三橋「わー900だー」

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928偽りの螺旋・崎玉の場合
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1222369344/763 おやすみはし。
げんなりしてる俺や周りで屍状の男達とは対照的にレンと大地は騒がしい。
「あっあぁあん、す、すずきも、するぅ?」
「いい。そいつが次、出したら帰るぞ」
「はいぃいぃ、う、は、あ、あっあぁっいいっいいっあぁああぁぁあ!!」
大地にゆさゆさと揺さぶられレンは喘ぎまくる。
「あーいい!いい!!いいっすよぉおお!!!」
駅弁なんて、かなりしんどい体位なのに、大地は全く疲れを見せない。
やっぱり若いからか?それとも農業みたいな肉体労働の賜物か?
それにしても、酒は飲んでも飲まれるなって言うのに、あれだけでこんな醜態を晒すなんて俺も年かな。
淋しくなった俺を尻目に大地はそれからもしばらくレンを犯しまくった。

「すいませんでしたぁあああ!!」
裸の男達の土下座ほど醜い物はあるまい。
俺は目を逸らしながら、男達に頭を上げるように言う。
「ともかく服を着てもらえるかな」
アルコールのせいで淫乱に歯止めが利かなくなったレンは、次から次と休憩室に現れる男達を蜘蛛に絡め取ように捕まえてしまったのは予想に難くなく、怒る気にもなれなかった。
俺自身、素面だったら、アルコール分解用の注射の1本もレンに打っていたのに、酔いのせいでレンを止める気も起きなかったしな。
ちゃんと服を着込んで改めて頭を下げる男達に、俺は首を振る。
「まあ今日はお祭りって事で、いいよ。ああ、それと、うち、愛玩人工房やってるんだ。
愛玩人が欲しくなったら、どうぞおいでませ」
と、ちゃっかりうちの宣伝もやっておく。ようやく男達は緊張を緩める。
「すずきぃ」
甘えた声で縋ってくるレンは流石に腰砕けでまともに立っていられない。
この状態で家までどう帰ればいいんだ。
「レン、お前は台車に載って帰れ。荷物は俺が背負って帰るから」
味噌や醤油の重さに既に疲れた気分になっている俺に、タイさんが声を掛けてきた。
「あの、その荷物、送っておきます」
「そう、悪いね」
俺は全く遠慮することなくその申し出を受ける事にした。ただし、肉や今晩食べる加工食品は持って帰る事にしる。
「じゃあ今日はありがとうございました!!」
タイさんの言葉に、その他の男達もありがとうございましたと唱和した。