強制女装少年エネマ調教小説 ネオ

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1まりを
 やでやで・・・

 ‘ネオ’とか書きつつ実はdat落ちした前スレの残務処理スレだったり。

 とりあえず「アリシア」を前に書いた分も含め全編公開。
2まりを:02/12/05 12:03 ID:xVOFRmv3

【美囚姫アリシア】


 その美しい少女は男の前で膝を折り、ついに嘆願した。
「ああ・・・カザン将軍・・・どうかわたしに、治療をお願いいたします・・・・!」
 美しい装いとそれを上回る美貌の持ち主である少女、アリシアが卑屈に征服者である帝国の将軍、カザン男爵に屈服するところを見た者は、それが一月前はここの城の主であったクロード王の末息子、アランだとは夢にも思わなかっただろう。


 帝国軍のいきなりの攻撃を受け、降伏後王家最後の生き残りとなった彼は、占領軍の最高司令官であるカザン将軍に女性として生きることを強いられていた。
「男でなく女として生きるならば人質として生かしておいてやろう」
 その言葉に逡巡したものの、今を生き延び王家の再興を図るためには言うなりになるしかなかった。
 かくしてアランはアリシアと名を改めさせられ、かっては自分のものであった城の中で、わずかの若い侍臣たちとともに虜囚となったのである。
 とはいえ扱いは悪くなかった。
 部屋はかっての貴賓室であり、調度や寝具は上等のものだったし、また食事も、いまや主人であるカザン将軍に陪食するという形ではあったものの、王子であったときですら及ばないほど美味かつ豪勢なものを与えられた。
 しかし、結局はアリシアたちが美しき玩具に過ぎないことを自覚するのはすぐだった。
 その日、兄弟のように育った侍臣のイヴァンとマイルズが侍女の姿にさせられたうえ、首輪をして犬のように晩餐のテーブルまで這わされてきたのを見たとき、アリシアの胸に衝撃が走った。
「イヴァン、マイルズ・・・・」
「いやいや、姫、この者たちはイブとマイラという。実は自分たちも姫と同様女として扱われたいとの申し出があって、それをかなえてやったわけだ。それにしても姫のお付に選ばれただけあって美しい。アリシア姫も可愛いが、この娘たちもそれに劣らんな」
 カザンはそう言って食事をし始めた。
 だがアリシアは自分のことも忘れ、変わり果てた侍臣の姿に狼狽する。
 そんなアリシアをよそに、イブとマイラの前の床の上に、残飯が山盛りとなった皿が二つ置かれた。
3まりを:02/12/05 12:06 ID:xVOFRmv3

「食え」
 食事を中断してカザンがそう命令する。すると二人は床のうえに這ったまま、皿の上の残飯を手も使わず口で直接食べ始めた。
「ど、どうして・・・」
「望みをかなえてやる条件として、わしの奴隷犬になることを二人は誓ったのだ。王宮で甘やかされた駄犬をしつけるのは大変だが、やりがいがある」
 屈辱の涙を流しながら皿の食物を懸命に咀嚼する侍女たちを満足そうに眺めつつカザンが説明するのを聞いて、アリシアは顔色を失ってしまった。
(二人が何もなくてそんな願いを口にするわけがない・・・・・きっと、ボクのことで・・・)
 両手を固く握ったまま食事には一口もつけず、アリシアは元侍臣たちの惨めな姿を見守っていた。
 やがて大量の残飯が片付けられると、腹を膨らませた二人の侍女の後ろにそれぞれ兵士が立った。その手には何か金属製の筒が握られている。
 カザンがそれを見て無言で合図すると、兵士たちはそれぞれ前にいる侍女のスカートをめくり、白い下履きをずり下ろした。
「ああっ!」
「あううっ!」
 イブとマイラが同時に短い悲鳴を漏らす。だがそれは、後ろにいる兵士が手にした筒の細い先端を尻肉の狭間にこじ入れたとき、長く尾を引くものへと変わった。
「い、いったいなにを・・・・?」
「ああん? 姫は浣腸を知らなかったのか。帝国の貴族の間では痩身の美容法として流行っていてな。この奴隷犬どもにたらふく食わせる代わり、ぶくぶく太ったりしないよう浣腸をしてやるってわけだ」
「か・・かんちょう・・・・」
 初めて見る行為にアリシアは目を丸くする。だが目の前で這っている侍女たちは、やがてお尻をさらけ出したまま苦しそうに喘ぎ、身体を揺すり出した。
「ああ、ああっ!!」
「ふううっ、くうっ!!」
 額に玉のような汗を浮かせ、こらえきれない呻きを漏らしながら二人が苦痛に苛まれるのを見てアリシアは驚き、思わず叫んだ。
「イヴァン、マイルズ、どうしたの?!」
4まりを:02/12/05 12:06 ID:xVOFRmv3

「落ち着くがいい、姫よ」
 アリシアが度を失ったのをニタニタと眺めながらカザンはそう声をかけた。
「イブにマイラ、おまえたちがなぜ苦しんでいるのか姫に教えてやれ!」
「ああ・・・・アリシア様・・・・わ、わたしたちは・・・・」
「・・・・ウ、ウンチがしたくて、たまらないのですっ・・・ああ!!」
 日ごろ慎み深く、折り目正しい姿しか見せたことのなかった二人が、下品きわまる叫びを上げながら切なさに身悶えしている。
 その哀れな姿を見ながらアリシアは、ただ呆然として為すべきところを知らなかった。
「ふふふ、日ごろ取り澄ました人間が恥ずべき欲求で惨めに悶え泣くのを見るのは最高だな・・・おっと失礼、あなたの側近でもありましたな、アリシア姫」
「・・・・」
「ア、アリシア様、見ないでぇ・・・」
「ああ・・・・とうとうアリシア様にまでこんな惨めな姿を・・・・」
 もっと見せたくない人に恥態を知られた哀しさに、忠良な二人は嗚咽する。
 だが、ギュルギュルと言う恥ずかしい音が部屋の誰にもはっきりとわかるほど鳴り響くと、イブとマイラの表情はより追い詰められたものへと変わった。
「あ・・・・あ・・・・」
「カ・・・カザン様、ご、ご不浄をお許し下さいっ!!」
「まだ食事中だ。絶対にならん」
 もはやまったくの余裕がなく必死の表情で行われた訴えをカザンは無情にも撥ね退けた。それを聞いて二人の顔は絶望の色に染まる。
「覚えていようが、わしの許しなく粗相などすれば・・・・」
「は、はい、分かっています、でも・・・・」
「はは、それでも漏らしそうか。もしお前たちが望むなら、いつもの方法で我慢させてやってもよいが」
「そ、それはっ!」
 カザンの提案を聞いたマイラの顔はより深い屈辱の色に彩られた。
 それからカザンとアリシアの顔を交互に見、最後にイブと顔を見合わせる。
 そして涙に濡れた顔で同時に頷くと、再びカザンの方を向いた。
「カザン様・・・・奴隷犬 イブとマイラの今にもウンチがもれそうな穴に、お慈悲を・・・兵士様方のお○ん○んで塞いでいただけるよう、お願いします・・・・」
5まりを:02/12/05 12:08 ID:xVOFRmv3

(イヴァン! マイルズ!)
 塑像のように固まったまま、アリシアは心の中で絶叫した。
「やってやれ」
 すぐに下りたカザンの許可を聞いてイブとマイラの後ろにいた兵士たちがズボンを脱ぐ。剥き出しとなった下半身の中央で天をつく勢いのそれは、アリシアの想像すらしたことのない雄偉な姿を誇っていた。
 やがて兵士たちは己のものを握り、先ほどの浣腸のときと同様に侍女たちのそれぞれのアヌスにあてがう。
 そして一気に突き入れた。
「ひいいいーーーーーっ!!」
「はうああ・・・・おおおーーーーーっ!!」
 後ろから肉串で容赦なく貫かれた二人は輪状括約筋を限界まで引き伸ばされて咆哮する。
 本物の少女が無惨に蹂躙されているかのごとき光景を前に、アリシアは息を呑んだまま惨めに震えていた。
(酷い・・・・酷すぎる・・・・)
 マイラはアリシアと同年の15歳、イブに至っては二つ年下の13歳なのだ。そんな年弱の者を平気で弄び、見せ付けるカザンの変質性は耐えられないものだった。
「カザン将軍・・・・お願いです、もう二人を苦しめるのは止めてください・・・・・」
 顔面を蒼白にしながらそれでもなけなしの勇気を振り絞ってアリシアは訴える。だがカザンは食事の手を休めることなく答えた。
「苦しめる? 心外な。わしは優しい男だ。奴隷犬のごとき虫けらにも喜びを与えてやるのは忘れん。お前たち、見せてやれ」
 カザンの言葉に二人を犯していた兵士たちは無言で従った。それぞれ侍女の身体を抱き起こし、脚を持って思いきり広げ、凶器で貫いたままの結合部をアリシアに見せ付ける。
「ああっ?!」
 イブとマイラ、今死ぬほどの恥辱と苦痛を感じているはずの二人は、排泄孔を深く抉られながら未成熟な恥茎を限界まで膨らませていた。それはヒクヒクと淫らな律動でわなないており、先端からは透明な粘液を滲ませている
「お分かりかな。最初こそ苦しんでいたものの、今は尻を塞がれて賎ましい悦びを感じているのだ。この畜生どもはな!」
「そんな・・・・」
 目の前の現実をアリシアは認めたくなかった。だが同じ器官を持つ身として、その勃起が何を意味するのか充分過ぎるほど知っている。
 その事実が心に染み込んだとき、衝撃のあまりアリシアは失禁してしまった。
6まりを:02/12/05 12:09 ID:xVOFRmv3

 プシャアアーーーーーーー。
 くぐもった水流の音が華美なドレスの下から漏れ出し、それはすぐに実体を伴って股間を、そして裾を、次いで足元の床を濡らす。
「あああっ?!」
 熱い液体が下半身を流れていく感触で自分の失態に気づいたアリシアは小さく叫んで震えた。
「おしっこ・・・・おしっこぉ・・・・」
「ほほう。イブ、マイラ、お前たちの淫乱さにビックリして食事中だというのに姫様はションベンを垂れ流されてしまったぞ。せっかくお前たちにクソを我慢させているのにこれでは台無しだ、臭い、臭い」
 食事を中断し、大げさに鼻をつまんで手を振るカザンを目にしてアリシアはこれ以上ないほど顔を真っ赤に染めた。
 食事中に残酷なショーを演じさせたカザンの非礼こそ原因であり咎められるべきだが、それでも高貴な身分でありながら礼に外れた失態を演じてしまった事実は変わらない。
 生まれて初めての惨めな粗相を晒したまま、アリシアは軽侮の色を浮かべた将軍の視線を耐えることしかできなかった。
「ア、アリシア様ぁ・・・」
「なんてこと・・・・わたしたちのせいで・・・・」
 自らの意思ではないにせよ、自分たちの無様な痴態を暴露したショックで美しき主が失禁したことに侍女たちは慙愧の涙を流す。
 だがアリシアの失禁を見た兵士たちが興奮しより激しくアヌスを抉るにつれ、二人の嗚咽は甘い嬌声へと変わっていった。
「お前たち、今どんな気分かおもらし姫様に告白してやるがいい」
 食事を終わらせたカザンがあまりの恥ずかしさに身を竦めているアリシアを横目で見ながら命じた。
「ああん、気持ちいいですう・・・・お尻にお○ん○ん入れられて、あたしのお○ん○んもピクピクしちゃうほど気持ちいいんですっ・・・・!」
「ああ、姫様・・・・・わたしたちはお浣腸をされたまま、犯されて快感を感じてしまうマゾの奴隷犬になってしまいました・・・・お許し下さい・・・・」
 抱えあげられたまま犯される恥辱の姿を見せつつ、命じられるがままにイブは被姦の悦びを、マイラは堕ちた悲しみを語る。
 やがて噴き上げられた精を受け入れたあと雄根を引き抜かれ、床の上に投げ出された二人は悲鳴を甘いものから切羽詰ったものへと変えた。
7まりを:02/12/05 12:10 ID:xVOFRmv3

「いやあああ〜〜〜っ!! も、もれるウウうーーーーーっっ!!」
「あううっ・・・・だ、駄目ッ! もう、もう・・・・」
 被浣と肛虐の果てに崩壊寸前となり、イブとマイラは断末魔の苦しみに悶える。だがその無様な姿を薄く笑って見ながらカザンは兵士たちに合図した。
「ひぃっ!」
「うう・・・」
 侍女たちは再び後ろから抱きかかえられ、脱がされた下履きが絡んだ足首が高く上げられる。
 内部からの圧力に必死に耐えヒクついているアヌスを真正面に開帳され、イブとマイラは恥辱に呻いた。
「お前らのクソ桶を置くまでまだ我慢していろよ! ・・・・ふふふ、どうかな姫、女のなりをした美少年が恥ずかしさに悶える様は。さあ、もっと近くで見ようではないか」
 そう言うとカザンは立ち上がり、アリシアの手を掴んで強引に侍女たちの前に引っ張っていく。アリシアは失禁で汚してしまったドレスを気にするゆとりすらなく、凶悪な便意に狂い泣く臣下たちの前に立たされてしまった。
「ア、アリシア様、こ、こんな近くで惨めな私たちを見ないでッ、お願いです・・・・・」
「ああ・・・見られてしまう・・・・アリシア様、もうすぐわたしたちはさっき以上に無様な姿をお見せしてしまいます・・・・お許し下さい・・・・」
 刻一刻と迫る崩壊の瞬間を、それでもわずかでも遅らせようと必死に耐えしのぎながら二人は尻をもじつかせつつアリシアに思いを吐露する。
 その姿を息を呑んで見つめながらアリシアはある感覚に囚われていた。
「いつもはお互いを向き合わせて鑑賞させあうのだがな。今日は姫のために特別に並んで・・・・・おおっ!! どうやら姫も気に入ったようだな。おいイブにマイラ、喜べ。お前たちの真の姿を見てアリシア姫は勃起なさったぞ!」
「ひ、姫様!」
「そ、そんな・・・・」
 カザンの指摘を待つまでもなく侍女たちは気づいた。自分たちの醜態を夢中で見つめながら、アリシア姫が尿で汚れたドレスの布地を高く押し上げ、股間を膨らませているのを。
「イブ、マイラ・・・・」
 初めてアリシアは二人を女名前で呼び、手で頬を覆った。
8まりを:02/12/05 12:12 ID:xVOFRmv3

「へんだわ・・・あなたたちを見ていたら、わたし・・・・ヘンなの・・・・」
 柔らかな布地越しに欲望の器官を膨張させながら、アリシアは自分自身に戸惑い、恥悦に翻弄されている。 
(ああ・・・・二人ともお尻の穴をあんなにヒクヒクさせて・・・・なんていやらしい眺め・・・そしてもうすぐ・・・もうすぐ・・・・あそこから、ウンチ、を、出しちゃうんだ・・・・)
 通常他人の目に触れさせることのない秘められた行為。その禁忌を、浣腸という容赦がない手段によって破る寸前にまで追い込まれ苦しみ喘ぐ二人の姿はあまりにもエロティックだった。
(もしもボクが二人みたいな目に遭ったら・・・・・・・)
 浣腸され、犯され、皆の見ている前で排泄を必死にこらえている自分。だがついに・・・・
 最大の汚辱にまみれた自分の姿が脳裏に浮かぶ。だがその自分の顔は、狂おしいほどの快楽で輝いていた。
(恥ずかしくて、死んじゃうッ!! ああでも、でも・・・)
 自ら生み出した強烈なイメージにアリシアは腰を揺らして悶える。しかし前部の膨らみはヒクンヒクンと淫らに律動し、主の劣情を露わにしていた。
「姫様、あたしたちを見てお○ん○んを・・・・・あはああ・・・」
「いけません、そんな風になさってはっ! ・・・ああいやあ・・・」
 自分たちの痴態を見て欲望の虜となったアリシアに絶望しながらも、美しき堕天使が劣情のあまり身を捩じらつつ股間を勃起させ悶える姿を目の前にして二人はその淫靡さに恥茎を再びそそり立たせる。
 美少年主従は女装したままお互いの姿に下劣な欲望を重ね、熱い呼吸を間に交し合った。
「ほほう、これはなんという見物だ! 王家と王家の血筋に連なる高貴の出の方々がお互いの賎ましい姿に欲情しあうとはな!」
 そう強烈な調子で嘲りながらカザンはアリシアに近づいて腰に手を当て、臀部の谷間に指を突き立てる。
 布地の上からアヌスをつつかれ、アリシアはより一層悶えた。
「あうう、いやあ・・・」
「そう言いながら前をもっと膨らませていては説得力がないな。それよりそろそろだ。姫の元臣下、わしの奴隷犬が傑作なショーを披露してくれるぞ」
9まりを:02/12/05 12:13 ID:xVOFRmv3

 イブとマイラの腰の下にはすでに別の兵士によって木桶が置かれている。
 明らかに呼吸すら途切れ勝ちになり、二人の侍女/犬奴隷は最後の、そして最大の恥辱を晒そうとしていた。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・あああっ、ああーーーっ! もうダメッ!! アリシア様見ないでぇーーーーーっっ!!」
 先にそう叫んで崩壊したのはイブだった。
 ピンク色のすぼまりがワナワナと震える。そしてその中心から汚水が迸った。
「あーーーーっ! ああーーーーーーーーーーっ!!」
 たっぷりと汚物を溶かし込んだ半粘性の液体が止めど無く吐き出され、小さな尻を汚しながら落ちていく。
 やがて汚水の粘度が急に増してドロドロになると同時にアヌスがゴボリと拡がり、一塊の便が顔を覗かせた。
「ううっ!!」
 イブが息むとそれは湯気を立てながら木桶の中に落ちていき、ボトっという音を響かせる。
「ああいやぁ・・・・見ないで見ないでええ・・・・・」
 自らの汚臭にまみれながら泣き喚き、イブは必死で汚物に彩られた排泄孔を引き締めた。だが一度堰を切った衝動は抑えきれるものではなく、再びアヌスが開いてゆく。
 それにつれてイブの膨張しきった性器はピクピクと震え、先端からトロリとしたものを再び滲ませた。
「あっああっ・・・」
「わかるかなアリシア姫。この者はクソをしながら感じているのだ。今日は姫のおかげで出す前からチ○ポを勃てていたが、今までも太いクソを無様に垂れ流しながら、いつもこいつは最後にはチ○ポをビンビンにしていたのだぞ」
「いやぁっ、カザン様、それを・・・それを言わないで・・・・ウウッ、また出ちゃうう・・・・・」
 ブリッ、ブリッと間欠的に破裂音が響き渡り、より太く、より大きな塊がイブの尻から生み出されていく。
 それが何回も繰り返された後、イブは最後に失禁した。
 恥茎はへその方に反り返ったままであったため、勢いよく放たれた尿水は服を、そして顔を汚していく。
「ひっく・・・ひっく・・・・・うあああ・・・・・・」
 イブの嗚咽がアリシアに沁みたその時、別の崩壊が始まろうとしていた。
10まりを:02/12/05 12:16 ID:xVOFRmv3

「うーーーーーーーっ!」
 アリシアと同い年のマイラが腰をガクガクと揺する。それからすごい勢いで汚水を噴出させ、桶の底に叩きつけた。
「あおおおっっ!! うあああ・・・・」
 汚水を滴らせながらマイラのアヌスが開き、そこから汚隗が頭を出す。
 そして先ほどのイブよりも太く、固そうな便隗がミチミチというぬめった擦過音をさせてゆっくりと垂れ下がっていった。
「はわあああ・・・・ア、アリシア様、見ないで・・・・もう、わたしは・・・・おおおっ!!」
 ブチブチッ、という音を立ててさらに便隗が生み出され、マイラの汚らしいシッポが伸びていく。
 それを見てカザンはふんと鼻を鳴らした。
「いつまで無駄な我慢をする。アリシアにそろそろ本当の自分を見せてやれ」
「は・・・い」
 マイラはその命令を聞くと幽かに頷いた。
「もう・・・我慢できないぃぃ・・・・」
 そう呟いた後、マイラの顔にはアリシアがそれまで見たことのない狂おしい衝動が映し出される。
「ああ、ウンチ気持ちいいいーーーーーーっ!! 奴隷犬マイラはウンチでお尻がすごく感じちゃうんですううーーーーーーっ!! お○ん○んで抉られるよりもっといいのおおおおおおっ!!」
 それまでの理知的な部分を全て投げ捨て、獣のような咆哮をマイラは上げる。
 汚物を垂れ下げたまま、腰を揺らしつつ涙を流して脱糞の快楽を貪る姿は、まさに奴隷犬と呼ばれるにふさわしいものだった。
「ああっ!! まだウンチ出るのおっ!! マイラのおチ○ポもヒクヒクして悦んでるウッ!!」
 さらにブリブリという下品な音を鳴らし、美しき侍臣は快感に喘ぎつつ排便を続けた。
 もう便隗は驚異的な長さに生長している。しかもこぶし大の太さはまったく変わっていないのだ。
 ズル、ズルとしばらくそのまま汚隗を伸張させた後、マイラは拡がりきったアヌスを突然わななかせ叫んだ。
「あひいぃんっ!! はぁあ・・・ウンチウンチぃっ!! マイラはウンチでイきますううっ!!」
 ビュクビュクとマイラの膨らみきった恥茎が激しく律動する。
 そして激しい破裂音とともに長大な便隗を排泄しきったあと、下痢状便を盛大に噴出しながらマイラは精液をも噴き上げたのだった。
11まりを:02/12/05 12:20 ID:xVOFRmv3

「あはあ、イクうッ!! ああウンチサイコおお・・・・」
 ついにマイラは排便するだけで射精し、意識を失った。理性のかけらもない、痴呆的な悦びを顔に貼り付けたまま・・・・・。
 二人が汚物桶とともに連れ去られたのち、カザンはアリシアに語り掛けた。
「ところで聞くところによると、アリシア姫は最近便秘なさっているそうだな」
 それを聞いてアリシアはびくっと身体を振るわせた。実はカザンの言うとおり、アリシアはここ二週間ほど通じがなかったのだ。
 だが無理もなかった。高貴の身分の者は浄室と呼ばれる部屋を使い、そこに置かれた専用の箱や壷に排泄をするのだが、なんとアリシアは何人もの兵士に監視されながらすることを強いられたのだった。
 しかも後始末すら兵士の一人が行うのだ。
 小さいほうは我慢できなかったからやむなくそれに従ったが、大きいほうは自然に忌避するようになっていた。
 その結果、アリシアの細い腹部はわずかに膨らんでいる。
 恥ずかしいものがいっぱいに詰まっているそこに目をやりながらカザンは言った。
「もう自然に出すのは無理でしょうな。だが、姫が望まれるのなら、わし自ら姫の便秘を直して差し上げるが」
(ああ! こ、この男は・・・・)
 舐め回すような視線を感じながらアリシアは思わずよろめきそうになる。
 明らかにカザンは今見せたような辱めをアリシアにも与えようとしているのだ。
 無論それを断ることは容易にできる。
 だが、もはや隠すことすらできない股間の昂ぶりがアリシアの真に欲する道を指し示していた。
(イブ、マイラ・・・・・ボクも、ボクも・・・・・堕ちる)
 ふっと視界が暗くなり、脚から力が抜けて崩れ落ちるように床にひざまづく。
 そして媚びるような自分の声が聞こえた。
「ああ・・・カザン将軍・・・どうかわたしに、治療をお願いいたします・・・・!」
12まりを:02/12/05 12:21 ID:xVOFRmv3

 元王の居室であり、現在はカザンの居室兼執務室になっている部屋までつれてこられると、アリシアは再びそこで床にひざまづかされた。
「小便まみれのドレスをまくってケツを出すんだ、姫」
「は、はい」
 もはや誇りなど振り捨て、命じられるがままにアリシアはドレスをめくり、腰を覆っているシルクの下履きを膝までずり下ろす。
 そうしてシミ一つない白い臀部を露わにしたまま上半身を床に伏せ、腰を高く突き出した。
(ああ・・・・ボクは何でこんなことをしてるんだろう・・・・)
 痺れたような頭の中で微かににそう考える。
 だが、先ほど見た恥虐への狂おしいほどの欲求がアリシア自身に問答無用の服従を強いるのだ。
 その時静かにカザンの部屋の扉が開き、二つの影が入ってきた。
「・・・アリシア様っ」
「ああ、とうとう・・・」
 それは先ほど失神していづこかへ連れ出されたイブとマイラだった。
 あのあと着替えさせられたらしく、二人ともメイドの服装をしている。
「ええっ?! ああっ、み、見ないでっ!! ・・・カザン将軍、これはっ?!」
 イブとマイラに気づくとアリシアは悲鳴を上げた。先ほどとは立場が逆転し、アリシアの方が屈辱的な姿を、最も見られたくない者たちに見られている。
「なに、治療に手違いがないよう、姫を最もよく知るこの二人に手伝ってもらおうと呼んだのだ。マイラ、まずアリシアのケツの穴に指を入れてクソの詰まり具合を調べろ」
「そんなっ!」
「で、できません、カザン様!」
 アリシアとマイラの悲鳴混じりの声が交錯する。それを聞くとカザンはマイラに向き直り、静かに言った。
「言うことが聞けない奴隷犬に用はない。下級兵士どもの便所豚になってもらおうか」
13まりを:02/12/05 12:22 ID:xVOFRmv3

「ひいいっ!!」
(ああっ、マイラ! ・・・・そんな、ボクのために・・・・・)
「マ、マイラ・・・・お願い、わたしのお尻の穴の・・・・ウ、ウンチ、・・・・・どんなになっているか調べて・・・・・」
 マイラを救うため、恥辱をこらえてアリシアは懇願する。
 その言葉を聞いたマイラは、もはや逆らうことなくよろよろとアリシアに近づき、側にひざまづいた。
「申し訳ありません・・・・・それでは」
 ペロリと人差し指を舐めるとマイラはアリシアの尻肉を広げ、ピンク色の密やかな器官を剥き出しにする。そして指をその中央にあてがいゆっくりと沈めていった。
「あううううううっ・・・・」
「熱い・・・アリシア様のここ、すごく熱いです・・・」
 旧主に恐れ多いことをしているという怯えからいつしか脱し、マイラは聖なるものを弄ぶ禁断の悦びを感じ始めていた。
 そしてさらに指を奥へと深める。
「どうだマイラ、アリシア姫のケツの中は」
「はい、指がまだ半分しか入っていないのに、すごく固くて大きなウンチに触りました、カザン様。もう隙間もないほどぎっしり詰まっています」
「マ、マイラ・・・・」
(ああっ、恥ずかしい!! 言わないでマイラ、ボクのお腹の中の秘密を・・・・!!)
 マイラの辱めるような説明はアリシアをうろたえさせた。だがその恥ずかしさが芽生え始めた被虐性に火をつけ、ゆっくりと燃え立たせていく。
 指を受け入れたままアリシアは腰の欲望器官を急激に恥悦で満たしていった。
「まあっ! アリシア様のお○ん○んが・・・・・!!」
 あまりにも露骨な欲情の証を間近に見てマイラは思わず叫んだ。そうしてさらに罪深い思いにとらわれる。
14まりを:02/12/05 12:24 ID:xVOFRmv3

(あの、素晴らしいほど美しく輝いていたお方が、お尻を指で弄ばれて屈辱を感じるどころか賎ましい悦びに喘いでいる・・・・・)
 王子とともに帝国の捕囚となった後、イブとマイラはカザンがアリシアを毒牙にかけようとしていることを知り、それを防ぐため自ら申し出て欲望の生贄となった。
 だが女装させられたうえ、浣腸と陵辱による調教を繰り返し行われる毎日は地獄としか言い様のないものだった。そして、いつしかそれらの屈辱的な行為に悦びを感じることを自覚して、深い絶望に彩られた日々を重ねていたのだ。
(それでもアリシア様を守るためと信じて必死だった。でも、わたしたちの変わり果てた姿を見てアリシア様は結局カザンの罠に落ちてしまった・・・)
 あの、恥辱に耐え続けた日々は無惨にも水泡に帰した。
 それを悟ったとき、マイラのアリシアに対する思いは本人も気づかぬうちに忠誠から欲望へと変質したのだった。
「マイラ、指を抜くがいい」
「はい、カザン様」
 マイラは喘いでいるアリシアのアヌスからゆるゆると指を抜くと後ろへ引き下がった。
 替わって金属製の筒−−浣腸器を持ったカザンがアリシアの後ろに屈み込む。
「ふふアリシア、いよいよ便秘の治療だ。ただしお前のケツは固いクソがぎちぎちに詰まっているそうだから、多くは入れられん。その代わり下剤の濃度は10倍にした。地獄の苦しみが待っているぞ」
「ひいいいっ!!」
 カザンの脅しを聞いてアリシアが悲鳴を上げる。それが消えないうちに浣腸器の先端はずぶりとアリシアのアヌスに突き刺さった。
「あっ、ああ、つ、冷たい・・・・!」
 液体が注がれるにつれ、それは便塊と腸壁のわずかな隙間を逆上り着実に浸み込んでいく。
「うああ・・・・」
 先ほどカザンが言っていたことは誇張ではなかった。あっという間に薬液の効果で腸が灼かれ腹部が地獄のマグマと化す。
 生まれて初めてと言っていい獰猛な便意に晒され、剥き出しの腰部を悩ましくくねらせて悶えつつアリシアは叫んだ
「ううっ!! お腹が、お腹が痛いッ!! もう駄目ッ、マイラ、用意をっ!!」
15まりを:02/12/05 12:25 ID:xVOFRmv3

 だが冷たいものを含んだ口調でマイラが聞き返す。
「何の用意ですか、アリシア様。はっきり仰って下さらなければよく分かりませんよ」
 それを聞いたアリシアは驚愕した。そして自分がマイラたちにとっても奴隷犬と同様の、いや、それ以下の侮蔑すべき存在に堕ちたことを悟らされたのだった。
 苦痛と悲哀に打ちのめされて涙を流しながらアリシアはマイラに嘆願する。
「マ、マイラ・・・わたし、もう、ウ、ウ、ウ、・・・ウンチをガマンできないの・・・、べ、便器の用意を・・・・お願い・・」
「そうですか。でもアリシア様の治療はカザン様が行っているものですからわたしは勝手なことはできません。どうぞカザン様にお願いなさって下さい」
 美しき貴人が哀れに泣き悶える姿を見下ろしながら目くるめくような興奮を必死に隠し、マイラはにべもなくそう答える。
 それを聞いてマイラの変心をはっきりと知り、自分が完全に孤立したことを理解したアリシアは泣き崩れつつ這ったまま向きを変えて、最も憎悪すべき男に哀願した。
「お願いですカザン様、アリシアはもう・・・ウンチをお漏らししてしまいそうですっ! 便器の用意をっ!!」
 自分でも信じられぬほど下品な願いを口にしたアリシアは、更なる哀切と苦痛にどっと涙をあふれさせる。
 だがアリシアを恥虐の陥穽に落とした張本人は満足げな笑みを顔に浮かべたまま願いを撥ね退けた。
「申し訳ないが入れた量が少ないので効果をあげるにはその分長く我慢してもらわなければならん。だが・・・」
 そこまで言うとカザンはわざとらしく首をかしげて呟いた。
「ここで漏らされるわけにもいかんな。イブ、マイラ!」
 隅に控えていた二人をそう大声で呼ぶとカザンは命じた。
「スカートの前をめくってアリシアにチ○ポを見せろ」
「は?・・・はい!」
 動揺はあったものの短期間で完璧に躾られたイブとマイラは従順に命令に従う。そしてアリシアの、悶え苦しみつつ尻を振る卑猥な姿を見て勃起させた恥茎を旧主の目の前に突きつけた。
「ケツに肉栓を嵌めてやる。選べ」
16まりを:02/12/05 12:26 ID:xVOFRmv3

「あああっっ!! そ、そんなあぁっ!!」
 それは言い替えれば幼いときから兄弟同様に一緒に育った者にアリシアを犯させるということだ。
 アナル処女を捧げる相手を自分で選ぶよう強制する、そんな残酷なことがあるだろうか!
 だがこのままなら悲惨な粗相を晒してしまうのは確実である。三人の目の前で貴重な絨毯を汚し泣き喚く自分の姿を想像してアリシアは総毛だった。
 ようやく悲痛な覚悟をしてアリシアは目の前の肉茎を眺める。
 あの兵士たちの凶器にも似た猛々しさには遥かに及ばないが、それでも狭隘な部分に挿入されることを考えれば、双方とも怖れるには充分な大きさを誇っている。
(・・・・・こっちのほうが細くて小さい・・)
 せめて苦痛を少なくしようという思いからアリシアは選択をする。そしてカザンに言った。
「イブに・・・・お願いします」
「ああっ!」
 それを聞いてイブが短く叫ぶ。だがそれには禁姦への怖れではなく、喜びの響きがあった。
 一方マイラの顔には落胆の影がよぎった。あきらかにこの変心者はアリシアの処女を奪いたがっていたのだ。
 カザンはアリシアの苦痛に満ちた決断を聞いて頷くとイブへ「やれ」と無造作に命じた。
 イブは嬉々としてアリシアの後背に回る。そして言った。
「アリシア様、そんなにきつく股を閉じてたらお尻の穴にあたしのお○ん○ん入れられません。もっと大きく脚を開いて下さい」
(ああ、イブ、キミまで!)
 アリシアはイブの台詞を聞いて屈辱感に震えながら悲嘆に暮れる。
 だがイブには辱めようと言う意図などはなかった。ただアナル姦を徹底的に仕込まれその魔味に狂うようになった者のさがで、本来なら絶対に得ることのできなかった貴重な獲物を前に気が急いているだけなのだ。
 アリシアが羞恥と猛烈な便意をこらえながらなんとか脚を開くと、イブはわずかに濡れているその中心に顔を寄せ、舌を伸ばして舐め始めた。
「イ、イブ、そんな、やめて!」
 予想だにしなかった行為に驚愕しアリシアは必死に叫ぶ。だがイブは平然と言い返した。
「なに言ってるんですか、初めてだっていうのにこのまま入れたらお尻が大変なことになりますよ! あたしはいつもマイラと入れっこして慣れてるんです。大丈夫、任せてください」
17まりを:02/12/05 12:30 ID:xVOFRmv3

 とんでもないことを告白してなおもアヌスを舐めほぐすイブに唖然としてアリシアは為すがままになる。
 そしてマイラは隠していた別の秘密を知られて俯いた。
「まさか、マイラ・・・」
「ええ・・・本当です。カザン様のご命令で、目の前でわたしたちはお互いに何度も・・・・。しかも床の上で、本物の犬のように交わって・・・・。でもそれだけがわたしたちに許されたわずかな慰撫だったんです。
でも今日からはアリシア様にもそれを充分に味わっていただけますね」
 屈折した悪意を込めて開き直ったようにアナル相姦を肯定するとマイラは横を向いた。
(二人とも、なんという地獄を・・・・なのにボクは今まで知らないままのうのうとしていたなんて! ・・・分かった・・・ボクも今から・・・・・)
「これでいいかな。・・・・アリシア様のここ、ヒクヒクしてる。あたしのを待ちかねてるみたい」
「あ、ああ、そうよイブ、早く、早く入れてッ!!」
 先ほどからギュルギュルと酷い腹鳴りがしている。浣腸された下剤が大腸のすみずみにまで浸みわたり、情け容赦なくアリシアを責め苛んでいるのだ。一秒でも早く栓をしてもらわなければもうどっと漏らしてしまいそうだった。
 だが切なげに腰を振り肉茎の挿入をねだる姿は卑猥で、巷間の淫売ですら顔を赤めるような破廉恥さである。イブはごくりとつばを飲み、さらに固さを増した恥茎をアリシアのアヌスにあてがった。
「アリシア様・・・お尻、犯させていただきます」
 声を掠れさせてそう言い、イブはゆっくりと自分のものを打ち込んでいく。
「おおっ、お尻があっ! はああああっ!!」
(犯されている・・・・・イブのお○ん○んをお尻に入れられて、犯されてるんだ・・・)
 いつか体験するはずの行為、秘め事を、まさに今しているのだ。ただし、女として・・・・
 アリシアは異常な初体験に呻きつつ懸命にイブを迎え入れる。そして高まる排泄の欲求と、それを押し止めつつ繰り返される肉栓の抽送の相克のはざまで肉体は被虐的な悦楽を感じていた。
「ああ・・! お○ん○んの先にアリシア様のウンチがあたっています・・・早く出たがってあたしをぐいぐい押し戻そうと・・・・でもそれが・・・すごくイイの・・・」
18まりを:02/12/05 12:31 ID:xVOFRmv3

「わ、わたしもぉ・・・・ウ、ウンチがしたくてしたくてたまらないのに、できなくて・・・しかもそのままお○ん○んでお尻を虐められちゃうなんて・・・・・・辛くて、でも、それがイイのぉ・・・・ああ、さっきあなたちがされてなぜ嬉しがっていたかよくわかる・・・・」
 もはや禁断の異常快楽の虜になり、アリシアはイブ以上に激しく腰を振って恥悦を夢中で貪りながら泣き咽んでいる。
 しかしやがてイブの顔が曇り出した。なにか困惑を感じているのだ。
 やがてその原因は明らかになった。
「・・・・あっ、ああ、押し出されちゃうっ! アリシア様っ、ウンチもっとガマンしてぇっ!!」
「駄目、ダメなのっ! もう自分では止められないのっ!! ああっ出そうッッ!!」
 兵士たちと違い未熟なイブの恥茎では動きながら流れを塞き止めるには限界があった。それを露呈してイブはパニックに陥り逃げようとする。
「ああいやあっ! いま、いま抜かれたら・・・・!!」
 肉栓を失いかけて上げられた絶望の悲鳴を耳にして、カザンはほくそえんだ。そしてマイラに顔を向ける。
「やはりイブでは限界か。マイラ、替われ」
「は・・・・・はいっ!!」
 突然の指名に一瞬自失したものの、その直後には目を輝かせマイラは勇躍する。
 そしてイブの小さい肢体を払い飛ばし、それまで満たされぬ疼きに怒り狂っていた恥茎をアリシアに一気に挿入した。
「はああっ、太い、太いのがお尻に・・・!!」
「熱い・・・熱くてきつくて、気持ちいい・・・・アリシア様のお尻は思ってた以上に素晴らしいです・・・・こんなに気持ちよくしてくださったお礼にアリシア様のウンチ、奥へ戻して差し上げますわ」
 ついにアリシアを犯し、禁忌を踏み躙る狂気と快楽に蕩けそうになりながらマイラはそう宣して激しく直腸を突き上げる。
 さっきよりも長く太いものでアヌスを陵辱され、まさに腸内の便隗を‘逆行’させられてアリシアは悶え泣いた。
「うあああああっ!! マイラ、マイラ、ああ許してッ!! 気持ち良すぎて狂ってしまいそうよ!!」
 もはやアリシアは狂乱の態で叫び、堕悦の涙を流す。もはや一国を統べる王家の生き残りである矜持などかけらも見ることはできなかった。
19まりを:02/12/05 12:34 ID:xVOFRmv3

「いいえ、いいえっ! こんなに素晴らしいことをやめるなんてとてもできません!! ですからもっとアリシア様の淫らなお尻を虐めてあげます!!」
 夢中で叫んで腰をより激しく抽送し、マイラはアリシアの直腸壁を激烈に擦りあげる。
 くさびが深く打ち込まれるたびアリシアは唇を大きく開いて歓叫し、よだれをタラタラとあごへ滴らせた。
「ふうううっ!!」
「ああアリシア様、またウンチをこんな間際まで戻してしまうなんて・・・・よっぽどウンチをなさりたいんですね。もう、きりがありません」
 嘲笑を含んだため息をもらして見せつつマイラは、実は腸内便とのせめぎあいから来る稀有な肛悦を貪婪に味わっていた。
 一方恥ずべき事実を指摘されたアリシアは顔を苦痛と辱悦の双方に染めてついに哀願する。
「お・・おお・・・・カザン様、お願いです・・・・もう・・・・出させて下さい・・・・」
「ほほう、ケツを犯してもらうのはたっぷり楽しんだから最後のお楽しみにいきたいというワケか」
「そんな・・・ただ、もう出したいんです!」
「わしとしては姫の淫らに悶える姿をずっと見ていたいな。そうだ、兵士どもを使って何日でも姫のケツを塞ぎ続けるか」
「えええっ?!」
 ここに至って遂にカザンは隠し続けていた毒牙を露わにした。
 占領後は王国内の反乱分子を過剰に刺激しないようアリシアへの手出しを控えていたが、つい昨日最後の抵抗集団が一掃された。
 アリシアの鄭重な扱いは占領統治の上から一時的に必要だったのに過ぎず、武装蜂起の危険性が、ないとは言えないまでも極端に下がった現在、その存在はカザンの一存でどうにもできるものに変わってしまったのだ。無論アリシアたちににそれらのことは分からない。
 だが所詮女装の強制などはほんのお遊びでイブとマイラの犠牲すら最初から何の救いももたらすものではなかったし、本命の美少年を自由にできるようになるまでの手遊びに過ぎない。
 今、カザンはアリシアを思う存分貶め、辱めるつもりだった。
「そ、そんな目にあったらわたし、死んでしまいますッ!! ああ、お願いですカザン様、どうかそれだけはお許し下さいっっ!!」
20まりを:02/12/05 12:37 ID:xVOFRmv3

 アリシアは恐怖に鷲掴みにされて薄桃色に染まっていた顔色を真っ青に変え、がたがたと惨めに震える。そして一気に萎縮させた恥茎からちょろちょろと尿を漏らした。
「さてどうしたものかな」
 カザンはしばし考え込むような仕草をする。そして独り言を洩らして見せた。
「姫のこんな姿はもう見られまいし・・・・かといってまさか姫がイブやマイラのような奴隷犬になってくれるわけはないしなあ」
「!!」
 その意味ありげな言葉を聞いたアリシアは瞬時に理解した。そして決心する。
 肉体ばかりか心までが堕ちてしまった以上、捨てるべきものはほとんど残っていない。そしてそれを手放すことにもうためらいはなかった。
「カザン様・・・・アリシアを、カザン様の奴隷犬にして下さいませ・・・お願いでございます・・・ああっ!!」
「ほう・・・姫は奴隷犬がどんなものか見てはっきり分かっているはずだな? 惨めに這いずり回り、クソすら自由にできん。命令には絶対服従だ。
この国の王家の最後の一員であり、その再興の重責と輿望を担っておられる姫が、本当にそんなゴミ屑以下の生き物になりたいと心から仰るのか? とても信じられんな」
 その台詞とは裏腹に嬉しげな表情を浮かべたカザンが、アリシアの覚悟を促すように言う。
 自身の言葉によって奈落に堕ちる姿こそ、今ここで支配者が望んでいる姿だった。
「ううっ・・・!! こ、この国はもう帝国の・・・カザン様のものです。アリシアはもう王家のことなどより、カザン様の奴隷犬として飼っていただくことが望みなのですッ!!」
(とうとう・・・・言ってしまった・・・・父上、母上・・・みんな・・・・許して・・・・)
 大切だった人々に心の中で詫びながらアリシアは畜生以下の身分になることを乞いねだる。そしてさらに言い重ねた。
21まりを:02/12/05 12:43 ID:xVOFRmv3

「アリシアはお腹の中にあるウンチを脱糞したいためだけに王家の誇りも捨てこのようなことを申し上げているのです。これだけでも私が奴隷犬に相応しい見下げ果てた牝犬であることがお分かりでしょう?!
 ああ、イブとマイラが辱めを受ける姿に粗相した上お○ん○んを気持ちよくし、自分もそうされたいと願ってしまったときからわたしは堕ちてしまいました。
そして今、アリシアはお浣腸をされて元は臣下であり友人であった奴隷犬にお尻を犯されながら嬉し涙を流しているのです! そんな賎ましい者に他の生き方を選ぶことなど許されるでしょうか!
 お願いでございます、目の前にいるこのさもしく下劣でおろかな生き物アリシアを、カザン様のお慈悲を持って奴隷犬とし、容赦なく躾て下さいませ!! 
せよとお命じならカザン様のつま先も舐めます。奉仕しろと言うなら・・・喜んでそうします。ですからカザン様・・・・・」
「もうごたくはいい。次ぎは言葉ではなく行動で証しを立ててもらおう。イブ、来るがよい」
「え・・・」
 先ほどマイラに突き飛ばされて床にへたり込んだ姿のままアリシアの痴態を見ていたイブは、不意にカザンに呼ばれて慌てて立ち上がった。そしてカザンに駆け寄る。
「は、はい、カザン様・・・・なんでございますか?」
「先ほどアリシアに入れていたモノを晒せ。そしてそれをアリシアの鼻先に置け」
「わ、わかりました」
 わずかなためらいを見せながらイブはメイド服のスカートを捲くり上げ、まだ半ば勃起している恥茎をアリシアの前に露出する。
 そのとき、アリシアの鼻腔を異様な臭気が襲った。
「アリシアよ、自分のクソがたっぷりとこびりついたイブのチ○ポをしゃぶって綺麗にしてやれ。それができたらお前は間違いなく奴隷犬だ。褒美にクソもひり出させてやる」
「あ・・・あ・・・」
 初めて自分の中を掻き回し喘がせたものを目の前にしてアリシアは逡巡する。だが激烈な便意に襲われながら、もう選ぶべき道はひとつだと観念し、己が汚物にまみれているイブの恥茎の前でそっと唇を開いた。
22まりを:02/12/05 12:44 ID:xVOFRmv3

「あむう・・・んん・・・」
 ゆっくりとイブのそれを口に含んだアリシアは汚臭に時折むせつつ夢中で舐めしゃぶる。やがて口の周りを汚しながらアリシアは陶然とした表情に変わっていった。
(こんなに臭くて苦いのに、お○ん○んがこんなに美味しいなんて・・・・・こ、これも、ボクが奴隷犬に堕ちたからなの・・・?)
 上下の口を恥茎で塞がれたまま天国と地獄を交互にさまよい、アリシアは何度も悶え、身体を引き攣らせる。
 だが極上の淫器と化したアリシアにイブとマイラもまた肢体をうち震わせ、急激に限界を迎えようとしていた。
 柔らかな先端に舌を絡ませられたイブが膝をガクガクとさせ、かつてなかったほどの快感の波に喘ぐ。
「ああっ?! なにこれ、いつもとぜんぜん違う・・・オシッコじゃない、別のものが出ちゃう・・・・っ!!」
 そうしてアリシアの口腔の中をいっぱいに押し広げていたイブの恥茎が激しく跳ね回り、生まれて初めての濃い粘液を放出した。
「んんっ!!」
 弾力性に富む肉柱の跳ね上がりに抗しきれずアリシアは口を離してしまう。
 口腔から脱したイブの恥茎はなおもビュクビュクと勢いよく射精し、アリシアの顔を汚した。
(はああ・・・・これが・・・イブの味・・・・)
 うっとりとした表情でアリシアはイブの初精を味わう。
 そのとき、マイラのものが一段と固さを増した。
「あっ・・ひっぐうッ・・もうダメ、搾り取られる・・・・!!」
 イブとはけた違いの絶妙な肉圧に、マイラはついに昇りつめる。そしてかつては忠誠の対象であったものを汚す悦びに打ち震えながら、その内部に何度も噴き上げたのだった。
「あおお・・・マイラの熱いのが、わたしの中にぃ・・・」
 内部に欲望の飛沫がぶちまけられるのを感じながらアリシアもまた肛姦の悦びに震える。
 アリシア自身の淫らな器官は限界まで膨張し、先端からは粘液が滴っていた。
23まりを:02/12/05 12:46 ID:xVOFRmv3

「くははははは! 顔を汚し、ケツの穴を犯されながら淫らに感じるとはたいしたものだなアリシア。いいだろう、お前をわしだけの奴隷犬として飼ってやる。さあ、犬らしくクソを垂れ流せ!!」
 カザンの哄笑が辺りを圧して響き渡る。そして主の姿を仰ぎ見ながらアリシアは感動に戦慄きつつ言った。
「ああ・・・ありがとうございます・・・・・・カザン様の奴隷犬アリシアの・・・哀れなクソもらしを・・是非・・・・後笑覧下さいませ・・・っ!!」
(恥ずかしい・・・・恥ずかしくて死にたい・・・・・・ああ・・王子だったボクが、女にされて・・・浣腸をおねだりし・・・・かつての仲間に軽蔑されながら犯されて・・・・・
あげくに、憎い敵の奴隷犬にしてもらうためにウンチを・・・・・誰にも見られたくないウンチ姿を晒そうとしている・・・・)
 肉体からの獣の衝動に渦巻くアリシアの心の中でふと僅かな理性が奇跡の甦りを見せ、今の自分を正しく認識する。
 そしてそのときアリシアは自分自身を深く憎悪しつつ蔑視し、最後の最後に残されていた大切ななにものかを自ら打ち砕き、その衝撃で背徳のマゾ堕悦に狂いながら新たな生き物に生まれ変わったのだった。
「あおおっ!!」
 賎ましい叫びとともに排泄本能に従って渾身の力が腹筋に込められ、また逆に肛門括約筋は極限まで弛緩する。
「ああっ!」
 マイラが驚きの声を上げた。
 アリシアの中に深く埋没させていた筈の分身が不退転の圧力を受けて押し出されてしまったのだ。
 その直後、信じられないほどの直径にまでアリシアのアヌスは開口し、さらにその奥からそれすら狭しとする極太の汚塊が頭を現す。
 注入された浣腸液の大部分は腸と便に吸収されたようだったが、残っていた僅かな分が溶けた便、それにマイラの精液と混じり合い、アヌスの僅かな隙間から零れてアリシアの太股をたらたらと流れ落ちた。
「はううううーーーーーーっ!!! 太いのが・・・太いのが出ちゃうううーーーーーーーっっ!!!」
「マイラ、受け止めろ!!」
 いつしかアリシアたちの脇に立ち、崩壊の瞬間を見届けんとしていたカザンから鋭い命令が飛ぶ。
 マイラは咄嗟にメイド服のスカートの前の裾を持ち、それを広げてくぼみを作った。
24まりを:02/12/05 12:47 ID:xVOFRmv3

「うああ・・あーーーーっ!!」
 ミチミチミチミチミチミチミチミチミチミチミチミチ・・・・・・
 汚辱の擦過音を鳴らしながら、アリシアは美食のなれの果てを練り固めた‘黄金’を飼い主と奴隷犬仲間に披露していく。
 その威容と迫力に思わずカザンは感嘆の溜め息を洩らし、マイラたちは気圧されて震えた。
「おおっ! ・・・・アリシア、ウンチ・・・ウンチを、みなさんに・・・・」
 歓喜と悲嘆の交錯する声とともにあまりにも素晴らしい塊がマイラのスカートの上に産み落とされる。
 そして新たな塊が、その上に重ねられた。
 ブリブリブリブリブリブリブリブリッ!!
「と、止まらない・・・・止められないのお・・・・・・」
「こんなにたっぷりとお出しになるなんて・・・・アリシア様、素晴らしいですわ・・・・」
 うっとりとした顔でマイラがつぶやく。
 スカートで作ったくぼみは既に排泄物で満たされており、そこから放たれる独特の芳香もなぜかマイラには高貴さが感じられたのだった。
 やがて臨時便器の役がイブに替えられる。そしてアリシアはイブのスカートもいっぱいに満たしながら羞恥と悦びの涙を流しつづけたのだった。
「イブとマイラは脇に控えよ」
 惨めな脱糞の音が途切れ部屋にアリシアの嗚咽のみが満ちたとき、カザンはメイド服の両名にそう命じた。それを聞いて前に糞便を抱えたまま二人は壁際まで下がる。
「アリシアよ、お前はこれからはわしの犬だ。死ぬまでわしに仕えてもらうし、楽しませてもらうぞ。これはその手始めだ」
 そう言うとカザンは衣服の前を開き、自分の雄根を露わにした。
25まりを:02/12/05 12:48 ID:xVOFRmv3

「ひいいっ!?」
 それを見たアリシアは悲鳴を上げた。
 無理もない、それは先刻見た兵士たちのものよりもさらに大きく太かったのだ。
「大丈夫だ。二人に犯され、さらにアレだけ太いものを垂れ流して尻は十分にほぐれているはずだ」
「あ・・・わ、分かりました・・・・カザン様、賎ましい奴隷犬の穢れたケツ穴を、存分に・・・残酷に貪ってくださいませ・・・・!!」
 両脚をできる限り広げ、臀肉を手で開いてアリシアは主人を待ち受ける。
 カザンはそれを一気に貫いた。
「ひぎいいーーーーーーーーーっ!!!」
「おお、これだ・・・・この極上の王族の肉・・・・これこそわしが長年焦がれていたものだ。いいかアリシア、お前はわしのものとして永遠に尻を捧げるのだ!!」
「はおおお・・・・・は、はひぃ、カザン様、アリシアは、アリシアはもうカザン様のものです・・・・ああ、お尻が熱い・・・」
 執務室の中で響く悲鳴の中にだんだんと甘い辱悦が混じっていく。
 やがて交じり合う二人は同時にクライマックスへと達し、同時に精を噴き上げてつかの間混沌の闇へ満たされた心を委ねたのだった。


 新たな領土が帝国に編入され、カザン将軍はその功績によりその地位をさらに高く押し上げた。
 その彼が報告をするため皇帝に拝褐したとき、傍らには美しい女装奴隷が3匹いたという。
 そして皇帝に求められたカザンはそのうちの2匹を献上したが、最も美しい奴隷犬はどれほど頼まれても手放そうとはしなかった。
 それは皇帝の心に忠誠への不信を芽生えさせ、やがてカザンはその功績の大きさにもかかわらず反逆者として暗殺された。
 やがて皇帝の手のものがその屋敷に踏み込んだとき、美しき奴隷犬アリシアは既に主人に殉じており、皇帝を深く嘆かせたという。
「傾国奴隷アリシア」、その名は深く帝国史に刻まれている。

 −完−
26まりを:02/12/05 12:51 ID:xVOFRmv3

 あー終わった。

 今後どうするかは未定。

 広告だらけになって消えていくのもまた一興。
27名無しさん@ピンキー:02/12/05 16:31 ID:qH0Y6umv
イ,イイ……
また頼む。
28名無しさん@ピンキー:02/12/06 00:03 ID:OEfj52N2
復活オメ
29名無しさん@ピンキー:02/12/06 04:32 ID:egOzbV94
はやく住人帰って来い。
30名無しさん@ピンキー:02/12/06 11:19 ID:jlyw8x+X
復活&完結おめでとうです。
またよろしくおながいします。

31名無しさん@ピンキー:02/12/07 23:33 ID:k+JYY20T
おお!?
ダトオチしたのですかー。
ちゃんとホシュしないとだめですねぇ。
32名無しさん@ピンキー:02/12/08 00:06 ID:KnPUA+tv
まさか落ちるとは……俺の責任だ
33名無しさん@ピンキー:02/12/09 04:55 ID:Ctk8hK6Y
さいこーですた
次回作期待してまつ
34名無しさん@ピンキー:02/12/10 01:22 ID:BofupqaJ
ココはめったに落ちるところじゃないんだけどな
35アナル君:02/12/10 15:05 ID:OsmMDfe6
遠く銀河系の外れに、長きに渡り内乱の続く惑星があった。その惑星の中に、中世の
北欧を思わせるような風景が続くソテアという国がある。そこでは、男子が十五歳を
迎えると戦役によって、従軍を強いられる事になっていた。これは、戦場に咲いた儚い
少年兵、エルコの物語である。

「ようし、今日はここでベースを張るぞ。斥候を出したら、各自休息を取れ」
仰々しい鎧を身に纏い、二メーターはあろうかという大剣を帯刀した部隊長らしき大男
が、二十名ほどの部下に指示を出す。彼の名はギルモス。身長は二メートル二十センチ、
全身これ筋肉といった様相で、数々の刀傷が歴戦のほどを表していた。そんなギルモスが
指示を出しながら、落ち着かない様子で誰かを探しているような素振りを見せている。
「エルコ!エルコはどこだ!」
ギルモスがそう叫ぶと、簡易営舎を組み立てていた少年兵が走り寄ってきた。
「はい!部隊長殿。ご用でありましょうか?」
快活な物言いと、緊張した面持ちで敬礼をするこの少年兵の名は、エルコ。今年、十五歳
を迎えたばかりの新卒兵である。プラチナブロンドの艶やかな髪と、大きな瞳が見目美し
く、華奢な体はまだ少年そのものと言った感じである。そんなエルコを、熊と見まがうほど
体躯に恵まれたギルモスが見下ろしている様は、まさに大人と子供であった。
36アナル君:02/12/10 15:24 ID:OsmMDfe6
「エルコ。お前は今回が初陣だったな。いいか、くれぐれも命を粗末にするなよ。まあ、
このギルモスにくっついていれば、手柄は間違いなしだがな」
ギルモスが年長者としての訓戒をエルコに説くと、初陣の緊張で落ち着かない少年兵は
にっこりと愛らしく笑みを漏らして、言う。
「はい!ありがとうございます!」
エルコが再び最敬礼でそう答える。すると、ギルモスは目を細めて言った。
「ようし、じゃあ、あそこの川で水浴びでもするか。お前も来い」
「はい!」
そうして、ギルモスとエルコは身に付けている武具を外し、林の向こうに流れる川に
向かって歩き出した。

ベースに夕闇が迫り始めている中、川のほとりではギルモスがエルコに衣服を脱がさせ
ていた。傾きかけた夕日に照らされたギルモスの体は、まるで鋼で出来ているように引き
締まり、まさに武人のそれである。対して、薄い肌着一枚となったエルコの体は真っ白
で、染み一つ無い無垢な体。無論、その身に傷などは無く、純白な乙女を思わせる儚げな
ものであった。そんな少年兵の体を、ギルモスはまるで品定めでもするかのように見詰める。
37アナル君:02/12/10 15:43 ID:OsmMDfe6
「随分、華奢だな。武術訓練はちゃんと受けたのか?」
筋肉もろくについていないエルコの体を撫でさすりながら、ギルモスが問うとエルコが
小さく呟いた。
「・・・いいえ。僕は徴兵されてから、すぐにここへ配属されましたから、まともな訓練
を受ける事が出来ませんでした」
長らく続いた内乱が国を激しく疲弊させ、まともな訓練を行える人物も、費用もない事を
ギルモスは知っていた。消耗戦は愚策である、と常日頃からこの歴戦の勇者は思っている。
そして、若者が儚く戦場で散っていく事を、心から悲しく思っていた。その哀れみは、目前
の少年兵にも向けられている。ギルモスは真の武人なのであった。
「・・・そうか。じゃあ、俺が戦場の習いを一から教えてやる。絶対に死なせはしないから
俺のそばを離れるな」
「はい!」
ギルモスがそう言うと、エルコは愛くるしい微笑を浮かべて、小さく敬礼をしたのであった。
それは、歴戦の勇者に対する畏怖と敬意が複雑に絡み合った、少年兵の心情を美しく表して
いる。ギルモスはそんなエルコの肩をそうっと抱くと、正面から見据えてみた。
(可愛いな。こいつめ・・・)
戦場においては、とりたてて男色がご法度という事はない。なにより、主従がはっきりするし
暴発しがちな兵士たちの鬱屈を晴らす事も、長い行軍中には必要である。ここで、ギルモスの
腹は決まった。
(こいつを稚児に仕立て上げるか・・・)
38アナル君:02/12/10 16:07 ID:OsmMDfe6
ひとしきりエルコの肉体を見定めたギルモスは、肌着一枚の少年兵に向かって言う。
「エルコ、肌着を取るんだ。そして、後ろを向け」
「は・・い?」
ギルモスに命ぜられるままに肌着を落とし、後ろを振り向いたエルコ。ほっそりとした
腰つきがいかにも頼りなげではあるが、尻肉はたっぷりとしており量感もまずまずで
ある。そして、ギルモスはエルコのヒップの前に跪き、ふたつに割れた双丘の中央部分
にあるアヌスに目を遣った。
(小さいな。それにしても、なんて愛らしいアヌスだろう・・・)
これまでにも戦場で、稚児代わりに少年兵のアヌスを穿った事があるギルモスだったが、
目の前にしたすぼまりはかつて無いほどの美しさであった。エルコは体毛が少なく、
ペニスの上に咲いている恥毛もかなり薄い。当然、玉門付近には一本の毛も無く、
それがエルコの麗しいアヌスを、さらに際立たせていた。
(ふふふ・・・顔だけではなく、アヌスも可愛いとはな。エルコ、お前を戦場で散らす訳
にはいかなくなったぞ・・・)
ギルモスは脱いだ衣服のポケットから、なにやら丸薬のような物を取り出すと、背中を向け
たままのエルコに向かって言う。
「エルコ。そのまま、手で足首を掴んでみてくれないか」
「こう・・ですか・・・?」
エルコは何の疑いも持たずに、言われるがまま手で足首を掴む。ちょうど、馬跳びという遊び
の、馬の様な格好である。当然、アヌスは丸見えになる。
39アナル君:02/12/10 16:35 ID:OsmMDfe6
(今だ!)
ギルモスは、エルコのアヌスがさらけ出されたその刹那、己の手をヒップの割れ目に
滑り込ませ、何の警戒もしていないエルコのアヌスへ、丸薬を押し込んだ。
「ひゃうッ!」
アヌスへ異物を挿入されたエルコが、悲鳴を上げる。足首を掴んでいた手を離し、恐ら
く初めて知ったであろうと思われる、すぼまりへの刺激に身を悶えさせた。しかし、ギル
モスは丸薬を押し込むだけに留まらず、節くれだった指をエルコの処女穴へと突き込んでいく。
「ああ!部隊長!何をなさったんです?」
エルコは振りざま、ギルモスに向かって問い掛ける。丸薬の挿入感もさることながら、アヌス
を穿っているギルモスの指が、たまらなく怖かったのだ。
「ふふ、座薬だ」
エルコの問い掛けにギルモスは鼻を鳴らして答える。その表情には明らかな愉悦の微笑みが浮かび
上がっており、少年兵のすぼまりへの異常な関心を隠しきれてはいなかった。信頼しかけていた上官
の変節に震えるエルコ。
「な・・・なぜ、座薬などを・・・?」
ぷるぷると量感に溢れたヒップをわななかせ、ギルモスへ尋ねるエルコ。すでに額にはあぶら汗が
浮かんでいて、強烈な便意が彼を襲っているに相違ない。ここで、ギルモスの指がもう一段、深く
エルコのアヌスを穿った。
「ひいッ!」
うつむいたままのエルコは、切れ長の瞳から大粒の涙を流す。アヌスを穿った指は、第二関節の辺り
まで入っており、軽く指先を曲げられながら、入り口付近をくりくりと擦り上げている。さらには、
その剣だこのあるゴツゴツとした指を、出し入れされてしまうエルコ。
「うああ!あッ、あッ・・・」
指とは言え、ギルモスのそれはかなり太く、処女穴のエルコでは耐え難い衝撃である。しかも、座薬
まで入れられてしまっているため、駆け下った便意を伴った陵辱に喘ぎ声を上げるしかないのであった。
「ふふふ。凄い食いつきだな、エルコ」
アヌス嬲りに夢中となっていたギルモスが、ようやく口を開いた。
40アナル君:02/12/10 16:55 ID:OsmMDfe6
「ああ・・・あ・あ・・・部隊長・・指を・・・指をお抜きになって下さい・・・」
涙を流しながら訴えるエルコ。ギルモスが指を出し入れする度に、ぬちゃっ、ぬちゃっ、
と淫猥な音が響き渡り、座薬混じりの粘液が垂れていた。粘液にまみれたギルモスの指は
ぬらぬらと光り、おそろしく淫らな光沢を放つ。
「抜いていいのか?抜けば、クソを俺の目前にひりだす事になるぞ」
ギルモスはそう言って、指を根元付近まで一気に突きこむ。
「ひいーッ!う・・うああ・・・」
がくん、と膝が折れ、座り込むエルコ。アヌスを穿たれているショックと、暴発寸前の便意
で、立ってる事さえままならなくなっていた。
「あう・・あう・・部隊長・・どうして、こんな事を・・・?」
ぶるぶると体を震わせながら、ギルモスに問うエルコ。座り込んだまま、手を地べたにつき、
まるで犬のように這う羽目となった彼は、猛烈な便意に身を竦ませながら、ギルモスの陵辱
から逃げ出そうと、身をよじる。しかし、根元まで付き込まれた指を食い締めているのは、
他ならぬエルコであった。指からは逃れたいものの、今、黄金をぶちまけてしまえば、ギル
モスの怒りを買うことが分かっている。無垢な少年兵は、狡猾な歴戦の勇者による罠に堕と
されてしまっていた。
「ふふふ、エルコ。お前は稚児になるんだよ」
「ち・・・稚児・・?」
ギルモスの放った聞きなれない言葉に、エルコがさらに問い掛ける。
「そうだ。お前は、この可愛い尻の穴で、兵士たちを楽しませるんだ」
言いながらギルモスは指をくるり、と回す。
41アナル君:02/12/10 17:12 ID:OsmMDfe6
「あひィッ!」
エルコの体が弓なりに反る。それと同時に指を食い締めているアヌスが少しだけ緩み、
茶色い液体がぴゅるっと飛び出した。
「おおっと、エルコ。まだ、漏らしてもらっちゃあ困るんだ。おい!野郎ども!」
ギルモスが良く通る声で、林の向こうで休息している兵士たちを呼ぶ。すると、あっと
いう間に二十人近い兵士たちが集まってきて、口々に囃し立てた。
「おお、部隊長が仕込みをしてるぜ」
「新しく入った少年兵か?こりゃ、可愛いな」
「見ろよ、あのへっぴり腰。ケツに座薬を入れられてるらしいな」
屈強な先輩兵士たちが、そんな嘲りにも似た言葉をエルコに浴びせた。その間もエルコ
は、指でアヌスを犯され身悶えをしている。
「あッ、あッ、あッ・・・」
リズミカルな指の動きに合わせて、エルコの喘ぎも上がる。挿入された座薬の効果はすでに
最大になっており、アヌスをすぼめている事がやっとのエルコ。ここで、ようやくギルモス
がアヌス嬲りを止めた。
「野郎ども、よく見ておけよ。これからしばらくお世話になる、ケツの穴から出るものをな!
エルコ、お前も可愛がってもらう先輩たちに、全てを見せるんだぞ、それッ!」
ギルモスがそう言うと、アヌスを穿っていた指が引き抜かれ、エルコのアヌスがぷっくりと
膨らむ。そして、一呼吸置いてから、茶色い液体が爆発音とともに放たれた。
「あうッ!あう、あう・・・」
ビビビ・・・と絹を素手で引き裂いた時のような音が、エルコのアヌスから奏でられる。ひと
しきり液体が出ると、今度は軟便が滴り落ちた。
42アナル君:02/12/10 17:30 ID:OsmMDfe6
「ひいい・・・やだあ・・・見ないで・・・」
ぽとり、ぽとりとエルコがアヌスをすぼめる度に、黄金の山が築き上がり、辺りに異臭
が漂う。傾いた夕日は、ちょうどエルコの裸身を美しく浮かび上がらせ、浣虐ショーを
盛り上げていく。その場にいる全員が、エルコのアヌスを食い入るように見詰めていた。
そして、特等席で見物しているギルモスが、エルコに近寄っていく。
「エルコ。もう、終わりか?」
「いいえ・・もう少し・・・」
こんな手ひどい仕打ちを受けながらも、ギルモスの問いへ真摯に答えるエルコ。そして、
アヌスが最後の一山を作るべく、卵大の茶色い塊を生み出した。
「はぁ・・・はぁ・・・」
塊がどすん、と音を立てて落ちると、エルコが安堵のため息をつく。大仕事を終えた小
さなすぼまりは、まるで息をするように伸縮を繰り返し、佇んでいた。
「すげえな・・・」
見物をしていた兵士の一人が、感嘆したように呟く。そして、そこにいる誰もがこの
愛らしい少年兵の処遇に対して、淫らな思いを馳せているようであった。ギルモスは言う。
「野郎ども。これでエルコの待遇は決まったな。せいぜい、可愛がれよ。ただし、無茶は
するなよ。壊しちまったら、元も子もないからな」
そう言いながら、ギルモスはエルコを担ぎ上げると、部隊長用の簡易営舎に向かって行く。
(これから、僕はどうなるんだろう・・・)
担ぎ上げられたエルコは、ギルモスの肩で揺さぶられながら、これから自分の身に起こる
であろう、淫行に心を震わせるのであった・・・・。
43アナル君:02/12/10 17:32 ID:OsmMDfe6
前のスレでは『エネマ』の意味がわからず、女装しか書けなかったので、
今回は『エネマ』を先にですね・・・。
44名無しさん@ピンキー:02/12/11 17:10 ID:cPcsh3no
>33->42
どかんと一発コキますたw
エルコキュンはぁはぁ…
45名無しさん@ピンキー:02/12/12 17:20 ID:9TBhYQD2
続き期待あげ
メi";;,*;;"i;*;;i";*;;,*
!|| ,*;/i;^i"
l||| |l|     
l!l| ||l \    
ll|| ll|ДT)   ここも僕のスレ?
il|l l!|⊂     
:l|| !!|,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
;;i!! !!ヽ" ,,
47アナル君:02/12/13 17:46 ID:1dTsL84h
思いもよらない浣虐ショーで、まだ足が震えているエルコ。簡易営舎に連れ込まれた
彼は、未だに一糸纏わぬ姿でギルモスの部屋で佇んでいる。
(僕は稚児・・・?僕のお尻の穴で、みんなを楽しませる・・・?)
エルコは、先ほどギルモスから言われた言葉を、頭の中で繰り返しては悲しい答えを
思い巡らせていた。
(僕は女の子になるんだ・・・)
彼なりに出したその答えは、初めての従軍で気持ちを昂ぶらせていた少年兵の、純な
心を打ち砕いてしまう物であった。彼は国のため、そして、愛する家族や友人のために
戦場へ赴いた身である。まして、初陣で逸る心を収める間もなく稚児として、運命づけ
られたエルコの気持ちは察するに余りある。
「父さん、母さん、ビヌア・・・ごめんよ・・・」
戦地に向かう自分を、父と母、そして妹が見送ってくれた事を思い出し、涙を流すエルコ。
自ら志願した訳ではなくとも、戦地で花と散る覚悟でここに来た意味が無くなってしまい、
後から後から流れ出す涙を、止める事が出来なかった。と、その時、ギルモスの部屋を訪ね
る者があった。
「エルコ君・・・いる?」
エルコがはっと振り向くと、そこには顔見知りの衛生兵のリルラの姿があった。リルラは、
エルコよりも少し年上で、まだ少年のあどけなさが残る先輩兵である。童顔で切れ長の瞳
が美しいこの衛生兵は、とりたてて先輩風を吹かす事も無く、常にエルコを優しい笑顔で
見守っていた。
48アナル君:02/12/13 18:10 ID:q32HbMYF
「リルラさん!」
部屋を尋ねて来たのが心優しいリルラであった事に、エルコは安堵した。そして、一糸
纏わぬ己の身を恥じ、股間に手を当てて未だ包皮にくるまれたペニスを、隠す。
「大変だったね・・・エルコ君・・」
リルラはしずしずとエルコに近づいて、手にしていた包みを手渡した。
「これは?」
「ギルモス部隊長が、これを身に付けるようにと・・・」
エルコの問いに、リルラは頬を紅く染めて答える。彼は包みの中身が何であるかを知って
いるような素振りを見せた。そして、包みを開けたエルコは、中身が衣服である事を知る。
「これを・・・身に付けるんですか?」
衣服を広げた途端、訝しげな表情を見せるエルコ。問題はその生地と形状にあった。その
服は限りなく透明に近い生地を使用しており、形状は女性が着るドレスそのものである。
なおかつ、丈が異様に詰められていて、少しでもかがんだりすれば恥ずかしい場所が、あか
らさまとなってしまう。下履きを身に付ける習慣の無いこの国では、それがどれほどに淫ら
な衣服であるかは、エルコにも分かった。
(これを着るのか・・・僕は本当に女の子になっちゃうんだ・・・)
衣服を見つめ、うつむいたままのエルコに、リルラが慰めるように言う。
「エルコ君・・・今の君にかける言葉が見つからないんだけど・・・君一人じゃ、無いから」
リルラが頬を染めて、そう呟いた。ここで、エルコは彼もまた稚児として、扱われている事を
察した。
「じゃあ、リルラさんも・・・」
エルコが問うと、リルラが恥ずかしげにこくり、と頷いた。
49アナル君:02/12/13 18:29 ID:RX36okaN
「僕もね、エルコ君と同じ十五歳でここに配属されてからは、ずっとそうだったんだ。
今日のエルコ君みたいに、みんなの前でお尻を汚しちゃってね。恥ずかしかったよ」
照れ笑いを含んだリルラの表情は、自嘲を込めた悲しい笑顔である。しかし、自ら稚児
である事を告白する切ない気持ちは、エルコも痛いほどに分かった。
「それからは、色んな先輩兵士たちと閨を共にしたけれど、ほとんどみんな死んじゃった。
ギルモス部隊は勇猛で有名だからね、みんな死に急ぐんだ・・・」
言いながら、リルラの瞳が潤んでいる。彼も従軍中に衛生兵として、数々の修羅場を見て
来たに違いない。そして、敵味方問わず、様々な兵士たちの死に様も。
「みんな、明日死ぬかも・・・なんて思ってるから、閨は激しいけれど、根はいい人たち
ばかりだから、あんまり心配しないで、エルコ君・・・」
エルコの凍りついた心が少しずつ溶けていく。この先輩稚児の告白が、エルコの不安を
軽くさせたのだ。そして、覚悟を決めたエルコが笑顔をリルラに向けて、言う。
「はい!リルラさん。僕、頑張ります!」
ぴしっと背筋を伸ばしながら、敬礼をしたエルコにリルラの頬が緩む。
「ふふふ。あんまり、頑張っちゃ駄目だよ、エルコ君。ほどほどに・・・ね」
「はい!ほどほどに、頑張ります!」
どこまでも生真面目なエルコの態度が愛しく思うリルラ。ここで、敬礼で不意に晒された
エルコの股間に目を遣ってみる。
「かわいい、おちんちんだね、エルコ君・・・」
リルラはそう言って、不安で縮こまっていたエルコのペニスへ、指を這わせた。
50アナル君:02/12/13 18:54 ID:hjl61Cb9
「あっ!」
いきなり股間に這わされたリルラの指に戸惑う、エルコ。しかし、包皮につつまれた
ペニスはぴくりと蠢き、淫靡な笑顔を浮かべる先輩兵士の指の中で鎌首をもたげ始める。
「リルラさん・・・やめて・・・」
ペニスを這うリルラの指は次第に淫らさを増し、ついには包皮を剥きにかかろうとした。
「エルコ君のおちんちんの皮、剥きたい・・・ねえ、いいでしょ?」
言いながらリルラは、呆然と立ち尽くすエルコの前に跪く。そして、ぴくぴくと波打つ
幼いペニスを握り締め、そっと唇を近づけていった。
「あうっ!リ、リルラさん!」
初めて知る同性の生々しい唇の感触に、思わず腰を引くエルコ。ペニスの先端からは、
つーっと糸が引き、その先をリルラの肉厚な唇へと繋げていた。
「駄目だよ、エルコ君。僕が舌で剥いてあげるから、じっとしてて・・・」
「ああ・・・リルラさん・・・駄目です・・・」
リルラにたしなめられると、エルコは軽く身を反らし、意思とは逆に包皮にくるまった
ペニスを突き出した。そして、リルラが再びペニスを含むと、舌先がエルコのもっとも
敏感な部分を刺激し始めた。
「ひいっ・・・」
エルコがペニスに意識を集中させると、リルラの舌先が淫らに這いずり回る事がはっきり
と感じられる。舌は亀頭部分を包む皮の隙間を縫って、くるくると器用に回りながら、
蠢いていた。時折、舌先が尿道口に差し込まれたりして、エルコの性感を高めていく。
「うふふ・・・エルコ君のおちんちん・・・臭いけど、美味しいね・・・」
尿と恥垢が入り混じった淫香が漂う中、リルラはその甘美な芳香に身を震わせる。
「僕も興奮してきちゃった。オナニーしようっと・・・」
リルラがズボンの裾から自身のペニスを取り出すと、それはすっかりと反り返り、彼の
興奮を表していた。
51アナル君:02/12/13 19:19 ID:hjl61Cb9
リルラは、自身のペニスをしごき上げながら、同時に手と舌を使ってエルコの包皮を
剥きにかかった。リルラの口唇愛撫で、唾液まみれとなったエルコの亀頭は、十分に
ぬるみ、いとも簡単に本身の部分を曝け出す。
「あうッ!」
てれんっと顔を出した亀頭は、ほんのりと薄桃色に染まり、無垢な少年の心を脅かす。
それを察した先輩兵士は、優しく微笑みながら語りかけた。
「エルコ君。ほら、剥けたよ。うふふ、すごく綺麗なピンク。ああ、可愛い・・・食べ
ちゃいたいくらいだよ・・・あむ・・」
そう言ってリルラは剥けきったペニスを、また頬張っていく。そして、自身も曝け出した
ペニスを懸命にしごき上げていった。
「リルラさん・・・僕、出そう・・・」
口唇愛撫の愉悦に堪えられなくなったエルコが、不意にそんな言葉を漏らすと、リルラも
堪らず叫ぶ。
「ああ、エルコ君!僕もいっちゃうよ!ねえ、一緒にいこう!」
リルラは右手でエルコの茎を。そして、左手で自身の茎をしごきながら、絶頂への階段を
登りつめようとピッチを早めていく。先に精を漏らしたのは、後輩兵士のエルコだった。
「はうっ!」
エルコが叫ぶと、ペニスの先端から白濁液が勢い良く飛び散り、リルラの顔へと注がれて
いく。すると、リルラはうっとりと目を閉じて、放たれる男液のあたたかみを楽しむ。
「ああ!エルコ君のお汁、あったかい!」
叫ぶと同時に、今度はリルラが精を放つ。エルコにも勝るとも劣らぬ勢いで放たれたリルラ
の男液も飛び散って、目前にいるエルコの足元を濡らしていった。
52アナル君:02/12/13 19:32 ID:hjl61Cb9
「リルラさんのお汁もあったかいです・・・ああ・・・リルラさん・・・」
足元に注がれたリルラの男液を感じたエルコも、またその温みを感じていた。
「エルコ君・・・」
互いのぬくもりを確かめ合った二人の稚児は、哀しく見詰め合うと、どちらとも無く
まるで引き寄せられる様に唇を重ねていった。

