佐々木倫子作品でどうぞ!

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1名無しさん@ピンキー
「動物のお医者さん」とか「Heaven?」など、
彼女の作品には徹底してエロがない。そう、恋愛さえも。しかし、
そこがまた妄想の宝庫だったりする。
みなさんの妄想をお待ちしています。
2名無しさん@ピンキー:02/08/08 18:35 ID:UfkI68Df
2ゲトー
3名無しさん@ピンキー:02/08/08 18:46 ID:y3Jztty/
無理
4名無しさん@ピンキー:02/08/08 21:41 ID:lF5A6MY6
むしろ遠藤淑子キャラが欲しい。
5名無しさん@ピンキー:02/08/08 22:25 ID:bK8B9YBK
妄想のカケラモナイ
6名無しさん@ピンキー:02/08/09 07:13 ID:D+wQxv1v
カップリングは容易に思いつくけど。
「動物」ではハムテル×菱沼、二階堂×菱沼(あるいはこの3人で・・・)、
小林×小泉、ハムテル×小夜ちゃん、二階堂×小夜ちゃん、
神矢×菱沼、神矢×小夜ちゃんetc・・・

「Heaven?」では伊賀×オーナー

古いけど「忘却シリーズ」では勝久×莢子(「家族の肖像」第3話のヒロインで、
勝久を好きな子)」、勝久もしくは瑞生×蒔絵(「代名詞の迷宮」のヒロインで、
ヤクザのお嬢)

ただ、話に持っていけないのがチトマズー。
7名無しさん@ピンキー:02/08/10 05:30 ID:2qy+e0Yh
菅原教授に馬の性欲処理をさせられる菱沼…
8名無しさん@ピンキー:02/08/10 08:20 ID:J2Erzl7e
雁子と鴫子がレズってる画像きぼん
9名無しさん@ピンキー:02/08/10 14:27 ID:TaJ/AElb
>>8
ずいぶんコアなところに持ってきたね〜(w 
漏れもきぼん。
10名無しさん@ピンキー:02/08/10 16:35 ID:k6z6LdyN
ほとんどダッチワイフ同然のサセ子さんだった菱沼。
はじめはショックを受けたものの欲望には勝てず、
完全マグロの菱沼に奉仕するハムテル二階堂のコンビ。
11名無しさん@ピンキー:02/08/10 22:32 ID:zm7E7H23
悪の漫研のおねーさん達…とかいったらダメっすか?
12名無しさん@ピンキー:02/08/11 05:10 ID:Pg1hxMrq
同人誌で読んだコトあるよ、ハムテル&二階堂vs菱沼さん。
スカトロモノだったけど。
チョビも出てたな、そーいえば。
13名無しさん@ピンキー:02/08/11 09:05 ID:7JdDdt3v
>12
めちゃ読みたい……。
内容詳しく教えて〜!
14名無しさん@ピンキー:02/08/11 09:58 ID:5QcqwZM3
漆原教授にアフリカ原産の精力剤と媚薬の効力試験をさせられる二階堂・ハムテルVS菱沼!?
15名無しさん@ピンキー:02/08/11 13:11 ID:6wf9Gk6c
http://kabu423.tripod.co.jp/deai.html
とりあえず出会いを楽しみましょう。Hな出会いもあり

http://kabu423.tripod.co.jp/h.html
したたり落ちるエロい女の子達!エッチな美少女が大集合!
 
16名無しさん@ピンキー:02/08/11 18:07 ID:upRe/Ehr
なんてマニアックナスレなんだ!

酔った勢いで理性のぶちきれた伊賀くんが、
オーナーをヒイヒイいわすとことか見たい。
17名無しさん@ピンキー:02/08/11 18:07 ID:bbvEcp7G
なんてマニアックナスレなんだ!

酔った勢いで理性のぶちきれた伊賀くんが、
オーナーをヒイヒイいわすとことか見たい。
18名無しさん@ピンキー:02/08/11 22:10 ID:MIpVJczj
一度でいいからシーザー×チョビを見てみたいぞ!
19名無しさん@ピンキー:02/08/12 14:42 ID:LpTxg+f5
潔癖症の小夜ちゃんの心を汚したい・・・
20名無しさん@ピンキー:02/08/12 17:15 ID:7IX7jd7k
「忘却シリーズ」の勝久が、おどおどびくびくしながらも
快楽にのめりこんでいく様子が見たいよ〜!
もちろん相手はあの初恋の子。かわいいように見えて実は淫乱な
莢子ちゃんに萌える。莢子ちゃんによって目覚める勝久萌え〜!
前にもあったけど、ヤクザの嬢ちゃんもいいな。
こっちは「どきどき初体験同士」って感じで。
21名無しさん@ピンキー:02/08/12 23:10 ID:DKHXU4NC
だれかー、SSあげてくれー!佐々木エロパロならなんでもいい。
よみたいぞ。ヽ(`Д´)ノウワァァン
22アオイ:02/08/12 23:48 ID:9tTvfbPz
わたしも見たいぞー(>_<)
安直なとこではハムテル×菱沼。
おばあさん×二階堂はどうだー!?
絶対に迫力に負けて二階堂はいいなりだ☆ 更におばあさんの欲望を手伝うハムテル…とかとか。
23名無しさん@ピンキー:02/08/13 00:03 ID:bgFD6qSq
>>22
おばあさん・・・枯れてなかったんだね。
二階堂が生気を吸い取られてミイラになってしまいそう。
24名無しさん@ピンキー:02/08/13 00:37 ID:aK9mdoSc
おまえら!「〜が見たい」だけじゃなくてSSも上げれ!・・・て下さい。
臥してお願い申し上げます。
25名無しさん@ピンキー:02/08/13 22:36 ID:vwwmt5l4
ttp://www.ksky.ne.jp/~thinklab/think/heroin/MG002L.html
皆様にコソーリとプレゼント。
角煮板の「レアキャラリクエストフォーム」の「川原泉の…」という依頼で貼ってあったアドレスから発見
26名無しさん@ピンキー:02/08/14 10:13 ID:SopTO54R
>>25
ありがd。わたしも見たことあるよ。
27名無しさん@ピンキー:02/08/15 00:08 ID:RQ0JvyF6
チョビ×ハムテルとか、二階堂×スナネズミ達とかなら見てみたい・・・。
28名無しさん@ピンキー:02/08/15 20:02 ID:vj0z+y5Y
いつも幸せそうな顔のスナネズミに、集団でちんこカジられる二階堂・・・。
かわいそすぎる・・・。
29名無しさん@ピンキー:02/08/15 22:07 ID:WLHg6ZgU
おもしいからage
30名無しさん@ピンキー:02/08/16 19:53 ID:HU6D9vgG
>>28
禿同!かわいそすぎるぜ。ガクガクブルブル・・・。
漏れがいいのは、普段は痛みなどの感覚が鈍いのに、Hの時だけ感じまくる
菱沼さん。しかも低空飛行なのに丈夫ときたもんだ。
ハムテルや二階堂のほうがギブアップするくらいに何度も欲しがっちゃったりする。
うん、萌える。
31名無しさん@ピンキー:02/08/16 20:23 ID:ZdE10Iy9
>>13
確かむかーしの久保書店の同人アンソロジーに載ってた。
サークルはRAT TAIL、書いてる人はIRIE YAMAZAKI。

内容は不感症の菱沼を3人でレイプするがまるで無感動なのでガックシ、しかし肛門責め始めたら途端に感じまくるのだった。
てなもん。
同人ショップでも中古で入手出来ると思う。
32名無しさん@ピンキー:02/08/18 21:03 ID:b+ks2mlD
>>31
菱沼ってまさかバージンじゃないよね?
初めての相手ってどんなヤシだったのかな?
貴様ら、妄想をあげてください。
33名無しさん@ピンキー:02/08/22 21:58 ID:JD4neIl1
>>18
自分も一回でいいからシーザー×チョビを見たいと思ってたクチです。
といっても擬人化ですが。
こんなん考えるの、日本広しといえど自分だけだと思ってたので、何かうれしい(w

傍若無人ではた迷惑なリーダー的存在のシーザー(若かりし頃の漆原教授みたいなの
キボン)と、学級委員みたいな真面目で可愛いチョビ…。
見たいなあ…(;´Д`)ハァハァ
34名無しさん@ピンキー:02/08/22 23:02 ID:m5Qe6j9x
>>33
漆原教授と小夜ちゃんか?
35名無しさん@ピンキー:02/08/23 03:44 ID:xvo0wBiQ
シーザー:オレはヤルぜ オレはヤルぜ オレはヤッてやるぜ!!
チョビ:うるさい・・・
シーザー:オレはニオイを嗅ぐぜ オレはニオイを嗅ぐぜ オレはま○このニオイを嗅ぐぜ!!
チョビ:うるさい・・・
クンクンクンクンクンクンクンクンクンクン・・・
シーザー:オレはニオイを嗅いだぜ オレはニオイを嗅いだぜ オレは発情したクサイま○このニオイを嗅いだぜ!!
チョビ:やかましい・・・!
シーザー:オレは入れるぜ オレは入れるぜ オレはま○こにち○ぽを入れるぜ!!
チョビ:怖い・・・
ガシッ!! グニグニグニ・・ズリュッ!!
シーザー:オレは入れたぜ オレは入れたぜ オレはち○ぽを入れたぜ!!
チョビ:痛い・・・
シーザー:オレは振るぜ オレは振るぜ オレは腰を振るぜ!!
チョビ:うるさい・・・
カクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカク・・・
シーザー:オレは気持ちいいぜ オレは気持ちいいぜ オレはすごく気持ちいいぜ!!
チョビ:激しい・・・
シーザー:オオオオオレはイクぜ オレはイクぜ オレは思いっきしイクぜ〜〜〜!!!!!
チョビ:・・・・・
どぴゅっ!! びゅっびゅっびゅっびゅるびゅるびゅるぴゅるっ・・だら〜〜〜・・・
シーザー:ゼ〜〜〜ゼ〜〜〜・・・オ、オレはヤッたぜ オレはヤッたぜ オレはヤッてやったぜ!!
チョビ:・・・早い・・・

>>18、33
連載されてた週刊誌(タイトル忘れた)に付いてきた付録を参考に考えると、きっとこんな内容になると思われ。
36名無しさん@ピンキー:02/08/25 09:49 ID:WfArshIr
>35
笑い死にしそうになりますた。犬ってそんなカンジだよな。

ところで「妄想のカケラもない」と思えるのが奴らが
せっくす=交尾
ってのを想像させるからじゃないかと。
交尾じゃ萌えん。ということでどうしても笑いの方向に・・・じゃない?
37名無しさん@ピンキー:02/08/25 12:57 ID:q4cIz/js
>7
菅原「菱沼君、馬のタネタロウの種取り、やってくれんかね?」
菱沼「種取り…ですか?」
菅原「この一升瓶にタネタロウの精液を採取してきてくれたまえ。来週、交配実験の研究に使う。ではな」
菱沼「って…どうやればいいのかな?」
がしゃ
菱沼「ま、まさかとは思うけど、人間の女見て興奮したりしないわよねえ?」
と言いつつ、馬小屋を施錠し、脱ぎ始める菱沼…。
急に呻きだし、怒髪天を衝く勢いに巨根を勃起させるタネタロウ。
菱沼、恐る恐る虚根ゴム手袋越しにこすり始める。
38名無しさん@ピンキー:02/08/25 15:58 ID:jRv1nsNC
>>37
す、すごい・・・。ハァハァ(;´Д`)
はやく、はやく続きを!

ところで、復刊ドットコムに佐々木倫子先生のコミックス未収録分を
出して欲しいという投票が今136票集まっていて、復刊交渉予定に
なっているのをおまえらはご存知でしょうか?
いずれも「動物」以前の作品ですが、人目にあまり触れずに
眠っているのはもったいなさすぎる!それに、これを読めば新たな
エロパロネタが浮かぶこと間違いなし!というわけで
投票お願いします!アドレスはここ。↓
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=6822
3938:02/08/26 21:42 ID:j1eDov0p
前レスの補足。
エロサイトに飛ぶけど、真中くらいのところにこのアドレスがあるから
大丈夫!びっくりしないでね。
40名無しさん@ピンキー:02/08/27 07:11 ID:cvmZj6y5
>>38に行った人、いる?(w
41名無しさん@ピンキー:02/08/27 18:33 ID:wnLn0cTY
>>40
あたし行ったよ。でも、通っただけ。
中までは行ってない。
復刊ドットコムのアドレスをクリック!だったから。
(これじゃ意味ないかw)
42あぼーん:あぼーん
あぼーん
43名無しさん@ピンキー:02/08/29 21:39 ID:9dZPAny9
>>37
続きをキボンヌ!
44名無しさん@ピンキー:02/09/01 15:11 ID:aUXhoSIg
>28
それを見て連想したけど、犬に@@@@なこととかされちゃう小泉とか
45roll:02/09/02 13:35 ID:LKgdpSAn
妄想してもいいですか?

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 学生生活というのは、何かにつけて打ち上げというものが多いものである。
 今日も今日とて獣医学部のみなさんは行きつけの居酒屋で騒いでいる。今回は小夜ちゃん卒論完成祝いだとか。
「おお、菱沼くん、珍しいじゃないか。」菅原教授が菱沼に声を掛けた。
彼女は何故かこういう集まりには余り来たことがない。いつも何かよく分からない理由を付けて(しかし彼女にとっては大切なことらしい)皆の勧誘から逃れていた。
「今日は折角小夜ちゃんの論文が上がったっていうから・・・。」
それを、今までハムテルと二階堂と談笑していた小夜子がくるっと振り向いた。
「まあ、ごめんなさい、今までずっと菱沼さんってちゃらんぽらんな人だとばっかり思ってて・・・来てくださってありがとうございます。」
菱沼の目が光ったかと思うと、小夜子の視線とぶつかってぱちっと音を立てた。
(小夜ちゃん、間違ってないけど、口に出しちゃ・・・。)
(菱沼さん、自分の論文は全然進んでないからな・・・。)
その後ろでハムテルと二階堂は目を合わせ、お互い同じようなことを考えていることを確認した。
 が、菱沼はギャラリーには目もくれず、ふいとそこを離れてしまった。その後を菅原教授が「お、おい、菱沼くん・・・」と言いつつ追いかけていく。
(とりあえず、色々巻き込んだごたごたにならなくて良かった・・・。)
ハムテルと二階堂はまた二人して同じことを思っていた。
 しばらくすると、菅原教授に何かぶつぶつと文句を言いながらも菱沼は飲み始めた。それを見てハムテルと二階堂はほっとしていたが、これから起こることの欠片も予想はしていなかった・・・。
46roll:02/09/02 13:37 ID:LKgdpSAn
えー、この後の展開ですが、とりあえず菱沼さんは酔います。
で、それから・・・

一、介抱してくれたハムテルと。
二、二階堂が菱沼さんが好きだと言ったら、ハムテルに奪われる(逆も可)。
三、実は菅原教授は菱沼さんと出来ている。
四、実は実は菱沼さん、小夜ちゃんのことが好きで突っ張ってたけど、打ち明けてみたら受け入れられちゃって、なし崩し的になだれ込む。

と、私の考えているのはこんなとこです。どうでしょう?
47名無しさん@ピンキー:02/09/02 18:35 ID:3jnqvL0b
えへ、えへ、もっと続きを〜!
やっとスレらしくなってきた。
48名無しさん@ピンキー:02/09/03 01:19 ID:gKtXEicb
2で!
49名無しさん@ピンキー:02/09/03 13:19 ID:h2QloryT
同じく2!2で続きをプリーズ!!!
50名無しさん@ピンキー:02/09/03 13:29 ID:D6d5rgGm
いや、ジンギスカンの風味を強力に漂わせながら、
「四」のシチュエーションで。(レズものが好きなんだよほ〜う)
51名無しさん@ピンキー:02/09/04 21:01 ID:TTUy+YqB
1で!!!頼む!
52名無しさん@ピンキー:02/09/04 21:09 ID:IoXTEBBg
この際全部でいっちゃえ〜!お願いします。
53名無しさん@ピンキー:02/09/04 22:49 ID:05sO3tcq
小林×小夜ちゃん
54roll:02/09/05 14:48 ID:lKxzbEUX
それでは、まずは二のバージョンで・・・。

------------------
 宴もたけなわ、菱沼は先ほど小夜子と衝突しかけたことなどは持ち前の記憶力ですっかりと忘れ、
のほほんと温燗を啜っていた。隣では相変わらず菅原教授がぶつぶつと馬の魅力について語り続けている。
 その頃、ハムテルと二階堂は同じ想いを抱いていた。
(こんな集まりに菱沼さんがやってくるなんて滅多にない! 今日こそは・・・!)
類は友を呼ぶと言うが、二人して、よりにもよって菱沼を好きなのであった。勿論、お互いにはそのことを
知っているはずもない。
 そこに突如威勢のいい声が入る。
「さー、それではそろそろ一気の時間がやって参りました!!」
巷では一気は絶滅しかけているが、そんなことはここでは関係ないらしい。しかもくじ引き制だ。
「来ました来ました! 本日は、菱沼さんからです!!!」
菱沼、それはこういうくじでは特賞を一発で引き当てる女。一同一気に盛り上がる。それもそうだ、菱沼の
一気など未だかつて誰も見たことがない、というより、彼女が酔った姿を誰も見たことがないのだ。それに
ついては既に色々な噂が流れていた。「ウワバミで、いくら飲んでも普段と全然変わらない」とか「一口で
倒れる」とか「酔うとキス魔だ」というものまで。とりあえず今まで静か〜に飲んでいたので、「一口で
倒れる説」は覆された。しかし、どう見てもまだ酔っていない。それとも普段からあんなだから分からない
だけなのだろうか・・・。
 そんなみんなの思惑をよそに、菱沼は合いの手のはいる暇すらなく一気を敢行した。
「ああっ、菱沼さん、手順ってものが・・・」
 一合瓶を綺麗に干した彼女は、そう言いかけた司会の学生をぎろっと睨んだ。
55roll:02/09/05 14:51 ID:lKxzbEUX
「・・・あんですって?」目が据わっている。
「大体ねー、何で日本人が英語で論文書かなきゃいけないのよ! それでそう言ったら何で偶然日本語が
出来るアメリカ人が私と同じ研究してんのよ!! 元はと言えば菅原教授がこの研究は世界的にもまだ
例がないとか何とかそういうことを言って私をそそのかして・・・」
 ハムテルと二階堂はおもむろに後ろへ振り向いた。そこでは漆原教授が一年生を捕まえて、家に
どれほどアフリカ美術品の置き場がないかを、とくとくと語っていた。
(菱沼さんも・・・)
(からみ酒か・・・)
 哀れ司会の学生は、菱沼にがっと腕を捕まれて「ひー」などと弱々しく言っている。目でこちらに助けを
求めるが、既に別の学生が司会に立ち、
「さてさて、2番目を引いたのは誰でしょー!!」と叫んでいる。
が、誰も名乗りを上げない。ハムテルの番号は12番。これは今日は回ってこないな、と思ったと同時に、
ふと二階堂の番号が気になった。
「二階堂、お前番号いくつ?」
「ん? あ、そういえばいくつだろう?」
やっと二階堂、ここで自分の手の中のくじを見た。
「ああっっ! 俺だ!!!」そう言うと同時につっこみと歓声が二階堂を襲う。
 手渡された一合瓶を見て、そして未ださっきの学生にからみ続けている菱沼を見る。
(俺、何やってんだろう・・・)
そう自問するけれど、この状況では一気をしない訳に行かない。
56roll:02/09/05 14:52 ID:lKxzbEUX
(いやだなあ・・・記憶があった試しがないんだよなあ・・・)
実は二階堂は、激しく酒に弱い。それでもこりずに飲み会に来るのは「本当に」綺麗さっぱり記憶をなくす
からだ。だから、呼ばれるとつい言ってしまう。しかし、みんなはそうなった二階堂で楽しむために呼んで
いるのだが、勿論本人がそれを知るよしもない。
「・・・じゃあ、行きます!!」
 そう宣言して、二階堂も一合を全て飲み干した。と、その瞬間、彼は脱力し畳に膝をついた。頭をうなだれ、
その表情は見えない。
「・・・おーい、二階堂?」ハムテルの呼びかけにも応えない。
 これは本格的にやばいかとみんなが思い始めた頃、突然顔を上げると叫んだ。
「菱沼さんっっ!!!」どよめく一同。
当の菱沼は「ほえ?」という顔をして振り向いた。
「好きです。つきあってください。」
一瞬の静寂の後、辺りは怒号と悲鳴と訳の分からない声に溢れた。
57roll:02/09/05 14:57 ID:lKxzbEUX
これからの展開: 奪うっていうより・・・かすめとる?

やっぱきましたね「全部やっちゃえ作戦。」
はは、のせられそ。
四は、個人的趣味です! 
リクエストがなくっても書くつもりだったりして。(w
58名無しさん@ピンキー:02/09/05 18:42 ID:mcJvcwly
(・∀・)イイ!ドキドキしてきたよ。リクエストなしでもがんがん行っちゃってください!
rollさんマンセー!!
59名無しさん@ピンキー:02/09/05 19:14 ID:4iAOc74v
二階堂の突然の告白(酔っていても)にハムテルの心境やいかに?!
ああ、心拍数が・・・ハァハァ(;´Д`)
60あぼーん:あぼーん
あぼーん
61名無しさん@ピンキー:02/09/05 23:20 ID:Xcv4+5De
鼠に襲われる二階堂ならぬ
犬に襲われる小泉を見てみたい。
62名無しさん@ピンキー:02/09/06 05:31 ID:C2FVwhn/
菱沼とのからみよりも、ハムテルと二階堂のホモネタの方が容易に想像できる…
…イッテキマス…
63名無しさん@ピンキー:02/09/06 16:08 ID:ECH8dWy5
>>62
801板もあるでよ。
64あぼーん:あぼーん
あぼーん
65あぼーん:あぼーん
あぼーん
66名無しさん@ピンキー:02/09/07 22:30 ID:mI7FBVor
rollさーん、どこいっちゃったの?
続きが楽しみだ。戻ってきて〜!
67roll:02/09/08 02:10 ID:g/kZmntD
ちょっとずつ進みます。

----------------------------------
「ぶはははは、何言ってんのよ!」菱沼は即座に笑い出した。
もしかしたら酔っている時の方がレスポンスがいいのかもしれない。
「ちっ、違います! 冗談じゃなくって・・・本気です!」
無駄に真剣な二階堂の前で、菱沼は未だに笑い転げ続けていた。
「頑張れ、二階堂〜!!」
「いいぞー、菱沼さーん!!」野次馬の歓声も飛び始める。
一旦は大騒ぎになるかと思われたが、最早すっかりお笑いの世界である。
「うう、本当に本気なのに・・・。」
そう言ってうなだれる二階堂を慰めながらハムテルは言った。
「まあまあ、しょうがないじゃないか、いつものお前のパターンで行くと
こんなもんなんだから。」二階堂の記憶がなくなるのをいいことに、
言いたい放題だ。
そんな楽しそうなハムテルを見て他の学生達は
「ハムテルってワルだよな。」
「実はアイツが一番酷いこと言ってるよな。」と囁き合った。
しかし、ハムテルはそんなクールな外面とは裏腹に、心の中では色々な
考えがぐるぐる回っていた。
68roll:02/09/08 02:12 ID:g/kZmntD
(二階堂も菱沼さんのことを・・・? まさか。でも、二階堂はこんなに
なっても嘘を言うことはないからな。多分本当なんだろう。)
二階堂は「菱沼さーん」と言いつつ彼女の近くに行こうとしたが、彼女の
強烈なチョップを喰らって撃墜した。
(菱沼さんにその気はなさそうだ・・・って言っても、今は酔ってるから
あんななのかもしれないな。けど、素面の時に言っても反応に変わりが
あるとは思えない・・・。分かるな、つい言っちゃった二階堂の気持ちが。)
「でも・・・」ハムテルは思わず口に出した。
二階堂は畳に突っ伏して気を失ったままだ。多分ひっくり返せば白目を
むいている。菱沼さんはと言うとさらに一気を成功させ、拍手喝采を浴びて
いる。
「僕はどうすればいいんだろう・・・。」どんちゃん騒ぎの渦にハムテルの
呟きは掻き消された。
69名無しさん@ピンキー:02/09/08 05:07 ID:Oebl/iLX
続きが木に鳴りますね( ・∀・)σ)Д`) プニュ
70名無しさん@ピンキー:02/09/08 09:04 ID:9dWEM2G6
うーん、やっぱり文章で読んでも面白くない。
あの佐々木タッチの絵がないと・・・
71名無しさん@ピンキー:02/09/08 12:00 ID:fAHOsYao
え〜〜、面白いよ。じっと目を閉じて想像力を働かせてごらんよ。
想像できるところが活字の最大の長所!let's imagine! 
72名無しさん@ピンキー:02/09/08 21:28 ID:7xMHYKYv
どうなるのかな。ハムテルが菱沼さんをどのように奪うのか非常に気になる。
rollさん、おねがいっ!
73名無しさん@ピンキー:02/09/09 09:25 ID:pjFzvhOd
はやくエロが見たい!
74roll:02/09/09 11:24 ID:/YntVAiU
ご心配なく。エロ漫画小説板でエロ無しで終わらせるほど根性ワルではない
です・・・。

----------------------------------------
 時刻は午前1時。ハムテルはほぼ素面であるがために、半分死にかけの菱沼
と3分の2以上死にかけの二階堂を託された。
(・・・僕はどうすればいいんだろう・・・;-;)
酔っぱらいを2人も押しつけられ、先ほどとは違う心境で同じ問いを思った。
「二階堂! ほらしっかりしろ! タクシーに乗るぞ!」
「・・・んあ〜・・・?」
「菱沼さん、道行く人に食べ物をねだらないでください! もう充分食べた
でしょう!?」
「え〜、だっていい匂い〜。」
ハムテルは、やっとの事で2人をタクシーに詰め込んだ。ハムテルは、二階堂
−菱沼−ハムテル、の順に家を回ることにし、運転手に道順を告げた。
75roll:02/09/09 11:26 ID:/YntVAiU
「菱沼さん、平気ですか?」二階堂はと言うと既に力尽きている。
「うん、平気。」あっさりとこたえる菱沼。
 しかし彼女がしたたかに酔っているのはハムテルには明らかだ。いつも
なら、こういう風に訊かれれば「なによう、私が酔ってるとでも言うの?」
とか言ってからんでくるはずだ。けれど今はにこにことハムテルに微笑んで
いる。
(酔いはじめだけなのかな、からむのは・・・。というより、普段が普通の
人が酔っているみたいなんだよなあ。)
 そして、自分も少し酔ったのかもしれないとハムテルは思った。やけに、
目の前の菱沼の笑顔が・・・。
(菱沼さんってほんとは美人なんだよな。いつものあの言動がそれを隠してる
だけで。)
反対隣りを見ると、二階堂が幸せそうに寝息をたてている。
 ここで初めてハムテルは自分の置かれている状況を把握した。二階堂は
アドバンテージを取ったが今は酔いつぶれていて、自分は菱沼さんを好きで、
彼女は何かやけにかわいい。(もしかしてこれって・・・チャンスなんだろう
か。)

76roll:02/09/09 11:32 ID:/YntVAiU
 果たしてハムテルは、二階堂を無事家に送り届け、菱沼と共にとあるホテル
の前に立つ。
「菱沼さん・・・。」菱沼は相変わらずのおとぼけ顔をハムテルに向ける。
(言わなくちゃ・・・! ここで、ここしかない! 二階堂には悪いけど、
僕だって・・・!)
ハムテルは、心の中で必死に自分の背中を押していた、が。
「寒い。入ろうよ。」菱沼はあっさりと言った。
そしてすたすたと入り口に向かって歩き始める。
「え、ちょ、ひ、菱沼さん・・・!?」
ハムテルはあわててその後を追った。
77名無しさん@ピンキー:02/09/09 19:15 ID:T3qdL3R+
果たしてふだんクールなハムテルが菱沼さんをハァハァ(;´Д`)言わせることが
できるでしょうか?!楽しみだ!
78名無しさん@ピンキー:02/09/10 00:06 ID:4AnuBwmW
久々に覗いたら、めっちゃステキな展開になっててドキドキ
rollさん、激しく楽しみにしてます!!

そういえば、最初にこの漫画友達から借りた時「ハムテルは
もしかして菱沼さんとくっついたりするのかなぁ?」と聞いたら
(漫画には恋愛が付き物だと思ってた)、「この漫画にはそーゆうのが
一切ないから」と、瞬殺された経験が…(w
だからこそ萌えるんだが。
79名無しさん@ピンキー:02/09/10 22:43 ID:OxKThVB0
是非是非続きをぉぉぉぉ〜〜〜
早くよみたひ・・・

「動物の〜」だけでなく「ヘブン」もキボンヌ。
クールな伊賀君のテクとか、店長(堤)のテクが
気になる〜〜〜
80名無しさん@ピンキー:02/09/10 23:03 ID:TsQlqXln
>>79
ソレ、(・∀・)イイ!
81伊賀フェチ:02/09/11 01:36 ID:/I7rs71M
じゃぁ伊賀でかいてみよかな・・・・文才無いけど・・・

*******************************
いつものように暑い昼下がりだった。
たった1人で伊賀はパントリーでシルバーを磨いていた。
そうたった1人で・・・

「ロワンディシー」は定休日だ。
しかし明日は大口の予約が昼に入ってしまった。
川合君だけに任すわけにもいかず、かといって休日あけの
昼の予約に間に合わせるには、時間がなかった。

そのため伊賀は休日出勤を申し出、翌日に準備をする事になった。

「シルバー磨きをしていると、落ち着く・・・」
そんな風に伊賀は思いながら只黙々と仕事をこなしていた。

彼自身今の仕事が嫌なわけではない、経験もまだ浅く、
いや、経験より自分が「サービス」の仕事に向いているかも
分からない状態であるのにも関わらず、この「ロワンディシー」から
離れられないでいる。

シルバーを磨き終え、グラスに取りかかろうとしたとき、
『ガチャン!!』と勢いよく店のドアが開いた。
乱雑なその開き方、顔を確かめるまでもない、まさしく黒須であった。

82伊賀フェチ:02/09/11 01:42 ID:/I7rs71M
黒須はホールを抜け、オーナーの部屋(トイレ?)に向かう。
パントリーに目をやるとそこに伊賀がいることに驚いた。
「あれ?伊賀君〜!何やってんのよ?」
「・・・オーナー・・・僕は休日出勤です。きのう言ったはずですが。」
伊賀はいつも通りクールに答えた。
「あぁそうなの?ご苦労様ね。」
言葉とは裏腹に相変わらず感謝の気持ちが込められていないようだ。

伊賀は気にせず「オーナーこそどうしたんです?今日は休みですよ。
賄いはでませんが・・・」
「ちょっとちょっと!!伊賀君!!あたしだって定休日くらい把握してるわよ!
賄いを食べに来たんじゃないの!もうっ!」
黒須は腰に手を当て、怒りをあらわにして、ツカツカと伊賀に歩み寄った。
身の危険を感じつつも、冷静を保ちながら言った
「だったらどうしたんです?」
「ああ、昨日ね、出版社からもらった赤ワイン置いてちゃったのよ!
すごい美味しいヤツ!面倒くさかったんだけどどうしても飲みたく
なって・・・あぁ!伊賀君がいると分かってたら電話一本で
もって来てもらえたのにぃ!!」
黒須の怒りは更に増したようだが、いつものことだと伊賀は黙々と
作業を続ける。

「まぁいいわ。さぁワイン持って帰ろうっと〜〜♪」
上機嫌になった黒須を無視して伊賀はグラスを丁寧に磨き続けた。
黒須に手伝ってもらおうなどという『無駄』な考えはしないように
しているのだ。

「じゃぁ頑張ってね〜」と黒須がドアのノブに手をかけた瞬間、
『ドーーーーン!!!』と重く低い音が駆け抜けた。
「な・・・何?!」そう黒須が叫んだ瞬間、窓の外は雲で覆われ
景色を灰色に変え、大きな雨粒を滝のように落としていた。
83伊賀フェチ:02/09/11 01:44 ID:/I7rs71M
日頃傲慢な黒須が珍しく腰を抜かしている。
「ああ・・・雷ですね。夕立ですよ。すぐやむでしょう。」
常に伊賀は冷静だ・・・
「なんですって〜〜!?これから戻ってワインを楽しもうかと思ってたのに!
どうにかしなさいよ!伊賀君!!」
そんな黒須の理不尽さにはどう返して良いか未だにつかめない・・・
「どうにかといわれましても・・・」伊賀にどうにか出来ることではない。
「・・・タクシー呼ぶ距離でもないし・・・もういいわ!
ここでワイン開けるから!!」黒須はどうしてもワインが飲みたくて
このさい場所などお構いなしの状態になっていた。

「あ〜〜料理どころかツマミもないし・・・ソムリエだって
いないじゃない!ちょっと伊賀君山縣さん呼んでよ!」
夕立のおかげて黒須のわがままはいつもより(いつも通り?)
拍車がかかっているようだ。
「いや、それはちょっと。今日は久々の休みですから・・・」
「じゃぁなんかツマミ探してきなさいよ!あとワインついでちょうだい。
せっかくレストランにいて、サービスマンもいるんだもの。
手酌なんて嫌じゃない?」「あ、せっかくといえば、そこまでやるなら
気分出さなきゃね!制服も着てきなさいよ!わかった?」
一気に要望を言い終えると鼻息も荒く満足そうに黒須は
テーブルから椅子を引きどかっと座り込んだ。
84伊賀フェチ:02/09/11 01:48 ID:/I7rs71M
グラスを片手に伊賀はささやかな反撃に出た
「あの・・・オーナー、僕は仕事が・・・」と言い終える前に
「いいから早くしなさいよ!早くワイン飲みたいの!」と言いかえされて
しまった。伊賀の反撃など、黒須には適わないことくらい初めから
わかっていたのだが・・・

伊賀はいっこうにはかどらないグラス磨きを一時諦め、更衣室へ向かった。
深い溜息をつきながら素早く制服を着た。
オーナーのわがままに一番慣れている伊賀だが、時々ふっと虚しさもよぎり、
だがその反面、それがオーナーらしく、羨ましいとも思う。

伊賀は厨房へ向かい、冷蔵庫を漁るも定休日のため、食材は多くの在庫を
残していない。
あとは従業員用のお茶菓子程度しかない。

「オーナー・・・こんなものしかありませんが。」といくつかの
『せんべい』をデザート用の皿に並べて出した。
いささかミスマッチではあるが、相手はオーナーだ
いたしかたない。
「え〜せんべい!?これでワイン飲むわけ?冗談じゃないわよ!」と
声を荒げるも、手は口にせんべいを運んでいる。
伊賀は黒須の言葉を無視し、ワインのコルクを抜き、
先ほどまで磨いていたグラスの一つにワインを注ぐ。
85伊賀フェチ:02/09/11 01:50 ID:/I7rs71M
赤ワインが大きな波を立てグラスに落ち、
そして少しずつ小さな波紋を作りながら
グラスを満たしていく。

伊賀のそのしなやかな動きと、グラスの中の赤い揺らぎ・・・
黒須は満足そうにその光景を眺め、香りを楽しみ、 口に含んだ。
「あ〜〜〜うまっ!」
・・・せっかくのワインの高級感も台無しにである。

「せんべいにワイン・・・合わない事もないか?」
首を傾げながらグラスとせんべいを口に運ぶ黒須。

ワインを楽しみながら黒須は呟いた。

「ねぇ伊賀君。たまにはこういう雰囲気も良いと思わない?
・・・1人の客に対して、1人のサービスマンの極上のサービス。
こういうのって最高の贅沢だと思わない?」

黒須は時々、本気なのか冗談なのか、急に要点をついた話をする。
そんな時の黒須はいつものわがままさをどこかに綺麗にしまい込み、
“美しく強く賢い”女性の顔をしている。

常にクールな伊賀でもそんな時の黒須の眼差しに
内心“ドキリ”としてしまうのだ。
86伊賀フェチ:02/09/11 01:52 ID:/I7rs71M
今日はこの辺で・・・眠い。
初心者なので
まだまだエロを感じさせるところまでいけなかった・・・
もっとコンパクトにしなくちゃかな・・・
ごめんなさい。
うざかったらもう書きません〜〜
87名無しさん@ピンキー:02/09/11 08:07 ID:Gry5p7Un
>>伊賀フェチさん
オーナーのわがままっぷり(・∀・)イイ!
続き気になります!
88名無しさん@ピンキー:02/09/11 10:10 ID:5UlD3mv4
ウザイなんてとんでもない!お好きなだけ書いてくんなまし。
89あぼーん:あぼーん
あぼーん
90roll:02/09/11 11:16 ID:TyQp4Tu3
伊賀フェチさん、ご苦労様! 内心“ドキリ”としてしまったのはこっちです! 
いいですね〜・・・って、自分は「ヘブン」読んだこと無いくせにΣ(゚Д゚)


---------------------------
(これは・・・誘われているのか? いや、そんなこと無い! 菱沼さんに限って!)
そうは思いつつも結局素直に菱沼の後をついていくハムテル。菱沼はというと、
フンフン鼻歌を歌いながらエレベータを待っている。
(だけど、もしそうだったら・・・まてよまてよ、心の準備が・・・だめだっ! 
だから、言わなきゃ!)
そして、そうこうするうちについに部屋に到着した。かちゃりという鍵を開ける音が
(ハムテルには)響いた。
しかし、菱沼はそんな頭の中がぐちゃぐちゃのハムテルを無視し、
「じゃ、おやすみ〜。」と言ってとっとと眠りにつこうとしていた。
「ちょ、ちょっと、菱沼さん! 待ってくださいっ!」ハムテルは一気に焦った。
91roll:02/09/11 11:17 ID:TyQp4Tu3
「駄目、パリダちゃんが・・・」
「少しは僕の話も聞いてくださいっ!」
「・・・ん〜・・・。」菱沼は確実に眠りかけている。
ハムテルは、生まれてこの方こんなにも焦ったことはないかと思う程焦った。
「好きなんです! 菱沼さんが! だから起きて僕の話を聞いてください!」
「も〜、何なのよ〜、二階堂君と言いハムテル君と言い。それで、話って何なの?」
(しまった・・・。)つい口から出てしまった。
しかもそれを後悔する暇もない。
「えっと、だから、その・・・」
ハムテルは、もしかして遊ばれてるのかもしれないと思い始めた。。
「えへへへ〜、親友二人して美女の取り合い?」菱沼がからかい口調で言う。
(酔ってる・・・。まだまだ酔ってる・・・。)
ハムテルの中で何か不可逆変化が起こった。
(もう、いいや・・・色々考えるのやめよ・・・。二階堂、ごめん。)
ハムテルは菱沼を組み敷いてキスをした。長いキスだった。
「好きだって言ってるんです。」キッパリと言う。
「目、据わってるよ。」菱沼もキッパリと言う。
早くも決心がぐらつき始めるのをハムテルは感じた。
92名無しさん@ピンキー:02/09/11 16:01 ID:jCrGQxAK
rollさん、だんだんいい感じになってきましたね!実は菱沼も正気だった?!
93名無しさん@ピンキー:02/09/11 21:03 ID:SIrLvxXN
>91
>「駄目、パリダちゃんが・・・」
ワラタ

続き、楽しみにしてます〜(;´Д`)ハァハァ
94伊賀フェチ:02/09/11 22:45 ID:/I7rs71M
>>90
わぁぁぁ(照)
是非是非ヘブン読んでください。

伊賀君バンザイ!

ハムテルバンザイ!
95伊賀フェチ:02/09/11 23:18 ID:/I7rs71M
 だが伊賀は黒須に対してのその想いを、口に出すはおろか、
態度に出そうなどとは全く考えた事はない。
 黒須のその“美しく賢く強い”女性像は一瞬にすぎないからだ。
黒須の“傲慢さ”は圧倒的に強く、“美しく賢く強い”女性像という
印象を伊賀の頭の中でまるでハンマーで殴りつけるようにガラガラと
崩していく。

「伊賀く〜〜ん!!せんべい飽きたのよ!せんべい以外ないわけ?!
なんか賄い作ってよ!!」
そう・・・これだ、この傲慢さが伊賀のほのかな“美しく賢く強い”女性像を
破壊していくハンマーなのだ・・・

「オーナー今日は賄いは出ませんとさっき言ったじゃ―」
黒須の鋭い目つきが伊賀を制し、そして畳みかける
「四の五の言わずにつくりなさいよ!早く!早く!」
ドンドンとテーブルを両手の拳で叩きながら
一人我が儘を突き通す。

96伊賀フェチ:02/09/11 23:22 ID:/I7rs71M
うなだれながら伊賀は「はい・・・何か見つくろってみます・・・」
厨房へ向かう伊賀の背中が悲しい・・・
『僕は今日何しに来てるんだ・・・?』心の中を
本音がグルグル渦巻いている。

「・・・そう言えば、伊賀君の料理食べるなんて初めてよね〜
いつもはシェフが賄いつくるんだし!」
「ええ、そうですね。でもあまり美味しい物は作れませんが」
厨房で冷蔵庫をのぞき込みながら伊賀が返した。
「凝った物つくってね!・・・でも伊賀君一人暮らしじゃない。
家で料理とかするでしょ?期待してるわよ」
そう言い終えると、黒須は好奇心がわいたのか
厨房が見えるカウンター席へ座った。

『さて何を作るべきか?』
『オーナーの口にあうもの・・・』
『赤ワインに合う物・・・』
『ここにある食材で可能な限り凝ったモノ・・・』
元来生真面目な伊賀は冷蔵庫の前で立ちつくしていた。

97伊賀フェチ:02/09/11 23:24 ID:/I7rs71M
あぁぁぁ。今日もエロに到達しなかった。
ゴメンナサイ!
あわわわわ・・・

 翌日には大口の予約があるため、下手に食材を使用することは許されない、
明日の朝には業者から食材は届くが、何が余っていて、何が翌日使用する
食材かなど、食材発注をやっている者にしかわからないのだ。
 さすがの伊賀も頭を悩ませてしまった。

「オーナー明日の予約があります。下手に食材を使うのは−」
「あ〜もう!言い訳なんて聞かないわよ!明日の食材なんて
知らないわよ!」相変わらずだ。これがオーナーで『ロワンディシー』も
よくもっているものだ・・・
「では、オーナー・・・そうめんくらいでしたら・・・」
伊賀は伺うように言った。
フレンチにまさか“そうめん”は使わないだろう。
そう思い、伊賀の右手にはやっとの事で探し当てた“そうめん”が
握られていた。
「そうめんですって?!ああもう!全くもってワインに合わないわね!
・・・いいわ。伊賀君!最高のそうめんを作ってちょうだい!」
また無理難題を突きつける黒須を無視して伊賀は寸胴鍋に湯を沸かし始める。
そう言えば伊賀も朝から何も食べていない。
黒須のワガママに付き合っていたため、それだけで空腹は
忘れられていたのだ。
99伊賀フェチ:02/09/11 23:58 ID:/I7rs71M
幸いにも前日に山縣が家庭菜園で育てたという
自信作の長ネギも冷蔵庫に残っていた。
これなら薬味に使ってもいいだろうと伊賀は長ネギを水洗いし
まな板にのせた。
湯を沸かしている間に長ネギを小口切りに切ってしまおうと
包丁を握り、トントンとリズムよく動かした。
綺麗なネギの白い輪が次々と生まれる。

「あら。伊賀君上手いじゃないのよ!」
黒須はワイングラスを傾けながら
以外だとも言うように伊賀の手の動きを眺める。
「いえ、それほどでも・・・」と伊賀は謙遜してみせた。
「いいじゃない!伊賀君良!いお婿さんになるわよ!
あ!そうねぇ、あたしが小説書いて稼ぐから、伊賀君は
“主夫”になりなさいよ!伊賀君みたいな夫ならいいわぁ〜
便利そうだし!」
黒須がそんな無神経な冗談を言い放った瞬間−
ザクッ!!!
伊賀の指先に鋭い痛みが走った。
100伊賀フェチ:02/09/12 00:02 ID:mn1b76Fg
↑間違えた〜

「伊賀君!良いお婿さんになるわよ!」の間違え。

ぐすん・・・
101名無しさん@ピンキー:02/09/12 08:20 ID:rt83yq/d
↑100ゲトーおめ。ヨカタネ!
伊賀くんの白い指から流れ出る鮮血に萌え〜!
続き読みたし。
102伊賀フェチ:02/09/12 23:35 ID:mn1b76Fg
100げとしてたのか・・・
気づかなかった。
103伊賀フェチ:02/09/12 23:53 ID:mn1b76Fg
>>101さんの希望にお答えできるようガムバリマス!
============================
「っつ・・・」
カタンと音を立てて包丁がシンクへ落ちた。
「何やってるのよ、伊賀君らしくないわね〜」
呆れる黒須の言葉も伊賀には耳に入らない。

白く、細いそのしなやかな指に
深く赤い血液は徐々に広がりをみせ、
シンクにポタリポタリと音を立てて落ちた。

その鮮血に伊賀は反応をしめさなかった。
日頃器用な彼が、指を鮮血にそめるということが、
未だかつてあったであろうか・・・

見慣れぬその光景に、まるで他人事のように
彼は指をじっと眺め、次への対処を思い浮かべられずにいた。

「ちょっとちょっと!かなり血がでてるじゃないの!?何ぼさっとしてるの!
さっさと血をとめなさいよ!」
先ほどまで冷やかに見守るだけだった黒須も、シンクに落ちる血の量を
見て焦って立ち上がった。
日頃腰が重くとも、こんな時にはパニックも手伝って
人並みの思いやりくらい出てくるのだ。
黒須はドカドカと厨房に乗り込み、救急箱を引き出しから
取り出した。
104伊賀フェチ:02/09/13 00:06 ID:IzHylQf+
鮮血に染まるしなやかなその指をただじっと眺める伊賀に
黒須は“マキロン”を探しながら怪訝そうに聞いた。
「ど・・・どうしたのよ!?血ぃくらいで何呆然としてるの!?」
「あ、いや日頃見慣れないもので、ちょっと。」
伊賀は以外に冷静だ。
「まったく、川合君じゃないんだから!こんな事で明日の
仕事に響いたら困るのよ!」
文句を言いつつも黒須は“マキロン”を伊賀の指先に吹き付け、
側にあったキッチンペーパーで血とマキロンの混じり合った液を
軽く押さえるように拭った。
伊賀はマキロンによる痛みの余韻を感じつつ、
絆創膏を指に巻き付けようと側に寄った黒須の
その真剣な眼差しと、シャンプーと香水の香りに一瞬背中をくすぐられた
ような気持ちになった。

105伊賀フェチ:02/09/13 00:31 ID:IzHylQf+
「あ〜もうっ!上手く貼れない!」
クチャクチャになった絆創膏を投げ捨て、新しく取り出した
絆創膏を再度伊賀の指に巻き付けようとするが
不器用な黒須はなかなか上手く巻き付けることが出来ない。

よりいっそう真剣になる黒須はさらに伊賀の胸元まで接近し
以外にも女性らしい綺麗な細い指で、伊賀の手を握りながら
ムキになって絆創膏を貼り付けようとしている。

あまりにも接近しすぎるオーナーの香りに内心ドキリとしたが、
伊賀は常に冷静を保ったふりをし続けた。

「いや・・オーナー、自分でやりますから。」と言ったものの
片手だけで、絆創膏を貼るのは、今の黒須よりも上手くはいかないであろうし
何よりも左の人差し指は思ったよりも深く割け、鮮血が更にあふれ出していた。

黒須は伊賀の話には耳もかさず、ただひたすら指と絆創膏を交互に
持ったり、睨んだり、文句を言ったりしていた。
とめどなく指先に広がるその鮮血に黒須の動きは追いつかず、
ムキになりすぎて我を忘れるほどに、必死に絆創膏と格闘している。
「も〜〜〜!絆創膏貼ろうと思うと血が出てくるのよ!
上手くいかない!」と叫ぶと、黒須は勢いで
伊賀の指先を口に含んでしまった。
「オ・・・オーナー!!・・・ちょっと!!」
突然の行為に伊賀はたじろいだが、
黒須はそんな伊賀におかまいなしに舌先で伊賀の指をくわえ、
傷口の鮮血を撫でるように吸い取った。


106伊賀フェチ:02/09/13 00:34 ID:IzHylQf+
もうちょいだ〜〜もうちょいでエロにいけそうなんだが・・・

も〜〜ねむい・・・
107名無しさん@ピンキー:02/09/14 13:53 ID:qyCicg2/
いいねいいね!
伊賀萌え〜
伊賀のクールな態度がどう豹変するか・・・
むひひ・・・

108名無しさん@ピンキー:02/09/14 14:14 ID:qyCicg2/
そういえば、ヘブン4巻の“覚醒”しちゃった伊賀!
激カッコヨイです!
仕事の出来る男は素敵だわ!!!!
無口でクールで冷静沈着、そんなサービスマン!
そういう人のHで意外にスゴイのかなぁ?
109名無しさん@ピンキー:02/09/14 20:35 ID:qufENmEI
指先って神経が集まってるから、舌でなめられちゃったりすると
感じるよ〜!これで伊賀くんも理性が一気にぶっ飛んでしまうかも。
110伊賀フェチ:02/09/14 22:20 ID:qyCicg2/
 指先の傷口に甘い痺れが走った。
傷口に黒須の柔らかい舌先が何度も吸い付いては離れる。
 伊賀の背中にまで甘い電気のような痺れが広がっていく。
伊賀は精神の糸をギリギリで保っていた。
「オーナー・・・ちょっと待ってくだ−」言いかけたところで
黒須は指先をくわえたまま上目遣いに伊賀をちらりと見上げた。

 セットされたはずだった髪は、意外にも白く陶器のように滑らかな
頬にかかり、上目遣いの潤んだ瞳の中に自分がいた。
・・・そんな仕草に伊賀が保ち続けていた“糸”はプツリと切られてしまった−
111伊賀フェチ:02/09/14 22:49 ID:qyCicg2/
−ガタンッ!
伊賀は黒須の細い両手首を押さえ、壁押さえつけた。
「痛っ・・・な・・・何?何なの!?」黒須は腕をはずそうとあがいたが
そんな抵抗に伊賀は唇で塞いだ。
「んっ・・・」伊賀の行動に理解を示せないでいる黒須は
顔を横に背け唇を外した。
「やめて!離してよ!」
キッと上目遣いに睨む黒須に伊賀は沈黙しうつむいたままだ。

糸が切れてしまった後ろめたさに対する冷たい感情と
目の前の黒須に対する熱い感情が伊賀を交互に襲っていた。
しかしそれでも尚、黒須の腕を押さえる力は変わらない。

「伊賀君!!−やめてよ!」黒須の抵抗は逆に
伊賀の感情の中に燃える炎に油を注いだ。
腕に込める力は更に増し、感情の息づかいが荒くなっていくのがわかる。
「離して!伊賀君はそんな人じゃないでしょ!?」
伊賀はやっとの思いで口を開いた・・・
「・・・僕だっていつまでも・・・そんな冷静じゃいられないんです。」
黒須の耳元で囁くと伊賀は黒須の唇を再度奪った。

112名無しさん@ピンキー:02/09/14 23:31 ID:xXCM2HS9
>>伊賀フェチ様
キタ━━━━━━Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。) ━━━━━━ !!!!!
待ってましたの新展開!!
>「・・・僕だっていつまでも・・・そんな冷静じゃいられないんです。」
ここに激萌え!続き頑張って下さい〜(;´Д`)ハァハァ
113あぼーん:あぼーん
あぼーん
114伊賀フェチ:02/09/15 01:13 ID:P1oYBP/E
今日はもう寝ようかと思ったんですが、
明日の予定が流れたため作業続行いたしやす。
>>112さんありがちょです。
佐々木≠エロ という固定観念を拭えるようがんばります。
115名無しさん@ピンキー:02/09/15 01:31 ID:/jz6NWJx
伊賀フェチ様、ガンガって! (;゚∀゚)=3 ハァハァ
116伊賀フェチ:02/09/15 01:33 ID:P1oYBP/E
黒須のやわらかな唇を伊賀は半ば強引に包み込んだ。
黒須の腕は何度も抵抗を見せたが、伊賀はそれを許さず
更に執拗に唇を押さえる。
 伊賀はそのまま舌を滑り込ませ、黒須の舌を捕らえようとしていた。
「ん・・・む・・・」黒須のささやかな抵抗−
口腔内で逃げまどう黒須の舌をたぐり寄せ、音を立てながら絡め取った。
その伊賀の滑らかな舌使いに、黒須は伊賀の意外性を感じ
驚きとともに、息づかいが荒くなっていた。
「ん・・・んっ・・はぁっ・・・」
徐々に抵抗を諦め、無抵抗になった黒須は伊賀の舌使いに合わせ
声を漏らしていく・・・

伊賀の頭の中は“糸”が切れつつも
『冷静』と『情熱』が繰り返し波のように押し寄せ、
時に伊賀を『冷静』に戻していた。
『自分の意外性』に自分自身驚き、
そして常に黒須の前で冷静であった自分の姿を
想像しては『冷静な自分』に対しての後ろめたさが大波のように
押し寄せる。そんな波の中でも伊賀は自分の
『情熱』の波をも押しとどめることが出来ずに
黒須の口腔内を困惑しつつも愛し続けていた。
117伊賀フェチ:02/09/15 01:54 ID:P1oYBP/E
「ん・・・んっ・・・」
黒須から何度も激しい吐息が漏れる。
伊賀は『情熱』の波が高まり、その波に押し流されつつあった。
 舌を何度も愛撫しながら、黒須の小さな耳たぶにぶら下がった
イヤリングを片手で外し、その手で自分の眼鏡を外した。
 シンクの脇にイヤリングと眼鏡を乱雑に置くと
伊賀は今までの『冷静』な自分をも眼鏡と同時に脱ぎ捨てたように
情熱的に何度も黒須の舌を引き寄せ、自分の口腔内で愛し、
そしてそれを押し戻した。

 「んんっ・・・んっふぁ・・んっ・」黒須の吐息は徐々に加速していた。
伊賀は乱れた黒須の髪を掻き上げながら、下唇を甘噛みし、
優しく舐めた。
118伊賀フェチ:02/09/15 02:21 ID:P1oYBP/E
 伊賀は黒須の舌を解放し、そのまま頬をつたい、
イヤリングを外した耳に唇を押し当てた。
 耳たぶから軟骨を唇で甘噛みすると
相変わらず吐息は激しく洩れる・・・
耳の内側を何度も舌で優しく撫でると、その水音は、黒須の頭の中を
満たし、何も考えられないようにしてしまう。

そっと舌で耳の裏側を撫で上げると
「んんぁっ・・・」恥ずかしがるような声を漏らし
膝をガクッと落としそうになっていた。
幾分解放された腕で、伊賀の腕を強く掴み、やっとの事で体制を
保っているだけだった。
一端耳から唇を外した伊賀を黒須は目で捕らえた。
今までは、恥ずかしさも手伝って伊賀は黒須と
目を合わせないように行為を続けていたのだ。

黒須の目は伊賀を捕らえて離さなかった。
いや、目を反らすことが出来なかったといった方が正しい。
いつもの毅然とした強い瞳はそこになく、ただ潤んで弱々しい
黒い瞳があった。
伊賀はそこで初めて今まで押し寄せていた『冷静』の波を
押しとどめることができた。
頭のどこかにかけられた重い枷が外されたのだ。

黒須の瞳には真剣な眼差しの伊賀が移っていた・・・
乱れた髪、外された眼鏡、情熱的な瞳、
形を崩した襟元のタイ、皺だらけになったシャツ・・・

黒須の視界に入るどれもが、初めて見る姿だった。
119名無しさん@ピンキー:02/09/15 02:44 ID:UZNQJZxD
伊賀フェチさん上手いよ!頑張って!
120伊賀フェチ:02/09/15 03:40 ID:P1oYBP/E
もう寝ようかと思うのだが、
ダンナと喧嘩して怒りのあまり眠れませんので、
もうちっと書いてみますね。
>>119さん有り難うです。つきあってくれてありがちゅ〜
121伊賀フェチ:02/09/15 04:02 ID:P1oYBP/E
 目を合わせた瞬間、自分の欲望を見抜かれた気がし、
その羞恥心が伊賀の脳裏にこびりついていた。
だがあの潤んだ黒い瞳は伊賀の網膜に焼き付き
そのとめどなく押し寄せる感情には羞恥心など適わなかった。

 伊賀は再び目を反らし、黒須の耳元へ顔を埋める・・・
耳から首筋へ、緩やかなカーブに唇を這わせると
黒須の吐息は喘ぎにも代わり、厨房に反響した。
「んっ・・・あはぁん・・・あぁ・・んん・・っ」
 日頃の黒須からは想像できないその弱々しく細い声と、その反響音は
平時の「ロワンディシー」とは全く異なった空間を作りだしていた。
「はぁ・・・んぁん・・ぁぁあ・・・」耳元へ届く息づかい、
耳に直接送り込まれる声、厨房の壁から返る音・・・
非日常的なその空間は逆に伊賀と黒須を勇気づけ、大胆にさせていた・・・

黒須のその滑らかな首筋に唇と舌を這わせ、そして鎖骨へたどり着くと
伊賀の手が黒須の片腕を解放し、宙を彷徨った。
その腕はどこへ行くべきかは分かっていた・・・
けれど、その決定打をまだ出せずに伊賀は躊躇していた。
122roll:02/09/15 14:10 ID:yoRLH1SS
伊賀フェチさん、乙〜。いい展開になってきましたね。
そしてうちはと言うと、せっそーない菱沼さんでスマソ。

-----------------------------
「菱沼さん、何でそんな平気な顔してるんですか・・・。」
菱沼に覆い被さったままハムテルは訊く。
「え〜、別に〜。なんとなく〜。」やる気なさそうに菱沼は答える。
しかし、彼女の体が微かに震えているのをハムテルは見逃さなかった。そして
もう一つ、ハムテルはずっとどうして菱沼がハムテルから逃げ出さないのか
疑問に思っていた。
(おかしい・・・。酔ってるとはいえ、嫌なことは嫌とはっきり言う菱沼さんが・・・。)
そうは思いつつも、ハムテルはもう一度菱沼にキスをした。菱沼の唇は誘う
ように少し開いている。ハムテルはすかさずそこに自分の舌を滑り込ませた。
微かな水音がして、ハムテルは温かい菱沼の中に迎え入れられた。その感触。
「ずくーん」という感じにお腹の底の方が疼いた。
123roll:02/09/15 14:14 ID:yoRLH1SS
唇を離すと、菱沼は幾分上気した顔をしていた。
「菱沼さんでも、やっぱり感じるんですね、こういうことは。」ハムテルは
少し笑った。
「時間・・・かかるけどね。」菱沼はハムテルから目を逸らして言った。
ハムテルの目の前にある彼女の頬が綺麗なピンクに染まる。
(これって、もしかして・・・。)
ハムテルはある考えを頭の中で固めつつあった。そして「これ」がうまく
いったら今日ここで菱沼と一夜を共にし、うまくいかなかったら詫びて
帰ろうと心に決めた。
 そんなことを思いながら、ハムテルは相変わらずそっぽを向いている菱沼
を見つめていた。しばらくして、菱沼の視線が吸い込まれるようにハムテルの
それと合わさる。その瞬間、ハムテルは口を開いた。
「菱沼さん、僕が好きなら好きと、そうちゃんと言ってください。言ってくれれば、僕はきちんと菱沼さんのことを愛します。」これがハムテルの「賭け」だった。
 菱沼の顔がぱっと真っ赤になる。
「え、そんな・・・こと・・・」弱々しい声で呟く。
 このまま抱きしめてしまいたい衝動を抑えながら、ハムテルは菱沼の耳元で囁いた。
「もう一回言いますけど、僕は菱沼さんのことが好きです。だから僕は菱沼さんのことが、
欲しい、です。」
言うが早いか、菱沼はがばっとハムテルに抱きついて言った。
「いいよ・・・好きにして・・・。」
ここってsage進行ですか?
ごめんなさい。ずっと上げてました(>_<)
菱沼さんらしい展開にドキドキ〜
ハムテルもマジになってきましたね・・・
萌え萌え〜〜

うちの伊賀君はこの先どうしようかな〜と思案中。
「厨房の中ではちょっと床汚そうだし・・・」
なんて冷静に考えちゃいそうな伊賀君・・・
125伊賀フェチ(そういえば):02/09/15 14:53 ID:P1oYBP/E
だんだん盛り上がってきてるけど、
盛り上がってるのは私とrollさんだけやも!!

まぁいいか内輪で楽しもう・・・
rollさん・・・早くヘブン読んでくださいね〜
126名無しさん@ピンキー:02/09/15 15:04 ID:VO/ZtKYL
>>roll様
キタキタキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!!!!
待ってました〜激しく楽しみです〜。
菱沼さん(;´Д`)ハァハァ

>>伊賀フェチ様
何を仰いますやら、ちゃんと見てますよ〜。
応援してますです(;´Д`)ハァハァ
>「厨房の中ではちょっと床汚そうだし・・・」
お姫様だっこの後、シンクに座らせてイロイロ…など…。
差し出た真似してスマソ
127伊賀フェチ(買い物帰り):02/09/15 16:27 ID:P1oYBP/E
>>126さん有り難う^^
それもアリだね〜お姫様だっこと伊賀君て意外と似合う〜
それかテーブルまで連れて行くか、パントリーでするか・・・
お墓の中は駄目よね(笑)
やすらぎ会館とか・・・ん?やすらぎ快感っ!?
あぁ駄目駄目ギャグの世界になっちゃうわ!!

