1 :
名無しさん@ピンキー :
01/12/07 01:17 語るも良し!エロパロ書くも良し! ガンダムの娘ッ子どもで妄想が膨らむ奴は集え! ガンダム以外の富野作品も可!
3 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 01:31
DVDで初めてエマさんのノースリーブの良さがわかりましたが何か?
4 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 11:00
エマさんの腋舐めてぇ!!
5 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 16:18
エマさんの腋ズリってどうよ? てゆーか腋ズリってある?
マーベットさんハァハァ
ブレンパワードのヒギンズ・サス・・・ハァハァ
8 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 17:15
>>5 24歳処女の腋ズリハァハァ・・・・ってマニアックにも程があるぞ!
>>7 もマニアック。成人女性ロリかよ。
9 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 17:35
つーか、富野アニメって眼鏡キャラすくないよね。
10 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 17:39
>>9 チャック・キース・・・・・って0083は富野じゃないか。
>>8 だが、それがいい・・・
ブレンのキャラは全員、「ヤリまくってます」オーラが出てる。
ダンバイン以来の股間のトキメキを感じたね。
12 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 17:48
>>11 依衣子たんは処女ダイ!この訴えは(略
あと女は全員非処女だがな。
13 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 17:48
>>10 ZZに出てきたメカニックの娘とか。他にいる?
14 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 17:48
15 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 17:54
>>14 それ知らない。ザブングルとかエルガイム?
>>12 ブレンパワードも非処女だがな。
股間コクピットって、そういうことだってのかよ!
ちなみに、オルファンもガバナーも非処女だ。
17 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 17:56
ローラ=ローラ。 褐色の肌がたまらん・・・・・って男かよ。チッ。
19 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 18:16
ザブングルのゴーグルって、眼鏡ではないのか?
20 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 18:31
21 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 18:58
レビルたん・・・・・おヒゲがたまんないの(;´Д`)ハァハァ 誰かフルネーム知りませんか?
22 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 19:01
>>21 富野流名づけ術からすると
レビル=レビル
レビル=レビーラー
レビル=ショ=グーン
のどれか。
23 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 19:26
Gってつくと、Gスポットを連想する。 Gアーマーとか、なんかすごくやらしそう。
24 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 19:31
漏れはG=自慰を連想してしまいます。
25 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 19:34
ふぃんふぁんねるっ・・・・・あっ・・・・・撃つの?
26 :
黒歴史から〜『ターンXと∀の交戦記録』 :01/12/07 19:40
彼ったら、とっても強引なの・・・ Iフィールドの羽根を広げてナノマシンをあたしのあそこに・・・あふぅ。 それだけじゃなくビームサーベルで・・・ む・・・胸をねぶるように・・・さ、刺しちゃイヤ。 あたしの体は、すっかり傷もの・・・こんなの、ひどいわ。
27 :
MS−06子(匿名) :01/12/07 19:53
恥ずかしいですけれど、私の初体験を語ります。 彼とはじめて出遭ったのは、サイド7。 連邦軍の秘蔵っ子っていうから、どんな男か期待したけど。 彼ったら、だらしなく寝そべってるだけ。 ふふ・・・・・ボウヤ。お姉さんが可愛がってあげる。 マシンガンの弾を全身にたっぷり塗りつけて、いやらしく感じてね。 あら、いやだ。彼が急に・・・・・ああっ、そんなっ! 大地に屹立する白濁まみれの彼。ひどくいやらしい男らしさだったわ。 彼は乱暴に、私の動力をパイプを引きちぎったの。 それから、やめて、と悶える私に容赦なくバルカンを浴びせたわ・・・・・。 そんな暴力で感じている自分がいたわ。 彼はサーベルをあたしの中に突き立てて・・・・・ああっ!そんなに激しく動かないで! 核融合炉に熱い滴を感じた私は、絶頂に達っしてしまったの・・・・・。
28 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 19:57
29 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 20:00
自慰スカイいじり=オナニーでOK?
30 :
逆ギレのしゃあー :01/12/07 20:05
ええい! ここはネタスレか! 「ソシエ萌えー」とかはいないのか!
31 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 20:06
32 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 20:24
シーマ様に筆降ろしして欲しいなぁ・・・・・
33 :
名無しさん@ピンキー :01/12/07 23:04
>>32 「月での騒ぎは困ると申しましたのに・・・」
「・・・・ぶつよ」
「シーマ様の鞭を!!」
34 :
では黄金のネタを一発。 :01/12/07 23:20
自慰が・・こんなに凄いなんてっ!
素人め、下着がゆるいわ!
36 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 00:47
ガンダムで眼鏡なら、レディ・アンとかどーよ?
37 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 00:49
ベルトーチカたん、ハァハァ
38 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 00:50
シーラ様が出てこないとはどういうことか!
>>36 それ・・・・富野じゃないし・・・・
でも、眼鏡だからいいか! 逝ってくるぜ、眼鏡の板によ!
40 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 02:07
>>38 アニメ史上最高の女王様ズのシーラ様とディアナ様に両方から挟まれて射精したい。
シーラ様の適乳とディアナ様の巨乳にこう、ずりずりっと・・・うっ!
シーラ様思い出しちゃった・・・ハァハァ。
42 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 05:47
セイラさんハァハァ
43 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 06:40
シャクティとセクースしたい。そんで褐色のお肌に白いザーメンを ふりかけてやる!ハァハァ
44 :
名無しさん@遅レスすまん :01/12/08 10:25
シュラク隊とネネカ隊に死ぬほど絞られたい。
45 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 10:26
誰かエレ様でハァハァ出来る猛者はおらんかー? 俺無理ー
46 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 10:31
47 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 10:47
ベルトーチカいいよ。ナース服とか着させてハァハァ 37>戦友だ
48 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 10:51
49 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 11:01
ティンコついてるオーラバトラーって、レプラカーンだっけ?
ボゥだろ、ボゥ!
51 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 11:08
ディアナ様を羞恥プレイで泣かせたい!!
52 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 13:26
スパロボ外伝で、ブライガーのブライクローをノルスレイにやってみそ。
53 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 17:55
富野ヒロインって生々しいよね。 すっげー汚したくなる!!
54 :
名無しさん@遅レスすまん :01/12/08 18:25
>>44 ルペ・シノって床上手ぽいよな。
ってか、VG以降の富野ガンダムのヒロインは、生臭い
55 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 18:31
ハマーン様とせっくすしたい
56 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 19:03
ガンダムのSS書きって少ないんだよなー。 もっと増えてくれないもんかねー。
>>52 それ、富野じゃないよ。
んあー、ウツミヤヒメたん。ハァハァ・・・・(;´Д`)
58 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 22:10
ブレンは貧乳祭だったよな。
60 :
名無しさん@ピンキー :01/12/08 23:59
>>59 サンクス!
誰かシーマ様のエロ小説かいてくれないもんかね。
>>56 漏れが書いてもいいが、こうなる。
ガーベラテトラをデンドロビウムの巨根で貫くとか。
アーマーを脱ぎ捨てる露出狂のアレックスとか。
胸部バルカンを搾乳される陸戦ガンダムとか。
ふたなりレプラカーン強制オナーニとか。
まあ、そういうのばっかだ。
62 :
名無しさん@ピンキー :01/12/09 00:27
63 :
名無しさん@ピンキー :01/12/09 00:36
ファやフラウ・ボゥの超ミニスカ生ふとももは それだけでエロエロだったと思うが、いかが。
64 :
名無しさん@ピンキー :01/12/09 00:57
>>63 たしかにエロエロだった。
しかしながら、ザンボットの神北恵子なども捨てがたい。
65 :
名無しさん@ピンキー :01/12/09 01:49
生脚つったら超ミニボディコンのレインはどうよ?
66 :
名無しさん@ピンキー :01/12/09 01:53
ノーベルガンダムがリボンで手足を拘束されて・・・・・(;´Д`)ハァハァ
67 :
名無しさん@ピンキー :01/12/09 02:06
>65 シャア板だと一番エロいガンキャラヒロインになってる。しかもスレまである。
68 :
名無しさん@ピンキー :01/12/09 07:28
>67 それ故に裏2ちゃんネタスレになってる
69 :
名無しさん@ピンキー :01/12/09 08:47
キャラ・スーンが(・∀・)イイ!!
メリーベルを!!
71 :
名無しさん@ピンキー :01/12/09 19:13
ガンダムに僕女っている?
72 :
名無しさん@ピンキー :01/12/10 00:34
王道だがルー・ルカに一票!
73 :
名無しさん@ピンキー :01/12/10 08:59
俺はアイナと添い遂げる!!
75 :
名無しさん@ピンキー :01/12/10 12:09
マウアーに奉仕させたい。 俺に尽くせ!
76 :
名無しさん@ピンキー :01/12/10 12:46
マウアーって男見る目ないよなー。
77 :
名無しさん@ピンキー :01/12/10 23:06
ジェリドの前でマウアーを陵辱してぇ
もっとォ…もっと突き上げてぇ…突き殺してぇ…ギム・ギンガナムぅ…!
79 :
名無しさん@ピンキー :01/12/11 00:07
メリーベルはギンガナムに犯され無いようにあんな珍妙な格好してたらしい。 ってことは最終回の時の彼女はグエンに捕食されずみ?
80 :
名無しさん@ピンキー :01/12/11 05:56
>>76 白子よりジェリドを選んだからまだマシ。
>>77 ジェリドの目の前で白子に両序苦されるマウアー…
(;´Д`)ハァハァ
レコアさんがジャブローで兵士に胸もまれるシーンはハァハァだった。
82 :
名無しさん@ピンキー :01/12/11 12:39
Xってエロ方面でもパッとしないな・・・・
83 :
名無しさん@ピンキー :01/12/11 13:36
てぃふぁたんで十分えろえろです
84 :
名無しさん@ピンキー :01/12/11 13:37
>79 グエンはホ○だから大丈夫なんじゃないの?
85 :
名無しさん@ピンキー :01/12/12 00:49 ID:ABiis5X/
グエンは両刀じゃねーの?
ディアナ様を拘束して、目隠しして、口と舌だけでフェラさせたよ。 最後は顔に出してティンティンを舌で綺麗にさせた。
口と舌以外でどうやってフェラーリさせるのか問い詰めたい
88 :
名無しさん@ピンキー :01/12/12 10:46 ID:o71FcqwQ
ようするに手こき無しでって意味だろう
89 :
・ :01/12/12 10:53 ID:cvRkDaW3
マウアー好きだった(ダメ男に惚れるとこもコミで)のに、あの死に様は何? 陳腐にもほどがあらあ。ちっと工夫しやがれ。
90 :
名無しさん@ピンキー :01/12/12 12:04 ID:zjjyfNJr
91 :
名無しさん@ピンキー :01/12/12 13:20 ID:iP9LgkOh
>85 両刀だったらキエルやリリは喰われてたんじゃ?
手こきをフェラとは言わない
93 :
別居妻の情事 :01/12/12 22:00 ID:r3N05Fzc
F91シーブックの母モニカ=アノー博士に萌え〜。
94 :
マウアー萌 :01/12/12 22:30 ID:LtOcdGTX
>>89 あれは、そのあと浜庵を出すのに一杯イッパイだったからと思われ。声優を別にすればヨカタのにね。
95 :
名無しさん@ピンキー :01/12/13 01:56 ID:nglx2+I3
セイラってあんま人気ない?
96 :
ガンダムX :01/12/13 02:17 ID:5WaN0/w5
主人公に夜這いかけるエニル・エル萌え〜
97 :
ー :01/12/13 03:15 ID:TgBr5ggP
>95 気丈さを装いつつも吐いたり泣いたり・・。 あの弱々しい表情がたまらん。エロすぎ。
Gガンのレインは駄目デスカ? 一応「ガンダム」なんだけど、富野にあらず。 あのファイティングスーツが大好きなんだけど…。
99 :
名無しさん@ピンキー :01/12/13 10:50 ID:m9hc2sUQ
レイン、巨乳って思われてるけど実際大したことないんだよねー。 巨乳ってのはルー、キャラ、ドロシー(F91)、マヘリア、エニル、パーラ、ディアナ みたいなのを言うのさ。
>>99 まるで見たことあるみたいじゃん!(w
100
101 :
名無しさん@遅レスすまん :01/12/13 16:01 ID:dlKuS9DE
>>100 99のいうとおり、レインは巨乳なわけがない
なぜなら、Gガンのキャラ原案は、貧乳マニアで有名な「島本和彦」だから
巨乳に見えるのは、作画が悪いから。
ダンクーガのサラ同様、巨乳に描くなと注釈をいれていれば問題なかったろうねェ。
102 :
名無しさん@ピンキー :01/12/13 16:35 ID:wsZv8k1a
あんまり胸の谷間も見えなかったしね>レイン ボデコンなんか着てるくせにねー。
103 :
ディアナ :01/12/13 18:38 ID:9vEIZHKr
よしなに
104 :
名無しさん@ピンキー :01/12/13 18:48 ID:Q+q56Voa
105 :
名無しさん@ピンキー :01/12/14 11:33 ID:DDi4ScNO
サンライズえーゆーたんレインは代役らしい…打つ出し脳
106 :
名無しさん@ピンキー :01/12/14 12:55 ID:yyjv01kM
>105 それは・・まぁ・・・仕方ないよね。残念だけど・・・。
107 :
名無しさん@ピンキー :01/12/14 13:39 ID:S7qpjh3B
もう声優をやる事はないのだろうか? それとも関と絡むのがイヤなのだろうか?
まぁ、宗教がらみだしなぁ・・・あの色っぽい声あってのレインなのだが・・ 声優ネタは板違いなのでスマソsage
109 :
名無しさん@ピンキー :01/12/15 17:57 ID:9hzqm6en
ガンダムエースのハニャーンのシャワーシーンで抜いた奴ァ手ェあげろぃ!
>109 スゴイの?まだ買ってないんだけど・・・
111 :
名無しさん@ピンキー :01/12/17 20:07 ID:PJ/qertc
あげときます
112 :
312 :01/12/17 21:22 ID:cWC4cU+c
ぼっぼくは、プルツー萌えなんだな 山下清調で
113 :
名無しさん@ピンキー :01/12/17 21:44 ID:K6+K43xJ
>>110 いや、そんなに。
谷間は見えるが乳首(にゅうとう)は見えん。
114 :
名無しさん@ピンキー :01/12/17 21:45 ID:ZfTRz4Rh
ミライたん萌え
115 :
名無しさん@ピンキー :01/12/18 00:54 ID:uzXuH1nR
116 :
名無しさん@ピンキー :01/12/18 08:37 ID:xaA+MxaV
あのババァ声に萌える
117 :
名無しさん@ピンキー :01/12/18 08:45 ID:ctxYkrGH
118 :
名無しさん@ピンキー :01/12/19 00:26 ID:MbjXdkSa
お前等!Gガンだったらアレンビーだろ! と言うかアレンビーさえいればGガンなんざどうでもいい。
119 :
名無しさん@ピンキー :01/12/19 01:37 ID:LI4ayttT
シーラ様に、小一時間 問いつめられられたい!
120 :
名無しさん@ピンキー :01/12/20 12:44 ID:xEYAGkJs
>>118 実は処女のナスターシャたんが一番だYO!!
121 :
:01/12/20 12:59 ID:JCBRekqE
122 :
名無しさん@ピンキー :01/12/20 15:53 ID:tEzaji5f
124 :
名無しさん@ピンキー :01/12/21 14:13 ID:+0QcXX1+
>>122 ガンダムのエロパロSSって貴重だな
依衣子のエロなんて初めて読んだよ
>>116 むしろあのお年でカーシャの声が出ることにさすがプロは凄い
と感動した(スパロボFね)。
126 :
:01/12/23 05:21 ID:+TyGDP0i
>>118 アレンビーならノーベルガンダムごと犯す。これ最強。
モビルトレースシステムがあれば、中のアレンビーをイカせることも可能だろう。
ダブルバウトの時は顔射されてるしなー(笑)。
あまり出てこないけど「0083 スターダスト・メモリー」のアルビオン搭乗 クルーのシモン(声 荒木香恵)にエロさを感じる・・・・・・。
128 :
名無しさん@ピンキー :01/12/25 08:10 ID:loLYi2cx
Zのレコア・・・。 後半、性格がひん曲がって敵に身を投じるキッカケとなった、ジャブローでの 尋問、イヤ拷問を想像すると、萌え〜。
129 :
名無しさん@ピンキー :01/12/25 08:21 ID:IsrQE1pQ
130 :
おたく、名無しさん? :01/12/25 11:00 ID:DUWIT5n2
∀ってキエルではヌけるがディアナでは無理ダ
131 :
名無しさん@ピンキー :01/12/26 01:20 ID:6piTmilf
132 :
オルバ :01/12/27 12:07 ID:vyiltl7f
ねえ、兄さん このティファってコに・・・ か・・・浣腸してもいいかな!?
133 :
シャギア :01/12/28 11:55 ID:efaPhKOT
構わんぞオルバよ 腹を膨らませてやるといい
134 :
オルバ :01/12/28 12:23 ID:q2OrSrdV
クッ・・・すごいよ、兄さん このメスブタ500CCも飲み込んだよ じゃあこれからどうするんだい? アイムザットへの手土産にするかい? それともフリーデンの乗務員の前での公開排泄といこうか?
135 :
名無しさん@ピンキー :01/12/28 13:47 ID:8xiF3WEt
マッケンジー中尉にハアハア・・・。逆レイプされたい(;´Д`)ハアハア・・・。
クワトロ大佐に調教されてシャア専用になってしまうアクシズ時代の萌えハマーん様 は如何でしょうか?
137 :
シャギア :01/12/29 00:14 ID:RFcbOquW
そう焦るなオルバ。 とりあえずまだ排泄はさせるな。 ティファが羞恥に耐える姿をまずフリーデンクルーに見せるのだ。 それまでこれで栓をしておけ。
138 :
gazz :01/12/29 00:15 ID:RJx0aDQX
139 :
オルバ :01/12/29 00:16 ID:D8m5sgSK
待ってよ、兄さん 栓は僕のティムポでするから・・・ さすがに・・・きついか・・・
140 :
aoo :01/12/29 00:16 ID:Y4xOnKzv
141 :
:01/12/29 00:28 ID:zuGPSu/x
↑どこにナニがあるのかね?
お?
ハアハア・・・ティファたんの排泄ショー ハアハア・・・・・・うっ!!
144 :
シャギア :01/12/29 23:38 ID:wgJV3otO
オルバよそんなにキツイのならこのローションを使え。
145 :
オルバ :01/12/30 01:24 ID:Nh9e9c72
だめだよ、兄さん。そんなの使ったら、この雌ガキを悦ばせてしまう・・・。
146 :
ティファ :01/12/30 12:37 ID:cqwQWbxk
はあはあ・・・ お・・・お願いです 早くトイレに行かせて下さい もうお腹が・・・ あああっ・・・で・・・でちゃうっ!! ぶりっ・・・
147 :
名無しさん@ピンキー :01/12/30 16:37 ID:emsyJRp8
リリーナかわいい!
148 :
名無しさん@ピンキー :01/12/30 21:22 ID:Z4QEnbFC
リリーナもティファも蜥蜴面だっつーの!
149 :
名無しさん@ピンキー :01/12/30 21:43 ID:yv2dn96h
この板ではウケが悪いかもしれないけど、ガンダムシリーズって、結構 年増キャラの宝庫だよね。 アレがエカッタなー。
150 :
名無しさん@ピンキー :01/12/30 22:42 ID:iZ3fXg2K
151 :
:01/12/31 00:29 ID:hnieqX9z
小説版ならアムロとセイラのベッドシーンが出て来る。 最近の物ではF91のセシリー・フェアチャイルドことベラ・ロワに萌え。
152 :
オルバ :01/12/31 01:13 ID:Bf62acWd
兄さん、こいつ漏らしやがったよ。 可愛い顔して、結構臭いのするんだな。 さて、早速だけど浣腸の次は何をしてあげようか・・・・兄さん。
154 :
名無しさん@ピンキー :01/12/31 20:05 ID:wjcsFj5J
今見るとレインのぶりっこっぷりに腹が立つ!
155 :
名無しさん@ピンキー :01/12/31 20:13 ID:PmFzcXDJ
リリーナキボンヌ。
156 :
名無しさん@ピンキー :02/01/01 16:27 ID:pYPLoxM1
リリーナのどこに萌えるのか小1時間問いつめたい。
157 :
名無しさん@ピンキー :02/01/01 16:33 ID:h90zx7xD
ロランを性転換して本物のローラ・ローラにしたい
158 :
名無しさん@ピンキー :02/01/01 17:37 ID:dMOwJoAL
>>157 (・∀・)イイ!
あと、成長しない17歳のロランも欲しい。
159 :
名無しさん@遅レスすまん :02/01/01 19:18 ID:NblWyL/b
>>156 ブリ声であえいでても、ときどき「しんのすけ」になるからだろ
age
161 :
名無しさん@ピンキー :02/01/02 00:03 ID:Fepuxggb
そういえば∀では唯一幼女キャラ出なかったね。
>>161 年齢不詳なら出てきたけどね・・・メリーベル
163 :
名無しさん@ピンキー :02/01/02 21:05 ID:/c2aQq8z
>>161 メシェーとかは見た目子供だけど。
ソシエと同じと見て15歳か。
>>163 ディアナ・ハリー・グエン=19歳
ロラン・キエル=17歳
メシェー=16歳
キエル=15歳
>>89 >>94 マウアーは本来出番の無いキャラで、しかもデザインはフォウの没。
166 :
名無しさん@ピンキー :02/01/03 10:32 ID:x4MX50HR
ナスターシャたんに逆レイプされちゃうサイ・サイシーとか・・・(・∀・)イイッ!! あのおばさん声で・・・ ナス『ふふふ・・・もうこんなになってるではないか、まったくいやらしい坊やだな。』 サイ『あううぅっ・・・こ、こんなのやだよぉ・・・助けてドモンの兄貴ぃ・・・』 ナス『うふっ、泣いても誰も来ないぞ・・・さぁっ、おしおきの時間だぞ』 とかキボンヌ。
Xのティファをキボンヌ。
170 :
名無しさん@ピンキー :02/01/04 13:06 ID:ImxpZSMC
171 :
名無しさん@ピンキー :02/01/05 01:50 ID:GIe5iyZR
どちらかでSSが書きこまれたら スレッドの生死が決まるな!!
172 :
名無しさん@ピンキー :02/01/05 03:48 ID:lC9F8cLx
Wのドロシー・カタロニアに激萌えだな。 あの見事な二又眉毛にソソール(藁 リリーナなんて駄目駄目堕〜!
173 :
名無しさん@ピンキー :02/01/05 04:01 ID:/FjVl5n5
174 :
:02/01/05 05:44 ID:X8rom0UX
Zにでてきたフラウ・ボウを見て、一抹の寂しさを感じたのは自分だけか?
176 :
名無しさん@ピンキー :02/01/05 11:05 ID:5XTAvHNS
>>173 そこってSS書いてもリアクション全然無いし、感想もテキトーな一言レスだし
勧誘したら来てくれるに違いない!
177 :
職人 :02/01/05 12:08 ID:smw5GVSY
178 :
名無しさん@ピンキー :02/01/05 12:33 ID:GC27evSM
で、結局166は自らの間違いを晒しただけか
ハリーは18だよ
181 :
174 :02/01/05 22:30 ID:f8zdELOA
>>175 セイラはそのまま「イイ女」。あんなもんでしょう。 ミライは順当にブライトと幸せな結婚。(息子が銃殺されるとは思わなかったろーが) フラウ・ボウはというと…本当はアムロが好きだったのにねえ…ってコト。 幼なじみ属性もヤツには効かなかったってことか(ヤツは金髪属性だったってことか) オレは好きだ、いや大好きだー!(爆) カイがフリージャーナリストってのには納得。
182 :
名無しさん@ピンキー :02/01/05 23:16 ID:nyPrS4kL
>>181 俺はセイラがヤリマンになったと聞いてかなり鬱入ったよ……。
183 :
名無しさん@ピンキー :02/01/07 00:37 ID:Ita4U7CJ
>>182 ヤリマンと言うより、アムロとの出会いでシャアの幻影を払拭できたの
だから普通に恋愛をしたって事。
184 :
名無しさん@ピンキー :02/01/07 01:34 ID:vzEgaKtQ
セフレを二人も飼ってる女がヤリマンじゃないはずねーだろ!
185 :
名無しさん@ピンキー :02/01/07 06:51 ID:EryggLuq
>>176 ,178
保管サイトのフォームから、感想を送るついでにお誘いしてみれば。
186 :
名無しさん@ピンキー :02/01/07 22:06 ID:EBMRBQXY
セイラというと、マン毛のお守りだな
187 :
aoo :02/01/07 22:09 ID:Uplw2GO/
188 :
:02/01/09 03:11 ID:OMGIuQWC
ティファって本編でヤッた、またはこの後ヤルと思われる表現ってあるんですか? あるとしたら何話でしょうか?
189 :
名無しさん@ピンキー :02/01/09 15:20 ID:S1lBTRKK
>>189 最終回での「ガロードと結ばれて云々」ってセリフか?
結ばれた=ヤった とは限らんと思うが。
まぁ、ヤったとしたら37話のキスシーンの後だろうな。
191 :
名無しさん@ピンキー :02/01/10 03:56 ID:olULL2cZ
ティファが非処女なんていやDIE!
192 :
名無しさん@ピンキー :02/01/10 11:53 ID:rqNkwXSa
貴様ら、なんでエルに萌えねえ!?
193 :
名無しさん@ピンキー :02/01/10 16:01 ID:+YynEVwu
>>192 うるせぇ!
テメーに言われんでもバッチ萌えてるわい!!!!
エルサイコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
194 :
名無しさん@ピンキー :02/01/10 17:19 ID:MJsPgxJo
マチルダ、ハモン、ゼナ、キシリア、エマ、レコア、ライラ、マウアー、 ステファニー……ガンダムは、年増キャラの宝庫だ!(少なくとも、Zまでは ・・・って、他のシリーズにもいるけど、段々出てくる人数が少なくなってきたような…) あと、カミーユの母親も萌え〜。死ぬ時の怯えた顔が(・∀・)イイ!!
195 :
名無しさん@ピンキー :02/01/10 19:58 ID:N9vq6Y4t
20越えると年増ならVが一番多いんでない? 個人的にF91のレアリー艦長代理が(・∀・)イイ!
196 :
名無しさん@ピンキー :02/01/10 21:06 ID:LQ1FgjS3
ミハル萌えの私であるが、さすがに彼女の処女説は提唱できん…
197 :
ミハル処女化推進委員会 :02/01/10 21:08 ID:brPA4QTb
ミハルは処女だっつーの!
こっちでもらえるはるかにマシな感想というのがどんなもんなのか
199 :
名無しさん@ピンキー :02/01/12 10:32 ID:TYTPJAaA
200 :
名無しさん@ピンキー :02/01/12 11:12 ID:nrBRk+YU
ホンコンのルオ商会の人でしょ。
202 :
名無しさん@ピンキー :02/01/13 13:10 ID:rOtlYp6h
ロザミアってかなり弄ばれてるらしいね。 萌え〜。
203 :
名無しさん@ピンキー :02/01/13 23:34 ID:1MSYNvSK
ハマーンたん・・・・・・・・・・ハァハァあげ
204 :
ゆか :02/01/13 23:39 ID:7ouZvIgD
205 :
名無しさん@ピンキー :02/01/14 11:28 ID:fLKVSed8
age
206 :
名無しさん@ピンキー :02/01/14 11:43 ID:RLjxF4L9
ヒメたんはレープしても、 「そういうことってあるよね」で許してくれそう・・・・(;´Д`)ハァハァ 癒しもいいね、って気がしてきた。
207 :
名無しさん@ピンキー :02/01/14 13:02 ID:swWSk9PF
富野たんって癒し系ヒロイン描くの上手いよね。 近頃のアニメと違って全然媚びてないし。
208 :
名無しさん@ピンキー :02/01/16 02:46 ID:3ioXG5cL
電波系もなー
逆に媚び系かけねって事 向き不向きがあるかんな
210 :
名無しさん@ピンキー :02/01/16 06:11 ID:c/WvDym/
富野氏本人が媚びない性格だから。
211 :
名無しさん@ピンキー :02/01/17 12:19 ID:QE1weX3A
>>56 >ガンダムのSS書きって少ないんだよなー。
>もっと増えてくれないもんかねー。
ならば、これをどうぞ
「!?シャ、シャア? どうしたのだ? やっ!んぁ、む、むぐぅ、、、んふっ、ん、、、」
シャアはガルマを見つけるやいなや、己の太く、硬く、熱い、誰が見ても憧れてしまう立派な肉棒を、
可愛らしいガルマの唇を頬をつまみこじ開け、荒々しくねじ込んだ。
「んふっ、くっ、 どうだガルマ?私の肉棒はおいしいかい?あぁ、可愛いよガルマ。
もっとその愛らしい唇で私を愛しておくれ。 あぁ、、、止まらないよガルマ、腰が止まらないのだ、
許せよガルマ、、、」
シャアはガルマの蒼く美しい髪を両手で掴み、頭を強制的に前後させた。 シャアの肉棒は長く、
ワンストロークする度にガルマの喉奥に肉棒の先端が突き刺さる。ガルマはその都度嗚咽を漏らした。
「ぐっ、うぐっん、むふっ、ん、 シャア、、、ぐむ、シャアぁん、もう許してぇ。んあぁん、、、」
「フフフ、許してだと? 滑稽だな、ガルマ。 私の肉棒を喉奥深く突き刺されて、
こんなにしている者の口から許してだと?フ、フハハハハッ!」
熱い肉棒をその小さく愛らしい口一杯に含まされたガルマは、苦しさよりも口を犯される快感に
満たされていた。 まだ幼い肉棒は激しく脈動し、つぼみの先端からはとろける様な甘い蜜が
ビキニパンツを通り越し、ズボンをいやらしく濡らしていた。
シャアは気づいていたのだ。口腔を犯されている男の瞳を濡らす滴は、悲しみのものでは無く、
歓喜のものだと、、、
212 :
:02/01/20 00:10 ID:WVC4hWvf
213 :
名無しさん@ピンキー :02/01/21 12:00 ID:Cif7prmo
前期レッシィと後期レッシィ どっち派?
214 :
名無しさん@ピンキー :02/01/21 20:31 ID:VDQEqn5c
215 :
名無しさん@ピンキー :02/01/26 02:25 ID:tCp7P7r/
801といえば・・・・以前、カミーユ受けのHPがあったな。(ジェリドに犯されてる イラスト有り。)あれはどこだったっけか? 余談はともかく、俺的に萌えキャラNo.1はカミーユの母親だな。あの最期のシチュ エーションは、俺のサド心をくすぐる。
216 :
名無しさん@ピンキー :02/01/26 02:52 ID:s2j8/2e2
>>215 なかなか通ですな。(w
オイラは断然エマ中尉です。
ラストバトル中の死にかけエマさんとラストファック!
217 :
名無しさん@ピンキー :02/01/27 03:29 ID:zPL0fbaU
218 :
名無しさん@ピンキー :02/01/27 06:03 ID:GADhA8Zi
ホワイトベースのような狭い世界での強姦・輪姦に萌え
219 :
:02/01/27 18:51 ID:sv3PIF5Z
>>218 ホワイトベースよりもアーガマの方が
いろいろな思惑がありそうで面白いと思う。
220 :
名無しさん@ピンキー :02/01/27 23:57 ID:lyce8a2a
ZZでハマーンがネェル・アーガマに潜入したさいに付き添っていた侍女がいい!! それと同作品の「コア3の少女」に出ていたルチーナ萌え・・・・。
221 :
名無しさん@ピンキー :02/01/28 00:18 ID:zEYWOdCF
>>215 801だとカミーユえらい人気高いみたいだな。
222 :
芸能人の整形前 :02/01/28 00:23 ID:AJ82Blnj
223 :
名無しさん@ピンキー :02/01/28 15:37 ID:htEHtGbF
>>219 つーかWBの女どもじゃ萌えない。
ブス。泥臭。ヤリマン。
じゃぁねぇ。
224 :
名無しさん@ピンキー :02/01/29 11:08 ID:Ml4BuqN6
∩ ∧_∧
\ヽ_( ) ←
>>223 \_ ノ
∩_ _/ /
L_ `ー/ / /
ヽ | |__/ |
| ̄ ̄ ̄\ ノ
| | ̄「~| ̄( 、 A , )
| | | | ∨ ̄∨
し' し'
225 :
名無しさん@ピンキー :02/02/03 21:49 ID:XJjobem5
ファーストとXとWって萌える女キャラ少ないよね?
226 :
名無しさん@ピンキー :02/02/07 02:39 ID:vDIu+fWV
>225 修行が足りん。Wなんざ、シャア板で全員のスレが立ってるぞ。
227 :
名無しさん@ピンキー :02/02/07 04:49 ID:Td4my1UV
228 :
名無しさん@ピンキー :02/02/07 19:20 ID:oEQ9vdaS
>>226 一番の萌え所のドロシーたんスレが立ってないのはオカシイ!
他の女はみんな萎えるっす!!
229 :
名無しさん@ピンキー :02/02/07 19:44 ID:MWb2k32I
ドロシーは萌える。 少なくともリリーナよりは。 リリーナはなんかやらせっぽい。
230 :
名無しさん@ピンキー :02/02/07 23:10 ID:ITNaszMY
リリーナには萌えられないだろー。 顔長いし、蜥蜴入ってるし、前半はまだ許せたけど後半は薬物投与されてる?って感じだったし。 やっぱドロシーたんだね!サイコー!
231 :
名無しさん@ピンキー :02/02/08 00:43 ID:dooGtirs
ドロシーたんってよく見ると巨乳だよね
232 :
名無しさん@ピンキー :02/02/08 00:51 ID:SGzIQK4J
ドロシーたんは責められても(・∀・)イイ!責めても(・∀・)イイ! の一粒で2度美味しい娘やでー。
233 :
名無しさん@ピンキー :02/02/08 11:28 ID:CcsBSE7j
ガンダムXのエニル×ガロードをキボンヌ
sage
235 :
名無しさん@ピンキー :02/02/09 00:26 ID:vxoqjkQj
ドロシーは眉毛が普通だったらもっと人気あったんだろうね
イワトビペンギン眉毛最高!
237 :
名無しさん@ピンキー :02/02/09 20:27 ID:3I2sV6U7
>>235 ぼけぇ!ドロシーたんはあの眉毛がチャームポイントだろ!
むしろ眉毛が本体!
ドロシーのノーマルスーツ姿はかなりイケるねぇ、15とは思えんよ あの巨乳。眉毛さえ普通ならとも思うがカットしちゃえばOK.。
やはりあの二又眉毛はドレイク・ルフトの血筋なんじゃろうか?
あの眉毛は、実は 宇宙的悪想念「カテジーナ」に操れてる象徴、受信アンテナなのです! 真の愛に目覚めさせてさし上げれば直ります、きっと。
あ、でもあの眉毛つき顔で赤頬っぺた「ぽ」とか、殺ラレタヒニハ こちらが操られてしまう危険が。。。。
242 :
名無しさん@ピンキー :02/02/10 15:16 ID:k4DSxiuc
あぁ、ミネバ様に調教されたい・・・ リィナたん燃え
テテスの姐さんが好きな奴はいないのか。
244 :
名無しさん@ピンキー :02/02/10 22:25 ID:5e/WpMl3
そういやテテス姐さんはめでたく生き残ったな……
246 :
名無しさん@ピンキー :02/02/10 23:22 ID:l/oMW4QY
そういえばティファが犯られてる同人誌ってないのかな? 情報キボンヌ・・・。
247 :
名無しさん@ピンキー :02/02/11 00:21 ID:TuAL3SJE
248 :
230 :02/02/11 00:46 ID:j0SlW2Ul
249 :
名無しさん@ピンキー :02/02/11 02:34 ID:h9Mi0yFx
navi.no-ip.com/images/relenapeacecraft/gallery/02.jpg www.geocities.com/theshootingstars2/evildorothy.jpg
250 :
名無しさん@ピンキー :02/02/11 03:58 ID:9WL1Uuo6
リリーナって下膨れな(藁 やっぱドロシーたんだね♪
>228 遅レスでスマソ ドロシーたんのスレも、その他のW女性キャラスレが立ったのと同時期に 2つも立てられたんだが、レスの数が2桁になる前にdat逝きになってたyo これで勘弁しれ __,,,-‐――‐-、__ ヽ、 __=ニ-―''''"""゙゙`‐-、_`ヽ、 ヽ. __,/ ,.--ヾ/''''''"'''"''ー、、ヽ、ヽ、 ヽ. / / / ミ `ヽヽ i / / i / ヾ__ヽヽ | / / ,| | __L i | | / /| |ヽ | ,,,,-∠''''"" ミ i| | { | { |-+ヽ,,,,,,, ,,illニ-==三`゙`‐---+ | | || i |┼'"三三ヽ ;/(ソ::ノ T´ ヽ-、.| | ヽ ヽー'"(ソ:)` ! ‐‐-‐'´ ∧`}| .| .| ``''"´ / ヽ. { !| .| .i < '´/ | || ! ヽ ` ○ | || ハ. _,=--- / | |.| .| ヽ. `'''''''´ / | | | | | | | ヽ ,. ' / .| .| || || | .| | / ヽ ,/ / | | || || | | | / `_t‐‐‐'"´,.----―''''''7 | || || | .| | / / <"ヽj / __. /┐| || || | ./ // /,.-‐ゝ->‐/-‐ヽ__/‐‐‐/ ヽ|_ || |.| | ./ // //,.-〈 〈‐、 \--/ ``ー、!_|
253 :
名無しさん@ピンキー :02/02/11 23:04 ID:RVmO6Rtv
やっぱディアナ様萌え〜。 ロランとの新婚初夜は無理してリードしたんだろうな。
254 :
名無しさん@ピンキー :02/02/11 23:52 ID:rnqYj/gX
ディアナ様、フェラチオなんて言葉しらないんだろうね。 いや、知らないままでいて欲しいね。
255 :
名無しさん@ピンキー :02/02/12 00:16 ID:ApiejtuK
257 :
ディアナ :02/02/12 00:21 ID:LeJDX26z
へらちお? なにやら美味しそうな響きですね。
258 :
名無しさん@ピンキー :02/02/12 00:24 ID:dbmO0egs
>>247 同人サークル。何年か前からはテレビとかプロとしてもやってるみたい。
ディアナ様はなんでも経験済みだろ〜 何年女やってると思ってんだ〜 経験豊富な年上女に弄ばれるロランタン萌え〜
260 :
名無しさん@ピンキー :02/02/12 00:54 ID:LeJDX26z
>>259 処女に決まってんだろがっ!!!!!
ミドガルドよろしくスモーのチョップでミンチにすんぞ、っらぁ!!
wキャラって時々すごい下膨れに描かれることあるよね。 男性陣も。締まってるのトレーズくらいじゃ・・・
263 :
名無しさん@ピンキー :02/02/12 07:09 ID:QeNtDm5B
>>261 目をぎゅうってつむって震えるドロシーたん……
温室育ち坊やの思いがけないテクに、メロメロのドロシーたん(;´Д`)ハァハァ ・・
キエルではヌけますがディアナではヌけん。
キエルお嬢さま[byディアナ閣下]が最強、これ定説
267 :
名無しさん@ピンキー :02/02/12 14:29 ID:6Bu4r4Hx
∀抜けるランキング 1位ディアナ様 (女王、隠れ巨乳、天然) 2位ソシエたん (貧乳、意地っ張り、ショートカット) 3位ローラたん (∀女キャラで1番顔が良い&ウェスト細い) 4位ポゥたん (泣き虫) 5位リリたん (積極的、ココアでイク)
チェーンの見えそで見えない軍服もイイ
番外フラン・ドールたん(殺人的貧乳、強気、実は家庭的?)
ガンダムWの女の子では外伝のウーフェイ嫁が1番萌える。 ちょいロリで。同士いない?
271 :
名無しさん@ピンキー :02/02/12 20:16 ID:XzZ4gdNZ
272 :
名無しさん@ピンキー :02/02/13 03:06 ID:RxOpiiSy
ディアナ様の搾乳ギボンヌ
273 :
偽者 :02/02/13 10:28 ID:ZD7l9G87
>お凸 Σ(゚Д゚;し、しもうた じゃあさっそく フランタンのおデコでピタピタしとくか・・・ハアハア ´Д`)
274 :
名無しさん@ピンキー :02/02/13 23:07 ID:I2RJmINS
じゃぁ俺はディアナ様の大きめの乳輪に亀頭をグリグリ押し付けるとするか。
275 :
名無しさん@ピンキー :02/02/14 00:04 ID:DcQuFR/l
>>258 その介錯ってサークルが書いたティファが出てる同人誌って今、手に入るの?
276 :
名無しさん@ピンキー :02/02/14 12:45 ID:VUMKAFLi
ソシエたんとヒメたんのダブル秋乃声で 無い乳パイズリサンドイッチ責めを所望。
======2==C==H====================================================== 2ちゃんねるのお勧めな話題と ネットでの面白い出来事を配送したいと思ってます。。。 ===============================読者数:81300人 発行日:2002/01/15 どもども、ひろゆきですー。 昨日は警察庁からの偽メールに取り乱しちゃいましたですー。 いやあ、今考えるとちょっぴり恥ずかしいですー。 よーく考えてみると、おいらも以前に「ネタ」と称して”閉鎖騒動”なんか起こしてたんですよねー。 その時のコメントはこんな感じでしたあ、、、↓ >そして、今回のオークションネタは、ネタのわかる人たちへの最後の花向けと、 >ネタのわからない人たちを笑う最後の悪趣味な冗談だったわけです。 まったく、おいらってば自分のことは棚に上げて、なにを言ってるんでしょうねぇ、、、 どうもおいらは自分に甘く他人に厳しいというか、自分の言動と他人の言動を相対的にみる能力が著しく欠落しているようなんですー。 ひょっとしたら、こういうところで「人格障害者」なんて言われちゃうんですかねぇ、、、 警察庁にはあんな高飛車で脅迫めいたメールを送りつけてしまったし、恥の上塗りですー。。。 でもみんなは、そういうとこも含めておいらのこと好きなんだよね? まさかこんなことで愛想尽かしたりしないよね? これからも応援してちょ! んじゃ!
