「朽木ルキア」大ブレイクの予感パート2

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1名無しさん@ピンキー
ルキアを愛でるスレ。
前スレ
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/998636062/
2名無しさん@ピンキー:02/09/11 19:22 ID:XIHhUWfa
偶然にも2げっと!
1さんスレ建てありがとうございます。
3名無しさん@ピンキー:02/09/11 19:25 ID:XlV6WRz4
スレ建て憧れてたのよん
誰かエロSS書かないかねぇ
4名無しさん@ピンキー:02/09/11 19:40 ID:0vARCfTZ
>>1
 お疲れー。
 のれきあしゃんとかもう、書かないのかな・・・。
5名無しさん@ピンキー:02/09/11 19:48 ID:XIHhUWfa
小説は兄貴ルキアきぼんぬ
そーいやネタバレ見てきたけど今週も兄貴喋らなかったようです
6名無しさん@ピンキー:02/09/12 04:10 ID:kb1OTT6i
クールで無口なんだよ…
7名無しさん@ピンキー:02/09/12 20:16 ID:22jKDbbC
どうやらルキアは兄貴にも恋次にも嫌われてるようだな。
…救いようがない
8名無しさん@ピンキー :02/09/12 23:55 ID:5DBmiUcc
嫌ってると見せ掛けて、ルキアに執着してる兄。
幼いルキアを調教する兄。
ルキアの身も心も支配しつくす兄。
そんな萌え小説をきぼんぬ。
9名無しさん@ピンキー:02/09/13 10:51 ID:KPaJ2jzh
>8それイイ!!神降臨を待つ。
10げっとじゅしゃー:02/09/13 17:08 ID:mTR5SMLe
ふっふっふ
また立ったのか
1年後にまた1000げっとしに来るから
待ってろよ
さっ
11名無しさん@ピンキー:02/09/13 17:47 ID:947yonLm
その前に1年後bleachが連載してるか怪しい。
12名無しさん@ピンキー:02/09/13 21:27 ID:KPaJ2jzh
ここの一護×ルキアに投票しちくり!
ttp://www.kurumi.sakura.ne.jp/~kyoya/tvote.cgi
13名無しさん@ピンキー:02/09/13 22:37 ID:cCmBZho+
>>12
 セーラームーンに負けてるのはちょっと悲しいな。
14初心者でごめん:02/09/14 01:05 ID:MP+dMbCW
兄からこんな時間に呼び出された時、既にルキアは覚悟していた。
また、いつもの『躾』が始まるのだと。
着衣を全て脱がされ兄の布団の上に仰向けにされ、大きく足を広げさせられる。
次に行われる行為を予測して、ルキアの体が強張った。
白哉の右手の中指がルキアの蜜壺に差し込まれ、ゆっくりと蠢き出す。
蜜壺は充分に潤い、押し入ってきた指を拒むどころか滑らかに奥まで受け入れていく。
続いて人さし指が添えられ、二本の指でゆるゆるとかき回される。
ルキアは唇を噛んで漏れ出す声を必死にかみ殺した。兄が騒がしいのを好まないのを幾夜かの経験で覚えさせられていた。
「まったくお前は…よく濡れる。」
白哉の呆れたような声に、ルキアの耳がさっと朱に染まった。恥ずかしさのあまりそむけていた顔を正面に向ける事ができない。
「私のいない間に、一人でいけないことをしていたのだろう?」
咎めるような兄の言葉に、小さくルキアは呟いた。
15初心者でごめん 2:02/09/14 01:06 ID:MP+dMbCW
「…し…していませ…ん」
「嘘をつくな。」
ぐいっと強く一点を突かれ、ルキアの背が弓なりに反る。
「していないのなら、なんでここはこんなに私の指を素直に飲み込んでいくのだ?
 ほら…こんなに…」
「う…」
「奥まで…締め付ける…」
「い、いやああああ!!」
不意に白哉に、もっとも弱い場所である小さな真珠を吸われ、ルキアはたまらず高い声で叫んだ。舌は絡み付くように真珠を舐め、もみしだく。強すぎる刺激に逃げようとする腰は逞しい腕に押さえ込まれる。
「や…やああ…はあああっ……!!」
そのまま強く吸われ、ルキアの頭の中は真っ白になる。性急に追い立てられ、絶頂を迎えさせられてしまった。
16初心者でごめん 3:02/09/14 01:08 ID:MP+dMbCW
ずるっと淫猥な音をたてて指が引き抜かれ、ルキアは小さくうめいた。
「本当にイヤらしい子だ、お前は…」
白哉は秘所から顔を離すと、溜め息と共に呟いた。
「こうやって私が相手をしてやらないと、我慢ができないのだろう。
私が目を離すとすぐ他の男にすりよっていって…」
(ああ…兄様はまだ…)
ルキアは悲しい思いで目を閉じた。兄は数カ月前のことを、けして許しはしないのだ。
同じ死神仲間の、あの青年。死神業を始めて間もないルキアを、なにくれとなく面倒をみてくれていた…彼に好意を寄せられていると気付くには、ルキアはまだ幼過ぎた。
ただ一度、彼にそっと抱き締められるまでは。
そしてそれを知った白哉の激高と叱責は、今思い返しても恐ろしくなるほどのものであった。
(でも兄様…私は…)
ルキアの否定と謝罪をけして受け入れようとせず、「ふしだらな妹」として切り捨てられそうになった。兄に捨てられることを恐れ必死に取りすがるルキアに、白哉は「二度とこういう過ちがないように」と『躾』を始めたのであった。
17初心者でごめん 4:02/09/14 01:12 ID:MP+dMbCW
(私は兄様より好きな人なんていないのに…)
そっと胸の内で呟いた言葉は、けして兄が信じてくれない告白であった。
「ルキア。次はどうするかわかっているだろう。」
兄に促されて、ルキアは身を起こした。四つん這いになり、そっと兄の猛り立つものに唇を寄せて行く。
今夜の『躾』はまだ始まったばかりなのだ。
18名無しさん@ピンキー:02/09/14 01:17 ID:+wNdxCBT
イイ!兄貴に身も心も支配されゆくルキアたんハアハア
19初心者でごめん:02/09/14 01:18 ID:MP+dMbCW
ってわけで拙いながらもやってみました、兄×ルキア。
フェラーリその他の続きは誰か書いてくだされ。書き逃げ。
20名無しさん@ピンキー:02/09/14 01:26 ID:7d8ppHhq
実にヨカタです。
逃げないでずっとこのスレにいておくれ(;´д`) ハァハァ
21名無しさん@ピンキー:02/09/14 11:20 ID:X6dFJlYN
神光臨
最高っす!続き見たいっス!
22名無しさん@ピンキー:02/09/14 14:05 ID:qyCicg2/
一護たんすき〜
あの衣装のままでやってほし〜〜〜
23名無しさん@ピンキー:02/09/14 14:07 ID:qyCicg2/
ジャンプで途中から読んでるが、
単行本でよみたくなった〜
24   l:02/09/14 14:09 ID:cc6pC5/q
25名無しさん@ピンキー:02/09/14 16:53 ID:qyCicg2/
↑なんかやだな
26名無しさん@ピンキー:02/09/14 21:28 ID:ToW0n//Z
独占欲萌え。
27名無しさん@ピンキー:02/09/15 01:55 ID:c2IOPtvk
むちゃくちゃえーもん見せていただきました(;´д`)ハアハア
初心者でごめんさんアリガトウ…
28boo:02/09/15 20:41 ID:7VvTwJ8u
初心者でごめんさんの書かれた白ルキ躾編、続きを書きました。こんな駄文でスマソ。

5
「あうっ…は……」
ぴちゃぴちゃ、と先端を舐めながら両手で竿を扱く。
白哉のソレに触れるのに慣れていないのか、手の使い方がたどたどしい。
ルキアの唾液と白哉の先走りの精で小さな両手が濡れていく。
「お前は本当に物覚えが悪いな…何度同じ事をすれば慣れるのだ」頑張って奉仕するルキアを軽く咎める。
「ご…御免なさい兄様っ……」先端から口を離して謝る。それが白哉には勘に触ったのか、乱暴に頭を掴んで再びそれに近づけて、次はくわえさせた。
「んんっ…!ふっ……んむぅ」
くぐもった悲鳴が消え入る。可愛い小さい口に入りきれないのを無理に押し込めようとする。ルキアもソレに歯を立てないよう必死で堪える。
今までの躾でも、何度も喉の奥まで犯されて、その度に精を飲まされていた。それを間違って吐き出しようものなら、又叱責と「仕置き」を受けるのだ。その恐れに今夜も怯える。
29boo:02/09/15 20:42 ID:7VvTwJ8u
6
「んっ…ん…」
「口だけ動かすのでは無いと教えた筈だ…どうするんだったかな」
「っ……」
銜えたまま頭ごと前後して動かす。肘をついて銜えきれない竿を扱いているから、四つん這いになった為に自然と尻が揺れる。
「全く、尻まで揺らして……本当にお前はこういうのが好きなのだな」
白哉の手がルキアの脇を通って身体の下にまわり、敏感な乳首を摘み上げる。
「んっ!…んうっ…!!」
与えられる刺激に自然とルキアの眉間に皺が寄る。しかし義兄を達させるまでソコから口を離せない。くぐもった喘ぎが聞こえる。その中に次第に快感を帯びてくるルキアの身体の変化を見た。
その義妹に普段は微塵も感じ取れない、色気と性欲に酔った姿を見た。白哉の限界がもうそこまで来ていた。
「…ルキアっ…!」
ルキアの髪を掴んで、喉の奥深くまで先端を押し付ける。そして白濁の精を放った。
30boo:02/09/15 20:44 ID:7VvTwJ8u
7
「んうっ…!!…ぐ……ぷはっ…っはぁっ、はあっ…」
全部飲んで口を離したつもりが、飲み込みきれなかった精が、可愛い口の端からつたう。白哉はそれを見逃さなかった。
「またしてしまったのかお前は…これは何だ?」
ルキアは乱暴に布団の上に押し倒される。口の端からつたう液を掬い取られて、その指を目の前に差し出される。
「あぁっ……御免なさい兄様……どうか…お仕置きだけはご勘弁を…!」
「お前にそれを決める権利があるか?…言われた事も出来ないで何時も謝ってばかりだ。今日はひとつきつい仕置きをしてやらねばな」
「っ……!」
(あぁ、今日はどんなことをされてしまうのだろう…?)
軽い絶望が胸をよぎった。しかしルキアは、心の何処かで期待をしている自分にも気が付いていた。

…続き書きましょうか。それとも神光臨待ちましょうか?
31名無しさん@ピンキー:02/09/15 20:47 ID:zyVVYw1J
スバラシイ!!有難うbooさん是非続きを!!
32名無しさん@ピンキー:02/09/15 21:14 ID:3zWeA/Lk
書けるのでしたら是非続きを!
ちょっと涙目だったりするかもしれないルキア萌え。
33ご案内:02/09/15 21:19 ID:Tu2ngZkU
http://japan.pinkserver.com/gotosex/


オススメサイトです


YAHOO BB マガジンに掲載されました!!
34名無しさん@ピンキー:02/09/15 23:01 ID:2Rknv9R5
booさん素晴らしいです!続きをお待ちしています。
お仕置きって…お仕置きって…(期待)。
35名無しさん@ピンキー:02/09/15 23:07 ID:vcYJQB8D
booさんイイ!ありがとうございます。
できることなら続きをお待ちしています。
36名無しさん@ピンキー:02/09/15 23:58 ID:o1sG4UtJ
 
37名無しさん@ピンキー:02/09/16 01:41 ID:3z8p7Kbb
booさんイイものをアリガトウ…!
booさん復活待ちage
38名無しさん@ピンキー:02/09/16 01:55 ID:82vQ12CQ
百哉とルキアたんのお風呂プレイキボン
ルキアたんが泡だらけの自分の体で兄様を洗うのさ…(;´д`) ハァハァ
39名無しさん@ピンキー:02/09/16 14:41 ID:NwKtYSYS
age
40boo:02/09/16 20:00 ID:h5TZ5Ywi
>>31>>32>>34>>35>>37>>38サン達
いやぁー有難う御座います皆様嬉しいっす。
続き書くんでもうちょい時間くだされ。
AFと処女FUCKと張り形で悩んでるんスけどどれがいいと思いますか?ご意見キボン
41名無しさん@ピンキー:02/09/16 20:12 ID:S4kCHOOy
ここはやはり処女fuckingでお願いしたいです
42名無しさん@ピンキー:02/09/16 20:57 ID:sHPMs7TH
>41に同意。
義兄に処女の花を散らされるルキアたん(;´д`) ハァハァ
43名無しさん@ピンキー:02/09/16 22:53 ID:gkWFnMLC
booさんが帰ってきたー!!
両方のパターン捨てがたいが、やはり処女きぼんで…
お待ちしています。がんばってくらはい
44名無しさん@ピンキー:02/09/17 00:33 ID:RaZ2ub0O
破瓜の痛みに泣くルキアたん…処女なのに酷い責めをされるルキアたん…
あの手この手で、いろんなことされちゃってほすい。
「お前もこうされるのを望んでいたんだろう」などとネチネチ言葉責めする白哉ってのもいいですな。
45名無しさん@ピンキー:02/09/17 02:12 ID:thYEgSf4
ところで 新スレに移ってからココ人少ないよな…サミスィイ
46boo:02/09/17 13:40 ID:znd17eyz
体調悪くて仕事休んで暇だったので少し書きました。みんなのご希望で処女ファックですがあまり痛くなさそうですスマソ
8
「な、何を…?」
散らばった着物の腰紐を取り、右手首と右足首を紐で結びつける。
「きゃっ!…に、兄様……一体…」
左も同じように結びつけると、足が自然とM字に開いて秘部が更に露出される。
不安を隠しきれないという表情で白哉を見上げる。白哉本人はさらけ出されたルキアの秘部をまじまじと見て、そして顔を見下ろす。
「綺麗だルキア…ここまで私が育てた甲斐があった」
確かにルキアは拾われて屋敷に来てから、どんな使用人よりも白哉に一番可愛がられてきた。
ルコン街という無法地帯から突然高貴な家へ来たのだ。世間知らずも良い所なルキアに一から全てを教えた。勿論死神業の殆どは義兄から教わっている。
事実上、ルキアを育てているのは兄だと言っても過言ではない。勿論ルキアが白哉を慕っているのはそういう事に感謝しているからである。
47boo:02/09/17 13:41 ID:znd17eyz
「お前は一向に世間知らずなままだ。お前に必要だからこう云う事をしているのだ」
「し…しかしっ…こんな事本当に必要なので……っあ!!」
再び蜜壷に指が入れられる。次は3本も差し込まれた。そんなに入れられたのは初めてである。
「私のしてきた事に今まで間違いがあったか?」
「あぁっ…!…ありません…一度もっ……んっ!」
「それなら文句を言うな」
蜜壷を掻き回される。卑猥な音が情欲をそそり、白哉のそれは再び勃ち上がっていた。
両手を塞がれたままでは身体をよじる事も出来ず、只激しい愛撫に嬌声を上げる事しかできない。小さな身体の小さな蜜壷から溢れる愛液は、菊門を伝って布団に小さな染みを作った。
「あぅ…はぁぁあっ!!…イっ!」
義妹が達する寸前まで来て、突如白哉はその指を引き抜いた。
48boo:02/09/17 13:42 ID:znd17eyz
「あぁ…何故…?兄様っ…」
達せられないというあまりにも酷い仕打ちにルキアの瞳に涙が浮かんでくる。
「仕置きとは快楽を与えられる事では無い」
そんな事を言われたって、寸止めで既にきつい仕置きだと思った。それ以上に酷いものなどあるのか…?
「あっ!!」
白哉が縛られたままのルキアに覆い被さり、ぬるぬるの蜜壷の入り口に己をあてがった。
「嫌!…嫌です!止めてくださいっ!!」
嫌々をするように頭を左右に振る。ルキアは未だそこに男性を受け入れたことが無かった。それもそうだ。人間の歳で言っても未だ10代になったばかりの歳なのだ。
たとえ自分が密かに想いを寄せている白哉でもそれは抵抗がある。そして、最初は痛いという事は何となく知っていた。
「これからお前にもこういう事をする機会がある。その時になってから痛いのは嫌だろう。兄の優しさをお前は何だと思っているのだ」
「兄様……」
ルキアが一瞬、心打たれて気が緩んだ瞬間を見逃さなかった。見計らってぐい、と腰を進めた。
49boo:02/09/17 13:43 ID:znd17eyz
「は…あぁぁっ!!!…痛っ!!……っ…」
弓なりに身体が仰け反った。内側から処女らしく硬く自分を包み込む。腰を更に進めると膣の奥の壁まで突き当たった感覚がした。
「あぅっ……痛いっ…止めて……動かない…で」
その懇願を聞き流して、まだ奥まで貫こうとぐいぐいと腰を進めようとする。その度にルキアの口からは悲鳴にも似た喘ぎが漏れる。
既に奥まで来ていたが、やっと奥まで辿り着いたと思ったのか白哉が動きを止める。
「いい…お前は良い女になると思っていたが…此処もこんなに良いとは知らなかった」
下で痛みに涙するルキアを見て、その頬に伝う涙を口で吸い取る。その行為がとても優しく思えて、先ほどまでの凶暴な瞬間の痛みなど忘れてしまいそうだった。
涙の原因はこの優しい兄にあるというのに。許してしまいたいのだ。
50boo:02/09/17 13:46 ID:znd17eyz
12
「はぁっ…はぁっ…」
こんな状況なのに、兄のものを加えた蜜壷が疼きだした。動きを封じられて無理矢理処女を奪われたのに、それでも感じ始めている身体が信じられなかった。
もっと欲しくて堪らない。今まで散々弄られてきた為か血は出ていないようだった。
「動いて欲しいか?」
「!?」
まるで思っていたことが白哉に伝わったようだった。しかしその通りである。必死で頷くと脚を抱えて少しずつ前後を始める。
「痛…っ…あぁッ……兄様」
先ほどの裂ける痛みがよみがえる。最初は恐怖に震えたがやがて苦痛と快楽の波が逆転し始める。やがて腰の動きが早まる。
(あぁ…どうしよう…気持ちがいい…っ)

こんなんでいいかなぁ?良かったら続き書くけどー。
51名無しさん@ピンキー:02/09/17 14:00 ID:2ICwJ9eX
イイ!携帯でちょくちょく覗いてた甲斐あったよー…
ルキアたんがとても可愛いですな。
是非是非続きを…あ、でもお体をお大事に。
52名無しさん@ピンキー:02/09/17 14:07 ID:WLs3+3Pf
booさんがいらっしゃる!
また良い作品をアリガトウ…(;´д`) 処女喪失ルキアたんハァハァ
続編もよろしければおながいします。
53名無しさん@ピンキー:02/09/17 15:50 ID:dPG+HLmQ
booさんいい!ガンガレ!

一護た〜ん
一護たんも希望!
54名無しさん@ピンキー:02/09/17 18:31 ID:rrlOCYpd
(・∀・)イイ!!スバラスィ!!お暇なら是非続きを!

>>51の健気さ・・・むしろ執念にワラタ。
55名無しさん@ピンキー:02/09/17 23:31 ID:RaZ2ub0O
booさん(・∀・)イイ!ものを有難う!!!

白哉×ルキアもいいけど、一護×ルキアも読みたい。
…自分で書くしかないかー。
56名無しさん@ピンキー:02/09/18 00:04 ID:XXEeh3WM
booさんいつもありがとう!楽しませてもらってますグヘ
55さんに期待age
57名無しさん@ピンキー:02/09/18 01:36 ID:gJvmJ2mB
レンジ×ルキアはゴーカンが良いのです
58名無しさん@ピンキー:02/09/18 01:44 ID:itXyQpqJ
>>57激しく同意なのれす!!屈折した愛に萌なのれす!!
59名無しさん@ピンキー:02/09/18 01:49 ID:Yuwfe9MB
つか55のIDがbOOだ!スゲエ
60僣越ながら…一護×ルキア:02/09/18 08:55 ID:tO23iyvR
あの生放送の一件以来、校内は一護とルキアの噂で持ち切りだった。
付き合っているのでは、という程度のものは、まだいい。
中には、「実はもうヤッたらしい」 などと、根も葉もない噂をしたり顔で囁く者もいた。

火曜日の昼下がり。昼休みの教室は居心地が悪い。斜め後ろの席では、ルキアが織姫たちと一緒に昼食を摂っている。
ルキアから視線を逸らし、正面をむくとそこには……ケイゴ。
”脱走不能かよ…”
一護が頭を抱えて机に突っ伏すと、いつものようにクラスメイトたちの心無い声が聞こえてきた。「見ろよ、ほら。昼休みもあんなにくっついてんの。やっぱマジなのかな、あのウワサ」
「あ〜、一護が朽木さんと付き合ってるってやつか?いいよな〜、俺もあんな彼女欲しいよ〜」
「あんな可愛い子が彼女だったら、俺なら毎日ヤリまくるけどな」
「俺、むしろ朽木さんとヤリてぇ…あの胸で、あの唇で……いろいろ……」
「バッカ、お前ナニ想像してんだよ」
男達から嘲りを含んだ下品な笑いが漏れた。
今日のは特に酷い。聞くに耐えない汚い中傷の言葉に、一護の怒りは頂点に達していた。
61三文文士・土屋:02/09/18 09:03 ID:5iyyB4TO
導入部強引になってしまいました。
携帯でカキコしてるので、up速度はめちゃくちゃのろいと思いますが、読んでいただければ幸いです。この後ちゃんとエロくしていくつもりですので、気長に待ってみてくださいませm(_ _)m
ご意見、ご感想、お叱り、アドバイスなどいただけると嬉しいです。
62一護×ルキア2:02/09/18 12:08 ID:fWwLZORM
バンッッッ!!
怒りをぶつけた机が放った音は、思いのほかに大きく、クラスメイトたちを黙らせるには十分だった。
「い、一護……?どうしたんだよ、いきなり」
ケイゴの問い掛けに、「うるせぇ」と一言だけ返すと、一護は立ち上がり、先程まで猥談に興じていた男達のほうに歩み出した。
「お前ら、くだらねーこと言ってんじゃねえよ」歩み寄りながら、一護は続ける。
「根も葉もない噂を真にうけて、人を中傷するのがそんなに楽しいか?」
長身の一護に眼前に立たれた男達は、一目でそれと分かる稚拙な虚勢を張った。
「ね、根も葉もないウワサなら、そっ、…そんなに怒る必要ないだろ!やっぱりお前ら、付き合ってるんじゃねえのかっ…?」
「ッ、このっ…… !」
挑発だと分かっているのに、昂った感情は何故か素直に反応してしまう。一護が男の襟首を掴みにかかった、その時だった。
「黒崎くん、止めてっ!」
今まで沈黙していたルキアが、耐え兼ねた様子で飛び出してきた。
「止めて、黒崎くん!…彼だって悪気があったわけじゃないと思うの!」
一護の腕を掴みながら、必死に叫ぶ。
”悪気に溢れていたと思うのだが。”というツッコミを入れる前に、ルキアがとどめの一言を放つ 。
「もし私の大事なお友達に、 何かあったら……うぅっ」
はらはらと可憐な涙を零しながら、ルキアはその場にへたりこんでしまった。
63名無しさん@ピンキー:02/09/18 12:28 ID:mZbgi+o1
携帯・・・・すげぇ根性だ・・・。自分なんてメールもおっくうでPC立ち上げるのに・・・。
期待age!!
64名無しさん@ピンキー:02/09/18 12:28 ID:XXEeh3WM
久々のイチルキが新鮮です。
期待、頑張って下さい!
65名無しさん@ピンキー:02/09/18 13:32 ID:tkg9hDyR
このスレには神が二人もいるね。
百ルキもイチルキも期待!
66   l:02/09/18 13:37 ID:8yaIq8o2
67サンプル盛り沢山:02/09/18 13:49 ID:SeExS76B
68boo:02/09/18 16:55 ID:uf0H8jEC
イチルキだー☆頑張れ続き期待してるぜ!
おれっちもがんばろ。
69名無しさん@ピンキー:02/09/18 18:39 ID:FmcUz0lm
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70サリー:02/09/18 20:35 ID:CT4y9zKe
booたんハァハァ(;´д`)ハァハァ
71一護×ルキア3:02/09/18 21:27 ID:do1gPTZy
「うっ……」
”こいつ、また演技の幅拡がってやがるし…”
「ルキ…、朽木、お前な…」
急に馬鹿らしくなって、一護はルキアを立ち上がらせようとしてしゃがみ込んだ。
その刹那。
ざわざわと色めきだつ観衆、一斉に二人に浴びせられる、好奇の目線。
”朽木さんを泣かせるなんて、何て奴なんだ、黒崎一護め”
”やっぱラブラブなんじゃん?”
”ルキアたん、ハァハァ……”

さすがに(いろんな意味で)いたたまれなくなった一護は、ルキアを起こすと、踵を返して教室を後にした。
「俺よりも、ル、…朽木が嫌がるだろ。そういうの、止めろよな」
再び静まりかえった教室に、ピシャン、とドアの閉まる音だけが残った。
72三文文士・土屋:02/09/18 21:30 ID:itXyQpqJ
たくさんの応援レス、ありがとうございます!気長に待ってみてください(^^ゞ
73一護×ルキア4:02/09/18 22:22 ID:tO23iyvR
5分後。
何故か一護は走っていた。
「何故逃げる、待たぬかっ!」
「お前が追ってくるからだっ!!!」
屋上への階段をかけ上がる一護。その数段後ろを、ルキアが必死の形相で追いかける。
「馬鹿かお前、追ってきたら余計にうわさされるだろうがっ!」
「言っている意味がっ、良く、分からんっ」
屋上に続く踊り場に追い詰められ、一護はたじろいだ。
「…大体、何で追ってくる必要があるんだよ」
一護の問いに、まだ呼吸が乱れたままのルキアはすぐには答えられなかった。
潤んだ涙目を指で拭い、大きな深呼吸を一つ。めくれかけたスカートを整えて、やっとルキアは口を開いた。
「何だか良く分からんが…私を庇ってくれたのだろう?……礼を言おうと思ったのだ」
少しうつむき、上目づかいで一護を見上げ、
「…ありがとう」
ぽつりと一言だけ言うと、ルキアは再び視線を逸らした。
少しの沈黙。先にそれを破ったのは、一護だった。
「アホか、お前は。状況も分からねぇでとりあえず礼言う奴がいるかよ」
そう言って一護は、ルキアの額に軽くでこぴんをかました。
「痛っ」
ルキアは額を押さえて、むぅ、とむくれてみせた。
その仕草が愛らしく、愛しく思えて、一護は思わず、キスをした。
軽く唇を触れるだけの幼いキス。
だがそれだけでも、一護の胸には罪悪感が込み上げてきた。
「一護…?」
自分を見上げるルキアの視線が、先程とは違うように見えた。
「悪りィ…」
やっとの思いで出したその一言を、予鈴がかき消した。
74名無しさん@ピンキー:02/09/18 22:49 ID:cNjFJLQj
エロのヨカーン。とりあえず期待あげ。
75名無しさん@ピンキー:02/09/18 22:54 ID:uf0H8jEC
おれっちもage
76名無しさん@ピンキー:02/09/18 23:02 ID:wPKpDEGt
”ルキアたん、ハァハァ……”
ワラタ
期待大
77一護×ルキア5:02/09/19 00:39 ID:164VsOd+
「…一護、今のは何だ?」
階段を降りようとする一護を、ルキアが呼び止めた。
「唇を合わせるという行為に、何か意味があるのか?」
「……は?」
先ほど触れた感触を確かめるように、ルキアの指は自らの唇をなぞっている。
「今のような事は初めてされたぞ。どういう意味があるのだ?」
ルキアの瞳は、まるで子供のように好奇心で輝いていた。
「お前…キスも知らないのか?」
「きす?なんだそれは」
ルキアはきょとんとして言った。
「今の行為を、そう呼ぶのか?なぜそんな事をするのだ?」
何故。
そんなことを考えたこともなかった一護は困り果ててしまったが、思案の末にこう答えた。
「好きな人にする、挨拶みたいなもんだろ」
その言葉と、自分がたった今ルキアにした行為を重ねてしまい、一護は赤面した。
78名無しさん@ピンキー:02/09/19 00:50 ID:3lcVruAu
待ってて良かった神コウリン!
好奇心で輝く瞳のルキアたん萌!
79名無しさん@ピンキー:02/09/19 03:27 ID:OcTFjyLr
イイ!何にも知らないルキアタン激しく萌え!!!!!!
やっぱりルキアタンは世間知らずでなきゃ!!!
続きたのしみ
80一護×ルキア6:02/09/19 10:19 ID:Ktjs40E9
「好き…、挨拶…?」
一護の言葉がすぐには解せなかったのか、ルキアは黙り込んだ。
その沈黙に耐えられずに、一護は耳まで赤くした顔を背け、踵を返す。
その場から逃げるかのように、再び歩み出そうとする一護。その腕を、ルキアの細く白い手が捕らえた。
強引に一護を引き戻し、両手で一護の顔を固定すると、ルキアは背伸びをして、そっとくちづけた。
押しつけるような、不慣れなキス。離れるタイミングの測り方も稚拙だったが、柔らかく、優しいキスだった。
「…ルキア…何…」
動揺を隠しきれない一護の言葉を遮って、子供のように無邪気な微笑みでルキアが笑った。
「挨拶のお返しだ」
81名無しさん@ピンキー:02/09/19 10:28 ID:D3b+3Kav
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82名無しさん@ピンキー:02/09/19 12:26 ID:feyvo8G0
俺もルキアたんにチューしてもらいてぇ…期待age
83一護×ルキア7:02/09/19 15:19 ID:IzBi/vYs
「……お返しってなんだよ」
突然のことに唖然としつつ、一護は言った。
「きす、というのは好きな人にする挨拶のことなのだろう?挨拶されたら挨拶を返すのは当然ではないか」
自信たっぷりにそう言うルキアに、呆れと愛しさを覚えながら、一護はルキアを抱き寄せた。
「…本当はちょっと違うけどな」
「お?」
一護の視線と、ルキアの目線とがぶつかりあう。腕から逃れようと、ルキアは身をよじった。
「一護、どうし…」
その言葉の続きがルキアの口から漏れることはなかった。
三度目の口づけ。
幼く拙い、「挨拶」などではなく、互いを貪るような、深く長い、「告白」───。

スピーカーから五限目の開始を伝える本鈴が響いても、二人は離れられなかった。
84一護×ルキア8:02/09/19 15:45 ID:cI+6OU6N
長い、口づけ。
ルキアの小さな唇を割って、舌を滑り込ませる。驚き、逃れようとするルキアの舌を追いかけ、絡めとる。
また逃げる。一護の舌は、それを追ってルキアの口啌の中で踊る。
徐々にルキアの息が荒くなってきたのが分かった。首の位置を入れ替え、なおも一護はルキアの舌を味わうようにゆっくりと弄ぶ。
さすがに息苦しくなったらしく、ルキアが一護の胸を叩いた。一護の舌は名残惜しげに、やっとルキアの唇を離れた。
「…ぷはッ!ハァ、ハァ……何をするのだ……!」
やっとの思いで言葉を吐き出すルキアの唇。その端から、二人の唾液が混ざりあった、透明な滴が流れ落ちる。
滴る液体が糸を引き、口づけの激しさを物語っていた。
85名無しさん@ピンキー:02/09/19 17:55 ID:Ktjs40E9
エロの予感期待age
86名無しさん@ピンキー:02/09/19 18:11 ID:Ys7HLZCE
age
87一護×ルキア9:02/09/19 22:27 ID:IzBi/vYs
「今のもキスだ」
一護が言うと、ルキアは感嘆の表情を浮かべた。
「人間は挨拶をするのにあんなに凄いことをするのか!勉強になったぞ!」
”…違うって。”
その言葉を飲み込んで、代わりに一護はルキアを押し倒した。
「痛っ、こら、貴様、何を…」
尻餅をついて抗議するルキアを無視して、一護は途中悪戦苦闘しつつも、ルキアの制服の上衣を脱がせていく。
「なっ、何をするのだ!あっ、恥ずかしいではないか!こら、止め…」
ルキアが言い終わるか否かのうちに、それまでブラウスに隠されていたルキアの素肌が、外気に晒された。
小ぶりではあるが、ツンと上向いた、形の良いバスト。その先端には、桜色の可愛らしい突起も見える。
やや幼さが残る、乳房からウエストにかけての緩やかなくびれ。
腹部の柔らかいカーブ。
ルキアのその白い躰は、若く猛りがちな年頃の一護を欲情させるのに、十分すぎるものだった。
88一護×ルキア10〜一護:02/09/19 23:03 ID:VkxZ696H
想像以上だった。
ルキアの裸は、驚くほど綺麗で、正直、俺は言葉を失っていた。
だってそうだろ?
そういう知識は雑誌やらで多少は知っているつもりだったが、生でホンモノを見たのは初めてだったんだから。

ルキアはさっきから赤くなって黙っている。こういう時は男がリードしなけりゃならねえ。
それは分かっているのに、どうしたらいいのか判らねえんだ。
ルキアが俺を見た。泣き出しそうな顔だった。何か無性に悔しくて、だけどそれ以上に俺は、ルキアの事を可愛いと思ったんだ。

気がついたら、ルキアの胸にしゃぶりついていた。
ルキアのちっこい乳首に吸い付いて、赤ん坊みたいにそれを嘗め回していた。
時々舌で転がしてみる。だんだん乳首が勃ってきたのが分かった。
思い切り吸ってみたら、ルキアが小さな声を漏らした。「感じてる」のか?
そっと見上げてみると、それまで苦しそうだったルキアの顔が、一瞬緩んだのが見えた。
さらに刺激を与えていくと、ルキアは小さな「喘ぎ声」を漏らし始めた。
ルキアが可愛くて仕方無くなった。もうきっと止められないだろう。
俺のチンコはこの時もう、我慢できないほど熱く、固くなっていたのだから。
89名無しさん@ピンキー:02/09/20 00:38 ID:sZuvpEJ7
キターーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
90名無しさん@ピンキー:02/09/20 02:30 ID:ePkcxOOO
ボハハハハーーーッ!!
91一護×ルキア10〜ルキア:02/09/20 11:31 ID:ey4FlEbq
まだ尻が痛い。
一護は何故こんなことをするのだろう?
裸体を他人の眼前に晒すなど、とても耐えられない。
私は今きっと、とても情けない顔をしているのだろう。一護は先程から黙ったまま…。
ちらりと一護の顔を盗み見てみる。
…目が合ってしまった。
一護ははねられたように体をこわ張らせ、何か思案しているようだった。
次の瞬間、一護は私の身体に覆い被さってきた。何、何だと言うのだ!
一護は、私の決して大きくはない胸に吸い付いて、夢中で撫で回している。
まさかこれも「挨拶」なのか?
恥ずかしい、もう嫌だ、やめて…!!
いきなり乳房の先端に、強い刺激が走った。
「うあッ」
いままで聞いたこともないような声が、自然に私の口から飛び出した。
今のは何だ?!
…体中に電流が走ったみたいだった。
その時私が感じたもの、あれは……快感…?
なおも一護は私の乳房を刺激する。その度に自然に声が漏れた。
何だろう…太股に何か堅いものが当たっている。その上、脚の間がむずむずと疼く。
それに何か、心地好い……。
何故だろう。良く分からないが…もっとして欲しい…。
一護………!
92名無しさん@ピンキー:02/09/20 11:58 ID:xGFWkZGx
なんか凄いIDだな>90
イチルキ&booさん待ちage
93boo:02/09/20 12:48 ID:Emfi5h4K
お待たせ。ようやく完結って感じですぜ。
13
実際の時間的はそんなに進んでいない筈なのに、ルキアは不思議と2時間にも3時間にも感じていた。
この背徳的な行為をしているという事実が二人の欲情を高めているとも知らず。行為に没頭していた。
「ああぁ…んっ!……いいっ…」
押し引きにやっと慣れてくると、自然とルキアの口からは喘ぎが出る。それは未だ子供とは思えない位に官能的だ。
初めての性交にも関わらず確かに感じていた。そんな淫らな義妹を見て白哉もまた、危うい衝動に駆られる。
…いっその事壊してしまいたい。自分無しではやっていけない位ルキアの身体に刻み込んで、離れられないようにしてしまいたい。
それが出来ないのは、やはり義理とはいえ兄だからだろう。
何時か離れる時が来るなら、その時まで刻んでたっぷり教え込んでやろう、少しでもルキアの身体に兄が居たいう影を残したいのだ。
律動する身体を見下ろすとほんのりと赤を帯びた顔と胸元が目に入る。汗ばんでいるその身体は、手と足を縛られて兄のなすがままに揺り動かされていた。
94boo:02/09/20 12:49 ID:Emfi5h4K
14

「あぁっ!…兄様、何だか……おかしくなりそう…っ」
それを“達する”と言うと知らないのだろう。白哉も限界が近い。肩から腰へと手を持ち替えて、奥の奥まで打ち付ける。
じゅぷ、じゅぷっ、くぷっ…。
膣口からはもう、どっちのかさえ分からない蜜の音で卑猥な音がしている。
「はっ…ああああぁっ!!兄様っ!もうっ……駄目…!」
「私もだ…っ…出すぞ…」
「あうぅっ…!!」
身体が仰け反り先に達した。白哉もすぐに奥を突き上げ動きを止める。するとルキアの膣口がソレの脈動を感じた。何かが体内に注ぎ込まれていく。
びゅくびゅくびゅくっっ…!!
95boo:02/09/20 12:52 ID:Emfi5h4K
15

「んっ……はぁん…」
まるでエネルギーを装填されるように気持ち良かった。膣口から抜き取られた後も暫く余韻に浸った。
やがて手と足の戒めを解かれたが、起き上がれない。それに気が付いたのか白哉は今日はここで眠ればいいと言ってくれた。
「今日の躾はこんなものでいいだろう。しかし明日からはもっときつい躾をするから覚悟しておけ」
「……はい、兄様…」
最初は怖いという思いもあったが、こんなに気持ちの良い仕置きなら何度受けても良いと、はしたなく期待してしまうルキアだった。
恍惚に浸りながら、兄の腕の中で眠りに付いた。

終わりー。
96boo:02/09/20 12:57 ID:Emfi5h4K
あとがきでも。
とにかく一番最初に白ルキネタをくれた初心者でごめんさんに感謝っス。
おれっちが書くとあまり痛くないね。
書いてるおれっち自身は楽しかったけど(藁
次は何書こうかね。何かリクあったらおくれようー。
ところでイチルキも頑張れよっ。おれっち応援してるぜ。
97名無しさん@ピンキー:02/09/20 13:46 ID:sZuvpEJ7

             / ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            ./ / | booさん 夢をありがとう
           / /  \                 
           / /     ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
         ./ /_Λ     , -つ
         / / ´Д`)  ./__ノ
        /    \ / /         
        .|    へ/ /
        |    レ'  /、二つ
        |     /
       /   /
       /  /
      /  /
     / ノ
   _/ /
  ノ /
⊂ -'
98名無しさん@ピンキー:02/09/20 13:47 ID:Ts09q+Qj
99自演矢印:02/09/20 14:32 ID:8Zih7dun
こそ〜〜〜り
100げっとじゅしゃー:02/09/20 14:32 ID:8Zih7dun
しゃー!!!!
まずは100げっとじゅしゃー!!!!!
101げっとじゅしゃー:02/09/20 14:34 ID:8Zih7dun
次は200を取りに来る
首を洗って待ってろ!!!

知らない人もいるだろうから
言っておこう
私は前スレで1000を取ったものだ!!!
では、さらば!!!
102名無しさん@ピンキー:02/09/20 15:05 ID:sjJqXQR2
>>100
>>101
 コソーリ ・・・・ガンガレ!
103boo:02/09/20 18:12 ID:Emfi5h4K
>>97
ありがとうよ身体全体で表現してくれてかなりワラタ。
104名無しさん@ピンキー:02/09/20 19:19 ID:/CLcn+Qf
booサンヨカタデス。オナカイパーイ。
ジカイハ レンジルキアキボーンデス。
105一護×ルキア11:02/09/20 22:30 ID:UItSgS+c
人気の無い屋上に、ルキアの嬌声が響く。
「い、一護…私、変だ…!」
ルキアの声は、一護には届いていないようだった。
一護はさらに激しく、ルキアの柔らかな胸を揉みしだく。
時折、ゆっくりと撫で回すように愛撫したかと思うと、次の瞬間には強くこね回して愛撫する。
その度にルキアは、甘い声を漏らした。
それと同時に、一護は自然と腰を動かし、ルキアの股間に自分のモノをこすりつけ、刺激を得ようとしていた。
布が擦れる感触が、そのまま性感につながる。
すでに十分に勃起している一護のペニスは、衣服を通しても分かる程固く、大きく、熱くなっていた。
「一護、…先程から何か…んぅっ、あ、当たっている感じが…あっ、するのだが…っ」
さすがに気付いたのか、そういうとルキアはそろそろと手を下に伸ばし、そのまま一護のペニスを探り当て、掴んだ。
「!!?」
突然の刺激に驚く一護をよそに、感触を確かめるように、ルキアの指がペニスを這う。
「熱くて、固い…?」
ルキアの指が与える刺激がもっと欲しくて、一護はチャックを下ろし、ペニスを掴み出した。
106名無しさん@ピンキー:02/09/20 22:59 ID:bQ2JmUgU
期待あげ
107名無しさん@ピンキー:02/09/20 23:19 ID:lETk4EBR
期待age2
ウブなルキアたん萌えハアハア(;´Д`)
108@@:02/09/20 23:21 ID:S6SYKH1r
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109名無しさん@ピンキー:02/09/21 01:20 ID:J242yt/K
一護×ルキア話、続き期待してます。

自分もイチルキ書いてるけど、がんがってるのにまだ挿入まで(泣
今書いてる方のが一段落したら載せられるように努力します。
110名無しさん@ピンキー:02/09/21 02:08 ID:7KpReI8r
最近神降臨が多くて(・∀・)イイ!!
期待上げ!
>>109
 楽しみにしてまつ。
111名無しさん@ピンキー:02/09/21 19:29 ID:d5wCzEAH
オレモルキアタンニチンチンサワッテモライタイアゲ
112名無しさん@ピンキー:02/09/21 20:22 ID:j39rjeHf
イチルキ続きまだぁー?…ナンツッテミタリ
113名無しさん@ピンキー:02/09/21 23:14 ID:fsPcKJTo
今日は神降臨は無いのだろうか…ショボーン
114名無しさん@ピンキー:02/09/22 00:26 ID:pMlCbtEx
booさん帰ってきておくれ…
レンジルキアきぼん
115一護×ルキア12:02/09/22 01:05 ID:JGHoQqze
「?!!」
初めて目にする男のモノに、ルキアは驚き、体をこわ張らせた。
しかしその瞳はしっかりと一護のソレを見つめている。
その視線に反応して、ペニスがピクンと跳ねる度に、ルキアもビクッと身を震わせた。
「…そんなに楽しいか?俺のチンコ見るの…」
「ちん…こ…?これをそう呼ぶのか?」
性的な事に関しては全く無知なルキアは、当然ソレがどんな働きをするのか知らない。
故に興味津々といった様子で、敏感になっている先端をつつきまわす。
その度に一護が身をよじったり、ビクンと跳ねたりするので、ルキアは新しい玩具を得た子供のように楽しげに、一護のペニスを弄んだ。
「ここをこうすると、…ほう、こうなるのか!」一護は自分のペニスで無邪気に戯れるルキアを見ているうちに、ちょっとした悪戯を思い付いた。
「…ルキア、チンコをくわえると、もっと面白い事が起こるぞ」
「くわえる?口で、か?」
「そうだ、優しくくわえて、唇で扱いてみろ。…面白いことが起こるから」
素直なルキアは、その言葉を聞いて、一護の股間に跪く。
「…こうか…?」
ぱくん、とルキアの唇が一護の先端をくわえこむ。
初めて感じる刺激に意識が溶けそうになりながらも、一護はなおもルキアに命じる。
「そう、そのまま唇で扱いてみろ。舌も使って…」
116名無しさん@ピンキー:02/09/22 01:14 ID:LRxZD+Yr
神がこのスレに帰ってきました…( ´∀`)
いつも楽しませてもらってます、ありがとうイチルキ作家さん。
続きを首を長くして待ってます
117109:02/09/22 01:52 ID:eJSMxz/5
一護×ルキア話、楽しみにしてました。(・∀・)イイ!

自分の方もイチルキ書き終わったんだけど…割り込んだらまずいよね。
今日はもう寝ますー。
118名無しさん@ピンキー:02/09/22 13:24 ID:LRxZD+Yr
イチルキ作家さんは連載(?)のようなものだから 割り込むとかじゃないんじゃない?
期待してます。是非うpしてくだたい。
119bloom:02/09/22 13:31 ID:9nQe7IWb
120109 :02/09/22 14:21 ID:eJSMxz/5
気に入らない。
いつも刻んでる眉間の皺をいっそう深くしながら、一護はそう思っていた。
夕食後自室に帰り、私服でくつろぐルキアと二人きり。
床に座り、並んでベッドに背を持たれかけさせているが、
二人とも無言のままだ。ルキアは上機嫌で、一護はいたって不機嫌で。
不機嫌の原因は、先刻からルキアが愛おしそうに抱き締めている
ウサギのぬいぐるみだ。
それ、どうしたんだ?という一護の質問に、ルキアは「クラスの男子からもらった」と
悪びれもせず答えたのだった。
なんでも”げーせん”とやらでタダ同然で”げっと”したけど、
こんなもん持っててもしかたないから貰ってくれないか、と言われたと。
その男の見え見えの言い訳を鵜呑みにして、無邪気に一護に語る様も気に入らない。
どうしてこうもこいつはファンシーな雑貨に弱いのか。
こいつを狙ってるクラスの男子どもがいかに多いかを知っている一護には
こんなに簡単にモノに釣られてるルキアの無防備さが腹立たしくてならない。
121109 イチルキ挑戦2:02/09/22 14:41 ID:eJSMxz/5
「なあ一護?」
「あ?」
考え事をしていた一護の返事はしごく無愛想なものだったが、
ルキアは気にせず言葉を続けた。
「”げーせん”とやらにはこういうのがいっぱいあるのか?
 これの色違いや、洋服の違うのがまだあると加藤がいっておったぞ」
「…………知らねえよ…」
ルキアの口から、彼女にぬいぐるみをプレゼントした男の名が出て
一護はいっそう不快になった。
「そうか。知らないのか。」
一護の素っ気無い返事にもあまり残念そうな様子もみせず
ルキアはまたぬいぐるみをうっとりと弄び出す。
なんだソレ。俺の不機嫌な様子はわかってんだろ!!シカトかい!!
それとも俺は当てにしてないってか。そいつにゲーセンに連れてってもらうつもりなのか。
口に出すにはあまりにも情けない激情に一護が身を焦がしてるのも知らず、
「きめた。お前の名前は”チャッピー”だ」
ちゅ、とぬいぐるみにキスをするルキアを見ていた一護の中で
ぷち。と何かが切れた音が聞こえた。
122109 イチルキ挑戦3:02/09/22 14:42 ID:eJSMxz/5
「…捨てちまえよそんなもん」
手を延ばして取り上げようとする一護から、ルキアは身を捩ってぬいぐるみを庇おうとする。
「何を言うか、こんなに可愛いのに!せっかく名前も付けたのだぞ!」
「そんなもん俺がまた取ってきてやるから!いいからソレは捨てろ!!」
「嫌だったら嫌だ!!」
ルキアはくるっと後ろをむいて、体とベッドの間にぬいぐるみを隠してしまった。
きゅっとぬいぐるみを胸の前に抱えてうつ伏せになり、離さないという意思を体で表している。
「ほーう。………そうきやがったかい。」
一護はルキアの背にのしかかると、やおら脇腹をくすぐり出した。
「や、やめろ…卑怯者っ!」
ルキアは笑い転げながら必死に抵抗する。
「ほらいい加減降参したらどうだ?」
「だ、誰がっ………ぁんっ!!」
びく、とルキアの体が強張る。脇腹や脇の下をくすぐっていた一護の手が滑り、
ルキアの小さな胸に到達してしまったのだ。
思わずルキアが漏らしたその声は、一護の欲望に火をつけた。
123109 イチルキ挑戦4:02/09/22 14:43 ID:eJSMxz/5
「…じゃあこうしようか」
一護はルキアの背に覆いかぶさり、右耳を舐めながら囁いた。
「ぁ…な…に?」
「賭けしないか?俺がイクまでお前が我慢できたらぬいぐるみは捨てないでいい」
「たっ…たわけっ!何を勝手な…はっ…」
薄いワンピースを着ているルキアの腰骨を、布地の上から一護の手がそっとなぞる。
首筋を軽く噛みながら腿を撫で上げると、ルキアは溜め息を漏らした。
「あ…やぁっ!!」
ワンピースの裾をぐい、とたくしあげ、ルキアの白い尻をむき出しにする。
急に冷たい外気に晒され、ルキアは身ぶるいをした。
腰を捩ってせめてもの抵抗をするが、あっけなく下着をむしり取られてしまう。
尻だけを高く掲げさせた姿勢を取らせ、しばらくその冷たい滑らかな
手触りを楽しんでいた一護の両手は、ゆっくりとそれぞれの場所に動きだした。
片方は前に廻り下腹部からルキアのもっとも敏感な場所へ、
片方は後ろからしっとりと湿りだした秘部へと。
124109 イチルキ挑戦5:02/09/22 14:44 ID:eJSMxz/5
一護の左手の指は真珠をそっと撫で擦り、右手の指は秘裂を広げこねるように動く。
「ふ…ぅ…」
必死に声をかみ殺そうとしながら、いつの間にかぬいぐるみを手放したルキアの手は
ベッドのシーツをきつく握りしめていた。
「んんっ!!」
一護の指が蜜壺に差し込まれると、ルキアの体が小さく跳ねた。
かき回すように動かしながら、途中指を少し折り曲げて一点をきつく刺激する。
ルキアは切れ切れの声をあげながら必死に耐えている。
きゅっと指を締め付けてくる内部の動きに、一護は嬉しくて笑いだしたくなる。
クラスの誰も、彼女のこんなところを知らないのだと。
優越感と、征服感。もっと啼かせてみたいという嗜虐的な感情。
そんなものに突き動かされて、指の腹でルキアの真珠を強く擦り、蜜壺をかき回し続けた。
もう充分に潤ったそこは、指の抜き差しにあわせて淫猥な水音をたてている。
指を引き抜いた一護は、ズボンのジッパーを下ろし既に大きくなっている自分自身を
ルキアの蜜壺に押し当てた。
125109 イチルキ挑戦6:02/09/22 14:45 ID:eJSMxz/5
「…あぁっ!」
ずぶずぶと突き入れらてて、ルキアはひときわ高い声を上げた。
着衣のまま後ろから貫かれる姿勢が、まるで犯されているかのような錯覚を起こさせる。
一護が激しく腰を打ち付けだすと、待ち焦がれていた内奥は一護自身に絡み付くように動く。
「う…すげえなお前ん中‥」
思わず漏らしてしまったという感じの一護の呟きが、ルキアの羞恥心をいっそう煽る。
(だ…駄目だ…このままでは私…おかしくなる…っ)
恥ずかしいのに、一護の顔が見えなくて不安なのに、体だけはどんどん熱くなっていく。
ルキアの惑乱はいっそう深まった。
一方、当初の『提案』や「ルキアを先にイカす」ことなどはすっかり忘れ
夢中で腰を打ち付けていた一護は、ルキアの啜り泣く声に我に返った。
「な…泣いてんのかよ、お前…」
ベッドにしがみついて嗚咽を漏らしているルキアの震える背を見て、
一護の胸に罪悪感がこみ上げてきた。
屹立している己をひとまずルキアの中から抜き、そっと抱き上げて彼女をベッドに横たえる。
126109 イチルキ挑戦7:02/09/22 14:45 ID:eJSMxz/5
「悪ぃ、調子にのりすぎた。…ごめん」
一護の謝罪の言葉が聞こえているのか、ルキアは顔を両手で覆ったまま
子供のように嫌々とかぶりをふっている。
一護は腹のところまでめくれていたルキアのワンピースを胸の上まであげると、
そのささやかなふくらみに唇を寄せた。ツンと立っている頂きを軽く吸うと、
ぴくんとルキアの体が震えた。そのまま舌で舐め、痛くない程度に歯を立てる。
唇で弄んでない方の胸は、左手でゆっくり揉みしだく。
この手のひらに納まる程度の可愛らしい胸が、一護の好みであった。
白い肌も、きゅっとくびれた腰も、滑らかなカーブを描く下腹部も。
そしてそこから続く柔らかな丘には、いまだに茂みがなく幼い印象のままである。
一護はルキアの足を大きく割り広げると、その中心に顔を埋めていった。
ルキアがもっとも感じる弱点を強く吸うと、息を吸い込むような小さな悲鳴が上がった。
「やぁ…い…ちご…もうっ!」
髪を掴んで引き離そうとするルキアの手に素直に従い、一護は顔を上げた。
127109 イチルキ挑戦8:02/09/22 14:46 ID:eJSMxz/5
仰向けに横たわったルキアの上に覆いかぶさり、額にかかった髪を梳いてやる。
その手を掴んだルキアが、自分の頬をそれに擦り付けてくる。
そんな仕草が愛おしくて、一護は引き寄せられるようにルキアに口付けた。
「…入れるぜ…?」
唇を離してそう囁くと、ルキアの体の中に己を進めていった。
深く。より深く。ルキアのそこは侵入を拒むかのようにきゅっと締め付けてくるかと思うと、
やわやわと迎え入れる。
ルキアが腰の位置を少しずらし、かすかにだが一護の動きに合わせて動かしはじめる。
「ん…んっ…」
眉間に少し皺をよせ、小さく口を開いたまま陶然としているルキアの表情に一護も熱くなる。
両の膝裏を掬いあげるように抱え、高く足を掲げさせたまま腰の動きを早くしていく。
「はぁ…あ…あ…」
ルキアの溜め息にも似た声にも、快楽が滲んでいる。
つながっているところが信じられないくらい気持ちいい。二人ともそれしか考えられなくなる。
128109 イチルキ挑戦9:02/09/22 14:47 ID:eJSMxz/5
ルキアの腰が、一護から逃れるように左右に捩られる。絶頂が近い。
体を突き付ける甘い痺れに、ルキアは息が止まりそうだった。
「…っ!!」
その瞬間ルキアの背は弓なりに反らされ、全身が強張る。
一護は達したルキアの内奥にきつく締め上げてられ、一瞬動きを止めた。
共にさらわれてしまいそうな波を、どうにかやりすごす。
「く…ふぅ…い…一護っ…!もっ…ゆるし…て…」
再び激しく自分を揺さぶりだした一護に、ルキアは哀願の声を上げた。
いった後は敏感になり過ぎてかえって辛い。
涙に潤んだ目で見上げられて、一護の背筋をゾクリと快感が走り抜けていった。
限界まで広げた足の間、奥の壁に突き当たるところまで深く突いて一護は己を解き放った。
何度かにわけて吐き出される熱情を体の中に感じて、ルキアはさざ波のような快感に酔っていた。
事の終わった後、二人は並んで横たわり荒い息を整えていた。
「…勿体無い。」
ぽつりと漏らしたルキアの言葉に、一護は彼女の顔を覗き込んだ。
「あんな形でも賭けは賭けだ。負けた以上あのウサギは捨てなくてはならんのか。
 …………勿体無い。」
まったくこいつは変な所でクソ真面目なんだから。
一護はため息をつくと、床に放り捨てられてたぬいぐるみを拾いルキアの胸に乗せた。
「いいのか?」
ぱあっと花が開くように微笑むルキアの笑顔を見た一護は、
自分の中から先刻までのいら立ちが跡形もなく消えているのに気がついた。
まあ、いいか。一護はルキアに気付かれないようそっと肩をすくめた。
そのうち、同じの俺がゲットしてきてやる。そしたらこいつはゴミ箱行きだ。
ぜってえ捨てる。いや、燃やす!その前にあの男を一度締めておかんと!!
無心にぬいぐるみと戯れるルキアの横で、一護は着々とみみっちい計画を立て続けていた。
130コギャルとH:02/09/22 14:55 ID:xNw7sjUM
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131名無しさん@ピンキー:02/09/22 15:30 ID:LkHptEWD
109さんいい!ゴチ!
132boo:02/09/22 17:51 ID:ssyzVwA/
109最高。哀願ルキアがもう最高。
おれっちもゴチ!
133名無しさん@ピンキー:02/09/22 21:26 ID:PNYbReMU
109さん大好き!
ごち!俺もルキアたんに「ゆるし…て…」って言わせたいハアハア
134boo:02/09/23 00:01 ID:5xJIM4xW
age
135名無しさん@ピンキー:02/09/23 00:08 ID:YYv12yH5
ここの一護×ルキアに投票おながいします。
一位になると管理人さんがエロ小説を書いてくれるです。

ttp://www.kurumi.sakura.ne.jp/~kyoya/tvote.cgi
136名無しさん@ピンキー:02/09/23 00:12 ID:9F8VTLil
booさんだ!
また小説書いてくれYO!
137名無しさん@ピンキー:02/09/23 00:55 ID:KLu4GtqK
>>135
今投票してきたよ!!