でも伊賀君の制服姿は好きだが、あんまり全裸は想像できないよね〜
足の毛濃かったらどうしましょ・・・
お尻とか想像できないし!!私生活が想像できないから難しいなぁ。

128名無しさん@ピンキー:02/09/15 17:24 ID:1LEp/kpU
ああ、萌え〜!マンセー!盛り上がってるのはrollさんと伊賀フェチさんだけでは
ありません!こうして楽しく読ませていただいているスレの住人たちもです!
下げ進行でも上げでもこの際どっちでもいいかも。
ハムテルにも菱沼さんにも伊賀くんにも黒須さんにもドキドキが止まらぬ。
ハァハァ(;´Д`)続きが待ちきれぬ。
129名無しさん@ピンキー:02/09/15 19:02 ID:Nxc6HwH8
あへ、あへ、もうたまらん。
この萌えをどうしたらいいのか!
130伊賀フェチ(風呂上がり):02/09/15 21:28 ID:P1oYBP/E
 中空を彷徨う伊賀の腕は行き場を失っていた。
辿り着く場所は分かっているのに・・・そこまでの道順がわからない・・・
黒須の鎖骨を甘く愛撫し続けながらも伊賀は迷っていた・・・

『いいのだろうか・・・本当に・・・』
躊躇いと、欲望の間を何度も往復した。

「ん・・・伊賀君・・・」耳元にかかる黒須の呼び声・・・
だが、顔を上げることが出来なかった。
 鎖骨から首筋、耳元へと這う唇を押しつけまま静止した。
黒須の首筋は熱く、そこを流れる動脈は早鐘のように脈打っていた。

「・・・伊賀君・・・大丈夫よ・・・」そう言うと黒須は
道に迷った伊賀の腕を取り、自分の胸元に当てた。
黒須に導かれ、やっとの思いで辿り着いた柔らかな胸を
そっと優しく包み込んだ。

首筋から再び黒須の唇へ帰り、初めよりもずっと甘く柔らかいキスをした。
そしてそのまま黒須の耳元へ唇を押しつけ伊賀は口を開いた。
「・・・オーナー・・・僕は・・・あなたのことが―」
その声を今度は黒須の唇が制した。
「んっ・・・」
不意に虚をつかれた・・・
そして唇を離し、そのまま伊賀の耳元へ唇を寄せた。
「いいのよ・・・伊賀君・・・言わなくても・・・」
そう言い終えると黒須は伊賀の背中をギュッと抱きしめた。
131伊賀フェチ:02/09/15 21:47 ID:P1oYBP/E
テレビでラストサマーやってる・・・
ホラー映画見ながらだと萎えますな・・・

う〜〜〜黒須が違う人になってる!?
伊賀君は童貞君かなぁ・・・それとも多少は経験あるのかしら?
伊賀君みたいな経験少なそうな子にはリードしてくれる女が必要かと思われ
132伊賀フェチ:02/09/15 23:39 ID:P1oYBP/E
 伊賀は黒須に応えるように肩を強く抱き、
何度も舌先を首筋に這わせた。
「ん・・・はぁ・・・っんっ・・・」湿った吐息が耳にかかると、
 愛おしいほどに優しく胸を揉みほぐす。
黒須が足をガクリと何度も落としそうなのに気づいた伊賀は
そのまま黒須を自分の元へ引き寄せ、後ろ手に扉を開き、
パントリーに雪崩れ込んだ。
 その衝撃で、幾つかのカトラリーや、トーション、テーブルクロスが
床に激しい音を立てて落ちた。
 
 伊賀はそのまま黒須のカーディガンに手をやり、
肩からずらし、片腕ずつ袖を引き抜いた。
 口付けを交わしながら、キャミソール越しにゆっくりと
その細くしなやかな指で胸に触れると、忘れかけていた痛みが走った。
 あれから気にもしていなかった左手の指先の鮮血に
黒須も気づき、伊賀の唇から離れ、口に含み始めた。
その柔らかな舌先が傷口を包み、吸い、絡め取る・・・
そのまま別の指先までも舌先で絡め取り、優しく優しく吸い続けた。
 そんな健気な行為に愛おしさを感じ、指先を愛撫する黒須の乱れた髪に顔を
埋めてキスを繰り返した。
 
 黒須は指先を解放し、伊賀の胸に顔を押し当て、力を込めて抱きついた。
伊賀は黒須の乱れた髪を指で梳いてやり、耳元に唇を押し当てながら、
キャミソールの下から指を滑り込ませた。
「あ・・・っ」黒須は恥ずかしそうにいったん体を離そうとしたが、
伊賀の腕は黒須の腰を強く抱き寄せた。
 小振りなその胸の滑らかで柔らかな感触は、まるで絡まった糸をほぐすように
生真面目な性格をゆっくりと解きほぐしていた。
133伊賀フェチ:02/09/15 23:42 ID:P1oYBP/E
※トーションはサービスマンが持っているクロス
(グラスなどを拭いたりする布)の事です。
ってみんな知ってるか・・・スマソ。
134名無しさん@ピンキー:02/09/16 00:51 ID:1TZiYmZ5
オーナーは一通り以上の男性経験を持っていそうだね。
少なくともヴァージンではないでしょう。
135名無しさん@ピンキー:02/09/16 00:59 ID:6WX6+Qa4
136伊賀フェチ:02/09/16 01:18 ID:iG/3IKKX
解放された伊賀の心は、行き場を求め、そして目の前の女性に向けられていた。
緩やかなその胸の膨らみと、舌先の熱さを感じながら、
二人は苦しくなるくらい抱きしめ合っていた。
キャミソールの中へ忍ばせた指でブラのホックを外し、
キャミソールごと肩ひもをゆっくりと外し、そのままゆるゆると
足下へ落としていった。
 
 黒須はいつもと違って恥ずかしそうに両腕で肩から胸のあたりまでを
隠そうとしていた。
 
 そう・・・羞恥心をあがいきれなかったのは伊賀だけではなかったのだ。
それを知った伊賀はカァッと顔を赤らめた。
 自分のことばかり考えていた・・・そうだ、彼女だって女性だ・・・
恥ずかしくないはずはない・・・
 顔を真っ赤にし、必死であらわになった胸元を隠そうとする黒須には
既に『オーナー』や『作家』の面影はなく、
ただの愛おしい女性でしかなかった。
 そのまま黒須をキュッと抱きしめると、あたりに散らかった
テーブルクロスを掴み黒須の頭から優しくかぶせた。
 テーブルクロス毎その白くあらわになった体を抱きしめ、
そっと黒須の目元に口付けをし、胸元を隠す腕をゆっくりと外した。
指を交差するように黒須の手を握りしめ、片手は胸元を優しく包んだ。
 顔を真っ赤にしたままの黒須は恥ずかしさからなのか伊賀の唇を執拗に求め、
片手で、伊賀のタブリエのきつくしまった紐をたどたどしく解き始めていた。
137伊賀フェチ(そろそろお眠):02/09/16 01:25 ID:iG/3IKKX
↑なぁんか展開のろいよね。ゴメソ・・・
原作自体が急展開するようなスピーディーなマンガじゃないし
私的にガンガン進むHより、まったりラブラブHが好きなんで・・・

これからが問題です〜〜
伊賀君のテクの描写がむずかし〜
だって童貞君っぽいような、そうであってほしくないような・・・
でもいつも何でもそつなくこなす伊賀君が
H下手ってゆうのはやっぱし嫌ですよねぇ?


138roll:02/09/16 01:28 ID:IZUZj57C
お、リアルタイムです。伊賀フェチさん、がんがれ〜。
こちらも昨日の残りをアップ。

-----------------------------------
その言葉を合図に、ハムテルは幾分荒々しく菱沼の唇を奪う。手は彼女の
ブラウスのボタンを一つずつはずしていく。ハムテルの舌が菱沼の舌を絡め
取ると、わずかな唇の隙間から彼女の吐息がもれた。菱沼が喘いでいる、
そう感じた瞬間ハムテルの中の熱は一気に高まった。
「・・・んっ・・・」
 ハムテルの手が直に菱沼の肌に触れた時、菱沼は小さく声を漏らした。
ブラのホックがはずされ、ハムテルは弾けるように飛び出してきた菱沼の胸を
支えるように手を添え、丸みを帯びたラインを撫でた。
「はぁ・・・っ・・・」やっと唇を解放すると、菱沼はさらに切なそうに喘ぐ。
ハムテルは、菱沼の以外とも言える反応に驚きながらも、それを楽しんでいた。
(ごめん、菱沼さん。もっと鈍いかと思ってた・・・。でも、これじゃこっちの
理性が保たないよ・・・。)
ハムテルの唇が少しずつ動いて首筋にキスマークを刻んでいくと、菱沼は気持ち
よさそうにのけぞった。ハムテルがやわやわと菱沼の胸を揉みしだくと、菱沼は
微かにふるふると首を振った。ハムテルはもう我慢出来ずにその胸の頂に唇を寄せた。
「ああっ! ・・・んっ・・・!」
菱沼の体が電気でも通ったかのように跳ねる。ハムテルはその小さな蕾を舌で転がし、
時に甘く吸った。もう一方の胸も絶えず指で刺激を与え続けている。
「・・・やぁっ・・・ぁんっ・・・!」
菱沼の口から熱い吐息がこぼれ、その熱は確実にハムテルの中に溜まっていく。
139名無しさん@ピンキー:02/09/16 09:55 ID:2//JQHsD
ハムテル、弾けてますね〜!
菱沼さんみたいにハムテルに愛されたい!ハァハァ(;´Д`)
140名無しさん@ピンキー:02/09/16 10:00 ID:2//JQHsD
ハムテルはいったいどこでこんなことを覚えたのだろうか?
彼も人並みにAVとか見るのかな?それとも経験済みなのかな・・・。
ああ、興奮する!
141伊賀フェチ:02/09/16 10:39 ID:iG/3IKKX
キャーハムテルったら大胆な・・・
こっちが赤面しちゃうわ〜

>>140 えぇぇハムもAV見るのかな・・・そうだよね
男だもの・・・ってことはウチの伊賀君も!?
冷静に観てそうで恐いよね・・・
142伊賀フェチ:02/09/16 11:09 ID:iG/3IKKX
 黒須は目元、鼻、頬、額、耳、首筋、鎖骨、肩とあらゆる場所に
口付けを受け、鬱血した赤い痕跡を撒き散らされた。
それと同時に緊張でこわばった体をほぐすように白い双丘を包まれ、
甘く切ないほどの刺激を受けていた。
「んっ・・んくっ・・・っはぁんっ」白い双丘の芽は
伊賀の指先の動きに敏感に反応し堅くしこっていった。

 伊賀のタブリエの紐はきつく締められていた。
伊賀に触れられている胸や、首筋や唇や・・・
体のあらゆる部分に神経が散乱してしまい、
なかなかタブリエを外すことが出来ない。

 伊賀は繋いでいた手を放し、タブリエの紐を片手で解いていった。
黒須と伊賀の手で解かれた黒いタブリエがバサッと足下に落ちる。

 白いテーブルクロスとトーション・・・銀色に光るシルバー
黒いタブリエが床にまき散らされ、それは芸術家の作品を思わせる
色彩のコントラストだった。
 
143伊賀フェチ:02/09/16 13:47 ID:iG/3IKKX
ゆっくりと黒須のあらわになった双丘を揉みほぐしながら、赤い痕跡を
残していく伊賀を、黒須は愛おしげに見ていた。
 「あっ・・ぁん・・・」
腕を伸ばし、伊賀の髪をクシャクシャに掴み必死で崩れ落ちそうな
体を保っていた。
 伊賀は小刻みに震える黒須の腰を抱き寄せ、膝裏から抱え込み
肩をテーブルクロス毎抱きながら床に寝かせた。
 
 真っ赤になった黒須の顔はもう、伊賀の瞳を見つめられずにいた。
伊賀は戸惑った・・・「・・・いいんですか・・・?僕は・・・」
聞かずにはいられなかった。傷つけるわけにはいかなかった。
 潤んだ瞳をかろうじてこちらに向け、恥ずかしそうにコクリと頷いた。
「・・・いいのよ・・・大丈夫・・・」唇がほんの少し微笑みを返した。
144伊賀フェチ:02/09/16 13:48 ID:iG/3IKKX
伊賀はそのまま黒須の双丘に顔を埋め、白く滑らかな肌と頂にある芽を
口に含み、丁寧に吸い上げた。
「んんっ・・・ああっ!!」
ビクンッと体を仰け反らせ、湿り気を帯びた吐息を漏らしながら
伊賀の汗ばんだシャツ越しの背中に手のひらを這わせた。
 胸元から再び顔を上げ、黒須の耳元に唇を寄せると、
伊賀は黒須のスカートのホックに手を掛け、器用に片手で外し、
白い太股を露わにさせた。
 黒須は体をよじらせ太股でショーツを必死で隠すようにしながら
伊賀のベストのボタンに手を掛け一つずつ外した。
 ベストを脱がせると、さっきよりもずっと伊賀の体を強く感じる。
既に外れ、首にかろうじてかかっているだけのタイをスルリと引き抜き、
襟元のボタンに手を掛ける。
 伊賀は黒須の太股をゆっくりと撫で、そのままスルリと上方に
滑らせ、指先でショーツ越しに秘部を撫で上げた。
145伊賀フェチ:02/09/16 13:49 ID:iG/3IKKX
「ぁんんっ・・・やぁっん・・・」恥ずかしそうに甘い喘ぎと吐息が漏れる
伊賀は側に散らかったテーブルクロスを自分の背中に掛け、
黒須の羞恥心を少しでも和らげようと
誰もいないパントリーにも関わらずそれを隠した。
 それで多少羞恥心が和らいだのか、こわばっていた体が幾分
ほぐれた気がした。
 既に伊賀のシャツは胸元から腹にかけて開かれ、肩まで
引き下げられていた。
自分の羞恥心もあったのか、それを和らげるため、
黒須の双丘に顔を埋め、何度も舌先で愛撫し、含み、甘噛みし、
甘い喘ぎを引き出そうとした。
 「あぁぁ・・・っく・・んん・・はぁぁんっ・・・!」
伊賀の指先は黒須のショーツ越しの感触に随分前から
湿り気を帯びているのを感じていた。
 ゆっくりといたわるように撫で上げ、強く押しては引いてみると
黒須のそこは更にぐっしょりと湿り、甘い喘ぎも徐々に激しく響く・・・
「はぁん・・はぁ・・・あんんっ・・やぁ・・もうっ・・・」  
黒須の肢体と口付けで濡れた唇がピクピクと小刻みに震えている。
146名無しさん@ピンキー:02/09/16 22:53 ID:XOkqR3Fq
ううっ、いよいよ佳境に入ってきましたね!もうドキドキです!
別人のようになってしまったオーナー。たまりません!
147伊賀フェチ:02/09/17 01:24 ID:dPG+HLmQ
 伊賀は黒須に覆い被さるように胸元から腹部にかけて
赤い痕跡を散らし、濡れたそのショーツに手を掛けた。
 「やっだめぇ・・・!」ビクッと黒須は反応し、ショーツに掛けた
伊賀の腕を必死に拒んだ。真っ赤な顔を背けながら、震える声で訴えた。
 伊賀は何も言わず、そのまま黒須の横顔を切なげに見つめ、
次の言葉を待った。
「は・・・恥ずかしい・・・から・・・。」
伏し目がちな潤んだ瞳できれぎれに言葉を絞り出した。

 伊賀はそっと黒須の耳に唇を寄せ、耳を真っ赤にして囁いた。
「僕も・・・脱ぎますから・・・恥ずかしがらないで下さい・・・」
すでにシャツは背中半分まではだけ、肩から胸、腹部までもが
露わになっていた。伊賀は羞恥心を振り切って片手でズボンのホックに手を
当てそのまま下げようとした時、黒須が伊賀の手を制した、
「ごめん・・・大丈夫よ・・・」そういうと伊賀の手をズボンから外し、
黒須が代わりに伊賀のズボンに手を掛けた。
 「・・・な・・・ちょっと待ってください!」言い終える前に
黒須は思い切り、伊賀のズボンをトランクスごとを膝程まで引き下げた。
 赤面する伊賀に、恥ずかしそうに微笑む黒須。さっきまでの弱々しい姿は
消えかけたものの、上手く伊賀と目を合わせられずにいた。
 そのままズボンもトランクスも一気に足から引き抜き、シューズもソックスも
一緒くたに引き剥がされてしまった。

 彼女も羞恥心でいっぱいなのだ。それを隠すため、わざと大胆な行動に
出たのかもしれない・・・そうは思っても伊賀もシャツ一枚をかろうじて
羽織り、背中からテーブルクロスを乱雑に被っているだけで、
あとは一糸まとわぬ姿になっていた。
黒須よりも羞恥心でいっぱいになり、顔を真っ赤にしていた。
148名無しさん@ピンキー:02/09/17 11:30 ID:rgw0j5cN
うわ〜!ついに伊賀くんが脱いだ!早く続きを!
149伊賀フェチ(今日は有休):02/09/17 12:16 ID:dPG+HLmQ
 あがいきれない羞恥心を振り払うために伊賀はそのまま黒須の体に
かぶさり、白い滑らかな体を折れるほど抱きしめた。
 それに黒須も応えるように伊賀のシャツと背中にしがみついた。

 熱い・・・お互いの体は発熱し合って微熱のように頭を麻痺させている。
外の嵐はまだ止んでいない・・・
屋根をつたい、地面をはねる雨音と。風に舞って窓を叩く雨音、
木々から葉擦れの音も風に舞う・・・・そんな嵐の音が外から包み込む。
 けれど「ロワンディシー」に中は静寂が満たしていた。
お互いに抱き合ったまま、口づけを交わし、シャツとテーブルクロスの
衣擦れの音と、床に散らばったシルバーが、時々何かの拍子に
ぶつかってカランという音を響かせた。

 「・・・好きよ・・・」そこに流れる静寂を黒須が突然打ち破った。
そう言って伊賀の頬を両手でそっと触れる黒須は、黒い瞳に涙を浮かべ、
心を打ち明けた。
 
 少しの沈黙の後「・・・僕も・・・」伊賀はやっとの思いで言葉を発したが、
続く台詞がでてこない。
何て言えばいいんだろう。こんな時に・・・この感情を表す言葉・・・

 不安そうに伊賀を見上げる黒須の涙を、伊賀は唇ですくい取り、
唇を付けたまま言葉を振り絞った。
 「・・・愛しているんです・・・・」
長い・・・長すぎる。そして情景描写が多すぎる(萎)
スマソ〜〜
これじゃエロパロじゃなくって単なる恋愛小説だ〜><
皆さんのご期待になかなか添えずスマソです。
もっと頑張ります!
151名無しさん@ピンキー:02/09/17 12:23 ID:P3QX+1m8
伊賀フェチさま
いえいえ、もうドキドキもので読んでおります。
甘〜い恋愛描写もマイつぼでございます。
152名無しさん@ピンキー:02/09/17 12:25 ID:P3QX+1m8
ハム×菱ももっと読みたいでつ。
153伊賀フェチ(あぁリアルタイム):02/09/17 12:32 ID:dPG+HLmQ
>>150
ありがとございます。
私もハム×菱沼 待ちわびてます〜
rollさんにも頑張ってもらわねば〜
 ウチの伊賀君と仮名子さんをこれからどう壊していくか・・・
今日は休みだけど、明日からきっと仕事に手が着かない・・・(涙)
154伊賀フェチ:02/09/17 13:22 ID:dPG+HLmQ
↑間違えた
150じゃなくて、>>151 でした。
155名無しさん@ピンキー:02/09/17 16:19 ID:wY5ZwrNa
>149
「あがいきれない」って日本語ですか?>136でも出てたけど。

ごめーん、続きがなかなか読めないのでついイライラして
意地悪しちゃった・・・
「ぬぐいきれない」かな。
156名無しさん@ピンキー:02/09/17 20:04 ID:Sua71oua
期待保守。
楽しみでつ>お二方
157名無しさん@ピンキー:02/09/17 20:06 ID:sjxW5jHR
rollさん、帰ってきてちょ。めっちゃ楽しみでつ。
158名無しさん@ピンキー:02/09/17 21:14 ID:PehAGcAs
ペパミント・スパイでドナルドと皇太子妃キャロラインの不倫の恋なんていいな。
159あぼーん:あぼーん
あぼーん
160あぼーん:あぼーん
あぼーん
161名無しさん@ピンキー:02/09/17 23:40 ID:OzYwrrpr
明日こそはお二人の作品の続きが読めるかな?
162伊賀フェチ:02/09/18 00:14 ID:YPQzORbf
すみません。連休終了のため、うP遅くなりますが、お許し下さい。

>>155 そうかも・・・焦って辞書で調べちゃった。
「あがいきれない」は、「あがききれない」って感じで書いちゃいました。
抵抗できないって感じです。うちの実家の方ではそう言ってたもので・・・
関東圏なんですが、方言だったのかも?!とにかく分かりづらい表現スマソ。
163161:02/09/18 00:25 ID:ow+qSyWB
こちらこそごめんなさい。無理をなさらずマターリ進めてください。
164伊賀フェチ(追記):02/09/18 00:30 ID:YPQzORbf
今日「ピンポン」という卓球映画を観てきました。
邦画なんて〜と思っていたんですが、これがイイ!

何がいいって・・・準主役の月本誠(通称スマイル)が伊賀君に似てる・・・
演じてるのはARATAというモデルさんなんだけど、スマイル役の彼は
伊賀君を彷彿させます。
性格もクールで、髪型も眼鏡も伊賀君そのもの・・・カコイイです。
映画館で鼻血出そうになりますた。ぜひ彼にスマイル役のまま
白いシャツとタイをさせ、タブリエきてもらいたいものです。
(似てると思うのが私だけだったらスマソ)
是非試しにピンポン観に行ってください。
ストーリー自体面白いので損はしないと思います。

Heavenをドラマ化したら(しないで欲しいが・・・)伊賀君役は
眼鏡掛けたARATAさんに決定で・・・
165名無しさん@ピンキー:02/09/18 05:00 ID:2cly/1v2
>164 禿同!!
私の他にもARATAくんが伊賀君似だと思ってる人がいたとは。
ドラマ化(佐々木倫子が許可しないと思うけど)したら伊賀君は是非ARATAくんに。
166roll:02/09/18 08:49 ID:U9hZSIgN
あれは「抗う(あらがう)」のミスタイプと信じていますた。逝ってきます。

---------------------------------------------
ハムテルは、菱沼のスカートをするりと脱がした。滑らかな腰からわきのラインにすうっと手を
這わせると、菱沼は思わず息を飲む。恥ずかしいのか、菱沼は真っ赤な顔をしてハムテルに
しがみつく。
(菱沼さんも、女の子なんだなあ・・・って、今しがみつかれたらやばい!)
ハムテルは菱沼を優しく引き離すと、ベッドサイドのランプをつけ、部屋の灯りを消した。
「こっちの方がいいですか、菱沼さん。」
ハムテルが振り向きながら言うと、菱沼はいつの間にかシーツにくるまってこっちを睨んでいる。
「ずるい〜、なんであたしだけ裸なの〜。」
(だからやばいって・・・。)
紅潮した頬に潤んだ目、真っ白なシーツから所々見えている素肌、それでゴネられたのだ。
ハムテルは焦りでうまく動かない指でシャツのボタンをはずし、ズボンと靴下も脱いだ。さすがに
トランクスまで脱ぐのは気恥ずかしかったのでそのまま菱沼に歩み寄る。菱沼は黙ってハムテルを
見つめている。ハムテルはゆっくりと手を伸ばして菱沼のあごに手を掛けると、またキスをした。
頭の後ろに手を回し、角度を変えながら幾度も貪る。そのまま少しずつベッドへと倒れ込んでいく。
 またハムテルの手が菱沼の体を弄び始める。腿の内側に触れた時、菱沼はくすぐったそうに
体をよじった。それでも彼女の口からはそれとは違う喘ぎが溢れた。
「・・・やぁんっ・・・はっ、く、くすぐったいよ〜・・・。」
ハムテルはそんな菱沼の抗議を意図的に無視してそこから少しずつ手を上へと移動させていく。菱沼の体が微かに震えていた。
ハムテルは片腕で菱沼の腰を抱くと、素早く最後の一枚を脱がした。菱沼が「あっ。」と言って
隠そうとするより早く、その谷間へと潜り込んでいた。
「やっ・・・! あああっ・・・!!」菱沼の声が跳ね上がる。
そこは温かく、そしてとろとろに溶けていた。
167roll:02/09/18 08:51 ID:U9hZSIgN
や、「抗いきれない」か・・・。もっかい逝ってきます。
168名無しさん@ピンキー:02/09/18 09:27 ID:8OKAhv5L
ハムテル〜〜〜〜!
ううっ、菱沼さん、あんたうらやましいぞ(゚д゚)ゴルァ!
169名無しさん@ピンキー:02/09/18 09:29 ID:8OKAhv5L
ハムテルをオカズとしている者にとってはここからの展開が
非常に楽しみ!朝からムラムラきてしまう。
170名無しさん@ピンキー:02/09/18 12:40 ID:fm01ABES
ハムテル・・・ハァハァ(;´Д`)
菱沼さんの中でどんな喘ぎ声を上げるのかしら・・・。
171名無しさん@ピンキー:02/09/19 21:12 ID:1rvPALop
勝久×蒔絵萌え〜!
誰か書いてくれる人おらんかの。
そういうあたしゃ文才ゼロ。
172伊賀フェチ:02/09/19 22:46 ID:Zdy/UGz6
うp遅くてスミマセン。
ハム&菱沼さん・・・すごいことになっちゃってますね
ドキドキです。

>>165 だよねだよね!私の中の伊賀君は「ピンポンのスマイル(ARATA)」です
・・・でも原作のマンガの中のスマイルはちと違うけど・・・
映画観てる最中に、彼が伊賀君なら、黒須は誰を抜擢しようとか、川合君は
どうしよう?とかわけ分からない配役とか想像してました(藁
173伊賀フェチ:02/09/19 23:17 ID:Zdy/UGz6
も・・・黙々と書いてたのに・・・
あと1行書いたらうpしようと・・・
消えた〜〜
ゴメソ・・・泣きそう。ぐすん。
もっかいがんばろ・・・
174伊賀フェチ:02/09/19 23:43 ID:Zdy/UGz6
“愛しているんです”
放った台詞が何度も互いの耳の奧を叩く。
室内で反響しているのか、耳の中を跳ね返っているのか。
そしてすぅっと鼓膜に浸み込む・・・
 
伊賀は自分自信の放った台詞に驚きながらも、ようやく解放された感情の中に
浸っていた・・・
 『たかが単語の組み合わせなのに、どうしてこんなにも熱を帯びて
しまうのだろう・・・心が潤ってしまうのだろう・・・』
 『感情表現なんて、上手く出来ずにいた。それなのに何故、今
こんなにも情熱を吐き出すことが出来るんだろう・・・』

黒須の首筋から鎖骨、胸元から腹にかけて、肩から指先や
太股からつま先まで丹念に愛撫し、そのままショーツに手を掛けた。
黒須の指がぴくっと動くだけだった。肯定の意味と捉え、そのまま
片足ずつ引き下げると、そこには漆黒の茂みと、対になるように滑らかな
曲線を描く二つの山があった。
 伊賀はその茂みに中指をそっと這わせると黒須の体が大きく弧を描くように
しなった。「ぁあっっ・・・んぁっ・・」甘く上擦った声と同時に中指が
濡れる。
 そのまま黒須の胸元に顔を寄せ、双丘の芽に口に含むと丁寧に
転がし、吸い取りながらも尚、茂みの中で中指は小刻みな動きを見せた。
「ふぁっ・・・っくぅ・・・ああぁっ・・・」何度も湿った喘ぎを
繰り返し、茂みの奧は溢れんばかりの甘い蜜をたたえていた。
円を描くように、丁寧に中指を動かすと蜜はとめどなく溢れ、
フロアに敷かれたテーブルクロスを濡らしはじめていた。
175伊賀フェチ:02/09/21 00:49 ID:w13ZX3NX
 溢れる蜜を恥じるように、黒須の体は紅潮し、更に熱を帯びていた。
「んぁあっ・・・はぁっあぁんっ」
黒須のつま先までがビクビクと小刻みに反応した。
伊賀は中指だけでなく親指も茂みの中へあてがい、その中の芽を
優しくつまむように上下から優しく撫でると
蜜はいっそう溢れ、暖かなぬめりが伊賀を包む。
「んっく・・・ふぁあ・・・っっんぁああんっ」息を荒げ黒須は
甘い快感に酔っていた。
そのまま伊賀の指先はゆっくりと黒須の中へ忍び込み、
優しく蜜壷をかき混ぜると、更に黒須の声は高く上擦った。
「んっんっ・・あっんはぁぁんっ・・・」
そこはすでに2本の指を受け入れ、熱く溢れていた。
急緩をつけ蜜壷をかき混ぜ、何度も蜜を掻き出すものの
泉のようにとめどなくそれは湧き上がっていた。
 伊賀は体をずらし、そのまま黒須の腹部まで下がり、
腹と、そして太股の付け根を甘く強く唇を這わせ
そしてそのまま茂みの中に潜り込み口付けをした・・・
「あっ・・・ダ・・・ダメ・・・そんな・・・」
恥ずかしそうに悶える黒須をよそに、伊賀は芽を舌先で愛撫した。
「はぁっ・・あぁん・・やぁ・・・」びくんと体をしならせ、腰を何度も
よじらせた。それでも伊賀は行為を止めず、丹念に芽を舌先で転がし、
まるで蝶のように蜜を吸い上げ、そして上下に、左右にと甘く愛撫していた。
「あっはぁ・・んんあ・・あ・・はぁんんっ」黒須の体が大きく仰け反ると黒
須は潤いながら軽く痙攣し、伊賀の髪を必死に掴んだ。
「はぁっ・・・はぁ・・・もぉ・・・だめぇ・・・」
言葉らしい言葉は出てこない。
脱力したままの腕や足で必死に抵抗し、伊賀の行為を止めた。
黒須はその腕で、伊賀の腕を引き上げ、上がって来るように促した。
伊賀は導かれるように黒須の口元まで上がると口付けを交わした・・・
176名無しさん@ピンキー:02/09/22 10:09 ID:MEj2vIDH
「伊賀くん、来て」って感じね。
うひょ〜〜〜〜〜〜!
177名無しさん@ピンキー:02/09/25 12:50 ID:tqbKGa2u
age
178名無しさん@ピンキー:02/09/26 01:03 ID:brdB6EmJ
伊賀フェチ様光臨祈念age
roll様降臨祈念age
179名無しさん@ピンキー:02/09/26 08:00 ID:S/DM8u7q
お二方のお力にかかっているのでございますあげ。
180名無しさん@ピンキー:02/09/26 19:38 ID:PXh/lyDn
菅原教授と「そんな仲」になっている菱沼さんも読みたいなあ。
181名無しさん@ピンキー:02/09/27 02:33 ID:JVHaRq+L
 いやん(>_<)見たい!!菱沼×漆原教授…!
菱沼×菅原教授の方が、私的にはイメージしやすいですが。メモいたずらしちゃったりするところとか?いたずらエスカレート!みたいな。
182名無しさん@ピンキー:02/09/27 02:34 ID:ZXUe+04o
初心者なので的外れな質問だったらすみませんが、
ここでは「おたんこ」の話はナシなのですか?
183名無しさん@ピンキー:02/09/27 02:43 ID:OQkhzae7
バター犬チョビ。
184名無しさん@ピンキー:02/09/27 04:27 ID:SMN1L3Sz
>192さん、いっちょ書いてみたら?
185名無しさん@ピンキー:02/09/27 19:49 ID:ok8aQyme
そんなチョビ嫌ダヨー
186名無しさん@ピンキー:02/09/28 00:10 ID:DiN2RZq1
チョビは女の子でつ。
187名無しさん@ピンキー:02/09/28 17:09 ID:edXzVy9T
rollさん、伊賀フェチさん戻っておいで〜〜〜〜〜〜!
188名無しさん@ピンキー:02/09/29 04:01 ID:5QDnxdqG
183です。チョビ対菱沼さんってのはいかがです?
189名無しさん@ピンキー:02/09/29 04:28 ID:EZ+wK+OU
ごめんなさい、いま、気がついた。
犬ぞりのメンバーって全員メスなのね…

ぶっちゃーさん言ってなかったっけ…詳細キボン
190名無しさん@ピンキー:02/09/29 08:36 ID:dfpXnKjI
>>189
シーザーはオスじゃないのかね?「オレはやるぜ」だもん
191伊賀フェチ(お久しぶりです〜):02/09/29 11:08 ID:vjNHgMG8
うpがかなり遅くなってソマソです・・・
ちょっと仕事の都合でテンパッてまして・・・
もうちょっとしたら落ち着くので・・・
そしたら頑張ってかきます!
本当にゴメンナサイ(><)
192名無しさん@ピンキー:02/09/29 14:02 ID:jxU6IOjw
>>189-190
シーザーとジャックはオス
残りの犬達がどうだったかは知らないけれど。
193名無しさん@ピンキー:02/09/29 17:57 ID:tRGGH4k2
でもみんなメスとかいってなかったっけ
194あぼーん:あぼーん
あぼーん
195伊賀フェチ:02/09/29 21:59 ID:vjNHgMG8
>>182
「おたんこ」かぁ・・・似鳥と・・・誰が?
やはりあの研修医(名前忘れました)ですかねぇ?
ナースといえがエロの定番(?)なのに思いもつきませんでした。
イイカモ!!
196伊賀フェチ:02/09/29 22:27 ID:vjNHgMG8
 重ねた唇は深く深く絡みついては離れ、そしてまた引き寄せ合い
何度も甘く混ざり合った。
 お互いの濡れた唇から荒い吐息が漏れ、それが耳元や首筋にかかるたびに
体が敏感に反応し、甘い痙攣に襲われた。
 黒須は伊賀から唇を離すと、そっと耳元へ寄せた。
「・・・・・て・・」
唇の微かな動きしか感じ取れない。
・・・けれどその耳元へ触れた濡れた唇の感触と、
黒須の潤んだ瞳から伊賀はその台詞を読みとることが出来た。

黒須の腰へするりと手を回し、そのまま軽く浮かせると
その潤んだ漆黒の闇へ指先をあてがい、再度優しく撫で上げた。
「・・・はぁっ・・・んんぁっ・・・」
ビクッと黒須の体が大きく仰け反ると同時に蜜壷は一層甘い蜜で溢れ、
伊賀の奥底の欲望を誘った。

先ほどの黒須の微かな唇の動きと、潤んだ瞳が訴えたもの・・・
伊賀の心の奥に潜み、そして今浮き彫りにされてしまったもの・・・

自分の体の正直さに羞恥心を覚えつつも、沸き上がる情熱を隠しきれずにいる。
そして今、愛する女性が目の前に横たわり、自分を受け入れようとしている。

 見上げるとそこには顔を赤らめ、賢明に羞恥心を隠し、
目をキュッと閉じる黒須がいる。
 
 黒須の健気さに手を引かれるように伊賀はその漆黒の闇に
そっと自分自身をあてがった。
197名無しさん@ピンキー:02/09/29 22:49 ID:5TY5vOi9
伊賀フェチさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
お忙しいのにありがとう!!!!!
>>197
仕事の方は何とかなるんですが、ダンナが風邪引いちゃって(-_-;)
日頃“ダンナ<伊賀君”な私でもさすがに鼻垂らして咳き込むダンナを
捨てて伊賀君にのめり込むわけにもいかず・・・
かといって伊賀君や黒須さんをこのまま裸で放置しとくと
この二人まで風邪引いちゃうよ・・・ってな感じで・・・
頑張ってうpしまっす〜
199名無しさん@ピンキー:02/09/29 23:10 ID:5TY5vOi9
だんな様どうかお大事にね。
200伊賀フェチ:02/09/29 23:45 ID:vjNHgMG8
 伊賀はそのまま黒須の腰をぐっと引き寄せ、漆黒の茂みに滑り込ませた。
蜜で溢れた黒須自身はゆっくりと優しく、そして包み込むように迎え入れた。
 まるで暖かな布団にもぐりこんだように・・・
 まるで母胎に回帰するように・・・
柔らかく、甘く締め付けられる海の奥深くへと進み、優しく貫いた。
「っは・・ぁあっ・・・んっ」弓なりに黒須の体がしなり、
甘く甲高い喘ぎを漏らす。
 やわやわと包み込む海をゆっくりと泳ぎ、絡みつき熱い波に襲われ、
脳の奥底に何度も甘い痺れを感じた。
伊賀は深海と浅瀬を何度も往復する度に脳に甘い痺れを感じ、
黒須はその度に何度も伊賀の汗ばむ背中に爪を立て、唇を震わせた。
「んんんっ・・・はぁっはぁっ・・んんっんっあぁ・・・」
唇を噛みしめながらも、否応なく洩れる甘い喘ぎが
伊賀の欲望を更に掻き立てた。
伊賀は海の中へ深く深く潜り、そして海底を何度も貫いた。
蜜壷は更に潤い、伊賀自身を優しく甘く包んでいた。
「ふぁっ・・・ああぁぁんっ・・・あっっくぅっ・・」

甘く締め付け、絡みつく深海。
深海を何度も泳ぎ、貫く魚。
互いが互いの神経を麻痺させるように、二人は快楽の海を泳ぐ・・・
「はぁはぁっ・・・ん・・・ぁ・・・」
快楽に顔を歪め、湿った吐息を漏らすと、
黒須はうっすらと目を開け、伊賀の頬をそっと手のひらで包んだ
「んっ・・・」キュッと目を閉じると、腰をよじらせ、
スルリと伊賀から体を外した・・・
201伊賀フェチ:02/09/29 23:48 ID:vjNHgMG8
>>199
心配してくれてアリガトウです^^

明日からまた仕事っす。
今日はもう寝ます。
みなさまも風邪には気を付けて・・・
202名無しさん@ピンキー:02/09/30 21:35 ID:rOSF2fMh
伊賀フェチさん、文章上手過ぎ。
なんかムードあり過ぎで本業なんじゃ・・・(失礼!)と思うくらい。
続き期待してます!
203名無しさん@ピンキー:02/09/30 23:13 ID:Oy810+gi
伊賀フェチさん、200げとおめでとー。
204伊賀フェチ:02/09/30 23:38 ID:IV3ZZJmq
>>202
お褒めのお言葉ありがとうございます。
・・・でも本業がエロ小説家!?( ̄□ ̄;)

でも他の板とかみると皆さんホント上手い人いっぱいいますよ。
私なんてまだまだ若輩者ですよ。
明日以降仕事に余裕が出来るのでまたうPします。
205伊賀フェチ:02/10/01 22:59 ID:f79TFS43
繋がり合ったその体をするりと引き離した黒須のその行動に
伊賀は戸惑いを覚えた・・・
繋がり合ったその温もりの中を浸っていたいのに・・・何故?

黒須の行動を読めずに伊賀は荒くなった息を整えながら
彼女の瞳を覗いた。
彼女の息は伊賀よりも幾分整っていたものの、
頬を赤らめ、首筋や胸にはいくつもの小さな汗の球体が浮かび上がっていた。
 彼女の潤んだ瞳を捉えると、彼女は瞳をゆっくりと細めた。
そして黒須は自身を組み敷く伊賀のその片腕を強く引いた。
一瞬の行動に伊賀はバランスを崩し、そのまま黒須の真横に
肩をついて倒れると、逆に黒須がそのまま伊賀を組み敷いた。

一瞬の出来事に伊賀は困惑した。
黒須は伊賀の耳元へ唇を寄せて囁いた。
「形勢逆転ね・・・」笑みを含んだその台詞に抵抗する間もなく
黒須の唇が伊賀の唇を塞いだ。
するりと入り込む舌先を受け入れると、
脳の中まで掻き混ぜられてしまうように情熱的に絡み合った。

唇を解放されるとそのまま息を整える間も与えられず
黒須に耳から首筋を甘く愛撫されていた。
伊賀の背筋に素早く電気が走るかのように刺激が走り抜けた。

そのまま黒須は、伊賀の体にかろうじて引っかかっている
白いシャツを脱がし、伊賀の首筋や肩、胸、腹に
赤い痕跡を残し、時に甘噛みしながらゆっくりと体を下ろしていった。
 黒須の愛撫に体が反応することへの羞恥心からか、
賢明に目を閉じ、唇を噛み、黒須の行動を受け入れる。
それが伊賀に出来るささやかな抵抗だった。
206名無しさん@ピンキー:02/10/02 09:34 ID:TfI4ULYc
や、やらしい・・・ハァハァ(朝っぱらから・・・w
207名無しさん@ピンキー:02/10/02 20:38 ID:u/Rg7F4I
今日ピンポン観ますた。
確かに月本役のARATAと伊賀のイメージがダブりますね。
性格は微妙に違いそうだけど、ドラマにするならARATAに伊賀役を
していただきましょう。
で・・・黒須は?
自分の中じゃ江角マキコが適任かと。ダメ?
川合君は??頭の弱そうなのは誰が適役だろうか?
208名無しさん@ピンキー:02/10/02 22:49 ID:TfI4ULYc
オーナーは松雪やすこキボン。
209伊賀フェチ:02/10/03 10:22 ID:tyWUHhDp
>>207-208 江角も松雪イイ!
山縣さんは小野タケヒコさんあたりで(王様のレストランではメートル役だったような)
川合君は岸田健作とか河合我聞(字あってる?)とかをおかっぱに
しちゃうのはどう?
店長はいかが致しましょう?椎名桔平は固すぎかな。野村宏伸なんかは?
210伊賀フェチ(休みなので):02/10/03 11:03 ID:tyWUHhDp
と言うわけで昼間ッからうpします。
******************************
伊賀の皮膚に触れる黒須のその唇の感触が波紋のように
指先やつま先にまで広がる。
背筋を伝わる刺激はビリビリと脳を麻痺させている。
重なり合った肌と肌。黒須の乱れ汗ばんだ髪が
胸元をくすぐる・・・
・・・刺激が走る度にくっと唇を噛み、背中を抱きしめる指に力がこもる。
黒須の指先は撫でるように伊賀の胸を滑る。
唇と舌先が胸と腹の上を這いまわる。
擽られているだけなのか、快楽なのか・・・曖昧な刺激が体中を駆けめぐる。
もう・・・限界だ・・・
「・・・ちょっ・・ちょっと・・待ってくだ―」言い終えないうちに
再度唇を舌でふさがれてしまう。なんの抵抗も許されていない。
黒須のその小振りなけれど柔らかな胸の感触が伊賀の胸板に重なる。
黒須の胸が早鐘を打っているのが伝わる。
血液の流れ、胸の鼓動、荒い息づかい、皮膚をつたう汗、神経伝達の速さ・・・
全てを感じ取れる距離にいる・・・

 黒須はすぅっと唇を外すと、伊賀の瞳を覗き込み、頬を赤らめながら呟いた。
「言ったでしょ?・・・形勢逆転て・・・」
小さく笑うとそのまま胸元を通り抜け、腹まで下りた。
このまま下りてしまえば・・・伊賀は赤面した。
黒須は伊賀のことなどお構いなしに腹からゆっくりと唇を下ろしていく。
211名無しさん@ピンキー:02/10/03 12:48 ID:erZ0GUxp
伊賀フェチさん、いらっしゃ〜い!
いよっ、待ってました!
212名無しさん@ピンキー:02/10/03 14:36 ID:mTZmwS7w
オレは菱沼さんのヘソだしルックや寝起きシーンで何度も何度もぶっこいた。
菱沼さんみたいなのが、オレの研究室にいたら、トーゼン、オレは彼女に
むしゃぶりついていただろう。・・・だって、彼女、何のかんのいっても
極上の美人だもん。せくーすもお姉さんぽくリードしてくれそうだし。
ああ、股、いや、また、勃ってしもうた。
213あぼーん:あぼーん
あぼーん
214@:02/10/03 17:54 ID:KXB87rew
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@@
215名無しさん@ピンキー:02/10/03 23:43 ID:FMUygoKu
伊賀フェチさん、やっぱ上手いわ。

>伊賀の皮膚に触れる黒須のその唇の感触が波紋のように
>指先やつま先にまで広がる。

↑最初のこの2行読んだだけで鳥肌立ってしまいました。(当方女)

ハムテルと菱沼さんの続きもキボン。あれ?終ってないよね?
番外編的に、二階堂のことも書いて欲しいなぁ・・なんて。
216伊賀フェチ:02/10/04 01:03 ID:L8GHTb3L
*お詫び*
今までの自分のうpしたものざっと読んでみたんですが。
ダラダラと長いですね。しかも肝心なエロが少ない・・・
他の板の作品読んで比べてみたんですが、私のってなんつ〜か
「じれったい」んです。考え考え書いてるから散文になりがちなんですね。
ちょっと反省しますた。
皆さんはどうでしょか?もっとリアルな描写の方がいいのかしらん?
217名無しさん@ピンキー:02/10/04 01:55 ID:FugAT583
>伊賀フェチ様
 今の作風、好きです。
218伊賀フェチ:02/10/04 11:15 ID:L8GHTb3L
>>217
ありがちゅ〜です。
でももうちっとエロに専念(するように努力)しますね。
ちょっと長々だし。

*********************************
するりと腹から唇を滑らせる黒須の行動に焦り、
思わず伊賀は声を上げた。
「ま・・・待ってください!それ以上は−」
こんな時まで男の欲望よりも、理性が働いてしまう自分の性を呪いながらも、
黒須の行動を制するために、ぐっと膝を立て、黒須をはねのけようとした。
しかしそんな行動も意味を持たず、黒須は伊賀の膝にスルリと割って入り
伊賀の内腿に舌先を這わせた。ツツ・・・となぞられる感触・・・
見られているという羞恥心とは裏腹に躰は素直に反応してしまう。
それが更なる羞恥心を呼ぶ。こんなことで赤面してしまう情けなさも絡み合って
頭の中はグルグルと渦を巻いていく。
 
 冷静であろうとすればするほど、渦の中へ足を取られてしまう。
内腿を這う舌先の小刻みな愛撫に、
伊賀は羞恥心の他にわずかなもどかしさを覚えていた・・・
 隆起した自身が何かを期待しているのか・・・
内腿への刺激はそこから飛沫するように周囲の神経を疼かせる。

 黒須は内腿から舌を滑らせ、腿の付け根を唇で吸い上げ、舌先でそのラインを
なぞる。生暖かな感触が伝わる。
何度も何度も往復する舌先はまるでわざとじらしているようだ。
限界だ−そう思った瞬間に頭の中を真っ白な衝撃が走った。

 滑らかな、生暖かなその舌先が自身に絡みついていた。
219伊賀フェチ:02/10/04 14:31 ID:L8GHTb3L
頭の中を走る真っ白の衝撃は霧のように広がり景色を曖昧にする。
ぬるりと絡みつく舌先の動きとと、柔らかに締め付ける唇の感触が
頭だけでなく、全身を霧で包む。
 何も見えない・・・彼女の滑らかな優しい感触を感じているだけだ・・・
霧のたちこめる湖に浮かぶ小舟に乗って、ただ微睡むような・・・
けれど時々走る衝撃は一瞬別世界へ自分を運ぶ。
・・・快楽の波。
黒須のそのたどたどしい舌先の動きに時にじれったさを感じ、
それでも乱れた髪で眉をひそめ、賢明に自身を愛撫するその仕草が余計に
快楽の海へ誘う。
口腔内の温もりと柔らかさと密着感に背筋までもが疼く。
「んっ・・・っぷ・・・んくっ」水音とともに唇から洩れる吐息。
唾液のせいでヌルリとした黒須の口元は、
猥褻というよりもその健気さに愛おしさを感じる。
熱い・・・自身の熱さか、黒須の熱さなのか・・・
「ふぁ・・んむっ・・・ん・・・っぷ・・・」切なげに、賢明に自身を愛撫する
黒須か洩れる苦しげな声が聴覚を刺激する。
 
 自身のラインに沿って賢明に唇を這わせ、丁寧に舌で絡め取り、
優しく吸い上げる−
それは伊賀の脳を一瞬にして溶かし、全細胞を狂喜させる。
それと同時に周囲の霧が一瞬眩しい程に光を放ち、小舟は大きな波に襲われた。
「・・・・っぁ」伊賀は思わず声を漏らした。快楽の波に呑まれ、溺れる。
220名無しさん@ピンキー:02/10/05 06:40 ID:8UVkU0p5
>伊賀フェチさん
大ファンです!官能的で、下品さのない文体が、とても好きです。たまりません。
「長々」もいいですよ。じらされてて余計ドキドキしちゃいます。
ゆっくりでもいいです、待ってますので、
書いて書いて私達を楽しませて下さい!
221伊賀フェチ:02/10/05 09:38 ID:Sl2eFPXC
>>220
ありがとうです(^^;)
なんか言い回しが多くて分かりづらくてスミマセンが
もうちっとなんで頑張ります。
読み返すと誤字脱字が多いわぁ〜
222伊賀フェチ:02/10/05 10:14 ID:Sl2eFPXC
「ダメですっもうっ―」

臨界点を迎える寸前の自身から黒須を引き剥がそうと頬を掴む。
しかしその直後、グイッと腕を押さえつけられてしまった。
快楽という病に蝕まれて腕に力が入らない−

黒須の舌と、口腔の壁が自身に張り付き、丁寧にラインをなぞらえる。
ドクンッ・・・血液が血管壁にあたり、波のように砕け散る・・・

細胞が全身に散乱する
神経が張りつめる
血液が沸騰する

閃光が走る−

そして精神と肉体が解き放たれる感覚

「・・・・っく」ビクンッ・・・
−躍動する自身から愛情も欲望も何もかもを吐き出す・・・

刹那の快楽・・・けれど到達する達成感・・・

「んっく・・・っ」黒須は苦しそうに全てを受け入れた。
切なげな表情で優しく全てを舌先で優しく舐め取る。

「っはぁ・・・」
天を仰ぎ、酸素を求める。
さざ波のような余韻を残し、虚脱感が襲う・・・
呼吸を整えながら、彼女に目をやると
滑らかな肌にいくつも小さな水滴を浮かべ、薄く開かれた唇で
不規則な呼吸を続けていた。
223名無しさん@ピンキー:02/10/05 23:46 ID:qlwQQM2X
ヤラシ(・∀・)イイ!
イガカソ ウラヤマ!

ナニゲニ オーナー マイカイ カミガタカワル
オシャレダシ カナーリ イイオンナ!!
224名無しさん@ピンキー:02/10/07 04:06 ID:61Xwr6Qf
ハァ、ハァ、菱沼タン、菱沼タン・・・・・・
225テム・レイ:02/10/07 06:48 ID:61Xwr6Qf
エエイ、Heaven はいい、Heaven は! 動物のお医者さんをうつせ!!
roll 氏はどうした!!
菱沼さん VS ハムテル、ちょび、菅原教授、漆原教授 ---の5Pで菱沼さんの
全てのアナというアナ(含、尿道)をふさぐ展開に変えるのだ! 旅順港封鎖作戦、
広瀬中佐、杉野はいずこ、あれは使えるぞ!

地球連邦バンザーイ!  あーーーーーーーーーーー(ドス、グチャ) 
226名無しさん@ピンキー:02/10/07 08:00 ID:hbwSPoUR
Heavenも欲しいので引き続きお願いします。
227名無しさん@ピンキー:02/10/07 17:26 ID:eBz396pW
>>225
ひどい!最低!ばっかじゃないの?ボケ!スカタン!逝ってしまえ!
このくされ外道が!頭おかしいんじゃないの!?
「伊賀&黒須」も「ハム&菱沼」も期待してんのに!
自分勝手な意見で乱すな!
お前のせいで作者タン達が来なくなったらどうすんじゃボケ!!
228名無しさん@ピンキー:02/10/07 20:50 ID:S09vJ5n9
伊賀フェチさんもrollさんも(・∀・)イイ!
キャラの特徴つかんでて…まじでハムテルや伊賀君が
こういうセクースしてそうな感じするもん。
なんかこう…リアルに絵が思い浮かんでしまいます<当然佐々木氏の絵
229>>225 テム・レイ :02/10/09 03:52 ID:9Ok1AnVW
>>227
ワシはテム・レイ、酸素欠乏症のせいで廃人になった正真正銘の基地外じゃ!!
ガンダムもみたことないのか、ガンダムも!
ワシに向かって、
>ひどい!最低!ばっかじゃないの?ボケ!スカタン!逝ってしまえ!
>このくされ外道が!頭おかしいんじゃないの!?
などといっても、全くそのとおりだし、映画版では階段から落ちて、もう逝っとるだがや!
ちょっとはその辺を踏まえてものを言えや。
230名無しさん@ピンキー:02/10/09 07:24 ID:aXasW/bu
まあまあ、マターリ
231名無しさん@ピンキー:02/10/09 15:06 ID:SCs0B6la
>>229
映画板からも追放くらっちゃってかわいちょ〜な僕ちゃんでちゅね〜
酸欠でちゅか?あらあらかわいちょうにね〜
お〜よちよち。僕ちゃん。ここはね、大人のお部屋なんでちゅよ〜
毛も生えそろってない僕ちゃんはもうお家にもどっておねんねしまちょうね〜
232あぼーん:あぼーん
あぼーん
233名無しさん@ピンキー:02/10/09 21:49 ID:bHILlZSu
ハム×菱物語はどうなってしまったのだろう・・・?
234名無しさん@ピンキー:02/10/10 12:28 ID:GJoaimgM
伊賀君のも。あれはあそこで完結なん?
235名無しさん@ピンキー:02/10/11 20:41 ID:QJrNyKam
保守age
236伊賀フェチ:02/10/11 20:50 ID:FRgE7r12
いやはや・・・荒れすぎてうpできなかったです。
伊賀&黒須もあんまし人気がなかったみたいでションボリ。
つまらんもの書いてスマソ・・・書くのやめようかと思ったんですけど、
中途半端で終わらすのイヤだったので、最終回だけうpして逃げます!
**********************************
火照った躰が初めて床の冷たさを知る。
ぐったりと伊賀の腹に顔を埋め、ようやく規則的になり、でもどこか苦しげに
吐息を漏らしている黒須の髪をそっと撫でた。
『愛おしさ』がこみ上げる・・・
細い腕を引き、自分の胸元へ引き寄せた。
白い肩に散らばった髪を指に絡め、テーブルクロスを黒須の背中に
優しく掛ける。伊賀は赤面しながら呟いた。
「すみません・・・・なんか僕だけ・・・こんな・・・」
愛おしさと、後悔が絡み合って黒須に対しての罪悪感が生まれていた。
黒須のしなやかな指先が伊賀の唇に触れた。
「・・・いいのよ・・・」ポツリと返された。
 罪悪感とともに結局は黒須のペースで進んでしまった事への
男としてのプライドも多少はあって伊賀はどうにも納得がいかなかった。
あらゆる意味の後悔の処理に戸惑っている伊賀の汗ばんだ胸元に
そっと唇を当てながら黒須は小さく呟いた。
「次はいっぱいサービスしてもらうから・・・」
独り言のような呟きは胸元で消え去った。
「・・・え?今何て・・・」伊賀が聞き返すと
黒須は微笑し、テーブルクロスを巻き取り、立ち上がった。
急に一糸まとわぬ姿になって狼狽える伊賀を見下ろし、
「雨も止んだし。もう帰るわ!ごちそうさま。」
伊賀に向かってあっさりと言ってみせた。
服をさっと拾い、素早く身につけると踵を返し、振り返らずに
「じゃぁね」と後ろ手に振り、靴音を響かせながら
立ち去ってしまった。
237伊賀フェチ:02/10/11 20:50 ID:FRgE7r12
魂を抜かれたように呆然としたまま、床の向こうを見る。
『ごちそうさま』って・・・せんべいの事か?それとも僕の事か?
今までの出来事が夢だったかのようだ・・・
けれどそこに散乱したシルバーやトーション、脱ぎ散らかしたタブリエや
シャツが先ほどの現実を肯定してくれている。

次第に頭の中にかかっていた霧が晴れ、意識がハッキリしてくる。

焦点が床に合わさる。

『散乱・・・シルバーが・・・トーションも・・・散乱してる・・・』

一人取り残された伊賀はガクッと肩を落とし、一人呟いた・・・

「・・・また磨き直し・・・」

〜〜〜完〜〜〜〜オソマツサマデシタ〜〜〜
238名無しさん@ピンキー:02/10/11 21:59 ID:h/qrn0Ut
感動しました!!!!!!
オチも原作のノリまんまで綺麗にまとまっててステキ!!!
239名無しさん@ピンキー:02/10/11 22:35 ID:QJrNyKam
(・∀・)イイ!よー!!
続きを待ってました。逃げるなんていわないで、
サービスする伊賀くんを書いてください!
伊賀フェチさんもrollさんもいなくなったら寂しすぎる。
佐々木作品のエロ、まだまだ読みたいです。
240名無しさん@ピンキー:02/10/11 23:44 ID:QZvMiEkn
伊賀フェチさん、人気無いなんてそんなことないですよ。
一日に何回も「続き載ってるかな♪」と此処覗いてたし
あんまりいらんこと書いて急かしても申し訳無いし。

>服をさっと拾い、素早く身につけると踵を返し、振り返らずに
>「じゃぁね」と後ろ手に振り、靴音を響かせながら
>立ち去ってしまった。

これって想像かきたてられます!どんな表情しているかは
読者に想像させているとか!?
私はオーナーなりの照れ隠しと見た!(顔が赤くて振り向けないとか。)

それにしても他の方も書いてますが
終わりが佐々木漫画の「ヘヴン?」でワロタ。
最後の伊賀君の表情、簡単に想像出来る所が笑える。
また読みたいなぁ〜。暇で気が向いたらお願いします。
rollさんのハムテルも読みたいです。急かしはしないけど
お二人とも職人さんなんですもの〜。
他力本願スマソ。
241名無しさん@ピンキー:02/10/13 20:50 ID:kRSSmZ+M
>>237
ナイスファイト!アナタ、文章ウマスギです。

伊賀タンって自分の中では童貞確定だったんで、後半オーナーにいいようにされてるとこなんか
イメージ通りでちょっと嬉しかった(?)よ。
なんでも器用にできるしっかり者だけどアッチの方じゃあマゴついてるボウヤってかわいいじゃん
……って私はオバハンかよ
242伊賀フェチ(寝る前にチラリ):02/10/14 00:13 ID:RGdUrYxN
コンバンワ。
どうもお粗末な話に付き合ってくれてアリガトウゴザマシタ。
思いついてはうpしてたからまとまりのない展開でスマソ。
でも伊賀君&黒須さんのおかげで専門用語を必死に調べたりと・・・
ホント勉強させていただきました。
今度からある程度ストーリー考えてからうpします。(←逃げるとか言ってたくせに)

伊賀フェチとしては、佐々木キャラの中で珍しくセクスィーキャラ(?)な伊賀君に頑張って
頂きたいんですが、やはり「動物〜」の方が皆様は萌えます??
(おたんこ〜はちょっと妄想できなくって・・・スマソ)
243名無しさん@ピンキー:02/10/14 08:54 ID:OoRiUfDL
rollさんの「動物のお医者さん」の続きも読みたい!! rollさん、お願いだから
帰ってきてください!!
244名無しさん@ピンキー:02/10/14 17:23 ID:zzVIHrCe
>>242
私は伊賀フェチさんの「Heaven?」エロ、好きですよー。
動物のお医者さんエロもいいけど。
要はどっちも好きってことで!!
これからも楽しみにしております。
個人的には、店長のお話も書いてホスィ。
245あぼーん:あぼーん
あぼーん
246名無しさん@ピンキー:02/10/14 22:47 ID:NaTkyk2H
rollさん戻ってきて!ハム&菱沼の行方が気になって夜も眠れぬ日々が続いていまつ。
247名無しさん@ピンキー:02/10/16 00:55 ID:1eoa2QYI
伊賀萌え〜
第2部とか、続編キボン
248名無しさん@ピンキー:02/10/16 22:34 ID:Ey+Wsmmy
偶然このスレ見つけて一気に読みました
(・∀・)イイ! (・∀・)イイ! (・∀・)イイ!

伊賀フェチさん文章(゚д゚)ウマー
rollさんも戻ってきてくれ〜(´д`;)
荒らしなんぞ気にしないでUPして下さい〜
249伊賀フェチ:02/10/17 00:22 ID:Noljcfs6
今続編制作中でつ。
またエロにいくまでの助走が長すぎて悪戦苦闘・・・

roll氏は戻ってこないのかな?
250伊賀フェチ:02/10/17 00:36 ID:Noljcfs6
ってゆ〜か・・・

今4巻読み返してたんだが、次巻の予告みてビックリ!!
伊賀君はギャルソンなのにソムリエ試験受けるのか????
山縣さんを差し置いて?
ギャルソンはソムリエ経験になるのか?

スピリッツ読んでないから5巻までまたなきゃだよ・・・トホホ
251名無しさん@ピンキー:02/10/17 01:45 ID:VZF0sEs6
伊賀君鬼畜っぽいのキボン。
日々たまった鬱憤を晴らす伊賀君(w
252名無しさん@ピンキー:02/10/17 13:57 ID:fnqaWwDz
鬼畜な伊賀??
やっぱり口調も変わるのかな・・・それとも敬語で鬼畜?
鬱憤はらす伊賀君て想像つかん

怒れないしね〜やっぱHに覚醒しちゃう伊賀?
253あぼーん:あぼーん
あぼーん
254名無しさん@ピンキー:02/10/17 20:46 ID:44+soc2n
鬼畜というか…
主導権を握られて為すすべもなかった伊賀君が
今度は逆に主導権を奪い返し
サディスティックにオーナーに…(´д`;)ハァハァ

というのはどうでつか?
255名無しさん@ピンキー:02/10/17 23:05 ID:3Cnu3d7V
仮名伊賀(責め受け)が伊賀仮名になるんでつね!(←この表現嫌いな人居たらスマソ)
見たい・・・ハァハァ
256伊賀フェチ:02/10/18 16:08 ID:mNoi/XDT
『伊賀鬼畜』はちょっと書けませんでしたスマソ
前回は黒須→伊賀っぽかったんで、今回はその続編(?)で伊賀→黒須で
書きます。(まだ途中なんで・・・)
またエロに達するまで長くなりますた。気が向かない方は許してね。
257伊賀フェチ:02/10/18 16:15 ID:mNoi/XDT
伊賀×黒須(1)
**************************
 「伊賀君、まだ帰らないの〜?」
明かりを落としたホールから川合が伊賀に尋ねた。
「これだけ片づけたら帰るよ。」
テーブルクロスをまとめながら、伊賀が顔を上げた。
「手伝おうか?」川合が親切に言う。
「いや、いいよ。後ちょっとだから。」やんわりとそれを断ると
無造作に置いてあるテーブルクロスをバサッと広げて畳む。
「そっか、じゃあ僕先に帰るね。」川合は笑顔で返すと、
そのままロッカールームへ向かった。
 翌日のセッティングを川合と行い、いつもよりも時間がかかってしまったため
シェフ達も、山縣や堤も今日は既に帰ってしまっていた。
オーナーはディナータイムから見かけない。
食事をせずに帰るなんて事は珍しいことだが、虫の居所の悪い日なんかは
そのままマンションに帰ってしまうこともある。
今日もおそらくそれだろう。
 最後のテーブルクロスを畳み終え、まとめ上げる。
戸棚に入れ、一息つくとふと、疲労を覚える。
コーヒーでも飲んでから帰ろうか・・・
そう思い厨房に入り、コーヒーを入れる。
シンクに寄りかかり、カップを傾けると、オーナーの部屋の扉に目が止まる。
 灯り・・・?
扉からこぼれる黄色い灯り。
そっと近づくと隙間から洩れる陰が時折揺れる。
オーナー?まだいたのか?
 厨房に戻り、音を立てないようにもカップをもう一つ取り出す。
熱いコーヒーを入れ、ソーサーに載せる。
258伊賀フェチ:02/10/18 16:19 ID:mNoi/XDT
伊賀×黒須(2)
**************************
−コンコン・・・
−沈黙。
ノブを回し、そっと押し開く。
「・・・オーナー?」
存在はそこにあるのに、返事はない。

「寝てらっしゃるんですか?」
近づいてみると肩が微かに動いている。
覗き込んでみると、机の上に乱雑に広げられた原稿用紙。
その上を走るペン先。
仕事か・・・邪魔をしないように帰ろうかと思った直後、
黒須の手が止まり、パタリとその場にペンを置いた。

「くぅ〜〜終わったぁぁ〜〜〜!」
ぐっと天井へ腕を突き出し、背中を反り返らせた。
「あの・・・オーナー?」再度声を掛けてみると
「きゃっ−」黒須は肩をビクッとさせて振り返った。
その瞬間、机の上の原稿がバサバサッと乾いた音を立ててまき散らされた。
259伊賀フェチ:02/10/18 16:24 ID:mNoi/XDT
伊賀×黒須(3)
**************************
「な・・・なんだ・・・伊賀君まだいたの?」
珍しく狼狽した表情の黒須は胸に手を当てて驚きを沈めようと必死だ。
「オーナーこそ。仕事ですか?」
コーヒーカップを散らかった机の上の隙間に置くと、
まき散らされた原稿を拾い上げた。
「ありがと。」原稿に手を伸ばしながら黒須は続けた。
「夕方に傑作を思いついちゃったのよ!マンションに戻ったら
忘れちゃいそうだったから、一気に書き上げようと思って!!
これがまたすごいトリックで−」
言いかけたところで、原稿の上で二人の指先が重なった。

一瞬の沈黙が部屋を埋める。

僕はそれを拾い上げると無言で原稿を黒須に預けた。

何を照れてるんだ・・・僕は・・・子供でもあるまいし−

「でね、すごいのよトリックが!絶対に解けないわよ!」
照れ隠しなのか、無関心なだけなのか、
原稿を揃えながら上機嫌の黒須はコーヒーカップに手を掛けた。
時間の経ってしまったコーヒーに口を付けると
ちょっと渋そうな表情に変わる。
「冷めてる!入れ直してきて!」とコーヒーカップを伊賀の胸元に突き返す。

・・・相変わらずだ。

半ば諦めかけた表情で、カップを受け取ると、無言のまま厨房へ戻る。
260名無しさん@ピンキー:02/10/18 20:08 ID:ZDSczk5v
キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)゚∀゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)-_)゚∋゚)´Д`)゚ー゚)━━━!!!!
伊賀フェチタンの新作〜っ!

