阿部「Departureから」

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http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1226047037/180 ただいま。おやすみはし。
「なんだよ」
邪魔するなと言わんばかりの視線にも俺はめげない。
「生まれたての愛玩人なんですから1回だけで約束じゃないですか。
今日はもうお仕舞いにしてください」
その言葉で阿部さんもようやく色々と思い出してくれたようだ。
「いやあでも、もう1回くらいはいいじゃないか」
俺は首を振る。
「1回ってのは、無理はさせないって意味なんですよ。
阿部さんのは既に無理させながらの1回なんですよ。
挿入前だけで十二分に凄いですよ」
その言葉を褒め言葉と取ったのか、阿部さんはニヤリとする。
「まあ、それじゃあ仕方ないな」
ベッドから降りた阿部さんは部屋に置いてあった箱を手に取った。
さっき愛玩人に取りに行かせた三橋のお迎え服だ。
「ほら」
阿部さんが三橋に向けて蓋を開けた。
「ほう」
横から覗き込む。黒い革製だ。パンク系かな?
「ほーら」
阿部さんがパッと広げて見せる。あれ?……あれ?これだけ?
「ほら着ろ」
「は、はいっ」
三橋が慌ててベッドから降りてそれを受け取る。
阿部さんは三橋が着方に戸惑うたびに口と手を出す。
「あひゃっ」
いや、余計な所に手を出さなくていいから。
「はいっ」
三橋はすぐに身に付けた。いやだって、着る物が絶対的に少ない。少な過ぎる。
「あのー」
阿部さんが自信満々で俺の方を見る。
「いいだろ!エロイだろ!」