◆□キノの旅でハァハァしよう□◆

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11キノ
キノたんで思いっきりハァハァするスレです
2名無しさん@ピンキー:02/10/23 22:44 ID:IOJeiS4B
2ゲト
キノタソ、ハァハァ
31キノ:02/10/23 22:45 ID:GvOS3EZe
       やめてよ上下にゆれるのは、股がこすれていたいんだから
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 ______
                _iロ:ロ=ミ
             o、_,o (゚−゚*リ
             o○o⊇ ⊂ } 〜
            (゚∀゚ )(⌒/ ノ┳ コo 〜
            /,-/::| | U'// :┌||┐ 〜     ガタガタ…
            |: |(),|_| |/二)(└-┘    (⌒;;;
            ゝ_ノ ̄┴─ ̄ゝ::ノ ≡(⌒;;(⌒;;;;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          __Λ____________
          オラオラオラオラ〜〜〜〜〜
4名無しさん@ピンキー:02/10/23 22:45 ID:y1zS4SvJ
5名無しさん@ピンキー:02/10/23 22:58 ID:IOJeiS4B
>>3
AAいいネ!
6名無しさん@ピンキー:02/10/23 23:11 ID:+UnOHFNs
キノが訪れた国は夢が繋がる国だった。
そして、宿屋にとまったキノは夢で犯されるのだった。
で、国にいる間に悦楽の限りに犯され、3日目に国を旅立つキノ
「ものすごく名残惜しそうだね。」
「なっ、なっ、そんなこと、ないぞ!」
真っ赤になりながら、否定するキノの女は濡れるのだった。

なんてのはそのうちに書きたいなぁ・・・・
7名無しさん@ピンキー:02/10/23 23:18 ID:QW0HE+Zk
キノ萌えage!
8名無しさん@ピンキー:02/10/24 22:32 ID:GRHIH0QJ
age
91キノ:02/10/24 22:56 ID:JhuMPYjn
〜同じ顔の国外伝〜

ホテルにはいったキノ達は、案内書のサービス欄を見ていた、
「全部無料らしいから、やれることはやっておこう」
「健康診断サービスでもやってもらえば?キノ
 ん・・?『おしべめしべ云々』もあるじゃん
 この国ではリラックスの手段らしいから
  してもらったらいい思い出になるかもよ?」
「・・・・・」
101キノ:02/10/25 00:18 ID:gvlXQ/6x
「・・・・・・・そう・・・かもね、エルメス」
「ええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!キノ!!どうしたのさ!!」
「エルメスから言ってきたんじゃないか、そんなに驚くなよ・・・・
 まぁ、じぶんでもびっくりしてる、でも新しいことを知ることは
 そんなに悪いことではないし・・・・・
 それにエルメスが言ったとうりに、いい思い出になるかもしれない」
「赤痢ゲロ性ってやつかいキノ?」
「生理現象?」
「そうそれ」
 
111キノ:02/10/25 20:32 ID:gvlXQ/6x
パツン

パツン

肉のぶつかる音が奥の部屋から聞える
ドアの前に待たされたモトラドはぼやいた
「・・・・退屈だ」

音が止まった

「おっ、キノやめちゃったかな?」

パツン パツン

「ヤってるヤってる」
12名無しさん@ピンキー:02/10/26 11:34 ID:Uh1sxITO
正直、キノの旅をエロSSにするのは難しい。
あの文面の雰囲気を持ってくるのは俺のは出来ない。

アニメが出るまで待ち。ネタだけ抱えておこう
131キノ:02/10/27 22:37 ID:S1fPl2Gt
そうしまふ
ハァハァおあずけ・・(´Д`;)
俺も書くのむり
14腐れSS書き:02/10/28 18:58 ID:A8ZhKYhZ
いや、自分のことを言ったまでで1キノは続けてください

大体、キノの旅はまだ一巻しか読んでないですし・・・・・・・・・・・・
15腐れSS書き:02/10/28 20:10 ID:A8ZhKYhZ
ああ、さんを付け忘れた

礼を忘れた馬鹿はエルメスにひき殺されてきます
16名無しさん@ピンキー:02/10/29 10:30 ID:FtEJQpUH
スレタイがロキノの旅に見える。
17調教の国:02/10/29 15:14 ID:iuCA0VWv
風が旅人の髪をなびかせている。
秋も押し迫った風景は紅葉の世界を見せていた。
旅人はモトラド(二輪車・空を飛ばないものを指す)に乗って一本道を、走っていた。
モトラドが旅人に話しかける。
「ねえ、キノ。今度の国はどんな国か知ってる?」
キノと呼ばれた旅人は答えた。
「ああ。何でも調和と友愛を国是とした国だそうだよ」
「ふーん。じゃあ今回は前の国みたいに、派手な騒ぎは無さそうだね」
「だといいね。……エルメス、ガソリンが無くなりそうだ。補給もしなくちゃいけないな」



