ガールズサイドでエロ萌え 4

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1名無しさん@ピンキー
素敵なエロ話でスカーッとしましょう♪
エロエロハッピーエロハッピー!!

○SSの神のご光臨お待ちしております。
○sage進行でおねがいします
○雑談OK!

前スレ
ガールズサイドでエロ萌え 3
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1026922511/

【ガールズサイドでエロ萌え2】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1026148760

【ガールズサイドでエロ萌え1】
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1025465341

【有志ページ】
●SS保管庫●
http://gssshokan.easter.ne.jp/

●みんなで一緒にTALK● *ノーマルSSはコチラへ*
http://web.agi.to/habataki/
2名無しさん@ピンキー:02/10/27 00:57 ID:sfdyoXaN
次スレが容量512k 突破したので立てときますた。
しかし、これを発見していただけるのだろうか。
3名無しさん@ピンキー:02/10/27 01:13 ID:y5ZYhhH6
>>1
スレたて乙でした!
発見しますた!スレ建っててよかったよ。
倉庫にでも告知してきてはいかがでしょうか?
4名無しさん@ピンキー:02/10/27 01:18 ID:wukCQszK
スレ2のうp作業完了いたしました。
dat落ちしてから、作業完了するまで時間が掛かってしまって
本当にすいませんでした。
特にスレ2のログが無い方にはお待たせしてしまってごめんなさい。
それからスレ3が容量オーバーしたようで。
避難所に18禁スレがなくなったので、アナウンスが大変になっちゃいましたね。
緊急時には保管庫のBBSも使っちゃってください。

それから、アドレス変更があったのに、
管理人不在で連絡が遅れてしまい、ご迷惑をお掛けしますた。
前スレ>595 さん >597さん ありがとうございました。

前スレ>>722神様
エロのなつみん視点!(・∀・)イイ!!
めっさめさ(;´Д`)ハァハァしますた!神に感謝〜!
5保管庫”管理”人:02/10/27 01:19 ID:wukCQszK
あ、名前のとこに保管庫管理人って書くの忘れてました。
4は私です。
6前スレ722:02/10/27 02:21 ID:WXJrMjyU
スレ立てありがとうございます……
前のちょっと大きすぎましたね、すいません。
7名無しさん@ピンキー:02/10/27 20:25 ID:uiKZACbW
前スレ722神
すばらしい作品をありがとうございました!
そして1さん乙〜。
8風と木の名無しさん:02/10/27 23:24 ID:CSBygnaf
久々にここに来て「3」の後半を一気に読んだのですが、ずーっと読んでいると
何だか主人公チャンがものすごいエロ女に思えてきてしまいました(w
9名無しさん@ピンキー:02/10/27 23:29 ID:k+CY6FdA
>>1
スレ立て乙でつ!
保管庫管理人様、うp乙彼様でした!お体お大事にでつ(´・ω・`)

このスレの神様方は、何故か集中して御降臨する事が多いから
神の会合が今から楽しみでつ。
10名無しさん@ピンキー:02/10/28 00:28 ID:A/CBa9fJ
>>1
スレ立て乙でした〜!!

>>前スレ722神
なつみん視点のせんせぇ×主人公、すっごく良かったでつ!!
お腹イパーイvvごちそうさまでした!!
11名無しさん@ピンキー:02/10/28 10:11 ID:euvz/vdE
前スレ722の神さま!
サバト・・・・(w
良かったです、なつみん視点! エッチも(・∀・)ですが、ギャグがツボりますた

もしかして昔女体盛りかかれた方ですか? (違ったらゴメンナサイ)
12名無しさん@ピンキー:02/10/28 17:25 ID:V68C/epS
スレたてお疲れさまでした。^^
13前スレ722:02/10/28 19:38 ID:4xBauHis
皆様ありがとうございます。遅くからGSはまったもんで、
自分で書いたもんを、さらに読んでいただけて大変幸せです。
……あほあほですいませんでつた。

11さん、あれは私ではありません(笑)ああいうの大好きですが。
14名無しさん@ピンキー:02/10/29 00:55 ID:RZKDs8db
ヨカター、新スレ立ってますた。それでは「おつかれー」(w
>前スレ722神
ネェヤソ視点激しくヨカタでつ(;´д`)ハァハァ
滅茶苦茶萌えますた。
ええと、欲を言わせて貰うと…注意書きがホスィかったでつ。
あの場合はバイトとネェヤソがくっ付いてるので前に書いておいて下さると
有り難かったでつ。と、言っても私バイト萌えではありませんが…(ニガワラ
内容は激しくヨカタです、本当イマドキの女子と言う感じがして最高ですた。
15名無しさん@ピンキー:02/10/29 14:25 ID:8CJhN6Pa
SS保管庫神様のおかげでここにたどり着きました。ありがとうございます。

ところで、このスレは500KB直前で書き込みできなくなってしまうので、
440KB超えたあたりで新スレを立てるようにするのはどうでしょうか?
新スレ立てても、前スレで新スレのアナウンスができなくなってしまうのが
つらいので。
(長文が多いスレッドは、950じゃなく、スレ600〜700くらいで
 移動しないといかんのですよね)
16名無しさん@ピンキー:02/10/29 15:13 ID:jSuYflnu
>>15
そうですよね。
結構新スレアナウンス無しのまま次スレ以降って事も
多かったし、440〜450kb辺りになったら
新スレ立て&アナウンスって言うのがいいかも。
1715:02/10/30 08:19 ID:Yvab2X3+
>16
ありがとう。賛成してくださって。

「440KB」と思いついて書いたのは
「スレ立てます」と言った人が、スレを立てられないプロバイダで(´・ω・`)ショボン
なことが結構よくあるので(私もなったことがあります。)
ギリギリじゃなくて、早めのほうが安心なんじゃないか、と思ったのです。

自分がスレ立てれないプロバイダでも、KBに余裕があるのなら
テンプレートを貼って、スレを立てれる人にお願いすることができますし。
18名無しさん@ピンキー:02/10/30 14:55 ID:ZX8hspnc
文章がうまくても主人公以外とくっついてる設定を
受け付けない人もいるでしょうし、そう言う場合は予めアナウンスをするとかを
スレの1に入れるようにして下さいとか次回からテンプレに加えて欲しいです。
これはあくまでも個人的希望なので気に障ったらスルーして下さい。
19前スレ722:02/10/30 21:30 ID:jXqVgpT4
配慮が足りなかったようで申し訳ありませんでした……
お詫びといってはなんですが、今台詞のみ構成の、
せんせぇ×主人公かなり甘いえろを書いています。
終わったらアップします。

冬祭の原稿はどうしたんだろう自分……
20祈り:02/10/31 00:04 ID:0wHSBH6E
不思議ですよね、せんせぇ、音楽って。
抽象的な発言だ。どう不思議なのか、端的に説明しなさい。
音というのは、ただの空気の振動、音階も周波数の差でしか、ないそうですね。
そうだ。鍵盤中央のA音で440ヘルツあるいは442ヘルツ。1オクターブごとに周波数は倍になる……で、そのどこが不思議なのだ?
なぜそれが作曲家さんの手で並べられて、強弱の記号与えられて、せんせぇの手を通すと、こんなに綺麗な音になるんでしょう?
……こほん、お褒めに預かり光栄だが、おだてても今朝の遅刻は消えない。
せんせぇのピアノ聞いてると、本当に溜息が出てくる。いつか、せんせぇが一人で弾いてるピアノ聞いたときみたいに。
恐怖のゼロワンが意外なことをしていたから、驚いただけではないのか。
やだせんせぇ、私本当にそう思ってるのに……ピアノの音は優しいのに、優しくないんですね。
そう言われるとまた心外だが、客観的に見るとそうなのだろうな。
せんせぇ、さっきから喋りながら弾いてる。凄い……この曲は?
「乙女の祈り」だ。テクラ・バダジェフスカ。君と同じ歳の女性が作曲した。
……私も若くして名を残せと、そういうことですか。
弾きたいからだ。悪いか?……曲はいいが、作曲家の人生にあやかって欲しくはない。
どうして?綺麗な曲なのに。元気も出る感じ。
偉大なるアマチュアであったその作曲家は、ほぼこの一曲のみで名を残し、23歳の若さで、夭逝した。
21祈り:02/10/31 00:05 ID:0wHSBH6E
うーん……死にたくは、ないです……夭逝には憧れるけど。
妙なものに憧れるのではない、全く君は。この旋律を聞きたまえ。清楚、清冽、溌剌、端正、真摯。君にはこの曲のようにあって欲しいものだ。だが、藤井のような悪友と付き合っているときの君は……こうだ。
あはは、「子犬のワルツ」はひどいですよ。ねえ、じゃあせんせぇの理想像って、曲でたとえるとどんな感じなんですか?弾いて欲しいです。
ふむ、いい質問だがピアノでは再現できない。そうだな、最低オーケストラを一つ、ウィーンフィルとは言わない、NHKでもいい。ここに用意しなさい。
あ、あはは、無理です無理!
では文化祭に向けて努力したまえ。まだ高校生の君達だが……完璧な演奏と調和を手に入れたとき、君は私の理想像の一端に、触れることができよう。
ふう……ずるいなあせんせぇは……。
私の何が、ずるいのだ。
いつもそうやって、はぐらかすの……あ、また。ああこれ好き。最初にせんせぇが弾いてるの聞いたの、これでしたよね、リスト、ため息。
……理想像ではないが、これが今の私の、心象だ。これでいいだろうか。
22祈り:02/10/31 00:07 ID:0wHSBH6E
……はぁ……なんで、演奏する人によって同じ楽器でもこんなに違うのかなあ。ありがとうございました、せんせぇ。
それは、演奏家のテクニックと曲想に左右されるものだ。私の曲想が君の好みに合致したという、それだけの話だろう。さて、先刻の話の続きをしよう。人の耳は様々に錯覚を起こす。たとえば、君は時報の音を、美しいと思うか?
時報、ですか?いいえ、あんまり。ぽーんとして、鋭いだけの音で。やっぱり楽器の方が好きです。
純粋な音、正弦波というのはああいうものだ。が、楽器の発する音の場合、たとえばバイオリンの開放弦でGを弾くと、豊かな響きがする。あの音を分解すると、周波数を2倍、3倍した倍音が成分として多く含まれているのだ。
はあ。
しかし、私達の耳は、バイオリンの音を和音ではなく、音色と捉え、一つの音として聞く。
……どうしてなんでしょうねえ。
そういうものだから、としか私にも言えない。
せんせぇにもわからないことあるんですね、ふふ。
私は聴覚心理学や医学の道を選ばなかったからな。最新の論文を読めば、もっと新しい学説を知ることができるかも知れないが。
23祈り:02/10/31 00:09 ID:0wHSBH6E
あ、倍音っていったら、そういえば、私、親戚の法事でお寺に行ったんですよ。
……相変わらず注意力散漫だな、私は君の話の展開についていけない。
聞いて下さいよ。関係あるんですから。お坊さんがね、お経読む訳です。はんにゃはらみたーって。
般若心経か。葬式の時に写経させられたものだが。で?
太っててだみ声のお坊さんだったんです。それに正座で足痛くて、眠くて。ところが、少し経ってから、親戚のおばさまが、私の肘つついて『一緒にお経読んでる?』って。
ほう……続けなさい。
よく聞いたら、お寺の天井の上の方から、お坊さんの唱えるお経に合わせて、ふわあんと、3オクターブくらい上の、高い綺麗な声が響いてくるんです。天井画に天女が描かれてたんですけど、一緒にお経を唱えてるみたいで。一気に目が醒めました。
多分それも倍音だ。君はよい経験をした。私も聞いたことがあるが、荘厳という言葉をそのままの意味で思い知る瞬間だな。
とっても痺れましたけどね……あれせんせぇ、もう弾かないんですか?
……倍音を聞きたいと思う。ここで聞けるだろうか。
あの、倍音て……んん……ふは、……
……
……ぷ、は、……せんせぇ強引。
24祈り:02/10/31 00:10 ID:0wHSBH6E
悪いだろうか。それなら……止めるが。
悪くはないです、ああ、でも……あ、……せんせぇ、んふ、……いいんですかこんなこと。
ああ、構わない、今日は誰も来るまい。鍵は?
……してありま……ああ恥ずかしいなあもう!
何を勝手に恥ずかしがっている。
なんか私一人だけすごく期待していたみたいな……
邪魔されたくなかっただけだろう。暫くは社会見学にも行けない。
でも、……ん、……鍵、かけたのは私で。
……気にしては、いけない。そうするよう言ったのは、私だ。
ふぁ、……うふ、ふふふ、二人して悪いことしてるんですね、私達。
全くだ。乙女の祈りには縁遠い……
や、あ、……だあ、私、ずっと乙女ですよ?
そうなのか。
処女の祈りって曲名だったら、そりゃ、ん、……くすぐったいよう……違っちゃいましたけど、私心の底からおもいっきり乙女ですよ?あだから耳舐めちゃうくっ
……それは済まなかった。謝罪しよう。
はあ……そんな耳元で囁かないでくださいよせんせぇ、腰が砕けちゃうよ……せんせぇの、手、おっきいですね、あ、……んっ
ピアニストとして有利な条件だが、こういうことには、どうなのだろうか。
ん、んん……好きだけど……でも……複雑……
25祈り:02/10/31 00:11 ID:0wHSBH6E
これはどうやって外すのか、教えてくれないか
前のそれがホック……二つに折って、ずらして……逆、……そう、あ、……ふふ、っ、……ね、手が大きい、指が、……余っちゃう
こればかりは謝りようがない。別に望んだものではないからな
私のが大きくなればいいだけなんであ、だからってそんな揉んでくれなくても
何だ?……何か乳房の発達に関する俗説でもあるのか
うう、せんせぇが知るわけなかった……ですよね、あ、やぁ、背中……ぞくぞくす
この程度でいい、充分だと、私は思う
大きい方がいいのかなあって乙女心ですよう、っ、……ああせんせ……きもち、いい
ピアノが害になる訳ではないようで、よかったと思う
ならな……あ、あはあっ、……せな、かだめ
一つ思うのだが
な、に、せんせ、っ
君は……演奏者の技量によって、音色を変えるのだろうか
わかんな……せんせぇしかしらない、から
そうだな、調律師に任せる訳にもいかない、全く手の掛かる楽器だ
ああでもせんせぇの手きもちいい……あぁ、あ
美しい声だ。だが……他の音色を聞いてみたくもある
まさかせんせぇ他の人としろって、いうんじゃ、ありませんよね?そんなの嫌
早とちりをしてはいけない。……私が言っているのは、自動演奏が聞きたい、と
あのつまり……やだ、離さないで
さあ、私の前で、自分を奏でてみせなさい。そこに、座って
26祈り:02/10/31 00:12 ID:0wHSBH6E
ん、ふぁっ……あ、せんせぇ見ちゃやだ
運指を見ている。隠すな
だって、……恥ずかしいもん、脱がなくてもいいでしょ?いつも、こうだし
それでは見えないから、言っている
せんせぇのえっち、意地悪……あ……
どうした
すごい、濡れちゃう、帰りパンツはけない
では脱ぎなさい
……見られるのやだぁ……
何度も見せているものを……女性は理解できない
せんせぇとするときは違うもん、一人で、こんな、あ、……あぁぁ
いい顔をする。君は……いい楽器であるだけでなく、いい演奏家のようだ
は、んあ、……はあ、ああ、……はぁ、せんせぇの、……いじわ、る……
そう言いながら指が止まらないのが、私の視点からは非常に興味深いな
ああ、だって…………うれしい、んだもん
……そう、なのか?
せんせぇとこんな、ことしてる、の、……恥ずかしいけど、嬉しい……どんなときでも見守られてるって気がする……
……君は、全く、そういう修辞をひねることにかけては天下一品だな
声が裏返ってる、かわい、あんっ、……あはっ、ああ、せんせぇ
なんだ
せんせぇと一緒にいると、あ、すごくなっちゃう、ねえ、……私いっちゃい……そう……
ストップ。止めなさい
あ、……や、いや、……いきたい
2度も言わせるな。さあ、こっちに来なさい。ここに、立って、手を突きなさい
27祈り:02/10/31 00:13 ID:0wHSBH6E
やはり、私が弾いた時とでは、音色が違う
だから言ったでしょあ、ああん、……あ、もっとさわって
ここをこうすると
はぅ!……いや、あ、いやぁ
……声にビヴラートがかかる
やだいじわるしないでおねがい
その声で言うことか?それにこれは何だ、溢れ
あ!……あ、はぁ、あ、!……もう……せんせぇ……なんでそゆこと、ばかり
君の声はかすれても美しいな。いい、楽器だ……
はあ、ああ……いい音の楽器を、名器っていうんですよね、せんせぇ、……私はどうなんですか
そんな言葉をどこで覚えたのやら……なら、調べなくてはなるまいな
やぁ!指、……入れちゃ、やだ、あぁ!……ふぁ、……ヘン……それ、ヘン……
ああ、触れるな。どんな感じがする
おなかの奥……揺れてる感じ……あんまり、気持ちよく……ない……
今触れているのが、子宮口だ。もうかなり、降りてきている
そんなのわかんな……あ!あぁあん
ここはいいのだな、手触りが他とは違っている
やめてもうあ、立ってらんな、あ、……やだ
長い指も悪いものではなかったようだ、指を伝ってこん
やだいちいち言わないで!あ、もう、だ、め、……ああ、せんせぇ、せん、
もう耐えられないか?
はい、あ、あもう、……んふぁ、ああ、は……せんせぇが、……欲しい、です
28祈り:02/10/31 00:14 ID:0wHSBH6E
あ、……あああ、……きつ、い
ああ……私もだ……君の中は、とても熱
お、くにあたる、少し……いたいですせんせぇ
すまない……これで、いいか
それに後ろから、はずかし、あん、あ、……はぁ
君は面白いな、……私の思う通りに反応する
あんっ!はぁ、あ、……やだすごいあ、んんっ
……声を殺す必要はない、出しなさい
だって、だって声出過ぎてはずかし、やああ!……あ、だからつかないで
出しなさい、倍音が聞けるかどうか試している
あ、ああ!……もうや、そこまでさわっちゃらめ
……倍音よりも、ここの反応の方が面白い
もう、いじめないで、はなして
本当にそうして欲しいとはどうしても思えない、次々と溢れてくる上に私を
あ!……ひ、いや、そっち、……だ……め……
……そう言うなら引き込むな。しっかり立ちなさい
わたし、わたしなんにもしてない、たてない
嘘はつかないことだ、ではどうしてこうくわ
いや、いわないでそんなこ、あっ!
……鍵盤を叩くな、不協和音が……
じゃあせんせぇゆるしてあ、……や、ぁ、やあ
なんだ、言いたいことがあるなら言いなさい
……本当に、やめちゃ、いやです……
29祈り:02/10/31 00:15 ID:0wHSBH6E
ああ、せんせぇ、……せんせぇ、うれしい、すごくきもちいい
君は……ああ眼鏡がずれる
とるね、……せんせぇのかおきれい
……怖いとは、よく言われるが、君の感性は
あ、やだまだうごいちゃ
……独特だ、変わっていると言っても、いい
ううん、せんせぇきれい、……あ、……あ
本当に君はこうしていると……嬉しそうな顔を、する、笑っているのか
だってうれしいもん、……せんせぇがなかにはいってるのうれしいもん
変わった……最初の時もそう言って、いたな
せんせぇとこうなったらいいなってずっとあ、……しゃべ、れ、な……んは
叶ったのか
そう、あ、……そこ、あ、すごく、きもち
……A音。しかしひびわれてきた
せんせぇそこするのやめて、さわるのも、わたし!ヘンになっちゃう!から
いくらでも、なれば、いい、変に。私が許そう
やだわたしのうえになにか、いる、さわらないで、あ、……あ!
……
あだめ、きもちい、いいの、これい、じょうは、いっちゃ、あああ!
……いきなさい
せんせぇもいっしょ、ねえ!せんせぇ、せんせぇ
……耐えられるものか、こんなに、溶けて、締めて、私ももう、
あ、いや、こわい、……あすごいもう、ああ、
いつでもいい、
あ、いく、……い、……ああ、

……っぁあっ!
…………………………………………ああ、……聞こえ、た。
30祈り:02/10/31 00:17 ID:0wHSBH6E
……あ、せんせぇ、ずっと、ピアノ弾いてたんですか
いつ目醒めるかと思いながらな。
……ジャケット、ありがとうございます。でもよく、動けます、ね
女性は快感から醒めるのに時間がかかるそうだな。私達はすぐに回復するが。
男の人って寂しいんですね……えへ、せんせぇのいい匂い
掛けていなさい。この曲が終わるまで。
そういえば、この曲聴いたこと、ないです。なんて曲ですか?……あれ?
何かに似ているだろう。
似てます、そうださっきの「乙女の祈り」に。
そう、同じ作者の曲で、タイトルを「かなえられた祈り」という。


(終)

お目汚し失礼しました。

31前スレ722:02/10/31 00:30 ID:0wHSBH6E
ここにアップしようと思っていたせんせぇ×主人公が、
30キロバイトを超え、しかもレイープになってしまったので
これを書いてみた次第です。
読みづらくてすいませんでした。
32名無しさん@ピンキー:02/10/31 11:42 ID:A54AbJJb
神の直後で申し訳有りませんがてんてー貼り付けます。
斬新なてんてーにしたかったがてんてー難しい。
キャラの性格がゲームと違うというのが許せない人はスルーして下さい。

33名無しさん@ピンキー:02/10/31 11:43 ID:A54AbJJb
映画館は外の寒さなど感じさせないくらい暖かかった。
それでも足もとはかなり冷えるので膝掛けには丁度良かった。
正直ホラー映画は嫌いだ。何が面白いのか私には分からない。
それでも好きな人が“好き”だと言えば苦手でもそれに合わせるのも恋愛だ。
ただ、もう私はその域を越えている。
その人が好きなものを理解しなくても意見を言い合えるくらいになった。
でも、今日はどうしてもここに居る彼が許せなかった。
今日は付き合って丁度半年の記念日。
驚く事に彼はその記念日に突如課外授業なんか入れていた。
ホームルームでの突然のその言葉に瞬時にムカついた。
そして真っ先に参加表明をした。ニヤリ、と笑う口元に益々怒りを覚えた。
先週までは『来週は君とずっと居たいんだ』とか何とか言っちゃって
ベッタリと傍を離れなかったくせに。それなのにこの変わり様はなんですか?
そもそも付き合い始めてびっくりした事に彼は普段あんなに厳しいのに
やたらベタベタとしてきて甘えん坊なんだわ。
どちらかと言うと私に絶対服従って感じなんだよね。

あの人が今日と言う日の課外授業に私が参加してどんな態度を見せるのかそれにも興味有った。
わざと一番後ろの端の誰も来ないような観辛い席に座って客席を見渡した。
他の生徒は固まって座っている。こんな勝手な事をしているのは私だけだ。
席を巡回しながら“靜かにしなさい”といつもの毅然とした態度で生徒に威圧を掛けている。
最後に私の元へ来てあからさまに不機嫌な顔をした。
『先生』としての表情だ。ああ、もうこの先に言いたい事が私にはわかった。
『列を乱すのではない』とでも言いたいんでしょ?先生の仮面をつけたあなたの事だから。
だから、何も言わず不機嫌な顔のまま隣に座ったのには正直驚いた。
彼が座ると同時に客電は落ち予告編が始まった。
何でそうやって隣に座るかな?私、今怒ってるんですけど?
まさかこんなに生徒が居る目の前で謝罪なんかするわけはないわよね?
あまりにも悔しくてこれからどうしてくれようかを2時間考える事に私は決めた。
34名無しさん@ピンキー:02/10/31 11:43 ID:A54AbJJb
さて、この映画が終わった後どうしてくれよう?
勿論レポートなんか書かないわ。
書かなければオシオキ?そんなの私があなたにしてやるわ。
隣に座っていられるだけでも正直ムカツクのに。
チラチラ視界に入るアナタと、そして目の前に居る生徒が許せないんですけど。
よく考えたら嫌いなホラー映画なんて見る必要性もないわね。
寝てやるわ。コレが私に出来るアナタへの些細な抵抗よ。

記念日を何より大切にしていたのは彼だった。
だからこうやってそれを覆すような真似をして許せなくて。
こうやって子供じみた行動しか出来ない私は所詮彼の掌の中で遊ばれているだけしかないと
しみじみ実感させられて余計悔しかった。だから余計反発してみたくなった。

ふと膝に置いている手に詰めたい感触を感じた。
手元を見ると白く細く長い指が私の手に重なっている。
振り解こうとするとぎゅっと捕まれて膝掛け代わりのコートの中へと握っていた手を入れてきた。
こんな酷い仕打ちをしておいてまだ私に触ってくるつもりなのね?
周りから見えないように、そこまでして私に触れていたいのね?
私の手に重なる手は少しづつ汗ばんできているようだ。
ああ、そうよね。表情は至って冷静なのにこんな事してるから。
見かけによらず小心者なのよね。私はそんなあなたも知っているわ。
その見かけによらず小心者の手が離れた途端に私の太股を這っているのには
正直驚いたわ。こんな事考えていたから汗ばんでいたのね?
結局怒っていても私はこの人が好きなんだ。だからその手を拒む事は一切しない。
惚れた弱みと言うと正直悔しい。でも私もそれを望んでいるのかもしれない。
更に驚く事に指先が太股からじょじょにスカートの中へと滑り込んでいくと下着の上から秘芯を擦り始めた。
何なの!?こんなに冷静そうな顔をして映画を見ているクセに指先だけは違う事をしているなんて!
怒りとなんともいえない感情が交互に湧きあがり段々冷静で居られなくなってきた。
35名無しさん@ピンキー:02/10/31 11:45 ID:A54AbJJb
自分の意識が段々と遠くなってきた時に今度は直に触れてきた。
呼吸の乱れを気付かれたくなくて冷静なそぶりをしてみるもののその指には敵わない。
私の冷静を保とうとしている顔を横目で見て更に指先の動きを増してくる。
指先で蜜を集めその指先で玩ぶ。映画の悲鳴にかき消されて入るが
淫らな水音がしているのは私の耳元には微かに届いた。
声を殺して肩で息をしている私を見てまたニヤリとと口元を上げた。
足にしびれが走り重心を崩しかけた瞬間に指の動きは止まりまた太股を這い始める。
そして快楽を我慢するために作った握り拳を指先でなぞって包み込む。
映画のエンディングロールが流れるまでその行為が執拗に繰り返された。

36名無しさん@ピンキー:02/10/31 11:45 ID:A54AbJJb

「……それでは、以上。気をつけて帰りたまえ。」
彼のその声に生徒は散り散りに去っていく。
悔しいので私もその生徒達に紛れてひっそりと去るつもりだったが
いつもの厳しい口調で呼び止められた。そしてその声に逃げる事が出来なかった。
「君の鑑賞態度は一体何なんだ?注意力が散漫過ぎる。」
ああ、よく言いますね。あなた、自分のした事を棚にあげて何を言うの?
反抗の意をこめてソッポを向いて返事はしない。
「ちゃんとレポートは書いてもらう。以上だ。」
そう言って去ろうとする彼にたいして『待って』と呼び止めてしまったのは私の方だった。
そしてまたニヤリと彼は含み笑いをする。はめられた……。
「せ……先生は、何を観に行ったんですか?」
「勿論映画だ。」
「先生はホラー映画よりも官能映画の方がお好きなようですね?」
タップリと皮肉を言ったつもりだが彼の冷静な仮面は簡単には外れなかった。
眉ひとつ動かさずにそのまま私の事を見ている。
ああ、悔しい。ここまでして私は泳がされているなんて。
「そうだな……君には特別に今の映画の感想を口頭で述べてもらおう。」
「はぁ?何を言ってるんでしょうか?」
「どうでもよろしい。時間がないから急ぎなさい。」
急に訳の分からない事を言ったかと思うと身を翻し駐車場へと彼は向かおうとした。
一体どこまで自分勝手な人なの!?
「時間が無いってどう言うことよ!?」
言い放つと彼はピタリと動きを止めた。そして仮面が一瞬外れたのを私は見逃さなかった。
「店の予約をしてある。急ぎなさい。今日は記念日なのだろう?」
「先生!?」
「官能映画の話はその後にでも聞こう。以上。」
すっかり彼のペースにはめられてしまった訳か……。
それなら今日はずっとはめられていようと何となく思えた。

以上お目汚しスマソ
37名無しさん@ピンキー:02/10/31 22:17 ID:9vO0+1ge
>>前スレ722さま

SSめっちゃイイ! んですが、>>23
>あ、倍音っていったら、そういえば、私、親戚の法事でお寺に行ったんですよ。
で、一瞬にして吉野屋コピペが流れ出した自分にウツだ・・・(w
3832:02/10/31 22:44 ID:cPScqyf8
今更でつが貼り付けて激しく鬱になりますた。
漏れの書いた文は忘れてくだちぃ。

>倉庫神様
どうかこの作品は倉庫への貼り付けはしないで闇に葬ってください。
39名無しさん@ピンキー:02/11/01 02:18 ID:hWrJ3tbB
てんてーのお話いっぱい読めて嬉しい〜

32神様もよかったです
もっと自信を持ってくだちい
40664:02/11/01 15:31 ID:dUphxHoJ
こんな時間だから誰もいないよね・・(゚Д゚=゚Д゚)ノ
前スレ664です。続きコソーリ貼り付けていきます。
趣旨のエロエロハッピーに反して暗い話になっちゃってショボーンなあれですが。
41664:02/11/01 15:33 ID:rPEdpd9Q
すいませんあせってageちまいました〜
気を取り直して次からです・・はぁぁ
42続き:02/11/01 15:36 ID:dUphxHoJ
私は彼女の細い腕を力ずくで引っ張る。
「やっ・・先生、痛い!!」
か弱い力で抵抗する彼女に、言う。
「君が持ちかけた話だ。文句は一切聞かないからな。」
強制的に助手席に座らせ、キーを捻る。エンジンの音がいつもより耳に纏わりつく。
まるで、責めたてているかのように。

彼女は車の中で終始喋らなかった。
・・私は何をしようとしているのだろう
大事な生徒である彼女を、いつも笑って駆け寄ってくる少女を
この手で黙らせて、そして今からこの手で汚そうと・・
いや、これは元はといえば彼女が隙だらけなのがいけないのだ、そうだ。
――私は自分でも苦しいと思えるような言い訳を必死に繰り返していた。

幾つもの信号を通過し、やがて見慣れたマンションにつく。
彼女の腕を無理やりつかんで、玄関を通り、エレベーターに乗る。
ボタンを押して、目的の階へ辿り着くまでの間、途中で誰かが乗ってきて
私の行為を咎めてくれればよいのにと何度も思ったが、
幸か不幸か私の部屋までは何事もなく辿り着いた。
43続き:02/11/01 15:38 ID:dUphxHoJ
「そこのベッドに座りなさい」
上着を脱ぎながらこう指示する。彼女は依然怯えた顔をしていたが
私の言葉に素直に従い、腰を無機質なベッドの淵へと下ろした。
「もう後戻りはできないからな」
そういって、彼女の透き通った髪に触れる。ビクッと彼女の体が
硬直するのがわかる。
そのまま手で顎のラインをなぞり、首筋、鎖骨と動かしてゆき、
そのまま両の膨らみに触れる。手から少しこぼれる位の形のよい膨らみ。
軽く揉んでやると、彼女の口から「あ・・」という微かなため息がこぼれた。
「ふむ、もっと気持ちよくしてやろう。」
空いた手で彼女の服を捲し上げる。白い清楚なブラジャーもたくし上げ、直接手のひらで触れる。
「あぁ・・・先生やだぁっ・・」
「反論は一切聞かない、以上。」
「そんなぁ・・ふぅっ・・」
触るたびに柔らかな胸は形を変え、そのたびに彼女は艶声を漏らす。
白い肌がほんのりと赤く上気してゆくのがわかる。
このまま、私の手で汚れてゆけ。
44続き:02/11/01 15:39 ID:1qO6qdIU
「そろそろいいか・・では次は足を開きなさい。」
「あっ・・はぁ・・・・そんなこと・・」
「反論は一切聞かないといったはずだ。それと、声をあげるのも
感じた時だけにしておくように、命令だ。以上。」
「うぅ・・っ」
観念したのか、彼女がゆっくり足を開いてゆく。屈んで覗き込むと
スカートの中の下着はピンク色だった。白いブラと合わせてないのが
子供っぽくてなんだか少し可笑しかった。
「特にこうなることを期待してきた訳ではなさそうだな。
どうだ、こんなふうに見られる気分は。」
彼女は必死で真っ赤な顔を手で覆っている。羞恥でそれどころではないようだ。
「まったくこんなにしてしまって・・」
下着は中心部が湿り気を帯びている。その上から秘裂をなぞり、こう言った。
「・・!!?」
またもや彼女の体がビクンと硬直する。そしてさらに下着が湿る。
そしてここぞとばかりにクロッチ部分から指を入れ、さらに愛撫を続ける。
彼女の呼吸がそのたびに切なく乱れてゆく。
45続き:02/11/01 15:40 ID:1qO6qdIU
自分で下着を脱がせるのも一興かと思ったが、彼女は頑として
脱ごうとしないので、私が脱がせてゆくと、そこには
焦らしすぎて蜜が溢れんばかりになった彼女の秘部がはっきりと見えた。
「やぁ・・っそんなに見ないで下さいっ・・」
「反論三回目・・減点三」
ぎゅっ
私は敏感な突起をつまんで捻り挙げる。
「あぁああっ」
・・そろそろか
私はズボンのジッパーを下げ、すでに大きくなったものを取り出す。
「え・・・・・」
おそらく見るのは初めてなのだろう。(というかそうでなければ
嫌だが・・)顔を手で覆いながらも
指の隙間から彼女は驚いた目でそれを覗き込む。

右手で自身を支え、左手で彼女を抱き寄せ、ゆっくりと彼女の内部に侵入していく。
彼女の顔は苦痛に似た表情。
・・彼女もいつか、私の元を卒業すれば、私のことなど仲の良かった一教師として
忘れ去って、本当に好きな男に出会うんだろう・・
・・本当に愛した男に抱かれるときはもっといい表情をするんだろうか・・
そしてついに一番奥の、彼女を美しい生徒のまま保っていられる最後の砦に辿り着く。
「・・・」
「ん、あの、先生・・」
動きが止まった私に、彼女が反応する。
その時の恐怖に歪んだ彼女の顔が今でも忘れられない。
私は・・その時確かに笑って彼女を引き裂いた。
メフィストに魂を売り渡したファウストのように、自分の大切な、とても大切な存在を
己のエゴでで破壊してしまった。

・・私は、最低だ・・
46続き:02/11/01 15:41 ID:1qO6qdIU
ことが済んで、彼女が後始末をして、着替えているのを私は抜け殻のように
見ていた。
靴下を履いて、出て行こうとする時に彼女はこうポツリと漏らした。
「先生のこと・・私好きでした。その髪の色も、声も、何に対しても一生懸命なところも全部好きでした。そんな貴方にいつか追いつけたらいいな、触れられたらいいなって
思ってもいました。・・けど、こんな形じゃないです。」
そう言い残して、彼女は出て行く。傷ついた足取りで、出て行く。

・・それは青春にありがちな気の迷いだ、どうせ君もいつかは私の元から離れていって
私の知らない男と幸せに暮らすのだろう?・・
・・現に平気で他の男の話を楽しそうにするくせに・・
そんなことを思い、彼女の残り香の上に寝転び、私はこう自傷気味に呟く。

「だから傷つけてやったんだ。俺のことを一生忘れなくしてやるために。」
47664:02/11/01 15:47 ID:1qO6qdIU
だ―――へぼんですみません。
でも一度した約束は守り通せと死んだお婆ちゃんも言っておりましたので・・
書かせていただきました次第でございます。およよよよ。
それではこれにて失礼致します。お目汚し失礼すますたー
48名無しさん@ピンキー:02/11/01 18:47 ID:uIl3xU+t
てんてーがイッパイダー!!

32のカミサマ良かったですよ!!映画館でだなんて!
闇に葬り去るなど仰らないで下さい…
664のカミサマのてんてー切ないです。・゚・(ノД`)・゚・。
胸がきゅんとしました。
49名無しさん@ピンキー:02/11/01 23:07 ID:QDhk0VHO
32神
映画館イイでつ!!お目汚しだなんて・・・視力も妄想力も良く
なりますた。大人はセンセーに萌えでつ!

前スレ664神
>どうせ君もいつかは
君「も」!!!「も」ときますたかーー!!「君は」ではなく「君も」
センセーの切なさにすンげー萌えますた。

2度跳ねられました。同じプロバイダでバカやったヤツでもいるのかな。
50前スレ722:02/11/02 00:14 ID:+fO3/5b1
モレヒトリデハゲシクゲレツダヨ!!ヽ(`Д´)ノ ウワアアアアアン

32神さまと前スレ664神さまのおかげで、他キャラの攻略が進みません。
次はバイトだ!と思いつつ気がつけばせんせと映画館にいってにやついています。
邪険にしても爆弾のつかないせんせの内面を想像して萌え狂ってしまいます。
51名無しさん@ピンキー:02/11/02 00:37 ID:uDV7LXsW
>前スレ664神様
「俺」てんてーに激しく萌えますた
52664:02/11/02 01:36 ID:b88kxFBd
さっき自へたれサイト更新のために自作小説HTML化しようと思ってメモ帳開いてみたら・・
最後のてんてーの台詞が間違ってる―――!?
正しくは「忘れられなくしてやるために」でつ。「られ」が抜けてまちた。
そういや漏れよく作文に「○○ちゃんはよく文章を読み直しましょう」って赤ペンチェック入ってた・・
20超えてるというのにちっとも直ってないよ!!ヽ(`Д´)ノ ウワアアアアアン

ミ、ミナサマ好意的な感想有難うございます。ハッピーでもなんでもないのにありがたやありがたや。
それにしても他の神々の方々もてんてーネタなんて・・てんてー祭りでつか?
53名無しさん@ピンキー:02/11/02 02:07 ID:ZpHGMyQ+
>>664の神様

「このまま、私の手で汚れてゆけ」
ハイッ!!ヨロコンデー!!!!!!!!(゚Д゚)

禿剥げしく激禿萌えっす。
もうどうしたらいいやら(;´Д`)ハァハァが止まりまてん。
漏れの駄サイト更新作業中ですたが、作業そっちのけで読んでしまいますた…( ゚д゚)
664の神様のサイト、行きたいでつー…。見つけても大人しくロムってまつから、
さ、探してみたりしちゃってもいいでつか…?(;´∀`)エヘ…

>てんてー祭りでつか?
6日まではてんてー祭りかもしれまてんね(w
(って、自らモリリンネタをうpしようかと迷ってた漏れ…。)

664の神様、次回作も期待しておりまつ!
54名無しさん@ピンキー:02/11/02 14:39 ID:WDQdf3JD
ひそかに倉庫辺りでここの神様の住処のリンク集なんか作って欲しいと
言ってみたりして。ここが2ちゃんじゃなければどこでつか?と神様に聞きたい。
55名無しさん@ピンキー:02/11/02 16:57 ID:EljlHkr4
できれば神様達の個人情報話は倉庫の掲示板かどっかでやってもらえないでしょうか?
事あるごとに「サイト行きたい」「オンリー出る?」みたいなのばっかりで非常に萎えるのですが・・・
56名無しさん@ピンキー:02/11/02 22:58 ID:ECnZS2+N
664様

ヒソーリと情熱的なてんてーがいいでつね。
漏れはハピーなものよりもこう言う展開のものってすきでつ。
57名無しさん@ピンキー:02/11/03 04:29 ID:ZtRPLLMn
読んでたら書きたくなったのではりつけてもいいでつか?
5857:02/11/03 04:35 ID:ZtRPLLMn
こんな時間に問い掛けても人もいないだろうし貼り付けてねます。
てんてー祭りに割り込んでスマソ。王子ネタでつ。
5957:02/11/03 04:36 ID:ZtRPLLMn
大通り沿いのカフェテラスでお茶なんて1人でするもんじゃないと
周りを見て肌で感じさせられた。カップルだらけのこんな場所。
テレビや雑誌で評判の店の評判の味も1人じゃ美味しさのカケラもない。
手帳の日付を見ると彼と最後に会ったのは二週間前だった。
それ以来は電話もなければメールすらこない。
デートの回数がそのままエッチした回数と同じだなんて笑える話だ。
そう考えると私は彼の性処理用の玩具なのだろうか?
それって付き合うとか、そう言う意味ってあるのかな、とか考えてしまう。
元々言葉の少ない彼とのデートだからコミュニケーション云々を私も求めている訳ではない。
ただ、隣にいて欲しいのに。マメに会えなくてもいいからその存在だけは
毎日感じていたいのに。会う以外は音信不通になってしまうなんて。
もうこのまま会えなくなるんじゃないかなって凄く不安になった。
薬指のリングが最近ヤケに軽く感じるのはこの不安の所為なのだろうか?
手帳を閉じて席を立とうとすると一冊の雑誌が目に止まった。
彼だ……。私が今、会いたくて、会いたくてたまらないあの人。
会えない間、こうやって街中の私の目につく至る場所で現れる。
でも違うの。私が会いたいのは生身の彼なの。こんな紙切れじゃない。
6057:02/11/03 04:37 ID:ZtRPLLMn
「あら?お久しぶりね。」
雑誌の表紙を呆然として見ていると聞いた事のある懐かしい声がした。
背が高く、モデル並にスラリとした肢体の彼女。
声の主はそんな彼女だった。はば学イチの才女と言われつづけた、そう、あの人。
「……志穂さん?久しぶり!元気だった?」
とてもニコヤカな顔でこちらを見ている。元々美人だったが卒業してから更に美人になった。
相変わらず涼しげなショートだが眼鏡はコンタクトに変えて表情がより一層綺麗になってた。
自分の今のブサイクな顔を想像するととても恥ずかしくなってきた。
「ええ。あなたも元気そうで。あら?その雑誌……。」
私がさっき見ていた視線の先が気になったのだろうか?彼が表紙の雑誌に志穂さんも視線を移す。
「葉月くん。そう言えばあなた達付き合っていたのよね?彼、元気かしら?」
「えっ……、ああ、うん。元気みたい。」
自分が今、彼の事で惨めになっているのを気付かれたくなくて一生懸命声を上げた。
そして、そんな自分を悟られたくなくてふと足元に視線を落とした。
そして、志穂さんの体の一部のある部分の膨らみにふと目を奪われた。
「志穂さん、もしかして、その……。」
私の口調に気付いたのだろう。志穂さんの表情は凄く明るくなった。
「ええ、妊娠してるの。今5ヶ月なのよ。」
「そうなんだ。おめでとう。よかったね!」
「有難う。まだ籍は入れてないけど近々入れる予定なの。」
「へぇ。で、相手は?」
「……バイト先の人よ。今度紹介するわ。」
志穂さんはとても嬉しそうだった。彼女は恋愛してこんなにも綺麗になったのか。
母になるってこんなにも強く美しい事なのか。
その場で暫く雑談をして今度会う約束をして志穂さんと別れた。
志穂さんは別れ際に「葉月くんを大切にしてね。」と言って去った。
どうやって彼を大切にすればいいのか分からない私は生返事だけしか出来なかった。
6157:02/11/03 04:37 ID:ZtRPLLMn
「……連絡出来なくてゴメン。」
やっと会えた開口一番の彼の毎度のセリフ。本当にそう思っているのだろうか?
こうやって会っても最後にはエッチしてさようならをしてそして、また暫く会えなくなるのよね?
彼と会うのは最近は決まって彼の部屋でだった。
部屋で音楽を聴きながらぼーっとしてたまに喋ってってそれがパターンだ。
私もぼーっとするのは好きだし、彼自身が何よりぼーっとしてるのを好むから。
彼の膝に乗ってぼーっとして。彼の腕が腰に回ってきて密着して。
正直膝の上なんてゴツゴツしていて心地よいものじゃない。
でもこうやって傍に居る安心感を得られるからつい乗ってしまう。
結局会えないとか連絡が来ないとか不満を言っていても言っても会えばこうやって触れていたくなる。
“惚れた方の負け”って所なのだろうか?
実際、彼がどの程度の思いを私に持っているのかは分からない。
こうやって会う度に求められて、会わなくなったら性処理玩具とか怒っていても
何をやっても好きで好きでたまらないって思い知らされるだけなんだ。
だからこそ、今日はある『賭け』に出た。
こんな事に終わりを告げたい事と志穂さんに会って触発された所為かもしれない。

――――ねぇ、珪くん。今日ね、いつもと違う指輪してきたのよ。

今日の指輪はヤケにしろくて、それで凄く重いんだよ。
凄く、凄く、重いの……。
6257:02/11/03 04:39 ID:ZtRPLLMn
いつものように膝に座って、腰に回してきている手が私の手を取って。
珪くんの指先が、その指輪に少し反応したみたい。一瞬ピクッとなって。
そして、その後、何事もなかったかのように平然としていた。
何もいわずただ、後ろから首元へと息を吹きかけてきて。
絡み合った手が離れてゆっくりと、胸元へ移動していく。
そして空いた手は太股を撫で回し少しづつスカートの中へ侵入していく。
使える部分全てで私の体の存在の確認を始める。
また、このまま裸になって互いの一部分を重ねあい、交換しあって終わりなのだろうか?
「……ねぇ、珪くん。」
「……ん?何?」
彼は手の動きを止める事なく小さく返答した。半分生返事っぽい回答。
そして、手の動きにちゃんと反応している自分が許せなくなってきた。
ここで賭けについて私から口を切ってもいいのだろうか?
私から言わなければ何も言うつもりもないのだろうか?
言わなくても気付いているんでしょ?だってさっき反応したよね?
「この間、志穂さんに会ったの。」
「……志穂って……有沢?」
「うん。妊娠してるんだって。」
その言葉に彼も一瞬反応した。一応そう言う事には敏感なのか……。
「志穂さん、凄く幸せそうだったの。」
「……ん。」
「ねぇ、珪くん……。」
ゴクリと生唾を飲んだ。結果さえ言ってしまえば……。
「指輪について何も聞かないの?」
「……どうして?」
「だって、今日、指輪してないんだよ?」
「……その理由を聞く必要はあるのか?」
素っ気無い返答に激しく苛立ちを覚えて彼の手を振り解いて立ち上がった。
6357:02/11/03 04:40 ID:ZtRPLLMn
「何で聞いてくれないの!?どうしていつも何も言ってくれないの?」
「……聞けば何とかなるのか?」
「もっとどうして欲しいとか聞いて欲しいしああして欲しいとか言って欲しい。」
「……有沢に触発されてるだけだろ?」
「ちっ、違うもん!」
やっぱり私は見透かされてる。彼のその一言に恥ずかしくなり頭に血が昇った。
恥ずかしくてただ、立ち尽くしたままで居る事しか出来なかった。
彼も立ち上がり私の左手首を凄い力でつかんできた。
振り解こうにも男の人の力を振り解ける筈もない。
私の握り拳を無理矢理もう片方の手で開かせてそして薬指を根元まで咥え始めた。
一体何をするつもりなのだろうか?急に目眩がしてきた。
しかし、目眩など起こしている余裕もなかった。
彼は私の薬指の調度根元の指輪焼けして色素が落ちて白くなっている部分に歯をたてた。
「……っ、珪くん、痛いよ。止めて。」
そんな事を言っても勿論止める筈もなく噛む力は更に強くなってきた。
あまりにも痛くて脂汗がどんどん出てきた。助けて……。一体何なの!?
どれくらい経ったのか分からないけどやっと珪くんは指を噛むのを止めてくれた。
そして口から出された指はかまれた個所が歯型がくっきりとそして赤くなっていた。
その跡を見て私は呆然とするしかなかった。彼が何を考えているのか分からない。
「……言葉や形がないと駄目なのか?」
ぽつりと彼はつぶやいた。その表情がとても寂しそうで私のほうが罪悪感に刈られた。
「でも、会いたいし、会えない時は連絡のヒトツくらい欲しいの。」
「……。」
「やっとの事で会ったのに、たいした会話もなくてエッチだけして終わりじゃ嫌。」
「……俺、おまえに会うと会えなかった分、触れていたくて。」
「だから、会ったら即エッチって事なの?」
「……そう言うつもりじゃない。不安なんだ。」
「……え?」
「……一緒に暮らそう。」
一緒に暮らすって……ソレって同棲って奴だよね?私の聞き間違えじゃないよね?
6457:02/11/03 04:42 ID:ZtRPLLMn
突然の言葉に何も言えずに口をパクパクさせていると再び私の左手を取って
さっき噛んだ指の付け根に唇を押し当てた。
「……ちゃんと表現出来なくてすれ違いばかりで不安にさせて悪かった。
今すぐは結婚とかは無理だけど、些細な時間も会っていたいんだ。」
「珪くん……変な事してごめんね。私も……珪くんと……。」
――――一緒に暮らしたいよ。
自分1人空回りしてバカみたいだからその先は口では言わない事にした。
それくらいのイジワルしてもいいよね?今度不安にさせたら承知しないんだから。


おわり


エロが無いってアナウンスするの忘れますた。スマソ。
65名無しさん@ピンキー:02/11/03 06:09 ID:zweZzkI2
>57神
エロ無くても良かったでつー。
こう言う葛藤って何て言うかエロチックな切なさがあって、すごくいいでつ。
66名無しさん@ピンキー:02/11/03 08:36 ID:tUK1pgIh
57タンの小説は、婚約者とラブラブな有沢さんが出てきますが
お相手がモリリンじゃないので
もりりん激萌えの人にも安心。(・∀・)グッジョブ!
6766:02/11/03 08:38 ID:tUK1pgIh
あと、57タンの小説の主人公像は、私は好きだとオモタよ。
68名無しさん@ピンキー:02/11/03 22:55 ID:/N7qq8Qy
主人公×せんせぇを貼りつけようと思うのですが今大丈夫でしょうか。
6968:02/11/03 22:57 ID:/N7qq8Qy
 今日はデート。
 せんせぇは社会見学だと言い張ってるけれど、内容を考えてみるとやっぱりデートだと思う。

 家の前まで車で迎えに来てくれる。
 車から降りてわたしを待ってくれている姿は、遠目で二階の自室から見てもわかるくらい背筋がぴんと伸びていて、どこからどう見ても『先生』っていう感じ。

 わたしは約束の時刻よりほんの少しだけ遅れて玄関を出、せんせぇの前に姿を現す。
 せんせぇの好きなピュア系の服で武装したわたしを見て、ちょっとだけ顔を赤らめるせんせぇ。
 そして目を逸らして、口をひらいたと思えば
「氷室学級の生徒にふさわしい服装だ」
 もう少し、何か言い様はないのかな。そう思いながらせんせぇを見上げようとしたけれど、そこにはせんせぇの姿はなくて。運転席に乗り込んでシートベルトを締めながら、わたしが助手席に乗り込むのを待っている。
 ……しょうがない人。

 車がすべるように動き出す。
 せんせぇの運転はほんとうに静かで上手。全然揺れないし、すごく安心して乗っていられる。前に暴走車を追っかけた時のことは置いといて。
 横顔をじっと見ながらせんせぇの運転を味わっている。横からだと、正面からでは見えないせんせぇの顔が見えてちょっと嬉しい。ずっと前の補習の時にはじめて知った睫毛の長さも、横からならよくわかる。

 赤信号で停止して、せんせぇはわたしの方を見てくれた。
「顔色が良くない。体調が優れないのなら、引き返すが」
 多分、それは、車酔い。せんせぇばかり見てて前を見ていなかったから。
 でも、正直にそう答えるのも何となく悔しくて。
「先生に酔いました」
と。いつも使っている『せんせぇ』じゃなくて、『先生』。この違い、わかってもらえるとは思ってなかったけど。
「馬鹿な事を言っていないで、進行方向を見ていなさい」
 ここまでとは思わなかった。信号は青に変わり、車は再び動き出した。
 珍しく動き出す時に車体が小さくかくんと揺れた。石でも踏んだ?
7068:02/11/03 22:59 ID:/N7qq8Qy
 車が止まり、海に着いたという事を知った。
 ドライブの時は大抵、この海に来る。海に居ても泳ぐわけではなく、ましてやつりなどをするはずもない。以前せんせぇが課外授業の後にわたしに息抜きをさせてくれたみたいに、ただふたりで過ごすだけ。砂浜を歩いたり、車に戻って休んだり。

 そうやってふたりきりでの時間を重ね、わたしはもうじき卒業を迎える。
 同級生たちとは一緒に学校を出ることができるけれど。せんせぇは、当然、来年からも先生のまま。変わることはない。
 つまりわたしが学園を卒業して一流大学の学生になったとしても、せんせぇとわたしは『教師と教え子』のままだということ。
 現に今、車内という密室の中にふたりきりだというのに、せんせぇは何をするわけでもなく少し倒したシートに身体をあずけ、夕暮れ間近の空の色を眼鏡のレンズに反射させているだけ。
「せんせぇ」
 呼んでみると、
『何か質問か?』
とでもいうようにわたしの方に顔を向ける。『先生』の顔だ。こんな時まで。
「わたしが卒業するとき、せんせぇも一緒に教師やめてください」
 一瞬、わたしが何を言ったのか理解ができなかったようで。
 理解した後、厳しい声で、
「駄目だ」
と切り捨てられた。そう言うと思った。教師を転職と思いこんでいる、この純粋なアンドロイドが。他の何をして生きてゆけるというのか。
「何故突然そのような事を言うんだ」
 当然の問い。聞いて、後悔しませんか。
「せんせぇが、今も先生だからです」
 まだはっきり言わない。言葉をぼかし、反応を覗う。
「教師が生徒の前で教師たろうとして何がいけない」
 …今、わたしを『生徒』っていいました?
 これだけの時間ふたりきりで。デートも重ねて。
 この期に及んで、まだわたしを他の子達とひとくくりにしますか?
 狭い車内で。わたしの上体はせんせぇの身体の上を通り、下方向へ右腕を伸ばし、せんせぇの座る運転席のリクライニングを一気に倒した。
 せんせぇは驚いた表情でわたしを見上げている。
「教師という肩書きが消えない限り、せんせぇからは一線越えることないんですね」
7168:02/11/03 23:00 ID:/N7qq8Qy
 今、わたし、どんな顔してる?
 それすら判らないままに、黙ったままのせんせぇを見下ろしながらわたしの右手はシートベルトを引き出し、左手に引き渡す。左手でかちゃりと金具を留めると、せんせぇの自由度は更に下がった。
「せんせぇからが無理なら、わたしから越えます」
 せんせぇの上着のボタンを一つ一つゆっくりと外しながら、宣言をする。眼鏡に映ったわたしの目は、微かに笑っていた。
「……やめなさい、私達には立場がある。こんな…」
 いつもより早口で。説得力のない抵抗をするせんせぇ。わたしの視線から逃れるためか、せんせぇの視線は窓の外、茜色から瑠璃色に変化しつつある空へ。それでも顔は赤い。
 せんせぇ、立場がどうこう言うのなら、最初から女子生徒とふたりきりで『社会見学』なんかするものではないと思いますよ。
「大丈夫ですよ、密室ですし。誰にも言わなければ完全犯罪はちゃんと成り立ちます」
 きっちりと締められたネクタイを緩め、見るからに苦しそうな第一ボタンをぷちんと外す。脱皮したばかりのように白くて綺麗な首が、薄紅色にほんのりと上気している。
 水が汲めそうな鎖骨の上にくちづけ、痕を残す。口をつけた瞬間、せんせぇがびくりと小さく動くのを感じた。
「せんせぇなら知ってますよね。……本当の完全犯罪は、犯罪が起こったことさえ誰にも知られない、って」
 せんせぇとわたしの二人が揃って、何食わぬ顔して黙っていれば、周りの誰にも何も気取られることはないから。卒業するまで、秘密を共有するなんてぞくぞくする。
「俺を……脅迫でもしているのか、君は」
 細いねせんせぇって。ちょっとステアリングが邪魔だけれど、運転席にわたしと二人で乗れちゃうんだから。
 せんせぇの膝と膝の間に膝を入れて体重をかけると、せんせぇの脚はあっさりと開き、わたしの膝の居場所を作ってくれた。
「脅迫だなんて。ただわたしは……せんせぇと共通の秘密が欲しいだけです」
 わたしの両膝で挟まれたせんせぇの右の太腿。生の膝で感じるスラックスの生地の質感がとても心地良かった。左の太腿の上に右手を軽く乗せる。薄い生地の上からでもせんせぇの体温が上がっているのがわかる。
7268:02/11/03 23:01 ID:/N7qq8Qy
「嫌ですか?」
 乗せた右手をゆっくりと太腿の付け根方向へと滑らせながら。
 わたしは知ってる。立場がどうこう言ってても、嫌だとはひとことも言っていないこと。それと、せんせぇの一人称が『私』から『俺』に変わって、教師の仮面がやっと剥がれたことも。
「……やめなさい」
 嫌とは言わないんだ?
 せんせぇの、眼鏡の下の目が微かに潤み、辛そうな表情へと変わっている。ちらりと視線を下半身へ送ると、ズボンの一部が膨らんできていることが判る。
「嫌じゃないんですね?」
「な、何を根拠に……うっ…」
 根拠ならここにあります、と口で言う代わりに指先で突付く。こう言う知識も少しは役に立つと思った。
 せんせぇの………いや、この男の、こんなに人間くさい姿を見ることができるのだから。
「………わかりました。やめます」
 ここであっさりと手を止め、至近距離でにこりと微笑んでみる。
「君は一体っ……!」
 思った以上に単純な反応が返ってくる。理解不能でオーバーヒートの頭で、何を言おうとするの?せんせぇ。
「………」
 にこにこと微笑んだまま、せんせぇの目を直視し、次の言葉を待つ。けれど、いくら待っても言葉は出てこなくて。
「……俺は…何を……」
 我に返ったせんせぇは、愕然とした表情でぶつぶつと自問してる。さっき勢いで何を言おうとしたのかは大体想像つくけれど、こんな、蒼白になりそうな勢いで自問することないと思う。
 軽く汗ばみ桜色に染まったせんせぇの顔から、眼鏡を取り上げダッシュボードに置いた。
「返しなさ……」
「本当はわかってますせんせぇが一線越えてくれないのはわたしのためだってこと」
 一気に告げると、せんせぇは眼鏡を取り返そうとする手を止め大人しくなる。
「もしどこかで誰かに伝わってしまったら、わたしの人生めちゃくちゃになるとか思ってくれてるんですよね。……でも」
 眼鏡を取り上げ裸になったせんせぇの熱い瞼にキスをして。
「理屈と感情は別物なんです。わかっていてもどうしようもないんです。せんせぇは違うんですか?」
 生まれてはじめて知った、みたいな顔でせんせぇはわたしを見上げる。本気ですかそれ。わたしよりひとまわりは多く生きてて。
7368:02/11/03 23:02 ID:/N7qq8Qy
「……大丈夫ですよ」
 せんせぇの身体をやんわりと拘束するシートベルトをかちりと解除し、せんせぇのベルトに手をかけ外し、ジッパーをおろしながら、
「ここにはわたしとせんせぇ以外誰もいません」
言って、ジッパーを下ろしきったスラックスの中から、膨張し熱を持ったせんせぇ自身を取り出した。
 観念したのか、せんせぇはようやくわたしを抱き寄せてくれた。
「全く……君という人間は」
 呆れたように言ったせんせぇの手が、わたしの背中を優しくなでる。
「いけませんか」
 今まで強気に出ていた分ほんのちょっとだけ不安になって、聞いてみると。
「……そうだ。だから、自分でしたことの責任は取りなさい」
 見えていないはずなのに、やっぱり視線を逸らして。早口で。自分の下半身に屹立するものを指で示した。
 ………何かのオチみたいです、せんせぇ。
7468:02/11/03 23:03 ID:/N7qq8Qy
「せんせぇ」
 すっかり暗くなった街道を走る車内で、だんまりを決め込むせんせぇに声をかける。けれど、せんせぇは返事をしてくれない。
「せんせぇ…怒ってるんですか?ヴァージンなのにあそこまでし、てせんせぇをその気にさせたこと」
 その次の瞬間、車体ががたがたっ、と振動した。何事かと思ってせんせぇを見ると、急いでシフトレバーを動かしているから多分ギアの切り替えが上手く行ってなかったのかな。
「怒ってなどいない……自分を律することができなかった事を恥じているだけだ」
 なんだ。ほっとした。嫌われたわけじゃなかったんだ。
「せんせぇも、身体は正直だったんですね」
 ほっとしたら、また調子に乗りたくなってくる。車内の小さなごみ箱を一杯にしたティッシュの山に視線が行く。
「……せんせぇ」
「何だ」
 わざと不機嫌を装った口調。わたしにはもうバレバレですよ。
「わたしの中は、良かったですか。あんなにティッシュ消費するくらい」
「どっ……どうでもよろしいっ!」
 そこから、家の前までずっとせんせぇはわたしの呼びかけにも答えず無言だった。怒っているわけではなく照れている、というのは雰囲気で感じ取れた。
 別れる間際、わたしはせんせぇに次の攻撃をしかける。
「レポートの提出期限は三日です、せんせぇ」
 ……こんなかわいいひと、絶対、離してやるもんか。

【Fin.】

主人公に襲われるせんせぇを書きたくなったので……お目汚しスマソ。
75名無しさん@ピンキー:02/11/03 23:20 ID:EhVy3tY6
68神
攻めな小悪魔主人公タン、カワ (・∀・)イイ!!
身体は正直な可愛い先生にも萌え。

てんてぇがいっぱい読めてシアワセでつ。神々に感謝。
7668:02/11/04 00:04 ID:fLAbpuyu
75様
ありがとうございます。こんな性格の主人公で大丈夫かなと思ったんですが。
受け入れてもらえて嬉しい限りです。


このSS、今日の某眼鏡オンリーで配布します…。
即売会がどうとかサイトがどうとか言うと不快に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
一応……どっちかがどっちかのパクリと言われないように、ということで。
77名無しさん@ピンキー:02/11/04 00:13 ID:Kw0f1l5n
うは!?久々に来たら神々降臨だ―!!わーい
57神のは志穂たんが幸せそうでよかた・・
主人公ちゃんと王子も幸せになれそな予感スメルでイイ!!です。
68神の小悪魔主人公たんもカワイイ!!です。いいな・・攻め主人公たん・・

ここってうぷしたらその日には反応が帰ってくるのがいいですよね・・
だからついつい他の神々とはレベルが違うと思っててもSS書き込みに来てしまう
78名無しさん@ピンキー:02/11/04 00:32 ID:bwFEBz7W
68神さま
襲われるせんせぇ激萌えでした。
動揺すると運転にでるんでつね?(゚一゚)ニヤリ
79名無しさん@ピンキー:02/11/06 05:59 ID:Jho5OYBx
保全
80名無しさん@ピンキー:02/11/06 14:25 ID:UtKYjxKB
せっかくのせんせぇのお誕生日なのに
かちゅ〜しゃからじゃないと入れないなんて
とってもかなちいでつ。・゚・(ノД`)・゚・。
81前722:02/11/06 22:14 ID:VkOldr/i
せんせぇお誕生日おめでとう。
なんにも間に合わなかったけど、これだけは言いたかったのだ。

せんせぇの車のシートにブーブークッションでも仕掛けてお祝いしたい。
82名無しさん@ピンキー:02/11/06 23:36 ID:2eXtc5FS
>80
普通のブラウザから見れないんですね。びっくりしました。
前スレ485で一回書き込んでるので二回目ですが、
今日は氷室先生の誕生日祭りということで、駄作を上げさせてもらいます。
このスレの68さんとちょっとネタ被ってるんですが、偶然なので
許して下さい。主人公責めです。(藁
主人公X先生 卒業後の誕生日のお話で当て馬などはありません。

