http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1217680074/71,87,111,139,175,215,256,715,738,757,763,766,768,774-775,800 昼休み。あなたは普段と違う行動を取った。
友人達の輪から抜け出し、より人気のない方へと向かっていく。
じめっとした裏庭に上履きのままで立つと、ゴム底一杯にとりついた湿り気があなたの体を這い上る。
あなたは携帯電話を取りだし、ある登録名を呼び出す。
よく見覚えのある登録名。
しかし直接、この人物と通話をしたのは片手で数える程度だ。
あなたはしばらくの間、液晶がうつしだしたその文字列を見つめていたが、
意を決して通話ボタンを押す。
ぴ ぽ ぱ ぽ ぴ ぴ ぽ ぱ ぽ … …
つるるるるるると呼び出し音に切り替わった受話器を耳に当て、
あなたはちいさく咳払いをし、壁に背中をよりかからせた。