ドロシーの眉毛はどっちが現在の感情を表しているのか判断に苦しむ。
279 :
名無しさん@ピンキー :02/02/14 17:42 ID:rGMhhzm8
280 :
名無しさん@ピンキー :02/02/14 23:06 ID:ESB4+LYN
281 :
258 :02/02/14 23:41 ID:F6CwCB6l
>>275 イベントでは買えません。古本を扱ってる同人ショップ(虎の穴etc)など
で探すしかない。放映当時発売の古いものだから探すのも難しいし、
ページ数も少ないからお勧めしないけど。しかも介錯がゲスト参加した
サークルの本。っていうか今探したら漏れ持ってた(w
1996年発行でタイトルは『DRUGGERS HIGH!!5』ページ数は僅か
4ページ。ウプ環境はないから出来ません。
>>281 うぷできないと最初に書くあんたはエライ!
見たいけど
283 :
名無しさん@ピンキー :02/02/16 21:54 ID:0sBn9Dag
映画公開されたし∀のエロ同人増えて欲しいなぁ。
284 :
名無しさん@ピンキー :02/02/17 00:32 ID:jz2sO+7f
安彦良和の、野暮ったい髪型のキャラデザに萌え。 Zの途中からキャラデザが他の人(北爪)に代わって、妙にスッキリした髪型の キャラばっかり出てくるようになってから、漏れの心の中でガンダムは終わった・・・・。
何ゼ誰もプルに愛情を注がないのだ!!!
そういやそうだね、当時の人気を考えるとね(w 自分は、炉利、妹属性なかったんだけど、この娘だけは好きだったな・・
>>285 自分は女だが、プルとクェスだったらレズってもいいと思った遠い昔。
リリーナも割と好きかも。
メシェー駄目かね。 俺は良いぞ。遊びたい。
290 :
名無しさん@ピンキー :02/02/18 21:34 ID:Vonyx/jC
メシェーは非処女っぽいよな。 フリーセックスを楽しんでそうだ。
>288 いいね、チョト厚めの唇がなんちゅーかエロさを 演出しとりヤスね。
オイラはどうも、分不相応な娘に憧れる傾向にあるみたいだな ミネバとかマリーメイアとかあんなの
293 :
名無しさん@ピンキー :02/02/22 12:33 ID:Bjy8Vunx
フォーザバレルのキャラで萌えて良いかい?
>293 出て毛!
295 :
名無しさん@ピンキー :02/02/22 23:01 ID:iNIk60Oj
296 :
名無しさん@ピンキー :02/02/23 05:41 ID:/8Grafpl
メリーベルを貫いてるグエン卿きぼんぬ
297 :
puru :02/02/23 22:54 ID:qAE79H31
298 :
名無しさん@ピンキー :02/02/26 10:31 ID:eccivw+d
>>294 Gセイバーのクロンボヒロインで萌えていいかい?
299 :
名無しさん@ピンキー :02/02/27 01:23 ID:71Yiu8yr
エル・ビアンノ書きます シャングリラ時代ジュドーとのドキドキ初体験
300 :
サエグサ ◆LBJiKggU :02/02/27 01:28 ID:71Yiu8yr
トリップつけよう。 このスレに寄生してやる。
>300 で、おまいさんは死んだのか生きてるのか、どっちなんだい。
302 :
サエグサ ◆LBJiKggU :02/02/27 02:19 ID:71Yiu8yr
303 :
名無しさん@ピンキー :02/02/27 02:29 ID:kfB7v0HN
>>284 同意。ちなみに、漏れが好きなキャラはハモンと、ギレンの秘書だな。
ガンバレ冴草! メチャ、期待してッゾ! 完成の暁には南極に転載してもらって挿絵を付けてもらおう!
ここは職人いないのか
オッス俺ジュドー。 サイド1のコロニーシャングリラで、行方不明のバカ親父のかわりに、 妹のリィナを育てる為、学校をサボって仲間とジャンク屋なんてやってる。 年はもう14になった。体つきだって、同級生の奴らに比べりゃ立派だと思うぜ。チンコモナ。 今日も連邦の奴らが捨ててった粗大ゴミを売って稼いでる。 アイツら、まだ使えるものも平気で捨てるから、こっちとしては大助かりだぜ。 ちょっと修理すりゃ新品同然に仕上がるのにさ! お昼時を迎えた俺は、アジトの外でメシも食わずに機械をいじってた。 少しでも節約して、リィナを早く学校に入れてやりたいんだ。 アイツは俺にも学校へ行って欲しいそうだが、俺は別に、学校なんて興味ない。 今のように働いてる方が、俺にはあってるぜ。 ま、一応学校には行けるんだけどね、義務教育ってやつさ。
「ジュドーお昼だよ〜」 冷蔵庫らしき物を直していた俺に、金髪のポニーテール少女が声をかけてきた。 「おう、あとコイツやっつけてから食うわ。先食ってて」 金髪の少女…エル・ビアンノは、小さい頃から一緒に生き抜いてきた仲間だ。 他にも、ビーチャ、モンド、イーノといった、ジャンク屋仲間がいる。 みんな俺と同じような境遇で、悪く言えばゴロツキ風な集まりにも見える。 「そうだろうと思ってさ…コレ!」 「…ん?なんだそりゃ」 エルが赤い袋に包まれた箱を取り出す。 「お・べ・ん・と!早めに起きて、一生懸命作ったんだよ」 「お、サンキュー!気が利くなぁ、エル」 「えへへ…どう?」 「ん…どれ…」 ごはんにタコさんウィンナー、シャケに卵焼き。 まさに昼用弁当中の弁当といえる内容だった。 とりあえずタコさんウィンナーを、ひょいっと口にほうりこんでみた。 「おっ…イケルじゃないか」 「本当!」 「ああ、こりゃたいしたもんだぜ」 エルは両手を合わせて喜んでいる。 よく見ると指にはそこらじゅうに包帯が巻かれている。 「…ん…エル…それは?」 「…え…あ!」 恥ずかしそうにエルは、両手を後ろに隠して照れ笑いをした。 そうか…こいつに慣れないことやらせちゃったな。 「…悪いな、ありがたく食わせてもらうぜ」 「…うん!あたし…ジュドーの為に一生懸命作ったんだよ」 言ってからエルは、少し頬を赤くした。 そんな事を言われた俺も、少し顔を赤くしていた。
「…うp…あー食った食った」 「お粗末さまでした。…ジュドー、それ続けんの?」 「…あーそうだな。…今日はもう、あがるか」 「そうしたほうがいいよ、最近ジュドー、働き詰めじゃん!」 「ああ…早くリィナに、山の手の学校へ行かしてやりたいからな。 少しでも多くの金を稼がなくちゃ」 「あ〜あ…リィナちゃんいいなー」 「ん?なんか言ったか?」 「う、ううん…別にぃ」 俺とエルはアジトに戻って、しばらくTVを見ていた。 TVではニュースをやっていて、また戦争がどうとか話していた。 またか…ここ最近、戦争が頻繁に起こっていた。 ついこの間もティターンズとかいう奴らと反連邦組織の連中がドンパチやってたって話だ。 「ねぇ、ジュドー」 赤いジャケットを羽織ったエルが、妙なビデオを持ってやってきた。 「何持ってんの?」 「さぁ?これビーチャの部屋にあったんだけど、なんかタイトルが怪しいのよね」 確かにうさんくささは超爆発を起こしていた。 「…金髪ポニテ少女の憂鬱…確かに怪しいな…」 「見てみよ〜と」 エルがビデオデッキにビデオをさしこんで、再生を押そうとした。 「あ、コレ途中からになってるよ。…ま、いいか」 ビーチャの怪しげなビデオが再生される…これが、全ての元凶とも知らずにおれらは のほほんとTVを眺めていた。
TVに突然の金髪の少女がでてきた。 エルに非常に似ている……俺は嫌な予感がしていた。 「はぁ…はぁ…エレもう…とんじゃう!」 金髪少女は男優に抱きついて、貪るようにキスを繰り返していた。 アソコには既に、男優のチンコをくわえていた。 「…な…」 エルがTVを見て絶句していた。 無理もないだろ…オイ。名前まで似てるじゃねぇか!ビーチャ〜! 「…い、いや…なにコレ…」 耳まで真っ赤にしてエルが食い入るようにTVを見た。 恐らく途中だったのも、1発抜いてそこで止めたんだろう。 しかし、なんてモノを持ってやがる…あのやろう。 「や、やだ!見ないでジュドー!」 「えっ…あ…スマン」 俺は後ろを向いた。 エルがビデオを止めたらしく、女優の喘ぎ声がやんだ。 「…ま、まぁ…ビーチャだって、15歳の男の子なんだしね…こうゆうの持ってても… おかしくないよね」 「ああ…」 ビーチャ…しかしよりによって、こんなミラクル級のビデオを隠し持っていたなんて… あとでダビングしてもらおう。 「ね、ねぇ…ジュドー」 「…ん?なんだよ」 「そ、それってさぁ…た、勃ってんの?」 「え…あ!」 し、しまった!不意を突かれて思わず… くそ…最近溜まってたからな。 しかし、ヤバイものを見られた…ど、どう言い訳しよう。 「こ、これは…す、すまん…」 「あ、あやまることないよ…ジュドーだって…男の子だもん」 「そ、そうか?ハ、ハハ…悪いな…」
く、くそ…気まずいなぁ… 新手のいやがらせか、ビーチャめ…。 エルの方も真っ赤になって、下にうつむいてる。 な、なんか…喋らなきゃな… 「ハ、ハハ…でもエルのほうが、スタイルよかったよな!」 は!…終わった…俺は何言ってんだ… 今の俺は顔中真っ青になってるだろう。 ああ…リィナ…お兄ちゃんを助けてくれ… 「ジュドー…」 あ、あれ?怒ってないぞ。 不思議がる俺に、エルが突然抱き着いてきた。 「な!エ、エル!?」 「ジュドー…好き」 「え、えぇえ…!…ん…!」 俺の唇にエルが強引に唇を重ねてきた。 「…ん…んん………ぷはぁ…はぁっ…はぁっ…」 「ジュドー、ゴメンね…突然。でも…嘘じゃないから…」 エルが俺をじっと見ている。 …恐らく…返事を待っているんだろう…。 エルのことが好きじゃない、って言えば嘘になる。 エルを夜のオカズにしたことだってあるぐらいだ。しかし… 俺とエルが付き合えば、エルのことが好きなビーチャはきまずくなるだろう。 下手をしたら、仲間から外れるかもしれない…。 「エ、エル…俺は…」 「…!…ジュドー!お願い…あたしだけを見て!」 「エ、エル」 「ずっと小さな頃から好きだった…あたしが赤色好きなのも、ジュドーが赤色が好きだから。 学校行かないのも、ジュドーがジャンク屋するっていうから、あたしはジュドーに付いて来たの… あたし…ずっとジュドーを見てきたんだよ…ジュドーの後ろにずっと付いてきたんだよ…」 エルが…泣いてる。 「ひっく…ジュドー…」 「わかった…エル。俺だってお前が、好きだよ」 「えっ…」 「お前の事…昔から好きだったんだ」 「ほ、本当…?」 「ああ…恥ずかしくて言えなかったが…俺もお前を見てた」 「う、嬉しい…ジュドー!」 「うわっ…ちょ、ちょっとタンマ!」 また抱き着いてきたエルに押し倒され、俺とエルはベットに倒れこんだ。
「ジュドー、抱いて♪」 「え、ええ!!」 「お願い…今、凄く幸せなの…ジュドーに今のあたしを、感じて欲しいんだ」 「で、でも…おまえ、初めてだろ」 「当たり前でしょ!処女はジュドーにあげるって、6歳の頃から決めてたんだから!」 「ろ、6歳ってお前…で、でも…俺だって経験ないし…大丈夫かなぁ」 「大丈夫よ、ジュドー。だったらあたしが…リードしてあげる!」 「え…うわっ!」 エルがズボンのジッパーを下ろし、中から大きくなったチンコをとりだした。 「うっ…すごい匂い…♪ジュドーって…包茎だったんだね」 「ち、違うって…俺は仮性だよ…真性はモンドだけだ」 「そうなの…あ!皮剥いたら、もっと凄い匂い!…へぇ…これが亀頭ってやつ…だよね・ ジュドーの…かわいい♪なめちゃえ…ペロペロ」 「う…うおおお!」 「気持ち良い?ジュドー」 「お…おう…あ、ああぁあ!!」 「もっと気持ち良くなってね…ジュドー…ん…」 エルは右手で俺のチンコをしこりながら、左手で自分の股間を弄っていた。 攻められてばかりが男じゃな…おりゃー! 「あん!」 「す、すごい濡れてるじゃないか…エル」 「あ、あん…だ、だって…ジュドーと…Hな事してるって思ったら…子宮がなんだか きゅんきゅんきちゃって…もう…我慢できないのぉ!」 エルは俺の服を脱がし、俺の乳首を吸い出した。 「あ…ああああ!!!エ、エルーーーー!!」 俺はエルの顔をつかみ、その口に今度は自分からキスをする。 「…ん…ジュドー…もう準備…できたみたいだよ…」 パンツを脱いで、アソコを俺に見せるエル。 ソコは既に大洪水を起こしていた。 「お、おう…あ!ま、待て!コンドームつけなきゃ」 「あ、そだね…あたしの財布の中に入ってるよ、はい」 「お、おお…お前いつもこんなの持ってんの?」 「うん…いつジュドーに犯されてもいいように☆って…えへ」 「ば、バカ…んなこたぁしねーよ!………いいか?エル」 「…うん…来て!ジュドー!」
コンドームを装着し、光り輝く俺のチンコ。 アナハイムのコンドームは、青く光るんで、チンコが格好良く見える。 「エル…」 正常位になり亀頭をアソコにあてがい、俺はゆっくり息を吸う。 「ジュドー…あたしの処女…もらって」 たっぷりと息を吸って…吐いた瞬間、亀頭がエルのアソコに入っていった。 「あ、ああ…入ってくる…」 「す、すすすげぇ…き、気持ち良い…!!」 にゅるっと亀頭が全部入った。 エルの膣内は名器というやつなのか、ヒダヒダがチンコに絡み付いてきて、最高の快楽を もたらしてくれた。 「う…あ…」 「ふぅ…はぁ…ん?な、なんだ…なんかあるぞ??」 「あ…それ…は」 「処女膜か…エル、い、いくぞ…お…!!」 ズブッ!! 「あ!」 ズブッ!ズブブブブブ!!! 「あ、ああーー!!す、すごいぃぃーー!!」 俺は根元までたっぷり入れた。 亀頭の先端が子宮にあたった瞬間、エルは気持ちよさそうに口元をほころばした。 「あ…ああ…いい!…いいよ!ジュドー!」 「い、痛くないか…?エル…?」 「うん…大丈夫…突いて、たくさん突いて!」 アダルトビデオでしか見た事のなかったことをしている…。 あ、ああ…こ、こんなに気持ち良かったのか… ビデオじゃない…これはビデオじゃない〜♪ 「うぉぉおぉおぉぉぉおぉーーーーッ!! エルぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!」 「ぁああぁあああぁジュドぉぉぉぉーーーーーーっ!!!」 ドピュピュピュピュピュ!!!!!!!ドビュルルルルルルルル!!!! 「あ、ああぁー!い、一杯でてるううー!!」 ビュビュビュビュビュルルルルルルル!!!!!!ドピュウー!! 「あ…あはぁ…ジュ、ジュドー♪…」 今まで出した事もないような量をたっぷりとエルの膣内に放ち、俺はエルの身体に 倒れこんだ。 そのまま俺とエルは、朝まで眠ってしまった。
「おはよ♪ジュドー」 「…ん…お、おはよう!エ、エエエエル」 「クスクス…顔真っ赤だよ、ジュドー」 目が覚めると、目の前にエルの眩しい笑顔があった。 まだ二人とも昨夜のままの裸だった。 「うふふ…ジュドーったら、すぐイっちゃうんだもん」 「しょ、しょうがないだろ…お前のアソコ…すげぇ気持ちよかったんだよ…」 「え、えへ…そ、そう?」 「あ、ああ…って、…アレ!?」 「ん?どーしたのジュドー」 「昨日俺…コンドームつけたはずなのに、なくなってる」 「え!…あ、あはは…汚いからね…す、捨てちゃったよ♪」 「いや…お前の中で出した記憶があるぞ…ちょっと取り説みせてみろ!」 「あ、いや、ジュドー!」 *これであなたもできちゃった結婚☆ このコンドームは熱に反応して溶けるタイプです♪ ゴムをつけた彼氏は、安心してあなたの中におもいっきりだしてくるでしょう。 しかし、愛液と彼氏の先走り液であったか〜くなっちゃったゴムは、溶けちゃってます(笑) さぁ、あなたもこれでレッツ妊娠! 「…な、なんじゃこりゃぁぁあああああ!」 「と、溶けるコンドーム」 「ま、待て!子供が欲しいのかエル…!」 「ゴメン…あたし、ジュドーの子供が欲しかったの…そうしたらもう…逃げられないかな〜? って…え、えへ」 リィナだけじゃなく、これでもう一人養う対象が増えたら…俺はおそらく過労死するだろう。 「エ、エル…こ、子供はおれたちがもう少し…大きくなったらナ(汗)」 「うん!…今度また作ろうね!…さ、ジュドー。一緒にお仕事しよ!」 「あ、ああ…」 エルが俺の腕をくんで、外のガレキに山にひっぱっていく。 ま、いいか。 Fin
次回 ハマーンとの対決に決着をつけ、ルーと木星へいくことになったジュドー。 その場で自分が妊娠していることを告げるエル。 泡を吹いてぶっ倒れるビーチャ、口をパクパクさせるリィナ、うそーといった顔のモンド。 そして……般若を超える形相になった、ルー・ルカ。
>さえぐさたん テンポよくて面白いよ。 ジュドーが悟空みたいに登場するのワラタ(w 次回予告もいい感じ。 ただ面白すぎて抜けない。
>さえぐさたん いや良かった! けな気なエルいい! 原えりこタンの声で 脳内アフレコしながらおいしく頂きました
どなたかガンダムXのエニル×ガロードで書いてください。 シチュはTVの時のエニルの夜這い成功で。 お礼は俺的神認定で。・・・駄目ですか?
>317 他人に頼るな!まずは自分でチャレンジ!それが基本だ!
>318 その通りなんだろうけど・・・自分で書いたものじゃ抜け無いんだよね。 文才の問題もあるけど、違和感が生じるというか萎えるんだわ。 優しい方、お願いします。
320 :
名無しさん@ピンキー :02/03/05 15:29 ID:wFvAVhca
サエグサたんガンバレ! 次は出来たらエロ描写をもっと濃厚に!
321 :
名無しさん@ピンキー :02/03/06 14:34 ID:pSz3xDoK
プルがプルツーにされちゃうのをキボン。
322 :
:02/03/06 15:40 ID:MBEEI3sB
同人誌ない? ターンAはいらない
324 :
名無しさん@ピンキー :02/03/07 21:00 ID:It8sNSZ0
台詞だけじゃぬけん
そうか...けっこう難しいもんだな。 もう少し修行してみるは。
いやむしろ修行すべきは
>>324 の方
ヌクにもスキルがいるってこった
327 :
名無しさん@ピンキー :02/03/09 09:31 ID:kA8uuMkN
>321 小説じゃないが漫画ならあったぞ。とらに。
328 :
名無しさん@ピンキー :02/03/09 16:15 ID:LCzuSRW+
リリーナお願いします
329 :
名無しさん@ピンキー :02/03/10 01:22 ID:AuIB02Hc
330 :
名無しさん@ピンキー :02/03/13 13:51 ID:ty5dfIX4
331 :
名無しさん@ピンキー :02/03/18 02:21 ID:5NaMZ/Ax
カレンって良いよネェ〜
332 :
名無しさん@ピンキー :02/03/22 05:08 ID:ZVucBXGF
ガッツage
>>331-332 そのコンボは勘弁してくれ…。
俺もカレン好きなんだが
どこに行っても二言目にはそれなんだよ。
334 :
名無しさん@ピンキー :02/03/22 19:15 ID:y1z8KTi8
>>333 激しく同意!!!!!
前半は確かにガッツだが監督が代わってからはガッツじゃねーぞ!
>>332
335 :
333 :02/03/22 19:33 ID:h3cgtYxj
>>334 おお、同志よ!
カレンの「あんた…今行くっ」なんて
萌えの極みだと思うんだがどうか?
カレン、看護婦になる
338 :
名無しさん@ピンキー :02/03/23 12:59 ID:YYV4sFiO
カレンのナース姿を想像した勃起しちまった。 巨乳の所為でスカートの丈が上がって超ミニになるカレンたん。ハァハァ。
339 :
名無しさん@ピンキー :02/03/27 04:02 ID:tQMjSRqw
二の腕、太すぎage
340 :
名無しさん@ピンキー :02/03/27 12:04 ID:lBNn+9ZQ
ドロシーのイブニングドレス姿の時のよせてある 胸がイイ(・∀・)!!
341 :
名無しさん@ピンキー :02/04/02 22:03 ID:Ks3Ync+e
なんか、最近のキャラで盛り上がってるな〜。 漏れは、断然セイラさん贔屓!! 個人的には、発行:NEO ZEON、編集:PASION、発行人:KiLL の『PASSION』って同人誌がイイぜ!なんといっても、表紙がビキニ姿のセイラ さん!中身は色んな作品のキャラの責められる&陵辱される姿だけど、我らがセイラさん は2ページに渡って責められてる!!これがまた、イイんだホント。 誰か、この同人誌について知ってる人いない?
342 :
名無しさん@ピンキー :02/04/04 22:58 ID:5gZIaxKX
343 :
名無しさん@ピンキー :02/04/05 00:55 ID:xXghZ8uq
>342 この世界って性格の丸い女性らしい女性ってメインキャラ には全くおらん気が、、。
344 :
名無しさん@ピンキー :02/04/06 20:58 ID:DJvnbQFS
>>343 富野カントクの女性観では、あれが普通では?
345 :
おまんこ大好き! :02/04/06 20:59 ID:uixmo4Gs
346 :
名無しさん@ピンキー :02/04/06 22:08 ID:wu7cRqEl
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あんまり書き込みないと お父さん、純愛SSとか書いちゃうよ。 スレ違いなんでやらんけど。
>348 純愛て、どのカプールに一番しっくり来るんだろう・・・。
ジェリド×マウアーでおながい、パパン(W
だから、スレ違いなんでお父さんやらないってw やるならエロ入れなきゃあかんでしょ。 書いてみたいのはオリジナルの宇宙世紀純愛物だから ちなみにエロゲネタ板の某スレでSS書いてるんで お父さんを探せ!w
・・・パパ 再降臨 キボンヌ・・・
354 :
_ :02/04/28 16:02 ID:cEjgXrRE
>>354 連載してたスレがログ落ちしちゃって連載続行不能になりました。
ドロシーがリリーナを倍武責めにしたり、
二人でダブルフェラしたりして見所が多かったYO。
>354->355 その後、完結した完全版を職人さんが某所に投稿して下さったので、公開されている。 どこかはシャア板住人ならわかるはずなので探せ!
357 :
_ :02/05/01 19:01 ID:3U0OpPCD
>>355 、366
ありがと〜!
金髪ってシャアのことだったか。
5日ぶりなんで保守age。 っつーか、誰かエロSS書けいや書いて下さい。 パパはどこへ行ったんだあ〜
1週間放置されてるんで、勝手に駄文書いていいかな? いいよな。 よし、明日書こうっと。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ジュナス・フレイブは、ノーマルスーツのグラブ越しに操縦桿を握り締めた。 彼は、RGM-79モビルスーツGMのコックピットの中にいる。 彼が目を上げると、モニターにはまるで戦場さながらの格納庫が映し出されている。 彼の搭乗しているGMと同型機のMSが、次々に出撃準備を終えていく。 全長18メートル余りの巨体が、固い動きのままカタパルトから飛び出していく。 どうやらそろそろ彼のGMの順番のようだった。 心臓の鼓動が早くなる。グラブの中の手に汗が滲む。 ジュナスもざっと出撃前の点検を終えて、もう一度前方を睨みつけた。 彼のGMに取り付いていたメカニックが、モニター越しに敬礼をおくってきた。 ジュナスはゆっくりとGMを歩かせてカタパルトへと向かわせる。 ──これが最後の決戦だと、ブリーフィングでは言われていた。 『ア・バオア・クー』・・・これを落とせばジオンは叩けるという。 聞くところによると、ジオンは遂に学徒動員まで始めたという惨状のようだ。 学生というとジュナスよりは5、6歳は年下になるか。 出来るだけ戦場であいまみえたくはないと思うが、それが叶うかどうか。
人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀以上が過ぎていた。 地球の周りには、数百機の巨大なコロニーが浮かべられていた。 人々はその円筒の内壁にあたる人工の大地に住み、そこを第二の故郷とした。 数億の宇宙移民達はそこで暮らし子を産み、そして死んでいった。 宇宙世紀0079。 地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り 地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。 開戦から暫くの間は、MSザクを有効に使ったジオン側が有利に戦局を進めたが その後連邦軍のV作戦の始動によって彼我の戦力は逆転し、現在に至る。 そして今、後に『一年戦争』と呼ばれるこの戦争も終わりに近付いていた 衆目の見るところ、ジオン軍の敗色は濃厚であろう。 ──それにしても、自分でもよくここまで生き残って来れたとジュナスは思う。 偶然パイロット適正があった事から、軍でも最新鋭の兵器を任されたのだ。 いつ撃墜されるかと思いながら、何度も出撃しては戻って来れた。 何時の間にか、ジュナスはそれなりのMSパイロットと見なされていた。
彼は、ふとメインモニター上の小さな通信モニター画面に目を向けた。 画面の中では可憐なオペレータ嬢が、静かに微笑んでいる。 長い髪に小さな瞳の、ジュナスが知らないオペレータ嬢だった。 しかし、このサラミス位に大きな艦ならよくあることだ。 よく見ると、微笑んではいるが目元には疲れが残っている。 それはそうだろう・・・もう作戦時間に突入してどれだけ経っているというのか。 彼女は彼女で、戦っているのだ。 ジュナスは、何故だか判らないが、彼女に声を掛けてみたくなった。 「・・・ブリッジ・オペレータ?」 突然の彼の呼び掛けに、画面の中の彼女がびくっとする。 「は、はいっ!? ・・・──フレイブ准尉、もう出撃されますか?」 「いや・・・その・・・良かったらなんだが、君の名前教えてくれないか?」 その時は、どうしてそんな事を思ったのか、ジュナス自身にもよく判らなかった。 彼の唐突なセリフを聞いて、モニターの中の彼女は戸惑っていた。 ジュナスは慌てて、さすがに脈略のない自分のセリフを取り消そうとした。
だが、意外にも彼女はそっと微笑んで口を開いたのだ。 「私の名前ですか・・・・。・・・教えてあげません」 一瞬、何を言われたのか判らなくて呆然とした彼に、彼女は言葉を紡ぐ。 「でも、無事に帰って来られたら教えて差し上げます」 そう言ってオペレータ嬢は悪戯っぽく笑った。 思わずジュナスも苦笑しつつ、心の何処かに浮き立つような気持ちを覚えていた。 「・・・じゃあ、頑張って帰って来てみるさ」 操縦桿を倒してGMをカタパルトに向かわせつつ、ジュナスは笑ってみる。 「はい。私もお待ちしています」 オペレーター嬢の疲れたような目元に、再度微笑みが浮かんだ。 こんな事は、ただの感傷でしかないのかもしれない。 だが、今この瞬間、ジュナスは彼女の為に帰って来たいと感じた。 そして、彼女は待っていると言った・・・それだけで充分なのかもしれない。 しかし、ジオンを叩くまで、この戦争は終わらない。 そして・・・このサラミスに帰艦するまで彼の戦争は終わらないのだ。
「・・・無事に帰って来たら名前を教えてくれるだけかい?」 彼は、出撃直前に、もう一回だけ彼女と話してみたくてなってそう呼びかける。 「はい、それだけです。“お約束”するのはそれだけです」 オペレータ嬢はこともなげに言うと彼、に発進許可を与えて来る。 彼は少々拍子抜けしつつ、だが、そんなものかなとも思った。 考えてみれば、ついさっき初めて言葉を交わしたばかりなのだ。 彼は気持ちを戦闘用に切り換えた。 ここは戦場なのだ。 「よぉーしっ! 出るっっ!!」 彼のMSがカタパルトにから射出される直前彼女はそっと言う。 「“お約束”するのは・・・そこまでです・・・」 え?と、彼は通信画面に目をやった。彼女はまた悪戯っぽく微笑む。 彼GMが射出される瞬間、モニターの中の彼女の唇がこう動くのが判った。 ・・・“そこ”から先はあなたの努力次第です・・・
──次回、5月26日(・・・って誰か読んでたら困るんだが)
彼女は、出撃して行く白と赤でペイントされているMSから何故か目が離せなかった。 モニターの中の機体は、バーニアを噴かしつつ戦場へと飛び込んで行く。 「ねえ、あなた今、パイロットからナンパされてあしらってたでしょ」 不意に、彼女の隣の席の金髪のオペレーターが声を掛けて来た。 まだノーマルスーツは着用していないから、興味津々という表情が目立つ。 彼女自身は先日臨時に徴兵されたばかりなので、金髪の同僚を良くは知らない。 まだ警戒体制は解かれていないのに、と思いながら彼女は微笑んで答える。 「あしらっていた訳でも、からかっていた訳でもないのよ」 「へえー? 結構本気なんだ?」 彼女は金髪の同僚に静かに微笑むと、すぐに視線をレーダーの画面に戻す。 パイロットに軽口を叩かれたのは、別に初めての事ではない。 そして、今回の会話がどこまで本気なのか、彼女自身にも判らないのだ。 それは多分、帰艦して来た彼の顔を見た時に判るのだろう。 だから彼女は、彼の帰還を楽しみに待ってみようと思ってみる。 それはなかなか胸をときめかせる想いだった。
サラミスから出撃した彼は、着実に戦果を上げて生き残っていた。 右から来たゲルググタイプのビームライフルから、上手く回避する。 ビームなど目視で避けられるものでない。 殆ど直感と敵の機体の行動から推察するしかない事だ。 GMを慣性運動のまま立て直す。 俺には帰る理由がある 彼は小さくつぶやきつつ、トリガーを引く。 ビームスプレーガンがゲルググの頭部を吹き飛ばすが、致命傷ではない。 しかし、戦意は奪ったはずだ。 彼は次の相手を探すべくモニターをにらむ。 ゲルググのパイロットにも帰艦する理由はあるのだろう。 だが、戦場でそれを譲る訳にはいかない。 自分も帰らなくてはならないのだ。 彼女の名前を聞くために・・・。 それを重要に感じる自分が、とても可笑しかった。
そうやって、生と死の境目を歩きながらの5時間余りの作戦時間が経つ。 MSに搭載されているエネルギーとパイロットの精神の限界がくる。 しかし、少し前からあきらかに敵対しているジオンのMSが減ってきていた。 ア・バオア・クーからジオンの首脳陣が退却し始めているという情報もあった。 実際に戦っているパイロット本人には、戦況など判りはしない。 だが、どうやら連邦軍は戦局を有利に進めているようだった。 ジオンは幾らかのMSが最後の抵抗で連邦艦隊に向かっている程度のようだ。 そして彼のGMに帰還命令が出る。 そう、彼は生き残ったのだ。 「よし・・・。ジュナス・フレイブ。これから帰艦する」 彼はコンソールの上の通信モニターに向かって軽く手を挙げる。 既にノーマルスーツの中は汗まみれだが、これが生き残るという事だ。。 「・・・はい。お帰りをお待ちしています」 通信モニターの中の彼女は、つい5時間前と変わらず優しく微笑んだ。 何故か、その淡い微笑みに少し見とれてしまう。
一息ついた彼女に、金髪のオペレーターが再び興味津々で話しかけてくる。 「例のパイロットさんが帰って来たら、どうするの?」 「そうですね・・・。お顔を拝見してから考えます」 彼女は静かに微笑むと、モニターに視線を戻す。 次の瞬間、ブリッジに甲高い警報音が響いたのと同時に衝撃が来た。 彼女は、はっとして周囲を見回す。 退却中のドムが、最後の抵抗で爆撃したサラミスのブリッジの壁が裂けた。 避けた壁の向こうに真空の宇宙が広がり、何もかもを吸い込もうとする。 オペレーターも、何人かが弾き飛ばされて死んでいく。 さっきまで談笑していた金髪の同僚も、宇宙空間に吸い込まれそうになった。 「危ないっ!!」 彼女は、とっさに隣の席の金髪のオペレーターを突き飛ばして助ける。 そしてその行動が、二人の生死を分けた。 彼女自身は、外壁に開いた裂け目から真空の宇宙空間に吹き飛ばされる。 金髪のオペレーターは、必死でシートにしがみついて泣いた。
GMの脚部も相当ダメージがあったようだが、騙しながら着艦させる。 彼は、ようやく母艦であるサラミスへと帰って来たのだ 周囲には、彼と同じように帰艦して来た傷だらけのMSが立ち尽くしている。 彼はバランサーをチェックしつつ、どこか浮き立つ気持ちで通信を入れた。 「ブリッジ・・・着艦終了だ。機体をどこへ廻せばいい?」 画面には、ノーマルスーツを着用した士官が映った。 何か背後が慌ただしいように見えて、彼は胸騒ぎを覚える。 ノーマルスーツの士官は、モニターに顔をくっつけるようにして叫ぶ。 「すまないがブリッジがドムの爆撃の余波を食らった! 混乱している」 そのセリフを聞いた瞬間、心臓が鷲掴みされたような感覚があった。 ブリッジが爆撃!? 彼は、思わず叫んでいた。 「っ! ・・・知っているオペレータがいるんだ! 無事を知りたい!!」 士官は、モニターの中で気の毒そうに彼を見た。 そして、そっと視線を逸らした士官は、小さな声で彼に言う。 「そうか・・・生存者は少ないが、『名前』を言ってくれれば調べるぞ」
「・・・『名前』は・・・・」 彼は、呆然としながら小さく呟いた。 胸が締め付けられるような気がして、上手く声が出ない。 「・・・『名前』は・・・これから、・・・聞くんだ・・・」 それ以上、今の彼に何が言えるだろう。 次の瞬間、そのモニターに金髪のオペレーターが慌てて割り込んで来る。 彼は、その金髪のオペレーターが彼女の隣に座っていたのを思い出す。 士官は、気を遣ったように席を譲ってくれた。 金髪のオペレーターは、彼の顔を真っ赤な瞳で見つめる。 バイザー越しでも、涙でグシャグシャの顔であるのが判って痛ましい。 そして彼に向かって何度も何度も・・・何度も何度も、謝罪を繰り返す。 彼女が謝るような事ではないのは彼にも判っていたが、何も言えなかった。 この年、宇宙世紀0080。 この戦いの後、地球連邦政府とジオン共和国の間で休戦協定が結ばれた。
――次回、6月2日。
読んでますyo- なんだか切ないのねん(;´Д`)
ドアを開けた自分の表情は、多分相当に間抜けなものに見えたことだろう。 そんな事を呆然と考えながらジュナス・フレイブは来訪者から視線を外せずにいた。 「すみません・・・、フレイブ元中尉殿で、間違いはないですよね?」 彼の目の前にいるスーツ姿の女性は、彼に向かって囁くように言う。 その声のトーンを耳にして、またも彼の思考が停止しかけた。 それ程までに、来訪者は彼の想像の範囲を越えていたのである。 彼があまりに返答を寄越さないので、彼女は焦れたように繰り返す。 「こちらの調査ではフレイブ元中尉殿で間違いないはずですが」 その少し戸惑ったような声は“あの少女”そっくりだった。 悪戯っぽく微笑んだ笑顔が、フラッシュバックしては消える。 ――私の名前ですか・・・・。・・・教えてあげません。 同時に、何回もあの時の彼女のセリフがリフレインされる。 セミロングの柔らかそうなブラウンの髪と、透き通った青い瞳。 7年前にMSの通信モニターの中に見たままの、淡い微笑み。 違うのは、ジュナス自身が7年分年を取っているという事だけだった。
ジュナスは、俗に言う『一年戦争』に徴兵されてGMに搭乗して戦った。 決して好戦的な訳ではなかったが、目の前の敵から逃げはしなかった。 そして終戦間際のア・バオア・クーでの最終決戦の時に、“彼女”に出会う。 少女は、彼が所属していたサラミスのブリッジオペレーターだった。 ジュナスは、彼女と無事に還って来られたら“名前”を聞くという約束をする。 だが、それは永遠に叶わない約束となってしまった。 だからこそ、ジュナス・フレイブにとって、終戦は余り重要な意味を持たなかった。 終戦の混乱の中で、結局彼はあの金髪のオペレーターとも話す機会を持てなかった。 積極的に探さなかった事もあって、あの“彼女”の名前を聞くことも出来なかった。 いや、これは嘘だ。 彼は、彼女の名前をその口から聞きたかったのだ。 そんな感傷を持つ程に、7年前の22歳のジュナスは子供だったのだ。 そして今、彼の前にその彼女がいた。 そう感じつつも、そうではない事にも気が付いているジュナスだ。 似ていると言っては余りにも似過ぎているが、「他人」だ。
ジュナスも、心のどこかではちゃんと判っていた。 だが、それでも再会出来たのではないかという思いは彼を戸惑わせる。 ジュナスは、我に返って改めて目の前の少女を見つめた。 少女は彼の部屋の戸口に、綺麗な姿勢で立っている。 7年前と同じに見えるという事は、目の前の少女は、あの彼女ではない。 少女は、18歳くらいだろうか? 幼く見えるのは、自分が大人になってしまったからだ。 ジュナス自身は、しっかり7年分年を取って29歳になっていた。 終戦後、彼は3年間軍に在籍し、中尉に昇格してから退役していた。 その後、ニューアークの片隅で退屈な仕事に就いて日常生活を送り始める。 退屈ではあったが、しかし彼はそれ以上の物を望むつもりもなかった。 そして、更に4年の歳月が彼の上に流れていたのだ。 彼に見つめられても、少女は物怖じしないのか視線を逸らさない。 さりげなく彼を促してエントランスに入ると、ドアを後ろ手に閉める。 そして、上目遣いにジュナスの顔を覗き込んだ。
何かコロンでも付けているのか、ふわっと柔らかい匂いが彼を包んだ。 「スペースノイドの自治の為、中尉のお力を貸して戴きたいのです」 少女は、淡く微笑んで彼に向かって言う。 はっきり言う態度は、必ずしも“彼女”に似ていた訳ではない。 だが、その表情は、あの時にモニター越しに見たままだ。 ――でも、無事に帰って来られたら教えて差し上げます・・・ 改めて、とても魅力的な笑顔だと思ってしまうジュナスだ。 しかし同時に、あの少女といちいち比べてしまう自分を恥じもする。 実はそれは非常に酷い事でもあるのだから。 「私達の組織は『エゥーゴ』と言います。反『ティターンズ』組織です」 ティターンズという連邦軍の内部組織については彼も知っていた。 彼の退役間際の、宇宙世紀0083に設立された組織である。 その連邦軍の組織に反抗する勢力だと? 少女は、そんな混乱したような彼の目をみつめたまま言葉を付け加えた。 「エゥーゴは、貴方のお力を必要としています」
――次回、6月9日。(読んでいらっしゃる方がいるとは・・・赤面)
毎回、続きを楽しみにしている一人です(^ー^; 頑張って下さいd(^-^)ね! 素晴らしいSSです♪♪♪
382 :
_ :02/06/08 14:57 ID:63skVIIY
\(゚Д゚)/あと一日だ!!