では。
834年目のプレゼント 1/10:02/11/06 23:38 ID:2eXtc5FS
卒業して初めての零一さんの誕生日が近づいてきた。
プレゼントのリクエストを聞いても、特に欲しいものはないと言われてしまう。
大学生と言っても、まだ学生なのだからプレゼントにお金を使うのは
好ましくない、という姿勢は変わってないみたい。
だけどお金の掛からないプレゼントって難しい。
料理を作ってあげるのもいつものことだし、新鮮味がない。
これまで一番喜んでくれたのは、数学の論文だけど文科系の学部に進んだ
わたしには、高校生のレベルを超える論文は書けそうにない。
それにあの頃とは違う、やっと先生と生徒という呪縛から解かれたんだもの、
もっと何か零一さんの喜ぶこと、特別な思い出になるようなことって何かないかと
あれこれ悩んでいると、弟の尽が部屋に入ってきた。
「いよッ!姉ちゃん。浮かない顔をして、何か悩み事か?」
弟は中学生になってから、急に背が伸びて見違えるようになったけど、
生意気なくせに、わたしに対してお節介なぐらい世話好きな態度は全然変わらない。
844年目のプレゼント 2/10:02/11/06 23:39 ID:2eXtc5FS
「うん、零一さんにお金の掛からないプレゼントって何が良いかと思って。」
「うーん。じゃあ、これなんか参考にしたらどうだ?」
尽は自分の部屋から派手な表紙の雑誌を持ってきた。
わたしは一度も読んだことがない雑誌だけど、いわゆるティーンズ雑誌と呼ばれる
ジャンルの本みたいだ。
「まぁ、この特集ページでも読んで研究するんだな。」
『彼とのエッチ、そろそろマンネリ?男の子たちのホ・ン・ネ』
うっ。かなり過激な内容みたいで、ちらっと見ただけで顔が赤くなってきた。
「ちょっと、尽!なんであんたは中学生のくせにどうしてこういうのを読んでるのよ!」
「今どき、これぐらいの内容全然普通だよ。姉ちゃんこそ、
いつまでもそんな様子じゃ、氷室先生に愛想つかされるぞ。」
まったく、このマセガキが!余計なお節介を。
「だいたい、なんで尽がこういう女の子向けの雑誌なんて買ってるの?」
「あのな、姉ちゃん『敵を知り己を知れば百戦危うからず 』だよ。
 オレは女の子の考えてることを分かるためにいろんなジャンルの女性誌を
研究しているのさ。」
あぁ、我が弟ながら末恐ろしい男。どうか、この能力が良い方向に使われますように。
854年目のプレゼント 3/10:02/11/06 23:40 ID:2eXtc5FS
いよいよ今日は零一さんの誕生日。
「お誕生日、おめでとうございます。」
とりあえず、彼の好きな手の込んだもの作ってを食卓に並べた。
甘いものが好きじゃない彼のためにケーキはとても小さいものだ。
「ありがとう。」
額と頬っぺたに軽いキスを受けた。
それだけでも去年までの誕生日とは違うなとシミジミ思った。
長い間見つめることしか許されなかった存在に今はこんな形で
触れ合うことができる奇跡に今更ながら感動した。
明日は平日だけど特別な日なので、このまま泊まることになっている。
わたしがシャワーを浴びて出てくると、いつものように零一さんはパジャマ姿で
お気に入りの一人用のソファーに座って本を読んでいた。
「お誕生日だから、特別なプレゼントを用意しました。」
「ん?何だ、何もいらないといったはずだが。」
「モノじゃないんです。そのまま、しばらく目をつぶってて下さい。」
さすがに恥ずかしいので、電気を消してスタンドの灯りだけにした。
864年目のプレゼント 4/10:02/11/06 23:41 ID:2eXtc5FS
わたしはソファーの前に立ち、肘掛に手を掛けると少し屈んで暗闇の中でキスをした。
普段、わたしからキスをすることはあまりないことだ。
舌が入ってきてそれに応えたけど、頭に回された手に力を入れられてしまうと、
わたしの思い通りには動けなくなるので、慌てて唇を離すと一瞬とても残念そうな表情が見えた。
ちょっとかわいそうな気がしたけど、すかさず、首と胸に唇を動かした。
「くすぐったいな。」
パジャマの上から軽いキスをしながらどんどん頭を下のほうに動かしていった。
「動いちゃ、だめですよ。」
足元の床に跪くと、そっと手を伸ばして、パジャマのズボンの上から形を確かめてみた。
最初は、少し柔らかかったけど、手で刺激するとあっという間に硬くなってきた。
「や、やめるんだ。」
強く手を振り払われたので、わたしは思わず横座りに倒れた。
「すまない、大丈夫か。」
立ち上がって手を伸ばして助けてくれたけど、なんだか、怒ってるみたいだ。
「しかし、なぜ、君はこんな破廉恥な真似を・・・。」
「だめ・・・ですか。喜んでもらえると思ったのに・・・。」
「一体、どこで覚えてきたんだ。」
874年目のプレゼント 5/10:02/11/06 23:42 ID:2eXtc5FS
恥ずかしさが込み上げてきた。
やっぱりこんな真面目な人には喜んでもらえなかったんだ。
「本で読んだんです。ごめんなさい、もうしません。」
下品な女、と呆れられたと思うと、すごいショックで泣きそうになった。
「いや、少し言い過ぎた。いつもと行動が違うので、ちょっと驚いただけだ。」
しばらく、沈黙が続いた。
「そ、その・・・君の気持ちは嬉しい。」
「じゃあ、良いんですか?」
「コホン。君がどうしても、というならば、やぶさかではない。」
うーん、これは、して欲しいってことですか。素直じゃないんだから。
ただ、さっきは、焦り過ぎたかも知れない。わたしが恥ずかしいのと同様か、
多分それ以上に零一さんは恥ずかしがり屋なのを忘れていた。
さっきのようにソファーに座った零一さんと向き合うと、今度はわたしの顔に
両手を伸ばしてきた。
わたしの頬がすっぽり包まれてしまうくらい大きいけれど繊細な手にうっとりしてしまう。
興奮させてしまったせいか、いつもよりは冷たさを感じない。
手の甲を頬に当てて、まっすぐで綺麗な指を眺めながら昔のことを思い出していた。
高校に入学した日に怒られたこともあって、最初は零一さんのことがちょっと怖かった。
顔をまじまじと見ることは出来なくて、いつも手ばかり見ていたような気がする。
ピアノを弾いたり、指揮棒を振ったり、チョークを握ったり、テスト用紙を渡してくれりした手だ。
884年目のプレゼント 6/10:02/11/06 23:43 ID:2eXtc5FS
残念だけどもう、今はそういう学校での零一さんの姿を見ることはできない。
もし、昔のわたしみたいに彼の手を見つめている女子生徒がいたらどうしよう。
架空の相手に対する嫉妬がさっきの続きを始めるきっかけになった。
しばらくはさっきのように服の上から、触っていたけれど思い切って、
ズボンと下着を一緒に下げて彼のモノを露出させた。
暗闇に慣れてきた目でまじまじと見るとやっぱりグロテスクで一瞬ひるんでしまった。
「あっ・・・君は、何を。」
零一さんは慌ててズボンを戻そうとしたけど、その前に私の手が
彼のモノをしっかりと捕らえていた。
やはり、反射神経と運動神経はわたしの方が上だ。
軽く掴んで上下に動かしてみると、ますます大きさと硬さを増していくのが分かった。
しばらくすると脈動を手の平で感じるようになった。もう、抵抗するのはあきらめてくれたようだ。
全身も電流が走ったように時々、ピクッと緊張している。
いつもは自分の快感を受け止めるので精一杯で、零一さんがこんなに乱れているのを冷静に
観察する余裕はなかったけど目を軽く閉じて体を仰け反らせている姿はとても愛しかった。
894年目のプレゼント 7/10:02/11/06 23:44 ID:2eXtc5FS
「君は・・・わたしをどうしたいんだ?」
荒い息の中で発せられたこの言葉と目を伏せて声を出すのを必死で
我慢している様子がわたしの中に眠っていた加虐心を湧き上がらせたみたいだ。
「まだまだです。今日のメインイベントいきますよ。」
実は手だけにしておこうかなとも思っていたんだけど、どうしても壊れるところが
見たくて、思い切って舌を先端に這わせることにした。
「・・・うっ」
恐る恐る上目遣いに目を合わせると、顔が赤くなって目が潤んでいる。
「や、やめなさい。」
まだ必死に理性を保とうとしているけど、もう少しで陥落しそうな予感がした。
「やめて欲しいなんて、嘘ですよね。」
今度は唇で先端に触れて、ゆっくりと口に含んだ。
そして、自分でも呆れるほど執拗に攻め続けた。
「もう・・・限界だ。早く来なさい。」
すっかり焦れてきて、わたしを膝の上に乗せて挿入したくて堪らないのが伝わって
きたけど、今晩はその希望は却下することにしよう。
「このまま口に出して下さい。」
わざと冷たくそう言うと、歯が当たらないように注意しながら、今までよりずっと激しく
唇を上下に動かすと同時に舌の刺激も続けた。
904年目のプレゼント 8/10:02/11/06 23:45 ID:2eXtc5FS
限界まで張り詰めたものを更に追い詰めていくスリルにいつの間にか
わたしの体もゾクゾクと震えていた。
「だ、だめだ。」
悲鳴に近い声と同時に一瞬、零一さんの体がしなるように波打った。
生まれて初めて味わった、口の中いっぱいに広がる苦くて生暖かいものを
飲み込むことはさすがに出来なくて、洗面所に駆け込んでしまった。
居間に戻ってくると、零一さんはもうソファーにいなかった。
ベッドをみるとちゃんとパジャマを着て、壁を向いて寝ているようだ。
いつもは寝るときも姿勢が良いというか、必ず仰向けで寝る人なのに。
「零一さん・・・?」
返事がない。もう眠ってしまったのかな。
でも、なんだか起きているという気がしたので隣に入って話しかけてみた。
「怒ってるんですか? わたしのこと軽蔑して嫌いになっちゃいましたか?」
「・・・・・・。」
答える代わりに零一さんはくるっと向きを変えると、同時に私の体の向きも
反対にさせて後ろから抱きしめる体勢になった。
914年目のプレゼント 9/10:02/11/06 23:46 ID:2eXtc5FS
「君の誕生日プレゼントには毎回、驚かされるばかりだ。」
首筋に当たる暖かい息がちょっと、くすぐったい。
「気に入ってもらえましたか?」
あれだけの反応を見た後で聞くまでもないけど、一応感想が欲しかった。
「私には刺激が強すぎた。頭が真っ白になって何も考えられなくなった。」
やったー。大成功だ。
どうも、この不自然な体勢が嫌だったので、わたしが零一さんの方を向こうと
したけれど、肩をしっかり押さえられて動けなかった。
「どうして?」
「しばらく、君の顔をまともに見れそうにない・・・。」
なんて、可愛いんだろう。
「じゃあ、今日はこのまま寝ましょう。」
924年目のプレゼント 10/10:02/11/06 23:47 ID:2eXtc5FS
「いや、刺激が強すぎたので、今晩は眠れそうにない。
誕生日プレゼントにしてもちょっと過分だったから今日中にお返しをさせてもらおう。」
さっきイッたばかりなのに、また硬くなっているモノを腰に押し付けられた。
いつのまにか下着に進入していた手は敏感な場所に届いていた。
「すっかり、濡れているから、前戯は省いてもいいな。」
顔は見えないけど不敵な笑いを浮かべているのが、分かった。
それから朝まで、何度絶頂を迎えたのかは、・・・覚えていない。
〜そして、次の朝〜
30歳になって最初の朝はこれまでの生涯、学校・職場を通じて無遅刻、無欠勤だった
零一さんが、生まれて初めて朝寝坊で大幅な遅刻をしてしまうという、
不名誉な記録で忘れられない日になってしまったのだった。
93前722:02/11/07 00:06 ID:AkEhCwZ+
あああ、82神さまがついにキタ!!
お誕生日を祝うにふさわしいお話読ませていただきました。
そして尽君の将来を案じつつ萌えました。
小悪魔主人公がまた……

手元にえろえろな妄想をお持ちの神・神候補の皆様、
皆様も思いの丈をここに貼りつけてみませんか?
今はかちゅーしゃなど持っていないと読み辛い状況になっていますが、
是非是非。
94名無しさん@ピンキー:02/11/07 00:25 ID:QGYEciWZ
うわあ、てんてーの初めての遅刻に萌え〜
ハァハァ(*´д`)
>>38
闇に葬っちゃうんですか?
勿体無いです。SS、スッゲ(・∀・)イイ!!のに…
他の方も萌えてらっしゃる方がたくさんいるみたいですし!
もし、保管庫に保管しても(・∀・)イイ!!とお思いになったら、ご連絡くださいー。

Σ(゚д゚lll)ヤベ、コソーリネットシテタノガバレル! ニゲロー ε===┗( ;゚д゚)┓スタコラサッサー
96名無しさん@ピンキー:02/11/08 16:28 ID:NegRrf7Z
ギコナビ入れてやっと見ることができた・・
何が起こったのか全然わからずここ数日間さまよってましたよ。トホ。

来られなくなった神々も多いのでは・・(´・ω・`)さみちい・・
97名無しさん@ピンキー:02/11/08 23:08 ID:WOnbBSVr
携帯からと2ちゃん専用ブラウザからしか閲覧不可能なのか……。寂しい脳。
漏れは今はかちゅだが昼間は携帯からヒソーリ見ております。
98名無しさん@ピンキー:02/11/10 16:45 ID:kV+V+b6L
神様がお戻りになるまで落ちないように保守。
99名無しさん@ピンキー:02/11/12 02:09 ID:lgvQtSwY
ずっと読んでたら主人公タンがAV女優に思えてきますた。
100名無しさん@ピンキー:02/11/12 03:58 ID:4q904Mn7
バイト×主の神様、御光臨お待ちしておりまつっ。
101名無しさん@ピンキー:02/11/12 18:56 ID:JCKP4MEz
センセー可愛いですね。神様方が戻ってこられる事を祈っています(−O−)†
102名無しさん@ピンキー:02/11/12 23:01 ID:qx9MYYh4
やっと復活しますたな。
お祝いに何か書きたいが今妙にテンション低くてだめぽ。
103名無しさん@ピンキー:02/11/13 00:58 ID:Y8lCPr0P
バカ子神のいちごミルクシリーズ続編が見たい・・・
嗚呼、バカ子様・・・
104名無しさん@ピンキー:02/11/13 01:13 ID:5jnG8DUT
いちごミルクシリーズ(*´Д`)ハァハァ
漏れも激しく続編キボンヌ…!!
105名無しさん@ピンキー:02/11/13 06:40 ID:RJReP16T
>>103-104

それは本人のサイトで言ってください。
106名無しさん@ピンキー:02/11/13 20:04 ID:ab5ozs8G
避難所にリンクがあるバカ(;´Д`)ハァハァサイトには、
ここに掲載されたものの続きがあったハズ。
さらにその続きをご所望なら、
>105の言う通り、ご本人さんのサイトで言った方が(・∀・)イイデスゼ
107103:02/11/14 01:17 ID:Q6mYnHs1
>>105 >>106
すみません&ありがとうございまつ。
探してみます。
108名無しさん@ピンキー:02/11/15 02:37 ID:jnBQvKhL
ヤター。スレッド直った〜。
(ずっとここにこれなくて不安でした)
109名無しさん@ピンキー:02/11/15 03:26 ID:jA98M22e
保守
110名無しさん@ピンキー:02/11/16 15:20 ID:QeXIc+52
うわぁぁん〜 ギャルゲ版のGS本スレに晒されたー
荒れたりはしなかったけどいろんな事がやる気ナッシングです・・・
新作小説でも書こうかと思っていたのに・・・・(´・ω・`)ショボーン

サイト話でゴメンなさい・・うぅ
111名無しさん@ピンキー:02/11/18 03:15 ID:o+REjq0l
ほぜ〜んしておきます。

神降臨キボン…してみるけど
皆冬祭りの準備で忙しいのだろうなあ…
112インデックス職人:02/11/21 01:12 ID:IU723T5B
お久しぶりでございます。
多忙してたらまたしてもスレの最期を
看取れませんでした(;´Д⊂)

保全代わりにインデックス貼って逝きます。
今日も神々に感謝。

先生
>20>21>22>23>24>25>26>27>28>29>30(>>20-30)
>33>34>35>36(>>33-36)
>42>43>44>45>46(>>42-46)
>69>70>71>72>73>74(>>69-74)
>83>84>85>86>87>88>89>90>91>92(>>83-92)
王子
>59>60>61>62>63>64(>>59-64)

先生祭りヨカータですね。次はスズカー祭りを期待。
113名無しさん@ピンキー:02/11/21 07:00 ID:cLBXmiY2
>>112
いつもお疲れ様です。
114名無しさん@ピンキー:02/11/24 07:19 ID:wz55Ktqg
     ☆ チン     マチクタビレタ〜
                        マチクタビレタ〜
       ☆ チン  〃  ∧_∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        ヽ ___\(\・∀・) < 神降臨まだ〜?
            \_/⊂ ⊂_ )   \_______
          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /|
       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
       |  愛媛みかん |/
115名無しさん@ピンキー:02/11/25 10:13 ID:gP/txORc
祝鯖復活!
神々の御降臨お待ちしてます
116名無しさん@ピンキー:02/11/27 19:32 ID:Au6bhFlf
ホシュしておきます。
117名無しさん@ピンキー:02/11/29 13:02 ID:xcdxz95f
あぁ、読めない書き込めないで神様はどこかへ行ってしまわれたのか
118名無しさん@ピンキー:02/11/29 17:32 ID:osX6doG0
冬祭りの準備っていうのもあるよ、きっと(w
信じて待つのみ…。
119名無しさん@ピンキー:02/11/29 20:19 ID:6MxNl65I
書き込みがないのは冬祭りと鯖落ちのせいだけではないと思われ。
120真昼。:02/11/30 14:15 ID:l9gh6cpr
シリーズ 即興で書いてみる
・・・部活×主人公。

「ねえ、どうして・・・」
「ん・・・」
 高い位置にある窓から降り注ぐ日差しを見上げたまま、私はふと、呟きをもらした。
「・・・どうして、こんなこと・・・するの?」
「・・・・・・今更だろ」
「そうだけど・・・」
 耳元に響く和馬の声は、ひどく悲しげで。
 なぜか強く、胸が痛んだ。
「・・・好き・・・」
 言葉に、嘘なんかないのに。
 どうして。
 どうして、それだけじゃ足りないのかな。
「好き、かず・・・ん」
 何度目か分からないけど、また、唇をふさがれて。
 それでも私はじっと見上げる。
 高い位置にある窓と、視界の端にうつるバスケットゴール。
「ん・・・うぅ」
 少し手を動かせば、和馬脱ぎ捨てたユニフォームと、和馬に脱がされた制服に指先が届く。
 肌をじかに重ねて、ワックスで磨き上げられた冷たい床に背をつけて。
 熱いのか寒いのかも分からなくて。
 ただ、真昼の日差しを見上げて。 ただ、口づけが心地よくて。 ただ、・・・が、きもちよくて。
「あ・・・う」

 期末考査の放課後。
 二人だけの体育館。
 あたしたちは、ココロをもてあまして・・・カラダを重ね続けた。

 オソマツ。
121名無しさん@ピンキー:02/11/30 21:00 ID:C7Yq4gdQ
お〜久々の神様キタ-------.。゚+.(・∀・)゚+.゚。--------!!
シーズン的にバカ物は旬ですな・・・
122名無しさん@ピンキー:02/12/01 16:15 ID:OiHHVYF3
>>120の神様キタ-------
思春期の切ない感じが出てて良かったですーー。
123名無しさん@ピンキー:02/12/03 05:57 ID:Wkz8lk8m
前の20日振りの更新から既に一ヶ月とちょい経過か・・・(´ー`)y─┛~~
124名無しさん@ピンキー:02/12/03 11:28 ID:wT78s+fo
こんなの見つけました。
登録数まだまだだけど、増えるといいね。

ttp://www.webring.ne.jp/cgi-bin/webring?ring=gsuraring;list
125名無しさん@ピンキー:02/12/04 11:57 ID:sTkHu+Wa
シリーズ 即興で書いてみる
・・・葉月×主人公

 教会の前で再会した。
 それはまるで、運命のように。

「それは違うよ、葉月くん」
 あいつが笑う。 楽しげに、綺麗な声で。
「運命なんてこと、ある訳ないじゃない。私がはば学受験したのは単に家が近いからだし、 あの日教会の前に行ったのも迷ったからだし、それに・・・」
「もう、いい」
 俺は不機嫌に答えて、つい、とあいつから顔を背けた。それでも、あいつはまだ笑ってて。そして不意に・・・押し黙った。
「・・・?」
 俺が少しくらい不機嫌になったところで怯むような相手じゃないのは良く分かっているから、 俺は彼女が急に黙ったことを不信に思えた。
 見れば、あいつは隣にいる俺とは無関係に、遠くに視線を投げかけて、いて・・・。
 ああそうか、と思う。  俺はその視線が、俺が彼女に向けるそれと同じ意味を持つのだと、その一瞬で気づいてしまった。
 瞬間、胸に奇妙な感覚が沸いた。  理由のない熱が湧き上がる。
「おい・・・」
 呼びかける。  あいつが振り向く。  昔、教会のステンドグラスの輝きの中で見た、あの面影を残して・・・。
 ・・・何をしようと言うんだろう、俺は。
「え・・・葉月くん?」
 手が伸びる。 あいつの肩に触れる。そのまま・・・手近な壁に、押し付ける。
「ちょ、何・・・」
 きっと見てる。  彼女の視線の先にいた男が、俺と彼女の重なりを、見てる。
「やめ・・・どこ触って・・・!」
 自分の唇で彼女のそれをふさぐ。 彼女の声は綺麗だ。けど、今は聞きたくない。
 俺を拒絶する声なら、それはいらない。
 その目で、俺を見て。  その声で、俺を呼んで。  その唇で、運命と歌って。
 そうでないなら、俺は・・・。

オソマツ。
126あぼーん:あぼーん
あぼーん
127名無しさん@ピンキー:02/12/04 12:00 ID:sTkHu+Wa
すいません、どこが葉月×主人公やねんと、送ってから気づきました。
葉月萌えの方には申し訳ない・・・
なんせ即興なもんスから、ええもう。


何を言っても言い訳だね、ママン。
逝ってくるよ・・・。
128名無しさん@ピンキー:02/12/04 12:03 ID:sTkHu+Wa
しかも自分で上げてたんだ・・・。
宣伝を呼びこんで初めて気づいたよう。
駄目すぎだから漏れ。

鬱だシノウ・・・。
129あぼーん:あぼーん
あぼーん
130名無しさん@ピンキー:02/12/04 12:42 ID:HXYK9tBB
下げときまつね
131名無しさん@ピンキー:02/12/04 12:44 ID:BWJRgRMm
>>125
どんまい
132名無しさん@ピンキー:02/12/04 14:48 ID:4yEwU04W
>>124
素敵キチクサイトみつけますた。感謝。
133月明かり 1/2:02/12/04 18:22 ID:6HLGXf1p
スズカー祭りをやってみたくてへたれながら自分で思いつきを書き込んで見ます。
バカたん×主人公

外は夕暮れ、西の空に月が浮かぶころ、
部活が終わった後の体育倉庫でキスをする
これが最近の私たちの日課
月明かりの中でそっと唇を重ねる
つんとした汗の匂いが、彼の存在感を認識させてくれる
和馬は私の方が先に瞳を閉じてないと絶対キスしてくれない
たまには私のほうからキスしたいのにな

そのままあちこちボロボロになって黴の匂いのするマットに寝転んで、お互いじゃれ合う
和馬があちこち触ってくるから、私もお返しに彼のいろんな所を触る
彼の体で触ってない所はないし、私の体で彼に触られてない所はないだろう
初めて彼の部屋でした日はお互い緊張しちゃってただ痛かっただけで、もう二度としないかも
って思っちゃったけど
何度も体を重ねる内に、「キモチイイ」って事がわかってきた
何も特別なことにこだわらなくてもいい、自然体でいけば良いんだって
私は彼が好きだからその気持ちを込めて触れば、彼も同じ気持ちを返してくれるって
そうわかった
134月明かり 2/2:02/12/04 18:24 ID:6HLGXf1p
彼が部活着の、汗臭いシャツをたくし上げて胸を愛撫し始めたら、「したい」の合図
ブラを外す事ができない不器用な彼の代わりに私が外す
一回「どうやってこんなめんどくせーモンつけんだよ」って聞かれたことあるけど、
たぶん知ったら思い切り笑うと思うから言わない

そんな事を考えているうちに、彼の手が私の下半身へと伸びてゆく
スェットパンツを脱がして、下着に触れる
汗でべたついている下着の上を、筋に沿って指を這わせる。
あぁ何度やってもこの瞬間だけは顔から火が出るほど恥ずかしい。
身を硬くして、最初の頃よりずいぶん上手くなった彼の愛撫を受け入れる。

粘ついた下着をひっぺがえされて、彼が私の上に覆い被さってくる。
少しずつ、彼が入ってゆくのが分かる。
いつもは平気で女の子にもキツイこと言っちゃうような奴だけど、ホントは優しい奴なんだなって思う
彼にも気持ちよくなって貰えるよう、少し腰を浮かせて左右に動かす。
なっちから教えてもらったことだ。皆こういうのどこで覚えてくるんだろ。

月はすっかり空の上に上がって倉庫の小さな窓から暗い空間を照らしているが、
ここまでは届かない
彼が消えて無くならないように私は彼の輪郭、体の線全てをなぞり続ける。

闇の中、輪郭さえも溶けて
私は心だけのものになる
あなたは、私だけのものになる
        〜おわり〜
135名無しさん@ピンキー:02/12/04 18:30 ID:3iMfi92s
なんかへたれさを誤魔化すために無理やり綺麗に締めようとしてるのがみえみえでつな
許してけれ
136名無しさん@ピンキー:02/12/05 22:00 ID:5v/PG0bR
ぼけーっとしてる間に、いつの間にかバカの誕生日だったんだ。
カズマおめでとさん。

137名無しさん@ピンキー:02/12/05 23:45 ID:pwY0Zpu8
ゲームやってて一度もモリリンにあってない。
でも知ってる気分になってたのはここのおかげ。
138名無しさん@ピンキー:02/12/06 05:38 ID:bjUXajqR
>>137
でもモリリン物ってほとんど無くない?(‘・ω・`)ショボーンだよ。
139名無しさん@ピンキー:02/12/06 06:57 ID:iwzBn0kf
ドラマCD聴いてたらモリリン書きたくなった。
アレ聴いてモリリンに激しく萌えた。
140名無しさん@ピンキー:02/12/06 13:28 ID:Npxrnult
○○の質問系で、
「先生に見られながらマスターとするのと、先生とマスターがしてるのを見るの。どっちがツライ?」
という項目が。
なんとなく、どっちが楽しいか妄想してみますた。

とりあえず【先生に見られながらマスターと】

そっと、それに顔を近づける。手を添えて、舌を伸ばす。
手でしごきながら丹念に舌を這わせていると、じきにそれは硬さを持ちはじめた。
裏筋も、くびれも、透明な液を滲ませている先端も──みんな、先生に教えられたとおりに舐めた。私は、先生しか知らないから──教えたとおりにして、他の人も勃たせることができたんだから、「良い生徒だ」って誉めてくれるかな?
最初は「おいおい、本気かい?」なんて笑っていたマスターさんも、少し余裕が無くなってきたみたいだ。
でも、まだ足りない。もっと……もっと、感じてもらわないと。
奥まで咥え込もうとすると、身体を動かしたのか、喉につかえて苦しくなって、私は思わずむせこんでしまった。
「あっ、ゴメン」
「いいえ、……おっきいですね。先生のもこうするのは苦しいんですけど、マスターさんのも……」
「そう……かい?」
反射的なむせこみが落ち着いてから、私は目の前のモノにキスをした。頑張ってもらわないといけないのだから、労いの意味を込めて。
そして、もう一度それを口に含もうとした時に、頭上から声が降ってきた。
「……待ちなさい。どちらが大きいかなど、記憶だけで比較するものではない」
「せんせぇ……?」
「おい、零一」
顔を上げると、後ろで椅子に座って見ていた筈の先生が、すぐ側に立っている。
「比較対象をしっかり見比べてから判断しなさい」
比較、とか見比べる、って……。
まだ少し混乱した頭のまま、二人の顔を交互に見ていると、マスターさんがやれやれという風に手を上げた。
「わかったよ。俺に異存の余地はない……んだろ? ただ、このまま放り出されるのは辛いものがあるんだけどな」
「無論だ」
えっと……。

結局、私は二人に奉仕させられることになった。比較? ……あんまり、よく覚えてない。
途中から、どっちがどっちか、よく判らなくなってしまったから……。
141140:02/12/06 13:32 ID:Npxrnult
改行規制にかかるかと思ったらかからなかった・・・
見やすくするための改行ナシなので読みにくくてごめんなさい。
142名無しさん@ピンキー:02/12/06 13:45 ID:AJXnlYSc
>>140の神!!!良いです〜!
某てんてーサイト様の「裏質問」ですよね!
結局乱入してくるてんてーに萌え…ハァハァ。
143名無しさん@ピンキー:02/12/06 16:24 ID:wiV21HOu
140の神さま!!
激しく続きをキボン(;´Д`)ハァハァ さ、3…(以下自主規制)
144名無しさん@ピンキー:02/12/06 20:17 ID:KiGTrvur
>>140神様
おかげさまでいい週末を迎えられそうでつ
ぜひぜひ、その経緯と続きをキボンヌ
145140:02/12/07 01:09 ID:dT6KVoe5
もうレスついてる・・・
感想どうもありがとうございます。
書き逃げのつもりだったので嬉しいでつ。

つづき・・・漏れには書く自信というか技量がないので無理です・゚・(ノД`)・゚・
ごめんなさい。経緯も全然考えてなかったよ・・・。
146名無しさん@ピンキー:02/12/07 18:31 ID:qkZNa4b2
>140神様
の続き考えたんですけどお目汚しよろしいでしょうか
いや、もうできてます
おかしい主人公ちゃんはイヤ、などお気に召さない方はスルーでおながいすます
147名無しさん@ピンキー:02/12/07 18:32 ID:qkZNa4b2
「何をしている、早くしなさい」

いつもの叱責に反射的に先生のベルトに手をかけてぼんやりした頭で精一杯に急いで下着からおっきくなりかけたモノを取り出し、手で弄る。
マスターさんのほうも舌先で小さく円を描いてそっと舐め続けた。
「性的興奮を覚えた状態の男性心理についてはこれまでに何例も観察しただろう、もっと集中力をもって臨むんだ。それから自身の身体変化についても逐次口頭でレポートするように。」
先生のが手の中でだんだんおっきくなっていく、ちゃんと比較するにはこっちもカチカチになるまでしなくちゃいけないよね。
「ぁい…」
口でしながらだからうまく喋れないし、マスターさんの前で言うことにも抵抗を感じる。第一、先生の前でしかやらないようようなことをいつもはお客さんがいるはずのお店の中でしてるなんて恥ずかしくて頭がガンガンしそうになる。
けどどれか一つでも怠ったらきっと先生は私に失望してしまう。
「あの、少し…ぬ、濡れて熱くなってきひゃいまぃた…。」
うっかり歯を当ててしまいそうになりながら舌でマスターさんのモノに接する。さっきから少し腰が揺れてきている…多分、これ以上ないってくらい硬くなってるし、もうそろそろイキそうなのかな…

…だったら飲んだほうが…
「分泌物が排出されているという事は君には受け入れる用意があるはずだ。」
思考を遮って先生が厳しい口調で言った。

あっ、そうか。私ったらどうして気付かなかったんだろう。
ずっと先生としかしないと思ってたけど、私努力します。

のろのろと上体を起こしてマスターさんの胸に背中をもたれさせて、自分でスカートの中に手を伸ばし下着を腿までずらして膝に座るような格好でアソコをマスターさんのモノにゆっくりと擦り付けた。
「なっ…」
慌ててマスターさんが私を止めようとしたけど、それよりも早くマスターさんのモノを私の中に滑り込ませた。
148名無しさん@ピンキー:02/12/07 18:34 ID:qkZNa4b2
もっといっぱい濡らして自分で広げてから挿れたほうがよかったかもしれない。
マスターさんの、せんせぇのよりおっきい…違う…太いの…かな…でもわりとすんなり入っちゃった。
「な、何てことさせるんだ零一…俺は…せいぜい手で出してもらうのかと…」
「そ、じゃありません。マスターさん…私が、したかったんです、から。」
こんなんじゃダメだ、何にも考えられないくらいもっと気持ちよくなってもらわないといけない。
先生のモノを深く咥えながら腰を動かす。
本当に気をつけないと歯が当たっちゃう、もっと胸が大きかったら挟んであげられるんだけど無理っぽいと思う。

ねちゃねちゃわざと音をたてて身体を動かす。
「いっぱい、濡れてきまひぁ…奥の方がキュってなるかんじれ、おくちぁぬるぬるなのの気持ちいいれふ」
正確に伝わっていなかったらどうしよう、でもきちんとレポート提出しなくちゃ
「マスターさん、まだ、イッちゃ、やぁれすよ、ちゃんと、レポート…」
言い終わるが早いか、先生は私の身体を捕らえて深く咥えこんだ二つのモノを外させた。

「続けなさい」
さっきとほぼ逆の体勢になって先生のが入ってくる。
「マスターさん、のほうがちょっと太い、れす…でもせんせぇの…あっついの…凄く…」
咥えながらふごふご言っているうちにマスターさんのモノがびくっっと動いた。
「あっ…ッ…出る…ダメ、だ…」
ほどなくして腔内に自分の唾液じゃない液体が広がってきた。
「もう、止めて、ここに出したほうが…」
マスターさんがさっき外したエプロンを差し出しながら言ってくれたが止めてしまってはいけない。
先生のより少し匂いがキツいそれを一生懸命飲み込む、先生はやっぱりカンペキです。お友達の身体のことまでちゃんと知ってて、私に味覚でも違いを確認させようとしてくれた、それに応えなくちゃ。

149名無しさん@ピンキー:02/12/07 18:35 ID:qkZNa4b2
時間をかけてでてくるマスターさんの精液を嚥下しながら、下半身だけを大きく動かすコツが少し見えてきたので脚を閉じたまま自分で動かした。
マスターさんのが入ったあとだから少しゆるくなっちゃってるかもしれない、比較するにはこうしたほうがよさそう。
「せんせぇの、の、やっぱりあっついの、じわーってなり、ます…あと、奥まではいってき、ます」
「それは君の主観である可能性が高い、君の膣内のほうが私には熱く感じる。しかし、この状況下にこれだけの冷静な観察は評価に値するだろう。」
そういうと先生は私の腰を両手で掴んで強く突き始めた。
よ、かった、合格なんだ。
いっぱい、突いてくだ、さい、ね、イッちゃうかも白目剥いてこのあいだみたいにホワイトアウトしちゃうかももうだめいくんだ違う来る来る予感あるのイクのふわーってますたーさn困って見tるそういえbkこ
150名無しさん@ピンキー:02/12/08 00:12 ID:9D3nbpHT
他のスレで見かけたんだけど、これで読んでみたい。
一部ノーマル以外も含まれてるけど(ニガ



葉月珪…教会で絵本を読む前に主人公と
守村桜弥…酔っ払ったお父さんに
三原色…マミーと
姫条まどか…お母さんを死姦
鈴鹿和馬…更衣室で先輩に
日比谷渉…妹にいたずらして
氷室零一…酒場のマスターと
天之橋一鶴…花椿に手解きされる
花椿悟郎…映画館で
蒼樹千晴…ジュニアハイでやりまくり
ギャリソン伊藤…お嬢様に悪戯して
151名無しさん@ピンキー:02/12/08 16:52 ID:NNZKdT8Y
>姫条まどか…お母さんを死姦
((((゜д゜;;))))ガクガクブルブル
152名無しさん@ピンキー:02/12/08 19:33 ID:jW4loseB
>150
普通に全部アブノーマルでわw
153名無しさん@ピンキー:02/12/08 22:57 ID:dDolBoOH
かちゅで見られなくなってしまった。何故だろう?
154名無しさん@ピンキー:02/12/08 23:07 ID:dDolBoOH
そろそろクリスマスでつね。
155名無しさん@ピンキー:02/12/08 23:22 ID:skpwcj8q
>153
一度削除やあぼーんが入ったからだと思われ。
そういう場合、スレごと削除して赤い↓でそのスレを
読み直せばOK。
156153:02/12/09 00:06 ID:rc0mbojY
かちゅからの書き込みは出来るのね。
>>155
どうもありがd。やってみます。
157バカ子:02/12/10 00:49 ID:MBp+XjUW
お久しぶりです。
バカのお誕生日過ぎちゃったんですが、
お誕生日小説うpしてもいいでしょうか?
エロじゃなくて、またあのシリーズなんですが。
出戻りですいません・・・。
久々に覗いたら、嬉しいお言葉が・・・。
ありがとうございます!
158バカお誕生日1:02/12/10 01:04 ID:MBp+XjUW
12月4日。
吐く息も白く。
冬の寒い空気が頬を痛く撫でる。

「お誕生日おめでとう!」
パンパンパンとクラッカーとともに狭い一室に声が響く。
隙間風がどこからともなく入ってきそうなそんな部屋の主、姫条まどかと、
今にも落ちそうな瞼を必死に開けている葉月珪。
そして本日の主役、鈴鹿和馬。
3人の内2人は部屋の中央にある小さな炬燵で縮こまっている。
「・・・寒い。」
葉月が眉間に皺を寄せて炬燵の台にあごをのせて言う。
「あー、それは、あれか?今俺がやったことが寒いっちゅー話か?それとも部屋がか?」
「どっちかって言うと後者」
『どっちかっていうと』に少しむかっとしながらも。
「しゃーないやろ。暖房器具はこれしかないんやし」
「ストーブでも買えよ」
鈴鹿が横から口出しする。
「何ィ!?今日はお前の誕生日だからってこうやって部屋まで貸して祝ってやろうと思ってんのに、
文句言うなや!」
159バカお誕生日2:02/12/10 01:05 ID:MBp+XjUW
そう。
今日は鈴鹿和馬18歳の誕生日。
ライバル3人同士。
誕生日という一大イベントであっても抜け駆けは許さんという、
姫条の幼い考えで、彼女と4人で鍋でもつつこうということになったのだった。
が、しかし。
「あ〜、なんで彼女来ないんや・・・」
ガクリと項垂れる姫条の炬燵の中の足を鈴鹿が軽く蹴る。
「仕方ねぇだろ。あいつの弟、熱出しちまったっつーんだから・・・」
「男3人で鍋なんて・・・。寒すぎる・・・」
自分の家で鍋をすると決まって(というか半ば強引に自分でそう決めたのだが)
ここは料理の腕の見せどころだと、張り切って材料を買い込んだのだが。
「いいから食おうぜ。腹減った」
大体、自分の誕生日に好きな子が一緒に祝ってくれないというのに、
何でこいつはこんなに冷静でいられるのだろうか。
「・・・あやしい」
「あ?」
「おまえ、何か隠しとるやろ!」
「はぁ!?」
勘のいい姫条はキョロキョロと周りを見渡し、鈴鹿のバックを見つけると
何やらスポーツ用品店の箱らしき物が見えた。
「・・・何やこれ?」
「あっ!てめぇ、勝手に見てんじゃねぇ!」
箱を奪い合うように揉みくちゃになっている間、
横からひょいと葉月がその箱を奪い取る。
「だーっ!葉月!」
「・・・バッシュ・・・」
箱の中には真新しいバスケットシューズ。
可愛らしいピンクのバースデーカードが添えられていた。
贈り主はもちろんあの子。
160バカお誕生日3:02/12/10 01:07 ID:MBp+XjUW
「・・・帰りがけに貰ったんだよ。今日来れねぇからって」
照れているのか耳まで赤くして言う。
なんとなく想像はつく。
『今日は行けなくてごめんね?』
と、何度も謝りながらプレゼントを渡す彼女の姿。
「ああ、もう、いいだろ!返せ!」
手を伸ばして葉月から箱を大事そうに取り返す。
「・・・まぁ。結局んとこ、鈴鹿が主役っちゅーわけね・・・」
「誕生日だしな・・・」
羨ましそうにその箱を見つめる二人に、鈴鹿はさっと箱をバッグに戻す。
「・・・彼女が来れんのは残念やけど、折角買った鍋の材料も勿体ないし、
始めますか」
よっと、腰を上げて、材料やら鍋やらを取りに立ち上がる。
「あ、姫条。あれ・・・、さっき買ったやつ」
「ああ、忘れとった」
姫条はソファの上に放り出してあった紙袋を持ってくると、鈴鹿の目の前に置く。
「?なんだこれ?」
「「誕生日プレゼント」」
二人が声を揃えて言う。
161バカお誕生日4:02/12/10 01:07 ID:MBp+XjUW
「な、なんだよ、おまえら・・・。」
わざわざいいのによー、と照れくさそうに笑いながら紙袋を開ける。
「・・・こ、これ・・・」
一瞬青くなったかと思うとすぐにまっ赤になった鈴鹿。
「ええやろー。なっかなかここまでのもんはないで?」
「大事にしろよな・・・」
「だ、大事にできるかー!!」

投げつけた紙袋から覗く本の表紙には金髪の外国人女性の悩ましげな姿。

鈴鹿和馬が今年貰った誕生日プレゼントは、彼女からのバスケットシューズと
悪友二人に貰ったアダルト雑誌。
母から貰った三足千円の靴下だった。


おしまい。
162名無しさん@ピンキー:02/12/10 01:12 ID:MBp+XjUW
お目汚しすいません。
上の書き込みが嬉しく、バカのお誕生日ということもあって
出戻りしました。す、すいません・・・!
そしてエロくなくてごめんなさい。
今度こそ名無しでエロ書きにきます。
ありがとうございました。
163名無しさん@ピンキー:02/12/10 05:48 ID:nA8l7hvx
>>158-162
や、よかったよ。ほのぼのした。
これからも頑張ってね。
164名無しさん@ピンキー:02/12/10 10:40 ID:C7NZCodd
男3人お寒いお誕生日会(・∀・)イイ!!
バイト・バカコンビはお馴染みだけど、そこに葉月が加わって
るのってすごく新鮮でした。
新作楽しみにしてます!是非バカエロを…!(;´Д`)ハァハァ
165名無しさん@ピンキー:02/12/10 11:03 ID:iNDB2/3X
男3人だけってのが面白かった。
さり気に友情物?
166103:02/12/10 22:45 ID:zclNjPan
バ、バカ子さまだー!再降臨感謝!
このシリーズ大好きでつ〜。
新作も楽しみに待ってます!(・∀・)
167名無しさん@ピンキー:02/12/10 23:11 ID:td5zd71C
バカ子様大好きです!
そー、べつにエロなしでもこういう学園ラブコメを読みたいんです!
普通に萌えられる三人、すごくいい!
あー、今日のぞいてみてよかった。幸せ・・・。
168あぼーん:あぼーん
あぼーん
169名無しさん@ピンキー:02/12/10 23:48 ID:3ADvQXWo
>>167

↑こういうのが貼りつけられるから、できればあんまりageないで……
170名無しさん@ピンキー:02/12/11 06:42 ID:CLqoqgQ2
鏝半マンセー状態もちょっとな……。
171名無しさん@ピンキー:02/12/11 14:56 ID:bfClilCo
>170
チョトダケ同意…
他にも言いたいことはあるけど、荒れるほうがもっと嫌なので黙る…
172名無しさん@ピンキー:02/12/11 19:56 ID:OWTFK90z
でも言う。
作家が書き、読んだでイイ!と思った人がイイ!と書く。
その流れは別にいい。自然だ。

でもね、「エロなしだけど、こういうのもやっぱりイイ!ですね!」ならともかく、
“pink鯖”の“エロパロ板”の“エロ萌え”スレに来て
>そー、べつにエロなしでもこういう学園ラブコメを読みたいんです!
という発言はいかがなものか。
173名無しさん@ピンキー:02/12/11 20:16 ID:IrVW4aFV
鬼かもしれないけど前スレの時も同様の流れだったような……・。
こうなるのは見えていたから>>105-106のレスがあったのでは?
174初恋 1:02/12/12 17:06 ID:o8CTPiZD
王子様とお姫様のステンドグラスから様々な色の光が零れてくる。
そこに今日も小さな男の子と女の子が一緒に来ていた。
かくれんぼ、ままごと、鬼ごっこ…、さんざん遊んで疲れた頃に並んで祭壇の前に座る。
「ねえ、けいちゃん」
「なに?」
「赤ちゃんってどうやったら生まれるの?」
突然の問いかけに、男の子はびっくりしたように目を丸くする。
おそらくままごと遊びの延長のつもりで聞いたのだろうが、さて何と言えばいいのか。
「本で見たことある」
「ほんと?教えて!」
男の子は本当に何でもよく知っているのだ。外国の言葉も、昔の絵本も。
「大きくなったら男の人と女の人が一緒に寝るんだって。そうしたらとても気持ちよくなって
そこに赤ちゃんが生まれるんだって」
「ふうん」
なんとなくわかる気はする。大人の人はいつも一緒に寝ているから。
でもそれが許せない感じがして、女の子の頬がぷっと膨らんだ。
「大人にならなきゃ駄目なの?つまんない…」
男の子は緑色の綺麗な目でじっとその様子を見ていた。
「だったら俺と一緒に寝てみる?」
「けいちゃんと?」
「うん」
赤ちゃんが出来るのは2人が結婚するということだ。まるでプロポーズの言葉のようだった。
「俺、大きくなってもずっと大好きだよ。だから寝よ?」
「うん。いいよ」
2人はまず最初に互いの小指を絡ませて約束の儀式を始めた。
175初恋 2:02/12/12 17:33 ID:o8CTPiZD
女の子は床の上にごろんと横になろうとした。
「違うよ。服を着たままじゃ駄目なんだ。裸にならなくちゃ」
「えっ…そんなの恥ずかしいよう」
「大丈夫。俺も裸になるし」
心配させないよう、唇を耳に寄せて小さく言った。
「それに誰もいないよ。俺も誰にも言わない…2人だけの秘密だから」
「うん…」
男の子は女の子をそっと抱きしめると、背中にあるワンピースのチャックを下に降ろした。
綺麗な光りの中に白い肌が現れる。残った下着と靴下は女の子が自分で取った。
その間に男の子もサマーセーターと半ズボンを脱ぎ捨てる。
性別が異なる人間の体をこんなに真剣に見つめたのは初めてだった。
「なんか…へんな気持ちがする。このまま寝ればいいの?」
「その前にキスしなくちゃ」
まるで本当の大人のようだと思い、女の子は素直に頷いた。
小さな唇同士がふれあうのを女の子は期待していたが…男の子の舌が強引に割って口内に入る。
「んっ…」
まるでキャンディをなめるような感じで舌は自由に絡み合った。
「くるしっ」
「大丈夫?」
男の子が心配そうに覗き込む。女の子の赤茶色の髪の毛がふるふると振るえた。
「今のキスなの?」
「うん。大人の人はみんなそうしているみたい。いやだった?」
「いやじゃないけど、息が出来なくなっちゃう」
「じゃ、こんどは休みながらしよ…」
唇を重ね、舌を絡める…今度は長く続けられるよう間隔を短くして何度も繰り返した。
176初恋 3:02/12/12 18:17 ID:gbbTDjcc
男の子の唇が次第に女の子の口から離れて、頬から首筋へと移動してゆく。
同時に小さな指先が抱きしめる背中を上下に行き来始めた。
「いや…あ…っ」
声は幼くても、溢れる吐息は快感をふくんだ甘いものだ。
「くすぐったい…よお…」
でもそれは手でくすぐられる時の感覚とは違う。体の中から奮えがくる感じだ。
「いいんだ。それが気持ちいいってことなんだ」
まるで押し倒されるような形で、2人の体は床に横たわった。
上にのしかかる男の子の舌が自分の棟のあたりを舐めまわしてるのを知った。
「けいちゃん、おっぱい飲んでるみたい…」
「おっぱいは出ないけど、ちょっと吸ってもいい?」
「うん…」
もうどうなってもいいと思った。恥ずかしさは彼方へと消えてしまい、
ただ一緒にこうしているのがうれしかった。
「あ…はっ」
「やっぱり出なかったね」
「大人の人になったら出るかな…おっぱいも大きくなるよね」
「うん。きっとそうなるよ」
177初恋 4:02/12/12 18:42 ID:UcgpPimU
胸からお腹のあたりまで辿り着いた時に、男の子は身を起こした。
「けいちゃ…」
サラサラした髪をなでてまた小さく言う。
「足…開いて。そこもキスするから」
「駄目っ。そこは汚いところだもん」
「汚くなんかないよ。汚い所なんてどこもないよ。全部全部こんなにきれいだよ」
女の子の顔が真っ赤に染まり、目には涙が浮かんでくる。
「好きだよ。全部大好きだよ…」
優しい声に小さく頷いた。そして言われるままにゆっくりと足を左右に開く。
男の子はそのまま顔を埋めて何度かついばむようにキスをした。
「いやあ…」
小さな体が引きつるようにビクビクと動く。それを止めるようにしっかりと抱きしめた。
「なめるよ…いい?」
「けいちゃ…あっ…」
心臓がばくばくと音をたてる。頭の中が真っ白になって、そのままわからなくなってしまった。
178初恋 5:02/12/12 18:55 ID:UcgpPimU
裸のまま、2人は床に座って笑いあった。
「大丈夫?」
「平気だよ。ちょっと体が痛いけど」
「よかった」
「あのね…」
青い瞳が下から男の子をじっと見つめていた。
「私ね、気持ちいいってことがわかったような気がするの」
「うん」
「大好きだからきっと気持ちよくなるんだよね。だから…またしてくれる?」
「いいよ。でもその前に…俺にも同じことをしてくれる?」
それからすぐ女の子の舌は、まるでソフトクリームを舐めるかのように
男の子の中心部分を彷徨っていった。


おしまい
179103:02/12/13 01:12 ID:LvzvpguG
>>170-171

つい興奮してしまいますた。

(´・ω・`)ゴメンネ・・・
180名無しさん@ピンキー:02/12/13 16:05 ID:5BdRHY5n
久々に来てみたらなにやら不穏な空気が・・
「鏝半」が読めなんだ。辞書で読みを調べてやっと何のことだかわかった。
181名無しさん@ピンキー:02/12/13 19:44 ID:MqlZKpIw
>>174の神の書かれた、子供時代の王子に萌えた漏れは大丈夫でしょうか…。
182懺悔 1:02/12/13 22:42 ID:Fe7VJsRg
もうすぐクリスマスと言う事でどうせ当日とかにはうpれないので
思いつきでざっと書いてみますた。本番無しでつ。
ほぼ主人公タンの独白なので分かりづらくてすみません。


外の雪に月明かりが反射してステンドグラスを照らし幻想的な色が広がる。
その光を眺めるシルエットが教会内に長く伸びる。
「まどか……。」
小さく囁いた声のその影が動く。互いにみつめあい微笑みあう。
「待ったで。」
「ごめんね。なかなか抜けられなくて。」
「女の子同士で、よう話が弾んどったもんな。さ、はようこっちにきぃや。」
手を差し伸べられて、その手を急いで掴もうと小走りになる。
手が届いて指が絡みそのまま引き寄せられてきつく抱きしめられる。
その束縛感に安心して身を預ける。
「今日だけは誕生日の前日っちゅう事で、神様もちょっとは許してくれるよな?」
ぽつりとまどかが言葉を漏らす。私は絡めあったままの指先に力が篭る。
イエスともノーとも返事が出来ない。まどかもそれを分かっている。
ゆっくりと離れて軽く口付けをする。
軽い口付けが少しづつ深いものになり自然と舌を絡めあう。
着ていたコートもドレスの肩紐も中途半端にずらされる。
まどかの手が胸を包み込む。軽く篭ったその力の加減がとても心地良い。
掌が、指先が、乳房に触れる度に体中に軽く電流が走る。
重ねていた唇が肌を這い乳房に到着すると口に含み唾液の音を立てながら舌で転がす。
段々と足に力が入らなくなってくる。それをまどかも気付いている。
183懺悔 2:02/12/13 22:43 ID:Fe7VJsRg
ゆっくりとその場に押し倒されて長いスカートを捲し立てられて下着をはずされる。
神様に肌を見られないようにこの行為を見られないようにまどかはスカートの中へ入っていき
クリトリスを執拗に舐めつづける。ビクビクっと何度も体中に快感が走る。
まどかの唾液の音と愛液の音が混ざり合い広い教会の中にスカートの擦れる音と共に響き渡る。
愛液が溢れる先をずっと舌を這わせる。ドレスを汚さないように、雫が零れないように、
丹念に舐め取る。それでも決して愛液の溢れてくる場所へは侵入してこない。
「はぁ……ん……まどかぁ……。」
段々と我慢が出来なくなってきて嬌声が零れた。その声を聞いて頂点が近い事を察したまどかは
それまで以上に舌を動かす速度や力を増してくる。
そして頭からつま先まで一気に強い快楽が駆け巡ったのを察知してゆっくりとスカートの中から出てきた。
「次は自分の番やで。俺の事もいかせてな。」
まどかは傍のベンチに座り込む。私は力の入らない気だるい体を起こしその前にひざまづき、
既に張り詰めているモノをファスナーを降ろし開放させる。
怒張しているソレをそっと手で握り先端に軽く口をつけてからくわえ込む。
神様に背を向けて夢中になって貪る。大きすぎて咥えると顎が痛くなってくる。
でも私の動きに逐一反応したりするソレやまどかの口から零れる吐息でそんな事も忘れられる。
本当は私の中にコレを入れたい。彼とひとつになりたい。
私の全てを知って欲しいし、まどかの全ても私は知りたい。
でも神様と契約をしたから今はまだそれは出来ない。
いつかその時がきたら、まどかとひとつになってもいいですか?
それまでは、ずっと我慢しますから、今日のこのことは許してください。


以上
184名無しさん@ピンキー:02/12/13 23:57 ID:Alpeu7vF
>174タン
チビ王子&主人公タンキタ━━(゚∀゚)━━!!な感じでつ
新鮮だなあ…
年齢の割に物知りな王子萌え(w

>182
まどか相手だと本番無くてもエロいでつね(・∀・)
我慢が終わる時を見てみたいでつな(´ー`)
185名無しさん@ピンキー:02/12/16 14:58 ID:kc0QDpfr
保守。
186名無しさん@ピンキー:02/12/18 08:32 ID:lCxP9fte
hosyu
187名無しさん@ピンキー:02/12/20 16:32 ID:lCmIUKWd
ホッシュ
188名無しさん@ピンキー:02/12/20 21:04 ID:Jbat6acb
某鬼畜てんてーサイト様の新作読んで激しく萌え。
あまりにもすごかったんでカキコしちまいました。スマソ。
189名無しさん@ピンキー:02/12/22 08:59 ID:6HbCOrJq
>188
それって裏ウェブリングに登録してるサイト様?
190名無しさん@ピンキー:02/12/22 11:48 ID:pOjWUqoh
>188
うん
191名無しさん@ピンキー:02/12/23 23:48 ID:nzG+8449
ワカメキボン

激しくワカメが読みたい。どなたか神がいらっしゃいましたら是非に。
192メリークリスマスイブ:02/12/24 01:19 ID:7UtAUVgi
目下神の多くは有明で行われる集会に向けて忙しいのではないかと。
私もここにアプしようと思っていたのを、コピーにしてしまったりして
まあもう少し待てばきっといいことが。
あ、クリスマスイブだからいいものが雪崩を起こすかも!?

私も待ってます>神様方
193名無しさん@ピンキー:02/12/24 19:28 ID:yR+3tBrX
ヘタレエロが書きたいけど 気分が激しく鬱なので
出直してきまつ
194名無しさん@ピンキー:02/12/25 17:43 ID:RQ8OHPrm
サンタさんが神様のSS持ってきてくれますよーに…
195名無しさん@ピンキー:02/12/25 18:32 ID:Kt6OfZQJ
>193
別に藻前の気分なんてどうでもいいので下らん事カキコまないでくだつぁい
196名無しさん@ピンキー :02/12/25 21:31 ID:vKH88uEd
>195
神様かもしれないのに失礼な言いぐさだな。
これで貴重なSSがひとつうpされなかったら喪前のせいだ。
197名無しさん@ピンキー:02/12/25 21:51 ID:0Gg5bV9y
>195
>下らん事カキコまないでくだつぁい
藻前の方が下らんわ、(・∀・)カエレ!!
198名無しさん@ピンキー:02/12/27 04:00 ID:R9ysZGpH
>193タソ
気分がノッたときにでも書いてくだしょい。


195の(タソなんて付けねぇよ、ヴォケ)発言は何かのやつあたりか?
マジレスカコワルイ承知で書くけど、ここは神様の厚意で成り立ってるスレなので
降臨妨害はやめてほしい。
199名無しさん@ピンキー:02/12/27 06:12 ID:ja6rcF8+
195の言い方は悪いと思うけど、自分も馴れ合いは嫌だなぁ。
つか、193には「それがどうした」というコメントしか浮かばなかった。
200名無しさん@ピンキー:02/12/27 07:02 ID:GTwUStno
そう?198タンの言う通り、神がいなくちゃこのスレも成り立たないからなー。
馴れ合いとか言うよりも、何カリカリしてるのやらって感じだったYO〜(´ー`)y─┛〜〜〜
201名無しさん@ピンキー:02/12/29 16:25 ID:vcppiOG2
ホッシュホッシュ
202新党:02/12/31 00:00 ID:KaziizcX
保守
203名無しさん@ピンキー:03/01/01 00:57 ID:CPNIwRVi
明けましておめでとうございまつ
新年を迎えるにあたり、素敵な創作を書いてくださった全ての神様に感謝します
今年もどうか神様がご降臨くださいまつように(−人−
204名無しさん@ピンキー:03/01/02 01:41 ID:WG2MI/cX
姫始めネタなど一発書いてくださらんかのぉ。
205sage:03/01/03 09:08 ID:YQrwYEFf
おめでとうございまつ。
新春ネタで軽いバカなんて書いちゃってもおけーでしょか?
206名無しさん@ピンキー:03/01/03 09:09 ID:YQrwYEFf
アゲてしまった…スマンです。
207名無しさん@ピンキー:03/01/03 11:01 ID:stfD1Hik
>>206
おげでつ。むしろお待ちしており松。
208かきぞめ1:03/01/03 11:18 ID:YQrwYEFf
(新年早々『かきぞめ』っつーも何だかなぁ…)
少し上がった息を整える間に、そんな事を考えた。
左手にあったティッシュを丸めて屑籠へ。
投げようとして、やはりトイレで流すべきだと思いなおし。
下げていたパジャマのズボンを引き上げて、布団から起き上がる。
元旦の朝だ。

「明けましておめでとう、和馬。」
「おめでとう。」
階下へ降り、おふくろとオヤジに新年の挨拶をした後。
綺麗に飾られた御節と雑煮で腹を膨らませる。
その後、電話の前でしばし悩んだ。
(どうする?あいつに電話してみるか?)
去年はあいつからあった、初詣での誘い。
しかし、どうにも照れくさいというかなんというか。
(だってよ…)
先ほどおかずにさせてもらったばかりの相手に。
一体どんな顔をして会うというんだか。
しかし…
会いたいと思う気持ちは多分にあったので。
結局俺は。
受話器を取り、もうとっくに覚えてしまっている番号を回す事にした。
209かきぞめ2:03/01/03 11:19 ID:YQrwYEFf
何回かのコールの間中、心臓はバクバクだ。
聞こえてきた声に、更にそれは激しくなる。
「もしもし…」
「あ、お、俺、鈴鹿だけど。」
「ああ、鈴鹿くん!あけましておめでとう。」
「お、おめでと…。あ、あのさ…」

つっかえつつも、どうにか初詣での約束を取り付けて。
迎えに行くと言って電話を切った。
握り締めていた手の汗を拭う。
(はぁ…なんか、いつも以上に緊張したぜ。)
おそらくは罪悪感のせいだろう。
布団の中で、彼女をどんな風に扱ったかといえば。
それはもう、自分の想像力が怖くなるというものだ。
「あ、ヤベ…急がねぇと…」
またも妄想に浸りそうになった頭を振って、気持ちを切り替える。
そのままジャケットを羽織り、俺は家を飛び出した。
210かきぞめ3:03/01/03 11:23 ID:YQrwYEFf
「おめでとう、鈴鹿くん。」
扉を開けた瞬間、目を見開いた。
晴れ着だった。髪型もいつもとは全然違って、綺麗に結い上げられてる。
(…おい、これ…ちっと、ヤベぇんじゃねぇか?)
下駄を履く為に屈みこむ、彼女の白い項が目に染みる。
少し掛かってる後れ毛にゾクリとなった。今朝の妄想がまたしてもぶり返す。
「お、おい…早く行こうぜ?」
「あ、ごめんね、着物なんて初めてだから…っあ!」
俺が急かせたせいか、慌てて立ちあがろうとした彼女がよろける。
咄嗟に手を出すと、しっかりと俺に掴まってきて…
(や、柔らけぇ…っ…)
ちょうど胸んとこに抱きしめるみたいな感じになって。否が応でも気分が盛り上がる。
(ま、待てっ、落ち着け、俺っ!)
暴走しそうな気分をどうにか押さえる。下手すりゃこのまま一気に押し倒しちまいそうだ。
すーはーすーはー。こういう時の為の深呼吸を繰り返す。

「だ、大丈夫か?」
「ごめんね、うん…大丈夫。」
しかし、上目遣いに俺を見上げて、ちろっと舌を出して謝ってるその顔はめちゃくちゃ可愛くて。
せっかくの深呼吸も水の泡になりそうで。
「お待たせ。さ、行こ、鈴鹿くん。」
「お…おう…」
しかし結局のところ。どんだけ、やらしい妄想を走らせようが。
俺と彼女は付き合うどころか、好きの一言も言ってないんだからナニがどうなるわけでもない。
その後二人で初詣でに行って。しっかり手なんかも繋いで。
更に俺のそういう気分は増幅されていくばかりではあったが。
結局その後彼女を家まで送ってから。俺は自宅にダッシュして、即座に自分の部屋に駆け込んだ。
(ああくそっ…。正月早々連発でかきぞめって、めちゃくちゃ格好悪ぃんじゃねぇか?)
と思いながらも。右手はせっせと動いている。
さっき見た晴れ着の帯を引き、くるくると回して、とか。
乱れた着物の裾から入れた手で、その中心の濡れた場所に指を、とか。
好き勝手にあいつを貪りながら。
211名無しさん@ピンキー:03/01/03 13:50 ID:xLLuBbIg
バカたんかきぞめキタ━━━━━━┌(_Д_┌ )┐━━━━━━ !!!!!
(;゚Д゚)ハァッハァッ (;゚Д゚)ハァッハァッ (;゚Д゚)ハァッハァッ (;゚Д゚)ハァッハァッ
神よ!新年一発目ありがとうございます〜〜〜〜〜!!
212名無しさん@ピンキー:03/01/03 14:44 ID:rEZpZrlc
も、文字通りカキぞめキタ━━(゚∀゚)━━!!激しくワロタ!!
バカマンセー!!!!神マンセー!!!!!!!!!
213名無しさん@ピンキー:03/01/03 14:59 ID:vvcEDeSm
「かきぞめ」っすか!!(w(・∀・)イイ!!
激しく(;´Д`)ハァハァ
神様有難うございまつ!!(;´Д`)ハァハァ
214名無しさん@ピンキー:03/01/06 21:46 ID:qvUk1zBq
  ,,,,.,.,,,,
 ミ・д・ミ <ほっしゅほっしゅ!
  """"
215名無しさん@ピンキー:03/01/07 02:22 ID:MVUUTLNI
千晴くんは帰国子女ですが、実はすすんでたりしないのでしょうか?
と、思いこみをかたってみたり。
216あぼーん:あぼーん
あぼーん
217あぼーん:あぼーん
あぼーん
218名無しさん@ピンキー:03/01/10 18:16 ID:wDYlQ49c
  ∧ ∧
 ξ・д・ξ < 保守だじょ ゴリュア!
  (,_,,)
219名無しさん@ピンキー:03/01/11 03:01 ID:5vHCgvyJ
hosyu
220名無しさん@ピンキー:03/01/11 05:00 ID:0zpiP5vu
数日前ここをハケーンして、1から4までイッキ読みしてしまいまちた・・・
禿しく萌えますた。素晴らしい〜!
ところで最近は神々の降臨がないようなのでつね。。
>イッキ読みしたせいでそうオモテルだけ・・・!?
漏れもがんがってうpしてみようかなぁ・・・
みなサマ上手なので気後れするんでつけど。。
221コソーリ尽タンハァハァ:03/01/11 19:02 ID:ZzXFPk1k
保守がてら駄文なぞを貼り付けていいでしょうか…
神の降臨をお待ちしつつ…


(…大体ねーちゃんは鈍感すぎるんだ。)
尽はソファにもたれて眠る姉を見て溜息をついた。
お風呂上りでまだ乾ききっていない髪が上気した頬に張り付いている。
Tシャツからのびるほっそりした手。短パンから覗く太もも。
少し開いた唇から洩れる吐息全てが、尽の欲望を刺激する。
安心しきったその姿に、愛しさとまた同じ位の切なさを感じて
尽は寝転んだ姉の前に跪いた。
「俺…春になったら高校生なんだぜ…もう、子供扱いすんなよな…」
囁いた声は、愛しい人に届くはずも無く、静けさに溶けて消えた。
尽は姉の頬に張りついた髪を払おうと手を延ばした。
同時に姉が身じろぎし、項が露になるとそこには鮮明な赤い刻印。
尽の身体を煮えたぎる想いが荒れ狂う。
わかっていた。この跡をつけた奴の事など。
これ見よがしに、こんなにわかりやすい場所につけて自分の物だと主張するあいつ。
尽はギリと唇を噛むと、眠る姉の項に口づけた。
222コソーリ尽タンハァハァ:03/01/11 19:03 ID:ZzXFPk1k
小さい頃から姉を見ていた。
お人よしで、鈍感で、おっちょこちょいで。そして優しい姉。
高校性になっても男気のない姉に、自分がいいと思った男達を紹介した。
姉にいい男とつきあって、いい女になって欲しかった。
それでも本当に奪われると心がざわついて。
しかし、小学生の自分にはなす術もなく見ているだけだった。
いてもたってもいられない衝動がなんなのか気づいた時には、姉に彼氏が出来た後だった。
(俺がねーちゃんを一番幸せにしてやれるのに…!)
気づいても過ぎた時は戻らず、姉はあいつともうすぐ永遠を誓ってしまう。
眠っている姉。無防備な肢体。誘うような唇。尽の欲望が張り詰めようとしていた。
付けられた刻印の上をなぞって、耳たぶを軽く甘がみする。
223コソーリ尽タンハァハァ:03/01/11 19:38 ID:ZzXFPk1k
「…ふっ…」
姉の身体がピクンと震えて、吐息が尽の頬にかかる。
一瞬尽の身体が強張るが、起きた様子のない姉にほっと緊張を緩める。
これ以上進んだら、仲の良い兄弟のふりは出来ないだろう。
もう、二度と姉は自分に笑いかけてくれなくなるかも知れない。
頭ではわかっているつもりなのに、身体が姉を求めて行為を続けてしまう。
制止する声はやがて、脳髄の際奥へ消えていった。
薄く開かれた唇にそっと口づけて、舌で姉の口腔を探る。
甘く痺れるような感覚に尽は我を忘れて、激しく姉を貪る。
「んっ……やっ…」
苦しそうに頭を振る姉にはっとするが、止めることができない。
閉じられていた瞳が細く開かれたかと思うと、背中に腕をまわされた。
ぼんやりした顔の姉が尽の顔を覗き込む。
「……くん…もっと…」
甘かな姉の声が響いた。
224名無しさん@ピンキー:03/01/11 21:46 ID:S3+Lchp/
>>223
尽タンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
2時間書き込みがないということは、〈続く〉ってことでよいでしか?
続きを楽しみに待ってまつ!