「じゃあ、僕は行くけど・・・エルコ君、頑張って!」
身なりを正したリルラが、温もりを確かめ合った後輩兵士に優しく励ました。
「はい!リルラさん」
エルコにもう迷いは無い。それは、今、リルラを見つめる瞳に全てが現れていた。不安に
駆られていた少年兵は、心を許せる友を持った事が、素直に嬉しかったのである。
「じゃあね、エルコ君」
リルラはそう言いながら、ウインクをして部屋を去っていった。一人部屋に残されたエルコ
は、ひそかに心の中で決意をした。
(僕は一人じゃない・・・だから、きっとうまくやれるさ!)
そして、ギルモスから届けられた淫らな衣服に袖を通すと、総身を確かめて部隊長のお呼びを
心待ちにしながらゆっくりと床に座り込んで、仮眠を取るのであった・・・・・。
53アナル君:02/12/13 19:33 ID:hjl61Cb9
ハンドルネームがなんだかなあ・・・という気がします。
54名無しさん@ピンキー:02/12/13 23:45 ID:0WJDRS+5
いやイイっすよ
55名無しさん@ピンキー:02/12/17 01:37 ID:tJQYWi0R
あげ
56名無しさん@ピンキー:02/12/20 20:45 ID:MVvSSMbW
保守
57age:02/12/23 00:53 ID:GLeD6OBi
ageまつ
58名無しさん@ピンキー:02/12/24 13:16 ID:FwfAAAbV
イヴほしゅ
59某板380:02/12/26 20:45 ID:Gust1MXm
やばい。こんな板があったとは。何か書きたくなるじゃないか(w
あー、でもエネマかー。ネタを思いついたら書くかもしれないな
60名無しさん@ピンキー:02/12/30 22:46 ID:IUI+BrnK
保守っとく
61名無しさん@ピンキー:02/12/31 16:22 ID:sW1POyZc
おおみそかほしゅ
62あぼーん:あぼーん
あぼーん
63名無しさん@ピンキー:03/01/01 01:07 ID:ZbLKjxou
ことしもよろしくほしゅ
64名無しさん@ピンキー:03/01/01 04:06 ID:KXOM/GZE
過去ログ読めるようになったようです。

http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1008/10086/1008633872.html
65名無しさん@ピンキー:03/01/08 22:01 ID:16BrvV0X
復活してたのか…気づかなかった
66名無しさん@ピンキー:03/01/08 22:08 ID:16BrvV0X
さっそく一回(略
(・∀・)イイ!
67名無しさん@ピンキー:03/01/08 23:42 ID:i6Fj0jqA
◆◇◆◇◆最新情報◆◇◆◇◆
http://yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html

219.162.58.6 , p4006-air01kdtoyoshi.nagano.ocn.ne.jp ,
68名無しさん@ピンキー:03/01/09 01:44 ID:u6kUuIFF
表示が?
69名無しさん@ピンキー:03/01/09 01:45 ID:u6kUuIFF
>>67はなんかのタグ使ってますか
70名無しさん@ピンキー:03/01/09 14:02 ID:/p6aa4YT
なんかのタグはいいがIP晒されてまっせ。
71名無しさん@ピンキー:03/01/10 02:09 ID:x3FRDaBb
>>69-70
tomatoに引っかかっただけでしょ。
たしか"x-beat.c0mに反応するはず。

色がついたのは半二の全スレブラクラ化事件の対策と思われ。
72名無しさん@ピンキー:03/01/11 01:13 ID:vZ6hhq/P
下がってるよー
73山崎渉:03/01/12 07:35 ID:f3+zgMgJ
(^^)
74名無しさん@ピンキー:03/01/14 17:08 ID:7dCBeYvS
75あぼーん:あぼーん
あぼーん
76名無しさん@ピンキー:03/01/14 23:28 ID:5WxN+/h6
↑のような頭悪い宣伝文を考える人って、
いったい普段は何考えて生きてるんでしょう?
77ムケチン君:03/01/15 17:15 ID:xkFqHCLD
ここは、ヨーロッパの片田舎にあるお金持ちが集う別荘街。辺りを切り立った岩山に
囲まれ、「陸の孤島」と揶揄される辺境だ。僕の名はトロル。つい、先日まで別の街で
羊飼いをしていたんだけれども、あるお金持ちに買われここに来る事となった。
「ある高貴なお方が、召使を募集しておられる。良い暮らしをしたくはないかね?」
ある日、僕が住んでいた街で、そんな事を言いながら少年たちへ声をかける老人がいた。
老人は豪奢な身なりで、黄金の細工をあしらったステッキを持ち、腰につけた皮のリュック
からは、銀貨が溢れんばかりに詰め込まれている。僕が、その老人の異風な佇まいに
見とれていると、
「興味があるかね?」
そう言って老人は、僕に話し掛けて来たのだった。そして、老人は言う。
「召使といっても、さほど難しい業務は無い。我が主君の身の回りの世話をして貰い
たいだけなのだ。我が主君、ブランス公は慈悲深く、高い教養をお持ちのお方だ。それ
だけに、妙な人物を公の身辺に置くことはならん。だから、こうやってわしがいちいち
人定めをして回っておるのだ」
老人はそう言いながら、感慨深げに両手を広げる。そして、更に話を続けた。
「時に少年、暮らしは楽かね?そうではあるまい。良かったら、わしと一緒に来ぬか?
もし、来るのであれば、支度金も差し出そう。銀貨を二十枚ほど用意させて貰うが、
どうかな?」
銀貨二十枚!そう聞いた時、僕は我が耳を疑った。僕の家はしがない酪農農家で、生活
は決して楽ではない。十五歳になったばかりの僕を筆頭に、幼い兄弟が六人もいて両親
もかなり大変そうに見える。僕の心は揺れ動いた。
78ムケチン君:03/01/15 17:38 ID:xkFqHCLD
(銀貨二十枚といえば、家族が三年は暮らしていける額だ)
お金も魅力的ではあったけれども、豪奢なお屋敷で暮らしたいという願望もあった僕は、
両親を説き伏せ、老人に見受けをお願いする事にした。そして、旅の支度もそこそこに、
僕は老人に連れられ、ブランス公のお屋敷へ行く事となる。
「たまには、帰って来るんだよ」
出発の日、僕をそう言って見送ってくれた母さんの悲しそうな顔が忘れられないけれども、
僕は後悔していなかった。貰った支度金は全部両親へ渡してきたので、家族の生活は安定した
ものになるだろうし、ブランス公の召使ともなれば、勉強だってさせて貰えるかもしれない。
もし、そうだったら何年か公にお仕えした後、大きな街の学校へ進みたい。そんな希望の中で、
僕は生まれ住んだ街を後にしたのだった。

幾日か馬車に揺られ、僕は老人とともにブランス公のお屋敷へと参じた。お屋敷は見た事も無い
ほどの大きさで、美しい彫刻が何体も並び、庭園には辺り一面を覆うバラが生い茂っている。
「一体、何エーカーあるんだろう・・・」
まるで、お城と見まがうほどのお屋敷を見た僕が思わずそう漏らすと、老人は言った。
「この街全てが、公のものじゃ」
すごい!あまりのスケールの大きな話に、僕は感嘆する。そして、足の震えが止まらなくなった。
(こんなすごい所で、僕は召使が務まるんだろうか・・・)
そんな僕の不安を察したのか、老人はにこやかな表情を見せながら、
「大丈夫。公はお優しい方じゃ。心がお広い。そう、まるでこのお屋敷のようにな」
と、目前の豪邸を見上げてそう呟く。その言葉を聞いた僕は、ようやく足の震えも止まり、改めて
居住まいを直すのだった。
79ムケチン君:03/01/15 18:02 ID:xkFqHCLD
「まずは、部屋に案内しよう。人心地ついたら、風呂に入るが良い。旅の疲れを落とさな
ければな」
老人は、お屋敷の母屋から少し離れた寄宿舎のような所に、僕を案内してくれた。そして、
僕はあてがわれた部屋へ転がり込む。
「すごい・・・」
そこは、使用人の部屋とは思えないほどの華美な作りで、ビロードの絨毯と大理石のテーブル
が置いてあり、壁には美しい絵画が飾られ、まるでおとぎ話に出てくるお姫様の部屋みたい。
ベッドを見ると、これまた見た事も無い刺繍があしらわれた、羽毛入りのお布団が用意してある。
「本当に、ここで寝泊りするのかなあ・・・何かの間違えじゃないのかな?」
僕があまりの豪華さに戸惑っていると、不意に部屋の扉が開いた。それと同時に、オフホワイトの
シルクで作られたメイド服に身を包んだ、見目美しい女性が僕に声を掛けて来る。
「ようこそ、ブランス公のお屋敷へ。あなたが、トロル君ね。あたしは、ゾロフと申します」
上品ではあるが、よく通る声で挨拶を述べた彼女は、おそらくここのメイドなのであろう、ドレス
の裾をちょこんと摘み、足を軽く曲げながら頭を下げた。
「あ、こ、こちらこそ、よろしくお願いいたします。トロルと申します」
僕は彼女に挨拶が遅れた事を恥じ、慌てて頭を下げる。
(綺麗だなあ・・・年は僕とそう変わらないくらいだろうか・・・)
ゾロフと名乗った彼女は、プラチナブロンドの髪を、豪奢な髪留めで纏め上げ、凛とした美しい顔を
惜しみなく晒している。切れ長の目が少しだけ潤んでいて、どこか神話に出てくるような、悲しい
お話の主人公を思わせる風貌だ。
80ムケチン君:03/01/15 18:20 ID:xkFqHCLD
「長旅でお疲れでしょう?お風呂をお召しになさって下さいな。その後、公の御前へ
ご挨拶に参りましょう。まず、浴室へご案内しますわ」
「は、はい!」
突如現れた美女に視線を奪われ、呆けている僕に向かって、ゾロフさんは優しく言う。
そして、僕が手荷物の中から着替えを取り出そうとした所で、彼女が微笑んだ。
「お着替えはこちらで用意してありますから、何もお持ちにならなくていいのよ」
そうか、ここはブランス公のお屋敷。たとえ、使用人といえども服装も品のある専用の
ものがあるんだ。僕は、世間知らずの田舎育ちをちょっとだけ恥じた。
「行きましょう」
ゾロフさんは僕を促すと、足音も立てずに寄宿舎の廊下へ歩を進める。僕は足首まで沈み
込むふかふかの絨毯の上を、おっかなびっくりで歩きながら、彼女の後をついて行った。

「お風呂はこちらです」
浴室に案内された僕は、再び驚く事になる。総大理石の天然風呂と思しき浴室は、ギリシャ
彫刻をあしらった美しい流し場と、どこかの滝をイメージしたような打たせ湯、そして三尺
はあろうかという大きな鏡で飾られていた。もうもうと立ち込める湯煙の向こうが湯船らしく、
これまたとても大きな物だ。故郷にある公衆浴場でさえも、これほど大きくは無い。
81ムケチン君:03/01/15 18:40 ID:xkFqHCLD
「お着替えは脱衣所にご用意してありますから、どうぞごゆっくり」
ゾロフさんはそう言い残し、浴室の扉を閉める。僕は先ほどから驚きの連続で、どうにも
遣る瀬無かった。
「やっぱり、貴族ってお金持ちなんだなあ・・・」
豪奢な湯船に浸かりながら、僕はふと故郷の事を思い浮かべる。僕の街では、たとえ領事
さんでも、これほどの贅沢をしてはいない。一般市民に至っては、日々の糊口を凌ぐのが
精一杯で、こんな暮らしは想像すら出来ない筈だ。
「なんだか、みんなに悪いや・・・」
僕は、貴族の生活にほんのちょっぴり触れただけだというのに、比べるまでも無い故郷の
生活と比較して、すっかり落ち込んでしまう。
「出よう」
しかし、落ち込んでばかりもいられないので、僕は旅の汚れを落とし終わると、脱衣所に
向かって歩いて行った。この後は公の御謁見がある。精々、気に入られなければ・・・。

「あれ?」
浴室を出た僕は、脱衣所に置いてある着替えを見て、そんな声を上げた。僕が着てた服が無い。
そして、その代わりにふわふわのタオルと・・・。これは、女性が身に付けるストッキング?
らしき物が置いてある。そして、これまた女性が身に付けるコルセットのような下着。確か、
ビスチェとかいう物だったような・・・。
82ムケチン君:03/01/15 18:59 ID:xkFqHCLD
「どうかなさいまして?」
僕が訝しげな表情で着替えを手にしていると、何時の間にかゾロフさんが後ろに立って
いた。彼女は、先ほどと同じく優しさ一杯の笑顔で、僕を見詰めている。
「あ、ああ、僕の着替えが無いんです」
僕は、湯上りの裸身を慌ててタオルで隠し、ゾロフさんの視線を避けた。しかし、慌て
ふためく僕を他所に、ゾロフさんは女性物の下着を手に取りながら、言う。
「ここに、ありますよ。この、ストッキングとビスチェがあなたの着替えです」
彼女の言葉に驚く僕。彼女が冗談を言っているようには見えない。
「こ・・・これを着るんですか・・・?」
「はい」
僕が尋ねると、ゾロフさんは事も無げに言い放つ。そして、華美な刺繍があしらわれた
ストッキングをうっとりと見詰めながら、彼女はこう呟いた。
「綺麗でしょ?ふふ、きっとあなたの足に似合うわ」
彼女が見せる妖しい微笑が、僕をぞくりと身震いさせる。まさか、とは思ったが、どうも
本気らしい。ここで、戸惑う僕にゾロフさんは下着を差し出しながら、再び微笑んだ。
「これが、召使の衣装なのよ。公の言い付けなの、守って貰わないと困るわ」
僕は彼女の何とも言えない威圧感に気圧され、ついに下着を受け取ってしまう。そして、
戸惑いながらも、ストッキングにゆっくりと足を通していった。
「うふふ・・・似合うわよ、トロル君・・」
ゾロフさんが、さも嬉しいと言った表情で僕を見ている。両足を白いレースのストッキング
が彩ると、僕は何とも言えない気持ちになった。
83ムケチン君:03/01/15 19:17 ID:xkFqHCLD
「さあ、次はビスチェよ。あたしも、手伝ってあげるわ」
ゾロフさんがそう言って、僕の後ろに回りこむ。ビスチェと呼ばれる下着は、ストッキング
を吊るベルトが付いていて、これも真っ白で美しい刺繍が施されていた。
「出来たわ。うふふ、可愛い、トロル君」
ビスチェが腰周りを包み、ベルトがストッキングを吊り上げると、僕は急に不安になった。
(これじゃあ、女の子だよ・・・)
僕は、生まれて初めて身に付ける女性物の下着に興奮してしまい、ペニスを硬くしている。
両手で股間を覆い、隠してはいるもののゾロフさんは気づいてるようだ。彼女はさっきから
僕の股間をしげしげと見詰め、しきりに足をもじもじさせている。
「ゾロフさん、見ないで下さい・・・・・。僕、恥ずかしい・・・」
僕は、身をよじって彼女の視線を避けようとするが、ゾロフさんはそんな事はお構い無しと
ばかりに、僕の股間を見詰め続けた。
「トロル君。あなた、ストッキングとビスチェがお気に召したみたいね。ふふっ、これなら
すぐにでも、公のお気に入りになれるわよ」
公のお気に入り?僕はゾロフさんの言ってる意味が、理解出来なかった。公とこの女物の下着
と何の関係があるのだろう・・・?
「あの、下履きは無いんですか・・・?」
僕はゾロフさんにパンツが無いのか尋ねる。まさか、この格好で御前に出る訳にはいかない。
ところが、彼女は驚くべき言葉を口にした。
「パンツなら無いわよ。トロル君、あなたはその格好で公の御前に出るの。うふふ、きっと
公はお喜びになるわ。もしかしたら今夜にでも、お初を摘まれてしまうかもね」
パンツが無い?それに、お初とは?僕は漠然とした不安の中、ゾロフさんに促され公の御前へ
まかり出る事となった・・・・・。
84名無しさん@ピンキー:03/01/15 20:03 ID:22g7EPuo
トロルたん(;´Д`)ハァハァ
85ムケチン君:03/01/16 09:20 ID:7QmiNqkp
このお屋敷のご当主であらせられるブランス公は、食堂で待っていらっしゃるとの事。
僕はストッキングとビスチェという、心許ない格好のまま食堂の扉の前へ立った。
「入って、トロル君。旦那様がお待ちかねよ」
ゾルフさんが食堂の扉を開ける。すると、中には大理石の長いテーブルがあり、その
両側を僕と同じ年頃の少女が立っていた。彼女たちは、僕と同じように全員半裸で、
素肌にベストだけを羽織っているか、薄いケーブを肩からかけているだけと言った様な、
服装。そして、誰もが股間のペニスを曝け出して・・・。ん?ペニス・・・?
ああ!良く見ると、居並ぶ少女と思っていた半裸の人たちは、みな少年だった!しかし、
誰もが美しい顔立ちをして、お化粧なんかをしている!そのおかげで、僕は彼らを少女と
見まがえてしまったのだ。
「トロル君。あちらがブランス公よ。ご挨拶なさい」
身を竦めている僕に向かって、ゾロフさんがテーブルの奥へ視線を移す。それにつられて
僕も視線を公の方へ移した。
(あれが、ブランス公・・・)
テーブル奥にある、まるで玉座を模したような大ぶりな椅子に、公はお座りになっている。
ぱっと見た感じ、公は体躯に恵まれているようで、身の丈は七尺近くあるんじゃないか、と
思う。面長なお顔は美しく整っていて、貴族の風格を十分に表していた。そして、見るから
に上質そうなお召し物。まるで、ワインで染めたような赤い布を使った豪奢な着物が、公の
品格に良くお似合いだった。
86ムケチン君:03/01/16 09:42 ID:7QmiNqkp
「お前がトロルかね?さあ、こちらへ来るがいい」
始めてみる貴族の荘厳なお姿に見とれていた僕へ、公じきじきのお声がかかる。公は
優しく微笑みながら、僕を手招きした。僕はこういった場合に、どのようなご挨拶を
するべきかを、悲しいかな知らないので、ただ俯いて公の足元へ跪いた。
「トロルと申します・・・。本日より、公にお仕えさせていただきます・・・」
僕は公の手を取って、恐る恐る口付けを捧げる。果たして、卑賤な身分の人間が貴族の
手を取ってよいものか迷ったが、公は特に気にする風でもなく、口元に蓄えた細い髭を
少し歪ませながら、言った。
「うむ。わたしが、ブランスだ。しかし、公などと呼ばれるのは、少々くすぐったいので、
旦那様、と呼んでおくれ」
公はそうして僕の頬へ手をかざす。いや、これからは旦那様と呼ばなくてはならない。
「うん。美しい顔をしておるな。トロル、これから色々お前に世話をして貰う事になるが、
どうかつつがなく、務めておくれ」
「はい!」
公・・・旦那様は、僕に向かってそんなお優しい言葉をかけてくれた。良かった、どうやら
お気に入られたらしい。僕が安堵の面持ちを見せた時、背後からゾロフさんの声が響いた。
「旦那様、この後はいつもの通りでよろしゅうございますか?」
「ああ、そうしてくれ。トロルにも、早くここの暮らしに慣れて貰いたいからな」
ゾロフさんが言う、「いつも通り」の意味が分からなかったが、旦那様の口ぶりではどうやら
僕に関係があることらしい。旦那様の返事を聞くや否や、ゾロフさんを中心に半裸の少年たちが
慌しく動き出す。彼らは一言も発せずに、てきぱきと酒宴の準備みたいな事を始めた。
87ムケチン君:03/01/16 10:07 ID:7QmiNqkp
僕がぼんやりとしてるうちに、大理石のテーブルの上には次々と料理や果物、そして
上等なリキュールが所狭しと並べられる。ただ、不思議に思ったのはテーブルの真ん中
辺りに置かれた椅子の存在だ。テーブルの上に椅子を置くというのもおかしいが、その
椅子は何故か座る所に大きな穴が空いていて、さらに椅子の下には大きな受け皿の様な
ものが置かれている。それはまるで、幼児が用を足すおまるの如き物に見えた。
「トロル君、その椅子に座ってちょうだい」
呆気に取られている僕に向かって、ゾロフさんがそう言い放つ。彼女は、何故か手にガラス
で作られた小さなポットの様な物を持っている。そのポットの先は、まるで男性の性器を
かたどったようなノズルが付いていて、なにやらクリームみたいな物が塗りつけられていた。
「そんな、無作法な事を・・・」
椅子は背もたれを旦那様の方へ向いているので、彼女の言うままに椅子に座れば、僕のお尻が
旦那様の目前に来る事となる。いくらなんでも無礼だと思った僕は、躊躇した。
「いいのよ、それが旦那様の思し召しなんだから・・・」
ゾロフさんがそう言うと、僕に視線を向けている旦那様がゆっくりと頷く。僕は、恐れ多い
とは思ったが、彼女に促されるままテーブルの上にあがり、置かれた椅子へと腰掛けてみた。
すると、周りを囲んでいた半裸の少年たちが僕へにじり寄り、何故か手にしている皮のベルト
で、僕の足と椅子の足を固定し始める。
「ああ!何をするんですか?」
僕は椅子に座ったまま身をよじらせ抗おうとしたが、少年たちの素早い手さばきであっという
間に、僕の自由は奪われてしまった。そして、足が固定されると、今度は後ろ手をベルトで
縛られ、僕は虜囚の如く捕らわれてしまう。
88ムケチン君:03/01/16 10:27 ID:7QmiNqkp
すっかり自由を奪われ、不安になる僕。すると、旦那様はリキュールの入ったグラスを
持ちながらすっくと立ち上がり、椅子に乗せられた僕のお尻をしげしげと見つめ始めた。
「うむ、いい形をしているな。色艶も素晴らしい!まさしく、処女の蕾だ、気に入ったぞ」
旦那様はそう言って、僕のお尻の穴を指先でじんわりとなぞった。
「ひッ・・・」
僕はお尻に這わされた指の感触に萎縮して、お尻の穴をきゅっとすぼめる。でも、旦那様は
指をお離しにはならず、くりくりと回しながら、僕のお尻の穴を執拗に弄り始めた。
「あッ、あッ、あッ・・・」
旦那様の指は、羊の腸詰めくらいの太さがあり、僕は前のめりになりながらお尻へ行われる
悪戯に身悶えする。
「感度も良い。これは、良い人選をしたものだな、人買いの奴に感謝しなければ・・・」
いつしか旦那様の指が、僕のお尻の穴に入っていた。指は穴の入り口で軽く曲がった形で、
入れたり出したりを繰り返す。それと同時に、僕のペニスがぴんと張り詰め、思わず精を
ほとぼらせてしまった。
「おおう!トロル!達してしまったのか?」
僕のペニスが樹液を放ち始めると、旦那様は大いに驚かれたご様子。しかし、僕のペニスは
ひくひくと痙攣を繰り返し、次から次へと樹液を放って行く。
「だ、旦那様・・・。申し訳ありません・・・。とんだ、粗相を・・・」
僕は旦那様の前で晒した失態に、心からお詫び申し上げた。しかし、旦那様は
「素晴らしい!トロル、お前はなんて可愛い奴なのだ!ううむ、これほど感度の良い者は
初めて見るぞ。こうなれば、是が非でもわたしの愛を受け止めさせたい!さあ、ゾロフ、
トロルの若気を綺麗にしてやってくれ!」
と、いささか興奮気味に叫ぶ。そして、ゾロフさんは陶器で出来たポットを持ち、微笑んだ。
89ムケチン君:03/01/16 10:49 ID:7QmiNqkp
「良かったわね、トロル君。旦那様が愛して下さるって。羨ましいわ」
ゾロフさんはそう言いながら、陶器で出来たポットのノズルを僕のお尻にあてがう。
「そ・・・それは、何ですか?ゾロフさん・・・」
お尻の穴にひんやりとした感触を受けた僕は、ゾロフさんへ向かって問う。
「これはね、浣腸器って言うの。お通じの悪い方が、これで用足しを促すの。中身は、
上等のミルクとちょっぴりのリキュールを混ぜた物よ。ふふ、本当は薬液を入れるん
だけどね、旦那様の前ではどうしても汚物の匂いをさせられなくてね・・・」
ゾロフさんは、言い終わるや否や浣腸器と呼ばれる物で、リキュール入りのミルクを
僕のお尻の穴へ注入し始めた。
「はうッ!」
生まれて初めて味わう、特異な感触。浣腸器から入り込んでくるミルクは、僕のお尻
を怯えさせ、ペニスを萎えさせる。それは、何とも説明のつかない恐怖感を誘い、僕を
不安にさせた。
「やめて!ゾロフさん!僕、怖い!」
ちゅるちゅると注がれるミルクは、浣腸器のサイズから言っても恐らくコップ一杯にも
満たない量だろうけれども、何せお尻で呑んでいるのだ。いくら、上質のミルクと言わ
れても、そんな所でミルクを飲むのは初めてだったので、僕の心情は分かって頂けると
思う。しかし、ゾロフさんは妖しい微笑を浮かべながら、こう呟く。
「もう、ほとんど呑んじゃったわよ、ミルク・・・。うふふ、これからは、旦那様の
濃いミルクをたっぷりと頂く事になるんだから・・・。勿論、ここで・・・ね」
僕は、ゾロフさんの言ってる意味が、おぼろげながら理解出来始めてきた。僕は、召使
として、そして稚児として、ここで旦那様にお仕えするんだ・・・と。浣腸というのは、
旦那様のお情けを受ける為の、用意に過ぎない事も・・・・・。
「ほら、全部入ったわ。聞き分けのいいお尻ね、うふふ」
ミルクが全て注入されると、ようやく僕のお尻から浣腸器のノズルが引き抜かれた。その
途端、嵐のような便意が駆け下り始める。
90あぼーん:あぼーん
あぼーん
91あぼーん:あぼーん
あぼーん
92ムケチン君:03/01/16 11:17 ID:7QmiNqkp
「はうう・・・」
きゅるきゅるとお腹が鳴り、今にもウンチが爆ぜそうな僕に、旦那様は興奮気味だった。
「おお、トロル!さあ、早く出すがいい、お前の汚物を私は見たいのだ!お前の可愛い
蕾から放たれる黄金の山を見せておくれ!」
旦那様は椅子の下にある、おまる代わりの受け皿を自ら手に取り、僕のお尻にあてがう。
「ああ・・・旦那様ぁ・・・」
僕はとうとうお尻の穴から力を抜き、思いのたけを放ち始める。ミルクが穴を通り抜ける
と、柔らかくなった便が一気におまるへほとぼり出した。
「おお!トロル、なんと言う事だ!」
びしゃびしゃと、まるで雷雨を思わせる轟音と共に、僕のお尻は次々に汚物をひり出して
しまう。時折、軟便に混じって塊感のある大物が弾かれる様に顔を出し、僕の羞恥心を煽った。
「旦那様・・・恥ずかしいです・・・」
高貴なお方の前で、卑賤の民が見せる排泄行為。これほど、惨めで醜い所行があるだろうか?
ましてや僕は、今日より旦那様の下でお仕えさせて頂く身。それが、こんな醜態を晒してしまう
事となるとは、自分自身思ってもみなかった。しかし、旦那様は
「素晴らしい!素晴らしいぞ、トロル!ああ、何と言ったら良いのだ、これはもう、芸術の域に
達していると言っても過言では無い。こんな愛らしい菊蕾から、これほどまでに淫らな物体が
放たれるとは!全く以って、賛美の言葉も思いつかないよ、トロル!私のトロル!」
と、たいそう感嘆なされたご様子。僕は恥ずかしいやら、くすぐったやらでどうにも遣る瀬無い
気持ちになった。
「はあ、はあ・・・」
大方ひり出した所で、僕はやっと拘束具の戒めから開放して貰い、そのまま力無くテーブルの上に
倒れ込む。旦那様は、おまるに築かれた黄金の小山をさも楽しそうに見詰め、再び玉座を模した椅子
へ腰掛けて、リキュールを一杯あおった。
「トロル君、綺麗にしてあげるから、こっちにお尻を向けて」
僕が排便する様を見守っていたゾロフさんが、ふわふわのタオルを手にしている。僕は促されるままに
お尻を彼女に向かって向け、割れ目にこびりついた汚物の残滓を、拭い取って貰った。
93名無しさん@ピンキー:03/01/16 16:14 ID:FREZKpMk
すごく(・∀・)イイ!です!稚児トロルたん(;´Д`)ハァハァ
それと広告とかコピペとかに割り込まれるので
メモ帳などで全部書き上げてから投稿した方がいいかと思われます。
94ムケチン君:03/01/16 17:03 ID:yYvVAaaI
挨拶代わりの排泄ショウが終わると、旦那様を中心に夕餉が始まった。ここで驚いたのが、
召使と思しき少年たちも旦那様と一緒のテーブルで、食事を獲っている事。普通なら主人
と使用人が同じテーブルで食事を共にすることは、あまり考えられない。その事をゾロフ
さんに問うと、
「旦那様はお心の広いお方なのよ。たとえ、使用人と言えども同じ屋敷にいる者は全て、
家族とお考えになっているの。だから、みんないつも一緒」
と、にこやかに答えてくれた。召使の少年たちを見ると、誰もが微笑みながら旦那様を
うっとりと見詰めている。そして旦那様は、そんな少年たちへ優しげな眼差しを向けながら、
談笑されているのだった。

「今夜の夜伽は、トロルに命ずる。ゾロフ、用意を頼むぞ」
夕餉が済むと、旦那様はそう言い残し席を立つ。命を受けたゾロフさんは、うやうやしく
目礼をした後、僕の方へと向き直る。
「よかったわね、トロル君。旦那様のお情けを受けられるわよ。たっぷりと可愛がって貰い
なさい。用意は、あたしがするわ」
ゾロフさんがそう言うと、召使の少年たちが僕に向かって微笑んだ。彼らは、旦那様のお情け
の事を知っている筈だから、どこか羨望混じりの視線が含まれている様に見える。
「頑張ってね」
召使の少年たちから、そんな言葉が自然に上がる。そして僕は、夜伽の準備をするべくゾロフ
さんと共に、食堂を後にしたのだった。
95ムケチン君:03/01/16 17:22 ID:yYvVAaaI
ゾロフさんに連れて行かれたのは、旦那様の寝室と思しき小さなお部屋。ここは他の
部屋とは違い、思ったより小さな造りになっていた。採光の為の窓は無く、灯かりは
部屋の四隅に備えられたロウソクのスタンドがあるだけ。ベッドはキングサイズの大
きな物ではあるが、さして豪奢なデザインとは言えない。
「これに着替えて」
僕がきょろきょろと部屋の中を見回していると、ゾロフさんが薄い布で出来たケーブ
みたいな物を差し出した。それは、布と言うにはあまりにも薄く、向こう側が透けて
見える程の物。僕がそのケーブを肩から掛けてみると、丈は腰の辺りまでしか無く、
お尻が丸見えになってしまう。肌触りは、何と言ったらいいのかミルクを布にしたような、
今まで体感した事の無い優しいもので、勿論、初めて身に着ける物だった。
「可愛い、トロル君」
ゾロフさんが僕を見据えながら、そう呟く。
「ゾロフさん、僕はどうすればいいんですか?」
初めての夜伽を言いつけられた僕は、不安で一杯になっていた。もし、旦那様のご機嫌
を損ねる事にでもなったら・・・と考えると、思わず膝が震えてしまう。
しかし、ゾロフさんは、
「旦那様にお任せすればいいのよ、トロル君。旦那様はお優しいから、あなたが不安がる
様な事はなさらないわ。甘えなさい、旦那様に。たっぷりと・・・ね」
そう言って、僕の頬へ軽くキスをした。
「じゃあ、頑張るのよ」
ゾロフさんが柔らかな笑顔の余韻を残し、寝室から出て行ってしまう。僕はブーケ一枚と
いう格好のままベッドのへりに座って、旦那様を待つ事にした。
96ムケチン君:03/01/16 17:39 ID:yYvVAaaI
「やあ、トロル。待っていてくれたのか」
ゾロフさんが出ていって間もなく、旦那様はガウンを羽織って寝室へとやって来られた。
見ると、その手にはバラの花が一本添えられていて、それが恐らく今日見たお屋敷の庭園
から取ってきた物だと言う事が想像出来る。綺麗なバラだった。
「お前に似合うと思ってね、庭から取って来たんだ」
旦那様はそう言って、僕にバラの花を手渡してくださる。バラは瑞々しく、夜露がしっとり
と潤っていて、不安だった僕の心を和ませてくれた。
「ありがとうございます!」
僕がお礼を述べると、旦那様はにっこりと微笑み、
「お前もこのように、私の手活けの花となってくれるかね?」
とおっしゃった。勿論、僕に異存は無い。
「はい・・・」
そう答えると、旦那様は僕の隣へお座りになられ、肩を抱き寄せる。
「華奢だな、トロル」
屈強な旦那様とは違い、僕はどうにも頼りない体付きだった。背も低く、故郷では女の子と
間違われる事もしょっちゅうで、友達からもばかにされている。しかし、今はそれが幸いし
て、旦那様の愛を受ける事が出来るのだ・・・・・。
「少し、お話をしようかな。トロル、お前は故郷で羊飼いをしていたそうだね」
「はい」
「ふふふ、こんな可愛い羊飼いを牧場で見かけたら、私は麦わら帽子の中にお前を包んで
持ち帰ってしまうだろうね」
旦那様がそう言いながら、僕の手を握る。ああ・・・いよいよだ・・・。
97ムケチン君:03/01/16 18:22 ID:yYvVAaaI
書き込めなくなりました・・・・・。
98名無しさん@ピンキー:03/01/16 21:14 ID:B2oOEN5e
キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
99山崎渉:03/01/17 07:21 ID:LBoDEE1T
(^^;
100名無しさん@ピンキー:03/01/17 14:11 ID:JN0YboNy
>99
これすっごいマルチポストされてるんだけど。なんなのかね。
101名無しさん@ピンキー:03/01/17 21:43 ID:mwS6Hg8B
山崎はFFDQ板を元祖とした荒らし。
現在はたいていの板にスクリプト荒らししている模様。
102名無しさん@ピンキー:03/01/21 00:22 ID:CbYKaCQ+
ホシュ
103ムケチン君:03/01/24 17:14 ID:HQGHbkAH
「私は貴族の誇りにかけて、決してお前の暴君にはなりたくないと思う、この意味が
分かるかね?トロル」
旦那様は急にいかめしい顔付きになり、僕へ問い掛ける。教養のない僕は、旦那様の
意中が理解できずに、首をかしげるばかりだ。
「申し訳ありません・・・分かりません」
僕がそう答えると、旦那様はにっこりと微笑んで、
「うむ。では、もうちょっと噛み砕いて話そうか。私はね、いかなる時にも人間という
ものには愛が必要だと思っている。こと求愛においては何よりも信頼関係、つまりは
お互いを信じ合える心が、必要だと思う訳だ」
と、熱っぽく語られる。その意味は僕にも理解できた。
「そこでだ、トロル。私はお前に、その情愛の一片でもいいから、見せて貰いたいのだ」
旦那様はそう言って、僕の太ももに手を置かれる。僕はちょっぴり戸惑いながらも言う。
「何でも言いつけて下さい、旦那様。僕は旦那様の物ですから・・・」
夜伽も初めてな僕は今、旦那様の愛を受けるだけの存在だ。もし喜んで頂けるのであれば、
どんな辱めでも慎んで頂く用意もしている。すると、旦那様は
「おお!トロル」
と、感慨深げに僕を抱き締め、キスの嵐を注いでくれた。その時、部屋の四隅に置かれた
ロウソクの焔が揺らぐ。それはまるで、これから行われる二人の睦み事を隠すように、ゆら
ゆらと揺れ続けていた。
104ムケチン君:03/01/24 17:35 ID:HQGHbkAH
不意に部屋が暗くなる。旦那様がベッドを囲むカーテンの紐を引かれたらしい。それと
同時に、旦那様の手は僕のペニスをお掴みになった。僕のペニスは、若気を摘まれると
いう期待感で大きく張り詰めていて、先端から滲み出る破廉恥な液が、旦那様の手を汚
してしまう。ああ・・・恥ずかしいよう・・・。
「トロル、いい濡れ具合だな」
旦那様は僕のペニスをくりくりと弄りながら、優しい眼差しでそう言って下さった。僕は
恥ずかしさと嬉しさで身を起こしていることが出来なくなり、ふかふかの布団の中に身を
横たえ、顔を両手で覆った。もう、いつ若気を摘まれても大丈夫です、旦那様・・・。
「お尻をこちらに向けなさい、トロル・・・お前の可愛い蕾が見たい」
「はい・・・」
旦那様に促されて、僕は犬のような姿勢を取ると、不躾ながら旦那様に向かってお尻を
向ける。すると旦那様は、僕の桃尻を両手で掻き分け、恥知らずな僕のアヌスを指で弄り
出した。先ほど、浣腸された時にノズルに付いていたクリームが、穴をやんわりとほぐして
くれていたためか、割れ目を開いた旦那様の指が、穴へ差し込まれることにも何の怯えも
無い。羊の腸詰くらいもある旦那様の指は、いとも簡単に僕のアヌスへ呑み込まれて行った。
「うああ・・・旦那様ぁ・・・」
旦那様の指が僕のアヌスを出たり入ったりすると、便意に似た何とも切ない感覚が襲い掛か
って来る。もし、お浣腸を頂いていなければ、ここで粗相をしてしまいそうな独特の感触は、
僕を快楽の淵へといざなった。ペニスがきりきりと張り詰めて、危うく腎水を漏らしてしまい
そうになった僕は、ヒップをくねくねとくねらせ、旦那様のお情けを乞う。
105ムケチン君:03/01/24 17:46 ID:HQGHbkAH
「旦那様・・・だめ・・・」
僕は目に涙を貯めながら、旦那様に懇願した。恥知らずではあると思ったが、何とも
遣る瀬無い気持ちがさっきから僕を苛んでいるため、淫らな気分になっていたのかも
知れない。すると、旦那様はいつのまにか全裸になっており、まるで半人馬のような
逞しい肉体を見せ、僕を包むように覆い被さって来た。
「トロル、お尻の力を抜きなさい」
旦那様のペニス、それは僕の小枝とは違い、どう見ても八寸はありそうな逸物。肉傘
も厚く、僕はこのような大物が蕾に収められるのか、少々心配になった。それを察した
旦那様は、僕の耳元でそっと囁く。
「大丈夫、決して無理はしないから・・・トロル、私を信用してくれたまえ・・・」
「は・・・い」
旦那様の気遣いで安堵した僕は、お尻の穴から力を抜いて、旦那様を迎える用意をした。
心持ち、アヌスがぷっくりと膨らんでるような気もしたが、これは期待感のせい?
「いくよ・・・」
旦那様の肉傘の先端が、ひたりと僕のアヌスへあてがわれる。ああ、いよいよだ・・・。
106ムケチン君:03/01/24 18:05 ID:HQGHbkAH
旦那様のペニスには、潤滑油のような物が塗ってあるらしく、アヌスで妙なぬるみを
感じたと同時に、肉の塊が僕の秘園へ入って来た。
「あうう・・・う・・・うん・・・」
めりめりと穴を広げられるその感触は、何と言っていいのか分からない。ただ、旦那様
のペニスは弾力があり、肉傘が完全にアヌスへ呑み込まれて行った後は、それが中で
ぷりぷりと張り詰めるのが分かった。喜んで貰えているのであろうか?
「だ、旦那様ぁ・・・」
「ト、トロル、素晴らしい道具を持っているな!ああ、食い千切られてしまいそうだ!」
ペニスは半分も埋没しただろうか、旦那様は僕のお尻がお気に召したご様子。勝手の
分からない僕は、無意識の内に旦那様のペニスを食い締め、きゅうきゅうと茎の真ん中
の辺りを絞り込んでいく。
「うおお、トロル!そ、そんなに締め付けないでおくれ!ああ、達してしまいそうだ!」
旦那様は慌ててペニスを引き抜こうとしたが、聞き分けの無い僕のアヌスは、ペニスの
肉傘へ完全に食いついてしまい、精を放出して萎えて貰わなければ離れそうに無い。
「いやあ・・・旦那様・・・僕、恥ずかしいよう・・・」
僕は思わずヒップを振った。すると、旦那様は急に腰の辺りを痙攣させ、ほうっと溜め
息混じりの嬌声を上げる。
「おうッ!おうッ!おうッ!」
旦那様のペニスは何度も波打ち、僕の中へ樹液を放つ。僕はこれまた無意識の内に、旦那様
の茎をアヌスでしごき上げていた。きゅうきゅうとペニスの律動を助けるべく動く僕の
アヌスは、旦那様の射精を十分に堪能し、体内に溢れる樹液のぬくみを敏感に感じ取っていた。
107ムケチン君:03/01/24 18:22 ID:HQGHbkAH
(ああ、旦那様は喜んでくれたみたいだな、よかった・・・)
アヌスから旦那様のペニスが引き抜かれると、ようやく安堵のため息をひとつついた僕。
そして、旦那様は僕の腰を優しく撫で付けながら、言う。
「素晴らしい・・・素晴らしいぞ、トロル・・・お前は、最高の愛を私に与えてくれた。
感謝するよ、トロル。全くお前は素晴らしい!」
旦那様はそう言って、再びキスの嵐を僕に浴びせる。良かった・・・上手く旦那様のお情け
を受ける事が出来たみたい。この後、僕は旦那様の腕の中に抱かれながら、色々なお話を聞か
せて頂く事が出来た。それは、愛する男女が戦のために、恋仲を引き裂かれる哀しいお話や、
都での豪勢な貴族たちの暮らしなど、田舎育ちで教養の無い僕を興奮させるもの。旦那様の
好意もあって僕はたくさんのお話をねだり、ようやく眠りについたのは、朝焼けがぼんやりと
お屋敷を包むような時間になってからであった・・・・・。

えーと・・・女装が・・・どこかへ・・・行ってしまいました・・・。
すいません。 ムケチン君。
108名無しさん@ピンキー:03/01/24 19:40 ID:i9yiGpR7
萌えますた、良かったらまた書いて下さい
109名無しさん@ピンキー:03/01/27 16:32 ID:V5UsGpmy
愛があって(・∀・)b イイ!!>ムケチン君
110名無しさん@ピンキー:03/01/27 16:41 ID:ihmZ/iod
イイ!
111あぼーん:あぼーん
あぼーん
112ムケチン君:03/01/27 17:23 ID:16rh75Su
翌日から、僕の召使としての生活が始まった。僕の業務は、主に旦那様の身の回りの
お手伝い。書類の整理や、お茶を淹れたりする他愛のないものではあるけれど、僕は
楽しくお仕えした。日にちが重ねられると、次第に他の少年たちとも仲良くなり、特に
シャムという国から来た、ルル君という褐色の肌を持つ、東洋系の炊事係さんが僕に
良く話し掛けてきた。彼は、トルコ人の人買いに連れられ、この国へ来たと言う。
「トロル君。ちょっとお話しようよ」
ルル君と僕は用事が終わった後、時間を見つけてはお互いの事を良く話し合った。僕は
ルル君の東洋的な佇まいに神秘的さを感じて、彼が話す事に興味が尽きない。
「僕の国は小国でね、あまり豊かじゃないんだ」
空を見上げたルル君が、寂しそうに話す。
「僕が人買いに連れ去られたのは、一年前。そして、船に乗ってこの国へ来たんだ。最初
は、お金持ちの家で召使をしたんだ。でも、そこのご主人様が厳しくてね。ちょっとした
ミスでお暇を出されてしまったんだ」
僕は頷きながら、ルル君の話に聞き入った。
「それでね、今度はヤミの男娼館に売られたんだ。銀貨一枚ぽっきりでね。僕は珍しい肌
の色をしてたから、妙に人気が出た。色んな人に買われたよ、毎日毎日・・・」
ここでルル君が、俯く。辛い過去を語る彼は、どこか悲しい瞳の色を見せた。
「だけど、そんないつ終わるともしれない、僕の男娼としての日々にピリオドを打ってくれた
人物が現れたんだ。もちろん、その人は・・・」
「旦那様なの?」
僕が問い掛けると、ルル君はこくりと頷いた。そして、さっきまでの沈んだ目を今度はきらきら
と輝かせながら、話を続ける。
「旦那様は、先の戦で従軍なされてたんだ。そこで、ヤミ男娼館の存在を知った旦那様が、義憤
に駆られて征伐をお決めになったんだ。旦那様は、一個師団を引き連れて、ヤミ娼館を襲撃して
僕や他の男娼たちを開放してくれた。まさに命の恩人だよ」
ルル君が、ほうっとため息をつく。ううん、かっこいいぞ、旦那様!
113ムケチン君:03/01/27 17:41 ID:16rh75Su
「僕以外の男娼たちは帰る国があったから、開放されると同時に帰郷した。でも、僕には
帰る場所が無い。シャムには、もう帰れなかった・・・。帰った所で生活が成り立たない
からね。そこで、旦那様が僕を拾って下さったんだ。よかったら、屋敷で下働きをしない
かって・・・」
ふんふん・・・。僕は、ルル君の顔を見つめつつ、話の先を待った。ここからは、ちょっと
艶っぽいお話が聞けそうだったからだ。
「僕は幸運にも、旦那様にお気に召して貰えたみたいだったんで、毎日の様に可愛がって
頂いた。ふふ・・・妬いてる?トロル君」
ここで、ルル君がちょっぴり意地悪な顔をする。僕は少しだけ嫉妬したが、話の先が気になる
ので、黙っている。早く、早く!
「旦那様はね、若気を優しく摘み取ってくれるんだ。娼館にいた時とは、えらい違いだよ。
娼館では、本当にひどい目にあったから・・・。旦那様の手遊びは、とっても優雅で・・・。
ああ、思い出したら、お尻がひくひくしてきちゃった。うふふ・・・」
ルル君はそう言いながら、腰掛けていたベンチから少し腰を浮かす。きっと、彼の頭の中では
旦那様との睦み事が思い出されているに違いない。ちょっぴり羨ましい僕。
「そうだ、トロル君。今夜、旦那様が友人をお集めになって、パーティーを開くそうだよ。
聞いてない?」
ここで、急にルル君が僕に向かって言う。聞いてないなあ、そんなの・・・。
「知らない」
僕は、ちょっと疎外感を感じつつ、ルル君へ返事をした。するとルル君は、
「そうかあ、トロル君はまだお屋敷に来たばかりだから、参加させないんだろうね。これは
ちょっと、慣れが必要なんだ。慣れが・・・」
と言いながら、頬をきゅっと赤らめる。僕は、その意味がとてつもなく恥ずかしい事では
無いかと感付いた。だって、ルル君、足をもじもじさせているもの。おちんちんが大きく
なっているに違いが無い。
114ムケチン君:03/01/27 17:52 ID:16rh75Su
「仲間はずれかあ・・・寂しいな」
僕はぽつりと呟く。旦那様にもお考えがあっての事だろうけれども、やっぱり僕は
まだ経験不足とみられているらしい。若気を摘み取って貰ったばかりなので、今は
旦那様を喜ばせてあげる事も難しいのだ。そんな僕を見て、ルル君は言う。
「トロル君・・・。じゃあ、僕が旦那様に直訴してあげるよ。パーティーの給仕と
してなら、いいと言って下さると思うんだ。それに、トロル君もいずれは参加する
んだし、きっと快い返事を下さるよ」
「本当?」
僕の心は弾んだ。旦那様の友人といえば、みな貴族の方々ばかり。田舎育ちで無教養
な僕は、ハイソサエティの生活に興味深々なので、ルル君の助言は本当に嬉しい。
「ありがとう、ルル君」
僕はそう言って、ルル君に抱きつくと頬へキスをした。どさくさ紛れに、おちんちんへ
も手を伸ばしてみたら、案の定固くなっている。
「わあ、どこを触るんだい!トロル君!」
「えへへ、ごめん」
びっくりするルル君へ、おちゃらけてみる僕。こうして僕は、ルル君の申し出でパーティー
の給仕としての参加を、許されたのでありました。
115名無しさん@ピンキー:03/02/03 01:06 ID:i+1m6e/6
ほしゅ
116名無しさん@ピンキー:03/02/06 22:25 ID:lZFrTC6l
ほしゅ
117あぼーん:あぼーん
あぼーん
118名無しさん@ピンキー:03/02/10 17:50 ID:KD6GXocL
はげ
119名無しさん@ピンキー:03/02/16 00:13 ID:zYOHXsgw
あげとく
120名無しさん@ピンキー:03/02/16 00:52 ID:2pekCO47
121名無しさん@ピンキー:03/02/19 16:15 ID:8BIUZUI9
はあはあ。
122名無しさん@ピンキー:03/02/24 16:11 ID:lUmA6ruB
お、堕ちちゃいやっ……!
堕ちないでぇっ……あぁんっ!

というわけであげ
123名無しさん@ピンキー:03/02/27 20:02 ID:J2Hn1Tiv
あげ
124名無しさん@ピンキー:03/03/08 16:23 ID:kmLIX44R
無駄としりつつあげ
125山崎渉:03/03/13 17:53 ID:OxWLo+tw
(^^)
126名無しさん@ピンキー:03/03/14 17:07 ID:QKj6LbBD
おーちーるーなー
127名無しさん@ピンキー:03/03/18 20:36 ID:0lTqEDL2
新作待ち〜
128あぼーん:あぼーん
あぼーん
129名無しさん@ピンキー:03/03/25 03:04 ID:5yQ//k/R
保守
130名無しさん@ピンキー:03/03/29 23:27 ID:3w2SmO9V
あげます…

オナネタがなくて困るなぁ(泣
131まりを:03/04/02 11:28 ID:K6pZ+ch/
 いつか自然消滅するだろうと思っていたのに、作品をあげたり保守してくださる方々が。
 ありがたいこってす。
 お礼と反省を意味で、以前没にしたものを修正して投稿します。


【学園隷奴】

 月曜日の朝、不良の相良に続いて教室に入ったナオの姿をみて、生徒たちに驚きが走った。
 この天正学園は男子校だ。それなのにナオは学生服ではなく、近隣にある有名な女子校のブレザーの制服を着ていたのだ。さらにそこの女生徒がよくしているように、スカートをぎりぎりまで短くしている。
(ああ・・・恥ずかしい!)
 ニヤニヤと下卑た笑いを浮かべてどかりと椅子に座る相良の横で、ナオは俯き頬を上気させながらおずおずと席に着く。
 やがて鐘が鳴り担任が入ってくると彼はすぐにナオに気づき、驚きと怒りの声をあげた。
「なんだ笠原、その格好は!」
「センセイ、笠原は女装が好きなんですよ。許してやって下さい」
 ナオに代わり相良がそう答える。それだけで担任は悟った。
「そ、そうか。まあ、笠原の信条であるなら・・・」
 むにゃむにゃと語尾を濁し、そのまま出欠を取ると担任はそそくさと出て行く。
(ああ、やっぱり・・・・)
 理事長の息子である相良の暴虐に逆らえる者は学校にはいない。その事実をナオは噛み締め、目をつけられてしまった自分を呪うしかなかった。
 ぐるぐるぐるっ。
 微かな濁音と共に鈍い腹痛を覚え、ナオは蒼褪める。
(ああ・・・利いてきちゃった・・・・)
 今朝ナオは下着に至るまで着替えさせられた後、相良に座薬を入れられていた。
「へへ・・・こいつはクソがしたくなる薬だ。しかし絶対にトイレには行くんじゃねえぞ。もしそれを忘れたら、分かってるな」
(うう・・・・)
 金曜日の帰り道、相良とその一味に拉致されたナオは裸に剥かれた後ドラッグを使われ、アヌスを陵辱された。
 そしてありとあらゆる屈辱の姿をビデオに撮られてしまったのだ。
 正気に戻った後相良に犯されながらビデオを見せられたナオは、泣きながら奴隷になることを誓ったのだった。
132まりを:03/04/02 11:30 ID:K6pZ+ch/

(ああっ! ウンチしたいっ! ウンチしたいっ! ウンチしたいっ! ウンチしたいよぉっ!)
 2時限目の授業が終わったとき、ナオの頭の中には排泄への欲求しかなかった。
 今すぐにもトイレに駆け込み、この責め苦から解放されたかった。
 もう次の休み時間まで耐えるのも無理だ。3時限目中に破局が訪れるのは必至だった。
「さ、相良さん・・・・お願いです、ボク、もう・・・」
 大きな瞳を涙で潤ませ、ナオは相良に小声で哀願する。
 だが薄笑いを顔に貼り付けたまま相良は答えた。
「何だ、もうギブアップか。もっと頑張れよ」
(でも、でも、もう出ちゃいそうなんですっ!!)
 切ない悲鳴を間際で押し止めつつナオは全身を惨めに震わせる。
 それを楽しげに鑑賞しつつ相良はメモにさらさらとペンを走らせ、それをナオに渡した。
 メモを読んだ途端に女装少年の顔がいっそう蒼褪める。
 しかし3時限目のベルが鳴るとメモを相良に返し、席に座ったまま俯いていた。
 若い教師が入ってきて授業を始める。
 そして10分ほど経ったころ、突然ナオが立ち上がった。
「先生・・・」
「何だ、どうした笠原」
 日ごろおとなしい美少年が突如女装してきたことに加え、授業中に立ったことに驚いて教師が問い掛ける。
「お腹・・・痛いんです。 ・・・・・ウンチさせて下さい・・・・ううっ!」
「はぁ?」
「も、もうだめぇ・・・っ! かはぁっ!!」
 ミチッ、ブチブチブチムチュムチュムチュムチュブリブリブリブリュリュウウッッ!!
「あああっ!!」
 ナオはヒクついていた自身の肛門がめりめりと開かれ、秘蔵されていた羞恥の塊がくぐもった擦過音とともにショーツの中へ排泄されるのを感じて短い悲鳴を上げた。
「か、笠原?!」
 女装少年の粗相を目の当たりにして教師が驚きの声をあげる。
 席が離れていて何が起こったのかすぐ分からなかった生徒も、ナオのスカートの裾から膨らみはみ出したショーツが茶色に染まり、汚臭が教室に漂うのにつれて事情を理解しどよめいた。
133まりを:03/04/02 11:35 ID:K6pZ+ch/

「おー臭せぇ。クソを漏らすなんざ動物よりひでえな、ナオ」
「ううっ!」
 自分で命令しておきながらぬけぬけと言い放つ相良の横でナオは恥辱に嗚咽する。
 無様な塊が尻の下で広がっていくのを感じながら、ナオは惨めに震えるしかなかった。
「こんなクソ漏らしの変態野郎は俺が飼って厳しく躾てやるぜ」
 教師を完全に無視して相良がそう高らかに宣言し、皆が息を呑んで見つめる中、ナオは首輪を嵌められてしまう。
 そして次の休み時間と昼休み、ナオは女装しショーツを汚物で膨らませた姿のまま四つん這いで校内を引きずり回され、“学園畜奴”としてのお披露目をさせられたのだった。
(いやぁっ! やめてぇっ! みんな、見ないでええぇっ!!)
 悲痛な叫びは、しかし猿轡の中に押込められ、頬を伝う涙だけが見る者にナオの心を伝えていた。
134まりを:03/04/02 11:36 ID:K6pZ+ch/
「へへ・・・ナオ、どんな気分だ」
「ンン・・・」
「入学したときからおめえには目をつけてたんだ。女は散々犯って飽きてたからな。これからは退屈な学校生活を潤す玩具になってもらうぜ」
 最後に保健室に連れ込み養護教諭を追い出して、綺麗にしたナオのお尻を凶悪な逸物で穿ちながら相良が宣言する。
 耐えがたい痛みと同時に微かな疼きを股間に覚えながら、ナオは絶え間なく喘ぐことしかできなかった。
「もっと中を綺麗にしてやるか」
 ナオの中へ盛大に精を放った後、相良がそう呟く。
 そしてナオの尻を天井に向けると、アヌスに漏斗を突き立てる。
「あぐうっ!」
「ひひひ、そう〜ら!」
 相良は漏斗の中めがけてジョロジョロと放尿する。
 たちまち直腸の中が生暖かいもので満たされるのを感じてナオは呻いた。
(あ・・・ああっ! お腹がぁ・・・・・)
 すぐにギュルギュルと不気味な鳴動が下腹から響きだした。
「よし、校庭に行くぞ」
 そう言って栓代わりにナオのアヌスにバイブを埋め込み、相良は再びナオを外へと引きずり出す。
 そして校庭にある朝礼用の演台の上に登らせると、バイブを引き抜いた。
 ぶりゅぶりゅぶりゅ、ぶしゃああああああーーーーーーーーーーっっ!!
 震えるヒップの中心から汚水が迸り、地面へと吸い込まれていく。
(はああ・・・・恥ずかしいっ! ・・・のにどうして・・・・こんなに興奮するの・・・?)
 校庭に出ていた生徒たちの驚きと蔑みの視線を感じながらナオはいつしかマゾヒスティックな恍惚に包まれる。
 そして恥茎を勃起させつつ、さらに腹部に力を込めて汚辱を撒き散らしたのだった。

 じゃ。
135名無しさん@ピンキー:03/04/02 23:08 ID:bYlJUjlG
ウホッ!いい作品…ハァハァ
136名無しさん@ピンキー:03/04/04 21:53 ID:1NEsb1+r
続きをキボンヌ
137名無しさん@ピンキー:03/04/05 06:24 ID:LQ6xdf2Y
まりをさんだーーー!! また時々書いてね。
138名無しさん@ピンキー:03/04/05 21:06 ID:gmjNoZCA
ひさしぶりにキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!
139あぼーん:あぼーん
あぼーん
140まりを:03/04/10 11:03 ID:U9UKCHuK
どもども。
なんとなく、上の続きを書いてみました。

【学園隷奴】

「あ、ああ、ああ・・・」
 授業中、切ない喘ぎ声が固い空気の中に細波を広げては消えていく。
 その中心にいる小柄な少年は、周囲の生徒とは違う姿を強いられていた。
 上半身は白の体操着、そして紺のブルマを身に着けている。
 しかし異様なのは着ているものだけではなかった。
 冷たい床に四つん這いになっている体には首輪が嵌められ、そこから伸びている鎖紐の先は横に座っているこの学校一の問題児、相良圭亮に握られているのであった。
 理事長である父親の権威を嵩に着て、相良はこの学校でやりたい放題のことをしていた。
 そしてその毒牙にこの薄倖の少年、結城ナオはかかってしまったのだ。
「ああ・・・あああ・・・・け、圭亮様っ、も・・もう、ナオはダメですっ!!」
 女子と見紛うほど可愛らしい容貌を大きく歪め、華奢な身体に震えを走らせながらナオが叫ぶ。
「何がダメなんだよ。ちゃんと言え」
 品のかけらもない顔で楽しげに笑いつつ相良が命じる。
 卑劣な手段で陥れ人畜として飼っているこの美少年を辱めることは、相良にとって暗い愉悦をもたらすのだ。
「ううっ! ・・・・圭亮様のペット ナオは、お腹にある、き、汚いウン・・チを・・・・オモラシ・・・・したくてたまりません・・・・ひっく・・・うう・・・穿かせていただいたブルマを、汚すことを・・・お許し・・・くださ、い・・・あああっ・・・・」
 人として最も醜悪な行為に対する欲望を告白し、かつ許しを乞い願わなければならない恥辱。
 何度繰り返しても慣れることなどなく、ナオは羞恥に破裂しそうな肢体を哀れに悶えさせるしかなかった。
(いやぁっ・・・・また・・・また、みんなの前で・・・・)
 初めて女装で登校させられ、相良に学校で飼育される畜奴として無理やり生徒たちに認知させられた後、ナオはまさに畜生として扱われ、屈辱を味あわされ続けていた。
141まりを:03/04/10 11:04 ID:U9UKCHuK

「へへ、ナオは授業中にクソをしちまうクセがなかなか治らねえな。締りの悪いケツだぜ」
「うっ・・・は、恥ずかしいお尻、で申し訳・・・ありません、ご主人様・・・・・」
 嘲笑混じりの悪罵を浴びて痛泣しつつ、猛る便意に耐えながらナオは必死に詫びる。
 だが30分ほど前、授業の直前にイチジク浣腸を10個も注入されたのだ。とても我慢できるものではなかった。
 それは周りの生徒たちも知っていた。教師たちでさえも。そして皆が知らぬ振りをしていた。
 すべては学校の闇の王である相良演出の茶番劇だった。
「ああん・・・ウンチ、ウンチ出ちゃいますぅ・・・」
 切なく苦しげでありながら、甘やかで媚びるような悲鳴をナオが上げる。短い間に徹底的に行われた、苛酷な調教の成果であった。
「圭亮様・・・本当にもう、ダメですっ・・・! ウンチをおもらしさせてっ!!」
「授業が終わるまで我慢しろ。それとも、クソをもらすのが好きなのか?」
(ち、違うっ!! こんなの恥ずかしくて死にそうなのに・・・・)
「そう・・です。ナオは・・・・恥ずかしいウンチのおもらしを見られるのが大好きな、変態ペットなんです・・・・・・だから・・だから・・・お願いです・・・・・・」
 不可避の生理現象を強制した相手へ許しを請わなければならない惨めさに震えながらナオは相良の足元に這いつくばり、残された力を振り絞る。か弱い堰は強い圧力の前に決壊寸前だった。
「じゃあまた飼育期間は一週間延長だな。まったく、いつまでたっても躾が身につかないなんて、変態野郎の更正には骨が折れるぜ」
「ああ・・・・ああ・・・・」
 まだ許しの言葉はなかったが、もうタイムリミットだった。
 きつく引き絞られた肉の隙間からちゅるっと汚水が一滴、すり抜ける。
 それが崩壊の始まりだった。
 ピュルッ、ピリピルビュル、ブヂュヂュヂュウウウーーーーーーー
「あーーーーーーーーーーっ!!」
 熱い迸りを受けてブルマの底部が見る見るうちに濡れていき、汚水が裾から零れ落ちていく。
 さらに失禁も誘発され、汚水は勢いを増して流れ落ちていった。
142まりを:03/04/10 11:07 ID:U9UKCHuK

 膝からすねを自ら作り出した汚池に浸しながら、ナオは汚辱に悶え泣く。
 やがて汚水の滴りが少なくなると同時に濡れたブルマの中央がもりっと膨れ上がった。
 ミチミチミチムチュムチュムチュムチュムチュ、ブリュブリュブリュブリュウウッ!!
「い・・いやああっ!! ウンチ出ちゃってるうううーーーーーーっ!! やだ、止まってええーーーーっ!!」
 羞恥にまみれた叫びも空しく、ナオのアヌスは解放の悦びを奏で続ける。
 授業時間中にもかかわらず静まり返った教室の中で、その生々しい排泄音はよく鳴り渡った。
(あううっ! やだやだ、やだぁっ!! 恥ずかしいっ! もう死にたいっっ!!)
 究極の恥辱である脱糞粗相の姿を満座の中で晒し、ナオは煉獄の炎に灼かれるように激しく身悶えする。
 だが同時に相良の命令によって一週間排便を禁じられ、溜め込んでいた苦痛の重荷を一気に解き放つ至福も今、女装少年の小さな肢体を包んでいた。
「ああいやっ! ウンチっ! ボクのウンチィッ!!」
 汚辱と禁悦の相反する感覚に半狂乱になりナオは床にうずくまる。
 だがその乱れた髪を相良が掴み上げ、ブルマ少年を膝立ちにさせた。
「はああ・・・」
「くく・・・・飼い主様の許しもなしにクソ垂れてるんじゃねーよ」
「いやぁ・・・・ゆ、許して・・・・」
「罰始めとして黒板の前に立って続けろ」
「あう・・・あううーーーーっ!」
 新たな指令にどっと涙を溢れさせつつも従い、ナオは黒板の前で後ろ向きに立つ。
 そして腹中に残っていた糞便を級友たちの目の前でブルマに詰め込み満ち溢れさせながら、いつしか排泄快楽に酔いしれたのだった。

 じゃ。
143名無しさん@ピンキー:03/04/10 20:34 ID:UEXKkzR4
(・∀・)イイ!
144名無しさん@ピンキー:03/04/10 21:57 ID:0lhbeFYV
最 高 で す ! !
いつでもいいからまた書いておくれ。
145名無しさん@ピンキー:03/04/11 01:06 ID:50BbzF/M
また続編キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
146まりを:03/04/11 12:56 ID:6+c6H9Sk
ムケチン君さん、続きはまだかなあ・・・・

>>143-145
 なんか悦んで頂いてるようで。
 こういうの見ると、やっぱり力と気力が沸いてきます。ありがとう!

 で、調子に乗りました(w
 上のさらに続き。

【続々・学園隷奴】

「よし、食え」
 相良の声を聞くと同時に、ナオは食事を始める。
 ただし目の前にあるものは大皿に山盛りにされたドッグフードであり、床に置かれたそれを、ナオは本物の犬のように四つん這いになって口だけで直食いすることを強制されていた。
(ああ、辛い・・・・)
 元は小食の性質なのだが、相良に学校で飼われるようになって以来、ナオは毎日昼に大量のドッグフードと牛乳を摂らされていた。
 時間がかかると相良に蹴られるため、ナオは必死に急いでそれらを平らげる。そして食事が終わると、午後の散歩の時間だった。
「さあいくぞ」
「はい」
 相良にそう小さく答えてナオは四つん這いのまま歩き出す。こうして今日もナオは人間犬として屈従を強いられるのだった。
 生徒たちが行き交う校内を首輪で繋がれ、引き回されるこの日課はいつも辛かった。
 人としてのプライドを持つことができず、同情と蔑みの入り混じった視線に耐えなければならない。
 しかも相良の性処理もさせられていることは公然の秘密だったから、生徒たちから受ける凝視はより辛いものになっていた。
(あ・・ああ・・・おしっこ・・・・)
 散歩を始めてから暫くして、ナオは強い尿意を催していた。
 お昼の際に2リットルも牛乳を飲まされていたから当然といえば当然だったが、朝からトイレに行っていないせいでもあった。
 というよりも、行けなかった。なぜなら、相良に飼われている間は学校のトイレの使用は禁止されていたからである。
147まりを:03/04/11 12:58 ID:6+c6H9Sk

「トイレは人間様のもので、お前みたいな畜生のものじゃないからな」
 というのが理由だったが、事実は相良の変質的な嗜好のせいであった。
 ナオが禁令と生理現象の間で苦悶し、挙句に醜態を晒して恥辱に沈むのを見るのを何よりの愉悦としていたのである。
 そしてナオもまた今までの経験からトイレを哀願しても無駄だということを知っていた。
(でも・・・・でも・・・・)
 しかしいやでも限界はやってくる。
 激しい尿意のためにナオの恥茎は強く勃起していた。
 しかも今ナオは相良の趣味によって上はセーラー服だが下はショーツのみという姿をさせられていたため、前が膨らむと傍から丸分かりであった。それがさらにナオの羞恥を煽る。
 もう粗相は時間の問題であった。
(せめて、人がいないところで・・・)
 だがその願いも空しく、数人の生徒が通りがかる廊下でナオは限界を迎えてしまった。
(・・・も、もうダメっ!!)
 しゃあああーーーーーーーーーーーっ!!
 見る見るうちにショーツが濡れていき、太ももを幾つもの黄色い滴りが流れ落ちていく。
「ああっ!」
 惨めに失禁している間も歩かされていたため、廊下にナメクジの這ったような濡れ跡が残る。
 5メートルほどそれが伸びた後で、ようやく首輪の紐を引っ張っていた相良が止まった。
「なんだ、またションベンもらしたのか」
「ご、ごめんなさい圭亮様! ナオの未熟なお○ん○んは、またガマンできずにシッコ垂れてしまいました・・・・」
 このような失禁と謝罪は何度も行われており、周りの生徒も今はもうことさら注視はしていない。
 だが幾度繰り返したとしても、ナオ自身がその恥辱に慣れることはできなかった。
「お仕置きだな。理事長室へ行くぞ」
「・・はい・・・」
(いやあ・・・またあの部屋に行くなんて・・・・)
148まりを:03/04/11 13:00 ID:6+c6H9Sk

 粗相した以上この結果が分かってはいたものの、やはり戦慄でナオの肌があわ立つ。
 相良の父親である理事長の部屋は最上階の一画にあり、不必要なまでの広さと豪華な調度が揃っている。
 代議士でもある父親はめったにここに来ないため、実子である相良が好き放題に使っていた。
 そしてこの密室では傍若無人な相良自身ですら公開を憚る醜行が行われていたのである。
 理事長室のさらに奥にある部屋は改造され、仕置き部屋となっていた。そこへナオは連れ込まれると手錠を掛けられ天井から伸びたフックに両手を吊り下げられた。
「ご主人様許してっ! 酷いことはしないで下さいっ!!」
 声が甲高いほうでもあり、セーラー服などで女装させられているナオはまさに怯え泣く女の子にしか見えない。
 しかし一方、濡れて貼りついているショーツの前部には恥茎による露わな膨らみがあり、それによってアンドロギュノスのような妖しさを放っているのだった。
「酷くなきゃお仕置きにならんだろうが」
 そう無情に言い放って相良はナオの脇に一台のスタンドを運んでくる。
 それに膨らんだゴム袋を掛けると、その下から伸びているカテーテルの先端を持ちながら相良はナオの濡れたショーツをずり下ろした。
「ひひひ・・・ナオ、お前をこれから『妊娠』させてやるからな」
「な、なにを・・・・?」
 先日は鞭で嬲られて泣き喚いたことを思い出し、震えながらナオが問い返す。
 だがそれには答えず、相良はチューブの先を生贄のアヌスに挿入するとゴム袋についていた栓を開いた。
「あああっ! 入ってくるっ! いやあっ!! お浣腸はいやああっ!!」
「前にクソを漏らしてからちょうど一週間目だ。それと3リットルの浣腸でぎりぎりまで腹が膨張する。変態妊婦、いや妊畜の出来上がりだ」
 邪な笑いを浮かべ暴君が喋る間にも薬液が流れ込み、ナオの下腹をせり出させて行く。
 相良が言った通り、先週恥辱にまみれながら脱糞粗相をして以来、ナオは排便していない。いや、相良が許さないのだった。
 しかも大量のドッグフードを毎日食べさせられるため、一週間目である今日の時点ですでに大腸には大量の便が満ちている。そこへさらに3リットルもの液体を流し込まれてナオは苦しみ悶えた。
149まりを:03/04/11 13:01 ID:6+c6H9Sk

「あひいいいいっ!! もう許してご主人様ぁっ!! もうオモラシはしませんから!!」
「前もそんなこと言って結局漏らしたんだよな。ダメだ、全部入れるまでガマンしろ」
「あおおおおっ、そ、そんなあっ!!」
 ギュギュッ、ギュギュルギュルギュルギュゴオッ!!
 人間のものとは思えない凄まじい蠕動音がナオの見事に膨らんだ下腹から鳴り響く。
「ひぎいいっ!! お願いです、やめて・・・・」
「心配すんな、もう全部入ったよ。今管を抜くけど漏らすんじゃないぞ」
「そんな! 無理ですうっ!!」
 相良は悲痛な叫びも聞かぬげにアヌスプラグを用意するとその表面にローションを塗った。
 それからカテーテルを抜くと同時にナオのアヌスへねじ込む。
「くはあああっ!! いやあああああああっっ!!」
 窓を震わすほどの絶叫がナオの喉から迸る。だが相良はわずかに顔を顰めただけで作業を続行した。
「くく・・・・これが抜けないように革のT字ベルトで固定してやる。 ・・・・ほら、妊娠家畜の出来上がりだ」
「あうううう・・・・はあっ、はあっ、はあっ、・・・・ああ〜〜〜っ、出させてえええっ、お願いですうっっ!!」
「何言ってんだ、みんなにその妊娠腹を見せて祝ってもらうんだよ! 出産ショーはその後だ」
「ああ〜〜・・・そんなのいやあ・・・・」
 はらわたを硫酸で溶かされていくような激烈な便意にナオはのた打ち回る。
 直後に吊られていた両手を自由にされ床にへたり込んだが、相良はナオのセーラー服を脱がし上半身を裸にすると「マタニティの替わりだ」と言って派手なスケスケのベビードールを着せた。
「着ますからもう・・・出させてえ・・」
「ほれ行くぞ。さっさと歩け」
 哀願をまったく無視して乗馬鞭を振るい、相良はナオを外へ追い立てる。
 ナオは鞭を浴びる度悲鳴と涙を搾り出しながらヨロヨロと這い歩き、苦痛と絶望に満ちた道のりを辿り続けた。
150まりを:03/04/11 13:04 ID:6+c6H9Sk

 奇跡にすら思える苦難の果て、ナオは教室に戻った。
 顔は激痛に蒼褪め、惨い鞭の跡を刻まれた全身には震えが走り続けている。
「さあ、それじゃ発表会見といくか。先生、どいてなよ」
 すでに授業を始めていた教師をこともなげに教卓からどかせると、相良はほとんど半裸といっていいナオを黒板の前に立たせた。
 ざわざわとし始めたみなの前で、ナオは必死に震えを抑えて笑顔を作ると、ベビードールの上から丸く膨満しているお腹をさすりつつ話し始める。
「あの・・・・ボク、相良圭亮様のペット奴隷ナオは、・・・この度妊娠しました・・・・」
「?!」
 室内にどよめきが走る。
 無論ナオが妊娠するわけがないことを知ってはいるが、それでもナオのせりふには意表を突かれたのだ。
「・・ああっ! ナ、ナオはもう陣痛が酷くて耐えられません・・・・無事赤ちゃんが生まれるよう、お手伝いをお願いします・・・っ!」
 ギュルギュルという激しい音が仮性妊娠少年から鳴り響く。
 耐えがたい便意に蒼白になったナオはその場でばったりと崩れ落ち、手を伸ばして無言で助けを求めた。
(助けて・・・もうダメ・・・・誰か・・・・・)
「ど、どうすればいいんだね?」
 戸惑った生徒が何もせず、ナオが苦しみ弱っていくのをさすがに見かねて教師が口を出す。
「ベルトを外してやればいいんですよ」
 ニヤニヤと笑いながら相良がそう教えた。
「そうか」
 それを聞くと教師はナオの身体を仰向けにし、腰に付けられたT字ベルトを外す。
「・・・・先生、どいてえ・・・・」
「え?」
 ナオの微かな声を教師が聞き直す、その瞬間、少年の腰が爆ぜた。
151まりを:03/04/11 13:05 ID:6+c6H9Sk

 ブッシャアアアアアーーーーーーーーーッッ!!
 ブビャブビャブビャヌチュベチュベチュブリュブブブブウウーーーーーーーッ!!!
 ブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブビュブリュブリュ・・・・・

「わあっ?!」
 恐ろしいほどの腹圧の前に吹き飛んだアヌスプラグの直撃を受け、さらにその直後熱い泥流を浴びせ掛けられて教師は呆然としてしまった。
 そして尚も教壇の上にはどろどろと汚物が広がっていった。
「あ・・・ああ・・・・許して・・・・・ごめんなさい・・・・・」
 親切を仇で返してしまった教師に詫びながらもナオは、苦痛からの解放とその反動である排泄の素晴らしい快感に感泣する。
 汚泥に混じった固体が前立腺を刺激して通過していく度、ナオは凄まじい悦びを感じていた。
(もうダメだ・・・・浣腸されてガマンして、ウンチもらすのがとっても気持ちいい・・・・・もう・・・もうボク、この快感から逃げられない・・・・)
 さらには衆人蔑視の中で惨めな醜態を見せるときのマゾヒスティックな悦び。
「ああ・・・・恥ずかしいのお・・・見てえ・・・・ウンチ漏らして気持ちよくなるボクを蔑んで・・・・罵ってえ・・・」
 かつて強制された台詞を心からの言葉として呟いたとき、ナオは自分が生まれ変わったことを悟った。
「あ〜あ、こんなにドロドロじゃあ流産だな、ナオ。次は3週間ぐらいかけて立派なのを生むか」
 汚物を撒き散らし恍惚としているナオに相良が恐るべき計画を語りかける。
 だがそれを聞いてもナオの顔からは陶然とした表情は消えなかった。
「はい・・・・・たっぷりと種付けもお願いします・・・・・」
152まりを:03/04/11 13:08 ID:6+c6H9Sk

−−3週間後、同教室。
「皆さん・・・・ナオの出産をご覧下さいませ・・・」
 セーラー服を着、教卓の上に仰向けになって両足を抱えたナオがうっと息む。
 穿いているのは股割れショーツであるため、勃起した恥茎からわなないている肛門まで丸見えである。
「あはあああ・・・・破水するぅ」
 そう言ってナオが喘いだとたん、注腸されていたローションがブビュッと噴出した。
「ああ・・・生まれますう・・・!」
 あっという間にアヌスが広がっていき、信じがたい太さの塊が頭を覗かせる。直径は優に8センチはあるだろう。
「おおおおおおっ!!」

 ミチミチミチミチミチミチミチミチミチミチミチニルニルニルニルイルニルニルブリュブリュブリュブリュブリュブリュウウウウウッ!!