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ここから「カップリング人気投票」をクリック。今13位。
みんなも投票しるー。
138boo:02/09/23 00:57 ID:5xJIM4xW
>>136
今頑張って練ってるんだYO(藁)待っててくれようー
多分恋ルキ。
139一護×ルキア13:02/09/23 02:37 ID:9F8VTLil
ルキアの小さな舌が、一護のモノを懸命に這い回る。ルキアの舌が動く度に、一護の背にゾクゾクと快感が走った。
「そのまま嘗めてろよ…」
一護は身体を起こし、ルキアに覆い被さるように体位を変えた。
そしてそのままスカートのファスナーを下ろし、うさぎのワンポイントが入った下着ごと衣服をはぎ取った。
ルキアの秘部があらわになる。
しっとりと濡れているソコに、一護はゆっくりと舌を這わせた。
そこで初めて、ルキアは自分の下半身が人目に晒されていることに気付いた。
よほど夢中で一護に奉仕していたのか、その口もとは唾液でべとべとになっている。
「んぅっ……あ」
一護の舌が、ルキアを出入りする。
初めて味わう快感。
一護が指も使って攻め立てると、ルキアのソコは蜜を溢れさせて答えた。
さすがに指一本でもきつい。
ここにこれから自分のモノを捩じ込むのかと思うと、一護は征服欲に身震いした。
140名無しさん@ピンキー:02/09/23 03:05 ID:gYtCz6zV
booさん次恋ルキですか!?
屈折した愛情のゴーカンキボンヌです!!
141109:02/09/23 03:29 ID:KLu4GtqK
恋ルキ。ええですのう。
殺す殺すと(本編で)恋次がわめいてるのは屈折した愛情ゆえなのですな。
booさん楽しみにしてますー。

そんでもって白ルキちょっと甘甘路線も読みたい…ので自分が書くとします。
142名無しさん@ピンキー:02/09/23 09:43 ID:XlPK5QRn
143109 甘口白ルキ1:02/09/23 19:48 ID:KLu4GtqK
虚を倒すには、背後から近付き一撃で倒すのがセオリーだ。
死神の修行を手ほどきしてくれた兄が、最初に教えてくれたのがそれだった。
一撃で倒し、けして虚の正体を見ぬ為にと。

『お姉ちゃんどうして?』
ひび割れた白い仮面を付けた虚が、子供の声で囁く。
しくじった。
不意を付かれて無理な体勢から斬り付けた為、与えた傷は浅かった。
仮面から覗く子供の顔。見覚えがある。
『僕のお母さんを斬ったように、僕も斬るんだね?』
舌足らずな声。斬魄刀を握る手に力が入らない。
『お姉ちゃんは僕も斬るんだねっ!!!!』
虚が猛然と突進してくる。振り回される鋭い鈎爪を避け、大きく空を舞い
斬魄刀を虚の額に振り下ろす刹那、涙をたたえた瞳と目が合ってしまった。
ゴッ、と鈍い音がして刀が虚の額にめり込んだが、致命傷を与えるには僅かに足りない。
144109 甘口白ルキ2:02/09/23 19:49 ID:KLu4GtqK
瞬時に虚の両腕がルキアの華奢な体を捉えた。
『僕と一緒に死んでよ死んでよお姉ちゃん死んでよ死んでよ』
掴まれたルキアの両腕がめり、と嫌な音を立てた。爪が体に食い込み、血が吹き出る。
「あがっ…」
虚の親指の爪が、深く腹を抉った。激痛にのたうちまわろうにも身動きがとれない。
苦しむルキアの顔を舌でひと舐めして、虚が大きく口を開けた。
大きな鋭い牙が光る。余りの恐怖に声も出ない。
これまでか。ルキアは目を閉じた。
(兄様…)
なぜか兄の顔が浮かんだ。
そして訪れた大きな衝撃---だが、体が急に軽くなる。
ルキアは地面に投げ出されて呆然とした。自分を捉えていた虚が霧となって消滅していく。
「…兄様…?」
霧の向こうに、白哉が立っている。その姿を見ながらルキアは意識を手放した。
145109 甘口白ルキ3:02/09/23 19:49 ID:KLu4GtqK
「う…」
目覚めると、見覚えのある天井が目に入った。
ルキアは、自分が布団の上に横たえられているのに気付いた。
ここは兄の部屋だ。なぜ自分がここに?驚いたルキアは跳ね起きようとしたが、
腹に激痛が走りまた布団に倒れこんでしまう。
「起きてはならぬ。」
厳しい声にルキアは身をすくめた。
「…ごめんなさい…兄様ごめんなさい…」
兄の叱責を覚悟して、ルキアは切れ切れに詫びの言葉を口にした。
「黙っていろ。」
固い調子の兄の声に、謝罪すらさせてもらえないのかとルキアは悲しく思った。
「ふ…ぅ…」
白哉の手が、腹の上を滑る。
ルキアは今さらながら自分が一糸もまとわず布団の上に横にされているのに気付いた。
羞恥に全身が朱に染まる。
146109 甘口白ルキ4:02/09/23 19:50 ID:KLu4GtqK
冷たい指が、腹を、胸を、両の二の腕の上を滑るように動く。
触れられた所から暖かさが広がり、痛みが和らいでいく。
鬼道で治療してくれているというのは承知の上だが、やはり恥ずかしい。
意識しまいとすればするほど、感じてしまう。
ぎゅっと目を瞑って耐えていたルキアの体が、びくっと震えた。
白哉の指が下腹部にのびて行く。
秘裂へと連なって行く丘陵を、ゆるやかに撫で擦る。
「…は…っ…」
もう片方の手が、胸の上を往復する。擦られる刺激に乳首がつんと立ち上がる。
「やぁっ…!」
胸全体を軽く揉んでいた指が乳首を摘まみ上げた。
摘んだままこりこりと揉まれて、電流のような快感が走る。
「に、兄様っ!」
下肢の付け根を彷徨っていた白哉の指が、割れ目に隠れている芽を捉えた。
強く中指の腹でこすられて、ルキアは甘い悲鳴を上げた。
147109 甘口白ルキ5:02/09/23 19:50 ID:KLu4GtqK
「なんという声を上げるのだ。はしたない。」
冷静な兄の声に、我を忘れかけていたルキアの羞恥心が蘇った。
身を固くして、快楽を頭から追い出そうとする。
秘裂の上を這い、乳首を弾く指の動きを意識しまいとしたが、所詮は無駄な努力だった。
「なぜこういうことをされているのか、わかるか?」
指が1本、秘裂に侵入してくる。ぬるりと抵抗もなく受け入れてしまった自分が恥ずかしかった。
抜き差しをされて、息が詰まる。
「虚の爪から毒が体内に入っている。これを癒すには表面からでは無理だ。」
白哉の手がルキアの両足を大きく広げた。
しっとりと潤った秘密の花が、白哉の眼前に晒された。
「中から…私の精気を注ぎ込んで癒すしかないのだ。」
白哉の舌が、濡れた花びらを舐め上げる。溢れる蜜を掬うように舌を這わせ、先ほどの指の刺激で充血してふくらんだ芽を唇に挟む。
「ひぃ…んっ…ぅんんっ…」
ルキアは自分の指を噛んで必死に声を殺していた。白哉の舌を追うように腰が揺れだしているのにも気が付かない。
148109 甘口白ルキ6:02/09/23 19:51 ID:KLu4GtqK
「はぁぁっ!!」
ルキアの敏感な芽の部分をくわえていた白哉が、きゅっと扱くように吸い上げた。
脳裏に白い光の幻覚。軽く達してしまったのだ。
白哉が指を引き抜くと、どぷっと蜜が溢れだしたのが自分でもわかった。
すっかり上がってしまった息を整える暇も与えず、白哉はルキアの白い太ももを抱えた。
濡れそぼった蜜壺に己自身をあてがう。
じわじわと侵しながら、白哉は妹の苦悶の表情を見下ろしていた。
凶悪なくらい大きくなった白哉のものを受け入れるには、ルキアの体はまだ幼い。
「息を吐くんだ、ルキア。大きく、ゆっくりと。」
こんな時だというのに、兄に名前を呼んでもらえてルキアはひどく嬉しかった。
言う通りに息を大きく吐くと、ずるっと白哉が深く入ってくる。
「力を抜いて…そう、いい子だ。」
もっと呼んで欲しい。誉めて欲しい。その一心でルキアは痛みに耐え
白哉を体の奥に呑み込み続けた。
149109 甘口白ルキ7:02/09/23 19:51 ID:KLu4GtqK
奥までぎっしりと埋め込むと、白哉は動きを止め、ルキアの華奢な体を抱き締めた。
その腕の優しさにルキアは泣きたくなった。
あの虚に少年のことを話して、思いきり泣いてしまいたい。
かつてあの少年が人間だった時、亡くなった母親が化した虚に襲われていたこと。
その虚を斬ったのが自分であること。
不幸な偶然から、少年に虚が母親であったことを知られてしまったこと。
そして母親の後を追うように病死した少年までもが---
だが甘えてはならない。この兄はそういう馴れ合いをもっとも嫌う。
涙を堪えて自分を戒めるルキアに、白哉はそっと囁いた。
「お前は、お前の責務を全うしただけだ。」
ルキアが堪えていた感情の堰が崩れそうになったのを察してか、
不意に白哉は激しく動きだした。
「あっ…兄様…兄様っ…!!」
白哉の首に腕を廻して、ルキアは無我夢中で叫んでいた。
150109 甘口白ルキ8:02/09/23 19:52 ID:KLu4GtqK
大きく広げられた秘所の痛みがないわけではない。
今も下腹部に鈍い痛みと違和感を感じている。
しかし白哉に揺すられ続けるうちに、痛みだけではない不思議な感覚が
ルキアの内部に芽生えて来た。
くいっと軽く腰を引いた白哉が、ある一点をこするように刺激している。
そこから切ないような疼きが広がってきた。
「兄様……あ…」
痛みの奥から、膨れ上がる不思議な感覚。ルキアは白哉にしがみつきながら啜り泣いた。
つながった所がくちゅ、くちゅと音をたてている。
無意識の内にルキアは腰を白哉にこすりつけていた。
白哉は深く穿ちながら指を前に廻し、ルキアの昂った芽を刺激する。
「あっ…あぁ…やあぁぁうっ…」
中と前とを同時に刺激され、耐え切れずルキアは泣きじゃくった。
151109 甘口白ルキ9/おしまい:02/09/23 19:54 ID:KLu4GtqK
仄暗い寝室に、ルキアの切れ切れの泣き声が響く。
どのくらいこうしているのか、ルキアにはもうわからなかった。
つながった所が熱くて溶けてしまいそうだ、と頭のどこかでぼんやり考えていた。
「うっ…」
低い声を漏らし、白哉が精を放った。
熱い迸りを身の奥に感じ、ルキアは満ち足りた気持ちになった。
体の中から広がる暖かい感覚。
確かに白哉はルキアの体内に己の気を注ぎ、癒してくれていた。
「ありがとう…兄様…」
うっとりと見上げるルキアの唇を、白哉はそっと唇でふさいだ。
何も言わないでいいのだというように。
きっとこの兄は、自分とあの虚になった少年との経緯も知っているのだ。
そうルキアは確信していた。
この兄にしてもらったことに、いつか自分が何かを返せる日が来るのだろうか。
いつになるかはわからないが、忘れずにいよう。何があっても。
そう心に誓いながら、ルキアは眠りについた。
152boo(おれっち書かな過ぎ):02/09/23 20:23 ID:5xJIM4xW
109すごいっス!唯一絶対神光臨!
尊敬っス。またもやゴチになりました。
153名無しさん@ピンキー:02/09/23 20:37 ID:4CAg8YAr
またもや神光臨!109さんヨカタです!
ちなみにbooさん アンタ自信が神や…(藁
154名無しさん@ピンキー:02/09/23 21:06 ID:Si+cF4fi
109さん
あなたはなんてお人でしょう
こんな私達にこんなすばらしいssをかいてくださるなんて・・・
155名無しさん@ピンキー:02/09/24 16:16 ID:K8bnsQOZ
神降臨待ちあげ
156名無しさん@ピンキー:02/09/24 18:57 ID:X2fC6fyd
109さん最高でした。エックエック(TдT)
157名無しさん@ピンキー:02/09/25 00:07 ID:G9yFHnmo
連載物のイチルキをひたすら待つ…
158 :02/09/25 00:15 ID:SjtfOBsW
159名無しさん@ピンキー:02/09/25 00:25 ID:3ZnEzd0K
漏れの個人的なルキアたん理想の条件↓

1)ルキアたんは微乳であってほしい
2)ルキアたんの下の毛はまだ生えてない方が嬉しい
3)死神の時の処女は兄(白哉)に奪われててほしい
4)義骸の方の処女は一護に奪われてほしい
5)ルキアたんはウブであってほしい
6)ルキアたんの体は敏感であってほしいが淫乱であってほしくはない
7)床の中では素直であってほしいが積極的でありすぎてもよくない

勝手な理想なんだけどさあ。
ブリチエロ小説のサイトで、浦原と一護の二股かけるルキアたんの話読んだけど
なんかぐっとこなかった。
やっぱりルキアたんはすれてない方がいい。
はずかしいのを我慢して奉仕とか、感じてる自分に困惑して泣いちゃうとか
そんなのがいいんじゃないかと。
下着は白にウサギのワンポイントで、ワンピースの下はいまだにノーブラとかそんな感じで。
160名無しさん@ピンキー:02/09/25 00:27 ID:G9yFHnmo
浦原と一護の二股かけるルキアたんの激燃えですが、何か?
161名無しさん@ピンキー:02/09/25 00:27 ID:OMrar3/8
2)ルキアたんの下の毛はまだ生えてない方が嬉しい

うっすら生えていて欲しい
162名無しさん@ピンキー:02/09/25 00:31 ID:G9yFHnmo
ちなみに下の毛はうっすら生えていてほしい。
そしてたまに積極的なのもよろしい。
163名無しさん@ピンキー:02/09/25 00:48 ID:+8iPQDl3
ぎがいの処女は浦原でよろしく!
164名無しさん@ピンキー:02/09/25 01:18 ID:3ZnEzd0K
みんないろいろですな。
漏れも勝手につらつら書いただけなんで「こうじゃなきゃ許さん!」ってんじゃありませぬ。
むしろ参考になりまつ。今後のあれやこれやに…。

しかしやはり微乳&ノーブラ萌え。
ルキアたんの隙を見て後ろから抱き締めた一護が
「ノーブラかこいつーー!!!」と動揺する。
そんなシチュエーションで1本書きたい。
165名無しさん@ピンキー:02/09/25 08:30 ID:2Aex+SFA
読みてェー!!!
イチルキ好き…
166名無しさん@ピンキー:02/09/25 13:56 ID:9vxyxMhf
良いねそのシュチュ…
書いてくれYO!
167名無しさん@ピンキー:02/09/25 15:44 ID:+8iPQDl3
booさん!漏れらはあなたを待っている。
168yahooo!!アダルト:02/09/25 15:46 ID:emCett4U
169コギャルとH:02/09/25 15:47 ID:sJpuo6xi
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ヌキヌキ部屋に直行
  コギャルとヌキヌキ
  全国地域別出会い
170名無しさん@ピンキー:02/09/25 20:16 ID:9hp1t03b
age
171名無しさん@ピンキー:02/09/25 23:19 ID:SDBxhN/3
今日も神コウリンは無しか?
172名無しさん@ピンキー:02/09/25 23:47 ID:fS1T4/ca
いっそリレーでもしない?
触発されて神コウリンとかなるかも、だしさー
173名無しさん@ピンキー:02/09/26 00:24 ID:fVbiaHDi
それは良いかも>リレー
出だし頼むよ、172たん。
174まぁ:02/09/26 02:23 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/1


目覚めると、一護は虚退治に行ったみたいで、部屋は驚くほど静かだった。

「…?」

窓が少し開いていて、其処から入る10月の風が酷く寒かった。

姐さんも居ない。当たり前か、あの二人はいつも一緒だもんな…。

…切ねぇ。

俺はオレンジ色の頭をかく。

一護、どーやって姐さんをオトしたんだろーなー…。

裸体の彼女の姿を想像し、疼く身体に気付かないかのように立ち上がる。

そうだ、たまには「俺」を洗ってやろう、と押入れを開ける。

と、同時に。
175まぁ:02/09/26 02:25 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/2

ドサッ

「……姐さん!?」

押入れの中から姐さんが落ちた。…寝相悪いのかな?

そうか、最近姐さん寝不足だったから…一護が気をつかったのかな…?

「う〜ん…」

唸る姐さんに笑いが込み上げる。

ヨダレたらしてますよ、姐さん。

起こそうと思い、しゃがむと、俺は姐さんの小さな変化をちらりと見た。

……!…キスマークだ…。

それは、鎖骨辺りに集中した赤い痕。物凄く薄いけど、これは…。
176まぁ:02/09/26 02:26 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/3


「一護との、かな…?」

心で想っている以上に、その言葉は情けなく響いた。

判ってたコトじゃん、夜中にふと…喘ぎとか、聴こえたりするじゃん。

…判ってたけどさ、結構ヘヴィだな、好きな女が他の男に抱かれた証を目の当たりにするのは…。

キスマークは鎖骨から下に続いている。

少し、ほんの少しだけ先が気になって、ボタンをそっとはずした。

(…見るだけっスから…起きないで下さいね、姐さん…)

全て外し終えると、白い肌が露わになった。

小さいけれど確かにふくらみのある胸。

雑誌で見てるねーちゃん達の半分くらいしかないだろう。
177まぁ:02/09/26 02:27 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/4


それでも、今まで見た裸体の中で、一番綺麗だと思った。

キスマークはズボンの中まで続いている。

俺は好奇心と、切なさと、その裏に隠れる本能に逆らえなくて、ズボンを下げる。

赤い痕は下の下着の中に続く。

ここまできて、やっぱり我慢が利かなかった。

−触りたい…!!−

そっと、パンツを上から触る。

サラサラした手触りに、その布の奥には俺の知らない場所があるんだと思うと、たまらなく切なくなった。

目を上にやり、ブラを外す。

彼女の上に覆い被さると、身体の疼きが大きくなるのを感じた。
178まぁ:02/09/26 02:28 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/5


白い胸に下を這わす。

「…っあ、…ん」

小さく喘ぐ少女に、堪らなくなった。

…一護じゃなくても、感じるんスね、一護の身体の、俺でも。

柔らかくてスベスベした丘の頂上の、ピンクの突起を舌でつついた。

「はぁッ…あん、あっ…」

姐さん…俺、我慢出来ないスよ…。

胸の横にキスマークをつける。

強く、痛いんじゃないかと思うほどの、キス。

赤い痕がついて、満足げに俺はそれを舐めた。
179まぁ:02/09/26 02:30 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/6


「…あン、やっ…」

右胸の突起を指で弄びながら、左腕を下腹部へ伸ばす。

「あうっ…あっ、あ…や、」

「…わ…ホント濡れてる…すっげ…ネチャネチャしてますよ…姐さんの中。」

姐さんが、俺の愛撫で感じてくれている。…すっごい、嬉しかった。

もっと、声をあげてほしい。もっと俺の手に感じてほしい。

足を押し広げる。

「はぁン…な、ああっ…いやッ…」

姐さんのそこは冷たい空気に触れたのか、姐さんは今自分が置かれている状況が少し理解できたみたいだ。

でもまだ寝惚けているのか、俺を咎めない。
180まぁ:02/09/26 02:31 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/7


「へー…こういう風になってるんだ…」

亀裂の先の小さなクリトリスに指を伸ばす。

「ッッ!あ、はぁんッッ…あ…やぁッ…」

く、と押すと、姐さんの身体はビクンッと動いた。

亀裂からは液体が流れつづける。

…やらしいよな。コレ、潤滑油みたいな作用すんだろ?

つまりコレが沢山出るってことは挿れてほしいって言ってるようなもんっスよ、姐さん。

アナタが言わなくても身体が俺を求めてる。

その小さな突起に舌を這わす。姐さんはココが弱いみたいで、さっきから息してんのかってくらい激しく喘いでいる。

「あああッ…っ、やぁん、い、一護ォ…ッ」
181まぁ:02/09/26 02:32 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/8


ピクリと身体の動きが止まる。

予想してたけどさ…確かに今俺は、一護の身体だけどさ…。

…俺は、一護じゃないんスよ…。

「…ッ…や、一護、じらさな…ッ」

刺激を止められたそこは、深紅に勃起していた。

姐さん、俺は一護じゃないよ。

…俺はコンだよ。

誰よりもあなたを求めてる、小さなライオンだよ…?

「やっ…頼む、一護…もうっ…はぁっ…気が変になりそうだ…」

切なくて悲しくて 名前を呼んでほしくて
182まぁ:02/09/26 02:32 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/9


……俺の名前を呼んでよ…!!

「…変になりそうか…?…そうか、そんなに俺とのイイのか…」

音程を変えて、組み敷いている少女の、とめどなく行為続行を求めているそこを見る。

「やらし…何もしてねぇのに、スッゲ液溢れてんなァ…」

「や…見るなッ…!」

恥ずかしがる姐さんにキスをする。

溶けるようなキスに、疼きが戻ってくる。

ああ、息をする時間も勿体無い。

顔をずらして、亀裂に舌を挿入する。

焦がれた快感に、姐さんが震えた。
183まぁ:02/09/26 02:33 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/10


「うあッ!!はぁぁぁんッ…あッイ、イイッ…やっ、はぁ…んぁッ」

高くなる声が、一点を刺激する。

故意としか思えない誘いに、今すぐ挿れてしまいたい衝動に駆られる。

舌を捻らせる。と、

「んああッ!!うぁ、はぁんッ!は、ああッ…やん、…ッ!…」

一層喘ぎが激しくなる。

「ここがそんなにイイの?やらしーね…」

腰を掴んでいた手を、再び乳房へと戻す。柔らかく揉むと、熱い吐息が出るのが判った。

何処までもやらしいっスね、この義骸…。だってホラ…。

舌を抜くと、姐さん自身へと繋がる穴がヒクヒクと、俺を求めていた。
184まぁ:02/09/26 02:34 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/11


「ああッ!?やん、やだッ…止めるな…あぁンッ!!、も、熱、ッ…」

涙目で懇願する姐さん。この人が、いつもは一護ばっかで俺になんて見向きもしてくれないこの人が

俺のこの硬いのを…ほしいって言ってんだよ?

「…名前、呼んで。」

「!!? えッ…?一護…ッ」

…違うね。

悔しくなって、俺は舌と同時に指をも挿入した。

姐さんが欲しいのはコレじゃないかもしれないけど。

「あはンッ!あうッ!あ、イ、イイッ…イイよぉッ…あッああッ…あン、イ、イクっ…イッッ…っんあああッッ!!!」

姐さんは達して、膣はヒクヒクと俺の舌と指を締め付けた。
185まぁ:02/09/26 02:35 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/12


肩で息をする少女にくちづける。

「お願いなんだけど、舌でヌいてくれるか?」

真上を向いた大きな肉棒を見て、ルキアは少し驚いた。

…フェラ、ヤったこと…ないのか。

「ああ…」

小さく頷いて口に含む。

姐さんの口の処女は俺が、とか思いながら、与えられる快感に身を任せた。

ヌルヌルとした感じが、全体に行き渡る。先の穴を突付かれ、思わず声を上げてしまった。

「…んあッ…イイ…すっげぇイイ、ねえ……ルキアの顔…。たまんねぇよ…」

舌のザラザラした感覚が、未知で、…どうしようもなく気持ちいい。たまんねぇ。
186まぁ:02/09/26 02:36 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/13


時々吸われ、背中に快感が走った。少しずつ涙が出てきた。

(…キモチイイと泣くのって、女だけじゃねぇんだな…)

自分じゃ気付けなかったが、大分前から大きなそれから濁った液が出てきていた。

女のナカって、コレより気持ちいいのかな?…挿れてぇッ…もう、ヤバい、堪えらんねぇ…。

「んぁッッ…」

ドビュッ

白い液は、姐さんの口内に射精され、姐さんはそれを舐めながら飲み込んだ。

…たまらない脱力感。すっげぇキモチイイ…。自慰なんか比べモンになんねぇよほんと…コレ…。

でも快感は終わっていない。

同じように脱力している姐さんを押し倒す。
187まぁ:02/09/26 02:37 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/14


「スゲェ…ヨかったぜ…。オマエの口、天才だな。」

一護っぽくにやりと笑うと

「…そうか。だが…貴様の舌使いも中々、だな。」

と、照れたように笑った。

話しながら秘部へ指を進入させる。

「ああンッ…やん、あ…」

すでにそこは濡れきっていて、姐さんのふとももの付け根あたりはグショグショになっている。

「オマエの身体、やっらしいなー…もうこんなに溢れてる…そんなに俺が欲しいか?」

…よくもまぁ、こんな言葉が出たものだ。

心の奥底でそう思いながら、その言葉に大きくなる疼きと、蜜の量が増えたことを感じた。
188まぁ:02/09/26 02:38 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/15


「…あン…ッ…、…欲しい…」

そっぽを向いてポソリと呟いたその顔に、痛いほど勃っている自身を感じた。

……一護も回復早ぇよ…。

姐さんの太ももを両手で抱え込み、穴へ自身をあてがう。

穴が何処か判らなくて、でも、蜜が俺を誘導する。

先端を少し穴に出し入れを繰り返すと、蜜はドバァと出てきた。

「…やらし…。スゲェな、オマエの身体…」

ツブリ、と音を立て、俺は姐さんの中に入ってゆく。

「んああンッッ!!あうッ…やン、入ってくるよぅ…あはンッッ…あ、や、一護、大き…ッッ」

膣のクチャクチャとした粘着感と、姐さんの挑発するようなセリフ。
189まぁ:02/09/26 02:38 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/16


一瞬姐さんは顔を歪ませるも、その後口を開いて「…気持ちイイッ…すご…イイよお…ッ」と言ってきた。

奥までつくと、姐さんがビクッと身体をしならせた。

小さな胸がプルン、と揺れ、その光景が俺自身を、もっと大きくしていた。

姐さんは今、俺だけのものなんだ…この胸も…、肌も…身体も…膣も…!

考えたら物凄く興奮してきて、ビデオで見た通り腰を動かし始める。

「…ッッ!!」

思っていた以上の快感に背中がビンッとなった。

すっご…すっっごい…気持ちいい…!!

「んはぁッッ!うぁ…や、一護激しッ…」

姐さんが感じているのが、やっぱり嬉しくて、思い切り腰を打ちつけた。
190まぁ:02/09/26 02:39 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/17


明日壊れても構わないから、とろけるような快感が欲しかった。快感を与えたかった。

「はあああんッッッ!!んはぁッや、あぁッんあッ…やん、な、何…どうし…ッッ…うあ…!!」

打ち付けるたび蜜が音を立てる。

クチャ…ピチャッ…

打ち付けるたび姐さんが喘ぐ。

「ッッッ!!!は、激しいよぉッ!気持ちいッ…よぉ…ッ!あッはぁんッッああっ…一護ォ!一護ッ!」

もう一護と呼ばれることに違和感も無かったし、一護のマネも上手く出来るようになっていた。

「…ッ…激しいのは…オマエの声だろーが…!」

快感に我を忘れそうになる。ぬるぬるした壁が、俺を刺激してくる。

「ひぁ…ッッ…や、ダメぇ、一護ッッ!!うぁ…っイイよおッ…気持ちイイッ…はぁんッッッ!!」
191まぁ:02/09/26 02:41 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/18


動きが驚くほど速くなってきていた。

「うぁぁぁぁぁ…ッも、もうダメ…ッ激しッッ…あぁん、イく…ッ!!で、でちゃ…ああンッッ…ッッッッッ!!!!!」

声にならない声を上げ、姐さんの身体は大きく仰け反った。

締め付ける膣の感覚が物凄く、本当に物凄く気持ちイくて、頭を白い光が走った。

行為が終わると、姐さんは疲れたのか、また眠りについてしまった。

そういえばもう夕方だ、と、姐さんに服を着せて、俺は家を出た。
192まぁ:02/09/26 02:42 ID:KrTYKBQO
コンルキ小説/19


「…気持ちよかったなー…」

忘れられそうにない、と自分を笑った。

第一、このことが姐さんや一護にバレたら−…

冷や汗と同時に、まだ熱の冷めない疼きがいとおしかった。



<完>
193まぁ:02/09/26 02:46 ID:KrTYKBQO
言い訳(と書いて後書きと読む。)



初めまして。どうも。私(女)はコンルキもエロ小説も投稿も初めてで説明不足だったりなんだったりで大変お見苦しかったと思います。

そして「こんなコンはイヤ!」という方々も居るかもしれません(私もこんなコンは…)。

どうもすいませんでした…精進します。頑張ります。

見てくださった全ての人々に深い感謝を申し上げます。

では、明日は学校なので言い訳(と書いて後書きと読む。)は終わりに致します。

言い訳(と書いて後書きと読む。←しつこい)まで見てくださってどうもありがとうございました!!
194名無しさん@ピンキー:02/09/26 06:38 ID:N8Hltqm2
>まぁさん
乙!!!
195bloom:02/09/26 06:52 ID:Ur98Dfw/
196名無しさん@ピンキー:02/09/26 10:41 ID:P9Sudn5w
まぁさん>
ちょっぴり切ない系だと思ったら、作家さん女性でしたか!わーい仲間ー!コン、良かったですよ。
今度は是非イチルキ切ないエロを…!
197名無しさん@ピンキー:02/09/26 13:26 ID:a+f6TJri
いかったです。まぁさん。
切なくてエロ!
198自演矢印:02/09/26 16:18 ID:tfTjXme8
そろそろ行っとくか
199自演矢印:02/09/26 16:18 ID:tfTjXme8
(*・・)"ヾ('▽'*)良い子♪良い子♪
200げっとじゅしゃー ◆GETycoi2 :02/09/26 16:19 ID:tfTjXme8
200げっとじゅしゃー
201名無しさん@ピンキー:02/09/26 18:00 ID:a+f6TJri
またあんたか!
202bloom:02/09/26 18:01 ID:2jXQZoyN
203名無しさん@ピンキー:02/09/26 18:37 ID:nTgRKc7s
まぁさんすっごい良かったです!
この調子で次は是非イチルキ等を。
でも改行が多いと携帯から見てる人が見にくいかも(汗
204名無しさん@ピンキー:02/09/26 19:38 ID:8XB9c/6h
まあさんって本当に鬼畜ですね、鬼畜・・・
私はあなたのファンなんです。
205名無しさん@ピンキー:02/09/26 20:40 ID:nTgRKc7s
私もアナタのファンです(藁
206204:02/09/26 20:47 ID:8XB9c/6h
ああ自分、意味不明のこと書いてしまいましたね
でも分かる人には分かると思います。>205
207名無しさん@ピンキー:02/09/26 21:15 ID:nTgRKc7s
結構有名だしね。80%が分かってる。
208名無しさん@ピンキー:02/09/26 21:25 ID:a+f6TJri
俺は分からない20%のうちの一人か
209名無しさん@ピンキー:02/09/26 21:27 ID:nTgRKc7s
きっとそうです(藁
210名無しさん@ピンキー:02/09/26 22:46 ID:vTP/pGS5
わからない。まぁさんって誰??良かったから、すっごい気になる。
211204:02/09/26 22:50 ID:8XB9c/6h
ブリーチエロss界では有名な人です
212210:02/09/26 22:51 ID:vTP/pGS5
>>211
マジか!お気に入りのリンク集でも漁ってみるか!(W
213おまんこナメナメ!!:02/09/26 22:54 ID:GWS1ke9E
214名無しさん@ピンキー:02/09/26 23:00 ID:nTgRKc7s
>>210-212
まぁさん=その人ではないでしょう。多分。
でもまぁさん、よければまた書いてくださいYO(藁
215名無しさん@ピンキー:02/09/26 23:02 ID:a+f6TJri
もしかして204の発言のあの単語はサイト名でっか?なら知ってるサイトか…?
216名無しさん@ピンキー:02/09/26 23:04 ID:nTgRKc7s
>>215
わかってんじゃーん
217名無しさん@ピンキー:02/09/26 23:07 ID:a+f6TJri
コンルキ作家さんは学生さんのようだが例のサイトの方は社会人だろ?
違くない?
218名無しさん@ピンキー:02/09/26 23:08 ID:6HkuHaM/
つーか文体も違うだろ。
204よ、お前の勘違いだ。
219名無しさん@ピンキー:02/09/26 23:13 ID:NiHApNR9
中学生はここに来ちゃだめだよ>204
220名無しさん@ピンキー:02/09/26 23:17 ID:4c5dHPAw
204て、そのページの掲示板にいる痛い厨 なんじゃねーのかな?そんなスメルがぷんぷん…
221まぁ:02/09/26 23:24 ID:KrTYKBQO
こんばんはです。反響がちょっぴし多くて凄い嬉しいですまぁです。

>>196
私も本命イチルキなので、そう言ってもらえると非常に嬉しいです。
頑張ってみようと思いますっ。ありがとうございます!!

>>203
次回から気をつけます!!ご指摘どうもありがとうございます!
書き込むときも改行が多すぎてエラーがめちゃくちゃ起きました( ̄□ ̄゜。)

>>204
イヤ本気で私違います!必死になると余計本人のように誤解されてしまうかもしれませんが本当に違うんです!
私もそこの小説大好きです。だから、その方にご迷惑をおかけしたくないんです!
でも(その方には本当に申し訳ないのですが)尊敬する方の文章と間違われたのは、ちょっとだけ嬉しかったです。
(でもそれって逆にオリジナリティーがないってことかな?だったらスゲェぬか喜び…)

>>210
そう言ってもらえると本当、書いてよかったと思えます…嬉しいです!!
私はインターネットも小説書きも始めたばかりの丸っきり初心者です(^-^;
なので無名…てことですかね。自分の小説、どーなんだー?と思い書き込んでみた次第でございます。

沢山のレス、本当に嬉しいです!!
次も、出来る限り速めに頑張ってみます。イチルキかぁ…( ̄ー ̄)ニヤリッ

222bloom:02/09/26 23:24 ID:Ur98Dfw/
223204:02/09/26 23:29 ID:8XB9c/6h
ああじゃあ私の勘違いかな・・・ってことで
224名無しさん@ピンキー:02/09/27 00:08 ID:IY/bbqqd
まぁさん降臨!ほんと良かたです、良ければまた書いてください。

225名無しさん@ピンキー:02/09/27 19:54 ID:9nrvjIbr
age
226こりない204:02/09/27 20:02 ID:SO5SCNA7
わかった!!!109があの方なのだな!!!
227名無しさん@ピンキー:02/09/27 20:05 ID:nquEIGmj
228名無しさん@ピンキー:02/09/27 20:53 ID:9nrvjIbr
>>226
本人気が付いてるからもうその話題やめたほうがいいよ
229名無しさん@ピンキー:02/09/27 21:19 ID:+ibkzH2l
本当に懲りないね。
ご本人さんが好きならやめな。<204
230名無しさん@ピンキー:02/09/27 21:21 ID:kOqNuW6G
てめー204!お前やっぱあのページの掲示板のウザ厨だな?!
中学生は帰りなさい!!\(`д´)ノ
231こりない204:02/09/27 21:31 ID:SO5SCNA7
>230
なんで中学生っていわれるのかなあ?
君が中学生じゃないの?
232名無しさん@ピンキー:02/09/27 21:43 ID:9nrvjIbr
厨房じゃなきゃ消防?(爆笑
233名無しさん@ピンキー:02/09/27 21:45 ID:QQjVup6b
否定しないってことはマジで掲示板のウザ厨なのか!?ヒイイ
234こりない204:02/09/27 21:50 ID:SO5SCNA7
私はIPが分かる一般BBSには書きこみません
235名無しさん@ピンキー:02/09/27 21:55 ID:bHp3Svet
だって204てはわわ(藁)だろ?14歳の中学生じゃん。
それとも登校拒否なの?
236名無しさん@ピンキー:02/09/27 21:59 ID:FS3xVsEm
まあまあ喧嘩すんなよ
それより新しい小説期待
237名無しさん@ピンキー:02/09/27 22:00 ID:+ibkzH2l
そだね。
とりあえず204さんはコテを辞めたほうがいいと思うす。
238ぶっつけ書き・セリフのみで挑戦:02/09/27 23:10 ID:9ijaJYKu
「お前、最近帰り遅ぇよな」
「な、なんだと?・・・そんな事はない筈だが」
「目が泳いでんぞ」
「え」
「ほーらァ図星だろーが!!最近お前学校終わったらすぐ消えるくせに、
 帰ってくんのが遅いってどーゆー事だよ。俺はこれでも一応心配して言ってんだぞ」
「・・・貴様には関係ない」
「あァ!?」
「・・・関係ないと言っておろうが」
「・・・っ何だよソレ。関係くらい、・・・あるだろ」
「関係ないと言ったらない!貴様とは所詮別の人間ではないか」
「・・・・・・・・・。」
「・・・一護?」
「・・・・・・」
「一護、どうして向こうを向いてしまうのだ」
「・・・うるせ」
「一護」
「うるせェってんだろ!」
「・・・・・・。すまない」
「何が」
「いや、一護を怒らせてしまったみたいだから・・・」
「何で怒ってんのか分かってんのか?」
「・・・・・・」
「分かってねェんなら謝るんじゃねェよ!・・・くそ」
「・・・一護、すまない」
「だから謝んなって!」
「・・・・・・分かっている。その・・・一護が怒った理由」
「は!?」
「・・・うまく言えないけど、分かるような気が・・・する」
「え、えぇ!?どーゆう・・・!」
「・・・な、何で赤面するのだ!」
「お前こそタコじゃねえか!!」
239名無しさん@ピンキー:02/09/27 23:27 ID:/tJKYyMd
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240名無しさん@ピンキー:02/09/27 23:30 ID:+ibkzH2l
なんだか和みました>238
つ、続きは…?
241まぁ:02/09/27 23:36 ID:dvlqcGj6

イチルキ小説/1(ら、乱入ごめんなさい;そして全然切なくなくてごめんなさい;;)


正直を言ってしまおう。
その身体を見たとき、最初は拍子抜けした。
胸はすげー小さいし、ブラはウサギ柄で欲情しねぇし
そうかと思えば下の下着までウサギ柄。
くびれはあるけど全体的に細くて体形がいいとも言えない。
背は小せぇし「やだ」ばっか言うし声高いし大きいしで家族にバレないかヒヤヒヤで
おかげに天然だから最初足を開かれたとき「何をする!?」って本気で怖がってたもんなぁ…。
でも、それをルキアひとまとめとして見たら、途端に身体中が痺れてきた。
俺は胸は大きい方が好きなのに、とか思いながら、その小さな胸を愛撫していた。
俺のシュミが、コイツと出逢ってから変わってく。
ウサギの笑顔を片手で降ろしながら小さく溜息をついた。
242まぁ:02/09/27 23:37 ID:dvlqcGj6

イチルキ小説/2



ケイセイギャクテン






「ん…」
慣れた手つきで下着の下に左手を入れる。
キスじゃまだ濡れねーか、とか思いながら手を動かす。
指の平で亀裂をこすると、間もなく蜜が流れ出る。
甘い甘い、俺を導くルキアの蜜。
243まぁ:02/09/27 23:38 ID:dvlqcGj6

イチルキ小説/3


「濡れてる。」
「…・あ、やっ・・触るな!」
両手で俺を突き飛ばそうとしたルキアはバランスを崩して仰向けに倒れこんだ。
「図ってんのか?やーらーし…」
「ち、違ッ・・・離せ!や・あンッ…」
キスを繰り返す。ルキアの息が荒い。…そろそろ理性の壁が崩れだしてきたかな…?
ぼうっとした瞳でルキアは俺を見つめる。
多分俺も同じような顔をしてるんだろう。甘い余韻に浸る。
「…一護。」
ルキアの長袖を脱がしているとき、ふと呼びかけられた。
244名無しさん@ピンキー:02/09/27 23:38 ID:nquEIGmj
245まぁ:02/09/27 23:39 ID:dvlqcGj6

イチルキ小説/4


「何だ?あ、まさか今日危険日か?」
「莫迦者!違うわ!!」
顔が赤い。酷く、可愛らしい。
その顔におかしいながら、秘部に顔を埋める。
今日のルキアは変なくらいに過敏で、蜜が止め処無く溢れている。
「あーあ…あとで掃除すんの俺なんだぜ?こんなに垂れ流して…」
ルキアの顔は驚くほど赤い。
多分コイツ、こういうの、好きなんだろう。顔は怒っていても身体は正直だ。蜜が俺の指を濡らす。
「あッ!!やっ…やだッ…」
「何が『やだ』なんだよ?俺とこういうコトすんの…『やだ』なのか?」
246まぁ:02/09/27 23:39 ID:dvlqcGj6

イチルキ小説/5


キツくそう言い放つとルキアは黙り込む。
情事のときだけ俺はルキアより一枚上手になる。形勢逆転ってコトだ。
いっつもイジメられてるウサを晴らすこの絶好の機会に、俺は小さく笑えた。
ルキアをイジメんのは楽しい。
コイツ、バカみてーに正直だからな、ホラ、もうその大きな瞳に涙を溜めてる。
「…嘘だ、一護…嘘、だから…その……」
どもる少女に理性が一気に吹き飛びそうだった。あーもーメチャクチャ可愛いじゃねぇかこのヤロウ。
「『嘘だから』、何だ?」
さらにイジメてみると、行為を懇願していたその瞳に怒りの色が現れ始めた。
「…ッ貴様、いつもいつも…私に恥をかかせて何が…!!」
247まぁ:02/09/27 23:40 ID:dvlqcGj6

イチルキ小説/6


クリトリスを人差し指の甲で強くこする。
「ひゃッッ・・!!!あ、やぁぁッ」
ビクッと腰が浮く。ちょっと強すぎたかな、と赤く勃ったソコを見て思った。
「…で、『嘘だから』、何なんだよ?言えよ。」
蜜が零れ落ちるその穴に、人差し指を第二間接ぐらいまで入れて問う。
「…貴様、其処まで性格が悪いとは思わなかった!地獄に落ちるぞ!もっと優しく…」
言いかけた声に反抗するように指を曲げる。
「ああッ!ぁんッ・は、あ・・…ッ、一護、貴様は本当に地獄に落ちるぞ…。」
はぁ、と息を荒くしてルキアが呟いた。
そんな皮肉言うのも全て、その先にある快感を得るためなんだろ?
248まぁ:02/09/27 23:41 ID:dvlqcGj6

イチルキ小説/7


「オマエは…身体もココロもやらしーなー…」
強情だ、と思いながら指を進入させる。
中は驚くほど熱くて、動かすたびクチュ、と音を立てた。
「ああんッ!・あぁッ、…あッッやぁっ・・」
「『やぁ』じゃねぇだろ、『気持ちいい』だろ。ちゃんと言えよ…ルキア。」
気持ちいいから喘いでることも判っていたけど、確信が欲しかった。
ルキアの口から、ちゃんと言ってほしかった…淫らな言葉を。
ゴツゴツして、だけどヌレヌレしたその中を、指はグチュグチュとかき回す。
ルキアの性感帯なんて大抵は知ってるつもりだ。
そこを、わざと外すように指を動かしつづける。
249まぁ:02/09/27 23:42 ID:dvlqcGj6

イチルキ小説/8


もどかしい、と言った風にルキアが腰を動かしても、指はルキアの気持ちとは反対方向へと動かす。
「ああン、もうッ…一護!」
ルキアが頬を一層赤く染め、涙を流し続けた。
「…言わねぇと、判んねぇよ…?」
ルキアの強情さにはお手上げだ、と愛撫を止めようとしたときだった。
さすがのルキアにも、もどかしさに耐え切れなくなったみたいだ。
「や…その…ッ、…き、気持ちいい…!もう、…ッ、もう、もどかしくて変になりそうだ!」
「…で?」
意地悪に耳たぶの裏を舐めると、ルキアは腰を浮かして反応した。
「ほしい…一護の、それ、を、私の中に…ッ挿れてほしいっ!もう、我慢できぬ!」
250まぁ:02/09/27 23:43 ID:dvlqcGj6

イチルキ小説/9


淫らな言葉。普段のルキアからじゃ考えられない。
いつだって冷静で命令口調でワガママで猫被りなこの少女が、自分の下で、自分のコレがほしい、って叫んだんだぜ…?
理性なんて、粉々に吹き飛ぶってもんだ。
「よく言ったな、オマエの恥ずかしがる姿すっげぇイイな…もう反応しすぎてヤバイって、ココ。」
そう言ってルキアの手を自らへと導く。
ズボンを脱ぎ、あらわになったそれは、そそり立ち、痛いくらいになっていた。
「一護の、…ほしい…。」
ルキアは座っていた俺の上に、向き合うように座った。
キスで俺を押し倒すとルキアは俺のそれを掴む。
腰を上げ、膣にそれをゆっくりと差し込んでゆく。
251まぁ:02/09/27 23:44 ID:dvlqcGj6

イチルキ小説/10


「ふぁ…ッ!・あッン、一護…ッ」
「騎乗位っすか…やるなァ、オマエ。何処でそんなん憶えてくんだ?」
その眺めが凄く綺麗で、俺は見入っていた。
かすかに揺れる乳房も、俺が残したキスマークも、白い素肌も、結合した茂みも。
「ッ・・ああッ入って…はぁん、大きッ…」
ルキアは快感に足の力が抜け、腰が下に下がった。
ズプズプッと音を立て、俺のはルキアの中へクプン、と挿入された。
「はああんッッッ!!!あッ…はぁッあンっ…」
気を抜いていたせいで不意打ちだったのか、ルキアの膣がギュッと閉まる。
「うあ…ッ・んんっ…」
252まぁ:02/09/27 23:45 ID:dvlqcGj6

イチルキ小説/11


ふいに熱い吐息が漏れる。
「…ルキア、腰を上下に動かすんだ…そう、自分の気持ちいいようにやればいい。」
しばし快感に放心していたルキアは、その言葉にこくりと頷いた。
ズルッ・・ネチャ・・クチャ・・・
「は、ぁんッ…一護の…大き過ぎッッ…ああンッッ!動くたび…ンンっ・大きくなっ…はぁぁんッッ!」
「…はぁ、そりゃー…オマエの中がすっげぇイイからだろ…!」
無意識の喘ぎも、俺を興奮させるひとつの理由でもあった。
「ああああッッッ!!!・・ああッ、や…一護の、が、はぁンッッ!!来て…ああッ!」
腰を下に下げたとき、当然俺のそれは、ルキアの中の最奥へと行き着く。
ルキアの体重がかかる分、激しいピストン運動はなくともその深さがルキアを感じさせているようだった。
253まぁ:02/09/27 23:46 ID:dvlqcGj6

イチルキ小説/12


「ああッッ気持ちいい…!気持ちいいッッ…一護ッの・・熱い…熱くて・・あああンッッはぁッや、あ、」
「ルキア…もっと、腰使え…俺にも感じさせてくれよ・オマエの中を…」
言われたとおりルキアは腰を一心不乱に上下させる。
時々、妙なところへ下がり、膣が閉まるたび俺は身体を仰け反らした。
「ひゃぁぁんッッ!!!あッああッ・ああああンッッや、もう・ダメになりそ…やああんっっ!!!」
何より、感じているルキアの顔が、やらしくて淫らで、可愛らしくて、もうどうにかなってしまいそうだった。
「ルキア…声大きッ…あんま声デケーと、興奮すんじゃねぇか…」
「あうッッあ、だって…一護の…大き・・ッはぁッッッ!!だ…からッ気持ちいいんだも…ッッはぁぁんッ!!やぁッ、イイッ!!イイッ一護ッ!!」
自分が上のときは、腰を動かすことでとにかく頂点を目指したくて そういやルキアの顔なんて見ていなかったなぁ。
254:02/09/27 23:46 ID:3L2SqmvA
「それはお前につられてだな・・・!」
「俺だってお前が変な事言うからだろー!」
「変な事?そんな事言ったか?」
「〜〜・・・知らん!もう寝ろ!」
「・・・変な一護」
「あァ俺はいつも変だよ!」
「もう・・・。じゃ私はもう寝るぞ」
「ああ、おやすみ・・・ってお前、背中にイモ虫付いてんぞ!」
「え!?いっいいいい一護!取ってくれ!ははは早く!!」
「ちょ、ちょっと暴れんなって!すぐ取ってやるから・・・あれ?」
「・・・・・・?どうした?虫は取れたのか?」
「あールキア、これ虫じゃねェよ」
「?どういうことだ?」
「これ・・・多分、毛糸のクズだぜ。緑の」
「・・・!」
「てゆうか何で毛糸・・・??」
「・・・・・・」
「どうした?」
「な、何でもない」
「・・・顔色悪くねーか?ルキア」
「わ、悪くない!気のせいだ!」
「お前・・・な〜んか隠してるだろ。」
「か、隠してない!」
「何だよその怪しい反応!嘘つけない奴だな!言え!」
「・・・隠してない」
「言えってテメー!」
「だから隠してないって言っておるだろう!?」
「強情な奴だな!そこまでバレバレなのにまだ隠すのかよ!」
「貴様の勘違いだ!」
255まぁ:02/09/27 23:47 ID:dvlqcGj6

イチルキ小説/13


俺も、最高にやらしい顔、してんのかもなぁ。…仕方ねーじゃん。
好きな女のそれに自分のそれを挿れる。同じ快感を共有する。こんなコトしてて、正常で居られる方が、オカシイってもんだ。
「もう、はぁんッ!ダメぇ…んあッッ!!気持ちイ…・ああンッッッ!!あ、はぁんッ、やあああッ」
「…んぁッ…オマエ…気持ちよすぎッッ…!!」
頂点に登りつめる、この込み上げる感覚がどうしようもなく気持ちいい。
身体の疼きが頂点に達して、もどかしさも全て包み込む。
「はぁんッッもうダメだッ!…一護、愛してる…ッッああンもうイくッ・あ、ああッ、気持ちい…ッ!!・あああンッあああああああッッッッ!!!!!!」
弓なりになったルキアの身体が見えた。
同時に、俺のそそり立ったそれが、ルキアの中ではじけた。
256まぁ:02/09/27 23:48 ID:dvlqcGj6

イチルキ小説/14


けだるいひとときが終わると、ルキアはさっそうと服を着始めた。
「いつ何時虚が現れるか判らんだろう。そんなとき裸体で駆けつけられるほど私は凄い人間ではない。」
キッパリと言い放ち、ウサギ柄のピンクのチェックのパンツをはいた。
…ちぇ、情事が終わったらすぐコレだ、またもや形勢逆転。不利な立場に苦笑い。
騎乗位じゃイジメ足りねぇ!と無意味な不満と、次はもっと泣かしてやる、と企む気持ちと。
そんなコトを考えた、陽だまりの午後。

春はまだ遠い。



<完>
257名無しさん@ピンキー:02/09/27 23:53 ID:+ibkzH2l

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        .||             . ||

まぁさん&254さんに捧げ物。
258まぁ:02/09/28 00:01 ID:g0IDdSpH
あとがき。
ピッタリ15話で終わったことを少しだけ喜んでいるまぁです。こんばんは。
切ないイチルキが書きたかったのに進むうちにほのぼのになってしまいました…。
前回に比べて量も少ないしシーンもイマイチだったと思います。しかも騎乗位ってアンタ。
しかも一護が鬼畜。サドっぽい。というかルキアがマゾっぽいなぁ、なんか読み直すと(苦笑)。
でも今回描写よりも一護とルキアの掛け合い(と心理描写)を中心に書きたいと思っていたので自分では満足です。自己満です。
ちなみにこの後、急に指令が来て、コンがワケの判らぬまま裸の一護の身体に入ってしまってそこを妹達に見られ「キャーお兄ちゃんヘンターイ!」な展開が来ると面白いと思われます。
今回も此処まで読んでくださって本当にありがとうございます!
批判・要望など、感想頂けたら嬉しいです。
>>203
今回は改行を無くしてみました。どうですか?見やすくなりましたか?
ご注意ありがとうございました(^-^)
2593(まぁさんごめん、ファンです):02/09/28 00:44 ID:aI2CwMch
「そんな事言ってっと・・・こーだ!」
「!?ひゃっ!!うっ・・・ひゃははっ!」
「こら!言いやがれ!」
「やめ・・・一護っ!も・・・っ・・・くすぐったい!」
「いーやーだ」
「やっ!んぁっ・・・ぁはっ!んん・・・っ!」
「・・・・・・」
「も・・・一護っ・・・許して!あはっ・・・ん!」
「・・・ルキア、お前の声・・・やらしいよ。」
「そんな・・・っあん・・・!だって一護が・・・あはっ・・・!そこは・・・やっ、ああん!」
「ここ・・・感じんの?」
「え・・・!やんッ・・・あァん!いやっ・・・いやっ!あぁン・・・!」
「やべ、ルキア・・・興奮してきた。」
「興・・・って・・・何を言っておる!?一護、変だぞ!」
「・・・変だよ。俺、・・・おかしい」
「一護、ちょ・・・やぁッ・・・んあ・・・はァ・・・っ!」
「ルキア、俺・・・もう我慢とかムリだわ。ごめん」
「え・・・一護、・・・!・・・んむっ・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・!ぷはっ・・・ち、ちょ、一護!?今、・・・ 舌 が・・・」
「うん。入れた」
「・・・入れた、ってそんな普通に・・・〜〜〜!」
「入れたかったから。嫌だった?」
「・・・気持ち、悪かった」
「ええ!?マジで!?」
「だって舌が・・・ヌルっと進入して来たんだぞ!私の口内に!」
「・・・マジでか・・・そんなに・・・」
「・・・い、いや!ち、違う!私が慣れていないだけかもしれないではないか!」
260:02/09/28 01:28 ID:E5409siV
「俺だって初めてだったっつーの!」
「え」
「初めてですー悪かったなー。舌入れんのが、ってゆーか、・・・キスが。」
「きす?」
「って分かんねーか。えーと・・・『口付け』?」
「・・・あ、ああ、分かった」
「・・・」
「・・・・・・」
「・・・あ〜赤くなんなよ!こっ恥ずかしい!」
「・・・すまない」
「・・・また謝るし。だからお前謝りすぎなんだっつうの」
「すまない。・・・あ」
「・・・・・・ふっ」
「!!わ、笑うな!!」
「いや何か・・・お前って馬鹿だな、って」
「き、貴様に言われたくないわ!馬鹿で悪かったな!」
「悪くないって。・・・抱きしめたくなった」
「!・・・・・・うわっ」
「ちっちぇー、お前!」
「失礼な!・・・一護が・・・」
「何だって?」
「一護がでかいんだ!」
「!・・・・・・ふっ」
「〜〜〜また笑う!・・・・・・んぐっ、んんん・・・!」
「・・・・・・ん」
「ん、んんん、っは・・・ん・・・はァっ・・・ん」
「・・・・・・」
261:02/09/28 02:14 ID:LiE5qp5g
「・・・・・・ん・・・」
「・・・ルキア・・・やっぱ気持ち悪いか?」
「え?あ・・・なれてきた、かも」
「そか。・・・」
「そか、って・・・ちょっと一護!何をしているのだ!?」
「何って・・・、パジャマっていいな。脱がしやすくて」
「よ、よくない!や・・・!」
「首、細ェな・・・」
「そんなっ・・・ちょっ、首元で・・・喋るな・・・っ!」
「首も感じんのな、お前」
「あ・・・あん・・・!や・・・一護!は・・・っん!」
「首が感じるなら・・・耳とか」
「や、やあん!一護、髭、擦れて・・・!あっ、やッ・・・あァ、あァん・・・!!」
「ルキア、何て声出すんだよ・・・すっげェゾクゾクする・・・」
「やっ、い・・・やぁ・・・」
「・・・嫌とか、嫌だからな」
「・・・一護、ッあン・・・!」
「ルキア・・・可愛い。胸」
「な・・・!一護、どういう意味だ!?」
「・・・黙ってな」
「イチ・・・!あ、あァン!そん・・・舐めるな・・・!っや、やあっ!も・・・やぁ・・・!ああんっ・・・!」
「やだって言うわりにすげぇ硬くなってんぜ・・・ここ」
「・・・や・・・!」
「・・・そろそろ、下脱がしていいか?・・・って、嫌って言っても脱がしますが構いませんか、お姫様?」
「い、・・・嫌だ!莫迦!!」
「イヤ決定だから。抵抗しても無駄!」
「・・・!外道!!」
「・・・えと、あのさ。もしルキアがマジに嫌なら・・・、嫌か?やめても、・・・いいんだぜ」
「・・・・・・え」
262:02/09/28 03:09 ID:S+Q6caQT
「俺のこと、怖いか?今の俺、酷い奴に見える?」
「・・・別に酷い奴には見えないが」
「俺が嫌か?」
「嫌ではない」
「俺の事、気持ち悪くはないのか?」
「気持ち悪く・・・・・・ない」
「今一瞬考えただろ」
「か、考えてない!」
「・・・。じゃ・・・このまま続けていいのか・・・?」
「・・・・・・」
「・・・嫌なら」
「嫌じゃない!」
「どっちだよ?」
「・・・分からない。でも・・・」
「でも?」
「・・・でも、一護が私を求めているのは分かる・・・かな」
「・・・・・・てめェ!もうマジで襲うからな!決定!脱がす!覚悟しろよ!」
「うわ、ちょ・・・待って・・・!んっ・・・」
「・・・これ以上待たせんじゃねーよ。もう待てねェ・・・」
「・・・ん、・・・あっ・・・ん・・・・っ!・・・・・・んっ」
「・・・・・・っ・・・ルキア、もっと舌・・・絡めて?」
「んっ・・・・・・・・・は・・・・・・あっ・・・」
「・・・はぁっ・・・ルキア・・・・・・」
「はぁ・・・・・・っ!ん、んんん!!んんんん、はっ、あぁン!やぁっ・・・」
「ルキア・・・すんげえ、濡れてる。熱い」
「っやあぁ!も・・・っ一護、やめ・・・!はぁン・・・!っあああ!」
「ルキア、覚えとけ・・・ここがオンナの一番キモチイイトコロなんだとよ。ほら」
「ひ・・・っ、いやあァん!やぁっ、いやあっ!一護、一護!イチゴ!ああああ、うあっあああン!」
「・・・ルキア、気持ちいいか・・・?」
「分かんない・・・!も・・・アタマおかしく・・・なりそ・・・一護ぉ・・・!」
263名無しさん@ピンキー:02/09/28 03:44 ID:qcnr/3Zc
264:02/09/28 03:56 ID:cyfKuDVI
「・・・ルキア」
「やぁっ、一護・・・!やっ、あっ、ああァ!はぁン!あァン、一護!いやっ、あ、ああああぁ!」
「・・・・・・ルキア」
「・・・・・・ん・・・一護?」
「大丈夫か、ルキア・・・?」
「一護・・・ああ」
「・・・じゃ、次は俺の番な。」
「・・・え?」
「ルキア・・・入れるぞ」
「い、いいい一護・・・!ちちちちょっ・・・!」
「・・・もっと力抜けよ。痛いぞ」
「そ、そんな大きいのがその中に入るわけが無かろう!?」
「大丈夫、入るから。怖がんな、ルキア」
「一護・・・!」
「・・・いくぞ」
「・・・・・・いっ・・・・・・!う・・・ああ・・・!!」
「痛いのか?」
「い、一護・・・!ああ・・・・・・!」
「ルキア、俺にしがみつけ。・・・一気に行くぞ」
「・・・・・・っあ、うああああ・・・っ!」
「大丈夫だ、全部入ったぜ・・・すっげ、キツ・・・っ」
「・・・いちご・・・」
「・・・動かすぞ」
「・・・!」
「・・・・・・う、わ、すげ・・・熱・・・」
「・・・っく・・・!」
「ごめん、ルキア、・・・やべェ、気持ちイイ・・・」
「う・・・う、っく・・・あ・・・、んっ・・・うぁ・・・」
「ルキア・・・!」
「い・・・ちご・・・、んっ・・・一護・・・!」
2658(忘れてた。下げとく):02/09/28 04:50 ID:GYzQfxsA
「は・・・っ、はぁっ・・・」
「あっ・・・はぁん、はあっ・・・あン!」
「ルキア・・・はぁ、はァっ・・・ルキア・・・」
「あんっ、あァン!あン!はぁんッ!やぁんっ!一護、・・・一護!」
「ルキア、見ろよ・・・俺の、お前ん中に入ってる・・・お前ん中、くちゅくちゅ言ってる・・・。も・・・気持ち良過ぎて・・・やべ・・・ッ」
「も・・・や・・・そんな・・・っあ、あぁン!やぁっ!はぁン!ああっ!」
「す・・・げ・・・やらしい汁・・・溢れてんぞ、ルキア」
「や・・・っ・・・あン!はぁン!一護のも、・・・熱いぞ・・・!っあァん!」
「ルキア、はぁッ、はっ、はッ、はァッ、はッ、ルキア・・・!」
「あんッ!一護、あァん!はぁん!やんッ!あぁッ!あン!はァン!」
「・・・っルキア・・・俺、もう・・・!」
「一護・・・!」
「っ・・・!ルキア・・・・・・!」

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「ところで。あれは何だったわけ?ルキア」
「・・・はい?」
「何わざとらしくトボケてんだよ。緑の毛糸!あれ、結局何なのか聞かずじまいじゃねーか」
「・・・知らぬ」
「この期に及んでまだ誤魔化すのか!もういっぺん犯るぞ!」
「・・・・・・ラー」
「?何?」
「・・・マフラー。編んでるんだ、今」
「マフラー!?・・・編んでるって、今10月だろ!?早くねぇ?」
「だって、・・・絶対編み終わらないと思って・・・」
「あ、ああ・・・。てゆーか、・・・何のために??」
2669(シメ):02/09/28 05:27 ID:FY46XgHn
「・・・え」
「緑なんてルキアの趣味じゃねーよな。じゃ自分用じゃないんだよな?」
「・・・・・・」
「え!?じゃ一体誰のだよ!まさかお前、浦・・・」
「たわけ!・・・き・・・き・・・貴様のに決まっておろうが!莫迦!」
「・・・お、俺の!?」
「だから言いたくなかったんだ!クラスの女子の間で編み物を贈るのがが流行っているらしくてな。
 それで私もくりすますとやらになったらお前に渡そうと思って、せっかく学校帰りにわざわざ
 人目に付かない所を探して編んでいたというのに・・・」
「ああ!それで帰りが遅かったわけだな!?・・・ったく、そんな事で心配させんな!」
「何だと!?そんな事とは何だ!私が・・・せっかく頑張って・・・!」
「ち、違う!そーゆー意味じゃないだろ!」
「いいんだ・・・迷惑なら迷惑と言ってくれた方がいいし・・・」
「いや、マジで違うから!すっげぇ嬉しい!マジで嬉しいって!」
「・・・本当か?」
「だから本当だって言ってるだろが!今年の冬は俺、ちゃんとずっと巻いとくし」
「・・・約束だぞ」
「ああ、絶対な」
「それ以外のマフラーは付けないのだぞ?」
「分かってるって」
「絶対と言ったからには、破ったら針千本だぞ!指切りだぞ!分かっておるのか!?」
「・・・・・・・ふっ」
「!?何故また笑うんだ、一護!」
「いや、・・・お前ってホント馬鹿だな、って」
「またソレか!馬鹿で悪かったな!」
「・・・だからさ、いい加減分かれよ・・・」
「・・・?何を・・・?」
「俺の『馬鹿』っつーのはな。抱きしめたくなるって意味なんだよ、馬鹿!」

267238、254、259-262、264-266の作者:02/09/28 05:44 ID:Cj68T+ui
ぶつ切れでごめんなさい。話にまとまりがなくてごめんなさい。ぶっつけ書きなモンで・・・(言い訳)。
「セリフのみでSS書いてみたい欲求」が常々あったんで、今回実行に移した訳なんですが、
セリフのみエロSSなんて果たして読んでてオモロイのか・・・。書いてて辛かったし。擬態語使えないもんね・・・。



まぁさん>今回のも良かったです!処女とチェリーのイチルキが主なもので、凄く新鮮と言うか何と言うか。
       一護の一人称展開もカナリよいですねー!2人がやたらいとおしかったです。
268238、254、259-262、264-266の作者:02/09/28 05:47 ID:Cj68T+ui
↑私が処女とチェリーのイチルキが主って意味です。なんか変な書き方しちゃったので、一応(^^;
269名無しさん@ピンキー:02/09/28 08:00 ID:hHjwMK4r
二人とも最高っす
270名無しさん@ピンキー:02/09/28 12:15 ID:ip+7CkQ6
なんか台詞だけのss読んでるとアレだなー・・・
なんか自分がコンになった気分・・
押入れの中で「出て行くタイミング失ったー!」って感じしない??
271名無しさん@ピンキー:02/09/28 16:16 ID:ET95Qk+Q
.                           | .あ |
.                           |..げ..|   ゼエゼエ
                        │ !!.│    (;`Д)
                        └─┤   ( ヽ┐U
.                         (`Д´)  ┌◇ヽ◎
                           (\/|┘ ◎
                  アゲルゾゴルァ!! / /
                     ( `Д)丿┌|/◎
                       (\/|┘
                ヒャッホウ!! / /
               ヽ(Д´丿┌|/◎
                     ( /|┘
               .  / /
                 |/◎
               彡
             彡
272名無しさん@ピンキー:02/09/28 17:42 ID:0AtTCAEn
イチルキ祭だー!まぁさん、セリフ作家さんありがとう!ありがとう!
273まぁ:02/09/28 21:19 ID:g0IDdSpH

238、254、259-262、264-266の作者さん>>
すっごい良かったです!
セリフだけで情景をこんなに鮮明に表現出来るなんて…スゲー!!
一護が直球というか、凄い素直で、ルキアは鈍感で、思わず笑みがこぼれていました。
擬態語使えないのは確かに惜しいです…次回は是非擬態語含む小説書いてください!!
あと緑色の毛糸って、喜助さんのだと思ってました(喜助さん服、緑だから…)。
だから「三角関係っスか!Σ( ̄□ ̄;)」とか思っていました…(汚れてる証拠だなぁ…)。
とにかく、凄い楽しかったです!次回作物凄い希望!

