貝「三橋たんと握手!」

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http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1223131105/699 おやすみはし。
頑張れ、シュンさん!俺は心の中で応援する。
「いやでもさあ、レン、すっげー良かったんだぜ。
お前も試してみろよ。絶対一発で虜になるって!」
おいおい、さっきまで君付けだったのに、いきなり呼び捨てですか?いや、それはいい。
俺はここでようやくレンが阿部さんの後に付いてきていないのに不審を覚える。
なんか失敗でもやらかして後始末でもしてるのか?
恐る恐るレンのことを訊いた俺に、阿部さんは明るく答えた。
「ああ、レンは薬の効果が切れた後、休憩したいって言って休んでる」
「レンが?」
あのレンが試用後、いくら疲れていてもお客を放り出すなんて絶対おかしい!
俺は阿部さんに断って、失礼にならない程度に急いで個室に入る。
ほの暗い室内は濃密な情事の後の匂いが鼻につく。
壁にある脱臭のスイッチを押しながら、目的の物を見つける。
レンは部屋の中央にある寝台に横たわっていた。足早に近づく。
「レンッレンッ!」
ペチペチと頬を打ちながら、俺が焦って呼びかける。
「んー」
レンは酷くダルそうにこちらに頭だけ向けた。反応が有った事に、安堵して、レンに顔を近づける。
「どうした?変な薬、使われたのか?チンポでかかったのか?ハードなプレイされたのか?」
常に無いレンの様子に俺は不安になって、レンの全身を撫で回す。
「あひゃぁ!あん、あ、ち、違うよっ」
目をぱちくりとさせて正気に還ったレンの否定を聞きながら、俺は見た目、四肢や性器に異常は無さそうで安心する。
「何されたんだ?」
「んん、普通のこと……です。チューされたり、ペロペロされたり、ズンズンされた、だけ」
気恥ずかしげに、レンが答えるが、疲れているのか、横になったままだ。
「だけって、お前、そんな感じじゃないだろ」
「えっと、普通のこと、しかしてない。だけど、凄かった。
すっごく凄かった、です」
ええええ。生まれたての頃ならいざ知らず、肉体もこなれてきて百戦錬磨で天性の淫乱を花開かせたレンが、ここまでべた褒め!?
あの阿部さんは一体何者だ?DB(デザインボーン。遺伝子操作を受けて誕生した人間のこと)か!?
緊迫した俺とは対照的に、とろんとした眼差しでレンは阿部の絶倫っぷりを語りだす。