ、頑張ってくれ」
自分は早々に立ち去ろうと、さっさと薬草を取り出し始める。
>>526 「おっと待った」
ニヤリと笑ってマスターの肩を掴む。
「コインを投げたのは君だからな。
最後まで責任を持って、どうにかしてやってくれ。では頼んだぞ」
無責任にそう伝えると、逃げるように厨房を後にする。
(しかし後でみかさとは、また話し合わないといかんのかな・・・・・・・)
腕組みしながら、とりあえず風呂場に逃げ込む。
>>527 「……あ!…裏……」
マスターの投げたコインを見て、半ば絶望的な声を出す。
そそくさと去っていく主人を尻目に、何とも複雑な表情で2人きりとなったマスターと向かい合う。
>527
「そう来ると思った・・・・・」
見事に逃げ出した主人に呆れる。
「まったく、無責任さは変わっちゃいないな」
相変わらずの主人に、大きくため息をつく。
>528
複雑な表情のみかさを見ると、困ったように頭を掻く。
「お仕置きってのは当人がしてこそ効果ありだと思わないか?なんで俺が代行しなきゃ・・・」
思わず愚痴をもらしてしまう。
しかしいまだ不安そうなみかさを見据え、困った表情のままみかさに近づいていく。
「・・・こんな事言うのは何だが、あいつが常日頃するような仕置きはするつもりはないから、
安心してくれて良い。一応、責任の意味でするつもりではあるが・・・・・いいか?」
みかさの了解を待ちながら、徐々に顔を近づけていく。
>>529 「はい……元々責任は私にあるんですし。いつでも…よろしいですよ」
先日[相談をする]と約束したマスターに仕置きされるという皮肉さを噛みしめながらも、身体の力を抜いて相手の行動を待つ。
>530
「相談聞くはずだったのにな・・・・すまない、俺なんかが来たばっかりに」
言い終わるとみかさの言葉を待たずにその唇を塞ぐ。
出来るだけ優しくしていくように心がけながら、ゆっくりと愛撫を始める。
>>531 自分に謝るマスターに対し何か言おうとするが、唇を塞がれ何も言えなくなってしまう。
「ちゅ……ん……んぅぅ……。あ…はぁ…」
一方ではマスターの優しい手付きに少しづつ身体を支える力が抜け、厨房のテーブルにゆっくりと倒れ込むような姿勢になっていく。
>532
唇を離すと、手と舌を使って、胸から愛撫し始める。
しばらく服の上から胸を揉んだりした後、胸元をはだけさせる。
微妙に突起した乳首を、今度は下着の上から責めていく。
>533
「あ……ん…あぁっ、んぁ………」
随分「ご無沙汰」だった事もあり、マスターに敏感な所を触れられるだけで甘く、切ない声を出してしまう。
ぼうっとした意識の中でその事と、ここが厨房だという事に気付き、思わず恥ずかしげに両手で口を塞いでしまう。
>534
「・・・・・恥ずかしいか?」
口を押さえて声を出すまいとしているみかさに気づき、声をかける。
そして羞恥のせいか頬を赤らめる彼女に、ゆっくりと覆い被さり、首に腕を回すよう促す。
「ここじゃまずいな。一旦移動だ」
そのままみかさをテーブルから抱き上げると、厨房から出ていって自室へ向かっていく。
>>535 自分の状態に気付いてくれたマスターの提案に、無言で何度か首を縦に振る。
そんな自分を抱き上げて運ぼうとするマスターに少し驚くが、それが誰かと重なったのかぎゅっと掴まり、身体を預ける。
>536
「ここならまあOKだろう」
自室に到着すると、みかさをベッドに寝かせる。
自分は一旦彼女から離れ、背を向けたまま服を脱いでいく。
「そういえば・・・・・君には話していなかったな、この傷の事」
背中にも多くの傷痕が痛々しく刻まれており、絞り上げられた筋肉が
それを逆に強調している。
無言でみかさに近づき、一度キスをしてから愛撫を再開する。
>>537 「……すごい傷…」
鍛錬された筋肉に刻まれた傷痕を見て、ややうろたえた態度になる。
「あ…また失礼な事を…申し訳ないです。でも、うちのお爺ちゃんだってヒグマにやられた傷が……んん…うぁ…」
言いかけた所で再びキスされ、お仕置きだというのに火照っていた体にもう一度、内部から火が付いていく。
>538
「君は血統から格闘家だな」
みかさの話を聞いて、思わず笑いを漏らす。
下着を剥いで直接胸を責め始める。
既に十分に尖っている乳首を口に含んで舌で転がし、一方を手で愛撫する。
コリコリと乳首を摘まんだりしながら、そのうち下半身へと責めが移っていく。
>>539 「そんな事ないですよぉ…あ…はぁぁん…。あっ、あ…いい…です…」
充分に 固くなった乳首への責めと、下半身に這う手の感覚に痺れるような快感を感じ始める。
さらに自分の下半身から、下着に滲む程の滴りが漏れている事に、一層羞恥を募らせる。
>540
十分に湿っている事を下着の上から確認すると、下着も含めて
全て脱がせてしまう。
露になった秘裂に舌を這わせ、羞恥を煽るような水音が部屋に響く。
秘裂をなぞりながら肉芽を刺激し、永続的な快感を与える。
>>541 マスターに全てを脱がされ、うっすらと桜色に染まった白い肌の肢体が露わになる。
舌の動く音と水音とが静かな室内に響き、それらに合わせて陶酔したような嬌声も部屋中に響く。
「あ…あっ、あっ、うぁぁぁぁっ!!そんなに…したら私っ!……い…くっ、あああぁ!!」
一際大きな声を出すと、身体をびくびくと痙攣させて早々と達する。
「あの…マスター…。私に………して、下さい」
理性と本能が入り交じった迷いのある声でそう言うと、目を閉じながら足を開く。
>542
みかさが達した際に付着した愛液をペロリと舐めとると、
逸物を秘所にあてがいながらみかさの上に被さる。
目を閉じたままのみかさの耳に、そっと囁く。
「そのまま目を閉じて、君の大切な人の事を思い浮かべているといい。せめてこういう時は・・・な」
愛液が潤滑油となって、逸物が挿入されていく。
>543
「……はい。ありがとうございます……」
マスターの言葉に従い、目を閉じて挿入を受け入れる。
「あっ……こう…きぃ……ふぁぁ…あぁっ!」
誰かを思いだしたかのように、一雫の涙を流し、マスターの逸物を奥にまで導き入れる。
完全にそれが奥まで入ったかと思うと、無意識に強く逸物を締め付け、さらに手を廻してマスターに抱きつく。
>544
(今度は俺が口を噤む番だな)
みかさがより深く「大切な人」を思い出せるよう、息を殺して動き始める。
腰を動かしながら、愛でるようにキスをし、流れる彼女の涙を拭き取る。
あまり激しくならないように気を付けながら、快楽を与える為に繰り返す。
>>545 優しくキスされ、快楽も与えられ、恍惚として何も考えられないような状況の中で、ただ相手を抱きしめる。
「あん…いいっ!あぁぁ…そこぉ…いいのぉ…」
口調も甘えるような感じになり、さらに細かく達しながら、マスターの厚い胸板に何度もキスをする。
「あっあっ、また…いっちゃうよぉ!…あなたも…もう来てぇ!」
声を上げながら背中を仰け反らし、ぴくっぴくっと細かく訪れる絶頂の快感に浸る。
>546
「くっ・・・」
一瞬呻き声を漏らすと、締め付けられるとともに精液が膣内に放たれる。
幾度と逸物はその快楽の歓喜に震え、大量の白濁を吐き出す。
「そういえば・・・・・もう気にしなくて良かったんだ、この事」
脱力感が全身を襲う中、ぽつりと呟く。
ゆっくりと膣内から逸物を引き抜くと、みかさの横に寝転がる。
>547
絶頂の余韻でしばらく放心状態になるが、横に寝転がったマスターを見て自分がどうしていたのかおぼろげに思い出す。
「時々…堪えきれないくらい寂しくなるんです…。心だけじゃなくて…やっぱり身体も…。でも一人でしていても…」
横にいるマスターにそこまで言いかけて、はっと我に返る。
「ご、ごめんなさい!私ったら何て恥ずかしいことを…。お仕置きだったのに…」
顔を真っ赤にしてマスターから視線をそらし、後ろを向くと後始末をして、そそくさと服を着ていく。
>548
「それは俺も同じだ」
天井を見つめたまま、みかさに答える。
「・・・違うとすれば、身体は求めない。そして、この寂しさは癒せない・・・」
身体を起こすと、肩の弾痕を忌々し気に撫でる。
「お仕置きなんて元からする気なかったから、どうでもいいさ」
ただ・・・・・と言いかけて、そのまま口を噤む。
>>549 「……。あの、私は明日の仕事もありますのでこれで…失礼します」
マスターの言葉の節々に気になる部分があるものの、あえて聞かずに一礼してさがる。
自室に戻ると、薬局の袋から何かの市販薬を飲み、そのままベッドに入り、枕を強く抱きしめる。
すぐに眠りに落ち、何かいい夢でも見ているかのような表情で寝息を立てだす。
>550
無言でみかさを見送ると、再び寝転がって一言呟く。
「未来、か・・・・・」
すうっと目を閉じるが、眠りにはついていない。
その状態のまま、ただ時間だけが過ぎていった・・・・・。
厨房で夕食の残飯から子猫の餌になりそうなものを物色している。
カマボコとミルクを持ってそっと私室に戻る。
「・・・・・・早くこんな風にコソコソしなくていいようにしたいですわね」
猫が夕飯を食べる様をぼんやりと眺めている。
何処かへ向かって廊下を歩いている
猫が食べ終わった皿を再びそっと厨房に洗いに行く。
どうやらただふらふらしていただけらしく、
茶を飲もうと厨房で準備をしている。
厨房に入ろうとしたもののマスターがいたので戸惑う。
「・・・・・・でも、マスターはもうあの子のことをご存知ですし・・・・・」
結局意を決して中へ入る。
「こんばんは、マスター。お茶をご所望ですかしら?
少し待っていただければ、私がご用意いたしますけれど」
声をかけられたので顔を上げると、瑞葉が立っていた。
>私が〜
「ん、お願いする」
短く答えて椅子に座ろうとすると、ふと瑞葉の手元にある食器が目に入る。
おそらく件の猫のものであろう。
「・・・・・そういえば、あの猫の事はまだ?」
主人に許しをもらうという話を聞いていた為、既にそれを終えたのか尋ねる。
「はい、少々お待ち下さいね」
ぺこりと頭を下げると手早く食器を洗う。
>あの猫の事は〜
「ええ・・・・・最近おじ様もお忙しいらしくて
あまりお屋敷にいらっしゃいませんから。
私としてもすっきりしないのですけれど、仕方ありませんわ」
寂しげな笑みを浮かべてマスターのために
お茶の準備を始める。
「ジャスミンティーのいい葉があるのですけれど、それでよろしいですかしら?」
「そう、か・・・」
特にかける言葉も見つからず、そこで話は止まってしまう。
>「ジャスミンティーの〜」
「ああ、それでいい」
再び静寂が訪れる。
黙ってしまったマスターの様子を気にしながらポットにお湯を注ぎ
しばらくしてからカップにジャスミンティーを注いでいく。
「どうぞ・・・・・・・・あの、私、何かお茶菓子を探して参りますわ」
沈黙に耐えかねて、とりあえず一度その場から離れようとする。
「いや、菓子はいい」
瑞葉を引き止めると、紅茶を口にする。
視線はどこか別の所を見たままである。
どこかその眼は寂しげにさえ見える。
「は、はい・・・・・」
仕方なくその場に所在無げに佇む。
「・・・・・・あの、失礼かもしれませんけれど、
何かご心配なことでもおありなんですの?」
マスターの様子を見て、つい訊ねてしまう。
「・・・・・少し昔を思い出していた」
紅茶をテーブルに置き、ふう、と一つため息をつく。
それと同時に、おもむろに瑞葉にどこかに腰掛けるよう促す。
「ぶしつけだが・・・・・君には誰かに笑って語れる思い出と言う物はあるか?」
低い調子のまま、瑞葉を見据えて聞く。
マスターの薦めに従って腰を下ろす。
>誰かに笑って〜
「え? ・・・・・・ええと・・・・・」
唐突な質問にしばし戸惑う。
「そうですわね。まだ私が小さかった頃、
このお屋敷でおじ様たちに色々と遊んでいただいたこと・・・・・
これは本当に楽しい思い出ですけれど」
虚空を見つめるような目つきで答える。
「こんな答えでよろしいのでしょうか?」
「そうか。それがどんな物であれ、語れる思い出が有るという事は幸せな事だ」
瑞葉から視線を逸らす。
「俺にはそれがないんだ・・・だから、こういう風に昔を思い出すとどうしても暗くなる。
そしてその過去に縛られる。・・・・・以前君に言ったっかな。毎夜うなされるという事・・・」
以前の事を思い出す。
「俺は・・・今まで幾度もこの手を血で染めるきた・・・そんな事によって積み重なった
悲しみが、ある日突然俺を襲う。それは毎日のような時もあるし、そうでない時もある。
うなされる原因はそれだ」
一通り話し終わると、瑞葉に申し訳なさそうに苦笑する。
「・・・・・誰でもいいから聞いてほしかった。聞いてもらえれば、少しは楽になると思って・・・」
マスターの壮絶な告白に蒼褪める。
「でも・・・・・本当にいい思い出は一つもないんですの?」
自分が辛いような顔で訊ねる。
「私が聞くことで少しでも楽になれるというなら、それは構いませんけれど、
でもそれよりも、何か楽しかったことを思い出す方が・・・・・・
いえ、勝手なこといって申し訳ありません」
そのまま俯いてしまう。
「無い」
瑞葉の問いに対し、首を横に振りながら答える。
一言では有るが、強い重みのある言葉であった。
「楽しい時はあった。だが、結局それすらも絶望に変わる。
・・・・・それ以来、俺に人を愛する事は許されなくなった」
おもむろに立ち上がると、瑞葉の俯いた顔を上げさせる。
そのまま瑞葉の唇を奪ってしまう。
「・・・こうして確かめ合う恋人も持つ事も出来ない。・・・いつか失うから。
・・・・・人を好きになれる君が、正直羨ましい・・・・・」
「マスタ・・・んっ!?」
唇を塞がれて驚きに目を見開く。
「・・・・・っ、ふぁ・・・・・・」
唇が離れた後に、マスターの言葉を聞いて
胸がしめつけられるような感触を味わう。
「マスター・・・・・・あの、私、よく分かりませんけれど
誰かを愛した記憶って、それだけでもいいものだと思います。
少なくとも私は、おじ様に愛していただけなくなっても
私の気持ちは捨てないようにしようって思っています。ですから・・・・・」
マスターの頬に手を伸ばして優しく撫でる。
「もしも私でマスターを少しでも慰められるのでしたら・・・・・」
「羨ましくて・・・壊したくなる」
虚ろな眼になりそんな言葉を言った後、ハッと我に返る。
頬に触れる瑞葉の手に自らの手を重ね、握り締める。
「ありがとう」
求めるように口付けをし、瑞葉をその場に押し倒す形になる。
そんな風になっても構わず、ただむしゃぶりつくように愛撫していく。
>壊したくなる
「えっ!?」
その言葉に怯えてつい身を引こうとするが
すぐにマスターが我に返ったようなので、そのまま為すに任せる。
「ん・・・・・・っ、きゃ・・・・・・あっ、あん・・・・・・」
テーブルに押し倒されて甘い声を上げ始める。
普段ならある程度相手の反応を見ながら愛撫していくマスターではあるが、
今はそんな事は考えていないらしく、少々乱暴になっている。
すぐに胸元をはだけさせると、乳首を甘噛みしたり、指で摘まんだりする。
乳房を揉みしだく手もどこか荒い。
「あ・・・・くぅ・・・・・っ、んんっ、ひぁ・・・・・あんっ!」
荒々しい愛撫に時折悲鳴を上げるが
マスターへの思いやりから、何とか堪えて震えている。
そうするうちに、どこか新鮮な快感がこみ上げてくるのを覚える。
(な、何ですの・・・・・? 痛いはずなのに、痺れて・・・・・熱・・・・・・っ)
「あ、ああっ! く、あう、んんっ!」
甲高い声を上げてマスターの肩にしがみつく。
悲鳴を上げて自らの肩にすがりつく瑞葉に、何かがはじけそうになる。
ドクン、と、大きく鼓動が彼の身体を走り、ゾクリと背筋が冷たくなる。
先程の「壊したい」衝動に駆られ、再び目が虚ろになる。
頭を左右に振ってその恐ろしい欲望を振り払うと、痛みは残しながらも荒々しい
愛撫の手を徐々に柔らかくしていく。
「あ、ああ・・・・・・っ」
少し柔らかくなった愛撫に、どこか物足りなさを感じてしまう。
「マスター・・・・・・」
熱く潤んだ誘うような瞳でマスターを見上げると
蕩けそうな頭の芯からの命令に従って、脚を僅かに開いてみせる。
「くっ・・・」
マスターには先刻の感覚に経験があった。
彼の傷痕の痛みとはまた別の疼きが、稀に彼を襲う事があるのである。
気が緩んでいた自分を戒め、瑞葉の要求に従う。
下着の上から秘所に触れ始める。
「ひゃぅぅっ! あ、あん・・・・・んぅ・・・・・っ」
下着の上からでもはっきりと分かるほどに
蜜の溢れた部分に触れられて、びくりと反応する。
「あぅ・・・・んあっ、ま、マスター・・・・・・」
知らず知らずの内に自ら腰をくねらせて、指が心地よい部分に当たるようにする。
マスターの苦痛も知らぬげに、秘所が扇情的な水音を立てる。
「我慢できない、か・・・」
一言呟くと、下着を脱がせて直に責める。
少しの動きでも淫猥な水音と瑞葉の嬌声が漏れる。
指で秘所を弄りながら、肉芽を強く摘まむ。
「や・・・・・あぅ・・・・・くぅ、んんんっ! だ、ダメですっ!
