子三橋「お父さん、どうしてウチは一人っ子なの?」

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247偽りの螺旋・三星の場合
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1220112075/648 おやすみはし。
レンがフッ、フッ、と断続的に短く息を吐いている。
叶さんはピチャピチャと音高く舐め続ける。
乳首を弄っていた手を離し、レンの口に入れた。
「舌の調子を確認するから、しっかり舐めろよ。ほら」
ぬめった指を引き抜き、乳首へ滑らせる。
「あふっ」
滑りが良くなった指の刺激にレンは善がった。
乳首を弄られて荒い息で恥らう姿は滑稽な物だったが、叶さんは大真面目にお医者さんゴッコに興じている。
「うーん、これはなんかおかしいな。ちょっと口の中、見るよ」
身を乗り出し、レンに顔を突き合わせる。レンが知らず、唇を突き出し、キスを待つ。
「ほら、あーん」
それを故意に無視して、叶さんは開口を促す。
レンもキスを待っていたのなんて素知らぬ顔で指示に従う。
「もっと大きく。舌を出して」
大きく開いた口に、診療用の平たい金属の棒を舌に当て、ライトで照らす。
「きれいだねえ。ほら、息吐いて。口臭も健康のバロメータなんだから」
マヌケな顔でレンが吐息を漏らし、叶さんはウットリとそれを嗅いだ。うん、キモイ。
「ああ、良い匂いだね。胃や口内は大丈夫そうだ」
右に左に棒の当てる方向を変える。出されたままの舌の先から涎が落ちそうになった。
「零れるよ」
叶さんはその雫を啜った。
「んえぇ」
舌を咥えられてはまともな発音が出来ない。ライトを持ったまま、レンの頬を掴む。
ジュポッと叶さんの口からレンの舌が弾き出る。
「扁桃腺もきれいなのに、どうしたのかな。ちょっと胸、聞くよ」
さっきから首に掛けて準備万端だった聴診器をようやく耳に付ける。
「ちょっと冷たいぜ」
聴診器の先がレンの胸板に当てられる。それをあちこちに移動するが、決して乳首には当てない。
いや、普通の診療なら当たり前なんだが、今は不自然だった。
そのうち聴診器の先はレンの乳首の周囲を回り始める。
執拗に乳首の周囲をクルクルと刺激するが、肝心の中心には触らず、レンが目に見えて焦れだす。