進路指導「三橋は将来アナリストになりたいのか」

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366危ない水泳大会 ◆S/8a3eXJ8g
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1227276894/253
※適当注意、ピョア注意

三橋と自分の分の荷物を持って俺は再びシャワー室に戻った。
「みはしー、着替え持って来たぞ、ちょっとだけ開けろ」
ザーザーと水音のする個室の中に向かって声をかけるが返事がない。
「おい、三橋!三橋!」
だが返事どころか中に人がいる気配すら感じられず俺は焦った。
「おい!なんかあったのか!?開けろ!」
ドアノブを掴んでガチャガチャやっていると、いきなり開いた反動で俺は後ろに転びそうにな
った。
体勢を立て直し三橋は無事かと覗きこむと、奴は壁にぴったり貼りついておどおどした目をこ
っちに向けた。
…どうしてまだあのいまいましい水着を着てんだよ!
「なんですぐ開けねーんだ?」
着替えの入ったバッグを突き出すが受け取ろうともしない。
三橋にしては反抗的とも言える態度にイラつき、さらにバッグを押し付ける。
「…オレは、阿部君の ベンキ、だって…」
「は?」
「あの人たち、が言ってた」
「あの人たち?体育館の便所にいたあいつらのことか?」
「…うん、阿部君が助けに来てくれる、ちょっと前 おしりの、あ、穴のとこ つんつん、て
 されて『ここはまだローターしか知らないんだよな?』って聞かれたから、阿部君と エ…
 エッチなことした、って言った…」
俺は顔が引きつるのを自覚しながらさらに聞いた。
「それで?」
「そ、そしたら あの人たちが、『あいつはお前を、セーヨクを発散させるためのベンキとし
 てしか見てないぞ』って笑いながら、言ったんだ。オ、オレ ホントの意味は よくわかん
 ないけど、ベンキってトイレ、だよね?…オレ、阿部君のトイレ代わり なんだって思った
 ら、なんか 悲しくなって…」
367危ない水泳大会 ◆S/8a3eXJ8g :2008/11/28(金) 06:55:05
>>366

壁にくっついたままべそべそと泣く三橋に困惑しながら、俺は開けっ放しになっていたドアを
そっと閉めた。
三橋が今言ったことは、実際俺がこいつとなし崩し的にセックスした時の考えそのままで、だ
けどそれを三橋本人から突きつけられてみると、腹に重いパンチを食らったような衝撃だった。
大事にしたい投手を俺自身が蔑ろにしてどうすんだよ!
「…三橋、悪かったよ」
降り注ぐシャワーの湯に当たらないよう三橋に近づき、肩に手を掛けて頬にチュッとキスする。
「…阿部君、オレ 阿部君だから、あんなこと したんだよ。阿部君がキモチよさそうだった
 から 言えなかったけど、オレ い、痛かったよ…。他の人となんて、しない…」
暗にヘタクソだと言われたような気がするけど、実際ヘタだったんだろうな。
「三橋…、俺お前のこと便器だなんて思ってねーからさ、もう泣くなよ」
「阿部君、ホント…?」

そうだよ、あの時はムラムラして勢いだけでヤッちまったように勘違いしてたけど、そもそも
男に突っ込みたいなんて三橋じゃなかったらゼッタイ思わねえ。
三橋を抱き寄せようとして、このままじゃ俺の服が濡れてしまうと気付く。
おもむろに服を脱ぎ出した俺を三橋がじっと見ている。
素っ裸になり服を避難させると俺は三橋を抱き締めた。
あたたかいシャワーの湯に打たれながら三橋の柔らかい唇に吸いつきペロペロ舐める。
ふっと三橋の鼻から息が抜けておずおずと口が開けられると、待ち構えていた俺は舌を捩じ入
れて思う存分口内を味わった。
三橋の舌を捉え自分のそれといやらしく絡ませる。
シャワーの音に混じるくちゅくちゅという小さな音が徐々に俺の興奮を高めていく。
女子用のスク水に穴を開けられ両方の乳首とちんこを晒している三橋の姿は最高に間抜けだけ
ど、ものすごくエロチックにも見える。
そうか、俺も結局三橋に囚われた同類なんだってことをあいつらは言いたかったのかもしれな
い。