小次郎
絵を描くため屋敷に居候している主人の友人。
不能であるというコンプレックスにより、サディスティックな性癖を持つ。
秋山 麗
ここの主人を虜にするため、とある館から潜入してきたメイド。
演技派だが浸りやすく、割と冷静だが考えは薄い。
伊達 雅彦
主人の弟、重臣の大学の後輩で書斎を借りている。宝石学が専門。
志保に関して指示を受けているが、自分でも志保が気になっている模様。
「もうすぐ埋め立てというものが始まるのか……楽しみだ」
少し気が早いがスコップを用意する。
「木芽館」(このめかん)の増築が始まったのを窓から見て
もうそんなに時間が経ったのかとため息をつく。
「そうですわね・・・・・・私もずいぶんとおじ様に愛していただいていませんもの」
憂鬱そうにため息をついて、出来上がった煮物を皿に移す。
961 :
秋山 麗:03/01/31 00:50 ID:hBIYjyIq
「……まだ仕事終わってなかったのね……」
幾分憂鬱そうにしながらも、とりあえず埋立地へと向かう。
「今日はもう、どなたかに食べていただくわけにはいきませんかしら?」
器に盛った煮物を見て腕組みして考える。
「とりあえず明日の朝にでも自分で食べてみることにして・・・・・・
美味しくできていたら、今度はおじ様に食べていただきましょう」
器にラップをかけて冷蔵庫へしまう。
倉庫でスコップを探している。
965 :
秋山 麗:03/01/31 01:04 ID:hBIYjyIq
とりあえず軍手をしてスコップを持っているが、やる気が今ひとつ出ない。
「はぁ……こういうことはメイドの仕事じゃないと思うんだけど……
まあ、仕方がないか……」
「引っ越しってやっぱり大変…でも頑張らなきゃ!」
重い荷物を両手に抱えて運んでいく。
「あら? そろそろ埋め立て開始ですかしら?」
窓から様子を見て、慌てて厨房を飛び出していく。
自分の部屋の荷物をまとめ、玄関先に持ってゆく。
「真夜中に引越しなんて、夜逃げみたい…」
厨房で食器を新聞紙に包み、ダンボールの中に入れている。
970 :
秋山 麗:03/01/31 01:12 ID:hBIYjyIq
埋め立てを開始しようとしたところで、はっと思い出す。
『ちょっと待ってよ……引越し……ということは荷物の移動……っ!』
潜入用資料が机の上に出しっぱなしなことを思い出し、慌てて自室へとかけていく。
髪の毛を結わい直して動きやすいようにすると
身の回りのものをまとめて引越しを始める。
「・・・・・・このまま私がいなくなったら、おじ様は・・・・・?」
妙な考えが浮かび、あわてて脳裏からそれを打ち消す。
ひときわ大きなスコップを用意してくる。
「今度こそ私が1000を…うふふふ」
などと言いながら楽しげに埋め立てを始める。
「そういえば最近体動かしてないなぁ…あっち以外では」
最近の事を思い出しながら埋め立てを続ける。
「あっ!」
誤って醤油をこぼしてしまい、仕事を増やしてしまう。
976 :
秋山 麗:03/01/31 01:20 ID:hBIYjyIq
「よしっと、これで大丈夫」
引越しに備え、身の回りのものをまとめ終え、一息つく。
「さぁて、あらためて埋め立てしないと……」
少ない身の回りのものを揃えると新館へ向かう。
「後で埋め立ても手伝いわないといけませんわね」
「ぞうきん、ぞうきん」
屋敷内を駆け回る。
本を山のように積んで廊下を移動している。
「・・・・・・そういえば、あのステレオセット、誰が搬送するんですかしら?」
様子を見に行こうかと考えるが
また下手なことをしてもいけないと思い直して、しばし迷う。
「おっと」
一冊落としてしまう。
「引っ越しに埋め立て…今日はメイドは皆忙しそうだな」
とりあえず私物を木芽館に運ぶ。
「うおおおおっ!」
落とした本を回収しようと身を屈めると、
積んでいた本のバランスが崩れてどんどん本を落としてしまう。
985 :
秋山 麗:03/01/31 01:26 ID:hBIYjyIq
「……………………」
大きなスコップを片手に楽々と埋め立てるみかさを目撃して一時硬直する。
『いっそ終了間際に……』
などと思いつつ、横取りを虎視眈々と狙うことにしたらしい。
ふと、ステレオセットを運んでいないことに気付く。
「いけない、あれ私が運ばなきゃ!」
スコップを放り出すと、ステレオセットを持ち上げて運搬する。
「……やっぱりちょっと重いわ」
物陰から主人が本を落っことしたのを見て
拾うのを手伝いに行こうかとするが、気が引けてしまって
オロオロとするばかり。
988 :
秋山 麗:03/01/31 01:28 ID:hBIYjyIq
>>986 「……ちっ」
みかさがよそへ行ったのを見て思わず舌打ちすると、
彼女がいた場所を先に埋めていく。
こぼした醤油を拭き終え、何も無くなった厨房に掃除機を掛け始める。
「へぇ…あの人が秋山さん、か」
スコップを持ったメイドを見つける。
「品定めは…まあ後にするか」
そう言って埋め立てを開始する。
結局主人を手伝うことができず、悄然として埋め立てを始める。
|∧∧
|・ω・`) <そ〜っ
|o旦o
|―u'
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ∧ ∧
|(´・ω・`)
|o ヾ
|―u' 旦 <コトッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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| ミ サッ
| ∬
| 旦
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「急がないと…」
埋め立てられる屋敷内を必死に走り、
生き埋めにならないように外に出る。
「あーあ、あれ重かったわ…」
もう運び終わると、スコップで埋め立てを再開する。
「1000をとったら、誉めていただけますかしら?」
「・・・・・・とにかく今は1000を取ることだけを考えましょう」
「1000かな?」
999 :
秋山 麗:03/01/31 01:31 ID:hBIYjyIq
「そろそろかしらっ……! 1000っ?!」
1000!
1001 :
1001:
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