そ、そんなにしたら・・・・あっ、あ、んぅあっ、ああああっ!」
肉襞と花芽を強く刺激されて
淫らに身体をくねらせ、軽く達してしまう。
虚ろな瞳を宙に向けたまま、しばしぐったりと横たわって荒い息をつく。
その間も僅かに開いた秘裂からは、とろとろと愛液が漏れ出している。
「すぐで悪いが・・・行かせてもらうぞ」
荒い息のままの瑞葉に一言告げると、覆い被さる形で逸物を
挿入していく。
呼吸を求める瑞葉の唇を塞いでしまいながら、段々と動いていく。
「え・・・・あっ、ダ、ダメです、まだ私・・・・・あ、あはああああっ!」
弛緩したままの身体に肉の楔を打ち込まれ、
思い切りのけぞって痙攣する。
「あ・・・・あ・・・・・ん、んむぅ・・・・・・ぅ、ぅふあ・・・・・んっ」
あまりの快感と、呼吸が思うようにできないことで
朦朧とした意識のままマスターにしがみついて腰を使い始める。
動きの激しさを増していかせながら、強く腰を打ちつけ、荒々しく突く。
快楽を貪るように腰を動かす瑞葉の胸を舌で弄びながら、
自らも快感を求めて動く。
「あふぁっ、あんっ、あくぅっ、んっ、ま、マスター・・・・・
は、激し・・・・・こ、壊れ、ちゃいます・・・・・ひうぅっ!」
内部をかき回され奥を突かれて、さらに胸の敏感な部分まで
弄ばれて、息も絶え絶えになる。
「やぁ・・・・・・私、怖くて、すごい・・・・・腰が・・・・・止まりません・・・・・・っ
おかしく・・・・・なって、私・・・・・・わたし・・・・・っ!」
もう既に意味をなさない言葉を悲鳴交じりに発して
高まっていく。それとともにどんどん肉襞の蠢きと締め付けが激しくなる。
自制が効かなくなりそうな快感に押され、さらに激しく突いていく。
瑞葉の言葉とその声を聞き、何か言葉を発そうとしたが、それも無駄と考える。
彼女を上にすると自分からも腰を動かし、絶頂へと上り詰めていく。
「あっ!? や、こ、こんな・・・・・・っ!」
騎乗位になったことで、快感のために上気していた頬が
羞恥で更に赤く染まる。
しかし快楽を求める衝動は収まらずに
マスターの胸に手をついたまま激しく腰を上下させる。
「ま、マスター・・・・・マスターぁぁっ、私、もう・・・・・っ!」
そのまま肢体を反り返らせると、もう声もなく高みに達してしまう。
「くはっ・・・!」
瑞葉が達したのとほぼ同時に膣内で逸物が大きく震え、大量の精液を吐き出す。
やがて脱力した瑞葉を胸にうずめさせたまま、ゆっくりと口を開く。
「今日は大丈夫な日だったか?・・・・・もっとも、それを気にしなくていい身体に俺はなってしまっているんだが」
その言葉に疑問を持った瑞葉に、眼を閉じながら返す。
「分からないか?・・・・・子を成す為の力が俺には無くなってしまっているんだ。・・つい最近になって分かったんだがな」
「あ・・・・・中・・・・・で・・・・・・いっぱい・・・・・・っ」
やがてマスターの胸に倒れこんで荒い息をつきながら言葉を聞く。
>子を成す為の力が〜
「え・・・・・・それって・・・・・・」
ようやく情交前の言葉の意味らしきものに気付く。
「ご、ごめんなさい・・・・・私、かえって失礼なことを・・・・・・」
慌ててマスターから離れようとするが
身体に力が入らず、さらにモノが抜き去られる時の感触に
またぶるりと震えて快感を覚えてしまう。
「いいさ・・・聞いてもらえただけでも嬉しい」
そのまま立ち上がると、未だ脱力状態の瑞葉の身体を支える。
「大丈夫か?」
マスターの手を借りて何とか立ち上がり服を整える。
「は、はい、多分・・・・・・でも私、本当に申し訳ないことを・・・・・・」
顔を真っ赤にしてすすり上げる。
「こんないやらしいことでマスターに喜んでいただこうなんて・・・・・」
涙を見られないように背を向けると、そのまま走り去ろうとする。
走り去ろうとする瑞葉の腕を掴み、自分の方へ引き寄せる。
「それを望んだのは俺だ。君が悲しむ事じゃない・・・・・」
涙を拭き取ると、言い聞かせるようにしながら微笑む。
「それじゃあもう一つお願いだ。今夜は傍にいてくれないか?」
嫌なら嫌でいいさ、と自らの表情を悟られないように言うと、ゆっくりと自室へ向かって
歩み出す。
「は、はい・・・・・マスターがそう望まれるのでしたら・・・・・・」
涙を拭かれた後で、こくりと頷いて
マスターに寄り添いながら後をついていく。
面白いなぁ…ハァハァ
熱心に机上の書類に目を通している。
自分の部屋で本を読んでいる。
パソコンに届いたメールほ読んでいる。
本の内容が濡れ場に差し掛かり、つい身体を火照らせてしまう。
「やれやれ…。先輩……これでいいのかよ?」
メールを見て何やら不機嫌になると、電源を切って部屋を出る。
身体の疼きに耐えられなくなり、医務室へと向かう。
そしてその医務室の薬棚を開く。
次に『注・使用は一ヶ月に一度まで』と注意書きされた強力な媚薬を取り出し、
その液を注射器に吸わせ、腕をゴムひもで縛って血管を浮き出させる。
気晴らしに廊下を歩いていると、遠くに志保を見かける。
「お、志保さん……って何やってるんだ?」
悪いとは思いつつも後をつける。
「…っ」
浮き出させた血管に針を刺し、薬液を注射する。
全て注射し終えると針を抜いて傷口にガーゼで押し当てる。
薬液が身体の中を回り始め、心臓の鼓動が早くなるのがわかる。
身体が再び火照ってくる。
「医務室か…。風邪でもひいたのかな?」
つい半開きの扉から中を覗いてしまうが、中で志保が何かの薬品を注射しているのを見る。
「何の薬だ……?少し様子を見させてもらうかな」
志保が気付かないのをいいことに、部屋の中の様子を窺う。
押し当てていたガーゼを外すともう血は止まっていた。
だが先ほどの傷の周りにはいくつもの注射痕があり、
短期間に何度も注射をしていたことをうかがわせる。
「あぁ…っ」
簡易ベッドに寝そべると、着衣の上から胸を揉み始める。
媚薬の効果もあってすでに乳首は痛いぐらいに硬くなっていた。
「あの反応……媚薬、か。しかし相変わらず見事な胸だな…」
だが腕の注射痕を見て、興奮が一気に消し飛ぶような衝撃を受ける。
「…志保さん…まさか最近薬漬けなのか?…くそっ、あの人が放っておくからじゃないか…」
舌打ちをすると、意を決してわざと音を立ててドアを開け、無言で部屋に入っていく。
「!?」
ドアの音に驚き、着衣の乱れを直す。
媚薬の瓶をしまい忘れたのであわてて瓶を回収しにいく。
「あ、だ、伊達様。こんばんわ…何か御用ですか?」
「……感心…しないな。君のような素晴らしい女性が…夜な夜な媚薬漬けとは」
志保の方を見ず、質問にも答えずに淡々と、何か寂しげに言う。
「あの人が…いないせいなのか?このままでは君は…ダメになってしまうよ」
強引に志保が持っていた瓶を奪い、悲壮感すら漂う目で志保を見下ろす。
「び、媚薬漬けだなんてそんな。
御主人様が新しいお薬をお買いになられたので、試していたんです」
自慰をしていたことを見抜かれ、慌てて嘘をつく。
「だから、今日始めて使ったお薬ですよ」
だが伊達の寂しげな言葉に、こちらの胸も苦しくなってくる。
>「あの人が…いないせいなのか?このままでは君は…ダメになってしまうよ」
「だ、だってっ、仕方ないじゃないですか…」
今にも泣き出しそうなかすれた声で反論する。
「私…いや、俺はこれでも医学もかじってると言ったろ。君のここを見れば…残念だが一目瞭然だ。嘘は通じない」
そう言うと、志保の服の袖をめくり、注射痕を確認する。
>だ、だってっ、仕方ないじゃないですか…
「…わかってる。先輩のふりをしたマスターと交わっていた時も、君は幸せそうだった。…でも、でもさ…」
自分の感情が抑えられなくなり、志保を強く、強く抱きしめてしまう。
「あの人は…しばらく戻ってこないんだ。今も世界を飛び回ってるってメールが届いてる。君の事は…」
あまり触れてはいない、とは言えず、抱きしめたままベッドに押し倒し、優しくキスをする。
「俺みたいな代理に八つ当たりするなんてのもいい。一人で心を抱え込まないで…薬なんかに溺れないでくれ…そんな貴女を見てると俺は、悲しい」
後先考えず、半泣きの志保に自分の本音を言ってしまう。
「…でも、重臣様は私のことを信じて下さってます。
このまえ、一日だけお屋敷に戻られたときに言っていました。
『そんなこと(浮気)しないって信じてるよ』って」
その言葉を発したのはマスターだと知らず、盲目的にこのことを喋る。
だが、伊達の言葉に引っかかるところがあった。
「先輩のふりをしたマスターって… 先輩って重臣様のことですよね?
いつマスターが重臣様のふりをしたんですか?」
伊達の本音を無意識に無視し、ただ重臣に関することのみを話題に挙げる。
「一日だけ…か。ここ数週間フランスの学会に連日出席している人が、どうやって一日だけ帰ってくるんだ?」
自分の言葉がさりげなくかわされている事にややショックを受けたのか、言うべきではない事を言ってしまう。
「それに君は…催眠術というものを知らないのか?声なんて、その道じゃマスターに遠く及ばない俺程度でも変えられるんだぞ?」
志保の気持ちは分かっているだけに、抱きしめていた体を離して悄然と真相を告げる。
「そ、そんな…… じゃあ私…」
真実を知って愕然とする。瞳から輝きが失せていく。
思考が白く塗りつぶされていき、何も考えられなくなる。
「それじゃあ、私……」
全てが終わってしまうような気がして、
なかなかその続きの言葉を口にすることができない。
「………!」
予想以上の志保の変化に気付き、猛烈に後悔し始める。
「…いや、先輩は…先輩はあなたに…待っていてくれ、と連絡して…くれている…」
ここの屋敷到着時に一度だけ志保について受けたメールの内容を、最近届いたかのように伝える。
わかりやすい下手な嘘を言うと、もう一つ嘘を重ねて再び志保を抱きしめ、薬のせいか熱で火照っているその胸に顔を埋めていく。
「[我慢できない時には伊達を私だと思って、欲望のはけ口にでもするちいい…]だそうだ」
無理矢理声真似までして、なんとか志保の気持ちを絶望に向かわせないように振る舞う。
「でも、いつまで待ってればいいの?
それに、重臣様がそんなこと言うはずない。本当のことを言って下さい!」
胸に顔を埋められて快感に酔いそうになるが、
なんとかこらえて言葉を出す。
快感に理性が勝ったのはこれが初めてかもしれない。
「……済まない……。俺は最低、だな」
下手な嘘で誤魔化す事も出来ない、と悟り、立ち上がり志保を見ずに窓際に立つと、こちらも絶望的な口調で語り出す。
「先輩は……しばらく…いや、この屋敷には…志保さんの為にという理由では…多分帰ってこない」
その言葉がどういう結果をもたらすのか知りつつも、断腸の思いで真実を告げる。
「君を傷つけたくなかったけど…向こうでの女性との付き合いもあるだろうし、なにより先輩は今、君の事を忘れるくらい忙しいんだ」
いたたまれない様子で言い切ると、医務室にも関わらず煙草に火を付け、志保が口を開くまでそれをふかす。
「そうですか… ありがとうございます」
声にならない、小さな声で礼を言う。
簡易ベッドのシーツを握り締め、歯を食いしばり、肩を震わせて嗚咽を押し殺す。
とめどなく溢れ出る涙がポタポタとシーツにシミをつくる。
志保がどんな状況になっているか見なくてもはっきりわかるだけに、余計辛そうに外の景色に目をやる。
「できればずっと言わないでおきたかった…。でも俺は…。…俺は本当は…」
はっきりした本音を言いたいが、今の志保の事を考えると、何も言えなくなる。
「……いえ、いいんですよ伊達様。気に病むことはありません。
このままいつ帰ってくるかわからない人を待つほうが辛いですから」
そう言うと、ゆっくりと立ち上がる。
「伊達様、本当にありがとうございました。
たかがひとりのメイドの情事ひとつに、こんなに親身になっていただいて…」
「…いや、俺は元々こういう性格だから、気にする事はないさ。ただ……その薬はもうやめた方がいいよ」
そう言ってさりげなく薬瓶を棚にしまう。
「…何かあったら、俺で良かったら相談してくれ。主人でもいいだろうけど、話しづらい事もあるだろうし。…それと」
少し捜し物があるからと、この部屋に残る事を言っておく。
「わかりました。このお礼はいつか必ずさせていただきますので、何でもお申し付け下さい」
赤く目が充血しているが、笑顔で一礼する。
「それでは失礼します。おやすみなさいませ」
そう言って医務室を出て行く。
薬品棚を漁ると、薬学の専門書片手に幾つかの薬瓶を取り出す。
「美しいが脆いサファイア…か。彼女が壊れかけているなら…俺が何とか…できないかな…」
必要な物を袋に詰め、自室へと帰る。
625 :
山崎渉:03/03/13 18:01 ID:OxWLo+tw
(^^)
私室でなんとなく猫の肉球を弄くりながら休憩中・・・・・・
627 :
秋山 麗:03/03/13 23:17 ID:PRhzCHkK
事務室でメイド職務日誌をつけている。
猫を軽く抱いたまま転寝し始める。
629 :
秋山 麗:03/03/13 23:36 ID:PRhzCHkK
日誌を書き終えて、力いっぱい伸びをする。
「んんっ!……くっ…くっ……くはぁ…あー、疲れた…」
ふと目が覚めて、猫をバスケットに入れると
今日こそ主人と話をしようと部屋を出る。
とりあえず本日の仕事も一段落し、こっちもこっちで伸びをする。
「んん〜……っと、ふぅ……最近は仕事が多くて敵わんな……」
主人の部屋から灯りが漏れているのを見て
一つ深呼吸をすると思い切ってノックをする。
「おじ様、瑞葉です・・・・・・少しよろしいですかしら?」
>>632 ノックの音に気がついて、椅子に座ったままドアの方に振り向く。
「瑞葉か……? とりあえず、入ってもかまわんよ」
心なしかいつもと声質が違うような気もするが、とりあえず中に招き入れる。
猫の入ったバスケットを後ろ手に隠して入室する。
「あの、今日はおじ様にお話したいことがありまして・・・・・・」
おずおずとバスケットを主人に見せる。
「この子のことなのですけれど・・・・・・このお屋敷で
世話をしてはいけませんか?」
>>634 バスケットから顔を出した猫に一瞬驚くも、気を取り直してまじまじと見つめる。
「猫……か?
むぅ……私は別にかまわないのだが……ん?」
ふと、猫の毛が綺麗に洗われているのに気がつく。
「瑞葉……この猫、いつから飼っていた?
昨日今日拾って来たにしてはずいぶん綺麗だが……」
「あ、ありがとうございます!」
ぱっと顔が明るくなるが、
>いつから飼っていた?