274名無しさん@ピンキー:02/09/29 10:04 ID:21y9af2q
期待age
275セリフSS作者:02/09/29 12:20 ID:038LyEvZ
269,272>
 ありがとうございます〜〜ヾ(´ー`)ノ喜んでもらえると、書いてよかったなあと思います。凄く嬉しいです。

270>
 あー、ほんとにそんな感じですね!読み返して思いました(W コン視点の話として読んで貰ってもOKです、なんちゃって・・・

まぁさん>
 まぁさんにそう言って貰えると本当に嬉しいです!自分的にはあんまり巧く表現できなかった感があるので、
 スゲーとか言って貰えると照れちゃうです。。ありがとうございます(*´▽`)
 次回作ですか〜、頑張ってみます(W 
 まぁさんのSS、いつも楽しみに読んでるので次回作も期待してます!
276名無しさん@ピンキー:02/09/29 21:09 ID:5athUTX8
気分的にあげ
277名無しさん@ピンキー:02/09/30 00:06 ID:kvhHft/b
最近神多いから一段落してから、と思ってたけど白ルキSSうpしていい?
まだ途中なんだけど本誌でこれ以上白哉がしゃべって都合悪い設定とか出てきたら嫌なので。
278名無しさん@ピンキー:02/09/30 00:11 ID:F70mPGw+
>>277
 どうぞ!
 嬉しい限りですyp!
279名無しさん@ピンキー:02/09/30 00:27 ID:0kq82vOt
むおー!>277さん待ってます!
280まぁ:02/09/30 01:04 ID:UvI1pFiF

277>>
白ルキ!!楽しみにしとります!
私も恋ルキSS出来上がったのですが、今投稿すると…白ルキとカブりますね;
んじゃ…多分火曜に投稿しますんで。
頑張ってくださいvv

セリフSS作者さん>>
あわわ、ありがとうございます!!
もう次回作楽しみなので!待ってます!
今回のは恋ルキプチ強姦っぽく仕上がってます(プチって)。

281277 白ルキ1:02/09/30 01:13 ID:aFTDDwhy
「ルキア、入るぞ」
返事を待たず白哉は部屋の戸を開けた。ルキアは部屋のすみの布団の上に傷だらけの体を横たえていた。
「兄様…」
薄く閉じた目に白哉を捕えたルキアは体を起こそうとするが全身の痛みに思わず顔をしかめた。
「動くな、大人しく寝ていろ」
白哉はルキアに近付き患部に手を当てると気を集中させた。ルキアの傷を治療しながら白哉はつぶやいた。
「お前は死神のノウハウより先に鬼道を覚えねばならんな」

血筋正しい朽木家で拾われ子は歓迎されなかった。死神修業兼使用人見習いとして拾われたルキアは毎日過酷な修業と過度の言い付けに苦しめられていた。
この日も言い付けがこなせず手酷い仕置きを受けた後だった。

「白哉様こちらにいらっしゃったのですか。湯殿の支度が整いました。」
使用人が白哉に声をかけ、ではおやすみなさいませと使用人用の宿舎に去っていった。

ルキアの傷を治療し終えた白哉は部屋の入り口に向かいながらルキアに声をかけた。
「さて、私は湯殿へ行くがルキア、お前はどうする?」
「え?」
「血を流したいのなら 来い。」
そう言い残して白哉は部屋を出て行った。


282277 白ルキ2:02/09/30 01:19 ID:7m/X3tB+
確かに傷は塞がったが全身を汚している血は不快で早く洗い流してしまいたい。それに屋敷では唯一自分に優しく接してくれる白哉の誘い。断る理由はなかった。少し考えた後、ルキアは湯殿に向かった。

朽木家の湯殿は大人一人が入るには十分な広さだったが、いくらルキアが小柄とはいえ二人で入るには少々狭い。
一糸纏わぬ姿で肌が触れ合うのが恥ずかしく、ルキアはできるだけ白哉から離れて小さく身を縮めて湯に浸かっていた。そんなルキアにお構い無く白哉は手ぬぐいに石鹸を擦り付けるとルキアに声をかけた。
「おいで、ルキア」
ルキアが側に行くと白哉は黙ってルキアの腕をとり優しく洗い始めた。
湯が石鹸でみるみる白く濁っていく。濁った湯は裸の体を隠すのには役立ったが、湯自体がヌルヌルとよく滑る。白哉の手にその湯がからみつき、ルキアの腕を滑る。それが変にいやらしく感じられてルキアは真っ赤になって俯いていた。
やがて白哉は腕を洗い終えたのか今度はルキアに背を向けさせ、背中を洗い始めた。
ほぼ洗い終えた頃、白哉の手ぬぐいを持っていない方の手が湯で滑り、ルキアの背から腰を通って下腹部に触れた。途端、ルキアがビクッと体をふるわせ甘い声を漏らした。
「やっ…」

二人の間に沈黙がながれた。



283277:02/09/30 01:31 ID:HmKBmHVV
お言葉に甘えてうpしちゃいました。
これ以上うpすると区切り悪いんでとりあえずここまで。
読みにくかったりしたら言ってください。

>まぁさん
タイミングかぶってましたか。
火曜日ですね。もしそれまでに私の方できあがってなくてもうpしちゃってください。
明日完結目指してがんばりますが・・・
まぁさんの恋ルキたのしみですー。
284名無しさん@ピンキー:02/09/30 10:57 ID:3rhhWNx/
今週のルキア可愛すぎあげ
285名無しさん@ピンキー:02/09/30 12:15 ID:2AyEblxk
なんとなくアゲ
286bloom:02/09/30 12:16 ID:4cYbXnOT
287名無しさん@ピンキー:02/09/30 13:27 ID:2ohrRFU6
>>135
ちかんされてる冬服の女子高生だけど、隠しページがわからん。
誰か解析頼む。

http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/4078/
288名無しさん@ピンキー:02/09/30 17:30 ID:i9i/3pcF
本スレよりこのスレのほうがマターリできて楽しいage
289名無しさん@ピンキー:02/09/30 18:36 ID:2fb5O2Lz
ホント。本スレじゃマンセー意見言ったらおもくそたたかれそうアゲ
290名無しさん@ピンキー:02/09/30 21:29 ID:kRfqsCi5
今週読んだけど
レンジ、素直じゃないながらやっぱりルキアの事好きなヨカーン
何だかんだいって罪が重くならないように取り押さえてるし
台詞の節々にそんな感情を感じる
291名無しさん@ピンキー:02/09/30 22:30 ID:i9i/3pcF
>>290
二人の間には愛があるのさ
恋ルキマンセー!
2922チャンネルで超有名:02/09/30 22:30 ID:DmNoLOuR
http://www.tigers-fan.com/~xxccxxc

女子中高生とHな出会い
  ロリロリ児童とHな?
  2チャンネルで超有名
293名無しさん@ピンキー:02/09/30 22:36 ID:2fb5O2Lz
おお、ソレ私もオモターヨ。
しかしむしろ一護がルキアの事どう思ってるのかが気になる今週。
294名無しさん@ピンキー:02/09/30 22:47 ID:hC3rtjC2
表紙のルキアにかなり(;´Д`)ハァハァ
295名無しさん@ピンキー:02/09/30 22:50 ID:GlMet9nt
本スレでこんなこと書いたら叩かれるからヒソーリ吐かせてくれ。
もし万が一ソウルソサェティ編に突入した時に、
一護が誰かに「やめとけ!死にに行くようなもんだ!」と(誰か適当なキャラに)止められて
「惚れた女を助けに行くのに命賭けねえで、何が男だ!」
に類似するような…つまりルキアラヴなのを堂々と告白してくれたら…

『心の名作殿堂』入りにしてもいいです、この作品。

しかしそんなベタな展開に萌え萌えだなどと口が裂けても言えないよママン。
あの作者ならやってくれそうでちょっと期待してるんだが。
なによりもルキアたんの表情にズガーンとやられました。
ああルキア……………………泣くほど萌え。
296名無しさん@ピンキー:02/09/30 22:53 ID:hC3rtjC2
ここは本スレの避難所かよ(w
297名無しさん@ピンキー:02/09/30 23:52 ID:8Rnt2MEY
避難したくなるさあんなに荒れてたら。ここに書くやつらは皆考えが大人で安心アゲ
298名無しさん@ピンキー:02/09/30 23:52 ID:WSo+OqDp
これからちょっと
一護とルキアとレンジの三角関係…期待してみる
いや、絶対無いけど。
俺の心の中だけで展開させときます

>296
そうともいう(w
299名無しさん@ピンキー:02/10/01 00:01 ID:c5ZIzoDL
295
イイね!吐いて欲しいそのベタなセリフ!!激しく萌えてしまうっつーの!今週のジヤンプはコミックス出るまで捨てられないヨー。今週のルキアはたまらんぜよ。
300名無しさん@ピンキー:02/10/01 00:32 ID:dr8VsTZ7
たまには王道回帰もありってこった。 たまには。
うだうだ悩んでばっかり系が多くてむしろそっちに飽きた。
301まぁ:02/10/01 01:47 ID:roMrfPgi

295>>
織姫に言ってほしい。マジで。
「黒崎くん、ダメだよ!」とか言う織姫の腕を振り払って「惚れた女(以下略)」。
ブリは王道萌えなのに帯人がなんでか王道から外れようとするから萎えてくんだよね。
たまにはルキアの着替えシーンを一護が見てしまってどうしようドキドキ!みたいな王道中の王道来ないモンかね。
寝ていてパジャマがはだけたシーンでも可。むしろお風呂シーン希望。
そのまま行為突入。風呂場は響くしね。そこへ遊子が「お兄ちゃん一緒に入っていいー?」とか。
慌ててるんだけど逆に興奮しちゃったり。若いっていいね。
ずれました。スッゲェずれました。そんなカンジ。
あとイチオリ派の人いたらゴメン。

気付いたら長くなってた。
これだから年寄りはイヤだよ。ハァ。
じゃ、火曜また来ます。

302名無しさん@ピンキー:02/10/01 11:11 ID:DoxOFCQf
本編がこうなるとはな…
もうイチゴとルキアはくっつく以外の展開無くないか?
いや むしろくっついてくれ、頼む。
303名無しさん@ピンキー:02/10/01 11:35 ID:GawyVXNB
でも久保の織姫マンセーを忘れちゃいかん
304名無しさん@ピンキー:02/10/01 13:27 ID:shvCOKpX
いや、織姫にはタツキが居るじゃあないか。って事で。
305まぁ:02/10/01 16:39 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/1


「卑怯な女だよ、おまえは・・・」
ぬるぬるした蜜を指で掬い上げ、「ホラ・・こんなに濡れてるんだぜ・・・」と、目の前に持ってこられた。
「や・・ッやめろ・!」
「そうだよなァ、あんまゆったりしてるとオマエの彼氏が、此処に帰ってくるもんなぁ!!そしたら・・・どうする?彼氏はどう思うかなぁ!!俺に犯されてる彼女を見てよ!!」
その声に、怯えるべき私は何故か蜜が流れ落ちるのを感じた。
ああ、どうして私はこんなことになっておるのだ?
疼く中を無視するフリをして、此処に至るまでを考えた。
306まぁ:02/10/01 16:40 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/2


カウントダウン



つい先刻のことだった。
「え?」
丁度昼飯が終わったところで、のんびりとくつろいでいたとき、一護が突然「学校行ってくる。」と言い出した。
「休日にまで勉学に励まねばならぬのか。」
「んー、そうじゃなくてプリント出し忘れてて・・・ソレ出してくるから。」
丁度学校へまでは往復1時間。
その間に虚が出るという心配は少なそうだ。
307まぁ:02/10/01 16:41 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/3


「・・では行ってこい。だが、なるべく早めに帰ってこいよ。」
背中に告げ、一護は出て行った。
その、3分くらい後だった。
カララ、と窓が開き、突如赤い影が室内へと侵入した。
「!?なん・・・っ!!」
それは一護ではない、それだけは確信していた。
「・・よォ、ルキア。」
その影は動きを止め、私に話し掛ける。
それは紛れも無い、私の幼馴染の恋次そのものだった。
「・・・!?恋次!?」
308まぁ:02/10/01 16:41 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/4


「恋人は出てったばっかみてーだな、これでオマエと充分話が出来るぜ。」
ニタリ、と笑ったその笑顔。それに深い意味が込められていることも知らず。
「・・・ああ、あと小一時間くらいで帰ってくる。だからその時までにはお前は退け、いいな、恋次。」
驚きと嬉しさの交じった気持ちで幼馴染の姿を見た。
・・変わらないな、此奴も・・・。
「そっか・それじゃあソレは」
と、瞬間、場が緊迫した。
頭に強い衝撃を与えられ、思わず目を瞑った。
・・殴られた・・・?いや、違う、視界が違う・・・これは・・・!
「つまりあと一時間は二人きり、って言いたいんだろ?ルキアさんよォ」
309まぁ:02/10/01 16:42 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/5


押し倒された、のだ、恋次に。
その次に来る行動が、恋次が望んでいる行為が、容易に想像できた。
「やめろ!何を考えている!!第一此処は−・・」
「お前の恋人の部屋でお前を犯す。コレがどれだけ気持ちイイか、判るか?」
反論する暇も無いまま、深い口付けへと変わる。
「はぅっ・・・」
口内に収まりきらない液体が、首筋へと落ちてゆく。
「・・・っはぁっはっ、や、」
口付けが終わったと思えば、服を脱がされる。
「やめろ!!貴様、何を考えている!」
310まぁ:02/10/01 16:43 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/6


必死で声を出す。でないと、理性が流されそうだった。
激しい行為に、濡れていることがもう自分でも判った。
このまま流されては、危険だ!
「・・悔しいんだよ、俺は。自分の惚れた女が・・・他の男にヤられてることを、考えると。」
恋次のマジメな顔に、もう上半身が裸だということに気付いていなかった。
「・・恋・」
「考えるたび胸が詰まった。だから−今日はそいつを同じ気持ちに味あわせてやろうと思ってな・・・」
はッとした。
冷たい手が、腰から下に移動していた。
器用にサッと下の服を脱がすと、布に包まれたその部分へ、指を侵入させる。
311まぁ:02/10/01 16:44 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/7


「駄目だ!!よせ!!」
「・・慣れてるクセに何純情ぶってんだ。アイツの前じゃ思い切り乱れてるクセに・・て、あ、もこんなに濡れてんじゃねぇか・・・」
亀裂の上を指が行き来する。
微妙な、その刺激に堪らなくなる。
「んッ・・ああっや、ダメぇッ・・・」
恋次は黙ったままその行為を何度も何度も繰り返す。
行き来するたび、亀裂からクプ、と蜜が流れ出す。
その指の進入を待ちきれない、と言った風に。
フローリングの床が、蜜で汚れてゆく。
「本当・オマエは卑怯な女だ。こうやって・・・」
312まぁ:02/10/01 16:46 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/8


指が行き来を止め、突然クリトリスへと伸びる。
その、ネチャネチャした液をクリトリス全体に塗りつけ、かき回す。
「んあああッッ!!・・はッ、あ、はぁん、・・ッッッ!!」
驚くほどの気持ちのよさ。何処かでまだ存在する理性が、白くなってゆく。
もう何でもいいから、気持ちよくなりたい、もっと触って、快感が欲しい。
「はああんッッああ、や、ンぁ・・・ッ」
「・・こうやって、色んな男を誘惑して、それでもまた純情ぶる。」
グッ、と押すと、身体に電気が走ったかのように快感が走る。
激しい疼きに、自然と涙が滲む。
313まぁ:02/10/01 16:47 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/9


「――ッッッ!!!!」
軽くイってしまった、こいつの指で。
「・・朽木隊長の前でも、あの彼氏の前でも、オマエは純情ぶる。」
息を付く暇もなく、溢れ出るそこに指を挿れられる。
「あああンッッ!!やッ・・もう、ヤメ・・・恋次ィ・・・」
クチュリ、と音を立てるようにかき回される。
「ぁあ・・ッッ!!はぁんッ、はぁっ、んはッ・・」
「イイ声出すなァ・・少しは声抑えろよ・・我慢出来なくなるだろ・・・?」
耳元で囁かれ、ゾクリとする。
身体の中心を、甘い痺れが駆け抜ける。
314まぁ:02/10/01 16:48 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/10


もう充分というほど蜜が流れ出ても恋次は愛撫をやめない。
むしろ、もっと私を恥じる姿が見たいと言わんばかりに音を立て、性感帯を攻める。
「あああッッ!!やぁッだ、駄目・・んくっ・や、はぁッッやんっっ!!」
ニヤリと、恋次がまたいやらしい笑いをしたのが見えた。
「へェ・・元々が敏感なのか?それとも、随分ご無沙汰なワケかぁ?いやにイイ反応すんじゃねェか・・・」
今まで一度も触れていなかった乳房へと手が伸びる。
一番先の、小さな突起を指で強くつまむ。
まるで何かの恨みを晴らすかのように、強くきつく。
「あああンッッ!!ああッ、やんッ!・・あッ!ああん・・っ」
痛かった。・・なのに、下の方はジュクジュクと音を立て、刺激が欲しいと言っている。
315まぁ:02/10/01 16:49 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/11


「オマエは、可愛いカオして・・顔では「やめて」って言ってんのに、ホラ見ろ・・・下はコレだ。・・淫乱だな、カラダは・・・」
勃起した突起を、舌で舐める。
乱暴に、舌を突き刺すように、グリグリと。
「やぁんッ!痛ッ!痛い・・やめ・・っ!」
痛かったはずの、その行為が、ねっとりとした唾液のせいで段々気持ち良くなってゆく。
「はぁん・・あ、ぁんッ、んああッ!!やッ、あ、・・はぁぁんッッ」
認めたくない気持ちもある。なのに、カラダがその刺激に反応してしまう。
襲いくる快感に、何かの線が切れた。
「ああんッ・あッはぁん・・ッ!恋次・・ッ・ああッ・・あッあッ・・・んんッッ!!気持ち・・ッい・・!」
「・・・はは、気持ちイイか、ルキア!」
316まぁ:02/10/01 16:50 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/12


そう言うと愛撫を止め、再び下の亀裂へ、舌を這わせた。
何度もじらされて、もう熱が破裂しそうなほど、熱く、蜜は床を汚していた。
「ッッ!!・・あああッッ!!・・んぁ、はぁん・・ッ!」
指とは違う、ぬめった感触が堪らなく気持ちよかった。
「やっぱりオメーは淫乱で、汚くて、淫らな女だ!窓からいきなり侵入した部外者に犯されて・・それでも「気持ちいい」なんて言えんだからな!」
恋次の、私を貶す声ももう気にならなかった。
確かに、いきなり現れたこいつに、こうやって秘部を舐められることは・・屈辱でもあり、そして私を熱くさせるひとつの理由でもあった。
白昼夢を見ている気分だった。
しかし、時計を見た瞬間、私はふと目が覚めた。
−一護があと10分で帰ってくる…!!!−
317まぁ:02/10/01 17:01 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/13


血の気が引いたのが判った。
こんな姿・・・見られでもしたら・・・!!!
そんな私の胸中を、何故か恋次は見切っていた。
「・・・お・・・もうすぐご帰宅か、彼氏は。」
そう言うと、秘部から舌を引く。
「!!!?? な、恋・・・ッッ」
熱く、坂を登り始めた身体が刺激を求め、疼いている。
「あああッや、やぁ、恋次ィ・・!はぁんッ・・!」
そこは、もう堪らないといった風に蜜を流しつづける。
恋次のそれを、欲しがっているというのに。
318まぁ:02/10/01 17:02 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/14


「・・・最高だ・・その縋る目・・。やらしいなァ・・。・・欲しいか?」
当たり前のことを訊く、嫌な奴だ。
早くせねば・・一護が帰ってきてしまう・・・!!!
「欲しいッ・・恋次の、それ、早くッ・・!!!」
ニヤリ、とまた、笑った。
嫌な笑いだ。私の胸中を総て見透かしたような、笑い。
「急かすなよ・・そんなに快楽が欲しいのか?」
熱いそれが、入ってくる。
クプン・・ヌチャッ・・・
その感覚が堪らなかった。
319まぁ:02/10/01 17:03 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/15


「あああッ!!、はぁッ!、あ、や、ぅあッ!・・恋次ッの・・入って・・アッ!、すごッ・・はぁンッッ、大きッ・・」
一般的な表現の仕方でも構わなかった。
本当に、溶けるのかと思うほど、ソコは熱く、淫らに音を立てていた。
「・・・ッ、はぁ・・・も・力抜け・・っキツ・・・ルキア・・・スゲっ・・イイな、ここ・・・」
恋次の声に、身体が痺れる。
・・・気持ちいい・・・!!!どうしようもなく・・気持ちいい・・・!!
「アァッッ!!ふッ・・深・・そ、そんな・・・深く挿れな・・・はァんッ!あ、あ、ふぁ、んぁッ・・!」
あまりの気持ちよさに、口がだらしなく開いてしまう。
唾液が唇のはしからつぅ、と落ちてゆく。
恋次が、それを舐めとる。
320まぁ:02/10/01 17:06 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/16


息が荒い。恋次の目は恍惚に浸っていた。
「・・・ッッ・・はぁ、は・・・」
恋次のそれを、私の膣は全て飲み込み、私達は完全に、隙間なく“合体”した。
「熱・・・」
暫し、その繋がった部分を眺めていた。
ジュクジュクと蜜が流れ出てくる。いやらしい音が、部屋全体に響く。
「・・動くぜ・・・」
恋次は私の腰を掴むと、肉棒をギリギリまで引き抜き、乱暴に膣の奥へと挿入・・いや、押し込んだ。
「んあああッッ!!んあッッ!!やぁッ、激しッ・・よぉ・・・!恋・・あああン!!」
何度も何度もギリギリまで引き抜いては押し込む。
321まぁ:02/10/01 17:06 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/17


こんな激しいのは初めてで、自分で思っていた以上に感じていた。
「ああんッッ!!あ、はぁんッ!やあッ!は、あっ、あっ、やぁんッッ!!う・・んあッ!!あっ!!あああッ!!」
膣の中にそれが押し込まれるたび、身体中を快感が走る。
「・・・ッ、ぅあ・・・イイぜェ・・・ルキア・・・んッ・・オマエのソコ・・ネチャネチャいってる・・・はぁッ・・」
「ああッッッ!!はぁ、ああン!や、あんッ!き、きもち、い・・ッッ!はぁん!熱ッ・・い・・!す、すごッ・・あッッ・!!」
どうにかなってしまいそうだ。与えられる快感に、ただ、喘ぎ、蜜を流した。
「・・イイぜェ・・彼氏に・・くぅッ・・こんなルキア、見せてやりてぇ・・ッッは、あ、うぁ・・・ッッ」
駄目だ、と頭は否定した。
一護にこんな姿を見られたら・・・!!
だが、それは、今では、
ただ、私を興奮させるモノにすぎなかった。
322まぁ:02/10/01 17:07 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/18


「あああッ!!恋次ッッ・・・わたし・・・おかしく・・ッあンッ!!・・ッ、なりそう・・はぁんッ!!やぁ・・・あッッも、イッッ・・・」
「・・俺も・・・あッ!・・イくッッ・・・気持ちよすぎだっつうの・・・オマエん中・・ッ!」
「――ッッッッ!!!!」
「・・・ぅぁッッ!!!」
恋次の言葉に反応して、膣がグン、と閉まった。それにつられて恋次も達した。
「はっ、はっ、・・・」
「はぁ・・・・スッゲ・・・やらしいなァ・おまえのココ・・・」
恋次は射精して小さくなったソレを引き抜いて、ヒクヒクしている膣へ、キスをした。
そして、声を掛けようとしたときにはもう居なくなっていた。
一護が帰ってきたのは、それから5分後のことだった。
323まぁ:02/10/01 17:08 ID:roMrfPgi

恋ルキ小説/19


その頃・尸魂界。
「・・・恋次、何処へ行っていた?」
「く、朽木隊長!!!は、イエ、あの・・・」
つかつかと詰め寄る彼は、ポソリと言った。
「・・どうせまた女といやらしいことをしていたのだろう。まったく・・・。」
ええ、あなたの妹とね・・・と、内心苦笑いをしていた恋次だった。



<完>
324まぁ:02/10/01 17:09 ID:roMrfPgi

後書きという名の言い訳。


またもや乱入のまぁです。
なんか色々な方に迷惑をかけつつ三作目です。
えーと…シュミ、判りやすいです。そうですよ、私は基本的プチ強姦系大好きですよ(でも女性は本気で嫌がっているわけではないという都合のいいヤツ)。
つぅか言葉イジメが大好きです。
今回のでは「イイ声出すなァ・・少しは声抑えろよ・・我慢出来なくなるだろ・・・?」とか。
そして恋次は上手いと思います(きいてません)。
そしてタイトルはもちろんCoccoからです。腐女子っぽくてすいません(藁)。
書きたいものは全て書き尽くしてしまったので次どうしようとか考えているまぁでした。
読んでくださって本当にありがとうございました!
325名無しさん@ピンキー:02/10/01 18:19 ID:FrD7ovpW
まぁさん良い小説をありがとう!
こんな恋ルキが読めるなんて幸せだよ・・
326boo:02/10/01 18:55 ID:rPB2p7dr
恋ルキ先を越された!(´Д`)
新たな神にバトンを渡すぞ。
おれっちの分まで生きろ。・・・グハッ(boo死亡)
327名無しさん@ピンキー:02/10/01 19:08 ID:vdzf3OwA
わあbooさーん!死なないでつかぁさーい!
328名無しさん@ピンキー:02/10/01 19:48 ID:4VBpzaEi
最初に書いてた人たちの再降臨きぼんぬ。
booさんとか初心者でごめんさんとか109さんとか。
329名無しさん@ピンキー:02/10/01 20:48 ID:80Wx29Eb
booさん、お願い現役でいて―…!
あんたが好きなんだ!
あんたの恋ルキを待ってんだー!!くわっ
330bloom:02/10/01 20:51 ID:2Ua8mlRU
331セリフSS作者:02/10/01 20:57 ID:hQ4aYZif
まぁさん>
 私も言葉攻め萌えです!一護は若さ、恋次はテク・・・なんかそんな感じですな〜(藁 
 基本的にイチルキな私も、このスレのせいで最近恋ルキもアリかと思うように・・・。原作ではちィーとも思わんかったのに。
 まぁさん、いつもレベルの高いSSをありがとうでごわす(*´▽`)
332名無しさん@ピンキー:02/10/01 21:11 ID:CwzmLinH
パート2になってから神からの恵みが多いですな〜
333名無しさん@ピンキー:02/10/01 21:52 ID:4VBpzaEi
>322
まったくだ。ありがたや。
白ルキ小説の続きを待っているよ。
334277 白ルキ3:02/10/01 23:33 ID:qaQhfWLX
朽木家の長男というだけで女には困らなかった。こんなやせっぽちの子供に手を出すほど餓えてはいなかったし、ルキアの事は妹として大切に思っていたので手を出す気もなかった。湯殿に連れてきたのも妹を思う優しさ半分同情半分であった。
が、小さく漏れたルキアの声を聞いた瞬間、白哉は自分の中心に熱いものが集まっていくのを感じた。

暫し考えた末、白哉は自分の手に石鹸を擦り付けると後から抱くようにしてルキアの体に触れた。
「…兄…様…?」
俯いていたルキアが顔をあげた。
白哉はかまわず片手を滑らせ小さな胸の膨らみに触れた。
「あっ…」
ルキアの体がふるえ、再び甘い声がもれる。白哉は更にその膨らみを撫で、時に軽く力を入れて揉みしだく。
「やっ…あっ…はぁ…兄様…もう…」

ルキアの体中が熱くほてる。くすぐったいような痺れるような、そして少し恐いような。
ルキアが真っ赤な顔をして不安そうに振り返り白哉を見上げる。
「男に体を触られるのは初めてか?」
白哉の問いにルキアは上目遣いのままうなずく。
白哉は少々驚いた。無法地帯であるルコン街にいながら綺麗なままでいられるのは、ほぼ奇跡に近いものである。そんな体に今自分が触れているという優越感と、同時に湧く支配欲。
ここで手をつけてしまおう。


335277 白ルキ4:02/10/01 23:34 ID:qaQhfWLX
両方の手をルキアの胸に這わせ、先端の突起物を捜し当てると少し力を入れてそれをキュッっと摘んだ。
「やぁんっ」
ルキアの体が電気が走ったように飛び跳ね一際大きな声が漏れる。どうやらこの場所は特に感じるようだ。
白哉は執拗に突起物をつねったり弾いたりして弄ぶ。
「やっ…あんっ……んっ…はぁ…はぁ…」
ルキアの喘ぎ声を聞きながら白哉は片手を下腹部の方へ下げていく。薄い茂みの奥にある割れ目にそっと指を這わすとそこはもう湯の中でも分かるほど濡れていた。
湯の滑りも手伝って白哉の指が一本ルキアの中に侵入する。
「ひぁ…」
ルキアの体がビクンと仰け反る。白哉の中指はルキアの中に出たり入ったりを繰り返し、親指が一番敏感な陰核を触る。もう片方の手は執拗に胸の突起をいじりまわしている。
「やぁ…ん……はぁ…兄様…ん……ぁん…っ…」
ルキアの声は止まない。
白哉の指が陰核に触れるか触れないかの所で動くと、ルキアは確かな快楽をもとめて自然と腰を動かしてしまう。
「初めてだというのに、何ともいやらしい」
白哉が耳元で囁くだけでルキアは恥かしさと快感で気が変になりそうだった。
「はぁ…兄様…もう…んっ………あぁんっ」
白哉が今まで弄んでいた陰核をキュッとつまむと、ビクビクッと体を震わせルキアは果てた。
自分の腕の中で虚ろな目をして肩で息をするルキアを見ながら、白哉のものは太く堅く反り勃っていた。

336277 白ルキ5:02/10/01 23:36 ID:qaQhfWLX
白哉はルキアを振り向かせ向かい合わせになると、ルキアの割れ目にそっと自身を宛てがった。
濁った湯は白哉の下半身を隠し、見えない何かが自分の中に入ろうとしていることがルキアをたまらなく不安にさせた。
「やぁ…兄様…恐い…っ」
ルキアの小さな声が一層白哉を欲情させる。
「案ずるな」
白哉は片手で陰核を刺激し、目の前の胸の突起をそっと口に含む。
「あぁン…!んっ……はぁ………やっ…あんっ…!」
イッた直後の体であるのに陰核を強く攻められ、乳首を舌で転がされ、ルキアの不安はおしよせる快感にかき消されていった。
「あっ…あっ……はぁ…ンっ…あぁん…ッ!」
ルキアが快楽に身を任せているうちに白哉のものが序々にルキアの中に入ってくる。
「んぁッ…あぁん…」
処女の中はやはりきつい。
「あ…ンッ…痛っ……やぁ…兄様……恐い……っ」
白哉が奥へ奥へと入ってくるとルキアは痛みを訴え白哉にしがみついた。
白哉はルキアの目にたまった涙を優しく舐めとってやると、
「大丈夫だ。もう少し力抜いて」
と再び乳首を口に含む。
「ひぁ…ッ……ん…あぁ…ン…!」
乳首を唇でキュッとはさみその先端を舐め回したり、強く吸ったり、もう一方の乳房を優しく揉んでいるうちに段々とルキアの体の緊張がとけ、全身の力が抜けていった。
「あ…んンッ……!はぁ…はぁ…」
「ルキア…全部入った。」
ルキアの目には何故か涙があふれた。その姿があまりに愛らしくて白哉はルキアを強く抱き締めた。そして耳元で囁く。
「ルキア、動くぞ?」

337277 白ルキ6:02/10/01 23:38 ID:qaQhfWLX
白哉にしがみつくルキアの手に力がこもる。
なるべく痛くないようにと思いながらも、ギュウギュウと締め付けるルキアの中はあまりに気持ち良く、無意識に白哉は全力で腰を打ち付けていた。
「ん…っ…痛っ…兄様……も…少し…ゆっくり……」
ルキアが涙声を出す。
「…っ…はぁ……すまない」
自分ばかり快楽を求め、ルキアに痛い思いをさせたことに罪悪感を感じ、白哉は動くのを止めた。
今度は乳首や陰核を刺激しながらゆっくり動きだす。
「…っ……くっ…!……はぁ」
多少辛そうながらも、ルキアは甘い声を漏らしはじめた。
「んぁっ…!…はぁ……あんっ……ッ……あぁンッ!」
ルキアの声につられるように、白哉の動きが少しずつ少しずつ早くなる。
「ルキア、平気か?」
吐息をもらしながらルキアはコクコクと頷く。
「あぁ…っ!あ…ッ…あぁン……兄様ぁ…」
「はぁ……ルキアの中は……っ…心地が良い」
ルキアは、痛みがいつしか快感になっているのを感じた。
「はぁん…んっ…あん…っ!…兄様ぁ……あぁん……私…んっ…変……ッ」
初めて味わう感覚に戸惑いながらも、ルキアの腰は白哉の動きに答えるように動く。
「あぁん……あっ…あっ…はぁ…ンッ…!あぁ……もっと…!」
可愛らしい嬌声をあげながら自分にしがみ付き、更なる快感をねだるルキアに、白哉の限界は近付いていた。
白哉は陰核や乳首も刺激しながら、さらに強く激しくルキアの中を動き回る。
「あぁぁ…ッ!…あっ…ひぁ……んっ…あぁん…っ…あンッ…!兄様ぁ…ッ!」
「ルキア…ッ!」
二人は同時に果てた。
338まぁ:02/10/01 23:40 ID:roMrfPgi

booさん>>
あたいもあんたの恋ルキ待っとるよ…!!!
バトンは受け取れないっス!アナタいてこそのエロスレです!
booさんは神っていうかこのスレの守護神ですよ!死んじゃ駄目っスよ!
どんなカタチでもどんなカップリングでも、例えエロくなくてもいいんで(あ、そしたらエロスレじゃなくなるか)booさんの小説見たいっス!!
ルキアの鬼道で生き返ってbooさん!(藁)

セリフSS作者さん>>
私もちィーとも思わんかった人々のうちの一人です。
恋次、今週くらいから愛しくなりはじめました。ビバ幼馴染。
今週の、あの手の大きさの違いが萌えだったわけなのですが、それさえもどうでもよくなるくらいイチルキに萌えまくりでした(藁)。
ルキア泣くシーンでアチシも泣きました。あのシーンは永久保存版ですね。
こちらこそ、次回作期待してるでごわす!

339277 白ルキ7:02/10/01 23:40 ID:qaQhfWLX
風呂からあがり、白哉が寝支度をしていると、ルキアが部屋に入ってきた。
「どうした?」
ルキアは黙ったまま白哉の後にまわると、首元から白哉の寝巻の着物をずり下げた。
「なっ…」
「やっぱり…」
白哉の背にはルキアがしがみついた時に思わず爪をたて、ひっかいてしまった傷が無数にあった。
ルキアは手に持っていた薬を白哉の傷に塗りながら言った。
「兄様、明日から鬼道の指導、お願いしますね。」
「今の修業だけでもきつかろうに、どうしたんだ?急に。」
白哉が尋ねると、
「私が兄様につけてしまった傷くらい、私が治して差し上げたいんです。」
そう言って、ルキアは笑った。



【完】


340277:02/10/01 23:45 ID:hnLGmcg4
昨日は何故だかネットに接続できなくて続きが書きこめませんでした。
一応これで終わり。
エロどころかSS書いたのも初めてで難しさを重々に感じました・・・。
このスレにいっぱいいる神の皆さん、尊敬します。

はぁ、名無しに戻ろっと。
341まぁ:02/10/01 23:48 ID:roMrfPgi

うわ!ヤベ乱入じゃんあたし(滝汗)!!
277さん本当にごめんなさい!!
処女ルキア!!ルキア、健気で可愛いです〜vv
優しい兄様もステキ☆(←キモ)
風呂エロはやはりイイですね〜。興奮しますもんね(藁)。
次回作も楽しみに待ってます★

342名無しさん@ピンキー:02/10/02 00:04 ID:JiR3wHcH
百ルキヨカタです。
ところで最近このスレは馴れ合いが多いですね。
343名無しさん@ピンキー:02/10/02 00:06 ID:nwMCLafF
277さんいいお話ありがとう。
楽しみにしておりました!!
自分も今無駄に長い白ルキ話書いとります。今週末にはうぷしたいけど無理かも…

ところで自分の好きなカプの基本はイチルキなんだけど、過去のエピソードとしての白ルキはすっげえ萌えます。
>>159にあったように、ルキアの処女は兄が奪取。それ基本。
344名無しさん@ピンキー:02/10/02 02:20 ID:eS7lYOrC
馴れ合いでいいじゃねえの?
マターリが好きな漏れとしてはこんな雰囲気のほうが落ち着くんだが・・・

本スレにここのリンク貼らんで欲しいくらいだ(W

マターリ駄目?(;´Д`)
345名無しさん@ピンキー:02/10/02 03:21 ID:ZXS4wH42
マターリ(・∀・)イイ!
SSも良いし、ここの住人は割といい奴多いし。
この感じで進んでいって欲しく
346名無しさん@ピンキー:02/10/02 07:27 ID:A4cPQh+q
嫌なタイプの馴れ合いじゃないからこのままで良いかと思われ
347名無しさん@ピンキー:02/10/02 09:26 ID:TWVBvB50
>344=346
そうだね。変なこと言ってすまなかったです。
確かにこのスレの住人は良い人集まりなので、マターリも良いかも。
不快にさせちゃった人いたらすみませんでした。

348名無しさん@ピンキー:02/10/02 15:17 ID:G3OR3t8U
今週見てて思ったが恋次ってルキアのこと好きっぽくないか?
それともあまりに恋ルキを求めすぎてるから幻想が見えてるのか…?
ともかく恋ルキ(;´д`) ハァハァ
349名無しさん@ピンキー:02/10/02 15:52 ID:0CDZFEeC
ルキアに対する屈折した愛情を感じましたよ。
公式だといいですね〜。
でも、なんか片思いカラまわりっぽい…
350名無しさん@ピンキー:02/10/02 16:59 ID:G3OR3t8U
公式ぽいような違うような…微妙だ
久保ってそこまで考えてなさそうだ
351名無しさん@ピンキー:02/10/02 18:29 ID:bIuJbQay
≫347
謝らなくていいよ。
実はうざいなーって時もあったもん
あんまり自分語りが過ぎる人がいて・・・
352名無しさん@ピンキー:02/10/02 19:11 ID:siVA4Vhf
>>まぁさん
もしかしてあたし知ってる人かも知れん
乙。
353名無しさん@ピンキー:02/10/02 19:24 ID:73U6+L23
sageと書きつつ下げてない277サンにワラタ。
354名無しさん@ピンキー:02/10/02 20:09 ID:u/Rg7F4I
恋ルキ・・・イイ!!
355名無しさん@ピンキー:02/10/02 21:57 ID:eq/JQ+wF
一日来なかっただけで恋ルキと白ルキがうpされている!幸せだ
まぁさん、277さんありがとう!ヨカタです。
356名無しさん@ピンキー:02/10/02 21:59 ID:nwMCLafF
なあ誰かこのスレの小説をサイトに纏めてくれないか?
とびとびにじゃなく、まとめてがーっと読みたいよ…
それにサイトに保存してくれたらdat逝きや過去スレの倉庫逝き心配しなくていいし。
自分はサイト作るやりかたなんか知らないしなあ。
誰か作ってくれたら神と崇め奉る!!
357名無しさん@ピンキー:02/10/02 22:55 ID:0MJzz4EH
>356
作家さんの許可が無いと・・・
358boo:02/10/02 23:13 ID:siVA4Vhf
>>356
おれっち作ろうか?
未だに恋ルキうpできてない侘びがてら(藁
前スレの小説読めないの寂しいもんなぁ。
作家殿、許可くらはい。
359名無しさん@ピンキー:02/10/02 23:20 ID:dut5I+k4
マジですか、booさん…作ってくれたらすごく嬉しい
と、ところで恋ルキは…(;´д`) ハァハァ
360名無しさん@ピンキー:02/10/02 23:20 ID:6ogBG0d1
≫358
booさん、ぜひお願いいたします!
あ、自分は109です。
そしてひっそり実は『初心者でごめん』でもあります・・・
サイトあったら嬉しいです。よろしくです!
361名無しさん@ピンキー:02/10/02 23:28 ID:nwMCLafF
おお作家さん降臨!!
booさんぜひおながいします。booさんの新作も楽しみにしてるっす!!
362bloom:02/10/02 23:33 ID:CRrC9Ldl
363277:02/10/03 00:18 ID:MvH3QAVc
>まぁさん・342・343・355
誉めて頂いてありがとうございます。嬉しかったっス!

>353
あはは、本当だ。sageてないや。だっせぇ。

>booさん
私の駄文なんかもよかったらサイトに纏めてください。・・・てかお願いします!
サイト作りも新作もがんがってください!!
楽しみにしてます。
364名無しさん@ピンキー:02/10/03 01:35 ID:bNI5kxnC
今恋ルキSS書いてるんですが、よかったら教えて下さい。
あのルキアが使ってる携帯みたいな器械の正式名称ってなんでしたっけ??
手元に資料がない。単行本どこいったんだー。
365名無しさん@ピンキー:02/10/03 01:40 ID:AxO39w47
正式名称は無いんじゃなかったかな…?
366364:02/10/03 01:54 ID:bNI5kxnC
いや4巻で、一護に「壊れてんじやねえのその携帯」って言われて
「携帯ではない!○○だ!」ってルキアが反論してたような気が…うろ覚え。
もう1册4巻買うのヤだしな。どこいったんだあ(涙
367名無しさん@ピンキー:02/10/03 02:21 ID:Pp1i9Amc
『伝令神機』
368名無しさん@ピンキー:02/10/03 09:11 ID:tyWUHhDp
イイ!ここ最高っす!
作家さん達ガンガレ!
369名無しさん@ピンキー:02/10/03 11:50 ID:jrLPn1Fw
346たんの恋ルキに期待。
恋ルキイイ!
370名無しさん@ピンキー:02/10/03 18:24 ID:PH94JGYm
どうもこんばんは。自分は初心者で新参者なんですが・・・
皆さんの素敵小説を読んでる内に自分も書いてみたくなっちまいました。
イチルキなんですがいいっすか?
371bloom:02/10/03 18:30 ID:MHsxieV8
372まぁ:02/10/03 18:33 ID:mVWiJ0d3

351>>
なんだか自分当てはまってそうなんで、だとしたら本当ごめんなさい。
でも本当ここのスレはいい感じなんで、少し調子乗ってたみたい。
もしも私じゃなかったとしても、これから過度の馴れ合いは慎もうと思いまする。
友達つくる板じゃないもんね(藁)。
ご指摘ありがとう。助かりました。

352>>
凄く気になるけど、不特定多数が見ているここで自分の正体を明かすのは出来ねっス!
学校の友達もここ来てますし…もしも「絶対アイツだよー」とか思っても黙っていてもらえれば嬉しいです。

booさん>>
わー!楽しそうですねそれ!!素晴らしい企画を発案した356さんに拍手送ります。
私のアホ文で良ければ載せてやって下さい!是非!

この板の全ての皆さん>>
考えが足りなかったり、まだまだ子供だったりする私ですが、なるべく完成度の高い(尚且つ萌える)小説を書いていこうと思います。
私が頑張れるのも、この板の皆さん、そしてレベルの高い(本当…)作家さん達のおかげです。
また不快にさせてしまったり、他の誰かに迷惑をかけてしまったりするかもれませんが、これからも『まぁ』のヘボ小説に付き合ってもらえると嬉しいです。
これからも頑張ります!!

そしてまた長くてごめんなさい(うわ…)。


373名無しさん@ピンキー:02/10/03 18:42 ID:kXbyLI99
>>370
書いてくれ!!すげぇ見たい!
楽しみにしとります。
374名無しさん@ピンキー:02/10/03 18:50 ID:lZuT4sYh
>370
是非書いてください。
いやーなんで最近こんなにも神が多いのだろう。幸せすぎてちょっと怖い(藁
375364:02/10/03 19:18 ID:IcvvMrIx
≫367
それだ!>伝令神機
ありがとうございます!助かりました。

恋ルキ、プラトニックです・・・すみません。
短くさくっと済ませるんでご容赦を・・・
376名無しさん@ピンキー:02/10/03 21:08 ID:4zuKb+MQ
booさん>
 セリフSS作者ですが、あんな駄作でよろしければ是非お願いします!
 

SS書きたいけど、本業がかなり忙しくなってきてPC起動するのもままならないです・・・。早く書きたいんだけどなあ。
もし暇が出来たら書くので、まだまだヘボですがその時はまた読んでやってくださいな。。
377boo:02/10/03 21:17 ID:kXbyLI99
109さん、セリフ作家さん、まぁさん、277さん、それとおれっちの小説が今整理できたぜい。
みんな、許可サンクス。
完結してないものは放置しときますので。
小説ネタある人是非うpしてくだされ〜。載せたい!
378名無しさん@ピンキー:02/10/03 21:19 ID:cGvMsS2r
イチルキも恋ルキも楽しみにしております!神々の恵みに多謝!!そしてbooさん…がんがって下さいませ〜!神だ〜!
379名無しさん@ピンキー:02/10/03 21:27 ID:c/CLH2yU
380109:02/10/03 21:56 ID:bNI5kxnC
ええと恋ルキプラトニック、ちょこっとUPさせて下さい。
ちなみに346=109です。ああ数字だとめんどくさい。
先に謝っておきます。エロがなくてごめんなさい。


381109 恋ルキプラトニック1:02/10/03 21:56 ID:bNI5kxnC
「ルキア?ルキアじゃねえか?」
後ろ姿に見覚えがあって恋次が呼び止めた少女は、確かに間違いはなかった。
朽木隊長の義理の妹、ルキアだった。
「なんだ…誰かと思えば」
僅かに眉を顰めた表情が小憎たらしい。
本当にコイツはガキの頃から可愛げがねえ、と恋次はため息をついた。
「たまの非番になんで貴様の顔なぞ見なくてはならんのだ」
その上口のきき方もなってねえっ!!躾なってないっすよ隊長!!!
恋次の内心の叫びを知ってか知らずか、ルキアは涼しい顔をしている。
見なれた死覇装と違い、私服のルキアはどこかの令嬢といった雰囲気だ。
水色の着物にきりりと締めた紫の帯が華奢な体つきを強調していた。
聞けば、修繕を頼んでいた刀を受け取りにいった帰りだという。
紫の風呂敷に包んで抱えているのがそれなのであろう。
「用がないなら行くぞ」
つんと顔をそらし歩み去ろうとするその背中に向かい、
恋次は聞こえよがしに独り言を呟いた。
382109 恋ルキプラトニック2:02/10/03 21:57 ID:bNI5kxnC
「あ〜今日は疲れたなー。こういう日は甘味屋であんみつでも食いてえけどな〜。
 野郎が一人であんみつってのもなあ〜」
ぴたりとルキアの足が止まる。
「誰か付き合ってくれると有り難いんだけどなああ〜」
振り向いたルキアの、わくわくした顔。こういう顔はまだ子供そのものだ。
恋次は笑いをかみ殺し、真面目な顔を作ってルキアの反応を待った。
「…行くか?」
こくりと頷いて、素直についてくる。モノに釣られやすいのも変わっちゃいねえ…と恋次は密かに笑みを零した。

大好物の白玉あんみつを奢ってもらい、ルキアはすっかり上機嫌になった。
恋次が川沿いの散策に誘っても減らず口も叩かずに付いて来たくらいである。
(こいつ余計なこと言わなきゃ可愛いんだがなあ)
土手に座り水面を眺めるルキアの横顔を眺めながら、恋次はひとりごちた。
ほんの小さい頃から知っているが、少女の殻を脱ぎ捨て少しずつ磨かれるように美しくなっていくルキアが、恋次には眩しかった。
383109 恋ルキプラトニック3:02/10/03 21:58 ID:bNI5kxnC
「恋次…?」
自分の世界に入っていた恋次に、ルキアが不審そうな顔を向けていた。
「それ、どうしたんだ?それ!?」
ルキアがうらやましそうな表情で見つめるものに、恋次はひょいと視線をやった。
死覇装の胸元に無造作につっこんでいた伝令神機…のウサギのストラップ。
「ちゃ…ちゃっぴーではないか!?どこで手に入れたんだ?」
「あ?覚えてねーよそんなん。オマケかなんかじゃねえ?」
ええ〜欲しくて捜しまわっていた私はどうしても入手できなかったのに!不公平だ!と騒ぐルキアを見ていた恋次の胸中に、悪戯心が沸き起こって来た。
「欲しいか?」
「く、くれるのか?」
期待に顔を輝かすルキアの額を、人さし指で弾いた。
「ばーか。タダじゃやれねえな」
不満げに額をさすっているルキアの耳もとに、そっと唇を寄せる。
息を吹き込むようにして、囁く。
「キス、させてくれんならな」
384109 恋ルキプラトニック4:02/10/03 21:58 ID:bNI5kxnC
とたんに少女の首元から耳までがかあっと赤くなったのがわかった。
(なんだこいつ…このくらいで。面白い。)
恋次の悪戯心はますますつのっていった。
「なーんだルキア『ちゃん』はよう。キスもしたことねえお子さまかあ〜?」
わざと揶揄するように言うと、ルキアは顔を真っ赤に染めて怒った。
「ばばばば…ばかにするなぁ!わ、私とてそのくらいはなあ!」
「ほ〜、『そのくらい』ねえ。確かになあ。大したことねえよな、キスくらい」
言葉尻を捉えて追い詰めると、ルキアはう、と困ったように黙り込んでしまった。
「大したこと‥ねえだろ…?」
そっと肩を抱く。ルキアは固まったように動かない。
くい、と顎を持ち上げると、ルキアが恥じらうように目を伏せた。
あと10cm…あと5cm…高まる鼓動を押さえ付けながら唇を寄せていく恋次の目の前に。
「抜け!恋次!!」
「うぉあっ?!」
風を切って斬魄刀が突き出された。
恋次の胸元を突き飛ばしたルキアが、鼻先に突き付けたのだ。
385109 恋ルキプラトニック5:02/10/03 22:00 ID:bNI5kxnC
「ななな…なんだお前!そこまで嫌かあああ!!」
「たわけ!」
振り下ろされる刀を己の斬魄刀で咄嗟に受け止めた恋次に、
顔を寄せて来たルキアが声を殺して囁いた。
「兄様だ。」
必死の形相に、冗談でない事を悟ったその時。
「なんだお前達、一緒だったのか。」
私服の白哉が、ふらりと訪れたという態で二人に声をかけた。
刀を納め平伏する二人を立ち上がらせて、白哉は話し掛ける。
「は、はい。恋次に組太刀の稽古を少し…」
かなり無理がないかその言い訳!とルキアにツッコミを入れる勇気は恋次にはなかった。
いつから白哉に見られていたのかと思うと、冷や汗が止まらない。
「ほう、それは感心なことだ。」
恐縮するルキアに白哉は笑顔を向けてはいるが、その顔が穏やかであればあるほど
恋次の背には寒気が這い登ってくる。
(こ、怖えぇよ隊長…目が笑ってねえよ…)
「だがなルキア。」
振り向きざまの一閃。
剣を納めるまで全く見えなかった。
恋次は脇腹に強烈な峰打ちの一撃を食らって、声も出せずに路上に崩れ落ちた。
「私の太刀筋も見えぬような男に稽古をつけてもらっても、何もならぬ。
この兄が稽古をつけてやろう。」
そう言いおいて背を向けた白哉を、ルキアは慌てて追っていった。
路上に転がる恋次にちらりと同情の目を向けたが、兄が恐ろしくて声をかけることもできない。
(ちくしょう…俺が何をしたああああああ!!!)
したと言えばしたのだが、まだ未遂だったのにこの始末。
自業自得というには少し理不尽な気がする。
(隊長…あんた妹のこと好きすぎっす…)
激痛に呻きながら恋次は、情けない思いで夕焼けの空を見上げていた。
387名無しさん@ピンキー:02/10/03 22:05 ID:zjWcCq2F
388109 :02/10/03 22:11 ID:bNI5kxnC
ええとさっき間違えてました、364=109です。346さんごめんなさい。
それと『伝令神機』、教えて下さった>367さん、ありがとうございました。

このあと白哉に連れて帰らてたルキアにお仕置き…というシチュエーションでエロが書けそうな気もしますが。
よかったらどなたか書いて下さい。
389名無しさん@ピンキー:02/10/03 22:15 ID:F8gbHBnN
109さん素敵ー!!理想的な恋ルキにラブvvv
こういう恋次大好きです有難うvいいもの見ました♪
390名無しさん@ピンキー:02/10/03 22:18 ID:lZuT4sYh
すごいヨカタです!
変な言い方かもしれませんが、エロ無しでも全然満足できますた。
109さんイイ!
391名無しさん@ピンキー:02/10/03 22:19 ID:AfZ8Xgcz
109さん素敵でした!たまにはいいっすねープラトニックp(^_^)q続きでお仕置きエロ書いてだれか〜。アゲ
392名無しさん@ピンキー:02/10/03 22:38 ID:OAsO7fIC
109さん
かっ…かわいいかわいい…!ルキアも恋次もそして白哉さえも!エロ無しが新鮮に感じる…(笑
なんつーか109さん…ファンになりますた…
393名無しさん@ピンキー:02/10/03 22:46 ID:UB6o9pLv
109さんおもしろかったよー!
2人の性格がちゃんとでててイイ!(≧∇≦)b
ありがとうございましたv
394名無しさん@ピンキー:02/10/03 23:30 ID:PH94JGYm
「一護・・・っ・・・やめろっ!」<BR>
<BR>
組み敷いた小さな身体が抵抗を見せる。<BR>
でも、俺は自分の行動を止める事が出来なかった。<BR>
今まで自分の中に溜め込んでいた想いが溢れ出してしょうがないんだ。<BR>
<BR>
仕方ないだろう?<BR>
<BR>
<BR>
<BR>
『タイム・リミット』<BR>
<BR>
<BR>
<BR>
―――夏休み。<BR>
学校が休みになった事で、俺とルキアは前にも増して同じ時間を過ごすようになった。<BR>
まあ、学校でも四六時中一緒にいるからそう変わりはないのかもしれないけど・・・・・・<BR>
俺の部屋で一緒にいる時間が増えた。<BR>
はっきり言って、かなり参った。<BR>
どうしてかって―――俺がアイツに惚れてるから。
395  :02/10/03 23:33 ID:vjBVgixP
(・∀・)イイ!
http://www.pink1.com/
396名無しさん@ピンキー:02/10/03 23:34 ID:PH94JGYm
すいません、やっちまった・・・
こっちからドウゾ↓
397名無しさん@ピンキー:02/10/03 23:36 ID:PH94JGYm
「一護・・・っ・・・やめろっ!」

組み敷いた小さな身体が抵抗を見せる。
でも、俺は自分の行動を止める事が出来なかった。
今まで自分の中に溜め込んでいた想いが溢れ出してしょうがないんだ。

仕方ないだろう?



『タイム・リミット』



―――夏休み。
学校が休みになった事で、俺とルキアは前にも増して同じ時間を過ごすようになった。
まあ、学校でも四六時中一緒にいるからそう変わりはないのかもしれないけど・・・・・・
俺の部屋で一緒にいる時間が増えた。
はっきり言って、かなり参った。
どうしてかって―――俺がアイツに惚れてるから。
398名無しさん@ピンキー:02/10/03 23:40 ID:PH94JGYm

気持ちを自覚してからは、自分で自分を誉めてやりたい位、俺は我慢を続けてきた。
ルキアはいつも無防備で、まあ、俺よりもずっと年上らしいから、アイツにとってコドモの
俺なんて意識されなくても仕方のない事かもな・・・とは思う。
でも、心と身体はやっぱり別物で、狭い部屋の中で目はいつもアイツの姿を追っちまう。
整った輪郭とか、流れ落ちる髪とか、華奢な身体とか―――柔らかそうな唇とか。
触れたくてしょうがねぇ。
でも、俺のそんな気持ちを知らないのか・・・もしかして知ってて知らない振りを
してんのかもしれねぇけど、アイツはいつもの態度を崩さない。
自惚れかもしれねぇけど、嫌われてはないと思う。
でも好かれてるっていう自信もない。
俺たちは、出逢いからして異常だった。
一見普通に生活しているように見える毎日だって、実は違う。
死神の女を居候させて、自分も死神の力を使って虚と戦う。
傍からは決して見えていない真実がコレだ。どう考えたって異常だ。
そして俺は、その異常な毎日の中で、あろうことか死神に惚れちまったんだ。
399名無しさん@ピンキー:02/10/03 23:47 ID:PH94JGYm

俺は・・・アイツの運命を狂わせた。
アイツに、俺の運命を狂わされたとは思ってねぇけど・・・・・・俺はルキアの能力(チカラ)も、
死神としての生活も、きっといただろう仲間との時間も、全てを奪っちまったんだ。
俺の・・・自分勝手な行動のせいで。
でもアイツは俺を責めない。
本当は俺の事を恨んでるのかもしれねぇ・・・・。でも、何も言わない。
ずっと俺の傍にいて、ただ、一緒に戦ってきた。
一緒に笑って、一緒に怒って、一緒に同じものを見てきた。
ずっと、ずっと。
そのうちに、アイツが俺の傍にいるのが本当に当たり前になって、
俺は、ずっとアイツと一緒にいたいと思うようになった。
おふくろが死んでからは、こんな満たされた気持ちになった事はなかったから
・・・・・・ずっと一緒にいられたら、どんなに幸せだろう。そう思った。
でも・・・
でも、駄目なんだ。

―――ルキアは人間じゃねぇ。
―――いつか、あっちに帰っちまう。
―――俺とは、全然違う。

そう、俺たちは、あまりに違いすぎた。何もかも。
今、こうして一緒にいる事が、本当は有り得ねぇんだ。
頭では解ってる。
でも、俺の身体は、心の奥に息づくものは、それを受け入れる事を拒んでる。
思いきり抱きしめて、ずっと腕の中に閉じ込めておけばいい。
そう、俺は―――

ずっと求めてる。アイツを。

いつか俺の傍からいなくなっちまう、アイツを。
400bloom:02/10/03 23:50 ID:2lRtJQNv
401(・∀・):02/10/04 00:34 ID:VNr6a/EH
続き待ちage
402(・∀・):02/10/04 01:04 ID:3awpzAjt
もうみんな寝ちゃったのかな(・∀・)アー!!?
403名無しさん@ピンキー:02/10/04 01:22 ID:D7WPv8Bf
確か死神の世界は腹がへらなかったような・・・
404名無しさん@ピンキー:02/10/04 01:29 ID:pBeNiVl8
ジャンプの公式サイトにブリーチの予告載ってる。
タイトルも表紙も見れる。ネタバレになるから表紙誰かは言わないけど萎え。
現場に駆けつけた人の名前まで出してるからネタバレ嫌いは行かない方がいいよ。

ttp://jump.shueisha.co.jp/
405名無しさん@ピンキー:02/10/04 04:00 ID:nIV0cshK
同じく。見てきたけど激しく萎え
今週号の展開から先読みするにルキアタンは当分出てこないっぽいし…(ノД`)・゜・
今後ジャンプ買うのやめてここのSS見てる方が漏れ的に幸せかもしれない
406名無しさん@ピンキー:02/10/04 10:42 ID:bHATxNNU
いんや、ルキアタンがまた活躍する前の打ち切りを防ぐ為に、応援しまくる。久保サン頑張ってください。
407名無しさん@ピンキー:02/10/04 14:29 ID:tjX7gPwX
修行編どれくらいで終わるかなぁー自分予想だと2カ月はかたそう。
その間ルキアたんと会えないなんて〜(TдT)
408名無しさん@ピンキー:02/10/04 17:56 ID:9fFXUntx
一護サイド話と、ルキアサイド話で交互(までは行かんだろうが)に掲載されないかなー。一方その頃…みたいな感じで。
409名無しさん@ピンキー:02/10/04 19:05 ID:gRh7b3N0
>>408
同感。そしたら一護スキーもルキアスキーも葉書出すよね。
410名無しさん@ピンキー:02/10/04 19:06 ID:pBeNiVl8
無理だと思ふ。
久保の性格からしてひとつの編に、他のキャラは一切関与してない類いが多いから。
あの久保贔屓の織姫だって、真咲編には殆ど出てこなかったじゃん?二ヶ月はかたいね。そのせいで打ち切り候補に挙がりそうで恐い。
漏れらはその間マターリ兄様にお仕置きされるルキアたんを妄想してた方がヘタに期待裏切られるよりマシかも。
誰か新SSうpしてー。394続き書いてー。
411イチルキ続き 4:02/10/04 19:37 ID:Bgzzabv3

それは、ある夜の事だった。
「・・・やけに下は静かだな、今日は。何かあったのか?」
「あ?・・・ああ。親父は医者仲間と飲み会。夏梨と遊子は学校行事で
 キャンプだってよ」
俺のベッドに座って雑誌を読んでたルキアが顔を上げる。
テスト勉強で気を紛らわしてた俺は、上ずりそうになる声を必死で抑えた。
・・・またコイツは、余計なツッコミを・・・。
折角考えねぇようにしてたのに。
今夜は、俺とコイツ以外、誰もいねぇ。
「ウルァ!一護!おっまえ何か良からぬ事考えてんじゃねーだろうな!?
 このオレの目が黒いうちは、ネェさんには指一本触れさせねーぜ!」
・・・っと、コイツもいたっけか、そういえば。
「あーハイハイ」
適当に返事をしながら、今夜ばかりはコンがいてくれてよかったな、と思う。
俺は内心安堵の溜息を吐いた。
こんな状況で、自分を抑える自信なんて俺にはねぇ。
家族が誰もいない、という状況で、コンがいてくれるのは正直ありがたい。
「オレが見張ってっからな!諦めるんだな、一護v」
・・・まぁ、ちょっとウルセーけど。
気が紛れて、あまりルキアを気にせずに済むから。
412イチルキ続き 5:02/10/04 19:41 ID:Bgzzabv3

・・・・・・と、思ったけど。
・・・ダメだ。
やっぱり気になってしょうがねぇ。
今は夏だから、俺もルキアも当たり前のように薄着だ。
ルキアは小柄だから、Tシャツの裾から覗く両腕は当然ながら、首元から白い肌が
チラチラと見えている。
少しだけ俯いて雑誌を読んでるから、細くてキレイな鎖骨と・・・胸元が見えそうに
なっていて、俺はゴクリと唾を飲み込みそうになってしまう。
何でこんなブカブカのTシャツ着てんだ、コイツは!
・・・スカートから覗く両足も、長くて、ひどく細い。握ったら折れそうってのは、
こういうのを言うんだろう。
・・・やべぇ。
目が逸らせねぇ。
俺の視線に気付いたらしいルキアが顔を上げるより早く、俺はガタッと音を立てて
椅子から立ち上がった。
「一護?」
「・・・風呂入ってくる」
何かを言われる前に、部屋を後にする。
コンが何かわめいてたのが聞こえたけど、そのまま扉を閉めた。
扉にもたれ掛かって溜息を吐く。
とりあえず今夜だ、今夜を乗り切ればいい。
無理やり寝ちまえばいいんだ。そうするしかねぇ。
もう、混乱してどうしようもない頭をスッキリさせようと、俺はシャワーを浴びるために
下へと降りて行った。
413イチルキ続き 6:02/10/04 19:46 ID:Bgzzabv3

―――扉を開ける前から、何か嫌な予感はしてたんだ。
俺の勘は、鬱陶しい事によく当たる。もちろんその大半はロクでもない。
折角シャワーを浴びてサッパリしてきたってのに・・・何なんだこの嫌な感じは。
・・・ガチャリ
しばらくためらった後に恐る恐る扉を開けてみると―――そこには予想通りの光景。
俺のベッドの上で無防備に眠るルキアと、それに張りつくようにして眠っているコンの
姿だった。雑誌はベッドの下へ滑り落ちている。

ドクンッ

投げ出された細い手足と散らばる黒髪。閉じられた瞳。薄く開かれた唇。
俺は無意識のうちに、ふらふらとベッドへ近付いていった。
ドクドクと心臓の音が、うるさい位に自分の耳に聞こえている。
「ヌオッ!?」
殆ど何も考えられない頭のまま、片手でコンをルキアの身体から引き剥がす。
裏返ったような声を上げて、コンが目を覚ました。
「なっ何だ!何しやがんだ一護ッ!!」
手の中でバタバタと暴れるコンを掴んだまま、俺は窓を開けてそこから奴を外へ放り
出した。
細い悲鳴と、どうやら植込みに落ちたらしいガサッという音が聞こえる。
・・・・・・冷静に考えるとヒデェよな。
でも、この時の俺は、本当に何も考えられなかったんだ。

―――目の前で眠る、コイツの事以外は。
414イチルキ続き 7:02/10/04 19:54 ID:Bgzzabv3

窓を閉め、鍵を掛けてカーテンも閉める。扉にも鍵を掛けて、こういう所だけは何故か
冷静な自分に少し笑った。
そうして、未だ眠っているルキアに向き直る。
今、この家の中には俺たちだけ。
俺とコイツ以外は、誰もいない。今までこんな事は一度だってなかった。
俺の重みでベッドがギシリと音を立てる。覆い被さるように顔を近付けると、
長い睫毛が見えた。
唇は薄く開き、規則正しい呼吸を繰り返している。
なあ、判ってんのか?
今、ここには俺たちしかいないんだぜ?
俺は男で―――お前は女なんだぜ?
それに、俺はお前に惚れてるんだ。
俺の前でこんなに無防備に眠って、どうなるかなんか判ってるんだろ?
・・・ルキア。
415名無しさん@ピンキー:02/10/04 21:06 ID:vf6l7vF7
続き期待あげ
一護、らしくてイイ!ルキアの寝顔萌え〜
416名無しさん@ピンキー:02/10/04 23:26 ID:Iy6DBD9x
イイ!激しくイイ!!です>イチルキ
続期待
417名無しさん@ピンキー:02/10/05 02:58 ID:RJm8VaRF
すごいね。パート2になってから物凄いレス数が伸びてるね
418名無しさん@ピンキー:02/10/05 09:30 ID:Vz6gwZ3Q
板がもっと繁栄するとええのう〜(^з^)-☆
419名無しさん@ピンキー:02/10/05 12:49 ID:wVWJ1hxw
1年前は全然人いなかったもんねー今は活気があってヨロスィイ!!
420名無しさん@ピンキー:02/10/05 21:12 ID:o+KjYxcK
本当に活気あるよね。
このスレ立ったとたんに神降臨したかと思ったら
それから立て続けに。
神々にエールを送ろう。ガンガレー!期待して待ってる!!
421イチルキ続き 8:02/10/05 21:13 ID:O5mUNGdi

何だか、急に苦しくなった。
今、こんなに強い想いを感じているのに・・・別れは必ずやってくる。
瞳も見れなくなる。声も聞けなくなる。触れる事も出来なくなる。
俺の目の前から、消える。
消えてしまう。
そう思った瞬間、強引に唇を重ねていた。
・・・・・・キスなんて、した事がねぇ。したいと思える奴もいなかった、今までは。
でも今は、息をするのももどかしいほど、夢中で柔らかい唇を貪っている。
・・・凄げぇ。たったこれだけの行為なのに、頭がクラクラするほど気持ちいい。
「・・・・・・・・・ン」
ほんの少しだけ、重ねた唇の間からルキアのくぐもった声が漏れる。
あの、深い色をした瞳をどうしても見たくなって、俺は目を開けたままキスを
繰り返した。
やがて薄っすらと開かれた瞼の奥で、黒曜石の瞳が揺らめいて俺を見る。
「・・・・・・」
ぼんやりと俺を見つめる瞳を、見つめ返す。―――背中がゾクゾクする。
そして俺が舌を強引にルキアの口内にねじ込んだ時、その目は驚きに
見開かれた。
「・・・・・・!!」
完全に眠りから覚めたらしいルキアが、俺の胸を両手で押し返そうとする。
俺はその両手を取ると、指を絡めながらベッドに縫い止めた。力でコイツが
俺に敵う訳がねぇ。
「・・・ん、ふっ・・・・・・ん、んん・・・」
逃げる舌を追いかけて、ゆっくりと絡めて、吸う。息が苦しくなってくると僅かに
唇を離して、また重ねる。ルキアの表情が苦しそうに歪んでも、俺はキスを
止められなかった。視線と、舌を絡め続ける。
どれくらいそうしていたのか分かんねぇほど、たっぷり口内と舌を弄んだ。
422イチルキ続き 9:02/10/05 21:19 ID:O5mUNGdi

「・・・っはぁ!はぁ・・・っ・・・はぁ!」
唇を離すと、ルキアは苦しそうに喘いで空気を貪った。
・・・よっぽど苦しかったんだろう。ほんの少しだけ涙目になってて・・・それが
余計に俺を煽った。
俺は、まだまだ満足してねぇんだ。
再び顔を近付けると、ルキアは顔を横に背けて抵抗を見せる。まだ息が荒い。
「何のっ・・・つもりだ・・・一護」
俺は答えずに、顔を背けたままのルキアの細い首に軽くキスし、舌でゆっくりと
そこをなぞった。
「一護・・・っ・・・やめろっ!」
重ねたままの指に力が込められる。でも、そんな抵抗なんか今更何の意味も
ないんだぜ?
もう俺は止まらねぇ。
「貴様・・・どういうつもりで、こんな・・・事をっ・・・!」
・・・それは愚問ってやつじゃねえのか?ルキア。
こんな状況で、好きな女を目の前にして、我慢できる奴なんていねーんだよ。
俺はもう限界なんだ。
お前だって判ってるんだろ?
両手をまだ開放しないまま、ルキアの顔を覗き込む。その顔には、困惑の色が
ありありと現れていた。
「どういうつもり、だって?・・・・・・判ってんだろ・・・俺の気持ち」
「・・・・・・何の事だ」
俺の言葉に、奴は答えを返す。でも、まるでしらばっくれているかのような
不自然な『間』に頭にカアッと血が昇ったのが判った。
423イチルキ続き 10:02/10/05 21:21 ID:O5mUNGdi

判らないって言うんなら、判んねぇ振りをするんなら、判らせてやる!
「ああ・・・そうかよ・・・。それじゃハッキリ言ってやるよ!!俺はおまえが・・・」
「言うなッ!!」
ぶつけるような俺の言葉を・・・・・・ルキアは大声で遮った。
「な・・・」
予想外の展開に、俺は、ただ驚いて身体の下の女を見る。
「言うな一護!私は・・・それだけは聞かぬ!!」
俺に組み敷かれてるってのに、どう考えたって不利な状況だってのに、そんな事を
感じさせない鋭い声。
睨みつける強い色を宿した瞳。
・・・・・・畜生。一体何だっていうんだ。
聞かない、だって?
俺に何も言わせないで、ずっとこの生殺しの状態でいろってのかよ?
畜生。
・・・頭にはまだ血が昇ったままだ。俺は怒りにまかせてルキアの首筋に
思いきり吸いついた。
「一護っ!止めろっ!!」
叫ぶ言葉を無視して、いくつも痕を残す。その上を舌でなぞる。
鎖骨をたどり、そこにも痕を残した。
「止めろッ・・・・・・っく・・・」
424イチルキ続き 11:02/10/05 21:24 ID:O5mUNGdi
ルキアの身体が本気で抵抗を見せる。でも俺は手を離さねぇ。
鎖骨を舐めながら、細い両手首を左手で纏めて持ち、頭の上に押し付ける。
「やだッ・・・一護ッッ!!」
そしてTシャツの裾に手をかけた時・・・ルキアは悲鳴のような声で俺の
名前を呼んだ。・・・その声には少し涙が混じってて・・・。
・・・・・・さすがに頭が冷えた。
情けねぇけど、さあっと血が引くのが分かった。
動きを止め、顔を上げる。恐る恐る覗い見たルキアの顔は・・・予想通り、
泣きそうに歪んでいた。
「・・・・・・悪りぃ・・・」
手を離すと、あまりに力を込めていたのか、ルキアの手首に痣がついていた。
急に罪悪感に苛まれる。ルキアはスン、と鼻をすすった。
落ちる沈黙が痛い。どうしたらいいか判んねぇ。何て言ったらいいのか判んねぇ。
耐え切れなくなった時、ルキアがふいに口を開いた。
「一護、貴様・・・・・・」
「・・・」
「貴様・・・・・・私が何であるのか知っておろう・・・貴様は人間だ、私とは
 違うのだ・・・。人間の貴様が私なぞ・・・死神なぞ、抱いてはならぬ・・・」
すぐ近くで見つめ合う。ゆっくりと言葉を紡ぐルキアの声音は、俺を責めるとか、
突き放すとか・・・そういうんじゃなかった。
涙が混じってたけど、ひどく優しかった。
そして、ひどく・・・辛そうだった。
「私とさえ出会わねば・・・貴様は人間としての生活を失わずに済んだ」
・・・ああ、この瞳(め)、見た事がある。―――おふくろの瞳だ。
いつも俺を護ろうとしてくれた、おふくろの。
「頼む・・・私はこれ以上貴様を、貴様の運命を・・・・・・」

―――狂わせたくない。

・・・その言葉は、俺の唇に吸い込まれた。
425イチルキ続き 12:02/10/05 21:28 ID:O5mUNGdi

・・・コイツは本当にバカだ。大バカだ。
死神の力を奪って・・・運命を狂わせて、お前に不自由な思いをさせているのは俺だ。
お前は俺を助けてくれた。命を救ってくれた。俺の運命が仮に狂っていたとしても
お前がそれを恥じる必要がどこにある?死ぬはずだった俺がこうして生きているのに。
それなのに、そんな事を気にしてるなんて、俺の心配ばっかしてるなんて・・・・・・
お前は大バカだよ、ルキア。
俺は、それでいい。
狂った運命でいい。お前と出会えたから。

426イチルキ続き 13:02/10/05 21:34 ID:O5mUNGdi

「・・・すきだ」
唇を離して、そう言った。驚くほどあっさりと、その言葉は滑り出た。
「何も関係ねぇ。人間だとか、死神だとか、そんなもんどうだっていい。
 運命なんて知ったこっちゃねぇ。タブーでも何でも、俺はお前がいい。
 お前でないと意味がねぇんだ」
「・・・一護」
「好きだ。・・・お前が好きなんだよ、ルキア・・・」
ルキアの頬に、ぽつりと水滴が落ちる。・・・俺、もしかして泣いてんのか?
カッコ悪りぃ・・・・・・。
ふいに・・・つい、と細い指が伸びてきて、俺の目元を拭った。
「・・・・・・莫伽者」
俺はその指を掴んで、手のひらに唇を押し付ける。ルキアも泣いていた、同じように。

「大莫伽者だ、貴様は・・・・・・」
「ああ」
「・・・私は人間ではない」
「ああ」
「・・・いずれ、ソウルソサエティに戻る」
「・・・判ってる」
「・・・良いのだな」

「お前以外、欲しくねぇ」

ルキアの両腕が伸びてきて、俺の首に絡みつく。
俺は引き寄せられるままに、夢中で唇を重ねた。

別れは、きっと辛くなる。
こうやって、身体を重ねてしまったら・・・もう戻れねぇ。
でも、いい。
それでいい。
427名無しさん@ピンキー:02/10/06 00:12 ID:7rD1yOh7
ハアハアイイ!!
こんないいところで止められて折れも生殺しな気分(藁
すごくいいです、続き期待してます。
428名無しさん@ピンキー:02/10/06 01:08 ID:NDVuouQN
トキメイてシマターヨ。ゆっくりで構いませんので、続き、期待しております!
ルキア色ッペイす…ハァハァ。
429名無しさん@ピンキー:02/10/06 01:36 ID:KbAP1IWv
せ、切ねへ…(;´д`) ハァハァ
マジ恋いなイチルキイイ!そして上手いですな。
久々イチルキに萌エターのでビミョに手直ししたのを再ウプしてみたり。
ttp://ruffnex.oc.to/ipusiron/upload/1492.jpg
 
作者さんすばらすィいのありがとうございます。ガンバッテ!
430イチルキ作者:02/10/06 03:55 ID:pU9+lgeA
応援有難うゴザイマス!今日中には完結させまするー。
やはり自分的には同意の上で・・・ってのが萌えますな。
もう一本、本誌ネタでイチルキがあるので・・・そちらもウプできると良いなあ。
431名無しさん@ピンキー:02/10/06 10:36 ID:7rD1yOh7
429サンイイ
432名無しさん@ピンキー:02/10/06 14:31 ID:ZdjsYq5L
>>429
ルキアたんの微乳…いや美乳に萌え。
すばらしい絵をありがとう!!