「ようこそ旅人さん!!!歓迎しますよ」
18調教の国:02/10/29 15:16 ID:iuCA0VWv
「ようこそ旅人さん!!!歓迎しますよ」
入国管理官の男はとても嬉しそうに出迎えた。
「3日ほど滞在します。何か特別な規則とかはありますか?」
通された部屋でキノは尋ねた。前にはお茶が用意されている。
「そうですね……キノさんは私たちの国の事はどのくらいご存知ですか?」
「聞いたところによると、調和と友愛を国是としていると聞きました」
「そのとおりです!!!」
突然興奮したように張り切る男が話し始めた。
「私たちの国は、昔は愚かな内紛と混乱が絶えることはありませんでした。しかし、今の主相の5代前
の方が画期的な改革を成し遂げたのです。国の争いの元は社会が争っている事が、原因である。
社会が混乱しているのは、人が互いに争っている事だ。そして人の最大の争いの元は性別による争いだと、
そう考えたのです。」
「なるほど」
「キノには無縁の話だね」
べしっとキノはエルメスを叩いた。ひどいなあと講義するモトラドを無視してキノは続けて下さいと言った。
19調教の国:02/10/29 15:27 ID:iuCA0VWv
「そして、その原因は最終的に男女の性行為の不満足感にあると私たちは断定しました」
「………………」
「ええーーーーー!!!」
驚きの声を上げるモトラドに満足そうに頷くと、
「そこで私たちの国では、男子は精通、女子は初潮が始まると国民の義務として性教育を
受けることになっています。自分も相手も、十分満足できる様に徹底的に調教されます。
不感症の女性はこの国には、一人もいないし、不能の男性もおりません。」
「…………………」
「ふーん、じゃあ、キノもしてもらいなよ。初潮は済んでるし」
再びべしっとキノはエルメスを叩いた。
「性の交流を通して、人間間の調和と友愛が達成されるのです。どうでしょう。
せっかくですからキノさんも、この機会に……」
「せっかくですが僕は結構です。たいへん興味深いお話でした。お茶はご馳走さまでした。」
20調教の国:02/10/29 15:32 ID:iuCA0VWv
そういってキノは立ち上がった。しかしすぐに座ってしまった。
「?」
「? どうしたの?キノ? 貧血?」
「いや……体が……まさか!!!このお茶!!!」
「ただいま私たちの国ではご入国していただいた方に、無料の調教サービスを実行させて頂いています。」
にこやかに笑う男にキノの顔が青ざめる。
くうっ……やめ…………」
「ご安心して下さい。皆さん、とても満足しておいでになります。キノさんもきっとご満足していただけますよ」
キノのまぶたが重くなり深い闇に落ちていった。
21調教の国:02/10/29 16:51 ID:iuCA0VWv
このあとは誰か続けて下さい。
22名無しさん@ピンキー:02/10/30 01:45 ID:KbgQY9zX
おおーいいですぞ〜
続けてくだされ(´Д`;ハアハア
23名無しさん@ピンキー:02/10/30 10:48 ID:nMHo/s+g
     ||
     ||
   ∧||__∧フォー
   ( ´∀`)
   ミ≡≡≡j
   ミ≡≡≡j
   ミ≡≡≡j
    ヽ)ヽ)
24調教の国:02/10/30 15:13 ID:DJhIyoT4
「こんにちは。私が貴女の調教を勤めさせて頂くキリカと申します」
目の前の20代中盤の女性がにこやかに言ってきた。
「そうですか。僕はキノと言います。早速ですが、僕を解放することを主張します」
キノはとりあえずそう言ってみる。
「キノさん。貴女は女性の身で在りながら、セックスの悦びを知る事なく、過ごして
おられますが、本当にそれでいいのでしょうか?」
「僕の人生は僕が決めます。余計な……」
「人間には2種類の人間しかいません。すなわち男と女です。
人種も国家も超越しているのです。この問題を構造改革することなしに幸せな人生はありません。」
「ですから、僕は結構で……」
「わかります。処女の貴女が不安に思う気持ちはとてもよく分かります。しかし、痛みを伴わずして、
構造改革はなしえないのです。そうです。その通り。私たちの思想こそ世界に誇る唯一絶対の政策なのです」
25調教の国:02/10/30 15:17 ID:DJhIyoT4
論理の流れが怪しくなってきたキリカに、キノは身の不安を感じていた。
素っ裸で椅子に固定されているので抵抗の仕様が無い。
毎日のパースエイダーの訓練はキノに相応の筋肉を付けたものの,
胸や腰の肉は少女の柔らかさを十分に残している。
同姓とは言え、裸を他人に晒す現状に顔が紅潮する。
「何を隠そう私もこの国に来た旅人だったのです。」
「えっ!!!」
唐突に言われて思わず聞き返す。
26調教の国:02/10/30 15:35 ID:DJhIyoT4
「私は在る国の農家の娘でした。貴女ぐらいの年の頃に近所の富豪の家に出されました。
まあ、売られたようなものです。そこの主人や息子や使用人たちに犯され続けて来て、とても嫌でした。
しかし在る日、屋敷にあったパースエイダーで、男を皆殺しにして、逃げました。
ついでにお金も奪って逃げて、あちこち旅をしてきました。男とは何度もやりました。
しかし、一度も満足したことはありませんでした。ところが、この国に来て、初めて私は女の悦びを知ったのです。
今まで敵だった男は、淫乱な雌犬の私を虐めてくれる御主人様に代わりました。
どうでしょう?キノさんも、この女の幸せを掴んでみませんか?」
27調教の国:02/10/30 15:37 ID:DJhIyoT4
「…………………貴女の人生に文句を言う気は、僕には有りません。ですからできれば、僕の人生に干渉しないでくれませんか?」
「うふふ。みんなそう言うの。でもその内、みんな喜んでこの国の国民になるの」
「僕は他人に自分の意思を預ける気はありません」
「そう。じゃあ、とりあえずお友達のエルメス君に協力してもらおうかしら」
!!!」
28調教の国:02/10/30 16:46 ID:DJhIyoT4
「や、やめっ…」
「あら、注射は怖いの?でもちょっと我慢してね。」
口調が素に戻ったキリカが注射器を取り出しキノに打った。
体に打たれた薬が回ってキノは息が荒くなってきた。
「はっ、はっ、はっ、な、なにを………?」
「あらあら、こんなに顔を真っ赤にして、体が熱くなっているのね。あら、お友達が来たわよ」
「あっ!!!エルメス!!!うわっ……み、見ないでくれ……」
「あっ、キノ。調教してるんだね。ボクもガソリン満タンにしてもらって調子がいいよ」
「…………いいから見ないでくれ」
彼女は運んできた男たちと一緒にエルメスを床に固定した。
そしてシートの所に、奇妙な形の棒ををくっ付けた。
「はぁ、はぁ、はぁ、何を……する気ですか?」
「やっぱり初体験は、お友達にやらせないとね。あっ、知ってるかしら?
あれ、男の人のおちんちんの形を象った物よ」
さあーーっとキノは今度こそ自分の血の気が引いていくのを感じた。
性知識が、極めて乏しいものの、あれをどうするかは想像はつく。
29調教の国:02/10/30 16:47 ID:DJhIyoT4
「あ、あああっっ!!!いやだっ!!!いやだあっ!!!」
混乱して、暴れ出す。しかし椅子にしばりつけられた体は動かない。
「大丈夫よ。痛くないわ。薬が効いてくれば」
「うわあっ!!あああああああっっ!!!」
「もうっ……落ち着きなさいな」
きゅっと乳首を摘むキリカ。途端に、電流がキノの体を走る。
「はあんっ!!!」
生まれて初めて甘い嬌声をキノは発した。
30名無しさん@ピンキー:02/10/30 20:58 ID:zYmG3goG
>>17〜20、>>24〜29
1(二人の国)、3(城壁の無い国)、5巻(店の話)を読んだ限りでは、
キノは出されたお茶の中身を確認するから、
薬を盛るのは無理じゃないかな、っと。
31名無しさん@ピンキー:02/10/30 21:05 ID:e87+8gB3
お茶自体が睡眠導入剤なんじゃないか?

むりか、興奮作用あるから>お茶
32名無しさん@ピンキー:02/10/30 21:38 ID:7XEJ46uP
ちょっとキノやめてよ!
モトラドは自分一人じゃ動けないんだよ!
なのになんだい!
さっきからシートにがんがん股すりつけるなんて。
痛いんだよ!
キノたまってるなら師匠のとこに帰ろうよ。
なんたって師匠のテクといったら…
33名無しさん@ピンキー:02/10/30 22:34 ID:VCeTJBQe
あぷろだ紹介してくれたら、ライトノベルキャラで抜こうスレで出たキノのやつ揚げます。
>>30
そういう細かいことは無視して話を楽しもうよ…
34名無しさん@ピンキー:02/10/31 21:10 ID:yeMYLpnj
神降臨の気配……。
いいアプロダあったかなー
3533:02/10/31 23:00 ID:negBt8q+
感謝は書いた人にしてください。
ところで、バラでここに揚げるっていう手もあるんですけど、どっちがいいですか?
ちなみに14kです。
36名無しさん@ピンキー:02/10/31 23:12 ID:yeMYLpnj
スレ活性化のためにはバラあげのほうがありがたいかも。
おまかせしますー。
3733:02/10/31 23:32 ID:negBt8q+
バラでいきます。原文そのままです。