彼氏の名を呼ぶ主人公タンに対して、尽タンがどういう感情を持つのか・・・・。
うーん、楽しみ。
225名無しさん@ピンキー:03/01/11 22:24 ID:W6UYCHMu
>>221
リアルで書き込み見守ってきたけど続くのね。
すっげー萌えました。続きが楽しみです。

>>220
気軽にうpって下さい。楽しみに待ってます。
226コソーリ尽タンハァハァ:03/01/12 02:32 ID:lAU3wUB5
す、すいません。二重投稿禁止に引っかかってもたもたしてたら
家族が帰って来てしまったのでつ(;´Д⊂)
しかもかなり長くなってしまうことに気づき愕然…連載かよモルァ!
きりのよさげなとこまでアプしまつ。
>224タン>225タン感想有難う(*・∀・*)


耳に聞こえてきたのは、憎いあいつの名前。
尽から姉を奪い去ろうとしているあの男の名前だった。
姉はまだ目覚めてはおらず、夢見ごこちで尽とあの男を混同している。
(あいつだと思って俺を誘ってる…!)
尽は身を焼きつくすような感覚に、思わず顔を歪めた。
「…あいつの変わりでもいいさ。ねーちゃんに触れられるなら…」
尽の中で何かが弾けて、姉への滾るような思いだけが尽を突き動かす。
思うさま姉の口腔を嬲ると、Tシャツを捲り上げ柔らかなふくらみを揉みしだく。
先端の蕾を指で転がし、指で押しつぶしながら、片方の手は太ももを弄った。
「あぁっ…!」
背中にまわされた手に指に力が入る。喘ぎ、腰を揺らす姉。
あまりにも淫蕩で、艶やかな姿に尽の下半身に熱が篭った。
唇で胸の蕾を舐め、転がす。短パンを押し下げて、叢に隠された秘裂を探った。
襞を焦らすようになぞると、ビクンと姉の背中がしなり、腰が誘うように揺らめく。
227コソーリ尽タンハァハァ:03/01/12 02:35 ID:lAU3wUB5
「はっ…あぁぁっ…」
強い快感に刺激され、姉がゆっくりと現実を認識し始める。
朦朧とした顔から夢見るような表情が消えて、驚愕に目が見開かれる様子を
尽はやるせない思いで見つめていた。。
「や…!尽…!!何…何してるの!!」
覆い被さる男があの男ではないことに心底驚いている。
尽は苦々しく笑いながら、からかうように姉に言い放つ。
「ねーちゃんが、誘うから。据え膳食わぬは武士のなんとかっていうだろ?」
姉は尽の軽々しい様に、顔を真っ赤にして怒っている。
「そんなわけないでしょ!!ほら〜!どきなさいよ!」
逃れようとする姉を尽はソファに押し付けた。
あんな姉を見てしまったら、このまま逃すことなど出来ようも無い。
「無理。だって俺、もーとまんないよ」
「尽!お姉ちゃんいい加減怒るよ!」
姉の振り上げた手を掴んで押さえつけながら、尽は絞りだすように囁いた。
「あいつと間違えてねーちゃんから誘ってきたんだ。だから…」
228220:03/01/12 03:12 ID:JHLYoYs7
えと、がんがってみたものの、出来上がったのはエロ無しの駄文・・・
しかもやたらと長〜い(´Д⊂
バカ×主人公ちゃんの体育祭オリジナルイベントなんでつが・・・
うpしてもよいでせうか??

尽タン・・・(;´Д`)ハァハァ
いったいどうなってしまうのでせう・・・
229コソーリ尽タンハァハァ:03/01/12 03:15 ID:lAU3wUB5
姉の口から吐かれる言葉を塞ぐように深く深く口づける。
口づけながら、乳房を激しく揉み上げた。
尽が止まらないことを悟った姉は、恐怖で震える瞳で尽を見つめつづける。
姉の視線に耐えられない。
唇を離して、乳房の蕾を舐めねぶりながら秘裂を執拗に責め続けた。
「やぁ…!嫌っ!!やめて、尽!!」
姉は自由になった唇で制止しようとあらん限りの言葉を言うが、
尽の耳には届かない。
姉の喘ぎ泣く声と、熱の篭もった尽の吐息が部屋の中に静かに響き渡る。
「…止まんないよ…ねーちゃんだって、こんなに濡らして感じてる…」
熱い囁きと秘所を弄られる指の動きに姉は思わず嬌声をあげた。
「やぁぁ!…あああぁっ!!」
濡れた姉の声音に、尽の昂ぶりが脈打ち頭をもたげた。
尽の下で喉を震わせて、真っ直ぐに見つめている姉。
「ね…尽…もう、やめて…」
お人よしだが芯の強い姉の瞳が涙で濡れていて。掠れた声の呟きに尽の心が揺らぐ。
230コソーリ尽タンハァハァ:03/01/12 03:20 ID:lAU3wUB5
泣きたくなるくらい、姉の事を愛している。
あいつのことで泣く姉を散々慰めていたのに、今は自分が泣かせてしまうのか。
泣かせたくないと思う気持ちと泣いても姉を手に入れたい気持ち。
相反する想いで尽の心は千切れそうだった。
「ねーちゃん…俺、ねーちゃんが…」
「…尽…?」
ぽたぽたと姉の頬に雫が落ちる。
「…好きだ。好きなんだ。…好きだ…」
「尽…」
姉が驚いたように尽を見つめて、濡れる頬に手を添えた。
「…ばか尽。お姉ちゃんだって、尽のこと大好きだよ。」
流れる尽の涙を拭いながら姉は、宥めるように背中をぽんぽんと叩く。
こんな状況でも。自分に優しく接してくれる姉が愛しくてたまらない。
「尽。だから、ね?落ち着いて。」
その”好き”が自分の”好き”とはかけ離れたものであっても
自分を思ってくれる姉の気持ちがこんなにも嬉しい。
「うん…ごめんな、ねーちゃん」
しかし、一度昂ぶった身体は気持ちの落ち着きとは裏腹に
身のうちを焦がしそうな熱さを保ったままだった。
231コソーリ尽タンハァハァ:03/01/12 03:22 ID:lAU3wUB5
「でも…一回だけ…一回だけ、ねーちゃんのこと俺にくれよ。」
許しを乞う祈り子のように姉にすがりつく。
「ばっばか尽!そんな…」
また何を言い出すのかと、興奮する姉に軽く口づけて。
「今だけ…そしたら、明日からいい弟になるから…」
いつになく真剣な眼差しの尽に、姉も尽の思いを理解したようだった。
「でもね、尽…」
諭すような口調を遮って尽はかき口説く。
「今だけ抱かせて。一回だけでいいんだ…
 そしたら笑顔であいつとねーちゃんのこと見送ってやれる…」
ここまで言われて姉は観念した。頑固な所は兄弟そっくりだったことを思い出して溜息をついた。
長い長い沈黙の後。
姉はゆっくりと何か吹っ切るように頭を振る。
「……わかった。でも今日だけ…明日には忘れるんだよ。」
躊躇いながら、尽と視線をあわせず一息に言った途端、強く抱きしめられた。
姉の目の前には、悪戯っ子のような尽の笑顔。
尽にしてみれば今聞いた言葉が信じられず、どんな顔をしたらいいのかわからない。
それでもこみ上げた嬉しさに、思わず破顔していた。
「ねーちゃん…俺、めちゃめちゃ優しくしてやるから…」
姉に口づけながら、笑うように尽が言う。
「ばっか、生言うんじゃないの!」
恥じらいながら強気のセリフをいう姉が可愛くて、尽は優しく掻き抱く。
232コソーリ尽タンハァハァ:03/01/12 03:24 ID:lAU3wUB5
「ここじゃ落ちつかないし、俺の部屋行くよ。」
尽はふわりと姉を抱き上げ、啄ばむような口づけを繰り返す。
いきなり重力を失った身体をもて余しながら、姉は尽の肩に手をまわした。
「…いつの間にか大きくなったよね。」
「見直した?もしかして、惚れたとか?」
調子づく尽に姉は頭突きを食らわせて。
「ってえ〜…」
「全部お姉さまのおかげでしょ。」
「わかったよ。今まで育ててくれた分たっぷりお返しするからさ。」
怯んだ姉の首筋を甘く噛む。ピクンと震える身体に嬉しさが拭えない。
(今度は俺に、俺だけを感じてくれてる)
体中に幸せな気持ちが膨らんで、とめどなく溢れ出る。

そして、今夜一晩限りの甘い夢の始まり。
233コソーリ尽タンハァハァ:03/01/12 03:27 ID:lAU3wUB5
以上で終わりでつ。
一晩のエチーも書こうと思ってたんですが
あまりにも長くなるのでやめますた。
読んで下さった皆様ありがとうございますた。

>>220タンウプ激しくきぼ〜ん!(;´Д`)ハァハァ
234220:03/01/12 04:04 ID:JHLYoYs7
>>233タソ
ス、スマソ〜〜!途中で割り込み、失礼いたちまちた・・・ヽ(`Д´;)ノ
で、では・・・緊張しながらも、うpってみまつ。。

バカ×主人公ちゃんでつ。
初めてなので、どうかお優スイご意見お待ちしておりまつでつ・・
235メヌエット(バカ×主人公)1:03/01/12 04:06 ID:JHLYoYs7
 「ねえねえ、鈴鹿クン」
放課後部活に行こうとしてたオレは、よく通る声で名を呼ばれた。
「ん?あ、あぁ、お前か・・・どした?」
オレは努めて平静を装いながら、アイツに笑いかける。
 アイツ・・・3年間、同じバスケ部で、今年も同じクラスで過ごすことになった女子。
勉強だって運動だってなんだってできちまう、ちょっと小憎たらしい・・・いや、ちょっとオレには手の届かない、そんな存在。
おまけに、ぽっくり目をいつも不思議そうにぱちぱちしてて、なんていうか・・・可愛いんだ、な。
だからオレなんかにゃきっと目もくれねえんだろうなって、半分諦めてた。
「あのさ・・・鈴鹿クンって、今度の体育祭のプロムナードの相手、もう決めちゃった?」
「え?ああ・・・あの宮廷舞踊のことか」
 ここ『はばたき学園』の3年生は、体育祭で宮廷舞踊を父兄の前で踊ることになっている、らしい。
なんでもこの1か月間は、週2回しかない貴重な体育の時間のかたっぽが、この宮廷舞踊の練習に割かれるらしい。
 つまんねー事考えやがるぜ・・・と思ってた矢先、
「あの、もしよかったら・・・あたしと、組んでくれない?」
「・・・・・あ?」
そんな考えは・・・吹っ飛んじまった。
「迷惑・・・かな?」
恐る恐る問いかけるアイツ。
「なっ・・・ンなワケねーだろ!」
「そ・・・そう?」
オレがあんまりおっきな声出すもんだから、アイツはびっくりしてる。
「あ、いや・・・その・・・だ、誰とも組んじゃいねーからよ。別に、いいぜ」
「本当?ありがとー!じゃあ、あとで体育館でねっ!」
「あ、ああ・・・」
惜しげもなく可愛い笑顔を見せながら手を振るアイツに、オレきっと、すっげえだらしねえ顔してたと思う。
 その時は、まだその宮廷舞踊ってヤツがどんなもんなのか、これっぽっちも知らなかった。
 まさか、あんな事になるなんてよ・・・

236メヌエット(バカ×主人公)2:03/01/12 04:11 ID:JHLYoYs7
 ダンスの授業はいつもの体育の先生とは違う、オンナの先生が特別に教えに来た。
チアリーディング部の顧問をしてるその先生は、ダンスの世界ではめちゃくちゃ有名な人らしい。
「なぁ」
「ん?なあに??」
アイツが、首を傾げる。
「なんで女子全員、下にスカート履いてんだ?」
「ああ、コレ?宮廷舞踊だから、ドレスを着ている設定なんだって。ほら、こうやって」
そういって、アイツはスカートを両手につまんで広げながら、片足をちょこんと後ろに下げて、お姫様が挨拶するみたいなポーズを取る。
 お人形みたいなアイツの仕草に、思わず、
(・・・カワイイじゃねえか)
と、思っちまうオレ。
 授業が始まり、先生のかけ声が始まる。
「鈴鹿クン、よろしくねっ!」
オレの目の前で、アイツがにこにこしながら、言う。
「お、おう・・・」
(それにしても、オレ、ダンスなんか出来んのか?)
オレの疑問は、すぐ答えになって返ってきた。
(・・・な、なんだよ、コレ)
 まずは深々と、お辞儀から始める。
237メヌエット(バカ×主人公)3:03/01/12 04:13 ID:JHLYoYs7
 男は腰に手を当てて、オンナはスカートをつまんで、深々とお辞儀。
(おっ・・・せぇぇー・・・っ!)
 こういうのを優雅な動きって言うんだろうけど、オレにとっちゃあもどかしくてなんねえ。
しかも、すっげえ恥ずかしい・・・っ!
いいトシして、ママゴトやらされてるみてえだしっっ・・・!!
 先生が、手を握るように、指示してきた。
(げっ!!)
マジかよ・・・
「鈴鹿クン、早く」
「お、おう・・・」
オレは恐る恐る、アイツの手を取る。
と、アイツが、そっと握り返してきた。
(!!)
冷たくてほっそりした指の感触が、ぞくぞくとオレの背中を這っていき、オレは顔が紅潮してくのが分かった。
「はい!そのまま・・・一歩前にステップしてっ!」
先生の声が飛ぶ。
 一歩前に出るっつったら・・・コイツとくっついちまうじゃねぇかっ!!
「鈴鹿クン?大丈夫??」
「!?」
彼女がオレの胸の前で、心配そうに覗き込んでくる。
「なんかすっごく汗かいてるみたい・・・気分、悪いんじゃないの?」
うわ、その目はやめろって・・・
しかも、すっげえいい匂いしてくるし・・・なんだこれ、コロンってやつか??
「あの、手・・・ちょっと、痛い」
「え!?あっ、す、すまねえ・・・」
オレはあわてて、手を離した。
(やべえ・・・まじ、やべえって)
 アイツの手の感触やら香りやらで、オレの意識はマジでぶっ飛んじまいそうなくらいクラクラしたけど、
それでもオレはなんとか授業を・・・いや、アイツと踊りを続けた。

238メヌエット(バカ×主人公)4:03/01/12 04:15 ID:JHLYoYs7
  部活が終わり片づけをしていると、女バスと男バスを仕切るネットの向こうから、
「鈴鹿クーン」
彼女の声が、した。
 オレはタオルで噴き出る汗を拭きながら、ネットに近づいていく。
「おう、おつかれ・・・なんだ?」
「あの、今日の体育の事なんだけど」
「・・・」
オレは黙った。
あの踊りの事は、もう思い出したくもねえ。
 それでもオレは、
「・・・すまなかったな。足、踏んじまって」
と、今日の事を謝る。
「ううん。そんな事はいいんだけどさ・・・ちょっと今日、残れる?」
「え?」
「先生に言われたでしょ?ちゃんと来週の授業までに、今日の部分を復習しなさいって」
「そ、そうだけどよ・・・」
「鈴鹿クン知ってる?あの踊り、ちゃんと踊れるようにならないと、体育の単位くれないんだってよ」
「はあっ!!?」
オレはあんまりの理不尽さに、思わずでっかい声を体育館に響かせた。
「体育祭が終わったら、改めて実技のテストするらしいよ。あの先生、厳しいらしいから・・・」
あの先生の厳しさは、チア部の藤井がよくグチっているから、オレだって知っている。
「だから!今日の分は今日、復習しちゃおっ!ね?」
そう言うとアイツはオレの返事を待たず、女バスの片づけに戻って行っちまった。
「・・・」
 オレは観念した。

239メヌエット(バカ×主人公)5:03/01/12 04:21 ID:JHLYoYs7
 体育館に誰もいなくなったころ、オレ達はまた、向かい合って立った。
「じゃ、最初からね」
しんとした体育館に、彼女の声が響く。
「いち、に、いち、に・・・はい!」
アイツのかけ声に合わせて、オレ達は手を握りあう。
 やっぱり、まだ慣れない。
だいたい、こんな風にぱっぱぱっぱ惚れたオンナの手を握るなんざ、なんつーか・・・
もったいねえ気が、する。
もっと好きなオンナの手ェ握る時ってのは・・・こう、ゆっくりと、だな・・・
なんて勝手な主張を心でしながらも、オレは彼女の手に触れられるって事が、やっぱ嬉しかったりする。
 2人でこんな風に、身体を寄り添わせて踊ってると、この世にはもうオレ達以外誰もいないような、そんなヘンな錯覚にすら、陥る。
 オレは気づかれないように、コイツの真剣な顔を、ちらちらと見つめた。
額に汗をきらめかせながら、ふっと目を伏せる表情なんか、まるで・・・
(なっ・・・何考えてんだっ、オレッ!!)
 オレはヤバイ妄想を必死で振り払いながら、今までにない一生懸命さで。
踊って・・・いた。
240メヌエット(バカ×主人公)6:03/01/12 04:22 ID:JHLYoYs7
「うん、うまくなったよ。鈴鹿クン・・・最初より、ずっとリラックスしてるもん」
「そ、そうか?・・・ま、まぁ、オレが本気出しゃ、これくらいどーってことねぇんだよ」
コイツに誉められるとなんか妙にくすぐったくて、ガキみてえな事を口走っちまう。
「でもよ・・・お前って、踊り上手いのな。なんかオレ、本物のお姫様と踊ってるみたいっつうか・・・」
本当に、そう思った。
背筋をピンと正して、ふわりと柔らかく、でもきちんと踊る彼女は、思わず見とれちまうほど、綺麗だった。
 オレが珍しく素直に誉めるんで、アイツは少し照れたように、
「昔ちょっと踊ったことがあっただけだよ・・・小さい頃、バレエやってた時に」
そう言って、笑った。
「なぁ、もう一回・・・」
 オレは、口走っていた。

「もう一回だけ、オレと一緒に踊ってくんねえか・・・?」

 オレの言葉に、彼女はちょっと驚いたみたいだったが、
「・・・鈴鹿クンとなら、何度でも踊ってあげる」
(え・・・?)
「さ!最初から行くよっ!」
そう言って笑った彼女の顔が、少し赤らんで見えたのは・・・

 オレの自惚れ・・・かな?
241220:03/01/12 04:26 ID:JHLYoYs7
い、以上でつ・・・
「なんじゃこりゃあ!?」と思われた方がた・・・ブタナイデ・・・(´Д⊂

このメヌエット、ぢつはうちの高校で実際に行われておりまつ。。
これで卒業生の方は、分かってしまうのでわ・・・と
ちょっと((( ;゚Д゚))ガクガクブルブル...

バカタンに一回踊ってほしくて、書いてしまいまちた。
お目汚し、失礼いたしまちた。

バカタンの汗拭いたタオルで、逝ってきまつ・・・
242220:03/01/12 05:38 ID:JHLYoYs7
あ、上の文章だと、なんか原液ポイ誤解ありそうなので(ワラ
いちお、ちゃああんと大人だという事のお知らせでつ・・・

失礼いたしますた。

今度はエローイの、がんがりまーつ
243山崎渉:03/01/12 09:19 ID:DXys6e8f
(^^)
244名無しさん@ピンキー:03/01/12 11:42 ID:BTSiclIi
>>226
個人的に今まで読んだ尽物の中で最高に(;´Д`)ハァハァしました。
勿論他の尽も萌えさせていただきましたが最高にツボにはまったでつ。
ゴチソウサマでした。ああ、しあわせ(*′∀`*)

>>235
オリジナル設定でも面白かったでつ。エロなしでもエロ雰囲気は楽しめますた。
ヒソーリと「バカ、そのまま押し倒せ」と心の中で応援しながら読みますた。
是非、次回はエロエロでがんがってください。
245コソーリ尽タンハァハァ:03/01/13 01:33 ID:T/l6cAuc
>244タン
あああ…!有難うございまつ(´Д⊂
稚拙な私の頭では言葉に出来ないくらい嬉しいでつ!!
がんがる力が湧いてくるでつよ。

>235タン
バカタンほんのりエロ風味でよかったでつ。
今度はバカタンの上(下?)でダンスを躍らせてあげてください。

調子にのってまた書いていまつ。また神が降臨されてないようなら
保守的に貼り付けていきまつね。
246名無しさん@ピンキー:03/01/13 01:34 ID:o0YXGjcq
メヌエットの220でつ。

第二弾、バイトもの。
またまたオリジナールでつが、出来てる分だけ貼り逃げしまつ。

このあとの展開、何も考えてません・・・
エロ入れられるような、ちょっとベタベタな展開ですが。。
あと、関西弁は勘弁シテ(なんちって) ←死

それでは逝きまつ。。
247催眠術(バイト×主人公)1:03/01/13 01:37 ID:o0YXGjcq

 授業は、つまらん。

 なんでって、オレがほんまに勉強したいことなんか、何一つ教えてくれへんし。
「あ〜あ・・・つまらんなぁ」
いまは現代文の時間。
気弱なオンナのセンセやし、単位を計算しながらオレはこうやって時々(?)息抜きに出る。
 オレはいつもの場所---屋上やけど---で日なたに寝そべると、学校に来る途中に買った、お気に入りの雑誌を広げた。
『誰でもかかる、催眠術  これであのコは、オレのもの!』
(サイミンジュツぅ??)
オレは眉を寄せた。
なんや、いっぱしのファッション誌のクセして特集記事が・・・コレかい!?
もっと書けるようなネタ、いっぱいあるやろうがっっ・・・
 でも、待てよ?
『これであのコは、オレのもの!』て・・・
「・・・」
 めっちゃ気になってきた。

248催眠術(バイト×主人公)2:03/01/13 01:38 ID:o0YXGjcq
 オレはぱらぱらと巻頭特集のページをめくり、真剣な眼差しを向ける。
これで本当にあのコが、オレのモンになるっちゅうなら・・・
 あのコ。
頭がよくて気だてもいい、めっちゃええ子や。
ちょっとのんびり屋さんやけど、そこがまたええねん。
 『あ〜、姫条ク〜ン!』
って、のーんびりした調子でオレの事呼んでやな、にこにこしながら駆けてくんねん。
そんなあのコやさかい、ほんまに守ってあげたい気持ちはあんねんけど・・・

 あのコの気持ちが、イマイチよう分からん。
見てると、どうも葉月もあの運動馬鹿の鈴鹿も、まさかとは思ったが、あの氷室のヤローも、
あのコに惚れとる、らしい。
 しかもあのコは、他の野郎どもにもあんな可愛い笑顔で話しかけてる、らしい・・・
あのコの事や、なんも悪気ないんやろけど、彼女にそんなことされたら、野郎なら誰だって惚れるんは当たり前やっちゅーねん。
早めに手ェ打たんと、かっさらわれてまう・・・
「催眠術・・・か」
 だからってこんなん使うのは何だかなぁとも思うけど、まま、モノは試し・・・ってな。

 『まずは目の前に座らせて、警戒心を解きほぐしてあげよう。』
まずは、オレのとこに連れてこなアカンわなぁ・・・
 『次に、コインをつるした紐を手に持たせ「これから、あなたは段々深い眠りに入っていきます。まぶたはだんだん重くなり、あなたは目を開けていられなくなります」と、相手の肩を優しく撫でながら、ゆっくりと言い聞かせる』
「ふんふん・・・」
信じられないくらいの熱心さで、オレは記事を読み進めていく。
これくらいの熱心さが学校の勉強にも向けられたら、オレは今ごろ、余裕で葉月達の仲間入りやな。
249催眠術(バイト×主人公)3:03/01/13 01:40 ID:o0YXGjcq
「あっ!やっぱりー」
真上から、降ってくる声。
「へ?」
 顔の前の雑誌をどけると・・・
やっぱりや。
あのコがオレの事見下ろしながら、にこにこ笑ろとる! 
「なっ・・・ど、どうしたん?」
オレはがばっと起きあがって、ついでに手にしていた雑誌を後ろ手に隠した。
「うちのクラスね、先生が急に教頭先生に呼ばれて自習になっちゃったんだぁ・・・ちょっと眠かったから、息抜き〜」
「そ、そうなん・・・か」
うん、と頷いて、にこにこ微笑むあのコ。
「もしかしたら姫条クン、来てるんじゃないかな〜と思ったんだ〜」
(それって、オレに会いに来てくれたっちゅー事かいな)
普段なら平気で言えるような冗談も、カノジョ目の前やと、どうも言えへん・・・
 あのコは、ちょこんとオレの隣に腰掛けた。
「風が気持ちいいね〜」
あのコはそう言いながら、うっとりと目を閉じてる。
可愛いなぁ、ホンマ。
おまけに風に乗って、めっちゃええ香りしてくるし・・・
「ん?どうしたの??」
オレがぼうっと見とれてたら、あのコが不思議そうに目を瞬かせた。
「なんか今日の姫条クン、あんまりお話しないね・・・どうしたの?」
のんびりした口調で、鋭いトコ突きはるんですね。
「い、いや。別に・・・ちーとばかし眠かっただけや」
「そうなの?」
「でもジブンが来てくれたさかい、もう今はパッチリやで」
まさかオレが、『ジブンに催眠術かけてみたい』なんて考えてるいうたら、どないな顔すんねやろ?
250催眠術(バイト×主人公)4:03/01/13 01:41 ID:o0YXGjcq
「あ。・・・それって、はばたきNON-NO?」
彼女が、オレが持ってた雑誌に気が付いた。
(!)
オレは無意識に、それをさらに反対側へ隠すように動かしてもうた。
「あ、アカン・・・優等生の見るモンちゃうで」
「なんで〜?時々読むもん、ソレ。なっちんと一緒に」
あの・・・これ、オトコのための雑誌ですよ?
「・・・」
 結局、あのコの手に雑誌は渡ってしまい、彼女は楽しそうにページをめくり始めた。
 
「あっ!催眠術特集だってー」
こういうのって読んでまったら、効果って半減するんとちゃうのん?
もう、アカンわ・・・
 なんて勝手に思ってたら、彼女の口から、トンでもない一言が発せられた。

「ねぇねぇ姫条クン、あたしにコレやってみてよ〜!」

「・・・・・え?」
お、お嬢?
内容、分かって言うてはります・・・??
「だって面白そうじゃない?」
そう言いながら、あのコは子供みたいにわくわくしたような顔を、オレに向ける。
こ、このコ・・・こんなんで行く末、大丈夫なんやろか。
 せやけど、オトコっちゅうんは、アカンなぁ。
(・・・こないなチャンス、そうそうあらへん)
そう思った途端、
「よっしゃ・・・ええよ」
「ほんと?じゃあ早く早くー」
・・・ホンマ、天然の小悪魔やわ、ジブン。
251220:03/01/13 01:47 ID:o0YXGjcq
>244タソ
感想ありがdでつ。
今度はエロエロがんがりまつので、
またあったら読んでやって下ちいm(__)m

>245タソ
尽タン、よかったでつ。(;´Д`)ハァハァ
あと、こんな漏れの駄文に、感想アリガd!
これからも、がんがりまつ

あとあと、またもや割り込みスマソ・・・
漏れのは以上でつので、
思いっきり(;´Д`)ハァハァ できるの、うpって下ちい!
252コソーリ尽タンハァハァ:03/01/13 02:23 ID:T/l6cAuc
>220タン
シチュエーションがやらしくてナイスでつ!
バイト×主タンの催眠セクースキボン。激しくキボン!
全然割り込んでいないでつよ。気にしないでくだたい!
すみません!では、貼り付けて逃げまつー!前の続きでつ…

夢だと思った。
俺にとっては本当に信じられないぐらいの僥倖。
あれから、もう一週間がたつ。
この腕で想い続けていた最愛の姉を抱くことが出来たなんて
絶対にかなわない、それこそ”夢”の話だったのに。
一週間前確かに俺はこの手で姉を抱いたんだ。

「一晩限りで忘れて、また普段通りの兄弟にもどろう」と
行為の最中姉はしつこい位に呟いていて。
姉の望みだから俺は次の日からまた普段通りに馬鹿を言って
姉を怒らせたしなんら変わりが無い生活に戻った。
今まで通りの仲の良い姉と弟。戻れたとお互い思っていた。
−−−−−−代わり映えしないように表面上は見えるけど。
危うい綱渡りのような姉との関係は日々バランスを傾けながら
続いている。鈍感だった姉は俺の気配にいち早く気づくようになり
決して、前のように隙を見せたりしない。
タオルを渡そうと軽く指が触れ合ったら、まるで電流が走ったかのように
大きく震えて、タオルを取り落としたっけ。
「ごめん、手が滑った」なんて言ってるけど、俺のこと誤魔化せないのは
わかっているはずだ。
253コソーリ尽タンハァハァ:03/01/13 02:25 ID:T/l6cAuc
姉は俺に怯えている。
もう、確信できる。強がりな姉だからそんな所は微塵も見せないように
しているけど、自分を騙すように俺に対する恐れを誤魔化している。
あからさまにさけられるのも辛いが、無意識に避けられるのも辛い。
こうなることはわかってて、姉を抱いた。それは後悔していない。
あのままだったらいつか姉を無理矢理抱いていただろうから。
それでも俺はいつのまにか姉の姿を、温もりを追ってしまう。

今日は姉は遅くなると言っていた。多分あいつとあっているんだろう。
仕方が無いことだとわかっていても俺の心は荒れてしまう。
舌打ちして思い切りベッドを蹴飛ばした。
バカだ。バカだ。大バカだ。欲望ってのは際限が無くて。
一度抱いたら、もう一度。もう二度と受け入れられないのに
甘い期待ばかりを胸に抱いてる俺は本当に阿呆だ。
ベッドに乱暴に腰を落としてそのまま寝転んだ。
254コソーリ尽タンハァハァ:03/01/13 02:27 ID:T/l6cAuc
このベッドで姉を抱いたんだ……。
姉の上気した顔とか、濡れて蕩けた声とか、甘い香りが未だ残っている感覚。
シーツに顔を埋めると、脳髄から沸きあがる映像に身体の一部が反応する。
俺は起ち上がった自身をベッドに擦り付けながら姉の淫らな肢体を思い浮かべた。
俺の指に反応して体を震わせて。濡れそぼって溢れる蜜が絡まるように俺を放さず。
突き上げるごとに甘えるような声と誘うような表情で俺を惑わせる姉。
幾らイっても飽き足らなくて。「もう、出来ない」と言う姉から無理に快感を紡いで
何度も貫いた。

俺は震える指先でジッパーを下げ、昂ぶった己を上下に動かす。
255名無しさん@ピンキー:03/01/13 02:29 ID:6Hjl8eC8
エロスレに復活の兆し……?  ヽ(*´∀`)ノ ヤター

2人ともすごくイイ!っす!

>尽タン
おおお、大人になったのね尽タン!! すっかり(2重の意味で)大きくなった尽タンにハァハァっす!
てっきりゴカーンものかと思ってたので、ラブラブちっくな二人にほっとしつつ、
それでいいのかほんとに? と思わず2人を心配してしまいますた(笑)

>メヌエット
宮廷ダンスを踊るバカ……。想像したら、あまりの似合わなさに逆にかわいいくなりました。
本番のときはテレまくってその衣装を着てるんでしょうね。
「あんまり見んなよ……バカ」とかなんとか言ちゃって。バカがめちゃくちゃかわいーです。

>催眠術
催眠術に手を出すとは、百戦錬磨のバイトでも、そうとう主人公ちゃんに参っちゃって自信を無くしてるみたいっすね!
ちょっとヘタレ入ったバイトってめちゃ好きですー! 悩め! まごつけ! 結局やっちゃえ! みたいに思わず応援(w
この後バイトはかけちゃうんでしょーか。やっちゃうんでしょーか?(笑)
256コソーリ尽タンハァハァ:03/01/13 02:30 ID:T/l6cAuc
「っ…あ…」
姉の中は熱くて蕩けるようで、穿つ度に痺れるような快感が身体中に響いた。
汗でしっとりした肌は手のひらに吸い付くようで、甘い匂いが鼻をくすぐる。
穿ちながら唇を深く探って、縮こまっている舌を柔らかく解きほぐす。
姉の襞が俺をきゅうっと捉えて離さない。頭のてっぺんから背筋を通り抜ける快感に
自身の限界を感じて擦り付ける動きが速まった。
姉の甘い喘ぎを聞きながら、俺は手の中に欲望を吐き出した。

訪れる静寂と、やりきれない虚しい想い。
「ははっ…女なんていくらでもいるのにさ。…なんでねーちゃんなんだ…」
俺は吐き出すように呟いて、手に残る残滓を拭った。

終わり


257255:03/01/13 02:37 ID:6Hjl8eC8
>>252-6
ごめんなさい、ごめんなさい! タラタラと感想書いてたら、割りこんでしまいました。
すみませんー!!!
反省房にでも逝ってきます。


にしても、尽タン……(泣
でも仕方ないよね。過ちを犯した以上は、それなりの代償が返ってくるんだよ。
と尽タンに同情。
だけどいつか尽タンに心の安らぎが来るような、そんな解決を願っております。



そんな続きを書いてくれたら……とリクエストしてみたりして(w
258220:03/01/13 03:06 ID:o0YXGjcq
つ、尽タン続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
ヤパ(・∀・)イイ!!
うまいっす〜。
漏れ、アタマの中はエロイパーイなのに・・・(´Д⊂
姉チャンとの2回目、激しくキボーン

>255タソ
あ、ありがd・・・またまた駄文なのにウレスィ。。
しかも長くなりそうで・・・
今後の展開(((( ;゚Д゚)))ドウシヨウ…
259名無しさん@ピンキー:03/01/13 10:26 ID:Y/2hS6hj
文字攻めで幸せでつ(*´∀`*)
本当にお二方とも凄く(・∀・)イイ!
尽も大人になったのぅ。バイトの続きも激しく気になる。
ヤパーリそのまま屋上ででつか!?

またエロスレに活気が戻ってこのまま続きますように。
漏れも触発されてヒサブリに書きたくなってきた。
260コソーリバイトタンハァハァ:03/01/13 18:37 ID:MPC+ek+0
またお邪魔しまつ。エロ妄想が止まらなくて、書き散らしていまつ。

>255タソ
感想アリガd
ゴカーン物にとも思ってましたが、ヘタレなので描けまてんですた。
安らぎの尽タソでつね…がんがりまつ(´∀`)

>220タソ
お疲れさまでつ。220タソのバイト読んで思わずバイト妄想話ができあがりまちた。
姉チャソとの2回目でつか!実は書きかけてまつ(w
バイトの続きがんがって!激しく読みたいでつ。

>259タソ
有難う〜!259タンの(;´Д`)ハァハァ お話キボーン!

今回はバイト×主人公でつ。エロなし…というか続いてまつ…
261コソーリバイトタンハァハァ:03/01/13 18:40 ID:MPC+ek+0
早く渡したくて。彼に伝えたくて。
気合を入れる為に寝不足の顔をぺちと叩いた。
朝までかかって作ったチョコレート。
ちょっと不恰好なラッピングだけど彼への精一杯の気持ちが詰まってる。
わたしは彼の姿を探して屋上へと急いだ。
外に続くドアを開けて見回すと、角に彼の背中を見つけた。
「っ…」
声をかけようとして思いとどまる。彼の傍らには大きな紙袋。
手には可愛らしい包装をされた色とりどりの箱が握られている。
体温が一気に下降する感覚。叫んでしまいそうな口元を引き締めて歩み寄る。
「えっとこのチョコはあの子からで、こっちは隣のクラスの・・・えーっとほんで・・・。」
真面目にチョコレートをチェックしていた姫条君が、
わたしに気づいて慌てたような顔にかわった。
「あ、!いや、その、コレは、な・・・。」
わたしは、姫条君の前に立ち手元を覗き込んだ。
「わあ!たくさんチョコレートもらっちゃって・・・。」
262コソーリバイトタンハァハァ:03/01/13 18:42 ID:MPC+ek+0
わざと明るく言うわたしに姫条君は心底困ったような表情をする。
「ちゃうねん。これはさっき自分で買うてきてん。
 俺はもうチョコレートが好きで好きで・・・。一日3個は食わんと・・・。」
矢継ぎ早に言い訳をする姫条君。そんなにチョコが好きだなんて今まで聞いたこともない。
姫条君は本当にモテる。かっこいいし優しいし、面白い。
バレンタインのチョコだってたくさんもらって当然だと思う。
それでも。 チョコをあげているたくさんの女の子達に、
そして嬉しそうに受け取っている姫条君に嫉妬と憤りを感じてしまって。
あげようと思っていたチョコをお弁当袋に隠した。
素直じゃない自分に我ながらくらくらする。
「じゃあちょうどよかった。はい、わたしからもチョコレートあげるよ。」
かわりに差し出したのは、皆にあげようと大量に買った義理チョコの一つ。
意地っ張り。ほんと可愛くない。
「・・・・。」
姫条君は信じられないものを見たように呆然としている。
263コソーリバイトタンハァハァ:03/01/13 18:44 ID:MPC+ek+0
「どうしたの?」
本命っぽいチョコしか貰ってないから、吃驚した?
こんなに貰ってたら、わたしの手作りチョコだってきっと袋にしまわれて
いつ食べてもらえるかわからない。…そんなの哀しすぎる。
だから、これはモテすぎる彼へのささやかな復讐とお仕置き。
姫条君は視線を逸らして、彼らしくなくぼそぼそと呟いた。
「いや、他人から見たら俺の真剣な気持ちなんかこの程度のモンなんかなって。
「え?」
「あ、いや気にせんといて。どうもおおきに!」
わたしは言われた言葉を理解しようと頭をフル回転させた。
真剣な気持ち?それって、もしかしてわたしのことを…?
嬉しさが身体中を駆け巡った。それと同時に理不尽な怒りも湧いてきて。
「姫条君!」
屋上から戻ろうとする姫条君に走りよって、あげたばかりのチョコを奪い取る。
「自分、何すんねん!」
姫条君が不機嫌そうな顔でわたしを睨んだ。
かわまずに包装紙を剥ぎ取り、ハート型のチョコを一口齧った。
「自分…そんなに俺のこと嫌ってたんやな…」
264コソーリバイトタンハァハァ:03/01/13 18:46 ID:MPC+ek+0
切なそうな顔で呟かれ、大きく顔を横に振る。
姫条君の制服の襟を掴んで引き寄せ、
近づく瞳と視線を絡ませながらゆっくり姫条君に口づけた。
とろとろに溶けたチョコを舌で掬って姫条君の唇に塗りつける。
背後でチャイムが鳴り響いたけど、かまわずに姫条くんを舌でなぞった。
唖然とした姫条君が可愛くて。わたしはもう一度唇を合わせた。
途端に姫条君が満面の笑みを浮かべて、わたしを抱きしめ唇を舐め上げる。
姫条君の甘い舌がわたしの口に滑り込んで、思うがままなぶっていく。
溶けたチョコを味わうように舐めて絡め取っていく舌の動きにわたしは
身体が火照って、下肢から力が抜けていった。
崩れ落ちそうなわたしを姫条くんが抱えて、更に深く口づける。
今まで味わったことのない快感に支配されて嫉妬も怒りも消えていった。
姫条君の唇がわたしを自由にしてくれたのは、チョコがすっかり無くなってからだった。
「ありがとう。俺、バレンタインにこんな情熱的なチョコ貰ったの初めてや。」
嬉しそうな姫条君の声。わたしは味わったことのないキスに朦朧としていて、
彼の胸に縋り付いたまま顔を上げた。
265コソーリバイトタンハァハァ:03/01/13 18:49 ID:MPC+ek+0
「…好きや。」
囁いた声が甘くて。あんまりにも優しい顔をするから、わたしは胸が詰まって
声が出せない。わたしだってこんなに好きで好きで大好きなのに。
掠れた声を搾り出しながらわたしは彼に寄り添った。
「わたしも…好き。」
姫条君が抱きしめる腕に力を込める。首筋にキスを降らせて、耳を舌でなぞられて
わたしの身体おかしくなってしまいそう。
「自分ごとバレンタインチョコやってくれたんやから、全部食べてしまわなあかんよな?」
笑いながら姫条君が恐ろしいことを言う。まってそんなこと言ってない…!
「大丈夫や、俺にまかしとき。優しくしたるから。」
「まって、まって!違うって!」
「あかん。もう、限界とうに超えとる。我慢なんかできひん。」
「でも、でもこんなとこで…!」
姫条君が抱きしめる力を弱めた。
「そうやな…。初めてなのに外はあかんよなぁ…。よし、俺の家行くで。」
更に後が無くなって呆然とする。待ってよ、心の準備がまだ…!
「心の準備?そんなこと言ってたら、よぼよぼの婆さんになってまうで。」
「でも〜!」
「ほんまに嫌か?俺に抱かれるのは。」
切ない瞳で問われて返事が出来ない。抱かれたくないわけじゃない。
「恥ずかしいの…」
姫条くんはなだめるように頬を撫でて、わたしの瞳を覗き込む。
「大丈夫や。恥ずかしいことなんて何にもあらへん。」
「ほな、行こう。」
押し切られるままに姫条君の家について行くことになってしまった。
266コソーリバイトタンハァハァ:03/01/13 18:54 ID:MPC+ek+0
とりあえずここまででつ。バイトタンの関西弁は似非でつ。
わからないので・・・スンマソン(;´Д`)
267名無しさん@ピンキー:03/01/13 21:55 ID:lLBAPKKg
尽タン&チョコバイトすっごくイイ!!(o^v^o)
続きを楽しみにしております。尽タンも姉2回目も是非アップしてください!
268名無しさん@ピンキー:03/01/14 23:32 ID:8YRRZHxP
>>261-265
バイトイイーーーーー!!
エロシーンはないのに、なのに! チョコまみれのキスっていうのが、ものすごくエロいです!!

これって続くんすよね。つーことは次は……!
(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァ
269名無しさん@ピンキー:03/01/15 00:51 ID:oIT+YF4V
神連続降臨で祭り真っ最CHU!
幸せでつハァハァ(´д`*)
270220:03/01/15 03:59 ID:Qo++a5s/
コソーリ続きうpでつ。

もう、もう大変だった〜!!!
エロってなんでこんなに難しいのでせう。。

そ、それでわ・・・
271催眠術(バイト×主人公)5:03/01/15 04:02 ID:Qo++a5s/
 オレは革ひものブレスレットに五円玉をくくりつけ、彼女に手渡した。
「覚悟は、ええか・・・?」
彼女の目を見て、静かにオレは言う。
いろんな意味を込めて言うたんやけど。
「うん!」
こうやって嬉しそうに答えるあたり、なんの警戒心もないんやろなぁ。
 とにもかくにも、オレは彼女の肩に手を置いて、コインに集中させた。
雑誌に書いてあるとうりに、オレはゆっくりと、呪文のように言葉を紡いでいく。
(なんや、ごっつぅ緊張すんなぁ)
 しばらくすると彼女の目つきが、とろんとしてきた。
そして数回ゆっくりと瞬きをしたかと思いきや、目を閉じてもうた。
「・・・」
ほんとに催眠状態に入ってもうたんか、名前を呼んでも返事があらへん。
「お、おい。大丈夫か?ジブン・・・」
オレは今更ながら不安になってきて、思わず彼女に話しかけた。
が、応答ナシ。
「・・・・」 
 ホンマに彼女、催眠術にかかってもうたらしい。。

272催眠術(バイト×主人公)6:03/01/15 04:05 ID:Qo++a5s/
 オレはアホみたいに、彼女の顔を見つめた。
喉元まで、ぐっと何かがせり上がってくるような感覚。
ドキドキする。
なんでオレ、こんなに好きなんやろか・・・彼女のコト。
 オレは恐る恐る、彼女の頬に触れる。
びくん、と彼女の身体が揺れた。
催眠状態でも、やっぱビックリはすんねんなぁ。
(ちっさいなぁ)
小さい顔、小さい桜色の口唇・・・
まるでオレを誘うみたいに、少し開いとうし。
オレは座っている彼女に跨るようにしてコンクリートに片膝をつくと、小さな顎を、くいと上向かせた。
 少し上気した頬が妙に艶めかしくて、オレは思わず口唇を奪っていた。
「・・・ん・・・」
彼女の喉が、鳴る。
(そんな切ない声、あげんといて)
そんなん聞いたら、もう止まらんくなってまう。
 彼女の背中に、腕を回す。
華奢な身体。折れてまいそうや・・・
 舌で舐め溶かすように、彼女の舌を愛撫すると、彼女の腕が、すがるようにオレの腕をきゅ、と掴んだのが分かった。 
「・・・」
口唇を離すと、ぐったりとオレの胸へもたれかかってくる。
「おい・・・?」
「・・・」
催眠は、まだ続いてるらしい。
273催眠術(バイト×主人公)7:03/01/15 04:07 ID:Qo++a5s/
一応雑誌に寄れば、目を覚まさす手順を踏むまでは、完全に意識は戻らんらしいが・・・
 オレは彼女の髪を手でどかすと、露われた耳に、ゆっくりと舌を這わせた。
「はぁんっ・・・」
彼女が、声を洩らした。
思いっきり力を入れているのか、恐いのか、小さな肩がかたかたと震える。
「大丈夫や。力、抜き」
「・・・」
耳元で囁くと、少しずつ震えがおさまってきた。
「なぁ」
オレは聞きながら、彼女の耳に愛撫を続ける。
「あ・・・やっ・・・ああッ」
「ジブンの好きな奴て、誰やねん」
こんな時になに言うてんのやろ、オレ。
でも今なら、ホンマの事が聞ける。
そう思たら・・・
「んっ・・・あぁっ・・・!」
彼女はオレの愛撫に、びく、びく、と身体を震わせて、肩で大きく息をする。
「誰なん・・・言うてみい?」
彼女の切なげな顔を見てたら、少し意地悪してみたなってきた。
純情なこのコが、どんなふうに変わるんか・・・
「あっんンっ・・・きっ・・・ああッ・・・」
「ん?・・・ちゃんと言わな、分からんで」
 オレは、くす、と笑った。
必死な彼女が、可愛い。
「きっ・・・姫条・・・クン・・・」
(・・・!)
ぴた、と止まる。
オレは一瞬、自分の耳を疑った。
 
274催眠術(バイト×主人公)8:03/01/15 04:09 ID:Qo++a5s/
 いま、なん、て・・・?
「姫条クンが・・・好き・・・」
うわごとみたく、オレの名前を言う彼女。
「オレの事が・・・ジブン、好きやったん?・・・」
こくん、と頷く彼女。
「なんで・・・なんでもっと早く、言ってくれへんねん・・・」
オレは彼女の身体を思いっきり、抱きしめた。
 オレなんかとは到底釣り合わない、そう思とったから。
 オレなんかには目もくれへんやろって、そう思とったから・・・
 ジブンの事想いながら、なんべん他のオンナとヤッたか知れん。
 そんな無意味な時間も、全部ジブンに捧げられたのに・・・
「オレも好きやで、ジブンの事・・・」
たぶん、初めて会うた時から・・・オレはもう、決めてたのかも知れん。
 探してた。ずっと。
ジブンみたいなコ・・・いや、お前の事を、や。
オレは彼女を背中に、手を這わせた。
(アカン)
 オレはたまらんくなって、もう一度彼女にキスをする。
頬から首筋に右手を滑らせ、彼女の胸に触れた。
身体の割には、大きい。
「んぁっ・・・!」
オレがゆっくりと揉みしだくと、彼女の腕に力が入る。
舌はじっくりと、彼女の舌を溶かし続ける。
「ふっ・・・んっ・・・」
2人の吐息が、混ざり合う。
275催眠術(バイト×主人公)9:03/01/15 04:10 ID:Qo++a5s/
 オレはこんな時、薄目を開けて相手を見るのが好きや。
キスしている時のオンナの顔は、ホンマに色っぽい。
オレは、彼女の顔を見る。
桜色の頬。うっとりと閉じた目。
 オレはそのまま口唇を離すと、彼女の瞼が揺れ、大きな目が開いた。
オレは彼女が目を覚ましたらどうすんねやとか、そんな事はもう吹っ飛んでいた。
 もう、しゃあないやんか。
 オレは、こんなにもお前に惚れてる。
 お前を欲してる。
「好きや」
気付いたら、彼女に向かって囁いていた。
彼女の薄茶の瞳は、ただうるうるとしながら目の前のオレを見つめている。
怯えたような、驚いてるような、そんな表情や。
「姫、条・・・クン??」
オレは、彼女が催眠状態から醒めたと分かった。
「大丈夫か?」
「うん・・・でも、どうして・・・?」
彼女は身体に力が入らんのか、オレに身を預けたままでいる。
「イヤか?オレと、こうしてんの・・・」
「・・・・」
彼女は一瞬ためらったが、ふるふる、と首を横に振った。
「なんかね・・・ヘンよ、私・・・」
オレがちょっかい出したせいで、身体に火が点いてもうたんやな。
「せやな」
オレはそう言って、微笑んだ。
「分かるで・・・オレもおんなじや」
276催眠術(バイト×主人公)10:03/01/15 04:11 ID:Qo++a5s/
「こんなん・・・されたいんとちゃうか?」
オレはそう言って、彼女の首筋に顔を埋めた。
「あっ・・・ちょっと待っ・・・はっ・・・ぅんっ・・・」
口唇を細い首に這わせると、びくん、と彼女が震える。
「カワイイ声、出すんやな」
ワザとそういうコト言って、彼女を恥ずかしがらせる。
「ちっ違っ・・・姫、条、クン・・・やめっ・・・ああん・・・ッ」
彼女はのけぞった。
「気持ち、いいんやろ?」
舌で、耳をなぞる。
「ああっ・・・あっイヤ・・・っ」
「イヤやったら、やめたるけど・・・?」
耳の後ろを、甘噛みする。
「はぁんっ!んんっ・・・もう・・・」
彼女は責めるような眼差しを、オレに向ける。
そして、蚊の鳴くような声で、
「・・・いじわる、しないで・・・」
と、言った。
「わかった」
 オレは、目を細めた。
277催眠術(バイト×主人公)11:03/01/15 04:12 ID:Qo++a5s/
 オレはセーラー服の上着の裾から背中に手を這わせ、ブラジャーのホックを外す。
「あっ」
あっという間に砦を突破され、彼女は呆然としてる・・・って言ったトコか?
 自由になった胸元に直に触れると、柔らかく、吸い付いてくるような肌。
「んんっ・・・!」
その先にある小さな突起に触れると、彼女の肩が震えた。
 オレはかがんで、上着の裾を引っ張り上げた。
太陽に照らされて、彼女の豊かな胸は真っ白に輝いていた。
透き通るようなきめの細かい肌。
「ジブンの胸・・・めっちゃ綺麗やで」
「そっ・・・そんなに見ないで・・・」
彼女が恥ずかしさのあまり、目をきゅ、と閉じた。
「あかん、もっとよく見せて」
「あっ・・・」
彼女がビックリするのと同時に、オレは彼女の乳房にキスしてた。
 右手でゆっくりと撫で回しながら、舌で乳首を転がす。
「ああっ・・・だめっ、だめぇっ・・・」
しだいに、乳首が固くしこってくる。
「ほら、分かるか?もう、こんなんなってんで・・・」
舌で、固くなった突起を弾くようにすると、彼女の声が大きくなる。
「ああっ!」
 ホンマに感じやすいんやな。
彼女の身体、びくんびくんしっぱなしや。
顔も身体もうっすら汗ばんできてる。
 こんなんでアソコなんか触ったら、どうなってまうんやろ・・・
278催眠術(バイト×主人公)12:03/01/15 04:13 ID:Qo++a5s/
 オレがスカートの中に手を入れようとすると、彼女の脚に力が入った。
太股を撫でると、やっぱり彼女は小さい声をあげる。
ホンマ、全身性感帯やね。
 オレが彼女の脚にそっとキスをすると、だんだん力が弱まってきて。
オレはすかさず身体を割り入れる。
「・・・っ」
彼女の顔が、真っ赤になった。
そんな彼女が可愛くて、
「心配せんでもええ」
そうつぶやいて、オレは微笑んだ。
 後悔なんか、絶対させへん。
 うんと気持ちよう、したるからな。

279催眠術(バイト×主人公)13:03/01/15 04:14 ID:Qo++a5s/
 オレは彼女にキスして、と言うと、素直に彼女は口唇を寄せてきた。
彼女とキスしながら、するり、とスカートの中に手を入れ、薄布の上から、敏感な部分をなぞる。
「あぁっ!!」
彼女のは、直に触らんでも分かるくらい、潤っていた。
自分でもそれが分かって恥ずかしいんか、目を閉じたまま、顔を背けてしまった。
 オレは横から指を入れ、蜜であふれたそこに触れた。
「あッ・・・んんっ・・・!!」
彼女はがくがくと身体をわななかせた。
 そのままゆっくりと、指を動かしてみる。
「あッ・・・はぁッ・・・姫条、クン・・・ああんっっ・・・」
オレの指の動きに合わせて、彼女が甘い声を上げる。
(溶ろけてる)
あとからあとから、熱い蜜が溢れてくる。
欲しくて欲しくてたまらん、言うてる。
 オレは中指をあてがうと、ゆっくりと蜜壷の中へ挿れていく。
「あああっ!」
彼女のそこはものすごい力で、オレの指に吸い付いてきた。
「すごい・・・ジブンの中、トロトロに溶けてるで。ほら・・・ビクビクしてるの、分かるか?」
オレが指を曲げて感触の違った所を擦ると、入り口から絞られるように、きゅう、とオレの指を何度も締め付けてくる。
「いやッ・・・そんなこと、言わないで・・・っ・・・」
彼女の顔が、恥ずかしさでまた、赤うなった。
280催眠術(バイト×主人公)14:03/01/15 04:31 ID:Qo++a5s/
 指を、ゆっくりと動かす。
「あんッッ、あくッ・・・んんッ・・・!」
「もっと声、聞かせて」
だって・・・と言いながら、唇を噛んでるのが、いじらしい。
「もっと聞きたいねん、ジブンのえっちな声」
 オレは彼女をコンクリートに押しつけんばかりに、身を乗り出す。
自然、彼女の身体がのけぞった。
彼女の口唇を舌でなぞるようにすると、彼女は堪えていたものを吐き出すように、さらに大きく声を上げ始めた。
「ああっ!あっ、そっ、そんな、にっ・・・だめ・・・だめよっ・・・んああっ・・・」
「イイんか?」
「ああっ・・・おかしく、なっちゃう・・・よぉ・・・っ!」
彼女の目尻に、涙がたまってる。
281催眠術(バイト×主人公)15:03/01/15 04:32 ID:Qo++a5s/
 オレは無意識に、ベルトに手をかけていた。
彼女がそんなオレを、濡れた瞳で見上げている。
「すまん。オレ、もう我慢でけへんわ・・・」
ホンマ最初は、彼女だけ気持ちようさせたればええ思とったけど、もうアカンわ。
「大丈夫だよ」
彼女はそう言って、涙を溜めた目でオレに笑顔を向けると、
「姫条クンが初めての人で、嬉しい・・・」
そんな嬉しいことを、オレに言ってくれた。
 オレは胸がしめつけられるような思いがした。
 初めて、オンナを大事にしたい、そう思った。
282催眠術(バイト×主人公)16:03/01/15 04:33 ID:Qo++a5s/
 オレは己のいきり立ったそれを、溶ろけきった彼女のそこにあてがい、ゆっくり腰を沈めた。
「あっ・・・・・」
彼女が息を詰める。
目をぎゅっと閉じ、オレの腕をぐっとつかんで、女になる痛みに耐えている。
 暴走しそうになる自分を必死で静まらせるために、オレも固く目を閉じる。
脂汗まで、浮かんできやがった。
彼女のつらさとは比べもんにならんだろうが、オレもかなり、ツラい。。
 ようやく、奥まで入った。
「・・・どうや?」
オレの声、震えてるのが自分でも分かった。
彼女の中・・・信じられんくらい、気持ちええ。
「ちょっと痛いけど・・・でも、姫条クンをうんと感じられるよ・・・」
「そうか」
いつもの舌っ足らずな口調や・・・
余裕が出てきたんやろか。
「動いても、ええか?」
彼女が頷くと、オレはゆっくりと動き始めた。
「・・・っ」
そ、そんなに・・・シメつけたら・・・
「ん・・・んんっ・・・」
彼女の口から、また甘い声が洩れ始める。
ああ、また・・・また溶ろけてきた・・・
283催眠術(バイト×主人公)17:03/01/15 04:34 ID:Qo++a5s/
「あっ、あっ・・・」
オレの動きに合わせて、切ない声を上げる。
 ああ・・・めっちゃ幸せや、オレ。
オレの身体の下に、他でもない、あのコがおって。
一つに繋がってるんや。
「ああっ!だ、だめぇっ・・・な、なんか・・・ヘンよ?・・・あああっ・・・」
彼女が、オレの肩をぐっと掴んだ。
オレは彼女の限界が近いことを知る。
「あっあっ・・だめっだめっ・・・姫条クンッ!!もう・・・っ」
彼女が、オレの目を見て必死に訴えた。
(あ・・・アカン・・・っっ・・・)
 その濡れた淫らな表情が、オレの脳裏に焼き付いた瞬間・・・

 オレも彼女も・・・どっか、闇とも光ともつかん所に、落ちていった・・・

284催眠術(バイト×主人公)18:03/01/15 04:35 ID:Qo++a5s/
 ・・・・。
なんか、聞こえる・・・
 なんや?
オレはうっすらと、目を開けた。
 まぶしい。
遠くで、チャイムの音がしてる。
「え!?」
オレはがばっと起きあがった。
 ここは屋上。
まさか・・・
「・・・」
(夢・・・かいな)
 いつの間にか、オレは眠り込んでしもたらしい。
そういや、ここ最近バイトで残業続きやったからなぁ。
「って、そういうコトちゃうねんっ」
ツッコミを入れてしもた。
今の・・・今の、ホンマにゼンブ、夢!?
オレはがっくりとうなだれた。
その目に飛び込んできたのは、欲求不満を訴えてるオレの息子さん・・・
「・・・」
オレは、閉口した。
285催眠術(バイト×主人公)19:03/01/15 04:37 ID:Qo++a5s/
「あれ〜?姫条ク〜ン!」
舌っ足らずなのんびりした声が、オレの名を呼んでる・・・
・・・って、まさか!?
「こんなトコで、何やってるの〜??」
声の主は、オレが今夢の中で思いっきり愛した彼女。
「あっ!ごっ・・・ごきげんさんっ!」
オレは近づいてくる彼女に背を向けるようにして、わざとらしい元気のいい声を出した。
(なんでこうなんねん)
はよ静まれ、と心の中で何度も言い聞かせるが、10代の欲求がそんなんで収まるハズもなく。
「あれ〜?身体の具合でも悪いの〜??」
彼女が大きい目をぱちぱちさせて、オレの顔を覗き込んだ。
「いっいやっ・・・そっそないなコト、ないで!?」
「ちょっと顔赤いみたいだし・・・大丈夫?」
いやその・・・あんまり大丈夫じゃない、っていうか・・・。
「あの、ジブンがいると、なおさら病状が・・・」
「ん?なあに??」
「・・・」
なんだかなぁ・・・
 催眠術にかかっとんのは、オレか・・・?

286285:03/01/15 04:50 ID:Qo++a5s/
以上でつ。

やっぱりギャグ・・・鬱だ氏のう(´Д⊂

>>261-265タソ
バイトタンキタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!
続き・・・続きを・・・パタリ
しかも漏れの読んで妄想して下さったとわ・・・アワワワ
これからも仲良くして下ちい。。

>>259タソ
ヒサプリもの・・・激しくきぼーん!
(;´Д`)ハァハァ させて下ちい。
降臨をお待ちしていまつ・・・

バイトタンも萌えなんだけど、やっぱりバカタン(;´Д`)ハァハァものを書きたひ。。

そして激しく神々のバカタンものきぼんぬ・・・
降臨を待ちまつ。。

長々と失礼致しますた。
バイトのバイクにはねられて逝ってきまつ・・・
287名無しさん@ピンキー:03/01/15 12:01 ID:hnI2hj19
夢オチにはうけた。すごくよかったです。
朝から読んで一人興奮。

最近朝起きると文字の嵐で幸せでつ。
288285:03/01/15 17:10 ID:Qo++a5s/
>>287タン
あ、ありがdですた。。
ヘタレの上長いし、ベタベタなオチで、ホンマスマソ・・・
今度は本命バカタンで、ほんとのエチーがんがりまつ(ワラ

またご意見お待ちしてまつ。。
289名無しさん@ピンキー:03/01/15 23:52 ID:wV8Z1c/c
>>271-285
バイトエロ(・∀・)イイ!!

>「こんなん・・・されたいんとちゃうか?」
↑こういう やらしい感じがハァハァです!
そして最後の夢オチにワロてしまいますた。
あ〜あぁ、バイト可哀想・・・・って感じにニヤけちゃったよ(w
290コソーリバイトタンハァハァ:03/01/16 01:30 ID:RNJ6R64t
こんばんは…コソリ…>>261-265の続き書いたのでうpしまつ。
一応エロ入りなんでつが、まだ姫条ハウスに到達できてまてん…
スマソ…なんでこんなに長くなってしまったのか…
まだ続きますが、すざけるなゴルァ!!でちたらここまでにしまつね…
291コソーリバイトタンハァハァ:03/01/16 01:31 ID:RNJ6R64t
姫条君はわたしの腰に手を回して寄り添うように歩きだした。
キスで火照った身体と頭が少しずつ理性を取り戻し落ち着いてきたら、
これからする行為を怖れる自分が大きくなってきて。
……怖い。やっぱり怖い。姫条君が好きなのに。
こうして抱きしめられるのは安心するのに、
その向こうにある行為を考えたら足が竦んだ。
やっぱりわたし怖い…!
わたしはこの状況をなんとか変えようと頭を巡らす。
「ねえ、やっぱり午後の授業サボったらヤバイよ〜。」
「何いうてんねん。ジブンの成績やったら、午後の2時間ばかりサボっても
 変わらんやろ。俺はフケるのしょっちゅうやしな。」
姫条君は事も無げにわたしの言葉を一蹴した。
「でも、カバンとか教室におきっぱなしだし。このまま置いていけないよ。」
「それに、授業はよくてもHRサボったら氷室先生が怖いよ〜。」
言い募るわたしに姫条君の歩みが止まる。わたしの頬に両手を添えて
ゆっくり上向かされた。じっと見つめる姫条君の瞳。こんな真剣な顔見たことない。
「そうやんなぁ…。それはちっとヤバイかもしらん。俺は別にそんなのええねんけど、
 ジブンはヒムロッチのお気にやしなぁ。」
292コソーリバイトタンハァハァ:03/01/16 01:33 ID:RNJ6R64t
とりあえずなんとか危機を逃れたかと、わたしはほっと身体の緊張を解いた。
眉を寄せて難しい顔をした姫条君はしばらく考え込んだかと思うと、
急に笑ってわたしの顔を引き寄せる。
「大丈夫や。いい案思いついたで!心配事一挙に解決や!」
言うと同時に姫条君が唇を合わせてきて、ふいを衝かれたわたしは
彼の舌が咥内に侵入するのを許してしまった。
姫条くんの舌に自分の舌を吸われて絡ませられて、落ち着いた身体の火照りがまたぶり返す。
頭の芯がくらくらして、もう、姫条君の為すがままに翻弄されて。
深いキスに気を取られていたら、姫条君の指がするっとスカートの中に入ってきた。
「…っんんっ!!」
声を出して止めようとするが、唇は塞がれていて、くぐもった声しかでない。
肩を押して身体を引き剥がそうとしても、力強い腕に抱きしめられて、全く動かず
帰って姫条君の方に引き寄せられてしまった。
姫条君の指がわたしだって触れたことのない閉ざされた部分にとどくと下着の上から撫で上げた。
今まで味わったこともない初めての感覚にわたしは喉を鳴らして、大きく仰け反る。
器用な指が下着の横から茂みをかき分けて中心を上下になぞると背筋を電流のような
快感が走り抜けた。ビクビクと意思に関係なく腰を震わす。
ようやく解放された唇からは、自分のとは思えないような声がひっきりなしに流れ出ていく。
「やぁ…っ!…んん…はっ…!」
襞をゆっくり掻き分けたかとおもうと、今度は奥に隠れた蕾をかすめるように撫であげて。
293コソーリバイトタンハァハァ:03/01/16 01:35 ID:RNJ6R64t
「あぁぁっ…や・め……」
嫌がる言葉とは反対に、わたしの中心からはあとからあとから蜜が溢れて止まらない。
「なんや…ここ溢れてきとるで…行儀悪い子やな…」
笑いを含む声で囁かれて、姫条君を思いっきり睨んだけど、ますます彼の顔が緩んでいく。
「そないな顔見せられたら、この俺でももたんわ。」
にやけきった顔を張り倒したいのに、身体中から力が抜けて、姫条君に支えられるまま。
身体が熱くて、頭もぼうっとしていて、今すぐ横になって休んでしまいたい感じ。
「よし、教室いこか。」
姫条君の言葉に耳を疑った。
何を言っているの?!こんな状態で、教室になんか戻れるわけがないのに!
「やっ…だ…教室に…なんか…っやぁ!」
蜜を掬い上げた姫条君の指が蕾に蜜を絡めるように撫でさすった。
与えられる感覚の激しさにがくりと力が抜けて
わたしは一人で立つことも出来なくなってしまった。
「よっしゃ。これなら大丈夫やろ。」
姫条君はわたしの肩を抱き抱えるようにして教室に向かった。
廊下を引きずられるように歩いていく。当たり前だけどすでに授業は始まっていて、しんとしていた。
教室の手前で急に口を塞がれて、熱く充血した股間の蕾を撫でられた。
294コソーリバイトタンハァハァ:03/01/16 01:37 ID:RNJ6R64t
「っ……!!」
ビクンと身体を震わせてそのまま床にへたり込む。
「大丈夫か?」
…自分でやったくせに!優しい声で言われたけど、思いっきり睨んでやった。
姫条君はニヤリと笑うと教室の扉をノックして、少し開けた。
もう、どうなっちゃうのか全然わからない。
中から先生が顔を出す。
「せんせ、すんませんけど、コイツ具合悪いみたいで…。」
「そうなの?…あら、本当につらそうね。」
大丈夫?と先生が近寄ったけれど、わたしはなす術なく俯いた。
「今氷室せんせも授業やろし、俺、送ってってやりますわ。
 ちょっとカバンとってもええですか?」
「ああ、いいわよ。気をつけて送ってあげて。」
わたしは今更ながら姫条君の企みに気がついて怒っていいやら
泣いていいやら混乱してしまって。
でもわかってるのはこのまま姫条君の家に行くのに何の障害も無くなったってこと。
二人分のカバンを抱えて姫条君が教室を出て来る。
「な、カバンもヒムロッチも一挙解決やろ?」
満面の笑顔で、嬉しそうに囁かれたら、何だか反抗する気もなくなってしまった。
295コソーリバイトタンハァハァ:03/01/16 01:55 ID:RNJ6R64t
今回は以上でつ。

>>267タン
ありがd…長くてスマソ(;´Д`)
尽もがんがって書きたいと思いまつ。

>>268タン
エヘ(・∀・)ありがトン
がんがりまつ!