「一年戦争が終わってから7年。地球連邦政府は腐敗の一途を辿っています」 いつまでも立ち話もなんだろう、と彼は彼女をダイニングに案内していた。 彼女に椅子を勧めると、不味いが手軽なインスタントのコーヒーを炒れる。 そんなジュナスの行動を興味深そうに見ていた少女は、出されたカップに頭を下げた。 そのカップを受け取った彼女が話し始めたのが、この言葉だった。 「一握りの特権階級が、地球から宇宙を支配しようとしているのです」 先ほどのティターンズという名前を聞いて、ジュナスの表情はいささか曇っていた。 ティターンズは、彼が軍を退役する直前の宇宙世紀0083年12月4日に設立された組織だ。 同年11月16日に行われたバスク・オム大佐の演説を、彼はまだ覚えている。 ジュナスが軍を退役する決意を後押ししたのが、このティターンズの設立だったのだ。 勿論、一年戦争並びにデラーズ紛争の後片付けの為の組織を否定するつもりはない。 だが、彼の中の何かが連邦軍内部のエリート部隊としてのティターンズを拒否していた。 だからこそ退役後軍に係わる事を回避していた彼は、エゥーゴを知らなかった。 宇宙には戦争後全く上がっていないのだから、情勢等に疎いのは仕方ないとも言える。 彼女は、そんな彼に向かって宇宙世紀0087年時点の情勢を語り説いた。
少女は、エゥーゴはANTI EARTH UNION GROUPの略称だとジュナスに説明をした。 スペースノイドの自治の確保の為に設立された組織である、と。 彼女が説明する現状の殆どを、地球に居住していたジュナスは知らなかった。 それを自分には関係のないと言ってしまう事は、とても簡単だったろう。 しかし、それを口にする事が出来なかったのは・・・何故なのだろう。 そんな想いを抱きながら、ジュナスは目の前の椅子に座っている彼女を見つめる。 しっかりとした意志のある視線だった。自分の想いに、疑問を持っていない。 多分、これがあの7年前の彼女と現在目の前に居る少女を結びつける線だ。 ――“そこ”から先は、貴方の努力次第です・・・ 何故 あの時、自分はあれ程までに彼女に惹かれたのだろう。 何故 今、自分は目の前の彼女に心を傾けつつあるのだろう。 もっとも、その理由をわざわざ口にしてみせる程、もう彼は子供ではなかったが。 そうして彼が自分をじっと見つめている事に気が付いて、少女は戸惑ったようだった。 ジュナスは、少々不躾であったかと慌てて視線をそっと逸らす。 そのせいで少女の瞳の中に揺れていた感情には、全く気付かなかった。
「・・・退役して4年にもなる俺が、何かの役に立つとは思えないんだが」 一通りエゥーゴの説明を聞いたジュナスが、まず口にしたのはその言葉だった。 そんな彼の断り半分躊躇半分の台詞を、彼女はあの淡い微笑みで打ち消す。 「今のエゥーゴには、一人でも多くの優秀なMSのパイロットが必要です。 そして我々が調査させて頂いた中尉の戦績は、とても素晴らしいものでした・・・」 何故か一瞬彼女の頬が赤くなったような気がしたが、気のせいだろう。 彼を見る眼がかすかに潤んでいるように見えるのも緊張しているからだろう。 ジュナスは、精一杯理性を取り戻して冷静に事象を判断するように勤めた。 少女は真っ直ぐに彼を見つめると、もう一度声に力を込めて言った。 「・・・我々に、中尉のお力を貸して頂けないでしょうか」 そんな台詞を“あの彼女”そっくりの顔で言われて、彼は慌てて視線を反らす。 「考えさせてくれないか。突然の話だからね」 ジュナスのセリフを聞いて、少し落胆した表情になる彼女だ。 だが、すぐに気を取り直して顔を上げると苦笑して見せる。 「確かにそうですね。我々もすぐにお返事を頂けるとは思っていません」
彼が話を終わらせる合図に立ち上がると、彼女も仕方なくそれに続く。 なんとなく腰が重く、このままもう少し話をしていたいようなそぶりだ。 エントランスまで送られながら、彼女は浮かない顔でチラチラと彼を見る。 ジュナスはそんな視線に気付くはずもなく、少女を送り出そうとした。 開いたドアから送り出される瞬間、勇気を出したように彼女は彼に詰め寄った。 「中尉っ、・・・私の名前は・・・聞いてもらえないんですか?」 彼女は、酷く傷付いたような表情で彼を上目遣いに睨む。 あれだけ情熱的に見つめておいて、それはないんじゃないかという表情だ。 自分に興味を持ってくれたのではなかったのか?と、視線で訴える。 勿論、そんな挙動を読み取れる程に彼は気の利いた人物ではない。 あの少女とよく似た顔の少女が、“名前”と口にする状況が彼を混乱させるだけだ。 7年前に聞けなかった名前を聞ける訳ではないのにも係わらず、だ。 「私はベルナデッタ・ソロンと申します。・・・覚えては戴けませんか?」 彼は、ベルナデッタの態度に押されるようにゆっくりと頷く。 それを見て、頬を少し赤らめて微笑むベルナデッタだった。
──次回、6月16日。(・・・Hシーンはもう少し先)
いやぁ、なかなかいい趣味の展開・・・・ Σ(´Д`ズガーン え、えちしーんがあるですかぁっ!! もう虜でござる
オリジナルか… 別にガンダムじゃなくてもいいよなぁ。
エチーなくてもイイカンジ
392 :
名無しさん@ピンキー :02/06/15 12:50 ID:nyuynqKW
保全
393 :
13 :02/06/15 13:09 ID:bE6UXE6Z
>ISAQ ◆IsaqImeQさん。 ここまでいい感じですから、ありがちな妹オチはやめて下さいね。
そして、ベルナデッタと名乗る少女を送り出してから3日が過ぎた。 冷静になってみるまでもなく、自分が7年分の歳を取っているのだから“彼女”があの 一年戦争の時のままの姿で自分の前に現れる事などありえないと理解出来る。 よく見てみれば、ベルナデッタと“あの彼女”は違う処の方が多いのだ。 かって、サラミスからの出撃時に確かにジュナスは彼女と約束めいた事をした。 だがそれだけの関係で、決して将来を誓い合ったなどという関係ではないと思い返す。 もっとも、そんな通り一遍の言葉で片付けられるのならば苦労などない。 ──再度ベルナデッタが彼の自宅の呼び鈴を鳴らしたのは、更にその4日後だった。 「お考え戴けましたでしょうか、フレイブ元中尉」 ドアの前に立ったベルナデッタは、何故か少し頬を赤らめながら彼に尋ねる。 まるで、彼が拒否の返事をするのを怖がっているかの様だった。 多分、エゥーゴとやらも人手が足りていないから自分に断って欲しくないのだろう。 ジュナスはそんな事を思いながら、妙にめかしこんだベルナデッタを見る。。 この一週間、ジュナスは様々な文献や資料を当たりつつ現在の情勢を調べた。 まずはエゥーゴという組織についてある程度の情報を得ようと思ったのだ。
──“サイド1やサイド2に拠点を置く政治的過激派” これが最初、ジュナスが目にしたエゥーゴの評価であり、地球に流布されている情報だ。 ところが、調べる内に2年前の信じ難い『30バンチ事件』にぶつかった。 いわゆる『30バンチ事件』とは、地球連邦政府がエゥーゴの集会の行われたコロニーに 毒ガス攻撃を行い、1,500人以上のスペースノイドを虐殺した事を指す。 さすがのジュナスも、自分が一度は属した軍がやった事だとは信じられなかった。 そして、この事件が巧妙に歪められて伝えられている気配も感じたのだ。 また、一般的にエゥーゴは「独善的にスペースノイドの総意を歪曲化した組織」である と記述されている事が多かったのもとても印象的だった。 だからこそ逆に、彼はエゥーゴに共感を持ってしまったのかもしれない。 彼が軍を退役する間際の様々な事象を考慮するならば、是はエゥーゴにあると思えた。 そして、4年もの間宇宙情勢から目を逸らし続けてきた不明を恥じる。 もっとも彼自身は気付いていないが、エゥーゴへの好意は理屈のみのものではない。 本当は、あの彼女に似ている少女が口にする事だから信じてしまったのかもしれない。 その意味では、偶然にしろベルナデッタが彼に逢いに来たのは僥倖であったと言えよう。
そんな事を考えながら、ジュナスはベルナデッタをエントランスに招き入れた。 外に聞こえない様にドアを閉めながら、彼は静かに口を開いた。 「そうだな。・・・詳しい話を聞いてみたい位の興味は持った」 ジュナスのセリフを聞いて、ぱっとベルナデッタは笑顔になった。 「・・・っ! 有難う御座いますっ!」 まるで彼に抱きつかんばかりに喜んで、彼を見つめるベルナデッタだ。 よっぽどエゥーゴの構成員を増やしたいのだろう、と彼は納得しつつ頷いた。 不意に、あの“彼女”は物静かで、感情を出したりはしなかったな・・・と思う。 あのオペレーター嬢なら、どんな反応をしたろうか。 そんなことが心の中に浮かんで、ジュナスの胸を締め付ける。 彼は眩しいものを見たように目を細めると、そっと視線をベルナデッタから逸らした。 だから、ベルナデッタが彼の行動にせつなそうな視線を向けたのには気付かなかった。 ──彼は体勢を変えると、立ち話もなんだろうとまたベルナデッタを招き入れた。 再びダイニングに案内された彼女は、先日の位置の椅子に当然のように座る。 そして、同じように不味いが手軽なインスタントのコーヒーが出された。
目の前に出されたコーヒーカップを両手で包み込みながら、ベルナデッタは口を開く。 「先日は、緊張していて余計なことを言ってしまったようで」 帰り際に自分の名前を押し付けるように教えた非を詫びる言葉を、口にする。 さりげなく言葉を選びながら、ベルナデッタは彼の反応を確かめた。 しかし、目の前の中尉は先日と変わらず自分を見ていないと感じるベルナデッタだ。 一週間前に出逢った時からそうだった・・・とベルナデッタは思ってしまう。 最初から、目の前にいる自分を見ていない。 その癖、不意に情熱的とも言える位に自分を見つめるのだ。 ──・・・ズルイ、と思う。 最初、何故か指名で中尉の調査を担当させられた時に、彼女には何の印象もなかった。 ただ単に自分の属する組織──エゥーゴが目を付けた軍人というだけだった。 段々と調査を進める内に少しずつだが、彼に興味を持つようになっていく。 そして初対面の時の、自分を見つめる真っ直ぐな視線に心を取り込まれてしまった。 彼の深い瞳が、自分の頭越しに何を見ているのかは知らない。 その視線が自分に止まる事があるのかどうかも、今のベルナデッタは知らない。
ベルナデッタは、コーヒーをすすると静かに口を開いた。 「中尉の戦闘記録は何回も拝見させて戴きました。暗記してるくらいです」 少し頬を赤らめて、早口で彼に語り掛けてみるベルナデッタだ。 ──そんな彼女を見ながら、ジュナスは密かに感心していた。 知らずに対応すれば、まるで彼に本当に興味があるように思ってしまうかもしれない。 自分をスカウトしようと必死なのだろう、と任務に忠実な彼女に好感を覚える。 彼は、そんな10歳年下の勧誘員に向かって微笑んで言った。 「安心しなさい」 そして、改めてベルナデッタに向き合うと、しっかりとその瞳を見つめた。 「私は、君達、エゥーゴの思想に共鳴したと言っていい」 ベルナデッタが目を輝かせて彼の次の言葉を待つ様子は、まるで可愛い子犬のようだ。 「それで・・・君達は私に何を求めているんだい?」 その瞬間、それまで夢見がちに見えたベルナデッタの表情が引き締まる。 「《グリプス》、をご存知でしょうか?」 そのセリフを口にしたベルナデッタは“エゥーゴ諜報員の顔”になっていた。
──以下、6月23日。 (叱咤激励心の底から感謝です 愚鈍な作者の低俗な物語なので、読み飛ばして下されば幸いです)
せいせ〜い、原稿まだですか〜? 輪転機止めてまってるんすから頑張って下さいよ〜
ええいっ、せかしてはいけない 折角ご好意で面白いモノ読ませていただいてるのだから 一日や二日の遅れ、あるいは興の乗らない週をとばすなどと言うことも受け入れるべきだ まぁ、通例のアップ時刻までまだ余裕はある。 じっくりまとうよ
404 :
:02/06/23 17:34 ID:WXBmHF1d
ISAQ ◆IsaqImeQ先生、W杯取材の為お休みします って落ちでもおもろいけどな
W杯取材の為お休みします・・って・・・。 勘弁して下さい(泣)
彼女の口から出た《グリプス》という単語は、彼が行った情報収集の中にはなかった。 彼が静かに首を横に振ると、ベルナデッタは慎重に言葉を選んで話し始める。 宇宙世紀における宇宙には、大きさも用途も様々なスペースコロニーが浮かんでいた。 コロニーの集団を称してサイドと言い、その一つのサイド7に2つのコロニーがある。 シリンダー型のコロニー『グリーン・ノア1』と密閉型のコロニー『グリーン・ノア2』。 このグリーン・ノア2こそがティターンズ用に急造されたコロニーであり 内部は軍事要塞化されているというのが実態である。 『グリプス』とは、バスク・オム大佐がグリーン・ノア2を呼ぶ時の名称なのだ。 そのバスク・オム大佐は、現在のティターンズの実質的指導者だと言われている。 エゥーゴでは、グリプスで新型のモビルスーツの実験が行われているという情報を 掴んでおり、更にかなり強力なMSであるとの情報も得ていた。 現状以上の兵力の差が、ティターンズとエゥーゴの間に発生する事は望ましくない。 だからこそ、エゥーゴは積極的に動かざるを得ないのだ。 「・・・と、いう事はそのグリプスとやらに総攻撃を掛けると?」 彼のその言葉に、ベルナデッタは淡く微笑んで首を振って見せる。
「さすがにそこまでの軍事行動は起こせません。まずは情報収集ですね」 その為にも、今のエゥーゴには彼のような優秀な人材が求められていると言う。 彼女は、彼に向かってもう一度口を開いて頭を下げる。 「私達に、お力を貸して下さい。よろしければ、明日にでも参加戴きたいです」 ベルナデッタがさらっと大変な事を言うから、ジュナスは苦笑した。 「さすがに色々と雑用があるんでね・・・そうすぐには行かれないよ」 彼の言葉に、ベルナデッタは目に見えて落胆する。 とても素直というか飾り気のない少女だなと、彼はもう一度微笑んだ。 「3日貰おう。・・・それで全てに決着を付けて同行しよう」 彼女の顔がぱっと輝いた・・・そして何度も彼に向かって頭を下げる。 ──その笑顔を見た時、ジュナスは自分が正しい選択をした事を確信してしまう。 ベルナデッタが、エゥーゴからの支度金の小切手を取り出し彼に渡してきた。 それは結構な金額であったので、彼は軽く驚く。 どうやらエゥーゴにはそれなりのスポンサーが付いているという事らしい。 彼女は、3日後の朝に彼を迎えにもう一度ここに来る事を嬉しそうに告げたのだった。
──先日と同じようにエントランスへ歩きながら、彼がベルナデッタに話し掛けてきた。 「私がティターンズに密告するなどとは、考えなかったのかね?」 それを聞いたベルナデッタは、一瞬呆然とした表情になってしまう。 そっと目を閉じた彼女は、なんとか言葉を選んで彼に向かって口を開く。 「・・・中尉は・・・密告を・・・お考えになったんですか・・・?」 「正直な処、考えもしなかった。唯の素朴な疑問だよ」 その回答を聞いて、ベルナデッタは安心して大きく息をついた。 目の前の中尉を信じていたとはいえ、不安がなかったとは言えないのだ。 ベルナデッタは、軽く悪戯っぽい表情でセリフを付け加える。 「本当は監視を付ける規程なんですが・・・付けませんでした」 彼はそれを聞いてちょっと不思議そうな表情をしただけで、ベルナデッタを送り出す。 ・・・あなたを信じていたから、監視を付けなかった・・・ その意味の台詞を聞いても彼が笑いかけてくれなかったので、彼女はがっかりした。 もう少しなんとか反応を返してくれても、バチは当たらないのになあと思う。 だが、無情にも彼女の目の前でジュナスの自宅のドアが閉まってしまった。
ベルナデッタは軽くため息をつくと、速やかに住宅街の外れまで移動した。 そして停めてあったレンタエレカに搭乗すると、偽名で借りているホテルへと戻る。 自分の部屋に戻ったベルナデッタは、彼女の母艦である《アーガマ》へ連絡を入れた。 ──宇宙戦艦アーガマは、彼女の母艦であり、エゥーゴの旗艦である。 彼女はよく知らないがアーガマの姿は一年戦争時の《ホワイトベース》という艦を模倣 したと言われており、その奇妙な名前はヒンドゥの聖典にある名前だという。 ちなみに、もともとは《ペガサスU》という名前があったとも聞く。 アーガマというネーミングは、エゥーゴへの出資者メラニー・ヒュー・カーバイン本人 直々の希望で付けられたという。彼は、よく言われるようにロマンチストなのだ。 もっともロマンチストか何かでなければ、エゥーゴに出資したりはすまいが。 そのアーガマは、本拠地スィートウォーターから出航してグリプスへの航海の途中だ。 ミノフスキー粒子の散布されている宇宙で長距離通信など叶う訳もなくこの定時連絡は ホンコン経由の秘密通信であり、それなりの金額の掛かる通信だ。 彼女の定時連絡通信には、同僚のフランシス・エラワーが対応してきた。 通信画面の中には、短い赤い髪の毛の可愛い少女が映し出されている。
フランシスは、仲のいいベルナデッタを見ても相変わらず無表情で冷静だ。 だが、そのフランのつっけんどんな対応も付き合いの長いベルナデッタは微笑ましい。 「あのね、例の中尉さんが私たちに協力してくれるんだって!」 「・・・そう・・・御苦労様・・・・」 そっけなく答えてくるが、多分フランシスなりに精一杯祝ってくれているのだと思う。 その証拠に、目元がなんだか笑っているような気がする──気がするだけだが。 「・・・がんばって・・・ね・・・」 そんなフランシスの横から、画面にヘンケン・ベッケナー艦長が入ってきた。 ヘンケン艦長の、髭を蓄えた四角張った顔が画面一杯に迫ってくる。 「ソロン君、御苦労。──例の元中尉のスカウトの件、首尾は上々だと?」 「は、はいっ。中尉はエゥーゴに参加して下さるそうです」 ベルナデッタの弾んだ声の報告に、ヘンケン艦長も嬉しそうな声を上げる。 「これからエゥーゴも、対ティターンズの大規模な作戦が増えていく。有能な人材は いくらでも欲しいし、クワトロ大尉も経験者を早急に欲しがっているしな」 ベルナデッタは、クワトロ・バジーナ大尉のサングラスを掛けた横顔を思い浮かべた。
クワトロ・バジーナ大尉は、エゥーゴの実働部隊の指揮をしている男性だ。 非常に整った顔立ちをした金髪の男性で、一年戦争の従軍経験もあるという。 確か30歳近くと聞いていたから、ジュナス・フレイブ元中尉と同年代だろうか。 時々見せる冷たい眼差しと淋しげな横顔に、心奪われてしまう女性は多いようだ。 ベルナデッタが知っているだけでも、大尉に憧れているエゥーゴの女性構成員は数多く 噂では同僚のレコア・ロンド少尉も好意を持っているようだ。 もっとも、ベルナデッタは不思議とクワトロ大尉に心寄せるような事はなかった。 だからこそ、自分は慎重な性格だと判断していた彼女だが──どうやら、違ったようだ。 ベルナデッタはそんな無駄な感情を打ち消すと、ヘンケン艦長に報告を続ける。 その報告を終えた後で、彼女は言葉少ないフランシスと合流の打ち合わせをした。 結局、アーガマがグリプスに調査で近付くのを利用して合流する事になった。 ベルナデッタが元中尉を連れてグリーンノア1へ行き、そこでフランシスの迎えを待つ。 その為のシャトルのチケットは、空港でルオ商会の人間から手渡される手筈になった。 ・・・そういえば自分を元中尉の連絡員に指名したのも、そのルオ商会だ。 ニューホンコンに拠点を置く華僑系資本で、裏社会とも関係がある組織だという。
──次回、6月30日。(お待たせした上につまらない内容で本気で申し訳ないです)
段取りを打ち合わせた彼女は、アーガマとの定時連絡を終了し携帯コムログを閉じた。 もうすぐアーガマと・・・エゥーゴの仲間達と合流する事が出来るのだ。 その上、あのジュナス・フレイブ元中尉と一緒に宇宙へ戻る事が出来るのだ。 これは正式な任務であるにも関わらず、ベルナデッタは心浮き立つものを感じた。 ──そんな事ではいけない。 冷静になる為に、彼女はフレイブ元中尉の嫌いな処を数え上げて冷静になろうとした。 まず鈍感で、何かしら過去を引きずっていて彼女に誰かを投影している気がする。 顔立ちだって決して美形という訳ではないし、気の利いた話をしてくれる訳でもない。 だが・・・と、ベルナデッタはベッドに身体を横たえながら思う。 恋愛沙汰に鈍感だということは他に大切な事があるという事で仕方がないのではないか。 むしろ恋愛に現を抜かしているよりも、真面目で好感が持てると思う。 過去を引きずっているという事は、それだけ真剣に誰かを想う事が出来るという事で その相手が自分になった時は、それだけ真剣に想ってくれるという事ではないか? それに、自分を見つめるあの瞳の素敵な事と言ったらもう・・・っ ・・・なんだかちっとも嫌いな処を見付けようとしていないベルナデッタだった。
──そして、そんなベルナデッタの自己暴走とは関係なく更に3日が静かに過ぎた。 約束通り身辺を整理したジュナスは、迎えに来たやけにおしゃれをしたベルナデッタに 付き添われて、午後遅くには宇宙空港まで来ていた。 一年戦争以降の長く続いた平和の為か、空港はレジャー客等で賑わっている。 ここから二人は、定期連絡シャトルで宇宙に上がりエゥーゴ本隊と合流するのである。 現在、旗艦アーガマはグリプスに向かって航海中であり、サイド7のグリーン・ノア1へ 降り立った後で二人を迎えに来たエゥーゴ連絡員に回収される段取りになっていた。 「空港に、ルオ商会の方がチケットを持って来てくれているはずなのですが」 ベルナデッタは喧騒の空港の中で、きょろきょろと周囲を見回す。 そんな二人に、すっ・・・と近付いてきたスーツ姿の女性がいる。 「失礼・・・ジュナス様とベルナデッタ様ですか」 澄んだ声を聞いて顔を向けたジュナスは、そこに金髪のすらりとした女性を見つけた。 「お待ちしておりました。ルオ商会のシェリー・パーカーです」 呆然とするジュナスに向かって、懐かしそうに微笑みかけるシェリーだ。 7年前、“あの彼女”に命を救われた金髪のオペレーターの成長した姿がそこにあった。
ジュナスはシェリーを促して、ベルナデッタから少し離れた位置にあるソファーへ座る。 そうして、自分と同じく7年分の歳月が流れているその表情を見つめた。 7年前、止めても止めても泣きじゃくっていたバイザー越しの泣き顔が思い浮かぶ。 「・・・随分と久し振りだ」 二人が最後に逢ったのは、終戦放送が流れているサラミスの艦内だったはずだ。 「お久し振りです、中尉。驚かせてごめんなさい」 落ち着いた物言いに、少なくともこの再会はシェリーにとっては予定内の事だと判る。 それが判明した瞬間、ジュナスは離れた位置に居るベルナデッタを目で示して言う。 「彼女を私の処へよこしたのは、意味があったという事かな」 シェリーの顔に良心の呵責の影がちらつくが、すぐに笑顔を取り戻した。 「・・・私も、初めてベルナデッタさんの写真を見た時には本当に驚きました」 そう言うと、シェリーは表情を硬くしてジュナスの顔を見た。 「そして、エゥーゴが候補に上げた退役軍人のリストの中に中尉がいた時も」 シェリー自身は、一年戦争の終戦後に昔の知人の勤めるルオ商会に誘われたという。 そして、ルオ商会がエゥーゴの援助をしていた事から進んで彼の担当になったのだ。
「お気づきでしょうが、ベルナデッタさんは“あの娘”とはなんの関係もありません。 外見が酷似していたので、中尉をお誘いするには好都合と私が判断しました」 つまりベルナデッタが“あの少女”と似ているところまでは運命の悪戯であり 彼女がジュナスの元に来たのは、予め仕組まれた出逢いだったという事だ。 「・・・もちろん、ベルナデッタさんにはこういった事情は知らされていません」 シェリーの言葉が、言い訳のような色合いを帯びて吐き出される。 そして彼女の表情は、彼をエゥーゴに参加させたいと必死になっているそれだった。 多分、一年戦争の時のジュナスならばシェリーの行為に反発を覚えたかもしれない。 だが今の彼は、綺麗事だけでは動かない社会と人間を知っていた。 そして、なによりもシェリーが“あの少女”を名前で呼ばない事を感謝するのだ。 彼はそっと立ち上がると、シェリーに手を差し伸べてシャトルのチケットを受け取る。 「元気そうで良かった。逢えて嬉しかったよ」 そして、にっこりと微笑んでシェリーの柔らかい手を握った。 シェリーの瞳が罪悪感で泣きそうに歪んだが、しかし何も言わないままだ。 ジュナスが背中を向けると、二人はさりげなく正反対の方角へ歩き出した。
シャトルのチケットを持った彼がベルナデッタの元に戻ると、どうも様子がおかしい。 チケットを受け取る時も、どこか拗ねたような表情でそっぽを向くのだ。 不思議に感じたジュナスがその態度を質そうとした瞬間、ベルナデッタが口を開いた。 「随分と・・・綺麗なお知り合いがいらっしゃるんですね・・・?」 そういえばシェリーはなかなか整った顔立ちだと言えるから、彼は頷いた。 「そうだね・・・確かに綺麗な女性だ」 ベルナデッタが、ショックを受けたように瞳の端に小さな涙を浮かべて彼を見る。 「む、昔のお知り合いなのかもしれませんが、ど、ど、どうかと思います」 横を向いて言ったベルナデッタは、ちらっと彼の顔を見てからまた視線を逸らす。 「あ、ああいう方にデレデレなさるのは・・・どうかと思いますっ」 別にデレデレしていた訳ではないとジュナスが言おうとすると、背を向けてしまう。 そして、勝手にシャトルの搭乗口に向かって歩き出してしまうベルナデッタだ。 彼が慌てて後をついて歩き出すと、黒い軍服に身を固めた集団とすれ違う。 それは例のティターンズであり、彼らは周囲を威圧し我が物顔で立ち振る舞っていた。 ジュナスも元は連邦軍の中尉である。あれが自分の後輩かと思うと哀しくなる。
しかしながら、一応退役した身とはいえ元連邦軍人が反連邦政府組織に参加するという のは奇妙な事だな、と彼は今更ながらに苦笑交じりに思ってみる。 ずんずん先に歩いていってしまうベルナデッタに、彼はさりげなく声を掛けた。 「ベルナデッタ君、そんなに急がなくてもいいんじゃないか?」 彼がベルナデッタに呼びかけた言葉を聞いて、近くのティターンズの士官が向き直る。 それは金髪を逆立てた髪型の、どこか傲慢な表情をした若い軍人だった。 「──ベルナデッタ? ・・・女の名前か?」 二人は、ベルナデッタをのぞき込むその金髪の青年と視線を合わす事なくすれ違う。 「おい、ジェリドっ! 『女の名前』と聞くと飛び付く癖は止めろよ」 ジェリドという青年の横に立っていた同僚の士官が、苦笑しつつ言った。 「きっといつか、・・・『その癖』で厄介事に巻き込まれるぞ」 それは、グリーンオアシスへ向かう為にブライト・ノア艦長指揮するテンプテーション に搭乗しようとしていたジェリド・メサ中尉その人だった。 ジェリドがカミーユ・ビダンという少年と運命的な出逢いをするまで後20数時間。 彼の同僚がジェリドを注意したセリフが予言となってしまったのは、皮肉だった。
──次回、7月14日。
なっ! 次週は休載!!?
2週だと念のためホスがいるな…
ですな、しかしただ保守するだけではつまらん なにか意義ある書き込みができないモノか
423 :
:02/07/01 15:39 ID:Pzzw1/VC
同僚の士官当てゲームでもするか?
424 :
:02/07/02 00:06 ID:utiazcnH
425 :
:02/07/06 07:12 ID:COHdFgEt
ホシュヒュウマ
426 :
名無しさん@ピンキー :02/07/06 12:51 ID:dYGIJy65
ミネバ様のが見たい!
ハマーン様のSSってあるの?
429 :
名無しさん@ピンキー :02/07/09 02:20 ID:aWoHcq3D
age
>428 爆笑で腹よじりながらヌイたのは、 人生はじめての経験(W
必死だな(藁
433 :
名無しさん@ピンキー :02/07/10 13:50 ID:eS2zlpVu
ここではカテジナたんは人気無いのか?
434 :
:02/07/14 01:51 ID:XFOxqf9a
ISAQ ◆IsaqImeQ先生、オールスター取材の為お休みします
そんなに先生に休んでホスィのか、チミはヽ(`Д´)ノ ウワァァァッン
さぁ!!
437 :
:02/07/14 15:11 ID:WgLz9zYl
急かして無いって伝えたいのだよ
お構いなしに歩いて行くベルナデッタを、ジュナスは急ぎ足で追い掛ける。 ベルナデッタが何をそんなにむくれているのか、見当も付かない彼だ。 シェリー・パーカーが綺麗かと聞かれたから、客観的な感想を言ったまではないか。 さすがに7年ぶりの再会なのだから好意的な態度になって当然だろう。 そもそも、ルオ商会とやらはエゥーゴにとっても大切なスポンサーではないのか? 彼は少し脚を早めて、ベルナデッタの横に並んで歩くようにする。 そして、なるべく機嫌を損ねないように柔らかく話し掛けた。 「ベルナデッタ君、私が何か気分を害するような事でも言ったかな?」 ジュナスが優しくそう言うと、ベルナデッタはぴたっと足取りを止める。 そしてちょっと恥じたような表情になった後、床を向いたまま口を開く。 「・・・すみません、中尉」 恐る恐る彼の顔を下から見上げてから、ベルナデッタは言う。 「あまり・・・その・・・中尉に馴れ馴れしい人のように・・・思えましたので」 それから口の中でもごもごと言い訳がましい事を言うが、しかしよく聞こえなかった。 きっとベルナデッタはルオ商会とやらを好きではないのだろうな、と彼は思うのだ。
ジュナスは彼女の好みに文句を言うつもりはないので、優しく微笑みかける。 「君の機嫌が治ったなら、それでいいさ」 その彼の瞳を、上目遣いに覗き込んで何か言いたそうな素振りのベルナデッタだ。 少し赤かった頬をさらに熱くしながら、ベルナデッタは口を開こうとする。 だが、少し離れた所で上がった突然の怒声が二人の間に割り込んだ。 「口答えをするなあっ!!」 空港中に響き渡るかのようなその怒鳴り声に、二人は視線を向ける。 彼とベルナデッタがいる場所から少し離れた場所に、ティターンズの士官が3人いた。 彼等が、気の弱そうな民間人を取り囲んで何やら怒鳴り散らしているのだ。 「我々が怪しいと思ったらそれが正しいんだっ!」 「その反抗的な目つきはなんだあっ!」 連邦軍の軍人らしからぬ乱暴で粗野な物言いが、ジュナスの癇に障った。 ジュナスがティターンズを制止しようとした瞬間、ベルナデッタがその腕を掴む。 さっきまでとは打って変わった、“エゥーゴの連絡員”の真剣な目つきだ。 そして、ベルナデッタは彼の腕を抱え込んだまま無言で首を左右に振る。
ジュナスがそれについて何か言おうとした瞬間、更に怒鳴り声が聞こえて来た。 「貴様っ、その反抗的な態度はエゥーゴだなっ!?」 「エゥーゴなら容赦しないぞっ!!」 そのセリフを聞いて、ジュナスとベルナデッタは顔を見合わせる。 もっとも、それはティターンズの士官が捕まえている民間人に言っているセリフだ。 ティターンズに尋問されているその民間人が、何か抗議をしたようだった。 多分、自分はエゥーゴの構成員などではないとでも言ったのだろう。 だが、驚く事にティターンズの3人はその男に暴行を加え始めたのだ。 数で勝っているティターンズは、倒れた男を蹴り飛ばし、その身体を踏み付ける。 ジュナスは見ているだけで気分が悪くなって、ティターンズを殴り飛ばしたくなった。 「・・・多分、あの人はエゥーゴとは無関係の人です・・・」 まだジュナスに腕を絡めたままのベルナデッタが、そっと囁いてくる。 「・・・あれが・・・ティターンズのやり方、です」 彼等のそばを歩いていた老紳士が、そんな二人に話し掛けるでもなく呟く。 「あの人は、あのティターンズの奴らの肩にぶつかっただけなんだがな・・・」
ジュナスはさすがに呆然として、言葉を発するのも忘れていた。 彼としても元連邦軍人なのだから、ティターンズのある程度の必要性は知っている。 宇宙世紀0083年12月4日に結成されたジオン公国軍の残党狩りを主任務とする特務部隊。 そのティターンズには、当時「デラーズ紛争」で失墜していた連邦軍の威信回復及び 治安維持が期待されていた事を、退役寸前の彼も確かに理解していた。 だが、生粋の地球出身者を優先的に採用し連邦軍内部のエリート集団たろうとするその 成り立ちにジュナスは反感を覚え、内々に打診のあった勧誘も断っていた。 そしてそのまま彼は軍を退役し、平凡な日常を送っていたのだ。 だが、そのティターンズがたった4年の間になんと横暴な組織に化けてしまった事か。 あれではまるで・・・街のゴロツキかチンピラさながらじゃないか。 ジュナスが苦い思いで見つめている間も、ティターンズの士官が民間人を蹴り上げる。 もう、因縁を付けられた不幸な男は抵抗する気力もなくなってしまったようだ。 嵩に掛かってまるで暴力を楽しんでいるかのように、ティターンズが暴行を続ける。 ジュナスは怒りを覚えるが、しかしここで騒ぐ訳にもいくまい。 自分達こそ目立ってはいけない、と戒めるベルナデッタの苦言は彼にも判るのだ。
気持ちを落ち着けた彼は、腕を抱え込んだままのベルナデッタに言う。 「もう、大丈夫だから手を放してくれて構わないよ」 「あっ!? え? ・・・ああ、そうですね」 ベルナデッタはようやく気付いたような素振りで、ちょっとだけ腕の力を抜く。 だが、どこか名残惜しそうでなかなか組んだ腕を解こうとしない。 「・・・ベルナデッタ君?」 ジュナスが不思議そうな顔をして見ているのを感じて、ベルナデッタは慌てた。 「あ、あっ! ・・・えーと、はぐれないように、この方がよろしいかとっ」 「子供じゃないのだから、はぐれたりはしないさ」 ジュナスは心配性のベルナデッタに微笑むと、腕を解こうとする。 「あーっ! でもでも! そのっ、なんて言うかっ」 なんだか訳の判らない事を言っているベルナデッタに、彼は目を丸くした。 しかし、特に腕を組んでいる必要性を感じないので腕を解いてしまう。 ベルナデッタも、さすがに自分の態度がおかしいと感じたようで顔を真っ赤にした。 ジュナスは、そんなベルナデッタを見て再度不思議そうな表情になった。
改めて二人で歩き出したジュナスの耳に、どこか押さえた呟きが聞こえて来た。 「・・・相変わらずだな、ティターンズさんも」 斜に構えたようなその呟きは、どこかで聞いた事のあるような声だ。 ジュナスが声の方向を見ると、通路の前方に一人の男が立っている。 男は、ジャケットのポケットに手を入れたまま例の暴行現場を睨んでいた。 別にジュナスに話し掛けた訳でもないようで、こちらを向いては居ない。 その横顔を見つめていたジュナスは、ようやくその男の正体に気が付いた。 一年戦争においてペガサス級強襲揚陸艦《ホワイトベース》の乗組員であった男であり 終戦後はそれなりに著名なジャーナリストとして活躍している男。 ──カイ・シデンだった。 一年戦争時にはRX-77-2ガンキャノンC108に搭乗して闘った軍人である。 ジュナス自身は、ニュータイプ部隊と呼ばれたホワイトベースクルーと面識はない。 ア・バオア・クー海戦でも当時話題のRX-78-2ガンダムとすれ違うことさえなかった。 しかし、戦後折につけ報道されたホワイトベースクルーは目にしている。 どうやらベルナデッタもカイに気が付いたようで、身を硬くして寄り添って来る。
カイは、ティターンズが民間人に暴行を加えている現場を冷めた目で見ていた。 それから口元を歪めて、何かを決心したように呟くカイだ。 「・・・こりゃあ、ジャブローあたりを探ってみるかねえ」 ジュナスはそのまま、シャトルの搭乗口に向かうべくカイの横を通り過ぎようとする。 そんなジュナスに気が付いたカイが、眉を顰めて話し掛けてきた。 「あれ? そちらさんは連邦の軍人さんかい?」 カイは、同じように一年戦争を生き抜いた人間特有の何かを感じたようだ。 ジュナスは否定するのもどうかと思い、静かに頷いて口を開く。 「退役して4年になるがね・・・そちらはジャーナリストのシデン君だったか?」 カイは彼ら二人の態度を見て何かを感じたようだが、しかし口にはしない。 口元をちょっと皮肉そうに歪めて肩を竦めると、別のセリフを言うだけだ。 「いい旅を・・・。宇宙はまだまだ物騒らしいからな?」 ジュナス達に背を向けたカイは、片手を上げて挨拶をして立ち去って行った。 ──カイ・シデンはその後、その言葉通りジャブローに潜入する事となる。 そこでエゥーゴの諜報員であるレコア・ロンドと出逢うのだが、それはまだ先の話だ。
──次回、7月21日。
またなのか!先生!
447 :
名無しさん@ピンキー :02/07/16 23:02 ID:WWHp2Wzw
その間誰かレインで書いてくれないものか…。 レイン萌え!
またって・・・通常の一週間ペースじゃないの?? 来週の日曜日には先生の傑作を読めるだろ?
さあ!
うむ、今日もお楽しみの日である。 いつもご苦労様であります。作者殿。
さすがルオ商会と言うべきか、渡されたシャトルのチケットの使用は問題なかった。 厳重な搭乗審査を受けた二人は、ようやくシャトルの機内へと入る。 カイ・シデンが看破した通り、物騒になりつつある宇宙だからこそ検査も厳しい。 しかし、ベルナデッタはエゥーゴの連絡員である癖に武装はしていない。 グリーン・ノア1で合流する諜報員から、最低限の武装を受け取るのだという。 「迎えに来てくれるのは、私の親友のフランセス・エラワーという子なんです」 ベルナデッタは、ジュナスの隣のシートにいそいそと座りながら口を開く。 「フランはパイロット候補生で、同期で仲良しなんですよ」 ベルナデッタが友人の事を語るのが何故か微笑ましくて、彼はじっと耳を澄ます。 「ちょっと無愛想に見えるけど、ホントは優しくていい子なんです」 彼がにっこりと自分を見つめているのに気が付いて、ベルナデッタは頬を赤らめた。 不意に恥ずかしそうに顔を逸らすと、シートの下から毛布を取り出して腰に掛ける。 会話が途切れた空気を緩和するように、船内に合成音声で離陸のアナウンスが入った。 そして、ジュナスとベルナデッタが乗り込んだ宇宙連絡船が静かに離陸する。 サイド7のコロニー、グリーン・ノア1までは約1日の航海となる。
シートに座ったジュナスは、7年振りの宇宙ということで少々緊張を覚えていた。 一年戦争後のジュナスは、連邦軍の地上基地勤務であったから宇宙へは出ていない。 あの無重力の感覚は、今となっては懐かしくもありせつなくもある。 地球産まれだったジュナスは、一年戦争に従軍する事になって初めて宇宙へ出た。 だからこそ、宇宙には闘いの記憶しかないのが少し哀しい。 そして今、もう一度宇宙に上がるのも戦いの海に飛び込んで行く為なのだ。 ジュナスはそっと小さなため息を吐くと、シャトルの振動に身を任せた。 ベルナデッタは、そんな彼の隣のシートで毛布を被りながら緊張していた。 表情だけはしっかりと冷静さを保っているものの、頭の中は爆走状態だ。 今日、元中尉を空港まで連れて来る間の行程も緊張はしていたが乗り切った。 しかし、約1日はこの狭い連絡船の中で非常に近くにいられるという事に唐突に気付く。 これは、チャンスとは言えないだろうか。 ──“チャンス”? とそこまで思考が及んでベルナデッタははたと気付く。 何のチャンスだというつもりなのだろう、と呟きつつ毛布の端をくしょくしょと弄る。 自分はこの元中尉をエゥーゴにスカウトし送り届ける任務を持った連絡員だ。
冷静に任務を果たさなければならず、余分な感情は持ち合わせていないはずだ。 ちょっと優しそうな瞳をしているからといって、それだけで心を寄せたりはしない。 そうだ、自分は絶対にあんな深い碧の瞳など好きではない。 いや、多少は好きかも知れない。ううん、結構好みよね・・・。 ベルナデッタは頬をぽうっと赤らめながら、ちらっと彼の凛々しい横顔を覗き見る。 ・・・って、違うっっ!!、とベルナデッタは頭をぶんぶんと振り回した。 そんな事は問題ではない、優しいからといって、それで十分と思うほど単純ではない。 自分をしっかりと見てくれる男性でなければ、意味がないのだ。 ベルナデッタはうんうんと頷きながら、もう一度彼の方を覗き見ようとする。 「──ベルナデッタ君?」 「は、はいぃいっ?!?」 突然掛けられた彼の声に、裏返った素っ頓狂な声で反応してしまうベルナデッタである。 さすがのジュナスも、ベルナデッタのとんでもない応対に目を丸くした。 「な、な、なんでしょうかあ!?」 ベルナデッタは彼が声を掛けてきた理由が判らずに、上ずった声で答える。
「い、いや・・・何か様子がおかしかったものだから」 ジュナスは、無意味に頭を振り回したり頷いたりしていたベルナデッタを心配したのだ。 「あ? ああっ・・・そのっ、なんでもないですっ」 ベルナデッタは顔を真っ赤にしながら、毛布を口元まで引き上げた。 「何もないならいいんだが」 それ以上何を言ったらいいのか判らない彼は、視線を彼女から外そうとする。 不意に、ベルナデッタは怪訝そうな顔のままのジュナスに向かって口を開く。 「中尉っ! あ、あの・・・空港で逢ったルオ商会の女性の事ですが」 顔を見て話す勇気などないから、ベルナデッタは俯いたままである。 「昔の・・・お知り合いだったのですよね?」 金髪のシェリー・パーカーの顔が脳裏に浮かんで、ジュナスは一瞬表情を曇らせる。 シェリーの事は懐かしくもあり、そして少々疎ましくもある記憶だ。 久し振りに再会してみれば、随分と大人びた顔つきになっていた女性である。 もっとも、それは7年ぶりであるのだから当然と言えば当然なのだ。 彼は、どうしてベルナデッタがそんなにシェリーにこだわるのかが判らない。
しかし、感情を押し殺すようにして彼は小さく頷いた。 「ああ・・・、一年戦争の時に同じ艦に配属されていた同僚だ」 「で、でもっ! ・・・あの人は、余り私に似ていないと思うんですがっ!!」 ベルナデッタはぱっと顔を上げて、ジュナスに詰め寄る。 「・・・え!?」 ジュナスは、呆然としたようにベルナデッタの瞳を見つめた。 ──私の名前ですか・・・・。・・・教えてあげません・・・ 出撃前のメインモニター上の小さな通信モニター画面の中に、その少女はいたのだ。 ベルナデッタが、何も言えないままのジュナスからそっと視線を逸らした。 「だって・・・中尉は私に似た人と昔お知り合いだったんじゃないんですか?」 ──でも、無事に帰って来られたら教えて差し上げます・・・ シェリーは、確かベルナデッタには色々な事情を知らせていないと言っていたはずだ。 ただ、外見が酷似していたので、自分を誘う為だけに仕組まれた無関係な人物だと。 「ど、どうして・・・それを・・・?」 彼はベルナデッタの鋭い指摘に慌ててしまって、とっさに適切な対応が出来ない。
ジュナスの意外そうな顔を見て、ベルナデッタは呆れたように戸惑ってしまう。 あんなに情熱的に自分を見つめておいて、気付かれていないつもりだったとは。 そんな処も素敵な人だなあ、と思ってしまう彼女は重症のようだ。 だが、ベルナデッタは自分の言葉で口篭もっている彼に少し罪悪感を覚えてもいた。 誰にだって・・・そっとしておきたい過去はあるはずなのだから・・・ 「恋人さん、だったんで、す・・・か・・・?」 ベルナデッタが恐る恐る続けた質問に、彼はそっと首を左右に振った。 「いや・・・ただの・・・知人だ」 その答えが真実なのかどうかを知る術は彼女にはないから、そっと口を開くだけだ。 「それでも、私に似た方の“外見”は、嫌いではなかっんですよね?」 「・・・あ、ああ」 ジュナスがどこか遠くを見るような瞳で頷くと、ベルナデッタは満足そうな表情になる。 「じゃあ、・・・安心しました」 ベルナデッタは顔を赤くして微笑むと、毛布を顔の上まで引き上げた。 ジュナスはそんな彼女を呆然とした表情で見つめたまま、言葉を無くしていた。
──次回、7月28日(来週の日曜日、です。そろそろ話が動き始めるかな?)