 肛肉を捲り上げ、黒くごつごつとした1メートル近い巨大な塊が腸液とローション、そして相良の精液で濡れ光りながら生み出されていった。
「ああ見てっ、見てえっ、ボクのウンチの赤ちゃん!! もっと、もっと種付けしてもらって、ウンチをたくさん生むのおっっ!!」
 目くるめく感動と狂気に心を侵されながらナオが叫ぶ。
 そして巨塊をボトリと床に落とした瞬間、少年は恥虐と快感に包まれながら白い粘液を勢いよく噴き上げ、背徳の悦びに呑み込まれていった。


 このシリーズはこれで了。
 次はいつになるか分かりませんが、それまで皆様ご壮健で。
153名無しさん@ピンキー:03/04/11 17:05 ID:WRdQ4PO0
すごく(・∀・)イイ!
ナオになりたい・・
154名無しさん@ピンキー:03/04/11 23:38 ID:KZdEQpFD
俺はむしろ相良になりたい。
155名無しさん@ピンキー:03/04/12 00:50 ID:BzcN/FRy
イイ!!!
156名無しさん@ピンキー:03/04/12 19:56 ID:WojXZAli
激しくキタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!
ナオたん(;´Д`)ハァハァ
157名無しさん@ピンキー:03/04/12 20:30 ID:cq4aOkwU
学園もの(・∀・)イイ!
次シリーズも おもらししまくり
キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!
158名無しさん@ピンキー:03/04/12 21:40 ID:M+nQ33Mp
ハァハァがとまんねーーーーーーーーーーーーー!!
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァーーーー!!
159名無しさん@ピンキー:03/04/12 23:06 ID:WojXZAli
このスレ結構見てる人居るんだなぁ
160名無しさん@ピンキー:03/04/13 00:38 ID:K54Xg3Ut
ナオみたいにセーラー服着て、授業中に椅子に座ったまま、
思いっきりピーピーうんこを垂れ流して、スカートをうんこまみれにしたい。
スカートの下のショーツから溢れ出たうんこが足を伝って床に流れてて・・
椅子からも下痢便がピチャピチャとしたたり落ちて・・・
161名無しさん@ピンキー:03/04/13 04:05 ID:EFfNYRzh
俺は固体派なんだけど液体もいいなぁ…
162まりを:03/04/15 08:05 ID:oLQ/VTro
学園虐めものの没案より。

 不良グループのパシリにされた美少年。
 ある日、上納金が少ないのを咎められ、罰として女装させられる。
 そのままグループ全員で電車に。
 女装少年を取り囲み、見えないようにして立たせたまま次々に浣腸。次第に顔が蒼褪めていく美少年。
 仲間に周りを塞がれて逃げられず、女装少年は必死に許しを乞うが無駄。遂に涙を流し、大きな音を立てて脱糞。
 ストレスで便秘だったため凄い量を排便し、パンツからもあふれ出る。
 やがて不良たちは去り、ウンコまみれの醜態を晒して嗚咽する女装少年だけが取り残される。

 ありがち過ぎて没。
 あと、女装で浣腸された後、美術部のデッサンモデルに提供されてしまうというVer.も考えました。
 高い台の上に置かれた椅子の上に座らされて必死に我慢。少年がもじもじすると美術部員に怒られる。
 しかしついに限界は訪れ、>>160さんのようなシーンが。
 これも没ですが。
 
 いろいろ書いてますんで、またそのうち。
163名無しさん@ピンキー:03/04/16 21:18 ID:N64iNmDS
期待あげ
164山崎渉:03/04/17 12:17 ID:Ac1CXwMS
(^^)
165名無しさん@ピンキー:03/04/19 01:28 ID:ZnW9KVcl
あげとくか
166名無しさん@ピンキー:03/04/19 09:22 ID:yQLyHoJD
すげee
http://automatic.utadahikaru.com/
過激eroアニメの洪水をハケーン


64.29.20.99 , ns2.bankoi.net ,
167動画直リン:03/04/19 09:48 ID:2owhf/Gd
http://www.agemasukudasai.com/movie/
202.247.106.52 , eAc9Aaa052.tky.mesh.ad.jp , ?
168あぼーん:あぼーん
あぼーん
169山崎 渉:03/04/20 04:12 ID:sTzjkZgc
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
170名無しさん@ピンキー:03/04/20 13:22 ID:NuA9n7uE
早く新作よみたいにゃぁ・・
171まりを:03/04/21 11:17 ID:D7DTIQck
う〜〜ん、冗長でエネマがなかなか出ないので没寸前のものですが、新作上がらないのでつなぎということで。

仮装の園】


 それを見つけたのは学校の帰りだった。
 薄汚い塀に一枚だけ、それもA4の紙に手書きで書かれていたものは、バイト募集の文句と簡便な地図である。
“若い男性アルバイト急募!! 接客業。資格不要、年齢18歳以下。容貌の優れた方優遇。自給1万円以上。詳細は応談 連絡先xxxxxxxxxxxxx”
(時給一万円以上!)
 その部分を読んで志筑萌遊琉は驚いた。そして文章をもう一度じっくり読みなおす。
(資格は不要で、年齢18歳以下、か・・・・)
 萌遊琉は13だったからその点では問題ない。もっとも中学生を雇うわけがないだろうが。
 容貌については自分でも判断に迷った。
 顔が醜いわけではない。むしろ小柄な彼は女の子のように可愛らしく、それが悩みでもあった。だがこの店が欲しいのは男の子らしいハンサムではないかと思ったのだ。
(でも・・・)
 「時給一万円」の文字が目を捉えて放さなかった。
 萌遊琉はゲームが大好きなのだが、欲しいものを揃えるにはお小遣いでは到底間に合わなかった。
 友達同士でソフトの貸し借りをするにも限度があったから、「もっとお小遣いが欲しい」という思いは大きかったのだ。
(ちょっと・・・・行ってみようかな。何歳以上とは書いてないし)
 こうして興味と誘惑にかられ、萌遊琉はその店に行くことにしたのだった。
172まりを:03/04/21 11:18 ID:D7DTIQck
「よく来てくれたね。君なら採用だ。早速今日から働いてみないか」
 年齢不詳のマネージャーに会い、説得されて萌遊琉が働くことになったそこは、「トランス」と言う名の喫茶店である。
 ただし、萌遊琉はウェイトレスとして女装して給仕をする条件だった。
「可愛い男の子たちが女装してサービスするのがうちのウリなんだ。それとお触りもありだからね」
 そんな説明を受けて暫く考えた後、萌遊琉は承諾した。高い時給なのだから、そのくらいの変な条件は当然だろうと思ったのだ。
(年も聞かずに採用してくれたし・・・・・稼いだらすぐ辞めればいいんだから)
 しかしウェイトレスに女装するとさすがに恥ずかしかった。下着も女の子のショーツ一枚しか着けることを許されず、裸の上半身にはきわどいカットの制服のみ、下も極端に短いスカートなのだ。
「うわ・・・・いやガマンガマン、一万円、一万円・・・・」
 そう呪文のように口で唱えて萌遊琉は飲み物を運び始める。
 異様な雰囲気の店内は初老の紳士の客が多かった。その中にあるテーブルのひとつに萌遊琉は向かう。
「お待たせしました、コーヒーです」
 危ない手つきでどうにか無事飲み物をテーブルに置くと客は頷き、話し掛けてきた。
「ありがとう。君は新人だね、名はなんと言うの?」
「『もゆる』です。あっ?!」
 最後の悲鳴は客がスカートの中に手を伸ばし、ショーツ越しに大切な膨らみを触ったからだ。
 萌遊琉は反射的に腰を引きかけて、「規則」を思い出した。
(お客のセクハラから逃げたり怒ったりしてはならない・・・・)
「い、いやああん!」
(それに、女の子っぽく振舞うこと・・・)
「ふふ、あんまり可愛いもんで本当に男の子なのか確かめたくてね」
 謝りもせずに手を放すと客はコーヒーを一口飲む。
 いきなりの洗礼に動転しながらも萌遊琉は何とか自分を取り戻し、一礼してその男から離れる。
 だが奥に戻りかけて驚愕した。
 同僚の女装美少年たちの何人かは、幾つかのテーブルでもっと卑猥な行為をされていたのだった。
173まりを:03/04/21 11:20 ID:D7DTIQck

 立ったまま座っている客とディープキスをしつつ、スカートの奥を弄ばれている者。
 また、ショーツの脇から勃起した恥茎を掴み出され、その先端を舐められている者。
 その他にも座席の横に座らされ、半裸にされて濃密な愛撫を受けている者もいた。
 だがどの少年たちの顔にも嫌悪の色がない。
 それどころか自分から客の剛直を咥えたり、更なる愛撫をせがむ者すらいたのだった。
(な、なにこれ?! こんなの、聞いてないよ・・・・・)
 怯え、惑う萌遊琉は店内で呆然と立ち尽くす。
 だが、眼前に繰り広げられる淫らな宴に注意を奪われていたため、少年はいつしか身体の深奥が疼きだしていることに気づかなかった。
(トイレ・・・・トイレに逃げよう・・・・・)
 急激に高まる動悸に耐えかねて萌遊琉はトイレに駈け込む。
 だがトイレに入ってみると、なぜか4つもある個室はすべて塞がっており、中からは甘い喘ぎ声が漏れていた。
「あ〜ああーーっ!」
「お願い、もっと激しくぅ・・・」
「うああっ! またイくっ、イっちゃうっ!!」
(こ、これはっ?!)
「言い忘れてたが、うちのトイレはプレイルームを兼ねているんだよ」
 いつの間か横に立っていたマネージャーがそう言って萌遊琉の肩に手を置く。
「?!」
「だがこれは強制ではない。身体を触られたり、弄られるのを嫌がってはいけないだけで、後は君たち次第なんだ。そして、何を店内でしようが一切店は関知しない。客と店員との自由恋愛遊戯にはね」
 そう言ってマネージャーは意味ありげに笑った。
「ただ聞いたところでは、お客からの特別チップで一日100万稼いだ店員もいるそうだよ」
(100万!)
 そこまで聞いてやっと萌遊琉は理解した。ここは、喫茶店を装った特殊な風俗営業店なのだ。
「さあ、そろそろ勤務に戻ってくれるかね」
 そう言われてぼんやりと店内に戻りながら、萌遊琉は今知ったばかりの真実を考え続けていた。
174まりを:03/04/21 11:22 ID:D7DTIQck

 戻ったところにちょうど店に新たな客が来ていたので、萌遊琉は注文を取りに向かう。
「あの、ご注文は?」
「おや、新人だね? 名前は?」
「も、もゆるです」
 身なりがよくやさしげなその熟年男性に名を聞かれて萌遊琉は反射的に答える。
 それを聞くと客は言った。
「もゆるちゃんか、いい名前だね。それに可愛い。どうだい、指名料を払うからこの席にいてくれないか?」
(そうか、そういうのもアリなんだ・・・)
 断ることもできるのだ。さっきマネージャーが言ったことが本当なら。
 だがさっき聞いた「100万」が、まだ中学生である萌遊琉を眩惑していた。
(いつでも・・・・いやになったら断れる・・・・)
 ごくっと唾を飲む。そして言った。
「はい・・・」
「やあ、嬉しいな」
 そう笑いながら客は脇に立っていた萌遊琉のスカートの中へ手を伸ばし、ショーツを引き下ろす。もう萌遊琉は驚かなかった。
「萌遊琉ちゃんのここはつるつるなんだね」
「やだ、恥ずかしい・・・」
 未だ恥毛がない股間を覗かれ少年は頬を染める。だが突然その顔が固まった。
「あっ・・・・!」
「ふふ・・・ここの蕾もまだ未熟のようだね」
 いつしか客は萌遊琉のアヌスに指を突き立てていた。そしてゆっくりと奥のほうへ静めていく。
「あっ、ああっ!! いやあっ!!」
「すごくきついね、もゆるちゃん。ここに入れられるのは初めてかい?」
 そう言いながらも客はさらにずぶずぶと指を埋めていく。
 萌遊琉は初めて味わう異様な感覚に大きく喘ぎ、逃げることもできずに上半身を反らせていたが、いきなり感覚が耐えがたい快感に変化して萌遊琉に悲鳴を上げさせた。
175まりを:03/04/21 11:23 ID:D7DTIQck

「あはあぁっ?!!」
「気持ちよくなったようだね。ここを責めるとどんな男の子もたまらなくなるんだよ」
「ああ、こんなの、こんなのおお・・・」
 包皮を半ば被った恥茎がむくむくと起ち上がり、反り返る。その露出した先端を指先で撫でられて、その快感に萌遊琉は腰をうねらせた。
「うああ・・・・いや、いやいやいやああああ・・・・・・」
「とても敏感なんだね。ところでそろそろ、わたしの方も気持ちよくしてもらえるかな」
 そう言って客がズボンの前を開け、己の剛直を取り出す。
 恥悦に濡れた瞳でそれを見た萌遊琉は何を期待されているか悟り、頭を屈めて舌を伸ばした。
 キャンディーのようにそれを舐めていくうち客の息も荒くなっていく。それと共にアヌスに挿入された指も激しく動かされ、萌遊琉を悶えさせた。
(ああっ!! お○ん○んがヘン!! ヘンになるぅっ!!)
「おおっ! 往くぞ!!」
「!!」
 熱い飛沫が萌遊琉の喉に叩きつけられる。同時に融けそうな痺れが腰から全身に疾り、少年は初めて快楽の精を迸らせたのだった。

 萌遊琉は店を辞めなかった。
 チップを併せて一日で40万も稼いだからでもあったし、自分自身にもそう言い訳したのだが、やはり本当の大きな理由はあの妖しい行為に魅せられたからだった。
 翌日、学校が終わると萌遊琉は飛ぶように走って店に行った。
「こんにちわー!」
「ああ、こんにちは」
 ロッカー室で萌遊琉の挨拶に答えたのは一つ年上の美少年、ちあきだった。
176あぼーん:あぼーん
あぼーん
177まりを:03/04/21 11:25 ID:D7DTIQck

「水無月、今日はお休みだって。昨日のお浣腸プレイがきつかったらしいよ」
 水無月とは「トランス」で最もテーブル指名を受けることの多い売れっ子である。
 萌遊琉は彼が休みであることよりも、その理由のほうに驚いた。
「ちあきさん、お浣腸プレイって?!」
「ああ、まだ知らないんだ? 文字通り、お客様にお浣腸されることさ」
「な、なんでそんなこと・・・」
「結構好きな人が多いんだよ。それに、どうせセックスのときは中を綺麗にしなくちゃいけないし」
 そう言って自分がされたときのことでも思い出したのかちあきは頬を染める。そして急いで制服に着替えるとロッカー室を出ていった。
(そんな恥ずかしいことまでされるなんて、どうしよう・・・・)
 一瞬今入ってきたドアから出ていくべきではないかと考える。だが思いきりがつかないままに萌遊琉は着替え、進まぬ足を店内に運んだ。
 店に入るとマネージャーが近づいてきて言った。
「もゆる、指名が入っているぞ。昨日の客だ」
(昨日の・・・・黒田さんが)
「分かりました、今行きます」
 そう答えて萌遊琉は昨日の客、黒田の席へ行く。
「遅くなりました、黒田様・・・」
 もゆるです、と言いかけて少年は息を呑んだ。
 なつきという名の女装ウェイトレスが黒田の膝の上に乗り、激しく腰を動かしていたのだ。
「ああ〜〜小父様、気持ちいいっ、気持ちいいですううーーーー!!」
「お、もゆるちゃん。ちょっと待っててくれ」
 唾液を顎まで滴らせ快感に耽溺している美少年の両脚を持ち上げ、その中心を激しく抉る。
「やあっ! いくいくいくううう〜〜〜〜っ!!」
 黒田の縒りをかけたスパートに、なつきは宙に伸ばしたハイヒールの先をピクピクと震わせ悶絶する。そしてスカートの中を精液で汚した。
178まりを:03/04/21 11:27 ID:D7DTIQck

「はああぁん・・・」
「ありがとう、もういいよ」
「うん。また呼んでね、黒田さん」
 おしぼりで汚れをふき身繕いをしてなつきは立ち上がると、萌遊琉に嫉妬の視線を投げかけてから離れていく。
 黒田がその後姿から萌遊琉に目を移すと、それは驚きで大きく開かれた。
「あ・・ああ・・・いやあ・・・・」
 萌遊琉が羞恥に泣きながら内股を切なげにこすり合わせている。
 その両脚は濡れ、足元には湯気を放つ小池が形作られていた。
 初めて交合を目の当たりにし、興奮のあまり失禁してしまったのだった。
「びっくりしてオシッコもらしちゃったんだね?」
「は、恥ずかしい・・・・・ごめんなさい・・・・・」
「いやいや、可愛いよ」
 立ち上がり、萌遊琉に近づくと黒田は後ろから抱きすくめ、同時にスカートの奥へと右手を伸ばした。
「ふふふ、オシッコしたのにここは固いままだね。もゆるちゃんはすごくエッチなんだ」
「ああ・・・・言わないで下さい・・・・・」
「エッチなのは認めるんだね? 素直なところがますます可愛いよ」
 そう言いながら黒田は涙で濡れた顔を左手で上向かせ、唇を重ねる。萌遊琉はうっとりとして舌を絡み合わせた。
「オシッコのついでにもう一つスッキリしようか」
 暫くして舌をほどいた後、黒田はそう言った。
「もう一つ・・・?」
「お尻だよ。昨日指を入れて気づいたんだけど君、便秘してるだろ?」
「!!」
 萌遊琉は顔を真っ赤にした。まさにその通りだったからである。
「お浣腸してあげるよ」
「そ、それだけはダメぇ・・・・」
 ついにきた、そう思いながら萌遊琉は拒んだ。
 10歳のときに母親に浣腸されたときの記憶が甦る。
 それはあまりにも辛く、恥ずかしさに満ちていた。
179まりを:03/04/21 11:29 ID:D7DTIQck

(あんな恥ずかしいことだけは・・もう・・・)
「そうかい?」
 黒田が右の人差し指で恥茎の裏をそっとなぞる。その途端、皮膚が粟立つような快感が小さな肢体を駈け抜け、萌遊琉は危うくしゃがみ込むところだった。
「本音は違うんじゃないかな?」
「そんなこと・・・うううっ!」
 細い恥茎が絶妙のタッチで扱かれると同時に後ろから忍び込んできた別の指によって肛腔が抉られる。
 そして昨日と同じ部位を弄りまわされ、萌遊琉は凄まじい恥悦にわなないた。
「そ、そこお・・・・あひいいっ!!」
「本当は恥ずかしいお浣腸をされて、悶え狂いたいんだよね?」
「あ・・・あ・・・あ・・・・」
 狂いそうなほどの悦楽の中で理性は欲望の渦の中に溶けていき、萌遊琉は賎ましいけものへと堕していく。
 ピンと張り切った恥茎がヒクヒクとわなないて遂に最後の領域に達しようとしたとき、不意に黒田は両手の指の動きを止めた。
「い・・いや、やめないで・・・・!」
 強い失望ともどかしさに涙ぐみながら萌遊琉は天上へと至るための玩弄を哀願する。
 やがて黒田は動きを再開してまた萌遊琉を喘がせ始めたものの、射精までいかないよう手加減して少年を生殺し状態にし続けた。
「はうう・・・・お願いですっ、こんなのじゃ・・・もっと・・・・」
「お浣腸されたくなったかい?」
「で、でも・・・・ああ分かりましたっ・・・もゆるに、お浣腸してくださいっ・・・だから・・・・」
「心からされたいんだね?」
「ええ・・・・お願いしますぅっ・・!!」
 焦らされ、悩乱しながら萌遊琉はついに忌避していた行為を目前の快楽を代償に受け入れる。
 それを聞いて黒田はにやりと笑うと指の動きを強め、堕悦の絶頂へと少年を導いてやったのだった。
180まりを:03/04/21 11:31 ID:D7DTIQck
(うう・・・なんでこんなことにぃ・・・)
 店内中央通路で同僚のなつきの腰に抱きつき、お尻を後ろに突き出しながら萌遊琉は心の中で羞恥にうめいていた。
 周りの座席では他の客と女装ウェイトレスが戯れながらこちらを注視しているのを感じて、さらに恥辱感を深める。
 後ろには200ccガラス浣腸器を載せた銀のトレーを持ったちあきが立っていた。
「お浣腸を黒田さんにおねだりしたんですって? 見かけによらずあなた、マゾのエネマっ子だったのね」
 ロッカー室のときとは違い、店の規則に従って女の子のような口調で話し掛けながらちあきが浣腸器をそっと左手に持つ。それから萌遊琉のスカートをくるくると丸めるように捲り上げ、ショーツを露出させた。
「ああ・・・」
 恥ずかしさと怖れで膝をがくがくと震わせながら萌遊琉が喘ぎ声を上げる。
 ちあきは小さなお尻を覆っている布地をわずかにずらし羞恥の蕾を露わにすると、ガラスシリンダーのノズルの先をつぷりと挿し込んだ。
「ひゃうううっ!」
「じっとしていなさい」
 薬液がじわじわと萌遊琉の身体に流し込まれる。それにつれて起こった変化を千秋は驚いて見つめた。
「あっ! ・・・もゆる、あなたお浣腸されて感じているのね?」
「い・・いやあっ! 見ないでえっ!!」
 萌遊琉のショーツ前部は膨らみ、見事な三角錐を形作っている。抗弁できない倒錯のしるしであり、告白だった。
(やっぱり、こうなってしまった・・・・・)
 以前母親に浣腸されたときも不思議な快感を覚えて萌遊琉は勃起してしまったことがあった。だがそのとき厳しく叱られたことにより、萌遊琉は浣腸に強い抵抗を覚えるようになっていた。
 しかし封印は解かれ、その強烈な反動でもたらされた快感によって萌遊琉の倒錯の性が目覚め始めていたのだった。
181あぼーん:あぼーん
あぼーん
182まりを:03/04/21 11:33 ID:D7DTIQck

「お腹・・・苦し・・・・」
 グルグルと下腹が鳴動し、切ない苦痛が萌遊琉を嬲る。
 だが便意をこらえるためアヌスを必死に引き締めるほど恥茎は硬度を増し、辱悦は高まっていった。
 浣腸を終えたちあきは萌遊琉のショーツとスカートを元通りにしてやる。
 身体をまっすぐに直した萌遊琉はすぐ腹部に両手をあてトイレに向かったが、少しして戻ってきた。
「どうしよう・・・おトイレまたいっぱいで・・・・」
「そうだろう。この店で浣腸プレイをされる子は多いし、出した後そのままセックスするのが普通だからね」
「ああ、どうしたら・・・」
 潤んだ瞳を座席にいた黒田に向け、身を揉むように抱きしめる。その姿はマゾヒズムの妖しい淫靡を知らずして醸し出し、見る者に劣情を惹起させた。
「どうしたらいいか、教えて欲しいかい?」
 両脇にちあきとなつきを侍らせ、二人に自分の剛直を舐めさせながら黒田が言う。その声は楽しげで、微かに嗜虐性を帯びていた。
「は、はい」
「浣腸されて興奮するマゾが選べる道は二つしかない。ここで、みんなに見られながらするか、ガマンした挙句にオモラシするかだ」
「そ、そんな・・・・!」
「この店の浣腸液には特殊な香水が混ぜてあってね。便のスカトール成分に化学変化を起こしていい匂いになるから迷惑にはならないんだよ」
「え、ええっ?!」
「それとも外に出てトイレを探す? 見つかるまでもつかなあ、ふふふ・・・・」
 それを聞き、萌遊琉はトイレを求めて外をよろめき歩く自分の姿を脳裏に浮かべて戦慄する。
 たとえ近隣の店に入って借りようとしても時間の余裕がなくなり、惨めな結果に終わるだろうことが分かっていた。
(ボク・・・ここでしちゃうしかないの・・・っ?!)
 絶望が、そして淫らなときめきが萌遊琉の胸に渦巻く。
 究極の羞恥を前に狼狽しながら萌遊琉は、未知なる自分を見つけようとしていた。
 だが、肉体は心の戸惑いをよそに限界を迎えた。
183まりを:03/04/21 11:35 ID:D7DTIQck

 ぷちゅううっ!
「んにゃああっ?!」
 熱い液体が関門をすり抜け、ショーツを濡らす。
「ああいや、いやあっ!!」
「悩んでるうちにタイムリミットね」
 黒田の股間から顔を上げたなつきが冷ややかに呟く。
 あっという間に汚水はショーツから溢れ、足元に広がっていった。
「出てるのはまだお浣腸液だけね。これからが本番」
 ちあきもまた顔を上げ、後輩の女装少年を見つめる。
「あっ! あっ! ああっ!!」
 制御できない衝動が駈け抜け、腹筋に力が込められる。
 ムチムチムチムチムチッ!
(お、お尻の穴が開いちゃう・・・・ああ出ちゃううッ!!)
 内股で立ったまま、お尻を後ろに突き出すようにして萌遊琉は禁断の門を解放していく。
 長きに亘って熟成されていた塊が今、萌遊琉の体内から分かたれようとしていた。
 ヌヌヌヌヌヌヌ・・・
 ムリュムリュムリュウウッ!!
「あふうっ! こ、こんなのやだあっ、見ないでッ!」
 恥辱という名の煉獄に在って萌遊琉は哀切なる叫びを漏らす。
 だが黒田に合図されたなつきとちあきが両脇に立って萌遊琉のスカートをめくると、底部の馥郁たる膨らみと共にショーツの前部は破廉恥な盛り上がりを見せていた。
「ウンチもらしてるのにこんなにしたままなんて・・・・あきれた浣腸マゾね」
 さらなる排泄で膨らみを増すお尻を見ながらなつきが嘲る。
「でもますます可愛いらしく見えるわ」
 そう言ってちあきは下着の布地越しに萌遊琉の恥茎の裏をなぞり上げる。
「恥を知りなさい、このウンチマゾ!」
「ほら、ほら、どうお?」
 なつきに罵られ、ちあきに股間を嬲られながら萌遊琉は、自分が倒錯快楽の虜囚に堕ちたことを悟った。
「あふうう、もうダメ! ウンチ垂れのお尻が気持ちよすぎるのおお・・・ああイっちゃうう!!」
 最後の塊を脱糞しつつ萌遊琉は激しく白濁を漏らす。
 前後からすべてを吐き出した新入りの女装少年は、虚脱した肢体を両脇から支えられつつ、新たな悦びの世界に一生を埋めようと誓っていた。
184まりを:03/04/21 11:36 ID:D7DTIQck

 とりあえずこんなもんで。このシリーズはいつか続くかもしれません。
 じゃ。
185あぼーん:あぼーん
あぼーん
186名無しさん@ピンキー:03/04/21 14:30 ID:AHyztwsd
マンセー
187名無しさん@ピンキー:03/04/21 19:27 ID:zhjAOj0M
最近まりをさんのがたくさん読めるので楽しみです
188あぼーん:あぼーん
あぼーん
189あぼーん:あぼーん
あぼーん
190名無しさん@ピンキー:03/04/21 20:08 ID:AIE3WINj
ここのところまりおさんの作品投下が続いててうれしい。
ムケチンさんの作品もまた読みたいなと思うのは我がまま?
191あぼーん:あぼーん
あぼーん
192名無しさん@ピンキー:03/04/21 20:55 ID:3L9WZ+xa
まりをさんに、さらにさらに 続編キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
193あぼーん:あぼーん
あぼーん
194名無しさん@ピンキー:03/04/23 20:20 ID:TqRadAcv
漏れも期待age
195名無しさん@ピンキー:03/04/25 00:24 ID:iUIxzCJw
hosyu
196まりを:03/04/26 14:58 ID:AYZqf4wx
小品ですが。


【王様と奴隷】


「み、みさき様、もう、ガマンできません、ごめんなさいぃぃぃっ!!」
 可愛い顔を歪ませて、少女が叫ぶ。
 そしてへたり込んでいるフローリングの床の上にじわじわと湯気を立てて檸檬色の小池が広がっていった。
「奴隷の分際で、なに勝手にションベンもらしてるんだよ、つばさ!」
 冷たく鋭い声でもう一人の少女が叱声を飛ばす。そして手に持っていた鎖を引っ張った。
 鎖の先は失禁した少女に嵌められた首輪に繋がっており、そのため彼女は前にのめって自ら漏らした尿水の上に伏せてしまう。
「あうっ!」
「ふん」
 哀れな姿となった少女と居丈高な少女、二人の顔はまったく同じであった。おそらくは一卵性の双子なのだろう。
 しかし驚くのはそれだけではない。端麗で女子と見紛うほどではあったが、二人とも男の子だった。
 それが共に女装して、一方は苛み、もう一方は苛まれていたのである。
「罰としてお浣腸だからね、つばさ。さっさとお尻を出しな」
「やあああっ! みさき様、それだけはお許しを! つばさ、恥ずかしくて死んでしまいますぅッ!!」
 言い渡された行為に怯えながらつばさはイヤイヤをする。
 だがみさきは冷たく無言のままだった。
「うう・・・」
 弱々しい抗いは突き刺すような視線の前に脆く崩れ、つばさは恥辱にわななきつつ小水まみれのショーツを膝まで脱いで腰を宙に高く上げる。
 みさきは置時計にちらと目を遣ってからイチジク浣腸を手に持ち、眼前の菊蕾にそれを突き立てた。
「あううっ!」
「それ、もう一つ!」
 一つ目のイチジクを強く握り中の薬液を素早くカラにすると、みさきは二つ目の浣腸を施す。
 そして今度は500ccガラス浣腸器を取り出し、その中に放尿して円筒を満たした。
197まりを:03/04/26 14:59 ID:AYZqf4wx

「さあ、次はぼくのオシッコを入れるよ」
「!! そ、そんなのやめてええーーーーーーッ!!」
「くふふ、だーめ」
「ああああああーーーーーーっ!!」
 やがて無情にも女装少年の排泄液は女装双子の腸を熱く灼きながら浸透していく。
 そして酷い蠕動音がつばさのお腹から響き出した。
 ギュルギュルギュルギュルギュリュリュウウッ!!!
「はうううーーーーっ!! で、出ちゃうう・・・・」
 激甚な排泄感に狂い喚きながらつばさは苦しさのあまり床を這いずり回り、泣き悶える。
 それを見て興奮に息を荒くしつつみさきはショーツの脇から己の恥茎を露出させた。
「しゃ、しゃぶれよ! ぼくがイくまで、ウンチは許さないからな!」
「そんな! 無理ですみさき様、ぼくもう、ガマンできないんです! おトイレに行かせてください!!」
「うるさい! 今はつばさは奴隷なんだからぼくの言うことを聞け!」
 当然の哀願を無理やりねじ伏せ、みさきは口淫を強要する。つばさは口に脈打つ肉茎をねじ込まれ、涙ながらに奉仕するしかなかった。
(ああ・・・・みさきがイくまでなんてとてもガマンできないよう・・・)
 避けられぬ崩壊を前に、それでもそれを必死にくい止めようとアヌスを引き締める生理反応の連鎖で、つばさは自分の恥茎を勃起させてしまう。それを見て岬は言った。
「なんだ、オシッコ浣腸されて、おしゃぶりしながら気持ちよくなってるんだ。つばさは超ヘンタイのエロマゾだったんだね」
(うううっ!)
 違う、と心でつぶやきつつもつばさはみさきの言葉に触発された被虐の恥悦が自分の身体を吹き抜けていくのを感じる。
 快感が強烈な便意を緩和し、苦痛と悦楽のブレンドされた倒錯の境地でつばさは悶え喘いだ。
(ああ、ああ・・・・・・ウンチしたいのが気持ちいい?! オモラシしちゃいそうなのが気持ちいいなんて?!)
「な、なんてエロい顔で悶えるんだつばさ! うう、イくよ!」
 二つの異なる欲求のせめぎ合いに肢体を震わせるつばさを見てみさきは快感指数を急激に上昇させ、遂に樹液を迸らせる。その白い粘液はつばさの喉と愛らしい顔を汚した。
198まりを:03/04/26 15:00 ID:AYZqf4wx

「かはあっ!」
 苦しげな叫びが上がり、同時につばさの腰が大きくうねる。
 そして突如鳴り出した置時計のアラームをかき消すように、激しい汚濁音が二人のいる居間一杯に響き渡った。
 ブリュウウウウッ!! ブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブチャアアッッ!!
「あ! ああ!! ウンチがあああっ!! いやっ、出ないでええっ!!」
 汚物が奔流となって菊蕾から排泄され、つばさを恥辱にわななかせる。
 女装のまま大便失禁する異常体験の中に紛れもない恥虐の悦びを覚えつつ、少年は汚辱の姿を晒しつづけた。
「つばさ・・・・なんて恥ずかしくて無様な姿なんだ。もうこれでつばさは立派なマゾ奴隷だね」
「・・・・・ううん、今度はぼくが王様になる時間だよ。奴隷はみさきの方さ」
 そう言ってつばさは汚物を滴らせながら立ちあがり、首輪を外す。そしてそのままそれをみさきの首に嵌めた。
「このヘンタイマゾ! ぼくまで女装させて浣腸するなんて!!」
「あ・・ああん、お許し下さいつばさ様!」
 突如として二人の力関係は逆転し、先ほどまでの冷たい仮面を脱いで淫蕩な素顔へと表情を劇的に変えたみさきはつばさの足元にひれ伏す。
 つばさはお尻を上げさせショーツを荒々しく剥ぐと、人差し指を唾液で濡らして一気に幼蕾を抉った。
「ひゃううっ!!」
「こんなにウンチを溜めて・・・またぼくに浣腸をおねだりするつもりだったんだろう、このエネママゾのエロ豚!!」
「は、はいいい・・・つばさ様、エロマゾ奴隷のお尻をお浣腸で虐めてください・・・・!!」
 瞳を妖しく輝かせ、歪んだ欲望を満たすべくみさきが哀願する。つばさは口元に薄く笑みを浮かべると、弾丸型の座薬をみさきのアヌスに挿入した。
「みさきにお似合いの、動物用の薬だよ。すぐに効いてくるから」
「あ、あああ・・・・・・」
 効果は覿面で、猛烈な便意により肛肉が排泄のために盛り上がり始める。
 だがつばさはみさきに後ろからのしかかり、弛緩した輪状筋肉の中心を自分のエレクトした肉筒で貫いた。
199まりを:03/04/26 15:02 ID:AYZqf4wx

「あぐううっ! つばさ様やめてえっ、先にみさきにウンチさせてくださいっ!!」
「ダメ。さっきぼくにオモラシさせたお仕置きだよ、たっぷりお尻を犯してからね」
「あひいいっ!!」
 絶え間ない排便欲の波に晒され苦しみながらつばさに次々と屈辱的な体位で犯されつづけ、みさきはいつしかアナル陵辱の魔味に酔い痴れる。そしって狂ったように嬌声を上げた。
「ふああ・・・・もっとお尻抉って・・・・ウンチさせてええ・・・・!!」
「ふふ・・・アヌスがヒクヒクして気持ちいいよ。みさき、ウンチどれだけガマンしてたの?」
「せ、先週の日曜日お浣腸されてから、ずっと・・・ああ! ガ、ガマンしてました・・・くうぅーーーっ!!」
「じゃあお腹にぎっしりと汚いウンチが詰まってるんだね。汚くて臭いウンチを一杯溜めて、それなのにお尻を塞がれて出したいのをガマンさせられながら犯されるのはどんな気持ち、みさき?」
「あううっ・・・・恥ずかしくって・・・・最高に気持ちいいですっっ!! つばさ様、お浣腸マゾでウンチエロ奴隷のみさきをもっともっと虐めてくださいませっ!!」
 まだ幼さを残している顔に堕淫の辱悦を浮かべ、みさきはさらなる嬲りを哀願する。
 その醜態を見ながらつばさは罵った。
「このエロブタ! ヘンタイ! マゾ奴隷!! お前なんか腐った生ゴミ以下だ!!」
「はうう・・・」
 罵倒され、その惨めさに歪んだマゾヒズムを刺激されてみさきは背筋をゾクゾクとさせる。
 やがてつばさの射精を身体の奥深くで感じながら、みさきは絶頂寸前の恍惚に浸っていた。
「ふう・・・ほら、たっぷりと無様なウンチ粗相をして見せろ」
「おおおおおっ!!」
 ムリュムリュムリュッ、ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリリィッ!!
 恥茎をアヌスから引き抜かれた途端、みさきは太く逞しい汚塊をひりだし、脱糞の悦びに震え泣く。
 そしてなおもミチミチと固形物を排泄しながら劣情のエキスを放出した。
200まりを:03/04/26 15:04 ID:AYZqf4wx

「ああ・・・・素敵ぃ・・・・」
 背徳の宴が終わり、その痕跡を拭い去ったのち二人は抱きしめ合ってフレンチキスを繰り返す。
 やや間を置いてみさきが言った。
「どうつばさ、たまにマゾ奴隷になってみるのもよかったでしょ?」
「ちょっと刺激的だったね。でもやっぱり王様のほうがいいかな」
「そう? でもちょっと気持ちよさそうだったけどな。また代わりばんこで奴隷にならない?」
「それは・・・・」
 もういい、と言いかけてつばさはその言葉を呑み込んだ。
 浣腸の被虐と排泄の恥辱を味わい尽くし狂喜するみさきの姿が思い出される。
 そして今日初めて浣腸され、耐え忍んだあげく排泄したときの快感。
 暫くためらった後、つばさは顔を赤らめ小さな声で「・・・いいよ」と言った。
「じゃあまた今度、パパたちが留守にするときまでウンチガマンね。その後一緒にお浣腸しよう」
 小さな約束が交わされ、誓いのキスが行われる。
 幼い倒錯者たちはより罪深いであろう次回の宴を思いながら、お互いの股間を弄り嬲り合うのだった。


 かなり消化不良気味。スマソ
 ムケチン君様復帰キボン。
201名無しさん@ピンキー:03/04/26 19:21 ID:HiMCRyNT
(;´Д`)ハァハァちんこがたちまくりでつ
202名無しさん@ピンキー:03/04/27 02:47 ID:59LiW1jg
(・∀・)消化不良の割には大量脱糞イイ!!
203名無しさん@ピンキー:03/04/27 09:27 ID:AtDkiP69
板分裂以降、ずいぶんと御無沙汰していたエロパロ板だが
まりを氏が健在で嬉スィ
204名無しさん@ピンキー:03/04/28 01:41 ID:M7UviUJ9
素敵っ。
205名無しさん@ピンキー:03/04/28 06:07 ID:OF621UlQ
双子、イイ(・∀・)! 名前で某蹴球漫画を想像したw
206名無しさん@ピンキー:03/04/28 06:07 ID:OF621UlQ
双子、イイ(・∀・)!
名前で某蹴球漫画を想像したw
207名無しさん@ピンキー:03/04/30 15:55 ID:SyKW2sG4
age
208名無しさん@ピンキー:03/05/02 22:20 ID:pimwLZQQ
ほしゅ〜

具体的にどんなかっこしてるっていうのが少ないのが、
まりをさんの唯一に近い弱点かなぁ。
209名無しさん@ピンキー:03/05/03 16:03 ID:Ir44HQiF
>208

読んでるROMの我々一人一人が好きに解釈できるよう、
まりをさんが妄想の余地を設けてくれているに違いない。
ありがたや〜

「これ」って明確に示してもらった方がイメージしやすいのかも知れんけど。
210名無しさん@ピンキー:03/05/04 03:27 ID:GdN02L15
シチュエーションは激萌なのに
当の子が好みじゃなかったらもったいないだろ。
211名無しさん@ピンキー:03/05/07 22:07 ID:fN3EFugI
すいません!前スレのアドレス教えてつかさぁい!!
禿しく読みたいであります!!
212名無しさん@ピンキー:03/05/07 22:30 ID:qdVMYrTS
>>211これね
ttp://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1008/10086/1008633872.html
なるたけsage進行でおながいしたいでつが。
213名無しさん@ピンキー:03/05/11 22:12 ID:oHD6++pS
保管
214名無しさん@ピンキー:03/05/12 02:30 ID:jmo2QPG/
 
215名無しさん@ピンキー:03/05/13 21:02 ID:e0X0f8ad
216名無しさん@ピンキー:03/05/17 11:51 ID:8vgNhPmz
ageときます〜。
217名無しさん@ピンキー:03/05/18 15:08 ID:j12yL16M
初めて覗いたけど、いいですな〜これ。
ヤバイ趣味だとわかってても。
218名無しさん@ピンキー:03/05/19 04:03 ID:kSAgl/1l
ムケチン君サマまだ見てますか?
貴方の作品に惚れました!
トロル君はもちろん、ブランス公の紳士っぷりもイイですw、
これからゾロフさんにつまみぐいされるのか、
友達のルル君とのういういしいプレイがあるのか気になります!
まだ見てたら、続きお願いします!。待ってます!。
219名無しさん@ピンキー:03/05/21 20:01 ID:QyXF7/ra
保守
220山崎 渉:03/05/22 02:17 ID:xrMBzNXC
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
221名無しさん@ピンキー:03/05/23 01:14 ID:W2RRV7IX
保守
222あぼーん:あぼーん
あぼーん
223名無しさん@ピンキー:03/05/24 17:12 ID:7UO7KRMz
>222
広告ね。
224名無しさん@ピンキー:03/05/27 09:10 ID:ysXNSB2g
hosyu
225山崎 渉:03/05/28 13:18 ID:3MGJJ1xD
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
226名無しさん@ピンキー:03/05/29 00:36 ID:Ht6QRPHZ
HOSYU
227名無しさん@ピンキー:03/06/02 23:53 ID:X6ty4bR/
ぼくも
228名無しさん@ピンキー:03/06/04 12:00 ID:IOdl++W4
age
229名無しさん@ピンキー:03/06/07 14:06 ID:2tp6Xc0F
230名無しさん@ピンキー:03/06/07 23:18 ID:WneNh1Sr
231まりを:03/06/11 12:55 ID:+Uvi8e5O
いつぶりだろう、ここにくるのは・・・・

よーや新作上がったんでうp。
二番煎じもいいとこだけど個人的には気に入ってます。


【血肉の馴致レポート】



 深夜、二つの影が静まり返った住宅街の中を移動していく。
 薄暗い外灯にさしかかったとき浮かび上がったその姿は若い男と、ワンピースを着た少女だった。
「兄ちゃ・・・・・もうだめ・・・」
 短髪でボーイッシュな少女が苦しげに顔を歪ませ、若い男の袖を引っ張る。
「なにがダメなんだ?」
「で、出ちゃう・・・・出ちゃうよお」
「なにが出ちゃうんだかはっきり言いな」
「う・・・・うんこぉ・・・・うんこ出ちゃうぅっ!」
 あまりにも下品なその言葉を、さすがに顔を真っ赤にして少女は、兄とおぼしき男に叫んだ。
「5日も便秘してたんだからいいことじゃないか。公園まで我慢できないならここでするか」
「だって・・・・こんなところで、こんな格好で・・・・・」
「くく・・・・男なのに女の子のフリをさせられるのがそんなに恥ずかしい? じゃあ恥ずかしついでにそのまま女の子パンツの中へブリ

ブリしちゃえよ」
「そんなの・・・やだっ・・・・」
 生理欲求の辛さに涙を浮かべつつ少女−−−いや、女装少年は首を横に強く振る。
 そして歯を食いしばり、よろめく脚を前へと進めた。
232まりを:03/06/11 12:57 ID:+Uvi8e5O



 ある日、葛木圭祐が年の離れた大学生の兄 雄大に泣きついたのが発端だった。
「兄ちゃあん、おれ、ハラが痛くてたまんないよお! 医大生だろ、助けて!」
 日頃サッカーに夢中でいつも元気に表を駆け回っている圭祐が、珍しく顔を青くして自分の部屋にやって来たのを見て雄大は驚いた。
 だが同時に、無垢な少年に対するねじ曲がった欲望を隠し持っていたこの青年は、とっさにこの機会に自分の実の弟をおのがものにしよ

うと決心したのだった。
「あのな、俺の専攻は精神医学で・・・・まあいい、裸になってベッドに横になりな」
「うん」
 圭祐は兄の言葉に素直に頷くと着ていたものをあっという間に脱ぎ、靴下だけを履いたまま雄大の大きなベッドに仰向けに横たわる。
 雄大はまだ華奢な骨格に薄い筋肉がのっただけの細い身体を見下ろしながら、心の中で舌なめずりをしていた。
「どれ、痛いのはお腹だったな」
 そう言いながら少年のなめらかな皮膚の上に繊細な指を這わせていく。
 原因はあっさりと割れた。
(ははあ・・・・便秘だな)
 触っただけで大腸部分に便が詰まっているのが感じ取れた。かなりの量だ。
 圭祐は赤ん坊の頃から便通が悪かった。大きくなるにつれて治ったと思っていたのだが、その体質がぶり返してきたようだ。
「圭祐、お腹苦しいか」
「うん・・・」
 さすがに裸なのが恥ずかしいのかいつもの明るさは影を潜め、圭祐は少年特有の恥じらいを見せながら答える。
「治してやってもいいけど、その代わり約束してくれるか」
「約束・・・?」
「これからは俺の言うとおりにするということだ」
「わかった」
 あまり難しく考えない性格なので、圭祐はあっさりとその条件を呑んだ。
「じゃあもう少し診てみようか」
 そう言うと雄大は指サックを人差し指に填め、その表面にオイルを塗る。
 そして圭祐を四つん這いにさせアヌスにその指を挿し入れた。
233まりを:03/06/11 12:58 ID:+Uvi8e5O
「あっ、あ、あ、あ、あ、・・・・・・・・」
 異様な感覚に思わず喘ぎを漏らし啼きながら圭祐はいつしか恥茎に妖しい疼きを覚える。
 そしてさらにヌチュヌチュと指を出し入れされ、圭祐は初めての快感に羞恥し悶えつつ愛らしい性器を固く熱くしていった。
「おいおい、ずいぶんうんこが溜まってるぞ。これじゃ苦しいはずだ」
「ううっ!」
 薄々は分かっていたろうが、それでも事実をズバリと告げられて圭祐は狼狽した。
 第2次性徴を迎える前の子供たちにとって、排泄に関することは羞恥の源泉なのだ。
「よく運動してたっぷり食ってるのに、便秘じゃ辛いよな。出せるように“浣腸”してやるよ」
「・・・・カンチョウッ?! やだっ、そんなの!」
「俺の言うとおりにする約束だろ。それにこのままじゃ糞詰まりで死んじまうぞ」
「う・・・・・」
「分かったな。いい子にしてろよ」
 ついに観念した弟から指を抜くと雄大は机の引き出しから紙袋を取り出す。
 そしてその中に入っていたイチジク浣腸を手に取ると、キャップを外してノズルを圭祐に挿入し、薬液を送り込んだ。
「はんんんっ!」
「そらもういっちょ」
ズプッ、ブヂュルヂュルヂュル。
 新たな浣腸液が容赦なく注ぎ込まれ、圭祐を悩ましく喘がせる。
(か、浣腸されちゃった・・・・恥ずかしいっ・・・)
 液体が直腸を遡っていく異様な感覚に懊悩しながら少年は、浣腸されたという羞恥の事実に顔の朱をいっそう濃くする。
 だがさらに兄から女の子用のパンツが渡され、それを穿けという驚愕の指示が下された。
234まりを:03/06/11 12:59 ID:+Uvi8e5O
「我慢している間に液が漏れるかもしれないからな。俺のベッドを汚されてはかなわん」
 約束をたてに無理矢理穿かされ、圭祐の羞恥はさらに深まる。
(何で女の子のパンツなんか・・・・・兄ちゃんのバカぁっ!)
 恥辱の異装に泣きたくなった圭祐だったが、やがてじわじわと高まっていた便意が一気に頂点へと駆け上った。
 グルグルグルグルグルグルゥッ!
「うっ! ・・・・兄ちゃん、もう限界! トイレに行くよ!」
「ダメだ!! もっと我慢しないと奥にあるのまで出せないぞ」
「そんなあ・・・・」
 もうギリギリのところに来ているというのに兄に制止され、少年は泣きべそをかく。
 股の筋肉はぷるぷると震え、息は荒く途切れがちになった。
「ふふ・・・あと30分は我慢だからな」
「・・・ムリ、ムリだようそんなの・・・・」
 腹部からはひっきりなしに蠕動音が鳴り響き、浣腸液がいかに効果的に暴れ回っているかを教え続けている。
 少年の柔肌が汗でうっすらと覆われるのを見ながら雄大はほくそ笑んでいた。
「仕方ないな。気を紛らわしてやるよ」
 恩着せがましくいいながら雄大は弟の股間に手を伸ばし、浣腸の不思議な生理で勃起している恥茎を布地越しに掴む。そしてそれをそっ

と擦りあげた。
「んああっ?!」
(な、なんなんだこれ?! うんこガマンして苦しいのに、お×ん×ん弄られて気持ちいいっ!!)
 排泄欲求の苦悶のさなか敏感な箇所を刺激されもたらされた快感にすがりつき、最高度の敏感さで受応する。
 いつしか便意すら快楽のための絶妙のスパイスとなり、圭祐は異端の官能に溺れていった。
235まりを:03/06/11 13:00 ID:+Uvi8e5O
「あっ! だめ、ヘンだ、ああっ、何かがくる、キちゃうよおっ!!」
 ついに少年は悦びを極め、小さな肢体と反り返った恥茎とを跳ねさせて射精なき絶頂に至る。
 だがベッドの上に崩れ落ちた圭祐の至福の表情は1分とは続かなかった。
「あうう・・・・・だ、ダメだ、もう出ちゃう・・・・」
 快楽の波が引くとともに抑え込まれていた便意が猛烈に主張し、少年を追い詰める。
 悦びの後に訪れたあまりにも強力な生理衝動に打ち勝つ力は圭祐に残されていなかった。
「ああっ! あっ!! あああーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!」
 自分のアヌスが圧力に負けて拡がっていくのが分かる。
 そして汚辱の音を鳴らしつつ、少年は先ほどとは異質のめくるめく悦楽に包まれた。
 ミチッ、ミチミチミチィッ
 ブリュブリュッ!
 ブリュブリュブリュブリュブリュリュウウッ!!
「んにゃああああっ!! うんこ、うんこがああ・・・・・」
 脱糞粗相という死ぬほど恥ずかしい行為を、しかも実兄の目の前で晒しているという事実に圭祐は燃え尽きてしまいそうなほど激しい

汚辱の炎で灼かれる。
 しかも無理矢理穿かされたとはいえ、女の子パンツの中に大便をオモラシしてしまったのだ。これ以上の恥辱はなかった。
「圭祐」
 そう言いながら雄大はベッドに伏せている弟の耳に囁く。
「うんこ、オモラシしちゃったな。それも、パンツからはみ出しそうなほどたっぷり」
「ううっ!」
「恥ずかしがるな。これも便秘のせいだよ」
 そうして雄大は恥辱にうずくまる圭祐を努めて優しく慰め、後始末をしてやった。
 だが、その後この邪悪な兄は圭祐の便秘症は精神的ストレスのためと断じ、そこから解放されるための実験を弟に了承させたのだった。
236まりを:03/06/11 13:02 ID:+Uvi8e5O
 それから数日後、今度は圭祐の部屋だった。
「こ、こんな格好・・・・・」
「だからいいんだよ。女装されることによって男であることのストレスから解放され、便秘を解消する。それが成功した例があるんだよ」
 そんなでたらめを言いながら雄大はブラウスとスカートを着ている圭祐を満足げに見下ろした。もちろん下着も女の子用のものを着せて

いる。
「女の子でいるときはおまえを“ケイ”と呼ぶからな。じゃあケイ、教えたとおりおねだりしてみろ」
「うん・・・・お、お兄ちゃん、イヤらしい、ケイ、のお尻に、たっぷりお浣腸してぇ・・・・・」
(ああ恥ずかしいっ!! 女の子の格好をして、浣腸されるなんて・・・・)
 もしもこれが友達に知られたらと思うと身が竦む。
 しかし一方、これが密室の中で行われ誰にも知られないのであれば、この倒錯した悦びを思う存分に味わってみたいとも思う。
 健全だった少年にそう思わせるほど先だっての体験は強烈だった。
(仕方ないんだ、兄ちゃんの命令なんだから・・・・・・いうことを聞くって約束したんだから・・・・)
 そんな言い訳を心で呟きながら圭祐、いやケイはスカートをまくり上げ、パンツを膝まで下げて恥ずかしい箇所を外気に晒す。
 雄大は手にした100ccガラス浣腸器の先端を弟のアヌスに突き立て、ゆるゆるとグリセリン溶液を注入した。
「はぁうう・・・・・・」
 悩ましい喘ぎを漏らし膝をがくがくと揺らしながらケイは受浣の儀式に耐える。
 やがて全てを受け入れたケイは間を置かずして排泄欲求の塊となった。
「ああぁ、兄ちゃん・・・・お×ん×んさすり、して・・・・・」
 日頃男の子らしさに溢れ明るくやんちゃな圭祐が、“ケイ”になって本物の女の子以上の恥じらいを見せつつ『痛み止め』の行為を哀願

してみせるところは驚くべきものだった。
 それもこれも女装が便秘治療のためと信じ込ませた成果だろうか。
 スカートの前を捲らせ、前の膨らみを布地越しにローターで刺激し悶えさせながら雄大はそう考えていた。
237まりを:03/06/11 13:03 ID:+Uvi8e5O
「んあっ! クるっ、クるよおっ!」
 性機能が未成熟なため射精には至らないが、それだけにケイは女性のように長い絶頂のピークを持っている。
 女装少年はスカートを上げたまま内股になり、ついに恥悦を極めて全身をヒクヒクと打ち震わせたのだった。
 だがその余韻もつかの間、すぐに崩壊が訪れることは初めての浣腸の際に分かっていた雄大はあらかじめ用意がしてあった。
 床には広く新聞紙を敷いてある。その中央に洗面器を置いて、そこでするように合図した。
「や、やだっ! ちゃんとトイレで・・・・」
「もう無理だろ。行く途中で限界を超えて、オモラシしちゃうよ。・・・この前のようにね」
「あうう・・・」
 前回の惨めすぎる粗相を思い出させられてケイは観念する。黙って洗面器にまたがり、パンツを下ろしてしゃがみ込んだ。
「そのままできるだけガマンして」
「はう・・・・あ・・」
 瞳に涙をにじませ、不可能に近い命令を必死になってケイは守る。
(ああ苦しいよう・・・・でも、もう・・・・・また兄ちゃんに見られちゃう・・・)
「兄ちゃん・・・・おれのするところ・・・・見ないで」
「おまえが、汚くて臭いうんこを垂れ流すところをか?」
「う、うん・・・・」
「ふふふ、ダメだね。これからの便秘治療に役立てるために、出すところはばっちり見てやるよ。ほら、もう尻の穴がピクピクしてるぞ」
「やああんっ!」
 ミチッ、ミチッとケイのアヌスが拡がっていき、その中央から黒褐色の糞塊が姿を現す。
 そしてヌチュヌチュという羞恥の擦過音とともに濡れ濡れとしたその物体は1センチ、また1センチと長くなっていった。
「さすが今度は1週間溜めただけのことはあるな。太さ5センチはあるぞ」
「やーーーーーっ! ケイのうんこ、見ないでえっ!!」
「だったら引っ込めろよ。そうすりゃ見ないで済む」
「きゅううう・・・」
(うんこ! うんこ出るとこ見られてるっ! ああ、恥ずかしくて死んじゃいたいっ!)
 ケイはたとえ女子に恥茎を見られたとしてもこの万分の一も恥ずかしくはなかったろう。
 それほどこの年頃の子にとって排便行為は秘められた行為であり、隠されるべき所業なのだ。
 その上排泄には生物としての原始的な快感が伴う。それは後ろめたい悦びだった。
238まりを:03/06/11 13:05 ID:+Uvi8e5O
「はああああ・・・」
 息を吐き、もう一度吸って呼吸を止める。
 抗いがたい衝動が小さな身体を駆け抜け、ケイは驚くべき巨塊を一気に排泄すると、立て続けに同様の便をいくつもひりだした。
 ブブッ、ブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュッ!!
「すげえ、洗面器が一杯だぜ! ああ臭い臭い!」
「ご、ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・」
 なおも奥に溜まっていた軟便をムチュムチュと排泄し洗面器を山盛りにしながら、ケイは自身の為した醜態に打ちのめされて嗚咽する。
 だが自分でも気づかぬ心の奥底で少年は、羞恥を凌駕する歪んだ快楽に酔い痴れていたのだった。


 こうして圭祐にとっての便秘治療、実は雄大による女装調教は続いた。
 “ケイ”になることに抵抗感がなくなることはなかったが、それはむしろ羞じらいを引き出し、また背徳感を演出するものだった。
 便秘は治るどころか酷くなる一方だったが、少年が兄の“治療”を拒むことはなかった。
「ふうんん・・・・・・」
「まだだ、もっといっぱい注れろ」
「あ、あああ・・・」
 ケイは半泣きしながら手にした球体を握り潰す。
 両親が遠方の親戚宅へ出かけたその日、雄大は弟にゴシックロリータのドレスを着せ庭に連れ出した。
 そして洗面器になみなみと満たしたグリセリン溶液をエネマシリンジで自ら注入するよう命じたのである。
 広い自宅の庭は高いブロック塀で囲まれており、外の通行人が覗くことはできない。
 それでも女装のまま初めて屋外に連れ出され、さらに自浣を強要されたことはケイを恐慌状態に陥れた。
 いつもはサッカーボールでのドリブルやリフティングなどで遊んでいる自宅の庭。
 その中央で、明るい日差しの中女の子の格好で自分に浣腸しているのだという思いは未熟な少年の心を倒錯させるのだった。
239まりを:03/06/11 13:06 ID:+Uvi8e5O
「はうう・・・兄ちゃんおれ・・・・もう入れられないよお」
「だいたい1リットルか・・・・まあ頑張ったかな。いいだろう」
 雄大はそう言ってケイを四つん這いにさせ、ドレスの裾をめくる。ケイの穿かされていた下着はいわゆる股割れのドロワーズで、開いて

いる股間にはエネマシリンジのチューブのもう一方の先端が突き刺さっていた。
「抜いてやるから漏らすなよ」
「う・・うん」
 早くも効いてきた浣腸の効果に悶えながらケイは答える。
 エネマの管を抜かれた後も少年は庭に這った姿勢のままプルプルと震えていたが、やがて悲痛な声で訴えた。
「あう・・・立てない・・・・兄ちゃあん!」
「やれやれ、だったらそのまましろよ。ドレスの裾は俺が上げててやるから」
「は・・・・恥ずかしい・・・恥ずかしい・・・・・外でうんこなんて・・・・・ああ出ちゃう・・・・・うんこ・・・・・うんこが・・

・・出・・・ちゃ・・・うーーーーーーーーーっ!!」
 ブシャアアアアーーーーッ!!
 下着の股割れ部分に露出したアヌスから黄濁した液が飛沫を上げて勢いよく噴き出していく。
 やがてそれが止まると、ピンク色の菊蕾からは今度は太い糞塊がモリモリと生み出された。
(うんこ・・・出ないでえっ! ああ・・・・止まらない・・・・恥ずかしいうんこが・・・・・どんどん出ちゃう・・・・・)
240まりを:03/06/11 13:07 ID:+Uvi8e5O
 日も高い住宅街の喧噪の最中で、女装してだらしなく惨めに脱糞している自分−−−−
(恥ずかしすぎるうっ! でも、でも・・・・・出るのが気持ちいい・・・・)
 内部で熟成した個体がブリブリと汚辱の音を鳴らして排泄されるたびにケイの身体は快感で痺れる。
 浣腸は苦しいが、耐え抜いた後に訪れるこの蠱惑的な報酬はケイにとってなくてはならないものになっていた。
「ひううっ・・・!」
 ムチムチッ
 ブリュブリュブリュウッ!!
 新たな塊が肛門を拡げ腸粘膜をこすりあげる都度、ケイは甘い喘ぎを上げお尻をくねらせる。
 青白かった恥茎は限界まで鬱血し、欲情の色と形で脈動した。
「はふうううう・・・・・・ああ・・・ああ・・・・・」
(全くいい声で啼くようになったな)
 雄大はこれまでの“治療実験”の成果に満足して弟の痴態を見守っていた。
 次々に糞便を垂れ流しながら辱悦に狂うケイ。
 ほんの数週間前はノーマルな少年だったのが、今や禁忌の快楽に囚われて見事な異常者に変貌している。
(もっとだ。もっとおまえを変えてやる、ケイ。もうおまえは心底から俺の奴隷なんだからな)
 そんな兄の忌まわしい思いも知らぬままケイは、排泄欲求に導かれるままに排便を繰り返し、肛悦に悶え泣き続けたのだった。
241まりを:03/06/11 13:08 ID:+Uvi8e5O

 そして。
「はぁっ・・・・はぁっ・・・・・・・はああっ!・・・・・・」
 両親が寝静まった夜中、圭祐をワンピースで女装させた雄大は窓から外へと連れだした。
 そうしてまたも便秘でお腹を膨れさせているケイに浣腸座薬を挿入したのである。
 その後は公園まで散歩となったのだが、途中泣きが入りながらもどうにかその近くまで頑張ったものの、ケイは限界を迎えていた。
「あう、あうう・・・・・今度こそもうダメぇ・・・・・うんこ・・・・漏れるう・・・・」
「くくく・・・・・だから漏らしてもいいって言ってるだろ」
「そんな・・・・・外で・・・・うんこ漏らすなんて」
 家の中や庭でならまだしも、ケイは夜中とはいえ他人にいつばれるとも知れぬ外で粗相することは絶対にいやだった。
 しかし、内側にねじった腿をぴったりと合わせ辛うじてこらえているが、もう出口から恥ずかしいモノが頭をうかがわせているのだ。
 進退窮まった女装少年は哀しみに潤んだ瞳を雄大に向けた。
「ケイ・・・・もう認めちまえよ」
「・・え・・」
「おまえはな、ふつうなら死ぬほど恥ずかしいほどの『うんこもらし』が大好きな、ヘンタイだってことさ」
「ヘンタイ・・・・!」
「恥ずかしい女装、恥ずかしいうんこ、それに興奮してチンチンを気持ちよくしてるおまえは立派なヘンタイさ。それが自覚できれば、お

まえはもっと気持ちよくなれるんだ」
「ヘンタイ・・・・ケイは・・・ヘンタイ・・・・」
「そう。ケイであるときおまえはどんな恥ずかしいことをしてもいいんだ。それがケイなんだから」
「ケイなら・・・・・ケイだったら何でも・・・・」
 その言葉を呟いたとき、全ての束縛は解かれた。
 雄大のもくろみ通り、“女装マゾ人格 ケイ”が完成したのである。
242まりを:03/06/11 13:09 ID:+Uvi8e5O
「うふ・・・・あはははは・・・・・・おれじゃない、ケイなんだもん、恥ずかしくていいんだよね」
 虚ろに笑いながらケイは、きつくこすり合わせていた腿をゆっくりと肩幅に開いた。
 そうして全身から力を抜く。
 やがて、羞恥の破裂音が闇に鳴り渡った。
 ブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュウウッッ!!!
「あは・・・・ケイ、浣腸されて、外でうんこ・・・・うんこ垂れ流すヘンタイマゾです・・・・・ああうんこ・・・・・うんこぉ」
「うんこ垂れてチンチン最高に気持ちいいです、と言いな」
「うん・・・・ケイ、パンツ穿いたままうんこ垂れ流してお×ん×んスゴく気持ちいいっ!! あん、恥ずかしいケイ、うんこもらしのケ

イを、いっぱい見てぇっっっ!!」
 もはや他人の視線は怖いものではなく、快楽の道具だった。
 晒す羞恥が大きく、深くあればあるほどより罪深い快楽が生まれるのだ。
「いい子だ。ほら、あいつも、あの人もびっくりしておまえを見てるぞ」
 深夜の通行人の存在をそう指摘しながら雄大は弟の倒錯快感を増殖させる。
「ああ、恥ずかしい・・・恥ずかしくて・・気持ちいいのお・・・・」
 なおもムリムリと大便粗相しながらケイは思考することすら忘れ、辱悦と肛悦にとろける。
 そしてついに、妖しい震えとともに初精を迸らせたのだった。
「ふふふ・・・・たっぷり前も後ろも漏らしたようだな、ケイ。コンビニに替えのパンツを買いに行かなくっちゃなあ」
「うん」
 ずっしりと重たく汚れた女子用パンツをうっとりと感じながら夢見心地でケイは返事する。
 やがてスカートをすべてまくり上げ、堕欲と汚辱で膨らませた下着を晒しつつ二人はさらなる羞恥を求めて闇の中を歩み去っていったのだった。

(了)
243あぼーん:あぼーん
あぼーん
244名無しさん@ピンキー:03/06/12 00:47 ID:Cbz1sROW
毎度お疲れ様です(*´д`*)ハァハァ
245名無しさん@ピンキー:03/06/12 01:47 ID:XoT3gOWt
まりをさんキタ━━━(゚∀゚)━━━!!いつもお疲れ様です(;´Д`)ハァハァ
246あぼーん:あぼーん
あぼーん
247名無しさん@ピンキー:03/06/13 01:04 ID:9TiE6Z3O
我々が愛するのはキュッと締まった少年のアヌス!
割れ目に用など無いのだよ
248名無しさん@ピンキー:03/06/14 01:16 ID:IP8i2tHt
尻の割れ目(*´д`*)ハァハァ
249名無しさん@ピンキー:03/06/14 03:13 ID:Uhi3edDx
アリアたんのスレも消えてしまったし、残るオアシスはここだけか・・・・
250名無しさん@ピンキー:03/06/17 18:09 ID:TAKLlDHS
うー、そろそろあげ。
251ラスネール:03/06/18 22:05 ID:59vWT/tr
まりをさんの小説はやっぱり素敵ですね♪
252名無しさん@ピンキー:03/06/21 02:45 ID:S1J7yqxW
ほしゅ
253名無しさん@ピンキー:03/06/23 23:14 ID:XGcpqn8e
 
254名無しさん@ピンキー:03/06/24 00:38 ID:bTJ4crYl
■とも,mail
(03/6/24 00:26)

メールは本文にあるアドレスへ!!
男,東京都,21-23
男同士でしてみる興味ある大学生いるかなぁ?(僕はそれっ気はなくて、見せ合う程度でもOKだよ!)[email protected]へメール下さい!!
255あぼーん:あぼーん
あぼーん
256名無しさん@ピンキー:03/06/26 08:35 ID:R/ZLRoSt
ほしゅ
257名無しさん@ピンキー:03/06/27 06:09 ID:xFIkfWcq
保守
258ラスネール:03/06/27 06:12 ID:xFIkfWcq
アリアさんの所で書いたSSここに載せちゃおうかな?
259あぼーん:あぼーん
あぼーん
260名無しさん@ピンキー:03/06/27 14:43 ID:/gQTpUPx
うpしたいなら黙ってうpすれ。
261名無しさん@ピンキー:03/06/27 18:23 ID:c+OABtXO
自分としてはうpして頂けるととっても嬉しいです・・・。
262名無しさん@ピンキー:03/06/30 02:05 ID:ReiT9+oc
ここいいね。
263名無しさん@ピンキー:03/07/02 19:51 ID:Pb0KaAun
ほしゅ
264名無しさん@ピンキー:03/07/04 13:39 ID:AqjxyBg2
守れ
265名無しさん@ピンキー:03/07/04 14:13 ID:tmHe4f/a
それはそれとしてもageんなよ
266名無しさん@ピンキー:03/07/07 00:11 ID:CURlm3MW
ほす
267名無しさん@ピンキー:03/07/07 00:39 ID:v/U3ekRk
268名無しさん@ピンキー:03/07/08 05:39 ID:9C1aLhrG
まりを作品
美囚姫アリシア >>2-25
学園隷奴 >>131-134 >>140-142 >>146-152
没案 >>162
仮装の園 >>171-183
王様と奴隷 >>196-200
血肉の馴致レポート >>231-242

アナル君作品
>>35-42 >>47-52

ムケチン君作品
>>77-107 >>112-114
269名無しさん@ピンキー:03/07/08 23:36 ID:Cckt4Cs4
>>268
グッジョブ。
270ラスネール:03/07/09 20:10 ID:rvrJxIMN
今年は猛暑だ。うだるような熱気、耳障りなセミの泣き声。
この夏、日本列島は記録的な水不足に見舞われていた。
とにかく暑い。蒸し暑い。ビルのコンクリートがドロドロに溶けて
しまいそうだ。歩くとサンダルの上から地面の温度が伝わってくる。
今の時刻は夜中の10時近く。昼よりはいくらか涼しい。
夜の国立公園・・・・さすがにこの時間になると静かだ。
うっそうと茂った雑木林が時折、風に揺られる。
生暖かい風だ。それでも吹かないよりはマシだろう。
公園の中には4人の人影があった。
少年がひとりに男が三人である。
男達はいかにもチンピラといった身なりをしていた。
三人とも趣味の悪いアロハシャツにジーンズという姿。
近くにあった街路灯の灯りがぼんやりと少年の姿を映し出す。
それは世にもまれな美しい少年だった。
黒のタンクトップにスパッツ、やや切れ長の双眸に
大きな黒い瞳。
繊細に美しく整った、少女のような貌立ち。
結んで背中に垂らした黒髪は艶やかだ。
男達の欲情の視線を浴び、それを臆する事なく
その美貌に微笑みを浮かべている希代の美少年。
男達は熱気で頭をやられたかのように
せわしなく体を動かし、荒い呼吸を立てている。

271ラスネール:03/07/09 20:10 ID:rvrJxIMN
「大人しくしてくれよ。ちょっと我慢すれば済む事なんだ」
三人の男達の中の一人が少年に猫なで声で呼びかける。
少年は男に言った。「僕、今から用事があるんだ。そこを通してよ」
男達はお互いの顔を見合わせると、突然下卑た笑い声を張り上げた。
「イッヒッヒッヒッ、こいつ何もわかっちゃいねえみたいだなッ」
男の一人がニタニタ笑いながら、少年に掴みかかってきた。
少年は黙ったまま、向かってくる男の膝をタイミング良く爪先で蹴り飛ばした。
男は激痛のあまり屈みこみ、両手で膝を抑えた。少年はもう一度蹴りを放つ。
蹴りは男の脇腹へ食い込み、男は体を痙攣させながら地面に倒れた。
残った男達は顔色を変えた。相手が一筋縄では行かない事を理解したのだ。


272ラスネール:03/07/09 20:11 ID:rvrJxIMN
男達は素早く構えを取った。何か武道の心得がある身のこなしだ。
右側の男がすっと素早く移動すると、ストレートパンチをくりだした。
キレのあるいいパンチだ。プロでも通用するだろう。
少年は体を半身に切ると、手刀で男の手首を叩き落し
そのまま顎に左手で掌打を打ち込む。男はのけざまに倒れると
白目を向いて失神した。残ったひとりは背をくるりと向け、
逃げ出す。少年は落ちていた石を拾うと、逃げ出した男の後頭部へ
投げつけた。絶妙なコントロールである。石がくるくると回転しながら
男の後頭部を叩いた。首を前にのけぞらせると男は崩れ落ちた。


273あぼーん:あぼーん
あぼーん
274ラスネール:03/07/09 20:12 ID:rvrJxIMN
「ああ、近道のつもりが余計に時間食っちゃった」
少年は地面にひれ伏している男達を睨みつける。
「走ればまだ間に合うかも」
少年は愛用の時計をチラリと一瞥すると
目的地へ向かって駆け出した。
少年の目的地はここから200メートルほどにある
14階建てのマンションだ。少年の仕事はコールボーイ。
娼婦ならぬ娼年である。相手にひと時の快楽を与え、その代わりに
金銭を貰うのだ。本当はもっとカタギの仕事がしたかったが
年齢が年齢だけに、まともな所では雇ってくれないのだ。

マンションにはものの5分としないうちに着いた。
今日の相手は女性だ。どんな相手なのか想像してみる。
相手の女性はスカトロ趣味があるらしく、出さすに来て欲しい
ということだった。

275ラスネール:03/07/09 20:12 ID:rvrJxIMN
今日の相手は自分を指名してきた。指名用の写真を見て
ひと目で気に入ってくれたらしい。
もしかしたらチップをはずんでくれるかもしれない。

最低限のセキュリティーはあるらしく、
目の前のマンションの玄関ドアはロックされていた。
右側にある白いパネルに予約者の番号室を入力する。
番号は1411号室だ。
すると、インターホンから女性の声が聞こえてきた。
「はい?どなたですか?」
若い女性の声が返ってくる。女性というより少女に近い。
自分よりいくつか年上程度だろう。
「もしもし、予約して頂きました、クラブ・ローズのノゾミです」
「ああ、今開けるから待っててね」
すうっとドアが開く。ドアの真上に設置された防犯カメラが
こっちをじっと見ている。ノゾミというのは無論、源氏名である。
本当の名前は明だ。冬月明(ふゆつきあきら)である


276ラスネール:03/07/09 20:13 ID:rvrJxIMN
明はドアをくぐり抜けるとエレベーターに乗った。
エレベーターに乗る前にちらりと管理人室を見た。
さすがにこの時間になると管理人室には誰もいない。
エレベーターのケージ内部は掃除が行き届いているらしく
綺麗だ。14階のボタンを押す。14階につくと
明はエレベーターを降り、1411号室に向かった。
マンションの通路を歩くとコツコツと足音が響いた。
ここのマンションにはあまり生活感というものが無い。
人の気配があまり感じられないのだ。
居住者が少ないせいだろう。
1411号室につくと、ドアのチャイムを押した。
目の前のドアが開くと、そこには少女が立っていた。
Tシャツにホットパンツ姿のボーイッシュな感じの少女だ。
整った顔立ちに、引き締まった身体をしている。
年齢は18歳前後といった所か。少女は明をひと目見るなり
「写真で見るより100倍キレイだし、可愛いッ」と
ウキウキしながら嬌声を上げた。
「どうもありがとうございます」明は可憐な微笑みを浮かべる
277ラスネール:03/07/09 20:14 ID:rvrJxIMN
明の必殺技、666万ドルの天使のスマイルである。
これにグラりと来ない奴はいない。大抵はこれでハートを仕留められるのだ。
少女もご多分に漏れず、ハートを仕留められたのか、頬を赤く染めている。
「あの、それでプレイの内容はどういったものなんでしょうか?」
明は微笑を崩さずに、出来るだけ愛くるしく少女に尋ねた。
「あの・・・ちょっと言いにくいんだけど・・・じつは・・」
どうやら少女のは、明の微笑みによって羞恥心が湧き上がって
きたようだ。本来なら頬を赤く染めたりはしないだろう。
プレイ内容は尋ねなくても何となくわかっていた。
中身を出さずにきて欲しいというのであればアレしかない。
それともアレはプレイの一部なのだろうか?。
基本的にどんなプレイでもOKだが肉体的にも、精神的にも
重度の苦痛を与えるのは禁止されている。
明もあんまりハードなのは断っている。
少女はモジモジしながらプレイ内容を明に言った。
「あの・・・あなたに浣腸したいのよ・・・それからペニスバンドで
犯したいの・・・」