>>285タン
乙カレー!でつ
バイトキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
萌え萌えでつよ!(;゚Д゚)ハァハァッ
こちらこそ宜しくでつ〜

許されるのでちたら、また駄文を貼り付けにきまつね。では(・∀・)
296名無しさん@ピンキー:03/01/16 02:43 ID:qKY7sQW0
>>コソーリバイト神
長くても全然オゲでつ!!むしろ長く楽しめてウレスイ…。
神のハアハアなSS読んでたら、久々に漏れも書きたくなってきたでつ…(´∀`;)
続き、がんがってくだちい!
297285:03/01/16 04:30 ID:GAZNTNKH
>>コソーリバイトタソ
続き・・・キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
う、ウレスイ・・・氏にそうに激ちくハァハァでつ!!
悪い子チャンですねぇ、バイト(・∀・)
もっと悪い子チャンでもおげでつが・・・(ワラ
続きを・・・待っていまつ(;´Д`)ハァハァ

>289タン
感想ありがdですた!
バイトはヤパーリエロエロぢゃないと!てのが
漏れのイメージなんでつ。。しかも言葉責め系(ワラ
でも育児がなくて・・・やっぱりギャグでスマソ(´Д⊂

>296タン
コソーリタンではないでつがスマソ・・・
久々うp、激しくきぼんでつ!!
降臨して下ちい!!

さて、漏れはそろそろ名無しに戻って、
またしばらくはROMることにしまつ・・・

神の降臨をキボン!!
298名無しさん@ピンキー:03/01/16 12:18 ID:JyA/slm1
コソーリバイト神キターーーー(゚∀゚)ーーーー!!!!
悪巧みなバイト最高っす!こう言うの激しくすき。

続きはまた目が覚めたら読めるのかと思うと朝も楽しみ。


漏れもこのハァハァはそのうちお返ししたいでつ。
299259:03/01/16 20:54 ID:XuxJoyXc
触発されてヒサブリに書きに来ました。
バイトモノで本番はなしです。
ここの神様の作品には到底敵いませんが暇つぶしにどうぞ。
勢いで書いたので生温感想でおながいします。

次からうpります。それでは。
300視姦 1:03/01/16 20:55 ID:XuxJoyXc
その日は珍しく隣のクラスと合同授業だった。
普段一緒に授業を受けられる筈もないまどかのクラスと一緒で嬉しかった。
「おぅ、今日は自分のクラスと一緒で嬉しいわ。よろしゅうな。」
「こちらこそ。なんだかこう言うの新鮮だね。」
「そうやな。オレも久しぶりに勉強に身が入りそうや。」
「それじゃ、まどかが勉強に身が入るように見張ってるから。」
「あはは、そうやな。」
そんな他愛ない会話の間にチャイムが割り込み授業が始まる。
2クラス合同と言う事もあり普段はただ黒板を向いているだけの机も向かい合わせにして並べた。
当然というか、まどかは私の前をちゃっかりキープしていた。一番後ろの一番端の席。
これから50分間、彼の顔を無条件で見つめられるのかと思うと嬉しくて仕方なかった。

目の前にまどかが居るから落着かない。妙にソワソワしてくる。
ノートを取りながらもチラチラとまどかの事を見る。
まどかも珍しくノートを取っている。
いつもは私に借りに来るクセに、やはり向かい合わせに座ってる効果かな?
指先なんか滅多に見ないけどシャープペンを持つ指は案外ほっそりと形が良くて。
機械いじりなんかしているようには到底見えないものだった。
伏せてる顔の睫毛も結構長い。鼻筋もすぅっと通ってて。
唇なんかも薄くて綺麗な形をしていて。
私、普段、この手に、この唇に、いつも愛されているんだな……。
なんだかそう考えているうちに愛されている時の事を思い出してカッとなってきた。
頭に血が昇って体中になんともいえない感覚が走ってきた。
そんな時。
真剣にノートを取っていたまどかが顔を上げてニヤリと笑った。
目が合った。
恥ずかしくてとっさに顔を伏せて書いていなかった分の内容を書き出した。
顔を伏せていても視線を感じる。
顔をあげられない。
きっと私が考えていた淫らな事を彼の本能で察知した筈。
301視姦 2:03/01/16 20:57 ID:XuxJoyXc
ふとポケットの中で振動を感じた。振動回数7回。メールだ。
先生の目を盗んでポケットから携帯を取り出しメールを確認する。
送り主は紛れもなく目の前に座ってるまどかだ。
『今日は暑いなぁ。』
一瞬何を考えてこんなメールを送ってきたのか分からなかった。
私の顔が赤いから?
チラリとまどかの顔を覗くと相変わらずニヤニヤしている。
もう授業を聞くのが飽きてしまったのだろうか?
とりあえず適当に返事を返してポケットに携帯をしまいこんだ。
まどかがメールを確認して返信を打っているのが分かる。
カチカチっとボタンを押す音が結構響く。なにやら結構長く打ったりしているようだ。
また、振動が7回。
『今日はめっちゃかわえぇブラつけとるんやな。よう見えるで。』
その文字にはっとした。まどかがニヤニヤしている原因が良く分かった。
セーラー服の胸元は屈むとよく中が見える。意外な盲点を突かれた感じだった。
恥ずかしくて顔を合わせる事も出来ずノートを取るふりしか出来なかった。
屈むとまどかにブラがよく見えるのは分かってはいたが顔を合わせるよりマシだと思った。
ただ伏せてひたすらノートに文字を書く。
授業の内容なんか耳にも入らない。ただ、教科書を丸写ししてるだけだった。
胸元に視線が集中しているのが良く分かる。
痛いくらいにまどかの視線が胸元へ注がれる。
触れられていないのに触れられてる以上に感じた。
段々と心臓が打つ回数が早くなってくる。
本当に今更ブラくらいで何を?って気もしなくもない。
でも授業中に普段有り得ない事が次々に重なって私の中の興奮を掻き立てていく。
302視姦 3:03/01/16 20:58 ID:XuxJoyXc
閉じている膝の間に急に異物が割り込んできた。
まどかの膝だと気付くのにそうは時間は掛からなかった。
直に肌と肌が触れている訳ではないのにますます心拍数は上がっていく。
息をするのも苦しいくらいになってきた。
頭の中がぼーっとしてきて段々意識がここと違う場所へ行ってしまっていた。
その時、私の意識を呼び戻すかのように再びスカートの中で振動を7回感じた。
私の異変に気付いてまどかがメールを送ってきたに違いない。
『もっと、椅子に浅く腰掛けてくれへんかな?』
目線を上げてまどかの顔を確認するともうまどかはこちらを見ていなかった。
一応真剣に黒板を眺めている様に見えた。
そんなまどかの事を見ていたらなんだか1人で盛り上がっちゃってバカみたいに思えた。
メールの意味もよく分からなかったが取り合えず椅子から軽く腰を浮かせて、
まどかの言う通りに椅子に浅く腰を掛けなおした。
その瞬間。
まどかの膝が勢いよくスカート内部まで割って入ってきた。
303視姦 4:03/01/16 20:59 ID:XuxJoyXc
「ひゃっ。」
思わず小さく声があがってしまった。
隣の人もその声に驚いて一瞬こっちを見たが何もなかったかのようにまた前を向いた。
まどかは黒板をみたまま口端を上げてニヤリと笑っているのがよく分かった。
凄く騙された気分になった。こう言う事だったのか……。
次の瞬間まどかの膝はぐいぐいと侵入してきて遂に私の秘部に到着した。
そして膝で秘部を撫で付けてきた。
膝で押し付けて動かしているからいつもより広い面積で刺激されて
体中が普段よりももっと違う感覚に襲われてきた。
グリグリと膝を押し当てられる度に体中に電流が走る。
自分でもどんどん蜜が溢れてきて下着が濡れてきているのが分かった。
このままじゃまどかのズボンにも私の卑しい跡を残してしまう。
自分から離れれば済む事なのにこの感覚から逃れられない。
逃れられないと思った瞬間、まどかが涼しい顔をしてこっちを振り返った。
その涼しい顔の目線の先は私の唇を見つめ胸元までゆっくり降りていった。
頭では分かっていてもどんどん求めてしまう。
ああ、ここで声を出してまどかをもっと求めたい。
……もう我慢出来ない。
段々と息も不規則なリズムを刻みだしてきた。
私は頼りの綱である「授業中だから」と言う言葉にしがみついた。
でも授業中だと認識しようとすればするほど、その後ろめたさにもっと求めたくなった。
顔を上げたら先生に気付かれてしまう。再びノートを取っている振りをした。
まどかの視線がまた胸元を見ているのは良く分かった。
そうやって見て私の肌を想像しているに違いない。
意識だけは、と思った瞬間、まどかの手が机の下から伸びてきて
私の太股をなで上げた。
だめ、そんな事しないで……。
指先5本が全て違う動きをしながら私の太股を這って行く。
完全に私の中の何かが弾けてしまいそうになった。
304視姦 5:03/01/16 21:00 ID:XuxJoyXc
と、その時。
授業終了を告げるチャイムが軽快になった。
「――――――今日はここまで。ちゃんと復習してくるように。」
先生の終了の言葉で当番が起立の合図をかけた。
何とか立たねば、と思い、気だるい体を無理に立たせて終礼をした。
終わった瞬間に雪崩れ込むように椅子に座って机に伏せた。
「今日は、おもろかったな。じゃ、また放課後な。続きは教えてな。」
軽く頭をポンっと叩いてまどかは去って行った。
何とか、顔だけ起こして軽く睨みつけると悪戯そうな顔をして笑いながら教室を出て行った。
一体、何なの!?
そうやって怒りたかったけど結局一言も発する事が出来なかった。
またポケットの中で振動が7回あった。まどかからのメールなのは分かっていた。
見る気も起きないけどとりあえず、と思い確認をする。
『おまえの胸元見てたら我慢できひんようになってな。ごめんな。』
謝るくらいならそんな事するな、と返したかったが放課後、きっと私は続きを求めてしまう。
だから返す言葉は嫌味をこめてただ、一言。
『仕返しは放課後にたっぷりするから、覚えておいてね。』



以上でつ。お目汚しすまそ。
305名無しさん@ピンキー:03/01/17 00:27 ID:emUQ+Rt8
>>291-294
バイト、キテル(゚∀゚)キテル!!
いやん、このいたずらっこめ!>バイト
でもそんなバイトに(;´Д`)ハァハァ

何度も何度も中途半端に感じさせられてる主人公ちゃん、可哀想……(w
だから早く! 早く主人公ちゃんを姫条ハウスへと連れていってあげてください!!(w
萌や萌やしながら、続きをまってまつ。



>>300-304
バ、バ、バイト、エロッッ!!!! Σ(゚Д゚;)
イイっす。イイっすよー。なじみのあるシチュなだけに、情景がさまざまと想像できて、もうハァッハァ。
それにしてもバイト……。チャイム鳴ってすぐに出ていったけど、あっちのほうは大丈夫だったんでしょうか?(w

そしてまたしても焦らされる主人公ちゃん……。読んでるこっちも焦れ焦れです。
だから是非! 是非主人公ちゃんの仕返し編を……! 期待しながら待ってまつ。



あー、もうバイト&エロだらけで超幸せ……。生きててよかった……
306名無しさん@ピンキー:03/01/17 04:14 ID:BCl8s+79
>>300-304
エロエロバイト、激しく(・∀・)イイ!!
視姦・・・うーん、なんてハアハアな響きなんだっ!!
萌え萌えでつよ〜!
漏れも仕返し編、激しくきぼーん

幸せだ〜。バイト祭真っ最CHU!!!
307名無しさん@ピンキー:03/01/17 04:48 ID:1ggM+mnZ
>>300
バイト連続―――(゚∀゚)―――ハアハア…

も、漏れも実は視姦物書いてますた…。
ネタが被ってしまったでつ…(´д`;)他キャラでつが…。
そして漏れの方が、比べるまでも無く激ヘボンな罠…。
308山崎渉:03/01/17 07:31 ID:LBoDEE1T
(^^;
309名無しさん@ピンキー:03/01/17 18:33 ID:vZph3/8Y
コソーリバイトタンハァハァでつ。ほぼ書きあがりまちたが、なんか微妙な流れに…
あとで貼り付けにきまつ。

>>296タン
ありがd洩れの駄文でハァハァなんて…嬉ちいでつ!
296タンの(;´Д`)ハァハァなお話禿ちくキボーン!

>>285タン
悪い子 (・∀・)イイでつよね(w
次もっと悪い子にしようとがんがったら変(略になってちまいまちた

>>298タン
こういうことには頭の回転が速いバイトタン(w
(;´Д`)ハァハァなお返し期待ちてまつ

>>259タン
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!!
なんて悪い子なんでつか!バイトタン
禿ちく萌えまつ(;´Д`)ハァハァハァハァ つ…続きを…!

>>305タン
ありがd
焦らされ主人公ちゃん、もうなんでもおげ!状態でつ(w
初めてなのにのう(遠い目

では、また後ほど(・∀・)
310姫条×主(姫条ハウス)1:03/01/17 20:43 ID:vZph3/8Y
コソーリ…>>291-294の続きでつ
凄く凄く生温いことになってしまったのつが貼らせていただきまつ。
長いでつ。出来れば石はなげないでくだたい…


何回も訪れたことのある姫条君の家。
開かれたドアをくぐる。もう、後戻りは出来ない。
玄関に入った姫条君はいきなりわたしを抱き上げた。
「きゃっ!姫条君!」
啄ばむようなキスを繰り返して。瞼を開くと姫条君は苦しそうな表情を浮かべていた。
熱の篭もった視線がわたしを射抜く。低く艶めいた彼の声が吐息と共に耳に届いた。
「好きや。…お前だけがずっと欲しかった。」
全てを曝け出すような瞳で見つめられて。
わたしの中からも、昨日まで言い出せなかった言葉がとめどなく流れ落ちる。
「わたしだって、姫条君の事ずっと…好き。好き。大好き…!」
射るような視線が緩められ、幸せそうに笑うとゆっくり唇が降りてくる。
確かめるように動く唇と舌。脅えていたわたしをあやすようにゆっくり舌を絡ませる。
甘い雫が身体の内側から少しずつ滴るみたい。身体の緊張が解けていく。
優しすぎるキスに涙が零れた。怖いと脅え悩んでいた自分が恥ずかしい。
姫条君はこんなにもこんなにも優しいのに。
口づけながらベッドに運ばれ静かに横たえられた。
311姫条×主(姫条ハウス)2:03/01/17 20:46 ID:vZph3/8Y
名残惜しげに唇が離れ、姫条君が耳元で囁く。
「…なあ、一つ聞きたいんやけど。」
上がる息を抑えながら彼の瞳を見る。
「チョコ…ほんまにアレくれるつもりやったんか?」
姫条君は困ったような顔で言う。
「アレ貰った時、目の前真っ暗なったわ。お前が他の奴にも渡してたんと同じやったからな。」
「本命が他にいるんやって、ショックで何も言えへんかった。」
姫条君は苦笑いしながら手の甲に口づけた。背筋にぞくっと走る感覚を耐えながら口を開く。
「ち、違うの!あれは…姫条君が他の子からもらったチョコを凄い真剣に確認してたから…つい…
 それにどうせあげたって食べてもらえるかわかんなかったし…」
姫条君がニヤリと笑って。わたしは思わず後ろに後ずさった。
「それは、焼きもちってやつかいな。お前、ほんまに可愛いな。」
「…ちがうもん!今の嘘!姫条君にはアレだけなんだから!」
姫条君があんまりニヤニヤしながら言うからつい意地を張ってしまう。
「わかっとるって。んで、どこにあんねや、チョコは。」
「わかってない〜!アレだけだもん。」
「ま、ええわ。ほんなら身体に聞くだけやし。」
とっさに抵抗しようとした手は押さえられて、足の間に姫条君が入り込む。
姫条君の指が布越しにもまだ敏感なそこに触れてやわやわと撫で擦る。
「!やああぁっ…はぁんっ」
ダイレクトに伝わる快感にあられもない声を漏らしてしまった。
「早く出さんと、どうなるかわからんなぁ。」
涼しい顔でとんでもないことを言われて、わたしは早々に降参した。
312姫条×主(姫条ハウス)3:03/01/17 20:48 ID:vZph3/8Y
「言う、から。は…ぁっ…待って。」
撫で付ける指が止まる。その瞬間も身体の奥に甘い疼きを持て余していて。
「…お弁当入ってる袋、に入ってる…」
「なんや、弁当箱のチョコかいな。色気ないなぁ。」
「バカ!違うって!わたし力入んなくて立てないんだよ?姫条君のせいなんだから!」
わたしは姫条君を睨み据えたけど、彼の目尻が下がるだけで全然効いていない。
「わかってるがな。ちょい、待ちぃや。」
姫条君は小さい袋を手に取ると、わたしの目の前にそっと置いた。
わたしは上体を起こしつつ、袋の中からリボンの掛けられた小さな包みを取り出し
傍らに腰を下ろした姫条君へ照れを隠すようにぶっきらぼうな仕草で手渡した。
「はい、これ」
それでも姫条君はこれ以上無いって位嬉しそうに笑ってくれて。
「おおきに!…お!もしかしてこれ手作りちゃうか?」
手早くリボンを解いて包みを開ける彼。
「う…そうだよ」
「俺、ほんまにめちゃ嬉しいわ。」
あんまり喜んでくれるから、わたしも意地を張ってるのが馬鹿らしくなってきた。
「ちゃんと味わって食べてね。」
姫条君に笑いながら冗談ぽく言うと彼の顔が企むような笑顔に変化した。
313姫条×主(姫条ハウス)4:03/01/17 20:51 ID:vZph3/8Y
「そんなん当たり前や。」
肩を抱き寄せられ、耳元に熱い吐息が触れる。
「…チョコもお前もこれ以上無いって位、味わって食べるからな。」
言われた内容に身体中の熱が上がった。恥ずかしくてどうしたらいいかわからない。
姫条君が解かれたリボンをわたしの手首に結んで、チョコを一つ口の中に放り込む。
え?何?わたしが食べるの?
「ラッピング完成や。さっきの屋上の時みたいにチョコくれんか?」
姫条君の顔は緩みっぱなしで。わたしはさっきの自分が取った行動を思い返すと
今更ながら顔から火が出るほど恥ずかしい。頭に血が上ったから出来たようなものだ。
「…や、もう出来ないよ〜。」
「ええから、ええから。」
無くなってしまえば、そんな恥ずかしい事はしなくてよいと閃くと
わたしは姫条君の言葉を無視して、チョコをもぐもぐ食べ始めた。
「あ!お前な〜!ま、ええわ…ほんならチョコの分までお前を食べればええことやし。」
姫条君は意地悪そうに笑ってわたしに口づけ、同時に未だ乾かないわたしの中心もなぞった。
「!はぁ…ん」
掠めるような快感に思わず唇を開いて喘ぐと、そこから彼の舌が入ってチョコを舐め取るように
舌を絡められた。口腔中のチョコを舐めつくすような舌の動きにわたしは理性を手放しそうになる。
彼の唇。彼の舌。彼の熱さがわたしの快感を刺激する。気持ちよくて飛んでしまいそう。
314姫条×主(姫条ハウス)4:03/01/17 20:52 ID:vZph3/8Y
制服のボタンが次々外されていく。下着のホックも器用に外され、そのままベッドの下に落ちていくのを
人事のような感覚で見つめた。深い口づけに何も考えらない。
スカートが抜き取られた。今わたしを包んでいるのは頼りないほどの一枚の布切れ。
それも押し下げられて床に落ちた。肌を隠すものは何もない。
「綺麗やな…。」
唇を離して舐めるように見ながら姫条君が漏らす。
途端に羞恥で身体が強張った。この状況に耐えられない。
「も…だめ…」
腕で顔を隠そうとしたらやんわり姫条君の手に留められた。
「全部見せて欲しいんや…」
「わたしだけなんて…やだ。姫条君も脱いで…」
姫条君はわかったと頷くとわたしから降りて手早く衣服を脱ぎ捨てていく。
引き締まった身体と焼けた肌がこれから始まる行為を思い起こさせ
わたしの心臓は半鐘を打つように脈打った。
全て脱ぎ去り、何も纏っていない彼の身体の情熱は天をつくように起ち上がっていて。
わたしは思わず視線を泳がせ、動悸を鎮めようと努力する。
姫条君はベッドサイドの引き出しから何かを取り出して、またわたしの上に覆い被さった。
「何?」
「ま、ええから、ええから。」
姫条君はにっこり笑うと唇を合わせ、胸のふくらみを揉みしだきながら
すでに潤んでいる中心を弄った。
315姫条×主(姫条ハウス)6:03/01/17 20:53 ID:vZph3/8Y
「…!ああ…んっ」
わたしは瞼をきつく閉じて彼の指が紡ぎだす快感を追い求める。
秘裂の奥に姫条君の冷たくぬるりとした指が突き入れられ、ビクンと腰が震えた。
「ひゃっ!!な、何?!」
驚いて彼を見上げると、笑いながら宥めるように髪を撫でられた。
「痛くならないおまじないや。」
言いながら何かを塗りこめるように指を私の中で蠢かす。
「や、何塗ってんの!?」
「大丈夫やって。気持ちがええだけやから。」
中に入れた指を蠢かせながら襞に隠れた蕾を捏ねるように擦られて
背筋を駆け上る快感に我を忘れて声をあげた。
「やあああぁっ!…はっ…あっ」
「めちゃめちゃ可愛い…」
彼の指に合わせて腰が揺らめく。唇から降りてきた唇は私のふくらみの先端を舐め舐る。
「やぁっ…はっああ…あああ!」
「…あとからあとから蜜が溢れてくるで。ほんま敏感さんや。」
快楽に理性が絡め取られて、素直な身体の反応に身を任せるしかなかった。
蠢く指が2本に増やされ更に快感が零れていく。背中がしなり腰はぶるぶると震え続けている。
揺さぶられながら、ふと気がつくと彼の舌や指が紡ぎだす快感とは別な疼きが腰に拡がっていく。
「あっ……な、んか…ヘン」
316姫条×主(姫条ハウス)7:03/01/17 20:54 ID:vZph3/8Y
急激に腰から疼きが拡がり、あまりの強烈な感覚にぶるぶると身体が震え目尻から涙が落ちた。
「お、そろそろ効いてきたようやな。」
姫条君は差し入れた指を抜き取り、掠めるように秘裂を撫でる。
わたしの中心から拡がる強烈な疼き。中心が熱くて焼けるよう。
「っ何、これ、姫条君…!」
「まどかや。」
キスの跡を身体中につけながら姫条君が言う。
「や、ちがっ、なんかなんかヘン!!」
「まどかって言うたら教えたるわ。」
もう一つ心臓があるみたいに濡れたわたしの中心が脈打つ。疼いて疼いて堪らない。
「…んっ、まどかっ…ヘンなのっ…」
「どこがヘンなんや。」
笑いを含んだ声で囁かれて、秘裂から蕾をかすめるように撫でられた。
「やぁっ…はっあああぁんっ…だからっ…」
「はっきり言わんとわかんやろ。」
いえない。言えるわけないのに。わかってて言っている。意地悪。まどかは本当に意地悪だ。
わたしは堪らなくなって涙をぼろぼろと零した。
それでもまどかはわたしの答えを待っていて。
「…言うてみ?」
優しい声音で諭すように囁くまどか。でもその顔は楽しげに笑っている。
317姫条×主(姫条ハウス)8:03/01/17 20:57 ID:vZph3/8Y
「…………。」
悔しい。悔しいけど、もう耐えられない…。
わたしは、彼の手を取り、おずおずと自分のそこにあてがった。
恥ずかしさで、死んでしまいそう。
「…ここ…」
「いい子やな…」
まどかは満面の笑みでわたしの頭を撫でると、あてがった指をまた中に挿し入れた。
まどかの指が動くたびに気持ち良くて。わたしの中も蠢いて、快感を更に貪ろうとする。
でも、足りない。もっともっと圧倒的な何かが欲しい。
「あっ…はぁ…」
「ええか?」
わたしは首を縦に振る。もう、どうなっていいという思いでまどかを濡れた瞳で見つめた。
まどかの顔が苦しそうに歪み、いきなり大きく足を開かされた。
「俺も、もう限界や…いくで。」
熱くて固いまどかがわたしの中にゆっくりと沈んいく。
激しい痛みを感じながらも、上回るほどの強烈な快感と充足感に眩暈がした。
「大丈夫か…?」
大丈夫じゃない。でも、気持ちいい。どっちが本当なのかわからなくて、ただただ彼を見つめた。
318姫条×主(姫条ハウス)9:03/01/17 20:59 ID:vZph3/8Y
「そんな顔するな。イってまうやんか。」
「動くで。」
言った途端にまどかがわたしを突き上げる。
繋がった部分が擦れる度、中をまどかが穿つ度にわたしの口からは濡れた声が零れていった。
「あ、あっ…あああん…やぁっ」
「お前ン中…めちゃめちゃ気持ちええ…」
穿たれる度に痛みを快感が凌駕して。快感の波にさらわれていく。
こんな感覚しらない。わたしはまどかに縋り付いた。
その瞬間、床から振動音が聞こえ、わたしははっと我に返った。
「なんや…携帯か?」
少し不機嫌な声でまどかが呟いた。繋がったまま落ちたスカートのポケットから携帯を取る。
まどかが動くたびに刺激されて、また快感の波にさらわれそう。
渡された携帯を見ると着信には氷室先生の名前。冷水をかけられたように血が引いた。
「ヒムロッチがなんでお前の携帯しってるんや?!」
「んっ社会科見学とか連れていってもらった時に教えたもん。」
まどかは溜息をついてがっくりと肩を落とした。
「出なきゃヤバイよね…」
「…そやな」
わたしは意を決して通話ボタンを押した。
319姫条×主(姫条ハウス)10:03/01/17 21:00 ID:vZph3/8Y
「……もしもし」
『氷室だ。体調が悪いと聞いたが、どうだ。』
「は、はい、あの、寝てたら大分良くなってきました…」
不機嫌そうなまどかが急に楽しげにわたしを見つめる。
『そうか。それは大変結構。しかし自己管理はしっかりしなさい。』
「は、はぁん!」
いきなりまどかがわたしを穿ち始める。思わす嬌声が洩れてしまった。
『どうした。』
「い、いえくしゃみがっ…!」
まどかから与えられる快感に零れる吐息を押し殺そうと努力するが、
口を開くと洩れてしまう。
『…家の方はご在宅か?』
リズムを変えながら突き上げられる。
「い、いえ、でもっ…ふっ…だ、いじょう、ぶで…す。」
『しかし大分悪いようだが、一人で大丈夫なのか。』
もう、だめ、無理……!!
「せんっせいっはぁん!だいじょうぶ…あっです…から!失礼します!!」
『な、どうし…』
先生がうろたえた様子だったけど限界が近づいて、もう、しゃべることなんて出来ない。
切った後まどかをきっと睨んで、胸を叩いた。
320姫条×主(姫条ハウス)11:03/01/17 21:04 ID:vZph3/8Y
「ばかばか!なんてことするのよう!!」
まどかはニヤニヤ笑いながらわたしの髪に口づける。
「なんや、めちゃ興奮したわ。イケナイことしてるみたいでなぁ。」
「やっ…ばかばか!わたしどんな顔して明日会えばいいのよ!」
「大丈夫やって。」
なんの慰めにもならないことを言って笑う。
「それより、俺、もうヤバイ…」
言い終わらない内から激しく貫かれて。
わたしはまどかに縋りつき、絶頂への階段を昇る。
「ばかっ…ああああん…!!はっあぁ…わたし、もう、もう…だめっ!」
「…俺も…っく!!」
わたしはまどかにしがみつき、登りつめる快感に息を詰めた。
まどか自身がビクビクと震え、迸る熱の感覚を身の内に感じながらわたしも意識を手放す。
薄れいく意識の中でわたしはまどかと翌日一日口を訊かないことを誓った。

これぐらいのお仕置きは、いいよね。


終わり

お目汚しスマソ。
321名無しさん@ピンキー:03/01/17 21:10 ID:emUQ+Rt8
バイトキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
エロッ エロッ サイコー!!

……にしても、ゴムを出したのかと思ったらローションすか!
なんでそんなもん持ってんだよバイトーー!!(w 
322300:03/01/17 22:31 ID:BOJ14mCF
>>305
漏れが幼少の頃に見たサスペンスが元ネタでつ(w
お陰で本当によくある話だ。それなのに萌えてくれてありがd。
バイトはきっとこの後トイレへ駆け込んで……(ry
仕返し編も時間が有りましたらがんがって書いてみます。

>>306
もっと視姦というタイトルの如くネチネチと主人公のことを
舐めまわすように見させればよかったと現在激しく後悔中でつ(´・ω・`)ショボーン
仕返し編は時間があれば……とさっきと同じレスを返してスマソ。
週末にがんがります。気長にお待ちください。

>>307
漏れの事なんか気にしないでガシガシ書いてうpってくだちぃ。
他キャラなら尚更、もうそして漏れの事(;´Д`)ハァハァさせて。
今からうpされる日を楽しみに待ってます。

>>309
コソーリバイトハァハァの神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
待ってますた。ああ、んもう、バイトったら。
そんな小道具持ち出して(w でもそんなバイトが好きでつ。
漏れの駄作にまで感想有難うございます。
323名無しさん@ピンキー:03/01/18 02:31 ID:jBt97snL
コソーリバイトタンハァハァでつ。見返したら誤字脱字の嵐で…(無)
勢いであげてしまってすみまてん。

>>321タン
テヘヘ(・∀・)きっと主ちゃんの為に用意しておいたんでつね
もっとえっちぃ言葉言わせたかったのに修行不足でちた…

>>322タン
洩れの中ではバイトタンは道具系&言葉責め系なのでつ(w
焦らしが好きなので、バイトタンよく頑張ったとおもいまつ。

書き上げたらとてもスキーリ(・∀・)
憑物落ちたみたいでつ。これにてしばらくまた名無しにもどりまつね。
尽が書けたらゲリラ的?にうpしまつ。
読んでくださった皆様有難うございまちた。

324名無しさん@ピンキー:03/01/18 05:11 ID:PY086Kau
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
バイトタン・・・(;´Д`)ハァハァ ハァハァ
あ、あれはローション!?いや、ただのローションじゃないハズ!!
マ、マヤークちっくな・・・ドキドキドキドキ・・・

はげしく(・∀・)イイ!! よかったでつ・・・

隠れた神よー!
ヒサブリでもお初でもおげ!!
降臨を・・・
もっともっと(;´Д`)ハァハァ させて下ちい!!
325名無しさん@ピンキー:03/01/19 01:59 ID:iQvbme3Y
バカタンもの書き始めますた。
でも、なかなかエロ出てこない上に、バカタン、カナーリ「ワル」でつ(ワラ)

卒業して、アメリカ行った後のハナシ。
自暴自棄で、やりまくってまつ。しかもタバコやるし酒もやるし・・・

こんなのバカタンちゃうねんーっていう方いたら、
スルーおながいしまつ・・・

では、出来てる部分だけ。
もしお声がかりありましたら、またうpります・・・

少々重いかもでつが・・・ 次から逝きまつ
326罪と罰と:03/01/19 02:06 ID:iQvbme3Y
 3月1日---
鈴鹿 和馬は、校舎の裏の教会へと歩いていく彼女の後ろ姿を、ようやく見つけた。
(今日・・・今日言わねぇと・・・オレは・・・)
 和馬は、焦っていた。
いまこそ、自分の想いを打ち明ける時だ。
今日を逃せば、もう彼女と会うことはないかもしれない。
会って、自分の3年間の彼女に対する想いを告白し・・・そして・・・
 和馬は引き寄せられるように、彼女のあとを追っていた。
「あっ!鈴鹿、鈴鹿っ!!」
背後から、彼を慌ただしく呼び止める声。
 振り返るとそこには、3年間バスケ部の顧問として世話になったコーチが、血相を変えて駆け寄ってきているところであった。
「・・・!?」
和馬はびっくりした顔で突っ立っていると、
「お、おいっ!お前っ・・・驚くなよ!?あ、いや・・・驚けっ!!」
いつもはがなり声ばかり立てているオヤジが年甲斐もなくはしゃいだ様子で、訳の分からない事をまくし立てている。
「は?なんすか??」
(急いでるってのに・・・)
和馬は苛立たしげに、聞く。
「すっ・・・鈴鹿っ!!お前になっ・・・国際電話だっっ・・・!!」
「?」
「スカウトだよっ!エージェントからっっ!!アメリカのっっ!!!」
(・・・・・・!)
 和馬は、気を失うかと思った。
327罪と罰と:03/01/19 02:08 ID:iQvbme3Y
 自分に、アメリカからスカウトの電話が来ている。
アメリカに、行けるかも知れない。
アメリカで・・・大好きなバスケが出来るかもしれないのだ。
「ほらっ!早く来いっ!!今英語の先生が変わりに電話に出て下すってるんだ・・・っ!!!」
コーチは和馬の腕を乱暴にグイと引っ張って、元来た道を歩き出した。
 和馬は瞬間、彼女の後ろ姿を思い出した。
「・・・・っ!」
どんどん遠ざかっていく教会。
和馬は下唇を、きっと噛んだ。
(なんだって、こんなタイミングで・・・)
 彼女と、バスケ。
和馬にとっては、いまやどちらも自分にとって、欠かすことのできないものであった。
 今日彼女に告白して、彼女にも自分と共にアメリカへ来てもらいたい、と頼むつもりでいた。
(もうオレには、アイツしかいねぇ・・・そんでもってオレが突っ走れるのは、バスケの道だけなんだ・・・!)
 和馬はどんどん、教会から・・・彼女から、遠ざけられていく。
彼女とバスケ、両方獲ろうとした自分に、神は罰を与えたのだろうか・・・?
 
 ・・・・!!
 
 和馬は心の中で、彼女の名を呼んだ。

 頼む・・・
 頼むから・・・!

 和馬は、何度も心の中で、叫んでいた。
328罪と罰と:03/01/19 02:18 ID:iQvbme3Y
 朝──
自分の隣で、女が寝返りを打つ。
「・・・」
和馬は、無性にやりきれない思いがして、マルボロにジッポで火を点けた。
 今日は、オフの日。
夕べはチームの仲間と、近くのバーでしたたかに飲んだ。
(向かう所敵ナシ・・・だな)
チームメイトがそう言って和馬の肩を、ぽん、と陽気にたたいたのを覚えている。
 連戦連勝。
 カズマ=スズカ。
 羨む仲間、妬む仲間。
(・・・) 
和馬は、鼻で笑った。
大好きなバスケを、やっている。
それなのに──この空虚は、なんだ?
 和馬は、ふう、と煙を吐き出した。
煙草は、スポーツマンには御法度だ。
でもそんなこと、どうでもよかった。
 どうでもいいと思って、自暴自棄に煙草も酒も、始めた。
女も、見境もなく引っかけては、抱いた。
でも皮肉な事に、和馬がやけになればなるほど、運命はどんどんカズマをスターダムへと押し上げる。
 いまや和馬は、この土地のプロチームに、なくてはならない存在になっていた。
329罪と罰と:03/01/19 02:20 ID:iQvbme3Y
『カズマ?』
隣で寝ていた青い目の女が、にっこりと微笑んだ。
「・・・」
和馬は、目だけをチラと動かして、冷ややかに彼女を見る。
『よかったわ・・・すごく』
すこし訛りのある英語で言い、ウィンクする。
(誰だ・・・この女)
昨日、バーで酔った勢いで引っかけた女。
陳腐な口説き文句で、のこのこついてくる、クソみたいな・・・
(・・・)
そこまで思って、和馬はまた自嘲気味に笑う。
 そんなクソを引っかけて、さんざん欲望の捌け口にしたのは、どこのどいつだ?
未だに忘れられない彼女を思い描いて、ひとときの幸せを掴もうとしている自分がここに、いる。
『ねえ、カズマ。また、会ってくれる?』
『・・・やめとけ』
 和馬は腕を回そうとしてくる女から逃れるようにベッドを出ると、椅子の背にかけてあったバスタオルをひっつかみ、投げて寄越す。
『シャワー浴びたら、出てってくれ』
和馬は早口の英語で、言う。
彼はこっちでの最初の友人が早口だった事もあってか、英語を喋るとき、どうも早口になってしまう。
それが彼の印象を、ますます冷たいものにしていた。
 短くなった煙草をテーブルの灰皿にぎゅ、と押し付けると、女に背を向けた。
『悪かったな』
 彼はいつも決まって、そうやって抱いた女に謝った。

330罪と罰と:03/01/19 02:26 ID:iQvbme3Y
 (ええっと・・・)
女は、交差点でお上りさんよろしく、地図を広げていた。
「えっ・・・Excuse me」
英語は得意だが、実際にアメリカに来て使うのは初めてだ。
「Yes?」
人の良さそうな婦人が、笑顔を向ける。
『あの、ちっ・・・地下鉄乗り場は・・・どこ、ですか??』
しどろもどろに言うと、婦人はゆっくりとした英語で、この、異国から来た少女に道を教えてくれた。
『あ、ありがとう』
彼女はぺこりと頭を下げると婦人に手を振って、小走りでその場をあとにした。
(地下鉄、地下鉄・・・あった!)
 少し歩くと、地下鉄乗り場は見つかった。
2つ目の駅で、下りる。
ロスはこの規模の都市にしては、驚くほど交通機関の発達が遅れている。
最寄りの駅からタクシーを拾い、ようやく自分の寮に到着した。
 彼女はここロスアンゼルスで、3か月のホテル研修中であった。
ロスに来て3日経つが、まだまだ地図が手放せない。
一番近くの大型日用品店に行くのにも、車でも10分はかかる。
 部屋に戻るや否や、ぐったりとベッドに横になった。
寝ながらTVをつけると、地元NBAチームレイカーズ大活躍のニュース。
流暢なアナウンサーの英語とともに試合のVTRが流れ、彼女は、大きな体躯が激しく行き来する中で、黒髪の小柄な男の姿を無意識に探す。
 ───いた。
(・・・鈴鹿、くん・・・)
心臓が、跳ね上がった。
331罪と罰と:03/01/19 02:29 ID:iQvbme3Y
 いまや全米バスケ界のトップ争いに、名を連ねる男。
 バスケファンを魅了してやまない、いまをときめく大スター選手。
 そして、もはや雲の上の存在になってしまった、自分が未だ恋い焦がれている男…
(どうして…)
どうして、なぜよりによってロスなんかに来てしまったのだろう。
 ロスに研修が決まった時はたしかに嬉しかった。
あの人に…鈴鹿 和馬に3年振りに会えるかもしれない。
そんな淡い期待を抱いていた事は否めない。
しかしいざ来てみると、とてもそんな大それた事ができるはずもない、とひしひしと感じた。
(もうとっくに忘れているかも知れない)
そう思うと悲しかったが、安堵もあった。
今日は夜勤だ。フロントで顧客管理を担当させてもらうことになっている。
(しっかりしなくちゃ)
自分にそう言い聞かせると、クローゼットから濃紺のユニフォームを引き出した。

332罪と罰と:03/01/19 02:30 ID:iQvbme3Y
けたたましい、電子音がする。
「…」
それが和馬自身の携帯電話の音だと気付くのに、時間はかからなかった。
「…はい」
この男は、いつまでたっても英語で電話に出るのに抵抗を感じるらしい。
『ハイ、カズマ。マイケルだ』
『・・・ああ』
和馬が憮然としていうと、マイケルはカン高い声で、笑い声を立てる。
和馬も、つられて笑った。
『昨日はエンジョイできたのかい?』
昨日の事・・・
あの、つまらない女の事はもう思い出したくもなかった。
『・・・それだけなら、切るぜ』
『おっと待てって。本題は別だ』
マイケルは笑ってまくし立てた。
『今夜の打ち上げ、いつものホテルだとさ』
『・・・またやんのか。毎度面倒だな』
マイケルは慣れたもので、まあそう言うなって、と和馬をなだめると、
『今晩7時に、お前ん家に迎えにいくよ』
『・・・OK。またあとで』
携帯を切って、ぽんと投げおいた。
333罪と罰と:03/01/19 02:36 ID:iQvbme3Y
 ごろん、と寝返りを打つ。
(まただ)
また、あの夢を見た――
和馬はちっ、と舌打ちをすると、つらそうに目を閉じた。
 3年前の、あの場所での、夢・・・
自分がまだ全てを手に入れられると思っていた、幼かった頃の、夢。
 コーチに手を引かれながらも振り返った和馬の目には、彼女が・・・他の男と一緒に教会から出て来る姿が写る。
相手は、葉月だったり、姫条だったり、三原だったり・・・時には、担任だった氷室であったりする。
 その度に和馬はコーチの手を振りほどいて彼女を奪いに行こうともがくのだが、彼女達と自分との距離はどんどん離れて行き、やがて消えてしまうのだ。
そして、ヤツを見て幸せそうに微笑む彼女の顔を見たような気がして、和馬はいまにも嫉妬で狂いそうになる。
・・・いつもそこで、目が覚めた。
334罪と罰と:03/01/19 02:43 ID:iQvbme3Y
とりあえず、ここまででつ。

頭に出てくる映像を、そのまま文章にしてるっつー状態でつ。構成とか、考えとか、なにもナシ(ニガワラ
バカタンとち狂ってるだけなので、責めないでやって下ちい・・・・

ほんではひとまず、名無しに戻りますだ。
335名無しさん@ピンキー:03/01/19 02:48 ID:P7gqXVl0
L.Aバカタンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
自暴自棄になった冷たいバカタン最高でつ!(;´Д`)ハァハァ
ぜひ続きを!!神よ!
336名無しさん@ピンキー:03/01/19 02:49 ID:oVTXjk1d
つ、続きを早くおながいします・・・(;´Д`)ハァハァ
冷たいバカ、最高でつ!
337名無しさん@ピンキー:03/01/19 02:50 ID:xi77jdKa
>326神サマ
リアルタイムで見てたのですが、ドキドキして何度も
リロードボタンを押してしまいました。
続きができましたら是非読ませてください!!
338罪と罰と(オワビ:03/01/19 02:50 ID:iQvbme3Y
あ、あと・・・NBAファンの方やロスに詳しい方がいらっしゃったら、ゴルァ!!って部分があったと思いますが、
全て「フィクソンだから」って事で見逃してやって下ちい。
(その割りにはチーム名とか出てるけど。。スマソ)

だってバカタンを実在のチームに入れてあげたくて・・・
作者の勝手なきぼんと妄想ですた。。。
339名無しさん@ピンキー:03/01/19 02:51 ID:hQGvseGw
冷たいバカ(;´Д`)ハァハァ
続き激しく気になってまつ!(;´Д`)ハァハァ
神様!是非続きをおながいしまつ!(;´Д`)ハァハァ
340名無しさん@ピンキー:03/01/19 02:52 ID:5mN1Awjj
メリケンバカ(;゚Д゚)ハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッ

ハァ〜(*´∀`*)
341名無しさん@ピンキー:03/01/19 02:53 ID:Z0AX6jir
実は、ゲームだってことを知らずに覗いてて、
元ネタわからないのに、とても読みやすくて、
文章が破たんしてる人がいないし、
切ないわ、ドキドキしてました。
作家さん達、頑張って下さい。
また覗かせて下さい。
342名無しさん@ピンキー:03/01/19 03:07 ID:5mN1Awjj
はっΣ(゚Д゚;)
(;´Д`)ハァハァしすぎて我を忘れてしまいました、スマソ…

神よ! 続き待ち望んでまつ!
は、早く…早く主人公タンと会ってくだちい、バカタン…!
強気な攻めバカタンカコイイ…(*´∀`*)
343罪と罰と:03/01/19 04:07 ID:iQvbme3Y
主人公タンに会うとこまで、一挙にうpりまつ。
 マイケルは定刻どうりに、和馬のアパートの下でクラクションを鳴らした。
ホテルでの打ち上げには、和馬の言葉を借りると「地元のいろんなお偉いさん」が来る。
ので、今日は嫌いなダークグレーのスーツに身を包んだ。
 カギとむき出しのドル札、少々の小銭をジャラジャラと無造作にポケットに詰めると、
ぼろいドアを開けて往来に出た。
マイケルが、手を振ったのが見えた。
 助手席に乗り込むと、マイケルはすぐに車を走らせた。
『今日は、何時ごろだ?』
マイケルが、いつもの質問をしてくる。
何時ごろあのつまらないパーティから抜け出すか、ということだ。
そして抜け出したあとは・・・決まっていた。
『オレ・・・今日はよすわ』
和馬の言葉に、マイケルは、はぁ!?と大きな声を上げた。
『なんだよ・・・今日はオレのおごりだぜ?』
『昨日、ヤリ過ぎた・・・あ』
和馬はにべもなく言い、同時にタバコを忘れた事に気が付いた。
マイケルが甲高い声で、豪快に笑った。
『忘れたのか?珍しいな・・・でもよ』
マイケルの声音が、変わった。
『マジで少し、控えろよ・・・このごろのお前、みるみる本数増えてるし』
『・・・』
『好きなんだろ?バスケ・・・』
 マイケルのこの問いに、即答できない自分が嫌だった。
もう純粋に、ボールを追えない自分がいる。
あのころのように、純粋には・・・
『カズ?』
『ああ、分かってる』
 分かってるさ。
 やるしかねぇんだ。
 オレには、もうそれしか残されていないんだから──
344罪と罰と:03/01/19 04:08 ID:iQvbme3Y
 そのとき車は、もう既に賑わいを見せ始めている会場のホテル前に到着した。
『先、行っててくれ。タバコ、買ってくるわ・・・』
『ああ』
和馬はフロントデスクに行き、呼び鈴を鳴らした。
 フロントの隅で、何か書き物をしていた女が、あわてて駆け寄る。
『お待たせいたしました、お客様』
『ああ。悪いんだけど、タバコ、置いてあるかな?──』
和馬はそう言って女の目を見た。
 瞬間。

(────!!)
心臓が止まるかと思った。

 彼女は和馬の顔を正視していないので、気づいていない。
目の前にいる客が、待ちこがれていた相手だと言うことを。
『申し訳ございません、お客様・・・当ホテルでは喫煙のお部屋以外でのおタバコは───』
そう言って、彼女は言葉を失った。
 フロントに置かれていた右手を、大きな手で握られたからである。
初めて、顔を上げた。
「───すっ・・・!!!・・・」
彼女の変わらない大きな薄茶の瞳が、和馬の目を射抜くように見ていた。
345罪と罰と:03/01/19 04:44 ID:iQvbme3Y
 運命の神というのがいたとするなら、少々いたずらが過ぎた。 
彼らはこの再会を無邪気に喜びあうほど、もう子供ではなかった。
「・・・・やめて」
彼女の小さい声。
「なんでだよ」
「だめよ・・・だって、鈴鹿くんは、もう・・・」
和馬は、身を乗り出した。
あの時言えなかった言葉を、伝えたかった。
「オレ・・・ほんとは、ほんとはあの時・・・」
「いやっ!!」
彼女は、和馬の手を振りほどいた。
 彼女の声を聞いて、奥のオフィスから支配人らしき男が顔を覗かせる。
『・・・どうしたんだ』
支配人があわてて寄ってきて、彼女を咎めるように言った。
彼女の方が、この大物バスケットプレイヤーに何か粗相をしたと思ったのだろう。
『いや、違うんだ』
 和馬は支配人を制すると、怯えた目を向けている彼女を見つめて、ゆっくりとした英語で、言った。

『部屋の予約を、頼むよ───』

346罪と罰と:03/01/19 04:47 ID:iQvbme3Y
『最上階の部屋は、空いてるか?』
『も、もちろんですとも!ミスター・スズカ』
動揺して言葉を失ったままの彼女の代わりに、支配人が愛想笑いを浮かべる。
『ええ、と・・・デラックス・スイートで、よろしゅうございますか!?』
 支配人の言葉に、
『ああ・・・一番いい部屋を』
和馬の目は、彼女の目を離さない。
『大事な人と約束してるんだ・・・よろしく頼むよ』
そう言って、初めて微笑んだ。
かしこまりました、と何も知らない支配人は嬉しそうに端末をはじいている。
 彼女を、見た。
両目を少し伏せ、いまにも泣き出しそうな顔だ。
 彼女の目は、本当に綺麗だった。
きっと涙目になっているからだ、と和馬は冷静に彼女を分析しながら、
きびきびと作業する姿を、目に焼き付ける。
 きれいにアップにされた髪。
 透き通るように白い、儚げなうなじ。
 長い睫毛。
 くっきりとした二重の、理知的な目・・・
 そして、濃紺のホテルスーツに身を包んだ、その下は───

『お待たせいたしました。最上階のお部屋、ご用意できましたので・・・』
支配人は、カード・キイを恭しく和馬に差し出した。
 和馬は、うん、と頷くと、支配人に、
『ありがとう・・・いい子だね』
 そう言って彼女をあごで指し、フロントをあとにした。

347名無しさん@ピンキー:03/01/19 05:04 ID:P7gqXVl0
バカ神様
続きが気になって禿げしくドキドキします。
後半楽しみに待ってまつ。
デ、デラックス・スイート(;´Д`)ハァハァ 
348罪と罰と(アフォ作者:03/01/19 05:09 ID:iQvbme3Y
本日はここまででつ。。
また明日の夜にでもうpりたいと思います。

あああ・・・こんな駄文、調子に乗って書いちゃっていいんでせうか。。。

でもほんと、レス下さった皆サマ、ありがトンでした!!

>335タン
>336タン
>337タン
>339タン
>340タン
>342タン
励ましのレスをありがdでつ!!!
こういう冷たいバカタン、書いてみたかったんでつが〜・・・エロが、不安。。。
チョーエロエロにしたいんだけど・・・
ほんと、遅いうpでスマソ・・・しかもいい加減なで中途半端な設定でつ。。
もう少し、おつきあいをヨロシクでつ。。。

>341タン
いらっしゃいませませでつ。
一緒に神のSSで(;´Д`)ハァハァ しませう。
いまは漏れが駄文打ちまくってまつが。。。
また遊びにきて下ちい!!

349罪と罰と(アフォ作者:03/01/19 05:13 ID:iQvbme3Y
>347タン
励ましレスアリガトンですた。
ちっとマシな展開を明日までに、書かせていただきまする・・・

ちょっとバカタン、主人公チャソをいぢめちゃうかも知れませヌ(ワラ
漏れのS心が・・・発動。。

それでわまた明日・・・・
350名無しさん@ピンキー:03/01/19 10:39 ID:XiXak7mg
悪いバカたん萌える。今晩が楽しみ。

嗚呼、神様方ありがd。
見守り続けて良かったよ。
351罪と罰と(アフォ作者:03/01/20 00:28 ID:xuddHhJe
完結にはまだまだですが、ちょっとできたのでうpります。
エロ板なのに、人物の描写ばっかでほんまにスマソ(´Д⊂

おつきあいいただけたら幸いでつ。。
あと「余所でやれゴルァ!」というご意見があれば、
いつでも逝きまつので・・・(汗)

あと、バカタンの言葉が下町コトバでないのは、
英語を喋ってるからってことで、許ちて下ちいm(__)m

では次からです。
352罪と罰と:03/01/20 00:29 ID:xuddHhJe
 『お前・・・今日はずいぶん飲むなぁ』
マイケルが唖然として言った。
和馬はさっきから、ウィスキーをロックであおるように飲んでいた。
『ちょっと・・・気分がいいんでね』
そう言ってはにかんだりしたものだから、マイケルはますます目を丸くした。
『ほんと、そんだけ不摂生やって身体壊さないだから・・・若さだよな』
和馬より4つ年上のマイケルは、言いながら、和馬を眩しそうに見た。
 地元の後援会の幹部らのスピーチがひととおり終わって、皆が再びざわざわとし始めた。
和馬は、しばらくチームの仲間や後援会の人々と話したりして、時間をつぶした。
途中、彼のよからぬ噂を知ってか知らずか、見知らぬ女に声をかけられたり腕を引かれたりしたが、 
冷ややかに見下ろすだけで、相手にもしない。
 親友のマイケルは、さすがに彼のいつもとは違う様子に気づき、
『お前・・・何企んでんだ?』
いたずらっぽく、聞いてきた。
顔が、ほんのり赤い。
『今日のお前、悔しいけどな、なんかこう・・・輝いてるっていう感じだな』
マイケルの言葉に、和馬は笑って、
『そうかな』
そう言って、腕時計をちらと見た。
23時をまわろうとしている。
『なんだ、水くさい野郎だな・・・約束か?』
『ん・・・まぁ、な』
マイケルには、唯一本音を見せられる和馬であった。
『やっぱりな・・・で、どの子だ?』
マイケルはキョロキョロとしてみせた。
353罪と罰と:03/01/20 00:30 ID:xuddHhJe
『ここにはいねえよ』
和馬は鼻で笑って、一気にグラスの中身を空けた。
マイケルがあんまり不思議そうな顔で和馬を見るので、和馬は、
『あのなぁ、マイキー』
たまりかねて、言った。
『オレがいつもいつも、行きずりのオンナばっかり相手にしてる奴だと思ってんのかよ』
和馬の言葉に、マイケルは素直に、うん、と頷く。
『だってお前がバスケ以外のモノに目を向けるなんて、あんまり想像できないしな』
『・・・そう、か?』
『ああ。まして女に本気になったりとか・・・って、まさか』
本気なのか!?とマイケルは顔を覗き込んでくる。
『・・・悪いかよ』
和馬は、頬を染めた。
酒のせいでは、ない。
『オレにはもう、とっくに心に決めてるヤツがいんだ』
『・・・・』
 らしくない台詞だったが、マイケルは笑わなかった。
『でもよ』
と、親友が続ける。
『あんまり好きになり過ぎると、壊れるぜ』
えっ、と和馬が、自分より20cm以上、背の高い彼を見上げた。
マイケルは、つらそうな、なんともいえない笑顔で和馬を見つめ、
『なんでも度が過ぎると、いいことはないって事さ』
 そろそろ行くんだろ?と、マイケルは肩をぽん、とたたくと、
「Good luck」
そう言って、手をひらひらと振りながら、パーティの群れのなかへと歩いていった。


354罪と罰と(アフォ作者:03/01/20 00:32 ID:xuddHhJe
あ、あれ・・・
と、とりあえず今の所ここまででつ。

またあとで来ます。。
漏れを止めるなら、今のうちでつ(ワラ
355名無しさん@ピンキー:03/01/20 00:35 ID:ukxlWtvk
>354
お待ちしておりますた神様(;´Д`)ハァハァ
お願い止めないで〜!ここで止められてしまったら生殺しでつYO!(w
続き楽しみにしてます!(;´Д`)ハァハァ
356名無しさん@ピンキー:03/01/20 01:27 ID:j2dRJWJV
>354
うわーん、バカー!! バカ本命な漏れにはたまらんでつ!
止めるなんてとんでもない!
つ、つづきを楽しみにしてまつ!(;´Д`)ハァハァ
357名無しさん@ピンキー:03/01/20 01:29 ID:uQgleOKv
め、めちゃめちゃ期待しておりまつ、作者様!
こ、壊れちゃうのでつか、バカタン…(;´Д`)ハァハァ
次のうpが待ち遠しすぎまつ!
358名無しさん@ピンキー:03/01/20 01:42 ID:H+Y/hhYS
>>354
か・・・神様!!続ききぼんぬ!
もう待てません(wおながいしまつ!!(;´Д`)ハァハァ
359名無しさん@ピンキー:03/01/20 02:00 ID:XMR+MufU
わたしも昨日からリアルで待ってます。
360罪と罰と(アフォ作者:03/01/20 02:52 ID:xuddHhJe
お、お待たせ??いたしますた・・・

昨日から、待ってますと言って下さった皆様、ありがとうです。

次からうpです。
361罪と罰と:03/01/20 02:54 ID:xuddHhJe
 和馬は、部屋の窓から、眼下に広がる夜景を見た。
部屋の灯りを少し落とすと、街のネオンが、それに呼応するようにますます輝きを増した。
広い部屋。
あまりにも孤独を感じすぎる。
だが、ヨーロッパ調の内装は、シックな色調で統一されていてわざとらしい明るさがなく、和馬を安心させた。
 和馬は上着を脱ぎ捨てると、タイと襟元のボタンをゆるめ、くつろげた。
さっき外の売店で買った、煙草に火を点ける。
 ミニバーのコルドン・ブルーをグラスにうつし、少し口に含んだ。
上質のブランディの甘い香りが、口腔に広がる。
正体もないくらいに酔いたくて、パーティでもどんどんグラスを空けたが、いっこうに酔えなかった。
酒を飲み、煙を胸いっぱいに吸い込むと、少し酒が回ってきたような気がした。
 振り返ると、目の前にはきちんとベッドメイキングされた、キングサイズのベッド。
「・・・」
そこに彼女と自分の、淫らな姿を重ね合わせる。
(彼女は、来るだろうか)
 フロントで別れる瞬間、
「待ってるから」
と、彼女だけに分かる言葉で、静かに伝えた。
 靴を脱いで、ベッドに横になる。
目を閉じると、先ほどの彼女の姿が浮かんだ。
ほんのり化粧をした彼女に、高校生の時とは違う大人の色香を感じ、欲情した。
たぶん、なめるようないやらしい視線を、彼女に向けていたと思う。
362罪と罰と:03/01/20 02:54 ID:xuddHhJe
(欲しい)
こんなに何かを欲しいと思ったことが、あっただろうか。
こんなに欲深い自分がいたことに、和馬自身、驚きを隠せない。

 『あんまり好きになり過ぎると、壊れるぜ』

マイケルの言葉の意味が、なんとなく分かる。
 自分の中にいる、こんなにも強欲な己に、恐怖すら感じる。
暴走してしまいそうな、どうなってしまうのか分からないような、そんな危なっかしさを感じる。
そしてそんな自分は彼女をも、壊してしまうかも知れない・・・
 そんな事を、ぐるぐる考えていた時───

 部屋のチャイムが、いやに大きな音で響いた。

363罪と罰と:03/01/20 02:55 ID:xuddHhJe
 ガチャリ、とずっしりしたドアを開けると、彼女が立っていた。
「・・・よう」
和馬は、安堵で一気に緊張が緩んだ。
「・・・」
彼女は黙ったままだ。
「来ねぇかと思ったぜ───入れよ」
「・・・うん」
彼女は、周りを注意深く見ると、すっと中に入った。
「なんか飲むか?」
彼女はベッドサイドにある、茶色の液体の入ったグラスを見ると、
「同じもので、いい」
と、言った。
 彼女は、驚いていた。
背が、伸びた。
自分の知っている和馬は、背が低いことを気にして牛乳ばかり飲んでいる少年だったが、この3年という微妙な期間のあいだに、彼はブランディを飲み、タバコを吸う、大人の男になっていた。
「ん?」
 和馬が振り向いていた事にも気づかず、彼女はぼうと彼を見つめていた。
「あっ・・・ごっごめん・・・ありがと」
和馬から、グラスを受け取る。
「水割りにしといたぜ。まだ仕事、あるんだろ?」
そう言うと和馬は自分のグラスを手に取って、一方的に、チン、とグラスを鳴らした。
この男なりに、照れているようだった。
364罪と罰と:03/01/20 02:56 ID:xuddHhJe
 彼女は水割りを口に含んだ。
和馬は、残りわずかになっていた液体をくい、と流し込んだ。
 彼女は窓際のソファに腰掛けた。
「日本は、どうだ?」
和馬は新たなブランディを注ぎながら、彼女に聞く。
「うん・・・みんな元気だよ。こっちに来る前に、なっちんに久々に会ったんだ」
「そっか」
和馬は、彼女のソファの右側にある長椅子に腰掛けた。
「そういや、いつまでいるんだ?」
彼女の左胸プレートの『Trainee』の文字から、彼女が研修生であることが分かる。
「うん・・・3ヶ月」
「短いな」
そうね、と彼女は静かに言った。
「嬉しいよ」
あんまり唐突に言うので、彼女は、え?と笑いながら、言った。
「お前にまた、会えたからさ」
「・・・・」
彼女はどうしていいか分からず、黙って目を伏せた。
「迷惑か?」
「そんなことはないけど・・・」
「そんなら──」
言うなり、彼女の左腕をグイと引き寄せた。
「・・・っ!」
彼女は、和馬の上に倒れ込んだ。
「──そんな顔、すんなよ」
和馬は言葉を次いだ。
365罪と罰と:03/01/20 02:56 ID:xuddHhJe
 彼女が、怯えた目を向ける。
和馬の目が、自分を真っ直ぐ見据えている。
彼の身体から、ブランディの香りと煙草の香りが、する。
 和馬は、彼女の柔らかな口唇を、奪った。
「ん・・・っ」
腕を突っ張って拒んだつもりだったが、力が、入らない。
彼が・・・どんどん、挿入ってくる──
(恐い)
自分の心が、和馬で満たされていく感覚があんまりに激しすぎる。
高校生の頃の、がむしゃらな和馬を思い起こさせた。
「は・・・ぁっ・・・すっ、鈴鹿くんっ・・・待って・・・っ」
彼女が口唇を離して、やっとの思いで呼吸をする。
「和馬って呼べよ」
和馬は言うのももどかしく、再び彼女の口唇を奪う。
 彼の舌が、彼女の口腔を犯す。
「はんっ・・・」
甘いブランディの味が、彼女をくらくらさせる。
(鈴鹿くん・・・)
 たくましい和馬の腕が、彼女の華奢な身体を掻き抱くように、ぐっと引き寄せた。

366罪と罰と:03/01/20 02:58 ID:xuddHhJe
 彼女の口唇から、ほんのりとルージュの味がする。
気づいたら、彼女の口唇を奪っていた。
 嫌がる彼女を、無理矢理ソファに組み敷いた。
「・・・・」
自分の下で、困惑した表情で見上げる彼女の顔は、ますます和馬の劣情に火を点けるだけだった。
「綺麗に、なったな」
和馬はそこで初めて、彼女に優しく話しかけた。
彼女にしてみたら、妙であっただろう。
「やめて」
(戻れなくなってしまう)
再び別れを味わうのは、御免だった。
傷つくのも、傷つけられるのも、もうたくさんだった。
「あたしを抱くなら、優しくなんかしないで・・・」
そう言った彼女の目尻から、涙がこぼれた。
 めちゃくちゃに、して欲しかった。
もう2度と、この男に抱かれたくなんかないと思えるくらいに、乱暴に。
「オレをそうやって、拒んでいくのか」
和馬は、おそろしく低い声で言った。
「もうあの頃とは、違うのよ」
「どう違うってんだ・・・オレはあんたが好きで、ずっと好きで・・・あんたもオレを、ずっと好きだったはずだ」
「違うっ・・・!」
彼女が、声を荒げた。
367罪と罰と:03/01/20 02:58 ID:xuddHhJe
「私は・・・もうあの頃の私じゃないわ。純粋にあなたを応援していた、あの頃の私じゃない」
「あの頃のお前?それってなんなんだよ」
彼女ははっとした。
顔を背ける。
「オレ達・・・あの頃のお互いの事、どれだけ知ってたってんだよ?」
「・・・」
「オレだって、お前が何を考えてるか分からなかった。でも・・・オレを好きだっていう気持ちは、全身で感じてた」
「・・・」
「お前だって、分かってるはずだ」
「──感じないわ、そんなもの」
(この──)
和馬は、彼女が憎たらしく思えてきた。
「じゃあ、教えてやる」
 和馬の目が、ネオンを受けて、光っていた。

368罪と罰と:03/01/20 03:00 ID:xuddHhJe
す、すいません・・・以上でつ。
長い・・・しかも訳分からないでつ・・・
369名無しさん@ピンキー:03/01/20 03:08 ID:ukxlWtvk
>368
寝ないで待ってた甲斐がありました!
こ、これから主人公タンをいぢめちゃうのでしょうか(;´Д`)ハァハァ
続き楽しみに待ってます!(;´Д`)ハァハァ
370罪と罰と:03/01/20 03:54 ID:xuddHhJe
「えっ!?いやっ・・・ちょっと!・・・鈴鹿くんっ・・・」
和馬は自分のネクタイをシュルシュル、とほどくと、彼女の腕を縛った。
「優しくして欲しくないんだろ」
和馬が、意地悪く言った。
「めちゃくちゃにしてやるよ───もう2度と、オレのこと忘れられなくなるくらいにな」
 ニヤリ、とほくそ笑んだ和馬の顔に、彼女はぶる、と身震いした。
なぜ震えたのか・・・自分でも、分からない。

