ひ○ち「主役交代ね」

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http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1231765490/878 おやすみはし。
具体的に何人かは訊く前に、奥の扉が開いた。
「い、いらっしゃいませ!」
レンがにこやかに入ってくる。ハーフパンツから伸びる膝小僧が可愛らしい。
「こんにちは」
「こんにちはっ!」
ソファから立ち上がった西広社長はしげしげとレンを見る。こちらを見てちょっと小首を傾げる。
「この「三橋」の方が、ちょっと小さいんだね」
「ああ、うちは16歳で設定してますからね」
そういや阿部さんとこのミハシ型は28歳だったっけ。
普段のつもりでクドクド説明しそうになって、相手は店の規模はともかく同業者だったのを思い出す。
しばらくは、レンとのフリートークを楽しんでもらおう。

俺はお茶とお茶菓子の栗きんとんをモリモリ食べながら、西広社長とレンの会話を見守る。
軽いボディータッチを交えながら、会話も盛り上がっているようだ。
「はい、あーん」
栗きんとんを差し出されて、西広社長は照れ臭そうに口を開ける。
「ん、おいしい!」
じっくり咀嚼して飲み込んでからの感想だから、本心からだろう。
「ありがとうございます。作った子に言っておきますよ」

「じゃ、本題に入りますけど」
姿勢を正した西広社長の横には裸になったレンが切なげな溜め息を漏らしている。
あーここに来るまで長かったなあ。まあ、慣れてるけど。
「俺が担当してるホテル経営で、今度ちょっとショーするメンバーを探しているんですね」
「はぁ」
何でトップ自らやって来るんだ。ってか、出歩くための言い訳に使ってないか?
俺は疑念を振り払って、西広社長の話に集中する。
「でも、レンにそんなショーに出るような特技も有りませんし、技術プログラムをインストールするのなら、もっと美形で良いのがあると思われますが」
質問に、西広社長はにこやかに首を振る。
「いや、勿論テストはしますが、レン君の外見は十分魅力的ですよ」
そりゃあ良かった。そう感じてもらえれば、製作者としては感無量でございます。