お待ちしておりましたぁっ!!!
261伊賀フェチ:02/10/18 20:48 ID:mNoi/XDT
伊賀×黒須(4)
**************************
熱いコーヒーを注ぎながらその深く黒い波紋を眺める。

あの時、あの雨の日、黒須と特別な関係を持ってしまった時の記憶が
伊賀の脳裏に焼き付いて離れない。
いや、時間の経過に反比例して鮮明になる程の強い記憶。
なのに、黒須の態度は翌日もそして次の日も何も変わっていなかった。
傲慢さも、横柄さも、何も変わっていない。
 
 自分の記憶だけがこんなにの鮮烈なのに・・・彼女の記憶は
あの日、あの時間だけ切り取られたんじゃないかと思うくらい・・・

あの時の記憶のかけらを彼女の瞳の奧に探すことは出来なかった。
だが元来クールな伊賀もその事実を表面に出すことなど出来なかった。

 自分だけが何事もなかったかのように装い、彼女の方は
その事実すら存在しなかったように見える。
それが少し悔しくもあり、そして切なくもあった。
262伊賀フェチ:02/10/18 20:52 ID:mNoi/XDT
すみません。今回、前回の続編です。
わからない人は申し訳ありませんが、前作を覗いてみてくらさい。
263名無しさん@ピンキー:02/10/18 21:42 ID:ZDSczk5v
巡回している間にうPされているぅ〜
くあ〜っ!!!

今夜は伊賀フェチさん祭りでつか?
PCの前でハァハァしながらまってまつ(;´Д`)
264名無しさん@ピンキー:02/10/18 22:05 ID:x1nT5Jog
伊賀フェチさん、エロまでの道のり遠くてもOKよ!
もともとそういう要素の薄い漫画だし。
伊賀フェチさんの文章、背景描写がとても丁寧で
上品でありながらエロの時は艶めかしい・・・。
それでも人物の性格が漫画通りで、厨房やオーナー部屋も
取り入れてて、前回の黒須→伊賀の時は厨房のシルバーとか
トーションとかちゃんと効果的に使われてて、漫画への
愛を感じます〜。
265伊賀フェチ:02/10/18 22:42 ID:mNoi/XDT
>>263
>今夜は伊賀フェチさん祭りでつか?
 PCの前でハァハァしながらまってまつ(;´Д`)

スマソ〜〜〜実はうち明日引っ越しで、今大騒ぎ(藁
祭りになるほどうpできるかなぁ〜
私一人で準備してることを良いことに、時々さぼってはうpしてます。

>>264
 アリガトウです^^
 前回むやみにシルバーだの、トーションだのタブリエだのを散らかしすぎて、
ちょいわざとらしかったかなと・・・今回も舞台はロワンディシーなんですが、
(ってゆ〜かそれ意外の舞台ってない!?)
もちっと普通にしちゃいます。ご要望があれば色々出すようにします。

さぁって、うpしたらまぁた引っ越し準備だぁ〜!!
266伊賀フェチ:02/10/18 23:36 ID:mNoi/XDT
伊賀×黒須(5)
**************************
二人分のコーヒーを入れ直し、厨房を出ると黒須はテーブル席に移動していた。
周囲の照明は落とされ、そこだけが薄明かりで照らされていた。
「どうぞ−」黒須の前に入れ立てのコーヒーを置く。
伊賀はカウンターに寄りかかり目を床に落とした。
黒須はカップを口元に運びゆっくりと口をつけた。
白い湯気越しに黒須の輪郭がぼやける・・・
「うん。おいしいわね。」
薄明かりのホールはそんな言葉をも吸い込み、ただ沈黙だけがそこに横たわる。

 何故そんな風に何事もなかったようにできるのか?
あの日、あの共有した一瞬は嘘だったのか?
・・・今すぐにでも問いただしたい衝動に駆られる。
伊賀は熱いコーヒーを喉に流し込みながら、その感情をも飲み込んだ。

「この間のこと、気にしてるんでしょ?」
沈黙を打ち破ったのは黒須だった。
言葉の元を手繰るように顔をあげると、黒須の口元に笑みが称えられている。
この間のこと・・・あの時のことを・・・
黒須の記憶も消えていたわけではなかった。
そのおかしな安堵感と、先程まで心の中で何度も繰り返していた問いかけが、
そのまま自分に向けられている事の緊張感。

「・・・いえ・・・別に・・・」
伊賀は冷静を保ちながら壁に目を移した。
本当は問いただしたい。けれど自分の中のプライドがそうさせない。
267伊賀フェチ:02/10/18 23:39 ID:mNoi/XDT
伊賀×黒須(6)
**************************
「嘘よ。顔に書いてあるわよ。」
口元の笑みは、余裕を蓄えている。
黒須はカップをソーサーに戻し、指を組みながら言葉を続ける。
「何で何も言ってこないのか?何で何事もなかったような態度を取るのか?
そんなところじゃない?」淡々と言葉を並べる。

その通りだ・・・的確すぎて何も返せない・・・
みっともない・・・男のくせにこんな時、何も出来ない自分がもどかしい。

カップをグッと握り直す・・・。
「・・・そうです。・・・あの時の事・・・何もなかったように
振る舞うんですね。」
かろうじて出た言葉は今までに何度も唱えてきたはずなのに、
かすれて自分の声に聞こえない。
平静を装うためにコーヒーを流し込んだ。

空気がピンと張りつめる・・・
268伊賀フェチ:02/10/19 02:01 ID:cGZ45z4W
伊賀×黒須(7)
**************************
「・・・いや、別になかったことでもいいんです。
ただ・・・申し訳なくて・・・」
伊賀はカップの柄を指先でなぞり、壁を見つめたまま言った。
オーナーという存在にあんな行動をしてしまった罪悪感。
そして自分だけあんな・・・様々な罪悪感が絡まっている。

「すいません・・・帰ります。」
壁から目を外し、カウンターから腰を上げて厨房へ戻ろうとした。

「ちょっと待ちなさいよ。」
背後から黒須の声が投げられる。
伊賀はその言葉を受け止めない、足が止まらない。
情けない自分をどこかに隠したかった。

「待ちなさいってば!逃げないでよ!」黒須が言葉を投げつける。

『逃げる』・・・罵られるような言葉に反応する。
振り返ると、黒須が側まで駆け寄っていた。
「逃げてなんていません。・・・ただ僕は・・・」
言葉が喉の奧で詰まっている・・・

みっともない・・・これじゃいじけてる子供じゃないか・・・呆れる。
伊賀は当惑した・・・

黒須の瞳が伊賀を捉えて離さない。
逃げることを許さない瞳の拘束。
「この間のこと、後悔してるの?」黒須が問う。
269名無しさん@ピンキー:02/10/19 10:09 ID:dhZV3xvG
ああああ〜っ
いじけている伊賀くん萌え〜っ!!!(・∀・)イイ

お引っ越し準備ガムバッテ下さい>伊賀フェチさん
270名無しさん@ピンキー:02/10/19 17:43 ID:BHoeZbhS
こんな佐々木スレもあったとは・・・伊賀フェチさんの力量に萌え〜!!
伊賀くんものを一通り書き終えたら(もし興味があればの話だが・・・)
川原泉ものでもやってくれんかのう〜(かぶってるファンは多いらしいが川原では
やってる人はさすがに見かけない)・・・スレ違い甚だしくスマソっ!
271名無しさん@ピンキー:02/10/19 18:02 ID:luSti44J
272名無しさん@ピンキー:02/10/19 20:58 ID:m90ngLLV
>270
かぶってる人居るだろうね〜。私は兄が佐々木倫子(動物)と
川原泉の漫画を持っていて、借りて読んではまったくちです。
どっちもストイックな所に、逆に萌えちゃうんですよね〜。(w
273名無しさん@ピンキー:02/10/19 21:51 ID:eIaVlMlc
あああああああ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ(;´Д`)ハァハァ
もうたまらんです伊賀タン祭り。
引越しは危険なので重いもので指挟まないように気を付けて!
274名無しさん@ピンキー:02/10/19 23:35 ID:qeyppqjW
>270 >272
確かに川原とファン層かぶってるだろうな。
もし川原混ぜるならついでに遠藤桑田(雑誌違うが)も混ぜて欲しい・・・などと呟いてみる。
275名無しさん@ピンキー:02/10/20 01:33 ID:x+DJG2f7
伊賀フェチさんに触発されて、私めも一つ書いてみました
なにぶん初めての試みでして、誤字脱字や文のおかしい部分等
あるかもしれませんが、お引っ越しが終わるまで、みなさまの
気休めになれば幸いです

おまけにものすごく長文のくせにエロ部分が短い…
しかも途中までなんです。スミマセン(TДT)
276275:02/10/20 01:35 ID:x+DJG2f7
「伊賀くん。ちょっと頼みたいことがあるんだけど…」
堤店長が観に申し訳なさそうな表情で話しかけたのは
ロワンディシーの営業時間も終わりに近づきかけた頃である
「いいですよ。僕に出来る事なら」
観は最後のお客様が食べ終わった皿を片付けながら快く応じた
「そうか!実はね、ちょっとオーナーの家まで届けて欲しいものがあるんだ」
「えっ…お…オーナーの家。ですか?」
いつもカウンター席を陣取っては出てきた料理や酒にあれこれ文句をいい
観達の不快指数を上昇させる元凶であるこの店のオーナー・黒須は
『見たいドラマがあるの〜最終話だから生で見たいの!』と相も変らぬ自分勝手な
理屈を並べ立て、今日は晩酌も早々に引き上げてしまったのである
そのおかげで、今日はとても和やかな気分で仕事が出来たのだけど。
「さっき電話がかかってきてね、忘れ物をしたから持って来い〜って
何時もにも増してすごい剣幕でさぁ〜な?な?伊賀くん頼むよぉ〜」
「そんな…僕だって嫌ですよ…河合くんは?」
「僕今からデェトなんだぁ〜パ・ス」
「(河合くん…上手いことかわしたな)じゃ…山懸さんは」
「…年寄りだからのぅ…」
「(こ…こういう時だけ年寄りぶって)堤さんは…」
「あ〜俺今から前勤めていた牛丼屋の昔なじみと飲む約束をしていてね
時間空いているのは伊賀くんだけなんだよぉ〜」
「ね!お・ね・が・い(はぁと)」
三人は観を上目遣いに見て、両手を胸の前で組み合わせ訴えかけるのであった
277275:02/10/20 01:36 ID:x+DJG2f7
で、結局こうなるわけか。
観はオーナーの住むマンションへの道のりを、堤店長から渡された紙袋を片手に
とぼとぼと歩いていた。中身はオーナーの忘れ物である
みんなオーナーの怒りに触れたくないが為、損な役回りを観に押し付けたのであることは明白
「どうして僕は…こう要領が悪いのだろう?」
観は、夜空を見上げつぶやいた
長崎の実家にいたときから、周りに(特に実母に)振り回されっぱなしの人生
何故自分の意見を押し通すことが出来ないのだろうか?
大学受験の時といい、前の職場に(成り行きで)就職してしまった時といい
今日の件といい、僕は…

などと考え込んでいても仕方がない。まずはこの紙袋をオーナーに届けないと
「もっと早く届けられないのっ!ったく伊賀くんはトロいんだから!!!」
と罵られ、要らぬ火の粉までふりかぶってしまいそうだ
今更あがいたって後の祭。訳のわからぬ理屈で罵倒されるのは間違いないであろう
心静かに覚悟を決めた観は、マンションへの夜道を急いた

10分後、観はオーナーの住むマンションの前にいた
郵便受けでオーナーの部屋番号を確認してからエレベーターで目的の階へ辿りつく
そしてドアの前に立ち、呼び鈴をおした
278275:02/10/20 01:38 ID:x+DJG2f7
「あ〜やっと来たぁ。待ちくたびれたわ!お・そ・い・ぞ!コラァ〜」
怒鳴りながら玄関に駆け寄ってくるのは間違い無くオーナーである
分厚いドア一枚隔てていてもオーナーの鬼のような気配と声がびしびし伝わってくる
『こりゃ相当荒れているなぁ…』
これは罵倒の一つや二つでは済まないかもしれない。思わず及び腰になる観である

突然、目の前のドアが勢い良く開いた
アタマをぶつけてしまいそうになり思わずのけぞる観
目の前には、オーナーがいた。が
「おっ…オーナー!!あっ…あのその格好…」
「あら、伊賀くんが来てくれたのね
もぉ〜今ちょうどお風呂から出てきたばっかりなんだから
もし入っている最中だったらどうすんのよ!もっと早く来なさいよね!」
「すっ…すみません」
勝手な理屈を並べ立てるオーナーに対し、条件反射的に謝ってしまう観
オーナー黒須はなんと、バスローブ一枚身に纏った状態であった
無造作に頬や肩にかかっている濡れた髪の毛
合わせの部分から窮屈そうに覗いている胸元
腰からヒップのラインは丸みを帯びたなだらかなラインを描き、太ももへと続いている
ひざ上でスパッと切れているすそからのぞく足が意外と細く、綺麗だ
それはオーナーがまぎれもない『女性』だということを表すものでもあった
観はその官能的な姿にいままで感じたことのない思いを、計らずしも自分に感じ取っていた
それは『雄』ならば誰もが持っている本能的な感情、つまりは劣情

『ぼっ…僕はなにを考え…しかも相手はあのオーナーだぞ!』
279275:02/10/20 01:39 ID:x+DJG2f7
顔が赤らんでいくのを悟られないよう顔を下に向けると
自分の手に握られている紙袋が目に入る
(そうだ。僕はこれを届けにきたんだっけ)観は紙袋をオーナーに差し出した
「あ…あのこれ、堤店長から渡された忘れ物です」
「あぁ〜これよこれ!なぁんで忘れちゃったのかしら私ってば!」
がさごそと袋から出てきたのは、大量の酒のつまみ
『た…たかが酒のつまみを届ける為に、新たに買えばいいじゃないか…』
がっくりとうなだれる観にオーナーはねぎらいの言葉などかけはしない
「なぁによぉ〜その顔は!是が無いと酒が進まないのよ!大体ね伊賀くんは…」
「あのオーナー。夜も遅いことですし僕はこの辺で…」
くどくどと続く説教を聞く余裕など観には無い。あってもオーナーの為に使いたくは、ない

「ちょっとぉ〜もう帰る気なのぉ!一杯くらい付き合ってくれてもいいじゃないの
折角忘れ物もって来てくれたんだから御礼くらいしたいわよ!ったくつまんない子ね!」
引き下がろうとする観の二の腕を、黒須はガシッとつかんだ
「いやあの結構で…おかまいなく…」
「おかまいするわよ!いいからさっさと入りなさい!」
有無をいわせず観はオーナーに引きずられるように部屋の中へ連れ込まれてしまった
280275:02/10/20 01:41 ID:x+DJG2f7
「ボサっと突っ立っていないでそこに座りなさい。今美味し〜いワインを用意するから」
「あの…僕、もう帰らないと…」
「何よ!私の勧める酒が飲めないっていうの!」
「いえ、そんなコトは…」
成り行きのままにオーナーの部屋に上がり込む羽目になった観は
所在げなく部屋の真ん中にあるソファーに座った
部屋はシックで落ち着いた感じのインテリアに纏めてあり
オーナーの(以外な)知性の高さを思わせる様である
しかし…
その格好で部屋中をうろうろされるのは、正直言って目のやり場に、困る
バスローブの裾が短い為、彼女が動くたびに合わさった部分がずれて
太股の奥の…その、危うい部分まで見えそうなのである
『判っててやっているのかオーナーは?それとも…』
…それとも、もしかしたら僕は男として見られていないのだろうか?
べつにオーナーに、自分を男として認めてほしいという訳ではない
ただ男としてのプライドが痛く傷つけられるのだ。それだけである
『僕だって一応、男なんだから…』
そう思うと心の奥底から、先ほど押しとどめた劣情がふつふつと蘇ってくる

「お待たせ!伊賀くんのためにとっておきのワインとグラスを出してきたの!
ささ飲んで。今日はとことんつきあってよね」
黒須はそう言いながら、観の目の前においたワイングラスになみなみと赤い液体を注ぐ
「え…つきあうって…一杯だけじゃ?」
「私がとことんつきあえっていったらそうするの!キミに拒む権利は、無い!」
黒須は観を見下ろしぴしゃりと言い放った
始まったか…オーナーの理由のない我が儘が。こうなったらもう誰も手をつけられない
観は今度こそ、名前の通り観念するしかなかった
281275:02/10/20 01:43 ID:x+DJG2f7
「でね〜そのドラマのオチがもう最悪!あんな終わり方見るためにわざわざ早く帰ったっていうの!
こんなんだったら私が脚本書いた方がまだマシよ!…ちょっと伊賀君!聞いているの?」
「はいはい、聞いていますよオーナー」
観はワイングラスをテーブルに置き、うんざりした表情を表に出さないように相づちを打つ
無理矢理部屋に引っ張りこまれてから、一体何処くらいの時間が経ったのか
黒須は観相手に晩酌しながらドラマの顛末について延々と語っていた
オチが相当気に入らなかったらしく、コレ幸いと不満を観にぶちまけている

『どうやら一番タイミングが悪い時にきてしまった様だ…本当に、僕は…』

運が悪いとか、要領が悪いとか、そんな言葉ではもはや比喩不可能だ
おまけに黒須はバスローブのままである
『そんな格好でずっと僕の目の前にいないでくださいよ。オーナー』
観が心のなかでつぶやいた
自分がどれだけ男にとって官能的な格好をしているかなど鈍感な黒須が気づくはずもない
身振り手振り加えたオーバーアクションで、相変わらずの弾丸トークをかましている
体を動かすたびに揺れる二つの豊かな丘。どうしても意識せずにはいられない
先ほど感じた劣情が、胸の奥で静かに燃えているのを
観は押しとどめるのに必死だった
282275:02/10/20 01:45 ID:x+DJG2f7
「だからね、私としては…は…ハックション!」
「大丈夫ですか?オーナー」
テーブル上にあるティッシュを差し出しながら観が声をかける
「いい加減服を着たらどうですか?湯冷めしますよ」
いまさら言っても仕方ないであろう台詞。自分で言いながら苦笑してしまう
「あぁ…そうね。私ったら熱くなってつい忘れていたわ。着替えてくる」
と言い残すと廊下へ出てさっさとクローゼットのある部屋に入ってしまった
ホッとため息をつく観。着替えている間にこの場を立ち去ってしまおう

「そうですね。じゃあ僕はこれで…ワインごちそうさまでした」
そそくさとソファを立ち、玄関へ向かう観。だが
「ちょっ…ちょっと!話はまだこれからが佳境なのよ!帰してなるモノかぁ〜」
帰ろうとする観を鬼のような…いや、まさに『鬼』そのものの表情で押しとどめようと
部屋から出てきた黒須であったが、部屋と廊下の境目のちょっとした段差に躓いてしまった
どたっ!と音がして観が振り返ると、そこには霰もなく廊下に転がっているオーナーの姿
「…いったぁ〜い…もぉ!なんなのよこの部屋は!大体ねぇ〜こういう段差があること自体
なにかの間違いよ!ねぇ伊賀く…ん?」

観は、倒れている黒須を見つめていた。いや、実際に見つめていたのは、黒須の太股の奥
廊下に倒れ込んでしまった時にバスローブの裾がはだけ、下着もつけずにいたため眼前に露わと
なってしまった黒須の秘部
「あっ…きゃっ…いやあっ!み…見ないでよっ!」
あわてて裾を直し、顔を真っ赤にしてうつむく黒須
彼女らしからぬかわいい仕草は、先ほどまで声高に観と話していた女性と同一人物とは思えない
観は初めて、黒須に『女』を感じた
瞬間、観の中にくすぶっていた劣情の炎が、勢いを増して燃えさかる
もう止められない。誰にも、観自身にも
283275:02/10/20 01:46 ID:x+DJG2f7
「やめてよ伊賀くん!やっ…やぁっ…あ…」
観は無言で黒須を床に押しつけた。体重をかけて押さえ込み、動けないようにする
『あなたが悪いんだオーナー。僕は…僕はもう…』
黒須の両手を上に上げ、左手で固定する。右手でバスローブの紐をほどき
胸元を露わにし、隆起するその白い丘に触れた
「ひっ…あ…や…やだや…だ…ぁ」
包み込むように揉むと、黒須の口から甘い吐息がこぼれる
その声に反応するかの様に炎は熱く燃えさかり、観は自分の中の男を無意識に解放する
丘の頂にある突起に唇をあて、舌で転がすように優しくくすぐる
「ふ…うう…はぁ…ん…んんっ」
黒須の体から力が抜けていく。それを感じ取った観は左手を放し、彼女の頬へ
頬から首筋へ、首筋から脇へ、脇から腰へ、丹念に愛撫する
「い…がくぅ…ん…あ…ああ…はああっ」
頬を上気させて嬌声をあげる黒須。観は足に手をかけ一気に開く
そして彼女の、黒い繁みの奥へと指を伸ばした
「だっ…だめ!いや…やだやだ伊賀くん駄目…えっ!」
必死に足を閉じようとする黒須だが、観の力は思ったより強く。とても抵抗出来ない
観は自分の体で上手く足を開いたまま固定させ、花を押し開く
そして花の襞を丹念に愛撫した後、奥へと指を滑り込ませる
284275:02/10/20 01:47 ID:x+DJG2f7
「ひあっ…い…い…ああ…はぁ…」
黒須の膣はすでに濡れそぼっており、観が指を動かすたびに淫猥な音を立てる
指には蜜がからみつき、それは廊下の明かりを受けてキラキラと光りを帯びており
廊下に数滴程したたり落ちていた
観はいったん指を抜くと腰をつかんで自分の方へと引き寄せ、ピンク色の花に口づけする
甘い蜜の香が観の鼻腔をくすぐる。そのまま舌で花びらをそうっと舐める
「っ…く…ふぅっ」
ため息にも似た声を漏らす黒須。彼女はすでに観のなすがままである
包皮をめくり、繁みの先にある女芯に触れると
それは黒須の体にまるで電気が走るような快楽を与えた
「ああああんっ…も…もぉ…あ…は…はあぁ…」
黒須の体から汗が噴き出す。体を弓なりにしガクガクと悶え、絶頂の瞬間をいまにも
迎えようとしている
『いって、ください。僕、で』
深い部分へと舌を進め、蜜を吸い取る観。女芯を攻める指が徐々に激しくなる

「い…あ…いやぁああああっ!い…伊賀くぅ………んっ…!!!い…くぅ…っ」

2.3度びくびくと痙攣した後、黒須の体は力をなくし床に投げ出される
そのまま荒い息をついている黒須の側で、観は放心状態で座り込んでいた
285275:02/10/20 01:48 ID:x+DJG2f7
以上、書き上げた所までうpしました
お目汚し、スミマセン!
こんなの伊賀君じゃない〜(TДT)

伊賀フェチさん、頑張ってください
286伊賀フェチ:02/10/20 12:19 ID:OV58k+hG
275タン乙〜
とっても伊賀君素敵〜
なんか台詞回しがオーナーそのものだったわ。
なんかこの後にうpするの恥ずかしいわ。

引越しも無事終わったのでまたがんばります。
287270:02/10/20 20:36 ID:JR+Mzr2T
>272
>どっちもストイックな所に、逆に萌えちゃうんですよね〜。(w
そーなんです。商業誌を同人化している作家には萎え萎え。
本編で描かれることは確実にありえない世界だからこそ萌え〜!
「外道か?」
と思いつつもそーいった場面を想像することさえタブー?な空気のある
作家で妄想してみたい人が自分以外にもたくさんいるのを知って
心からホッとしまシタ。

>274
>もし川原混ぜるならついでに遠藤桑田(雑誌違うが)も混ぜて欲しい・・・などと呟いてみる。
この4人ってちかいものあるよね(藁)んでもここは佐々木スレなので(自分で
振っておいて申し訳無いのだが〜;)別スレ立てないとかなぁ(藁)
『白泉系ストイック作家の総合Hスレッド』みたいな。(爆)

それにしても伊賀フェチさん、rollさんに加え、275さんまでいらっしゃる
この充実ぶりにワクワク(はぁと)
伊賀フェチさんお引越しお疲れ様でした。続き待ってます。
あぁ、また一つ楽しみなスレッドが増えてしまいましたわ(w



288伊賀フェチ:02/10/20 23:16 ID:Dc7OeVx2
>>270
そか〜〜佐々木漫画が好きな人は、この系好きだよね。
川原泉さんも好きだよ〜でもそしたら板作らないとだね。
でも佐々木漫画よりも川原漫画の方が難しそうだな・・・
萌えにくい感じが・・・
289伊賀フェチ:02/10/20 23:23 ID:Dc7OeVx2
伊賀×黒須(8)
**************************
問いただされているのは僕の方か・・・

オーナーに対してあのような行動を起こしてしまった罪悪感―
愛する人から一方的になされてしまった事への罪悪感―
そして行為後にも平静でいられる黒須への嫉妬―
その反面、自分ばかりが感情に溺れているという焦り―
感情の渦が、傷のように疼く・・・胸が痛い・・・

「後悔なんて・・・」伊賀が呟く。
まただ・・・これじゃ本当の子供だ。

「後悔してないのなら、何故逃げるの?」
黒須の瞳は執拗に問いつめる。

「僕はただ・・・」
重い呼吸と同時に言葉を吐き出す。
伊賀が目を反らそうとした瞬間、黒須の指先が頬に触れた。
胸がドクンと音を立てて躍動するのがわかる。
温度を持ったその指先の滑らかさに心が乱される。
その手を払うことも、握ることも出来ない。
「ただ・・・何なの?」
追求するように迫る黒く深い瞳に今にも吸い込まれそうだった。
290275:02/10/20 23:27 ID:vlIuPtUe
あぁ〜伊賀フェチさんにお褒めの言葉をいただけるとは…感激です
お引っ越し大変だったでしょう。お疲れさまでした
続き期待してます〜あぁ萌え…

>278さん
川原泉も大好きです。コミックス全巻所有しておりますが
さすがにアレでエロ萌えするには、修行がたりません(w

>284からの続きを2本ばかりUPします
前置きが長かったので今回はストレート(wに逝きました
伊賀フェチさんとネタがかぶっちゃったかもしれない…スマンです(´・ω・`)
291275:02/10/20 23:28 ID:vlIuPtUe
あ、伊賀フェチさんの新作だ!
こっちのUPはまた後日します

リアルタイムだ〜(´A`)ハァハァ
292伊賀フェチ:02/10/20 23:36 ID:Dc7OeVx2
伊賀×黒須(9)
**************************
逃げ場を探そうとしてるのに、黒須の眼差しに足をとられ、
目を反らすことすら出来ない。

結局逃げようとするのか・・・卑怯な・・・

黒須の指先を頬から外し、きつく握りしめた。
込み上げる感情・・・

「・・・あなたはあまりにも冷静でい過ぎます・・・だから・・・
あの時、僕の一方的な感情で・・・あんな事をしてしまったのかと、
僕はあなたを傷つけてしまったのかと・・・僕は・・・
後悔なんてそんな・・・」
呼吸が、感情が・・・乱れる。
「後悔してるのはあなたじゃないですか?
・・・何もなかったことにしたいのなら、僕はそれで構わないんです。
・・・ただ・・・」

怒りなのか、焦りなのか・・・嫉妬?何に?
交錯する感情はまとまりを持たずに言葉となる・・・
のどの奥からわき上がる言葉を理性ではもう制御できない−
「ただ・・・僕は・・・自分だけがそんな感情に流されてたのかと
思うと・・・」

情けない・・・結局は自分の事しか考えてないじゃないか・・・
吐き捨てた言葉をかき集めたかった。
卑怯な自分を呪いたかった。

感情に流されて出た言葉。正直な気持ちではあるけれど・・・
293伊賀フェチ:02/10/20 23:43 ID:Dc7OeVx2
伊賀×黒須(10)
**************************
黒須の指を強く握りすぎている事に気づき、そっと解放した。
黒須は黙っている。先ほどまで見上げていた瞳はいつの間にか外され、
伊賀を通り越してずっと遠くを見つめている。

深く重い沈黙が横たわる。

伊賀はまとわりつく沈黙をはらうかのように、
パンッとタブリエを両手で叩いた。
「いや、もういいんです。すみません・・・みっともないことを。」
「・・・忘れてください。」今のことも、あの時のことも・・・
伊賀は目の前で立ちつくす黒須の脇をすり抜けようとした。

その瞬間、腕を掴まれた。

「待ちなさいよ・・・」
強い瞳がじっと僕を捉える。
「随分一方的にまくし立てるのね。後悔?あたしが後悔なんて
すると思うの?」
詰め寄る瞳。

いつも行き当たりばったりの彼女の行動。
振り回されるのは僕らだが、彼女の後悔してる姿を見たことがない。
・・・いつも前だけを見てる。
「いえ・・・」

「あたしはね、自分の感情通りにしか動かないのよ!
後悔なんてしないわ!・・・この間のことだって・・・」
いつの間にか黒須から余裕の笑みは消えていた。

「オーナー・・・」戸惑いながら黒須の瞳を覗く・・・
294伊賀フェチ:02/10/20 23:47 ID:Dc7OeVx2
ふはぁ〜10回もうpして未だエロにたどり着けないとはこれ如何に!?
スマソスマソ!!!
これじゃエロパロじゃなくて単なる妄想だな。
もうちっと待ってください。
もうちっとで〜〜〜(T□T)

>>275タン
次のうp楽しみにしています。
がんばってくらさい。
295275:02/10/20 23:52 ID:vlIuPtUe
:伊賀フェチさん
リアルタイムで楽しませていただきました〜(´д`;)ハァハァ
私としては前ふりが濃い方がその後のエロが非常に萌えまつ!
観と黒須の大人のやりとり…今後に期待大!

では、次レスから続きUPさせていただきます
296275:02/10/20 23:53 ID:vlIuPtUe
>284の続き

壁に体をもたれさせ、額の汗を拭う観。少しずつ熱が冷めていく
『僕…僕は、一体…?』
目の前にいるのは、快楽の余韻からまだ冷め切っていない様子の黒須オーナー
冷たい床に身を投げ出したまま、虚ろな目で空を見つめている
たしか、彼女が床に倒れて、バスローブの裾がめくれて、それから…それから…?
『…僕は、なんてことをして…』
観は自分の心に潜んでいる男の本能を、黒須に向けて解き放ってしまったのだ
「す…すみません。あの…オーナー、大丈夫ですか?」
無理矢理あんなコトをした人間が言う台詞じゃないな。自分に苦笑してしまう
前がはだけて、もはや肩に引っかかっているだけのバスローブを整える
こういう時でも几帳面なのは、元からの性格なのか…
全く反応がない黒須の二の腕をつかみ、2.3度揺さぶる
「お、オーナー…オーナー!しっかりして…」
そう言いかけた時、がばっと黒須が起きあがり、今度は逆に観の二の腕をつかむ
297275:02/10/20 23:54 ID:vlIuPtUe
「…伊賀くん!ちょっと!」
「はい!…あの、本当に、すみませ…」
「ずるいわよ!」
「…へ?」
「なぁんで私だけ一方的に攻められなきゃならないのよ!不公平だわ」
「ええ?あ、あのオーナー?」
ご自分が何をされたのか、おわかりですか?僕は貴女を無理矢理…
そう言いかけたが、黒須の迫力に負けて思わず言葉を飲み込んでしまう

「…お返し、してあげる」
「?!」
黒須は不敵な笑みを浮かべるや否や、全体重をかけて観を押し倒した
298275:02/10/20 23:57 ID:vlIuPtUe
「伊賀くんも、気持ちよくして、あげるわ」
先程と逆の立場になった観。蛇ににらまれた蛙の如く動けない
せっかくあわせたバスローブがまたはだけてしまい
黒須の成熟した肢体が観の目前に晒される
「ちょっ…ちょっとオーナー落ち着いて…」
「私は冷静よ。いつもと同じ様に。ね」

いや全然冷静じゃないですよオーナー
貴女はいつだって感情で動く女性でしょう?

そう言いたいのは山々だが
この状況でそれをいえるほど観は神経の太い人種では無かった
抵抗しないのを了解の印と受け取ったのか、黒須は大胆な行動に出た
素早く観のGパンのボタンをはずしチャックを下げ
下着の中から欲望にそそり立つ彼自身を引き出したのだ
「お…オーナー!」
観が驚愕する暇もなく黒須はそれを口に含む
丹念に愛おしそうに舌を絡ませる
299275:02/10/20 23:58 ID:vlIuPtUe
「いけま…せん…オーナー…ぁ」
観は気を抜くと飲み込まれてしまいそうになる悦楽の渦に、必死に逆らっていた

だめた…だめた…こんなの…だめです…

黒須はそんな観にはお構いなしに、彼自身を攻めたてる。指で、口で、舌で
「ふっ…はむ…あうっ…ちゅ………」
「くあっ…あうっ…だ…だめ………」
静かな廊下に、卑猥な音と観の押し殺した息づかいが響く
その音は二人を官能の世界へと誘う

観も、黒須も、墜ちていく…


今日はここまでです
300伊賀フェチ:02/10/21 00:15 ID:oxaRoBDD
275タン乙〜

ハラショ〜〜

>「私は冷静よ。いつもと同じ様に。ね」

いや全然冷静じゃないですよオーナー
貴女はいつだって感情で動く女性でしょう?

漫画のままの描写が頭に浮かびました。
こんな状況に冷静なツッコミを入れる伊賀君・・・思わず笑いが・・・
うまいですね〜佐々木漫画の味ですよ〜〜ドライな感じ!

うちの伊賀君と黒須さんはなんだかウェットよね・・・
重いなぁ〜〜
275タンに触発されて次回はカラッとドライに書きたくなってきました。
301名無しさん@ピンキー:02/10/21 09:14 ID:i79IM1iB
伊賀フェチさん300ゲットおめでと〜〜〜〜〜!
302名無しさん@ピンキー:02/10/21 18:47 ID:hXr4nY/s
275タンも背景描写うまいっすナ!
オーナーの忘れ物、ネタなだけで何かわかると思っていなかったんだけど
酒の肴って・・・。スマソ、爆笑しちゃった〜☆
攻めるオーナー、女豹のような目を想像しちゃいました。カコイイオーナー…ハァハァ

275タンがオーナー攻めで、伊賀フェチタンが伊賀攻めなんですよね!
ハァハァ…美味しすぎるスレッドだ…ハァハァ

伊賀フェチタン、ウェットOKだす!どんどんいっちゃって〜。
お引越しお疲れ様デス。黄金の右手をお大事に〜。
303302だけどID変わってるかも:02/10/21 21:30 ID:hXr4nY/s
川原作品、大好きですがエロパロ想像するのが難しいのは
あの絵のせいかな〜とか思ったり。それに短編が多いしね。
スレ違いスマソ。
304270:02/10/21 22:09 ID:MLM3FIfv
>伊賀フェチさん>275さん
そーですねぇ(笑)言うまでもなく(爆)
佐々木さんの場合「恋愛も性も描いておかしくない世界だけど敢えて描かない」って感じだけど
川原さんだと「性を(最近では恋愛さえも)避けてる」って気がしますもんね。
ワタシも連載中の話では萌えないが;ミカエルあたりならアリかと(激爆)

もうこれ以上長くならないうちに逝ってきます〜(ーー;)

まったりも激走Hも伊賀君ならおっけ☆
オーナー、もっとイジめて!!(w
(ハムテルと菱沼さんはどーなったのかな?)
305270:02/10/21 22:15 ID:MLM3FIfv
>304さん
あとセリフ想像しにくいかも・・・(^_^;)
「うんにゃ」とか「にーちゃん」とか言わねーよな、そーゆー時。
お笑いエロになってしまふ・・・

今度こそ本当に逝きます(-_-;)
306270:02/10/21 22:20 ID:MLM3FIfv
間違いました。>303さんです。
三連投失礼しました。そいじゃ。
307302=303:02/10/21 22:41 ID:hXr4nY/s
270さん、面白すぎ・・・
あの漫画は「もぎゅもぎゅ」とかの効果音なんかが楽しいからなぁ。
それとやはり幼い絵が良い漫画であるから、劇画調の佐々木倫子漫画と
似て非なるものなのかも〜。(あえて恋愛させないのと恋愛にしなくても、の違い)
あと、私も思いました、笑うみかえるならなんとかエロにできそう!?って近親もするの?
ってああ〜〜、佐々木スレで何回もスレ違いスマソ。私も逝ってきます・・・。

rollさんはいづこ?ハムテルと菱沼さんの話、消化不良で気になる・・・。
気が向いたらまた来てね。
308伊賀フェチ:02/10/21 22:56 ID:v9gwubPt
板違いに程があるのに川原で盛り上がってしまって申し訳ないのですが、
川原って短編もので恋愛もの結構描いてるじゃない?
抱き合うシーンとか迄はかろうじてあるんだけど、それ以上ないよね。
古いけど「カレーの王子様」で新婚さんにもかかわらず
旦那(パイロットの)と主人公(みすず?)が別のベッドで寝てる事に
驚いた記憶が・・・

逆に佐々木漫画は恋愛すらないから、
逆に妄想しやすいというのもあるかな?

ということで、今日もがんばって妄想に励む事にします。


309伊賀フェチ:02/10/21 23:08 ID:v9gwubPt
>>270タン
試しに川原スレ立ててみてはいかがですか?
需要はあるから、そのうち供給者(作者)が光臨するかもよ^^

「【もぎゅもぎゅ】川原泉総合スレ【うんにゃ】」ってタイトルなんて
如何でしょうか?(藁
310名無しさん@ピンキー:02/10/21 23:14 ID:hEuOqkFT
盛り上がっているところすんません。
忘却シリーズでどなたかお願いできますでしょうか?
311275:02/10/21 23:36 ID:lHVm3BKT
ワタシも伊賀フェチさんの意見にマンセー(wです>川原スレ
小ネタならいくつか出てくる可能性もアリですし…

>伊賀フェチさん
やたらとボケツッコミが多いのは、作者が関西系だから…なのかな?
単にどっかで落としたいだけなのかもしれない(w

いや〜ウエットな観×黒須歓迎です。この後どうなるのかしら…
次のUPが楽しみです

>302さん
そうか、オーナー攻めだったのか(w
コンセプトとしては前レスにあった『サディスティックな伊賀タン』
だったんですけどね
でもフェラチオされている伊賀くんがすごく萌え〜なので…つい
ああいう展開にしちゃいました

そろそろ廊下の床の上じゃ寒かろうと思うので
どうにかしなければ…

>304さん
カーラ教授の作品はにはエロが介入出来る隙がない〜(TДT)
今の作品が一段落したら単行本を再読してネタを探してみまつ

>オーナー、もっとイジめて!!(w
やっぱり伊賀くんはMなのか…(´A`)ハァハァ
312275:02/10/21 23:40 ID:lHVm3BKT
そんな訳で今日の分、UPです
とうとう会社でメモ帳開いて打ち込んでいたワタシって…
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「駄目で…す。オーナー…やめて下さ…は…ぁ」

辛うじて崖っ淵にとどまっている状態の観
理性のという名の崖からほんの少しでも足を滑らせたら、手を離したら
そのまま快楽の渦へと巻き込まれてしまう
観は、観自身をその唇で包み込んでいる黒須に話しかける
そうしていないと渦に飲まれてしまかねない

「あなたは…何時だって…そうだ…自分の感情、だけで、動く…っ
その、せい、で…周りがどれだけ…迷惑…なんて…くぁ…」

些細な抵抗も黒須の行為の前では無力。後はもう、言葉にならない
しかし、その言葉を聞いて黒須は観自身から唇を離し、観を見上げてこう言った

「さっきの伊賀くんの行為だって、感情以外の何物でもないわよ」

虚を付かれた
たしかに、オーナーの言う通りだ。先程の僕は感情だけが先走っていた

「人間自分の感情に素直になるのが一番よ。伊賀くんのココの様に。ね」
313275:02/10/21 23:42 ID:lHVm3BKT
黒須はそう言うとその白い手で観自身に再び触れ
一番敏感な部分を細い指先で小刻みに攻め上げる
ラインを辿る様にすうっと撫でていく
背筋を這うように伝わる快感に思わずのけぞる観
苦おしい程の快楽に耐えかねだんだんと荒くなる息
頭の中はだんだんと霞がかかるように白色になっていく
もう、何も考えられない

『僕は…ボクは…ッ』

絶頂に達する寸前
観は有らん限りの力を振り絞り黒須の両腕をつかみ上げた
そのまま自分の方へぐいっと引き寄せる

「こんなのは…イヤだ!」
「伊賀…くん?」

行為に没頭していた黒須は突然の観の反撃にぎょっとした
キスしそうになるほど近くに、観の顔がある
情熱を含んだ憂いのあるその瞳に見つめられて、今度は黒須が動けない
観の唇が、思いのすべてを、告げる

「僕は貴女を、抱きたい…」
314275:02/10/21 23:43 ID:lHVm3BKT
そして黒須を抱き寄せた。柔らかい感触が観に伝わってくる
彼女の髪に残るシャンプーの香りが観の鼻腔をくすぐり、心地いい
廊下での情事のせいだろうか、黒須の肢体は冷え切っていた

「こんなに体が冷えて…オーナー」
「…じゃあ、暖めてよ」

黒須は、観の胸の中で、そう答えた

「暖めてよ、伊賀くん」

黒須の頬に手をかける観
観を見上げる黒須
二人の視線が合わさり。距離がどんどん縮まっていき…

唇が、重なった
315275:02/10/21 23:45 ID:lHVm3BKT
お互いが、お互いを、吸い、絡み合い、むさぼりあう
その行為は二人の理性を徐々に失わせていく
お互いが、お互いを、刺激しあい、そして高まっていく

「…ベットへ、行かない?」
「そ、そうですね」

ここじゃ本当に風邪をひいてしまう
理性なんてとうの昔に何処かへ飛んでしまっている状態なのに
やっぱり細かい観である

観は黒須の背中に手を回し、自分が立ち上がるのと同時に彼女を抱き起こした

「こっちよ、いらっしゃい」

黒須は廊下にあるドアを開ける。そこは寝室だった
ベットの脇に黒須が歩いていく
観は後ろから黒須を抱きしめて、そのままシーツの波にダイブした
そして彼女の耳元に囁いた

「貴女が、欲しい…」
316275:02/10/21 23:47 ID:lHVm3BKT
今日はここまで

なんだか昨日と全然毛色が違う話になってきたなぁ…
ここからは妄想パワーブースト全開で行きますよ!(w

伊賀フェチさんも頑張ってください〜
そーいえばrollさんはどうしてしまわれたのやら。・゚・(ノД`)・゚・。
317伊賀フェチ:02/10/22 00:10 ID:OVWVhCXM
伊賀×黒須(11)
**************************
黒須の瞳が僕の心を掴む。

「冷静過ぎるのは伊賀君じゃない!?一方的な感情?
あたしにだって感情くらいあるわ。あの時・・・分からなかったの?」
訴えるような瞳が、灯りの抑えられたホールの中でも、
潤んでいるのがわかる。
「罪悪感ですって!?ふざけないでよ!そんなモノ余計なお世話よ!
誰が・・・好きでもない男にあんな事出来るもんですか!」
堰を切ったように発せられる言葉に伊賀は驚いた。
こんな感情的な黒須は初めてだ。

張りつめた空気が割れ、氷の破片のように体に刺さる・・・

それでも瞳は、じっと伊賀の目を捉えて離さない。
潤んだ瞳から頬を伝う一筋の涙。

・・・またこんな・・・彼女を傷つけている・・・
涙に戸惑いながらも伊賀はじっと黒須を見つめることしかできなかった。

涙の滴が床に落ちる。
それでも必死に瞳は強さを誇示し続けていた。
そんな強さに胸が射抜かれた。
伊賀はプライドを振り払い、黒須の肩をぐっと引き寄せた。

「すみません・・・ただ僕は・・・」
涙を拭う言葉を知らない。
震える肩を暖める術を知らない。
抱きしめる事しかできない・・・
薄い肩、細い腕・・・必死で虚勢を張る黒須を愛おしく感じた・・・
318伊賀フェチ:02/10/22 00:15 ID:OVWVhCXM
伊賀×黒須(12)
**************************
首筋に感じる涙の温もりと濡れた吐息
腰に回した腕に力を込める。それに呼応されるかのように
黒須の腕は伊賀の背中をシャツ越しに掴む。
頬を引き寄せあい、涙で触れた頬の感触を互いに感じながら、
子供同士のように擦りあう。
そうすれば互いの絡まった『誤解』が解けるのではないかと思えた・・・
伊賀は必死に黒須を抱き寄せていた。
どのくらいの時間が過ぎたのだろう。
涙が乾くまでの間二人は無言で抱き合っていた。

「ふふ・・・」黒須が目頭を拭いながら小さく笑った。
「・・・何です?」頬をすり合わせたまま耳元で問う。
「伊賀君・・・慣れてないのね・・・こういうの・・・」
黒須はそう言うと、すっと伊賀の眼鏡を外した・・・
伊賀とて、男女の駆け引きくらい知らないはずはない。
けれど黒須を前にすると急にそんな経験は萎縮されてしまう。
「すみませ−」伊賀が言い終えないうちに
キュッと黒須が体を寄せ、肩に顔を載せた・・・
頬の柔らかな温もりを感じる。
そのまま頬を滑らせ、どちらともなくそっと唇を重ねた。
・・・互いの呼吸が唇に触れる。
319伊賀フェチ:02/10/22 00:19 ID:OVWVhCXM
伊賀×黒須(13)
**************************
そっと唇を外し、額をすり合わせながら視線を絡ませると、
上目遣いに甘えるような黒い瞳がそこにあった。
シャツを掴む黒須の腕に力がこもる。
伊賀は再び強く唇を押しつけた。

感情の高波に襲われる。
『・・・愛してるんだ・・・僕は彼女のことを・・・』
恋愛感情なんてずっと殺してきた。
けれど無意識に芽生えた想いがこんなにも大きくなり、
そして今更気づくなんて・・・
いや、気づかないふりをしてきただけなのかもしれない。
もうこの想いを無視することはできない。
この海で・・・溺れてもいい・・・。

伊賀は執拗に唇を求め、半ば強引に舌先を押し入れた。
「んっ・・・」拒む様子もなく受け入れる黒須の唇。
舌先を自らの口腔内に引き寄せ、螺旋を描くように絡ませる。
二人の吐息はホールの静寂を乱していた。
320伊賀フェチ:02/10/22 00:26 ID:OVWVhCXM
今日はこの辺で・・・

275タン乙です。
>「僕は貴女を、抱きたい…」
に萌え〜〜
黒須さんのマンションとは私ちぃとも思いつきませんでした。

私は関東在住なので、東西でHeaven?祭りだね。
お互いがんばりませう。

>>310
すいません。実は私、忘却シリーズ読んでないんです!ゴメソ!
ちょっと明日本屋に走ります!
書けそうでしたら、次回頑張ってみますが、
他に作者タンがいたら書いてみてください。
321名無しさん@ピンキー:02/10/22 00:39 ID:RuQAeJkL
275タンも伊賀フェチタンも御疲れ〜〜。
御二人の書かれる伊賀君、理性の箍が外れていい感じ〜。
毎日ハァハァでし!(^¬^) ジュル
322名無しさん@ピンキー:02/10/22 01:14 ID:M+TrcvHu
オーナーの色恋なんて想像できない、リアルじゃないパロディだと
思っていたのに・・・伊賀フェチさんてスゴイ・・・。
オーナーのかわいさにびっくり。キャラは原作そのものなのに。
323名無しさん@ピンキー:02/10/22 13:03 ID:DcmnWU5D
>>320
伊賀フェチ様
忘却シリーズは「動物」の前の作品なので、新品で探すのはチトむづかしそう。
ブッ○○フとかの古本店のほうが置いてある確立高し。
もし入手された暁には、ぜひとも読んでみてくださいまし。
324275:02/10/22 22:53 ID:PR77W7wG
昨日UPした後すぐ」寝ちゃったんだけど
翌朝どうにも我慢出来なくて、携帯でチェックしてました(w
朝っぱらから伊賀フェチさんの作品でコフーン(´д`;)ハァハァ

:伊賀フェチさん
>黒須さんのマンションとは私ちぃとも思いつきませんでした。
とりあえず布団(wのある場所で…と思ったモノですから
観のアパートじゃ生活臭ありまくりでムードも何もないしなぁ
と、言うわけでオーナーのマンションなんです
劇中でもチラっと出てきましたが(白い恋人参照)
結構良いところ住んでいそう>オーナー

ちなみに私は関西出身南の島(not沖縄)在住です

>この海で・・・溺れてもいい・・・。
この台詞に(´д`;)ハァハァでつ
私も妄想の海におぼれそうでつ(w

ちょっと早いけど、今日の分UPしま〜す
325275:02/10/22 22:54 ID:PR77W7wG
乱れたバスローブから覗く細い肩に、観はそっと口付ける
右手で黒須の髪をかき上げ露になった首筋へと舌を這わせ
耳たぶの後ろに暑い吐息を吹きかける
黒須の肢体が一瞬ビクッと反応し、唇から殺しきれない声が漏れる

「ふ…は…ぁあん」

甘く切ないため息にも似た声に触発され、観は黒須の項に唇を押し付け、吸う
其処に赤い徴が残った。バスローブをずり下げ、背中にも徴を残す

「跡つけちゃ…だめえ…っ」

黒須は身を捩り僅かながらも抵抗するが
後ろから観に腕ごと抱きしめられている為、逃げることは出来ない
観は、赤い徴を幾つもつけながら前に回した腕で黒須の胸の膨らみを掴み
孤を描くように愛撫する

「ふあっ…んっ…くふっ」

黒須に出来るのは、枕に顔を押し付け少しでも声が漏れるのを押さえるだけ
しかし、それすらも観は許さない
膨らみをつかんだまま黒須を抱き起こすような形に持っていき、自分にもたれかけさせる

「声…もっと、聞かせて、下さい…」
「やだっ伊賀く…はぁ…ああぁん」
326275:02/10/22 22:57 ID:PR77W7wG
暗い寝室に、黒須の嬌声が響く
彼女は今『快楽』という名の糸に縛られ、観のされるがまま猥らに肢体をくねらせるだけ
そんな黒須を、観はとても愛おしい気持ちで見つめていた
観は黒須をそっとベッドに横たえると、脇にあるサイトボート上のルームランプに手を伸ばした
黒須が寝室の電気をつける前に観が襲いかかってしまったため、部屋の中は薄暗いまま
半開きになっているドアから漏れる廊下の光だけが頼りだ
これだけでは黒須の肢体を見ることが出来ない

もっと見たい、貴女の狂う姿を。そして…
ランプのスイッチを入れる紐に触れようとした観の手を、突然黒須の手が阻んだ

「いやっ!で…電気、つけないでよ…」
「お、オーナー?」
「は…恥ずかしい、から…」

薄暗い部屋の中だが、黒須が顔を真っ赤にしているのが雰囲気で判る
何を今更言うんですかオーナー。貴女先程廊下であんなに乱れて…
しかも『お返し』だなんていって僕の…その…を、あ…あんな、風に…して
だが目の前で観の腕を掴んいるオーナーは、本当に嫌がっている様子だ
『いつも鬼の様に怒鳴っているオーナーだけど、結構かわいいところあるんだな』
少女の様に恥じらう黒須に、ますますいとおしさを募らせる
伊賀は延ばした手を戻し、一寸考えた後自分がかけている眼鏡の縁に触れ
それを外した

「これなら、良いでしょ?オーナー」
「伊賀くん…」
327275:02/10/22 22:58 ID:PR77W7wG
眼鏡をサイドボードに置き、そのままランプの紐を引き明かりを点ける
暖色系の光が部屋を照らし、ベッド上の二人を包み込む
眼鏡を外した所でこれだけの至近距離なら全然支障はないのだが
不器用な観が見せた、黒須に対する精一杯の気遣いだった
そんな的外れな気遣いでも黒須は判ってくれたのか、観に微笑んだ
そしてちょっとふくれた顔で、こう言う

「…伊賀くんだけ、服着ているなんて、ずるい」
「あ…え…すみません」

今頃その事実に気づいた。黒須は元からバスローブ一枚だったし
それも今や二の腕に引っかかっているだけの状態。ほぼ裸である
観は先程黒須にGパンのホックとファスナーを無理矢理開けられたが
一応服は着ている状態だ。あまりにも不公平すぎる

「そうですね、僕も…脱がないと」

シャツのボタンに手をかける観、その手を優しく制し代わりにボタンを外し始める黒須
あっという間にシャツは観の体を離れた
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
スミマセン、今日はここまでです
328伊賀フェチ:02/10/22 23:01 ID:8ech4xw9
わ〜い275タン、リアルタイムだ〜
最近私ら2人で盛り上がってるのかしら?
他の住人さんたちが楽しく読んでくださってるのか不安ですな(藁

伊賀君のアパートも以前出たことあるよね。
3巻あたりで・・・
今度はその辺を舞台にしてみるかな?

ところで唯一「動物の〜」を書いていたrollタンは
もう現れないのかな?すごく楽しみだったんだけど〜〜
rollタン、他の作者様〜「動物の〜」をお願いします。
329伊賀フェチ:02/10/22 23:15 ID:8ech4xw9
伊賀×黒須(14)
**************************
先ほどまで互いを責め立てあった口先が、今はこんなにも愛おしい。

舌先を解放してやると、何度も唇を優しくついばみ、
頬に、瞼にとキスの雨を降らす。
持てあました黒須の唇が『求めている』のがわかる・・・
けれど、伊賀はそのまま鼻先や額に唇を押しつける。

痺れを切らし、黒須が腕を背中から外し
キスをせがむように首に腕を絡めた。
伊賀はそれに応えるかのように唇を深く重ねる。
「ぅん・・・っ」どちらともなく唇の隙間から吐息が漏れる。
黒須の舌先が滑り込む・・・それを手繰るようにして丁寧に舌先で撫でる。
絡まる舌先の動きが波紋のように背筋を伝い、
爪先から髪の先まで刺激を伝播する。
滑らかな舌を甘噛みするたびに黒須は膝を震わせ、
今にも崩れ落ちてしまいそうだ。
それでも必死で自分の首にしがみついてくる黒須が、
なんだか子供のようで、可愛らしい・・・

伊賀は丹念に唇を愛すと、そのまま頬から耳元へと唇を滑らせ、
耳朶をゆっくりと柔らかく包み込む。
舌先で何度も耳朶や軟骨の輪郭をなぞり、
鼓膜の奧にわざと水音を響かせ、聴覚を刺激する・・・
「ん・・・ふぁ・・・」黒須は苦しそうに濡れた吐息を漏らす
330伊賀フェチ:02/10/22 23:18 ID:8ech4xw9
伊賀×黒須(15)
**************************
・・・震えてる?

