http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1219665510/601 ※阿部獣化注意
「…んっ……」
まだ布の上から触っているだけなのに、三橋は切なげな声を漏らした。
この倒錯的なシチュエーションに興奮しているのかもしれない。
セックスの最中に時々「自分でやって見せろよ」なんてそそのかしても、三橋はイキたくてど
うしようもないときに少し扱くくらいで、最初から人に見せるのが目的の手淫は初めてだと思
う。
「…あ、ふ…」
きちんと揃えていた足が徐々に開いていくと、エプロンの布地が体のラインに沿ってつくって
いた逆三角形の窪みが大きくなった。
その中心部は手で隠れているものの、布地を下から押し上げる密かな昂まりが目に見えるよう
だ。
漫然と触っていただけの三橋の手の動きが上下に擦る運動に変わった。
「…は…」
体が前のめりになってバランスが崩れたのか、胸を触っていた手が離れて床につけられた。
俺に見せようとしているはずなのに、こんな風に丸まった体勢ではよく見えない。
しかし、他人の存在を忘れて無心に手を動かすその姿は、俺がいないところで自慰に耽る三橋
を覗き見しているようでむしろ興奮する。
「…あ、んん…」
テレビの音に三橋の息遣いと喘ぎ声が混じり、淫靡な空気が一層濃密なものになる。
「…あべ、くん…」
見物人がいるのを思い出したらしい三橋が潤んだ目で俺を見上げた。
股間に置かれた手にピンクの布ごとしっかり握られたそこは、完全に勃っているようだった。
「三橋っ!」
捨て身の誘惑に耐えられるはずもなく、俺は三橋を押し倒した。