草原の真ん中を、一本の道が走っていた。
 森から伸びた道は真っ直ぐに草原を突っ切って、その先にある城門の前まで
続いていた。
 その道の上を、一台のモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)
を押して旅人が歩いていた。
 旅人は白いシャツを着て、その上から黒いベストを羽織っている。黒髪の上に
鍔のある帽子を被っていたが、その帽子もベストもすべて泥塗れになっている。
帽子の下から覗く若々しい顔にも、泥がしっかりとこびり付いていた。
 旅人はハンドルが曲がったモトラドを押して、道の先に見える門へと歩いて
いく。
3833:02/10/31 23:33 ID:negBt8q+
城壁が近づいてきて、門の前に立つ入国審査官の姿がはっきりと見えるように
なった頃、モトラドが小声で言った。
「ねえ、キノ」
「なんだい、エルメス」
 キノと呼ばれた旅人が、疲労で息を切らしながら答えた。
「ホントにあの国に入るつもり?」
「もちろん。エルメスのブレーキも修理しなくちゃいけないし、ボク一人じゃ
 それはできないからね」
「……でもさ。変わった国みたいだよ?」
「今まで訪れた国で、何一つ変わったところのない国なんてあった?」
 キノが問い返すと、エルメスは少し黙ってから、
「それもそだね」
 簡単に同意した。
「そういうこと」
 頷いて、キノは顔を前に向けなおした。
 すぐ目の前に城門があって、満面の笑みを浮かべた審査官が両腕を広げて
歓迎の仕草を見せていた。
「ようこそ、旅人さん! 歓迎しますよ!」
 審査官は、全裸だった。
3933:02/10/31 23:34 ID:negBt8q+
 キノが三日間の滞在を希望すると、審査官は、それは構わないのですが、
と前置きしてから一つの条件を持ち出してきた。
「服を脱げ、ですか?」
「……やっぱり」
 エルメスが小声で呟いた。
 キノはそんなエルメスの声を無視して、審査官に質問した。
「理由を聞かせてもらえますか?」
「一言で言ってしまえば、私たちの国では服を着ることは不道徳だとされて
 いるからです」
 審査官はそう言って、真面目な顔で説明を始めた。
4033:02/10/31 23:35 ID:negBt8q+
 キノが三日間の滞在を希望すると、審査官は、それは構わないのですが、
と前置きしてから一つの条件を持ち出してきた。
「服を脱げ、ですか?」
「……やっぱり」
 エルメスが小声で呟いた。
 キノはそんなエルメスの声を無視して、審査官に質問した。
「理由を聞かせてもらえますか?」
「一言で言ってしまえば、私たちの国では服を着ることは不道徳だとされて
 いるからです」
 審査官はそう言って、真面目な顔で説明を始めた。
「私たちの先祖は、どこかからこの土地にやってきた移住者だったと言われて
 います。ですが、この土地には危険な風土病があって、特に乳幼児の死亡率
 が非常に高かったのです。
 もちろんご先祖さまたちは、治療の努力をしました。ですが、当時の技術では
 完全な治療は不可能だったのです。仕方なくご先祖さまたちは、子孫を途絶え
 させない為に次善の策を採ることにしました。たくさんの子供を生むことで、
 死んでいく子供の数を補おうとしたのです。
 ……今では風土病の予防手段も発達し、昔ほど子供をたくさん生む必要は
 なくなったのですが、セックスは重要な文化の一部になっています。そして、
 服を着て過ごすことはセックスを拒むという意味にとられ、とても不道徳な
 ことだとされているのです」
「……」
 審査官の説明が終わっても、キノは何も答えなかった。
 その隣で、エルメスが明るい声を上げた。
「なるほど。つまり、他の国とまったく逆の価値観を持ってるわけだ」
「そうですね。色んな旅人さんがいらっしゃるのですが、皆さんそう言って
 いるようです」
 審査官が頷いた。
 エルメスは固まったままのキノの顔を見上げて、
「……で、さ。どうするの、キノ?」
 と聞いた。
 キノはやっぱり何も答えなかった。
4133:02/10/31 23:37 ID:negBt8q+
「時々思うんだけどさ、キノって変なところで強情だよね」
 キノに押されて大通りをゆっくりと進みながら、エルメスが言った。審査官
から貰った地図によれば、この先にモトラドの修理店があるはずだった。
 賑やかな大通りだった。道路は清潔で、街の人の顔も明るい。公園からは
子供たちの笑い声が聞こえ、街路樹の下のベンチでは恋人たちが愛を囁き
あっていた。
 そして、服を着ている人は誰一人としていなかった。
 おままごとをする子供たちは、ゴザの上で裸のまま抱き合っている。
 十歳過ぎくらいの少女一人を三人の同年代の男の子たちが囲んで、まだ皮の
剥けきっていない男根で秘裂と肛門と乳房を同時に弄んでいた。膨らみかけた
ばかりの乳房に押し付けられていた男根から白い液体が迸って、少女の顔を汚す。
少女は楽しそうに、顔にかけられた精液を舐めとった。
 恋人たちは他人の目を気にした風もなく、甲高い喘ぎ声を上げて互いの身体を
求めあっていた。
「……変なところって?」
 そんな中を、顔を伏せて歩きながら、キノが言った。
 キノの肌は普段より赤く染まっている。それがはっきり分かるのは、キノが
街の住人と同様に全裸になっているからだった。
 より正確に言うなら、帽子と靴と腰に巻いたパースエイダー付きのベルト、
それが今キノが身に着けている全てだった。帽子を目深に被っているせいで、
顔は周りから見えにくくなっていた。
4233:02/10/31 23:38 ID:negBt8q+
「例えば、今回のこと。そりゃ修理は必要だろうけどさ、イヤなら無理して
 三日間も滞在しなくてもよかったじゃない」
「それはダメだ」
 きっぱりと、キノは頭を振った。
「一つの国には三日間。そう決めてるんだから」
「ふーん」
 どうでもよさそうな声で、エルメスは唸った。
「でもさ。それなら、もうちょっと堂々と歩いた方がいいんじゃない?
 そんなに内股だと安定が悪くなるよ?」
 キノの肌がますます赤く染まって、
「……別にいいじゃないか」
 憮然とした調子でそう答えた。
「まあ、いいんだけどね」
 それで、一旦会話は終わった。
 お互いに無言のまま、エルメスを押してキノが歩く。エルメスは興味深そうに
周りを見回していたが、キノは足下だけしか見ていなかった。
 しばらくして、エルメスが言った。
「ところでさ、キノ」
「……なんだい、エルメス」
「何か水漏れしてるみたいだけど、大丈夫?」
「水漏れ?」
「そう。脚のところ」
 自分の足を見下ろして、キノの顔色が変わった。
4333:02/10/31 23:38 ID:negBt8q+
 キノの両脚の、太股の内側辺りが透明な液体で濡れて、てかてかと光っていた。
滴はそのまま脚を伝って垂れ、白い靴下にまで筋を引いている。その上の方では、
股間の淡い茂みが露にぐっしょりと濡れて、キノの白い肌に貼りついていた。
 茂みの中からは、痛々しいくらいに張った桜色の真珠が顔を出して、誘うように
小さく震えている。下から見上げる形のエルメスには、キノが足を動かす度に股間
の裂け目が息をしているかのように開閉し、その奥の真っ赤な柔肉を覗かせるところ
まではっきりと見えていた。
「うぁ……!」
 突然、キノが思いっきりエルメスを突き飛ばした。
 大きな音がして、エルメスの車体が横倒しになる。エルメスは小さく悲鳴を
上げた。
「うわ!……何するのさ、キノ!?」
 キノはそれに答えず、両手で股間を隠すようにして後ずさる。キノの顔は、冗談
のように真っ赤だった。
 そのキノの尻が、何か細いもので突つかれた。
「うわっ!?」
 掠れ声を出してキノは振り返った。
 そこには、五人くらいの子供たちが立っていた。一番年上の男の子は十二歳くらい
で、小さい女の子は八歳くらいに見えた。
 そして、やっぱりみんな裸だった。
 キノの尻をつついたらしい男の子が、目を輝かせて尋ねた。
「ねえ。お姉さん、ひょっとして旅人さん?」
「え……あ、うん。まあ……」
 キノが答えると、子供たちからわっと歓声が上がった。
「ねえ、他の国ってどんなところ?」
「いつから旅をしてるの?」
「それってパースエイダーでしょ。お姉さん、使えるの?」
「……えぇと、ちょ、ちょっと待って……」
 右腕で胸を、左手で股間を隠しながら、キノは戸惑った声を上げた。
4433:02/10/31 23:39 ID:negBt8q+
 子供たちは好奇心で目を輝かせて迫ってくる。
 身を縮めたキノの身体に子供たちの視線が集中して、股間に当てた指の間から
抑えきれなかった蜜が溢れ出した。路上に落ちる滴の数が徐々に増える。右腕
の下では、小さな乳首が固く立ち上がり始めていた。
「はぁ……」
 キノが溜息をついた。身体に篭った熱気が漏れ出したような、潤んだ調子の
吐息だった。
「あ、そっか」
 子供たちの中で一番年長らしい男の子が、何かに気づいたように頷いた。
仲間たちの方に振り返って、宥めるように大きく両手を上下させる。
「おーい。みんな、落ち着くんだ」
 子供たちの注目が、キノから男の子に移る。
「旅人のお姉さんに迷惑をかけちゃいけない。自分たちの都合ばっかり
 押し通しちゃいけないって、先生も言ってただろう? お姉さんにも
 楽しんでもらわなくちゃ」
 男の子の言葉に、子供たちが頷いた。
 それから男の子はキノの方を向いて、
「お姉さん。僕たちがお姉さんの相手をしますから、旅のお話をして
 もらえませんか?」
「……あい、て?」