首に掛かった黒須の腕が震えている。
先刻まで必死に襟元を掴んでいた指先が小刻みに伊賀のうなじを這う。
その指先の動きが伊賀の心を乱すとも知らずに・・・
「ぁ・・・んっ」時折洩れる切なげな吐息が伊賀の耳元を撫でる。

それでも伊賀は愛撫をやめない。

もっと聞かせて欲しい・・・甘く切ない声を・・・吐息を・・・
それがあなたの感情を確信させてくれるから・・・。
高鳴る鼓動・・・愛おしさが胸を締め付ける。

伊賀は耳たぶを愛撫したまま、黒須を抱く腕を胸元へ滑らせる。
なだらかなラインにそってその柔らかさを確かめるように・・・
「んん・・・っ」押し込めていた喘ぎを吐き出すかのように、
黒須の躰が一瞬しなる。その直後膝の力が抜け、崩れ落ちそうになった。

伊賀に腰を支えられながらゆっくりとフロアに沈む・・・
331伊賀フェチ:02/10/22 23:22 ID:8ech4xw9
伊賀×黒須(16)
**************************
伊賀は黒須を組み敷くように、フロアに寝かせると、
唇を黒須から離し、腕をついて距離を保った。
黒須の結い上げた髪は既に崩れ、フロアの上に幾本もの川を作っていた。
瞳を閉じ、吐息を漏らしながら指先だけは必死で伊賀の袖を掴んでいた。
そっと顔を寄せると、互いの髪が触れ合い、
なんだか感情までもがくすぐられてるようだ・・・

再びゆっくりと唇を重ねる。
互いを噛み合うように・・・味わうように・・・
何度も唇を触れ合わせ、舌先を繋げた。
「ん・・・はぁ・・・」
時折洩れる吐息も全て漏らさないようにと、
二人は互いの呼吸をも吸い尽くすように深く唇をあわせた。

・・・酸素なんていらない・・・窒息してもいい・・・
そして深く、永いくちづけ・・・。
332275:02/10/22 23:49 ID:PR77W7wG
伊賀フェチたんのUP
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
あああ細かい描写が(・∀・)イイ!
しかもフロアですか!フロアぁ〜!
伊賀くんの今後の攻めぶりに期待してます〜

>最近私ら2人で盛り上がってるのかしら?
何人かが感想を書き込んで下さっていますので
それは無いかと思います。多分…

皆さんPCのまえでワクワクしながら
読んでくださっているのかしら?
ちと心配でつ(´・ω・`)
333名無しさん@ピンキー:02/10/23 00:13 ID:AioWqZXK
>>332
275タン、そりゃもうワクワクですわ。
ぜんぜんしらけてなんかいませんよ〜!
(゚д゚)ウマーです。ハァハァ(;´Д`)してまつ。
334333:02/10/23 00:14 ID:AioWqZXK
おっと、あたしゃなにげにゾロ目。
335伊賀フェチ:02/10/23 00:33 ID:MHQl/dEr
>>323
確かに・・・今日「忘却シリーズ」探しに行ったが、
「動物の〜」すら置いてなかった。
あたしが高校生くらいの時は結構置いてあったのになぁ。
古本屋まわりま〜す。
336名無しさん@ピンキー:02/10/23 20:05 ID:YXFneTiO
なにを仰いますやら御二方!毎日PC立ち上げるたびに(朝晩)
チェックして、続きが載ってたら朝の用意ももどかしくハァハァしてます。

何て言うか、伊賀君何気に詩人だよ〜。ハァハァ
照れるオーナー可愛い。ハァハァ
337275:02/10/23 23:08 ID:J+wVyxES
最近昼間も妄想モードの275でつ(´A`)

ネタを忘れない様にと会社のPCでコソーリと
打ち込んでいたりするのですが
見つかったらと思うと…((;゚Д゚)ガクガク(w
ネタが詰まったフロッピーを持って帰るとき
「なんかあったらまさに『積み荷を燃やして』状態だな」
なんて思ったりする自分に鬱でつ…(-_-)

>335伊賀フェチさん
『動物の〜』は文庫版が出ているから、もしや単行本は絶版か?
『忘却シリーズ』は古いからなぁ…・゚・(つД`)・゚・
高校生の頃そろえたの、嫁入り時に捨てなくてヨカータ(w

>333.>336さん
ありがとうございます
>伊賀君何気に詩人だよ〜。ハァハァ
読み返してみたらたしかに、伊賀くん詩人だ〜
そろそろ佳境に入る所なのだが
どうやって『コト』に持っていこうかと思案ちうです
338275:02/10/23 23:10 ID:J+wVyxES
そんな訳で、昨日の続き↓
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
次の瞬間、ふわっとした感触が観の胸の中に飛び込んできた
黒須は頬を摺り寄せ、肩に頭を乗せ、その細い腕を観の背中に回し
ぎゅっと抱き寄せ、全身で彼の体温を感じ取ろうとしている

「伊賀くん…あった、かい」

肌と肌が直接触れ合い、観も黒須の体温と鼓動を観じていた
きっと彼の鼓動も彼女に伝わっているのだろう
観も背中に手を回し、黒須の腕に引っかかっているバスローブを
するっと剥ぎ取った
黒須は手を観の腰にかけ、下着ごとGパンを一気にずり下げる
そして照れくさそうな笑顔を観に向けると
観の額に自分のそれを「こつっ」とぶつけた

「…フッ…」
「くすくす…ふふ…」

まるでお見合い状態。思わず吹き出してしまう
そのまま絡まるように抱き締め合う。二人を遮るものはもう、何も無い
観は前へ少しずつ体重をかけていき黒須と共にベッドの海へ、沈んだ
339275:02/10/23 23:14 ID:J+wVyxES
「ふうっ…あっ…伊…賀…く…んっ」

しなやかな肢体にキスの雨を降らせる度、切ないため息があがる
その声を聞くごとに観の心は熱くなり、いっそう燃え滾る
何故こんなに…感情が溢れ出るのだろう
先程飲んだワインのせい?僕は酔っているのか…いやまさか
それほどの量は飲んでいないはずだ

『人間自分の感情に素直になるのが一番よ』

黒須が囁いた言葉が観の頭で反芻する
これが、僕の、感情?
それが自分の本心なのかどうか、すでに考えられる状態ではなかった
目の前にいる女性。黒須を愛おしいと思った。抱きたいと思った
…自分のものにしたいと、思った
340275:02/10/23 23:15 ID:J+wVyxES
独占欲と征服欲
今、観を動かしているのはその二つの感情
そのすべてを解き放し、感情のままに観は黒須を攻め続ける
キスを少しずつ下部へずらしてゆく。耳元から首へ、首から胸元へ
そして胸の谷間にそって舌を這わせ、臍の下辺りを唇の先で啄む
柔らかな乳房をそっと掴み、隆起した先端の周りを
指で擽るような愛撫を繰り返す

「ふ…うぅん…あ…あぁ…やぁ」
もっと、もっと、乱れて、下さい
僕の、腕の中、で…

観のもたらす快楽に閉ざされていた膝ががくがくと震え、割れていく
それに気づいた観は胸を愛撫していた右手を外し、内股をなで上げる
黒須の体がびくっと波打ち、声はいっそう切なさを増す
観は両手で膝を持ち上げ足を大きく開く
彼女の泉は、すでに十分すぎるほど潤っていた
341275:02/10/23 23:18 ID:J+wVyxES
「いやぁ…あああっ…みな…いで、よぉ」
「ダメです。見せてください…全部」

羞恥心で真っ赤になった顔を必死に隠そうと、手で顔を覆う黒須
観は黒須の膝を抱える様にしてから
手を延ばし彼女の手首をつかみ引っ張った
そこに表れたのは、いつもの気丈な黒須では無い
押し寄せる甘い快楽の波に身を漂わせ、熱に浮かされたような喘ぎ声を
ため息の様にあげて、恍惚の表情を浮かべている愛しい女性

それを見た観の胸を、きゅっと締め付けられるような感触が襲う
「キレイです。とても…だから…」

自分の手で導いてあげたい。さらなる絶頂へ
観は黒須の手首をつかんだまま腰を落とし、彼女の秘所へと顔を近づける
蜜を湛えた泉に唇をつける。舌で押し広げて奥へ、奥へと進んでいく
観の舌が肉襞の、敏感な部分を刺激する。甘く潤った蜜を吸う

「ん…んふぅっ…あ…あぁ…はぁ…も…お…」

顎を反らして声を上げる黒須
身をよじるも腕を捕まれているため抵抗が出来ない
彼女は彼の腕の中で、必死にもがいている囚われの蝶
甘い甘い悦楽の世界から逃げ出すことは、出来ない
342275:02/10/23 23:19 ID:J+wVyxES
今日はここまでです
なかなか核心(wに進むことが出来ない
さぁてここからどうやって話を持っていこうかしら…

また明日も妄想モードだな(´д`;)ハァハァ
343名無しさん@ピンキー:02/10/23 23:48 ID:YXFneTiO
>「いやぁ…あああっ…みな…いで、よぉ」
>「ダメです。見せてください…全部」

↑ちょっとここが鬼畜な伊賀君萌え〜(´д`;)ハァハァ

344伊賀フェチ:02/10/23 23:49 ID:f225W2+4
275タン乙です。
動物の〜は単行本で全巻持ってるんでその辺は大丈夫なんですが、
文庫版が出ると、単行本は絶版になっちゃうのかな?
近所に古本屋がなくて泣きそ・・・あぁ忘却シリーズはいずこに・・・
週末買い出しにいくべしだな。
345伊賀フェチ:02/10/23 23:56 ID:f225W2+4
伊賀×黒須(17)
**************************
永い口づけを交わし唇を外すと一筋の糸が引く・・・
伊賀はそのまま首筋に潜り込み、撫でるように舌を這わせる。

鼻先をくすぐる彼女の香り・・・いつもの香水と体臭とが
入り混じったような甘い香り・・・
味覚と、そして嗅覚と・・・全てで彼女を感じている。
そして・・・僕の全てを彼女に感じて欲しい・・・

首筋から耳元を愛撫し、赤い道筋を付けながら、
指先は柔らかな彼女の双丘に触れる。
決して大きいとは言えないその双丘をゆっくりと
揉みしだくと、布越しに突起を感じる。
耳朶を甘噛みしながら、そっと固くしこった芽を指先でなぞる・・・
「はぁっ・・・ん・・・」
黒須の指先に力が入り、伊賀の背中を締め付ける。
けれど・・・その指先の力が伊賀を後押しする。

舌先を耳の中へ滑り込ませ、溝を愛撫する。
「ん・・・あぁ・・・」
黒須の指先が背中に食い込む・・・・それでも伊賀は止めない。
全ての感覚で感じて欲しいから・・・
346伊賀フェチ:02/10/24 00:00 ID:WajW6zru
伊賀×黒須(18)
**************************
「ぁ・・・はぁっ・・・」しなる背中を抱きしめ、
胸元のボタンに手をかける・・・
一つ目のボタンを外したところで、
黒須が固く瞳を閉じているのに気が付いた。
ボタンにかけた手が止まる・・・

躊躇いと戸惑い・・・けれど感情の波は止まらない・・・

黒須の瞳が薄く開く・・・小さく微笑むと、伊賀の背中から腕を外した。
黒須はその手を伊賀の首元に伸ばすと、タイを外し、
そのまま胸元に手をかけた・・・
ベストのボタンを外すそのたどたどしい動き・・・
伊賀は照れながらもその行為に勇気づけられる・・・

黒須の胸元のボタンを再び外すと、白い肌が露わになる。
手のひらを鎖骨に這わせ、肩までブラウスを広げる。
陶器のように滑らかな肌、首筋から肩までの曲線、
喉元から流れる鎖骨のライン・・・

綺麗だ・・・強さの中に秘められた繊細さ・・・

いつの間にか、伊賀のベストもシャツのボタンも外されていた。
黒須はその指先で不器用に伊賀の肩からベストとシャツを
脱がそうと必死だ。
伊賀はそんな賢明な彼女を見るのが好きだった・・・
347伊賀フェチ:02/10/24 00:32 ID:WajW6zru
275タンの>独占欲と征服欲の伊賀君に萌え〜
職場で書いてるとはいい度胸だ(藁
見つかったら洒落にならないね。気をつけて・・・

私の方もなかなか核心に迫れずじれったいですね。スマソ

今日はこの辺で・・・おやすみなさい。
348275:02/10/24 23:32 ID:VUdhswjE
>343さん
やっとサディスティックな伊賀くんになってきました
彼は眼鏡を外すと豹変する…なんてね(・д・*)モエー

伊賀フェチさん
>職場で書いてるとはいい度胸だ(藁
いやいや。さわりの部分だけですよ
あとは思いついたシチュエイションとか台詞とか…
これは流石に紙に書いておく訳にはいかない(w

昨日UP分の
後半の服を脱がすあたりの表現(・∀・)イイ! です
私の方はその辺りを避けたくって
黒須バスローブにしちゃったし…(´・ω・`)

では今日の分UPしまつ〜(´д`;)ハァハァ
349275:02/10/24 23:35 ID:VUdhswjE
「ふあぁ…あ…も…もう…やめて…」

よがるように頭を振る黒須
しかし観はがっちりと掴んだ手首を決して離そうとはしない
その代わり手首の内側の腹を指でなぞる様に愛撫し始めた
感じたのだろうか、黒須の肢体がビクッと震える

寝乱れてシーツに広がる艶やかな髪は
蝶が羽根を広げる様子を思わせ、それは黒須を淫猥な女神に
変身させる演出をかもしだしていた
泉から尽きることなく湧き出でるしっとりとした蜜を
観はその舌で絡め取りゆっくりと味わう。女神の味を

「ふうぅ…ん…あ…あた…し…あたし…は…」

次第に黒須の肢体から力が抜けていく
ぐったりとベッドに身を投げ出し時折ピクッと肩を震わせ
黒須は甘美な快楽の世界に陶酔していた
視点の定まらない瞳にはうっすらと涙すら浮かんでいる
舌をずらして今度は黒須の一番敏感な部分を攻め立てた
そっと外した左手で包皮をめくりあげ、露わになった真珠を舌の先で突つき
唇の先に含ませる。右手も外し、泉の中心部へ指を這わせた
いやらしい音と共に泉からあふれ出す蜜

その音は一層、二人の意識を快楽の渦へ引きずり込む
350275:02/10/24 23:36 ID:VUdhswjE
「いっ!…はぁあ…あた…し…もぉ…は…い…い…」

肢体をしならせ、二度目の絶頂を迎えようとしている黒須
観の指を締め付ける強さが、それを証明している
しかし観はその寸前で動きを止めた。唇を離し指を引き抜く
指先にまとわりついている蜜がルームライトの光を受けて
てらてらと妖しく輝き出す

「…な…んで…?」
「『やめて』って言ったじゃないですか」

観は顔を上げ、黒須の肩をつかんで引き寄せ、瞳をのぞき込む
いつもは眼鏡の奥にクールな眼差しを湛えている彼
今日は違う。情熱を秘めた其れで彼女の心を射抜く

「『やめて』欲しいのではないのですか?」
「ち…ちが…」

黒須は言いよどんだ
判っている。自分が本当にして欲しいこと。望んでいること
私は、伊賀くんに…彼に…
目を伏せて彼の視線から反らす。心臓がどくどくと早鐘を打っている
恥ずかしすぎる。私はこんなことを望んでいるなんて…
351275:02/10/24 23:39 ID:VUdhswjE
逃げるように視線を逸らした黒須の顎を掴み、再び自分を見つめさせる

「では、どうして欲しいのですか?」

畳みかけるように観は黒須に問いた
判っている。彼女が本当にして欲しいこと。望んでいること
でもそれは彼女の口から直接言って欲しい
二人の躯が、心が一番近づくことが出来る。その方法を
そうでないと僕は、不安だから…

「は…あぁ…伊賀…くん…あなた…が…あ…あの…」

その台詞を口にしかけるが、どうしてもためらいが拭いきれない
言えずに黙り込んでしまった黒須を、観はもどかしい気持ちで見つめていた
彼の塊は、はち切れんばかりになっている
本当は今すぐにでも、自分自身を貴女の泉に沈めたい。でも…
観は躊躇していた。本当にこのまま一線を越えてしまっていいのか
ぎりぎりの所で臆してしまっている自分がいた

口にして欲しい…その気持ちを。直接、確かめたい
352275:02/10/24 23:42 ID:VUdhswjE
結局は自分の殻を破ることが出来ない。そんな自分にいらだちを感じ始める観
黒須をかき抱き頬をすり寄せる。いらだちを隠すように深く口づけを交わす

欲しいんだ…貴女が…でも…僕、は…

彼の塊が下腹に触れる。ふと我に帰った黒須

欲しがっているのね…伊賀くん…私、を…

彼が望めばそれはすぐに手に入るのに
きっと彼は、待っているんだ。私の一言を
だって彼は、そういう人、だもの…
黒須は意を決して観の耳元に唇を寄せ、そっと囁いた

「伊賀くん…が、欲しい…の」

殻を破って。解き放って。自分のすべてを…

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
以上です
あ〜やっとココまできました(w
なんだかどんどん文体が変わってきたような気がする…
353名無しさん@ピンキー:02/10/25 02:30 ID:HujyFmru
>352の最後の文

いやいや、い〜い感じに慣れてきてます。
オーナーの声、勝手に想像してるけどエロくて(・∀・)イイ!

275さんは脳にキて、伊賀フェチさんは(想像の中で)視覚的に迫るので
二人とも重なってなくて良いですね〜。(あくまでも私の視点ですので
気に障ったらスマソ)
354名無しさん@ピンキー:02/10/25 23:36 ID:UUlMW4XV
鴫子&雁子姉妹の話が読みたい
大家の息子×雁子とか
355275:02/10/26 00:06 ID:czYjjvjI
伊賀フェチさんのUPは無かったのね(TДT)
忙しいのかしら?

>353さん
>オーナーの声、勝手に想像してるけどエロくて(・∀・)イイ!
たはは…照れまつ(・д・*)
気の強い女性の感じているシーンは、萌えですね

妄想の世界だから、きっと脳にズンズン(w来るのでしょうか?

>354
『林檎でダイエット』の姉妹ですよね?
佐々木先生の初期の作品で一作ってのも
(・∀・)イイ! ですね

その前に先にこっちを終わらせないと
オチは完成しているのに、コトの部分がなかなか…
今『生みの苦しみ』の真っ最中でつ…(´・ω・`)
356275:02/10/26 00:07 ID:czYjjvjI
「…いいん、ですね」

観の問いに、真っ直ぐに彼を見つめる黒須の瞳が頷く
その視線を離すことなく受け止める
意を決し、自分自身を彼女の泉の縁にあてがう

「…っ!」

観の情熱の熱さを感じ、黒須の肩がビクッと震える
そのままの姿勢で、彼女の縁を上下に撫でつける
黒須は目を固く閉ざして、襲い来る刹那の快楽を甘受している

そして…少しずつ、ゆっくりと、彼女の膣へ彼自身を押し進めていった

「んっ…!あ…はぁ…あぁあ!!」

黒須の身体は反り返り、快楽の叫び声をあげる
観は自分自身をしばらくは動かさず、つながった状態の余韻に浸っていた
やっとたどり着いた彼女はとても柔らかく、暖かい
そこは観を優しく包み込むように、受け入れてくれる

「…くぁ…っ」

思わず声を漏らす観。全身を痺れさせるような快楽が襲いかかってくる
『も…ぉ…僕、はっ!』
観の頭の中で、最後の理性が今、弾け飛んだ
357275:02/10/26 00:09 ID:czYjjvjI
次の瞬間、弾けたように動き出した
肉襞を擦り上げ、抉るように黒須の膣を攻め上げていく
黒須の二の腕をつかみ、自分に押しつけるように引き寄せる

「んっ…んうっ!…ああっ…はぁあ…あん…あぁ…」

黒須はそれを待っていたかの様に、上擦った嬌声をあげている
彼女の膣は彼の塊に吸い付くように絡まり、それは彼を一層激しく燃え上がらせた
観は黒須の背中に手を入れ、自分の方へと引き起こす

「…こっち、来てください」
「っ!…いやぁあぁっ!…やんっだめぇっ」

繋がったまま黒須の上半身を無理矢理引き起こすと
自分の上にのせて、抱え込むように抱き寄せる
突然、女性上位にされてしまった黒須は動揺を隠せず顔を背けてしまう
観の顔をまともに見ることが出来ないでいた
そんな黒須の頬を両手で包み込み、自分の方へ向けさせ唇を貪るように吸う

「んっ…ふうっ…はあ…う…」

黒須は観の髪を指に絡ませながら、それに応じている
358275:02/10/26 00:11 ID:czYjjvjI
スマソ!今回はココまで!(TДT)
こっからどうやって話を進めようかマジ悩んでいます

土日でなんとか終わらせられれば…終わるのか?
359名無しさん@ピンキー:02/10/26 00:37 ID:p6jVVzFT
保守あげ
360名無しさん@ピンキー :02/10/26 02:51 ID:uItJrB4u
275さんって某少女小説の「△の蜃○楼」とか好きじゃないですか?
佐々木倫子とは全然ジャンルが違うんですけどなんとなく文体とかが・・・。
思わず伊賀君が直○に見えてきてしまった。
全然違ってたらすみません。というか違う確率の方が高いだろうなぁ。
361275:02/10/26 22:42 ID:dXjWgmD7
執筆中の275です

>360さん
スミマセン、それは好きじゃないでつ…
そうか、似ているのか

ボーイズラブに傾倒する前のコバルト文庫は好きでした
氷室冴子とか新井素子とか鳴海丈あたりかな?
362名無しさん@ピンキー:02/10/27 00:26 ID:O7/uQWrI
>>361
275さんが30歳以上でなくてもこのスレは楽しめるよ。↓

http://natto.2ch.net/test/read.cgi/middle/1035601325/l50
【小説】30代以上のコバルト文庫【ジュニア】
363伊賀フェチ:02/10/27 12:31 ID:d8k+sJvF
うp遅くてスマソ。
仕事が入って・・・

275タン乙でつ。
女性上位だなんて黒須さんらしい感じがするので・・・
鼻血出そうになりました。
364伊賀フェチ:02/10/27 12:35 ID:d8k+sJvF
伊賀×黒須(19)
**************************
背中に手を回し、ブラのホックを外すと、
ブラウスと一緒に腕からそれらを外す。

冷静な自分はもうどこかへ消えてしまった。
欲望だけじゃない・・・愛情も・・・僕を後押ししている・・・

首筋に指先をなぞらえる、そのまま鎖骨のラインに沿い、
そして小振りな双丘の一つを包む。
唇で、もう片方に口付けをする。
指先でその固くしこった芽を摘むと黒須の肢体が弾む。
そして舌先で丁寧に片方の芽も摘む・・・
輪郭を丁寧になぞり、そっと吸うと黒須の躰は更に弾む。
「ふ・・・ぁっ!」黒須の甘い吐息が耳元をくすぐる。
それは伊賀の鼓膜を叩き、全細胞に呼びかけ、そして覚醒させる・・・

黒須の腕は必死に伊賀の背中に絡みつく・・・
背中から指先の温もりが伝わる・・・
舌先で転がす・・・唇で甘噛みする・・・
そしてまた輪郭をなぞり吸い取るように・・・
花と戯れる蝶のようにそっとそっと優しく味わう・・・
「ぁあっ・・・ふ・・・んんっ・・ぁっ」
鼓膜に届く湿った吐息が徐々にうわずり、
黒須の胸も、そして伊賀の胸も早鐘を打っているのが分かる。
365伊賀フェチ:02/10/27 12:38 ID:d8k+sJvF
伊賀×黒須(20)
**************************
胸の鼓動を互いに感じ取りながら二人は視線を絡ませた。
了解を得るように、互いの気持ちを確認しあうように・・・

そして唇を重ねながら片手でスカートのホックを外した、
腰を浮かせスルリと脱がせると白い脚線が伸びる。
ショーツ一枚になった彼女のその白い肢体はとても繊細で、
いつもの態度に比べて随分華奢な印象を受ける。

再度口付けを交わすと、片方の手で双丘を包み、
もう片手で腿からそっと足の付け根のラインに指先を滑らせる。
必死に閉じるその脚の間に指を滑り込ませ、
ショーツ越しのそこに触れると、既に濡れた温もりを感じる・・・
ツツと指でなぞると黒須の背中が小さく跳ねる。
「ぁあっ・・・」
ショーツ越しに何度も指先でなぞる・・・
その度に黒須の唇が震え、湿った吐息が洩れる。
「ふ・・・んんぁっ」固く閉じた脚が小刻みに震え
力を失いかけている・・・
ショーツ越しに芽を探し当てると、そこは更に湿り、
黒須の吐息が加速する。
「はぁ・・・んんっはぁっあぁっ!」小さな芽を摘み、丁寧に撫で上げる。
ビクビクと脚を震わせ、無抵抗に与える快楽の波に
呑まれているようだった・・・
「はぁっはぁっ・・・」黒須の呼吸は乱れ、皮膚は粟立ち、
肌には幾つもの水滴が浮かんでいる・・・
瞳は閉じたまま苦しげな表情がたまらなく愛おしい・・・
366275:02/10/27 15:45 ID:bnj9PQ8U
ぐはぁっ!伊賀フェチさんだぁ
お待ちしてました〜っ!(*´д`*)
積極的な伊賀くん好き好き萌え〜っ!!!

ウチの方は、全然進んでないでつ(TДT)>続き
なんかどんどん伊賀くんが違う人格になっていく
イメージ壊しちゃいそうで、いいのかなぁ…
367275:02/10/27 22:18 ID:h/ngvg7l
続きです
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
二つの接合部から絶えず続いている卑猥な水音
それは二人を快楽へと導く狂想曲
このまま永遠に時が止まって欲しい
快楽の泉に溺れて沈んで行っても構わない
二度と浮かび上がれなくなっても僕は…
観は、長い髪を踊るように揺らしながら自分を受け入れている黒須を見つめ
快楽で痺れた頭の隅で、そんなことを思っていた

唇から首筋へと舌を這わせ、胸元に辿り着く
肩をつかみ胸を逸らさせて、目の前にある二つの頂の間に顔を埋める
黒須の腰を抱き、激しく上下に揺さぶる。胸の突起に口づけて、吸う
情熱を帯びた彼の行為のすべてが、黒須をさらなる高みへと導いていく

「はぁ…ああぁ…あぁ…もう…お願…い」

観の肩にしがみついている黒須の動きに小刻みな揺れが加わる
絶頂が近づいていることを察した観は、黒須を再びシーツの波に横たわらせ
その上に覆い被さった
368275:02/10/27 22:27 ID:h/ngvg7l
腕の中で荒く苦しげに息をついている黒須
観の動きもまた、激しくなる
二人一緒に一つの場所へ往ける。そう思うだけで観の心は幸福感で一杯だ
そして黒須もまた、彼と同じ思いだった

「い…伊賀く…いっ…きゃ…あああ…っ!」
「…オーナー…ぁっ!」

しがみついている黒須の腕の力が一層強くなり、びくびくと痙攣をしている
観も力一杯黒須を抱きしめる。そして二人は一番の高みへ…

彼女の膣へ、自分のすべてを解き放す

甘い到達感とけだるい脱力感に襲われ
観は崩れ落ちるように黒須の上に倒れる
そして、優しく包み込むように彼女を抱きしめた

抱き合ったまま二人、行為の余韻を楽しむ
そのまま今度は、眠りの世界へ…
369名無しさん@ピンキー:02/10/27 23:33 ID:5i5Xga8j
ハムテルと菱沼さんはどうなったのかなあ・・・
370名無しさん@ピンキー:02/10/28 12:18 ID:EBihaUfF
お二方共乙です〜
どんどん伊賀君が鬼畜っぽくなっていくのがハァハァ萌え〜

rollさんの続きは…?
371名無しさん@ピンキー:02/10/28 21:09 ID:Tx/k+x3/
roll様ご光臨あげ〜〜〜〜〜!
伊賀フェチ様&275様は神!あげ〜〜〜〜〜〜!
372371:02/10/28 21:11 ID:Tx/k+x3/
ご光臨のあと「祈願」が抜けていた。すまそ。
373275:02/10/28 23:02 ID:9c7yVCqJ
ご声援有り難うございます>370-371さん
rollさんの続きも気になりますが、焦らずに待ちましょう

えっと、あんまりダラダラ続けているのもなんなので
ここいらで一旦締めます(まだ途中書きですが…)
続きも考えていたりするのですが、また機会があったら
書いても良いかな?と思っていたりして
374275:02/10/28 23:08 ID:9c7yVCqJ
〜エピローグ〜

鬱蒼と生い茂る木々が、傾きかけた日の光を遮る
木漏れ日が観のほほを照らす

−夕方
観は一人ロワンディシー前から墓地へと続いている石畳の掃除をしていた
落ち葉を履く規則的な箒の音。掃いても掃いても落ち葉は舞い降りてきて
観の仕事を増やす手伝いをしている
秋という季節柄。仕方ないのだが…

『綺麗にしておかないと五月蝿いからな。うちのオーナーは…』

オーナー…黒須仮名子
その名前を頭に思い浮かべただけで頬が、身体が熱くなる
自分の意思とは関係無く思い出してしまう、つい半日程前の出来事
交わす口づけ、触れる肌と肌。そして二人一緒に…

『一線を、越えてしまった』

思わず口に手をあてる。石畳を掃く箒の手が止まる
顔どころか耳たぶまで赤くなっているのが
自分でもわかってしまう
どうしてあんな事になってしまったのか…自分でも判らない
おまけに最後、僕は…
375275:02/10/28 23:09 ID:9c7yVCqJ
−数時間前
まどろみの中から目を覚ますと、そこには見慣れぬ風景が
隣に気配を感じてふと目をやると、黒須が生まれたままの姿で
すうすうと安らかな寝息を立てているではないか

『…っ!お…オーナー?ぼっ僕はなんでここに…』

一瞬、夢の続きかと思った。が
かすかに触れている身体の熱さが、それが現実のモノだと言うことを表している
深呼吸して意識を冷静にしようと試しみる
そして、霧が晴れる様に少しずつ記憶が蘇ってくる
二人の間に行われた一夜の秘め事
観は黒須を組み敷き、黒須は観を受け入れた
甘くそして深く愛しあう。つかの間の逢瀬。柔らかな彼女の肌…

『…なんて…ことだ…!』

観を罪悪感が襲った。夫婦どころか恋人同士でもない女性と僕は…
そう思った途端いたたまれなくなる観。まともに黒須の顔を見る事が出来ない

服を着て、黒須を起こすことなく部屋を去った
−いや、一応起こしたのだが一寸やそっとでは起きない位爆睡していたので
起こすのをためらっているうちに始業時間が迫ってきたため
やむを得ずその場を去った。と言った方が正解なのだろう

サイドテーブル上に『ご免なさい』と走り書きしたメモを残して…
376275:02/10/28 23:11 ID:9c7yVCqJ
『本当はただ逃げたかっただけなのかもしれない…僕は、卑怯者だ』

どうしてその場を去ってしまったのか
黒須を(無理矢理でも)起こして土下座してでも謝るべきでは無かったのか?
観は責任という重圧を今更ながらに感じていた

『今日、オーナーが来たらまず、謝ろう』

許していただけるとは思わない。が、それが自分なりの筋の通し方
再び箒を握りしめ掃除の続きに取りかかろうとした、その時

「おはよう。伊賀くん」

聞き慣れたその声に、心臓がどくっと反応する。思わず振り返る観
木漏れ日を全身に受けて、その女性−黒須仮名子−は、石畳を歩いてくる
洗練されたデザインのスーツ。程良いバランスの化粧。きちんとブロゥされた前髪
それはいつもと同じ、なんの変わりもないオーナーだった

「お…はようございます…オーナー」

ぎこちなく応える観。やはり顔を見ることが出来ないでいた
377275:02/10/28 23:12 ID:9c7yVCqJ
ヒールの音が段々と、近づいてくる
そして、観の目の前で止まった

「…熱でもあるの?顔が赤いわよ」

そういって黒須は観の顔をのぞき込む
自身の左手で肩をつかみ、右手で観の前髪を掻き上げ
現れた額に自分のソレを『こつんっ』とくっつけた

逆らう間も与えて貰えず、いきなりの行為
突如、観を襲う記憶のフラッシュバック!

昨夜、同じ事を黒須は観にした
生まれたままの姿で、お互い額と額を寄せ合い
二人密やかに微笑みあった
そのシーンが観の脳を襲来する。何度も、何度も…

「…だっ…大丈夫。です…平気で…す」

思わず後ろに飛びすさる観
多分、今の自分は顔どころか全身真っ赤になっているであろう…
378275:02/10/28 23:14 ID:9c7yVCqJ
すまん、今日はここまで
明日には終わらせたいと思います

では伊賀フェチさん、頑張ってください〜
379伊賀フェチ:02/10/28 23:17 ID:lpdN9RTJ
伊賀×黒須(21)
**************************
ショーツに手をかけ、スルリと片足から外す・・・
そしてもう片足から外すと、一糸纏わぬ姿になる・・・

白熱灯の暖かな光が薄く灯るホールの中でも
そのしなやかな体躯は艶美に白く、眩しく、伊賀の心を潤していた。

伊賀の心には既に羞恥心などという言葉は無かった。
ただ、目の前の愛すべき人を抱きしめたい、という
単純で、純粋で、無垢な感情だけが存在していた。

黒須は恥ずかしさからか、脚を再度固く揃え、
瞳をきつく閉じそれに耐えていた。
必死に体をよじらせて体を隠そうとするいじらしさ・・・。

体のラインが滑らかな曲線を描く・・・
伊賀は体を隠そうとする黒須の腕をそっと手前に引き寄せ、
その細くしなやかな指先を口に含んだ。
指先が口腔内で踊る・・・
指先の細やかな神経を刺激するようにゆっくりと丁寧に舌先で舐めるだけで
黒須は何度も吐息を漏らす。
「っはぁっぁ・・・」
残された黒須の片手はかろうじて意志を持ち、
必死に伊賀のタブリエの紐を解いている。
固く結んだ紐を解くと、黒いタブリエが黒須の体に掛かる・・・

それで幾分恥ずかしさが紛れたのか、黒須は四肢の力を抜いた。
伊賀はそれを見逃がさなかった・・・
380伊賀フェチ:02/10/28 23:19 ID:lpdN9RTJ
伊賀×黒須(22)
**************************
力の抜けた脚に再び滑り込んだ。
「あぁっ・・・」
黒須の温もりを直に感じる。
ねっとりとしたその温もりを感じながら、そっと漆黒の茂みを
掻き分けて芽を探し当てる。

ゆっくりと芽を啄むと、黒須の体は仰け反り、
それと同時に甘い喘ぎを漏らした。
「ん・・・あぁっん!はぁんっ」
芽の周囲をそっと指先で撫で上げる・・・
甘い蜜がじわりと溢れる、そして蜜によって指先は徐々に滑り、加速する。
小刻みに芽を擦り上げる、そして円を描くように強く、優しく撫でる度に
それに呼応するかのように黒須は甘い声を上げる。
「ふ・・・あぁぁっんん・・っやぁ・・・ん」
ビクビクと体をよじらせ、唇を震わせる。
指先はその声に誘われるように溝に沿って蜜壷へ滑り込む・・・
指先が蜜壷へ辿り着くと黒須は再度体を仰け反らせた。
「ひぁっ・・んっ」
蜜壷は甘い蜜で溢れかえり、待ちきれないように脈打っていた・・・
優しく締め付ける蜜壷から蜜を掻き出し、内壁に沿って奧まで進み、
ある一点を丁寧に刺激していく・・・
「っあんっ・・・んくっ・・・!!」
指で芽と、蜜壷を一気に刺激すると、黒須はかぶりを振り、
伊賀の背中をギュッと掴んだ・・・
蜜は更に溢れ、指先は蜜の海に溺れながらも、刺激をやめない・・・
包み込むような蜜壷は逆に指先をも刺激する・・・
何度も刺激を繰り返し、息継ぎも忘れて蜜の中を泳ぐ。
381伊賀フェチ:02/10/28 23:21 ID:lpdN9RTJ
伊賀×黒須(23)
**************************
泳ぎ疲れた指先を休め、そこへ鼻先を近づけると
黒須は「やぁっ・・・」と声を上げた。
恥ずかしがるように閉じようとする脚を抑え、
伊賀は内腿に舌先を這わせ、赤い痕跡を残しながら徐々に
沈んでいった・・・

漆黒の茂みを掻き分け、そっと突起した芽に舌先を這わせる。
柔らかな舌先で芽を押さえ、舐め上げる。
「ひぁんん・・・ぁんはぁっ・・・んっ」
蜜が溢れる・・・甘く刺激のある蜜を丹念に舐め取り、更に舌先で
円を描き、縦に、横にと舌を遊ばせると、
蜜は更に溢れ、小刻みに痙攣する・・・

「やぁ・・・っん・・んっく・・・」苦しそうに濡れた吐息を
漏らしながら伊賀の背中を掴む指先は更に力が入る。
その力に後押しされるように、伊賀の与える刺激は速度を上げていく。

黒須の指先は伊賀の背中を滑り、髪に触れる・・・
溢れる蜜が内腿を伝う感触と、伊賀の汗ばんだ柔らかな髪の感触が
黒須をの躰と心を更にかき乱していた。

伊賀は丹念に吸い上げ、優しくそして強く芽を擦り上げると
黒須の声が甘く上擦った。
「んんぁっ・・・だめぇっ・・・やぁん・・・あっ・・ああっ!」
体が弓なりにしなると同時に、しなやかな脚に力がこもる。
黒須は伊賀の頭をグッと押さえ、動きを止める。
「はぁっ・・はぁっ・・・だめぇもぅっ・・・」
382伊賀フェチ:02/10/28 23:25 ID:lpdN9RTJ
仕事終わってないくせにうpしにきたぞ〜〜馬鹿な私・・・

275タン乙です。
もうエピローグに入っちゃうなんて〜〜
ラストスパートガンガレ!!
私の方はまだまだ・・・これから佳境に入ります。

テンポが遅くてごめんなさい。
383名無しさん@ピンキー:02/10/29 07:55 ID:ARD3LLkD
275さん、伊賀フェチさん乙〜
最後どういうオチになるのか楽しみにしてます>275さん
伊賀フェチさんの伊賀君、飛ばしてますなぁハァハァ

って朝からなにレスしているんだ漏れ(w
384275:02/10/29 23:59 ID:Xdlvw/JK
やっとオチまでこぎつけました
長い間ダラダラと書き連ねてしまってすみませんでした
もっと短い文章で終わらせられるように努力します…今度は(つД`)

>伊賀フェチさん
UP乙です。お仕事の方は大丈夫なんでせうか?
>テンポが遅くてごめんなさい
ノープロブレム!じっくりと読ませるのが
伊賀フェチさんの文ですから…

>383さん
こういうオチになってしまいました(w
少しでもHeaven?らしさが出ていればいいのですが…
385275:02/10/30 00:00 ID:OHoclZhr
「…くすくすくす…」

鈴を転がしたような笑い声が、黒須の口から漏れる

「そんな敏感に反応しなくてもいいじゃないの」
「いや、あ…す、すみません」
「伊賀くんが謝ることじゃないでしょ」
「え…と、あの、そうではなくて、夜の…事、です
 本当に、すみませんでした」

たどたどしい口調でようやく本題を口にする観
そうだ、僕は昨日のことをキチンとオーナーに謝らないといけない

「責任は、ちゃんと取りま…」
「そうよ伊賀くん!どー責任とってくれるのよっ!」

穏やかな笑みを浮かべていた黒須が、今度は突然怒鳴り出した
観はそれを大人しく受け入れる。言い訳する気はさらさらない
あんなことされて怒らない女性はいないだろうから
そして黒須は間違い無く『女性』だったのだから…

しかし彼女の怒りは観の思っていた事では無かった

「これ、どーしてくれるのよっ!」

そう言うや否や黒須はくるりと周り観に背中を向け
自分の項に右手をあてると長い髪をばさっと掻き揚げた
386275:02/10/30 00:01 ID:OHoclZhr
現われた白い肌に赤い徴−それは観がつけたキスマーク−が幾つか残っている
それはまるで、はらはらと舞う季節はずれの桜の花びらの様で
観の網膜に、脳に、強烈なインパクトを残した

「っ!おおおオーナー!あああ貴女は何を…」
「…付けちゃ嫌って…言ったじゃないの!もぉっ!」
「へ…?」
「なぁにぃよぉ〜その言い方は!もっと他に言うべき事があるでしょう!」
「いっいえ!その、すっ…すみませんでした!」

黒須の怒りと気迫に押され、ほぼ反射的に頭を下げて謝る
オーナーに怒鳴られた時にとっさに出るいつもの癖である
しかし…

『怒る観点が違いますよ。オーナー』

心の中で密かにツッコミを入れる観
彼女は観が首筋につけたキスの痕について怒りを露わにしているが
押し倒してコトに至った件に付いては全く触れていない

『何を考えているんだオーナーは…普通もっと…』
387275:02/10/30 00:02 ID:OHoclZhr
ますます黒須が判らなくなる
元から(いろんな意味で)謎めいた女性ではあったけど

「…ま、もういいわ。顔を上げてよ伊賀くん」

辺り構わず怒鳴り散らして機嫌が直ったのだろうか
黒須はにこやかな笑顔で観を許した

「…今度は、私がつけてあげるから」
「?…え!」

さらっと爆弾発言を残して黒須はテラスへと続く階段を軽やかに駆け上がる
動揺のあまり棒立ちのまま動けない観

『ちょっとオーナー!それはどういうことですか?』

はっと我にかえり、黒須を目で追う観
その視線の先には階段の一番上で観を見下ろす黒須がいた
自分を真っ直ぐに見つめるその黒い瞳に射抜かれてしまい
視線を逸らすことが、できない…

黒須は自分の右手の人差し指と中指だけ揃えて、それを自分の唇にあてる
そして、右手首を観に向けて翻す−投げキッス−

「楽しい夜を、ありがとう…なぁんて、ね」
388275:02/10/30 00:05 ID:OHoclZhr
観は、何処かの大女優が言っていたような台詞を言い残して
ちょっと照れくさそうに店内に入ってしまったオーナーを
ただ呆然と突っ立って見送るだけだった

…楽しかった。んですか…?
しかも『今度は』って一体…それは…
この状況では流石に観の冷静さも吹っ飛んでしまう
頭の中で、先程オーナーの言った台詞が反芻されている

『許してくれたってことなんだろうか…?』

そう思うと心が少しだけ軽くなった
自分勝手な解釈に、罪悪感残しつつ…だけど

…ざわめく木々、足下を木枯らしが吹き抜ける
石畳に落ちている枯れ葉を巻き上げ、中に舞う
ふと何かに気づき、観が辺りを見回す
一纏めにしてあった枯れ葉が、ものの見事に散らばっていた

「…せっかく集めたのに…トホホ」
                                〜終わり〜

※つたない文章を読んでくださったスレの皆様、有り難うございました※
389あぼーん:あぼーん
あぼーん
390伊賀フェチ:02/10/30 21:41 ID:4KSMIIWE
275タン傑作でした。
「楽しい夜をありがとう」のオチとは!?

さぁうちもガンバロ〜〜まだオチまでいけないわトホホ
391伊賀フェチ:02/10/30 21:45 ID:4KSMIIWE
伊賀×黒須(24)
**************************
黒須の唇から荒く濡れた吐息がこぼれている・・・
肌にうっすらと汗の水滴が浮かんでいる。

伊賀はそこを解放すると、そのまま内腿、膝、爪先にと唇を這わせる。
「・・・ぁんっ」つま先に舌先を這わせるだけで、吐息を漏らす。
黒須の全身を駆けめぐる神経が細やかに反応している。
伊賀が焦らすように、ゆっくりとそのまま脚線を愛撫すると、
小刻みに黒須に脚が痙攣している・・・
黒須の指先が伊賀の髪に触れる・・・
促されるように体を滑らせるように登る・・・
再度口付けを交わすと、切なげに潤んだ瞳で黒須が
伊賀の背中にすがりつく・・・
伊賀の指先はただ、黒須の腿を這うだけ・・・
「ふ・・・ぁあ・・伊賀く・・・ん・・・」
今にも溶けそうに潤んだ瞳が切なげにせがんでいる・・・

「何ですか・・・?」
瞼に唇を押しつけながら焦らすように伊賀は訊ねた。
黒須の指先が伊賀の背中を甘く引っ掻く・・・
「やぁ・・・い・・・がくん・・・もう・・・っ」
言葉尻を聞かないうちに唇を塞ぐと、
伊賀は全てを脱ぎ去った・・・纏う物全てと・・・精神も・・・
黒須の体にかろうじて掛かっているタブリエを外し、
二人はまっさらな生まれたままの姿を見つめ合った・・・

白い肌、引き締まった体躯・・・
それが今自分の目の前にある驚きと喜び・・・
392伊賀フェチ:02/10/30 21:48 ID:4KSMIIWE
伊賀×黒須(25)
**************************
そしてどちらともなくきつく強く抱きしめ合った。
互いの汗ばんだ素肌が逆に密着度を増し、心地よくさえ感じる。
虚ろな瞳で必死にせがむ黒須の秘部を再度指先でなぞると
蜜が更に溢れかえっていた。
「ひぁっ・・・あんっ・・・だめぇ・・・お願いっ・・・」

伊賀は待ち受ける黒須のそこにそっと自身をあてがった。
ゆっくりと・・・蜜壷へ滑り込む・・・
「ふぁ・・・んんっあぁっ・・・」
黒須の躰は伊賀を受け入れ、大きく弾む。
黒須の蜜壷は産湯のように優しく伊賀を包み込む。
絡みつくように、しがみつくように、吸い付くように・・・
繋がりあう肉体と精神・・・
深く、浅く・・・飽くことなく往復する躰・・・
「はぁっ・・・んくっ・・・」
伊賀が黒須の躰を貫く度に、黒須は苦しげに、
甘く濡れた喘ぎをこぼす・・・
巻き付くようにヌルリと絡みつく感触が刺激に変わり、
神経を光速で駆け抜ける・・・

繋がる感覚・・・躰が一つになる悦び・・・
徐々に二人は加速する。

「あぁっ・・・んんぁ・・・ふぁあ・・っ」
黒須はビクビクと躰を震わせ、伊賀の汗ばんだ背中に必死に抱きつく。
黒須の切なげな、悩ましげな表情が愛おしくて堪らない・・・

自身を包み込む蜜壷は熱を持つ。
情熱と、発熱とが一緒くたになって波のように二人を襲っていた。
393伊賀フェチ:02/10/30 21:52 ID:4KSMIIWE
伊賀×黒須(26)
**************************
幾度も黒須の白い肌に沈み、そして浮上する。
「はぁんっ・・んんっ・・・ぁあっ」黒須の躰が官能にしなるたびに、
その快楽は伊賀に伝染し、伊賀も快楽に溺れる。
そして再び黒須へ伝染するようにと、
互いに快楽の病を感染させあっていた。

白濁する意識の中を彷徨う・・・白光・・・眩しい・・・
それは黒須の肌の白さか・・・それとも幻か・・・

自身を包む広大な海は、密度と粘度を持って、
様々なやり方で絡みついてはほぐれ、そしてせめぎ合う・・・
溺れていく・・・溺れていく・・・ずっと、もっと、深く・・・

伊賀の額を伝う汗をそっと黒須の指先が優しく拭う。
その指先をそっと絡め取り強く握りしめ唇を合わせる・・・

「はぁっんんぁあっ・・・」黒須の喘ぎと伊賀の吐息が重なる・・・
互いの濡れた吐息がホールを満たす・・・
繋がり合った躰で、欲望と愛情の深淵を辿る・・・
394275:02/10/30 22:03 ID:LfVU68Mp
伊賀フェチさん乙です
くあ〜っ!お待ちしていました

>「何ですか・・・?」
この台詞にメロメロキュ〜(w
私も伊賀くんにこんな風に言われて
ミタ─wwヘ√レvv〜(´д`;)─wwヘ√レvv〜─イ

>「楽しい夜をありがとう」のオチとは!?
そこだけは決めていたんです>オチ
どうやってそこまで話を持っていこうか…
それにかなり悩みましたね

SS書くのはコレが初めてで、色々勉強になりました
まだ機会があったらUPします
395名無しさん@ピンキー:02/11/03 13:30 ID:VMvTLaMn
動物のお医者さんものが読みたいハァハァ(;´Д`)あげ
396名無しさん@ピンキー:02/11/03 13:32 ID:O/A1zsDg
rollたん気が向いたら来てね!
397名無しさん@ピンキー:02/11/05 21:58 ID:uZKUrxLZ
まる2日書き込みがないのはさびしいね。

398あぼーん:あぼーん
あぼーん
399名無しさん@ピンキー:02/11/10 00:31 ID:4WrF8MsA
見れない人のためにあげとこう。
職人さんたちカムバーック!
この次は「動物のお医者さん」がいいな。

400名無しさん@ピンキー:02/11/10 01:39 ID:asxAXRh8
動物のお医者さんでチョビ擬人化?モノがいいな…
チョビが可愛い少女の姿だったらと思うとハァハァ(;´Д`)
ハムテルとラブラブもいいが
犬ゾリ訓練中シーザーたちに輪(略 も萌える…
401名無しさん@ピンキー:02/11/10 18:44 ID:gn/VeTv4
400げとおめでとー!
これからも盛り上がるといいne!
402あぼーん:あぼーん
あぼーん
403名無しさん@ピンキー:02/11/11 12:43 ID:JvStn9+/
広告来るな!逝ってよし。

404伊賀フェチ:02/11/11 21:17 ID:VKiSc3hq
やっと見られるようになった^^
仕事にキリがついたら、今度はココを開くことができないんですもん!
さぁ今日からまたうpします。

つまらない物ですが、またお付き合いよろしゅう・・・
405伊賀フェチ:02/11/11 21:23 ID:VKiSc3hq
伊賀×黒須(27)
**************************
意識が遠のくような、感覚の剥離・・・
快楽の海で攪拌される細胞・・・
二人の躰が溶け合って、まるで一つになるかのように・・・

「あ・・・ああっんっんっ・・・」
黒須が堪らず伊賀の背中に爪を立てた・・・
細胞を、神経を、精神を、互いに刺激しあい道標を示していくように、
悦楽へと導き合う・・・
「ぁっあんっ・・・っく・・・やぁっだめぇ・・・」
黒須が堪えきれずにうわずった声を上げる・・・
伊賀も幾度と無く感覚が破裂しそうな衝動に駆られ、
そしてそれを堪えてきた。
それでも伊賀は黒須と共に悦楽の道筋を辿ろうと、手を引く・・・
蜜壷は沸き上がり、そして大きくうねるように伊賀を包み込む。

「やっ・・もうっ・・・い・・・ぁああっっ!」
黒須の躰が嬌声とともに大きく弓なりに弧を描く、
と同時に伊賀は堪えてきた全てを解き放った。

「っく・・・ぅ・・・」
伊賀の躰に一瞬弾けるように躍動した。
細胞が弾け飛ぶような、解放される悦び・・・
感覚の飛沫・・・

甘い痺れが細波のように全身に拡がる。

伊賀は繋がったまま、黒須の胸元へ顔を埋め、その余韻の中を
微睡んでいた。
黒須の胸が上下に弾み、不規則な呼吸は徐々に緩やかになる・・・
上気した体は汗を浮かべ、そしてゆっくりと体を冷やす・・・
406伊賀フェチ:02/11/11 21:26 ID:VKiSc3hq
伊賀×黒須(28)
**************************
黒須の指先が伊賀の髪を撫でる。

こんな時・・・どんな顔をすればいいのか分からない。
伊賀は顔を埋めたまま、熱が引くのを待っていた。

黒須が伊賀の髪を梳きながら呟いた。
「もう帰らなきゃ・・・ほら、こんな時間よ。」
見上げると既に時計は2時半をまわっていた。
「あ・・・そうですね。明日も仕事がありますし・・・。」
「さっ帰りましょ!」黒須が伊賀の肩をポンと叩き促す。
二人は何事もなかったように立ち上がり無言でもそもそと服を着る・・・
先ほどまで情熱に身を焦がしてきたにもかかわらず、
急に冷静な会話を交わす二人・・・着替えながら黒須と視線がぶつかり、
ぷっと吹きだした。
「変ね。」
「変ですね。」
クールすぎるほどの互いの行動が可笑しい。
けれど何かが取っ払われたような安心感がそこにはあった。

着替えを終えた黒須は原稿を片手に手を振った。
「じゃね。また明日。」
伊賀は苦笑いしながらも手を挙げて応える。
黒須はそのまま店を後にした。
407伊賀フェチ:02/11/11 21:28 ID:VKiSc3hq
伊賀×黒須(29)
**************************
タブリエとベストを畳みながらロッカールームのドアノブを回すと
中から声が聞こえる・・・
誰か居る!?
そっと覗き込むとそこには携帯電話を片手に話をしている川合がいた。
「あ〜うん。じゃあね〜。」電話の向こうとの会話をやめた川合が
伊賀を見つけて言った。
「あ〜伊賀君おつかれさま。」
脳天気な川合の表情に伊賀は逆に不安を抱いた。
「あの・・・川合君。ずっとここに居たの?」
伊賀は恐る恐る訊ねてみる。
「うん。帰ろうと思ったら友達から電話来ちゃってさ〜
伊賀君はまだ仕事だったの?」
川合の質問に頭が一瞬真っ白になる。

聞こえなかったのか?・・・いや、知らないふりをしてくれてるのか?
しかし、川合君に限ってそんな気を使うとは考えにくい・・・
「え・・・あぁ、ちょっとシルバー磨きを・・・」
伊賀は言い訳を繕い、必死に平静を装う。
「そっか〜ゴメンね手伝わなくて。じゃぁ僕もう帰るね〜。」
そういうと川合は部屋を出ていった。
伊賀は血の気の引く思いで、そこに立ちすくんだ。
408名無しさん@ピンキー:02/11/11 23:35 ID:+dbf1YMO
キタ━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!!
伊賀フェチさんおかえり〜!まってました!!!!
なんとなんと、川合君が残っていたとは!
聞かれてしまってたらどうしよう?もうどきどきでつ。
409名無しさん@ピンキー:02/11/12 18:45 ID:Ab84pjRI
伊賀フェチさん・・・しんみりしてるところに何で川合君が!?
ワロたよ〜vこれから別の意味でドキドキでつな。はたして川合君は・・・。
(二人がもうちょっと長い間抱きあってたらすんごくヤバいなw)
410伊賀フェチ:02/11/12 23:25 ID:oI5K3b52
伊賀×黒須(30)
**************************
〜翌日〜
重い気持ちを引きずりながら仕事に出た伊賀は、
川合と上手く目が合わせられずにいた。
厨房から「賄いできたよ〜〜〜」とシェフたちの声が届く。
それと同時に「お腹空いた〜」と気怠そうに、黒須が店に入ってきた。
黒須とも目を合わせないように伊賀はテーブルセッティングを続けていた。

賄いを食べている最中も、伊賀は終始無言で居た。

今日も川合はいつも通りの態度で仕事をしていた。
けれど疑念が振り払えない・・・川合君にバレているのか?

食事中のたわいもない会話の中で川合が急に話を伊賀にふってきた。
「そう言えば伊賀君。昨日遅くまで残ってた時に変な声聞こえたよね?」
伊賀と黒須は思わず吹き出しそうになった。
「川合君、昨日残業してたの?」
黒須が伊賀をちらりと見ながら川合に尋ねた。
「うん。2時半過ぎまでロッカールームで電話してて〜。」
「そう・・・」黒須は驚くほど冷静だった。
「で?そんな夜中に声って?」堤が興味深そうに話を元に戻した。
「うん。昨日2時くらいかな?女の人の唸り声とか、
叫び声とか聞こえたよ。」川合が無垢に言う。
伊賀の全身から血の気が引く。
「ね?伊賀君も聞こえたよね?」川合が伊賀に振る。
「い・・・いや、聞こえなかったけど。」必死に言葉を返す伊賀。
「幻聴じゃないのかね?」山縣が川合に言うと、
川合は「え〜聞こえたよう。」とささやかな反発をした。
411伊賀フェチ:02/11/12 23:27 ID:oI5K3b52
伊賀×黒須(31)
**************************
「もしや・・・」山縣の眼鏡がキラリと光る。
「もしかして・・・」堤が真剣な眼差しでシェフを見る。
「おいおい、それって・・・」青ざめながらシェフが伊賀をのぞき込む。

このままではまずい・・・知られてしまう・・・!
伊賀は心臓が口から飛び出そうなのを必死で堪えていた。
・・・チラリと黒須を横目に見る・・・
けれど黒須は平静な顔をしている。
・・・いいのですか?オーナー・・・ばれても・・・
全員が顔を見合わせて息をのんだ。

重い沈黙・・・
今すぐここから逃げ出したい・・・

そして沈黙を真っ先に破ったのは意外にも黒須であった。
「幽霊なんじゃないの!?だって夜中の二時でしょ?丑三つ時よ?
それしかないじゃないの!?」

ええ!?そんな無茶苦茶な理屈で皆が納得するわけがないですよ!?

更なる沈黙・・・
重い空気が時間を埋める・・・
412伊賀フェチ:02/11/12 23:29 ID:oI5K3b52
伊賀×黒須(32)
**************************
「や、やっぱりそう思います!?」堤が同調する。

ええ!?信じるんですか!?

「そりゃ墓場に囲まれてればのぅ・・・」山縣が頷く。

そんな!?いくら周りが墓だからって!?

「よしてくれ!幽霊だなんて・・・味が薄くなる!」シェフが青ざめる。

シェ・・・シェフまで!?

「川合君の動物的勘じゃない!?」黒須が川合に話を返す。

オ、オーナー!いくらなんでも当人は騙せないですよ!!

「そっか〜どうりで僕しか聞こえないはずだ〜。」川合が納得する。

川合君!君の霊感(動物的勘)はそんなモノなのか!?

「じゃ、幽霊退治しなくちゃだわ!」黒須が満面の笑みで言う。

「え?」全員が黒須を振り返ると、黒須はすでに席を外し、
厨房から塩を抱えて戻ってくると、店内に思い切り撒き始めた・・・
「あぁ・・・オーナー・・・」全員に諦観の笑みが浮かぶ。

そして黒須の撒いた塩は伊賀の肩に降りかかるのであった・・・

〜完〜
413名無しさん@ピンキー:02/11/13 19:21 ID:jhW1lAhJ
次回作に期待してage
414あぼーん:あぼーん
あぼーん
415名無しさん@ピンキー:02/11/13 22:26 ID:vxyEq4PS
広告ウザイ

職人さんたちは好き
いつも素敵なNOVELSをありがとう
416名無しさん@ピンキー:02/11/14 01:07 ID:Uxk2JjJu
川合君たちが幽霊話だと思ってくれるといいなあ。
417名無しさん@ピンキー:02/11/14 09:15 ID:aTyXgjzh
川合君が本当に幽霊で納得してくれたかどうか、
それは川合君にしかわからない。

「彼はもう何の疑問も持ってないように見えるけど、
 単に気を遣ってそうしてくれてるだけかも…。
 いや、彼がそこまで気を遣う人間か?しかし…」
伊賀君の悩みは尽きないねぇ(w
418名無しさん@ピンキー:02/11/14 22:21 ID:PMz1SAOs
伊賀フェチさん、275さん連載終了お疲れ様でつ。
次回作を期待して待つ。


419名無しさん@ピンキー:02/11/16 08:46 ID:igCouWfl
またブラウザで見られなくなった。見られない人のためにあげ。
420あぼーん:あぼーん
あぼーん
421名無しさん@ピンキー:02/11/22 18:11 ID:UwhNm0bl
再び見られない人のためにあげ!
広告はうざいけど、この際しかたないか。
422名無しさん@ピンキー:02/11/24 12:10 ID:U80kyHui
なんか久しぶりに来たけど職人さん皆様お元気ですか?
423名無しさん@ピンキー:02/11/24 15:00 ID:UqNjkMid
やったー!見られるぞ!
職人さんがたカムバック!お待ち申し上げております。
424名無しさん@ピンキー:02/11/24 21:54 ID:1B3zvc87
職人さん待ってるでつ。
425名無しさん@ピンキー:02/11/25 22:19 ID:7pdwunR5
小夜ちゃんのエチーはすごそうだ。ハァハァ(;´Д`)
426名無しさん@ピンキー:02/11/27 21:14 ID:CLjhazcC
脳天気なドナルドが欲望に溺れるのも見てみたい。
勝久がおどおどドキドキするところも見てみたい。
427あぼーん:あぼーん
あぼーん
428名無しさん@ピンキー:02/11/29 22:53 ID:vh7jf0EO
>犬ゾリ訓練中シーザーたちに輪(略 も萌える…
犬の輪姦って・・・どんな???
429あぼーん:あぼーん
あぼーん
430名無しさん@ピンキー:02/11/30 01:27 ID:9PK+Bntk
>428
擬人化だと思ってたけど…
ハム輝の言うこと何でも聞く少女チョビたんハァハァ
431名無しさん@ピンキー:02/12/02 00:11 ID:SAqUe5b/
擬人化もいいな。
432名無しさん@ピンキー :02/12/02 01:38 ID:cVNaG85m
チョビ擬人化なら菱ヌマさんとのレズプレイもいい
擬人化を念頭に置いて読み返したら萌えてきた…
ハマるのはハムとのラブラブだけど。
(御主人様プレイで…とオモタがもともと御主人様か)
当方絵描きなので職人さん方よろしくお願いしまつ!
433roll:02/12/02 16:08 ID:2Qjhrg6/
えー・・・本番前にして激しく逃亡を企てたrollです。
言い訳は色々用意してきたんですけど・・・すみません。
「なんなんだよお前」って方は、
>>45 >>54-56 >>67-68 >>74-76 >>90-91 >>122-123 >>138 >>166
あたりを見ていただけると嬉しいです。
伊賀フェチさん、相変わらず頑張っておられますね。ほんと、頭が下がります。
275さん、うまいっすね! ついディスプレイの前でニタニタしちゃいました!

-------------------------------
「くちゅっ」という微かな音がした。ごく小さな音だったのに、やけにその音は部屋に響いた。
続けて指を動かすと、それはちゃぷちゃぷした水音をたて、見る間に菱沼の顔が紅く染まる。
「・・・や・・だっ・・はあっ・・そんな・・・おと、あっ・・・たてないでよ・・・」
ハムテルはにっこり笑って、
「じゃあ、もっとたくさん声聞かせてください。」更に奥まで抉る。
「やあっ・・・!」叫ぶように言って、菱沼はハムテルの腕にしがみついた。
「そうすれば僕は菱沼さんの声しか聞きません。」
ハムテルは、自分らしくないことを言ってると思いつつも、この状況に酔っているのを感じた。
菱沼の肌、髪、唇、そして声まで、その存在全てが気持ちいい。この軟らかい肉の感触。
自分が菱沼をここまで感じさせていると思うと、それがたまらなくハムテルの胸を震わせた。
「ねえ・・・もう・・・」潤んだ菱沼の瞳が何かを訴えかけていた。
「いいんですか・・・ほんとに。」
わずかに残っていた理性の欠片がハムテルにその台詞を口にさせた。
「もう、今更そんなこと言わせないでよ・・・。」そう言いながら菱沼は腕をハムテルの首に絡ませた。
菱沼の息を間近に感じ、その甘さに下半身がすっかり痺れたようになった。今まで我慢出来て
いたのが信じられないくらいだ。
434roll:02/12/02 16:09 ID:2Qjhrg6/
 ハムテルは荒々しく菱沼の唇を奪い、すぐにそれを解いた。そしてそのまま菱沼の耳元へ囁いた。
「止まりませんからね・・・もう。我慢・・・出来ないんです。」
ハムテルは自分の熱く震えるそれを菱沼の洪水をおこしているようなそこにあてがった。その瞬間、
菱沼の体が微かに緊張するのが分かった。
「菱沼さん・・・力・・抜いてください。」
「うん・・・。」菱沼は弱々しく囁く。
そんな菱沼の瞳をじっと覗き込むと、菱沼もハムテルを見つめ返した。そこでハムテルは突然菱沼の
鼻の頭をぺろっと舐めた。
「ひゃ! 何する・・・。」
菱沼が全部言い終わる前にハムテルは菱沼の中に突き入れた。
「うンッッ・・・!!」菱沼はほとんど絶句した。
ハムテルはさすがに全部を打ち込むことは出来ずに、半分ほど入ったところだったが、その感触に
自分の感覚の全てを持っていかれそうだった。柔らかく、きつく、菱沼はハムテルを苛んだ。
「全部・・・入れますよ。」言うと同時にハムテルは自分の腰と菱沼の腰を密着させた。そしてもう一度
キスを交わす。今度はゆっくりと、官能的に・・・。口の端から漏れる菱沼の吐息は、どうしようもないほど
熱く、より一層ハムテルのお腹の底をくすぐった。その疼きはハムテルのものを通して菱沼にも伝わる。
そしてそれが菱沼に更にハムテルを求めさせる。二人は今「繋がる」ということを実感していた。
435名無しさん@ピンキー:02/12/02 20:08 ID:1R5SjWBZ
rollサンキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
436名無しさん@ピンキー:02/12/02 21:10 ID:yS2dxGs3
キタ━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!!

roll様ご光臨記念あげ!
お待ち申し上げておりました。
あてくし、もう、感謝感激雨あられといったところですわ。
ね、皆さま。
437名無しさん@ピンキー:02/12/02 22:38 ID:6R6gIedD
rollタン!お待ちしてまつた
キタ━━⊂⌒~⊃。Д。)⊃━⊂⌒O。Д。)⊃━O(。Д。)O━⊂(。Д。O⌒⊃━⊂(。Д。⊂~⌒⊃━━!!!
438roll:02/12/04 06:52 ID:jGDZlgEg
待っててくれた人が居たとは・・・サンクスコ

--------------------------------------------
 まるで下半身全部が菱沼の中に入ってしまったような錯覚さえ感じる。無意識のうちに
腰がゆるゆると動いている。菱沼が身をよじるだけでハムテルの背骨には鋭い快感が走る。
「・・・うぅ・・・っ・・・!」たまらずに呻き、目を細めた。。
ゆっくりと自分のものを引き抜いていくと菱沼のそこはまるで引き留めるように絡みつく。 
たまらない感覚だった。そしてまた最奥まで繋がる・・・。
「・・・あっ、ああ・・・んっ、はあっ・・・ああっ・・・」
ぐっと力を入れるたびに菱沼の声が跳ね上がる。
 じっくりと味わうように動いていた腰が、段々速く、直線的に往復運動を繰り返すようになる。
ちゅっ、ちゅっ、という粘着性の高い音が規則正しく響く。
(気持ちいい・・・気持ちいい・・・!)
もう頭の中はそれだけだった。ハムテルはひたすらに腰を打ちつけた。
 うっすらと目を開けると、目の前で菱沼が固く目を閉じながら喘いでいた。
「もう・・・! もう、おか・・・しく、ああっ・・・な・・・ちゃう・・・はあっ・・・!」
439roll:02/12/04 06:52 ID:jGDZlgEg
(・・・苦悶の表情・・・?)つい一瞬吹き出しそうになったが、
「あ、の・・・ごめ・・・んっ、なさい・・・とまん、なくっ・・・てっ・・・。」
ハムテルは気付くと謝っていた。勿論その間も腰の動きが弱まることはない。
 その瞬間、菱沼がぱかっと目を開けた。荒い息をつきながら、ゆっくりとその手でハムテルの
頬を撫で、そして・・・にっこりと微笑んだ。ハムテルの目をまっすぐに見て。
 ハムテルは、何か熱い固まりでも胸の中に突っ込まれたような気がした。思わず彼女を
抱きしめた。そして顔や首、そこら中にキスの雨を降らせた。
(心の内側からあったかい・・・)
「愛してます、菱沼さん。愛してます・・・愛してます・・・!」
うわごとのように菱沼の耳元で囁き続けた。
 ハムテルは体を密着させたまま腰だけ動かし続けた。少し抜いては、突き上げ、ぐりぐりと
押しつける。
「あああ、もうっ・・・もうだめっ! もう、だめえっ・・・!」
菱沼が肩で息をしながら叫ぶ。
「僕、も・・・もうっ、げんっ・・・か・・・」
ハムテルが最後にこれ以上はないというほどに深く抉ったそのとき、
「や、あ、ああっ、ああああーーーっ!!」
菱沼の声が今までで一番高いところに達した。ぴんっ、と両脚が張り、ハムテルに更に強く
しがみついた。
 しかし、ハムテルは動きを止めない。
「やだっ・・・ああああーーーっ、やだやだっ! もうだめえっ、へんになっちゃうっ・・・! 
はあああっ・・・!!」
びくんびくんと、菱沼の体がまるでけいれんしているみたいに跳ねた。
「いまっ・・・今いきます、か・・・う、く・・・うっ・・・!!」
ハムテルの中で、熱いものが弾けた。今までせき止められていたものが爆発的に溢れ出る
快感。頭の中が真っ白に染まる。ああ・・・眩しい。本当に目が眩んだようだとハムテルは
思った。
 ハムテルの体から力が抜け、菱沼にすっかり体を預けた。二人の荒い息だけが部屋を
満たしていた。

440roll:02/12/04 06:52 ID:jGDZlgEg
ハムテル一人称だけだと、なんか消化不良ですねえ・・・。

ということで、菱沼さんに語り手を代わってもらって、
引き続きもう一発やってもらいましょう。
折角(?)だし。
441roll:02/12/04 06:57 ID:jGDZlgEg
あ、いや、一人称じゃなくて、「ハムテル視点」ですね。
ああもう、何言ってんだか。ごめんなさい・・・。
442名無しさん@ピンキー:02/12/07 11:13 ID:yjHJ8B5S
ハム×菱ついに陥落!!(・∀・)イイ!
rollたんgreat! 
    _、_      グッジョブ!
   ( ,_ノ` )     n    
  ̄     \    ( E)    
 フ     /ヽ ヽ_//

理性がきかなくなって狂いまくるハムテルにもうハァハァ(;´Д`)でした。
ハムテルのような人こそがこういうときすごいんでしょうね。
菱沼さんうらやまし。今度は菱沼さんリードでつか?早くよみたい!