458 :
名無しさん@ピンキー :02/07/22 01:00 ID:3sWJkYVM
おお、続編がうpされてる。 ISAQ ◆IsaqImeQさん、いつもご苦労様です。 続き期待してます。
459 :
名無しさん@ピンキー :02/07/22 18:00 ID:z85IUyyB
460 :
名無しさん@ピンキー :02/07/22 23:16 ID:2mYlbGmA
オシッコを我慢して真っ赤になってるプル萌え
461 :
名無しさん@ピンキー :02/07/26 18:27 ID:PIiEe6PY
保守
あしたー
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第10回 履歴:362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456
彼がふと気が付くと、隣の席のベルナデッタは静かな吐息で睡眠中だった。 自分をここまで連れて来るのに緊張したのだろうな、と思うと彼は苦笑する。 静かに吐き出される寝息がどこか甘く感じられて、微笑ましい。 そんな寝顔を見ながらも、先ほどの会話を思い出すと彼は困惑したような表情になる。 ベルナデッタの態度は、どこか自分を慕っているように感じられて奇妙と言えた。 まるで、彼に心を寄せているかのように見受けられるのである。 彼自身がベルナデッタに惹かれてしまうのには、それなりの理由はあった。 だが、10歳以上も年下の彼女が自分に心を傾ける理由は見つからない。 きっと・・・彼女なりに気を遣ってくれているのだろうなとジュナスは結論付ける。 そして、目を細めるとベルナデッタの可愛い寝顔をしばらくじっと見つめた。 ベルナデッタがもし目を覚ましていたら、きっと惚れ直すような優しい表情だった。 ──ジュナスは、“あの”オペレーター嬢のこんな寝顔を見た事はない。 それどころか、交わした会話そのものが些細なものでしかない。 だから比較のしようがないのだが、それでも何か胸のつかえが取れたような気になる。 きっと自分がエゥーゴに参加しようと思ったのは、この寝顔の為なのだろう、と。
あの彼女の想いを聞いてやれなかった償いを、瓜二つのこのベルナデッタという少女を 助ける事によって果たそうと思ったからなのかもしれないと思うのだ。 そして、事態が進展しつつある中でこの安らかな寝顔を見る事が出来たのが嬉しい。 そう、感じるジュナスだった。 彼はベルナデッタの毛布を掛け直してやると、シートに座り直す。 ──自分の選択した道は、間違っていない。 この出逢いを設定したルオ商会のシェリーに、そう言ってやりたいくらいだった。 そして彼が自分も休息を取ろうとした時、不意に隣の席の乗客が話し掛けて来る。 「新婚旅行でいらっしゃるんですか?」 彼が隣のシートを見ると、金髪の長い髪を後ろで結んだ美しい若者が座っていた。 見たところ彼より3,4歳は年下の、仕立ての良い服を着た男である。 瞳は柔らかく微笑んでおり、あくまでも人懐っこい表情だ。 ジュナスは、出来るだけさりげなさを装いながら口を開いた。 「いや・・・。知人の娘さんなんだ。いわばボディガード代わりさ」 彼は、その隣の乗客の観察を瞬時に終えてのける。
ちなみに、彼が口にしたのはあらかじめ打ち合わせていた設定だ。 ベルナデッタはペットショップの店員でグリーンノア1にいる親戚に会う為の旅。 ジュナスはその親戚の知人で、ボディーガード代わりの同行者というものだ。 「そうなんですか・・・。・・・それは失礼」 隣の席の男は柔らかく笑うと、ジュナスに挨拶をしてくる。 「私はトリノ・カーナヴォンと、申します。地球連邦軍の軍人です」 それは、彼が観察した隙のない男だという情報と一致していた。 ジュナスは別にこだわる事なく、本名と昨日までの職業をトリノに教える。 彼が退役軍人であることを知って、トリノは少し納得の表情で微笑んだ。 「最初拝見した時に何か懐かしい感じがしたのですが、軍の先輩でしたか」 トリノの階級は、彼が退役した時の階級と同じ中尉であるという。 「退役なされて4年というと、例のデラーズ・フリートの『星の屑作戦』の・・・」 「ああ・・。あの作戦が終了した直後に軍を退役させてもらった」 彼はなにげないふりで会話を続けながら、トリノの反応を見る。 トリノとの出逢いが偶然なのかどうか、さすがのジュナスにも判断がつかなかった。
トリノは、それまでと同様にこにこと興味深そうに話し掛けてくる。 「私はジャブローにいたのですが、デラーズ紛争の時はどちらの艦隊に?」 「いや、地上勤務でロシアの近くに居た。アルビオンもGP-01も見てない」 ジュナスは、トリノの問いに対してこともなげに答えた。 アルビオンは、一年戦争の名艦ホワイトベースの流れを汲むペガサス級の宇宙戦艦だ。 そして、この戦艦はデラーズ紛争の際にジオン残党討伐の先鋒となった歴史上(その艦 長の去就も含めて)大変不幸な艦であると言っていいだろう。 デラーズ紛争とは、宇宙世紀0083年10月13日にオーストラリアのトリントン連邦軍基地 から試作MSであるGP-02Aが強奪された事から始まる一連の紛争の事を言う。 試作MSを強奪したのは、エギーユ・デラーズを代表とする旧ジオン軍残党であった。 それはジオン共和国と地球連邦政府との間に結ばれた休戦協定を不服とする蜂起である。 その戦闘は地球と月とコロニーを巻き込み、最終的にはコロニー落としまで行われた。 ちなみにジュナスは地上勤務だったからデラーズ・フリートとは直接戦っていない。 当然コウ・ウラキという青年と「ソロモンの悪夢」ことアナベル・ガトーの死闘、それ を彩ったアナハイム・エレクトロニクスの女性技術者も知らなかった。
ちなみに、そのGP-02A強奪に始まる『星の屑作戦』及びGPシリーズの記録は宇宙世紀 0084年3月に全て抹消され、連邦軍内部では「なかったこと」になっている。 言ってみれば、彼とトリノは違法な会話をしている事になろうか。 知る人ぞ知るコウやガトーの戦いも、歴史上では存在しなかった事になっているのだ。 そして、『星の屑作戦』終了後から連邦軍内部の雰囲気がおかしくなっていた。 それは多分に、恐怖政治じみた色を帯びた体制への変遷であったと言える。 結局、彼はその変遷から逃げるように作戦終了後に軍を退役する事にしたのだ。 更にトリノに求められて、ジュナスは一年戦争時の思い出話を少々披露した。 7年前の一年戦争時は学生だったというトリノは、彼の思い出話を興味深そうに聞く。 そうしてしばらく話した後、彼はトリノに断って睡眠を取る事にした。 ──隣の席の元中尉が静かな寝息を立て始めると、トリノは端末を取り出す。 そんなトリノを、彼は眠ったふりをしながら注意深く観察していた。 さすがに眠ったふりをしながらの観察であるから、何をしているのか判りにくい。 しかし、トリノの態度が全く変わらなかったのが彼には却って引っかかるのだ。 それでも疲れが貯まっていた事もあって、ジュナスはいつしか熟睡していた。
──次回、8月4日。
(今週はおまけ付き! 本編にHがないので、レインさんのちょっとえっちぃSSを書いてみました)
自分の腕の中のレイン・ミカムラの身体が、微かに震えている。 その暖かさと柔らかさに、ドモン・カッシュは頭の中が真っ白になってしまった。 ソファーの上で脚を崩しているレインが、そんなドモンに優しく微笑みかけてくる。 「・・・どうしたの? ドモン」 レインの部屋のソファーの上に座って抱き合ったまま、二人は暫し動きを止めていた。 会話が途切れた瞬間に抱き締めてしまった、その手の行き場に迷ったままのドモンだ。 「い、いや・・・なんでもない」 ドモンはレインの問い掛けに、かすれたような声で答える。 そんなドモンのセリフを聞いて、レインはおかしそうに微笑んだ。 「くすっ、変なドモン」 レインは、そっとドモンへと身体を摺り寄せた。 余裕たっぷりな態度のお株を、すっかりレインに取られてしまったドモンである。 二人の距離がとても近くなってしまった事に、ドモンは慌ててしまうのだ。 かってガンダムファイトで戦った日々の中でも、ここまで緊張した事はなかった。 どんな強敵と拳を合わせた時でも、ここまで自制心を無くした事はなかったろう。
ドモンがそっと身体を離そうとすると、より一層レインは身体を寄せて来る。 自分に体を預けてくるレインに、ドモンはどういう反応をしたらいいのか判らない。 だが、レインは気に掛けないかのようにドモンの胸に頬を寄せた。 そして、ドモンに向かってとろけるような表情で微笑むレインだ。 「・・・『俺はお前が好きだ、お前が欲しい』んじゃなかったの?」 それはドモンが今まで聞いた事がないような甘えた声だったから、戸惑ってしまう。 いつも凛としているレインが、こんな砂糖菓子のような甘い声を出すとは。 レインが口にしたセリフは、先日デビルガンダムを撃破した時にドモンが言ったものだ。 今となってみれば、どうしてあんな恥ずかしいセリフを言えたのか自分でも判らない。 そのセリフ自体に嘘偽りがないからこそ、頭を抱えたくなってしまうドモンである。 レインは、混乱しているドモンに更に体重を預けるようにもたれかかって来た。 どこからか甘いような匂いが漂ってきて、ドモンは戸惑う。 上目遣いに見つめてくるレインの瞳も、ドモンの知らない瞳だった。 なかなか煮え切らないドモンの態度に、ちょっと焦れたようなレインだ。 「・・・わたしの事、好きじゃないの?」
悪戯っぽい瞳になると、レインは囁くような声で問い掛けてくるのだ。 「好き・・・に決まっているだろうが・・・つまらん事を言うなっ」 拗ねたような声で吐き捨てるドモンに、レインは微笑んだ。 「・・・じゃあ、わたしはドモンのものなのよ」 レインはドモンの腕の中で体勢を変えると、ドモンの頭を胸に抱え込むようにした。 ドモンは、どうしたらいいのか判らないからレインの胸元に顔を埋める。 レインを好きな気持ちは、世界中の誰にも負けないつもりのドモンだ。 ようやく気が付く事の出来たその気持ちは、二度と忘れるものかと思う。 「・・・おまえが好き・・・だ」 ドモンは吐息混じりに囁いて、レインの豊満な乳房に頬擦りをする。 「んっ・・・ふっ」 レインは敏感な膨らみを刺激されて、震えながら息を吐く。 まるでマシュマロのように豊かなレインの乳房は、ドモンの頭を更に痺れさせた。 ドモンは、服の上からレインの乳房の先端をそっと刺激する。 「・・・レインっ」
「ふああぁぁぁっ・・・っ」 乳房の先端から全身に電流のように駆け抜けた快感が、レインの身をよじらせる。 ドモンはもう何がなんだか判らないまま、レインの上着に手を掛けた。 レインは、ドモンの行為を拒絶などする訳がない。 ドモンのたどたどしい指先をフォローするように、ゆっくりと上着を脱いでいく。 そんなレインのさりげない手助けも、今のドモンは気付く余裕はない。 ほどなくして、レインの白い肩が露になり、下着に包まれた乳房が晒け出される。 レインの乳房は、余りにもなまめかしく発達した双乳である。 ドモンは、その見事な乳房にもう一度頬擦りして手の平でゆっくりと愛撫した。 「・・・ふっ・・・ふうぅぅっ」 弾力に富むレインの乳房は、中心に固さを残しているものの表面はとろけるようだ。 ドモンの手に吸い付くように馴染み、張りのある肌の感触も素晴らしい。 ドモンは夢中になったように、レインの下着に包まれた双乳を捏ねまわす。 「・・・んぁっ・・・くはぁぁぁっ」 レインは固く目を閉じ、ドモンのするままになっている。
ドモンは落ち着きを無くしたまま、レインの下着を捲り上げる。 プルンっと音が聞こえるかのようにレインの白い乳房が、下着から飛び出し震えた。 レインの乳房は、服を着ている時からは想像する以上の大きさだ。 しかも、張りつめてツンっと前に張り出した理想的な形をしている。 乳首は薄い桜色をしており、乳房の規模の割りには控え目な大きさだった。 その全てが素晴らしくドモンを魅了し、言葉を失わせる。 何か気の利いた事を言うべきだったのかもしれないが、そんな余裕はドモンにはない。 思わず乳首にむしゃぶりついたドモンに、レインは甘い声を上げる。 「ああんっ・・・おっぱい、気持ちいいわ・・・ドモン」 レインの喘ぎ声を聞いた瞬間、ドモンの頭のヒューズが飛んだ。 ドモンは、尚もレインの乳房を揉みしだき、乳首を舐めまわす。 次第にレインの乳首はそれ自体がぷくっと盛り上がって尖り始めた。 レインは我知らず吐息を漏らしつつ、自分の乳首をしゃぶるドモンを見る。 レインの火照って薄い桜色に色づいた乳房が、ひたすら揉みしだかれた。 ちゅっ、ちゅっとドモンの舌がレインの乳首を刺激し続ける。
「んぅうっ・・・・! やぁっ、はああぁぁっ」 レインは子猫のように喉を鳴らして快感を訴えながら、強くドモンの頭を抱いた。 「ああぁぁ・・・感じるわ、ドモン」 ドモンは、固く膨らんだレイン乳首を口の中で転がして夢中になって吸い込む。 「やっあっ・・・はぅう」 小刻みに身体を震わせながら、レインは可愛い声を上げる。 相手を信じきって全てを委ねている声を、愛しいレインが出していた。 「・・・はあぁぁぁ。好きよ・・・好き」 ドモンはその吐息に急かされるように、レインの乳房にむしゃぶりつく。 ドモンが大きく息を吸い込むと、レインの匂いが押し寄せてくる。 どこかミルクのような甘さを持った、優しくもドモンを包み込むような香りだ。 「・・・ああぁぁんんっ」 レインの口から小さな吐息が漏れるが、その匂いまでもが官能的だ。 ドモンの舌の刺激で尖った乳首が、レインの呼吸に合わせて軽く振動している。 不意に堪らなくなったドモンは、レインの乳首に軽く歯を立てた。
「ふああぁっ・・・あんっ!」 レインは、ドモンの頭を抱え込んで身をよじる。 ドモンは全身を熱くしたまま、レインの硬くなっている乳首をくわえた。 「やぁあ・・・ん・・・っ」 頭の上で吐息を漏らされると、くすぐったくてドモンは身体がぞくぞくする。 ドモンは更に強くレインの乳首を吸ってしっかりと立たせる。 「ふぁんっ・・・気持ちいいぃっ」 レインは、豊かな乳房をたぷたぷと揺らしながら喘ぎ声を上げた。 ドモンはレインの乳首から唇を放すと、再度大きく乳房を揉み込む。 「んふぅっ、んんん、ふうっ・・・っ」 のけぞるレインーの胸元で、豊かな乳房が激しく揺れる。 ドモンは指の隙間にレインの乳首を挟み込んで、強く刺激して感触を味わった。 そんなドモンに向かって、レインはかすれたような声で囁く。 「・・・そんなに、おっぱいばっかり・・・いじめなくてもいいのよ?」 なんだか含み笑いでもしているような、色っぽい口調だった。
「そ、そうか・・・そうだな・・・」 ドモンは慌てたようにその手をレインの下半身に向けようとして一瞬戸惑う。 レインの態度に甘えたような色が含まれ、そして官能的な表情になる。 「もうっ・・・ドモンったらっ」 レインはドモンの腕に手を添えると、そっと下半身へと誘導していく。 「・・・わたしだって、恥ずかしいんだから・・・」 そう囁くレインの顔は、真っ赤だったがどこか楽しそうだ。 女として愛される充足感を、手に入れようとしている笑顔とでも言おうか。 ドモンはそんなレインを見て、少なからずショックを受けた。 レインが快感を求めているというその事実が、ドモンの頭の動きを鈍くさせる。 息を荒くしたまま、ドモンは右手をレインの脚の付け根に伸ばした。 レインは、ドモンの手に股間を押し付けるようにして囁く。 「ドモン・・・いいのよ・・・」 ぴっちりしたミニスカートに包まれたレインの股間が、ドモンを誘う。 ドモンは、何故か目をぎゅっと閉じたままそろそろと手を進めた。
(おまけノベル、おしまい。 さすがに1日に2本も書くと死ぬので、もうやらないと思います)
480 :
名無しさん@ピンキー :02/07/29 00:03 ID:b+aUtTgd
ISAQさんお疲れさまです。 来週の分も期待してます
もはやエロなど! あ、それだと板違いなんか…
zzのハマ―ンがアニメ中で羞恥プレイ見たいな格好してるって聞いたんだけど 本当なんですか? もしそうなら是非見たいんですが・・・
Σ(・∀・)ナンデスト!!!
保守カキコ
486 :
:02/08/04 17:30 ID:lkO8TmaT
hosu
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第11回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468
ベルナデッタがふと気が付くと、船内は常夜灯だけになっていた。 毛布が口元まで引き上げられているのは、ひょっとして中尉がしてくれたのだろうか。 船内は柔らかくも薄暗い光に包まれて、衣擦れの音までが大きく聞こえた。 隣の席のジュナス元中尉も、毛布を胸まで引き上げて眠っている。 腕時計を見ると、どうやら航海時間も半分方過ぎてしまっているようだった。 そして貴重な時間の大半を寝てしまって、まともな会話を殆どしていないと気付くのだ。 その事実は、まるで世界の終わりが来たかのようにベルナデッタを打ちのめす。 いっその事時間を巻き戻したいとも考えるが、当然そんな事が出来る訳もない。 凛々しい中尉の横顔を見つめて、ベルナデッタは身もだえするだけだった。 そっと顔を上げると、元中尉を挟んでもう一つ隣に整った顔立ちの男が座っている。 何やら一心不乱に、膝に置いた小型PC端末を操作していたようだ。 ベルナデッタが自分の方を見ているのに気が付いたようで、顔を向けると微笑んでくる。 正面から見ても、改めて美しいと思ってしまう容姿をした男性だ。 彼女も女性であるから、端正な顔立ちの男性から微笑まれて悪い気はしない。 そんな自分を浮気っぽいと感じて嫌悪してしまう、ベルナデッタだった。
暫くすると、ベルナデッタが目を覚ますを待っていたかのように軽食が配られ始める。 ほどなくして、元中尉も大きく伸びをしながら目を覚ました。 軽く頭を振った彼に向かって、ベルナデッタは明るく微笑みかける。 「・・・おはようございます」 こんな風に挨拶をする権利を手に入れられているというのは、とても素敵な事だと思う。 ベルナデッタは、意識せずに笑みがこぼれるのを押さえ切れない。 「ん・・・、おはよう」 ジュナスはまだ少し寝惚けたような視線でベルナデッタに挨拶を返してくる。 「よく寝かせてもらったよ」 運ばれてきた機内軽食を受け取りながら、彼も彼女に微笑む。 そんな二人に、ジュナスの横のトリノ・カーナヴォンから挨拶が掛けられた。 「おはようございます、中尉。よく休まれていましたね」 相変わらず柔らかいとしか形容が出来ない美しい笑顔で言うトリノだ。 一瞬怪訝そうな表情になったベルナデッタに向かい、トリノは先程ジュナスに向かって 行ったものと同じ自己紹介を、丁寧な口調で口にする。
さすがに連邦軍の現役士官と聞いても、ベルナデッタは表情を変えず挨拶をした。 だが、軽食に口を付けながら隣の席のジュナスとさりげなく目配せをする。 エゥーゴの構成員であるベルナデッタは、連邦軍にとっては叛乱分子なのだ。 トリノに向かって、ベルナデッタは偽造の履歴を話してその場を凌いでみる。 あらかじめ打ち合わせてあったから、彼とベルナデッタの説明に綻びはない。 そんな取り立てて内容のない話を3人で交わしながら、食事を終えた。 更にそれぞれに軽く睡眠を取り終えると、船内に宇宙港到着のアナウンスが入った。 ──ようやく長い航海が終わって、グリーンノア1に到着したのだ。 そのアナウンスから少々時間が経ってから、シャトルは静かにコロニーに入港する。 真空の中で比較物がないから、あるいは大きさが判り難いかもしれない。 だが、宇宙船の窓から外を見れば、旧サイド7(現グリーンアオシス)の中のコロニー グリーンノア1の宇宙港に入港していく光景が見られたことだろう。 船内は、手荷物をボックスから取り出して降りる準備が始まって騒然とする。 彼とベルナデッタも、立ち上がって荷物を取り出した。 ベルナデッタはスーツケースを抱えながら、トリノに軽く微笑んだ。
「それじゃあ、カーナヴォンさん。短い間ですが楽しかったです」 そう別れの挨拶を告げたベルナデッタに向かって、トリノは微笑んで答えた。 「いえ、まだお別れではありませんので・・・」 え? と眉を顰めた彼女達を突然、連邦軍の軍人が取り囲む。 それは、今開いたばかりの乗降口から乗り込んで来たコロニーの軍人だった。 連邦軍正式銃を装備し構えた、10人ほどの軍人達である。 周囲の乗客は、係わり合いになりたくないのか逃げるように船を降りていく。 「・・・なんの冗談だ? カーナヴォン中尉」 ジュナスは表情を硬くしたまま、冷静にトリノに問い掛ける。 「失礼・・・中尉にも、ご足労をお掛けしなくてはなりませんね」 その元中尉の言葉に、相変わらず微笑みを絶やさないトリノだ。 「ベルナデッタさんのお話を伺いたいのですよ。『エゥーゴ』の事を、ね」 ベルナデッタはショックを受けながら、それでも精一杯虚勢を張った。 「なにか誤解があるようだけど・・・。私はさっき言った通り・・・」 そんなベルナデッタの言葉を軽く受け流して、トリノは軍人達に指示を出す。
「詳しいお話は、グリーン・ノア1の軍基地本部で聞かせて下さい」 元中尉とベルナデッタは拳銃で追い立てられるように船を降ろされる。 彼とベルナデッタは、無駄口を叩く間もなく監視付きで港に降りる。 10人にも及ぶ軍人に銃で制止されていては、思い切った事も出来ない。 さすがにこの状況では逃走は困難だと判断した二人は、おとなしく連行される。 ベルナデッタは悔しさで涙ぐんで、何回もジュナスに向かって謝罪した。 ジュナスも焦りはするが、しかし武装していない以上手立てがない。 ──トリノと二人が空港に降り立つと、思った以上に内部が騒がしかった。 二人を護送車に乗り込ませつつ、トリノは傍らの警備員を捕まえる。 「どうしたんだね・・・何かあったのかな?」 「先程テンプテーションで着いたティターンズの士官に、エゥーゴの構成員と思われる 少年がいきなり殴り掛かって、その場で取り押さえられたんですよ」 空港の警備員は、肩を竦めながら先刻の馬鹿げた騒動を説明する。 「なんだか、名前が女だとか男がどうとかと叫んでいたらしいですが・・・」 その少年、カミーユ・ビダンが宇宙世紀史上に現れるまであと少しである。
──次回、8月18日予定(次回、カミーユ・ビダン登場・・・一瞬だけ)
保守
保守
496 :
名無しさん@ピンキー :02/08/15 15:33 ID:Wt6fgqy5
Mage
497 :
age :02/08/16 23:04 ID:jbSk4z9W
保守
・・・・・・・・・・・保守四連続ですか・・・う〜む。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第12回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492
トリノ・カーナヴォンは、護送車に元中尉とベルナデッタを乗り込ませよう指示する。 護送車は厳重に警備されているから、心配などはない。 そうして、自分自身は身は別に用意された軍用エレカに乗り込んだ。 シートに身を沈めたトリノは、先程の警備員の話を思い出す。 テンプテーションでグリーンノア1に着いたティターンズの士官に、エゥーゴの構成員と 思われる少年がいきなり殴り掛かって、その場で取り押さえられたという。 武器も用意せずにティターンズの士官に殴り掛かるとは、エゥーゴも知れたものだ。 こんな事なら、思ったより早く抵抗運動を鎮圧出来るかもしれない、と微笑む。 ──実際の所は、この時点ではカミーユ・ビダンはエゥーゴとは何の関係もない。 カミーユが空港でティターンズの士官であるジェリド・メサに殴り掛かったのは些細な 個人的理由でしかなかったのだが、トリノはそのような事実を知る訳もない。 もっとも、そもそも誰がティターンズの士官に好き好んで喧嘩を売るだろうか。 トリノや空港の警備員がカミーユをエゥーゴ構成員と判断したのは、仕方ない事だ。 トリノは、マークしていたエゥーゴの連絡員と元中尉を拘束出来た事に満足していた。 これでエゥーゴの情報を手に入れられると思うと、笑みがこぼれるのだ。
──ジュナスとベルナデッタは、護送車の中で拳銃装備の軍人に囲まれていた。 そんな状況の中で、ベルナデッタは何回も元中尉に向かって何回も謝罪し続ける。 曰く、「貴方を巻き込んでしまって済まない」と。 今のベルナデッタは、どうにかして中尉だけは助けたいと思っている。 その為に、中尉はエゥーゴには関係ないという態度を取り続けていた。 彼がそれを否定しようとするたびに、周囲に聞こえるように大声で彼をかばう。 あくまでジュナスは何も知らずに巻き込まれただけなんという態度を取り続ける。 ベルナデッタは生涯で一番の自己嫌悪を感じて、自殺したいくらいだった。 グリーンノア1に迎えに来ている同僚のフランシス・エラワーにも連絡が付けられない。 フランに逢わない事には、簡単な拳銃さえも手に入らないのである。 全ては自分のせいだ、とベルナデッタは胸が張り裂けそうな想いを抱く。 自分が中尉に憧れてのぼせ上がって恋焦がれたから出来た油断に付け込まれたのだ。 自分が元中尉を危機に陥れたのだという認識は、ベルナデッタを苦しめる。 ベルナデッタはそれが哀しい・・・そしてトリノを心から憎んだ。 親切めかして近付き、彼女が心を寄せる中尉を陥れたトリノを憎んだ。
ほどなくして、二人を乗せた護送車はグリーン・ノア1の軍基地本部に辿り付く。 トリノの乗った軍用エレカも少し遅れて軍基地本部に入って来た。 彼とベルナデッタは、護送車から拳銃で誘導されて降ろされる。 ──実はこの少し前、エゥーゴ旗艦のアーガマはこのコロニー近くまで来ていた。 アーガマから発進したクワトロ大尉は隣のグリーン・ノア2へ、そして残りのアポリー ロベルトの操るリック・ディアスがこのグリーン・ノア1へ接触中であった。 そしてあのカミーユ・ビダン少年は、一足早くこの軍本部に連行されていた。 今のカミーユは、尋問室で連邦軍人にエゥーゴ構成員と疑われて取調べをされている。 ベルナデッタと元中尉が輸送車から降ろされた時に、不意に空が暗くなった。 誰もが不審に思って目を上げた次の瞬間、軍本部に大きな衝撃が来た。 耳を破るような大きな音と共に、コロニーの地面が激しく振動する。 彼やベルナデッタ、そして周囲の軍人達も立っていられないくらいの揺れだ。 それは、上空で飛行訓練をしていたジェリド・メサ中尉がガンダムMkU1号機を誤って 本部ビルに突っ込ませてしまった事故による振動だった。 周囲は、一瞬で恐慌状態となった──。
ずっと隙を伺っていたベルナデッタは、このチャンスを見逃しはしなかった。 全力で周囲の軍人に片端から体当たりをすると、その勢いでジュナスに叫ぶ。 「この隙に逃げて下さい! 貴方は元々関係ない無実の人なんですから!」 こんな時まで自分を庇う事を忘れない彼女のセリフを聞きながら、取り敢えずは身軽な 自分が逃げてエゥーゴの連絡員と接触すべきと判断し、彼は走った。 この場合、ベルナデッタよりは彼の方がその役目に適していると思えたのだ。 ・・・もっとも、ここでベルナデッタを残した事を彼はずっと悔やむ事になるのだが。 全く同じ瞬間、それまで尋問中だった部屋から逃走したカミーユ・ビダンが本部ビル から走り出して来て、ジュナスの横を走り抜け、軍のエレカを奪って走り出す。 ジェリドを殴った事によって尋問されていたカミーユが、当のジェリドのガンダムMkU 1号機の接触事故のお陰で逃亡をする事が出来たというのは非常に皮肉だ。 ジュナスも知らずにそれに習って、軍用エレカの1台を奪って正門へ突っ込む。 正門には看守が2人立っていたが、カミーユのエレカに対して銃を構えた瞬間ジュナスの エレカが脇を通り過ぎたので、結局2台共に見逃してしまった。 その意味では、カミーユとジュナスは間接的に助け合ったとも言える。
──正門から無事に走り出していく中尉のエレカを、ベルナデッタは見送った。 そうして、せつなさと安心感で小さくため息を吐く。 少なくとも、これで元中尉は助かった・・・という想いで身体中が満たされる。 そんなベルナデッタに向かって、トリノ・カーナヴォンが近付いて来た。 周囲の混乱を気にも掛けない柔らかい表情で、こぼれんばかりの笑顔である。 何がそんなに楽しいのだろうとにらみつける彼女に、トリノは笑い掛けた。 「いやいや、大活躍でしたね?」 「・・・?」 次の瞬間、トリノの右足がベルナデッタの腹部を強烈に蹴り上げた。 「・・・ぐはぁっ!!」 息が詰まって前屈みになったベルナデッタの顔を、今度は横から全力で蹴り飛ばす。 「くうぅっ!!!」 血を吐きながら倒れこんだベルナデッタの顔を、トリノは踏みにじった。 「さて、・・・この償いはしっかりとしてもらいますよ」 ベルナデッタの顔を蹴り付けながら、トリノは微笑と共に宣言する。
──次回、8月25日。 ・・・かも。
506 :
:02/08/19 15:03 ID:D2LSYp/y
保守ついでに・・・ この後、ベルナデッタがトリノの野朗にあ〜んな事や…こ〜んな事されるんですね? やっぱり鬼畜に走るんでしょうか? (身勝手な妄想(^^;)
ザッピングして(・∀・)イイ!! 鬼畜は見たいが、ちょと複雑。
とりあえず明日は週に一度のお楽しみ♪ つうわけでカキコ。
ホントに週一のTV放映みたい・・・(w)
510 :
名無しさん@ピンキー :02/08/24 21:23 ID:PWAauBTj
511 :
:02/08/24 22:18 ID:CJkSpkxA
キショイワヴォケ と言ってみる
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第13回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492 500-504
意識を取り戻したベルナデッタは、口の中が血の味で一杯になっているのに気付く。 そして、目を開けたベルナデッタが最初に見たのは端正な顔の男だった。 「お目覚めのようですね」 その男は上からベルナデッタを覗き込むと、満面に笑みを浮かべてそう言ってのける。 それは、ティターンズの制服を着込んだトリノ・カーナヴォンだった。 ベルナデッタは腕と脚を動かそうとして、両方共ロープで縛られているのに気付いた。 更に顔と腹部がずきずきと痛み、吐きそうになってしまう。 どうして自分はこんなところで両手・両足を縛られ床に転がされているのだろう。 ベルナデッタは混乱した記憶を整理しながらも、全身を冷たい汗が覆うのを感じた。 そうだ・・・確か自分は元中尉を逃がす為に犠牲になったのではなかったか。 宇宙連絡船の中で親切を装って近付いてきたトリノから、中尉を逃す為に残ったのだ。 そして中尉を逃がす事が出来た後、トリノに腹と顔面を蹴り飛ばされたのだ。 仮にも女性であるベルナデッタに対して、容赦のない非情なやり口だと言っていい。 ベルナデッタは、トリノを睨み付けようとして顔面の痛みに悲鳴を上げる。 そんなベルナデッタを見下ろすトリノは、幸せそうな顔になった。
「どうしましたか? どこか痛みますか?」 自分で蹴り飛ばしておいて、事も無げに言ってのけるトリノである。 ベルナデッタは思わずかっと頭に血が上るが、なんとか気持ちを落ち着けた。 そうして素早く左右を見渡すと、どうやらここは軍基地本部内の一室のようだ。 テーブルとイスが数脚あるだけの殺風景な部屋である。 天井の蛍光灯がいやに明るく、上を見上げると眩しくて辛い。 そして、この部屋にはトリノの他に5,6人のティターンズの軍人がいるようだ。 空気が篭っている感じで、余りベルナデッタ好みの環境ではない。 「・・・この扱いは・・・とても酷いと思いますが?」 ベルナデッタは、自由がきかない全身で自分を励ますように強気で言った。 「大変申し訳ありません・・・あいにくと無作法なもので」 物腰が柔らかいトリノは、目を細めて頭まで下げて見せる。 「これからしっかりと歓迎させて戴きますのでご勘弁を」 顔を上げたトリノの目がさっと細められ、ベルナデッタは恐怖を感じた。 だが、トリノはそんなベルナデッタに向かって笑顔を崩さないまま言ってのける。
「あの男を逃がした償いは、ちゃんと戴きますからね」 トリノは静かに歩いてくると、床に転がされているベルナデッタの顔を踏み付けた。 「──・・・っ!!」 「自分のした事の愚かさが、わかってるんですか?」 「うっ・・・ぐぅ・・・っ」 トリノの行いの余りの非道さに、ベルナデッタはうめくのがやっとだ。 先刻トリノに蹴り飛ばされた傷が内出血している処に、この行為は耐えられない。 「痛っ! ・・・痛いぃぃっ」 ベルナデッタは耐え切れない痛みに、涙を流しながら悲鳴を漏らす。 「わかっているんですかと、質問しているんですよ?」 にこやかに笑いながら、トリノは床の上のベルナデッタの顔を踏みにじる。 靴の底の砂利の痛さと、床の冷たさがベルナデッタを挟んで苛む。 自分が無造作に顔を踏みつけられている事実は、ベルナデッタに衝撃を与える。 ベルナデッタは、その可愛い顔を踏みつけられながらも抵抗一つ出来ずに泣いた。 「痛い・・・あああ・・・痛いっ!!!」
そんなベルナデッタの鳴き声を、トリノはまるで音楽の演奏のように聞き惚れる。 「ほう・・・思ったより、いい鳴き声ですね」 うっとりとしたように、トリノは更に靴底でベルナデッタを踏み付けた。 「や、やめてぇええっ!!」 知識としてティターンズが横暴で間違った組織であるという事は知っていた。 だが、ここまで暴走が出来るような異常な権力体だとは思わなかったベルナデッタだ。 ベルナデッタは、空港でティターンズの暴行を指して自分が言ったセリフを思い出す。 トリノは、涙でぐしゃぐしゃになったベルナデッタの顔を覗き込んだ。 「じゃあ、そろそろその身体で償っていただきますか」 トリノの言葉に衝撃を受けて、ベルナデッタは急速に現実感を喪失する。 ベルナデッタの涙に少しも良心の呵責を感じる事なく、トリノは言った。 「部下達も、随分と禁欲生活を余儀なくされていましてね・・・丁度良かったです」 ベルナデッタを嬲りものにすべく、トリノは背後の5人の部下に顎をしゃくる。 笑顔を崩さないまま、トリノはベルナデッタを床から引き起こして立たせた。 そして、トリノはベルナデッタの後ろに廻って縛った手を掴む。
トリノは微笑を絶やさないまま、ベルナデッタの上着に後ろから手を掛けた。 そして、さっと引きちぎるようにボタンを飛ばしてベルナデッタの下着を露出させる。 「きゃあぁぁぁっ!!」 ベルナデッタは、散々踏み付けられた顔の痛みも忘れて叫ぶ。 だが、トリノはベルナデッタの清潔なブラジャーをもさっさと破り捨てた。 ベルナデッタは、生まれて初めて自分の乳房を他人の眼に晒された。 白く、透き通るように綺麗な乳房と小さく色づきもほのかな乳首が空気に触れる。 小振りながら形の良い乳房が、ベルナデッタの悲鳴にあわせてぷるぷると揺れた。 「いっ!、いやあぁぁぁっ・・・・っ!!」 絶叫するベルナデッタにとって、トリノに味合わされる恥辱は耐えがたいものだった。 室内に静かなどよめきが走り、トリノの部下が口笛を吹きながら近寄って来る。 「・・・こ、こんな事っ や、やめて下さいっ・・・」 ベルナデッタは怯えながら身体を動かしたが、逃げる事など出来るはずもない。 背後からベルナデッタを押さえているトリノが満足げに含み笑いを漏らす。 「ふふふ・・・これくらいで怯えられては困りますねえ」
ベルナデッタは背後のトリノに向かって、必死になって突っかかった。 「・・・こ、こんな事して恥ずかしいと思わないんですかっ!?」 そんなベルナデッタの抗議を聞いても、トリノの笑顔は崩れない。 「エゥーゴなどという犯罪組織に属した、貴方の方が恥ずかしいですよ」 トリノの一方的な言い方に、ベルナデッタは頭が沸騰するかと思われた。 重力に魂を引かれたこういう偏狭な見方が、スペースノイドの自治を妨げているのだ。 「貴方に、素晴らしい言葉を聞かせてあげましょうね」 トリノはベルナデッタの乳房をたぷたぷと揉みつつ、夢を見る口調で演説を始めた。 「顧みろ!! 今回の事件は地球圏の静謐を夢想した一部の楽観論者が招いたのだ。 デラーズ・フリートの決起などはその具体的一例に過ぎぬ。 また3日前、北米大陸の 穀倉地帯に大打撃を与えたスペース・コロニーの落下事故 を見るまでもなく 我々の地球は絶えず様々な危険に晒されているのだ。 『地球』! この宇宙のシンボルをゆるがせない為にも我々は誕生した! 『地球』! 誠の力を再びこの手に取り戻すため『ティターンズ』は立つのだっ!」 それは、宇宙世紀0083年11月16日に行われたバスク・オム大佐の演説だった。
ティターンズ設立演説として名高いそれは、ベルナデッタには虫酸が走るような言葉だ。 だが、トリノにとってはまるで聖典であるが如く価値のある演説のようである。 「ティターンズこそが正義だという真実に、貴方も気付かないといけませんよ」 ベルナデッタは、うっとりと語るトリノに薄ら寒いものを覚える 戦慄したままのベルナデッタのスカートに、トリノはそっと手を掛けた。 それは、ベルナデッタが中尉に見つめて欲しくて精一杯お洒落したスカートだ。 「ほ、本当に、やめて下さいっ!」 ベルナデッタが、中尉に心を寄せて欲しくて一所懸命考えて選んだコーディネートだ。 ジュナス・フレイブ中尉の、優しい笑顔がベルナデッタの脳裏に思い浮かぶ。 トリノはそんなベルナデッタに向かって、爽やかな笑顔で微笑んで言った。 「貴方の意見など、誰も聞いてはいませんよ」 トリノは、ベルナデッタのスカートを乱暴にその腰から剥ぎ取った。 「・・・いやぁぁぁぁぁっ!!!」 ベルナデッタは目を見開いて、絶望に染まった悲鳴を上げる。 ベルナデッタの白い太腿と薄いグリーンの可愛いショーツが、露になった。
──次回、9月1日。
521 :
名無しさん@ピンキー :02/08/25 21:24 ID:LjOxesrS
とりあえず叫ばせてもらいます キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!! そしてISAQさん乙です!
522 :
名無しさん@ピンキー :02/08/30 18:14 ID:DL4yoi75
名作が来るスレを落とさせていいわけがない! っつー訳で保守
523 :
:02/09/01 17:48 ID:Jvtun0nK
ガンダムヒロインズぐらい 折れのPC&ISDNで押し戻してみせる!