278ラスネール:03/07/09 20:15 ID:rvrJxIMN
「ふふ、わかりました」
明は照れている少女を見ながら
悪戯っ子のようにクスクス笑った。
(この子、ちょっと可愛いかも)
明は内心でそう思った。年上の少女にこの子は無いと思うが
実際に見てみると、どっちが年上かわからなくなる。
「ちょっと笑わないでよッ」
少女は頬を更に赤く染めた。
「ふふ、ごめんなさい。だけど可笑しくて」
明はまだ笑っている。
そうしている内に少女も笑い出した。
「ふふふ、そうね。確かに可笑しかったかも」
「それじゃあ、やりましょうか?」
「やりましょう。道具はこっちで用意してあるから」


279ラスネール:03/07/09 20:15 ID:rvrJxIMN
明は部屋の奥にあるリビングルームに移動すると
タンクトップとスパッツを脱いで裸体をさらけ出した。
細身で端正な、少年のような、少女のような、
そのどちらでもない体。超一流のモデルでも
妖精のような、美しい少年の裸体にはかなわないだろう。
ひ弱で華奢でガラス細工のようで、それでいて
スプリングスのような瞬発力に優れた肉体。
少女は部屋の電気を消して、カーテンを開いた。
月の光が部屋の中を青白い光で染め上げる。
今日は満月だったのだ。青白い光を浴びた
明の姿は本当の妖精だった。
束ねられた黒髪がキラキラと輝き
白くなめらかな肌が更に際立って見える。
その宝石のような黒色の瞳を見つめていると、
暗い深遠に吸い込まれてしまいそうだ。
薄く紅を引いたような唇は艶やかだ。
美しく蠱惑的な魅力を宿したこの少年を、一夜だけ
自分のモノに出来る。
280ラスネール:03/07/09 20:16 ID:rvrJxIMN
少女は胸を高ぶらせた。こんなに綺麗な子を犯せる。
それだけで死んでもいいと思った。
「そういえば、まだ名前を聞いてませんでしたね?」
少年に突然、声をかけられ、少女は夢から醒めたように
はっとなった。
「アタシ?アタシの名前は裕香よ。ユカでいいわ」
「それじゃあユカさん、これからどうします?」
「え〜と・・・それじゃあ、これを着て頂戴」
ユカはタンスからワンピースを引っ張り出すと
明に着替えさせる。淡い水色のオシャレなワンピースだ。
それがいやに似合うのだ。そこらへんの少女より1000倍も似合う。
明はくるりと舞うと、まんざらでもないなと思った。
(このワンピース、結構可愛いな)
明がウキウキしている間に、ユカは洗面所から
イチジク浣腸とディルドウとグリセリン溶液に
浣腸器を持ってきた。ディルドウはいつも洗って清潔にしてある。
イチジク浣腸を持ってきたのは、いきなり浣腸器でやっては
つまらないと思ったからだ。

281ラスネール:03/07/09 20:16 ID:rvrJxIMN
「お尻を出して、こっちに向けて頂戴」
ユカはピンク色の容器を右手に軽く持つと
キャップをはずした。明はワンピースの裾をめくると
少しだけかがんで受け入れやすい姿勢を取った。
下には何も履いていないので、捲くれば、白いお尻が丸見えになる。
ユカは自分の胸の鼓動がどんどん高くなっていくのが、はっきりと
わかった。もしかしたら、このノゾミという少年に
自分の鼓動が聞こえたのではないかと一瞬思った。
そっと少年を覗き見るが、その心配は無いようだ。

少年のお尻は目の前にある。鼻先が触れるか、触れないか
の位置だ。

282ラスネール:03/07/09 20:17 ID:rvrJxIMN
そっと尻を片手の親指と人差し指で開いた。そこには薄桃色の雛菊が一輪
ひっそりとたたずんでいた。
形がキレイに整っており、シワもあまりない。犬のようにクンクン
と匂いを嗅ぐと、淡い麝香の香りがただよっていた。
そこから汚物が排泄されるとはとても思えなかった。

さすがの明も自分の菊門の匂いを嗅がれると、
あまりの恥ずかしさに顔を真っ赤に染めた。
菊門をいじられたり、舐められたりするのも恥ずかしいが
匂いを嗅がれるのも、かなり恥ずかしい。
ごく普通の常識と、人並みの感性があれば、
羞恥心で顔から火が吹き出るだろう。

283ラスネール:03/07/09 20:17 ID:rvrJxIMN
ユカは散々菊門の匂いを楽しみと、
次は舌を這わせて、ペチャペチャと舐めだした。
シワの一筋、一筋までキレイに舐め上げる。
シワの襞を舐め終わると、次は内部にまで
舌を突き刺した。
ペチャペチャ、ピチャピチャ、
音を立てながら、ドリルのように舌を
ねじこんで、荒々しく愛撫する。
「ううッ、ヒッ!も、もう舐めないでッ!」


284ラスネール:03/07/09 20:17 ID:rvrJxIMN
明はたまらずに叫んだ。ハアハアと肩で生きをしている。

「それじゃあ、これで勘弁してあげる」
本当はさっきから、この美しい桃色の
菊門に浣腸したくて、うずうずしていた所だ。
この中には少年の内容物が溜まっている。
奥まで舐めた時に、ホロ苦い味がしたからだ。
自分の唾液にまみれた菊門に、イチジクの先端を沈めた。
「んんッはあッはあッ」
明は自分の菊門をゆっくりと開いて、イチジクの先端を受け入れようとする。
先端が半分以上埋まると。ユカはゆっくりと容器をにぎり潰して
薬液を注入する。チュルチュルと菊門は薬液を飲み込んでいく。
薬液を注入されると明は喘ぎ声のようなものをあげる

285ラスネール:03/07/09 20:18 ID:rvrJxIMN
それはなんとも悩ましい声だ。
1本目が終わると、2本目を取り出して
菊門に潜り込ませた。チュルルル・・・・
「んんんッッ!」
2本目のイチジクもカラになると、ゆっくりと引き抜く。
明の羞恥と苦痛に歪んだその美貌からは、わずかに快楽を
読み取ることが出来た。股間のピンクのペニスはすでに勃起している。
明が少しだけ落ち着いたその時、下腹部からギュルギュルと低い音が響いた。
薬液がもう効いてきたらしい。明は腹部をおさえるとユカに言った。
「あの、おトイレにいっていいですか?」
「ここでしちゃいなよ。フローリングだから、片付けるのは
簡単だし。まあ、トイレにいってもいいけど。」
「ううッ!本当に・・・漏れちゃう・・・」
少年は限界を迎えていた。このままだと本当に漏れてしまう。
少年はかがんだ姿勢からトイレに移動しようとした時だった。
ピュウッと音を立てて、菊門から黄土色の熱汁が漏れ出した。
明は菊門を思い切り締め上げた。もう漏れる心配はないだろう。
しかし、一歩でも動いたら、ここでぶちまけてしまいかねない。


286ラスネール:03/07/09 20:18 ID:rvrJxIMN
動かねば、限界が来て、いつかは漏れる。
動いたら動いたで、やはり漏れてしまう。
もう、どうにもならない。
それでも明はトイレにいこうと決めた。
前にも何度か人に排泄を見られた事はあった。
しかし、今回ほどの羞恥は感じなかった。
確かに恥ずかしいとは思ったが、仕事だからと
割り切っていた部分もあった。
相手もオヤジとかだったのもあるだろう。
だが、今見ているのは美少女だ。
年は自分よりいくらか上だが、それでも
同じ年代には変わらない。

「うううッんッ・・ああッ!?」
菊門は明の意思とは無関係に開いてしまった。
開いた菊門からは黄土色の粘土状のモノが噴出した。
ブリュッブリュッブッブバッ!!
閉じようにも閉じられずに、明は異臭を放つ
黄土色の物体を撒き散らしてしまった。

287ラスネール:03/07/09 20:18 ID:rvrJxIMN
ユカはその光景をじっと見ていた。
「すごい・・・すごいわ・・・」
辺りには独特の異臭が立ち込めるが
別にそれを嫌な匂いだとは思わなかった。
むしろ、その匂いが愛しいとさえ思っていた。
美しい少年が自分の目の前で排泄している。
それはとても甘美で背徳的だった。

「ま、まだ出ちゃうよッ、あ・・あああッ」
すでに出尽くしているのか、菊門からは
薄い黄土色の粘液と液体が噴出するだけだった。


288ラスネール:03/07/09 20:19 ID:rvrJxIMN
[はあ・・はあ・・」
浣腸というのは体力を奪う。
まるで菊門から力が抜けていく感じだ。
本当はこのまま座ってすこし休みたいが、そうもいかないのだ。

「それじゃあ、次はこれね」
ユカは容量200ccの浣腸器を取り出すと、
グリセリン溶液を目盛り一杯まで充填した。
明の便がローションの代わりになって
スムーズに嘴管を受け入れていく。
挿入された嘴管が前後に抽送されると、明は自分のペニスが
更に硬くなっていくのがわかった。

289ラスネール:03/07/09 20:19 ID:rvrJxIMN
ジュルルルル・・・・ユカはポンプをゆっくりと押していった。
直腸に液体が満たされていく。もう、明のお腹には容量の半分の
100ccの浣腸液が注入されていた。腹部から徐々に便意を感じる。
(またしたくなちゃった・・・)
さすがにイチジクとは違って、ガラス浣腸器はきつい。
脂汗が体にじっとりと滲み、苦痛に裸体を捻らせて
それでも明は我慢した。普通の浣腸液とは違う気がする。
前に他の客にされた事があるが、あれよりもきつい。
(うう・・・これってまさか?)
明の予想通り、いま注入されている浣腸液の中身は
ほぼ原液に近いシロモノであった。

290ラスネール:03/07/09 20:20 ID:rvrJxIMN
ジュルル・・ジュボッ
円筒の中身が全て明の内部に収まった。
意識が朦朧としてくる。思考力が奪われていく感じだ。
嘴管がゆっくりと抜かれる。
明は今までに、味わった事もないような、
腸が焼け爛れるような猛烈な便意に襲われた。
ゴギュルルッッ!!!ギューギュルルッ!!!!
明の顔は青白く染まっていた。
「も、もう出していいですか・・・・・」
明は青息吐息でユカに尋ねる。
「あんまり無理すると体に悪いもんね。出しちゃっていいよ」
キュッと窄まっていた菊門が開くと黄色っぽい粘ついた液体が
ドバッと出てきた。何度か間欠泉のようにビュッビュッと
音を立てるとそれは終わった。

291ラスネール:03/07/09 20:20 ID:rvrJxIMN
かのように、思えた。
しかし、腸の奥には便がまだ残っていた。
明にはそれが腸の下へと降りてくるのがわかった。
菊門が火山の噴火口のように迫り出すと、直径2センチほどの
茶色い塊がウネウネとひねり出された。

292ラスネール:03/07/09 20:21 ID:rvrJxIMN
明はそのまま、倒れこんでしまった。
半分白目を向いた状態であった。
ユカは明をバスロームに引っ張っていくと
汚れを洗い流し、ベットで横にして休ませた。
次はリビングの汚物をキレイに片付ける。
少ししたらプレイ再開だ。
明の体力が回復するのが楽しみである。


293ラスネール:03/07/09 20:22 ID:rvrJxIMN
「うう〜ん」
明は目を覚ました。頭が霞みがかったように、ぼんやりとして
はっきりしない。何故、自分がベットに寝ているのか
明は頭を捻った。
「そうだった。僕はプレイ中に倒れたんだ」
少しだけ、だるい身体を上体だけ起き上がらせ、
明は室内を見回す。横にあったランプシェイドに灯りつけ
ベットから降りると、多少ふらつく足で部屋から出た。
リビングには下着姿のユカが待っていた。下着の色は両方とも赤である。
股間には既にディルドウ
が装着されていた。長さ20センチ、太さ5センチの黒光りする
巨大なディルドウだった。
「身体はもう大丈夫なの?」
ユカは穏やかな声で明に問い掛けた。
「少しふらつきますけど、心配ありません」

294ラスネール:03/07/09 20:22 ID:rvrJxIMN
「それじゃあ、はじめましょうよ」
「はい」
ユカは明の後ろに回ると、指先にペペローションを
たっぷりと塗し、明の菊門に人差し指を挿入した。
ヌプッと音を立てて菊門はユカの指を受け入れた。
明の直腸内部は滑ついていて、ほんのりと心地良い温もりに
つつまれていた。このまま腕まで突っ込みたい所だが
さすがにそれは無理である。
指の第一関節を曲げて、中で優しく回転させると
明は甘い喘ぎ声を漏らした。少しコリコリした部分を
見つけると、ユカはそこを集中的に責め立てる。
前立腺を刺激されて、明はたまらず、身悶えた。
菊門が柔らかくなると、ユカは指をもう一本、挿入する。

295ラスネール:03/07/09 20:22 ID:rvrJxIMN
中指と人差し指を入れると、ユカは指をゆっくりと抜き差した。
菊門をまさぐられる羞恥に、明は上気した顔を真っ赤に染めながら
身体の火照りを感じていた。菊門がディルドウを受け入れられる
ようになったと感じたユカは、指を引き抜くと
股間の黒光りするものに、ローションをたっぷりと
塗りつけ、明の滑らかで、白く、美しい尻を
両手で抱くと、一気に菊門を貫いた。
ズブブブッ!巨大なディルドウは根元まで明の菊門に侵入した。
「うぐうッ!・・・はあ・・はあはあ・・・ッ」

突然、挿入されたショックで明は思わず菊門を絞めてしまった。
脳天に響くような痛みに襲われ、菊門をゆっくりと緩めた。
明はうめき声を発すると、息を吐きながら、身体の力を抜く。
菊門に侵入したディルドウは明の菊門を容赦なく蹂躙した。

296ラスネール:03/07/09 20:23 ID:rvrJxIMN
明の腸管はディルドウの激しい摩擦によって焼けついていた。
菊門は真っ赤に充血し、双丘全体が熱かった。
明のしなやかな腰がくねり、ユカに刺激を与える。
ディルドウをゆっくり抜くと、キツい一撃を叩き込んだ。
ズボッ!ズボッ!ズボッ!
「ひぎいいっ・・・ひっ・・・」
菊襞がめくれ、脳天を突き刺すような衝撃が思考を奪っていく。
「お尻とっても気持ちいいでしょう?私も凄く気持ちいいわっ」
ユカは更に激しくディルドウを前後に動かした。
ディルドウを深々と挿入されると、唇からディルドウが飛び出して
きそうだ。思い切り引き抜かれると直腸が引きずりだされそうになる。

297ラスネール:03/07/09 20:24 ID:rvrJxIMN
「も、もういくわ・・・・しっかり堪えるのよ・・・」
ユカは渾身の力で、腰を思いきり突き上げると
オルガズムに達した。明のペニスからは精液が放出され、ふたりはイッた。

ふたりは一緒にシャワーを浴びた。簡単に身体を洗い流すと
明はタオルで身体をぬぐい、タンクトップとスパッツを着る。
ユカが茶色の封筒を明に渡した。中身を確認すると
15枚の福沢諭吉が入っていた。
「それからこれはチップね」ユカは10枚の福沢諭吉を
明に握らせた。「あの、こんなにいいんですか?」
「別にかまわないわよ。これはほんの気持ちだから。そのかわり、また頼むわよ」
明は嬉しそうに微笑んだ。
「はい。どうもありがとうございます」

一話終了。続く。

298あぼーん:あぼーん
あぼーん
299名無しさん@ピンキー:03/07/09 23:26 ID:NYvVdLHA
つまんね。続かなくていいよ
300まりを:03/07/10 00:48 ID:dg4crROd
>ラスネール様
 硬質な迫力を感じます。
 続きを楽しみにお待ちしてます。

 わたしもなんか書かんとねえ・・・ふー
301ラスネール:03/07/10 01:37 ID:oHafggnQ
まりをさんへ
299さんの言う通りかもしれません。
私の作品はつまらないのかも・・・・・
302名無しさん@ピンキー:03/07/10 02:50 ID:GiBWF9fi
その後ろ向きな所がなぁ
まりを氏より名無しの、しかも誰にあてたのか解んないレスの方が重いのかい
303名無しさん@ピンキー:03/07/10 03:05 ID:TXn8JFqo
後ろ向きというかそんなことないよ、と言って欲しいのが
透けて見えるレスがイラっとする。俺は。
最初の載せようかな?ってのもさ。
自分が欲しい答えを誘導するような書き込みせずうpしたければすれば良かったんだよ。
まりをさんや他のうpした人をさり気なさを見習うべし。
304名無しさん@ピンキー:03/07/10 03:07 ID:TXn8JFqo
まりをさんや他のうpした人 の さり気なさを見習うべし。
だ。
305名無しさん@ピンキー:03/07/10 04:12 ID:72rgj48s
>>270-297

これからはメール欄に「sage」と書いて頂きたい。
306ラスネール:03/07/10 04:17 ID:oHafggnQ
みなさん、どうもすいませんでした。まりをさん、他の人達を見習います。
>>305
はい。
307名無しさん@ピンキー:03/07/10 08:57 ID:xZhOYwUi
このスレの保守をしてる人も複数いると思うんですが
そのうちの一人としては、ただUPして貰えるだけで
大変嬉しいです。

ラスネールさん、感謝。

>303さんの言うこともたしかに分かるけど、ラスネールさんも
ご自分の作品に自信がなかったり、不安だったりするんだろうと
思うんで・・・・。
もうちょい、マターリ楽しみませう。
308あぼーん:あぼーん
あぼーん
309名無しさん@ピンキー:03/07/10 18:48 ID:t48ubDzF
>>299
金はらってるわけでもないのに態度デカ杉。
とりあえず氏ね。
310名無しさん@ピンキー:03/07/10 21:53 ID:uDEcg9c1
>309
おまえもなー。
金払ってるわけじゃないけど
どうしても書いてください読ませてくださいと言ってるわけでもない。
一旦人目に晒せば賛辞も否定も覚悟すべき。
311名無しさん@ピンキー:03/07/10 22:27 ID:7XoKIwLR
ただ258はさすがに「どうぞ、書いてください!おねげぇします!」
みたいなレスを希望してるのがみえみえでいけないな。

何も言わずに書けばよかったのに、ああこと書くからアンチ作ったね。
普通に落とせば299みたいな言い方はめったにされないと思うよ。
多分アンチになったんだと思うよ。
名無しってのは大抵は作家に敬意を払ってるものだし、普通に
投下してつまらんかったら別にスルーするしね。
312名無しさん@ピンキー:03/07/10 23:07 ID:5qGXeGVF
俺はラスなんとかがアリアの名を出した時点でアンチになりましたが何か?
313名無しさん@ピンキー:03/07/12 00:10 ID:7Ra5pAlE
藻前らもっとマターリしてまりをさんを待て
314名無しさん@ピンキー:03/07/12 08:24 ID:VHX8+iBk
そうですよね。
まりをさんがラスネールさんの作品に刺激されて
「オレもやらねば・・」なんて思ってくれたのなら一石二鳥。
自分としては、本来のエロSSの効果に加えて他の職人さんの
創作意欲も惹起したラスネールさんに感謝。
315あぼーん:あぼーん
あぼーん
316名無しさん@ピンキー:03/07/15 02:37 ID:Ns60KSAE
ほしゅの季節・・・。
317山崎 渉:03/07/15 11:10 ID:7GpObfWE

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
318にゃか:03/07/16 23:13 ID:ZkMSEcih
「お父さん、僕何で女の子の格好するの?」
「その制服良く似合ってるよ、
手に入れるの大変だったんだよ、インターネットでいろいろ探して回って」
「足がースースーするし、それに何でパンツ履かせてくれないの?」
「父さん知ってるよ、もう5日もウンチしてないでしょ、
だからノーパンでスカート履かせてるんだよ」
「僕もうあれするの嫌だよ(泣)」
「だーめ、三日以上出なかったらするって決めたでしょ。
それとも病院にいって看護婦さんにまたしてもらうの?」
お父さんにそういわれると、逆らえない。
仕方なく、四つん這いになって
スカートを捲くりお尻をお父さんのほうに向ける。
これから始まる、すごく恥ずかしくて
とても気持ち良いもの。
期待と不安で胸がドキドキする。

ここまで書いて、うまい続きが思いつかない(泣)
誰か続き書いて〜

319名無しさん@ピンキー:03/07/17 09:23 ID:1qKpMss2
少年と言うには、ちょっと老けてるかもしれんけど
ヤングサンデーの都立水商とかいうの読んだら、鉄平きゅんを
どうにかしたいとか思ってしまった。
痴漢のオヤジにエネマ調教とか・・・・。
「オレは男とヤルのなんてゴメンだ! 今まで考えたこともなかった。
でも、君の感じる顔を見ていたら・・・。 性別がどうこうじゃなく
君が好きなんだ!」とかいって鉄平君メロメロとか。
ダメかなぁ・・・・。

幼年学校時代のアスランとキラとか、小学生時代の塔矢アキラとか
今週のヒカルの碁の読み切りの少年もよかったけど
SEEDスレとかヒカ碁スレって、少年に女装させてエネマ・・・なんて
展開見かけたことないのが・・・・・。
320名無しさん@ピンキー:03/07/17 09:26 ID:1qKpMss2
にゃかさん、そう言わずに何とか・・・・!

「でも、僕は・・・・どんどん僕が僕じゃなくなっていくような気がして・・・・
それがとってもこわいんだ・・・・」

みたいな感じで、自分が変になってしまうのを恐れながらも
どんどん目覚めさせられていくようなの、どうでしょう?
僕は文才ないんで・・・・・
321名無しさん@ピンキー:03/07/17 09:29 ID:1qKpMss2
>319は鉄平君が、痴漢のオヤジにそういう風に言われて
自分を受け入れてくれる人を見つけて、そしてメロメロになっちゃう
ってことっす。
322名無しさん@ピンキー:03/07/18 04:18 ID:Rx1PvWDS
>>319
ヒカ碁のエネマネタなら以前まりを氏が書いておったのう
塔矢アキラでなくて加賀と眼鏡の人(名前ど忘れ)じゃったが
323名無しさん@ピンキー:03/07/18 10:42 ID:G2oSqoUs
俺はNARUTOのナルトがいいな。
敵に捕まっって拷問される事もある、それに耐える為だと言われて
先生に激しくエネマ調教される少年忍者。
初めの屈辱から一変していつしかナルトは辛い訓練である筈の肛虐を待ちわびるように・・・
読みたい
324名無しさん@ピンキー:03/07/19 00:55 ID:5IhjsH5l
主題からずれてる
325名無しさん@ピンキー:03/07/19 02:34 ID:AVyPmjIR
ナルトは女装っつーかおいろけの術があるからのう

…駄目だ、それでも趣旨が違う
326dfasafagajha:03/07/19 14:29 ID:r17LNg8F
いやー全くすばらしい
327名無しさん@ピンキー:03/07/21 20:04 ID:Q043aP3v
ほしゅ
328名無しさん@ピンキー:03/07/23 08:50 ID:t7In2qH8
保守。
329名無しさん@ピンキー:03/07/25 09:19 ID:XySucBgc
エア・ギアのみのむし少年もかわええなぁ。
大槍は嫌いなんだけど、この少年はイイかも。

だ・・・・だれか・・・・・

と訴えつつ保守。
330名無しさん@ピンキー:03/07/26 03:21 ID:M0Lax8N9
エアギア描いてるのは大暮だろ
331名無しさん@ピンキー:03/07/27 02:34 ID:m0O8ta6b
おお、そだ。
大暮だた。
大槍は全然違う・・・・。

漢字なんてやめて、すなおにおおぐれいとって書きゃヨカタ....
332名無しさん@ピンキー:03/07/27 10:09 ID:/mdynQsk
 
333あぼーん:あぼーん
あぼーん
334あぼーん:あぼーん
あぼーん
335あぼーん:あぼーん
あぼーん
336あぼーん:あぼーん
あぼーん
337あぼーん:あぼーん
あぼーん
338名無しさん@ピンキー:03/07/30 20:45 ID:izWzwVWd
ほしゅ
339まりを:03/07/31 09:54 ID:ryyWprP/
 また久々に。

【美少年肛嵌調教】


「今日はこの子だ。よろしく頼むぞ」
 そういって中年の男はドアを開く。
 神宮雅人がドアの奥に進むと、そこにはひとりの幼い少女が縛られて床に放置されている姿が見えた。
(ふふ、可愛い子だ・・・・・調教のし甲斐があるな)
 ごくりと唾を呑み込み、雅人が少女の傍らまで進むと先ほどの男によって部屋の扉が閉められる。
 二人きりとなった密室の中で雅人はしゃがむと少女の股間に手を伸ばした。
「うっ・・・・や、やめて!」
 ショーツの中に包まれていた恥塊−−紛れもない少年の証を弄ばれて少女の形をした少年は呻いた。
「こんなことで泣き声を上げていたら耐えられないぞ。なにしろ、これからお前は肉奴隷に生まれ変わるまでいたぶられ尽くすんだからな」
 そう言って雅人は冷たい笑みを見せた。
 ここに連れられてくるのはすべて幼い美少年ばかりである。
 そして組織≠フ連れてきた無垢な少年たちを仕込み、どんな変態プレイにも悦んで応じる肉畜に調教するのが雅人の仕事だった。
 どんな事情や理由によって少年たちがこの魔窟にくる羽目になったのかは知らない。
 だが雅人にとって、この仕事が自分の反社会的な欲望を満たしてくれるということだけで十分だった。
(また女装少年を思いきり・・・・嬲ってやる!)
「喉が渇いたろう。水を飲ませてやるからな」
 持ち込んだ荷物の中から雅人は水の入った大きなペットボトルを取り出す。
 そして少年の細い顎を掴んで上に向けると、喘ぎを漏らして開いた唇の中に中身を流し込んだ。
「うぶぅっ! ぐっ! んんんむむう・・・・・」
 大量の水を注がれ口の端から零しながらも少年はその液体を必死に飲み干す。
 そして最後は少しむせたものの、どうにかそれが空になるまで飲み切った。
340まりを:03/07/31 09:56 ID:ryyWprP/

「はぁ、はあはあはあはあ・・・・・」
「上の口の次は下の口に飲ませてやるからな」
 雅人はそう言いながら少年を腹這いにし、腰を持ち上げるとスカートを捲ってショーツを下ろす。
「イヤらしそうなケツま○こだ」
 双臀の谷間の奥にピクピクと息づく秘穴を無遠慮に覗き込みつつ雅人はキシロカイン入りのゼリーを肛肉の周りから奧まで塗りつけた。
「ああっ?! やだあっ!!」
「ここは大切な場所だぞ。これから長い間お前は女≠ニして扱われるんだ。この穴だけがお前の存在理由になるのさ」
「くううっ」
 恥ずかしい場所を大きく拡げられ、あまつさえ指を中に抽送され少年は恥辱に喘ぐ。
 やがて雅人は指を止めると、持っていた荷物の中から1リットルもの容量を持つ大型動物用のガラスシリンダー式浣腸器を取りだした。
「くっくっく、準備ができたところでメインディッシュだ」
 内部を特殊な溶液で満たしたそれを構えると、雅人はその太い先端を先ほどまでほぐしていた少年のアヌスに挿し入れる。そしてゆっくりとピストンを押し下げていった。
「ああ・・・・ああ・・あーーーーーっ?!」
 自分の腸腔が満たされていくにつれ少年の悲鳴のオクターブが上がっていく。そしてすべての薬液が注がれ下腹をわずかに膨らませた後、生贄の恥穴には極太のプラグが嵌め込まれた。
「ひいいいいいいいーーーーーーーっ!! お尻っ、お尻がぁっっ!!」
 排泄しているものより数段太い異物をぎっちりと挿入され、背筋を這い上る不快感と苦痛に少年は泣き叫ぶ。
 しかもやがて苛烈な便意が加わり、ギュルギュルという惨い蠕動音を下腹から響かせながら悶え狂ったのだった。
341まりを:03/07/31 09:57 ID:ryyWprP/

「あうううううっっ! た、助けてっ、お願い許してえっ!!」
「じゃあとりあえず縄は許してやろうな」
 雅人はのたうつ女装少年にそう言いながら大きなナイフを取り出し、彼の上半身と両腕を拘束していた荒縄を切り解く。
 自由になった少年はすぐにアヌスプラグを外そうと必死になった。しかし・・・・
「ああ・・ああ・・・と、取れないよお・・・・」
(特注のアヌス栓だ。素人には外せないぜ)
 女装少年の愛らしい顔が絶望と苦痛に彩られるのを冷ややかに眺めていた雅人はそう考えつつ待ち続ける。
 やがて程なく、本来整った顔を涙と涎でぐしゃぐしゃにしながら女装少年が這い寄ってきた。
「う゛う゛う゛う゛う゛・・・・お、お願いですぅ・・・・お尻の、取って下さいっ!!」
 もはや立つ力も失い、美少年は雅人の足元で畜獣のように四つん這いになって哀叫する。
 それを聞いて雅人は口の端を歪ませた。
「何で取って欲しいんだ。言ってみろ」
「え・・・・トイレ、トイレに行きたいんですっ!」
「この部屋にはトイレなんかないし、調教が終わるまで出ることもできない。残念だったな」
「そ、そんな・・・・あぐううっ!」
 雅人の返事に呆然としたところに強烈な便意に襲われ、少年は四肢を痙攣させる。
 そのまま床に突っ伏してしばらくぜいぜいと荒い呼吸をしていたが、その後顔だけを上げて再び哀願した。
「もう・・・・もう我慢できません・・・・・お尻のを・・・・取って下さい・・・・お願いです・・・・」
「トイレがないのにか」
「だ・・・だって・・・・・し、したいんです・・・・・」
「何をだ。はっきり言え」
「うんち・・・・ウンチしたいんですっ!!」
 美少年はそう叫ぶと苦痛に蒼褪めていたはずの頬を赫あっと染め、恥辱にわななく。
(うん、なかなかいい反応だ。上玉だな)
 この程度の苦痛に我を忘れて羞恥心を失うようではいい肉奴にはなれない。
 今までの豊富な経験からそう知っていた雅人は満足げに頷くと、次の段階に入った。
342まりを:03/07/31 09:59 ID:ryyWprP/

「ふふ・・・・便所がないのにクソがしたいのか。可愛いツラして、とんだ恥知らずだな」
「・・・くうっ・・!・・・」
 痛烈な蔑みを伴う言葉に美少年は顔を背け、目に新たな涙を滲ませる。雅人はその姿を見てサディスティックな悦びを覚えていた。
 無慈悲な調教師は部屋の隅にあった大きな姿見を少年の前に運んでくる。そして無理矢理相手を立たせると、哀れな自分自身と相対させた。
「どうだ見てみろ、ピンクのワンピースを着てモジモジしてる女の子がいるだろう。これがお前だ。お前は女装して嬲られるのが大好きな淫乱マゾ奴隷になるんだ。そうなると誓うなら、今の苦しみを軽くしてやる」
「い・・・・いやだあぁあああ・・・」
 あまりにも惨めなおのが姿を見てしまい情けなさに震えながら少年は雅人の言葉を拒絶する。
 だがその途端灼熱のマグマが荒れ狂う腹部を乱暴に揉み圧され、その苦痛に屈服してしまった。
「ひいっ! お腹押さないでぇっ!! ごめんなさいっ、許してっ!! ・・・・・・奴隷に、なります・・・・・・」
「やっと素直になったな。それじゃ奴隷名だが・・・・・お前、名前は?」
「・・潤・・・・竹内潤です・・・・」
「潤か。では女装奴隷だからこれからはお前を潤子と呼ぼう。それじゃ潤子へ奴隷になったご褒美だ」
 そう言うと雅人は隠し持っていた無線スイッチを入れる。その瞬間アヌスプラグのバイブレーション機能がオンとなり、その衝撃で女装奴隷に堕とされたばかりの少年−−−潤子は床へと崩れ落ちた。
「いひいいいいいいいいいいいいいいっっ!!」
(あああっ?! こ、これはっ・・・・・!!)
 通常であれば苦痛を倍加させるだけのその機能は、しかし想像したこともないほどの快楽を潤子にもたらしていた。
343まりを:03/07/31 10:00 ID:ryyWprP/

 アヌスを陵辱するその感覚は甘美な淫楽の蜜に脳を浸らせ、正常な思考をたちまち蝕んでゆく。
(き・・・・気持ちいいよおおおおおおおおおっ!! お×ん×んが溶けちゃうううううっっ!!!)
 先ほどまでの苦痛はすべて消え失せ、ただ快楽だけが女装奴隷少年を支配していた。
 まさに地獄から桃源郷へと劇的すぎる転換を潤子は味わわされたのである。
 実は、雅人が少年に施した浣腸液には媚薬がブレンドされていた。そして強い便意によってそれまで意識されなかった効能は、アヌスに加えられた刺激を契機として一気に顕在化したのだった。
「あうう・・・おおおお・・・・いやあああ・・・・」
 幼茎を固くしショーツの前を膨らませて、淫らに腰を打ち振るわせながら潤子は悦びに泣き悶える。
 その様を乾いた笑みで見下ろしつつ雅人はスイッチをオフにした。
「?! く、苦しいっ!! お腹がっ・・・・・」
 バイブが止まるとともに快感が低下し、替わって抑え込まれていた便意が猛然と少年に襲いかかる。
 再び苦しみだした女装美少年の顔はまさしく楽園を追放された天使のそれだった。
「くく、どうした潤子?」
「はあううっ! ・・・・お腹・・・・ウンチしたいぃぃぃぃ・・・・・」
 最初に倍する排泄衝動と苦痛に少年は身体をよじらせ、のたうち回る。
 だがアヌス栓は内部のすさまじい圧力にびくともせずに役目を果たし続け、幼い肢体を苛んだ。
「あうぅ・・・・お尻の抜いて・・・・ウンチさせてぇ・・・・・」
「『女装マゾ奴隷 潤子のお尻ま○こからアヌス栓を抜いて、汚いうんこを垂れ流させて下さいませ、ご主人様』だ、潤子。ちゃんと言えたらまたご褒美をやる」
「あ・・・・じょ、女装マゾ奴隷、潤子のお尻ま○こからアヌス栓を抜いて、汚い・・・うんこを垂れ流させて下さいませ・・・・ご主人様・・・・」
「よし、良くできた」
 そう褒めつつ雅人はスイッチを入れる。
 途端にアヌス栓のバイブが作動し、女装少年を至福へと導いた。
344まりを:03/07/31 10:02 ID:ryyWprP/

「あんんん・・・いいっ、気持ちいい・・っ・・・」
 猛烈な便意は消えたわけではない。だが媚薬の助けを得てもたらされる肛悦は、それを一時的に忘れさせるほど素晴らしいものだった。
 雅人は10秒ほどスイッチを入れた後また切った。すると潤子の瞳から歓喜の光が失せ、またも排泄欲に身悶えし始める。そして叫んだ。
「ああっ、また!! ・・・・ご・・・ご主人様・・・・・お願いです、女装マゾ奴隷 潤子に、どうか汚いうんこを垂れ流させて下さいませえっ!!」
「そうだ、誰であれお前が仕える相手は“ご主人様”と呼ぶんだ。ところで、ケツの栓を抜くのはまだだ。我慢していろ」
「そ、そんな・・・・それじゃせめて・・・・さっきのように・・・・・」
「くっくっく、バイブがだいぶ気に入ったようだな。だがあれは調教のご褒美だ。褒美が欲しけりゃマゾ奴隷としてこれから言うことに従うんだ」
「は・・・はい!」
 怖気を震うほどの鞭≠ニ、初めて知った快楽という飴≠ナ、少年は否応なく雅人の思い通りにされていく。
 今潤子の心を支配するのは苦痛から解放されたいという思いと、あの、とろけるような快感をもっと味わいたいという欲望だけだった。
「よし。まず、お前のケツの穴のことはこれからは“お尻ま○こ”いうんだ。わかったら10回復唱しろ」
「お・・・お尻ま○こ・・・お尻ま○こ、お尻ま○こ、お尻ま○こ、お尻ま○こ! お尻ま○こ! お尻ま○こ! お尻ま○こ! お尻ま○こっ! お尻ま○こぉっ!!」
「そうだ、お前を気持ちよくしてくれる穴、それがお前のお尻ま○こだ。よく覚えておけ」
 潤子にそう言いながらまたも雅人はスイッチを入れる。
 またも快感に喘ぎだした女装美少年を今度は仰向けにすると、靴先でスカートをまくり上げ、賤ましく膨らませているショーツの前部を軽く踏みつけた。
345まりを:03/07/31 10:04 ID:ryyWprP/

「ぐうううっ!」
「ここはチンチンではなく“クリち×ぽ”だ。お前は男であって男でない、チンチンの代わりにクリち×ぽを、尻穴の代わりにお尻ま○こを持った『女もどき』として、精液と汚物にまみれて生きていくのだ」
「・・・・はい・・・・・ぼくは・・・・・潤子は・・・・・お尻ま○ことクリち×ぽを持った女もどき・・・・・女装マゾ奴隷として生きていきます・・・・・」
 倒錯の肛悦の完全な虜となって喘ぎながら潤=潤子はそう心から誓う。
 繰り返し交互に味わわせられた排泄の苦痛と肛辱の恥悦はいつしか混然となって、どちらも快楽をもたらすものになっていた。
「ひいっ、潤子のお腹、痛くて辛いのに気持ちいいですうっ! 潤子のクリチ×チ×、じんじん痺れてるぅ!!」
 一時間後、そう歓声を上げながらローターで恥茎をなぞり上げる女装少年の痴態はどこから見てもマゾ畜奴そのものだった。
 羞恥に身悶えしながらも賤ましい姿を晒して喜悦するその姿は、もはや調教が終わりかけていることの証だった。
「そろそろアヌス栓を外してやる。クソができるぞ、どうだ嬉しいか」
 雅人は自分の尤物を舐めさせながら潤子にそう言う。
 女装美少年はそれを聞いて瞳を輝かせつつも羞恥に震えた。
「ありがとうございます・・・・・もう限界です・・・・・ああでも、潤子は臭くて恥ずかしいウンチを、ご主人様の前でお漏らししなければならないのですね・・・・・」
「ふふ、奴隷のクソなんぞ見たくもないが、これも義務だからな。さあ、プラグを抜いてやる」
 そうして雅人は女装少年を立たせるとそのお尻から栓を抜く。そして言った。
「さあ、思い切り出すがいい!」
346まりを:03/07/31 10:06 ID:ryyWprP/

(ああ・・・・浣腸されてさんざん弄ばれたあげく、立ったままウンチさせられるなんて・・・・・)
 すでに塞ぎを失った排泄孔からはブチュブチュと汚水が迸り始めている。
 その中にあって、現実感を喪失したまま潤子はようやく排泄できる悦びと、マゾ奴隷へと堕ちた自分への憐れみに包まれていた。
(恥ずかしい・・・これは悪夢だ・・・・・いつかは覚める・・・・・でも気持ちいい悪夢・・・・・)
「んんんんっ!」
 身体を震わせる衝動とともに瞬時にアヌスが開かれ、大量の軟便が床に叩きつけられる。
 ブジュビジュッ、ブリュリュブリュブリュブリュブリュブリュブリュウウウッ、ブリブリィィッ!!!
「あううっ ウンチ、ウンチ気持ちいいっ!!」
「ふふ、完成だな」
 調教の果ての脱糞の悦びに美少年は浸りきり、人としての尊厳のかけらも見受けられない。
 雅人は短時間のうちに少年を性畜に貶めた己の手腕に満足していた。
 そして最後の仕上げに女装少年のアヌスを犯しながら、次の調教の時を早くも待ち焦がれるのだった。


 次はどんなに早くても夏コミ後(藁
 多分。
347名無しさん@ピンキー:03/08/01 02:34 ID:eW/WCuNM
まりをさん、執筆活動ご苦労様です。

どうもありがとうございます(^^
でも、仕事の休み時間に保守してるんで・・・・まだ読めません(w
仕事終わって家に帰ったら読ませて頂きます。
たのしみたのしみ。
348まりを:03/08/01 14:59 ID:VJa3vMnm
>>347
 どうもありがとうございます。
 楽しみにされていた分、がっかりさせてしまうのではないかと今更な冷汗を流していますが(^^
 執筆活動って・・・・・・(藁、あの、ただ気が向いたときに勝手に投稿させて貰っているだけなので、何の苦労もしてないですから。
 でもねぎらいのお言葉には感謝します。


 ところで上で「次は夏コミ後までなし」とか書きましたが、ファイルを見てたら他スレに投稿した小品が見つかったんで、アレンジして投稿しちゃいます。
 元ネタは知っている人は知っている放映中のアニメですが、ほとんどオリジナル設定で埋めているので知らなくても支障はないかと。


【アレックスのご奉公】


 100年ほど昔、イギリスの片田舎にあるアップルフィールド孤児院。
 そこでは何人もの子供がいましたが、13歳になるとそれぞれ奉公に出ることに決まっていました。
 その一人、アレックスも13歳になり、孤児院の後援者である篤志家のニプルハイム男爵に引き取られて奉公することになりました。

「ぐふふ・・・・それでは早速奉公を始めてもらうとしようか」
 そう言って男爵は笑います。
 男爵の前にはメイド服を着て後ろ手に縛られたアレックスが執事のフランクに引き据えられていました。
「あうう・・・・許して下さい・・・」
 直前にフランクに牛乳を浣腸されたアレックスはブルブル震えながら許しを乞います。
 しかしそれは聞き入れられることなく、男爵の恥垢まみれで不潔な肉筒を舐めさせられたのでした。
349まりを:03/08/01 15:02 ID:VJa3vMnm

「あむうう・・」
「なかなかスジがいいな。次は後ろだ」
 男爵は口淫をやめさせると今度はアレックスを後ろ向きに立たせ、スカートをまくり上げると執事のフランクに少年の尻肉を拡げさせました。
(ああっ! も、漏れちゃう、やめてぇっ!!)
 アレックスはもっとも恥ずかしい場所を晒し、そこから汚いものを吹き出させてしまいそうな羞恥に顔を真っ赤に染めます。
 一方男爵は少年のピンクの器官を眼前にしてイヤらしそうに唇を歪めました。そして立てた人差し指を無防備なアヌスに埋めていきます。
「うううっ!」
「漏らさないようしっかり締めるんだ。・・・・おや、ずいぶん柔らかいな。さては経験があるな?」
 男爵が見抜いたとおり、肛姦の経験があったアレックスは挿入された指でたちまち感じてしまい、未熟なお×ん×んを固くしてしまいます。そしてそのまま責め立てられた彼は問い詰められるがままに処女菊を散らせた相手を白状してしまいました。
「孤児院の友達のオリヴァーと・・・・・・ああっ、何度もお尻を・・・・」
「とんでもない淫乱ガキだ。まあ仕込む手間が少々省けたがな」
 そう言いながら男爵はアレックスをベッドの上に犬のように這わせ、後ろから挑みかかりました。
 浣腸されたままオリヴァーとは桁違いの太い凶器に挿し貫かれ、アレックスは悲鳴を上げます。
「あひいいいいいいーーーーーーーーーーっ!!」
「狭いがなかなかいい具合だぞアレックス。そら、動くからしっかり銜えてろよ」
 アレックスの蕾を限界まで押し広げたまま男爵はダイナミックに柔弱な粘膜を擦りあげ始めました。
「あうう・・・こんな・・・こんなのイヤですうぅぅ・・・」
 苦痛に喘ぐアレックス。しかし男爵のモノに慣れ始めると呻きは歓喜の喘ぎに変わります。
「ああ・・・・あああ・・・・・・スゴいいいい・・・・・」
「どうやら感じ始めたようだな。オリヴァーとやらと比べてどうだね」
「オ、オリヴァーの何倍も・・・・・ああっ、イイっ!!」
 アレックスのお×ん×んはピクンピクンと熱くそそり勃ち、先端からはトロトロと粘液が溢れ出していました。
350まりを:03/08/01 15:07 ID:VJa3vMnm

(ああ、オリヴァーごめん・・・・・でも男爵様の熱くて太いのがたまらないんだ・・・・・)
 かつて心と体を分かち合った親友に脳裏で詫びながらアレックスは激しい陵辱に溺れていきます。
「おお、柔らかいのに締め付けてくる・・・・浣腸したまま少年の尻を犯すのはいいものだが、こいつは別格だ。絡みついてくるようだ」
「だ、男爵様ぁ、もう・・もうぼく、イッちゃいますうぅっ!!」
「わ・・・わしもだ、イクぞ!」
 その瞬間、男爵が最もアレックスを奥深く抉ると同時に二人は激しく精をぶちまけました。
 そして二人は繋がったままベッドの上に倒れ伏したのでした。
「はふうぅ・・・男爵様ぁ・・・・」
 オリヴァーとのままごとの延長のような行為では得られなかった妖しい悦びに満たされ、アレックスはそう呟きます。
 一方男爵は、傷物かと思いがっかりしかけた生贄が、素晴らしい味をしていることに大喜びしていました。
「これからお前には昼だけではなく夜も奉公してもらうからな」
「はい・・・・ううっ、お腹が・・・・男爵様、おトイレに行かせて下さいっ!」
「なに? おおそうだ、浣腸していたんだったな。おいフランク」
「はっ」
 男爵の合図を受けた執事は何処からか木桶を持ってきました。それを床に置くと、お腹を押さえて呻いていたアレックスの身体を持ち上げ、幼児にオシッコをさせるような格好に抱え直して木桶の上にお尻を据えさせたのでした。
351まりを:03/08/01 15:09 ID:VJa3vMnm

「ええっ?!」
「わしは少年の尻を犯すのも好きだが、その少年の恥ずかしい姿を見るのも大好きなんじゃよ」
「そんな・・・・ああでもでちゃうう・・・・・見ないで、見ないで下さいっ・・・・許して・・・・」
 でもその恥辱に満ちた嘆願も虚しく、アレックスは濁った牛乳とともにミチミチミチミチと太い汚物を産み落としてしまう一部始終をばっちりと男爵に観察され、恥辱に啜り泣いたのでした。

 その後、女装肉奴隷メイドとしてアレックスは男爵と執事に二人がかりで犯され続け、奉仕の技を仕込まれていきました。
 浣腸の辛さや恥ずかしさにも悦びを感じるようになり、自分からおねだりするほどのマゾに成長しました。
 そうしてついには後ろに迎え入れ口で奉仕し、絶妙の締め上げと口舌戯で二人を同時に昇天させられるまでになったのです。
 やがて淫らな少年愛奴として完璧になったアレックスは別の堕落した金持ちに売り飛ばされ、短く幸せな生涯を終えたのでした。


 もしもファンの人がいたらゴメソ。
 じゃ。
352名無しさん@ピンキー:03/08/01 21:58 ID:axxOaYxm
まりをさんの文章(・∀・)イイ!
353名無しさん@ピンキー:03/08/02 00:35 ID:LGHICCXe
アレックスキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
354名無しさん@ピンキー:03/08/02 02:26 ID:mowUua0d
ですます調で書かれているということは、
やっぱりオープニングのナレーションの声で読まないとダメでしょうか?
355名無しさん@ピンキー:03/08/02 03:01 ID:diUAFsya
>>348
まりをさん(・∀・)イイ!
アレックスにやっぱ目をつけてましたか。
356まりを:03/08/02 03:42 ID:JSFiOGfw
>>352-353
 どもです。

>>354
 是非そうなさって下さい。
 作品がほのぼのと感じられるようになります(嘘

>>355
 出番がほとんどないにもかかわらず人気ありますよね。
 ショタコレあたりでアレックスの本がたくさんあるといいなあ。
 でもホントはケンたんも好きなんです(藁

 じゃ。
357ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 05:10 ID:e3EGd7L5
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
358まりを:03/08/02 15:56 ID:JSFiOGfw
今日の予定が潰れて暇になったので、書きかけの作品を仕上げて投稿します。


【汚辱教室】


「ようし、入ってこい!」
 講師の大きな声に続いてドアが開き、顔を赤くした少女が入ってくる。
 それは、この小学生進学塾で今月最も成績の悪かった霜田綾人が女装した姿だった。
「既に言っておいたとおり、当塾の熱い指導にもかかわらず霜田は3ヶ月連続で学力試験最下位だっため、特別指導を行うことになった」
 下着に至るまで女の子のものに換えさせられ恥ずかしさに身を竦めている綾人を脇目に、講師は他の十数人の生徒たちの前で苦々しげに宣言する。
 そして綾人の方を向くと続けて言った。
「霜田、黒板に手をついて尻を後ろに突き出せ」
「あぁ・・・はい」
 絶望を顔に浮かべ、女装させられた少年は言われたとおりの姿勢をとる。
 講師は少年が穿いているミニスカートを乱暴にめくると、本物の少女とほとんど変わらぬ華奢なお尻に穿かされていたショーツを剥いだ。
「では特別指導教材の浣腸を入れてやる。数を数えとけよ」
 そう言うと教師は手にしていたイチジク浣腸をブチュッと突き刺した。
「ひいっ!」
「数はどうしたあっ!」
「ひっ・・ひとつぅ」
 公開処刑に等しい屈辱のお仕置きに綾人は涙ぐみ啜り上げつつ数を数える。
「次ぃっ!」
 掛け声とともに新たな浣腸が突き立てられ、握り潰されて薬液が少年の腸腔奥深くへ送り込まれる。
「ふ、ふたつ・・・」
 次第に排泄感が強まっていくのを感じつつ綾人は呻くようにその数を数えた。
「まだまだだぞぉっ!」
「みっつ・・・・よっつ・・・・ああっ、いつつぅ・・・・・・むっ・・つ・・・・あうう・・・・・・・・な・・・な・・・・」
 次々と打ち込まれる浣腸に苦しみ、小さなヒップをモジモジとくねらせつつ綾人は絶え絶えの声で浣腸の数を数え上げ続ける。
 やがて女装少年の足下にたまったプラ容器の残骸が10個になったとき、ようやく注入は終わった。
359まりを:03/08/02 15:57 ID:JSFiOGfw

「あひいっ・・・・・あああ・・・・おうううう・・・・・お腹がぁ・・・・」
 ゴロゴロ、ギュルギュルと浣腸液が腸壁を刺激し、綾人を切なく恥ずかしい衝動に誘っていく。
 そして便意にわななく肛菊を露わにしているという自覚が、少年を消え散りたいほどの恥辱で染め上げた。
「続いて精神注入棒だ!」
 そう言って講師が手にしたもの−−−それは短くも太い、ゴム製のディルドウだった。
 その先端から半ばまでは塗られたオリーブオイルでてらてらと光っている。
 それを講師は綾人の菊蕾にあてがうと、ぐいっと挿入した。
「いやあああーーーーーーーーーーーっ!!」
「よし、教材は以上で終了だ」
 凶悪な異物の侵入に腰が砕け、悲鳴とともに教壇に崩れ落ちた綾人を講師は抱え上げ、ショーツを穿かせる。
 それから教壇に特別に設えた席に綾人を座らせた。
「どうだ霜田、皆の前で女の格好をさせられ浣腸された気分は?」
「す、凄く恥ずかしいです・・・・辛いです」
「それは誰のせいだ?」
「うう・・・ぼくです・・・・ぼくの頭が悪いせいです」
「そうだ、おまえがいつまでたっても成果を見せんからこういう目に遭うのだ・・・・・おまえらもよーく見とけ! 必死に努力しないとこいつみたいに恥ずかしくて辛い思いをさせられるんだからな」
「ああ・・・・」
 皆の晒し者にされ、過酷な便意に悶えながら綾人は俯き涙を流す。
 塾友たちはその哀れかつ惨め極まる姿に同情しつつも戦慄し、続けて行われた講義では必死に勉強に集中したのだった。
 やがて講義が終わろうとする頃、苦悶し机に伏して喘いでいた綾人は講師に指名を受け、両脚をよろめかせながら立ち上がった。
「霜田、その問題を解くんだ」
「あうううううっ・・・・・・・」
 その、黒板いっぱいに書かれた難解な数式を前に綾人は立ち竦む。
 瞳は開かれていたものの焦点は腹腔内で滾るマグマのため定まらず、数字を読みとることすら困難だった。
「あぁ、あぁ、ああぁ・・・・」
 チョークを持った手がプルプルと震える。
 あまりの辛さに上体は前屈みとなってお尻が後ろに引けてしまい、ほっそりとした太股は極端な内股になってピタリと重ね合わされていた。
360まりを:03/08/02 15:59 ID:JSFiOGfw

 左手で荒れ狂う腹部を押さえながら、どうにか綾人は問題に集中しようとする。
 だがそのときまで栓として機能していたアヌスのディルドウが、立ったことによって内圧に負けズルズルと抜け始めた。
「うあああっ!」
 悲痛な叫びとともにチョークが黒板に強く押し付けられ、ボキッと砕ける。
 そして、女装少年の股間から汚れたディルドウがこぼれ落ちた。
「・・・・もうだめっ! うんちっ、うんち出ちゃうよおっ! ウンチお漏らししちゃううーーーーーーーーっっ!! みんな見ないでえっ、恥ずかしいいいいっ! あーーーーーーーーーっっっ!!!!」
 あられもなく腰を揺すり、綾人は切なすぎる衝動に泣きわめく。
 その瞬間、恥辱の破裂音が静まり返った教室に満ちた。

 ブリッ、ブリッ!! ブリブリブリブリビリブリュブリュブリュブリュウウウウ・・・・・

「ああ・・・うんちが、うんちがぁ・・・・・いやあぁぁ・・・・」
 究極の羞辱のなか女装少年はモリモリと汚物を脱糞し続け、その白いショーツの基底部をぷっくり膨らませるとともに汚色で染め上げていく。
 排泄寸前の激しい腰の動きによりミニスカートはまくれ上がっていたため、その醜態はすべて細部まで皆に晒されたのだった。
「ウンチ漏らしちゃった・・・・・恥ずかしい・・・・恥ずかしすぎるよお・・・・・」
 あまりのショックに床へへたり込み、綾人は啜り泣く。
 その直後、終業のチャイムが鳴った。
「漏らしやがったか。馬鹿め、自業自得だ。霜田、ちゃんと片づけていけよ。他の者は帰っていいぞ」
 講師のその言葉に生徒たちはざわめきながら立ち上がり、教室を出ていく。その中のひとりとして、同情や軽侮の眼差しで綾人の哀れな

姿を振り返らない者はいなかった。
361まりを:03/08/02 16:05 ID:JSFiOGfw

 綾人と講師を除く最後のひとりが部屋を出ると、講師は綾人の傍らに立った。
「綾、どうだ気分は?」
「ああ・・・恥ずかしくて死にそう・・・・」
 そう呟きながら女装少年はよろよろと立ち上がる。そして俯いていた頭を上げた。
「恥ずかしくて・・・・惨めで・・・・・最高・・・・・・!!」
 そう講師に向かって言った顔は、恍惚に輝いていた。
「ふ・・・・女装して、クソを漏らす恥ずかしい姿をみんなに見られたいなんて、お前は恐れ入った変態だよ、綾」
「ああん・・・・ぼくをこんなイヤらしい女装マゾにしたのは先生じゃない。・・・・ああもうダメ、ガマンできない! 先生、綾のウンチまみれのお尻、今すぐ犯してえっ!!」
「いいとも。今日のお前の姿を見て子供たちも気を引き締めたろうし、ご褒美をくれてやる」
 そう言いつつ講師はズボンを脱ぎ、綾人に襲いかかる。
 汚物にまみれて絡み合い、組み敷かれて肛辱の歓喜にわななきながら綾人は、次回のお仕置きでは生徒たち全員に浣腸してもらうことを夢見つつ幾度も射精し、幸福感に浸ったのだった。


 ありがちなオチでスマン。
 これからサイレントヒル3やるんで、今度こそ当分投稿はなしかと。
 じゃ。
362名無しさん@ピンキー:03/08/04 03:47 ID:dnCtE98z
最高!(*´д)ハァ(*´д`;)ハァ(д`;)
363名無しさん@ピンキー:03/08/04 18:25 ID:JZHnQ6WU
抜きますた。
ナージャ見てないのを後悔……。
364名無しさん@ピンキー:03/08/05 19:59 ID:zWioleC6
うちはナージャやってない田舎なんで、ナージャのOHPで
アレックスと言うキャラを見ようと思ったんですが・・・載ってなかった(^^;

でも、エチくて良かったっす。
まりをさん、ありがとうございました!
365名無しさん@ピンキー:03/08/06 03:05 ID:aJ1WI5c/
>364
アレックスってレギュラーじゃないからね
とりあえずここ見ればどんな子かはわかる
www.aq.wakwak.com/~haya/alex/
366名無しさん@ピンキー:03/08/07 08:45 ID:k87UskmV
>365さん、どうもありがとうです。
アレックスって、なんか女顔で妙に可愛い眼鏡っこなんですね〜。
いや〜、こりゃあ萌えるわ。
この顔で読み返して見ます(w


マガジンのエアギア、あぎとくんが主人公にチュ〜してる・・・・。
おおおおぉぉぉ・・・・・。
367名無しさん@ピンキー:03/08/08 14:23 ID:LNDPcPCD
最高!(*´д)ハァ(*´д`;)ハァ(д`;)
368名無しさん@ピンキー:03/08/08 23:03 ID:dxvxI2JY
オフ出たい人は↓のスレへ行こう!
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/feti/1058800164/194-

☆女装子輪姦CLUB☆
1 :JiLL ◆CV3xsuyxaw :03/07/22 00:09 ID:e6uiOMPe

194 :☆女装子輪姦CLUB☆オフキボン :03/08/08 22:58 ID:4wDrCKYA
☆女装子輪姦CLUB☆っていうサークルつくりません?各地区に?
病気には気をつける。コンドームなど。あるホテル・マンションの一室を借り、
一夜限りの 様々なコスプレ女装子 と 男性たちの宴会・パーティー(表向き)


@イメクラみたいにストーリーを設定。 ホテルの一室を学園の教室・修学旅行の
一室・女子高生奴隷市場・学際、サークル、部活の打ち上げ、宴会・など。
それぞれなりきって過ごす。

A輪姦ストリー。設定はいろいろ。

B二人一組でらぶらぶいちゃいちゃの見せ合い。 もしくは調教の見せ合い。

Cアイドルグループの設定でたとえば、モー娘のオフ会で。
 モー娘のぶりっこのあいさつなどいろいろして 最後は輪姦など。

ぜひ、参加したいです。わたしは女装子として。
どうでしょうか? 
369名無しさん@ピンキー:03/08/09 03:34 ID:CJyvHegB
リアルじゃ萌えません
少年じゃ犯罪になっちまうし
370名無しさん@ピンキー:03/08/09 23:46 ID:5UCxGIiu
葉鍵板の「葉鍵的SSコンペスレ」を見て思いついて、この板でも
「コンペ」を企画してます。
第1回目のお題は「初体験」。締め切りは8/20のAM8:00までです。
詳しいルールは、下記のスレにありますので、ご一読の上、
是非とも投稿してください。お願いします。
247でちょっと書かせていただきましたが、
葉鍵板の「葉鍵的SSコンペスレ」を見て思いついて、この板でも
「期間内に投稿された小説をみんなで選んで最優秀賞を決める」
コンペを企画しています。
第1回目のお題は「初体験」。といっても、何の初体験でもいいです。
締め切りは(時間的に短くてもうしわけありませんが8/20のAM8:00までです。
URLはこちら
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1060124470
371名無しさん@ピンキー:03/08/12 11:56 ID:pg+evqi6
ふふふ
372名無しさん@ピンキー:03/08/14 16:26 ID:r/ujUFH6
へへへ
373あぼーん:あぼーん
あぼーん
374山崎 渉:03/08/15 16:26 ID:4fmQeeOf
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
375名無しさん@ピンキー:03/08/17 15:12 ID:jAKf//8F
久しぶりに保守
376名無しさん@ピンキー:03/08/18 14:26 ID:tf48oQ//
あげ!
400台後半まで沈んでますよ…アブナイ
377あぼーん:あぼーん
あぼーん
378名無しさん@ピンキー:03/08/21 14:17 ID:ONaD/jS6
hosyu
379名無しさん@ピンキー:03/08/23 23:01 ID:WAKQTWZv
【女装】美少女の顔をした美少年2人目【厚化粧】
http://vip.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2kana/1061601902/l100
380あぼーん:あぼーん
あぼーん
381名無しさん@ピンキー:03/08/23 23:24 ID:WAKQTWZv
【可憐】美少年を女装マゾに調教その3【厚化粧】
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1061648021/l50
382名無しさん@ピンキー:03/08/24 00:42 ID:ih/MH968
出会い系
http://www.h3.dion.ne.jp/~smz/i-deai.html

219.184.156.78 , YahooBB219184156078.bbtec.net ?
383名無しさん@ピンキー:03/08/26 08:42 ID:XiOMb/m2
保守
384まりを:03/08/26 10:39 ID:Ratt0w0b
 ご無沙汰しました。久々の投稿です。
 今までとは変えて、一人称に挑戦してみました。

【ぼくの妹】



 ぼく、西川望にはとっても可愛い妹がいる。
 同い年で顔もそっくりの彼女の名前は、のぞみ。
 でもぼくとのぞみの間には秘密がある。
 実は・・・・・のぞみはぼくのマゾ牝奴隷なんだ。
 妹を虐めるたび彼女は恥ずかしくて惨めそうな顔をするけど、実は嬉しくてゾクゾクしているのをぼくはちゃんと知ってる。そして、そ

んなイヤらしくてエッチな妹にぼくはぞっこんなんだ。
 両親が出かけていなくなるたびぼくは妹の部屋に行く。
 地下にある物置部屋の一つをぼくは親に内緒で改造していた。そこが妹の部屋だ。
 鍵を開けて中にはいると裸になり、置いてある衣類ケースから妹の下着を取り出す。
 小さなブラを身につけローライズのショーツを穿く。そしてブルーのブラウスとピンクのミニスカートを着て姿見の前に立つと、そこに

はぼくの妹が恥ずかしげに、でもにっこりと微笑んでいるのが見えた。
 やあ、のぞみ。今日も可愛いね。


 あたしは鏡の前でもう一度自分の姿をチェックした。
 ほっそりとした姿の女の子が目の前に映っている。
 髪は肩まで。前はもっと短かったんだけど、お兄ちゃん≠フ命令でここまで伸ばしたの。
 胸ははっきり言って発展途上。パッド入りブラのお陰でようやく少し膨らんで見えるだけ。でもいつか大きくしてみせるわ。
 短すぎるスカートはショーツをギリギリ隠してくれるくらいしかない。恥ずかしくてたまらないんだけど、お兄ちゃん≠ヘ許してくれ

ないの。
385まりを:03/08/26 10:41 ID:Ratt0w0b

(さあ、出かけようか)
「うん、お兄ちゃん。あ、でも・・・・」
(ふふふ、オシッコがしたいんだね)
 ああん、お兄ちゃん≠ヘ何でもお見通し。朝からガマンしてたから、もうボーコーがパンパンなの。
 でもお兄ちゃん≠フお許しがないとのぞみ、オシッコしちゃいけないの。
 だって、お兄ちゃん≠ヘのぞみのご主人様だから。のぞみはお兄ちゃんにすべてを支配され、その命令には絶対服従のマゾ牝奴隷なんですもの・・・・
「お出かけ前にオシッコさせて、お兄ちゃん」
(だぁ〜め。恥ずかしいマゾ牝犬なんだから、外でオモラシすればいいだろ。今までだってデパートやコンビニ、電車の中でもオシッコオモラシして興奮してたくせに)
 た、確かにそうだけど、アレはこっそりおチビりしただけだもの・・・・・こんなに長い間ガマンしてたオシッコ、オモラシしたとたんにスゴい勢いで出ちゃうし、濃くて臭いからすぐばれてしまうわ!
(しかたないな)
 優しいお兄ちゃん≠ヘおうちでのトイレを許してくれた。ただし、庭で、牝犬らしく四つん這いになってという条件で。
 外に出て内庭に回ったあたしはショーツを脱ぐと地面に手足をつき、犬らしく片足を大きく上げて言った。
「わ・・・わんわん! メスイヌのぞみ、オシッコします!」
 ああ、恥ずかしい・・・・・こんな恥ずかしいこと言わせるなんて、お兄ちゃん≠フ意地悪・・・・・
 クリペニス−−あたしの、男の子のお×ん×んみたいに大きなクリトリスをあたしはそう呼んでるの−−の先から臭いオシッコがじゃあああって出てくる。
 お尻丸出しで片足を上げたままオシッコなんて、本当に犬みたいで惨め・・・・でもそれがゾクゾクしちゃって感じちゃうの・・・・クリペニスもオシッコしながら固くなってる。
 オシッコが出終わると、あたしはショーツを穿き直して外に出かけた。
386まりを:03/08/26 10:43 ID:Ratt0w0b

 繁華街の方に出るともうあたしは注目の的。それはそうよね、自分で言うのも何だけど、アイドル並の可愛さだし、すらっとキュートなスタイル。そんな娘が超ミニスカートでショーツをチラチラ見せながら歩いているんですもの。
 今までだって何度も男の子に声をかけられたわ。そのたびにあたしのエッチなクリペニス、ヒクヒク震えた。
(ふふ・・・みんなに注目されて嬉しそうだな、のぞみ)
 突然お兄ちゃん≠フ冷たい声。それはいい気になっていたあたしの背筋を凍らせた。いやん、エッチでヘンタイのお兄ちゃん≠フことだから、きっとまたあたしを虐める方法を考えたんだわ!
 お兄ちゃん≠フ命令であたしは薬局を探すとその中に入る。お店の人は中年のおじさんだった。
「いらっしゃいませ」
「あ、あの・・・・・・お浣腸、下さい」
 いやっ、恥ずかしいっ! 顔が真っ赤になったのが分かる。
「浣腸・・・・・便秘ですか?」
「は・・はい・・・・もう十日以上お通じなくて、お浣腸じゃないと出せないんです・・・・」
 これはほとんど本当のこと。ただ、実は出なかったんじゃなくて、お兄ちゃん≠フお許しがなく出せずにいたのだ。そのせいでお腹の中はウンチで一杯になっている。
 お兄ちゃん≠ヘ最近お浣腸プレイを覚えてその虜なのだ。それであたしは大きい方をガマンさせられるようになった。
 何日もガマンさせた後のデートでお兄ちゃん≠ヘあたしを公園や駅のトイレに連れ込み、浣腸する。最初は恥ずかしくてイヤだったけど、そのうち浣腸でお腹の中にたまっていたウンチを一気に出す快感を覚え、あたしもその虜になってしまった。
 浣腸した後トイレの中でクリペニスを擦ってオナニーする。そのうちウンチがしたくてお腹がスゴく痛くなるけど、それをこらえてオナニーしていると言いようのない快感で身体が震える。
 そして限界になってウンチを漏らしながらエッチなジュースも噴き上げるときのあの快感は、マゾ奴隷のあたしを最高の気持ちにしてくれるの。
387まりを:03/08/26 10:45 ID:Ratt0w0b

「そうですか・・・イチジク浣腸一箱でいいですね?」
「いえ、その・・・・・5箱お願いします」
 お兄ちゃん≠フ命令なの。こんなたくさん、どうするの? 悪い予感・・・
「え? ・・・分かりました、どうぞ。でもあんまり使いすぎると自然に出なくなっちゃうから気をつけてね、お嬢さん」
 そう親身に言われてあたしはさらに顔を赤くすると肯き、薬の入った紙袋を受け取って逃げるようにお店を出た。
 そしていつもの公園のおトイレへ。ここはいつも綺麗にされてるからお気に入りなの。
 個室に入るともうお浣腸されたくてエッチモード。クリペニスはローライズショーツからはみ出してヒクヒクしちゃってる。
「ああお兄ちゃん・・・・・・イヤらしい妹、マゾ牝奴隷のぞみのお尻に浣腸して下さい・・・・お腹からウンチ、出させてぇ・・・」
 あたしは恥ずかしいおねだりをしてショーツを脱ぎ、お尻をぷりぷり振る。
 お兄ちゃん≠ヘいつも通りあたしの手を支配してイチジク浣腸を袋から取り出す。そして立ったままのあたしのお尻の穴に突き刺すとゆっくりとお浣腸した。
「あ・・ああ・・・入ってきちゃう・・・・きちゃうよぉ・・・・」
 冷たいものがお尻の穴を中心にじわっと拡がる。そしてそれが消える頃お兄ちゃん≠ヘあたしに新しいお浣腸を突き刺した。
 そ、そんな?! いつもは一個だけなのに・・・・
(ふふふ、今まで十日以上ガマンしたのは新記録だろ? だから浣腸もたっぷり入れなきゃ。今日買った分、全部入れてやるよ)
 ああっ、やっぱりそんな魂胆だったのね! 酷い、酷いよぉお兄ちゃん=E・・・
 お兄ちゃん≠ヘそんなあたしの悲鳴を無視して次々にお浣腸を入れる。辛いのに、マゾのあたしは入れられるたび喘ぎ声を上げ、お浣腸の快感に悶えてしまった。
 こ、こんなに入れられたの初めて・・・・もうお腹はギュルギュル鳴ってて今にも漏れちゃいそう。
 いつも10分くらいガマンしてからウンチを許して貰うけど、今日はどれだけガマンすればいいの、お兄ちゃん=H
(くっくっく・・・・・今日は別にガマンしなくていいぞ。ただしトイレは家のを使うんだ。ここのじゃなくてな)
 そう言ってお兄ちゃん≠ヘ辛くて震えてるあたしのお尻にショーツを穿かせた。
388まりを:03/08/26 10:47 ID:Ratt0w0b

 そんなまさか、つまりお家に帰るまでガマンしなくちゃいけないの?! 無理よ、だって今にも漏れそうなのにっ!!
(無理にガマンしなくていいと言ったろ。ダメだったらそのまま漏らせ)
 い、いやああああっ!! お外で歩きながらウンチオモラシなんて、恥ずかしすぎて死んじゃうう・・・・っ!
(出るとき逆らって素直にオシッコオモラシしなかったからだよ。これはその罰だ)
 うう・・・そんなぁ。
 お兄ちゃんは涙ぐむあたしをかまわず個室から追い出した。
 あたしは絶望に目をくらませながら必死でお尻の穴を引き締め、お家目指してよちよち歩き出す。
 いつもなら15分程度の道のり。でもたっぷりとお浣腸されたあたしには無限に思える距離だ。
 お家までなんて無理。絶対無理。きっと、きっとあたしは限界を迎えてしまう。
 周りから見れば、最初は美少女が蒼い顔で不自然に歩いているとしか思えないだろう。でもお腹を押さえて歩けなくなった後は、不審に思ったみんなの注目を浴びる。そして、そしてあたしは・・・・・不可避の醜態を演じてみんなを驚かせ、罵声や嘲笑を浴びるのだ。
 その哀れな姿を脳裏に浮かべたとき、あたしはお腹の苦痛にもかかわらず興奮してクリペニスを勃起させてしまった。未来の自分自身に欲情したのだ。
 物心ついてから最大であるはずの恥辱を前にゾクゾクと快感に浸るあたしはマゾ牝奴隷以外の何者でもない。
(そうだ。のぞみ、おまえはヘンタイ女だ。死ぬほど恥ずかしいくせに、その時をワクワクして待っている。おまえはもうただの牝じゃない、糞牝豚だ!)
389まりを:03/08/26 10:48 ID:Ratt0w0b

 糞牝豚・・・・クソメスブタ・・・・・・・・くそめすぶた・・・・・・・・
 お兄ちゃん≠フ言葉が頭に何度も響く。
 酷いよ・・・・・分身であるあたしをそんな風に呼ぶなんて・・・・・
 のぞみは、一人っ子であるお兄ちゃん≠フ歪んだ欲望が造り出した幻。
 あたしはお兄ちゃん≠ナ、お兄ちゃん≠ヘあたし。
 西川望が女装して生まれた妹、のぞみ。
 だからヘンタイ女、糞牝豚はお兄ちゃん≠ネのよ!
(ああ分かっているさ、のぞみ。でももう、やめられない・・・・)
 自嘲気味なお兄ちゃんの声。そうね、責めてもしょうがない。どっちもあたしなんだから。
 それならせめて、恥ずかしい姿を晒してお兄ちゃん≠ノ悦んで貰おう。そしてあたしも刹那の悦びに溺れたい。
 もうお腹はギュルギュル、アヌスはワナワナ、脚はガクガク。
 お尻がすごく重たくなって中から何かが引きずり出されるような感覚。
 ブチュブチュと液が漏れてるのが分かる。あ〜あ、お気に入りのローライズショーツ、汚しちゃった。
 もうすぐ来る・・・・・・ああっ、ウンチの波がくるううううううううっっっ!!!
 あひいいいいいいいいっ!!
 お尻の穴が開いて中から恥ずかしいウンチが・・・・・ああ、ふ、太いよおお・・・・ニュルニュル出てる・・・出ちゃってるぅ・・・・・
390まりを:03/08/26 10:49 ID:Ratt0w0b

 小さいパンツから溢れて・・・・・ああ、ウンチ、ウンチまだ出ます、ウンチ気持ちいいよお・・・・・!
 みなさん、見て下さい・・・・女装糞豚奴隷のぞみの、だらしない立ちウンコオモラシ・・・・あたしの足元で積み重なっている長くて太くて汚いウンチは、十日も溜めていたモノなんです、とっても臭いでしょ。
 そんな心配そうに見ないで下さい。笑っていいんです。
 路上を漏らしたウンコで汚した女装マゾのぞみを嘲笑って、軽蔑して! だってとっても恥ずかしいのにまだウンコ漏らしながらあたしのクリペニス、白いのまで漏らしてるんですもの。
 おおイく、イくぅっ! クリペニスとウンコ漏らし、ふたつの快感でのぞみ、イッちゃうう!!