443名無しさん@ピンキー:02/12/09 16:00 ID:99sup9jz
関東地方初雪あげ。
オーナーはきっと伊賀君たちに雪かきを命じていることでしょう。
でも、伊賀君にだけはきっとあとでオーナーからとっておきの
ご褒美があるのではないでしょうか。
札幌では佐々木キャラたちはどうしてるかな?
ハムテルと菱沼さんは暖めあっているかしら?
444名無しさん@ピンキー:02/12/10 07:59 ID:jTwSs4a/
菱沼さんは…冬眠してるのじゃなかろうか。変温動物だし。
445名無しさん@ピンキー:02/12/10 22:57 ID:9lytEIs9
他スレ見てもやっぱここがイチ!
職人様3人衆(表現気に入らなかったら申し訳ありまつぇん)マンセーでつ(^o^)

446名無しさん@ピンキー:02/12/13 23:20 ID:rwzbfvMm
ハァ、ハァ、じゅるじゅる(って書くと分かる人には漏れの素性がわれてしまうでちゅが)。
rollさま、ずっと、ずっと、待っていたかいがありまちたでちゅ。毎日、毎日、このスレを
チェックしてrollさまのお帰りだけをおまちしていまちた。そして、ついに・・・ついに・・・
うぅっ、上からも下からも涙ドクドクでちゅ。これからもよろしくおねがいでちゅ。ぺこり。
447名無しさん@ピンキー:02/12/14 02:35 ID:czJ7gYjW
rollさまカムバック,喜び〜!
さっそくですが菱沼さん編を首をキリンにしてお待ちしてます。

ところでチョビ擬人化編,僭越ながらハムチョビなら書けそうな予感…。
がんがってみて,上手いことかけたらうpしても良いでしょうか?
448名無しさん@ピンキー:02/12/14 02:49 ID:tWCHo6mZ
>447
もっちろんです! 待ってます!
449roll:02/12/14 14:49 ID:Y9mCxHhi
>>447さん、がんがれ〜!
今回のお話は、菱沼さん視点です。
んで、終わんなかったんで次回もです・・・ヘンオンヒシヌマサンデイッテキマス・・・

------------------
(なんなのよ、これ〜・・・?)
それが、高いところからふわふわと降りてきて、菱沼聖子が最初に思ったことだった。
(もしかして、一生分の感覚を使っちゃってるのかしら・・・?)
体全体をけだるいベールが包んでいる。それでいて、ハムテルに優しく髪を撫でられるだけで体が震えるような感じに襲われる。体の芯がまだ痺れている。
(おかしい・・・。)
「ねえ、私って鈍いわよね?」菱沼は突然言った。
「は?」さすがのハムテルも、全力疾走(後)の菱沼は理解の範疇の外にある。
「なんだか〜、感覚が・・・敏感〜・・・な気がする。」
ハムテルは3秒くらいあっけにとられた顔をしていたが、すぐににこっと笑って
「そうですか?」と返す。しかしその言葉と同時に手は菱沼の脇腹を撫で上げたりしている。
「うんっ・・・! 敏感だって、言ったじゃ・・・」
「だからやってるんです。」また、にっこり。
「ハムテル君、わざと、あんっ、・・・やぁっ・・・!」
ハムテルは、菱沼の抗議には答えずに背中をさすったり、首筋に口づけたり。
450roll:02/12/14 14:49 ID:Y9mCxHhi
「うう〜・・・。」菱沼は上気した顔でハムテルをにらんだ。
「? 何ですか?」ハムテルは素っ気ない。
(わかってるくせに〜!!)菱沼は、心の声をぐっとこらえた。
そのとき突然ハムテルが体を起こした。
「そうだ、今度はじゃあこうしましょう。」そう言って菱沼にも体を起こすように促す。
菱沼が訳も分からないままベッドの上に座り込むと、ハムテルは仰向けになった。
「どうぞ。」ハムテルは手を差し伸べている。
菱沼は、まだ状況がいまいち掴めていない。
「来てください、菱沼さん。」
「来てって〜・・・!!・・・」ようやく理解して、その証拠に耳まで紅くなる。
「さっきは僕が好き勝手しちゃいましたし。」菱沼にはハムテルが何かとても嬉しそうに見えた。
それでますます顔が紅くなる。
「それに、疑問に思うなら自分で試してみればいいじゃないですか。」ハムテルの声はあくまで穏やかだった。
菱沼は、何かに導かれるかのようにゆっくりとハムテルに跨った。
451名無しさん@ピンキー:02/12/14 14:56 ID:HW7mBjXz
rollたんキタ━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!!
いよいよ菱沼視点でつね。
452俺様マンコ広い(モルモン・復元アルミ派大浣腸):02/12/14 19:56 ID:pTe0ubOo
ハァ、ハァ、じゅるじゅる。rollタン最高でちゅ・・・・。菱沼タンのあの言葉まわしも
堂に入ってきてるし、「(3秒遅れ)い〜いく〜〜〜」とか、期待してまちゅ。個人的には
やっぱり、また研究室にとまりこんでしまった菱沼タンに菅原・漆原両教授+学生が朝から
欲情し、菱沼のマイペースのまま乱交(チョビも懸命に菱沼のクリをペロペロする)に
なだれこみってのを希望でちゅ。平穏そうにみえた研究生活にはやはりそれなりの裏があって
恋愛沙汰もなくみんなスッキリしてたんだなぁ、と。
453あぼーん:あぼーん
あぼーん
454名無しさん@ピンキー:02/12/18 14:32 ID:o5mRFbsS
>>425
俺も小夜ちゃん萌え。
あの、綺麗好きで片付け魔の小夜ちゃんが乱れる…ハァハァ
455あぼーん:あぼーん
あぼーん
456名無しさん@ピンキー:02/12/18 19:43 ID:+ICL068i
457名無しさん@ピンキー:02/12/18 21:14 ID:2S7GlUpP
ちと質問スマソ
佐々木倫子氏の漫画はどのような作風で、どんな読者層に支持をされているのですか?
458名無しさん@ピンキー:02/12/19 08:27 ID:B8F3w7xq
>>454
そういや小夜ちゃんって、ハムテルや二階堂の先輩になるんだよな、講座は違うが。
何年上なんだろう。2年くらいかな。
小夜ちゃんの小説、誰か書いてくれんかな。
459名無しさん@ピンキー:02/12/24 19:31 ID:nbX5lOx6
>457
それは、ブックレビューでも探して読め!
自分で判断しる!
460名無しさん@ピンキー:02/12/31 08:39 ID:n6h67Luj
伊賀フェチさん、うますぎます。
なんでそんなすごい文章が作れるの・・・
ファンになりますた
461名無しさん@ピンキー:02/12/31 12:00 ID:Iy+I9Tqi
菱沼さん萌え〜!佐々木倫子総合スレでは,
菱沼さんはマグロに違いないと結論されていたな・・・
462名無しさん@ピンキー:03/01/03 14:51 ID:e7QF4UMu
rollたん!続きを!
463山崎渉:03/01/12 07:44 ID:gNCpbf2o
(^^)
464山崎渉:03/01/17 07:33 ID:M9r4wrZF
(^^;
465名無しさん@ピンキー:03/01/20 16:06 ID:9SaNRY7V
rollさ〜〜〜〜ん!!!!
466名無しさん@ピンキー:03/01/24 22:50 ID:k9KQ8+1z
801すれが落ちちゃったのでこちらは残っていてほしい!
というわけで保守あげ!
職人様がたカムバック祈願。
467あぼーん:あぼーん
あぼーん
468vv:03/01/25 05:36 ID:9TJ+YwUu
469名無しさん@ピンキー:03/01/26 05:50 ID:92fcYXfK
皆様の小説読んで、自分でも書いてみたくなり、
初めて書きました。
作家様方と比べるコトが出来ないほどショボイですが
良かったら読んでやって下さいー
二階堂×菱沼さんです
470469:03/01/26 05:51 ID:92fcYXfK
久しぶりに両親が帰ってきた、との事でハムテルは一足先に帰っていった。
なのでオレは今一人医局員室で、教授のやりかけの仕事を片付けている。
そこへ菱沼さんが顔を出した。
「あ〜二階堂くん〜」オレの手元を覗き込む。「まだ時間掛かる?」
「いえ、もうちょっとです」「じゃあ一緒に帰ろう〜」
菱沼さんは♪フフーンと鼻歌なんか歌いながらウロウロし始めた。
その時ふと、・・・今、二人っきりなんだよな・・・と改めて思った。
チラリと見る。
すぐに書類に目を戻したが、ドキン、ドキン・・・
あれ・・・?オレ・・・。・・・あっ!やばい!
反応を始めた自分自身に戸惑っていると
「どうかした〜?」声を掛けられた。
「い、いや、何でもありません!」次々に頭に浮かんでくる妄想と戦いながら、
何とか書類を書き上げた。
471469:03/01/26 05:52 ID:92fcYXfK
片付け始めたオレに向かって、
「ちょっと聞いてよ〜。ウチの親から電話が来てさ、『早く結婚しろ、とは言わないけど
せめて恋人くらいねー』とか言い出してさ、うるさいっつの!」
言い方がおかしくて笑いながら、気付くと「オレじゃダメですか?」と言っていた。
菱沼さんはきょとん、としている。
そりゃそうだよな。言ったオレも驚いてるぐらいだもんな。
"突然こんなコト言ってびっくりしますよね〜"言おうと思ったが、言葉にならなくて
代わりに抱きしめた。
「二階堂くん・・・?」
キツク抱きしめてしまった気がして、腕の力を緩めると
「どうしたの?」と言いながら、オレを見上げた菱沼さんの唇が可愛くて
思わず口付けた。
何の反応もないので心配になって唇を離してみると、
菱沼さんはきょとんとした表情のままだった。「菱沼・・・さん・・・?」
・・・。少しの間の後、「えっ!ちょ、ちょっと二階堂くん?い、今〜」
タイミングのずれ方が菱沼さんらしくって、可愛く思えて、
今頃赤くなって色々言い出した菱沼さんをもう一度抱きしめて
「可愛い・・・」とささやいてから、またキスをした。
多少ぎこちないながらも(オレもだけど)徐々に舌を受け入れてくれた。
舌を絡ませながら、菱沼さんのセーターの下から片手を中に滑らせた。
ブラジャーをずらして触れる。やわらかいな・・・。
「んっ」反応が嬉しくて撫で続けた。
472469:03/01/26 05:53 ID:92fcYXfK
一旦唇を離して、セーターを脱いでもらった。
あんまり綺麗でじいーっと見てしまったら、菱沼さんはえらい照れて、
「私だけなんてヤダ。」と言いながら、オレの白衣とシャツを脱がせた。
そしてまたキスを始めた。菱沼さんは両手でオレの頬を包んでくれている。
何か倒れそうなぐらい(違うかな?)幸せを感じた。
オレはまた胸に手を這わせ、硬く尖り出した先端を指で転がした。
「んっ・・・んむっ・・・」絡ませあった舌の間から洩れてくる甘い声に
・・・オレ・・・もうそろそろ・・・。と思い出した頃、菱沼さんが身体を離した。
オレは"どうしたんだろう?"という表情をしてたみたいで、
菱沼さんは「・・・もう我慢できない・・・」と呟いてオレのズボンに手を掛けた。
察して、慌てて自分で脱いだ。
ハダカになった自分達にお互い少し照れながら、菱沼さんを机の上に座らせた。
その前にひざまづいて、もうすでにたくさん濡れているソコにもくちづけた。
クリトリスを探し当ててペロッと舐める。「あんっ!」
いい声だなー。もっと聞きたい・・・オレが感じさせたい・・・。何度も何度も舐め上げた。
「あっ・・・あっ・・・あっあああん!あーっ・・・!」
もしかしたら・・・。立ち上がって「今、軽くイキました・・・?」こんなコト聞いたら
引くかもしれないなと思いながらも、そうあって欲しくて聞いてしまった。
「うん・・・。」肩で息をしながら菱沼さんは答えてくれた。
嬉しくて"何度もイカせてあげる"って言おうと思ったけど、無理だと気付いた。
オレの方が限界に近くなってる・・・かも。
473469:03/01/26 05:54 ID:92fcYXfK
机から降ろして背中を向けてもらった。始めて見る背中も白くて綺麗で、
オレは正直に「綺麗だ・・・」と言ってから、菱沼さんの中にゆっくり、でも奥まで自分を進めた。
腰を動かし始める。
「あっ・・・あんっ・・・二階堂く・・・ん・・・」「・・・あっ・・・昭夫でいいです・・・よ・・・」
少し腰の動きを早めた。「あっあっ・・・んんっ・・・昭夫〜・・・」
その声を聞いた途端止まらなくなった。
「聖子・・・オレの・・・綺麗だよ・・・」激しく突き上げる。
「あっ・・・ああーっ!もうダメ!もう・・・昭夫ーっ!」
「ダメ・・・離さない・・・イッて・・・オレで・・・聖子・・・!」
「イ・・・イくぅ・・・あーーーっ!」
その後帰り道を二人で歩きながら、オレは怒られていた。
「急にあんなコトするなんてさ〜!」
それを聞き流しながらオレは、まだちょっと赤い顔で可愛くニラむ目じゃなくて
やっぱり唇に見とれていて「ドコ見てんのー!?」
怒られたけどキスした。唇離したらまた怒られるから、ずっと離さないつもりで。
474469:03/01/26 05:54 ID:92fcYXfK
以上ですーお目汚しスマソ・・・
475名無しさん@ピンキー:03/01/26 22:49 ID:5ftdLNmz
新しい作家さんキタ━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!!
二階堂視点でのSS萌え萌えでつ。お目汚しなんてとんでもございません。
今夜は眠れませんな。ハァハァ(;´Д`)
おい、おまえら!お読みになりましたか?
476469:03/01/27 00:31 ID:6yurmMnN
>475様
ウワーΣ(゚∀゚)ありがとうございます!!
ほんとに嬉しいです!!(ウレシナキ

作家の皆様ーお帰りをお待ちしてます!!

477名無しさん@ピンキー:03/01/27 11:53 ID:iBX41ipP
名前で呼び合うのに萌えた。
478名無しさん@ピンキー:03/01/27 14:18 ID:IpwR2r2B
キタ〜(゚∀゚)!!!!
469さん、頑張って下さい!また可愛い菱沼さん読みたいですv
479伊賀フェチ:03/01/28 00:20 ID:68Rh2nsP
ちわ。
作家さん増えてる〜〜♪
私・・・手ぶらできちゃった。
なんの作品ももってない・・・

また来週引っ越しなんだよね〜〜
落ち着いたら頑張って作ります〜〜
480名無しさん@ピンキー:03/01/29 00:05 ID:B1cLNTWj
>479
楽しみに待ってまつ!
引越し頑張ってくださいね〜
481名無しさん@ピンキー:03/01/29 21:55 ID:jxiAicFB
 
お帰りなさいませ、伊賀フェチさま(^^)

小説家・黒須仮名子と伊賀フェチさんのイメージが私のなかでダブります。

次回作楽しみにまってますね。
482名無しさん@ピンキー:03/01/31 23:50 ID:c/HUZhhc
作家様方、どなたのお作も(゚д゚)ウマーです。
(゚д゚)ウマママママ−!
483名無しさん@ピンキー:03/02/03 14:29 ID:Uu2kd2kV
もうすぐバレンタイン。バレンタインスペシャル小説ってあり?
あったら読んでみたい・・・ハァハァ(;´Д`)
484名無しさん@ピンキー:03/02/03 15:36 ID:zfXTF/g4
ハム×菱沼書きたい・・けど漫画読み返さないと訳わからんモノに
なってしまいそうなのでちゃんと読み返したら書くかもです。
485名無しさん@ピンキー:03/02/03 22:26 ID:a9fP1WnY
>>484
おながいします。
486名無しさん@ピンキー:03/02/03 22:32 ID:zfXTF/g4
二月十四日・・それは本来の意味などそっちのけで女の子が好きな男の子にチョコレートを
愛をこめて送る日である。
二週間前から付き合いだした通称ハムテル(公輝)と菱沼もチョコレートのように
甘いバレンタインを向かえる・・・はずだった・・・。
「もう一度言って貰えますか?」
「だから〜、忘れちゃったっていったの〜!!」
軽く怒りを含みつつも冷静な問いかけをするハムテルに逆ギレ気味で答える菱沼。
・・まさかとは思ったけど、ここまでとは・・・
そう、菱沼はチョコレートを・・否、バレンタインをいうイベントそのものを忘れて
いたのだ。
男というものは愛しい彼女からチョコレートを貰えるのを少なからず楽しみにしている
ものである。それは冷静沈着なハムテルにとってもそうだったのだが・・・。
二人の他に誰もいない研究室に寒々と沈黙が襲う。
「っ御免・・ってば・・そんなに怒らなくてもいいじゃない〜。」
さすがの菱沼もハムテルの無言の攻撃に耐えられなくなったのか反省の言葉を述べる。
「・・・・」
それでも表情を変えずに菱沼を見つめるハムテル。
「〜っもう!何でもするから許して〜!!」
その時ハムテルの目が一瞬怪しく光ったのだが菱沼はそれに気付かなかったようである。

487484、486です:03/02/03 23:07 ID:zfXTF/g4
無言のまま菱沼に近づくハムテル・・。
「な・・なあ〜・・・・っんぅ」
何?といい終わる前に菱沼の唇を塞いでしまう。菱沼は息苦しいのか唇を少し開くが
それに気がついたハムテルはその隙間から舌を滑り込ませてしまう。
付き合いはじめて二週間・・。二人が初めて交わす接吻である。
バレンタインに交わす二人にとってはじめての接吻、ここが菌やら検査用具やらが並ぶ研究室など
でなければとてもロマンティックなものであろう
長い接吻から開放された菱沼は照れたような、少し驚いたような表情でハムテルをぼ〜っと見つめる。
そしてはっと気付き
「いきなりなんて事すんのよ〜!]
と、数テンポ遅れて抗議の声をあげる。
「何でもいう事聞くっていったじゃないですか?チョコレートが頂けないなら菱沼さんを
頂きます」
「い・・頂くって〜私は食べれな・・・」
言い終わる前にまた接吻。
今度はさっきの接吻より激しく、角度を変えて何度も菱沼の唇を奪っていく。

        *続きは明日に・・*
488名無しさん@ピンキー:03/02/03 23:39 ID:WozQX4ZP
キャー!キタ━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!!
ヴァレンタインスペシャル!486様、これから楽しみにしております。
大胆なハムテルにドギマギの菱沼さんがどんなHを見せてくれるのか?!
489名無しさん@ピンキー:03/02/03 23:40 ID:WozQX4ZP
ちなみにあてくし的には忘却シリーズも捨てがたい。

490486:03/02/04 22:51 ID:dTyP/Vgu
菱沼の細い腰に手をまわしぐっと引き寄せる。
「ん・・・・」
白衣越しの下腹部に熱い塊を感じ思わず甘い声をあげてしまう菱沼。
それに気付いたハムテルは腰の位置をづらし、まだつぼみのままの秘所に自身を押し
付ける。腰のあたりを彷徨っていた指を徐々に下へおろしていき臀部を弄り始める。
鈍い快感が徐々に高まっていき菱沼の人形めいた青白い顔が桜色に色づいていく。
「あぁ・・んぅ・・・・」
臀部から背中を行き来していたハムテルの指が早くも菱沼の性感帯をみつけたのか菱沼の
声が高まっていく。
もっとも背中をなでていてそこが菱沼の性感帯ならびくっと身体をよじらせそうでない
ところはいくら触れても何の反応もしめさないので面白い位にわかりやすいのだろうが・・。
本格的な愛撫に取り掛かるべく菱沼のブラウスのボタンを一つひとつはずしにかかる。
ふっと目が合い恥ずかしそうにうつむいてしまう菱沼。
「可愛いですよ」
優しく微笑みかけ唇を塞ぐ・・・・。
491名無しさん@ピンキー:03/02/04 23:14 ID:W1U7AWrc
キタ━━⊂⌒~⊃。Д。)⊃━⊂⌒O。Д。)⊃━O(。Д。)O━⊂(。Д。O⌒⊃━⊂(。Д。⊂~⌒⊃━━!!!
お待ちしておりました。今日一日が長かった!486様素敵〜〜〜〜〜!


492あぼーん:あぼーん
あぼーん
493486:03/02/05 00:11 ID:LZ83bWvd
そのまま首筋に舌を這わせ、ブラウスのボタンを全部はずし手を滑り込ませる。
薄いレースのブラジャーの上から胸を撫で回し、すでに自己主張をしはじめている突起を軽くなでる。
「んんっ!・やぁん・・・」
どうやらその場所がかなり弱いらしく下着の上から軽く触れられただけで先ほどまでの
声よりも高い声で喘ぎをもらす。
その声の変化に気がつかないはずのないハムテルは左の胸の突起を軽く摘み上げ、もう
片方も胸の突起を唇に含む。
「ああっ・・やぁ・・あっ・・んぅ〜」
焦れったく、身をじっくりと蒸し焼きにされてるかのような愛撫にびくびくと反応を示す。
ハムテル自身も我慢出来なくなったのかフロントホックのブラジャーをはずし、直にその
柔らかさを確かめる。
「んんっ・・はあ・・・」
愛撫を加えるたびに艶を含んでいく菱沼の声に、その白い身体に、その全てに酔いしれる。
胸の突起を唇に含みながら右手を下へずらしていき、スカートに手を差し込む。
494486:03/02/05 00:49 ID:LZ83bWvd
ああ・・改めて読み返すと変な文章が多々・・。
488様491様、はじめまして。待ってていてくれただなんてとても
嬉しいです(_ _)
そして大変申し訳御座いませんが明日に続きます;;
495俺様マンコ広い(モルモン・復元アルミ派大浣腸):03/02/05 06:51 ID:SSqBeZK0
ハァ、ハァ、じゅるじゅる。・・・・>>486たん、スバラシイでちゅー。この日を待ってた
でちゅー。できれば、「リアル菱沼さん」を追求して、感じる反応を5秒づつずらしてやったら
イイかも、でちゅ(笑)。
ハァー、今日から>>486たんが待ち遠しくて眠れないでちゅー。
496486:03/02/05 23:12 ID:LZ83bWvd
とん、と壁に追いやりながらショーツの上からすでに蜜を流している秘唇を軽くなでる。
菱沼を壁に立たせたままハムテルは菱沼の唇、首筋、乳房に舌を彷徨わせながらショーツの上から充血している陰核を指で刺激する。
「・・・・ひっ!やあ・・・」
そのまま姿勢を落としスカートをたくし上げる。
「きゃっ!だ・・駄目〜!!」
顔を真っ赤にして首を振る菱沼。
その様子があまりに可愛らしいかったので思わず意地悪な質問をしてしまう。
「何が駄目なんですか?」
「こんな明るいところで・・そんな近くで見ちゃ恥ずかしい・・」
相変わらず真っ赤な顔で答える菱沼。
菱沼の言う「そんな」所はブラジャーと揃いの白いレースのショーツから秘所が透けて見える位に濡れていたのだ。
それを愛しげに視姦し。
「こんなに感じてくれていたんですね」
そう言うとショーツのリボンをシュルリと解く。
497486:03/02/05 23:31 ID:LZ83bWvd
495様、はじめまして。リアル菱沼さんはこれが完結したら書く予定です。

すいません。明日には完結・・・・かもです:・・かも・・。
インフルエンザになりかけなのでもう寝ます〜。
498486:03/02/06 21:50 ID:MYQu0Vbo
「や・・・・・」
はらりとショーツが床に落ち、菱沼の秘所があらわになる。
ハムテルは菱沼を立たせたまま床に膝立ちになり、その敏感な秘唇に唇をよせる。
そこを指で広げ、すっかり充血しきった隠核を吸い上げる。
「ひゃああっ!!あぁんっ・・・・だめぇ・・・・」
快楽の海に遊ばれ、溺れる寸前の菱沼をさらに追い込むようにとろとろと蜜を流す泉に
指を差し入れる。
一本から二本へと指を増やしてゆく。くちゅくちゅと響く音がまるで楽器でも奏でる
かのように優しく、時に激しくリズムをつけて指を抜き差しする。
「っ〜〜〜!!やあぁ〜〜!!!!」
がくがくと下肢を震わせ、悲鳴のような声をあげ、菱沼は快楽という名の海に沈む。
「大丈夫ですか?」
(ここまでやっておいて大丈夫じゃないだろう・・・ )
自らの手で快楽の海に沈め込んだ菱沼に冷静な口調で問い掛けるが、自分の尋ねたことに
思わず突っ込みを入れてしまう.
「っ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・」
肩で呼吸を繰り返しながらもこくんと頷く菱沼。
菱沼の前で膝立ちになっていたハムテルがすっと立ち上がる。

499486:03/02/06 23:17 ID:MYQu0Vbo
壁に寄りかかって息を整えようとしている菱沼の唇を奪う。暫らく口内を貪り合いながら、暫らくして
開放する。
「いいですか?入れますよ・・・」
「・・・・うん」
その菱沼の返事を聞くと、菱沼の左足をぐっとあげさせ、泉に自身をあてがう。
片足立ちでふらふらと安定しないのが不安なのかハムテルの首に腕を絡ませる。
不安と期待の入り混じった表情でハムテルを見つめる。
「愛してますよ・・・」
耳元で囁きながらゆっくりと腰を進めた。
「ああ・・・」
ゆっくりと串刺しにされているかのような甘い痺れにも似た刺激に切なげな声を漏らす。
全てを収めきったハムテルもまたこの狂おしいまでの快楽の海にのまれている。
(このまま二人で快楽の海に溺れ死んでしまってもいっそ本望だ・・・)
そう思いながらその海で溺れるべく腰を動き始めた。
「ああっ・・ひあぁ・・・ああんっ・・・・だめぇ・・・・」
菱沼はすでに一度絶頂を迎えているせいか、かなり敏感に反応を示す。
ハムテルもそのひくひくと絡みつくような柔肉の感触にすっかり夢中になって
腰を突き上げる。
ふらふらとその攻撃から逃れるように腰を動かす菱沼だが、その腰をぐっとひきハムテルの腰に
押し付ける。
「んっ!やああ〜〜っ!!や・・・やだ・・・・・あああっ・・・」
ハムテルの首に腕を絡めさせながら、菱沼からハムテルに口付ける。
この日何度も接吻を交わしたが菱沼から口付けたのはこれが初めてだった。
500486:03/02/08 23:32 ID:+RkBWWjV
互いに舌を絡ませ合いながら、ハムテルの腰の動きはさらに加速してゆく。
 二人とも服を着たままなので一見激しく抱き合っているくらいにしか見えないであろう。
今、二人が絡み合っているのは研究室で、誰かが入ってくる可能性もありうる。
しかし今は互いが互いの快楽を貪り合うのに夢中でそんな事を考える余裕も無い。
そう、普段は冷静なハムテルでさえも本能には勝てない。
「ああっ〜〜!いやぁ・・・も・・もう許して・・許し・・・てぇ・・・・」
息も絶え絶えで涙目で懇願する菱沼。
「まだ・・・許しませんよ・・・・」
そうは云ったが、すでにハムテルはすでに限界に近い。ぐぐっと子宮を抉るような突きを与える。
「ひゃああっ〜〜!!あんっ、ああぁ〜〜〜っ!!!!」
びくびくと身体を痙攣させ、背をのけぞらせて菱沼は二度目の絶頂をむかえた。
きゅっとハムテルを包み込んでいたものがひくひくと絡みつくようにきつく締め付ける。
「っく・・・・・」
低い息を飲み込むような声を漏らし、ハムテルも菱沼の膣内で欲望と愛情を注ぎ込んだ。
 
501486:03/02/08 23:33 ID:+RkBWWjV
流石にずっと立ったままでの行為に疲れたのか、二人は床に座り込む。
「ハムテル君、もう怒ってない?」
真剣な表情で尋ねる菱沼。
「何のことです?」
ハムテルは先ほどまでの熱のこもった声とは違う、いつもと同じような冷静な口調で答える。
「え〜?何?それ〜!!」
思いがけないハムテルの返事に顔を膨らませながら抗議の声をあげる。
「最初から予想ついてましたよ。菱沼さんならバレンタインを忘れるだろうって」
相変わらず落ち着いた口調で答える。
「じゃあ何であんなに怒ったの〜?」
ぷう〜っと顔を膨らませながら怒る菱沼に唇を重ねる。
「!!」
(チョコレートより菱沼さんが欲しかったからですよ)
ハムテルは心の中でそう答えたが、それを口には出さない。
 今日何度目かわからない口付けを開放する。
「ハムテル君・・・ホワイトデーは三倍返しだからね〜!」
 ・・・・・これは高くつきそうだな・・・。
そう思いながらハムテルは菱沼をぎゅっと抱きしめた。
〜FIN〜
502名無しさん@ピンキー:03/02/08 23:37 ID:PJLd05+8
486さまマンセー!それから500げとおめでとうございます。
いつ誰が入ってくるともしれない研究室でのHって
最高でつ。ハァハァ(;´Д`)
菱沼さんが敏感になっていく様子がもうたまりません。
「まだ・・・許しませんよ・・・・」ハムテル素敵過ぎる。
503桃花:03/02/08 23:38 ID:2coHk5Pt
【追加情報】
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504486:03/02/08 23:41 ID:+RkBWWjV
すいません。本当にすいません。妄想だけが空回りしてしまって結局意味不明なもの
になってしまいました(;_;)文章力どころか基礎的な国語力がかなり弱いのです。
(国語3以上とったこと無い)・・・・・逝ってきます。
505sage:03/02/09 02:34 ID:NvASNaN+
486さん、乙〜!!
良かったです〜〜!! 自然なセリフに萌え。。。
是非また書いて下さいマセ!!
506名無しさん@ピンキー:03/02/09 02:38 ID:NvASNaN+
sageてない・・・逝ってこい自分。
507vv:03/02/09 05:36 ID:KLk+v3Lt
508名無しさん@ピンキー:03/02/11 09:48 ID:MjecDUJ/
>486さん
ホワイトデーハムテルの3倍返しSPもよろしく(はぁと
509名無しさん@ピンキー:03/02/14 03:11 ID:swOC9/VK
うーんこのスレ,相変わらずモエ〜vでつ。
眼福眼福♪

ところで>>400あたりで出ていたハムチョビ(擬人化もの),ちょびっとだけ
書いてみたんですが,擬人化ではなくチョビ変身モノにしたら中々エロに
たどり着かない…(汗 いや、一旦たどり着いたらあとはもう雪崩式に
色々出てきそうなヨカーンなんでつが…
エロにたどり着いたらうpしてよかでしょうか?
まだ需要はあるのかな?
510名無しさん@ピンキー:03/02/14 20:55 ID:uDQu8ES7
>509
よか!
中々エロにいかないじれったさもまた良し。
変身ものか〜。ワクワクです。よろしく!
511486:03/02/14 22:55 ID:8HdvTbF5
あの、ホワイトデーSPの前に菅原教授×菱沼でも宜しいでしょうか??

>509様
初めまして。ハムチョビ楽しみにしてます〜v

512508:03/02/15 22:18 ID:bm3SSGFi
>511
あ、勝手な事書き込んでスマソ。
もちろん、バレンタインデーのお返しを書いていただけるのでしたらいつでも!
しかし、菅原教授×菱沼さん・・・。組み合わせだけでエロく感じてしまう私はいったい・・・。
486さん、待ってます!
513ハムチョビ(1):03/02/16 01:34 ID:oMgtEJ19
 札幌の冬は寒い。夜は特に。
 いつもはハムテルの部屋で丸まって眠るチョビだったが,その夜は何故か
とても寒く感じられ,イケナイこととは思いつつ,ハムテルのベッドに
潜り込んだ。そしてそのまま,大好きなハムテルの匂いを吸い込みながら,
幸せな気分で眠りについたのだった。

 そして翌朝。チョビはハムテルの声で目を覚ます。
「あ,あの……,君,誰…?」
 まだ眠っていたいのに…と思いながらやっとの思いで体を起こして顔を
上げると,驚いたような,戸惑ったような顔をしたハムテルが目の前にいた。
 いつも沈着な彼に,その表情はおよそ似つかわしくない。
―そっか,昨夜お布団に勝手に入らせてもらったんだっけ。そりゃびっくり
 するよね。
―でも,そんなに変な顔しなくても…それに,君,誰,って,変なハムテル。
そんな風に思いながら顔を伏せると,人間の白い足が目に入った。手を
広げてみる。人間の手だ。次に,その手で顔に触れてみた。すべすべしている。
―わ,私…!?
514ハムチョビ(2):03/02/16 01:35 ID:oMgtEJ19
 驚いているのはハムテルも同じだった。昨夜は別に泥酔して帰ってきた
わけでもないのに,目覚めてみたら隣に見知らぬ女の子が―それもかなりの
美少女が―,しかも全裸で眠っていたのだから。
 漆黒の長い髪。透き通るような白い肌。どこかエキゾチックな顔立ち。
そして何より,驚きに見開かれた瞳の色は……
 サファイアブルー。
 華奢な首には瞳と同じ色の首輪がいかにも不釣合いな様子ではまっている。
それはつい数日前,ハムテルがチョビに新調してやったものによく似ている。
 それに,いつもは朝一番に飛んでくるチョビの姿が,今朝は見えない。
 彼女の瞳の色,首輪,チョビの不在…。
 これらのことを総合して考えると,信じがたいことだが導かれる答えは
一つしかない。
「……君………、チョビ……?」
「ハムテル,私……!」
2人が言葉を発したのはほぼ同時だった。
515ハムチョビ(3):03/02/16 01:36 ID:oMgtEJ19
 とりあえずチョビにハムテルのパジャマを着せ,2人は昨夜のことを確認
し合った。
 昨夜チョビにはやけに寒く感じられ,ついついハムテルの布団に潜り込んだ
こと。その時は多分寝ぼけていたこと。
 けれど当然ながら,どうしてチョビが人間になってしまったのかは分からない。
昨夜チョビが肌寒さを感じた時点で,もう人間化していたのかもしれないという
予測だけはつくけれども。
 しかしそうこうしているうちにも時間だけは過ぎていく。急がないと授業に
間に合わない。かといってこのままチョビを一人置き去りにしていくわけにも
行かない。いくらあのおばあさんでもこの子がチョビだなんて信じるはずないしな…。
 ええい,大学に行けば行ったであとは何とかなるだろう,と無理やり雑多な
考えを振り切り,ハムテルは母が残している持ち物の中から,チョビが着られ
そうな冬服と靴を適当に見繕った。そして複雑な面持ちながらもチョビと手を
つないで一緒に家を出たのだった。
516ハムチョビ(4):03/02/16 01:37 ID:oMgtEJ19
「ふう…」
 午前中から医局で物憂げに深いため息をつくハムテルの姿は,かなり珍しい。
もっと言えば奇異だ。
「何だよハムテル,何かあったのか?」
「あ,いや,別に…。」
二階堂の言葉にもいつもより過剰に反応している。
「? そーいや今日はチョビは?連れてきてないのか?珍しいな」
「……」
「今日は漆原教授が外来に出るから〜?」
この人の眠たげな口調はいつもと変わらないのだが。
「だからいつもどこから湧いて出てくるんです?菱沼さん」
「最初からいたも〜ん。久しぶりにチョビと遊ぼうと思って〜」
「チョビ“で”の間違いでしょ,菱沼さんは」
「いいじゃないどっちでも〜〜。で,チョビはどこ〜?」
きょろきょろと周囲を見渡す菱沼。
「…来てないわけじゃないですよ。」
「え〜〜?」
でもいないじゃん,と二階堂が言いかけた矢先,同級生が興奮気味に医局のドア
から呼びかけた。
「なーなー,家畜病院の前庭に,すっげー可愛い子がいるぜ!患畜の飼い主さん
かな〜。もう待合室のとこ,学生がすげえよ」
 まさか。その辺にいなさいとは言ったけど…。思うより前に体が動いていた。
ハムテルは当の同級生を押しのけるようにしてダッシュで前庭に向かう。
「あ,おい,ハムテル!?」
医局にはポカン顔の二人が残された。
517ハムチョビ(5):03/02/16 01:47 ID:oMgtEJ19
 ハムテルの予感は的中していた。開院前の待合室の窓際には,確かに男子学生が
鈴なり。ハムテルは彼らを押しのけて前に出た。
 雪の精。
 それが,視界にチョビを捉えた時の印象だった。無邪気に粉雪と戯れているチョビの
白く透き通る肌が雪の中でさらに際立ち,印象的な青い瞳は白い風景によく映えていた。
すんなりと伸びた手足は,雪の冷たさなどまるで感じていないかのようにひらひらと舞う。
 そうした容姿に加え,チョビはハスキー犬の良い特性をすべて備えたわんこなので,
普段から愛想もすこぶるいい。それが人間になっても発揮されるとは盲点だった。
 見ると,鼻の下を伸ばして手を振る学生などにも律儀に微笑みかけてしまっている。
相手は女子の少ない,つまり女に飢えた理系学部のヤローどもだというのに。
「ね,君,学部はどこ?」
「…ガクブ?」
「こんなとこでなにしてんの?」
「ハムテル待ってるの。あ,ハムテルー!」
外に飛び出してきたハムテルに向かって無邪気に手を振って駆け寄ってくる姿は
可憐すぎるほどだ。
「学校,もう終わったの?あそぼあそぼ」
飛びついてくる可愛らしさも犬の頃のまま。しかし人間になった今は,飛びつくと
いうより首に腕を絡ませて抱きついてくる。ハムテルは押し付けられてきた柔らかな
感触に一瞬顔を紅くしかけたが,背後からは羨望の視線がちくちくと刺さってきていて,
そんな事もしていられない。
 少々乱暴にチョビの手を取ると,集まった学生達のブーイングの中,医局へ
向かってまたダッシュしたのだった。
518509:03/02/16 01:52 ID:oMgtEJ19
お眼汚し失礼します。
チョビ変身もの(エセ擬人化)でございまつ。このあといつものメンバーに
ばれたらやっとエロでつ。
エロ達成までお付き合いいただければありがたいです…。
519名無しさん@ピンキー:03/02/16 11:05 ID:kBjq7bjW
こ、これはエロでなくても楽しめます〜
今までチョビに萌えたことないんだけど萌えてしまった
チョビは人間の姿でも美少女なのね〜
ハムの首にからみ付く美少女・・・モエッ
もちろん最終話までお待ち申し上げます〜ワクワク


続き宜しく ハァハァ
520486:03/02/16 18:45 ID:T7TbXVep
>508様 いえいえ、私もホワイトデー×3SPは三月に入ったら書こうと思ってました。
ああいう風に言って下さると書く気がさらに増すので嬉しいです。

そういう訳で菅原×菱沼でイかせてて頂きます。
意味不明度は前回より3割増かもです・・・・
521486:03/02/16 18:56 ID:T7TbXVep
「んぅ〜、もう〜!なんで皆私の愛がわからないのぉ〜??こ〜んなに苦労して育ててるのにラッシーもパリダちゃんも全滅〜!!」
普段より幾分早口で喋る菱沼聖子。気の毒なことにその管に巻かれてしまっているのはハムテル・・・ではなく菅原教授である。
(やれやれ・・・・・何で私がこんな目に・・・)

・・・思い起こせば数時間前。今日は講座の飲み会でいつもと同じくそれなりに盛り上がっていた。だが、いつもと違ったのは菱沼が
酔っ払ってしまったという事のみである。そう、酔っ払ってしまったという事・・・・のみ・・・・・
「も〜う〜!!チョビと私とどっちが大事なのよぉ〜〜!!ハムテル君の馬鹿〜〜!!」
(ハムテル君・・・全くだ・・・何故こんな時に君がいないんだ・・・)
菱沼のお守役・・・もとい恋人のハムテルはチョビの具合が悪いとかで早々に帰宅してしまったのだ。
 そんな今は亡きハムテルに(?)最初はぐちぐちと文句を言っていたものの、菱沼の好きな食事が次々と運ばれてくるうちにすっかり
機嫌を良くして食に没頭していたのだが・・・。
その食事を流し込むように飲み込んでいた透明な飲み物・・・。
グラスが空になりそうになるたび隣に居た二階堂が注いでいたそれは・・・
「ねぇ〜さっきから思ってたけど〜、この水ちょっと辛くない〜?」
いつも青白い顔色の菱沼が普通の人の顔色になっている・・・。
「ええっ?!菱沼さん、これ水じゃなくて日本酒ですよ??」
なだめる様にグラスへ酒を注いでいた二階堂の方が驚いてしまう。
「うそ〜〜??」
「嘘じゃないですよ。もう一升瓶あけてしまってますよ?」
菱沼と二階堂の間には空の一升瓶が転がっていた。さらにもう一升も半分位減っている・・これだけほとんど菱沼一人で呑むまで自分が酒を呑んでいた事に
気が付かなかったのだ。
522486:03/02/16 19:02 ID:T7TbXVep
「それより菱沼さん、大丈夫ですか?何か顔が赤くなってきてますよ?」
自分が酒を呑んでいたという事に今更気が付いてやっと酒がまわってきたのだろう。
二階堂の言う通り菱沼の顔色が桜色に染まっている。、
「ん・・・そう言えば・・・ちょっと・・・・・・」
ガクン!とテーブルに崩れる。
「わ〜っ!!菱沼さんっ!!大丈夫ですか??」
慌てて菱沼を揺さぶる二階堂、周りに居た学生も立ち上がってざわざわと騒ぎ出す。
菅原教授は動かなくなった菱沼の隣で青くなっている二階堂と突き飛ばして菱沼に近寄る。
「菱沼君!菱沼君!!」
繊細な硝子細工でも扱うかのように菱沼の肩を軽く叩き声をかけるが、ある事に気付く。
(・・・・?)
そっと菱沼の顔に耳を寄せると・・・・・・・す〜・・・・す〜・・・・
規則正しい寝息が聞こえてくる。
「寝ている・・・ようだな・・・・」
隣で青ざめていた二階堂がへなへなと椅子に座り込む。
周りの学生もすっかり酔いが覚めてしまったので席に着きまた呑みなおしはじめる。
「やれやれ・・・こうなっては仕方が無いな・・・もう遅いから菱沼君は私が送って行こう」
「すいません、僕が呑ませておきながら・・・」
責任を感じた二階堂が菅原教授に申し訳なさそうに謝る。
「いや・・・いいんだ。気がつかなかった菱沼君も悪いし・・・」
当の本人は気持ちよさそうに寝ている・・・・・
       (・・・・・・・ハムテル(君)・・・・・)
そんな菱沼を見つめ二人同時にため息をつき、ハムテルの偉大さを感じた。

二人の苦悩をよそにすやすやと夢の世界に旅立ってしまっている菱沼を
やっとの思いで車へ運ぶ。後部座席に寝かせて菅原教授は車を走らせた。
523486:03/02/16 19:09 ID:T7TbXVep
(車に乗せたはいいが菱沼君の家がわからないぞ・・・)
菅原教授はいったん車を停車させ、後ろを振り返り気持ちよさそうに熟睡している
菱沼を起こしにかかる。
「菱沼君、起きたまえ。菱沼君!!」
「ん〜・・・・」
呼ばれた位で起きるはずの無い超鈍感体質菱沼聖子。
運転席から身を乗り出し菱沼の身体を揺さぶり耳元で、菅原教授らしからぬ大きな声で
菱沼の名を呼び続ける。
「菱沼君!!菱沼君!!!」
「・・・・はい・・・・」
ぱかっと目をあけて起き上がる。
何故かその目はいつもの焦点の定まらない目つきではなくしっかりとしている。
「菱沼君、今この場所から君の家までの道のりを教えてくれ」
「はい、この道をしばらく行きますと・・・・・」
菱沼はいつもののったりとした口調とは違うハッキリとした口調で道案内をしはじめた。
(・・・おかしい・・・・・・)
そう、今のこの菱沼の様子は普段の菱沼を知るものが見れば気味が悪いほどに
おかしいものなのだが・・・・。変に絡まれるとめんどくさいのでとりあえず
やり過ごす事にする。
 菱沼の言う通り車を走らせるとまた菱沼の様子がかわりはじめた。
いつもよりしっかりとした口調で菅原教授に絡みだす。
524486:03/02/16 19:31 ID:T7TbXVep
(・・・・・・ハムテル君・・・・・ああ・・・何で・・・)
後ろで騒ぐ菱沼を相手に仕切れずにひたすら自分の運の悪さを呪いハムテルもついでに
呪いたくなってしまう菅原教授。
菱沼の家まであと数分・・・と思われるところまで来た時。ふっと車内が静まり返る。
「・・・?・・・菱沼君・・・?」
ついさっきまで騒いでいた声がぴたりと止んでしまったので、菅原教授はおそるおそる
後ろを見る。そこには再び夢の世界へ旅立ってしまった菱沼の姿があった。
(・・・・何なんだいったい・・・・菱沼君・・・様々な研究をして色々わからないもの
もあったが・・・・君が一番わからない・・・わからないよ・・・・)
普段のときでも次の挙動が予測がつきずらい菱沼ではあったが酒が入ってしまったことに
よって完全に予測不可能になってしまっている・・・。 
(ああ・・・私は研究者失格か・・・・)
きりきりと胃が痛み出しはじめるのとほぼ同時に菱沼のアパート前に到着することが出来た。
(助かった・・・・)心の底からそう思ったのは言うまでもない。
車から降りて後ろで熟睡している菱沼をかかえ部屋の前まで連れて行ってやる。
「じゃ、菱沼君、ゆっくり休んで・・・・!?」
菱沼の腕が菅原教授の首に絡みつき、口付ける。
「ハムテル君〜。帰っちゃやだ〜!!」
「何を言っているんだ?私はハムテル君じゃ・・・・」
「やだやだ〜!帰っちゃやだ〜〜!!」
深夜にもかかわらず大声で騒ぎはじめる菱沼。
菅原教授は隣、上下の住人に迷惑をかけてはいけないと思い菱沼を部屋へ押し込めた・・・・
が・・・・。
(はっ・・・私まで一緒に部屋に入ってしまってどうするんだ・・・早くこの場から
立ち去らねば・・)
525486:03/02/16 21:04 ID:T7TbXVep
すいません;>521改行ミスで見にくいですね(>_<)
長くなるので明日に続きます。
526486:03/02/19 20:43 ID:gpH+9xhx
菅原×菱沼

すっかり慌ててしまっている菅原教授。
現在進行形で酔っ払い続ける菱沼が菅原教授ににじりよる。
「ふっふっふ〜、ハムテル君〜逃がさないわよ〜」
妙に迫力のある声とは裏腹にふわり、と華奢な腕が舞いでも踊るかのように宙を舞い
菅原教授の首に再び絡みつく。
そしてそのまま菅原教授の唇を奪う。
先ほどのそれよりも長い接吻・・・・。
不意に口付けられた菅原教授も思わずその口付けに答えてしまう。
静まり返った部屋の中に微かな水音が響く。
菱沼の手がハムテルの・・・・菅原教授の身体のラインをゆっくりとなぞり、
徐々にその手を下にずらしてゆく。
527名無しさん@ピンキー:03/02/23 19:12 ID:li4GobEX
イイなぁー。やっぱり菱沼さんいいなぁー。
>>486たん、菱沼さんの生態を確実にとらえてるし、菅原センセの描写も絶妙!
これで、菅原センセが意外にも馬のモノのような巨根を取り出して菱沼さんを割り裂く・・
・・とか。ハァ、ハァ。
否がおうにも期待は高まってます。つづきがまちどおしい・・・・でも、クオリティー
の高さはこのまま維持してほしい・・・ああぁ! 悶々。
528名無しさん@ピンキー:03/02/24 00:22 ID:tx7G2TDn
はむちょびの続きが読みたいよう。
菅原教授と菱沼さんって、ありそうでなさそうな
組み合わせよね。こっちも続きが読みたーい。
作家様たち、無理せず急いでください(w
529486:03/02/25 06:44 ID:Bzhkq89U
すいません;胃潰瘍再発と試験期間中で本当に逝ってました
書き上げた所までアプ致します・・・
**********************************

菱沼の手が菅原教授のズボンの縫い目に手をやった時失われかけていた自我を呼び戻す。
「菱沼君?!やめたまえ!!!」
慌てて菱沼を振り払おうとするが、自分より少し下の高さから菅原教授を見つめる潤んだ瞳と目が合ってしまう。
黒絹のウェーヴのかかった髪が少し乱れ青白い顔の美しさを見事に演出している。
普段は行動の不可思議さが菱沼の美しさをすっぽりと隠してしまっていたが・・・・。
今、菅原教授の目の前にいるのは・・・淫らに酔い、男を欲する美女。
「ふふ〜、ハムテル君〜、やめてもいいの〜?」
悪戯っぽくズボン越しに自身を撫で上げる菱沼の表情はまるで幼い子供と戯れるような・・・
それでいて酷く淫らな艶を含んでいる(オンナ)の表情。
ゆらり、と情欲と言う名の蝋燭に火が灯る。
530486:03/02/25 06:45 ID:Bzhkq89U
「菱沼君・・・・」
そっと菱沼を抱きしめる。
折れてしまいそうなほど華奢な身体とは不釣合いなほどに自分の胸の下
あたりにたっぷりと感じる柔らかな感触が欲望を掻き立てる。
(菱沼君が私をハムテル君と勘違いしているなら・・・私が今ここで君を
抱いてしまっても君には罪は無いだろう・・・・)
 「菱沼君・・・ここでは何だから・・・」
何かを決心したかのように菱沼をベッドへ促す。

菱沼は嬉しそうに菅原教授にぴったりと寄り添いベッドルームへと向かう。
部屋の明かりを消して、代わりにベッドサイドにあるスタンドに明かりをつける。
「すまない・・・・」
その声は菱沼には届かない。
これから犯す罪への謝罪の言葉。
(君は悪くない・・・悪いのは私の弱い心だ・・・・)
その思いを振り払うかのように菱沼の唇を荒々しく奪う。
「・・・・・・ん」
長く口付けを交わし、菱沼をゆっくりとベッドに押し倒す。
二人分の体重を受け、ぎしりとベッドが軋む。
「はぁ・・・・・」
やっと唇を開放された菱沼が甘い吐息をもらす。
雪のように白い菱沼の首筋に舌を這わせながら身体のラインを確かめるように
撫で上げる。
「ん・・・・・・」
腰から徐々に上へと撫で上げていくが、その手は焦らす様に胸を避ける。
「んんぅ・・・・」
切ないような、苦しいような声をあげて、今にも泣き出してしまいそうな
表情で菅原教授を見つめる。
531486:03/02/25 06:48 ID:Bzhkq89U
普段なら絶対に見ることは出来ないその表情。
これが、最初で最後であろう。
ならば存分に禁断の果実を味わうにしよう・・・・・。

そう思いながら、菱沼の柔らかな双丘を弄り始める。
「んんっ!!」
待ち焦がれていた刺激に思わず大きな声をあげる。
服の上から親指で胸の突起を押しつぶすように刺激を与え、残りの指で円を描くように
胸を優しく揉みしだく。
「っ・・んぅ・・・やぁん・・・・・」
(酒に酔っている所為なのか?・・・これほど敏感に反応するとは思わなかった・・)
ひとつひとつの愛撫にびくびくと反応を示す菱沼を以外に思いながらも、愛撫はエスカレートしてゆく。
セーターを脱がせ、菱沼の白過ぎる肌とは対照的に黒いブラジャーに覆われた胸を
撫でる。
唇を菱沼の首筋、鎖骨、胸元へと徐々に落としてゆきながらブラジャーのホックを外し、
直にその胸の感触を味わう。
胸の突起を口に含み、丁寧に舌を這わせる。
「ひゃあっ!!やぁん・・・」
更にもう片方の胸の突起をきゅっと摘み上げる。
「やっ・・・やぁん!駄目・・・はぁ・・んんっ」
よほど感じているのか、快感から逃れようと菅原教授の頭をつかんで
退かそうとする。
だがその行為は菅原教授の嗜虐性を煽らせてしまう。
口内に含んでいた突起を舌で激しく転がし、軽く歯をたて、もう片方の突起も強く摘む。
「ああ〜!やんっ!駄目〜!だ・・・だめぇ・・・・あんっ!んん!!」
菅原教授の髪を掴んでいた指にぎゅっと力が入り、ぴくんと小さく身体を震わせ、軽く
上り詰めてしまう。
 菅原教授はそんな菱沼を愛しく感じずにはいられなかった。
(私は菱沼君とこうなる事を期待していたのかもしれない・・・ )
532486:03/02/25 06:50 ID:Bzhkq89U
自分の腕の下で切なく、甘い吐息を漏らす菱沼。
 今まで菅原教授が菱沼をオンナと感じたことが無い訳ではない。
そのあまりに艶かしい表情に改めて菱沼をオンナであると言うことを
認識してしまった。
暫らく菱沼を見つめ、更に菱沼のオンナの部分を引き出させる為に再び菱沼の身体を
弄り始める。
スカートを脱がせ、下着の上から秘唇をなぞる。
「んんっ・・・・や・・やだ・・・」
今さっき上り詰めたばっかりの菱沼が身体をよじらせ抗議の声をあげる。
そんな菱沼の抗議などに構わずに下着の上から敏感な芽を探り当て、執拗に
そこを攻め立てる。
「やっ・・・やぁん!!だめぇ〜!!」
さらに胸の突起に再び舌を這わせ、菱沼を追い詰める。
「やぁ・・・もう・・・だめぇ・・・・」
涙声で訴える菱沼の声を無視して菅原教授の攻めはエスカレートしてゆく。
唯一菱沼が身に付けていた黒いシルクのショーツを脱がせる。
一糸纏わぬ姿になった菱沼は恥ずかしそうにシーツに包まろうとするが
菅原教授はそれを許さずに、荒々しく菱沼に口付ける。
菱沼の脚を広げさせその間に自分の膝を割りいれ、
脚を閉じられないようにしてしまう
薄い肉付きの大腿からくびれた腰のラインを撫で上げる。
「んんっ・・・やぁ・・・・・」
脚の付け根から焦らすように秘唇をなぞるとびくびくと身体を振るわせる。
533486:03/02/25 22:03 ID:Bzhkq89U
その反応が気に入ったのか秘唇に指を先ほどのそれよりも深く沈めゆっくりと
なぞる。
わざとくちゅくちゅと湿った音をたてて菱沼の羞恥心を煽る。
執拗に音を立てられ菱沼は自らの爪を噛んですすり泣くような声を漏らす。
秘唇をなぞるだけだった指がとろとろと蜜を流す泉に指を沈める。
「ひっ・・・あ・・・ふぁ・・・・」
膣内を探るように指を動かし菱沼の弱い部分を探る。
くっと指を曲げたとき菱沼は今までとは違う声をあげる。
「ひゃあんっ!やぁ〜〜〜!!だめっ・・だめっぇ〜〜・・・」
くちゅっくちゅと更に蜜の量は増し、シーツまで汚してしまいそうなほど蕩けている。
一旦指を引き抜き菱沼の身体を反転させる。
暫らくぼ〜っとしていた菱沼だが菅原教授に臀部を突き出すような体制にされてしまった事に数テンポ
遅れて気がつき、驚く。
「や・・やだぁ〜こんな・・・あんっ・・」
後ろを振り返って文句を言う菱沼を無視し、菱沼の秘唇に舌を這わせる。
指で秘唇を広げ、泉に舌を押入れ、指で小さな芽を丁寧に擽る。
「やぁ〜っ!恥ずかしいよぉ〜!!んっ・・・・はぁん・・」
執拗に菱沼を攻め立てる菅原教授。
534486:03/02/25 22:09 ID:Bzhkq89U
(愛してる・・・今まで自分の気持ちに気がつかないふりをしていた・・・だが、今夜だけは・・・私のものだ・・・・)
菅原教授は愛撫の手を止め、スーツのジャケットを脱ぎ捨ててズボンのファスナーを下ろし、目の前に艶やかに実る果実を求めて
充血しきった自身を取り出す。
「・・・愛してる」
ぽつりと呟き菱沼の秘唇に自身をあてがうと、ゆっくりと味わうように腰を進める。
「んぅ・・・」

なかなか満たされない切ない快感に、ねだるような声を漏らす菱沼。
その声に誘われるかのようにして最奥までゆっくり貫くとびりりと悦楽が背筋を通り抜けて
脳をも麻痺させる。
菱沼の細い腰を掴み、ゆっくりと奥まで届くような突きをはじめる。
535486:03/02/25 22:15 ID:Bzhkq89U
「あぁ・・・・やぁ・・あん・・・・ん〜!」
卑猥な水音と、甘い吐息、ベッドの軋む音が暗い部屋の中で響き、
それが二人をさらに興奮させる。
(だがこれが最後・・・・・)
そう思いながらひたすらに腰を突き続ける。
「んん〜っ!やぁ〜・・・・」
腰を掴んでいた手を胸元へと移動させ、指で胸の突起を摘み、捻る。
「やぁんっ!!駄目ぇ・・・・・」
さらにもう片方の手で下腹部をまさぐり敏感な芽を押しつぶすように刺激し、
さらに腰の動きも激しくなってゆく。
胸と肉芽への愛撫も激しくなり、腰の動きも小刻みに早くなっていった。
その動きに少し落ち着いたかと思うとぐっと深く、子宮まで届きそうな突きをうけ
ひたすらに翻弄される菱沼。
536486:03/02/25 22:23 ID:Bzhkq89U
「やぁ・・・もう壊れちゃう・・・・あぁんっ・・」
(いっそ壊してしまおうか・・・・)
らしくない事を考えながらもその考えが冗談ではないような責めに、
菱沼は本当に壊れてしまいそうな程に快楽の園に迷い込んでしまっている。
「んぅ・・・はぁ・・・・んっ・・・あぁ・・・・・」
一旦動きが止まったかと思うと、また一気に貫かれる。
菱沼は予測のつかない動きになすすべもなく、泣き出してしまう。
「ふぁ・・・・あぁ・・・ひっ・・・やぁ・・・・」
菱沼が泣いていることに気がつき、自身を引き抜く。
その涙をたたえ、硬く閉ざされた瞳に優しく口付け、涙をぬぐってやる。
菱沼を仰向けに寝かせて、脚を広げさせ、肩にのせる。
再び泉に自身を打ち込み、今度は激しく、突き動かす。
「〜っ!・・やぁ・・・もう・・・・んんっ・・・・」
菱沼はぽろぽろと相変わらず涙を流しつづけるが、その表情を満足気に見下ろし、
ひたすらに腰を打ち続ける。
「んんっ・・・・やぁ・・・やっ・・・・あ、あぁ〜〜!!」
びくびくと身体を震わせ、菅原教授の首にすがりついていた腕にぎゅっと力が入り
今までで一番高い所まで一気に上り詰めた。
「・・・・・っ」
きゅっときつい位の締め付けに耐え切れず、菅原教授もほぼ同時に上り詰めた。
537486:03/02/25 22:38 ID:Bzhkq89U
(菱沼君・・・・・・)
今さっきの情事によって、気を失ってしまった菱沼をベッドに寝かせ、そっと口付ける。
「すまない・・・・・」
犯してしまった罪への、謝罪の言葉・・・。
(誰に?何に対して?)
やり場の無い空しさがこみ上げてくる。
(私の中には君が焼きついてしまった・・・だが、君の中には何も残って
いなんだな・・)

禁断の果実はあまりに甘かった。
この味を忘れる事が出来るのだろうか・・・・。 
着衣を整え、菱沼のアパートを後にする。
**************************
すいません、いったん終わらせます。
むしろ続かせないほうがいいのかもしれません;佐々木作品っぽくなくて
御免なさい(平謝り)
538名無しさん@ピンキー:03/02/26 01:54 ID:25tILrWC
イイ(・∀・)!!