 熱に浮かされたような声で、キノが言った。
「はい。……こんな風に」
 男の子がそう言った瞬間、キノの身体が跳ねた。
「ひぁっ!?」
 キノの太股を抱えるような格好で、女の子がしがみ付いている。その口が
キノの股間に吸いついて、秘裂から直接愛液を啜っていた。
4533:02/10/31 23:40 ID:negBt8q+
「だ、だめ……」
 キノの腕が弱々しく動いて、女の子の髪を掴んだ。
 だが、それを引き剥がすより早く、後ろに回り込んだ少年が尻の谷間に指
を伸ばしてくる。子供の細い指がキノの尻を割り広げ、剥き出しになった尻
の穴に暖かくぬめった舌が侵入してきた。
「ちょ、そこは……やぁっ!?」
 普段の姿からは想像もできないような、弱々しい声でキノが喘ぐ。
 年端もいかない子供二人に秘所を舐められている、という異様な状況。
しかし、街の住人は、その光景を微笑ましいものでも見るかのような穏やか
な様子で眺めていた。
「やあ、旅人さん。子供好きなんですね」
「こらこら、あんまり旅人さんに纏わりついて迷惑をかけるんじゃないぞ」
 キノの耳に、そんな声が届く。
 涙で滲んだキノの視界に、大人たちが笑いながら子供たちに声をかける
姿が映った。
 それは、何でもない日常の光景だ。
 そして、二枚の舌を秘裂と肛門に差し入れられて喘いでいるキノの姿も、
この街では日常の一つでしかない。
 女の子が舌を抜き、代わりに指を二本、キノの秘所に差し入れた。
滾々と蜜を吐き出し続けるそこを指で大きく開いて、女の子は覗き込む。
「お姉さんのココ、すごくきれい……」
「ひ、ひらいちゃ、らめ……」
「え?」
 キノが言うと、女の子は不思議そうな顔をした。
 素直に顔を離すと、もう一本指を追加して、三本の指でキノの膣内を掻き
回す。
 敏感な襞を一枚一枚撫でられる感触に、キノは不明瞭な叫びを上げて、紅潮
しきった身体をくねらせた。口の端から垂れた涎が散って、キノ自身の身体と
女の子の顔を濡らす。
 年長の男の子がキノの腕をとって、自分の方に引き寄せた。
 下半身に子供をしがみつかせたままのキノは、抵抗する様子も見せず前屈み
になる。
4633:02/10/31 23:41 ID:negBt8q+
 そうやって近づけたキノの胸に、男の子はむしゃぶりついた。
 小振りな乳房を男の子の手が乱暴に揉みしだき、先端で震えている桜色の
乳首が歯と舌で愛撫される。固くなった乳首を甘噛みされるたび、キノの声
は一段と高くなった。
 男の子の左手はキノの腕を掴んだまま、空いた左胸を右手で柔らかく撫で
まわす。触れるか触れないかの微妙な動きで丘の麓をなぞると、乳房は待ち
きれないように震えて、自分への刺激を要求した。
「焦らさないで……ねぇ、はやく……はやく……!」
 切羽詰ったような声で、キノは男の子の右腕を掴んだ。
 男の子が、にっこりと嬉しそうに笑う。
 そしてその手が、キノの乳房を鷲掴みにした。手の中で柔らかい肉が
様々に形を変え、ぐにぐにと艶かしく蠢いている。キノのつつましい胸
は、男の子の手には丁度いい大きさだった。
 指で乳首を摘み、固くなったその突起を乱暴に捻り上げながら、乳房
全体を、乳牛に対してするように搾り上げる。
「ひきぃぃぃっ!?」
 敏感な部分をいたぶられる感覚に、キノの声に苦痛の色が混じった。
「だ、だめ……! つ、つよすぎて……そんなことしても、で、出ない
 ……!」
「出ないって、何がですか?」
「お、おっぱい……おっぱい、出ない、から……っ!」
「えー、残念」
 乳首から口を離して、男の子が心底残念そうに言った。
「お姉さんのお乳、美味しそうなのに……」
「でも、お兄ちゃん。こっちはすごくいっぱい」
 秘裂に口をつけていた女の子がそう言って、舌で陰核を舐め上げた。
キノが嬌声を上げ、秘裂から新たな蜜が溢れる。女の子はそこに口を
寄せると、さも美味しそうにキノの愛液を舐め取った。
4733:02/10/31 23:42 ID:negBt8q+
「うん、こっちも」
 尻にしがみついていた少年も、固くした舌で楽しそうにキノの肛門を
嬲っている。舌を深く付き入れ、直腸の内壁を舌で擦り上げるたび、
キノは尻をくねらせて激しい反応を見せていた。
 少年の唾液とキノの腸液とが混じり合って、白い泡が飴色の排泄口
から漏れ出している。
「よーし、じゃあそろそろいこうか」
 年長の少年が言うと、子供たちはキノの身体から一度離れた。
 支えを失って、キノは地面に倒れこむ。横たわって荒い息をつくキノの
顔には霞がかかったようで、既に理性の色は残っていなかった。
 顔にはほつれた髪がべったりと貼り付いて、半開きの口元からは涎が
たらたらと零れている。
 汗と唾液と愛液と……色々な液体でキノの全身は濡れそぼっていた。
それは人間というよりも、粘液まみれの白い肉塊、とでも言った方が近い
ような有様だった。
 少女の一人が、自分の尻に手を伸ばす。
「んっ……んーーーっ!」
 力んだ少女の手の中に、直径三センチ程の白い管が落ちてきた。管には
幾つもの節があって、ぬるぬるとした光沢を持っている。そしてその先端
は、少女自身の尻穴の中から這い出していた。
4833:02/10/31 23:42 ID:negBt8q+
「あ、心配しなくてだいじょうぶです、お姉さん。この虫はアナルセックス
 用に開発されたもので、人体には無害ですから」
 緩慢な動きで身をよじる虫を手に、少女が艶っぽい笑みを浮かべた。
 その先端、イソギンチャクのような細い触手を備えた頭部を舌で湿らせ、
少女はキノに近づく。そして、ぐったりとしたキノの足を一本抱え上げると、
ひくひくと物欲しそうに痙攣している尻穴にその頭をあてがった。
「う……うぁ!? や、やぁぁぁぁぁっ!?」
 虫が潜り込み始めた瞬間、キノは大きく目を見開いて絶叫した。
 だが、虫はそんなキノの反応に頓着することなく、ゆっくりと尻穴へと
身を沈めていく。虫が身体を進めるにつれ、その節ばった体がキノの括約筋を
強制的に開閉させる。
 少女は虫とキノの結合部に顔を寄せ、舌で虫の身体を湿らせることに没頭
していた。虫が動くたび、虫の後ろ半分を沈めた少女の直腸にも刺激が走り、
うっとりとした表情に朱を走らせていく。
「ふぁ……ひ、広がる……ひ、拡げられてるぅ!」
「いいよぉ……お姉さんのお尻、すごくいいのぉ!」
 同調した痙攣を見せながら、キノと少女の喘ぎが唱和する。
 残った子供たちはキノの身体に群がり、思い思いの場所にまだ幼い男根を
突きつけた。一本は口に、二本は胸に、そして一本は秘裂に。
 子供とはいえ生臭い男の臭いが、キノの口の中いっぱいに広がる。キノは
それに舌を絡めると、口を窄めて一心に吸い始めた。
 舌先で尿道を刺激し、先走りの液をたっぷりと味わう。カリ首を刺激すると
男根はキノの口の中で跳ね、小さな口腔で好き放題に暴れまわった。
 その一方、乳房には男根が押し付けられ、柔らかい肌に粘液の跡をつけて
いく。男根の先端が乳首を押し潰すと、キノは身体を揺すって自分から胸を
押し付けていった。桜色の乳首が粘液に汚れ、固く痛々しいまでに勃起して
いる。
4933:02/10/31 23:43 ID:negBt8q+
 そして、虫が身をくねらせている尻穴の隣、愛液で濡れながら大きく口を
開いている秘裂に、年長の少年が男根をねじ込んだ。
「――――っっっ!!」
 男根でふさがれた口からくぐもった声を上げ、キノの身体が折れそうな
ほど強く反り返った。
 少年が乱暴に腰を前後させるのに合わせて、キノは自分から尻を押し付けて
いく。
 少年の怒張と、少女の虫と。前後の穴を同時に貫かれて、キノは声も出せず
に涙を流して身もだえた。柔肉を男根に抉られるたび、キノの視界が真っ白
に染まっていく。
「お、お姉さん……! 僕たち、もう……!」
「わ、わたしも……お尻、お尻でイッちゃうのぉ!」
 子供たちの声が高まり、それぞれの動きが速さを増す。
 小刻みに震える動きに合わせるように、キノも大きく身体をくねらせて
応え――
「「う、うぁぁぁぁっ!」」
 キノの身体が強く痙攣するのと同時に、少年たちは一斉に溜まった欲望を
吐き出していた。
 キノの顔と胸に、白い粘液が降り注ぐ。目の焦点を失って恍惚とした表情
で、キノはその白濁を身体に受け止めた。
 一拍遅れて、キノの膣と肛門を貫いていた男根と虫が引き抜かれる。膣内に
溜まった精液が秘裂から零れていくのを感じながら、キノは、虫の体が勢い
よく抜かれていく感覚に、二度目の絶頂を迎えていた……
5033:02/10/31 23:43 ID:negBt8q+
「……ところでさ」
 失神同然の姿で地面に横たわっているキノを見ながら、エルメスは呟いた。
「なんか忘れられてるように思うのは、気のせいなのかな?」
 答えは返ってこなかった。
「せめて、起こしてもらえると助かるんだけどなー」
 答える者は誰もいなかった。
「……」
 エルメスは溜息をついて、それきり黙りこんだ。
5133:02/10/31 23:46 ID:negBt8q+
これで全部です。
確かタイトルは『全裸の国』だったと思います。
あと他のところで見つけたやつです。
ttp://members.tripod.co.jp/OhSAKA/
中にキノの話があります。
52名無しさん@ピンキー:02/11/01 00:12 ID:aV+qSgHs
素晴らしい。どうもです。
53名無しさん@ピンキー:02/11/02 16:47 ID:UTTxehoP
age
54名無しさん:02/11/02 16:59 ID:XznzdwYC