 やあお帰り、のぞみ。今日は最高だったね。
 今日の調教はちょっと心配だったけど、最後は悦んでくれて嬉しいよ。
 また逢えるまでが待ちきれない。
 オシッコばかりかウンチのオモラシも気に入ったようだから、今度はもっとたくさんの人に見て貰おうね。
 そうだ、浣腸して満員電車に乗るんだ。きっと楽しいぞ。
 じゃあまたね、ぼくの妹。
 うん、お兄ちゃん=B

(了)
391名無しさん@ピンキー:03/08/26 17:43 ID:bAPMiSOc
マッテタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━(  ゚)━━(  )━━(  )━━(゚  )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!!
新挑戦ののぞみタンなかなかに新鮮でおっ勃ちますた。
一人称形式でお姉さまに苛められたりしたら更に嬉しいかも。
392名無しさん@ピンキー:03/08/28 19:25 ID:enr1ddlp
まりをさんすげぇ…
いったいどこからアイディアが沸いてくるのですか?
393名無しさん@ピンキー:03/08/31 08:12 ID:CuYZYhYL
正直うんこはもう真っ平です…。
394名無しさん@ピンキー:03/08/31 10:01 ID:VPByw62X
だったらこのスレに来なければ良さそうなもんだけど……
なにか個人的にあったのか?>>393
まあ生きてる限りうんことのつき合いは続くからがんがって生きろ。
395名無しさん@ピンキー:03/08/31 19:31 ID:GjVlSuxz
羞恥女装メインにして欲しいってことじゃねーの。
396名無しさん@ピンキー:03/09/01 04:24 ID:rpnzLAuW
す゜
397名無しさん@ピンキー:03/09/01 04:48 ID:LgP1ejkw
それじゃ旨味がないじゃん
女装に重みを置いてるんならそれ専門のスレがあるんだしさ
ここは「エネマ」っつーのがポイントな訳よ
398名無しさん@ピンキー:03/09/01 09:42 ID:uM2/lQ3d
>393は「エネマ」を見落としてたんでしょう。


ちなみに、女装少年がやられちゃう専門スレは
どこなんでしょ・・・?
399名無しさん@ピンキー:03/09/02 01:15 ID:4gSWSJJV
>398

この板のスレ一覧、”女装”で検索かければ見つかるよ〜
400名無しさん@ピンキー:03/09/02 11:48 ID:sn6onbaP
>399さん、どうもありがとん!
401名無しさん@ピンキー:03/09/05 02:34 ID:y0Zs5BqM
ほしゅ!
402名無しさん@ピンキー:03/09/08 07:07 ID:kTJbznFf
保守
403名無しさん@ピンキー:03/09/09 01:49 ID:2GuGU8E9
                       /
                 ヽ、.   ,〃
                   ヾ、 // , -‐'
               -───∨∠ _
          , '´            ヽ、
         /           , ニvニニヽ
       /     ヽ      〃( (`⌒)⊥ヽ
      /  / l ||  l      ゞ'(て@ ) )ソ ヽ
      / i |  ,. ∧  ヽ    弋 八_ フノ ノノ  !
     ! | | / / |  | !  | i   ⌒‐'^ー''′ .|
      | | | / /r`ー!  | !  |│    ||!    |  |
     | | |// |   il ト、ヾ、 ヽ l   || | | | | |!
      ! .∨〈  !   | ヽヾ、 ヽ l |   川 | | | リ
      ヽ ! ヽ ヽ_ 0ノ  \\ヽ l |   || | | | | /
       ヽト、 i//// ヽ‐ //ヽハ! |  |リ l  / /
        ヽ ヘ u        ヽ!|  //!/_〃'"
         \ヽ、    r_つ  u リ //∠_
             >- ┬  -‐ 7'"´  / ヽ
              | ヽ  |ー-─/  / ⌒ヽ!
               ト、!ト、 ト===7  /|       !
               ト、l| \ヽ  // // _ -‐ (
            |   |ヽニ」∠ニ‐''" |   ̄ ノ
            |  |   |  |    !    |
             |  |  /ーヘ    |    |
               |  !.  \/   /    /
          _∠,=彳       /    ∧
        /-!__fニ __        ,     /__〉_
       /  /∠_ヽ、二ー─ ┼─-、 ト、/-ヘ
      /=‐''"    , '" //_,/ ̄`  \′ |
404名無しさん@ピンキー:03/09/09 01:50 ID:2GuGU8E9
     / /  _, / ./ /_ -‐' ̄ ¬、 /  ヽ\
     /⌒!-‐ ' /  / / |       |'´ \__ ヽく
      !   ヽ/  /   /.〈L_ |  |___レ' r─'´   `ヽ!
      ヽ   `ー/    / `ー' ̄! く ̄       |
      `ー─‐' `ー‐ーく_, -¬-‐ 'ヽ       ノ
                       `ー-----‐'
405名無しさん@ピンキー:03/09/12 02:39 ID:/A3yBzQP
ほしゅ
406名無しさん@ピンキー:03/09/13 19:36 ID:PJ0vGBZo
さげ
407名無しさん@ピンキー:03/09/15 16:30 ID:r3446a7a
408名無しさん@ピンキー:03/09/17 23:21 ID:p0MpXkiS
【可憐】美少年を女装マゾに調教その3b【厚化粧】
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1063808204/l50
409名無しさん@ピンキー:03/09/18 22:57 ID:FrYZbGm8
 
410名無しさん@ピンキー:03/09/18 23:02 ID:0N5iKs43
http://www.xtoplist.com/topama/toplist.php3?Action=In&Login=omanko
218.138.60.105 , YahooBB218138060105.bbtec.net ?
411名無しさん@ピンキー:03/09/20 12:56 ID:4RVEyFFA
ほしゅ
412まりを:03/09/20 20:41 ID:zvaXzq6c
 おひさ。
 なんかまったりペースで、ひょっとして待っている方には申し訳ないです。
 あと保守してくれてる方々にも感謝。

 で、また飽きずに学校もの。

【秘密の暗号J・O・S・O・U】


「この娘、可愛いと思わない?」
 学校の休み時間、木邑護は親友の陸堂喬司がそう言って机の上に置いた写真を見た。
 この有名な一年の美少年コンビを、周りでは少女たちがうっとりとした目つきで見守っている。
「へえ、なかなかじゃない」
 セピア色で紗がかかった写真の中央には、いわゆるゴシックロリータと呼ばれる服装をした美少女が花束を持ってかすかに微笑んでいる姿が写っていた。
「うん? でもこの顔、どこかで見たような・・・・」
 そこまで言って護は気付いた。なんと美少女は、喬司が女装した姿だったのだ。
「!! 喬司、これ・・・・」
「しっ! 話の続きは放課後」
 唇に人差し指をあて、悪戯っぽくウインクすると喬司は自分の教室に戻っていく。
 残された写真をもう一度見、驚きと困惑にため息をつきながら護は突然これを見せて去っていった喬司の意図がなんなのかと考えていた。
413まりを:03/09/20 20:43 ID:zvaXzq6c

 放課後、護の教室に再び現れた喬司はなんの説明もしないまま護の手を引っ張ると、強引に文化系部室のある別棟へと連れていった。
「な、なんなんだよ喬司?」
「あの写真のこと知りたいだろ? さあ、ここに入って」
 そう言うと喬司は『文化風俗研究会』と書かれた小さな表札のある部室の中に護を押し込む。
「おっとっと・・・」
 少々よろめきながら護は中に入る。
 その部室の窓は暗幕で覆われており、外部からの光は遮断されていた。
 そして、薄暗い電灯の光で照らされた部屋の中には背の高い3人の美少女が立っていたのだった。
「ど、どうもこんにちは・・・・」
 慌てて護は挨拶をする。だが落ち着いて彼女たちの顔を見直した少年は、あることに気付いて驚愕した。
「あ・・・川澄さん、永井さん、橋本さん?!」
 なんとそれは、護たち同様この学校で美少年として名高い先輩たちが女装した姿であった。
 川澄と永井は3年、橋本は2年である。
「女装倶楽部にようこそ、護くん」
 ハスキーな声で川澄がそう挨拶した。だが予想を越える事態に萎縮して護は声を出せない。
「ふふ、まだ分からない? 護、きみは選ばれたんだよ、この栄えある倶楽部にね」
「喬司?! これはいったい・・・・・」
 後ろから響いた親友の声を聞いて護は混乱しつつ振り向く。だがそこに、先ほどの写真に写っていた美少女が立っているのを見いだして少年は再び絶句してしまった。
414まりを:03/09/20 20:46 ID:zvaXzq6c

「うふふ、驚いた? でも護だって女装したら絶対可愛いし、きっと気に入るよ」
「いったい・・・何なんだよ! 説明してくれ」
「勿論さ。この倶楽部はね、ここの学校が創立された当初から続いてきた伝統ある倶楽部なんだ。毎年美しい男の子が会員として選ばれ、さらに美しく装うという活動を行ってきたのさ。
選ばれるのは毎年せいぜい一人か二人。だから、ここの会員になることはとっても名誉なことなんだよ」
 自尊に満ちてそう語る喬司の顔は悦びに輝いている。それは、長いつきあいの中で護が初めて見た表情だった。
「でも・・・文化風俗研究会って・・・・」
「ああ、それは表向き。実体は、より美しい自分を見つけて解放する・・・それがこの女装倶楽部なのさ。さあ、わかったね?」
「・・・・」
 そこまで聞かされてはイヤでも分からざるを得なかった。何より目の前に、妖しく装っている四つの生きた証拠があるのだ。
「さあ、護もそんな男の制服なんか脱いで・・・ぼくたち、いえ、あたしたちのように・・・・」
 淫蕩な微笑みを美しい顔に浮かべつつ喬司が護に近づいていく。その妖しさに半ば魅入られ痺れたようになりながらも、護の内にある常識人としての部分が拒絶の言葉を絞り出した。
「や・・やだっ! 女の子の格好するなんて、恥ずかしいよ!!」
「ま、護・・・・」
 その叫びを聞いた喬司が真っ青になり、よろよろと後ずさりする。それを永井が後ろから抱き留め、羽交い締めにした。
「きみは護くんの説得に失敗した。可哀想だけど、お仕置きだね」
「ひいっ!」
 永井が耳元で甘く囁いた言葉を聞き、喬司はさらに顔を蒼白にする。
「仕置き台を」
 川澄がそう言ってぱちんと指を鳴らすと部屋のどこに隠してあったものか橋本が、キャスターのついた体操の跳馬のような細長い台を運んできた。
415まりを:03/09/20 20:47 ID:zvaXzq6c

「ああぁ・・・」
 あっという間に喬司の両腕が頑丈な革手錠によって後ろ手に固定され、次いで仕置き台の上に上半身をうつ伏せにさせられる。
 そしてスカートの裾が捲り上げられると、細く引き締まった腰とシルクのショーツが露わになった。
「お姉さま方、許してぇ・・・・」
 これからの行為に怯え、大きな瞳に涙を溜めて喬司は哀願する。
 だが造花のような美しさを持つ女装少年たちはその言葉を一瞬でも顧慮する様子すら見せず、後輩に恐るべき罰を下そうとしていた。
 永井が喬司のショーツを引き下ろし、白い双丘を剥き出しにする。
 そしてその中央にある薄桃色の秘穴に、川澄はいつしか手にしていた500ccガラス浣腸器の先端を突き立てたのだった。
「あひいぃぃぃぃぃっ!! お姉さま、浣腸は、お浣腸だけは許してえええっ!!」
 悲痛な叫びが薄暗い部屋にこだまし、硬直し立ちつくしていた護の心を突き刺す。
 だが川澄は冷たい笑みを浮かべ、ガラス筒に充填していた薬液をゆっくりと注入していった。
「ああ〜〜〜〜あああああああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・」
 なおも哀れな悲鳴が揺れながら部室の壁にぶつかって砕け散る。そして哀れな生贄の頬に大粒の滴が幾つも流れ落ちていった。
 川澄が浣腸を終えるのと入れ替わりに永井が太いアナルプラグを喬司に嵌め込む。そして革のT字型ベルトを喬司の腰にがっちりと装着し、プラグが抜けないよう固定してしまった。
 ギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルッ!!
 台から下ろされ、床にへたり込んだ女装美少年の腹部から強烈な蠕動音が鳴り響く。
「あおおお・・・・」
 喬司はもう立つ力もなく、切ない喘ぎを漏らしながら這いずって上級生たちに近づく。そして哀泣しつつ縋った。
「お、お許しを、お姉さま方・・・・っ! 辛い、辛いんです・・・・おトイレさせて下さい・・・・」
416まりを:03/09/20 20:50 ID:zvaXzq6c

「可哀想な娘・・・・でもこれはあなたの罪に対する罰なのだから、罪が消えるまで苦しまなければいけないのよ、“つかさ”」
 美しい顔を同情に染めつつも冷たい口調で川澄はそう宣告する。
「そんな・・・・あたし、死んじゃいますぅぅぅっ!!」
「でも、もし護くんが考え直してわたしたちの仲間になってくれるなら、“つかさ”の罪は消えるわよ」
 川澄の横にいた永井がそう言って意味ありげに護を見る。
 もはや言葉遣いまで女の子になりきっての彼らのやりとりを見ていた護は、それを聞いて全身が総毛立った。
 永井の言葉の意を理解した喬司は身体の向きを変え、必死な面もちで護の元に這い寄る。そして涙を流しながら哀願した。
「お願い護、女装倶楽部に入って! でないとあたし、あたし・・・・・くふうううっっ!!」
 哀願の後半は激悪な便意に苛まれて言葉にならず、護の親友は身悶えして下半身を惨めに震わせる。
「た、喬司・・・・待って、今トイレに連れていってやるから・・・・・」
 護は便秘がちな体質のため何度か浣腸した経験があり、その辛さを知っている。しかし市販の浣腸薬をはるかに凌駕する量を入れられた友人の辛さはまさに想像を絶した。
 護は急いで入ってきたドアを開けようとする。しかしノブはがちゃがちゃと虚しい音を立てるだけで、外界への道を閉ざし続けた。
「無駄よ・・・・鍵はお姉さまが持っているの・・・・・だからお願い護、仲間になると誓って・・・・・」
「喬司・・・」
 息も絶え絶えに哀願する女装の美少年を見下ろしながら護は狼狽する。
 しかしなんとかわずかな勇気を振り絞り、美しき上級生たちに言った。
「お願いです、鍵を・・・・開けて下さい」
「いいでしょう」
 意外なことに川澄はあっさりと頷いた。
417まりを:03/09/20 20:52 ID:zvaXzq6c

「部外者であるあなたをいつまでも閉じこめるようなことはしません。ただし、出るのはあなただけです。“つかさ”はわたしたちの仲間ですから」
「“つかさ”はこれからわたしたちがたっぷり可愛がってあげるの」
「そうそう。鞭や蝋燭や、追加のお浣腸でね」
「ひいいいっ! いやああああっ!!」
 川澄の言葉の後に意地悪げな口調の科白、そして悲鳴が続く。
 友人のこの後の悲惨な運命を匂わせるその残酷な言葉に護は心臓を鷲掴みにされつつも、儚い抵抗を試みた。
「ここを出たら先生に言います!」
「どうぞ。でも取り合ってはもらえないと思うわよ」
「この学校ではそうなってるの」
「聞いたでしょう、伝統のある倶楽部だって」
(そ、そんな・・・・じゃあ・・・じゃあ・・・・)
 最後の抵抗の手段が脆くも無惨に潰え、護は底なしの無力感に襲われる。そこへ喬司の声が聞こえた。
「ああ・・・・お願い護・・・お姉さまの言うとおりにして・・・・・でないとぼくは、ずっとお浣腸されたまま・・・・・しかももっと酷いことを・・・・助けて・・・・」
「わ、分かった・・・・・・川澄さん、仲間になりますから、喬司を・・・・楽にしてやって下さい」
 このおぞましいグループに入る怖ろしさに語尾を震わせながら護は誓う。そして友を一刻も早く助けてやることだけを願った。
「ふふ、やっと分かってくれたのね。それじゃ早速入会の儀式を」
「そんなことより、早く喬司を!」
「儀式が終わらなければあなたが仲間になったことにはならないわ。それまで“つかさ”の罰は続くのよ」
「わ、分かりました」
 護は頷いた。こうなれば言いなりになって少しでも早くその儀式とやらを済ませるしかない。
「では着ているものを全て脱いで。その汚らしい男の服をね」
418まりを:03/09/20 20:54 ID:zvaXzq6c

「!! や・・・・いえ、分かりました・・・・・」
 唇を噛み、恥ずかしさをこらえて衣服を脱ぐと護はしなやかな裸身を全員の目に晒す。川澄たちはしばらく護の羞恥を目で愉しんだ後、持ってきた下着を着るよう命じた。
 それらは予想通り、女の子のショーツとブラジャー、それにスリップだった。
 護が顔を真っ赤にしつつ何とかそれを身に着けると今度はフリルだらけの派手なドレスが運ばれてくる。
 それがピンクハウス系と呼ばれるものであることなど、護は知る由もなかった。
 やがて靴下や他の箇所のコーディネイトも終え、護の女性化は完了した。
「思った通りその服はよく似合うわ。名前は・・・どうしようかな?」
「護ですけど・・・・・」
「違うわ、女の子になったときはそれに相応しい名前が必要なの。たとえば喬司は名前から一字取って“つかさ”と名乗ってるのよ。ちなみに永井は“ケイ”で橋本が“涼子”、そして会長のわたしは“綾香”。これからは女の子の時はそう呼んでね」
「はい・・・」
「・・・そうね、“まもる”から2文字取って、るま・・・“瑠麻”がいいわ! あなたの名前は瑠麻よ、いいわね」
「はい川・・・・いえ綾香さん」
 そう答えながら護=瑠麻は横に置かれた姿見を見る。そしてその中に愛らしい美少女がいるのを見いだして深い衝撃に貫かれた。
(これがぼく・・・・・いえ、あたし・・・)
 本物の花も恥じらうような可憐な美しさへの感動に思わず胸を震わせ、それまで拭いきれずにいた女装への嫌悪感も綺麗に忘れて瑠麻は自分の姿に見入る。
 いや、魅入られたといってもいいほど心を奪われ、その時自分の中の何かが変わったのだった。
「あなたも気に入ってくれたようね、瑠麻。そろそろ儀式を続けたいんだけどいいかしら」
「え、まだあるんですか?」
「まだ半分よ。そしてとても大事な半分がまだ残っているの」
 綾香のその言葉が終わらぬ内運ばれてきたもの−−−それは先ほど見た仕置き台だった。
419まりを:03/09/20 20:55 ID:zvaXzq6c

「それにうつ伏せになって」
「えっ?」
 突然禍々しい予感に襲われて瑠麻は思わず後じさりする。だが上級生3人はすぐに瑠麻を捕まえると仕置き台に上半身をうつ伏せにさせ、細い四肢を台の脚にそれぞれ拘束してしまった。
「うふふ」
 濡れ濡れとした唇を微かに歪ませ、綾香は瑠麻の目の前で自分が着ているドレスの前の裾を捲り上げる。
 そうして露わになったショーツの前面は、内部で激しく勃起しているものによって大きく膨らんでいた。
「コレで、あなたを犯してあげる。身体で繋がることで、あなたはわたしたちと真の仲間になるのよ。でもその前に・・・・つかさ」
「は、はい」
「親友のあなたに準備をお任せするわ。しっかりね」
「わかりました・・・・」
(なに?! なにが始まるの?!)
 綾香の言葉を聞きパニック状態に陥った瑠麻は拘束された四肢を暴れさせ必死に逃げようとする。
 だがそれは微かに仕置き台を軋ませるだけの空しさに終わった。
 ケイと涼子に支えられ、つかさが瑠麻に後ろから近づく。
 そして瑠麻のドレスの裾を捲り上げると中のショーツを思い切り引き下ろした。
「いやあああーーーーーーーっ!!」
「我慢して、瑠麻・・・・」
 そう囁いてからつかさは手にしたイチジク浣腸のノズルを瑠麻のアヌスに突き立て、球体部分を握り潰す。
 過去に経験のある瑠麻は、自分に何がされたかをすぐに悟った。
「か、浣腸・・・・・ひいいっ!!」
 下腹が熱くなり、マグマと化して体内で沸き立っていく。
 やがて来る屈辱の運命を思い、瑠麻は狂乱の態で全身を揺すりながら叫んだ。
「や、やだあああああーーーっ! 喬司・・いえつかさ、お願いトイレに行かせてえーーーーーっ!!」
420まりを:03/09/20 20:58 ID:zvaXzq6c

「美しい者が集うこの部屋にトイレなんていう下品なものはないの。でもつかさが洗面器であなたの汚いモノを受け止めてくれるそうよ」
 瑠麻の切なる叫びを聞くと綾香はそう言い、クスクスと笑う。
 絶望と苦痛に打ちのめされた瑠麻は、しばらくしてついに限界を迎えた。
「い・・いやあっ、つかさ、見ないでえ・・・・・ウ○チでる、ウ○チでちゃうよおっ・・・」
「瑠・・・麻」
 秘やかな器官であるアヌスの肛肉が見る見る盛り上がり、緊張を解いていく。
 と思う間もなくわずかな浣腸液が迸り、それからミチミチという擦過音とともに太く長い便塊が瑠麻の股間にムリムリと垂れ下がったのだった。
「あーーーーっ!!」
 恥辱にまみれた悲鳴が上がり、それに惨め極まる嗚咽が追随する。
 その汚辱図を、ケイの構えたカメラがフラッシュで照らした。
「あ・・写真っ?! いやあっ、撮らないでぇっっっ!! ああウ○チ、止まらないいい・・・・」
 物心ついて以来初めて他人に排泄する姿を見られたばかりか写真まで撮影されてしまい、瑠麻は逆らい得ぬ生理現象を呪いながら激しく悶え泣きする。
 つかさは親友の愛らしいアヌスから驚くべき太さと量の恥塊がにるにると吐き出されるのを見るとともに手にした金属の洗面器が重くなっていくのを感じつつ、それを嫌悪するどころか妖しい胸の高鳴りを覚えていた。
「すごい・・・・・また便秘してたのね、瑠麻・・・・太くってクサいのがこんなにたっぷり・・・・・・」
「ひあああああ・・・っっ!! 見ないでっ、見ないでよおっ・・・・・うう・・恥ずかしい・・・・・」
 あまりの汚辱に瑠麻はなおもしゃくり上げる。
 その涙伝う顎をつと持ち上げ、綾香は言った。
「とても無様な姿ね、瑠麻。でも安心して、これは倶楽部の者にとって避けられない試練なのだから。つかさ」
「はい」
「今度はあなたの番よ。よく我慢したわね」
 綾香はそう言い、他の二人と一緒に瑠麻を仕置き台から降ろすと代わりにつかさをそこへうつ伏せにさせる。
「さあ瑠麻、次はあなたがお友達を楽にしてあげて」
 そう言いながら綾香はつかさのスカートを捲り上げ、腰に付けていたT字ベルトを取り去った。
421まりを:03/09/20 21:01 ID:zvaXzq6c

「つかさのアナルプラグを抜いて・・・・これで受け止めてあげなさい」
 そう言って綾香は床に置かれていた銀色の洗面器を指さす。それは先ほどまでつかさが持っていたものであり、中には瑠麻の羞恥の塊がうずたかく重なり合ったままであった。
「ああっ!」
 自分の汚物を目の当たりにし、再び激しい羞恥に襲われて瑠麻は手で顔を覆い震え泣く。
 その背中を涼子のきつい声がどやした。
「ほら、泣きやまないといつまでたってもつかさが辛いままよ。まだ儀式の途中なのに出させてあげるのは、あなたに免じてなんだからね」
(そうだ・・・つかさ・・・)
 こんな酷い目に遭ったのはつかさのせいでもある。それでも瑠麻には長年の親友を苦しませたまま見捨てておくことなどできなかった。
 瑠麻は震える手で持ち重りのする洗面器を持つと、つかさのお尻と対面するように立つ。
「ふふ・・・つかさ、良かったわね。さっきのショックにめげず瑠麻はあなたを楽にしてくれるようよ」
「ああ瑠麻・・・・ご免なさい、でももうあたし、限界なの・・・早く・・・お願い」
「うん・・・・ぬ、抜くよ?」
 臆病な手つきで瑠麻はアナルプラグをつまみ、一気に引き抜く。そして洗面器を構えた。
「あひいいいっ! でるっ、でちゃううう・・・・ああ、今度はあたしがあなたに恥ずかしい姿を見られちゃうのね・・・・いいわ、つかさのウ○チ、見てえっ!!」
 ブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリブリィィッ!!!
 汚辱の破裂音が鳴り響き、つかさのキュートなヒップから固体混じりの流動物が迸る。
 それを必死に洗面器で受け止めながら瑠麻は、この最も汚らしいはずの姿に不思議と嫌悪を覚えなかった。
 むしろ排泄の悦びに恍惚とし打ち震えるつかさの姿を、美しいとさえ思ったのだった。
「さすがに臭ってきたわね」
 排泄物特有の異臭が室内に満ち始め、涼子は換気扇を回し臭い消しのスプレーを振りまく。
 そのあと瑠麻とつかさは並ばせられ、またも浣腸された。それもあの、500ccガラス浣腸器で・・・・・
422まりを:03/09/20 21:03 ID:zvaXzq6c

「はぁううっ!!」
「今度はたっぷり2リットル入れてあげる。汚いモノをお腹から全て洗い流してあげるわ」
「あひ・・あひぃぃぃっ!!」
「瑠麻、し、しっかり!!」
 大量浣腸の凄まじさに悲鳴を上げる瑠麻を、自らもケイに浣腸されて喘ぎながらつかさが励ます。
 だが、初めて味わわされる量の浣腸液によって瑠麻は悶絶寸前の状態であった。
 ギュルッ、ギュギュググルグルグルギュググウッ!!
 激しい蠕動音が瑠麻とつかさ、二人の細い腹部から鳴り響く。
「もうダメ・・・・・漏れちゃう・・・・・漏れちゃうよお・・・・・」
 華奢な身体を惨めに震わせ瑠麻は呻くと新たな恥辱にまみれる哀しい覚悟をする。
 しかしそこへ綾香の非情な命令が下った。
「二人ともあと10分我慢なさい。その前にお粗相したら次は3リットル入れてアヌス栓で我慢させるわよ」
「あうう、そんなあああ・・・・・」
「お、お姉さま、あと10分なんて、あたしはともかく瑠麻にはとても無理ですっ・・・・許してあげて下さい」
「お黙りなさい! ならば友達のためにあなたが我慢できるようにしてあげるのね」
 苦しい息の下の哀願を冷たく一蹴し綾香たちは下級生を見下ろす。
 つかさは力無くうつむいたあと、四つん這いのまま今にも便意に屈服しそうにワナワナと震えている瑠麻を見やって意を決した。
「瑠麻・・・ご免なさい」
 そう呟きつつ辛さをこらえてつかさは瑠麻に這い寄り、その両脚の間に潜り込む。そして苦痛のため萎縮していた恥茎を口にした。
「あっ?!」
(瑠麻、これがお姉さまに教え込まれたご奉仕の技よ)
 つかさの絶妙の舌使いが瑠麻の快楽中枢を包み込み、恥茎を熱く勃起させていく。
 苦痛とは違うもので息を荒くしながら瑠麻は、自分を崩壊する手前まで追い込んでいた便意が快感によって減殺されるのを感じていた。
423まりを:03/09/20 21:05 ID:zvaXzq6c

「つ、つかさぁ・・・」
「す、少し楽になったでしょう・・・・ああお願い瑠麻、あたしもとても辛いの・・・・あたしのお×ん×んしゃぶって・・・」
 そう言いながらつかさは全身を瑠麻の下に逆向きに潜り込ませ仰向けになる。そして既に勃起しているものを瑠麻の眼前に露出した。
(お×ん×んを・・・・しゃぶるなんて!)
 一瞬生理的嫌悪が瑠麻の頭をよぎる。だがさっきは自分がフェラチオをしてもらったことで救われたことを思い、また親友の呻き声を聞いてついにおそるおそるそれを口にした。
「ああ素敵・・・瑠麻、お×ん×んの先を舌でくすぐって・・・・ああそう、いいっ!」
(すごく熱くて固い・・・コレがつかさのお×ん×ん・・・・)
 頬張っているものが見る見るうちに膨張し、硬度が増すのを感じながら瑠麻は妖しい感動に包まれる。もはや同性同士の異常な行為であることなど脳裏から消え去っていた。
 二人はお互いの剥けかけの恥茎に夢中でしゃぶり続け、悦びに腰を揺らす。
 時折下腹から発される便意の鈍い痛みも、今は倒錯の悦楽を増すためのアクセントに過ぎなくなっていた。
「あう・・・つかさぁ、もっと、もっとしてえ・・・・・」
「瑠麻のコレ、美味しい・・・・美味しいわ・・・・・」
 瑠麻とつかさ、二人の異形の美少女は全てを忘れて絡み合い、ギュルギュルとお腹を鳴らしつつ異端の快楽を貪り続ける。
 もう他のことなど意識になくなっていた。
「時間よ・・・・・って、聞こえてないわね」
 ケイが苦笑しつつ呟く。
「そうね」
 綾香もまた笑って頷き、必要な処置を命じた。
「追加のお浣腸をしてあげなさい」
 すぐに瑠麻とつかさにグリセリン原液500ccが注入される。この激烈な効果に下級生二人はさすがに我に返らざるを得なかった。
「あ・・・ああ・・・でる、でちゃうう・・・・」
「ひああっ! お腹が、お腹があっ!!」
「あなた達、ちょっと調子に乗りすぎ。でも時間まで我慢したから許してあげるわ」
 そう言いながら綾香がドアの鍵を開ける。そして開かれたドアから苦悶する瑠麻とつかさは外に出された。
424まりを:03/09/20 21:07 ID:zvaXzq6c

「まさか・・・外で・・・・」
「そんな! 見られちゃうっ!!」
「大丈夫よ、おおかたの生徒は帰った頃だから。それとも我慢する?」
 クスクス笑うケイを見ながら瑠麻とつかさは顔を見合わせ、そして頷き合う。
 快感で抑え込んでいた反動と追加の原液浣腸によって二人は過酷な便意に苛まれており、選ぶべき道は一つしか残されていなかった。
「いっしょに・・・しよう、瑠麻」
「つかさ・・・うん」
 並んで四つん這いになり脚をできる限り拡げる。
 そうして二人は同時に汚濁した浣腸液を逆流させたのだった。
 ブビィッ! ブッシャアアアアアアーーーーーーーッ!!
「あーーーーーーーっ!」
「んんんんんんん!」
 派手な水流のあとに流動物をぶちまけつつ瑠麻とつかさは解放の悦びに震える。
 そして朱に染まったお互いの顔を見ながら濃厚なキスをしたのだった。
「うふふ・・・・・親友から恋人に変わったようね。でも瑠麻の処女はわたしに譲ってもらうわよ」
「はい、お姉さま」
 綾香の言葉につかさがとろんとした瞳で頷く。
 再び部室に入れられた二人は汚れた場所を清められ、念入りに香水を吹き付けられた。
「瑠麻・・・・やっとあなたを犯してあげられるわ」
「はいお姉さま・・・・でも怖い・・・・せめて優しくお願いします・・・・」
 一連の儀式のあとですっかり反抗心を捨て従順になった瑠麻は、そう言って破瓜の予感に震えおののきながら綾香の前にアヌスを拡げる。
 やがてつかさが眼前でケイと涼子に口と尻を犯されるのを見ながら、瑠麻は綾香に純潔を捧げた。
「気分はどう、瑠麻?」
「あ・・・あ・・・始めは辛くて・・・・・でも今は・・・・ああっ! こ、こんなに気持ちいいなんてっ・・・」
「あなたもとてもいい具合よ・・・・ああイくっ!」
「ああっ、お姉さまっ!!」
 体内で綾香の熱精を感じつつ瑠麻もまたエキスを迸らせる。
 その後もケイに、涼子に、そしてつかさに犯されながら瑠麻は、この素晴らしい女装倶楽部に入れたことの悦びに溺れたのだった。
425まりを:03/09/20 21:08 ID:zvaXzq6c
 今回は以上。
 なおタイトルは適当です。

 ではまた。
426名無しさん@ピンキー:03/09/20 23:40 ID:n+jcP2cc
新作キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!ウッ
427名無しさん@ピンキー:03/09/20 23:44 ID:+96b8V7Y
ううう、保守のしがいのあるスレだなぁ・・・・。
まりをさん、ありがとうでつ!(つД`)
428名無しさん@ピンキー:03/09/21 03:12 ID:AqKsmucr
相変わらずまりをさんは凄いですのう
擬似百合姉妹にハァハァですよ
惜しむらくは後半の展開がちと急な所ですかのう
でも満足ですよー(*´Д`)
429まりを:03/09/21 12:40 ID:vcph6wxi
>>426-428
 どうもです。

>ううう、保守のしがいのあるスレだなぁ・・・・。
 427さんはいつも保守して下さっている方なのですね。
 こちらこそお世話になっております。ありがとうございます。
 このスレ落ちたときがやめどきかなーと思ってましたが、ご支持があるうちは投稿を続けるつもりです。
 他の方の投稿もまた見たいところですが。

>惜しむらくは後半の展開がちと急な所ですかのう
 う、鋭いご指摘・・・・
 前半に力を入れすぎて萌え尽き、後半は仰るとおりやっつけになってしまいました。
 長くなるとだれるのでいう言い訳もありますが、とにかく精進いたします。

 ところで前作からかなり間が空いた(いつもですが)うえ、この先も投稿がいつになるか分からないので、お詫びを兼ねてサルベージした没作品を手直しして投稿します。

 こなれが悪い代物ですが、まあオマケみたいなものということでご容赦。
430まりを:03/09/21 12:42 ID:vcph6wxi

【セックスと嘘と女装とビデオテープ】


 学校が終わると松沢夏樹は急いである店に向かった。今日は約束の日なのだ。
 店のロッカールームに入ると着ていたものをすべて脱いで裸になり、タンクトップやショーツ、スカートにニーストッキングなどを身に着ける。
 そうして着替えると、姿見の前に立つ。そこに映っていたのはショートカットのスレンダーな美少女だった。
 暫く自分の姿を見つめていた後、夏樹は意を決して隣の部屋に入る。
 そこは事務所の応接室になっており、中には二人の男がいた。
「ああ来たね。待っていたよ」
 ハンサムな中年男、伊賀が振り向くと笑って夏樹を迎える。なつきはぎこちない笑みを顔に浮かべた。
「開店までまだ時間がある。それまでに済ませてしまおう」
 そう言って伊賀は夏樹の肩を抱き、隣の部屋に入る。その後ろからもう一人別の男、堂高がついていった。
 隣の部屋に入ると、そこには女子校の制服や女性用下着が所狭しと並んでいた。
 ここはブルセラショップなのだ。
 だがさらにそこを出て3人は階段を上がる。
 そして狭い階段の横にあるドアを開けると、そこはベッドしか置いていない殺風景な部屋だった。
 夏樹がベッドに腰掛けると堂高が持ってきたビデオカメラを構える。そして伊賀が合図を出した。
(また・・・撮られちゃう)
 ゾクゾクと背筋を震わせながら夏樹は正面を向き、笑顔を作る。そして始めた。
「こんにちは、なつきです。なつきは14歳の女装ッ子よ。女の子になるのが大好きなの」
 そう言ってスカートを捲くる。
「ほら・・・なつきのお×ん×ん、ショーツの中で興奮して大きくなってます・・・・」
(ああ、恥ずかしいッ・・・)
 胸の動悸を抑えつつなつきはショーツを股下までずり下ろすと、ヒクヒクと脈動する白く細い恥茎をカメラの前に晒した。
431まりを:03/09/21 12:44 ID:vcph6wxi

「脱毛してるんで、ここは赤ちゃんみたいです。そう、なつきはエッチな赤ちゃんなの」
 そう言ってショーツを穿き直すと、演技ではなく顔を赤らめる。
「なつきの秘密を告白します。とっても恥ずかしいけど、なつき・・・・パンツを穿いたまま赤ちゃんみたいにウンチをおもらししちゃうのが大好きなの・・・・・考えただけでお×ん×んが濡れちゃうわ」
(もうこんなこととは手を切らなければ・・・)
 卑猥かつ倒錯的な台詞を重ねながら、夏樹は頭の片隅でそんなことを思う。
 始まりはアルバイト募集の貼紙を見てここに来たときだった。
 高給に惹かれてきたのだが、面談して聞いた仕事はなんと下着に汚れをつける役だった。
「なあに、本物の女子校生の写真を付けとくからばれやしないさ」
 そう言う伊賀の前に、逡巡はあったものの結局夏樹はやることにした。インチキな商売だからこそ中学生でも雇ってくれるし、高給を払ってもらえるのだから。
 そして夏樹は別室で裸になり、次々にショーツを穿くようになった。
 だが、はじめはうっすらとした汚れでよかったのが、そのうち伊賀の要求はエスカレートした。
 もっと酷い汚れを付けろと言うのだ。
 そのためやむを得ず、夏樹はショーツを一日中穿いて過ごすようになった。しかも伊賀の命令で、用便後も拭かずにそのまま穿いていなければならなかった。
 そしてより決定的だったのは、やがてショーツに大小便を漏らすよう命令されたことだった。
 当然最初は拒んだのだが、土下座して頼まれ、多額のボーナスを呈示されるともう断れなかった。
 イチジク浣腸を渡され、応接室に入って鍵を掛けてから床にビニールを敷くとショーツ一枚になって浣腸をする。
 そして言われた通り5分我慢してから顔を真っ赤にして下着を汚したのだった。
 そんなことが続くうち夏樹の身体に変化が起きた。
 まず排泄機能が変質し、浣腸なしではどんなにお腹が張っても排泄できない身体になってしまった。
 また、恥ずかしいだけだった浣腸が慣れてくると、倒錯した悦びをもたらすようになっていた。
 冷たい液がお腹に侵み込んで切なく悶えさせるとき、そして生理に屈服して重苦しい桎梏から解放されるときに、夏樹は言うに言われぬおぞましい快楽におぼれたのだった。
432まりを:03/09/21 12:46 ID:vcph6wxi

(ああ、もうダメ、恥ずかしいウンチ出ちゃうの、見ないで、見ないでえ・・・・・)
 脱糞粗相する哀れな女の子になりきり、何度そう心で叫びながら破廉恥な破裂音を響かせたことだろう。
 伊賀が正体を現したのはその1ヶ月後だった。
「実はね、ディープなマニア向けに女装美少年スカトロビデオを作ろうと思ってるんだ。出演してくれるね」
 その申し出を聞いた夏樹がきっぱりと断ると、伊賀は黙ってビデオを見せた。
 そこには夏樹が応接室で行った痴態がすべて映し出されていた。壁に開けた穴から堂高がいつも撮影していたのだ。
 夏樹は罠に嵌まったことを知った。
 そして、何本もの秘密ビデオが製作されたのだ。
 そこまで一気に回想して夏樹は再びビデオの前の演技に没入した。
「なつき、お浣腸大好きです。たくさん入れちゃおうっと」
 ベッドの上で四つん這いになり、お尻を出した夏樹はイチジク浣腸をひとつ、そおっと注入する。
「あん、お浣腸が気持ちいい・・・・お×ん×んがすごく感じちゃうよう」
 今堂高は膨らんだショーツの前をアップにしているに違いない、そう思って夏樹は賎ましく変わり果てた自分の生理を呪った。
 それでも手を止めず、女装少年は軽便浣腸を次々と空にしていく。
「お浣腸って素敵・・・・なつきはいやらしいヘンタイの、エネママゾッ娘なんですぅ・・・・」
 すべて入れ終えるとなつきはベッドの頭のほうに繋いである手錠を自分の両腕に嵌めた。これで自力で抜け出すことはできない。
「ああん、これでなつきはもうおトイレ行けないのお。どうしよう、本当に赤ちゃんみたいにウンチおもらししちゃうう」
(ああっ・・・も・・・もう我慢できない・・・)
 自力では排泄できず、また伊賀にも禁じられていたため、腸内には恥ずかしいものが充満していた。
 そのすべてが浣腸によって眠りから目覚め、自由を求めて荒れ狂っている。耐えるすべはなかった。
 ムリムリムリムリムリブリュブリュブリュブリュブリュウウッ!!
「あっ・・・んんんんんああああああっ!!」
 喘ぐよりも早く奔流が放たれ、下着の中に容積を増していく。
 もらした便塊で腰が重くなっていくのを感じながら、夏樹は恥辱と快感で淫らに腰をうねらせていた。
433まりを:03/09/21 12:48 ID:vcph6wxi

「いやあっ、ウンチ出ちゃったぁ・・・ああ、気持ちいいよお・・・・」
 演技と真実を交差させて喘ぎつつ顔を陶酔させ、下肢を汚す。
 やがてどろどろした軟便が噴出して太い固形便の間を埋め、白かったショーツを褐色に汚し溢れ出すところを堂高のカメラは克明に捉えていた。
(・・・ああっ!)
 心で慟哭しながら耐えがたい疼きに導かれ、夏樹はうつ伏せたままシーツに膨らんだ恥茎を押し付け裏スジをこすり上げる。
「あひいっ、イきます・・・なつき、ウンチしながらイくのぉ・・・・あううっ!!」
 甘い叫びと共に鋭角に突っ張っている頂点が濡れていき、夏樹はえもいわれぬ快感に酔い痴れた。
(あはあ・・・もっと・・・もっとお・・・・)
 伊賀は倒錯悦楽による快感で半ば意識を失っている夏樹に近づくと、汚物でグチュグチュになっているショーツをずり下げた。
「おやおや、可愛い顔でなつきちゃんはこんなにたくさんのウンコをオモラシして、しかもイッちゃったんだねえ。それに凄い臭いだ」
「やああぁ・・・・言わないでえ」
 伊賀の言葉に法悦境から羞恥を呼び覚まされて夏樹は顔を背ける。
「いいんだよ。ところで言い忘れてたけど、今回のビデオの題名は『女装娘スカトロレイプ』っていうんだ」
 そう言いながら伊賀は勃起した己の尤物を出すとそれにゴムを着け、夏樹の後ろから覆い被さっていった。
「ああっ?! いやあああーーーーーーーーーーーーーっっ!!」
 軟便と腸粘液が潤滑液の役割を果たし、伊賀の分身はぬるりと夏樹の中へ挿入されていく。かくて、夏樹のアナル処女は汚辱の中で奪われたのだった。
「酷い・・・・酷いよお・・・・・・・」
「ふっふっふ、顧客の皆さんからもっとハードなものをとの希望があってね。俺もホモは嫌だったけど、なつきならまあいいかと思ったんだよ」
 グチュグチュと湿った音を立て、局部を汚穢にまみれさせながら伊賀は夏樹のアヌスを犯し続ける。
 屈辱と痛みに泣きじゃくっていた夏樹だったが、そのうち劇的な変化が訪れた。
 なんと腰に疼くような快感が渦巻き始め、勃起してしまったのである。
434まりを:03/09/21 12:50 ID:vcph6wxi

(な、なんでっ?! 男に挿れられて辛いだけだったのに・・・・・だんだん気持ちよく・・・・)
 自分は女装のみならず、男色にも感じてしまう真正の変態だったのかという衝撃的な思いが夏樹を打ちのめす。
 せめてそのことは知られたくないと思ったが、心はとにかく物理的な変化を堂高のカメラが見逃すわけがなかった。
「おい、なつきちゃん、勃ってるぜ」
「へえ・・・・なつき、どうやらおまえ、そのケもあったんだなあ」
「うう・・・」
 伊賀の揶揄するような口調に残されていたプライドをずたずたにされ、夏樹は惨めに顔を歪める。
 だが次第に激しさを増していく伊賀の腰の動きに翻弄されているうち、夏樹の顔には恍惚とした表情が浮かび始めたのだった。
(お尻が・・・・お×ん×んが気持ちよすぎるぅ・・・・っ!!)
「あ・・・ああ、いやあっ・・・・・もっと、もっと犯してえっっ!!」
「へへ、とうとう本性を顕わしやがったな。初めて見たときからなつきはマゾエロ豚だと思ってたぜ」
 嘲りを隠さずに伊賀がそう言い放ちながら汚液まみれのペニスを引き抜く。
 突然の快感の中断に夏樹は悲鳴を上げた。
「ああっ なんで?! もっと、もっとなつきを犯してよおっ!!」
「チ×ポが欲しいか? ならこう言うんだ。『なつきにたっぷりお浣腸して、そのままチ×ポをケツ嵌めして下さい』ってな」
「な、なつきにたっぷりお浣腸して、そのままチ×ポをケツ嵌めして下さい・・・・・ああっ、早く、早くハメハメしてえっ!!」
 アヌスを犯されその快感に屈服した今、夏樹はもはや淫獣と化していた。
 わずかに残っていた理性の全てが、妖しい被姦と被虐の快美に染め上げられてしまったのだった。
「ひひひ、それじゃ遠慮はしないぜ」
 下卑た笑いを洩らしながら伊賀はイルリガートルを吊り下げたスタンドを運んでくる。
 そしてカテーテルのノズルを夏樹のアヌスに挿入し、大量の薬液を流し込み始めた。
「淫乱の夏樹にはこれだけじゃ物足りないだろうからこいつもプレゼントだ」
 そう言って伊賀はラジコン制御の卵形ローターも挿入し、スイッチを入れる。
 夏樹の身体はすさまじい苦痛と快感に引き裂かれ、ベッドの上で悶え狂った。
435まりを:03/09/21 12:54 ID:vcph6wxi

「そしてさっきの続きだ」
「あがああっ! そんな、そんなあっ!!」
 ローターを呑み込みカテーテルを挿入したままのアヌスに伊賀は再び己のモノをこじ入れる。そしてまたも激しく夏樹を犯すのだった。
 浣腸されながらバイブとペニスで感じさせられるという鬼畜な行為に夏樹は狂乱しつつ腰をうねらせる。
 さらに浣腸で膨満した腹部を激しく揉まれて、女装の美少年は絶叫した。
「あうううううーーーーーーーっ!! もっと虐めて・・・夏樹を苦しませてえーーーーーっ!!」
「完全にマゾに堕ちたようだな、なつき。これからはお前は俺たちの奴隷として、無償で尽くし続けるんだ。分かったな」
「は、はい、夏樹はマゾれすぅ・・・・ずっと、ずっとここでご奉仕しますぅ・・・・はああ、ウンチでちゃうっ、イッちゃうううううーーーーーーっ!!」
 ブシャッ、ブビビビビブリブリブリブリブリブリブリッッ!!
 犯されている肛肉の狭い隙間からついに大量の浣腸液を噴き出させ、夏樹はガクガクと全身を痙攣させる。
 そして、恥茎からも幾度となく精液を吐き出して悶絶したのだった。
「ふふ、お互いクソで汚れ合った仲だ。これからも宜しく頼むぜ」
 幸せそうな顔で気を失っている夏樹の中に射精しつつ伊賀は呟く。
 そして次回の顧客も交えた「快感絶頂女装娘スカトロ輪姦」というビデオの構想を練り始めていた。

(了)

 んじゃ。
436名無しさん@ピンキー:03/09/21 14:48 ID:PiPNUhCN
またキテタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)−_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
(;´Д`)主人公の名前にワラタ
437名無しさん@ピンキー:03/09/21 23:02 ID:TgRPnm2L
久々は二本立て・・・。
嬉しさにむせび泣きつつおっ立ちますた。
438名無しさん@ピンキー:03/09/22 00:48 ID:2O3/JN+e
自分のほかにも、何人か保守してる方がいらっしゃるんですが
まりをさんにそんな風に言われると、恐れ入ります(((;´Д`))) オロオロ

長期アク禁に巻き込まれない限りはお留守番がんばります〜。
439名無しさん@ピンキー:03/09/24 02:37 ID:jn3o5t8U
保守
440名無しさん@ピンキー:03/09/24 03:50 ID:PoozRjLP
このスレ立った時から密かに大好きじゃー。
ショタっけはなかったのに、女装少年+浣腸とくると何故か萌える。
441名無しさん@ピンキー:03/09/27 03:04 ID:gXfTRnW0
 
442名無しさん@ピンキー:03/09/30 03:04 ID:Zuq75Mf/
保守っとくね
443名無しさん@ピンキー:03/10/02 08:59 ID:03djAt9N
保守
444名無しさん@ピンキー:03/10/03 16:54 ID:LWRSbvto
確変終了保守
445名無しさん@ピンキー:03/10/03 17:32 ID:wYOR2Gty
>444
そんな寂しいやん
446名無しさん@ピンキー:03/10/06 04:16 ID:bsgqKI/8
447名無しさん@ピンキー:03/10/07 22:47 ID:BzmCRNRO
しゅ
448名無しさん@ピンキー:03/10/08 01:17 ID:XKiqGizJ
449名無しさん@ピンキー:03/10/10 01:47 ID:65hbkl4D
hosyu
450名無しさん@ピンキー:03/10/10 15:55 ID:3gCmoEcp
 
451名無しさん@ピンキー:03/10/12 07:05 ID:qz/k9Het
ほしゅ
452まりを:03/10/13 14:31 ID:DRTpUfFw
小品。

【ぼくの話】


 あれは金曜日の、塾の帰りのことでした。
 うちに帰る道を歩いていると、横に大きな車−−−キャンピングカーがすっと寄ってきたんです。
 細い道だったのでぼくは壁と車に挟まれたような感じでびっくりして立ち止まりました。
 そのうち横にあったドアが開いて、中から男の人が出てきました。そしてぼくを中へ引っ張り込んだんです。
 ぼくがよろよろと中に倒れ込むとドアが閉められ、車が発進しました。
 中は狭い部屋みたいで、小さなベッドがありました。
 ぼくが唖然としていると、男の人は「服を脱げ」と言います。
 そんな恥ずかしいことを知らない人の前ではできないのでモジモジしていると、男の人は突然ぼくにビンタしました。
 とても痛くてショックだったので、ぼくは泣いてしまいました。
「早く脱げ」
 男の人はいらいらした声で言います。怖かったので、ぼくはとうとう服を脱いで裸になりました。
「ベッドに寝ろ」
 そう言われてぼくは、そこにあった小さなベッドに仰向けに寝ました。
 男の人は指にクリームみたいなものを塗るとぼくの脚を開かせ、お尻の穴に指を入れます。
 最初は恥ずかしくて、冷たくて気持ち悪かったのに、お×ん×んの裏みたいなところを弄られるうち急にお×ん×んが気持ちよくなったんです。
「ああっ、あああんっ!」
 って思わず、気持ちよさそうな声を出しちゃいました。
453まりを:03/10/13 14:32 ID:DRTpUfFw

「そろそろいい感じだな」
 男の人はそう言うと指を抜きました。それから、お×ん×んを出してぼくのお尻にグイって入れてきたんです。
 すごく太くて、ぼくのお尻は裂けちゃいそうでした。
「痛い! お願いやめてっ!!」
 ぼくは泣きながらそう言ったのに、男の人はやめてくれませんでした。
「へへ、これから気持ちよくなるんだよ。みんな最初はいやがるが、最後には病みつきになるんだぜ」
 などと、とても信じられないことを言ってなおもぼくのお尻を犯したんです。
 でも、男の人の言ったことは本当でした。
 犬みたいに四つん這いにされて犯されているとき、だんだんお×ん×んがムズムズしだしたんです。
 お尻の奧を突かれるたび、恥ずかしい声が喉から漏れて・・・・・
「くくく、感じてるようだな」
 男の人がそう嘲笑いながらぼくの固くなったお×ん×んを手で擦り始めたので、ぼくは恥ずかしくて死にたくなりました。
 でもすごく気持ちいいのも間違いなくて、泣きながらあんあん喘いでいると、そのうちおしっこをおもらししそうな感じになったんです。
「お、おしっこ・・・おしっこが出ちゃうう・・・・」
 また仰向けにされて脚を抱えられたままぼくがそう言うと、男の人はにやっと笑って「いいぞ、出せ」と言いました。
 そうして太いお×ん×んをぼくのお尻にグチュグチュという音を立ててさらに激しく出し入れしたんです。
 ぼくはもう何がなんだか分からなくなって、腰をびくびくさせながらオモラシ・・・・しちゃったんです。
 固く反り返ったぼくのお×ん×んから熱いものがびゅくびゅく出てくるのが見えました。
 それがぼくのお腹にこぼれてトロリと拡がっていきます。
 ぼくがハァハァ言ってぐったりしていると、男の人はぼくの出したそれを嬉しそうに舐めて綺麗にしてくれました。
454まりを:03/10/13 14:33 ID:DRTpUfFw

 そのうち車が止まって、ドアから別の男の人が入ってきました。
「おい、どうだった」
「ああ、初物は美味しく頂いたぜ」
「それじゃ今度は俺の番だ」
 新しい男の人はそう言って舌なめずりをします。さっきまでの男の人は「また壊すなよ」と苦笑いして出ていきました。
「それじゃ坊や、きみには女の子になってもらうからね。おれは、男の子が女装するのを見ると興奮するんだ」
 そう言いながら新しい男の人は持ってきたものをぼくに見せたんです。
 それは、レースがいっぱい付いた、とても女の子っぽいドレスでした。
 さっきの人の時みたいにビンタされるのは嫌だったので、ぼくはそれを着ました。下着も女の子のです。
「ああ可愛いね。とっても可愛いよ」
 男の人はそう言いながらドレスの裾をめくります。
 なんだかぼくは本当に女の子になったような気がして、思わず「いやんっ!」と叫んでしまいました。
「えへへ・・・・・い〜〜〜っぱい、悪戯してあげるよお」
 そう言いながら男の人はぼくの口にボールの付いた口枷を嵌めたんです。
 それから両手は後ろにされて手錠を・・・・・
 そのあと男の人はくねくね動くプラスチックの棒を見せました。
「これでお尻を気持ちよくしてあげるからね」
 男の人はそう言って、本当にそれをぼくのお尻に入れました。
 さっきの男の人のよりは細いけど、それは中でぐねぐね動くのでぼくは悶え泣きしてしまったんです。
 その次は糸で繋がったピンポン玉みたいのを幾つも入れられては一気に引っぱり出されました。
 もうその頃には、ぼくは何をされても気持ちよくなってしまっていたんです。
「ああっ、もっとしてえっ!!」
 とか、
「お尻を虐められて嬉しいです!!」
 とか叫んでいました。
455まりを:03/10/13 14:34 ID:DRTpUfFw

 最後には浣腸されて、
「あはあっ、冷たいのが気持ちいいよおっ!!」
 などとも・・・・
 そのうちお腹がギュルギュル鳴りだして苦しくなり、ぼくは男の人にトイレをお願いしました。
「この中にはトイレが無いからなあ。外に出してやるから自分で行っておいで」
 男の人はそう言うと、ドアを開けたんです。
 車はいつの間にか止まっていて、外はたくさんの人がいる駅前でした。
 ぼくはそんな中、女装して口枷と後ろ手錠をかけられた姿のまま外に出されてしまったんです。
 不審な目で人々がぼくを見ている間に車は急発進してあっという間に姿を消しました。
 後に残されたぼくはお腹の痛みを抱えたまま呆然としていました。
 すぐにトイレに行かなければお粗相してしまうのに、トイレがどこにあるのか分からないのです。
 口が塞がれているので人に聞くこともできません。
「ウウウウウ・・・・・」
 あまりの辛さに呻いてしまいます。
 そしてとうとう、ぼくはみんなの前で立ったままブリブリと惨めにお粗相し、同時になぜかあの気持ちのいいおしっこをオモラシしていたんです。
 そのあとはよく覚えていません。
 大騒ぎのあと、病院や警察、パパやママにいろんなことを聞かれたけど、「よく覚えていません」としか答えませんでした。
 でも本当は、よく覚えているんです。
 いいえ、忘れることなどできません。
 退院して落ち着いたあと、ぼくは塾の帰りはいつも女装します。
 そして自分に浣腸して、あの車が現れるのを待っているんです。
 また来て! そしてぼくを虐めてっ!!
 女の子のパンツをウンチで汚しながらそう心で叫んで、ぼくは再びあの人たちに逢う時を待っています。


じゃ。
456名無しさん@ピンキー:03/10/13 16:11 ID:XrQIvXrI
待ってました。最高〜!もっと〜もっと〜
457名無しさん@ピンキー:03/10/13 20:48 ID:aquJ8Hsw
最高っす…(*´Д`)アハァ
458名無しさん@ピンキー:03/10/13 22:43 ID:iVrbFd6e
キタ━━━━━━\(*´д`*)/━━━━━━ !!!!!
459名無しさん@ピンキー:03/10/16 04:45 ID:wIP+Lxvv
保守
460名無しさん@ピンキー:03/10/18 16:24 ID:wd3+rZ1p
キャッチャー。
461名無しさん@ピンキー:03/10/20 19:15 ID:UIJ2Zbu1
保守
462名無しさん@ピンキー:03/10/23 14:11 ID:yv5yDtQW
ピッチャー
463名無しさん@ピンキー:03/10/25 13:14 ID:iu93v27U
ファースト
464名無しさん@ピンキー:03/10/25 18:10 ID:a/KdTq99
サード モミモミ
465名無しさん@ピンキー:03/10/25 18:48 ID:BSDXTToP
466名無しさん@ピンキー:03/10/26 14:39 ID:fCeoVp81
ピッチャーデニー
467名無しさん@ピンキー:03/10/28 01:44 ID:6ARGf+kf
まりを作品
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学園隷奴 >>131-134 >>140-142 >>146-152
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468名無しさん@ピンキー:03/10/28 01:45 ID:6ARGf+kf
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>>35-42 >>47-52

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>>77-107 >>112-114
469名無しさん@ピンキー:03/10/28 02:03 ID:eL4xdpWS
>>467-468

乙! &保守
470名無しさん@ピンキー:03/10/30 12:14 ID:WYr/lMWK
ありがとう!&保守
471犬神:03/11/01 17:33 ID:fz/UcUpG
【警告】

以下のSSはメイド少年がうんちひりだしながらハァハァしちゃうものですが、
その他、大量の『食糞』シーンがあります。嫌悪感をもたれる方は読み飛ばしてください。
472犬神:03/11/01 17:34 ID:fz/UcUpG
【フルコース】

「失礼します…」
 僕は、ノックをしてご主人様の部屋に入った。
 ご主人様はベッドに腰掛けて僕を待っていた。
 細すぎる身体……、白すぎる肌……。ご主人様は生まれつき体が弱く、この家から出たことがない。それでも今日は、幾分顔色がいいように僕には思えた。
「うん、いつものものはちゃんと持ってきたね」
「はい」
 僕の手には数枚の皿と特製の各種薬液、スプーン、小瓶、そしてガラスの浣腸器がある。これらに僕自身を含めたものが、今夜のご主人様のお食事なのだ。
「じゃあ、こっちに来て、お尻を向けて」
「…はい」
 僕はご主人様の前で後ろを向き、メイド服のスカートを上げた。
 僕のお尻には4日前からアナルプラグが入れられている。それは、革のベルトでしっかり固定されている。これを取ることは、鍵を持つご主人様にしかできない。
「もっとお尻を上げて。もっと高く」
「…はい」
 僕はつま先立ちになり、ご主人様に腰を突き出す。
 僕のお尻が小刻みに震える。
「それでは、いただきます」
「……はい。どうぞ心ゆくまでお召し上がりください」
 ご主人様は革ベルトの鍵をはずす。汗と汚汁で蒸れたお尻を、冷たい空気がなぜる。 僕はそれだけで少し気持ちよくなってしまう。
 そして、ご主人様はアナルプラグに手をかける。
「んっ……」
 ご主人様は、プラグをひねりながらゆっくり抜いていく。長さ20センチのプラグが僕の括約筋をこすり上げていく。
「お、おお……おほおおぉぉ……」
473犬神:03/11/01 17:35 ID:fz/UcUpG
「なんだいニルス、もう盛り上がっているの?」
 ご主人様は僕の反応が楽しいのか、抜きかけたプラグを再び戻し、また抜いたりを繰り返す。
 ぬちっ…、ぬちっ…、ぬちっ…。粘膜を擦る、嫌らしい音が僕の耳にまで聞こえてくる。
「ご、ごしゅじんさま…、お戯れはおやめください…」
「いや、今日の前菜の下ごしらえだよ。ほら、瓶を構えて」
 いつもより早いペース展開に僕はとまどってしまう。この調子でやられたら、今日のコースの最後まで僕の身体が持つか分からない。
……しかし、ご主人様の命令は絶対だ。僕は小瓶をペニスの先端にあてがう。
「ご主人様…。準備できました…」
 僕の言葉を聞くと、ご主人様はさっきよりもずっと早いスピードでプラグをピストンさせ始める。
「…あ、あひぃ……、ひ、ひ、ひいぃぃぃ……! お、おしり、おしりがあぁ……! おおおぉぉぉぉ……!!」
「こら、またニルスは間違えたね。お尻じゃないよ。ケツ穴って言って」
「ひゃはぁ…、す、すいません……けつぅ、けつあなぁ……けつあなぁぁ……! うあぁぁぁ……!」
 嬌声とアナルの蠕動で、ご主人様は僕の限界が近いことを察したらしい。とどめにプラグを直腸の奥に押し込み、一気に引き抜いた。
 ブビュルウゥゥッ!
 腸液とガスが噴出する下品な音と一緒に、僕は一気に上り詰めてしまった。
「あひいぃぃ! でるぅっ! でるうぅっ! でひゃいますぅぅぅ……!!」
 どびゅううううっ! ぶびゅるううううっ! どびゅるん! ぶびゅるっ! びゅっ! びゅっ! びゅっ!
 大量の精液が一気に精通管を駆け上り、構えられていた小瓶の底に叩きつけられた。 それは瓶の中にあふれかえり、糸を引き、イヤらしい芳香を醸し出した。
「ふぁ…、はわぁぁ……」
 衝撃的な快感に、僕は腰から力が抜け、がっくりと膝を落としてしまった。
「はは、いっちゃったね、ニルス。でも、僕はまだ前菜もいただいてないんだよ? ほら、早く準備してよ。飢え死にしちゃう」
「は、はい……、すいません……」
 そ、そうだ……、僕はまだ前菜もお出ししていないのだ。惚けている場合じゃない。
474犬神:03/11/01 17:36 ID:fz/UcUpG
 僕は机の端に手をかけ、無理矢理体勢を整えると、前菜の準備にかかった。
 前菜用の薬液を300cc浣腸器に入れ、ご主人様に手渡す。
「うん、じゃあいただこうかな」
「はい…。よろしくお願いします……」
 僕は再び、ご主人様の前にお尻を突き出す。
 ご主人様は僕のケツ穴に薬液を注入していった。
「く……、きゅうぅん……」
 僕の敏感なアヌスは、この程度の刺激で快感になってしまう。そういうふうに育てられてきたのだ。……ご主人様の給仕として。
 まもなく、薬液が直腸を回り始めた。ぎゅるぎゅるとお腹が回り始める。苦しい……。
「……ご主人様、でます……でまひゅぅ……。どうかお召し上がりくだひゃい……」
「うん」
 ご主人様が皿を僕のお尻の下にあてがう。準備はできた。
「おほぉ……! お、おおぉぉぉぉっ……!!」
 僕はゆっくりとお皿の上に前菜を盛りつけていく。……はねないように、……こぼれないように、気をつけながら、身長に緑色の大便をひりだしていく。
「おおおおぉぉぉ…、ふおおおおぉぉ…、おほおおぉぉぉぉ…!」
 これは、ご主人様の前菜用に食べた僕の5日前の食事のなれの果てだ。滋養にいい野菜や香草のみでできている。
 生まれつき身体の弱いご主人様は、このような形でしか食事をとることができない。そのため、僕とその他数人のメイド少年達は、ご主人様のお食事製造器として教育、調教されている。
 ようやく前菜を盛りつけることができた。まだ、呼吸が整わないが、これ以上ご主人様をお待たせすることはできない。僕はスプーンをご主人様に手渡す。
「はぁ……、はぁ……、では、どうぞ……」
「うん」
 ご主人様が僕のだした前菜をスプーンですくい、口に運ぶ。まだ湯気の立つそれを咀嚼し、堪能し、嚥下する。
 僕は、お食事中のご主人様の笑顔を見て、先ほどの快感とはまた違う気持ちよさを感じる。胸のあたりが暖かくなるような、幸せな気分になる。
475犬神:03/11/01 17:37 ID:fz/UcUpG
「ニルス、さっき出したドレッシングを」
「……は、はい!」
 僕はさっきだした精液の入った小瓶をご主人様に渡す。ご主人様はそれを前菜にかけ、再び口に入れる。……僕の精液は高タンパクの栄養剤だ。
「うん、ニルスのだしてくれたドレッシングはおいしいね。食もすすむよ」
「あ、ありがとうございます…」
 改めてそういうことを言われると、なんだか照れてしまう。おもわず下を向いてしまった。顔が熱い。
「……そ、それじゃスープのご用意をいたしますね」
 僕はスープ用の薬液を用意し始めた。浣腸器にとり、それをご主人様に渡す。そして、それは再び僕のケツ穴に入れられた。
「く、んんっ…」
 4日前のスープ用の食事は、ちょうどいい具合に緩くなるよう調整してある。薬液の混ざったそれは極上のポタージュだ。僕は丁寧にそれを皿にひりだしていく。
「ひ……、ひあぁぁぁぁ、はぁ……、はぁっ……!」
 ぷじゅうううぅぅぅぅ……。
 皿には乳白色のスープがたまっていく。
「ひ、んんっ……! ふわぁ……」
 最後の一滴まで絞り出す。丁寧に注がなければならない緊張感で、足がぷるぷるしてしまった。
「……はぁ、……はぁ、ど、どうぞ、お召し上がり…くだ…さい…」
 僕はスープをテーブルの上にさしだした。
「うん」
 ご主人様はスプーンで音もなくスープをすくい、口に運ぶ。いつ見ても完璧なテーブルマナーだ。僕はご主人様の貴族の気品を感じてしまう。
……綺麗だと思った。……この人はとても綺麗な人だ。ただ、スープを口に運ぶだけで綺麗な人。完璧な貴族。
 もし、こんな体でなければ、今頃社交界をにぎわせ、良縁に巡り会っていたことだろう。
 ご主人様がおもむろに口を開いた。
「もうひと味、欲しいね」
「…え?」
476犬神:03/11/01 17:38 ID:fz/UcUpG
「え、じゃないよ。もうひと味、欲しいんだ。……わかるね」
「……はい」
 もちろん理解している。それはメイドである僕の仕事だ。僕は準備に取りかかった。
 僕はスカートの端を口にくわえ、ペニスを掴む。皮を剥き、ペニスの先端をスープの中に入れる。そして、根本を擦る……。
 ご主人様に見られながら、僕はオナニーを始める。
「ん、うんっ…、うんっ…、ふ、ふうぅぅぅ…!」
 スープの中に出さなくてはいけない。丁寧に……、慎重に……、こぼれないように……。
「ふっ……、ふっ……、ふうぅ…………、んんっ……! んぐぅぅ……!」
 でも、なぜだろう。今日の僕はいつになく興奮していた。いつもなら冷静にこなせるこの行為にも、妙に力が入ってしまう。自然と指のストロークが大きくなり、腰が揺れてしまう……。
 その時突然、ご主人様が僕のお尻に手を伸ばしてきた。
「んんっ!?」
「腰が動き始めてるじゃないか、もっと静にやらなきゃだめだよ」
 ご主人様は僕のケツ穴に指を入れてくる。そのままお尻の肉をわしづかみにして、僕の腰を固定する。
「んんっ?! んっ! ふううぅぅぅぅぅぅ?!」
 これが躾からくる行動なら、僕も耐えることができる。このままペニスを擦り続けて、精液を出すことができる。
 しかし、なぜかご主人様は僕のお尻を揉みしだきながら、ケツ穴へをかき回す指をの指を2本に増やしてきた。
「ご、ごひゅじんひゃま……、にゃ、にゃに…、ひゃぐっ!!」
「ん? 少し手伝ってあげようと思ってさ」
「んっ……?! んんんんんっ……!」
 口も開けられず、間抜けな受け答えしかできない僕を無視して、ご主人様がその細い指で、僕の肛門を犯す。グニグニと括約筋をほぐし、前立腺を掻く。その指はさらに3本、4本と増えていく。
「ひ、ひぎいぃぃぃぃ! ふっ……、ふぁ……、あがああぁぁぁぁぁぁっ!!」
 僕は耐えきれなくなって口を開けてしまった。くわえていたスカートが落ち、すそがスープに浸ってしまう。
 しまった、と思った。僕はとんでもない粗相をしてしまった。ご主人様のお食事は、お取り替えということが基本的にできない。これは大失態だ。僕は自責の念に駆られた。
 しかし、まだご主人様はその指を抜いてくれない。それどころか、いよいよ指のスピードを速め、僕を絶頂に押し上げようとする。
477犬神:03/11/01 17:40 ID:fz/UcUpG
「や、やめてぇ、くだしゃいい…! スカートがスープにぃ…、や、やぁ、だめぇっ…!! おねがいでひゅ、ごひゅじんひゃみゃぁぁ!、や、やめぇ、やめてぇぇぇぇっ……!!」
「はは、きもち良さそうだね。かわいいよニルス」
「あぁぁぁ、ごひゅじんひゃみゃぁぁ! だみぇぇぇ…! いきゅぅぅぅ、いきまひゅううぅぅ、で、でりゅぅぅぅぅっっ!!」
 ぶびゅううううぅぅぅっ! びゅるううううっ! びゅっ! ぶびゅるっ! びゅっ! びゅっ! びゅっ!
 僕の精液はスカートの裏に叩きつけられた。勢いでスカートが持ち上がるほどの、大量の射精だった。
「お…、おおぉぉぉぉ…、おほおおおぉぉぉ…」
 体の痙攣が止まらない。ご主人様の繊細で巧みな指使いは、僕のこれまでの人生で味わったことのない快楽を引き出した。
「あ、ああぁぁ…、ひぃ、ひぃん…! ひやあぁぁぁ…」
 僕はいつのまにか泣いてしまっていた。失態と後悔、快感と悦楽がめちゃくちゃに入り交じっていた。僕は何がなんだか分からなくなってしまった。
 しかし、ご主人様は僕のアナルからまだ指を抜いてくれなかった。
「………ご、ごひゅじんひゃみゃぁ?」
「ニルス、かわいいね」
「はにゃぁ…?」
「だからさ、僕、もっとしてあげたくなっちゃった」
 その後のご主人様の行動は信じられないものだった。ご主人様は両手の人差し指、中指、薬指、計6本の指を僕のアナルに入れてきたのだ。
「ひぎゃああああぁぁぁぁぁっっ……!!」
 そして、ご主人様は6本の指を一斉に暴れさせた。中指で広げ、人差し指で掻きむしり、薬指で擦り上げた。前立腺を撫で、叩き、刺した。
「いぎいいいぃぃぃ! ひぃ、ひぃ、ひやあぁぁぁぁぁぁっ! あああぁぁぁぁぁっ! ……っ! ……っっっ!」
 絶頂の上の絶頂だった。もう声も出すことができなくなっていた。目の前でバシャバシャとフラッシュがたかれているような錯覚におちいった。パクパクと馬鹿みたいに口を開いたり閉めたりすることしかできなかった。
「 ……っ! ……っ、……っっっ!」
 ミチ、ミチミチミチミチミチミチミチミチィィィ……。
 巨魁が直腸をずり落ちる、イヤな音が響いた。
478犬神:03/11/01 17:41 ID:fz/UcUpG
 それは、僕が2日前に食べた高級ロースとシタビラメの混合物のたてた音だった。本来、薬液で引きずり出されるはずの今日のメインディッシュが、肛門の圧倒的刺激に導かれて、すぐそこの出口までやってきていたのだ。
「…………ご、…………ごひゅじんひゃみゃぁ、…………あぁ、…………いやぁぁぁ」 いけない…! 絶対にこれを出してはいけない……! これ以上の粗相は死んでも許されない……! ご主人様を引き離してでも、これは止めなければならない!
 ……でも、声が出ない……。体が動かない……。頭がまともに働かない……。僕は肩をガクガクと震わせるだけで、他に何もすることができない……。
「………あぁぁ、………うあぁぁぁぁぁ」
 圧倒的な快楽の前に僕の体は無力だった。堕ちるような絶望感だった。……ただただ、死にたいと思った。
 ついに、ご主人様の指にメインディッシュが触れたらしい。
「……ニルス、いいよ。だしちゃいな」
「……あぁ、…………あぁぁぁ、………あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
 ミチ、ミチ、ミチ、ミチミチミチミチミチミチィィ!! ブリリリリリリリリリィィィィィッ!!
 極太のメインディッシュが僕のアナルから滑り落ちた。それは途中で切れることなく、ゆっくりと下に垂れていった。
「…うがあああぁぁぁぁ!! …ああぁぁ!! あっ…、ああぁっ……、いやああああぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
 どびゅううううぅぅぅっ! びゅううううっ! びゅん! びゅう! びゅっ! びゅっ! びゅびゅびゅびゅびゅううううううぅぅぅぅぅぅ!
 獣のような声で泣き叫びながら、僕は射精した。スカートの中はもうぐちゃぐちゃになった。
 メインディッシュは最後まで途切れなかった。大きな一つの固まりとして、床にどすんと落下した。
 そして、そのまま僕も崩れ落ちた。膝が折れ、顔を自由落下で床にぶつけた。痛いとも思わなかった。僕の脳は圧倒的悦楽に痺れ、何も認識することができなくなっていた。
「………はわぁぁぁ、あぁ、………あああぁぁぁぁぁ」
 僕はだらしない顔を晒しながら、間抜けな声を上げることしかできなかった。
479犬神:03/11/01 17:42 ID:fz/UcUpG

 なま暖かい感触が口の中に広がった。
 その時、僕は自分がどうなっているのか分からなかった。
 まず、自分がベッドに寝かされていることに気がついた。とても柔らかい、ご主人様のベッドだ。
 そして、自分の目の前、鼻と鼻があたる距離に、ご主人様がいることに気がついた。 そして最後にようやく、僕は、自分がご主人様にキスされていることに気がついた。
 ……キスされてる?
 ご主人様に、キス、されてる!?
 僕は自分のされていることを、うまく認識することができなかった。
 ……ファーストキスだった。
 僕は物心ついたときから徹底的に調教され、ありとあらゆる恥ずかしいことを体験してきた。だが、唇を奪われるということだけはいままでなかった。
 ……ご主人様の柔らかい唇が、僕の唇に触れている。……ご主人様の柔らかい舌が、僕の歯をなぞる。……そして、なにか柔らかく、あたたかいものが、僕の口内にながれこんでくる。
 ……僕は気がついた。……これは、メインディッシュだ。
 僕は口移しで、自分がさっきひりだしたものを食べていた。
 ご主人様は僕の意識が戻ったことに気がつくと、顔を離した。
「……ご主人様」
「……ごめんね。やりすぎちゃったみたいだ」
 ご主人様はバツの悪そうな顔で答えた。
 ……僕は部屋の床を見た。そこにはポタージュがぶちまけられ、大量の精液と腸液が散乱し、メインディッシュが厳かに鎮座していた。
 僕は反射的に跳ね起きた。大変だ! たいへんだたいへんだたいへんだ! どうしよう。いそいで片づけなくては。いや、ご主人様のお食事は? でも部屋が。いや、でも、どうしよう……?!
「……ニルス?」
「ご、ご主人様ぁぁぁ……!!」
 とにかくパニクっていた。謝る? 謝って済むようなことじゃない。いったいどうやってこんな大失態を償えばいいんだ?!
「……ニルス、いっしょに食べよ」
「……え?」
 信じられない言葉だった。僕のメイドとしての常識ラインを軽くぶち抜く発言だった。この状態のものを、ご主人様は食べる? それも、僕と一緒に?!
480犬神:03/11/01 17:42 ID:fz/UcUpG
「……だめかな?」
「……いえ、だめとかなんとかではなく……! その……、よろしいのですか?」
「ニルス……、君と食べたいんだよ」
 胸が熱くなった。心臓が高鳴り、指先が震えた。目からは涙がこぼれてきた。
「ご、しゅじん、さまぁ……」
 のどが詰まって上手くしゃべれない。ただ、ただ、幸せだった。
「さあ、食べよう?」
「……は、はい!」
 僕はせいいっぱいの声で返事をした。
 僕は犬のようにはいつくばり、メインディッシュをほおばった。ご主人様にそれを口移しで食べさせた。ご主人様はスープをスプーンですくい、それを僕の口に流し込んだ。
 そして、ぐちゃぐちゃになった口のまま、キスした。お互いのものを流し合い、飲み込んだ。そんな行為を、床の固形物がなくなるまで、ただ続けた。
 そして、僕とご主人様は抱き合った。ご主人様の細い体は痛々しかったけど、それでも感じる体温は暖かかった。
 僕のメイド服はもうグチャグチャで、ご主人様のガウンもシミや汚れがはねていた。そんなドロドロの2人が、きつく抱きしめ合った。
「ニルス……」
 ご主人様が僕の耳元で囁いた。
「なんですか、ご主人様……」
「そろそろ、デザートが食べたいんだけど……」
 僕は我に返った。そうだ、まだコースの途中だったんだ。なんか夢を見ているような時間を過ごしていたけど、まだ仕事は終わっていなかった。
「す、すいません。いそいで準備をしますから……」
 僕は薬液を浣腸器にとり、お尻を向けた。
「どうぞ。今日のデザートはイチゴのムースになっています……」
 ご主人様は薬液を僕のケツ穴に流し込んでいく。冷たい感触が腸を満たしていく。
「あ、あぁ…」
 これで今日の仕事がおわる。この幸せな時間ももう終わりだ……。
 ギュルギュルとお腹が鳴り始めた。
481犬神:03/11/01 17:43 ID:fz/UcUpG
「それでは盛りつけを…」
「お皿はいいよ、ニルス」
「……え?」
「ベッドに四つん這いになってもらえないかな」
「あ、あの、それは…」
「直接、いただくよ」
 そんな…! なんでそんな…! それでは…、それでは…!
「僕のお尻に、そんな……」
「ニルス。ケツ穴だよ」
「そうです…、け、ケツ穴に、直接だなんて……、そんな、そんな……」
 その時、ギューッと下腹部に締め付けられるような痛みが走った。デザートが出てくる限界だ。ご主人様に従うしかない。僕はベッドの上に這い上がった。
 ベチョベチョのスカートをめくり、お尻を高く突き上げる。少しでも高く、ケツ穴を天井に向けて広げる。
 ご主人様もベッドに上がる。そして、僕のお尻をそっと撫でた後、おもむろに舌を僕のケツ穴に突き入れた。
「おおおおおおぉぉぉぉぉっっ!!」
 柔らかい舌が僕のケツ穴を舐め回す。ニチニチとねぶり、こね回す。快感が腰から背中を走り、僕の脳を揺らす。
「ごひゅじんひゃみゃあああぁぁ、すごいぃぃ、そりぇ…、そりぇすごいでひゅぅ…! あぁ、きまひゅ、でざーと、でざーとでりゅ、でみゃひゅ……、ごひゅじんひゃみゃあぁぁ、でりゅ……、でりゅ……、あ、ああぁぁっ……、だひにゃがりゃ、イクうぅぅぅぅ!」
 ぶびゅうううううぅぅぅぅ! ぶりりりぃぃぃぃぃ! びゅくん! みちぃぃぃ! ぶりゅん! びしゅうううぅぅぅぅ! びゅくん! びゅる! びゅっ! びゅっ! ぶぶぶぶうううううううぅぅぅ!
 ケツ穴とペニスで同時に爆発が起こった。ご主人様の顔にデザートを叩きつけながら、また僕は大量の精液もスカートの中にまき散らした。
「ひぃ……、ひひゃあぁぁ……、ああぁぁぁぁ、あがぁぁぁぁ……」 
 ぴちゃぴちゃと、デザートを指でなめとる音が、後ろから聞こえる。
「おいしかったよ、ニルス。ありがとう」
「………ああ、ごひゅじん、ひゃみゃあぁ……、およろこびぃ、いただいてぇ、僕ぅ、僕ぅっ……」
 恥ずかしい……。ろれつの回らない舌。だらしない顔。しまりのないペニス。全てが恥ずかしい……。
 ……でも、うれしい。とても、うれしい! 僕は、この人が好きっ……!!
 ご主人様……! なんども心の中で叫ぶ。ご主人様、ご主人様、ご主人様あぁ!
482犬神:03/11/01 17:44 ID:fz/UcUpG
「ニルス…」
「…にゃあ……」
 恥ずかしい……。僕はもう、まともに言葉もしゃべれない。
「いただきます」
 え、それは変です、ご主人様。もうコースは終わりです。後はコーヒーをお出しして、ゆっくりくつろいでもらえれば…。
 ズグニュウゥッ……!!
 僕のケツ穴に何かが入れられた。それは細く、いつも入れられているプラグに比べれば半分程度の大きさのものだったけど、硬く、熱く、焼けていた。
 それは、それは、ご主人様のペニス!
「あ、ああ……!? ああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
 そう思っただけで、僕はまた射精してしまった。ご主人様が……、ご主人様が……、僕の……、僕のケツ穴に……、入れてる……!!
「あ、あひっ、ひいっ、ご、ごひゅじんひゃまああああぁぁぁぁ!! 僕ぅ、僕ぅぅっ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!」
 絶頂、絶頂、絶頂。止まらない。上ったまま降りてこれない……!
 延々と続くエクスタシーに僕はもがいた。ケツ穴も、ペニスも、全てがイキっぱなしだ。もう、精液もほとんど残ってないのに、僕のペニスは、間歇泉の様に一定間隔で汁を飛ばした。
 ……ああ、暖かい。腰に添えられたご主人様の手が暖かい。お尻に当たる衝撃が暖かい。肛門を貫くペニスが本当に暖かい。
 僕は満たされていく……。幸福。愛する人と交わる幸福。好き。好き。好き。どんなに言葉を重ねても足りない。ご主人様、好きです!! 愛しています……!!
「……ごひゅじん、……さまぁ、ぼきゅう……、ぼきゅう……、あ……、あい……、あいして…」
 伝えなきゃ。ご主人様に、この気持ちを。ご主人……、ご主人……、ご主人様あああぁぁぁぁ!
「……僕も愛しているよ、ニルス」
 そして、ご主人様の精液が僕の中に穿たれた。
「んああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」
 僕は幸福の頂を越えた。このまま死ぬと思った。全てが光の中に溶けていった。
483犬神:03/11/01 17:45 ID:fz/UcUpG
 硬いベッドに僕は寝ていた。
 使用人用の僕の部屋。低い天井。狭い床。
 僕は裸だった。
 今度はわりとすぐに理解できた。あのまま気を失った僕は、他のメイドにここに運ばれて来たというところだろう。今が何時だかは分からないが、もうあの部屋の片づけも終わっているのではないだろうか。少なくとも、僕の体は綺麗に拭かれていた。
「失礼」
 ノックと共に入って来たのはメイド長のモーリスだった。
「……あ」
 僕は恐怖した。自分のしてしまったことのとんでもなさに。
 自分のご主人様にまともにお食事をだすこともできず……、あげく、ただただ快感に流されるまま流されてしまった……。そのまま失神してしまった……。
「……怯えることはない」
 よほど表情に出ていたのだろう。モーリスはすべてを察してしゃべり始めた。
「ご主人様がお前を選んだということだ。そのことについて口を挟む者はいない」
「………僕を、選んだ?」
「そうさ」
 幸福で胸がいっぱいになった。……ご主人様が、……僕を、……選んだ。
「……覚悟はしておけよ」
 モーリスは眉間にシワを寄せながら言った。それは本当に苦しそうな表情だった。
「…かくご、ですか?」
「…そうさ。覚悟だ。つまり、ご主人様はもう覚悟したということさ」
 それだけ言うと、モーリスは部屋から出て行った。半分泣いているようだった。
484犬神:03/11/01 17:46 ID:fz/UcUpG
僕はもう一度モーリスの言葉の意味を考えた。覚悟、ご主人様の、覚悟?
理解した。
死だ。
 ご主人様は悟ったのだ。ご自分の死期が近いことを。だから、告白したのだ。最後に……、悔いのないように……。
 その瞬間、世界が揺れた。床が天井にになった様な気分だった。頭の中がグルグル回っている。回る、回る!
「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」
 僕は泣き叫んだ。絶叫だった。
 僕にはしばらく覚悟なんてできそうにない。……だって、幸せだったから。幸せだったから!
 そうさ、僕はあの時、幸せだったんだ。……本当に、生まれて初めて幸せだったんだ!!
 僕は床を殴り、壁に突っ伏し、ベッドを噛んだ。
 覚悟は、決めるしかない。でも、今はただベッドで泣くことしかできなかった。

(了)
485名無しさん@ピンキー:03/11/01 20:49 ID:CCOIErEo
でんきあんまの人キター!
486名無しさん@ピンキー:03/11/02 05:14 ID:W6+/RMio
('A`)ごめん食べるのは苦手なんだ
487名無しさん@ピンキー:03/11/02 08:27 ID:Az30yEqa
>486
最初に注意書きあるじゃないか。

自分も食べるの苦手な方だが面白かったよ。
488名無しさん@ピンキー:03/11/02 12:30 ID:SZcvujtS
食べるのよりもラストが不必要にせつねぇ。
面白かったけど801板の方がいくない?
489個人的な見解:03/11/02 21:54 ID:Itnyks+C
なんとなくスレを分けた方が良いような気がしてきたんですが、どうでしょう?
490犬神:03/11/02 23:33 ID:D+iBRKYi
ご批判はある程度覚悟してましたが
さすがにへこんできました……。

次回こそ、スレテーマに合わせたものを書きます……。
491名無しさん@ピンキー:03/11/03 17:24 ID:QH36j2Ct
>490

貴重な燃料投下だ。注意書きもしてあったんだし、そんなに気にするこたぁない。

>>次回こそ、スレテーマに合わせたものを書きます……。

楽しみにしてます。
492名無しさん@ピンキー:03/11/03 17:33 ID:hxItks8+
>>490
私は十二分にハァハァできますた。次回作、期待してまつ。
493名無しさん@ピンキー:03/11/03 19:50 ID:erhi3sN7
>490
自分も(;´Д`)ハァハァしたよ。

スレテーマに合ってないわけじゃないけど、
このスレの人間は「エネマ」好きなんで、
もっと浣腸シーンきぼん。

ってきぼんしてるけど、いやほんと、投下してくれただけでもありがたいよ。乙。
494名無しさん@ピンキー:03/11/06 04:37 ID:wxJwZH+d
h
495名無しさん@ピンキー:03/11/06 18:51 ID:vs8U9fnZ
801臭いって意見があったけど、「801臭さ」って具体的には
どういうもの?
496名無しさん@ピンキー:03/11/06 19:31 ID:+g3a/jZ+
>犬神さん
食糞ネタは完全に好き嫌いだと思いますよ。
私はよほど酷くなければいける方ですがこれは楽しめました。
もしよろしければ次回作も期待させて下さい。
497名無しさん@ピンキー:03/11/07 04:24 ID:aCwanjXl
>>495
一棒一穴相思相愛ラブラブ純愛系
やってる事が多少鬼畜でも根底では相思相愛だったりする物
498名無しさん@ピンキー:03/11/10 18:41 ID:afV9m8i8
hosyu
499名無しさん@ピンキー:03/11/11 22:27 ID:Jly1usB6
電気按摩の神がこんな所にもキタ-!
次回作にもきたいしてまつ
500犬神:03/11/12 01:16 ID:/W9KtACf
【はじめに】
新作ですが、条件である『調教』を入れることができませんでした……。その点はご容赦ください。
『女装』、『浣腸』、『脱糞』、『肛姦』はあります(『食糞』は無いです!)。


【ラブ・ラブ・モード】

 男の人を好きになってしまった自分は、変態なんだと思った。すごく悩んだ。
 それでも、思い切って高梨さんに告白した。僕はその時、半泣きだった。
 高梨さんは「よくがんばったね」と言って、僕の頭を優しく撫でてくれた。……嬉しかった。
 でも、そのあと分かってしまった。高梨さんは、僕以上の変態さんだった。

            ○           ○           ○

 部屋の壁にズラッとかけられた女の子の服。赤、黄、青、橙、白、黒……。
 どれもレースやリボンで飾り付けられていて、まるでフランス人形の衣装みたいだ。
「さぁ、今日はどれを着たい?」
「はぁ……」
 僕のため息は重い。今日はこの内のどれか一着を選んで、遊園地でデートするのだ。
 いや、デート自体は嬉しい。すごく嬉しい。前の晩なんかなかなか寝られず、ずっとベットの上で笑いながらのたうち回ってたくらいだ。
 でも、いざ女装となるとやっぱ気分は複雑だ。高梨さんはすぐ僕に女の子の服を着せたがる。
 高梨さんはいわゆる『デザイナー』さんだ。依頼された洋服を作るお仕事をしている。
 高梨さんは好きな人には自分の服を着て欲しいらしい。でもそれは、僕にはやっぱり恥ずかしい。
「じゃあ……、この黒いの」
 僕は少しでも地味なものを選んだつもりだった。
501犬神:03/11/12 01:17 ID:/W9KtACf
「ゴスロリっ!!」
 高梨さんは大声で叫んだ。
「いやぁ、やっぱり優くんはすごいなっ。最高っ! 自らこれを選ぶとは……、俺マジで嬉しいよ!」
 そういうと高梨さんは僕をギュウゥっと抱きしめた。……落ち着け。よく分からないけど落ち着け。
 高梨さんは僕から離れると、衣装ケースを引き開けた。
「えっと、これはそれ用の下着ね。こっちは首に掛けて。で、これは腕につけて欲しいんだけど……」
 僕の目の前にポンポンポンっと黒いショーツやストッキングにガーターベルト、十字架やビーズのアクセサリーが飛んできた。
 とどめは厚底ブーツがドンッ!
「さぁ、着替えたら行こうぜ遊園地! ああぁ、生きててよかった!」
 高梨さん、なんでそんなにテンション高いの……?