そしてお大事にしてくださいまし。
私も胃潰瘍持ちでつ。
539名無しさん@ピンキー:03/02/26 21:56 ID:8dKe3ppU
いや〜ん、486タンハラショー!マンセー!
第2弾スガワーラ×菱沼もナイスですた。
理性のふっとんだ菅原教授。
普段はおじさま萌えしないあたしも大興奮しますた。
菱沼さんの黒い下着にハァハァ(;´Д`)でつ。
これからもすてきなお作をお待ちしております。
540名無しさん@ピンキー:03/02/27 06:24 ID:tzIRDazl
>486さん
おみごとです!
>(いっそ壊してしまおうか・・・・)
この一行に転げまわりました(朝っぱらから…)。
541486:03/03/03 15:31 ID:/3ahI+5o
感想有難う御座います(_ _)

試験期間なのにもかかわらず妄想が止まらずにホワイトデーSP書き始めてしまった
ので今週中にあぷするかもです。
小学生の時に読んでいた作品にここまではまるとは・・・
542名無しさん@ピンキー:03/03/03 23:22 ID:klNwkR1L
ホワイトデーSPお待ちしてますわ。
543ホワイトデーSP1:03/03/05 17:55 ID:rhOGb3kH
「ハムテル君〜!今日は何の日だかわかってるわよね〜?」
ニコニコとハムテルに問い掛けるのは菱沼聖子。一応社会人である。
「ええ、勿論。菱沼さんじゃありませんから」
「むぅ〜!!まだ言うの〜??」

・・・・ハムテルと菱沼の少々変わったバレンタインから早一ヶ月。
今日はホワイトデーである。
「それで?ハムテル君、何くれるの〜?」
わくわくと、小さな子供がプレゼントをせがむような表情でハムテルに詰め寄る。

「この前は僕が菱沼さんにいう事聞いて貰ってしまったので、今日はこの前の三倍分
・・いえ今日一日菱沼さんのいう事を聞きます。」
思いがけないハムテルの言葉に、しばらく理解できずにぼ〜っとハムテルをみつめるが
五秒ほどしてようやく理解出来たのか、ぱぁ〜っと喜びの笑みを浮かべ、ハムテルに
抱きつく。
「ありがとう〜、嬉し〜、何してもらおうかな〜」
真剣な表情で考え込んでしまう菱沼、その横であいかわらず落ち着いた表情で座るハムテル。
「ん〜〜〜〜・・・・・」
隣でぶつぶつと考え込んでいる菱沼、その様子からだとなかなか決まりそうにない・・・
そう思ったハムテルは、手馴れた様子で、菱沼の部屋の少々荒れた台所に立ち、
紅茶をいれ始める。
ソファの上でごろごろ転がりながらぶつぶつ言っていた菱沼だが、急に声がぴたり
とやんでしまう。
544ホワイトデーSP2:03/03/05 17:59 ID:rhOGb3kH
「菱沼さん、決まりましたか?今日一日なんですから、色々言ってくれればいいん
ですよ?」
いれたばかりの紅茶と、マシュマロを乗せたおぼんを持って菱沼のそばに行くと・・・

ソファの上には考え疲れて眠ってしまった菱沼の姿があった。
(疲れてるんだな・・・・菱沼さん。昨日は泊りがけで講座にいたみたいだし・・・)
すやすやと眠る菱沼を愛しげに見つめ、その可愛らしい唇に口付ける。
(こんなところで寝たら風邪をひいてしまう・・・)
菱沼を横抱きにかかえ・・・(俗に言われるお姫様抱っこと言うモノ?)ベッド
に寝かせてやる。
(おやすみなさい)
ぎゅっと菱沼を抱き寄せ、共に眠りにつく・・・・。

「ん・・・・ん〜〜?」
菱沼が目覚めたのは、窓の外の景色が青空から、深い闇の色にかわった
頃だった。
545ホワイトデーSP3:03/03/05 18:37 ID:rhOGb3kH
目の前に横たわり、健やかに眠っているのはハムテル・・・・だという事に気
がついたのは菱沼が目を覚ましてからずいぶん後のことだった。
何か忘れてる・・・・数分考え込むとやっと思い出したのだろう、隣で眠る
ハムテルを起こしにかかる。
「ハムテル君〜!お〜き〜て〜!!」
ぺしぺしと頬を軽くはたかれ、ぱっと目を覚ます。
「あ・・・おはようございます」
「おはよう・・・じゃないわよ〜!早く起きないから何して貰うかわすれちゃった
じゃないのよぉ〜!」
寝起きで機嫌が悪いのか、ぷぅとふくれ、勝手な事を言い出す菱沼。
菱沼の取り扱いに慣れたハムテルはベッドから身を乗り出し、テーブルの上におかれた
マシュマロを自らの口に含み・・・そのまま菱沼の唇に運ぶ。
いきなり唇を塞がれ、甘いマシュマロがふわりと口の中に広がる。
唇を開放された菱沼はハムテルを見つめ、ようやく自分が何をされたかを
理解したらしく耳まで綺麗な桜色に染めてしまう。
「おいしかったですか?」
意地悪く問い掛けるハムテルに、菱沼は恥ずかしそうにぎゅっとすがりつく。
そんな年上とは思えない可愛らしい菱沼の反応に、あらぬ感情が芽生えてしまう。

546名無しさん@ピンキー:03/03/06 09:51 ID:azXvjq3o
新作キタ━(゚∀゚)━!!
547ホワイトデーSP4:03/03/06 19:46 ID:hvwJo7lQ
「菱沼さん・・・」
そっと菱沼を仰向けにさせ、その上に覆い被さる。
「ん〜・・・」
桜色に染まったままの菱沼の唇に唇を重ねると、少し開いた隙間から舌を滑り込ませ、
その柔らかな舌を絡ませる。
微かに甘い口内を丁寧に味わうと、唇を開放し、そのまま唇を首筋へとずらしてゆく。
「ん・・・やぁ・・・・・」
服の上から双丘を撫でられたとき、ようやく自分が何をされるかに気がついた
菱沼はあわてて抗議の声をあげる。
「駄目〜!や〜め〜て〜!!まだお風呂はいってないから〜・・・・」
そんな菱沼の必死な抵抗を意外にも素直に聞き入れるハムテル。
「わかりました、お風呂ですね、今すぐに沸かしてきます。」
そう言うと、すっと起き上がり、風呂場へ向かった。

(あぶなかった〜。いつも気付くとハムテル君とえっちしちゃてるんだもん。)
ぼ〜っとベッドで今までの行為を思い出してしまう菱沼。
548ホワイトデーSP5:03/03/06 19:55 ID:hvwJo7lQ
(・・・・・・・・・・)
風呂の準備を終えたハムテルが戻ってきて、ベッドでうずくまる菱沼の顔を
覗き込む。
「菱沼さん?お腹でもすきましたか?」
(・・・・・・・・・っ!)
今までの行為を思い出してた所に突然ハムテルに見つめられ、顔を赤くし
てしまう。
「な・・何でもない・・・」
「そうですか・・・」
菱沼の様子がおかしいのはいつもの事なので、特にそれ以上は突っ込まない。
「菱沼さん、お風呂入るんなら支度してください」
ハムテルに促され、もたもたと支度をはじめる菱沼。
549ホワイトデーSP6:03/03/06 21:13 ID:hvwJo7lQ

暫らくすると風呂の湯が八部目まで足したという知らせのブザーが鳴り、
ハムテルはそれを止めに行くと、菱沼を呼ぶ。
さっき思い出したことなどすっかり忘れ、るんるんと上機嫌で風呂場へ向かう。
「有難う〜、ハムテル君〜 」
脱衣所に居いたハムテルにぺこりと頭を下げ、服を脱ぎ始める菱沼。

カーディガンを脱ぎ、下に着ていた薄いセーターを脱ごうとするが、
自分を見つめる熱い視線に気がつく。
「え・・・と、ハムテル君?そこに居たら・・・脱げない・・・よ?」
「脱げない、ですか?なら手伝ってあげます」
にっこりと微笑むと、菱沼の返事を待たず、服を脱がすハムテルを
自分の身に何が起こっているのか理解できずに、ぼ〜っと、されるがままに見つめる菱沼。
ブラのホックを外された時、ようやく自分が何をされているかに気がついた菱沼は慌てて
胸を隠す。
「やぁ・・・・いいよ〜、自分で出来るから〜!」
「今日は菱沼さんの言うこと聞くって言いましたよね?でもすでに一日の大半が終わって
しまっています。なので今から、精一杯菱沼さんにサービスします。」
「やっ!いいよ〜!また考えるから〜!」
慌ててハムテルに拒否するが、あっさりと返されてしまう。
「今から考えると今日一日が終わってしまいますよ?だから僕が思いつく限りの事は
何でもやらせていただきます」
今ここで、{ここから出て行って!私のいう事きくんでしょう! }と言えば
すむことなのだが・・・。すっかり動転してしまっているので少々強引なハムテル
に流されてしまう菱沼。
もっとも動転していなくても流されてしまうのだろうが・・・・。
ぐるぐると考えている間に全て脱がされてしまった菱沼は、はっと気がつき
ハムテルの視線から逃れるように浴室へ逃げ込む。
遅れてきた羞恥心を振り払うようにシャワーを浴び、浴槽へつかると再び睡魔
が襲ってくる。
550ホワイトデーSP7:03/03/06 21:39 ID:hvwJo7lQ
一方、菱沼を剥き、湧き上がってしまった欲望をかき消すように一人、TVを観ていた
ハムテルだが、風呂に入ったきりあがってこない菱沼を気にかける。
(あれからもう一時間か・・・なんかいやな予感が・・・)
何をしでかすかわからない菱沼を心配し、風呂場へ向かうハムテル。
「菱沼さん!」
名前を呼びながらがらっと風呂の扉を開け、浴槽で眠る(気絶している)菱沼を
見つけ、少々慌てた様子で菱沼を起こす。
「菱沼さん!菱沼さん!!」
耳元で名を呼び、自分の服が濡れるのを気にせず、そのぬきだしの肩をゆさぶる。
ゆっくりと目を開き、相変わらず眠たそうに顔をあげる。
「ん・・・・おはよう・・・・・?」
「おはようじゃないですよ、菱沼さん。風呂で寝るのは危ないって菱沼さんも
知ってるでしょう?」
「わかってはいるんだけど〜、つい・・・・あ〜、ハムテル君、服びしょびしょ〜
風邪ひいちゃうよ?」
菱沼に言われて気がつくと、言われた通りだいぶ服が濡れてしまっている・・・
これでは本当に風邪をひいてしまう・・・
「ハムテル君もお風呂入れば〜?あたしそろそろあがるから〜」
さすがに一時間もつかっていたのであったまったのか、桃色に色づいた菱沼の
肌、普段より微かに紅くみえる唇、特に水滴に彩られた胸元に見蕩れてしまう。
先ほどかき消したはずの欲望の火種が、ゆっくりと燃えてくる。
「・・・そうします」
低く呟くと、浴室を後にする。
551486:03/03/06 22:04 ID:hvwJo7lQ
この後ハムテル壊れます。ホワイトデーSPという事で大目に見てやって下さい;
どうしたらキャラを壊さずに絡ませることが出来るのでしょう・・・(遠い目)

>509様 ハムチョビの続き楽しみにしております。黒髪美少女・・・かなり萌え
ですvv
552名無しさん@ピンキー:03/03/06 22:13 ID:e5TeEevg
いへいへ、どんどん壊れさせちゃってください〜(・∀・)イイ!
553名無しさん@ピンキー:03/03/07 02:42 ID:Fh8qtxZP
壊れたハムテル…(;´Д`)ハァハァ
楽しみにしてまつ。
554名無しさん@ピンキー:03/03/07 04:00 ID:aCndyTt6
壊れますか♪ 楽しみです〜。
555ホワイトデーSP8:03/03/07 19:36 ID:nND744v0

「お風呂って眠くなるのよね〜」
ひとり残された浴室で呟くと、鼻の下あたりまで湯に潜る。
ぼ〜っとしているとがらりとドアが開き、ハムテルが入ってくる。
「え・・・・・・・ちょっと待っててよ〜!もうすぐ出るから〜!」
慌てて立ち上がり浴室から出て行こうとするが、ハムテルの腕がそれを許さない。
「なっなに〜?」
「今日はサービスするっていったじゃないですか?背中流してあげますよ」
慌てる菱沼を半ば強引に椅子に座らせる。
「ハムテル君〜!いいってば・・・・〜っ・・・冷たい・・・かも・・ 」
菱沼の背後に回りこみ背中にシャワーをかけるが、初めから適温のお湯がでるわけ
もなく、かなり冷たい水が菱沼にかかるが、その水がお湯に変わって湯気が立
ち込めたとことでようやく冷たいと感じる菱沼。
そんな菱沼を後ろで観察(視姦)していたハムテルはボディソープを手にとり、
丁寧にあわ立て青白い、陶器のような背中にそっと塗りこめるようにマッサージする。
「・・・・うう」
恥ずかしそうに後ろを振り返り、ハムテルを睨むと、そんな菱沼になだめるように接吻をする
するすると菱沼の肌を細かい泡を立てながらきつく握れば折れてしまいそうな腕、白魚のような
指まで丁寧に磨き上げる。 もう一方の腕も同じようにして、今度は
菱沼の前に回り、低い椅子に座ったままの菱沼の前に跪くような姿勢になると、その足の指の先
から踵まで丁寧に磨いてゆく。
「ハムテル君〜・・・・」
流石に恥ずかしいのか消え入りそうな声で抗議をするが、それを無視してゆっくりと足
首からふくらはぎ、大腿へと手を滑らせてゆく。
556ホワイトデーSP9:03/03/07 20:09 ID:nND744v0
両方の脚を磨き上げたハムテルは、菱沼の鎖骨からデコルテのラインを滑らせる。
その手が双丘を包み、丁寧に泡を滑らせると、ぴくり、と身体をふるわせる。
「・・・・っ!」
胸の突起を転がすように指を滑らせると、菱沼の身体がびくんと跳ね上がる。
さらにもう一方の胸も丁寧に指を滑らせてゆくと、菱沼から甘い吐息が漏れる。
「・・・・・んっ・・・・・はぁ・・あぁ・・・」
執拗にその部分を磨かれ、菱沼はその動きと合わせるようにびくびくと身体を
振るわせる。
「やぁ・・・んぅ・・・・・ハムテルくぅ・・・ん・・」
甘い吐息を漏らしながらじっとハムテルを見つめる菱沼。
誘うように開いている菱沼の唇を、荒々しく奪いながら、胸を擽っていた指を
腹部へと移動させる。
両手で丁寧に細かい泡で滑らせながら、脇腹から臍のまわりまでをゆっくりと滑らせる。
「っ・・・んぅ・・・・」
普段は全く反応を示さない場所でも、その泡の感触が心地よいのか、普段より幾分敏感
に反応を示す。
557ホワイトデーSP10:03/03/07 21:01 ID:nND744v0
きめこまやかな泡を立ながら、深い茂みへ指を滑らせる。
その秘唇をぬるぬると擽る感触に、しだいに泡や、お湯とは違うものがその秘唇の奥から
あふれ出てくる。
「ん・・・・やぁ・・・・・」
秘唇を擽っていた指を沈め、指をスライドさせると小さな突起に引っかかり、そこを
細かく円を描くように擽ると、菱沼からはっきりとした喘ぎがもれてしまう。
「やぁんっ・・・あ・・あ〜・・・・あぁ・・・んぅ〜・・・」
部屋や研究室などと違って声が響いてしまい、その自分の物とは思えないような
声の響きに、菱沼は恥ずかしそうに唇を噛み締め声を我慢しようとするが、
そんな健気な菱沼の行為を許さずにその痛々しく噛み締められた唇に唇を重ねる。
口付けられた事で、反射的に唇を開き、その口付けの間から微かに声がもれる。
「んんぅ〜・・・・・ん・・・・」
口内で舌を絡める微かな水音、菱沼の秘部を指で擽る度に水音が浴室に響き渡る。
それが恥ずかしいのか、菱沼は両手で自分の耳をふさいでしまうが、ハムテルの手が耳に
あてがわれた手をぐっとおろしてしまう。
その手の変わりに舌を耳に這わせ、そこから甘い毒を流し込むように囁く。
「駄目ですよ・・・ココでだけではなくて・・・聴覚でも感じてください・・・・」

その声はいつものハムテルの声と変わらないはずだが、甘く痺れるように全ての感覚を
麻痺させる。
558名無しさん@ピンキー:03/03/08 18:05 ID:kOg6s71X
ハムチョビ擬人化
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!
キタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
キタ━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!!
キタ━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!!
チョビ可愛過ぎです(´д`;)ハァハァ
着眼点がすばらしい!まさか擬人化するとは考えてもいませんでした・・・
続き楽しみにしています!グッジョブ!
559ホワイトデーSP11:03/03/09 00:14 ID:p+4HwyoS
菱沼の後ろに回りこみ、後ろから秘唇の奥の泉に指を埋め、桜色の壁を二本の指で押し
広げるように刺激を与える。
「やぁ・・・・ふぁ・・・・ハムテル君・・・もう〜・・・」
何かを訴えるようとする菱沼の言葉に、
「なんですか?」
そう答えるとぐぐっと深く指を沈める。何を言いたいのかわかってるのだが・・
「ん〜っ!!・・・お願い・・・指じゃ・・・いや・・・・」
なかなか確信部分を口に出来ない菱沼を促すように激しく指を突きいれて、熱い吐息と
共に囁きかける。
「言って下さい・・・・言われた通りにしますから・・・」
耳を舐め上げながら、今度は焦らすようにゆっくりと指を抜き差しさせる。
「〜っ!・・・・・い・・いれて〜」
消え入りそうな声でぽつりと呟く、本当はもう少し大きな声で言わせたかったのだが・・
ハムテル自身も限界に近かったため、菱沼の願いを聞き入れる事にする。
560ホワイトデーSP12:03/03/09 00:18 ID:p+4HwyoS
菱沼の後ろにいたハムテルがすっと立ち上がり、タオルにリンスを含ませ、菱沼の前にある
湯気で曇った鏡を磨く。
そんなハムテルの行動を理解できずに、満たされない疼きをもてあました菱沼がハムテ
に問い掛ける。
「ハムテルくん〜・・・何してるの〜?」
鏡を磨き終えたハムテルは、鏡越しに菱沼に微笑みかけ、その菱沼の問いかけに答えずに
再び菱沼の後ろへ回り込む。菱沼を椅子からおろし、かわりに、自分の上に座らせる
ような姿勢になると、誘うように蜜を滴らせる菱沼の秘部に自身をあてがう。
「いれますよ・・・・」
菱沼の返事を待たずに、 ぐっと腰を進める。
「・・・・・っ!・・・・ハムテルくん〜・・・・・」
いつもは菱沼の返事を待って動きはじめるので、不意に打ち込まれた熱い塊にびくびくと
身体を震わせ、切ない喘ぎをもらす。
561ホワイトデーSP13:03/03/09 00:22 ID:p+4HwyoS
ゆっくりと、絡みつく柔肉の感触を味わうように腰を動かしていたハムテルが、
菱沼に囁きかける。
「前・・・・見てください・・・・」
「・・・・・え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・きゃっ!」
ハムテルに言われ、前をみると、絡み合う男女の姿が・・・・いや、それは今まさに
絡み合っている自分たちの姿が鏡に写っていたのだ。
「や・・やぁ〜!・・・・こんなの・・・・・・」
勿論、こんな自分の姿を見るのは初めてで・・・客観的に見てしまった事により、
改めて羞恥心が湧き上がってくる。
菱沼はうつむいて、目をつむってしまうが、ハムテルはぐっと菱沼の顎を持ち上げ
囁きかける。
「駄目ですよ・・・・今日は・・・全部の感覚をつかって感じてもらいます・・・」
そういいながら、見せ付けるように、腰の動きを早める。
白い乳房を揉みしだき、先端の突起を指で転がす。
「やぁ・・・・あぁんっ・・・ふぁ・・・・・」
普段は身体でしか感じなかった行為が、それを鏡ごしで見てしまったため、羞恥心と
快感があわさり、いつもより感じてしまう。
ここが浴室というだけあって、声や、その結合部から奏でられる水音までもがかなり
響いている・・・。
562ホワイトデーSP14:03/03/09 00:26 ID:p+4HwyoS
初めは恥ずかしそうに声を殺そうとしていた菱沼だが、濡れそぼった秘唇にハムテルの
ソレが出入りする刺激、それが鏡越しに写り、視覚を犯し、耳から聞こえる淫らな水音
に聴覚が犯され、,まるで全ての感覚が犯されてしまったように、自分の声が響くのも
構わず、身体をくねらせ、ひっきりなしに切ない喘ぎを漏す菱沼。
「ああ〜・・・・んっ・・・ふぁ〜・・・・・やぁん・・・・」 
 
普段より艶かしく感じる菱沼に、ハムテルも興奮を覚え、内側から壊すように腰の動き
を激しくしてゆき、時折ぐっと抉るような突きを与える。
「やぁ〜・・・ああ〜〜!・・・ハムテルくん・・・・も・もう・・・・」
鏡越しに目があうと、菱沼が絶頂に近い事を察し、菱沼の陰核を弄り、子宮口をも抉る
ような突きをする。
隠核を責めるたび、ぬるぬると蜜に絡められた肉壁がひくひくとハムテル自身に吸い
つき、ぐっと、深くしずめこませるときゅっとハムテル自身を締め付ける感触に耐え切
れず、狂おしい愛情と、欲望を放った。
「・・やぁ〜!・・あ・・・あ・・あぁ〜〜〜!!・・・」
菱沼のハムテルが、びくびくと痙攣し、中に注ぎ込まれる熱い感触に、菱沼はひときわ
高い声をあげ、絶頂を迎える。
563ホワイトデーSP15:03/03/09 00:34 ID:p+4HwyoS
*****************************
風呂からあがり、すっかりくたびれ、ベッドに転がったまま動かないでいる菱沼に
顔を覗き込み、
「菱沼さん、大丈夫ですか?」
「・・・・・・も〜う、すっごい恥ずかしかったんだから〜!!」
ぶつぶつと文句を言うと、ぷぅ〜と顔を膨らませ、じと〜っとハムテルを睨む。

「でも・・・・この前の三倍は気持ちよかったでしょう?」
そう言うと菱沼の唇にそっと口付ける。
菱沼が耳まで真っ赤に染めたのはそれから数秒してからだった。
(何か忘れてる気がするけど〜・・・まぁいいか〜・・・・)
そのまま二人で眠りにつき、二人のホワイトデーはあっと言うまに終わったのだった。

菱沼がその何か(何でもいう事を聞いてもらえる事) を思い出したのは、それから
数日後だった・・・・。
564486:03/03/09 01:02 ID:p+4HwyoS
何か二人ともキャラが壊れてしまい、ただのエロ小説に・・・・
スレ&キャラ汚すなゴルァ〜と言う方いらっしゃったらおっしゃって下さい;;
遠い世界へ逝ってキマス。
565名無しさん@ピンキー:03/03/09 03:30 ID:7rbB719x
>>564
逝っちゃダメでつ。ちゃんとハムテルだし菱沼さんだから。
それにしても、ですます調でのいぢわるって、なんでこんなに萌えなんだらう…。
566名無しさん@ピンキー:03/03/09 07:28 ID:3P6C3hfc
486さん逝かないでー!ヽ(`Д´)ノウワァァン
逝っちゃだめー!お願いだからまた書いてくだちい。
567名無しさん@ピンキー:03/03/09 07:29 ID:3P6C3hfc
566です。上げてしまった
あたしのほうこそ逝ってきます・・・
568名無しさん@ピンキー:03/03/11 22:34 ID:eW//J7MC
486タンさいこー!
569ハムチョビ作者:03/03/12 00:48 ID:LZN1x43C
皆様温かい感想ありがとうございました。
ハムチョビ続き書いていますが,中々エロまでたどり着かないヨカーン…
486神の偉大さが分かります。キャラを温存しつつ,さらにエロとは!

何かだらだらと漆原教授やおばあさんやヒヨちゃん・ミケを出したら
収集つかなくなっ(ry
それでもいいという物好きなお方がいらしたら486神のお邪魔にならぬよう
コソーリうpいたします…。
570名無しさん@ピンキー:03/03/12 01:27 ID:w2n9pcUr
ハムチョビ様うpおねがいします!
571ハムチョビ(6):03/03/12 03:21 ID:LZN1x43C
 いささか乱暴に,後ろ手に医局のドアを閉めると,ハムテルはチョビの両肩を掴んで
強い口調で言った。
「いいかい,チョビ。知ってる人にならともかく,知らない人にまでニコニコしちゃいけないよ」
「? そうなの?」
「そう。犬の時とは違うんだ。中には怖い人がいるかもしれないし…」
あまり分かっていない様子のチョビに,なおも言葉を続けようとした矢先,控えめに横槍が入った。
「あ,の〜,ハムテル…?」
「今,その子のこと,チョビって呼んだ〜〜?」
しまった。
ハムテルがそう思うよりも先に,チョビが二階堂と菱沼さんに駆け寄っていく。
「わーい,二階堂に菱沼さんだ〜。あそぼあそぼ〜!」
さっき言ったことが分かっているのかいないのか,眼が点になっている二人の周りを,
嬉しげに跳ね回るチョビに,ハムテルは頭を抱えたのだった。

「ええええ!?朝起きたらチョビが」
「人間になってた〜〜〜〜〜?どおしてぇ〜〜〜〜?!」
「僕が聞きたいですよそんなこと」
人間3人の狼狽振りに,チョビは所在なさげにちょこりんと椅子に座っている。
「お前まさか酔っ払って…」
「誰の話だそれは」
「でも〜〜,このキレイなブルーの瞳はまさしくチョビのよね〜〜」
菱沼さんはひょいっとチョビの顔を覗き込むと感心したように言った。
「ねえねえ,チョビ〜?昨夜の記憶は,あるの〜〜?」
「寝てたら寒かったから,ハムテルのお布団に入ったの。それで朝起きてみたら…」
「人間になってた,と…」
一同,ため息。三人が寄っても知恵は出なさそうだ。
572ハムチョビ(7):03/03/12 03:22 ID:LZN1x43C
 沈滞ムードをとりなすように,二階堂が言葉をつなぐ。
「ま,でもこうなっちゃったもんは仕方ないんだしさ,次善の策を考えようよ」
「そうね〜〜,それがいいかも〜〜〜」
「とりあえず今これからのことは…さっきみたいに外に一人でおっぽり出しとくわけには
いかないよな。けどここにいるとなると難関はやっぱり漆原教授だろー」
「ああ見えて,教授結構鋭いからな…」
「うん,ほとんど野生の勘の領域だけど」
そういって考え込むハムテル達の耳に,いやというほど聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「わしが何だって?」
「わっっ,う,漆原教授!!」
慌てて振り向くと,漆原教授が何時の間にかドアを開けて立っているではないか。
登場の仕方はいつも通りのインパクトだが,出で立ちとしては今日は何とか族の冠しかつけて
いないので,いつもよりはまだ地味な方だ。
「おい,そこの部外者は誰の連れだ?畜主をこんなところに通しちゃいかんだろう」
いいながらずかずかとチョビのほうへ直進してくる。そしてぐっ,と顔を突き出してチョビと
文字通り面と向かうと,事も無げに言った。
「ん?……なんだ,チョビじゃないか。どうした,そんな姿で」
「はあぁぁぁっ!?」
3人は思わず大声を上げてしまった。確かに教授は勘の鋭い人だと思っていたが,ここまでとは!?
「きょ,教授,何故この子がチョビだと…?」
「何を言っとる,こりゃどこからどう見てもチョビじゃないか。なあチョビ」
どこからどう見てもそうは見えないチョビの頭を遠慮なしにぽんぽん,とする教授。
「あのふかふかの毛がなくなったんじゃ寒かろう。ん?大丈夫か?風邪引くなよ」
言うだけ言って出て行きかけた漆原の背中に,沈黙を破ってハムテルが問い掛けた。
「あ,あの,教授,驚かれないんですか?」
「別にぃ。アフリカでもヨーロッパでも,獣人伝説なんぞごろごろしとる。日本の札幌で
そういう事例があったとしても,今さら驚くに足りん」
事も無げに言い放つこの人は,やはりタダモノではない。
「…今回ばかりは教授の変人さ加減に救われた気がするよ」
「…うん」
573ハムチョビ(8):03/03/12 03:25 ID:LZN1x43C
 その日は幸い外来患畜は少なく,3人でのんびりと今後の対策を練ることが出来た。最大の
難関の一つ,漆原教授はクリアしたが,関門はまだ厳然としてある。
 そう,ハムテルのおばあさんだ。
出るときは顔を合わさずに出て来れたが,帰りは恐らくそうは行かないだろう。まずは姿の
見えなくなった“犬チョビ”を心配するだろうし。
「じゃあうちに泊めようか〜〜?女の子同士で,ちょうどいいと思うけど〜〜」
「それがいいんじゃないか?そうしとけよハムテル。とりあえず今夜だけでも…」
「うーん…チョビがいいんならいいけど」
「チョビはどうしたい〜〜?ウチでお泊りする〜〜?」
訊かれたチョビは少し困った顔をして考え込んだ。そしておずおずと言う。
「ハムテルと一緒じゃ,ダメ?寝てる間にまた何かあったら…」
すまなそうな顔は,犬の時と変わんないな,とハムテルは思っていた。犬のチョビも時々,
こんなに体が大きくってごめんね,という顔をする時があった。それが可愛くて,そのたびに
ハムテルは彼女の体を抱えてごしごしと頭を撫でてやったものだ。
 今も,人間化したのは自分のせいではないのにとても肩身が狭そうな感じでいる。しかし
人間となった今,その様子は犬の時よりも可憐で頼りなげで,抱き寄せて安心させてやりたく
なるような頼りなさをかもし出していた。
「チョビがそう言うなら仕方ない。一緒に帰ろう。何とかなるよ」
「お,おい,ハムテル!」
「大丈夫だよ,もし何なら恋人だとでも言うから」
「ホントにハムテル君は,チョビに甘いんだから〜〜」
菱沼と二階堂は,口先では心配や不満を表明しながらも,ハムテルのでかたが予想通りであることに
内心苦笑していたのだった。
574ハムチョビ(9):03/03/12 03:26 ID:LZN1x43C
「ハムテル…?私やっぱり」
「大丈夫,行こう」
門の前でいくら佇んでいても答えは出ない。ハムテルは自分を勇気付けるかのようにきっぱり
言うと,思い切って玄関のドアを開けた。
と,足元からニャーと一声。
「ミケ…」
『ハムやん,誰やこのねーちゃ…アンタまさか!』
「わーいただいまー」
『チョビ!?アンタ何してんねんそんな姿で!』
「分かんないの,今朝起きたら人間になってて」
『おばあはんに知れたらどないすんのん!?うち知らんで』
「それで困ってるの」
「何を困ってるんですって?」
かがみこんだチョビの上から声が降って来た。
「お,おばあさん!」
「お帰りキミテル。そちらの方は?見ない顔だねえ。キミテルが女の子を連れてくるなんて
珍しいこと」
「いやあの,それがですね」
ハムテルはいきなり核心に触れられてしどろもどろになりかけたが,おばあさんはそんなことは
気にもしない。相手が女の子だからか,いつに無く気さくに“お客人”に話し掛け始めた。
「まああなた,ハーフか何か?きれいな目をしてるのねえ。こういっちゃなんだけど,うちの
チョビとそっくり。そういや朝からチョビの姿を見ないけど…」
(…言うタイミングはここしかない)
「おばあさん?よく聞いてください。彼女がチョビなんです」
「ほ?」
「あ,あの,私,チョビです」
575ハムチョビ(10):03/03/12 03:28 ID:LZN1x43C
 ハムテルは自室でぐったりとしていた。今日は一日が何だかやたらと長かった気がする…。
「ハムテル?疲れたの?」
チョビはまた心配そうだ。
「ごめんね,私のせいで…」
「大丈夫。君はそんな顔しなくていいんだ」
 あれからおばあさんに事の経緯を整理して話したが,もちろんすぐには信じてもらえなかった。
結局決定打になったのは,冬の間だけ縁側に避寒に来ているヒヨちゃんが“人チョビ”に蹴りを
入れないことだった,というのがいかにもおばあさんらしい。
 少し笑ったハムテルを見て安心したのか,チョビは自分の体を見下ろした。
「ハムテルのお洋服,ぶかぶか〜」
あいにくと冬物のパジャマが他に無かった為,チョビは寝巻きとしてハムテルの厚手のトレーナーを
着ているだけだった。裾からのぞく白いすべらかな足が目にまぶしい。
 いけないいけない,何を考えてるんだ僕は。相手は愛犬だぞ。あのチョビなんだぞ。
 ハムテルは無理やり視線をそこから引き剥がすと,上ずりそうな声を努力して抑えて訊いた。
「寒くない?何ならもう一枚…」
「ううん,大丈夫。おふとんあるし」
「じゃあもう寝よう。電気消すよ」
「うん。…あ,待ってハムテル」
「ん?」
と,唇の端に,軽いキス。
「!」
「ありがとう,ハムテル,だぁいすきっ!お休みなさい」
(そうか,口許舐めるのは犬の親愛の表現だっけ)
そう獣医師の卵らしく思ってみても,やはり胸の鼓動は簡単には収まりそうにない。
576ハムチョビ作者:03/03/12 03:36 ID:LZN1x43C
ハムチョビです。
すみません。えろくないでつ。おまけに誰だこいつら。
キャラ立ってねーよぅ。
チョビはもっとおっとりしてるはずなのに…
精進しに逝ってきます。次回は多分エロいはず…。

そしてハムチョビお風呂編・チョビ下着買うの巻・チョビ発情期編 ナド
妄想だけが筆力をはるかに超えて止め処なく…ああ…(泣
577名無しさん@ピンキー :03/03/12 12:52 ID:wunb4Nmp
ハムチョビ様最高です!!
漆原教授の反応良すぎ!彼らしいというか・・・
各キャラの描写がいいし、エロ無しでも充分萌えです。
この調子でじりじり引っ張っていくのもアリかも?
あ、でも発情期はぜひとも見たい・・とにかく今後もよろしくです〜。
578名無しさん@ピンキー:03/03/12 21:40 ID:0cxYHE8d
>576
乙!充分キャラ立ってるよ〜。
それに人間になって興奮してるのと、やはり犬の懐っこさがあるので
ちゃんと犬チョビでし!しかし意外なのが教授・・・。おもろい。ミケもいるし。
お風呂に下着に発情期・・・聞いただけでえろえろです。楽しみにしてます。
579山崎渉:03/03/13 17:50 ID:30NJMGzf
(^^)
580名無しさん@ピンキー:03/03/13 18:53 ID:alzu4nF4
チョビがドラマ化されて賛否両論でつが、カンケーなくここの皆様はマンセー♪
581486:03/03/15 20:43 ID:/5zfPPdc
>ハムチョビ様
ひ〜っ(混乱)邪魔だなんて・・むしろ邪魔なのは私の方ですよう〜!!それに神をつけ
ないで下さいまし。私なんぞ紙くずも同然です:
それにしてもチョビ可愛すぎですv発情期という言葉にトリップしてしまいました。
582ハムチョビ作者:03/03/17 00:41 ID:HJjZkzXG
お待たせいたしました。
ハムチョビエロ突入編でございまつ。でもあんまりエロでないような。
皆様の期待に添えるかどうかは微妙…(っておい!)
皆様の温かい声を糧に,日々是精進,ですね;
が、がんがりまつ。
583ハムチョビ(11):03/03/17 00:42 ID:HJjZkzXG
 電気の消えた暗い部屋に,雪明りが差し込む。どの位経っただろう。チョビはもう眠って
しまっただろうか。
 ハムテルのベッドマットレスを床に下ろして,そこにチョビを寝かせ,ハムテルはマットなしの
ベッドに寝ているから,頭の高さはそう変わらない。少し頭を上げて様子をうかがうが,ほのかな
明かりでは寝ているかどうかまでは分からない。
 あきらめて頭と枕が再びぶつかった瞬間,小さく呼ばれた。
「…ハムテル?起きてる?」
「…うん」
「やっぱり寒い…そっちに行ってもいい?」
「うん…おいで」
 チョビを呼ぶ自分の声が,庭先で愛犬を呼ぶそれとは明らかに違うことに,ハムテルも気が
ついていた。どうにかなってしまうのかな…と遠くで考えている自分がいる。
「えへへ」
ハムテルの逡巡よりも早く,腕の中の少女は鼻先をハムテルの首元にうずめて満足そうだ。
「ねえ,見て?」
と,チョビが雪明りに手をかざした。人間の女の子の,華奢な白い手が暗闇にぼんやりと浮かぶ。
「何だかやっぱり不思議…」
「うん…」
「ね,手,貸して」
チョビはそう言ってハムテルの手を取ると,自分の頬に当てた。
「いつもみたいに,なでなでして…?からだじゅう…すきすきって,して…?」
言いながら柔らかい身体を押し付けてくる。その瞬間,ハムテルの中で何かが小さく弾けた。
チョビが求めていることと,自分が今欲していることは,多分,違う。
けれど,それが分かっていても,もう止められないかも知れなかった。
584ハムチョビ(12):03/03/17 00:42 ID:HJjZkzXG
右手で髪を優しく撫でながら,左手をトレーナーの背中側の裾から滑り込ませる。少し冷たい
ハムテルの手の感触に,チョビの皮膚が一瞬ぴくっと反応した。ゆっくりゆっくり,あやす
ように背筋を撫で上げてゆく。
「ハムテル…気持ちいい」
「僕も。すべすべだね…人間なんだから,当たり前だけど」
うっとりと目を閉じたチョビの耳元に囁くと,口許が少し笑った。暗がりの中でも分かるほどに,
濃く長いまつげ。そこに優しく口づけた。
ここまでだ。ここまでだ。これ以上は…いけない。
そう内心繰り返しながら,必死で言葉を紡ぐ。
「チョビは可愛いな…犬でも,人間でも」
「ほんと!?うれしい」
ハムテルの葛藤など知りもしないで,チョビはさらに身体を密着させてくる。
「ね,お腹の方も撫でて…?」
チョビからの要求にハムテルは,犬の頃からの習慣を踏襲しているだけだ,と自分に言い訳を
しながら脇腹に指を這わせた。またピクリとチョビの身体が小さく跳ねる。
「ぅん……くすぐったい…」
「犬の時と,違う?」
「うん…何だか変な気持ち…」
「すぐに慣れるよ」
「ん…」
脇腹をゆっくり上下に撫でさすっていると,いやでも胸の膨らみに触れてしまう。
(何を考えてるんだ僕は…)
そう言って目をそらすと,月明かりの中,うっとりと半開きになった唇の紅さが目に入った。
ハムテルが後悔めいた想いに襲われたのは,吸い寄せられるように口づけてしまってからだった。
けれどその後悔は,唇と唇がぶつかるその一瞬だけで,柔らかな感触に溺れてしまえば,もう
気にならない。
585ハムチョビ(13):03/03/17 00:43 ID:HJjZkzXG
舌で下唇をなぞる。軽く噛む。歯列の裏を舌で撫でる。
キスをしたことがないわけじゃない。けれどこんな甘い唇は初めてかもしれない。
ハムテルは唇を離すと,意を決してうっすらと目を開けた。
甘くひそめられた眉。そこには,ハムテルが恐れていた,拒否や拒絶の色はなかった。
「チョビ…?」
小さく呼ぶと,青い瞳が開いた。心なしか,潤んで見える。
「人間式に…好きってして,いいかな…?」
そう訊くことがすなわちチョビのYESだった。昼間よりもしなやかに,チョビの腕がハムテルの
首に絡みつく。
「チョビ…」
起きたら全て夢なのかもしれない。でもそれならそれでかまわない。
キスの雨を降らせながら,ハムテルは彼らしくもなく,自棄に似た気持ちでいた。
そしてチョビは,今まで感じたことのない熱い気持ちとハムテルに身を任せながら,これが夢でない
ことを願いつづけていた。
吐息混じりに自分を呼ぶ声が,耳に吹き込まれるのを夢のようだと感じながら,自分も息のまにまに
ハムテルの名を呼ぶ。
「チョビ…脱ごうか」
「うん…」
「腕上げて?」
唯一の障壁が取り去られると,チョビの肌の白さが目にまぶしい。
ハムテルは再びチョビの横に身体を横たえると,そっと胸元に手を伸ばした。手のひらに少し余る
くらいの大きさのふくらみは,心地よい弾力で,ハムテルの手を押し返す。
そしてその下で,心臓が早鐘のように鼓動しているのが感じられた。
「すごいドキドキしてる…」
「ハムテルも」
ハムテルの胸元に耳を寄せていたチョビがくすりと笑う。
586ハムチョビ(14):03/03/17 00:44 ID:HJjZkzXG
「まだくすぐったい?」
「ううん…何だか…変な気持ち…」
(気持ちいいってことなのかな…)
耳から首筋へ,唇で愛撫しながら,ゆっくりと乳房を揉みしだく。固さを帯びてきた突起の周囲を
指でくるくると探るようになぞると,チョビの唇から吐息が押し出される。
「な…何か…変…ぞくぞくする…」
「大丈夫…それが気持ちいいって事だよ」
体勢を変え,安心させるように微笑むと,頂点を爪先で軽く引っ掻いてみた。
「ひゃうっ!?」
間髪入れずに唇で挟み,舌で転がす。手は再び脇腹を優しく撫で始める。
「んん…ぅ…ハムテル…ぅ」
「何?」
「何か変…変なの…体が溶けちゃう…みたい…」
もっと溶かしてみたい。
チョビの訴えには耳を貸さず,今度は内ももに指を這わす。そこは柔らかく滑らかで,指に吸い付く
ようだった。
唾液で濡れた乳首を唇で弄び,内ももの感触を楽しむという作業にハムテルが没頭していると,
ささやかな喘ぎ声の間から,チョビが自分を呼んだ。
「ハムテル…?あの,あのね,足の間が,変…なの…。じんじん,して…」
足の間…。
その遠回しな言い方は,人間が使う通俗的な言い方よりも,何故かハムテルの顔を紅くさせた。
もちろんそれがどういうことなのかは,ハムテルには分かっていたが,とぼけてみる。
「どうしたのかな…触ってみて,いいかい?」
言いながら“足の間”に指を伸ばす。
「あ…んん,……ぅ…ん…っ」
予想どおりそこは蕩けていて,甘い蜜がハムテルの指に絡み付いてくる。
587名無しさん@ピンキー:03/03/17 21:25 ID:oO+NpWZd
エチシーン
キタ━━⊂⌒~⊃。Д。)⊃━⊂⌒O。Д。)⊃━O(。Д。)O━⊂(。Д。O⌒⊃━⊂(。Д。⊂~⌒⊃━━!!!
588名無しさん@ピンキー:03/03/17 22:09 ID:O1RlhtMv
今日始めてこのスレの存在を知りました。
今、各サクーシャ様ごとにストーリーをまとめてメモ帳にコピペしております。
全部A級保存モノじゃ〜!!
589名無しさん@ピンキー:03/03/17 22:29 ID:IhNTEagW
>588
あなたもたいがい面白いな。w

チョビ・・・足の間って・・・なんか照れてしまうわ〜。
しかもいっちょ前に感じておる・・。ハァハァ
おなかなでなでして、とか抱きしめて、とかもう可愛すぎ!
犬の頃は怖い顔とか太くて丈夫な足とか言われてたけど
人間の姿の可愛いこと!(勝手に想像してるけど)



・・・チョビがうらやますぃ・・・
590486:03/03/18 19:05 ID:dezXgbel
チョビ可愛い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!激しく萌えです〜。

菅原菱沼新シリーズとして書き始めてみましたが、とても酷い話になりそうです・・・・;
「こんな動物のお医者さんはいやだ」系・・・・・。
591名無しさん@ピンキー:03/03/18 21:39 ID:Xuw6QIhU
わーい ハムチョビさんだ〜
チョビが可愛すぎてもう・・・(;´Д`)
チョビ萌え〜でつ

チョビが擬人化したから、次はミケ姐さんかな?(w
気の強いミケ姐が最初は抵抗しつつもだんだんメロメロになって陥落みたいな(;´Д`)
妄想スマソ 逝ってきまつ・・・
592名無しさん@ピンキー:03/03/19 17:32 ID:1w2OxsrA
ハムチョビの展開に激しく期待(;゚∀゚)=3ムッハー
593名無しさん@ピンキー:03/03/20 14:22 ID:/++VAKVR
落ちそうなのでage
594名無しさん@ピンキー:03/03/20 18:38 ID:kAzD8yxx
(;゚∀゚)=3ムッハー
↑コレ可愛いv


・・・ゴメン、それだけ
595名無しさん@ピンキー:03/03/20 21:26 ID:ka8FCYow
>>586 ハムチョビ様
「濡れる」じゃなくて「とろける」ってなんか凄いことになってる・・・
人チョビはなんとなく16歳くらいのスレンダーな少女を想像していたけど、
ハムテルの掌に少し余るムネってことは結構グラマーでつか?
あと黒髪に青い目ってリヴ・タイラーのそれを見たけど神秘的でいいですよね。
596ハムチョビ作者:03/03/21 01:24 ID:A7qtXRCU
皆さま感想&応援ありがとうございますv
人チョビの評判が中々良いようで安心しました。
やっぱりキャラを崩すのが一番やなので…

>589様
基本は犬ですからwお腹ナデナデは快感ポイントですし。

>486神
ありがとうございます〜。菅原菱沼読んでみたいです。
酷い話…もしやセクハラ教授でつか?
それはそれで萌え〜かも…

>591様
ミケ姐…やっぱ来ましたか(笑
密かに二階堂とのカポーを考えていたんですが…。尻にしかれる二階堂は
いかがでしょう?w
それともハムチョビミケの3(ry

>595様
すごいですか?(笑
犬チョビがドッグショー(人間で言う美人コンテスト?)に出たとして,
恐らくチョビは結構いい線行ってるんだろうな〜と考え,私の中では
スレンダーながらも出るとこが出た,「わぁおv」なスタイルになってます。
脱いだらすごいタイプというかw
この調子で神秘的なルックス,でも天真爛漫なチョビを保っていければ
いいなあ…(って希望かよおい!)

皆さんの中でもお好きに脳内変換なさってくださいませ。

続編は週末にでも…。
ではでは。
597名無しさん@ピンキー:03/03/21 09:18 ID:LWDth12V
>ハムチョビ作者様
ミケの相手は二階堂って良いですね!
是非頼んます〜。
598名無しさん@ピンキー:03/03/21 19:01 ID:s6E+duMw
591です
>ハムチョビ様
なんと!二階堂×ミケとわ・・・
ミケでするとなると、ハムがミケを躾ける延長で〜という展開しか思いつかなかったので、この二人でどうなってしまうのか激しく気になる(;´Д`)
ハムチョビ編が終わったらぜひ・・・(^-^)

週末にハムチョビの続きが読めるのですね!楽しみに待ってますq(^-^q)(p^-^)p q(^-^q)(p^-^)p シャカシャカ♪♪

599名無しさん@ピンキー:03/03/21 23:17 ID:X6n9mfK+
やはりミケの人間姿はチョビと反対の、黒目の大きいちょっときつめのすっきりとした顔に
つやつや黒髪の美少女なんでしょうか。それともハムテルより年上!?
なんか勝手に想像してますが、ハムチョビ作者様、ミケ二階堂書いてください〜!

興奮してきた。
600名無しさん@ピンキー:03/03/22 23:18 ID:sq2QtCLL
600ゲットでつ♪
作家様 これからも良作きたいしてまつ(^−^)
601名無しさん@ピンキー:03/03/22 23:32 ID:sq2QtCLL
スレ違いスマソですが、こんなの見つけたので・・・
ttp://www.zakzak.co.jp/top/top0314_1_07.html
動物のお医者さんがドラマになるそうですが、チョビ役のわんこかなり似てたので・・・
602名無しさん@ピンキー:03/03/22 23:58 ID:r/i+GaMp
>486様
菅原菱沼、酷い話などと言わずに載せて下さい。
待ってます。

>ハムチョビ作者様
単純に話だけでも面白いのに、後半に入ってこのようなことに。
謙遜されなくても期待以上です。
えっと、チョビがハムテル、ミケが二階堂としますと、ヒヨちゃんは
おばあ(ry
603ハムチョビ作者:03/03/24 22:56 ID:DhOygbPx
遅くなりました。取り急ぎ短いですがうpいたします。
週末のはずが週明けに…(汗
謝りついでに,すみません,エロ路線はまだ続きます。
ハムテルを何とかしてやらんといかんので…
ではまた。
604ハムチョビ(15):03/03/24 22:58 ID:DhOygbPx
蜜に濡れた花びらの感触は指に心地よく,ハムテルは無意識にそこを弄んでいた。
「や…,変…なの…ぅ…」
「変じゃないよ…チョビが,僕を好きだってしるしだ…」
「で…も…」
「気になる?」
元犬の身には,自分の体液は気になるものなのかもしれない。ハムテルは微笑する
と口許に軽くキスをして,足の間に体を割り込ませた。
柔らかな繁みを掻き分けると,快感に震える花が目の前に来る。
「僕が舐めてきれいにしてあげるから…」
舌で蜜を掬い取るように舐め上げると、チョビの背がしなった。指を入り口から少しずつ
出し入れし,敏感な突起を唇と舌で転がしてやる。
「くぅん…,へ…ん…」
「変じゃない…気持ちいいって言ってごらん?…ほら」
言いながら,幾分か手荒に突起を吸い上げると,
「やぁ…っ,い…気…持ちい…い…」
度重なる快感に身を震わせるチョビが愛しい。押し殺した喘ぎ声は子犬の頃の鳴き声とどこか
似ている,と,ハムテルは内心苦笑した。その確証を得るために,いつの間にか愛撫に
夢中になっていた。
チョビの奥からあふれ出てくる蜜は,チョビの快感に正確に比例しているかのようだ。
それを見て,ハムテルは思い切ってなかに人差し指をゆっくりと進入させた。それと同時に
花芯を軽く吸い上げる。熱く潤んだなかはハムテルの指をきつく締め上げながら,緩やかに
蠕動して入ってきたものをさらに奥へと誘う。その感触に、この先しようとしている行為への
期待が高まっていく。
…犬も最初の時痛いのかな…
粘性の高い水音を聞きながら,ぼんやりとそんなことを心配していると,不意に名前を呼ばれ
我に返った。
605ハムチョビ(16):03/03/24 22:58 ID:DhOygbPx
「ハムテル…?」
「うん?」
「抱っこ…してて…?何か…怖い…」
甘えん坊なところも犬の頃のままで,そのことはハムテルの頬を緩ませた。
体を起こして再びチョビの横に体を横たえ,左腕を肩に回してチョビの体を引き寄せた。
「これでいい?」
「うん」
言いながら耳元にキスすると,チョビはくすぐったそうに身をすくめた。耳から首筋へ愛撫を
重ねながら,再び足の間へ指を伸ばす。花びらに触れた途端,チョビの身体が小さく跳ねた。
「やっ…っ,ん…」
悲鳴とも嬌声とも取れる甘い声を上げると,チョビはぎゅうっとハムテルにしがみついてきた。
裸の胸が押し付けられ,その柔らかさに,ハムテルは一瞬気が遠くなりかけたが,愛撫の手は
止めない。これ以上ないくらいに熱く潤んだそこに指を挿し入れ,かき回す。
「やぁ…ハム…テル…,何か…何…か…,来…」
チョビの声が途切れたのは,ハムテルが唇を塞いだからだった。
言葉を奪われ,敏感な部分を擦り上げられて,チョビの身体がびくびくと震え始める。
「ん…んぅ…ハ…ムテル…ぅ」
チョビはハムテルの唇から解放されると,ハムテルの胸元に顔をすり寄せ,大好きな人の腕に
抱かれて初めての絶頂を迎えたのだった。

絶頂感に浸るチョビの髪を優しく撫でながら,ハムテルもまた言い様のない満足感を感じていた。
けれど一度火のついた官能とそれとは別物で,精神的な満足感とともに肉体的なそれも欲している
自分がいた。
「チョビ…?もう少し,いいかな…?」
「ん…,繋ぐ…の?」
「つなぐ?」
「うん…体…」
606名無しさん@ピンキー:03/03/24 23:02 ID:zCMAwY63
ハムチョビさんキタ━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!!
キャーキャーキャー!もう大興奮でつ。鼻血ぴゅー!
607名無しさん@ピンキー:03/03/24 23:46 ID:HFMQU+UL
は、は、は・・・ハムチョビさん、急がなくていいですからぜひ続きを!!
キリンより首を長くしてハァハァしながら待ってまつ(;゚∀゚)=3 ムッハー



あ、ヨダレが。
608名無しさん@ピンキー:03/03/25 02:20 ID:hcx3TjwD
つなぐ…ってのが凄いなあ。
609ハムチョビ(17):03/03/25 02:45 ID:bO0IW7u+
体を繋ぐ。
即物的なような,遠回しなような,どちらともつかないその言い方は,またしてもハムテルを
赤面させた。しかしそれにしても…
「チョビ…何でそんなことを知ってる?」
「うんとね,前にシーザーとマリーが…」
2匹ともハムテルの犬ぞりチームの一員だ。今年は都合で大会には出ないが,勘を忘れない為と
犬たちの運動不足解消のために,時たま集まってはいた。
そしてこの間マリーの飼い主からどうも妊娠しているようだとの知らせを受けた。しかし父犬は
分からないままだったのだが…よもやシーザーとは。
「…見たの?」
「うん…。な,何かびっくりしちゃって…」
そうだろうとは思う。何と言ってもチョビはハムテルの箱入り娘なのだから。その晩生ぶりに,
先ほどの行為のことなどすっかり忘れて少し安心はしたものの,でも気に掛かることが一つ。
「…チョビは,何もされなかった?」
務めて平静を装うが,語尾がひっくり返りそうだ。
「うん。お前はまだオコチャマだからな,って…。オコチャマって何?」
それには答えずに,ハムテルはたまらない気持ちでチョビを抱きしめた。
「チョビ,犬の姿でも,この人間の姿でも,もし同じ事をされそうになったら,何をしても
いいからとにかく逃げるんだぞ?」
「? うん…」
―チョビは僕のものだ。誰が何と言っても。
そう改めて思うと,彼女の心にも体にも自分のしるしを残しておきたい,という欲望がむくむくと
湧いてくる。
「チョビと体を繋いでいいのは,僕だけなんだから…」
「ハムテル…」
息苦しいほどきつく抱きしめられながら,チョビは泣きたいほどの幸せに浸りきっていた。
深い口づけとそれに続く愛撫に,心拍数はまた上がり始める。
「ハムテル…好き…,大好き…」
可愛い唇から熱に浮かされたように押し出される囁きに,ハムテルは我を忘れてチョビの体を
貪った。改めて見ると,チョビの身体は細いのに丸い,女の子特有の曲線を宿している。二つの
ふくらみは両の手の中で柔らかくその形を変えてハムテルを煽り,敏感なその頂点は
舌に甘い感触を残す。
610ハムチョビ(18):03/03/25 02:47 ID:bO0IW7u+
「チョビ…,チョビ…っ…!」
名前を呼ぶたび,呼ばれるたびに高まる2人の官能は,もう限界に達しようとしていた。
「チョビ…君と,繋がりたい…」
「ん…」
チョビは気だるそうに後ろを向くと,両手をついて,ハムテルに向かってお尻をつきあげた。
「ハムテル…欲しい…」
そう言ってハムテルの下腹部にお尻をすり寄せてくる。初めてなのに大胆なその行動に意表を
つかれたが,ハムテルはすぐに,この方がチョビは落ち着くのかもしれないと理解して,白い
滑らかなふくらみを優しく撫でた。
既にハムテルの中心は痛いほどにいきり立っていたが,恐らく初めてのチョビのそこにいきなり
入れるのは流石に気が引けて,まずは割れ目に再び指を伸ばした。花芯には触れず,ゆっくりと
人差し指と中指を挿し入れていく。
「んん…っ…」
再び熱い蜜を溢れさせたそこは,あっさりと指2本を受け入れ,くちゅくちゅと淫らな水音を
立てた。
「チョビ…?慣れた…?」
「ん…」
微かな痛みと,それを凌駕する甘い疼きにチョビは身震いする思いだったが,声をかみ殺すのに
必死でそれどころではない。
ハムテルはチョビのそんな様子を見て,指を引き抜くと自らの熱い塊をあてがった。
「チョビ…?行くよ…。痛かったら,言うんだ…いいね…?」
必死でこくこくと頷くチョビ。
それを確認すると,ハムテルは先端からゆっくりとチョビの中に自分を埋めていった。
押し広げられてゆく感覚。背後から,大好きな人の声がする。
「全部,入ったよ…,チョビ…?大丈夫かい?」
「ん…」
「…つらい…?」
「ううん…だ…いじょ…ぅぶ…」
チョビの中は熱く柔らかくハムテルを包み,その感触は更なる快感を求め走り出そうとする体を
誘う。
611ハムチョビ(19):03/03/25 02:48 ID:bO0IW7u+
しかしその誘惑を辛うじて堪え,ハムテルはチョビに囁いた。
「じゃあ動くよ…。辛くなったらすぐ言うんだ…いいね…?」
そういうと,返事を待たずに律動を始めた。
―く…っ,キツ…い…
チョビの中はハムテルを締め付け,内壁の蠢きは想像を絶する快感を与えてくる。脳髄が焼けつく
ような快楽にくらくらしながら,すがりつくように,自分の動きに合わせて揺れるチョビの乳房に
手を伸ばし,背中から覆い被さった。
そんな獣のような体勢でチョビを攻め立てていると,本当に獣になったかのような,リアルな
錯覚に陥りそうになる。
―犬だったのは…犬なのは…どっち…?
「や…ハム…テル…ぅ,すごい…奥ま…で…」
夢中で体を動かしつづけるハムテルに,快感に喘ぐチョビの声が聞こえてきた。その両手は既に
自身の体を支える力を失い,ベッドに突っ伏してしまっている。
「チョビ…,顔…見たい…」
ハムテルはそういうと,チョビの中から一旦自身を引き抜き,チョビの体勢を変えさせた。
仰向けになっても,チョビの乳房はその高さを失わず,ふるふると揺れてさらにハムテルを
挑発してくる。そこにしゃぶりつきながら,呆けたように力の無いチョビの両足を割ると,再び
入っていった。
「ふぅ…っん…,ハム…テル…ぅ…」
繋がったところから響く水音が,どんどん高くなっていく。チョビの苦しげな喘ぎは十分な甘さを
伴ってハムテルの快感を深めてゆく。
「チョビ…顔…よく見…せて…」
「ハムテル…ぅ…」
深い快感に力を奪われたかと思ったチョビの腕は,残されたありったけの力でハムテルに
しがみついてきた。
「ハムテル…ぅ…っ,また…また…」
「チョ…ビ…っ!!」
蒼い瞳と視線が絡まった瞬間,ハムテルは意識を手放し,それと同時にチョビもシーツの海に
沈みこんだのだった。
612ハムチョビ(20):03/03/25 02:54 ID:bO0IW7u+
翌朝,先に目覚めたのはハムテルの方だった。チョビはといえば,ハムテルの裸の胸に顔を
うずめたまま,深い寝息を立てている。少し寝乱れた長い髪に,白い首筋には微かに紅い,
花びらのような昨夜の跡。
―少しやり過ぎてしまったかな…
ハムテルは内心赤面した。
しかし一晩経っても,チョビは人間のままだ。昨日と違って,そのことが今朝はとても嬉しい。
少し布団をずらして見ると,自分がつけた愛のしるしは,胸のふくらみにまで達していない
ようで,それが少し悔しかった。
その悔しさと少しのふざけ心から,眼前に無防備に晒されたふくらみの頂点を手のひら全体で
軽く撫でてみる。
「ふ……ぅんん…」
刺激に呼応して固くとがった突起と相反するように,お姫様はまだ眠りの国にいるらしい。
その様子は悪戯心を刺激してくるが,ハムテルはそこで止めておいた。
多分,まだ時間はあるから。
とりあえず,チョビが目を覚ましたら,キスをしよう。そしてこういうんだ。
「おはよう,チョビ」。

end

とりあえず第一弾終わりです。お粗末さまでした。
お楽しみいただければうれしいです。
次回作ですが…このまま調子に乗ってハムチョビお風呂編に突入か,
それとも趣向を変えてミケにかか,どっちが皆さんのお好みでしょう?
って自分で決めろと言われればそれまでなんですが…。
ご感想お待ちしております。
byハムチョビ作者
613名無しさん@ピンキー:03/03/25 12:39 ID:MDUXs+/1
最高でふ!ちょびかわいー!
萌えまくりではなぢブーですよ
ハムチョビお風呂編鼻の下垂らして待ってます〜
614名無しさん@ピンキー:03/03/25 14:49 ID:sm2ymjl7
美少女が女として花開く瞬間に愛しい人から呼ばれる名前・・・・

「チョビ・・・」

に、似合わない〜!!!。・゚・(ノД`)・゚・。
でもチョビ可愛いから許す(w
615名無しさん@ピンキー:03/03/25 18:22 ID:xBxlKd/n
ハムチョビ様、乙カレーです。
616名無しさん@ピンキー:03/03/25 23:55 ID:sVH5D31k
ぶらぼー!
617名無しさん@ピンキー:03/03/26 13:58 ID:ej9KvIYv
可愛えかった……スカーリ、チョビに魂抜かれますた。
ハムテルが羨ますい……。
618名無しさん@ピンキー:03/03/26 23:09 ID:pungFK7O
少女漫画板の佐々木スレ、今すごく荒れてる。
でもここはいつもいい雰囲気で好きだ!
619名無しさん@ピンキー:03/03/27 18:18 ID:Os7TdDsF
忘却シリーズで書いてくださる神もしくは女神ご降臨きぼん。
620名無しさん@ピンキー:03/03/29 12:58 ID:58GjmAjw
>>614 ハムテル「おぼえてろよ二階堂」第二弾w
621ハムチョビ作者:03/03/31 00:12 ID:2KaFG9QV
>619
忘却シリーズ…よ,読んだことない…(汗
動物のお医者さんで佐々木作品読み始めたクチなんで,すみません,書けません…。

今は順番で悩み中です。下着が先かお風呂が先かwチョビを下着なしで
いつまでもほっとくわけには行かないし,でもお風呂も入らないときちゃないし…
うむむ…すみません下らない悩みで。
はーそれにしても人チョビが評判良くてよかったです。
622名無しさん@ピンキー:03/04/02 13:44 ID:pjWdYaG9
>>621
ハムチョビさ〜ん!
かいつまんでお話すると、忘却シリーズは佐々木倫子さんの初期作品なのです。
「食卓の魔術師」「家族の肖像」「代名詞の迷宮」の3冊からなっています。
人の顔を覚えられない高校生勝久くんを主人公にしたコメディです。
勝久くんってちょっととろいけど、愛すべき美少年なのですよ〜。
新品も出ていますけど、古本のほうが手に入りやすいかもしれません。
623あぼーん:あぼーん
あぼーん
624名無しさん@ピンキー:03/04/07 08:41 ID:k9Cc1cEj
ほっしゅあげ。皆さまいらしてね。
625名無しさん@ピンキー:03/04/09 22:37 ID:7BFi5/7q
作家様がたカムバ〜ック!
626名無しさん@ピンキー:03/04/09 22:49 ID:iPQ56GGp
初めまして 今までの作品読ませてもらいました 佐々木センセの漫画のレアリスムを、見事にエロに昇華していて 皆様素晴らしいっす! どの作品もとっても続き読みたいので、お時間あればまたよろしくお願いします! いつまでも待っています! エロ読んでこんだけ楽しかったのは、ココが初めて
627あぼーん:あぼーん
あぼーん
628名無しさん@ピンキー:03/04/15 14:38 ID:ilSkCPdv
おっとと、落ちてしまうので上げておきましょう。
629名無しさん@ピンキー:03/04/16 16:39 ID:wKWeQZ6q
age
630あぼーん:あぼーん
あぼーん
631あぼーん:あぼーん
あぼーん
632山崎渉:03/04/17 12:18 ID:TKWjnpQP
(^^)
633名無しさん@ピンキー :03/04/17 22:17 ID:s7OR7Mmi
いつも楽しく拝見させていただいています。
テレ朝のドラマも始まりましたね。
634名無しさん@ピンキー:03/04/18 13:28 ID:lPeTzGKw
ハムチョビサン、チョビの台詞柊サンの声当てはめたら萌えたぁ〜〜!! しかしハムは吉沢君じゃぁないなぁ〜…
635山崎 渉:03/04/20 04:17 ID:sTzjkZgc
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
636ハムチョビ作者 ◆VIyTUXn8rU :03/04/20 04:52 ID:CsWO4Btq
お久しぶりです。ハムチョビでございます。
お待たせして申し訳ありません。有言不実行な自分に鬱です。
が、ドラマ版ミケの声がおばさん声だったことにショックを受け、
只今その反動からかチョビ発情期編よりも先にミケ二階堂を
構想中です。
私のミケはあんな声じゃないやい(涙)!

