ナイスポジションだぞきつみは
朝飲んだバナナジュースが発酵していたのかな、胃の調子がイマイチだよ
昨日もそうだったからしばらくは飲まないでいようか・・・
【桃尻太郎】
ttp://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1343485849/897 白狐の神様からわかりやすく説明された廉でしたが、やはり少し難しすぎて頭が混乱してしまいました
“業ってなんだろう?魂に刻まれるって、レンが刃物で痛い目にあうのかな・・・痛いのは嫌だな・・・”
などと考えていると、白い靄の向こうから自分に向かって白いものがやってくるのが見えました
“なんだろうあれ・・・白いおっきな・・・ぶ・・・犬だっ!阿部くん?”
やってきたのは大きな白い犬の阿部でした
「よう、神様から話は聞いたか?やっぱり難しすぎて理解できなかったか・・・」
阿部は廉の様子から、全てを察しました
「お前がレンの生まれ変わりでもレンそのものじゃない
レンはその前の誰かの生まれ変わりだし、その誰かも誰かの生まれ変わりだ
魂は同じでも、生まれ変わってしまえば別の人生だ それは理解出来るな」
廉はちょっと考えて、うん、なんとなく・・・と答えました
「・・・まあいいか んで、生きていくうちには色々な事があってその人生の中で消化できればいいが
うまく出来なくて、次の人生に課題を持ち越すこともある
例えば、レンは子供の時から男たちに身体を売って生きることを余儀なくされた
そして人生が終わる直後までそれは解消されなかった それが次の人生の課題として魂に業として記憶された」
ああ、なるほど・・・と廉はつぶやきましたが、阿部には廉が100%理解しているか不安でした
「そして生まれ変わって廉としてこの世にお前は生を受けた訳だが・・・
お前、子供の時から変な事があっただろ?鬼に誘拐されたり、男たちに尻を狙われたり
それはな、レンから受け継がれた人生の課題のせいでもあるんだぜ
男たちからの性的な視線や行為をこの廉の人生で克服する、神様はそれを利用させてもらってこの世界を救おうとしたし
俺たちはお前が業を克服しやすくなるように色々と助けてきたんだ
男たち相手に見世物をやってきただろう?あれもそのその一つだ」
確かに見世物を始めた時は恥ずかしくて仕方がありませんでしたが
慣れというのは恐ろしいもので、最終的には恥ずかしいけど気持ちいいし、嫌じゃなくなったのは事実でした