>イチルキ作者さん
とにかく素晴らしいっす。こういう心理描写が丁寧で切ないのは萌えます。感動しますた。
続きを楽しみにしています。

そしてイチルキ作者さんの素晴らしい作品に萌えたあまり、
『ルキアに手を出したくて出せないチェリーボーイ一護』の話を書いてしまいました。
(>411-412あたりの「理性で己を押さえようとする一護」の描写に触発されました)
今回の連作が完結したらヒソーリうぷします…
433イチルキ続き 14:02/10/06 16:29 ID:pU9+lgeA

もう何回目か分からねぇ、キス。
ただ、さっきまでと違うのは、俺の首に絡みついた細い両腕。
今こうしている事がひとりよがりじゃないって・・・証。
「んっ・・・ん、ん・・・・・・んん・・・っ!」
苦しいのか、ルキアが俺の髪を引っ張る。舌を引き抜くと、唾液が糸を引く。
奴の唇をペロリと舐め、額に掛かっていた前髪を払いながら涙を舐め取った。
「はァ・・・っ・・・一護・・・」
甘い色が含まれた声にゾクゾクする。
Tシャツの上から、両手で胸を撫でまわす。・・・分かってたけど・・・やっぱり
ノーブラだった。ホント、よく我慢してたぜ、俺・・・。
指先で先端を探して、いじっているうちにそこが反応して硬くなってくる。
Tシャツを脱がすのももどかしくて、俺は服の上から先端に吸いついた。
ビクンとルキアが反応する。
「あっ・・・やぁっ・・・!」
布越しに感じる硬い感触。片方を軽く噛みながら、もう片方は指で摘んで転がす。
ひとしきり弄んで、俺の唾液でそこの周りが湿ってきた頃、直接触れたいと思う
衝動に駆られた。
「ルキア、ちょっと・・・身体起こせ」
肩に手を廻して、起きるように促す。おとなしく上半身を起こしたルキアのTシャツに
手を掛けると、万歳の格好で一気にそれを脱がせた。
434イチルキ続き 15:02/10/06 16:34 ID:pU9+lgeA

・・・女の裸は、雑誌とかで見た事がある。でも、そんなもん比べ物にならねぇ。
それが、惚れた女なら尚更だ。
すらりとした身体のライン。小さい肩に細くて長い腕。首筋から鎖骨にかけては、
さっき俺が残した痕が生々しく浮かび上がっていた。・・・胸も確かに小さかったけど、
すべらかでキレイな形をしていた。そしてその先端で存在を主張する突起。
思わず凝視してしまう。
「・・・あまりじろじろ見るな。少しは察しろ、貴様」
手櫛で乱れた髪を直していたルキアが、俺の視線に気付いて、両腕で胸を隠した。
薄っすらと染まった頬が、ひどく可愛い。・・・たまんねぇ。
「隠すなって・・・」
両腕を取って、手首をベッドに縫い止めながら押し倒す。
「・・・っ」
無防備に晒された胸に、ルキアが小さく息を呑んだ。
「・・・こんなキレイなんだからよ」
顔を胸元に近付ける。ツンと立った突起を舐めて、口に含んだ。・・・やっぱ直に感じる
感触は全然違う。ひどく甘い感触。
手を開放しても、ルキアはその両手でで俺を拒もうとはしなかった。
俺は空いた手で片方の胸をゆっくり揉みしだき、片方を唇と舌で舐めまわす。
きつく吸い上げ、口の中でコロコロ転がす。歯を立てる。
「あっ・・・ああん・・・んっ、あ!」
ルキアが甘い声を上げ続ける。もう、俺自身はとっくの昔に痛いほど反応していた。
・・・我慢できねぇ。
片手を下半身へと滑らせ、スカートの中に指を侵入させた。
435イチルキ続き 16:02/10/06 16:36 ID:pU9+lgeA

胸を舐めながら、指で太腿を辿る。
なめらかな脚をそろそろと探ると、やがて濡れた感触にいきついた。
「ひゃあっ!」
小さな身体がビクンッと反り返る。
布越しだったけど・・・指先に感じたものに、一気に興奮が高まった。
片手で腰を抱えて、一気にスカートと下着を取り去る。ベッドの下に、乱暴にそれを
放り投げてから、膝裏に手をまわして片足を持ち上げた。
「一護っ・・・」
空気に晒されたそこに、涙目のまま、不安そうな顔でルキアが俺を見る。
俺は唇を重ねて、舌を口内に侵入させる。それと同時に、秘部に滑らせた指が
溢れる雫に導かれるように、蜜壷にずるりと入ってしまった。
「―――!!」
ルキアが俺の首にしがみ付く。
う、わ・・・熱ちィ・・・。凄げぇ・・・。
「いち・・・っ・・・ごぉ・・・!」
指を包み込むそこは、ひどく熱くて、湿ってて・・・たまんなかった。
指を動かす度に、グチュグチュという音と一緒に止めど無く蜜が溢れる。
「あっ、やだ、一護っ!いち・・・っ・・・・・・はぁ、ひぁっ!」
さっきから、ルキアは大丈夫かな、って心配するほど激しく反応していた。
「うくっ・・・うっ!・・・っっ・・・あ!」
少しだけ不安になって、俺はルキアの顔を覗き込む。
「悪りィ・・・辛いか?ルキア・・・」
俺の言葉に、きつく目を閉じたまま、ルキアは首を横に振った。
436イチルキ続き 17:02/10/06 16:40 ID:pU9+lgeA

指を一度引き抜いて、俺はシャツを脱ぎ捨てた。
ズボンのジッパーを下ろし、痛いくらいにそそり立った自身を取り出す。
何も身に付けていないルキアの身体は、マジでキレイだった。薄っすらと染まった
全身も、乱れた髪も、潤んだ瞳も、何もかも。
たった一時(いっとき)の事でもいい・・・・・・俺はお前を手に入れる。

再び覆い被さって、指を秘部に滑らす。
ぬるぬるとしたその中で、膨らんだ突起をそっと摘むと、ルキアの喉から声に
ならない声が漏れた。
俺の頭は、もう殆ど何も考えられなくなっていて・・・ただ本能のままに求めた。
突起をいじりながら、指を一本蜜壷に浅く挿れて入り口をあやす。
「一護っ・・・私は・・・もうっ・・・」
切れ切れの言葉は、鼻にかかっていてひどく甘ったるい。
奥に指をぐいっと押し込むと、目の端に溜まっていた涙が流れ落ちた。
「一護ぉ・・・」
甘えるように、ルキアが両腕を伸ばした。俺に向けて。
仕草のひとつひとつが、俺の本能を煽る。
身体を寄せてやると、首に腕を巻きつけて俺の頭を引き寄せる。
そして俺の耳元で、消え入りそうな声でルキアはたった一言囁いた。
・・・・・・この時の言葉を、きっと俺は―――ずっと忘れねぇ。

『すきだ、一護・・・』

別れる為に出会った俺たちでも、確かに今、同じ熱を、想いを共有している。
―――誰かが言ってたっけな、「永遠の一瞬」って。
何て馬鹿馬鹿しい言葉なんだってその時は思ったけど・・・・・・今なら判る。
・・・ルキア。
ルキア。
行くなよ、何処にも。行くな。
437イチルキ続き 18:02/10/06 16:43 ID:pU9+lgeA

腕に、胸に、すべらかな腹部に、吸い付いて痕を残す。
証を残せば・・・こうすればコイツを繋ぎ止める事ができると、そう思ったのかもしれない。
「一護、一護・・・」
うつろな目のまま、うわごとのように俺の名前を呼ぶルキアの両足を抱え上げる。
蜜が溢れ出るそこに先端をあてがうと、ずるりと、導かれるように挿入ってしまった。
「あっ!あ、あ・・・っ!あん、あっ!」
充分に濡れていたせいか、そんなに抵抗を感じないまま、俺のソレは全てそこに
納まった。ルキアが背中を仰け反らす。
凄げぇ・・・っ・・・。こんなに凄いと思って・・・なかった。
キツすぎて・・・すぐにイッちまいそう・・・だ。
優しくしようと思ったけど、出来そうにねぇ。自分が先にイッちまわないように
するだけで精一杯だ。
俺は気持ちイイけど・・・ルキアは辛くねぇかな。俺たちは体格が大分違うから、
コイツの身体は俺を受け入れるのが苦痛かもしれねぇ・・・。
「ルキ・・・っ・・・平気・・・か」
「だい・・・じょうぶ・・・だ・・・っ、あうっ!ああ!ひぁ!」
何とか、切れ切れに俺が訊くと、ルキアは涙を流しながら何度も頷く。
その顔には、決して苦痛だけじゃないものが混じっていた。
俺の動きに、口を薄く開けて、恍惚とした表情でルキアは喘ぎ続ける。
・・・きっと俺も同じ顔をしてるんだろう。あまりの気持ち良さに、涙が滲みそうになる。
先まで引き抜いて、また奥まで突き刺す。それを繰り返した。
目の前の身体は、人間以外の何者でもないのに。そう見えるのに。
・・・何で俺たちは、こんなに違うんだろう・・・・・・そう思いながら。
438イチルキ続き 19:02/10/06 16:45 ID:pU9+lgeA

・・・もっと奥まで、深くコイツを感じたい。
欲望なんてモンは、どこまでも貪欲だ。これ以上ないって思うのに、更にその上を
無意識のうちに求めている。
俺は一度、自身を引き抜いてルキアの身体をひっくり返した。小柄な身体は、
呆気なくうつ伏せに体勢を変える。
「きゃっ!」
細い腰を持ち上げて、後ろから覆い被さりながらもう一度挿入れた。
両手を前に廻し、胸を揉みしだきながら先端をいじる。そうしながら、背中にも
朱い痕をいくつも残した。
「やっ、やだ、一護・・・!やだっ、やぁ、あ、あ!」
さっきよりも深く感じるルキアの内部(なか)。俺に纏わりついてくるねっとりと
した感触が、本気でたまんねぇ。・・・夢中で腰を打ち付ける。
ルキアの背中は小刻みに震え、脚がガクガクと動き出した。
「いやっ!一護っ・・・お願い・・・」
ルキアが懇願するような声を上げる。切羽詰ったような様子に、俺は思わず
一瞬動きを止めてしまう。背筋を辿っていた舌も離して、顔を上げた。
「顔・・・見たい・・・・・・おねが・・・い」
両手でシーツをぎゅっと握り締めたルキアの声には、涙が混じっていて・・・。
俺の頭と、自分自身に、これ以上ないというほど熱が集まった。
439イチルキ続き 20:02/10/06 16:48 ID:pU9+lgeA

ダメだ。俺、もうおかしくなっちまうかもしれねぇ・・・。
何でこんなに可愛いんだ、コイツ。もう、好きすぎてどうにかなっちまう。
俺の心臓は、とっくの昔に限界を越えていた。もう、破裂しそうだ。
引き抜かないまま、再び身体をひっくり返して仰向けにする。
ルキアの、完全に溶けてしまった表情に満足しながら、指を重ね合わせながら
唇を吸った。
「一護・・・」
「・・・好きだ、ルキア」
「・・・わたしも・・・だ」
見た事のないキレイな顔で、ルキアが微笑ったから、俺も笑った。
こうして身体を、想いを重ねた事がいつか消えてしまうとしても・・・俺は忘れねぇ。
絶対に、忘れねぇ。
お前の瞳を、声を、身体の温もりを・・・・・・その言葉と、想いを。
「はっ、はあっ、ああっ!あん、あん、ああ!」
俺の動きに、ルキアが喘ぐ。
ぎゅうぎゅうと俺を締め付けてくるそこに、俺も切れ切れに息を漏らした。
「はっ、はぁ、はぁ・・・」
「あん、あっ!いち・・・っ・・・一護!一護っ・・・!!うあっ!!」
「ルキ・・・っ・・・ぁ」
ダメだっ・・・もう、限界だ・・・!
そう思った瞬間、ルキアの身体が激しく痙攣した。
「―――っ、あ、ああっ!あああっ!!!」
今までにないほど、ビクンと激しく震えた身体と、ヒクヒクと蠢くそこに、俺も
信じられないほどの精を放った。
440イチルキ続き 21:02/10/06 16:50 ID:pU9+lgeA

「・・・・・・んー・・・っ・・・」
力の抜け切ったルキアの身体から、自身を引き抜く。混ざり合った俺たちのそれが
ごぽっ・・・と流れ出た。
俺は崩れ落ちてしまいそうになる自分を必死で支えて、浅く息を繰り返すルキアの
横に身体をドサリと投げ出す。
「・・・はぁ」
息をつきながら、ぼんやりと天井を見つめて、しばらく消えそうにない余韻に
身を任せた。
暫くして、何気なく横を見ると、こっちを見ている黒曜石の瞳とぶつかる。
俺は右腕を奴の首の下に差し入れながら、左手でぐいっと頭を引き寄せて俺に
向かい合わさせた。汗ばむ額にキスをして、そのまま額を合わせる。潤んでいる瞳が
キレイで・・・・・・お互いに見つめ合いながら、俺はついぱむようにキスを繰り返した。
「好きだ、からな」
「・・・ああ」
そう答えてくれたルキアのいい匂いがする髪に、俺は思い切り顔を埋めた。
441イチルキ続き 22:02/10/06 16:53 ID:pU9+lgeA

・・・俺たちの別れは、身体を重ねた事でその加速度と痛みを増した。
でも、俺はそれでいいと思う。
行き場のない想いを抱えて、何も伝えられずに離れるよりはずっといい。
・・・例え痛みが増しても。
(どこにも行くな)
そう叫ぶ自分の心を、俺は必死で抑えつけた。

―――タイム・リミットはあとどのくらいなんだろう。
それがいつかは分かんねぇけど、その時が来たら・・・引き裂かれるような想いに、
きっと俺は泣いて叫ぶんだろう。・・・きっと。
でも、今は何も考えたくねぇ。お前とこうしている、その事以外は。
今だけは・・・・・・このままで。

俺はルキアの首に強く吸い付くと、またもうひとつ―――証を残した。

<了>
442イチルキ作者:02/10/06 16:55 ID:pU9+lgeA

突っ込み所満載ですが・・・突っ込まないで下さいマシ(アワワ
やたら長くなってしまいマシター。もっと簡潔にまとめられないものか・・・。
長いのがダメな方、すみません・・・。分けた方がヨカタかしら。
簡潔に、かつ濃ゆく書かれている神の皆様、尊敬いたします。
白ルキも恋ルキも萌えるのですが、自分的にはやっぱイチルキかな・・・と。
応援して下さった皆様、有難うございました!
おかげで一気に書けました(藁
もう一本、ウプしたいっす・・・。近いうち・・・ジャンプが出て矛盾する前に(藁
443名無しさん@ピンキー:02/10/06 17:30 ID:PXI51yCi
まぁさん最高でした。
444名無しさん@ピンキー:02/10/06 18:06 ID:ZdjsYq5L
>442
イチルキ作者さん

最高でした!「やたら長く」なんてそんなことないです!
むしろこの溢れる愛に満足。感動で胸一杯です。
美しい描写、堪能させていただきました。ありがとうございました!!

そう、白ルキも恋ルキもいいのですが王道はイチルキだと私は信じております。
もう1本も楽しみにしております。
445名無しさん@ピンキー:02/10/06 18:08 ID:ZdjsYq5L
ところでもう1本お書きになるなら
ペンネームつけてくださってもいいかも?と思いました。
いえ強制はしませんが…こんな話題なんでsage。
446名無しさん@ピンキー:02/10/06 18:24 ID:oCptnA1z
447boo:02/10/06 19:11 ID:T7y53PnJ
イチルキ作家さん、booといいます。
近々ここの小説を一まとめにしようとしてるんスけど、載せていいですか?
よければペンネームを知りたいっス。おねがひ。
448名無しさん@ピンキー:02/10/06 20:00 ID:NDVuouQN
イチルキ作家さんありがとうございました!堪能させていただきました。普通に本編に出てきても不思議じゃないっすね!ラブラブもいーけど切ないイチルキ良かったっす。次回作も楽しみにしてます!
449名無しさん@ピンキー:02/10/06 20:00 ID:QBYcqZqs
イチルキ作家さんありがとうございました!堪能させていただきました。普通に本編に出てきても不思議じゃないっすね!ラブラブもいーけど切ないイチルキ良かったっす。次回作も楽しみにしてます!
450名無しさん@ピンキー:02/10/06 21:02 ID:ZdjsYq5L
携帯から見てる人&まとめて読みたい人のために
イチルキ話のレス番号っす。
>>397-399 , >>411-414 , >>421-426 , >>433-441
451名無しさん@ピンキー:02/10/06 21:27 ID:k5i5n1QX
>イチルキ作者さん



泣 き ま し た
452bloom:02/10/06 21:33 ID:I9kKqP4a
453まぁ:02/10/06 22:32 ID:e9LjaP7b
>>イチルキ作家さん
私も泣きました。最後のあたり、涙で画面が滲んで、喉の奥のあたりがグーッと、苦しくなりました。本当に。
凄い素敵!!次回作も頑張ってください!期待しとります。
454109:02/10/06 23:29 ID:ZdjsYq5L
イチルキ作家さんの素晴らしいSSに触発されて、チェリーボーイ一護ネタで1本書いたのですが、
この余韻を壊しそうなんで今はやめときます。
が、風呂に入ってる間にコンネタ浮かんだんで、そっちをヒソーリうぷさせて下さい。
455109/コンの受難1:02/10/06 23:31 ID:ZdjsYq5L
「おにいちゃーん?なんでぬいぐるみ窓から吊るしてるのぉ〜?」
あどけない、遊子の声。
「ああ?アレか?すんげー汚れてたから洗って干してんだ」
「でももう夜だよ一兄?」
「まだ当分乾きそうにねえからよ、今夜一晩あのまんまにしといてくれ」
不審そうな夏梨に答える一護の声に、俺はため息をついた。
ああ奴はまだ怒ってやがる。俺が、俺が悪いんじゃないのにっ!!
456109/コンの受難2:02/10/06 23:31 ID:ZdjsYq5L
俺がなんで逆さ吊りの刑に処せらてるかの話は、昨日の夕方に遡る。
「じゃあな、コン。なるべく早く帰ってくっけどよ、遊子と夏梨を頼むわ。」
虚を追い掛けて姐さんと飛び出して行った一護は、
出かけにめずらしくそんな殊勝な事を言い置いて行った。
しばらくごろごろしていた俺は、柚子に呼ばれ階下におりて食卓についた。
ひいふうみい…っと誰か足りなくねえか?
「えーっと…お…親父は?」
「やっだなー一兄、父さん今日は帰って来ないって行ってたじゃん?
 もう忘れちゃったの?」
夏梨につっこまれて、俺はへどもどした。一護、そういうことは引きついどけ!!
でもよ…そうか、それで『頼む』なのか。
一護、お前ちょっと過保護じゃねえか?まあ心配したくなる気持ちもわかるが。
この妹達じゃなあ。確かに可愛いもんなあ。
「おにいちゃん、なんで笑ってんの?きもちわるー。」
「遊子、そっとしといてあげなよ。年頃の男にはいろいろあんのよ」
…………前言撤回。
457109/コンの受難3:02/10/06 23:32 ID:ZdjsYq5L
「うおーいお前ら、風呂入れ、風呂!!」
「え〜あたしこのTV見たいからまだ入らな〜い」
「あたしも遊子と入るわ。一兄、先入ってよ」
眉間に皺を作り精一杯一護らしい風を装って妹達に声をかけてみたが、
あっさりと断られた。はいはいそうですかい。
しおしおと風呂場に直行した俺は、湯舟につかって一息ついた。
「あ〜今頃姐さんどうしてるかなあ〜」
瞼に浮かぶは、愛しい人。
ちくしょう一護め、遅いじゃねえかよ。何が「早く帰ってくる」だよ!
俺だって本当なら、姐さんと一緒に戦いたいッスよ。でも…でもなあ。
湯舟から上がり体を洗う手を止めてしんみりとしていた俺の背後で、
風呂場の扉がガラっと開け放たれた。
「おにいちゃ〜ん!一緒に入ろ〜っ!!」
「ぬおぉわあああッ!?」
悲鳴をあげた俺を誰が責められようか。
思いきりよく全裸になった遊子が、風呂場に入ってきたのだ。
458109/コンの受難4:02/10/06 23:33 ID:ZdjsYq5L
「ちょ…まっ…遊子、よせってッ!!」
「あー!遊子ったら何やってんの〜?」
夏梨の声。助かった!頼む、夏梨!遊子を連れ出してくれ!!
「ずるいよ遊子!あたしも一緒に入るんだから!」
神様。俺はロリじゃないんです。ぺたんこのアレとかつるっとしたソレとかには全然……
「お兄ちゃん、背中流してあげるー」
「あたしもあたしもー!!」
…泣いてもいいですか。

石鹸の泡を洗い流すのもそこそこに、俺は風呂場から逃げ出した。
自室に飛び込むと、黒い着物姿の一護がぼんやりとベッドに腰掛けていた。
「ようコン、留守番ご苦労…ってなんでお前パンツ一丁なんだよ?」
「放っとけ!?誰のせいだと思ってるんだあぁ!!」
不審そうな目を向ける一護の胸ぐらをひっつかもうとしたその刹那。
「おにいちゃんったら〜、服忘れてるよ?」
バスタオルを体に巻き付けただけのあられもない格好で、遊子が部屋のドアをあけた。
459109/コンの受難5:02/10/06 23:34 ID:ZdjsYq5L
霊感のないこいつには死神姿の一護が見えてはいない。俺の隣で硬直する兄の姿が。
俺が脱ぎ捨てていった服をわざわざ持って来てくれたようだ。よりによって絶妙のタイミングで。
「ゆ〜ず〜っ!アンタもそんなカッコでふらふらすんじゃないの〜!
 風邪ひくよ?!」
「はあ〜い」
階下から夏梨に呼ばれて、遊子は素直に下りて言った。
残されたのは俺と---
「……………で?」
地の底から響くような一護の声。青筋の浮かぶビキビキという音が聞こえそうだ。
「誰がそんなことまで『頼む』と言った?」
…………神様、これは俺が悪いんですか?
460109/コンの受難6(ラスト):02/10/06 23:34 ID:ZdjsYq5L
そういうわけで、ぬいぐるみに戻された俺はさんざんどつかれた末に
窓から逆さ吊りにされて一晩放置されて今に至るわけだ。
ルキア姐さんも一護の勢いに気押されて、俺を回収できないでいる。
「すまんな、コン。なんとか今宵には奴を説得してみるからな」
一護の目を盗んでそっと話し掛けてくれた姐さんの言葉だけを頼みに、
俺は虚しく風にさらされている。
ああ神様、もう一度だけ言わせてください。
「俺は悪くねええええええー!!」
461名無しさん@ピンキー:02/10/06 23:45 ID:84MUFeOV
イチルキ作家さん素晴らしかったです。
泣けますタ、ありがとう。
462名無しさん@ピンキー:02/10/07 01:23 ID:fzcy8t/s
コン…面白いよー!
463名無しさん@ピンキー:02/10/07 06:42 ID:y6zcDpWg
コンネタ面白かったっス!!
464名無しさん@ピンキー:02/10/07 09:01 ID:P7c+cZ5n
ルキアネタじゃないけどおもしかったっす!コン哀れ…
465名無しさん@ピンキー:02/10/07 10:02 ID:XmcOkjiS
おもしろかったです>109さん
いつも良い作品をありがとうです。
やはり一護はシスコンなのですね(藁
466名無しさん@ピンキー:02/10/07 11:33 ID:wo1iKMEK
467名無しさん@ピンキー:02/10/07 12:52 ID:2uD1au9h
468名無しさん@ピンキー:02/10/07 18:11 ID:d4A95Xd9
age
469イチルキ作者:02/10/07 19:05 ID:r9aiJ3k7
こんばんは。何か色々感想頂いてしまったり、読みやすくまとめて頂いてしまったりで
恐縮デス・・・皆様有難うございます(オロオロ
>booさん
お、お誘い有難うございます(オロオロ
あんなものでよろしければ、どうぞ掲載してやって下さいませ。宜しくお願いします。

ええと、どうやらペンネームがあった方がいいみたいなので・・・何か書いた時だけ
『ワカ』と名乗る事にイタシマス。普段は名無しでウロウロしてますので・・・ハイ。
470エロギャル:02/10/07 19:22 ID:7FSQV9dt
471名無しさん@ピンキー:02/10/07 19:58 ID:NXYt3oB2
某所で雨竜×ルキア読んだけど、なんか強引なカポーで嫌だった・・・
472名無しさん@ピンキー:02/10/07 19:59 ID:nyRc9Clh
某所で雨竜×ルキア読んだけど、なんか強引なカポーで嫌だった・・・
473名無しさん@ピンキー:02/10/07 20:07 ID:y6zcDpWg
>>472
絶対書いた本人にバレてるぞ
ここで文句言う位ならそこのサイトのBBSで言えや
根性無しめ
474名無しさん@ピンキー:02/10/07 20:53 ID:pGHDU9D8
>>471
 きちんとした文体で、きちんとした批判で、
 BBSでなくメール汁!
 
475名無しさん@ピンキー:02/10/07 21:04 ID:YmFWNU4V
>471
あれはリクエストらしい。俺はあの作者さん好きだぞ。
ここで文句言うな。
476名無しさん@ピンキー:02/10/07 21:25 ID:y6zcDpWg
あたしだって好きなんだ!
敵にまわすと怖いぞ(藁
477109:02/10/07 21:51 ID:GFudqlVk
仕事が忙しくなる前に、出来上がってるのからさくさくうぷしていきます。
手を出したいくせに逡巡してる『一護チェリーボーイ編』です。
これは素晴らしきイチルキスト、ワカ様の作品がないと出来なかったもんです。
勝手に捧げさせて下さい。
478109/一護チェリーボーイ編1:02/10/07 21:51 ID:GFudqlVk
「一護ー、ここがわからぬ。教えろ。」
それが他人に物を頼む時の態度か?
土曜の晩、真面目に宿題をこなす俺の背中にうるさい声。ちっともはかどらねえ。
俺はやなもんはさっさとやっちまって、心置きなく休日を楽しみたい派なんだよ。
「『義骸のメモリーには一般的な学問はひととおりインストール済みだ』
 って偉そうにしてたのは、いったいどこの死神さんでしたかねえ。」
俺の嫌味にも動じることなく、目の前の少女は傲然と言い放った。
「うむ。高校生程度の教科書なら楽勝のはずなのだ。
 しかし長らく”そふと”を”ばーじょんあっぷ”しておらんかったので勝手が違うようだ。」
「しとけよ!つか、最後にバージョンアップしたのいつだよ?」
「はて…」
ルキアは真面目な顔で指折り数えてたかと思うと、遠い目で呟いた。
「かれこれ50年くらい前になるか…」
その頃と今じゃ全然違うんじゃないのか、教育内容そのものが。激しく脱力した俺はがっくり机につっ伏した。
「何だもう眠いのか貴様?」
眠くはないが、こいつと話してると疲れる…。
479109/一護チェリーボーイ編2:02/10/07 21:52 ID:GFudqlVk
それでもなんとかルキアのわからない所を教え、続きに取りかかると
「一護、問6もわからぬ。」
「あー…」
一番の難問をがしがし解いてる最中だったので、自然不機嫌な声になる。
途中まで考えてた数式がどっかに飛んでいきそうで、
「それは今俺もやってるとこだから待ってろ。」
振り向きもせず返事をする。後ろの気配が静かになった。----有り難い。
部屋にはしばらく俺とルキアのそれぞれの鉛筆の音だけが響いていた。
ここにこれを代入していけばいいはずなんだが、それには…えーと…
「あ!わーかった!!」
なんだこれでいいんじゃん!楽勝!俺天才!!と喜んでいたのも束の間。
「ほほう解けたのか。」
「おわっ!?」
いつの間にかルキアが俺の背後から覗き込んでいた。
「なるほどこうなってこうか。さすがだな。」
耳もとにかかる、吐息。さらりと流れる髪の甘い匂い。そしてなにより----
480109/一護チェリーボーイ編3:02/10/07 21:52 ID:GFudqlVk
(のののの………ノーブラかこいつーッ!!?)
俺の背中にかすかに触れては離れる、ルキアの胸。
薄いワンピースの布地越しにはっきりわかる、接触する小さな突起の感触。
つけないのか?女の子は家ではアレをつけないのか?!
学校では確かに白いブラウスの下に----いやダメだ考えるな!!
俺は無理矢理暴走しかけた妄想を振払い、ルキアを押しやった。
「ル…ルキア…俺終わったからノート持ってってそっちで見ろ。」
「ん?いいのか?すまぬな。…ところで一護、お前なんでそんなに前屈みなのだ?」
誰のせいだと思ってるんだ…と言い返す余裕もねえ。
固くなっちまったモノをもてあまして俺は声を殺して呻いた。

「一護、一護!」
宿題を終えたルキアがごそごそクローゼットをひっくり返していたかと思うと、困惑した声で話し掛けてきた。
「あれを知らぬか?ほらいつも使う…」
声がすこしくぐもって聞こえる。クローゼットの奥に頭を突っ込んでるようだ。
己の煩悩と闘うのに必死な俺が上の空で生返事をしてるのにも気付かぬ風だ。
「あれがないと困るのだが…どこにいったのだ?」
真剣に困ってる気配に、俺は思わず振り向いた。
481109/一護チェリーボーイ編4:02/10/07 21:53 ID:GFudqlVk
クローゼットの下段に上半身を突っ込んだ姿勢のルキアは、見事に四つん這いで。
短いスカートから伸びる、白い太腿。細くすらっとした足。
探し物を求めて体を動かすたびにスカートの裾はひらひらと揺れ、その下にあるものを俺に連想させる。
(誘ってんのか?誘ってんのか俺を!!!)
やばいと理性が囁く声が聞こえたが、熱くなった俺にはどうしようもなかった。
気が付いた時には椅子を蹴倒して立ち上がっていた。
「ルキ…のあっ?!」
「あったぞ一護!」
すぱーんと小気味のいい音をたてて俺の霊体が体から叩き出される。
俺が抱きつくよりも早くクローゼットを滑り出て来たルキアが、
振り向きざまいつもの赤いグローブをはめた右手を俺の胸に叩き込んだのだ。
「さあ行くぞ、虚だ!こいつは近いぞ!」
と言いおいてルキアはさっさと靴を履いて窓から飛び下りた。
後に残された、床に転がる俺の体---カッコ悪ぃったらありゃしねえ。
「ちっ…ちっくしょおおおおおおー!!!」
このやり場のない怒りを虚にぶつけるべく、俺も後を追った。

-----その晩俺達が対峙した虚は弱っちいわりにはやたらと逃げ足が早く、
すべてが片付いたのは結局明け方近くで…
疲労困憊で体に戻った俺は邪なことをする余力もなく、ベッドに倒れこんだ。
「一護、私はシャワーを借りるぞ。先に眠ってかまわぬからな」
そんなルキアの声すら遠くに聞こえる。
とにかく今日も俺は頑張った。いささか怪しかったが、なんとか俺は持ち堪えたのだ。
そう自分を誉めてやらないと、いくらなんでもみじめすぎる。
そもそもなんであいつはあんなに無防備なんだ。そんなに俺は無害に見えるのか?
俺の我慢にもいつかは限界がくるに違いない。その前になんとかせんと…
-----なんとかって、どうすりゃあいいんだよ!!
鳥の声がする。窓の向こうの空は、もう白々と明けはじめていた。
やりきれない気分で俺は目を閉じた。
483109:02/10/07 21:55 ID:GFudqlVk
お目汚しすんませんでした。
次こそはきちんとエロありで書きたいと心に誓う今日この頃。
浦ルキでいっちょ…

484名無しさん@ピンキー:02/10/07 23:11 ID:SqR3FWTN
チェリーボーイ(・∀・)イイ!
お目汚しなんてそんな…とても楽しかったです。
よく頑張ったなイチゴ(藁
485名無しさん@ピンキー:02/10/07 23:27 ID:/1/j3EYS
なんかイチゴに共感するものが・・・w
486名無しさん@ピンキー:02/10/08 00:24 ID:CIkRVZqn
や、めちゃ笑いました。
一護の葛藤オモシロー
487名無しさん@ピンキー:02/10/08 01:16 ID:XSbzrmnc
俺こうゆうの好きだよ。挿入=エロではないしね。
488セリフSS作者です:02/10/08 02:34 ID:c5wcQFkj
お久しぶりです。適当に書いてみます。笑わないでください・・・(W



「・・・ア、ルキア」
一護の困りきった声が、遠くのほうから聞こえる。
「ルキア。いい加減起きろよ、おい」
「・・・・・・ん、一護・・・?」
ルキアは重い瞼をうっすらと開け、まだ焦点の定まらない目でその声の主を探した。
「ん、じゃねぇよ。いつからこんなとこで寝てたんだ?とっくに学校終わってんぞ」
「・・・・・・本当か」
いつもなら聞こえるグラウンドの野球部の掛け声も、既に聞こえなくなっていた。どうやら、相当長い間眠っていたらしい。
「オマエがずっと教室に戻ってこないからさ、もう帰ったかと思ってたんだぜ。
 そしたら家帰ってもいねえしさ。びっくりするだろ、・・・心配させやがって」
「ああ・・・悪い」
誰もいない屋上には、もう日は射していなかった。その代わり、初秋の冷たい風がルキアの小さな体に吹き付けている。
(・・・寒いな)
少し身震いする。それを察知したのか、一護が自分の上着をかけた。
「ほら見やがれ、寒いんだろ!こんなとこで寝るからだ!風邪引いてもしらねぇぞ、この馬鹿」
義骸は風邪は引かぬわ、と思いながら、ようやくはっきりしてきた視界で一護を捉える。
汗をかいていた。心なしか、息も少し上がり気味だ。
そういえば、一度家に戻ったにもかかわらず探しに戻ってきてくれたのだ。
「もしかして一護、走ってきたのか?」
「・・・え!?馬鹿、屋上まで上りゃあ汗もかくに決まってんだろーが!」
慌てて一護が言う。
4892 セリフSS作者=しろあん(PNです):02/10/08 03:21 ID:tILyQSZg
「・・・・・・そうなのか?」
「・・・っだから・・・そー決まってんだよ!」
意味が分からない。きっと彼なりに気を使っているのだろう。
「何だそれは。莫迦か貴様は」
言った瞬間、一護の顔色が曇った。人というのは、本当に顔が陰るから驚く。
「はいはい。バカですよ、どーせ」
拗ねてしまった。
「・・・なんだよ。探しに来たの、迷惑だったのかよ?」
「そ、そんな事は言っておらんだろうが」
慌ててルキアが訂正する。が、一護には意味を成さなかったらしく、表情はそのままだ。
一護が少し目を伏せ、小さく
「あ、そ」
と言ったのが聞こえた。
妙に分厚い空気が、二人の間を通り抜けた。
「ほら、帰んぞ。立て」
と、一護はぶっきらぼうにルキアの手を取り、引っ張った。
その瞬間、ルキアが顔を歪めた。
「・・・っ痛・・・」
「!?どうした?」
「・・・実は、どうやら足を挫いたみたいなんだ」
「はぁ!?何で!?」
「・・・いや・・・6限を抜け出してここのタンクの上で寝てたんだ。そしたら風が吹いてだな」
「おお」
「すかーとがめくれて。それで反射的に押さえようとしたら、バランスを崩して・・・受身は取ったつもりだったんだが・・・」
ルキアが、受身らしき格好をかるく再演してみせた。
「は!?じゃお前それからずっとここで居たわけ!?」
「だって、痛くて歩くのが面倒で・・・で、気がついたら寝ていたという訳だな」
490:02/10/08 03:49 ID:BhDTgnU2
「馬鹿かお前!一応死神だろうが!ちったァしっかりしてくれよ!」
「義骸は動きづらいと言っておろう!仕方が無いではないか!それに怪我をしたのは私であって、貴様が困るわけではないだろうが」
一護は、軽くため息をついた。
「・・・馬鹿か!怪我して動きづらかったら尚更、一人の時に虚が襲ってきた時どうすんだ!実際今のお前だけで戦えんのか!?」
「・・・あ」
「あ、じゃねェよこのボケボケ死神!だから俺がこんなに必死になって探してたんだろうが!」
「・・・すまない。無防備だったな」
油断していた。
そういえば、一護はいつも自分と一緒に居るものとして考えているところがあった。
「・・・ああ。以後、気ィ付けろよ」
一護が、ルキアの頭にぽすっと手を置いた。それがもう怒っていないという印だという事を、ルキアは知っている。
「すまなかった。約束する」






エロに突入しそうな気配がなくて、しかも不毛なやり取りですみません。前フリやたら長いのです・・・
491しろあん:02/10/08 04:01 ID:XxW2cABT
ん〜・・・疲れてると頭がついて来なくて話が沸いてこない(しかもひねりが乏しい淡白なストーリー進行になっちゃってる・・・)ので、
また明日くらいに書きにきます。途中でごめんなさい!都合で明日中に一気うぷとかは出来なさそう(ぶっつけ書きだから)ですが、一応ちゃんとした話にするつもりです。
皆さん書くの早いですね〜。。羨ましいです・・・

一応PN作りました。しろあんです(W
492名無しさん@ピンキー:02/10/08 10:55 ID:epUC6cZ9
続きが楽しみ
しろあんさん、茶でもドゾ( ´∀`)つ旦~
493boo:02/10/08 17:58 ID:EJniN2em
できた!
ttp://isweb46.infoseek.co.jp/novel/b-novel/
10/07の109さんの分までまとめてみた。
こんなんでいいかい?
494:02/10/08 18:18 ID:r5x4+dbM
続きです。昨日半分寝ぼけながら書いたので改めて見て恥ずかし・・・


「ほら。つかまれよ」
一護が差し出した手にすがって立とうとする。しかし、自分の意思とは裏腹に足が動こうとしない。
長い間冷たい風に当たっていたせいもあるのかもしれない。
「一護。」
ルキアの目が、懇願するように一護を見上げた。瞬時に一護は、その視線の意味するところを察知した。
「・・・う」
「一護!」
「・・・へーへー」
一護を使うのが当然、という感じだ。
(ホンットこいつは我侭な姫さんみてェだな)
ルキアを背負うために屈みながら、そんなことを考える。
(・・・姫さんか)
ふと、一護の動きが止まった。
「?一護?どうし・・・うわっ!?」
突然、ルキアの体が思わぬ方向に浮いた。
背負われるのだと思っていたら、急に体が横抱きに持ち上げられていた。それはまるで、
(お姫様抱っこではないか・・・!)
頭が、少しクラクラした。急に高いところに持ち上げられたから、という感じとは違った。
「一回してみたかったんだよな〜。どう?気分いーだろ」
悪戯っぽく笑う一護の顔が、すぐそこにあった。
「ばっ、馬鹿者!恥ずかしいではないか!」
もがいて、腕の中から逃れようとする。
「バカ、暴れんな!落ちるぞ」
4955/しろあん:02/10/08 19:15 ID:bessYs9n
booさん、本当にありがとうございます!しょぼくて自分のは見てられないけど、まとまってると見やすいですね。
面倒くさい仕事を引き受けて下さって、感謝します(´▽`)キレイなページですね〜〜!



いっそのこと落ちてしまいたいわ、という思いが、照れと恥ずかしさに沸き立った脳裏をかすめる。
「腕、首に回してつかまっとけよ。でないと落とすぞ」
確かに、抱えられただけでは少し不安定だ。恐る恐るという感じで、ルキアは一護の首に手を回した。
瞬間、一護の顔がさっきよりもっと近くなった。
「んじゃ、行くか。ちゃんとつかまっとけよ、ルキア」
「あ、ああ」
頭のすぐ上で発せられる一護の声が、頭にかかって直接響いてくるようだ。
そんなに大きな声では無かった筈なのに、一護の声がかかった処が妙にじりじりしている。
足首の痛みよりも、何故かそっちの方が気になった。
たん、たん・・・と、階段を下りる一護の足音だけが、既に消灯した暗い廊下に響いている。
「やっぱもう誰も居ねえみてェだな」
静まり返った校舎に、一護の声だけが反響している。それが、逆に二人を取り巻く静寂を意識させた。
「・・・今、そんなに遅い時間なのか?」
「ああ。7・・・いや、8時前くらいかな」
どうりでこんなにも暗い筈だ。
窓から、僅かに街頭の明かりが差し込んでいるものの、風邪に揺れる木に邪魔されてちらちらしている。
「もうそんな時間なのか!一護、夕飯は食べたのか?」
「まだだけど?お前だってまだじゃねーかよ」
そりゃそうだが、と言おうとして口をつぐんだ。これ以上喋っていると、余計な事を言ってしまいそうな予感がする。
今の自分は何か変だ、という意識が微かにルキアを取り巻いていた。
多分その原因が一護に抱えられているせいなのだろうだという事も、頭のどこかで薄々理解していた。
ただ、何故なのかはわからない。
しかし、会話を交わすたびに早くなる鼓動に驚き、それが一護に伝わりはしないかと危惧している自分が存在するのも明らかだった。
496ワカ:02/10/08 19:25 ID:e4WH3TgI
えーイチルキが書き上がりました。
しろあんサマの連載が完結したらうぷさせて頂きますー。
また長くて、暗ーいですけど・・・。
それと、booさま、お疲れさまでした!有難うございました〜。
4976/しろあん:02/10/08 19:50 ID:WfcB8EZ+
「・・・どうしたんだ、ルキア?急に静かになりやがって」
不意に、元凶であるその声が降ってきた。
「何でもない。・・・自分の馬鹿さ加減に呆れているのだ」
確かに呆れていた。今の自分は、本当に訳が分からない。
一護の声が頭にかかる度、血液の温度が上昇するような・・・体中の血液が波打つような感覚に陥るのだから。
「ああ、タンクから落ちて足挫いたからか?そんなん気にすんな、猿も木から落ちるとか言うじゃねーか。
 死神だってタンクから落ちる時も・・・あるんじゃねえの、多分。ん・・・しょッ」
また訳のわからない気遣い方をしながら、一護はずり落ちてきそうになっていたルキアを抱き直した。
「・・・あッ」
その瞬間、ルキアは小さく声をあげた。軽く浮いたルキアの耳に、一護の唇が触れたのだ。
「どうしたんだ」
一護は気付いていないようだ。怪訝そうな目で、ルキアの顔を覗き込んでくる。
自分の顔が、みるみる赤くなっていくのが分かった。
(まずい、まずい、・・・・・・見ないでくれ!)
「あの、い、一護、下ろしてくれないか」
「何で?」
「え・・・と・・・も、もう自分で歩けるから!」
「嘘つけ」
「・・・う」
ぴしゃりと返されて、ルキアは答えに窮してしまった。
「実は・・・・・・息がかかってくすぐったいのだ。ほら、この抱え方だと顔同士が近いだろう?だから・・・」
「ほう」
「抱え方も、腕が疲れてしまいそうではないか。貴様も、背負ったほうが楽だろう?」
「・・・ふうん」
「ふうんって・・・一護はそっちの方がいいのではないのか?」
「別に?」
4987/しろあん:02/10/08 20:42 ID:j97vh/Wg
「別にって・・・」
「あー、だって俺も好きでやってるしな」
疲れないのかな、と思ったが、一護にそう言われては引き下がるしかない。
「・・・そうなのか」
(まぁ、いいか)
辺りは暗いし、赤面がバレたりすることはないだろう。
「おお。しかもこの体勢ってアレじゃねぇ?」
「?アレ?」
「そ。キスしやすそうだなーって」
「・・・?は・・・?」
ルキアの目が凍った。
「だからー、キス。この位置関係とかさ、丁度よくね?」
「・・・!ばっ・・・貴様!何を考えている!」
頭に血が凝縮していくのが分かる。
さっきまで確かに一護の声を感じて赤面していたという後ろめたさのようなものが、そうさせているのかも知れなかった。
「何って・・・キスのことですが」
「・・・・・・!!この・・・は、ははは破廉恥な輩め!お、降ろせ!一人で歩く!」
「だからー、無理なこと言うなって。冗談だから、気にすんなよ」
最後の言葉は、少し優しかった。
「・・・そ、そうか。おどかしおって」
(・・・冗談だったのか)
何故か、凝縮した血液が一瞬にして引き潮のように引いていくのが分かった。心臓が、何かにぎゅうっと締め付けられた。


4998/しろあん:02/10/08 21:26 ID:+i2gk6qH
どうしてだろうか、あれほどうるさかった鼓動の音は聞こえなくなっていた。
自分の発した言葉の反響音が消えると、妙な沈黙が辺りを包んだ。
静寂が、ツンと耳をつく。
窓から見える街灯は、木の葉の陰で相変わらず揺れていた。
「・・・ルキア」
突然、その光が遮られた。何も見えない。
「・・・?」
光は、ほんの一瞬で戻ってきた。ルキアは、何が起きたのかよく分からなかった。
すぐ近くに、一護の顔が見えた。
「・・・・・・暴れねェの?」
その瞬間、ルキアは反射的に顔が赤くなったのが分かった。
「・・・い、一護・・・!」
今のは、キスだったのだ。キスされたのだ。・・・一護に。
「・・・悪ィ」
小さく、一護が謝る。
唇が触れたのに、一瞬分気付かなかった。
そのくらい短い、そして柔らかいキスだった。
「ば、馬鹿者・・・!」
「・・・だな」
「だって・・・、さっきは冗談だと言ったではないか」
「・・・冗談じゃねーよ」
「え・・・?」
「お前がものすごい拒否ったから冗談って言ったの。」
「・・・」
「本当は、すげーしたかった」


5009/しろあん :02/10/08 22:27 ID:1FtkyyPj
「・・・一護」
何を言えばいいのか見当も付かなくて、名前を呼ぶことしかできなかった。
再び鼓動の音が聞こえ始めている。
「ルキア」
遠慮がちに、一護が名を呼んだ。
「・・・も一回したい。でも、嫌ならしない」
「え!?な、何を・・・」
「だから嫌ならしないって言ってんだろ?」
「い、嫌というか・・・口付けというものは本来、想い合う者同士がする行為なのだぞ!分かっておるのか!?」
「だぁぁ分かってるっつーの!だからお前に承諾を得ようとしてんだろ!・・・知らねェぞ、返事しないとOKと見なすぜ?」
一護の顔がだんだん近づいてくる。
それだけで、ルキアの頭は甘い痺れに支配された。・・・拒否なんて、出来る筈が無かった。

唇が触れた瞬間、柔らかいな、とルキアは思った。てっきり、男の唇は硬いものだと思い込んでいたのだ。
「・・・・・・ん・・・」
唇を合わせたまま、一護はルキアを下に降ろす。
「ルキア、口・・・開けて」
「・・・え?・・・んッ・・・!」
一護の舌が、ルキアの口内に強引に入り込む。
「ん・・・っはぁ・・・、んん・・・ん・・・!」
甘く噛み合わされた歯列は簡単に一護の侵入を許してしまった。
「ん・・・!・・・、ちごッ・・・!」
「ッ・・・ルキア・・・」
501名無しさん@ピンキー:02/10/08 22:45 ID:IikFYgUJ
ハアハア期待〜
50210(おわり)/しろあん :02/10/08 22:57 ID:wNnGD9vd
その時、突然一護の動きが止まった。
「・・・」
「?・・・どうしたのだ、一護」
「・・・あのさ。多分、足音が・・・聞こえる。」
「え!?」
「・・・あー忘れてた、ウチのガッコって8時以降に侵入者がいたら警備会社に通報が行くんだった!」
「なっ何だと!?じゃあ私達は侵入者ってことなのか!」
「センサーに引っかかったんだな。やべ、逃げようぜ!」
「あ、あぁ」
ちょっと物足りない。何だか、満たされない気分だ。
「ルキア、おいで。帰ろう」
一護はルキアを抱き直し、そしてもう一度軽くキスをした。
「帰ったら、さっきの続きするからな!」
「へ!?つ、続きって何だ!?一護!」
「だって俺、まだ飯食ってないしさ」
「!?一護?意味がよく・・・」
「お預けくらったぶん、たっぷり味わってやるからな!」
「へ!?な、何を・・・い、いい一護!?」
意地悪く笑ってそれに答え、一護は困惑するルキアを抱きかかえて走り出した。
503名無しさん@ピンキー:02/10/08 23:08 ID:86EMQyp1
しろあんさん>
ぬあーかわいい!!明るくてイイ。たまらん!

そしてbooさんに多謝!!
504しろあん :02/10/08 23:10 ID:AulymAeN
中途半端なラストですかね・・・。物足りなかったらごめんなさい。私も物足りないです(w
何せエロなしですからね・・・。
言い訳すると、コレは前編のつもりって言うか、一般に言う(?)イチルキ初キスものってやつのつもりで書いたので、エロなしなんです。
初チュウにふさわしいような(w)純情カポーが書きたかったんですよね。。
初エチ編もまた書きに来るのでよろしくです。
よければ(期待しないで)待っててつかぁさ〜い(´ー`)


ワカさん>
 待たせてしまってごめんなさい。思う存分うぷして下さい!
505しろあん:02/10/08 23:22 ID:iTW6IXzn
まちがえた・・・。
>>495
    の、街頭→街灯でした。アホアホ〜〜(T−T)

>503
  ありがとうございます!本っ当に嬉しいですー(*´▽`)

506名無しさん@ピンキー:02/10/08 23:24 ID:cU8/StJC
エカッタですー。こうやって二人はステップを踏んで逝くのか…藁
507bloom:02/10/08 23:25 ID:4F+vb4zA
508ワカ:02/10/08 23:33 ID:e4WH3TgI
えー、最近のジャンプに萌えたあまり書いてしまったイチルキです。
本誌が進む前にこのネタで一本。誰でも一度は考えるであろうアリガチネタですが
・・・こうなったらイイナーという妄想に従いウプしてしまいます。
ネタパレお嫌いな方、コミックス派の方はスキッププリーズ(願
やたら長くて暗いので、ダメな方もスキッププリーズ(願
よろしくお願いします・・・。
109さん>
き、恐縮です。有難うございます。109さんの書かれるようなああいう明るくて
カワイクてテンポのいい話は自分には書けそうにないので・・・憧れます。
葛藤する一護に爆笑。アア可哀相な一護・・・(藁
しろあんさん>
ウワーカワイイー。は、ははは破廉恥な輩め!>可愛すぎ・・・。
皆様何故このような可愛い話が書けるのか・・・羨ましいです。エロ編お待ちしてます(藁
509ワカ イチルキ小説[ペイン]1:02/10/08 23:36 ID:e4WH3TgI

再会は、思ってたより呆気なく果たされた。

ソウルソサエティに入って一日目・・・本当にすぐと言ってもいいくらいに、
アイツは俺の前に姿を現したんだ。


そこは雰囲気でいえば江戸時代・・・そんな感じだった。
今俺たちがいるのはただっ広い畑のような所だ。いくつか廃屋らしきものも見える。
「妙な気配がウロウロしてるから来てみれば・・・やっぱテメエだったか・・・思った通りだな。
 どうやって霊力を取り戻したのかは知らねェが・・・しぶといガキだぜ」
赤髪の死神・・・・・・レンジとか言ったっけな。
そいつは斬魄刀を肩に担いで、侮蔑と嘲りが混ざった表情で俺を見た。
「折角拾った命だ・・・大切にした方がいいんじゃねぇのか?あァ?」
俺は気を引き締めて、腰の斬魄刀に手を掛ける。ゲタ帽子との特訓のおかげで
二周りほど小さくなったそれには、前よりも鋭く研ぎ澄まされた霊力が満ちていた。
表情を険しくした俺に、死神は憎しみのこもった・・・そうとしか思えないような目で
俺を睨み付けてきた。
「ホントに鬱陶しいガキだな・・・!なァ、てめーだってそう思うよなァ!ルキア!」
鞘でトントンと自分の肩を叩きながら、そいつは振り返る。一変して勝ち誇った顔で。
ス・・・と死神の後ろから現れた影は、俺がこんな所まで来た理由そのもの。
俺を護ってその姿を消した・・・俺の惚れた女。
510ワカ イチルキ小説[ペイン]2:02/10/08 23:39 ID:e4WH3TgI

ルキアは、初めて出会った時と同じ、死神装束だった。腰には斬魄刀を携えている。
黒い色の着物が、細い身体を一層引き締めて見せる。
こんな時だってのに、俺はその小柄な身体を今すぐに抱きしめたい衝動に駆られた。
だってそうだろう?
俺たちは、出会ってからずっと一緒にいたんだ。
離れていた、たった二週間程度が俺にとっては何よりも辛くて長かった。
ただ離れてるんじゃない。
・・・もう殺されてるんじゃないかって、毎日毎日、夜中何度も目が覚めた。
あんなにがむしゃらに修行をしても、決して消えないもどかしさと不安。
頭の中にこびりついた・・・雨と、ルキアの後姿。
どうしようもない無力さ。
あんな想いはもうたくさんだ。
俺たちの別れが回避できないものだとしても、死別なんて冗談じゃねぇ。
―――俺の事を勝手に護って、勝手に死んでいくなんて絶対に許さねぇ。

「・・・ルキア」
口から、勝手に名前が滑り出る。
でも、アイツは何の反応も示さず、ただ俺をじっと見るだけ。
と、ふいにルキアの横にいた死神が大声で笑い出した。楽しくてしょうがないといった風に。
「ハハハハッ!とことんバカなガキだ!人間のてめぇがコイツに惚れでも
 してんのかよ!?お笑いだぜ!!」
クックッと笑いながら、横にいるルキアの黒髪を一房掴んで顔を寄せる。
たったそれだけの事でも、俺の頭に血を昇らせるには充分だった。
511ワカ イチルキ小説[ペイン]3:02/10/08 23:43 ID:e4WH3TgI

「・・・オレを殺してやりてぇって顔してるぜ、人間」
ぞっとするような顔で笑うと、死神はアイツの髪から手を離して俺に向き直った。
「・・・いいぜ、こんな所まで来たご褒美だ。てめぇの惚れた女と二人きりにしてやるよ。
 ・・・・・・たっぷり再会を楽しむんだな」
一変して、囁くような優しい声で俺にそう言うと、そいつは踵を返した。
数歩進んだ所でルキアの方を振り返る。
「オレも朽木隊長も、今のてめーを何よりも信頼してるぜ・・・ルキア」
そう言ってから俺を一瞥すると死神は姿を掻き消す。・・・風が巻き起こって、俺の
頬を打った。
辺りにぽつりぽつりと立っている木が、葉を揺らしてざわざわと音を立てる。
―――落ちる沈黙。
何で、何も言わねえんだよ、ルキア。
もしかして、俺がここに来たのは間違いだったのか?
他の死神とも上手くやってるみたいだったし・・・処刑なんて本当はもうなくて、
コイツにとっては以前と同じ―――そう、元の生活に戻っただけなのかもしれねぇ。

何でもいいから言ってくれよ。頼むから。
不安になって、俺は思わずルキアの方へ歩みを進めた。
・・・そしてその時―――初めて気が付いた。

ルキアの瞳(め)が虚ろで・・・何の光も差し込んでなかった事に。
512ワカ イチルキ小説[ペイン]4:02/10/08 23:46 ID:e4WH3TgI

―――ギインッ!!
ぶつかり合った斬魄刀が、甲高い音を立てる。
一瞬の閃光に、俺は斬魄刀を鞘から引き抜く事すらできなかった。
何とか引き出した刃の部分で、一撃を受け止める。ビリビリと痺れた手に、俺は
顔をしかめた。何て鋭くて重い霊力なんだ・・・!
「ルキ・・・っ・・・ア、お前・・・!」
呆然と、それだけしか言う事のできない俺に、目の前のルキアは見た事もない陰惨な
笑みを浮かべた。
「・・・!」
歯を食いしばりながら、力任せに刃を押し返す。
ヒラリと後ろに跳びすさったルキアは、片手にだらりと斬魄刀をぶらさげて薄く笑った。
「オイ、ルキア・・・何の冗談だよ・・・!」
ゆっくりと、目の前で斬魄刀を構える死神。俺がずっと会いたいと思っていた女。
俺が、ここまで来た理由。

―――何なんだよ!どうなってんだよ!
俺はこんな事をする為にここまで来たんじゃねえんだ!!
「ルキア、やめろッッ!!」
もう、俺も斬魄刀を抜かざるを得なかった。
悲鳴のような叫びは、刃の斬撃―――その音に掻き消された。
513エロギャル:02/10/08 23:48 ID:jA2rRt08

キタ━━━━━━( ゚∀゚∩)━━━━━━━!!!!!
かわいすぎてエロすぎて萌え萌え

http://www.pink1.com/
514ワカ イチルキ小説[ペイン]5:02/10/08 23:49 ID:e4WH3TgI

(たっぷり再会を楽しむんだな)
あの、赤髪の死神が何であんな事を言ったのか・・・やっと理解できた。
あいつは知っていたんだ。
俺たちが、こうやって戦う事を。

刃が噛み合い、また離れる。
俺は防戦一方だった。
相手がコイツだから、力を出せないっていうのも確かにある。でも、それを差し引いても
その強さは恐ろしいものだった。
そこに、俺が何度も抱いたアイツの面影は欠片もない。
―――コイツは誰なんだ?
―――俺は知らない。
死神として刃を振るうルキアは、ぞっとするほどキレイで・・・冷たかった。
「ハ、ハッ!!」
引き攣ったような声でルキアが笑う。虚ろな瞳は、底が暗いのに、表面だけがやたら
ギラギラとして気持ちが悪かった。
「ルキア!!」
何なんだよ、何なんだよコレ。
こんな風に終わるのか?
俺がコイツを殺して?
俺がコイツに殺されて?
こんな最低な筋書きを辿るために、俺はここまで来たってのかよ!!
「や、め、ろぉぉ!!!」
515ワカ イチルキ小説[ペイン]6:02/10/08 23:51 ID:e4WH3TgI

・・・俺の斬魄刀がルキアを貫くイメージ、
・・・ルキアの斬魄刀が俺を貫くイメージ、
そのふたつが頭の中を駆け巡って、すでに意識は朦朧としている。
どれくらいの時間、戦っているのか判らねぇ。長いような気もするし、短いような気も
する。
「ハァッ・・・ハァ・・・ハァ」
俺は腕で頬に流れ落ちる汗を拭った。
かわし切れないいくつもの攻撃が、俺の身体に傷を無数に作っていた。
着ている死神装束も、何箇所も斬られて無残なもんだ。口の中も血の味がする。
少し離れた・・・俺の正面に立っているルキアが、チキ・・・と斬魄刀を構える。
それをそのまま肩と水平になるように持ち上げて、突きの体勢を取った。
・・・・・・ああ、そうだな。もういいか。
お前に殺されるんなら。
俺が、お前の命を絶つよりずっといい。
斬魄刀を構えたものの、次の一撃をかわす気は、俺にはもうなかった。
ルキアの足が地面を蹴る。煌く刃は、正確に俺の心臓に狙いを定めて
突き出された。
516ワカ イチルキ小説[ペイン]7:02/10/08 23:54 ID:e4WH3TgI

・・・走馬灯って言うんだっけな、コレ。死ぬ前に見るモンなんだろ?
ハハ・・・早過ぎるっての・・・・・・俺まだそんなに生きてねぇのにな。
家族とか友達とか、大切なモンはいっぱいあった。
でも、俺の中をよぎるのはルキアの事ばかりだ。アイツが 俺の目の前に
現れてからの、非日常で、でも何ものにも替えられない日々。
笑い顔も、泣き顔も、何もかも・・・本当に好きだったんだぜ?
俺が意識を手放そうとしたその瞬間、周りの景色がスローモーションになった。
目の前に迫った刃の切っ先と、ルキアの顔。その唇が、ゆっくりと動いて―――

―――!!!

