三橋「あ、あ、溶けちゃううう…じゅぷ」

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今晩飲み会なんで、早めの投下。チョコが貰えたら帰ってきてから続きを投下する。
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1234521323/33
まあいいけど。分かってたからな。当然だ。
レンが売れてたから、ちょっとだけ、おかしな事を考えただけだ。

時々チヨやマリアが顔を出してくれる。
親方は一度覗きに来ただけだ。
いや、普段の親方を考えたら破格の扱いだろう。
なんと言ってもレンには親方の嫌いなチンポが生えてるんだもんな。
自分のチンポ以外は存在しないでいいってこの間言ってたよな、親方。
薬袋もない事を考えて薄く笑う。と、ベッドから声が出た。
「ん……」
俺は佳境に入ったフリーセルから顔を上げる。
「す、ず、き」
1日でやつれた顔の白目の白さが目に付いた。
いや、違う。見た目はやつれてない。頬がこけたり目が落ち窪んでいたりするわけじゃない。
でも、もうなんかやつれてるとしか言いようがない。
「なんだ?」
軽く奥歯を噛み締めて、伸ばされた手を掴む。
手を握るとレンは安心したように微笑んだ。
「ね、ねえ」
ちょっとだけ唇をパクパクさせて何か言おうと迷っている。
俺は辛抱強く待った。レンは一旦口を噤んで、開いた。
「前、読んだ、本。人間、死んだら、魂、が、天国、行くんだって。……オ、オレも、行けるかなあ?」
レンは一言ずつゆっくりと声に出す。
天、国って。
こちらを見つめる真剣な眼差しに、俺は緩く首を振った。
「魂なんてない。だから、天国なんか行かない」
レンの八の字眉毛の角度が上がる。
「オレ、が、愛玩人、だから?」
レンが最後まで言い終わらないうちに、俺は言葉を重ねた。
「違う!人間にだって、魂なんて、ない!」