そして久々に原作を読んだところ(月刊動物のお医者さん)、
菱沼さんにもフクちゃんというつれない相手がいるじゃーんと
思いつき、そこになぜかシーザーも入れて3(ry
あるいは↑とパラレルでシーザー×小夜ちゃんというのも
ありかな〜とか。
正に文字通り「君はペット」状態ですがw

今のところそんな感じの人様にはいえない妄想が渦巻き中です。
それを何とか形にして連休までにはうpしたいと思っています。
もう少々お待ちくださいませ。
637名無しさん@ピンキー:03/04/22 15:13 ID:Qh83UEye
最近ここ知りました、面白いですね〜
作家さん達サイコー
またHeaven?の伊賀フェチさん降臨してくださらないかな〜
ハムチョビ作者さんの小夜ちゃん絡みもすごく読みたいです
638名無しさん@ピンキー:03/04/22 17:23 ID:NUybaT+G
>>636
ハムチョビ作者さまお久しぶりです、お元気でしたか?
個人的にシーザー大好きなのでぜひ登場させて頂きたいです〜
わたしの(勝手な)イメージではシーザー=自称イケメソ、アタマからっぽ
合コン大好き女の子大好きイケイケぱーぷー男、でも仕事はそれなりに
こなすナイスガイなんですが(註:繰り返します、わたしはシーザー好きなんですぅぅ)
ハムチョビ作者さまの作品中でどんなふうに描かれるのかとっても楽しみ♪

ゆっくり待ってますからどうぞお好きなだけ妄想の翼をばっさばっさと
拡げてくださいね。
639名無しさん@ピンキー:03/04/23 21:07 ID:PxmvC5I7
Heaven?5巻132ページの仮名子さんに発情
640名無しさん@ピンキー:03/04/23 21:50 ID:zK7q7mTf
ドラマ化記念祝!
641名無しさん@ピンキー:03/04/24 22:49 ID:N/vaa59Z
第2話終了ぉ〜
小夜ちゃん雰囲気エロいなw
てか菅原教授の今日の小夜ちゃん見る視線萌え
642あぼーん:あぼーん
あぼーん
643486:03/04/27 14:10 ID:wt6+zSle
>>636
ハムチョビ超神様、お久しぶりです。フクちゃん×菱沼さんですか!!
激しく萌えでございますvvいっそニャオンとハナちゃんも混ぜて4・・・・
シーザー×小夜ちゃんや二階堂×ミケも楽しみにまっております。
私的に漆原×ミケもみてみたいような・・・・・


ドラマ見て寝袋でゴロゴロする菱沼さんに欲情してしまったのでGWまで位に
寝袋菱沼さんと菅原教授のエロを書きたいと思います、この絡みが好きな方
は待っててやって下さい。(嫌いな方はスルーして下さいませ;;)
644名無しさん@ピンキー:03/04/27 19:28 ID:67y9hbre
ワーイ! 486神様だぁ〜! 楽しみにしてますー! ついでにどなたか菅原×小夜ちゃんきぼんぬ
645名無しさん@ピンキー:03/04/27 21:55 ID:Q2ynI1Mw
486様降臨v教授×菱沼さん読みたいです〜
首長くして待ってます
646名無しさん@ピンキー:03/04/29 03:58 ID:w8HNi3sK
二階堂×ミケ楽しみ〜。楽しみなのにバカな妄想が・・・いざ初チュウの時、
「この唇はアレをくわえたことがある唇」とウカーリ思い出す二階堂(鬱
647名無しさん@ピンキー:03/04/30 22:39 ID:+AuxieZo
喰っちゃったかもね♪

愛が勝つかトラウマが勝つか

648名無しさん@ピンキー:03/05/01 23:26 ID:htP/6DSB
第3話終了
羊なだけに期待してたのだがなぁ〜・・・
まぁそれはともかく
菱沼さんに自分の上着掛け、二階堂の頭を枕木に乗せる(しかし落っこちゃう)
ハムテル萌え

作家さん方楽しみに待っています!
649名無しさん@ピンキー:03/05/04 01:45 ID:3yoT5wfQ
誰もいないの・・・・。さみすい。
650名無しさん@ピンキー:03/05/05 14:42 ID:+F+J56xd
age
651名無しさん@ピンキー:03/05/06 17:37 ID:gImhCs3R
優香のこんな画像みつけたよ!!(;´Д`)ハァハァ
http://pink.bbspink.com/test/read.cgi/pub/1047822050/226
652ハムチョビ ◆VIyTUXn8rU :03/05/07 00:50 ID:N4xjtnel
お待たせしましたミケチョビ変身変でございます.
長々とお待たせしてこれだけ課よ!というツッコミも覚悟しつつの
うpでございます.少しでもお楽しみいただければありがたいです…
653ニカミケ(1):03/05/07 00:51 ID:N4xjtnel
チョビとハムテルは,チョビ変身以降,相も変わらずラブラブである.
そこで一番割を食うことになったのは誰か?そう,それはとりもなおさず,ハムテルの親友
二階堂昭夫 である.
今日もいつものようにハムテル宅を訪れたが,ハムテルはチョビを連れて近所の公園に雪遊びを
しにいってしまった後で,しかもおばあさんから出かけている間の留守番まで仰せつかって
しまったので,動くに動けなくなってしまった.
しかも西根邸でも二階堂の行動範囲は限られてしまっている.ヒヨちゃんのいる縁側付近は通れず,
アレのいるハムテルの部屋なんてもっての他,おばあさんの部屋も立ち入り禁止だ.
となると居場所は必然的に,居間しかなくなる.
何もすることがないままゴロゴロしていると,ミケの甘い声がした.顔を上げると,珍しくミケが
可愛い顔をしてすりすりしてくる.
「ミケ…俺を哀れんでくれるのか?」
また仰向けになり,胸元に抱き寄せて喉元を指で撫で上げると,ミケはぐるぐると満足そうに喉を
鳴らす.
「お前も寂しいのかもしれないな,最近猫エイズなんかに用心してハムテルが外に出させてくれない
もんな…」
「…にゃー…」
「なーんてな,お前に人間の言葉が分かるわけ無いか…お前も人間だったら良かったのにな.きっと
可愛い…」
そこまで言いかけて,二階堂はミケの毛の柔らかな手触りとあたたかさに誘われて,とろとろと
眠りに落ちたのだった….
654ニカミケ(2):03/05/07 00:53 ID:N4xjtnel
重い…胸の上に誰かが乗っているようだ….これはもしかして…金縛りか?
そうは思っても目を開けて確かめる勇気がない.ハムテルの家は古いし出るものが出ても不思議
ではない感じだし….そうじゃなくて巨大なアレだったら…
「うっわぁぁぁぁぁ!」
大声と気合でもって,二階堂は目をぎゅっと閉じたまま身体を横向きにした.
と,どて,っという音ともに眠たげな不満の声….
「い…ったいな〜もぉ〜.いきなり何しはるのん?人が気持ちよう寝てたのに〜」
二階堂の体の上からずり落ちたのは…女の子,だったらしい.
頭をくしゃくしゃっとやりながら顔を上げたその子は,きっと二階堂をにらんだ.
少しくせっ毛がかったつやつやとしたショートボブに,不機嫌そうに尖らせた桜色の唇,きゅっと
上がった形のいい眉,少しきつめの,大人びたパッチリとした瞳….
「何じろじろ見てんねや?ウチの顔何や変?」
「い…や…」
可愛い顔に似合わないきつい口調で言われて思わず視線を落とすと,冬だというのに露な胸元が
目に飛び込んできた.
胸だけではない.手足で隠れてはいるが,彼女はどうやら何も身に付けていないようだ.
(似てる…似すぎてる…ハムテルの話と…)
過熱気味の頭でそこにたどり着き,二階堂は驚きに震える声で目の前の彼女に訊いた.
「もしかして…君……………ミケ?」
目の前の女の子の片眉が,今さら何いってんのよあんた,とでもいうようにはねあがった….
655名無しさん@ピンキー:03/05/07 16:34 ID:pKj+jk4s
ニカミケ続き、激しくキボン。
まさかショートボブで来るとは!!
意外な感じだけど、似合ってます。
656名無しさん@ピンキー:03/05/07 21:20 ID:lWc5XoSv
待ってましたぁ〜!!

ところで先週のドラマ第2話
ハムテルの背中の上で携帯電話かける菱沼さんの会話
 小夜「菱沼さん!今、どこにいるんですか?!」
 菱沼「今ぁ〜?ハムテルくんの上ぇ〜〜」

エロいなと思った吾は逝ってきます・・・
657あぼーん:あぼーん
あぼーん
658名無しさん@ピンキー:03/05/07 23:07 ID:AU/5fcx1
659名無しさん@ピンキー:03/05/07 23:47 ID:KkikiM61
ニカミケキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
ハムチョビ作者様の変身ストーリーは最強!

660名無しさん@ピンキー:03/05/08 00:43 ID:luKp/Vm3
ミケ『ネズミを捕まえられたら、ウチのコト好きにしてもえぇで…』
661名無しさん@ピンキー:03/05/08 13:38 ID:ethI5ASl
>>660
わろた
662名無しさん@ピンキー:03/05/09 23:22 ID:0lJ7Bgbi
キタキタキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!!!!
お待ちしてました
663名無しさん@ピンキー:03/05/14 22:36 ID:kVZ3QwE+
画集動物のお医者さんパート2リクエスト作りました。
良かったらご協力お願いします。
ttp://www.fukkan.com/vote.php3?no=16445
ttp://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=31724
664NO1 :03/05/15 19:59 ID:1Mn9RhFH
(菅原×菱沼第二段)

H大学獣医学部、公衆衛生講座での出来事・・・・・

それは普段よりだいぶ早く公衆衛生講座の担任である菅原教授が研究室に行ったことに始まる。

がらりと扉をあけると誰も居ないはずの研究室から妙な声が聞こえてくる・・・・・
(まさか・・・・・な・・・・)
その声の正体を突き止め様とあたりを見回す・・・が、何も見当たらない・・・・。
(気のせいか・・・・)
そう思った瞬間、ごろりと足元に何かがぶつかる。
(!!)
心の中で叫び声をあげ、恐る恐る足元を見ると・・・・・

「う〜ん・・・・・・」
寝袋から、青白い顔を菅原教授に向けてす〜す〜と気持ちよさそうに眠る女・・・・
菱沼聖子が床に転がっていた。

(・・・・・菱沼くん・・・・・・・)

菅原教授はそれを菱沼だと認識すると同時にキリキリと胃が痛み出す。

(こんな事でいいのか・・・・菱沼くん・・・・・このまま講座に一生いるつもりか?)

菅原教授はきりきりと痛み出した胃を抑えながらよろよろと菱沼を起こしにかかる。
「菱沼くん、ほら起きないか!菱沼くん!!」

研究室に響き渡るような大声で菱沼を呼ぶが、びくりともしない。
流石は超鈍感体質菱沼聖子、一筋縄ではいかない・・・・。
665486:03/05/15 20:01 ID:1Mn9RhFH
(すいません;なかなか先を書く事が出来ず中途半端でとまってしまっていますが
残りは今週末にUPしたいと思っています、微妙にお目汚しすいません;;)
666名無しさん@ピンキー:03/05/15 23:10 ID:P33xWhyF
486神様ありがとぉ〜〜〜!!!

見事にドラマのあのシーンを再現していますねぇ〜・・・。
残り楽しみに待っています。
667名無しさん@ピンキー:03/05/18 12:24 ID:yqp0WI64
666さん、オーメンですね〜!
でも、ニカミケ神様と486神様のおかげで悪魔払いも完璧!
あてくしも続きを楽しみにしておりますわ。
668伊賀フェチ:03/05/18 12:33 ID:CD5p3+74
お久しぶりでつ。
引っ越ししてようやくネット繋げられました。
結構繁盛してるようで^^
669名無しさん@ピンキー:03/05/18 14:39 ID:HZWTcA6x
わ、伊賀フェチさんだ!!
うれしい〜 素敵な作品楽しみにしてますね。

ニカミケさんも486さんも続きお待ちしてます。
670名無しさん@ピンキー:03/05/18 21:15 ID:tCH+Chwh
やった!伊賀フェチさん降臨vv
ニカミケさん、486さんと
作家さんぞくぞく復活でうれしいでつ〜
671伊賀フェチ:03/05/19 22:41 ID:UuClJ2rS
以前引っ越し前にちょこっと書いたんだけど、
うpする直前に引っ越しやらなんやらで・・・
気づいたら時季外れな内容で・・・
トホホ・・・

他の作者様が増えていてすごくびっくり。
チョビやらミケまで・・・
なんか可愛いけど^^
672伊賀フェチ:03/05/19 23:02 ID:UuClJ2rS
いまざ〜〜〜っとハムチョビ様の読んだっす・・・
か・・・かわい〜〜〜><
文章ウマ〜〜〜><
も・・・ダメ・・・あたくし恥ずかしくて筆が進みませぬ〜〜
673名無しさん@ピンキー:03/05/19 23:29 ID:aRNz9ffS
ほしゅあげ〜(菱沼風に)
チョビ擬人化良かったでつ。
なんか月刊のチョビとの再開シーンで、チョビを抱きしめる
あの優しいハムテルの表情が浮かんできますた。
674名無しさん@ピンキー:03/05/19 23:29 ID:qeYLt0+d
伊賀フェチさん、そんな事言わないでくださ〜い
ずっと待ってたんですよ!オーナーにハマッタのは
伊賀フェチさんのおかげですO(-人-)O アリガタヤ・・
675あぼーん:あぼーん
あぼーん
676あぼーん:あぼーん
あぼーん
677あぼーん:あぼーん
あぼーん
678あぼーん:あぼーん
あぼーん
679名無しさん@ピンキー:03/05/20 12:45 ID:kQkroIPk
誰か小林くんと小泉さんの書いてくれんかな・・・。
マイナーすぎか?
680あぼーん:あぼーん
あぼーん
681名無しさん@ピンキー:03/05/20 14:34 ID:HoJfij3Y
職人さんみなさんうまいですね。 おもわず期待。
682伊賀フェチ:03/05/20 20:50 ID:ZyrBX3ox
>>679
うひゃ〜マイナーだわ。
でも期待。
683名無しさん@ピンキー:03/05/22 00:38 ID:vKOfeBWD
エロパロにも801にもいえるけれど、
佐々木キャラって需要が多いのにサイトが少ないね〜。
684ハムチョビ ◆VIyTUXn8rU :03/05/22 01:30 ID:kePFk2Ub
ひゃ〜,伊賀フェチ様に誉められてしまった(照
そして468様からは超神なんて畏れ多い呼び名を…(恐縮
お二人のお褒めの言葉にふさわしいものが書けるようがんがりますです.

で,ニカミケ続きです.また相変わらずエロシーンへの道は遠そうですが
お付き合いいただければ嬉しいです….

>679
小林×小泉…こんな感じ?
「だからオレは!犬がダメなお前が好きなんだっつってんだろーが!」
「う,うるさいわね,あんただって不良大学生のクセに!」
で,ぶちゅーw
685ニカミケ(3):03/05/22 01:31 ID:kePFk2Ub
さて,帰宅した西根家の人々はどうしたか.
まずチョビは大喜びし,ハムテルは諦めた表情で俯き,おばあさんは黙ってお茶を啜っていた。
そして一言,西根家の法律は重々しく言った.
「ま,じゃあ今後ミケの世話は二階堂が担当するということでいいわね?」
「はっ!?何でオレが…」
「よせ二階堂,おばあさんに逆らっても…」
「だって二階堂の昼寝中に変身したんだから当然でしょうよ」
おばあさんにとってはただそれだけで,二階堂が人ミケの世話を担当する理由になってしまうの
だった.
非情な宣告を受けてどーんと沈み込む二階堂の醸す空気に,1人チョビだけがおろおろしている.
しかし騒ぎの張本人はと言えば不貞腐れたようにそっぽを向いて,
「しゃーないやん,こーなってまったもんは〜.その内何とかなるんやないの?」
まるで他人事である.
「ミケ,何ですかその言い方は.いくら可愛くても,そんなことでは殿方を騙せませんよ」
「は〜い」
(…世の中の女の子はこうやって男を手玉に取るやり方を学ぶのか…)
世の摂理を学ぶハムテルと二階堂であった.
たしなめられてぷう,とむくれたのもつかの間,ミケはすぐに復活して下からすくい上げるように
おばあさんの顔を覗き込んだ.
「なーなーおばあはん?ウチ,服欲しいんやけど…」
今はとりあえずハムテルが高校時代に着ていたタートルネックのぶかぶかセーターと,股上の浅い,
これもやはりハムテルのジーンズを無造作に腰ではいている.それはそれで似合っているのだが…
「服なら絹代のがあるでしょう?しばらくはそれで…」
「え〜,ウチには似合わへんも〜ん.チョビはそりゃあお嬢様っぽい格好が似合ってて可愛いけど,
ウチ髪も短いし性格もこないやもん,絹代はんの服なんて似合わへんて〜.もっと動きやすいのが
欲しいねん」
そう言って可愛くねだるミケは超級に可愛い.
そう思ったのは二階堂だけではなかったらしく,おばあさんはすぐに相好を崩して,チョビの服も
何着か見立ててくることと二階堂をお供に連れて行くことを条件に,外出を許したのだった.
686ニカミケ(4):03/05/22 01:38 ID:kePFk2Ub
駅ビルの中なら色々見てまわることが出来て良かろう,とすぐに出かけることになった二人だが,
玄関先で待っていても,肝心のミケが中々出てこない.いい加減声をかけようかと思ったその時,
「二階堂はんお待たせー.さ,いこか」
大股で歩いてきたミケの足は…ナマ足!?長かったはずのジーンズは,膝上30センチほどのところで
ぶっつりと切り取られている.持ち主のハムテルが思わずうめくように訊いた.
「ミケ,僕のジーンズ…」
「ああ,これ?何やごわついて歩きにくうてな,切ってみたんや.ええやろこの丈〜」
くるりと回ってみせたミケの,程よく肉のついた柔らかそうな白い太ももが何ともまぶしい.しかし
見とれている場合ではない.外は真冬の札幌なのだ.二階堂は無理やり視線を逸らして言った.
「で,でもそれだと寒くないか?ここは札幌で,今は冬なんだぞ?」
「それもそやなー.あ,それ借りるわ.…っと,これで完璧ちゃう?」
そういってさっきまでチョビが履いていた裏地にボアがついたロングブーツをすんなりと履いて,
さらにこれもハムテルのダウンジャケットを羽織って,ミケはご満悦だ.
玄関のドアを大きく開け放つと,寒さなどものともせず,ずんずん進んでいく.
「おいちょっと待てってー!」
予想できたことだが,早くも尻に敷かれ気味な親友を複雑な思いで見送るハムテルであった….

札幌駅までの道すがら,息が白い.
「けどなんでまたウチまで人間になったんやろ?」
「さあ…実は内心チョビがうらやましかったとか?」
「うーん…けど今日二階堂はんが『ミケが人間だったら』って言ってくれた時は嬉しかったなぁ」
それに続けて呟いた自分の言葉を思い出すと,二階堂は照れてしまって言葉が接げない.
少しの沈黙….と,
「あ!」
ミケが突然立ち止まってあらぬ方向を見やっている.
「ん?」
二階堂は振り向いて目で問うたが,ミケは身じろぎもせず,ただの雪野原となった公園をじっと
見つめているだけだ.
「ミケ?どうした?」
「んーん,何でもない,はよ行こ」
二階堂の声で我に返ったミケは,器用に雪の歩道でスキップして見せた.
687ハムチョビ ◆VIyTUXn8rU :03/05/22 01:42 ID:kePFk2Ub
あ,言い忘れてましたが,ミケの関西弁は私のイメージで書いてます.
はっきり言えば テ キ ト ー でございます(汗
関西圏の方,申し訳ありません…みょうちきりんな言葉使いは海より広い
心で見逃してやって下さいませ.
688山崎 渉:03/05/22 02:12 ID:xrMBzNXC
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
689名無しさん@ピンキー:03/05/22 09:31 ID:CmmzhaEz
ヽ(`Д´)ノウワァァン落ちそうだ!上げとこう。
ニカミケさん続きキタ━*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*━!!!!!
これからも楽しみにしておりまつ。
690あぼーん:あぼーん
あぼーん
691名無しさん@ピンキー:03/05/22 14:25 ID:oR4ifpCY
Hな写め見る?
http://kamita2.h.fc2.com/
Hなリンク集は
http://www.hamq.jp/i.cfm?i=kamita2
692名無しさん@ピンキー:03/05/23 20:29 ID:qhxCfQJG
ミケに振り回される二階堂萌え〜
693名無しさん@ピンキー:03/05/26 01:38 ID:KK4DK3gm
保守
694山崎 渉:03/05/28 13:31 ID:3MGJJ1xD
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
695名無しさん@ピンキー:03/05/28 22:28 ID:lC7zUL40
保守!
696名無しさん@ピンキー:03/05/31 02:33 ID:w0tHT5bK
697名無しさん@ピンキー:03/05/31 16:50 ID:z+oqo2vD
カードギャラリー2で2匹で餌を食べるシーザーとチョビの図があったのだけど、
食い足りなくてチョビの口についている食べ残しもなめちゃうシーザーの図に萌えぇ〜
698名無しさん@ピンキー:03/05/31 21:01 ID:YLdeoOnA
>>697
(・∀・)イイ!ところにお目が着きましたわね。
わたくしも萌えましてよ。
699あぼーん:あぼーん
あぼーん
700名無しさん@ピンキー:03/06/02 13:21 ID:9Ll96M9B
>>684
イイ!
小林くんと小泉さんは幼馴染という設定が好きだった。
701名無しさん@ピンキー:03/06/04 21:36 ID:svfclypG
保守!
職人さんщ(゚Д゚щ) カモーン
702伊賀フェチ:03/06/04 21:51 ID:BSE9j9wH
この間までちまちま書き溜めてたけど、
結局時間が経って季節はずれの話になったので書き直し中。
いつになるやら・・・書いてるうちに黒須のキャラ変わってるし・・・
やになってきたよ。

他の皆様ガンガレ!!
703gth:03/06/04 22:19 ID:PiltX7e6
小夜ちゃん本気でキボンヌ
704名無しさん@ピンキー:03/06/04 22:22 ID:RqiyCPBt
伊賀フェチさん待ってまつ!
705あぼーん:あぼーん
あぼーん
706名無しさん@ピンキー:03/06/05 22:30 ID:X8iYTUle
きき今日のは一体どうしたんですか。
いつにもましてもも萌えますた。
メイン脳の萌ヒューズがフッ飛…。
サブ脳であと来週までもち堪えられるか。
そして来週は倉話でつよ!
707名無しさん@ピンキー:03/06/06 09:25 ID:qysDVm5g
>706
禿同。しかし板違いなので801板へドゾー
708名無しさん@ピンキー:03/06/07 14:37 ID:q6pmq6HM
801女どもはわざわざここまで出張かよウザ
つーか佐々木作品でホモって相当キてると思う。
こいつら絶対ドラマでそれっぽい演出されてるからって
調子こいてるだろ。
709名無しさん@ピンキー:03/06/08 00:03 ID:QRfaPYXr
「こんにちはー」
二階堂が解剖学のノートを持って西根家にやってきた。
もちろん、ハムテルに写させてもらうつもりだ。
(今日はヒヨちゃんが出てないみたいだ)
胸を撫で下ろしながらドアを叩くと、背後で聞き覚えのある羽音がした。
「!」振り返ると同時に、老鶏の鋭い爪が、二階堂の頬に食い込んだ。
「ハムテルー!!」必死に振り払いながら叫んだのだが、ハムテルは一向に助けに来ない。
そうこうしている内に、二階堂の目の脇にくちばしが刺さり、目を押さえてうずくまった。
「大丈夫?」
初めて聞く声だ。顔を上げると、涙で滲む中に見たことのない女が立っていた。
「だめだよ、みだりに庭に入っちゃ」女は少し屈み、二階堂に手を差し伸べた。
「すいません」ほこりを払って立ち上がった。「あの、ハムテルに用があって来たんです」
「あの子は今いないわよ」女はそう言って手招きをした。
「おいで、血が出てるわ」
「あの、ハムテルの親戚の方か何かなんですか」
「親戚?」女は眉を顰めて立ち止まり、少し考えて口を開いた。
「そうね、そう言えるかも知れないわね」
710名無しさん@ピンキー:03/06/08 00:11 ID:QRfaPYXr
「痛っっっ・・」消毒薬は傷口に染み、二階堂は顔をしかめた。
「顔を動かさないで。はい、これで大丈夫」目じりのテープを指で押さえ、
女は二階堂の顔をのぞき込んだ。そしてその時、二階堂は初めて女の顔をまじまじと見た。
美人と言われるような顔ではない。しかし、長い黒髪や憂いを宿した瞳には、
若い女には出せない大人の色気がある、年は三十過ぎであろうか、ずっと見つめていると
溶け込んでしまいそうで、思わず二階堂は視線を反らした。
「飲む?」女が酒を差し出し、二階堂は我に帰った。
「はい、少しだけ・・」瓶からコップに酒を注ぎ、女は椅子に足を組み替えて瓶に唇をつけた。
二階堂もそれを見て、舌を湿す程度に口に含んだ。
胸の奥がじわりと熱くなる。
711名無しさん@ピンキー:03/06/08 00:23 ID:QRfaPYXr
「二階堂くん」
「どうしておれの名前を・・」
「ハムテルくんがあなたのことを話すのよ」女は瓶からこちらへ視線を移した。
「想像より可愛い顔してるじゃない。あたしね」一息置いて、「夫も子供もいるのよ。
でもちっとも満足できないわ。夫と合わないのよね。もともと、好きで一緒になったんじゃないんだし。
毎日毎日、せまいところで起きて、子供の世話して、夫と顔合わせて・・。子供がいなくて他にいくところがあったらとっくに別れてるわよ」
「はあ」二階堂には、返す言葉など浮かばなかった。沈黙の間に、間が持たない二階堂は酒を何度か喉に流し込み、
いつしか一杯飲み干していた。先に沈黙を破り、口を開いたのは女だった。
「ねえ二階堂くん、遠回しに言っても仕方ないから単刀直入に言うけど」
体ごと、二階堂のほうに向きを変えた。
「あたしと寝ない?」
もう一度、女は足を組み替えた。スリットの隙間から一瞬見えた腿に、二階堂は異常にどきりとした。
(まずい、おれを誘惑してるのか?)(・・酔いが回ってきたな)
女は脇に瓶を置き、ゆっくりと立ち上がった。
712あぼーん:あぼーん
あぼーん
713名無しさん@ピンキー:03/06/08 00:50 ID:raoPg61f
女は真っ直ぐ二階堂の方へ向かってくる。二階堂は、今まで一度もない状況に動揺を隠せなかった。
「ハ、ハルテルやおばあさんが帰ってきますよ」声が震えるのを押さえ、声を絞り出した。
「絹代さんと祥平さんを空港に送りにいったから、しばらく帰ってこないわ」そう言って、女は二階堂の椅子の前に膝をついた。
迷わずベルトを解き、ゆっくりとジッパーを下げる。
「ちょっ・・・だめですよ・・、はあっ・・だめですって」二階堂は慌てて股間を隠したが、女はその手をぱっと除けた。
下着の中に、硬く屹立したものがあった。女はふっと微笑んだ。「あせらなくていいのよ」女は下着の上から手でこすり始めた。
「ああっ・・!・・っはぁ、やめて・・くださいっ・・ぁあっっ・・・!」二階堂は背を反らせて耐えた。
「ふふ、ちゃんと反応してるじゃない。熱くなってるわよ」女はついに下着に手を掛け、いとおしむようにそれを下げた。
桃色の、二階堂のペニスは、びくびくと脈打ち、反り返っていた。「慣れてないのね、こういうことに」二階堂は何とかうなずいた。女はそれを静かに口に含み、しゃぶり始めた。
「っっく・・、っはあ、あうっ・・、で、出そう・・ですっ・・」二階堂が腰を動かし始めた。女も、舌で根元から強くしごく。
「っああ、もう、っあっ、おれはもう・・・!」女の口の中で、ペニスがびくんと跳ね上がった。その瞬間女は口を放し、びゅるびゅるっと白い放物線を描いて、粘液が女の顔や服にかかった。
714名無しさん@ピンキー:03/06/08 01:08 ID:raoPg61f
「すいませんでした」二階堂が、ばつの悪そうに口を開いた。
「そうね、少し早かったわね」女は残りの酒を飲み干してから答えた。
「いえ、そうじゃなくて、服・・」
そう言われて、女はまるで今気付いたように、白濁に汚れた服を見た。「ああ、いいのよ。あたしが放しちゃったんだし、それに今着替えるから」
女はハムテルの部屋に入り、ふすまを閉めずに服を脱いだ。どうしても、二階堂の視線がそちらから離れない。ここまで来たのだから、というささやきが、二階堂の中でこだまする。二階堂は、下着だけになっている女に背後から近づいた。
そして、うしろから女の背中に腕を回した。女は、その手を自ら握った。そして二階堂のその手を引き、自分の前に立たせた。
「いいわ」ふっと優しく微笑んだその口元に、二階堂は吸い寄せられるように自分の唇を重ねた。そして、ゆっくりと、女の下着に手を入れた。
 
715名無しさん@ピンキー:03/06/08 01:08 ID:tUylgE1p
スナネズミ×二階堂!?
続き楽しみにしてまつ(´∀`)
716名無しさん@ピンキー:03/06/08 01:16 ID:raoPg61f
 しばらく経ち、2人は寄り添うように、ハムテルのふとんに横たわっていた。二階堂は後ろから女の肩を抱き、その首筋に唇を這わせる。女は、二階堂の後頭に腕を回した。
「大丈夫?さっき壁にぶつけたでしょう」
「平気です」
「こぶになってるわ」
「夢中でしたから。・・そろそろ、名前を教えてくださいよ」
女は口をつぐんだ。「あなたが嫌がるわ」
「嫌がるわけないですよ!」二階堂は、女の肩を両手でつかみ、やや荒っぽく自分の方へ体を向けた。
「それなら言うわよ。あたしの名前はね」
「あたしの名前は『おとうさん』」
二階堂がきょとんとした表情を見せた。「無理もないわね。あなたあたしを避けてるから。ほら、あたしよ。ハムテルの家のケージにいる」
 ―西根家に、絹を裂くような悲鳴が上がった。
                         完
717名無しさん@ピンキー:03/06/08 01:21 ID:raoPg61f
>>715
この時点でよくわかりましたねー。
718名無しさん@ピンキー:03/06/08 09:04 ID:9SyQPy6S
スナネズミだったのね〜!途中ハァハァ(;´Д`)させておいてすごい落ちだ!
おもしろっ!709さんマンセー!
「あたしの名前は『おとうさん』」でつか。もうサイコー!!!!!
719名無しさん@ピンキー:03/06/08 09:13 ID:9SyQPy6S
718です。今思い出したんだけど、「動物」コミックス12巻の
サイレージの回の扉絵でミケが乗っている藤イスって
「エマニエル夫人」のポスター及びビデオジャケット写真に
出てくるのにちょっと似ていませんか?シルビア・クリステルが脚を組んで
物憂げに腰掛けているあの藤イスです。ちょっと年齢の高いお方には
見覚えがおありでしょう。
擬人化されたミケがしどけない姿で腰掛けている姿を想像してしまふ。
720名無しさん@ピンキー:03/06/08 22:56 ID:ziSCjA2d
二階堂にとって最悪の仕打ちですねこれは
721名無しさん@ピンキー:03/06/09 01:24 ID:4MPAKMVx
二階堂ってフォモ臭い(個人的に)から異性との絡みシーンとか想像しにくい(・3・)ムー
伊賀くんとかは年上のお姉様に可愛がられそうだ。
722名無しさん@ピンキー:03/06/10 19:31 ID:2W2QPOfR
おとうさんとおかあさんの性生活はうまくいっていないらしい。
723NO2:03/06/11 21:19 ID:dPvUcmio
(やれやれ・・・・)
菅原教授は菱沼の近くに座り込み、寝袋ごしに肩をつかんでゆさゆさとゆさぶり、耳元で
叫ぶ。
(ん〜〜〜〜〜ふぅ・・・・・・)
菱沼は五月蝿そうに声を漏らすが、その声が妙に艶かしく感じてしまう。
(なにを考えているんだ・・・私は・・・・・)
「んぅ・・・・・教授・・・・・・」
(!・・・・)
不意に名前を呼ばれ、ついさっきまでの胃の痛みを忘れるほど胸が高鳴り、菱沼の顔を
見つめる。
寝袋からのぞく白い顔、黒く長い睫に縁取られ伏せられた瞳、薄紅色の唇は、まるで菅原教授を
誘うかのようにかすかに開いている・・・・。
(菱沼君・・・・・・・)
吸い込まれるようにその唇に自分の唇をそっと重ねる。
724486:03/06/11 21:22 ID:dPvUcmio
お・・・・覚えてらっしゃいますでしょうか?
菅原×菱沼寝袋物語です;すいません、もうちょっとで書けそうなんで
待ってやるという心の広いお方は待っててやって下さいませ;
725あぼーん:あぼーん
あぼーん
726名無しさん@ピンキー:03/06/12 09:41 ID:TJFAG1NJ
>724
待ってま〜す
727名無しさん@ピンキー:03/06/12 14:22 ID:sGSuoURa
こ、、、こんなスレがあったとは!
菅原×菱沼!(;´Д`) ハァハァ
728NO3:03/06/12 21:51 ID:eyRI2ILN
予想以上に柔らかく、甘い菱沼のその唇を名残惜しげに離すと、それまで伏せられていた
菱沼の瞳がぱちりと開かれた。

(菱沼くん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?!)

あまりに近い距離で菱沼と見つめあってしまう・・・・・

その菱沼の瞳は微かに潤み、菅原をじぃっと見つめている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

永遠の、一瞬

先に沈黙を破ったのは菱沼だった。
729NO4:03/06/12 22:54 ID:eyRI2ILN
「せんせぇ・・・・・・・」

「す・・・・・すまない・・・・・」

菱沼の声に我に返り、思わず謝罪の言葉を発するが、それ以上言葉を紡ぐ事が出来ない。

菱沼は菅原を見つめ、いつもと同じ、だが少し色香の感じられる口調で答える。

「誤らないで下さい〜・・・・・嬉しかったから・・・・・いいんです・・・・」

思ってもみなかった菱沼の意外すぎる言葉にただ呆然と立ち尽くす菅原。

「先生〜・・・・・・もし、さっきのキスが本気だったんならぁ〜・・・・・
続き、して下さい・・・・」

更に衝撃的な菱沼のその言葉を聴き、一瞬耳を疑うが、今まで見たことの
無いような菱沼の扇情的な表情と雰囲気にその言葉が嘘でないという事を思い知る。
730486:03/06/12 23:01 ID:eyRI2ILN
誰だこいつら・・・・・な話ですいません;;もちょっとで濡場です;
731名無しさん@ピンキー:03/06/17 03:28 ID:KyJOoX/6
うわぁ…♦
732名無しさん@ピンキー:03/06/18 00:06 ID:/TfbjR+F
heaven?完結。
誰かまた伊賀君とオーナーで書いて下さい・・。
733名無しさん@ピンキー:03/06/18 16:45 ID:uDLRrI3B
伊賀フェチさんまだでつか(w
734名無しさん@ピンキー:03/06/18 19:05 ID:ycGLBCb5
菱沼さんはキスするとき菅原教授のお髭が痛くないのかなぁ?
超鈍感だから後で「唇の周りがヒリヒリする〜」とか言うんだろうか。

486さん続きキボンヌ。
735名無しさん@ピンキー:03/06/18 19:59 ID:VjMpI0/P
唇よりももっと下の敏感な口だと思われ
736名無しさん@ピンキー:03/06/19 16:30 ID:ep8C5AF1
さ、小夜ちゃんを……
737伊賀フェチ:03/06/19 22:10 ID:3MB92dw5
すみません。
遅々として進まず><

書いてはみたものの、キャラがどんどん違ってしまう・・・
もう、どうしたものか・・・
738名無しさん@ピンキー:03/06/19 22:53 ID:QKyENEse
かえってすみませんでしたm(__)m>伊賀フェチさん
伊賀フェチさんがご納得できるお話が出来上がったら
そのときは、是非このスレにもドキドキを分けてくださいね。
739名無しさん@ピンキー:03/06/20 00:03 ID:LoPB3rBG
ドラマ見てきました。

「菱沼さん、口紅なら僕達が新しいのを買ってあげますから(´Д`;)…」
「ホント?(・∀・)☆」
・・・萌えた!・・・やっぱ3pかよ、おい(違

菱沼さんの親戚は、いい年した独身の娘(w)が若い男を2人も連れてきて
(しかも泊めたんだろうな)誰もなーーんにも言わなかったんだろうか。
740名無しさん@ピンキー:03/06/21 16:45 ID:0/eIAOL5
キャラなんて人によって解釈も違うし。
伊賀フェチさんの思うように書かれては?
とにかく楽しみにしてます。ドキドキ
741名無しさん@ピンキー:03/06/21 20:56 ID:7PdodcTO
わたしも原作のときから・・・>3P
男ばっかの研究室で菱沼さんがセパレート水着になったり、なにげにやばげなシーン多いですよね。
742伊賀フェチ:03/06/22 11:50 ID:HNYIQn6w
風邪引いて動けないので昼間からうp。。。

伊賀×黒須(1)
***********************************
「・・・さい!」

意識を呼び戻される不快感・・・
誰かが呼んでる・・・?

「・・・ください!」
誰?今・・・すごく・・・気持ちいとこなのに・・・
邪魔しないで・・・

「・・・起きて・・・起きてください!」
肩を揺らされ、夢から意識を引き剥がされる。

「・・・んっ・・・なによぉ〜・・・うぅん」
ぼやけた意識を必死で現実にたぐりよせ、
眼前の物体に焦点を合わせる・・・
散らばった画像が徐々に重なる
そして眼前には・・・

「きゃっ!?」
伊賀の顔が間近にこちらを覗き込んでいた。
あまりの接近に、一瞬たじろいでしまう。
「わっ・・・な・・・伊賀君!?」
初めて間近で見る・・・
透き通るようなその白い肌と、色素の抜けたような細い髪。
ほんの少し胸が高鳴る・・・
ほんと、これでも九州男児なのかしら?
743伊賀フェチ:03/06/22 11:58 ID:HNYIQn6w
伊賀×黒須(2)
***********************************
あぁそうか・・・ワイン飲んで気持ちよくなって・・・
そのまま寝ちゃったんだわ・・・

「こんなところで寝られては困ります。」
伊賀の冷静な態度に、一瞬胸を高鳴らせた自分が悔しくなる。
「・・・も、もうっ!せっかく気持ちよく寝てたのよ!
なんで邪魔するのよ!?」
照れ隠しのように理不尽な台詞を吐き、動悸を怒りにすり替えた。
「すみません・・・でもご自宅へ帰られたらいかがですか?」

めんどうくさい・・・
昨日は締め切りだったし、丸めた原稿が山のように散らかったあの部屋に
戻るかと思うと気が重い。
乱れた髪を掻き上げながら嘆息をつく。

「・・・みんなは?」
「もう帰りましたよ。僕ももう帰ります。」
既に帰り支度を済ませた伊賀は、どうやら私を起こす役目を
押しつけられたようだった。

「そう・・・あたしここで寝て帰るわ。おやすみ〜。」
テーブルに突っ伏し、片手をぷらぷらと振る。
「こんなところで寝たら風邪引きますよ?」
それでも諦めず説得を続ける伊賀。
「マンションに帰るの嫌なのよ!散らかってるんだもの!」
「だからといってこんなところで寝る理由にはなりません・・・」
まったく融通の利かない男ね!

「・・・伊賀君、掃除得意でしょ?あたしの部屋も掃除してくれない?」
こう言えばあっさり引き下がると思った。
744伊賀フェチ:03/06/22 12:04 ID:HNYIQn6w
伊賀×黒須(3)
***********************************
「な・・・?何言ってるんですか!?そんな事・・・!?」
冗談のつもりで言った台詞に、思いのほか本気で捉えたのか、
冷静さを欠いた伊賀がちらりと見せる、動揺・・・。

あれ?・・・おもしろ〜い・・・伊賀君ってこういうの弱いのね・・・

「だって今部屋すごい散らかってるんだもん!原稿の山なの!
あんな部屋で寝られないのよ!」
いつものように勢いでまくし立てる。
「何を言ってるんですか!?・・・じ・・・自分の部屋の掃除くらい
自分でしてください!」

女性の部屋にはいるなんてとんでもないって感じね・・・?
へぇ意外。
伊賀君てばこんな事で動揺しちゃって・・・女慣れしてないのかしら?
暇つぶしに遊んじゃおうかな・・・

体に残ったアルコールが悪知恵を働かせていた。
745伊賀フェチ:03/06/22 12:13 ID:HNYIQn6w
伊賀×黒須(4)
**********************************
「ね?お願い!!じゃなきゃあたしここで寝るわよ!!
ここで寝て、この間みたいに泥棒と鉢合わせして殺されたらどうするのよ!?
伊賀君、きっと一生後悔するわよ!
『あの時彼女を放っておかなかったら、死なずに済んだのに!僕が全て
いけないんだ!!』って!
あたし一生伊賀君を恨み続けるわよ〜!?それでもいいの?」

伊賀は慣れたモノだとでも言うように
「泥棒を退治した人が何を言っているんです。大丈夫です。」
とにかくここから去りたいのがよくわかる。

「何言ってるのよ!?ミステリ作家が泥棒に殺されたらイイ笑いモンよ!
スポーツ新聞におもしろ可笑しく書きたてられるのよ!?一生の恥よ!」
一気に言葉を並べ、畳み込もうとした。

「何よりです・・・だいたい掃除と泥棒に関連性はありません。」
ちっ・・・可愛げないわね。
「それともあたしの部屋なんて恥ずかしくて行けない?
下心がなければ来れるわよね?川合君だったら素直に来るでしょうねぇ?」
「それとも下心があるわけ?」
意地悪く言ってみる。

「なっ・・・なんでそんな話になるんですか?
ありませんよ!そんなモノ!!」
日頃下世話な話をうまくかわして通るような伊賀は
ストレートな質問に焦った。

耳まで真っ赤にしちゃって・・・か〜わいい〜
意外にウブねぇ・・・
746名無しさん@ピンキー:03/06/22 19:50 ID:tTtaLR7L
伊賀フェチさん来たーーーーーっ!!今度はオーナー視点でつか!(w前作とはまた別の話しなんでつね。なにげにマンションへいざなうオーナーが自然でどきどき♪はげしく楽しみにしており待つ。
747名無しさん@ピンキー:03/06/23 06:42 ID:l7RmNdk2
まってますた!伊賀フェチさん!!!
748伊賀フェチ:03/06/23 23:14 ID:XiD1aOEj
伊賀×黒須(5)
***********************************
一歩踏みだし伊賀に近づく。
顔を覗き込む・・・
「な・・・なんですか?」
思わず後ずさりする彼。

白熱灯の下でオレンジ色に照らされた滑らかな肌。
真っ直ぐ伸びた鼻先。
眼鏡の奧で存在を主張する切れ長の瞳。

・・・伊賀君ってば意外に・・・綺麗な顔してるじゃない・・・

「伊賀君って彼女とかいるの?」
そんな言葉が口をついて出た。
やだ・・・これじゃまるで口説いてるみたいじゃない。
酔ってる証拠だわ・・・

「・・・!?そんなこと関係ありません・・・」
ふいと顔を背ける。
あら、素っ気ない・・・
「ふ〜ん。いないんでしょ?
いないならいいじゃない?あたしの部屋に来たって・・・ね!」
そんな誘いに乗るはずがないことをあたしは承知の上で誘っていた。

「な・・・!?なんでそうなるんですか!?行きませんよっ」
伊賀君が焦るなんて・・・滅多にお目にかかれる物じゃない物ね。
749伊賀フェチ:03/06/23 23:17 ID:XiD1aOEj
「ま、下心がなくたって、密室であたしなんかと2人きりになったら
伊賀君だって豹変しちゃうわよね。
うんうん、断るのも無理もないわ・・・」
くるりと背を向ける。我ながら意地悪な言い方だとは思った。

「・・・豹変なんてしませんよ!」
ホント・・・焦っちゃって・・・

あたしは身をひるがえし、伊賀の唇を人差し指で触れた。
「そう?じゃぁいらっしゃいよ!」
アルコールが入っていなければ出来ない大胆な行為・・・

彼はそれを旨くあしらうのだろうと思っていた。
振り払って、冷静な言葉でかわして、
いつものように私の理不尽な言動に呆れて帰るのだろうと踏んでいた。

一瞬の沈黙・・・
違和感を感じて見上げると
伊賀と視線がぶつかった。

予想外の展開にあたしは戸惑った。

・・・え?

視線は細く絡まったまま、互いを動かせなくしていた。
ど・・・どうしよう・・・
急に黙るなんて・・・

「や・・・やだ伊賀君!・・・調子狂うじゃないの!」
かろうじて出た台詞。
視線を外そうとした瞬間
勢いよく彼はあたしの手首を掴んで壁に押しつけた。
750伊賀フェチ:03/06/23 23:20 ID:XiD1aOEj
↑伊賀×黒須(6)でした・・・
751伊賀フェチ:03/06/23 23:23 ID:XiD1aOEj
伊賀×黒須(7)
***********************************
「痛っ!!」

瞬時には理解できなかった。
いぶかしげな顔で彼の瞳を覗く。
「な・・・何?どうしたのよ?」

質問の答はなかった。
視線が外された。
伊賀の顔があたしの顔を通り過ぎ、耳元へ寄せられた。

「・・・?」
思いもよらぬ伊賀の行動にあたしはまだ理解できなかった。
「や・・・何?離しなさいって・・・ねぇ?」
彼はそれでも答えない。
無言でアタシに寄りかかる。
「じょ・・・冗談でしょ?」

痛い・・・

「誘ってるんですか・・・?」
重く低く沈むような声。
えぐるような鋭利な言葉。
「!?」

ドクン・・・
胸が音を立てて警告してる。
752名無しさん@ピンキー:03/06/24 17:36 ID:u++b2ocg
はやくもハァハァでつ。お風邪だそうですが、お大事になさってくださいね。
753伊賀フェチ:03/06/24 22:35 ID:LnvsJJux
伊賀×黒須(8)
********************************
『サソッテルンデスカ』
繰り言葉のように頭の中で言葉を巡らせる。

『サソウ』

『誘う』?

誘う?
あたしが・・・彼を・・・?

ちがう・・・
ちがう・・・

必死で否定を繰り返す。

耳元で言葉が続いた。
「今、ここには・・・僕とあなたしかいないんですよ。」

照明のほとんどが落とされた
仄暗いフロアが、さっきよりもずっと暗くなった気がした。

『恐い』
本能的にそう思った。

彼の言動が解せない事・・・
いや・・・解したくないことへの混乱と、
心の奥の、そのずっと奥の本心を見透かされたような、
恥ずかしさが込み上げる・・・
754名無しさん@ピンキー:03/06/27 19:46 ID:kbfnm50P
菱沼に恋(?)した高校生との話考え中。
755名無しさん@ピンキー:03/06/29 08:25 ID:aYkpRwg2
>>754
ぜひともうpしてくだちい。
756名無しさん@ピンキー:03/06/29 18:08 ID:/N5qNj2l
>>754
楽しみに待ってまつ
757ハムチョビ ◆VIyTUXn8rU :03/06/30 03:12 ID:vlBfkFhI
お久しぶりでございます。ハムチョビです。季節はずれながら、ミケニカうpさせて
いただきます。
これの前半は>>653 >>654 >>685 >>686 あたりをごらん下さいませ。
次回うp分でやっとエチーに持ち込めそうです。どこまでも尻に敷かれる二階堂萌えな
私は逝ってよしでしょうかw

>作家様方
一読者として続きをお待ちしておりますv
758ニカミケ(5):03/06/30 03:13 ID:vlBfkFhI
「やっぱり女の子がいると家の中が華やぐわねえ.男だけだとむさ苦しくていけないわ.どうして
絹代は女の子を産んでくれなかったのかしら。ねえキミテル?」
「…それは僕たちへの嫌味ですかおばあさん」
「感じたことを言っているまでです」
台所と食堂の間で交わされているそんな会話など聞きもせず,チョビとミケは新しい洋服を体に
当ててはきゃあきゃあはしゃぎまわっている。
二階堂はハムテルを手伝いながら,そんな様子を心密かに微笑ましく見ていた。ブティックめぐりの
最中,ミケが実は自分よりもチョビのための買い物に精を出していたことを知っているからだ。
「チョビー,やっぱこのブルー似合うや〜ん,可愛いで〜」
「そお〜?ミケちゃんもそのミニスカート似合うー」
「そやろ〜?実は自分でもそう思てん。なーなー今度はお化粧品買いにいかへん?ええやろ
おばあは〜ん」
甘えた言葉使いに、おばあさんの目尻も下がりっぱなしだ。
「ええ,ええ,構いませんよ。やっぱり女の子は身だしなみを整えなくてはね」
「その前に,はい,夕飯ですよ。今日はしゃぶしゃぶです。チョビ,ミケ,服を片付けて」
ハムテルの呼びかけに2人は良いお返事を返すと,嬉しげに食卓についたのだった。

夕餉も終わり,結局二階堂はおばあさんの命令によりミケの世話係としてハムテル邸に泊まることに
なった。寝室としてあてがわれた部屋で,しかしなかなか寝付けない。
と、そこへ控えめなノックの音。
「はい?」
「うちや。ミケ。入るで」
二階堂の返事を待たずに、ドアの隙間から夜着を纏ったミケがするりと入ってきた。少しすねている
ようだ。
「どした?眠れないのか?」
「…恋人同士の夜を邪魔するほど、うちは野暮やあらへん」
すねて見えたのは、実は照れていたからか。二階堂も親友のそんな生々しい事実を聞かされて、
我知らず赤面した。
759ニカミケ(6):03/06/30 03:14 ID:vlBfkFhI
「だからぁ、ここで寝かせてくれへん?」
「それはまあいいけど。布団一組しかないぞ?」
「ええねんええねん、ウチ寝相ええ方やし♪」
…そういう問題なんだろうか。一瞬眉をしかめかけたが、ミケの屈託のない様子にそれはかき消された。
「人間の布団はええなあ、ふっかふかやん!」
ミケはあくまでご満悦だ。ふと横を見ると、どきりとするほど顔と顔の距離が近い。その微かな緊張を
隠しながら、二階堂はミケに話し掛けた。
「なあミケ?」
「ん〜?」
くりん、と顔がこちらに向く。さらに距離がつまる。柔らかそうな頬と唇が、もう目の前だ。
「人間になって、戸惑ったりしないのか?やっぱり勝手が違うだろ?」
「ん〜、それはあるけど、楽しいって方が大きいねん。ハムやんやおばあはんとも話ができるしな」
「そ、そうか…」
少しの沈黙。
「それにしてもええなあチョビは〜。人間になった途端ハムやんとラブラブやんかぁ」
「ミケはそういう相手、いないのか?」
何の気なしに継いだ二階堂の言葉に、ミケは沈黙した。
「ミケ?」
「おらんこともなかったけど…もう会えへん」
「へえ、やっぱり彼氏いるんだ。会いに行けばいいじゃないか」
「今日な、あそこの公園通ったやろ?緑公園。あそこな、前、猫の集会場になっててん。今は皆内飼い
やから、集会自体もうないけど…」
「あ、分かった、そこでデートしてたんだろ?集会にかこつけて」
にぃ、とミケが笑った。ビンゴだったようだ。
760ニカミケ(7):03/06/30 03:15 ID:vlBfkFhI
けれどその直後、ミケの目がふっと曇った。天井に顔を向け、独白するように続ける。けれどそのことに
二階堂は気づかず、自分もミケに倣って天井を見つめた。
「ちょっと頼りないけど、優しいええ人やったの。でもな…その内会えなくなってん」
「あ、ミケが振ったんだろ〜?ミケもてそうだもんな」
二階堂の言葉に、ミケがくすりと笑い、ポツリとつぶやく。
「ならまだええんやけどな…。…風の噂で、死んだって…」
「!」
二階堂は思わずミケを見た。
「事故やったそうや…うちが見たわけやないんやけど…でも…確かに…。うちかて信じられへんかった
から、それから毎日あの公園に通ったんや。けどやっぱり…」
「…ミケ…」
薄暗闇の中目を凝らすと、ミケの目元に光るものがある。
「あ…れ?何やこれ…?」
「ミケ、それは涙だよ。猫や犬は流さないけど、人間はね、悲しい時や嬉しい時に涙を流すんだ。
悲しい気持ちや嬉しい気持ちが心の奥底に沈んでしまわないように、涙で押し流してやるんだよ」
二階堂の言葉に、最初はきょとんとしていたミケも、今までの分を取り戻すかのように激しくしゃくり
あげ始めた。
女の子が泣く場面に出くわしたことがないわけではないが、ミケは常が常である。幼子のように激しく
泣くその姿が意外で、愛らしくて、二階堂は自然にミケの肩に腕を回して抱きしめた。
そして、震える肩を抱きながら、そういえば、猫も犬も、身も世もなくむせび泣くことって、ないよな、
これってやっぱり人間の特権だよな、とぼんやりと思っていた。

「…二階堂はん?…何やおおきに」
しばらくして、散々泣いて気が済んだのか、ミケが涙だらけの赤くなった顔を上げて、照れたように
二階堂に笑いかけた。その泣き笑いも可愛い。愛しさが急速に、二階堂の胸に突き上げてくる。
「泣けてよかったな。すっきりしたろ?これだけでも人間になれて良かったんじゃないか?独りで
泣かずにすんだし」
「ん」
頷きはしたものの、ミケはまだ二階堂の腕の中から出て行こうとしない。
761ニカミケ(7):03/06/30 03:15 ID:vlBfkFhI
不自然な「間」が空く。
ミケの肩を抱いていた腕も今は外され、収まりどころもなく布団の上に投げ出されている。首もとからは
ミケのほのかな体温。ミケは器用にも、二階堂の鎖骨のあたりに頬を押し付けるような姿勢で自分の
居場所を確保していた。押し付けられてくる柔らかさが、二階堂の鼓動を速くしていく。
「…二階堂はん?」
「ん?…っ」
呼ばれて俯いた二階堂の唇に、何か柔らかいものがぶつかった。とっさに引こうとした二階堂の唇を、
その柔らかいものが追いかけ、それよりもさらに柔らかいものが唇をなぞる。それがミケの唇と舌だと
分かったのは、一瞬の後だった。
突然のことに固まっている二階堂に、ミケが顔を離して悪戯っぽく笑いかける。先ほどの泣き顔とは
打って変わって、その笑顔は小悪魔のようだ。
「お・れ・い。上手かったやろ?猫かてキスぐらいするんやで」
「…ってゆーか、何で…」
「だって優しいんやもん、二階堂はん。そんで頼りなくて。そんなん見たら、悪いことしたくなる
やんか♪」
優しくて頼りない…。それがもしかしたらミケの好みを決定するキーワードなのかもしれないが、脳みそが
ショート寸前の二階堂には分かるはずも無い。
「うちが相手じゃ嫌やの?」
「う…」
「昼間うちのこと可愛いて言うてくれたやん。あれは嘘?」
「嘘…じゃない」
目の前にいるミケは文句なく可愛いし、コケティッシュでさえある。
「け、けど…」
口篭もる二階堂の唇を、またミケのそれが塞ぐ。今度は先ほどよりも長く、深く。
「これで決まり、やね?恋人に、なろ?」
二階堂昭夫、K.O.
762ハムチョビ ◆VIyTUXn8rU :03/06/30 03:23 ID:vlBfkFhI
ああっ、最後のは(7)じゃなくて(8)だった罠!皆様脳内変換をお願いいたします。
高校生×菱沼さん、楽しみに待ってます〜。

ニカミケも終わってないのにあれなんですが,この先のカップリングは

・シーザー×小夜ちゃん
・フクちゃん×菱沼さん
・フクちゃん×菱沼さん×シーザー
・シーザー×チョビ(パラレル?)

等が控えております。シーザー大活躍…。

遅筆ですが少しずつ書いていければと思っておりますのでお付き合いいただければ
ありがたいです。
感想お待ちしております。
763名無しさん@ピンキー:03/06/30 03:44 ID:tkmwOWz5
ハムチョビさんの続き読めてよかった〜。
ミケもかわいいじゃないですか♪
まだまだ楽しみにしてます〜。

寝る前に見直しにきてよかった。
764菱沼萌え:03/06/30 19:27 ID:0Qg5MYN3
高校生&菱沼を考えてると書いた新参者でつ。
試行錯誤でまとめ中なので
いましばらくお待ちを…

先輩作家さんたちの文章力には及びませんが
読んでくれたらうれしいでつ。
765伊賀フェチ:03/06/30 20:23 ID:I9Qc4b9N
伊賀×黒須(9)
********************************
「そ、そんなんじゃないわよ・・・」
息を呑む。
呼吸を整える。

大丈夫・・・まだ・・・
冗談で済ませられるはず・・・

「離してよ・・・ね・・・お願いだから。」
日頃出さないような猫撫で声で、子供をなだめるように・・・

けれど手首を押しつける力は変わらずに強い。
動けない・・・!?

本気?
伊賀君・・・?

締め付けられる手首は感覚が麻痺している。
指先の冷たさに恐怖心が次第に込み上げてくる。

「ちょ・・・ちょっとからかっただけよっ!!悪かったわ!」

その瞬間、これまでよりもずっと強い力で体を押さえつけられた。
「・・・っ!!」
逃れられない。
足がすくんでいるのが分かる。
逃げ出せないと本能で知っている。
766伊賀フェチ:03/06/30 20:26 ID:I9Qc4b9N
伊賀×黒須(10)
********************************
「・・・からかう?」
怒りを孕んだ声が耳の奧にのし掛かる。

腕が・・・耳が・・・胸が痛い・・・

誰かに荒々しく捲し立てられたことなんて幾度もあった。
けれど、そんなモノに恐怖を感じたことなど一度もなかった。

でも、そんなモノとは違う。
胸の奥まで疼くような・・・痛み。

普段見せない彼の態度は、あたしを混乱させ、
身動き一つ許してくれない。

「・・・離し−」
言い終えない内に唇が塞がれた。
「んっ−」
767伊賀フェチ:03/06/30 20:34 ID:I9Qc4b9N
伊賀×黒須(11)
********************************
何?
キス!?

あまりにも急な出来事に目を閉じることもなく、
それを受けることとなった。

「っ!!」
必死でもがこうにも、押さえつけられた体は抵抗一つできない。

いやっ・・・
こんなのは・・・

噛むような口付けは鋭く、そして熱い。
呼吸さえ許されない粗暴な口付け・・・
「ん・・・く・・・っ」
苦しさのあまり力を振り絞って体をねじり顔を背けた。
勢いよく唇が外されると、彼はあたしの体を強く抱きしめた。

あたしは乱れた呼吸を整えるのがやっとたっだ。
「っはぁっはぁっ・・・・っはぁっ」
涙目になったあたしは必死で彼の瞳を睨め付けた。
そんな精一杯の抵抗をかわし、彼はあたしに体を預け、そして囁いた。
「今更冗談だなんて・・・虫が良すぎるんじゃないですか?」

鼓膜へ海鳴りのように響く言葉
重く、轟くように・・・

「そんな・・・」
暗闇の中へ失望の声が吸い込まれる・・・
助けを求めることなど無意味だった・・・
768忘れられない放課後(1) by菱沼萌え:03/06/30 21:00 ID:0Qg5MYN3
「おい、まだあの変な女のこと考えてんのか?」

休み時間にボーっとしてたら後ろの席の同級生に言われてしまった。
「別に…ちょっとボーっとしてただけだ」
「そうかー・案外まだ気になってんじゃねーの?」
「何でもないってばよ」

言うと同時に席を立ち、「トイレに行く」と嘘をついて
教室の扉を閉めた途端、自然と深いため息が出て 自分でも驚いた。

「やっぱ気になってんのかな」

初め気になるのは別の意味でだったはずだ。
だって危ないじゃないか。
あんなところでいつも埋まって…
たまたま助けが居ないであのままで居たらと思うと…。

妙な断り方(?)をされたから一週間がたった。
今日もあの人は埋まってるのかと思うと
いてもたってもいられない自分がいる。

「…また行ってみっかな…」
廊下から見える深い雪を見つめながらつぶやいた。
769忘れられない放課後(2) by菱沼萌え:03/06/30 21:11 ID:0Qg5MYN3
久しぶりのH大。 今日はまだ足跡がついてない。
ホッとした反面、少しがっかりもしてしまった。

「君、もしかして足跡人間君かい?」

急に声をかけられて驚いて声の方を見ると
短髪の男性がハスキー犬を連れて立っていた。
「え…い、いやその…」
「違ったらごめん、菱沼さんの言ってた特徴と似てたから。」

ひしぬま…菱沼さんっていうのか。
「はは、はい、僕です。 あの、今日はちゃんと漕いで行けたかなと思って
 やっぱり気になってしまって…」

クールな表情を少し和らげた彼は
「今日はまだ来てないよ。 珍しく残業してるのかも。
 心配だったら少し待っててあげたらいいよ」

と奇妙なことを言い出した。
770忘れられない放課後(3) by菱沼萌え:03/06/30 21:23 ID:0Qg5MYN3
「え? なしてですか?」

おずおずと尋ねると彼はさっきよりも明るい笑顔を見せ
「菱沼さん、足跡人間の正体がわかった後に『これで近道をする理由が
 なくなりましたね』と僕達が言ったときに
 『そうね〜』と言ってたわりにはいまだにやめないんだ。
 初めは身についた習性だと思ってたんだけど…」

「違うんですか?」

「ある日、僕が助けに行った時、妙にキョロキョロしてたんだ。
もしかしたら待っていたのかもね。」

「僕をですか?…でも僕は札幌オリンピックのテーマソングを
知らなかったせいで断られたんですよ?」


「あの人鈍いから。 後からやっと気づく事の方が多いんだ。
かなり特異体質だしね。 ま、とにかく、君みたいな
奇特な人が居てくれると僕達もありがたいよ。 じや」

と言うと彼はハスキーと共に去っていってしまった。

「なんなんだ…?もしかしてからかわれた?
というか、単に便利に使われようとしてるのか?」
771忘れられない放課後(4) by菱沼萌え:03/06/30 21:37 ID:0Qg5MYN3
急に予想外な展開で話を聞かされ、かなりとまどっていた。
でも 冷えていたはずの体が一気に熱くなったのを感じ、
そんな単純な自分にも またとまどいを覚えた。

「落ち着けよ、まだ決まったわけじゃないし」
そう自分に言い聞かせながらも ついついじっと待ってしまっていた。

30分程たっただろうか、また雪が降り始めた。
まわりも薄暗くなってきて、体もかなり冷えてきた。
今日はもう来ないかもしれないと思い始め、
帰ろうとしばらく歩いていた その時

「あ〜れ〜 埋まったあ〜」
聞き覚えのある悲鳴が聞こえ、とっさに振り返りダッシュで戻ると
あの人がいつもの姿勢で埋まっていた…
772菱沼萌え:03/06/30 21:44 ID:0Qg5MYN3
ひとまずまとまった分を書かせていただきました。
なんかかなりダラダラと長くてすいませんです。

しかも伊賀フェチさんとかぶってしまってたとは…
ややこしくて申し訳ない。
即効で続きをまとめますので読んでくれたら嬉しいです。

実はPCが家族と共同なので、接続切られたらID変わってしまいますが
気にしないでくださいです。(ここで書いてるのは秘密。履歴も消さねば)
ではおやすみなさい。
773名無しさん@ピンキー:03/07/03 19:42 ID:IlYZC2uC
いろいろキター!!
皆さん頑張ってください
774名無しさん@ピンキー:03/07/04 12:11 ID:GpIrla5P
age
775名無しさん@ピンキー:03/07/04 17:38 ID:N64jSeDE
776あぼーん:あぼーん
あぼーん
777名無しさん@ピンキー:03/07/04 20:38 ID:gc9/35/c
778名無しさん@ピンキー:03/07/04 20:41 ID:XnyCHrZk
…sage進行キボン……作家さんの小説キターと思って見てみて広告だった時の
哀しさといったらもう………
779あぼーん:あぼーん
あぼーん
780伊賀フェチ:03/07/04 23:28 ID:wSeuIQ9a
伊賀×黒須(12)
********************************
苦渋で潤んだ瞳は呼吸が整った今でも乾かない。

そして再び唇を塞がれる。
きつく、熱く、激しく・・・

「や・・・っ!」
押しつけられた唇を思わず噛んだ。

「っつ・・・」
不意打ちのあたしの反撃に彼はひるみつつも、
両腕はあたしを押さえつけたままだった。
伊賀の下唇に鮮血がうっすらと滲んでいた。

あたしは彼の瞳をきつく嫌悪を持って睨め付けた。

意外にも彼の瞳は怒りを帯びているわけでも、
卑劣な感情を抱いているわけでもなかった。

強く哀しげな眼差しが在った。

伊賀の心の中を覗き見てしまった気がした・・・
凍えそうな瞳−
あたしよりも、ずっと向こうを見るように
寂しげで、物憂げな瞳

彼は血で滲んだ唇を拭うことなく執拗に押しつけてきた。
「・・・んんっ・・・!?」
781伊賀フェチ:03/07/04 23:30 ID:wSeuIQ9a
伊賀×黒須(13)
********************************
・・・違う!?
さっきとは違う柔らかいキス。
荒々しく押しつける唇や
半ば無理矢理押し込められる舌先に
あたしは柔らかな温もりを感じていた。

それは切なげで、哀しげな獣のようで・・・

痛いほどの口付けと
生々しい鉄の味・・・

その味に罪悪なんて感じない・・・
ただ・・・あの眼差しにあたしは脚を取られていた。

屈辱と、悔恨
慈愛と、憐憫

交錯する感情。

唇を貪られ、舌先を絡められ、
それが苦痛なのか快感なのか判別できないまま
あたしは彼の力に降伏していくしかなかった。
782名無しさん@ピンキー:03/07/05 12:12 ID:229ZkuRB
このスレ良いね、『コスプレエロ小説』じゃなくて『官能小説』がウプされてて。
783名無しさん@ピンキー:03/07/05 17:16 ID:PLHlPxnQ
コスプレエロって?エロゲー寄りみたいなのとか、ちゃっちいってこと?