  /⌒\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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 |   |   \______
 |   |
 ( ・∀・)
  )   (
 (__Y_)
淫乱看護婦
55名無しさん@ピンキー:02/11/02 22:46 ID:7qOiKBWF
漏れもキノタンのSSを書こうと思ったんだが、ホント難しいな。
どうすればあの雰囲気でエロくなるのか・・・
萌えだけではこの業界はやってけない事を痛感したよ。
56名無しさん@ピンキー:02/11/07 21:26 ID:MAJaUX+s
>>55
がんばれ!
応援しる!
57名無しさん@ピンキー:02/11/09 15:56 ID:thpD8Zs2
保守
58調教の国:02/11/12 15:45 ID:mr/XYMbo
「あら?キノさんは乳首が弱いのね」
ピンクの誰にも触られていない、きれいな先端をころころともて遊ぶ。
シミ一つ無い、なめらかな肌に大粒の汗がにじんで来る。
歯を食いしばって、未知の快感を必死になってキノは押さえた。
「うふふ、もうこんなにピンと起って来たわよ。処女のくせにいやらしい」
かあっ、その言葉に、顔を真っ赤に染めるキノ。
「違うっ!!!これは薬で・・・・・・ひゃあん!!!・・・・・・ぼ、僕は・・・
こ、こんな・・・ぁはあっ!!!・・・・・・」
乳首から送られてくる淫靡な感覚に悲鳴を上げつづける。
「んんっ!!!・・・あん!あん!ああん!!!うああ・・・あっ、あっ、あっ、・・・
・・・な、なにこれぇ・・・やっ!!!だめぇ!!!だ・・・・・・あはああああん!!!」
白いのどを反らして、キノの全身が、硬直する。
視界が真っ白になり、頭が快感だけに支配された。
びくっ、びくっ、びくっ、
初めてのエクスタシーにキノは昇りつめていた。
59調教の国:02/11/12 16:32 ID:mr/XYMbo
「あー・・・あん・・・はぅん・・・・・・」
自分の体に起きている淫らな余韻にキノは浸っていた。
大きな目は焦点を合わさず、口元はだらしなく開いている。
思考はぐちゃぐちゃな、とりとめの無い事ばかりが浮かんでは消えていった。
「キノさんは、感度が凄いわね。でも、こんなのはお遊びよ」
お遊び・・・まとまらない頭で、キノはキリカの言葉を理解しようとした。
さっきの快感がお遊びならば、本格的な行為はどんなものなのか。今の段階でさえ
もうくじけそうなのに、これ以上やられたら、本当に身も心も調教されてしまう。
「う・・・はぁ、はぁ、やめ・・・・・・」
つうっ、
「ひああん!!!」
首筋をかるく撫でられた。
ただそれだけで、甘い嬌声を上げてしまう。
自分の体が、こんなにも感じやすいなんて知らなかった。
簡単に理性が押し潰されていく現実に恐怖が沸き起こる。
かたかたと歯が噛み鳴らされる。
60調教の国:02/11/12 16:34 ID:mr/XYMbo
「あら、怯えてるの?大丈夫よ。怖いことなんか何も無いわ」
そういってキリカは、キノの髪を優しく撫でた。
「今から貴女には、女の子の幸せを知ってもらうんだから」
キリカはキノの拘束を解き、代わりに手首を後ろで革のベルトでつないだ。
薬で動けないキノを抱きかかえると、エルメスの方へ移動した。
「おまたせ。エルメス君。お姫様の御乗車よ」
「お姫様?えっ、どこどこ?」
気軽に会話する二人に、キノは一人恐怖した。
これから行われる事は、あのエルメスに付いている男性器型の張り出しが、雄弁に
物語っている。
「い、いや・・・やめてぇ・・・・・・」
がたがたと震え出すキノには、もういつもの気丈さは見られなかった。
しかし容赦無くてきぱきとキノは、エルメスにまたがらせる格好にされた。
「さあ、キノさん。いよいよ女の子になる時よ。準備はいい?」
「いつでもどーぞー」
代わりに答えたエルメスの声もキノの耳には、聞こえていなかった。
恐怖と羞恥で、気が狂いそうだった。
「ひ・・・いやぁ・・・・・・」
ちゅっ・・・ぢゅぷっっ!!!!!!
「             
 