 和馬は彼女を大きなベッドに横たえると、ゆっくりと彼女のスーツの金ボタンに手を掛ける。
「やっ・・・やめっ・・・」
彼女が、震える声でつぶやいた。
「・・・」
和馬は何も答えず、手も止めない。
 ボタンを全て外してしまうと、淡い水色の下着に包まれた、形のいい胸があらわれた。
(綺麗だ)
和馬は、息を飲んだ。
今まで彼女を抱いたであろう男達に、和馬は激しい嫉妬を覚えた。
「あっ」
彼女が、切ない声を上げる。
和馬が首筋にキスをしてきたからだ。
「あっ・・・あああっ」
舌をゆっくり下から上に這わせると、彼女は首を和馬に差し向けるように反らした。
そのまま、耳にキス。
「きれいだ」
耳元で、囁く。
「・・・!」
彼女は恥ずかしさで、きゅ、と目を閉じた。
371罪と罰と:03/01/20 04:09 ID:xuddHhJe
 ブラを外し、そのまま上にずらす。
中途半端に制服を脱がせた裸体が、いやらしい。
無遠慮に胸に触れると、びくん、と彼女の身体が震えた。
「どうした」
「・・・っ」
「声、出していいんだぜ──ここはホテルだろ」
和馬はわざと、彼女に職場だという事を思い出させる。
「あっ・・・はぁあっ・・・んっ・・・」
ゆっくりと、豊かな乳房を揉みしだいた。
「おっお願い・・・もう・・・許して・・・」
彼女が涙をいっぱいに溜めて、言う。
「お前が嘘ついてるからだ・・・正直になれば、考えてやらなくもない」
「ひどい・・・んああっ!」
和馬が、彼女の乳房に舌を這わせる。
可愛らしい先端を口に含んで、ぴちゃぴちゃと音を立てて舐めた。
「ああッ・・・やッッ・・・」
彼女は、のけぞった。
胸の先端から与えられる刺激に、身体が意志とはうらはらに、びく、びく、と悦びに震える。
372罪と罰と:03/01/20 04:11 ID:xuddHhJe
 滑らかな素肌、豊かな胸、可憐な乳首、くびれた腰──
女の嬌声、いまにも泣き出しそうな、艶めかしく喘ぐ表情──
 和馬は、女とはこんなにも美しいものなのかと、内心驚いていた。
彼女を愛撫しているだけなのに、額にうっすらと汗が浮いた。
身体中の血が、激しく巡っていた。
「好きだ──」
和馬は彼女の胸を弄びながら、キスをする。
舌を絡める。
「んん・・・」
彼女の喉が、鳴った。
もう抵抗することを、諦めたようだった。
 和馬は彼女の腕の戒めを解くと、手を引いて起きあがらせる。
彼女の髪どめが取れ、長い髪がさらりと揺れた。
 和馬は神妙な面持ちで、彼女の服を脱がしにかかる。
「──こわいの」
彼女がつぶやいた。
「お前だけじゃない」
オレだって──
この3年というあいだに起こった、お互いの変化を見るのが、恐い。
お互いの知らない、空白の時間を埋めていくのが、恐かった。
 お互いの身体を重ねて、今までどうりでいられるのか。
すべてをさらけ出して、拒絶されるのが恐かった。
373罪と罰と(アフォ作者:03/01/20 06:34 ID:xuddHhJe
今日は遅番でつので、一挙に最後までうpしてみようと思っておりまつ。
もうすっごいレスの消費でつ。スマソでつ・・・

意地悪、というか、キティクバカタンになり果ててしまい、
もう彼のオリジナルはどこへやら、といった調子で、
収拾つかない状態でつ。。

ほんとに純情なバカタンがお好きな方は、
スルーしていただきたいと思いまつ

では。
374罪と罰と:03/01/20 06:36 ID:xuddHhJe
(心配は、要らないさ)
和馬は自分に言い聞かせるようにそう思うと、また口付けた。
「ん・・・ふ・・・」
彼女の細い指が、和馬のYシャツのボタンをもどかしそうに外していくのが分かった。
「んん・・・」
ボタンが全て外されると、和馬は自分からそれを脱ぎ捨て、彼女を押し倒した。
 口唇を離すと、獣のような眼差しで見つめる。
「優しくなんか、しないぜ」
脅すように、言った。
「お前が、望んだことだ」
彼女は薄く微笑むと、こくん、と頷いた。
 優しく、しないで。
 あなたを2度と、忘れられなくなるくらいに───

375罪と罰と:03/01/20 06:36 ID:xuddHhJe
 和馬の大きな手が、素裸になった彼女の身体を、這う。
それに合わせて、彼女が甘い吐息を洩らした。
「ああっ・・・す、ずか、くん・・・っ」
「和馬、だ」
「あふっ・・・和・・・馬っ・・・ああんんっ」
 彼女がうっとりと目を閉じる。
はらり、と涙がこぼれた。
そんな彼女の表情に、激しく劣情をそそられる。
(わざとか)
そう疑ってしまうほど、彼女の表情の全てが、和馬の情欲をかきたて、彼を翻弄する。
「そういうカオがオレを煽ってんの、分かってんのか?」
そう言ってふん、と蔑むように笑った和馬の顔に、どきどきと心臓が高鳴る。
 それでも頑なに膝を閉じる彼女の脚を、和馬はわけもなくこじ開けて、身体を割り込ませる。
「あく・・・んッ・・・!」
彼女が、背をそらせた。
 和馬は彼女のそこに、指をあてていた。
彼女のそこは、もう充分過ぎるくらい、潤っている。
「あの時から──お前を見る度いつも、お前とヤッてる所を想像してたなんて、知らなかっただろ」
そう言いながら、和馬は彼女の形に沿って、指を上下に動かした。
「あああッ・・・」
あとからあとから、蜜があふれてくる。
「お前のこと頭ン中じゃ、もう数え切れないくらい、犯した」
「ああっ・・・ああぁっ・・・か・・・ずま・・・っ・・・」
喘ぎながら、彼女は和馬を潤んだ瞳で、見つめた。
376罪と罰と:03/01/20 06:38 ID:xuddHhJe
 張りつめたような、彼の顔が見える。
(最低だな、オレ)
自嘲するように、笑った。
どう思われても、もう構わなかった。
悔しいけれどこの女に、心底惚れてしまっているのだ。
(もっと、泣かせてやる)
 和馬の歪んだ、愛情表現だった。
親友の言ったとうり、和馬は彼女を愛するあまり、壊れてしまったのかもしれなかった。
 かたくなっている女芯を、ゆっくりと撫でまわす。
「ひぁっ・・・あっ・・・んっ・・・!」
びくん、と彼女の腰が、浮いた。
彼女は、和馬の差し入れた長い指をなんなく飲み込んでいく。
「あああ・・・っっ・・・」
彼女が、きゅう、と和馬の指を締め付けた。
「すげえな・・・身体は素直なもんだ」
和馬が笑うと、彼女は恥ずかしさに、顔を背けた。
 親指で女芯を同時にいたぶると、彼女の声が高くなった。
「あッあッ・・・だ、めッ・・・あああッ・・・」
彼女は、ぎゅ、とシーツを掴み、限界を知らせた。
「イク時は、イクってちゃんと言えよ?」
そう言いながら和馬は指で、中の天井部分を何度も擦り上げた。
「ああんっ・・・もう、もう・・・ッ・・・・いっちゃうぅぅッ・・・・はあああんっ!」
 彼女は切ない声を上げて、絶頂に達した。
377罪と罰と:03/01/20 07:07 ID:xuddHhJe
「早かったな」
まだぐったりとしている彼女を、ぐいと引き起こす。
汗ばんだ身体と身体が、いやらしくぬめる。
「そんなによかったのか」
和馬の目が、細められた。
「お前のカレシと、どっちがいい?」
 彼女は、はっとした。
(図星か)
彼女の嘘をつけない所は、昔と変わらない。
 和馬はきっと奥歯を鳴らすと、スラックスを脱ぎ捨て、ボクサーパンツも脱ぎ捨てた。
「・・・ほら」
和馬は彼女の目の前に立ち、すでに怒張しきった己のものに、彼女の手を導く。
彼女の手が恐る恐る、和馬を包み込む。
冷えた指の感触に和馬は目を閉じた。
彼女はゆっくりと、手を動かす。
「うっ」
和馬は思わず、声を洩らした。
彼女が、自分を口唇の中に含んでいた。
 彼女がうっとりと目を閉じて、和馬を愛撫している。
時々顔を覗かせる、彼女の真っ赤な舌がぬめぬめと唾液で光った。
 和馬は彼女の口唇の中で、時々びくびくと痙攣を起こしながら、ますます固さを増していく。
378罪と罰と:03/01/20 07:48 ID:xuddHhJe
 和馬は、ぐ、と彼女の口唇から腰を離すと、乱暴に彼女を押し倒し、もうすでに限界まで張りつめたものを、そこにおしあてた。
「あっ・・・」
彼女は小さく、鳴いた。
「・・・」
和馬は、ゆっくりと腰を沈めた。

 彼が、挿入ってくる───
 
彼女は自分が、本当に満たされていくのを感じていた。

379罪と罰と:03/01/20 07:49 ID:xuddHhJe
 全てが彼女の中に収まると、和馬は、小刻みに身体を震わせた。
鋭い性感が駆けめぐったのもあるが、和馬は柄にもなく、泣き出しそうになっていた。
 いろんな想いが、和馬の脳裏をかすめていく。
彼女と一つになれた幸福感や充足感、彼女への愛情、彼女への憎しみ、彼女への切なさ、見知らぬ男への、嫉妬───
 きれいなものも醜いものも、全て彼女の中に感じながら、和馬は動いた。
「ああッ、ああッ・・・和馬ッッ・・・!!」
彼女は細い腕を回し、必死に自分にしがみついてきた。
「好きなの・・・愛してるのっ・・・あなたがっ・・・ずっと・・・好き・・・っ」
和馬に揺さぶられながら、彼女は泣いた。
 和馬と彼女は、お互いを貪るようなキスを交わした。
「もう、離さないぜ──いいのか?」
和馬はそうつぶやいて、彼女の目を食い入るように見つめていた。
(ああ、この目だ───)
彼女は、うっとりと思った。
 この獲物を狙うような目に見つめられ、何度こうやって壊されたいと思ったか・・・
他の男に抱かれても、やっぱりこの目を追い求めた。

「ああッ、和馬っっ!・・・来てっ、来て・・・っ!!」
「くっ・・・あっ・・・・もう・・・ッ」
「あああ────!!!」
彼女が無意識に、和馬の背中に爪を立てる。

 吸い込まれるように何度も締め付けられ、和馬は頭が真っ白になったかと思うと、愛の証をどくどくと彼女の中に注ぎ込んでいた──── 

380罪と罰と:03/01/20 08:31 ID:xuddHhJe
 和馬は傍らに本当に愛する女を抱きながら、煙草をふかしていた。
「スポーツマンなんだから、煙草はよくないわよ」
彼女が、気怠そうに言う。
「じゃあ、やめるよ」
「でも・・・サマになってるわ」
「じゃあ、やめない」
 まったく、と彼女が呆れると、和馬はくっくっと笑った。
「なぁ」
和馬の声に、彼女が、ん、と見上げた。
「お前の事・・・もう離さねえからな」
和馬は煙を吐き出しながら、強い口調で、言った。
「・・・」
彼女の顔が、少し曇ったように見えた。
「イヤなのか?」
和馬の問いに、彼女は、ううん、と首を横に振る。
「ずっとこうやって奪って欲しいって思ってた──そう、願ってたんだと思う」
そう言うと彼女は、少し頬を染めた。
「・・・そうか」
和馬は優しく微笑むと、彼女にキスを降らせるのだった。

 罪の意識に苛まれながら、2人はそれでもいい、と思っていた。

  ──愛のためならば、
         罪も罰も引き受ける──

 そんなある人の言葉を、ふと思い出したり、した。




381罪と罰と(アフォ作者:03/01/20 08:52 ID:xuddHhJe
い、以上でつ・・・

皆タソ、長々と乙カレー様ですた!
作者としては、勝手に書き終わって、禿しくスキーリしておりまつ(ニガワラ

最後なんだか勢いがなくなってしまったような気がしてまつが、
楽しんでいただけたら、嬉しいでつ。


>350タン >355タン >356タン >357タン >358タン >359タン >369タン

止めないでと言って下さった方、昨日からリアルで読んで下さり、遅い時間まで見守って下さった方、
(;´Д`)ハァハァ して下さった方、ほんとにありがdですた!!!
チョーウレスイでつ。
きっとミナタンにおだてられて、またきっと書くでせう(ワラ

ありがとうございましたッッッ!!!


382名無しさん@ピンキー:03/01/20 09:56 ID:vQlowPmM
神キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!!
(;゚Д゚)ハァハァッハァハァッハァハァッハァハァッ
凄く凄く良かったでつ〜〜〜(*´∀`*)
上手く言葉がでないけど、本当に萌えまちた!
また降臨お待ちしておりまつ!
お疲れ様でちた(・∀・)
383名無しさん@ピンキー:03/01/20 14:22 ID:j2dRJWJV
バカタン…!!(;゚д゚)ハァハァッ 最高でつ!! 
>382さんと同じくこう…うまく表現できませんが、でも凄くイイ!(・∀・)
漏れ純情なバカが本命でつが、教会で振った時に
「次は奪ってみせる」とか言うような人だしこれもありでつ!
お疲れ様でちた!
次の降臨もお待ちしておりまつね!

…最後にもういっちょ、バカ…(;´Д`)ハァッハァハァハァッ
384322:03/01/20 22:07 ID:IdvaQS/I
調子に乗って続きをうpりにきますた。
バカ神様の素晴らしいSSの後に漏れのしょぼしょぼですみません。
もう神様の素晴らしいSSをリアルタイムで眺めていたので
漏れもう死にそうですた。主人公たんと名実ともに結ばれてよかったでつ。
こういう強引なバカたんスキーっ。(パイナップル風)
ところで、やはりバカたんはLAに逝ってもバンソーコーはあるのでしょうか……。


さて、次から続きはります。終わったら名無しにもどりまつ。
どうか石投げないでやってくだちぃ。

385視姦 その後 1:03/01/20 22:10 ID:IdvaQS/I
>>300-304の続き



「すまんけど、先に部屋いっといて。」
有無をいわさずまどかは私に自分の部屋の鍵を放り投げた。
そんな訳で強制的に私は姫条ハウスで一人家主の帰りを待つ羽目になった。
合同授業での彼の態度に腹を立てていたのでこの時間に仕返しを考える事にした。
勢いあまって『仕返しするから』なんて言ったけどで私は何も考えていなかった。
まどかの悔しがる何か……。思い浮かばない……。
喜びそうな顔をする事なら後から後からとめどなく思い浮かぶのに。
冷蔵庫に入れておいた私専用のジュースをグラスに注ぎ、テレビを見ながら考えた。
ちょうど時間帯的にサスペンスドラマの再放送がやっていた。
そしてドラマはタイミングがいいのか悪いのか、濡れ場シーンだった。
途端に昼間まどかにやられた事とその感覚が体中に蘇り、かぁっと血が昇ってきた。
「やだ!私ったら……。」
大きく独り言を言ってジュースを一気飲みして自分をごまかそうとした。
なんだか間抜けだ……。

一人狼狽している時に部屋中に鈍いチャイムの音が響いた。
くだらない事を考えてる間に随分時間が経ったらしくまどかが帰ってきてしまった。
「俺やけどー。開けてくれ。おるんやろ?」
「あー、ハイハイ。今出ますー。」
慌てて玄関まで走って鍵を開けるとまどかが少し驚いた顔をして立っていた。
そして優しく微笑んで扉を締めるなりいきなり抱き締めてきた。
「ちょっと、まどかっ!」
「やっぱり家に帰って来た時におまえが出迎えてくれるのって最高やなぁ。」
抱き締める腕をぎゅうっとますます強めた。
息をするのが苦しくなったけど笑顔の要因と嬉しそうな声を聞いたら苦しいとは言えなくなった。
それにやっぱり抱き締められるのって好きだ……。
やっぱりどんな事をされてもまどかだから許してしまう自分が居た。
そして、どちらからも離れようとしないから暫く玄関先で抱き合ったままだった。
386視姦 その後 2:03/01/20 22:12 ID:IdvaQS/I
「はぁあ……あぁぁあん……。」
幸せに浸っている私の耳に微かに女の喘ぎ声が届いた。
「……あぁん……あああぁん……。」
幻聴じゃない。確かに聞こえる……。しかもやけにわざとらしい。一体何!?
「……自分、そんなに感じてんの?」
まどかが耳元で囁いた。その囁きに私は突き飛ばすようにしてまどかから離れた。
「…っつぅ〜っ。いきなり何すんねん?」
「私じゃないっ!」
まさか、と思い慌てて部屋へ戻るとその声はテレビから響いていた。
さっき私が見ていたサスペンスの続きだ。さっきの濡れ場なんて比にならないシーンだった。
振り返るとまどかが興味深そうに覗き込んでいた。
「へぇ……。自分こんなん見てたんか。」
「違う〜っ!テレビつけたらたまたまやってたの!」
慌てて取り繕ったがそんなの聞く耳も持たずテレビに食い入るように見ていた。
「やっぱテレビやから中途半端やなぁ。」
ちょっと残念そうに呟く。呟きながら手は自然と私の腰に伸ばしている。
「やだっ、まどか。触らないでよ。」
語尾を強めて言った。触れられた瞬間に先ほど安堵を感じた事など忘れて怒りが再び湧き上がった。
まだ昼間の事を許した訳ではない。とにかく、許すまでは触れさせない事と今決心をした。
「なんやねん。冷たいわぁ。」
悪い事をしてしゅんとした子供のようにちょっと拗ねるそぶりをしていた。
私はまどかのそう言う仕草に実は弱い。母性本能を凄くくすぐられる。
でもここは心を鬼にして何としてでも突き放さねば。
「そんな言い方したってだめ。昼間の事絶対許さないんだから!」
軽く睨みつけながら説教するように言うとまどかは吹き出した。
「……なっ、何が可笑しいのよ。」
この流れはからすると私は負ける。負けは見えていたがそれでも引かなかった。
「まだ根に持っとったんか。」
「当たり前でしょ。授業中にあんな事……。」
また思い出してしまった。体中に血が駆け巡るのがよく分かった。
駄目。ここでそれを態度に出したらまどかの思うツボだ。
387視姦 その後 3:03/01/20 22:14 ID:IdvaQS/I
「なぁ、見せて。」
真剣に目を見つめながらぽつりと言った。おおかたの予想はつくがここで素直に頷く訳にはいかない。
「何をよ……。」
ヒト呼吸置いてまどかを睨みつけながら小さく言った。
「ブラジャー。俺、まだ見た事ないヤツやったし。」
「だめ。見せない。」
「見たい。」
「さっき十分見たでしょ!?」
この調子で暫く言い合いが続いた。お互いに本気で言い合ってる訳ではないのは分かっている。
もういいかなって思った瞬間、まどかの重みを全身で感じた。
視界には相変わらずまどかが居るのは変わらないが、打ちっぱなしのコンクリートも入ってきた。
次の瞬間、首筋をきつく吸われた。全身に電流が流れたようにびくっと反応した。
「いっ……、やぁっ……。」
私の声など聞こえないふりをしてまどかは首筋を吸ったり舐めたりしてきた。
私が首筋が弱い事を知ってるから丹念に攻めてくる。
「嘘吐きやな。反応してるクセになぁ。」
「ちが……っ、んっ……。」
何も喋らせないように深く深く唇を重ね合わせる。
キスをしている間に簡単に上着のボタンを全て外されてしまった。
唇を離しまどかは改めて私の胸元を食い入るように見ている。
「おぉー、やっぱ、かわえぇなぁ。」
「……。」
「えぇやん、な?もう許して。」
「……知らないっ。」
388視姦 その後 4:03/01/20 22:15 ID:IdvaQS/I
両手首を抑えられて自由が利かない。何もされていないのに心臓の動きが速くなる。
痛いほどの視線を胸元に感じる。時々唇を舐めたりしてその仕草に耐えられなくなってきた。
そして、凝視されているのが恥ずかしくなってまどかの事を見ないよう顔を横に向けた。
何だか、もう何もかもどうでもよくなった。何で怒っていたのかとか、
怒っていた事に対する馬鹿らしさとか段々と気持ちの方も落着いてきた。
結局、どんな事をしたってまどかに敵う筈がないんだ。
もう許す許さないの次元じゃないことなんて私にも分かっていた。
「……もういいでしょ……。」
「そうやな……。もう十分見たし次にいかんとなぁ。」
そう言うなり勢いよく胸元へ顔を伏せてきた。
「きゃぁっ、そう言う意味じゃないでしょ。」
勿論そんな言葉など聞く耳も持つ筈もない。
389視姦 その後 5:03/01/20 22:16 ID:IdvaQS/I
肌に吸い付きながらも器用に背中に手を廻しブラのホックに手をかける。
パチンと音がすると共に自由になった胸はすぐにまどかを迎え入れる。
顕わになった胸の頂きに唇を寄せて時々音を立てながら吸い付く。
こうなると、もう私もまどかの全身が私にもたらす快感を求めずにはいられなくなる。
スカートのホックも外され下着と一緒に脱がされて私は全裸になった。
頭の中が段々と真っ白になってきた。
太股を這うまどかの指の動きにゾクゾクとした感覚が背中を襲う。
その指の動きに授業中の事をまた思い出した。
そして、ドクンと心臓が強く打たれた。
自分の中から蜜が溢れ出てくるのが良く分かった。
太股を這っている指が茂みを掻き分けて秘所に到達した。
秘裂をゆっくりと撫で上げる。何かを探るように何度も何度も撫で上げる。
探り当てた秘芯を何度も擦る。擦られる度に私の頭の中はますます真っ白になる。
止め処なく溢れる蜜を掬い集めては何度も秘芯に撫でつける。
「……ん……はぁ……あぁ……んっ……。」
無意識に嬌声が零れた。もう躰がまどかを欲しいと言って止まない。
秘芯を擦り上げていた指を蜜壷にゆっくりと侵入させていく。
まどかの指を待っていましたかとばかりにきつく締め上げているのが良く分かった。
きつく締め付けられた指で蜜壷を掻き乱しながら親指で秘芯を更に擦り上げる。
ぐちゅっと何度も音が聞こえてきてその音にますます我を忘れた。
体中に激しい電流が流れた。ビクビクっとなって気だるい快感に襲われた。
「イッたんか?俺の事もイカせてな。」
私の髪を撫でて指を抜いてようやく自分の纏っていた制服を脱ぎ捨てた。
均整の取れた浅黒い肌を見ただけでまた私は興奮してきた。
自身を私の中心にあてがいゆっくりと音を立てながら侵入してくる。
先ほどの指なんて比にならないくらい私はソレをきつく締め付けた。
「自分の中めっちゃ最高や……。」
まどかはこの上ない幸せな顔をしている。
私にしか作り出せないまどかの表情。私しか見られないまどかの表情。
私はまどかが挿入した時のこの一瞬の顔がとても好きだ。
390視姦 その後 6:03/01/20 22:18 ID:IdvaQS/I
「いくで……。」
耳元で囁いて、次の瞬間には激しく私の中を突き上げていた。
体が激しくぶつかり合う音と互いの体中から溢れ出る水音が部屋中に激しく響いた。
何度も私の弱い部分を激しく突いてくる。
その度に強い電流が体を貪る。そしてこの感覚を私は何度も求めてしまう。
何度も何度もまどかの動きに合わせて嬌声が漏れる。
段々うまく呼吸が出来なくなり自分の頂点が近い事が分かった。
「まど……かぁ……。」
「俺も……もうあかん……。」
そして、お互いに同時に頂点に辿り着いた。
何もいわず繋がったまま御互いに抱きしめあった。
まどかの広くて厚い胸板。まどかの匂い。
そこに顔を埋めているだけでまたいきそうな感覚に陥った。
391視姦 その後 7:03/01/20 22:21 ID:IdvaQS/I
「……ごめんな。」
ぽつりと申し訳なさそうにまどかが言った。
「別に謝る必要は無いと思うけど……。」
「ホンマに俺、我慢できなくなってな。」
“我慢出来なくなった”の一言である事がふと脳裏を過ぎった。
「それより……気になったんだけど。」
「ん?何や?」
きょとんとした声でまどかが聞いてくるからおかしくなってきた。
「授業中我慢出来なくなった後どうしたのかなぁって思って。」
「ええっ!?」
まどかは慌てて私から離れようとしていたが私はまどかの事を離れないようにきつく抱きしめた。
「だって欲情したんでしょ?で、処理とかどうしたの?」
意地悪く笑いながら質問してみた。返事のない代わりに心臓の音が早くなってきた。
「……う、うっさいわ、ボケ。」
392視姦 その後 8:03/01/20 22:22 ID:IdvaQS/I
照れながらバツの悪そうな表情をしていた。
こんなまどかの表情見た事ないので凄く可愛いって思ってしまった。
「言うまで質問続けるから。ね、どうしたの?」
「あー、もう知らん。知らんちゅうに。忘れたわ。」
「そんな訳ないでしょ!」
そう言って目の前にあったまどかの乳首を軽く吸い上げた。
それに小さく反応したが相変わらずシラをきるつもりでいるようだ。
「教えてよ。いいでしょ。私にだって散々あんな事したんだから。」
「……トイレで……。」
「ん?何?」
赤くなって口をもごもごさせていた。
しっかりと“トイレで”というのは聞こえたが、
わざと聞きかえした。まどかってば、トイレで処理したのか。
トイレで処理してる姿を想像したらまどかが凄く可愛く思えてきた。
「次の授業ン時トイレで処理した。もうええやろ。」
勢いよく言い放ちソッポを向いた。
もう、この拗ね具合とか言い方とか凄く可愛くて可愛くて。
居ても立ってもいられずまどかの頬に軽くキスをした。
ぽかんとした顔をしてこちらを振り返った。
「ちゃんと言えたご褒美。私以外想像したら許さないからね。」
「当たり前やろ。自分以外想像できひんって。」
再びぎゅっと抱きしめあった。
恥ずかしい事を言わせたし、仕返しはこれでいいかな。


おわり
本番の表現がえらく淡白でスマソ
それでは、また萌えが出来たら貼り付けにきまつ。
393名無しさん@ピンキー:03/01/20 23:21 ID:swzAHxd5
322神キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!!
神連続降臨ーーーーー!!
漏れリアルタイムでみることができまちた。ウレスィ(*´∀`*)
322神激しく萌え萌えでつ!恥じらいのバイトかわイイ!(・∀・)
また降臨をお待ちしていまつ!!
漏れもう、幸せでつ〜〜。

漏れもまたバイトの駄文書いたのでつが、素晴らしい神々の後に
駄文貼り付けてスレ汚すのはやめておきまつ。出直してきまつ。

神様方ありがとう!!(・∀・)
394罪と罰と(アフォ作者:03/01/21 04:12 ID:zuFewGMs
>382タン >383タン
イイと言って下さり、ありがトンですた!!
はー、よかった・・・(安堵120%のため息)
またがんがりまつ。うpった時にまた会いませう(^^)

そして、322の神キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
続き・・・パタリ。
濡れ場ウマー!!!な、なぜでつか・・・!!?
漏れは頭ん中エロエロなのに、文章にできなひ・・・ヽ(`Д´;)ノウワアアァン!!
そしてバイトかわいいvvv照れてる照れてる・・・

神に触発され、サソーク、バイトタンもの書きたくなってきたけど・・・
漏れってほんと、キャラオリジナル破壊ヤローなんだよな(泣)
ちと休憩。。

アアッ!
>393タン!!!!
い、逝かないで〜〜!!!ぜ、ぜし・・・うpって下ちい・・・・
(;´Д`)ハァハァ したいんでつ。。
降臨、お待ちしてまつ・・・・


・・・以上、萌え過ぎてあたまトチ狂ったアフォ作者ですたm(__)m
名無しに戻りまっす!
395名無しさん@ピンキー:03/01/22 15:50 ID:VBzqGOdK
静かになっちゃったね。
もうしばらく誰も降臨しないのかな
396名無しさん@ピンキー:03/01/23 01:03 ID:GLslyfOw
だれかきてほしいよね〜
397名無しさん@ピンキー:03/01/23 02:28 ID:eggoU1kD
コソーリ…
バイトで半端な文ですけどうpしてもいいでつか?
またチョコ使った話でつが(w
398397:03/01/23 02:41 ID:eggoU1kD
誰もいないようなので…ホシュ用駄文ペタリ。

 
姫条はシャツのボタンを外しながら弛緩した彼女の様子を眺めた。 
荒い息をつくごとに体液で濡れた胸のふくらみが大きく揺れている。
少し開いた足の間は、シーツにしみをつくるほど潤み、濡れた蜜で光っていた。
彼女の耳元で熱い息を吹きかけながら囁くと、ビクンを彼女の身体が波打った。 
「せっかくのチョコなんやから、美味しく食べなあかんよな・・・?」 
意地の悪い笑みを浮かべ、姫条は片手にもった食べかけのチョコを彼女の口に挿し入れた。 
「っふ…ぅ……」 
抵抗もせずにおとなしく咥えている。その間にもう片方の手で彼女の身体を撫で回した。
胸のふくらみを軽く揉みあげ、先端のまわりを掠るように撫でていく。
姫条の手の動きに応じて跳ねる身体に愛しさが募った。
指先が茂みに辿りつくと、期待するように腰がゆれた。
姫条は口の端に笑みを浮かべて、撫でつける手を焦らすように引き上げた。
口からチョコを抜き取ると咥内の体温で柔らかく溶けている。
刺激を求める彼女の瞳は潤んで、触れて欲しい部分に触れようとしない姫条を責めるように見つめた。 
「な・・・んでっ・・・」 
「もう、我慢出来んのか?困ったお嬢やな」 
言いながら鎖骨から胸にかけて溶けて緩んだチョコを動かしていく。 
ふくらみを通り、胸の先端へ塗りつけるように動かすと、彼女の口から甘い嬌声が零れた。そのままもう片方のふくらみへと動かして、先端にチョコが辿りつくと同時に固くなった先端を舐めねぶった。 
「ああっ……!」彼女の身体が大きく震えしなるように背中が仰け反った。 
399397:03/01/23 02:49 ID:eggoU1kD
以上でつ。続きは今のところありません・・・

バカ神様、322神様お疲れですた!
激しく萌え萌えしてまつ。ハァァ(*´∀`*)
また降臨お待ちしていまつ。

では、また何か出来たらコソーリきまつね。
では(・∀・)
400名無しさん@ピンキー:03/01/23 05:12 ID:kgt5THvA
漏れもコソーリ見ていまつ。

乙。
401名無しさん@ピンキー:03/01/23 05:34 ID:DNaML9TY
チョッ、チョッ、チョコバイトキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
ああ、ウレスイ・・・久々に(;´Д`)ハァハァ ハァハァ

イヤラC!!もう最高ッス!!!
こんな時間ばっかり訪れている漏れは、正体がバレつつありまつが(藁
それでもやっぱり(・∀・)イイ!!
夜更けのエロマンセー!!!

397神サマは、もしやコソーリシリーズの神様でつか!!?
これからも一緒に、夜更けのエロ星人に
なって下ちい!(ニガワラ

そして。。そして
キャー!!!続きが、続きが、ホスイ・・・パタリ。
生殺しっすYO!!
おながいしまつ、おながいしまつ・・・・・(続き乞いの儀式は続く。。)

漏れもまた駄文ができたら貼り付けにきちまいまつ。。。。
神サマ、乙カレーションでちた!!!
402401:03/01/23 05:36 ID:DNaML9TY
あっっ!!!
誰か、いる!!!

ちょっとウレスイ・・・(・∀・)
403名無しさん@ピンキー:03/01/23 06:28 ID:DADTRR0V
できたらバイトと奈津実が読みたい。。。よろしくです。
404名無しさん@ピンキー:03/01/23 06:44 ID:lIUC4Q1O
>403
それをageで言うなんて……。
ここにはあなた以上にそれを読みたくない香具師の方が多いと思われ。
405名無しさん@ピンキー:03/01/23 18:11 ID:+vdJ1w1v
>404
いくらageたといっても
他人の読みたいものにケチつけるのはどうかと。
ここは主人公マンセーSSじゃないとダメなのか?

私もライバルキャラのSS読んでみたい。
406名無しさん@ピンキー:03/01/23 18:29 ID:zEIsXP/F
>405
その件については過去ログで話し合ってるから一度読む事を勧めます。
407名無しさん@ピンキー:03/01/23 19:11 ID:DNaML9TY
>406タンに同意。

マターリ行きまひょ、マターリとね
408名無しさん@ピンキー:03/01/23 19:25 ID:3iq1FzlZ
神を待つ間に提案してもよいでつか?

漏れは常々思っていたが、一応このスレにもローカルルールがあるので
それをテンプレ作って次スレがあるなら次から貼り付けた方がよいと思うのでつが。
みなさま、どうでしょうか?
必ず「エロナシマンセー」「コテハンマンセー」「主人公以外はダメなのか?」
の3点について問題が起こるような気がするので・・・。
いかがでしょうか?漏れの個人的な意見なのでこういうのもあると言う程度に
受け止めてもらえれば幸いでつ。
漏れもマターリと萌えたいので言い争いは避けたいのでよろしくでつ。
409名無しさん@ピンキー:03/01/24 05:55 ID:YcQ/oteY
>408タン

そうですね。
皆GSが好きだからこそ、ついぶり返してしまう問題では
あるんでしょうが、
やはり2度同じ事について議論するのは、
やっぱり進歩がないかと思われ。

神々も降臨しにくくなると思うし、
この際>408さんの言うとうり、次スレの最初に
ローカルルールを掲げるのはよい提案だと思いまつ。

漏れはこうやって書き込むことしかできない無知でつが(;_;) 、
ぜひ次からやっていただける方がいたらお願いしたいでつ。

ここは神々のSSを楽しんで、それについて感想を述べたり、
誰かに(;´Д`)ハァハァ したり、
GSを「好き」っていう気持ちを大切にするスレだと思うんでつ。
誰と誰が嫌いとか、何がダメとか、GSに関しての
そういう議論はナンセンスかと。
嫌いと思っても、それが好きな人も中にはいる訳だからね。

偉そうな事を言ってしまいましたが、これからもマターリと行きたいでつね。

神の降臨は今夜もナシでつか??
誰もいないだろうし、貼り逃げしちゃおうかなぁ(ワラ
410408:03/01/24 12:06 ID:2Ndoaqsz
言い出しなのでちょっと仕切らせてもらいまつ。
話し合いも必要だと思うけど、このスレを消費するのは気が引けるので、
夜にでも何か再利用出来そうなスレ探してくるのでそこで話し合ってまとめませんか?
避難所があれば一番よいんだけど無理っぽさそうだしなぁ。
411名無しさん@ピンキー:03/01/25 02:52 ID:k8qhCX9x
408タンありがd
私もローカルルール賛成です。
マターリと進んでいる良スレなので荒れて欲しくないでつし。
神が降臨しにくくなってしまうのは避けたいでつよね。

>409タン
ぜひぜひ貼り付けキボンでつ(;´Д`)

412名無しさん@ピンキー:03/01/25 07:04 ID:K0KG/fCY
アフォです。

えと、、バイト破壊SS(ワラ)少しですが、できますた。

途中でうpると、あとで修正がきかないというおっかない事に
なるんですが、おそらく桶だろ、という所まで
うpります。

また最初にお断りでつ。
またもや長くなりそうでつ。あくまでも神の降臨までのホシュという事で
やりたいと思ってまつので、
神々は降臨次第、がしがしうpって下ちい。

今回は主人公タンが、かなりアバズレ入ってまつヽ(`Д´;)ノ
またもなかなかエロまで行けないです。
やっぱりお前は逝ってよしだゴルァ!という方は遠慮なく言って下ちい。。

ゲストはモリリン。
次から、貼り逃げだ〜〜!!
413双眸:03/01/25 07:22 ID:K0KG/fCY
「おっおいっ!ちょい、待ちや!」
高校生にしては、妙に男の色気のある声である。
涼しいと学校の女子たちから騒がれる切れ長の両眼が、冷ややかに彼女を見下ろしてい
た。
「ジブン…はば学生やろ?」
 彼女が着ているセーラー服。
見間違うはずもない。
自分も同じ、はばたき学園の生徒なのだ。
「…それ」
 姫条 まどかは、彼女がまさにカバンに入れようとしていた、売り物の口紅数本を指差し
た。
「万引きやで?分かってんのか」
姫条は関東に来てまだ2年と少し。
まだまだ標準語を話すには抵抗があった。
「…」
彼女は、ばつが悪そうに眼を反らした。
姫条は、溜息をついた。
彼女の手から口紅をひったくるようにして奪うと、
「そないに欲しいなら、オレが買うたるわ」
 姫条は彼女の腕をグイと引き、レジまで連れていった。
全部で3本。
2000円にも満たない、安い口紅だ。
414双眸:03/01/25 07:24 ID:K0KG/fCY
 姫条と彼女は、並んで店を出た。
「ほら」
姫条はビニールごと、彼女に押し付けるように渡した。
「・・・・」
彼女は大きな目を丸くして、呆然とそのビニール袋を受け取っていた。
「ジブン、ハラは減ってないんか?」
 姫条はこわい顔で、彼女を見下ろしている。
今度は空腹にまかせて、何か食べ物を万引きしようなんて考えが頭をもたげるかもしれない、そう思ったのだ。
「・・・もう、いいよ」
 彼女が初めて、口を開いた。
姫条に礼を述べるどころか、迷惑そうな表情でぶすっと、そう言い放つ。
「なんやその言いぐさ」
姫条が声を荒げた。
「迷惑なんだよ、そういうの」
彼女はそんな姫条とは裏腹に、落ち着いた声で言った。
「このっ・・・」
「殴るの?」
「・・・!?」
彼女の言葉に、姫条は言葉を失った。
「それとも、身体で払おうか?」
そう言って自嘲するように笑った彼女。
 ───!!!
 姫条は次の瞬間、彼女の頬を思いっきり張り飛ばしていた。

415双眸:03/01/25 07:26 ID:K0KG/fCY
 (しまった)
はっと気づいた時は、すべてが終わっていた。
「・・・」
真っ赤に腫れ上がった頬を、彼女は恐る恐る、手で覆う。
「す、すまん・・・つい・・・大丈夫か?」
姫条が上背のある身体を折り、彼女の顔を覗き込む。
「・・・・」
 よく見ると、整った顔立ちをしていた。
大きな切れ長の二重瞼は、豊かな睫毛に守られている。
きめこまやかな肌は白磁のようで、鼻筋は、す、と通っていて。
そして、濡れたように輝いている口唇。
 瞳と、瞳がぶつかりあう。
(あっ)
姫条が声を上げそうになる程、その薄茶色の瞳の奥には、何もなかった。
(な、なんや・・・コイツの目)
まるで世の中の汚れを知らない、赤ん坊のそれのように、無垢な双眸。
 そんな事を考えているうちに、
ふわり
と、姫条の口唇に彼女のそれが、重ねられた。
「・・・・・!!」
 姫条は目を閉じる間もなく、彼女に口唇を奪われていた。
彼女のコロンの香りが、風に乗って姫条の鼻腔を刺激する。
サラサラとなびく彼女の髪が、姫条の頬を優しく撫でた。
 彼女はゆっくりと口唇を離すと、呆然としている姫条に、
「じゃあね」
何もなかったように言うと、くるりときびすを返して、行ってしまった。
 また、コロンの香りが、した。

416双眸(アフォ:03/01/25 07:35 ID:K0KG/fCY
カキコできないようでつので、ここまででつ。。中途半端スマソ

また夜にでも来ます・・・
417408:03/01/25 08:25 ID:6dhc6xVX
とりあえず拾ってきたのでここを再利用してもいいですか?

http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1030193869/l50

問題点を箇条書きで書いておきますので訂正その他ありましたら
よろしくおながいします。

>>412
こういう主人公たん(・∀・)イイ!
もりりんの登場も楽しみだ。
418398:03/01/25 19:38 ID:8WUSNun0
>408タソ
乙カレー!

>412タソ
魔性な主人公タソ(・∀・)イイ!!
続きを・・・!おながいします(;´Д`)

>>398の続き書きまちた。中途半端なものはもう貼り付けないようにします。スマソ
412タソの途中で申し訳ないのでつが、コソーリ貼り付けまつのでゆるちて下さい…
では、貼り付けまつ。
419398:03/01/25 19:39 ID:8WUSNun0
白い肌を黒く染めるように溶けたそれを塗りつけていく。
塗りつけられた部分が肌の白さを余計に際立たせ、姫条の劣情を刺激した。
溶けてどろどろのそれを身体中に塗りたくるように、指先を
胸から腹へ腹から下肢へ移動させていく。
手の動きに合わせて塗りつけたチョコレートを舐め取るように舌も這わせた。
ひっきりなしに洩れる喘ぎが、潤んだ瞳が、緩んだ口元が、姫条を際限なく昂ぶらせ欲望に熱を送りつづけていくようだ。
彼女の腰が大きく揺らめいて姫条を誘惑し続けた。
「…なんや、こんなに腰振って。いやらしなぁ。」
笑いを含んだ声で言った途端、彼女の動きが止まり、
射るような視線で睨まれた。
彼女の視線に姫条は身体中が総毛立つほどぞくぞくした。
うっかりしたら自分が溺れそうなぎりぎりの境界線。
優しいだけのセックスなんて面白くない。満足出来ない。
焦らして焦らして、他の事を何も考えられないくらい自分を求めさせて繋がりたい。
彼女の片足を大きく広げて、潤んで蜜が流れ出しているそこに指を這わす。
秘裂にさえ塗りこめるように、それでいて焦れるように指を動かした。
彼女の喘ぐ声が次第に追い詰められた獣のそれと酷似していく。
「…俺が欲しくてたまらんか?」
花芽に息がかかるように囁くと、大きく身体が震えたが、
彼女の答えはなく、荒い息だけがこだました。
420398:03/01/25 19:48 ID:8WUSNun0
彼女の匂いと甘い匂いが交じり合って脳髄の奥まで酔いしれる感覚に
姫条は我を忘れて秘裂を貪った。
彼女の身体が踊るように跳ねて、甘い嬌声が静かな部屋に響き渡る。
淫蕩な肢体に姫条の箍も全て外され、
自身の灼熱を彼女の中へ一気に挿入し深く貫いた。
彼女の襞が吸い付くように自身を捕らえ蠢いていく。
今にも爆発しそうな自分を堪え、浅く深く穿ちながら彼女の瞳を見つめつづけた。
淫靡でいて清楚な表情がさらに姫条を昂ぶらせ、鼓動の速度をあげさせる。
姫条は溶けたそれで汚れた手を彼女の口腔へ探るように蠢かせると、
彼女の舌が舐め取るように丹念に動き出す。
「…ジブン…最高や…」
打ち付ける腰の速度が速まって一際大きく貫いた瞬間、
姫条は激流に流されるように白い世界へ飛び込んで行ったのだった。
(溺れたのは…また俺の方か…)
弛緩する意識の中でそんな事を思いながら姫条は彼女の身体を強く抱きしめた。


終わり

見てくれる方ほんとにほんとにありがd。

>401タソ
萌えてくれてありがd!夜更けのエロ星人…でつか(w
一緒にがんがらせてくだちい!よろちくでつ。

では(・∀・)

421名無しさん@ピンキー:03/01/25 19:54 ID:s67PPy5/
398神 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
リアルタイムで見られて激しく(;´Д`)ハァハァ
つないでいてよかった(*´∀`*)
ヤパーリ結局主人公タンにおぼれてしまうバイト最高っす。
チョコ食う時に思い出してしまいそう。ヤバイ。
422413:03/01/25 21:04 ID:K0KG/fCY
>398神
続きキタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!
主チャソに溺れるバイトタン(・∀・)イイ!!
2人の将来が期待(ワラ)できまつね。
良かった。。。(;゚д゚)ハァハァ しますた!!
乙ですた。

漏れのホシュ用駄文に感想ありがdです。
神もまたうpして下ちい!

398神のあとでヒジョーに申し訳ないですが、
>413の続きをうpりたいと思います。

>408タン
乙カレーですた。
しかもあんな半端駄文で
楽しみと言ってくださってありがdですた。

では、キリのいいとこで。。

423双眸:03/01/25 21:08 ID:K0KG/fCY
>413 続きでつ。

 姫条は次の日、朝から阿呆のようにぼけっと、教室の窓から表の景色を眺めていた。
窓際の一番後ろの席が、彼のお気に入りだ。
 柄にもないことだが、彼女のことが気になっていた。
柔らかい口唇の感触が、一晩経ってもまだ、ありありと蘇ってくるのだ。
まるで初めてキスしたかのようにどきどきしながら、もう何度も頭の中で彼女との愚にもつかないキスを繰り返している。
「姫条くん」
穏やかな声が、彼の名を呼んだ。
「…おう。メガネくんか」
振り返ると、彼は眼鏡の奥から優しい眼差しを姫条に向けていた。
「おはようございます」
 そこら辺の女には負けないくらい、きれいな顔立ちをしている。
その美貌は姫条が常々、彼が男であることを心底惜しがっているほどだ。
もっとも本人、守村桜弥は男の姫条にそれを言われたところで、嬉しくも何ともないのだが。
「すまんな、メガネくん」
姫条は親しみを込めて、彼を呼ぶ。
「いま、どくわ」
ここは守村の席なのだ。
身体の弱い彼は、担任の計らいでいつもこの席に座っている。
「いいんですよ。いま先生に言って、席をずらしてもらってきました」
そう言って守村は、姫条の右隣のもともと空いていたスペースに机をずず、とずらし、
「今日からお隣りさんですね」
そう言ってにっこり笑った。
424双眸:03/01/25 21:11 ID:K0KG/fCY
「そんなつもりやなかったんやけど…すまんな」
 姫条はいつ頃からだろうか、毎朝この席で守村が図書館から帰ってくるまでのあいだ、ここから窓の外を見るのが日課のようになっていた。
「姫条くんに小さくなって謝られるのも、悪くないですね」
そう言って守村は声を立てて笑う。
言葉の端々に、守村の姫条に対する優しさが溢れていた。
「あほか。まだまだちっさいクセして、ナマ言うなや」
「あ、いいんですか?今日の一限、氷室先生の授業…」「だー!悪かった、悪かったっ…だから宿題、これからも見して」
「もう、調子いいんだから」
そう口を尖らせながらも、守村の目は笑っていた。
 なんでこんな優等生が自分みたいな人間と仲良くしてくれるのか、姫条自身不思議だったが、
最も不思議に思っていたのは、周囲の生徒の方だっただろう。
 だか守村とは、不思議とうまがあった。
性格や外見は正反対だが、きっと守村も姫条には、彼自身にはない心地良い何かを感じてくれているのだと思う。
「今日は元気ないですね。なにか、あったんですか?」
(まったく)
姫条は舌を巻く思いだった。
守村には、敵わない。
「ん・・・ちょっと、な・・・」
「・・・」
(分かったよ)
 姫条は観念して、昨日のことをぽつりぽつりと、話し始めた。
425双眸:03/01/25 21:13 ID:K0KG/fCY
「そんなことがあったんですか・・・」
ひととおり話しを聞き終えて、守村は小さな顎に手を当て、考えるそぶりをした。
「ああ。変な子ぉやろ!?オレの可憐な口唇が、ソイツに奪われたんやでー!?」
そう言っておちゃらけてみるが、目は笑っていない。
「でも姫条くんて、やっぱり優しいなぁ」
守村はそう言って、にこにこしている。
「な、なんや。急に・・・」
「きっとその子も、姫条くんに感謝しているはずですよ。うまくそれを表現できない人なんじゃないかなぁ」
「・・・そうかなぁ・・・」
(そうかも知れん)
 姫条は、彼女の無垢な光を宿した瞳を思い出していた。
(アイツ、なんもせなええねんけど)
姫条は彼女が、刹那的に生きているような気がしてならなかった。

426双眸:03/01/25 21:15 ID:K0KG/fCY
 今日は姫条が働いている、ガソリンスタンドの給料日だ。
「今日はぱーっと飲みにいくぞ!おい姫条、お前も行くか?」
 夜10時──
店長が表の照明を消しながら、嬉しそうに言う。
「あの店長・・・知ってます?」
姫条は苦笑した。
「ボク、まだ高校生なんですケド・・・」
「ああ!知ってる知ってる。ダブッて高校生2回、やってんだろ?」
店長は、かかか、と笑う。
「しっ、失礼やな。ほんまに」
姫条はそう言いながらも、笑っている。
「まあまあ。1時間くらい、つきあえって。オレがおごってやるからさ」
(ホンマは自分1人じゃ行けへんクセに)
 店長がどこに飲みに行こうとしているかは、だいたい予想できた。
最近夜になるとよく電話がかかってきている、その子のお店に行くのだろう。
「よっしゃ。ほな、行きますか!」
「そう来なくっちゃ」
店長は嬉しそうに、笑った。
(ラッキー)
姫条にしてみたら、自分の給料ではとても行けないようなお店に、おごりで連れていってもらえるのだ。
 姫条は高鳴る期待を、抑えられなかった。

427双眸:03/01/25 21:17 ID:K0KG/fCY
 給料日という事もあって、店は盛況であった。
「いらっしゃいませ」
黒服のスタッフが、恭しく2人を出迎えた。
 落ち着いた店であった。
店長曰く、ホステスは皆粒ぞろいで有名な店であるらしい。 
「いらっしゃいませ〜」
美しいホステス達が、にこにこと2人に挨拶する。
(しっかし、スゴイなぁ)
 姫条は、ぐるりと店の中を見回した。
未知の世界に、圧倒されていた。
「あらテンチョー!いらっしゃ〜い」
店長のお気に入りらしきホステスが、笑顔で店長の肩に手を置いた。
「あらカワイイ子!なに、職場の子??」
 ホステスと店長は、さっそく話を始めている。
「・・・失礼します」
姫条の隣にも、若い子が座った。
「ああ、どう───」
姫条の出かかった言葉が、止まった。
「・・・」
彼女の無垢な目が、きらきらと揺れていた。
 お互い合わせた目が、動揺で揺れた。
(昨日の)
はば学の女子生徒だったからである。
 まるで別人のように大人っぽく着飾った彼女に、姫条は胸が高鳴るのをどうすることもできない。
「おっ・・・お前」
思わず身を乗り出した。
「何やってんねん、こないなトコで」
小声で、言う。
428双眸:03/01/25 21:18 ID:K0KG/fCY
「お?姫条クン、さっそくお気に入りかな〜??」
店長が姫条の様子を見て、茶々を入れてきた。
「え?あっ・・・いや、そう!バッ、バレてます!?」
姫条はおちゃらけながら、頭を掻いた。
「姫条──?」
彼女がぽつり、とつぶやいた。
「あんた・・・もしかして、『姫条 まどか』?」
「な、なんや、不躾に」
「・・・サイッテー」
彼女は吐き捨てるように、言った。
 姫条がぽかんとしてると、
「あんたさ、きら高の女の子とヤッた事あるでしょ?」
(い、いつの話やねん)
きらめき高校の女の子と致したのは、もう半年以上も前のことだ。
「それが、どないした」
「彼女、あたしの中学の頃の後輩でさ」
急に姫条と連絡が取れなくなって、彼女に相談を持ちかけていたらしい。
「そ、それには事情があってな・・・」「ま、もう昔の話だけどさ」
彼女はそこで話を止めると、ヴィトンの煙草ケースから煙草を取り出し、優雅な手つきで火を点けた。
「お前、いつからここで働いてるんや?」
「半年くらい前かな」
ふう、と煙を吐き出す彼女。
くらくらするほど、艶っぽい。
429双眸:03/01/25 21:19 ID:K0KG/fCY
「煙草は、やめとき」
姫条は彼女の細い指から煙草を奪い取ると、灰皿にぎゅ、と押し付けた。
「そないな時分から煙草なんか吸うたら、赤ちゃん産めんようなるで」
「別に関係ないでしょ、やり捨てのあんたなんかに言われる筋合ないけど」
(う、だからそれは)
きら高の女の子のことは、ただ姫条が携帯を無くしてしまい、連絡先が分からなくなってしまったのだが、彼女に言ったところで信じてはもらえまい。
 新しい煙草に火を点けようとすると、姫条はまたそれをひったくった。
「なにすんのよ」
「あかん」
姫条はついでに煙草ケースも奪い取った。
「コイツは没収や」
「・・・」
彼女はきっと姫条を睨み付けていたが、やがて諦めたのか、ふう、とため息をついて、ウーロン茶を飲み始めた。
「で、半年前からここで働いてて、なんでこないだあんなマネしたん?」
「・・・」
彼女の顔が、曇った。
「・・・あんたのこと、知ってたよ」
「?」
訳が分からずに、姫条は眉を寄せた。
「あんたと同じだよ、一人暮らしのバイト生活」
彼女はそう言って、はじめて笑った。
でもその笑顔はとても寂しそうで、姫条は胸が痛くなった。
「あんたが羨ましい」
430双眸:03/01/25 21:21 ID:K0KG/fCY
「・・・」
姫条は、何も言えなかった。
彼女が何を言わんとしているのか、分かったからだ。
 姫条は彼の父親と学校の理事長が懇意な間柄で、学費を特別に減額してもらっている。
それでなんとか、一人暮らしで学校にも通うことができているのだ。
彼女はそういうコネも何もないから、おそらくこの仕事で全てを賄っているのだろう。
「ここ時給安いからさ・・・学費にあててそれでほとんど無くなっちゃうってカンジ」
「そう、やったんか・・・」
姫条は彼女を見つめた。
「こないだは、あたしもバカな真似したと思ってる・・・あの時──」
 彼女が言いかけた時、ウェイターが彼女の名を呼んだ。
指名じゃないホステスは、時間でかわるがわる交代するのだ。
「じゃあね」
そう言って、また何事もなかったかのようにすっと席を立った。
「ま、待ち!ちょっとお兄サン」
 姫条は、夢中になってまくし立てていた。
「このコ、指名や」

431双眸:03/01/25 21:22 ID:K0KG/fCY
 ウェイターは目を丸くしたが、はい、と言うと、伝票に何事か書き込んで、下がっていった。
「店長、すんません・・・オレ、ちゃんと払いますんで」
姫条は言ったが、もうすっかり店長は出来上がっており、
「あ、いいっていいって!」
と笑っていた。
酒が強いわけでもないくせに、意地を張って上等なウィスキーをロックであおっている。
 彼女は呆然と、姫条を見下ろしている。
「ほら、座れって」
姫条は妙に照れくさくなって、彼女の手を引いた。
倒れ込むようにして、彼女は再び席につく。
「これで、他んトコ行かんでもええんやろ?」
つかんだままの彼女の細い腕を、ぐ、と再び握り返した。
 彼女はびっくりして、姫条の大きな手を振りほどいた。
「す、すまん・・・」
 姫条はやり場のなくなった手で、すっかり氷の溶けてしまった水割りのグラスを掴んだ。

432双眸:03/01/25 21:24 ID:K0KG/fCY
 家に帰ると、姫条はベッドに倒れ込むようにして寝ころんだ。
「・・・・」
店に蔓延していた煙草の煙が、服に染み付いているのがわかる。
そのにおいは、彼女とさっきまでいた事を思い出させた。
(きれいやったなぁ)
 黒いワンピース姿の彼女を、思い出す。
細い腕。
寂しそうに、微笑った顔。
ほつれたうなじの後れ毛。
紅い口唇。
あの、瞳──
(アカン)
姫条は自分の身体に、男としての変化が現れたことに気が付いた。
 明らかに彼女に、欲情していた。
姫条はむらむらと込み上げる欲望を処理するために、シャワールームへと消えた。
 姫条の脳内の彼女は、すでに一糸纏わぬ姿だ。
許してと涙を浮かべて哀願する彼女を、姫条は男の欲望で汚してゆく。
 頭の中の自分は、彼女を半ば組み伏せるように、強引に愛していく。
後ろめたさと彼女への征服欲が、彼をますます高ぶらせた。

 限界が、来る────

 「…く…っ…!」

 シャワーと共に快楽の残骸を全て流してしまうと、姫条は熱気とアルコールでくらくらする頭をおさえ、
「なにやってんねや、オレ…」
1人、つぶやいた。

433双眸(アフォ作者:03/01/25 21:27 ID:K0KG/fCY
ヽ(`Д´;)ノウワアアァン!!
まだまだ終わらない。。(((( ;゚Д゚)))ドウシヨウ…

漏れのSS、絶対煙草と酒が出てくる。
高校生なのに・・・

お、お目汚し失礼しますた。
またあとで来ます。。。
434双眸:03/01/26 00:33 ID:7Q2VYSOo
>423-432 の続き、また少しうpりにきますた。
今夜も神々の降臨をお待ちしております。。。

 朝、姫条は二日酔いの身体を引きずって登校する羽目になった。
(もう2度と飲まん)
もう何度も心に決め、撤回してきた台詞。
人間の意志は、弱い。
ずるずると背を丸めて歩く彼の背中をぽん、と誰かの手がたたいた。
「…」
顔をしかめて振り返ると、
「お、おう・・・」
 そこには「はば学生」の彼女が立っていた。
彼女だけではない。
真っ青なセーラー服、黄色のスカーフ…きらめき高校の制服だ。
「ど、どないしたん・・・2人揃って」
姫条は嫌な予感がした。
彼女を見ると、相変わらず整った顔で、姫条を冷ややかに見つめている。
 続いて・・・きら高の女子生徒を、見た。
「・・・・」
すがるような目で、何も言わず、じっと姫条を見つめている。
「ほら、ミク」
ミク、と彼女に呼ばれた女の子は、背を押され、姫条の目の前に進み出た。
「あ、あの、姫条くん・・・」
「?」
姫条は眉を少し上げ、言葉を促した。
「私の事、その・・・どう、思ってるの?」
「え、どう、思ってるか・・・って・・・」
 姫条は言葉に窮した。
なんせその隣には、姫条が昨晩頭の中で抱いた女が立っている。
435双眸:03/01/26 00:36 ID:7Q2VYSOo
「・・・すまんかったな」
姫条は、唐突に言った。
「携帯、無くしてもうてなぁ。ワザと連絡取らんかったと、ちゃうんやで」
「私は、そんな事を聞きたいんじゃないの」
「・・・・」
 もう、話をそらせない。
彼女に嘘をつくことは、できなかった。
「あのな・・・ホンマあかんねん、オレ」
「?」
彼女が、目を丸くする。
「ホンマのあほんだらや・・・ジブンみたいなええ子、そうそうおらんと思う。けど・・・」
「・・・・」
 彼女が、姫条の次の言葉に備えて、きゅ、と目を閉じた。

「オレ──好きなヤツ、おんねん」

 彼女の目に、じわじわと涙が浮かんだ。
女の涙は、苦手だ。
さっさと謝って、手っ取り早くこの場を納めたいところだが、いまの彼にはそれはできなかった。
ちゃんとこの場で、はっきりさせておきたかった。
自分の気持ちも、彼女に対する気持ちも──
「オレもな、よう分からんねん。なんであんなアホウの事、好きになってしもたんか・・・ジブンに比べたらホンマ、どうしょもない女やねん」
彼女はぼろぼろ流れる涙を、それでも懸命にこらえようとしているのが分かる。
436双眸:03/01/26 00:39 ID:7Q2VYSOo
「ジブンの事は、別に遊びで抱いたんとちゃうで?好きやったから──抱いた」
「・・・・」
「抱いたから、嫌いになった訳でもないで。ただ──」
 真っ直ぐに、後ろにいた彼女の無垢な両目を、見つめる。
「ただソイツに、出会ってもうたから───」
 ミクはもう既にうつむいており、姫条の視線の行方が、自分の隣にいる女にあるなんて事は知る由もない。
やがて声を上げて、泣きじゃくり始めた。
本当に姫条のことが、好きだったのだ。
 彼女は後輩の泣き声にはっと我に返ると、きつく姫条から目を反らした。
そして、姫条の前にツカツカと歩み寄ると、
 パンッッ───!!!
姫条の頬げたを、思いっきりはたいた───

 薄茶の瞳が、キラキラと輝いていた。
「あんたって、やっぱりサイッテー・・・!」
そう吐き捨てると、ミクの腕を引き、足早にその場を離れようとした。
「オレはっ・・・」
背後から、姫条の声が聞こえる。
「ごまかしたりとか、しとうなかったんや・・・!!」
 彼女たちが、振り返ることはなかった。

437双眸:03/01/26 00:40 ID:7Q2VYSOo
「・・・・」
姫条は呆然と2人の背中を見送ると、
「──イテッ!」
急に、左の頬の痛みが蘇ってきて、頬をおそるおそるさすった。
(・・・ったく、色男になんてことすんねん)
そう思ったが、同時に、この間自分も彼女に同じ事をしたのを思いだし、ますますしゅん、となってしまった。
「派手に、やられましたねぇ」
背後から、聞き慣れた穏やかな声。
(その声は・・・)
「おはようございます、姫条くん」
「はは・・・・メガネくん、か」
いま一番これを見られたくない人間に、見られてしまったようだった。
 2人はゆっくりと、学校への道を歩く。
「姫条くん、二日酔いですか?」
(はいはい、そーですよ)
姫条は、がしがしと頭を掻きながら、
「メガネくんは、オレの事なぁんでも分かりはるんですねえ・・・なんでやねん、エスパーかジブン!?」
問いつめるように言うと、守村は、
「それだけお酒の匂いがプンプンするなら、誰だって分かりますよ」
にこにこと、至極当たり前のように言う。
「・・・・」
(それって・・・マズイんでないの!!?)
 姫条はあわててコンビニに駆け込むと、ブレスケアと牛乳を買って戻ってきた。
それを大量に頬張りながら、守村と歩き続ける。
438双眸:03/01/26 00:44 ID:7Q2VYSOo
「さっきの彼女が・・・例の?」
守村が遠慮がちに、話を切り出す。
 ああ、と姫条は肯定し、
「オレなぁ・・・ホンマわからへんねん」
そう言うと、守村は上背のある姫条を不思議そうに見上げている。
「メガネくんは、人を好きになった事あるんかいの?」
「なっ・・・何を、言うんです、か!?」
姫条が真剣な顔で聞いてくるので、守村は思わず顔を赤らめた。
「ぼっ・・・ボクが・・・女性を好きに、なんて・・・ボクには、まだ・・・」
いつもの守村らしくなく、動揺している。
道に転がっている小石を、子供のように蹴ったりしていた。
「でも・・・」
と、守村がようやく、いつもの口調に戻った。
「女性は、わからないです」
と、少し頬を赤らめながら、話し始めた。
「分からないから、何もかも知りたくなる───それが、好きっていうことなのかも知れないですね」
「・・・・」
「僕にもまだ、よく分かりませんけど」
守村はそう言って、微笑った。
(何もかも知りたくなる・・・か) 
 姫条は、まだヒリヒリとする左頬に、牛乳の紙パックをあてた。
つッ、と、左頬に走った激痛に、顔をしかめた。

439双眸:03/01/26 00:48 ID:7Q2VYSOo
 それから、日は流れた。
姫条は彼女の事を考える暇もないくらい、学校にバイトにと、多忙を極めていた。
「しっかしお前、働くよなぁ・・・貯金でもすんのか?」
バイト先の先輩に、呆れられた。
 気づいたら、もう2週間も休んでいない。
なんでこんなに必死になっているのか、自分でも分からなかった。
「おい姫条」
たまらず店長が、言う。
「お前いくらなんでも無茶し過ぎだ。明日は強制休暇だ」
そう言いながら、明日のシフト表の姫条の名前を、赤ペンで消す。
「なっ・・・!?」
「なにも聞かねえぞ。明日の日曜はゆっくりしろ、いいな?」
「・・・」
 姫条は、従うしかなかった。

 ───日曜。
急に休みをもらうと、何をしていいか戸惑う。
もう洗濯も掃除も済ませてしまった。
 ふと気付けば、あれだけ頻繁にかかってきた女の子からの電話も、いつの間にか、もう誰も掛けてくれなくなっている。
あんまり姫条が邪険に扱うので、愛想をつかしたのだろう。
女の子と一緒に遊ぶのがあんなに楽しかったのに、いまでは上っ面だけの付き合いに逆に疲労さえ感じるようになってしまった。
 楽しくない。
 何をやっても、誰といても。
440双眸:03/01/26 00:48 ID:7Q2VYSOo
(ひさびさに、ツーリングにでも行くか)
愛車とともに心地いい風を感じれば、自分の原点を思い出せるかも知れない・・・そう思った。
 雨風で白くなったほろを剥がすと、きちんと手入れされた400ccの愛車がそこにある。
シートにまたがり、キーを回し、慣れた手つきでエンジンをかけた。
 愛車は待ち焦がれていたように車体を揺らし、息を吹き返したように活動を始めた。
たったこれだけで、自分に元気をくれるバイク。
大阪からの、オレの相棒。
 フルフェイスのヘルメットをかぶり、ゆっくりと「彼女」の準備が整うのを待つ。
「あら、今日は休みなの?」
お隣りのおばさんが、立ち止まった。
「はい。店長が、ちっとは休め言ってくれはって」
「そうなの。じゃあ彼女も喜ぶわね」
(えっ)
驚いたが、もちろん彼女に見えるはずもない。
「じゃあ、気を付けてね」
おばさんはそう言ってにっこり笑うと、また歩き出した。
姫条はぺこりと頭を下げた。
(彼女、か──)
おばさんから見た姫条は、いつも女連れのイメージなのだろう。
どの子を言われているのか分からない自分に、今更ながらたまらなく嫌気がさした。
 姫条は、ゆっくりと発進した。

