http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1220964110/320 おやすみはし。
片出で握ったのが不味かったのか、勢いよく出た精液が榛名に引っ掛かる。
ムッとした榛名だが、秋丸においっと咎められ、事態に気付く。
「よっしゃあ!」
勢い込んで、自由な方の手をレンの太腿に当てる。と。
「ふぎゃぁあぁぁあああ!!」
レンの悲鳴と共に榛名の手が……手が……あれ?
「フンッ」
「いだいぃひぃいいいぃ!!」
「えい!」
「やめてぇぇえええ!!」
甘い吐息はどこへやら、レンは先程までの蛙が潰れたような声を上げ続ける。
「おいっ、どうなってんだ!抜いたら抜けるって言っただろうが!」
榛名が俺を見て怒鳴ってきた。えええー、まあ確かにそうなんだけど。レンの顔を覗き込む。
「ちょっとおい、レン」
「痛いぃ、も、もぉ、無理、だ……です」
鼻の頭を真っ赤にして耐えるレンに榛名が舌打ちしてまた手を引き抜こうとする。
「ひげぃえぇいぇええぇええ!!」
ん?何かがおかしい。
この仕事に就いてから、人体を見続けてきた俺の勘が不自然さを訴える。
「おい、榛名、お前中でどんな形をしてる?」
俺は尻の中の腕を指して訊いて……後悔した。
「こう」
力強く握られたコブシ。
「それだぁあー!!」
「うおっ、なんだよ!」
「なんだよじゃねーってば!普通、こういう所で手を引き抜こうとするのに、その手の形はないだろ。
ブレスレットを通したりする時の事を考えろよ」
「ブレスレットみたいなチャラチャラしたもん付けねーよ」
的を外した榛名の返答。おいおい。今はブレスレットがチャラチャラしてるかどうかの話をしてるんじゃない。
榛名を無視して、レンの肛門周辺を触る。また緊張して固まってる。俺は深い溜め息を吐きつつ宣告した。
「もう一度、射精させろ。今度はお前らだけで」