俺の奥底にいる、強い意識が一気に覚醒する。
確かに言った。
一護。
・・・そう言った。俺の名前を呼んだ。
―――なあ、そこにいるんだろ、ルキア。まだ、『そこ』にいるんだな!?

まだ死ねねぇ。
そう思った。そしてそれと同時に身体を捻って心臓を貫くはずだった切っ先を、
左肩へとずらした―――。
517ワカ イチルキ小説[ペイン]8:02/10/08 23:57 ID:e4WH3TgI

灼けつくような痛みが、左肩に走る。
汗が吹き出る。歯を食いしばって、それに耐える。
「・・・・・・へへ・・・捕まえた・・・ぜ・・・」
痛みで上手く息ができねぇけど・・・しょうがねぇ。殆ど柄の部分まで肩を貫いた
斬魄刀ごと、俺はルキアの身体を抱きしめた。
・・・ああ、この感触だ。やっと取り戻した。
「ハ、ハナセ・・・!」
くぐもった声で奴はそう言うが、俺は許さねぇ。無理やり唇を重ねながら、地面に
小柄な身体を押し倒す。
「んむっ・・・んん・・・んんっ、んぅ!」
舌をねじ込んで口内を滅茶苦茶にかき回した。飲み切れない唾液が奴の唇の端から
流れ出る。片手の親指と人差し指で耳たぶを撫でまわし、そこをいたぶりながら
キスを続けた。
「ん・・・・・・んん・・・」
だんだん抵抗が小さくなる。気付いた時には、ルキアの両手は俺の着物の袂を
ぎゅっと握り締めていた。
一旦顔を離して、また近付ける。唇を丁寧に舐めて、時折舌を挿れた。
どれくらいそうしていただろう・・・だんだん夢中になっていくキスの中で、ルキアは
いつの間にか泣いていた。
「ルキア」
名前を呼ぶ。ただ黙って頷くルキアの瞳(め)は、俺が良く知る、いつものアイツの
ものだった。深い色をした黒曜石の瞳。

「・・・・・・・・・一護」

掠れた声で名前を呼んでくるルキアの髪を、俺はそっと撫でた。
やっと見つけた・・・・・・そう思いながら。
518ワカ :02/10/09 00:00 ID:qVkeAYiU
やっぱ長げェーー!!
・・・と、いう事で分けてみる事にしました。
一気に読むのがしんどそうな気がするので。続きはまた明日にでも・・・。
519名無しさん@ピンキー:02/10/09 00:02 ID:PCw+xH94
ドキドキしながら読ませてもらってます>ワカさま
続きを楽しみに待ってます
520まぁ:02/10/09 00:14 ID:WQs7magQ
イチルキ小説書きました。
んだば最近神降臨が本当多くてタイミングが中々掴めないなぁ。
ということで私の新SSは木曜の夜にうpしますー。
boo様、お疲れ様でした。見やすくてとてもイイ感じだと思いました。
しろあん様、お疲れ様でした。
ワカ様、続き頑張ってください。


521風と木の名無しさん:02/10/09 00:16 ID:BZptBQon
>>493
booさんグッジョブ!!
お疲れ様でした!!早速見に行きました。
まとめて読めて嬉しいなあ〜

>ワカ様
続き、楽しみにしております。
ああ自分が本編で『こうなったらいいな』と思ってた夢の展開が…

携帯で読む人の為に↓まとめてみますた
>>509-512
>>514_517
522名無しさん@ピンキー:02/10/09 02:14 ID:JETvnGHn
booさん、サイト製作お疲れさまでした!!
シンプルなデザインと見やすさがウレシイ…(´∀`)
SS作者さん方もいつもありがとうございます!一ROM人間として楽しませてもらってますー。
皆さんがんばってください!

ところでこのスレはageかsageか迷うところなのですが…
523名無しさん@ピンキー:02/10/09 13:58 ID:ls3uxWrL
しろあんさん>ほのぼのさして頂ました。
ワカさん>続きが楽しみです。
booさん>サイト建設おつかれさまでした。
524名無しさん@ピンキー:02/10/09 13:58 ID:71xNGrJc
しろあんさん>ほのぼのさして頂ました。
ワカさん>続きが楽しみです。
booさん>サイト建設おつかれさまでした。
525ワカ イチルキ小説[ペイン]9:02/10/09 21:48 ID:qVkeAYiU

廃屋・・・・・・いや、あばら屋の一室で、俺たちは畳の上に向かい合って座っていた。
左肩の傷にあてられた小さな手から、暖かい力が流れ込む。
「・・・・・・済まぬ」
「謝んなって・・・頼むから」
あの後、自我を取り戻したルキアは、俺の傷だらけの身体を見て驚愕した。
俺と戦っていた記憶なんか、全く無い反応だった・・・きっとあいつらの仕業だ。
どうやったのかは知らねぇけど、ルキアの兄貴といい、あの赤髪の死神といい、
いい趣味してるぜ・・・本当に。
酷く狼狽しながらも、ルキアはポロポロの俺を引っ張ってあばら屋の中に連れてきた。
そして、今に至る。
「・・・・・・」
剥き出した俺の肩に触れる手は、さっきからずっと小刻みに震えている。
まだ、傷は完全には塞がってねぇけど・・・痛みは大分取れた。
俺は悲痛な顔で俯いているルキアの顎を強引に掴むと―――荒っぽく唇を重ねた。
目が、驚きに見開かれる。
「う・・・ふっ・・・ふ・・・んん」
抵抗しようとする手を掴んで舌を絡める。
「ん・・・はあっ・・・!貴様・・・こんな時に何を・・・!」
首を捩って無理矢理唇を引き剥がしたルキアは、本当にどうしたらいいか判らない、
といった風な困惑した表情で俺を見た。
526ワカ イチルキ小説[ペイン]10:02/10/09 21:49 ID:qVkeAYiU

「こんな時?・・・・・・こんな時だからこうするんじゃねぇか・・・」
手を掴んだまま顔を近付ける。
俺がお前と離れていた、短い・・・・でも恐ろしく長かった時間の中でどれほど
焦がれる想いに苦しんだのか・・・そんな事きっと判らねえだろう?
もう、待てねぇんだよ。
・・・会いたかった。
離れる事なんて、二度と考えられねぇ・・・。
触れたい。唇に、身体に・・・心に。
「確かめさせてくれよ・・・お前が今ここにいる事・・・。ちゃんと俺の傍にいるって」
「一護・・・・・・」
「抱きたい」
ルキアの唇が微かにわななく。泣き出しそうな目を見つめたまま、触れ合うギリギリまで
唇を近付けた。
「ルキア・・・・・・抱くぞ」
長いようで短い間の後、ルキアが無言のまま僅かに頷く。それを合図に、俺は奴の腰を
両手で引き寄せた―――。
527ワカ イチルキ小説[ペイン]11:02/10/09 21:52 ID:qVkeAYiU

胡座をかいた脚の上に、華奢な身体を向かい合わせて乗せる。
死神装束―――着物の袂に手を差し入れて肩をはだけさせながら首に吸い付いた。
ルキアの両手は俺の肩を辿って、首に軽く廻されている。
俺は奴の黒髪を指で梳きながら、首筋に痕を残し続けた。
それに満足すると、今度は首から肩にかけての柔らかなラインを手のひらで辿る。
「・・・会いたかった」
素直にそう告げると、ルキアは優しく微笑った。
「私もだ・・・会いたかった、一護」
・・・・・・ああ、やっぱお前でないとダメだ。
こんなに俺を満たすのは、お前以外にねぇ・・・。お前以外、考えられねえ。
手探りでサラシを解いていく。ブラとは違う、それの隙間から薄い色をした突起が
顔を覗かせると、一気に興奮が高まった。
「あっ・・・!やん・・・」
両方の突起を指でつまんで転がす。びくりと反応する華奢な身体。
俺はそのうち指だけじゃ満足できなくなって、身体を少し屈めるとそこに吸い付いた。
「やぁ・・・あん、あ・・・・・・っ・・・一護っ・・・」
舌を這わせて、口に含む。たっぷりと唾液を絡めながら吸い上げる。
空いている方の突起は、人差し指で執拗に弾く。
「・・・っく・・・っ・・・う」
俺の頭を抱きしめるルキアの両腕が震えている。
すっかり硬くなった先端を交互に甘噛みしながら、俺は奴と、自分の腰帯を解いた。
528ワカ イチルキ小説[ペイン]12:02/10/09 21:56 ID:qVkeAYiU

ルキアの着物の前をはだけさせ、脱がす。肘の部分まで脱がせた時、
塞がりきってねえ肩の傷に、奴の手が偶然触れた。ビリッと鋭い痛みが走る。
「ツっ・・・!」
「す、済まぬ!治療を途中で止めたから・・・・・・。今、鬼道を・・・」
「いい」
思わず声を上げてしまった俺に、慌てて鬼道をかけようとするルキアを短い言葉で
制した。腰をぐいっと引き寄せる。
「そんなもん、後でいい。今はお前を抱きてぇ・・・」
早く確かめねぇと、またどっか行っちまう気がした。
「・・・・・・」
ルキアが無言で、俺の肩の傷に顔を寄せる。
「・・・!!」
何をするつもりなんだ?と思った瞬間、そこに感じた生暖かい感触に身体が跳ねた。
「ル・・・っ・・・」
ルキアが傷に舌を這わす。ペロペロと、まるで動物の親が仔を癒すかのような
舌の動きに、背筋がゾクゾクと震えた。奴はそのままはだけた俺の着物に手をかけ、
俺がそうしたのと同じように脱がせていく。
身体のあちこちにある、細かい傷にルキアの舌が触れる。痛みと甘さを同時に感じる
ような錯覚。
時折肌に吸い付いてくる唇の柔らかい感触がたまんねえ。
そうしながら俺を見上げてきた瞳は、潤んでて艶っぽかった。
もう、我慢できねえ・・・!
529ワカ イチルキ小説[ペイン]13:02/10/09 22:00 ID:qVkeAYiU

身体を重ねる時は、いつも俺の方がより強くルキアを求めてしまう。
キスをして、身体に触れて、夢中で攻める。
今までずっとそうだったから、こんな風にアイツから触れてこられた事は、
なかったように思う。・・・少なくとも俺は憶えてない。
だから、今、俺自身はルキアの動きに完全に反応してもう制御がききそうになかった。
じんじんと熱をもつソコは、反応しすぎて痛い位だ。
「ルキアっ・・・ダメだっ、挿れるぞ・・・!」
それだけを言うと、俺はルキアの腰巻を剥ぎ取って、両手で細い腰を持ち上げる。
入り口に先端をあてがうと、ルキアのそこも反応してもうビショビショだった。
「一護・・・」
着物が絡まったままの両腕で、俺の首にしがみ付いてくる。
熱っぽく囁かれた名前に満足しながら、俺は一気に腰を進めた。
「・・・っ・・・あうっ!!」
ルキアが仰け反る。座ったまま挿れてるから、いつもよりずっと奥まで入り込む俺自身。
「はっ、はぁ、はぁ・・・」
「あっ、あん!一護っ・・・あぁん!!ああ!!」
俺も、ルキアも、いつもよりずっと激しく反応していた。
抱きしめながら夢中で突き上げると、その動きに合わせるようにルキアも腰を動かす。
・・・・・・やっと、確かめられた・・・。
ルキアが今、俺の傍にいる事実に、息を吐きながらひどく安心して目を閉じる。
「あ!ああ!・・・っ・・・あー――っっ!!!」
やがてルキアのそこが激しく痙攣し、ヒクヒクと締め付けられて俺も放った。そうして、
お互いに一度目の絶頂を迎えたんだ。
530ワカ イチルキ小説[ペイン]14:02/10/09 22:03 ID:qVkeAYiU

「んー・・・っ・・・」
蠢くルキアの内部(なか)を味わうかのように、俺はまだ自身を引き抜かない。
力の抜けた身体・・・背中を抱きしめて、指を這わせる。
そうしながら胸を舐めまわしていると、放ったばかりのソレがまた硬度を取り戻した。
まだまだ、感じ足りねぇ。
「一護っ・・・きゃっ!」
繋がったまま、俺は上半身を後ろに倒す。上に乗ったままのルキアが熱っぽく俺を見た。
俺はルキアの両腕を掴んで、再び腰を動かし始める。腕に引っかかったまま
纏わりついている着物が、ひどくいやらしく目に映った。
「一護・・・っ、待て、まだ、痙攣して・・・っ」
ルキアが懇願するが、俺はそれを無視する。敏感になりすぎて辛いんだろうけど
・・・俺の方は止められそうにねぇ。
「はっ、はぁ、あん!ああ!あうっ!!」
「はァ・・・・ルキアッ」
ルキアは首を仰け反らせながら、声を掠れさせて喘ぐ。下から突き上げる度に、
胸を揺らして乱れるその姿は、凄絶なほどキレイだった。
「はうっ!あん、あ、ああ!・・・だ・・・めぇ・・・っ!」
しばらくすると、その身体がぶるっと震え、また力が一気に抜け落ちる。再びイッた
ルキアの腰に手を添えると、俺は倒した上半身をまた起こした。
531名無しさん@ピンキー:02/10/09 22:36 ID:j1QI2S3l
今日はここで終了のなか?>ワカ様
にしても 傷口を舐めて癒してくれるルキアたんに激しく萌え…
532名無しさん@ピンキー:02/10/09 23:19 ID:SCs0B6la
イイ!!ワカ様ガンガレ!
533名無しさん@ピンキー:02/10/09 23:23 ID:BZptBQon
>しろあん様
可愛いイチルキ話、ありがとうでした!面白かったです!
>>488-490 , >>494-495 , >>497-502
>ワカ様(ペイン)
キタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!
つ、続きを激しく悶えながら待っております。傷舐めルキアたん、(・∀・)イイ!
>>509-512 , >>514-517 , >>525-530
534ワカ イチルキ小説[ペイン]15:02/10/09 23:41 ID:qVkeAYiU

繋がりを解かないまま、今度はルキアの身体を押し倒して組み敷く。
・・・俺がどんなにお前を求めてるか、判らせてやるよ。
まだ達する気配のない自分のソレを、今度はゆっくりと動かした。
ギリギリまで引き抜いて、少しずつ差し込む。
「ひぁ・・・っ・・・・・・ひ・・・っ・・・」
ルキアは両方の瞳から涙を流し、切れ切れに喘ぎ続ける。俺はその恍惚とした
表情に満足しながら、舌で涙を舐め取った。
ルキアの手が、時折傷に触れて痛みが走ったけど、今の俺はそれすらも甘美な
疼きとして受け止める。
痛みも、苦しみも、全部ひっくるめて、それでも俺はお前と一緒にいたいんだ。
「一護、一・・・護っ、一護ぉ・・・!」
腰を使いながら何気なく顔を寄せると、ルキアは顔を上に傾けてキスをねだってきた。
その、滅多に見れない甘えるような仕草に、落ち着いていた下半身が暴走を始める。
「んむぅ・・・・・・んぅ・・・」
荒っぽくキスしながら、激しく腰を動かしていく。
「んん!んっんっん・・・ぅん」
唇を塞がれて声が出せないかわりに、ルキアは俺の背中に爪を立てた。
ああ、お前が俺に与える痛みなら、いくらだって受け入れてやる。
そして、俺は二回目の、ルキアは三回目の絶頂を迎えた―――。
535ワカ イチルキ小説[ペイン]16:02/10/09 23:44 ID:qVkeAYiU

「はあっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
さすがに、今度はすぐに回復しそうにないな・・・。
俺は硬度を失ったソレをルキアの内部(なか)から引き抜く。
「ん・・・っ・・・」
ずるり、とソレが出る感覚にも、ルキアは過敏に反応した。
眉根を寄せて、ぎゅっと目を閉じるその姿がひどくそそる。
まだ、俺の中の熱は引いてくれそうもなかった。俺だけじゃない、ルキアも同じだ。
薄っすらと開かれた目、黒曜石の瞳は熱っぽさを失わず、何かを訴えるように俺を見る。
俺を見つめたまま、ルキアはひどく緩慢な動作で口を開いた。
「・・・一護、私はもう・・・・・・貴様の傍から・・・」
囁くような声―――その後は言葉にはならなかったけど、俺にはハッキリ分かった。
ああ、俺だってそうだよ。
お前の傍から、離れたくねぇ。もう、二度と。
ルキアの両脚を掴んで割り広げる。そうしてそこに今度は顔を埋めた。
俺自身が回復するまで、待てそうにねぇ。
充血した突起を舌でいたぶりながら、指を差し入れてかき回す。
「ひゃあっ!イチ・・・っ・・・ひぁ!」
俺の髪を滅茶苦茶に掴んで、身体を捩るルキアの胸を片手で揉みながら、
太腿にも舌を這わせる。
そうして、やがて硬度を取り戻したソレをまたルキアの内部(なか)に沈め―――

俺たちは飽きる事なく、何度も、何度も交わった。
536ワカ イチルキ小説[ペイン]17:02/10/09 23:46 ID:qVkeAYiU

情欲後のけだるい時間・・・それを、俺たちは寄り添って過ごした。
布団代わりの着物を身体にかけ、ぴったりと触れ合ったまま。
俺の右肩・・・腋の辺りに頭を乗せて横たわったルキアは、指を俺の身体に滑らせて、
傷をひとつひとつ治していく。
それが気持ちよくて、俺は身体を仰向けに横たわらせたまま、顔だけを動かして
ルキアの髪に鼻先を押し付けた。
「・・・なあ、一護」
「ん・・・?」
目を閉じて、まどろんだまま返事をする。
「・・・貴様は本当に莫伽だな」
「ああ、そうかもな・・・。でもいいよ、それで」
「貴様が嫌だと言っても、もう離れてなぞやらぬぞ」
照れているのか、ルキアは俺から身体を離して、胸元を着物で押さえながら上半身を
起こした。
俺はその白い背中を見つめてから、ややあって身体を起こす。
537ワカ イチルキ小説[ペイン]ラスト:02/10/09 23:50 ID:qVkeAYiU

「俺のセリフだぜ、それ」
後ろから腰に腕を廻しながら、肩にキスをする。
肩越しに覗き込むと、目が合って・・・ルキアは嬉しそうに微笑んだ。
「後悔、するなよ」
「だから俺のセリフだっつうの、それ!」
お前とだったら、きっと俺は何処までだって行ける。
何だってできるような気がする。

そうだ、何処までだって行ける。どんな壁だってぶち破ってやる。


―――さっきから感じている、この家を囲んでいるいくつもの気配。
その中には、俺が知った気配も混じっている。
きっとルキアの兄貴や、あの赤髪の死神も来ているんだろう。
でも、今の俺は誰にも、何にも敗ける気がしねぇ。
コイツが傍にいるなら、いてくれるなら、俺はそれだけで―――。

「・・・ずっと俺の傍にいろ・・・ルキア」
そう囁いて視線を絡め合うと、俺たちはもう一度熱いキスを交わした。

<了>
538ワカ :02/10/09 23:54 ID:qVkeAYiU
何かすんません・・・。
前書いたのとは連作って感じです。別れ前と別れ後で。
ジャンプが出るにしたがって矛盾だらけになると思うんで、今のうちに慌ててウプ(藁
一護とルキア戦ってくんないかなー、という妄想のもと生まれました。ありがちスけど。
こんなのを仕事中に思い付くあたり終わってますが(アイタッ
539名無しさん@ピンキー:02/10/09 23:59 ID:j1QI2S3l
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

イーモン見せていただきました>ワカ様
実際に原作がこんな感じになりそうな予感…>ルキア記憶無し、一護と戦う。
540名無しさん@ピンキー:02/10/10 00:09 ID:YeJMHt3H
今気付いたけど前スレ削除されてる・・見たかったのに・・(´・ω・`)ショボンヌ
541名無しさん@ピンキー:02/10/10 00:22 ID:tDtXgzso
>>538
いいもん読ませていただきました。
うぷを待ってた甲斐がありました。
萌えました。これだけで当分幸せが続くんじゃないかってくらい萌え萌えです。
ああ本当に原作がこんな展開になってくれたら毎週ジャンプ5册買ってもいい>記憶喪失ルキア対一護戦
542名無しさん@ピンキー:02/10/10 00:26 ID:CUK8Ylu4
ワカさん最高でした。非常に楽しませてもらいました
かなり下半身にキました(藁)いや冗談
543名無しさん@ピンキー:02/10/10 08:44 ID:B/L9Shhx
仕事前にいーもん読ませていただきました。ワカさま有難う!
544名無しさん@ピンキー:02/10/10 16:34 ID:k5EvGent
一護の目の前で百哉に犯されるルキアたん…みたいな話を見たい
だ、誰か…(;´д`) ハァハァ
545名無しさん@ピンキー:02/10/10 20:51 ID:5Rh1ESvV
そして助けられない無力さに悔しがる一護が見てみたい…>544
546bloom:02/10/10 20:52 ID:7hnDiyaw
547boo:02/10/10 21:07 ID:CUK8Ylu4
まだ書き途中でごめんよ。出来た分だけうp恋ルキ。まだエロくない(汗
1
それはある晩の事だった。一護の部屋の、一護のベッドに一人でルキアは寝ていた。今日はこの部屋の張本人が不在だった。
学校の友人の家に集まりに行ったらしい。都合の良いことに虚のレーダー反応も無く、ゆっくり一泊して来いと送り出した。
コンは浦原の所へ預けてきた。朝方けだるそうなぬいぐるみがそこに居たからだ。
「姐サ〜ン・・・オレ風邪ひいたっぽいっス〜」
改造魂魄の体調など分からないのでここは浦原に一任する事にした。
つまり、今夜は完全に一人きりなのだ。いつもなら押入れで寝るのだがたまには広いベッドで眠ってみたかった。しかし、久し振りに一人になった事に、そわそわして眠れない。
「はぁーっ・・・」
枕に顔をうずめたまま大きく溜息をついた。肺の空気が空になる。自然の摂理に伴って息を吸い込む。
ほんの幽かだが、その枕から一護の匂いがするような感じだった。何度か身体を交じらせて、その度に酔わされた一護の身体の匂いを思い出した。
あぁ・・・甘くて性的で、いつも私を興奮させて止まない。その匂いがする・・・。
思い出すだけで鼓動が早まる。腰の辺りが疼きだして子宮が火照る。
548boo:02/10/10 21:09 ID:CUK8Ylu4
2
(駄目だ・・・落ち着け、今日は一護は居ないではないか・・!)
欲情した身体をおさめて欲しいのに、誰も居ない事を恨めしく思った。
眠ってしまえばどうにかなるだろうと固く目を閉じた。しかしルキアの疼きは治まらず、シーツに潜り込んで必死に耐えた。
(こんな所・・・誰かに見られでもしたら・・・でもっ・・)
誰も居ないという事を逆に利用して遂にはルキア自身で慰め始めた。
指を下着の中に潜らせ、陰核をなぞって軽く捏ねる。自分でするから自分の一番良い場所を攻められるのが癖になりそうだ。
「くうっ・・あぁん・・・」
堅く目を閉じて堪えようとしても声が漏れてしまう。初めての自慰なのだ、こんなはしたない事をする自分を恥ずかしいと思いながらも止められなかった。
それだけじゃ足りなくてやがて、襞をかき分け人差し指を蜜壺へ潜り込ませる。
「ん・・あうっ・・・はぁ・・っ」
549boo:02/10/10 21:10 ID:CUK8Ylu4
3
(ここは・・・こんなに狭くて熱いものなのか・・・?)
(みんながそういうものなのだろうか。私だけだったらどうしようか・・?)
誰かに無理やり犯されるような映像をイメージしながら、頭の隅でそんな不安を思っていた。
最初はゆっくり、だんだんと早く指を差し抜きする。中指も入れて気持ちのいい所を探ってみる。その刺激に酔いしれる。
頭から被っていたシーツも邪魔で取り去る。もう周りの事など気にもせずに夢中になって行為をした。
ちゅくっ、くちゅっ・・ちゅく・・・
下着も寝巻きもつけている筈が、服の外まで秘部の水音が響く。
「・・・っっ・・あっ・・!」
ルキア自身の指だけで、遂に達しそうになるその時だった。不意に窓から射す光が、人影を形どった。
550boo:02/10/10 21:11 ID:CUK8Ylu4
4
月の光に照らされて透ける髪の色は、見覚えのある赤だ。ルキアは一瞬でその髪色の持ち主が誰か悟った。半身を上げて振り返る。と。
「よお・・・久しぶりだなぁ、ルキア」
思った通り、窓の縁に足を掛けて見下ろしていたのは、恋次だった
「れ、恋次・・・貴様どうして此処に!?」
「どうしてもこうしても、オレとお前の中じゃねぇかよ・・・なぁ今何してたんだ?」
「なっ!?・・・何もしておらぬっ・・」
先程まで自分を犯していた指をすっと隠して、出来るだけ動揺を隠して答える。ベッドに降りて、前身を屈めてルキアに顔を近付ける。
「あっ!」
ふと恋次が、にやりと笑みを浮かべたと思ったらルキアの隠した手を乱暴に取った。
「それならこの指は何だ?やけにぬるぬるしてるじゃねぇか・・・」
「っ・・・!」
551boo:02/10/10 21:12 ID:CUK8Ylu4
5
しまった、間違いなく恋次に知られてしまった。よりによってこいつに。
「そういやルキアは昔から好きだよなぁこういうの・・・オレがよくしてやったの覚えてるか」
ルキアの足をまたいで耳元まで口を近付けてささやく。
「あっ・・・やだ恋次っ!」
そのままベッドに押し倒される。近づいてくる身体を押し返そうとするも、その体格も力も到底恋次には勝てる筈が無い。
それでももがき続けた。ルキア自身、快楽にはめっぽう弱いと分かっているからこそ、抵抗し続ける。
途端、両手を掴まれて動きが止まった。
「いい加減観念しろよ。昔あれだけ抱き合った仲じゃねぇか」
(何だ・・・腕が動かない・・・!)
552boo:02/10/10 21:13 ID:CUK8Ylu4
6
「・・・っ!!貴様、鬼道を・・・!」
それにすぐに気が付いた、敵の動きを鈍感にさせる鬼道があるのを昔聞いたことがある。
まさかそれが本当に実在するなどとは思わなかった、しかし現にこうしてかけられている自分が存在する。
にやり、と笑みを浮かべたと思ったら唇が重なった。
「んんっ・・・ふぅ・・・!」
感じまいと意識を飛ばそうとしても、荒々しく進入してくる舌がそれを許さない。
両腕は動くものの、ひどく重く感じて抵抗など出来るはずも無い。シーツに投げ出したままになっている。そんな中で必死に逃げるルキアの舌を追いかけ、捕らえて絡めとる。
飲み込みきれない唾液が銀色の線になって、ルキアの頬を流れ落ちる。「んんぅ・・・!」
舌の先を甘噛みされておかしな刺激が走った。不覚にも感じてしまったのだ。
昔のように、恋次に堕ちた瞬間だった。
553boo:02/10/10 21:15 ID:CUK8Ylu4
官能的な表情を浮かべ始めているルキアを見て恋次は、久しぶりに征服欲が満たされだす。しかし、こんなのでは未だ、足りない。
もっと自分に堕としてやりたい。めちゃくちゃに自分だけしか考えられなくしてやりたかった。
唇を合わせながら、急かすようにルキアの服を脱がせる。次第に肌が露になる。
久しぶりに見た幼馴染みの細い身体に、ただそれだけで興奮した。


・・・あー中途半端でとめてみた。
いつかの白ルキみたいに書けたらいいんだが。のんびり続き書きまふ。
554名無しさん@ピンキー:02/10/10 22:03 ID:B5Ns9MoR
キタキタキタ――――!!!!
booさんの恋ルキだー!
イイ!
555名無しさん@ピンキー:02/10/10 22:09 ID:tDtXgzso
booさん(・∀・)イイ!
堕ちるルキアたん(・∀・)イイ!
続きを楽しみにまってます。
556まぁ:02/10/10 23:37 ID:8qmtjbWo

booさんお疲れ様です。
続き楽しみに待っとるです。
そんなbooさんの前座と言ってはなんですが、私も小説が仕上がりました。
切なげイチルキうpしますんで。
557まぁ@イチルキ小説/1:02/10/10 23:39 ID:8qmtjbWo
「一護、私を抱け!」
少し怒っているかのように、ルキアが突然言い出した、冬の午後。
いつもならこんな真昼間から、なんて嫌がんのにな、なんて思っていた。
些細なルキアの変化など気付こうともしないで。
一生懸命ルキアが伝えようとしていた願いさえ、汲み取れないままで。






558まぁ@イチルキ小説/2:02/10/10 23:39 ID:8qmtjbWo
−最後の日−






「・・・・・・・・・!!」
言われた言葉の意味が一瞬解んなくて、理解した瞬間、顔が火照った。
「何嫌そうな顔をしておるのだ?ん?」
「何からんでんだよオマエ・・。」
さりげなくかわしてみたところで何も変わらなくて、ルキアは服を脱ぎ始める。
「−待てよ、俺がやるっつーの。」
ルキアの服を脱がすのが好きだ。
559まぁ@イチルキ小説/3:02/10/10 23:40 ID:8qmtjbWo
ルキアを包む布を、剥ぎ取ってゆく行為が、俺だけに許された行為のようで。
その間、俺と目を合わさないようにするルキアの顔がまた可愛くて。
「・・・ルキア・・」
首にキスをする。
目を瞑り、上を向いて、恥ずかしがる。
性感帯なのか、ピクン、と身体が反応する。・・・可愛い。
「こっち見ろよ。」
何も言わずに瞳が俺を向く。
ルキアが、俺のことだけを見ている。
他の誰でもない−俺を。
ぐ、っと腕を引き寄せ、抱きしめる。
「あ、ン・・痛い、一護」
「あ、悪りィ」
560まぁ@イチルキ小説/4:02/10/10 23:41 ID:8qmtjbWo
愛しすぎて力の加減が出来なくなってる。
違ういきもの。小さなからだ。愛しいからだ。
「・・・カーテン・・・閉めなくてもいいか、たまには。」
その言葉にルキアは一瞬戸惑って
「・・うむ、そうだな・・・たまには、・・な。」
少し淋しそうな笑顔を見せた。
ルキアがこのとき想っていたことなど、俺には悟れなかった。
ルキアが必死で伝えようとしていた最後のメッセージさえ、判ってあげられなかった。
「たまには、こういうのも・・・よかろう。」
薄暗い太陽の光に曝された白い肌は、夜の電気に照らされるよりもずっと白くて綺麗だ。
俺に組み伏せられ、仰向けになっているルキアは少し起き上がって、俺の胸元にキスをした。
舌を突起へと立て、軽く刺激する。
それだけでも、好きな女にされたら堪んなくなる。
561まぁ@イチルキ小説/5:02/10/10 23:41 ID:8qmtjbWo
あ、ヤベ、もうソコは反応してきちまってる・・・。
胸元に何度も何度も、強いキスを繰り返す。
突起を舌でころがして弄ぶ。
「・・ッ・・あっ、」
「貴様は胸が性感帯なのだろうな。やけに喘ぐでないか。」
ふふ、と笑う。見上げる瞳は、悪意たっぷりなのに酷く可愛い。
指での愛撫を始めようとしたとき、俺はルキアの肩をシーツの上へと押し倒した。
「・・・そう言うならオマエは何処が性感帯なんだよ?」
ルキアの小さな白い胸にかぶりつく。
「や、あッ!」
562まぁ@イチルキ小説/6:02/10/10 23:42 ID:8qmtjbWo
舌を乳房に這わして、全体を味わう。
小さな乳房が、口の中で揺れている。
「ああッ、やぁッ・・!んぁッ・・」
口を離すと、それは太陽の光が当たって、綺麗に光っていた。
「テメェも胸、性感帯じゃねェか。」
ルキアのことなんか、誰よりも知ってるんだ。
君のママにさえ見せないようなトコロ、くまなく知っているし。
そろそろ濡れてきたかな、と、空いていた右手を、乳房から下へとずらしてゆく。
腰のカーブのところでルキアは「んッ・」と、腰を浮かした。
・・ああ、可愛い。無意識に感じてしまうコイツが、淫らで艶かしくて・・・ひどく、可愛い。
563まぁ@イチルキ小説/7:02/10/10 23:43 ID:8qmtjbWo
ふとももの内側を優しく撫でると、ルキアのそこから蜜が流れ出たのだろう、ルキアは一瞬驚いたような顔をし、必死でソレを悟られないよう足を閉じようとした。
「今更隠すのはズリーんじゃねぇの?」
足を乱暴に開くと、そこはもう驚くほど濡れたぎっていた。
「や、やめ・・・ばッ・・!」
ルキアの付け根へと顔を埋める。その動作が恥ずかしいのか、ルキアは無理にでも足を閉じようとする。
太ももを両手で押さえ、ルキア自身へと導くそこをまじまじとみつめる。
「やぁぁ・・見ないでぇ・・ッ!!」
「何言ってんだ・・可愛い。可愛いよ、ルキアのココ・・。」
・・・はぁ、これだから『ルキア』っていきものは面白い。
564まぁ@イチルキ小説/8:02/10/10 23:43 ID:8qmtjbWo
普段はあんなに強気で、偉そうなのに、セックスとなるとコレだ、物凄く弱くなる。
そこがまた可愛くて、魅力的で、俺を惹きつけるトコロでもあるんだけど。
茂みに触れると、ルキアが小さく吐息を吐いた。
そこに触れただけで、これからの快感を期待してか、穴からは液が溢れ出ていた。
小さな、ルキア自身へと続く穴を見る。
この穴が、やがてデカくなる俺自身を受け入れるなんて、よくできるよなぁ・・・。
二人が合体する姿を思い浮かべ、思わず下半身が甘く痺れる。
その穴へ、指を一本入れてみると、ルキアは大きく反応した。
「ああッ・・!!」
腰が少し浮く。
565まぁ@イチルキ小説/9:02/10/10 23:44 ID:8qmtjbWo
わざとルキアに聴こえるように音を立てる。
「・・ッ!・・やッ・恥ずかしい・・やめ、はぁッ、ああンッ!」
ッ・・チュッ・・、という音が、だんだん大きくなる。
羞恥心ゆえか、ルキアは両手を顔の前にやる。
「・・・隠すなよ・・オマエの感じるカオ・・・もっと見てぇ・・」
「たわけ!ぁあッ!はぁぁんッ・・」
ルキアがそりゃもう可愛らしく恥ずかしがるから、俺のそれはもう硬くなっていて。
ポソリと、ルキアに聴こえないように、責任取れよ、と呟いて、笑った。
ゆるゆるとなってきたそこに、2本目の指を入れる。
「い・・・ッ!」
566まぁ@イチルキ小説/10:02/10/10 23:45 ID:8qmtjbWo
苦痛に歪んだ顔をしたのが見えた。・・・やっぱまだ狭いか、ココは。
男みてーにエロいもん見たり感じたりすれば自然と勃つのとは違って、女はこう、何かしらの刺激を与えなきゃイケナイもんで、時々もどかしくなったりもする。
「・・あ、ッ、はぁん、あッ、・・ッッ!!・やぁ・・」
・・だって、若く盛りのオトコだぜ?
勃つのも早いし硬さもそうだし、何より、自分を必死で抑えねぇとマジでスグにでもイキそうになっちまう。
「今日は親父達は運動会だから、・・声出しても大丈夫だぜ・・・」
「ひゃッ・・!やぁん、ああッ、そん・・な・・・ッこと!」
“そんなことしない”って言いたいんだろう。手で口を覆っている。
だけど、ルキアが漏らすその声は、酷く艶かしく部屋に響く。
567まぁ@イチルキ小説/11:02/10/10 23:46 ID:8qmtjbWo
「ぁあッ・・・!も、ああン、はあッ・・」
指を抜いて、舌を入れる。
いつもやっている行為なのに、入る瞬間、何故かルキアはいつも身を強張らせる。
「ふぁ・・あッ・やぁ、はぁんッ・・」
シーツを握り締めて、必死に快感の波に流されないようにしている、そんな姿が、酷く可愛くて。
「ルキア、可愛いぜ、オマエのココ・・。綺麗だ。」
舌を突き当たりの突起へと這わす。ルキアの腰がビクンッ、と浮く。
「ああッ!も、もうッ、やめ・・−アァッ!」
きつく吸うと、ルキアが身体をしならせた。
「はぁぁんッ、も、一護ッ・・!」
ルキアのそこは、もう欲しくて堪らないと言った風に蜜を流し続ける。
「一護ッ・・!もっ・・我慢出来ぬ・・!」
恥ずかしそうに叫ぶルキアが凄く可愛くて、理性も何もかも吹っ飛びそうだった。
568まぁ@イチルキ小説/12:02/10/10 23:46 ID:8qmtjbWo
ルキアの可愛さに、欲望をかたちにしたようなそれは、どんどん大きくなっていた。
ルキアが俺のペニスを見つめるだけで、イけるくらい、本能だけで動いていた。
俺のそれの先端を、ルキアの小さな穴へあてがう。
「・・ッ・ああッ・・!!」
腰がピクッと反応した。ルキアは、たったコレだけの行為だけでも反応してる。
・・・そんだけ感じてくれてるのか?そういうことなのか?
答えを問いただすかのように、ルキアの腰を押さえ、少しずつ押し進めてゆく。
「ッあ、あぁッ!い、いッ、んぁッッ・・!・・ッッ、一護・・!」
膣の感触を受け、今にでもイキそうな分身を、必死で押し込める。
「ぅあ・・すげぇ・・ッ、ルキア、はぁっ・・ッ、気持ちい・・?」
ルキアはこくこくと頷き、瞬間、「ああッッ!!」と喘いだ。
ペニスが、ルキア自身の行き止まりへと辿り着いた。
俺と、ルキアが、ひとつになる。
569まぁ@イチルキ小説/13:02/10/10 23:47 ID:8qmtjbWo
どうしてこんなに気持ちいいんだろう?
どうしてこんなに、満たされてゆくものなんだろう。
「・・ッキア、動くぞ・・ッ、このままでいたら・・変になりそうだ・・。」
押し引きを始めたとき、ルキアは突然、小さく泣いた。
「・・・ッ一護・・・口付けてくれないか・・・?」
2度目に奥まで突いたところで、思わず動きが止まる。
「・・え・・・?」
「なぁ、一護、この身体に残るように・・強い力で、口付けてくれ。」
心が、少しだけ動いた。
返事もせずに、言われたとおりにキスをした。
明日が水泳ってコトも知ってたけど
腰を、少しずつ動かしながらゆっくりとキスをする。
「・・・ぅぁ・・気持ちイイぜェ・・・オマエん中、すげぇイイ・・・ッ・・・・」
570まぁ@イチルキ小説/14:02/10/10 23:48 ID:8qmtjbWo
「・・ッ!・ああッ!んあァッ!んぅ・・一護ォ・・ッ!」
夢中でキスをした。
生え際から始まって、愛らしい唇が溶けるほどキスをした。
「ああッふ、深ッ・・やぁ・・ッ、ぁぁッ・んッ!!」
首筋に赤い痕を残して・・・もう、どれが痕なのか判らなくなるくらいに。
鎖骨、乳房、その頂点の愛しい突起、腰のライン、へそ、茂み。
「・・ちご・・ッ!ああッ!、あッ、んぁッ・・い、ああンッ、ッ!・・一護・・!」
ルキアは少し笑って、俺の胸元へ、一番強いキスを残した。
左胸の乳首の少し横、丁度心臓のあたりへ、キスを繰り返した。
「・・一護・・!!!」
激しく腰を振った。
「・・──ンッ!はぁんッ、あ、やぁッ・・んッ・・くぅッッ・・!ぁぁン、あッ・・!!」
腰を振るたび、絡まる蜜と熱とルキア自身。
ルキアもそれにあわせて、何度も何度も振った。
「はぁッ、い、一護ッッ!一護・・ッああッ!んッ、あ・・一護ッ・・・!!」
571まぁ@イチルキ小説/15:02/10/10 23:49 ID:8qmtjbWo
またキスをした。
一番大切な部分。
互いの、鼓動へ。
「─ッ、一護ッ・・も、イ・・ッ・・・あッイくッッ・・─────ッッ!!!」
ぷるん、と乳房が揺れた。
恍惚とした光の中、ルキアが俺のソレをしめつけた。
俺は、ビュクッビュクッと、音を立て、放った。
またキスをする。
「・・まだ、足りねぇ・・!」
放心状態のルキアの上に再び組み、乳房へ愛撫を始める。
今度はさっきよりも激しく、強く。
小さな胸を噛んで、その上の突起を吸い上げた。
「ああンッッ!や、一護ッ、また・・!?・・ッッ!・・ああッ・・!」
572まぁ@イチルキ小説/16:02/10/10 23:50 ID:8qmtjbWo
果てたばかりというのに、ルキアのそこは再び蜜を流し、俺の分身は再び勃ち上がる。
もう何も考えられなかった。
ただひたすらルキアの熱を求め、ルキアの蜜を求め、ルキア自身を求めた。
「あぅッ・・!!はぁッ!ああッ・・すご・・ッ、一護ォッ・・!も、私・・どうにか・・ぁンッ!・・ッなってしまう・・ッッ!!」
舐めるだけじゃ足りなくて、亀裂の先の突起を甘く噛む。
腰が高く浮く。
「あああッ!!」
亀裂の周りの蜜をひたすら舐めまわして、そして、また我慢の限界が来たらそこへあてがう。
蜜は幾度も俺を誘い、快楽の海へと溺れていった。
「ああッ・・はぁッ・・ルキア・・」
まるで、元から二人でひとつだったかのように、ルキアのナカへ俺を挿れると快感と同時に何とも言いがたい幸福感が染み渡った。
「・・気持ちヨすぎだっつぅの・・!・・ッッ、あッ・・ル、キア・・イッ・・───ッッ!!」
573まぁ@イチルキ小説/17:02/10/10 23:50 ID:8qmtjbWo
情事が終わって、少しして、またキスをする。
またルキアの中心に俺自身を埋める。
重ねるごとに熱は絡まり、愛を深めていった。
何度も何度も重ねあった。
何度も何度も・・・何度も・・・。
ルキアは、ずっと泣いていた。
涙と、汗と、お互いの愛しい蜜で、シーツは濡れてった。
574まぁ@イチルキ小説/18:02/10/10 23:51 ID:8qmtjbWo



ルキアが何で泣いているのか 判ってた

抱いてほしかったんだろ   最後の日だから
この身体にキスしてほしかったんだろ   お前と俺が愛しあった証を残すために。
ルキア おまえ 尸魂界に帰るんだろ

だから   泣いてんだろ



575まぁ@イチルキ小説/19:02/10/10 23:52 ID:8qmtjbWo
何度も何度も何度も何度も
キスをした。
ルキアの次の男が嫉妬するぐらい
身体中に痕を残した。
何度も何度も何度も何度も
何度も何度も何度も何度も
言葉にならない想いを伝えたくて。



やがて 俺達は眠りに就いていた。
576まぁ@イチルキ小説/20:02/10/10 23:52 ID:8qmtjbWo
小鳥の囀りが聴こえる
秋にしては暖かな朝
だけど 俺は まだ寝ているフリをしていた
だってさ
目を開けてしまったら
今迄のことが本当に夢になってしまうみたいで
目を開けてしまったら
ホラ 隣に誰も居ないこと 気付いちまうだろ?



577まぁ@イチルキ小説/21:02/10/10 23:53 ID:8qmtjbWo
胸元の 赤い痕が在るであろうその部分 指で触れる
暖かなしずくが、頬をつたった。



【end】



578まぁ@イチルキ小説/あとがき:02/10/10 23:54 ID:8qmtjbWo
まぁです、コンバンハ。
切ないのかよう判らんイチルキです。
なんか原作とは逆方向突っ走ってます。救いようがねぇ。どうかお許しを。
そしてやはりまたもや生ぬるいエロでごめんなさい…精進します。
次回作もあるかどうかは判りませんが頑張ってこようと思います。
そしてbooさん乱入すいませんでした…;

579名無しさん@ピンキー:02/10/11 00:32 ID:BnRQjIst
泣けました…こうゆう話大好きです。
マジ泣けました…ええもん見た〜>まあ様
580名無しさん@ピンキー:02/10/11 06:32 ID:Y7MTSLI4
朝っぱらから泣いてしまいますた…戻って来てルキアタン!
581名無しさん@ピンキー:02/10/11 14:10 ID:L2NUH4ec
切ねえ…
素晴らしいです まあさん…
涙涙。ルキアたんイイ女だなー
582名無しさん@ピンキー:02/10/11 15:56 ID:nAz/cgEU
超ハイクオリティ・・・すばらしいです。
583名無しさん@ピンキー:02/10/11 18:55 ID:47U44F/2
booサンコウリンマチage
584名無しさん@ピンキー:02/10/11 23:28 ID:r86eUu5y
しろあんさんのお話(イチルキ 初キッス編)
>>488-490, >>494-495 , >>497-502
ワカさんのお話(イチルキ 尸魂界編)
>>509-512 , >>514-517, >>525-530 , >>534-537
booさんのお話(恋ルキ)
>>547-553 〜to be continued
まあさんのお話(イチルキ 『最後の日』)
>>557-577

最近神が多いんでまとめてみますた。どれも(・∀・)イイ!! すんばらしい!!
585109:02/10/12 00:22 ID:G2fFFX5R
最近みなさんの素敵なSSがたくさん読めて幸せっす。
ちなみに本誌の急展開に「…い、今書いとかねえとこのネタやばいんじゃ?」
という気になっているのは私だけっすか?
なもんでちょっと浦ルキなんぞを書いてみました。
さすがに番号ではなんなので109=市丸鳩です。

言い訳カコ(・∀・)ワルイ!のですが、
「虚とか死神みたいな密度の高い霊体は人間でも触れる事ができる」という設定があったような。
んで、浦原はきっと義骸に入った尸魂界の住人なんだろーし、普通の人間とは違うという強引な解釈で。
そういう訳で浦原×霊体ルキアたん(寸止め)です。ハアハアできないっすが、書き逃げスマソ!
586市丸鳩/浦ルキ1:02/10/12 00:24 ID:G2fFFX5R
灯りが消えシャッターが下りた店頭で、呼ばわる声。
こんな夜更けに来る客は、たいてい訳アリだ。浦原は寝床の中で首を巡らした。
彼女かもしれない。ささやかな期待が眠気を振払っていく。

「店長…?」

漏れ聞こえる店頭のやりとり。遠慮がちに寝間に呼び掛けるテッサイの声。
----あたり、だ。
浦原はにやりと笑みを零した。
587市丸鳩/浦ルキ2:02/10/12 00:24 ID:G2fFFX5R
「おや、これは黒崎さん…と朽木さんv
 こんな夜更けにお買い物…じゃあなさそーっすねえ?」
店の玄関にはぐったりとうなだれたルキアを背負った一護が立っていた。
死覇装をまとい、刀をひっさげたままで、ついさっきまで戦ってたという風体だ。
「た…頼むっ…ルキ…ルキアがっ…」
半泣きの少年の後頭部を、背負われたルキアがぱーんとはたいた。
「何を情けない声を出しておるか、このたわけがッ!いい加減に下ろさぬか!」
勝ち気な口調を装っているが、青ざめた顔色は隠せない。
「ま、こんなとこじゃナンですからね。むさいとこですがお入り下さいv」
浦原はテッサイに合図し、二人を奥の部屋へと通した。
テッサイの延べた布団の上に横たわり、ルキアは目を閉じていた。
店頭の薄明かりではわからなかったが、制服の胸元が血で汚れている。
「は〜いちょっと拝見しますよ〜v」
浦原が彼女のブラウスの胸元を広げると、傍にいた一護が慌てて目を逸らすのが視界に入った。
(…『純情くん』ってわけですかい。可愛いもんですねえ。)
浦原の胸にわずかな不快感がこみあげてきた。
588市丸鳩/浦ルキ3:02/10/12 00:25 ID:G2fFFX5R
「無様なものだ。不覚をとったわ。」
自嘲する彼女を、浦原は目で制した。なにか鋭いもので貫かれた…おそらく虚の攻撃によってつけられた傷であろう。
「傷そのものは小さいんですがねえ…こりゃまた深くやられましたね」
じわじわとあふれてくる血を手ぬぐいで押さえながら浦原は舌打ちした。
「いつもなら鬼道でこのくらい…」
「ああもう喋らないで!」
彼は苛立たしげにルキアを遮った。
「だから言わんこっちゃない。アタシは忠告しましたよ。アレを使い過ぎるなって」
義骸と魂を接着する固着剤を、このところルキアは過剰に使用していた。
副作用が出る恐れがあるから程々にしておけと、再三忠告したにもかかわらずに。
「今日の朽木さんはいつもと違ってたでしょう?」
いきなり話題をふられて戸惑いながらも、一護はぽつぽつと語り始めた。
ここ数日ルキアの調子がすぐれないようだったこと、
いつもなら避けられるような虚の攻撃を今日はまともにくらってしまったこと、
なかなか傷が直らないどころかどんどん体が冷えていったこと…
「そんでコイツがここに連れてけっていうから…俺…俺…」
589市丸鳩/浦ルキ4:02/10/12 00:25 ID:G2fFFX5R
唇を噛み締める一護を浦原はわざと見ないようにした。
なぜだかこの少年を見ていると腹が立ってしょうがない。いらだちを隠す為にわざと軽い声を作る。
「そぉ〜んなに心配するこたぁありませんって、黒崎さん。朽木さんの場合は固定剤の副作用が出ただけっすからね。
 魂を義骸から抜いてクリーニングすりゃあいっちょ上がりっすよ〜」
浦原の台詞に、かすかにルキアが嫌な顔をした。だがそんな表情はすぐに消え、
小馬鹿にしたような笑みを浮かべて一護に言い渡した。
「だから言ったであろう、この小心者が。このようなかすり傷でぎゃあぎゃあ騒ぎおって。」
(…無理しちゃって、まあ…)
浦原は肩を竦めた。明らかに彼女は嘘をついている。あの傷が痛まないはずはない。
「テッサイ、義骸の浄化槽だしといてね〜v」
ルキアの治療の用意をしつつ、浦原は二人のやりとりに耳をそばだてた。
「なんだよ、なんで終わるまで待ってちゃいけねえんだよ?」
「明日も学業があるだろうが。子供は帰ってもう寝ていろ!」
「こんな時だけ子供扱いすんなよ!大体お前一人で帰せるかよ!」
少年に心配をかけないように憎まれ口を叩いてはいるが…今の彼女は平静を装って喋るのも精一杯のはずだ。
とても見ていられない。浦原は舌打ちをすると、営業用スマイルを浮かべて一護を廊下に引きずり出した。
590市丸鳩/浦ルキ5:02/10/12 00:26 ID:G2fFFX5R
「まあまあまあまあ黒崎さん」
壁際に追い詰めて、ぐいと体を押し付ける。嫌そうに顔をそらす少年の正面にわざと廻りこんでやる。もちろん嫌がらせだ。
「義骸ってえのはね、固着剤を使ってやんないと魂とスムーズに連動してくれないもんなんですがねえ。
 ところがこの固着剤ってのがやっかいな代物でね。使い過ぎると、不純物がアチコチに溜まって悪さをしでかすんですよ。
 義骸と、魂の両方にね。
 そんで定期的に両方ともクリーニングしなきゃなんないんですがね…」
浦原はわざともったいぶって言葉を切った。
 「めっちゃ痛いんですよ、アレから魂を引き剥がす時。いやぁ〜、あーれは痛いなんてぇもんじゃない。
 いいガタイした男だって泣きわめくほどのもんでさぁ。」
人さし指を一護の鼻先に突き付ける。
「察してやって下さいよ、黒崎さん。あなたに苦しむ姿を見せたくないってぇ朽木さんの気持ちを」
一護が諦めたように視線を逸らした。
わかってくれた様子に少し安堵した浦原に向かい、少年は深々と頭を下げた。
「ルキアのこと、頼んます…っ!」
汚れのない、一途な瞳。
浦原は笑顔を作りながら胸が掻きむしられるような感覚を押さえ付けた。
(ええ坊や、アンタに頼まれなくってもね…)
591市丸鳩/浦ルキ6:02/10/12 00:26 ID:G2fFFX5R
「帰ったか…」
部屋に戻って来た浦原に、ルキアは目を閉じたまま問いかけた。
「え〜え、なんとか納得していただけましたようで。ご自宅にお引き取りいただきましたよ」
男の言葉に、ルキアは安心したようにため息をついた。
(まったくこの二人は…どこまでもアタシの神経逆撫ですりゃあ気が済むんですかね)
苛つく己をなだめながら、浦原はルキアのシャツのボタンを外していった。
ルキアのささやかな胸の、心臓の真上のあたりに右手を置く。
「ちょい痛いかもしれやせんが、ね…」
そのまま霊体の手をルキアの義骸の中に差し込んでいく。魂の殻が義骸と連結しているところをまずは外さねばならない。
「うっ…」
ルキアの顔が歪んだ。裏腹の手が義骸の中を蠢くたびに、骨が軋みバラバラになるような痛みが全身を貫く。
「うぅっ…うぁあ…ぐっ…」
懸命に唇を噛んで耐えるルキアを見て、浦原は申し訳なさそうに囁いた。
「これで半分がとこ外れましたからね。もうちょいっすよ」
先ほど一護に説明したのは誇張ではない。凄まじい苦痛を彼女は味わっているはずだ。
592市丸鳩/浦ルキ7:02/10/12 00:27 ID:G2fFFX5R
「ああああああっ!!」
ぐい、と浦原が腕を肘まで押し込むと、ルキアが耐え切れず絶叫した。一気に魂を掴んで引きずり出す。
ずるっと抜き出されたルキアの魂は、一糸も纏わぬ姿である。それを胸元に持たれかけさせ、浦原は自分の羽織をかけてやった。
「テッサイ、義骸の方は頼んだよ〜」
ぎゅっと彼女を抱き締めたままで、浦原はそうテッサイに指示を出した。
魂の方のルキアは、誰一人触らせるつもりはない。…せめて今だけは。
浦原は、ルキアの閉じた瞼にそっと口付けた。