441双眸:03/01/26 00:49 ID:7Q2VYSOo
 しばらく行くと森林公園に出る。
公園内を突っ切ると国道に出られたはずだった。
 姫条はエンジンを切り、バイクを押しながら公園に入る。
いままでこんな何もない所、なんの興味もなかったが、こうやってゆっくり歩いてみると緑が目に鮮やかで、殺伐とした心が癒されるような心地良さがあった。
 姫条は先を急がず、ゆっくり公園を歩くことにした。
ヘルメットを外し、そよ風を感じる。
(ええなぁ)
こんな事を感じるゆとりさえ、最近は本当に忘れていた。
「あっ!見ろよ、オートバイ!かっこいいな〜」
少し離れた所で、小学生くらいの男の子数人が姫条のバイクを指差した。
姫条は子供達に笑いかける。
もともと子供は嫌いじゃない。
「こっちおいで」
手招きすると、男の子達はぱたぱたと駆け寄ってきた。
「なぁなぁ!これ、兄ちゃんのだろ!?」
「せやで。カッコええやろう?」
姫条が笑うと、子供達はバイクを取り囲んだ。
「兄ちゃんオオサカの人?」
「お?よう分かったなぁ」
「兄ちゃんバイク好きなんだ」
「ああ!ジブンらも好きか?バイク」
姫条の問いに、うん!とみんな目を輝かせる。
442双眸:03/01/26 00:51 ID:7Q2VYSOo
 子供達は姫条の事をすっかり気に入ってしまったようで、そろそろ行くといってもなかな
か解放してくれない。
「にいちゃんバスケやろうぜ!」
子供達に嬉しそうな顔で言われると、姫条は弱い。
「・・・よっしゃ!負けへんでえ〜!」
姫条が皆の顔を覗き込むように言うと、子供達はわっと喜んだ。
 姫条は子供達相手に、バスケをしたり缶蹴りをしたりして、子供達以上に夢中になって遊
んだ。
気付けば、もう日はだいぶ傾いている。
「尽〜!?」
遠くから、女の声がした。
「あっ、ねえちゃんだ」
子供の1人が言うと、声のした方へ手を振った。
 姫条もつられて、声のした方を振り返る。
(・・・!)
心臓が、とくん、と跳ねた。
いつも、驚かされてばかりいる。
「おっ・・・お前・・・」
「・・・」
 彼女は姫条に気づいても、表情ひとつ変えない。
あんな場所でお互い出くわしたにもかかわらず、何とも思わないようだ。
それとも、もともとそういう感情が欠落しているのか・・・
 姫条も知っている、喫茶ALUCARDの制服。
ぴったりとした黒のミニスカートから、すらりと伸びた彼女の脚。
「なにねえちゃん、知り合いなの?」
彼女のもとに駆け寄った男の子は、そういわれればたしかに面影がある。
「同じ学校なの」
彼女はそう言って、愛おしそうに弟の頭を撫でた。
443双眸:03/01/26 00:53 ID:7Q2VYSOo
「みんな、遊んでもらってるの?」
彼女が、子供達に聞く。
「うん!スッゲーんだ、このにいちゃん!ダンクシュートできんだぜ!」
子供達が、彼女を取り囲む。
「そうなの、よかったね」
彼女が姫条を見た。
それは、優しい微笑みだった。
(・・・・・)
 姫条はおそらくこの時、すごく間抜けな顔をしていただろう。
あんまりにびっくりし過ぎた。
彼女が、あんなに優しく微笑むなんて。
(反則や)
思わず文句をつけたくなるような、一発逆転の笑顔。
 姫条がいつまでも彼女に見とれていると、彼女はす、と視線をそらした。
もういつもの表情に、戻っている。
「尽」
弟に、話しかける。
「ねえちゃんまだ仕事だけど、5時くらいに迎えに来るから」
「わかった」
「あんまり迷惑かけたらダメよ」
そう言って彼女はちらと姫条を見ると、そのまま歩きだした。
「あっ!ちょっ、ちょっと・・・!!」
姫条は彼女を引き留めていた。
「・・・なに?」
さっきの微笑が夢かと思えるくらいの、冷たい表情。
「なにって、別になんもないけど・・・少し、話でもせえへんか?」
「・・・」
子供達を見ると、姫条のバイクを取り囲んで何か話している。
 彼女は、芝生に腰を下ろした。
444双眸:03/01/26 00:57 ID:7Q2VYSOo
 「バイト中なんか?今」
姫条の問いに、こくん、と首だけで返事する。
「すまんな」
「いいよ別に。休憩中だから」
彼女は遠くを見ながら、穏やかに言う。
「子供、好きなん?」
「・・・・別に」
彼女の頬がこころなしか少し、赤くなった。
「弟の友達。よくうちに連れてくるのよ」
「ジブン、ええ母親になるわ」
「・・・やめてよ」
彼女は少しむっとした顔をしてみせた。
姫条は笑った。
 「──まだ」
姫条が、少し間をおいて口を開く。
「まだ、あの仕事、してるんか」
「・・・・」
彼女は、黙っている。
「たしかに金がかかるのは分かるけどな、年がバレたらどないすんねん?下手したら退学モンやで?」
「仕方ないじゃん。黙ってたって学費はかかるし、尽のことだって面倒見なきゃいけないし・・・」
「そら、そうかもしれんけど」
「迷惑なのよ、そういうの」
彼女はそう言って立ち上がった。
「・・・もう、行くわ」
悪いと思ったのか、声が少し小さい。
445双眸:03/01/26 00:59 ID:7Q2VYSOo
 さくさく、と彼女が草を踏みしめ、遠ざかっていく。
「──なぁ」
今度、と姫条は彼女の背中に、言う。
「今度の日曜───時間つくってくれへん?」
「・・・・・」
彼女が、振り返った。
(何言うてんねん、オレわ──!)
 いつもながら、自分の突拍子のなさに頭をかかえたくなる思いだった。
自分が彼女にしてやれることなんて、何もなかった。
でもどうしても、姫条は彼女を放っておけない。
「はぁ・・・」
彼女は、うっとおしそうにため息をついたが、
「───わかった」
少し困った顔で、言う。
(え?)
「来週の日曜、もともと休みだし」
「・・・」
 姫条がぽかんとしていると、
「なに?」
彼女が、たまりかねて言った。
「よ、よっしゃ!ほな、来週・・・来週11時、ここで待ってるさかい」
「・・・」
 じゃあね、と彼女はやっぱり何事もなかったように、去っていく。
「──カワイかったで」
 姫条の言葉に、ぴた、と歩みを止める。
「ジブン、微笑った方がええわ──」
「・・・・」
彼女は振り向かず、走って行ってしまった。
(照れてるんかいな)
 走っていく彼女の後ろ姿を見つめる姫条の顔は、ほころんでいた。

446双眸(アフォ作者:03/01/26 01:03 ID:7Q2VYSOo
とりあえず、以上でつ。

いちお、エチーまで続けるつもりではいまつが、
いったい、いつになることやら。。。。

生ぬるいご批判、お待ちしておりまつ。
かみそりは入れないで下ちい(´Д⊂
447名無しさん@ピンキー:03/01/26 02:04 ID:m5nLAbdY
>413神
イイ!!イイ!!━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
こういう主人公タンも新鮮でイイ!!
そしてバイトに(;´Д`)ハァハァ…激しく萌えさせて頂きました。
続きが気になるーーー。
ぜひ、ぜひ続きをおながいします!
448名無しさん@ピンキー:03/01/26 02:30 ID:pOIxc58+
>>413
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
激しくハァハァしていまつ(;´Д`)
姫条(・∀・)イイ!!イイ!!主チャンイイ!!
尽も出てて更に萌えーーーーー!!(;´Д`)ハァハァハァハァ
あああ、続きを・・・続きを・・・!!
449名無しさん@ピンキー:03/01/26 02:37 ID:s6EkFSL0
盛り上がっているところ恐縮ですが、折角書けたのでうpします。
初めてのssの為、お見苦しいと思います。
不出来でもスルーして下さいまつようおながいします。
主×葉月です。
450天然子悪魔:03/01/26 02:38 ID:s6EkFSL0
「嘘だよ。ちゃんと味わって食べるから…。だから、早く帰って寝ろよ。サンキュ。」
今日はバレンタインデー。高校生活3年間、ずっと葉月くんに手作りチョコを渡してきた。1年生の時はあまり嬉しそうにしてなかったけど、今年は何だか嬉しそうに見えた。あの、葉月くんが。
でも、今日はこれだけで満足するわけにはいかなかった。
葉月くんとは月に一度デートするだけで、それ以上の関係には進展していない。
おまけにもうすぐ卒業する。
そしたら私と葉月くんの縁なんて、あっという間に切れてしまうだろう。
私と葉月くんは、あまりに違いすぎる。
何をやらせても「特別」な彼と、平凡な私とは。
だから、チョコを受け取って立ち去ろうとする彼を引き止めた。
「あのね、もう一つあるの。」
「なんだ?」と尋ねる葉月くんに、ここでは渡せないと告げる。
でも、それ以上言い出せずに俯いてしまった。
しばらく黙っていた彼は、「…俺の家、来いよ。」と言った。
451天然子悪魔:03/01/26 02:39 ID:s6EkFSL0
「お邪魔します…。」
既に何度か上げてもらったことのある、彼の家。
シンプルで余計なもののない、彼の部屋。
これで見納めかもしれないと思うと切なかった。
「コーヒー、淹れてきた。」
「あ、有難う。」
マグカップを受け取り、コーヒーに口をつける。
ひと心地ついてから、私は漸く切り出した。
「葉月くん。」
「…ん?」
「さっきの話の続きなんだけど…。」
「ああ。」
「目を閉じて貰えるかな?」
「…どうして?」
葉月くんは怪訝そうに私を見た。
「お願い。」
彼は少し考える様子を見せたが、目を瞑ってくれた。
「いいって言うまで、目を開けないでね?」
「わかった。」

452天然子悪魔:03/01/26 02:41 ID:s6EkFSL0
「お、おい…。」
目を開けた葉月くんは、ものすごく驚いた様子だった。
彼の前には一糸纏わぬ姿の私が居たからだ。
床には制服やスカーフ、ブラジャーなどが脱ぎ落としてある。
「どうしたんだ、お前。熱でもあるのか?」
「貰って欲しいの。」
「貰うって、何を…。」
「…ヴァージン。」
言うが早いか私は彼に口づける。
すぐに拒まれるかと思ったのに、しばらくそのままの態勢でいた。
…あまりのことに呆然としてるのかも。
そう思ったが、もう後戻りは出来ない。
唇を離すと、彼のブレザーのボタンをひとつずつ外した。
ネクタイも外し、シャツのボタンに手をかける。
ふと視線を感じて見上げると、彼は困ったような顔をしていた。
眉根を寄せる表情さえも、美しいなんて。
私は自分が汚らわしいもののように思えて目をそらした。

453天然子悪魔:03/01/26 02:42 ID:s6EkFSL0
ほどなく葉月くんの衣服を取り去ることに成功し、私は拍子抜けした。
もう一度、唇を寄せる。
さっきまでのようなバードキスじゃなくて、深い口づけ。
「…ん…ぅん……。」
私だけでなく、葉月くんからも吐息が漏れる。
今のところ、私を突き放す様子はない。
彼の手が所在なげにしていたので、私は自分の背中に回した。
ベッドに腰掛けている彼の膝の間に、私がすっぽりと納まる形になる。
すると、彼の一部が硬くなり、熱を帯びていることに気付いた。
唇を重ねたまま、おずおずとそれに触れてみた。
とりあえず手を上下に動かす。
「よせ…。」
彼が私を押しとどめようとするのを無視し、
唇が離れた隙をついて彼の分身に口づけた。
口に含み、舌で撫でていく。
拙い手際ながら含んだ状態のまま頭を上下させる。
「…っく……あぁ…」
こうすれば男の子は喜ぶって、なっちんが教えてくれた。
今の私に手段を選んでいる余裕はない。
最初で最後になってもいい。
ずっと好きだった人に大事なものを貰って欲しかった。
454天然子悪魔:03/01/26 02:44 ID:s6EkFSL0
葉月くんの反応を見て、更に私は自分の胸で彼を挟んだ。
口と胸、同時に動かしていく。
時折胸の突起で彼自身を刺激し、上目遣いで顔を見上げる。
前より硬度を増し、今にも爆発しそうなので愛撫をやめると、
葉月くんは肩で息をしていた。
「本気なんだな、お前…。」
その問いかけに私はこくりと肯いた。
「じゃあ貰う、お前のこと…。後で嫌だって言っても聞かない。」
葉月くんは私をベッドに押し倒した。
先程とは打って変わって、今度は葉月くんが私を攻めたてた。
体の至るところを愛撫し、唇を落としていく。息をつく間もない。
「…はぁ………あ…っふ………んん!」
乳房の頂を口で弄ばれて、私は喘いだ。
彼は左手で胸を揉みしだきながら、
右手をまだ誰も触れたことのない場所へ辿り着かせる。
「きゃっ。」
私は足を閉じようとした。
「ダメだ。俺のに口づけたろ、お前…。お返ししてやるよ。」
思い切り片足を上げられ、秘部に唇を押し付けられる。
「あぅ!!」
敏感なところを指で擦られて、堪え切れず嬌声をあげてしまった。
繰り返される愛撫に、泉からはとめどなく蜜が溢れ出す。
舐め上げられると、ぴちゃぴちゃといやらしい水音が室内に響いた。

455天然子悪魔:03/01/26 02:47 ID:s6EkFSL0
「そろそろいいか…?」
「う、うん…。」
この期に及んで怖いなんて言えない。自分から誘ったんだし。
きっと私は強張った表情だったのだろう、葉月くんがふっと微笑を漏らした。
「優しくしてやる…。そんな顔するな。」
充分濡れていたと思うのに、
私の中心は葉月くんを完全に受け入れることができなかった。
激痛が走り、苦痛に顔が歪む。
「お前の初めて、貰った、俺…。もう、いいだろ。」
葉月くんはそう言って引き抜こうとする。
「いいの、続けて。お願い!」
「…どうして。痛いだろ、お前。」
「最後までして欲しいの。私、ずっと、葉月くんのことが…。」
「…今、それ言うな。」
「えっ?」
「卒業式の後に聞く。」
そう告げると彼は私に口づけをし、ゆっくり動き始めた。
456天然子悪魔:03/01/26 02:48 ID:s6EkFSL0
反復するうちに彼のすべてを受け入れることが出来るようになる。
痛みが和らいできたのを見計らって、葉月くんは私を深く突いた。
「あぁっ!」
何だか目の前が白くなる。
挿入した状態で、彼の指が私のクリトリスを擦った。
私の中は過疎度的に熱くなり、
溢れ出す液がくちゅくちゅと音を鳴り渡らせた。
「くぅ……葉月くんっ…はぁ…そ、そんなにしちゃいやっ。」
「…嫌だって言っても聞かない。」
彼は私の唇を塞いだ。
舌を絡ませ、口内を蹂躙していく。
続けざまに腰をグラインドされ、私は限界に来ていた。
「は、葉月くん、もうっ…。」
「ああ、俺も…。」
同時に達した後、私たちは暫くベッドで折り重なっていた。
そのうちに私は眠ってしまった。
457天然子悪魔:03/01/26 02:49 ID:s6EkFSL0
「…天然子悪魔。」
葉月は眠る彼女の隣で密やかに呟いた。
花椿先生ではないが、
そう言わずにはいられないところがアイツにはある。
どうしてあれだけ好意を示しているのに伝わらず、
挙句の果てにこんな行動に出るのだろう。
「鈍いんだ、お前…。」
いとおしげに髪を手で梳き、額に口づける彼を彼女は知らない。

「愛してる…。俺たちの永遠をここから始めよう。」
先走りすぎのお姫様に王子から愛の告白がなされるのは、
もう少しだけ先のことになる。
458天然子悪魔:03/01/26 02:53 ID:s6EkFSL0
お、終わりますた。
自分王子萌えの為、頑張って書いてみました。
でも、文章力のなさに愕然。もうだめぽ。
名無しに戻りまつ。
読んで下さった方、ありがdでつ。
459名無しさん@ピンキー:03/01/26 05:12 ID:7Q2VYSOo
>450タン

積極的主タン、(・∀・)イイ!!
久々の王子登場に、(*´∀`*) ハア〜
またうpってください
460双眸(アフォ作者:03/01/26 11:27 ID:7Q2VYSOo
アフォでつ。

>413からの続き、ちょっと(ちょっと?)うpります。

尽タンとバイト。切なさが出てればイイのでつが・・・

それでは、次からでつ。
461双眸:03/01/26 11:29 ID:7Q2VYSOo
 日曜日───
朝から、落ち着かない。
 今日は彼女との、初デートである。
向こうはデートと思っているかは分からないが、一緒に出かけられることに変わりはない。
シャワーを浴び、服を着替えて、少し早めに家を出る。
ゆっくりと物思いにふけりながら、彼女を待つのも悪くないだろう。
 30分程かけて、ゆっくりと森林公園に向かった。
子供のように、胸がわくわく踊る。
(やっぱオレ、アイツに惚れてんねやなあ)
他人事のように、思う。
 先週と同じ場所に座り込み、太陽の光を手で避けながら、切れ切れに流れる雲をぼうっと見上げた。
その時、ふっと影ができた。
(?)
見上げると、この間の男の子。
「よ、よう。えっと・・・」
「尽」
姫条が名前を思い出す前に、男の子は自ら名乗る。
「スマン、スマン」
せやったな、と姫条は笑いながら、尽の頭を撫でる。
「ここ、座り」
姫条に隣をとんとん、と手で示され、尽はちょこん、と腰掛けた。
462双眸:03/01/26 11:30 ID:7Q2VYSOo
「なんや、今日は1人かいな」
姫条が言うと、ん、と尽は頷く。
「・・・なぁ、にいちゃん」
「なんや?」
「今日はねえちゃんとデートなんだろ?」
「・・・・へ?」
姫条は目を丸めたが、尽の顔は真剣だ。
「あのさ・・・うちのねえちゃん、ほんとは優しいんだぜ」
「・・・」
姫条は、尽の顔を注意深く見つめる。
「いつもオレの事とか、友達の事とかばっかり考えてて───自分はゼンブ、後回しなんだ」
「ん、分かるで」
姫条は、尽の頭を優しく撫でた。
「オレ」
 尽が、すがるように姫条を見る。
「もうねえちゃんがつらい思いしてるの、イヤなんだ」
だから、と尽は口ごもる。
「ねえちゃんと付き合うなら、ねえちゃんの事──ちゃんと見ててやって欲しいんだ」
尽が自分の小さい膝を、ぎゅ、と握りしめている。
「にいちゃんなら大丈夫だと思ってんだ、オレ」
「??」
姫条がきょとんとしていると、
「だってねえちゃん、朝から楽しそうだったもん──あんなねえちゃん見るの、久しぶりだったから」
「・・・そか」
 姫条は優しく微笑むと、
「おねえちゃんが優しいんはなぁ、最初、目ェを見た時すぐ分かった」
また、尽の頭を愛おしげに、ぽんぽん、と撫でる。
柔らかい、色素の薄い髪。
彼女の髪と、同じ色。
463双眸:03/01/26 11:31 ID:7Q2VYSOo
「目?」
尽が、目をぱちぱちさせる。
「せやで。あんな優しくてキレイな目ェの人、そうそうおらんやろ?」
「そう、なの?」
今度は尽が、驚く番だった。
「せや──だからな、みんなおねえちゃんの事、大好きだと思うで」
「・・・」
「だから、安心し」
そう言って切れ長の目が、優しく細められた。
「──にいちゃんは」
 尽は、姫条を見つめた。
「ねえちゃんのこと、好きか?」
「え?」
誤魔化しの効かない真っ直ぐな目が、姫条を見ている。
「・・・・・」
(どうなんや、まどか)
自分で、自分の背中を押す。
「オレも──」
 姫条は、尽の目を真っ直ぐに見返した。

「大好きやで、お前のおねえちゃんの事──」

464双眸:03/01/26 11:32 ID:7Q2VYSOo
 後ろで、さく、と草を踏む音が、した。
「・・・・」
「あ・・・ね、ねえちゃん!」
尽が、決まり悪そうに頭をかいた。
 振り返ると、彼女が真っ赤な顔をして立っていた。
「尽っ!」
「ひゃ、ごめんなさーい!」
そう言いながら走っていく尽は、なんだか嬉しそうだった。
「まったくもう・・・」
と、彼女はため息をついた。
 2人の目が、合う。
「よ、よう・・・ごきげん、さん・・・」
「・・・・!」
彼女はますます顔を真っ赤にして、そっぽを向いてしまった。
 姫条も、目を合わせられない。
さっきの会話を聞かれてしまったのは、彼女の反応を見れば明らかだった。
「ほ、ほな!行こか!!」
姫条は大げさに立ち上がって、ジーンズの草を払い落とす。
「どっか行きたいトコ、あるか?」
「誰もいない所」
「え?」
 彼女は、真っ直ぐ向き直ると、
「誰もいない所に、行きたいの」
強い口調で、言った。
(誰もいないトコ・・・って)
「2人だけに、なりたい」
彼女の言葉に、姫条は思わず黙った。
465双眸:03/01/26 11:33 ID:7Q2VYSOo
「ほ、ほんなら・・・」
「家、行っちゃだめ?」
「・・・・」
姫条は、彼女の真意を測りかねた。
男の部屋に上がることに、抵抗はないんだろうか。
「だめ?」
「え、ええけど・・・ジブン、そんなんでええんか?」
姫条が呆然と言うと、こくん、と頷いた。
「ほ・・・ほんなら、行こか」
 2人は黙って、歩き出した。

466双眸:03/01/26 11:34 ID:7Q2VYSOo
 (昨日、掃除しといてよかった)
秘かに安堵しながら、姫条は自分の部屋のカギをガチャリと回した。
「はい、どーぞ」
姫条は彼女を先に家に促し、後ろ手にドアを閉めた。
 玄関は、2人で立っているには狭い。
彼女がなかなか、奥に進もうとしないので、
「どないしたん?はよ入って」
姫条が、彼女を促した時、
「・・・っとと」
 いきなり、姫条の肩に腕を回してきた。
「な、何をすんねん・・・イキナリ・・・」
姫条が思わず怯えた眼差しで、自分にぶら下がる彼女を見下ろした。
「ん・・・っ」
彼女の柔らかい口唇が、姫条の口唇に重なる。
(な、なんや)
姫条の頭は、パニックに陥っていた。
「おいっ・・・ちょい待ちっ、んんっ・・・」
逃れようとしても、彼女が有無を言わさず、口唇を塞ぐ。
「待てって!」
姫条はようやく、彼女を自分から引き離した。
 はぁ、はぁ、と2人は肩で息をしている。
まだ電気をつけていない薄暗いなかで、彼女の顔が少し紅潮しているのが分かる。
「どないしたん、今日のジブン・・・おかしいで?」
「おかしい?」
彼女が、は、と鼻で笑う。
467双眸:03/01/26 11:35 ID:7Q2VYSOo
「どうせコレが目的なんでしょ?だったら最初に済ませたって、同じじゃない」
「な・・・っ!」
姫条は、言葉を失った。
 彼女は靴を脱いですたすたと奥へ進むと、ベッドの前で、着ている薄手のカーディガンをおもむろに脱いだ。
「お、おい!やめっ・・・」
姫条が彼女を止めようと近づくと、彼女は姫条の紺色のシャツのボタンに手をかけた。
細い指で、1つ1つボタンが外されていく。
「やめって!マジで怒るで・・・っ!」
姫条は彼女の両腕をつかんだ。
「どうして?ヤリたいんでしょう??」
(まぁたしかに)
「ヤリたくないとは言わんけどなぁ・・・あかんて」
思わず泣きそうな声が、出る。
「そんなんは、ルール違反や」
「・・・」
彼女の手から、力が抜けた。
 姫条が離すと、彼女は、ふらり、とベッドの縁に腰掛けた。
「どうして・・・」
「聞きたいのはこっちやで」
姫条は、脱ぎ捨てられた彼女のカーディガンを拾い、椅子の背にかけた。
 そのままキッチンで、湯を沸かし始める。
「あたしが男に呼ばれる時は、いつもそればっかりだった」
後ろで、彼女がぽつり、と言った。
「ほんとに好きな人がいて、あたしはその人に『初めて』をあげたの」
姫条はシンクに両手をつき、身体を支えるようにして、彼女の話に聞き入った。
468双眸:03/01/26 11:36 ID:7Q2VYSOo
「嬉しかった」
彼女が言う。
「痛くて痛くて、次の日も血が止まらなかったけど・・・でも、幸せだった」
「・・・」
コーヒーの粉をフィルターにセットした。
湯が、沸騰していた。
「でも次の日・・・彼の友達がにやにやしながら私に『お前、処女だったらしいな』って言ってきた」
姫条は、たまらなくなって目を閉じた。
ぐらぐらと湯が沸騰していたが、そんなのはどうでもよかった。
「その時はよく分かんなかったけど、あとで考えたら、ああ、あたし遊ばれたんだ、って気づいた」
 姫条は、パチ、と火を消した。
あたりにまた、静寂が訪れる。
「彼には好きな子がいたらしくて、あたしとヤッてしばらくしてから、その子に告白してOKもらったって聞いた」
「・・・・」
コーヒーをゆっくりドリップすると、部屋に香ばしい香りが立ちこめた。
「ありがとな、って言われたよ」
彼女が笑ったのが分かった。
「お前がいなかったら、彼女とどうヤッていいのか分かんなかったぜ、ってさ」
「・・・・」
姫条は、静かにため息をついた。
身体の奥から抜けるような、重たいため息だった。
「それから、彼の友達とか、いろんなヤツに誘われて・・・・あたしはヤケになってその度に身体を許してた。周りに、淫乱女って言われた」
「・・・・」
469双眸:03/01/26 11:38 ID:7Q2VYSOo
「バカだよね、あたし───」
「バカやないで、ジブンは」
姫条は出来立てのコーヒーを2つのマグカップに入れ、運んできた。
 小さなテーブルの上に、それを置く。
「ジブンはバカやのうて、『アホ』や」
「??」
彼女は出されたマグカップの前に座って、きょとんとした顔で姫条を見ている。
「好きなオトコに全力投球、一心不乱で純粋で」
「・・・」
「傷つきやすいクセに無茶しィで・・・ほんま、アホやで」
そう言って困ったような笑顔を浮かべると、彼女の頭を、さっき弟にしたように、優しく撫でた。
 彼女は、びく、と身体をかたくした。
「人の気持ちを踏みにじったソイツは『バカ』や。バカはみんなに嫌われるけどな、アホはみんなに好かれるねんで」
だから、と姫条は頭を撫でながら、
「ジブンは、バカな真似したら、あかん」
そう言って、また笑顔を作った。
 彼女は呆然と、姫条の笑顔を見ていた。
初めて会った時の、冷ややかな印象を思い出していた。
まったく別人のようだ。
 優しい笑顔、優しい声。
 頭を撫でてくれる、温かい手のぬくもり。
(お父さん)
自分も尽も知らない、父親のあたたかさ。
もしかしたら、こんな感じなのかも知れない───そう思ったら、涙が次から次へと溢れてきた。
470双眸:03/01/26 11:39 ID:7Q2VYSOo
 大きな目から、急に何の前触れもなく涙を流すので、姫条はあわてた。
「おっおい!泣くなって・・・ほら」
姫条は傍らのティッシュの箱を引き寄せ、渡してやる。
「・・・」
「そない普通の顔で、涙だけぼろぼろ流すやつがあるかいな・・・びっくりするわ」
「・・・」
 こんな泣き方を覚えたのは、いつからなのだろう。
姫条は、大きな声をあげて顔をぐしゃぐしゃにして泣くような、そんな人間らしい感覚を取り戻させてやりたかった。
 姫条は、彼女が愛おしくなった。
「おいで」
気づいたら、そう言っていた。
「・・・・」
 彼女は一瞬躊躇したが、やがて姫条の側に、座り直した。
一瞬たりとも、警戒心を解かない──まるで、猫のようだった。
「ええ子やな」
姫条は彼女の頭を、優しくなで続けた。
ツヤツヤの栗色の髪の感触が、心地いい。
「心配せんでも、ええで」
「・・・」
 俯いた彼女の目から、思い出したように涙がぽとり、と彼女の手の甲に落ちた。

471双眸:03/01/26 11:41 ID:7Q2VYSOo
 外から、雨音が響いてきた。
音は、どんどん大きくなる。
 彼女は、いつしか姫条の胸にもたれていた。
もうこうして、どれくらい経っただろうか。
彼女は、じっと動かない。
さっきボタンが外された胸元に、彼女の滑らかな頬を感じる。
 『いい、香り──』
さっき彼女が言ったのを、思い出す。
ジバンシイのウルトラマリン──姫条のお気に入りの、香水。
「すごい雨やな」
姫条は時折、彼女の髪を梳くようにゆっくりと手を動かしたり、頭を撫でたり、彼女を大事そうに胸に抱き、慈しんでいた。
 姫条は窓を見た。
さっきまであんなに晴れていたのに、空には厚い雲がかかって、夕方のように真っ暗だ。
「外にいなくて、よかったなぁ」
姫条が言うと、
「あたしは・・・豪快な雨に打たれるの、けっこう好き」
そう言って彼女は、真っ直ぐに姫条を見上げてきた。
「雨って、なんでもキレイにしちゃうような気がする・・・・汚い、イヤなものがみんな洗われて、キレイになっていく──」
そう言って窓の外へと、視線を戻した。
「だから時々自分も、雨に打たれてみたくなる・・・汚くて、イヤな女だからさ、あたし。少しはキレイになるかも知れないでしょ?」
彼女は、自嘲するように笑った。
472双眸:03/01/26 11:44 ID:7Q2VYSOo
「そないなことあらへんで」
「あたしにキレイな所なんか、残ってないよ」
彼女は笑ったが、姫条は笑わなかった。
「キレイやで───ホンマに」
姫条のいつもとは違う口調に、彼女は言葉を無くす。
 彼の視線を、痛い程感じた。
でも、気づかないふりを、する。
恐くて、顔を上げられない──そんな自分を悟られるのが、いやだった。
「ねぇ」
「ん?」
姫条は、腕の中に顔を埋めるように、彼女を覗き込んだ。
「雨──打たれてみない?」
473双眸(アフォ:03/01/26 11:50 ID:7Q2VYSOo
とりあえず、中盤(オイッ!!!)はここまででつ。。

主タン姉弟、お父さんを知らなかったのでつねえ。
(作者もあまりなオリジナル設定にビックリ ワラ)

また夜にでも、出来次第うpりに来ますでつ。
474名無しさん@ピンキー:03/01/26 22:09 ID:I9Lx4WNf
>>458
王子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
積極的な主ちゃんカワ(・∀・)イイ!!
王子本命なのでウレスィ(;´Д`)ハァハァしますた。
しかし藤井はなんてこと教えてるんでつか!(w
またうpしてください〜。

>>473
乙カレー!!
激しく萌えでつ!!!!(;´Д`)ハァハァハァハァ
姫条と尽タソのダブル攻撃に悶え死ぬかと思いまちた。
姫条惚れ直しまちた。
続きがんがってくだちぃ!!ハァ〜(*´∀`*)シヤワセ
475名無しさん@ピンキー:03/01/26 22:14 ID:d4W8oYKG
>>449
天然子悪魔タン激しく(・∀・)イイ!
そして王子ってば(;´Д`)ハァハァ
久しぶりの王子ものにドキドキしてしまいますた。
そんな卒業までだなんて殺生な。でもやる事やるなんて。ん、もう。
また書いたら是非うpってくだちぃ。

>>473
おおー。そんな過去があったとは。
そしてバイトが今後どんな行動に出るのかも非常に楽しみでつ。


漏れも中途半端に書いてみたのでうpりにきますた。
もう推敲する気も起きなかったので変な所は適当に読み流してくれるとウレスィ。
476蒼樹×主人公@1:03/01/26 22:19 ID:d4W8oYKG
「氷室センセーなんかきらいだー!!!」

何をやっても出来が悪い。何をやっても中途半端。
最近そんな自分に嫌気が差してきた。
毎日悶々としながら生活をしていて、
そしたら何だか期末テストの出来もめちゃめちゃ悪かった。
そして、今日、悲しいかな補習を受けている。
隣のクラスの姫条くんや鈴鹿くんなんかはすっかり常連みたいで、
要領よくちゃっちゃと終わらせて帰ってしまった。
そして私は悶々として晴れない気持ちを抱きながら机に向かって葛藤していた。
窓から見える水平線を見ていたら急に真面目にやっているのがバカらしくなってきて
気が付いたら屋上へ行っていて『氷室先生なんか嫌い』だと叫んでいた。
我ながら呆れる行動だ。これじゃ成績も上がる筈もない。
ぼんやりと水平線を眺めて自分の愚かさを確認する。
氷室先生が悪いんじゃないくて私が悪いんだよね……。
「……大丈夫ですか?」
気だるそうに柵にもたれ掛かって海を眺める私は具合が悪そうに見えたのだろう。
ちょっとクセのあるアクセントの声が私に気を使ってきた。
「大丈夫ですよ。」
一応ニッコリと愛想笑いなんてして振り返って答えてみた。
本当は返答するのだって面倒だった。
しかし、その愛想笑いの仮面もすぐに外れた。
477蒼樹×主人公@2:03/01/26 22:20 ID:d4W8oYKG
「……ち……千晴くん……何で……。」
何もかも、私がやる気を失せる原因となった彼が目の前に居る。
居るはずのない彼が何でこの学校の屋上に居るのだろうか?
私は幻でも見ているのだろうか?
「あっ……。」
彼は小さく呟いて私の顔を見て一瞬怯んでじりじりと足が後退していた。
そして、とっさに逃げようとした彼の腕を私はすかさず掴んでいた。
「行かないで!もう、どこにも行かないで……。」
ずっと彼に言いたかった言葉がとっさに出た。
私はあの日の事をとても後悔している。何故気付かなかったのか。
本気を出せば女の掴む力など簡単に振り解けるのに彼は振り解いて逃げようとしなかった。
私の顔を見ようとしない。ずっと背中を向けたままそのまま立ち止まっていた。
そしてお互いに何も言わずそのままの姿勢で止まっていた。

「あれから私、ずっと千晴くんの事を街でさがしていたの。メールも待ってた。」
何処に居ても見つからない、何処を探しても見つからないそんな存在をずっと探し続けた。
そう、ずっと探していた。探して、探して、探し疲れて……。
探し疲れて何時の間にか無気力になってしまっていた。
腕を掴んだまま前に回りこみ千晴くんの胸に飛び込んで背中に手を廻しぎゅっと抱きしめた。
千晴くんの腕も何時の間にか私の背中をぎゅっと抱きしめていてくれた。
「……千晴くんの言葉で聞かせて。」
背中に回した腕の力を強めた。日本語が壁だというなら英語でもいい。
当然バカな私には英語なんかわからないけど気持ちさえあれば分かる気がした。
千晴くんは背中に廻していた手をゆっくり放し、私の肩を掴んでゆっくり自分の胸から放した。
ただ、じっと見詰め合うだけ。何もかも透かされるかと思うほど澄んだ瞳に映し出される。
吸い込まれそうで怖かった。でもそらさない。そらしたら私が逃げる事になる。
その瞳がだんだんと近づいてきて自然と瞳を閉じていた。
478蒼樹×主人公@3:03/01/26 22:21 ID:d4W8oYKG
重なり合う呼吸。重なり合う唇。
ただ、触れ合うだけなのに鼓動が早くなってきた。
私の中で止まっていた何かが急に音を立てて動き始めた。
肩を掴んでいた千晴くんの手が頬へと移動してきて撫で上げていき、そして髪の毛を梳いていく。
そして唇を重ねあうだけのキスから啄ばむようなキスへ変わっていく。
吐息が漏れ僅かに開いた口を彼は逃す事なく舌を入れくる。
千晴くんの舌が口内を確認するように動いていき、そして最後に私の舌を捕らえた。
舌で舌を愛撫する。初めての事なのに全然嫌じゃない。
むしろ私はその感触に酔っていて自然と自分から舌を絡めていた。
ゆっくりと離れるとお互いの唇は銀の糸で繋がっていた。
どちらの物とも分からない糸を紡ぎ出す程激しく絡まっていたとその時気付いた。
その時に初めて恥ずかしい事をしたと思って急に顔が熱くなった。
しかし、そんな恥ずかしさを噛み締めているる間もなく、
千晴くんはまた直ぐに私の首元へと唇を落とし軽く吸ったり舌を這わせたりしている。
触れられる度に何も考えられなくなる。足の力も段々と入らなくなってくる。
耳元に到達した唇は低い声で囁きだした。
聞き慣れない言葉を次から次へと耳元で囁かれる。
英語で囁かれる愛の言葉。
何を言っているのか分からないけど熱の篭った声に国境等ない。
段々とその言葉が脳裏へと入っていき次第に思考回路がとろけてゆく。
言葉の意味が分からない分、私の想像を掻き立ててどんどん狂わせてゆく。
「千晴くん……私……。」
言葉を喋ろうとした途端直ぐに唇は唇で塞がれた。
479蒼樹×主人公@4:03/01/26 22:22 ID:d4W8oYKG
キスをしながらゆっくりと柵へともたれ掛らされるように座らさせられた。
制服の上からゆっくりと胸を揉みしだく。
スカーフを解きしゅるりと滑らせて外し、ブラウスのボタンを解いてゆく。
ブラを持ち上げて顕わになった胸の蕾を優しく口に含んで口内で弄ぶ。
開いてる手でもう片方の胸を揉みながら時々蕾を指で転がしたり摘んだりする。
「……ん……ふぅ。」
段々と頭の中が今まで感じたことのない感覚に襲われて無意識に鼻から抜けるような
甘い吐息が自然と零れていた。指が舌が動く度に漏れる吐息。
感覚がおかしくなる度に目の前が涙で霞んできて千晴くんの事がよく見えなくなってきた。
480蒼樹×主人公@5:03/01/26 22:23 ID:d4W8oYKG
意識が朦朧としている私から離れて、学ランのボタンに手を掛けた。
千晴くんは学ランを脱ぐと床に敷き、その上に私の事を横たえた。
横たえながらも自然と私の足の間に入り込み逃げ出さないように包囲していた。
目の前にある千晴くんの顔はとても穏やかで優しい表情をしている。
また顔が近づいて髪の毛が顔にかかったかと思うとそのまま口付けをした。
唇が離れて再び耳元に口をつけて息が掛かったと同時に低い声が脳内に響いた。
「愛してます。」
初めて日本語で私の耳に囁いた一言。
その一言が嬉しくて嬉しくてさっきとは違う涙が溢れ出た。
「あなたの事を教えて下さい。」
「……はい。」
私の返答に耳元や首筋を伝う唇の動きがさっきよりも熱っぽい物に変わっていた。
髪の毛を撫で上げる手も次第に下へと動いていき、私の体の形を確認するように撫でていく。
さっきまでは触れなかった太股に指を這わせていく。
太股に触れられた瞬間に背筋にゾクリと妙な感覚が走る。
太股を這う指が次第に上がっていき下着の上から秘部を撫で上げた。
もう十分に蜜が溢れているのを自分でも分かっていたので恥ずかしかった。
下着の中に指が入り込み直に秘部を撫で上げ、蕾を探り当てると激しく擦りあげてくる。
足を閉じたくなったがしっかりと千晴くんが入り込んでいて身動きが取れない。
身動きを取ろうとすると腰がうねりますます千晴くんの指先の動きを加速させていく。
その指の動きにさっきとは違う快感が体中を駆け巡り体がビクンと跳ね上がった。
私の体を押さえつけるように首筋や胸に空いてる手や唇で愛撫を加えて身動きが取れなくなった。
蕾を擦りあげていた指が蜜壷の中に滑り込みきゅうっときつく咥え込んだ。
そのまま天井を擦り上げたり規則的に動いたりして蜜壷の中を乱していく。
自然と腰が動き、もっと違う物が欲しいと体の中で無意識に叫びつづけていた。
481蒼樹×主人公@6:03/01/26 22:24 ID:d4W8oYKG
「ちは……る……くん。」
千晴くんを求め、懇願するように小さく呟いた。
「……いいですか?」
そして彼の問いかけにコクンと首を縦に動かす。
遠くの方でカチャカチャとベルトを外す音が聞こえてきた。
その音が私の中の卑しい心をますます掻き立てた。
中途半端に脱いだまま千晴くんは自身を取り出し、ゆっくりと私の中に入ろうとしていた。
「……ん……クッ。」
妙な異物感と痛みが邪魔をして中に入っていく千晴くん自身を上手く飲み込めないでいた。
顔が苦痛に歪み全身が強張っているのが自分でもよく分かった。
「大丈夫です。力を抜いてください。」
千晴くんは優しく頭を撫でてそのまま全身を愛撫し始めた。
すると不思議と体の力が抜けていった。
その様子を察して再度蜜壷に自身をあてがいゆっくりと腰を沈めていった。
異物感と痛みが走ったがようやく千晴くんと繋がった。
「痛かったらやめますから言って下さい。」
「やめないで……私から、離れないで。」
「分かりました。」
482蒼樹×主人公@7:03/01/26 22:25 ID:d4W8oYKG
一呼吸置いてからゆっくりと千晴くんは動き出した。
それでも慣れない異物感と激しい痛みに私は所在を持て余していた手を
何時の間にか千晴くんの背中に廻し爪を立てていた。
でもこの痛みが千晴くんを感じている証拠なんだ、と思うと安心感が生まれてきた。
そしてその安心感と共に痛みが快楽に変わってきて自分から腰を動かしていた。
殆ど手放してしまった意識の中に微かに聞こえる体のぶつかり合う音と淫らな水音。
千晴くんが私の事を掻き乱していく。もっと狂わせて欲しい。もっと感じたい。
「千晴くん……千晴くん……千晴くん……。」
うわ言のように何度も名前を繰り返した。
彼は私の呼びかけに何度も杭を打ってその存在を体で知らしめてくる。
何度も深く杭を打たれる度にこれは夢なんじゃないのかって不安になってきた。
でも違う。私のこの鈍い痛みや背中を走る快楽は夢じゃない。
好き、好き、好き。前よりももっと好き。
私から離れていかないで……。
何度も心の中でそう叫びながら千晴くんの背中に爪あとをつけていく。
体中を貪る快楽がどんどん登り詰めて遂に頂点へと達しようとしていた。
言葉にも出来ずただ呼吸が止まりそうになって苦しくなった。
千晴くん自身も私の中で大きく脈を打ち、私も締め上げる力が強くなった。
二人で一緒に頂点へ登り詰め、そして、快楽の地へと落ちていったのが分かった。
483蒼樹×主人公@8:03/01/26 22:27 ID:d4W8oYKG
果てた後、抱き合ったままぼんやりと空を眺めていた。空の青さと潮風がみょうにくすぐったかった。
私の事を抱きしめていてくれる千晴くんは本物なんだ。この温もりからずっと離れたくない。
「……千晴くん。もう、どこにも行かないで。」
「分かりました。」
そして見つめ合い、今日はもう何度したか記憶にもないキスをした。
唇が離れて優しい目で見つめられる度にうっとりしてくる。
「ところで、さっき叫んでいたけど何か有ったんですか?」
千晴くんの問いかけにふと自分のしていた事を思い出した。
「あーっ!私、補習受けてたの!忘れてた!」
私の叫びに千晴くんは驚いて身を起こした。
「補習……ですか?それで氷室先生が、とか叫んでいたんですね。」
クスクス笑いながらゆっくりと私の体から離れた。
「そうなの。あー、行かなくちゃ。」
私も慌てて起き上がり身支度を整えて屋上から出ようとしていた。
気だるい体は中々言う事を聞いてくれずボタン一つ留めるのにも手がおぼつかなかった。
まごまごしている私を見て千晴くんがボタンを掛けてくれた。
自分じゃ何も出来ないまま結局千晴くんに制服を整えてもらった。
「あ。」
入り口に手を掛けた時ふとあることに気付いた。
「どうしましたか?」
「何で千晴くんこの学校にいるの?」
きょとんとした顔をして千晴くんは私の顔を覗き込んた。
暫く考えてからまたクスリと笑って私の頭をぽんと叩いた。
「補習が終わったら教えますから、頑張ってきてください。」
「うん、頑張ってくるから。待っててね。」
「ハイ。職員室で待ってます。」
何となく腑に落ちなかったが、私は急にやる気がおきてきた。
あの日以来止まった時間が動き出した気がした。
そして、補習が終わって意外な事を知らされる羽目になった。

まさか、氷室先生と千晴くんが知り合いだったなんてね。
484475:03/01/26 22:29 ID:d4W8oYKG
以上でつ。こうやってみると思った以上にへぼーんな罠(ニガ
おかしいくらい急展開ですみません。
485名無しさん@ピンキー:03/01/27 02:10 ID:bJCscBqK
あおかんだ〜あおかんだ〜(喜
486双眸(アフォ:03/01/27 03:08 ID:Z1rF3Ugs
>475タン
乙ですた。
千春くん、なんか萌えちゃいますた・・・(;゚д゚)ハァハァ 
こういっちゃなんですが、あんまりスキーではなかったんですが、
これで萌え道行くかもしれませヌ(ワラ
またうpって下ちい!!

漏れの駄文も・・・
エチー少し書けますた。
たぶん誰もいないと思われるので、貼り逃げしまつ。
ヤパーリ、キティク入ってきてしまい。
漏れに書かれるキャラ、カワイソウ・・・(´Д⊂

では、次からです。
487双眸(アフォ:03/01/27 03:10 ID:Z1rF3Ugs
 2人はそのまま、外に出た。
往来には、誰もいない。
雨だけが、街を灰色に覆っている。
 最初に彼女が、軒下を出た。
あっという間に、濡れネズミになる。
 続いて、姫条。
紺のシャツが、一瞬で肌にはりついた。
「誰も、いないね」
ザーという雨の雑音の中で、彼女が少し大きな声で、言った。
「当たり前や・・・こないアホしてんの、オレらぐらいやで?」
「そうだね」
そう言って、彼女はようやく『あの微笑み』を見せた。
 姫条は、目のやり場に困った。
白い薄手のブラウスに、しっとりと彼女の白い肌が浮き上がっており、下着の色も形もくっきりと見えている。
雨のしずくが、彼女の頬を伝って、細い顎からしたたり落ちた。
彼女はうっとりと目を閉じ、顔を上に向けて、雨の洗礼を受けている。
 姫条は髪を掻き上げた。
そして、彼女を後ろからそっと抱きすくめる。
「・・・・・!」
華奢な肩が、びく、と揺れた。
濡れたお互いの布地が、密着感を高めた。
「惚れてんねん───」
 つぶやいた。
「信じてもらえんかも知れへんけど───初めてなんや、こんなん」
彼女を抱く腕に、少し力を込める。
 雨は相変わらず、勢いよく2人に降り注いでいる。
ぶる、と彼女が身震いをした。
だいぶ、身体が冷えている。
「そろそろ家、入ろ。風邪引いてまう」
姫条が言うと、彼女はこくん、と頷いた。
488双眸:03/01/27 03:12 ID:Z1rF3Ugs
 姫条は家に上がって、バスタオルを彼女に渡した。
「そのまま、シャワー浴び」
「でも・・・」
「着替えもあとで持ってくさかい・・・ほら」
 姫条は追い立てるようにして、彼女を脱衣所に押し込めた。
滴がしたたりおちそうなシャツを脱いで、洗濯機に放り込む。
ベルトに手をかけ、外そうとした時、
 カラ──
と、脱衣所の扉が、開いた。
「お、おう・・・どないしたんや?」
姫条がびっくりして聞く。
「・・・・」
 彼女は何も言わず、さっきと同じずぶ濡れの格好のまま、立っていた。
ブラウスは雨を限界まで吸い込んで、彼女の肌と一体化している。
 身体の線がくっきりと露われていて、素肌でいるよりも妙にいやらしい。
誇張するかのような胸の膨らみまではっきりとしていて、姫条はいけないと思いながらも、ついつい目がいってしまう。
「・・・・はよ、入り」
姫条はくるり、と背中を向け、立ち去ろうとした。その時、
「・・・・!」
 ひや、とした濡れた布の感覚が走り、姫条は、びく、と身体を震わせた。
すぐに、彼女に後ろから抱きすくめられた、と知る。
「ど、どないしたんや?」
姫条は笑いながら彼女を、振り返った。
「・・・・」
すがるような無垢な双眸が、姫条を見上げていた。
頬は雨で濡れていたが、泣いているようにも見えた。
489双眸:03/01/27 03:14 ID:Z1rF3Ugs
 初めて見る表情に、姫条は息を飲んだ。
「───っ」
口付けていた。
彼からしかけた、最初のキス。
「ん・・・」
彼女の頭を抱えるように自分に引き寄せ、もっと彼女を感じようとした。
 彼女の腕が、背中にまわる。
「はぁ・・・ん・・・」
口から吐息が洩れ、姫条の舌が、彼女の口腔へと侵入した。
撫でるように舌で舌を愛撫すると、背中にある彼女の腕に、きゅ、と力がこもった。
 ようやく口唇を離し、彼女の顔を見つめる。
「・・・」
愛おしげに頬に触れると、閉じていた目が、目覚めるようにゆっくりと開いた。
「好きや───どうしようもなく──」
声が、掠れた。
心臓がドキドキと早鐘を打って、声がうまく出ない。
「お前の事、もっと知りたいねん──」
切れ長の琥珀の瞳が、真っ直ぐに彼女を見つめていた。
「ええか・・・・?」 
姫条の言葉に、彼女はうすく微笑み、
「うん」
と、だけ言った。

490双眸:03/01/27 03:15 ID:Z1rF3Ugs
 シャワーを浴びた彼女の顔は、少し上気していた。
ほんのりと紅い頬は、風呂上がりのせいなのか、それとも──
「やっぱり、大きいな」
姫条が貸したスウェットは当たり前だが大きすぎて、手を添えていないとずり落ちてしまいそうだった。
彼もスウェットに着替えて、ベッドに座って彼女を待っていた。
その隣に、彼女も腰掛ける。
「今度、買っておくわ。女モンのやつ・・・」
彼女が、目を瞬かせた。
姫条がクス、と笑う。
「今日は、堪忍な?」
そう言って愛おしげに微笑みながら、顔を寄せた。
 再び、キスをする。
そのままゆっくりと身体を横たえた。
「ん・・・はんっ・・・」
柔らかい口唇の感触を、何度も何度も、味わう。
舌が蠢き、お互いを貪る。
「はっ・・・んン・・・んふっ・・・」
息をつかせる間も惜しい程に、荒々しく口唇をふさぐ。
頭を、かき寄せる。
首を、肩を、確認するように、大きな手が、なぞった。
 外は、相変わらず激しい、雨。
夏が、訪れようとしていた。
「・・・もっと教えてや?お前のこと・・・」
 ようやく口唇を離した姫条は、肩で息をしながら、追いつめられたような表情でつぶやいた。
なにもかも、知りたくなる──それが、好きになるということ。
 守村が言っていた言葉を、思い出す。

491双眸:03/01/27 03:16 ID:Z1rF3Ugs
 お互いの衣服をはぎ取り、2人は裸で抱き合った。
彼女の灼熱のような体温と、姫条の氷のような体温。
「シャワー・・・浴びてきた方がいいんじゃない?」
彼女が少しびっくりして、言う。
「平気や──すぐあったまるて」
「ばか」
彼女が恥ずかしそうに言うと、姫条はちゅ、とついばむようなキスをした。
「綺麗や」
裸の彼女を見つめ、姫条は息を飲んだ。
 外は、雷が鳴り始めた。
雷光が、妖しく2人の裸体を浮かび上がらせた。
姫条がそれに呼応するように、また激しく彼女の口唇を奪った。
 頭にぼうと靄がかかり、それだけで達してしまいそうになる。
ドクンドクンと、心臓が破裂しそうになっているのが分かった。
「あんっ・・・」
首筋にキスをすると、彼女が切ない声を上げた。
そのまま上へ舌を這わせ、耳に軽く歯を立てる。
「はんっ・・・あっ、いや・・・っ・・・」
身体をびくびくと反応させながらも、言葉で必死に押し寄せる快感に抗っている。
 そんな彼女に劣情を煽られ、姫条は彼女の髪の中へと顔を埋め、耳裏の平らな部分に優しく歯を立てた。
「ああっ!」
初めての感覚に、彼女の声が大きくなった。
「ええか・・・?」
姫条は耳元で囁くと、そのまま耳の形に沿って舌を這わせた。
「あ・・・あ・・・っ」
同時に柔らかな胸に触れ、ゆっくりと、手を動かす。
492双眸(アフォ作者:03/01/27 03:27 ID:Z1rF3Ugs
カキコできないので、本日は以上でつ。

明日の夜中には、全うpできるものと思いまつ。
キ、キティク・・・(((( ;゚Д゚)))ドウシヨウ…

レス下さった皆タソ、ありがdですた。
もう少しおつきあい下ちい。
493名無しさん@ピンキー:03/01/27 05:40 ID:QI8rvl4I
夜までよい子で待ってまつ〜
バイト萌えな漏れはバイトが幸せなら何でもいいのでツ。
最後まで無事に果てさせてやって下さい。(祈
494双眸(アフォ作者:03/01/27 06:18 ID:Z1rF3Ugs
一気に書いてしまったので、一挙に最後までうpりたいと思います。

途中、カコ(・A・)ワルイ! バイトタンが出てくるかも知れません。
でも愛ゆえですので、かみそりは入れないでくだちい(´Д⊂

では次からです。
495双眸:03/01/27 06:22 ID:Z1rF3Ugs
「ああっ、あっ、あっ・・・」
姫条の手の中で自在に形を変えながら、先端の蕾が存在を誇示していく。
 誘われるように、姫条はそれを口に含んだ。
「はぁんっ・・・」
舌で弾くように、そして円を描くように愛撫すると、びくん、と彼女の身体が揺れた。
「はんっ・・・だめ・・・だめぇ・・・」
ゆっくりと焦らすような姫条の舌使いに、彼女の声が、一層大きくなった。
 手はゆっくりと彼女のくびれた腰を滑りおりて、茂みの中へと侵入しようとした。
「力、抜いて」
姫条がそう言って首筋に再びキスを降らせると、甘い声をあげながら、彼女の下肢から力が抜けた。
 姫条は茂みの中の泉を、探り当てた。
「ああんっ!」
そこに触れると、彼女の嬌声が一層高くなった。
「すごいで・・・」
姫条は、笑みを浮かべた。
「悪い子や・・・いつから、こんなんなってたん?」
少し意地悪く言ってみた。
 形にそって、上下に2本の指を動かしてみる。
泉は、あとからあとから溢れるようにして、姫条の指を迎え入れようとしている。
「ああっ・・・あっ・・・ねえ・・・もうっ・・・」
彼女は、訴えるような眼差しを向けた。
女の最も敏感な部分に、触れて欲しかった。
その長い指で──
「なんや」
姫条はそう聞きながら、指の動きを止めようとしない。

496双眸:03/01/27 06:23 ID:Z1rF3Ugs
「ああっ・・・だって・・・・ああっ!・・・」
届きそうで届かない指に、彼女の腰は、自然と動いてしまう。
彼の指の動きにあわせて、彼女の細い腰がうねる。 
 姫条はくす、と笑うと、
「なんや、ここか──?」
彼の指が急に、はりつめていた女芯を優しく撫でた。
「あああぁっ・・・!」
 ビクン、と彼女の腰が、歓喜に揺れた。
姫条は、円を描くように、触るか触らないかの儚い力加減で、彼女の女芯を何度も、何度もいたぶった。
「だめ・・・だめっ!・・・あああっ・・・」
かたかたと、身体を小刻みに震わせ、限界を訴えた。
「なんや、まだ指も挿れてへんのに・・・もうイクんか」
姫条が、わざと憮然とした口調で、そうつぶやく。 
「アカンで。まだ」
そう言いながら、彼の指は速度を増す。
「ああっ!だめ、だめッッ!!・・・もうッ・・・あああッ・・・ゆる、して・・・っ・・・」
 腰が一層大きくうねったかと思うと、彼女はびくびくと痙攣して、最初の気をやった。

497双眸:03/01/27 06:24 ID:Z1rF3Ugs
 「悪い子や」
姫条はそうつぶやいて、果てたばかりでぐったりとする彼女の中に、容赦なく指を刺し挿れた。
「ああッ・・・!」
ビクン、と身体は意志とは関係なく、すぐさま悦びを示し、白い上半身が仰け反った。
「ゆる、して・・・」
おかしくなってしまいそうだった。
 今まで、知らなかった快感。
 まだ、指だけだというのに───
「ジブンの身体が、もっといじめて言うてるわ」
姫条は、口の端をあげた。
さっきから、長い姫条の指を奥までくわえ込んで、嬉しそうに締め付けてきている。
 彼女は、自分ではもはやどうにもならない肉欲の渦に、飲み込まれてしまっている。
早くその指で、めちゃくちゃにして欲しかった。
 姫条が天井部分を、指で押すように刺激をくわえる。
「あああっ・・・!!」
彼女が、姫条の腕をぐっと掴んできた。
まるで己を必死に、繋ぎ留めているようだった。
 姫条はおろそかにしていた、胸への愛撫を再開した。
残った片手で、胸の膨らみを手のひらで弄ぶ。
「えっちな身体やな───溺れそうやで」
姫条は改めて、なめ回すように彼女の裸体を見た。
「いやらしくて・・・綺麗や」
視線とともに、その手も、舐めるように彼女の白磁の上をはい回る。
 綺麗な、彼女───
綺麗なものを汚してみたくなるのは、やはり何人の内にも潜む、歪んだ性なのだろうか。
498双眸:03/01/27 06:26 ID:Z1rF3Ugs
 姫条は、泉から指を抜いた。
呪縛から解き放たれたように、彼女の身体はぐったりと脱力した。
「──いくで」
 びく、と彼女の身体は、再び硬直した。
自分の入口に、熱いものがあてがわれた。

 だが彼女は、抗議の眼差しを向けることになる。
再び火を点けられた身体を、なぜ鎮めてくれないのか、と。
「───あかん」
姫条は彼女を離れ、ベッドの縁に座り直した。 
(なんてことや)
 初めてのガキじゃあるまいし──
 なにをそんなにきばってんねん──
姫条は自分を罵っていた。
 頭を、抱える。
「・・・どうしたの?」
彼女が、気怠そうに身体を起こした。
「・・・・スマン。アカンねや」
姫条は、それしか言えなかった。
 まさか緊張し過ぎて『機能』しなくなってしまったなんて、いまさらどうして言えるだろうか。
彼女が欲しいと思うあまり、彼女を悦ばせてやりたいと思うあまり、姫条の身体は萎縮してしまった。
 本当にその女を欲しいと思った時、男はときに、そういう状態に陥ることが、ある──
頭では知っていたが、自分の身に起ころうとは予想もしなかった。
自分がそんな繊細な神経の持ち主だとは思っていなかったし、セックスは誰とやっても大差ないものだと、たかをくくっていたのもある。
499双眸:03/01/27 06:27 ID:Z1rF3Ugs
 彼女は察し、うすく微笑んだ。
もちろんいまの姫条には、気づかない。
そしてちょこんと、姫条の脚の間に座り込むと、
「───っ」
彼を口の中へ含んだ。
「あうっ・・・ちょ、ちょい待ち・・・っ」
電流のような快感が駆け抜け、姫条は思わず声をあげた。
 口唇を、きっと噛む。
「あくっ──」
性感と、彼女が奉仕してくれているという喜びが、姫条を高ぶらせる。
時々ちゅ、ちゅ、といやらしい音が、彼女の口から漏れる。
 彼女の、視線を感じる。
(そんな目で・・・見んなや)
ぞくっとする程、いやらしい。
彼女が、舌で先端をなぞるように刺激する。
「あっ・・・あか、ん・・・て・・・ッ」
 姫条のいまにも泣き出しそうな切ない表情が、彼女をドキドキさせ、一層いやらしくさせる。

500双眸:03/01/27 06:33 ID:Z1rF3Ugs
 彼女の口の中で爆発しそうになった己をぐいと引き抜いて、姫条は彼女をベッドへと引き上げた。
「きゃっ」
強引に、組み敷く。
「もう、我慢出来ひん」
低い声で、つぶやく。
ぐ、とおしあてると、
「いくで」
味わうように、腰を進めた。
「・・・・ああっ・・・!!!」
嬌声が、漏れた。
びく、びく、と彼女が姫条を締め付ける。
(・・・あっ)
アカン──
「ジブンの中──気持ち、よすぎるわ」
姫条が震える声で、やっとの思いで、言う。
501双眸:03/01/27 06:34 ID:Z1rF3Ugs
「ああっ・・・あたしも・・・・あたしも・・・・」
うわごとのように、彼女が繰り返す。
目尻から、はらり、と涙が落ちた。
 彼女の中に、ゆっくりと、力強く己を打ち込んでいく。
「ああッ!ああッ!・・・すごいっ、すごいのっ!!・・・あああッ!!!・・・」
真っ白な空間に吸い込まれていきそうな、少し恐ろしい感覚。

 これが、1つになるっていうことなんだ──
 恐い。自分が自分でなくなる感じがする。
 けどそんなことも、もうどうでもいい。
 
 そのまま、もっと私の中に挿入ってきて──
 
「もう・・・アカン・・・ッ!・・・」
 姫条が激しく、腰を打ち付けた。
彼の汗が、彼女の胸に落ちる。
「ああっ!・・・まどか・・・ッ・・・」
 
 彼女は最後に、そう口走ると、す、と意識を手放した──  

502双眸:03/01/27 06:35 ID:Z1rF3Ugs
 目を開けると、煙草の匂いがした。
「・・・・」
誰かに、抱かれている。
ああ、彼だ───
 見上げると、煙草をふかしながら物思いに耽る、真剣な顔つきの姫条が、いた。
「ん?お目覚めかいな、お嬢・・・」
そう言って、切れ長の目が、優しく細められた。
 最初、自分を見る彼の眼差しは、嫌悪に満ちていた。
でもそれでも、本気で自分に向かってきてくれたのは、彼だけだった。
遠慮も、媚びへつらいも、同情も、そして嘘もなく。
そんな不器用な人間もいるんだと彼女は驚いたが、嬉しくもあった。
「・・・ありがと」
「へ?」
彼女の意外な言葉に、姫条はすっとんきょうな声を上げた。
「どしたんや、急に」
姫条は腕を伸ばし、灰皿に煙草を押し付けると、彼女の顔にかからないように顔を背けて、煙を吐き出した。
「初めてだったから」
彼女はそう言って、にっこりと微笑んだ。
「???」
 姫条はきょとんとしていたが、やがてつられたように微笑むと、

「やっぱり、微笑ったカオがええわ。ジブン───」

 満足げに、そう言うのだった。

503双眸(アフォ作者:03/01/27 07:00 ID:Z1rF3Ugs
お、終わりますた・・・長々、失礼いたしますた。

禿しくスキーリ!!これでもう当分は、ダイジョウブのはず。。。
本当は彼女の仕事設定が、最初ヘルス嬢だったんでつよね(笑)
あと、どうしても書きたかった!バイトタン萎え〜の部分(ワラ
彼はきっとマジ恋の時はきっとこうなってしまうのではないかと思われますた。

皆タン、レスありがdですた
>447タン >448タン >474タン >475タン >493タン
尽タン意外に好評でビクーリ!!楽しんでいただけますたでしょうか・・・
楽しみにしてて下さった方、裏切ってしまってすいません。
せ、せめて少しでも楽しんでくれたなら・・・・・・(´Д⊂
なんか濡れ場チョトだし、主タン普通だし。。精進しまつ。

また妄想が膨らんだら、貼りにくるかもでつ。
読んで下さった皆様、ありがとうございました〜〜!!!
504名無しさん@ピンキー:03/01/27 09:30 ID:eJH8BpGY
>413神
全うpオツカレサマでした!
バイト、イイ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
舐めるように読み返しては(*´Д`*)ハァハァさせていただきますた。
ちょっと意地悪に言葉責めなバイトに萌え。
そしてバイトタン萎え〜の部分も(・∀・)イイ!!
413神のお陰で今、漏れの中のバイト株が急上昇( w
ここ数日、このスレに来るのがホント、楽しかったでつ。

またの降臨をお待ちしてます(・∀・)
505413:03/01/27 11:31 ID:Z1rF3Ugs
>504タン
読んで下さり、ありがdですた。
バイトタンの株が急上昇したとのことで。
ヨカター!!!
漏れもヘタレSSがんがって書いた甲斐があったYO!!