            ○           ○           ○

 遊園地に着いても高梨さんは上機嫌だった。僕はあらゆる意味で恥ずかしい。
 そもそもこの格好が恥ずかしいのに、高梨さんは「かわいい、かわいい」と騒ぐので、周りの人がみんなこっちを見る。僕は目立ちたくなんかないのに……。
 ……まあ、好きな人に「かわいい」って言われて、悪い気はしないんだけど。
「しかし、なんでこんなに似合うかなぁ。知り合いのモデルでも、こんなにハマらないよ!」
「はいはい……」
 どうせ僕は女顔ですよ。それにしてもそんなに騒いで、知り合いとかに見つかったらどうするつもりなのか。僕の同級生だってここにはいるかもしれないのに。

 それでも、デートを続けるうちに、僕の緊張は少しずつほぐれてきた。
 やっぱり高梨さんと一緒にいるのは楽しいし、嬉しい。コーヒーカップとかグルグル回しちゃったり、お化け屋敷でキャーキャー言ったりするのはとても楽しい。
 一つのジュースを二人で交互に飲んじゃったりさ。
 ……そして、僕たちは観覧車に乗った。
 僕らを乗せたゴンドラがゆっくりと上がっていく。下にいる人たちがどんどん小さくなっいく。景色がすごく遠くまで見えるようになる。
502犬神:03/11/12 01:18 ID:/W9KtACf
「うっわーっ♪」
 すっごい綺麗。地平線が丸いのが分かるみたい。空が近い。
 そして、こんな空間に高梨さんと二人っきり……。
「高梨さん……」
「なに?」
「今日はありがとう。僕、すっごく嬉しいよ。家族や友達と来たってこんなに楽しいわけないもん」
「優くん……」
「ホント、高梨さんを好きになってよかった。心からそう思うんだ」
 そして、僕は高梨さんの頬にキスした。
 高梨さんはその頬そっと撫でた。そして、その手で僕の頬も撫で上げた。
「あっ……」
 今度は高梨さんが僕にキスしてきた。口に……。舌で口をグシャグシャにする大人のキスだった。
「んっ……、ふぅ……」
 上の歯をゆっくり舐められると、自然と口が開いてしまった。僕たちは舌を絡めた。
 少し離れて鼻の位置を変えた。今度は口の中を丁寧に愛撫された。
 甘い唾液が流れてきた。僕は口の中でそれを転がして、自分の唾液と一緒に高梨さんに返した。高梨さんはそれを飲んだ。
「あぁ……、高梨さんっ……」
 僕は高梨さんに抱きついた。ジャケットからはコロンの甘い香りがした。
「優くん……、俺……」
「なに……」
「したい……」
「………………はぁ?!」
 ロマンチックな雰囲気を一発でぶち壊す発言だった。したい、ってなにを? まさかエッチ?
「あのね高梨さん。今、僕たちはデート中なんだけど……」
「デートの時には、するもんじゃん」
503犬神:03/11/12 01:19 ID:/W9KtACf
「デートの最後でしょ! まだ途中! まだ昼!」
「だって勃っちゃったんだもん……。ねぇ、しよーよ。俺、優くんとしたいよぉ……」
 デリカシーの欠片もない言葉だった。でも、甘えんぼうモードになってしまった高梨さんは止められない。
「あのさぁ、今日はお尻もきれいにしてないし……。うちに帰ってからじゃなきゃ無理だよ……」
「持ってきてる」
 そういうと高梨さんは鞄からイチジク型の浣腸を取り出した。
 最低だ……。この人、始めから外でするつもりだったんだ。どおりでこのハイテンション……。
「だからさ、ほら、俺が入れてあげる……」
 そう言うと高梨さんは僕の後ろに回り込んで、スカートの中に手を入れてきた。小さいゴンドラがグラグラ揺れる。
「ちょっと高梨さん! 上のゴンドラから見えちゃうってば! ここじゃ無理だってば! 駄目っ!」
「大丈夫、大丈夫♪」
 何を根拠に……! でももう高梨さんは僕のショーツを下ろして、お尻の穴を触っている。
「入れるよー」
 僕のお尻の穴に、浣腸の細い先端が入り込んできた。そして溶液がトクトクと直腸に流れ込んでくる。
「あっ……、うあぁ……」
「最近優くん、浣腸でも感じちゃってるよね。お尻そんなによくなってきちゃった?」
 もう限界。僕は高梨さんの頭をおもいっきりブッ叩いた。

            ○           ○           ○

 僕たちは観覧車を降りた。高梨さんの頭にはたんこぶが一つできている。
「浣腸が効いてくるまでは、もうちょっとかかるよね」
「うん。あと十分か、十五分くらい……」
 僕はもう、とっととトイレに行きたかった。なんでデート中にこんなことしてるんだか……。
「じゃあさ、それまでの間、あれ乗らない?」
504犬神:03/11/12 01:20 ID:/W9KtACf
「あれって…………、あれぇ?!」
 僕はサーッという自分の血の気の引く音が聞こえた。だって……、あれって……、
「ジェットコースターじゃん!!」
「優くん、乗りたがってたでしょ」
「いや、確かに乗りたかったけど、でも、なんで今なの?!」
「目の前にあるし、ほら、列もすいてる」
 確かに今なら待ち時間なしで乗れそうだ。それでも、こんな状況で……? 僕は足がすくんでしまう。
 しかし、高梨さんはお構いなしに僕の手を引っぱった。
 身長制限はギリギリ足りていた。低い身長は僕のコンプレックスだったけど、この時ばかりは自分の成長を恨んだ。
 フリーパスを見せて入場すると、ちょうど向こうから車両が帰ってきていた。
 ケタケタ笑っている人や、青ざめている人、反応は様々だった。彼らはちょっと離れた降車場から降りていった。
 そしていよいよ、僕たちの目の前に車両が滑り込んできた。
「優くん、震えてるよ。まさか怖いのぉ……?」
「怖いよっ!!」
 僕は高梨さんをにらみつけた。この人、明らかに僕の反応を楽しんでる!

 安全シートが下がり、発車のアナウンスが流れた。
 カタカタと金属のベルトが回り、ジェットコースターが動き始めた。
 もうこの時点で、僕の額には脂汗が出始めていた。振動がお尻に響く。
「高梨さん……」
「なぁにー?」
「一生、恨んでやる……」
 車両はドンドン進む。遊園地の全景が目に入ってくる。こんな状況じゃなければ、もっと楽しめるのに……。
 そしてついに、車両は一番高いところに到達した。僕は手すりをギュッとつかむ。
 フッと、体重が無くなった。
505犬神:03/11/12 01:21 ID:/W9KtACf
 次の瞬間、世界が猛スピードで落下した。いや、落下しているのは僕だ。えっ、どうなってるの!?
 考える間もなく、今度は世界が右にぶっ飛んだ。そして左、また右。
 ギュギュウウウゥゥッ……!
「あっ……?!」
 僕のお腹が鳴った。なんか溶液が一気に体中に染み渡ったように感じた。全身に鳥肌が立つ。
 今度は世界が回った。一回、二回。
「いやあああぁぁっ!!」
 僕は自分がかき回されているように感じた。お腹がグルグル回っている。やばい!
 僕は必死になってお尻に力を入れようとする。だが、上手くいかない。体重が軽くなったり重くなったりして、自分で自分が制御できない。
 今度は、自分の重心が一気に下に降りてきた。
「…………えっ?」
 車両は大きなループにさしかかっていた。
「うわあああぁぁっ!!」
 他の乗客はキャーキャーいいながら両手を離したりしているが、僕にそんな余裕はない。歯を食いしばり、どうにか体の中の汚物が抜けてしまわないように耐える。
 全身から汗が噴き出る。でも背筋は寒い。もう、僕は何も考えられない。ただ、この拷問が速く終わることを祈るだけだ……。

 ガガガガガガガアアァッ!
 車両はすごい振動を立てながら急停止した。そしてゆっくり降車場に近づく。
「いやぁ面白かったねぇ、優くん。……優くん?」
「……だめぇ、…………だめなのぉ」
 僕はもう、それしか言えなかった。泣き声でのどが詰まっていた。うまく息もできない。
 全身に力が入らなかった。ただ前に突っ伏して、ガクガク震えていた。
 限界だった。もう本当に限界だった。お腹が痛くて爆発しそうだった。
「あぁ……、ごめん! ごめん優くん!」
 僕の様子を見て全てを察したのか、高梨さんは安全シートが上がった瞬間、僕を抱きかかえて走りだした。
506犬神:03/11/12 01:21 ID:/W9KtACf
 高梨さんは僕をお姫様だっこしながら、階段を駆け下りた。そして、トイレに向かってダッシュした。
「だめぇ…………、だめえぇ!!」
 僕は高梨さんに抱きついた。デッドラインだった。こうしてないと体がバラバラになってしまいそうだった。
 振動が全身に響く。もうジェットコースターは降りたはずなのに、世界が揺れる。回る。
「あ、ああぁ…………、いやあああぁぁっ!!」
 ビュッ、と溶液がもれるイヤな感触がお尻に走った。
 バンッ、とドアを開ける音が響いた。その小さな個室には洋式の便座があった。
 高梨さんは僕のスカートをたくし上げ、ショーツを引き裂いた。ビイイッという悲鳴にも似た音が響く。
「いいよ、速く!!」
「ああぁ……、あぁっ…… うあああぁぁっ……」
 僕は便器にむりやりお尻を向けた。
「いっ、いや……、いやあああぁぁっ!!」
 ブビュウウウゥゥッ! ブリュウウゥッ! ビュウゥッ! ブリュリュッ!
 ブシャアアァッ! ビブウッ! ミチ……ミチミチィ……ブリュウゥッ!
 僕は高梨さんに抱えられながら、熱い汚物を一気に吹き出した。
 高梨さんの胸で、僕は泣き叫んでいた。そして、弁器官を駆け抜ける快感に震えていた。
 あぁ……、気持ちいい……。ごめん、高梨さん。僕、やっぱりお浣腸気持ちいい……。
 ……高梨さんの息も荒くなっている。胸が大きく上下してる。僕のウンチしているところを見て興奮しているらしい。
「はぁ、ふああぁ……」
 そしてついに、僕は内容物を全部出し切った。とても長い排便だった。
 体から力が抜け、膝が折れる。そんな僕を、高梨さんは優しく抱き止めた。
 脱力した僕を、高梨さんは便座に座らせた。もうクニャクニャの僕の体は、後ろのタンクに背をもたれて、ただ、不規則な呼吸をくり返した。
 カチャカチャと、高梨さんがベルトをはずす音が聞こえる。ズボンを下ろす衣擦れの音が聞こえる。
「たかなしさん……、するの……?」
507犬神:03/11/12 01:22 ID:/W9KtACf
「うん、したい。俺、優くんとしたいよ……」
 高梨さんの声は、とても熱っぽいものだった。
「ぼく、まだ汚いよぉ……、いいのぉ……?」
「……優くん、自分が今、どのくらい綺麗か分からないの?」
「…………えぇ? ……わからないよぉ」
 だって、僕は今、女の子の格好して、顔は汗と涙でグシャグシャで、それでも気持ちよくっヨダレとか垂らしちゃって……。
 それに、お尻はウンチまみれで、おちんちん痛いくらい勃起させちゃってさぁ……。
「やだ……、僕いま……、すごく恥ずかしい……。恥ずかしいよおぉぉ…………」
 声もすごい震えてる。恥ずかしい……。たぶん、今の僕は最低だ。
「優くん、やっぱ君は最高だよ。すごくかわいい。世界一かわいい。どんなに言葉を重ねても足りない。俺は今、君をおもいっきり抱きたい」
「ははぁ、……たかなしさん、……やっぱ、……へんたいさんだぁ」
「違うよ。かわいすぎる優くんが、全部悪いんだよ」
 もうそれ以上言わないでよ。くすぐったい……。高梨さんの言葉で体中が舐められてるみたい。
 僕はたまらなくなって、スカートを自分で持ち上げた。
 ショーツが引き裂かれたそこは、僕のおちんちんが精一杯硬くなっている。その下はお尻の穴が、まだ汚いままヒクヒクと息づいてるはず……。
 そういえば、ガーターでストッキングをとめていたんだっけ。汚しちゃったかな……。
「いいよ、こんなぼくでよければ……、いれて……」
「ゆ、優くん……」
 高梨さんの声も震えてる。僕たちは一緒に興奮している。本当に、変態同士の恋人だ。
「ぼくを……、ぐちゃぐちゃにしてぇ!!」
「優くんっ!!」
 高梨さんは僕の足をもち、ペニスの先を僕の薄汚い肛門に押し当てた。そして、一気に突き入れた。
「あはああぁぁっ!」
 僕は歓喜の声を上げる。女の子の格好をして、女の子みたいな声を出している。
 高梨さんは僕をおもいっきり突き上げる。僕はバランスをとれなくなって、慌てて後ろに手を回し、タンクをつかむ。
508犬神:03/11/12 01:23 ID:/W9KtACf
「やだあぁ……、たかなしさん、ちょっと……、つよすぎるよぉ……!」
「あぁ、そうだね……、じゃあ、ゆっくりするね」
 そういうと、高梨さんはピストンのペースを落とした。
「あぁ、あうぅ……、たかなしさん……、それぇ……、それいぃ……」
 高梨さんは僕の前立腺を丁寧に、熱い肉棒でこすりあげる。
 僕は腰をよじらせながら、喘ぐ。複雑に重なったスカートのレースが揺れる。
「あぁっ……、あっ、あはあぁ……、いぃ……、たかなし……さん……、いいよぉ」
「ああ、俺もいいよ……、優くん」
「うあぁ……、すきぃ……、たかなしさんっ……! ぼくぅ、たかなし……さんがぁ……、すきぃ……! すきぃっ!!」
 僕はここがトイレだということも忘れて、恥知らずな愛の告白をする。
 さすがに高梨さんは理性が少し残っていたのか、僕の口を塞ぎにかかった。
 ……ただし、唇で。
 僕の口の中に、大きい舌が割ってはいる。歯の裏を丸く舐め上げ、頬の裏をつつく。
 上の方を舐められていると、直接脳を舐められているように錯覚してしまうくらい、気持ちいい。
「ふぅ……、んぐぅ…………、んんうぅっ……」
 僕は高梨さんの首にしがみつく。たまらない。この人が愛おしい。
 高梨さんも合わせて、僕の足から手を離して、胸を抱きかかえる。肛門への挿入を続けたまま、僕らは体位を変えていく。
 キスしたまま、僕の体は便座から離れた。高梨さんは僕を抱きかかえたまま、後ろの壁にもたれかかった。
 そのまま、少しずつ高梨さんは腰を床におろしていった。僕らは薄汚いトイレに座り込みながら、キスして、腰を振った。。
 ようやく、キスが終わった。僕の舌と高梨さんの舌の間に、一本の糸が伝っていた。
 高梨さんは僕の耳元に口をもってきて、囁いた。
「優くん。僕も、好きだよ……」
 ……さっきの返事だ。吐息のような言葉が魔法のように全身に広がり、体中が幸せになった。
「あぁ……、たぁ……、た……かぁ……、たか……な……し……さぁん……」
 うまく喋れなかった。感動で胸がいっぱいになった。ボロボロと涙がこぼれ落ちる。
509犬神:03/11/12 01:24 ID:/W9KtACf
 高梨さんはそのまま、僕の耳たぶを甘噛みした、ああ、これもすごい気持ちいい……。
 僕の全体重がかかり、高梨さんのペニスはすごく奥まで入っていた。中でドクドクしているのがわかる。すごい……。
「優くん、そろそろ俺、全力でいくよ」
 僕は黙ってうなずいた。いいよ。もっと気持ちよくして。僕を、壊して。
 高梨さんは腰を大きく上下に動かし始めた。僕の体はゴムマリのように弾む。
「うああぁっ! あぁっ! いぃっ、よぉっ! あぐぅ……、あんっ! あああぁぁっ!」
 僕の口からは、勝手にやらしいよがり声がでてしまう。スカートの中から、結合部で粘液のこすれる音が聞こえる。
 目の前に高梨さんがいる。視線が絡む。僕らはお互いのリズムを合わせる。
 ……好き。僕はこの人が好き。この人と一緒に気持ちよくなりたい!
「優くん……、分かるよね……。もう、出すよ……」
「うん…………、だしてぇ……、ぼくも…………、ぼくも……だすからぁ!!」
 僕らの心が重なり合うのがわかる。僕らは同時に登りつめていく。
 イくよ、高梨さん……。僕、イっちゃうよぉ!
「優ぅ!!」
「た、たかなしぃ……、さんっ……、あぁ、うあああぁぁっ!!」
 ブビュウウウゥゥッ! ブビュウッ! ビュクン! ビュルウウゥッ! ビュン! ブピュウウウゥゥッ!
 ドクン! ドブウウゥッ! ビュッ! ブジュウウウゥゥッ! ビュキュン! ブビュウウウゥゥッ!
 高梨さんが僕の直腸に射精したのと同時に、僕は高梨さんの作ってくれたスカートに精液をぶちまけた。
 僕たちは、しばらく射精の虚脱感で動くこともできなかった。
 でも、そのうち二人で見つめ合って、笑い合って、……キスした。

            ○           ○           ○

「はい、買ってきたよ……」
 僕は黙ってラッピングされた袋を受け取った。中身は新しいショーツだ。
510犬神:03/11/12 01:24 ID:/W9KtACf
 さっき、ショーツは勢いで破られてしまった。ノーパンではこの後、帰ることもできない。
 高梨さんは「ノーパンでいいじゃん」と強く主張したが、それ以上言うなら別れると宣言し、むりやり買ってこさせた。
 トイレで確認したら、その色はやっぱり黒だった。
 こだわるなぁ、この人は……。どこまで買いに行ったんだろう。

「そんなにスカート長ければ見えないのにぃ。もったいない……」
「もったいないってなんだよ! 僕が困ってるところ見たいだけじゃん!」
「はい、そぉでーす」
 いったいなんで、こんな人を好きになっちゃったんだろう。さっき愛の確認をしても、やっぱりそう思う。
 人を好きになるって、不思議だ。
「……ほら、おいで」
 高梨さんは肘でわっかをつくって、僕が腕を組むのを待っている。
 なめんなよ、そんなにあなたの思い通りになってたまるかってんだ。
「べえぇーっだ!」
「え?」
 僕は走りだした。夕闇に染まる遊園地、ライトアップされた並木道を。
 スカートがひるがえる。厚底のブーツがガクガクしてしまう。レースがはためく。
「おーい、待ってよー!」
 高梨さんも追いかけてくる。僕はこの人からは逃れられない。すぐに追いつかれるだろう。
 あと十メートルくらいで後ろから抱きしめられちゃったりするかな?
 ……それって、結構いいよね。
 キラキラ光るメリーゴーランドが見えてきた。さぁ、今度はあれに乗ろっか……?

(了)
511名無しさん@ピンキー:03/11/12 07:03 ID:9jnEANCq
イイネイイネー(*゚∀゚)=3
ラブラブイチャイチャ、んでもって明るい変態さんなのが(・∀・)イイ!
512名無しさん@ピンキー:03/11/12 13:50 ID:NWdjatHV
す、素晴らしい(*´д`*)ハァハァ
513名無しさん@ピンキー:03/11/12 14:25 ID:PEk67wU6
明るくってラブラブ! グッジョブ!
514名無しさん@ピンキー:03/11/12 15:34 ID:V4l8mRQ3
明るい変態生活したくなるね。
515名無しさん@ピンキー:03/11/12 19:23 ID:RtUNs5k2
>>犬神氏
激しくgood job!
516名無しさん@ピンキー:03/11/12 21:33 ID:i2MdSxdU
変態って素晴らしいよな!
517名無しさん@ピンキー:03/11/13 16:09 ID:zQEY5llL
リアルショタはどうでもいいが、妄想ショタはやっぱいい!
518名無しさん@ピンキー:03/11/16 03:04 ID:bVTIboU6
保守
519名無しさん@ピンキー:03/11/17 23:29 ID:lNtxFF6E
犬神!!!!!!!!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・神
520名無しさん@ピンキー:03/11/18 02:42 ID:J7vC4av3
グッジョブ!
服装描写とか人物描写とか好き
521名無しさん@ピンキー:03/11/18 16:44 ID:O+yYAHTg
次回作まだーage
522名無しさん@ピンキー:03/11/18 16:45 ID:TTN0g5t5
http://movie99.e-city.tv/

やっぱりインターネット!
モロ動画見たい放題!

http://movie99.e-city.tv/
523名無しさん@ピンキー:03/11/20 09:08 ID:85wpN3rR
おぉ!神・犬神さんハケーン!!
イイでつ…(*´Д`)モエェ

524名無しさん@ピンキー:03/11/22 11:22 ID:pIwvShlH
保守
525名無しさん@ピンキー:03/11/23 01:53 ID:UUrjudf9
ハァハァ
526名無しさん@ピンキー:03/11/23 18:13 ID:Ff2BJJ70
まりをさんにも期待!
527名無しさん@ピンキー:03/11/25 23:06 ID:GybODHe8
hosyu
528名無しさん@ピンキー:03/11/27 11:31 ID:WXyL5m6L
じらしちゃいやん
529名無しさん@ピンキー:03/11/27 22:52 ID:ZllN8AXB
【口紅】女装少年で抜いてみませんか?8【厚化粧】
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1069940002/l50
530犬神:03/11/30 11:57 ID:wZCXRs2I
【はじめに】
新作です。でも『女装』が出てきません……。なぜか『ボンテージ』です。その点ご了承ください。
後は『浣腸』、『排便』、『ネコ耳』などで構成されています。


【Tales of KID TAILS : "LIQUID SKY"】

「セリフは全部覚えたね、リウ君」
「……それしか、……することありませんでしたから」
 アナルプラグを入れられてついに五日目、僕は絶え間ない腹痛に苦しんでいた。
 このプラグはモーターが仕込まれていて、常に微弱な振動を続けている。性的な経験のない僕の理性を、ヤスリで削るように少しずつ壊していく。
 しかも、ペニスには射精を封じるバンドがつけられている。
 僕は今日、この高級マンションで行われるパーティーの主賓になる。数人の狂ったお大尽さまが、僕の痴態を見るためにここに集まる。
 僕みたいな薄汚い『ネコ耳』がウンチをするところを見て、そんなに面白いとは思えないけど……。
 僕は天井を見上げる。そこには大きい天窓があって、雨で濡れている。その向こうには曇天の空が見える。
「母さんが心配かい?」
「……当たり前でしょう」
 僕は五日間この部屋から出ていない。病気の母さんを一人置いて、僕はこのマンションに来た。
「君の母さんはもう前金で入院してるよ。信じて欲しいな」
「……信じてます。手術費用も出して貰わないと、……いけませんから」
 もう、声を出すのも辛い……。体中が汗でベトベトして、気持ち悪い……。

 僕たち『ネコ耳』は半分動物だから人権も半分だ。貧困で保険料もまともに払えない僕たち親子は、まともな病院に行くことなんてできやしなかった。
 一週間前に母さんが倒れた。コミュニティの闇医者は「ここではなにもできない」という最悪の診察を下した。
 泣いている僕に声をかけてきたのが、目の前にいるこの男、『マイスター』だ。
531犬神:03/11/30 11:58 ID:wZCXRs2I
 どうやら調教師という意味らしい。本名は名乗らなかった。聞く気もない。
 ただ、母さんを助けたければ仕事をやると言われて、ついていった。
 着いたのは高級マンションの最上階の一室だった。そこで僕はお尻に栓をされ、ペニスにベルトを巻かれた。
 そして、一冊の薄い本が手渡された。
「君は五日後に人の前でウンチをする。それだけでいい。多少のお触りもあるけど、アナルへの挿入は無い。安心だろ?」
 安心かどうかは分からないが、僕には選択の余地なんて無い。母さんを助けられるなら、その指示には全部従うつもりだ。
「……この本は?」
「お客さんが喜びそうなセリフがたくさん書いてある。まぁ、プレイの流れもそれで覚えて欲しい。文字は読めるね?」
「少しだけですけど……」
 ペラペラとページをめくると、そこはいわゆる卑語、淫語の類でたっぷりと埋め尽くされていた。
「……最低ですね、これ」
「しかしそれが、君の母さんの命を救う聖書になる。分からない所は聞いてくれ」
 マイスターが微笑む。とても優しい笑顔だが、はっきりいって僕は怖い。
「……分かりました、頑張ります。だから、母さんを助けてください」
「いい子だ」
 マイスターは僕の耳の裏を撫でた。羽毛のような柔らかい手触りだった。

            ○           ○           ○

 マンションのリビング。その中央には奇妙な椅子が置かれていた。
「……これが、分娩台ですか」
「そう、人間が子供を産むときに座る。そして、今日は君が座る。ほら、尻尾はここから通せるようになっているんだ」
 見れば台座のクッションと、背もたれのクッションの間が開いている。しかし、僕が気になるのは椅子の前に立つ二本のシャフトだ。
「ここは……、足を乗せるんですか?」
「そう。君はここで強制的に大股を開くことになる」
532犬神:03/11/30 12:00 ID:wZCXRs2I
 つくづく、最低だと思う。この五日間で覚悟は決めていたのだが、やはり泣きたくなる。
「さあ、ドレスアップを始めよう。リウ君用の特注だ」

 衣装は全て皮製だった。色は赤。コルセット、長い手袋、ストッキング、首輪……。パンツやシャツなどは無い。必要なところが無く、不必要な所のみで構成されているイヤらしいコスチュームだった。
 全部身につけると、それは肌に吸い付くような感触だった。……やだ。気持ち悪い。
「いいね。やっぱ君は最高だ。整った顔、はねた耳、柔らかい髪、つやのある尻尾……。今日は最高のパーティーになるよ」
「……それは、どうも」
「そっけないなぁ。もうちょっとのってくれないと困るよ」
 マイスターは僕の股間に手を伸ばした。ペニスバンドに指が触れる。
 その瞬間、背筋に電気が流れるような衝撃が走った。
「いやあぁっ!!」
 僕は反射的にマイスターの手をはたき、あとざすった。無意識に爪が出ていた。尻尾が怒りで膨らむ。
 革製の手袋は、僕の爪で破れることはなかったが、マイスターの手の甲にはひっかき傷が薄くついた。
「いい感度だ」
 マイスターは自分の傷痕を舐めながら、僕を見た。その目はまだ、とても優しい。
 僕は肉体的にも、精神的にも追いつめられていた。だからか、マイスターのその目がとても怖かった。
「……なんなんですか! なんなんですか、あなたは! なんで、なんでそんな……!」
「壊れるのはまだ早いよ、リウ君」
 マイスターは静かに答えた。

            ○           ○           ○

 目隠しもやはり革製だった。マイスターはそれをそっと僕の目の上にのせ、後頭部でベルトを止めた。
 僕は分娩台に座らされていた。足は大股を開かれ、金具で固定された。腕も手すりに縛り付けられた。
 ……最悪の気分だった。アナルプラグのスイッチはまだ切られていない。ねちっこく、僕をなぶり続ける。
533犬神:03/11/30 12:02 ID:wZCXRs2I
 バンドを締められているペニスもギリギリと痛んだ。さっき少し触られた部分がまだうずいていた。
「お客様がまもなくいらっしゃる。なに、もうチンコも勃たないようなヨボヨボの爺さん達だ。君はただ、覚えたセリフを言いながら脱糞すればいい」
「…………はい」
 僕は台本を思い出す。何度も何度もつぶやいて、もう頭に染みついてしまっているイヤらしいセリフの数々。
 ……でも、挿入は無い。僕はただ体を触られて、ウンチを出して、それで終わり。
 やがて、背後で玄関のドアが開いた。
 マイスターの挨拶が聞こえる。幾人かの老人との会話が交わされている。
「それではこちらへ。準備は整っております」
 幾人かの足音がこっちへ近づいてくる。そして、人の気配が僕の周りを囲んでいく。
 その人達は、臭かった。ほったらかしにしておいた、すえた肉の臭いがした。
 マイスターが言うには、政治家や財界の大物、大学教授といったとても偉い人達らしい。でも、僕にはとてもそうは思えなかった。ただの人生に飽きた、狂人の群に思えた。
「リウ君、ご挨拶を」
 僕は頭の中の台本を開く。始めに書かれていた挨拶の言葉を思い出す。
「……今日はお集まり頂いて、誠にありがとうございます。……これから、僕は薄汚いウンチを、皆様の前でひりだします」
 少しずつ、冷静に、僕はセリフを紡いでいく。
「……もう、僕は五日間もウンチを出すことができませんでした。……おなかもこんなに張ってしまいました。……中にはガリガリに固まってしまったウンチが大量に詰まっています。……だから、皆さんでお浣腸して、……僕を、……気持ちよくしてください」
 言えた。一言一句、間違いなく言えた。
「すでにこの子は、五日間アナルバイブを装着しています。微弱な振動で徹底的に攻め抜き、エクスタシーはペニスバンドで封じています。……いかがですか?」
「……ふむ、なかなかいいね」
 マイスターの問いに、しわがれた老人の声が答えた。
534犬神:03/11/30 12:06 ID:wZCXRs2I
「愛嬌にいまいち欠けるが、小刻みに震える耳や、尻尾がなかなか趣深い」
「そうさねぇ、いかにも頑張っているという感じが見て取れる。……いいのう。どのような事情でここにいるのかも、儂は興味があるよ」
 別の老人の声が聞こえる。この人達は丹念に僕を観察して盛り上がっているようだ。なんでこんな事が楽しいのか、僕には見当もつかない。
「この子の個人情報についてはご勘弁を。さあリウ君、続きを」
 続きはおねだりだ。僕は卑猥な言葉で、この人達を誘わなければならない。
「……僕はもうお尻をずっとなぶられ続けて、……限界です。……お願いしますぅ。……僕にいやらしい事を教えてください。
 ……ピンピンになっちゃったおっぱいや、……カウパーたらたらなおちんちんを、いっぱい触ってくださいぃ。……僕を、徹底的にイヤらしく躾てくださいぃ」
 ……声が震えはじめていた。なんか、今にも泣き出しそうになっている。
 僕は自分に言い聞かせる。僕は望んでここにいる。すこし我慢すれば、母さんが助かる。……頑張れ。
 マイスターが愛想のいい声で宣言する。
「さあ、ペッティングの時間です。どこに触れても構いません。まだ、ペニスバンドははずしませんので好きなだけお楽しみください」
「うむ、ではさっそく……」
 さっきとはまた違う声だった。ここにはいったい何人の人がいるんだろう。
 不意に、乾いた指が僕の肋骨をなぞった。骨と骨の間をゆっくり往復している。
「……うぅ」
 変な呻き声が出る。まだ、セリフを言う場面じゃない……。別ににサービスする必要なんて無い……。
 別の指が、今度は僕の手の甲を撫でる。そして、少しづつ腕を登ってくる。
 さらに別の指が太ももを這う。それは徐々に内に入ってくる。
「ひぃ……、うあぁ……」
 勝手に声がでてしまう。気持ち悪いのに、気持ち悪いはずなのに、僕は女の子みたいな声を上げている。
535犬神:03/11/30 12:08 ID:wZCXRs2I
 次々に体をまさぐる指が増えていく。脇をさすられる。ノドを撫で上げられる。膝裏をくすぐられる。
「……ああぁ、あぁ、はあっ……、はあっ……、うあぁ……、ひぐうっ! あああぁっ……」
 声を止めることができない。とても嫌なのに、イヤらしい喘ぎ声がどんどん出てくる。
「ほほう、いい声で啼きますなぁ」
「尻尾も突っ張りながら震えています。感じていますね」
「なるほど、いやらしい子だ……。マイスターの目はたいしたものですなぁ」
「いえいえ、褒めるならどうかこの子を。性経験皆無でここまで感じる子なんて、なかなかいない」
 マイスターの声は、僕のセリフの合図だ。僕は声を絞り出す。
「……そうですぅ、僕は、とても、エロい子ですぅ。……皆様の指でぇ、僕ぅ、……とっても気持ちよくなっちゃってますぅ。……もっとぉ、もっとぉ、僕にイヤらしいことを仕込んでくださいぃ!」
 声が裏返っていた。本当にイヤらしい声……。これが自分の口から出ていることが、僕には信じられなかった。
 指はさらに増え、攻めるポイントも陰湿なものになってきた。乳輪のまわりを指でなぞり、乳首をを押しつぶした。ペニスの裏を指の腹で撫で、別の指で鈴口を刺激した。
「いぃっ! いぎぃ……、かはあぁ!」
 何本もの指が僕の感じるところを探し当て、そこを撫でていた。僕の体はガタガタと震えはじめた。
 足の指に、つりそうなくらい力が入る。手すりに爪が立てられる。それでも、全身の震えは止まらない。
「はは、リウ君、尻尾がプルプルしてるよ。嬉しそうだね」
 マイスターの声はセリフの合図……。刷り込まれた言葉が自動的に引き出される。
「はいぃ……、嬉しいですぅ! 僕ぅ、気持ちよすぎて死んじゃいそうぅ! あぁ、もっとぉ、もっとすごいことしてくださいぃ!」
 嫌だ、僕は気持ちよくなんてなりたくない。こんなの嫌だ……、嫌だっ!
「ほう、もっと気持ちよくなりたいと。さて、どうしようかね」
「まあ、この子は『ネコ耳』じゃ。いろいろあるさね。例えば……」
536犬神:03/11/30 12:10 ID:wZCXRs2I
 老人の指が僕の右耳に触れた。薄い肉を親指と人差し指で丁寧に揉みしだいていく。
「ほぉ、なるほど。では私も……」
 今度は左耳だった。細い指が僕の耳の穴にゆっくり差し込まれていく。
「はあっ、ぐぅ……、うぐうぅっ! かぁっ! あっ、あああぁっ!」
 耳の中の産毛が全部逆立った。『ネコ耳』の耳は人間よりずっと大きい。簡単に鼓膜の手前まで指が届いてしまう。
 そして、そこは体の中でも、もっとも鋭敏な部分だった。
 ゾリッ……、ゾリリィッ……! ゾリッゾリッゾリッゾリッゾリリイィッ!
 ゾワゾワと悪寒が頭の上から全身に広がっていく。生命の危機を僕の動物としての本能が告げる。
 左耳に入った指がピストン運動を始めた。出たり……、入ったり……。そのたびに僕の体が反射的に跳ねる。
「いぎいぃ! やがあぁっ……、にゃあっ……! にゃだああぁっ! にゃあっ……、ふにゃああぁっ !」
 いよいよ人としての理性が壊れ、動物の僕が出てきた。言葉は勝手に獣のわめき声になっていた。
 やがて、右の耳でもピストン運動が始まった。僕は両耳を犯され、恐慌状態になった。
「にゃがああぁっ! にゃあっ! にゃにゃあぁっ! ふにゃあぁっ! にゃがあっ! にゃああぁっ!」
 『嫌だ』と言いたかった。それは台本には無いセリフだったが、言わずにいられなかった。しかし、その言葉はついに出ず、ただのネコの鳴き声がリビングに響いた。
 まるで脳を直接犯されているようだった。お触りなんて生やさしいものではない……。これは、強姦だ!
「あー、ご老体。あまり無理をすると壊れてしまいます。どうかそのへんで」
 マイスターの声に二人は従ったようだ。僕の耳からゆっくりと指が引き抜かれていく。
 僕は息を荒げながら泣いていた。怖かった。ただひたすらに怖かった。暗闇の中で誰かに触られることがこんなに恐ろしいとは思わなかった。
 なのに、一方でそれは強烈な快感にもなっていた。ペニスバンドがなければ、僕は確実に射精していた。
 ……僕は自分が壊れ始めていることに気づいた。でも、もうどうしようもない。
537犬神:03/11/30 12:12 ID:wZCXRs2I

            ○           ○           ○

「それではそろそろ浣腸にいきましょう。当然、高圧浣腸になりますが『エネマシリンジ』と『イルリガードル』のどちらになさいますか?」
「もちろん、『エネマシリンジ』だよ。皆さんもそれでいいかね」
「うむ、かまわんよ。儂も自分の手でポンプを押したいさね」
「そうじゃのう」
 『エネマシリンジ 』については説明を受けていた。管の途中にペコペコした球形のポンプがついていて、浣腸液を腸内に押し流す道具だ。まずこちらが使われるだろうと、マイスターは言っていた。
 セリフを言う。言わなきゃ……。頑張らなくちゃ……。
「……うあぁ、いよいよお浣腸なのですねぇ、……ありがとう……ございますぅ。どうかぁ、このあさましいケツ穴にぃ、浣腸液を、ぶち流してくださいぃ……、ああぁ……、ふにゃあぁっ……!」
 完全に泣き声だった。歓喜のセリフのはずなのに、それは恐怖に怯えた子猫の鳴き声だった。
 その時不意に頭頂部を触られた。僕は身をすくめたが、その手触りは老人のものではなかった。とても優しい指使い……。マイスターが僕の頭を撫でたのだ。
「よく言えたね、リウ君。さぁ、それではいよいよ本番です。さっそく浣腸液を……」
「その前にいいかな、マイスター」
「はい、なんでしょう」
「これは差し入れなのだがね、是非使って欲しいのだよ。いいかね?」
 木箱のカタカタなる音が聞こえる。マイスターはその蓋を開けたらしい。
「おお、これは10年物ですね。たしか当たり年だったと思いますが……」
「うむ、なかなかいいワインだろう。どうかね?」
「はい。ですがそのままでは急性アルコール中毒を起こす危険がありますので、生理食塩水で割ります。構いませんか? せっかくの高級品を……」
538犬神:03/11/30 12:14 ID:wZCXRs2I
「ああ、構わんよ。存分に使ってくれ」
 とても怖い会話だった。僕はこれからお尻の穴でお酒を飲まされるらしい……。そしてそれは、とても危険の行為らしい……。
 叫びたかった。約束が違うと訴えたかった。でも、それはできない。この催しが失敗して困るのは僕だ。僕はこれから何が起ころうと、全てを耐えなければならない。
 老人達の談笑の向こうに浣腸の器具をセットしている音が聞こえる。ワインのコルクを抜く音、それを容器に注ぐ音が続けて聞こえる。
 そしてついに、僕のアナルプラグに手がかけられた。
「あぁ、ゆっくりお願いします……。ひねりながら、なぶりながら抜いてくださいぃ……」
 まだ、僕の声はガクガクに震えている。感情とセリフが全然合っていない。脅されて無理矢理言わされている感じだ。
 しかし、マイスターは僕の言葉を忠実に実行した。本当にゆっくりとひねり、出し入れをくり返しながらアナルプラグを抜いていった。
「かっ……、かはあっ! あぐうぅっ! うあっ……あっ……あぁ……、あにゃあぁっ!」
 間抜けな声がリビングに響く。五日間、僕を苦しめた凶器をはずされる歓喜と快感、そしてこれから起こることの恐怖が僕の脳を焼いていく。
 ついに、アナルプラグは完全にはずされた。冷ややかな空気が僕の中に流れ込んでくる。
「ほう、ポッカリと開いていますなぁ。汁まで垂らして、イヤらしい……」
「非常にそそるのう……。あの暗い穴の奥にに、たんと詰まっていると思うと、いやはや」
 僕の肛門をネタに、老人達の最悪の品評会が始まる。その言葉の一つ一つが、僕の残り少ない理性に突き刺さる。
「ではそろそろ溶液を注入したいと思います。始めますよ」
「……はいぃ、僕、嬉しいぃ……。ようやく……、ようやく出せるのですねぇ……。どうかぁ、このさかった野良猫に、浣腸液をガンガンぶち込んでくださいぃ……。はやくぅ、はやく入れてぇ……」
 なんども練習した言葉は、しっかり身に付いていた。こんな精神状態でも、言うべきところでセリフが言える。……僕は誇りを失った、最低のネコ耳だ。
 栓が僕の中に入ってきた。それは開いた穴にちょうどおさまり、僕を肛門を再び塞いだ
「それでは、どうぞ」
「うむ、じゃあ……」
539犬神:03/11/30 12:15 ID:wZCXRs2I
 キュコキュコと、ゴムをつぶす音が聞こえ始めた。
 心臓の鼓動が速まる。筋肉が収縮し、全身に鳥肌が立つ。
 ……そして、それはついに来た。大量のワインが僕の直腸に流れ込んできた。
 ギュルッ……、ギュリュウゥッ! ゴボゴボゴボゴボゴボ……、ゴボボボボオオォッ!
「ひいいぃっ! ひぎぃっ……いぎっ……、あがああぁっ!!」
 激痛だった。腹の中をくまなく針で刺されるかのような鋭い痛みが走った。
 錯覚かもしれないが、水分を失った排泄物にワインが注ぎ込まれ、一気にふくれたように感じた。
 腸内の柔毛にアルコールが染み、その痛みを倍加させた。
 手足が暴れ、分娩台がギシギシと鳴る。しかし、体勢は全然変えることができない。僕はとにかく身をよじり、何度も後頭部をクッションに叩きつけた。
 ポンプを押す音はまだ止まらない。容赦なく、僕の内臓に劇薬を送り続ける。
「にゃがあああぁっ! ふぎゃあぁっ……にゃあぁっ! ひぎゃああぁっ!」
 僕は叫ぶことしかできない。ここでいくつかのセリフを言わなければならないはずだが、それらは全部ぶっ飛んだ。痛い。……痛い、痛い、痛い!!
「落ち着くんだ、リウ君。さぁ、息を大きく吸って……」
 マイスターの声が耳元で聞こえる。気づけば、僕はいつの間にか頬をそっと撫でられている。
 僕は荒れた呼吸を無理矢理整え、息の量を大きくする。引きつる腹を筋肉で押さえつけ、肺に酸素を送り込み。
「そうだ、そしてゆっくり吐くんだ」
 僕はノドが詰まりそうになりながらも、とにかく息を吐き出す。少しずつ僕は落ち着きを取り戻していく。
 痛い……。とても痛い……。でも、耐えなきゃいけない……。
 そうだ、セリフ……、セリフを言わなきゃ……。
「にゃあぁ……、いいにゃあぁ……、にゃあ……? ふにゃあぁっ?! ……にゃにゃあぁっ!」
「うん、いい顔になってきましたな。やはり粘膜はアルコールをよく吸収するらしい」
「だらしのない、イヤらしい顔ですなぁ。ほら、尻尾もヒクヒク痙攣させて……」
「ろれつも回っていない。全身も赤いし、完全に酔っていますな」
 酔っている……。もうアルコールが回り始めている……。
 ああ、これが酔っぱらってるっていう感じなのか……。なんて、なんて、気持ち悪い……。
540犬神:03/11/30 12:16 ID:wZCXRs2I
 世界が傾く。揺れる。回る。暗闇の中を僕の体は浮いている……。
「リウ君……」
 マイスターが僕をせかす。セリフ……、セリフを……。
「にゃあっ……、いにゃにゃしぃ……おにゃにゃ……、ぼきゅうぅ……、いぃにゃあぁ……、ひもちいぃ……、ありにゃにゃあぁ……にゃあぁっ……」
 駄目だ。言葉にならない。もう、自分が本当に自分なのかも分からない……。
 周りから嘲笑が聞こえる。せせら笑い、苦笑い、含み笑い……。皆がこの間抜けな子猫を蔑んでいる……。
 ようやく、ワインの注入が終わった。僕の中にどれだけ入ってしまったのか見当もつかない。
「では、しばらく待ちましょう。せっかくの高級ワインだ。リウ君にももっと味わって貰います」
 マイスターの言葉はあまりに無情だった。僕はもう限界なんてとっくに超えていた。はやく、この中のものを出させて欲しかった。僕はもう、本当に死ぬかもしれない……。
 時間が少し経つと、お腹の中がからボコボコと音がなり始めた。そして激痛の上に激痛が重ねられた。
「がああぁっ!! うがあっ! がっ……ぎいいぃっ! ぎぎいぃっ! うぅっ、うにゃああぁっ!!」
 僕の体が内側から暴れだす。狂った雄叫びがリビングに響き渡る。
「発酵……、しているのかね?」
「はい、炭酸ガスが発生しています。一歩間違えると内臓が破裂しますが、私が排泄のタイミングを見計らいますのでご安心ください」
 安心? なにを安心すればいいんだ、僕は! こんな、こんなこと……!
 手すりに立てた爪が、手袋の中でミシミシといっている。全身が脂汗でジットリと濡れる。大きい悲鳴と小さい喘ぎが交互に繰り返される。
 ……死ぬ。僕は殺される。
 老人達は、おもしろ半分に僕の膨れた腹をもてあそぶ。指で押し、さすり、タプタプ音を立てる腸の感触を楽しむ。暴れる内蔵が、さらに圧迫される。
「ふぎゃああぁっ! ふがぁっ……、ふわあぁ……、ぎいっ! いぎいぃっ……、やにゃあぁ……、にゃがあぁっ! にゃああぁっ……、ふびゃああぁっ!」
「リウ君……、大丈夫だよ。いま少し、楽にしてあげるから」
541犬神:03/11/30 12:19 ID:wZCXRs2I
 マイスターの声が聞こえる……。なに、なにするの……?
 パチン、という音が、僕のお腹の向こうから聞こえた。
 ……その刹那、僕の脳に快感の麻薬が大量に流れ込んできた。
 マイスターは、僕のペニスバンドをはずしたのだ。
「にゃぎゃあああぁっ!!」
 拘束のはずされたペニスに、一気に血液が巡った。それだけで、僕は今までに体験したことのない快感を感じた。
 さらにマイスターは、まるで羽箒で撫でるように、僕のペニスに触れた。ものすごい繊細で、丁寧な動きだった。
 絶頂の寸前を保つ、ギリギリの手業だった。それは全身の痛みを緩和させながらも、射精には至らせない魔技だった。
「ひいぃ……、うぐうぅっ! いにゃあぁっ……、いにゃだあぁ……、だみぇえ……、うあぁっ! にゃああぁっ!」
 苦痛と悦楽の綱引きで、頭がギリギリする。全ての筋肉が一斉に収縮する。全身が瘧がついたように震える。
 ……なんだろう、明るい。目の前が妙に明るい。
 光? 僕は目隠しされているのに……。
 僕には透明な空が見える。今日は雨なのに、なんでこんなものが……。
 違う、これは幻だ。
 やだ、吸い込まれる…………。なに……、なんだよこれ……!? やだ、いやだぁっ!
「さぁ、リウ君。最後のセリフだよ。これで終わりだ。さぁ、言うんだ」
 言う……? なにを……? セリフ……? こんな……、こんな状況で……?
 やだ、でてこない。ぼくの、つぎの、せりふ……、なに……?
 すいこまれる……、やだ……、こわいよ……、かあさん……。
 かあさんっ……!!
「……かあひゃぁん」
 言葉がこぼれた。
「……かあひゃん、……いみゃ……たひゅけるからぁ、……ぼきゅぅ……うんちぃ……だひゅからぁ、……だひゃらぁ、……みてぇ、……みてえぇ」
 なにを言ってるんだろう、僕は……。でも、言葉は止まらない……。
「……ぼきゅうぅ、……うんちぃ……だひゅのおぉっ! たひゅけるのおぉっ! かあひゃんっ! かあひゃあぁんっ!」
542犬神:03/11/30 12:21 ID:wZCXRs2I
 ボンッ!!
 栓が引き抜かれた。そして、肛門が爆発した。
 ブボボボオォッ! ブリュリュリュリュッ! ブボオォッ! ブジュウウゥッ! ブジャアアアァッ!
 ブギュギュギュリュウゥッ! ボバアァッ! ズバババババアァッ! ブギュリュリュリュウウウゥッ!
「にゃぎゃあああああぁぁっっ!!」
 解放された門から、不浄の軟便が滑り落ちた。それは一気に引き抜かれたような勢いだった。
 僕は、透明な空に吸い込まれる。溢れる光が僕を包む。
 心が、真っ白になった。
「にゃああぁっ! ふぎゃっ! ふぎゃあああぁっ!」
 ブビュウウウゥッ! ブリュリュウウウゥッ! ブビュッ! ブビュリュウウウゥッ! ブジュウゥッ!
 熱い精液が駆け上り、僕の精通管を焼きながら、噴き上がった。
 排泄と射精、圧倒的な二つの快感だった。それが、止まらない。ウンチも、精液も止まらない。
 ダバダバと、ワインとウンチの混合物がぶちまけられていく。精液が僕の腹や胸、顔にまで降りかかる。
 長い、とても長い絶頂……。それは天国と地獄を同時に味わうかのような、悦楽の拷問だった。
 ブビュルゥッ! ビュキュウッ! ビュクン! ブボオオォッ! ボババアァッ! ブビャアアァッ!
 かあさん……、だめだよ……。ぼく……、もう……だめだ……。
 気持ちいい……、気持ちいいっ! 気持ちいいよおおぉっ!!
「にゃああぁっ! かあひゃぁん……ふみゃああぁっ……! みゃああぁっ!!」
 まだ、ウンチは止まらない。ペニスもビクビクいいながら、精液を吐き出し続けている。
 僕は絶頂から降りられないまま、意識を失った。

            ○           ○           ○

「リウ君……」
 はい……、なんですか……?
543犬神:03/11/30 12:22 ID:wZCXRs2I
「終わったよ」
 え……?
「今、目隠しをはずすよ」
 ベルトがはずす音がする。ゆっくりと目隠しが持ち上がっていく。
 光が差し込む。幻ではない、本物の光……。
 そして、優しく微笑むマイスターが見える。
「あ……、あぁ……」
「よく、頑張ったね」
 その顔は、もう怖くなかった。両手の拘束も外れている。僕は震える腕で、マイスターの首に抱きつく。
「うああぁ……、あぁ……、うわあああぁぁっ!!」
 僕は大声で泣いていた。涙がボロボロこぼれた。
 マイスターが、僕をそっと抱き上げた。そして、髪の毛を撫でる。
 僕は頬をすり寄せる。マイスターはとても暖かい。
 怖くない……。もう、僕は震える必要なんてないんだ……。
「あぁ……」
 自然に、唇が重なった。僕たちはキスしていた。
 マイスターが僕の唇を吸った。そして、優しく噛んだ。
 舌が歯をなぞり、口の奥に入ってきた。それは僕の舌と絡まり、唾液が流れ込んだ。
 口中を愛撫された。同時に指が背中を這った。首の裏を揉まれた。
 その手が、僕の耳にかかった。そして、そっと伏せられた。
 一切の音が聞こえなくなった。目も閉じていた。全ての感覚が舌に集中した。
 吸われた……。噛まれた……。とても、とても優しく……。
「ふうぅ……、ふうっ……、ううぅ……うううぅっ!!」
 ブシュウウゥッ! ジョロオォッ! ジョロロロロロオオォッ…………。
 僕は失禁した。……止められない。……僕のペニスは本当に壊れた。
544犬神:03/11/30 12:24 ID:wZCXRs2I
 マイスターのスーツが黄色い液体で濡れていく。雫がこぼれ落ち、床に大きな水たまりを作っていく。
 マイスターは完全に脱力した僕の体を、分娩台のクッションに置く。
「ふあぁ……、あはあぁ……、ははぁ……」
 僕はだらしなく笑っている。涎を垂れ流しながら、尿を吹き出しながら笑っている。
 その時、背後で拍手が起きた。
 パンッ! パンッ……パンッ……パンッ……! パチパチパチパチパチパチィッ!
 何人もの、万雷の拍手。僕には何が起きたのか分からなかった。
「うん、みごとだ」
「素晴らしい……。まさに芸術だな」
「はは、いや最高。楽しませてもらったよ」
 老人達だ。彼らはまだ帰っていなかった……!
 ショーは続いていた。僕の絶望、至福、そして、その果ての失禁……。そこまでがパーティーのプログラムだったのだ。
「どうもありがとうございます。それでは、これでお開きです。またの機会を……」
 マイスターの挨拶が終わると、足跡が遠くなっていった。やがて玄関が閉まり、彼らはいなくなった。
 ……僕の体は動かない。ただ、全身がとても甘く痺れていた。
 マイスターが僕を見つめる。とても、優しい笑顔で……。
「さあ、ようやく本当に終わりだ。君も、もう寝なさい」
 マイスターは僕の目に手をかけ、まぶたを下ろさせた。……そのまま、僕は眠った。
 締め付けられるような悔しさと切なさを、胸に抱いたまま……。

            ○           ○           ○

「タネを明かしてしまえば、彼らも台本は読んでいたんだ。その上で、君の反応を楽しんだ。ちゃんと言えるかどうか、あるいは何を言ってしまうのかをね」
「……悪趣味の極みですね」
 僕はまだベッドから立つことができなかった。マイスターは粥を作ってきたが、僕はそれを食べるのを拒否した。もう、この人からは一切の借りを作りたくなかった。
545犬神:03/11/30 12:26 ID:wZCXRs2I
「覚えてるかい? 君が『かあさん』と言ってしまったこと。あのセリフで彼らの中には泣いてしまった人もいたんだよ」
「………………」
 僕はなにも答えない。……答えられるはずがない。
「まあ、とても好評だったってことさ。報酬も増えてしまってね、君の取り分も増やしてあげないと……」
「いらないっ!!」
「お、おいおい……」
「母さんが無事なら、それ以上は何もいらない! 受け取るもんか、そんな金! 嫌だ、絶対嫌だっ!」
 マイスターが溜め息をつく。そして、椅子から立ち上がる。
「じゃあせめて、その金は病院の方に回しておくよ。それならいいだろう?」
 マイスターは部屋をでていく。
「……でもこれだけは覚えておいてくれ。君は、本当に最高だよ。ぜひ、また一緒にやりたいね」
 ドアが閉まった。僕は、ようやく一人になれた。
 よかった、これで、落ち着いて泣ける。
「…………うっ、ううっ……、うぅ…………、うぐううぅっ…………」
 天窓の向こうは夜の空だった。もう、雨はやんでいた。

 …………あれからずいぶんたった。
 母さんもすっかり持ち直し、僕達はいつも通りの生活に戻った。
 貧乏で、汚らしい、とても幸せな毎日だ。
 それでも、僕には時々フラッシュバックが起こった。
 ……透明な空。そして、そこに吸い込まれる幻。
 食事中でも、仕事中でもそれは起こった。そのたびに僕はうめき、涙を流した。
 時々あのマンションを見に、向かいのビルの屋上に行く。部屋の窓からは明かりがもれている。
 再びあそこに行けば、僕は二度と外には出られないだろう。そのくらい、僕の心はマイスターに絡め取られてしまっている。
 体が、疼く。あの人の事を考えるだけで、心臓が痛む。
 だから、絶対にあそこには行けない。ただ眺めるだけだ。
 また、新しい生け贄があそこにはつれてこられているのだろうか……。透明な空が見えているのだろうか……。

 ポツポツと雨が降り出してきた。それでも僕は、ここから動けない。

(了)
546名無しさん@ピンキー:03/11/30 13:42 ID:83/HLNLu
犬神さんおつかれさまです

リウたん(;´Д`)ハァハァ
547名無しさん@ピンキー:03/11/30 17:02 ID:83/HLNLu
> マイスターの挨拶が終わると、足跡が遠くなっていった。
足音?
548名無しさん@ピンキー:03/12/01 22:44 ID:f/sVcYLm
毎回毎回、ちゃんとしたお話になってるのが凄い
549名無しさん@ピンキー:03/12/01 23:38 ID:KgRmkY6A
ネコ耳ネタにゃー
(・∀・)イイ!にゃー
ラストもにゃんか切なくてイイにゃー
550名無しさん@ピンキー:03/12/02 00:02 ID:bueL+HoT
いいんだけどやっぱ妙にせつなくて勃ちが悪い。
あとボンデージをボンテージと書かれるとなぜか萎えるなぁ。
551名無しさん@ピンキー:03/12/02 00:04 ID:2SgAmd3X
やっぱ犬神タンの作風はチョト801風味ですな
自分は好きだけど
552名無しさん@ピンキー:03/12/02 14:31 ID:f5wmXohI
犬神なのになんでねこなのニャー。
ねこ耳(・∀・)イイ!!
553名無しさん@ピンキー:03/12/02 20:10 ID:9v0Zxu/n
801大好き(;´Д`)ハァハァ
554名無しさん@ピンキー:03/12/03 19:47 ID:cZCfAXXC
hosyu
555♂♂SEVEN:03/12/05 17:13 ID:qgDQNWxa
「はあ・・・今月も赤字だわ・・」
そう言って頭を抱えたのは、小さなアクターズスクールを営む、沢渡涼子。
今年、三十五歳を迎える彼女は、自宅とオフィスを兼ねたマンションで、
電卓をカタカタと叩きながら、何度も何度も収支を綴る書類とにらめっこを
している。そんな涼子の姿に、
「そう、ため息ばっかりつかないでよ、おばさん」
と、窘めるように語り掛ける少年がいた。彼の名は沢渡要(かなめ)といい、
涼子にとっては甥にあたる、十七歳の高校二年生。
「ため息もつきたくなるわよ!見なさい、この家計簿を!」
甥に窘められたのが癇に障ったのか、涼子は家計簿を高々と上げ、要に向かって
見せた。見ればなるほど、所々に赤いペンが入っている。業績は芳しくない
様子だ。涼子は元々、ある劇団に所属する女優だった。しかし、自分の才能に
限界を感じ、自らアクターズスクールを営むに至ったのだが、何せ俳優業界とは
生き馬の目を抜くが如く、競争の激しい世界である。策略や智謀に富むものが
闊歩し、少々女優業を経験した涼子などがいくら頑張っても、経営を成り立た
せるのは難しい。そんな、経営者の苦悩を見せられた要は、家計簿を見つめ、
「うわあ・・・だめだ、こりゃ。これじゃあ、年が越せないね、おばさん」
と、叔母をさらに落胆させるような事を言った。
「はっきり言わないでよ、もう・・・」
甥に現実を再確認させられ、再び頭を抱える涼子。いい加減、家計の心配にも
限度が来たのか、
「要・・・夜逃げしようか?夜逃げ」
などと、今の状況から言っても、洒落にならないような事を言い出す始末。
556♂♂SEVEN:03/12/05 17:35 ID:qgDQNWxa
「逃げても、行くところなんて無いじゃない」
叔母の弱気に呆れたような顔で、要は呟いた。彼は、幼くして両親と死に別れて
以来、ずっとこの叔母の厄介になっており、女優をやっていた涼子の面影をやつ
し、少年にしては美しい顔立ちをしている。要は、その美貌を少しだけ歪め、
「おばさん。僕、アルバイトしてもいいよ」
そう囁きながら、叔母の肩をそっと抱いた。
「要・・・」
甥の申し出に、涼子は声を震わせる。彼の言うアルバイト、というのは、一般の
高校生の小遣い稼ぎとは訳が違っていたからだ。そのアルバイトの名は、
『男娼』
であった。涼子は、スクールの経営が苦しくなった時、業界にいた頃のつてを
頼って、自らの体を提供した事がある。現役を退いてはいるが、涼子の美しさを
懐かしむ業界人も多数おり、幾人もの男が彼女の申し出を受け、『買った』。
だが、その男たちの中には、少年愛を望む者も多く、特に涼子の美しさを持ち合
わせた美少年、『要』を欲しがる声が、少なからずあったのである。
「あなたに、あんな思いをさせたくないわ・・・要」
自分の肩を抱いてくれている甥の手をそっと握り、涼子は切なげに呟く。金の
ためとはいっても、プライドを切り売りした女・・・涼子はそう言って、自分を
貶めては悔やみ、好きでもない男たちに抱かれるたび、枕を涙で濡らしたのだ。
557♂♂SEVEN:03/12/05 18:01 ID:qgDQNWxa
「おばさんの知り合いで、僕の事が気に入ってくれている人がいるらしい
じゃないか。その人に頼んで・・・」
「要!」
涼子は語気を荒げ、甥の言葉を遮るように叫ぶ。要の口から、いまわしい
売春行為の名を聞きたくなかったからだ。彼女自身、身を売った際に受けた
恥辱の数々が今も心の傷になって、事ある毎に思い起こされては悪夢となり、
苛むのである。彼女を買った『客』の中には、とびきりの変態行為を望む者
もいて、特に『強制排泄』、すなわち放尿や排便といった、人として踏み込
んで欲しくない領域を侵したい、という強者もいた。
「あたしが、どんな思いをしたか・・・分かってる?」
少し、涙目になる涼子。世にもおぞましい行為の数々を思い出しているのか、
唇がわなわなと震えていて、今にも泣き出しそうだ。
「人前で、ウンチやオシッコをする所を見られるのよ。それも、一人じゃない。
複数の男の人の前で、あたしは縛られたり吊るされたりして・・・か、浣腸を
されたのよ・・・そ、それで・・」
ぐすん、と涼子が鼻をすすった。もう、声はすっかり涙声になっている。要の
事を思い、恥を偲んで打ち明けたのだろう。
「もう、いいよ。おばさん」
涙ぐむ涼子を、要はそうっと抱きかかえる。何も言わないでいいよ、と優しさ
がこもったような抱擁。甥の愛撫で、涼子は少しだけ救われた気持ちになった。
生活を共にして以来、彼女は要をわが子の如く愛している。そんな彼の優しさ
が、心の底から嬉しかった。
558♂♂SEVEN:03/12/05 18:21 ID:qgDQNWxa
「でも、おばさん。僕はアルバイトをやる。いや、やりたいんだ」
要は、優しさの中にも強い意思を持って涼子に申し出る。それを聞いた涼子は、
甥の言葉に叔母である自分の血を確かめた。きっと、何度諌めても要は首を
縦には振らない・・・そう思う、が、しかし、
「お願いよ、要。あたしの言う事を聞いて」
やはり涼子は止めずにはいられない。可愛いわが子のような要。彼が、薄汚い
男たちに陵辱される様など、見たくは無いに決まっていた。その時、
「僕は、おばさんと離れ離れになるのは嫌だ。ずっと、一緒に暮らしていきたい。
その為だったら、なんでもやれる。どんな、恥ずかしい事でも」
と、要が涼子の体を引き絞るように掻き毟った。まるで、子供が母親にだだを
こねるが如く。
「い、痛いわ、要。離してちょうだい」
要の手が乳房や腰に周り、ぐいぐいと揉みしだいて来る。その途端、はっきりと
自分が女だと思う涼子。僅かにだが、女がぬるんだ。
「夜逃げなんかしたら、僕とおばさんはきっと生き別れてしまう!嫌なんだ!
父さんと母さんと会えなくなった、あの日をまた味わうのは」
叔母の肢体をその手に絡め取りながら、要は更に言葉を繋ぐ。彼は幼少の頃に
死別した両親との悲しいさよならを、この叔母と味わいたくない一心で、叫ぶ。
559♂♂SEVEN:03/12/05 18:39 ID:qgDQNWxa
(この子は、あたしを必要としている。そして、あたしも)
涼子は体をまさぐられながらも、驚くほど冷静に自分たちの立場を思う。
逃げたところで、何も変わらない、そう思った。ならば・・・
(鬼畜道に堕ちても、二人の生活は守りたい。一生、この子と暮らしていける
のなら・・・)
物思いに耽っていると、涼子は床の上に押し倒されていた。次いで、スカート
の中に要の手が入ってくる。しかし、それを拒む事はしなかった。
「要、あたしを抱くのね?」
「駄目?嫌なら、やめるよ」
「いいわ。一緒に、鬼畜道へ堕ちましょう。要となら、どこで暮らしても、
幸せだから」
逼迫した状況が叔母と甥を狂わせたのか、要はこの日、涼子の体で男になる。
しかし、それがこの後に待っている『狂奏曲』の前奏である事を、二人は
まだ知らない・・・・・