「ん…」
寝具に横たえられたルキアが眉間に皺をよせ、かすかに呻いた。
うっすらと目を開けたものの、ルキアには自分がどこにいるかが把握できなかった。
ひどく体がだるく、節々が痛む。
ただ、全身を撫で擦る乾いた手の感触が温かく、気持ちがいい。
このまま全てを委ねて再び眠りにつきたいような---
593市丸鳩/浦ルキ8:02/10/12 00:28 ID:G2fFFX5R
「お目覚めで?」
ぼんやりと浦原の顔を見上げてたルキアは、はっと我にかえると両腕で胸を隠した。
身を起こして目の前の男の視線から逃れようとする彼女を、浦原は強引にねじ伏せた。
「困りますよ朽木さん。まだ治療は終わっちゃいませんよ?」
「やめっ…!」
浦原は乱暴にルキアの両腕をつかみあげると、片手で纏めて彼女の頭上に固定した。
暴れる体を己の体で押さえ付ける。
ふっと変な想像が浦原の頭をよぎる。蝶を収集する愛好家は、虫ピンでその愛する収拾物を止める時にこんな興奮を味わうのだろうかと。
嫌がって顔を背けるルキアの顎を掴み、強引に口付けた。
合わせた唇から、霊気を注いでいく。最初は嫌がって首を振っていたルキアだったが、次第にその体からは力が抜けていった。
注ぎ込まれた霊気が、ルキアの全身を暖かく満たし痛みを和らげていく。
羞恥心も、力づくで押さえ込まれてることへの嫌悪感も、全て押しながされていってしまう。
下に組みしいた体から抵抗する力が失せたのを感じて、浦原は抑えていた腕を解放した。
唇をその胸によせていく。頂点を口に含み、舌で転がすように吸うとそこは固くしこってくる。
「ぁ…や…っ…」
ルキアが嫌々と首を振った。だがその瞳は焦点を結んでおらず、男の肩を押し返そうとする手にも力がこもらない。
594市丸鳩/浦ルキ9:02/10/12 00:28 ID:G2fFFX5R
浦原は舌を胸から首筋へと這わせていき、耳もとをねっとりと嘗めながら囁いた。
「まだあの坊やとは寝てないんですかい。」
「……な…に…?…あっ!」
押し寄せる快感に思考を蝕まれながら、夢うつつでルキアは問い返した。
「可愛いもんですねえ、若い子ってのは。アナタの胸を見ただけで真っ赤になってましたよ。
 ま、あの様子じゃあまだだろうとは思ってましたがね。」
「…はっ…!」
下腹部に延ばした指を、亀裂にそっと這わせゆっくりと往復させる。
中指を差し込むと、濡れた感触がした。深くは抉らず、浅い所で焦らすように動かし始める。
「彼と必要以上の感情的結びつきを持つのは危険だって、言いましたよね?」
もう片方の手で乳首を摘まみ上げ、捻り、押しつぶすように揉みしだく。ルキアはひっと小さく悲鳴を漏らした。
「使い方のわからない危険なオモチャを手に入れた子供ですよ、あの坊やは。
 あなたが傍でフォローするにも限界がある…」
柔らかい胸から腹へと唇を滑らせ、臍に舌をねじ込んで舐め上げる。
舌が蠢くたびにルキアは体をのけぞらせ、頭を打ち振った。
595市丸鳩/浦ルキ10:02/10/12 00:29 ID:G2fFFX5R
「やあ…あっ…だって…だって…仕方が…な…私…が…
 わ…私の…せいでっ…」
切れ切れに言葉を紡ぐルキアの気持ちが、浦原には伝わってきた。
自分の不始末で尸魂界との関わりを持つはめになった、まだ年端もいかぬ少年。
コントロールが効かずに溢れ出る力は、虚を引き寄せる危険がある。
それを見過ごすわけにはいかない。本来なら厳重な監視の元、力をコントロールする術を教え込む方が安全であった。
しかし彼を彼の家族や属する世界から引き離すのはあまりにもしのびない。だからこそルキアは、危険を承知で一護の傍にいる事を選択したのだ。
「…連れてきちゃえばいいじゃないですか、あの坊やをここに…」
耳もとに息を吹き掛けながら浦原は囁いた。
「な…んんっ?!」
「何も家族から永遠に引き離そうってんじゃない。朽木さんの力が戻るまでの間でいい。
 なぁに、記憶なんかどうにでもなりますって…」
浅い所で遊ばせていた指をルキアの蜜壺に押し込む。白い体がびくびくと跳ねた。
「あの坊やの家族だって、実は離れてた方が安全なんですよ?
 その方が彼らの為ってもんですよ…」
「ぁ…一護…の…為…?」
虚ろな目でルキアが問い返す。
596市丸鳩/浦ルキ11:02/10/12 00:29 ID:G2fFFX5R
「そうですよ、彼のことを本当に思うなら…」
もう少しだ。もう少しで彼女は墜ちる。浦原はほくそ笑んだ。
霊気を注ぎ込み、快楽を与えながら暗示をかける。このチャンスをずっと待っていた。
「力の使い方が分からないなら…教えてあげればいいんですよ…
 じっくり…アタシ達で…ね…?」
反対の手を下肢の付け根の敏感な場所に手を這わせ、ルキアのもっとも感じる小さな芽を
包み込むように刺激する。
「やぁっ…嫌ぁっ…いっ…一護…一護ッ!!」
ルキアは耐えかねたように両手で顔を覆い、半身を捻って布団に伏せて泣き出した。
子供のように泣きじゃくる姿に、浦原の胸が少し痛んだ。
激しくいたぶっていた手を引き、そっとその体の上に身を寄せていく。
睦言を愛しい女の耳に囁こうとしたその時---
こめかみに激しい衝撃を感じて浦原はのけぞった。視界が暗くなる。
ルキアの肘撃ちをまともに食らったのだと気付くまでに、ほんの数瞬の間があった。
押さえ付ける力がゆるんだ隙にすかさずルキアは浦原の体の下から逃れ出た。
片膝立ちになり、両の手で術印を結ぶ。いつでも破道が撃てる構えである。
彼女の指先に集まる張り詰めた気を見て取った浦原は、本気で撃つ覚悟であることを悟った。
597市丸鳩/浦ルキ12:02/10/12 00:30 ID:G2fFFX5R
「まいったなあ…すっかり騙されましたよ。」
痛むこめかみを擦りながら、浦原は苦笑した。
まさかあの涙が自分の油断を誘う演技だとは---まんまと引っ掛かった己の迂闊さに、
腹が立つというよりは気が抜けて笑いがこみ上げてくる。
(まったくこの人は一筋縄ではいかない…そこがいいんですけどね)
「なにが可笑しい!貴様、何を企んでおる?」
ルキアは怒りを露にして浦原を睨み付けた。
「以前から薄々気付いてはおったが…貴様、なにかよからぬ企てに一護を巻き込もうとしておろう!」
(おや…まあ気付かないほど鈍感だとは思っていませんでしたが)
浦原は小さく両手を上げた。今はルキアと戦う意思がないことを示す。
「やだなあ、誤解ですよ朽木さん。アタシはしがない商人っすよ?
 大それた考えなんて何一つ…ね?」
キリキリと柳眉を逆立てるルキアに、全く納得した気配はない。
だが賢明な彼女はわかっているはずだ。浦原が本気を出せば今の自分は太刀打ちできないということを。
それでも戦う構えを解かない意思の強さに、浦原は嘆息する。
598市丸鳩/浦ルキ13:02/10/12 00:34 ID:G2fFFX5R
「そんなにあの坊やが気に入りましたかい?」
「莫迦を抜かすな!だれがあんな小僧!!」
間髪を入れずに反論するのは、痛い所を突かれた証拠だ。
(似てるんでしょ、『彼』に…)
それだけは言えない一言を、男は胸にしまいこんだ。
「怒らないで下さいよ、朽木さん。美人が台なしっすよ〜?
 ま、今日はここまでにしときますよ。弱り切ったアナタを力づくで押し切るなんてね…フェアじゃない。
 …それに…」
いったん言葉を切って、浦原はニヤリと笑いかけた。
「いつまでもそんなカッコじゃ風邪引きますよ。」
我にかえったルキアが両腕で前を隠す。その慌てようが可笑しくて浦原は噴き出した。
「た、たわけがっ!!でっ…出てけ、出ていけえええ〜!!」
激怒して叫ぶルキアの剣幕に、浦原は部屋を逃げ出した。
後ろ手に締めた襖の向こうで、ルキアが腹立ちまぎれに物を投げ付けてくる音がする。
(まぁここまで回復すれば大丈夫でしょ…またチャンスはあるでしょうし、ね…)
そう胸の内で呟いて、浦原はそっと舌を出した。
599市丸鳩/浦ルキ14:02/10/12 00:34 ID:G2fFFX5R
「また困ったことがあったらいつでもアタシのとこに来て下さいよ〜。
 朽木さんならお支払いの方は勉強させていただきますからね〜v」
翌朝、修復のすんだ義骸に納まったルキアに浦原は揉み手で愛想をふった。
二人とも、昨晩の事に必要以上には触れないようにしている。
浦原に薄々と危険な香りを感じながらも、尸魂界と表立って交渉する窓口を失ったルキアはここを利用する他はない。
後ろ暗いところがあるもの同志の、暗黙の了解であった。
「今後余計なことをしたら金は払わぬからそのつもりでいろ」
憮然とした表情でルキアが釘を刺す。
「そりゃあもう!今回のお詫びのシルシに制服のクリーニング代はサービスさせて頂きましたv」
「なんだそれは!金を取るつもりだったのか!それ位いつもサービスせんか!」
「ええっ殺生なあぁあ〜」
軒先きで言い争う二人の前に、立ち止まる影。
制服姿の一護だった。二人分の鞄を持ったその姿からすると登校前に立ち寄ったようだ。
「…よう。も、大丈夫…みてえだな」
掠れた声でそれだけ言って黙り込む。そんな彼の胸を、ルキアは軽く拳で小突いた。
「なんて顔をしておる。まったく貴様は心配性だな」
600市丸鳩/浦ルキ15:02/10/12 00:35 ID:G2fFFX5R
一護は昨晩ろくに眠っていなかったと見え、ひどい顔色であった。
むっとして言い返そうとする一護の胸元にそっとよりそい、ルキアは俯いて小さく囁いた。
「すまなかった…心配かけた。」
予想外の殊勝な言葉に、文句を言いかけていた一護が鞄を取り落として硬直した。
両腕がぎこちなく上がり、おずおずとルキアの肩を抱き締めようとする。
ためらいがちに近付く両手…しかしそれに捕らえられる寸前に、彼女は素早く身を翻した。
「何をぼやぼやしておるか!早くせんと遅刻だぞ!」
そう言って走り出す。振り返った刹那、ルキアは浦原にちらっと笑いかけた。
その瞳に一瞬胸がつまる。笑っているのに---まるで泣き出す寸前のように潤んだ切ない色。
走り去るルキアをあっけにとられて見送っていた一護は、浦原に向き直ると深々と頭を下げた。
そしてルキアを追って走り出す。
(まいったな…ありゃあわざと見せつけてくれましたね朽木さん…)
確かに一護を己が手中に引き入れて利用しようという目論みはあった。
しかしその中にはルキアが傷付く前に二人を引き離そうという思惑もあったのだ。
だが、浦原が差し出す手をルキアは選ばない。
いずれ泣く日が来ようとも、その痛みすら自分の恋そのものだというように。
601市丸鳩/浦ルキ16(ラスト):02/10/12 00:36 ID:G2fFFX5R
(参りましたよ、今回は。完敗っすよ…)
浦原は頭を掻きながら二人の後ろ姿を見送った。あどけないとも言える恋をしている彼らが、ほんの少し羨ましかった。
(でもね…こんな日々は長くは続きませんよ。
 わかってるんでしょう、朽木さん…)
やがて訪れる日を、流されるであろう血と涙を思って、浦原は重い吐息をついた。

602名無しさん@ピンキー:02/10/12 10:50 ID:OGR/Oy1b
市丸鳩さんすげぇ!!
ちょいエロながらストーリーが絶品っス!
某カリスマSSサイト並みっス!いいもん見せてもらいました
603名無しさん@ピンキー:02/10/12 17:37 ID:BVrR2P2q
うぁー!市丸鳩さんファンっす!いいストーリーだ…萌。ありがとうございますた〜!
604名無しさん@ピンキー:02/10/12 23:18 ID:Y4/fo8og
市丸鳩さん(・∀・)イイ!
もしかしてこのスレ初めての浦ルキ?
605ワカ :02/10/13 18:35 ID:LT5ZjdAj
チョト思いついたのでうぷーさせて下さい。まだ途中でエロくないスけど。
それにしても、市丸鳩さまのストーリーの完成度の高さに脱帽いたしますた。
そしてbooさまのコウリンをお待ちしております・・・
606ワカ イチルキ1:02/10/13 18:38 ID:LT5ZjdAj
目が覚めると、そこはいつも通り押入れの中だった。
どうやら、少し眠っていたらしい。
どれだけ気を張っても、やはり身体は正直に疲れを訴える。
ぼんやりとした頭のまま、ニ、三度瞬きをして上半身を起こした。
義骸に入ってからは、自分の意識に身体が付いてこない時がままある。人間の身体とは
不便なものだな・・・・・・と、もどかしく思うも、それは全て自分の甘さが招いた事だ。
ふう、と溜息を一つ吐いて、閉じられた押入れの扉・・・そこへ視線と意識を向ける。
扉の向こうにはいつもの気配が感じられず、ただひっそりと静かだった。
607ワカ イチルキ2:02/10/13 18:41 ID:LT5ZjdAj

(・・・・・・居ないのか?)
引き戸の取っ手に手を掛け、そっと開ける。
押入れの正面に位置るベッド、まるで絵の具をまいたかのように暗い色が覗く窓の下で、
一護は仰向けに寝転んで、虚ろな瞳で天井を見つめていた。
両手を頭の下で組んで、思索にふけるその姿は・・・まるで自分の存在を消そうとしている
かのように小さくて、頼りなくて・・・だから私は思わず声を掛けた。殆ど無意識の内に。
「一護」
「・・・!」
どうやら私が扉を開けたのにも気付いてなかったらしい。
一護はびくっと身体を震わせると、驚いてこちらを見た。その瞳に色が戻る。それから
ほんの少しだけ表情を緩めて私に笑いかけた。ぎこちなく、不自然に。
「もうちょっと寝てろよ。・・・疲れてんだろ?」
「心配には及ばぬ。それに・・・・・・私より貴様の方が疲れた顔をしておるぞ」
ト・・・と押入れから降り立って、寝転がる一護に近付く。
そして、その時、初めて窓の外の雨音に気付いた。注意しなければ聞き取れない程度の
僅かな音。
(・・・・・・ああ)
私は、一護の様子がおかしい理由を瞬時に理解した。そうか、そうだったな。

―――雨が、降っている。
608ワカ イチルキ3:02/10/13 18:44 ID:LT5ZjdAj



『It dose not stop raining』




「―――こっち来いよ」
横たわったままの一護は、頭の下の腕を外すと、左腕を真横に伸ばした。
見つめてくる薄茶の瞳は不安に彩られていて、胸が詰まる。

一護は雨を嫌う。
そしてこういう日は必ずと言って良いほど、私を求めてくる。
私は、それを拒めない。拒むことが出来ない。
・・・・・・・・・どうかしている。
人間の、こんな子供と・・・死神の私が身体を重ねるなど・・・本当にどうかしている。
ある日、私を求めてきた一護を、どうしても拒むことが出来なかった。
すがるような瞳を、熱い想いを、戸惑いながらも受け入れてしまった。
その時から・・・既に狂っていた運命は、更に加速度を増した。狂い続ける私たち二人の
関係は・・・今でも続いている。
何故なら、私はこの人間の少年を・・・一護を・・・。
609ワカ イチルキ4:02/10/13 18:46 ID:LT5ZjdAj

―――ああ、義骸に入ってからの私は、何処かおかしい。
意識に身体がついてこない。
人間の殻を被る内に、少しずつ、だが確実に私は変わっている。
数え切れない程の虚を葬った死神、朽木ルキアともあろう者が、なんと無様な事か。
人間と暮らし、寄り添い、想いを、身体を重ね・・・・・・これではまるで人間では無いか。
決してそうはなれないというのに。
どんなに人間に見えようが、近付こうが、私は人間には成れぬ。
判っている事だ。
拒まねばならぬ、求められてもそれを跳ね除けねばならぬ。それがお互いの為だ。
でなければ、余計別れが辛くなるではないか。
何時も何時もそう思うのに、それに付いて来ない身体。そして必ず最後には溶かされてしまう
抗う意識―――。

こちらを見る一護の瞳に促されるまま、私はベッドに上り、素直に身体を横たえた。
伸ばされた左腕の上に頭を乗せると、顔だけを私に向けていた一護が身体全体を向かい
合わせる格好に動かす。
右腕を私の身体の上に力無く被せて、安心しきった表情で目を閉じる。
いつも不機嫌そうな瞳が閉じられていると、ひどく幼い印象を受ける一護の顔。
でも、それが隠している、隠そうとしている本質の一つだと・・・私は思う。
荒々しく見せかけて、その実恐ろしく繊細な少年。
610ワカ イチルキ5:02/10/13 18:49 ID:LT5ZjdAj

彼の腕の中に、私の身体はもうすっかり馴染んでしまっていた。拒もうとするその想いとは
裏腹に・・・。
雨の音が僅かに響く静かな部屋の中、身体に心地良い腕の重みを感じながら、そっと
手を伸ばして、短い前髪をかきあげてやる。
私の動きに反応して、ゆっくりと開かれた一護の瞳は―――既に熱に侵されつつあった。
腕にぐいっと力が込められたかと思うと、次の瞬間には背中がシーツに押し付けられる。
上から見つめてくる瞳に、ゾクリと肩が震えた。
「・・・ルキア」
熱っぽく囁いて、それからゆっくりと近付いてくる整った顔。
(駄目だ)
一瞬、そう思うがそれはすぐに掻き消え、一護への気持ちが私を支配する。
・・・私は、もう戻れない所まで来ている。
何故なら・・・
「一護・・・」
我が唇から滑り出る彼の名前の、なんと甘い事か。
無意識に首に巻きつく両腕の、なんと愚かな事か。
死神でもない、人間でもない、ただの女。なんて、なんて愚か者なのだろう―――。
611ワカ イチルキ6:02/10/13 18:51 ID:LT5ZjdAj

「・・・・・・ン」
「・・・ルキア、目ェ、開けろよ」
瞳を見つめ合いながら、口付けを交わす。
そうする事を一護は好んでいた。今、こうしているのが確かに自分だと、まるでそう言うかの
ように。
一護の唇が、何度も私のそれを啄ばむ。味わうように触れて、離れ、また触れる。
ゆっくりと溶け出す私の意識―――。
目の前の、この男の事以外、何も考えられなくなる。
口内に入り込んでくる柔らかい舌も、耳朶を辿る無骨な指も、引き締まった細い体躯も、
熱を湛えた薄茶の瞳も・・・・・・何もかもがもうすっかり私に馴染んでしまっていた。
この、義骸の身体は一護しか知らぬ。
彼の全てが隅々に染み込んだこの身体。彼の唇と指が触れていない場所など無い、
彼の為だけの身体。
それを脱ぎ捨てて私は帰る。いつか、在るべき場所へと・・・。
その時まで、私たちはこうやって酷く甘い行為でお互いの傷を広げ合うのだ。
最後の瞬間(とき)に、永遠に消えない痛みを遺す為に。
612エロギャル:02/10/13 18:58 ID:/ITwtd3S
キタ━━━━━━( ゚∀゚∩)━━━━━━━!!!!!
かわいすぎてエロすぎて萌え萌え

http://www.pink1.com/
613名無しさん@ピンキー:02/10/13 19:05 ID:Z8x4NavV
ワカさん(・∀・)イイ! 萌え!!

余計なことだが先週の雨に濡れた後姿ルキアを見て
ブラのラインをわざわざ確認して「ノーブラかも!!」と期待してしまった。
シリアス展開なのに・・・。
逝ったほうがいいでしょうか私。
614名無しさん@ピンキー:02/10/13 19:31 ID:609pAUlf
ワカさん続き待ちage。いつもいいSS感謝っす!

>613
あなたを心の友と呼ばせてください<ブラのラインをわざわざ確認
逝くなら自分も一緒に尸魂界へ(苦藁
615613:02/10/13 19:55 ID:Z8x4NavV
>614
無論!!(藁
616名無しさん@ピンキー:02/10/13 20:42 ID:wgXSGRkV
逝くなー!アンタは立派だ<613
そしてワカ様イイ!
617マル秘:02/10/13 22:56 ID:zFppb6n8
618市丸鳩:02/10/14 00:46 ID:ewmSK8G5
コソーリ出来上がったの書き込ませてください。
ワカ様が終わってからにしたかったけど、ちょい長旅に出てしまうので今のうちにごめんなさい。

恋ルキ「恋次お気の毒」編ってことで。
ルキア13〜14歳くらいで、兄とはしてるけど恋次とはまだ…って設定で読んでくださるとありがたいです。

そしてこのスレ、旅先からも携帯でROMってることでしょう(苦藁
SS職人の皆様の素敵な新作楽しみにしております。
ワカ様&boo様、続き期待してます!!

619市丸鳩/恋次お気の毒編1:02/10/14 00:48 ID:ewmSK8G5
死神の仕事は基本的に単独行動だ。
ここ最近のように、同一区域に虚が連続出現ということが無い限り
何人かでチームを組む事はめったにない。俺としてもその方が気が楽だ。
作戦会議その他で朽木隊長と行動を共にする事が多い俺は、
腰巾着だの飼い犬だのとありがたくねえあだ名を隊の奴らに頂戴してるからだ。
傍から見たら有休消化率0%で仕事に勤しむ俺が異常な献身ぶりに見えるんだろうが、俺だって好きでやってるんじゃねえ。
成りゆき上朽木隊長が裏で画策してるアレコレを知ったばかりに…まあそんなこたぁどうでもいい。
他人の顔色や昇進やら減棒やらに一喜一憂している小物共なんぞに、何を言われても腹は立たねえ…と言ったら嘘になる。
ことに奴らがルキアを引き合いに出してきた時なんかは特に、だ。
「あぁん?もういっぺん言ってみろや?」
と言う前に1人殴ってしまっていたが、奴らもへこたれなかった。
「ああ何度でも言ってやるさ。朽木隊長に尻尾を振るだけじゃあきたらず
 妹にまで媚売るのかよ?」
「虚退治より小娘の御機嫌取りに忙しいってもっぱらの噂だぜ?」
その噂はてめえらが流してるんだろうがよ、と言い返す前に蹴りが出ていた。
620市丸鳩/恋次お気の毒編2:02/10/14 00:48 ID:ewmSK8G5
悶絶したっきり起き上がらない仲間を見てびびりが入った奴らは、所詮俺の敵ではなかった。
その後の3対1の乱闘は俺の圧勝…とはいかず俺もさんざんにやられたが、
最後に捨て台詞をかます余裕ぐらいは残っていた。
「いっとくがな、おめーらが小娘呼ばわりしてるあのお嬢ちゃんはな
 鬼道の技じゃお前等が束になってもかなわねえんだぞ。それくらいわかってんだろうが。」
何か言いたげに体を起こしかけた1人の頭を踏みつけつつ、俺は続けた。
「それにな、乳も出てなけりゃ毛も生えてないよーな青臭いガキに手ぇ出すほど俺ぁ女に飢えてねえっつーの。」
これ位体に言い聞かせてやりゃあ、奴らも当分大人しいだろう。
よーし今日もいい仕事したわー俺!とささやかな満足感と共に立ち去ろうと振り返った俺の目に----
「るるる…………ルキア?」
青ざめて、固い表情のルキアが立っていた。
「お前が絡まれてるって聞いたから…」
心配されてる?もしかして心配されてたのか俺ッ?…やばい!どこから聞いてた?
「……あまり無茶をするな。」
小さく震える声。ルキアは俺の袖を掴むと、引っ張るようにして歩き出した。
621市丸鳩/恋次お気の毒編3:02/10/14 00:49 ID:ewmSK8G5
朽木邸の離れにある道場に俺を引っ張って来たルキアは、一角に俺を座らせると鬼道で傷の手当てをし始めた。
いつもなら憎まれ口を叩きながら傷の上をひっぱたくようなじゃじゃ馬が、今日に限ってしおらしいのが無気味だ。
俺の胸元で、さらさらとかすめていく髪の甘い匂い。傷の上を癒していく、白くて細い指。
やけに喉がかわく。俺は何度も生唾を呑み込んだ。
「や…もういいって」
むらむらと来るものを押さえ付けながらルキアを引き離したが、そのまま立ち去らずに俺の前にちょこんと座っている。
まずい。この沈黙が非常に気まずい。何か…何かいつものような他愛もないことを喋らねえと…
「えー…なんだ、その…」
じっと黒目がちの潤んだ瞳に見上げられ、言葉に詰まる。
「どどど…どこから聞いてた?」
ああっ!俺の莫迦っ!!他の女相手になら達者に廻る口も、こんな時はてんで役に立ちゃしねえ。
「どこって…お前が女に不自由してないとかその辺からだ。」
そう言ってルキアは視線をそらした。
「そういえばお前が連れ歩く女は、”ないすばでぃー”なのばかりだったな…」
全部聞いてたんじゃねえかよ!っていうかどこの人間界でそんな単語覚えてくんだよ!
という突っ込みは、ルキアの寂しげに俯いた顔を見るとどこかに消えてしまう。
622市丸鳩/恋次お気の毒編4:02/10/14 00:50 ID:ewmSK8G5
ひょっとして嫉妬してんのか?と俺の胸の内にすこしくすぐったいような嬉しさがこみあげてきた。
「ばーか。女は胸じゃねえよ」
そっとルキアの手を握る。びくっと震えたが、振払う気配はない。よしいける!このまま一気に…
「胸なんか、ほら…よ?」
肩をそっと引き寄せる。ルキアの体の力が少し抜ける。
「揉めるくらいありゃーいいんだよ。」
ゴッ。そんな鈍い音が聞こえた。まさかこの呼吸でルキアが右アッパーをくり出してくるなんて予想も…
「バカ恋次っ!」
目に涙を浮かべたルキアはそう叫んで踵を返し、母屋の方へと走り去っていった。
どうやら乙女心の逆鱗に触れたらしい。なんで…なんで肝心の時に限って俺ってこうなんだよ。
痛む顎を押さえつつ落ち込んでいた俺の前に、音もなく朽木隊長が現れた。
慣れてはいるものの、全く気配を感じさせないから心臓に悪い。ましてや開口一番、
「うちのルキアはまだ揉めるほどではない」
なんて…隊長、アンタも全部聞いてたんすか…。
「私の個人的な好みとしては…このままでもいい」
…って…そんな特殊な嗜好を堂々と宣言されても俺はどうしたら…
623市丸鳩/恋次お気の毒編5:02/10/14 00:50 ID:ewmSK8G5
返答に困って脂汗を流す俺を知らぬげに、隊長は続けた。
「ルキアにお前を呼んで来てもらったのは他でもない。『仕事』だ」
「……またっすか。」
ひとまずルキアの事を頭から追い出し、俺は居住まいを正した。
白紙に戻された戦闘用強化タイプの改造魂魄(モッドソウル)に次ぐ、
新たな対虚兵器の開発--なんてやばげなもんに朽木隊長は一枚噛んでるらしい。
『らしい』ってのは、深入りしたくないからあえて尋ねずにいるのであって、
できれば今からでもすぐこんな怪しい計画からは逃げ出したいのだが…
「試作品が届いたのでな…今から実地試験だ」
「それは俺が使うってことっすよね?」
「案ずるな、私も同行する」
ああっ!今すっげえ嫌な予感がッ!!!

-----そして俺のそんな予感は、いつも的中する。

624市丸鳩/恋次お気の毒編6:02/10/14 00:51 ID:ewmSK8G5
俺は心配げに名を呼ぶルキアの声で目覚めた。
うっすら目をあけると、見なれたいつもの俺の部屋だ。
最悪だ…あの兵器の攻撃、虚に当たるよか俺に当たる方が多かったじゃねえか。
しかも朽木隊長には当たらねえのがムカつく。っていうか一人だけ安全圏に避けてやがるし!
「起きられるか、恋次?背中を見せてくれぬか?背中の怪我がいちばんひどいのだ」
ああ…さっきから気持ちいいと思ったら、こいつが治療してくれてたのか。
俺は浴衣を脱いでルキアに背中を向けた。指で触れられたところが一瞬熱くなるが、じわじわと痛みが遠のいていく。
背中の痛みがすっかり消え失せても、ルキアは俺から離れようとしない。
不思議に思って振り向こうとする俺を、ルキアは押しとどめた。
「だめ…恋次。そのままで聞いて…」
ルキアが俺の背に頬を押し付けた。それだけで息がつまる。
「こんなこと…本当に言いにくいのだが…でも…」
言いにくそうに何度も詰まる、掠れた声。これは…そういう期待をしてもいいのか?
「兄様が…今回のは公務じゃないから労災はでないぞって」
「ちょっと待てええ!!」
思わず振り向いた俺の前から、脱兎のごとくルキアは走り去っていた。
後を追おうにも立ち上がれねえ。あのアマ足の怪我だけ治療しねえで逃げやがった!!
ちくしょうこの根性悪は兄仕込みかあぁ!?
「隊長ー!!労災でねえなら、せめて有給ーッ!!」
625市丸鳩/おまけの白ルキ:02/10/14 00:53 ID:ewmSK8G5
「兄様、恋次はすごーく怒っておりました」
白哉の自室に参上して事の次第を報告するルキアの頭を、白哉は軽く撫でた。
「案ずるな…私の言い付け通り、足の怪我はそのままにしておいたのだろう?
 ならば2、3日は大人しく寝ておるであろう。あ奴にとってはいい骨休めだ」
それでもちょっと可哀想な気がする…とこっそりルキアは同情した。
もちろんこの兄にはそんなことは言えないが。
「ルキア…来なさい」
白哉は妹を抱きすくめると、膝の上に抱え上げた。そのまま着物の袂に手を差し込んでいく。
「ぁ…兄様…」
ゆっくりと胸をまさぐりつつ、その頂点を指先で摘まみ上げる。
息を飲み身を固くする妹の反応を楽しみながら、白哉は耳もとで囁いた。
「私も明日は非番だ…だから…」
その次の言葉は、口付けの中に消えた。
存分に舌を絡めてから唇を離すと、ルキアがため息を漏らして白哉を見上げた。
あの瞳の中に背徳的な行為への甘い期待を見て取って、白哉は笑みを浮かべた。
---長い夜になりそうだった。


============
書き逃げスマソ。失礼いたしました。
626名無しさん@ピンキー:02/10/14 01:13 ID:7VGu5zbf
恋次…お前って本当報われねえな!藁
市丸鳩さん最高!ヨカタです。
旅行お気をつけて…
627市丸鳩:02/10/14 08:00 ID:ewmSK8G5
誤字に気付いて目覚めました(゚Д゚≡゚Д゚)アワワ
『袂』じゃなくて『襟』だよー。どっから手ぇ入れてんだー!
booさんに再録の際修正お願いしたい…つか恥ずかしいです。
他にもありそうだけど生暖かい目でスルーしてください。
では逝ってきます・゚・(ノД`)・゚・ウワァアン

628名無しさん@ピンキー:02/10/14 13:00 ID:M6r3mVdT
19
629名無しさん@ピンキー:02/10/14 13:05 ID:M6r3mVdT
>>628
 激しくゴバーク
630名無しさん@ピンキー:02/10/14 13:10 ID:YH+ivImE
市丸鳩さんの恋次がとても好みです。…イイ!
631  :02/10/14 13:11 ID:BhRN3epy

キタ━━━━━━( ゚∀゚∩)━━━━━━━!!!!!
かわいすぎてエロすぎて萌え萌え

http://www.pink1.com/
632名無しさん@ピンキー:02/10/14 19:57 ID:OJjBEw2K
次作、希望age
633名無しさん@ピンキー:02/10/14 23:42 ID:n9B+0hgd
>>市丸鳩様
 おまけに笑いますた。
 
634名無しさん@ピンキー:02/10/15 00:36 ID:VZBkVlvn
中盤の兄様の「うちのルキアは〜」のトコロ、すげーおもしろかったです!
続き(白ルキエロ)も見たいのですが…。
635名無しさん@ピンキー:02/10/15 01:01 ID:ZpMCu7E1
どなたか浦ウル書いては頂けないでしょうか?
636名無しさん@ピンキー:02/10/15 01:05 ID:3NjYxdG7
>>634
 禿同。
637名無しさん@ピンキー:02/10/15 09:15 ID:vFGohi0Z
来週のジャンプこそはルキァたんが出るとイイ!な…
638名無しさん@ピンキー:02/10/15 11:30 ID:sdmdshzl
639名無しさん@ピンキー:02/10/15 14:40 ID:L+mj5fFw
も前らブリチおすすめサイトはないでつか?
SSでもイラストでもイイから可愛いルキアたんを拝みたい(´∀`*)
てか直リンしなくてもここでURL上げるのはご法度か…ショボンヌ
640名無しさん@ピンキー:02/10/15 16:27 ID:fhppg2Fz
当たり前だろ>639
641名無しさん@ピンキー:02/10/15 19:12 ID:mAF+4dM3
>639
漏れも知りたい。…が、地道にウェブリングだのリンクサイトだの廻って探そう。イイ!のと出会った時の喜びも大きかろうて。
642ワカ :02/10/15 19:35 ID:ieyy2Yya
チョト続きだす。・・・エロはむずかすィ〜。
643ワカ イチルキ7:02/10/15 19:39 ID:ieyy2Yya


「・・・・・・っ・・・あっ、あああっ!!あー・・・っ・・・!」
うつ伏せの身体。既に力が入らず崩れ落ちた上半身と高く掲げた腰。
後ろから覆い被さって、シーツを握り締める私の両手の甲から自分の手のひらを重ねた
一護は、背中を舐めながら腰を動かした。
骨ばった指を絡めて、ベッドに私の手を押し付ける。
「・・・うくっ、いっ、一護・・・ぉ・・・!」
彼自身が、私の最も感じる場所を突き上げる。初めて抱かれた時はただ荒々しかった
一護の動きは、想いを重ねるごとに深いものへと変わっていった。
・・・最近は、餓鬼の癖に焦らしてきたりもするので堪らない。
そして特にこういう・・・雨の日は、一護の愛撫は執拗なものへと変わる。
私の身体を余す事無く隅々まで味わい、何度も交わる。今日だって例外ではない。
・・・・・・その理由を、私は知っている。
私が何処へも行かぬよう、繋ぎ止めようとしているのだと。・・・奴の母親と同じよう、
消えてしまわぬように。
言葉にはしないが、全身でそう伝えてくる一護。その瞳、声、指・・・全てで。
―――だが私には応える事は出来ない。
『何処にも行かないから安心しろ』
言えない。言って、安心させてやる事が出来ない。
ただぶつけられる想いを受け入れて喘ぐだけ・・・。なんて無力で、無様なのだろう・・・!
「あくっ!う、あ、・・・あっ!!ああ・・・ん」
突き上げる動きが円を描くものに変わり、私は背中を震わせた。かと思うと、その動きが
ぴたりと止まる。
・・・こ、こいつッ、また焦らして・・・・・・!
644ワカ イチルキ8:02/10/15 19:47 ID:ieyy2Yya

「や・・・やだっ!・・・一護!」
一旦動きを止め、ことさらゆっくりと最奥まで押し込め、また止める。
ここまで来て焦らされるなんて・・・!
「一護ぉ・・・!」
哀願するように名前を呼んでみても、一護は動きを再開させない。
重ねていた指を解き、私の胸をゆっくりとした動作で揉みしだき始める。大きな手のひらで
包み込み・・・やがて指が突起へと移った。
「・・・んあっ!」
散々いじられたそこは、もうすっかり充血して敏感になってしまっている。
指先で掴み、クリクリと転がしたかと思うとぎゅっと押す。執拗なその動きに反応して、
一護を締め付けるそこはずっと収縮を繰り返していた。
「んん・・・!んー・・・!んぅ・・・ん」
枕にしがみ付き、そこに顔を押し付けて私はうめいた。早く・・・!
もどかしさに身を捩る私の背後で、一護が少し笑った気配がした。それと同時に、結合部分の
下にある突起に指先が触れる。
「・・・!!」
身体が跳ねる。蜜が溢れ出すのが自分でも判った。
一護の指は、的確に私の感じる場所を攻める。ゆっくりと味わうように、存在を確かめる
かのように触れてくる。
「やぁ・・・一護ぉっ・・・も・・・っ、・・・ごいてぇ・・・」
もう、堪らなくなって、思わず私はそう口にしていた。
645ワカ イチルキ9:02/10/15 19:51 ID:ieyy2Yya

雨の音と、お互いの息遣いだけが響く部屋。
繋がりを解かないまま私の体を仰向けにした一護は、身を屈めると私の鎖骨を舐めた。
首筋にも、胸にも、既に幾つも痕が残されている。
・・・身体を重ねる度に、一護は沢山の痕を私に刻み付けた。
そうすれば、離れずに済むとでも言うように。

「あ・・・っ・・・ひっ!ひあっ!・・・っっ・・・あ!あん!!」
腰を掴んで激しく揺さぶってくる大きな両手。
待ち望んだ、擦れる感触に全身が震えた。自分の意思とは関係無く、声が漏れ続ける。
狭い場所を押し広げる熱い想い。だが、数え切れぬ程彼を受け入れたそこは、すぐに
その強い動きに慣れそうになってしまう。
・・・・・・もの、足りない・・・。
意識の隅でそう思った瞬間だった。
一護の手は腰から離れ、私の片脚を持ち上げる。そのまま肩に掛けて、今度は横から
突き上げてきた。
「・・・!っ・・・ああ!う、いっ・・・!ああ〜・・・ん」
先程より深く入り込んだ彼自身に滅茶苦茶に掻き回され、喉が引きつる。
まるで、私がそう望んだのが判ったかのような一護の動き。・・・何時もそうだ。
―――彼は、何時も的確に私を攻める。
意識が溶けてしまいそうになった頃、一護はもう片方の脚も自分の肩に掛けて再び
正面から突いてきた。
「ヒ・・・ッ・・・・・・ア!・・・あぁ、あん!あん、んぅ!」
・・・あまりの快感に、涙が溢れそうになる。思わず顔を隠そうとした私の両腕を取って、
一護はベッドにそれを縫い止めた。
「隠すなって・・・」
「ひぁ、ぁ・・・・・・っ・・・ひぃ」
返事など、もう出来る筈も無い。白濁した意識の中で、ただ重ねられた指に必死で力を
込め、途切れ途切れの泣き声を上げ続けた。
646名無しさん@ピンキー:02/10/15 20:38 ID:DSgxuHGq
ルキアの一人称って新鮮な気がする。
(・∀・)イイ!!(・∀・)イイ!!(・∀・)イイ!!
647名無しさん@ピンキー:02/10/15 20:41 ID:DSgxuHGq
ルキアの一人称って新鮮な気がする。
しかも彼女は冷静だ(w
(・∀・)イイ!!(・∀・)イイ!!(・∀・)イイ!!
648名無しさん@ピンキー:02/10/15 20:43 ID:DSgxuHGq
>>646
>>647
 微妙な二重カキコすいません。
649名無しさん@ピンキー:02/10/15 21:05 ID:zywv1AIn
チミも冷静だな。>648
650名無しさん@ピンキー:02/10/15 21:13 ID:zaxWkb0l
age~
651エロギャル:02/10/15 21:17 ID:enJ6bbHJ
キタ━━━━━━( ゚∀゚∩)━━━━━━━!!!!!
かわいすぎてエロすぎて萌え萌え

http://www.pink1.com/
652名無しさん@ピンキー:02/10/15 22:27 ID:fhppg2Fz
ワカさん(・∀・)イイ!
653ワカ イチルキ10:02/10/16 01:11 ID:xd04GWJ1

「すげェ・・・止まんねぇなココ」
ぐったりと手足を投げ出して荒い息をつく私の内部(なか)に指を挿れ、一護は未だ
止まる事を知らず溢れ続ける蜜をこそいだ。
もう、何回達してしまっているのか・・・そんな事は覚えていない。
身体も、感覚も・・・敏感になり過ぎて辛かった。
「・・・あ・・・んっ・・・んん・・・・・・っふ!あん・・・!」
完全に溶けてしまったそこに、一護は飽く事無く舌を這わす。感じる箇所をわざと避け、
もどかしさに思わず腰が浮くと、その瞬間を狙って指を動かしてくる。
「んー!・・・んぅ・・・っ!」
―――私の耳にずっと響いているのは、雨と、自分の身体が立てる水音だけ。
また、私の両脚を持ち上げる一護の獣じみた瞳を、霞んだ視界に捉える。
そしてもう一度、彼が挿入ってこようとしたその瞬間―――
急に雨足が強まった。
「・・・・・・!!」
ザアザアと激しく窓を打ち付ける音に、一護が身体を震わす。
一瞬だけ見開かれた目に・・・怯えの色が浮かんでいたのを、私ははっきりと見た。
「いち・・・・・・・・・っ!んんっ・・・」
思わず上半身を起こそうとした私を強い力で組み伏せ、彼は噛み付くように唇を重ねて
きた。
「んっ!ハァ・・・!イチ・・・っ!んん!!・・・っはァ」
舌を絡め、吸い上げられ、息が出来ない程に貪られる。それを繰り返す。
「ハァ・・・っ、ルキアっ・・・!目ェ・・・開けろ・・・っ」
途切れ途切れの一護の言葉通りに、目を薄っすらと開ける。そしてそれと同時に、彼自身が
再び私を貫いた。
654ワカ イチルキ11:02/10/16 01:14 ID:xd04GWJ1

「あー――っ!!ぁ・・・うん!・・・っ!あん、ああ!!」
背中が仰け反る。
自然と突き出す格好になった胸を、一護は唇と舌で嬲った。
そうして、また唇を重ねてくる。・・・突き上げる動きに合わせるように口内に出し入れ
される柔らかい舌・・・・・・強い攻めに、もう息をするのも困難だった。
すがるように見つめてくる瞳が痛い。
一護。
・・・一護。

どんなに想い合っても、身体を重ね合っても・・・・・・・・・私たちは・・・。

「んぅ!んん・・・はァっ・・・んーっ!!・・・は・・・」
全身を溶けさせ、涙を流して私はただ喘いだ。
上から降ってくる、僅かな水滴は・・・きっと、一護の・・・・・・涙。一護もまた泣いていた。
私たちは、判ってる。
訪れる別れを。自分たちの違いを。
「はァ、はっ・・・ハァ・・・ルキア・・・・・・ルキ・・・・・・っ」
すがるように求めてくる一護を、私もただ強く抱きしめた。・・・ただ、今だけは。
滅茶苦茶に攻められ、想いをぶつけられ、身体の芯を溶かされ・・・そして彼の滾りを
内部(なか)に感じた瞬間・・・・・・―――私は何度目か判らない絶頂を迎えた。
655ワカ イチルキ12:02/10/16 01:21 ID:xd04GWJ1

長い情事が終わり、私たちは寄り添って横たわる。身体に触れるさらさらとした上掛けの
感触が心地良い。
仰向けになり、自分の身体の上に私を乗せた一護は、私が逃れられぬ様、腰に両腕を
廻して手を組み合わせた。
私は素直にそれを受け入れ、同じように彼の首に腕を廻す。
引き締まった胸に耳を押し当てると、少し早めの鼓動が聞こえた。
先程よりは弱まったものの、降り続ける雨の音だけが部屋を包む。この世界に自分たち
以外のものが居ないような、水に包まれた静寂。
どれ位・・・そうしていただろう。
「・・・雨・・・・・・ってさ」
不意に、一護が口を開いた。
私は顔を動かし、顎を上げて彼の表情を覗い見る。殆ど眠りに落ちている一護の瞳は、
もう閉じかけていた。
「俺、嫌いだ・・・雨が」
「・・・・・・」
はっきりと、こんな事を口に出すのは初めてだったので、私はただ黙ってそれを聞いていた。
だが待ってみても、一護の口からその続きが漏れる事は無く、瞳はゆっくりと閉じられる。
私はそっと息を吐くと、もう一度胸に顔を押し付けた。
その時だった。

「雨は嫌いだ・・・・・・俺の大事なモンはいつも・・・雨と一緒に流れちまう・・・」
656ワカ イチルキ13:02/10/16 01:24 ID:xd04GWJ1

まるで、呼吸のようにか細い声だった。
それでいて強い響きを持つ・・・。胸の中の毒を全部吐き出すかのような、そんな言葉。
弾かれたように顔を上げたが、一護はもう完全に眠りに落ちていた。
薄く開いた唇から、規則正しい寝息が漏れ出る。
「・・・」
私は上半身を、規則正しく上下する胸の上に起こして、あどけない寝顔を見つめた。
意識を手放しても、まだ一護の腕は緩まる気配が無い。
「・・・一護」
そっと名を呼ぶ。

一護は雨を嫌う。
・・・・・・そして私も。

雨が降る度に一護は私を抱く。
そしてその度に思い知る。必死に繋ぎ止めようとしている、私たちの関係がどれほど儚い
ものか。
そう、私たちはいずれ訪れる別れを確認し合っているのだ。・・・肌を重ねる事で。
どんなに同じに見えても、決して相容れないものであるという事実を。
―――抱かれる度に思い知る。お互いへの想いの深さと、変え様の無い未来を。
だから、私も雨が・・・・・・嫌いだ。それを思い出させる雨が。
657ワカ イチルキ14:02/10/16 01:28 ID:xd04GWJ1

(済まない)
心の中で詫びる。
―――いずれ私も、貴様の腕の中から零れゆく。
貴様の人間としての生活も、心すらも掻き乱し、そして去りゆく私をどうか許して欲しい・・・。
傍に居るとも、離れぬとも・・・・・・安心出来るような言葉なぞ、何一つ言えなかった私を
許して欲しい。
私の、この引き裂かれるような痛みが貴様への償いだ。
貴様の記憶を消しても、私は、私だけは永遠に憶えていよう・・・・・・この痛みを。
この罪を。

首を伸ばしてかさついた唇に触れる。ゆっくりと重ねて、同じように離した。
そして、眠る一護に、聞こえる筈の無い言葉を囁く。自分の全てを込めて。
「―――惚れておったぞ、糞餓鬼・・・」
想いのたけを全部その言葉に乗せると、私もそっと目を閉じた。




・・・雨はまだ止まない。




<了>
658ワカ :02/10/16 01:31 ID:xd04GWJ1
まとまって無くてスマソ。なんかネタ負け?で消化不良・・・アー。
659名無しさん@ピンキー:02/10/16 02:21 ID:VwFv/rIJ
ワカさん、おつかれ。
ほんでもって、イイ!
660名無しさん@ピンキー:02/10/16 10:48 ID:kz2YJ6ri
おつかれあまです、ワカさん。
消化不良なんてとんでんもない。いかったです。
切ないなあ…
661名無しさん@ピンキー:02/10/16 20:54 ID:UTGWZKRI
ワカさんお疲れ様です。
やっぱ切ないですね・・・でもいいです!
またお願いします♪
662名無しさん@ピンキー:02/10/16 22:30 ID:w0bEg1VB
イチルキの二人が毎晩ヤってるのを想像して、
嫉妬に狂いながらもヌいてる雨竜とかどうだろ。
663名無しさん@ピンキー:02/10/16 23:54 ID:QOL6/NWH
イイ!!>662
「ハアハアクチキサン…クソックロサキメ…ハアハア」
664ご案内:02/10/16 23:56 ID:N0haydOx
http://japan.pinkserver.com/gotosex/


オススメサイトです


YAHOO BB マガジンに掲載されました!!

665名無しさん@ピンキー:02/10/17 01:25 ID:rSm392NJ
最近 また人少ないね
666名無しさん@ピンキー:02/10/17 09:07 ID:Noljcfs6
ワカ様イイ!
マンセー!!
667名無しさん@ピンキー:02/10/17 16:42 ID:OQkqBa+4
「惚れておったぞ、糞餓鬼」か。
パクリ?自作?
668名無しさん@ピンキー:02/10/17 16:56 ID:2Aqc8TIs
某サイト様絶賛の恋ルキ・・・イイ!
面白すぎ!
不幸なレンジシリーズ続編キボン
669名無しさん@ピンキー:02/10/17 18:19 ID:KRtyhfDf
>668
そのサイト凄く見てみたくてずっと探してるのだがたどり着けぬ…
670名無しさん@ピンキー:02/10/17 18:27 ID:OQkqBa+4
>>669
有名だよ。割と。
671名無しさん@ピンキー:02/10/17 18:35 ID:KRtyhfDf
そうなのかあ>670
そこはイチルキサイト?ボーイズサイト?
672名無しさん@ピンキー:02/10/17 18:37 ID:OQkqBa+4
>>671
イチルキ。浦ルキとか兄ルキも好きらしい。
ジャンプ感想で有名なサイト。
そこのお絵描き掲示板。で誉められてたYO。
673名無しさん@ピンキー:02/10/17 18:39 ID:KRtyhfDf
そっか。
有名所さんからリンクで探してみるよ。
わざわざどうもありがとう>672
674 :02/10/17 18:46 ID:ehSs1KYA
675名無しさん@ピンキー:02/10/17 19:54 ID:MsnbxsSD
>>ジャンプ感想で有名なサイト

いつも長すぎ感想途中で飽きる
676bloom:02/10/17 19:59 ID:ru1iITI/
677おっぱい:02/10/17 20:02 ID:kSqUq1J1
世界の一番大きいおっぱい女の子ビデオです!!!!
MONIKAちゃんは15歳で、もFカップのブラが小さい!!!!

http://www.pornofacile.com/php/in.php?id=jpdvdwar
678ワカ :02/10/17 22:08 ID:EcbSOUxr
667さま>
自作です。今までに書いたものは全て自分の脳内妄想であります。・・・が、
そう仰られるという事は、きっと有名なセリフ・・・なのでしょうか。
自分ブリィチはまりたてで、勉強が足りなかったようです。お気を悪くさせてしまってすみません。
多分他にも、作家の皆様方と被ってるようなセリフやらシチュやらあるだろうとは思いますが・・・
すいません、勉強してきます。
679名無しさん@ピンキー:02/10/17 23:59 ID:Gm2ii3Ae
「惚れておったぞ、糞餓鬼」はそっくりそのまま上で言ってる某感想で有名な
サイトの管理人さんが絵掲でミニ漫画描いた時に出てたセリフだと思う。
同じ作品のパロだしセリフ、シチュ共にかぶって当たり前だとも思うけど、
確かにどっかで見たな、ってものが多いよな最近。
680名無しさん@ピンキー:02/10/18 07:12 ID:U8/rIxsC
アドレス教えるのは違う気がするし、サイト名をそのまま出すのも悪い気がする…
で、サイト名を当て字にすれば探しやすいかもよ。
と、言ってみる。

まぁ「そうしろ」と言うわけでなく、他のスレとかで使われてる手段ってだけね。
681名無しさん@ピンキー:02/10/18 10:15 ID:72lLVSCF
>>675
その長さがいいのでつ!
682名無しさん@ピンキー:02/10/18 11:26 ID:ayQucX2P
本スレが荒れるのは汚物好きとルキア好きが混合な上に厨房が多いからだろうな…。
こっちはマターリしててイイ
にしても自分の好きなオススメサイトを教えあったりしにくいところが
2chの辛いところだ・゚・(ノД`)・゚・。

>>681
同意。じっくり読むのもオツなもんです
683名無しさん@ピンキー:02/10/18 15:07 ID:Ic6dgBKC
正しいかは分からないがネタバレによると来週はルキアたんにレンジが出てくるようだよ
684名無しさん@ピンキー:02/10/18 15:21 ID:72lLVSCF
>汚物好きとルキア好きが混合

ものの数が全然違うけど混在してるな。
混沌
685名無しさん@ピンキー:02/10/18 15:31 ID:PrhzdZQR
686名無しさん@ピンキー:02/10/18 17:06 ID:1shyLift
>>684
ヤパーリ同じもの同士やってくのが良いな
こっちのスレは楽しくやっていこう(´∀`)ノ

ところで本スレにマジバレらしきものが載ってたけど
だとしたら(メール欄)
687名無しさん@ピンキー:02/10/19 00:13 ID:lNGtHu1d
最近のまとめてみますた。

浦ルキ
>>586-601
イチルキ
>>606-611 , >>643-645 , >>653-657
恋ルキ
>>619-625

ネタバレ怖いので本スレには逝ってません。メール欄ですませてくれた>686氏のご配慮に感謝。
でも、もしアレでアレな展開なら…あのカプでのSSが書きたくなるかも。
688名無しさん@ピンキー:02/10/19 01:38 ID:KRa3RWRL
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689名無しさん@ピンキー:02/10/19 02:53 ID:XnZlPLeg

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どこかのスレで話題になったルキアタン同人誌が競られていますた。(´Д`)
メンバーじゃないと見れない・・゚・(ノД`)・゚・。

ところで此処もsage方向なのですか?
ステキなスレだが・・
神が多いから荒らされても困るしやっぱsageですね。

ワカ様!サイコーです!
レンジはいたたまれない系がナゴム・・鬼畜レンジも萌え
690689:02/10/19 02:54 ID:XnZlPLeg
すんません。上のはURL直書きでいかないとピンクに行きます・・。
691boo:02/10/19 14:54 ID:7DsbMZbW
こんちは。
02/10/08のしろあんさんのから02/10/16ワカさんのまで再録完了です。

ttp://isweb46.infoseek.co.jp/novel/b-novel
692名無しさん@ピンキー:02/10/19 15:56 ID:Ci1Gyqnu
王道は王道ゆえに色あせないものさ・・・。
693名無しさん@ピンキー:02/10/19 16:03 ID:Ci1Gyqnu
>>691
 お疲れ様でつ。
 ブックマークしすた。(w

 文章書いてくれた神様達にもありがとうございまつ。

 
 
694市丸鳩:02/10/19 17:34 ID:LEgrHc9Y
booさんいつもありがとうございます!
私もブクマしております。皆さまのがまとめて読めて嬉しい・・・
booさんの恋ルキ続き楽しみにしてます!
695市丸鳩:02/10/20 00:05 ID:UkhQ6xvK
旅先で「恋ルキで書きたいな」とか「白ルキで鬼畜エチーもいいな」などと妄想をあたため続けていたのですが
帰って来て1巻読み直して---ルキアの設定『好物はキュウリと白玉』?
…すみませんこんなんできちゃいました(=Tω⊂

一護とはまだ未遂の頃のお話と思って読んで下さい。
どうも私はチェリーボーイの葛藤が好きなようで…そしてちょっとロリ萌えのようで。
なんつーかこう…ごめんなさい・゚・(ノД`)・゚・

696市丸鳩/ルキア胡瓜ネタ1:02/10/20 00:07 ID:UkhQ6xvK
「うおーいルキア−。飯だぞ、飯」
一護の呼び掛けに応じてルキアはクローゼットからのそのそ出て来た。
どうやらうたた寝をしていたらしい。だが眠たげに半分閉じかけていた瞼は、
一護の持って来た皿に乗っている昼食を見て大きく開かれた。
「む…いつもすまぬな」
などと彼女にしては珍しく殊勝な事を言うが、皿に乗っているのは何の変哲も無い握り飯と胡瓜の漬け物。
だが一護にはここしばらくの付き合いで薄々とわかってきたことがある。
胡瓜がある時とない時では、明らかにルキアの機嫌が違うのだ。
今も彼女は楽しげに漬け物をぽりぽり齧っているかと思うと、時々目を閉じてうっとりと風味を楽しんでいる。
たかが胡瓜ごときでそんな切ない表情を見せないでくれ、と一護はため息をついた。
若い男と部屋に二人っきりでいて、そんな表情を見せるのは反則だと。
はっきり言って、目の毒なのだ。
そんな一護の葛藤など知らず、ルキアは胡瓜を賞味しながら子供時代のことを思い返していた。
697市丸鳩/ルキア胡瓜ネタ2:02/10/20 00:08 ID:UkhQ6xvK
それは朽木家にルキアが引き取られてきてから数カ月ほど過ぎた頃のことだった。
「お前はちっとも大きくならぬな」
ルキアが修行中に負った怪我を自らの鬼道で癒してやりながら、白哉はふと呟いた。
傷の治療のため触れるその体の、折れそうな細さ。
このように華奢な体でよく過酷な修行に耐えるものだと、白哉は不思議に思う。
けして弱音を吐かずに鍛練にうちこむこの妹を、白哉はひそかに高く評価していた。
他人にはそんな事は悟らせないが、こうやって義妹と二人きりでいるときはその体を労る心遣いを見せたりもする。
「食事の好き嫌いなどせず、残さず食べておるのだろうな?」
義兄の前にきちんと正座し、やや緊張の面持ちで治療を受けていたルキアははきはきとこたえた。
「はい。いつも残さず頂いております」
実際、今までの食生活より格段の上昇を見たルキアは食事の時間を楽しみにしていた。
特に子供の頃からの大好物が出た日などは嬉しくてならない。
だからつい笑顔でこう付け加えてしまったのだ。
「胡瓜の浅漬けが美味しくて嬉しいです」

------その日の内に、賄い方は白哉から「朽木家では養女に漬け物しか食べさせていないのか」と厳しい詮議をうけることとなった。
698市丸鳩/ルキア胡瓜ネタ3:02/10/20 00:09 ID:UkhQ6xvK
それから一月ほど日が流れた。あれ以来白哉は機会を作ってはルキアと食事を共にするようにしていた。
自らの目の届く所でルキアの食事の内容に気を配っても、やはりその体は小さなままだ。
夕食後共に風呂に入り、義妹の体を洗ってやりながら白哉は隅々まで手で確かめた。
(…まだ、だな。まだ早い)
いずれはルキアの全てを我がものにするつもりの白哉ではあったが、男女の本格的なことを仕込むには義妹の体はまだ幼過ぎた。
白哉の膝の上に座らされたルキアは、身を固くしてその手の動きに耐えていた。
胸元から腹にかけて石鹸の泡をまとった白哉の手が動くと、時折ぴくりと身を震わせてはため息をかみ殺している。
ひとつひとつの動きに翻弄されるルキアの敏感な反応は、白哉を楽しませた。
内腿のその奥まで手を這わせると、さすがにルキアが泣きそうな切ない表情をうかべた。
もとより怯えさせるつもりはない。白哉は洗浄以外の意図を見せずに、あっさりとそこから退いた。
白哉はお互いの体の泡を洗い流すと、共に湯舟に浸かった。
恥じらうルキアの緊張をほぐす為に、白哉は優しく話し掛ける。
「私のいない時もきちんと食事はとっておるか?ルキアは一体何が好きなのだ?」
「お屋敷で頂くお食事はなんでも好きです。……でも……」
ルキアはしばらくもじもじとためらった後に、小さな声で続けた。
「…胡瓜の糠付けが一番好きです…」
699市丸鳩/ルキア胡瓜ネタ4:02/10/20 00:10 ID:UkhQ6xvK
「お前、ほんっとーに胡瓜好きだよなー」
一護の呆れたような声に、ルキアは我にかえった。
たった今脳裏に描いていた子供の頃の思い出。
あの時兄に言われたのと同じ事を一護が口にしたので、ルキアは少し狼狽えた。
「す…好きだとも!悪いか!」
「いや悪かぁねえけどよ…」
「他人の好みなのだから放っといてくれぬか。
 私は胡瓜なら生のまま1本丸齧りしてもいいくらい好きなのだ!」
ルキアのその言葉を聞いた一護の動きが止まった。
しばらく放心した面持ちで固まっていたかと思うと、部屋を飛び出しそのまま階下にかけ下りて行った。
「なんだ?変な奴だな?」
一護が乱暴に叩き付けた反動で少し開いたドアを締めながら、ルキアは首を傾げた。
その頃一護はトイレに籠り、狭い個室で空しく青春を浪費していた。
『生のまま』とか『1本丸齧り』とかそんな単語に妄想が暴走したゆえの、若い体の悲しくも正直な反応であった。
純情少年が階下で悶々としているのを他所に、ルキアは久しく会わぬ兄へと思いを馳せていた。
(あれからだったか…兄様が食事の度に、自分のお膳から胡瓜のお漬け物を分けて下さるようになったのは…)
他人がいる時はそのようなことはなかったが、二人きりで食事をする時だけに見せる兄の気遣いがルキアには嬉しかった。
「お前は本当に胡瓜が好きなのだな」と言って笑う兄の笑顔。
「他の野菜も好き嫌いせず食べなさい」と諭すその心配り。
あの頃は兄の何もかもがルキアの憧れであり、規範であった。
(兄様…今頃どうしていらっしゃるのか…)
胡瓜を食べる度に、遠く離れた兄を懐かしく思うルキアであった。
-------しかし、ルキアは知らなかった。
白哉が実は胡瓜を苦手としていた事を。
そしてたった今も、自分の代わりに食べてくれた貴重な協力者である義妹を失った白哉が
食膳に盛られた副菜の胡瓜が食べられずに苦しんでいることを。
(…こんな時、ここにルキアがおれば…)
そんな白哉の苦悶をルキアは知る由もない。
そして若すぎる一護の懊悩にルキアが気付くのは、もう少し先の事である。
今はまだ、のどかな昼下がりであった。
701名無しさん@ピンキー:02/10/20 00:21 ID:Ko3cYup7
ワロタ
702名無しさん@ピンキー:02/10/20 00:34 ID:IaJtne9N
同じくワラタ。
市丸鳩さん最高!そしておかえりなさい。
703名無しさん@ピンキー:02/10/20 09:52 ID:TqAthZGS
上に同じく(w
白ルキ鬼畜エチーも見てみたいと言ってみるテスト
704名無しさん@ピンキー:02/10/20 10:59 ID:w8xZ1haN
市丸鳩さんイイ!
…と感動した日曜の昼下がり。明日はジャンプで生ルキア!
705名無しさん@ピンキー:02/10/20 11:15 ID:K9Zw5rR2
706名無しさん@ピンキー:02/10/20 20:16 ID:adDQ9J+J
早売り読んでしまったので早萌えさせて下さい
うおおおおおおおおおッこ、これはあイイ!
707名無しさん@ピンキー:02/10/20 21:34 ID:gm1ZwoKy
>>706
 うぅ・・・明日が楽しみだ♪
708名無しさん@ピンキー:02/10/20 22:51 ID:tPt9BrR0
恋次がパンチラしてくれます
709名無しさん@ピンキー:02/10/21 00:12 ID:Oepo7lBs
月曜なったし良かですね?

レンジルキアの事好きだろこいつぁー
これからの展開に期待していいのか!?
非番なのにわざわざルキアタンの顔見にご苦労様でつ
710名無しさん@ピンキー:02/10/21 07:08 ID:19iXZpnI
>>709
 まじすかぁ?!
 早く買いたい・・・でもあと12時間ぐらい先だ。鬱〜
711名無しさん@ピンキー:02/10/21 09:18 ID:SRCYwGw0
なんか恋次ならルキアのこと幸せにしてくれそうだな…もうくっついて良いよ君ら
712名無しさん@ピンキー:02/10/21 12:24 ID:gWg1g6eL
713名無しさん@ピンキー:02/10/21 12:32 ID:x1L/iiT7
兄様には片思いかルキア?
萌える・・・
714名無しさん@ピンキー:02/10/21 20:00 ID:zgA2O4R8
今週のWJ読んだら、マジで恋次とルキアくっついてほしくなったよ。
いいじゃん、もう恋次で・・・
一護より幸せにしてくれそうじゃん?

兄のこと慕っても慕っても報われない雰囲気のルキアに激萌え!
715名無しさん@ピンキー:02/10/21 20:32 ID:x1L/iiT7
恋次はルキアに片思い
ルキアは白哉に片思い
切ねぇなちくしょー!

でも実は兄も密かにルキアのことを愛してる、なんて展開きぼん
お願いクボッチ!
716名無しさん@ピンキー:02/10/21 21:26 ID:tfRjR7mn
>714
激しく同意。
717市丸鳩:02/10/21 23:12 ID:irrd9J7O
今週のジャンプ読んだらなんだか兄様ルキアに冷たいようでショック…そんな設定、先に言ってほすいよTITE様。
妹ラブな白ルキなんて妄想してる場合じゃないってか。
ネタバレ怖かったので本スレも読まずに昨晩書いてたSSですが、なにやら原作の雰囲気と乖離してしまったようで鬱。
ジャンプ読む前にうぷしてしまえばよかった…(=Tω⊂

ストーカー兄と馬鹿恋次。そして何気に力持ちなルキア。
…スレの主旨からも今の原作の設定からも外れている事をお詫び申し上げます。
まともで切ない系の恋ルキや白ルキはもう…他の素晴らしい方々の降臨をお待ちいたします・゚・(ノД`)・゚・
718市丸鳩/ルキア失敗編1:02/10/21 23:19 ID:irrd9J7O
気がつくと己の腰にそえられている、男の大きな手。
ルキアは無表情を装って思いきりその手の甲をつねりあげたが、
男はいったん引っ込めた手を今度は肩に廻してくる。
睨み付けてもへらへらと笑って、ルキアの怒りなど意に介さない。
白哉の目を盗んではアプローチをしかけてくるその不屈の精神にはある意味敬服するが、
少しは懲りてほしいものだとルキアは嘆息した。
「恋次…」
さっきから甘い言葉を囁きつつ、キスする気満々で近付いてくる幼馴染みにルキアは呼び掛けた。 
「兄様が見てるぞ」
ぴた、と恋次の動きが止まった。
「ば…ばっか言えお前、そう言やぁ俺がびびると思いやがって!
 毎回毎回その手に引っ掛かるもんかよ!!」
おどおどと周囲を見回しながらそういう虚勢を張られてもなあ…と思いつつ、ルキアは続けた。
「嘘やはったりではないぞ。私は兄様の気配ならわかる。だから…な」
左フックの一撃に腹を押さえて屈みかけたところに右アッパー。とどめに縛道。
「こうしておいたほうが、お前のためなのだ」
719市丸鳩/ルキア失敗編2:02/10/21 23:20 ID:irrd9J7O
硬直したまま道に倒れた男の体を、ルキアは木陰へ引きずっていった。
さすがに炎天下の往来に転がしておくのは良心が咎めたのだ。
この男がもし最初から力づくでルキアを手に入れようとしていたならば、
彼女が抵抗したところであっさりとねじ伏せられてしまっていたであろう。
それなのにけしてそのような真似をしない男の真情を、ルキアは愛しく思っていた。
---恋愛感情ではないにせよ。
「その縛道は30分ほどで解けるからな。」
じっと恨めしそうに見上げる男の側にかがんで、ルキアはそう囁いた。
「お前のことは大事に思ってるのだ…だからこれ以上…」
兄様を怒らせないで。その言葉は恋次の耳の中にそっと吹き込まれた。
触れるか触れないかの、軽いキス。
これくらいは許して下さい、兄様。そう胸に呟きながらルキアは立ち去った。

720市丸鳩/ルキア失敗編3:02/10/21 23:22 ID:irrd9J7O
「あっ…」
白哉に胸を強く吸われて、ルキアは甘い悲鳴をあげた。
ルキアの予想通り、その晩は白哉からの呼び出しがあった。
寝所に招き入れられるとすぐに着衣を脱がされて布団の上に横たえられた。
指と舌が執拗なまでにゆるやかにルキアの体の上を這う。
「今日の昼…恋次と何を話していたのだ?」
何気ない風に口にした兄の質問に、ルキアは胸の内でくすりと笑った。
(ほら…ね、恋次?はったりじゃなかっただろう?)
「別に…気安く肩など触ってくるので、仕返ししてやったまでのことです」
兄の顔をまっすぐ見て、続ける。胸の鼓動が早くなるのを悟られませんようにと恐れながら。
「殴り倒して縛道で括ってやりました。当然でしょう?」
「いや…その後のことだ。何やら囁いていたようでな」
(恋次、だから言ったであろう?この兄の目から逃れる事はできないのだ。
 いくらお前が出し抜いたつもりでも…)
なぜか一抹の寂しさを感じながら、ルキアは努めて明るい声をだした。
721市丸鳩/ルキア失敗編4:02/10/21 23:23 ID:irrd9J7O
「『あんまり悪戯が過ぎるようなら、技術開発局に言って
 お前の義骸を女性バージョンにしてもらうぞ』…って脅しました。
 あんな奴は一度くらい女性の苦労を味わった方がいいのです」
そう言って白哉の胸に頬を擦り寄せる。
「そう思いませぬか、兄様…?」
私はあんな奴のことなぞ何とも思っていません。ただの…幼馴染み。
莫迦で図々しくて自信過剰で軽薄で---それでも、私の大切な…。
…だから兄様----恋次にひどいことをしないで。
目を閉じてルキアはそう祈っていた。
白哉は妹の顎に手をかけて上を向かせると、唇を寄せてきた。
深い口付けをうっとりと受けながら、ルキアはひそやかな雨音に耳をそばだてた。
夕刻から降り始めた雨。あの男は濡れないで帰っただろうか…と。


722エッチなお姉さん:02/10/21 23:23 ID:mLF505qQ
かなーり過激!http://www.pink1.com/
723市丸鳩/ルキア失敗編5(ラスト):02/10/21 23:24 ID:irrd9J7O
----翌日。隊の詰め所に出勤したルキアは、恋次の欠勤を知らされた。
なんでも昨日一晩中雨に打たれて、高熱を出したのだと。
「おかしい…あの程度の術なら30分ほどで回復するはずなのに…」
ぶつぶつと独り言を言って悩むルキアに、白哉は声をかけた。
「縛道の何をかけたのだ?」
「何…って一番軽いのです。えーと…」
彼女が上げた術の名を聞いて、白哉の片眉が少し上がった。
「それをかけられたら一晩は動けぬぞ」
「ええええっ?」
兄の指摘にルキアは狼狽えた。
確か自分はアレをかけたつもりだったが…アレのつもりがソレだったという事は…
「いやぁああー!間違えたー!」
ルキアは青ざめて叫んだ。---どうやら恋次にひどい事をしてしまったのは自分の方らしい。
「ごめんー!恋次ごめんー!!」
724名無しさん@ピンキー:02/10/22 06:34 ID:VXmvTFTQ
恋次、原作でも報われなさそうな予感。
ガンガレ恋次!
725名無しさん@ピンキー:02/10/22 08:32 ID:fq6RhzgB
ワーイ市丸鳩さんだー!毎度お恵みありがとうございまつ!
原作白哉は、あれでいて結構ルキアに拘っているのではないかといってみる。
726bloom:02/10/22 09:09 ID:JVt4QHn/
727名無しさん@ピンキー:02/10/22 10:18 ID:M9OCC70l
久々の神コウリンだたね(・∀・)イイ!
原作は恋→ルキか?期待してもイイのか?
728名無しさん@ピンキー:02/10/22 10:38 ID:GSJ/V/MM
通販なので女性の方にも喜ばれています。
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729名無しさん@ピンキー:02/10/22 16:30 ID:ONXAYNi2
神降臨キタ―――(゚∀゚)―――!!
いつも素敵なSSありがd
市丸鳩さんのSSは特にオチが好きでつ。
730名無しさん@ピンキー:02/10/23 00:10 ID:qK8gilqS
>727
原作も恋→ルキ推奨モード入ってるように思えませんか?
自分だけ?自分の目にフィルターかかってるから??