また妄想した時には、相手になってやってくだちぃ。
ありがとうございますた。

506インデックス職人:03/01/27 12:17 ID:CRQBHLLP
しばらく貼ってなかったから2レスになりそうな予感…
この前のインデックスは>>112

バカ
>>120
>133>134(>>133-134)
>208>209>210(>>208-210)
>235>236>237>238>239>240(>>235-240)
>326>327>328>329>330>331>332>333>343>344>345>346>352>353
>361>362>363>364>365>366>367>370>371>372>374>375>376>377>378>379>380
(>>326-333>>343>>346>>352-353>>361-367>>370-380)
王子
>>125
>174>175>176>177>178(>>174-178)
>450>451>452>453>454>455>456>457(>>450-457)
先生&マスター
>>140
>147>148>149(>>147-149)
バカ・バイト・王子
>158>159>160>161(>>158-161)
507インデックス職人:03/01/27 12:19 ID:CRQBHLLP
やっぱり怒られました。しかも3レスになっちまって…スマソ(;´Д⊂)

バイト
>182>183(>>182-183)
>247>248>249>250>271>272>273>274>275>276>277>278>279>280>281>282>283>284>285
(>>247-250>>271-285)
>261>262>263>264>265>291>292>293>294>310>311>312>313>314>315>316>317>318>319>320
(>>261-265>>291-264>>310-320)
>300>301>302>303>304>385>386>387>388>389>390>391>392(>>300-304>>385-392)
>398>419>420(>>398>>419-420)
>413>414>415>423>424>425>426>427>428>429>430>431>432>434>435>436>437>438>439>440
>441>442>443>444>445>461>462>463>464>465>466>467>468>469>470>471>472>487>488>489>490>491
>495>496>497>498>499>500>501>502
(>>413-415>>423-432>>434-445>>461-472>>487-491>>495-502)
508インデックス職人:03/01/27 12:20 ID:CRQBHLLP

>221>222>223>226>227>229>230>231>232>252>253>254>256
(>>221-223>>226-227>>229-232>>252-254>>256)
千晴タン
>476>477>478>479>480>481>482>483
(>>476-483)


実は感想はちょろちょろ書かせて貰ってます(w
今日も神々に感謝(-人-)
509名無しさん@ピンキー:03/01/27 18:26 ID:Z1rF3Ugs
インデックス神、乙彼です!
ほんと、今日もSS神々とインデックス神に、感謝でつ。
510名無しさん@ピンキー:03/01/27 19:08 ID:VdLR0og+
インデックス神様、SS神様乙〜(゜∀゜)つ旦

連日の神々の宴で
も う 萌 え 死 に し そ う で つ

511名無しさん@ピンキー:03/01/27 22:33 ID:u3Q/3qGW
神様、インデックス職人様、乙ですた!
本当に連日萌えの嵐で幸せでつ。
ネタを思いついたので貼り付けにきたら規制されてた。
需要があれば規制解除後貼り付けに参ります。
GOROなんですが、読みたい方いますか?
512名無しさん@ピンキー:03/01/27 23:36 ID:PBlHQcUt
>511
GORO!!!(;´Д`)ハァハァ
ぜ、ぜひおながいしまつ!(;´Д`)ハァハァ
513名無しさん@ピンキー:03/01/27 23:57 ID:wO4YKEC2
皆さん凄いですね!
全部はまだ読み切れてないのですが・・・
先生のSSってあまり書いてる方がいないんですね。
ちょっと書いてみたいなと思ったのですが・・・
短くてあまり直接的なエロ表現はないかもしれませんけど、
SS書かせてもらってもいいでしょうか?
ちょっと自信ないので、今日はご意見を聞きに来ました。
514名無しさん@ピンキー:03/01/28 00:04 ID:GQrljfNI
>>513タソ
是非是非家紋でつ!!
一時期てんてー祭りだったんでつが、ここの所は少ないでつ…。
515名無しさん@ピンキー:03/01/28 12:01 ID:FLJ7ZG+1
てんてーってナニゲに道具使用率高いよね。
516先生×主人公:03/01/28 22:21 ID:9sDiuqhi
放課後の音楽室から微かに聞こえてくるのは女生徒の歌声。
甘く艶っぽいその歌声はたった一人の為に奏でられる。


椅子の上に座ったまま、小柄な身体を膝の上で揺さぶり続ける氷室。
制服のボタンは全て外され、形のよい胸が氷室の動きに合わせて上下する。
スカートに隠れた結合部から聞こえるその音を伴奏に彼女は歌う。

「・・・ひ、氷室センセっ・・・もう・・・ダメで、す・・・」

懇願するような彼女の声は、与え続けられる快楽に苦しみさえ感じているようだ。

「私を満足させるまでは終わらないと言ったはずだが」

ほとんど着衣を乱さぬまま氷室は冷ややかにそう答える。
肩を掴む両手に力が込められ、スーツ越しに氷室は軽い痛みを感じる。

「やっ・・・センセェっ、もっう・・・っあぁぁ・・・・・・」

快楽の波に攫われながら甘い声を上げ、そのまま彼女はぐったりと氷室の胸に顔を埋める。
肩を上下させながら彼女はそっと顔を上げ、力なく潤んだ瞳を氷室に向ける。

(その瞳が私の中の男を目覚めさせてしまうのだと、君は気付いていないようだな)

氷室は薄く笑いながら眼鏡を外し、グランドピアノの上に置いて呟いた。

「そろそろ本気を出させてもらおう」


まだまだこんなものでは足りないというように、氷室は再び彼女の歌声を要求する。
狂ったように、泣き叫ぶように、彼女は氷室の為だけに歌い続けるのだった。
517513:03/01/28 22:26 ID:9sDiuqhi
516を書いてみたのですが、何だか短いうえに支離滅裂な話でスマソ
雰囲気で読み流して頂けると助かりますつ・・・
先生がただの鬼畜エロ教師(?)になってしまいました(汗)
もう少しSS&エロについて勉強しに逝ってきまつ
518名無しさん@ピンキー:03/01/28 22:30 ID:L+tycNbm
キチークキチークキターーーー!!!

イイ!!っす! 詩的なエロでつよ〜っ!!!
しかし、眼鏡を外す仕草ってエロイなぁ〜。
519名無しさん@ピンキー:03/01/28 23:14 ID:9MsUExbm
キャー、鬼畜センセー(・∀・) ステキです!!
ピアノと銀フレームのメガネって想像をかき立てますね〜。
520名無しさん@ピンキー:03/01/29 05:13 ID:VUO+/Smu
て、てんてー!!!

本気を出すところは、うpないんでしょうか!?

うー、禿しく読みてぇ・・・・・
521513:03/01/29 08:50 ID:ULrNiBGy
>518様
読んで下さってありがとうございますv
詩的なエロと言ってもらえて救われました!

>519様
読んで下さってありがとうございますv
ステキといってもらえて嬉しいですv

>520様
本気を出すところは・・・ナシです〜すみません(汗)
読みたいと言ってもらえて嬉しいのですが・・・ごめんなさい!


読んで下さった方々、ホントにありがとうございますv
私には本番バリバリなエロは無理みたいでつ(汗)
とりあえず・・・読んで下さった方々に感謝を込めて・・・もう一話アップさせて下さい!
522先生×主人公@罠1:03/01/29 08:51 ID:ULrNiBGy
先生の冷ややかな微笑が、私の心を捕らえて離さないの。
まるで私が逃げられないとわかっていて、それを嘲笑うかのような微笑み。
だけど私だっていつまでも先生の思い通りになる馬鹿な女じゃない。
今度は私が逃げられないように先生に罠を仕掛けてあげるから。


人気の少ない駐車場に止められた狭い車の中。
誰かが側を通るかもしれないと、戸惑うだけの私。
羞恥心から下手に抗う事も出来なくて、私は先生の思うままに抱かれる。
このままじゃいつもと変わらないと、意を決して私は先生に告げた。

「センセェ・・・いいよ、今日は、大丈夫・・・だから・・・」

助手席のシートに組み敷かれたまま、私は朱色に染まった顔で先生に微笑む。
その言葉が何を意味するのか、先生にはわかったみたいで、整った顔が驚きの表情に変わる。
しかしそれはほんの一瞬で、すぐに微笑みを返し先生は囁いた。

「・・・本当にいいんだな?」

あっけなく誘いに乗る先生に私は少しだけ疑問を感じながらも。
いつもよりも激しい先生の行為に瞬く間に上り詰めてしまう。
少し遅れて先生は私の最奥に熱い白濁の精を注ぎ込んだ。
523先生×主人公@罠2:03/01/29 08:55 ID:ULrNiBGy
先生の下で荒い呼吸を整える私にそっと声を掛けてくる。

「どうした・・・あまりよくなかったのか?」

先生は綺麗な手で私の髪を撫でてくれて、その優しい手つきに私の心に罪悪感が湧き上がる。

「ち、違うんです・・・」

否定の言葉に意地悪な声で先生は私に顔を寄せる。

「いつもよりも乱れていたんだ、聞くだけ無駄のようだな」

先生の言葉も顔を見られるのも、恥かしくて私は先生から顔を背ける。

「恥かしいです・・・そんな事、言わないで下さい・・・」

「あんなに乱れて恥かしい姿を私に晒していたのは君だ」

にやりと笑って先生は、私の顔を自分の方へ向かせ顔を覗き込む。
ちらりと先生に視線を移すと、瞳には意味ありげな色が浮かんでいた。

「・・・今日は大丈夫なんて・・・嘘だったの・・・ごめんなさい」

先生が逃げられないようにという自分勝手な思いでついた嘘。
罪悪感からかいつも以上に感じてしまった自分が腹立たしい。
嫌われてしまうかもしれないけれど、全てを見透かすような瞳に嘘はつけない。
524先生×主人公@罠3:03/01/29 08:56 ID:ULrNiBGy
「勿論知っていた」

今日が安全日のはずがないと、当たり前のように言う先生に、私は複雑な気持ちだった。

「知っていたんですね・・・呆れました?」

私は先生の身体を軽く押して、ゆっくりと起き上がり先生と向き合う。

「いや、君がそこまで私を想っていたと知る事が出来て、むしろ嬉しいと思う。
 それにいつもよりも感じていたのだろう?私も手加減が出来なかった」

恥かしいセリフをさらりと言う先生に、私は恥ずかしさが込み上げるのと同じに。
知っていて責める事をしない先生に、私は何て浅はかだったんだろうと後悔する。
先生がそんな事を簡単にするはずがないのにと、馬鹿な事をしてしまった自分が情けない。
私のそんな思いを見透かすかのように、先生はそっと私を抱き締めてくれる。

「だが・・・一度では確実とは言えないな」

微笑んだ先生の瞳が、少しだけ怒りを含んだ光を放っているように見える。

「え?待って・・・セン、セェ・・・ッ・・・」

慌てる私の耳元へ先生はゆっくりと唇を滑らせる。

「私を罠に嵌めようなんて二度と思わないように、君にはお仕置が必要だ」

先生は確信犯の微笑を浮かべて、また私の身体をシートに沈ませる。
人が通るかもしれないからと、慌てる私なんて先生は構ってくれなくて。
ワザと誰かに見せつけるかのような激しい行為を再開する。


結局私が仕掛けた罠に獲物は掛からなくて、罠に嵌ってしまったのは私の方だったのだ。
525513:03/01/29 09:03 ID:ULrNiBGy
前回同様、雰囲気で読み流して下さい・・・
やはり今回もセンセが鬼畜っぽいでつ(汗)

朝っぱらから何をしているんだろう・・・
お目汚し失礼しますた(逃)
526名無しさん@ピンキー:03/01/29 11:36 ID:VUO+/Smu
てんてーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!

朝から(;゚д゚)ハァハァ ・・・
513タンのSS、べたべたじゃないのに萌えるっす。
またうpってくだちぃ!!!
527名無しさん@ピンキー:03/01/29 14:16 ID:0qIgI8w3
> 513神様

鬼畜っぽいてんてーイイ!
どんなお仕置きだったか想像するだけでハァハァでつ
本番バリバリなエロじゃないとダメなんて誰もいいませんので
ぜひまたうpしてくだちい
528名無しさん@ピンキー:03/01/29 16:26 ID:PehsS9A0
ワーイワーイ てんてーキターーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
キティクの中にも愛があってハァハァハァハァ(*´Д`*)でつ!

氷室てんてーから子安ふぁんになったおかげで
脳内ですべてあの声で変換できるようになっちまったでつ。
萌 え 倍 増 。
529513:03/01/29 18:55 ID:eridq/8K
>526様
甘くないSSでしたが、ハァハァしてもらえて嬉しいでつ

>527様
本番ナシでもハァハァしてもらえて嬉しいでつ

>528
たくさんハァハァしてもらえて感激でつ
鬼畜の中にも愛があるとわかってくれて嬉しいっす!

あの声を脳内で変換出来るとは羨ましいでつ


駄作ですがハァハァして下さった方々サンクス
同じようなSSしか書けないとは思いますが・・・
また時間が出来たらうpしに来まつ
530513:03/01/29 18:58 ID:eridq/8K
>528様
528タソだけ様付け忘れスマソ

やっぱ自分ダメダメやな・・・逝って来まつ・・・
531511:03/01/30 22:06 ID:kd55Qtx0
何とか復帰できますた。

>>512さま
暖かいお言葉どうもありがとうございます。

漏れの中の限界を感じでここまでしかかけませんでした。スマソ。
とりあえずGORO貼り付けます。イメージと異なったらスマソ。


私は花椿せんせいのもとで見習としてがむしゃらに働いてきた。
卒業前にコンテストで入選したとは言えまだまだ自分の服など作らせてもらえなかった。
だからこそ早く仕事を吸収して自分のデザインを世に送り出したいと思って頑張ってきた。
そして、遂に“今度のコンテストにあなたの作品出してあげるわ”とせんせいから声が掛かった。
夢のような言葉だった。とうとう、花椿せんせいの弟子としてこの世に作品を送り出せる。
嬉しくて宙に足が舞いそうだった。いや、舞っていたと思う。でもすぐ突き落とされた。
せんせいからテーマを言い渡された。
毎日クロックーにデザインをしたためてはいたけど、
そのテーマに合ったものがクロッキーには一枚もなかった。
“天然小悪魔をテーマにしてね。あなたなら簡単でしょ?”
その一言が私を落としこめた。天然小悪魔って……何?
532511:03/01/30 22:08 ID:kd55Qtx0
「あーら、天然小悪魔ちゃん。何か暗いわねぇ。」
「あ……花椿せんせい。」
何も描けないでいるクロッキーを慌てて閉じた。
まっさらなキャンバスを見られて、やっぱり取りやめとか言われたくなかったから。
言い訳すらとっさに出ない。せんせいは私の顔をまじまじと眺めてふんふんと何か納得している。
「ねぇ、小悪魔ちゃん。アナタ、男性を知ってるの?」
「ええっ!?」
突然何を言い出すのかと思って面食らった。
まさかせんせいの口からそんな言葉を聞かされるとは思いも寄らなかった。
男性を知ってるって事はつまり、そう言う事よね?
「あの……せんせいは、女性を知ってるんですか……?」
「失礼しちゃうわね!プンスカプン。幾らアタシがカマっぽいからってチェリーな訳ないでしょ!」
ば、ばか!いくらせんせいがアレっぽいからって私何を聞いているの!?
案の定妖怪みたいな風貌になっていた。そうよね。せんせい海外で活躍してるくらいだし
ファッションリーダーだから洋服作ってもらうのを目当てとかで寝る女も居るよね。
そう思ったら急に悲しくなった。そうだよね……。
「……仕方ないわね。こっちにいらっしゃい。」
言うのと同時にせんせいは私の腕を掴んで無理矢理ひっぱっていこうとした。
「ちょっと、待って下さい!一体どこに行くんですか?」
「どこって、決まってるでしょ。寝室よ。シ・ン・シ・ツ!」
「!!!」
悪魔なのは花椿せんせいの方だ。
私はこの後の事が考えられず頭の中が真っ白になった。


とりあえずここまで。どうか石は投げないでください。おながいします。
533名無しさん@ピンキー:03/01/31 00:26 ID:mdhcxFOo
ご、GORO!!(゚д゚)
ワーイワーイ、511さん楽しみにしてまつ(;´Д`)ハァハァ

…ところで先日外出イベントで有沢&奈津実のヤツ見ますた。
アレ見て奈津実×有沢…とか萌えたのは漏れだけでつかね…百合は駄目??(w
534名無しさん@ピンキー:03/01/31 00:50 ID:DcPXM6Mw
>>532
うおお! GORO! 初めてみたっすー。
続き激期待期待! まってまつ〜。


>>533
アリの方向でおながいします(土下座
535名無しさん@ピンキー:03/01/31 00:54 ID:7MWK2IKT
>>533
百合、激しくキヴォンヌ(;´Д`)ハァハァ
珠×主のエチーが書きたい漏れ…。
536名無しさん@ピンキー:03/01/31 12:16 ID:RIaR5HVe
スレ違いかも知れないんでつが・・・
柴田錬三郎の「孤独な剣客」のなかに出てくる
上田馬之助はせんせぇっぽい!!
読んでて一人で(;´Д`)ハァハァ してた漏れ

以上でつ。
スレ違いスマソ
537名無しさん@ピンキー:03/01/31 14:47 ID:t/pV+FDa
>>533
は・禿同!!!私もアレ見て、百合が書きたくなったクチでつ(;´Д`)ハァハァ
538名無しさん@ピンキー:03/01/31 20:28 ID:fx3tPRbc
百合か〜それもよいなぁ・・・
とか思いつつ百合でもなんでもない駄文を保守がてら貼り付けてゆきます。
モリリン×主でつ。お目汚しすまそ。
539名無しさん@ピンキー:03/01/31 20:33 ID:fx3tPRbc
寒さも厳しいある冬の日の昼休み、少年は隣の教室へと向かって歩いていた。
足取りはほんの少し緊張気味に、そして必要以上にきょろきょろしている。
教室のドアを開けると、そこには冬だというのに小麦色の肌をした友人が彼に気づいた。
「よぉっ!モリリン!」
「おはようございます姫条君、・・あの、この前相談したことなんですが・・」

話は三日前に遡る。
モリリンと呼ばれた少年、守村桜弥は恋をしていた。
しかし彼は元来の気弱な性格のせいか、
好きな少女に思いを伝えることができないでいた。
そこで彼は自分の知り合いの中でもっとも女慣れしていそうなこの日焼け兄ちゃん
・・もとい姫条まどかにどうすればよいのか師事を仰いだのだ。
540名無しさん@ピンキー:03/01/31 20:34 ID:fx3tPRbc
「それより約束のモンが先や。持ってきたんか?」
「は、はい・・・すごく恥ずかしかったです。」
そういって彼は持っていた包みから本を取り出した。表紙には大きく
―日本一の過激投稿雑誌 にゃんにゃんH―と書かれており、
黒い目線をした女子高生がおねだりポーズで座っていた。
「そうや、これこれ〜、ジブンよく買えたなぁエライエライ」
そういって彼は少年の頭をぐしゃぐしゃ撫でる。
整った髪が一瞬でくしゃくしゃになった。
「あの〜本当に協力して下さるんでしょうか?」
そう疑問を投げかける守村の言葉を無視して、姫条はふんふんと雑誌のページを繰る。
「ほー今月の特集は人妻スワッピング大会レポートか・・うわ・・・・」
「姫条君!!」
「あー・・そういや代金渡してなかったわ、ほれ」
そういって守村の手に500円硬貨を握らせる。
「釣りはいらんで〜」
「足りません!!」
雑誌の定価は650円だった。
「それより姫条君、「これ買ってこれたら男の第一歩や〜」とか言っておいて
結局僕をパシリに使っただけなんですか!?」
「まあまあ、守村も見てみい、すっごいでー」
少年の涙の訴えも聞かず、そう言って姫条は広げた雑誌をバッと彼の前に広げる。

―お父さん僕は今日一つ大人になりました、まだまだ世の中知らない事でいっぱいです―
541名無しさん@ピンキー:03/01/31 20:42 ID:fx3tPRbc
次に彼が目を開けたとき、目の前には白い天井と覗き込む姫条の顔があった。
「おー、目ぇ覚めたか?」
「ここは…?」
白いカーテンにベッド、そして消毒薬のほのかな香り。彼は保健室に寝かされていた。
「すまんなぁ、いきなりあんなもん見してもうて。まっさか倒れるとは・・・
やっぱモリリンには刺激が強かったみたいやなぁ。」
「あ、いえ・・」
彼が珍しく謝ってくるので、戸惑いつつ返答する。
「今度はもっと軽いもんにしとくわ」
・・・懲りていない。
「そうじゃなくてっ・・・」
キーンコーンカーンコーン・・・
彼の反論を遮るように昼休みの終了を告げるチャイムが鳴り響いた。
「あー授業や・・ほな、またな〜。」
「あっ、姫条君!!」
ドアを開けて去っていく姫条を呼び止めて、守村は言う。
「・・ここまで運んで頂いて有難うございました。」
「・・・・ん」
姫条は振り返らずにそう小さく呟いて右手を上げた。
542名無しさん@ピンキー:03/01/31 20:44 ID:fx3tPRbc
「ふぅっ・・・」
守村はベッドに倒れこむようにして横になった。
授業をサボることは彼のポリシーに反するが、前日に徹夜で勉強をしていたせいもあり、少し休んでいく事にした。

布団を被ってうとうととしていると、保健室の外から何やら声が聞こえてきた。
「なんやージブンサボりかー?」
関西弁は間違いなく奴しかいない。相手の声は聞き取れないが、
話し方の雰囲気からすると女生徒のようだった。
「ん?あぁ、センセイならおらんで、出張中らしいわ。
でも俺鍵持ってんから入れんねん。」
―なんでそんなものを・・・
「休みたいならこれジブンに貸すわ〜。あ、そうそう
今モリリン寝てんから襲われんようにな〜ほな。」
―襲いません。
そうした会話が途切れ、大きな足音がバタバタと駈けて行き、代わりに小さな足音が
だんだんとこちらに近づいてくるのが聞こえた。
ガチャガチャ・・ガラッ・・・
鍵を開ける音と扉の開く音。
―その生徒の姿を見た瞬間、僕の心臓は確かに3秒ほど止まった―
543名無しさん@ピンキー:03/01/31 20:49 ID:fx3tPRbc
「あー本当に先生いないや〜、これは好都合だなぁ・・・あ、」
彼女は辺りを見回してそう言いながら、時が止まっている
守村に気づいた。
「守村君やっほ〜」
そう言って彼女は笑いながら手を振る。しかし守村の時は依然止まったままだ。
「ねぇ、守村君?」
「うわぁぁぁぁ!!・・はっ、はいぃ!!」
不審に思った少女が自分の所まで歩いてきて顔を覗き込んだために、
守村はついビックリして叫ぶ。
―まさか、こんな所で彼女と会うなんて・・・
サラサラの髪に華奢な体。いつも明るくて元気いっぱいの少女。
彼女こそが守村の思い人であった。

出会いは1年の春、園芸部に入部してきた彼女にアドバイスをしたのが出会いだった。
彼女は元気が有り余っている少々ワイルドな性格だったので、
よくバケツを引っくり返したり、肥料をぶちまけたりしていたが
花に対する愛情は人一倍だった。
その一生懸命な姿に、いつしか彼は恋焦がれるようになったのだった。
544名無しさん@ピンキー:03/01/31 20:50 ID:fx3tPRbc
「んもー何どもってんの?」
そう言って彼女はまた笑った。はぁ・・・綺麗な笑顔です・・・
「そ、そういえばなんで保健室に?具合でも悪いんですか?」
―胸の鼓動が高鳴っていくのを抑えるために、精一杯の声を絞り出して言った。
「うん、サボリ」
「・・・・・・・・・・・・」
―そうか、さっきの「好都合」ってのはそういうことか・・・
「そうだ、守村君聞いてくれる?」
そういって彼女は僕から顔を離してそのまま話を始めた。
「さっき、いつものように中庭で昼寝しようと思って行ったらさ〜」
―・・・・今は冬です。ちなみに今日の気温は最高でも3度です。
「葉月くんが居てね、なんかブルブル震えながらお弁当食べてるの」
―!?さらにつわものが!!?
「大丈夫?教室で食べたらいいのに、って言ったら「・・・人がいっぱい
居るからヤダ・・・(声まね)」って言われたの」
―・・・・・・・・・・・
「それでね、「お前も食うか?(声まね)」っていうからおすそ分け
してもらってたら昼休みが終わっちゃってね、なんだか眠いし疲れてるから
ここ来て具合悪い振りして少し休もうと思ったの。」
「へぇ、それはよかったですね。美味しかったですか?」
「うん、美味しかったよ。ネコ缶。」
―・・・・・お弁当?
―やっぱり彼女はどこかワイルドだ。
545名無しさん@ピンキー:03/01/31 20:52 ID:fx3tPRbc
串規制やらサーバーの負荷が重いやらで書き込みにくいので
ここまでにしておきます。漏れのSSがヘボンだから引っかかるのか・・

それではお目汚し失礼すますたー
546名無しさん@ピンキー:03/01/31 22:08 ID:C2wmgB44
>>545
なかなか新鮮で(・∀・)イイ!でつ。
ワイルドな主人公たんって今までにない設定で面白い。
是非雑誌を買ってきてひとつ大人になったもりりんの次なるステップも見たいでつ。
547名無しさん@ピンキー:03/02/01 00:07 ID:4TWyCeee
百合発言した533でつ。仲間が結構いて嬉スィ…(´▽`)

>535タン
珠×主もいいでつね! 激しく読みたい…(;´Д`)ハァハァ
>537タン 
!(・∀・)人(・∀・)ナカマ!! 是非とも読んでみたいでつ〜(;゚Д゚)ハァッハァッ
漏れも考えてはみたけどエチーな展開にはならなかった…ショボーン(´・ω・`)
エチーじゃなくてもノーマルとは言いがたいから、貼るならこっちでつかね。
(書いてはいないけど)

>545
モリリン…!(;゚Д゚)ハァッハァッ
最近モリリン株上昇中なので嬉しいでつー!! ワイルドな主人公も(・∀・)イイ!
548名無しさん@ピンキー:03/02/01 01:11 ID:/MxA9Rh7
降臨が途切れた隙に、珠×主うpってもいいでつか…?
…ヘヴォンでつが…(;´Д`)

直接描写ありの百合でつので、嫌いな方はスルーおながいしまつ。
549名無しさん@ピンキー:03/02/01 01:12 ID:/MxA9Rh7
彼女と最初に目があったのは、校庭の400mグラウンド。

「運動、好きなの?」
そう声を掛けてきた彼女に、私は笑顔で答えた。
「ずっと声を掛けたかったの。」と、おずおずと言う彼女に、
少し頼りなげな、そしてこの上なく可愛らしい印象を受けた事を覚えている…。

「珠…美ちゃ…ん…!」
自分の震える声が、狭い体育館倉庫に響く。

「…い…や…やめっ…。」
「……ごめん……ね…?」
私の喘ぎ声に、彼女の声が重なった。
まるで、今の私達の状態を表わすかの様に…。

「ずっと…見てたの…。」
潤んだ黒瞳に映る、より濡れた自分の瞳を見る…。

「ずっと…憧れて…触れたくて…。
ごめんね…?女の子同士なのに…私…。」
この2年の間で、彼女と私は、世間一般で親友と言われる程の仲になっていた。

…しかし…。
その荒い吐息は、私の知る物ではなかった…。

乱れた彼女の、その視線、熱さ、触れる舌先…。
全てが私の身体に刻み込まれてゆく。
「駄目…珠美ちゃんっ…。」
「…ご、めん…ねっ…もう…私…っ。」
止められないの。と、呟く様に言い放つと、
私に覆い被さってからと言う物、柔らかな舌先で
愛おしむ様に転がし続けた胸の突起から口唇を離し、
呆けた私の太股へと、顔を埋める彼女。

比べ物にならない電流を受け、私の身体は跳ね上がった。

「やああぁっ!!嫌!やめてっ…っ!!!」
叫びに反応したのか、彼女が視線のみをこちらへと向ける。

ふと、彼女の淫猥な動きが止まった。

「…嘘。」
短く言い切り、蠢きを再開させる。

「っああ!!」
「嘘だよ…。だって…こんなになってるもん…。
ね…。嫌じゃ…ないんでしょ…?」
かあっと全身が上気したのは、もう間近に迫った限界への道程か、
…または、彼女の口にした真実の所為か…。

朦朧とした頭では、正確な判断は付きかねた…。

「…あ…あ…た、珠美…ちゃ…」
私の反応にあわせ、彼女が動きを加速させる。
「好きなの…っ。私…私、一目見てからずっと、貴女の事…!!」
「あっ…はああああっ!!!」

言葉が途切れると同時に、愛され続けた小さな突起を吸い上げられ、
私は彼女の告白に絶頂で答える事となった。
551咲く花【3】:03/02/01 01:16 ID:/MxA9Rh7
…それがどの位前の事か、今の私には判らない。
とうに衣服を脱ぎ捨てた彼女は、今尚、私を愛し続けている最中であった…。

「…好きよ……好き…。」
うわ言の様な彼女の声と、同じ所から発せられる水音、そしてそれに合わせた
痴れた私の声だけが、この部屋に満ちてゆく…。

床に滴る体液は、私の物なのか彼女の物なのか…。

絡まる指先。
くすぐる髪。

揺れる吐息と、零れる声。

這う舌は…浅く深く…。
この心をも蹂躙するかの様に、うねり、纏わる…。

そう。…私は知っていたのだろう…。
彼女が私を見詰め、望み…いつかこの身が彼女の物になる日が来る事を…。

私は…それを知っていた…。
…それが、知らず自身の望みでもあると言う事をも…。

溶ける時間。

濃密な愛に、私は歓喜した。
552548:03/02/01 01:20 ID:/MxA9Rh7
以上でつ。
急にどうしても書きたくなって
推敲もせずに書いてしまいますた(´・ω・`)…ショボーンヘボーン…

百合が御好きで無い方、また百合好きな方、
どちらにしても御目汚しスマソでした…。
553名無しさん@ピンキー:03/02/01 04:32 ID:zKnEZXiH
主×珠 (・∀・)イイ!!
ま、まさか自分が百合で萌えるとは・・・・・・(;´Д`)ハァハァ
新たなるハケーン!!

ま、また書いてくだちぃ!!!
554名無しさん@ピンキー:03/02/01 07:07 ID:zKnEZXiH
>548タンのあとで、ホンマにスマンですが・・・・・・・
お、おそれ多くもてんてーのSS、初めて書きますた。

エロなしはスレ違いでしょうか?
チューまでなんでつが・・・・・・・・ヽ(`Д´;)ノ
555537:03/02/01 08:32 ID:h0EZQAcm
>>548
禿しく萌えマスター!!
珠×主(;´Д`)ハァハァ
百合(;´Д`)ハァハァ

感化されてなつみん×志穂タソ書きたくなりますたYO!
556名無しさん@ピンキー:03/02/01 09:59 ID:9K0Fq+By
>554タソ
ぜひうpって下ちい。激しく読みたいでつ!
キボーンキボーン!お待ちしてまつ(・∀・)
てんてー(;´Д`)ハァハァハァハァ
557名無しさん@ピンキー:03/02/01 17:30 ID:zKnEZXiH
>554でつ。
エロなし短いSSですが、貼り逃げしまつ。

>556タンありがd!!
では次からです。
558ファランドール:03/02/01 17:32 ID:zKnEZXiH
「───もう一度」
 冷たく言い放つ声に、彼女は閉口した。

 『アルルの女』第2組曲 第4曲『ファランドール』───
一ヶ月後に控える文化祭で、この曲のフルート・ソロを彼女がやることになった。
このソロ部分は、第4曲の最初の見せ場であり、高度な演奏技術を必要とする。
 この軽快なメロディを、まだ吹奏楽を初めて数ヶ月の彼女が、簡単にできるはずもなかった。
「───もう一度」
この声は、そんな彼女に、もう何度も向けられていた。
彼女は、視線をまた、譜面の最端に戻す。
 また、間違えた───

 吹奏楽部の顧問である氷室 零一は、同時に、彼女のクラス担任でもあった。
完璧を追求する彼の指導についてゆけず、脱落していく生徒は多い。
今年も既に、部員は半分以下に減ってしまっていた。
 人数が少ないため、いまいち迫力に欠ける吹奏楽部ではあったが、それを補ってあまりある技術力の高さを全国の音楽家からは評価され、
毎年のコンクールでは金賞を受賞、全国大会では優勝争いに必ず名を連ねる代表校でいられるのは、この氷室の厳格な指導あってこそ、かもしれない。
 彼のクラスで吹奏楽部に所属するのは、彼女のみ。
そのせいなのか、氷室はことあるごとに彼女に口を出してくる。
 今回のソロ選出も、氷室の独断であった。
理由は、
「部内で唯一の氷室学級の生徒として、完璧にソロ演奏を成し遂げる事こそが、吹奏楽部員としての君の務めであるからだ」
の、ひとこと。
(よくわかんない)
2年の先輩には、フルートが出来る人は、いない。
 そもそも、なぜフルートなんか選んでしまったのだろう───そんな後悔までもが、頭をもたげてきた。
559ファランドール:03/02/01 17:34 ID:zKnEZXiH
「・・・・」
氷室は、眉をひそめた。
 目の前の生徒を見やりながら、その出来の悪さに嫌悪の色を隠そうともしない──彼女には、そう見えた。
「君は」
氷室が初めて、違う言葉を口にした。
少し驚いて、思わずフルートを口唇から離す。
「ファランドールがなんなのか、知っているか」
「・・・知りません」
今更、物怖じなどする必要もなかった。
「この軽快なメロディは、ファランドールの踊りを再現している」
ウンチクに興味はなかったが、そうだったんだ、とふと思う。
「この曲はテクニックはもちろんのこと、演奏する者の感性で雲泥の差が出る」
「・・・・」
 氷室は、黙って俯いてしまった彼女に、そっと呼びかける。
「自分が、情熱的にファランドールを踊っているつもりで、演奏しなさい」

「────!!」
 驚いた。
夢かと、思われた。
この先生が、微笑んだ───?

 一瞬だったが、いつも表情のない整った顔に、微笑が浮かんだ。
その微笑みは、彼女の奥底へと深く深く入りこんできた。
 たったこれだけなのに、今までの氷室への疎ましさや居残りの面倒くささなどが、いっぺんに吹き飛んでしまった。
 嬉しくて───涙が出た。

560ファランドール:03/02/01 17:35 ID:zKnEZXiH
「ど、どうした・・・?」
氷室の顔に、焦りの色が浮かぶ。
一瞬、座ってた椅子から腰を浮かせた。
その慌てた様子がおかしくて、彼女は泣きながら、笑った。
「───君は」
氷室は唖然としながらも、呆れたように、そして安堵したように、また微笑む。
「泣くのか笑うのか、どっちかにしたらどうだ」
「えへへ・・・すみません」
彼女はあとからあとから零れる涙を、ごしごしと手の甲で乱暴に拭った。
「そんなにこすったら・・・っ・・・」
氷室は慌てて手を伸ばし、彼女が乱暴に動かす腕をぐっとつかんだ。
「・・・!?」
 その力が意外に強くて、彼女はびっくりして氷室を見上げた。

「────」

 時間が、とまった。
氷室の清水を流したような瞳が、揺れていた。
あまりにも無垢な眼差しに、彼女は胸の苦しさを覚える。
 なぜだか、分からない。
 目を、そらせない────

「──貸してみなさい」
氷室は紛らわすように、コホン、と咳払いを一つすると、彼女の持つフルートに手を伸ばした。
それから、胸ポケットからハンカチを取り出すと、
「目の周辺の皮膚は傷つきやすい。ごしごしこすっては、だめだ」
そう言いながら、フルートと引き換えるように、それを渡した。
 マウスピースに口唇を近づけようとした氷室は一瞬、躊躇したが、そのまま思い切ったように口唇をあてた。
─────!!!
彼女は、まるで直接氷室に口唇を奪われたかのような、心の痺れを感じた。
嫌悪では、ない。
明らかに、悦びであった。
561ファランドール:03/02/01 17:37 ID:zKnEZXiH
 澄んだ音色が、音楽室に響く。
氷室の指が、ファランドールを正確に刻んでゆく。
 踊りの神がのりうつったかのような、情熱的で力強い、氷室のファランドール。
普段の彼からは想像もつかない烈火のような演奏に、彼女は魔法にでもかけられたように、ただただ聴き惚れた。
 氷室1人がただフルートのパートを吹いているだけなのに、
まるでその後ろには壮大なオーケストラを伴っているかのような、そんな錯覚すら、彼女は覚えた。

 全てが終わり、再びしん、とした静寂が訪れても、彼女はしばらく何も言えなかった。

「・・・ありがとう。久々に、楽しかった」

 そう言って自分を見た氷室の顔が、あまりにも眩しすぎたから。

「・・・せんせぇ・・・」
彼女はまた、泣き出した。
「なぜ、泣く」
氷室は困ったように言い、彼女の顔を覗き込んだ。

「・・・っ」
彼女はいまの自分を見られたくなくて、とっさに氷室の胸に顔を埋めた。
「!!」
彼女を受け止め、少しよろめく。
「どうしよう───私、もし吹けなかったら───」
 涙が、止まらない。
氷室の演奏に感動したのもあり、自分の演奏に自信を無くしたのもあり、
氷室に対してどうしようもなく、切なくなってしまったのも、あった。
562ファランドール:03/02/01 17:39 ID:zKnEZXiH
(せんせぇの口唇が、欲しい───!!)
あの素晴らしい音色を奏でられる、彼の口唇が欲しかった。
「わたし・・・」
恨めしそうに氷室を見上げながら、涙声で、言う。
「わたし・・・どんなにがんばったって、せんせぇみたいに演奏できません」
「当たり前だろう。私と君とでは───」
経験が違う、と言おうとした氷室の言葉は、遮られた。
 彼女が、口唇を重ねてきたからだ。

「────」

 再び、時が止まる。
氷室は、抵抗する術を知らなかった。
どころか、それを強く望んでいる己がいることに気づく。
 氷室は、彼女が自分から口唇を離すまで、そのままで、いた。

 彼女の口唇が、離れていく。
追ってゆきたい名残惜しい気持ちをぐっとこらえ、なるべく平静を装う。
「・・・・」
彼女の潤んだ薄茶の瞳が、どうしようもなく氷室の胸を締め付ける。
 思わず、氷室は彼女を引き寄せていた。
「すまない───」
そう言いながらも、彼の腕はさらに力を込め、彼女の儚げな身体を抱きしめた。
563ファランドール:03/02/01 17:41 ID:zKnEZXiH
「せん・・・せぇ・・・」
彼女が、苦しそうにつぶやいた。
「私は───私はいつも君を、苦しめているのだろうか───??」
 彼女に、この自分の喜びを少しでも分け与えてやりたい。
そう思い、思うが故に、自分のエゴを彼女に押し付けていたのか・・・
 恋慕を抱いていたのは、他ならぬ、教師であるこの自分──
子供っぽい行動だった、とつくづく恥ずかしくなった。
耐えられなかった。
 氷室は、彼女の身体を離そうとした。

 「いや・・・」
彼女は、氷室の背中に腕を回した。
「せんせぇ、もっと私に教えて下さい・・・いつか、せんせぇみたいな演奏ができるように───」
「・・・・」
氷室は、彼女の名を呼んだ。
「だからせんせぇ、もう一度・・・・」
彼女は瞳を少し揺らすと、頬を少し赤らめた。
 氷室はやがて、優しく目を細めた。
菩薩のような、その表情。
そして静かに、
「───わかった」
そう、つぶやいた。

君が全てを望むなら、私は全てを与えるだろう───

 ファランドールのような情熱を込めて、今度は氷室が彼女の口唇を、さらった。
564名無しさん@ピンキー:03/02/01 17:43 ID:zKnEZXiH
以上です。

短いと思ったらけっこう長かったでつΣ(゚д゚lll)
スマソ。

失礼いたしますた。
565名無しさん@ピンキー:03/02/01 18:54 ID:9K0Fq+By
>564神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
てんてーーーーーー!!!(;´Д`)ハァハァハァハァ
エロはないのにそこはかとなく雰囲気エロっちいのが・・・イイ!!
口唇が欲しいなんてっ・・・ハァハァ
素敵でちた。乙カレーでつ!出来ればこの続きが読みたいでつっ・・・
また降臨お待ちしてまつ(・∀・)
566545:03/02/01 22:07 ID:pbApSOrm
>546タソ>547タソ
感想有難うございました
続きを書きましたので宜しかったらどうぞ
(駄文なうえに長文ですが(´Д`;)
それではどぞー
(しかも548神とタイトル被ってる罠)
567花(←タイトルでつ):03/02/01 22:09 ID:pbApSOrm
「……でね、昨日尽と北斗神拳で遊んでたら…」
彼女はずっと話し続ける。
休みに来たのではなかったのか?と思ったが、
守村は彼女のころころと変わる表情や、少々大げさな仕草に見惚れながら
一つ一つの言葉を心地よく聞いていた―

「……ねぇ、守村君…」
突然、少女の顔が険しくなった。
「え…どうしたんですか?」
それは今まで一度も見たことが無い、普段の天真爛漫な彼女からは
想像もつかない何かを思いつめた表情だった。

「あのね…私の事どう思う?」
「………………へ、へえぇぇっ!!?」
不意に核心を突かれた。
「そ、それはいつも明るくて元気で一生懸命で…」
―「そんなあなたが好きです。」と言う言葉は少年の胸の中で何度も
リフレインを繰り返すが、なかなか喉から出てこない。

「明るくて元気で…か。というより、男っぽいでしょ、私。」
―自分でも気づいてたのか・・
「私昔からこうなのよ。よく男の子からは「付き合いやすい」とか「面白い」
とか言われて友達にはなれるんだけど、・・それ以上には見てもらえなくてね。」
彼女は少し笑いながら話し始めたが、大きな瞳にはうっすらと滲むものが見え隠れする。
「私、ここに来る前、中学の時に好きな人がいたんだけど、ずっとこんな調子で…
思い切って告白もしてみたんだけど、「ごめん、友達以上には思えない」って
返されちゃった…」
滲んだものはやがて大粒の水滴となり、一粒二粒と流れ落ち、
沈痛な声と共に静寂のなかに溶け込んでゆく。
「転校しても変われなくて、男でも女でも友達はいっぱい出来るけど、
なかなかそれ以上にはいかないもんだね。」
―…………
568:03/02/01 22:10 ID:pbApSOrm
守村の脳裏に普段の彼女の姿が映し出される。
確かに彼女は他の女の子達よりがさつで、男子からも「男っぽい」と噂されている。
でも、それ以上に本当の姿は可愛い。
園芸部で咲く花だって彼女が育てたものが一番大きくてきれいなのだ。
それを、守村は誰よりもよくわかっていた。

「・・あ、な、何言ってんだろう私。ゴメンねいきなりこんな話して。
休んでるとこ邪魔してゴメン。私も休まなくちゃ…」
そう言って慌てて立ち上がり、隣りのベッドへとふらふら歩いていく彼女。
―今何か行動しなければ一生後悔する・・!!
そう思った瞬間、守村はベッドから飛び降り、彼女の腕を掴んだ。
「!?守村君…」
ギョッとした顔で振り向く彼女。二人の身長はさほど変わらないので顔が真正面でぶつかる。
守村はそんな彼女の目をそらさずに見つめ、勇気を振り絞って話し始めた。
「僕は…そんなあなたが好きです!!友達なんかじゃなくて、一人の女の子として!」
少女は相変わらず目をパチパチさせている。
「…え?」
しかし、言葉の意味を理解すると見る見るうちに頬を紅く染め始めた。
「で、でもでもでも私だよ?男子とプロレスして勝っちゃう様な私だよ?」
「表面上のあなたはそうかもしれませんけど・・僕は知っています。
あなたが他の誰よりも大きな花を咲かせるのは、誰も見ていないところでも・・
どんな面倒臭い作業でも一生懸命世話をしているからです。
花を育てるあなたの顔は…僕が今まで見たどんな女の子よりも可愛いです。」
569:03/02/01 22:13 ID:pbApSOrm
「……」
少女は顔を真っ赤にしたまま何も答えない。
「僕の事、嫌いですか?」
祈るように問う。手を強く握り締めて、顔をじっと見つめて。
「…好き。守村君のことは好き。でもそれは友達としてなのか男の子としてなのかは…」
彼女の言葉に守村は軽いショックを受けたが、すぐに言葉を続けた。
「・・そうですか。でも僕は諦めません。僕だって男なんです。」
「…え、ちょ、ちょっと守村君!?」
顔をさらに近づけて、唇に触れそうな距離で止まる。
「僕はあなたが好きだからこれからあなたに触れようとします・・
嫌だったら言ってください。」
「…………」
拒否されたらやめるつもりだった。だけど彼女は
「…いいよ。守村君だったら…私。」
顔を真っ赤にしながらやっとのことで言葉を吐き出した彼女はさらに耳まで紅くなった。
その姿は本当に花のように可憐だった。

570:03/02/01 22:13 ID:pbApSOrm
唇に触れる。先ほど彼女が食べたネコ缶の生臭い匂いが少しした。
でも、そんなことは気にならないほど彼女の唇は柔らかくて暖かかった。
「んっ…」
ついばむようなキス。舌を入れるとかいう高等技術はまだ彼らには思いつかなかった。
だけど、それでも十分だった。

短いキスの後、守村は腕を掴んでいた手を引き寄せ、先ほどまで彼が座っていた
ベッドへと誘導する。
「あ、ちょっちょっと待って」彼女が急に慌てた。
「なんですか?」
「そのう・・きょ、今日別に勝負下着とかじゃないし。それどころか
パンツに穴あいてるし…」
「………」
―そんなこと普通こういう時に言わない。
「いいですよ、そんな事気にしませんから。」
「でも…守村君…」
「…桜弥」
「え?」
「僕の名前です。こ、こういう時ぐらいは「桜弥」って言って下さい。」
そう言ってから恥ずかしさで少年の顔も紅くなる。二人して真っ赤になりながら
見つめ合っていたが、やがて彼女は口を小さく開いて呟くように言った。
「…うん、ありがとう……桜弥」
その言葉に促されるように、守村は少女をベッドの上に押し倒した。
571:03/02/01 22:14 ID:pbApSOrm
制服の上から彼女の胸に触れる。柔らかくて暖かく、そしてそれは彼女の呼吸に合わせて
上下に規則正しく動いていた。
彼はゆっくりと揉んでいくうちにだんだんと直で触れたくなってきた。
そう思って制服を脱がしたはいいもののブラでとまどう。
後ろにホックがあるよ、という彼女のアドバイスでなんとかはずす事に成功し、
拙い手つきながらも丁寧に、こねる様に揉んでゆく。
「ん・・はぁっ・・」
手が乳首に擦れる度に彼女が切ない声を漏らす。
そんな声を聞かされるたび、守村の方も切なくなっていく。
「あ…あのね、さ、桜弥…」彼女がふいに喋りだした。
「す、すごく恥ずかしいんだけれども、そ、その、下の方が…」
「…下の方?」
「う、うん。ちょっと触って欲しいなぁ…なんて。」
そういわれて、彼女の股間に手を伸ばしてみると、もうすでにそこは
蜜でかなり湿っていた。
「あ…すいません、気づかなくて…」
そう言って、下着の上から恐る恐るなぞるように触れてみる。
彼女の身体がビクンッと跳ね上がった。
「はぁっ…ああんっ」
指が溝をなぞる様に往復するたびに布は湿り気を増し、彼女の呼吸は荒くなってゆく。
守村の方もその声に反応するように大きくなってゆき、だんだんと
抑える事が困難な状況になってきた。
572:03/02/01 22:15 ID:pbApSOrm
糸を引いた下着を取り去り、手を止めて、彼は自分のズボンを脱ぎ始める。
「あ………」
それを見た瞬間、彼女が驚きの表情で一点を見つめた。
「すごい…こんなになるんだ…。本とかで見たり聞いたりはしてたけど・・」
「あんまり見つめないで下さい…」
彼自身もこういうものを曝け出すのはものすごく恥ずかしいのだ。
「あ、ご、ごめんね・・・・」
バツが悪そうに口に手をやる彼女。その仕草さえも可愛く思えた。
「…別に謝らなくてもいいです。それより…」
ずいっと彼女に近づいて言う。
「入れます。痛かったら言って下さい。」
そう言って自身を花弁の中の秘穴に宛がう。 
彼女の中は彼を拒むように締め付けがきつかったが、怯まずにゆっくりと押し進んだ。
「ふっ…」
彼女は痛みに耐えるような顔をしている。守村は心の中でごめんなさいと
呟きながらなるべくやさしく彼女を扱った。

やがて、彼女の最深部に辿り着き、その防壁を破る。
「・・・・・・・つっ!」
その瞬間、彼女の締め付けが一層きつくなり、守村はたまらず自身を吐き出してしまった。

「はぁ・・はぁっ・・すみません。」
先にイってしまった事に対して罪悪感を持ち、謝る守村。
彼女は涙目でぷうっと膨れて彼を見つめていたが、やがて急にニヤぁっと笑った。
―なんですかその不吉な微笑みは。
「ふーん、そう思っているならこれから私を気持ちよーくしてくれるまで
解放してあげないから。」

な ん で す と ! ?
「ちょっちょっと待って下さい、そんなすぐにはできま・・」
「はい、文句いわずに手を動かす!」
―その後、結局六限終了のチャイムが鳴り響く頃まで、僕は彼女に付き合わされました…
573:03/02/01 22:16 ID:pbApSOrm
「おぉ、モリリン!!探したで〜」
一度教室によって荷物をまとめて帰ろうとしている時に、ドアの方から
姫条がそう言いながら近寄ってきた。
「優等生が2時間も保健室から帰って来なんでナニしよったんや。言うてみい。」
そういって背中をバシバシ叩く彼に、守村はフッと意味ありげな笑いを浮かべて言う。
「姫条君、さっきの雑誌貸してくれませんか?」
「は?・・ま、まぁええけど・・倒れるのはナシやで?」
そういって姫条は自分の教室に戻り鞄を取ってくる。
「ほれ。」そういって姫条が雑誌を渡すと、守村はパラパラとページをめくって
一読した後、パタンと閉じた。
「ふっ…」
おおーっとそれを見ていた回りの男子からも歓声が上がった。
「はい、お返し致します。」賞状授与のように丁寧に雑誌を返す。
「お前…本当にナニしよったんやなぁ」
驚きと呆れの混じった表情で姫条はそう返した。
「もう前の僕とは違いますよ。それでは失礼・・・・・・・」
そういって爽やかに去ろうとする守村の腕を悪魔がむんずと掴む。
「そうかそうか大人になったんやなぁ〜…じゃあ今度は
今から兄ちゃんと映画でも見にいかへんか?」
「え、映画?…ってまさか…」
「駅前シネマ。今日からイヴの和服妻シリーズ封切やねん。」
「ちょっ僕は今日彼女と帰…」
そう抵抗するがそれも空しくズルズルと引きずられて行く。

「一人だけ幸せになろうったってそうはさせへんでー」

………彼の受難は終わらない。

〜終はり〜
574545:03/02/01 22:18 ID:pbApSOrm
以上でつ。お目汚しすまそ。
それでは名無しに戻りまつ。失礼しますたー
575名無しさん@ピンキー:03/02/01 22:57 ID:VEmY9pzd
モリリンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!

激しく(・∀・)イイ!もう最高!
漏れずっともりりん読みたかったんでつ。
北斗神拳して尽と遊んでる無邪気な姿も、
パンツに穴があいて恥ずかしいと恥らう姿も凄く可愛いいでつ。
漏れの抱いてるちょっと内弁慶だけど男気溢れるもりりんの姿と
イメージが重なって読んでいて幸せでした(*´∀`*)
バイトとの絡みも凄く好みですた。
576513:03/02/02 02:40 ID:ej3DilYp
皆さん上手で羨ましいでつ
GOROの続きが気になりまつ!!
珠タソもセンセもモリリンも…全部(・∀・)イイ!
(;´Д`)ハァハァさせてもらいますた

また書いてみたけど…一番の駄作かも
エロ要素も萌え要素も中途半端だが…とりあえずうpでつ
577先生×主人公@視線:03/02/02 02:43 ID:ej3DilYp
担任の氷室先生の事が、はじめはとても苦手だった。
涼しげで鋭い目元が無機質に見えて、怖い印象を受けたのに。
でも氷室先生の事を知るたびに、私はどんどん惹かれていってしまう。


補習授業の途中なのに、うたた寝してしまっている氷室先生。
そんな無防備な姿を見ていると、私の心に不思議な感情が湧き上がってくる。

氷室先生の全てが私を誘うの…私の心の奥にある女を目覚めさせるように。

その鋭い瞳で私だけを映して
その整った唇で私だけに囁いて
その逞しい腕で私だけを抱き締めて
氷室先生の指で手で全てで自分に触れて欲しい

そんな私の感情が自分でも気付かないうちに行動を起こしていた。
椅子から立ち上がって氷室先生の前に歩み寄る私。
まるで引き寄せられるかのように、私の手は氷室先生に伸びていて。
寝ったままの氷室先生の前髪に、指先でそっと触れていた。

視線を感じて気付いた時には、氷室先生の瞳は開かれていて。
不機嫌そうな氷室先生の鋭い視線が私に突き刺さる。
慌てて手を離そうとした私の腕は痛いくらいに掴まれて、氷室先生の方へ引き寄せられる。
そのまま整った顔が近付いて、驚く間もなく重ねられてしまう唇。
突然の深い深い口付けに、私は息をする事さえも出来ずにされるがまま。
やっと唇を離してくれた時には、崩れ落ちるように私は床に座り込んだ。
578先生×主人公@視線2:03/02/02 02:45 ID:ej3DilYp
「…氷室先生…何故、ですか?」

やっとの事で口を開いた私に、氷室先生は呆れたような表情を向ける。

「…悪いのは君だ」

勝手に髪に触れた事なら謝りますという、私の言葉に氷室先生は違うと否定する。

「君が私を誘うからだ…いつも誘うように私の事を見ているから…」

気付かれていたんだと、私は恥かしくて真っ赤な顔で俯いてしまう。

「あんな瞳で見られたら、我慢など出来る訳がない…君には警戒心が足りなさ過ぎる」

やっぱり先生も男の人なんですねと、恥かしさからつい茶化す私の言葉は否定され。

「下品な言い方はやめなさい。君でなければ…こんな軽率な行動はしない」

怒ったような口調で氷室先生はそう言って、口元に手をあてながら顔をふいと横に逸らす。
だがその横顔にはほんの少し赤みがさしていて、子供みたいな反応が可笑しくて笑ってしまう。
私は笑顔で立ち上がると、椅子に座ったままの氷室先生を抱き締めた。
579先生×主人公@視線3:03/02/02 02:47 ID:ej3DilYp
「氷室先生が好きです。ずっと…こうしたいって思っていたんです」

その言葉に氷室先生は私の身体を抱き締めながら口を開く。

「知っている。私も…君を見ていたのだから…」

至近距離で聞こえる心地のよい低音。
途切れた一瞬の間の後、氷室先生の整った顔が近付いてくる。
私が慌てて目を閉じると優しい口付けが落とされる。
その口付けは唇だけではなく、私の身体をゆっくりと下へ移動していく。

「私を誘ったのは君だ・・・覚悟は出来ているのだろう?」

氷室先生は私の胸元に顔を寄せながら、レンズ越しの瞳を細めて意地悪に言った。
自分が望んでいた事とはいえ、突然過ぎる展開に抗う私だが。
静かで激し過ぎる氷室先生の行為に、私は翻弄され続けるのだった。

〜END〜
580513:03/02/02 02:55 ID:ej3DilYp
改行多過ぎでスマソ
今回は鬼畜じゃないセンセを目指してみたのでつが…
前よりもダメダメになってまつ…
お目汚し失礼しました(汗
581名無しさん@ピンキー:03/02/02 04:45 ID:yabpYsD6
て、てんてーーーーッッ!!!!!!!!
エチーなしでも後ろ髪引かれる余韻が(・∀・)イイ!!

ウマイ。みんなうまいっす!!!!
皆タン、またうpってくだちぃ!!!!!

嬉しすぎてびっくりマークイパーイだ!!!!!!!!
582名無しさん@ピンキー:03/02/02 23:47 ID:yabpYsD6
ライバルSS議論、加熱してまつねぇ・・・・・・

と、ひさびさに向こうを見にいった漏れなんでつが
新スレどうする?のことが書いてあったので、ふと思ってみたり。
いかがでせう皆タン?

漏れ、どうしょもない事にスレ立ての方法知らなくて。
声をかけることしかできませぬが(´Д⊂
583名無しさん@ピンキー:03/02/03 00:19 ID:E3AVmO2S
>>582タソ
ごめんよ、「向こう」ってどこの事でつか?(´・ω・`)
ライバルSS議論してる所、見付からなかったでつ…。
ヘタレな質問でスマソ…。
584582:03/02/03 02:07 ID:S/YR5v2F
>583タン

http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1030193869/l50

ここでつ。
「エロパロって何?」スレを>408タンが、
間借りしてきてくれたんでつ。

これからのエロ萌え発展の為にも、
一度覗かれることをオススメいたしまつ。


585582:03/02/03 02:17 ID:S/YR5v2F
いま、間違えて向こうにカキコしてしまいますた(ニガワラ

えっと、SS議論レスの開始は、51からでつ。

みんなに石投げられて逝ってきまつ・・・・・・・
586583:03/02/03 02:25 ID:E3AVmO2S
>>582タソ
過去ログ良く読むべきですた…(;´Д`)
こんなヘタレに、御親切にマリガトーでつ。
587名無しさん@ピンキー:03/02/03 02:25 ID:i+n8VorR
583タソではないのですが、向こう見てきますた

連作以外で鏝半使ってますた…スマソ
全然向こうを知らずにうpしてたよ…
神々の降臨を待ちながら暫くうp控えまつ
588名無しさん@ピンキー:03/02/03 10:24 ID:S/YR5v2F
>587タン

気にしないで、がしがしうpしちゃってくだちぃ!
このスレの活気がなくなる事の方が、イヤダ──ッ!! ((( ;゚Д゚))ガクガクブルブル

知らなかったことは、これから気をつければいいことですし。
かくいう漏れも、鏝半使ってますた。スマソ...

なので漏れも気をつけます。
なので>587タンのうp、キボンヌ(ワラ
589名無しさん@ピンキー:03/02/03 12:18 ID:XYQ6Yhje
知らなかったけどちゃんと知ったんだし、気軽にうpってくだちぃ。
みんなでマターリとエロ萌えがここの基本だし。
ひとりの萌えがいい意味で連鎖反応して盛り上がるのはとても嬉しいでつ。
だから気にせずにこれからもおながいします。
590名無しさん@ピンキー:03/02/04 01:16 ID:F+2Muiok
不快に思ってた方には申し訳ないでつ
でも582タソのおかげで、ちゃんと知る事が出来ますた
これからは気をつけてうpしようと思いまつ!
588タソ589タソ、優しいお言葉ありがとでつ(ペコリ
591名無しさん@ピンキー:03/02/04 01:25 ID:n5npJboq
漏れも…最悪のタイミングで百合うpしてしまいますた事をお詫びいたしまつ…(´・ω・`)
ただ、漏れが「書き込むの控えまつ」と言う事で、神様が降臨しずらくなってしまうのは
嫌でつので、申し訳御座いまてんが言葉での御詫びだけと言うで…。・゚・(ノД`)・゚・。ゴメンナサイー…
漏れも582タソのおかげで向こうのスレを知ったのでつが(と言うか漏れが583なのでつが)
これからはきちんと他のスレにも目を配ってからうpするでつ(ペコ
お目汚し&スレ消費スマソでした。
592591:03/02/04 01:27 ID:n5npJboq
×御詫びだけと言うで
○御詫びだけと言う事で

益々スマソ…(´・ω・`)ショボーン
593名無しさん@ピンキー:03/02/04 02:24 ID:PCEMJ1Wa
みんながうまく「向こう」を知ることができたトコロで。

神降臨の舞を踊り鯛!!!

神よ、神よ、神よ〜〜〜!!!
594名無しさん@ピンキー:03/02/04 10:01 ID:wLFvmiBV
凄くネタなんだけどキャッチ斉藤が押売りに出世(?)して
「奥さ〜ん。この羽根布団すっごくいいよ。今なら漏れなく百万で買えちゃうよ。
ね、安くていいでしょー。使い心地試してみる?」
とか言って玄関先で襲い込み入って
いやよいやよ言いながら斉藤くんに溺れていくのは有り?
旦那は誰かは伏せて不倫に溺れると言う設定なんですが。
595名無しさん@ピンキー:03/02/04 21:04 ID:S7eZhpF/
>>594
それイイイイイイイーーーーー!!! ありありありあり!
めっちゃおいしいシチュっすよ! 斎藤くん好きだし!

是非是非書いて〜っ!!!
596名無しさん@ピンキー:03/02/05 15:22 ID:R7NiPwfb
>513神様タン

>「下品な言い方はやめなさい。君でなければ…こんな軽率な行動はしない」

て ん て ー 超 激 萌 え 台 詞 で つ ! ! !
(;´Д`)ハァハァハァハァ  ア,,,アァーン!!!
597名無しさん@ピンキー:03/02/07 09:32 ID:Dy8q9kNs
保守
598名無しさん@ピンキー:03/02/07 12:32 ID:ZfX0nOMg
>596タソ
センセのセリフはいつも苦労してるので…萌えてもらえて嬉しいでつ!!
またSS書こうという励みになりますた。

新作完成したらコソーリうpしにきまつ…
599名無しさん@ピンキー:03/02/07 13:42 ID:1zB9Xbf4
保管庫、閉鎖しちゃうんですね…(涙)
管理人様、乙カレ様でした…
600名無しさん@ピンキー:03/02/07 23:15 ID:/GAx2Ots
もったいない・・・・誰か後継きぼんぬ。
601名無しさん@ピンキー:03/02/07 23:15 ID:/GAx2Ots
って600Getしてるし(汗)
602名無しさん@ピンキー:03/02/07 23:44 ID:dP0Ap8rP
>>600
一応あちらにも書いたし倉庫の神にも連絡しますたが
誰も現れなければ漏れやりまつ。
誰か他に現れた場合はその限りではないけど。
603名無しさん@ピンキー:03/02/08 00:59 ID:5opOrOLM
保管庫管理人様今までお疲れ様でした。

602タソ!!有難うでつ!!
このまま閉鎖なのかなぁと思っていたので嬉しいでつ。
がんがってくだちい!
604600:03/02/08 01:58 ID:QTnna47b
>>602
おお〜(歓喜の血涙)
引継完了次第お気に入り登録させて頂きまつ。
605名無しさん@ピンキー:03/02/08 03:59 ID:d2Y/jA7+
>600タン

新たな倉庫の神になってくだちぃ!
そしていままでの神サマ、乙カレーですた!!
いままでありがdです!!!
606602:03/02/08 12:29 ID:UhV2y3sn
とりあえず暫定で作りますた。
このスレのエロアリ10作品を同時にうpりますた。
スレ3までは今日中にでも現在の倉庫から戴いて近日中にうpりたいです。

http://red.ribbon.to/~gssshokan/
607名無しさん@ピンキー:03/02/08 13:12 ID:3tMkj6Dd
602タソ乙カレーでつ!!
仕事速くて感動でつ。
早速ブックマークに入れさせていただきまちた。
応援してまつ。がんがってくだちぃ。
608名無しさん@ピンキー:03/02/08 13:54 ID:d2Y/jA7+
あれ〜!!?

「年齢制限SS」にしかリンクできないよう(´Д⊂

漏れのPCがおかしいのかな・・・・・
609602:03/02/08 21:59 ID:BfXWvbU0
>608
スマソ。そこはまだリンクしてなかったので見られなかったのでつ。
現在はちゃんとリンクできてますのでご自由にどうぞ。

なんとかスレ300までの作品をうpりますた。やっと半分だ。
しみじみ倉庫番神様に感謝しますた。本当に今まで有難うございました。

>倉庫番神様
本当に乙ですた。今までロムっていて神様の存在の偉大さに気づきますた。
またエロが桶になったらいつでも戻ってきてください。
業務連絡で申し訳有りませんが色々忙しくて暫く作業出来そうもないので
もう暫く倉庫の方の開放お願いします。
610旧番人@長文業務連絡スマソ:03/02/08 23:02 ID:YITc83gt
>>609 新管理人様
倉庫引き受けてくださって本当にありがとうございまつ。連絡送れてすみません(´・ω・`)
今後、倉庫がないと不便なこともあるかと気に病んでいましたので、とても安心しました。ヽ(´∀`)ノ
いくつかご連絡することもありますので、
できれば来週くらいまでにはメールを送らせていただきまつ。
旧倉庫の方もぎりぎりまで開けておきますね。影ながら応援してまつ!

そして、皆様、本当にヘッポコ管理でしたが、今まで、助言・励ましをありがとうございました!
611608:03/02/09 02:14 ID:/gIPL+dm
>602タソ

更新乙ですた。
ありがとうございました。無事に見られますた(^^)
612名無しさん@ピンキー:03/02/09 03:13 ID:+7ChUhGd
ゲームやる前にココにどっぷりはまって
先日初めてでなぜか、てんてぇを、、、。
音楽室のスチルでつい「音楽室でおかされる〜」
と叫んでしまいますた。
613名無しさん@ピンキー:03/02/09 05:10 ID:/gIPL+dm
>612タン

禿しくワラタ。

漏れも音楽室スチルでてんてースキーになったよ。
614名無しさん@ピンキー:03/02/10 02:54 ID:iNJ6MzeT
てんてーだけは、てんてーにだけは、、、
と我慢していたのに、、、。
てんてーが一番スキー

同業者だけは嫌だったのに、、、。
気が付けば気分は生徒。やられた。
左ハンドルの助手席に座って、
「てんてー心は高校生なんです。のうみそは中学教師でつが、、、。
そんなあたしを気分転換につれてって、、、。」
615名無しさん@ピンキー:03/02/11 00:40 ID:Fb5ZWSfZ
先週末ここを知り過去ログから一気に読みますた。
今更ですが神様たちに感謝感謝。タンノーしたのでゆっくり眠れそうでつ。
616名無しさん@ピンキー:03/02/11 14:31 ID:oAsc8Nqc
コソーリホシュ用駄文ペタリ。


どうしたらいいんだろう。
ここの所いつも同じ事を考えてしまう。
朝起きた瞬間も。
授業中も。
食事しているときも。
バイトしているときも。
ふとした瞬間に考えてしまっている。
疲れた身体を引きずって家まで帰る途中でも、
片時も頭を離れることがない。
頭がおかしくなってしまいそうなくらい。
そして今も。
わたしはバスタブに身を浸たしながら、また同じことを考えている。


それはあの時の------------。
617名無しさん@ピンキー:03/02/11 14:32 ID:oAsc8Nqc
熱に熟んだ彼の吐息。
低くて艶めいた囁きが耳元をくすぐっていく瞬間。
欲情に濡れた瞳がわたしの全てを暴き立てるように見つめる快感。
長く形の良い指が焦らすように身体中を這い回る。
甘く痺れるような口づけに酔わされながら
熱く濡れた彼の唇が耳朶から首筋へ、鎖骨をなぞって胸の果実へと辿り着く。
緩やかに、でも強く優しく揉みあげられて
腰に甘い疼きが滴っていくよう。
なだらかな丘を越えて彼の唇はわたしの最も敏感な部分へ辿り着く。

「・・・っ」

本当に触れられてしまったような感覚を感じてわたしは身体を震わせた。

「わたし・・・わたし・・・っ」


こんなにも。
好きで。
彼が。
欲しくて。
わたしの全てを。
-----------彼で溢れるくらい満たしたい。
618名無しさん@ピンキー:03/02/11 14:34 ID:oAsc8Nqc
彼がわたしの中から片時も離れない。

・・・・・・離れていたくない。

彼に愛されてからわたしはすっかり変わってしまった。
わたしだけに与えられる彼の全てが、わたしをこんなにも彼へと駆り立てていく。
もう、無理。
心も身体も限界が近づいている。
彼が欲しい。嵐のような彼の激しい情熱が。
わたしは堪らなくなって自分の指を秘所に這わせた。
「んん・・・っ」
思わず喉から声が洩れる。
でも、駄目。
彼じゃないと。
彼の少し骨ばっていて・・・冷たい指先でなければ。
そして、彼の・・・わたしだけに向けられる熱情の塊でなければ。
わたしは何かに急かされるようにバスタブから立ち上がる。
濡れた身体を拭くのもそこそこに衣服を身に付けると
携帯だけを持って家を飛び出した。
走りながらメモリの一番に入った名前を呼び出す。

コール音が3回鳴った後、彼の声が耳に届いた。
619名無しさん@ピンキー:03/02/11 14:37 ID:oAsc8Nqc
ホシュ終了。
最近降臨がないようなので神様のつなぎということでヨロスコ。
神様〜!! 降臨をお待ちしておりまつ!
620名無しさん@ピンキー:03/02/11 23:11 ID:8aC3b/aX
おお〜誰を相手役にしてもいいんでつな。
尽は当てはまらないとは思うが。
作者さん的には誰をネタに?