「えっ・・・・・そ、それは、その・・・・・・何週か前からですけれど・・・・・・
で、でも、おじ様がお忙しそうでいらっしたから
お伺いするのが遅れてしまっただけです!」
別に隠して飼おうとしていたわけではないことを必死に表明する。
>>636 深く訊ねたつもりは無かったのだが、慌てて弁解をする瑞葉を見て、
思わずいじめてやりたくなる衝動に駆られてくる。
「まあ忙しかったことは事実だが……お前が言って来れば時間は作ったんだぞ。
特に、動物は気まぐれだからな。屋敷内で何をするとも限らんし……」
ぐちぐちと小言を連ねて、とりあえず不機嫌な気持ちを表現してみる。
「ご、ごめんなさい・・・・・・」
肩を落として項垂れる。
>動物は気まぐれだからな〜
「こ、この子は大丈夫ですわ! きちんと叱れば言うことを聞きますから・・・・・
それに、もしもこの子が何か問題を起こしたら
その時は私が責任を取ります・・・・・・!」
主人の不機嫌そうな顔を見て、慌てて猫を庇うようにバスケットを抱え込む。
>>638 だんだんとしどろもどろしてきた瑞葉を見ながら、頭の中で考えをめぐらせる。
「(猫……か……ふむ、こういうのも……)」
「……そうまで言うなら、わかった。認めよう。
ただし、条件が二つある。
一つ目は、食事から何から、その子の世話は自分ですること。
二つ目は、客人や他の使用人に迷惑になるようなことはさせないこと」
指折り数えて条件を告げていく。
主人の上げる条件に大きく頷いてみせる。
「はい、分かりました。絶対に他の方たちの迷惑はかけません」
緊張した面持ちで告げると、少しだけ表情をゆるめて猫の頭をなでる。
「よかったですわね・・・・・・」
>>640 とりあえず一件を片付けると、ごほん、と一つ咳払いをする。
「さて、ここで本題だが……昨日、いや一昨日か。志保から一つ報告があった。
客間のカーテンの一つ。その下の方が、引っかかれたように千切れていたそうだが……心当たりはあるかな?」
質問するも、顔がなぜかにやけている。
「えっ・・・・・・」
見る見るうちに真っ青になって
主人と猫との間で視線を行き来させる。
「ま、まさか、この子が・・・・・・?」
のん気にあくびなどしている猫を抱き上げて
バスケットが足元に落ちたのにも構わず顔を覗き込む。
「そんな・・・・・あれほど私の部屋から出ないように言いましたのに・・・・・・」
まるで子供を叱るように言い聞かせる。
>>642 と言うか日本語で言い聞かせてもわからないだろ、とか思いつつ、
なぜかオーバーリアクションでこっちの話を続ける。
「……もっとも、その客間に客はいなかったし、すぐに取り替えさせたから大きな問題じゃない。
お前も、メイドとしての仕事もあるだろうし、四六時中その猫と一緒にいることも出来ない……
となると、世話をするお前がしつけなくっちゃならんわけだが……
瑞葉。お前、以前に動物をしつけたことはあるのか?」
「い、いいえ・・・・・・ありません・・・・・・」
ますます悄然として小さくなる。
「で、でも・・・・・・これからは、もっと厳しく躾けますから・・・・・・
それに、そのカーテンの責任も私が取ります!
だから、この子を叱らないであげて下さい!」
必死に言い募る。
>>644 「そうか……ふむ……」
と、なにやら考えるようなそぶりをしたあと、
「……よし、わかった。
私が猫の躾け方を教えてやろう」
笑顔でそう答える。
「え?」
主人の言葉に首を傾げ、
不安を覚えながら佇む。
>>646 「とりあえず、猫をバスケットに入れて、そこの机にでも置いておきなさい。
さて、と……」
そう言うと、自分は押入れを開け、なにやらごそごそと探し出し、取り出したものを瑞葉のほうへと差し出す。
「瑞葉、君はまずこれを付けなさい」
取り出したるはネコミミが付いたカチューシャ。
しかもご丁寧に、カチューシャは瑞葉の髪の色と同じ色だったりする。
「は、はい」
猫をバスケットに入れ、手元から離して軽く撫でると主人の動向を見守る。
>これを付けなさい
「こ、これって・・・・・・おじ様・・・・・・」
周到に用意されていたような道具に絶句する。
そして「しつけ」というのがどういう意味かも悟って
たちまち赤面するが、断ることもできずにカチューシャを受け取って頭に付ける。
>>648 素直な瑞葉に頷くと、唐突に主人は遠い目をして、
「……昔の人はよい事を言ったものだなぁ……『百聞は一見にしかず』。まさにその通りだ……
ということで、"私の子猫"を"躾ける"ところを、自分で体験すれば、
何も知らなかった瑞葉でもよくわかるんじゃないか、と思ってなぁ」
自分でも思うほど怪しい理屈をこね回す。
「とりあえず、こっちに来て跪いてみなさい」
と、自分はベッドに腰をかけると、瑞葉を呼び寄せる。
「う・・・・・はい・・・・・・」
主人の怪しいことこの上ない言葉にも
反論することが出来ないままベッドのところまで行くと
跪いて主人の顔を見上げる。
「こう、ですかしら・・・・・・?」
>>650 「さて、それじゃぁ……うっ……」
躾を始めようかと思った矢先、瑞葉の顔を見て思わず呻く。
「(……いかん……ひじょーにいかん……)」
跪いた瑞葉を見下ろしたまま、一人で勝手に内部葛藤に突入する。
動きを止めた主人を見て
焦らされているのかと少し不満を覚える。
「おじ様・・・・・・?」
そのままの姿勢で小首を傾げて身じろぎする。
>>652 首をかしげる瑞葉をよそに、一人で苦悩し続ける。
「(まてまて……せっかくここまでお膳立てしたんだ……
ここで行かなきゃこの屋敷の主人としてどうかと……)」
そこまで行き着くと、お仕置きを続けようと頭を振る。
が、また瑞葉が視界に入ると、逆の感情が押し寄せ、ぼそっと呟く。
「……くっ……ツボだ……」
瑞葉の素性+メイド服+ネコミミ+不安そうな顔あーんど上目遣い、というコンボがツボにはまったらしい。
「どうなさいましたの?」
さすがに不審に思って尋ねるが
何やら難しい顔の主人を見て一人合点してしまう。
「あ・・・・・ご、ごめんなさい。すぐに御奉仕を始めますから・・・・・・」
そう言うと主人のベルトを外してズボンと下着に手をかける。
>>654 「ああ、いやいや、そうじゃない。黙ってて悪かった。
躾けるんだったな……まあ、なんだ……私の足の間に座りなさい」
あわててそう言うと、ベッドに深く座ると足を開き、瑞葉が座れるようなスペースを作る。
「はい・・・・・・?」
ズボンを脱がしかけていた手を止めて
また首を傾げるが、とりあえず主人の言葉に従って
その足の間の隙間に腰を下ろす。
「あの、私はどうすれば・・・・・・?」
>>656 「そのままにしていればいいさ」
そう言うと、瑞葉の首筋に口付けると、後ろから瑞葉の胸に優しく手を這わす。
どうやら、ひたすらかわいがる、ということで頭の中はまとまったらしい。
「きゃっ!?」
首に口付けされ、胸をまさぐられて、つい悲鳴を上げる。
「ひゃ・・・・・んっ、お、おじ様ぁ・・・・・・」
身体の力が抜けてしまい、
甘い声を漏らして主人にもたれかかる。
>>658 「言っておくが、これはちゃんとした躾だぞ」
そう言うと、また瑞葉の首にキスをする。
「躾の基本はアメとムチだ。
……今まであまり相手できなかったのが、"おあずけ"という"ムチ"だとすれば……
今度は、"アメ"をあげないといけないからなぁ」
そう言うと、瑞葉の首に舌を這わせながら、胸を弄る手に少しずつ力を入れていく。
「は、はい、アメと・・・・・・・んあっ・・・・・・む、ムチ、ですね・・・・・・ふあっ!」
主人の身体の内側で身体を悶えさせる。
服の上からでも分かるくらいに乳首が硬くとがり始めている。
「(よもや、姪の容姿に自分の心が敗北したなんて言えないよなぁ)」
とりあえず、内心が悟られていないようなのでホッとする。
「……ほかの動物はともかく、猫なんかはよくかまってあげたほうがいいな。
こうやって……好きなことをしたり……な」
猫の育て方なんて自分も知らないので、
とりあえず怪しい理屈を並べ立てつつ、瑞葉の胸を重点的に攻めていく。
「ひあっ、ぁん・・・・・・・んぅ、くふぅ・・・・・・・っ」
胸への重点的な刺激に悶え続けるものの
達するには及ばずに、かえって欲求不満が溜まってしまう。
「おじ様・・・・・・分かりましたから、もっと・・・・・・・」
太股をスカートの下ですり合わせながら懇願する。
ふっ、っと小さく笑うと、
「どうやら、私の子猫は欲張りなようだな……
なら、もっと"強く"してやろう」
あえて意味を取り違えて、攻める場所を胸全体から乳首に絞る。
が、相変わらず下半身には手をつけない。
「やあぁ・・・・・・」
もどかしそうに身体をくねらせて頭を振る。
「ひぅっ、んっ、こ、これだけじゃ、ダメ・・・・・・ですぅ・・・・・っ」
完全に屹立した乳首を摘まれても
まだ達する手前までしか行けずに
密かに自分の手をスカートの中へと潜らせてしまう。
「まあ、アメをあげているからな……
今はお前の好きなようにしてあげよう」
そう言うと、瑞葉の手を押しのけるようにスカートの中に手を入れると、
ショーツの上から、いきなり激しく擦りあげる。
「あっ!? あ、あ・・・・・ああっ! あんっ、あ、あはああああっ!!」
求めていた刺激を激しい形で与えられて、たちまち達してしまう。
主人の腕の中で何度も身体を跳ねさせた後
がっくりともたれかかって荒い息をつく。
「・・・・・・おじ、様ぁ・・・・・・まだ、足りませんわ・・・・・・」
欲情しきって濡れた瞳を向けて
絶頂後の靄がかかったような頭で
羞恥心も忘れておねだりする。
「そうか……なら、私はどうすればいいのかな?」
その答えも待たずに、瑞葉の体を自分ごとベッドに倒すと、横になりながら唇を奪う。
そして、瑞葉の口の中に舌を侵入させていき、同時に両手で胸と秘所を刺激し、
再び瑞葉の感度を高めていく。
「んっ、んむぅ・・・・・・ぁむ、んんっ」
主人の舌に自らのそれを積極的に絡めながら愛撫に答えていく。
「・・・・っ、はぁ・・・・・・っ、あの、おじ様の・・・・・・・
おじ様の・・・・・大きくて、温かいのを・・・・・・下さい」
真っ赤になりながらも、高ぶっていく感覚に耐え切れず
脚を開いて主人を誘う。
「わかった……では、満足させてあげよう」
答えて、瑞葉を仰向けにすると、ショーツを脱がして足を開かせる。
体勢を整えた後、自分も逸物を取り出し、入り口に添える。
「……行くぞ」
そう言うなり、一気に最奥までモノを突き入れる。
「あ・・・・・・」
ショーツを脱がされて、今更ながらに
自分がどんなにはしたない願いを口にしたかに気づいて震える。
が、逸物を目にしたことで、再び忘我の状態になって主人を迎え入れる。
「は、はい・・・・・ん、あ、あぁぁっ!」
太い肉棒で奥まで貫かれて、細い身体を反り返らせる。
「あ・・・・あ・・・・・私の中・・・・・・おじ様で、満たされてますぅ・・・・・・」
幸せそうに呟くと、積極的に浮かした腰を動かし始める。
入れただけで、瑞葉が自ら気持ちよくなろうと腰を動かしているのを感じ、
変わり行く姪にちょっと悲しくなりながらも、自分も出し入れを始める。
最初はゆっくりと。そして徐々に早く奥に。
「…くっ…どうだ瑞葉、気持ちいいか?」
空いた手で瑞葉の胸を弄りながら、自分よりも瑞葉が気持ちよくなれるように動いていく。
「はい、とっても・・・・・・いいです・・・・・・っ」
主人の優しい責めを感じとって微笑む。
「だから、おじ様も・・・・・気持ちよくなって下さい・・・・・・」
秘所を締め上げたり弛めたりを繰り返しながら腰をグラインドさせる。
「むおっ!」
逸物に伝わる強弱のかかった刺激に、思わず呻く。
「(み、瑞葉にこんな技術あったか? いつの間に……)」
だが経験なら自分の方が上、とばかりに突く角度を微妙に変えていき、
絶えず新しい刺激を瑞葉に与えていく。
主人がうめき声を上げたことで、自分の技術が通用することを悟る。
「ふふ・・・・・・気持ち、いいですかしら?」
主人の腰に自分の脚を絡めて更に動きを早めようとするが
>突く角度を微妙に変えていき〜
「あっ? あ、ひぅっ、んっあ、あ・・・・・やっ、
おじ様ぁっ、だ、ダメぇっ! そ、それ・・・・・あぅぅ・・・・・っ、
そこ、ダメですぅっ、そんなにされたら、私・・・・・・
一人でイっちゃいますぅぅっ!!」
切なげな声を上げて主人にしがみつく。
「お、お願いですわ、せめて一緒に・・・・・・」
涙を僅かに流しながら主人の瞳を見つめる。
「……よし、わかった。
じゃあ最後の仕上げだ……!」
さっきの一連の責めで反応が高かった角度を絞り、
そこに向けてモノを擦り付けるがごとく、全力で出し入れする。
「ぅっ……くっ……行くぞ、瑞葉……いくぞっ!」
限界を悟ると、瑞葉の奥底に自らを沈み込め、白いものを一気に放出する。
「あ・・・・・ありがとう、ございま・・・・・あはああっ!」
最後まで礼を言うこともままならないほどの快感に貫かれる。
「あっ、あん、あああっ、んっ、んああっ!