・・・・・・・・・押し戻されました。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第14回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492 500-504 513-519
ベルナデッタの眼に大粒の涙が溢れてその頬を流れた。 背中を丸めて少しでも下半身を隠したいが、トリノがそれを許さない。 意地悪く、ベルナデッタの肩を無理に反らせるのだ。 ベルナデッタは、取り囲んできた兵士達に乳房を突き出す格好になった。 「エゥーゴなんて馬鹿なことやってる割りに、いい乳してるなぁ」 ティターンズの兵士の一人が、にやにやとベルナデッタに笑い掛けてくる。 「へへっ・・・乳首もまだピンク色だねぇ」 「・・・見ないでぇっ・・・見ないで下さいぃっ」 ベルナデッタの裸の乳房が、恥辱の呼吸に合わせてたぷたぷと揺れた。 あまりの哀しみに、ベルナデッタの視界が真っ赤になる。 トリノは、ベルナデッタが涙を流して嫌がったとしても容赦はしない。 「君達、遠慮せずにその見事なおっぱいを触ってあげたまえ」 トリノは部下に向かって、両手を後ろで縛ったベルナデッタを突き出す。 一人が、下品な笑いを顔に張り付かせて、ベルナデッタの右の乳房をグイッと掴んだ。 「・・・・ああああっ!!」
兵士は手でベルナデッタの白い乳房を揉みしだき、もう一人の兵士が左の乳首を摘む。 ベルナデッタは両手の自由を奪われたまま、首だけを振って涙を流した。 調子に乗った兵士達は、手を伸ばしてベルナデッタの乳首を弄ぶ。 「いやぁっ、いやあああっっ」 ベルナデッタは悲鳴を上げながら、ぽろぽろと涙を流した。 男達に乳首をつままれると異様な感触に襲われ、鳥肌が立ってしまう。 だが、ティターンズの兵士達はそれをベルナデッタの快感のせいだと理解するのだ。 「おおっ、もう乳首が硬くなってるなぁ」 外気からの刺激と男達の無理矢理な愛撫によって、ベルナデッタの乳首が硬くなる。 ベルナデッタの膝が、ガクガクと笑っていた。 まともに立つことさえ出来ず、トリノに腕を掴まれて立っているようなものだ。 殆ど色の付いていないベルナデッタの桜色の乳首が、意思に反して硬さを増してきた。 「へっ・・・コリコリしてるじゃんか。吸って欲しいのか?」 「違いますっ! 硬くなんて・・・なっていませんっ!」 必死になって抗議するベルナデッタだが、もとより男達は気にしていない。
「随分、すべすべで柔らかいお乳だなぁ・・・へへっ」 無精髭でザラザラの頬がベルナデッタの乳房にこすりつけられた。 「やめてぇっ・・・おっぱい弄らないで下さいぃっ」 ベルナデッタは、目をギュッと閉じて哀切な呻き声を漏らす。 そんなベルナデッタを嘲るように、トリノは兵士達を煽り立てた。 「この女の乳首を自由に吸っても構いませんよ」 その許しを得て、兵士の一人がベルナデッタの乳首に口元を近づける。 それに気付いたベルナデッタは、切羽詰まったように悲鳴を上げた。 「いやあっ、吸っちゃ、吸っちゃいやあぁぁ!」 「たぁっぷり吸ってやるぜぃ」 男はその汚い口でベルナデッタの乳首を、ちゅううっとわざと音を立てて吸った。 「あっ・・はああぁぁっ」 鼻に掛かったような声を上げてしまうベルナデッタだ。 ベルナデッタは、乳首を絞られて微妙な感覚を押し付けられていた。 その上、男の口の中で乳首が痛いくらいに硬くなって行くのまで判ってしまう。
そんな身体の変化を、どうする事も出来ずに泣くしかないベルナデッタである。 もう一人の兵士が、空いている方の乳首に舌を絡めてしゃぶり始めた。 「吸わないでっ・・・吸わないで下さいぃっ!」 ベルナデッタは、抵抗も出来ないままに自分の胸を思うように嬲られる。 その眼に涙があふれ、背中を丸めようとするが再度トリノに阻まれた。 「ひっ! ・・・だめ、いやあぁっ」 いやらしい手つきで乱暴な兵士達に乳房を揉まれ、ベルナデッタは悲痛な表情になる。 しかし、兵士達は無垢な少女に遠慮がなかった。 「おいおい、乳首が立ってるぜぃ?・・・感じてんだろぉ、このスケベ女?」 「・・・ち、違ぅぅ・・・感じてなんかぁ」 ベルナデッタは、殆ど息だけの声で言うが、男達の笑い声にかき消されてしまう。 勝手に刺激されて敏感になったベルナデッタの乳首を、兵士が摘んでこね回す。 「・・・・ぅ、ぅんっ んんっ」 弄られた乳首から、電流のような刺激が首筋を伝わってベルナデッタの全身を揺らす。 どんどん息が荒くなってしまうベルナデッタの乳房を、トリノが後ろから揉み込む。
ベルナデッタの後ろ手に縛った手を持ったまま、トリノは非常に楽しそうである。 「感じているなら、素直にならなくてはいけませんよ」 トリノは恩着せがましくベルナデッタに笑いかけて、乳房を自由に扱う。 「はうっ・・・いやいやいやぁぁぁっ」 勝手気ままに触られて乳首を立たせられて、玩具にされてしまう。 そんなベルナデッタの瞳からは止めどなく涙が溢れて、その可憐な頬を伝って落ちた。 トリノは、ベルナデッタの泣き顔を薄笑いを浮かべながら見つつ口を開く。 「それじゃあ、胸ばかりじゃなくて下の方も弄って差し上げましょう」 泣き腫らしたようなベルナデッタの瞳が大きく見開かれる。 「・・・ああ・・・ああ・・・」 そこは、女の子にとってとても大切な場所のはずだ。 「許して、許して下さいぃっ!!!」 ベルナデッタは瞳に涙を一杯に浮かべてトリノに懇願した。 だが、トリノはくすくすと笑ってベルナデッタの股間を突き出させる。
「こんな目に合わされて、随分と感じているようじゃないですか」 トリノが、ベルナデッタの濡れそぼった股間を覗き込んだ。 「下着が濡れて、いやらしい下の毛が透けていますねえ」 ベルナデッタは唯一自由になる首を思いっきり左右に振っていやいやをした。 「言わないでぇっ、言わないでぇっ」 自分でも、こんな目に合わされてどうして濡れてしまうのか判らないのだ。 だが、調子に乗った兵士達にはベルナデッタが泣く程、嬉しそうな表情になる。 「ぎゃはははっ、エゥーゴの女闘士さんは感度がいいなあ」 兵士の一人が、図々しくその指をベルナデッタ股間を下着越しに押さえた。 そして、不意に強い振動を付けつつベルナデッタの割れ目で前後させた。 「あ、あ、あ、ああああっ」 無理矢理の摩擦で、ベルナデッタの股間が熱くなってゆく。 「そらそらそらあっ!!!」 「う!・・・うっ、う、う、う・・・」 ベルナデッタは、一方的に与えられる快感に小刻みに喘ぐ事しか出来なかった。
──次回、9月8日。
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━━ !!!! 久っ々にハァハァできるSSに出会ったよ! ISAQ氏は神! 超神!
神キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! ああ……漏れのベルナデッタたん……
535 :
:02/09/04 09:10 ID:+3XrCfbk
バルナデッタたんを守ろう運動展開中w
536 :
:02/09/05 10:25 ID:7ou2YuPz
ほしゅ
537 :
:02/09/06 02:11 ID:EBDzPEWP
いつのまにか神が降臨していた…
538 :
名無しさん@ピンキー :02/09/07 13:59 ID:F5ACQZf0
レコアさんよりもエマさんティターンズにレイプして欲しかった。
>>533 ありがとうございます。暖かい声援を頂くと、続きを書く気力が沸きます。
(・・・って、来週は休載なんですが・・・)
>>534 ベルナデッタは書いている内にどんどん可愛くなって困りました。
ちなみに、次回は主人公に視点が移りますのでHシーンないです。
>>535 でもまぁ、これでようやくエロパロ板のノルマは果たせたかなあ、と。
途中で面倒臭くならなければ、フォウやマウアーのHシーンもある予定です。
>>537 神という程ではありませんが、皆さんに暖かく見守ってもらっています。
>>538 レコアさんにはレコアさんなりの良さが・・・無い・・・かな。
一応、エマさんのHシーンは作中で入る予定なのですが。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第15回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492 500-504 513-519 526-531
小さく何回も身体を震わせながら、ベルナデッタは哀しく声を上げる。 「あ、あ、あ、うあぅぅっ・・・」 ベルナデッタのショーツの割れ目の上を、兵士の指が激しく擦り上げた。 そんな玩弄になす術もなく喘ぐしかない少女を見て、兵士達はいやらしく笑う。 「どうした、どうした? エゥーゴの闘士さんよお?」 揶揄するように声を掛けながら、ベルナデッタの秘部を愛撫する速度を速める。 「あああっ!!」 瞳から涙を振り絞りながら、ベルナデッタは首を左右に振った。 「やめてぇっ・・・やめてくださいぃっ」 しかし、尚も兵士達はベルナデッタに無理矢理の快感を与えて遊ぶ。 「・・・いやいやいやぁぁぁっ・・・・」 暫くそうして部下に好きにさせた後、トリノは口を開いた。 「ふふふ・・・随分と気に入ってくれたようですね」 ベルナデッタの泣き顔を、心から楽しそうに見つめるトリノである。 トリノはベルナデッタの後ろ手に固定する役目を部下に譲って位置を変えた。
そして、ベルナデッタの正面に移動してその指を彼女の脚の間に伸ばす。 「・・・ああっ」 もう息が絶え絶えになっているベルナデッタは、切なく喘ぐだけだ。 トリノの指が微妙に動く度に、ベルナデッタの股間が湿った音を立てる。 「・・・・ぅ、ぅんっ うんっ」 とっくにショーツはびしょびしょになって股間の陰毛や割れ目を浮き出させていた。 「・・・ほう」 トリノはベルナデッタの秘所を揉み込みながら感心したように声を上げた。 「もう洪水じゃないですか」 顔を真っ赤にして俯いているベルナデッタの耳元に、トリノは口を近づけて囁く。 「なんていやらしい人なんでしょう」 「あああああっ!!!」 新たに涙を振り絞りながら、ベルナデッタは泣いた。 トリノは後ろを振り替えって、部下の兵士達に更に囃し立てるように目で指示する。 兵士達は待ってましたとでもいうようにベルナデッタを貶めた。
「お嬢ちゃんは変態みてぇだから、もっといやらしいことをしてやるよ」 最初にベルナデッタの乳房を弄んだ兵士が、ニヤニヤと口元を歪めた。 「アソコを生で見て欲しくてウズウズしてるみたいだしなぁ?」 ベルナデッタは、はっとして顔を上げた。 トリノは面白そうに兵士達の揶揄を聞いていて、今にも指示を出しそうだ。 自分の恥ずかしい処が見られてしまう、とベルナデッタの顔色が真っ青になる。 そこは、本当に好きな人の為にとっておく大切な場所だと思っていた。 いつか出逢う一番の人に捧げるものだと、ベルナデッタは理解していた。 顔を上げたベルナデッタは、目の前のトリノに向かって哀願をする。 「や、やめてぇっ!、本当にもうやめて下さいっ!!」 その瞳に涙を貯めながら、ベルナデッタは必死になってトリノに頼み込んだ。 そんなベルナデッタに、トリノは穏やかに微笑みかける。 そして、本当に幸福そうな表情でベルナデッタの涙を見つめて口を開く。 「・・・それじゃあ、取引をしましょうか」 一瞬、ベルナデッタはトリノが何を言ったのか判らずに視線を泳がせる。
そんな彼女の割れ目を擦り上げてから、トリノは慈愛に満ちたような顔で言う。 「まずは、あの元中尉殿がエゥーゴの過激活動家だと自白して下さい」 「・・・──っ!!!」 ベルナデッタの瞳が驚きで見開かれた。 「いくつか用意してある犯罪暦がありますから、貴方がそれを証明するのです」 トリノは事も無げに言うと、ベルナデッタの乳房へと手を伸ばす。 白く柔らかいベルナデッタの乳房が、トリノの手の中でふにゅふにゅと形を変えた。 「私は、完璧主義なものですからね」 ベルナデッタの刺激されて敏感になった乳首を、トリノが摘んでこね回す。 ベルナデッタは、自分が中尉を裏切る事に手を貸せと言われている事に気付いた。 トリノにとって、自分の手から逃げる事が出来たジュナスの存在は許せないのだろう。 きっと、自分を嬲り者にしているのもその憂さを晴らす為なのではないか。 そう考えるなら、トリノの申し出を受ければこの地獄から逃れられるのだ。 ──ベルナデッタは、安心したように大きく息を吐いた。 たかだか10日前に出逢ったばかりの、彼女にとっていわば他人である元中尉である。
そんな相手の為にこれ以上酷い目に合う必要などある訳がなかった。 ジュナス・フレイブ中尉を売り飛ばすだけで、ベルナデッタは助かる事が出来るのだ。 「私が中尉を告発すれば・・・助けてくれるんですか・・・?」 声を震わせて言ったベルナデッタに、トリノは力強く頷いた。 ベルナデッタの散々嬲られた乳房が、呼吸に合わせて大きく揺れる。 確かに、エゥーゴ活動家の自分が中尉を犯罪者として告発すれば説得力は大きい。 中尉は指名手配をされて死刑にでもなるのだろうが、それは彼女の知った事ではない。 ベルナデッタは、目を閉じてがっくりと顔を伏せた。 トリノは、そんなベルナデッタを満足そうに見つめた後で優しく問い掛けをした。、 「じゃあ、あの男の犯罪暦を証明してくれるんですね」 ・・・ベルナデッタは、ゆっくりと顔を上げた。 爽やかに澄み切った表情で、トリノの瞳を見つめるベルナデッタだ。 それから、──ベルナデッタは大きな声でこう叫んだ。 「イヤに決まっているでしょう! この卑怯者っ!!!」 べルナデッタの脳裏にジュナス・フレイブ中尉の顔が、浮かぶ。
自分を見つめる、あの素敵な瞳が思い出されてベルナデッタは勇気を得た。 そして、その瞬間ベルナデッタは本当に気付いてしまったのだ。 自分が、あの出逢って10日余りのあの中尉に本当に心惹かれているという事に──! それにあの中尉をエゥーゴに勧誘したのが自分である以上、護るのもこの自分なのだ。 ベルナデッタの決意を聞いたトリノの眉が、不意に顰められた。 次の瞬間、トリノは強烈な力でベルナデッタの顔を殴り飛ばす。 「あうっ!!」 強烈な打撃を受けながら、ベルナデッタの頬が鈍い肉の音を立てる。 「・・や、やめ・・・っ」 「このガキがぁっ!! 付け上がるなあっっ!!!!」 トリノの穏やかだった表情から笑みが消え、激怒とも見える瞳になっていた。 乱暴にベルナデッタの髪を掴んだトリノは、腫れ上がった彼女の顔を引き起こす。 そして、トリノは更に強く二度三度とベルナデッタの顔を殴り飛ばす。 「うぐっ・・・がはぁっ」 顔中を痣だらけにして血を吐きながら、ベルナデッタは息を詰まらせた。
──次回、9月22日。(次回、一方その頃ジュナスは・・・)
548 :
:02/09/09 16:19 ID:RnSQ8Ooj
復活してる上げ
次回はジュナス君か・・・ 痛々しいベルナデッタの姿を見るのはちと辛いので ある意味救いだな・・・ バッドエンドにならない様、祈るよ。そしてISAQさん乙カレです。
550 :
名無しさん@ピンキー :02/09/09 19:31 ID:UQv3sXnr
ジュナスがMSに乗るならやはりネモ?
551 :
ららあ :02/09/09 20:08 ID:UXs9ThN3
http://ime.nu/research.infoseek.co.jp/tvasahi/entry.phtml?magazine_id=80 拝啓。「機動戦士ガンダム」のファンのみなさま。【緊急、締め切り迫ってます】
このたび、TVの「史上最強のランキング番組」という番組で、
近々、「アニメ名場面ベスト100」が決定されます。
ぜひ、このランキングに「機動戦士ガンダム」の名場面を入れたいのです。
ガンダムの中には、数えきれないほどの名場面があって、
ファンの皆様の貴重な1票が割れてしまう恐れがあるのです。
このままでいくと、「アルプスの少女ハイジ」の「クララ大地に立つ」、「フランダースの犬」の「ネロ、教会で息絶える」よりも下位になることは確実です。
そこで、皆様ご自分の心の中の名場面は違っても、ひとつに統一していただいて勝負に出たいと思うのです。
今回、番組放送時の強烈なインパクトを考え、
「マチルダさん死んでアムロ、マチルダさーーん、と絶叫する!」場面を選ばせていただきました。
あなた様の貴重な数票を心よりお願いいたします。土下座。_(_^_)_ 続く
このスレがなくなったら生きてく甲斐がありません(ヲイ
あげ
保守。
555 :
:02/09/13 16:04 ID:6myAEFWq
ほしゅひゅうま
うむ。 先生を待ちつつ何か有意義な保守はできないもんかのう。
557 :
:02/09/14 00:05 ID:fEwmI7v/
ベルの生い立ちを勝手に考えてしまうとか
558 :
名無しさん@ピンキー :02/09/14 12:02 ID:TAvlUVmz
後一日age
559 :
:02/09/14 16:37 ID:xA61jrTs
547 名前:ISAQ ◆IsaqImeQ 投稿日:02/09/08 19:01 ID:HmqOxY3j ──次回、9月22日。(次回、一方その頃ジュナスは・・・)
そうなんだよ……あと1週間なんだよ……鬱。 先生の唯一の弱点が、「次回休載」 >557 実はベルたんの初恋の人がジュナスそっくしだったら萌え。
561 :
名無しさん@ピンキー :02/09/14 21:08 ID:pYdqwSvO
ISAQたんはHPとか持ってるの?
保守
564 :
名無しさん@ピンキー :02/09/18 06:26 ID:aXTRnnE9
age
>562 どうだろうなあ コテでぐぐってみた限りは見つからなかったが。 個人的には2chに来てHPの宣伝する香具師にはうんざりなんで もしISAQ ◆IsaqImeQ氏がHP持ってても言及して欲しくなかったり。
保守
567 :
名無しさん@ピンキー :02/09/20 19:03 ID:Vs0htTuZ
いや良くやった!
569 :
名無しさん@ピンキー :02/09/20 20:49 ID:wL7p8BE6
久方振りの続編まであと2日!待ち遠しいですなあ。 ネットにつなげる環境じゃないのでケータイで見てますが毎週楽しみです。(と、いいつつこのスレ知ったのは先月末だったりする。) やっぱり最後はリックディアスとネモかGM-IIでドンパチですか?せっかくだからオリジナルMSとかは出しませんか?(MAでも可) にしても、エロパロ板に置いておくのはもったいない。
570 :
名無し募集中。。。 :02/09/20 21:08 ID:uFWAgPu9
>>569 >せっかくだからオリジナルMSとかは出しませんか?(MAでも可)
それは勘弁して欲しい。
572 :
保守 :02/09/22 01:06 ID:leTfEoEJ
【アンパンマン容疑者 暴行容疑で全国指名手配】 19日、警視庁はアニメの主役で有名なアンパンマン容疑者(32)を 暴行などの容疑で全国に緊急指名手配した。調べによると アンパンマン容疑者は 17日未明、世田谷区の路上で 都内の男性(36)に「弱い者イジメは許さない」などと因縁をつけ、 ぐーパンチを一発加え、男性は意識不明の重体。 改造車で仲間と見られる数人と逃走している所も目撃されており、 都内では同容疑者の犯行と見られる暴行事件が多発している事から 警視庁では付近の住民に警戒を呼びかけている。
>572 なんだそりゃ(゚∀゚)アヒャ
>>549 ベルを気に入って戴いて有り難うございます・・・嬉しいです。
>>550 実は、ジュナスが乗るMSは(以下削除)少なくともネモではありません。
>>552 (笑) ・・・・でも、冗談でも嬉しいかもしれません。
>>556-560 すみません、10月は休載しない予定です・・・・・・一応。
>>562 ,
>>565 ISAQは2ちゃんねるだけで使っている名前という事で、御納得を。
>>569 私は携帯でメールも出来ない人間なので、ちょっと羨ましいです。
SSはPCで読む用に改行しているので、読みにくかったらごめんなさい。
>>571 いわゆるオレサマMSは出ませんが、公式設定があるMSVからは何機か出ます。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第16回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492 500-504 513-519 526-531 541-546
トリノ・カーナヴォンに力任せに殴られ、ベルナデッタは意識を失っていた。 だが、トリノはそんな事くらいで彼女を許してやるつもりなどない。 ぐったりとしたベルナデッタの顎に手をかけて無理矢理上を向かせる。 「そろそろ、身の程が判って戴けましたかね?」 自分が絶対的な優位に立っているトリノのセリフは、再び落ち着いた口調になる。 ベルナデッタが意識を失っているにも関わらず、トリノは微笑して宣言した。 「判らないのでは、更に反省して戴くしかないですね」 トリノは部下に指示して、ベルナデッタを傍らのテーブルの上に縛り付ける。 ベルナデッタの柔らかい乳房が、横になった事で緩やかな山を崩した。 頂上の薄い桜色の乳首が小さく揺れ、弄られて硬くなった存在感を主張する。 「下着は脱がせますか?」 部下が、愛液で濡れそぼったベルナデッタのショーツを指していやらしく笑う。 「そうですね・・・じゃあ、更に泣きじゃくってもらいましょうか」 トリノは微笑みながらベルナデッタの頬を平手打ちして、目を覚まさせた。 ベルナデッタには、意識を無くして凌辱から逃げる事さえ許されなかったのだ──
ジェリド・メサ中尉の操縦ミスの大混乱に救われた形になったジュナス・フレイブは、 カミーユ・ビダンの運転する軍用エレカを追うかのように走っていた。 前を走るエレカに乗っている少年が、空港で小耳に挟んだティターンズの士官に殴り掛 かった無茶で無謀で無策な少年であるなどとは知る由もない彼だ。 しかしながら、自分と同じく軍基地本部から逃走しようとしているのは間違いないから エゥーゴに何か関わりがあるかもしれないと考えたのだ。 アクセルを踏み込みハンドルを切りながら、ジュナスは焦燥感に駆られていた。 彼とて、こういう事態になる事をまるで考えていなかった訳ではない。 だが、自分やベルナデッタごときにそんな監視が付きはすまいと甘く考えていたのだ。 コロニー内部の整った人工的な自然環境も、今のジュナスの視界には入らない。 彼はベルナデッタの身を案じながらも、人工の林の中を走り続けるしかなかった。 不意に、彼は自分の奪った軍用エレカに向かって走ってくるエレカに気が付く。 ジュナスは一瞬、ティターンズの追っ手かと緊張してハンドルを握り締めた。 今の彼はまったくの丸腰なのだから、抵抗するす術などないのである。 その、右から走って来たエレカには赤いショートカットの美しい少女が乗っていた。
少女は冷静に彼のエレカに自分のエレカを近付け、何も持ってない両手を上げる。 そして武器を携帯していない事を示した後で、彼に向かって静かに言った。 「・・・『コロニーは初めてですか』・・・」 吹き抜ける風の中でも良く聞こえる、透き通った声だった。 その場に似合わないセリフに彼は呆然とするが、次の瞬間“それ”に気が付いて叫んだ。 「『ええ、宇宙旅行は初めてなんです』っっ!!!」 そしてエレカのブレーキを踏みながら、林の中の小道の端にエレカを停車させた。 それは、ベルナデッタからあらかじめ教えられていた『合言葉』だったのだ。 ──一方、彼より先を走っていたカミーユは、勢いをつけてエレカから飛び降りていた。 そして、そのまま坂になった草むらを転がり落ちて消えていくのが遠くに見える。 そんなカミーユの行動を不思議に思いながらも、ジュナスは現れた少女に向き直った。 エレカから降りてきた少女は、無表情のまま彼に頭を下げてから口を開く。 「・・・フランセス・エラワーと申します・・・」 確かにそれは、事前にベルナデッタから聞いていた連絡員の名前である。 「・・・エゥーゴから・・・お迎えにあがりました・・・」
フランセスは、ベルナデッタと同期というから19歳くらいだろうか。 彼より頭一つ分以上背が低く、10歳も歳が若いにも関わらず落ち着いた印象がある。 「ジュナス・フレイブという。手間を掛けたね」 彼のそんな挨拶にも、無言で素っ気なく頷くフランセスだ。 見つかりにくいように林の中に入った二人は、声を潜めて向かい合っていた。 「・・・空港で待ってましたが、アナタが連邦軍に拘束されたので追跡しました・・・」 淡々と語るその口調は、フランセスという少女を一層冷静に見せる。 フランセスは彼等二人が捕まった後、あの軍基地本部まで尾行して来たという。 そして機会を待って連絡を取ろうとしていた処で、ジェリドのガンダムMkUの墜落事故 が起こり、基地内から中尉が飛び出して来た為に後を追って来たのだ。 「そういえば、私の前を走っていた少年はエゥーゴとは関係ないのかい?」 ジュナスが前を走っていた少年の事を尋ねても、フランセスは首を振るだけである。 一体、あのお騒がせ少年は何者だったのだろうと不思議に思うジュナスだった。 首を捻っているジュナスを無関心に見上げて、フランセスは口を開く。 「・・・いずれにしろ・・・貴方を救ったベルの判断は正確です・・・」
そして、フランセスは冷静な表情のまま彼の瞳を見つめた。 「・・・私達は・・・急ぎ、撤退します・・・」 少しの間何を言われたのか判らなかったジュナスは、すぐにその意味する処に気付く。 「・・・今のエゥーゴに必要なのは・・・貴方の方ですから・・・」 セリフの内容の割には一切感情が入っていない口調で、フランセスは断言する。 彼はさすがに呆然として、目の前のフランセスにつめ寄ろうとした。 それではまるで、ベルナデッタを見捨てて行くと宣言しているようなものではないか。 彼が、先程ベルナデッタを置いて逃げたのは彼女を見捨てる為ではない。 連絡員とやらに接触してベルナデッタを救うには、行動力が必要だと思ったからだ。 だが、ジュナスは冷静なフランセスの瞳の中に微かな逡巡を見つけていた。 それは注意して見なくては判らないような小ささだったが、間違いなく瞳の中にあった。 「それは・・・エゥーゴの上層部からの指示かい?」 彼の静かな問い掛けに、フランセスは冷たい表情のままこくんと頷く。 彼と顔がくっ付きそうな距離で、フランセスはあくまで視線を逸らすでもない。 フランセスにとって、任務と指令は絶対的な価値を持つもののようだった。
彼は、ベルナデッタがシャトルの中で自分に言ったセリフを思い出す。 ──フランはパイロット候補生で、同期で仲良しなんですよ・・・ あの時は、ベルナデッタが友人の事を語るのが微笑ましく感じられたものだ。 ──ちょっと無愛想に見えるけど、ホントは優しくていい子なんです・・・ 背が低いフランセスは、見上げるように彼の瞳を下から覗き込んでいる。 彼はフランセスに対して好感を覚えながら、自分が言うべきセリフに気が付いていた。 「ベルナデッタ君を見捨てる事は、私には出来ない」 彼は、無意識に手を伸ばすとフランセスの肩を軽く叩く。 彼の手に触れられた瞬間、フランセスの全身が気づかれないくらい小さく震えた。 「君の任務に忠実であろうとする姿勢は尊敬するが、その要請は聞けない」 フランセスは、自分の頭を愛しげに撫でている彼を上目遣いに見上げた。 瞳を揺らすフランセスに、彼は静かに微笑みかける。 「私が勝手に助けたいと思っているんだ、君には迷惑をかけないよ」 ジュナスは、出逢ってから10日余りのベルナデッタという少女の事を考えていた。 彼より一回り年下の、朗らかで人懐っこい可愛らしい少女だった。
そして皮肉にも、彼が守れなかった約束を持つ少女と瓜二つの少女でもある。 ──エゥーゴは、貴方のお力を必要としています・・・ あの日、ドアを開けた処に立っていたベルナデッタを見た時の驚きは忘れられない。 一途にも見える視線で、自分を見上げてくるベルナデッタの表情が浮かぶ。 彼に対して心を寄せているような印象さえ受け取れる瞳は、とても真っ直ぐだった。 ──それでも、私に似た方の“外見”は、嫌いではなかっんですよね?・・・ 遠い目をしたジュナスに、目の前に立つフランセスが語り掛ける。 「・・・ベルを助けるというプランは・・・検討の価値がありません・・・」 フランセスは上目遣いに彼の表情を伺ってから、拗ねたように視線を逸らした。 「・・・私達は満足な武器も携帯していません・・・不可能です・・・」 フランセスはそっと手を伸ばして、彼に優しく撫でられた肩を触る。 彼に触れられた処が、まるで特別なものになった気がして彼女には不思議だった。 「・・・貴方の事は・・・評価しません・・・」 冷静に任務を遂行しようとしながらも、気持ちが揺らぐのを押さえきれない。 そんなフランセスの頬が染まっている事に、彼が気付く訳がなかった。
──次回、9月29日。(次回、一年戦争時のあのパイロットが登場)
584 :
名無しさん@ピンキー :02/09/22 20:28 ID:2Pu2QV01
ジュナス、漢だ・・・。 漏れはジオン軍人がめっちゃ好きで、 ジュナスは元連邦だけど、なんか似ているモノが あってカッコ(・∀・)イイ!!
585 :
名無しさん@ピンキー :02/09/22 21:26 ID:ZzwScBuH
さて、ここで次回のパイロットとクライマックスであろう所に出てくるMSを予想してみる! 俺はクワトロ・バジーナとプロトディアスに一票ずつ。 それにしてもストーリーがベタなのにハマってしまう。やっぱり御都合主義と勧善懲悪が好きな俺らって日本人だねぇ。(ほめ言葉です)
586 :
名無しさん@ピンキー :02/09/22 21:31 ID:RD5OcTsd
最近はセイラが好き
587 :
べタに :02/09/22 23:27 ID:JAq2+gHK
最後はFAガンダムMKV(ジュナス)VSガンダムMKW(トリノ)かな? ストーリーはグリプスで終了するのか? それとも第一次ネオジオン抗争までやるのか?
588 :
名無しさん@ピンキー :02/09/22 23:36 ID:Qngt2NM9
逆シャア時代まで行ったりして(w いずれにしろ、長く続いてホスィですな。
589 :
名無しさん@ピンキー :02/09/23 07:34 ID:y1J4zCt0
強化人間少女やNT少女は出るのかな? もしくはベルナデッタかフランセスがティターンズに 捕まって強化されプロトサイコに乗せられ敵になる展開とか
590 :
名無しさん@ピンキー :02/09/23 10:02 ID:lASXDgK+
>>589 って事はナンバー・フォウよりも手前、゛ナンバー・ファスト”みたいな奴ですか!?
「ベル!?誰だそれは?私の名はファスト・ムラサメだぁー!!」みたいな。
うーん、有りかも。
591 :
名無しさん@ピンキー :02/09/23 12:04 ID:lw3fYIFq
フォウ萌え〜 童貞カミーユを頑張ってリード よぃ(;´Д')ハァハァ
試作Ζ(カミーユ関係前)か試作百式に乗ると見た
ウラキ少尉、一匹50万 , - 、, - 、 , - 、i'・e・ ヽ,,・ァ, - 、 4 ・ ゝ - 、i'e・ ヽ、・ァ ゝ i e・ ヽ、 ,,.-''´| |`"''-,,_i ,,.-''´ | | "'''i" ,,.-'" `"''-,,_. | ,,.-''" "'''--'''"
保守だ!
595 :
名無しさん@ピンキー :02/09/26 15:10 ID:ewP5A+ki
私の記憶によると確か、Zの試作機が百式だったと思う。だからソレは難しいでしょう。 G-Mk IIIやMk IVも正史(便宜上あの辺も含みます)とつじつまが合わなくなりそう。 プロトサイコは、いいなあ。でもエゥーゴ側のMSが貧弱すぎて勝負にならない気がする。
596 :
名無しさん@ピンキー :02/09/26 15:12 ID:pjedVCQb
597 :
名無しさん@ピンキー :02/09/26 15:14 ID:/xE/nlyA
598 :
名無しさん@ピンキー :02/09/26 17:43 ID:lWWDqjBC
>595 大丈夫!!エウーゴには虎の子の百式改がある。 あれって量産されたんだよね。 それにシュツルムディアスやリックディアスUもある。この辺のMSなら プロトサイコや量産サイコとでも戦えるはずだ。 ちなみにおいらはジュナスには最期リックディアスUに乗って欲しい。 なんか似合いそう。あとはディジェSERくらいかな?
いや、むしろボールで特攻。 NT in ノーマルMS VS パンピー in NT専用機とか見てみてぇ。
パンピーがNT機乗っても・・・w サイコフレーム搭載機ならまだしも当時はバイオセンサーだし
601 :
名無しさん@ピンキー :02/09/27 09:40 ID:INdf8N2D
何気にキリ番とられた・・・ 総評としてエロパロ板にもかかわらず人間よりMSを愛する人ばかりという結果になってしまった。 もうちょっと出演予想も出て欲しかった、と考える発案者でした。 会話の中身がシャア板並だ・・・
602 :
名無しさん@ピンキー :02/09/27 10:28 ID:ZzSeXpPZ
アッグガイ、プラモ狂四郎には出てきたのに・・
603 :
名無しさん@ピンキー :02/09/27 10:29 ID:ZzSeXpPZ
しかも何だよこのID・・
ダブルゼータにセクースでパーフェクトゼータと言った所かw
605 :
名無しさん@ピンキー :02/09/27 10:34 ID:kCRcneaw
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えー、ジュナス搭乗予定MSクイズ?は正解者が出ましたので終了です。
ただし、あくまで現時点の予定なので変更の可能性がある事をご了承下さい。
>>586 ,
>>591 グリプス時代なのでカミーユ×フォウは必ず入ります。
人気も有るようですので、セイラのHシーンもあるかも。
ただし私は非常に飽きっぽいので、途中で飽きてしまったらごめんなさい。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第17回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492 500-504 513-519 526-531 541-546 576-582
黙り込んでしまったフランセスを前に、ジュナスも善後策を考えあぐねていた。 そもそもベルナデッタは、軍基地本部内に捕らわれているのである。 警戒が厳重なのは当然であり、彼とフランセスで救出するのは困難だろう。 先ほどのフランセスのセリフは薄情なようだが、しかし一面の真実でもあった。 どこか不機嫌に見える表情で、フランセスはもう一回言葉を発する。 「・・・不可能なことは・・・不可能です・・・」 そうしてフランセスは、既に作戦行動中であり旗艦アーガマと連絡不能だと告げた。 ミノフスキー粒子も、戦闘濃度以上に散布されているのは確実なのだ。 「・・・一刻も早くこの場から撤退すべきです・・・」 淡々と語るフランセスは、言葉通り彼を嫌っているようにしか見えなかった。 確かにフランセスの言葉通り、この場に留まっている事は危険である。 ──“そこ”から先はあなたの努力次第です・・・ だが、彼はフランセスを見つめてその冷静な顔に優しく言った。 「不可能だから助けないとか、可能だから助けるとかじゃない」 ジュナスがそう言うと、フランセスは気弱そうに瞳を揺らす。
だが、それでもフランセスは何も言わずにただ彼の言葉を待っていた。 「私が助けたいと決めたから助けに行く。それだけだ」 ジュナスは、静かな口調で言うと肩を軽く竦める。 そうしてそれが出来ないような自分なら、エゥーゴには参加しないと思うジュナスだ。 「・・・そうですか・・・」 フランセスは酷く傷ついたような表情で、口篭もった。 彼はフランセスに頭を下げてから、先程奪ったエレカに向かって歩き出す。 フランセスの助けは、借りる事が出来ないと思うしかなかった。 フランセスは少し彼の背中を見つめて立ち竦んでいたが、すぐに彼を追い掛ける。 そしてジュナスを追い越すと、彼が基地から奪ったエレカの助手席に座り込んだ。 一瞬呆然としたままの彼の顔を見ないまま、フランセスは拳銃のグリップを差し出す。 「・・・貴方の事は・・・評価出来ません・・・」 それはフランセスが2挺持っていた無反動銃の一つだった。 拳銃を受け取った彼を見ないまま、フランセスはもう1挺を自分の手の中で弄ぶ。 「・・・批判的です・・・大嫌いです・・・」
瞳を戸惑いに染めて、何回もつぶやくフランセスだった。 それでもエレカから降りようとしないのは、当然彼を手伝うつもりだという事だ。 「ありがとう、フランセス君」 ジュナスは優しく微笑んで言うが、フランセスは視線を合わせずに俯いてしまう。 彼が尚も何か言おうとした瞬間、静かな電気エンジンの音が響いて来る。 そちらに顔を向けた二人の方へ、一台のエレカが走って来るのが見えた。 二人の間に、さっと緊張が走る。 彼はフランセスに向かってエゥーゴの可能性を目で尋ねるが、即座に否定された。 「・・・使者は・・・自分一人です・・・」 それでは、既に視界で大きくなって来たエレカは軍の追っ手に間違いない。 彼は、先程フランセスから受け取った拳銃を手の中で握り直す。 「まずいな・・・フランセス君は逃げた方がいい」 そうしている間に、近付いて来たエレカは彼等の5メートル前で停車した。 ──次の瞬間、フランセスの身体が彼の前から消えた。 正確には余りの行動の早さで消えたように見えただけだが、しかし機敏だった。
小柄な身体が、まるで豹の如く走って敵のエレカへと跳ねた。 その勢いを消さないまま、フランセスは空中で拳銃を構え直した。 エレカのドアが開いた時には、フランセスの銃口は定められていた。 一切の警告行動もせずに、フランセスの指が敵に向かってトリガーを引こうとした。 「待てっ!! フランセス君っ!!」 唐突に上げられた彼の叫び声に、フランセスは指の力を抜く。 慣性のまま、フランセスはエレカから降りて来た人物の前に着地する。 その人物は、今まさに自分が殺されかかっていた事に気付いて顔を青ざめさせる。 フランセスは引き金こそ引かなかったものの、銃口は相手に向けたままである。 彼は、慌ててその人物とフランセスの近くへ駆け寄る。 ・・・エレカから降りて来た人物は、ジュナスが良く知ってる女性だった。 長い赤い髪を頭の上でアップにまとめ、細い銀縁のメガネを掛けた女性士官である。 白く細いうなじが美しく、一見すると図書館の司書か女教師といった風情だ。 彼女は、少し驚いたような表情のままジュナスに向かって口を開いた。 「お久し振りだけど・・・随分と物騒な歓迎ねぇ」
ジュナスは彼女の元に近付くと、謝罪をしながら再会の握手を交わす。 フランセスはといえば、彼女との握手を拒否して拳銃から手を離さないままだ。 彼は、目の当たりにしたフランセスの驚異的な運動神経に感心しつつ口を開く。 「すまない、フランセス君。彼女は私の古い知り合いなんだ」 そんな彼のセリフを聞いて、フランセスはつまらなそうに頷く。 ただ、彼と親しげな雰囲気の女性士官に面白くなさそうな表情だ。 彼は、改めて連邦宇宙軍士官学校の同期だった女性士官を懐かしそうに見つめた。 同期と言っても、彼女は主席で卒業して戦技研究団に入ったエリートだ。 二人は恋人というような関係ではなかったが、良き友人だったと言っていい。 だが、二人の配属後すぐに一年戦争が勃発した為、再会は実に8年ぶりとなる。 優しい瞳のジュナスに向かって、女教師風の彼女は厳しい表情になった。 「積もる話はともかく、ジュナス? 貴方ひょっとしてエゥーゴに参加したの?」 軍本部基地に駐在していた彼女は、ガンダムMk-Uの起動試験を観察していたという。 そこでトリノに連行されて来て、更に逃走した彼を見つけたのだ。 彼女は、混乱して捜索隊を出せない軍を差し置いて基地を飛び出して来たのだ。
ジュナスは、彼女に肯定の意を示した後、自分達の現状を簡単に説明する。 「色々と思う処があってね。こんな私でも役に立ちそうだからさ」 彼女は昔の知人が選んだ道に賛成はしなかったが、さりとて否定もしなかった。 「ティターンズには、私もいい印象は持っていないけどね」 どうやら最初からジュナスを助けるつもりだった彼女は、秀でた眉を顰める。 「そういえば、貴方のお仲間さんは捕まったままのようだけど?」 彼女がベルナデッタの事を口にしたので、ジュナスとフランセスはさっと緊張した。 「その娘はベルナデッタ君というんだが、どうなったか知らないか?」 「詳しくは判らないけど・・・カーナヴォン中尉が連行していったみたいよ」 彼は、トリノの取り澄ました穏やかな顔を苦々しく思い出す。 ──ベルナデッタさんのお話を伺いたいのですよ。『エゥーゴ』の事を、ね・・・ ジュナスは、不安を振り払うように彼女に話し掛けた。 「それにしても、こんな処で逢えるとは偶然というのは恐ろしいな」 そんな彼のセリフを聞いて、彼女は落ち着いた物腰で肩を竦める。 「私がこのコロニーにいるのは、偶然って訳でもないんだけど」
ため息混じりの表情を見て、ジュナスは彼女について思い出した事があった。 「そうか、君は“ガンダム”のテストパイロットだったな」 先程あの軍基地本部で墜落してきたMSは、ガンダムタイプだったはずだ。 ガンダムのテストを行っている以上、彼女がそこにいる可能性は考慮すべきだった。 彼を見つめた女性士官は、そのメガネの中の瞳を少し翳らせる。 「実際は役立たずのテストパイロットだったけどね」 そう、彼女はかつて自らがテストを行っていたMSを戦闘で損壊させてしまったのだ。 それも、一年戦争の撃墜王アムロ・レイ少尉に送られるはずだった新型ガンダムを。 ジュナスは、暗い表情になった女性士官を慰めるように声を掛ける。 「・・・クリス、君は君の出来る限りで頑張ったと聞いている」 そう、彼女の名前はクリス──クリスチーナ・マッケンジー(当時の階級は中尉) かつて7年前の一年戦争末期、ニュータイプ用に製造されたガンダム型MS RX-78NT1通称 アレックスのテストパイロットだったG-4実験部隊の女性士官。 そして、ジオン軍サイクロプス隊のバーナード・ワイズマン伍長と剣を交えた女性だ。 7年の月日を重ねて成熟した彼女は、彼の気遣いに表情を和らげた。
──次回、10月6日。
616 :
名無しさん@ピンキー :02/09/29 20:53 ID:nveFNseN
ぐわーっ!!クリスかぁー!!射程外だぁ!! 前回予想できると言っておきながらヤラれました。一つ忘れていた事それは、『ここがエロパロスレだった』と云う事だっ!! はっ!ぢゃあ、あのエターナルバージン、クリスティーナ嬢も!?