数日後、涼子は要を連れて、あるホテルの一室で人を待っていた。結局、要
の意思を汲んで、男娼としてのデビューを飾らせる道を選んだ涼子だったが、
内心は穏やかではない。
「ドキドキするね、どんな人が来るのかな?」
憔悴する涼子に対して、要は好奇心いっぱいの瞳で待ち人の気分を満喫して
いた。
560♂♂SEVEN:03/12/05 18:55 ID:qgDQNWxa
今、要はゴシックロリータとでもいうべき衣装に、身を包んでいる。元々、
美しい顔立ちで、華奢な体つきの彼には、少女が身に纏うこの洋式装飾を
施した服装が、恐ろしく似合っていた。
「優しい人よ。あたしが昔お世話になった演出家さんなの。結婚はしてない
けれど、子供は三人もいるわ。遊び人って感じの・・・」
「やあ!お待たせ、ちょっとリハが長引いてね」
涼子が要に答えている途中で、大声と共に一人の男がホテルの部屋に飛び込ん
で来る。見た目がいかにも業界人っぽく、年の頃は四十半ばといった所。頭に
少々白いものが混じり始めているが、中年にしては色男の部類に入るであろう。
「お久しぶりです、斎藤さん」
「はじめまして」
涼子と要がそれぞれ挨拶をすると、斎藤と呼ばれた男は相好を崩し、
「涼子ちゃん、相変わらず綺麗だねえ。そちらが、要くん?よろしく、僕は斎藤
勝則っていうんだ。かっちゃんって呼んでいいよ」
と、おちゃらけ混じりに二人を見やった。それを見た要は、
(良かった。きさくな感じの人で・・・)
そう思いながら、ほっと胸を撫で下ろす。涼子の手前、気丈に振舞ってはいたが、
やはり好奇心よりは不安が先立っているのだ。
561♂♂SEVEN:03/12/05 19:17 ID:qgDQNWxa
「あの、斎藤さん・・・色々と、無理を言って・・」
涼子は言いながら、頭を下げる。色々と、という所に何か含みがあるのは、
斎藤という男に金策の事や、要についてあれこれ頼んだのであろう。いか
にも恐縮した面持ちが、窮地に立たされた彼女の心情を表している。
「いいさ、その代わりに、こんな可愛い子と一夜を過ごせるんだから」
そう言って、斎藤が要の肩を抱いた。気安い、要はそう思っている。
「じゃあ、要・・・斎藤さんに可愛がって貰うの・・・よ」
涼子が、搾り出すような声で要を一瞥し、部屋を後にした。言葉尻が少し
濁ったのは、わが子のような甥をこの場に引きずり出した、自分への贖罪
といった心情を匂わせている。彼女だって、心苦しいのだ。だから、要は
敢えて明るく振舞うことも、はしゃいでも見せなかった。自分が強がれば、
叔母がもっと傷つく事を知っているから・・・
「じゃあ、要くん。いいかな?」
「はい?」
斎藤に問い掛けられ、何がいいのか?と疑問符付きの返事をする要。すると、
「とりあえず、チンポ舐めてくれるかな?」
演出家だというのに、ムード作りも何もあったもんじゃない斎藤の放言が飛ぶ。
が、しかし、要にはそれを拒む権利などない。
「わ、わかりました。舐めさせて・・・いただきます」
古式を模した衣装にも関わらず、要の着ている者は布地が少なく、スカートの
丈だって恐ろしく短い。フリルが幾重にも織り込まれてはいるが、下半身が
スースーと室内の空気に晒され、心もとなかった。そんな状態で、要は中年男の
ペニスを咥える羽目となるとは、いくら自分で身を売る決心をしたとは言え、少々
酷だな、などと思う。
562♂♂SEVEN:03/12/05 19:35 ID:qgDQNWxa
斎藤はシャワーも浴びずに、ぼろりと己の下半身を露出させた。要の目前に
晒された中年男のペニスは赤黒く、いかにも使い込まれているといった風貌
を見せている。そこに、要が顔を近づけると、むん、と何とも言えない異臭が
鼻を突き、女装少年の美貌を歪ませた。
(く、臭い・・・)
顔には出さなかったが、思わず顔を背けたくなるような性臭。忙しい身で、
風呂に入る暇もないのか、ペニスには代謝物が垢となり、香ばしい臭いを放って
いるのだ。
「どうしたの?要くん」
「い、いえ・・・なにも・・」
斎藤が待ちきれない、といった顔で、要を急かしつける。ついでとばかりに、
ペニスをぶるんぶるんと揺すっている所が、どうにも大人気無い。
(ええい!やるしかない!)
要は勇気を振り絞って、舌をペニスに絡ませた。なにか、ぴりりと舌先に苦い
ような味を感じたが、初めて口にした男性器は生肉っぽい弾力に富み、要を
当惑させていく。
「ああ、要ちゃん・・・」
ペニスに女装少年の舌を感じた途端、斎藤は随喜の嘆息を漏らす。美しい要の唇で、
汚らしい欲望の化身を愛撫してもらっているのだ。喜びは当然である。しかし、
(何が、要ちゃん、だ!)
自分の呼び方が、『くん』から、『ちゃん』に変わったことが腹立たしい要。だが
皮肉にも、それが要を少年から少女への自覚を促してしまった。
563♂♂SEVEN:03/12/05 19:52 ID:qgDQNWxa
(そうだ、今、僕は女の子だったんだ・・・)
女性物の衣装を身を纏い、ペニスを咥えこむ自分。ここに至った経緯はとも
かく、今は娼婦としての『要』を演じなければいけない。まがりなりにも、
自分はアクターズスクールの人間でもあるのだ、と要は自分に言い聞かせる。
「うふん・・・」
要はペニスを咥えながら、ちょっと切なげな声を漏らす。気分はもう、娼婦
のそれで、くちゅくちゅと唾液を絡めながら、一心に斎藤の官能を引き出そう
と同性の性器を舐めしゃぶった。
「おお・・・要ちゃん・・い、いいぞ」
斎藤は要の頭を撫でながら、使い込んだペニスが快楽を貪っている事に気を
やり始める。要の舌が妖しい動きを繰り返すと、昂ぶったペニスがぐぐっと
鎌首をもたげ、麗しい女装少年を更に貪りたい、と気勢を上げた。
(僕の・・・いや、あたしの舌使いに、もうメロメロじゃないの)
上目遣いに斎藤を見上げ、そんな事を思う要。淫らな娼婦を演じる事で、彼自身
もペニスに血が流れ始め、隆々といきり始める。その時、
「要ちゃん。舐めるのはもういいから、お尻を突き出してくれないか?お初は、
要ちゃんの中で出したいんだ」
斎藤がついに要のヒップ・・・というよりは、もっと直接的な場所。そうアヌス
を求めてきたのだ。
「・・・はい」
一瞬の躊躇の後、要は舐めしゃぶっていたペニスを唇から離し、斎藤を見据えた。
覚悟は出来ている、そんな感じだった。
564♂♂SEVEN:03/12/05 20:08 ID:qgDQNWxa
「可愛い下着をつけているね」
「・・・・・」
ベッドに寝転んだ要のスカートを捲りながら、斎藤が囁く。要は、無言だ。
スカートの中身は、ハート模様があしらわれた愛らしいパンティ一枚。これが、
要にとっての、最後の砦である。しかし、斎藤の欲望は、そんな切ない防衛線
を無残に剥きとっていく。
「あっ・・・」
要はパンティを脱がされると、自分の性器が見事なまでに上向いている事を感じ、
恥じ入った。これでは、自分が何かを期待しているみたいではないか、と。
「勃起してるね、要ちゃん。僕のチンポ舐めて興奮したのかな?」
にやりと斎藤が意地悪く問い掛ける。要は、ぷいっと横を向いて、その問いには
答えなかった。
「アヌスも綺麗だ」
斎藤の指が要の桃尻をなぞり、可憐に咲く処女蕾を撫でつける。くりくりと指先
で敏感な部分を悪戯すると、要の体がエビ反った。
「ああ!」
僅かにではあるが、斎藤の指がアヌスを侵している。粘膜に、痛痒感にも似た
衝撃が走った。ほとんど反射的に、きゅう、とそこをすぼめる要だが・・・
「ふふふ、遅いよ要ちゃん。僕の中指はすっかり呑まれてしまった」
斎藤の指はすでに要の蕾に入り込み、先をくの字曲げたまま敏感な場所を執拗
に責めた。
「い、いやあ・・・」
初めて知る淫靡な感触。指に自分の蕾が犯されている!要はこの時、びくびくと
波打つ自分のペニスが、新たな世界に踏み込もうとしている事を知る。
565名無しさん@ピンキー:03/12/06 10:53 ID:nhC1SL6X
つ、続きが気になる…
566♂♂SEVEN:03/12/06 14:14 ID:Bh9Ay+UT
「いい反応だ。素質あるよ」
涼子から要が処女である事を聞いているのか、斎藤は可憐なアヌスを弄ばれる
女装少年の純情な様を見て、ひとり悦に入る。
「うんッ・・・うんッ・・・」
幾度か指が出し入れされると、要は切ない喘ぎ声を漏らし、泣いた。初めは
一本だった指がいつの間にか二本に増え、きゅうきゅうとすぼまる肛蕾を
こじ開けている。そうして、いい加減処女蕾を泣かせた後、斎藤はようやく
指を抜き、女装少年の体をくるりと裏返した。ちょうど、要はうつぶせになり、
ヒップを天井に向けた格好になる。そして・・・・・
「要ちゃん、いよいよ女の子になるんだけど、覚悟はいいかい?」
言いながら、斎藤は要に圧し掛かり、ヒップの割れ目に男肉の先端を当てた。
更に、僅かに腰を沈めてアヌスの場所を探り当てる。肛門での性交にも、手馴れ
ているようだった。
「ひっ・・・」
すぼまりにペニスの先端を感じた瞬間、要が身を竦める。もう、逃げ場などなく、
自分はここで女になる、そう覚悟を決めてはいたが、いよいよその時が来ると、
やはり悲しい気持ちになった。
「こ、怖い・・」
思わず呟く要。カタカタと体が震えている。まるで、無垢な乙女の如き反応だ。
「優しくするよ。安心して」
それに対して、一応は大人の余裕を見せ、要を落ち着かせようとする斎藤。男女
問わず、性の初心者への扱いは慣れているようだ。
567♂♂SEVEN:03/12/06 14:33 ID:Bh9Ay+UT
「力を抜くんだよ」
そう言って、要を寝バック状態に押さえ込んだ斎藤が、ゆっくりと腰を落とし
ていく。生の男肉は弾力には富むが肉厚で、処女の要にとっては凶器に等しい
存在であろう。しかし、要は眉間に皺を寄せながらも、ペニスを可憐なすぼまり
に迎え始めていく。
「ううッ!裂けちゃうッ!」
アヌスが放射状にこじ開けられていくような感覚。それが、処女喪失の瞬間の感想
だった。要は、ペニスの雁首部分がすっぽりと肛内に収まった所で、ふうっとため
息をついて振り向き、肩越しに処女を奪った相手を見据える。
「僕は・・・とうとう、女の子になったんですね」
「そうだよ、要ちゃん。感想は?」
「よく・・・分かりません。でも、案外変な気持ちでも・・ありません」
そう言った後、要の眦からつうっと一筋の涙が流れた。強がってはいたが、
十七歳の少年が女装をし、中年男の性奴として一夜を過ごさねばならない
となれば、その心境は察して余りある。
「斎藤さん」
「なんだい?」
要が不意に問いかけた。この間に、斎藤の手はゴシックロリータ服の胸元
を侵し、誰にも触れさせた事のない苺蕾をつまんでいる。いかにも、遊び人
きどりの中年男らしく、やる事に抜け目がない。
568♂♂SEVEN:03/12/06 14:57 ID:Bh9Ay+UT
「こんな時になんですが、斎藤さんのお知り合いで、僕を買ってくれそうな
人は、他にいませんか?」
「どうしてだい?要ちゃん」
要の問いに答えながら、斎藤は少しずつ腰を沈めていっていた。すでに、ペニス
は茎の根元付近まで入っている。
「あっ・・・お金・・お金が必要なんです。僕も、おばさんも・・・あっ、あっ・・」
斎藤は、ペニスの大半を要の肛内へ埋没させると、ベッドのスプリングを利用して、
ギシギシと腰を揺さぶった。途端、要の言葉が途切れ途切れになる。
「いるには、いるけれども」
寝バックの姿勢から要の腰を掴み、ぐいぐいと肉の杭を打ち込む斎藤は、女装少年の
肛悦に酔いしれながらも、なにやら思案を巡らせていた。
「要ちゃんには、酷なくらいの変質的な趣味の持ち主が多くて、あまり紹介したく
ないっていうのが本音だな」
言いながら、本格的に腰を動かしだす斎藤。極上の甘露を味わっているとでも言い
たげな表情からは、要に対する恋慕のようなものも見え隠れしている。
「それでも・・あっ、あっ!僕は・・ああっ!お金が必要・・なんです・・うッ!」
処女蕾を犯されながらも、要は執拗に迫った。涙ながらに哀願するその顔が、斎藤に
とっての琴線を爪弾いたらしく、ペニスをひとまわりもふたまわりも太くさせる。
「厳しい道のりになるよ、要ちゃん」
そう言って、斎藤が腰を力任せに突き出した。
「ひいィーッ!か、覚悟の上です・・・」
肛交という暴力に背をエビ反らせながらも、要は懸命に訴える。そう、覚悟があるから
こそ、今、自分は女装までして、男の性器を受け入れているのだ。
569♂♂SEVEN:03/12/06 15:19 ID:Bh9Ay+UT
「そこまで、言うのなら・・・紹介はしてあげるけど・・い、いくよ、要ちゃん!
君の中でいかせてもらうよ!」
「あ、ありがとうございます!」
斎藤が絶頂の予感を感じ取ったらしく、急に抽送のピッチを上げた。要のヒップ
と中年男の下半身がせめぎ合い、ぴちぴちと肉音を部屋の中に響かせていく。
「ううッ!出るッ!」
断末魔とも言うべき声を上げ、斎藤は己の欲望を醜いまでに滾らせ、要の胎内へ
樹液を注ぎ込んだ。
「あううッ!か、感じます!斎藤さんの・・・」
どくんどくんと、放精は快活なリズムを刻みながら行われ、麗しい女装少年の処女
蕾の中で爆ぜている。受精の瞬間、要のペニスも昂ぶったのか、白い樹液をとくとく
と漏らしてしまい、更にはそれと連動して、アヌスがきゅうきゅうと斎藤のペニスを
食い締め、まるで呼応するかの如く放精を助けていった。
「君は最高だ。要ちゃん」
最後の一滴まで樹液を放った後、斎藤は要の背中越しにそう呟き、愛しいとでも言い
たげにキスの嵐を浴びせ始める。しかし、要は処女喪失の衝撃に心を濡らし、ただ
涙するだけであった・・・・・。
570♂♂SEVEN:03/12/06 15:44 ID:Bh9Ay+UT
夜半、要は斎藤の腕に抱かれたまま、床についていた。一晩を共に過ごす約束
なので、帰りたくても帰れない。
(おばさん、どうしているかな・・・)
涼子の事が気になって眠れない要。きっと、良心の呵責で、自分と同じように
眠れぬ夜を過ごしているはず、と要は思う。そして、じくじくとまだ疼くアヌス
に手を遣ると、相手が残した精の残滓を感じ、気を滅入らせる。
(お尻がぬるぬるして、変な感じ・・・いやだなあ・・)
要の処女を奪った斎藤は、それ以上の行為を求めては来なかった。年齢的な事も
あるのだろうが、要の身の上を不憫に思ったらしく、一度きりの交わりに止まっ
ている。
(とりあえず、初めてが優しい人で良かった・・・)
意外に胸板の厚い斎藤の裸身に擦り寄りながら、要はそんな事を思う。もし、
涼子を辱めた男たちや、斎藤の言う変質的な趣味を持つ男が、初めての相手だっ
たら、自分の処女は無残な散らされ方をしたであろう。そう言った意味では、
目前で寝息を立てている中年男の優しさが、身に染みた。
(お父さんって、こんな感じかな?)
すすす、と中年男に寄り添いながら、要は少しだけ心を暖めた。幼い時期に父母と
死別しているので、父性や母性に対する思いが強いのだ。
(この人が、離れずに僕を暖めてくれたらなあ・・・)
淫猥な紫の夜が明ければ、この温もりは消えてしまう。この時の要には理解が出来
なかったが、これが彼にとっての初恋であった。
(このまま、眠ろう)
せめていい夢が見れますように、そう言って要は処女を捧げた男の腕の中で、一時
の安息を貪るのであった・・・・・。
571♂♂SEVEN:03/12/06 15:45 ID:Bh9Ay+UT
エネマ忘れたー!これで、二回目・・・
  BY ホモホモセブン
572名無しさん@ピンキー:03/12/06 19:09 ID:J1S/MHCf
エネマがみそなんですよっエネマが!
でもおもしろかたーよ。
次回作でじっくりねっとり浣腸シーンきぼん。
573名無しさん@ピンキー:03/12/06 19:36 ID:sGqWVnfq
犬神氏はみんながいうほど801風とも
思わなかったが、これは……(;´Д`)チョット
せめてお約束が守られてればなあ
574名無しさん@ピンキー:03/12/06 21:51 ID:92790UO9
801はもっとエグいんでないか?
575名無しさん@ピンキー:03/12/06 21:56 ID:92790UO9
勃っきシマスタ



要がオッサンに犯されるのが悲しい(;つД`)
要は漏れのものだヽ(`Д´)ノ
576名無しさん@ピンキー:03/12/07 05:56 ID:GuVaDZjc
良かったっすよー(*´Д`)
やっぱエネマシーンがないのは残念だけど
次回へのプロローグだと思えばさほど気にならん
むしろけなげな要タンにグッと感情移入できて良し

>>573
そういう書き方だと♂♂SEVEN氏も801風だって取れちまうよ
むしろ氏の作風は官能小説系だとオモ
577名無しさん@ピンキー:03/12/08 22:46 ID:T2MdsQll
ボッキホシュヽ(`Д´)ノ
578名無しさん@ピンキー:03/12/09 10:26 ID:oJdxZNrV
 
579名無しさん@ピンキー:03/12/09 16:13 ID:O2Euhn9M
読破してしまった・・・
580名無しさん@ピンキー:03/12/10 12:43 ID:jrwdYSMu
次作も期待!
581名無しさん@ピンキー:03/12/11 22:48 ID:jiwYU+sD
582名無しさん@ピンキー:03/12/13 01:32 ID:bFgOhqHG
ホシュ
583犬神:03/12/13 13:45 ID:A2lJvulf
【警告】
『801』っぽいと言われても、801板に投下すれば『男性向け』って言われるし。
もういったい、どうすれば……(泣)。

とりあえず新作です。『魔法少年』『浣腸・排泄』『触手』『妊娠・出産』となっています。
……後半、調子にのりすぎです。不快感を感じる人は読み飛ばしてください。


【魔法少年タイニータップ】

「桜子どこ行ってるんだゾナっ! 魔獣が街で暴れているゾナっ! 大至急、帰ってくるゾナっ!」
「え? でも今、渋谷なんだけど……。帰ってくるの二時間くらいかかるよ?」
「へ、変身するゾナぁっ! ひとっ飛びで帰ってくるゾナぁっ!」
「ブレスレットそっちだよ。変身できない。だいたい今日はクリスマスデートだよ? 帰ってくるはず無いじゃん」
「……ワザと忘れたゾナね?」
「なんのことやら〜」
 お姉ちゃんの部屋で変なアヒルが、携帯電話を羽根で器用に持ちながら、なにやら会話をしていた。相手はどうやらお姉ちゃんらしい。
 現実離れした光景に、僕は思わず手に持っていた辞書を落とした。それは狙ったように右足の甲に命中した。
「ふぎっ! いだだだだっ、だだあぁっ!」
「ゾナっ!?」
 アヒルが僕の方に振り返る。そして、青ざめる。とんでもないところを見られてしまったって感じだ。
 いや、僕もとんでもないところを見てしまったって感じなのだが……。
「あぁ、拓海そこにいるのぉ?」
 脳天気な姉の声が携帯電話の向こうから聞こえてくる。
「あんたちょっと魔法少女やってみない? なーに、簡単簡単。サクって悪い奴やっつけちゃえばいいだけだから。あぁ、拓海は男の子だから魔法少年か」
584犬神:03/12/13 13:47 ID:A2lJvulf
 ……なんかとんでもないことをサラッと言われた。

            ●           ○           ●

 ここ最近、埼玉県赤牟市では奇妙な現象が多発していた。集団性健忘症とでも言おうか、とにかく街にいる人や学校のクラス、場合によっては市内全域の人々が一斉に、短時間ながら記憶を無くすのだ。
 僕も何回か体験したがとにかくイヤな感じだった。
 そして、断片的に覚えているのは空を飛ぶピンク色の少女だった。彼女が何をしていたのかは分からないが、その姿はボンヤリながら、健忘症経験者は皆わずかに覚えていた。
「そう、あれの正体があたしなワケ。話が早くて助かるなー、我が弟よ」
「悪の魔法使いが召還する魔獣を倒すのが『魔法少女ファンシーチェリー』の使命だゾナ。そして、我が輩・大魔術師ゴルモアが記憶抹消の大魔術を使って、みんなの記憶を消しているゾナ」
「分かりやすい設定ですね……」
 魔法少女……。そんなことをやっていたのかお姉ちゃんは。それにこのアヒルは、マスコットってやつかな? あんまりかわいくないけど……。
「で、今は駅前通りが大ピンチらしいらしいのよ。ゴルちん、そうだっけ?」
「もう死人もでているゾナっ!!」
「ありゃ、それはちょっとまずいね。まぁそういうわけだから拓海頼むよ、変身して!」
「ちょ……、ちょっとそれは……、なんでそんな……」
 話は分かったが、展開の早さについていけない。僕が魔法少年? なにそれぇ?
「拓海分かってるのぉ? あなたが迷っている間にも犠牲者は増えているのよ。早く現場に行きなさい!」
「だったら桜子が帰ってくるゾナあぁっ!」
「だから、すぐには無理だってば! ……ったく、あとでデートのやり直しができるように、光毅くんの記憶操作ちゃんとしてよね?」
 犠牲者云々言っているわりには、心配は自分のデートらしい。我が姉ながらいい性格をしていると思う。
585犬神:03/12/13 13:50 ID:A2lJvulf
 でも、人が死んでいる……。もしかしたら現場には僕の友達もいるかもしれない。それなら、急いだ方がいい……!
「いいよ、僕やってみる。だから、変身の方法教えて」
「ゾナゾナぁ?!」
「よぉーし、それでこそあたしの弟だ。がんばれー。それじゃゴルちん、後よろしくねー」

 僕はペンダントを胸の前に握り、今習ったばかりの呪文を唱えた。
「チエノジアゼピン・ベンゾジアゼピン・デパス・デパス・エチゾラム!!」
 かなり人を不安にさせるリリックだったが、詠唱終了と同時にブレスレットは光りだし、パステルカラーの不思議な光線が僕の周囲をまわりだした。
 服が糸を抜かれたようにバラバラとほどけていった。半裸の僕を今度は薄手の衣装が包んでいく。
 パンッと光が弾けると、僕の変身は完了していた。
「……はぁ、なんだこれ?」
 ブレスレットはいつの間にかオモチャみたいなステッキに変わっていた。まぁこれはいいや。でも、異常にヒラヒラのついた薄手の衣装に、かなり趣味的な網タイツ、あげくに超ミニのフリフリスカートってのはどういうこと?!
「おぉ、意外に似合っているゾナね。本家よりいいかも知れないゾナ」
「いや、全然嬉しくないし……」
 色は僕に気をつかってか薄いブルーになっている。でも、パレットを変えるよりデザインそのものを変更できないものなのか……。
「さあ、『魔法少年タイニータップ』の初仕事だゾナ! 魔獣ドガギクゲゴンを倒すゾナ!」
 なんか勝手に名前までつけられてるよぉ。

            ●           ○           ●

 僕は飛翔や攻撃など、いくつかの簡単な呪文を習った。後は実戦でどうにかするしかない。
 飛翔の呪文を唱えると、体が羽のように軽くなった。足が床からフワッと浮く。
586犬神:03/12/13 13:52 ID:A2lJvulf
「よーし、ではそっそく出動だゾナ。赤牟駅北口駅前通りだゾナ」
 うん、じゃあ行こう。僕は空を駆けた。

 クリスマスの飾り付けも華やかな商店街に、タコを十匹くらいくっつけてそのまま巨大化させたような化け物がいた。その無数の触手が街の人々を捕まえている。
 泣いている人、喚いている人、そして、ピクリとも動かない人……。まさに地獄絵図だった。あれが魔獣ドガギグゲゴンらしい。
 そして、その怪物の上に黒いローブを羽織った、くま取りメイクの怪人がいた。やっぱり分かりやすい悪の魔法使いだ。彼は空からやってきた僕の存在に気づく。
「フハハハハハハ、あらわれたなファンシーチェリー! って、あれぇっ?」
「あ、すいません。本日、姉はお休みです」
「……なら、貴様はなんだ?」
「あ、僕は弟の……」
「正義の魔法少年タイニータップだゾナ! 悪の魔法使いブラックマリン、覚悟するゾナ!」
「ちょっと待って! 勝手な紹介しないでよぉ!」
「なるほど……、本人はトラブルでお前は代理というワケか」
 さすが魔法使い、話が早い。
「まぁ問題はなかろう。魔法少女でも少年でも構わん。大量の魔力を持つ依代でさえあればな」
 よりしろ……? 言っている意味がよく分からない。
「あのぉ、僕は魔力なんて別に持ってないと思いますけど……」
「人間風情が呪文一つで魔法使いになれるなら、それだけで十分な素質なのだよ。大量の魔力が君の中には眠っているのさ。さぁ、おとなしく我が輩のモノになりたまえ!」
 おそろしく勝手な言い分だと思った。察するに、どうやらこいつは魔法少女をおびき寄せるためだけに、こんなことをしでかしたらしい。さすがに僕も頭に血が上る。
「ふざけるなあっ!! 僕だって攻撃くらいできるんですよ! さぁ、おとなしく人質を放してください!」
 僕はステッキを振りかぶる。が、ブラックマリンの態度は変わらない。
「ふん、人質を放して欲しければ、おとなしく我が輩のモノになりたまえ。君の攻撃が当たる前に、我が輩は人質全員を殺せるのだよ。アドバンテージはこちらにある」
「……うぅ」
 僕は自分の命と、他人の命十数人分を天秤にかけてみた。それは、あっけなくに他人の命に傾いた。
 ――ステッキを捨てる。それはどこか下に落ちて見えなくなった。僕はブラックマリンの前に立つ。
587犬神:03/12/13 13:56 ID:A2lJvulf
「……分かりました。……僕をすきにしてください」
「ゾナああぁっ?!」
「ゴルモアさんは早くお姉ちゃんを呼んできて! 僕がどうなるかは分からないけど、とにかくこれ以上人は殺させない!」
 ……ゴルモアさんはさっき捨てたステッキの意味に気づいてくれるだろうか。
 あれは投降の意思表示だったけど、ゴルモアさんが拾ってお姉ちゃんに渡すことができれば、彼女はすぐに変身して駆けつけて来てくれるハズだ。
「わかったゾナ! いますぐ桜子を呼んでくるゾナ!」
 ピューっとゴルモアさんは南の空に飛んで行った。
「……えっ、……あれえ?」
「当てが外れたというところかね、少年」
 ……なんで悪の魔法使いが気づいて、正義の大魔術師が気づかないのかなぁ。なんか泣きたくなる。
 ドガギグゲゴンの触手がステッキを拾い、それはブラックマリンの手に渡された。
「それでは儀式を始めようか、魔法少年タイニータップ。生け贄は君だ」
 彼は枯れた長い指で、僕のアゴを持ち上げた。

            ●           ○           ●

「う……、ぐぅっ……」
 魔獣ドガギグゲゴンの何十本もの触手が僕の体にまとわりついた。ミミズの様に細いものから、大蛇より太いものまで種類も様々だった。それはブラックマリンの意志で自由に動くらしく、統制をもって僕を縛り上げていった。
 ヒトデの裏か、イソギンチャクを思わせるような感触だった。ヌルヌルの粘液が肌をねめつけ、吸盤が吸いつきながら少しずつ移動した。
 腕は真上に引き上げられ、肩の関節がギリギリと痛んだ。足は強制的に広げられ、冬の冷たい空気がスカートの中に流れ込んできた。人の字の形で、僕は商店街の真ん中に吊り下げられた。
 遠巻きに何十人もの野次馬が僕を見ていた。魔法少女の格好をした男の子の僕を……。僕はあまりの恥ずかしさにギュッと目をつぶる。
「耳まで赤くして、そんなに恥ずかしいのかね。これからもっと恥ずかしい目に遭うというのに……」
「……僕を、どうするんですか?」
「とりあえず、体の中を綺麗にしないとな。でなければ卵が産みつけられない」
「た、たまごぉ!?」
588犬神:03/12/13 13:59 ID:A2lJvulf
「まぁ、それは後だ。今はとりあえず……」
 ブラックマリンが指を上げると、一本のホースのような触手が僕の目の前に伸びてきた。それはクルクルと僕を馬鹿にするように宙を舞うと、おもむろにお尻の方に進み始めた。
 スカートを持ち上げ、タイツの中に潜り込んでくる。そして、僕のお尻の谷間を這う。
「ひいっ!」
 おぞましい感触に僕は思わず悲鳴を上げる。しかし構わず触手はお尻の穴を撫で始める。
 僕はお尻に力を入れて、どうにか進入を拒もうとする。だが、触手の動きは止まらない。ヌルヌルと液を吐き出しながら、強引に窄まりをこじ開けていく。
 ギチギチと括約筋が悲鳴を上げる。
「や、やだっ! 痛い、痛いよぉっ……!」
「大丈夫、すぐに痛みは引いてくる。母体を傷つけるような馬鹿な真似を、魔獣はしないよ」
「ぼ、母体って……」
「君はこれから魔獣の花嫁になるってことさ」
 言っている意味が全然理解できなかった。男の子の僕が、花嫁?
 しかし、それについて考えてる余裕はなくなった。触手がダクダクと冷たい液を直腸の中に吐き出し始めたからだ。
「な、なに……、なにか出てるぅ……! ひっ! き、気持ち悪いっ……!」
 僕は体をねじるが、戒めはいっこうに緩まない。かえって僕の間接にダメージがくるだけだ。いや、ここで拘束を解かれても10メートルは落下して、僕は大怪我をするだけなのだが。
 液は人体本来の摂理を無視して、どんどん奥へと進んでいく。大腸を抜け、やがて小腸にまで染みこんでいく。
 しばらくすると、なんだか頭が熱くなり始めた。無理矢理こんなひどいことをさせられているからだと思ったけど、それは違った。
 ……息が荒くなった。目も潤んできて、おちんちんがどんどんタイツの中で硬くなっていった。
「な……、なんでぇ……? こんな……、こんなことされてるのにぃ……。なんでぇ……!?」
「それはね、その浣腸液には媚薬の効果もあるからだよ」
589犬神:03/12/13 14:01 ID:A2lJvulf
「かぁ、浣腸ぉ……? それに、媚薬って……、そんな……、そんなぁ……」
「心配いらない。すこし我慢すればとっても気持ちよくなれるさ。さぁ、魔法少年のケツアクメをみんなに見て貰いなさい」
 とんでもないことになってしまった。ケツアクメの意味はよく分からないけど、要するに僕は衆人環視の中、無理矢理ウンチをさせられるらしい。
「やだあぁっ! そんなっ、そんなのイヤだあぁっ! そんな恥ずかしいことさせられたら、僕、死んじゃうよおぉっ!」
 僕は暴れる。空中で体が左右に揺れる。それでも、体勢はぜんぜん変わらない。
「やれやれ、君は自分の立場というものが、いまいち分かっていないようだね」
 ブラックマリンはそう言うと指を振り、僕を縛り付ける触手の数を増やした。それは僕の腰や胸にシュルシュルと巻きついた。
 いくら体を強引にひねっても、その動きは止められなかった。触手の一本はその細い先端を僕のおっぱいにのばしてきた。
 薄いシルク生地の下、触手は僕の乳輪に巻き付き、強引にそれを絞り上げた。激痛に僕の背中は反り返る。
「ひぎいいぃっ!」
 一方、腰に巻き付いた触手は僕のおちんちんを狙っていた。狭いタイツの中、クルクルと器用に僕のモノに巻きつき、ネチョネチョの体液を塗りつけながら螺旋状に這い始めた。
「うぐうぅっ! ううぅ……、いやぁ……、いやあぁっ……」
 時間が経つと、乳首の痛みも甘い痺れに変わっていった。頭がボーッとして、快感に体が震えはじめた。
 体を這う触手はどんどん増えていった。コスチュームの狭い隙間から入り込み、僕の脇腹や、鎖骨、さらにはアゴの先まで柔らかい肉のブラシで撫でていった。
 どんどん意識が遠くなる。いったん快楽を受け入れてしまうと、いままで悪寒だったものは全部、悦楽の呼び水に変わってしまうみたいだった。
590犬神:03/12/13 14:04 ID:A2lJvulf
 幾本かの触手が、すこしずつ僕の衣装を引き裂いた。ついにタイツが破かれ、僕のお尻やおちんちんは空中に剥き出される。火照った肌を冷たい空気が撫で上げ、それだけで喘ぎ声が漏れそうになる。
「うぅ……、やだぁ……気持ちいい……、イヤなのにぃ……こんなのイヤなのにぃ……」
 その時、お腹の奥から不気味な響きが聞こえ始めた。
 媚薬を十二分に吸い取った排泄物が、一斉に出口を求めて動き始めたのだ。
 汚物の大移動を僕は感じる。一気に背筋が寒くなり、全身に鳥肌が立つ。
「うわあああぁっ! やだ、やだ、出ちゃうぅっ! ……イヤああぁっ!」
 しかし、それは出なかった。まだホースの触手は僕のお尻に深々と突き刺さったままで、汚物の奔流に押し流されることもなく、僕の穴をねぶっていた。
 途端に僕は強烈な排泄欲にさいなまれることになった。無理矢理堰き止められたウンチは触手でかき回され、腸内で暴れる。体中からイヤな汗が噴き出る。
「……ふぐううぅっ!」
 括約筋は自分で意志を持ったかのようにモコモコ動き、触手を押し出そうとする。しかし触手は押し出された分、再び中に進入し、僕の前立腺をさらに刺激していく。
 コスチュームの中、大量の触手が波を打つように動いていく。腕も、足も、顔までヌメヌメと舐めて、僕を絶頂の縁に追いつめていく。
 僕は自分がウンチを出したいのか、出したくないのかも分からなくなった。排泄の欲求がギリギリと僕の理性を削っていく。
 ……そして、僕の心は折れた。
「出させてぇ……」
「うん? なんだいタイニータップ」
「ウンチ……、出させてぇっ……!」
 悪の魔法使いは意地悪に聞き返す。
「そんな小さい声じゃ全然聞こえないなぁ。もっとみんなに聞こえるように、大声でお願いしてみなさい!」
 一瞬だけ、理性が盛り返す。言えない、そんな恥ずかしいこと言えない。
 ……でも、僕はもう本当に限界だった。あぁ、出したいっ。ウンチ出したいっ! ウンチ、ウンチ、ウンチぃっ!
591犬神:03/12/13 14:05 ID:A2lJvulf
「出したいぃっ! 出したいんですうぅっ! 出させてぇ! ウンチ出させてえぇっ! お願いっ、お願いぃっ! ウンチ出させてくださいいぃっ!!」
「……いいだろう、さぁ、イってしまいなさい!」
 ブラックマリンは自らの手で触手の一本を掴むと、それを力いっぱい引き抜いた。
 ゴボオオォッ!
「ほおおぉっ! おおっ! ふああああぁぁっ! 出るっ! 出るううぅっっ!!」
 ブボボボボボオオォッ! ブリュブビュビュリュウゥッ! ブボババアァッ! ビュリュリュリュウウゥッ!
 大量の媚薬と黄土色の軟便が一条の滝となり、一気に地面に流れ落ちた。
 苦痛からの解放と排泄の快感が、僕の脳をドロドロに溶かす。自然と背筋が反り返り、腰が前に突き出る。
「うぅっ! やだっ……長いぃっ!、まだ……出てるぅっ! 止まらないっ! ウンチ止まらないぃっ!」
 体中の汚物が全部吐き出されていくかのようだった。あまりに長く、熱い排便に僕の腰が浮いていく。快感が僕の陰茎をさらに硬化させ、ブルブルと震えが走る。
 合わせて体中の触手がさらに動き、媚薬で粘膜より敏感になった肌を徹底的に愛撫する。あまりの気持ちよさに僕の頭は真っ白になっていく。
「……あぁっ、イくっ! イっちゃう……! イく、イくっ、イくうぅっ!!」
 ドビュウゥッ! ビュウゥッ! ビュクン! ビュクンッ! ブビュウウウゥッ!
 スカートの中に僕は射精してしまった。大量の白濁が薄い生地に反射し、ボタボタとコンクリートの地面に落下した。
 足先がつりそうなくらい、力が入った。それはヒクヒクと痙攣し、射精が終わるまで続いた。
 頬に、一筋の涙がこぼれ落ちた。口はだらしなく開いたまま、絶え絶えの息をはきだしていた。
 やがて、全ての筋肉から力が抜け、僕は全体重を柔らかい触手の束に預けることになった。

            ●           ○           ●

「君は、男女の営みというモノを、どこまで理解しているかね?」
 その声は、とても遠くから聞こえた。僕は今、どんな状況になっているのかもよく分からなかった。
 魔法使いの声が続く。
「あれはコソコソやるモノじゃないと、我が輩は思うのだ。セックスはとても神聖な行為だ。未来へ命を託す大切な儀式だ」
「……なに、……なんのこと?」
592犬神:03/12/13 14:07 ID:A2lJvulf
「大勢の人間に祝福されながら、犯るというのが正道だろうと我が輩は思う。だから、こうしてみた」
 視界が開けた。僕は触手の一本で目隠しをされていたらしい。
 ……悲劇的な全景が、僕の目に飛び込んできた。
「…………あ、……あぁ、……うああぁっ!!」
 たくさんの人々が、触手によって空中につり下げられていた。
 足を掴まれているひと、腕を絡まれている人、そして首に巻き付いた触手を、必死に剥がそうとしている人。老若男女の区別無く、様々な人々が、まるでクリスマスツリーの飾りの様に、商店街の縦横にぶら下げられていた。
 そして、彼らは一様に僕を見ていた。
 僕は自分のあられもない姿に気づいた。
 僕は、とても柔らかい肉のソファーに座らされていた。それは意志を持ち、背中をまんべんなくマッサージしていた。
 さらに足首が触手で縛られ、上につるされていた。両足はVの字型に広げられていた。
 さっきの陵辱でタイツはビリビリに破かれていた。僕はおちんちんからお尻の穴まで、全てを何十人もの人の目の前で晒していた。もがいて逃げだそうにも、手首がすでに縛られていた。
 そして、恥ずかしく勃起し僕のおちんちんの向こうに、さらに凶悪な肉柱がそそり立っていた。僕の腕より太そうな巨大な赤紫のペニス……、それは魔獣ドガギクゲゴンの真の逸物だった。
 肉塊は僕の視線に気づいたのか、ゆっくりと頭を垂れ、そのまま、前に進んできた。
 とても熱い亀頭が、僕のお尻の割れ目にくっついた。そして、モゾモゾと隙間を割り込んできた。
 貞操、と言うよりは生命の危機を感じ、僕は半狂乱になって喚きだした。
「嘘だぁっ! こんなのっ、こんなの入るはずないじゃないかぁっ! だいたい僕は男の子なんだ! こんなこと、こんなことできないよおぉっ!」
「落ち着きたまえ、性別は関係ない。魔獣の卵は腸内で人間の魔力を吸って成長する。子宮は不要だ。君はドガギグゲゴンと結婚し、子を孕み、出産する」
 ……出産! あまりにおぞましい響きに、ブワッと全身が粟立つ。
「や、やだ……、そんなの、そんなのやだよぉっ……、やだああぁぁっ!!」
「なに、その子は責任を持って私が引き取ろう。君は安心して本来の人生では絶対に体験できない至福を甘受してくれたまえ」
593犬神:03/12/13 14:12 ID:A2lJvulf
 恐怖で歯がガチガチとなった。怖い……! こんなに怖いことは今まで一度だってない!
「では、鐘をならそう。性なる儀式の始まりだ!」
 デパートの時計台から、クリスマスの鐘の音が鳴り始めた。すると、極太のペニスがいよいよその体をひねりながら、僕への進入を試み始めた。
「ぐああぁっ! あ、うあぁ…………、うぅ…………、ふうぅ…………、あぐうぅっ!」
 灼熱の肉柱が本当に少しずつ、だが確実に、万力のように力強く、僕の中に進入した。
 ミヂミヂという、肉の切れる音がした。だが、痛みはなかった。媚薬が僕の痛覚を完全に麻痺させていた。
 入ってくる。一センチ、また一センチ……。僕の直腸を焼きながら、確実に奥を目指して進んでくる。
 ……やがて、圧倒的な極太ペニスは、緩みきった僕のさもしい穴を完全に制圧した。直腸は少しの隙間もなく邪悪の性棒で満たされた。
 目の前で火花が散り、今までかいたことのないような大量の汗が、首の後ろから噴きでた。防御の本能なのか、自然に体が丸まろうとした。だが、手足は完全に触手に押さえられ、僕は赤ん坊のようなポーズでガタガタと痙攣した。
「何を怯えているんだい? 彼はこんなに君を愛しているというのに」
「あ、愛……して……?」
「そうさ、今からその証拠を君に見せよう」
 ブボババババアァッ! ブビュリュリュリュウゥッ! ブビュウゥッ! ブビュウゥッ!
「うがあああぁっ! あつっ、熱いいぃっ! やだ、やだこれ焼けるううぅっ! 死ぬ、死んじゃうよおぉっ!」
 さっき空にさせられた僕の腸に、熱い寒天質の魔液が注入された。その量は尋常ではなく、僕のお腹はみるみる張り出していった。
 熱がどんどん奥に入っていくのが分かった。一気に大腸を越え、さらに複雑な小腸を駆けめぐった。
「ふぎゃあああああぁぁっ! ひぐううぅっ! ひぐっ! ひぐっ! ひぐうううぅぅっ!!」
 僕はなりふり構わず、頭を振り乱しながら絶叫した。
 もう、最悪に恥ずかしいポーズも、それを見つめる大量の視線も関係なかった。体内を蹂躙する魔の所行に、僕のプライドは欠片まで砕かれた。
 ようやく、魔液の注入が終わるころには、僕はもう理性が飛んでいた。はっきり言って狂いかけていた。
594犬神:03/12/13 14:14 ID:A2lJvulf
「うあああぁ……やだあぁ……、僕のお腹ぁ、パンパンだよぉ……、妊娠……、妊娠しちゃったよぉ……」
「そうだね。正確には今ようやく着床したというところだが。これからこの子は君の魔力を吸い取って成長する。少しずつ固まって、大きくなるんだ」
「これ以上、大きくなる……?」
「ああ、でも君は少しも痛くない。いや、とても気持ちよくなっちゃうはずだ。さぁ、大切な赤ちゃんを育てていこう」
「あ、赤ちゃん……。僕の、赤ちゃん……」
 僕のお腹はボコボコと音をたてながら揺れていた。何かが、僕の体内で意志を持ち始めていた。それは、新たな命の誕生を確かに予感させた。
 腸が膨らんでいくにつれ、お腹の細胞が少しずつ千切れていくのが分かった。僕はお母さんのお腹についていた妊娠線を思い出した。僕は、本当に妊娠している……。
 なんでだろう。僕は体の芯が暖かくなり、フワフワと気持ちよくなっていった。
 僕は完全におかしくなったみたいだ。こんなに恥ずかしい格好をみんなに見られているのに、泣き喚いて死にたいくらいなのに、とても、とても気持ちいい。おかしい、こんなのおかしいのにぃっ……!
 僕は、最後の自我で懇願する。
「うあぁ……、やだあぁ……見ないでぇ……。気持ちいいの、見ないでぇ……。僕を、見ないでぇっ!」
「それはダメだろう、タイニータップ。君はみんなの祝福を受けながら、子供を産むんだ。それが、真の幸福というものだ」
「幸福……、これが、こうふく……?」
「ああ、夫に愛され、子に愛され、皆に愛されるんだ。君はとても幸福な花嫁さ」
「うううぅっ……、僕、僕ぅっ!」
 圧倒的な感動に、僕の小さな心臓が満たされた。……僕は、完全に壊れた。だって……、だって……!
「しあわせだよぉ……。ぼくぅ、ぼくぅ、しあわせだよおぉっ!」
 ポロポロと玉のような涙があふれ出した。ジワッと暖かいものが胸の中から広がり、全身の細胞が歓喜した。
 僕は一気に幸福の絶頂に登り詰めた。このまま死んでも、なにも悔いはないとさえ思った。
 赤ちゃんが僕のお腹を蹴った。それはまた快感で、僕は喘ぐ。とても幸せで、僕は顔が緩む。
595犬神:03/12/13 14:17 ID:A2lJvulf
「あはっ、かわいいなぁ、僕の赤ちゃん……」
 ついにお腹はおへそがなくなるくらいに張り出した。もう針をさしたら割れてしまいそうなくらいに丸くなっている。
 ブラックマリンがやさしく撫でる。僕はそれだけで飛び上がりそうなくらい感じてしまう。
「うん、いい子に育ったようだ。君の魔力を全て受け継いだとびきりの赤ちゃんだよ」
「えへぇ、そうだよぉ。パパと僕の大切な赤ちゃんだもん。ねぇ、パパ?」
 僕は今だに挿入されている極太ペニスに話しかける。それは返事をするようにビクビク動く。
 通じてる。僕たちはもう家族だ。……こんな幸福がこの世にあるなんて思わなかった。
「……では、いよいよ出産だ。君の内臓は膣壁以上の性感帯になっている。長さ四メートルもの赤ちゃんがそこを駆け抜けたら、君は連続絶頂で発狂確実だ。覚悟はいいね」
「……うん、いいよぉ。みんなに赤ちゃん産むとこ見て貰うんだ。ねぇ、みんな見てぇ。僕これから赤ちゃん産むのぉ!」
 僕は宙に浮いたたくさんの人々に問いかける。泣いている人がいる、目を背けてる人がいる、なんか怒鳴っている人もいる。どうしたの、みんなどうしたの?
「ははははは、みんな君たちのあまりの幸せぶりにあてられちゃったみたいだね。さあ、遠慮はいらないよタイニータップ。おもいっきり我が子をひりだしたまえ!」
「うんっ、僕、産むよっ! もう気持ちいいの限界なのぉ! 産むぅっ! 産むのぉっ!」
 ズリュウゥッ!
 極太の栓が僕の中から引きずり出された。
 同時に、赤ちゃんも動き出した。ズルッっと僕の腸をゆっくりと滑る。その瞬間、僕はあまりの快感に全身が硬直する。
596犬神:03/12/13 14:17 ID:A2lJvulf
「うああああぁっ! な、なにこれぇ! き、気持ちいいっ! うそぉ、これだけで……これだけでこんなに気持ちいいぃっ!」
 ズリュッ、ズリュッ、ズリュリュウゥッ! ズズズズズズズウウゥッ!
 いよいよ、赤ちゃんは蠕動し、僕の肛門から頭を出そうとしていた。ついには括約筋を抜け、新たな生命は世界への第一歩を踏み出した。
 腸壁を摩擦する快感や、前立腺への刺激、括約筋を通過するプリプリとした感触、そしてなにより出産の幸福が僕の快楽中枢をデタラメにかき回す。僕の譫言はいよいよ意味をなさない嬌声になっていく。
「うがああぁっ! いいっ! あかひゃんいいっ! イきゅうぅっ! 出産でイきゅううぅっ!!」
 ドビュウウゥッ! ビュキュウゥッ! ビュルルゥッ! ビュクン! ビュビュウウゥッ!
 僕は虚空へ射精する。それは弧を描き、魔法少年の衣装を白く染め上げていく。
 節くれ立った赤ちゃんは僕の肛門を波打たせ、その表面に生えた産毛がさらに複雑な刺激を僕の前立腺に与える。
 僕は下品に腰を8の字に振りながら、快感を貪る。延々と噴出する精液が、周囲に四散する。
「見えるかい、君の赤ちゃんだよ。ほら……」
 ブラックマリンが赤ちゃんの頭を掴み、僕の前に晒す。それはまるで、もう一本の極太ペニスだ。
 赤黒い表皮、ムカデのような節、ボコボコの突起、びっしり生えた繊毛、これが、僕の赤ちゃん。
 かわいい……。僕は縛られている手を、強引に前へ伸ばす。
「ねぇ、お願い……、抱かせて……、僕の赤ちゃん……僕に……抱かせてぇ……」
「ああ、いいよ」
 拘束が緩む。僕は優しくこの手に赤ちゃんを抱きしめる。こみ上げてくる幸せに、僕はまたビュルビュル射精する。
 まだまだ出産は終わらない。早く、僕は赤ちゃんの全部を抱きしめたい。
 ……僕は、赤ちゃんをおもいっきり引っぱった。下品な粘着音を上げながら、赤ちゃんが一気に引き抜かれる。
「あがあああぁぁっ! あかひゃんっ! あかひゃんすごいいぃっ! ひいいぃっ! あかひゃんいひいいぃっ!!」
 腸液が霧散し、魔液が吹き上がる。精液も一層高く、噴水のように噴き上がる。
597犬神:03/12/13 14:20 ID:A2lJvulf
 僕は狂ったように赤ちゃんを引き抜く。次々と節が僕の肛門を抜けていく。死にそうなほどの快感が僕の脳を揺らす。それでも、手は止まらない。いや、いよいよその速度は上がっていく。
 みんなが僕を見てる。グサグサと刺さる視線がここちいい。もっと見て。祝福して。そうしたら、もっと僕、気持ちよくなれるから!
 しあわせぇ! 僕……、とっても、とっても、しあわせだよぉっ!!
 開いた足、晒された股間。止まらない射精、止まらない出産。ああ、すごい、すごすぎるよおぉっ!!
 全身があらゆる体液で濡れ、衣装が張り付く。おへそから乳首まで全てが丸見えだ。冷たい風が熱い体を撫で上げて、さらに気持ちいい。
 やがて、僕の射精に黄色い汚濁が混じり始めた。おしっこだ。ついにおしっこが精液と同時に噴き上がった。
 プシュッ! ブジョオオォッ。 ブシュシュシュシュウウウゥゥッ!
 それは僕の胸の上でとぐろを巻いている赤ちゃんにドバドバと降りかかった。顔にも雫が飛び散る。とても臭くて、僕はもう本当にとろけそうだった。
 いよいよ、赤ちゃんが抜けきる。僕は何も考えられない。ただ、恍惚として赤ちゃんをひたすら引き抜く。
 僕の赤ちゃん……。もうすぐだね……。もうすぐ会えるね……。全部抱けるね……。
 いっぱい、いっぱいいっぱいいっぱい愛してあげるぅ!!
「あああぁぁっ……、あがあぁっ! あいしてるうぅっ! ぼくの、ぼくのあかひゃんっ! あひいいぃっ! あぎいいぃっ!!」
 ボギュウウウゥゥッ!!
 ついに、出産が終わった。僕の赤ちゃんはすごい音をたててその全身をあらわし、濡れた尻尾が空に跳ねた。
 僕の腰も同時に跳ね上がり、最後の射精の一吹きを蒼穹に高く打ち上げた。
「あひゃああぁぁ…………、ふわあぁ……、あ、あぁ…………」
 赤ちゃんはホカホカと湯気が出ていて、とても暖かかった。僕は優しく両腕で包んだ。
 幸せすぎて、グスグスと泣き出してしまった。

            ●           ○           ●

 赤ちゃんをブラックマリンに取り上げられ、僕はただひたすらに喚き散らした。
「やだああぁぁっ! だめなのおおぉっ! それは僕のなのぉっ! 僕の赤ちゃん返してぇ! 返してえぇっ!」
598犬神:03/12/13 14:21 ID:A2lJvulf
「ふん、魔力を根こそぎ吸収し、ここまで育ったか。こいつはいい触媒になる。安心しなさい、この命は無駄にはしない。大事に、大事に使わせて貰おう」
「やめてえぇっ、僕の赤ちゃん、殺さないでえぇっ! やだ、やだやだやだあぁっ!」
 アスファルトに転がる僕を、ブラックマリンは全体重を乗せて踏みつけた。僕は潰れた蛙のような呻き声を上げる。
「……うがあぁっ!! 赤ちゃん……、僕の赤ちゃん……!」
「くくっ、ふはははっ、ふはははははははぁっ!」
 ズタズタになった僕の心を、ブラックマリンの高笑いがさらに踏みにじる。
 彼は目的を果たし、その姿を消そうとしていた。魔力を全て奪われた僕は、たぶん死ぬ……。
 ごめん、みんなごめんね……。僕、何一つ守れなかった……。

「さーくーらーこっ、キイィーック!!」
「ふごおおぉっ!!」
 爆音を上げて、ブラックマリンが店舗の一角に吹っ飛んだ。
 噴煙の向こうに、人の影が見える、……あれは、
「お……ねえ……ちゃん……?」
「おぉ、弟、生きてたかぁ。いや、よかった。なんとか間に合ったね」
 お姉ちゃんは朝出ていったままの勝負服だった。風に舞ったスカートの奥には勝負下着も見えた。
 間違いない、間違いなくお姉ちゃんだ。
「お、おねえちゃん…………、ぼく……、ぼくぅっ……!」
 もう尽きたと思った涙がまた流れだした。
「話は後。今はあいつをやっつけないとね」
 お姉ちゃんは、力強く言い切ると、ブラックマリンをキッと睨みつけた。
「ふははははは、何を言っているのかね君は! こっちにはステッキがあるのだぞ。変身もできない君なんて……」
 よろめく魔法使いにお姉ちゃんはつっかけた。一気に距離を詰め、まるで斧を振り下ろすように蹴りを放った。
「桜子ローッ!!」
 ゴギュッ!!
599犬神:03/12/13 14:23 ID:A2lJvulf
 その蹴りはブラックマリンの太ももを打ち抜いた。肉の下の骨が砕けるイヤな音が響いた。
「うがああぁっ!! ぼ、防御だ……。魔法を……」
「桜子一本拳人中撃ちぃっ!!」
「ぼぎゅうっ!!」
 致命的な一撃を受け、魔法使いはその場に崩れ落ちた。しかし、お姉ちゃんはさらに鋭い足刀をみぞおちに叩き込んだ。あの威力では、おそらく胸骨も砕けている。
「ふん、護衛用の魔獣から引き離せば、ひょろい魔法使いなんてこんなもんだ。呪文詠唱なんて暇はあたえないぜっ!」
 ブラックマリンはもう意識がないようだ。それでも、お姉ちゃんは攻撃を止まない。下段の踵蹴りでくま取りの顔を徹底的に踏み続ける。
「このおっ! このこのこのこの変態があぁっ! ウチの弟になにさらしてんだあぁっ!」
「お姉ちゃん……」
「あたしが開発したかったのにいぃっ! おいしいとこ全部持っていきやがって、ふざけるなあぁっ!」
 ……いや、ちょっとまて。何の話だ、それは。

            ●           ○           ●

 回復魔法はとても優しいキスだった。お姉ちゃんの柔らかい一口で僕の体は全快し、破れた服まで元にもどった。
 壊れた理性も形を取り戻し、あの歪んだ愛情も修正された。
 悪の魔法使いブラックマリンは、その姿を消し、魔界に帰った。後は向こうの管轄ということになるらしい。あっちの警察に捕まって、おそらくは死刑だそうだ。
 主人を失った魔獣ドガギクゲゴンも、煙になって消えていった。そして、その子供も……。
 僕には、消えていく一本の幼い触手がとても悲しかった。胸が締め付けられる思いがした。
 ……間違いなく、あれは僕の子供だった。……一生忘れない、さようなら。
 実戦では何の役にも立たなかったゴルモアさんが呪文を唱えると、周囲の人々が倒れだした。この事件に関する全ての記憶を奪われたのだ。これであの悪趣味なショーを覚えている人間は僕以外に誰もいなくなった。
 全てがあっさりと元に戻った。

「死んだ人達についての記憶と記録も無くなったからね。彼らは存在自体が無くなった。とても悲しいけど、これで全部元通りだよ」
「……その命は、僕が背負うんだね」
600犬神:03/12/13 14:26 ID:A2lJvulf
「そんな難しく考える必要はないよ。悪いのは人間をなめきって、魔界からノコノコやってくるあいつらなんだから。まぁ、無責任にデートに行ったあたしもちょっとは悪いか? なんにしろ、そんなクヨクヨ悩むようなことじゃない」
 我が家の居間、こたつにみかんというほのぼの空間。それでも不釣り合いに僕たちの話題は深刻だった。いや、正確には僕一人が落ち込んでいた。
 暗い顔をしている僕に、お姉ちゃんが問いかける。
「まぁ、そんなにあれなら、拓海の記憶も消したっていいよ。辛かったんでしょ、今日のこと。全部忘れちゃったほうがいいかもよ?」
「そうゾナ。また魔力を狙われる可能性もあるけど、今度はお姉ちゃんが守ってくれるゾナ。なにも心配することなく、記憶を修正……」
「それはイヤだっ!」
 僕はゴルモアさんの言葉をさえぎった。
「今日のことは、全部忘れない。殺された人達のことも、可哀想なあの子のことも一生忘れない。そう決めたんだっ!」
「そっか……」
「ゾナぁ……」
 そうさ、そうでなきゃいけないんだ。正義ぶるわけじゃない、同情でもない。これは、僕が僕として生きていくために必要なことだ。
 重い息を吐き出すと、また少し悲しくなった。でも、感傷に浸るのはもう終わり。僕は強く生きる。成長する。そう心に誓った。
「……じゃあ、そんな拓海くんにはクリスマスプレゼントでもするゾナ」
「えっ?」
 ゴルモアさんが懐(というか羽根の下)から何かを取り出した。
601犬神:03/12/13 14:27 ID:A2lJvulf
 ……それは、ブレスレットだった。色は僕のために薄いブルーになっていた。
「まずは見習いからだゾナ。修行は厳しいゾナ」
 突然のプレゼントに少し戸惑ったが、それは確かに僕の望んだものだった。この手で確かに、それを受け取った。
「……うん、頑張るよ」
 右手にはめると、ちょっとだけ誇らしげな気分になった。キラキラと不思議な光りを反射して、とても綺麗だった。
 お姉ちゃんは、その光景をとても優しい目で眺めていた。なにか懐かしそうに。そして、とても大切な思い出を噛み締めるように。
 少し冷えた空気が、窓の隙間から流れ込んできた。
 僕たちが外を見ると、チラホラと白いものが舞い降りていた。
 まるで魔法をかけたような、ホワイトクリスマスだ。

 いよいよ暗くなり始めたイブの夜、僕は薄皮を綺麗に剥いたみかんを口に運んだ。ブレスレットがまたキラリと光った。

(了)
602最高です!:03/12/13 14:32 ID:FyqtxwBy
たまたまですが、思わずリアルタイムで読ませて頂きました。
かわいい、抜ける、泣ける、と、三拍子そろった傑作ですね。
犬神さん、あなたは素晴らしいです。
603名無しさん@ピンキー:03/12/13 14:39 ID:ul7bsV/A
す…素晴らしい
604犬神:03/12/13 14:51 ID:A2lJvulf
やべぇ、>>585の「ペンダント」は「ブレスレット」の間違いです。
やっぱ、誤字脱字ってなくならない……。

その他気づいた人は、笑いながら脳内で校正してくれると助かります。
俺のバカぁ!!
605名無しさん@ピンキー:03/12/13 18:20 ID:8+g07WtN
イイ━━━( ゚∀゚ )━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━( ゚∀゚ )━━━!!!!
606名無しさん@ピンキー:03/12/14 00:48 ID:hHlaVw3q
(:゚Д゚)お姉ちゃん強えぇ
607名無しさん@ピンキー:03/12/14 17:17 ID:DEdnuwii
触手ネタはキライだったんだけど、楽しく読めました。
今度はお姉ちゃんとのラブラブえちきぼん。
608名無しさん@ピンキー:03/12/15 06:10 ID:teCMvqew
犬神タン、サイコー
男の子は萌えるし
女の子は燃える、
たまりませんなぁ(*´Д`)
609名無しさん@ピンキー:03/12/15 15:19 ID:3freNE6A
妊娠まで性欲の対象にする奴は死んでいいよ
610名無しさん@ピンキー:03/12/15 17:39 ID:Ssnz1NkN
さくらこキック、萌え
611名無しさん@ピンキー:03/12/16 18:17 ID:gowSBHH0
ここらで、まりをさんにも
ご登場してもらいたい・・・
612名無しさん@ピンキー:03/12/17 18:00 ID:uI9pkP2L
おもろい。
魔法じゃなくて格闘少女ですな。
桜子の活躍見たいかもw
613名無しさん@ピンキー:03/12/20 16:58 ID:trwDtEEY
保守
614名無しさん@ピンキー:03/12/21 01:16 ID:31OSy3VC
キター!最高です。
615名無しさん@ピンキー:03/12/24 00:07 ID:bimvtXdv
ほしゅ
616名無しさん@ピンキー:03/12/24 00:35 ID:jPPGam7g
犬神氏はちょっとけなされるとすぐ凹むから
とりあえず褒めとけという境地に皆さん到達した模様です
617名無しさん@ピンキー:03/12/24 01:18 ID:Qr5rdDQL
>616
けなされるとすぐ凹む奴って鬱陶しくない?
618名無しさん@ピンキー:03/12/24 06:27 ID:aYlPSDMl
でも貶されてもすぐフカーツして作品挙げてくれるんだよね
余所でも書いてるし、ヘコんでるのはフェイクだろ

貶されてすぐヘコむような神経細いヤシはこんな所じゃ書けないよ
619名無しさん@ピンキー:03/12/24 09:27 ID:iVuFXoMo
凹んでるフリして
「そんな〜、みんな犬神タンの作品待ってるんだよ! 犬神タンマンセー!」って
言われたいだけだろ。
620名無しさん@ピンキー:03/12/24 10:25 ID:MFKAQMuq
多少の構ってちゃんだとしても今までの作品を見れば帳消しどころかお釣りがくる
621名無しさん@ピンキー:03/12/24 14:14 ID:5oV1nMKf
そもそも全然構ってチャソではないが。
622名無しさん@ピンキー:03/12/24 15:08 ID:klkYAkNi
荒らしはスルー汁
623名無しさん@ピンキー:03/12/28 00:41 ID:Xo8NfF1X
ホッシュ
624名無しさん@ピンキー:03/12/29 01:10 ID:rXabt/pC
『東京浣腸博物館』
ttp://www.enema-museum.org/tkm/
625名無しさん@ピンキー:03/12/29 15:26 ID:n8jZxZUg
人がいない(´・ω・`)
626名無しさん@ピンキー:03/12/30 19:41 ID:sJ0OL3tX
ノシ
627名無しさん@ピンキー:04/01/01 10:06 ID:aoOjVpQ6
新年ホシュ
628犬神:04/01/01 12:19 ID:39rkXipR
【はじめに】
上にある『魔法少年タイニータップ』の続編です。
メニューは『空気浣腸』『肛姦』『空手VS中国拳法』となっています。
あと、個人のまとめサイト作りました。
『犬神SS倉庫』 ttp://yellow.ribbon.to/~inugami/
他板に投下したSSもありますので、ショタ好きな人は覗いてみてください。


【魔法少年タイニータップ・2】

「えっと、このイブジラストって呪文で組成して、ケタスカプセルが触媒かぁ……、なるほどね」
 年も明け、めでたく新年。ハッピーニューイヤー、謹賀新年、ボンアネ。
 僕は、お正月から自分の部屋で魔術式の勉強をしていた。
 ゴルモアさんに貰った魔界の参考書は、けっこう面白い。装丁も豪華で、まるで百科事典だ。
 もっとも、中身は全部魔界語だ。一応、和訳の辞書(マジックアイテム!)もあるが、読み解くのはけっこう骨が折れる。
 でも、これを理解しなければ魔術式が作れない。
 まるでC++の解説書がラテン語で書かれてるような状況だ。少し読んではまた戻って、本当にちょっとずつ理解していく。
 僕は勉強が嫌いじゃない。むしろ、これは確実に役に立つものだから、学校の課題よりずっと楽しい、はずだ、たぶん。そう信じよう。
 お姉ちゃんは、あまり魔術式が分かっていないらしい。お手軽に使える、簡単な呪文を数個覚えているだけのようだ。
 本人が言うには「あいつらひ弱だからねぇ、肉体言語で語るまでよ」だそうだ。頼もしいが、確実になにか間違っている気がする。まぁ、足りない分は僕がフォローできるようになれれば嬉しい。
 そして、僕はまた一つ魔術式を理解した。さっそく試してみよう。

「チエノジアゼピン・ベンゾジアゼピン・デパス・デパス・エチゾラム!!」

 ブレスレットから溢れる光が僕を包み、衣装が下から変わっていく。
629犬神:04/01/01 12:22 ID:39rkXipR
 くるっと回って変身完了。僕は超ミニスカート、網タイツ、レースひらひらの魔法少年になる。
 ……ちょっと頭を抱える。何をしているんだ、僕は。
 でも、魔法を使えるのはあくまで『魔法使い』だけ。『人間』は必ず変身しなければ魔法は使えないというのが世界の法則らしい。
 じゃあ、せめて衣装はどうにかならないのかというと、基本的なデザインはこれしか無いそうだ。あとはオプションで色や細部を変えられるくらいで、男子用というものは存在しないらしい。
 誰だよ、このブレスレット作った奴!!
 もういい。とにかく魔法の練習を始めよう。僕はさっそくステッキを振って、呪文を唱えた。
 その時、ガシャンという音と共に、窓ガラスが割れた。
 石でも投げ込まれたのかと思ったが、違った。奇妙な物体が凄い勢いで僕の目の前を横切り、壁際の本棚にガツンとぶち当たった。
 「ふぎゃあっ!!」
 それは悲鳴を上げた。どうやら、生き物らしい。
 床に落ちたものには、花弁のような羽根が生えていた。そして、手があって、足があって、頭があって、まるで人形の様だった。
 ――そのシルエットは、確かに妖精だった。
 僕は目をこすって、改めてそれを見た。間違いない、妖精が半泣きでたんこぶをさすっていた。
 まあ、魔法使いがいるのなら、妖精がいたって不思議ではないのだが、突然の来訪に僕は戸惑う。しかも、えらく荒々しい。
「……あのぉ、ダイジョブですか?」
 僕はおそるおそる声をかける。いや、そもそも妖精って、人間の言葉が通じるのか?
「あだだだだだぁ……、って、あぁ、あああぁーっ!」
 妖精の叫び声は甲高く、耳の奥にツンと響いた。
「あなたが『ファンシーチェリー』ね! あぁ、会いたかったよぉっ! 『桃色断頭台』! 『オーバーキルド・ピンク』! 『シングル・アクション・アーミー』! 『神の獣』! やった、よかった! お願い、私を助けてっ!」
 ……人違いだ。この妖精さん、僕とお姉ちゃんを勘違いしてる。
630犬神:04/01/01 12:23 ID:39rkXipR
 だいたい僕は男の子だ。どうして見間違うかな……。あ、スカートか……。それにしても、いくつも並べられた不穏な二つ名はいったい何だ? なんかおそろしく物騒なものばかりなんだけど……。
 どこから突っ込んだらいいのか分からない僕を置き去りにして、妖精さんはさらにまくし立てた。
「お願い、これを護って欲しいの! 悪い魔法使いが狙ってるの! すごく貴重な触媒! 『賢者の石』!」
「け、賢者の石ぃ……?」
 妖精さんの差し出した手には、大豆程度の小さな石が乗っていた。まるで全ての光りを吸収しているような、とても不思議な輝きの石だった。僕はそれを指で摘んで、目の前で眺めてみた。
「これが有名な賢者の石? ハリポタとかに出てきたヤツ?」
「そんなのんきな……! それだけで百人分の命が使われてるのにっ!」
「百人分の命ぃ!?」
「もちろん。魂の結晶ですもの。で、悪の魔法使いがそれを……」
 その時、鼓膜が千切れるような爆音が鳴り響き、今度はガラス窓全てが吹っ飛んだ。
 僕はあわてて妖精さんをかばい、床に伏せた。壁のコンクリートが砕け散り、ガラスの破片が爆風でグサグサと部屋中に刺さった。
「な、なんだよ今度はあぁっ?!」
 大きな穴の開いた壁の向こうに、黒いマントをつけた魔法使いが浮いていた。
 背格好は僕に近い。ちょうど同い年くらいの男の子に見えた。ただ、明らかに違うのは耳だ。
 黒い三角の耳が頭の上に二つ、ちょこんとついていた。……ネコ耳だ。ネコ耳少年だ。
 いよいよ、この世界はなんでもありらしい。
 漆黒の総髪が顔にかかり、奥には紅い目が光っていた。まるで猟犬の眼光を思わせる眼差しだった。……ネコなのに。
「『ソリッドエアー』っ!!」
 妖精さんは恐怖の叫びをあげ、ガタガタと震えだした。
「返せよ……」
 ネコ耳魔法使いの要求は、あまりにシンプルだった。
「……へっへーん、そうはいかないんだから。このお方をどなたと心得る、畏れ多くも、あの『ファンシーチェリー』様よ! あんただって、そう簡単には……」
「違うよ、僕は『タイニータップ』っていうんだ。まるっきり別人」
 ようやく訂正できたけど、タイミングは最悪だった。
「……うそぉ?」
631犬神:04/01/01 12:24 ID:39rkXipR
 妖精さんは小さな目をさらに点にして驚いている。そして血の気が引いたのか、顔が土気色に変わっていく。
 でも事実だし。お姉ちゃんは今頃、楽しくデート中だ。お正月だし、初詣かな。
「ふん、当てが外れたってとこらしいな。ほら返せよ」
 魔法使いは妖精さんに詰め寄ろうとした。僕は慌てて間に割って入る。
「ちょっと待ってください。この人は……、それにあなたは何者ですか! だいたいこれは……」
「お前には関係ないだろっ! さぁ、それを返せっ!!」
 少し頭に来た。争いごとに巻き込まれるのはまっぴらだけど、この妖精さんはお姉ちゃんを頼ってきたのだ。放って置くわけにはいかない。それに、この『賢者の石』は人の命で作られているらしい。
「……あなたは、この石の為に、人を殺したのですか?」
「俺は38人殺した。なんだよ、39人目になりたいのか?」
 この瞬間、僕は彼を敵と理解した。なら、とるべき道は一つだ。
「妖精さん、名前は?」
「……キュー・ピー」
「キュー・ピーさん。僕は君の味方だ。どこまでできるか分からないけど、いくよ」
 僕は賢者の石を口に入れ、コクンと飲み込んだ。ツルツルな石は食道を滑り、胃に落下した。
「あああぁぁーっ!!」
 二人は同時に驚きの声を上げる。オッケー、油断したね。僕はステッキを振り、呪文を唱えた。
「ムコソルバン・アンブロキソール!」
 ドンッという噴出音と同時に、僕は宙を駆けた。ソリッドエアーを押しのけて、壁の穴から飛び出した。
 手にはキュー・ピーさんを掴んでいた。僕達は空気を切り裂き、東京へ向かった。お姉ちゃんのいる渋谷へ!
「ちょっとは勉強したからね、すぐにお姉ちゃんの所に着くよ。そうすれば……」
「甘いよ! あいつからは逃げられないんだってば! だってあいつは……」
 高速で飛ぶ僕の目の前に一陣のつむじ風が舞い上がった。それは、大きく膨らみ、扇状に広がった。
 ネコ耳の魔法使いが、マントを広げて待ち伏せていた。
「なっ?!」
 僕は止まることもできずにソリッドエアーに突っ込んでいく。いや、勢いにのってこのままブッちぎれば、あるいは……!
632犬神:04/01/01 12:25 ID:39rkXipR
 ソリッドエアーは空中で前転し、突入する僕に合わせて踵を振り上げた。
 バゴオオォッ!!
「がああぁっ!」
 鋭い蹴りが肩を砕き、僕は斜めに落下した。目には赤牟丘陵の森が広がり、僕は轟音を上げて斜面に墜落した。