          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・あああああああああああああーーーーーーー!!!!!!!」
61調教の国:02/11/12 17:16 ID:mr/XYMbo
じゅぷ、ぢゅぢゅぷっ、
「あ、あ、あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
下腹に広がる異物感は淫らな音を立てながら、灼熱の痛みと全身が貫かれたような
感覚を伝えてきた。
ひくひくと震える秘唇は本能的に、男の剛直を咥え込もうと淫らに蠢いている。
血と愛液が混じった液体が、モトラドの座席を濡らしていく。
意思に反して、体は熱く発熱し、大量の汗が噴き出す。淫猥な乗車がキノの体を、
拘束し、ただ、ぴくぴくと痙攣する他無かった。
「おめでとう。キノさん。これであなたも立派な女の子よ」
「よかったねぇ、キノ」
「・・・は、はやく・・・・・・」
「ん?」
「はやく・・・おろして・・・ぬいてぇ・・・・・・」
ぽろぽろと涙を流して懇願するキノ。
「だめよ。これからが本番なんだから」
「え?・・・・・・えっ!!!あきゃうんっ!!!」
キノは突然の感覚に混乱した。
キノを貫いている欲棒が突然、震えたかと思うと、奥まで届いている先端から、
熱い樹液がキノの子宮を叩いた。
「な、やぁ、!!!、あぅ・・・・・・」
びゅく、びゅく、びゅく・・・・・・
膣内に中出しされ、熱い液体を注ぎこまれて、処女だったキノの混乱は頂点に達した。
「うわあああっああぁぁあっ!!!あーーーっ!!!あーーーーーっ!!!!!」
「あらあら、落ち着きなさいな」
「ああああああっ!!!うああああっ!!!があああああっ!!!」
痛みも忘れて暴れるキノに、やれやれといった様子でキリカは嘆息する。
「まっ、しばらくしたら落ち着くでしょ」
62調教の国:02/11/12 17:32 ID:mr/XYMbo
「くぅ・・・うぅん・・・・・・あふ・・・・・」
扉を開けてキリカが戻ってきた。
静かになったキノを見て、満足そうに頷く。
「中出ししたのは、注射したのと、同じ薬よ。処女の痛みを消してくれるし、膣内の感度
も上げてくれるわ。それに、・・・・・・もう我慢できないでしょ?」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
目を潤ませて切なそうに、熱い息を吐くキノ。乳首は硬くしこり、自分でも良く見たことも
無い、股間が死にそうなくらい疼く。割れ目の上にある、豆大の部分が張り裂けそうなくらい
自己主張をする。
63名無しさん@ピンキー:02/11/13 11:54 ID:vsY/dQPV
神降臨sage
64名無しさん@ピンキー:02/11/13 16:07 ID:mC+qc8dk
>>58-62
神!
65名無しさん@ピンキー:02/11/13 20:33 ID:c8cQt88i
イイ!!(・∀・)
66aa:02/11/13 20:37 ID:4QUcyUlh
ホントだったョ〜!みんなで楽しく毎晩DLしています!
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67名無しさん@ピンキー:02/11/13 20:41 ID:BXr2qakf
清純そうな顔して好きもの!!
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68調教の国:02/11/14 15:31 ID:f4b23xlY
「うン!!!・・・・・・はぁん・・・・・・・うああ・・・・・・な・・・なに・・・
ぃ・・・これぇ?・・・」
ぼーっとした頭で困惑しているキノ。
体のうずきが理解出来ないらしい。性とは無縁に生きてきた体が未知の欲情を把握出来ずにいる。
「やぁん・・・や・・・僕はぁ・・・あウンッ!!!」
股間から滴り落ちる愛液は、エルメスのシートを伝わり、床に水溜りを作っていた。
足を伝わる液体の感触に、背中がぞくぞくと電気が走る。
はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、
調教部屋にキノの荒い息が響く。
体の熱を少しでも体外に放出しようとするが、熱にやられたような体は一向におさまらなかった。
「いいわよぉ、キノさん。とっても可愛いわ。」
キリカがキノの顔を覗き込む。
「やぁ・・・みないでぇ・・・・・・」
恥ずかしそうに顔を背けるキノだが、欲情に真っ赤に染まった顔は、すでに大きな目を
とろんと、うるませている。意志の強さを示す目の鋭さは、怯えたリスのようになっている。
シミ一つ無い、十代の肌を、大量の汗でぬるませながら体のうずきから逃れようと体をくねらせるたびに股間に打ち込まれた
くさびが刺激して、それがさらに体を熱くさせる。
体から分泌される液体が女の子の、甘酸っぱい香りと、雌の男を誘う匂いを、部屋中に
充満させ、少女の淫らな姿を強調した。
「はぁ・・・もぅ・・・ゆるしてぇ・・・・・・からだが・・・あついよぉ・・・・・
なんとかしてぇ・・・・・・」
甘い声で懇願する。敏感になりすぎた体は、自分から動くことが出来ない。さっきの
頭が真っ白になる境地を体験してみたいのに、欲望だけが体を支配する。
69調教の国:02/11/14 16:01 ID:f4b23xlY
「おねがいぃ・・・します・・・もう・・・もう・・・・・・」
気が狂う寸前のキノがキリカに訴えた。
「うふ・・・素直な娘は可愛いわ、キノさん。心配しなくてもたっぷりイカせてあげるわ。」
「イ・・・カせる・・・?・・・」
「そうよ。気持ちよくなったらイクって言わなければ駄目よ」
「イク?・・・」
「そうよ。判る?」
こくんとキノは頷いた。もう何でもいいからこのうずきを何とかして欲しい。
「もう爆発しそうね」
キリカはキノの秘裂にある陰核を覗いた。
包皮を押し上げ、破裂しそうな程、膨らんだピンク色のふくらみを観察した。
そしてクリトリスには触らず、柔らかい丘をゆっくり指で撫で回す。
「!!!!!・・・っっ!!!・・・っっっっーーーー!!!」
恥ずかしい所をなぶられて、頭が快感に犯される。膣内が意志とは無関係に収縮し、自分に
打ち込まれている男の模型の形をはっきりと、感じてしまう。
声を押さえて、感じていることをばれないようにすればするほど、内にこもった快感が暴れ出す。
「いいのよ。声を出して。」
「くぅ!!!」
「じゃあ、やめちゃうわよ」
すっと手を引かれる。そのとたん、たまらない喪失感がキノを襲う。
「やぁっ!!!・・・だめっ!!!やめないでぇっ!!!」
「だったら、ちゃんと声を出すのよ。そのほうが気持ち良くなれるわよ」
そういわれて、キノは少しずつ声を出し始める。
「あああん・・・はぁん・・・はぅん・・・」
内にこもった欲望が外に出されていく。
羞恥の感情も、自分の欲望に混じり、マゾ的な快感となっていく。
「ぁん、ぁん、ぁん・・・はぁ・・・きもちいいよぉ・・・」
70調教の国:02/11/14 17:36 ID:3gmeSN4Y
他人に秘密の場所をいじられて、喘いでいる自分が恥ずかしい。
でも、その恥ずかしさが、初めて経験する犯される事の快感になっていくのを、
キノは感じていた。
「ひゃぁん…あーーん…いいよぅ……もっといじってぇ……」
ソフトに恥丘を撫でられて、甘い声を上げ続ける。ぷにぷにと揉まれて、
くさびの両脇の唇は、痙攣しながら止めど無く、よだれを出し続けた。
「あぁ……すごいよぉ……あっ、あっ、あっ、だめっ…へんに、へんになっちゃうよぉっ」
「イキそうなのね。イク時は、イクっていうのよ」
「あぅ…だめっ!!!だめぇっ!!!おかしくなるっ!!!僕っ、またっ!!!おかしくなっちゃうっ!!!」
せっぱつまった声を上げるキノ。キリカはイクというように繰り返し指示をする。
71調教の国:02/11/14 17:38 ID:3gmeSN4Y
「あっ、あっ、あっ、いやぁっ!!!あン、あンンッ!!!ひいっ、い………いく…
……イク………イっちゃうよぉっ!!!、ああああーーーーっっ!!!イクっ!!!
イクぅっ!!!ああああああアーーーーーーーッッッ!!!!!!」
今日二度目の絶頂を迎えてキノは体を反り返す。
未成熟な少女の体がモトラドの上で跳ね回る。クリトリスと乳首がこれ以上ない
ほど、しこって中の快感を訴える。男の棒をくわえ込んだ、あそこが絞るとるようにしめあげ、
その感覚が、またキノを絶頂に居させた。熱い液体が膣奥から湧き出してくる。
「あ………あ………か………は………?………」
涙とよだれを流しながら、キノは圧倒的な快楽に飲み込まれていた。もう引き返せない世界を
知ってしまった事に薄れ行く意識の中で感じていた。
72調教の国:02/11/15 12:27 ID:t1I3rrE2
本当は一番最初にあるはずの文。