正史?じゃあの後に地球に降りてるらしいんで 北米でアムロとやってそうw
618 :
名無しさん@ピンキー :02/09/29 21:19 ID:uEVQpRV2
クリス キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 「バーニィ! もう戦わなくていいんだ!」
619 :
名無しさん@ピンキー :02/09/30 08:52 ID:kEhS+Dyb
ここでクリスが来るとは・・・予想外だ という事は、08MSや0083のキャラも出てくる可能性も?
620 :
名無しさん@ピンキー :02/09/30 10:52 ID:1CSoMbqv
いや、さらにその裏をかいて、ブルーデスティニーのユウが出てくるとみた!
OVAの08は知らんが小説だと シロー=村でアイナとハァハァ カレン=看護婦w(医者 三ダース=そのまま エレドア=ミュジシャン ミケル=教師
保守
624 :
名無しさん@ピンキー :02/10/05 23:21 ID:NxWW9NGy
種ネタがこのスレに現れるのはいつの日か?
ジ・オリジンアクションフィギュアのザクを買いました。
なんか材質がふにゃふにゃしてますが、割りとお気に入り。
>>616 今回はクリスのHシーンは入らないのです。本当にごめんなさい。
>>617 Ζ時代ならクリス29歳・アムロ23歳と、お局様と新入社員の年齢差なんですが。
さてさて、どうだったでしょうね。
>>618 「アル・・・オレは多分死ぬだろうが、そのことで連邦軍の兵士や
ガンダムのパイロットを恨んだりしないでくれ・・・」
>>619 実は(以下削除)を出したいと思っています。あと(以下削除)とかも。
>>620 会話シーンが「・・・・・・」の連続になってしまうのが難点かと。
是非出してみたいとは思うのですが、EXAMシステムをどうしましょう。
>>621 08は小説も設定が色々変わってて良かったですね。
>>624 私は見てないのですが、何かOPがやたらと話題になっていますが。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第18回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492 500-504 513-519 526-531 541-546 576-582 608-614
クリスチーナ・マッケンジー現少佐についての評価は、歴史上議論が激しい。 この宇宙世紀0087年当時は、彼女は腕のいいパイロットと判断されていた。 コロニー生まれでさえなければティターンズに勧誘されていただろう、と。 後の「シャアの反乱」以降にアムロ・レイの評価が高まると共に彼女の評価は下がった。 いわく、一年戦争当時にRX-78NT1 アレックスがレイ少尉の手に渡っていたならば。 きっと終戦は更に早まり、連邦の兵士はあたら若い命を散らさずに済んだのではないか。 ──それは現場にいなかった者の感想だと、断定出来る者は少ない。 あのサイド6で行われた闘いの全てを知る者は、“ただ一人の少年”だけなのだから。 クリスともう一人の若きパイロットを、その少年だけが正当に評価出来るのだろう。 ・・・もっとも、いずれにしろジュナスには預かり知らない事でもある。 クリスの運転するエレカで再び軍基地本部に向かいながら、彼は彼女の横顔を見た。 一年戦争終戦後、軍に残ったクリスがMSの開発に関わっている事は噂で聞いていた。 それが、このコロニーで行われているガンダムタイプのMSとは想像もしなかったが。 あのルオ商会のシェリー・パーカーといい、奇妙に久し振りの再会が続くものだ。 彼は、前の運転席でハンドルを握るすっかり大人びたクリスを見つめる。
昔はストレートだった長い赤い髪を、頭の上でアップにまとめているから見違えた。 細い銀縁のメガネを掛けていているのも、当時から考えると意外ではある。 もっとも、考えてみれば7年という歳月は人を変えるのには充分過ぎる程の時間だ。 クリスが、バックミラーの中のジュナスの視線に優しく微笑み返して来る。 「それにしても、貴方も随分と大人っぽくなったものねぇ」 クリスにあっけらかんと言われて、ジュナスは一瞬目を白黒させる。 「大人って・・・私が、か?」 彼のキョトンとしたセリフに、更に楽しそうに笑うクリスだった。 しかし、彼にしてみればいきなりそんな事を言われても戸惑うしかない。 自分では、7年前の一年戦争の時から何も変わっていないとしか思えないのだ。 ・・・今でも7年前に再会できなかった少女の面影に惑わされてしまう・・・ むしろ、美しくなったクリスに気後れしてしまっているくらいだったのだから。 「あらあら、『私』なんて言うんだ? 昔は『俺』って言ってたじゃない」 すぐにお姉さんぶった言い方をするのは、昔からのクリスの癖である。 彼は苦笑しつつ、ため息を吐いてみるしかない。
「大人どころか・・・むしろ早く成長したいと思っているくらいだよ」 ジュナスは、思いつめたような口調で静かにつぶやいた。 クリスは、無言で前方に見えて来た兵士二人が銃を構えている検問に顎をしゃくる。 兵士達はエレカを停めるよう指示してきたが、クリスの階級章を見ると最敬礼をした。 「少佐殿っ、失礼ですがそちらのお二人は!?」 「私の古い友人とその妹よ・・・通っていいわね?」 クリスのにこやかな笑みに魅了されたかのように、兵士はエレカの通行を許可した。 検問を過ぎてしばらくして、ジュナスは安堵のため息を吐く。 もしクリスが来てくれていなかったら、軍基地まで辿り着けたか怪しいものだ。 「・・・助かったよ、君が来てくれて本当に良かった」 ジュナスが微笑みながら語りかけると、クリスは肩を竦めて別の事を言う。 「未熟さを判って大人になりたがってる・・・そういう処が人を惹きつけるのかな?」 彼は、クリスの口にした意外なセリフに口篭もってしまう。 「そうは思わない? えーと、フランセスさんだったかしら?」 クリスは、それまで人形のように黙りこくっていた彼の隣のフランセスに声を掛ける。
フランセスは特に慌てるでもなく、小さな声で囁くように言う。 「・・・この人は・・・嫌いです・・・」 それは出逢ってからこの方何回も言われたセリフだったから、彼は苦笑するしかない。 フランセスの口調は、冷静であるだけに素っ気なく響く。 クリスはバックミラーの中のフランセスに、悪戯っぽい表情で語り掛けた。 「それじゃ、これ以上貴方に迷惑を掛ける訳にはいかないわね?」 そのセリフを聞いて、フランセスは少し狼狽したような表情になる。 「そんな嫌っている男性を、手助けする必要はないものねぇ」 クリスはわざとらしいくらいに優しく言って、フランセスに微笑み掛けた。 言われてみれば、それはジュナスにも当然な意見だと思われた。 彼女にしてみれば、逢ったばかりで無理難題を言う男に好感を持つはずがないのだ。 考えるまでもなく、基地内に侵入する事は非常に危険が伴う行動である。 彼はこれ以上フランセスを巻き込んでは悪いと思い、遠慮するように言った。 「クリスの言う通りだ・・・これ以上君に迷惑を掛けられないな」 ジュナスのセリフを聞いたフランセスの瞳が、戸惑ったかのように揺れる。
フランセスは、窓の外に視線を逸らして拗ねたようにつぶやいた。 「・・・き、嫌いです・・・大嫌いです・・・」 いくら自分の無茶な行動が理由とは言え、何回もそう言われれば彼も滅入る。 ジュナスは、隣の席に座る無愛想なフランセスに淋しそうに笑い掛けた。 「君が、私の事を毛嫌いしているという事は判っているさ」 彼の暗い表情を横目で見て、フランセスは慌てたように口をぱくぱくと開く。 「・・・あ・・・あ・・・」 フランセスは、言葉に詰まったように上目遣いに彼を見つめた。 そんなフランセスを、バックミラー越しに面白がりながらクリスは見る。 「・・・き、き、嫌い・・・」 これ以上嫌われても仕方がないと、彼は哀しげにフランセスのセリフを手で制した。 「すっかり嫌われてしまったようだね──救出は私とクリスでやるよ」 フランセスは、そんな彼に向かってんーっ、んーっと小さく首を振る。 「・・・き・・・嫌い・・・じゃ・・・・」 冷静な彼女の頬が桜色に染まり、口調がたどたどしくなった。
そんなフランセスに、クリスは意地悪な笑みを引っ込めて助け舟を出してやる。 「そろそろ軍基地本部だから、エゥーゴとやらに連絡を取ってみてくれない?」 フランセスは彼をちらっと見上げてから、素早く通信機を取り出した。 そうして一旦アーガマに連絡を取ってみたが、作戦中行動中でありミノフスキー粒子も 濃く、判っていた事とはいえ通信不能だとフランセスは即座に報告する。 従って、用意された戦力である無反動拳銃2挺のみで救出を決行するしかない。 「・・・ともかく、ね」 クリスは、顔を染めて目を伏せてしまったフランセスの後を引き取って口を開く。 「どうやら、フランセスさんは貴方の力になりたいようよ。・・・そうよね?」 フランセスはクリスの問い掛けに、こくんと頷いた。 ジュナスはなんだか釈然としないものを感じながら、感謝のセリフを言う。 「あ? ああ・・・改めて有り難う、フランセス君」 フランセスは俯いたままぷるぷると首を左右に振るが、もう嫌いだとは言わない。 そんな二人を見て、世話が焼けるなあといった表情でクリスはため息を吐いた。 ──そして、程なくしてクリスのエレカは軍基地の裏門近くの林に到着する。
軍基地は、ジェリド中尉のガンダムMkU1号機の接触事故の片付けも一段落していた。 フランセスの情報では、エゥーゴのクワトロ大尉と、その部下2人のリック・ディアスが このグリーン・ノア1と隣のグリーン・ノア2(グリプス)において行動中だという。 あるいは、そこから軍基地に忍び込む隙が出来るかもしれない。 そんな軍基地の建物を見つめながら、彼は心を千々に乱れさせていた。 地球を出発する際の空港でのティターンズの騒動が、彼の頭の中に映し出される。 ティターンズの士官が民間を好き勝手に暴行した現場に、彼等は居合わせたのだ。 ──あれが・・・ティターンズのやり方、です・・・ どうしてベルナデッタを基地内に置いてきてしまったのかと、彼は胸を詰まらせた。 考えれば考える程、彼女の身が心配されて居ても立ってもいられなくなるのだ。 ジュナスは、ふと隣の座席で息を潜めているフランセスに視線を向けた。 ベルナデッタとこのフランセスは親友だと聞いている。 その彼女が親友を犠牲にする決断をしたのだから、それは並大抵の事ではない。 だが、ジュナスは感傷的な理由でその決心を撤回させるような事をしているのである。 今現在のジュナスは、正式にエゥーゴに迎え入れられた訳ではないというのに。
ましてや、エゥーゴしてみればフランセスの決断こそが正しいはずなのだ。 彼は声を抑えたまま、フランセスに優しく語り掛けた。 「君の・・・とても辛い決意を、無駄にして済まない」 彼のセリフを聞いて、フランセスは目を逸らせたまま肩を震わせた。 「だが、君の親友はきっと私が助け出す」 フランセスは前方を真っ直ぐに見つめたまま、密かに頬を染める。 不意に、彼等のエレカが潜んでいる林の前を意外な人物が横切って行く。 見ていると、その人物は軍基地のフェンスを乗り越えて忍び込もうとしているようだ。 どこか思いつめているようで、ジュナス達の乗るエレカには気が付いていない。 ──どうやら、その人物は少年のようだった。 「あ、あの子は・・・っ!」 運転席のクリスは、その少年の正体に気が付いて驚いたように叫んだ。 ガンダムMk-U計画に関わっているクリスは、少年とは何回かすれ違った事があった。 何しろ、少年の両親はガンダムMk-U計画の主要開発技術者だったのだから。 ・・・その端正な横顔の少年は──カミーユ・ビダンであった。
──次回、10月13日 or 14日。
637 :
名無しさん@ピンキー :02/10/06 23:54 ID:bscLjCE3
うぅ、今回は話と話のインターバル、つまり「つなぎ」だったのねえ。しっかしまあ、モテモテやなあ。 しかしまあ、クリス嬢のハァハァは無し、と言うのは嬉しいような、悲しいような微妙な感覚ですな。 所で、ユウが出ると言う事ですが、まずブルーからいくと軍人やっている事は間違いない訳で、後はどちらのフェーズに居るか?私の予想では「不本意ながらティターンズ」と思うのですがどうでしょう?
ユウ「・・・」なのか戦記のように喋り捲りなのか・・・必見だな
果たして誰がでてくるのか?
一応ほす
641 :
名無しさん@ピンキー :02/10/12 15:20 ID:pbtuf3Z9
642 :
名無しさん@ピンキー :02/10/12 19:57 ID:qSY+Bukj
魔乳はまだか?
643 :
名無しさん@ピンキー :02/10/12 23:38 ID:tqtUucGw
続きキボーン
644 :
秘密のサイト :02/10/13 00:56 ID:zFppb6n8
ISAQさん来られるまで保守し続けてやるッ!
銃身が以下略かw 本日発売ISAQ通信
647 :
名無しさん@ピンキー :02/10/14 09:08 ID:Ysv/X+qV
ブルーって歴史から外されたのかな?ギレンでも消されてたし・・・
自分としては、ジョニー・ライデン少佐のその後がしりたいところだ
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第19回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492 500-504 513-519 526-531 541-546 576-582 608-614 628-635
カミーユは、この基地にいるはずのブライト・ノア中佐に会いに来たのだ。 ブライトに、ジェリドを殴って以降の一連の騒動の相談をしたいと思ったのである。 当然ブライトが相談に乗ってくれる保証などないのだが、カミーユは楽観的だ。 もっとも、この時点ではカミーユはブライトとは一回逢ったきりの関係だ。 しかもブライトに拒絶されたらどうするかという展望さえもない行動なのだ。 ジュナス達3人は、そんなカミーユの行動を見て戸惑った表情になる。 だが彼等の思惑を知るはずなどないカミーユは、身軽に軍基地へと侵入して行く。 「・・・カミーユ、とかいう名前だったはずだけど」 クリスは困ったような小さな声でジュナスに語りかけた。 実は彼がカミーユの名を知ったのはこれが最初だ──散々すれ違いはしているのだが。 彼等が見ている内に、カミーユは見回りの兵士に挨拶をして基地内部に入って行く。 カミーユの両親がガンダムMk-U計画の主要開発技術者だったからこその行動だ。 「とりあえず、私達もここにじっとしている訳にはいくまい」 ジュナスがそう言ってエレカから降りると、厳しい視線で軍基地の建物を見つめた。 ここにベルナデッタが囚われて助けを待っているのだ、と。
既に抵抗する力を無くしたベルナデッタは、トリノに顎を掴まれる ベルナデッタは、トリノに頬を叩かれて無理矢理意識を取り戻させられたのだ。 そして、ベルナデッタは、自分が机に縛り付けられている事に気付く。 当然、二つの乳房は裸のまま晒されて後ろ手に縛られているから隠しようがない。 ベルナデッタは、トリノの暴力に臆してしまってそっと視線を逸らす。 「それでは、貴方の恥ずかしい処をみんなに見て貰いましょうね」 トリノが、楽しくてたまらないというように微笑んだ。 そして、早く脱がせとでも言うように大きく頷いて兵士を督促する。 最初にベルナデッタの乳房を弄んでいた兵士が、ベルナデッタのショーツに手を掛ける。 そして、するすると濡れそぼったショーツを脱がせていった。 ・・・私の大切な処がこんな人達に見られてしまう、とベルナデッタは目を閉じた。 「ううう・・・ぐ、ぐすっ・・・」 ベルナデッタの堪え切れない涙があふれ、頬を伝わってぽたぽたと机に落ちる。 悔しかった・・・抵抗一つ出来ない自分が哀れだった。 いつの間にか、もう一人の兵士がベルナデッタの片方の足首を握っている。
ベルナデッタの右の足と左の足を、別々の兵士がつかんで両側から大きく膝を開いた。 「カーナヴォン中尉、じゃあ、こいつの脚を開きますよ」 「よし、開いてじっくり見てあげなさい」 トリノはにこにこと笑いながら、部下の兵士を煽り立てる。 「・・・あ、ああ・・・」 ベルナデッタがいくら力を入れても、男二人がかりの力には適わない。 「・・・見ない・・・で・・・」 ベルナデッタに出来る事は、哀願する事くらいだが、それを聞き入れる男達ではない。 遂にベルナデッタの股間は、何にも隠される事なく照明の下にさらしものにされた。 ベルナデッタの秘所は、見るからに清潔なたたずまいだ。 外陰部は愛液で光りながらも固く閉じ、中央に花弁がまとまっている。 ふっくらとした丘が、ゆるやかな線を描いていた。 綺麗に手入れされた恥毛がそよそよと揺れて、男達の目を楽しませる。 「う、・・・ううう・・・ぐすっ」 男達の視線が自分の足の付け根に集まっている事が、ベルナデッタを苛む。
生まれてこの方、誰にも見せた事のない秘密の場所だった。 それをこんなに大勢の人に無遠慮に見られ目で犯され、抵抗一つ出来ない。 そんな恥辱に染まるベルナデッタの子宮の奥底に、何か見知らぬ衝撃が来た。 しばらくの間、兵士達は黙ってベルナデッタの股間を凝視していた。 「・・・見ないで・・・見ないで・・・」 ベルナデッタはもう俯く事しか出来ない。 「へえ・・・なかなかキレイじゃんか」 「まだまだ色も薄いなぁ。ここなんて、皮かぶってるぜ」 兵士達は口々にベルナデッタの性器を批評しては、無遠慮にへらへらと笑った。 だが、屈辱にまみれているベルナデッタをトリノはまだ許すつもりはない。 「もう少し濡らしてあげましょうね」 トリノはさっと手を伸ばすと、ベルナデッタの股間に指を差し込む。 「みなさんにここを見てもらっただけで感じられるなんて、淫乱ですね」 トリノの指で割れ目の中心をなぞられて、ベルナデッタの全身が震える。 「・・・・あ、・・・あっ」
ベルナデッタの股間から、猫がミルクを飲むような音がする。 「隠しても駄目ですよ。あそこをみんなに見てもらって興奮したんでしょう」 ベルナデッタは涙でぐしゃぐしゃになった顔を、きっと上げた。 こんな愚劣な男にいいように弄ばれても、心まで売り渡すつもりはない。 「こ、この卑怯も・・・のぉぉ、きゃうぅっ」 ベルナデッタの抗議の声は、トリノの指先で押し込まれる。 トリノは好き勝手にベルナデッタをいたぶりながらにこにこと微笑む。 「こんなにコリコリしてますよ。こうして、大きく広げて皮の上からこすると」 ベルナデッタの割れ目の中で、トリノの指が微妙な動きを見せる。 「ここからあそこの奥の方まで響いてくるでしょう」 ベルナデッタは、トリノの玩弄に流されないようにぎゅっと目を閉じた。 だが意識しないようにすればする程、かえって刺激を感じてしまう。 「おやおや、随分といい気持ちになっているようですねぇ」 トリノは優位に立って、嘲るような口調でベルナデッタを嬲る。 ベルナデッタは弱々しい吐息をつきつつ、小さく身体を痙攣させた。
トリノの指の動きに合わせて、ベルナデッタの割れ目がくちゅっと音を立てた。 「ここから、あそこの奥の方まで響いてくるでしょう?」 トリノはベルナデッタの敏感な身体を嘲笑しつつ指を動かす。 更に、くちゅくちゅとベルナデッタの秘所がいやらしい音を立てさせられる。 「あ、あ、あ、あ」 「もういい気持ちいいんですね? 感じてしまっているんですね?」 トリノは含み笑いでそう囁くと、尚もその指をベルナデッタの胎内に突き刺した。 「・・・だ、だめぇ・・・っ」 ベルナデッタは思わずギュッと目をつぶって、絶望的な悲鳴をあげた。 ベルナデッタは熱く、そして哀しい吐息をつく。 「『だめ』ではありませんよ。『気持ち良い』、と言いなさい」 トリノの指が更に執拗にベルナデッタの割れ目の筋に沿って淫靡な動きを続ける。 びちょびちょ、にちゃにちゃという粘膜の擦れるいやらしい摩擦音が響く。 「あ、ああっ・・・はあっ・・・」 ベルナデッタの閉じた瞳からは絶え間なく涙が溢れてくる。
──次回10月20日。
SEEDが始まったということで… フレイ・アルスター(16) ミリアリア・ハウ(15) ラクス・クライン(16)←OPでハロもってる娘な カガリ・ユラ・アスハ(15)←1話で出てきた気の強い娘 ナタル・バジルール少尉(25) マリュー・ラミアス大尉(26) こんなトコロだな…。 で、ドウヨ…。
一応保守
ISAQさんキテタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!! エロパロ板で行為が最後まで 逝かないようにとハラハラするのは妙な話だなぁ・・・
このスレは保守させて頂く。 名作鑑賞の為に。
>>659 禿同
ここまできっちり人物描写されると、
感情移入してしまって...
ベルナデッタがイタイタしくて見てらんない
確かにホントはハァハァすべきとこなのかもしんないけど なまじ好感を抱いてしまったぶんツライってとこはあるかも
663 :
名無しさん@ピンキー :02/10/19 00:56 ID:fhXR9Pqu
ったく、みんなしてアマちゃんだねぇ。(カレン風、チョイ皮肉気味) 所で多分かなりどうでもいい事だと思うのですが、第一話目なんですが、「…ん!?サラミスにカタパルトってあったか?いや、それ以前に描写はハンガーからみたいだけどハンガーあったかぁ?」 確か、後期改修型(主砲減らしてGM乗せてた奴)でもどっちも無かったハズ。 (大きさ的にも無理) ま、たいした事では無いんだが、一応。
664 :
662 :02/10/19 08:56 ID:agRFrX/s
漏れはアマちゃんでいいよ。 いや、アマちゃんの方がいいよw さてっと、明日だな。
冗談はよせ クリ嬢が出てきたり主役が架空時点でファンタジー物なんだよ!
>663 はい、どうでもいいことです。
んなこといったら、 ベルナデッタたんへのねちっこい責めなんかファンタジー以外のものではありません。 反応見ながら、いちいち弄ってないで、 さっさと剥いて広げてゴンゴンつっこみ次の日の朝には川に浮いてないと
667は使用済みを廃棄する・・・と 俺だったら営倉に入れるのじゃないが利用しまくるがなw
実は、この後ベルたんは殺されてしまって 主人公は復讐のために強化人間になると書いてみるテスト。
>>663 実は最初の設定では一年戦争時のジュナスはホワイトベースに乗っている予定でした。
そんな訳でハンガーやらカタパルトやらを書いてしまったのです。
後に設定を変えた後も、1話のラストの出撃シーン&会話がどうしても外せなくて
ああなってしまいました(私が一番書きたかったのが、あのセリフだったんです)
ご指摘を、どうも有り難う御座いました。
これからも厳しいお叱り&ツッコミ等を、お待ちしております。
あ、それから暖かいご支援を下さった方も有り難う御座いました。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第20回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492 500-504 513-519 526-531 541-546 576-582 608-614 628-635 650-655
嵩に掛かったようにトリノはその指を執拗に動かした。 「本当に感じ易い娘ですね・・・おやおや、ここなんてもうこんなふうに」 「・・・いやぁあ、ああ・・・ああああっ」 兵士達は、翻弄されるベルナデッタを見て口々に囃し立てる。 「お譲ちゃんは、いじめられて感じられる得な身体してるなぁ」 「早く突っ込みてぇな。犯しぬいてやるからよ・・・へへへへ」 心ない兵士のセリフが、まるでナイフのようにベルナデッタを切り刻む。 トリノは、兵士達に見せつけるように指を動かしてベルナデッタを嬲った。 「こうすると感じるんですね?」 「やめてぇっ・・・くうぅぅ」 涙と共に、ベルナデッタの唇からは吐息が途切れる事はない。 トリノはそのベルナデッタの絶望からくる涙を、楽しそうに見つめる。 くすくすと笑いながら、トリノはその顔を少しずつベルナデッタに近付けた。 トリノのよく動く指先が、ベルナデッタの胎内で微妙な動きをみせる。 「さあ、気持ちいいですからね。こういうふうにしてから、こう?」
瞬間、ベルナデッタの背中がのけぞった。 「ううううう」 ベルナデッタの子宮から次々に濃い愛液が流れ出して、トリノの手を濡らす。 近づけられたトリノの唇が、ベルナデッタの喉元を舐め上げていく 「ほらほら、もうここを弄られると堪らないんですね? こうやって、こう」 「あーっ! ああああ・・・っ」 「おや、こっちの方がもっと感じませんか?」 「あああああ・・・っ」 「ふふふ・・・こうしたらもっと感じますね?」 「ああっ! あー、はぅ、ううっ・・・」 トリノは、ベルナデッタに恥辱を与えるべくひとしきり激しく指を動かす。 「ああああああ・・・ーーっ、いやあぁぁぁっ・・・っ」 強過ぎる刺激に甲高い悲鳴を上げて、ベルナデッタは涙を流しながら絶頂に達した。 きゅっ、とベルナデッタの膣口がトリノの指をくわえ込んで痙攣する。 自らの指先が強く挟まれたのを感じて、トリノは笑う。
「ふふふ・・・イキましたね。恥ずかしい娘だ」 「はあ、はあ、はあ・・・」 無理矢理に絶頂を味わされてしまったベルナデッタは、抵抗する気力を失っていた。 呆れたような口調で、トリノはベルナデッタの耳元に語り掛ける。 「なんて、恥ずかしい娘なんでしょう」 トリノの嘲りに、ベルナデッタはせつなそうに荒い息を吐くだけである。 「・・・はぁぁぁ・・・っ」 トリノはベルナデッタの膣口から、愛液にまみれたその指を引き抜いた。 「んんっっ」 ちゅぷ、と音を立てて、トリノの指先がベルナデッタの膣から離れた。 ベルナデッタの膣口と、トリノの指先の間に愛液の橋が出来る。 湯気でも立っていそうなベルナデッタの性器は、貪欲にトリノの指を更に求めていた。 「それじゃあ、そろそろ貴方の処女をもらいますよ」 トリノは爽やかに笑いながら、ズボンのベルトを外して硬くなったペニスを取り出す。 そうして、トリノはベルナデッタの割れ目に怒張を押し当てた。
ジュナス達が基地のフェンスを乗越えた瞬間、大きな爆音が聞こえた。 基地内に甲高い警報が鳴り響き、兵士達の怒声が交差する。 二人の耳に、MSが飛行する耳障りな音が聞こえて来た。 「──敵襲だっ! エゥーゴだっ!」 先に忍び込んでいた暴走少年カミーユと共に、3人は基地内に侵入して行った。 本当はベルナデッタの監禁されている場所が判らないのだから、慎重に行動すべきだ。 だが、どうやら悠長な事も言ってられなくなったようだとジュナスは感じる。 軍基地内に侵入したジュナス達3人は、とりあえず本部棟へ向かって走る。 ふと仰ぎ見ると、上空にはエゥーゴのMSが襲来して来ていた。 あれが、フランセスから説明を受けたMSA-009 リック・ディアスというMSなのだろう。 無骨な形状のMSを見て、彼はかってのジオン軍のMS-09 ドムのようだと感じた。 更にその中の1機が、赤を基調としたカラーリングなのがいやに目に付く。 彼が従軍した1年戦争で、赤いカスタマイズ機といえば「赤い彗星」だった。 実際に戦場で対峙してはいないが、シャア・アズナブルの名前は彼も知っている。 確かア・バオア・クー海戦の決戦時に、行方不明になったと聞いたが。
連邦軍の基地内からはエゥーゴのリック・ディアスに対して迎撃が始まっている。 彼が見ている間に、赤いリック・ディアスが迎撃のミサイルをひらりと避けた。 「・・・大尉はガンダムタイプのMSに脅威を感じたのでしょう・・・」 フランセスは冷静さを崩さないまま、彼にエゥーゴの攻撃意図を説明した。 なにしろクワトロ大尉とその部下2人のリック・ディアスの任務は偵察だったのだ。 「連邦軍は“ガンダム”にこだわりすぎなのよね」 他ならぬそのガンダムのテストパイロットだったクリスが、走りながら呟いた。 「その内、ガンダムならなんでもいいからって変なMSでも造るんじゃないかしら」 遠くの格納庫に横たわっている、ティターンズのRX-178 ガンダムMkUへ視線を移す。 「翼の生えたガンダムとか、いっそのこと格闘戦専用ガンダムとかね」 ガンダムMkUは、エゥーゴへ反撃に出る為にアイドリング中のようだった。 ──もちろん、ジュナスは一年戦争の時の友軍の「ガンダム神話」を知っていた。 最初の起動時のザク2機撃破から始まって人間業とは思えない戦果を残した伝説的MS。 彼が一年戦争時に搭乗していたGMの原型となったMSにして、何故か戦いを呼ぶMS。 確かに、様々な逸話を残さずに居られないMSであることも事実だった。
クリスがテストパイロットを勤めたサイド6におけるニュータイプ専用ガンダムRX-78NT1 アレックスの顛末は、事情を知る一部の人間にとっては哀しい記憶だ。、 更に4年前のGPシリーズと呼ばれた抹消されたガンダムを巡る「星の屑作戦」の悲劇。 他にもRX-79G 陸戦型ガンダムの配備された一年戦争時の戦線でのエピソード等。 そして、今新しいガンダム・タイプのMSを巡って戦端が開かれたとも言える。 ただ、かって自分もMSを操っていた元中尉にしてみれば、ガンダムといえどもMSであり 兵器であり機械の一つに違いはないはずだった。 だが、人は何故かこれまでもそしてこれからもガンダムに意味を見出したがる。 その理由を気にしない程度には、軍人体質のジュナス・フレイブ元中尉だった。 ・・・そんな事を考えていたのは一瞬だった。 ジュナスは、クリスが混乱している基地内でスタッフに声を掛けたのを聞く。 「カーナヴォン中尉はどちらにっ!?」 クリスの問いかけに、顔見知りらしいスタッフは慌てたように返答してくる。 「1階の、尋問室にいらっしゃるはずです」 クリスはその男に礼を言うと、ジュナスとフランセスについて来いと手を振った。
実際、クリスと出逢わなければベルナデッタの居所が判ったかどうか疑わしい。 ジュナスは本当にクリスに対して感謝の念を抱きながら、再び走り出す。 「──貴様っ! 何をしているっ!!」 その時、遠くの格納庫の中から誰かを制止しようとする怒声が聞こえてきた。 ジュナスは、一人の少年がガンダムMkUのコックピットに駆け登るのを見つける。 それは先程自分達の前を横切って基地に忍び込んだ少年、カミーユ・ビダンだった。 彼の驚いた表情につられて視線を移したクリスは、呆然として叫んだ。 「あんな子供に、ガンダムが動かせる訳がっ!?」 記録には、偶然居合わせたブライト・ノア中佐が彼を評したセリフが残っている。 それによると、ブライトは、カミーユを「アムロ・レイの再来だ」と評したという。 その言葉が正しかったかどうかは、既に我々が知る通りである。 ・・・カミーユが乗り込んだガンダムMkUのエンジンが、低い唸り声を上げ始めた。 いずれにしろ、この日宇宙世紀0087年3月2日。 後の歴史家は、こう記す。 ──“「グリプス戦役」は、この瞬間始まった”──と・・・。
──次回11月4日。
次回 カミーユ・ビダン、ガンダムMkUを強奪っ!!! 君は、刻の涙を見る・・・( 注 : 見ません )
ISAQさんキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!! なんか、ジョジョ第5部のリゾットvsディアヴォロを思い出すよ。 どっちに転ぶか分からない、どっちに転んでも「アリ」な状況。 再来週が待ち遠しいィッ! あと、 >その内、ガンダムならなんでもいいからって変なMSでも造るんじゃないかしら 真っ先に種が浮かんだ(w
来週は休みっ!? もう先生の小説なんて読むもんかあ ヽ(`Д´)ノ ウワァァァッン ……嘘でつ、早く続きを読ませてくだちい(;´д⊂)
683 :
名無しさん@ピンキー :02/10/20 21:55 ID:A3MVnqdP
ベルのバージンはギリギリ無事!と見た! は〜い!先生!ツッコミ第二弾で〜す!! 今回なんですが、何でカミーユがMk-IIに乗るところの描写か客観的に見た後日談的な表現なんですか?さすがに不自然に感じます。 それと、前回のどうでもいい質問に答えて戴きサンクスです。決してこの作品を卑下するつもりでは無いのを付け足しさせて下さい。 ではまた来週! って、休みかよ!!
ありがとうございました、ISAQ様 しかし、細かいことをいうならば 愛液を分泌するのは子宮ではなく膣でございます。
さすがにISAQさんも不快になるんじゃないかなあっと思う今日この頃。 ただ、2ちゃんで書いてる以上しょうがない気もするが。
ISAQ先生への励まし・苦情は民明書房まで
甘ちゃんでもいい ベルナデッタたんのバージンはジュナス君に捧げさせてやってください、ISAQ先生…(T-T
書き込めェ! 保守れェ! DAT落ちの性能を活かせぬまま 残っていけェ!
文章うまくエロも十分。どっかの業界に見習わせたい 作品ですね。 ただ個人的には原作の描写はあまりいらない気が‥ いや、たわごとです。 次回も期待してます。
690 :
名無しさん@ピンキー :02/10/24 17:06 ID:STSv3L2N
とりあえず、シックス(ティ)ナインで690ゲット!!って有りてすか?(謎 以外と先生はプロかも知れない罠 あ、だから民明書房か!?(w ならばその励ましのお便りとやらを送ってやるから住所でもアドでもリンクでも貼れるもんなら貼ってみやがれ!
691 :
名無しさん@ピンキー :02/10/24 18:20 ID:LXtIYNK0
692 :
名無しさん@ピンキー :02/10/24 18:48 ID:dYZF4bHa
いや、プロはこんなにきちっと期限は守らんでしょ(w たぶん、HP持ってるオンライン作家さんだと思われ。 更新が定期的なとことか、更新日を予告するとことかで推定できる。 HPを晒さないのは、BBSが荒れた経験とかあるんじゃないの?
とりあえず待ち遠しい、保守
初めて来たけどスゲ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!! 降臨日時を書いていく所が何とも粋だね。 楽しみにしてる雑誌を待つ気分だよ。
>楽しみにしてる雑誌を待つ気分だよ たぶん、みんなそう。 ちなみに あの類似スレの題名が煽りに読める漏れは歪んでますか?w
てす
何故カキコできなかったのだろうか? それはさておき。 >楽しみにしてる雑誌を待つ気分だよ 禿同。時々休みの週があるのが、また…(w
あと1週間もまたなきゃいけないなんて(´・ω・`)
待ちすぎで充填率120lになちまうよ。 …って作品が違うか。
やられはせんぞォーッ! やられはせんぞォdat落ち如きに! やられはせェーんッ! ISAQ氏の良作ッ! このオレの(;´Д`)ハァハァッ! やらせはせん!やらせはせん!やらせはせんぞォッ!
上に同じw
時間があったんで最初から読み直したら やっぱりもう一回引き込まれてしまったのはスゴイと思いますた。 あと、誰も言ってませんが連載20回乙彼〜 この分量&質で20回とかいうのは神の領域でつ。
704 :
名無しさん@ピンキー :02/10/30 23:45 ID:23JgFeRb
age
初めて来ましたが、おもしろすぎてびびりました。 ぐわんばってください!ISAQ先生!
husu
707 :
名無しさん@ピンキー :02/11/02 23:15 ID:Z1NExDk4
さて、いよいよ明日更新ですよ、おまいら! 準備はOK!? ってなんの準備だ>オレ
709 :
名無しさん@ピンキー :02/11/03 10:02 ID:MwMCcDNu
ネオジオン編までやるの?
暖かいご声援をどうもありがとうございました。 ちょっと落ち込んでいたのですが、なんとか持ち直しました。 あと、厳しいツッコミ等も引き続きお待ちしております。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第21回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492 500-504 513-519 526-531 541-546 576-582 608-614 628-635 650-655 672-678
軍基地内の騒然とした空気の中に、甲高い金属音が響き渡った。 全長18.5メートル、総重量33.4トンの巨体が動き出す轟音だ。 機体に内蔵されている核融合炉が、低い音を立ててコロニーの地面を振動させる。 カミーユ・ビダンに操られたガンダムMkUは、ゆっくりと立ち上がっていく。 「こんな・・・ガンダムを民間人が起動出来るなんて・・・」 ジュナスの隣のクリスチーナ・マッケンジーが、呆然としたように呟く。 連邦軍のMSは、決して車のように誰でも簡単に操縦できるといったものではない。 ジュナスも、一年戦争時のガンダム神話を思い出さずにはいられなかった。 あの時、RX-78-2 ガンダムを動かしたアムロ・レイ少尉は15歳だったはずだ。 「・・・いずれにしろ、チャンスです・・・」 彼の横に立っていたフランセス・エラワーが、相変わらず無表情に口を開く。 「・・・基地に侵入しても咎められる事はありません・・・」 ガンダムMkUの周りで、全員が驚きと怒りの大声を上げているのが遠くに見えた。 確かに、エゥーゴの襲撃と相まって基地は混乱の極みに達しようとしていた。 彼等の視界の中で、ガンダムMkUは素人の操縦と思えない程滑らかに立ち上がる。
尋問室の中にも、衝撃音と静かな揺れが伝わって来た。 ペニスの狙いを定めていたトリノ・カーナヴォンは、その動きを一瞬止める。 そうして、トリノは、訝しげに部下に視線を向けた。 壁の内線電話に耳を当てた兵士は、すぐにトリノに状況を報告してきた。 「どうやら、エゥーゴの襲撃があったようです」 その言葉を聞いて、トリノはベルナデッタの割れ目に先を押し当てたまま微笑む。 「なるほど・・・貴方は随分とエゥーゴでは重要人物のようですね」 ベルナデッタは、快感でぼんやりとした頭でトリノの言葉を理解出来ない。 もっとも、これはまったくのトリノの誤解だ。 クワトロ・バジーナ大尉以下3機のリック・ディアスが、戦闘を行っているのは決して ベルナデッタを救出しようといった意図があるからではなかった。 そもそも、フランセスはミノフスキー粒子のせいでアーガマと連絡不能だったのだから。 更に言うなら、クワトロ大尉の任務から言えばこの戦闘行為は予定外の物だ。 彼等の本来の目的は、ティターンズの新型MSの偵察でしかない。 だが、このクワトロ大尉の独断専行の行動がベルナデッタの運命を決めてしまう。
トリノはその整った顔で、ベルナデッタの血だらけの顔を見下ろした。 そして、爽やかな笑みを浮かべてにっこりと宣言をする。 「そんな重要な人物を、おもてなしもせずにお引き取り戴けませんね」 ベルナデッタの前に仁王立ちになっていたトリノのペニスは、とうに準備万端だ。 隆々とそそり立ち、先端の鳥羽口からは透明な先走り液が滴っている。 「や、やめて・・・やめてぇっ」 今更ながらに、恐怖の喘ぎ声を上げて逃げようとするベルナデッタだ。 既に何回もトリノ達に殴打されたベルナデッタの顔は、痣で真っ赤だった。 口元からは血が流れ、右目などすぐ下が腫れ上がっているから見えない状態である。 ベルナデッタの曝け出されている双乳が、彼女の呼吸に合わせて上下した。 ──中尉っ、・・・私の名前は・・・聞いてもらえないんですか? ベルナデッタの脳裏に、優しく微笑むジュナス・フレイブ元中尉の顔が浮かぶ。 ──私はベルナデッタ・ソロンと申します。・・・覚えては戴けませんか? 自然に涙が流れて、ベルナデッタの頬の傷に染みて痛い。 トリノは、にこやかに微笑んだままペニスを勢い良く挿入した。
ベルナデッタは、まるで身体を引き裂かれたように感じる。 息が詰まって呼吸が困難になって、次に股間から強烈な痛みが全身に広がった。 「くああああああっ!!!! ・・・あぐぐぐぅっ!!!」 秘所を貫かれる激痛に、ベルナデッタは白目を剥いて身体を痙攣させる。 トリノのペニスに貫かれた秘腔から、幾筋かの赤い血が流れ出す。 ──そうして、ベルナデッタは、無理矢理『女』にさせられた。 「いっ・・・痛ぃいいっ・・・ひぃぃいっ!!」 処女を奪われたベルナデッタが苦痛を訴える度に、剥き出しの乳房が激しく揺れた。 ベルナデッタの瞳からは、ぽろぽろと絶望の涙が引っ切り無しに流れる。 いつか大好きな相手に捧げようとしていた──ベルナデッタの初めてだった。 本当に、本当に大事にしていた、ベルナデッタの純潔だった。 「良かったなあっ ベルナデッタちゃん貫通式〜!!」 泣き喚めくベルナデッタには関係なく、兵士達はいい気になって囃し立てた。 ベルナデッタの痛みの叫びなど気にも止めずに、トリノが腰を打ち付ける。 「ひぃっ、ひぐぅっ・・・っ!」
ベルナデッタの処女の肉の輪を、トリノのペニスが何回も出入りしてこじ開ける。 「あうぅあっ・・・っ!」 顔を上げて無防備に口をぱくぱくと開けたベルナデッタの唇から、涎が流れた。 ベルナデッタは、ひたすら涙を流して髪を振り乱して泣き叫び続ける。 「ぎぃぃっ・・・っ! あああっ・・・っ」 トリノは更に強く腰を打ち付け、彼女の股間を情け容赦なく嬲り続けた。 しばらく腰を動かしたトリノが、ベルナデッタを嘲笑して腰を打ち付ける。 「ほらっ! たっぷりと出してあげますからね!!」 そうして、トリノはベルナデッタの膣口に容赦なく熱い精液を流し込んだ。 「ああぁ・・・ああぁぁ・・・・」 ベルナデッタは、胎内に撒き散らされた精液に絶望の吐息をつく。 トリノはペニスを引き抜くと、ベルナデッタのスカートでそれを拭った。 「さあ君達、もっとこの娘と遊んであげなさい」 トリノの許可を得て、5人の兵士達がニヤつきながらズボンを下ろし始めた。 ベルナデッタは心をずたずたに切り裂かれ、哀しみの涙を流した。
動き出したガンダムMkUを心配気に見つめるクリスに、ジュナスは語り掛ける。 「クリス、本当にありがとう・・・君はここまででいい」 メガネの中の瞳を戸惑わせるクリスに、優しく微笑むジュナスだ。 「私達二人でベルナデッタ君を助ける・・・多分、彼女は1階の尋問室にいるんだろう」 そんな彼に抗議をしようとしたクリスを、押し止めるようにジュナスは言った。 「──確か7年前の記憶では、君の両親は御健在だと思ったが?」 クリスは、びくっと身体を震わせてジュナスから目を逸らす。 確かに、家族のある者にとってエゥーゴに協力するデメリットは余りにも大きい。 「これ以上私達と一緒にいる処を見られない方がいい」 ジュナスとしても、これ以上かつての大切な友人を巻き込みたくはないのだ。 悔しそうに唇を噛むクリスの肩を優しく叩いて、ジュナスは走り出す。 フランセスも、いそいそとジュナスの後をついて走り出した。 そんな二人の背中を、じっと見つめて立ち尽くしてしまうクリスだ──。 「・・・あのカミーユ君とやらは、エゥーゴの人間ではないのか?」 ジュナスは、走りながらカミーユの操縦するガンダムMkUを横目で見る。
カミーユの行動は、まるでベルナデッタ救出の為の陽動作戦としか見えない。 しかし、息一つ切らしていないフランセスは静かに首を振る。 「・・・エゥーゴから、そういった指示は出ていません・・・・」 その時、立ち上がったガンダムMkUのコックピット越しに声が響いた。 『そこのMPぃっ! 一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうかっ!!』 ──さすがにそのセリフを聞いた瞬間、二人は唖然として立ち止まってしまった。 カミーユはティターンズ士官への暴行の件を、ブライト中佐に相談しに来たのだ。 ところが、エゥーゴの襲撃に混乱する基地の中で、自分を尋問して暴力を振るったMPを 見つけた瞬間にそんな考えは吹き飛んでしまったのである。 カミーユの中には、混乱の機会に乗じて溜飲を下げたいという衝動しかなかった。 「・・・どうやら、本当にエゥーゴには関係ないようだな・・・」 情けないやら馬鹿らしいやらで、ジュナスはため息をつくしかない。 事情は不明だが、どこの世界にMSを強奪して兵士を恫喝する奴がいるというのか。 「・・・・・・」 フランセスは、表情も変えずに無言で頷いた。
──次回11月10日。
720 :
名無しさん@ピンキー :02/11/04 19:51 ID:RmMhK7ss
あがぁ!!ベルちゃんがやられたぁ〜!しかも中出し! しっかし、基地であんな騒動があったのに悠長に犯る将校って一体・・・
あ...遂に... この後 兵士達に輪姦かぁ...哀れなベルちゃん... でも、その様子をもっと詳しく知りたい
漏れのベルナデッタたんが……鬱だ氏脳 || Λ||Λ ( / ⌒ヽ | | | ∪ 亅| | | | ∪∪ . : : ‐ニ三ニ‐
それにしてもTV版どおりに動いてるのに カミーユが間抜けに見えること間抜けに見えること……
オレは
>>681 で、あの時はリゾットを応援していたけど、
結局彼が負けた時の事を思い出したり…。
ベルちゃんがsex恐怖症になっちゃうよ〜。
722・・・お前一人逝かせはしない || Λ||Λ ( / ⌒ヽ | | | ∪ 亅| | | | ∪∪ . : : ‐ニ三ニ‐
ええっと。 ‥‥ 何しょうげき受けてんだ俺? ‥‥‥ こういう展開耐性あるはずなんだけど おかしいな? どうやら思ったより引き込まれてたようで 11月10日楽しみにしてます。 わりとマジレス。
>727 禿胴…… いつのまにか作品に引き込まれてたんだね。 うう、ベルは幸せになれるのかなあ(;´д⊂) トリノは撲殺ですよね? ね?