漏れもホシュ用なら書いても許してもらえるかも。
みんなもがんばろう〜〜
621616:03/02/12 00:27 ID:I0xTKuhq
洩れ的には王子なのでつ。
でも誰を想像してもらってもおげ!でつので。
620タソうpきぼん!!お願いっハァハァさせてくだちい。
622620:03/02/12 21:21 ID:y2uAtup4
あのあとすぐ、まどかかいてたら、キスすらしてくれなかったので
尽にしてみました。本番はなしで。

**************

ねえちゃんは社会人になって一人暮らしをはじめた。
気軽に行き来できる距離なので、親はたいして心配していないが、
なら、なんで家を出なきゃならないのか、誰か突っ込んでくれてもいいだろ。

俺は高2になって、こうやって時々ねえちゃんの生活指導にやってくる。
それは、町へ遊びに出たついでだったり、母さんの差し入れを持ってだったり、
理由はいろいろ。
鍵も持ってるから今日も勝手に入り込んでる。
もちろん、メールは入れといたぞ。女の子の一人暮らしの部屋だからな。

今日は帰りが遅い。携帯も鳴らない。

なにやってんだよ、こんな時間まで。
俺はイライラしてくる。

ピンポーン

623尽×主:03/02/12 21:22 ID:y2uAtup4
誰だよ、とドアを開けると、赤い顔をしたねえちゃんと、誰か、女の人。
たぶん会社の人だろうな。酒臭い。
「わ〜い、尽ぃ」
抱きついてくるねえちゃんをもたれさせる。
「今日、急にコンパに誘っちゃって、強いの飲まされたみたいで、
ごめんなさい、彼氏がいるって聞いてなかったから」
彼氏って、もしかして、俺?
この人の目にはそう見えてるのか。
「あ、すみません、送ってもらって。ありがとうございました」
訂正もしないで。
彼氏だって。
なれるもんならなりたいよ。
こうやって抱えてても、ねえちゃん俺よりずっと小さくて、
かわいくて、ぼけぼけで、あぶなっかしくて、目が離せなくて。
俺、筋トレとかしてるんだぜ、ねえちゃんの事いつでも守ってやれるように。
ねえちゃんのにおい、好きだな。
俺はねえちゃんの髪に顔を埋めて呼吸する。

624尽×主:03/02/12 21:23 ID:y2uAtup4
「会社でいい男いねえのかよ」
水を飲ませながら聞いてみる。
酒でボーとしている割には、勢い良く水を飲むんでびっくりする。
「仕事って大変ね」
答えになってない。
「お水〜」
グラスを前に突き出すが、ねえちゃん、俺は後ろにいるんですけど。
俺はミネラルウォーターを横において、
たてた両ひざの中に姉ちゃんをあっち向きに座らせている。
グラスを抱くねえちゃんを後ろから抱く格好で、話してる。
相手は酔っ払い、何でもありだ。
ジャケットを取り上げて密着する。
俺のシャツとねえちゃんのブラウスしか間にはなくて。
心臓の音はどっちのだか、今の俺にはわからない。
すぐ目の前には首筋。
22歳にしては色気が少ないとは思うけど、
今日はお酒のせいで、少しピンクっぽくて、、、
「ん、くすぐったいよぉ」
つい、なめてしまって焦った。
姉弟だから許される事と、そうでない事。
わかってるつもりだけど。
触れたいんだ。

625尽×主:03/02/12 21:25 ID:y2uAtup4
上から覗き込むと、胸元が、っての期待したのに、
首元まで詰まったブラウスのボタンは、はずれていなくて。
楽になる、とかなんとか言いながら、はずしていく。
ボタン3つで、限界かな。
細い鎖骨にふれてみる。
ねえちゃんの肩がビクッて揺れて。こっちの方が驚いたっての。
誰かに触れられた事あるのか?
寄り掛かってくる重みが増してきた、うとうととしはじめたんだな。
「ねえちゃん、ベッドいくぞ」
「ん」
目をとじたまま身を反転させて、俺の首に絡み付いてくる。
「だっこ」
冷静にはなれずにお姫さまだっこで運ぶ。
このままどっか連れ去りたいよ。
誰のものにもしたくない。でも俺は、弟。
ねえちゃんのまわりの男どもには一歩も引けを取らないぐらい
いい男のつもりではいるんだけどな。どうよ?
ふとんを足で蹴りあげてねえちゃんを寝かす。
ねえちゃんの名前を呼んで。
我慢できなくて、キスした。
絡ませようとした舌に、申し訳程度に答えてくれてから、
穏やかな呼吸にかわった。
ねえちゃんは、腕をほどいてくれなかったので、
俺は、ねえちゃんをつぶさないように、一晩中腕とナニをたてて耐えた。
たまに耳なんか噛んでみたりして楽しんではみたけど、かなりつらい夜だった。
弟じゃなかったら、なにやっていたか、、、。


***********
姉弟で、境界線はこえられませんでした。
このスレ的には越えてもいいの?
626名無しさん@ピンキー:03/02/13 01:09 ID:7jAf8QgR
尽キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
(;´Д`)ハァハァ しますた!
ナニまで立てて我慢の尽に激しく萌えでつ(w
イイ(・∀・)!

境界線、有無を言わせず飛び越えさせてしまったよ、洩れ。
本番は書いてないけど。
勢いで書いて貼っちゃったけどまずかったのかも…
ごめんなさい…
627名無しさん@ピンキー:03/02/13 12:04 ID:BNbmuQOP
で、ローカルはどうするの?
そろそろ固めないとまた次スレで中間辺りで揉める気がするんだが。
628名無しさん@ピンキー:03/02/13 15:19 ID:IgeRhJ7p
私は向こうの93+98でいいと思うけど・・・
あっちで聞いてみないと駄目かな?
629名無しさん@ピンキー:03/02/13 22:18 ID:PjKBs/9o
>前保管庫管理人様
いままでありがとでつ!乙かれ様ですた!

>新保管庫管理人様
これからヨロシクでつ!がんがってくだちい!


バレンタインSSでもうpしようかと思ってたのでつが…
ルールに引っ掛からないかドキドキなのでつ…
センセが嫉妬する話で、嫉妬の対象相手の名前は出ないでつ。
鬼畜チックなセンセに大人のオモチャを使われちゃうのでつが…

ダメでなければ14日にうp予定なのでつが、どうでしょう?
630名無しさん@ピンキー:03/02/14 01:48 ID:0Ip3mJos
鬼畜てんてー!楽しみに待ってまつ!!
631名無しさん@ピンキー:03/02/14 02:46 ID:xhgMbk7l
うpしようか迷いながら来てみたら、630タソの書き込みがあって嬉しいでつ!!
勇気を出してうpさせてもらいまつ


629にも書きましたが、バレンタインSSで鬼畜チックなセンセの話でつ。
センセが嫉妬する話で、嫉妬の対象相手の名前は出ないでつ。
大人のオモチャを使われちゃいまつので、嫌いな人は注意してくだちい!!
632先生×主人公@嫉妬 1/2:03/02/14 02:50 ID:xhgMbk7l
今日は2月14日、大好きな氷室先生の為に手作りのチョコを準備する私。
学校で渡してもよかったんだけど、折角だからバレンタインデーに会う約束をした。
放課後に真っ直ぐ氷室先生の家へと向かって、笑顔でチョコをプレゼント。
けれど氷室先生はあんまり嬉しそうな顔をしてくれなくて。

気付いた時には…ソファーの上で氷室先生に押し倒されていた。

首筋にキツク当てられた唇と掴まれた肩の痛みが、いつもとは違う異常さを物語る。
どうしてなのかと鈍る思考をフル回転させても、私には全くわからない。

「君は私が何も知らないとでも思っていたのか?」

瞳を細めて意地の悪い微笑みを浮かべる氷室先生の顔に、ほんの少し狂気の色が見てとれる。
氷室先生の言葉の意味がわからずに、私はただただ怯える事しか出来ない。

「その唇で彼らの名前を呼んで、その微笑みを彼らに向けて…
 私以外の男にも愛想を振りまいていたのだろう?」

校内での出来事だから、見られる可能性があるとは自分でもわかっていた。
あれは義理チョコだと説明しようとする私の唇を、言い訳なんて聞きたくないとばかりに塞ぐ。
いつもの優しく甘いものではなく、噛みつくような深くて苦しい口付け。
苦しいのは息が出来ないせいなのか、それとも複雑な心のせいなのか。

「君には少しお仕置が必要のようだ…」

予想もしない氷室の言葉に私の頭は真っ白になってしまう。
確かに氷室先生以外にもチョコをプレゼントしたけれど、それは義理チョコ。
彼らには感謝の意味を込めただけで、どこのお店でも売っている代物だ。
氷室先生にはありったけの愛情を込めて、手作りした特別のチョコ。
説明なんてしなくても、氷室先生はわかっているはずだと思っていたのに。
633先生×主人公@嫉妬 2/3:03/02/14 02:53 ID:xhgMbk7l
焦らされ追い詰められ与えられない快楽を求め、私の閉じた瞳から涙が溢れ出す。
許しを乞う懇願の言葉も表情も、今は氷室先生の欲望を煽る材料にしかならない。

「欲しいのだろう?」

氷室先生の声と共に、私の欲っする場所にあてがわれた物は、予想外に冷たく人工的な感触。
恐る恐る目を開いて視線を移してみると、それは男性自身の形をした機械のようなもの。
私だって耳にした事のある『大人の玩具』と呼ばれる物。
何故そんな物を氷室先生が持っているのかと、思わず私は戸惑ってしまう。
そしてハジメテ目の当たりにするグロテスクなそれに、私の心は恐怖心で一杯だった。

「人からの貰い物だ…処分するつもりだったが、こんな形で役に立つとは想像もしなかった」

私の疑問を見透かすかのように、氷室先生は嘲笑うような笑みを浮かべさらりと言った。
そんな物を誰から貰ったんだろうとか、余計な物をあげないでなんて、その人物を怒る余裕もなく。
羞恥と恐怖で怯える私の中に、その無機質な塊を氷室先生は無表情で突き刺す。
そんな物が欲しい訳じゃないと抵抗したいのに、待ち望んでいた快感が私の身体を駆け抜ける。
何処か冷めているような氷室先生と、無機質なそれは似ているかもしれない。
そんな事が頭の隅を掠めたまま、私は呆気なく快楽の波に攫われてしまった。
634先生×主人公@嫉妬 3/3:03/02/14 02:53 ID:xhgMbk7l
  君はもう少し男心というものを理解しなければならないな。
  男というのは女以上に嫉妬深い生き物なのだという事を。
  そして女のように簡単に口に出す事が出来ない分だけ、男の嫉妬は醜い物になってしまう。

横たわる私に、黙っていた氷室先生は自嘲気味な微笑みを浮かべる。
バレンタインデーなどという下らないものは関係ないとでも言うかのように。
氷室先生はチョコレートではなく私の全てが欲しいのだと告げる。

  君が私に嫉妬という感情を教えてくれたのだ。
  君が私の独占欲を目覚めさせてしまったのだ。

「全ては君のせいなのだから、大人しく私に溺れていることだ」

そう言いながら眼鏡を外す氷室先生の仕草に、思わず見惚れてしまった私には。
薄く笑って細めた瞳に浮かんでいる、その淫猥な色に気付く事も出来ないまま。
お仕置きという名の氷室先生の嫉妬に征服されたのだった。
635名無しさん@ピンキー:03/02/14 03:01 ID:xhgMbk7l
632のタイトル1/2じゃなくて3/1ですた…スマソ
誤字というか…632の下から5行目にセンセを書き忘れてまつ…

ルールから外れないようにうpしてみますたが、
間違ってたら言って下さってかまわないでつ。

あんまりバレンタイン関係なかったかもしれないでつね。
お目汚し大変失礼しますた。
636名無しさん@ピンキー:03/02/14 03:03 ID:xhgMbk7l
635の一行目1/3でつ…もうダメぽ…逝ってきまつ…
637名無しさん@ピンキー:03/02/14 03:59 ID:K1/8uZ76
鬼畜てんてーイイ!!
ゴチソウ(・∀・)サマデシタ!!
638名無しさん@ピンキー:03/02/15 21:04 ID:9qlJE6Qj
602新倉庫神サマのサイトが見られません・・・。
Forbiddenになっちゃいます・・  ナンデダロウ?
639名無しさん@ピンキー:03/02/15 22:45 ID:TrdsOZe+
今見れますよ。
鯖落ちか何かだったのでは。
640CRYING BUTTERFLY 1(バイト×主):03/02/15 23:56 ID:oFNXIYMh
携帯が鳴った。誰や、とおもたら、
俺のかわいいお姫さんやった。
「どないしてん、今、ジブン授業中やろ」
まどかどこにいるの? って泣いとる。
「図書室」
今日は雨が降っとるから、屋上には出れんかったんや。
ほどなくしてお姫さんはあらわれた。
「まどかぁ〜」
かわいいけど、泣かれると困る。
机に腰かけさせて、お姫さんを腕に囲む。
「なんかあったんか?」
「変なの」
は?
「まどかに会いたくって、我慢できなくって、授業に集中できない」
「ガッコ、終わったら会えるやん」
休憩時間でも。
「わたし、病気かな?」
目から涙がこぼれ落ちる。それをすくうようにキスしてやる。
「まどか病やな」
「やっぱり?」
上目遣いで、おっきいおめめが落ちそうやで。かわいいやっちゃなー。
お姫さんは、顔を真っ赤にして、うつむいてつぶやいた。
「まどかのこと考えると、じんじんするの」
はぁ?
「なおして…」
最後は蚊の鳴くような声で。
俺の頭でも、ちょっと考えたらわかった。


641CRYING BUTTERFLY 2(バイト×主):03/02/15 23:57 ID:oFNXIYMh
「したいんか?」
泣き虫のお姫さんは深くまばたきした。イエス、やな?
「ジブンがそんなにヤらしいとは思わんかったで」
一生懸命、首を横に振る。
どっちかって言うとまじめで、
俺に会うまで、男を知らんかったこのお姫さんの口から
そんな言葉が出るとは。
「なんかうれしいわ」
メロメロなんは俺の方やと思うてたから。
キスしながら机から抱き降ろす。
壁に押し付けて激しく舌を暴れさせる。
戸惑いながらも答えようとする、かわいいオンナ。
息をしようと首を振るが、はなさへんで。
気持ちようしたるからな。
乱暴に制服をたくしあげて、ブラもずらして、胸を揉む。
揉む前から、かたくなって、とんがってて、ほんとにヤりたかったんやな、躯、熱いで。
強く吸うと躯をそらして、反応する。面白いから舌で転がす。
「まどかぁ」
よっぽど欲しいのか、俺のベルトに手をかけてきよった。
その手をつかみ挙げると泣きそうで。
その顔をみて、俺はいじわるな気分になった。もっと欲しがってほしいってな。
「どないしてん?」
「…っ…」
睨んでもかわいいで。お姫さん。
「どないしてほしいか、ゆうてみ?」
「…」


642CRYING BUTTERFLY 3(バイト×主):03/02/15 23:59 ID:oFNXIYMh
まあ、ええわ。
スカートを落として下着に手を差し込む。
びっくりするほど濡れていて、俺は嬉しかった。
普通に擦ってやるだけでも、いやらしい音がたつ。
外の雨音とは違って粘り気のある水音が。
ナカを掻き回しても、いい音がする。
指にすくって見せてやる。
「ジブン、もうこんなになってんで。いやらしいな。なんで?」
「だって、」
「だって、なんや?」
「まどかと、したかったんだもの」
恥ずかしそうに小さな声で、唇を動かす。
「そうか、ヤりたかったんやな?」
「ん」
「ええ子やな」
ご褒美のキスをしながら、下着を取り去る。
お姫さんの手首をつかんでいるから、片手と舌しか使えんけど、
反応は上々で。
耳を噛んでやりながら、ナカを掻き回すと、いい声で鳴いた。
「あ…あっ…まどかぁ…まどかぁ……んんっっ……っ」
太ももまでしたたるくらい濡れてきた。
ほんま、びっくりするわ。俺に、そんなに感じてるんか?
びちゃびちゃや。そうとしか表現できん。
「まどかっまどかっ…んんっ…まどかあーっ」
軽くイったらしくて、ナカがひくついとる。
俺の指に絡み付いてくるぐらいやから、けっこうな力やと思うで。


643CRYING BUTTERFLY 4(バイト×主):03/02/16 00:00 ID:7/w8v9pV
「もうイったんか?」
顔を背けるお姫さんもまたかわいい。
「じゃあ、もうええな。満足したやろ」
そう言って指を抜いた。
「やんっ…まどかぁいじわるしないで」
そう、俺いじわるまどかちゃん。お前がかわいすぎるのが、あかんねん。
こんなオンナにしたのは俺やけど。
「まだ足りんのんかい。欲張りなお姫さんやな」
鳴かせてみたいお姫さんってな。
「何が欲しいかゆうてみ?」
ナニしかあらへんやろうけど。
「まどかの」
また、か細い声で。聞こえたけど、
「雨の音で聞こえんわ」
でも指は入れたるからな。ええ声で鳴きや。
「おねがいっ…まどか…あぁん…あん…あっ…あんっ」
胸も噛んだるからな。もっと鳴け。
「んんんっ…んぁっ…は…ぁ…ん……ぁあっ…」
とどめに小さなおヒメさんも擦ったるわ。お前の敏感なトコ。
クリクリっと、なんてな。
「やあぁっ・っ・あ・ぁ・まどかっ・まどかっ・おねがいっ…
はやくぅ…い・じわる・しないでぇ…」
泣いて懇願されると俺も弱い。


644CRYING BUTTERFLY 5(バイト×主):03/02/16 00:02 ID:7/w8v9pV
「何が欲しいんか、ゆうてみ」
「まどか、まどかが欲しいのっ」
「ようゆうたな、ちょっと待ってな」
べちゃべちゃの手で、ズボンを汚さんようにおろした。
しっかりずらしとかんと、ぬらされるなぁ。
「お姫さんの欲しがったモン、ここにあるからな」
俺も、いっぱいいっぱいや。はちきれんばかりや。
自分でみても、スゴ。
お姫さんも、コレやっと見れて安堵しとる。
どう考えてもするっと入りそうやったけど、
お姫さんの泉で水浴びとかしてもええ?
オマエので、いっぱい濡らして。
擦りつけるとお姫さんが泣いた。
「おねがい・まどか・まどかでいっぱいにして…はやく…ぅ」
「しゃーないなぁ。ほんま、かわいいな、おまえ」
お姫さんの腕をはなして、かわりに片足をつかみあげて
思いっきり突いた。簡単に入ったけど、簡単には出してもらえへん。
すごい勢いで締め付けてくる。
「お姫さん、すごすぎや」
「まどか…まどか…だいすき…」
「ああ、俺もやで」
お姫さんはもう立ってられんようで、俺にぶらさがっとったから、
俺が動くたびに上下に揺れて。
俺は胸についた噛みあとを見ながら、突きまくった。


645CRYING BUTTERFLY 6(バイト×主):03/02/16 00:03 ID:7/w8v9pV
一緒にイきたかったから、繋がってる部分に手を当てて、
動くたびに刺激がいくようにして、お姫さんが躯をのけぞらせて、
「あああーーーーーまどかっーっ」
痙攣するのをみはからって、
「んんっーーーーーーーっ」
俺もイった。
お姫さんのご希望通り、オレをいっぱい出してやったで。
「お姫さん、天国見たか?」
どうもほんとに見たようや。気ぃ失しなっとる。

午後の授業終わる前にはここ出な。まずいやろ。
俺は、俺と、お姫さんの身支度をなおして、お姫さんを椅子に座らせた。
図書室で勉強してて寝ちゃいましたふう、に、してみた。
鞄とって来るまで、まっといてな。
俺の鞄は授業とSHRの間に、
お姫さんのはクラスが違うから、SHRと掃除の間のごたごたの間に持ち出した。
どうせ、お姫さん、まだ足腰たたんやろうから担いで帰らな。
午後ずっと授業におらんで、その後すぐ、俺なんかと、おったらまずいやろ。さすがに。
そんなん、ばれんように、さっさと逃げような。
なんなら、姫条ハウスで、もういっかいやるか?

泣きながら俺を探さんでも、いつでも俺はお前のそばにおるから。
ほんま、かわいいやっちゃなー。
メロメロ通り越してトロトロや。


646CRYING BUTTERFLY あとがき:03/02/16 00:05 ID:7/w8v9pV
長長と失礼いたしました。
まだ2本目なんで、突っ込みも甘んじて受けます。
書いて、意味が分かるような関西弁、難しいでツ。
647名無しさん@ピンキー:03/02/16 02:10 ID:ciU/NocE
バイトタンキタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!
一人称、モノスゲ(;´Д`)ハァハァ しますた!
あぁ、漏れもメロメロです・・・・・・
648名無しさん@ピンキー:03/02/16 03:05 ID:b+blw3OG
>640神
バイトキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
夜中に思いっきり(*´Д`*)ハァハァ(*´Д`*)ハァハァですた。
一人称、イイ!  
漏れの脳内ではバイトの声で朗読しまくりでつ。メロメロです。
意地悪するバイトに(;´Д`)ハァハァ 焦らしプレイに激しく萌え。
今からまた読み返してきます。
614神、またの降臨をお待ちしてまつ(・∀・)
649648:03/02/16 03:08 ID:b+blw3OG
ごめん。最後の1行間違えた…

誤) 614神
正) 640神

昨日小波から届いたバイトテレカに挟まれて逝ってきまつ。
650名無しさん@ピンキー:03/02/16 23:09 ID:CgiMbdXT
このスレも移動が近づいてるのでローカル論議参加お願いします。
あともう少しで纏まりそうです。みんなで話し合って決めて
ここをもっとステキなスレにしましょう。
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1030193869/l50

>>640
バイトーーーーーーーーー!!!萌えますた……。パタリ。
漏れもそんなバイトにトロトロです。
バカ×主人公で、バイトが語ってます。
作者的にはバイトの話(笑)

***************************

「おう、和馬来たんか」
「お前が呼んだんだろ」
「そやったな、俺のコレクション見せたろ思てな」
俺はトランプのカードを広げるように、コレクションを並べた。
「コン、コン、コン」
「和馬、ジブン、きつねさんか?」
「コンドームじゃねぇかよーーーーーーーーーーーーっ」
和馬は声を細くして叫んだ。
「色も、ぎょうさんあるし、ヒモひいたらすぐ装着できるヤツやら、
ぽちぽちがついとるヤツやら、あ、コレうけがええで、黒いヤツと、
お魚の絵が描いてあるヤツ。かわええやろ?」
「かわいいって姫条、こんなモン俺に見せて楽しいか?」
かなり興味がありそうな顔をごまかして、声が上ずってますぜ、ダンナ。
「もうじき童貞くんとおさらばの和馬くんに、プレゼントしよ思てな。
女の子を守るのは紳士の義務、コンドーさんは男のたしなみよ、ってな」
「誰が、童貞なんだよっ」

童貞じゃなくてどうしてあんなにがっついててん?
わるいけど、俺見てしもたんや、先週。

652ピーピングトム:03/02/17 02:58 ID:/wU5rozP
俺らはいつものように補習終わらして、鞄取りにいった。
教室では、最近できた和馬の彼女が待っとった。
先に教室をあとにした俺は、忘れ物に気が付いて教室に戻った。
開けようとしたドアの隙間から見えたんは、彼女に覆いかぶさってキスしとる和馬の姿。
彼女の頭つかんで、食い付くみたいな。
彼女の方は自分の両腕をどうしていいかわからずに、宙をかいてるっていったとこか?
不器用な青春やねえ。ちゅーしとるわ。
ちゅーが終わったら入っていこ思て、待っとったら、
あの男、彼女のスカートに手ぇ入れよった。
「んっ…和馬くん、ヤだっっ…こんなところで、嫌っ」
彼女が真っ赤な顔で抵抗しとった。
和馬の顔は俺んとこからは見えへん。でも、焦ってんのはわかる。
壁に背中をおしつけられた彼女が、足滑らしてしりもちついたのをいいことに、
和馬は、そのまま彼女に馬乗りになって。
ちゅーの次はパンツちゃうやろ。って、そんな突っ込みしても仕方なかったけど。
ベルトをはずそうとする和馬に、彼女は
「和馬くん、やめてよぉ…ひどいよぉ」
「我慢できねぇ、お前が好きなんだ、いいだろ」
すきやっちゅーても、やってええ事と悪い事があるやろ。
俺はどうしていいのかわからずに、結局ただの覗き男になってもうてた。
英語の時間に習ったで、ぴーぴんぐ、なんとかや。

653ピーピングトム:03/02/17 02:59 ID:/wU5rozP
和馬の彼女は、こじんまりしてるけどしんの強い、って感じのオンナ。
俺の思った通り、彼女は強くて、暴走している和馬の、
アレを
蹴りあげた。
「うぐぅっ」
やりとうてたまらんアレに、蹴りは、一発で戦闘能力をゼロにするやろな。
俺かてそんなときに蹴られたら、当分再起不能や。
前屈みでうずくまる和馬に彼女は泣きながら言った、
「和馬くん、ひどいよ。初めては和馬くんにって思ってるけど、こんなのは嫌だよ」
「…」
「何かあったの?」
「…」
「わたしの事嫌いになった?」
「そっそんなわけないっ! 悪いのは俺だ! 」
忘れ物なんか、別に明日でもよかったから帰る事にした。
和馬の童貞喪失現場は見たないけど、彼女の処女喪失はちょっと見たかったかもな〜
和馬の彼女、話の持っていき方うまいわ〜。
和馬くん、これから手のひらで踊らされるかもしれへんねぇ〜。

654ピーピングトム:03/02/17 03:00 ID:/wU5rozP
「姫条まどか大先生は、男女の関係に精通してんねん。
和馬が童貞かどうかなんて、見たらわかるっちゅーねん」
「本気か?」
そんなに睨むなや、ちゃんとゴムの付け方練習してから彼女抱かんと、また蹴られるで。
「お魚のにしとくか? ピンクのがええか? 一番ノーマルなヤツ。和馬、どれでもええで」
和馬がどのコンドーさんを持って帰ったかは、ここだけの秘密やで。

        黒いヤツ。AV男優か、っちゅーの。やっぱ、童貞やな。

あ、俺が覗いてたんも秘密にしてな。
655ピーピングトムおしまい:03/02/17 03:05 ID:/wU5rozP
以上でツ。
バイトスキーな方はバイトの覗き行為を秘密にしてあげて下さい。
ばれたらきっと、バカの彼女に蹴りあげられるかもしれませんので(w

バカを登場させるために、また、バカをプレイしに逝きました。
2年近くもラブラブってしんどいでつね。ばか〜〜
656名無しさん@ピンキー:03/02/17 19:08 ID:wleddBU4
ピーピングタンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!

もう、笑いまくりますた・・・

あとでまた思いだし笑いしそう (w

やぱ一人称(・∀・)イイ!!
657名無しさん@ピンキー:03/02/17 20:34 ID:esgW9D8V
密やかにバイト祭り開催中!?覗き見バイトハァハァ(*´д`*)
ピーピングって英語でどういう意味なのか分からない漏れ…
でも(・▽・)イイ!!

そして保守がてら漏れもぺたーり
思いつくまま推敲もせずに書いてみたお嬢ものでつ。
途中までなので誰と組ませるかとかは実は考えてない…
しかもエロまでいけない漏れ。すまそ。
658バレンタインデーの悪夢:03/02/17 20:50 ID:esgW9D8V
「うふふ〜、色様受け取ってくれるかしら〜」
今日はバレンタイン。瑞樹は一年前から計画を練って作ったチョコ
(正確には作らせた)をバックに従わせて意気揚々と歩いていた。
瑞樹の全身像を象らせたそのチョコは全長1メートル50程はあり、
推定質量はおよそ150キロ。今日の朝ベルギーから直送されたものだ。
「この為に辛いかたどり作業も我慢したんですからね〜
「瑞樹を食・べ・て」なんて…キャッ」
浮かれ気分の彼女には周りの生徒たちの好奇の視線など気にならない。
そのチョコを運ぶ使用人たちはその目に耐え切れずこっそり涙を
流す者さえいたが、恋する乙女には全く届いてなかった。

だが、その浮かれ気分はすぐに砕かれる事になる。
「色さま〜…ってここにもいないじゃないのぉっ!!」
瑞樹は先程から色を探して彼の教室や美術室等を尋ね回っていたのだが、
何処にも彼はいないのだった。
「ギャリソン!!色さまは何処にいるか探してきてっ!!」
「かしこまりましたお嬢様。さぁ、セバスちゃん(須藤家専用密偵名)!頼みましたよ!!」
そうギャリソンが叫ぶなり天井裏から「ははっ!!」と声がし、がさがさという音が遠ざかっていった。
そして一分後、ぶぉーーっという法螺貝の低い音が勢いよく中庭の方角から聞こえてきた。

「むっ、お嬢様、どうやら三原様は中庭におられるそうですよ。」
「でかしたわセバスちゃん!!さぁ、全速力で行くわよ!!」
言うなり中庭の方向へ駆け出す瑞樹。使用人達は必死にガラガラとチョコを押して彼女についていく。
途中何人かの生徒が弾き飛ばされ、ギャリソンの手によって病院に運ばれていった。
659バレンタインデーの悪夢:03/02/17 20:55 ID:esgW9D8V
「はぁ、はぁ、色さま〜、瑞樹の愛を…って、あぁっ!!?」
廊下を滑り、他の生徒を飛び越え、やっと中庭へ続く昇降口へ辿りついた瑞樹。
そこに確かに三原色はいた。だが…
「ど、どうしましたかお嬢様!!」
遅れて駆けつけてきたギャリソンが見ると、瑞樹は突っ立ったまま、がたがたと
身体を震わせて一点を見つめていた。
「ギャ、ギャリソン…色、色さまが…求愛のダンスを踊っているわ!!」
ギャリソンが瑞樹の世界の終わりが来たような悲壮な声に合わせて覗いてみると、
そこにいた三原色が向かい側に立っている女性に対して、両の腕を高々と
深呼吸するかのように挙げ、くるくると回っていた。
「はっ、あ、あれはルネサンス文化華やかなりし15世紀フランスで
大流行したと言われる「愛の舞〜あなたに弾き飛ばされたい〜」!!
あれを踊っているということは、三原様はあの少女に本気でお熱のようですな」
やけに説明臭い言い方をするギャリソン。
「そんな…色さま……、い、一体どこの女よ色さまのハートを盗んだ…」
そこまで言った所で、瑞樹の声が止まる。三原の求愛を受けていたのは
彼女が三原と同じぐらいに大好きな親友、紛れも無くその人だった。


以上でつ。続きは書けたとしても次スレになっちゃいそうでつが。
ここから先お嬢がワカメを逆ごかーんするか主人公たんと3Pするか
若しくは失恋の痛手を引きずり一人エチーで終わるのかとか考えてるんでつが…まとまらねぇ(´д`;)
てかいつもエチーに至るまでが駄文で長い漏れ。皆様こんなもの見せてすみません。
660名無しさん@ピンキー:03/02/18 03:51 ID:NOViq+hK
Peeping Tom 覗き魔って意味です。
ちなみにジブンは授業では習っておりませぬ。

>647、648
 バイトにハァハァしていただけてよかったでツ。
 漏れがまどかの名前を連呼したかっただけなようなきもする、、、。
661名無しさん@ピンキー:03/02/18 03:55 ID:7k7X0H5B
>657タン
キタ━━━━∬゚∀゚∬━━━━!!
主人公と2人で色サマを襲っちゃうのキボン。
でもね、「瑞希」なの・・・
662名無しさん@ピンキー:03/02/18 12:30 ID:C+WHC2Oz
何故か(小ネタとはいえ)高校で教えてもらったよ<覗き魔

そしてむしろ自主的に弾けてそうなワカメ∬゚∀゚∬イイ!
663655:03/02/18 16:29 ID:C7pYTFhb
>656
 笑っていただけて本望でツ
 バイトのコンドームコレクションはいつ使うのか(笑)
664苦しいキス(バイト×主):03/02/18 19:50 ID:Kj4c1SZF
次の神の降臨まで、漏れの駄文で許して下さい。
本番無しでツ。
@@@@@@@@@@@@@@@

最近、デート断られてる気がしてる。仲良くなれたと思ったのに。
自惚れてたのかな? あたし。勘違いだったの?

また屋上にいた。
「さぼってたんでしょう」
「まあな、授業、めんどい」
「なら、来なきゃいいのに」
「学校も、オンナも、重い」
何の事か一瞬考えた。あたしのこと?
本気の女は重たいから嫌だってことか。
なるほどね。あんたらしいね。

ふられたってことかな。
あいつよりやさしい人も、頭のいい男もいっぱいいて、
だけど、気になって、気配を背中で探してる。
そんな事にも疲れた頃、

「もしもし、俺や」
切羽詰まった声で、かかってきた電話。
途中で切った。


665苦しいキス:03/02/18 19:52 ID:Kj4c1SZF
返事をしなかった待ち合わせ場所に足を向けた。
最初は気まずそうに、言葉を交わすとほっとしたふうで、
いつしか、あんたは、はしゃいでで、
ナイトパレードがよく見えない、って言うあたしを、ほんとに肩車して、
「ちょっ、ちょっと、やめてよ」
あたしの言葉なんて聞こえないフリで。
高校生がする事じゃないでしょ、こんなの。しかもあたしは、スカートなのに。
「どこいくのよ、おろしてっ」
ついた先は、
「ここって、、、」
「そや、俺んチ」
ドアを開け、あたしをおろして、あいつは玄関に大の字になった。
「重いわ、ジブン」
真上にあるライトがまぶしいらしく、手で顔の上に、影を作る。
「何で、連絡してくれへんかったん?」
手で、表情はわからない。その言葉の理由もわからない。
「今、ジブンが誰と一緒にいてるか知っとる。だからか?」
寂しかったとき『一緒にいたい』と言ってくれた人。
あたしを求めてくれる人の顔が浮かぶ。
あんたが何を答えてほしいのか、わからない。
「あいつの事好きなんか?」
やっと答えられる質問。
「あんたに答える筋合いじゃないと思うけど」
これから大事にしていかなきゃいけない思いだから。
666苦しいキス:03/02/18 19:53 ID:Kj4c1SZF
「人の心ン中に勝手にずかずか上がり込んできよって、
他の男に言い寄られたら、黙って、出ていくんかい」
「なにわけのわかんない事言ってんのよ」
「もう、ジブン重いんや、重うて、俺、潰れそうや」
ずらした手の下から、苦しそうな顔。眉間にしわを寄せて。
「ど、ういう、意味?」
あいつのそばにひざをついた。
「こういう意味や」
言葉が終わらないうちに、あいつの長い腕に引き寄せられて
キス

あいつの上に乗らないように腕を突っ張るのに必死で、
唇はされるがままだった。
ううん、そうされたかったんだ。きっと。ずっと。
犯すように入ってくる舌に目をとじた。
あいつの上に涙を落とした。
「行かんでくれ」
あいつは、もう抵抗しないあたしを腕に抱き締めた。
聞いた事もない位速い心臓の音にまた涙がでた。
何がおこったんだろう、あたしに。
「好きや。おまえに惚れとる」
幻想のナイトパレードが見せた夢かもしれない。
667苦しいキス:03/02/18 19:54 ID:Kj4c1SZF
夢なら言ってもいい?
「あたしも、あんたの事が好き。ずっと前から」
どうせならこのまま意識を失しないたかったけど。
夢じゃなかった。
あいつがあたしの顔を引き上げて、たくさんのキスをくれたから。
玄関で抱き合う妙な二人。
「なあ、ホンマに俺の事好きか?」
小さく頷いた。
「証拠見せてぇな」

「ベッド行こや、ベッド」
ななななんでいきなりそうなるか〜〜〜!?
「あんたね〜」
「あんた、ちゃう、ま・ど・か、や。ゆうてみ? そのかわいいお口で」
「ま、まどか」
恥ずかしい事やらすな!
「ななな? ベッド行こ」
やっぱり気を失っとけば、って思ったけど、そんな事になったら、
犯されてたかもしれない。よかった、起きてて。
668苦しいキス:03/02/18 19:56 ID:Kj4c1SZF
まどかは抵抗するあたしを引きずって行った。
「そないに抵抗せんでも、犯そうっちゅーんじゃなし」
「さっきのキスは犯したも同然よー」
「そやかて、さっきのは姫条まどか捨て身の攻撃やねんもん。
最初で最後のキスになるかもしれへんかったしな」
まどか…。ちょっとかわいいかもって思った瞬間、
またキスされた。
まどかのキスって、熱くて、息が苦しくなるよ。酸欠でぼーっとしちゃう。
って、ぼーっとしてたら、脱がされちゃったのよ!
抵抗しなきゃって思っても、まどか、上手なの。キスと同じ、熱くて、舌がなめらかに動く。
まるで、あたしのからだ知り尽くしてるみたいに、感じるところばっかりなめてくる。
「声、出しても、ええんやで、俺の名前、呼んでみ?」
「ま…まどか…ぁ…」
まどかの名前、口にしたら、その前より気持ちいいのかも。
そういう事も知ってるんだ、まどかって。
いっぱいいっぱいキスされて、ぼーっとしっぱなしだった。
ねえ? まだする気?
「なんぼでも」


@@@@@@@@@@
駄文失礼いたしました。駄文なぐらいなら、エチーに逝けっての己


669名無しさん@ピンキー:03/02/18 22:52 ID:IaeW6o7i
そろそろ引越しのアナウンスをしても宜しいでしょうか?
インデックスを貼る都合もあると思うのであちらからテンプレート持ってきました。
スレを立てる時にこれを1に張ってください。



素敵なエロ話でスカーッとしましょう♪
エロエロハッピーエロハッピー!!

○SSの神のご光臨お待ちしております。
○sage進行でおねがいします
○雑談OK!

SS貼り付け前や感想を言う前の“気配り”を忘れずに。

過去ログ及びローカルルールや
ローカルルールにするまでもない注意書きは>>2-10辺り
670過去ログ用テンプレート:03/02/18 23:07 ID:IaeW6o7i
前スレ
ガールズサイドでエロ萌え 4
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1035647717

ガールズサイドでエロ萌え 3
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1026/10269/1026922511.html
ガールズサイドでエロ萌え 2
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1026/10261/1026148760.html
ガールズサイドでエロ萌え
http://www2.bbspink.com/eroparo/kako/1025/10254/1025465341.html

【有志ページ】
●SS保管庫●
http://red.ribbon.to/~gssshokan/

●みんなで一緒にTALK● *ノーマルSSはコチラへ*
http://web.agi.to/habataki/
671ローカルルール用テンプレート:03/02/18 23:07 ID:IaeW6o7i
以下ローカルテンプレート

●気配り例(ローカルルール)●
1.鏝半は連作以外は避ける
2.エロナシはスレ違いなので避難所なり各サイトへ投稿
  直接行為がなくてもエロい雰囲気のものは投稿可
3.特殊な設定が出てくる場合は最初に宣言をして嫌な人がスルー出来るようにする
  ※特殊設定の例:鬼畜・3P・百合・当て馬・ライバル
   その他主人公×男キャラ以外で波紋を呼びそうな場合や
   設定上名前だけの登場の場合も各々考えて随時宣言して下さい
4.「こんなの@@(キャラ名)じゃない」等の意見は避ける
5.400〜450KBになったら速やかに新スレを立てる事
  インデックスを貼るので容量ギリギリまで使ったり埋め立てたりしない

●ローカルルールにするまでもない注意書き●

名前欄は 「タイトル」 にしていただくと、倉庫管理の人が助かるかもしれません。

1話完結の場合は 何分の何 と名前欄に書いていただくと、割り込みが防げます。

続きものの場合は、「今日はここまでです」と言っていただけたら、
続きがあるのかどうか分からなくて書き込みタイミングを迷っている
私達が書きこみしやすいです。
672名無しさん@ピンキー:03/02/18 23:09 ID:IaeW6o7i
以上です。
スレ立てようかと思いましたがエラーが出てしまったので
どなたか宜しくお願いします。
673名無しさん@ピンキー:03/02/19 10:18 ID:tUUzfVRR
ちょっと早いかもしれませんが新スレ立てておきました。

ガールズサイドでエロ萌え 5
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045617301/l50
674名無しさん@ピンキー:03/02/19 14:23 ID:CrqaMAVq
>>664タソ
なんてゆーかもどかしい不器用な恋愛って感じがしてよかたです。
エロは脳内保管しときますです。(*´Д`*)ハァハァ

そして亀レスですが>>661タソのご指摘通り「瑞希」ですたね・・・
鬱だ氏。回線切って逝ってきます・・・
675名無しさん@ピンキー:03/02/20 06:49 ID:Ng/PbWAA
>>657-657

次スレにて続きを楽しみにしております(こっそり)。
676名無しさん@ピンキー:03/02/20 23:54 ID:g2oSRyB4
次スレ落ちた・・・・・?

立ててから○時間以内に○スレ書かないと落ちるってルールが
エロパロ板にはあったと思うんだけど、詳しいこと知ってる人いるかい?

あと神が光臨してたはずなのでかちゅログある人協力プリーズ。

・・・・とりあえず・・・・どうしようか?
677インデックス職人:03/02/21 00:30 ID:tyUGPkOd
この前のインデックスは>>506-508

先生
>>516
>522>523>524(>>522-524)
>558>559>560>561>562>563(>>558-563)
>577>578>579(>>577-579)
>632>633>634(>>632-634)
GORO
>531>532(>>531-532)
モリリン
>539>540>541>542>543>544>567>568>569>570>571>572>573
(>>539-544>>567-573)

>549>550>551(>>549-551)
主人公タン
>616>617>618(>>616-618)

>622>623>624>625(>>622-625)
バイト
>640>641>642>643>644>645(>>640-645)
>664>665>666>667>668(>>664-668)
バカ(バイト視点)
>651>652>653>654(>>651-654)
お嬢(?)
>658>659(>>658-659)
678インデックス職人:03/02/21 00:34 ID:tyUGPkOd
まず旧管理人タン乙彼ですた。貼り付けミスで幾度も
ご迷惑おかけして大変申し訳ありませんですた(汗)
そして新管理人タンこれから宜しくでつ。なるべくミスが
無い様気をつけてはいますがそれでもミスがあったらごめんなさい。

次スレ、今始めてチェックしたんですが…落ちてますね(´д`;)
たぶん>676タンのご指摘通り例のルールで自然落ちでしょう。
神降臨してたなら、それを本人に貼り直ししてもらうなり
代理でログお持ちの方に協力頂くなりしたいところでつ。
ちなみに漏れはログ持ってません。申し訳なく…(´・ω・`)
679インデックス職人:03/02/21 00:37 ID:tyUGPkOd
肝心の事を書き忘れ。とりあえずスレ立て直しきぼんぬってことで。

うちは大手プロバなんでたぶんだめぽ。できそうな方
(重複を防ぐ為)ここに「スレ立てます」と一言書いてから
チャレンジ宜しくです。…って仕切ってスマソ
680名無しさん@ピンキー:03/02/21 06:00 ID:8twYIzMZ
こんなことになるなら保守でもいいから書き込むんだった・・・
スレ5のログ、15までならあります。バイト×主がひとつ。
保管庫管理人様に送っておけばいいのかな?
681名無しさん@ピンキー:03/02/21 07:51 ID:TqA+9Ovp
682名無しさん@ピンキー:03/02/21 08:17 ID:93L4eH9a
現状だと次スレ立ててもまた落ちちゃうだろうね(´・ω・`)ショボーン
終わりにしたくないけど続けるならどこかの再利用が適してるのかな?
個人的にはスレの最初の方で「保守」という言葉のみの書き込みってみたくないし。
もし、仮に立てたとして、「○時間以内に@レス」を保守する為に板規定量まで
「保守」のみ書いていくのは意味あるのかなぁとふと思いました。
今回は「スレ立て乙」のレスも3つしかなかったし。
立ててくださった方や一生懸命ローカル考えてくださった方には申し訳ないと思いますが
次スレ立てて落ちての繰り返しならどこかの資源再利用が適してると思います。
683名無しさん@ピンキー:03/02/21 21:12 ID:eJZu0WV9
みんな自分のサイト持ってるからね。
仕方ないのかな。
684他のとこから転載:03/02/22 13:28 ID:H9Iyfsot
301 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:03/01/30 14:30 ID:1bB9Zr3u
エロパロ板はどうなんだろうエロ漫画小説板のとあるスレでこういうのみたけど↓


よそはともかくこの板の基準はわりとはっきりしてるかも。かちゅーしゃ等
は落ちてもその前に取得したレスは読めるのでそこからの推察ですが

・スレ立てして24時間ないし48時間の間にレス数が30に満たないものは
まず落ちます。40あれば安全圏。

・あからさまな広告や荒らしを目的としたスレはものは巡回者にまめに削除されて一時間も持たないこと多し

 およそ上の二つにひっかからなければ削除依頼でも出ない限りまず落ちません。
一回安定には入ればそれこそ2・3・月レスが付かなくてもなんてことなし
この板は圧縮がかかるほどスレ数はないので少なくても現時点ではそれもなし。
685他のとこから転載:03/02/22 13:28 ID:H9Iyfsot
302 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:03/01/30 14:43 ID:r7Zz9fr9
即死はレス数じゃなくて、スレのサイズ。
サイズが一定以上いってないスレは、書き込み途切れるとdat落ち。
即死判定はずれれば、>>301の通り、削除対象でない限り、
圧縮の来ないこの板では何日書き込みなくてもdat落ちはまずない。
686名無しさん@ピンキー:03/02/22 13:42 ID:H9Iyfsot
>>684-685により、とりあえず40行けばいいってことで、こういう遊びでもどう?


●驚愕! 運命の歯車に逆らえないスレ●

>>1 今夜10時〜11時頃誰かの手によって新スレが立つ
>>2-5 ローカルルールと2ゲッター業者の書きこみ
>>6-12 乙! が怒涛のように書きこまれる
>>13-20 神光臨。(できればスレ5の8本人の投稿。
      いないようなら8(偽)が代理で貼る)
>>20-25 神キターーーーー 状態
>>26-27 議論で使用したスレにあるゴバクを回収
>>28-35 各キャラが好きそうな体位について、激しく予想
>>36-40 ○○キボンとリクエストしてみる
>>41-   マターリとお疲れさんしてから、通常進行へ〜

こんなんどないっすか?
とりあえず、参加協力者募集。人が少なけりゃ、私が自作自演でがんばるから(w
これでぱぱ〜っっと、面白おかしく皆でスレ立てしてみない?
687名無しさん@ピンキー:03/02/22 16:24 ID:eB0wMDz6
お、お風呂入っていなかったら手伝います(;´Д`)
ダメだったらがんがってくだしゃい
688名無しさん@ピンキー:03/02/22 16:24 ID:6FayNTU/
夜の10時ごろたつなら、乙コール等協力致します。
スレの容量考えて、あまり書き込みしないようにしていたけれど、
40レスいかないとdat落ちルール知らなかったよ…
689落ちたスレ5の8:03/02/22 19:07 ID:9hLTSlU7
面白そうな提案でつね。たまにはそういう遊びも面白いでつね。
繋いでいたら参加します。
ただ、漏れのあんな感想もつかなかった糞駄文貼ってよいのかと…。
690名無しさん@ピンキー:03/02/22 20:17 ID:ttahXJoe
漏れも繋げられたら参加させてくだちい。
家族がいるとちょと微妙なのでつが・・・
何日か来なかったら何時の間にか新スレ立って落ちてたので(;´Д⊂)

>689タン
良かったでつよ〜〜!今さら感想スマソでつが・・・
鬼畜なバイトを受け入れる主タン・・・妄想が広がりまつ(*・∀・*)
691名無しさん@ピンキー:03/02/22 22:10 ID:H9Iyfsot
まもなくスレ立てをしてきまつ。
みなさん準備はオーケー?
692名無しさん@ピンキー:03/02/22 22:14 ID:mNhMFKTa
桶。
693名無しさん@ピンキー:03/02/22 22:16 ID:H9Iyfsot
ごめんなさい。立てれませんですた・・・・・。
誰か変わりにおねがい・・・・
694名無しさん@ピンキー:03/02/22 22:18 ID:mNhMFKTa
うい、んじゃチャレンジしてきます。
上手くいったら2以降おながいしまつ。
695名無しさん@ピンキー:03/02/22 22:21 ID:mNhMFKTa
できますた。
勝手に5.5にしちゃった。まずかったかな。
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045920058/
696インデックス職人:03/02/23 00:31 ID:AVIDdzyS
新スレ立て乙です>あちらの1さん
(遅くなったので旧スレにて失礼…)
5がスレ落ちした時はああ…インデックス貼り損ねてしまったと
情けない気持ちになったのですが
今回は祭りでヨカッタヨカッタ(w

番号ミス等無い様がんがりまつので引き続き皆様宜しくおながいします。
そして神降臨待ち。
697名無しさん@ピンキー:03/03/03 19:40 ID:c0n5lR1N
昨日、初めてここに来たんだけど萌えすぎて鼻血が出そ…
GSでエロは考えたことなかったけど目覚めました!
ありがとう!!私もムクムク妄想が…。
698山崎渉:03/03/13 18:28 ID:30NJMGzf
(^^)
699名無しさん@ピンキー:03/04/10 07:49 ID:kiotDybG
.
700名無しさん@ピンキー:03/04/10 07:49 ID:kiotDybG
..
701名無しさん@ピンキー:03/04/10 07:50 ID:hrdRVZTi
...
702名無しさん@ピンキー:03/04/10 07:50 ID:+spZFxyk
....
703あぼーん:あぼーん
あぼーん
704あぼーん:あぼーん
あぼーん
705あぼーん:あぼーん
あぼーん
706あぼーん:あぼーん
あぼーん
707あぼーん:あぼーん
あぼーん
708山崎渉:03/04/17 12:37 ID:TKWjnpQP
(^^)
709山崎 渉:03/04/20 04:21 ID:IxIHzNin
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
710名無しさん@ピンキー:03/05/10 12:13 ID:vC2cpD6c
ピンク板逝って収集してきた(=゚ω゚)ノ
異世界に迷い込んだ気分になった
被ってても許して


んん……はぁ…
あ、……
ん、……くすぐったいよ
あ、……んっ
せんせぇのえっち、意地悪……
あ、……や、いや
……もう……せんせぇ……なんでそゆこと、ばかり
せんせぇが、……欲しい、です
ひ、いや、そっち、……だ……め……
あだめ、きもちい、いいの、これい、じょうは、いっちゃ、あああ!
あっ・・はぁ・・・・そんなこと・・
やぁ・・っそんなに見ないで
ん・・・うぅ
んっ……やっ…
んっ・・・あぁっ・・・!
なんかね・・・ヘンよ、私・・
ああっ・・・あっイヤ・・・っ
あんッッ、あくッ・・・んんッ・・・!
ああっ・・・おかしく、なっちゃう・・・よぉ・・・
711山崎 渉:03/05/22 02:48 ID:xrMBzNXC
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
712山崎 渉:03/05/28 13:33 ID:1p/RwMnS
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
713名無しさん@ピンキー:03/06/08 04:57 ID:kVdmhS4V
age
714あぼーん:あぼーん
あぼーん
715名無しさん@ピンキー:03/06/22 06:53 ID:BYOx9Rhs
コソーリ
>710てんてー(;´Д`)ハァハァ
716名無しさん@ピンキー:03/07/10 21:30 ID:sgN5Bhct
フフフ
717山崎 渉:03/07/15 11:19 ID:vhmwz+RP

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
718あぼーん:あぼーん
あぼーん
719名無しさん@ピンキー:03/07/15 15:17 ID:zlbCqvzl

保守
720ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 05:26 ID:JhYl1NY6
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
721山崎 渉:03/08/15 17:38 ID:4fmQeeOf
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
722名無しさん@ピンキー:03/08/21 00:08 ID:gJKq/387
ネタ投下しまつ。てんてー主でつ。

「真っ暗ですねー」
「ああ」
「いつになったらよくなるんですかね」
「全く…君は携帯を何故こんな肝心な時に持ってないんだ?」
「だって、こうなるなんて思ってなかったんですもん」

私は氷室先生といつとも終わりのしれない会話をしてた。

今、ここにいるのは私と先生の二人だけ。
そして二人きりのエレベーターの中。
ついでに停電の特盛サービス中。

ううっ、そんなの全然嬉しくないよぉ!

一緒に課外授業に参加した友達の心配の声と、係員さんがエレベーターの内の電話で30分くらいかかりますねって言ってたらしい。
ってことは、その時間をこの!暗闇の中でヒムロッチと過ごさないといけないわけで。
うわ、ユーウツだわマジで。
723名無しさん@ピンキー:03/08/21 00:10 ID:gJKq/387
大体、さっきから何とも意味のない会話繰り返してるけど、本当に意味ない繰り返ししてるのよね。「まっくらですね」「そうだな」の延々リピート。
まだ夜目が利かないんでどんな表情かわからないんだけど、声音からきっとわかる。
絶対いつものれーけつヒムロッチに苦虫噛んだ表情だ。
そんな感じで自分の運のなさにむくれてると、いきなりガタンっとエレベーターが揺れた。
「きゃあっ!!」
揺れに耐えきれず、そのまま先生にぶつかると「うわっ」と小さな叫び声をあげて、もつれこむように二人して倒れこんだ。
もう!いきなり揺れるんだもん!これ怖いって!!
痛いよぉ…ってあれ?あんまりいたくない?
むしろ…この下……。
ぺたぺた。ぺたぺた。
触ってみると、暗闇で見えないけれど下にあるのは柔らかい感触。
「……いい加減どきなさい」
不機嫌な声。
って…うわ!うわわわ!!ヒムロッチ私の下敷きっ!?
どうやらヒムロッチのお腹の下あたりでまたがってたらしい。
わたわたして上半身を起こし「すぐどきますっ!」っと起きあがろうとした途端、またがこん、とエレベーターが揺れた。
「きゃあああっ!」
こわいっ!こわいのよっ!真っ暗闇だよっ!このまま落ちるかもしれないんだよ?!思わずうつ伏せになる。
それは、先生の思いきり胸の中だった。
そして、そんな私を先生は抱きしめてくれてた。
「……先生?」
落ちつかせるために抱きしめてくれてたって思ってた。
えっと、もう落ちついたから離してもらって構わないんだけど…
724名無しさん@ピンキー:03/08/21 00:13 ID:gJKq/387
それに、えっと…なんだか、その…。
私のお尻の下が…その、固いんですけど…。
「…君はよほど私に襲われたいらしいな」
熱いため息。
その言葉の意味を聞き返そうとした瞬間、私の唇は氷室先生の唇に塞がれていた。
「……!?」
驚いて目を見開いたけれど、この至近距離に関わらず先生の表情は一切暗闇でわからない。
けれど、熱い吐息が先生の熱を物語ってた。
「ん…」
唇を開かれて歯列の裏をなぞられる。
ん…、くすぐったいよ。
そのくすぐったさに身を捩じらせて逃げようとするとその動きは再び口付けで拒まれた。
舌をからめとられる。
「ん、あ…」
ぴちゃぴちゃ、と音がする。
今、私は氷室先生の上で強く抱きしめられたまま口付けを交わしていた。
いつの間にか、からめとられた舌に私自身積極的にからませてる。
や、やだ、なんか濡れてきちゃう…。
だって、ちょうど私のアソコ…先生のアレがあたってるんだもん。
なんかね、熱くてすごい固い感触。
ん、先生が制服の中に手を伸ばしてきた。
ブラの中に手を伸ばす。
口付けは止まることなく、その手は動きを止めることはない。
「!!」
一瞬、身体がびくっとなる。
「先が固くなっている。感じているな…」
725名無しさん@ピンキー:03/08/21 00:14 ID:gJKq/387
その言葉に顔が見えないって分かってても、恥ずかしくて目を伏せる。
私は先生の首に手を回し、なすがままに愛撫されてた。
先生は私の胸の先を摘んで軽く捻ったり、引っ張ったりして楽しんでた。
でも、私の気持ちはそれどころの余裕はなかった。
「あ…ん!ん……」
なすがままにされてるこの身体、なんか熱いくて止まらないよ……。
もう、その…私のあそこが…。
そして先生の限界も近かったみたいで。
「少し、腰を浮かせなさい」
「はい……」
私は言われるままに少し腰を浮かせた。
チャックの音が聞こえる。
そして、私のスカートの中に手をいれて、先生は下着をすこし下ろした。
「私の上に座りなさい……」
「はい……」
熱に浮かされるままに私はまたがったまま。先生のモノを掴んで、その中に入るようにあてがい、腰を下ろす。
ずずっと、先生のモノが中に入っていく感触でいっぱいになる。
んんっ!熱いよ。
中が…先生でいっぱいになっててきついの…。
そして先生は両手で腰をつかんで思いきり一度突き上げると思わず私、「ああっ」と声をあげて軽くイッてしまった。
「くっ…まだだ…」
先生はそういって腰を突き上げてくる。
「あ…っ…んっ!」
なんだかとっても深く、先生が私の中に入りこんでくるよぉ!
やだやだ私、またいっちゃうよぉ!!
「まだ…まだだ……」
「イクっ!先生!もう早くぅ…私、私イっちゃう!!」
動きを更にはやめてくる。
突き上げてくる衝動が思いきり激しくなった瞬間、私と先生は一緒にイった。
726名無しさん@ピンキー:03/08/21 00:21 ID:gJKq/387
「そろそろ、ですね…」
「そうだな」
コトが終わった頃、夜目も利いてきた私達は先生の腕時計を見た。
もうそろそろ30分近くたつ。
それは助かるんだけど……。
明らかに室内の匂いが…その、えっちした後のあの獣のような匂いになってて……暗闇で何をしてたかってわかる人達にはすぐにわかっちゃうんだけど……。どうしよう。同級生なんかもいるっていうのに。
「堂々としてれば大丈夫だ」
「そ、そーいうものですか?」
そういう問題とは違うって思うんだけど。
「何なら、もう一度するか?」
愉快そうな口調。
「けっ!結構です!」
もう一度なんて、そんな見つかるようなこと出来ないって普通わかるのに!

も、もうなんか…氷室先生、壊れてるよぉ!!
                       おわり。
自分のサイトだとエロやらないし、ファーストも違うキャラだし。
そもそも、エロ自体をかきなれてないので色々突っ込みたいことも色々あると思いまつ。
色ボケ壊れたてんてーを書きたかったので、上手くいったか不安なのでつ。
初めはファーストキャラで書いてたけれど、てんてーのがこういうの向いてるのかなと思いマスタ。
727名無しさん@ピンキー:03/08/26 02:28 ID:LJ1/4JSO
>722神さま
コソーリ(;´Д`)ハァハァ
728名無しさん@ピンキー:03/09/11 03:12 ID:vuktD4pa
このスレまだ稼動してるの?
729名無しさん@ピンキー :03/09/14 16:25 ID:gK+pCTXQ
「6」が稼働してるので埋め立てる方向です。
730名無しさん@ピンキー:03/09/14 16:45 ID:YxU1tx7d
埋め立てるって、普通に書き込めばよろしいんでしょうか?
731名無しさん@ピンキー:03/09/14 18:25 ID:xlsSWogX
とりあえず500KBになるか1000行くまでひたすら
書き込め、ですな。

というわけでレッツ埋め立てー。
732名無しさん@ピンキー :03/09/14 18:31 ID:gK+pCTXQ
頑張りまつかー。
733名無しさん@ピンキー:03/09/14 19:34 ID:xlsSWogX
おー( ´∀`)ノ

…1000への道はまだまだ遠い…。
734名無しさん@ピンキー :03/09/14 19:51 ID:gK+pCTXQ
気長にやるっぺー。
735名無しさん@ピンキー:03/09/14 21:10 ID:xlsSWogX
そうっすね、マターリ行きますかー、と思ったら…


 780 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:03/09/14 18:23 ID:SoVXh6oc
 えーと、、
 どんな理由があろうと、埋め立ては荒らしとみなされます。
 場合によってはISP単位での規制の対象にもなりますので、
 他の手段をとったほうがいいと思います。

 次スレ移行済みの重複スレについては、現行スレへの誘導レスを貼ったあと、

  ★ 倉庫格納 ★ 
 http://qb.2ch.net/test/read.cgi/saku/1047244816/l50
 eroparo:エロパロ[スレッド削除]
 http://qb.2ch.net/test/read.cgi/saku/1027546852/l50

 上のどちらかのスレで倉庫送りの依頼をすればよいかと。

 あ、もちろん、目的が埋め立てにあったとしても、
 きちんとスレの趣旨に沿った話題が進行しているのなら
 誰も文句は言わないと思いますが。


↑のコピペは、現在別途埋め立て中の5.5スレからなんですが…どうしましょ。
736名無しさん@ピンキー:03/09/14 21:21 ID:xlsSWogX
>735のコピペですが、移行後に落ちてないスレの倉庫格納
依頼はこっちの方に出せば良いみたいですね。
★ 倉庫格納 ★ 
http://qb.2ch.net/test/read.cgi/saku/1047244816/l50

埋め立てよりも↑スレに5.5もまとめて依頼出して、倉庫逝きに
してもらった方がいいのかも?
737名無しさん@ピンキー:03/09/15 00:02 ID:LiX3SjHv
スレ削除にしちゃうとまずいくないかな?削除されたスレって閲覧可だっけ。
738名無しさん@ピンキー:03/09/15 01:17 ID:vu8uW5qn
>>737さん

削除依頼スレでも、依頼したスレが必ず削除されるわけではなく、
こういうきちんとした使われ方したスレは倉庫送りの処理をしてもらえると思います。
(念のため、削除ではなく停止処理を希望しておくとか)

住人さんが埋め立てても、このスレと関係ない人が目障りだという理由で埋め立てても、
どちらにしろ見苦しいスレになるかもしれませんし、それよりはきちんと処理してもらって
きれいなスレをあとから閲覧できたほうがいいかなーと個人的には思います。
739王子です 念の為:03/09/15 08:45 ID:iQPGVVu7
 お前と1つになりたい
 お前と1つになりたい

 指と指
 脚と脚
 唇と 唇
 体の全て 絡ませて 絡み合わせて
 お前を感じていたい
 俺だけを感じさせたい

 その再会が遅すぎ
 悲劇を招くことになっても
 お前という“幸い”を 手に入れるためなら
 
 どんな罪でも 俺は犯す


 ・・・て、趣旨に合った(てか、合ってます? これ)書き込みを
続けるというのはOKでしょうか? 
740名無しさん@ピンキー:03/09/17 02:05 ID:Y7FcQKMy
>>735さん

>>えーと、、
 どんな理由があろうと、埋め立ては荒らしとみなされます。
 場合によってはISP単位での規制の対象にもなりますので、
 他の手段をとったほうがいいと思います。


そこまで杓子定規にはルールを適用しないと思います。
741名無しさん@ピンキー:03/09/18 21:17 ID:zYE8+9sB
>>739
桶なんじゃないかな。むしろ漏れ的には歓迎(w
742せんせーです 念の為:03/09/18 22:53 ID:a1IhNDuY
>>741
 ありがとうございますー。じゃ、 趣旨趣旨。


 名を呼ぶと 君は振り返る
 何の嫌悪も 疑いも持たず
 少しの驚愕と 絶大な信頼を以って
 私を見つめ返す 君

 君は知らない 君には判らない
 この心に渦巻く 暗い存在を
 鎌首をもたげる 欲望を
 それは既に 形を成し 意思を持ち
 君を求めて 私を蠢かす

 何故疑わない 何故微笑む
 こんな危険な 劣情を持つ私を

 ・・・そうしていられると
 その笑顔を その蜜を 
 思う侭に 噛み裂きたくなる

 
・・・ウザ! と思ったら言ってください(自分じゃ分かんないんで)。即退場します
743名無しさん@ピンキー:03/09/20 23:42 ID:ClR4bg4/
>>742
乙。


次スレ

ガールズサイドでエロ萌え 5.5
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045920058/l50

次々スレ

ガールズサイドでエロ萌え 6
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1059833496/l50
744名無しさん@ピンキー:03/09/21 00:48 ID:xdke1SJr
新スレに移行済みです >>695

ガールズサイドでエロ萌え 5.5
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1045920058/l50
ガールズサイドでエロ萌え 6
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1059833496/l50
745名無しさん@ピンキー:03/09/21 00:59 ID:Lsn9iM2v
倉庫格納依頼済み
746名無しさん@ピンキー:03/09/21 03:42 ID:wwW6Wnjp
?
747名無しさん@ピンキー:03/09/25 23:29 ID:kVeT7wf9
748名無しさん@ピンキー:03/09/28 19:52 ID:OqrzxG9v
もういい加減にしなよ。
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