そ、そこは・・・・・そこは、すごすぎますぅっ!!」
懸命に達するのをこらえて主人の暴発を待つ。
「来て・・・・・・来てくださいぃぃっ!」
そして主人が射精を始めるとともに
既に声もでないほどの悦楽に包まれて達してしまう。
「・・・・・あ・・・・・・・あ・・・・・・っ」
びくびくと痙攣する体が、やがてぐったりとベッドに倒れこむ。
「……っと、すこし激しくしすぎたか……?」
思わず全力でサービスしてしまったことを後悔すると、
瑞葉の頭を撫で、優しく声をかける。
「瑞葉、大丈夫か……? 今日はいつもより反応が過敏だったような気がするが……」
「ん、あぁ・・・・・・」
主人に頭を撫でられる心地よさに陶然とした表情になる。
「だって、おじ様にしていただくの、久しぶりでしたから・・・・・・・」
頬を染めたまま小声でそう答えると
おずおずと起き上がって服を整えはじめる。
「でも大丈夫ですわ。ただ・・・・・・」
少し心配げな表情になって主人を見上げる。
「私、どんどんいやらしい娘になってる気がして・・・・・・
やっぱり私の反応、激しすぎましたか?」
「激しい……と言うか、胸を愛撫してただけで、我を忘れてたというか……」
回答の後半は思わず口ごもる。
立場上、瑞葉が行為に溺れていくのは、あまりいい気分はしないのだが。
「まあ、気持ちの持ちようだとは思うがな……
それより、どうだ? 久しぶりに、このまま私と寝るか?」
と、はぐらかして話題をすり替える。
「は、はい・・・・・・!」
主人の言葉に先程までの不安も忘れて、ひしっと抱きつく。
と、猫のことを忘れていたのに気づいて
バスケットを覗き込む。が、猫もぐっすりと眠っているので
ほっと胸をなでおろし、激しい情事ですっかりずれてしまった
猫耳カチューシャを外すと、主人とともにベッドにもぐりこむ。
「お休みなさい、おじ様・・・・・・」
「おやすみ、瑞葉……」
瑞葉の頭を撫でてそう言うと、自分も睡魔に身を任せる。
682 :
Rom:03/03/14 10:27 ID:triDuRM8
も、萌えた・・・・・。
684 :
椿 杏樹:03/03/14 23:14 ID:98sIZo+g
>>490 「いえいえどうぞお気になさらず、と…。よいしょ」
マスターの部屋のドアにメモ紙を張る。
「はぁ…。あの名馬が予後不良で安楽死かぁ…かわいそうに…」
広間にあったスポーツ新聞を読みながらため息をつく。
687 :
:03/03/15 00:00 ID:6efWLNGx
自室のドアに貼ってある紙を剥がすと、踵を返して歩いていく。
689 :
秋山 麗:03/03/15 00:08 ID:0mndNMUH
衣装室で衣服の手入れと防虫剤の交換をしている。
新聞を見たついでに広間の掃除をする。
691 :
椿 杏樹:03/03/15 00:19 ID:6efWLNGx
窓の鍵を点検しながら、月を眺めている。
庭先に出て、空を見上げている
693 :
秋山 麗:03/03/15 00:21 ID:0mndNMUH
「よし、っと……あれ?」
作業を終えて視線を上げると、衣装室の先にドアがあるのを見つける。
まだ服があるのか、と思ってドアを開けると、出てきたのは地下への階段。
「地下……ってことは、地下室の隣……? まさか……」
嫌な予感がしつつも階段を下っていく。
掃除を手早く終わらせ、再び新聞を読み始める。
695 :
秋山 麗:03/03/15 00:36 ID:0mndNMUH
階段の先の光景を目の当たりにして、一瞬唖然とするも、次には感嘆の声を漏らす。
「へぇ……これはこれは……
ここまで来るともうコレクションの領域ねぇ……」
そこにあったのは、プレイ用の各種衣装の数々。
いろんな制服などをはじめ、決して安物ではない……と言うか、
現場からの払い下げかと思えるような服が所狭しと並んでいた。
「酒でも持ってくるか」
ぼんやりと空を眺めていたが、ふと立ち上がって酒蔵へと向かう。
697 :
椿 杏樹:03/03/15 00:43 ID:6efWLNGx
見回りをしている途中、人影が地下に歩いていくのを見かけ後を追う。
「誰だろう。メイドさんかしら…?」
気付かれないようにドアの隙間からそっと中を覗く。
「ふんふん〜♪……あれ?」
通りがかった衣装室から、何やらただならぬ気配かするのを感じる。
「なんか嫌な感じ…まさか泥棒!?」
突拍子もない事を考えると、部屋に入っていく。
700 :
秋山 麗:03/03/15 00:47 ID:0mndNMUH
ここも、広い意味ではれっきとした衣装室なので、服の手入れなどを始める。
「あんまり使われて無いみたいだし、薬もまだ残ってるし……
一通りチェックするだけでいいか……」
呟きつつ、外に出ている物をざっとチェックし終えると、続いてクローゼットの中に取り掛かる。
「……って、これもこれでスゴいなぁ……」
開いた中にあったのは奴隷用やら女王様用やらのラバースーツ類。
701 :
椿 杏樹:03/03/15 00:52 ID:6efWLNGx
>>699 「(わ、びっくりした)」
急に背後から声がして振り返る。
口元で『しーっ』と指を立てるジェスチャーをみかさにする。
誰も居ない衣装室を探索してみる。
「うわぁ…凄い衣装…。ってあれ?何これ?」
階段があるのを見つけ、その下に人影を確認する。
「あのー、誰かいるんですかあ?」
何の部屋かも知らずに地下に降りる。
704 :
秋山 麗:03/03/15 01:01 ID:0mndNMUH
「革製品って手入れが面倒なのよねぇ……」
などと言いつつ、女王様の服を手に取り……ふと素朴な疑問が頭をかすめる。
「……奴隷服のほうはともかくとして……
この屋敷に女王様役になりそうな女性っていたっけ……?」
廊下を歩いている
「杏樹さん…私やっぱり見てくるわ」
杏樹とともに中の様子を窺うが、よく分からないので結局部屋の奥に入ってみることにする。
「すいません!そこに居るの誰ですかぁ!?」
まったく無防備な状態のまま、地下室に降りていく。
707 :
秋山 麗:03/03/15 01:28 ID:0mndNMUH
>>706 ふと、上の階からの声が聞こえ、とりあえず作業していた手を止め、階段のほうへと向かう。
「この声……みかささん? 麗ですが、どうしたんですか?」
普通を装う事に集中していたため、手にラバースーツを持ったままだったり。
708 :
椿 杏樹:03/03/15 01:29 ID:hicSI89c
>>706 「まあ、駄目ですよみかささん。強盗だったらどうするんですか」
とは言いつつ、心配なのか自分もついて地下に足を進める。
手近にあった棒を掴み、護身用として握る。
>>707 「あ、麗さん…あのですね、…ってこの部屋は…」
部屋中に所狭しと並べられている制服類に、麗の持っているラバースーツ。
「わぁ…セーラー服…ナースにチャイナ…これって。まさか…麗さんの趣味ですか?」
予想もつかない事が起こっているせいで、混乱してわけのわからない事を言ってしまう。
711 :
椿 杏樹:03/03/15 01:39 ID:hicSI89c
みかさと麗が会話している中、一人衣装に気を取られている。
「かわいい…」
チャイナドレスに惹かれ、手に取ってみる。
712 :
秋山 麗:03/03/15 01:41 ID:0mndNMUH
>>709 「なんで私の趣味なんですか。
衣装室の整理してたら、こっちを見つけまして……ついでに、ね」
苦笑いしつつそう答え、手入れをしていた場所に戻る。
「これ、ご主人様か、お屋敷の誰かの物だと思いますよ。たぶん全部イメージプレイ用の。
……こっちは実用目的かもしれませんけど」
と、一部傷がついた革を手入れしながら、さらりと続ける。
「なんだこりゃ・・・」
みかさと椿が何やら警戒した面持ちで衣装室に入っていくのが見えたので、
後を追って部屋に入ってみれば、随分と偏った衣装が並べられていた。
先に地下があるのに気づき、とりあえず降りていく。
716 :
椿 杏樹:03/03/15 01:59 ID:hicSI89c
>>712 「イメージプレイ…。あの、これ、着てみたらいけませんかしら」
そう言うと、試着室に引っ込み薄紅色のチャイナドレスに着替え、
羽根までつけて出てくる。
「こんな感じになるんですねえ。なんか新鮮な感じ」
>>716 「わぁ……杏樹さん、綺麗…。あ、私も何か着てみようかな♪」
そう言って試着室に入ると、明らかにきつめで改造気味ののセーラー服に着がえて出てくる。
「えへ…。なんか懐かしいですね。麗さんも何か着てみたらどうですか?」
麗の抱える革製品をちらちら見つつ、そう勧めてみる。
718 :
秋山 麗:03/03/15 02:12 ID:0mndNMUH
>>716 >>717 「そんなところ見られたら、ご主人様に蹂躙されちゃいますよ、なぁんて」
嬉しそうに自分の体を見回す二人に、冗談っぽく笑う。
>>717 「とりあえず、やることはやってしまわないと……
よし、これで終了……っと」
そう言って広げたラバーは、他の服とは異質な黒光りを発する。
719 :
椿 杏樹:03/03/15 02:20 ID:hicSI89c
>>717 「みかささんも健康的で可愛いじゃないですかー。
うん、たまには違う服を着てみるのもいいですね…」
>>718 「うわぁ、やっぱりそれはちょっと違った雰囲気だわ」
麗のラバーを見ながら恥ずかしそうに微笑む。
>>718 「そんな、蹂躙だなんて…」
そんな事を言いつつも、色々着せ替え状態で服を着たいのかまだ周囲を見回す。
>>719 「そうですよね!高校の時たまに制服のままでされて新鮮だったから…はっ!いえ、…な、何でもないです」
慌ててとんでもない失言をごまかすと、顔を赤く染めて不自然な表情のまま他の制服を漁る。
721 :
秋山 麗:03/03/15 02:38 ID:0mndNMUH
>>719 「違った雰囲気……と言いますか、そもそも用途が違いますからねぇ……」
びみょーに話がすれ違ってるような気はするが、とりあえず気にしないことにする。
「これ、着て見せましょうか? クローゼットにはもう一種類ありますけど……」
>>720 みかさの口から漏れたセリフに、くすくすと小さく笑う。
「……まあ、新鮮だからこそ、ここにこれだけいろいろとあるんですし。
でないと、いくらいい女性(メイド)でも、そんなに長く屋敷に留まれませんよ」
などと、本人は深く考えてないが、意味深なことを口走る。
722 :
椿 杏樹:03/03/15 02:47 ID:hicSI89c
>>720 「…せ、制服のまま?まあ大変…クリーニングとか…」
みかさの話を聞き驚くと同時に、少し羨ましいと思う。
>>721 ラバーというものを初めて見たらしく、用途がよくわかっていないらしい。
笑顔で麗に答える。
「ええ。もし良ければ見せていただけま…」
(あ!そうだ…)
「お2人ともごめんなさい。私あの、このまま…失礼します、ね」
チャイナ姿のまま、何を思ったか顔を赤らめ地下から出て行こうとする。
手には脱いだ自分のメイド服をしっかり持っている。
(そういう趣味が有る者には天国だなこれは・・・・・)
地下室に来てみたまではいいが、
妙に和気藹々と話をしている三人を見て出る機会を失ってしまい、入り口の影で
聞き耳を立てている状態である。
(いつまでもこんな馬鹿な事やってないで、酒酒っと・・・・・)
いい加減戻ろうと考え、気づかれないように出ようとする。
「うぅ…あんまり言わないでくださいよぉ…」
不注意からくる自業自得とはいえ自分の体験話をしてしまい、それについて言われた事でますます羞恥心が煽られる。
>>722 「あ…杏樹さん?何処へ行くんですか?」
自分はナース服を手に取りつつも、そそくさと地下から出ていこうとする杏樹に声をかける。
725 :
秋山 麗:03/03/15 02:57 ID:0mndNMUH
>>724 「昔の事を言うのが恥ずかしいのはわかりますけど……」
>>722 突然の杏樹の動きに、頭の上にハテナマークを浮かべるが、
「ええ、いいですけど……服はご自分で戻してくださいね」
去り行く杏樹の背中に向けて、それだけ言っておく。
726 :
椿 杏樹:03/03/15 03:01 ID:hicSI89c
>>724、725
「えーとえーと…。ちょ、ちょっとした事を思いつきまして
もちろんちゃんと片付けておきますね!」
笑顔でシドロモドロに言い訳をし、部屋を後にする。
>>723 部屋を出ると振り返り、足がもつれないように気にしつつ、階段を登ろうとする。
が、目の前に誰かの背中がありぶつかってしまう。
「きゃっ」
>726
「おっと」
自分にぶつかった椿を倒れないように支えた瞬間、結局三人に気づかれてしまう。
「やれやれ・・・・・」
居心地悪そうに頭を掻く。
「そういえば、ご主人様はこれ何のために集めたんですかね?付加価値の付くレア物ってやつですか?こういう制服」
いま一つこの部屋の制服の意義をわかっておらず、見当外れな事を言う。
>>725 「麗さん、それ…着るんですか?その前にその皮で出来たのって何の時着るんです?私田舎者だしこういう知識なくて…」
729 :
椿 杏樹:03/03/15 03:10 ID:hicSI89c
>>727 ぶつかった後でよく見ると、マスターである事に気付く。
実は彼を探しに行こうとしていたところだったので丁度良かった。
「マスター?」
杏樹は思った事を、焦った様子でそのまま一気に口に出す。
「…丁度良かった!あの、この服可愛いから着てみたんですけどどうでしょうか!」
730 :
秋山 麗:03/03/15 03:17 ID:0mndNMUH
>>728 みかさの質問に一瞬、キョトン、として、
「さっき言ったじゃないですか。イメージプレイ用だと思う、って。
まあ、ご主人様と交わる時の衣装の一つ、とでも言いますかね?」
わかっていないようなので、詳しく説明してあげる。
「……それで、こっちの革のは、SMプレイ……って言ってもわからないかな?
拘束したり、怪我しない程度に叩いたりするプレイの時に、責め側の女性が着る物で……」
つまりは、総じてエッチをするときに着るものがここにある、ということを説明する。
>729
いきなりそんな事を聞かれても・・・・・と一瞬考えたが、それを口に出すのは
野暮と考える。
「え?ああ・・・・・綺麗だ。君の魅力が良く引き出されていると思うが?」
他人に聞かれたらかなり恥ずかしいが、とりあえずさらりと答えておく。
「ところで・・・丁度良かったってどういう事だ?」
椿の言葉が引っかかり、聞いてみる。
>>730 麗の話を聞くうちに、「イメージプレイ」の意味を悟って、またしても顔を赤らめて焦りだす。
「そ、そうなんですか…。言葉しか知らなかったけど、SMって…そういうやつなんですね。あ、どうも説明…ありがとうございます」
色々な事を聞きすぎて疲れたのか、あるいはプレイ用の制服と聞いて少し嫌気がさしたのか、着ていたセーラー服を着替えに試着室に向かう。
733 :
椿 杏樹:03/03/15 03:28 ID:hicSI89c
>>731 『綺麗』と言われほっと胸を撫で下ろす。
「実は探してたところだったんです。服、見てもらいたくっ…」
そこまで話すが、すぐに不思議そうに首を傾げる。
「あれ?…なんか変ですね。どうして見て欲しいなんて思うんでしょう」
734 :
秋山 麗:03/03/15 03:33 ID:0mndNMUH
>>732 結局、ここに来てようやくすべてを知った、という感じのみかさに、内心ため息を漏らす。
「(はぁ……こんな子をメイドとして働かすなんて、いろんな意味で危ない気がするけど……)」
他の屋敷のことに口を出すべきじゃない、と結論付けて、とりあえず心の内にしまう。
「まあ、立場上、私のほうが後輩ですから、言えた義理では無いですが……
このお屋敷でメイドとして働くおつもりなら、いろいろと知っておいたほうがいいと思いますよ。
……いきなり、なんてことになったら大変ですし」
これまた本来おせっかいなのだが、何となくいたたまれなくなって言っておく。
>733
「俺にか?一体何故・・・・・って君も分からないってどういう事だ」
らしいといえばらしい事である。
「まあ、俺がここに居てある意味幸いだったな。そんな姿で屋敷をうろついてみろ、どうなったかわかったもんじゃない」
あながち間違ってはいない。
しばらくして椿の全身をもう一度見た後、ふと呟く。
「そんなに脚が露出していて、寒くないのか?」
736 :
椿 杏樹:03/03/15 03:40 ID:hicSI89c
>>735 「ホント変ですよね」
改めて考え直すが、やはりなぜかはわからない。
>そんなに脚が露出していて〜
「大丈夫です、この程度なら全然」
首にかけている羽根ショールをばたばたとさせて笑う。
>>734 「麗さん、わざわざすみませんでした。私…勉強不足ですよね、やっぱり。…今度何か始めてみます」
メイド服に着替え、わざとか素でかわからない態度で麗に元気よくそう言うと、杏樹とマスターにも一礼して地下を出る。
「はぁ……こういう世界って奥深いのね…。勉強不足だわ、私…」
廊下でもう一度大きくため息をつくと、自室に帰る。
738 :
秋山 麗:03/03/15 03:47 ID:0mndNMUH
>>737 「(何か始める……って、何を?!)」
などと心の中でツッコミを入れるが、みかさの顔が心なしか優れないようなので黙っておく。
「……さて、ついでだから奴隷服の方もやっておくかな……」
と、手際よく手入れを再開する。
>736
「そう、か」
つられて自分も軽く笑う。
「さてと・・・」
思い立ったように酒蔵へ向かおうと考えたが、さすがに遅いな、と思い留まる。
「君はまだ此処にいるのか?」
なんとなくではあるが、尋ねる。
740 :
椿 杏樹:03/03/15 03:59 ID:hicSI89c
>>739 >君はまだ此処にいるのか?