722,726・・・貴様らに続く || Λ||Λ ( / ⌒ヽ | | | ∪ 亅| | | | ∪∪ . : : ‐ニ三ニ‐ って言うか…これでジェリドとカミーユのような関係になるんだったら陳腐
あぁ、ベルタンが・・・。・゚・(ノД`)・゚・。 まさか・・・リンカーンの挙句に殺されちゃったりしない・・・ですよね?
731 :
名無しさん@ピンキー :02/11/05 22:18 ID:0xJ37Xih
>>730 それでララァやフォウみたいに出てくるんですか?それはそれでかなり陳腐。
あぁ、イカン。あまりの事でISAQ氏に対する辛口コメントが出ない。
強いて言うなら、「なんつー事してくれたんだよぉ!ちったぁ読者の気持ち考えろよぉ!
連載初の開通式が21回目でしかもヒロインのゴーカンなんて、あんまりッス。せめて無事救出の後、ラブラブHキボン。」
って所かな。
>ジェリドとカミーユのような関係になるんだったら陳腐 もともとそういうカンケイになると思ってましたが何か? だいたい登場シーンからしてソレっぽいし。 唯一名前が出てきてるセンセのオリキャラだし(w
ここはレイープ、リンカーンは拍手喝さいのエロパロ板だというのに・・・ やべえ、マジで鬱だ・・・
だってベルちゃん、健気で一途で可愛すぎるんだもん………
>>725 処女をあんなやり方で犯したら
精神的な傷だけでなく、肉体的にも裂傷になって
しばらくセックスできないぞ。
・・・て、何マジレスしてんだ、俺。フィクションなのに。
ISAQ氏は2ちゃんブラウザ導入されてらしゃるのかなあ。 もしそうでも、今週の更新は見られない住民多そうだね。
737 :
名無しさん@ピンキー :02/11/10 09:21 ID:n9vU+zMn
上がっていれば読めたと記憶しているのでage
さて、どうしましょうね。 このままだったら来週は掲載中止しますが。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第22回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492 500-504 513-519 526-531 541-546 576-582 608-614 628-635 650-655 672-678 712-718
兵士の一人が、ニヤつきながらペニスを取り出しベルナデッタに重なって来る。 後ろ手に縛られ机に緊縛されているベルナデッタは、逃げようもない。 鮮血と愛液で濡れそぼったベルナデッタの割れ目に、兵士は身体を滑り込ませた。 抵抗出来ない彼女の秘所は、抵抗出来ずに兵士の性器を受け入れる。 ぬちゅっと湿った音を立てて、ベルナデッタの秘所が蹂躙された。 「も、もうやめてぇ・・っ」 処女を奪われたばかりのベルナデッタの股間の内部は、まだこなれていない。 再び激痛が身体中を駆け巡り、ベルナデッタは顔を左右に振ってもがいた。 「いやぁぁぁっ・・・」 だが、ベルナデッタがいかに苦しもうと兵士にとっては関係ないことだった。 性器の未成熟さも快感に置き換えて、兵士は激しく腰を打ち付ける。 余りの痛みに、ベルナデッタは悲鳴がしっかりとした言葉にならない。 「そらそらそらぁっ!!」 兵士は、図に乗ってベルナデッタの股間を凌辱し続ける。 ベルナデッタは、死にかけた魚のように口をぱくぱくと開けた。
しばらくそうして楽しんだ兵士は、ペースを変化させて楽しむ。 「あ、あ、あ、あ、」 ゆっくりとペニスを引き抜いてから、もう一度ゆっくりと差し込んで行く。 「ううぅぅぅっ」 兵士は敏感なベルナデッタの反応を見下ろして、その口元を歪める。 待ちきれなくなったもう一人の兵士が、そのペニスをベルナデッタの口元に近付けた。 「噛んだりしたら、二度と見られない顔になるぞお?」 その兵士は、ベルナデッタの頬を一回思い切り平手打ちする。 既に何回もトリノ達に殴打されたベルナデッタの顔は、傷だらけなのだ。 「ひいぃぃっ・・・っ!!」 そこをもう一度殴られて、ベルナデッタは哀切な悲鳴を上げる。 諦めたように口を開いたベルナデッタに、兵士は肉棒を差し込んだ。 「うぇっ・・・むぐあぁああ」 ベルナデッタの口内に、生臭さと苦さの混じった液体が塗り込まれる。 飲み込む事も吐き出す事も出来ずに、ベルナデッタの口は唾液まみれだ。
カミーユの子供じみた行動の是非はともかく、好機なのは間違いなかった。 子供の暴走は、図らずもジュナス達の行動の陽動作戦になっているのだ。 ジュナスとフランセスは本部棟正面玄関の案内板から尋問室を見つけた。 ふと振り返ると、クリスは本来の仕事に戻るべくガンダムMkUの方へ走り出している。 安心したように微笑んだジュナスは、全力で誰も居ない廊下を走り抜けた。 フランセスも、やはり息一つ乱さずに彼と並んで廊下を疾走する。 どうやら基地内の軍人は、エゥーゴの迎撃に出払っているようだ。 カミーユの馬鹿げた行動にも、感謝しようというものだ。 通路を走る二人の耳に、外で行われているMS戦の轟音が聞こえて来ている。 しばらくすると、またカミーユがコックピットから怒鳴る声が聞こえてきた。 『そうだっ! 僕は敵じゃない! 貴方がたの味方だっ!!』 いい加減呆れながらもジュナスが窓の外を見ると、基地内にMSが増えていた。 カミーユの強奪したガンダムMkUのそばに、エゥーゴのリック・ディアスが立っている。 赤く染められたその機体は、フランセス曰くクワトロ大尉のリック・ディアスだ。 呆れた事に、カミーユはなりゆきでエゥーゴに加わる事に決めたらしい。
ベルナデッタの口を犯している兵士は、彼女の綺麗な前髪を掴んで揺する。 自分の口を好き勝手に扱われて、ベルナデッタの瞳が涙で曇った。 兵士のペニスがベルナデッタの舌の感触を味わい、嬲り廻す。 一方、ベルナデッタの下半身を玩弄している兵士は調子に乗って腰を動かした。 ベルナデッタの秘所からは、破瓜の血と愛液が混じって流れ続ける。 「ふぁあっ、ぅんむぐっ・・・」 その哀しみと身体を貫かれる痛みに、ベルナデッタの意識は失われた。 そんな無抵抗で輪姦されるベルナデッタを、トリノはしばらく面白そうに見つめる。 ふと、基地内の騒ぎが随分と大きくなってきた事に気付いた。 不意に、拡声器で増幅された少年の声が基地内に響き渡る。 『そこのMPぃっ! 一方的に殴られる痛さと怖さを教えてやろうかっ!!』 詳細は不明だが、どうやらエゥーゴごときが小細工を弄しているようである。 さすがのトリノも、通常の業務外の「尋問」ばかりをしている訳にもいかないようだ。 トリノは軍服を整えると、凌辱されているベルナデッタに背を向けて通路へと出る。 意識を無くしたベルナデッタは、兵士達の慰み者にされ続けた。
ジュナスは、リック・ディアスのクワトロ大尉に連絡を取るべきかと考えた。 だが、唐突に聞こえて来た陽気な声のせいでその思考を中断される。 「これはこれは・・・中尉殿ではありませんか」 ジュナスとフランセスは、素早く無反動拳銃を構えて声のした方向へ向き直る。 声は、それまで二人が走って来た通路と直角に交差する通路から上がったものだ。 銃口の先には、黒い軍服を着込んだティターンズの軍人が立っていた。 ──トリノ・カーナヴォン中尉である。 「何か、この基地に御用事でも?」 トリノは、逆光を浴びて場違いなまで穏やかに微笑んでいる。 少しの間、トリノとジュナスは口を開かず睨み合った。 「あの女を取り戻しに来られたんですか──それにしては随分大げさですね」 案の定、トリノは、カミーユのガンダム強奪をエゥーゴの作戦だと誤解している。 しかし、訂正してやる義理もないのでジュナスは無言だ。 もっとも、一体誰がカミーユの子供じみた行動を理解出来るというのか。 「おやおや・・・口もきいてもらえないとは嫌われたものですねえ」
ジュナスの向けた銃口から身を逸らす素振りも見せずに、トリノは微笑む。 「・・・彼女はどこにいる」 ジュナスは、トリノに向かって拳銃を構えたまま低い声で言った。 「そうそう、実は上等なケーキがありましてね。お茶でも一杯いかがですか」 全く怯みもせずにそう言うトリノに、ジュナスは声を荒げる。 「──彼女はどこにいるっっ!!」 彼の言葉に肩を竦めたトリノは、やれやれと首を振る。 そして連邦軍の劣勢ぶりを感じ取ると、そちらを優先させる事を決めたようだった。 「その先の尋問室ですよ。どうぞお持ち帰り下さい、もう用はありません」 そしてさっと身を翻したトリノは、ジュナスから見えない通路に駆け込む。 フランセスの拳銃が消音された銃弾を撃ち込むが、残念ながら当たりはしない。 「そうそう、たっぷりと歓迎はさせて戴きましたので」 遠くから聞こえて来たトリノの声は、たまらなく嬉しそうに聞こえて不気味だ。 ジュナスは、ベルナデッタの救出を最優先に考えて尋問室へと走る。 基地の外からは、カミーユの操るガンダムMkUの稼動音が響いて来た。
──次回、11月17日。
次回、一つの終わりと一つの始まり。 君は生き延びることがで(以下削除)
748 :
名無しさん@ピンキー :02/11/10 19:47 ID:8wBP7FtT
あ〜良かった。ちゃんと更新してあった♪ しっかしまあ、ガイシツながらカミーユのマヌケな事マヌケな事。 そしてやっと次回再会ですね。ワクワクドキドキです。
749 :
名無しさん@ピンキー :02/11/10 20:00 ID:yM2u6HzJ
750 :
名無しさん@ピンキー :02/11/10 20:08 ID:0ruNb7Fv
751 :
名無しさん@ピンキー :02/11/10 20:27 ID:h3hQDZLI
この板に今日はじめてきて、たまたまこのスレ見た。 名探偵コナンなんつー糞アニメのかわりにこっちを放送してほすぃ。
…とりあえず、兵士どもは射殺されるのだろうか? エロパロ板で輪姦に怒りを覚えるのも変な話だが、 回を重ねる事に、いい意味で(;´Д`)ハァハァできなくなってるよ… …フィクションとは言え、救いのある展開を祈りつつsageる。
753 :
名無しさん@ピンキー :02/11/10 21:42 ID:Aq/Ug2yq
>751 禿胴&いらっしゃ〜い。 そして ISAQ氏キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 乙です。 来週がホント楽しみです。
トリノたんを、慌てさせたいな・・焦るんじゃなくて・・ 縛り付けてベルたんが切り落とせ〜
トリノは何に乗るのだろうか?
>756 廃ザックか…良くてガルバルディβ
758 :
名無しさん@ピンキー :02/11/12 08:03 ID:9mOmnWTX
>>756 過去レスに答えがある。どの辺かは忘れた。
ネタばれになりそうなのでISAQ氏からストップかけられたのでその辺は禁句なのよん。
759 :
名無しさん@ピンキー :02/11/12 08:28 ID:jcC5EKPG
トリノはボールに乗ります
そうそう、ネタばれは禁句でマタ〜リと更新を待とう。 それだけの価値はあるよね?
>>760 ちなみに、そりゃないだろいくらなんでもw
とりあえず、期待保守
オレは…保守る! 保守してトリノの死を見届けるッ!
後一日ちょい
ヲイヲイ、またread.cgi停止してるよ…… >738見る限り、今週は更新なしか!? 勘弁してくれよ(;´Д`)
767 :
名無しさん@ピンキー :02/11/17 17:25 ID:KMs7g5hq
はたして今日はISAQさん来られるかどうかは ワカランけど、とりあえず読めるようにする為にage
明後日の11月19日で、連載開始から半年突破となります。 一番最初から読んでくれてる人も、途中からの人も 本当に有り難う御座います。 飽きっぽい私がここまで続けられたのは、皆さんのお陰です。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第23回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492 500-504 513-519 526-531 541-546 576-582 608-614 628-635 650-655 672-678 712-718 740-745
尋問室のドアの前で息を整え、ジュナスとフランセスは拳銃を構えた。 「・・・私が・・・先に立ちます・・・」 フランセスが、ドアを見つめながら静かに彼に語り掛ける。 「いや、君を危険な目に合わせる訳にはいかない」 ジュナスがそれを却下すると、フランセスの頬がほんのりと染まった。 「・・・怪我・・・して欲しくない・・・」 フランセスのセリフは余りに小さかったから、ジュナスには聞こえない。 ジュナスがそれを問い質そうとした瞬間、フランセスが不意にドアを蹴破る。 その勢いのまま、二人は拳銃を構えて室内に走り込んだ。 「──っ!!」 カーテンが締め切られた部屋の中は、湿った生臭い匂いで充満している。 部屋の中には5人のティターンズ兵士がいて、中央のテーブルを囲んで立っていた。 何人かは下半身を剥き出しにしており、その尻の白さが奇異に映る。 兵士達が慌てて体勢を整えるより早く、フランセスの拳銃が即座に4人を射殺した。 ジュナスも急いで引き金を引いたが、一人を倒すのがやっとだ。
彼はフランセスの手際の良さに感心して、礼を言って部屋の中に向き直る。 だが室内に視線を戻した二人は・・・次の瞬間、目を見開いて絶句した。 テーブルの上には──縛り付けられた全裸のベルナデッタがいた。 白い乳房や脚の付け根も晒され、その可憐さが目に痛い。 全身が痣だらけで、ボロ雑巾のように痛め付けられた痕跡で覆われている。 ・・・不意に、ジュナスの目の前に一年戦争時のGMのコックピットの光景が広がった。 ア・バオア・クー海戦の後、彼が母艦であるサラミスへと帰って来た時のものだ。 ──すまないがブリッジがドムの爆撃の余波を食らった! 混乱している そのセリフを聞いた瞬間の、心臓が鷲掴みされたような感覚を思い出す。 ──っ! ・・・知っているオペレータがいるんだ! 無事を知りたい!! 「ベ、ベルナデッタ君・・・」 ジュナスの心臓が激しく裏返り、口の中がからからに乾く。 ベルナデッタの手や足も暴行を加えられ、無事な場所が全くない惨状だった。 さすがのフランセスも、息を呑んで表情を硬くしている。 ──そうか・・・生存者は少ないが、『名前』を言ってくれれば調べるぞ。
ベルナデッタの顔は、口からも鼻からも血が流れ出して固まっている。 ──・・・『名前』は・・・・ 兵士達が射殺された事にも気が付かないように、ベルナデッタは身動き一つしない。 少しの間、尋問室の中が静寂に包まれ外のMSの戦闘音だけが響いて来る。 ──・・・『名前』は・・・これから、・・・聞くんだ・・・ まただ・・・──、ジュナスは心臓をえぐり取られたような衝撃を受ける。 また、間に合わなかったのだ・・・7年前と同じように間に合わなかったのだ。 7年も経っているというのに、自分は今回も間に合わなかったのだ── ジュナスは全身の力を失って、がくりと膝を崩した。 ベルナデッタの股間からは、流し込まれた精液がどろりと流れ出す。 気丈にも、フランセスの方が先に立ち直ってベルナデッタへ駆け寄った。 ジュナスも頭を振って気を取り直すと、ベルナデッタに近付く。 「ベルナデッタ君っ! ・・・大丈夫かっ!?」 彼の必死の呼び掛けにも反応がないが、剥き出しの乳房が上下しているのが判る。 かろうじて脈があるのが判って、ジュナスは安堵の息をついた。
呆然としているジュナスに向かって、フランセスが口を開く。 「・・・手洗いから・・・タオルを濡らして持ってきて下さい・・・」 そのセリフの意味に気が付いた彼は、すぐに尋問室を駆け出してトイレへと走った。 ジュナスが濡れたタオルを山ほど抱えて帰って来ると、フランセスはそれを受け取る。 上着を掛けられたベルナデッタは拘束を解かれて、意識を失ったままだ。 おろおろとするだけのジュナスに、フランセスは冷静に言う。 「・・・部屋の前で・・・見張りをお願いします・・・」 「あ、ああ・・・判った」 ベルナデッタの清拭を始めたフランセスから視線を逸らして、ジュナスは外に出る。 彼は拳銃を構えて備えるが、どうやら恐れていたトリノの追撃はないようだ。 少しの時間の後、フランセスがベルナデッタを抱えて部屋から出て来た。 フランセスによって汚れは殆ど拭われ、兵士から奪った軍服を着させられている。 「・・・すみません・・・少しお願い出来ますか・・・」 何を思ったのか、フランセスは意識を失ったままのベルナデッタを彼に預けた。 ジュナスはベルナデッタを受け取って抱えるが、その余りの軽さに驚く。
彼にベルナデッタを渡したフランセスは、拳銃を構えてもう一度部屋に入る。 尋問室の床には、下半身が裸のまま射殺された兵士の死体が転がっていた。 フランセスは、無言で兵士全員の頭に1発ずつ弾丸を叩き込んだ。 そして、破裂して飛び散った脳みそを靴底で踏みにじってからジュナスに撤退を促す。 「・・・行きましょう・・・」 ジュナスはフランセスに向かって頷くと、ベルナデッタをそっと抱え上げる。 そうして、ジュナスはベルナデッタを抱えてフランセスと共に廊下を走った。 基地の外に出ると、カミーユがエマ中尉から強奪したガンダムMkUでティターンズの カクリコン・カクーラーの乗るガンダムMkU2号機をも奪っていたところであった。 困った事に駐車場には空きエレカが見つからず、ジュナスは一瞬途方に暮れる。 「ジュナスっ!!!」 トリノからの追っ手を警戒する二人に向かって、不意に声が掛けられた。 そちらを見ると、基地棟の陰にクリスチーナ・マッケンジー少佐が立っている。 そばには、エンジンが掛かったエレカが1台用意されていた。 ジュナスが苦笑したように息をつくと、クリスも肩を竦めて見せる。
周囲には人影もないから、どうやらクリスの助けを借りてもいいようだった。 それに、追っ手を警戒するならば迷っている時間などないのだ。 「すまないっ、クリス!!」 フランセスが運転席に駆け上がり、彼はベルナデッタを抱えて後部座席に飛び乗る。 結局、クリスには最後まで迷惑を掛けてしまうようだった。 アクセルを踏み込もうとしたフランセスを止めて、クリスが彼にふと言う。 「ジュナス? もしエゥーゴにいたら、教えて欲しい人がいるんだけど」 どうやらクリスは、友情だけで行動した訳はなく誰かの手掛かりも欲していたようだ。 ジュナスが優しく微笑むと、クリスはせつなそうな表情で言った。 「バーニィ・・・、 バーナード・ワイズマンって人なの・・・!」 バーナード・ワイズマンという男が、クリスの中でどんな意味を持つのかは知らないが。 「わかった! そのバーナード君に逢ったら君の事を伝える」 走り出したエレカから、ジュナスは感謝の思いを込めて敬礼をする。 元気でと敬礼を返してくるクリスの微笑みが、後方へ流れ飛んでいく。 そして──、ジュナスがクリスとした約束の難しさを知ったのは随分後の事だった。
混乱の警戒態勢が緩んでいる中で、フランセスの運転するエレカが基地を疾走する。 そうしてエレカは容易に正門を抜けて、基地の外へ走り出した。 エレカの中で、彼はベルナデッタの傷だらけの顔を痛ましい気持ちで見つめる。 ──そうそう、たっぷりと歓迎はさせて戴きましたので。 トリノ・カーナヴォンの楽しげな笑い声が、頭に響いてざらついた。 フランセスの運転するエレカが、カミーユ達の戦闘の影響で何回か揺れる そして何回目かの衝撃の後、ベルナデッタが微かに目を開けて彼を見た。 「・・・・あ・・・? 中尉・・・・?」 「・・・ベルナデッタ君っ! 気が付いたのか、良かった!」 安堵感に包まれ、彼は彼女と離れて以降フランセスとの出逢いと協力の事を説明する。 ベルナデッタは、先程までの凌辱を思い出して身体を強張らせていた。 しかし彼が助けに来てくれたという事実に、ベルナデッタは弱々しく微笑む。 「・・・中尉が無事で・・・あたし・・・本当に嬉しいです」 痣と血だらけの顔で、ベルナデッタは喜びと安心感から目を潤ませた。 「・・・あたし・・・中尉の事だけが心配で・・・」
「────っ・・・!!」 自分を見捨てて逃げた事への恨みでもなく、理不尽な暴虐の泣き言でもなく。 こんなにもティターンズから暴行を受けながらも、この19歳のか弱い少女は、 ほんの少し前に会ったばかりの彼の事を想い、その無事だけを願っていたのだ── 「すまない・・・っ!」 ジュナスの瞳に大きな涙が溢れ、思わずベルナデッタを力強く抱き締めていた。 フランセスは、無言で前方だけを見ながらエレカの運転を続ける。 「本当に・・・すまないっ・・・!!」 そうして、抱き締められたベルナデッタは息が止まるような感動に包まれていた。 何回も想像していた、憧れていた中尉の胸の中だった。 そしてそれは、想像以上に大きく暖かく彼女を癒してくれる。 正直に言えば、身体中が悲鳴を上げている状況で強く抱き締められる激痛は酷い。 だが、彼の与えてくれるものならばその痛みさえもが喜びに思えた。 どんなに痛くても、もっと強く抱き締めて欲しいと思った。 この世に“甘い痛み”というものがある事を、ベルナデッタは初めて知った。
・・・・・・・・・・。
──次回、11月24日。
次回、クワトロ・バジーナ登場。
782 :
名無しさん@ピンキー :02/11/17 20:22 ID:8pm8E0pj
えがったなぁ〜、ベルたん…。 しかし、バーニィ出てくるのかなあ?ぶっちゃけ生きているとは思えない。小説版だと知らないまま死んでるし、OVA版は忘れたけど確か濁した終わり方だったと思う。 例え生きていてもティターンズのクリスによる残党狩りにより死亡という輪廻を起こすと見た! ドデショ?
783 :
名無しさん@ピンキー :02/11/17 21:29 ID:Uia7X9tV
キタ━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━!!! フ ラ ン セ ス た ん 萌 え 。 今回はとにかくそれにつきるw
>>781 >>574 を読んで見ればなんとなく分かるような気がする…
>>778 は色々な意味が感じられて重いな…
そして、ジュナス君もベルたんも良いキャラや・゚・(ノД`)・゚・
来週からは新展開。
ジュナス君の行動や、どの程度Zとリンクするのかとか、
他作品のキャラは誰が出るのか、バーニィはどういう立場で出てくるのか、
色々楽しみです。
そしてISAQさん、連載はまだ続きますが、
一区切りという意味で乙カレ様です。
(^ー゜)bΣ グッジョブ!
ああ、本当に良かった……(;´д⊂)
ベルたん生きてて……
>>782 >>628 で解説されてるよ。
>クリスチーナ・マッケンジー現少佐についての評価は、歴史上議論が激しい。
>この宇宙世紀0087年当時は、彼女は腕のいいパイロットと判断されていた。
>コロニー生まれでさえなければティターンズに勧誘されていただろう、と。
クリスのティターンズ入りはないってこと。
786 :
名無しさん@ピンキー :02/11/17 22:29 ID:Wsta+M7r
>>785 サンクス。いや、しかしMk-IIの描写で「クリスが乗るはずだった」みたいなのがあったぢゃん!?
(ちなみにケータイからなのでコピペは無理ッス)
はっ!?まさか矛盾パラドックス!?
いや、でもストーリィ的には782で書いたふうになった方が面白そうくありません?
ベルたん死ななくてえがったー。次週も期待してまつ。
>>782 これは公式だから買いても大丈夫かな。
OVAだとバーニィは死亡、完全無欠な悲劇。
小説では生きてる、作者曰く
「一流の悲劇を三流の喜劇にしてしまったが、OVAを見た人が感じた悲しみを
すこしでもやわらげたかった」
だったかな。
788 :
あはん :02/11/17 22:51 ID:cMybq8jI
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! ……なんでこんなカコイイストーリーを書けるんだろう…… ちなみに、このスレの住民って意外に少なそうだな。 やっぱエロパロ板にはもったいない気が……
>>789 いや、これぐらいの方がいいよ。
人が多いと、自然に煽りや荒らしが来るからね…。
実際、それで潰れたスレを幾つか目にしてきたし。
もったいなくてもここにいてほすぃ。
とりあえず保守
クリスのクリトリス。保守age。
先生の手があいたら、一年戦争モノもキボンヌ。
とにかくこのスレを保守だ! 保守!
保守
しばらくHシーンはないので、Hシーン目当ての方は期待はずれになるかと。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第24回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492 500-504 513-519 526-531 541-546 576-582 608-614 628-635 650-655 672-678 712-718 740-745 770-777
「ようこそ、アーガマへ。ジュナス・フレイブ大尉」 ジュナスの前に立った、サングラスを掛けた男が右手を出してくる。。 28歳と聞いたからジュナスよりは1歳年下だが、年齢以上に落ち着いた物腰だ。 そして、どこか人を魅惑する美しい金髪をした男でもある。 差し出された軍人にしては繊細な右手を、ジュナスは握り返した。 「私は、このアーガマの実働部隊の大尉をやらせてもらっています」 ジュナスは、そう語る目の前の男の周囲に良く知っている匂いを見付ける。 それは、かつて7年前の戦場で出逢った歴戦の兵士達が身に纏っていた匂いだ。 「クワトロ・バジーナと覚えて戴きたい」 「よろしく頼む。クワトロ大尉」 彼は、クワトロの表情が読めないサングラス越しの瞳を見返しながら言う。 ジュナスは、エゥーゴに参加するにあたって大尉という階級を与えられていた。 それは、最初にベルナデッタ・ソロンからの勧誘を受けた時からの条件である。 ただ、どうしてもその呼び名にくすぐったいような感覚を持ってしまうジュナスだ。 クワトロ大尉は、そんな彼に軽く会釈をするように頭を下げた。
──フランセス・エラワーが操縦した連絡スペースランチが、反連邦政府組織運動即ち エゥーゴの旗艦アーガマへ着艦したのはつい数時間前のことであった。 フランセスは、彼を迎えに来るに際してスペースランチを用意していたのだ。 彼女は、グリーン・ノア1の非常用出口の1つに連絡艇を隠していたのである。 エレカの中で一旦は意識を取り戻したベルナデッタだが、すぐに意識を失ってしまう。 ・・・精神と身体に刻まれた暴力が、彼女の全身から力を奪っていたのだろう。 そんな彼女を愛しげに抱えたまま、ジュナスは連絡艇に乗り込んだ。 幸運な事に、カミーユの起こしたふざけた騒動のおかげで結局追っ手は来なかった。 そして、数時間の後なんとかアーガマに合流出来た3人である。 連絡艇の小さな窓から見たアーガマは、その船体の白さがいやに目に付いた。 そういえば白い宇宙戦艦と言えば、一年戦争の時はホワイトベースを指したものだが。 ジュナスはアーガマを見ながら、小さく息を吐いていた。 ようやくここまで来る事が出来たという、ある種の感慨から出た吐息である。 着艦後すぐに、ベルナデッタは医務室に担ぎ込まれた。 そして、ジュナスは無愛想なフランセスに案内されてガンルームに入ったのだ。
彼は、そこでエゥーゴのメンバーに引き合わされる事となった。 最初に挨拶をした相手は、今は奥に控えて座っている貫禄のある人物だ。 壮年ともいうべきその男は、不似合いに優しい目をしてジュナスに挨拶をした。 彼こそが、エゥーゴの指導者・ブレックス・フォーラ准将である。 見た目はあまり理想家には見えず、地球連邦軍によくいるタイプの軍人と見えた。 だが、元は地球連邦軍の要人であったにも関わらずエゥーゴを組織した男なのである。 スペースノイドを切り捨てる政策を是としない思いが、彼を動かしたという。 その内部には、外からは見えない情熱が隠されているのだろうとジュナスは思う。 ブレックス・フォーラの後に挨拶をしたのがクワトロ・バジーナ大尉だった。 すなわち、あの赤く塗装されたMS リック・ディアスのパイロットである。 ガンルームの中には他にアーガマ艦長ヘンケン・ベッケナー中佐、レコア・ロンド少尉 と名乗った女性、そして相変わらず冷静な表情のフランセス・エラワー准尉がいた。 ──そして、あの軍基地本部からガンダムMkUを強奪したカミーユ・ビダンもいる。 そういえば、大尉とカミーユが正式に顔を合わせたのは初めてだ。 カミーユと相対したジュナスは、随分と繊細で感受性の強そうな少年だなと思った。
見た目は驚く程に整った顔立ちをしており、美少年としか言いようがない。 頬から顎に掛けてのラインが綺麗で、肌も白く口元の引き締まり方も完璧である。 もっとも、攻撃的に歪められている眉が印象を少々悪くしていたが。 もし人懐っこい笑みを備えていたならば、周囲の少女は放ってはおかないだろうに。 このカミーユ・ビダンは、今年17歳になったばかりの少年である。 昨日までは、グリーン・ノア1のハイスクールに通うごく普通の高校生だった。 特徴的な事と言えば、両親がガンダムMk-U計画の主要開発技術者だという事くらいか。 もともと、女のような自分の名前にコンプレックスを持ち、気を張っていた少年である。 その反動から、空手、ホモアビス、ジュニアモビルスーツに熱中していたという。 だが、名前のコンプレックスをティターンズのジェリド・メサ中尉に刺激された事から 暴行に及び、更には自分を侮辱したMPに仕返しをするためにガンダムMk-Uを動かすと いう行動に出た無理・無茶・無謀を兼ね備えた少年であるのも事実だった。 だが、経緯はともかくとしてカミーユはアーガマに暖かく迎え入れられている。 それは、ジュナスが勧誘を受けた事実からも判る通りエゥーゴの人材不足という理由も あったが、カミーユの行動にニュータイプの片鱗を見た人間が多かったのだ。
──ニュータイプ・・・。 一年戦争の従軍経験のあるジュナスからしてみれば、眉唾物の概念だった。 いわゆる、ジオン共和国の創設者であるジオン・ズム・ダイクンの提唱した概念だ。 宇宙に進出した人類は、その洞察力が発達してゆく為、あらゆる事を理解出来るように なるだろうという希望的観測めいた推論であったはずである。 だが、実際は戦争の中で突出した能力を持つ兵士がニュータイプと規定されていった。 例えば、ジュナスも良く知るRX-78-2 ガンダムのパイロットアムロ・レイ少尉だ。 アムロ・レイがガンダムに搭乗して残した戦果だけは、誰もが否定出来ない。 その常人からはおよそ懸け離れたMS操縦技術に、人は理由を求めた。 結局の処、それが『オールドタイプ』たる者の理解の限界であったのだろう。 そしてアーガマの乗組員達は、カミーユの意図など考慮せずに彼がガンダムMk-Uを起動 させた事実に、かつて似たような状況でMSを動かしたアムロ・レイを重ねてしまう。 だからこそ、ジュナスの挨拶が終わった後、クワトロ大尉はこう言ったのだ。 「“アムロ・レイ”を知っているかね?」 クワトロの問い掛けに対して、カミーユは訝しげに口を開く。
「はい・・・、ニュータイプだという噂を聞いた事があります」 カミーユの返答を聞いてその場の幾人かが喋り出すが、クワトロは言葉を続けた。 「君の無謀さは、まるでアムロ・レイの再現だと思ってな・・・」 もっとも、アムロとカミーユの行動はその動機に於いて天と地の差があったが。 「ご存知なのですか? アムロ・レイを・・・」 カミーユの意外そうな表情に、ヘンケン艦長が肩を竦めて見せる。 「直接には知らないが、一年戦争で闘った奴は一度は名前を聞いた事はあるさ」 そうして、ジュナスの方を見てヘンケン艦長は同意を求めて来た。 ジュナスが軽く頷いたから、カミーユも納得したような顔になる。 きちんとした勧誘を受けて来たジュナスと、なりゆきだけで来たカミーユ── 経緯は違うものの、エゥーゴに今日から参加するという点だけは似通っている二人だ。 カミーユがぎこちない笑みを送ってくると、ジュナスも仕方なく笑みを返す。 カミーユの行動自体は快く思っていないジュナスだが、露骨に出さない節度はある。 そして一通りの打ち合わせが終わった後で、カミーユに興味があるらしいブレックス 准将とレコア少尉をガンルームに残し一同は持ち場に戻るべく腰を上げた。
部屋を出たヘンケンやクワトロは、ジュナスに軽く会釈をして立ち去って行く。 「私の立場で聞きたいことはひとつだ・・・カミーユ・ビダン君」 ドアが閉まりかけた時に、ブレックス准将の声が聞くともなしに聞こえた。 「グリーン・オアシスの両親を捨てる覚悟でいて欲しいが、出来るかね?」 「わかりません・・・考えたことがありませんから・・・」 それはある意味当然のセリフだが、よく考えると苦笑するしかないのも事実だ。 あれだけの大騒動を起こした元凶の人間が、呑気に言って良いセリフではない。 カミーユの返答を最後まで聞かずに、フランセスは中尉に向き直って口を開く。 「・・・お部屋まで・・・御案内します・・・」 無表情で言う彼女に、ジュナスは気を遣って言う。 「場所さえ教えてくれれば、私一人で行くようにするが?」 そのセリフを聞いた瞬間、フランセスの瞳が慌てたように揺れる。 「・・・し、指示されて・・・いますので・・・」 まるで言い訳しているような口調だったが、彼はそれに気付かない。 たいして広くもないだろう艦内で、迷うような事もないだろうと思うのだ。
「いや、大丈夫だよ。一人で行けるさ」 ジュナスのセリフを聞いて、フランセスは狼狽したような表情になった。 ジュナスは、フランセスを安心させるように優しく微笑んでやる。 「君にこれ以上、迷惑を掛け訳にはいかないしね」 それを聞いたフランセスは、下を向いたままたどたどしい口調で呟く。 「・・・ひ、卑怯・・・です・・・」 そのセリフは余りにも小さかったから、ジュナスは何を言われたのか判らない。 「──? ・・・何か言ったかい、フランセス君」 彼の屈託のない表情に、フランセスは慌てたように口をぱくぱくと開く。 「・・・す、すぐ・・・そう言って・・・」 二人きりしか立っていない通路に、どこか奇妙な空気が流れる。 「・・・・・・?」 ──次の瞬間、アーガマの艦内に甲高い警報が響いた。 『総員第一戦闘配備っ! 敵襲っ!!』」 艦内放送の緊迫したセリフに、二人はさっと表情を強張らせた。
──次回、12月1日。
次回、ライラ・ミラ・ライラ強襲!!
乙ッ! Zは流し見程度にしか見たことないので、 「Voice Of The Earth」共々楽しませてもらってます。 次回は戦闘。ジュナス君は果たして何に乗るのか?
乙です。 俺は毎週楽しみにしてますよ。 エロなんて飾りです、偉い人にはそれがわからんのですよ。
812 :
名無しさん@ピンキー :02/11/24 20:11 ID:fEFW4tx+
イイ感じですねー♪
>>809 ま、来たばかりなので専用機は無いでしょうから汎用量産機、この場合はリック・ディアス(黒)では無いでしょうか?
ま、推論ですが。
所でエロが要る奴は偉い人ですか?ならば私は偉くない人です。
タイミング的に、次のエロはクワトロ×レコアと見たけど 漏れも毎週楽しみでつ。 寒い日が続きますので先生もお体に気をつけてがんばってくだちい。
来週の戦闘がたーのーしーみーだーーーー!
最大の見せ場?も終わってどう展開するのか。アニメを普通見ている年代より 高めの年齢の私としては大人の男の視点から のクリプス戦役って感じでとても良かったです。後はジュナス大尉は戦闘では攻撃( S hoot)面だけでなく、地味だけど大切な索敵( S earch)とかの面でも、経験に裏づけられた燻し銀の活躍を期待しています ! 感謝。
816 :
sage :02/11/25 01:44 ID:6o4hAWG1
次回ライラだとカミーユの母親の死とかエマの投降は?
>>815 がんばりは認めるが後半の構成で分かりやすくなってしまってるね
>>815 817の言うとおりではあるんだけど、それでも(・∀・)イイ!
ところでエロパロ板のSSなのに
戦闘シーン?前にこんなに盛り上がるスレって一体(w
819 :
815 :02/11/25 23:25 ID:sPRPqGW6
>>817 >>818 スレ違いスマソ
いやわかってもらえてよかった。
(つーかバレバレなんやね)
手放しマンセーはこのスレのまったりに
合わない気がしたのでああしてみました。
感想としてはマジで書いたつもりです。
*この文章は普通にしか読めません。
補給でボールが来た
次の濡れ場は、ボールの中でジュナスがカミーユの筆卸しです。
>>821 いや、トリノたんがバスクたんにお尻の処女を奪われます。
──大出血します。
>>821-822 って、そーゆーのは801板で(w
でもISAQタンなら意外と萌えるように
書いてくれるかもと言ってみるテスト。
なんか変な話題で盛り上がってるなあ……w 個人的にはフランセスたんのえっちシーンをキボンだったり。
>>824 ジュナス君のこと考えながらオナーニとか?
>>825 それ、禿げしく(・∀・)イイ!
意地っ張りフランたんのオナニー ……(;´Д`)ハァハァ
827 :
名無しさん@ピンキー :02/11/29 15:48 ID:6+JIKr/j
828 :
名無しさん@ピンキー :02/11/30 07:04 ID:O0l4h4uO
トリノたんがバスクやジャマイカンに調教されたら面白いな(w
829 :
名無しさん@ピンキー :02/12/01 17:09 ID:gaH7OMS8
連載当日なのでage
830 :
:02/12/01 17:16 ID:JQvBnNEO
緑のGM IIと見た!
