阿部「…上手いぞ三橋…さすが3年目…」

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阿部テンパり→「結婚してくれ！」


「えっ、結婚！？」
「えっ、結婚！？」
三橋が叫んだ直後にオレも叫んだ。
いやオレが驚いてどうする！？
オレは三橋の両肩をがっしりと掴んだまま、アホの子のようにぽかんと口を開けた。
結婚て。オレの頭は大丈夫かマジで。三橋なんか口がもう◇だ。子宝飴つっこむぞこんにゃろう。
いやそんなん言ってる場合じゃない。結婚て。
いくらチンポ突っ込みたくなったからってプロポーズはねえだろ常考・・・！！
三橋といると時々自分自身がわからなくなるが、それにしたってこれはない。
三橋が変なオーラ出してんじゃなかろうか。例えばその◇からとか。
そこから赤く濡れた舌をちろりと出して、下から上に、ゆっくり子宝飴舐めて・・・
・・・やべ。思い出しちった。あーーーーエロかったあああ・・・ッ！！
「ケッコン・・・」
三橋がぼそりと呟き、オレはハッと意識を戻した。やばい。現実逃避してた。
なんか言わねーと・・・！

１、「今のは幻聴です」
２、「ほらバッテリーって夫婦って言うだろ。そういう意味でオレと結婚してくれ三橋！」
３、「そうとも結婚しようぜ三橋！愛してる！挿入させろ！」

・・・ねぇよ。３はねぇよ！
なんで選択肢にそんな答えが思い浮かぶオレ！！
１は１で誤魔化し様もないくらい気合のはいったプロポーズをかました手前無理がある。
となれば２だ。そうともオレらは青春野球小僧。爽やか３組も真っ青の、心の清い青少年！
「三橋！」
「は、ハイ！」
「３で！」