「いえ、もう特に用事は…。あ、でも麗さんがまだおられるんです。
麗さーん?」
ドアを開け、中に呼びかける。
741 :
秋山 麗:03/03/15 04:02 ID:0mndNMUH
>>740 「はーい?」
手入れを終え(早!)て、杏樹の元へと向かう。
「……あら、マスター」
部屋を出るとマスターの姿を見つけて、軽く会釈をする。
>740
麗が出てくるのを待っている。
>741
「ああ・・・・・君はまだ此処にいるのか?」
会釈をする麗に、同じく聞く。
743 :
秋山 麗:03/03/15 04:09 ID:0mndNMUH
>>742 「いえ、やることは済ませましたが……何か御用ですか?」
ちらり、と杏樹にも視線を走らせて、訊ねる。
744 :
椿 杏樹:03/03/15 04:14 ID:hicSI89c
>>741 「片付け終わりました?私、この服また明日にでも返しますから
どうぞ閉めて下さいな」
よほどチャイナが気に入ったらしい。
>>742 「綺麗な方ですよね。今日初めてまともにお話ししたんですけど、
知識も豊富で羨ましいです」
マスターに麗についてそんな風に印象を語る。
>743
「いや・・・・特に用事があるわけじゃないんだが・・・」
言いながら観察するような視線で麗を一瞥する。
>744
「綺麗・・・たしかに」
視線は麗から外さないまま、椿に答える。
それは見惚れているというより、むしろ何か疑念を持った上での視線といった所である。
746 :
秋山 麗:03/03/15 04:20 ID:0mndNMUH
>>744 「はい」
杏樹の言葉に笑顔を返すと、とりあえず衣装室に入るのに使ったカギ束で戸を閉める。
>>744 >>745 >綺麗〜
「そんな、お世辞にしか聞こえませんよ。
それに、知識は……私も、メイド自体は長いことしてますから」
顔を赤くしてやわらかく否定するが、褒められて悪い気はしないらしい。
が、マスターの視線には、何か一抹の不安を覚えた……ような気がした。
747 :
椿 杏樹:03/03/15 04:24 ID:hicSI89c
>>745 疑念とは気付かず、マスターが麗に見惚れているのだと思い
「…今日は麗さんと、ですか?」と様子を伺うように上目遣いで呟く。
>>746 階段を上がりながら、麗に答える。
「まあ、長い事メイドをやってらしたんですかー。
という事は、ここの前でもどこかのお屋敷で?」
>746
「お世辞ではないが・・・?」
何か別の意味を含んだ笑みを浮かべると、階段を上っていく。
>747
>今日は〜
「は?」
予想外の椿の質問に、思わず聞き返してしまう。
「今日はって・・・・・・まるで俺が毎日の様に女性を漁っているような言い方は止めてくれ」
苦笑しながら答える。
「そんな軽かったら女性に失礼だ」
749 :
秋山 麗:03/03/15 04:36 ID:0mndNMUH
>>747 「ええ、メイドを始めて、かれこれ十数年……詳しくは忘れてしまいましたけど」
潜入のための嘘でもなんでもなく、実際にそうらしい。
「あんまり、昔のことは思い出したく無いですけどね」
苦笑いではあるが、それでも笑顔を崩さないまま受け答えをする。
>>748 「ありがとうございます」
と、こちらも笑顔のまま、とりあえずお礼だけは述べておく。
>今日は〜
このセリフに、反射的に、私はいいですよ、と言いかけるが、
案樹との関係も気になり、とりあえず黙っておく。
750 :
椿 杏樹:03/03/15 04:43 ID:hicSI89c
>>748 >俺が毎日の様に女性を漁っているような
「べ、別にそんな事は言ってません、けど…。
好きな方がおられるメイドさんには、ほどほどになさった方がいいと思います
…けど…」
(んんー。何が言いたいんだろう私…よくわからない)
>>749 「十数年…!?凄いです!」
麗の手を取り、尊敬のまなざしで見つめる。
(こんな激しいお勤めを十数年も…)
真っ先に夜のご奉仕の事を頭に思い浮かべているようである。
>749
「まあ、思い出したくない物は思い出さない方がいいさ」
俺もそうだ、と心の中で呟く。
>750
「俺だってただ欲望に身を任せたわけじゃない」
以前のみかさの時の事や瑞葉との事を思い出し、顔を逸らすと
「チッ・・・・・」
ひとつ舌打ちをする。その表情は読み取れない。
「ぶしつけな質問だが・・・・君には居ないのか?そういう人」
しばらくして視線を椿に戻すと、何気なく聞く。
752 :
秋山 麗:03/03/15 04:54 ID:0mndNMUH
>>750 「確かに、大変でしたけどね。
子供の身で、お屋敷の掃除とか、お皿洗いとか」
むろん、杏樹が心のうちで思ってることなど知る由も無い。
そんなことを言っているうちに、ふと杏樹の言葉の一部分が引っかかる。
「(好きな方……って、私、そんな話したっけ?)」
現実にはいるが、むろんその件は最重要機密なので言うはずも無く。
>>751 「そうですよね」
と、そつなく答えると、話の展開が杏樹に向いたことを悟り、それとなく距離を置く。
役に立ち邪魔にならない、というメイドの基本がさせる、半ば条件反射だったりするが。
753 :
椿 杏樹:03/03/15 05:05 ID:hicSI89c
>>751 >君には居ないのか?そういう〜
「はい、残念ながら。どうやら私、一人色気無くそういう縁には遠いみたいです」
苦笑してさらっと言う。
「でも…。なんでしょうね」
>>752 (今まで見てると、たぶん私以外の人はみんな想う方がいるんだろうなあ)
と予想し、麗にもきっとそのような存在がいるのだと思っている。
「さっきみたいにマスターに誉められると、嬉しいんです。なぜか。
…ううん、だから…。…えと…。
すみませんもう寝ます…。なんだか今日は、ほら、頭おかしいみたい」
つたなく言うと、軽く2人に礼をして自室へと去っていく。
>752
「ふむ・・・」
流石といった麗の動きに少々感心する。
>753
「ま、いつか必ず出来るさ」
苦笑する椿に微笑みながら言う。
「・・・っと」
自室へと戻る椿を見送ると、麗に視線を向ける。
「それじゃ、俺も失礼させていただくとしよう」
一言告げると、自室に向かって歩いていく。
755 :
秋山 麗:03/03/15 05:17 ID:0mndNMUH
>>753 「おやすみなさい、杏樹さん」
と、去り行く杏樹に別れの言葉だけをかける。
先ほどからおかしかった杏樹の行動に、麗としては一つの答えを見つけたらしい。
>>754 「はい、お休みなさいませ」
杏樹の部屋の前で頭を下げ、マスターが見えなくなってから、自分も自室へと向かう。
自室に入ると、疲れが出たのか、メイド服のままベッドに飛び込む。
「ふぅ……気の休まる暇が無いわね……
でもまあ、仕方ないか……主人が忙しい以上、優秀なメイドとしての地位を確立しておかないと……」
アプローチできない現状をそれなりに考えて入るらしい。
>>759 瑞葉と言うよりみかさに近いと思うけどどうなんだ?金系の髪じゃないだろうけどさ。
>>760同意。上で言われてる3人・・・。
漏れのイメージでは志保はショートでお姉さん系?で瑞葉は髪ちょい長めの正統派?でみかさはポニーテールの元気娘系?って感じだな。
764 :
rom人:03/03/18 14:01 ID:i19QF64P
スレが止まってるな。
「あ〜、仕事終えた後のお風呂が、やっぱり一番ね♪」
一仕事を終え、嬉々とした様子で風呂に浸かっている。
772 :
秋山 麗:03/03/19 23:50 ID:/HdbAaeH
こちらも担当分の仕事を終えたようで、自室でくつろいでいる。
「さて……と、そろそろお風呂にでも入ってこよっかな」
「ふぅ…そろそろ上がろうかな」
そんな事を言いつつ浴槽から出ると、一度シャワーを浴びる。
774 :
秋山 麗:03/03/19 23:59 ID:/HdbAaeH
脱衣所に入ると、風呂場からシャワーの音が聞こえてくる。
「(誰か入ってる……? まあ、いいか)」
深く考えずに、服を脱ぎだす。
「ふんふんふふ〜ん♪やっぱり大きいお風呂っていいなぁ♪」
麗の存在に気付かず、一糸まとわぬ姿のままガラガラッと音を立てて無警戒に脱衣所に出てくる。
776 :
秋山 麗:03/03/20 00:07 ID:tP1/qIOR
>>775 「……あら、みかささんでしたか。お湯加減はどうでした?」
ちょうど下着まで脱ぎ終え、申し訳程度に胸元をタオルで隠した状態で、
恥ずかしがるわけでもなく、ごく普通に問いかける。
>>776 「きゃっ!?れ、麗さん?いつからそこにいたんですか?」
平然とした態度で自分の裸を見せる麗をしばらく棒立ちで見つめるが、自分自身も全裸だという事に気付き、慌てて手で胸と下を隠す。
「あ、あの…その…ちょっとすいません!」
スッと麗の前を通り過ぎると、恥ずかしげにバスタオルで自分の身体を覆う。
778 :
秋山 麗:03/03/20 00:22 ID:tP1/qIOR
>>777 慌てて体を隠すみかさの慌てぶりに、一瞬あっけに取られるが、すぐにくすくすと笑いがこみ上げる。
「……そんな、慌てなくてもいいではないですか。
ここは屋敷の者専用なんですから、お客様はやってきませんよ」
などと言うが、暗に屋敷の者なら裸体を見られてもかまわない、という意味だったりする。
>>778 「その慌てるって…何かやっぱり恥ずかしいじゃないですか…いくら女同士でも、やっぱり」
そう言いながらも、わずかにタオルに隠された、麗の成熟した肢体をちらちらと見てしまう。
「麗さん…。なんだか大人の女性って感じですねぇ…。麗さんに比べたら私なんかまだ青臭くて…はっ!」
そこまで言って一瞬黙る。
「いっいえ、私その気があるわけじゃないですよ!ただ前に瑞葉さんにされた事あるだけで…」
ぼーっと麗の身体に見とれていた事に気付き、ぶんぶんと頭を振ってからまたしても余計なことを言い出す。
780 :
秋山 麗:03/03/20 00:43 ID:tP1/qIOR
>>779 なぜか一人で慌て始めたみかさを見て、内心呆れてしまう。
「誰もそこまで聞いてませんって。
……それに、いいではないですか。苦労も多いこの仕事ですし、女同士で慰め合っても。
そんなに恥ずかしがっていては、ご主人様に自慰の一つも見せられませんよ」
普通なら恥ずかしいはずのセリフを平然と言うと、みかさを残して浴室へと入っていく。
>>780 「な…慰め合うって…自慰って…えっと、その…」
自分では恥ずかしくて言えないようなセリフをあっさり言って浴室に入って行く麗に呆然としながら、しばらくして一人思い出したように下着を着始める。
「レ、レベルが違うわ…。大人はやっぱり…言う事が」
それほど年は離れていないのだが。
782 :
秋山 麗:03/03/20 00:56 ID:tP1/qIOR
>>781 うろたえた感じのみかさの呟きを思い出しながら、シャワーを浴び始める。
「……普通は……ああいう反応を示すはずなのよねぇ……
やっぱり、どこかおかしいのかな……あたし……」
極論を言えば慣れただけ、なのだが、嫌悪感や羞恥を覚えない自分に、
以前から感じていた不安感が増す。
>>782 脱衣所を出て部屋に戻り、鏡に映るまだ子供っぽさの残る自分の顔を眺める。
「はぁ…やっぱり私も大人っぽくならなきゃだめかなぁ?志保さんや麗さんみたいに…」
メイド服を脱いでパジャマに着替え、ベッドの中で何やら考え込むが、やがて眠り込んでしまう。
784 :
秋山 麗:03/03/20 01:09 ID:tP1/qIOR
「……ふぅ……さっぱりした、っと」
手早く髪と体の手入れを済ますと、風呂場の電気を消して自室へと戻る。
785 :
名無しさん@ピンキー:03/03/20 15:48 ID:dUTryX41
786 :
名無しさん@ピンキー:03/03/20 15:51 ID:P4tbzGV1
とある屋敷で行われていた「メイド研修会」から
疲れきった様子で帰ってくる。
789 :
秋山 麗:03/03/20 23:46 ID:tP1/qIOR
仕事を終えて、休憩室で紅茶を飲んでいる。
「……やっぱり、いい茶葉使ってるわねぇ……」
自室で何やら鏡に向かっている。
「私も…大人っぽくなるようにイメチェンしなきゃ!でないと働き続けたくても屋敷に置いてもらえなさそうだし…」
必死だな、とでも言われかねない様子である。
休憩室のソファーに倒れこむように腰を下ろすと
何やらぼんやりとしている。
794 :
秋山 麗:03/03/20 23:58 ID:tP1/qIOR
>>793 ふと、ふらふらと部屋に入ってきて、こちらに気付かないまま、
どことなく心ここにあらず、といった感じの瑞葉が気にかかる。
「……瑞葉さん……? どうされました?」
「よーし!これで完成ね♪」
[イメチェン]が終わったのか、あるいは誰かに見せたいのか、とにかく部屋を出る。
いつもはポニーテールの髪を下ろし、肩口に届くほどの髪をなびかせて歩き出す。それはいつもより少し大人びた様子だったりする。
>>794 「・・・・・・え? あ、麗さん・・・・・・・」
のろのろと麗の方を見る。
「ええと・・・・・・・私、これに行ってきたのですけれど・・・・・・・」
手元からガサゴソとパンフレットを取り出す。
表紙には「メイド研修会」と書かれている。
「ちょっと・・・・・いえ、かなり厳しくて・・・・・・・」
そこまで言うと、涙がすっとこぼれてしゃくり上げる。
酒蔵で酒の選定をしている。
798 :
秋山 麗:03/03/21 00:14 ID:7/kohVaO
>>796 パンフレットを受け取り、とりあえず中身に目を通してみる。
「(……って、これ、中上級者向けの研修会じゃないの……
元お嬢様が参加するには、少々ハードルが高すぎるような……ご丁寧に夜の部もあるし……)」
「……そんなに、無理してこういうものに参加なさらなくてもいいと思いますけど……」
無理して参加した時点で、瑞葉が焦りを感じていることがひしひしと伝わってくる。
休憩室で何やら人の声がしているのを聞き、誰がいるのか確認もせずに部屋に入る。
「あれ?瑞葉さんに麗さん?どうしたんですか?…あ、どうです?ちょっと私イメチェンをしてみて…」
瑞葉と麗の会話の内容も知らずに、くるりと一回転していつもと違う髪型&大人っぽい化粧を2人に見せてみる。
>>798-799 「でも、そろそろこのくらいは覚えないとって思って・・・・・・・
それなのに私、失敗ばかりで、お仕置きもどんどんきつくなっていって・・・・・・」
そこでついに顔を覆ってしまい
みかさが入ってきたのにも気付かずに嗚咽を漏らし始める。
「大体こんなもんか。たまには弱い酒をちびちび飲むのもいいだろ」
気に入った酒を手に取ると、酒蔵を後にする。
802 :
秋山 麗:03/03/21 00:32 ID:7/kohVaO
>>799 みかさの登場に気がつくが、状況が状況なので目配せをして、
何とかみかさに、ある意味修羅場だということを伝えようとする。
>>800 追い詰められたような瑞葉を見ていると、懐かしいような助けてあげたいような気になってくる。
「(こう切羽詰られると助けたくなっちゃうのよねぇ……昔の自分思い出すし……)」
とりあえず、瑞葉の隣に移動すると、ポン、と肩に手を乗せる。
「……とりあえず、今日はもう忘れた方がいいと思いますよ。
早くお休みになられた方が……」
>>802 麗の目配せで、何となくだが場の雰囲気を察すると、とりあえず置いてあったパンフレットを手にして黙り込む。
(うわぁ……この中身難しい仕事ばっかりだわ…。しかも夜の方まであるのね…)
そこまで読んで、瑞葉の状況を大体把握すると、麗と瑞葉のやりとりを見つめる。
>>802-803 「・・・・・・は、はい・・・・・・・」
麗の勧めに従って立ち上がり涙を拭いていると
ようやく、みかさがいることに気付く。
「あっ・・・・・・!? み、みかささん、いつからそこに?」
みっともない姿を見られてしまったとばかりに、また泣きそうな顔になる。
厨房でさっそく酒に手をつけている。
806 :
秋山 麗:03/03/21 00:51 ID:7/kohVaO
>>804 「瑞葉さん……」
ヘタに何か言うと逆効果、と思い、彼女に早く部屋に戻るように促す。
>>804 「あ、瑞葉さん…こんばんは」
再び泣きそうな瑞葉に、何を言えばいいのかわからないまま複雑な表情でそこに立ちつくす。
>>806-807 「し、心配かけてごめんなさい、私、もう休みますから・・・・・・っ」
バツの悪そうな顔で研修会のパンフレットを掴むと
休憩室を早足で出て行ってしまう。
809 :
秋山 麗:03/03/21 01:00 ID:7/kohVaO
>>808 足早に去っていく瑞葉の後姿を見届けながら、
「……気持ちはよくわかるけど……ねぇ……」
無意識のうちに、敬語を使うことも忘れて呟く。
やはり弱い酒には飽きてしまったらしく、酒を蔵まで戻しに行く途中、早足で
歩いてくる瑞葉を見つける。
俯いているため表情は分からないが、前を見ていない為自分には気づいていないようである。