・・・・・・残念でした。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第25回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492 500-504 513-519 526-531 541-546 576-582 608-614 628-635 650-655 672-678 712-718 740-745 770-777 799-806
──エゥーゴ旗艦であるアーガマの格納庫は、喧噪に包まれている。 低重力の艦内で整備兵が工具を持って飛び回り、あちこちで怒声が上がっていた。 ジュナス・フレイブは、格納庫のドアの前で少しの間立ち止まる。 ハンガーに設置されているMSと艦こそ違えど、ここは彼にとっては馴染み深い場所だ。 7年前の一年戦争時に、何回も飛び出しては帰って来た空間だ。 ジュナスは、懐かしそうな顔で周囲を見回して状況を把握しようとする。 そんなジュナスを、フランセスは眩しそうに見上げて口を開いた。 「・・・どうする・・・つもりですか?・・・」 艦内に警報が鳴り響いた時、ジュナスはフランセスに格納庫への行き方を尋ねたのだ。 それを聞いたフランセスは、無表情に彼を案内すると言ったのである。 ジュナスが断る間もなく、フランセスは無言で走り出してしまった。 それを追い掛ける内に、騒々しい格納庫に到着したジュナスである。 「私にMSを貸してもらえるなら、出撃したいと思ってね」 フランセスの問い掛けに軽く応えて、ジュナスは視線を泳がす。 「戦闘配備だと聞いた。それならMSは多い方がいいだろう?」
そのセリフを聞いたフランセスは、心配そうな表情になって呟いた。 「・・・そんな・・・危険です・・・」 フランセスの言葉を聞き逃した彼は、フランセスに訝しげな瞳を向ける。 「ん? 何か言ったかい、フランセス君?」 彼に見つめられたフランセスは、さっと目を逸らすと不機嫌な声で言った。 「・・・き、嫌いです・・・大嫌いです・・・」 また嫌われてしまったようだと苦笑したジュナスに、声が掛けられた。 「──ジュナス大尉っ! ノーマルスーツなしでは危険だ」 格納庫の中を、赤いノーマルスーツを着込んだ人影が流れて来る。 バイザーが上げられたヘルメットの中の顔は初見だったが、声には聞き覚えがあった。 先程、ガンルームで挨拶したばかりのクワトロ・バジーナ大尉である。 さすがにあの大きなサングラスを戦闘時に掛ける程、酔狂ではないらしい。 それにしても、ガンルーム前で別れてからそれ程時間は経っていない。 ノーマルスーツの着脱も慣れているという事は、それなりの手練れだという事か。 ふわっと浮いて来たクワトロが、ジュナスの前に優雅に着地する。
「空いているMSがあれば、貸してもらえないかな」 ジュナスは、クワトロに向かって口を開いた。 「少しばかり・・・ティターンズに“借り”が出来てしまったものでね」 淡々と語るジュナスのセリフを聞いて、クワトロとフランセスが息を呑む。 ジュナスの腕の中には、まだ弱々しく微笑むベルナデッタの温もりが残っている。 真剣な顔になったクワトロは、ハンガーに設置されている黒いMSを指差す。 「大尉は元連邦軍とお聞きしたから、こちらのMSの方が相性がいいと思う」 そこには、あのカミーユが強奪して来たガンダムMk-Uが2機、設置されていた。 カミーユは、3号機を強奪した上にカクリコン・カクーラーの2号機も奪って来ている。 その張本人のカミーユは、レコア少尉の案内の下で部屋にいるはずだ。 人材不足のエゥーゴといえど、17歳の少年をすぐに戦闘に出したりはしない。 ハンガー上のガンダムMk-Uは、まだティターンズ・カラーのままの黒い塗装である。 「無理を言って済まない」 その黒い機体を見上げてから、ジュナスはクワトロに礼を言う。 隣に立つフランセスは、心配そうな顔で彼を横目でちらっと見上げた。
薄いグリーンのノーマルスーツに着替えたジュナスは、格納庫の床を蹴った。 クワトロの好意で廻してもらった予備のノーマルスーツである。 ひさしぶりに着たそれは、少々身体を締め付ける感覚があったが悪い感覚ではない。 無重力の格納庫の中を、ジュナスの身体がゆっくりと上昇して行く。 ふと横を見ると、隣のハンガーにはクワトロの赤いリック・ディアスが立っている。 既に融合炉に火が入っているらしいリック・ディアスは、低い唸り声を上げていた。 『敵艦からMS発進しましたっ!』 まだ空気が抜かれていない格納庫の中に、館内放送が流れる。 赤いリック・ディアスのモノ・カメラに灯が点り、腕部が重々しく動き出す。 近付いて来た敵艦からMSが発進したのならば、事態は緊迫しているという事だ。 傍らに直立するガンダムMk-U2号機の踵から太股、腰がジュナスの視界に入って来た。 黒いガンダムというのは一年戦争でGMに搭乗していたジュナスには、奇妙に映る。 腹の部分まで浮かんで来た時、ガンダムMk-Uの整備兵がジュナスに腕を伸ばして来た。 その腕を掴んだジュナスは、反動のままガンダムMk-Uのコックピットに飛び込む。 シートに腰を落ち着けたジュナスに、若い整備兵が声を掛けて来た。
「一年戦争の英雄だとお伺いしました!」 コンソールの計器に張られた注意書きのメモを見ながら、ジュナスは苦笑する。 「運が良かっただけだ」 このガンダムMk-Uは試運転中だったので、マニュアルが装備されていたようだ。 それでも、短時間で調整を終えたアーガマスタッフの行動力は賛嘆に値する。 整備兵は、シートに座るジュナスを見ながら機体の操作説明をまくし立てた。 「大尉がお乗りになられていたGMより、自動操縦が進化しています!」 手を伸ばした整備兵が、画面にオンラインマニュアルを起動してジュナスに見せる。 ジュナスは軽く手を振って礼を示してから、コックピットハッチを閉め始めた。 「7年ぶりの実戦だと伺っております! くれぐれもお気を付けを!」 締まりかけたハッチの向こうから、キチンとした姿勢で敬礼が送られてくる。 そうして、操縦桿を握ったままの体勢でジュナスは大きく息を吐いた。 ──確かに、7年ぶりのコックピットだった。 かつては、命令に従い個人的な感情抜きで座っていたコックピットだった。 そして今は、自らが選択して座っているコックピットだ。
ちなみに、この時代のMSのコックピットにはリニアシートが装備されている。 これは、いわゆる第2世代MSと呼ばれるこの時代のMSの特徴の一つだ。 フレキシブルに稼動するアームに支持されたシートが、全方向からの衝撃を吸収する。 アームは、コンピュータによってリアルタイムで制御されるアクチュエータ内臓だ。 奨励されているパイロットスーツさえ着用していれば、ベルトの装着さえ不要である。 かつて一年戦争時代、MSの起動や格闘においての加速や衝撃は重大な問題だった。 そこで、パイロット保護の為に開発されたのがこのリニアシートなのだ。 ジュナスは、シートに腰を落ち着けながらぐるりとコックピットを見回す。 第2世代MSのもう一つの特徴が、全天周モニターである。 それは、いわばコックピットブロックの内壁を全てモニターにするというものだ。 これにより、パイロットの死角が無くなるシステムである。 一年戦争時のMSは、基本的に機体頭部の視点を中心として何枚かのモニターを使って 周囲の状況を映し出すというシステムだったから、ジュナスは少し驚く。 ジュナスは、自分の身体がアーガマ格納庫の中空に浮かんでいるような錯覚を覚えた。 それでも、即座に計器チェックを終えてガンダムMk-Uの腕を少し動かしてみる。
不意に、ガンダムMk-Uのコックピットにブリッジからの通信が入った。 「すまない、大尉っ 着任早々に迷惑を掛ける」 それは艦長のヘンケン・ベッケナー中佐からの通信である。 「こちらこそ、無理を言いました」 ジュナスは軽く頭を下げて、ガンダムMk-Uの武装をチェックを続けた。 クワトロが操るリック・ディアスが、カタパルトに移動し出撃体勢に入る。 「相手は?」 「MSが6機出撃したのを確認している」 MSはその運用において、通常3機で一個小隊編成だ。四個小隊で一個中隊、四個中隊で 一個大隊、そして十個大隊で一個師団となる。従って6機といえば二個小隊だ。 ただし、流動的運用が求められるMSにおいて編成は絶対的なものではないが。 「うち、1機が急速に近付いて来ている・・・むっ!?」 そのヘンケンのセリフを遮るように、ブリッジ直通の通信機から冷たい声が響いた。 『──聞こえるか、貴艦の所属を明らかにしろ。 当方の命令に、これ以上従わない場合は撃沈をする』
どうやら、敵艦から発進して来たMSがアーガマに接近して行った警告らしい。 『当方は、地球連邦軍、ライラ・ミラ・ライラ大尉だ』 女性パイロットらしいが、その警告の口調は相当に威圧的な態度である。 ジュナスは、ノーマルスーツの首元を軽く確かめた。 ガンダムMk-U2号機のジェネレーター出力も、発進可能状態になっている。 アーガマからは、ヘンケン艦長が憮然とした返答の通信を送った。 「我が方はエゥーゴだ。命令は聞けない」 『了解した。撃沈をする』 ヘンケンのセリフに相手パイロットが宣戦布告をした瞬間、クワトロが叫んだ。 「──好きなことをっっ!!!」 怒声と同時に、大きなバーニアの炎を噴かしてリック・ディアスが急発進した。 まるで赤い流れ星の如く、リック・ディアスが敵の赤いMSに突っ込んだ。 リック・ディアスの握るビームサーベルが、虚空にまばゆく軌跡を描いた。 「ジュナス・フレイブ、ガンダムMk-U出る!!」 ジュナスも、ガンダムMk-Uをカタパルトに乗せながら叫んだ。
──次回、12月8日。
次回、クワトロバジーナ対ライラ・ミラ・ライラ。 ・・・・・ところで、フランセスのHシーンは書くとは思いますが ジュナス×カミーユとかトリノ×バスクは きっと書かないと思う今日この頃。
ISAQさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! >──ジュナス大尉っ! ノーマルスーツなしでは危険だ あんたが言うな、あんたが(w こういう小ネタ大好き(w しかし初っ端からMK-IIとは。 ひょっとしたら最終搭乗機はSとか?
待ってました。 俺もクワトロの台詞に笑ってもーた。 しかしマークUとは・・・、意表をつかれましたな。 次回以降は是非とも和姦をきぼん、と。
846 :
名無しさん@ピンキー :02/12/01 20:25 ID:WfNSH9CM
そうか、まだこの時期はマークIIはパーツ用にバラしてなかったから2機あったんだった! それはそうと、トリノってバイセクシャルっぽい感じがするからモーホーネタもアリかな?、とちょっとマジメに思っていたのでちと、残念。 ぢゃあ、親友同士でベル×フランのレズプレイきぼんぬ!
ISAQさん、おつかれさまです。 来週も楽しみです。 >ジュナス×カミーユとかトリノ×バスクは >きっと書かないと思う今日この頃。 ……残念(嘘)
>>846 つーことはマークII撃沈→ジュナス大怪我→病室で…とか
849 :
名無しさん@ピンキー :02/12/02 07:51 ID:YE+8SwOP
せ、先生!「さんぴぃ」とかは有りですか?
>>848 それはアンマリでは!?
850 :
名無しさん@ピンキー :02/12/02 08:21 ID:TyS2gtSD
sage無いと業者が来る
次のエロシーンはフランセスがティターンズにつかまって輪姦されます。 ………… いやだあああああああ! そんな展開はいやだああああ!!
かといって、フランセスがジュナスと和姦ってベルが可愛そうじゃない? フランセスはむつかしい
クワトロがレコアに向かない訳 フランセスはぁはぁとかw
保守
おれは一人でも保守します。
一人じゃないさ!!
>>854 そう! ヤツはロリコンだしな!w byギュネイ
☆ チン マチクタビレタ〜 マチクタビレタ〜 ☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ ___\(\・∀・) < エロシーンまだぁ〜? \_/⊂ ⊂_ ) \_____________ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | |/
今日の保守カキコ
本日の保守。 とうとう明日・・・
ガンダムSeedよりおもしろい。 いくらなんでも言い過ぎ?
863 :
名無しさん@ピンキー :02/12/08 01:09 ID:8hfHS3dx
>>862 SEEDはSEEDで別の面白さがあるんだいっ!
864 :
名無しさん@ピンキー :02/12/08 01:22 ID:eoPKGKxK
Seedつまらなすぎ あんなのにハマル奴 は逝ってよし 語るしかくもなし
ISAQさんのSSが面白いことはみとめるけど別にSeedをおとしめなくてもいいんじゃ? ただ、宇宙世紀ものの続編を見たかったというのは本音だが。
この中にあった魂が、神の国にたどりつくことはないだろう。 その向こうには知的生命体が住む惑星があり 人々はここで子を産み育てることを、当たり前のこととしすぎていた。
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第26回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492 500-504 513-519 526-531 541-546 576-582 608-614 628-635 650-655 672-678 712-718 740-745 770-777 799-806 834-841
ライラ・ミラ・ライラは、地球連邦軍の大尉である。 妙齢の女性ながら、そのパイロットとしての評価は高い。 地球産まれなのに、ティターンズに勧誘されなかったのが不思議だと言われていた。 そんな彼女は、常々ティターンズの特権意識に対して反感を持っていた。 特に今回の出撃前のミーティングの際、ティターンズだからという理由で階級的にも 実力的にも格下であった士官よりも下の扱いを受けた時は、相当に不満を覚えた。 ──確か、あの鼻っ柱の強い士官はジェリド・メサとか言ったか。 金髪を逆立てて、割と整った容姿に挑発的な目つきをしている男だった。 聞くところによるとそのジェリドという青年は、今回エゥーゴにガンダムMk-Uを2機も 強奪された事件の発端に深い関係を持つらしい。 噂では、ジェリドに殴り掛かってきた少年がエゥーゴの構成員であったという。 そして尋問を受けると見せかけて、ガンダムMk-Uを強奪したというのだ。 相当に粗のある作戦だが、現実に成功しているから不思議である。 そして、いわばティターンズの尻拭いをさせようとしているにも関わらず尊大な態度を 崩さないジェリドを、ライラは少しばかり格闘技でからかってやったのだ。
もっとも、最初は一悶着起こしたもののその後意外な程に素直な態度になったジェリド・ メサという中尉に、ライラは少なからず興味を抱いていた。 その場の勢いで、ジェリドの戦場における師匠になることを認めてしまった程だ。 それは、ライラという女の持つ性なのかもしれなかった。 今は未熟の極みでしかないあの青年士官でも、いい男になってくれればもたれかかって 酒が飲める・・・それはいいものだ、などと思ってみるライラなのだ。 ──エゥーゴ旗艦アーガマに向かいながら、ライラはコックピットで苦笑を漏らした。 それにしても、今回の作戦は余りにも容易な戦闘に思えて仕方ない。 エゥーゴに奪われたガンダムMk-U2機を奪還し、更にはその戦艦を沈めるだけだ。 ライラの前のスクリーンの中に、少しばかり優雅な形状をした白い戦艦が姿を現した。 「各機、個別に散開をしろ」 ライラは、部下の乗る5機のRGM-179 ジムUに通信を送る。 エゥーゴごときに、連邦軍エースの自分と満足に闘えるパイロットはいるはずがない。 これだけの戦力を以てすれば、少々脅しただけで投降してくるかもしれなかった。んな事を考えながら、ライラは自分の機体をアーガマの白い船体に近付ける。
ダークレッドに塗装されたRMS-117 ガルバルディβ、それがライラの操るMSだ。 全長19.0m、本体重量36.3tの巨体が真空をスムーズに移動してアーガマに接近する。 迎撃のMSすら発進して来ないエゥーゴに失笑しながらライラは通信を送った。 「──聞こえるか、貴艦の所属を明らかにしろ。 当方の命令に、これ以上従わない場合は撃沈をする」 当然、ライラもエゥーゴがこの警告に即座に従うなどという期待などはしない。 これは形式的な物であり、抜け目無く5機のジムUに戦闘態勢を取らせる。 「当方は、地球連邦軍、ライラ・ミラ・ライラ大尉だ」 彼女の相当に威圧的な警告に対して、アーガマからは憮然とした返答が来た。 『我が方はエゥーゴだ。命令は聞けない』 精一杯の強がりに聞こえるそのセリフを聞いて、ライラは苦笑しつつ口を開く。 エゥーゴなどに舐められないよう、戦力の差を思い知らせてやる事にしたのだ。 「了解した。撃沈をする」 ライラがそう宣言した瞬間、敵戦艦アーガマから赤い物体が急速接近して来た。 それがエゥーゴのMSだと気が付いた時には、ライラは射程距離に捕らえられていた。
正面モニターの中で急激に大きくなった機影に、ライラは目を見開く。 「なんだとっ!?」 その赤いMSは、まるで通常のMSの移動速度の三倍の速度に思えるような速さだ。 赤いMS──それは、クワトロ・バジーナの操るリック・ディアスである。 リック・ディアスの握るビームサーベルが、虚空にまばゆく軌跡を描いた 「ちいぃぃっ!」 ライラは舌打ちをしながら、必死にガルバルディβを旋回させた。 高エネルギー状態のミノフスキー粒子によって形成された光の剣が、彼女に迫った。 急速回避によって、かろうじてライラはビームサーベルの直撃を免れる。 そんなガルバルディβに、すかさずリック・ディアスのクレイバズーカの照準が合う。 一切の無駄のないその動きに、ライラは体勢を立て直す暇もない。 「なんだ、この動きはっ!!」 だが、ライラのガルバルディβに向けられていたはずの銃口が不意に逸れる。 「!?」 ライラが口を開こうとした瞬間、ライラの右手方向で光芒が弾けた。
リック・ディアスは、近寄って来ていたジムUを迎撃したのだ。 第2世代MSになって導入された全天周モニターにより、パイロットの死角は無くなった。 だが、実は死角というものはパイロットの頭の中にこそあるのだ。 視界に入っていても認識出来ないという死角──それこそが戦場の生死を分ける。 だが、ライラの目の前の赤いMSはまるで360度を凝視しているかのような動きだ。 「ええい!! この私が押されているだとっ!!」 ライラがガルバルディβのビームライフルを構えた時、左方向で爆発が起こった。 「ラ、ライラ大尉ぃぃっ!」 ぎょっとなったライラが視線を向けると、左方向で更に一機のジムUが硬直している。 腰から強く折れ曲がった姿勢のまま、ジムUは機体を爆散させていく。 ライラの視界に、黒いティターンズカラーに塗装されたMSが飛び込んで来た。 あれが、グリーンノア1から強奪されたという新型MS──ガンダムMk-Uなのだろう。 「モビルスーツの性能の違いなど、戦力の決定的差にはならんっ!!!」 ライラは、攻撃後で動きの止まっているはずのガンダムMk-Uを狙った。 だが、ガンダムMk-Uはガルバルディβのビームライフルを造作もなく回避する。
「よくも避けるっ! これは子供の動きではないっ!!」 ライラは知らないが、ガンダムMk-Uに乗っているのはジュナス・フレイブ大尉である。 モニターのガンダムMk-Uを睨みつけたまま、ライラは通信機に怒鳴った。 「全機っ! 油断していると痛い目に──」 ライラがそこまで叫んだ時、もう一回右手方向で光の玉が弾ける。 「うわぁぁぁっ・・・!!」 リック・ディアスが、更にもう1機のジムUをビームサーベルで切り捨てていた。 「な、なんだ、こいつらはっ!?」 ライラは殆どパニック状態になって、ガンダムMk-Uを狙おうとする。 だが、ガンダムMk-Uは巧みにAMBACを使用して移動してくる。 AMBAC( Active Mass Balance Auto Control )とは、「能動的質量移動による自然姿勢 制御」の事であり、MSの移動の際の反作用を利用した姿勢制御を指す。 具体的には腕、脚やバインダー、スタビレーターなどを使用した動きの事だ。 バーニアの作動による姿勢制御は推進剤を大量に消費するが、AMBACならば遥かに効率的 な姿勢制御が行える為、MSの移動には多用される行動様式だ。
だが、攻撃手段である銃器を手に装備したままAMBACを行うのは大変難しい。 下手な事をすれば、反撃の機会を逃してしまうかもしれないのだ。 だが、目の前のガンダムMk-U2号機は苦もなくそれを行っている。 「例のデータにあった、あの退役軍人とやらかっ!?」 ライラは吐き捨てるように言いながら、ビームライフルを連射した。 出撃前のミーティングの際、ジュナス・フレイブという名前を資料に見た気がする。 そのジュナスを、一年戦争の遺物と判断した彼女の明らかな失策だった。 「大尉! 援護します!」 ライラを援護しようと、部下がガンダムMk-Uに機体を近付ける。 「ま、待てっ!!」 ライラが制止する暇もなく、動きの止まったジムUをガンダムMk-Uが撃墜した。 「う、うわあああああ──!!」 ガンダムMk-Uのビームライフルによって貫かれたジムUが、爆裂する。 “総戦力の30%を失った時点で撤退する”というのが、近代戦闘の鉄則だ。 だが、既に彼女は、敵の被害は0%のままで戦力の66%超を失っているのである。
操縦桿を握るライラの手が、グラブの中で汗まみれになる。 冗談ではない、と思った──闘開始からわずか600秒余りでここまでの醜態とは。 「これでは、赤い彗星が相手だとでも思わなければ立場がない!!」 「ライラ大尉! 一旦下がれ! エゥーゴ! 戦闘を停止しろっ!」 ミノフスキー粒子でザラつく通信と同時に、レーダーに新たなMSが映し出される。 それは、RMS-106 ハイザックとガンダムMk-U1号機の2機であった。 ライラは通信の声に聞き覚えがあった──ティターンズのジェリド・メサ中尉である。 ガルバルディβと残ったジムUに、ハイザックとガンダムMk-U1号機が近寄った。 エゥーゴのMS2機が、彼等に正対するように移動してくる。 「Mk-U2号機! ティターンズ回線で聞こえるはずだ!」 ガンダムMk-U2号機が、ライフルを構えつつジェリドの声に応えた。 ジェリドの操るハイザックが、手に持った小さなガラス張りのカプセルを見せる。 そうして、中に何かを封じたカプセルを宇宙空間にそっと浮かべた。 「ここに捕らえてあるカミーユ・ビダンの両親を! 抵抗すれば射殺する!!」 漆黒の宇宙空間で、二人の人間を収容したカプセルが揺れる。
──次回、12月15日。
次回、エマ・シーン登場。
ISAQさんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! なんか普通に読んでて楽しい。 (^ー゜)bΣ グッジョブ! あと、確かカミーユ達は地球行くらしいけど、その間は ジュナス君たちはどちらに?
ISAQさん、乙彼〜 >モビルスーツの性能の違いなど、戦力の決定的差にはならんっ!!! 今週もまたやってくださいました(w これってシャアの台詞のパロですよね? ちゃんと“ガンダム”相手に言っているのが芸が細かい……
Zは見たんだけどよく憶えてないんだよな。
>>870 〜の戦闘シーンって本編でもあったの?
ジュナスってISAQさんの創作かと思ってたんだけど、
本編でも登場してたんだっけ?
>>882 もちろん、ISAQさんの創作。
戦闘シーン自体はあったけど、微妙に違う。
実際おれもビデオ見返してみて感心したんだけど
うまいね、ほんと。
ISAQさん、おつかれです。 ジュナス君、意外に強くてびっくしですw かっくいー!
ジュナスはもう君づけで呼ばれる年齢じゃないよ
ライラを圧倒するシャアに、さすが、と感じました。 赤い彗星が無茶な強さを誇るのは承知していますが、それを迫力ある文で見せてくれるのは良い。
ジュナス、29だからなあ。 クワトロが28で、たしかブライトが27だっけ?
うーむ、いつのまにかシャアより年くってたのか、俺・・・。
シャアって、いくつで死んだんだっけ?
シャアって死んだの?
逆シャアのラストを死んだと考えるなら グリプス戦役の6年後がシャアの反乱だから シャアは享年34才。 アムロは享年29才。
やっぱりあれは死んだのかな。 でも隕石おちなかったから、あのあとアムロが連行していったんじゃない?
スレも残り少ないし、SSとはあまり関係ない話は別のところでしれ。
そうかたいこと言わなくても(w 保守代わりだと思えばいいのでは? 今、このスレの住民は多かれ少なかれISAQさんのSS目当てにスレに来ているんで 心配しなくても大丈夫だと思うよ? それに早く新スレ移行して「PART2」とか付くのもいいと思わない?(w
スレチガイだが アクシズに取り付いたアムロ(&埋め込まれたシャア)を 救出しようと試みたらしいが数度失敗してるらすぃ んで太陽であぼーん?
っつーか、二人とも燃え尽きたんとちゃうの?
>>895 初耳だぞそれは。
>>896 普通はそう思うよねぇ。
シャアは氏んでるでしょ。ナナイが「大佐の命が消えていく」って言っていたし。
そうなればアムロも一緒に燃えた
可能性大。摩擦熱に対しては脱出ポッドもMSも大差あんめえ。
本編最後のアムロのシーン、喋ってる途中光に包まれるが。 あれはνが限界を迎えたということじゃないの?
900get保守。
アイナタンの得ろ画像希望
>>897 ガノタの知り合いが言ってたw
スマソ逝てくる
知り合いは選べ、と言っておこう。
13日の金曜日保守
明日の期待保守
そういえば、先週の土曜日は スレが立ってから1周年だったのですね。
あれ? なんかクッキー切れとか出てくる・・・・
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」 連載第27回 履歴: 362-366 368-373 376-379 384-387 396-400 406-411 413-418 438-444 451-456 464-468 488-492 500-504 513-519 526-531 541-546 576-582 608-614 628-635 650-655 672-678 712-718 740-745 770-777 799-806 834-841 870-877
エゥーゴ旗艦アーガマのブリッジで、フランセス・エラワーはモニターを見つめる。 フランセスは本来パイロット候補生なのだが、オペレータ業務も時々手伝っていた。 今回は頼まれてもいないのに、何故かブリッジに控えているフランセスである。 彼女の瞳は、冷静にジュナス・フレイブ大尉のガンダムMk-U2号機を追っていた。 彼の操るガンダムMk-Uは、既に出撃直後にジムUを撃墜している。 ジュナスの戦果の前には、クワトロ・バジーナ大尉もジムUを撃墜していた。 キャプテン・シートの上のヘンケン・ベッケナー艦長も陽気な表情である。 「ほぅ、言うだけの事はあるな・・・あの大尉は」 ヘンケンが口を開いた瞬間、更に大きな閃光が広がった。 クワトロのリック・ディアスが、3機目のジムUを撃墜したのだ。 「こりゃあ、俺達の出る幕はないですな」 アーガマから発進していた、リック・ディアスのアポリー中尉から通信が入る。 ヘンケン艦長の指示により、クワトロとジュナスに少し遅れて出撃したアポリー中尉と ロベルト中尉の2機のリック・ディアスは、アーガマ護衛の任務に就く事となった。 フランセスがその通信を送った時、ジュナスがもう1機ジムUを撃墜する。
これで、2個小隊で出撃して来た相手の戦力を70%近くも排除したのだ。 ブリッジの中に高揚した空気が流れ、ブレックス・フォーラ准将までも微笑む。 フランセスは、周囲がジュナスを誉める度に頬を染める。 だが、そんな雰囲気に水を差すかのようにコンソールの警報が鳴った。 「・・・敵増援が到着したようです・・・ハイザック1機、ガンダムMk-U1機・・・」 そう読み上げたフランセスの言葉が終わると同時に、ジュナスからの通信が入った。 ジュナスからの通信を、フランセスは無表情を装ったままヘンケンに繋ぐ。 「カミーユ君の両親がティターンズに囚われたようだ。艦長の指示を仰ぎたい」 ジュナスの冷静な口調の報告を聞いたブリッジは騒然とした。 「ティターンズめ! マフィアでもやっているつもりか!」 ヘンケン艦長の吐き捨てるような口調に、ブレックスが苦々しく呟く。 「バスクならやるよ。奴のことは私が一番良く知っている」 ふと、フランセスは視界の端に動く物を見付けて視線をそちらに向けた。 ブリッジのドアから中を覗き込んでいた何者かが、驚いたように走り去って行く。 フランセスがその人物の正体に思い至った時、ヘンケンが口を開いた。
「取り合えず、ガンダムMk-Uを交換条件に使って交渉するしかないですな」 落ち着いた雰囲気のはずのブレックスが、何故か声を荒げた。 「私にバスクの言いなりになれと言うのか!?」 ヘンケンが困ったような顔になるが、しかしこれといった打開策もない。 少し憮然とした空気に包まれたブリッジに、レコア・ロンド少尉が駆け込んでくる。 「カ、カミーユが、部屋にいません!」 目を見開いたヘンケンとブレックスに向かって、フランセスは冷静に報告を行う。 「・・・先ほど・・・カミーユがブリッジを覗き込んでいました・・・」 次の瞬間、ブリッジにモビルスーツ・デッキから緊急の通信が入った。 『ブリッジ! カミーユがガンダムMk-Uに勝手に乗り込んで出撃するつもりだ!』 そして、そのクルーのセリフを遮るようにコックピットのカミーユからも通信が入る。 『出撃させて下さい! 父さんと母さんは僕が助けます!!』 次から次へと起こる予想外の事態に、ヘンケンもブレックスも呆然としてしまう。 そもそも、カミーユは自分が出撃して何が出来ると思っているのだろうか。 だが暫く口篭もった後、ブレックスは重々しく口を開いた。
「──わかった。カミーユのガンダムMk-U3号機を出撃させろ」 そうして、何か言い募ろうとしたヘンケンを押し止めて格納庫との通信を切る。 「准将・・・?」 ヘンケンの訝しげな声に関係なく、カタパルトからガンダムMk-U3号機が射出された。 「あの様子では、出撃させなければハッチを破壊していたよ」 ブレックスの瞳がすぅっと細くなり、声が低くなる。 「・・・それに・・・彼のパイロット適正を見るには丁度良い機会かもしれん」 そんなセリフを横耳で聞きながら、フランセスはレーダースクリーンを見つめる。 アーガマから発進したカミーユのガンダムMk-U3号機が、ジュナス達に近付いて行く。 敵のハイザックが、警告のようにマシンガンを連射した。 激昂したらしいカミーユが、何か叫びながらガンダムMk-Uのビームライフルを撃つ。 ジュナスとクワトロが制止しようとした瞬間、ハイザックが銃線の向きが変わった。 レーダーを見ていたフランセスには、ハイザックが何を撃ったのかは判らなかった。 『父さんっ!!!! 母さん!!!! うわああああああっ!!!!』 だが次の瞬間のカミーユの絶叫で、ブリッジ中に何が起こったのか判明する。
絶叫を続けるカミーユは、MSの操縦を忘れてしまったように動きを止める。 カミーユの隙を見逃さず、ジェリド・メサ中尉のハイザックが動いた。 「い、いかんっ! カミーユを援護しろ!」 ヘンケンが叫んだのと、敵方のガンダムMk-U1号機が動いたのは同時だった。 ガンダムMk-U1号機が、カミーユの3号機を庇ってハイザックの腕を撃ったのである。 フランセスには詳細は判らないが、ティターンズ同志の仲間割れが起こったらしい。 味方の筈のガンダムMk-Uに腕を吹き飛ばされたハイザックは、後退をする。 ライラのガルバルディβとジムUも、ビームライフルを撃ちながら撤退行動に移った。 クワトロとジュナスは、突然裏切ったガンダムMk-U1号機を守りつつ戦闘を終えた。 戦果としては圧勝だが、どこか後味の悪い戦闘がひとまず終わったようだ。 『──カミーユ君のご両親は、ティターンズに殺された』 リック・ディアスのクワトロ大尉から感情を押し殺した口調で通信が入った。 『尚、ティターンズのエマ・シーン中尉がガンダムMk-Uと共に投降するそうだ』 クワトロからの帰艦通信を受け、ブレックスとヘンケンは複雑な表情になる。 フランセスはさりげなく腰を上げ、格納庫へと向かった。
フランセスが与圧された格納庫に入った時、出撃したMSは全機帰艦していた。 ハンガーにはガンダムMk-Uが3機設置されており、1機の前に人だかりがしている。 フランセスがそちらに近付いて行くと、カミーユの叫び声が聞こえて来た。 「いけませんかこんな事言って! でもね僕は両親に親をやって欲しかったんですよ。 そう言っちゃいけないんですか、子供が! 父は前から愛人を作っていたし、母は父が 愛人を作っていたって仕事で満足しちゃって、そんな父を見向きもしなかったんです。 軍の仕事ってそんな大切なんですか! エゥーゴだティターンズだって・・・ ・・・そんなことじゃないんです! 子供が無視されちゃ、たまんないんですよっ!」 カミーユは格納庫の床に力なく座り込んだまま、頭を激しく振っていた。 フランセスは感情剥き出しの少年を情けないと思いつつ、誰かを探して視線を泳がす。 彼女の視界の中で、ジュナスがゆっくりとカミーユに近付いていった。 「──カミーユ君・・・」 「ジュナス大尉・・・っ! 慰めなんて要りませんよっ!!」 涙を浮かべて叫ぶカミーユに、ジュナスは小さく首を振って言う。 「慰めるつもりはない。君自身にも責任はあるからな」
ジュナスのセリフを聞いて、カミーユはさっと顔を強張らせた。 「僕のっ・・・、僕のせいだとでも言うんですかっ!!」 「まさか、勝手に出撃してあの結果が想像出来なかった訳ではあるまい」 カミーユは一瞬口篭もると、ジュナスに向かって絶叫する。 「貴方はっ・・・、貴方は酷い人ですっ!!」 「そうだな。私は酷い人間だ」 ジュナスはカミーユに背を向けて、投降してきたティターンズのパイロットに向かう。 カミーユは呆然としつつも・・・自分が大人として叱咤されているのだと気付く。 それをどう考えたらいいのか判らず、哀しさをどう処理したらいいのか判らないのだ。 ──そんなカミーユの肩を、そっと寄り添ったレコア・ロンド少尉が抱いた。 フランセスは、ガンダムMk-U1号機の前に立つエマ・シーン中尉へと視線を移す。 エマは、ティターンズがカミーユの両親を殺した事を許せず、裏切ったのだという。 傍らには赤いノーマルスーツのクワトロが立って、エマに話し掛けていた。 「ティターンズの一員としての、君の中で何が変わったのかな?」 「別に。私は自分が信じるように生きていたいというだけで何も変わっていません」
エマ・シーン中尉というその女性は、凛とした態度でクワトロに答える。 目付きがキツく、愛想のない印象を与えるが相当に美しい女性だ。 二人に近付いたジュナスは、エマ・シーンに向かって手を差し出した。 「元地球連邦軍中尉、ジュナス・フレイブ大尉だ。」 差し出された手をちょっと見つめた後、エマはにっこりと微笑んで手を握る。 「よろしくお願い致します、大尉。・・・意外と荒療治なんですね?」 そう言った視線が、泣きながらレコアに肩を抱かれているカミーユに向く。 「憎まれ役になるおつもりで? あの女性も大尉が段取りなされたと見ました」 どうやら、エマはジュナスがレコアに慰め役を頼んだ事に気が付いたらしい。 ジュナスは、初めてカミーユを思いやる瞳になって言った。 「今はちゃんと泣いておいた方がいい・・・これからの彼自身の為にも、な」 「両親を殺された気持ちというものは判るつもりだが」 クワトロは、どこか昔を思い出すような口調で呟く。 ふと視線を感じたジュナスは、少し離れた所に立っているフランセスに気付いた。 ──声を掛けようとすると、フランセスはぷいっと走り去ってしまった。
──次回、12月22日。
そろそろ板違い過ぎるのでどうにかしないといけないと思う今日この頃。
>>918 乙です。荒れなければ板違いでも(・∀・)イイ!! と思いますよ。
毎週楽しみにしてる人も多いですし。
これからジュナス君が、どうZのキャラに絡んでいくのか
楽しみにしてます。(特にカツ(w )
920 :
<sage> :02/12/15 20:09 ID:wIw2hTKG
あの…sage方が解らないのですが、名前の所に<sage>と入れるだけで良いのでしょうか? それはそうと、別にスレ違いでも良いのでは?今まで「スレ違い」なんて荒らしは独りもいない。みんな、ISAQ氏のSSを楽しみにしているのです。何なら誰かパート2を立てて下さい900も超えた事だし。 ちなみに当方携帯につき立てる事は無理なので、すみません。
921 :
<sage> :02/12/15 20:10 ID:wIw2hTKG
あの…sage方が解らないのですが、名前の所に<sage>と入れるだけで良いのでしょうか? それはそうと、別にスレ違いでも良いのでは?今まで「スレ違い」なんて荒らしは独りもいない。みんな、ISAQ氏のSSを楽しみにしているのです。何なら誰かパート2を立てて下さい900も超えた事だし。 ちなみに当方携帯につき立てる事は無理なので、すみません。
922 :
<sage> :02/12/15 20:11 ID:GJ89Mkh0
あの…sage方が解らないのですが、名前の所に<sage>と入れるだけで良いのでしょうか? それはそうと、別にスレ違いでも良いのでは?今まで「スレ違い」なんて荒らしは独りもいない。みんな、ISAQ氏のSSを楽しみにしているのです。何なら誰かパート2を立てて下さい900も超えた事だし。 ちなみに当方携帯につき立てる事は無理なので、すみません。
>>923 どうも、サンクスです。
&
三重カキコすみません。でも、なぜ?
>>924 <>がついててもさがるのかどうか知らんが、
ふつうはsageとだけ書くぞ。
×さがるのかどうか ○あがらないのかどうか
今回は結構、原作と違った展開でしたね。 でもカミーユの父親の原作での扱いはあまり気に入っていなかったので ISAQさんバージョンの方がいいかも。 これでエマさんも無事加入したし、Zっぽくなってきましたね。
>>925 たびたびサンクス!あんた、イイ人だあ〜!他のスレなら
パターン1
うっさいハゲ!
パターン2
初心者板逝け!
パターン3
放置
のいづれかなのに。
所でこの後確かmk-IIってカミーユの奴以外バラされるんですよね?じゃあ、ジュナたんはどうなるんでしょ?
以前「いわゆる俺MSは出さない」って言ってたからカスタムメイドは無いだろうし。ま、期待して次回を待ちます。
>>918 乙カレーです。
板違いという事はないと思いますよ。
このままエロパロ板でやっちゃってください。
エロも立派にあるしね。
>>918 乙〜〜です。フランセスたんを強姦とかするぐらいなら、エロいらないです。
悲劇はもう、イヤダ。
>>931 禿胴!!!
>>928 単に、3機のマーク2のうち2機を分解しないっていう
展開になるだけなんじゃ?
>>931 ISAQ「ふむふむ、フランセスの強姦シーンを書けば反響大きそうだな」
のヨカン。
執筆がんがってください。
こらこら(藁
とりあえず900越えてるし
このペースだと今週のISAQさんの投稿で950越えそうだから
金曜日くらいにスレ立てよろしく。
テンプレはここの
>>1 のままでいいんじゃないかな、別に。
>>935 他の可能性を排除する必要はまったくないので基本的に
このスレの>>1で良いと思うけど現状をかんがみて
Zパラレルワールド、ISAQ氏の
「 機 動 戦 士 ガ ン ダ ム Voice Of The Earth 」
連載中
くらいは入れて良いのでは。
>>ISAQ
いまさらですがこの題名深いですね。
Voice Of The "Earth"
>>936 > いまさらですがこの題名深いですね。
> Voice Of The "Earth"
どういう意味かおしえてくらはい。
>>936 かえってISQAさんの負担になったりしないかなあ。
心配しすぎ?
>>937 Voice Of The Earth
Voice は「声」「声を出すという能力」「意見」
Earth は「地球」「大地」もしかしたらティターンズも暗喩?してるかも
良くも悪くもZはティターンズ=地球信者の物語なんだろうし。
あと、Voice Of America っていうアメリカの海外向け自国宣伝番組があるから
それに引っ掛けたっていうのもあるかもしれない。
ISAQ先生を待っても、もう無駄(;´д⊂) 例の 「ERROR:もうちょっと落ち着いて書きこみしてください」規制で 連続投稿が不可能になってしまった。 つまり、ISAQさん(っていうか職人さん全員)はSS投稿が事実上困難に。 特にISAQさんは一回あたりの分量多いからまとめるのも無理。 残念だけど……残念だけど……ヽ(`Д´)ノ ウワァァァッン
数分待てば投稿できるんだから、「無駄」ってのは言い過ぎだろ。
>>939 時間帯によってえらい変わる>書き込み規制。
俺は違うスレのSS書きだけど、おとといの夜は洒落にならんほどかけなかったが、
さっきは4分以内に13レス分書き込めた。
とりあえず、金曜あたりにスレ立てて、一週間かけて沈めましょう。
余計なものが書き込まれないように、早めにスレ立てて沈める案に賛成。
942 :
936 :02/12/19 00:14 ID:/PEOiSZv
ジュナス大尉も地球産です。 原作?はどちらかと言うと Voice Of The Space あるいは Voice Of The Colony と思うので。 作品中にジュナス大尉にティターンズのことを語らせている シーンもいくつかあったので。エゥーゴにもあるはずの矛盾や 現実的な地球の立場みたいなものをエゥーゴの中に居る 地球人である彼に語らせてほしいなって感じただけです。 今までの連載で彼はティターンズは否定していたけど地球 を否定してはいなかったと思うので。また事ある毎に現実的 な感覚を有する人物であることも強調されていたし。 長文with妄想スマソ
943 :
936 :02/12/19 00:25 ID:/PEOiSZv
しかもsage忘れスマソ。
>>942 意外と鋭いところをついているよーな気がする……
ジュナスって、ビジュアルとしてはどんなかんじ? やっぱカッコイイんだろうな。 絶対ハゲてたり中年太りだったりしないよね。
さすがにハゲてたり中年太りだったりしてる男に ベルたんが惚れたりはしないだろう……w
>>945 オレは、
ジュナス→スパロボのキョウスケ
ベル → ガンダム戦記のノエル
トリノたん → 0083のナカッハ・ナカト
で読んでる。
>>947 マジデスカ! Σ(゚д゚lll)
>ジュナス→スパロボのキョウスケ
>ベル → ガンダム戦記のノエル
漏れもそのものズバリそう読んでたよ!(・∀・)イイ!
もっとも、トリノはシロッコっぽいイメージだけどね。
誰も立ててないようなんで、スレ立ててくる。 テンプレは1と変えないままでいーね?
保守さげ
Part2に行けないんだけど漏れだけ? 赤四角"このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。" とか出るんだが。
次スレで連載開始したので埋め立て
埋め立て終了
1001 :
1001 :
Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました。 もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。