実は兄もルキアに屈折した愛情を抱いてたなんて展開だと嬉すい。
処刑される前に自らルキアを手討ちにしたと見せ掛けて、
洗脳して人形として独占…なんてお約束な妄想でハアハア(;´Д`)
スマソ、逝ってくる…;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
731名無しさん@ピンキー:02/10/23 00:13 ID:WriWXRpN
そうなのだよ 俺にはフィルターが掛かっているからいまいち実感が湧かない。
一般の人が見ても恋→ルキなのだろか…?
真実はいかに
732名無しさん@ピンキー:02/10/23 08:47 ID:RM1fSfgH
いや恋ルキでしょう今の展開は!
733名無しさん@ピンキー:02/10/23 12:27 ID:FBKsgaaM
一護立場ねえな〔ワラ
734名無しさん@ピンキー:02/10/23 16:31 ID:90ssLAkS
厨房の弟が「恋次ってルキア好きっぽいと思わん?」って言っとりまひた。
故に一般人的にも恋ルキモード全開!!
735名無しさん@ピンキー:02/10/23 16:52 ID:i2YAIDix
736名無しさん@ピンキー:02/10/23 18:12 ID:CHyMRNB4
白ルキな展開密かにきぼん
737ワカ :02/10/23 18:37 ID:n4iGa/z4
こんばんは。先日はお騒がせして申し訳ありませんでした。
おかげ様で某サイトさまに辿り着く事ができました。ご指摘、助言を下さった方々、
そして某サイト管理人さま、すみませんでした。それと、本当に有難うございました!

えー、ところで久々に書いてみたのですが・・・またイチルキなもので・・・この
恋ルキフィーバーな時にウプしてもよろしいものでしょうか?
恋ルキも書いてみたのですがやっぱり難かスィ・・・。でも確かに恋次とくっつくのが
一番幸せかも。死神同士だし態度も素だし>ルキア
738名無しさん@ピンキー:02/10/23 19:02 ID:2/NyebAO
モチですワカさん♪ウプ待ってます!
739名無しさん@ピンキー:02/10/23 19:44 ID:tIzQNOYI
ヘイカマン!ワカさん!
740名無しさん@ピンキー:02/10/23 20:10 ID:i2YAIDix
741名無しさん@ピンキー:02/10/23 20:22 ID:YI6uFJ2z
正直、一護とくっつくのは難しいと思う。
しかし悲恋も萌えるし!束の間の幸せに溺れる二人なんかもイイ!
ワカ様お待ちしております。
742名無しさん@ピンキー:02/10/23 21:39 ID:tIzQNOYI
まだ?
743ワカ :02/10/23 21:45 ID:n4iGa/z4
お言葉に甘えてウプさせて頂きます。
でもスイマセン、途中までです・・・エロ込みにしようかどうか悩んでたり。
744名無しさん@ピンキー:02/10/23 21:48 ID:tIzQNOYI
エロ込みきぼーん
ではありますが、ワカ様の書きたいようにお書き下さい。
745ワカ  イチルキ1 :02/10/23 21:49 ID:n4iGa/z4
「一護、貴様は一緒に行かぬのか?」
「あ?」

いきなり掛けられた声に、ヘッドフォンを耳に付けようとしていた一護は、
手を止めて声のした方を見た。
押入れの上段に腰掛けたルキアは、足をぶらつかせている。
「家族で何処かに行くのであろう?・・・貴様は行かぬのか?」
もう一度、同じ事を訊いてくる。
一護は顔を元の位置に戻すと、ああ、と面倒くさそうに返事をした。

―――本日は日曜日。




『真昼の秘密』




746名無しさん@ピンキー:02/10/23 21:52 ID:vRhMMVVT
747ワカ  イチルキ2:02/10/23 21:53 ID:n4iGa/z4

「日曜なんてドコ行っても人多いだけだろ。あいつらは映画見に行くらしいけど・・・
 俺はパス。疲れるだけだっての」
ヘッドフォンを耳に付け、CDデッキの再生ボタンを押す。そうして大欠伸をしながら
ごろりとベッドに横たわった。人込みなんて、考えただけでもうんざりする。
耳に意識を集中させると、ノリのいい音楽が流れ込んできた。
このCDはたつきから借りた、とあるバンドのアルバムだ。さすが幼馴染だけあって
彼女とは合う部分も多い。
一護はしばらくの間ブックレットの歌詞を目で追っていたが、飽きたのかそれを枕元にある
棚の上に手探りで置き、目を閉じた。
「お前も寝れば?家でのんびりしてる方が有意義だって・・・・・・のわっ!」
すっかりくつろぎモードに入っていた一護は急に耳から消え失せたヘッドフォンの感触と
遠ざかる音楽に驚いて、閉じていた目を開けた。
「ルキア!何すんだてめぇ!」
一護の怒声など、全く意に介さないのはもう慣れっこだからだろう。
片手でヘッドフォンを持ち、空いた方の手を腰に当てたルキアは、憮然とした面持ちで
少年の顔を覗き込む。
「こんな朝っぱらから何を年寄りくさい事を言っておる!いい若人が。・・・ほら、起きんか!」
ルキアに促され、一護は渋々といった風に上半身を起こした。結局彼女に逆らいきれない
のは、惚れた何とやら・・・・・・というやつで。
全くもって始末が悪い。
「全く・・・だから貴様はひょろっとした身体なのだ」
「お前に言われたくねェよ」
腕組みをして、半眼で見つめてくるルキアに向かって、一護は唇を尖らせた。
748名無しさん@ピンキー:02/10/23 21:54 ID:IC6bKEGq
749名無しさん@ピンキー:02/10/23 21:54 ID:uVayNBK3
どうしたんだ、みんな!!お前らからイチルキのアロマは消え去ったのか!?
確かに恋ルキは(・∀・)イイ!百ルキも萌える!!
ルキアが一護の前で初めて見せた笑顔に萌えた日々はもう還って来ないのか!?
750ワカ  イチルキ3:02/10/23 21:59 ID:n4iGa/z4

「家族とは出掛けぬのだろう?」
「・・・・・・ああ」
もう一度念を押すルキアに、一護は嫌な予感を感じた。
彼女の瞳(め)は期待に満ちていて、ベッドの上に座ったまま一護は思わず身を引いて
しまう。ルキアがこんな顔で自分を見る時は、大抵がロクでもない・・・そう身に染みて
判っていたからだ。
そして、彼女の口から滑り出た言葉は、一護の予想を裏切らないものだった。

「一護、ならば・・・私を何処かへ連れて行け!」

―――お前、俺の話聞いてたのか?
―――日曜なんてドコ行っても人多いだろ。疲れるだけだって。
―――家でのんびりしてた方が有意義だって。
その言葉を全て飲み込むと、一護はがっくりと肩を落とした。仮にも恋人の、こんなに
嬉しそうな顔に勝てる訳がない。
勝負など、最初からついていたようなものだ。
「判ったよ・・・」
観念したようにそう言うと、じゃあ早く行こう、とルキアは腕を引っ張ってくる。
自分よりずっと年上の、彼女のそんな子供じみた仕種に苦笑すると、一護はベッドから
降り立った。
751ワカ  イチルキ4:02/10/23 22:03 ID:n4iGa/z4

ルキアが行きたいと言った場所は、意外にも公園だった。
テレビでテーマパークのCMが流れる度に瞳を輝かせていただけに、一護はやや
拍子抜けしつつも頷いた。てっきり遊園地だの動物園だのに連れて行けと言われると
思っていたのだが。
地味と言うか、欲がないと言うか。
「・・・なぁ、なんでまた公園なんだよ?他にも色々あったんじゃねぇの?」
自転車を走らせながら、一護は率直な疑問を口にした。
荷台の部分に横向きに座ったルキアは、落ちないように一護のTシャツを片手で握って
いる。
「・・・木には癒しの力がある」
「はぁ?」
見当違いな答えが返ってきたので、思わず一護は首を僅かに捩って後ろを見た。
そして思ったより近くにあったルキアの目と自分のそれが合うと、慌てて顔を前に戻す。
「なに、偶には開放的な場所で森林浴でもしたいと思ってな。あの、ゆ・・・ゆうえんちと
 やらも面白そうだったのだが」
「・・・ふーん」
背中から聞こえてくるのんびりとしたルキアの声に生返事をしながら、一護は日々の
生活に思いを馳せた。
ルキアの言葉から、彼女が疲れているであろう事が判ったからだ。
普段全くそんな事は口にしないが、疲れていない訳がない。少し考えれば判る事だと、
一護は自分の浅はかさに舌打ちしたい気分だった。
今までもこちらで生活してきた一護と違って、ルキアにとっては全てが今までと違うのだ。
慣れない学校に通いつつ、帰ったら帰ったで、押し入れ・・・一護の部屋から出る事は
叶わない。外に出たとしても、あの怪しげな店以外に行く場所なんてないだろうし・・・。
その上虚との戦闘というオマケ付きだ。疲れが溜まって、それを発散したいと思うなど
当然の事だろう。
752ワカ  イチルキ5:02/10/23 22:08 ID:n4iGa/z4

(考えてみりゃー・・・・・・凄え奴だよな・・・)
弱音のひとつも吐かないルキアが、公園に連れて行けとねだるなど、ほんの些細な
我侭ではないか。
そして、彼女が我侭を言って、それを叶えてやれるのが自分だけだと思うと、一護の
心にも僅かな優越感が生じる。
名前を呼んでくる甘い声も、首に絡みついてくる細い両腕も、自分だけのものだ。
まだ―――今は。

「・・・・・・到着・・・っと」
「ご苦労」
ブレーキをかけた自転車の荷台からヒラリと飛び降りると、ルキアは大きく伸びをした。
一護は駐輪場に自転車を停めると、鍵を掛けてそれをジーンズのポケットに突っ込む。
「・・・結構大きそうだな」
「あー、何つったかな・・・・・・都市公園?ってやつ」
ルキアの隣に並ぶと、一護はそびえ立つ木々を眩しそうに見上げた。
ここは家から自転車でニ、三十分の位置にある県立の公園だ。
母である真咲が生きていた頃に、何度か来た覚えが一護にはあった。
―――確か、売店とか池とかもあったよな・・・。
記憶を辿りながら、一護は先に歩き出したルキアの背中に声を掛ける。
「ルキア」
何だ?と振り返ったルキアの瞳に映ったのは、そっぽを向いた一護の姿。
「その・・・・・・今日は特別だからな。何だって言えよ」
慣れない言葉に照れて頬を染める一護に駆け寄ると、ルキアは両腕を彼の右腕に
絡めてそれを引っ張った。
「なら、その言葉に甘えさせて貰うとしよう」
嬉しそうに笑うルキアの顔を見て、一護もやっと笑顔を見せた。
753名無しさん@ピンキー:02/10/24 00:09 ID:tYaItVTn
ハアハア期待…
ワカさんガンガレ
754名無しさん@ピンキー:02/10/24 00:26 ID:Dr9MJtid
イチルキキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
755名無しさん@ピンキー:02/10/24 00:52 ID:4msplTpw
王道(イチルキ)は心が和みますな。
756名無しさん@ピンキー:02/10/24 17:49 ID:grZlwfYO
んーイチルキやっぱイイ! 期待あげ
757名無しさん@ピンキー:02/10/24 18:02 ID:+tz409am
ワカさんの文章は心理表現が丁寧で上手いから好きっす
758名無しさん@ピンキー:02/10/24 18:48 ID:wkWKKNZK
759名無しさん@ピンキー:02/10/24 19:50 ID:ZFxCqYmR
ワカさんカマン!
760名無しさん@ピンキー:02/10/24 19:58 ID:wGQK1tun
イチルキいいよぉ〜♪ワカさん〜!
761ワカ  イチルキ6:02/10/25 01:04 ID:6Un+sSDi

「結構歩き回ったな・・・・・・」
「うむ、そうだな」
その公園は、一護が憶えていたよりもずっと大きかった。
緑も花も多く、子供用のアトラクションや広場、ボート、売店や手洗いもしっかり
している。だからか、日曜という事もあって家族連れやカップルが多く見受けられた。
でもまあ、人ごみとしては気になる程でもなく、思っていたよりもずっと羽を伸ばす事が
できたな・・・と一護は思う。
緑の中に埋もれるようにして置かれているベンチに並んで腰掛け、一息つく。
初夏の風と、葉がこすれるさわさわとした音が耳に心地良い。あんなに好きなバンドの
CDを聞くよりも、ずっと。
隣をちらりと伺い見ると、気持ち良さそうに目を細めたルキアは、すぐ前にある大きな
池の上を滑るボートを何とはなしに追っていた。
光を反射してきらきらと輝く水面に、楽しそうな笑い声が木霊する。
一護もすっかりくつろいだ気分になって、ベンチの背もたれに肘を掛けながら脚を伸ばした。
「・・・・・・木々や花にも霊力が宿っているのだ」
前を見つめたままで、ルキアが唐突に口を開く。一護ば黙って、その続きを待った。
「現世(こちら)に来て、街中に木々が少ない事に驚いた。昔はもっと多かったものだがな。
 ・・・肉体は、ああいう植物たちからも力や癒しを与えられているのだ」
「・・・ああ、解るよ。何となく」
同じように前を見たままで、一護はそう相槌を打つ。確かに、こんなにゆったりとした
落ち着いた気分になれるのはこういう場所以外に無いだろう。
誰にも邪魔されない、静かな自室とはまた違う。
「緑の力か・・・・・・凄えんだな」
素直に感想を述べると、ルキアが微笑む。
「こういう場所も良いものだろう?健全な肉体と精神をつくるにはうってつけだ」
762ワカ  イチルキ7:02/10/25 01:08 ID:6Un+sSDi

「・・・一護」
「あ?」
僅かな沈黙の後、ルキアが自分の名前を呼んだので、一護は顔を横に動かした。
木漏れ日が、流れる黒い髪や、透き通るような白い肌に落ちるのがひどく綺麗で、
一護は思わず目を奪われてしまう。
何となく猫を思わせる目、黒曜石の輝きを持つ瞳は優しい色を持って一護を見つめた。
「今日は、私をここに連れて来てくれて有難う。・・・楽しかったぞ」
囁くように告げられた感謝の言葉に、一護の心臓が高鳴る。
それに、あんまりルキアが綺麗に笑うものだから、思わず顔にも熱が集まりそうになって
しまう。
こんな笑顔を独占できるのも、自分だけの特権なのだ。
緩みそうになった口元を慌てて手で押さえると、一護はふいっと顔を逸らした。
「別に、礼なんかいいって。・・・・・・俺だって楽しかったし」
「そうか!それは良かった!デエトに誘った甲斐があったというものだな!」
「―――・・・」
ぱっと顔を輝かせたルキアのその言葉に、一瞬止まった後、一護は思いきり吹き出す。
あれのどこがデートの誘いなんだよ?ほんっとコイツは・・・。
身体を折り曲げて笑いをこらえようとするのだが、どうにも上手くいかない。
一方のルキアは、目を丸くして笑いの止まらない一護を見つめていたが、どうやら
バカにされているらしいという事が判って顔を真っ赤にして怒った。
「貴様!何がそんなに可笑しいのだ!」
掴みかからんばかりの勢いで詰め寄ってくるルキアを片手でいなしながら、一護は
笑いすぎで痛む脇腹をさすった。
763ワカ  イチルキ8:02/10/25 01:11 ID:6Un+sSDi

・・・俺が。
こんなに落ち着いた気分で安心できるのも。
腹が痛てぇほど思いっきり笑えるのも。
―――押し潰されそうな不安に心臓を掴まれるのも。
全部、お前に出会ってからなんだぜ?

ああ、俺をこんなに満たす事ができるのは、やっぱりお前だけだ。


「おい、機嫌直せって・・・」
「知らぬわ」
笑いがやっと収まった頃には、ルキアはすっかりへそを曲げていた。
いい雰囲気が一転して険悪になってしまうのも、よくあると言えばよくある。
お互いにケンカっ早い性格であるのだから、そんな事は気にしてもしょうがないとも言える。
ただ、一護はこういう時の対処法をよく心得ていた。
もちろんルキアに対してのみ・・・ではあるが。
小さく息をついた後、一護はベンチから立ち上がり大きく伸びをした。
そして、こう一言。
「あー、そろそろ帰るか」
ルキアの肩がぴくりと反応する。一護はそれに気付かない振りで続けた。
「でも折角だから最後にボート乗りてえよな。ルキア、付き合わねえ?」
「・・・・・・そんな言葉に騙されぬぞ」
ルキアは未だむっつりとした顔のままだが、瞳が期待に輝いている。本当に判り易い
奴だよなー、と、一護は再び吹き出しそうになるのを必死でこらえた。
「まあ、でも、貴様がどうしてもと言うなら付き合ってやっても良い」
渋々といった風に立ち上がるが、既に乗る気満々なのは一目瞭然だ。
「よっし、んじゃー行くか!」
764名無しさん@ピンキー:02/10/25 01:11 ID:o1yD5/Dp
765ワカ  イチルキ9:02/10/25 01:14 ID:6Un+sSDi

乗り場には、あとひとつしかボートが残ってなかった。
(あー危ね。セーフだな・・・)
一護は内心安堵の溜息を吐いた。
もし、乗れなかったらご機嫌取りどころの話ではない。ますます機嫌を損ねてしまうでは
ないか。
「すんませーん、ボート貸して欲しいんですけど」
「30分で千五百円だよ」
係員の言葉に従い、ジーンズの後ろから財布を取り出す。
一護がそうしている間に、ルキアは珍しそうに周りを見ながらボートへと足を進めた。
「はい、じゃあ気を付けてね」
「どうも」
そうして財布を直し、振り返った一護が目にしたものは、あろう事かボートを乗り場に
繋いでいる縄を外そうとしているルキアの姿だった。
「!!」
慌てて駆け出すが、彼女のいる場所までは少し距離がある。
「ちょっと待て、おいコラ、ルキアッ!!」
そうこうしている内に、乗り場から離れ始めたボートの上にルキアは勢い良く片足を
踏み出した。
ヤバイ、助けないと落ちてしまう。一護は焦りに焦った。そして、彼女にこういう突拍子の
ない所がある事を忘れていた自分を呪った。
あと、もう少しという所まで駆け寄って手を伸ばし・・・・・・そう、あまりに必死だったせいか、
一護は自分も危ない状況に置かれているという事を全く考えてなかった。
はっきり言って、ルキアの姿しか目に入ってなかった。
こんな状況で、突進すればどうなるかなどすぐ判るようなものだが・・・。
「バカ!そんな勢いよく乗ったらひっくり返る―――・・・!!?」
そして、叫んだ瞬間、やっぱり踏み出したその先に足場はなかった・・・。
766ワカ  イチルキ10:02/10/25 01:16 ID:6Un+sSDi

ドボーン!!
「・・・え?」
一護の予想に反し、危なげなくボートに降り立ったルキアが振り返った時には、既に彼の
姿は水の中へと消えていた。一瞬何が起こったのか判らなくなる。
だが派手な水飛沫が上がり、水滴が顔に掛かると、彼女は一護が足を踏み外した事を
悟った。
「―――え!?い・・・一護っ!!」
こちらも焦ったルキアが、慌ててしゃがみ込み水面を覗き込もうとするが不安定なボートの上。
しかも一護が落ちた事によって生じた波が、さらに揺れを激しくしていた。
そして・・・
「あ・・・っ、ちょっ・・・きゃああっ!」
内心の動揺も手伝って、思いきりバランスを崩したルキアもまたお約束な展開へと
身を投じる事となる。
先程より控え目な音を立てて上がった水飛沫の中で、かろうじて引っくり返らなかった
ボートだけが、呑気に揺れていた。
767ワカ  イチルキ11:02/10/25 01:20 ID:6Un+sSDi

「ハァッ・・・げほっ・・・」
ボートが引っくり返って頭や身体に当たらなかったのは、不幸中の幸いだったのかも
しれない。
船着場にルキアを押し上げて、自分もよじ登った一護は楽しいひとときをを締めくくる
笑えないオチに顔をしかめた。
―――だが、悲劇はこれで終わりではなかったのだ。
「おーい!大丈夫かー!!」
向こうから係員が駆けて来る。野次馬も集まり出している。一体どうやってこの場を
切り抜けようかと、一護は渋面で髪をかきあげた。
「おい、ルキア。大丈・・・・・・ぶっ!!」
しかし取り敢えず、彼女の無事を確認しようと目をやって、そこに見えた「あるもの」に
思いきり吹いてしまった。
それは決して見えてはいけないもので・・・。
「・・・何だ?私は平気だ。それより貴様・・・」
一護と同じく渋面で髪を絞るルキアの身体に張りついたTシャツ・・・その胸の部分の・・・。
「!!!!!」
薄紅い「それ」が見えている事に気付いた一護は、咄嗟にルキアを抱きしめて自分の
身体で彼女を隠した。
突然目の前で行われた抱擁に、駆け寄ろうとしていた係員が凍り付く。
周りからは、歓声ともどよめきともつかない声が次々に上がった。
「いっ、一護・・・急に何なのだ!」
「・・・・・・ルキア、お前・・・」
彼女の焦った言葉など耳に入らない。自分の声が笑えるほど震えているのが判る。
「・・・・・・・・・ブラは?」
「してない」
恐る恐るの問い掛けに、あっさりとルキアが答えたその瞬間、一護は彼女を抱き上げて、
全速力でその場から逃げ出した。
768ワカ  イチルキ12:02/10/25 01:23 ID:6Un+sSDi

ルキアはぴったりとした服を嫌う。
もちろん、今日着ていたものも白とはいえ少し大きめのものだったし、その上やや厚めの
布地だった。
だから一護は気付かなかった。
いや、考えもしなかった。
彼女が今日はノーブラであったなどと。


びしょ濡れの少年が、びしょ濡れの少女を抱えて街中を疾走する姿は、非日常的すぎて
人目をかなり引いていた。
だが、当の本人たちは言い争いに夢中で周りの視線などお構いなしのようだ。
「何でよりによってしてねーんだよ!」
「締め付けると良くないと聞いたからだ!」
「はぁ!?」
「ああいうものを着けていては大きくならんらしいでは無いか!」
「大きくしてぇのかよ!」
「当然だ!」
かなりの内容、その上に大声だが頭に血が昇りきっていてそれに気付く余裕もない。
二人共、口が滑りまくっている。
「いいから着けろ!」
他の男に見られるなど、冗談ではない。
「嫌だ!」
だが、腕の中のルキアは何を意地になっているのか頑としてそれを拒む。
そしてついに、一護は爆弾級の発言をこの世に生み出す事となった。

「そんな事しなくたって、俺がいくらでもデカくしてやるっつってんだろ!!」
769ワカ  イチルキ13:02/10/25 01:26 ID:6Un+sSDi


後悔先に立たず。
口は災いのもと。
―――先人は、よく言ったものである。

しまった、と思ってももう遅い。
一瞬前とは打って変わって、だんまりを決め込む一護の顔は、例えようもなく真っ赤だった。
「・・・一護、本当にそんな事が出来るのか?」
天然めいたルキアの問い掛けにも、答える事ができない。
・・・それも道理である。まさか、「揉んでやる」などとは言えない。
「おい、一護っ!教えろっ!どうやってするのだ!」
「うるせえっ!黙ってねえと落とすぞ!!」
相変わらず騒ぎ続ける恋人を抱えて走りながら、一護は今日という日の運命を呪った。

ああ、俺をこんなに振り回す事ができるのは、やっぱりお前以外いねぇよ!!

「ちっくしょおお!!」
少年の悲しくも笑える雄叫びは、初夏の空に吸い込まれて消えていった。

そして―――余談ではあるが、置き去りにした自転車に気付いて、一護が肩を落とすのは
翌日の事である。

<了>
770ワカ  :02/10/25 01:28 ID:6Un+sSDi

こんばんわです。
実はギャグで御座いました。一度やってみたかった、ノーブラネタです、はい。
ボートは乗った事がないので想像です、値段とか。そもそも今こういうボートってあるのか?
何か違ってたらすみません・・・。
まあ、とりあえずこの後家で一護に胸を大っきくしてもらうという事で・・・(藁
771男・女共に書き込み無料:02/10/25 01:30 ID:Q9J7JcXd
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772名無しさん@ピンキー:02/10/25 11:58 ID:uju8J5L+
うおお、こーゆープチエロギャグ大好きよ。
ワカさん神!
773名無しさん@ピンキー:02/10/25 12:41 ID:cJUCMG0L
ワカさんありがとう!
楽しく笑いますた。
774名無しさん@ピンキー:02/10/25 15:23 ID:x17A+i95
俺が大きくしてやる!に激萌。
やっぱこの二人いいっすねー!
775名無しさん@ピンキー:02/10/25 16:40 ID:tefUeLWE
胸を自分でモミモミルキアたん萌えハアハア
776名無しさん@ピンキー:02/10/25 17:02 ID:CHLZEnFP
むしろ浦原にモミモミされてるルキアたん萌え・・・(´Д`)ハァハァ
777名無しさん@ピンキー:02/10/25 18:53 ID:lsifUJnV
ヤ、ヤメンカッウラハラ!(モミモミ)ンッ…ヤメ…(コリコリ)アッ…ハァ…ン…
裏腹に開発されるルキアたん(;´д`) ハァハァ
778市丸鳩:02/10/26 00:09 ID:MNTx5mq1
ワカ様キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
素敵です、可愛いイチルキ…。好きですこういうの!!

ところでジャソプ47号のルキアの台詞に萌えたあまり書いてしまいました。
「あの人は一度だって私をみてくれたことはないよ」
この一言↑で際限なく妄想がふくらんでしまいました。
久保っちではありませぬが冒頭の詩は、たまたま開いた本からの引用っす。
ちょっと鬱陶しい内容なんで書き逃げスマソです。
779市丸鳩『わすれなぐさ』1:02/10/26 00:11 ID:MNTx5mq1
  ながれのきしのひともとは
  みそらのいろのみづあさぎ、
  なみ、ことごとく、くちづけし
  はた、ことごとく、わすれゆく

ルコン街の川べりに咲く小さな空色の花。
恋次にかつてその名前を教えてくれた少女は、遠い街の裕福な家へと引き取られていった。
そして幾たびか春はめぐり、幾たびも空色の可憐な花は咲いた。
けして忘れるなと彼に請うように。


780市丸鳩『わすれなぐさ』2:02/10/26 00:11 ID:MNTx5mq1
恋次が十三番隊に転属となってから数カ月がたった。
この地にやってきた当時はまだ雪が深かったが、今は鮮やかなまでの春の盛りである。
だが暖かな日ざしにも咲き誇る花にも、恋次の心は浮き立たなかった。
転属後、まっ先に会いに行った幼馴染みは冷ややかな目で恋次を迎えた。
己が歓迎されてないことは、彼女の言葉の端々から感じ取れた。
今となっては、浮かれて会いに行った己がなんと愚かであったことか…と恋次は自嘲した。
名家の養女となった彼女には、貧民街出身の幼馴染みなど迷惑でこそあれ
けして旧交を暖めたい相手などではなかったのだと、つくづくと思い知らされた。
遠い昔の幼い恋など、もう彼女は忘れてしまったのであろう。
---では自分は、いったい何のためにここまできたのか。
恋次の胸に苦々しい思いが去来する。
彼女が好きだといっていた花も、戯れに彼女が口ずさんだ古い詩も、自分はいまだ忘れられずにいるのに。

781市丸鳩『わすれなぐさ』3:02/10/26 00:12 ID:MNTx5mq1
そんな鬱屈した日々をすごしていたある夜のこと。
恋次は白哉の内々の命で、ある男を朽木邸から迎えに行くこととなった。
馬車の中でも布で面を隠していた男は、尊大な物腰や警護に同行する人間の態度から
推測するに尸魂界の要人であると思われた。
恋次は男を送り届けた後も退出することを許されず、奥の間に連なる廊下の片隅で警護を命じられた。
朽木隊長が誰と密談しようが、何を画策しようが、そんなもの知ったことか…と恋次はややなげやりな気分で座り込んでいた。
そもそも隊の公務以外のこんな雑用まで引き受けるようになったのは、ひとえにルキアとの接点が持ちたいがゆえであった。
どんなことでも厭わず尽くす恋次の精勤ぶりを買って、白哉はしだいに彼を重用するようになっていた。
だが本来の目的であるルキアは、恋次が来ている時は部屋に籠りその姿を見せる事はほとんどない。
春とはいえ、夜が更けるとまだ肌寒い。何時間も廊下で待たされて恋次の体はすっかり冷えていた。
強張った体をほぐそうと立ち上がったその時---人の声がした。
白哉に先導され、先ほどの男が廊下を渡って奥の間に消えるのが見えた。
ほどなく白哉のみが引き返してきたが、恋次の存在は全く目にもくれず通り過ぎる。
やれやれ、どうやら一晩中ここにいろってことか…と恋次はうんざりとため息をついた。
782市丸鳩『わすれなぐさ』4:02/10/26 00:12 ID:MNTx5mq1
泣き声がする。---ああ、ルキアだ…と恋次は思った。
夢の中で泣く彼女は、かつて別れた時の幼い姿のままであった。
親もおらず、頼る大人もなく、二人だけで寄り添っていたあの頃の姿のままで。
ルキアは辛い事があってもめったに弱音を吐かなかったが、どうしても耐え切れないことがあると川べりに来て一人で泣いていた。
『ばっかおめー、泣くなよ。泣くと腹が減るだろうがよ』
『…泣いてなんかいないよ』
迎えに来た恋次に強がりを言っても、赤くなった目は隠せなかった。
しょんぼりと土手に座りこんで、空色の花を手に弄んでいる。
『お屋敷に上がってもびーびー泣いてばっかりじゃ、愛想つかされて返されちまうぜ?』
『…うん…私はそれでもいいな』
膝に顔を伏せて、ルキアは声を絞り出すようにして言った。
『恋次もこれからはあんまり無茶しないでね。もう私が止めてあげられないんだから』
朽木家に引き取られて行くルキアに、恋次は何度も何度も約束した。
大きくなったら必ず彼女を迎えに行くと。けして忘れはしないと。
その誓いを、ルキアは物静かに微笑んで聞いていた。
けして待っているとも答えず、忘れないでとも請わなかった。
明日が当てにならないものだということをよく知っているかのような、悲しい笑顔だった。
783市丸鳩『わすれなぐさ』5:02/10/26 00:13 ID:MNTx5mq1
いつの間にか眠ってしまったらしい。ひそやかなすすり泣きに気がついて、恋次は顔を上げた。
女の泣き声は、奥の間から聞こえていた。
恋次はある疑念に突き動かされて、足音を忍ばせて奥の間へと近付いていった。
襖の前に控えて耳をそばだてると聞こえてくる---疑いようもない物音。
男女がからみ合う生々しい音と、切れ切れの泣き声。
ルキアの、泣き声だ。
恋次は頭を殴られたような衝撃に凍り付いた。
襖の向こうで睦みあっているのは、自分が焦がれ続けた女だ。
焼け付くような痛みを胸に感じながら、恋次はその音を聞き続けていた。
---どれほど時がたったであろうか。心が切り刻まれる思いで耐えていた恋次の前で襖が開いた。
着物の前をしどけなく寛げた男が、けだるげに出てきた。恋次にちらりと目をやったが、何の感情も見せずに廊下を去って行く。
かすかに開いた襖の向こうから、まだ泣き声は聞こえていた。
784ユカリ:02/10/26 00:14 ID:XixKw2xq

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785市丸鳩『わすれなぐさ』6:02/10/26 00:14 ID:MNTx5mq1
何も考えられなかった。恋次は思いきり襖を開け放ち部屋に飛び込んだ。
覚悟はしていたはずなのだが、現実を目の前につきつけられて恋次の心は深く抉られた。
「うっ…ふぅっ…ううっ…」
寝具の上で、ルキアは何一つ身につけずに伏していた。細い体には、今までの情交のなごりがくっきりと印されている。
泣き声と共に上下する白い背。その痛々しい姿に、恋次はふらふらと側に崩れ折れるとルキアを抱き寄せた。
華奢な体を胸に抱くと、わっと泣き声を上げてルキアが縋り付いてきた。
(連れて…帰ろう)
ぼんやりと恋次は思った。どこに、とは考えられなかった。
脳裏には一瞬ルコン街の昔の家が浮かんだが、あの家も今はもうない。
786市丸鳩『わすれなぐさ』7:02/10/26 00:14 ID:MNTx5mq1
「ルキア…帰ろう。俺と、帰ろう…」
そう囁きながら、恋次は震える体を強く抱き締めた。夢中で口付けると、ルキアが嫌々と首を振った。
「兄様…」
口付けから逃れたルキアが漏らした呼び掛けに、恋次は慄然とした。
「お許しを…兄様…お言い付けの通りにしますから…」
目を開いてはいるが、焦点は結んでいない。自分を抱き締めているのは白哉だと信じている風だ。
「どうか…恋次には言わないで…」
信じられない思いでその顔を覗きこんだ恋次は、あることに気がついた。
まばたきを忘れたかのように見開かれた目。虚ろな瞳。
部屋中に立ちこめる甘い香------ルコン街でも特にいかがわしい場所で嗅いだことのある、忌わしい香り…
787市丸鳩『わすれなぐさ』8:02/10/26 00:15 ID:MNTx5mq1
「薬が効きすぎたようだな」
背後から不意に声がして、恋次はびくりと振り返った。
戸口に立っていた白哉が、滑るように近付いてきたのまでは見て取れた。
風を斬る音と共に訪れた、頬を打つ衝撃---殴られた、と気がつくより前に白哉の腕にルキアを奪われていた。
「がっ…!」
避ける間もなく白哉に蹴倒され、恋次は床に転がった。
みぞおちをしたたかに蹴られ、激痛とこみあげる吐き気にうめき声が押さえられなかった。
それでも痛みをこらえて跳ね起きると、冷ややかに見下ろす白哉と目があった。
ぐったりと力なくうなだれた小さな裸身を抱えたまま、白哉は口を開いた。
「今宵はこれがやけにむずかるのでな。
 大事な客人のもてなしに粗相がないようにと思ったのだが…
 予想外に効きすぎたようだ。これでは明日は何も覚えておるまい」
白哉の言葉を、信じられない思いで恋次は聞いていた。否、信じたくなかったのだ。
幸せに暮らしているとばかり思っていた彼女が、こんな風に道具のように使われているなどと。
788市丸鳩『わすれなぐさ』9:02/10/26 00:15 ID:MNTx5mq1
「今日だけは嫌だと駄々をこねておったが…珍しいこともあるものだな」
独り言をいっているようだが、白哉の目は恋次にひたと向けられていた。
己の意のままに扱っていた玩具に、自我を芽生えさせてしまったのは貴様か--と問うように。
その目に殺気を感じて、恋次の全身に冷たい汗が噴き出した。
刀は、ある。丸腰の相手に斬りかかり、その手に愛しい女を奪い返すことなど容易いはずである。
---それが尋常の相手であるならば。
今も間合いをうかがっているのだが、白哉の気に圧倒されて刀を抜くことすらできない。
何度も死地をくぐり抜けて来た己の勘が、こう告げていた。抜けば、死ぬのは自分だと。
見つめあう二人の緊張を破ったのはルキアの声だった。
「…兄様…?」
夢から醒めかけているのか、不安げに兄を探している。
白哉はルキアを布団の上に横たえ、その見開いたままの目に手を被せて閉じさせた。
「もうよい…下がれ」
軽蔑の色を浮かべた白哉に退出するように促され、恋次は悄然と引き返した。
どのように朽木邸の門を出たのか、記憶にない。泥の中を歩いているかのように、足元がおぼつかなかった。
あの男にはかなわない---今の自分では。恋次はその事を痛い程思い知らされた。

789市丸鳩『わすれなぐさ』10:02/10/26 00:16 ID:MNTx5mq1
あの故郷と同じように、ここでも川べりにはあの空色の花が咲いている。
眠れずに夜を明かした恋次は、放心したように座り込んで水面を見続けていた。
日は既に高く登り、流れ行く川の波に白く反射している。
もう帰ろうか。ここに居ても俺ができることはなにもない--そう絶望しながらも、ルキアを思いきることもできない。
無力な自分があまりにもみじめで、恋次は泣くこともできなかった。
やるせない思いを紛らすように、恋次は川べりの草花をむしり取った。小さな花が、その手の中で潰れた。
背後で、草を踏んで近付く足音がする。
「花が可哀想じゃないか」
思い掛けない声に恋次は驚愕して振り返った。
「…ルキア?」
私服のルキアが近付いてくる。彼女も少し驚いたような表情を浮かべている。
「こんなところで何をしている?」
穏やかな声だった。わずかに親しみすら感じ取れるその声に、恋次は当惑した。
「おめーこそ、こんなとこに何しに来たんだよ」
「私だって一人になりたい時くらいある。…まさかお前がいるとは思わなかったけれど」
そういってルキアは少し笑うと、黙り込んだ。
790市丸鳩『わすれなぐさ』11:02/10/26 00:16 ID:MNTx5mq1
恋次はその表情をそっとうかがった。…本当に何も、覚えてないのか。
ルキアは側にならんで腰を下ろすと、彼が潰した花をそっと奪い取った。
「ここは好きだ。あの街と同じ花が咲いている」
川面に視線をむけたまま、ルキアは呟いた。ひどく疲れている様子に、また恋次の胸が痛んだ。
何か口を開いたらこの瞬間の安寧が崩れ去ってしまいそうで、二人はしばらく無言で座り込んでいた。
「この花の名前を覚えている?」
目を合せないまま、ルキアは小さい声で訊ねた。
「覚えてるよ」
恋次も俯いて低い声で答えた。もう一輪花を摘んで、彼女に手渡す。
「お前が教えてくれたんだろ…」

立ち去る彼女の背を見送りながら、恋次は密かに心に誓った。
いつか自分がもっと強くなったら。あの男からルキアを奪い返せるくらいの力を得たら。
--いや、必ずそうなってみせる。それまではどんな屈辱と悲嘆を味わってもここを離れるまい。
その姿が見えなくなると、恋次は宿舎への道を戻りはじめた。
花の名前など、これしか知らない。たった一つだけ、覚えていればいいのだ。
791名無しさん@ピンキー:02/10/26 12:51 ID:KX6mjnOe
素晴らしい…(;´д`) ハァハァ
もろ好みでした.本当に本当にヨカタです<市丸鳩さん
792名無しさん@ピンキー:02/10/26 15:46 ID:echK3WTF
不幸なルキアに萌え。
でもルキアはどんなことされても兄のことが好きかも。
恋次はどんなに尽くしてもむくわれない片思いってのきぼん。
ルキアを手に入れるために必死こいて昇進したのに、
ちょっと目を離した隙に一護に奪われてしまう・・・
そんな報われない恋次をきぼん。
793名無しさん@ピンキー:02/10/26 15:58 ID:t+4RK6lL
ヨカタです!市丸鳩スアン!
マジこんな話を待ってました。感動モンです
794名無しさん@ピンキー:02/10/26 17:30 ID:csuZUD0N
恋次を思って嫌がるルキアを調教する白哉・・・
薬使われるルキアにハアハア
795名無しさん@ピンキー:02/10/26 19:36 ID:JfG8jERo
エチー
796名無しさん@ピンキー:02/10/26 22:00 ID:z6UvILIS
市丸鳩さんイイ―――(゚∀゚)―――!!
やるせなくて切ないですが話がしっかりしていらっしゃる…
露骨な性描写がなくともここまで話に色気を出せるなんてすごいです。
すごく好みですハァハァハァ…
市丸鳩さんも他の神様方もガンガッてください!本編より期待してまつw
ルキアマンセー(´∀`*)
797名無しさん@ピンキー:02/10/26 23:15 ID:Nuoto5bT
ここに来ると萌える・・・。
神の皆様ガンバッテ!
その通りです。ルキアマンセー!!>796
798名無しさん@ピンキー:02/10/27 19:32 ID:lvoC18DF
イチルキは(・∀・)イイ!。王道は王道であるがゆえに輝いている。
浦ルキも素晴らしい。そこには大人の恋の駆け引きが感じられる。
白ルキも萌える。義妹に萌えない奴は兄ではない。
恋ルキも味わい深い。むしろこいつは片思い推奨。
雨竜ルキも捨てがたい。へたれ攻も微笑ましい。

そう、このスレの住人の心はひとつ(w>ルキアマンセー(´∀`*)
799名無しさん@ピンキー:02/10/27 21:08 ID:Bv/INbAB
へたれ攻めにワラタ・・・>798
濡れも雨ルキはなかなか面白いと思うのだが。いや笑えるって意味じゃなく。
800名無しさん@ピンキー:02/10/28 01:34 ID:YH5+Aw19
そこはかとなく800ゲトー
801名無しさん@ピンキー:02/10/28 06:08 ID:z0BQ6aip
2chは世間で悪い印象ばかりなのに(や、実際マジで荒んでるがw
このスレはなんて温かいんだ…
神はいるし天使はいるしここは天国でつ(´∀`)
ルキアマンセー!
802名無しさん@ピンキー:02/10/28 09:05 ID:x0ZVeJJi
ルキアたん調教ものキボーン
たまにはチョッピリ淫乱ルキアたんが見たい
803bloom:02/10/28 09:08 ID:PogJ7lRA
804.まるみえ:02/10/28 09:21 ID:NeEwkoU9
805名無しさん@ピンキー:02/10/28 10:44 ID:9+tY9WkZ
さすがに広告ウザーなんで
次スレはsage進行きぼんぬ
806ワカ:02/10/28 11:48 ID:OlhY6NN3
今日は。
休みです。寒いです。外出たくないです・・・。という訳でこの前の話の続きを
書いてしまいました。何やってんだ真昼間っから・・・。
807ワカ  続・イチルキ1:02/10/28 11:50 ID:OlhY6NN3
「よし・・・・・・まだ帰ってねえみたいだ・・・。
 ・・・オイ、ルキア!お前先にシャワー浴びてこい。俺見張ってってから」
「あ、ああ。判った」
「ちゃんとしろよ」
ずぶ濡れのルキアを浴室へ押しやると、一護は玄関に座り込んで大きなクシャミをした。




『真昼の秘密〜実践編〜』




(あー・・・それにしてもヒドイ目に遭ったぜ・・・・・・)
冷えてきた身体を両腕で抱きしめながら、一護は眉間の皺を深くした。
濡れて張り付いた服が気持ち悪いが、こんな玄関で素っ裸でいたらそれこそ変態だ。
(それにしても・・・・・・・誰にも見られてねえだろうな・・・)
公園のボート乗り場から帰ってくるまでの一連の失態を思い出し、知らず頬を染める。
思い出しただけでも、羞恥で頭が沸騰しそうになる出来事の数々。
もし、少しでもクラスメイトに見られていたら―――。
違う意味での寒気に、一護はぶるっと身体を震わせた。
808ワカ  続・イチルキ2:02/10/28 11:53 ID:OlhY6NN3

最近、やっと覚えたシャワーの使い方。――コックを捻って湯を止めると、ルキアは顔に
掛かる髪を退けながら脱衣所へと足を向けた。一護を待たせているから、急がねば
ならない。
バスタオルで髪と身体をざっと拭き、下着を穿く。
・・・と、すぐ横にある洗面台の大きな鏡。そこに写る自分の姿にふと気が付いた。
「・・・・・・」
ゆっくりとそれに向き直り、まじまじと自分の身体を見てから・・・・・・漏れ出たのは
大きな溜息。
そして、両腕を使って軽く胸を持ち上げ確かめた後、その表情は更に憂鬱さを増す。
―――まるで成長を止めてしまったかのような・・・細過ぎる、小さな身体。
以前はそんな事は気にも留めてなかったが、今は違う。
時折一護と身体を重ねるようになってから、クラスの女子たちの話を偶然聞いてから、
あるひとつの想いはルキアの中で徐々に大きくなっていた。
・・・・・・一護も、『そう』なのだろうか・・・。ぼんやりと思う。
・・・いや、きっとそうなのだろう。クラスの女子たちは、男は皆、と言っていたから。
(・・・よし)
迷っていても進展は得られない。矢張り行動あるのみだ。
憂鬱そうな顔をキリリと引き締めると、ルキアは着替えを済ませて脱衣所を後にした。
809ワカ  続・イチルキ3:02/10/28 11:55 ID:OlhY6NN3

「一護」
そっと声を掛けると玄関に座り込んでいた一護が振り向いた。
「早えェな。ちゃんと浴びたのかよ?」
「ああ」
「じゃー俺も浴びてくるわ」
言いながら立ち上がり、早足で浴室に向かう。張り付く服の感触が余程気持ち悪い
のか、扉を開ける前にTシャツを脱いで手に持った。
「さっさと部屋行ってろ。まあ、まだ帰ってこねぇと思うけどな」
ルキアに返事をする間も与えず、一護は扉の向こうに姿を消す。すぐにシャワーの
水音が響き始め、その場に取り残された小柄な影は、神妙な面持ちで階段へと
足を向けた。


―――ガチャリ。
一護が自室の扉を開けた時、ルキアはベッドに座って窓から外を眺めていた。
彼は恋人の姿を一瞥すると、椅子を引いてそこにどかっと腰を下ろす。
(あーやっと落ちつけたな・・・)
首に掛けたタオルでがしがしと頭を拭いていると、不意に後ろからためらいがちに声が
掛けられる。
「・・・・・・一護」
「あ?何だよ」
手を止めないままで答える。そして、その次に発せられたルキアの言葉に一護は
椅子ごと引っくり返る羽目となった。

「その・・・・・・私の胸を大きくしろ!今、すぐにだ!」

810ワカ  続・イチルキ4:02/10/28 11:58 ID:OlhY6NN3

ガターン!!
派手な音を立てて仰向けに倒れた一護に近付くと、ルキアは膝を抱えて座り込み、
呆れ顔で彼を覗き込んだ。
「・・・何を遊んでおるのだ、貴様」
「遊んでねえ・・・・・・」
もはや起き上がる気力もなく、疲れた顔のまま天井を見つめる。楽しい休日どころか、
これはもう厄日以外の何者でもないではないか。
確かに『俺が大きくしてやる』とは言った。言ったが・・・。
あれは勢いでというか、口が滑ったというか・・・・・・とにかく、本気ではなかった。
しかしルキアにとってはそうではなかったらしい。
「あのな、ルキア。お前意味も解ってねぇのにそういう事堂々と言うなよっ!」
「解らぬから教えろと言っておるのでは無いか!」
一護が凄むが、引っくり返ったままでは格好が付かない。
全く効果はなく、逆に怒ったようにルキアは唇を尖らせる。
(ああもう、俺にどうしろってんだよ、クソ!)
まさか実演する訳にもいかない。なにせ想像しただけでもかなり間抜けな「勉強会」な
気がする。
『こうやって揉んでだな・・・』
『ほう、成る程』
・・・・・・だあああ!!何なんだそのレクチャーはッ!!
思わず頭の中にその映像を描いてしまい、一護は心の中で叫んだ。
駄目だ。絶対駄目だ。間抜けすぎる!
「・・・一護?」
天井を見つめたまま百面相をしている一護を、今度は不安そうな色をもって黒曜石の
瞳が見つめた。
811ワカ  続・イチルキ5:02/10/28 12:01 ID:OlhY6NN3

あれは嘘だったと。本当は、俺にはそんな事はできないんだと。そう言えば取り敢えず
この場は納まりを見せるだろう。だが、それを思いつきもしないのがこの少年の馬鹿
正直な所である。
「あ、あのな、今日はダメだ!今日は出来ねぇ。また今・・・」
「それでは駄目なのだ!」
今度、と言おうとした一護は、大声で自分の言葉を遮ったルキアを驚いて見つめた。
彼女は、怒ったような、困ったような・・・それでいて泣き出しそうな、様々な感情が
混ざり合った複雑な顔で彼を見つめ返す。
―――何なのだろう。彼女がここまで必死になる理由は一体何なのか。
「・・・・・・ルキア、お前何かあったのか?どうしたんだよ・・・?」
「―――・・・」
少なくとも、公園でいる時彼女はいつも通りだった。帰り道は・・・そりゃ言い争いは
したが別におかしいという訳ではなかったし・・・。まあ、内容は大分おかしかったが。
そもそも何で急に胸を大きくしたいなどと言い出すのか。・・・彼女とは時折身体を
重ねるが、今までこんな事はなかった。・・・ブラだっていつもちゃんと着けていたし。
「おい・・・」
「だって・・・一護、貴様も・・・・・・なのだろう・・・?」
「え?」
ルキアにしては珍しく、聞き取れない程の小さな声で何かを言う。
未だ仰向けのままの一護が訊き返そうとした瞬間、整った顔が眼前に迫った。
まだ少し湿った長い黒髪が彼の頬をくすぐる。
そして一護の顔の横に手を付いたルキアは、唇をそっと彼のかさついたそれと重ねた。
812ワカ  続・イチルキ6:02/10/28 12:04 ID:OlhY6NN3

・・・自分から触れるのと、触れられるのは同じように見えて全然違うものだと。
一護ばぼんやりとそんな事を考えながら、触れるだけのたどたどしいキスを受けていた。
考えてみれば、キスをねだられる事はあっても、ルキアからというのは一度だって
なかったように思う。
いつもよりずっと柔らかくて甘い感触が、癖になってしまいそうな毒を持つ。
どれくらいそうしていたのかは判らないが、ルキアの唇が離れた時、既に一護の瞳は
熱に侵されていた。
「・・・・・・後で文句言うんじゃねェぞ」
「文句なぞ、言わぬ」
言葉を交わしながら、一護は手を伸ばして彼女の唇に親指で触れた。そのまま薄く
開かせる。そしてしばらく感触を指で楽しんだ後、後頭部に手を廻してぐいっと引き寄せ
今度は自分から唇を奪った。
「・・・・・・んふ」
ルキアが僅かにうめく。一護はその反応に満足しながら、彼女を抱きしめると身体を
反転させて組み敷いた。首筋にそろりと舌を這わせる。
「いっ・・・一護、これがそうなのか?」
くすぐったそうに首をすくめるルキアに笑いかけると、彼はその華奢な身体を抱えながら
立ち上がる。
―――彼女の瞳も、熱に侵されつつあった。
「バカ、違ェよ。・・・いいから黙ってろ」
「あ、ああ。その・・・よ、宜しく頼む」
ルキアのその言葉に堪えられず吹き出し、肩を震わせて笑いをこらえると、一護は
ベッドへと足を向けた。
813ワカ  :02/10/28 12:08 ID:OlhY6NN3
頭悪くてすみません。続きはまた夜にでも・・・。
814名無しさん@ピンキー:02/10/28 19:08 ID:vvWk88bU
ワカさん、降臨。

しっかし、本スレ見てから此処に
来ると和むな・・・
815名無しさん@ピンキー:02/10/28 19:42 ID:cMAyN8pP
近頃本スレがおっかなくて見られません(w

ワカさん光臨待ちage
816名無しさん@ピンキー:02/10/28 20:14 ID:9I+mcMWD
>>814
たすかに。
>>815
 そこまで荒れてるとも思わないが。

 なんにせよマターリいいヽ(´ー`)ノ
817名無しさん@ピンキー:02/10/28 22:40 ID:Oeeu3YSU
ワカさん待ちアゲ
前作を読んでお風呂プレイを期待していますた…でもこの展開もイイ!
818名無しさん@ピンキー:02/10/28 22:40 ID:b3rz6zXa
ワカさん待ちアゲ
前作を読んでお風呂プレイを期待していますた…でもこの展開もイイ!
819名無しさん@ピンキー:02/10/28 22:41 ID:FMIn7SP3
しまった二度書き…スマソ
820名無しさん@ピンキー:02/10/28 22:43 ID:hpO86Dnt
ワカさん早く来ないかなぁ。ワクワク
821名無しさん@ピンキー:02/10/28 23:06 ID:rJ7KGC+i
今週のジャソプの感想。
「とりあえず萌えどころなし」

ルキアたん出してくれよ・゚・(ノД`)・゚・ウワアアァン 
822ワカ 続・イチルキ7  :02/10/28 23:17 ID:OlhY6NN3

「声、出すなよ・・・頼むから」
決して優しいとは言えない動作でベッドの上に下ろされたルキアは、僅かに眉を
寄せながらも彼の言葉に頷いた。
一護は、やや不安そうな面持ちで彼女の上に圧し掛かる。
もし、感じた声など聞いてしまったら、暴走して滅茶苦茶に抱いてしまうに違いない。
それだけは避けたかった。
「いいか?・・・するぞ」
コクリと頷いたルキアの、緊張した顔を見つめながら、一護は彼女の胸に両手を
伸ばす。
「・・・・・・・・・!」
触れられた瞬間思わず声を上げそうになってしまい、ルキアは慌てて手の平で
自分の口を塞いだ。ゆっくりと胸を撫で回し、優しく揉みしだく一護の手の動きに、
それだけで感じてしまいそうになる。
彼は、一定のリズムでずっとそれを繰り返し続けた。
「・・・いっ・・・一護っ・・・これで本当に大きくなるというのか・・・!?」
「ああ・・・」
生返事をしながら、一護は指先に神経を集中させた。
一般的に、揉んだら大きくなるとは言うが実際どうなのかは知らない。
彼女を抱く時だって、その行為だけに集中した事はなかったし。だから、胸だけに
集中している今、奇妙な興奮に一護は全身を侵されていた。
(あー・・・ダメだっ・・・!)
どうしても直接触れたくなってしまう。ちょっとだけ、と自分に言い聞かせると、彼は
ルキアのTシャツの裾に手を掛けた。
823ワカ 続・イチルキ8 :02/10/28 23:21 ID:OlhY6NN3

Tシャツを捲り上げると、白い乳房が露わになった。一護は思わず唾を飲み込む。
彼女とは、何度も身体を重ねているが、その度に初めてのような気分になるのは
何故だろう。
いつまで経っても、慣れるという事がない。
早い鼓動を刻む心臓をうるさく思いながら、一護は出来るだけそうっと胸を両手で
包み込んだ。
「・・・っ・・・!」
ビクリと反応したルキアが、声を殺そうと唇を噛み締める。
反応を示しつつある突起に触れないように注意しながら、一護はゆっくりと手を
動かした。
はぁ・・・と思わず溜息が漏れる。確かに小ぶりではあるが、ルキアの胸はすべらかで
ちゃんと柔らかい。何より形がキレイだった。
このままでも充分だと思うんだけどな・・・。
何故、大きくしたいとか、そういう事を言うのか一護にはさっぱりだった。
「・・・!・・・っ・・・ン」
力を込めるとその通りに形を変える膨らみ。必死で声を抑えながらも、身体を震わせて
ルキアは一護の手の動きに反応する。
(・・・・・・かわいい、な・・・)
ぼんやりとそう思った瞬間、不意に滑った指が立ち上がった突起に触れてしまった。
「んあっ!!・・・・・・っっ」
咄嗟に声を上げてしまったルキアが、こらえる為に自分の人差し指を噛む。
そんな彼女の仕種に、一護の頭と中心にかあっと熱が集まった。
ダメだ。そう思ったが・・・もうどうにもならなかった―――。
824ワカ 続・イチルキ9:02/10/28 23:24 ID:OlhY6NN3

「・・・バカ、そんな事したら傷が付くだろ・・・」
ルキアの手を取ると、歯の跡が付いた指を丁寧に舐めて口に含む。そうしてから、
頬を真っ赤に染めた彼女の唇を塞いで、指先で両方の突起をいじった。
「ふぅ・・・ん・・・・・んん・・・ん」
すっかり硬くなった突起を弄び、かと思うと指の間に挟んで動かしながら胸を揉み
しだく。
そうしている間に、一護自身ももう完全に反応してしまっていた。
―――我慢をするには、彼の身体も、精神も・・・まだまだ若過ぎた。
「・・・ルキア、俺、もう、ダメだ・・・」
唇を離して、苦悶の表情でそう伝える。ルキアは瞳に薄っすらと涙を溜め、両手を
伸ばして一護の頬に触れ、撫でた。それから指を未だ濡れたままの彼の髪に
差し入れる。
「来い、一護・・・」
囁くような返答の言葉と同時に、一護は片手を胸から外して彼女の左脚を持ち上げた。
片方の手は胸を撫で回したまま、持ち上げた脚を肩に掛けて下着をずらす。
そうして指を秘部に滑らせると、もうそこはすっかり反応して充分過ぎる程に蜜を
溢れさせていた。
「ア・・・・・・ッ!はぁ・・・はあっ・・・!」
二人共、自分では気付いていないが、その呼吸は既に大分荒いものだ。
一護は蜜壷に中指を挿れてニ、三度突いた後、そこを広げるようにして動かす。
そして指の動きは止めないままで、ジーンズのジッパーに手を掛けて自身を取り出した。
「はあっ・・・・・・一護っ・・・はや・・・くっ・・・!」
たまらなくなってルキアがそう叫んだその瞬間、一気に最奥まで一護自身が入り込み、
その内部(なか)を押し広げる熱い感触に彼女は背中を仰け反らせた。
825ワカ 続・イチルキ10:02/10/28 23:26 ID:OlhY6NN3

「あふっ・・・ああ・・・あ、・・・ふぅ・・・」
(たまんねぇ・・・・・・気持ちイイ・・・)
恍惚とした表情で軽く腰を動かした後、一護は彼女の感触を楽しむかのように動きを
止めて深く息をついた。
いつもの事ながら、挿入っているだけで達してしまいそうになるルキアの内部(なか)。
捲れあがったままのTシャツとスカートが背徳な雰囲気を醸し出していて、それが更に
彼の興奮を煽る。
「ひあっ!!・・・っん・・・ああ!」
挿れたままで胸に手を伸ばして揉みしだくと、ルキアは過敏に反応した。
一護は薄っすらと口元に笑みを浮かべると、身を屈めて細い首筋にひとつめの痕を
残す。首筋に映える朱い華。
「いちっ・・・一護っ・・・早くぅ・・・。早くっ、動いて・・・・・・あんっ!!」
「うっ・・・あ、もう・・・たまんねぇ・・・っ」
「あっ!あ・・・んっ・・・・・・あん!」
ルキアの両腕が彼の首に巻き付く。そして唇から漏れ続ける甘ったるい声に導かれる
かのように、一護は腰を激しく動かして彼女の弱点を攻め嬲る。
達するのに―――そう長い時間は要さなかった。
826ワカ 続・イチルキ11:02/10/28 23:31 ID:OlhY6NN3

「・・・・・・ごめん」
「構わぬ・・・」
一護に腕枕をされ、ぐったりと横たわったルキアは目を閉じたままか細い声で返した。

・・・結局、あの後もう二回してしまった。
一護は下着とジーンズを身に着けたままであるが、ルキアはTシャツとスカートも脱がされ
全裸である。
彼女の黒髪を優しく梳きながら、一護は自分の我慢のきかなさを恥ずかしく思った。
そんな彼の心中を察したのか、ルキアは薄く目を開けて微笑う。
「気にするな・・・。私が望んだ事でもあるのだ。それに・・・・・・嬉しかった」
彼が、抑え切れない欲望と戦いつつ、必死で自分を気遣おうとしてくれているのを
知っているから。
もっと自分勝手に、滅茶苦茶に抱く事だって出来る筈なのに。
手をそっと伸ばして彼の頬に触れる。優しく撫でると、一護はくすぐったそうに笑った。
お互いにくすくすと笑い合い、触れ合う。そしてやっと笑いが収まった頃、彼はゆっくりと
口を開いて腕の中の恋人に問うた。
「・・・なあ、訊いてもいいか?」
「何をだ・・・?」
「その・・・何で急に胸をデカくしたいとかさ、そういう事言い出したんだ?」
「・・・・・・」
「あー・・・嫌なら言わなくてもいいけどよ・・・」
「・・・偶然聞いたのだ。クラスの女子(おなご)たちが話していた」
「ハ?・・・何を?」
ルキアの話を聞いてみると、どうやら彼女に妙な事を吹き込んだのは千鶴のよう
だった。・・・尤もルキアが勝手に立ち聞きしたのではあるが。
827ワカ 続・イチルキ12:02/10/28 23:34 ID:OlhY6NN3