森の中で・b

「おい!!!どうした? これ・・・・・・あの国の?・・・・・・」
「うああ・・・・・・くうっ・・・・・・・・・・・・・・・お・・・おねがい・・・・・・
・・・・・・僕を・・・・・・犯してぇ・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・わかった」
「は・・・はやく・・・・・・してぇ・・・・・・」


「ひあぁん!!! ああん!!!、あん!あん!あん!あん!、あーーーーーーー!!!」
「うっ・・・・・・」
「あ・・・やぁ・・・・・・だめぇ・・・・・・たりないよぉ・・・・・・もっと
僕のおまんこかきまわしてぇ・・・・・・」
「いや・・・・・・さすがにもうこれいじょうは・・・・・・」
「だめぇ・・・・・もっとぉ」
「死・・・・・死ぬ・・・・・」 
73調教の国:02/11/15 13:21 ID:t1I3rrE2
>71の続き
「・・・・・・・・・」
「あら?目が覚めたのね。おはよう。キノさん」
今までの事は、全て夢であって欲しかった。旅の中で、現実は過酷な物だと学んでも
キノはつい考えてしまう。
しかしキノは相変わらずモトラドに全裸でまたがり、男の張り型を入れられていた。
だが、理性は回復しており体のうずきもない。
なんとか反撃する可能性をシュミレートする。
「・・・・・・」
「やだ。そんな怖い顔しないで。かわいい顔が台無しよ」
キノは、打ち込まれたくさびを、腰をあげてなんとか抜こうとした。
華奢な少女の足に筋肉の筋が走り体を浮かそうとする。
にゅぅ
その途端、男の性器に絡み付いた膣内の肉が、あちこちめくれ上がった。気を失った
間に乾いてくっ付いてしまったらしい。鋭い痛みと快感が寝起きのキノの体を突き刺した。
74調教の国:02/11/15 13:21 ID:t1I3rrE2
「ッッッ!!!」
昨日まで処女だった敏感過ぎる粘膜は、キノが動くのを許さなかった。
さらに何度か試して失敗に終わり捻ったり前後に動かししたりもしたが、徒労に終わった。
「なあに?キノさんは、そんなにそれが気に入ったの?」
「なっ!!!ちがっ!!!」
「だってそんなに腰を自分からくねらしたりして、本当にえっちな女の子ねキノさんは」
かあっと顔に熱が集まるのをキノは感じていた。
たしかに端から見ればいやらしい動きにしか見えない。
「そんなに焦らなくても大丈夫よ。今からは勝手に動いてくれるから」
「?」
「キノさんには、これからこの国の国歌を、覚えて貰うわ」
「国歌?・・・・・・あいにくと僕には覚える気なんて・・・・・」
「これを聞いちゃうと、私も駄目になっちゃうから、しばらく別の部屋に居るわ」
「?」
「キノさんもその内、この曲を聞いただけでそうなるのよ」
「?」
キリカは部屋を出ていった。後には、モトラドとキノだけが残った。
モトラドが話し掛ける。
「ねえ、キノ」
「・・・・・・なんだい、エルメス?」
裸でしかも、一番恥ずかしい場所に、くさびを打ち込まれている状況では、話しづらい。
「キノが骨骨になったら、もう体重の心配しなくていいね」
「???・・・・・・・・・・・もしかして・・・骨化?」
「そう、それ」
「すまないけど、少し黙っててくれないか?エルメス」
頭痛を振り払ってキノは部屋を改めて見回す。
この拘束を脱出するためには・・・・・・
その時、部屋にニュルンベルクのマイスタージンガーが大音量で鳴り響いた
75調教の国:02/11/15 13:48 ID:t1I3rrE2
「なんだ?」
「なにこれ?これが国歌?」
どぷっ
「え?あっ!やっ!やめっ!!!」
びゅっ、びゅるっ、びゅくっ、
突然キノに挿入されている張り型が、熱い樹液を放出する。
子宮に流し込まれる感覚はさっきと同じ。人肌程度の液体がまるで
熱湯のようにキノの敏感な膣壁を叩く。
76調教の国:02/11/15 13:59 ID:t1I3rrE2
「あぁっ、いやだぁっ!やぁ!いやぁっ!!!」
確実に体を違和感が侵食していく。神経が剥き出しにされるようなあの時と同じに。
その時、曲の調子が変わった。違う楽章に入ったようだ。
そして、次の瞬間には、キノは絶叫を上げた。
ヴゥゥゥゥゥゥゥブゥゥゥゥンンンンンンッッッ
キノの膣内のくさびが振動し始めた。
77調教の国:02/11/15 14:37 ID:t1I3rrE2
膣内から沸き起こる、凄まじい快感の波に、キノは少しも耐える事が出来なかった。
好き勝手に暴れまわるバイブレーターにキノの、意識は消し飛び、強暴な快感に
玩ばれ続けた。
「いやあああっっ!!!ああーーーーーーー!!!ああーーーーーっっ!!!」
悲鳴を上げてモトラドの上でのたうちまわる。
恥も外聞もなく今はただ、この圧倒的な快楽に犯されつづけるしかなかった。
絶頂が何度も何度も訪れ、失神することも許されず、キノは悶え続けた。
やがて、天国と地獄の時は終わりを告げた。曲が鳴り止み、ヴァイブの振動も止まった。
終わり間際にまた、男の射精のように、熱い液体を放出する。
過敏になった膣を叩く刺激にキノは、体を揺すって応えるしかなかった。
78調教の国:02/11/15 14:53 ID:t1I3rrE2
静寂が訪れた部屋にキノは夢と現の間を漂っていた。
オナニー経験すらない処女の精神は、もはや崩壊寸前だった。
脱出しようとする意欲は根こそぎもぎ取られ、快感の余韻に浸ること以外に何も
したくなかった。
数十分後、そんな状態も休むことによって回復した頃、キノは別の問題に遭遇した。
注ぎ込まれた媚薬の効力が、キノの欲望を加速させていた。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」
熱にうなされたような頭はまともに働かない。代わりに死にそうなくらい体がうずく。
部屋にまた、キノの体からメスの香りが放出され、少女の甘い匂いと交じり合う。
汗でぬるぬると肌は汗ばみ、子宮に刺さる張り型のぬめりと合わさり、自分が軟体動物
にでもなったかのような錯覚を、キノは覚えた
79調教の国:02/11/15 15:01 ID:t1I3rrE2
「はぁ、はぁ、はぁ、もぅ、いやだぁ・・・たすけてぇ・・・・・・」
泣き出すキノの体は非情にも、熱さが止む事は無かった。
欲情に悶える少女が、また発狂寸前になった頃、部屋にニュルンベルクのマイスター
ジンガーが鳴り響き、股間のバイブも振動を始め、キノは、一瞬にして、視界が
真っ白になった。
80名無しさん@ピンキー:02/11/15 17:16 ID:oUQEqAsr
>その時、部屋にニュルンベルクのマイスタージンガーが大音量で鳴り響いた
お〜い(w 自動的かよ。

その調子で羞恥プレイきぼん
81名無しさん@ピンキー:02/11/16 23:20 ID:jZVj3Iu6
(´Д`;) ハァハァ
sage保守します
82名無しさん@ピンキー:02/11/25 06:56 ID:j5pS1a6w
hosyuさせていたたきまふ。
83調教の国:02/11/25 15:10 ID:/yIVzW4W
私の名前は陸、犬だ。ご主人様のシズ様と旅をしている。これは、ある時の、ある国の話だ。



「なんですって?」
その国の入国管理官の話を聞いてシズ様は、驚きの声を上げた。この国には男女の
性行為を殊の外、重視する習慣があるらしい。入国管理官の熱が入った大仰な話に
シズ様は、朝寝過ぎて頭痛がする時の顔をしていた。
「このように、わが国では男女とも徹底した調教により、満足のゆく性生活ひいて
は、平和な国家を運営しています。あっ、ところで、お茶はどうですか?」
シズ様は、いつもの習慣から丁重に断ると、まだ話し足りなさそうな管理官に滞在
許可を求めた。
「もちろん構いません。どうでしょう。シズさんもこの国の調教コースを体験なさ
れては如何でしょう」
84調教の国:02/11/25 15:11 ID:/yIVzW4W
せっかくですがとシズ様はおっしゃって退席した。管理官は、これはお土産ですと
この国の国歌のCDをくれた。
私たちが出て行くとき管理官がどこかに電話しているのが聞こえた。
「ああ、キリカにつないでくれ」



「ずいぶんと長い国歌だな」
シズ様はバギーのプレイヤーで聞きながら感想を述べた。
たしかに音楽だけ延々と続いている。何か妙だ。
「まあ、とりあえず宿を決めよう。あの管理官が紹介したホテルはもうすぐだ」
数分後、ホテルを見上げたシズ様は、呆れたようにつぶやいた。
「あの管理官は、自分達がそんなに金持ちに見えたのか?」
 

「シズ様ですね。承っております。701号室へどうぞ」
85調教の国:02/11/25 15:13 ID:/yIVzW4W
にこやかな受け付けにシズ様は、言いにくいのだが私たちはそんなに金があるわけ
じゃないと説明したが、受付の返事は料金は結構でございますというものだった。


「おお」
感嘆の声を上げるシズ様。
どう見てもスイートな部屋に私たちは立ち尽くした。
シズ様はしばらくあちこち見て回ったが、元々王子様なので、とりたてて珍しいこ
とでもないようだ。すぐに振り向いて、
「陸、私は街を見て回るが陸はどうする?留守番しててもいいぞ」
いつものように私は答えた。
「シズ様のおられる所が私の場所です」


とりたてて変わったところのない街並をシズ様はごらんになり
「まあ、普通の国だな」
と感想を仰られた。
86調教の国:02/11/25 15:16 ID:/yIVzW4W
「入国管理官の言葉が気になるが、まあ見た目は普通だな」
昼食をとるために、食堂に入ったシズ様は、席に座って、注文の受付を待った。
「…………」
しかしいくら待っても人が来る気配は無い。
「?どうしたんだろう。誰もいないのかな」
「呼んでみましょう」
やがて奥からぱたぱたと、若い女性が駆けてきた。
「注文を……」
シズ様がそう言うと、その女性は呆れたように、
「はあ?あんたなにいってるのよ。もうすぐ時間じゃない!!!」
「?」
「あっ!!!あんたたちもしかして旅人さん?だったら、知らないか。この国は……」
その時、あたり一帯に、いや、町全体に空襲警報のように音楽が響き渡った。
今日入国管理官からもらった、あの国歌だった。
87調教の国:02/11/26 17:06 ID:sDHV81Dk
な、なんだあ?」
シズ様は、呆れながらあたりを見回す。
そういえば、人の姿が、街に見当たらない。
さっきまで、けっこういたはずなのにひっそりと静まり返っている。
シズ様は、女性に事情を聞こうとした。
「これは一体どういう………!!!?」
その女性は、自分の体を抱きかかえて、うずくまっていた。
がくがくと振るえながら、何かに耐えるように、真っ赤な顔をしていた。
「どうしました?どこか具合でも?」
シズ様は、女性の両肩を掴むと、女性はぱくぱくと何か呟いた。
「え?なんですって?」
「…………はぁぁ………ぁぁん………おねが……おねがいしますぅ…………ご主人
様のぉ…………たくましい………オチンチンを……わたしのいやらしい……おまん
こに……いれてくださぁい………」
88調教の国:02/11/26 17:09 ID:sDHV81Dk
「はぁ?」
いきなり脳の許容量を超える発言に、シズ様は固まっていたが、その女性は、シズ
様のズボンを勝手にかちゃかちゃといじるとあっという間に、シズ様のモノを取り
出した。
「ちょ、ちょっと待ってください。うぅっ!!!」
慣れた様子で口に含むと、じゅぷじゅぷと、やたら音を立てて、顔を上下する。
「くっ、うあっ………やめ……」
シズ様は抵抗しようとするが、あまり効果は無いようだ。
そもそも、まだ若いシズ様の肉体は、犬一匹との旅という、色気の無い生活で、そ
うとうたまっておられるのだろう。
私は、別に止めることも無くたたずんでいたが、さすがシズ様は、強靭な精神力で、
なんとか女性の頭を股間から引き剥がした。
「いい加減にしてください!!!一体どうしたんですか!!!」
「やぁん…………オチンチン、オチンチンがほしいのぉ……」
要領を得ない女性に当身で気絶させ、シズ様はいそいそと暴発気味のモノをズボン
にしまった。
「ふう……一体どうなっているんだこの国は?…………これも『調教』とやらの成
果なのか?
89調教の国:02/11/26 17:21 ID:sDHV81Dk
シズ様はしばらく街をバギーで走った。しばらくすると、人の量も少しずつ増え、
元の街の様子に戻っていった。
シズ様はさっきの出来事を聞いて回ったが、みんなこの国の国民になれば分かりま
すよと判で押したような答えが返ってくるばかりだった。