>>808 「瑞葉さん…。ご主人様に気に入ってもらう為にあんなに頑張ってるのに…」
なんともやりきれない表情で、立ち去った瑞葉と残った麗を見比べる。
「悩みって…やっぱり人それぞれなのね…」
麗にも聞こえない程度の小声で呟くと、はぁ、とため息をつく。
顔を伏せて軽く覆った状態で小走りでいたため
マスターに気付かずにぶつかって転んでしまう。
「きゃ・・・・・・あっ・・・・・・!」
倒れたあとで相手がマスターに気付いて
謝りながらも泣き出してしまう。
「も、申し訳・・・・・・ぐすっ・・・・・・ありません・・・・・・」
813 :
秋山 麗:03/03/21 01:13 ID:7/kohVaO
>>811 隣にいるみかさがため息をついたことで、その存在を思い出し、
一瞬とは言え素の自分を出していたことに気がつく。
「……ええと、とりあえず、部屋に入りましょうか。
それに、どうしたんですか? その髪とお化粧」
休憩室に戻りながら、即座にまた猫かぶりモードとなり、話の方向を変える。
>812
「おっと、だいじょう・・・」
手を差し伸べようとした瞬間、泣き出してしまう瑞葉に少々戸惑ったが
それを表情に出さないようにしつつ、瑞葉を立たせる。
「・・・・・どうした?何かあったようだが?」
またあいつか?と言いかけ、口を噤む。
少し困ったように微笑むと
「よければ教えてほしいな」
と言う。
>>814 「本当に、申し訳ありません・・・・・・わ、私、こんなだから
研修会に行っても、お仕置きされてばかりなんですわ・・・・・・」
静かに泣きじゃくりながらマスターの問いに答える。
>815
「研修会?」
いまいち話が見えてこず、鸚鵡返しに聞き返す。
「ま、立ち話もなんだ、とりあえず俺の部屋で話は聞くとしよう。だから・・・」
微笑んだまま瑞葉の頭を撫でる。
「一旦落ち着いてみようや。な?」
>>813 「え?これはあの、私、少し大人っぽくイメチェンしてみようかな、と思ったんです。
私も…麗さんや志保さんみたいな大人の魅力みたいのを身に付けたいんですよ。…それでちょっと」
一気にまくしたてると、どうですか?という感じで麗の方を見る。
無論麗の微妙な変化には気付いていない。
>>816 「は、はい、本当に御迷惑ばかりおかけして・・・・・・」
マスターにすがるようにして部屋までついていく。
「あの、私、ここに行ってきたのですけれど・・・・・・」
部屋に着くと何とか落ち着いたところでパンフレットを見せる。
>818
「メイド研修会・・・・・?」
渡されたパンフレットに一通り目を通してみると、どうやらそれなりに仕事に
慣れた者の為であることに気づく。
「それで、これに自分がついていけなくて・・・・・・か?」
パンフレットから目を離し、瑞葉に視線を移す。
820 :
秋山 麗:03/03/21 01:31 ID:7/kohVaO
>>817 「確かに、新鮮な感じがしますし、いいと思いますよ」
そこまで言うと、ふと考えて、
「んー……ご主人様の反応は、正直なところ良いと思いますけどね。
……でも、自分の持ち味を大切にしたほうが、私はいいと思いますけど」
まるで新しい服を来たかのように、浮かれるみかさとは対照的に、最後の麗の顔は苦笑い。
>>819 「はい・・・・・・他の人はきちんと出来ていることが
私には出来なくて・・・・・・それでお仕置きをされるのですけれど、
それがほとんど毎晩で、最後の日には・・・・・・・
『溜まりすぎたペナルティを一気に消化するんだ』って
メイド長様が仰って、沢山の人たちに、その・・・・・・一気に御奉仕を・・・・・・」
途切れ途切れにそこまで話すと、また涙がポロポロとこぼれ始める。
>821
「そう、か」
それだけ言うと、再び涙を流し始めた瑞葉を自分の胸に顔を埋めさせる。
「本来なら、こういうのは側にいる者がやるべきことなんだが・・・・・」
瑞葉が泣き顔を見られまいとする事を悟り、より一層深く埋めさせる。
「女性が泣くときに胸を貸すのが男の役目、ってな」
冗談混じりに笑ってみせる。
「泣きたい時は泣けばいいさ・・・悲しい時は誰だって泣くもんだ」
>>820 「う…やっぱりそうですか。何かそう言われそうな気がしたんですけど…」
自分でも元々の格好の方が気に入っていたのか、麗にはっきりと意見を言われて少しうつむき気味になる。
「…麗さん。でも私…私もっと大人っぽくなりたいんです!何かいい方法ありませんか?」
麗の側まで歩み寄り、真剣な表情で聞く。
>>822 マスターの胸に顔をうずめると不思議に安堵を感じ、
そこでしばらく静かに泣きじゃくる。
やがて落ち着いてくると、ゆっくりと顔を上げる。
「ありがとうございました・・・・・・・もう大丈夫ですわ」
そしてしばらくの沈黙の後に、意を決したように切り出す。
「あの・・・・・・お礼をさせていただけますか?」
825 :
秋山 麗:03/03/21 01:42 ID:7/kohVaO
>>823 「(こっちもこっちで、切羽詰ってるなぁ……)」
などと内心思いつつ、
「私自身、あまりそんな風には感じてないんですけど……
私のどんなところが大人、という感じがするんです?」
>824
「礼・・・・・か」
大体の見当がつくが、敢えて何も語らない。
「したいならすればいいさ・・・」
>>826 「はい・・・・・・・」
言葉少なに頷くと、エプロンを肩から外し、胸のボタンを外していく。
「マスターは、どんな風になさるのが、お好みですの?」
少々赤面しつつも、そんなことを訊ねる。
>827
「さあ?少なくとも、変態の持つような趣味はないが」
さらっと答える。
「それじゃあ逆に質問だ。君はどうされるのが好みだ?」
服に手をかける瑞葉を見据えながら、逆に聞く。
>>825 麗に聞き返されて一瞬戸惑うが、すぐにその質問に答え始める。
「えっと…何に関しても冷静な所とか、仕事にそつがない所とか、それから…」
さすがに実年齢には触れずに、仕事上や日常の雰囲気について「大人っぽい」所を述べていく。
「このくらいですけど…。どうしたらそんな風になれるのかなぁ…?はぁ…」
どうやら屋敷のメイド達の中で一番「子供っぽい」事を気にしているらしい。
>>828 「えっ!? そ、それは・・・・・・・」
自分でも普通と違った嗜好が芽生え始めていることに
気付いているものの、それを言うわけにもいかずに口ごもる。
「・・・・・・そ、その、や、優しく・・・・・・していただければ・・・・・・」
やっとのことでそこまで言うと
思い切ってメイド服を足元へ落とし、下着姿となる。
831 :
秋山 麗:03/03/21 01:54 ID:7/kohVaO
>>829 「(それって、『大人っぽい』って言うの……?)」
頭の中でハテナが飛び交うが、それはさておき、
「……経験不足……なだけかもしれませんね。後輩の私が言うのもおかしいですけど。
家事にしても、お付き合いにしても、夜のことにしても……」
>830
「オーケー」
短く答えると、下着姿の瑞葉を「優しく」という願いとは逆にベッドに押し倒す。
覆い被さった体勢になると、先程とはまったく違う冷徹な視線を浴びせる。
その視線が、「容赦しない」とでも語っているようである。
>>832 「あ・・・・・っ!」
荒々しく覆い被さられてマスターの冷たい目を見ると
ゾクリとした悦びが背中を駆け抜けるのを感じる。
それを見抜かれそうな気がして、咄嗟に視線を逸らしながらも
ブラジャーの肩紐を外し、脚もショーツを脱ぎ易いように僅かに開く。
>>831 「経験不足…ですかぁ…」
しばらく下を向いて考えるが、ふいに突拍子もない事を言い出す。
「じゃあ麗さん、その…色々な[お付き合い]のコツを私に教えてください!お願いします!」
麗の先程の言葉を最後まで聞いていなかった為、どう考えても誤解される発言を言って、麗に頭を下げる。
>833
視線を逸らした瑞葉の顔を荒々しく自分に向かせる。
そうして肩紐の外れたブラジャーを、おもむろに外す。
瑞葉の乳首が十分に尖っているのを認めると、ふぅとひとつため息をつく。
「調教の賜物と言った所だな・・・・・」
ふっと眼差しを以前と同じように柔らかくすると同時に、少し悲しそうな表情をする。
覆い被さるまでの荒々しさを失わせ、瑞葉の要求通りに優しく丁寧に愛撫を始める。
>>835 「っ! ・・・・・・あ・・・・・・」
顔を無理に正面に戻されて、否応なしに目が合ったことで
怯えの混じった表情になる。
が、ブラジャーをとられ、愛撫が始まると
意外な優しさが感じられて、僅かな声を漏らしながら快感を訴え始める。
「・・・・・んっ、あぅ・・・・・・ふぁ・・・・・・っ」
837 :
秋山 麗:03/03/21 02:08 ID:7/kohVaO
>>834 麗は最後まで聞いたと思い込んでるので、みかさの言葉を真に受ける。
「うーん……では、ちょっと変わった事を通じてしてみましょうか」
言うなり、休憩室の戸棚をあさり……タオルと一緒に、なぜかローターを持ってくる。
なぜローターがここにあったのかは以下略。
「夜のお仕事に関して、あまり経験無さそうですし……」
持つものを持っていつもの笑顔を浮かべると、なぜか怪しい雰囲気が麗を包む。
>836
「少し試させてもらった・・・結果は予想通りだったが」
ふと口を開いた。
胸に舌を這わせ愛撫しながら、時折口付けをしてゆっくりと、しかし確実に
快感を感じさせる事ができる方法で瑞葉を責める。
むしろ、「責める」というより「慰める」に近いかもしれない。
緩急をつけながら、その度に瑞葉の反応を見る。
>>837 「変わった…事ですか?何です?」
麗が何やら戸棚から物を漁って持ってくるのを呆然と見ていたが、麗の持ってきたローターを見て、何かに期待していた思考が嫌な予感に覆われる。
「はい?…麗さん、それっ……て…」
それは違うんじゃ?と突っ込みかけるが、なにやら怪しげな雰囲気を纏った麗の笑みに、背中にゾクッとした感覚を覚えて直立不動のまま硬直する。
>>838 「や・・・・・・あんっ、ひゃぅ・・・・・・ぅうんんっ!」
段々と声が高く大きくなり
それに伴って身体のくねりも激しくなる。
研修先での陵辱の記憶も忘れて情事に浸っていく。
841 :
秋山 麗:03/03/21 02:20 ID:7/kohVaO
>>839 「前に居たお屋敷で受けた、研修の一つなんですけどね……」
説明しながら、みかさの背後にまわり、持っていたタオルで彼女の手を後ろ手に縛り、
ソファーの上に座らせて、足を開くように促す。
「いいですか。みかささんがすることは二つだけ。
一つは暴れないこと。まあ、そんなにひどいことはしませんけど。
もう一つは、どれだけ感じても、ただひたすらに嫌がること。口だけで良いですから」
>840
瑞葉が身体をうねらせ嬌声を上げるその都度責めの手を細かく変えていく。
片手で乳首を弄りながらそろりと秘所へ手を伸ばし、下着の上から軽く指で
秘裂をなぞる。
>>842 「ひぅあっ! あ、ああっ!」
敏感な部分を刺激されて早くも身体が跳ね上がる。
「マ、マスター・・・・・・私・・・・・・私、もう耐え切れませんわ・・・・・・」
情欲に濡れた瞳を向けると、そっと口付けをする。
「マスターが・・・・・・欲しい、です・・・・・・・」
本能に突き動かされて、淫らな欲求を口にしてしまう。
>>841 「あ……ちょっと、麗さん…」
研修と言われて、されるがままに後ろ手に縛られ、足も開かされてしまう。
>いいですか。みかささんがすることは〜
「はい…。暴れずに、嫌がるんですね。私…が、頑張ります…」
口ではそう言いながらも、表情はやはりこれからの事を考えているのか、不安げである。
845 :
秋山 麗:03/03/21 02:26 ID:7/kohVaO
>>844 「私を、『女性を苛めるのが好きな人』とでも思ってください。
……と言っても、すぐには思い切れないと思いますから、私も役作りはしますけど。
つまり、どんな状況でも、相手が何をして欲しいのか、を感じ取って、実行する訓練ですね。
極限状態でこれが自然と出来るようになれば、付き合い方もかなり違ってくるはずですよ」
淡々と説明すると、有無を言わさずにローターを動かし、みかさのショーツの上に這わせていく。
>843
「俺が嫌だといったらどうするつもりだ?」
悪戯な笑みを浮かべ、くっくと笑う。
「冗談だ」
瑞葉の反応にまたも笑うと、下着を脱がせ、既に硬く隆起した逸物を取り出す。
「で、今考えたんだが・・・・・」
そこまで言って言葉を止めると、何の事かわかっていない瑞葉をひっくり返してしまう。
「こっちで行かせてもらうぞ」
具体的に言ってはいないものの、マスターがどこの事を言っているのかは自明の理である。
>>846 >嫌だといったら〜
「そ、そんなっ! お、お願いしますっ、私、このままじゃ・・・・・」
必死の様子でマスターにすがりついて股間を撫で上げる。
>冗談だ
「あ・・・・・」
からかわれていたことに気付き、自分の行動を思い返して真っ赤になる。
>こっちで行かせてもらうぞ
身体をひっくり返されて、マスターの意図を悟る。
「は、はい・・・・・・お好きなように・・・・・・いえ、私も、そっちを鍛えませんと。
お尻は、まだぜんぜんダメだって・・・・・・・」
また研修のことを思い出したのか、少し暗い表情になる。
が、肝心の後ろの穴は、ショーツの上からでも分かるほどに
秘所から流れ出した愛液に濡らされている。
>>845 「苛めるのが好きな人、ですか…うぅ…何か怖いような…。あっ…んっ」
言い終わらぬ前に麗がローターでショーツ越しに刺激を加えてきたため、それ以上何も言えなくなってしまう。
「…くぅっ…やぁっ…やめて…やめてください…お客…様…」
何とか思いこみをしようとして嫌がってはみせるが、それに反して時間が経つにつれてショーツの上には濡れた染みが広がっていってしまう。
849 :
秋山 麗:03/03/21 02:38 ID:7/kohVaO
>>848 「(この訓練をさせるのも久しぶりね……)」
懐かしさも手伝って、自分もすぐさま役になりきる。
「……敏感なのね……こうされるの、好きなんじゃないの?」
そんなことを言いながら、ローターをショーツの上から押し付けたり、豆の部分を擦りあげたりしてやる。
「体の方は、口ほど嫌がってないみたいね……こんなにここを尖らせてるし」
そう言って、服の上からわかるほど尖ったみかさの乳首を、突然つまみ上げる。
>847
「せめてこの時だけは忘れろ」
暗い表情になってしまった瑞葉に、言い聞かせるように言う。
「それじゃ・・・行くぞ」
一言告げると、菊門へと逸物を挿入していく。
彼女の言う通り、確かに締め付けが違う。
マスターはそれをもろともせず、腰を動かし始める。
>>850 「ひっ、く、うぅ・・・・・・んっ!」
まだほぐれていない菊座から全身をつらぬく苦悶を堪えて
身体に力を入れたり抜いたりを繰り返し、襞を蠢かせようとする。
「マスター・・・・・・私、がんばりますから・・・・・・気持ちよくなって下さい・・・・・・っ」
>851
「自然体でいりゃいいんだ、自然体で」
感触から瑞葉が必死でしているのに気づき、苦笑しながら答える。
瑞葉の首筋を擽るように舐め、脱力させると、腰の動きを速めていく。
>>849 ローターでの責めに加えて麗に言葉責めまでされ、ますます身体を火照らせ、責められ役になりきっていく。
>敏感なのね……こうされるの、好きなんじゃないの?
「嫌ぁぁ…私、そんなはしたなくないですぅ…。あっ、やぁぁん…」
>体の方は、口ほど嫌がってないみたいね
「そんな…違いま……んぅ…あぁ、やぁん!あん!んぅぅ!」
さらに力が抜けかけていた所に、突然予期していなかった乳首をつまみ上げられ、悲鳴とも陶酔の声ともとれる喘ぎ声を発し、ぴくっぴくっと体を震わせる。
>>852 「ひゃぁぅっ!?」
首筋を舐められてベッドに完全に崩れ落ちる。
その分締め付けも弱まり、マスターのモノが深奥まで挿入されていく。
「あ・・・・・あ・・・・・あああっ!」
目を大きく見開いて、口を開閉させ、
快感とも苦痛ともとれるような声をあげる。
855 :
秋山 麗:03/03/21 02:55 ID:7/kohVaO
>>853 「……えっ?」
突然の刺激を与えたとは言え、あまりにあっけなくイったみかさに、間抜けな声を上げる。
「……こ、ここまで早く達するとは思いませんでしたけど……大丈夫ですか?」
思わずメイドに戻って問いかけてしまう。
>854
「(痛いだろうが、少し我慢してもらわないとこっちも敵わないな)」
腰を動かしながら手で胸を愛撫したりして、少しでも瑞葉の感じる苦痛を
和らげようとしていたが、ふと一つの案が頭の中に浮かんだ。
「ちょっと恥ずかしいかもしれんが・・・・・」
瑞葉を抱き起こす。無論、繋がったままである。
結果脱力して脚を開いていた為、秘所が完全に晒される事になる。
羞恥に身をよじらせる瑞葉をよそに、片手は胸へ、片手は秘裂へと向かい
突き上げるとともに愛撫を始めたのである。
>>856 「え・・・・・あっ!?」
脱力していた体を起こされ、胸も秘裂も完全に晒された状態で
愛撫されながら突き上げられ始める。
「やっ、あぅっ、だ、ダメですぅっ!