『男ってのはねー、みんなケダモノなのよ、ケ・ダ・モ・ノ!!
 胸か大きかったらそれだけで興奮するんだから!あのヤロウだってあたしのヒメに
 欲情してるに違いないわっ!!そんな事させるもんですかッ!』
放課後の教室。扉の外で、ルキアはその言葉に立ち竦んだ。
中からは、『こっこの変態がぁ!!』と叫ぶクラスメイト有沢竜貴の声と、おろおろと
それを止める井上織姫の声がする。そして、
『悪かったわねー。小さいと興奮しなくってさぁ・・・』
もう一人、名前は知らないがクラスの女子が呆れたように言った。そうしてその言葉は
何故か、ルキアの耳にこびり付いた。

「あのヤロウ・・・」
こめかみに青筋を立てる一護には気付かず、ルキアは続ける。
「・・・貴様も、大きい胸が好きなのだろう・・・?」
「・・・ハァ!?」
「あの女子(おなご)は言っておった。男は皆、大きい胸が好きだと。・・・小さいと興奮
 せぬと」
「あのな・・・」
そこまで聞いて、一護はハタと動きを止めた。え?コイツ、もしかして・・・・・・。
―――俺の為に?
「だから・・・」
そして、拗ねた表情で顔を上げたルキアが目にしたものは、真っ赤な顔で口元に
手を当てた一護の姿だった。
「一護?」
ルキアが上半身を起こして彼の顔を覗き込む。一護は赤く染まった頬を見られない
ように、彼女から顔を背けた。
828ワカ 続・イチルキ13:02/10/28 23:36 ID:OlhY6NN3

「・・・バカだな、お前。そんなの好みの問題だってーの」
「好み・・・?」
「人それぞれって事だよ」
「そうなのか?」
まだ納得がいかないといった様子のルキアに苦笑すると、一護も身体を起こして彼女の
肩を抱き寄せた。
「そりゃ、デカいのが好きだって奴もいるけどな。・・・俺、小っさい方が好きだし」
こういう事は、かなり言うのが恥ずかしい。視線を合わせずに真っ直ぐ前を向いてそう
告げると、ルキアはぱっと顔を輝かせた。
「本当か?」
「ああ」
「興奮するか?」
「当然だろ。でなきゃこんな事しねぇよ」
「そうか」
嬉しそうに笑って、ルキアは一護の身体にぎゅっとしがみ付いた。
(・・・あ、やべぇ)
その、綻ぶような笑顔と胸にすり寄せられる頬の感触に、再び一護自身が反応を
現し始める。
829ワカ 続・イチルキ14:02/10/28 23:41 ID:OlhY6NN3

―――本当はさ、胸がどうだとか、スタイルだとか、そんなモンはどうでもいいんだ。
お前がお前であるだけで、俺には充分なんだからさ。
・・・多分判ってねぇんだろうなぁ・・・そのままのお前が俺の好みだって事。

「きゃっ!」
ルキアの肩に手を掛けて再び組み敷く。そうして両手を胸に這わせながら、鎖骨に
浮かび上がる痕を舐めた。だが彼女は焦ったように声を上げる。
「いっ・・・一護っ!も、もう大きくしてもらわずとも良い!」
「・・・あ?」
一護が顔を上げた瞬間、ルキアはするりと彼の身体の下から抜け出しベッドの外へと
降り立った。乱雑に投げ捨てられている下着を急いで拾う。
「貴様は小さい方が好みなのであろう!な、ならば大きくされては困る!!」
「・・・・・・は」
打って変わって逆の主張を始め、慌てて服を身に着けるルキアを呆気に取られて
見ながら、一護は音が聞こえるほどがっくりと肩を落とした。
ああ、本当にどうすりゃいいんだ・・・俺。
また熱くなってしまった自分自身を持て余しながら、若さが有り余っている少年は
ベッドに突っ伏して低くうめいた。

―――彼の愛しい恋人は、どこまでも強敵らしい。


<了>
830名無しさん@ピンキー:02/10/28 23:45 ID:rJ7KGC+i
ワカさん(・∀・)イイ!
若者らしくて(・∀・)イイ!
両思いの二人のほのぼのエチーは心が和む…
831名無しさん@ピンキー:02/10/29 01:06 ID:v4Kza3FF
ワカさんは小説巧いなあ。何か文学系の学校でも逝ってたんですか?
832名無しさん@ピンキー:02/10/29 17:14 ID:XTul9kGI
素敵すぎてくらくらしますこのスレ。
つーことでage
833まぁ:02/10/29 23:38 ID:mDwwLw77

いやはや…もうなんか見る度に素敵な小説があって素敵…。本スレよりマターリできてイイですよね…。好きです(告白)。
ということで、私も小説書きました。書きかけですが、ちょっと今日は忙しくて書けないのでとりあえずアプしちゃいマス。
834まぁ@ルキア一人エチー小説/1:02/10/29 23:44 ID:mDwwLw77

<LOVE>


夕陽が照らす、オレンジ色の教室。

一人、眠っていたらもうこんな時間だ。

「秋は日が暮れるのが速い。」

ポツリと呟いた。

「─キャッ!」

椅子から立とうとした瞬間、何処をどうしたのかバランスを崩して倒れこんでしまった。

その瞬間。

「ああンッ!!」

倒れた椅子の足が、私の下の下着の割れ目に、丁度挟まってしまった。

驚いてすぐに腰を上げるも、驚きの他の、何かの感覚にドキドキしていた。
835ご案内:02/10/29 23:44 ID:vYVjvIa2
836まぁ@ルキア一人エチー小説/2:02/10/29 23:47 ID:mDwwLw77

なんかオカシイと思ったら改行してた。見難かったらスマソ とりあえず続きアプります。

その、寝起きの冷たい感覚が、心の奥底に火を付けた。
「・・・ッ・・」
今ので快楽に火が付いてしまった。廊下に誰も居ないことを確認して、ひっそりと股間に指を伸ばす。
教室での自慰。幸運にもテスト前だからか、部活も無い。
ひっそりとした、夕暮れの中、湿ったそこに指を挿入した。
「・・・ッぁ・・ん・ッあ・・」
羞恥心が悪乗りして、私の液は性交時よりも妙に多く出ている気がした。
堪らなくなり、下着を脱ぎ取り、足を広げた。
「あぅ・ッ!・・ん、ぁぁ・・ッ・・あ、やぁッ・・」
其処に人が居るような、私の秘部を見ているような錯覚を起こす。
目を瞑ると眩暈がした。クラクラと快楽の波へと堕ちてゆく。
「うぁッ、ああッや、ダメぇ・・はぁッ、っんッ!」
静まり返った教室にいやらしい水音が響く。
私の、ナカの音。
「ああッ、あンッ、あッ、やっ、ふぁ・ッ・・───ぁッッ!!!」
一瞬動きを止め、イった後の快楽に酔いしれる。
ヒクヒクしている膣から指を抜くと、それは綺麗に光っていた。
はぁ、と溜息を付く。
何故だろう、今日の私は少し変だ。
再び膣に指を入れると、また快楽へと上り始める。
837まぁ@ルキア一人エチー小説/3:02/10/29 23:49 ID:mDwwLw77
「ああッ!あンッ!や、あッ!あぅ、あ、ぁぁあッ!」
次第に声が大きくなってゆく。今度は激しく、まるでペニスが出し挿れしているような感覚になる。
ふと、目に付いた椅子の足。ゆっくりと立ち上がり、それを亀裂にそっとはさむ。
「─ッッ!!つ、冷た・・うぁッ・・」
その快感が堪らなくて、そっと腰を動かす。
椅子の足に沿って、腰を前後に動かすと、冷たく硬いそれに、いやらしい糸が絡まってゆく。
段々、椅子の足を亀裂深く押し込むように腰を使ってゆく。

(続く)

とりあえず今日は此処まで(なんか焦らしてるみたいでヤだな)。
明日にでも暇だったら、続き頑張ります。

838名無しさん@ピンキー:02/10/30 00:18 ID:vfBO6dMp
続き楽しみだなあ・・・
839名無しさん@ピンキー:02/10/30 08:09 ID:wpid6P6z
椅子になりてぇよ…
まぁさんイイ!この後誰かに目撃されちゃったりしたら萌
840名無しさん@ピンキー:02/10/30 13:59 ID:fs1dEOLG
一人エチーイイ!
841名無しさん@ピンキー:02/10/30 18:42 ID:fs1dEOLG
椅子の」足ってのがツボだな。
842名無しさん@ピンキー:02/10/30 19:51 ID:KQAD52+r
まぁさん光臨待ちage
843名無しさん@ピンキー:02/10/30 20:46 ID:JJ9DeCIE
844名無しさん@ピンキー:02/10/31 12:47 ID:5g+h3eGH
人気投票、ルキアが1位でありますように・・・
845名無しさん@ピンキー:02/10/31 15:50 ID:0XBEkTrR
バレスレに順位でていたよ。
846名無しさん@ピンキー:02/10/31 18:21 ID:BwjN2SxC
あれはマジバレなのか?
だとしたら…ガクガクブルブル
そしてまぁさんが今日は来てくれますように。
847まぁ:02/10/31 22:04 ID:ZWx/qeI1
うむむ。今週だけはネタバレ読みたくないモンだね。
えー、ルキア一位じゃないの?ありえないって。悪いけど一護じゃルキアには及びませんて。

あと一昨日の小説今から中盤までアプします。
遅れてスマソそしてまた中途半端でスマソ
ついでに今回のは中途半端でスマソ謝ってばかりでスマソ

ではいきまーす。
848まぁ@教室プレイ小説/4:02/10/31 22:12 ID:ZWx/qeI1
強く擦りつけるように気持ちいいトコロを刺激する。
その堪らない未知の感覚。身体の奥の方が、だんだん何かを込み上げてくる。
「──あッ・・ッ!!」
身体がビクンッ、と跳ね、二度目の頂点を迎えようとしていた。
その瞬間、ドアが開く音がした。
「──・・!?」
・・・・・・きっと、私は相当間抜けな顔をしていたのだろう。
入ってきた奴の方が、私よりも驚いていたのだから。
「・・・あー・・・」
快楽を探し、熱く求めるそことは裏腹に、私の背筋を、何か冷たいものが走った。
言い訳など、見つかるわけが無い。
「・・・何を・・しているんだい・・と、訊ねるのは、・・愚問かな。」
少しだけ落ち着きを取り戻した奴−石田雨竜−は、ゆっくりと口を開いた。
「ば、莫迦者・・!!」
恐らく、私が積み重ねてきた150年間の中で最も恥じるべき瞬間だ。
クラスメイトの男に、自分の自慰行為を見られてしまった。
横目で記憶置換を何処に置いたのか確かめる。−バッグの中、3秒あれば−
記憶置換を取ろうと立ち上がった瞬間、捲れたスカートに私の秘部が見えたのか・・
それとも其処から繋がるいやらしい透明の糸が見えたのか、石田は思わず「うあっ!」と声を上げた。
849まぁ@教室プレイ小説/5:02/10/31 22:17 ID:ZWx/qeI1
超大手エロ小説サイトさんとカップリングがカブっててスマソ
んでもって雨ルキ(ウリュルキ)の難しさが身に染みたよ。
私のようななんちゃってエロ書くような奴のより、是非神々の雨ルキを読んでみたいものです。
続きアプします。

「へ!?」
私の心臓は混乱を起こした。
急にバランスを失い、後ろに倒れこんだ。
「痛ッ・・!」
「!・・だ、大丈夫かい朽木さ−」
石田が動きを止める。
はっとした。今の私は、倒れた衝撃で捲れ上がったスカートのせいで、秘部が曝け出されていた。
「・・・ッッ」
石田は思わず口を片手で押さえ、顔をふい、と違う方向へ向けた。
その、石田の青少年らしい反応に、何とも云えぬ羞恥心が込み上げてくる。
夕陽に照らされ、蜜が綺麗に光る。
「あッ・・やっ!」
慌てて隠しても、確かにそれは石田にとって我慢できる状況なわけが無かった。
横目で奴のズボンのチャック部分を見ると、それは、少しずつ頭を擡げ始めていた。
「・・・?・・─ッ!」
850まぁ@教室プレイ小説/6:02/10/31 22:18 ID:ZWx/qeI1
私の視線の方向で、それに気付いた石田は、私と同じようにそれを慌てて鞄で隠す。
そのまま、向かい合ったまま少しだけ時間が流れた。
−このまま、何事も無かったかのように、帰ることなど−…出来る筈がない。
・・・・恐らく石田も一護と同じなのだろう・・。
私は、この思い沈黙の間、少しだけ、一護のことを考えていた。
それは、確か二ヶ月くらい前の出来事だった。
偶然、私が着替えているときに一護が押入れを開けてしまった。
それが、私達の関係が肉体的に発展したキッカケだった。
一護は若く盛んな欲を抑える事が出来ず、「・・ごめ・・ッ、俺、もう・・・ッ!」と一言言って、私を貪り始めた。
・・・私は、無関係な一護を巻き込み、死神までやらせてしまっている。無条件で、だ。
恐らく一護は不服だろうといつも考えていた。ならば−…
ならば、このからだを一護に捧げよう。それで奴が満足してくれるならば…。
そう思った。だから私は、其処に愛情が存在するのかさえも判らない関係を、一護と築く決心をした。
毎晩のように身体を求める一護と、翻弄され続ける私。
理性に勝てない幼い少年と、抱かれていても大脳新皮質は正常に作動する私。
愛の無いセックスに、それでも挿れたいと願う男と−・・・・・・。
・・・恐らく、石田も、同じなのだ・・・一護と。
851まぁ@教室プレイ小説/7:02/10/31 22:20 ID:ZWx/qeI1
其処に女体があれば欲情するし、女体が裸体で、いやらしく誘えば理性には勝てない。蜜に呑まれてゆく。
そして気持ち良ければ腰を強く振り、快楽を求め、堕ちてゆくのだ。
石田も、こう身体が反応している以上、“何もせず”このままハイ、サヨウナラというわけにはいかない。
・・・彼のペニスは、女の蜜を求め、私の膣は男の男根を求めている。
「・・・はぁ。まったく、やってられないね。」
ふと目を上へ向けると、よっこいしょ、と立ち上がった石田が見えた。
酷く落ち着いた口調だった。
「彼氏が居るのに、どうして学校でマスターベーションなんかするのか、僕には理解出来ないけれど・・・」
そうすると、座っている私に手を差し伸べた。
「・・・でも、クラスメイトを無理に犯す方が僕には理解出来ない。」
・・・・・・へ・・・?
薄らと笑う、その少年は、夕陽に染まり、オレンジ色に輝いていた。
「だからホラ、朽木さん、さっさと下着つけてくれないかな。僕もこのまま君を見ていられるほど、我慢強くも無いんだ。」
手を掴み、起き上がる。石田はじゃあ、と歩き始めていた。
「ま、待て、貴様・・・!」
何か、色々な事を伝えたくて、呼び止めた少年は先刻とは打って変わり、酷く冷たい表情をしていた。
「そ、その・・一護は彼氏ではない!あと・・あ、有難う!というのも何か可笑しいが・・その・・・み、見られたのが、貴様でよかった・・・」
ほんの、ちょっとした、小さな気持ちだった。
このような小さな子供にも己を制御することが出来るとは、理性が強いとは・・・
ほんの、ちょっとした気持ちだったのに。
石田は一瞬驚いたような顔をし、再び深い溜息を付いてこちらに向き直った。
852まぁ@教室プレイ小説/8:02/10/31 22:22 ID:ZWx/qeI1
「・・・それは−・・・告白としか、受け取れようが無いんだけど。・・何、誘っているのかい、君は。」
そして、石田は鞄を降ろすと、ツカツカと私の方へ寄ってきた。
「・・・え!?・いや、私は別に誘っているつもりなど・・!」
「もう遅いよ。」
腰を両手で掴まれ、ひょいと持ち上げられる。
「・・ひゃ・・!」
乱暴に傍にあった机の上に落ちるように座らせられると、また乱暴に足を開かされる。
「や・やめろ石田!私はそんなつもりでは─」
スカートをまくし上げられる。石田の顔が見えなくなり、次の瞬間、息を呑んだ。
そうだ−私は、今下着をつけていない・・・!
石田の吐息が亀裂の上を通過する。
「・ッ、やぁ・・ッ」
くすぐったいような、何かが疼くような、よく判らない感覚が生まれた。
やばい、と思った。
このままでは、石田とも恋愛感情の無いセックスを、しかも強制的にしてしまうことになってしまう!
それだけは・・・、どうしても避けなければ!
「・・この・・ッ!」
鬼道を撃つ構えをする。
と、スカートの中から顔を出した石田と目が合った。
吸い込まれるような緑と黒の混じった、深い色。モスグリーン、と言うのだろうか?
石田は、机の上に手を置き、ちゅ、とついばむようにキスをした。
短な、小さなキス。一瞬顔が近付いたかと思うとすぐ離れる。
853まぁ@教室プレイ小説/9:02/10/31 22:27 ID:ZWx/qeI1
ルキア。」
ふと名前を呼ばれ、何故だろう、なんとも云い難い愛しさが生まれた。
此奴は・・・・・・
「知っていたかい?上の名前で呼ぶのは密かな拒絶、下の名前で呼ぶのは密かな愛情なんだってさ。」
「・・・・え?」
クスッと小さく笑い、再びスカートをめくる。
そしてまた、小さくルキア、と呟いた。
─・・・愛情・・・?
「・・石田、貴様、まさか−」
と、同時に、彼の長い舌が私の、狭くなった道へと入り込んだ。
「あぁッ!」
思わず身体が反応してしまう。
その、的確に性感帯を突いてくる舌に、徐々に酔わされつつあった。

<続く>
さらに焦らして御免なさい。続き今から考えます。
えーと、チョピーリ激しい系と甘甘系、どちらがいいでしょうかね?
ラストはどちらも同じだし、どちらにしても実力が伴わないんですけど、其処までの過程はどちらが見たいですか?
ご意見キボン。それを元に書いてきますんで。是非是非。
854名無しさん@ピンキー:02/11/01 01:13 ID:RMFcHZu+
>>まあ樣     たまには激しいルキアタソを見てみたいお年頃。
855名無しさん@ピンキー:02/11/01 10:00 ID:YiLsjM0c
うりゅう、ドーテー、先走りへたれ(早漏)展開希望。
後半、ルキア姐が優しく激しくリード→うりゅう奴隷に。
856名無しさん@ピンキー:02/11/01 11:45 ID:hohhAc0H
まあ様萌え。
一護乱入で3Pも見てみたい。
857名無しさん@ピンキー:02/11/02 00:17 ID:cSAtWTW7
ルキアたんのオナーニ萌え(;´д`) ハァハァ
まあさん期待age
858名無しさん@ピンキー:02/11/02 20:38 ID:XtJLKGcZ
イチゴとは愛の無いセクースですか?切ないなルキアたん(;´д`) でもハァハァ…
一体どんな展開がまっているのか気になる。まあさん 待ってます
859名無しさん@ピンキー:02/11/02 20:39 ID:2own9q4X
イチゴとは愛の無いセクースですか?切ないなルキアたん(;´д`) でもハァハァ…
一体どんな展開がまっているのか気になる。まあさん 待ってます
860名無しさん@ピンキー:02/11/02 22:02 ID:uVWB8Bfv
雨竜タソの的確な責め&自分の中に生まれた感情に翻弄されて、激しいだけじゃなく大切にされるH初体験でワケわからなくなるルキアきぼん!
って自分の趣味入り過ぎ?
861名無しさん@ピンキー:02/11/02 22:03 ID:1Bgv4Vrm
862名無しさん@ピンキー:02/11/02 23:34 ID:k8UBBlT3
今晩のおかずが欲しいんですけど…
863まぁ@ウリュルキ小説/10:02/11/03 04:46 ID:8HuiKxoQ
ごめんなさい。朝になりました。うわー。
それはともかく中途半端に長くてエロくないウリュルキ完成です。
なんか皆さんの意見反映できなくて御免なさいです。
自分としては860の案ぽくなったなぁと思います。
ではアプします。
ていうかこんな時間に誰が見るんだろう。


・・・気持ちいい・・・というより、心地良い、と言うのだろうか。
彼の舌技は優しくゆっくりと攻め上げる。
ほわほわと、漂うような浮遊感。眠りにも似た安堵の気持ちに、段々思考回路が麻痺してゆく。
「・・んッ・・あ、はぁッ・・あンッ!あ、ぅあ・ッ・・」
亀裂に沿って彼の舌が移動する。
背中に何か筋が通るような、そんな感覚だ。
「ルキア・・・」
時々、刺激を止めては呟かれる、甘い声。
「あぅッ・・ア、はぁッ・・、んっ!アッ、」
ゆっくりと大きく掻き回され、思わず腰に力が入ってしまう。
864まぁ@ウリュルキ小説/11:02/11/03 04:47 ID:8HuiKxoQ
「・・机、汚しちゃダメだよ・・・此処、朽木さんの席でしょ?明日生臭いかもよ?」
・・・あ・・・。
透明な液が、既に滴っている。
石田が愛撫を中途半端に止めてから、余計に流れ出る愛しい蜜。
「ン・・やだ・・やめないで・・んッ、あぅ・・!」
私の意思とは正反対になのか、それとも心の奥底で私が望んでいるのか。
─判らない。
ただ、目の前の快楽を貪る。それだけだ。
一護と、同じように、ただ、それだけを求めて─
「・・・ごめんね、もう・・僕も無理だ。君を欲しがって・・止まらない。」
石田がチャックを下ろし、取り出した男根は、一護のより少し黒ずんでいて、大きかった。
一瞬、少しグロテスクなそれに驚き、そして“グロテスクなそれ”を求める私の内部を少しだけ恨んだ。
私の其処は、今か今かと硬く上を向く彼を求めているのだ、淫乱に。
「・・・ああ・・来い。」
彼は、そう言う私に向かってきたかと思うと、何かに気付いたように机を移動し始めた。
正直、股を開いて待っていた私は少しだけ拍子抜けし、少しだけ惨めだった。
彼は机を縦に3つ繋げると、えらく満足そうに「はい!」と笑った。
「・・これで、ルキア、体勢辛くないだろう。」
あ、と思った。
ああ・・・わざわざ、私が寝れるように・・・。
865まぁ@ウリュルキ小説/12:02/11/03 04:49 ID:8HuiKxoQ
「・・・・有難う。」
少しだけ、嬉しくなって笑う。
石田は私に優しくキスをすると、ゆっくりと組み伏せた。
「・・初めてって訳じゃないだよね?」
「・・・・・・ああ、それ程純情でもない。」
何故か、少しだけ、心が痛んだ。
「そうか。僕は初めてなんだ。だから─黒崎よりは下手だと思うけど。」
そう告げると、大きくなった彼が私の“穴”に侵入して来るのが判った。
ゆっくり、ゆっくりと、押し広げるように圧迫されてゆく。
その緩やかに襲いくる石田を、少しだけ不思議に思った。
─同じ15歳でも、こうも違うものか・・・─
これは下手どうのの問題ではなく、石田自身が自制をしているように取れる。
「ンッ・・あっ、ぅぁ・・ッ!」
少しだけ、ほん少しだけ痛みが真っ直ぐに落ちるように感じる。
しかし、その先にあるゆっくりと登りだした快楽の坂を、そしてその先の光を思い出し、膣が疼く。
「んっ・・あ、あまり締め付けないでよ・・」
甘く、囁く石田は、それでもゆっくりと押し進める。
・・・もしも一護だったら、思い切り腰を打ち付けて、私のことなど見ずに─
「僕は。」
そんな私の気持ちを見抜いたかのように石田は独り言のように呟いた。
「僕は、君が好きだ。」
─────!?
「・・へ・・?・・あッ!あぅッ!ふぁ・・!」
866まぁ@ウリュルキ小説/13:02/11/03 04:50 ID:8HuiKxoQ
突然、グッと押し進める石田のそれに、ふと意識が霞む。
「僕は君を愛している。・・・少なくとも、黒崎よりは。だから─」
頂点までつき、石田の頭の位置が私とほぼ同じになった。
真っ直ぐと見つめてくる、酔ったような熱い、溶けているような感じの瞳。
「だから、僕は、君とセックス出来て本当に嬉しいんだ。」
「・・・え・・・」
私が気を抜いた瞬間、石田は思い切り腰を打ちつけた。
「あッッ!!」
思わず腰が浮き、瞳の端に涙が浮かぶ。
「・・・だから、僕は、優しくしたい。」
そう言う石田の声さえ聴こえなくなるほど、石田は強く打ち付けた。
「あうッ!あ、やぁッ、ん、あぁッ、」
・・・優しく?これの・・ッ、どこがだ・・・?
消えそうな意識の中で、石田は何度も何度も私の名を呼んだ。
昔の恋人のように。生き別れた母親のように。大切な友達のように。「ルキア」と、弱弱しい声で。
「・・・ッ、あぁ・・ッも、ダメぇ・・!」
「・・ッ・・?、あ、・・ッ、で、出る・・ルキア・・・!」
呼ばれた、その単語が愛しくて、首に手を廻して消えるような声で言った。
「・・雨竜・・・」
瞬間、彼の白く濁った液は、私の中へ放たれた。
少しだけ遅れて、私は彼を締め付けた。
867まぁ@ウリュルキ小説/14:02/11/03 04:50 ID:8HuiKxoQ
情事が終わり、彼は私の上に覆い被さり、そのまま抱きしめた。
「好きだ・・・!」
幼子みたいに、何度も何度もそれを繰り返し、言った。
愛しくてたまらなくて、私も「うん。」と幾度も頷いた。
幼き頃から、夢があった。
拾われてすぐ、兄様に性欲の矛先として年中泣かされ、激しくイかされた。
兄様の愛情から逃げて新しい恋人を作った。
だが其奴も掴み所の無い商人で、的確で上手いセックスは私は好きだったが、一度足りとも「好き」と言ってはくれなかった。
次の男は、恋人ですらなかった。
若い男の家に同居すれば、どうなるかなど判りきっていたし、それも当然のことだと毎晩の営みを耐え忍んだ。
“気持ちいいし”それだけで、言いまとめ、見ないふりをしていた。
─幼き頃から、夢があった。
兄様に抱かれている間ずっと考えていた。
誰に抱かれていても、心の奥底では、違うものを求めていた。
“大好きな人に大好きと言われたい”
ただ、それだけだったのに、私はそれまでに幾度純潔を落としていった・・・?
限りなく純粋なこの男に、少しだけ、ほんの少しだけ愛を憶えた。
初めてだった、“愛の有るセックス”の余韻に、
もう少し酔いしれて─居たかった。
もう一度だけ、雨竜、と呼んで、キスをした。
“雨竜”は、ポソリと「夢みたいだ」と、言った。
眠りそうな彼を尻目に、私は服を取る振りをして鞄の中の記憶置換を手に取った。
868まぁ@ウリュルキ小説/15:02/11/03 04:51 ID:8HuiKxoQ
「・・・ルキア・・・?遅かったじゃねぇか、どうしてこんな─」
「一護。」
─夢があったんだ。
もう無理なんだと思ってばかりいたよ。
だって私は汚れてしまったから。
だけど、それでも、
(“ルキア”─か。)
まだ、探せると 気付いたよ。
「一護、愛の存在せぬセックスについて語り合わないか?」
今から始めてもいいんだと 気付いたよ。
オレンジ色の教室での 愛のある突然の出来事のおかげで。
869まぁ@ウリュルキ小説/16:02/11/03 04:52 ID:8HuiKxoQ
翌朝・・・
「おはよう、朽木さん。」
いつも通り眼鏡を光らせてご登場。
そうだ、私とこいつの関係はこれくらいが丁度いいのだ。ただのクラスメイト、それだけでいい。
それに─
「おはよう、石田くん。」
私を愛してくれた、初めての人を・・・もう巻き込みたくはない。
にこやかに素通りする。
こういうかたちの愛も存在すると私は思うのだ。
そのまま足を一護へと向けて、歩き出す。
私達の関係も─まだ終わってはいないかも知れぬ。
結局、夢を勝手に諦めていたのは、私の方だったのかも・・・知れない。
870まぁ@ウリュルキ小説/17/ラスト:02/11/03 04:52 ID:8HuiKxoQ
パタパタと通り過ぎる想い人に、雨竜は少しだけ心が痛んだ。
(朽木さん・・・商品仕入れてるトコロ替えた方がいいと思うなぁ。)
彼の記憶が全く消されていなかったこと、そして彼がまだ彼女を好きだということ─
それに加えて、昨日の討論で少しルキアとの関係を見直した一護が居るということを、
彼らは、まだ、知らない。



─夏が始まる─









871まぁ:02/11/03 05:14 ID:8HuiKxoQ
はいはい。後書きです。まぁです。こんばんは。…ていうかおはようございます。(am5:00)
今回のはウリュルキです。やっぱり雨竜は攻めれないです、と言い訳してもいいでしょうか。難しかったです。
エロっていうよりもエロを通じて成長する姐さんみたいな感覚です。なんなんでしょうね。よく判りません。
あと意見出してくださったのにも関わらず期待に添えないようなモノで本当すいません…精進します。ハイ。
えー、次こそは浦ルキあたりで激しいルキアタン(;´д`)ハァハァ 書きたいです。
その際はまたどうぞ宜しくお願いします。
872名無しさん@ピンキー:02/11/03 05:46 ID:PyLQVE/W
873名無しさん@ピンキー:02/11/03 06:08 ID:Q8u3X7uL
こんな時間に(・∀・)イイ!!!物拝ませて頂きました。まぁ様お疲れ様。(・∀・)イイ!!!夢を。
874名無しさん@ピンキー:02/11/03 09:16 ID:0rsNPfss
まぁ様おつかれさまです。
オチもイイ!あんま雨竜は好きくなかったけどこの話でちっと好きにナターヨ。
人間ドラマイイ!
875名無しさん@ピンキー:02/11/03 12:13 ID:fz7K/LzT
まぁ様有難うです。
真性ラブな雨ルキとってもイイです〜!
浦ルキも激しく期待しております。
876名無しさん@ピンキー:02/11/03 14:27 ID:XliOn4Rx
御疲れ様です
良いもの読ませてもらいました
877名無しさん@ピンキー:02/11/03 14:38 ID:lXr7CO5w
8781000取り業者:02/11/03 14:40 ID:0o2fS4PD
879860:02/11/03 17:22 ID:e5001OdM
>まぁ様
期待どおりでした!すごく良かったです〜。また次回もハァハァさせて下さいね。
880市丸鳩:02/11/03 22:38 ID:R1QjH1tm
まぁ様お疲れさまでした!いいもの見せてきただきましたー!

さて私、本編のドライな白哉&ルキアの兄様片思いテイストにへこんでおりました。
あの兄は義妹に萌え萌え&溺愛であってほしかったのに(涙
しかも最近ルキア出番ないし。萌えにくい、萌えにくいよ原作っ!!
そんなへこんだ気分を吹き飛ばす素敵サイトさまに巡り会ったので、ちょっと書く気が湧いて参りました。
自分はこう…変な白哉兄様ラヴなようです。
そんでもって一度は書きたいスクール水着ネタです。
皆様の萌えツボとは違うかもしれませんが、書き逃げスマソ。
881市丸鳩/ルキア水着ネタ1:02/11/03 22:40 ID:R1QjH1tm
「い…一護…っ!?これはなんだ?」
下校途中、「ちょっと寄る所があるから」と一護と別れたルキアは大きな包みを抱えて帰ってきた。
聞けば、某所から取り寄せた『高校生用夏服セット』だという。
しばらくごそごそとその包みを開いていたルキアであったが、あるものを発見して震える声で一護に問いかけた。
その手に握られているのはスクール水着。
「何って、水着じゃねーか」
と言いかけた一護は、ルキアの震えを羞恥心かと解釈した。
言動が古風なところのある彼女は、ひょっとしたらこんな露出の多い服を着たことがないのかもしれない。
そう思った一護は、どう説明したものか悩みつつ言葉を続けた。
「えーと、ほらこれから体育の時に水泳があるしよ…別に恥ずかしがることねえって。みんな着てるんだし」
「授業で!?」
ルキアは愕然として叫んだ。
「だって急流だぞ!滝壷だぞ!そんな過酷な修行をするのか高校生とやらは!?」
「…ルキアさん、俺話が見えないんですけどー?もしもーし?」
青ざめて「恐ろしい…」とくり返すルキアをなだめながら、一護は呼び掛け続けた。
震える細い肩をちゃっかり抱き締めながら。
882市丸鳩/ルキア水着ネタ2:02/11/03 22:41 ID:R1QjH1tm
ルキアが朽木家に引き取られて最初の夏がきた。
今日から水練の修行に入る--と兄に言い渡されたルキアは、着替えるように命じられた衣服を見て硬直した。
いくらなんでもこの服は布地が少な過ぎはしないだろうか。胴体は覆ってくれるものの、手足は丸出しである。
「あの…兄様…?」
「うむ。それは『スクール水着』というのだ」
---そういう問題ではないのだが、と言いたい気持ちをルキアは呑み込んだ。
「早く準備をしなさい。ここで着替えてもよいのだぞ」
「きっ…着替えて参りますっ!!」
ルキアは水着を抱えてあたふたと自室へかけ戻った。

「兄様、遅くなりました」
着替えが終わったルキアが、襖を開けた。
地味な紺一色の布地が、肌の白さを引き立てている。
腕も足も折れそうな程に細いが、胸は少女らしくかすかな曲線を描いている。
腰はきゅっとくびれ、柔らかな丸みをおびた小さな臀部に続いていた。
ルキアは兄の前に正座すると、恥ずかし気に視線を畳に落とした。
883市丸鳩/ルキア水着ネタ3:02/11/03 22:41 ID:R1QjH1tm
「…よし。」
「兄様…?何が『よし』のなですか?」
「む…私は何も言っておらぬぞ。ところでルキア!」
兄の叱責の声にルキアはびくりと体をすくませた。
「座り方が違う!膝は立てて体の前に揃えるのだ」
「こ…こうですか、兄様?」
ルキアはきちんと正座していた足を崩し、膝を揃えて体の前に立てた。
すべすべとした白い太腿を鑑賞しながら、白哉は厳粛な顔で言葉を続けた。
「よろしい。スクール水着と体操着の時は体育座り。以後心がけるように」
「はい。『すくーるみずぎとたいそうぎのときはたいいくすわり』ですね」
兄の言う通り復唱しつつ「体操着」という単語を知らないルキアは内心首を傾げた。
なにか特殊な任務につく時に着用する衣服なのだろうか。この座り方も何か意味があるのだろうか--と。
「…む。では行くぞ」
部屋を出る兄の背中を、ルキアも慌てて追い掛けて行った。
884市丸鳩/ルキア水着ネタ4:02/11/03 22:42 ID:R1QjH1tm
スクール水着の上に浴衣を羽織っただけ--という軽装のルキアを連れて、
裏山を登ること小1時間。二人は谷川のほとりに立っていた。
白哉に命じられて浴衣を脱いだルキアは、こわごわと流れを見下ろした。
「よし。では飛び込みなさい」
「…兄様ッ!?ここにですか!?」
深い淵。泡立つ流れ。岩にぶつかりくだけ散る波の先には滝壷が--
「安心しろ。命綱はつけてある」
怯えたように顔を見上げる妹を、白哉は微笑みながら突き落とした。
「っきゃああぁああー!!」
口からも鼻からも大量に水を呑み込んでしまい、ルキアは咽せながら溺れた。
足がつかない恐怖にパニックになって、泳ぐどころではない。白い泡の中に引き込まれて、ルキアは意識を失っていた。
---次に目覚めた時、彼女は白哉の膝の上で口移しに息を吹き込まれていた。
「に…兄様…」
弱々しく縋るルキアの手を優しく掴み、白哉は囁いた。
「さあルキア…もう1回だ」
885市丸鳩/ルキア水着ネタ5:02/11/03 22:42 ID:R1QjH1tm
「…とまあその衣服を着用する際には、過酷な修行が…」
かいつまんで語るルキアの説明を聞いて、一護は頭を抱えた。
間違っている。そのスクール水着に対する認識は明らかに間違っている。
とりあえず『一般的な高校の授業における水泳がどんなものか』を説明してルキアを安心させた後、
一護はふと疑問に思って尋ねた。
「で、お前それで泳げるようになったのかよ?」
「いや。それ以来恥ずかしながら水が怖いのだ。猛特訓の甲斐もなく…情けない」
心底悔しそうに唇を噛むルキアを見ながら、彼はため息をついた。
そんな無茶な特訓されたら、効果が上がるより恐怖心の方が叩き込まれてしまうに決まっている。
(しかし…誰だか知んねーけどこいつの師匠とやら、無茶すんよなー。
 修行っつーよりいじめじゃねーのか?)
そう、彼は知らない。
白哉が、ルキアの溺れっぷりを堪能する余りたびたび水から引き上げるタイミングを逸しかけていたことを。
世の中にそういうシチュエーションを激しく好む人間がいる事を、若い一護はまだわかってはいない。
一生知らなくても別に困らない知識ではあるが。
886市丸鳩/ルキア水着ネタ6:02/11/03 22:43 ID:R1QjH1tm
「俺が泳ぎ教えてやろうか?プールなら足がつくから怖くないと思うぜ?」
同情心にかられて、一護はこう切り出した。
「…いいのか?」
「ああ、市民プールなら利用料安いし、けっこう遅くまでやってるからな」
「ほ、ほんとかっ?頼むっ!ぜひ頼む!!」
喜ぶルキアを見ながら、一護は自分に言い訳をした。
(プールの授業の時、こいつ一人が泳げなくて恥をかいたら可哀想だからな。それだけなんだ。
 けして水着姿が見たいとかマンツーマン指導で手取り腰取りとか、そんな疚しいことはかけらも!
 …考えてるさ。ああ考えて悪いか!!)
「明日、明日でもいいか?ほんとに連れてってくれるのか?」
子供のようにはしゃぐ彼女の姿に、ちょっと罪悪感を感じる一護であった。

その後二人で特訓にいそしむ姿を啓吾と水色に目撃されてしまい、
一護はクラスの男子生徒にみっちり吊るし上げられることになるのだが
-----それはまた後日の話である。
887名無しさん:02/11/03 22:54 ID:pxVYZuap
ナース(・∀・)イイ!!
http://www.paw.hi-ho.ne.jp/otimpo/
888名無しさん@ピンキー:02/11/03 23:29 ID:w+An7U4Z
市丸鳩さん降―――(゚∀゚)―――臨!! お疲れさまです!
本編の白哉の冷たさっぷりには自分もヘコみますた。
もっとルキア溺愛とか、そうでなくとも歪んだ義妹への愛とかあると思ってたのに…
それにしても市丸鳩さんのSSはどこか温かくて良いです。
しかも白哉がどこかお茶目入っててw
イイもの見させていただきました。これからもがんばってください!(´∀`)ノ
889名無しさん@ピンキー:02/11/04 00:21 ID:Iblsnd0u
まぁ様に引き続き市丸鳩さんまでもが降臨か。大量じゃー。
楽しませていただきました。
890名無しさん@ピンキー:02/11/04 00:24 ID:OGB3gUSI
市丸鳩さん最高!!
兄様は、冷たいながらも心の中でルキアを好きで好きで堪らない、と妄想して頑張ってます(w
市丸鳩さんと、市丸鳩さんに書く気を湧かせてくれた素敵サイトに感謝。
市丸鳩さんを永遠に応援してます!!
891名無しさん@ピンキー:02/11/04 07:39 ID:93By8xGM
チャドルキとかチャドオリとかどうよ?一護に振り向いてもらえない織姫がヤケになってチャドと、とか?
892名無しさん@ピンキー:02/11/04 09:42 ID:Iblsnd0u
ここは「朽木ルキア大ブレイクの予感」という名のスレです。
汚物はいりません。
893名無しさん@ピンキー:02/11/04 10:39 ID:JbyOGmLu
>汚物
本スレのノリは捨ててマターリしましょうや。
ルキア専用スレということには激しく同意。
894市丸鳩:02/11/04 11:19 ID:Fn4uXk1z
マターリ賛成です(=゚ω゚)ノょぅ。みんなルキアが好きなんだー…という事で。

皆様の暖かいお言葉に感謝です。
いつも「この後スクール水着のままのハアハアを書いてこそのエロパロ板だろうがゴルァ(゚д゚) !」
と己の腑甲斐無さを恥じております。っていうか誰か書いて下さい…(涙

ところで素敵サイトさまのSS…じゃないけど
”ルキアと白哉兄様の会話だけで構成されてる素晴らしい作品”に
感動してまた書いてしまいました。
こんなところで捧げても意味ないでしょうが、一方的にリスペクト。あの管理人さん、大好きです。
サクっと短く逝ってみます。すみません。
895市丸鳩/白哉兄様の間違った教育1:02/11/04 11:20 ID:Fn4uXk1z
「ルキア!お前の衣装箪笥を調べさせてもらったが、一体なんだこれは?!」
「に、兄様、そ…それはっ!」
「最近無駄遣いが多いと思っていたら、こんな下らないものに費やしていたのか。
 なんだこれは?寄せて上げる…?天使のブラだと?」
「ああっ…兄様申し訳ありません!」
「まさかお前…最近気になる男でもできたのではあるまいな?そのような者があるなら正直に言うのだ。
 朽木家に相応しい男であるか、この兄が吟味のうえ一刀両断に…」
「ちっ、違います兄様!そんなのではありません!
 ただ恋次が…恋次が私の事を貧乳だと言ってからかうので悔しくて…それで…」
「愚か者!」
「ごめんなさい兄様…」
「貧乳と微乳は違う。そこをあの男はわかっておらぬ。
 そよ風のことを微風と言うように!ほろ酔いのことを微酔と言うように!
 かすかな乳と書いて微乳。ほのかな乳と書いて微乳。
 その控えめでしのびやかな美しさを理解せぬ男のなんと多いことか…嘆かわしい」
「…えーと兄様…ルキアにもわかりません」
「ふむ。女子はわからずともよい。というより自覚せずともよいのだ。
 己の魅力に驕らず、ささやかな胸を恥じるその風情もまた好ましい。
 ところで私は少し出かけるが、お前はこの文章を100回書いて反省するように」
---------------------------------------------------------------------------
「お帰りなさいませ、兄様」
「うむ、反省文は書き終わったか?」
「はい兄様」
「では声を出して読み上げなさい」
「『Bカップまではノーブラで良し』」
「よろしい。以後、それを朽木家の家訓としてよく肝に命じるのだぞ。
 …それから当分恋次は出勤できぬと思うから、お前が奴の巡回地域も廻ってやりなさい」
「は、はい兄様…あの…?」
「なんだ?」
「お袖に汚れが…」
「案ずるな。返り血だ」

<了>…また恋次がオチで激しくスミマセン(=Tω⊂
897名無しさん@ピンキー:02/11/04 11:28 ID:6t9brAWR
此処はマターリで良いスレですね。


というわけで(?)
どなたか千鶴×ルキアとか書いて下さいませぬか…
監禁とか縛りとか媚薬とか放置とかオモチャ使ったりとか。
898名無しさん@ピンキー:02/11/04 12:29 ID:y9ygikZL
「Bカップまではノーブラで良し」本気でウケました(w
いつも面白い小説書き置いてくれる市丸鳩さんに乾杯
899名無しさん@ピンキー:02/11/04 12:33 ID:4ueI6PS4
その家訓を、下界にいっても忠実に守り続けてるルキアタンが素敵ですw
昨日今日と市丸鳩さんのSSが読めて幸せー(´∀`*)
いつもありがdです。
900名無しさん@ピンキー:02/11/04 13:02 ID:FN5ILIAg
901名無しさん@ピンキー:02/11/04 15:11 ID:V0nf1dzW
スレ違いでしょうが、教えてください
織姫のエロ小説どこかにありませんか?
902名無しさん@ピンキー:02/11/04 15:28 ID:KBnRITQ1
>901
消えて下さい。
903名無しさん@ピンキー:02/11/04 16:46 ID:Xf23qLDH
>901
ちょっと昔までネット上にあったけど
織姫人気降下で消えたみたい
904名無しさん@ピンキー:02/11/04 17:19 ID:YA/u3o0C
2ヶ月で900overとは。
1年かかった前スレとは大違いですな。
神様の降臨も、嬉しい限りです。

>>901
 一護、織姫のあと、一護ルキアとゆー小説だったらあった気がする。
 あと、レズ女と織姫
905名無しさん@ピンキー:02/11/04 17:40 ID:Fn4uXk1z
そろそろ次スレの用意しとくべき?
テンプレ↓  添削きぼん

〜1の文章〜
朽木ルキア(BLEACH)をマターリ愛でるスレ。関連スレは>>2
前スレ 「朽木ルキア」大ブレイクの予感パート2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1031739611

〜2の文章〜
前々スレ 「朽木ルキア」大ブレイクの予感
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/998636062/
関連スレ&関連サイト 
厨房作家久勃起TITE「BLEACH」3Part29 (少年漫画板)
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1036039414/
BLEACH@2h過去ログ倉庫
http://isweb36.infoseek.co.jp/novel/isw_air/2chlog/
BLEACH@2hエロパロ板小説保管庫(←直リンなしで)
ttp://isweb46.infoseek.co.jp/novel/b-novel/
906boo:02/11/04 20:01 ID:y9ygikZL
こんちは。恋ルキが書き終わらないサボり魔です。
気が付けばそろそろこのスレも終わりそうで。早いですね。
02/10/20・市丸鳩さんのから02/11/04市丸鳩さんのまで再録しますた。
作者さんは確認よろしくっス。

ttp://isweb46.infoseek.co.jp/novel/b-novel/

おれっちはこのスレで無事にあの恋ルキを書き終われるか心配です
ガタガタガタヽヽ((´´-ー-``))ノノガタガタガタ
907名無しさん@ピンキー:02/11/04 20:23 ID:Fn4uXk1z
>906
わあbooさんだあ!いつも本当にありがとうございます!
あのサイトがある限り、ここにうぷされた素晴らしい小説が散逸することはないと
嬉しく心強く思っております。
booさんの恋ルキSS、マターリお待ち申し上げております。
908名無しさん@ピンキー:02/11/04 20:30 ID:WFQiBorF
>905タン
気が利きますなぁ。お疲れ様です!
そういえばもう900過ぎてるのか…ここの神様方とマターリな住人に乾杯でつ

>booさん
お帰りなさい&毎度お疲れさまです!
booさんの恋ルキも楽しみにしてます。マイペースでガンガッてくだされー
909市丸鳩:02/11/05 00:14 ID:UzwuPhx9
booさんいつもありがとうございます。
このスレお引っ越しはいつ頃?950でしょうか?

さて気を抜くと原作はどんどん進行していくので、小ネタを一つ。
一護はストイックにルキアの事が好きな気がします。
恋次は「いい女なら皆好き」という程度には遊び慣れていそうですが、やはりルキアのことが純粋に好きな気がします。
問題は白哉兄様と雨竜。
微乳萌えとか妹属性萌えとか調教モノ萌えとか色々間違った方向で愛を展開させてそうな気が…。
チャドはよくわかりませんが。
そんなことを考えていたらできてしまった『BLEACHこんな展開は嫌だ!尸魂界突入編』です。
続編はないです、多分。ごめんなさい。

恋次「ルキアは渡さん!命が惜しくばさっさと帰れ。そして余命を全うしろ!」
一護「は!命が惜しくてこんなとこまで来るかよ!」
恋次「悪いこたぁ言わねえ、諦めろや。てめぇらみてえな若造にはそこの巨乳ねーちゃんがお似合いってもんだろう」
石田「何をくだらないことを。井上さんには失礼だが、Cカップ以上の胸など邪魔なだけだ」
織姫「ええええ!?」
恋次「若いのに間違ってないか、お前…そっちのデカイのはどーよ?ん?やっぱり胸はどか〜んでぼい〜んが基本だろ?」
チャド「…(無言で首を横に振る)」
白哉「む…やはりこ奴ら、捨ててはおけぬか。尸魂界における微乳スキーの均衡をこれ以上乱されるわけにはいかぬ」
恋次「いや隊長、そういう問題じゃねえっす」
石田「微乳萌えの両雄は並び立たない…というわけだ。ここまで来た以上、覚悟はできているさ」
チャド「…(無言で頷く)」
恋次「いいのかー!てめぇらそんな理由で命かけていいのかーっ!?」
一護「さっきから聞いてりゃなんなんだよお前ら!ルキアが微乳だろうが巨乳だろうが、そんなの関係あるか!
   惚れた女の胸がたまたま平らだったってだけのことじゃねえかよ!」
恋次「小僧ー!俺の事をアニキと呼べええぇ(号泣)!!」
一護「いやじゃああああぁああーっ(絶叫)!!」
<了>ス、スミマセン…
911名無しさん@ピンキー:02/11/05 00:44 ID:/Dq3YpN6
市丸鳩さん最高
ワロタ。石田の意見に禿同
912名無しさん@ピンキー:02/11/05 02:13 ID:SsLRZJcX
市丸鳩さん猛烈にage。

「平ら」と言い切る一護がかなりワラタ。
少しはあるって言ってやれ…とか思ってみたりソレはソレで清々しいな、とか思ってみたり。
913まぁ:02/11/05 02:39 ID:OumBUbFW
市丸鳩さん、大いに笑わせて頂きました!微乳スキー…(藁
あと兄様はルキアにメイド服とか着せるのも好きそう。
コスプレプレイとか。府警服とか着せたまま。うわぁ、変態ぽくて萌え!
雨竜は激しくマゾ属性だと思います。
逆に、雨竜は府警服の女性にイジメられて悦ぶタイプだと推測します。うわぁ、変態ぽいっていうか変態!!
でもルキアは天然で受けだから、ルキウリュ(言い難い)は成立しなさそうです。
とにかく楽しませて頂きました☆良かったですvv
914まぁ:02/11/05 02:41 ID:OumBUbFW
府警ってなんだよ…。
婦警でした!スマソ!
エロ小説書く前に漢字の勉強しなきゃね!(藁
915名無しさん@ピンキー:02/11/05 02:42 ID:VpKRn8Nd
916名無しさん@ピンキー:02/11/05 02:52 ID:6u75ASXW
画像が貼れるチャット&掲示板
http://www.i-chubu.ne.jp/~tomomi-h/marion/navi/navi.cgi?links=20311

917名無しさん@ピンキー:02/11/05 03:45 ID:HnPRYo0q
神様もROMに徹してる人も(・∀・)イイ!!!人が揃うから伸びるんだよなあ。もちろん立てた人のアフターケアもね。
918名無しさん@ピンキー:02/11/05 17:33 ID:u9O+EGp/
>904
901ではないが、そのイチオリの後にイチルキって読んでみたい。っていうかイチゴ遊び人…?
まだ見れるん?
919名無しさん@ピンキー:02/11/06 14:32 ID:jK8o0fDW
イチオリ?そんなの望んでるやつここにはいないよ。
少なくとも
920名無しさん@ピンキー:02/11/06 14:51 ID:uhgjQ1nS
ここにはルキアにハァハァする人達が集まる憩いの場所なのです。

織姫は要りません。
921名無しさん@ピンキー:02/11/06 16:29 ID:SL0pHxno
今後ルキアたん@座敷牢がまた見られる機会がめぐってきますように。
看守役の若い死神を追い出しておいて、
牢獄の中での白ルキなんての妄想。
無理矢理というか力づくなシチュエーションで。
922名無しさん@ピンキー:02/11/06 18:29 ID:2tWIgh8d
いいねえそれ…>921
神を待とう。
ところで昨日の夜から今までこのスレに飛ぼうとすると広告ページの飛んじゃってたんだが俺だけ?
923名無しさん@ピンキー:02/11/06 18:31 ID:2tWIgh8d
下にさがると見れなくなるようだ。あげときます。
924名無しさん@ピンキー:02/11/06 19:00 ID:SL0pHxno
>>922
同じだー。ブクマから行こうとするとピンクタワーに飛んじゃうんだよね。
かちゅ〜しゃからなら見られるんだけど…
とりあえず見れない人の為にあげときます。

小ネタ。
白哉兄様はスクール水着だけじゃなく体操着&ブルマーもやってそうでつ。
ルキアたんの鬼道の特訓は「ブルマ着用(必須)」だったかもしれません。
そしてそれを常識だと教え込まれて育つルキアたん…ちょっと問題かも。
925名無しさん@ピンキー:02/11/06 19:25 ID:2tWIgh8d
ブルマールキアたん萌え そしてage
926名無しさん@ピンキー:02/11/06 20:05 ID:LasAdYjQ
キタ━━━━━━( ゚∀゚∩)━━━━━━━!!!!!
かわいすぎてエロすぎて萌え萌え

http://www.pink1.com/
927924 リレーでもしませんか?:02/11/06 21:17 ID:SL0pHxno
「に、兄様…この服は本当に下着ではないのですか?」
白哉の命令で白い体操着と紺のブルマーに着替えたルキアは、おずおずと問いかけた。
「何をいうか。それはれっきとした戦闘服だ。お前のような小柄な者が身軽に動けるように考えてのことだ」
「も、申し訳ありません。ルキアがあさはかでございました」
兄の配慮に感謝しつつ、ルキアは白哉の前に正座した。
「ルキア!お前はなんと物覚えが悪いのだ!私はこの前なんと教えた?」
厳しい叱責の声に、ルキアはすくみ上がった。慌てて足を『体育座り』に組み直す。
この衣装の時はこの座り方が基本だと、白哉からきつく言い渡されていたのを失念していたのだ。
「すみません兄様!」
怯えるルキアのまえに、白哉は膝をついて顔を近付けてきた。
「どうもお前はこのごろぼんやりしておるな」
白哉はぐい、と両手でルキアの膝を広げ、その足の間に体を入れた。右手を延ばし、紺の布地に包まれた両足の谷間を撫で擦る。
「…あっ!」
ルキアは思わず切な気な吐息を漏らした。身を捩るルキアのかすかな抵抗など意にも介さず、白哉の左手は体操服の中に潜り込んでくる。
「どこか体の具合でも悪いのではないか?この兄が検分してやろう」
↑こんな感じですかね>ブルマルキアたん。お後は誰かよろしく。リレーでも面白いかも。
928名無しさん@ピンキー:02/11/06 22:30 ID:aEx3GqhU
>927イイ!文才の無い俺は見守ることしかできんがガンガッテくで!
929 :02/11/06 22:32 ID:tncZnDS9
930名無しさん@ピンキー:02/11/06 23:20 ID:q0wzObj+
931sage:02/11/06 23:20 ID:f56XPYD4
sage
932名無しさん@ピンキー:02/11/06 23:24 ID:80jGdiUD
兄貴の性格が段々破綻してくぅw
933名無しさん@ピンキー:02/11/06 23:38 ID:BPMOEhGr
ここのはお勧め。
安いし、女ウケいい!
合ドラも結構効くよ!!
http://www.adultshoping.net/linkstaff.cgi?id=001951
934名無しさん@ピンキー:02/11/07 11:03 ID:QXkO+E++
ブルマルキアたん(;´д`) ハァハァ
ところでお引っ越しは950ですか?
935□□ヤリマン女晒します□□:02/11/07 11:15 ID:s24UDNQz
俺を騙した淫乱女達です
懲らしめちゃってください
鹿部綾(18)/東京↓
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恩地優美(23)/埼玉↓
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富永瞳(16)/大阪↓
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白石京子(27)/神戸↓
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藤田美和(18)/千葉↓
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936bloom:02/11/07 11:57 ID:MRqDLqXf
937名無しさん@ピンキー:02/11/07 15:41 ID:9ry/YddW
宣伝が多いな・・・
938名無しさん@ピンキー:02/11/07 20:41 ID:9ry/YddW
age
939名無しさん@ピンキー:02/11/07 20:52 ID:5rK/kSZv
世界のエッチトイレで取った写真、ライブ女性トイレのぞきカメラ
中学生・高校生トイレのぞきカメラ、おしっこ映像、うんこの写真!!

http://www.vipvirgin.com/cgi-bin/top/in.cgi?id=jpdvdwar
940名無しさん@ピンキー:02/11/07 21:02 ID:I1vmaLBO
はじめてかちゅーしゃ経由で書き込んでるんだけど、一体スレに何が起きたんだろうね・・・。
他のところも読めなくなってるらしいし。
941名無しさん@ピンキー:02/11/07 22:29 ID:SSUkaoRk
わたくしもかちゅーしゃで初書き込み。
電波2ちゃんに読めなくなった理由みたいの書いてあったよ。
とにかく早く直ってくれなきゃ飢えて死んでしまう。
942名無しさん@ピンキー:02/11/07 23:03 ID:qqCczltw
なんか困ったことになったね。
かちゅじゃなきゃ読めないし、書くのもねえ…
そろそろ引っ越し時期だけど、こんな時に新スレも立てられない(たてにくい)し。
早く板が直るといいね。
テンプレ再度乗せておく
〜1の文章〜
朽木ルキア(BLEACH)をマターリ愛でるスレ。関連スレは>>2
前スレ 「朽木ルキア」大ブレイクの予感パート2
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1031739611

〜2の文章〜
前々スレ 「朽木ルキア」大ブレイクの予感
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/998636062/
関連スレ&関連サイト 
厨房作家久勃起TITE「BLEACH」3Part29 (少年漫画板)
http://corn.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1036039414/
BLEACH@2h過去ログ倉庫
http://isweb36.infoseek.co.jp/novel/isw_air/2chlog/
BLEACH@2hエロパロ板小説保管庫
ttp://isweb46.infoseek.co.jp/novel/b-novel/
のきれあE文庫(゚皿゚)ノ
ttp://isweb36.infoseek.co.jp/novel/isw_air/bunko/essb/e_top.html
943名無しさん@ピンキー:02/11/07 23:08 ID:MoCIIJPM
944名無しさん@ピンキー:02/11/08 00:03 ID:ypD/i+i3
スレタイはパート3でよいのかな?
945名無しさん@ピンキー:02/11/08 15:39 ID:HJ07BqG0
スレ作りキボンヌ
946boo:02/11/08 18:43 ID:nxgS7SfK
こんちはbooですが。ちょっと変更のお知らせ。
エロパロ板のURLは
ttp://b-novel.hp.infoseek.co.jpでおながいします
インフォシークの都合で変わるみたいで。手数をかけるぜ(泣
ちなみにこのアドレスで飛べるのは11月9日かららしい。
それじゃ。
947名無しさん@ピンキー:02/11/08 22:50 ID:xTXdsGxk
booさんいつもありがとうございます。
スレ立て、そろそろした方がいいかな?
948名無しさん@ピンキー:02/11/08 23:26 ID:Rh5pYUsW
949名無しさん@ピンキー:02/11/10 21:42 ID:hj0+ZAf1
スレのURLの『read.cgi』をr.iに変えるだけで、携帯モードでブラウザでも読めるんだね。
http://www2.bbspink.com/test/r.i/eroparo/1031739611
950名無しさん@ピンキー:02/11/11 19:09 ID:EZhsV9hJ
スレ復活したみたい?広告ページに飛ばなくなったよ!
951名無しさん@ピンキー:02/11/11 19:31 ID:FuQotBbL
ここの、いい!!
週刊アスキー、他で紹介されてる。
見れば分かるけど、その辺で買うよりかなり安い!
女ウケもいいし、気兼ねなく通販のできる環境の方に
絶対お勧め!!
ちなみに合ドラは市価の50〜70%引きで販売してるよ!!
http://www.adultshoping.net/linkstaff.cgi?id=001951
952名無しさん@ピンキー:02/11/11 21:00 ID:orkHX7oo
age
953名無しさん@ピンキー:02/11/11 22:50 ID:iJKTwKWd
新スレ立てました。

「朽木ルキア」大ブレイクの予感パート3
http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1037021985/l50
954名無しさん@ピンキー:02/11/11 22:53 ID:S/L38CwH
ここ2・3日見れなくてツラカッタ。
955名無しさん@ピンキー:02/11/12 11:39 ID:P7UU9dgB
埋め立てするよー。
956名無しさん@ピンキー:02/11/12 11:43 ID:P7UU9dgB
埋め立て
957名無しさん@ピンキー:02/11/12 14:31 ID:P7UU9dgB
埋め立て
958名無しさん@ピンキー:02/11/12 16:33 ID:P7UU9dgB
埋め立て
959名無しさん@ピンキー:02/11/12 19:11 ID:P7UU9dgB
埋め立て
960名無しさん@ピンキー:02/11/12 19:53 ID:P7UU9dgB
埋め立て
961げっとじゅしゃー ◆7VGETycoi2 :02/11/12 22:17 ID:GDHyZaU6
そろそろ私の出番かな
くっくっく
1000はもらった!
962名無しさん@ピンキー:02/11/12 22:25 ID:+GTuAALF
>>961
 ( ´,_ゝ`)プッ
963げっとじゅしゃー ◆7VGETycoi2 :02/11/12 22:28 ID:GDHyZaU6
>>962
(ノ`п´)ノ⌒┻━┻
964げっとじゅしゃー ◆7VGETycoi2 :02/11/12 22:49 ID:GDHyZaU6
ショビット!!!!!
965げっとじゅしゃー ◆7VGETycoi2 :02/11/12 23:07 ID:GDHyZaU6
360フリップ!!!!!!!!!!!
966名無しさん@ピンキー:02/11/13 18:54 ID:lSeqBloW
埋め立て
967名無しさん@ピンキー:02/11/13 18:54 ID:lSeqBloW
埋め立てて
968名無しさん@ピンキー:02/11/13 18:55 ID:lSeqBloW
埋め立ててて
969名無しさん@ピンキー:02/11/13 20:11 ID:7eMZJoW/
埋め立てててて
970名無しさん@ピンキー:02/11/13 20:11 ID:7eMZJoW/
埋め立ててててて
971名無しさん@ピンキー:02/11/13 20:11 ID:7eMZJoW/
埋め立てててててて
972名無しさん@ピンキー:02/11/13 20:11 ID:7eMZJoW/
埋め立ててててててて
973名無しさん@ピンキー:02/11/13 20:12 ID:7eMZJoW/
埋め立てててててててて
974名無しさん@ピンキー:02/11/13 20:12 ID:7eMZJoW/
埋め立ててててててててて
975名無しさん@ピンキー:02/11/13 20:12 ID:7eMZJoW/
埋め立ててててててててててて
976名無しさん@ピンキー:02/11/13 20:20 ID:7eMZJoW/
977名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:04 ID:EN0JHMll
埋め立て
978名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:05 ID:EN0JHMll
埋め立てて
979名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:05 ID:EN0JHMll
埋め立ててて
980名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:05 ID:EN0JHMll
埋め立てててて
981名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:07 ID:EN0JHMll
埋め立ててててて
982名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:07 ID:EN0JHMll
埋め立てててててて
983名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:07 ID:EN0JHMll
埋め立ててててててて
984名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:07 ID:EN0JHMll
埋め立てててててててて
985名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:07 ID:EN0JHMll
埋め立ててててててててて
986名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:08 ID:EN0JHMll
埋め立てててててててててて
987名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:08 ID:EN0JHMll
埋め立ててててててててててて
988名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:08 ID:EN0JHMll
埋め立てててててててててててて
989名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:08 ID:EN0JHMll
埋め立ててててててててててててて
990名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:09 ID:EN0JHMll
埋め立ててててててててててててててて
991名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:09 ID:EN0JHMll
埋め立てててててててててててててててて
992名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:09 ID:EN0JHMll
埋め立て
993名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:09 ID:EN0JHMll
何でADSLなのにID変わるんだろう。
994名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:10 ID:EN0JHMll
実はADSLじゃないのかな?
995名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:10 ID:EN0JHMll
偽ADSL
996名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:13 ID:EN0JHMll
偽偽ADSL
997名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:19 ID:36O9S99d
997
998名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:24 ID:fzUfvOYH
998
999名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:37 ID:DF9PL+io
999
1000名無しさん@ピンキー:02/11/13 23:37 ID:DF9PL+io
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