            ●           ○           ●

「あいつは『風』を操るの。空気のある場所で、距離をとっても無駄なんだよぉ!」
「……そっか、また失敗しちゃったなぁ」
 状況は絶望的だった。左肩は大きくへこみ、折れた鎖骨が肉を突き破っていた。……複雑骨折だ。
 地面に強く打ちつけられたため、全身打撲。擦過傷多数。コスチュームも土だらけでボロボロだ
 もう、ピクリとも動けなかった。僕は濡れた地面に横たわって、ただ薄い呼吸をくり返すしかなかった。
 ここまで重傷だと、痛みってあまり感じないらしい。単に熱いって感じがした。意識もはっきりしない。
「……あのさぁ、……渋谷って分かるかな?」
「人間界には、何度か来たことあるから……」
「……そこに、すっごい魔力を放出してる人がいると思うんだ。それが、ファンシーチェリーだよ。……呼んできて」
「でも、あなたは……」
「……いいから! 君だけでも逃げて!」
「うん、分かった! じゃあねーっ!」
「え?」
 キューピーさんは森の奥へ、鱗粉のような光りを残し消えていった。思ったよりドライな性格らしい。
 まあ、いいや……。それより今は、目の前に上がったつむじ風の心配をしたほうがよさそうだ。
 黒いマントが空気を孕み、丸く広がった。そして、ネコ耳の少年が中から姿をあらわした。まるでテレポーテーションだ。
「お前、馬鹿かよ。相手の能力も測らないで突っ込んだりして。まるで素人だぜ?」
 彼は紅い目で僕を藪睨んだ。しかし、ここまでこてんぱんにやられたら、腹もすわる。
633犬神:04/01/01 12:26 ID:39rkXipR
「……そうだね、魔法使いになったのなんて、ついこの間だし。……でも、許せないんだよ。人殺しって」
 僕は吐き捨てるように言った。そんな僕を見て、ソリッドエアーはどこか寂しそうに笑った。
「羨ましいな……。そんな感情、俺はずいぶん昔に無くしちまった」
 彼は指を一本振り上げた。ヒュッとかまいたちが走り、衝撃波が僕の正中線を突き抜けた。
 死んだと思った。けどそれは、僕の衣装を切り裂いただけだった。服は真ん中から線が走り、本を開くように割れていった。
 僕の胸、おヘソ、そしてあそこが順次剥き出しになった。さすがに背筋が凍りつく。
「なぁ、『賢者の石』返してくれないか? そうしたら、命は助けてやるよ」
「……お腹の中だよ? 吐き戻す魔法なんて知らない。……腹でも斬れば?」
「できれば、それはしたくない……」
 彼は本当に困ったって顔をした。おかしいよ、そんな能力があるなら、とっとと殺せばいいのに。
 やがて、彼は呪文を唱えだした。
「トクレス・トクレス・カルベタペンタン・ペントキシベリン・スパンスール……」
 知っている。これは『魅了』の魔法だ。僕も先日勉強した。彼はどうしても、僕におとなしくいうことをきかせたいらしい。
 でも、これは油断だ……! 知ってる呪文なら『分解』できる。だから、高度な魔術式を組むことが必要なのに、これは初歩の呪文をそのままだった。
「トクレス・トクレス・スパンスール・イブジラントっ!」
「なにぃっ?!」
 僕は彼の呪文に上乗せし、魔法を分解、反射した。二人の間で光りが弾け、魔力が拡散した。
「ぐうっ!」
「あぁっ!」
 成功したと思った。ソリッドエアーのかけた『魅了』は跳ね返り、効力は全て彼に降りかかるはずだった。
 僕はソリッドエアーの顔をのぞき込んだ。目から猟犬の光りがなくなり、顔はとまどいの表情を浮かべていた。
 彼はとても優しい目をした、普通の少年になっていた。こころなし、頬が紅く染まっているように見えた。
 しかしその瞬間、僕の心臓もドクンと跳ね上がった。唇が震え、なぜか目まで潤んできた。
「あ、あぁ……? 失敗……かなぁ」
「やって、くれたな……」
634犬神:04/01/01 12:27 ID:39rkXipR
 ソリッドエアーが呟き、恨みがましい目で僕を見た。そして、一歩一歩、僕との距離を詰めてきた。歩みが少しずつ進むごとに、僕の鼓動も速まっていった。
「でも……、お前もかかったな……。二人して、同じ魔法にかかっちまった……」
 ソリッドエアーの顔が、僕の目の前まで近づいた。熱い呼吸が鼻先にかかる。
「……なにやってんだ、俺たち。素人が、こんなことするから……。まったく、馬鹿みたいだ……」
「はは、……君も魔法、……あんまり得意じゃ、……なさそうだね」
 僕は精一杯強がってみせた。でも、もう理性は限界だった。次に何か言われたら、とても逆らえそうになかった。
 強烈な、凶悪なほどの被愛欲求だった。それが魔法のせいだと理解はしていても、体はふわふわと、勝手に彼に近づこうとしていた。
 はっきりしない意識に、さらに霞がかかった。視界がライトフォーカスで、ソリッドエアーの顔がとても柔らかく見えた。どんどん高鳴る心臓が、身体をブルブルと震わせた。
「……俺は、『風』を操る才能があるってだけだから。……でも、基本は知ってるぜ」
 彼は口の中で呪文を紡ぎ、キスしてきた。
「ふうぅっ……! う……、うぅ…………」
 緊張でこわばった筋肉から、残らず力が抜けた。それは、今までの行動が信じられないくらい、とても優しいキスだった。
「……うぅっ?」
 僕は回復魔法をかけられていた。体が光りに溢れ、傷がふさがっていった。まるで、エネルギーが体の芯からわき出てくるようだった。
 しばらくすると、僕はの体は全快した。
 しかしそのまま、僕達のキスは続いた。動くようになった腕は、自然と彼の首に巻きついてしまっていた。
 柔らかい舌が、僕の口に滑り込んできた。僕もそれに応えてしまった。互いに唾液をたっぷり含ませながら、グチュグチュと絡め合った。快感で背筋が痺れた。
 彼も僕の胸を抱きしめていた。僕達は体を密着したまま、肌をこすりあい、唇を吸いあった。
 魔法のせいだと分かっていても、こみ上げてくる圧倒的な多幸感には逆らえなかった。心が通じあってると感じてしまった。こんなに幸せなことはないと思ってしまった。
 ソリッドエアーは、キスしたまま僕の体を持ち上げた。薄く霧のかかる静かな森で、僕達は抱き合ったままひたすらキスを続けた。
635犬神:04/01/01 12:28 ID:39rkXipR
 ついに、窒息するというくらいお互いを求め合った末、僕達は離れた。
「はあぁ……、はっ……、はあ……、うあぁ…………」
 あまりの気持ちよさに、僕には息を整えることさえ難くなっていた。しなだれかかる僕を抱えて、ソリッドエアーは耳元で囁いた。
「……服は、……元に戻さなかったぜ」
 確かに、魔法少年のコスチュームは、直線に切られたままになっていた。でも、僕は全然気にならなかった。むしろ、もっと見て欲しいというか……。やばい、僕は本当におかしくなっている……。
 ペニスが痛いくらい勃起していた。とても恥ずかしかったけど、今の僕には、元に戻すことなんて不可能だった。
「……仕事はやり遂げる。……それが、俺の矜持だ」
 ソリッドエアーはそう言うと、おもむろに僕のお尻をまさぐり始めた。
「なっ……! なにするの、や、やめて! お願いやめてぇ!!」
「言うなあぁっ!!」
 ソリッドエアーは絶叫した。高圧的な言霊が、僕の耳をつんざいた。僕は何も言えなくなってしまった。
「お前に何か言われたら、もう、逆らえないんだ……。だから、何も言うなっ!」
 ソリッドエアーの呼吸も荒くなっていた。彼自身も圧倒的な快感に震えているようだった。それでも、彼は魔法に抗い、必死で仕事を遂行しようとしていた。
 一方、僕は未熟だった。彼のたった一言だけで、僕は口を開けることさえできなくなってしまった。
 同じ魔法をかけられて、僕だけが無力だった。ただ、一時的な悦楽に流され、快感を貪っていた。
「くっ、くうぅっ……!」
 細い指が一本、僕の窄まりにねじ込まれ、入り口近くの粘膜を擦った。僕は小さく呻く。
 不意に、何かが奥まで入りこみ、ボコボコとお腹が音を立てはじめた。これは……、
「か、風を……、僕の中に……?」
「賢者の石を取り出さないといけないからな……、我慢してくれ……」
636犬神:04/01/01 12:29 ID:39rkXipR
 突然の空気浣腸に僕は戸惑った。まるで、一斉に腸内が危険なガスで満たされたかの様だった。泡沫が膨れて汚物を割り、腸壁を圧迫しながら次々に爆発した。
 ボコオォッ! グギュウウゥッ! ブボオォッ! ギュルルルウウゥッ! ブビイィッ!
「ひっ、ひぎいいぃっ! うっ……ぐうぅ」 
 ……苦しかった。全身から脂汗がジワリと滲み出た。
 僕はただ歯を食いしばるしかなかった。命令のせいで抗議の声も上げられなかった。ソリッドエアーの背中に爪を立て、体を震わせた。
「うぅ、ううぅっ…… 、ふぐううぅぅ………」
 僕はいつのまにかすすり泣いていた。弱すぎる自分がとても悔しくって、でも、彼の体温はとても暖かくって……。それがまた悲しかった。僕は喉をひくつかせ、グズグズと鼻をすすった。
 ソリッドエアーは、そんな僕の頭を片手でそっと抱きしめた。
「ごめんな……」
 耳に口をつけられて、静かに囁かれた。ゾクッと背筋が痺れた。気持ちよかった。それがまた惨めで、でも嬉しくて、もう僕はどうしたらいいのか分からなくなってしまった。
「……名前、教えてくれよ」
 僕は、逆らえない。
「桜庭……拓海……」
「……俺は、ラウっていうんだ」
 僕は驚いた。魔法使いにとって『真の名前』はとても重要なものだからだ。呪式に使われることもあるから絶対に人に知られてはいけない、血を分けた兄弟にだって絶対に秘密という代物だった。
 僕は人間界で本名さらして生きているから構わないけど、ソリッドエアー、いやラウの場合は……。
「なんで……、そんな大切なこと……」
「お前には知っていて欲しかったんだ。いいよな。今だけ、恋人でも……」
 魔法に浮かされた、馬鹿な発言だと思った。……でも、今の僕には嬉しかった。死ぬほど嬉しかった。
「いいよなって……、逆らえないって……分かってるくせに……」
637犬神:04/01/01 12:30 ID:39rkXipR
 僕は笑って見せた。せめて、彼にかわいく見えるように努力してみせた。……僕も馬鹿だ。
「拓海……」
 上唇を吸われた。一回、二回。舌が歯列をなぞり、唾液がトロトロと流れ込んできた。
「ラウぅ……」
 僕も求めた。ラウの柔らかい唇が愛おしかった。積極的に吸いまくり、舌をそっと噛んだ。
 その時、強烈な便意が僕を襲った。
「うああぁっ!!」
 思わず、唇を離してしまった。しかし、ラウはまだ求めてくる。お尻の指も抜いてくれない。
「ふぶうぅっ……、ら、ラウっ……、ううっ……、うぐうぅ!!」
 暴れる僕を、ラウは無理矢理抱きしめた。キスは強引に続行された。
 僕は彼にだけはウンチしているところなんて見られたくなかった。どうにかそのことだけでも伝えたかった。
 ……お願い、お願いだから、汚い僕を見ないでぇ!!
 不意に、彼の口から『風』が流れ込んできた。それは食道を抜け、僕の胃に圧力を加えた。十二指腸にものすごい力がかかり始めた。
 ようやく僕にはラウの考えが分かった。彼は「上」から僕の全てを押し流すつもりだ。
「んんっ……、うぅ……、んぐううぅぅっ……!」
 僕はただ、きつくラウに抱きついた。高まっていく体内の空圧に、僕は恐怖を感じていた。
 今の僕は空気入れで膨らまされた、ペットボトルのロケットのようなものだ。指を抜かれたら、ウンチを一気に噴き出してしまうだろう。
 怖かった。そんな事をされたら、自分がどうなってしまうか想像もつかなかった。でも、猛烈な排泄欲求はギチギチと僕の理性を軋ませていた。
 重ねたラウの唇が熱かった。胸が熱かった。股間も熱くなっていた。彼の興奮は僕にも全身で伝わってきた。
 ……僕は、彼を信じた。そしてついに、指が引き抜かれた。
638犬神:04/01/01 12:30 ID:39rkXipR
 ゴボオオォッ! ブリュビュビュビュビュビュビュウウゥッ! ブビュ! ビュリュリュリュリュウゥッ!
 ブボオッ! ブッ! ブビュビュリュリュリュウッ! ブビババババアアァッ! ブシャアアアァァッ!
「ふぐううううぅぅっ!!」
 逆さにした噴火のように、大便が噴き出した 
 口を塞がれていなかったら絶叫していた。お尻が爆発したみたいだった。背筋が反り返り、ラウの胸を限界まできつく抱きしめた。
 こんな状態でも、僕達のキスは止まらなかった。口は少しの隙間もなく塞がれ、その中で僕達の舌はお互いを激しく求め合った。
 脱糞は延々と続いた。まるで蛇口を限界まで開いた水道のような勢いだった。胃の未消化な内容物まで一気に押し流すつもりのようだった。大腸の大便、小腸の軟便が順次、凄まじい速度で押し流されていった。
 僕はラウの口内でひたすらに呻いた。排泄の圧倒的な快感と、口内の出鱈目な陵辱が脳をとろけさせた。
 勝手に体が揺れた。僕達は張りつめた陰茎を重ねあい、さらなる快感を貪った。
 体内の空気が放出と同時に爆ぜ、下品な放屁の音が連続で鳴り響いた。未消化のベチョベチョな汚物が霧散した。
 恥ずかしい。死ぬほど恥ずかしい!
「うぐうぅぅっ! うぅ……、うううぅぅっ!!」
 ラウの腕の力もさらに強くなった。僕達はお互いを絞め殺そうとしているかのように抱き合った。
 苦しい、苦しい……。でも、ああっ、気持ちいいっ!!
「……んぐうぅっ!! ……うぅっ!! うぐうぅぅっ!!」
 ドビュビュビュウウゥゥッ! ビュリュリュルルウゥッ! ドビュウゥッ! ビュルルゥッ! ビュルッ!
 排泄と陰茎の快感に負け、僕は体を硬直させながら脱糞と平行して射精した。精液は密着した腹にビュルビュルと吹きかかった。
 膝がガクガク笑いだした。僕の足は自分の体重に耐えきれず、身体がズルズルと下がっていった。ラウはそんな僕を抱え続けた。
 膝立ちになり、アーチ上になった僕の身体を、ラウはキスしたまま抱いていた。僕は泣きながら、大股を開いてウンチを噴き出し続けた。
 ブッ、ブブウゥッ……、ブバァッ、ボバアァッ!!
639犬神:04/01/01 12:31 ID:39rkXipR
 ついに、腸にへばりついた宿便までが全て抜けきり、目的の石も地面に転がり落ちた。
 ラウは僕の痩躯をそっと地面に置いた。僕はただ惚けながら、ヒクヒクと快感に震えていた。

            ●           ○           ●

 黄土色をした不浄の海に、賢者の石は夕日の赤を吸い取りながら、キラリと光っていた。ラウはそれを掴み、一陣の風を起こして汚れを弾いた。
「……悪かった。…………本当に、ごめんな」
 ラウは謝りながら、石を懐にしまった。
 そして、冷えた空気がラウを中心に集まり始め、流れは渦を作っていた。彼はこのまま消えるつもりのようだった。
「……ま、……待って」
 僕の魔法は、まだ解けていなかった。
 ……まだ足りなかった。僕はもっと愛されたかった。……彼を、ここで帰すわけにはいかなかった。
 僕は力の入らない足を強引にM字に開き、両手で限界までお尻の割れ目を広げた。
「ダメなのぉ…………、まだ、行かないでぇ……。もっと、愛してぇ……」
「拓海……」
「お願い……、今だけ……僕達……恋人でしょ……? お願い、抱いてぇっ……!!」
「………………っ!!」
「魔法のせいだけどさぁ、君のこと……好きなんだよぉ! 分かっているけど、止められないんだよぉっ!! お願い、僕を犯してぇ! これ以上せつなくさせないでぇ!! メチャクチャにしてえぇっ!!」
 もう、恥も外聞もなかった。僕はデタラメに喚き散らした。
 周囲は大量の排泄物で溢れかえり、飛び散った精液が僕の腹や胸を汚していた。そんな中、僕は猥褻なポーズをとって少年を誘っていた。
 あぁ、ダメかなぁ……、嫌われるかなぁ。……当たり前だ、……こんなの、最悪じゃないかぁ!!
「ああぁ……、うあぁ……、うわあああぁぁぁっ……」
 僕は泣き出した。自分のあまりの馬鹿さ加減にあきれかえり、ボタボタと涙を流した。何をしているんだろう、僕は。馬鹿だ、本当にバカだ!
 ――衣擦れの音が聞こえた。マントをはずす音、シャツを脱ぐ音、そしてズボンを下ろす音が聞こえた。
 見れば、ラウは全裸になっていた。
640犬神:04/01/01 12:33 ID:39rkXipR
 引き締まった体が夕日を受けて赤く染まっていた。肌の輪郭や耳の産毛が美しい光りの線になり、森の影の中に浮かび上がっていた。
 綺麗だった。こんな愚かで醜い僕なんか霞んで消えてしまいそうだった。
「拓海……、分かってるだろう?」
 ラウは歩み寄り、僕の前にひざまずいた。そのまま、僕の顔を撫で始めた。
「……逆らえないんだよ、……俺だって」
「あ……、あぁ……」
 僕は小刻みに震えるだけで、それ以上何も言えなくなってしまった。彼の果実を扱うような丁寧な愛撫に、胸が詰まってしまった。
 指先が涙をすくい、そっと僕の口に運ばれた。僕は吸いついた。汗と涙の辛みがジワッと口内に広がった。
 ラウの指が僕の口を掻いた。僕の舌がそれを追い、絡みついた。唾液が溢れ、口の端からダラリと落ちた。
 汚汁にまみれた肉環も、ラウの指にまさぐられていた。少し曲げられたまま上下に出し入れされ、脱力した尻肉が反射的に跳ねた。
 僕の腕はまだ、尻肉を割ることに集中していた。それ以外の動きがとれなかった。ただ、力のうまく入らない筋肉が快感で勝手に痙攣し、陰茎がいよいよ硬度をまして腹まで反り返った。
「好きだよ。俺だって、好きなんだよ……。お前がさぁ……」
「あぶうぅ……、んむぅ……、んあぁ」
「でも、今だけなんだろ……、こんな想いも……、今だけなんだろぉっ!!」
「いひよぉ……、いみゃ……、うあぁ……」
 僕は口を犯されながらも強引に喋った。この気持ちだけは伝えなければならなかった。
 指が引き抜かれた。僕はグダグダの鳴き声で、とにかく言葉を紡いだ。
「……いいんだよぉ。……今、だけでもぉ。たとえ……あした、殺し合うことになってもぉ。……せめて、後悔しないように、……今だけ、……今だけえぇっ!!」
 唇が塞がれた。僕達は再び、とても熱いキスを交わした。
 イヤらしい粘着音が、上からも、下からもピチャピチャと聞こえ始めた。脱力した僕を、ラウは優しく愛撫した。
641犬神:04/01/01 12:34 ID:39rkXipR
 肋骨をそっとさすられ、乳首が親指で押された。ゆっくりと薄い肉を揉まれ、僕はまた呻いた。
 穴に指を入れられたまま、尻肉もこね回された。太ももの窪みが、すごく感じた。
 唇が離れ、ラウの濡れた舌は首筋を這い始めた。そのまま下に降り、鎖骨を柔らかく噛まれた。
「ふうぅ……、いい……よぉ……、気持ちい……いぃ……、いいよぉ…………」
 女の子みたいな声が出てしまった。とてもイヤらしい、男の子を誘惑するような声色だった。
「拓海、かわいいな……」
 ポツンと言われた一言に、体中が反応した。それだけで気持ちよかった。全身をくすぐられているみたいだった。
 頭がクツクツと煮込まれているように熱くなった。背筋が細かく震え、足の指先がこわばった。
 おちんちんからは、ヌルヌルの液まで垂れ始めていた。先っぽから溢れる透明の雫が、お腹の上に小さな粘着質の水たまりを作っていた。。
「ねぇ……、ぼく、もぉ……、げんかいぃ…………、きもちいいのぉ……、ぼく、もぉ……、もぉ……」
「ああ、……拓海、気持ちいいんだ」
「うぅっ! そうなのぉ……、お願いぃっ……入れて……欲しいのぉっ! …………ぼくと、……つながって欲しいのおぉっ!!」
 僕は強引にセリフをノドから絞り出した。もう、あまりの快感で息が詰まっていた。
 ラウは僕の右足を少し持ち上げた。ふくらはぎを脇で軽く抱え、僕の体は横向きになった。お尻がちょっと持ち上がった。
 腸液と汚物でドロドロに溶けた穴に、ラウの熱い亀頭が押しつけられた。
 ついに、ラウはそのままゆっくり進んできた。僕の直腸はそれを柔らかく包み込んでいった。形がはっきり分かるくらい、僕は感じてしまっていた。
「ううぅっ……、ラウ……すごいぃ……、おしりぃ……熱いよぉっ……」
「あぁ……、拓海ぃ……、拓海の中も……、あ……熱い……」
 ラウの声もすごく震えていた。ラウが感じていることが分かっただけで、僕は嬉しくなった。
 僕はこみ上げてくる喜悦で、顔がだらしなく緩んだ。ラウの体温が暖かく、突き入れられたペニスは焼けるように熱かった。
642犬神:04/01/01 12:36 ID:39rkXipR
「うぅっ……、ラウ……動いてぇ……。僕……もう……壊れちゃいそうだよ……、だから……、このまま壊してっ……! 僕を……もっと……幸せにしてぇっ!!」
 何を言っているのか自分でも分からなかった。ただ、想いだけは通じたみたいだった。ラウは猛烈な抽挿を開始した。
 ジュブウゥッ! グブゥッ! ブブゥッ! グボオォッ! グボオッ! ゴボオオォッ!
「ふぐううぅっ!! うぅっ……、ひあっ! あっ……あぁ…………、あああぁぁっ!!」
 僕は歓喜の雄叫びを上げた。自分の耳にもそれは、はしたなく淫らに聞こえた。
「ううぅっ……、た、たくみぃっ!! あぁっ……あっ……うあぁ……!! いぃ……いいよぉっ!!」
 ラウも自分の快感を隠そうとはしなかった。男の子とは思えない嬌声を上げながら、必死に僕を攻め続けた。
 片足を上げた卑猥な体位は、僕の身のねじりと共に、より獣的な後背位へと変わっていった。
 ラウは改めて僕の腰を掴み、さらにストロークの長い挿入をくり返した。
「あっ!! ……あぁっ! ああぁ! うあっ! ……うぅ、うぐうっ!!」
 全体重をのせた一撃一撃に僕は吼えた。ガツガツと一番深い秘芯を押され、どうしようもないくらい感じてしまった。
 手は何かに捕まろうと、地面に爪をたてた。しかし、その行為は空しく土塊が掘り起こしただけだった。
 ゴツゴツと頭が地面に打ちつけられた。痛いはずなのに、僕は気持ちよすぎて、なにが起こっているのか分からなかった。
 ついに、僕の上半身は地面にへばりついた。腕に力が入らず、体を支えられなくなってしまった。僕は腰を抱えられたまま、ただラウ犯される人形になった。
 ラウはただひたすらに、僕を責め立てた。そこにはテクニックも何もなかった。彼は自分の快感は相手の快感だと信じて、獣のように腰を振り続けた。あまりに幼い性衝動だった。
643犬神:04/01/01 12:37 ID:39rkXipR
 僕達のセックスは、はたから見れば犬の交尾以下の代物だっただろう。本当に、ただの間抜けな体の重ねあいだった。
 本能のみに従った、倒錯の交歓だった。デタラメな純愛の形だった。
 ラウは上半身を僕の背中にすり寄せた。僕のお腹を抱きながら、カクカクと腰を動かし続けた。
 僕にはラウの気持ちがよく分かった。……不安なんだ。とにかく体をくっつけていないと怖いんだ。
 この魔法は、いつ効果が切れるか分からない。この想いが今にも消えてしまうのかと思うと、本当に背筋が凍る。
 だから、ラウは少しでも触れ合う面積を増やそうと、必死に努力をしていた。摩擦で熱を持つほど、僕の背中に体を擦りつけてきた。
 ……大丈夫だよ、僕はどこにも行かない。
 僕は、精一杯の力で右手を伸ばし、ラウの体に触れようとした。それは、お腹を抱えた左手に当たった。
 僕の指先を感じ、ラウも左手を絡めてきた。指と指とを重ね合い、僕達は心から安堵した。
 ……深々と抉られた直腸、……折り重なる腰、……さすられる背中、……うなじへの熱い息、そして、つながった右手と左手。
 僕達は一つだった。この幸福の一瞬は、きっと消えてなくならないと僕は思った。
 ……愛してる。……本当に愛してる! 魔法のせいだなんてもうどうでもいい……。僕は愛してる、君を愛してる、愛してる!
 ラウは僕達の手を、そっと後ろに下げていった。
 僕の掌と、ラウの掌の間に、脈動する包茎ペニスが挟まれた。
 ……本気なの? こんなことされたら、僕は本当に狂うよ。
 震える肩に、ラウが頬をすり寄せた。……あぁ、僕は君を信じられる。
 そうだね、二人で狂おう。僕は頷く。言葉も交わさないで、僕達は通じあう。
 二人で、一つの肉筒を力いっぱいシゴき始めた。
「うあああぁぁっ!! ひぐううぅっ! ら、ラウうぅっ……、う、うぅっ! ふああぁっ!!」
「たくみぃ……! ううぅ……、しまるよぉ、拓海の中ぁ、吸い付くうっ!!」
644犬神:04/01/01 12:38 ID:39rkXipR
 二人がかりの不器用なテコキは、なんとか根本から先までをこすり上げていった。僕は快感曲線を急激に上昇させた。
 僕達は呼吸を合わせた。二人で同時に達することを願った。この瞬間をただの夢ではなく、永遠に続く絶対的なエクスタシーにすることを望んだ。
 僕達は同時に登り詰めていった。自我まで重なっていくのを確かに感じた。ついに、本当の意味で一つになろうとしていた。
「あひゃあぁっ! うぅ、ふうぅっ! イく……、イ、イくううぅっ。ぼ、ぼくっ、イくうぅっ!!」
「たくみいいぃっ! だ、出すよっ! お、おれぇ……、で、出るっ! ふあぁっ、で、出るうぅっ!!」
 ドビュウウゥッ!! ビュルルルウゥッ! ドビュビュビュウウゥッ! ビュルビュリュウゥッ!ビュクン!
 ビュウゥッ! ビュブブブゥッ! ビュボバアッ! ビュリュウウゥッ! ビュクン! ブビュウゥゥッ!
 僕の中に灼熱の白濁が打ち込まれ、同時に僕も大量の精液を吐き出した。
 もの凄い快感だった。今まで欠けていた、大切なものを埋め込まれたような気持ちだった。本当の自分が完成したような感覚だった。
 僕は泣いた。感動していた。絶頂で真っ白になった心のまま、ガクガクとアゴを突き上げて震えていた。
 ラウも僕の背中に抱きついたまま、ビクビクと痙攣していた。喉からは、嗚咽が漏れていた。
 全身の硬直がしばらく続いた後、僕達は一切の力を失った。二人で泣いたまま、黒い土の上に崩れ落ちた。
 ラウはヨロヨロと体勢を立て直し、泣き続ける僕の上に覆い被さってきた。
 ラウの顔もグシャグシャだった。涙と汗で綺麗な肌がベトベトに汚れ、耳も垂れ下がっていた。指先は小刻みに震えていた。
 彼は、なにも言わずにキスしてきた。
 もうお互い、呼吸する力も残っていなかったため、ただ舐めあうだけのキスになった。それでも体は甘く痺れ、僕達の胸は幸せでいっぱいになった。

            ●           ○           ●

「……信じてくれるかな。ホントは、……人なんか殺したくないんだ」
645犬神:04/01/01 12:39 ID:39rkXipR
「……信じるよ。……そうか、そうだよね」
「……殺したくない、……殺したくないんだ。……もう、イヤなんだ。こんなことぉ」
 僕はラウを抱きながら、彼の懺悔を聞いていた。震えるラウは、本当に怯える子猫のようで、僕はまた、とても愛おしくなった。
 人を殺す理由はついに聞けなかった。彼がそれを話すこともなかった。それは最後の一線だった。お互いが大切だからこそ、そこに踏み込むワケにはいかなかった。ただ、彼は謝り続けた。
「ごめんなさい、ごめんなさいぃ……、ごめん……。うぅ……、うあぁ……」
 僕は泣き続けるラウの頭を撫でた。柔らかい毛が掌を滑り、とても気持ちよかった。
 彼は強くなんかなかった。強くあろうとしただけだった。それだけでも、とても強かった。僕も、そうなりたいと思った。

「で、この激萌えな光景はいつまで続くのぉ?」
 突然の来訪者の声に、ラウは弾けるように振り返った。
 そこには、お姉ちゃんがいた。
 桜庭桜子は薄い桃色の衣装を着ていた。月明かりに照らされたレースが闇夜に透けていた。彼女は『ファンシーチェリー』に変身していた。
 その指には、賢者の石があった。
「これが賢者の石か。『ループホール』のヤツが精製してるって噂は本当だったわけね、ふーん」
「返せよ……」
 ラウは立ち上がった。その声は、まるでナイフのような冷たさだった。目も紅く光り、顔は猟犬の形相に戻っていた。
「ら、ラウっ……」
 僕の制止も聞かず、ラウは一直線にお姉ちゃんに向かっていった。風に乗った走行は、凄まじい速度だった。
 しかし、お姉ちゃんは何も慌てることなく、ターゲットに合わせて中段の蹴りを繰り出した。それも槍のような一撃だった。
「だ、ダメえぇっ!!」
646犬神:04/01/01 12:40 ID:39rkXipR
 僕は叫んだ。ラウが殺されると思った。お姉ちゃんは変身していなくても、魔法使いを倒せるだけの力を持っていたからだ。
 しかし次の瞬間、信じられないことが起こった。ラウは蹴りを裏拳で反らし、さらにその足に膝蹴りを入れてきたのだ。
「なっ?!」
 お姉ちゃんは慌てた声を上げながら、体勢を大きく崩した。しかも驚きはそれにとどまらなかった。
 ラウの足は返す刀でお姉ちゃんの伸びきった軸足を狙っていたのだ。まともに喰らえば間接が逆に折れることは確実だ。
「くっ!」
 お姉ちゃんは崩れたバランスにそのまま身をまかせ、地面に倒れた。ラウの蹴りはお姉ちゃんの膝からわずかに外れた。みっともないかわし方だったが、どうにか危機は脱した。
 お姉ちゃんは鞍馬の選手ように足をぶん回し、体勢を立て直した。一方、ラウも構えをとった。
 体を半身に傾け、両腕を広げた。伸ばした指からは、鋭い爪が光っていた。
「以膝頂膝……、『劈掛拳』かぁ」
 お姉ちゃんの声は、なぜか嬉しそうに弾んでいた。そして、改めて拳を握り直し、構えをとった。
「仕事はやり遂げる。それが俺の矜持だ」
 ラウはジリジリと間合いを詰めた。その重心は低く、確かな功夫を感じさせた。
「そんなおいしそうなモンぶら下げて、かっこつけられてもなぁ、シシシ……」
 お姉ちゃんの挑発は下品で最低だった。
 二人は睨み合った。僕はその間に割り込むこともできず、ただ成り行きを見守るしかなかった。
 僕には、どっちの味方をしたらいいのかも分からなかった。それに、あんな戦いに巻き込まれたら、死ぬであろうことは確実だった。
 僕は非力な自分を憎みながら、二人の間で歪む空気を見ていた。
 ヒュッと、突風が森に吹いた。
 ラウが猛スピードでお姉ちゃんに突っ込んだのだ。まるで弾丸。腕が大きい弧を描いて、凄まじい一撃を打ち込んだ。
647犬神:04/01/01 12:42 ID:39rkXipR
 お姉ちゃんは真横に飛び、紙一重でかわした。逃げ遅れた後ろ髪が直線に切り取られた。
 ラウの攻撃はさらに続いた。二つの腕が竜巻のように振り回され、そのスピードは『風』で上乗せされた。まさに魔法と体術が一体となっていた。
 しかし、一発で骨ごと持っていかれるであろう攻撃を、お姉ちゃんは全てかわし続けた。体を反り、ひねり、ときには上に跳ね、猛追を反らした。持っている技術を全て駆使しての応戦だった。
「ハッ!!」
 ラウは腕を回し、真上から鋭い掌を打ち込んだ。遠心力を最大限まで利用した必殺の一撃だった。
「烏龍盤打か……!」
 お姉ちゃんは、あえて腕で受けた。ギュンと肩や二の腕をひねり、ついにはラウの力を外側に大きくはねかえした。
 隙をついて、お姉ちゃんはラウの懐に潜り込んだ。そこは回転する腕の攻撃範囲外だった。
 しかし、体勢を大きく崩したラウも、さらに一歩、震脚を踏んだ。そのまま、背を向け、肩の後ろで突っ込んだ。
 鉄山靠だ。僕でも知ってる八極拳の絶招技だ。
 二人の激突と同時に、凄まじい炸裂音が響いた。衝撃波が森を同心円状に駆け抜け、まるで爆発が起こったようだった。ドオッと噴煙が上がった。
 煙幕から、人影が吹っ飛んだ。
 地面と水平に飛んだ肢体は、やがて落下し、ゴロゴロと森の土を巻き上げながら転がった。ついに、太い木の幹にぶち当たることで止まった。
「ごぼぉっ!!」
 ラウが、口からおびただしい血を吐き出していた。
 お姉ちゃんは、拳を前に突き出したまま、荒い息を吐いて固まっていた。
 お姉ちゃんの出した技は、寸勁だった。間合い無しで拳を打ち込む、ブルース・リー得意のワンインチパンチだった。
「……やっぱりねぇ。ロングレンジの『劈掛拳』とショートレンジの『八極拳』を同時に習得する人もいるって聞いたことがあるけど……、警戒してて大正解だぁ」
 ラウの背中は、一点が大きく潰れていた。そこは、間違いなく心臓だった。お姉ちゃんは背後からのハートブレイクショットを敢行したのだ。
 ゴボゴボと血を吐くラウに、お姉ちゃんは大股で近づき始めた。
648犬神:04/01/01 12:42 ID:39rkXipR
「……や、やめてえぇっ!!」
 僕は慌ててお姉ちゃんとラウの間に駆け込んだ。両手を広げて、お姉ちゃんの行く手を阻んだ。
「拓海、邪魔する気?」
「邪魔も何も、もう決着は着いたじゃないか! もうこれ以上はやめてよっ! ラウが死んじゃう!!」
「あいつが悪い魔法使いの手先だってことは、理解してる?」
「してるよ……、で、でもさぁ!! もう、お姉ちゃんの勝ちじゃないかぁ!!」
「……いや、……俺の勝ちだね」
 背後から聞こえたのは、弱々しい、今にも消え入りそうな声だった。
 見ると、ラウが青ざめた顔で立っていた。しかもその指には賢者の石が光っていた。
「あぁっ?!」
 僕達姉弟は同時に驚きの声を上げた。ラウはいつの間にか、お姉ちゃんの持っていた石を抜き取っていたのだ。
 あの烈火のような猛攻は、その為のものだった……。
「ちっ……」
 お姉ちゃんは舌打ちと同時に駆け出そうとした。僕は咄嗟に抱きついた。
「なっ、ちょっと拓海、離しなさいっ!!」
「だ、駄目ぇっ!! ラウ……、は、早く……、早く逃げてえぇっ!!」
 言われなくてもそうするつもりだったのだろう。ラウの足下から、旋風が巻き上がった。
「た、拓海……」
 ラウの目は、とても優しいものになっていた。満身創痍の体で、無理に笑顔を作っていた。
「また、逢おうな……」
 ラウの体が風に呑まれ、消えた。後には、巻き上げられた木の葉と、真っ赤な血の跡だけが残った。

            ●           ○           ●

「ごめんなさい、お姉ちゃん。でも、僕……、ぼくぅ……」
649犬神:04/01/01 12:43 ID:39rkXipR
「んー、いいのよぉ。気になさらんな」
 お姉ちゃんは先程までの殺気が嘘の様に笑いかけた。
「実は、あたしも限界だったしねぇ。ほら」
 お姉ちゃんは左手で、自分の右腕を指さした。
「え……? う、うわああぁっ?!」
 お姉ちゃんの右手は、まるで絞った雑巾の様にねじられていた。肉がひしゃげ、白い骨が血にまみれて飛び出している。あと少しでも力を加えたら、本当に千切れてしまいそうだ。
「あ、そんなに心配しなくてもいいよ。痛みはないの。感覚を遮断する魔法使っているから」
「見ているこっちが痛いよぉっ!!」
「まぁ、車の正面衝突を殴ったようなもんだしねぇ。正直、止めてくれて助かった」
 今の言葉を信じるなら、お姉ちゃんは車を殴って十メートルはぶっ飛ばしたことになるのだが……。
「と、いうわけでぇ、お姉ちゃんは回復魔法なんかかけてくれると嬉しいなぁ」
「えっ……?」
「えーいっ♪」
 僕は唇を押しつけられたまま、地面に押し倒された。

 キュー・ピーさんは罰を受けている。
 家に帰った僕達は、反省会を行った。場所は我が家のリビング。槍玉に上げられたのは、この小さな妖精さんだった。
 彼女が全ての原因だった。『ループホール』と呼ばれる悪の魔法使いから、お金になりそうくらいの気持ちで『賢者の石』を盗み出し、捕まりそうになったので慌てて『ファンシーチェリー』の家に転がり込んだというのが事の真相だった。
「悪いヤツからものを盗んで何が悪い! 悪の悪は正義なんだーい!」
「誰から盗んでも悪いものは悪いだろぉっ!!」
 まあ、ヤクザの上前をはねるようなもんだしなぁ。最悪だよ……、キュー・ピーさん。
 と、いうわけでお仕置き決定。キュー・ピーさんはおもむろにお姉ちゃんに掴まれ、頭からパクッとくわえられてしまった。
「んぐううぅぅっ?!」
 口内からくぐもり声が聞こえたが、お姉ちゃんは構わず舌でキュー・ピーさんをこねくりだした。
 小さな妖精さんしばらく足をばたつかせて、暴れていたが、やがてその力も薄れていき、三分ほどでぐったりと動かなくなった。
650犬神:04/01/01 12:44 ID:39rkXipR
 ちなみに、お姉ちゃんは舌でサクランボのヘタを固結びにすることができます。
 やがて、キュー・ピーさんはビクビクと体を痙攣させ始め、ついにはプシュッっとオシッコを噴き出した。
「うわあぁ……」
 どうやら、あの中では恐ろしいまでの陵辱が行われているようだ。ようやく吐き出された頃には、キュー・ピーさんは気を失い、絨毯の上で白目を剥きながらピクリとも動かなかった。
 ……合掌。
 一方、僕にはもう一個の大問題があった。『魅了』の魔法が解けないのだ。一向に……。
「おかしいよ、これ……。そんなに強い魔法じゃないはずじゃん……、やっぱ迂闊に魔術式をいじったのがいけなかったのかなあ?」
「ちょっと目を見せてみるゾナ」
 ゴルモアさんはテーブルの上に乗って僕の顔をのぞき込んだ。
「かかってないゾナ」
「……はぁ?」
「おそらく、完全に魔法は跳ね返したゾナ。よく勉強したゾナね。短い時間でたいしたものだゾナ」
 言っている意味が、よく分からなかった。
「……いや、だからかかりっぱなしなんだってば、『魅了』の魔法が。ずっと胸がドキドキしたままで、ラウのことを考えただけで溜め息がでるんだ。すっごくせつなくって……、これはなんで?」
「魔法とは無関係だゾナ」
「…………むかんけい?」
 ポンと、お姉ちゃんが僕の肩を叩いた。うつむいたまま含み笑いをし、突然吹き出し、終いには高笑いになった。
「だははははは、拓海、あんた最高! 超萌え! 激萌え! あーっ、なんなのよぉっ!! かわいいなぁ、もうっ!!」
 僕の両肩をバンバン叩いて、お姉ちゃんは言った。
「初恋おめでとうっ!!」
 お姉ちゃんはついに腹を抱えながら床に倒れ、ケタケタと笑いながら肩を震わせた。
「はつ、こい……?」
651犬神:04/01/01 12:45 ID:39rkXipR
 はてさて、僕は今までの経過を思い出してみた。ラウが魅了の呪文を唱えた。僕はそれを返した。ラウはかかった。その時僕は……、優しい顔をしたネコ耳少年に…………、一目惚れしちゃったのかあ!?
 頭が事態を理解すると同時に、僕は空気が漏れたタイヤのようにヘナヘナと脱力し、床に突っ伏した。
「……魔法に、……かかってなかった。……じゃあ、その後の僕の行動は?」
 僕は思い出す。……言われるままに命令に従って、ウンチ漏らした。……股を広げて、おねだりした。その他恥ずかしい行為のエトセトラ、エトセトラ……。
「ふ……、ふぎゅううぅぅ……」
 僕は潰れた。立ち直ることは不可能だった。僕……、僕って……、あ、あぁ……、死ぬほど恥ずかしいじゃないかぁっ!
 床で引きつるキュー・ピーさん、笑い転げるお姉ちゃん、頭を抱えて悶絶する僕。そんなリビングの光景を、ゴルモアさんはテーブルの上から眺めていた。

 僕の小さな胸はひび割れていた。一滴の涙が染みこんだだけで、ズキズキと痛んだ。
 ――せつない。これが恋か……。
 本当に皆、こんな思いをしてきたのだろうか。地球人類全員、思春期にはこんな体験をしているのだろうか。
 僕にはとても信じられない。なんでみんな平気なんだ? 僕は今にも胸が潰れて、窒息してしまいそうだ。
 お正月の澄んだ空気は、冬の夜空を限界まで高くしていた。いくつかの星が瞬き、僕はそれを、魔法で修復された部屋の窓から眺めていた。
 涙が滲んで、空が歪んだ。……僕は、本当に大変な魔法をかけられてしまった。
「『また、逢おうな』か……」
 彼の言葉を思い出しただけで、悲しくなった。僕はしばらく、この言葉にすがって生きていくことになりそうだ。まったく情けない。
 ……そうだね、もう一度逢えるなら、その前にもっと強くならないとね。
 この空の向こうに彼がいるわけじゃないけど、僕は綺麗な夜につぶやいた。
「うん。……また、逢おうね」
 僕は再び辞書を片手に、重たい魔界の本を開いた。
 すこし開かれた窓から、夜風が優しく吹き込んだ。僕の濡れた頬が、そっと撫で上げられた。

(了)
652名無しさん@ピンキー:04/01/01 17:10 ID:/uV5u483
新年早々キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
よーしパパ姫はじめしちゃうぞー(*´д`*)ハァハァ
653名無しさん@ピンキー:04/01/01 20:45 ID:nOnaeY1J
キタ━━(゚∀゚)━━!!!
エロぃなぁ、拓海たん可愛いな

漏れもこれで姫はじめハァハァするぞ(;´Д`)



あと、藻前ら!今月号のアワーズに美少年が変身する漫画があったぞ
654名無しさん@ピンキー:04/01/01 20:47 ID:a0TRotzO
シングルアクションアーミーにワラタ
655名無しさん@ピンキー:04/01/02 01:43 ID:5/Cr1DYf
素晴らしい正月だ
桜子は相変わらず強いな、生身で魔法使い倒せるもんな(;´Д`)



今年の目標は、リアルで可愛い少年に会いたい
いつかかなうといいなぁ
656名無しさん@ピンキー:04/01/02 06:13 ID:F6FtngHD
そういえば、今年始まる魔法少女は素手で敵を倒すらしいな・・・
657名無しさん@ピンキー:04/01/02 11:43 ID:VxGjEBv4
どんな映画、本とかが好きだか、何となく分かるような分からんような
658名無しさん@ピンキー:04/01/02 12:54 ID:yQ+j4iVY
メッセージを見たくて拍手ボタンを十回も押してしまった
659名無しさん@ピンキー:04/01/02 21:34 ID:M91ihJkL
電気按摩の猫少年?
660名無しさん@ピンキー:04/01/03 00:35 ID:jV6zGlu3
多分おんなじ「ネコミミ」かと思われ、っつーかそうだといいな
という訳で新年早々萌え燃え作品ゴチでした(*´Д`)
661名無しさん@ピンキー:04/01/03 13:29 ID:voxXCrg5
犬神氏、毎回激しく乙です)(*´Д`)
拓海たん可愛すぎる。あんな健気な子ウチにも欲しいわぁ。。。
それにキュー・ピーたんがどんな凌辱を受けたのか気になる・・・
662名無しさん@ピンキー:04/01/03 17:14 ID:dAZWw/ik
今度可愛い男の子を見たかけたら



魅了の魔法唱えてみる(:゚∀゚)=3

人間は魔法をつかえないんだった…(´・ω・`)
663名無しさん@ピンキー:04/01/03 23:11 ID:mHGECvBJ
>662
30まで道程を(ry
664名無しさん@ピンキー:04/01/05 00:54 ID:1KAJZYaq
桜子の彼氏は浮気とかしたら
桜子に殺されそうだな(((゚Д゚)))
665名無しさん@ピンキー:04/01/06 07:39 ID:XsROYBX+
 
666名無しさん@ピンキー:04/01/06 18:22 ID:iZ77ZFxP
頃されるっていうより「消される」だなw
667名無しさん@ピンキー:04/01/07 01:37 ID:FIngGF/l
ラウの猫耳を触りたい

最初は抵抗するがだんだんとおとなしくなってきそう
668名無しさん@ピンキー:04/01/07 13:51 ID:uFfyyGK8
最初からいなかったことに(((((((;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル
669名無しさん@ピンキー:04/01/07 23:07 ID:Ot77kDE6
 鉄山ドゾー

ハァ!

 ≡ ○」 ●     
 ≡ ̄| -/ヽ
 ≡| ̄|'ソ
670名無しさん@ピンキー:04/01/08 20:09 ID:iscnq1iC
ホシュ
671名無しさん@ピンキー:04/01/09 21:51 ID:ra8vTnES
桜子さん、某胸無し魔道士みたいな言われよう…
672名無しさん@ピンキー:04/01/10 02:20 ID:mmYP8wKc
ああ・・・671の葬儀の準備をせねば
673名無しさん@ピンキー:04/01/10 22:55 ID:bvkSPk/Q
そこで人の姿をしたフィブリゾたんが身代わりであられもない姿に
674名無しさん@ピンキー:04/01/11 01:01 ID:u7kadyvz
あ、わかった?<673
まあ、わかんないほうが無理か。ここまでヒント出してるし…

フィブたんハァハァ。
675名無しさん@ピンキー:04/01/11 01:02 ID:LHP85pct
容量473KB
676名無しさん@ピンキー:04/01/12 19:24 ID:sVgBmDMw
書けるかな?
677名無しさん@ピンキー:04/01/14 07:08 ID:KQMMrUCG
ホシュ
678名無しさん@ピンキー:04/01/15 08:54 ID:3oKby+2l
ほしゅがてらに
少年大好き(;´Д`)
679名無しさん@ピンキー:04/01/15 13:46 ID:t1pKJXrQ
>>674
元ネタ読んでたから。
でも、どっちかっていうと桜子=くにのねーちゃん
板スレ違いsage
680名無しさん@ピンキー:04/01/17 22:40 ID:QH0Jh7mi
hosyu
681名無しさん@ピンキー:04/01/20 01:23 ID:9HhDSHtm
ホシュ
682名無しさん@ピンキー:04/01/22 14:45 ID:1jRM5Gib
保守
683名無しさん@ピンキー:04/01/22 21:26 ID:+LLhF/zs
作品キボーンぬ
684名無しさん@ピンキー:04/01/24 06:39 ID:izAYfid8
 
685名無しさん@ピンキー:04/01/24 07:02 ID:6EhBSmUB
686名無しさん@ピンキー:04/01/26 00:07 ID:3iI6x68f
ほしぃゆ
687名無しさん@ピンキー:04/01/26 00:07 ID:3iI6x68f
あああ
688名無しさん@ピンキー:04/01/26 13:56 ID:RpX2vl0R
スレのログ容量が474KBになりました。
そろそろ次スレへの移行の時期かもです。
689名無しさん@ピンキー:04/01/27 01:59 ID:seUajVkI
次スレ縦るか
690名無しさん@ピンキー:04/01/30 01:10 ID:TeTmSdgu
誰か次スレキボン
691名無しさん@ピンキー:04/01/30 15:46 ID:KJTQm5o/
692名無しさん@ピンキー:04/01/31 11:45 ID:OXJT19xh
乙カレー

このスレもぼちぼち埋めていきますか。
693名無しさん@ピンキー:04/02/02 00:13 ID:rrsbXAZb
次スレ

強制女装少年エネマ調教 ネオネオ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1075445118/l50
694名無しさん@ピンキー:04/02/02 00:14 ID:rrsbXAZb
エロパロ板総合情報室
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1065367248/l50

エロパロ板ガイド
http://hhh111.s4.x-beat.com/
695名無しさん@ピンキー:04/02/02 00:16 ID:rrsbXAZb
Q&Aはここ!エロパロ板総合質問スレッド2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1008475938/l50

■ エロパロ板総合雑談スレッド・2 ■
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1069999953/l50

■ 新生【エロパロ板】自治スレッド ■
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1012435162/l50
696名無しさん@ピンキー:04/02/02 00:17 ID:rrsbXAZb
まだ475KBか。意外と埋まらないな。
697名無しさん@ピンキー:04/02/02 00:18 ID:rrsbXAZb
ゞ:ヾゞ゛;ヾ;ゞ  ,',;:ゞヾゞ;ゞヾ.:     ヾ:ヾゞヾ., .ゞヾゞ;ゞ   ヾ;ゞゞ;ゞ `  ``
,,ゞ.ヾ\\ ゞヾ:ゞヾ ノノ ゞヾ .  ゞヾ ゞヾ  .ゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ ヾ;ゞゞ;ゞ    `
ゞヾ ,,.ゞヾ::ゞヾゞ:ヾ ゞ:.y.ノヾゞ..ヾ .ゞ,'ヾ  ゞヾゞ ;ゞヽ,.ゞ:,,ヾゞヾ;ゞゞ;ゞゞヾゞ;    `
ゞヾゞ;ゞゞヾゞ;ゞiiiiii;;;;::::: イ.ヾゞ, .,;  ゞヾゞ___// ;ゞ   ゞヾゞ;ゞ  ヾ;ゞゞ;ゞ    `
ゞヾ   ゞ;ゞ iiiiii;;;;;::::: :)_/ヽ,.ゞ:,,ヾゞヾゞ__;::/      ゞヾゞ;ゞヾ;ゞゞ;ゞ
  ゞヾゞ;ゞ   iiiiii;;;;::::: :|;:/    ヾ;ゞゞ;ゞ   ヾゞ  ,            `
ヾ;ゞゞヾ;ゞゞ |iiiiii;;;;::: : |:/ ヾゞ        `      `    ` ,
  ヾ    |iiiii;;;;;::::: ::|       `   `        `      ` `   `
  `    |iiiiiiii;;;;;;::: :| `      `            このスレは無事終了しました。
 `     ,|i;iiiiiii;;;;;;::: :| `    `         `
     `  |ii,iiiiiii;;;;;;::: ::| `    ,
      ,|iiii;iiii;;;;:;_ _: :|        `        `        `,
 `    |iiiiiii;;;;;;((,,,)::.::|  `     フゥ    ` ,
  `   |iiiiiiii;;ii;;;;;;~~~:|`           ∧ ∧       ∧_∧ ♪       `
,       |iiiiii;iii;;;;i;;:: :: ::| `  `     (,,゚Д゚)      (゚ー゚*)     ,
   `  |iii;;iiiii;::;:;;;;::: :::|     `    /つ目     ~旦⊂|
,,.,.. ,..M|M|iMiiii;;ii:i;;:;i:i;;:;ヘヘ,.,..,...,....,...〜(,,,.,...ノ,,,.,..,..,.. ,,..,,.((.,..つ,.,.. ,.... ,,,.. ,,,,.,.. ,,.,.. ,.... ,,,.. ,,,
,.,.. ,.... ,,,.. ,,,,.,.. ,.... ,,,.. ,,,,.,.. ,.... ,,,.. .,.. ,,, ,..,,..,.... ,,,.. ,,,,.,.. ,.... ,,,.. ,,,,.,"",,,,.,.. ,.... ,,,.. ,,,,.,.. ,.... ,,,.. ,,,
698名無しさん@ピンキー:04/02/02 21:48 ID:1txs2qer
ハイパーリンク使えばすぐ容量埋まるけど、それじゃ荒らしと変わらないしなあ
699名無しさん@ピンキー:04/02/03 13:11 ID:bOsw8jGZ
理想はSS投下だけど…、まだできない(作品が)。
700名無しさん@ピンキー:04/02/05 21:26 ID:78qqvjTf
hosyu?
701名無しさん@ピンキー:04/02/11 15:18 ID:qRm8ELeG
【ブラザーシスター】


 高校を中退し一年以上家出していた兄が帰ってきた。
 誰も予想できなかった姿で。
「やほー、久しぶりね瑞生」
 玄関でそう明るく挨拶する兄 彪を見たとき、瑞生は声を失った。
 かつて170pあった身長と美しい顔立ちは変わらない。
 しかしそれ以外は全く変わっていた。
 長い茶髪をポニーテイルにまとめ、根本に小さなリボンを結んでいる。
 また胸部は大きく盛り上がり、俗に言う「巨乳」である。
 腰はあくまでも細く、その下の臀部はまた大きく張り切っていた。
 だがスカートから伸びている脚は細くすらりとしている。
 全体としてボンキュッボンの極上のプロポーションだった。
「兄ちゃん・・・・・その姿」
「驚いた? いわゆるニューハーフってやつよ。整形したの」
 そうあっさりと言うと彪は勝手知った様子でずかずかと上がり込み、自分の部屋に入る。
 何とも言いしれぬ気分を抱いたまま瑞生は、両親の気持ちを思って憂鬱になった。

 その夜帰ってきた親たちの反応は案の定だった。
 父は怒り、母は泣いた。
 だがそれを受け流しつつ平然と今の生活の素晴らしさを得々と語る彪の言葉を聞いているうち、本人が幸せならと、瑞生が呆気にとられるほど簡単に彼らは納得して、生まれ変わった長男を受け入れたのだった。

 それから数日後、中学校から帰ってきた瑞生を満面の笑みで彪が迎えた。
「おっかえりー♪」
「た、ただいま」
 いまや超美女と言っていい姿の兄にドギマギしつつ瑞生はその脇をすり抜け自分の部屋に入る。
 鞄をイスの上に置き、学生服の上下を脱いだそのとき、いきなり部屋の中に彪が入ってきた。
702名無しさん@ピンキー:04/02/11 15:19 ID:qRm8ELeG
「みーずーおちゃん」
「な、なんだよ兄ちゃん、勝手に入ってこないでよ!」
 ほぼ下着姿であることをなぜか恥ずかしく思いながら慌てて瑞生が抗議する。
 だが兄は全く気にしない様子で近づいてきた。
「えへへ・・・・あのね、あんたにお願いがあるの。あたしの部屋にきて」
「えっ・・・じゃあすぐ着替えていくから」
「いいからいいから、そのままで」
 そう言うと彪は強引に下着姿のままの弟の腕を引っ張り、隣の部屋へと引っ張り込む。
 そうして自分のベッドに座らせた。
「まったくもう・・・・」
 ぶつぶつと言いながら瑞生は辺りを見回す。
 かつてバスケット少年で男臭かった兄の部屋は、帰ってからの短い間に少女趣味の部屋へと見事に様変わりしていた。
「ひゃあ・・・・兄ちゃん、ホントにオカマになっちゃったんだな」
「オカマじゃなくてニューハーフ! そこんとこ間違えないよーに!」
「だって、どう違うのさ?」
「ニューハーフは美しいの! 美しい第三の性、それがニューハーフよ」
 そう言って彪は瑞生の横に座り、ウィンクしながら両手で自分の巨乳をゆさゆさと揺する。
 それが自分の兄で男だと知っていながら瑞生は思わず赤面してしまった。
「そ・・それで頼みって何だよ兄ちゃん?」
「それ、その『兄ちゃん』って呼ぶのもやめてくんない? あたしは生まれ変わったんだから。いまは『美園』って呼ばれてるの。だから

あんたも『美園お姉ちゃん』て呼んで!!」
(勝手に変わっといてなんだい、兄ちゃんは兄ちゃんじゃないか!)
 そうは思ったものの、目の前にいるのは外見は完璧な美女である。その姿で拗ねと甘えと媚びを交えて言われると、どうにも逆らえなか

った。
「じゃあ・・・・・頼みってなに、美園お姉ちゃん」
「そうそうそれ、実は恥ずかしいんだけど・・・・・」
 言いよどみながら彪こと美園は優美な肢体をくねらせる。それがまた扇情的で、見ていた瑞生は目がくらくらした。
「あのねえ・・・・」
「な、なんなのさ」
「あたし今・・・・・・便秘しちゃってるの。・・・・・だから瑞生、お姉ちゃんにお浣腸、してくれない?」
703名無しさん@ピンキー:04/02/11 15:21 ID:qRm8ELeG
「ええーーーーーーーーっ?!」
「しぃっ、叫ばないでよ」
 あまりに予想外のことを言われ呆然とする瑞生に、美園はさすがに恥ずかしげに話し出した。
 物心ついてから自分は女の子になりたかったこと、またその気持ちを隠し続けていたこと。
 そして一年前ついに気持ちが爆発し、家を出たあと年齢をごまかしとあるニューハーフの店で働き始めたこと。
 手術も受け本物の女の子に近づき喜んでいること。ただし性器の切除手術代金は高いため、それはまだそのままであること。
 とはいえ体質まで女の子に近くなり便秘するようになったこと、などを美園は弟に語った。
「で、休みを貰って帰ってきたはいいけど、また便秘になっちゃって・・・・・・・お店にいるときは仲間にして貰ってたんだけど、ここ

じゃそういうわけにはいかないでしょ。ママも出かけてて遅くなるまで帰ってこないし、だから・・・・・ね?」
「だってあんなもん、一人でだってできるじゃないか」
「そうかもしれないけど、そうじゃないのよ。ねえ、お願いだから!」
「わ、わかったよ」
 偽とはいえこれほどの美女に哀願されてはやはり耐えられない。ついに瑞生は承諾してしまった。
「じゃあちょっと待っててね」
 嬉しそうに美園は立ち上がり、ベッドの下から何かを取り出す。
 それは巨大な注射器のようなものだった。
「はいこれ。もう中身は入ってるわ」
「なにこれ・・・」
 瑞生が唖然とするのも無理はなかった。
 脳裏に描いていたイチジク浣腸とは比べものにならない量の薬液がそのガラス筒の中に入っていたのだ。
「それは特注の浣腸器よ。エネマシリンダーっていうの。それだけ入れないと治らないほど酷い便秘症なのよ」
 そう言って美園は頬を染める。それから穿いていたGパンを脱ぎ、Tシャツとショーツだけの姿になった。
「入れやすいようにお尻出すから・・・・・」
 美園はそう言いつつベッドの上で四つん這いになり、自分のショーツを腿のところまで引き下ろす。
 その魅惑的な光景は瑞生の視界を灼いた。
704名無しさん@ピンキー:04/02/11 15:24 ID:qRm8ELeG
 胸の動悸が激しくなり、息が苦しくなる。
(な、なんだよこれ・・・・・・・相手は兄ちゃんなんだ、男なんだぞ!)
 そう必死に自分に言い聞かせ、美園から受け取った浣腸器を構える。
「さあ瑞生、美園お姉ちゃんのお尻の穴にお浣腸、入れて・・・・」
「う、うん」
 辛うじてそう答えたものの、美蕾を前に肝心のノズルの先が激しく震えてなかなか挿入することができない。
 それでもやっとのことでそれを窄まりにあてがうと、瑞生は無我夢中で先端を挿し入れた。
「ああっ・・・・そ、それじゃゆっくりと、でも全部入れてね」
「うん」
 御園の指示に従い瑞生はシリンダーポンプをゆっくりと押していく。
 それに伴って美園の喉からは喘ぎが漏れ始め、注入量が増えていくごとにそれは大きくなっていった。
「はううっ! ひああああああああああああ・・・・・・・・」
「も、もうやめようか兄ちゃん?!」
「に、兄ちゃんじゃない、美園お姉ちゃんよ! ・・・・・・やめないで、もっと、もっと入れてっ!!」
「でもそんなに苦しそうなのに・・・・・」
「違うの、これは、お浣腸が気持よくって声が出ちゃうのお・・・・・!」
(ええっ?)
 瑞生は美園の言葉が信じられなかった。
 瑞生も小さい頃風邪をひいた折に浣腸されたことがあるが、ただ辛かっただけという記憶がある。
 だが注腸の動きに合わせて高まっていく美園の喘ぎには確かに悦びの色が含まれていた。
(こんな恥ずかしいことをされているのに気持ちいいなんて・・・・嘘だ!)
 目の前にある現実に目を塞ぎつつ瑞生はついに浣腸器のピストンを押し切る。
「ああっ!」
 ひときわ大きな嬌声を耳にしながらノズルを引き抜くと瑞生は浣腸器を脇に置いて深呼吸し、興奮に乱れた息を整えようとした。
「あ、ありがと、瑞生」
 小さな声で礼を言い、美園がショーツを穿き直す。
 その扇情的な姿から視線を無理に背けつつ瑞生は言った。
705名無しさん@ピンキー:04/02/11 15:27 ID:qRm8ELeG
「に・・・・お姉ちゃん、嘘だよね・・・・・」
「な、なあに?」 
「こんなのが、気持ちいいなんて・・・・・・」
「・・・・瑞生・・・・」
 しばらく間をおいた後、美園は瑞生の横に座り直す。
 そして弟の片手を掴むとその手のひらを自分の股間に導いた。
「あっ?!」
「ショーツの上からでも分かるでしょ、瑞生。あたしのお×ん×んが凄く熱く、固くなってるのが」
「こ、こんな・・・・・」
「実の弟にお浣腸されて、男の子の最後の印をこんなにしてしまうなんて・・・・・・お姉ちゃん、恥ずかしいいいいっ!!」
 真っ赤にした顔を手で覆い隠し、美園は身体を震わせる。
 だがその瞳は倒錯の悦びに酔いしれ、輝いていた。
「瑞生、もう片方の手であたしのお腹触ってみて」
「うん・・・・」
 美園の告白に困惑しながらも素直に従い、瑞生はもう片方の手をキュッと引き締まった腹部にあてがう。
 するとゴロゴロという鈍い音とともに内部で激しい蠕動が始まっているのが感じられた。
「もう凄く苦しくなってるのよ。でもそれが・・・・・・たまらなくイイの」
 恍惚としてそう語り、浣虐に悶えつつ耐え忍ぶ美園の様子は瑞生にとってあまりにも刺激的でありすぎ、劣情を誘うものだった。
 いつしか股間の一部分に熱い血が滾り始め、それに気づいた瑞生はパニックに陥る。
(兄ちゃん・・・・! ああぼく、どうしちゃったんだ・・・・・兄ちゃんなのに・・・・・兄ちゃんを見てるだけで・・・・)
「くっ・・・・・ああ駄目、瑞生、も、もう一つお願い!」
 蠕動の高まりだした腹部を手で押さえ、濡れた瞳で弟を見つめながら美園は小さく叫んだ。
「な、なに?」
「あたしの・・・・お尻の穴に・・・・・・これで、栓をしてっ!!」
 そう哀願しながら美園はベッドの下からアヌスプラグを出して瑞生に渡す。
「ええっ?!」
 新たな依頼にまたしても愕然としながら瑞生は渡されたものを見た。
 それは円錐形をしており、長さは15pほどあった。
 しかし直径はもっとも大きいところでは5pはある。
 瑞生はそれを見て、兄の肛門に挿入することなど無理だと思わずにはいられなかった。
706名無しさん@ピンキー:04/02/11 15:30 ID:qRm8ELeG
「こ、こんな太いのを入れるなんてできないよ兄ちゃん! それよりトイレに行こうよ!」
「兄ちゃんて言わないで! あたしは、もう女の子なのよ・・・・・・おトイレはまだ駄目、酷い便秘だから、もっと長く我慢していないといけないの・・・・・でもこのままじゃ漏らしちゃうから・・・・・・ああ早く、お尻に栓をお願い!!」
 美園は激しい便意に喘ぎつつ再びベッドの上で四つん這いになり、ショーツを下げて震える美蕾を弟の目の前に晒す。
 その、エロティックな器官をまたしても眺めながら瑞生はごくりと唾を呑み、自分の心の中にある堤防が欲望の濁流の前に砕け散っていくのを感じていた。
(あ、ああ・・・・美園お姉ちゃんのお尻の穴・・・・なんてイヤらしいの・・・・!!)
 瑞生は自分の股間が痛いほど張りつめるのを自覚しながら手にしている黒い器具をアヌスにあてがう。
 そしてそれを一気に挿入したとき、まるで美園を自分のペニスで犯したような錯覚に陥り射精寸前まで昇り詰めたのだった。
「あううううっ!! ・・・・・あ、ありがとう、瑞生・・・・」
 苦痛と快感が綯い交ぜになった表情で美園はそう礼を言い、アヌス栓をしたままショーツを穿き直す。
 そうして襲いくる排泄欲に身を震わせながらベッドを降りると、座ったまま茫洋としている瑞生の横に立ち身を屈め手を伸ばした。
「凄いわ瑞生、ここコチコチよ。お姉ちゃんのエッチなところ見て興奮しちゃったのね?」
 そう言って人差し指でパンツの上から弟の、限界まで昂ぶっているものの先端をねっちりと撫で回す。
 激しい羞恥で面を朱に染めつつも瑞生はその絶妙のタッチに快感でのけぞった。
「ああああっ! や、やめてよ美園お姉ちゃんっ!!」
 妖しい背徳感に苛まれながらそう叫んだものの、痺れるような痴悦に瑞生の口唇は歓喜でわななく。
 瑞生は、もはや自分が実兄の倒錯した性に魅入られその虜になってしまったことを悟った。
「うふ。ねえ瑞生、裸になりなさいよ。お浣腸やお尻の栓のお礼をたっぷりしてあげるわ」
「お姉ちゃん・・・・・」
 美園の言葉を聞き、瑞生はふらふらと立ち上がると上下の下着を脱いだ。
707名無しさん@ピンキー:04/02/11 15:34 ID:qRm8ELeG
 もう、相手が血の繋がった兄弟であり、生物学上は男であることなど気にならなくなっていた。
 今彼にとって大切なことは、美園が美しく妖艶で、禁断の快楽へと自分を導いてくれるであろうことだけだった。
「座ったまま脚を開いて」
 瑞生がその指示に従うと美園はその人造の巨乳で弟の恥茎を挟み込み、激しく揉み扱く。
 柔らかい果肉が敏活な器官を包み込んだとき、瑞生は思いもしなかった悦びに酔いしれた。
「ふふ、これだけじゃないわよ」
 美園はたわわな胸から手を離し、乳肉の隙間から瑞生のペニスの先端を露出させる。そしてそれを舌の先で淫らに舐め扱いた。
「あううっ! はあ、はあ、はあ・・・・あああ、出る、出ちゃうよおっ!!」
 最近覚えたばかりのオナニーではとうてい味わうことのできない快感が瑞生の脳髄を駆けめぐり、スパークする。
 そして少年特有の青臭い樹液が迸り、美園の顔と胸を汚した。
「んん、すっごい濃いわね」
 唇についた白濁を舌で舐め取り、美園は満足そうに微笑む。
 大量の浣腸をされたままであるのに余裕で少年を快楽の深淵に溺れさせ、精液にまみれて艶やかに微笑むその姿はまさに魔性の女そのものだった。
(ああ・・・・お姉ちゃんにこんなに気持ちよくしてもらえるなんて・・・・)
 快感の余燼に身を任せたまま瑞生は、初めて知った奥深い悦びを反芻する。
「気持ちよかったでしょう、瑞生。でもまだ本当の悦びはこんなものじゃないわ」
 このままでも弟は自分の性の虜になるだろうと確信していたものの、美園はさらに彼を後戻りできないところまで追い込むつもりであった。
「そのまま仰向けになって、両脚を上げたまま開きなさい」
「うん・・・こう?」
「そう、いいわよ」
 美園は頷きながら右手の指へ入念に潤滑剤を塗り込む。
 腸内の浣腸液はすでに猛然と自分を責め立てていたが、美園にはそれが耐え切れぬほどの苦痛へと変わる前に、弟を期していたところまで堕とす自信があった。
708名無しさん@ピンキー:04/02/11 15:37 ID:qRm8ELeG
 先程の射精で萎えていた恥茎を美園は口に含み、舌と唇で刺激する。
 そして柔らかな恥肉が半ば強さを取り戻す頃を見計らい、中指を瑞生のアヌスにゆっくりと埋めだした。
「あうんっ! なに?! や、やめてえっ!!」
 思いもかけない責めに瑞生が驚愕し、抗議するのも聞かず美園はずぶ、ずぶと細長い指を着実に潜り込ませていく。
 やがて指の先端があるポイントに辿り着いたとき、衝撃で瑞生の背中は弓なりになり、ベッドから浮き上がった。
「あ、あ、あああああーーーーーーっ!! お尻、お尻があああっ!! なんなのこれえっ?!」
「ここは男の子の一番弱い場所。ここの快感を知ればもうあなたは逃げられなくなるわ」
 その美園の言葉通り、瑞生は信じがたいほどの快感の波に翻弄され、惑乱した。
 恥茎はパイ摺りされたときよりさらに固く勃起し、ヒクヒクと震えている。
 もはや瑞生の肉体は、挿入された指が抽送されひねりが加えられるたびに淫らな悦びで跳ね踊る堕欲のマリオネットと化していた。
「これは? こうされるとどう、気持ちいい?」
「き、気持ちいいよおっ、お姉ちゃん! お尻を・・・・ぼくのお尻をもっと虐めてえっ!!」
 恥茎の先端からトロトロと粘液を漏らしつつ、瑞生が身も世もない嬌声を上げる。
 そして美園が挿入する指を二本に増やしてかき回すと、瑞生はついに獣のような鳴き声を放ち絶頂へと達したのだった。

「お尻・・・・・もっと、もっとして・・・・」
 激しい射精の後ぐったりとしながらも更なる歓喜を求め瑞生が哀願する。
 しかし美園はすぐそれには応じなかった。
「これ以上して欲しいなら、瑞生にもあたしと同じになって貰うけど、いい?」
「同じ・・・・って」
「簡単よ。瑞生も女の子になるの」
「そんな、無理だよお」
「そんなことないわ。あなたもあたしに似て可愛い顔立ちだし、女の子になったらさぞかし魅力的だろうなと思ってたの。それに、普通の男の子のままなら、お尻のエッチな悦びはもうこれ以上味わえない。でも女の子になれば、素晴らしい世界があなたのものになるのよ」
709名無しさん@ピンキー:04/02/11 15:41 ID:qRm8ELeG
「女の子に・・・・・」
 瑞生は当然ながら躊躇いを見せた。
 これまで普通に生きてきて、いきなり異性になれと言うのだから無理もない。
 だが美園は、瑞生の常識の枷が先程の異端の悦楽によって十分に撓められたことを確信していた。
「じゃあ・・・・・その、エッチなことをするときだけ、女の子になるんじゃ、だめ?」
「そうね、それでいいわ」
 さしあたりはそれでいい、そう思いながら美園は頷き、クローゼットから衣服を取り出す。
 濡れタオルで身体についた体液を拭われた後、瑞生は女の子用の下着を着せられ、さらにフリル付きのブラウスやミニスカートを身につけさせられた。
「うーん、やっぱり可愛いわ。さあ瑞生、これであなたはとてもエッチな女の子になったのよ」
「これがぼく・・・」
 姿見で自分の姿を見たとき、瑞生はその中にはにかんでいる様子の女の子の姿を見いだした。
(この子が、ぼくなんだ・・・・・)
 そう思うと何とも言いようのない歓喜がぞくぞくと心の奥底からわいてくる。
 目の前にいる少女は、これからは恥ずかしい悦びを受けて悶え泣く存在なのだ、そう思ったとき瑞生は紛れもなく美園の用意した陥穽の中にはまったのだった。
「ねえ、お姉ちゃん」
 瑞生が甘えた声で振り返ったとき、そこには床に踞っている美園の姿があった。
 美園はとうに便意の限界を迎えており、ただ驚異的な精神力だけでこれまで持ちこたえていたのだ。
「んんんん・・・・・・もう駄目、お姉ちゃん、限界よ・・・・・」
「だ、大丈夫?! 早くトイレにっ!」
「もう・・・・そんな余裕・・・・ああ、もう栓が飛び出しそう・・・・」
 最後の気力を振り絞ってよたよたと床の上を這いずり、美園は部屋の中央にビニールシートを敷く。
 それからその上に新聞紙を敷くとその中央にしゃがみ込む。
 そしてショーツを脱ごうと手をかけた瞬間、「ブボッ!」っという音を立ててアヌスプラグが抜けた。
「あーーーウンチでるっ! 出ちゃうっ! いやーーーーーーーーーっ!!」
 羞恥の悲鳴とともに美園の穿いているショーツがムリムリと膨らんでいき、汚濁の色に染まる。
 美園はこの半ば予期せざる粗相に愕然としつつも陶酔し、弟の目の前で汚辱快楽に浸った。
710名無しさん@ピンキー:04/02/11 15:45 ID:qRm8ELeG
「ああーー恥ずかしいっ!! あたし、あなたの前で惨めにウンチ粗相してしまっているのね・・・・瑞生、見て・・・・お浣腸されたあげく、こんなところで汚いものを思い切り脱糞しちゃってる美園の恥ずかしいところを・・・・・」
 もはや一片の理性もなく排泄と汚辱の異常快楽に溺れている美園は、もうショーツを脱ごうともせず喘いでいる。
 そしてブリブリと下着の中に糞便を垂れ流しつつ、汚れたお尻を淫らにくねらせていた。
「ああ瑞生・・・・最初に、お浣腸は気持ちいいって教えたわね」
「う、うん」
 眼前で展開されている美と醜の鮮烈なコントラストに息を呑みつつ瑞生はようやく答える。
 美園はその美しい瞳に狂悦の炎を浮かべつつ叫んだ。
「でも、お浣腸をされたあと死ぬほど我慢したあげくのウンチは、もっと最高よ! しかも誰かに見られながらするとき、恥ずかしくって辛くて、でもそれが死んでもいいぐらいの快感なのおっ!! ああ、もっと出る! 太いウンチがいっぱいいっ!!」
 ブリィッ、ブリリッとくぐもった音がして美園のショーツが限界まで膨らむ。
 そうして布地の隙間から大量の便塊がボトボトとこぼれ落ちていった。
「お尻の・・・・お尻の快感は、犯される悦びと、脱糞の快楽よ・・・・これを知ればもう・・・もう・・・・」
 そこまで言って美園は絶頂に達し、射精した。
 そしてがくがくと全身を震わせ、床に崩れ落ち失神したのだった。

 瑞生はあまりにも異常すぎる痴態を目の当たりにして気を失いそうだった。
 それでも同じ血の為せる技か、嫌悪で目を背けるようなことはなかった。
 それどころか美しい裸身が浣腸の苦しみで淫らに舞い、あげくに汚辱で身を汚す一部始終を見ながら、いつしか激しく欲情していたのである。
 少年は兄が股間に一指も触れることなく脱糞だけでクライマックスに至ったのを見、その告白に嘘がないことを知った。
(だったら・・・・ひょっとして・・・ぼくだって)
「お浣腸、されたい?」
「?!」
 不意に図星のつくような言葉を耳にし、はっとして声のした方を見る。
 美園は意識を回復し、床から上半身を起こしてじっと瑞生を見つめていた。
711名無しさん@ピンキー:04/02/11 15:52 ID:qRm8ELeG
「なんで・・・・」
「顔に書いてあったわ。自分もお浣腸とウンチでイッてみたいってね」
 そう言って美園は意味ありげに笑う。
 瑞生はこの日もっとも顔を赤くしつつも、かすかに頷いた。
「うん・・・・・恥ずかしい・・けど、ぼくにもお浣腸、してぇ・・・・」
「はじめはイチジクにしましょう。それでもかなり効くはずよ」
 美園はそう言いつつ立ち上がり、新聞紙ごと自分の粗相の跡を手早く片づける。
 それから新たに新聞紙を敷き、その上に女装したままの瑞生を四つん這いにさせた。
「入れるわよ」
 スカートをまくりショーツを必要なだけ引き下ろして瑞生の幼蕾を外気に晒すと、美園はその中心にぐっとイチジク浣腸の細いノズルを挿し込む。そして薬液を注入した。
「つ、つめたい!」
 そう悲鳴をあげた瑞生だったが、そのうちにゴロゴロと下腹が鳴り出し、辛く切ない感覚に喘ぐようになった。
「ああっ、そ、そろそろいいでしょう、お姉ちゃんっ?!」
「全然まだよ。これっぽっちのお浣腸なら、1時間は我慢しないと」
「えええっ?! そんなの、絶対にむりだよお姉ちゃん!! ぼくもう、我慢できないいっ!!」
「それでも我慢するのよ。できるようにお尻の穴をふさいで上げる」
 楽しげにそう言うと美園は中指を瑞生のわなないているアヌスに突き立て、ずぶずぶと埋めて塞いでしまう。
「あひいいいっ!!」
「これでお姉ちゃんが抜いてあげるまで出せないわ。・・・・ところで、瑞生に相談があるんだけど」
「あ、あうう、なにい?」
「お姉ちゃん、ニューハーフの風俗で働いてるって言ったわよね。実はあたし、そこで秘密ショーに出演してるの」
「秘密ショー?」
「そう。お金持ちのVIP会員だけ呼んで、いろんなショーを見せるの。あたしはそのショーのメインなのよ」
 美園はそう告白しながら瑞生の反応を窺った。
712名無しさん@ピンキー:04/02/11 15:54 ID:omgoQxNj
カキコ支援&キターーーー
713名無しさん@ピンキー:04/02/11 16:02 ID:qRm8ELeG
 瑞生は幼児期以来となる浣腸で目に涙を滲ませながらも興味を引かれたようにじっと聞いている。
「あたしはそこで、エネマ奴隷になっているの。仲間のニューハーフの女王様にお浣腸されて、悶え泣いたあげく恥ずかしいウンチのおもらしを一部始終会員のみなさまにお見せしたりするのよ。ああ、その恥ずかしさと、それ以上の快感といったら!」
 うっとりとした表情でそう異端の世界を語る美園を、瑞生はもう嫌悪など感じることなく聞いていた。
 美園の異常すぎるほどの浣腸への忍耐力や、その中で貪婪に欲望を味わい続けられる理由がこれで理解できた。
 そして、会員たちの注視の中で浣腸されたまま虐め抜かれ、狂い泣き、ついに汚辱の極致に至る美園の姿を脳裏に浮かべる。
 その美園の姿を今浣腸に悶えている自分自身の姿と置き換えたとき、禁断の衝撃とともに瑞生は激しく勃起したのだった。
 一方美園は、瑞生が自分の告白を聞き恥茎を固くそそり立たせるのを見て内心驚喜していた。
「あたしの悦びを、あなたにも分けてあげたいの・・・・・そのお店で、可愛い女の子に変身してお×ん×んを悪戯されたり、その姿でお浣腸されて、トイレに行かせてもらえないままウンチのお粗相したりするの。
血の繋がっているあなたならこの快楽を理解できると思うし、後悔しないと思うわ」
(知らない人たちの前でお浣腸されたり、我慢できずにぼくが・・・・っ!!)
 美園の告白で一瞬垣間見たアブノーマルな世界。
 知らなかった、想像もできなかった快美への扉が今開かれようとしていることを知り、瑞生は肌が粟立つような震えとともに己の欲するものをはっきりと悟った。
「す、素敵・・・・・・お願いお姉ちゃん、ぼくも・・・・お姉ちゃんと同じ、エネマ奴隷にしてえっ!!」
「ええ、あなたならあたしより完璧なエネマ奴隷になれる。保証するわ」
 そして、可愛い女装浣腸マゾ中学生のショーは店に多くの金持ち客を引き寄せるだろう。
 そう考え、この家に戻ってきた真の目的を果たした安堵で美園は深いため息をついた。
714名無しさん@ピンキー
「じゃあこれからは、プレイの間は女の子になりきるのよ。着ているものだけじゃなく、言葉遣いから仕草までね」
「はい、お姉ちゃん」
 欲望に導かれるまま、ついに戻れぬ道を辿り始めた瑞生は便意に震えながらエネマ奴隷の在り方を美園に躾けられる。
 そうして一人の少年が心身共に堕天使へと生まれ変わった。
 背徳の教育が終わったことを確認すると美園はアヌスから指を引き抜く。
 そして瑞生に終局が訪れたのだった。
「ああああああああああああああっ!! もう駄目ですっ!! エネマゾ奴隷の瑞生はもう我慢の限界ですっ!! 美園様、あたしが・・・・・恥ずかしい女装娘の瑞生が、汚くクサいウンチを、お粗相するところをご覧下さいっ!!」
 部屋の中央、新聞紙の上で少し脚を開いて立ったまま、瑞生は絶叫する。
「スカートは捲って、お尻を突き出しなさい!」
「は、はいいいいっ!!」
 美園の指示に従うと同時に破廉恥な破裂音が部屋に響き渡り、瑞生の穿いているショーツは汚物で無様に膨れ上がっていった。
 ブリュッ、ブリュブリュブリュブリュブリュウウ・・・・・・
「ひはあっ! 恥ずかしいのっ、恥ずかしいよおおっ! 瑞生、女の子なのに立ったままウンチ垂れちゃったのおっ! あたしのパンツの中、おもらしウンチでいっぱいだよおっ!!」
 わずか数時間前は健全だった少年が、今や淫乱な女装マゾになりきって着衣のまま脱糞しつつ堕悦に酔う。
 アヌスの奥深くから排泄によってもたらされる闇の快楽に、少年の身体は妖しくわなないていた。
「凄いわ瑞生・・・・・あなたは最高のエネマ奴隷よ」
「あ、ありがとうございます、美園様・・・・」
「今週の土曜日、零時過ぎにあたしのお店にいらっしゃい。そこで、もっともっと凄いことをしてあげる。あなたも秘密ショーのメインになるのよ」
「はい、楽しみですぅ・・・・」
 過度の快感により意識を灼き切らせながら瑞生が答える。
 下肢を汚物で彩ったままやがて幸せな微睡みの中に没した弟を優しげに見下ろしつつ、美園は店で兄弟ともに浣腸調教を受け、相姦ショーを披露する日のことを夢見ていた。

(了)