同人誌を読むのに忙しくて、なかなか現行スレに追い付けないよ!おやすみはし。
http://set.bbspink.com/test/read.cgi/eromog2/1219110173/448 「じゃ、じゃあオレ、尺八…します、か?」
レンが跪こうとすると、織田選手が遮った。
「なあなあ、自分、裸エプロンやってくれへんか?」
中途半端な姿勢で固まったレンが織田選手の顔を見る。
「裸、エプロンっ!」
「せや、裸エプロン」
二人で顔を見合わせてニッと笑い合う。
「じゃ、じゃあ、脱ぎますっ!」
宣言し、その場でエプロンを着けたままモゾモゾとTシャツとハーパンを脱ごうとして、悪戦苦闘する。
その姿に呆れて、ズボラせずにエプロンを外してから脱げばいいだろと言うと、織田選手は首を振った。
「ええー萌えへんやん。うーん、ほなら見えへんとこで脱いできてくれる?」
「分かりましたっ」
ピョコンと頭を下げて半分ズリ下げたハーパンに足を取られながら半ケツで、レンは奥の部屋へ行った。
「可愛ええなあ、レン君」
目じりを下げて言う織田選手に俺は礼を言った。
それにしても、あの無様な姿を可愛いと思うのか。俺は萌えツボと言うモノの奥深さを不思議に思う。
そんな俺の心中を知るわけも無く、織田選手は別の話を振ってきた。
「なあなあ、うちに前におったニシヒロのデータって、新しい子に入れられるんやよな?」
「ええ、大丈夫ですよ」
「あ〜良かった。今来てもろてるレンタルの子、微妙に気が利かへんくてなあ」
「積み重ねたモノって出ますよねえ。愛玩人も自分も馴染むと言うか」
せやせや、と言ってるうちに、裸エプロン姿でレンが戻ってきた。
「ああ〜アカン!頭のん、してきてや!」
「あ、頭の?」
「せや、さっきフリフリのんしてたやん?」
「あ、うん。してきます!」
くるりと後ろを向くと白い尻が目に眩しい。ええ尻やとの織田選手の呟きは聞こえなかった振りをする。
三角巾だけなので、レンはすぐに戻ってきた。
が、どう見ても、その結び目は解かずに取った物をまた着けただろって具合だった。
まあもう客の前に出ているから何も言わないが、後でちゃんと注意しとかねば。