・・・・・は、恥ずかしい・・・・・・こんなの、やぁ・・・・・・っ」
愛撫に反応を示しながらも口では必死に行為を否定する。
顔を手で覆ってはいるが、時折大きな喘ぎ声が漏れ、
菊座もほぐれてきたのか、締め付けとうねりが
ほどよいものになっていく。
>>855 しばらく「ご無沙汰」だった事もあるのだが、麗の責めにあっさりと陥落してしまい、しばらく意識のない恍惚状態で荒い吐息をし続ける。
>……こ、ここまで早く達するとは〜
「はぁ…はぁ…。ご、ごめんなさい…。私人一倍、その…感じやすい体質なので…」
それだけ言うと絶頂後の疲労感でぐったりとしてしまう。
「やっぱりこの辺がダメなんでしょうか…。ご主人様にも前から感じやすすぎるだと言われているのに…」
今だ朦朧とした意識の中でそう麗に問いかける。
>857
「(でもこれって正直キツいんだよな・・・)」
自分の選択に少々後悔しながら、責めと腰の動きを激しくしていく。
顔を覆う手を取ってしまうと瑞葉の顔を自分に向かせ、口付けをする。
これも結構辛い物である。
「さて・・・そろそろ、か」
漏れてくる声から絶頂が近い事を予測し、再び先程のような体勢に戻ると
一気に激しく突く。
860 :
秋山 麗:03/03/21 03:08 ID:7/kohVaO
>>858 「こちらこそ、ごめんなさい……
この訓練は、達する直前で止めなければならなかったのですが……」
みかさの反応が良すぎて、極限状態で止める前に絶頂に行かれてしまったのだ。
「強く感じることができるのは素質ですよ。自信を持ってください。
あとは……そうですね、気持ち次第、ですかね」
優しく言いながら、みかさの手の拘束を解いてやる。
>>859 「んぅ・・・・・む、ふぁ・・・・・っ」
マスターと濃厚な口付けを交わしながら
知らず知らずのうちに腰を動かしてしまう。
「ひゃぅ、ぅあっ、あっ、あんっ! くぅんっ! あはぁ・・・・・・・」
そのまま倒れこむと
徐々に早く、激しくなるマスターの攻めに
我を忘れて快感を貪る。
「あっ、あんっ、はぁっ! あ、あ、あ、あっ、あ・・・・・あああああっ!!」
マスターの巧みな突き上げに
一際大きく貫かれ、引き抜かれた瞬間に
えも言われぬ悦楽に包まれて、ぶるぶると震えながら達する。
>>860 「ごめんなさい、私は前からこんな身体なので…。…あとは気持ち次第ですよね。でも私…頑張らなきゃいけませんね…」
ぼんやりとした状態のまま、ありがとうございました、と麗に一礼して休憩室から出ていく。
ふらつきながら何とか自室に辿り着くと、強烈な疲労感を覚えてベッドにばったりと倒れ込んでしまう。
>861
「くっ・・・!」
最後に大きく突いたと同時に、ビクンと逸物が震え、白濁を吐き出す。
「・・・やれやれ、少し荒くやりすぎたな」
達して息の荒い瑞葉の髪を撫でながらすまなそうに苦笑する。
「役に立てたかな?俺は」
元々瑞葉を慰めた所から始まった事の為、瑞葉に自分が上手く
役に立てたかどうか、少々不安になりながら尋ねる。
「本来なら主人がやる事を俺が取っちまったな・・・君も不本意だったろうに」
いつのまにか乱れた服装を整える。
864 :
秋山 麗:03/03/21 03:22 ID:7/kohVaO
>>862 去っていくみかさの背を見ながら、何となくいたたまれなくなってくる。
「(なんか……悲痛だなぁ……
あたしもそれなりに辛かったけど……ここまで追い詰められたような感じはしなかったし……)」
ぼーっと考えて……やがて、はっと根本的なことに気がつく。
「(って、そもそもあたしは、この屋敷の問題解決のために来たんじゃなくて……
……はぁ……何やってるんだろ……)」
>>863 「マス・・・・・・ター・・・・・・」
荒い息の下から何とか答えをつむぐ。
「はい、少し、いえ、だいぶ気分が晴れましたわ」
まだぼんやりとした顔で微笑んで見せる。
>君も不本意〜
「い、いえ、そんなこと・・・・・・だって、今優しくして下さったのは
マスターですもの・・・・・・感謝しておりますわ」
そう言うと、のろのろと起き上がって
ベッドの下に落ちている服を拾い集め、身に着けていく。
「ありがとうございました。これで少しは眠れそうですわ」
どこか着乱れた服装のまま、マスターに軽くキスをすると部屋を後にする。
「お休みなさいませ・・・・・・」
>865
肩ほどまでの髪を後ろで縛りながら瑞葉の言葉を聞いていたが
どうやら元気は出たようなのでふっと微笑む。
頬にキスをして去っていく瑞葉に「お休み」と一言返すと、上着を脱いで寝る準備を
始める。
867 :
秋山 麗:03/03/21 03:33 ID:7/kohVaO
とりあえず、自分で飲んでいたティーセットを片付けると、
自室に戻ってベッドにもぐりこむ。
「……そういえば……あたしもご無沙汰だなぁ……」
呟くも、主人との時にいい反応をするため……と決め込んで、眠りにつく。
870 :
椿 杏樹:03/03/22 13:39 ID:5VCFjOZ1
庭で洗濯物を干している。
「んー、いいお天気で良かった。これなら夕方までには乾くかな」
地下貯蔵庫の掃除をしている。
872 :
椿 杏樹:03/03/22 23:55 ID:Y8IWg3jc
昼間干した洗濯物を籠に取り込み、運んでいる。
873 :
秋山 麗:03/03/22 23:56 ID:7SsNtJFd
厨房で夜食を作っている。
薄暗い貯蔵庫のどこかで棚が軋む音がしてビクッと振り返る。
「・・・・・・な、何でもありません・・・・・・わよね?」
875 :
椿 杏樹:03/03/23 00:02 ID:SQZF4IMG
「しまった〜。この持ち方じゃ、ま、前が見えないわ…」
若干よろけながら廊下を歩いている。
浴場から出てくる。
877 :
秋山 麗:03/03/23 00:11 ID:EjbfVq/M
「あとは切って……と、よし」
夜食用のサンドイッチが完成したらしい。
一度疑心暗鬼になると物音すべてが怖くなってしまい
結局掃除もそこそこに貯蔵庫から息を切らして出てくる。
「・・・・・・ま、また明日、まだ明るいうちにしましょう・・・・・・」
879 :
椿 杏樹:03/03/23 00:18 ID:SQZF4IMG
「よっこらしょ…あ」
バランスを崩し、持っていた籠を落として洗濯物をぶちまけてしまう。
「あーあ…もう」
880 :
秋山 麗:03/03/23 00:24 ID:EjbfVq/M
「はむ……もくもく……」
自分用の夜食だったらしい。
「花見酒・・・にはまだ早いな」
窓から桜の木を眺めながらため息をつく。
「それじゃあ月見酒・・・・・も無理か」
言い終わる前に月が隠れてしまったのである。
882 :
椿 杏樹:03/03/23 00:30 ID:SQZF4IMG
なんとか全部拾い終えると、再び籠を持って歩き出す。
が、曲がり角で反対側から歩いてきた人影にぶつかる。
「きゃっ」
とりあえず厨房にでも行こうとしたところで
ふと箒をしまい忘れてきたことに気付く。
「ど、どうしましょう・・・・・・そのままにしておくのも、ちょっと・・・・・・・」
泣きそうな顔になってあたりを見回す。
>>882 「恥ずかしいですけれど、どなたか一緒に行って下されば・・・・・・」
誰かを呼びに行こうとしたところで背中から何かにぶつかってしまう。
「きゃあああああっ!!」
屋敷中に響き渡るような悲鳴を上げる。
885 :
秋山 麗:03/03/23 00:38 ID:EjbfVq/M
少量だったため、すぐに食べ終える。
「……ふぅ、夜にはあまり食べたくないけど……まあ、我慢する方が体に悪いし」
よくある自分自身への言い訳である。
とりあえず満足すると、サンドイッチを乗せていた皿を片付け……
>>884 突如響き渡った悲鳴に、びくっ、っと反応する。
「な、何事?!」
だがそれでも片付け終えるまでその場を離れない。
厨房に向かって歩き始める。
887 :
椿 杏樹:03/03/23 00:39 ID:SQZF4IMG
>>884 「なっ、何!?」
叫び声をあげる人物に、思わず肩をビクっとさせる。
洗濯籠はひっくり返らずなんとか無事である。
「…瑞葉さん?もうどうしたんですか〜、大きな声出して…」
脱力した様子で胸を撫で下ろす。
>>887 「・・・・・・え・・・・・? あ、杏樹さん?」
くてっとその場に腰を抜かした状態で、ようやく相手が誰かに気付く。
「ご、ごめんなさい、驚かしてしまって」
よく見ると、杏樹の洗濯籠が山盛りになっている。
「あの、杏樹さん、お洗濯物を運ぶのお手伝いしますわ。
それで、その・・・・・・後で結構ですから貯蔵庫に一緒に
入っていただけません?」
恥ずかしさも伴って、早口でそれだけ言う。
889 :
秋山 麗:03/03/23 00:46 ID:EjbfVq/M
「……これでよし、と」
皿や包丁を洗い片付け、急いで厨房を飛び出す。
>884
「また彼女か・・・」
声の主に多少ゲンナリする。
>889
「ん?」
厨房に向かう途中、麗の姿を認める。
随分と急いでいるようである。
891 :
秋山 麗:03/03/23 00:52 ID:EjbfVq/M
>>890 現場に向かう道中でマスターと出会う。
「……あっ、マスター」
取り急ぎ挨拶だけを済ませると、
「あの、いきなりで申し訳ありませんがこちらの方から悲鳴が上がらなかったでしょうか?
トラブルの初動は私たちの役目ですし……」
少々息を切らしながら、早口にまくし立てる。
892 :
椿 杏樹:03/03/23 00:53 ID:SQZF4IMG
>>888 「あ、籠ならもうここのお部屋に置いておきますから大丈夫ですよー。
じゃ、貯蔵庫行きましょうね。」
貯蔵庫で怖い目にでも遭ったのだろうか。
弱々しく自分に話しかける瑞葉の頭をポンポンと撫でる。
「よしよし。」
洗濯籠はとりあえず近くの自室に置いて、瑞葉と貯蔵庫へと向かう。
「でもあんなに怖がるなんて、何があったんですか?」
>891
「ああ、そういえばそうだな・・・」
早口の麗とは対照的に、事も無さげに答える。
悲鳴の上がった場所の方向へチラリと目をやると、すぐに麗に視線を戻す。
「行ってみるか?」
>>892 「あ・・・・・・す、すいません」
頭を撫でられて落ち着いてみると
なんだかかなりどうでもいいことに怯えていたことが分かってくる。
>何があったんですか?
「い、いいえ、特に何もなかったんですけれど・・・・・・・」
すっかり小さくなって答える。
「やっぱり、こんな風じゃ一人前のメイドにはなれませんわね」
杏樹には聞こえないくらいの小声でぽつりと呟く。
895 :
秋山 麗:03/03/23 00:58 ID:EjbfVq/M
>>893 「……え? えっと……」
妙に冷静なマスターの行動に、思わず唖然とし、
「瑞葉さんの声……だと思ったのですが、大丈夫だったのですか?」
短絡的に、マスターが現場に居合わせ、すでに事態は解決したものだと思い込む。
896 :
椿 杏樹:03/03/23 01:00 ID:SQZF4IMG
>>894 落ち着いてきた瑞葉が、ぼそりと漏らした言葉はバッチリ聞こえてしまう。
(…。)
そして何かを考え、先ほど閉めた自室のドアを再び開ける。
「…あの。良かったら、私の部屋でお茶でも飲みません?
今の時間なら少しくらい休憩しても大丈夫だと思いますし。ね」
>895
「だろうな。本当に緊急の事態であれば、まず悲鳴が上がってからが違ってくる。
それに見た所不審な影はないし、大方ゴキブリかなんかでも出た位のくだらない
問題だろ?」
わざと「くだらない」を強調して淡々と続ける。
>>896 「え、で、でも・・・・・・」
貯蔵庫の方と杏樹とを見比べて逡巡するが
断るのも気がとがめるので、結局頷く。
「はい、ではお言葉に甘えますわ」
899 :
秋山 麗:03/03/23 01:06 ID:EjbfVq/M
>>897 マスターの解説に思わず、はぁ、と一つため息をつく。
「(若侯爵の屋敷で大声出ると、まず間違いなく大きなトラブルだったからなぁ……)」
「……確かに、仰る通りですね……私、少し焦りすぎていたようです。
どうも、ご迷惑をおかけいたしました」
ぺこり、と深く頭を下げる。
900 :
椿 杏樹:03/03/23 01:09 ID:SQZF4IMG
>>898 部屋に瑞葉を招き入れ、ココアを入れて彼女に渡す。
「はい、どうぞ」
自分はベッドに腰掛けて、瑞葉は備え付けの椅子に座るよう促す。
カップを口に押し当てながら伏目がちに尋ねてみる。
「…瑞葉さんは向上心の強い方なんですね。やっぱり、御主人様の為なのかしら」
>899
頭を下げる麗に苦笑する。
「別にいいさ。まあ、声の主が主なだけにな・・・余計勘違いしやすい人物だろう、彼女は」
「ところで、今お暇かな?少し話したい事があるんだが・・・」
唐突に切り出す。
「部屋でじっくりと、な」
>>900 ココアを受け取って口をつける。
「ありがとうございます・・・・・・ん、温かくておいしいですわ」
>瑞葉さんは向上心の〜
「そんなことは・・・・・おじ様のため、というわけでもありませんし。
ただ私がおじ様のお側にいたいから、それに相応しい人間になろうって
思ってるだけですわ。ちっとも上手くいかないんですけれどね」
寂しい笑みを浮かべて答える。
903 :
秋山 麗:03/03/23 01:13 ID:EjbfVq/M
>>901 「話……ですか? かまいませんよ」
いつもの笑顔でそう答えつつ、
「(手馴れている……ということは、瑞葉さんの悲鳴ってまさか日常茶飯事?
……本気でダメね……いろいろな意味で……)」
内心、再びため息をつき、マスターの後をついていく。
>903
「どうぞ」
自室に先に麗を入れると、後から自分も部屋に入る。
その際、ドアの鍵を閉めておく。
「で、話したい事ってのはだ」
麗に適当な場所を勧めて自分は椅子に腰掛けると、麗を見据えながら言い始める。
「君がなぜこの屋敷にいるか、についてなんだが」
無表情のまま、異様な威圧感が放たれている。
905 :
椿 杏樹:03/03/23 01:21 ID:SQZF4IMG
>>902 >ただ私がおじ様のお側にいたいから、それに相応しい人間に〜
「そうなの?でも…。
私、御主人様は『完璧な瑞葉さん』の姿は求めていないような気が、するんですよね。
まあ…勝手な私の見た目なんですけど。
今のままのちょっと不器用に頑張る瑞葉さんに、癒されているんじゃないかなって」
そう言うと瑞葉ににっこり微笑みかける。
「なんか羨ましいです。私には側にいたいとかそう思う人、いないものですから」
>>905 「そ、そうでしょうか・・・・・・でもやっぱりご迷惑をおかけするのは・・・・・」
杏樹の優しい言葉にこそばゆい感触を覚える。
「あ、杏樹さんは、好きな方とかはいらっしゃらないんですの?」
杏樹の言葉を聞いて、渡りに船と話をそらす。
907 :
秋山 麗:03/03/23 01:25 ID:EjbfVq/M
>>904 促されて、部屋に入った直後に、背後にカチリという音が聞こえる。
「(鍵を閉めた……? まさか……)」
そんな思いをおくびにも出さないまま、促されるままベッドに腰をかける。
>君がなぜこの屋敷にいるか
「(やっぱり……って、こう単刀直入に聞かれてもねぇ……さてと……)」
「なぜ……と申されましても……
メイドとして働くため……としかお答えのしようが……」
少し眉をひそめ、考えるようにぽつりぽつりと口を開く。
>907
「いつまでも演技をしていなくてもいいさ」
嘲笑を浮かべながら言うと、机から何枚かの紙をとりだす。
「残念だが、屋敷の人事記録とは別に君について
少し独自に調べさせてもらった。例えば・・・・・」
机の上に書類を戻すと、再び視線を麗に向ける。
「君がどこの屋敷に居た者か、とかな」
ふぅ、とため息をついて目を伏せる。
「・・・目的は何だ?」
909 :
椿 杏樹:03/03/23 01:31 ID:SQZF4IMG
>>906 「それが生まれてからこのかた、一度も無いんです。色気ないでしょ」
瑞葉の問いに苦笑して返す。
「今まで何度か男の人と体の関わりは有ったりしたんですけど…。
その相手の男の人を好きになった事は、全然」
>>909 「杏樹さん・・・・・・でも、もったいないですわ。
杏樹さんなら好きになって下さる男性は沢山いらしたでしょうに」
お世辞ではなく心底そう思っているような
羨望の視線を杏樹に向ける。
「お綺麗ですし、スタイルもよくて、お仕事も出来て・・・・・・」
911 :
秋山 麗:03/03/23 01:36 ID:EjbfVq/M
>>908 以前窮地を経験したからか、割と頭の中は冷静を保てていたりする。
「そう申されましても……
私も、メイドの仕事は長いですから、他のお屋敷で働いていて当然ですし……」
あくまで白を切る。
>911
白を切りとおそうとする麗に、一転して穏やかな笑みを浮かべる。
「そうか」
おもむろに立ち上がる。
「・・・済まない。俺が本気になる前に言ってくれないか?大体の予想はつくが、
流石に本気になったら止められなさそうなんでな。でもなきゃ最悪・・・って事も
ありそうなんだ」
913 :
椿 杏樹:03/03/23 01:42 ID:SQZF4IMG
>>910 「実は難しい事を考えるのが苦手だからというのもあるんですよね。
で、ぼーっと考えているうちに男性にこういう風に…」
戯れに瑞葉の手を引き、ベッドに押し倒す。
顔つきが少し変わり小悪魔的な笑みを浮かべる。
>>913 「え・・・・あっ!?」
杏樹にベッドに押し倒されて驚くが
おっとりとした普段の様子から、ただの冗談だと考える。
「もう、杏樹さ・・・・・・?」
どことなく顔つきが違うのに気付いて首を傾げる。
915 :
秋山 麗:03/03/23 01:48 ID:EjbfVq/M
>>912 笑顔にだまされず、マスターのセリフに耳を傾け……
「(つまりは……さもなければ実力行使、体に聞く……って展開かしらね。
……痛いのは勘弁して欲しいけど、こっちもあの人を裏切るわけにはいかないのよ)」
内心覚悟を決めると、無実の罪を着せられたいたいけな少女(注:麗)に徹することにする。
「えっ? あの……マスター? そんな、私……」
片手を胸元に置いて、不安げに呟きながら、ベッドの上を少しずつ後退る。
916 :
椿 杏樹:03/03/23 01:55 ID:SQZF4IMG
>>914 『おっとりお姉さん』というよりは、どちらかというと艶っぽい表情を浮かべ
横たわる瑞葉の体を浮かせ、四つん這いにさせる。
「こんな風に耳元で。『返事が無いって事は好きにしてもいいんだろ』とか…」
脇から瑞葉の体に手を滑り込ませ、乳房を揉む。
空いた手は胸元のボタンを外す。
>915
