三橋「ほんとのパイパンになれるかも?」

このエントリーをはてなブックマークに追加
449偽りの螺旋・三星の場合
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1219300304/534 おやすみはし。
織田選手がレンの頭を掴んで己のチンポから引き剥がす。
「タ、タンマ?」
「タイムやって。俺とレン君、ちょっと打ち合わせをせなならん」
「な、なんですか!」
ペタリと床に正座して、レンは静聴する姿勢になる。しかし、織田選手は股間丸出しだ。そんな顔で真剣な顔、しないでも。
「あのなあ、俺はルリちゃんの為に余力を残さなあかんねん。
でも、レン君のだと、もーすぐにイッてまうんや。
それじゃあかん。もっとこーまったあーりと1時間掛けて限界まで導いてや」
ふむふむとレンが頷く。
「手抜きしろ言うてるんやない。手加減してくれや」
ほうほうとレンが頷く。
「判ったか?」
うんとレンが頷く。
「偉いでぇ。さっすがレン君や」
織田選手が頭を撫でるとレンは目を細めた。
「ほな、頼むで!」
「うん!お、オレ、オレいつでも全力投球だよっ!」
「なんでやねん!」
「はうぁっ」
織田選手のパーンと開いた掌の甲がレンの胸を打つ。絶妙なまでのツッコミだ。
流石は関西人。子供から老人まで漫才の技が魂に刻み付けられてると言われるだけ有る。
それにしても、そりゃ突っ込むだろう、阿保だからな、こいつは。
レンが姿勢を崩すのを見て、織田選手は慌てて、謝りながら助け起こす。
いや、そこまでしなくてもいいですよ。と、思いながらも俺は口を出さずに見守る。これもプレイの一環かもしれないから。
「堪忍、堪忍。でも今言うたとこやん。全力投球せんといて。もっとこー自分の球をコントロールするつもりでよろしゅうな」
「ご、ごめん、なさいっ。判った。オ、オレ、ちゃんと織田さんの玉をコントロール、するっ!」
「なんでやねん!」
「はうぁっ」
レンの微妙な駄洒落がツボに入ったのか、織田選手はゲラゲラ笑いながら、再度手を貸して、姿勢を正したレンの頭を撫でる。
「ええわ、ホント、自分。笑いは人生の喜びやから、いつでもこの調子で行きぃや」
駄洒落のつもりは全く無かっただろうレンはキョトンとしながらも、褒められたのは判ったようでニコニコした。