「まったくどうなっているんだこの国は」
シズ様は今日何回目かの言葉を口にしてホテルに戻った。もうあたりが暗くなって
いた。
「おかえりなさいませ。あっ、シズ様。貴方宛にメッセージが届いております」
「誰からですか?」
「市長からでございます」
その内容はこうだ。この国は、旅人さんへのサービスとして、女性を一人派遣して
おり、滞在期間中ならばタダだという。
シズ様は、タダと聞いてちょっと気持ちがぐらついたような表情をしたが、
「遠慮しておきます」
90調教の国:02/11/26 17:22 ID:sDHV81Dk
と断った。
先ほどの件で中途半端に不発散なのに、さすがシズ様だ。
「そうですか。キノという新しく入ったボーイッシュで可愛い少女なのですが」
「………………」
思いもよらない名前が出て固まるシズ様。
その名前は私もよく覚えている。シズ様の以前の目的を終わらせてしまった方であ
る。
生意気なモトラドと一緒に旅をしていた。
珍しい名前かと思ったが、意外とある名前のようだ。
「……………わかった。じゃあ、その娘で」
「シズ様?」
私と顔を合わせ無い様にしてそっぽを向くシズ様。
「では、お部屋に行かせます」


「シズ様、少し悪趣味では?」
「そういうなよ、陸」
私たちは、ホテルのレストランで食事をした後、部屋に向かった。
部屋の階に着き、エレベーターを降りる。
91調教の国:02/11/26 17:27 ID:sDHV81Dk
「別に本人じゃないんだし」
「そういう問題ではありません」
やがて部屋の前まで来て、シズ様は、私に尋ねた。
「さて、陸、お前はどうする?」
「シズ様のおられる所が私の場所です」
扉を開けた。キノさんがそこにいた。
「……………」
今度こそ、完全に固まったシズ様を見て、キノさんが口を開く。
「あなたは………シズさんですよね? コロシアムの時の」
92名無しさん@ピンキー:02/11/27 01:13 ID:oiENmzqF
続きキター
客人の前に出されるっていうことは、すでに調教済みなのでせうか?(´Д`;) ハァハァ
93名無しさん@ピンキー:02/11/27 13:03 ID:eFA7QGlb
アリソンのSSもキボン
94調教の国:02/11/27 14:01 ID:MMckModr
Tシャツにズボンの以前とあまり変わらない格好だ。
「あ…ああ。……どうして君がここに?」
「それは……」
「キノさん。お久しぶりです。陸です。覚えていらっしゃいますか?」
私はベットに腰掛けている彼女に駆け寄った。
「もちろん。あっ、撫でてもいいですか?」
キノさんは嬉しそうに、私を抱きかかえると、ほおずりなどをして、笑顔を見せた。
茫然としてたシズ様が、気を取り直したのか、今度ははっきりした口調で言ってき
た。
「君がどうしてここに?」
キノさんは私を降ろして、
「それは……」
と言いかけた時だった。
部屋に、街に、国全体にまた、あの国歌が響き渡った。
95調教の国:02/11/27 14:04 ID:MMckModr
虚を突かれて驚いた私達を横目にキノさんの様子がおかしくなった。
「あくぅんッッ!!!」
びくんと体が跳ね、ぶるぶると痙攣する。
突き上げる何かを必死に耐える様子で、顔を真っ赤にして、荒い吐息を漏らす。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、ううっ…… だ、だめっ!……」
ぎゅうっと股を閉じ、体を折り曲げる。
似たような光景を昼間見た。するとキノさんも?
音が部屋に響く中、その音に反応して、キノさんは熱にうなされたような表情で、
シズ様を見た。
先程の女性と同じ状況なので、シズ様は声はかけたが、近づかなかった。
キノさんは、
「こんなの……いやぁ……み、みないでぇ……くふぅっ! はぁ、はぁ、はぁん!」
大きな目をうるませながら、自分の体のうずきを冷ますように、ぴくぴくと震えな
がら、動かないでいる。
やがて、こらえきれなくなったのか、股間に手を伸ばした。
「あはアァ!!!」
96調教の国:02/11/27 14:54 ID:MMckModr
その瞬間、身体を硬直させ足の指が反り返った。キノさんは、目を一杯に広げて、
天を仰いだ。
「あ……あぁ……かは……はぁ……」
整った顔から、大粒の涙がぽろぽろと零れるのが見えた。がくがくと躰を揺すりな
がら、よだれまで、垂れ流す。
ふらっとベッドに倒れこむキノさんは、いつものあどけないボーイッシュな少女だ
けではなかった。無防備な姿で、脱力している彼女は、オスを誘う、メスの色香を
出していた。
相変わらず流れる国歌の中、キノさんは、虚ろな目でくたあっとしていたが、すぐ
にも、我慢できない様子で、再び股間に手を伸ばし、股をぎゅっと閉じる。
「ふあ……きゃふん!……もぅ……いやぁ……やああ……あん、ああん……お、お
ねがいします……な、なんとかしてぇ」
躰に湧き起こる欲情に流されながら、キノさんは、強烈な躰の疼きを静めるのを懇
願してきた。
97調教の国:02/11/27 14:56 ID:MMckModr
「なんとかって……」
シズ様は困ったような顔を浮かべて私を見た。
「とりあえず、キノさんの欲求を満足させてあげましょう。話はそれからです」
「ええっ!?しかしなあ……」
「もともと、そのつもりで女性の派遣をOKしたのでしょう?」
「いや…まさか本物がくるとは……」
「今更何を仰っているんですか?さあ、早く」
シズ様はしぶしぶとベッドに近づくと、御自分の服を脱いでいった。
そして、動けないキノさんの服を脱がしていく。
98調教の国
キノさんのズボンと下着を脱がすと、コップを引っ繰り返したような量の液体が、
シーツの上に零れた。それと同時に幼い女の子の甘酸っぱく匂いと、淫秘なメスの
香りが辺りに拡がる。
ごくんとシズ様の咽喉が鳴る音が聞こえた。
凹凸の少ない少女の肢体が、ベットに横たわる。
「あ…ああ……あ……」
びくびくと痙攣しながら、身体の疼きに顔を真っ赤にさせたキノさんが、手足を無
防備に投げ出して、こちらを見た。
恥ずかしさで死にそうなくらい顔を赤らめていながら、肉欲の期待に淫らな光が目
に燈る。
シズ様がベットに上がり、キノさんを上から押さえ込むような体勢になると、突然怯え
たような、表情をした。
「?」
「あ、あのっ…………ボクは…………………男性と……するのは………初めてなん
です……だから…………………やさしく…………おねがいします……………」
とぎれとぎれの言葉を、混濁した意識の中、キノさんは静様にそう告げた。
顔を紅潮させながら、言うキノさんはどこにでもいる可愛らしい少女だった。
「……わかった」
シズ様は優しくキノさんの頭を撫で、髪を梳いた。
「ひゃっ、はふぅ、……」
それだけでも感じるのか、軽い嬌声をあげるキノさんの口を、シズ様は唇でふさい
だ。