「ハァ・・・」
頭を抱えて面倒臭そうに大きく溜め息をつく。
「君がやろうとしてるのは大体分かるんだよ。
俺は別にそれを咎めるとか阻止する気はないんだ。
別にそんな事しなくてもあいつは君みたいな人間には誑かされんから」
あとずさる麗に少しずつ近づく。
「言ってくれるだけでいいんだが・・・・・ってこの状況で言っても信じてもらえないか」
もういちどハァ、と溜め息をつく。
「痛いのよりはこっちのほうがよさそうだな」
そう言うと、半ば強引に麗の唇を奪う。
>>916 「あ、杏樹さんっ!?」
雰囲気の変わった杏樹の様子に怯えた隙に
四つんばいにされ、乳房を揉まれ始める。
「やっ、だ、ダメですわ、こんな・・・・・・」
弱弱しく抵抗してみせるが
強引な行為と台詞に、ゾクリとする感触を覚えている。
919 :
秋山 麗:03/03/23 02:04 ID:EjbfVq/M
>>917 「(うわ、この人にもほとんどばれてる……)」
表向きは、侯爵の屋敷をやめてこちらに再就職、という筈なのだが。
とにかく、詮索はあとにして、目の前の問題を片付けることにする。
>言ってくれるだけでいいんだが
「そんなこと私……それに、もしそうだとしても、なんでそんなことを聞……っ?!」
こちらの言葉を言い終えるよりも早く、マスターの唇が自分の口を封じる。
>919
「・・・最悪の場合を避けたかったからだ」
唇を話すと、途切れた麗の問いに答える。
この場合での「最悪」とは、主人を抜き差しならない状況に落としてしまうような
こと、である。
つまり、マスターの予想(当たっているが)を超えたより「ヤバイ事」である。
麗の胸元をするすると露にすると、多少甚振るように愛撫を始める。
921 :
椿 杏樹:03/03/23 02:09 ID:SQZF4IMG
>>918 「男の人って強引ですよね…ちょっとの間も待ってくれないんだもの。
このお屋敷の男の方もおんなじ」
駄目と言われるが、手を止めず瑞葉の上半身を起こして顔だけ自分の方に向かせ、
唇を奪う。
舌をゆっくり侵入させて言葉で抵抗が出来ないようにする。
「ん…」
「気がついたら抵抗出来ないうちに、こんな事されちゃうし…」
座ったまま開いた瑞葉の足の間に手を入れ、下着の上から秘部をなぞり始める。
>>921 「んっ! んむ・・・・・ふぅ・・・・・・」
杏樹の舌と指で上下の口を巧みに責められて
瞳がとろんとして、身体が快感に流され始める。
「ひゃぅっ、ぁん・・・・・・っ、・・・・・・っ!」
杏樹の刺激に敏感に反応を示す。
923 :
秋山 麗:03/03/23 02:14 ID:EjbfVq/M
>>920 マスターの言う意味が今一つわからず、素で眉をひそめる。
「(最悪って言われても……
そもそも、取り入ったら某役員を辞退してもらうだけでいいんだし……)」
つまりは政治的(経済的?)計略というやつらしい。
>麗の胸元をするすると露にすると
「……ふぅ…っ! は…ぁ……」
胸の感触に我に返ると、すぐさま心の内を封印して、怯えたような表情のまま行為をただただ受け入れる。
924 :
椿 杏樹:03/03/23 02:17 ID:SQZF4IMG
>>922 「そうそう。ついそんな声が出ちゃう…好きでもない、人なのに」
悲しそうな表情を見せるが瑞葉の甘い声に気を良くし
彼女の下着を少しだけずらす。
「しかし瑞葉さんはすぐ反応するのねえ。
へへー。…そういうよい子には、お姉さんが御褒美あげよっかな。」
囁くと、ベッド脇からバイブを取り出し瑞葉の目前に見せ付ける。
>923
「(ま、俺の思いすぎで済むとは思うんだが)」
首に片手を回したまま、首筋や乳首に舌を這わせる。
途中、乳首を強めに噛んだりと、随分と荒っぽいやり方で責めている。
「言う気には・・・ならないか」
すぐに口を乳房へ戻すと、再び愛撫を続ける。
>>924 杏樹の見せた悲しそうな表情に一瞬すがろうとするが
その後取り出されたバイブに目を見開いて動きを止める。
「・・・・・・ぁっ!」
それの禍々しさに怯えると同時に
どこか期待のようなものを覚えてしまい、
ぶるぶると震えて、いやいやをするように首を横に振ることしかできない。
927 :
秋山 麗:03/03/23 02:23 ID:EjbfVq/M
>>925 久しぶりの他人からの刺激に、少々気分が高まっていることを自覚する。
「…ん……はぁ…ふ……いっ!」
下が這うのみならず、敏感なところを荒々しく責められて、ビクッ、っと全身を強張らせる。
「ひぃ…ゃ……あぁっ! そんなこと、知りま…はぅっ!」
>927
「それなら失礼させてもらうよ」
開いていたもう片方の手を、口では胸を愛撫したまま下半身へと降ろして、
下着の上から指で弄り始める。
929 :
椿 杏樹:03/03/23 02:29 ID:SQZF4IMG
>>926 「動きはどれに、しようかなあー…。」
手でスイッチをカチカチといじると、途端にいやらしくバイブが動き始める。
杏樹が強さを変えるたび穏やかになったり、早めになったりする。
瑞葉の期待するような眼差しに、意地悪をして焦らすように秘所へと近づける。
「んじゃ、ずっぷりいきます。と、言いたいとこだけど…。まだでーす。
折角だし遊ばせてもらっちゃいますね〜」
口調は呑気なままだが、やる事はずいぶん大胆である。
930 :
秋山 麗:03/03/23 02:31 ID:EjbfVq/M
>>928 愛撫されるうちに、どこか、とろん、とした目になってくる。
>それなら失礼させてもらうよ
「……え…? 何を…あっ!」
不意に秘所を弄られ、体をビクッと反応させる。
「そ、そこは……はぁっ! だ、やめ、んぁっ、あっ……!」
>>929 「あぁぁ・・・・・ダメ・・・・・・ダメですわ・・・・・・」
口では拒絶の意を必死に示すが
淫らにくねるバイブが秘所に近づくと
自然とそれにあわせて腰が動いてしまう。
「いやぁ・・・・・っ」
思わず顔を手で覆おうとすると
杏樹が焦らすようにバイブを遠ざけたりするので
思わず叫んでしまう。
「だ、ダメぇっ!」
>930
「(考えてみれば・・・)」
愛撫の手は休めないまま、ふと考えてみる。
「(彼女も誰か大切な人の為にこうまでしてやっているんだよな。それを
俺は特に止める為でもないのにこんな風にしてしまっている・・・)」
一瞬手が止まりかけるが、すぐに再開する。
次第に、指の動きが速くなっていく。
933 :
椿 杏樹:03/03/23 02:38 ID:SQZF4IMG
>>931 必死な瑞葉とは正反対にクスクスと笑い、無邪気に言う。
「もう欲しいの?でもまだです。」
彼女の体に沿ってバイブをつーっと上に滑らせ、胸元を過ぎ唇の前で止める。
「はい、じゃあ瑞葉さん、舐めてみましょー」
934 :
秋山 麗:03/03/23 02:40 ID:EjbfVq/M
>>932 「(うっ……やっぱりご無沙汰だから感度が……!)」
いつも以上に流れてくる刺激に身悶え、喘ぎ……
ふと、一瞬責めが緩やかになる。
「……はぁ、何……あはぁっ! やぁ、そんな、急、いぁっ!」
不意をつかれ、速まる指の動きに、再び想像以上の刺激が伝わってくる。
>>933 「あ・・・・・あ・・・・・・」
自分が何を求めているのかが分かってしまい
絶望的な表情で目の前のバイブを見つめる。
やがて、がっくりと項垂れると、涙を流しながらも
それを口に含んでいく。
「はぁむ・・・・・っ、んっ、んちゅ・・・・・・くぅ、ちゅ・・・・・んっ」
唇の端から唾液を伝わせながらも必死に、
それこそ本当のペニスにするかのように舐めていく。
>934
下着を脱がせてしまうと胸元から口を離し、秘所へと顔を近づける。
指で愛撫を続けると同時に、舌でも膣内を責め始める。
舌が動くたびに部屋に淫靡な音が響く。
937 :
椿 杏樹:03/03/23 02:51 ID:SQZF4IMG
>>935 目を潤ませながら唇でしゃぶり続ける瑞葉の髪をすくって撫でる。
先ほどと違う、わざといやらしくしたような手の動きである。
「ほら、手がお留守ですよ。こっちもやってくれないとー…入れるのやめちゃうかも」
一旦バイブを離し、こちらを向かせた瑞葉の手を、自分の濡れた下半身へと導く。
(なんだか御主人様になった気分…)
「んん…」
938 :
秋山 麗:03/03/23 02:51 ID:EjbfVq/M
>>936 徐々に刺激の度合いに慣れてきたのか、動きが安定してくる。
「はぁ…んっ、やぁ…そんなところ、舐めなひっ!」
そう言った瞬間に指が動いたらしい。
「ぁ……ぁああっ! 舌、入れな…んあっ、はぁっぅ…」
>938
段々と動きが早まり、責める個所はその都度変化し、麗に休みない刺激と
快感を与える。
舌は相変わらず膣内で蠢きながら、肉芽を強く摘まんだり、コリコリとしたりする。
940 :
秋山 麗:03/03/23 03:01 ID:EjbfVq/M
>>939 休まることなく強くなり続ける感覚に、布団を強く握り締めて、
「ぁあっ! そんな、強…んっ、はぁっ! ああっ!」
悶えるうちに、絶頂が近いことを悟る。
「やぁ…もうやめ…イっちゃぅ! もう、それ、ああっ!
イきま…あ、はっ、ああああぁぁぁぁっ!!」
叫び声と共に、ピンッ、と一際体を張り詰める。
>940
「・・・ふう」
麗が達すると、舌を引き抜く。
途中から単なる行為になってしまっていた事に嫌悪しつつ、麗の脱がせた服を
彼女に持たせる。
「根負けした。このままじゃたとえ爪を剥ぎ皮を削いだとしても君は言わないだろうな」
あくまでたとえである。
「頑張ってみればいいさ。それに・・・」
呆然とする麗に、表情を隠したまま続ける。
「誰か大切な人がいるからこその行動だろう?」
ドアの鍵を開ける。
942 :
:03/03/23 03:10 ID:SQZF4IMG
943 :
秋山 麗:03/03/23 03:15 ID:EjbfVq/M
>>941 「ぅっ……はぁ、はぁ…はぁ…」
絶頂後の気だるさもあり、しばらく横になったまま大きく息をしていたが、
自分の服を受け取るのと同時に、身を起こす。
>このままじゃたとえ爪を剥ぎ皮を削いだとしても
「(えと……それはさすがに自信が……)」
心の中だけとは言え、思わず引く。
>誰か大切な人がいるからこその行動だろう?
マスターのこの言葉に、しばらくうつむくが、やがて立ち上がると、マスターとすれ違いざま、
「……今の、私の大切な方は、ご主人様以外におりません」
「(私の本来の、だけど)」
心の中でそう付け加えると、部屋を出てからお辞儀だけをし、服すらも着ないまま、自室へと歩いていく。
>943
無言でドアを閉め再び鍵をかけると、椅子に深々と腰掛ける。
「いつからこんな風になったんだろうな、俺は・・・・」
窓の外の月に目をやりながら、呟き始める。
「あいつがいなくなってから、か・・・それだけ、あいつは俺にとって
大切だったわけだ」
自嘲的な笑みを浮かべると、くっくっくと肩を震わせ笑い始める。
「いまさら気づいてどうすんだよ・・・なあ・・・」
そのまま膝を落とすと、深い静寂がマスターを包み込んだ。
945 :
椿 杏樹:03/03/23 03:25 ID:SQZF4IMG
「…ん?」
気がつくと瑞葉は体の力がすっかり抜けており、自分が身を引くと
もたれかかった状態からベッドに倒れ眠ってしまう。
「ふふ、まあまあ」
笑いかけると彼女の体に布団をかけ、立ち上がって瑞葉の寝顔を見て呟く。
瑞葉の表情には、若干のあどけなさが残っている。
「…『おじ様の側にいたい』、か。
それだけを胸にして、この子はこんなにひたすら尽くしてる…。
私とは違う。他人を想う心…」
「誰も好きになれずに体だけ。なんにもない私は、からっぽね」
無表情で言うと、身なりを整えどこかへ出て行く。
「・・・・・・ん・・・・・・?」
ふと意識を取り戻し、目を擦りながら身体を起こすと、いつもとは違う部屋。
「ここは・・・・・・・?」
しばらく首を傾げて考えているうちに昨夜のことを思い出す。
「そうですわ、私、杏樹さんに・・・・・・・杏樹さん?」
杏樹の部屋だというのに彼女がいないことに気付く。
「杏樹さん、何処へ・・・・・・? それに、どうしてあんな・・・・・・」
一瞬だけ彼女が見せた寂しそうな顔を思い出して
なんだか心が締め付けられるのを感じながらも
乱れた服装を整えて、とりあえず部屋を出て行く。
947 :
Rom:03/03/23 09:53 ID:wQ69/gGE
「…心配するな、俺もだ」
備え付けのパソコンでインターネットを楽しみつつ、「一つ前の誰か」に向かって言う。
「そういえば最近屋敷で志保さんを見ないな…。忙しいのか?」
そんな独り言を言いながら、引き続きキーボードを小気味よく叩く。
休憩室で、同僚の話を親身になって聞いている。
「そう……。メイド研修会、そんなに厳しいんだ……」
参加を誘われ、断ったことを内心良かったと思いながら
涙を流す同僚にハンカチを差し出しながら、うんうんと頷く。
「わかるわ。メイドのお仕事って結構大変だものね。
研修会ともなれば、尚のことよ……。ね、だからもう元気だして……」
同僚の肩をゆっくりとなでながら宥め続ける。
そこにメイド長がやってきて、おしゃべりをしている二人を叱って
仕事に戻るよう応接室を指差す。
「あ、は、はいっ! 今行きます!! さ〜て、頑張らないとねっ」
そう言って同僚の肩をたたくと、にっこりと笑顔を見せる。
(……とは言ったものの、これからお客様の接待なんだよね……
"良い"お客様だったらいいんだけどなぁ)
「ふんふんふふん〜♪」
なにやら上機嫌で応接間の掃除をしている。
952 :
ROM:03/03/25 23:00 ID:PFPqHiJs
956 :
:03/03/27 00:14 ID:OdLl28Sn
959 :
:03/03/27 00:41 ID:OdLl28Sn
郵便受けから小包みを引っ張り出し、屋敷の中に持っていく。
※
964 :
:03/03/27 00:54 ID:OdLl28Sn
「そろそろ引っ越しよね。引っ越しの準備ってわやなのよね〜」
所々方言で喋りつつ、廊下を歩く。
「次の引っ越しの仕事、私頑張ってみようかなぁ?」
そんな事を言いつつ、厨房に向かう。
968 :
椿 杏樹:03/03/27 01:04 ID:OdLl28Sn
引っ越し先の館の名前を考えている。
「ま、記録庫の整備はわたくし個人の趣味みたいなものですし、そも、私がこのお屋敷の主では
ないのですから」
そう言って、誰に対してでもなく、困ったように微笑んでみせる。
「わたくしの都合などと言うもので、ご主人様をはじめとし、お屋敷にいらっしゃるお客様方、
そして他の使用人達の手を煩わせるようでは、本末転倒と言うものです」
などと言いつつ、どこからともなく使い込まれたエンピを取り出す。
「わたくしなくして、このお屋敷は建ちました。故にわたくしなくともお屋敷の日々は過ぎていく。
それが本来、あるべき姿だとわたくしは確信しております。ただ、お屋敷が栄えるお力にでも
なれればと。それがわたくしの使用人としてのあり方だと存じ上げております」
「執事さんはやっぱり凄いわね…私みたいなメイドとはやっぱり格が違うわ」
ぶつぶつとそう言うと、引っ越しの準備を続ける。
「おやおや・・・引越し時か」
窓から外を眺めながら呟く。
973 :
椿 杏樹:03/03/27 01:19 ID:OdLl28Sn
「お疲れさまでした〜!」
杏樹に声をかけると、その足で物置からスコップを取り出しに行く。
「今回は俺もやってみよっかな、埋め立て」
自分の荷物を運んでいる。
元々少ない為すぐ済んでしまうと、別の場所を手伝い始める。
「……いや、それにしても私も振り返れば、色々な失敗をしてきました……」
ふと、脳裏にこれまでの屋敷での出来事が過ぎる。
「……お屋敷の名簿を書き換えるべき時に、誤って前のお屋敷の名簿をそのまま、
棚に入れっぱなしにしておいたり、引っ越しの手配をし損じて、渡り廊下を渡しそびれたり、
……色々ございましたなぁ……」
などと言いつつ、手にしていたエンピで土を取ると、それを何処かへと放り投げる。
「その辺も余すことなく、記録庫の記録をあたれば出てくると言うのも、
これ又、お恥ずかしいお話です」
「もう引っ越しの季節か……俺も何かするかな」
煙草を灰皿に押しつけると、荷物をまとめ始める。
大きなスコップを持ちだしてくる。
980 :
椿 杏樹:03/03/27 01:34 ID:OdLl28Sn
髪をまとめ、荷物をダンボールに詰めてどんどん運び出す。
「さてと」
ひときわ大きいスコップを運び出す。
982 :
椿 杏樹:03/03/27 01:37 ID:OdLl28Sn
「あら?みんなスコップ持って集まってるわね。私も行こうかしら」
大体運び終えたので、スコップを取りに倉庫へ向かう。
「さて、と。頑張ろうかな」
髪をいつものポニーテールに束ねると、埋め立てを始める。
984 :
椿 杏樹:03/03/27 01:40 ID:OdLl28Sn
スコップと間違えて倉庫からクワを持って出る。
「ふむ。もう引っ越しの季節か」
手ぶらのまま、埋め立て風景を眺めつつ桜桃館へ移動する。
「ま、軽い運動にはなりそうだな」
一言呟くと、いつのまにかマスターの横には土の山が出来ていた。
987 :
椿 杏樹:03/03/27 01:43 ID:OdLl28Sn
「違う違うこっちこっち」
再度改めてスコップを持って出ると、非力ながら埋め立てを始める
クワを持ってきた杏樹を見て苦笑しつつも、埋め立て作業に入る。
(今度こそ1000を…)
そんな事を考えながら埋め立てを続ける。
990 :
椿 杏樹:03/03/27 01:45 ID:OdLl28Sn
「あっ、誰ですか笑ってるのは」
真っ赤になりつつ埋め立て作業を続ける。
「(こういう単調な作業って好きなんだよなあ・・・)」
のんびりとしたことを考えつつも手は休めない。
「今回の1000は誰が取るのかな」
桜桃館から、悠々と埋め立て風景を見る。
993 :
椿 杏樹:03/03/27 01:49 ID:OdLl28Sn
「おお、あとちょっとで1000だわ…」
熱心に作業を続ける。
「もう一息ね……」
一度手を休めると、再び埋め立て続ける。
「興味ないんだが何故だか狙いたくなる、不思議なもんだ」
苦笑しながら呟く。
「じりじりするな…」
マスターを横目て見つつ、一旦埋め立てる手を休める。
997 :
椿 杏樹:03/03/27 01:52 ID:OdLl28Sn
「あーもう少し!」
いつのまにか真剣になっている。
「あと少し…」
「ほいっ、と」
エンピで仕上げの砂をかける。
「えいっ!1000!」
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。