でもほんと、いいよね伊賀フェチさんにしてもハムチョビさんにしても。
もちろん他の作家さんの作品も楽しみにしていまつ。
784782:03/07/05 17:55 ID:48haEEdl
>>783
いや、エロゲー寄りとかちゃちいという事ではなくて、漫画やアニメのキャラを使って、単にエロを展開
するだけの小説の事を言いたかったのでつ。
785名無しさん@ピンキー:03/07/05 19:24 ID:229ZkuRB
毛毛毛
786あぼーん:あぼーん
あぼーん
787名無しさん@ピンキー:03/07/07 17:13 ID:f1qdRQgp
788名無しさん@ピンキー:03/07/08 16:23 ID:lv4vx/Vp
作家さんたちが最近いない・・。続き待ってます!
789伊賀フェチ:03/07/08 20:44 ID:I5+R7njg
伊賀×黒須(14)
********************************
あたしは絶対に
泣きわめいたりはしない。
取り乱したりはしない。
そんな屈辱はいや・・・

凛然として、玉砕する覚悟はいつでも持っている。

唇を外すと彼は私の視線を避け、そっと首筋へ顔を埋めた。
いつの間にか力を緩められた腕の中に、
あたしは柔らかく抱きしめられていた。

どうして・・・?
「伊賀君・・・?」
答のないまま、彼の腕はそっとあたしの背中へまわる。

確かめるかのように、彼の指先はあたしの背筋をなぞる。
彼の細い指先は微かに震えているように思えた。

憎悪も恐怖心も、今ここにはなかった。

震えているの?
何を・・・
何を背負っているの?

言葉よりも先に体が反応する。
あたしは無意識に彼の髪に触れ、指先を滑り込ませていた。
そっと梳いくと、そこから温もりと柔らかさが伝わる・・・

抱かれたままじゃ覗く事の出来ない瞳は
今、何を見つめているのだろう・・・
790伊賀フェチ:03/07/08 20:47 ID:I5+R7njg
伊賀×黒須(14)
*******************************
「っ・・・!?」
突然、髪に絡めていた指先を掴まれた。
首元から顔を外し、彼はあたしの瞳を強く覗いた。

「・・・慰めてるつもりなんですか?」
胸を突くような凍てつく声と、氷のような眼差しに、あたしはたじろいだ。

同情なんて欲したつもりはないとでも言わんばかりに
壁に押しつけられる力は抵抗を決して許してくれない。
「ちがっ・・・」
自分の言葉に自信はなかった。
・・・そんなつもりじゃなかいなんて、言い切れるだろうか。
あたしは彼の哀しげな瞳や、物憂げな表情に
それを感じていたのかもしれない。

「そんな事じゃ・・・癒されない・・・」
冷たく、深く、低い声があたしの耳元へ届くよりも先に
彼の唇はあたしの唇を乱暴に塞いだ。
「んんっ・・・!?」
自由を奪われたまま受ける口付けは
呼吸をもまともに許さず、執拗に舌先を手繰り寄せ、
貪るかのように無秩序に絡みつく。
791伊賀フェチ:03/07/08 20:49 ID:I5+R7njg
伊賀×黒須(15)
*******************************
「んっ・・・やっ・・・放しっ・・・っ」
乱雑なキスを拒絶しようと、必死で体を反らそうと力を込める。

体をねじり、顔をそらし、腕に力を込める。
「っく・・・」
キスを受けながらも、それから逃れる術を必死に試し、
けれど力の差は歴然で・・・
「覚悟・・・できてたのではなかったんですか?」

逃げようと思えば逃げられたはずだ・・・
彼はその猶予を一瞬与えていたのだ。

けれどあたしは彼を受け入れてもいいと・・・
慰めるかのように、同情するように、
彼を受け入れようとしたのだ。

玉砕する覚悟だってあったはずなのに・・・

今更逃げたいなんて・・・
なんて臆病で、卑怯な・・・
自分への失望と、受け入れる事への躊躇・・・

答を見つけだせずにいるあたしに彼は再び唇を合わせてきた。
792伊賀フェチ:03/07/08 21:36 ID:I5+R7njg
あいかわらずダラダラ長くてスマソ
毎回「もっと簡潔に書きたいな〜」と思いつつも
もともと恋愛要素がなさ過ぎる漫画のためか、なかなかその雰囲気に
持ち込めないよぉぉ><ゴメソゴメソ
読むのだるいひとはスルーしてくださいな。
793名無しさん@ピンキー:03/07/09 01:06 ID:MS/J/dC7
伊賀フェチさんお疲れさまです。
いつも楽しみにしてますので。
さて、これからどうなるのでしょう。。
794名無しさん@ピンキー:03/07/09 11:16 ID:lABVUHG3
佐々木倫子先生大好きです!当時とっくに連載は終わってたんだけど、本屋で動物のお医者さんをたまたま見つけて、買ってみたのが佐々木作品との出会いでした。それからは一気にのめりこんで、今では一番好きな、寧ろ尊敬してる作家さんです。
で、そんな、尊敬してる作家さんの作品でさえいかがわしく妄想してしまう自分は人間として終わっているのか・・・泣、と思っていたらこの様な素晴らしいスレを見つけ、私は今、メチャメチャ幸せです!!二階堂好きだああ可愛すぎ。伊賀君もかっこいい。
そしてマイナーだけど、忘却シリーズの瑞生(勝久の兄)もスゴイ好きなのです。だらだら書いてスイマセン・・・喜びの余り。
795あぼーん:あぼーん
あぼーん
796名無しさん@ピンキー:03/07/10 02:35 ID:3t+PRkNE
ハムテルは何となく菱沼さんとくっつけたくなる。
では二階堂には芝さんはどうだろう。
プロポーズの言葉は「ネズミだけは飼わないで」
797名無しさん@ピンキー:03/07/10 16:47 ID:sEQ7qrfj
瑞生×蒔絵とかいかがでしょうか・・・
ヤクザ後継者レースに巻き込まれるおそれが有るから駄目かなあ−?
是非読んでみたいものです。
798sage:03/07/10 19:20 ID:PxtYFxk0
>>797
瑞生×蒔絵(・∀・)イイ!
あたしも読んでみたい!忘却シリーズもの。
799sage:03/07/10 19:22 ID:PxtYFxk0
>>797
瑞生×蒔絵(・∀・)イイ!
ヤクザ後継者レースに巻き込まれ全然OK!
あたしも読んでみたい。
800名無しさん@ピンキー:03/07/10 19:23 ID:PxtYFxk0
二重カキコになってしまった。しかも下げていないし。
泣いてお詫びしながら逝ってきます・・・。
801あぼーん:あぼーん
あぼーん
802名無しさん@ピンキー:03/07/10 20:42 ID:sEQ7qrfj
>>798サマ、アリガトです!!わーい(^0^)瑞生×蒔絵を許してくれるお方がいたー!!
嬉しいなあ(嬉し泣き)「何言ってんの?!」とか言われたらどうしようかと・・・。

しかし父は刑事なのにヤクザになっていいのか・・・
803名無しさん@ピンキー:03/07/10 20:44 ID:EpASP2PZ
804伊賀フェチ:03/07/10 21:08 ID:hB60C9Tg
伊賀×黒須(16)
*******************************
さっきの粗暴なキスとは真逆の柔らかなキス。

それが余計にあたしを怯えさせる・・・
これから起こるであろう事態を嫌でも察してしまうから。

『覚悟・・・覚悟・・・』
呪文のように言葉を反芻させる。
自分を納得させるために・・・なだめるために・・・

柔らかなキスは、ゆっくり唇をなぞり、
ぬるま湯のような優しさで舌先を愛撫し続けている。

逃げたいの?
受け容れたいの?

自分に問いながら、
あたしはその答を出すことすら躊躇している。

答を出すことを先延ばしにして、
なし崩しに彼を許し、
『仕方がなかったのだ・・・』と自分を正当化してしまうのだろうか。

「ふ・・・ぁ・・・っ」
頭では否定しながらも、体は正直だ。
彼の唇の柔らかさや、舌先の温もりを心地よいと感じているのだから・・・
それを知ってか知らずか、彼は幾度も唇を甘噛みし、
舌先を味わうように優しく舐める。
805伊賀フェチ:03/07/10 21:13 ID:hB60C9Tg
伊賀×黒須(16)
*******************************
「ん・・・・はぁ・・・っぁ」
意に反して洩れていく吐息に恥辱を感じながらも
それでも止めることはできない・・・

ああ・・・もう・・・陥るしかない
あたしはいつの間に、こんな弱い女になったのだろう・・・

受け容れよう・・・
そう・・・自分で決めた・・・

覚悟を決め、キュッと瞳を閉じた。
なすがままに彼の温もりを受け容れた。
「ん・・・・く・・・っ」

徐々に激しく加速する口付けは熱を増し、
吐息?
806伊賀フェチ:03/07/10 21:16 ID:hB60C9Tg
「伊賀×黒須(16)
*******************************
ん・・・・はぁ・・・っぁ」
意に反して洩れていく吐息に恥辱を感じながらも
それでも止めることはできない・・・

ああ・・・もう・・・陥るしかない
あたしはいつの間に、こんな弱い女になったのだろう・・・

受け容れよう・・・
そう・・・自分で決めた・・・

覚悟を決め、キュッと瞳を閉じた。
なすがままに彼の温もりを受け容れた。
「ん・・・・く・・・っ」

徐々に激しく加速する口付けは熱を増し、
吐息と衣擦れの音だけが淫猥に鼓膜を叩き、
それに触発されるようにあたしの舌先はいつの間にか
彼のリズムに合わせ絡み合っていた。

それを彼は感じ取ったのだろう。
腕に込められた力は緩められ、彼の手のひらはあたしの頬をそっと包んだ。
唇を外され、彼はあたしの瞳を伺うように覗いた。
そして小さく微笑んだように見えた。
「もう、逃げられませんよ・・・」
瞳には、小さな炎が見えた・・・
807伊賀フェチ:03/07/10 21:19 ID:hB60C9Tg
PCの調子が悪くて妙なうpしてしまった。
>>805は無視してくらさい^^;
しかも>>806
伊賀×黒須(17)なのに・・・スマソ
808名無しさん@ピンキー:03/07/10 21:31 ID:LXEn4jUv
「もう、逃げられませんよ・・」
云われたい……すさまじく萌えましたw

809あぼーん:あぼーん
あぼーん
810名無しさん@ピンキー:03/07/14 20:56 ID:xNnzDTLa
811あぼーん:あぼーん
あぼーん
812あぼーん:あぼーん
あぼーん
813名無しさん@ピンキー:03/07/14 21:51 ID:laWa+5kR
sage進行でお願いしたい。
広告ウザイです。
814名無しさん@ピンキー:03/07/15 00:06 ID:DwMVhEVr
sage
815あぼーん:あぼーん
あぼーん
816山崎 渉:03/07/15 11:04 ID:7GpObfWE

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
817名無しさん@ピンキー:03/07/16 08:59 ID:DSCwu+Zi
いいところで切るなぁ〜伊賀フェチさん(w
スルーなんてもったいなくてできません!!作風とだらだら長いのとは違います。
一言ひとこと、噛み締めるように味わって読んでます。
この次が激しく楽しみです。
818名無しさん@ピンキー:03/07/16 10:36 ID:HxzOz9oy
擬人化シリーズの続きはまだでつか?
819名無しさん@ピンキー:03/07/16 11:44 ID:+sAmIl3T
申し訳ないけれど、dat落ち寸前だったので上げておきます.
作家の皆さま、これからも素敵な作品をどうぞよろしゅう。
820伊賀フェチ:03/07/16 22:38 ID:8DH8mKLl
>>817
ありがとうございます。
長くて読みづらいとは思いますがこれからもよろしこ。

>いいところで切るなぁ〜

たまたま仕事が忙しくなってしまって・・・
これから続きうpします。
821伊賀フェチ:03/07/16 23:01 ID:8DH8mKLl
伊賀×黒須(18)
*******************************
言い終わると同時に彼は更に唇を押しつけ、
そして片腕で強く胸を掴んだ。

「ん・・・っ」
胸元に走る鋭い痛みに一瞬ひるみながらも
口付けの熱に心は既に溶かされていた。

いつの間にかワンピースのファスナーは腰の位置まで下げられ、
上腕まで落ちた肩紐があたしの意志に変わってか、
懸命に体を隠そうとその存在を固持していた。

けれどそれは彼の指先によってあっけなく解かれた。
ブラのフォックを外され、肩から下げられる。
今まで隠されてきた双丘が、突然露わにされ、
急に恥かしさが込み上げる。
「ぁ・・・や・・・」
その膨らみを隠そうと、掴まれた腕を振り払おうとした。
意外にもすんなりと腕を解放してくれたのかと思ったが
彼はその腕をあたしの腕よりも早く双丘に滑り込ませた。
「ぁ・・・っ」
直接胸に感じる彼の指先は熱く、滑らかだった。
羞恥で赤面したあたしを、まるであざ笑うかのように
既に固くしこった先端をくすぐるようになぞられる。
その指先が触れるたびにあたしの背筋が反射的にぴくんと跳ねた。
「ぁん・・・っ」
そのまま手のひらで柔らかく揉みしだかれると
波紋のように感覚が全身へ広がっていく・・・
822伊賀フェチ:03/07/16 23:15 ID:8DH8mKLl
伊賀×黒須(19)
*******************************
「は・・・・ぁ・・・やぁ・・・」
膝が・・・爪先が小刻みに震えている。
脚の感覚は麻痺し、思考は掻き乱される。

体勢を保つ意志も力も失いかけ、あたしは折れるように膝を落とした。
「ぁっ・・・」
崩れると同時に彼に組み敷かれた。

彼があたしを見つめた。
彼の細い髪があたしの顔に掛かる。
彼の瞳にあたしが映る。

被さるように彼がアタシの胸元へ顔を埋めた。

そっと指先と舌先で甘く捏ねる。
唇で甘く包み、指先で優しくなぞる。

「ふ・・・っあぁ」
突起をきつく吸い上げられると同時に吐息が漏れ、小さく体が弾む。
彼の刺激に反応してしまう事への屈辱・・・
覚悟したつもりでも、恐怖が拭いきれない。
あたしは下唇をきつく噛んだ。

彼はふくらみを荒々しく掴み、芽を唇で強く摘んだ。
「ぁっ・・・っく・・・いやぁっ・・・」
痛みと快楽の入り交じった感情が躰を弾ませる。
823名無しさん@ピンキー:03/07/17 02:18 ID:evfJfFSY
伊賀フェチさんの作品もドキドキして(・∀・)イイ!
でもそろそろ動物のお医者さんの作品も読みたいなぁ〜。
824名無しさん@ピンキー:03/07/18 01:29 ID:TWfoGhG7
オーナーの語り口が知的でいかにも作家らしいところに萌えます。
しかも色っぽいし。冗談抜きで鼻血出そうでつ。
しかし伊賀くんったら。伊賀くんったら。
825名無しさん@ピンキー:03/07/18 20:06 ID:ad6ZA5pJ
826伊賀フェチ:03/07/19 00:13 ID:DYiex68T
伊賀×黒須(20)
*******************************
そして彼は再び唇を塞ぎ、
きつく吸い、舌を絡め取り離さない。

口腔内は溶けるほど熱く、
ねっとりとした感覚はあたしの脳を麻痺させられ、
幾度も痛みと甘さを伴った刺激をぶつけられる。
「ぁ・・・むぅっ・・・んんっ」
塞がれた唇から酸素を求めるようにこぼす吐息を
彼は楽しむかのように、あたしの躰を愛撫し、
幾つもの痕をつけていくていく。

彼の大胆さに驚きながらも、あたしの本能は焚き付いていた。
吐息は徐々に荒ぶり、
感情は次第に高まっていく・・・
「ふ・・・ぁっんんっ」

・・・彼はあたしの躰を丁寧に抱いていた。
犯すだけなら、凌辱するだけなら
無理矢理服を引き裂いているだろう。
唇なんて、肌なんて求めず、ただ本能を叩きつけるだけだろう。

なのに彼はあたしの躰を丁寧に、柔らかく愛撫している。
そこに愛があるのかどうか、確信は持てなくても、
その柔らかさに、ほんの少し暖かさを感じ、
恐怖心を拭われてる事は事実だった。

あたしは、今・・・彼を受け容れてもいいと感じてる・・・
827伊賀フェチ:03/07/19 00:24 ID:DYiex68T
伊賀×黒須(21)
*******************************
貪欲で粗暴・・・そして柔らかな愛撫
こんな彼の姿を初めて感じる。

理性の背面を走る、本能

それを剥き出しにした彼を・・・
あたしは意外に思いながらも
実はどこかで興じているのかもしれない。

何かに突き動かさせるように、あたしの肌を迷走する彼を
愛おしいとすら思えるのだから・・・

無数に散らかした赤い痕跡を拾うように、
彼は幾度も幾度もあたしの肌に唇を這わせた。
「ん・・・はぁっ」

熱っぽい刺激は徐々に下腹部へと降りてくる。
躰の芯が疼くような、微細な愛撫によって、
肢体を保つ糸がピンと張りつめ、指先や爪先をも硬直させていた。
828伊賀フェチ:03/07/19 00:30 ID:DYiex68T
伊賀×黒須(22)
*******************************
「んっ・・・ぁっ」

唇は腿から膝、そして爪先へと移動する。
ミュールを脱がされ、爪先に熱を感じた。
彼の唇があたしの指を舐めとり、足の甲を激しく愛撫する。
「んぁっ・・・・」
膝が震え、爪先に神経が集中する。
ぞわぞわと背筋を刺激と熱が、もどかしいほどの速度で走る。
「ふ・・・ぁぁ・・・」
脚をばたつかせ、彼の刺激から逃れようとしたが、
両足首を掴んまれ、間に割って入いられてしまった。

その瞬間、一気に羞恥心が込み上げる。
「や・・・だめぇ・・・っ」
脚を固く閉じようと必死に力を込めた。

だが瞬時に足を掴まれ、抵抗も虚しく、
彼はそのまま脚の間に割り込み、腿に唇を這わせた。
「んっ・・・ぁあ・・・やっ」
羞恥心とくすぐったさからか躰をよじらせ必死に逃げようとするものの
彼はあたしを解放してはくれなかった。
829伊賀フェチ:03/07/19 00:32 ID:DYiex68T
や〜〜もうやっとホンの少しエロ到達です
じれったいですね・・・
申し訳ないです。

他の作者様、読者の方々がお待ちです。
頑張ってください。
830名無しさん@ピンキー:03/07/20 21:45 ID:8Ll6AbxK
アゲ
831名無しさん@ピンキー:03/07/20 21:54 ID:e+VDmBgu
伊賀フェチさんガンガッテwもうドキドキが止まりませんw
832伊賀フェチ:03/07/20 22:53 ID:5BMF06+n
伊賀×黒須(23)
*******************************
腿の付け根に舌先を滑らせ、
何度も往復し、そのまま布越しに秘部の周囲を唇で激しく甘噛みした。
「っふ・・・ぁっ」
薄布の内にある本能・・・制御の出来ない躰
恥ずかしさのあまり、両手で顔を覆い、脚に再度力を込める。

彼は腕にグッと力を込めてあたしの脚を押さえ続けた。

羞恥・・・
そして期待・・・

いつからあたしはこんな淫乱な女になってしまったのだろう・・・
理性とは逆に、躰は欲してる・・・

彼は触れるか触れないかの距離を取りながら唇を這わせ続ける
彼の吐息から温もりを感じる。
吐息が触れるだけで、そこは十分に潤っていた・・・

彼にわからなければいい・・・!
あたしの本能を、感情を、欲望を・・・知られたくない。
そう願いながら、唇を噛みしめ、待ち望んでいる矛盾。
それは・・・たまらない屈辱・・・
833伊賀フェチ:03/07/20 23:06 ID:5BMF06+n
伊賀×黒須(24)
*******************************
彼にわからなければいい・・・!
あたしの本能を、感情を、欲望を・・・知られたくない。
そう願いながらも待ち望んでいる矛盾。
それは・・・たまらない屈辱・・・

そして彼はそっと薄布の上から芽を探し当て、唇を這わせた。
押し出されるようにじわりと蜜が薄布を湿らせる。
きっと彼も布越しにそれを感じてしまっただろう・・・

唇が再度薄布に触れると鈍く水音が響いた。
「んぁっ・・・いやぁ・・・」
それが合図だった。
彼は弾けるように、貪るように、そこを甘噛みする。
淫靡な水音と、喘ぎ声が他人の声のように耳に届く・・・

「んん・・・っはぁっ・・・いやぁぁんっ」
嫌と言ってもやめてくれるはずがないことをあたしは知ってる。

ぐっしょりと濡れた感触が意識を白濁させる。

舌先で輪郭を丁寧になぞる・・・粘着質に舐め上げる・・・
「ふぁ・・・っくぅ・・・んっ」
ガクガクと膝が震える・・・

もどかしくて、じれったくて・・・
濡れて肌にまとわりついた服を脱ぐような・・・
そんな歯がゆい感覚
いっそ乱暴に引きちぎって欲しいのに・・・
834名無しさん@ピンキー:03/07/21 10:51 ID:V7gLjgat
>いっそ乱暴に引きちぎって欲しいのに・・・

あぁ、もぉだめでつ(;´Д`)

835名無しさん@ピンキー:03/07/22 00:46 ID:gE+XDd75
職人の皆さんの作品はテキストエディタで作品毎にまとめてます。
最近自分でタイトルをつけて整理してます。伊賀フェチさん第一作は
「嵐の定休日」とか。すみません何のひねりもなくそのまんまです。
他のは何にしよう・・
836伊賀フェチ:03/07/22 22:39 ID:n4N4FAoL
>>835
う・・・
恥ずかしい・・・
今読み返すと、あそこもここも書き直したいよ〜〜〜って
感じなので・・・
文体も変だし、曖昧な表現も多いし・・・
837伊賀フェチ:03/07/22 22:45 ID:n4N4FAoL
伊賀×黒須(25)
*******************************
「はぁっ・・・はぁっ・・・伊賀く・・・ん」
せがむような甘い声・・・
それでも彼はそれを止めない。
先程よりも距離を縮め、激しく薄布の上から吸い上げられる。

潤んだ芽を、その弾力のある唇と舌先で弄ぶ
「ぅんっ・・・はぁんっ・・・んぁあっ・・・」
快楽に身悶えながら、彼の髪を必死に掴んだ。

すがる物が欲しかった・・・そうでもしなければ意識を保てない・・・

「ひぁんっ・・・はあぁんっ・・・ぁ・・・おねがぁい・・・」
無意識にそんな言葉が飛び出た事に驚きつつも
それでもこのもどかしい感覚の中から、
早く連れ出してもらいたい一心で言葉を投げつけた。

その言葉を受け取ったのか・・・
彼はあたしの躰から顔を上げ、
眼鏡を外し、シャツを乱雑に脱ぎ捨てた。
838伊賀フェチ:03/07/22 23:02 ID:n4N4FAoL
伊賀×黒須(26)
*******************************
引き締まったしなやかな体躯
白く滑らかな肌
汗で濡れた細い髪が、頬に張り付いた艶やかな顔

直視することを恥じてしまう彼の躰・・・

この躰に抱かれるのかと思うと、躰の奧が熱くなった・・・

不意に彼があたしの瞳を覗き込んだ。
目を反らす間もなかった。
視線がぶつかる。

許しを請うように、赦しを得るように。
そんな瞳が彼の中に在った。

言葉はなかった。
あたしの潤んだ瞳の意味を、彼は察しただろうか・・・
スローモーションの速度で瞳を閉じる。

彼はそっと唇を合わせてきた。
そして耳元まで昇ると、
「・・・止まりませんよ・・・」
小さくそう囁いた。
あたしは彼に気づかれないように頷く・・・
839名無しさん@ピンキー:03/07/25 00:01 ID:NpWp3crs
伊賀フェチさん応援を兼ねて保守。
840名無しさん@ピンキー:03/07/25 01:31 ID:Q9P1AlkB
墓場ってシチュを生かして何か出来ないものか。
納骨プレイとか…
841あぼーん:あぼーん
あぼーん
842名無しさん@ピンキー:03/07/25 18:40 ID:KJLxne1h
伊賀フェチさんヨカです*^^*

伊賀フェチさんに余裕があれば
おたんこナースものも書いて欲しいなと
思う今日この頃。
とにかく応援してます。
843伊賀フェチ:03/07/25 23:25 ID:LBGkOqZc
おたんこナースでつか?
似鳥と・・・あの研修医って名前なんだっけ?
844名無しさん@ピンキー:03/07/26 00:04 ID:Yz1x8VXl
納骨プレイってどんなのですか(w

伊賀くんに喪服姿のオーナーを襲ってもらいましょうか?
着物の帯を締めるのが得意なんだから脱がすのも(ry
845伊賀フェチ:03/07/26 01:13 ID:3daWO/9g
伊賀×黒須(27)
*******************************
彼は再び、あたしの脚を割って入ってきた。
そしてぐっしょりと濡れたショーツを一気に剥ぎ取ろうと、手をかけた。

分かってはいても、覚悟が出来ていても
全てをさらけ出すことへの抵抗・・・

キュッと目を閉じ、唇を噛みしめた。

ショーツを脱がされても、あたしは恥辱を拭い
毅然とした態度で彼に身をゆだねた。
そして一糸纏わぬ姿にされたあたしを、
彼はそっと抱きしめた。

彼はあたしを放すと、そのまま下り膝を押さえ、
包み隠す物を失った秘所へ向かって、彼は顔を埋めた。

「やっ・・・んっ・・・」
じわりと溢れる蜜が彼の眼前にある羞恥
耳がじんと熱くなる・・・

ビクンと反射的に膝に力がこもる。
「ぁ・・・だめぇ・・・や・・・やっぱり・・・ぁ」
込み上げる羞恥心をあたしは思わず吐き出してしまった。

「止まらないと言ったはずです・・・」
彼は冷静にそう呟くと、舌先をほんの少し差し出し、花弁に押し開き
蜜を絡め取る。
「ふぁぁっ・・・んんぁっ」
小さな刺激にさえも繊細に反応し、躰を震わせてしまう。
846伊賀フェチ:03/07/26 01:15 ID:3daWO/9g
伊賀×黒須(28)
*******************************
まるで蜂蜜を舐め取る子熊のように、
丹念に、舌を溝に這わせ、溢れる蜜をすくい取られる。

「あっっんっくぅ・・・はぁっん・・・んっ」
胸の拍動と自身の吐息、そして淫靡な水音が
煩わしいほど耳にまとわりつく。

羞恥心が徐々に掻き消され、その代わりに
快楽への欲望が、精神を侵食していく・・・

「ふ・・・ぁあっ・・・」
微細な舌先からの愛撫と、焦らすような唇の動き・・・
「は・・・ぁ・・・もぉ・・・」
もどかしいほどの彼の愛撫に、本能的に腰がしなる。
あたしは彼の髪をギュッと掴んだ。
震える躰と、その躰を伝う蜜の感触が脳を麻痺させてる・・・
そして途切れ途切れに放った言葉。

「ぁ・・・も・・・もぉ・・・じらさ・・・ないでぇっ・・・」

彼はそれでも舌先でそとそっと蜜壷を探り、芽を擽る。
「ひぁんっんぁっ・・・んっ」

蜜壷はとめどなく溢れ、不規則に痙攣している・・・
「ぁ・・・お・・・おねがぁぃっ・・・んっ」
哀願するように甘く強く、彼の背中を引っ掻く。
847名無しさん@ピンキー:03/07/27 00:41 ID:1mTg9FxD
続きがUPされてるー^^

>843おたんこナースの研修医の名前
久米先生でした。
同僚のマサコや主任さんもいい感じですし
創作意欲が湧いたら…チョト心に留めておいてください。
848名無しさん@ピンキー:03/07/27 02:53 ID:9ev7L3a4
伊賀君が鬼畜路線な感じでたまらんですハァハァ
849伊賀フェチ:03/07/27 22:48 ID:CfkYGAe6
そうだ久米先生だ!ありがd
おたんこ書きたいんだけど、単行本実家に置きっぱなし。
今手元には「ヘブン」だけなんですよね・・・

書こうと思えばなんとかなるかな・・・
でもファンの皆様に申し訳ないし、実家に
帰って勉強してから出直します。
850sage:03/07/28 21:45 ID:sau7Xsg1
おお〜!主任〜〜〜〜!頼んます伊賀フェチさま。
851名無しさん@ピンキー:03/07/29 19:47 ID:RzMG3WeO
いやもうほんとに。
伊賀フェチさんの書く伊賀くんはたまらんですなあ。
特に今回のはもう。
ああ、オーナーと替わりたいっ!!
852名無しさん@ピンキー:03/07/29 23:32 ID:uIr1gdd0
心理描写の細かさが凄いですね。だんだん壊れてゆくオーナー萌え。
伊賀フェチさん過去作と比べてエロ度3倍(当社比)っつーかw
この二人がエクスタシーに達するまで死ねませんわ。
853名無しさん@ピンキー:03/07/30 00:37 ID:fH1PG46Z
>伊賀フェチさん

>「止まらないと言ったはずです・・・」
こんなときでも冷静な伊賀くんと
>「ぁ・・・も・・・もぉ・・・じらさ・・・ないでぇっ・・・」
になってしまったオーナーの対比に萌え!!
伊賀くんの冷静さが、これからどのように激しさへと転化されていくのか
すごく気になりまつ。

…それとちょっと前、某所にSSでないけど伊賀フェチさんの書き込みが。
見つけたときはなぢ出そうになりますた。

それから…486さん、ニカミケさん、菱沼萌えさん、皆様お待ちしておりますよ〜!!
854伊賀フェチ:03/07/30 22:57 ID:OSpczbj/
伊賀×黒須(29)
*******************************
それでも彼は蜜壷に舌先を押し入れる。
あくまでも焦らすように・・・

そっと器用に芽の輪郭を柔らかな舌先がなぞるたびに
彼の口元、そして鼻先は濡れる。
「っく・・・ふぅ・・っん」
唾液なのか・・・蜜なのか・・・混ざり合った生暖かい水溶液が
腿に触れるたびにまるで躰の繊維の束が解きほぐされ、
意識がバラバラにほどけていくよう・・・
「ぁ・・・はぁんっ・・・はぁっ」
とめどなく溢れる互いの体液を混ぜ合い、一つの海を作る・・・

お願い・・・
お願いだから・・・

「はぁっ・・・やっ・・・おね・・・がぁい・・・もぉっ・・・」
あたしは再度、うわずった声で哀願した。

彼は顔をあげ、意地悪そうに小さく微笑んだ。
「・・・何をです?」

ずるい・・・
かろうじて残されていた理性とプライドが反応する。

言えない・・・
けれど・・・
どうしても、どうしても・・・
855伊賀フェチ:03/07/30 23:03 ID:OSpczbj/
伊賀×黒須(30)
*******************************
あたしの葛藤を見抜き、
再び彼はのその水面に鼻先を埋め、唇で小刻みに甘噛みした。
淫猥な波音をわざと立てる・・・
「ふぁぁんっ・・・やぁ・・・あっはぁん」

彼はそっと顔を外し、わざと肩をすくませ、あたしの瞳を見つめた。

脚を小刻みに震わせ、途切れ途切れの息づかいの中に
涙目で訴える。
彼はそのままあたしの耳元まで登り、囁いた。
「どうして欲しいのか・・・口で言ってください。」

言葉を・・・?

欲しいモノを『欲しい』と言うことは容易い・・・
なのに・・・

あたしの覚悟なんてその程度だったの・・・?
けれど・・・

手のひらで顔を覆い、あたしはかぶりを振った。
「そんな・・・」
震えた声でそれを拒んだ。
女としてのプライドなのか、あたしとしてのプライドなのか、
必死に「本能」と戦う。
856伊賀フェチ:03/07/30 23:05 ID:OSpczbj/
伊賀×黒須(31)
*******************************
彼はそんなあたしに荒々しく唇を押しつけ、舌を激しく押し込めた。
そして指先で胸元から下腹部まで激しく這わせ、そして海まで辿り着かせた。
ぐっしょりと濡れた水際からそっと中へ潜り込み、
じらすように輪郭をなぞり、芽の周囲を指先で
あくまでも優しく凶悪に嬲る。
「っんっく・・・はあぁっっ・・・んぁっふっっ・・・」
唇からこぼれる嬌声

「どうして欲しいのか教えてください・・・」
指先は甘く優しく芽を探しだし、そっとついばんだ。
「はぁあんっっ・・・ん・・・ぁ・・・も・・・っと」
濡れた唇が本能的に動く・・・

「何ですか?」耳元で甘く尋ねる。
焦れったくなるような微細な振動を指先から与え、
あたしの本能を誘発する。

あたしは誘われるように、乱れた呼吸の中で言葉を放った。
「んぁあっ・・・も・・・もっと・・・あ・・・あい・・・してぇっ」
857名無しさん@ピンキー:03/07/31 00:54 ID:B8NhZVcT
>「んぁあっ・・・も・・・もっと・・・あ・・・あい・・・してぇっ」

エロを通り越して感動しますた。
オーナーかわいい。かわいすぎる。
858名無しさん@ピンキー:03/07/31 16:51 ID:01e6VzDJ
>>857
まさに官能小説ですな。
859あぼーん:あぼーん
あぼーん
860名無しさん@ピンキー:03/07/31 19:29 ID:ZX5aQh0F
861あぼーん:あぼーん
あぼーん
862名無しさん@ピンキー:03/08/02 02:34 ID:+GJc+85b
自分がもし男だったら、彼女にこんな事言われたらどうにかなっちゃいそう。
<「あい・・・してぇっ」
伊賀くんの反応に激しく期待。
863ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 04:56 ID:e3EGd7L5
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
864ハムチョビ ◆VIyTUXn8rU :03/08/02 19:29 ID:7QUvVg1/
お久しぶりです、擬人化シリーズのハムチョビ作者でございます。
いあやもう、伊賀フェチ様の書かれる伊賀×オーナーに当てられてしまって
すっかり読者してました(汗 
これはうちのニカミケにもがんがってもらわねば。
とゆーことでお盆までにニカミケ残りをうpできればなーと思っております。
しばしお待ちくださいませ。

魔性の伊賀君、楽しみに待ってます!
865伊賀フェチ:03/08/03 00:55 ID:B17015Eo
伊賀×黒須(32)
*******************************
『−もっと愛して』
 
彼はあたしの真っ赤になった耳元へ登り、
「わかりました・・・」と耳朶を噛むように唇を動かした。

下腹部まで下り、そのまま舌先を潜り込ませ、
強引に舌先で芽を探る。
「っ!あぁっはぁあんっ!」
吸い付くように、舐め取るように、噛むように、味わうように・・・
痛いくらいに貪られる。
先程とは違う激しく、電撃のような刺激・・・
「っふぁっ・・・ぁあっ」
意識が放散される・・・
自分が自分でなくなる感覚・・・

「っあぁっっ・・・ぅんっあっくぅ・・・はぁんっいやぁぁん・・・」
感電したかのように、躰が躍動する。

「ひぁぁんっんんっっく・・・いやぁ・・・いやぁぁんっ」

一つの刺激を幾度も繰り返す。
ただそれだけなのに・・・
快楽という名のパルスは
波紋のように全身に広がっていく。
866伊賀フェチ:03/08/03 00:57 ID:B17015Eo
伊賀×黒須(33)
*******************************
腿に触れる髪の柔らかさ
粘液が混ざり合う音
舌先から伝わる熱
混ざり合った体臭
揺れる影

肉体の浮遊・・・
思考の停止・・・
なのに感覚だけが異常に研ぎ澄まされている・・・

いや・・・っ・・・何も考えられないっ・・・

「はぁっ・・・あぁんっ・・・いやぁぁっ」
抜けるような甲高い嬌声が上がる

「そんなにイヤですか?」
不意に彼の愛撫が止んだ。
上り詰めるその手前で、急に躰を宙に投げ出された・・・
「ぁ・・・やっ・・・」
突然、現実に引き戻されたような寒さと、空虚・・・

濡れた躰がじんじんする。
胸は早鐘を打ったまま・・・
867伊賀フェチ:03/08/03 01:02 ID:B17015Eo
伊賀×黒須(34)
*******************************
「ち・・・ちが・・・」

お願い・・・放さないで・・・
欲しい・・・欲しいの・・・
伊賀君が・・・欲しい・・・
意識を送り込むように、あたしは潤んだ瞳で彼を甘く睨めた。
言葉にできない言葉を・・・どうか分かって・・・

あたしの瞳の意味を知りながら、
敢えて汲み取ろうともせずに彼は言う。
「違う?・・・何が違うんですか?」
口元に小さな笑みを湛えてる。
憎いほどの笑み・・・
「ぃ・・・や・・・」
お願い・・・これ以上意地悪しないで・・・

「あなたの口から聞きたい・・・」
耳元で低く囁く声。
そしてそっと指先で潤った泉をそっと触れた。
疼いていた芽に、急に刺激を与えられ、
あたしは快楽の海に突然突き落とされた。
「ひぁっ・・・っん」
蜜を掻き出すように荒々しく指先で捏ねる・・・
淫靡な水音が脳を、理性を・・・全てを溶かす・・・。
「ひぁんっ・・・!はあっあっ・・・っんぁっあっっくぅ」
868名無しさん@ピンキー:03/08/04 02:24 ID:AiJvAMoP
オーナーの台詞?読んでると、
あーじれったいぃぃもー伊賀君じらしすぎーっっ…ちょっと気が変になりました^^;
869名無しさん@ピンキー:03/08/04 08:43 ID:Uq+EeBG1
伊賀君徹底的に言葉攻め・・・凄すぎます・・・
つ、次はどうなるのっ!?

それにしてもこのスレ、レベル高い作家さんばっかりで頭が下がります。
870名無しさん@ピンキー:03/08/04 13:43 ID:0GMt17TI
 う〜む…、安易に擬音を使わないところが堪りませんな。
やたらに使われると激しく萎えてしまうよ。

 ところでハムチョビさん、ニカミケの続きはまだでつか? これ
以上待たされたら発狂してしまいまつ
871伊賀フェチ:03/08/04 22:07 ID:6cca0GJE
思考の停止した頭では、やり過ごす言葉など考えられなかった。
本能を代弁する単語しか、あたしは知らない。
「ほ・・しぃ・・・伊賀くぅ・・っんっ・・・お・・ねがぁ・・・ぃっぁあっ」

そして彼の愛撫が止んだと感じた瞬間
白濁した意識の中で、彼の声が微かに届いた。

「僕も・・・あなたが欲しい・・・」

彼が本当にその言葉を放ったのか、
それともただの幻聴だったのか・・・

そう、彼の口から聞きたかっただけなのかもしれない・・・

けれど、たった一つはっきりとした感覚はあった。

あたしの中に取り込まれる
あたし以外の熱

あたしの中にあるもうひとつの肉体の存在
その確かな熱と輪郭・・・

「っふっくぅぅ・・・はぁぁあんっ」
下腹部が熱い・・・
872伊賀フェチ:03/08/04 22:15 ID:6cca0GJE
↑伊賀×黒須(35)でした。

>>868
確かに焦らしすぎですな・・・スマソ><

伊賀君かなり意地悪ッ子になってます・・・
伊賀君もたまには暴走してみてもいいかなぁと・・・
873伊賀フェチ:03/08/04 22:20 ID:6cca0GJE
伊賀×黒須(36)
*******************************
躰を押し広げられ、
彼自身の熱をあたしの中に送り込まれる瞬間
それは深くあたしの中へ潜り込み
全身を貫き、そしてあたしの細胞を覚醒させる・・・
「あぁっ・・・ぁ・・ぁはぁんっ!」

突き落とされた快楽の海は、
深く、熱く、柔らかかった−
溺れないようにと必死で彼の背中に爪を立てる。

「声を・・・もっと・・・聞かせて・・・くださ・・いっ」
耳元で彼が囁く・・・
あたしの中で最後の理性の箍が外れた・・・
「・・・ぅぅんっ・・・っはぁぁああんっ」
嬌声はもう、暗闇へ吸い込まれることなく、
互いの神経を刺激させるために、互いの肉体へと溶け込む。

もう・・・止めないで・・・
あたしも・・・止まらない・・・

互いの躰が発熱しあって・・・
肉体も精神も、高熱に冒されて溶け合い、混じり合う・・・
874名無しさん@ピンキー:03/08/05 02:02 ID:r+4xsqg/
きゃーきゃーきゃー。
ついにここまで辿り着きましたのね。おめでとう(誰に?)
このスレでヘブン関連読んだ後だと、4巻カニ横町の「おんぶして」
→(無視)が痴話喧嘩にしか見えない私は逝ってよしですか?w
875名無しさん@ピンキー:03/08/05 10:37 ID:T2Pi2jCo
>874
私ももうあれが痴話喧嘩にしか見えませんw
伊賀フェチさん素晴らしい。
876名無しさん@ピンキー:03/08/06 02:00 ID:peFRSzsw
官能に酔い痴れ乱れる女は美しいって感じですねぇ。
いいなあ。
ところで、スレの容量が確か520KBを超えると書き込みが
出来なくなるとどっかで聞いたのですが、この調子でいくと
何レス目くらいで2を立てればいいのでしょうね?
今現在412KBです。
877名無しさん@ピンキー:03/08/07 07:46 ID:hwIvOJOV
すみません。落ちる寸前だったので上げておきます。
作家様方にいつも感謝感激雨あられでございます。
878伊賀フェチ:03/08/07 21:44 ID:EjeqKuvb
伊賀×黒須(37)
*******************************
深海へ沈む度に、
躰に更なる電流が駆け抜ける。
思考回路は真っ白に塗り潰され、
神経回路は全身を駆けめぐる

「っくぅっんっ・・・はぁっあんっ・・・あぁっ!」

下腹部から脳へ、爪先へ、指先へ
あなたの温度、匂い、吐息、そして悦楽が伝播する。

「あぁっんっくぅ・・・はぁんっあっああんっっ」
瞳を力無く開くと、艶やかな彼の姿があった。
あたしの躰を掴む腕も、
上下する肩も、
快楽に歪む表情も、
全てが、あたしを抱くためだけにある・・・
それが心地よくて・・・何故か切なくて・・・

「んぁんっ・・ひぁっ・・伊賀く・・・ん・・・伊賀くぅんっ・・・」
気づけばしきりに名前を呼んでいた
名前を繰り返すたびに、彼はそれに呼応するかのように深く沈む。
「ぃ・・・がくぅ・・・んっ・・・ぁあっ・・・
んぁっおね・・・がい・・・もっとぉ・・・はぁんっ!」
879伊賀フェチ:03/08/07 21:47 ID:EjeqKuvb
伊賀×黒須(38)
*******************************
溢れるように、感情が形となってこぼれていく・・・
2人の速度は激しく加速し、深く強く繋がった。

あたしの躰が、彼自身に絡みついている感覚。
もつれるように・・・しがみつくように・・・
巻き付くように・・・包み込むように・・・
そして海中へ引きずり込むように・・・

羊水のようにどろりとした、快楽の海へ沈む
溺れながら、海面を仰ぐと光が射し込んでる・・・

彼の躰が光に溶けて−

「んっんっ・・・あぁぁっはぁっ・・・ひぁんっ!!」
互いの躰の密着は、意識の開放を呼ぶ。

「あぁんっ・・・いっ・・・すご・・・ぃっ・・んぁあっ!」
記憶の全てが剥離していく。

意識も躰も・・・このまま消えてしまいそう
だから・・・
掴まえていて・・・
繋がっていて・・・
ずっと・・・
もっと・・・

二度と戻れなくていいから・・・
この海で・・・溺れ死んでもいいから・・・

「あぅんんっ・・・んっく・・・はぁあんっっ!!あぁぁんっ」
880名無しさん@ピンキー:03/08/08 17:27 ID:MfZmQuLx
>>876
ここで414KBです。950あたりでいいんじゃないでしょうか。

ブラボー!伊賀フェチ様!
881伊賀フェチ:03/08/08 21:15 ID:2YynXsn/
う〜ん2つのスレにまたがって書くのイヤだから
950になる前にうpせねばならぬが・・・
明日から旅行〜〜
やでやで・・・
882名無しさん@ピンキー:03/08/09 00:00 ID:jEehz1Wg
このスレが終わってdat落ちしてしまったら、どっかにうpするとか
してもいいんでしょうか?
一応、htmlファイルにして保存してます。
>伊賀フェチさん
台風ですのでお気をつけて、いってらっしゃいませ。
883伊賀フェチ:03/08/09 06:30 ID:YcIJIXh/
>>882タン
ご苦労様です。
ワタシ的にはあんな駄文をわざわざ保存していただいてるなんて
ありがたいことですし、うpするのはかまいません。

他の作者様はいかがなんですかね??


では台風の中旅に出てきます。
884名無しさん@ピンキー:03/08/09 23:56 ID:jEehz1Wg
では、次スレに移行したあたりでどっかに保管庫作ってみようかな。
皆さん何か御意見ありましたらよろしく。
ところでスレの定量は520KBでなく500KBのようです。
少し早めに移動した方がいいかも知れませんね。
885名無しさん@ピンキー:03/08/12 00:34 ID:CTf42xGg
まる2日書き込みがないのはまずいので保守。
ハムチョビさんもがんがれー。
886名無しさん@ピンキー:03/08/14 00:04 ID:o8vxEpSV
ほしゅ
887名無しさん@ピンキー:03/08/15 04:58 ID:LeXHUTGm
888名無しさん@ピンキー:03/08/15 15:26 ID:qs0iseUw
神様、
鶴を折ったと同じこの手で、
オナーニぶっこいてしまった私をお許し下さい。。。
889山崎 渉:03/08/15 16:19 ID:4fmQeeOf
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
890名無しさん@ピンキー:03/08/15 18:38 ID:pmEgq3oG
アゲ
891名無しさん@ピンキー:03/08/17 01:01 ID:P/7ygtwp
あかさたな
892無料動画直リン:03/08/17 01:03 ID:2jvJnUJ1
http://homepage.mac.com/miku24/
220.97.24.170 , p7170-ipad69marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp ?
893名無しさん@ピンキー:03/08/17 10:17 ID:D+0DhSxJ
作家の皆さん頑張って下さい
894名無しさん@ピンキー:03/08/17 16:20 ID:BrBdryxX
広告うざくなりそうなのでsage進行で。(落ちない程度に)
895名無しさん@ピンキー:03/08/19 00:20 ID:YfO4cak6
お・落ちる〜!!
896あぼーん:あぼーん
あぼーん
897あぼーん:あぼーん
あぼーん
898名無しさん@ピンキー:03/08/21 05:59 ID:Tba4icVX
アゲ
899名無しさん@ピンキー:03/08/23 00:18 ID:8jiSLSAT
保守しておこう
900名無しさん@ピンキー:03/08/23 20:30 ID:jdNWXvLi
900!(・∀・)
901名無しさん@ピンキー:03/08/25 02:46 ID:A5dav8PC
901ホシュ
902名無しさん@ピンキー:03/08/27 13:52 ID:K9PS0D9G
サゲ
903名無しさん@ピンキー:03/08/27 15:34 ID:2W7NKGyq
今までのSMビデオが物足りなく思える過激すぎるアブノーマル映像の数々!
http://www.oshioki.net/video.html
904伊賀フェチ:03/08/27 23:24 ID:7rhZXsOF
伊賀×黒須(39)
*******************************
彼は最後にしがみつくようにあたしの中へ深く潜った。
貫かれるような鋭利な刺激に互いの躰が大きく撓る。
「はぁんっ・・・あっもぉっ・・・だめぇ・・
いっ・・・ちゃうっ・・・ああっ」
同時に彼の唇が合わさった。
『っっ!っ!!』
口付けと同時に、声にならない嬌声を互いにこぼしあう・・・

細胞が飛散する−
欲望が解放される−

白い−
真っ白い世界−

そして彼は放心したあたしの首元へ腕をまわした。
彼の居る現実に引き戻される。
抱きしめられるのかと思って
あたしは穏やかな瞳で彼を見つめた。
905伊賀フェチ:03/08/27 23:28 ID:7rhZXsOF
伊賀×黒須(40)
*******************************
彼の指先が首筋を撫でる・・・
ふいに喉元にかかる圧力・・・
苦しい!呼吸が・・・!?
殺意!?
「ぐ・・・やっぱ・・・り・・・犯人は・・・伊賀く・・・」
**************************
原稿はそこで終わっていた。
いや・・・つまづいていた・・・

僕は原稿用紙から目を上げた。
「なんですか・・・これ・・・」
冷やかな視線を黒須に送った。

「ミステリーも最近下火だし、『ミステリー+官能小説』で新ジャンルを
開拓しようかと思ったのよね。で、とりあえず官能的に
書いてみたんだけど?どう?」
黒須は自信ありげに僕に感想を求める。

「なんで川合君と僕の名前が出てるんですか・・・」
声が微かに怒りを秘めていることを黒須は気づいているだろうか。

「何言ってるのよ!?伊賀君、犯人役なのよ!
大抜擢よ!ありがたく思いなさいよ!」
黒須は悪びれる様子一つなく、新たな挑戦に目を輝かせている。
「何を考えてるんですか、あなたは・・・」
伊賀は言いかけて言葉を押し込んだ。
何を言っても無駄だと言うことを知っているから。

ま・・・いいか。
彼女が僕を想像してこの小説を書いたのなら・・・
906伊賀フェチ:03/08/27 23:30 ID:7rhZXsOF
ご無沙汰です。
仕事が多忙を極めているため
うpして遁走します。
あ〜みっともないオチ
907名無しさん@ピンキー:03/08/28 23:39 ID:0lJmncfk
伊賀フェチさんお疲れさまでした。
もう終わりなんですかぁ。さみしい。。
伊賀君、まんざらでもないって事なのね・・w
908名無しさん@ピンキー:03/08/29 17:12 ID:GexgEF93
伊賀フェチさん乙〜!
オチに受けてしまいましたw
傑作ありがとうございます
909名無しさん@ピンキー:03/08/29 20:50 ID:2JL5KWpg
伊賀フェチさん御疲れさまでした。
910名無しさん@ピンキー:03/08/30 11:53 ID:zibOuwhs
お疲れ様でした。
堪能いたしました。
911名無しさん@ピンキー:03/08/31 00:48 ID:+Ex+6swz
伊賀フェチ様
お疲れさまでした。
力作ですね!楽しませて頂きました。黒須サイコー!!
912名無しさん@ピンキー:03/09/01 13:36 ID:KQ7idhPL
あまり長すぎず、さくっと読めるものが恋しい…。
913名無しさん@ピンキー:03/09/02 09:37 ID:4azoTK78
長編も好きだけどな〜。
914名無しさん@ピンキー:03/09/02 10:23 ID:CD6jTzHY
伊賀フェチさん
お疲れ様です。オチに爆笑しますた。
ご多忙中にもかかわらず、スバラシイ作品をありがとうございました。
なんといっても、最期の2行が効いてまつ!!
915名無しさん@ピンキー:03/09/02 19:48 ID:4azoTK78
伊賀フェチさんお疲れ様です
916名無しさん@ピンキー:03/09/03 01:00 ID:ZzhipZgP
その後「これではリアリティに欠けるんじゃないでしょうか」とか
何とか言いながらオーナーを押し倒したりしてw<伊賀君
917名無しさん@ピンキー:03/09/03 03:14 ID:Jkpm0CVV
そしてまだまだ続く罠w
918伊賀フェチ:03/09/03 22:43 ID:UCZijzfA
>>916
ソレイイ!
頂きですわ!
じゃあ次のスレッドが立った時にうpできるようがんばろ〜〜っと。

>>912
そうですね〜^^;
もっと簡潔に書けたら良いんですが
佐々木作品って全くエロがないから「さくっ」と書きにくくて・・・
ワタシに才能がないとも言うのですが・・・
919名無しさん@ピンキー:03/09/04 23:59 ID:O/0pC490
さらに916の続き
伊賀「で、上になるか下になるか、どっちがいいですか」
黒須「どっちも良くないわよ!!」
伊賀「では中間を取って後ろから」

すみませんもうしません逝ってきます。
伊賀フェチさん、気にしないで書いて下さい待ってます。
920名無しさん@ピンキー:03/09/06 00:16 ID:VDXGYfDx
あげ
921名無しさん@ピンキー:03/09/06 01:18 ID:j+JFlG4J
伊賀フェチさま乙かれさまでした〜
オチよかったですよ!(^∀^)まさかこうくるとは・・・

そろそろ次スレの事を考えなきゃですねぇ
スレタイどんなのがいいでしょう?
922伊賀フェチ:03/09/07 00:16 ID:bP+ZWA0A
>>919
思わず笑ってしまった。

伊賀君が後ろからなんて想像もしなかった・・・
やっぱり伊賀君てHに奥手そうなイメージなんだよなぁ・・・
923名無しさん@ピンキー:03/09/07 12:50 ID:ptE6WkKT
伊賀フェチさん
お疲れ様でつ。すでに次回作までお考えいただいてるとは!!
こそーりお待ちしております。
924ハムチョビ ◆VIyTUXn8rU :03/09/07 14:18 ID:WDVDUrjN
今さらながらのハムチョビです。
えーと(汗
擬人化シリーズ,うpを延び延びにしてるうちにいつの間にかスレは900番代。
さらにうpしにくくなってしまいましたが,やっぱり容量の点から言って,新スレ
立ってからうpの方が良いですよね?
となると,新スレにいきなりミケニカ濡れ場の予感…。

>伊賀フェチ神
存分に楽しませていただきました。次回作楽しみにしておりますv
925名無しさん@ピンキー:03/09/07 17:11 ID:bP+ZWA0A
次のスレタイか・・・
どうしませうか?
【動物のお医者さん】佐々木倫子作品【Heaven?】なんて普通すぎだよね・・・
いや奇抜さをねらっても仕方ないけどさ
926名無しさん@ピンキー:03/09/07 22:54 ID:bP+ZWA0A
既に953・・・
さぁ早く次を〜〜
927名無しさん@ピンキー:03/09/07 22:56 ID:bP+ZWA0A
あ、何間違えてるんだろ・・・
926じゃん。馬鹿だな・・・逝ってきます
928名無しさん@ピンキー:03/09/08 00:08 ID:BZI0RMh6
川合くんフェチでつ
どなたかお願いします!!
929名無しさん@ピンキー:03/09/08 00:10 ID:BZI0RMh6
さげんの忘れてた・・・・
930名無しさん@ピンキー:03/09/08 21:31 ID:b5i7Sswm
スレタイかぁ
【あそぼ】佐々木倫子作品2【あとでね】とか?(動物好きなもんで・・・)
【H大学】佐々木倫子作品2【ロワンディシー】なんてのも


931名無しさん@ピンキー:03/09/08 21:48 ID:b5i7Sswm
うわ!あげちゃったよ・・・_| ̄|○(鬱)
ごめんなさい(´・ω・`)
932倉庫番見習い:03/09/09 01:26 ID:vIR2Lpj7
>>882です。スレ保存させていただいております。
ところで、作家さん別に作品リストを作って、編集してうpするのは
作家さん達はイヤでしょうか。
スレをそのままファイルにして置くべきなんでしょうが、いかんせん
容量がデカイので、編集するのも一苦労でして(ホームページ作成
ソフトで開くと重すぎて固まってしまうのです)
100レス毎位で分けてファイルを作ろうかなとも思ってます。
何か御意見がありましたらこのスレの終わりまでにどうぞ。
(誤植の修正とか希望がありましたら・・)

ところでHeaven?6巻はラストに向けて妄想のしがいのある
内容でよろしゅうございましたw
いいなあ、伊賀くんとオーナーのあのラスト・・
川合くんネタならやはりお客のお嬢さんを無邪気に弄ぶんでしょうか?
933ハムチョビ ◆VIyTUXn8rU :03/09/09 13:55 ID:PThoVMbn
>>932
ありがとうございます〜!
私は多分今スレ新スレにまたがって作品投稿するので、
まとめてくださるとありがたいです。宜しくお願いいたします。
誤植はまた改めて探しますでつw
934伊賀フェチ:03/09/09 21:10 ID:2MfKcY6w
>>932
倉庫番見習い
私もかまいません。でもそれなら手直しさせてください。

ところでまだheaven?6巻見てません。
く〜〜〜っ早く読みたい!!明日仕事の帰りに本屋へ走らねば!!!!
935伊賀フェチ:03/09/09 22:31 ID:2MfKcY6w
↑あ・・・倉庫番見習い様
「様」もつけずに呼び捨てでなんだかやな感じでしたね
スマソです。
936名無しさん@ピンキー:03/09/10 22:24 ID:6YtmMV07
六巻買わねば…
937墓地ネコ ◆piGYqjC4mE :03/09/11 02:36 ID:sijZoxdl
倉庫番見習い改め墓地ネコです(トリップ付けました)。
とりあえず、過去ログ本体は100レス毎にまとめたページを
作ってupすべく編集中です。こちらはテキストそのままコピー
してるだけで何も修正していません。できあがったらお知らせします。
>伊賀フェチさん、ハムチョビさん
OKいただいてありがとうございます。お二人の分は作品集をつくらせて
いただきます。修正の箇所は
**(レス番号) ×「●●●」→○「◎◎◎」
みたいな感じで書いていただければ分かりやすいかと。
また、作品にタイトルをつけるなど御希望があればどうぞ。
無ければ単に「伊賀×黒須(1)」みたいにしておきます。
実は個人的にタイトルつけたりしてるんですけどねw(実は835でも
あったりする)伊賀フェチさん3作目は「エロティカ・イン・ザ・ダーク」
とか。
938名無しさん@ピンキー:03/09/11 19:34 ID:KlBhJaGf
ニカミケもお待ちしてます
939伊賀フェチ:03/09/11 22:30 ID:RiOGKsGq
6巻ようやく購入〜〜
う〜〜ん完結なんて・・・涙でちゃう・・・

>>基地ネコ様
ご苦労様です。
訂正は編集中の「今」がよろしいのでしょうか?
それともまとめ終わった時点で良いのかな?

「エロティカ・イン・ザ・ダーク」!?
ダンサー・イン・ザ・ダークみたいですな・・・(笑)
タイトルって考えたことないんで・・・
940墓地ネコ ◆piGYqjC4mE :03/09/14 03:09 ID:JE2ppyii
こんばんは。ようやくまとまりました。
tp://yellow.ribbon.to/~yasuragi/
とりあえず今あるログだけひたすらコピペしてhtml化した
だけです。あと、業者らしきものと山崎渉はうざいので
適当にあぼーんに変えてしまいました。それ以外は全く
そのままです。
ポップアップ広告がうざくてごめんなさい!
>伊賀フェチさん、ハムチョビさん
という訳で、お二人の作品集のまとめはこれからです。
訂正希望は今後いつでも結構ですので、適当に指示して
いただければと思います。訂正出来次第upしてゆきます。
今後の作品もぜひぜひよろしくお願いします。
941名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:29 ID:uGaud4xR
942名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:29 ID:uGaud4xR
943名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:29 ID:uGaud4xR
944名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:29 ID:uGaud4xR
945名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:29 ID:uGaud4xR
946名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:29 ID:uGaud4xR
947名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:29 ID:uGaud4xR
948名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:30 ID:uGaud4xR
949名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:30 ID:uGaud4xR
950名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:30 ID:uGaud4xR
951名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:30 ID:uGaud4xR
952名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:30 ID:uGaud4xR
953名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:30 ID:uGaud4xR
954名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:30 ID:uGaud4xR
955名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:30 ID:uGaud4xR
956名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:30 ID:uGaud4xR
957名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:31 ID:uGaud4xR
958名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:31 ID:uGaud4xR
959名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:31 ID:uGaud4xR
960名無しさん@ピンキー:03/09/14 13:31 ID:uGaud4xR
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